「(事業の)存続不可といった状況には全くない」ルンバのアイロボット、公式声明で一部報道に回答

アイロボットジャパンは、3月12日に米国本社より発表された決算報告を受け、一部メディアが同社の事業継続が困難であると伝えたことに対し、「一部誤解を招く報道が見受けられる」として、公式サイトにてコメントを発表。

 

「アイロボットの取締役会が負債の借り換えや売却可能性など、幅広い選択肢の評価を開始したことは事実」としたうえで、「現時点において一部の報道にあるような『企業としての存続不可』といった状況には全くございません。私どもの事業は通常通りであり、当面のビジネス上の義務を果たすのに十分なキャッシュと流動性を保有しており今後もそれを継続して参ります」と伝えています。

物価高で圧迫される生活を応援! アイロボット「ルンバ」3機種が値下げ

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「Roomba Combo Essential robot」「Roomba Combo i5+」「Roomba Combo j5+」の3機種の価格を改定し、全国のアイロボット認定販売店およびアイロボット公式オンラインストアにおいて販売します。

2024年のルンバ製品ラインナップ

 

記事のポイント

家事にかける時間を短縮する“時短”を超え、家事を代わりに行ってくれることで自由な時間を生み出す“時産”家電としてアピールするアイロボットのルンバ。今回の値下げのタイミングで、時産家電の利便性を体験してみてはいかが?

 

今回の価格改定により、従来のアイロボット公式ストア価格より「Roomba Combo Essential robot」は3万9300円→3万4600円(4700円値下げ)、「Roomba Combo i5+」は7万9000円→6万9100円(9900円値下げ)、「Roomba Combo j5+」は10万8700円→9万8800円(9900円値下げ)にそれぞれ値下げされます。

 

価格改定の理由について、昨今、食料品や日用品など様々な商品が値上がりしていることや、税制改正によりいわゆる「103万円の壁」の見直しが決定され、各世帯では労働に従事する時間がより多くなることが予想されていることなどを挙げ、物価高や家事・仕事でさらに忙しくなる暮らしを応援するためとしており、「この改定により、さらに幅広いユーザー層にルンバのある“時産生活”を体験してほしい」とコメントしています。

 

【対象製品】

Roomba Combo Essential robot

3万9300円→3万4600円(4700円値下げ)

確かな清掃力と手頃さを兼ね備えた吸引と水拭きが可能な2 in 1タイプのシンプルなエントリーモデル。インテリアにあわせて選べるカラー展開で、12年振りのボディカラー「ホワイト」が登場。

 


Roomba Combo i5+

7万9000円→6万9100円(9900円値下げ)

 


Roomba Combo j5+

10万8700円→9万8800円(9900円値下げ)

ダスト容器の交換だけで水拭きが可能になる画期的な交換式2 in 1モデル。物体認識・回避の機能が付いたプレミアムモデル「Roomba Combo j5+」と、スタンダードモデル「Roomba Combo i5+」をラインナップ。

ロボット掃除機に意外な活躍の現場があった! 家庭にも取り入れたい最新「ルンバ」の底力

年末の大掃除、普段放置しているところもしっかり掃除して、正月を迎えられたでしょうか? 掃除は「そのうちやろう」と先延ばししてしまいがち。自分だけだとなかなかやる気が起きませんが、そこにルンバがいてくれれば! やる気も上向いてくるかもしれません。

 

毎年恒例となりつつある、アイロボットジャパン合同会社主催の「ルンバのお助け大掃除プロジェクト」が、昨年末も実施。今回の会場は、なんと銭湯! 銭湯にルンバ……一体どういうことなの!? その模様を取材しました。

 

ルンバよ、ありがとう! “銭湯の掃除あるある”をスッキリ解決

「ルンバのお助け大掃除プロジェクト」は今回で2回目。年末の忙しい時期に少しでもロボット掃除機「ルンバ」がお役に立てれば……と、日本国内でルンバを販売するアイロボットジャパン合同会社が企画し行っている取り組みです。2023年末は、神田明神の「煤(すす)納め」をルンバがお手伝いしました。

 

今回の会場となったのは、東京墨田区にある創業75年の老舗銭湯「さくら湯」。すでに1ヶ月ほど前から、脱衣所でルンバを使っているそう。普段の様子をさくら湯の副店長・渡邉羽さんに伺いました。

↑さくら湯の副店長、渡邉羽さん

 

「銭湯の脱衣所は、髪の毛など床にゴミが溜まりやすい場所。これまで一定の時間ごとにスタッフが脱衣所の掃除をしていました。しかし男性スタッフしかいない日だと女湯の脱衣所を掃除できなかったり、朝5時から掃除のためにスタッフが出勤したり、人員不足の課題も……。さくら湯では、1ヶ月ほど前から男女の脱衣所に1台ずつルンバを導入しました。常に掃除してくれているので助かっています。

お客さんからも『今日もルンバが頑張っていたよ!』『ルンバ止まっているよー!』と愛着を持ってくれる人がほとんど。コミュニケーションのきっかけが生まれるようになったのもうれしい効果でしたね」(さくら湯・渡邉さん)

 

大掃除では、人とロボットが賢く役割分担

日頃からルンバが活躍しているのなら! と、今回のプロジェクトにつながったのですね。いつもは、男湯・女湯に1台ずつあるというルンバも、今回は男湯に3台が集結! ビシッとスタンバイしていました。

↑「いつでもやれます!」と言わんばかりの“気迫”を見せる(!?)ルンバ。今回は、ルンバの最新高機能モデル「Roomba Combo 10 Max」(AutoWash 充電ステーションとAutoEmpty 充電ステーション)がスタンバイ

 

ではさっそく、人間とルンバでさくら湯の大掃除をしていきましょう!

ルンバは脱衣所の床を、人間のスタッフはルンバが届かない上部を担当。人間がロッカーの上や換気扇、窓の縁やコードの間に詰まったほこりを床に落とし、ルンバが丁寧に吸い取っていました。さらに、水拭きも披露。吸い取りから水拭きへの切り替え時には、会場内から「おお〜」と歓声があがっていました。

 

↑水拭きを行うルンバ

 

今回使用したモデルは、自動で充電ステーションにゴミを捨ててくれるので、たくさんのホコリを吸っても人の手でルンバ内のゴミを捨てる必要がなくスムーズ。「これ以上ゴミを吸えないよ〜」となれば、ルンバが勝手に充電ステーションに戻り、ブウォーンという音と共にステーション内へとゴミを移し替えます。

↑ステーションへと戻ってきたルンバ。時間にして1分もかからないないうちに再び、床掃除を再開します

 

吸い取りと拭き掃除の2in1のおかげで脱衣所の床はピカピカになり「冬至までに大掃除を済ませたかったんです」と話していたさくら湯のスタッフたちもほっと一安心の様子でした。

 

ちなみにこの日の大掃除には、アイロボットジャパン合同会社のスタッフの中に挽野元(ひきの・はじめ)代表執行役員社長の姿もありました。「浴室はお任せください」とデッキブラシでゴシゴシを清掃。このプロジェクトを次のように振り返りました。

↑アイロボットジャパン合同会社の挽野元社長も、掃除に力が入る

 

「3台のルンバが頑張っている姿をみて、私も気合いが入っちゃいましたね(笑)。我が社の企業哲学として、人とロボットの共生、人の役に立つロボットを開発しています。今回のプロジェクトでも、ロボットに任せられる部分は任せて、うまく大掃除を進められたのではないでしょうか? 脱衣所は、お風呂から上がった人も使う場所。ルンバならちょっと濡れた場所でも使っていただけるので、今後もさくら湯さんの一員として役立ってもらいたいです」(アイロボットジャパン合同会社・挽野社長)

 

家庭の大掃除から普段の掃除にもルンバを

ルンバは銭湯の脱衣所だけでなく、もちろん家庭でも大活躍してくれます。

 

今回さくら湯の大掃除を手伝った「Roomba Combo 10 Max」は、自立型2in1なのでお手入れもルンバ自身でやってくれます。最大60日間分のゴミをステーションに貯めておいてくれるので、部屋の広さにもよりますが、1〜2ヶ月に一度のお手入れでOK。また、スマホから操作できるので、外出先からも起動させることが可能。

 

さくら湯でもお客さんがいない深夜の時間にタイマーをかけて、脱衣所の細かい掃除を任せているのだとか。掃除は「そのうちやろう」と先延ばししているなら、掃除の強い相棒をゲットして、常時スッキリした空間を手に入れましょう。

 

↑冬至が近いこともあり、掃除後はみんなでゆず湯へ。(※撮影時は特別にゆずをそのまま使用したが、営業時はゆずをネットに入れて提供)

 

取材・文・写真/つるたちかこ

水拭き+自動ゴミ収集もできて5万円台! 「ルンバ Combo 2 Essential」に充電ステーション付きモデル登場

アイロボットジャパンは、掃除機&床拭きロボット「Roomba Combo 2 Essential ロボット + AutoEmpty 充電ステーション」を9月20日より一部のアイロボット認定販売店およびアイロボット公式オンラインストアにおいて発売開始します。カラーはブラックとホワイトの2色をラインナップ。公式オンラインストアでの直販価格は5万9200円(税込)。

記事のポイント

エントリーモデルをベースに、自動ゴミ収集や水拭き機能など注目の機能も備えた高コスパモデル。吸引力のレベルを4段階から選択できるので、静かに掃除してほしいとき、しっかり掃除してほしいときなど状況に応じて使い分けられます。シンプルなロボット掃除機からのステップアップにも最適です。

 

本機は、アイロボット史上最も手頃な価格の水拭き機能を搭載した自動ゴミ収集対応モデルです。2024年4月に発売されたシンプルなエントリーモデル「Roomba Combo Essential ロボット」をベースとしながら、「AutoEmpty 充電ステーション」を搭載し、掃除機がけから水拭き掃除、ゴミ捨てまでを自動で実施。さらに吸引力はベースモデルの2倍にパワーアップし、掃除をさらに任せられるようになりました。

 

「AutoEmpty 充電ステーション」により、掃除が完了すると自動で本体のダスト容器のゴミを充電ステーション内の紙パックへ排出します。この紙パックは最大60日分のゴミを収納可能で、交換の手間を省くことができます。自動ゴミ収集に対応するアイロボットの充電ステーションのなかでは最も小型で、置き場所を選びません。

 

吸引力が従来の2倍にパワーアップし、吸引力のレベルが従来の3段階から4段階に増えました。夜間など静かに清掃したいときや、汚れがひどく強力なパワーで清掃したいときなど、シーンに合わせて清掃モードをアプリ上でカスタマイズすることができます。

 

本体にパッドを装着し、タンクに水を入れてアプリからお好みの水分量を設定するだけで、マイクロポンプが水分量を調整し、1回の走行で掃除機がけと拭き掃除を同時に行います。水分量は3段階で調節することが可能で、パッドは洗濯して繰り返し使用できます。

 

パワフルな吸引とV字型のシングルアクションブラシ、エッジクリーニングブラシ、マイクロファイバーモップを備えた4段階クリーニングシステムを搭載し、掃除機がけと拭き掃除で手軽にロボットならではの清掃体験を実感できます。回転するエッジクリーニングブラシが、壁際や家具の脚周り、部屋の隅などのホコリやゴミをかき出してくまなく清掃。散らかりがちな床を毎日キレイに保ちます。

 

本体に搭載された様々なセンサーを活用して家具を避けながら走行し、階段からの落下を防止したり、家具の周りや下を効率的に移動します。スマートナビゲーションによって無駄なく正確かつ入念に清掃するため、シンプルな操作で便利で快適な清掃体験を提供します。また、バッテリー残量が少なくなると自動的に充電ステーションに戻り、充電後は中断した場所から清掃を再開できるようになりました。

 

「iRobot Homeアプリ」対応により、製品の状態(ブラシやフィルターのお手入れ方法や交換目安をお知らせ)、スケジュール機能、Clean Mapレポート(掃除した場所をマップで確認)など、便利な機能で清掃をコントロールできます。

 

アイロボット
掃除機&床拭きロボット「Roomba Combo 2 Essential ロボット+AutoEmpty充電ステーション」
2024年9月20日発売
直販価格:5万9200円(税込)

 

ルンバの人気モデルが42%オフ! Amazonプライムデーで「ルンバ j7+」「コンボ j5」などがオトクに買えちゃう

Amazonが7月16日~17日の2日間に開催する、「Amazonプライムデー」。アイロボットはルンバの人気モデル「ルンバ j7+」と「ルンバ コンボ j5」を、衝撃的な価格で投入すると発表していました。

 

とうとう、その価格が明らかに。えっ……半額近いのでは?

 

■ルンバ j7+は42%オフ

 

自動ゴミ収集機(クリーンベース)が付属しているため、掃除機がけだけでなくゴミ捨てまで完了してくれます。「PrecisionVision(プレシジョンビジョン)ナビゲーション」搭載により、目の前にあるコードやペットの排泄物などの障害物を識別して回避するため、散らかった床でも難なく掃除できます。

 

また、ルンバ史上初のユーザー参加型AIロボットなので、使うたびに賢く進化していくのもうれしいポイント。ルンバのなかでも、最高水準のレビュースコア4.4を獲得しています(2024年6月時点)。

 

参考価格:11万8000円
セール価格:6万8200円(42%オフ)

 

■ルンバ コンボ j5は5万円以下に!

 

4月に発売されたばかりのオンライン限定モデル。ダスト容器を付け替えるだけで、掃除機がけだけでなく、水拭き掃除もできます。ルンバ j7+と同様、「PrecisionVision(プレシジョンビジョン)ナビゲーション」を搭載。

クリーンベースは付いていませんが、その分置き場所を選ばないシンプルさがウリです。

 

参考価格:8万9800円
セール価格:4万9800円(45%オフ)

 

いずれも、 7月11日の先行セールから登場しています。ルンバをおトクに手に入れたい方は必見です!

ルンバがAmazonプライムデーに「衝撃的な価格」で登場!? セール対象モデルが決定

Amazonが7月16日~17日の2日間に大セール「Amazonプライムデー」を開催。出品物は例年、半額近い割引率とあって大きな話題になります。アイロボットでも毎年このプライムデーにはルンバの人気モデルを投入していますが、今回の投入アイテムは「ルンバ j7+」と「ルンバ コンボ j5」になるとのこと。いずれも「衝撃的な価格」で登場するというので、7月11日にスタートする先行セールが待ち遠しいですね。

↑ルンバ j7+とルンバ コンボ j5が、Amazonプライムデーに現る!

 

アイロボットは毎年、プライムデーにルンバの人気モデルを投入してきました。2022年にはルンバ i7+を出品したところ、即完売。期間中の売上金額でトップクラスになりました。ルンバ i7+は、ゴミ自動収集機能を持ち、部屋の環境を学習して記憶し、最適なパターンとパワフルな清掃力で家全体をきれいにしてくれるシリーズです。

 

ルンバは例年、プライムデー期間中の「生活家電カテゴリー」内で売れ筋ランキング上位にランクインする人気のアイテム。近年は、自動ゴミ収集機(クリーンベース)つきのハイエンドモデルに注目が集まっています。

 

今回のプライムデーで熱視線を向けられる「ルンバ j7+」も自動ゴミ収集機(クリーンベース)が付属。このほか、「PrecisionVision(プレシジョンビジョン)ナビゲーション」を搭載し、目の前にあるコードやペットの排泄物などの障害物を識別して回避するため、散らかった床でも掃除できます。

↑ルンバ j7+

 

もう一方の「ルンバ コンボ j5」は、今年4月に発売されたばかり。ダスト容器を付け替えるだけで掃除機がけと水拭き掃除を使い分けることができます。ルンバをおトクに手に入れたい人は必見ですね!

↑ルンバ コンボ j5

水拭きもできて3万円台!? 驚異のハイコスパ機「Combo Essential」は何が違う?

この10年でロボット掃除機メーカーは驚くほど増えました。とはいえ、ロボット掃除機は安い家電ではないため「どうせ買うなら知っているブランドのモデルがほしい」と考える人も多いでしょう。世界中で知られているロボット掃除機といえば、アイロボットの「ルンバ」。しかし、ルンバの上位モデルは高性能なだけにどうしても高価格です。

 

そんななか、アイロボットが今年4月から発売したのが「Roomba Combo Essential robot」(ルンバ コンボ エッセンシャル ロボット、以下「Combo Essential」)という製品。この新製品、なんと吸引のほかに水拭きもできるモデルながら、直販価格3万9300円(税込)という驚異のハイコスパモデルなのです。

↑新モデルとなるRoomba Combo Essential robot。本体サイズは直径33×8cmと、上位モデルより数mm小さいです

 

製品写真を見てわかるように、カラーはブラックとホワイトの2色を用意。実は、ルンバシリーズでホワイトを発売するのは12年ぶり! そういった意味でも驚きの製品です。最近は白基調のインテリアも多いだけに、ホワイトを待ち望んでいた人も多いのではないでしょうか?

 

自動ゴミ収集機能を省いたコンパクトな充電ステーション

とはいえ、水拭き機能搭載ルンバといえば、最上位モデルの「Roomba Combo j9+」が直販価格19万9800円(税込)。16万円以上という価格差の大きさに不安になる人もいるでしょう。それでは、上位モデルとCombo Essentialの違いはどこにあるのでしょうか?

↑こちらは昨年発売されたルンバの水拭きモデル最上位機種「Roomba Combo j9+」

 

ひと目でわかる違いは充電ステーション。いまや、ルンバシリーズのほとんどは、自動ゴミ収集機能を搭載した充電ステーション「クリーンベース」を採用しています。このためゴミ捨ては数ヶ月に一度でOK。最上位モデルのRoomba Combo j9+ともなると、水拭き用の水まで自動で補充してくれます。一方、新製品のCombo Essentialの充電ステーションはシンプルに「充電のみ」。このため、掃除のたびにゴミ捨てが必要です。とはいえ、機能がシンプルだけに、Combo Essentialの充電ステーションはかなりコンパクト。狭い住居の場合は、むしろ使いやすいと感じるユーザーもいるでしょう。

↑シンプルで小さいCombo Essentialの充電ステーション。本体色に合わせてブラックとホワイトの2カラーが用意されています

 

掃除方法も上位モデルとは大きく異なります。ルンバ上位モデルは部屋の間取りを学習して最適な動きをする「賢い掃除」で知られていますが、Combo Essentialは掃除のたびにイチから地図を作る方式。このため「アプリで掃除するエリアや部屋を指定」といった動きはできず、基本的に毎回すべてのエリアを掃除します。掃除するときも「コードなどの障害物をカメラで認識して回避」といった上位モデルが持つスマート機能は搭載していません。

↑間取りの学習はしないものの、掃除後に「どこを掃除したか」をアプリで確認できます

 

↑搭載していない機能はいろいろあるものの、段差センサーなどの安全機能はしっかり搭載。階段から落ちるといった危険はありません

 

コストを考慮してシングルアクションブラシを採用

また、ルンバシリーズの多くは吸引掃除機能に2本のゴム製デュアルアクションブラシを利用しますが、Combo Essentialは毛とゴムを使ったV字型のシングルアクションブラシになりました。ゴム製ブラシのような「たたき掃除」ができないため、Combo Essentialはカーペットでの清掃性能は少々落ちるそう。ただし、Combo Essentialは従来製品より吸引力をアップさせているため、フローリングの掃除は従来モデルと同等あるいはそれ以上の掃除性能があるといいます。

↑Combo Essentialの裏側。中央の吸引口には毛とゴム製のシングルアクションブラシを搭載しています

 

モップの水分量は3段階から選べる

本体内裏面にモップパッドを装着することで、吸引掃除とともに水拭き掃除ができるのもCombo Essentialの特徴です。モップに供給する水分量はエコからウルトラまでの3段階で選べますが、上位モデルのように「カーペットを検知するとモップを持ち上げる」「前後に往復しながらゴシゴシ水拭き」といった高度な機能はありません。このため、カーペットやラグなど、濡らしたくない場所を掃除したいときは、モップパッドを取り外して掃除をすることになります。

↑Combo Essentialを分解したところ。手前左にあるのがモップパッドとパッドを装着するためのプレート。手前右は吸引掃除用のダストボックス兼給水タンク

 

フローリングメインの家庭のエントリー機にオススメ

ここまで「上位モデルにはない機能」について説明しましたが、「水拭きのできるルンバ製品が3万円台」というのはかなり衝撃的。吸引掃除能力もフローリングの掃除だけをみれば上位モデルに負けない性能があるのは魅力です。「水拭きするエリアが選べない」という問題は、水拭きしたいときだけラグを外せばOKですし、そもそもラグやカーペットを配置していない家なら特に気にならないでしょう。

 

ロボット掃除機は、いざ実際に導入すると「我が家の生活スタイルには合わない」と感じることも。特に、ロボット掃除機を使ったことのないご家庭で、いきなり高価なモデルを使うのはリスキーです。フローリングがメインの家庭なら、まずは手に取りやすい本製品で「ロボット掃除機のある生活」を体験してみてはいかがでしょうか。

ルンバをさらにお得に買えるチャンス! 「Amazon ブラックフライデー」で使えるクーポンコード配布中

アイロボットは、12月1日まで開催される「Amazon ブラックフライデー」にて使用できる、「対象アイロボット製品がお得な価格からさらに1,000円オフ!」特別クーポンコードを配布しています。

 

配布中のクーポンコードは「IROBOT23BF10」。

 

クーポン対象アイテムは、物体認識と回避で事前の片付け不要な水拭きもできる2in1モデルの「ルンバ コンボ j7+」と、1年間ゴミ捨て不要なスタンダートモデル「ルンバ i3+」。クーポンは先着850枚限定となっています。

最新ルンバ進化しすぎ! 吸引力・水拭き性能が2倍で給水も自動化した「コンボ j9+」をチェック

昨年、水拭きもできる待望の2in1モデル「ルンバ コンボ j7+」を発売し、話題を集めたアイロボット。今回は、従来モデルに比べてメンテナンスがラクになり、大幅な掃除性能のアップを実現した2in1モデル「ルンバ コンボ j9+」を発表しました。最新モデルの進化のポイントとは何なのか。IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんがレポートします。併せてロボット掃除機と同時に発表された同社の新規カテゴリー製品についても見ていきましょう。

 

まずは、今回発表されたラインナップ4機種をチェック。

●自動ゴミ収集機能を持つ「クリーンベース」に自動給水機能を搭載する吸引+水拭き掃除対応の最上位モデル
・ルンバ コンボ j9+……19万9800円

●クリーンベースを搭載する吸引+水拭き掃除対応モデル
・ルンバ コンボ j9+SD……16万9800円

●クリーンベースを搭載する吸引専用モデル
・ルンバ j9+……13万9800円

●クリーンベース非搭載の吸引専用モデル
・ルンバ j9……10万9800円

↑中央が最上位モデルの「ルンバ コンボ j9+」で、左が「ルンバ コンボ j9+ SD」、右が「ルンバ j9/j9+」

 

各モデルは最上位モデルの「ルンバ コンボ j9+」から機能をそぎ落としたもの。従来モデルの「ルンバ コンボ j7+」と「ルンバ j7/j7+」からの進化ポイントを含めて、ルンバコンボ j9+を中心に紹介していきましょう。

 

モーターを刷新して約2倍の清掃性能を実現

新ルンバj9シリーズ4モデルはモーターを刷新することで吸引力をアップし、j7シリーズ比で約2倍の清掃性能を実現しました。「iRobot Home」アプリで3つの吸引力から手動で選ぶことも可能です。

 

アプリ上で吸引力の設定を選べることについて、アイロボットジャパン 製品&戦略開発担当ディレクターの山内 洋氏は以下のように語ります。

 

「常に最大2倍の吸引力を発揮することもできますし、逆に回転速度を落としてミニマムなパフォーマンスでバッテリーを長くして音を抑えるといったこともできます。ミニマムでもルンバj7シリーズより吸引力が高いです。より優れたモーターを採用したことで、静かに使うことも、よりパワフルに使うこともできるようになりました」(山内氏)

↑「iRobot Home」アプリの清掃モード設定画面

 

さらにルンバ コンボ j9+/j9+ SDは本体前後に動かすことで水拭きモップパッドをフロアにこすりつける「スマートスクラブ」機能を新たに搭載することで、こちらも清掃性能を約2倍にアップしたとのことです。

 

「同じ場所を何度も前後に動きながら掃除するので、汚れが非常によく取れます。いろいろなやり方を検討しましたが、これがベストのやり方だということが分かりました。これによって従来モデルに比べて拭き掃除も2倍に進化しました」(山内氏)

↑ルンバ コンボ j9+の水拭き掃除

 

発表会に登壇した米アイロボット創業者でCEOのコリン・アングル氏は「ルンバコンボ j9+はAIと高度なエンジニアリングを搭載することで、吸引力と水拭きにおいてほかに類を見ないほどの能力を実現しました」と自信を見せました。

↑米アイロボット創業者でCEOのコリン・アングル氏

 

クリーンベースに自動給水機能を搭載し、ダストケースに触れずに済む

ルンバ コンボ j9+の最大の注目ポイントは、クリーンベースに自動給水機能を搭載したことでメンテナンス性が格段に向上した点にあります。

 

ルンバ コンボ j7+は本体内のダストケースに備える水タンクからフロアに水を滴下し、モップパッドで拭き取るスタイルを採用しています。この給水スタイルに加えて、カーペットやラグを検知すると自動的にモップパッドを本体上部に収納する「パッドリフティングシステム」はルンバ コンボ j9+/j9+ SDも踏襲しています。

↑吸引+水拭き掃除の場合、本体上部に収納しているモップパッドを動かし……

 

↑本体下部に装着して水拭きを行います

 

↑カーペット上ではモップパッドを本体上部に収納するため、カーペットやラグを濡らすことがありません

 

ルンバ コンボ j9+の大きな違いは、クリーンベースに搭載する給水タンクから本体の給水タンクに自動的に給水する機能を備えた点にあります。クリーンベース内の給水タンクは約3Lあり、通常使用で約30日間は給水せずに済むとのこと。クリーンベースの紙パックには約60日間分のゴミを収納できるので、よりメンテナンスがラクになりました。

↑ルンバ コンボ j9+のクリーンベースを開いたシーン。ゴミを収集する紙パックはクリーンベースの中央部分に配置されています

 

↑紙パックの上には容量約3Lの給水タンクを配置しています

 

ルンバ コンボ j7+や新モデルのルンバ コンボ j9+ SDは本体内の水タンクに給水する必要があるため、水がなくなるとダストケースを本体から取り外す必要がありました。せっかくクリーンベースを搭載してダストケースを取り外さずにゴミ捨てができるようになったのに、給水のためにダストケースを取り外さなければならないのが残念な点でした。ルンバ コンボ j9+はその部分がかなりラクになったのが大きなメリット。メンテナンスは紙パックを捨てて交換することと、給水タンクに水を入れること、モップパッドを洗って乾かすことくらいになりました。

 

ちなみにルンバ コンボ j9シリーズは米国を含めて世界同時発表でグローバルに展開するシリーズで、ルンバ コンボ j9+ SDは日本専用モデルとのことです。クリーンベースが大型化することと、給水タンクに30日間も水を入れっぱなしにしておきたくないというきれい好きの日本人に合わせて展開したそうです。

 

部屋ごとの汚れを検知して掃除モードを変える「ダートディテクティブ」機能を搭載

ルンバシリーズは従来からセンサーでゴミやほこりを検知すると、その周囲を徹底掃除する「ダートディテクト」機能を備えていました。ルンバ j9シリーズでは新たに、部屋やエリアごとの汚れを学習して清掃モードや掃除の優先順位を変える「ダートディテクティブ」機能を搭載しました。

↑ダートディテクティブ機能のイメージ

 

ダートディテクティブ機能についてコリン・アングルCEOは次のように説明しました。

 

「ルンバは最初に部屋の形状をマッピングし、リビングやトイレなど、どういったタイプの部屋なのかをカテゴリー分けします。そして、その部屋がどれぐらい汚れているのか、非常に早く汚れるのかそれほどでもないのか、前回いつその部屋を掃除したのかなどを記憶します。これによって掃除をする順番が決まり、その順番で掃除をします」(コリン・アングルCEO)

 

順番としては最も汚れやすい部屋から汚れが増えない部屋へと続き、最後にトイレを掃除するとのこと。「トイレを掃除した後にキッチンを掃除するのは望ましい順番ではないからです」とコリン・アングルCEOは説明しました。

 

「部屋を掃除する方法も部屋のタイプによって変えていきます。トイレの場合は何回も同じ場所をしっかり水拭きしたいですが、美しいフローリングのリビングルームはそんなに水を使わなくてもいい。ダートディテクティブはこれらをすべて考慮して自動的に掃除するというものなのです」(コリン・アングルCEO)

 

新規カテゴリー製品として空気清浄機「Klaara p7 Pro」を発表

さらに、アイロボットジャパンはロボット掃除機に続く新規カテゴリー製品として空気清浄機「Klaara(クラーラ) p7 Pro」(直販価格16万9800円)を発表しました。適用床面積は40畳で、8畳あたりの清浄時間は約7分です。

↑アイロボットジャパンが2023年10月20日に発売する空気清浄機「Klaara p7 Pro」。本体カラーは左からグリーングレー、インクブラック、ウォームホワイトの3色を用意

 

Klaara p7 Proのコンセプトについて、アイロボットジャパン 執行役員マーケティング本部長の山田毅氏は次のように語りました。

↑アイロボットジャパン 執行役員マーケティング本部長の山田 毅氏

 

「コロナが落ち着いた今、なぜ空気清浄機に参入するのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、日本では国民の約3割が花粉症に悩まれています。そうしたアレルギーに悩まれている方に一番効果的なのは空気清浄機。空気清浄機はフィルター性能と排気量、静音性のトレードオフがある中で、空気清浄機の本質である『きれいな空気だけを排気する』ところに着目して開発しました」(山田氏)

 

そこで実現したのが独自の密閉構造である「クローズド・キャプチャ技術」です。本体の筐体はフタを除いて一体成型になっており、本体下部の大型ファンが吸い込んだ空気を大型のフィルターボックスを通して清浄化し、本体上部から排出するスタイルになっています。

↑Klaara p7 Proのカットモデル

 

「一体成型のため、フィルターを通らない空気が漏れることはありません。多くのお客様にはそれでも問題ないかもしれませんが、我々は本当にアレルゲンに困っている方向けにKlaaraを開発しました」(山田氏)

↑独自の「クローズド・キャプチャ技術」を採用

 

本体価格は16万9800円で、約1年で交換が必要なフィルターは2万9800円とかなり高価ですが、コリン・アングルCEOは「ロボット掃除機に続く2つ目の柱として成長軌道に乗り、空気清浄機カテゴリーにおいても技術的なリーダーになれると考えています」と自信を見せました。

 

また、iRobot Homeアプリでルンバと連携すると、ルンバでの清掃中に出た空気中のホコリをKlaaraがパワーをブーストして取り除きます。​アイロボットによると、ロボット掃除機と自動連携する空気清浄機は市場で唯一とのこと。花粉症に悩む方、より清潔な空間を求める方は、ルンバとセットで使う検討をしてもいいですね。

GetNavi編集部が注目! ロボット掃除機メーカー3強の上級モデル

ロボット掃除機3大メーカーが誇る上位クラスの注目モデルがコレ! 本記事では、GetNavi編集部と家電ライタ―の平島憲一郎さんが注目する、性能も機能の多彩さもプレミアムなロボット掃除機3種を紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

家電ライター 平島憲一郎さん
調達・購買コンサルタント。コスト削減や仕入れの専門家として、テレビ・ラジオなど様々なメディアで活躍している。

 

抜群の障害物回避機能と水拭き・ゴミ収集機能を集結

アイロボット
ルンバ コンボj7+
実売価格15万9800円

掃除タイプ 吸引+水拭き+自動ゴミ収集
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 約2cm
自動充電/自動再開 〇

障害物回避に優れたj7に、水拭きと自動ゴミ収集機能が付いた同社初の3in1モデル。カーペットに乗るとモップを天面に自動リフトし、敷物を濡らさない。様々な障害物を識別するため、事前の片付けなしに掃除が行える。

↑掃除が完了すると本体ダスト容器のゴミを自動でクリーンベース内の専用紙パックに排出。最大1年ぶんのゴミを収集できる

 

↑クラウドにフィードバックされた画像データを基に機械学習。ペットの排泄物も様々な形状を学習して回避精度を高めている

 

ココが買い!

ゴミ捨て・メンテなどの負担がほぼなし

「先進の障害物回避技術を備え、掃除後のゴミ捨てだけでなく掃除前の片付けも不要なのがありがたい。パッドリフト機構により、モップの着脱なしにカーペット上の吸引清掃とフローリング上の吸引+水拭きが確実にできます」(平島憲一郎さん、以下同)

 

清掃機能に加えゴミ収集・給水・モップ洗浄まで死角なし!

ロボロック
S7 MaxV Ultra
実売価格16万3900円

掃除タイプ 吸引+水拭き+自動ゴミ収集+モップ自動洗浄
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 約2cm
自動充電/自動再開 〇

吸引清掃・水拭きをはじめ、ゴミ収集・モップ洗浄・給水など多彩な機能を搭載。5100Paの吸引力と毎分3000回振動するモップでカーペットのホコリからしつこい汚れまで徹底除去する。モップを自動洗浄し、生乾き臭発生を抑制。

↑水拭きやモップ洗浄に必要な水を自動給水。掃除開始前や水拭き中に本体の水量が不足すると、ドックに戻って給水を行う

 

↑顔認証技術採用のライト&カメラと物体の特徴を捉えるRGBカメラを搭載。高速判断するAIにより障害物の認識速度が70%(※)向上した ※従来品(S6 MaxV)との比較

 

ココが買い!

多彩な機能をフル装備した先進ロボット

「掃除性能も走行性能も秀逸。ゴミ捨てやモップ洗浄も自動で行うので、床掃除の99%を任せられます。進入禁止エリアや掃除する部屋順の指定もアプリで簡単。ドックが巨大な以外、欠点はほぼなし。価格以上の価値があります」

 

圧倒的な吸引清掃機能に加え水拭き機能もより成熟!

エコバックス
DEEBOT T20 OMNI
実売予想価格17万9800円 ※6月16日発売

掃除タイプ 吸引+水拭き+自動ゴミ収集+モップ洗浄・乾燥
スマートスピーカー対応 〇(YIKO)
段差乗り越え 約2cm
自動充電/自動再開 〇(スマート充電)

同シリーズ内で高性能を誇る新モデル。6000Paの圧倒的吸引力でゴミ除去性能を強化。2つの丸型モップを加圧しつつ回転させ、皮脂などべたつき汚れもしっかり拭き取る。掃除後はモップを温水洗浄&熱風乾燥し清潔さを維持。

↑メインブラシにラバー素材を採用。毛がらみしにくく、ラグも毛足を傷めず掃除できる。モップは加圧しながら毎分180回高速回転

 

↑カーペットではモップパッドが自動で上昇(毛足の長さ3mmまで対応)。カーペット掃除の際にモップを取り外す手間がなくなった

 

ココが買い!

水拭きの弱点克服でより“完璧”に近づいた

「水拭きのわずかな不満を解消し、より “完璧” に近づいた印象。同社初のモップリフトに対応し、おしりを振る動きで壁際近くまで水拭きできます。3D物体回避も3.0に進化。掃除後の温水洗浄&温風乾燥でモップをより清潔に保てます」

水拭き、自動ゴミ収集など魅力的な機能が揃う! 5~10万円のロボット掃除機7モデルをチェック

吸引特化型から吸引+水拭き+自動ゴミ収集型まで幅広い製品が揃う予算5万円~10万円のロボット掃除機。選んでくれたのは、家電ライターの平島憲一郎さん。自分の掃除スタイルに合った機能を吟味して製品を選ぼう。

※こちらは「GetNavi」 2023年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

私が選びました

家電ライター 平島憲一郎さん
調達・購買コンサルタント。コスト削減や仕入れの専門家として、テレビ・ラジオなど様々なメディアで活躍している。

 

クリーンベース搭載で面倒なゴミ捨てから解放!

アイロボット
ルンバ i5+
実売価格 8万9800円

掃除タイプ 吸引+自動ゴミ収集
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 約2cm
自動充電/自動再開 〇(指定した部屋の清掃時のみスマート充電に対応)

クリーンベース(自動ゴミ収集機)を備え、最大1年間ゴミ捨て不要。家具下などに挟まる事態を回避するセンサーや3段階クリーニングシステムなど独自技術を搭載、スマホで掃除する部屋の指定もできる。ブラーバ m6と連携し、吸引と水拭きのリレー清掃も可能。

↑フロアトラッキングセンサーでフロア内の間取りを学習。キッチンやリビングのみ指定した掃除スケジュールも組める

 

↑掃除終了後に内部のゴミをクリーンベース内の紙パックに自動排出。紙パックは密封式で花粉やカビなどを99%捕捉する

 

ココが買い!

自動ゴミ捨ての快適性と掃除性能を体感!

「ルンバに自動ゴミ捨て機能を搭載。クリーンベースは横長コンパクトで圧迫感なく部屋に置けます。汚れやすいリビングやキッチンは毎日、寝室は1日おきなど部屋ごとに掃除スケジュールを自由に設定できるのも魅力です」(平島憲一郎さん、以下同)

 

圧倒的な清掃力と高速なマッピング技術を誇る2 in 1機

エコバックス
DEEBOT N10
実売価格5万9800円

掃除タイプ 吸引+水拭き
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 最大約2cm
自動充電/自動再開 〇(スマート充電)

4300Paのパワフル吸引と水の流量を緻密に制御する水拭きで、サラッと心地良い床面をキープ。先進のレーザーセンサーで室内を高速マッピングし、最も効率的なルートで掃除を行う。スマホアプリで掃除エリアの指定も簡単だ。

↑緻密な電動ウォーターポンプにより水拭き中の床の過剰な濡れを防止。用途に合わせて水の流量を4段階で調節可能だ

 

ココが買い!

吸引力と水拭きの賢さとスタミナが◎

「最大4300Paの吸引力は中級モデルでは圧倒的。床の材質を検知し、フローリングの水拭き時には自動でカーペットを避けるなど賢く掃除します。吸引で最大300分、吸引+水拭きでも最大200分稼働するなどスタミナも十分!」

 

部屋角に強い三角形状に加え3種のセンサーで賢く掃除

パナソニック
ルーロ MC-RSF700
実売価格8万4700円

掃除タイプ 吸引
スマートスピーカー対応 ✕
段差乗り越え 約2cm
自動充電/自動再開 〇

独自の三角形状で部屋の隅まで掃除が可能。360°レーザーセンサーで室内の状況を正確に把握し、障害物検知センサーで家具や落下物を避けつつ際々までゴミ除去する。人のあとについて汚れた場所を掃除するotomo機能もユニーク。

↑三角ボディの角が部屋の隅の近くまで到達。本体を左右に振ることでサイドブラシが奥まで届きゴミを残さずかき出す

 

ココが買い!

三角形状ほかゴミ除去の工夫が満載

「三角の形状で部屋の隅のゴミも逃さず掃除。3種類のセンサーを搭載し、床を片付けなくても上手に掃除してくれます。サイドブラシやV字ブラシなど、集じん効率に配慮した設計により、集めたゴミをしっかり吸い込みます」

 

コンパクト&音も静かで日本の住宅環境にマッチ!

SwitchBot
K10+
実売価格5万1800円 ※ Makuake特別価格(6月9日までの支払条件。以降6万8880円)

掃除タイプ 吸引+拭き掃除+自動ゴミ収集
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 最大約2cm
自動充電/自動再開 〇

吸引と拭き掃除、自動ゴミ収集機能を搭載。吸引力2500Paながら直径約25cmと小型で室内を細かく掃除できる。拭き掃除は市販の使い捨て掃除シートが使え、モップ洗浄の手間なし。アプリ上で進入禁止エリアの設定も可能だ。

↑日本の住宅を意識し、本体サイズを約50%カット。椅子や家具の隙間などにも入り込んでしっかり掃除できる

 

↑掃除終了後はゴミ収集機に自動でゴミを回収。収集機は4Lの大容量で、ゴミ捨ては70日に一度(目安)で済む

 

ココが買い!

モップ洗浄不要で静音性も秀逸!

「拭き掃除には市販の床拭きシートを使用するため、掃除後のモップ洗浄が不要なのが便利。運転音は静音モードで45dBと静かで、自動ゴミ収集機の収集時間も設定でき、夜の騒音発生を防げます」

 

高精度レーザーセンサーなどで吸引&水拭きを時短

ロボロック
Q7
実売価格6万6800円

掃除タイプ 吸引+水拭き
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 最大約2cm
自動充電/自動再開 〇(スマート充電)

高精度LDSレーザーセンサーで間取りを素早くマッピングし、室内を短時間に吸引&水拭き。3次元に動くメインブラシが凹凸ある床面にも密着し、微細なゴミも逃さない。スマホアプリで進入禁止エリアや掃除する部屋の順番も設定可能。

↑ダストボックスは750mlと大容量で、ゴミ捨て頻度を減らせる。取り出しもワンタッチでゴミ捨て簡単。丸洗い対応で清潔を保てる

 

↑メインブラシはラバー製で、髪の毛や糸くずが絡みにくいのが利点。後方のモップクロスは、スライドして簡単に着脱できる

 

ココが買い!

掃除する部屋や順番を自由に設定できる

「レーザーセンサーで部屋を瞬時にマップ化し、各種センサーで障害物を避けつつ上手にムダなく掃除。掃除する部屋やどの部屋から掃除するかを簡単に指定できるのも便利です。これだけの機能が付いてこの価格は実におトク!」

 

吸引力と水量をカスタムできる使い勝手上々の一台

アンカー・ジャパン
Eufy RoboVac L35 Hybrid+
実売価格6万9990円

掃除タイプ 吸引+水拭き+自動ゴミ収集
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 約2cm
自動充電/自動再開 〇

吸引・水拭き・自動ゴミ収集の3役を1台に凝縮。最大3200Paの吸引力でカーペット奥のホコリも捕集する。吸引力は4段階で調整でき、静音運転も可能。水拭きタンクは汚れの状況に合わせて3段階の水量調整ができる。

↑ホームボタンの3秒長押しでチャイルドセーフティロックのON / OFFが可能。子どもやペットの誤操作による起動を防げる

 

↑汚れに合わせて水拭き時の水量をスマホアプリから3段階で設定可能。床を早く乾かしたい人は水量少なめがオススメだ

 

ココが買い!

1台3役に加えユーザー目線の機能が◎

「吸引と水拭きを一度にでき、自動ゴミ収集も可能でこの価格は驚き。吸引力や水拭き水量の調整や掃除エリア・進入禁止エリアの指定、ゴミ収集時の動作音の調整など、ユーザーの使いやすさが十分に考えられている製品です」

 

コンパクトボディとAIで部屋の隅までしっかり掃除!

日立
minimaru RV-X10J
実売価格6万170円

掃除タイプ 吸引
スマートスピーカー対応 〇
段差乗り越え 最大約2cm
自動充電/自動再開 〇

小型ボディで家具の下や椅子の脚の間もラクラク走行してゴミを除去。複数のセンサーで検知した状況に合わせて100以上のパターンから最適な動作を選び、自動で運転制御を行う。ペット運転モードなど多彩な走行モードを装備。

↑本体幅25cmで椅子の脚の間もスムーズに掃除可能。スピーディに掃除を終える「おいそぎ運転」モードも備える

 

↑専用スマホアプリを使って外出先からも掃除スタートやスケジュール予約が可能。スマスピによる音声操作にも対応する

 

ココが買い!

ペットのいる家に有用なメンテ機能

「多彩な動きを使い分けて1部屋ならしっかりきれいに。ペット運転では10分ごとにブラシ掃除を行い、充電台に戻るとダスト容器内の毛を圧縮して貯めるなど、ペットのいる家庭にはピッタリです」

2022年家電業界No.1は「ルンバ i2」に決定! 史上初の快挙には歴史に裏打ちされた確かな清掃力と信頼性あり【家電大賞2022-2023】

「家電大賞」は、モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の総合家電アワード。今年で8回目となった「家電大賞2022-2023」では、2022年発売のノミネート家電140製品のなかから、読者の投票(投票期間は2022年11月24日~2023年1月8日)により、グランプリと部門賞(全18部門)が決定しました。アイロボット「ルンバ i2」が3年連続、計4回目の「総合グランプリ」と「ロボット掃除機部門」8連覇という、史上初の快挙を達成しました。

 

歴史に裏打ちされた確かな清掃力と信頼性が
ロボット掃除機エントリー層にササり
2022年の家電業界ナンバーワンに!!
アイロボット「ルンバ i2」

3年連続4回目の総合グランブリ&「ロボット掃除機部門」8連覇

アイロボット
ルンバ i2

アイロボット公式ストア 価格3万9800円

ルンバならではの高いゴミ除去・走行技術を結集しつつお手ごろ価格を実現。600シリーズの10倍の吸引力と独自の「3段階クリーニングシステム」で床面に張り付いたゴミも除去する。清掃範囲をスマホにマップ表示。音声アシスタントにも対応する。

SPEC●充電時間:約3時間(自動充電&自動再開)●クリーンベース(自動ゴミ収集機):別売●音声アシスタント:Googleアシスタント、Amazon Alexa、Siriショートカットに対応●サイズ/質量:φ342×H92㎜/約3.2㎏

 

今回の家電大賞総合グランプリはアイロボットのルンバ i2が獲得。総合グランプリ3連覇、ロボット掃除機部門で8連覇を成し遂げ、ルンバブランドの強固な人気を見せつけた。

本機が支持を集めた理由は、エントリー機とは思えぬ機能の高さだ。上位機i3とほぼ同等のセンサーやナビゲーションで効率良く走行し、短時間で掃除を完了。最上位機譲りの「3段階クリーニングシステム」も装備する。様々な状況に対応するルンバ伝統の走行技術への信頼も厚く、「場所によって掃除の仕方を変えるのが秀逸。掃除を安心して任せられる」との声も聞かれた。

さらに、スマホアプリを使った操作性も高評価。「家にいなくても掃除が完了。i2導入で掃除に対する概念がガラリと変わった」とのコメントも見られた。

そんな機能充実のi2が4万円を切るインパクトは絶大。ロボット掃除機初心者はもちろん、既存ユーザーも「この機能でこの価格なら2階用に追加したい」など大好評だった。ちなみに、i2はルンバシリーズの2022年国内販売台数トップを記録。しかもいまなら1万円オフのキャンペーンも実施中とあって、ロボット掃除機の普及にますます貢献しそうだ。

 

【投票者の声】

「低価格ながらロボット掃除機の絶対王者の根幹機能をギュッと詰め込んだ素晴らしい商品」(40代男性)

「これのおかげでハウスダストの症状が軽くなった!! 家の清潔さだけでなく家族の健康も支えてくれています」(20代女性)

「会社の若いママさんたちが 『なくてはならない!』と絶賛。わが家も導入して掃除がとてもラクに」(50代女性)

 

【POINT 01】規則正しいパターンで効率的に清掃

本機はルンバシリーズの新エントリーモデル。フロアトラッキングセンサーやジャイロセンサーなどを使って移動距離や自己位置を正確に把握し、ムダのないパターンで徹底的に清掃する。そのパフォーマンスはプライス以上だ!!

↑同社独自のナビゲーションシステムで室内を短時間で効率良く掃除。自動充電&自動再開機能を備え、掃除を最後までやり遂げる

 

↑バンパーに搭載したセンサーで、高さのない場所を検知し立ち往生するリスクを回避。ほかにも様々な状況に応じた走行パターンを備える

 

【POINT 02】3段階クリーニングシステムで徹底吸引

壁際のゴミもエッジクリーニングブラシがかき出し、2本のゴム製ブラシでゴミを浮かせてファンモーターで吸引する3段階の掃除システムを搭載。上位機種のルンバ i3やj7と同じ吸引力で、ペットの毛も逃さず除去する。

↑同社独自の2本のゴム製ブラシが床に密着しつつ高速回転。帯電し床に張り付いた微細なゴミや重い砂粒もパワフルにかき取ってくれる

 

↑「3段階クリーニングシステム」はカーペットやラグにも有効。2本のゴム製ブラシのヒダが毛足の奥まで入り込みゴミをかき上げる

 

【POINT 03】アプリ連携とメンテナンス性も上々

ルンバ i2はエントリー機ながらスマホアプリと連携。清掃履歴をマップで確認できるほか、季節やライフスタイルに合った清掃スケジュールの提案もしてくれる。ブラシに髪の毛が絡みにくいなどメンテナンス性も優秀だ。

↑ユーザーの清掃習慣を学習し、毎日の掃除時間が同じ場合にスケジュール設定を提案。花粉の季節に掃除回数を増やすなどの提案も行う

 

↑ダスト容器は丸洗い可能。容器の内側に貼りついて取れにくいホコリやハウスダストも、サッと水で流すだけで簡単に取り除ける

 

【COMMENT 】


本誌家電担当
青木宏彰

家電大賞を長年にわたり主管している。「家電コーディネーター」の資格を保持。 市場をリードするルンバが、初心者のハードルのひとつであるプライス面をしっかりクリアしてくれた。高級化が進む市場で、あえて削ぎ落とした(それでも十分に多機能だが)製品で勝負する自信、そして結果を出す姿勢もアッパレ!!

 

≪INFORMATION≫

クリーンベース付きの最新モデルが登場!!

ルンバ i5+

アイロボット公式ストア 価格8万9800円

3月2日に新発売されたルンバ i5+は、i3と同性能の本体にj7+のクリーンベースを搭載したモデル。i3+のクリーンベースより高さが約15㎝低くなり、より設置しやすくなった。

 

春の新生活応援キャンペーン実施中!!

アイロボット公式サイトでは4月3日まで、ルンバ i2とルンバ コンボ j7+を1万円オフで購入できるキャンペーンを実施中。当該モデルを狙っていた人には見逃せないチャンスだ。

 

初めての1台に最適なロボット掃除機は「ルンバ」に決まり! プロが太鼓判を押す理由

掃除機市場で人気を二分するロボット型とスティック型。リーズナブルな価格で購入できるエントリーモデルは、基本性能も底上げされてきている。今回はロボット掃除機の中から、プロが「コレなら選んで間違いナシで、しかもおトク!」と太鼓判を押すアイテムを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

4万円切りを疑うほど大満足の清掃能力

アイロボット

ルンバ i2

アイロボットストア価格3万9800円

ゴミをかき出して浮き上がらせ、吸引する独自の清掃システムを搭載。各種センサーの進化が実現した効率的な走行パターンで、ゴミを取り逃しにくい。専用アプリと連携して、外出中の遠隔操作や掃除済みエリアの確認も可能。

SPEC●清掃技術:3段階クリーニングシステム●オススメの床材:カーペット、フローリング●稼働時間:1回の充電につき最大75分(清掃完了まで自動充電&自動再開)●音声アシスタント:対応●サイズ/質量:直径342×H92mm/約3.2kg

 

価格は据え置きで強化された清掃能力

2022年夏、i2はルンバファミリーの新しいエントリーモデルとして驚きをもって迎えられた。従来機の価格は踏襲しながら、清掃範囲、吸引力、清掃パターン、稼働時間などが向上。総合的なゴミの除去性能は同価格帯で出色だ。

 

ロボット掃除機の老舗だけあって、基本の走行性能、つまり家具の隙間に挟まる、階段から転落するなど、現実に起こり得る問題からの回避能力も優秀。バッテリーが少なくなると自動でホームベースに戻り充電、続きから再開して、部屋じゅう隅々まで掃除を完了する。

 

上位機のj7+は障害物の認識・学習機能が秀逸。物が多い家庭や、ロボット掃除機がペットの排泄物に接触して大惨事……という心配がある人にもうってつけだ。

 

ロボット掃除機はエントリーモデルでもココは譲れない!

<Point 1>任せっぱなしでも安心できるインテリジェントな自走性能

ロボット掃除機初導入への懸念点のひとつが自走性能。狭い隙間に引っ掛かっているのを“救助”したり、走行しないままに掃除を終えてしまった場所を人が掃くのでは二度手間だ。

 

<Point 2>かき出すようにゴミを収集するブラシパーツ搭載機がベター

ゴミをかき出す回転ブラシの有無によって、部屋の隅や家具の下のゴミ除去能力は大きく変わる。ルンバの「エッジクリーニングブラシ」なら四角い座敷を丸く掃く心配も無用。

↑段差センサーを備え、落下を自動的に回避できる。階段の手前など特に注意が必要な場所では、別売のデュアルバーチャルウォールを設置すると安心だ

 

↑上位機も搭載している、髪の毛が絡まりにくいゴム製の「デュアルアクションブラシ」を搭載。2本目のブラシが逆回転することでゴミの取り逃しを防ぐ

 

<ココが上位モデル級>基本的なゴミ除去能力は上位機にも劣らない

「ゴム製デュアルアクションブラシなどによる『3段階クリーニングシステム』や、コの字を描く効率的なパターン走行は上位機譲り。約10倍(※)の吸引力で、“これぞルンバ!!” という高いゴミ除去能力を見せてくれます」(平島さん)

 

上位モデルはコレ!

アイロボット

ルンバ j7+

アイロボットストア価格9万9800円

最大1年ぶんのゴミを収集するクリーンベース(自動ゴミ収集機)を付属。本体前面に広角カメラセンサーを装備し、障害物の識別・回避精度が大幅にアップした。コード類やペットの排泄物、靴下などを機械学習済み。

 

機能の差早わかり!

※:AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較

初めての1台に最適なロボット掃除機は「ルンバ」に決まり! プロが太鼓判を押す理由

掃除機市場で人気を二分するロボット型とスティック型。リーズナブルな価格で購入できるエントリーモデルは、基本性能も底上げされてきている。今回はロボット掃除機の中から、プロが「コレなら選んで間違いナシで、しかもおトク!」と太鼓判を押すアイテムを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました

家電ライター

平島憲一郎さん

白物家電を中心に製品紹介記事やお試しレビューを執筆。掃除機ジャンルのトレンドにも精通する。

 

4万円切りを疑うほど大満足の清掃能力

アイロボット

ルンバ i2

アイロボットストア価格3万9800円

ゴミをかき出して浮き上がらせ、吸引する独自の清掃システムを搭載。各種センサーの進化が実現した効率的な走行パターンで、ゴミを取り逃しにくい。専用アプリと連携して、外出中の遠隔操作や掃除済みエリアの確認も可能。

SPEC●清掃技術:3段階クリーニングシステム●オススメの床材:カーペット、フローリング●稼働時間:1回の充電につき最大75分(清掃完了まで自動充電&自動再開)●音声アシスタント:対応●サイズ/質量:直径342×H92mm/約3.2kg

 

価格は据え置きで強化された清掃能力

2022年夏、i2はルンバファミリーの新しいエントリーモデルとして驚きをもって迎えられた。従来機の価格は踏襲しながら、清掃範囲、吸引力、清掃パターン、稼働時間などが向上。総合的なゴミの除去性能は同価格帯で出色だ。

 

ロボット掃除機の老舗だけあって、基本の走行性能、つまり家具の隙間に挟まる、階段から転落するなど、現実に起こり得る問題からの回避能力も優秀。バッテリーが少なくなると自動でホームベースに戻り充電、続きから再開して、部屋じゅう隅々まで掃除を完了する。

 

上位機のj7+は障害物の認識・学習機能が秀逸。物が多い家庭や、ロボット掃除機がペットの排泄物に接触して大惨事……という心配がある人にもうってつけだ。

 

ロボット掃除機はエントリーモデルでもココは譲れない!

<Point 1>任せっぱなしでも安心できるインテリジェントな自走性能

ロボット掃除機初導入への懸念点のひとつが自走性能。狭い隙間に引っ掛かっているのを“救助”したり、走行しないままに掃除を終えてしまった場所を人が掃くのでは二度手間だ。

 

<Point 2>かき出すようにゴミを収集するブラシパーツ搭載機がベター

ゴミをかき出す回転ブラシの有無によって、部屋の隅や家具の下のゴミ除去能力は大きく変わる。ルンバの「エッジクリーニングブラシ」なら四角い座敷を丸く掃く心配も無用。

↑段差センサーを備え、落下を自動的に回避できる。階段の手前など特に注意が必要な場所では、別売のデュアルバーチャルウォールを設置すると安心だ

 

↑上位機も搭載している、髪の毛が絡まりにくいゴム製の「デュアルアクションブラシ」を搭載。2本目のブラシが逆回転することでゴミの取り逃しを防ぐ

 

<ココが上位モデル級>基本的なゴミ除去能力は上位機にも劣らない

「ゴム製デュアルアクションブラシなどによる『3段階クリーニングシステム』や、コの字を描く効率的なパターン走行は上位機譲り。約10倍(※)の吸引力で、“これぞルンバ!!” という高いゴミ除去能力を見せてくれます」(平島さん)

 

上位モデルはコレ!

アイロボット

ルンバ j7+

アイロボットストア価格9万9800円

最大1年ぶんのゴミを収集するクリーンベース(自動ゴミ収集機)を付属。本体前面に広角カメラセンサーを装備し、障害物の識別・回避精度が大幅にアップした。コード類やペットの排泄物、靴下などを機械学習済み。

 

機能の差早わかり!

※:AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較

アイロボット参入で「2in1ロボット」が活況に! 2022売れたモノセレクション

ここでは2022年に売れたモノを紹介! 掃除はゴミ捨て、モップ洗浄までロボットに任せる時代に。

※こちらは「GetNavi」 2023年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私たちが選びました!

家電ライター

平島憲一郎さん

本誌のほかウェブメディアなどで執筆活動を行う。掃除機や調理家電など生活家電全般の紹介記事を執筆。製品評価では特に使い勝手を重視する。

本誌副編集長

青木宏彰

本誌で生活家電・美容健康家電を長く担当。「家電コーディネーター」の資格を持ち、市場動向にも詳しい。製品評価では機能性に加えデザイン性も重視。

 

【進化系2in1ロボット】 床の吸引清掃に加え拭き掃除もワンストップが常識

売上: 10/10

影響: 9/10

市場開拓: 10/10

エコバックスは最上位シリーズが牽引し、国内累計販売金額が前年比+168.8%に(※1)。ロボロックは累計販売1000万台を突破した。一方、アイロボットも11月ついに2in1市場へ参入し話題に。
※1:2022年1~8月期の国内累計販売金額

 

掃除全般をロボットに任せる時代が近づいた

トレンドの「自動ゴミ収集」が一歩進み、水拭きモップの「自動洗浄」に到達。障害物回避機能も各社進化し、掃除をすべてロボットに任せられる時代が近づいています。(本誌家電担当・金子)

 

アイロボット参入で2in1型がますます活況

No.1ブランドであるアイロボットの参入で、2in1市場がますます活況。アイロボットは「コンボ」による“簡単水拭き”とブラーバ ジェット m6による“しっかり水拭き”の2スタイルを提案しています。(青木)

 

同じ2in1タイプでも各社こだわりに違いあり

ロボロックとエコバックスはモップ洗浄、アイロボットはカーペットを濡らさないことに注力と、こだわりに違いあり。アイロボットにもモップの着脱をラクにする工夫があります。(平島さん)

 

【その1】 圧巻の障害物回避力に加え、先進の水拭き機能を“コンボ”!!

【ロボット掃除機】

2022年11月発売

アイロボット

ルンバ コンボ j7+

実売価格15万9800円

自動ゴミ収集機能を搭載し、障害物識別・回避機能も秀逸なルンバj7+に、水拭き機能を追加。ラグやじゅうたんを認識するとモップパッドが天面にリフトアップする“変形構造”を採用しており、敷物を濡らす心配がない。

 

↑センサーがカーペットを認識するとモップパッドを支えるアームが起動。パッドを天面まで持ち上げるため、“絶対に”濡らすことがない

 

【その2】 1台5役で床掃除の手間を全面代行する超絶モデル

【ロボット掃除機】

2022年8月発売

ロボロック

Roborock S7 MaxV Ultra

実売価格21万7800円

本体は吸引&水拭きの1台2役、充電ドックは自動ゴミ収集・モップ洗浄・給水の3役を担う。同社最強の5100Paの吸引力と最大3000回/分のモップ振動で床面をピカピカに仕上げる。

 

↑カーペットを感知すると水拭きモップが自動的に5mmリフトアップ。吸引掃除のみを行い、カーペットを濡らさない(※2)
※2:毛足4mm未満に対応。4mm以上はカーペット回避モード選択

 

【その3】 熱風乾燥機能を搭載し常に清潔なモップで水拭き

【ロボット掃除機】

2022年4月発売

エコバックス

DEEBOT X1 OMNI

実売価格19万8000円

充電ドックには給水・モップ洗浄・熱風乾燥・自動ゴミ収集機能を搭載。掃除後の洗浄から乾燥まで全自動で行い、モップを清潔に保てる。2枚の丸型モップが毎分180回転し頑固な汚れも除去。超高性能カメラとAIにより障害物も賢く回避する。

 

↑洗浄・すすぎのあと、モップを高速回転させながら熱風を送風して乾かす。乾燥時間は約2時間。乾燥中の運転音も静かだ

 

ついに水拭きアリのルンバ出た!「ラグ濡れ」防ぐ世界初のシステム搭載「ルンバ コンボ j7+」を詳しくチェック

ロボット掃除機世界シェアNo.1のアイロボットから、水拭き機能を備えたルンバがついに登場!  同社が提案する2in1ロボットは、他社のそれとはひと味違う。家電の有識者と同社のキーマンの声とともに解説する。

 

【今回紹介するモデル】

アイロボット

ルンバ コンボ j7+

アイロボット公式オンラインストア 税込価格15万9800円

卓越したゴミ除去能力と走行機能に水拭き機能を加えた新モデル。カーペットを検知するとモップパッドを天面に持ち上げ、「ラグ濡れ」を完ぺきに防ぐ。また独自の障害物識別技術で床のケーブルやペットの排泄物(※1)などを避けながら掃除を完遂。

SPEC●推奨間取り:5部屋以上●吸引力:約10倍(※2)●最大稼働時間:75分(自動充電&自動再開)●充電時間:約3時間●拭き掃除:水拭きのみ●クリーンベース:紙パック式(最大1年ぶんのゴミを収集可)●音声操作:Googleアシスタント、Amazon Alexa、Siriショートカットに対応●サイズ/質量:直径339×H87㎜/約3.4kg

※1:犬または猫の固形の糞のみ ※2:AeroBac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

 

独自のパッドリフト機能で〝究極の2in1〟がついに完成

ルンバ コンボ j7+は高度な吸引清掃機能に水拭き機能を加えた先進モデルだ。最大の特徴は世界初の「パッドリフティングシステム」。センサーがラグやじゅうたんを認識するとアームが起動し、モップパッドを天面に持ち上げる。

 

従来の2in1型は、ラグを認識して避けてもラグの上を掃除できなかったり、パッド持ち上げの高さが足りず毛足の長いラグを濡らしてしまったりといったケースも……。その点で、本機は〝究極の2in1〟と言っていい。

 

障害物認識・回避も高精度で、掃除後に床上の障害物を片付け、その場所だけ追加清掃させることも可能。また自動ゴミ収集機を付属し、ゴミ捨ては最大1年間不要。日々の掃除を全面おまかせできて、効率重視の家庭には最適な一台だ。

 

【ルンバ コンボ j7+はシーンに応じて掃除を変える!】

◎吸引&水拭き

フローリング上ではゴミを吸引しながら、アームでパッドに圧をかけて水拭き。一度の走行でゴミ除去と拭き掃除が同時に行え、ドックの設置スペースも1台ぶんで済むのがうれしい。

 

◎ラグ認識

前面カメラと3つのフロアセンサーでラグやじゅうたんを認識すると、本体底部後方のモップパッドを天面までリフトアップ。そのままラグの上に乗り上げて吸引清掃を続ける。

 

◎吸引

モップパッドを天面に格納しているので、カ ーペット上では自動的に吸引清掃のみ行う。どんなに毛足の長いラグやじゅうたんの上を走行しても濡らすことがないので安心だ。

ルンバ コンボ j7+の掃除機能の詳細はこちら

 

【ルンバ コンボ j7+オススメの声】

ガジェット通目線でオススメ!
家電ライター コヤマタカヒロさん

デジタル、PC、キッチン家電をはじめ幅広いジャンルに精通する。ロボット掃除機も数多くのモデルを実際に検証。

内蔵のアームが天面のパッドを底面に移動させて床に押し付ける独自機構は、変形ロボットアニメ世代のツボをくすぐります!!  フローリングはしっかり水拭きし、カーペットではモップを収納。濡らさない仕組みはさすがです。

子育て世帯目線でオススメ!
本誌副編集長 青木宏彰

「家電コーディネーター」の資格を持ち、本誌のロボット掃除機の検証企画も多数手掛ける。現在子育てに奮闘中。

家に赤ん坊がおり、床面の清潔には気を配っている。本機はカーペットを敷いた部屋も床にモノが落ちていても吸引と水拭きをしっかり行え、忙しい子育て世帯もラフに使える。モップパッドを簡単に取り外して洗えるのも良き♪

ペットオーナー目線でオススメ!
白物・美容家電ライター 田中真紀子さん

白物・美容家電に精通し、主婦目線のリアルなレビューが持ち味。夫と高校生の息子、ワンちゃんと暮らす。

犬はトイレ後のおしっこが足裏に付くため、床の拭き掃除がマスト。その点、本機は吸引と同時に床拭きもできて大助かりです。うんちも障害物として避けてくれるので、我が家のようにペットと暮らす家にピッタリ!!

 

【ココもスゴイ! ルンバ コンボ j7+4つのポイント】

◎4段階クリーニングシステム

ルンバの強力なゴミ除去力に新たに水拭き機能が連動!

エッジクリーニングブラシでゴミを吸込口に誘引。2本のゴム製ブラシが床に密着し微細なチリも浮き上がらせ、吸引力10倍のパワーリフト吸引でゴミを徹底除去する。さらにここに水拭き機能が連動し、床を短時間で効率的に清掃。

 

◎PrecisionVisionナビゲーション

ケーブルやペットの排泄物など10種以上の障害物を認識・回避

目の前のケーブルやペットの排泄物など10種類以上の障害物を認識して回避。モノが多い床も上手に掃除を行う。障害物データは日々アップデートされ、どんどん賢くなり回避精度が上がる。ペットの食器なども回避可能に。

 

◎iRobot OS

同社独自のOSでルンバをユーザー好みにカスタマイズ

同社が30年以上培うロボット技術と、世界中のユーザー体験を蓄積した独自のOSで、ユーザー各人に寄り添うルンバにカスタム。掃除する部屋と部屋ごとの清掃モードを選んだり、家を離れると自動で清掃開始させたりできる。

 

◎クリーンベース

最大1年間ゴミ捨て不要でズボラさん大助かり!

クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属。掃除が完了すると、本体のダスト容器に集めたゴミをクリーンベース内の紙パックに自動で排出する。紙パックには最大1年ぶんのゴミを収納でき、ゴミ捨ての手間が大幅に減る。

ルンバ コンボ j7+の便利な機能はこちらをチェック

 

【アイロボットの上級副社長にインタビュー!】

アイロボット・コーポレーション バリー・シュリスマンさん

本国アイロボットの上級副社長。フロアケア製品&サービスを担当する。本誌のために特別にインタビュー取材を受けてくれた。

自律的に掃除を行う唯一の2in1型ロボットです

我々は「吸引&水拭きの究極はルンバとブラーバの2台使い」だと考えていますが、一方で「吸引と水拭きを一度にやりたい」というニーズもキャッチしていました。また、従来の2in1型がカーペット掃除の課題を解決していないことも知っていたのです。ここに焦点を当てたのがルンバ コンボ j7+。パッドリフティングシステムにより様々なフロアタイプにシームレスに対応可能となり、「自律的に掃除を行う唯一の2in1型になった」と自負しています。

 

もうひとつ我々が注力したのが、アイロボット OSが可能にした「物体検知・物体回避」技術。ロボットが直面した障害物に次回どう対応するかについてのユーザーからのフィードバックで頭脳が進化するというものです。世界中のユーザーが提供してくれたデータを基に、「ダイニングテーブルの下を掃除して」といったボイスコントロールができるなど、600以上のコマンドを認識可能となりました。

 

ちなみに 「吸引と拭き掃除の同時スタイル」は世界的なニーズですが、今回に限らず日本の意見をかなり重視しています。特にブラーバの販売数は日本が突出しているため、床拭きに関する日本の意見も多く反映しているんですよ。

ルンバ コンボ j7+の便利な機能はこちらをチェック

 

【“選べるルンバ”早見表】

現在、ルンバファミリーは「コンボ」を含む多彩なラインナップを展開。自分にピッタリの1台が見つかるはずだ。 なお、2023年1月4日までルンバ誕生20周年記念の大還元祭を開催中。おトク情報は公式サイトでチェック!

早見表の製品の詳細は以下をチェック!

ルンバ s9+

13万9800円 *キャンペーン価格

プレミアムな清掃体験と デザインを追求する人へ

独自のD字型ボディと約40倍の吸引力を誇るプレミアムモデル。高性能センサーが壁の位置を感知し、部屋角までしっかり入り込んでゴミ除去する。クリーンベースも装備。

 

ルンバ コンボ j7+

15万9800円

水拭きも同時に!! 効率を重視する人へ

一度の掃除で吸引と水拭き、ゴミ捨てまで完了。パッドリフティングシステムで、カーペットを濡らさず掃除を完遂する。高性能な障害物回避機能で事前の片付けなしでも掃除可能。

 

ルンバ j7+/j7

9万9800円/ 6万9800円 *キャンペーン価格

出産・子育て等で時間がない人へ

※写真はルンバ j7+

モノが散らかった部屋も障害物を回避しつつ掃除。片付けの時間が取れない多忙な家庭にも最適だ。j7+は背の低いクリーンベースを付属し、s9+やi3+より設置の自由度が高い。

 

ルンバ i3+/i3

7万9800円/ 4万2801円 *キャンペーン価格

引越しで部屋数が増えた人へ

※写真はルンバ i3+

カメラセンサー非搭載ながら室内を正確にマッピングでき、3〜4部屋の掃除に最適。部屋を指定しての掃除にも対応する。吸引力はj7と同等で、i3+はクリーンベースも装備。

 

ルンバ i2

3万9800円

ロボット掃除機を初めて導入する人へ

吸引力はj7と同等で、自動充電&自動再開に対応する高機能なエントリー機。上位機と同じコの字型走行で効率良く掃除を行う。クリーンベース別途購入でゴミ捨ての手間も大幅に軽減。

 

【拭き掃除“専用機”もオススメ!!】

ブラーバ ジェット m6

5万9800円

ルンバ s9+と同じマッピング機能を備えた床拭き専用ロボット。床面に水を噴射し、汚れを浮かせて拭き取る。s9+やj7+/j7、iシリーズと連携し、吸引と水拭きのリレー清掃が可能だ。

 

構成/青木宏彰(本誌) 文/平島憲一郎 撮影/高原マサキ(TK.c)

“いま、日本で一番売れているルンバ”がコレ!「ルンバ i2」人気の理由を5つのポイントで解説

提供:アイロボットジャパン合同会社

 

世界シェアNo.1のロボットメーカー、アイロボットが投入したルンバ i2は、すなわち“いま日本で一番売れているルンバ”だ。 従来のエントリーモデル、ルンバ e5(2018年発売)から飛躍的に進化し、3万円台とは思えぬ圧倒的クオリティを誇っている。

 

【今回紹介する製品】

エントリー機とは思えぬ性能で「そろそろ欲しかった」にコミット
アイロボット「ルンバ i2

 


ロボット掃除機部門
GetNavi注目モデル

エントリーNo.062

アイロボット
ルンバ i2

アイロボット公式オンラインストア価格 3万9800円

3~4部屋に対応する走行技術と、従来比10倍(※)の吸引力を備えて4万円切りを実現。各センサーが自己位置と距離を把握し、効率良く直線的に掃除する。掃除した場所をスマホにマップ表示でき、ブラーバ ジェット m6との連携も可能だ。

SPEC●対応部屋数:3~4部屋●最大稼働時間:75分(自動充電&自動再開に対応)●充電時間:約3時間●吸引力:約10倍(※)●音声アシスタント:Googleアシスタント、Amazon Alexa、Siriショートカットに対応●サイズ/質量:φ342×H92mm/約3.2kg

※AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

 

基本の清掃能力は十分で スマホ連携や拡張性も秀逸!

ロボット掃除機世界累計販売4000万台以上を誇るアイロボットが、7月にルンバi2を発売。圧巻のコスパで大ヒット中だ。

 

本機は、ロボット掃除機に対してまだ根強い「本当にゴミが取れるの?」「高価そう」などの不安を払拭するために開発された戦略モデル。ルンバ史上最安、かつ性能は従来の普及モデル・e5をはるかに凌ぐ。最大の違いは清掃パターン。床面をコの字型に規則正しく、一度の走行で効率的に掃除するので所要時間が短い。しかも吸引力はe5の約2倍で、走行1回でもゴミをしっかり除去できる。

 

床拭きロボット・ブラーバとのリレー運転も可能。また、別途クリーンベースを購入すれば自動ゴミ収集にも対応。最大1年間ゴミ捨ての手間から解放される。i2は「そろそろロボット掃除機を試してみたかった」というビギナーには最適な選択肢と言える。

↑ルンバはロボット掃除機部門を7連覇、総合グランプリを3回も獲得した常連。ルンバ i2(写真)でこの記録を更新するか!?

【POINT 01】

効率的&省エネなコの字走行

室内状況を検知しつつ一度の走行で効率的に清掃。充電残量が少なくなると自動充電、掃除の中断場所から再開し、部屋全体をもれなく清掃する。狭い場所での立ち往生を防ぐセンサーや、ゴミが多い場所を集中的に掃除する機能も搭載。

↑ルンバ i2は規則正しい走行パターンで清掃。自己位置や走行場所を正確に把握し、ムダのない動きで効率良く掃除する

 

↑ルンバ e5は壁を感知し縦・横・斜めに走行。同じ場所を複数回掃除するためゴミ除去率は高いが、清掃時間など効率面で課題もあった

 

【POINT 02】

特許取得の清掃システム

ルンバ独自の「3段階クリーニングシステム」で、大きなゴミから微小なハウスダストまで逃さず除去。特に、2本のゴム製ブラシが床に密着しつつ互いに逆回転することでゴミを浮かせて吸引する技術は、アイロボットがいち早く開発したものだ。

↑エッジクリーニングブラシで吸込口に誘引したゴミを、2本のゴム製ブラシで浮かせてモーター吸引。同社の独自技術だ

 

↑本体右側に搭載したエッジクリーニングブラシで、壁際などのゴミも逃さず捕集。家具のキワも長い毛先できれいにする

 

【POINT 03】

アプリ連携でより便利に

「iRobot Home」アプリと連携し、スケジュール設定など掃除を細かくカスタマイズ可能。また、清掃結果をマップ表示し、どこが掃除できていないかをあとから確認することもできる。さらにスマートスピーカーによる音声操作にも対応。

↑専用アプリを使えば清掃モードやスケジュールなどの設定も簡単。例えば花粉の時期にオススメの掃除を提案してくれる!!

 

↑GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどを使って音声操作が可能。スマホなしでより手軽に清掃開始できる

 

【POINT 04】

簡単なメンテナンスでOK

本体の手入れがラクなのも魅力。ダスト容器が水洗いに対応しているほか、2本のゴム製ブラシは髪の毛やペットの毛などの毛絡みがほとんどない。特に回転ブラシの毛絡み除去は最も面倒な作業のひとつなので、これを軽減できるのはうれしい。

↑ダスト容器内側についた微小なホコリは取り除くのが大変。本機のダスト容器は水洗い対応なので手軽でありがたい

 

↑ルンバ独自のゴム製ブラシには毛が絡まる隙間がなく、毛絡みがほとんどなし。わずかに絡まった毛もすぐに解ける

 

【POINT 05】

クリーンベースやブラーバに対応

ルンバ i2は拡張性も申し分なし。別売の自動ゴミ収集機「クリーンベース」を加えれば掃除後のゴミ捨てが不要に。また、ブラーバ ジェット m6と連携し、掃除機がけ後に自動で水拭き掃除を行うなど、自分好みの掃除スタイルにカスタマイズできる。

↑クリーンベースがあれば本体が除去したゴミを掃除後に自動回収。最大1年間、ゴミ捨ての手間がほとんどなくなる ※画像はルンバ i3+

 

↑ブラーバ ジェット m6は床面に水を噴射し、汚れを浮かせて拭き取る。ルンバs/j/iシリーズとのリンク機能も搭載

 

<家電大賞2022-2023に投票しよう>

今回紹介したアイロボット「ルンバ i2は現在開催中の2022年を代表する家電を決定する「家電大賞 2022-2023」のロボット掃除機部門にノミネート中。投票者には抽選で超豪華な最新家電も当たるので、ぜひチェックしてください。

 

▼投票&プレゼント応募はコチラ(11月24日にサイトオープン!)

https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/1455297.html

 

天面にモップを収納! 水拭きもできる2in1モデル「ルンバ コンボ j7+」の敷物対策が新しい

アイロボットジャパンは、水拭きもできるロボット掃除機「ルンバ コンボ j7+」を11月11日(金)に発売します。公式オンラインストア価格は15万9800円(税込)。

 

変形するパッドリフティングシステムを搭載した2in1 モデル

「ルンバ コンボ j7+」は、同社が初めてアジア市場に投入する床拭きもできる2in1 モデル(欧米にて先行発売済)。ルンバ独自の①エッジクリーニングブラシ ②2 本のゴム製デュアルアクションブラシ ③パワーリフト吸引の「3段階クリーニングシステム」に④水拭き機能が加わり、「4段階クリーニングシステム」へと進化しました。

 

水拭き機能での大きな特徴は、変形するパッドリフティングシステムを搭載していること。ラグやじゅうたんなどの敷物を吸引する際は、モップパッドを完全に天面にリフトアップするので、ラグやじゅうたんを濡らすことはありません。カメラと3 つのフロアセンサーを使って床を認識することにより、敷物を見逃さず、確実に切り替えることができるとのこと。

【動画】モップパッドをリフトアップするシーン

 

【動画】じゅうたんを検知してモップパッドをリフトアップ

洗濯が可能なモップパッドは、取り付け部が持ち上がるため、ロボット本体を裏返さずに片手でカンタンに交換可能。ダスト容器と水拭き用のタンクは一体型となっており、お手入れがしやすくなっています。

↑モップパッドの取り付けの様子。モップ中央のプレートを引っ掛け、そのまま左右にモップを広げればマジックテープで固定されます

 

↑ダスト容器と水拭き用の一体型タンクは、本体の後ろから取り外せます

 

このほか、従来機種の「ルンバ j7+」と同様、クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属。掃除が終わるごとに、本体のダスト容器のゴミをクリーンベース内の紙パックに排出してくれるので、ゴミ捨ての手間を大幅に減らすことができます。

↑クリーンベース付属で、最大で1年間ゴミ捨てが不要

 

また、ロボット前面に搭載されたカメラにより、目の前にあるコードやペットの排泄物などの障害物をリアルタイムに識別して回避し、散らかった床でも掃除することができるPrecisionVison ナビゲーションを搭載。清掃中に障害物が見つかると、清掃終了後にiRobot Home アプリ にその画像が表示され、これらの障害物に今後どのように対処すべきかをアイロボットが管理するクラウド上にユーザーが任意でフィードバックできます 。アプリに繋がっているコネクテッドロボットは世界で1300 万台にのぼり、世界中のユーザーからのフィードバックをもとに学習と進化を続ける、世界シェアナンバーワンのアイロボットならではの技術とのこと。

↑世界中のユーザーからのフィードバックにより、進化し続けるのが特徴

 

認識・回避できる障害物は、コードやケーブル、ヘッドフォン、ペットの排泄物、靴やスリッパ、靴下、ファブリック、衣服など。さらに今回、新たにリュックサック、ペットの食器、猫用トイレ、ペットのおもちゃ(ボールやロープなど)、クリスマスツリーが追加されました(2022 年11 月1 日現在)。

↑新たに認識できる障害物が追加されました

 

「iRobot Genius」がさらに便利に進化し、アイロボット独自のオペレーションシステム「iRobot OS」に生まれ変わりました。iRobot OS は、CEO のコリン・アングルが提唱する、“使う人に寄り添い、ライフスタイルや好みに合わせた清掃体験を提案するAI”を形にしたもので、iRobot Home アプリを通してロボットを使用するすべてのユーザーに便利な機能を提供します。今回の「ルンバ コンボ j7+」の発売にともない、部屋やエリアごとに掃除機がけと水拭きの設定も細かくできるようになり、さらなる進化を遂げたといいます。

↑エリアごとに清掃モードや水分量、走行回数などを細かく設定できます

 

↑水拭き禁止エリアも設定できます

ルンバの人気モデルが最大4万6980円OFFで手に入る!「ルンバ誕生20周年記念 大還元祭」がスタート

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ」の誕生から20年を迎えることを記念して、対象ルンバが最大4万6980円OFFとなる「ルンバ誕生20周年記念 大還元祭」を実施します。

 

4機種の対象ルンバがおトクに買える!

1990年、MIT(マサチューセッツ工科大学)の自立型人工知能ロボット研究所の一室からはじまったアイロボットは、産業用ロボットの開発を経て、2002年に初の家庭用ロボット掃除機「ルンバ」を発表しました。2022年9月17日に20歳の誕生日を迎えたルンバは、ナビゲーションや清掃能力が大きく進化し、使いやすさや賢さなどが向上。世界での累計販売台数が 4000万台と、世界中の家庭で愛用されています。

 

そして今回、ルンバ誕生20周年を記念して、対象のルンバ(4機種)が最大30%OFFとなる「ルンバ誕生20周年記念 大還元祭」を各対象店舗にて開催。コードやペットの排せつ物などの障害物を識別して回避するPrecisionVisionナビゲーションを搭載した人気機種「ルンバ j7+」が10万円を切る価格となるなど、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。ぜひこの機会を活用して、おトクにルンバを手に入れてはいかがでしょうか。

 

キャンペーン対象商品】

ルンバ s9+ 

通常価格18万6780→キャンペーン価格13万9800円(4万6980円おトク)

※すべて税込

 

ルンバ j7+

通常価格12万9800→キャンペーン価格9万9800円(3万円おトク)

ルンバ j7

通常価格9万9800→キャンペーン価格6万9800円(3万円おトク)

 

ルンバ i3

通常価格4万9800→キャンペーン価格4万2801円(6999円おトク)

【キャンペーン情報】

期間:2022年11月1日(火)~2023年1月4日(水) 23時59分

対象店舗:アイロボット公式 各オンラインストアおよびアイロボット認定販売店

キャンペーンサイトURL:https://store.irobot-jp.com/

 

3万円台の「ルンバ i2」で編集部員のQOLが爆アガり! NEXTトレンド予測【家電・デジタル編】

Withコロナがすっかり定着し、新しいライフスタイルやムーブメントが生まれてゆくなか、2022年の下半期はどうなっていく……? これから売れるモノ、流行るコトを各ジャンルのプロたちに断言してもらった。今回は、ロボット掃除機のルンバ i2をご紹介!

※こちらは「GetNavi」 2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【ルンバ i2】 同社史上最高のコスパを誇るエントリーモデル

私が紹介します!

本誌家電担当

金子麻衣子

家電担当新任。ロボット掃除機は以前から興味はあったが購入に踏み切れず。今回「ルンバi2」で初めて体験して感動!!

最近、本誌で家電担当に加わった金子は、実はルンバを使うのが初めて。同様に興味はあるが品質に不安ありという人にこそ、リーズナブルながら効率的な清掃を叶える本機は最適と語る。

 

「e5と比べるとスペックが格段に向上していますが、価格は据え置きでお買い得。ロボット掃除機は吸引力が不安という人や、価格のハードルで購入を悩んでいる人は、ぜひ一度お試しあれ。出先からアプリで遠隔設定し、帰ってきたら掃除が終わっているのは感動モノ。壁際や部屋の隅までしっかり掃除してくれて、アプリ内のClean Mapで掃除済みエリアを確認するのがいまや毎日の楽しみです。常に部屋がキレイで気分スッキリ、時間を有効活用できるのでQOLも爆アガり!!」(金子)

 

同価格帯で比類なき清掃能力を誇りロボット掃除機デビューに最適(金子)

【ロボット掃除機】

2022年7月発売

アイロボット

ルンバ i2

アイロボットストア価格3万9800円

清掃パターンやアプリの使い勝手などが進化した、新世代エントリーモデル。独自の清掃システムを搭載し、ブラシで部屋の隅のゴミまでかき出してパワフルに吸引する。別売で、ダスト容器のゴミを自動排出して紙パックに取り込むクリーンベースにも対応。

↑髪の毛が絡まりにくいゴム製のデュアルアクションブラシを搭載。2本が逆回転することで、床に密着しながらゴミを取り除く

 

↑従来機のe5ではランダム走行だったが、本機ではコの字を描く効率的な走行方法に進化。ゴミの取りこぼしを防ぎ、バッテリー消費も少ない

 

ヒットアナリティクス

“一家に1台”を実現する清掃力と価格設定

ルンバを購入する際にハードルとなっていた性能や価格面の不安を解消すべく、誕生したのが「ルンバ i2」。「ルンバ e5」と比べて吸引力は2倍に、アプリとの連携機能も充実しつつルンバ史上最安価(※)とあって話題性抜群。“一家に1台ルンバ”が常識となる日も近そうだ。

※:カタログ掲載モデルでの市場投入時価格として

 

新旧スペック比較表

↑部屋のマッピングやナビゲーションシステムが進化し、複数の部屋を効率的に掃除。吸引力も倍増され、ゴミをより取り逃しにくくなった

 

ルンバ初心者の家電担当・金子が使ってみました!

設定から掃除までがとにかく簡単で驚き! 散らかりがちな子ども部屋やLDKをタイミングを見計らって掃除しないと……というストレスから解放されました。名付けもできるので愛着が湧き、いまやすっかり金子家の一員です。

 

↑従来は都度、持ち上げて掃除していた遊具の下、寝転ぶような態勢で掃除機がけをしていたソファの下もお任せ。階段の段差も認識し、頼りになる!

 

4万円切ったら「そろそろルンバ」でしょ?「使わない理由」を打ち砕く最新モデル「ルンバ i2」を見てきた

そろそろロボット掃除機が欲しいなあ、いやでも値段が高いし、高いわりにちゃんと掃除してくれるのかわからないし、部屋も狭いし。そんな悩みや疑問を解消してくれるロボット掃除機がアイロボットから発売されました。それが「ルンバ i2」です。

↑新製品のルンバ i2。写真右は同製品の裏側で、左上にエッジクリーニングブラシ、中央にデュアルアクションブラシを搭載している

 

「使わない理由」と「使っている理由」が真逆の結果に

「『ルンバパラドックス(※)』という言葉が存在します」と、アイロボットジャパンの挽野 元(ひきの・はじめ)社長は都内で行われた新製品発表会の冒頭でナゾの言葉を発しました。「ロボット掃除機が必要ないと考えている“非検討者”にアンケート調査したところ、機能面・環境面・価格面それぞれで多くの『使わない理由』が浮き彫りになりました」とのこと。

※パラドックス……もともとは定説とは反対の主張や概念のこと。最終的に、一般的な結論とは反対の結論に至ったり自己矛盾したりする説、命題のことを指す

↑ルンバに対する誤解「ルンバパラドックス」とは?

 

その「使わない理由」を見ると、機能面では、ゴミの吸い残しがありそう、操作が難しそう、掃除が雑そう。環境面では、床にモノが多い、家が狭い、(自分が掃除する)時間に余裕がある。価格面では、高価そう、価格と機能が合っていない、安いと性能が不十分……などなど。

 

「その一方で、ルンバをすでに使っているユーザーへのアンケートでは、この機能面、環境面、価格面で全く違う結果が出ています」と挽野氏。

 

機能面では、アプリからの簡単操作、段差を回避、手の届かないところまで掃除してくれる。環境面では、週5時間以上の余裕ができた、きれい好きとの自覚がある、平均清掃面積20平方メートルと広くはない。価格面では、価格以上の価値があると答えた人が92.1%となり、総合満足度は95.9%にも上る結果となったのです。

↑ルンバユーザーの満足度はかなり高い

 

「特に、『部屋が狭いから必要ない』という(非ユーザーの)回答に対して、実際のユーザーの平均清掃面積が20平方メートル、つまりワンルーム程度というのは驚きの結果です」(挽野氏)

 

つまり、ユーザーは部屋が狭くてもルンバを使っているということ。狭い家屋の日本ならではの事象であり、95.9%もの人が高い満足感を得られ、週5時間以上の時間的余裕ができたと答えていることは面白い結果です。

 

「ルンバを使っていない人がネガティブに捉えていることが、実際にルンバを使っている人にとってはポジティブな結果になっている。ルンバに対する大きな誤解が存在しているのです。それが『ルンバパラドックス』。これを解消する製品が、『ルンバ i2』です」(挽野氏)

↑ルンバを買ったことで時間的余裕ができたり、きれい好きになったという自覚が生まれたり、実際の清掃面積はワンルーム程度と、ルンバユーザーの面白い実態が浮き彫りになった

 

↑ルンバ i2を紹介する挽野 元社長

 

税込4万円以下で吸引力は従来モデルの2倍

それでは、「ルンバ i2」の製品を見ていきましょう。実売価格は税込3万9800円。「ルンバ i2」は普及モデル「ルンバ e5」の後継機種となりますが、「ルンバ e5」の2018年発売時の価格(税抜4万9800円)より1万円以上も安くなり、かつ性能も上がっています。

↑日本で最も売れている従来モデル「ルンバ e5」(右)と新製品「ルンバ i2」(左)は外見も中身も大きく変わった

 

まずは吸引力。「ルンバ i2」の吸引力は600シリーズ(販路限定で流通している実売3万円前後の低価格モデル)の10倍、「ルンバ e5」の2倍の吸引力となり、上位モデルの「ルンバ i3」と同等の清掃能力を持ちます。さらに、走行性能も向上。e5は部屋を縦横無尽に走り回り、同じところを何度も行き来して掃除するスタイルで一見ランダムな動きに見えるため、部屋全体をくまなく掃除しているか不安になります。それに対し、「ルンバ i2」はコの字型にジグザグに規則正しく動き、効率的にくまなく掃除します。ゴミの多い場所はセンサーで検知し、集中的に何度も掃除する機能「ダートディテクトテクノロジー」を搭載しています。

↑吸引力は600シリーズの10倍、前モデル「e5」の2倍。ゴム製のディアルアクションブラシ、パワーリフト吸引と、上位モデルと同等の清掃能力を持つ

 

↑ジグザグに規則正しく動いて掃除。ゴミの多い場所を集中して掃除する機能も搭載

 

清掃した範囲をマップで表示

また、大きな進化ポイントとして、清掃した範囲をマップで表示する機能が搭載されたことが挙げられます。新たに本体底面にフロアトラッキングセンサーを搭載し、車輪の回転数やジャイロセンサーで補正しながらマップを作成する「Clean Map」により、スマートフォンの専用アプリ「iRobot Home」で掃除した範囲が確認できるようになったのです。ただし、マップは掃除するごとに作成されますが、保存はできないため間取りは覚えず、上位モデルの「ルンバ i3」のように掃除する部屋の指定などはできません。

 

このほか、専用アプリでは掃除スケジュール設定や外出先からの本体操作、床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6」との連動もできます。

↑赤丸の部分が新搭載されたフロアトラッキングセンサー

 

↑フロアトラッキングセンサーの搭載などにより、清掃履歴がひと目でわかる「Clean Map」機能が追加された

 

また、「ルンバ i2」はサブスクリプションサービス「ロボットスマートプラン+」の対象機種となっており、「おためし1ヶ月コース」(1980円、税込※2022年9月30日まではキャンペーンにて990円)で試したあと、そのまま使いたい場合は月額1280円(税込)で継続使用できます。

 

「ルンバ i2」は今のところ、ゴミ自動収集機能を搭載したクリーンベースとのセットモデルを発売する予定はありません。別売のクリーンベースをオプション購入(4万4000円・税込)できますが、「ルンバ i2」本体と合わせると8万3800円となり、上位モデルのクリーンベース付き「ルンバ i3+」(7万9800円・税込)より高くなるため、現実的ではないとのこと。クリーンベースがほしければ素直に「ルンバ i3+」を買うのが吉、ということです。

 

「ルンバ i2」の登場で「そろそろ、ルンバ?」が加速する

「ルンバ i2」の発表会の後半では、元AKB48の前田敦子さんと、お笑い芸人の見取り図の二人が登壇。前田さんは、「子どもがあちこちでお菓子を食べこぼすので、掃除に困っています。もっと家事が効率よくできればなと思い、ロボット掃除機も気になっていますが、高価だし、本当にキレイにしてくれるのかと半信半疑なところもあって、購入に踏み切れません」とコメント。その後、7月10日が前田さんの誕生日ということもあって、アイロボットの挽野社長から「ルンバ i2」が前田さんにプレゼントされました。前田さんは「子どもの友達になりそう。すごくうれしい。普段使っているハンディクリーナーではソファやベッドの下が掃除できないので、これからはルンバに任せたいです」と大喜び。一方、見取り図の二人は既にルンバユーザー。

 

「実際に家で使っていると、ルンバに掃除しやすいようにしてあげたいなという気持ちが生まれる。常に家をキレイに保っておこうという美意識が高くなりました」(盛山晋太郎さん)

 

「ルンバは賢く、アプリを見れば掃除した場所がすべてわかります。かまいたちの濱家さんから引っ越し祝いにもらったものだが、初めて濱家さんに感謝した(笑)。ルンバは贈り物としてもベストです」(リリーさん)

↑アイロボットの挽野社長から「ルンバ i2」をプレゼントされて喜ぶ前田敦子さんと、ルンバおよびルンバの販売員に扮してルンバの良さを紹介した見取り図の二人

 

見取り図のお二人の話にあるように、ルンバを使い始めると生活や心境に大きな変化があるようです。加えて、先述の「ルンバパラドックス」で見てきた通り、使いさえすればロボット掃除機への認識が180度変わるのは周知の通り。今回、リーズナブルな価格で高性能な「ルンバ i2」の登場によって、さらにロボット掃除機のハードルも下がりました。今回の発表会で「そろそろ、ルンバ?」という新キャッチコピーも発表されましたが、まだ使ったことがない方、「そろそろ、ルンバ?」を真剣に検討する時期が来たようです。

 

水拭きロボット「ブラーバジェット 240」が2万円以下で販売、プライムデーで値下げ

Amazonでは、7月13日の23時59分まで、年に1度の大型セール「プライムデー」を実施中。アイロボットの水拭きロボット「ブラーバジェット 240」が、通常販売価格3万2270円(税込み)のところ、なんと39%オフの1万9800円(税込み)で販売されています。

 

アイロボットといえば「ルンバ」のイメージも強いですが、ブラーバは拭き掃除に特化したロボット掃除機。水を吹き付けて汚れを浮かせ、パッドを細かく振動させて拭き取ることで、床をきれいにしてくれます。また、乾拭きをする「ドライモード」にも対応。フローリングの床を持つお家とは、特に相性のいい製品ですね。

 

導入して、普段の家事をラクにしてみてはいかがでしょう。

ロボット掃除機のトップが教育ツールを無料公開!大人も「目からウロコ」の「ルンバ エンジニアリングコース」をレポート

6月8日、アイロボットジャパンは、STEM教育(後述)に基づくプログラミングを基本から学べる小・中学生対象のカリキュラム「ルンバ エンジニアリングコース」を発表。同日に無料公開しました。アイロボットと言えばロボット掃除機の「ルンバ」という印象が強いですよね。今や家庭でもおなじみの「ルンバ」の動きをプログラミングで再現しながら楽しく学ぼうというのが、この「ルンバ エンジニアリングコース」です。

↑プログラミングの教育カリキュラム「ルンバ エンジニアリングコース」を発表する新規事業開発室の竹迫大佑さん

 

STEM教育に注力してきたアイロボット

STEM教育とは、Science(科学)/Technology(技術)/Engineering(工学)/Mathematics(数学)の頭文字から取った言葉で、これら4つの学問を学ぶ教育プランのこと。ロボット掃除機「ルンバ」シリーズで知られるアイロボットは、2009年からSTEMプログラムを社内に導入。日本でも、2018年からボランティア社員によりプログラミングを楽しく学べる小学生対象のワークショップを展開しています。

↑発表会では、アイロボットジャパンの山田 毅執行役員が登壇。同社のSTEM教育への取り組みについて説明した

 

そして2021年2月には、ルンバをモチーフとしたSTEM教育用のプログラミングロボット「Root(ルート) rt1」(実売価格2万9800円・税込 以下同)を、同年6月にはその廉価版の「Root rt0」(2万4800円)をリリースしています。

↑30種以上の機能とセンサーを搭載したプログラミングロボット「Root rt1」

 

↑Rootシリーズは、既に38都道府県の学校で導入され、多機能性や柔軟にレベル変更できる点などを評価する声が上がっている

 

今回無料公開された「ルンバ エンジニアリングコース」は、このRootを使って、基本からプログラミングを学ぶための学習カリキュラムです。同コースは、「Rootを動かそう」や「バンパーセンサーを学ぼう」「Rootでお絵描き」「侵入禁止エリア」「クリーンマップを設計しよう」など、ルンバの動きをRootで学ぶ45個のアクティビティが用意されています。

↑「ルンバ エンジニアリングコース」公式サイト。ジュニアコースのテキストがダウンロードできたり、今後追加予定のレッスン動画を試聴できたりします

 

プログラミングを学ぶ、または教える上で課題となるのが、プログラミングが実生活にどのような形で結びついているのかをイメージしにくいところ。その点、「ルンバ エンジニアリングコース」は、身近で役立っているルンバの動きをイメージしながら、それをRootで再現することで、プログラミングの仕組みを学べます。そのため、子どもたちが「なんでプログラミングを学ぶのか?」をイメージしやすいのです。

 

「もう1回やりたい」小学4年生が楽しく学ぶ様子を公開

オンライン発表会では、Rootで子どもが実際に学ぶ様子が公開されました。大阪府摂津市の別府小学校では、小学4年生が「ルンバ エンジニアリングコース」をベースに授業を行っています。授業では、いきなりプログラミングを教えるのではなく、まずはロボット掃除機「ルンバ」が、どんな動きをしているのかを観察します。

↑Rootを使った授業風景。大阪府摂津市別府小学校での授業風景

 

↑まずはロボット掃除機「ルンバ」が、どんな動きをしているかを観察

 

ルンバの動きを観察した後に、プログラミングロボットのRootで、ルンバの動きを再現していきます。Rootへの指令は、タブレットのアプリを介して行います。Rootの本体前面には、ルンバと同様に、バンパーセンサーが搭載されています。そのため、壁などにぶつかると「後退」して「向きを変えて」また「動き出す」といった、ルンバのような動きをプログラミングができるのです。

↑授業では、4人1組のグループに分かれて、色々と試行錯誤しながらプログラミングを行う

 

↑障害物として積み木を置いて、実際に積み木にぶつかった時に、どのような動きをするのか観察

 

授業後、「ルンバ エンジニアリングコース」をもとにした授業を受けた子どもたちからは、「ロボットの仕組みがちょっとわかったみたいで、楽しかったです」や「ルンバみたいに跳ね返したりするのを、次は成功させるっていう思いで、もう1回やりたい」などの声が挙がっていました。

↑授業後の子どもたちからは、楽しそうな声が聞こえてきた

 

子どもたちに教える側の先生は、「アプリで作ったプログラムをもとに、実物(Root)が動いてくれる。そのなかで思っていたのと違う動きをすることもありますが、それも含めて、子どもたちの学びになっていると感じます」と、語っています。

 

「ルンバ エンジニアリングコース」の3つのポイント

「ルンバ エンジニアリングコース」のポイントは、大きく3つ。1つは「ルンバの動きをRootで再現する」ということ。例えばルンバは「壁にぶつかるとちょっと後ろに下がって向きを変える」という動きをします。これをRootで再現するために、複数の(プログラミングの)ブロックを、組み合わせる必要があります。これにより、ルンバの動きをイメージしながら、プログラミング的思考が学べるのです。

↑Rootを動かすプログラミング画面。動きなどを指示する様々なブロックを組み合わせることで、プログラムを作っていく

 

「ルンバ エンジニアリングコース」の2つ目のポイントは、「アクティビティ(授業)の多さ」。最初は基本的な(プログラミングの)ブロックを学ぶところから始まり、ルンバ搭載のバンパーセンサーの仕組みを理解する、侵入禁止エリアを設定するなど、ルンバの動きを再現しながら、最後はルンバと同じように清掃するミッションまであります。

 

今回公開されたのは、「ルンバ エンジニアリングコース」の初級カリキュラムですが、今後は、より上位のカリキュラムも開設していくそうです。

↑公開された初級カリキュラムだけでも45個のアクティビティが用意されている。今後、上位カリキュラムも公開予定

 

「ルンバ エンジニアリングコース」の3つ目のポイントは、「視覚的にカリキュラムの内容を理解できる動画コンテンツ」だといいます。動画は今後、サイトにアップデートされ、アイロボットの社員が登場して、アクティビティを説明していく内容になる予定です。

 

デモを見ながらプログラミングを体験

「ルンバ エンジニアリングコース」の3つ目のポイントに挙げられた動画コンテンツは、発表された6月8日の段階ではまだ準備段階でした。そこで発表会では、どんな動画コンテンツがアップデートされていくのか、その雰囲気を味わうためのデモを実施。アイロボットジャパンの渡邊 峻さんのデモを見つつ、オンライン発表会に参加した報道関係者がRootのアプリを使いながら、プログラミングを体験しました。

↑オンライン発表会でデモを行った、アイロボットジャパン トレーニングチームの渡邊 峻さん

 

本コースでは、プログラミングアプリ「アイロボットコーディング」を使用。ブラウザ上のアプリを使う方法と、スマートフォン用のアプリを使う方法があり、実際にRootの実機を持っている人は、同アプリで作成したプログラムをBluetoothで送るとプログラム通りにRootが動きます。

↑Rootの本体。障害物に当たった時に反応する本体前面のバンパーセンサーのほか、天面のタッチセンサー、裏面の色を認識するセンサーなど、様々なセンサーが搭載されている

 

↑Rootを動かすためのアプリ「アイロボットコーディング」は、スマートフォン用アプリ版とPC用のブラウザ版が用意されている

 

Rootの実機を持っていなくても、アプリ上にシミュレーターがあるので、プログラミングに応じてRootがどう動くのかがわかります。デモでは、このシミュレーターを使って、Rootがルンバのように「前進→障害物にぶつかる→後退→90度回転→前進」というプログラムを作っていきました。

 

実際に試してみたい人は、こちらのサイトを開いてください。Webアプリが起動して、Rootを動かすことができます。

↑アイロボットの「Education」サイトが開いたら、1番上にある「今すぐプログラミングする」をクリックする

 

↑「アイロボットコーディング」サイトが開くので、右上の横3本線のメニューボタンをクリックし、「Language」を「にほんご」に設定。「New Project」をクリックする

 

プログラミングで障害物を避ける動きを再現

いよいよプログラミング(コーディング)画面へ。サイトの下部に並ぶ青や黄、緑のブロックのひとつひとつがRootへの指示です。これらをドラッグして画面上部に並べていくことでプログラミングを行います。「再生」ボタンをクリックすると、右側のシミュレーターでRootがプログラム通りの動きを始めます。

↑プログラミング画面。下部のブロックをドラッグして画面左に配置していきます

 

少しブロックを並べたら(プログラミングしたら)、「再生」ボタンを押し、画面右側に表示されているRootがどのように動くかをチェック。また少しブロックを並べたらまた再生……というトライ&エラーを繰り返しながらプログラミングしていくと、10分程度でRootが「前進」→「障害物にぶつかる」→「後退」→「回転」→「前進」という一連の動きを再現できました! なるほど、ルンバはこんな風にプログラミングされているのか……と目からウロコが落ちる思い。より多くのブロックを把握して使いこなせば、さらにできることが増えるはず。自分のRootが成長していくさまが想像できて、大人の目から見てもワクワクしますね。

↑「前進」→「障害物にぶつかる」→「後退」→「回転」→「前進」のプログラムが完成。画面右のシミュレーターでは、障害物を配置して動きを確かめた

 

なお、「アイロボットコーディング」アプリは、プログラミングのレベルを3段階で切り替えられます。デモで使ったプログラミングは「レベル1」。「レベル2」では、言葉が書かれたより細かく動きを設定できるブロックを並べていきます。そして「レベル3」では、プログラミングのコードの入力ができるようになっています。

 

より複雑な動きをプログラミングするようになると、解説書を読むよりも、今回のデモのような解説動画を見ながら進めたほうがわかりやすいはず。今後、動画が充実していけば、プログラミングでつまづく子どもも減っていくだろう、とデモを体験しながら感じました。

↑画面左下のタブを「レベル2」に切り替えると、さらに細かい動きをプログラミングできる画面へと即座に切り替わる

 

↑「レベル3」に設定すると、プログラミングのコードを入力する画面に切り替わる

 

アイロボット=STEM教育と呼ばれる日も近い

アイロボットのプログラミングロボットには、「Root」シリーズのほかに、よりルンバに近い「Create 3」(クリエイトスリー)がラインナップされています。Rootが対応しているプログラミング言語「パイソン」だけでなく、「ROS2」にも対応します。また、Rootに内蔵されるバンパーセンサーなどのほか、車輪部分のエンコーダー、加速度センサーやジャイロスコープも内蔵し、充電用のホームベースも付属しています。

↑アメリカで発売されているプログラミングロボット「Create 3」。Rootよりサイズが大きく、多彩なセンサーを内蔵。プログラミング言語の「パイソン」だけでなく、「ROS2」にも対応する

 

↑Create 3も、ブロックを組み合わせることでプログラミングして動かせるため、特に専門的な知識を持たなくても誰でも動かせる

 

同社によれば、「ルンバ エンジニアリングコース」を通じてプログラミングへの理解を深めてもらい、最終的にCreate 3を使った本格的なプログラミングができるような仕組み作りを、開発し続けていきたいとのこと。そこで今回は、「ルンバ エンジニアリングコース」の発表とともに、「Create 3」1台と「Root」6台のセットを無償で貸し出す教育機関向けのパッケージが発表されました。

↑「Create 3」1台と「Root」6台の無償貸し出しパッケージ

 

今回、「ルンバ エンジニアリングコース」をリリースし、プログラミングロボットを充実させたことで、アイロボットはSTEM教育のシステムを提供できる環境を十分に整えてきたと言えるでしょう。これまでは「ロボット掃除機といえばルンバ」だったのが、「STEM教育といえばアイロボット」と呼ばれる日も近いかもしれませんね。一方、教育を通して子どもにアプローチすることで、ルンバに親しみを覚える子どもたちが成長し、購入に至ることも多いはず。「本業」の持続的な成長も狙った面白い取り組みなのは間違いありません。

家電のプロが最新ルンバに感動! いま買うべき「最新家電の傑作」ロボット掃除機編

昨今のライフスタイルに適した生活家電の注目のアイテムを、家電に精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”を紹介する!

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです

 

障害物を賢く回避するから外出中も安心して任せられる

【ロボット掃除機】

アイロボット

ルンバ j7+

アイロボットストア価格12万9800円

広角カメラセンサーを本体フロントに搭載。従来モデルの天面カメラでは難しかったルンバのすぐ目の前の状況も把握可能となり、障害物の種類を識別して接触を回避する。ケーブル類、ペットの排泄物(固形物)、靴・靴下・スリッパなどを機械学習済みだ。

SPEC●ナビゲーションテクノロジー:PrecisionVisionナビゲーション●清掃範囲:フロア全体●稼働時間:清掃完了まで自動充電&自動再開●スマートスピーカー:対応●サイズ/質量:φ339×H87mm/約3.4kg

 

愛犬と暮らす田中さんがロボット掃除機に切望していたのが、障害物回避機能の強化。今回のアップデートで、従来のルンバを稼働させる際に悩みの種だった、ペットのうんち問題が解決した。

 

「ルンバが犬のうんちが落ちているのに気づかず接触してしまう……という苦い経験があり、外出中にルンバを動かすのは注意が必要と考えていました。しかし本機の回避能力を検証したところ、難易度が高そうな、柄物のカーペット上のうんちも賢く回避してくれて感動! 床に落ちている靴下やケーブル類などもスイスイ避けてくれます。ルンバが動けるスペースを確保するためにあらかじめ片付けておく手間も減り、導入へのハードルがかなり下がりました」

 

従来に比べ背の低くなったクリーンベースも特徴。歴代のルンバを使用してきた家電のプロも、理想形に近いデザインだと賞賛する。

 

「従来は黒々と突き出て存在感大きめだったクリーンベースは、ルンバ本体とのバランスが良く部屋に馴染みやすいデザインに刷新されました。スタイリッシュなグラファイトカラーにも惚れ惚れ。これからの季節は花粉症対策のためにも、同色で展開されるブラーバ ジェットm6と連携させて、床掃除に一層力を入れたいです!」

↑クリーンベース(自動ゴミ収集機)内の紙パックに最大60日ぶんのゴミを収集。通常の掃除機がけからゴミ捨てまでの手間を肩代わりしてくれる

 

↑ケーブル類や脱ぎ捨てた靴下などもスイスイ回避。万が一ペットのうんちが付着した場合に無償交換するサービスまで付帯する。精度への自信の表れだ!!

 

【コレにも注目!】

床拭きロボット・ブラーバとの連携で床掃除に死角ナシ!

アイロボット

ブラーバ ジェット m6

アイロボットストア価格7万6860円

マッピング機能を備えた床拭きロボット。床面に残りやすいベタつき汚れも、ジェットスプレーで浮かせて拭き取る。季節や生活習慣を考慮して、最適な掃除方法を提案してくれる。3月にグラファイトカラーが登場。

↑ルンバ j7+と連携して、ゴミ吸引と拭き掃除をリレー運転。外出中に隅々まで掃除してくれるのがうれしい

白物・美容家電ライター

田中真紀子さん

主婦目線のリアルなレビューが持ち味。5歳の愛犬と暮らし、日々の掃除が欠かせない。歴代のルンバを愛用。

 

ルンバがさらに優秀になるぞ! アイロボットがロボット掃除機の大規模OSアップデートをスタート

アイロボットは、ロボット掃除機「ルンバ」と床拭きロボット「ブラーバ」のWi-Fi対応製品を対象とした、「iRobot Genius(アイロボット ジーニアス)ホームインテリジェンス」の大規模なソフトウェアアップデート(iRobot Genius 4.0)を開始します。アップデートは6月末を目処に順次行われる予定です。

 

ライフスタイルに合わせた掃除体験を提供

iRobot Genius 4.0へのアップデートにより追加される主な機能は、次の通りです。

①衣類やタオルなどの障害物を認識し、回避

対象モデル:ルンバj7+/j7

ルンバj7+とj7はPrecisionVisionナビゲーションにより、コード類からペットの排泄物など様々な障害物を回避しますが、今回のアップデートで新たに衣類やタオルの認識と回避が可能になります。

 

②i3シリーズがスマートマップに対応

対象モデル:ルンバi3+/i3

これまでは特定の部屋の掃除は指示できませんでしたが、アップデート後はスマートマップの作成と併せて、指定した部屋の掃除ができるようになります。

 

③チャイルド&ペットロック機能を搭載

対象モデル:ルンバ s9+、j7+/j7、i7+/i7、ブラーバ ジェットm6

チャイルド&ペットロック機能が搭載されます。ロボット本体のCLEANボタンの無効化が可能になり、誤って本体のボタンが押されても、待機中のロボットは充電ステーションを離れず、動作中の場合は掃除を続けます。

 

④ Siriによる音声操作が可能に

対象モデル:全Wi-Fi対応機種

iRobot HomeアプリからSiriショートカットを追加すれば、Siriに話しかけるだけで掃除ができるようになります。清掃開始、一時停止、再開、充電ステーションへの帰還を指示するフレーズを設定可能。

 

⑤部屋やエリアごとに清掃モードの設定が可能に

対象モデル:ルンバ s9+、j7+/j7、i7+/i7、ブラーバ ジェットm6

自宅のエリアごとに、走行回数などの清掃モードを設定できるようになります。例えばブラーバ ジェット m6では、台所はジェットスプレーの水量を増やして念入りに、寝室は水分量や時間を節約してすばやく拭き掃除するなど、細かな設定が可能です。

 

↑「NEW」と記載されている項目が、今回のiRobot Genius 4.0へのアップデートで実装される機能

ルンバファミリーならではの清掃性能を親しみあるデザイン&価格で提案する「ルンバ i3/i3+」が総合グランプリ受賞【家電大賞2021-2022 総合&ロボット掃除機部門】

「家電大賞」は、モノ・トレンド情報誌「GetNavi」および同ウェブメディア「GetNavi web」と、家電と暮らしの情報サイト「家電 Watch」による年に1度の家電アワード。今年で7回目となった「家電大賞2021-2022」では、2021年発売のノミネート家電157製品のなかから、読者の投票(投票期間は2021年11月24日~2022年1月6日)により、グランプリと部門賞(特別賞含む17部門)が決定! アイロボットのロボット掃除機が史上初の2年連続、計3回目の総合グランプリと驚異のロボット掃除機部門7連覇を樹立!!

 

ルンバファミリーならではの清掃性能を
親しみあるデザイン&価格で提案し
その人気を盤石なものに

【家電大賞2021-2022 総合】グランプリ
【ロボット掃除機部門】金賞

アイロボット
ルンバ i3/i3+

アイロボット公式オンラインストア価格
4万9800円/7万9800円

賢く効率的な走行・清掃技術を備えつつ驚きの低価格を実現したルンバの戦略モデル。i3+はクリーンベースを搭載し、ゴミ捨ての手間を大幅に軽減できる。掃除済みエリアをアプリで確認可能なほか、スマスピによる音声操作にも対応。

SPEC●清掃技術:3段階クリーニングシステム●吸引力:約10倍(※)●稼働時間:充電1回で最大75分(清掃完了まで自動充電&自動再開)●充電時間:約3時間●サイズ/質量:φ342×H92㎜/約3.2㎏
※:AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較

 

今回の家電大賞の総合グランプリはアイロボットのルンバi3+/i3に決定。総合グランプリは前年のs9+に続き2年連続、ロボット掃除機部門でも7連覇と、同社製品の人気は盤石だ。

i3がここまで高く評価される理由のひとつは、クリーンベース(自動ゴミ収集機)付きで8万円を切るコスパの高さ。清掃性能も文句なしで、最上位機も搭載するゴム製デュアルアクションブラシと10倍の吸引力でゴミを徹底除去する。フロアトラッキングセンサーなどを駆使し、フロアをエリア分けしながら掃除する技術も秀逸だ。 「自動ゴミ捨て・高い清掃能力など機能性十分で、床掃除を安心して任せられる。節約した時間で生活が有意義なものに変わった」など導入によるQOLの向上を実感する声が多く寄せられた。

さらに見た目に関しても、「部屋に馴染むファブリック調ボディが気に入っています!」など、スタイリッシュながら主張しすぎないデザインが高評価だった。

ちなみにいi3/i3+は、2021年秋にプライスダウンされた。新型コロナの影響で清潔意識が高まるなか、本機の登場でロボット掃除機は日本の生活においてより身近な存在になったと言える。

↑i3はクリーンベース非搭載(別途購入可能)ながら、i3+同等のゴミ除去性能・走行性能を装備。ダスト容器は水洗いに対応している

【WINNER’S COMMENT】

アイロボットジャパン合同会社
代表執行役員社長
挽野 元さん

「GetNavi」「GetNavi web」「家電 Watch」の読者の皆さま、このたびは「ルンバ i3/i3+」を家電大賞に選出いただき本当にありがとうございます。150を超えるノミネート製品のなかでルンバがその頂点に選ばれたことから、ロボット掃除機がいよいよ一般家庭に普及してきており、ユーザーの皆さまにはその価値を着実に実感いただけているのだとうれしく思っております。2022年2月にはj7という最も賢いモデルも市場に投入しました。豊富なバリエーションで皆さまのライフスタイルにピッタリと合う1台をこれからもご提供していきたいと存じます。

【投票者の声】

「在宅ワークで忙しい毎日に、ゆとり時間を増やす “時産家電”として大いに役立っています」(20代・男性)

「自動ゴミ収集機能で真の意味で掃除が自動化された!! それを手に届く価格で提供してくれてうれしい」(50代・女性)

「ロボット掃除機にファブリックのようなデザインを 取り入れているのが斬新で素敵です!」(50代・女性)

 

【Point_01】

ゴム製ブラシ&パターン走行

独自の2本のゴム製ブラシとパワフルなモーター吸引で床面のゴミを浮かせて除去。また、フロアトラッキングセンサーやジャイロセンサーなどで移動距離と自己位置を正確に把握し、室内をマップ化。効率良く掃除する。

↑1本目のブラシがゴミを浮かせ、2本目が逆回転することで床面に密着しつつゴミを取り除く。ブラシがゴム製なので髪の毛などが絡みにくい
↑家具の脚などを目印に、フロアトラッキングセンサーで部屋をエリア分けし直線的に走行。自動充電・自動再開機能を備え、掃除を完遂する

 

【Point_02】

クリーンベース&ブラーバ連携

i3+は、上位機種も採用する自動ゴミ収集機「クリーンベース」を搭載。収集機内の紙パックには最大60日ぶんのゴミを収容できる。また、水拭きロボットのブラーバ ジェット m6と連携すれば、よりきれいな床面に。

↑掃除終了後本体が帰還するとクリーンベースのファンが起動し本体のダスト容器内のゴミを自動回収。紙パック式で簡単にゴミ捨てできる
↑iRobot Homeアプリで設定すると、i3の掃除終了後にブラーバ ジェット m6が起動。床面に水を噴射し、皮脂汚れも浮かしてしっかり拭き取る

 

【Point_03】

ファブリック調ボディ

従来のルンバシリーズとは一線を画した外観が印象的。本体天面にテクスチャ感のあるファブリック調の素材を使い、洋室にも和室にも馴染みやすいデザインを採用した。天面中央にはロゴをさりげなく配置している。

↑ファブリック調の柔らかな質感でルンバのメカっぽいイメージを刷新。表面は耐久性が高く、凹凸加工を施しているので指紋や汚れもつきにくい
↑CLEANボタン周りのライトリングは、ゴミを検知したときやクリーンベースに戻るときに青く光る。ロボットの“知性”を感じさせるディテールだ

 

【LINE-UP】

最強の吸引力「s9+」、障害物回避に長けた「j7」、 バリューな「e5」などライフスタイルに合わせて選べる!!

ルンバ s9+

8万6780円

部屋角のゴミも捕らえる独自のD字型ボディを採用。家具の種類も認識する高度なナビ技術で掃除を自在にカスタマイズできる。約40倍(※)の吸引力でカーペット奥のゴミも徹底除去。
※:AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較

 

ルンバ j7+

12万9800円

本体前面の広角カメラセンサーで部屋全体の状況と床上の障害物を検知。障害物の種類まで識別して接触を回避する。クリーンベースの高さがコンパクトになり、設置の自由度が向上。

ルンバ j7

9万9800円

クリーンベースは別売ながら、j7+と同等の掃除機能・障害物回避機能を搭載。各部屋の清掃にかかる時間をスマホアプリで事前に確認もできる。掃除前の片付けが面倒な人に最適!

ルンバ e5

3万9800円

同じ場所を複数回掃除し、1部屋ごとの掃除の完遂度は上位機に引けを取らない。ゴミ除去力の高い2本のゴム製ブラシを装備し、アプリにも対応するなど基本性能は申し分なしだ。

アイロボットの“中の人”に訊く!「ルンバj7」で提供したい暮らしとは?

障害物回避性能が大きくアップデートしたルンバj7の登場で、私たちはより安心して掃除をルンバに任せられるようになった。ここでは米本社CEOのコリン・アングルさんと日本スタッフ2人に、同モデル開発で目指したポイントについて話を訊いた。

 

【Interview01】

ユーザーの真のパートナーとなれるよう機械学習には徹底的にこだわりました

アイロボット・コーポレーション
CEO/創設者
コリン・アングルさん

マサチューセッツ工科大学大学院卒。1990年アイロボット社を設立。ルンバのほか地雷探索ロボット「アリエル」など数々のロボット開発に携わる。

 

ルンバj7は、ユーザーにとって最も優秀なパートナーとなることを目指した製品。そのために「機械学習に関わる機能を飛躍させること」に最も注力しました。

 

j7はPrecisionVisionナビゲーションにより、住環境を賢く理解します。カメラセンサーと機械学習アルゴリズムが連携し、障害物を正確に認識。障害物の膨大な数の画像を覚え込ませた結果、物体認識において大いに満足できるものが完成しました。

 

それでも把握しきれない物体を検知すると、j7はまず回避行動を取ります。その後それが回避すべき物体かどうか尋ね、ユーザーがそれに答える。この学習を繰り返してj7は一段と賢くなります。

 

今後のアイロボット製品は、ユーザーの好みを理解することで、ますますシンプルに使えるようになります。例えば家具を少々動かしてもマップが自動対応し、マップを作り直さないで済むなどのことです。また、新しいルンバに買い替えてもマップ情報や家庭ごとの掃除ノウハウは引き継がれます。

 

将来的には家庭内で活躍するデバイスがお互いの役割を理解しながら連携もできるようになるでしょう。「家そのものがロボット」であるような住環境が理想的。そしてそんな理想に、昨今のソフトウエア、プロセッサの進化により手が届くようになってきたのです。

 

↑PrecisionVisionナビゲーションは、ユーザーからのフィードバックが多いほど、より精度が上がる。その点、世界中に多くのユーザーがいるアイロボットは有利だ!!

 

 

【Interview02】

かつてロボット掃除機を使って失望した人にこそ使ってほしいです

 

アイロボットジャパン
プロダクトマーケティング&ストラテジー
シニアマネージャー
山内 洋さん

ルンバのプロダクトマネージャーを8年務める日本法人のキーパーソン。歴代ルンバのテクノロジーに精通する。

 

j7は何よりナビゲーション技術が秀逸。社内でも「歴代モデルとはまったく別物」「障害物の避け方からも家のことを考えて掃除していると感じる」と評判です。特に、米国のアイロボットユーザーの約7割はペットオーナー。日本では4人に1人がペットオーナーですので、“うんち問題”はぜひ解決したいと試行錯誤しました。

 

また「生活を変える」という点では、やはりクリーンベースは大きな魅力。煩雑なゴミ捨てを自動で肩代わりしてくれ、まるでホテルのルームクリーニングをお願いしているような快適さを提供します。

 

j7は歴代のルンバのなかで最も賢いモデル。なのですべての方にオススメですが、特にこれまでロボット掃除機を使って「いまひとつだな」と感じたことのある人こそぜひ使ってほしい! ロボット掃除機はこんなに進化しているのだと驚いていただけるはずです。

 

↑ペットの排泄物だけでも数千点の写真、本物の糞、模型やCGなどで徹底的に機械学習。「ペットオーナーあんしん保証」は自信の表れだ

 

 

【Interview03】

ロボット掃除機を見せたい人にも見せたくない人にもオススメです

 

アイロボットジャパン
プロダクトマーケティング スペシャリスト
藤田佳織さん

ルンバ j7の日本におけるマーケティングのメイン担当。j7をデザイン・技術の両面で知り尽くすひとり。

 

高級モデルのj7にはスタイリッシュかつテック感のある素材を採用。天面のヘアラインとマットな部分のメリハリあるデザインにもこだわりました。クリーンベースはタワー部分に縦のパターンを入れ、現代建築や家具にも通ずる質感を表現しています。

 

また、室内でロボット掃除機の存在感を出したくない方には、クリーンベースの高さが低くなったことも魅力的に感じていただけるはずです。サイドテーブルやテレビ台の下にも置きやすくなりました。

 

機能面では、バーチャルウォールなしでも障害物回避機能が働いて玄関のスリッパに干渉しないうえ、キッチンだけすぐ掃除したいときにスマートスピーカーに「キッチンを掃除して」と声をかけるだけで済むなど、“掃除しよう”と構えることなく手軽に使えます。私たちの生活の中に、より馴染んでいける製品だと自負しています!!

 

↑ボディに縦のパターンが入ったクリーンベースは光の加減で表情が美しく変化する。こういったディテールにもこだわりが満載だ

 

ルンバ各種ほか特徴をじっくり比較!アイロボット2022春フルラインナップ

ルンバシリーズのラインナップがリニューアル。障害物回避機能に優れたj7+/j7が登場したことで、自分のライフスタイルにマッチする機種を選びやすくなった。一覧表を参考に、各モデルの特徴をじっくり比較・検討しよう。

 

【ENTRY01】D字ボディと最高の吸引力で フロア中の掃除をお任せ!

ルンバ s9+

アイロボットストア価格(税込)…18万6780円

掃除パターン

部屋角のゴミにも届くD字ボディと約40倍の吸引力で徹底清掃。掃除頻度を学習し最適な清掃スケジュールの提案も行う。クリーンベースも装備。最高の掃除性能を求める人に。

SPEC●清掃範囲…フロア全体/吸引力…約40倍(*AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較)/稼働時間…清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電)/ゴム製のデュアルアクションブラシ…○(30%ワイド)/クリーンベース(自動ゴミ収集機)…○/ブラーバ ジェット m6と連携…○/PerfectEdgeテクノロジー…○/障害物を認識して回避…×/部分清掃エリアと進入禁止エリアを設定…○/部屋を指定して清掃…○/Clean Map (清掃した間取りをアプリに表示)…○/季節やライフスタイルに 合わせた清掃提案…○/サイズ/質量(本体)…W312×H89×D312㎜/ 約4.0㎏

 

【ENTRY02】障害物回避技術が進化し“掃除前の片付け”が不要に

New
ルンバ j7+

アイロボットストア価格(税込)…12万9800円

掃除パターン

最新のPrecisionVisionナビゲーションで散らかった部屋も障害物を回避。“掃除前の片付け”が面倒な人に最適だ。またクリーンベースの高さが抑えられ、設置の自由度が向上。

SPEC●清掃範囲…フロア全体/吸引力…約10倍(*AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較)/稼働時間…清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電)/ゴム製のデュアルアクションブラシ…○/クリーンベース(自動ゴミ収集機)…○/ブラーバ ジェット m6と連携…○/PerfectEdgeテクノロジー…×/障害物を認識して回避…○/部分清掃エリアと進入禁止エリアを設定…○/部屋を指定して清掃…○/Clean Map (清掃した間取りをアプリに表示)…○/季節やライフスタイルに合わせた清掃提案…○/サイズ・質量(本体)…φ339×H87㎜・ 約3.4㎏

 

【ENTRY03】先進の障害物回避機能を リーズナブルな価格で提供

New
ルンバ j7

アイロボットストア価格(税込)…9万9800円

掃除パターン

ゴミ捨ての手間が減るクリーンベースが非搭載ながら、掃除機能・障害物回避機能はj7+と同等。ペットが床に落としたうんちも確実に認識し、誤って吸引する事態を避ける。

SPEC●清掃範囲…フロア全体/吸引力…約10倍(*AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較)/稼働時間…清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電)/ゴム製のデュアルアクションブラシ…○/クリーンベース(自動ゴミ収集機)…○(別売)/ブラーバ ジェット m6と連携…○/PerfectEdgeテクノロジー…×/障害物を認識して回避…○/部分清掃エリアと進入禁止エリアを設定…○/部屋を指定して清掃…○/Clean Map (清掃した間取りをアプリに表示)…○/季節やライフスタイルに合わせた清掃提案…○/サイズ・質量(本体)…φ339×H87㎜・約3.4㎏

 

【ENTRY04】3〜4部屋の間取りの掃除を自動化できる高コスパモデル

ルンバ i3+

アイロボットストア価格(税込)…7万9800円

掃除パターン

カメラセンサーなしで室内を正確にマッピング。3〜4部屋の掃除に対応する。吸引力はj7と同等で、クリーンベースも搭載。ファブリック調のグレーボディが特徴的だ。

SPEC●清掃範囲…複数の部屋/吸引力…約10倍(*AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較)/稼働時間…清掃完了まで 自動充電&自動再開 /ゴム製のデュアルアクションブラシ…○/クリーンベース(自動ゴミ収集機)…○/ブラーバ ジェット m6と連携…○/PerfectEdgeテクノロジー…×/障害物を認識して回避…×/部分清掃エリアと進入禁止エリアを設定…×/部屋を指定して清掃…×/Clean Map (清掃した間取りをアプリに表示)…○/季節やライフスタイルに合わせた清掃提案…○/サイズ・質量(本体)…φ342×H92㎜・約3.2㎏

 

【ENTRY05】クリーンベース非搭載でより求めやすい価格に

ルンバ i3

アイロボットストア価格(税込)…4万9800円

掃除パターン

従来比約10倍の吸引力をはじめ、i3+と同じゴミ除去性能・走行性能を備える。クリーンベースは非搭載(別売)で、よりリーズナブルだ。ダスト容器は水洗いに対応している。

SPEC●清掃範囲…複数の部屋/吸引力…約10倍(*AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較)/稼働時間…清掃完了まで 自動充電&自動再開 /ゴム製のデュアルアクションブラシ…○/クリーンベース(自動ゴミ収集機)…○(別売)/ブラーバ ジェット m6と連携…○/PerfectEdgeテクノロジー…×/障害物を認識して回避…×/部分清掃エリアと進入禁止エリアを設定…×/部屋を指定して清掃…×/Clean Map (清掃した間取りをアプリに表示)…○/季節やライフスタイルに合わせた清掃提案…○/サイズ・質量(本体)…φ342×H92㎜・約3.2㎏

 

【ENTRY06】1部屋ごとの掃除に最適な高コスパモデルの筆頭

ルンバ e5

アイロボットストア価格(税込)…3万9800円

掃除パターン

同じ場所を複数回掃除し、1部屋ごとの掃除の完遂度は上位機に引けを取らない。ゴミ除去力の高い2本のゴム製ブラシを搭載し、アプリにも対応するなど、優秀な基本性能を備える。

SPEC●清掃範囲…1部屋ずつ/吸引力…約5倍(*AeroVac搭載のルンバ600シリーズとの比較)/稼働時間…最大90分/ゴム製のデュアルアクションブラシ…○/クリーンベース(自動ゴミ収集機)…×/ブラーバ ジェット m6と連携…×/PerfectEdgeテクノロジー…×/障害物を認識して回避…×/部分清掃エリアと進入禁止エリアを設定…×/部屋を指定して清掃…×/Clean Map (清掃した間取りをアプリに表示)…×/季節やライフスタイルに合わせた清掃提案…○/サイズ・質量(本体)…φ351×H92㎜・約4.0㎏

 

【ENTRY07】ルンバ上位機と同じ頭脳でフロア中の床を拭き掃除

床拭きロボットのセット購入もオススメ!!

ブラーバ ジェット m6

ブラーバ ジェット m6

アイロボットストア価格(税込)…7万6868円

掃除パターン

s9+やj7と同じマッピング機能を備えた床拭きロボット。床面に水を噴射し、皮脂汚れも浮かして拭き取る。s9+やjシリーズ、iシリーズと連携し、ゴミ吸引と床拭きをリレー式に行える。

SPEC●清掃範囲…フロア全体/稼働時間…清掃完了まで自動充電&自動再開(必要なぶんだけ効率的に充電)/部分清掃エリアと進入禁止エリアを設定…○/部屋を指定して清掃…○/Clean Map (清掃した間取りをアプリに表示)…○/季節やライフスタイルに合わせた清掃提案…○/サイズ・質量(本体)…W270×H90×D252㎜・約2.2㎏

家電のプロが「ルンバ j7+」を自宅インプレッション! その評価は?

“ガジェット好き代表”“ドックオーナー代表”“ヤングファミリー代表”と選ばれた家電のエキスパート3人が、私生活で実際にルンバ j7+をお試し。それぞれのライフスタイルのなかで感じた魅力を語ってもらった。障害物回避の精度、デザイン性、設置性の高さなどいずれも上々だ。

 

【今回紹介する製品】

アイロボット
New
ルンバ j7+

12万9800円

稼働時間:清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電)
サイズ/質量:φ339×H87㎜/ 約3.4㎏

障害物回避技術が進化し“掃除前の片付け”が不要に

最新のPrecisionVisionナビゲーションで散らかった部屋も障害物を回避。“掃除前の片付け”が面倒な人に最適だ。またクリーンベースの高さが抑えられ、設置の自由度が向上。

 

アイロボット
New
ルンバ j7

9万9800円

稼働時間:清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電)
サイズ/質量:φ339×H87㎜/ 約3.4㎏

先進の障害物回避機能を リーズナブルな価格で提供

ゴミ捨ての手間が減るクリーンベースが非搭載ながら、掃除機能・障害物回避機能はj7+と同等。ペットが床に落としたうんちも確実に認識し、誤って吸引する事態を避ける

 

【インプレッション01】

ガジェット好き代表
IT・家電ライター
小口 覺さん

IT・家電の記事やコラムを中心に執筆。自慢したくなる家電を「ドヤ家電」と命名して呼び名を普及させた。

 

j7の“j”はジャパンの“j”と思えるほど 日本の暮らしによくマッチした製品

本来は手間要らずのはずのロボット掃除機ですが、実際はいくつかの手間が発生していました。それは“事前に部屋を片付けなければならない”ということ。床座の習慣がある日本では、モノが床に置かれがち。床のモノを拾い上げる作業は意外と負担になりますが、これを怠ると、ロボット掃除機が巻き込んでしまう……。我が家でもケーブル類を巻き込むことは数知れず、悩みや怒りの種になっていました。j7ならそれらを完ぺきに回避してくれるわけです。玄関に並べたスリッパを押し出してタタキに落としてしまう、なんていうこともありません。

 

もうひとつ、ゴミ捨ての手間が自動ゴミ収集機能で軽減されるのもありがたい。今回はクリーンベースの背が従来より低くなったので、広くない我が家に置いても圧迫感が出ません。j7の“j”はジャパンの“j”と思えるくらい日本の住宅環境に合っていると感じます。

 

フロントライトが付いたのも従来型ルンバとの大きな違い。「なんで光ってるの?」と訊かれたら「実はこれ、カメラで物体を認識しててね……」とドヤれます(笑)

↑フロントのLEDは自動的に3段階で明るさを変え、目の前にあるモノの陰影を強調。これによって障害物をより認識しやすくしている

 

【インプレッション02】

ドッグオーナー 代表
白物・美容家電ライター
田中真紀子さん

主婦目線のリアルなレビューが持ち味。自宅で歴代のルンバを使用。5歳になる愛犬とともに暮らしている。

 

犬のうんちの回避能力に脱帽!! 抜け毛が絡まりにくいブラシも秀逸です

正直、アイロボットがここまで犬のうんち問題を研究・解決してくれるなんて(嬉)!! 我が家の犬もよくトイレを失敗します。まさかの場所にうんちが落ちていて急いでルンバを止めるも、時すでに遅し、見事に吸ってしまっていた……ということもあるのです。

 

今回、実際に犬がカーペットの上で粗相したときに本機の回避能力を検証してみたのですが、柄物のカーペットに複数箇所のうんちという難易度の高い状況でも、物体に近づくたびに少し考えて回避を繰り返し、“大惨事”を免れました。

 

また、ブラシのお手入れのしやすさも従来のルンバから継承されている大きなメリットです。ゴム製なので、犬の毛や髪の毛が絡まることがほぼありません。

 

デザイン面も格段に理想形に近づいたと感じています。特にクリーンベースはこれまで存在感ありすぎでしたが、今回は初の横長タイプとなり存在感が抑えられていて部屋に馴染みやすいのがうれしい。本体のスタイリッシュなグラファイトカラーにも惚れ惚れ♡ 同色のブラーバも3月発売予定なので、ぜひこの色で揃えたいですね。

↑2本のゴム製ブラシを搭載。1本目のブラシが浮かせたゴミを2本目が強力にかき込む。ペットの毛や髪の毛が絡まずメンテがラクだ

【インプレッション03】

ヤングファミリー代表
GetNavi編集長
川内一史

共働きの妻、まもなく3歳の息子、5歳の猫と暮らす。生活家電のほかオーディオ機器など幅広く精通する。

 

小さな子どもがいる家庭には “片付けない床掃除”は特に心強い

我が家は小さい子どもがいて、リビングにおもちゃや脱ぎ捨てた靴下が散乱していることが多々あります。それらをいちいち片付けるのが地味に億劫なのですが、ルンバ j7なら片付けしなくても“とりあえず床掃除”できるのがナイス。特に靴下はロボット掃除機がよく巻き込みがちなので、自動回避機能はありがたいです。

 

障害物があって掃除できなかった場所に関しては、障害物を片付けてからスマホアプリで指示を出すことで改めて掃除し直すことも可能。理に適っていますよね。

 

それと、クリーンベースが小型化し、テーブルの下などに設置できるのもマンション暮らしにはうれしい。デザイン面もすごく洗練されていて、さりげなくあしらわれたレザー調タブもイイ仕事をしています。近年は、海外の高級オーディオブランドなんかでもポータブルスピーカーにレザーストラップを採用するなど、“メカメカしい”家電製品に有機的なディテールを取り入れるのがトレンド。このj7も、家電と家具の中間をいくようなデザインで、日本の狭小住宅でも悪目立ちしないと思います。

↑ノイズが少ない本体天面のデザインも好印象。ボタンの周りのLEDの光り方もさりげなく、ロボットのインテリジェンスを感じさせる

かつてない“清掃体験”へ! 世界累計販売台数4000万台突破のルンバが日々賢く進化する!!

2022年2月に新登場したルンバ j7+/j7は、従来モデルよりもさらにインテリジェントに!! 多くの新機能によってかつてない“清掃体験”を提供してくれる名品だ。ここではj7+/j7の象徴的なポイントを5つに絞って解説していく。

 

【今回紹介する製品】

新機能によってかつてない“清掃体験”を
ルンバ j7+/j7」だから叶うこと

アイロボット
New
ルンバ j7+

12万9800円

稼働時間:清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電)
サイズ/質量:φ339×H87㎜/ 約3.4㎏

障害物回避技術が進化し“掃除前の片付け”が不要に

最新のPrecisionVisionナビゲーションで散らかった部屋も障害物を回避。“掃除前の片付け”が面倒な人に最適だ。またクリーンベースの高さが抑えられ、設置の自由度が向上。

 

アイロボット
New
ルンバ j7

9万9800円

稼働時間:清掃完了まで 自動充電&自動再開 (必要なぶんだけ効率的に充電)
サイズ/質量:φ339×H87㎜/ 約3.4㎏

先進の障害物回避機能を リーズナブルな価格で提供

ゴミ捨ての手間が減るクリーンベースが非搭載ながら、掃除機能・障害物回避機能はj7+と同等。ペットが床に落としたうんちも確実に認識し、誤って吸引する事態を避ける。

 

【POINT1 PrecisionVisionナビゲーション】

散らかった床でも大丈夫!! 障害物を見分けて避けながら清掃する

広角カメラセンサーを本体フロントに搭載し、部屋全体の状況だけでなく、ルンバのすぐ目の前の状況も把握。障害物の種類まで識別して接触を回避することで、掃除中断のリスクをほぼなくした。散らかった床でも器用に掃除を行うため、事前に部屋を片付ける手間が減らせる!!

↑カメラを本体フロントに設置したため、従来の天面カメラでは写せなかった床上を検知可能に。落ちている障害物を高精度で認識する

<こんな障害物を回避可能!!>

「ケーブル類」「ペットの排泄物(固形物)」「靴・靴下・スリッパ」などを障害物として認識して回避。回避したエリアは、障害物を片付けたあとにアプリのワンタップで“追加清掃”できる。認識する障害物の種類は、今後増えていく予定だ。

●ペットのうんち

ペットオーナーあんしん保証*

メーカー保証期間内1回に限り、万が一ペットのうんちが付着してしまった場合、無償交換するサービスを付帯。これはまさに「ペットのうんちは絶対に回避できる」という自信の表れだ!!

*犬または猫の固形の糞のみ(毛玉や吐しゃ物、液体は対象外)。保証規定をご確認ください

 

●ケーブル類

●靴・靴下・スリッパ

 

【POINT2 ユーザー参加型AIロボット】

世界中のユーザーからの フィードバックで我が家のルンバが進化する

j7の頭脳部は、障害物を正しく認識するため膨大なデータを機械学習済み。さらに重要なのが、世界中のユーザーがフィードバックする各家庭の障害物の状況データだ。ユーザーが「障害物」と確認した画像がクラウドに収集されることでj7の学習が進み、障害物識別はより高精度に。

↑清掃中にケーブルなどの障害物を見つけると、清掃終了後にその画像がアプリに表示され、今後どのように対処すべきかをユーザーに尋ねてくる。これに任意で答えることで、世界中のユーザーからのフィードバックが収集され、データベースが更新。ロボットが進化する。世界60か国で圧倒的販売台数を誇るルンバならではだ!!なお、収集したデータは暗号化して安全に保護。ロボット性能の向上のためだけに使用される。同社製品はTÜV認証を取得している

 

【POINT3 iRobot Genius】

ユーザーの生活に沿う “パーソナライズされた清掃体験”を実現

ルンバ j7+/j7の誕生に伴い、アイロボットのソフトウエア「iRobot Genius」がさらにアップデートされた。アプリ操作や音声操作で特定の場所を掃除したり、進入禁止エリアを設定したりできるのはもちろん、清掃にかかる時間を事前にお知らせ。さらに、スマホの位置情報を活用して“外出したらルンバが清掃開始する”機能などを搭載する。

 

【POINT4 クリーンベース】

自動ゴミ収集機でゴミ捨ての手間が数か月間も不要に

ルンバ j7+は、 クリーンベース(自動ゴミ収集機)を搭載。掃除終了・帰還後に本体ダスト容器内のゴミをクリーンベースが自動回収する。収集機が横長タイプとなり、テーブルの下などへの設置が容易に。上部ふたにレザー調タブをあしらうなどインテリアに馴染むデザインも好印象だ。

↑クリーンベース内の密封型紙パックに掃除後のゴミを収集。最大60日ぶんのゴミを収容できるため、掃除のこと自体を忘れてしまう!!
↑内部には予備の紙パックを1つストックできるスペースを用意。めったに交換しないからこそ、いざというときにすぐに取り出せて便利だ
↑ルンバ j7+/j7は、床拭きロボットのブラーバ ジェット m6とのリレー清掃が可能。j7+が掃除終了後、m6が自動的に拭き掃除を始める

 

【POINT5 サイトタッチ機能】

カメラによる画像解析で 家具の脚も検知し 減速して傷つけない

カメラセンサーを床と水平の角度に搭載し、障害物回避にも利用することにより、従来の赤外線センサーでは検知が難しかったイスなどの細い脚も確実に検知。減速してやさしく接触するので対象物を傷つけず、なおかつ床と家具のギリギリのキワまでしっかり掃除を行える。

↑カメラセンサーの下にLEDライトを搭載。前方を常に照らしながら走行するため、暗い部屋や夜間の掃除でも正確に障害物を検知・認識できる

最新ルンバの核心は「数にモノ言わす戦略」でした! フンをよける話題のモデル「j7」の進化を丁寧に解説

アイロボットジャパンは2月10日からロボット掃除機の新製品「ルンバ j7+」「ルンバ j7」を発売しました。実売価格は、自動ゴミ収集機のクリーンベースが付属する「ルンバ j7+」が12万9800円(税込)、クリーンベースが付属しない「ルンバ j7」が9万9800円(同)。新製品の概要は以前の記事でも既に取り上げていますが、今回は、都内で開催されたメディア向けデモンストレーションの様子をレポートします。

↑自動ゴミ収集機のクリーンベースが付属する「ルンバ j7+」

 

あえて当たる方式から避ける方式へ

ルンバ j7シリーズの最大の特徴は、なんといってもルンバ初の障害物回避機能。初期段階では電源コードやイヤホン、スマホの充電コードといったケーブル類、スリッパ、靴下、靴、ルンバの充電ステーション、そしてペットの排泄物(固形・以下フンと表記)を前面のカメラが認識し、ぶつかる前に回避します。

↑従来のハイエンドモデルのルンバ s9+および従来モデルのルンバ i7は、天面に斜め上方を向いてカメラを搭載していますが、ルンバ j7はカメラを正面に搭載

 

↑従来モデルのルンバ i7(左)とルンバ j7(右)の画角の違い。ルンバ j7は正面にカメラを搭載したことで、障害物を検知できるようになりました(画像は発表会より)

 

これまでのルンバは、あえて「当たる」方式を採用してきました。壁やテーブルの脚まわりなど、ルンバが当たることで障害物の際(きわ)のゴミまでもかき出して吸い取るという考え方だったからです。障害物を避ける方式だと、壁際や家具の脚元などにゴミが残ってしまったり、カバーのかかったソファの場合はカバーを障害物と判断して「回れ右」してしまったりすることも。しかし、いままでのルンバの場合は、ソファのカバーも押し上げてそのままソファの下まで潜り込んで掃除できるわけです。

 

しかし、いままでの「当たる」方式だと、床に落ちたイヤホンのコードやスマホの充電コードなどを回転ブラシが巻き込んでルンバが動けなくなったり、床に粗相したペットのフンにルンバが乗り上げて目も当てられない大惨事になったりと、多くの不便が発生していました。そんな課題を解消すべく、今回初めて障害物回避機能を搭載することとなったのです。

↑このようなイヤホンの細いケーブルも検知して回避します

 

↑靴下とスリッパも形状を把握して回避。米国ユーザーのフィードバックにより実現しました

 

フンのデータを収集してシミュレーションを実行

ルンバ j7は電源コードやペットのフンなどのデータをあらかじめ備えており、掃除中にそれら障害物を見つけた場合は回避するようにプログラムされています。ペットのフンといっても千差万別。犬と猫では大きさも形も色も違う。大型犬と小型犬でもかなり異なるし、同じ犬でもその日の体調によって違ってきます。

 

そのため、アイロボットでは大きさ・色・形さまざまなフンの3Dデータを収集し、膨大なシミュレーションを実施しました。これにより、犬と猫に関しては大小様々なフンを見分け、回避することに成功。もし清掃中にペットのフンが付着してしまった場合、メーカー保証期間内1回に限り、無償でルンバ本体の修理・交換してくれるとのことで、回避プログラムに自信を持っていることがうかがえますね。

↑立派なフン(イミテーションです)に乗り上げたり引きずったりしたら大惨事。ゆえにフンの場合は、ほかの障害物より距離を大きくとって回避します

 

それぞれの障害物への対処はアプリ上で選択

ちなみに、ペットのフンを含め、ルンバ j7が掃除中に見つけ、回避した障害物は掃除終了後にアプリ上でその画像と位置情報を確認できるようになっています。ユーザーはこの報告画像を見ながら、障害物に対してどのよう対処すべきかを選択できます。

↑掃除中に見つけた障害物は、アプリのマップ上にその位置と写真を記録。ルンバがどこでどんな障害物を検知し、回避したかが一目瞭然

 

アプリに表示された障害物のなかで、床に落ちた靴下などの一時的なものに関しては、「一時的な障害物がここにあります」を選び、障害物を取り除いたあとに「もう一度清掃」を選べば、障害物が落ちていた場所だけを再度掃除するよう指示することもできます。

 

一方で、電源タップ周りなど次回以降も回避してほしい場合は「進入禁止エリアを追加」を選べば、次回以降も掃除せずに回避します。その際、禁止エリアの範囲はアプリ上で任意に指定が可能。つまり、「このコードは避けて(=このエリアには入らないで)」「これは無視してOK」など、それぞれの障害物に対して適切な対処を指定していけば、次回以降はその部屋に最適な掃除をしてくれるわけですね。

↑発見した障害物をどう処理するかがアプリ上で選択可能。誤認の場合は「ここに障害物はありません」を選べば、次回からは回避せずに掃除するようになります

 

↑一時的な障害物を取り除いたあと、障害物があった場所だけをもう一度掃除させることもできます

 

これらの対処方法を選ぶ際に「データベースに送信」を選べば、障害物の写真および対処方法がアイロボットのクラウドに送られます(送信は任意。送信しなくてもOKです)。これにより、世界中からたくさんの障害物のデータが集まり、ルンバの頭脳が学習してどんどん賢くなっていく、というわけ。ユーザーからのフィードバックにより学習した結果は、3か月に1回程度のアップデートにより、それぞれのルンバにインストールされる仕組み。このシステムは「世界60か国以上で販売され、4000万台以上の累計販売台数を誇るルンバならではの強み」と、アイロボットは胸を張ります。確かに、数にモノを言わせてデータを集める戦略はユーザーが多ければ多いほど有利。その意味で、アイロボットはユーザーという資産を最大限に活用し、還元しているといえるでしょう。

↑世界中のユーザーのフィードバックがルンバの進化に貢献することから、アイロボットはルンバ j7を「ユーザー参加型AIロボット」と紹介しています(画像はオンライン発表会より)

 

なお、ルンバ j7は日本に先駆けること約4か月前、既に米国で発売されていますが、靴・靴下・スリッパを回避できるようになったのは、この間の米国ユーザーからのフィードバックによる学習効果とのこと。ペットのフンに関しても、現在は犬と猫だけが保証の対象となっていますが、こうしたユーザーのフィードバックにより、今後はウサギやフェレットなど小動物のものも回避し、保証の対象となるかもしれません。

 

特定のルーティーンを「お気に入り」として保存できる

もうひとつ、j7は最上位モデルのルンバ s9+や従来モデルのルンバ i7と同様、家の間取りや家具の配置を学習し、マップを制作・保存して効率的に家中を掃除できます。マップを保存することで特定の部屋だけを掃除する、部屋の中の一部のエリアを掃除する、逆に特定の部屋だけを掃除しない、部屋の一部のエリアを掃除しない、といったことも専用アプリで簡単に設定できます。

 

ある特定のルーティーンを「お気に入り」として保存することも可能。例えば、食事をしたあとにキッチンとダイニングテーブル周りだけを掃除する命令を「食事」という名前でお気に入りを作れば、あとはワンタッチでその命令をこなしてくれます。「映画」というお気入りではソファの周りだけを掃除したり、「ニャンコ」ではペットの給餌ゾーン周りだけを掃除したりと、いくつもの命令を自由に設定できます。掃除したいエリアをイチから指定することなく、ワンタッチで意図した場所まで自動でルンバが移動して掃除してくれるのは、とても手軽でありがたいですね。

 

なお、ルンバ j7はスマートスピーカーにも対応しているので、例えば「ニャンコを掃除して」とスマートスピーカーに音声で話しかければ、お気に入りの内容を自動的に実行してくれます。加えて一時的な障害物も回避しつつ、入ってはいけない場所を避けてくれるわけですから、超お手軽におまかせ掃除が実現できるわけですね。

↑お気に入りを作る場合、掃除するエリアや部屋の順番も指定できます

 

クリーンベースと本体デザインも大きく変化

また、ルンバ j7+からクリーンベースの形状が変化しました。従来は縦に長い形状をしていましたが、今回から横に長い形状とし、従来モデルのルンバ i7+と比べて高さが約15cm低くなりました。これも、「ローカウンターやローシェルフの下に置きたい」というユーザーの要望に応えたもの。もともと、横幅としてはルンバ本体分のスペースを必要とするわけですから、縦のものを横にしても問題ないことになります。

↑左がルンバ j7+、右が従来モデルのルンバ i7+。クリーンベースが横長になり、従来比で高さが約15cm抑えられました

 

クリーンベースを横型したことで、もう一つのメリットが生まれました。予備の紙パックを入れておくスペースが確保できたのです。クリーンベースには最大約60日分のゴミを溜めておけますが、約2か月は意外に長く、紙パックの予備をどこに仕舞ったか忘れがち。ですが、クリーンベース内に収納されていたら、すぐ予備のものに付け替えられるて便利です。

↑ルンバ j7+(左)のクリーンベースには、左側に紙パックの予備を入れるスペースができました

 

なお、本体のデザインも大きく変わっています。天面にカメラがなくなったことでスッキリし、お手入れがしやすくなりました。ルンバ i7はスタートボタンの他に、スポット清掃、ベースに戻るためのボタンが付いていましたが、ルンバ j7はベースに戻るのは長押し、スポット清掃はアプリ操作となり、ワンボタンのみのシンプルデザインです。

↑ルンバ j7(左)は天面のデザインがスッキリ!

 

↑裏面は、ルンバ j7(左)のエッジクリーニングブラシが黒色になった以外は変更なし

 

設置しやすくなり、アプリによる掃除のカスタマイズも手軽になったルンバ j7シリーズ。今後、世界中のユーザーから寄せられたデータによってさらに賢くなり、多くの“吸い込んではいけないもの”を回避できるようになるでしょう。特にペットを飼っている家庭にとって、フンのおこぼしはロボット掃除機導入の大きなハードルとなっていましたが、j7シリーズの登場によってそのハードルが大きく下がったのは間違いありません。個人的には、猫の吐瀉物も避けてくれればと思いますが……データの蓄積により、それも近い将来実現してくれるかもしれませんね。

↑ルンバ j7とルンバ j7+が加わった新ラインナップ

 

今度は「育てるルンバ」が登場! 前面カメラ初搭載の最新モデル「ルンバ j7+」は何ができるか?

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機「ルンバ j7+」「ルンバ j7」を2月10日(木)より販売を開始します。実売価格は、クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属するルンバ j7+が12万9800円、クリーンベースを省略したルンバ j7が9万9800円(いずれも税込)。この発売に伴い、OSの「iRobot Genius(アイロボット ジーニアス)ホームインテリジェンス」(以下、iRobot Genius)の最新バージョンをiRobot Home アプリを利用するユーザーに提供を開始しています。

↑今回発表された「ルンバ j7+」。このほか、クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属しない「ルンバ j7」もあります

 

↑「ルンバ j7+」「ルンバ j7」の価格と発売日。このほか、ルンバ j7とカラーリングを合わせた床拭きロボット「ブラーバ ジェット m6 グラファイト」(写真右/実売価格7万6868円・税込)も3月4日に発売されます

 

コードやペットの排泄物などの障害物を識別して回避

「ルンバ j7+」「ルンバ j7」は、「PrecisionVision ナビゲーション」を搭載。ルンバ初となるロボット前面に搭載されたカメラにより、リアルタイムに目の前の障害物に反応し、特定の障害物を識別して回避します。現時点で回避する障害物はケーブル類 (ヘッドホンのコード、電源ケーブル)、ペットの排泄物(固形物)、靴(スリッ パ)、靴下、充電ステーション(「ルンバ j7+」「ルンバ j7」「ブラーバ ジェット m6」)で、このアイテムは今後順次増えていくとのこと。

↑前面にカメラと照明用のLEDを搭載。床面に置いてあるモノを映して識別します

 

↑現時点でルンバ j7が回避する障害物

 

これにより、散らかったままの部屋でも障害物を認識して、回避しながら確実に清掃することができるといいます。回避した未清掃のエリアをお知らせする機能も搭載されており、掃除残しを防げます。また、この技術により、従来では難しかった細い家具の脚なども検知可能になり、優しく接触して清掃することが可能になりました。

↑床に落ちている靴下を回避するルンバ j7

 

↑ペットオーナーの悩みだったペットの排泄物も回避

 

データの蓄積により、回避できる障害物が増えていく

ユーザーが障害物のデータを提供することで、ルンバを「育てる」ことができるのも特徴。清掃中に障害物が見つかると、清掃終了後にアプリ上にその画像が表示され、これらの障害物に今後どのように対処すべきかを、アイロボットが管理するクラウド上にユーザーが任意でフィードバックできます。世界中のユーザーからのフィードバックが収集されることでデータが構築され、回避できる障害物が増えていきます。世界中のユーザーがルンバの進化に貢献するというこの仕組みは、世界シェアナンバーワンを誇るアイロボットだからこそできる特徴のひとつとのこと。

↑コードを発見した場合。アプリ上で「進入禁止エリアを追加しますか?」と提案してくれます

 

OSのアップデートにより、外出を検知して起動することも可能に

このほか、アップデートされたOS「iRobot Genius」により、ユーザーの清掃方法を細かく学習し、便利な機能を提供するとのこと。例えば、アプリを通して特定の場所を掃除でき、進入禁止に設定できるのはもちろん、清掃にかかる時間を事前に知らせる機能や、携帯電話の位置情報を応用して外出したらルンバが清掃を開始する機能などを新たに搭載。また、吸引モーターを起動せずに部屋から部屋へ静かに移動する「クワイエット走行」や、ルンバを買い替えても間取りを記憶したマップを引き続き使用できる「マップコピー」なども追加されました。

↑スマホの位置情報を活用して、外出時に起動させることも可能

 

クリーンベースが横長タイプに変更

「ルンバ j7+」に搭載されているクリーンベース(ゴミ収集機)は従来の縦長から、横長タイプへと一新。これにより、テーブルなどの下にも収納しやすくなりました。クリーンベース内には予備の紙パックを入れておくスペースを確保。「滅多に交換しないだけにいざという時に交換用が見つからない」というユーザーの意見を解決しています。

↑ルンバ j7+(左)はクリーンベースを横長としたことで、従来モデルのルンバ i7+(右)より高さを約15cm低くしました

 

↑クリーンベースが低くなったことで、棚の下などにも設置しやすくなりました

 

「ルンバ j7+」「ルンバ j7」は、“インテリアに溶け込むようなロボット”をテーマにデザインされ、グラファイト調のディスクアイコンを新たに採用したほか、ボタンひとつだけのソリッドなフェースプレート、細かい凹凸の入ったクリーンベースの質感、ハイグレード感のあるレザー調のプルタブなど、ディテ ールまでこだわったデザインを採用しています。

↑質感にこだわったデザインも特徴

 

発売を記念したサブスクのおトクなキャンペーンも

このほか、ルンバ j7+ / j7はルンバのサブスクリプションプラン「ロボットスマートプラン+」に追加され、「おためし2週間コース」と「あんしん継続コース」が利用可能になりました。さらに、ルンバ j7+ / j7の発売を記念し、同モデルの「あんしん継続コース」を3月14日までに申し込むと、3か月ぶんの料金が無料になるキャンペーンも実施しています。コード類やペットの排泄物などの障害物を回避し、OSのアップデートでさらに機能が増えたルンバ j7、クリーンベースの改良で設置しやすくなったルンバ j7+。サブスクプランやおトクなキャンペーンも踏まえて、試してみてはいかがでしょうか。

↑ルンバ j7+とルンバ j7は、サブスクリプションプランでも利用可能になりました

 

「ダイソンの逆を行くモデル」がホントに良かった! 2021年「プロが本気でほしくなった掃除機」3選

2021年に発売された掃除機で、家電のプロが高く評価したモデルは何なのか? それは、「個人的に自宅で使いたいモデル=本気でほしい掃除機」を聞けばいい! というわけで今回は、検証企画で数多くの最新クリーナーに触れてきた家電ライター・平島憲一郎さんにお願いし、3つのモデルを挙げてもらいました。そのうち2モデルは言わずとしれたあのブランドの新製品……ですが、残りのひとつは「いままでの掃除の概念を変える」画期的なモデルとのこと。平島さんのオススメのコメントとともに紹介していきます!

 

【その1】「掃除しなきゃ!」という心理的ハードルを下げてくれる

パナソニック

パワーコードレス MC-NS10K

実売価格7万2600円(税込)

掃除後のゴミを自動で収集するクリーンドックを新開発。掃除が終わるごとに、本体のフィルターケースにたまったゴミをクリーンドック内の紙パックに自動で収集します。これにより、スティック本体のゴミ捨てが不要になり、クリーンドックのゴミ捨ては月1回でOKに。ダストボックスを分離したことで、本体はスリムかつ軽量となり、手元にかかる重量も約0.45kgと軽く、軽快に操作できます。また、クリーンドックには微粒子イオン「ナノイーX」の放出デバイスを搭載。掃除後にスティックを戻すと、1日あたり約4時間「ナノイーX」が放出され、紙パック内に集めたゴミを除菌・脱臭します。

SPEC●充電時間:約3時間●運転時間:HIGH約6分、AUTO約10~15分●集じん容積:スティック0.05 L、クリーンドック0.8 L●サイズ/質量:スティック幅213×奥行130×高さ1030mm/1.5 kg、クリーンドック幅134×奥行282×高さ417mm/13.0 kg

↑掃除が終わったら、そのままヘッドをクリーンドック(充電台)にスライドさせればOK。すぐにクリーンドックが本体のゴミを吸い取ってくれます

 

↑クリーンドックの紙パックにゴミを溜めるしくみ

 

【平島さんのオススメコメント】

ゴミ自動回収機能でゴミ捨ての手間を大幅に減らせるのが本当に便利。他の掃除機メーカーも、「その手があったか! 」と悔しく思っているのではないでしょうか。クリーンドックからの着脱のスムーズさ、「からまないブラシ」採用でブラシの毛がらみの手間が大幅に減ることなど、掃除中だけでなく、掃除前と掃除後の手間を減らすことで、「掃除しなきゃ!」という心理的ハードルを下げてくれます。連続運転時間は短いのですが、気になる場所をちょこちょこ掃除するのに最適。運転時間を延ばし、一度で部屋中の完結させるダイソンとは別のアプローチながら、掃除の概念を変える製品だと思います。

 

【その2】「いますぐ掃除したい!」と思わせる“ザワザワ感”がある

ダイソン

Dyson V12 Detect Slim

実売価格8万6900円(税込)~

※写真はDyson V12 Detect Slim Total Clean

先端にレーザー照射ユニットを備えたヘッドを新搭載。下方1.5度の角度にレーザー光を照射し、肉眼では見えにくい微小なホコリを可視化します。吸気口のピエゾセンサーで吸引したゴミのサイズと量を計測し、液晶画面にリアルタイム表示。ゴミの量に応じて吸引力を自動調整し、ゴミの多い場所ではパワフルに掃除しつつムダなバッテリー消費を抑えます。吸引力は従来モデルのDyson Digital Slimの1.5倍、最長運転時間も約60分になり家中の掃除に対応。

SPEC●充電時間:約3.5時間●最長運転時間(クリーナーヘッド/非モーター駆動ツール):エコモード約50分/約60分、中モード約30分/約30分、強モード約5分/約5分●クリアビン容量:0.35L●サイズ/質量:W250×H1095×D234mm/2.2kg(Laser Slim Fluffyクリーナーヘッド装着時)

↑レーザーの照射で床のホコリが浮かび上がります

 

↑本体背面の液晶ディスプレイには、吸引したゴミのサイズと量を表示

 

【平島さんのオススメコメント】

こちらは掃除のハードルを下げるというより、一度掃除を始めるとやめられなくなる掃除機。ホコリを見つけてちょっと掃除するつもりがその先にホコリがあり、それを掃除し終えるとその先にもまたホコリが見え、結局、部屋中を掃除してしまう……という。明るい室内でも緑色のレーザー光で微小なゴミをはっきり照らし出す、光と影のコントラストに「いますぐ掃除したい!」と思わせる“ザワザワ感”がありますね。特に、床に落ちたペット(猫)の毛に「こんなに落ちていたのか」と驚きました。掃除後の床にゴミがまったくない爽快感もピカイチ。ゴミを残さず取り除く“ミッション・コンプリート”感も感じられ、これまでにない掃除体験が味わえました。

 

【その3】先駆者としての「一日の長」を感じる。デザインにも惚れた!

アイロボット

ルンバ i3+

実売価格7万9800円(税込)

インテリアに馴染むファブリック調のグレーボディを採用。付属するクリーンベース(自動ゴミ収集機)は、ルンバ本体がベースに戻るたびにダストボックスの中身を吸引し、内部の紙パックにゴミを収納してくれます。クリーンベースは最大60日分のゴミを収納できるため、ゴミ捨ての手間が減るのがメリット。独自のゴム製のデュアルアクションブラシと、10倍にアップしたパワーリフト吸引で、大きなゴミからハウスダスト、ペットの毛まで逃さず取り除きます。家具の下に挟まれることがないよう、リアクティブセンサー(バンパーセンサー)で上部の圧力を感知し、後退する機能も搭載。スマートスピーカーにも対応しています。

SPEC●充電時間:約3時間●稼働時間:最大 75分(清掃完了まで 自動充電&自動再開)●クリーニングシステム:3段階クリーニングシステム●サイズ/質量:φ342×H92mm(本体)、W310×D390×H490mm(クリーンベース)/約3.2㎏(本体)

↑本体のゴミを自動で排出し、クリーンベース内の紙パックに取り込みます

 

↑上部の圧力を感知するリアクティブセンサーテクノロジーを搭載。奥が低くなっている家具の下など狭い場所への進入を回避します

 

【平島さんのオススメコメント】

自動ゴミ収集機を付属したモデルとしてはリーズナブルな価格設定(9万9800円)だったルンバ i3+が、10月の価格改定でさらに7万9800円に値下げし、より高コスパになりました。掃除後のゴミ捨て不要なのがとにかく快適で、掃除のことを考えるのは掃除の前に床上の小物をザッと片付けるときだけ。多少のコード類が床上にあっても、巻き込み防止機能が付いているため、ほぼ走行不能になることがありません。基本のゴミ除去性能も文句なしで、様々な状況に最適な動きで対応する点を含め、ロボット掃除機の先駆者らしい「一日の長」を感じました。洗練されたファブリック調デザインにも惚れ惚れします。

 

【教えてくれたのはこの方!】

家電ライター

平島憲一郎さん

数多くのクリーナーを検証してきた家電のプロ。実体験に基づいた詳細なレポート記事に定評があり、GetNavi webでは1万字を超える濃厚レビューが好評を集めています。

ルンバなどが最大9600円オフで買えちゃう! iRobotのブラックフライデーセール11月26日開催

iRobot(アイロボット)は、11月26日から12月2日の期間、Amazonのブラックフライデーにおいて「ルンバ692」や「ルンバ e5」をはじめとする人気ロボット掃除機をお手頃価格で販売します。

※価格は全て税込です。

セール製品一例

ルンバ 692

セール価格:2万2800円(7000円オフ)

通常価格:2万9800円

 

ルンバ e5

セール価格:3万1800円(8000円オフ)

通常価格:3万9800円

 

ブラーバ jet 240

セール価格:1万9800円(9600円オフ)

通常価格:2万9400円

【集中連載・第3回】価格以上の清掃性能と便利なクリーンベース!家電大賞2021-2022ノミネート「ルンバ i3+」

高い清掃性能とコスパ性をハイレベルで両立したルンバ i3+は、2021年2月の発売以来、ルンバシリーズで特に人気の1台となっている。ここでは、結婚・転居・出産・子育てなど、忙しいヤングファミリー層のライフスタイルに寄り添う魅力を解説していく。

 

【今回紹介する商品】

忙しいヤングファミリーの新生活に“ゆとり”を提供する「ルンバ i3+

アイロボット
ルンバ i3+

新価格
アイロボット公式オンラインストア価格
7万9800円(税込)

稼働時間:最大75分(※1)
充電時間:約3時間
走行パターン:直線型
ダートディテクト:テクノロジー搭載
※1:清掃完了まで自動充電&自動再開

独自の2本のゴム製ブラシと従来比10倍(※2)のパワーリフト吸引で大小のゴミを逃さず除去。クリーンベース(自動ゴミ収集機)を搭載し、ゴミ捨ての負担を大幅軽減できる。ユーザーの清掃習慣を学習し、最適な清掃スケジュールを提案。※2:AeroVac搭載ルンバ600シリーズとの比較

SPEC●走行技術:iAdapt2.0(カメラ非搭載)●清掃システム:3段階クリーニングシステム ●デュアルバーチャルウォール:搭載(清掃エリアを制限)●Imprintリンク:対応 ●サイズ/質量:φ342×H92㎜/約3.2㎏

 

高度な清掃性能と自動ゴミ収集で8万円切り!!

このたび、アイロボットの新“普及モデル”ルンバ  i3+が価格改定。より身近な存在となった。

最大の魅力は、この価格でのクリーンベース搭載。実は意外と面倒な掃除後のゴミ捨てを自動で行ってくれるのは、家事や子育てに忙しい家には本当に助かる。

清掃性能も文句なし。高度なセンサー技術で複数の部屋をくまなく掃除。ブラーバ ジェット m6との連携機能で、床にこびりついた汚れもきれいにオフしてくれる。

掃除からゴミ捨てまで自動化できるi3+は、多忙なヤングファミリーの暮らしにゆとりをもたらす逸品。マットグレーのファブリック調デザインも所有欲を満たす。

【Editor’s POINT01】

2本のゴム製ブラシで床面のチリもかき取る

中央のゴム製デュアルアクションブラシと強力吸引でゴミを浮かせて除去。ゴム製ブラシの凹凸形状で床に張り付いたチリもかき取る。

【Editor’s POINT02】

掃除後に本体内のゴミをクリーンベースに排出

掃除終了後に本体内のゴミをクリーンベースの紙パックに自動排出。最大60日ぶんのゴミを収容でき、紙パック交換時に手も汚れない。

【Editor’s POINT03】

移動距離と自己位置を把握して効率的に掃除

フロアトラッキングセンサーなどで移動距離と自己位置を把握し、室内をマップ化。部屋をエリア分けし、直線的に効率良く掃除する。

【Editor’s POINT04】

ゴミや汚れが多い場所を見つけて自動で集中清掃

ゴミや汚れが特に多い場所を、独自のダートディテクトテクノロジーで検知。きれいになったとルンバが判断するまで集中的に掃除する。

Editor’s EYE
本誌家電担当
青木宏彰

生活家電の企画全般を担当。アイロボット製品をはじめ多くのロボット掃除機の検証企画を手掛けている。

 

【PLUS 1 POINT】

拭き掃除“特化型”ロボット「ブラーバ ジェット m6」とのリレー運転で部屋の隅々まで美しく!!

アイロボット
ブラーバ ジェット m6

アイロボット公式オンラインストア価格
7万6868円(税込)

最大稼働面積:60畳(※3)
充電時間:約3時間
走行パターン:直線型
imprint スマートマッピング搭載
※3:ウェットモード、ドライモードともに最大60畳(ウェットモードの初期設定は最大24畳)

ブラーバ ジェット m6はルンバ i3+などとの連携機能を搭載。i3+の掃除終了通知を受け、すぐ拭き掃除を始める。高度な間取り学習機能を備え、掃除する部屋の指定も可能。段差センサー搭載で、カーペットに乗り上げて濡らす心配がない。

SPEC●ルンバ連携:sシリーズ、iシリーズ、900シリーズと連携可●自動充電・自動再開:対応●スケジュール機能:対応(iRobot Homeアプリで設定)●サイズ/質量:W270×H90×D252㎜/約2.2㎏

↑部屋の隅まできれいに拭き掃除できるのは四角いブラーバならでは。丸型の水拭きロボットだとモップが部屋角に届かず、拭き残しができてしまう

 

撮影/高原マサキ(TK.c)

【集中連載・第2回】お手ごろモデルに息づく安心のルンバクオリティ「ルンバ e5」「ルンバ i3+」をチェック

家庭用ロボットの世界No.1カンパニー、アイロボットの代表的プロダクトであるルンバの魅力を深掘りする本連載。今回は、特に人気が高いe5i3+をゲットナビ編集部の2名がレビューする。先日、この2モデルは大幅に価格改定されてさらに買いやすくなったので、ぜひチェックを。

 

【今回紹介する商品】

ロボット掃除機ビギナーに最適なコスパモデル「ルンバ e5

アイロボット
ルンバ e5

新価格
3万9800円

稼働時間:最大90分
充電時間:約3時間
走行パターン:ランダム型
ダートディテクトテクノロジー搭載

2本のゴム製ブラシを床に密着させ吸引力を高める、同社独自の清掃機能を備えた普及モデル。高速応答プロセスiAdaptで部屋の状況を把握し、室内を何度も走行・掃除する。

SPEC●走行技術:高速応答プロセスiAdapt ●クリーニングシステム:3段階クリーニングシステム ●吸引力:5倍(※)●ブラーバ連携:非対応 ●サイズ/質量:φ351×H92㎜/約4.0㎏  ※:AeroVac搭載ルンバ600シリーズとの比較

 

十分な清掃力で掃除機がけの 必要がほぼない高コスパ機!

ルンバ e5は、2本のゴム製ブラシやゴミの多い場所を集中的に掃除する機能など、アイロボットの高度な清掃技術を装備。基本性能は十分で、本機のお試し期間中は掃除機がけはほぼ不要でした。

同じ場所を様々な角度から掃除するスタイルですが、テーブルの脚元はぐるっと回るなど、その動きは実はきめ細かい。掃除スケジュールもスマホで簡単に組めるし、ダスト容器が水洗いできるのもホコリに弱い私には高ポイントでした。

1部屋ずつ掃除する用途としてはe5の性能は文句なし。価格も4万円を切り、私のようなロボット掃除機初心者にオススメです!

 

【Editor’s POINT01】

2本のゴム製ブラシが ゴミを浮かせて吸引

「2本のゴム製ブラシでゴミを浮かせて吸引。ゴム製なので髪の毛が絡まないのも感動です」(鈴木)

 

【Editor’s POINT02】

絨毯や低めの段差なら 軽々と乗り越える!

「床に敷いた厚めの絨毯も軽々と乗り越えきれいに掃除。2㎝程度の段差は乗り越え可能です」(鈴木)

 

 

【Editor’s POINT03】

ダスト容器内の汚れも 水で簡単に洗い流せる

「ダスト容器は水洗い対応。容器内に張り付いた微粒子もスルッと洗い流せて安心です」(鈴木)

Editor’s EYE
本誌フード・文房具担当
鈴木翔子

2LDKのマンションで夫婦2人暮らし。今回は専らスマホでスケジュール予約して使ってみた。

【今回紹介する商品】

より手間を省けるプレミアムエコノミーモデル「ルンバ i3+

アイロボット
ルンバ i3+

新価格
7万9800円

稼働時間:最大 75分(清掃完了まで 自動充電&自動再開)
充電時間:約3時間
走行パターン:直線型
ダートディテクトテクノロジー搭載

e5の2倍の吸引力で汚れを強力除去。フロアトラッキングセンサーで移動距離を把握し、複数の部屋を効率的に掃除する。自動ゴミ収集機搭載で面倒なゴミ捨てを自動化。

SPEC●走行技術:iAdapt2.0(カメラ非搭載) ●クリーニングシステム:3段階クリーニングシステム ●吸引力:10倍(※)●ブラーバ連携:対応 ●サイズ/質量:φ342×H92㎜/約3.2㎏    ※:AeroVac搭載ルンバ600シリーズとの比較

 

複数の部屋を短時間で掃除 ゴミ捨て不要なのも刺さる!

i3+はe5の上位機種に当たる製品。一番の違いは走行方式で、複数の部屋を直線的でムダのない動きで掃除してくれます。ランダム走行型の製品と違い、走行1回で掃除でき掃除時間が短いのも魅力。

クリーンベース(自動ゴミ収集機)搭載でゴミ捨てが不要なのも、多忙な共働き世帯には刺さりますね。

息子がまだ小さいので、妻が掃除機をかけるときは私が子どもと外に出る必要がある。その点i3+があれば息子を保育園に預けて職場に出ている間に掃除可能。土日は掃除をi3+に任せて家族で外出できます。子育て世帯には特に最適なロボット掃除機だと思います!

 

【Editor’s POINT01】

自動ゴミ収集機能で 約60日はゴミ捨て不要

「掃除後、本体内のゴミをクリーンベースの紙パックに排出。最大60日ぶんのゴミが入って便利!!」(川内)

 

【Editor’s POINT02】

 室内を効率良く掃除し 掃除結果をマップ化!

「家具の脚などを目印に部屋をエリア分けして効率良く掃除。清掃結果をマップで確認できて安心」(川内)

【Editor’s POINT03】

ブラーバとの連携で 掃き&拭きの連続清掃

「ブラーバ ジェット m6と連携し“掃き”と“拭き”を連続で。床の感触が劇的に変わります」(川内)

Editor’s EYE
本誌編集長
川内一史

妻と2歳の息子、そして猫と3LDKのマンション住まい。リビングと隣り合う和室、洋室をi3+で毎日掃除。

 

高度なナビ技術搭載! 「吸引/水拭き2wayタイプ」のロボット掃除機おすすめ3選

“いま購入時に押さえておきたいキーワード”とともに、製品それぞれの魅力を紹介。今回は、吸引と水拭きを1台でこなすロボット掃除機に要注目。2台持ちよりも省スペースで導入できるうえ、昨今は単機能タイプと比べて遜色ないほどの高い走行技術を備えた製品もある。障害物の回避性能のほか、自動ゴミ収集機や見守り機能などの付加価値を見極めたい。2wayタイプのロボット掃除機の注目の3商品をGetNavi本誌家電担当がチョイス!

※こちらは「GetNavi」2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【Choice.1】ルンバ上位モデルと連携しゴミ吸引と水拭きをリレー形式で行える

アイロボット

ブラーバ ジェット m6

実売価格7万6868円

床に水を噴射し、皮脂汚れも浮かせて拭き取り。ドライモードでゴミやホコリ、髪の毛の除去もできる。アプリを使った部屋ごとの清掃や、ルンバs9/i7/i3シリーズと連携して吸引と床拭きのリレーも運転可能。

SPEC●清掃モード:ドライモード・ウェットモード(部屋選択・エリア選択可能)●乗り越え高さ:3mm(※)●音声操作:Googleアシスタント、Amazon Alexaに対応●サイズ/質量:W270×H90×D252mm/約2.2kg

※:スマートマップの段差乗り越え機能を使うと最大6mmの段差を乗り越え可能

 

稼働面積:ドライモード60畳/ウェットモード60畳

水タンク容量:450ml

充電時間:約3時間

マッピング技術:Imprintスマートマッピング

 

【Choice.2】フロア中の掃除からゴミ捨てまですべてをお任せできる!

アイロボット

ルンバ i7+

実売価格14万2868円

自動ゴミ収集機を備え、吸引清掃からゴミ捨てまで全自動で行う。パワフルな吸引力と高度なナビゲーション技術でフロア全体をくまなく効率的に掃除。アプリが家の環境や季節に合わせた掃除を提案する。

SPEC●清掃モード:自動・クイックモード・2回の走行(部屋選択・エリア選択可能)●乗り越え高さ:20mm●音声操作:Googleアシスタント、Amazon Alexaに対応●サイズ/質量:φ351×H92mm/約4.0kg

 

最長稼働時間:約75分(※)

ダストボックス容量:非公表

充電時間:約3時間

マッピング技術:Imprintスマートマッピング

※:実際は清掃完了まで自動充電&自動再開

 

【Choice.3】レーザーセンサーで障害物の位置を正確に把握し掃除を完遂

パナソニック

ロボット掃除機「ルーロ」MC-RSF1000

実売価格16万9400円

独自の三角形状で部屋の隅のゴミも吸引。360度レーザーセンサーで障害物位置を正確に把握し、障害物が多い部屋でも高い清掃性能を誇る。独自の段差乗り越え機能で、薄型ラグなどの巻き込みを回避。

SPEC●掃除モード:自動・お手軽・徹底清掃・エリア・スポット●乗り越え高さ:最大25mm●音声操作:Googleアシスタントに対応●サイズ/質量:W345×H99×D330mm/3.4kg

 

最長稼働時間:約100分

ダストボックス容量:0.25l

充電時間:約5時間

マッピング技術:レーザーSLAM

GetNavi編集部 家電担当
青木宏彰

家電コーディネーター資格保持。菌・ウイルスまで対応する空気清浄機の信頼性を説く。

【集中連載・第1回】やっぱりスゴい!ルンバの魅力を再発見!!「ルンバ s9+」でその真価と実績に迫る

1990年創業のアイロボットは、家庭用ロボットの世界シェアNo.1カンパニー。この連載では、同社が展開する“ロボット掃除機の代名詞”ルンバの魅力を改めて解説していく。第1回は、フラッグシップのs9+の真価を、歴代ルンバを試してきた副編集長の青木が深掘り。

 

【今回紹介する商品】

長年の英知を集約したプレミアムモデル「ルンバ s9+」

 

アイロボット
ルンバ s9+

18万6780円

2020年発売。ルンバ初のD型デザインと従来比40倍(※)の吸引力で圧倒的な清掃性能を誇る。部屋の間取りを学習・記憶し、掃除したいエリアや部屋の順番などをスマホで簡単に指定可能。クリーンベースを搭載し、ゴミ捨て頻度を大幅低減する。 SPEC●ナビゲーションテクノロジー:vSLAMナビゲーション●清掃範囲:フロア全体●稼働時間(目安):最大120分●充電時間:約3時間●スマートスピーカー:対応●サイズ/質量:W312×H89×D312㎜/約4.0㎏

 

【アイロボットの主な実績】

世界シェア No.1

世界累計 販売台数 3500 万台突破

*2021年9月時点

日本国内 出荷台数 400 万台突破

*2021年2月時点

 

【ルンバ s9+の受賞実績】

GetNavi×家電 Watch
2020-2021 家電大賞
総合グランプリ

GetNavi×家電 Watch
2020-2021 家電大賞
ロボット掃除機部門

 

床掃除を追求して30年、その真価と実績に迫る

アイロボットはルンバ初号機の発表当時から現在に至るまで、丸い筐体に2本のゴム製ブラシ(デュアルアクションブラシ)を採用した吸引機構など独自技術を続々と開発。ロボット掃除機のトップランナーとして他の追随を許さない。

そして数あるラインナップのなかでも最上位機であるs9+は“最高品質を求める人”も大満足のクオリティだ。ゴミ除去性能をより進化させるべく、従来の丸型形状をD型に一新。またソフトウェアアップデートで製品購入後も新機能を続々と追加するなど、時代の先をゆくユーザー体験を提供している。自動ゴミ収集機能も、忙しいビジネスパーソンには必須のスペック。高級感あるデザインも所有する喜びを満たしてくれる。

自社のレガシーに甘んじず、30年以上ストイックに製品開発を続ける信頼性は特筆モノ。“究極”を求めるなら、ルンバ s9+だ!!

 

【Editor’s EYE01】

D型形状採用で部屋角の ゴミ除去が完璧に!

「D型形状と高性能センサーを組み合わせた『Perfect Edgeテクノロジー』による部屋角や狭い場所のゴミ捕集が見事! 2本のゴム製ブラシを前方に配置し、ブラシ幅が約30%長くなり効率化しました」(青木)

 

【Editor’s POINT02】

ゴミ捨ての手間は クリーンベースで軽減

「本体が捕集したゴミは、清掃後にクリーンベースに自動排出。クリーンベース内の紙パックに最大60日ぶんのゴミを収集できます。掃除もゴミ捨ても任せられる快適さは一度味わうとヤミツキに」(青木)

【Editor’s POINT03】

ブラーバとの連携で 床掃除を完全自動化!

「『Imprintリンクテクノロジー』によりルンバ s9+とブラーバ ジェット m6が連携。s9+の清掃終了通知をm6が受け、自動で拭き掃除を始めます。連携設定もスマホアプリ上で簡単に行えます」(青木)

※:AeroVac搭載のルンバ600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

Editor’s EYE
本誌家電担当
青木宏彰

生活家電の企画全般を担当。アイロボット製品をはじめ多くのロボット掃除機の検証企画を手掛けてきた。

撮影/高原マサキ(TK.c)

アイロボット「ブラーバジェット」が39%オフで2万円以下、Amazonプライムデーで格安に

Amazon.co.jpでは、本日6月22日の23時59分まで、年に1度のセール「Amazonプライムデー」を実施しています。

 

これにともない、アイロボットの床拭き掃除ロボット「ブラーバジェット240(B240060)」が通常価格から39%オフの1万9800円で販売されています。製品ページはこちら

 

本機は、水拭きをする「ウェットモード」と、少量の水分で2度拭きする「ダンプモード」、直線的な乾拭きの「ドライモード」の3モードに対応。水を吹きつけて汚れを浮かせ、パッドを細かく振動させて汚れをこすり落とす機構を採用しているので、ただなぞっただけでは落ちにくい汚れも落とします。

 

また、内蔵するセンサーにより床の段差を感知するので、段差からの落下も防止できます。さらに、カーペットやラグなども同様に感知し、乗り上げを防止します。

 

ウェットモードは12畳まで、ダンプモードとドライモードは15畳までの間取りに対応しています。

 

通常価格は3万2270円と3万円を超えていますが、今回のセールでは2万円を切る価格になっているので、だいぶお得感がありますよね。購入を検討していた人は売り切れる前の注文がオススメです。

Amazonプライムデーで、アイロボットの「ルンバ」が2万2800円に!

Amazon.co.jpで、年に一度のセール「Amazonプライムデー」が開催中。6月22日の23時59分まで実施しています。

 

これに合わせて、現在アイロボットのロボット掃除機「ルンバ 692(R692060)」が、2万2800円(税込)で販売されています。製品ページはこちら

 

ルンバ 692はAmazon限定モデルで、Wi-Fiへの対応と、すっきりしたスタンダードなデザインが特徴。専用アプリを使えば、日時を指定した清掃予約や、ソフトウェアの自動アップデートも可能です。また、Amazon Alexaにも対応し、音声でも操作ができます。

 

オススメの間取りは1~2部屋となっており、それほど広くない部屋で使いやすいモデルです。もちろん、段差を感知して落下を自動回避したり、清掃後に自動でホームベースに戻って充電するなど、ルンバの基本的な機能はそなえています。また、カーペットとフローリングの両方に対応するので、さまざまなタイプの部屋で使用できます。

 

通常価格は3万800円(税込)なので、プライムデーで8000円も安く購入できることになります。3万円を超えると、なかなか衝動買いはしにくいかもしれませんが、この価格なら、ロボット掃除機をはじめて購入する人にとっても、手を出しやすいのではないでしょうか。

 

ロボット掃除機を導入すると、本当に日々の掃除がラクになります。興味を持ちつつも使ったことがなかった人にこそ、オススメです。

ルンバの上位モデルが2週間でイチキュッパ(60%オフ)!「お試しユーザー」が待っていたサブスクプラン「3つの進化」

アイロボットジャパンは、6月8日の「ルンバの日」に、オンラインにて事業戦略発表会を開催。ここで同社は2020年に開始したサブスクリプションサービス「ロボットスマートプラン+(プラス)」をアップデートし、同日より運用を開始することを発表しました。

↑アップデートの内容を発表する同社ダイレクトビジネス部の皆川光宇氏

 

アップデートの内容は以下の通り。

【アップデート1】 人気のフラッグシップモデル「ルンバ s9+」をラインナップに追加

「ルンバ s9+」はルンバで唯一、壁際や部屋の隅の掃除に適した「Perfect Edgeテクノロジー」を搭載する最上位モデル。エントリーモデルの約40倍の吸引力を持ち、自動ゴミ収集機を備えています。この「ルンバ s9+」を月額定額制の「あんしん継続コース」(※)のユーザーの85.9%が「体験したい」と回答。その声に応え、今回新たに「あんしん継続コース」のラインナップに「ルンバ s9+」が追加されました。「ルンバ s9+」の月額利用料金は5480円(税込/以下価格はすべて税込)。

※あんしん継続コース…月額利用料金:エントリーモデル980円~最上位機種5480円 契約期間:36か月間(※契約満了時に所有権がユーザーに移転。契約開始から6か月以内は解約・返品不可) 無償保証・修理期間:36か月間(※ユーザー過失故障の場合は、契約開始から1年以内であれば無償修理対象)。

 

【アップデート2】 ロボットを返却せずにあんしん継続コースへの移行が可能に


これまでは「おためし2週間コース」(※)から月額定額制の「あんしん継続コース」へと契約切り替えをする際は、一度ロボットを返却しなければならなかったため、「返却に手間がかかる」「ルンバが家の間取りを記憶したばかりなので不便を感じた」というユーザーの声があったそう。

※おためし2週間コース……契約期間:14日間 オプション:2週間のレンタル終了後、アイロボット公式オンラインストアで同型の製品を購入した場合、レンタル料金相当を全額キャッシュバック(要申請)。また、「あんしん継続コース」に移行の場合、初月利用料が無料となり、「おためし2週間コース」の利用料金相当を全額キャッシュバック

 

そこで、コース変更後でも返却せずに同じロボットを使えるように変更。「おためし2週間コース」から「あんしん継続コース」へ移行すると、「おためし2週間コース」の費用1980円をキャッシュバック、初月1か月無料、たっぷり3年保証というこれまでの特典が利用可能。さらに、コース変更後も同じロボットを使う場合には、月額料金が10%オフとおトクに利用できます。

 

【アップデート3】 「おためし2週間コース」は全モデル一律1980円に価格改定


従来は機種によって1980~4980円と価格に違いがあった「おためし2週間コース」。その価格を全モデル一律1980円に改定しました。自動ゴミ収集機付きの上位モデル「ルンバ i7+」を例にとると4980円→1980円(約60%オフ)となり、3000円もおトクになるわけです。これにより、上位モデルを試すハードルが格段に下がることになります。なお、先述の最上位モデル「ルンバ s9+」は「おためし2週間コース」の対象外。

 

3つのアップデートのなかでも、特に「おためし2週間コース」で上位モデルを含む全モデルが1980円になったインパクトは大きいです。「おためし2週間コース」を創設し、キャッシュバックを充実させた前回アップデートと同様、「とにかく一度使ってみて!」というアイロボットの強い熱意が見て取れますね。

 

6月11日から「あんしん継続コース」が3か月無料になるキャンペーンも実施

さらに、6月11日(金)00:01~7月18日(日)23:59には、月額定額制の「あんしん継続コース」が3か月無料になるキャンペーンも実施するとのこと(対象製品:ルンバ i7、i7+、i3、i3+、ブラーバジェット m6 ※新規申し込み、おためし2週間コース経由いずれも対象)。

 

価格を抑えたプログラミングロボット「Root rt0」を発売

事業戦略発表会では、ルンバをモチーフとしたプログラミングロボット「Root」の新モデル「Root rt0(アールティーゼロ)」も発表されました。発売は7月8日。

↑左が新モデルの「Root rt0」で、右が従来モデルの「Root rt1」

 

Rootは同社の「STEM(※)教育への情熱を形にしたロボット」とのこと。従来モデルの「Root rt1」(アイロボットストア価格2万9800円)は、今年2月の発売後約4か月で34都道府県の小学校で導入されました。

↑Rootを使った仙台白百合学園小学校での授業の様子。生徒たちは、シートをぐるっと一周させるミッションに夢中になっていました

 

現場の教師からは「敷居が高く感じていたプログラミングが、ぐっと身近に感じられるようになった」など概ねポジティブな声が上がる一方で、「予算取りが厳しい」「生徒一人に一台のRootを導入するのはハードルが高い」という声も聞かれるとのこと。そこで、従来のRootに搭載されている天板ホワイトボード、イレイサー、カラーセンサー、段差センサー、マグネットを省略し、価格を抑えたのが「Root rt0」(アイロボットストア価格2万4800円)です。

※STEM……Science(科学)Technology(技術)Engineering(エンジニアリング)Mathematics(数学)の頭文字からとった教育プログラム

 

サブスクをより使いやすく改善したルンバ、価格を抑えたRoot。どちらも導入のハードルをぐっと下げたことで、さらなる普及が見込まれます。家庭でも学校でも、より身近な存在になりそうですね。

家電大賞で部門6連覇&2度目の総合GP!「プレミアムルンバ」の凄まじさを紐解く3つの機能

「家電大賞」は、トレンド情報誌「GetNavi」と白物家電専門ニュースサイト「家電 Watch」による年に1度の家電アワード。今回で6回目となる「家電大賞2020-2021」では、ノミネートされた全155製品のなかから、 読者投票(投票期間は2020年11月22日~2021年1月6日)により、 グランプリと部門賞(特別賞含む18部門)が決定! 6回目の総合グランプリを獲得したのは、アイロボットの「ルンバ s9+」!

 

創業30年の英知を集約

【総合グランプリ】&【ロボット掃除機部門】金賞

アイロボット

ルンバ s9+

画期的なD型デザインと従来比40倍(※)の吸引力でゴミ除去性能が劇的に進化。高性能センサーなどにより、入り組んだ場所も巧みに走行する。クリーンベースを搭載し、掃除後のゴミ捨てはほぼ不要だ。

※:AeroVac搭載の600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

SPEC ●ナビゲーションテクノロジー:vSLAMナビゲーション ●清掃範囲:フロア全体 ●稼働時間(目安):最大120分 ●充電時間:約3時間 ●スマートスピーカー:対応 ●サイズ/質量:W312×H89×D312mm/約4.0kg

 

【読者コメント】

「丸型からD型へのスタイルチェンジでロボット掃除機の清掃力の限界を超えた」(20代・女性)

「共働きで朝バタバタのわが家は、 もうコレなしでは生きていけない!」(30代・男性)

「在宅時間が増えて家の床がすぐ汚れるようになったが、 s9+のおかげで清潔さを保てた」(40代・男性)

 

家電大賞2020-2021の総合グランプリはルンバ s9+に決定! アイロボット30年の英知を結集し、ユーザーニーズに応えるべく、コスト度外視で開発した超プレミアムモデルだ。従来比40倍の吸引力、家具の種類までも判別するvSLAM/センサー技術など、その性能はまさに“モンスター級”と言える。

 

今回のグランプリ受賞は、そんな“攻め”の開発姿勢が多くのユーザーに受け入れられた証。評価ポイントも様々だが、特に、「従来以上のマッピング性能と新採用のD型フォルムで、隅々まで取りこぼしなく掃除してくれる」など、デザイン変更による清掃力の大幅アップと、ナビ技術の進化を評価する声が多数。

 

さらに、「ダスト容器のゴミを捨てる作業がなくなると、こんなにラクなのかと日々痛感しています」 といった、クリーンベース搭載を評価する声も数多く寄せられた。

 

ルンバ s9+はロボット掃除機としての完成度の高さに加え、未来の生活、未来の掃除の在り方をも提示。2020年を代表する家電として納得である。

 

【POINT1】D型デザイン&吸引力

「ルンバ=丸型」の既成概念を覆すD型デザインを採用。デュアルアクションブラシも約30%長尺化し、部屋の角のゴミを確実に捕捉可能になった。さらに吸引力も40倍(※)に強化し、カーペット上の微細なゴミも逃さない。

※:AeroVac搭載の600シリーズとのカーペット上での比較(アイロボット調べ)

 

↑D型ボディ先端部のコーナーブラシが部屋の角に届いてゴミをキャッチ。丸型ボディでは取り切れなかったゴミが除去可能に

 

↑デュアルアクションブラシを本体前方に配置することでブラシ幅を30%拡大。コーナーブラシでかき取ったゴミを確実に吸引する

 

【POINT2】クリーンベース (自動ゴミ収集機)

掃除終了後、s9+が吸ったゴミをクリーンベースに自動排出。掃除のたびに必要だったダスト容器のゴミ捨てが不要となる。クリーンベースには最大60日ぶんのゴミを収集でき、掃除だけでなくゴミ捨てのことまで考えずに済む。

 

↑掃除が終わり、s9+がクリーンベースに戻ると、ダスト容器のゴミを自動排出。出力1200Wのモーターで一気に排出完了する

 

↑クリーンベース内にアレルギー物質を99%捕捉する紙パックを装着。取り出し時に紙パックのフタが閉まるため、ホコリが舞い上がる心配もない

 

【POINT3】間取り学習機能

独自のvSLAMナビゲーションで部屋の間取りや家具の配置を学習しマッピング。各部屋を最短ルートで移動し、ムダのない掃除を行う。さらに家具の種類まで認識し、テーブルの下などピンポイントの掃除指定も可能だ。

 

↑フロア内の個別の部屋まで認識してマッピング。多層階の住宅でも各階のマップを個別に作成し、各階で最適なパターンで掃除する

 

↑「iRobot Home」アプリでどの部屋をいつ掃除するか指定可能。掃除する部屋をお気に入り登録すれば、毎回の部屋指定は不要だ

 

【受賞コメント】

アイロボットジャパン合同会社

代表執行役員社長

挽野 元さん

「GetNavi」「GetNavi web」「家電 Watch」の読者の皆様、この度はルンバ s9+を家電大賞に選出いただきありがとうございます。ルンバは史上初の2度目のグランプリ、6年連続のロボット掃除機部門トップというニュースを聞いて驚くとともに、この快挙に身の引き締まる思いです。これに奢ることなく、消費者の皆様が本当に掃除を任せることのできる、さらに素晴らしい製品をご提供していきたいと存じます。引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

 

【家電 Watch】でもご紹介、記事は写真をクリック!

史上初! 2度目の家電大賞受賞グランプリを受賞した「ルンバ」の最新モデル

自動ゴミ収集機付きで10万円切った! 唯一無二のファブリック調「ルンバ i3」の実力

アイロボットジャパンは、2月26日にロボット掃除機の新製品「ルンバ i3」および「ルンバ i3+」を発売しました。「ルンバ i3」の価格は6万9800円(税込・公式オンライストア価格)、「ルンバ i3+」はクリーンベース(自動ゴミ収集機)付属で9万9800円(同)。

↑ロボット掃除機単体の「ルンバ i3」とクリーンベース付属の「ルンバ i3+」を発売

 

↑サブスクリプションプラン「ロボットスマートプラン+」では、お試し2週間コースと月額固定のあんしん継続コースを用意

 

スタンダードモデルとハイスペックモデルの間を埋める存在

従来、スタンダードモデルの「ルンバ e5」(4万9800円)とハイスペックモデルの「ルンバ i7」(10万9868円、クリーンベース付属のルンバ i7+は14万2868円)には大きな価格の開きがありましたが、「ルンバ i3」シリーズはその間を埋めるポジションとなります。また、初めて10万円を切る価格でクリーンベース付属モデルを提供したことも大きな特徴。ロボット掃除機本体のゴミを自動的に吸い出すクリーンベースは便利だけど「ルンバ i7+」は高価で手が出ない……と悩んでいた人にとって、購入しやすい価格となったと言えるでしょう。

↑クリーンベース付属の「ルンバ i3+」は10万円を切る価格でクリーンベースが付属

 

「ルンバ i3」の肝心の吸引力は「ルンバ e5」の2倍で、上位モデルである「ルンバ i7」と同等となっています。従来同様、回転するエッジブラシでゴミを掻き出し、ゴム製のデュアルアクションブラシで浮き上がらせて吸引するAeroForce3段階クリーニングシステムを搭載し、大きなゴミから細かいチリまでとらえます。今回、新たにリアクティブセンサーを搭載し、掃除中の立ち往生を防ぐ仕組みを導入しました。これにより、ルンバ本体の前側上部に圧力がかかると前進をやめて引き返すため、ベッドやソファの下などギリギリの隙間に入り込んで止まってしまうことがなくなります。

↑回転エッジブラシで壁際のゴミも掻き出し、髪の毛やペットの抜け毛が絡みにくいゴム製デュアルアクションブラシでゴミを浮き上がらせる

 

↑リアクティブセンサーの新搭載により、ギリギリの高さの隙間に挟まって抜け出せなくなる事故を防ぎます

 

充電後は掃除を中断した位置から再開する

「ルンバ e5」との大きな違いは、掃除をする際の動き方と、専用アプリで掃除履歴マップを作ること、さらに、掃除途中で充電・再開できることです。「ルンバ e5」は部屋の中を縦横斜めランダムに動き回って空白を埋めていく動き方をしますが、「ルンバ i3」はフロアトラッキングセンサーによるナビゲーションで移動距離を把握しながら、直線的に規則正しいパターンで順序よく、効率よく部屋を掃除していきます。同時に掃除したエリアをマッピングし、作成したマップは専用アプリ「iRobot HOME」で確認することができます。複数の部屋をまたがって掃除した場合でもベースの位置を把握しているため、掃除途中でバッテリーがなくなっても一度ベースに戻り、充電後に掃除を中断した位置から再開できます。

↑「ルンバ i3」は直線的に規則正しく掃除し、バッテリーが少なくなったら充電に戻り、掃除途中の場所から再開します

 

↑専用アプリ「iRobot HOME」では、いつどこを掃除したかをマップで確認できます

 

掃除履歴マップは、掃除したエリアを把握できるため、家具などが邪魔で掃除できないエリアがあった、部屋を区切るドアを開け忘れてしまったというように、次回の掃除のための改善ポイントを発見できます。なお、マップはあくまで履歴を見るためだけのものなので、上位モデルの「ルンバ i7」のように間取りを学習・記憶して特定エリアや特定の部屋だけを掃除したり、逆に特定エリアを侵入禁止にしたり、ということができません。

↑新製品「ルンバ i3」は3~4部屋の家に住むヤングファミリー向け

 

「ルンバ i3+」は約60日間ゴミを捨てなくてもOK

「ルンバ i3+」に付属するクリーンベースは、ルンバ本体がベースに戻るたびにダストボックスの中身を吸引し、ベース内部の紙パックにゴミを収納する仕組み。ルンバ本体とクリーンベースをつなぐ経路は密閉されており、また、ゴミをためる紙パックも捨てる際には開口部がシャッターで閉まるので、ルンバが集めたゴミを撒き散らす恐れがありません。このクリーンベースには最大約60日分のゴミを収納できるので、掃除のたびにゴミ捨てする煩わしさから解放されます。特にペットを飼っていて抜け毛が多い家庭にとって、ゴミ捨ての手間が減るのはうれしいことではないでしょうか。また、「ルンバ i3」シリーズは床拭きロボットの「ブラーバ ジェット m6」との連携ができ、ルンバによる掃き掃除が終わると自動的にブラーバが拭き掃除を始める、ということが可能となります。

↑クリーンベースから紙パックを引き抜くと自動的にシャッターが閉まり、集めたゴミが飛び散ることがありません

 

インテリアに馴染むファブリック調のグレーボディを採用

また、「ルンバ i3」はルンバとして初めてファブリック調のグレーボディを採用しました。アイロボット本社のデザインチームが、日本をはじめ各国の家庭を訪問し、家具や家電製品にどのような色・素材が使われているか調査。ユーザーの意見も聞いて、インテリアに馴染むデザインを取り入れたものです。ファブリック調にしたことで、ホコリや指紋がつきにくく、目立ただなくなるというメリットもあります。

↑天面がファブリック調デザインとなったことで、指紋やホコリが目立たず清潔感があります

 

このほど開催された「ルンバ i3」のオンライン発表会で、アイロボットジャパンの挽野 元(ひきの・はじめ)社長は、「コロナ禍によりおうち時間が増加したことで、部屋を清潔に保ちたいと掃除意識が高まっており、ロボット掃除機に追い風が吹いている」と、今回の新製品導入が時代のニーズに合致していることを強調したうえで、「今までの掃除を手放して(ロボット掃除機で)新しいライフスタイルを」とアピールしました。

↑「ロボット掃除機で新しいライフスタイルを手に入れてほしい」とアイロボットジャパンの挽野社長

 

さらに、特に「ヤングファミリーに新しいライフスタイルを体験してほしい」と、ロボット掃除機導入のハードルを下げる体験キャンペーンを展開中です。こちらは、合計で1万名に「ルンバi3」または「ルンバi3+」が無料で2週間お試しできるというもの。締め切りは5月19日までなので、気になっている人はぜひ応募してみてください。

↑合計1万名に、「ルンバi3」または「ルンバi3+」が無料で2週間試せるキャンペーンを実施

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

あなたの「ベスト・ルンバ」が1分でわかる! 最新ラインナップ「YES/NOマッチングチャート」

2月19日にロボット掃除機・ルンバの新モデル「ルンバ i3」および「ルンバ i3+」が発売になりました。しかし、いったいどれを選べばいいの? ……と悩んでしまう方も多いはず。今回は、そんな方々のために、ルンバの「YES/NOマッチングチャート」をご用意しました。質問の答えを選択していくだけで、あなたにピッタリの「ベスト・ルンバ」にたどり着きますよ! 全モデルの機能比較表も掲載しているので、そちらも併せてご検討を!

※必ず質問の答えをクリックして進んでください。上から順に読んでいっても「ベスト・ルンバ」にはたどり着けませんので、ご注意を!

 

ここからスタート!

あなたの家の間取りは?

① 1~2部屋

② 3~4部屋

③ 5部屋以上

 

 

 

 

 

犬か猫を飼っていますか?

または外でよく遊ぶ子どもがいますか?

①はい

②いいえ

 

 

 

 

 

 

ダスト容器の汚れが気になるタイプ?

①気になる

②別に気にならない

 

 

 

 

 

 

部屋を指定して掃除したい?

①はい

②特に必要ではない

 

 

 

 

 

 

ルンバに入って欲しくないエリア、または

ピンポイントで重点的に掃除してほしいエリアがある?

①ある

②特にない

 

 

 

毎日のゴミ捨てが面倒で、

ゴミにも極力触れたくない!

①はい

②我慢できる

 

 

 

 

 

 

毎日のゴミ捨てが面倒で、

ゴミにも極力触れたくない!

①はい

②我慢できる

 

 

 

 

 

 

コーナーや壁際のゴミが気になって仕方ない!

①はい

②あまり気にならない

 

 

 

 

 

 

超絶スペックのハイエンドモデルに憧れる!

①はい

②いいえ

 

 

 

 

 

 

 

【あなたへのオススメはコレ!】

スマホで操作できるシンプルなモデル

ルンバ 671

※画像クリックでアイロボットストアにジャンプします

アイロボットストア価格4万3780円(税込)

「iRobot HOME」アプリに対応し、スマホで掃除を開始したい時間のスケジュール設定や、外出先からの操作などが可能です。スマートスピーカーでの音声操作にも対応。別売のバーチャルウォールを使えば進入禁止エリアの設定も行えます。

↑スマホアプリで曜日ごとに運転開始時間を設定できます

 

ルンバ 671の機能と特徴

●使用する部屋数の目安は2部屋以下

●「iRobot HOME」アプリ対応、外出先から操作可能、スマートスピーカー対応

↑最初の質問に戻る

 

ラインナップの機能の違いがわかる比較表はコチラ!

YES/NOチャートでベストパートナー候補にたどり着いたあなた。とはいえ、ほかのモデルも見てみたいですよね?  そこで以下の通り、ルンバのラインナップ7モデルの比較表をご用意しました。右側のエントリ―モデルから左側のハイエンドモデルに行くにつれて、スペックが上がり、できることが増えていきます。YES/NOチャートでたどりついたモデルと、ほかのモデルの価格・機能を比較して、じっくり検討してみてください!

↑清掃パターンは、ルンバ 671とルンバ e5はランダム走行を行うのに対し、上位機種は自分の位置を把握して規則的で効率のよい走行を行うのが特徴。吸引力はエントリーモデルとハイエンドモデルでは最大40倍の差があります。上位機種は家の間取りを学習して記憶する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、家具を認識させてその周辺を掃除したりすることも可能です

 

 

 

 

 

 

 

【あなたへのオススメはコレ!】

ゴム製デュアルアクションブラシ搭載でペットの毛もしっかりキャッチ

ルンバ e5

※画像クリックでアイロボットストアにジャンプします

アイロボットストア価格4万9800円(税込)

ゴム製のデュアルアクションブラシを搭載し、ペットの毛や子どもが持ち込んだ砂などもしっかりキャッチ。特殊な素材のダストカットフィルターによって、カビ、花粉、ダニ、犬や猫などペットによるアレルゲンも99%捕らえます。スマホやスマートスピーカーでの操作に対応し、ダスト容器が洗えるなど機能も十分で、コスパが際立つモデルです。

↑独自のゴム製デュアルアクションブラシが床面に密着し、ゴミを浮かせて確実に吸引します

 

【ルンバ e5の機能と特徴】

●使用する部屋数の目安は2部屋以下

●「iRobot HOME」アプリ対応、外出先から操作可能、スマートスピーカー対応

●ダスト容器水洗い可能

●ゴム製のデュアルアクションブラシ、ダストカットフィルター搭載

●吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約5倍

↑最初の質問に戻る

 

ラインナップの機能の違いがわかる比較表はコチラ!

YES/NOチャートでベストパートナー候補にたどり着いたあなた。とはいえ、ほかのモデルも見てみたいですよね?  そこで以下の通り、ルンバのラインナップ7モデルの比較表をご用意しました。右側のエントリ―モデルから左側のハイエンドモデルに行くにつれて、スペックが上がり、できることが増えていきます。YES/NOチャートでたどりついたモデルと、ほかのモデルの価格・機能を比較して、じっくり検討してみてください!

↑清掃パターンは、ルンバ 671とルンバ e5はランダム走行を行うのに対し、上位機種は自分の位置を把握して規則的で効率のよい走行を行うのが特徴。吸引力はエントリーモデルとハイエンドモデルでは最大40倍の差があります。上位機種は家の間取りを学習して記憶する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、家具を認識させてその周辺を掃除したりすることも可能です

 

 

 

 

 

 

 

【あなたへのオススメはコレ!】

インテリアに馴染むデザインを採用したちょうどいいモデル

ルンバ i3

※画像クリックでアイロボットストアにジャンプします

アイロボットストア価格6万9800円(税込)

エントリーモデルとハイエンドモデルのちょうど中間に位置する最新モデル。吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約10倍を誇り、移動距離と自己位置を正確に把握しながら効率良く掃除していきます。フロアや家具に馴染みやすいファブリック調のグレーのボディをルンバ では初めて採用したほか、家具の下に挟まれることがないよう、リアクティブセンサー(バンパーセンサー)で上部の圧力を感知し、後退する新機能を搭載しました。

↑インテリアに馴染むファブリック調のデザインを採用

 

【ルンバ i3の機能と特徴】

●使用する部屋数の目安は3~4部屋

●「iRobot HOME」アプリ対応、外出先から操作可能、スマートスピーカー対応

●ダスト容器水洗い可能

●ゴム製のデュアルアクションブラシ、ダストカットフィルター搭載

●吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約10倍

●インテリアに馴染むファブリック調ボディ

↑最初の質問に戻る

 

ラインナップの機能の違いがわかる比較表はコチラ!

YES/NOチャートでベストパートナー候補にたどり着いたあなた。とはいえ、ほかのモデルも見てみたいですよね?  そこで以下の通り、ルンバのラインナップ7モデルの比較表をご用意しました。右側のエントリ―モデルから左側のハイエンドモデルに行くにつれて、スペックが上がり、できることが増えていきます。YES/NOチャートでたどりついたモデルと、ほかのモデルの価格・機能を比較して、じっくり検討してみてください!

↑清掃パターンは、ルンバ 671とルンバ e5はランダム走行を行うのに対し、上位機種は自分の位置を把握して規則的で効率のよい走行を行うのが特徴。吸引力はエントリーモデルとハイエンドモデルでは最大40倍の差があります。上位機種は家の間取りを学習して記憶する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、家具を認識させてその周辺を掃除したりすることも可能です

 

 

 

 

 

 

 

【あなたへのオススメはコレ!】

クリーンベース付属で10万円を切る高コスパが魅力

ルンバ i3+

 

※画像クリックでアイロボットストアにジャンプします

アイロボットストア価格9万9800円(税込)

約60日間ゴミ捨てが不要になるクリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属し、10万円を切る価格を実現した最新モデル。吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約10倍を誇り、移動距離と自己位置を正確に把握しながら効率良く掃除していきます。フロアや家具に馴染みやすいファブリック調のグレーのボディを初めて採用したほか、家具の下に挟まれることがないよう、リアクティブセンサー(バンパーセンサー)で上部の圧力を感知し、後退する新機能を搭載しました。

↑クリーンベースのイメージ。本体ダスト容器のゴミを自動で排出し、クリーンベース内の密封型紙パックに取り込みます

 

【ルンバ i3+の機能と特徴】

●使用する部屋数の目安は3~4部屋

●「iRobot HOME」アプリ対応、外出先から操作可能、スマートスピーカー対応

●ダスト容器水洗い可能

●ゴム製のデュアルアクションブラシ、ダストカットフィルター搭載

●吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約10倍

●ファブリック調ボディ

●クリーンベース(自動ゴミ収集機)付属

↑最初の質問に戻る

 

ラインナップの機能の違いがわかる比較表はコチラ!

YES/NOチャートでベストパートナー候補にたどり着いたあなた。とはいえ、ほかのモデルも見てみたいですよね?  そこで以下の通り、ルンバのラインナップ7モデルの比較表をご用意しました。右側のエントリ―モデルから左側のハイエンドモデルに行くにつれて、スペックが上がり、できることが増えていきます。YES/NOチャートでたどりついたモデルと、ほかのモデルの価格・機能を比較して、じっくり検討してみてください!

↑清掃パターンは、ルンバ 671とルンバ e5はランダム走行を行うのに対し、上位機種は自分の位置を把握して規則的で効率のよい走行を行うのが特徴。吸引力はエントリーモデルとハイエンドモデルでは最大40倍の差があります。上位機種は家の間取りを学習して記憶する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、家具を認識させてその周辺を掃除したりすることも可能です

 

 

 

 

 

 

 

【あなたへのオススメはコレ!】

部屋の間取りを記憶し、部屋も指定できる高機能モデル

ルンバ i7

※画像クリックでアイロボットストアにジャンプします

アイロボットストア価格10万9868円(税込)

室内の環境を学習する「Imprintスマートマッピング」を搭載。最大10の間取りを作成・記憶して効率よく掃除するので、部屋数が多い家庭に向いています。部屋を指定して掃除したり、アプリで侵入禁止エリアを設定したり、ピンポイントで掃除してほしいエリアの指定をしたりすることも可能。バッテリーが切れて自動充電を行う際、残りの清掃の完了に必要なぶんだけ充電するスマート充電機能があり、広いフロアも短時間で掃除してくれます。吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約10倍です。

↑「ルンバ i7」は最大10の間取りを作成し、2階建てや3階建ての家でもフロアごとの間取りを記憶します。部屋を指定して掃除することもできます

 

【ルンバ i7の機能と特徴】

●部屋数は5部屋以上でもOK(間取りの学習・スマート充電有り)

●「iRobot HOME」アプリ対応、外出先から操作可能、スマートスピーカー対応

●ダスト容器水洗い可能

●ゴム製のデュアルアクションブラシ、ダストカットフィルター搭載

●吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約10倍

●部屋を指定して掃除可能

●アプリで進入禁止エリアとピンポイントで掃除してほしいエリアの指定が可能

↑最初の質問に戻る

 

ラインナップの機能の違いがわかる比較表はコチラ!

YES/NOチャートでベストパートナー候補にたどり着いたあなた。とはいえ、ほかのモデルも見てみたいですよね?  そこで以下の通り、ルンバのラインナップ7モデルの比較表をご用意しました。右側のエントリ―モデルから左側のハイエンドモデルに行くにつれて、スペックが上がり、できることが増えていきます。YES/NOチャートでたどりついたモデルと、ほかのモデルの価格・機能を比較して、じっくり検討してみてください!

↑清掃パターンは、ルンバ 671とルンバ e5はランダム走行を行うのに対し、上位機種は自分の位置を把握して規則的で効率のよい走行を行うのが特徴。吸引力はエントリーモデルとハイエンドモデルでは最大40倍の差があります。上位機種は家の間取りを学習して記憶する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、家具を認識させてその周辺を掃除したりすることも可能です

 

 

 

 

 

 

 

【あなたへのオススメはコレ!】

間取りを記憶する上位モデルに自動ゴミ収集機が付属

ルンバ i7+

※画像クリックでアイロボットストアにジャンプします

アイロボットストア価格14万2868円(税込)

約60日間ゴミ捨てが不要になるクリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属する上位モデル。室内の環境を学習する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、最大10の間取りを作成・記憶して効率よく掃除するので、部屋数が多い家庭に向いています。部屋を指定して掃除したり、アプリで侵入禁止エリアを設定したり、ピンポイントで掃除してほしいエリアの指定をしたりすることも可能。バッテリーが切れて自動充電を行う際、残りの清掃の完了に必要なぶんだけ充電するスマート充電機能があり、広いフロアも短時間で掃除してくれます。吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約10倍です。

【ルンバ i7+の機能と特徴】

●部屋数は5部屋以上でもOK(間取りの学習・スマート充電有り)

●iRobot HOMEアプリ対応、外出先から操作可能、スマートスピーカー対応

●ダスト容器水洗い可能

●ゴム製のデュアルアクションブラシ、ダストカットフィルター搭載

●吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の10倍

●部屋を指定して掃除可能

●アプリで進入禁止エリアとピンポイントで掃除してほしいエリアの指定が可能

●クリーンベース(自動ゴミ収集機)付属

↑最初の質問に戻る

 

ラインナップの機能の違いがわかる比較表はコチラ!

YES/NOチャートでベストパートナー候補にたどり着いたあなた。とはいえ、ほかのモデルも見てみたいですよね?  そこで以下の通り、ルンバのラインナップ7モデルの比較表をご用意しました。右側のエントリ―モデルから左側のハイエンドモデルに行くにつれて、スペックが上がり、できることが増えていきます。YES/NOチャートでたどりついたモデルと、ほかのモデルの価格・機能を比較して、じっくり検討してみてください!

↑清掃パターンは、ルンバ 671とルンバ e5はランダム走行を行うのに対し、上位機種は自分の位置を把握して規則的で効率のよい走行を行うのが特徴。吸引力はエントリーモデルとハイエンドモデルでは最大40倍の差があります。上位機種は家の間取りを学習して記憶する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、家具を認識させてその周辺を掃除したりすることも可能です

 

 

 

 

 

 

 

【あなたへのオススメはコレ!】

圧倒的な吸引力で、部屋の隅のゴミにも強い最上位モデル

ルンバ s9+

※画像クリックでアイロボットストアにジャンプします

アイロボットストア価格18万6870円(税込)

ルンバの最上位モデルで、「Perfect Edgeテクノロジー」により、高性能センサーが壁の位置を感知。独自のウルトラエッジデザインと特別設計されたコーナーブラシで、ゴミのたまりやすい壁際や隅まで入り込んで徹底的に掃除します。吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約40倍と圧倒的。稼働時間も最大120分とバッテリー性能もラインナップで最高を誇っています。室内の環境を学習する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、アプリで侵入禁止エリアを設定したり、ピンポイントで掃除してほしいエリアの指定をしたりすることも可能。クリーンベース(自動ゴミ収集機)が付属しており、約60日間ゴミ捨てをしないで済むのも便利です。

↑「Perfect Edgeテクノロジー」により、壁際や部屋の隅も徹底的に掃除します

 

【ルンバ s9+の機能と特徴】

●部屋数は5部屋以上でもOK(間取りの学習・スマート充電あり)

●「iRobot HOME」アプリ対応、外出先から操作可能、スマートスピーカー対応

●ダスト容器水洗い可能

●ゴム製のデュアルアクションブラシ、ダストカットフィルター搭載

●吸引力はエントリーモデル(ルンバ 671)の約40倍

●部屋を指定して掃除可能

●アプリで進入禁止エリアとピンポイントで掃除してほしいエリアの指定が可能

●Perfect Edgeテクノロジー搭載

●クリーンベース(自動ゴミ収集機)付属

↑最初の質問に戻る

 

ラインナップの機能の違いがわかる比較表はコチラ!

YES/NOチャートでベストパートナー候補にたどり着いたあなた。とはいえ、ほかのモデルも見てみたいですよね?  そこで以下の通り、ルンバのラインナップ7モデルの比較表をご用意しました。右側のエントリ―モデルから左側のハイエンドモデルに行くにつれて、スペックが上がり、できることが増えていきます。YES/NOチャートでたどりついたモデルと、ほかのモデルの価格・機能を比較して、じっくり検討してみてください!

↑清掃パターンは、ルンバ 671とルンバ e5はランダム走行を行うのに対し、上位機種は自分の位置を把握して規則的で効率のよい走行を行うのが特徴。吸引力はエントリーモデルとハイエンドモデルでは最大40倍の差があります。上位機種は家の間取りを学習して記憶する「Imprintスマートマッピング」を搭載し、部屋を指定して掃除したり、家具を認識させてその周辺を掃除したりすることも可能です

 

最新ルンバ発売日レビュー!「価格もデザインも画期的」と話題の「ルンバ i3」は何が違う?

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機の新製品「ルンバ i3」および「ルンバ i3+」を2月19日に発売しました。「ルンバ i3」は6万9800円(※アイロボット公式ストア税込価格・以下すべて同)で、自動ゴミ収集機「クリーンベース」付属の「ルンバ i3+」は9万9800円。「ルンバ i3」は、スタンダードモデルとハイエンドモデルのちょうど中間に位置し、ルンバとしては初採用という新デザインと、クリーンベース付属モデルとして初めて10万円を切ったのが画期的。クリーンベースは魅力的だけど、従来モデルはちょっと手が届かなかった…という人にとって待望のモデルとなります。

 

一方で、実際に何ができるのかよくわからない、ほかのルンバと何が違うかがわからない……という方も多いはず。今回は、「ルンバ i3+」を発売前に使うことができたので、従来モデルとの違いを明らかにしながらレビューしていきましょう!

↑ルンバ i3本体の大きさはφ342×H92mmで、質量は 約3.2kg。充電時間は約3時間

 

↑クリーンベースにセットした状態

 

ファブリック調のグレーボディがインテリアによく馴染む

まず、一見してわかる「ルンバ i3」の大きな特徴といえば、ルンバとして初めて採用されたファブリック調のグレーボディ。存在感を主張しすぎないデザインとなっていて、確かにソファやカーペットなどのインテリアによく馴染みました。表面には硬化加工が施されていて、ホコリや指紋がつきにくいのもいいですね。

↑ファブリック調の落ち着いた本体デザインを採用しています

 

↑インテリアにも違和感なく溶け込みます!

 

 

クリーンベースの手軽さはやっぱり格別!

そして、なんといってもうれしいのが、9万9800円という現実的な価格で「ルンバ i3」本体と自動ゴミ収集機「クリーンベース」のセット(ルンバ i3+)が手に入るということ。クリーンベースの何が便利かというと、当たり前ですが、いちいちダスト容器のゴミを捨てる必要がないことです。掃除が終わった本体がクリーンベースに帰還すると、ダスト容器のゴミを自動で排出し、クリーンベース内の密封型紙パックに取り込みます。ダスト容器約60日ぶんのゴミが収集できるため、その間はゴミ捨ての必要がないというわけです。

↑クリーンベースのイメージ。本体ダスト容器のゴミを自動で排出し、クリーンベース内の密封型紙パックに取り込みます

 

ペットを飼っている我が家の場合、1回の掃除でかなりの量のゴミがダスト容器にたまります。普段は3~4回の掃除でダストボックスはパンパンになり、さらに春秋の換毛期だったら2回でパンパン。我が家の猫は短毛種なのでこれくらいで済んでいますが、長毛種の猫、さらには犬だったら1回でダストボックスは満タンになるのではないでしょうか。

 

しかし、クリーンベースのおかげで、我が家のゴミ捨ては一気にラクになりました。なにせ、クリーンベースのLEDランプが赤色に点灯するかアプリに通知が来たら、紙パックを引っ張り出してゴミ箱にポイするだけ。その頻度は約60日に一度なので、ゴミ捨てがあることすらほとんど忘れてしまうイメージです。

 

併せて、掃除の開始日時を予約設定できるスケジュール機能を活用すれば、スタートからゴミ捨てまで完全にルンバまかせで掃除が完結してしまうわけですね。その手軽さはやっぱり格別。たとえペットを飼っていなくても、家族が多かったり、部屋が広かったりしてゴミが多く出る家庭でも、間違いなくクリーンベースは重宝するでしょう。

↑3日ぶりにリビング・キッチン・廊下・和室で「ルンバ i3」を走らせたら、こんなにゴミと猫の毛が取れました。これを毎回捨てると考えるとイヤになりますよね

 

このほか、ゴミ捨てでイヤなことといえば、捨てるときにホコリが舞うことですよね。その点、ルンバ本体からクリーンベースへのゴミの流路は密閉されていて、細かいホコリでも外に漏れることはありません。また、クリーンベースの紙パックを取り出すときも、紙パックを引き上げると自動的にパックのシャッターが閉まり、中のゴミが舞い散ることもありませんでした。特に花粉に悩ませられるこの季節、せっかくルンバで吸い取った花粉をまき散らさずに済むのは、本当にうれしいことです。

↑紙パックをクリーンベースから引き出すと、プレートがスライドしてパックの穴をふさぐので、中のゴミが飛び散りません

 

 

吸引力や吸引システムは上位モデルと同等

続いて従来モデルと何が違うのか、まずは吸引力から見ていきましょう。ルンバのエントリーモデルである「ルンバ 671」(4万3780円)の吸引力を1とした場合、「ルンバ i3」の吸引力はその約10倍。これは上位モデルの「ルンバ i7」と同等のレベルとなっています。

 

また、「ルンバ i3」は上位モデルの「ルンバ i7」と最上位モデル「ルンバ s9+」と同様、「AeroForce 3段階クリーニングシステム」を搭載し、エッジクリーニングブラシで掻き出したゴミをゴム製のデュアルアクションブラシで浮き上がらせ、強力な吸引力で微細なゴミも吸い取ります。デュアルアクションブラシは、髪の毛やペットの毛が絡まりづらく、メンテナンスがしやすいというメリットもあります。

↑回転するエッジクリーニングブラシ(写真左上)で壁際や家具の隙間からゴミを掻き出し、デュアルアクションブラシ(中央)で浮き上がらせて強力な吸引力で吸い取ります

 

↑ゴム製のデュアルアクションブラシは髪の毛が絡まりにくく、取り外しもカンタンなのでメンテンナンスがラク

 

「ルンバ i3」には、上位機種にも搭載されているダートディテクトテクノロジーも搭載。これは、センサーがゴミの多い場所を検知すると、キレイになるまで往復して念入りに掃除する機能です。特にキッチンやじゅうたんの上などでは何度も同じ場所を往復していたので、ダートディテクトテクノロジーが効いていることが見て取れました。

↑キッチンなど、ゴミの多い場所では何度も往復してゴミの取りこぼしを防ぎます

 

空間を把握して効率良く走行してくれる

なお、従来のエントリーモデルは、部屋の中を不規則に動き回って部屋の中の空白を埋めていくように掃除する一方、「ルンバ i3」はフロアトラッキングセンサーで移動距離から空間を把握。部屋の中を一筆書きで効率よく動き、全体をくまなく掃除していきます。

↑ランダムに動き回るのではなく、規則的な走行ルートで隙間なく掃除します

 

家具の下などでの立ち往生を防ぐリアクティブセンサーは、ユニークかつ便利な機能で、上位モデルにもない新機能です。これは本体前部のバンパーの上部が圧力を感じたとき、それ以上の前進をやめて後退するもの。実際に観察してみると、ギリギリの高さの隙間では起用に後退してくれたので、ムリな隙間に突撃して中で立ち往生……ということもなくなるはず。すべての家具がルンバに適した高さになっているわけではないので、いちいち対策しなくてもいいのは助かります。

↑バンパー上部で圧力を検知することができ、家具に隙間に挟まって立ち往生ということが防げます

 

 

清掃履歴マップを見て、次回の掃除が改善できた

「ルンバ i3」は、充電が完了したら中断した場所まで戻り、掃除を再開してくれるのが便利です。また、専用の「iRobot HOME」アプリでは、設定した曜日・時間に自動的に掃除をスタートするスケジュール機能が使えるほか、スマートスピーカーと連携して音声でルンバを操作できます。「ルンバ i3」はこれに加えて、清掃履歴マップを作ることが可能。

 

家具などの障害物のせいで今日はここが掃除できなかった、このスペースに侵入できなかった……などと振り返ることができます。これにより、家具の配置を変えたり、ドアを開け忘れないようにしたりと、次の掃除に向けて改善できるのが便利でした。

↑掃除の履歴がマップとして残るので、どこを掃除したのかが一目瞭然。家具の配置やルンバの通り道を考えるときに役立ちました

 

↑「iRobot HOME」アプリでは、曜日と時間を指定したスケジュールを複数作ることができます

 

「ルンバ i3」は価格・機能ともちょうどいい「プレエコルンバ」だった!

最近、筆者は在宅ワークで家にいる時間が長くなり、家の中の汚れが目立つようになりました。しかし、在宅でも仕事は忙しく、掃除に割く時間はあまりありません。その点、「ルンバ i3」は違和感のないデザインで、運転音も気になるほどではなく、仕事に集中しながら掃除できるのがうれしいところ。

 

また、筆者は毎朝決まった時間にウォーキングするのを日課にしていますが、スケジュール機能を利用して、こうしたすき間時間に「ルンバ i3」を動かせるのも便利です。さらに、クリーンベースのおかげでゴミ捨てすら忘れることができ、肉体的にも精神的にもとてもラクになりました。掃除という面倒な家事を丸投げできるこの解放感……みなさんにもぜひ味わってほしいですね。

 

今回のレビューを振り返ってみると、総じてこの「ルンバ i3」は、クリーンベース付きでも9万8000円という点も含め、かなりおトクなモデルと感じました。上位モデルと同等の吸引力を備え、上位モデルにもないデザインやリアクティブセンサーを採用し、走行性能も優秀。機能面での物足りなさはまったく感じませんでした。「ルンバ s9+」や「ルンバ i7」のようなファーストクラスは無理だが、「ルンバ e5」や「ルンバ 671」のようなエコノミークラスでは物足りない……そんな方にふさわしい、まさに「プレミアムエコノミールンバ」ともいうべき、ちょうどいいモデルでした。多くの方にオススメできることは間違いありません。

撮影/我妻慶一

 

 

ルンバのアイロボットが出した教育用プログラミングロボットの詳細は? 「Root」で子どもの向上心が燃え上がる!

ロボット掃除機「ルンバ」で有名なアイロボットジャパンが、プログラミング教育市場に参入すると発表しました。既に本国アメリカで導入されているプログラミングロボット「Root」を2月19日から日本でも販売するのです。「Root」の価格は2万9800円(税込)で、アイロボット公式オンラインストアで一般個人向けに販売するとともに、iRobot Education認定販売代理店を通じて小学校など教育現場にも販売していく予定です。

↑「Root」本体は幅13.4×奥行き14.9×高さ4.5cm、重量約0.49kg。3時間の充電で最大5時間稼働。USB充電ケーブルほか折り畳み式ホワイトボード、デコレーションシール、ホワイトボードマーカー2本、拭き取りクロスが付属します

 

線を引いたり光らせたりと、プログラムで様々なことができる

「Root」は、ロボット本体と無償アプリ「iRobot Coding」によって構成されています。ロボット本体は、中央にホワイトボードマーカーを挿してロボットの動きに合せて線を引くことができ、裏面のイレイサーを下げて書いたラインを消すこともできます。上面のLEDを7色に光らせたり、全8音階と音符の長さを設定して音楽を奏でたり、カラーセンサーで色線をトレースさせたりすることが可能。裏面の磁石でホワイトボードに貼り付けて動かすこともできます。さらに、前面にはバンパーを搭載し、ルンバのように障害物に当たったら左右に曲がって障害物を避ける、といった動きもプログラムできるのです。

↑ホワイトボードマーカーを挿して線を引くことも可能

 

↑Rootの上面は光センサーやLEDを搭載。タッチセンサーも搭載しているので、Rootを軽く叩いたときに止まる/進むなどの動作を指示することができます。裏面には段差センサーを搭載しており、ルンバのようにテーブルからの落下を自動的に回避できます

 

↑裏面のマグネットでホワイトボードに貼り付けて走らせることが可能。ラインのトレースもできます

 

専用アプリでレベルに応じたプログラミングを学べる

専用の無償アプリ「iRobot Coding」を使えば、これらの機能を使った複雑な動きを簡単にプログラミングできるのです。同アプリはパソコン(ブラウザベース)またはスマートフォン/タブレット(iOS/Android)で利用でき、習熟度に応じてレベル1からレベル3までの3段階でプログラミングを学ぶことができます。

 

レベル1は、ロボットの動きがイラストで書かれたブロックをドラッグ&ドロップでつなげていくだけの簡単操作。誰でもすぐにロボットを操作できます。レベル1でコーディングの基礎を学んだら、レベル2にステップアップ。レベル2ではグラフィック・ブロックとテキストで書かれたコーディングスクリプトを組み合わせて、コーディングの流れを習得できます。レベル3は、フルテキストコードを使用してコーディングコマンドや構文を打ち込むことができます。なお、プログラミング言語はアップルのSwiftを使用。

↑Root専用のiRobot Codingアプリは3段階でプログラミング学習ができます。レベル1のプラグラムをレベル3のテキストコードに変更でき、その逆も可能

 

レベル1で作ったプログラムをレベル2やレベル3に変換したり、逆にレベル3のフルテキストコードをレベル1のグラフィック・ブロックに変換できるので、自分が作ったプログラムの確認や、グラフィック・ブロックの構文を学んだりと、ステップアップ・ステップバックしながらプログラミングを学べる点がユニークです。また、プログラムをクラウドに保存することで、世界中のユーザーとシェアできるため、別のユーザーが作った複雑なプログラムから高度な構文を学ぶこともできます。

 

なお、iRobot Codingアプリで作ったプログラムはスマホ/タブレットからBluetoothを通じてRootに送られます。アプリ自体はシミュレーターとして単体利用が可能なので、実際にロボットを動かす前に確認できます。

↑アプリにはシミュレーション機能を搭載するため、実際にRootを動かす前に動きをテストできます

 

↑アプリではRootでどんなことができるのか、動かすためにはどのようなプログラミングをすればよいのかを知ることができます

 

シミュレーション画面を見ながらの試行錯誤が楽しい!

実際にRootを試してみたところ、グラフィック・ブロックをつなげるだけで簡単にRootを動かす事ができます。シミュレーション画面を見ながら試行錯誤するのは楽しく、「次はもっと複雑な動きを作ってみよう」という向上心をかき立てられます。

↑実際に筆者が作ったプログラム。所要時間は10分程度

 

【動画】簡単なプログラムで動かした「Root」

 

↑アイロボットジャパンのスタッフが作成したプログラムをクラウドでシェア。レベル3になれば、このような複雑な動きも作ることができます

 

【動画】複雑なプログラムで動かした「Root」

昨年末にRootエデュケーショナルインストラクターに就任し、小学校でRootを使ったデモンストレーション授業を実施している為田裕行氏(フューチャーインスティテュート代表取締役)は、Rootを使ったプログラミング教育の利点について、次のように語りました。

 

「プログラミングを漠然と学んでも、将来的に自分たちの生活にどのように役立つか分からない。しかし、Rootはみんながよく知るルンバの技術を転用しているので、自分の作ったプログラムがどのように動き、どのように生活に関わっていくか想像しやすい。ルンバがこのような複雑なプログラムで動いていることを知ることも、プログラミング学習には有効でしょう。加えて、このプログラムを作ることで、ロボット掃除機という新しい価値をもたらし、世界を変えたコリン・アングル(※アイロボットの共同創設者・現会長兼CEO)という最良のロールモデルが目の前にいる。プログラミングを学ぶことで社会を変えることができる、と子どもたちに教えることができるのです」

↑「ルンバの技術を転用しているRootを操れるようになることで、プログラミングが身近な生活に役立つことを子どもたちに理解させることができる」と為田氏

 

実際に体験した小学生の向上心を刺激

また、このほど行われたRootの発表会では、淑徳小学校(東京都板橋区)児童参加によるデモ授業様子を録画したビデオが公開されました。デジタルネイティブな子どもたちは、先生から簡単な説明を受けただけですぐにプログラミングに取り組み、思い思いにRootを動かす様子が見られました。体験した子どもたちが、「ルンバを操縦しているようで楽しい」「工夫できるのが楽しい」「もっと難しいのにチャレンジしたい」と語ったことから、好奇心や向上心を刺激され、もっと学びたい! と感じたことがわかります。

 

Rootはプログラミング言語が打ち込める本格的な仕様でありながら、組んだプログラムがすぐにロボットの動きで確認できる手軽さがあり、大人が使っても十分に楽しめるツールです。親子で一緒にプログラミングを学ぶのに最適なのではないでしょうか。

↑淑徳小学校児童参加によるデモ授業の様子

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

「ちっちゃいルンバ」がプログラミング教材に! お楽しみ満載のロボット「Root」発売

アイロボットジャパンは、プログラミングロボット「Root(ルート)」を2月19日(金)より販売します。実売価格は2万9800円。

↑「Root」の本体サイズは幅13.4×奥行き14.9×高さ4.5cm、本体質量は約0.49kg。最大稼働時間は5時間。USB充電ケーブルと折り畳み式ホワイトボード、デコレーションシール、ホワイトボードマーカー2本、拭き取りクロスが付属します

 

プログラミングで光や音を設定できるロボット

「Root」は、同社のロボット掃除機「ルンバ」をモチーフとしたプログラミングロボット。子どもが感じる楽しさやワクワクの“根っこ”の部分を大切にしたい、という想いからネーミングされました。専用のアプリ「iRobot Coding」は、ブロックをつなげて簡単にプログラミングするLevel1から、本格的にテキストコーディングするLevel3まで3段階のレベルで構成されており、小学校教育の全ての教科ならびに中学校でのプログラミング授業で使えるようデザインされています。

↑専用アプリ「iRobot Coding」のLEVEL1「グラフィック・ブロック」。動きがイラストで描かれたブロックをドラッグ&ドロップをしながら、コーディングの基礎となる論理的スキルを学びます

 

↑専用アプリLEVEL3の「フル・テキスト・ブロック」。フルテキストコードを使用して、本格的にコーディングコマンドや構文を打ち込みます

 

Rootは壁に当たったら跳ね返るバンパーや、段差センサーなど、ルンバに見られる機能が踏襲されています。またプログラミングを楽しく学べるよう、光、音、ペンを使っての描写や消しゴムなど様々な機能が搭載されています。

↑中央に付属のペンを挿すと、絵を描くことが出来ます

 

↑7色の色と、光の量を設定することが出来ます。音楽を奏でることも可能

 

さらに裏面のマグネットにより、ホワイトボード上での垂直走行が可能、作品のプレゼンテーションや先生によるデモンストレーションでも活躍します。なお、Rootは専用のアプリ上でコードのシミュレーションをすることができるので、実際のロボットが手元になくてもアプリのみで自作のプログラムを作成・確認できるほか、クラウド上に作成したプログラムを保存することで世界中のプログラマーにシェアすることができます。

↑裏にマグネットが付いており、ホワイトボードにくっついて垂直に移動させることが出来ます

 

なお、全国の小学校へ本機1000台を無償提供する「みんなでRoot!プロジェクト」もスタートしたとのこと。プログラミング教育を重視する親御さんや教育機関は、ぜひ「Root」に注目してみてはいかがでしょうか。

ロボット掃除機を選ぶポイントは? 価格帯別“買い”3選

今冬の家電市場では、例年以上に魅力的な新製品が続々と登場している。ここでは、なかでも注目を集めるジャンルを取り上げて、価格帯別にトレンドと“買い”のポイントを解説。さらに、各価格帯でプロが認めたイチオシのアイテムも紹介していく。今回取り上げるのは、ロボット掃除機。ロボット掃除機はゴミ捕集能力とともに走行性能も進化し、まさに掃除をすべて“おまかせ”できるモデルが増えている。竹・梅クラスの価格帯でもスマホアプリなどからの操作可能な機種もある。

※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

★ロボット掃除機、“買い”のポイント

松クラスは頭脳明晰! やりたい掃除が物体認識機能でより自在

ひと部屋ずつの掃除なら、マッピング機能なしの梅クラスでも十分

掃除する時間や場所などを設定できるスマホアプリへの対応はマスト

 

私たちが解説します!

GetNavi編集部 家電担当

青木宏彰

ロボット掃除機の検証企画を多数経験。自宅でもロボット掃除機を愛用し、その実用性の高さを日々実感している。

家電ライター

平島憲一郎さん

掃除機など生活家電を中心に各種製品の記事を執筆。ロボット掃除機のレビュー記事も数多く手がけている。

 

走行技術の進化などでロボット丸投げ時代が到来

現在、ロボット掃除機は「ナビゲーション技術」が目覚ましく進化を遂げている。

 

「室内の状況を正確に把握することで清掃完遂率が上がり、掃除してほしい場所やタイミングもより簡単に細かく設定できるなど、より〝人がやりたい掃除〟に近づいています。壁ぎわなど従来のロボットが苦手だった場所の掃除も着実に克服しつつあります」(平島)

 

ルンバの上位機種は掃除後のゴミ捨てを自動化。「掃除という行為を意識せず部屋をきれいに保つ」未来の暮らしを先取りした印象だ。

 

とは言えそれらは高級モデルだけの話……と思うなかれ。数年前の高級機能が現在の中位・下位モデルに〝降りて〟きているのだ。

 

「ひと部屋ごとの掃除なら下位モデルでも上位モデルに引けを取りません。スマホ連携やスマートスピーカー連携も徐々に標準機能になりつつあります」(青木)

 

【《松》クラス】予算額14万円以上

この価格帯は、ナビゲーョン性能・ゴミ捕集機能が圧倒的。ルンバなら掃除するエリアや時間の提案をしてくれて、ゴミ捨ても自動だ。ルーロはモノが多い床面の掃除が特に優秀。

 

【No.1】家具の種類も見分ける走行技術や自動ゴミ収集など先進機能が満載

アイロボット

ルンバ s9+

実売価格18万6780円

先進のナビゲーション技術で掃除する場所やタイミングを自在に設定可能。2本のゴム製ブラシとルンバシリーズ最大の吸引力で、床上のゴミを確実に取り除く。D型形状採用で部屋角のゴミにアプローチ。掃除後本体にたまったゴミは自動ゴミ収集機に排出する。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム ●集じん容積:非公表 ●清掃範囲:フロア全体 ●サイズ/質量:W312×H89×D312mm/約4.0kg

ナビゲーション技術 iAdapt3.0ビジュアルローカリゼーション+Imprintスマートマッピング
充電時間 約3時間
稼働時間 最大120分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑掃除終了後に本体が帰還すると、ダスト容器内のゴミをクリーンベースが自動収集。ゴミ捨ての手間がほぼ不要に

 

↑2本のゴム製ブラシとパワーリフト吸引でカーペットの奥のゴミまで除去。吸引力は従来比(※)40倍と圧倒的だ
※:ルンバ600シリーズとの比較

 

↑間取りを認識するvSLAMとAIの進化で物体認識が可能に。室内の家具の種類まで識別し「ソファ周りの掃除」など細かく指定できる

 

<クロスレビュー!>

スマスピへの声がけだけで掃除できるハイテク機種!

「物体認識機能により、清掃エリアをピンポイントで指定できるのがとにかくラク。例えば食後に『キッチンとテーブルの下を掃除して』と声がけすればその通りに掃除してくれます」(青木)

 

掃除からゴミ捨てまで丸投げできて最高です

「最大吸引力はi7+の4倍で、4コアCPUを搭載するなど基本性能が圧倒的。クリーンベースのゴミ捨ても1〜2か月に一度でOK。掃除を丸投げする快楽を味わいたいならコレ一択です」(平島)

 

【No.2】見逃しがちなゴミもレーザーSLAMで逃さず吸引!

パナソニック

ロボット掃除機 ルーロMC-RSF1000

オープン価格

レーザーSLAM、360°レーザーセンサーなどで間取りや床上の障害物を正確に認識し、見逃しがちな場所のゴミも吸引。また、「アクティブリフト」で25mmまでの段差を確実に乗り越える。スポット掃除する場所まで人を追尾する「otomo」機能も装備。

SPEC ●クリーニング技術:V字ブラシ ●集じん容積:0.25L ●最大稼働面積:約130畳 ●サイズ/質量:W345×H99×D330mm/3.4kg

ナビゲーション技術 レーザーSLAM
充電時間 約5時間
稼働時間 約100分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑センサーが段差を検知すると自動で本体を持ち上げ、乗り越える。カーペットの端の押し込みや巻き込みの心配もなし

 

↑レーザーSLAMや360°レーザーセンサーなどが間取りや障害物の位置を素早く把握。周り全体が見えているので障害物を避けつつギリギリまで接近して掃除する

 

<クロスレビュー!>

ゴミがたまりやすい場所を重点的に掃除できて効率的

「清掃後に自動作成するゴミマップでゴミがたまりやすい場所がわかり、そこを重点的に掃除できちゃいます。『アクティブリフト』により薄手のラグを巻き込む心配がないのも助かる!」(青木)

 

使う前に片付けしなくても上手に掃除してくれる!

「床にモノが多くても、それらを巧みに避けて部屋中をきれいに掃除してくれます。ロボット掃除機を使う前に部屋を片付ける手間がなく、面倒臭がりの人にもオススメできます」(平島)

 

【No.3】自由自在な自動掃除と自動ゴミ捨ての快適さを体感

アイロボット

ルンバ i7+

実売価格14万2868円

s9+と同じナビゲーション技術、クリーニング技術を採用。よく掃除する場所を「お気に入り」に登録すれば好みの掃除が簡単にできる。クリーンベース搭載でゴミ捨ての手間を大幅減。拭き掃除ロボットのブラーバ ジェットm6との連携にも対応する。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム ●集じん容積:非公表 ●清掃範囲:フロア全体 ●サイズ/質量:φ351×H92mm/約4.0kg

ナビゲーション技術 iAdapt3.0ビジュアルローカリゼーション+Imprintスマートマッピング
充電時間 約3時間
稼働時間 最大75分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑ダスト容器は水洗い可能。容器に付着した微粒子ゴミも流水で簡単に落とせる。ただしフィルターは水洗い不可

 

↑ルンバ内のゴミをモーター吸引し、密閉型紙パックに収集。ダスト容器30杯ぶんのゴミをためておけて、ゴミ捨て頻度を低減

 

<クロスレビュー!>

ロボットまかせな掃除はi7+でも十分実現できる

「部屋の隅のゴミをわずかに取り残すことはありますが、性能はほぼs9+と同じ。『掃除はロボットにおまかせ』な生活をより安く実現したいなら、i7+という選択肢もアリです」(青木)

 

s9+と同等の頭脳が優秀! 吸引力も十分パワフル

「物体認識機能やルンバからの様々な提案機能など、s9+と同じナビゲーション機能を搭載。吸引力はs9+より落ちるものの、通常の掃除には十分すぎるほどパワフルです」(平島)

 

【《竹》クラス】予算額10万円〜13万円

この価格帯は、同じメーカーのミドルクラスとなる機種。やや機能制限はあるが、vSLAMを採用し、フロア全体を効率良く掃除できるなど、高性能なものが揃う。

 

【No.1】掃除の途中で充電しながら広い部屋の掃除も完遂

アイロボット

ルンバ980

実売価格10万9800円

vSLAM技術でフロア全体をくまなくマッピング。掃除中にバッテリー残量が少なくなると自動で充電台に戻り、充電後に残りのエリアを掃除する。掃除する部屋の指定は不可。コネクテッドデバイスと連携すれば「家から離れたら掃除開始」などの設定は可能だ。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム●集じん容積:非公表 ●清掃範囲:フロア全体 ●サイズ/質量:φ353×H92mm/約3.9kg

ナビゲーション技術 iAdapt2.0ビジュアルローカリゼーション
充電時間 約3時間
稼働時間 最大120分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑エッジクリーニングブラシが壁ぎわのゴムもかき取る。カーペット上では吸引力が最大10倍(※)にアップ
※:ルンバ600シリーズとの比較

 

↑こちらもブラーバ ジェット m6との連携が可能。ルンバ980の掃除終了通知を受けたm6が自動で掃除を開始

 

<クロスレビュー!>

カーペットブースト付きでゴミ除去力は十分良好

「ソフトウェアの最新アップデートでは、花粉の季節に掃除頻度を上げるなどの提案機能が追加。カーペット上で自動的に吸引力を上げるなど、ゴミ除去性能も十分優秀です」(青木)

 

毎回すべての部屋を掃除する人にオススメ!

「約2年前の最上位機種。毎回フロア全体を掃除したい人にオススメ。設定はやや面倒ですがスマートロックと連携し、玄関ドアに鍵がかかると自動で掃除する設定などもできます」(平島)

 

【No.2】先進の「レーザーSLAM」でモノが散らかった部屋もスマートに掃除できる

パナソニック

ロボット掃除機 ルーロMC-RSF700

オープン価格

MC-RSF1000も採用する「レーザーSLAM」を搭載し、モノが多い部屋も上手に掃除。掃除中の部屋の正確な間取りと走行軌跡をリアルタイム表示し、どこを掃除中か出先から確認できる。V字ブラシでペットの毛も逃さない。

SPEC ●クリーニング技術:V字ブラシ ●集じん容積:0.25L ●最大稼働面積:約120畳 ●サイズ/質量:W345×H99×D330mm/3.1kg

ナビゲーション技術 RULO AI
充電時間 約5時間
稼働時間 約100分
スマホ/スマートスピーカー 対応/非対応

 

<クロスレビュー!>

基本性能が高いぶん大幅機能アップデートが望める

「稼働面積が最大120畳でフロア丸ごと対応。基本性能は最上位機種とほぼ同じで、今後もアップデートによる機能進化が期待できます」(青木)

 

この価格帯でレーザーSLAM搭載は魅力

「『レーザーSLAM』搭載で11万円台は魅力。『アクティブリフト』とスマスピは非対応ですが、部屋の状況に柔軟に対応して掃除を行います」(平島)

 

【No.3】障害物を巧みに避けつつ、間取り学習機能により家中を効率的に清掃可能

エレクトロラックス

ロボットクリーナー Pure i9.2

実売価格12万8000円

部屋角や壁ぎわ掃除に強い三角形状を採用。レーザーと正面カメラの情報を基に家具への衝突や玄関からの落下を回避し、マッピング機能で家中を効率的に掃除する。曜日ごとに掃除エリアと時間を指定することも可能。

SPEC ●クリーニング技術:エアエクストリーム TM テクノロジー ●集じん容積:0.7L ●最大稼働面積:制限なし ●サイズ/質量:W315×H85×D275mm/2.5kg

ナビゲーション技術 3DビジョンTMテクノロジー
充電時間 約2時間
稼働時間 最大約120分
スマホ/スマートスピーカー 対応/非対応

 

<クロスレビュー!>

大きめのダスト容器など使い勝手を考えた設計が良い

「ダスト容器の容量が0.7Lと大きく、ゴミ捨て頻度が少ないなど、ユーザーにやさしい設計です。充電2時間で最大120分稼働もスゴい」(青木)

 

障害物回避能力が高いので片付けが苦手でも使いやすい

「ナビゲーションが優秀で、障害物を絶妙に回避。コード類もからみにくいです。床上の片付けが苦手な人もストレスなく使えます」(平島)

 

【《梅》クラス】予算額10万円以下

ロボット掃除機としては普及価格帯ながら、基本性能が高い3モデルを紹介。1〜3部屋の掃除に適した製品に加え、吸引・水拭き両対応モデルもセレクトした。

 

【No.1】基本の掃除性能が素晴らしくひと部屋ごとの掃除に最適

アイロボット

ルンバ e5

実売価格4万9800円

s9+も採用の「AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム」を搭載し、高い清掃能力を誇る。ゴミの多い場所を感知して何度も掃除し、ひと部屋ごとの掃除に最適。付属のデュアルバーチャルウォールを使い、e5の侵入禁止エリアも作れる。

SPEC ●クリーニング技術:AeroForce(R) 3段階クリーニングシステム ●集じん容積:非公表
●清掃範囲:ひと部屋ずつ ●サイズ/質量:φ351×H92mm/約4.0kg

ナビゲーション技術 高速応答プロセスiAdapt
充電時間 約3時間
稼働時間 最大90分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

↑ダスト容器は水洗い可能でメンテがラク。ちなみにダスト容器を水洗いできるのはs9+とi7/i7+、e5だけだ

 

↑内部に真空状態を生み出す「AeroForce(R)3段階クリーニングシステム」を採用。吸引力は従来比の5倍(※)
※:ルンバ600シリーズとの比較

 

<クロスレビュー!>

人気ぶりも頷ける使い勝手とメンテ性

「ゴム製ブラシに髪の毛がからみにくくダスト容器も洗え、メンテのしやすさは竹クラス以上。音声操作にも対応し、使い勝手がすごく良い。これで5万円以下とは爆売れ中なのも納得です」(青木)

 

上位機種に劣らないゴミ除去力の高コスパモデル

「同じ場所を何度も別の角度から掃除するので時間はかかるが、ゴミ除去力は上位機種に劣りません。各部屋にe5を持って行って掃除させるのが苦でないなら、コスパ抜群です」(平島)

 

【No.2】小型ボディで小回りが利き狭い場所もおまかせ!

日立

ロボットクリーナー ミニマル RV-EX20

実売価格6万9430円

幅25cmの小型ボディで狭い場所にもどんどん入り込んでゴミ除去。独自の走行制御でキビキビと動いて掃除する。ゴミの多い場所を見つけると集中的に掃除する。スマホでスケジュール予約や掃除履歴の確認などが可能。

SPEC ●クリーニング技術:床質センシング ●集じん容積:0.25L ●最大稼働面積:約32畳 ●サイズ/質量:φ250×H92mm/2.3kg

ナビゲーション技術 minimaru AI
充電時間 約3時間
稼働時間 最大約60分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

<クロスレビュー!>

運転音を抑えるコースは在宅ワーク中にも助かる

「基本はランダム走行で1部屋ごとの掃除向きですが、継続して複数の部屋を掃除も可。運転音を抑える『夜家事運転』は在宅ワーク中にも便利」(青木)

 

方向転換がスムーズで掃除する姿がかわいい

「清掃中10分ごとにブラシに絡んだ毛を除去する『ペット運転』など、多彩なモードがうれしい。方向転換が素早く、せっせと掃除する姿がキュート」(平島)

 

【No.3】高級モデルにも引けを取らない2 in 1タイプ

アンカー・ジャパン

Eufy RoboVac L70 Hybrid

実売価格5万4800円

吸引と水拭きが同時にできるモデル。SLAM搭載で間取りをマッピングし、部屋の形状に合わせて整然と掃除する。Boost IQTMテクノロジーで床の状況を見分けて吸引力を調整。アプリで進入禁止エリア指定もできるなど多機能だ。

SPEC ●クリーニング技術:BoostIQ TM テクノロジー ●集じん容積:0.45L ●最大稼働面積:非公表 ●サイズ/質量:約φ355×H105mm/約3.85kg

ナビゲーション技術 iPathレーザー・ナビゲーション+A.I MapTMテクノロジー
充電時間 約4〜5時間
稼働時間 最大150分
スマホ/スマートスピーカー 対応/対応

 

<クロスレビュー!>

吸引&水拭きの効果でフローリングがピカピカに

「吸引と水拭きを同時に行えるので、床のピカピカ感がスゴい。水拭き時はカーペットに乗り上げないよう、進入禁止指定するのがオススメです」(青木)

 

この高機能・多機能ぶりは5万円台とは思えない!

「この価格でSLAM搭載、稼働時間2時間半など、高性能が過ぎる! キッチンだけ集中掃除させるなどもアプリで簡単に設定できます」(平島)

 

【Topic1】3万円前後でおトクに買えるロボット掃除機

3万円台以下の価格帯にも十分に使えるモデルが多数。なかにはスマスピ対応などハイスペックを有する製品もあるので見逃せない!

 

【No.1】約72mmの薄型ボディに機能が満載!

アンカー・ジャパン

Eufy RoboVac 15C Max

実売価格2万2800円

床面の材質を見分けて吸引力を自動調整。専用アプリで清掃モードやスケジュール設定などが行えるほか、Amazon Alexaでの音声操作にも対応する。

●サイズ/質量:約φ325×H72.5mm/約2.7kg

 

【No.2】ブラシに毛がからみにくくメンテしやすいロボット

シャーク

EVOROBOT R72 RV720_NJ

実売価格2万9800円(在庫僅少)

ランダム走行しながら掃除。吸引口の硬質ブラシがカーペットのゴミも逃さない。ブラシにからむ糸くずなどを掃除中に自動除去。

●サイズ/質量:W320×H90×D315mm/3.3kg

 

【No.3】入門モデルながらスマホ/スマスピにも対応

アイロボット

ルンバ692

実売価格3万4800円

スマホ/スマスピ対応のルンバ入門モデル(Amazon限定)。ゴミの多い場所を感知し、きれいになったと判断するまで集中的に清掃。ひと部屋ずつ掃除する人に最適。

●サイズ/質量:φ340×H92mm/約3.6kg

 

【Topic2】水拭き専用ロボット掃除機もCHECK!

吸引型ロボット掃除機で落とせない床のこびりつき汚れは水拭き専用ロボットを使うのが有効。足裏がざらつかない爽快感をぜひ!

 

【No.1】ルンバs9+も実装するマッピング機能で賢く拭き掃除

アイロボット

ブラーバ ジェット m6

実売価格7万6868円

物体認識機能を備え家具の位置も学習して拭き掃除。ルンバ900シリーズ以上と連携し、ルンバの掃除後に拭き掃除を始めるリンク機能も。

●サイズ/質量:W270×H90×D252mm/約2.2kg

 

【No.2】常にモップの清潔な面で床拭き可能

パナソニック

床拭きロボット掃除機ローランMC-RM10

実売価格3万6870円

専用モップを巻いたローラーが少しずつ回転し、常にモップのきれいな面で拭き掃除。「スポットモード」で飲みこぼしやベタつき汚れの集中掃除も行える。

●サイズ/質量:W240×H80×D243mm/2.5kg

 

【No.3】モップの回転で移動しつつパワフルに拭き掃除

レイコップ

RAYCOP ミズロボ

実売価格3万2780円

強力モーターで2つのモップを回転させて汚れ除去。モップの回転で移動し、本体の重みを使ってしっかり拭き掃除する。1回の充電で約60畳をカバー。

●サイズ/質量:W371×H110×D203mm/2.1kg

家電女優、奈津子が重宝しているモノは?

モノに精通した各界の目利きたちにオススメアイテムを訊く「GN MEISTERS(ゲットナビ マイスターズ)」。今回は、家電アドバイザーGOLD等級の資格を持つ“家電女優”奈津子さんにインタビュー。コロナ禍のステイホーム期間中に重宝しているという製品を紹介してもらった!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

開発者の心意気が感じられる“攻め”の家電に惹かれます!

奈津子さん

YouTube 奈津子の家電クリニック

家電選びで悩んでいる人から、家電・ガジェットがとにかく好きな人まで参考にできる動画が満載。女優ならではの目線によるビューティ家電紹介など、ユニークな切り口のレビューが好評だ。

 

★注目製品をじっくりレビュー

家電好きなら誰もが気になるような注目アイテムをいち早くお試し。製品の良いところだけでなく、改善すべき点にもしっかりと言及してレビューするので、視聴者の高い信頼を集めている。

 

★ルーティンも家電にどっぷり

モーニング/ナイトルーティンなど、女優ならではの動画も充実。もちろん、紹介しているルーティンはすべて家電にどっぷりと浸かっている。華麗な使いこなしぶりを見れば物欲が湧く!

 

★調理家電を巧みに使いこなす!

料理は得意ではないからこそ調理家電にお任せ! 調理&実食のレビュー動画は人気カテゴリのひとつだ。SNSなどで話題を呼んでいる「バズりモノ」 にもアンテナを張り巡らせている。

 

【使って良かったモノ1】“ながら”トレーニングできるから毎日続けられます!

<フィットネスバイク>

TOP.STAR

スピンバイク

実売価格2万9800円

電源不要で使えるフィットネスバイク。摩擦でなくマグネットによって負荷を制御するため、ペダリング時の騒音がほぼないうえ、消耗するパーツがなく耐久性も高い。負荷のレベルは調節可能だ。

 

ステイホーム期間中、運動不足を解消するために散歩はしていたのですが、やっぱり明らかに太ったんです。これは何とかしなければと購入しました。ネットでは頑丈で静音性が高いというレビューが多かったのが購入の決め手でしたが、使ってみるとその通り。とても満足しています。

 

ほかに気に入っているのが、ハンドル付近にタブレットや本を置けるスペースを備えているところ。映画を見たり読書をしたりしながら運動できるので、ツラく感じることもなく毎日続けられています。また、負荷の大きさやサドルの高さを細かく調整でき、老若男女が快適に使えるはず。デザインが派手すぎるのは少し気になりますが(笑)、コスパは高いです。

 

【使って良かったモノ2】在宅ワークでは“香り”で気持ちにメリハリを付ける!

<キャンドルスタンド>

カメヤマ

キャンドルウォーマーランプミニ

実売価格4400円

ハロゲン電球を搭載し、火を使うことなくアロマキャンドルを楽しめる。クラシカルかつシンプルなデザインでコンパクトな設計のため、どんなインテリアにもなじみやすい。交換用の電球が1つ付属する。

 

ハロゲン電球を点灯させた際の熱で、下に設置したキャンドルを溶かしてアロマを楽しめるというアイテムです。

 

在宅ワークはどうしてもダラダラしてしまいがちなので、「香り」で気持ちにメリハリを付けたいと考えて購入しました。仕事とプライベートの時間を分けるときのきっかけとして、そのときの気分に合わせた香りのキャンドルを焚いています。アロマ効果で眠りの質もグッと高まりました。

 

火を使わないため安全に使えるのもポイント。ランタンの間接照明は癒し効果が高く、明るさも十分です。この手の製品は高価なものも多いのですが、本機は4000円台と手ごろで、気軽に購入できるのもうれしいですね。

 

【使って良かったモノ3】スタンダード機ながら清掃力は上位モデルと遜色なし!

<ロボット掃除機>

アイロボット

ルンバ e5

実売価格4万9800円

高速応答プロセスiAdaptで状況を正確に把握し、従来機の約5倍もの吸引力で微細なゴミやペットの毛などを逃さず取り除くハイコスパモデル。専用アプリを使ってどこからでも操作できる。

 

ゴム製ブラシが床に密着することで、高い吸引力を実現。上位モデルと遜色ない清掃力を誇っています。これだけの性能を誇りながら約5万円というリーズナブルな価格設定には、「ルンバを普及させる」というメーカーさんの強い気持ちを感じますね。

 

ナビゲーションシステムの精度は、上位モデルに比べるとやや劣るのですが、2LDKのマンションである我が家ではさほど不便を感じることはありません。Wi-Fiに対応しているのもポイントで、スマートスピーカーと連携させて音声で操作したり、外出するときはスケジュール機能を使って掃除させたりと、便利に使えます。機能に不足はないので、ロボット掃除機デビューしたい人にオススメです。

 

【奈津子のコダワリ】家電を愛しているからこそダメなところはちゃんと言う

パーフェクトな家電はありません。家電を愛するからこそ、レビューする際は「こんな機能があったほうが良い」「ここを改善してほしい」というポイントを伝えるようにしています。開発者さんが勇気を出して“攻めた”製品を見ると、その心意気を感じてグッときますね。

 

【いま気になっているモノ】

ソニー

VLOGCAM ZV-1

実売価格9万9900円

動画配信者向けに設計されたレンズ一体カメラ。バリアングル液晶が搭載されたことで自撮りも快適なので、ルーティン系の動画やインスタライブの撮影用などにピッタリだと思います。カメラの分野はまだ勉強中なのですが、専門家や人気YouTuberもオススメしている本機に、かなり興味が湧いています。

まるで人が掃除してるみたい! ルンバが劇的な進化を遂げた「史上最大のアップデート」の詳細を解説

ロボット掃除機カテゴリにおいて国内シェア7割以上を誇るアイロボットが、同社史上最大のソフトウェアアップデートとなる「iRobot Genius ホームインテリジェンス」を先日、発表しました。ここでは、ルンバやブラーバの利便性を劇的に向上させるアップデートの詳細を解説していきます。

 

「どこを」「いつ」「どうやって」を自在にコントロール。掃除は本当にまかせられる時代へ

アイロボット創業30年の知見が詰まった今回のソフトウェアアップデートで、ユーザーごとにパーソナライズされた自動掃除が実現。「どこを」(Where)「いつ」(When)「どうやって」(HOW)掃除するかを、人が行うかのように判断可能となりました。それぞれ、以下で詳しく見ていきましょう。

 

【その1】Where…掃除する場所の認識

業界初!! 物体認識してピンポイント清掃が可能に

光学センサーで室内の3次元情報を取得するvSLAMと高度なAI技術により、物体認識機能を初めて搭載。数種類の家具を自動認識できるため、「ソファの周りを掃除する」などピンポイントの清掃が、面倒な設定なしで行えます。

 

「ソファの下」「ダイニングテーブルの下」など最小20×20㎝でエリア設定できる

家具周り全体の掃除に加え、「自分が座るソファ右側の前」など、より掃除範囲を絞った設定もできます。エリアはアプリ内に作成したマップ上にタップで直感的に指定が可能。設定範囲は最小20×20㎝で、食べこぼし除去などにも対応しやすいです。

 

“汚したときに汚したところだけ”突発的な汚れに対応できてストレスフリー

食事の支度で汚れやすいキッチンカウンターの下も、調理後にスマホやスマスピの音声操作ですぐに掃除させられます。フロア全体でなく汚れた場所だけ掃除できるので効率的。掃除場所はかなり多く登録でき、思わぬ汚れにも柔軟に対応できます。

もっと詳しく知りたい方はアイロボット公式サイト

 

【その2】When…掃除するタイミングの指定と提案

「お気に入り機能」によりユーザーの日常に合わせてショートカットできる

掃除予約をしても、実生活はなかなかスケジュール通りには進まないもの。そこで「お気に入り機能」が活躍。例えば、食後に汚れやすいダイニングテーブルとキッチンを選び「夕食後」で登録しておけば、2つの場所をスムーズに掃除できます。

 

「家から離れたら起動」など生活ルーティンを設定可能

市販のコネクテッドデバイスやアプリと連携し、ルンバやブラーバをフレキシブルに操作可能。スマホのGPSと連携し、ユーザーが外出してから掃除開始するなどスケジュールに縛られない自動掃除が実現します。

 

ユーザーの清掃パターンを学習し先回りしてスケジュール提案

ユーザーがいつ、どの場所を掃除しているかなどのパターンを基に、生活に即したスケジュール設定をロボット自らが提案。例えば火曜の夜にリビングをよく掃除していると認識すると、「これをスケジュールに加えませんか」と提案してくれます。

 

もっと詳しく知りたい方はアイロボット公式サイト

 

【その3】How…掃除する方法をAI が提案

ロボットが停止することの多いエリアを自動検知して「進入禁止エリア」として提案する

ユーザーの好む掃除や問題箇所を日々学習し、よりパーソナライズされた掃除方法を提案。例えばコード類が多く走行停止しがちな場所を自動認識し、「進入禁止エリアに設定しませんか」と提案してくれます。これで掃除完遂率がアップ!!

 

花粉の季節やペットの換毛期などは「清掃頻度」を提案

位置情報により、居住地域に即した掃除方法やスケジュール調整をアプリがアドバイス。花粉の季節やペットの毛が生え換わる時期になると通知が届き、掃除の頻度を上げるよう促します。ちなみに、この機能はOFFにすることも可能。

 

もっと詳しく知りたい方はアイロボット公式サイト

 

【ラインナップ・機能別対応モデル一覧表】

ルンバ s9+ ルンバ i7+

/ i7

ブラーバ ジェット m6 ルンバ960 ルンバ e5

ルンバ671

Where 物体認識による部分清掃エリアの提案
Where 部分清掃エリア(マニュアル)
Where お気に入り機能
When スケジュールの提案
When 生活ルーティンの設定
When 進入禁止エリアの提案
How 季節に応じた清掃頻度の提案
How 吸引力(※) 約40倍 約10倍 約5倍 約5倍
稼働面積 フロア全体 フロア全体 フロア全体 フロア全体 1部屋ずつ
アイロボットストア価格(税込) 18万6780円 14万2868円

10万9868円

7万6868円 7万6868円 4万9800円

4万3780円

ひとこと

レコメン

D字型ボディで部屋角のゴミも確実に捕集。従来比約40倍(※)の吸引力など掃除能力が劇的に向上した。吸引したゴミは掃除後クリーンベースに収集し、ゴミ捨ての手間を大幅減。 吸引力は従来比約10倍(※)。s9+やm6と同じナビゲーション技術を採用し、特定の部屋だけ掃除することもできる。上位機並みの頭脳をs9+よりも手ごろに求める人にオススメ。 i7+ / i7と同じナビゲーション技術を搭載。床面に水を噴射し、皮脂汚れも浮かせて拭き掃除する。s9+やi7+ / i7との連携も可能で、ゴミ除去から床掃除までリレー式でまとめて行える。 vSLAMナビゲーションでフロア全体をマッピング。吸引力は従来比約5倍(※)。掃除する部屋は指定できないが、m6との掃除連携は可能だ。マップでの掃除エリア確認にも対応。 4万円台のエントリークラス。低価格ながらスマホ操作やスマスピでの音声操作に対応し、自動掃除をスムーズに行える。付属のバーチャルウォールで進入禁止エリア設定も可能。

※ルンバ600シリーズとの比較

もっと詳しく知りたい方はアイロボット公式サイト

 

【コラム】

ゲットナビ編集部員が使って大感動!

我が家のルンバ&ブラーバが真の“最強パートナー”に進化した

今回のソフトウェアアップデートでルンバとブラーバの使い勝手がどう変わるのか、編集部・青木がお試し。従来感じていた細かい困りごとが解消され、より生活に寄り添ってくれていると実感できました!!

 

もっと詳しく知りたい方はアイロボット公式サイト

 

【私がお試ししました!】

本誌家電担当・青木宏彰

ロボット掃除機の検証企画を数多く経験。自宅のロボットが今回のアップデートでまるで買い替えたかのように進化して感動。

 

人と同じ目線で部屋や生活を理解して自在な掃除に対応

「iRobot HOME」アプリと紐付いたルンバとブラーバにより、“掃除をほぼロボットにまかせる生活”はすっかり定着しました。ただ、掃除をより自分の日常生活にフィットさせるにはアプリ上の調整が必要で、結局は“部屋ごとの掃除頻度を変える”程度しか使いこなせていなかったのも事実です。

 

今回のソフトウェアアップデートでは、そうした不満が大幅に解消。従来は掃除する“部屋”までを指定できましたが、今回ルンバ/ブラーバに物体認識機能が備わったことで、特定の家具を認識して“ピンポイント”の掃除が可能になりました。

↑「iRobot HOME」アプリのUIも一新。掃除する部屋の順番も決められるなど、掃除を自分好みにカスタムできて超便利

 

我が家では、せっかくルンバ/ブラーバがいても、食べこぼしなどの突発的でピンポイントな汚れにはスティッククリーナーで対応することも多かったのですが、今後は「テーブルを掃除して」「ソファを掃除して」といったスマートスピーカーへの声がけひとつで“狙い撃ち”できるというワケ。「いますぐ、ここだけを掃除してほしいのに……」というストレスが見事になくなってうれしいです。

 

ちなみに私はコロナ禍でテレワーク推奨となっていますが、たまに、出社する日と同じ感覚でうっかりスケジュール設定していて、オンライン会議中にルンバが掃除開始して焦る……といった場面も(笑)。

 

そんなときはGPS連携機能が便利。スケジュール設定せずに“外出”をトリガーに設定しておくことで、例えばちょっと買い出しに出かけるときなどに自動掃除しておいてくれるというワケです。

↑外出をトリガーにした自動運転も可能。クリーンベース搭載機ならルンバのゴミ捨ての手間も減り、掃除をほぼおまかせできます

 

このように、今回のアップデートで、ルンバとブラーバは“より人に近い目線”で部屋の状況や生活を理解可能に。ますます生活に欠かせないパートナーとなりました!!

 

もっと詳しく知りたい方はアイロボット公式サイト

 

【コチラもチェック!】

アイロボットのサブスクサービス「ロボットスマートプラン+」で“天才っぷり”を体感できる!!

今回のアップデートのスゴさを、サブスクで体感してみるのもアリ。「おためし2週間コース」は実機を2週間借りられ、コース終了後に公式オンラインストアで製品購入するとコース料金が全額還元。「あんしん継続コース」は、例えばi7+なら月額3800円(税抜)でレンタル可能。6か月以降から解約できます。「おためし2週間コース」から「あんしん継続コース」に移行の場合、「おためし2週間コース」の料金が全額戻り、「あんしん継続コース」の月額料金も1か月無料に。

ロボットスマートプラン+の詳細はコチラ

 

構成/青木宏彰(本誌) 文/平島憲一郎 撮影/篠田麦也(コラム部分) 撮影協力:積水ハウス 品川シーサイド展示場

ルンバに魂が宿った!?「ソファを掃除して」が可能になる「史上最大のアップデート」の要点

アイロボット・コーポレーションは8月26日、ソフトウェアのアップデート「iRobot Genius(アイロボット・ジーニアス)ホームインテリジェンス」を発表しました。これにより、iRobot HOMEアプリの仕様、およびロボット掃除機「ルンバ」や床拭きロボット「ブラーバ」の機能が大幅に改良され、様々な機能が自動的に追加されることになります。

 

ロボットに完全に掃除を任せることが可能になる同社史上最大のアップデート

今回のアップデートについて、アイロボットジャパンの代表執行役員社長 挽野 元(ひきの・はじめ)氏は、オンライン発表会で以下のように説明しました。

↑アイロボットジャパンの代表執行役員社長 挽野 元氏

 

「『iRobot Genius』はアイロボット史上、最大のデジタルアップデートです。この『iRobot Genius』は個人のライフスタイルに合わせた掃除が実現することで、煩わしい日々の掃除から解放され、消費者のみなさんにとって、ロボットに完全に掃除を任せることができる、そんな新しい時代の幕開けを意味しています。

 

『iRobot Genius』によって、例えば、AIによって掃除の提案ができたり、あるいはユーザーの掃除のルーティーンをロボットが学習したりします。そして、これらがカンタンにできるように、iRobot HOMEアプリが操作のしやすさに重点を置いたインターフェースに変わっています。アイロボットは『iRobot Genius』を軸に、新しい掃除の時代、本当に掃除を任せられる時代にしっかりとコミットして参ります」

↑iRobot HOMEアプリ画面。従来のインターフェース(左)に比べて、直感的に使えるよう改良されています(右)

 

では一体、iRobot Geniusでどのようなことができるようになるのでしょうか? 挽野氏によると、「ロボットが人間と同じような目線で家を理解し、どこで(Where)、いつ(When)、どうやって(How)掃除するかを、まるで人が行うかのようにロボットがコントロールする」とのこと。具体的には以下の通りです。

 

①Where=掃除する場所の認識

業界初の物体認識清掃(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

iRobot Geniusでは、最先端のロボットAIを採用し、機械学習によってソファやテーブルといった特定の家具を自動的に検出します。これにより「ソファの周りを掃除する」などといったピンポイントでの清掃が可能になりました。

↑スマートスピーカーで「ソファを掃除して」と指定すると、ソファの周囲を掃除してくれます

 

部分清掃エリア(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

また、ユーザーが清掃エリアをアプリ上で手動で指定することも可能です。これにより、汚れやすい場所などを部分的に清掃することが可能になりました。また、「進入禁止エリア」と組み合わせて設定すれば掃除したい箇所としたくない箇所を自在にコントロールすることも可能です。

↑部分清掃エリアを設定するデモ。まずはアプリのマップ上で清掃したい場所を指定

 

↑今回は、デモの進行役の男性のいる場所をルンバがピンポイントで掃除するよう指定。わき目もふらずに到着し、掃除を開始しました

 

②When=掃除するタイミングの指定と提案

お気に入り機能(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

日々の清掃パターンに名前を付けることで、どこを掃除するかを簡単に設定することができます。例えば「夕食後」とお気に入りに登録し、ダイニングテーブルとキッチンを選択。これを起動することで、夕食後にはいつも汚れやすいダイニングテーブルの下とキッチンを、ルンバで掃除したあとブラーバで拭き掃除する、といった清掃が可能になります。これにより、ユーザーの日常に合わせた効率の良い清掃を行います。

↑お気に入り機能のデモ。アプリで「食後」と名付けたお気に入りのボタンを押します

 

↑ブラーバが起動し、設定したキッチンカウンターとダイニングテーブルの掃除を開始しました

 

スケジュールの提案

例えば、金曜日の夜にリビング、あるいは日曜日の夕食後にダイニングとキッチンに掃除機をかけることが多いなど、ロボットが清掃パターンを学習。「これを清掃スケジュールに追加しませんか?」とアプリ上で提案を行います。

↑ロボットがユーザーの清掃パターンを学習して、アプリ上で提案します

 

生活ルーティンの設定

通常のスケジュール機能に加え、市販のコネクテッドデヴァイスやアプリと連携し、日常の行動に紐づけることにより、「家から離れたらブラーバを起動する」といった、実用的なスケジュールが設定できるようになります。現在のところ、Life360という家族の見守りアプリとの連携が可能で、今後、連携するIoT対応機器は順次増やしていく予定とのこと。

 

③How=掃除する方法をAIが提案

進入禁止エリアの提案(上位機種のルンバ s9+、i7+、i7、ブラーバ ジェット m6 に対応)

iRobot Geniusは、ユーザーの好みの設定を知り、よりユーザーに適した清掃方法を判断できるように日々学習を続けます。例えば、配線が多い箇所など、ロボットが停止することの多いエリアを自動で検知し、「このエリアを進入禁止に設定しませんか?」といった提案を行います。

↑問題のあるエリアがあると、進入禁止エリアの提案を行います

 

季節に応じた提案

基本的なスケジュール機能にとどまらず、位置情報によりその地域に即した季節の提案を行います。花粉やアレルギーの季節、ペットの換毛期などをお知らせし、清掃頻度の提案などを行います。この機能はOFFにすることも可能です。

↑花粉の季節は毎日掃除するように促すなど、季節に応じた提案も行います

 

これらすべてのiRobot Geniusの機能は、直感的に操作できるよう、ユーザーインターフェースを一新したiRobot HOMEアプリから操作が可能。また、各機能は、Google アシスタントやAmazon Alexaなどのスマートスピーカーを通して音声でコントロールすることも可能です。なお、機能によって対応する機種は違います(以下の表組参照)。

 

家具を認識して掃除する場所のピンポイント指定が可能、かつ状況に応じた掃除のパターンを登録できるうえ、ユーザーの掃除のやり方を学習し、提案までするとあって、iRobot Geniusの配信による拡張機能には驚くばかりです。イメージとしては、ルンバやブラーバのなかに優秀な執事の魂が宿ったようなもの。

 

特にスマートスピーカーと組み合わせて操作すれば、より完全な「お任せ」感覚が実感できるはず。もうここまでくると、子どものころに夢想した「お掃除はロボットにお任せ」という未来がついに来たか……と感慨深くなりますね。そんな未来への希望が感じられるiRobot Genius、みなさんもぜひ注目してみてください。

シリーズ最高峰「ハイテクロボット掃除機」もフラッシュセールでお買い得! いま揃えたい新生活家電6選

夏休みが終わって心機一転、はたまた職場の人事異動などで、秋に環境を変えたい人、変わる人も少なくありません。そこで楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出するフラッシュセールを開催します。期間は8月31日午前10時~9月7日午前9時59分まで。さらに対象ショップで使える最大1200円OFFのクーポンも発行します(クーポン利用期間は9月1日0時~9月7日午前9時59分まで)。超お得な商品が目白押しなので見逃し厳禁ですよ!

 

セール特設ページはコチラ

 

[その1]

圧倒的な洗練フォルムを纏う軽量薄型設計のノートパソコン

HP
ENVY 13 x360
セール価格9万7000円

アルミニウムボディのスタイリッシュな13インチノートパソコン。重さ約1.31kg、最薄部わずか15mmの軽量薄型設計が特徴。最大約11時間駆動のバッテリーを搭載し、外出時も場所を問わず安心して使えます。また、ディスプレイを反対側に折りたためるタブレットモードにも対応。

 

【ここがポイント】

本体の一部分には、高級な包丁やナイフに使われるダマスカス鋼の模様をあしらっています。さらにスピーカーグリルやディスプレイとキーボードを繋ぐヒンジ部は、ジオメトリック(幾何学的)デザインを採用。一目見ただけでも分かる洗練されたフォルムが、所有欲を満たしてくれます。

 

[その2]

余計な機能を省いて徹底的に映像美を追求したハイビジョン液晶テレビ

maxzen
J40SK03
セール価格3万3500円

「高画質で視聴する」ことに特化したシンプル設計の40インチ液晶テレビ。高輝度の直下型LEDバックライト、広色域化した高品質パネルを搭載し、明るくクリアな映像美を楽しめます。本体はPC機器やAV機器を接続しても違和感なくマッチするシンプルなデザイン。

 

【ここがポイント】

2系統の「HDMI入力端子」を備え、ブルーレイディスクなどの映像出力にも対応します。従来モデルに比べてスピーカーも進化しており、音質、音の広がり感ともに向上。映画やコンサート映像を鑑賞する際はダイレクトな臨場感を味わえます。

 

[その3]

最先端のテクノロジーを搭載したシリーズ最高峰モデル

アイロボット
ロボット掃除機 ルンバ960
セール価格7万7950円

最先端のテクノロジーを駆使して家中の床を自動清掃してくれる「ルンバ」シリーズ最高峰モデルです。本体にはカメラが搭載され、フロアトラッキングセンサーなどの高性能センサーによりフロア全体をナビゲーション。清掃中にバッテリー残量が少なくなると自動でホームベースに戻り、充電後は残りのエリアを清掃します。

 

【ここがポイント】

ルンバの進入を制限したい場所には、付属の「デュアルバーチャルウォール」をセットすると便利。赤外線の見えない壁によって、円形の進入禁止エリアを作ってくれます。また「iRobot HOME アプリ」を使えば、別の部屋のルンバを遠隔で操作可能。ほかにも外出先から清掃開始を指示できたり、便利なスケジュール機能を備えるなど、最上位モデルならではの様々な便利機能を搭載しています。

 

[その4]

室外機にもこだわったシンプル&コンパクトなルームエアコン

ダイキン
E AN22VES 標準設置工事セット
セール価格5万9900円

シンプル&コンパクトなベーシックタイプのルームエアコン。高さ285mm×幅770mm×奥行233mmの小型ボディにスッキリしたデザインなので、洋室の袖壁や真壁(しんかべ)仕様の和室にも設置できます。室外機にも様々な工夫が施され、限られたスペースにも置けるコンパクト設計。マイナス15度から45度までの外気温に耐え、冷房・暖房ともにどんな状況でもしっかり可動します。

 

【ここがポイント】

冷房は上向きに吹き出し、暖房は足元から気流を届けてくれる「風ないス運転」機能を搭載。部屋の温度を効率良く調整するだけでなく、風が直接体に当たらないよう配慮されています。温度設定は0.5度単位で操作できるため、冷やし過ぎや暖め過ぎの心配もありません。なお、上記のセール価格は取付工事費込みの価格となります。

 

[その5]

充実した洗濯コースが魅力の全自動洗濯機

パナソニック
全自動洗濯機 NA-F70PB11
セール価格4万3000円

手入れがしやすい「抗菌加工ビッグフィルター」を採用した、バスポンプ内蔵タイプの洗濯機。洗濯機の底面に、3枚のビッグウイングと3個の突起を持つ「ビッグウイングパルセーター」を搭載、パワフルな立体水流を起こして水や衣類をしっかり攪拌する設計なので、水位が低いときでも衣類の汚れを効果的に落とします。

 

【ここがポイント】

洗剤液に衣類をひたす「つけおき」と「かくはん洗い」を4回繰り返す「つけおきコース」は、汚れを溶かし出して手軽に洗濯物をキレイにできます。また「香りしっかりコース」を使えば、最終すすぎの途中で柔軟剤の投入タイミングをブザーでお知らせ。洗い終えた衣類に、柔軟剤のやさしい香りが残ります。

 

[その6]

炊き方を微調整して好みの味に進化していく炊飯器

象印
圧力IH炊飯ジャー 極め炊きNP-BG10
セール価格2万800円

発熱効率を高めた「鉄器コートプラチナ厚釜」が特徴の圧力IH炊飯器です。釜の外側にはIH加熱と相性の良い鉄をコーティングし、ご飯の炊きムラを抑制。さらにプラチナコートの内釜は、触媒作用によって水を弱アルカリに変化させます。弱アルカリ化した水がお米の表面を覆うたんぱく質を分解するため、甘み成分がアップしたご飯を味わえます。

 

【ここがポイント】

お米の銘柄や季節に関係なく好みの食感に炊ける、「わが家炊き」メニューを搭載。前回食べたご飯の味を回答するだけで、炊き方を微調整してくれます。また本体の底についたセンサーは、保温に最適な火加減で温度をコントロール。水分の蒸発を抑え、30時間まで美味しく保温することができます。

 

提供:楽天市場

寝ている子を起こさない! 「赤ちゃんに優しい」家電アイテム7選

赤ちゃんが生まれると、生活が一変! 家の中や衣類、布団の清潔さにこだわったり、寝ている赤ちゃんを起こさないよう工夫したり、赤ちゃんのために気を付けたいことがたくさん出てきます。そこで今回は、赤ちゃんがいるご家庭にオススメしたい家電グッズなどをピックアップしました。ご紹介するのはパナソニックの空気清浄機やドウシシャの扇風機、アイロボットのロボット掃除機、ピジョンのさく乳器など計7点。赤ちゃんにも優しく、静かで、パパママにもうれしい家電製品を選ぶ際の参考にしてみてください。

 

[空気清浄機]

パナソニック

加湿空気清浄機 F-VXP90

実売価格 5万3070円

SPEC ●サイズ/質量:W398×H640×D268㎜/11.8㎏ ●空気清浄適用床面積〜40畳 ●空気清浄時間8畳/約7分 ●最大加湿量870㎖/h ●フィルター交換目安約10年

 

花粉やPM2.5などの粒子から約0.3μmの粒子まで、99.97%以上集じんしつつ、ナノサイズの微粒子イオン「ナノイーX」が花粉などのアレル物質やウイルス、菌などの活動を抑制。床上30cmに溜まりがちな花粉、ハウスダストは、本体下部の開口部に設けた「メガキャッチャー」機能がパワフルに吸引します。加湿機能付きなので、乾燥が気になる季節も大活躍。

 

【おすすめポイント】

空気清浄機能に加え、アレル物質の活動も抑制してくれる高性能モデル。特に床上30cmの空気の汚れを吸引してくれる「メガキャッチャー」は、床で過ごすことが多い赤ちゃんに嬉しい機能です。部屋が暗くなると、風量と表示ランプの明るさをセーブするので、眠っている赤ちゃんを起こさないという配慮も○。

 

[扇風機]

ドウシシャ

カモメファン FKLT-232D/TLKF-1232D

実売価格 1万5410円

SPEC●サイズ/質量:W305×H800~900×D260㎜/約4.4kg●動作音:12.0dB●風量調節:無段階●自動首ふり角度:左右30・60・90度●手動角度調節:上下 上向き90度、下向き90度※真正面起点●タイマー:入 / 切 1・2・4・8時間●消費電力:1.2W(最小時)~10.5W(最大時)

 

カモメの羽をヒントにつくられた羽根を採用し、やわらかく心地よい風を遠くまで届けるDCモーター扇風機。フレキシブルに曲がる5つの関節を備え、真上や真下など、様々な方向に送風できます。徐々に風が弱まる「おやすみ風」や、まぶしさを抑えるLEDの減光・消灯機能など、睡眠中も使いやすい機能も搭載。

 

【おすすめポイント】

カモメファンの風はとてもやわらかく、繊細な赤ちゃんも負担なく、心地よい風が浴びられます。特にこのモデルは、フレキシブルアームを調整すると真上から見下ろすように送風できるので、お布団で寝ている赤ちゃんを優しい風で包み込んでくれますよ。

ロボット掃除機

アイロボット

ブラーバ 380j

実売価格 3万7580円

SPEC●走行システム:iAdapt2.0●掃除モード数:3●稼働面積(ウェットモップモード):約12畳●充電時間:2時間●サイズ/質量:W178×H84×D170㎜/約1.2kg

 

フローリングを自動でお掃除してくれる床拭きロボットは、動作音がとっても静か。スイスイと部屋の隅から隅まで移動しながら、フローリングの汚れを拭き取ります。皮脂汚れや食べこぼしには「ウェットモード」、ホコリや髪の毛には「ドライモード」で日々のフローリング掃除と使い分けが可能。

 

【おすすめポイント】

掃除機のように吸引しないので音が静かなうえ、ホコリを立てないので赤ちゃんが寝ていても安心して使えます。床に溜まりがちな花粉やホコリ、こびりついた菌も取り除いてくれるので、フローリングが中心の家にオススメです。

 

スティッククリーナー

ケルヒャー

スティッククリーナーKB5

実売価格:1万1580円

SPEC●集じん容積:0.37ℓ●充電時間:約3時間●連続運転時間:約30分(フローリング)●清掃幅:210mm●運転音:55dB●サイズ/質量:W215×H1120×D230mm/1.17kg

 

1.2kgと軽くてコンパクトなスティッククリーナー。自立するので部屋の隅に立てておき、使いたいときはスティックを倒せば自動でスイッチが入ります。インテリアを邪魔しないシンプルなデザインも特徴。独自のクリーニングシステム搭載で排気を出さず、ホコリを舞い上げる心配もありません。

 

【おすすめポイント】

出しっぱなしにできるので、ちょっとゴミが気になったときや、隙間時間で掃除したいとき、サッと手に取りスティックを倒すだけで掃除が始められます。一般的な掃除機に比べて動作音も静かなので、寝ている赤ちゃんを驚かせてしまうことはなさそう。

 

洗濯乾燥機

シャープ

プラズマクラスター洗濯乾燥機 ES-PU11B

実売価格:11万7000円

SPEC●洗濯脱水/乾燥:11kg/6kg●定格洗濯乾燥時間:約220分●サイズ/質量:約W600×H1050×D650mm/約48kg●消費電力量:約2200Wh(洗濯乾燥時)

 

洗濯槽に穴がないので、洗濯槽の外側や底裏についた黒カビや汚れが槽内に侵入せず、清潔な水で洗えるのが、シャープのタテ型洗濯機の特徴。洗濯後も独自イオン「プラズマクラスター」で洗濯槽のカビ菌繁殖を抑制します。洗剤なしで予洗いできる「サッと予洗いコース」や、部分洗いに便利と話題の「超音波ウォッシャー」など、予洗いの手間を軽減してくれる機能も多数搭載しています。

 

【おすすめポイント】

食べこぼしやおもらしなど、ほかの洗濯物と一緒に洗いたくない衣類やシーツの予洗いが洗濯機でできるのは便利! 洗濯容量11kgでシーツや毛布などの大物もたっぷり洗えるので、赤ちゃんの寝具もこまめに洗いやすく清潔に保てます。

照明

フィリップス

Philips Hue Go

実売価格:9680円

SPEC●サイズ/重量:W15×H8.0×D15cm/0.5kg●ランプ技術:LED/24V●ワット数:6W●照明カラー:クール ホワイト●ルーメン出力合計:300lm●寿命:2万時間

 

照明の色温度やカラーが変えられるポータブルライト。実用的な温白色光から、涼しげでやる気を引き出す昼光色など、色温度を変えられるほか、カラー照明で空間の雰囲気づくりに一役買います。ブリッジに接続すればスマートデバイスからもコントロールでき、1600万色のカラー演出が可能に。バッテリー内蔵で、屋外でも使えます(3時間)。

 

【おすすめポイント】

赤ちゃんと眠るときに枕元に置いておけば、おむつを替えたり、授乳するときに便利。照明の明るさを暗めに設定すれば、赤ちゃんを完全に目覚めさせることなく、お世話ができます。カラー照明は、誕生日やクリスマスなどイベント時のムードづくりにもオススメ!

 

電動さく乳器

ピジョン

さく乳器 母乳アシスト電動Pro Personal+(プラス)

価格:2万7000円

 

両胸同時にさく乳できる電動さく乳器。赤ちゃんが飲んでいるように自然にさく乳でき、おっぱいの状態に合わせて吸引リズムや強さが選べる「赤ちゃんここちリズム」を搭載しています。専用アプリと連動すれば吸引リズムが追加できるほか、さく乳できた量や赤ちゃんが飲んだ量の記録も可能。片胸ずつさく乳する「電動Pro Personal」(1万6200円)もあります。

 

【おすすめポイント】

外出先や夜中にさく乳する機会が多い人には、手などに負担なく、あてているだけで自動で効率よくさく乳できる電動タイプがオススメ。さく乳時のモーター音が従来品より静かになったので、赤ちゃんが寝ているときや外出先でも気兼ねなく使えます。

 

最新ロボット掃除機はどれを選ぶべきか? ルンバVS日立VSパナソニックを4項目で徹底比較

ロボット掃除機の分野では、トップランナーのルンバを、パナソニックと日立が独自機能で猛追しています。集じん性能と走行性能のバランス感や、お手入れのしやすさなども考慮しつつ、好みに合わせて選びましょう。家電コーディネーターの戸井田園子さんが、使い勝手を重視して性能を5点満点でチェックしました。

 

【チェックした人】

家電コーディネーター 戸井田園子さん

テレビや雑誌、Webなど幅広い媒体で活躍しています。

 

マッピング技術で室内を把握する機種がトレンド

最近のロボット掃除機のトレンドは、走行制御性能の向上です。家電コーディネーターの戸井田園子さんは次のように語ります。

 

「ルンバやルーロなど、カメラでマッピングして空間を把握するタイプが増加。一度の走行で効率良く集じん可能になってきました」

 

今回取り上げた機種では、集じん力では独自のローラーと強力モーター搭載のルンバがリード。

 

「ただ、掃除能力は集じん力と走行性能で決まります。その意味では、最大112畳を効率的に掃除するルンバも、ゴミが溜まりやすい所を学習するルーロも優秀。minimaruはランダム走行型ながらゴミの取り残しが少ないです。メンテナンス性はダストボックスのゴミ圧縮機能が付いたminimaruが◎」(戸井田さん)

 

【その1】先進のナビ技術とパワフルな吸引力で広大なフロアを掃除

アイロボット

ルンバ980

実売価格13万5000

先進的なナビゲーション技術で最大112畳を効率良く掃除するルンバの最上位機。吸引力は従来機の最大10倍で、カーペット上で吸引力を上げる機能も搭載します。スマホアプリやスマートスピーカーを介した操作にも対応。

 

↑素材の異なる2本のブラシがゴミを強力にかき込み、ハイパワーモーターで吸引します。カーペットの隙間の微粒子も除去

 

↑「iRobot HOME」アプリを使えば、どこからでも手軽にルンバを操作可能に。出先からの遠隔操作や掃除スケジュール設定、清掃履歴の確認などが行えます

 

【JUDGE

集じん性能:☆×5

走行性能:☆×5

独自機能:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4.5

総合的な掃除力が高く信頼できる機種

「集じん力はもちろん走行性、判断力など総合的な掃除力が高く、どんな場所の掃除でも安定感がある。ローラーブラシはラバー製で毛が絡みにくく、手入れがラク」(戸井田)

 

【その2】間取りやゴミの多い場所を学習し部屋を効率良く掃除

パナソニック

ルーロ MC-RS800

実売価格10万8780

SLAM技術で走行軌跡を地図化して、掃除時間を従来機より約50%短縮。3種の障害物検知センサーで家具ギリギリまで近づいてゴミをかき出します。ゴミの溜まりやすい場所を学習し、そこだけを素早く掃除するモードも装備。

 

↑カバー裏に様々な操作ボタンを搭載。ボタンは大きく操作しやすいです。ダストボックスも取り出しやすいので、ゴミ捨てがスムーズです

 

↑「ゴミマップ」機能は、掃除終了後に掃除した場所と捕集したゴミの量をスマホのアプリ上に表示できます。ゴミの累計マップを作成することも可能です

 

【JUDGE

集じん性能:☆×4.5

走行性能:☆×5

独自機能:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4

運行の“見える化”で掃除に安心感あり

「部屋の隅を一周してからルート走行で床面をもれなく掃除、吸い残しがなく安心です。ハウスダスト発見センサーや『ゴミマップ』など安心感につながる機能がうれしい」(戸井田)

 

【その3】小型サイズに加え独自のAI技術でキビキビ掃除!

日立

minimaru RV-EX20

実売価格11万8510

高密度実装技術を用いた小型ボディに独自のAI技術を採用し、キビキビと掃除。さらに、ゴミが多い場所を検知すると戻って掃除します。スマホを使って遠隔操作やスケジュール予約、留守中の掃除履歴の確認などが可能。

 

↑本体幅25㎝で、テーブルや椅子の脚まわりにも余裕で入り込めます。脚まわりをぐるりと回り、ブラシでホコリをかき出します

 

↑専用アプリを使えば、スマホで様々な操作や設定が可能です。スケジュール予約は、曜日ごとに掃除時間と掃除モードを細かく設定できます

 

【JUDGE

集じん性能:☆×4.5

走行性能:☆×4

独自機能:☆×4.5

メンテナンス性:☆×4.5

コンパクトさが日本の住宅では有利

「コンパクトで小回りが効き、家具が多い日本の住宅では有利。充電台に戻るとブラシを逆回転して絡んだホコリを取る機能やゴミ捨て頻度が減るゴミ圧縮機能も◎です」(戸井田)

【今日の1冊】夏のボーナス! 買いたい家電が多すぎる――『GetNavi 2018年7月号』

先日、2018年1月〜3月期の国内総生産(GDP)が年率0.6%マイナスになったとのニュースが流れてきました。そのニュースでコメンテーターの方が、「中古品売買の割合が高くなったことも影響しているんですかね〜」なんて話をしていましたが、私自身も確かに最近「中古品」を買うこと、そして自分が中古品を売ることに抵抗がなくなってきたなと感じます。

 

しかし、奥さん! そろそろ夏のボーナス時期ですよ!!  欲しかったアレとかコレとか、年に一度のお祭りだと思って新品を買っちゃいませんか? ボーナスの使い道は貯蓄するという方も多いかもしれませんが、今の最新家電に変えるだけで、生活スタイルもガラリとチェンジさせてくれるんですっ。今回は『GetNavi 2018年7月号』(GetNavi 編集部・編/学研プラス・刊)より、夏のボーナスでゲットしたい最新家電をご紹介します。

 

 

ボーナス前に買ってしまった「BALMUDA The Toaster‎

これまでオーブンレンジでパンを焼いていたのですが、焼き目もつかないし、なんと1枚のトーストを作るのに13分もかかっていました。日に日に帰宅時間が遅くなる旦那…、朝はいつもギリギリで朝食も食べたり食べなかったり。毎日の始まりの朝がシャキ! っとならず、夜も遅く疲れも取れていないようだから心配だなー、と思っていたある日「バルミューダのトースター買ったw」と旦那からメールが!

 

これからボーナス入るのに!?  いきなり家電買っちゃう!?  と、驚いたのですが、それが大正解でした。パンも3分で焼き上がり、焼き目もバッチリで、なにより美味しい。時間短縮になっただけでなく、「朝は美味しいパンを食べたい」という思いからか、帰ってくる時間も少しずつ早くなり、朝起きるのも余裕を持てるようになりました。

 

私も朝食をほとんど食べていなかったのですが、毎朝美味しそうな香りが漂うので食べるようになり、バルミューダが私たちの生活スタイルを変えたんです!!(笑)こうなってくると、他にもいろんな家電が欲しくなってきちゃうんですよね。

 

 

ビギナーは「ルンバ641」から始めよう

毎日のお掃除、面倒ですよね。人がいれば汚れるし、人がいなくてもホコリはたまる。我が家の掃除は、気になる汚れは気がついた時に乾拭きしつつ、週末に2人で1時間くらいかけてしっかり掃除をしております。そんなに広い家じゃないのに、ゆっくりしたい週末に掃除で時間を取られるのもなぁなんて思っていると、3万円台でルンバが買えるというではないですか! 今回は家電ライターの田中真紀子さんが「ルンバ641」を試した感想が掲載されていたので、こちらでご紹介させていただきます!

 

「3万円台というお手頃な価格なのに、さすがはルンバ!! ︎ 基本スペックが高く、価格以上の賢さ・清掃力を兼ね備えています。ロボット掃除機ビギナーさんなら、十分満足できる1台です」

(『GetNavi 2018年7月号』より引用)

 

17畳のリビング・ダイニングでお試ししたそうなのですが、ボタンをピッと押すだけで部屋の中を縦横無尽に走り、約40分で終わったそうです。ゴミは自分で掃除していた時よりもたまっていて、自分でやるよりもキレイになったんだとか。

 

さらに驚きなのは、充電がなくなったらルンバさんは自分で充電しに戻るんですって! 実売価格は3万9880円とのことなので、ボーナスさえあれば手が届く価格ですよね。うーん、欲しい(笑)。

 

 

やっぱり「ダイソン」も欲しいなぁ

ロボット掃除機もいいですが、コードレススティッククリーナーも気になりますよね。今までコードがついていて当たり前の掃除機でしたが、コードレスを家電量販店でお試ししてみたらとにかく使いやすい! 「スイスイスイ〜」という響きがぴったりだなと感じました。最近CMでも話題になっている「Dyson Cyclone V10 Fluffy」は、毎分最大12万5000回転をする新型モーターが搭載されており、重さは2.58キロ。ダイソンの魅力を家電コーディネーターである戸井田園子さんにチェックしたとのことなので、コメントを見てみましょう!

 

「高い集じん力で、ロール型ヘッドがフローリングで活躍。本体がやや長く、背が低い女性は若干扱いにくいかも。ゴミ捨てはパイプを外す必要がありますが、従来機よりラク」

(『GetNavi 2018年7月号』より引用)

 

なるほど。ちなみに実売価格 7万5380円とちょっとお高めなダイソン価格! ただ面倒な掃除も、軽い力でゴミを吸い込み、あっという間にキレイになるお部屋を見れば気分も上がって生活スタイルも変わっちゃうかもですね!

 

ロボット掃除機にするか、コードレススティッククリーナーにするか、要検討ですね!

 

 

省エネは当たり前! 体感温度を予測する「霧ヶ峰 FZシリーズ」

賃貸で暮らしていると、「エアコンを買う」というのはなかなかない機会なので、最新のエアコンについて全く知らなかったのですが、最近のエアコンはデザインもスタイリッシュでオシャレですし、専用アプリをダウンロードすると自宅外からスイッチをオンにすることもできたり、冷房・暖房だけでなく空気清浄の機能がついているなどすごすぎてついていけないレベルまで進化していました。特に「ムーブアイ」で有名な霧ヶ峰は最新AIを搭載したものすごいエアコンに進化していたんです!

 

センサーが住宅機能、外気温や日射熱など熱源の影響を感知。室温が変わる前に各人の体感温度を先読みし、冷暖房を行う

(『GetNavi 2018年7月号』より引用)

 

どれだけ賢いの!?

 

さらに、運転が停止していても室温が28度以上になると冷房を開始してくれる機能まであるんです! 「暑すぎて寝れない」「冷房で冷えてコリが…」とか悩むことがなくなるってことですもんね。ちなみに実売価格は32万1840円。さすがにお高い買い物ですし、賃貸の方はなかなか替えられないと思いますが、ボーナスをどーんとエアコンに使える日を楽しみに頑張って働こうと思います(笑)。

 

『GetNavi 2018年7月号』には、夏のボーナスもらえないから引き続き節約生活だよーという人にも優しい「Amazon 楽天市場 ベストバイ」特集も紹介されています。家電だけでなく、食料品やインテリアなどお得に買える売れ筋アイテムがたっぷり紹介されているので、自分へのご褒美として『GetNavi 2018年7月号』を楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

 

【書籍紹介】

GetNavi 2018年7月号

著者:GetNavi編集部(編)
発行:学研プラス

読者の「賢い買い物」をサポートする新製品情報誌。話題のスマートフォンから薄型テレビ、パソコン、デジタルカメラまでベストバイを断言!

kindlleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る
Bookbeyondで詳しく見る

「他社の廉価モデルを圧倒」家電のプロが認める「最安ルンバ」の実力は?

アイロボット・ルンバは、ロボット掃除機の代名詞として、長年圧倒的な人気と信頼を獲得し続けているシリーズ。そのなかで、2017年11月発売のルンバ641は、エントリー機の位置付けになります。しかし、家電コーディネーターの戸井田園子さんは本機を「入門機とはいえ、掃除能力は十分満足」と語ります。

 

家電コーディネーター・戸井田園子さん

20180124_yamauchi_017

テレビや雑誌など、幅広い媒体で活躍する家電のプロ。ユーザー目線の製品評価には定評があります。

 

最安モデルながら買って間違いないスペック!

「基本性能は5年前の最上位モデルとほぼ同じ。行動力・判断力では『iAdapt2.0』搭載の現行上位モデルに劣りますが、高い経験値に基づいた掃除力は、他の廉価モデルを圧倒しています」(戸井田さん)

 

例えば本機が採用する「iAdapt」は、豊富なセンサー情報をもとに毎秒60回以上最適な動きを選んで行動します。様々な方法で狭い場所に入り込む技術、掃除終了後に確実に充電ドックに戻る技術は他社の最上位機も凌ぐほど。最新の「AeroForceクリーニングシステム」は非搭載ですが、本機はそれを「同じ場所を平均4回掃除する」方式でカバー。最大稼働時間は60分で、2DK程度の間取りなら問題なく掃除できます。

 

「ただ、上位機種がローラー部に毛が絡みにくい特殊素材を採用したのに対し、641はブラシ。手入れはやや面倒かも」(戸井田さん)

 

本機は現行ルンバ中、唯一Wi―Fi非対応。でも、スマホでの遠隔操作が不要な人なら問題ありません。

 

「ルンバ641は価格・性能ともに、初めてのお掃除ロボットに最適と言えます」(戸井田さん)

 

基本性能は5年前の最上位モデルとほぼ同じで4万円台はコスパ抜群!

20180124_yamauchi_009

アイロボット

ルンバ641

実売価格:4万3070円

高速応答プロセスiAdapt、3段階クリーニングシステムなど、1世代前の最上位機のスペックを装備。同じ場所を何度も走行し、ゴミ除去率を高めます。ゴミの多い場所を丁寧に掃除するモードや簡単に進入禁止エリアが作れる「デュアルバーチャルウォール」も搭載しています。

 

できるコト

●多彩なセンサー情報をもとに高速で状況を判断して行動

●ゴミの多い場所を検知したら何度も往復して徹底掃除

●ペットの水飲み場など進入禁止エリアを簡単設定

 

割り切ったコト

●クリーニングシステムは1世代前のものを採用

●Wi-Fiによる専用アプリを使った遠隔操作機能は非搭載

20180124_yamauchi_025

「3段階クリーニングシステム」ではエッジクリーニングブラシが壁際などのゴミをかき出し、吸込口から吸引。フィルターで微粒子まで捕集します。

 

20180124_yamauchi_004

本体底部中央の吸込口内の2本のブラシが協働して回転。床に貼りついたゴミやペットの毛までかき込み、ファンモーターの吸引力をアシストします。

 

SnapCrab_NoName_2018-2-16_12-40-39_No-00

これで十分Point

一度取り残したゴミも何度も走行し全部取り切る

20180124_yamauchi_014

高速応答プロセスiAdaptが状況に合わせて最適な動きを選びつつ、同じ場所を平均4回掃除。一度の走行では取り切れないゴミも2回、3回と違う方向から捕集し、結果、部屋中のゴミをほぼ完璧に除去します。

 

家具の脚まわりも!

20180124_yamauchi_011

テーブルやイスの脚にぶつかるとそのまわりを1周ぐるりと走行。エッジクリーニングブラシが脚まわりギリギリのゴミもしっかりかき出します。

 

壁際も!

20180124_yamauchi_016

壁際では本体が壁ににじり寄るような動きをしながら前進。エッジクリーニングブラシで壁際のゴミを前にかき出したあと、吸込口から強力吸引します。

 

自動でドック充電!

20180124_yamauchi_013

掃除が完了したりバッテリー残量が少なくなると、自動的にホームベース(充電ドック)に帰還して充電開始。ドックに戻る正確性は他社製品を上回ります。

 

カーペットも畳も!

20180124_yamauchi_012

フローリングや畳、カーペットなど床材に合わせてパワーブラシの接触面角度を自動調整。ラグや敷居など2㎝程度の段差なら軽々と乗り越えます。

 

高精度なカメラと多彩なセンサーで賢く動きゴミの取り残しなくカンペキに掃除する!! ルンバ、絶対王者に死角なし

走行性能、集じん能力の信頼度が抜群のロボット掃除機といえば、アイロボットのルンバだ。スマスピ対応など進化を続けるルンバの魅力を、GetNavi編集長・野村純也のコメントも交えつつ深掘りする!

高度な走行性能で部屋の掃除を安心してお任せできます!

私の家は共働きで小さい子もいるため、なかなか念入りな床掃除の時間を作るのは大変。でも、ルンバを仕事先から遠隔操作して、帰ると部屋中ちゃんとキレイになっているから本当に助かっている。

 

安心して掃除を任せられるのは、優れた走行性能にある。ルンバ980は、iAdapt2・0 ビジュアルローカリゼーションという技術を採用。ルンバ自身がいま部屋のどこにいるのか、部屋のどこがまだ掃除されていないのかまで高精度に判断することができる。

 

また、家具の多い部屋でも、ルンバならすき間に入り込んで隅々まで掃除してくれる。しかも、センサーがゴミの多い場所を検知して何度も往復。キレイになったら次の場所に移動する。実に賢く、頼れるヤツなのだ。吸引口にはブラシでなく特殊素材のローラーを採用。吸引力が高く、髪の毛も絡みにくく、手入れがラクなのがイイ。2017年11月からいよいよスマートスピーカーにも対応。ロボット掃除機のトップランナーはいまも進化を続けているのだ!!

 

【走行性能】

カメラとセンサーで室内の状況を高精度に把握

20171221_getnavi06↑本体カメラ

 

20171221_getnavi07↑フロアトラッキングセンサー

 

「iAdapt2.0 ビジュアルローカリゼーション」を採用。カメラやフロアトラッキングセンサーなどで本体位置と室内の掃除していない場所を把握して賢く動く。家具の脚周りなど掃除が難しい箇所も多彩な動きで掃除し、ゴミの取り残しを抑える。

 

20171221_getnavi08↑テーブルやイスなどの脚元に来ると、脚の周りをぐるりと1周。サイドブラシで床と脚の境い目のゴミをかき出して集じんする

 

20171221_getnavi09↑本体カメラとセンサーで壁の位置を正確に把握し、壁と平行に走行。サイドブラシが壁と床のすき間に届いて、ゴミを逃さず除去する

 

20171221_getnavi10↑床面に接したローラーの回転負荷でカーペットを認識し、自動で吸引力を最大10倍にアップ。段差も20㎜程度なら軽々と乗り越える

 

20171221_getnavi11↑フローリング、畳、カーペットと床材が変わると吸引口の設定を自動調整。床面に余計な負荷をかけることなくきれいに集じんする

 

 

【スマホ/スマスピ連携】

アプリで快適操作&管理声がけでの運転も可能に!

iRobot HOMEアプリでルンバの遠隔操作、スケジュール管理などが可能。さらに980を含む全Wi-Fi対応モデルでスマートスピーカーを介して音声操作できるようになった。

 

20171221_ashida002↑ルンバは現在「Amazon Echo」「Google Home」に対応。スマートスピーカーで運転開始できるロボット掃除機は2017年12月時点でルンバのみ!

【メンテナンス性】

ローラーに髪の毛が絡まずダストボックスも大容量

吸引口に搭載された特殊素材のローラー(AeroForceエクストラクター)は髪の毛やペットの毛が絡みにくく手入れがラク。ダストボックスも大容量で一度に広い面積を掃除できるのがうれしい。

20171221_ashida001↑最大112畳を掃除できる本機は、ダストボックスも大容量。掃除中にボックスが満杯にならず、最後まで高い吸引力で掃除を続けられる

【吸引性能】

特殊素材のローラーでゴミを浮かせて吸引する!

集じん部に特殊なラバー素材のローラーを採用。ローラーが床との密閉性を保ちながら回転してゴミを浮かせ、強力モーターの気流で内部を真空に近い状態にして一気に吸引する。

20171221_ashida003↑ルンバの強力なクリーニング力の中核たるハイパワーモーターユニットが進化。700シリーズの最大10倍の吸引力を実現している

 

アイロボット
ルンバ980
<Wi-Fi対応>
13万5000円

高精度なカメラと多彩なセンサーを駆使して、部屋の形状や走行状況を人工知能が把握。一度の走行で部屋の隅々まで効率良く掃除してくれる。スマートスピーカーにも対応し、“声がけ”だけで運転開始できるようになったのも魅力だ。

SPEC●ナビゲーション技術:iAdapt2.0 ビジュアルローカリゼーション●充電時間:約3時間●稼働時間:最大120分●サイズ/質量:φ353×H92㎜/約3.9㎏

 

 

【そのほかのラインナップ】

 

先進のナビゲーション機能を搭載した980の下位モデル

20171221_getnavi19
ルンバ960<Wi-Fi対応>
9万7070円

「iAdapt2.0ビジュアルローカリゼーション」を搭載。カーペット上での吸引力アップ機能を省略し、最大稼働時間も約75分に。付属品数も厳選して10万円以下を実現。

 

一世代前の「iAdapt」搭載だがゴミ除去率が高い!

20171221_getnavi18
ルンバ890<Wi-Fi対応>
7万5470円

高速応答プロセス「iAdapt」を搭載し、40以上の行動パターンから最適な動作を選んで掃除。「AeroForceクリーニングシステム」を搭載し、高いゴミ除去率を誇る。

 

最上位機並みのスマホ操作が可能なスタンダードモデル

20171221_getnavi02

ルンバ690<Wi-Fi対応>
5万3870円

高速応答プロセス「iAdapt」搭載。2種類のブラシと微細なゴミも吸い込む吸引部による「3段階クリーニングシステム」を採用した。最上位機並みのスマホ操作も可能。

 

Wi-Fi非対応ながらルンバの基本的掃除技術を投入

20171221_getnavi17
ルンバ641
4万3070円

Wi-Fi非搭載のエントリー機。スマホでの遠隔操作やスケジュール管理が行えないこと以外は690とほぼ同スペックだ。最大稼働時間は60分でゴミ検知機能も搭載。
●価格はすべて公式オンラインストア価格(税込)

 

 

撮影/高原マサキ(TK.c)

憧れのルンバが3万円台! 新モデル「ルンバ641」は「予約いらん」派には面白い選択だ

アイロボットジャパンは、ロボット掃除機ルンバの新モデル「ルンバ641」を発売します。発売日は11月22日(水)。価格は3万9880円(税抜・公式オンラインストア価格)です。

20171122-s4↑ルンバ641

 

スケジュール機能やアプリ対応などを省略したシンプルモデル

ルンバ600シリーズは、確かな清掃力を備えながらも、コストパフォーマンスに優れたシリーズ。「ルンバ641」は、ルンバ独自の「3段階クリーニングシステム」で、ホコリやチリ、大きなゴミまでしっかりかき出し、かきこみ、吸引します。ナビゲーションシステムは高速応答プロセス「iAdapt(アイアダプト)」を採用。数十のセンサーが部屋の状況を正確に把握し、ゴミの多い場所はキレイになったと判断するまで集中的に清掃します。好評のデュアルバーチャルウォールも1個付属しており、ルンバに入ってほしくない場所を設定し、立ち入らせないようにすることが可能です。

 

同じく600シリーズの「ルンバ690」(4万9880円※税抜・公式オンラインストア価格)との違いは、スケジュール機能がないため、掃除の開始時間を予約できない点、アプリに対応していないので、スマホでのスケジュール管理や外部からの操作ができない点などが挙げられます。「予約や外部操作は不要、家を出る前にスイッチを入れればいいんだもーん」という方にとって、3万円台の価格は大きな魅力。掃除能力には定評があるだけに、シンプルに使うなら面白い選択といえそうです。

 

ルンバ641

●発売:11月22日(水)●価格:3万9880円(税抜・公式オンラインストア価格)●サイズ/質量:W最大340mm×H92mm/約3.6kg(バッテリー含む)●電源:充電式リチウムイオン電池(充電時間:約3時間)●稼働時間:通常清掃時/最大60分●セット内容:ルンバ本体、バッテリー(内蔵)、ホームベース、デュアルバーチャルウォール×1、交換用フィルター×1、お手入れカッター、電源コード、乾電池