YouTube、悪質コメントが続くと一時アクセス禁止に。迷惑なスパムの取り締まりも強化

YouTubeは13日(米現地時間)、悪質なコメントやスパムの取り締まりを強化していくと発表しました。複数の悪質なコメントを投稿したユーザーは最大24時間アクセス禁止されるなど、厳しい措置がとられる見通しです。

↑スパム対策強化中

 

まずひとつには、スパムボット(自動化プログラム)の自動検出を全面的に強化すること。YouTube公式には「スパムを特定し、除去するための自動検出システムと機械学習モデルを改善する」と述べていますが、具体的に何をどう変更していくかは明らかにされていません。さらに、ライブ配信時のチャットでのボット検出機能も改善するとのことです。

 

ちなみにライブ配信中に性的なアイコン画像を使ったスパムボットが登場し、コメントを連続投稿した結果、チャンネルのアカウントが凍結される事態が多発したこともあります。YouTube公式にもスパムを悪用する行為を見かけた場合は、通報するよう呼びかけていました。

 

最も注目すべきは、YouTubeのガイドラインに違反するとしてコメントが削除された場合、ユーザー本人に警告するようになることです。さらに、複数の悪質コメントを投稿し続けた場合は、最大24時間アクセス禁止にするという段階を踏んでいます。今のところ、この警告は英語のコメントだけで機能し、「今後数か月」でより多くの言語に対応する予定です。

 

こうしたコメントやライブチャットでのスパムや悪質コメントを減らすことは、今後も続けて行っていくとのことです。YouTuberの方々も、嫌がらせをされたり実際の被害があった場合は、すぐにYouTube公式に連絡を取った方がよさそうです。

 

Source:Google
via:9to5google

表現の自由を絶賛するマスクCEO、自分のプライベートジェットを追跡するアカウントをシャドウバンした疑い

ツイッター社のイーロン・マスクCEOは、ツイッターで「シャドウバン」(アカウントは凍結されていないが、自分のプロフィールや投稿が他のユーザーに見えなくなる措置)表示機能を開発中だと述べていました

↑テスラやツイッターなど、“経営者”として各地を飛び回るマスク氏

 

が、マスク氏のプライベートジェットを追跡して現在位置をツイートする追跡ボットを運営する人物が、シャドウバンされたと主張しています。

 

このボットの所有者はジャック・スウィーニーという青年であり、一般に公開されている航空トラフィックデータからビル・ゲイツ氏やジェフ・ベゾス氏など有名人のプライベートジェットを個別に追跡するボットをいくつか公開しています。そのなかでもマスク氏の飛行機を追跡する「ElonJet」は52万人以上にフォローされる大人気となっています。

 

そのスウィーニー氏は、匿名のツイッター社員からElonJetが12月2日から「厳しく」公開範囲が制限されたと教えられたと主張。さらに同社の信頼・安全担当副社長エラ・アーウィン氏が部下に「@Elonjetにすぐに重いVF(可視性フィルタリング)を適用する」よう命じたというスクリーンショットも投稿しています。

 

もっとも、このツイートが公開されて海外メディアに報じられた数時間後、スウィーニー氏はツイッターが制限を解除したようだと発言。「僕のツイートに気づいて撤回したようだ」と述べつつ、シャドウバンを検知すると称するサービスのスクリーンショットを公開しました

 

以前スウィーニー氏は、マスク氏からツイッターのDMで連絡があり、5000ドルを払うのでElonJetを削除するよう求めてきたと明かしていました。これに対してスウィーニー氏は5万ドルもしくはマスク氏の会社でのインターンシップを条件にしたものの、マスク氏は「考えておく」と言っただけで、交渉は物別れに終わっています。

 

その後マスク氏がツイッターを買収したため、ElonJetの存続も危ぶまれることに。しかし、マスク氏は表現の自由を守る信念が「たとえそれが直接的な個人の安全のリスクであっても、私の飛行機を追うアカウントを禁止しないことにまで及ぶ」と述べています。

 

スウィーニー氏はこのツイートに返信し、マスク氏の決断に感謝するとともに、自分のアカウントのフォロワーの圧倒的多数はマスク氏を支持すると語っていました。

 

それから約1か月後、しかもシャドウバン状態が分かるツールを開発中と言った直後に、マスク氏が自らに好ましくないボットに対してシャドウバンを行った疑いが浮上した、という流れです。表現の自由を絶対視しているとの立場上、マスク氏も沈黙を守り続けることは難しいかもしれません。

 

Source:Gizmodo(US) 

ツイッター、4000文字まで将来投稿可能に。イーロン・マスク氏が認める

ツイッターにて将来的に4000文字までの投稿が可能になることを、同社CEOのイーロン・マスク氏が認めています。

↑rafapress / shutterstock.comより

 

ツイッターといえば、280文字(日本などでは140文字)の文字制限で有名。それ以上の文字を投稿するにはツイートをスレッドに分割するか、あるいは長文を画像として投稿するしか方法がありませんでした。

 

 

マスク氏はユーザーからの「文字数制限を280文字から4000文字に拡張するのは本当?」という質問に対し、シンプルに「Yes」と回答。しかし、どのような方法で4000文字まで投稿できるようにするのかについては言及していません。

 

ツイッターといえば、米国時間12月12日には有料プラン「Twitter Blue」の価格を変更。新たな認証バッジやツイートの優先表示が導入され、広告表示の削減や長時間動画の投稿も近日可能になる予定です。また、シャドウバンの表示機能15億の休止アカウントの削除についても言及しています。

 

4000文字もの長文ツイートがどのように表示されるのかは、個人的にかなり気になるところ。まずはツイートの最初の部分だけが表示され、「続きを読む(Read more)」で全文が展開されるような機能が導入されるのかもしれません。

 

Source: Elon Musk / Twitter via MacRumors

ツイッター、誤解を招きそうなツイートを多くのユーザーが評価する「コミュニティノート」を全世界に展開

ツイッターは12月11日(現地時間)、誤解を招く可能性のあるツイートにつき、一般ユーザーが協力して背景事情を提供できる「コミュニティノート」を全世界に向けて展開したことを発表しました。

↑Image:Twitter

 

この機能はもともとジャック・ドーシー前CEOのもとで「バードウォッチ」という名前で導入され、誤報に対抗する手段として2021年に初登場したものです。当初は米国ユーザーのみが利用できましたが、今では日本やその他の諸国でもグローバルに見ることができます。

 

コミュニティノートは、誤解を招くようなツイートや事実と異なるツイートに対して、その内容が信頼できない理由の説明をノートとして付けられるしくみ。ファクトチェックと似ていますが、専門家ではなく「協力者」に選ばれたユーザーが行うことが特徴です。

 

コミュニティノートの協力者は、ツイートに「背景情報」のメモを追加できます。さらに、一般ユーザーもメモに対して「どれだけ役に立ったか」の評価を投稿できます。

 

協力者となるための資格条件を確認したり、志願して申し込むのはこちらのリンクから。応募の審査は随時、定期的に行われる予定だそうです。

↑コミュニティノートについて

 

もちろん「誤解を招く恐れがある」とされたツイートが正しくない、逆に付けられたメモが正しいという保証はどこにもありません。もしも偏った意見のメモが付けられ、それに何かの思想や愉快犯的な思惑を持った人々が集団票を投じれば、コミュニティノートが裏目に出る可能性もありそうです。

 

ノートが付けられたツイートや、特に多様な意見が求められるノートなどは、「コミュニティノート」専用ページにまとめられています。

 

そのトップにマスク氏の「何百人もの活動家の従業員らの圧力を受けて、ツイッターはトランプ氏が規則に違反していないと認めているにもかかわらずアカウントを凍結した」との発言が紹介され、さっそく「トランプ氏がその後の暴力(米議会襲撃事件)に責任があると見なされた」とツッコミを入れるノートが付けられています。少なくとも現在は、コミュニティノートは正常に動作しているのかもしれません。

 

Source:Twitter
via:Engadget

Twitterに15億ある休止アカを削除するとイーロン・マスク氏語る

TwitterのCEOを務めるイーロン・マスク氏は、「休止状態にある15億のアカウントを近日中に削除する」と発言しています。

↑Sergei Elagin / Shutterstock.com

 

Twitterの買収以来、つぎつぎと改革をすすめるマスク氏。すでに有料プラン「Twitter Blue」における認証バッジの改革や、「シャドウバン」の状態表示の導入などがすすめられています。

 

 

マスク氏によれば、今後削除されるのは「何年もツイートされず、ログインもされていないアカウント」とのこと。これにより、既存アカウントによって使えなくなっていた「アカウント名」が開放されると発言しています。

 

Twitterではアカウント名の重複は許されておらず、休止アカウントによって自分の使いたいアカウント名が利用できない……という問題が、よく起きています。なおマスク氏は具体的に何年利用していないと休止アカウント扱いになるのかについては、まだ明かしていません。なおTwitterは2019年にも亡くなった人の休止アカウントの削除を表明したものの、その方針は撤回されました。

 

もし長年利用していないお気に入りのアカウントがあれば、今のうちにログインやツイートをしておいたほうが良さそうです。

 

Source: Elon Musk / Twitter via BGR

Chromeブラウザーでパスワードなしにログインできる「パスキー」、ついに提供スタート!

米グーグルは、Chromeブラウザーがパスワード不要な新たな認証システム「パスキー」に対応したことを発表しました。

↑Image:Apple

 

10月にChrome Canary(試験運用版)でサポートされたことに続き、一般公開の安定版「Chrome Stable for Mac M108」で利用可能になったとのことです。

 

パスキーとは「パスワードやそのほかのフィッシング可能な認証要素に代わる、より安全性の高い認証手段」と謳われる技術です。iPhoneやAndroidスマートフォンで、Webサイトでの認証やログインができます。

 

Androidスマホでパスキーを作る手順は、わずか2ステップ。(1)アカウント情報を確認、(2)指紋や顔認証などで本人確認するだけです。

 

またログインも簡単で、(1)サインインしたいアカウントを選択、(2)要求されたら指紋や顔で認証、で済みます。パスキーはGoogleパスワードマネージャが管理し、自動的にクラウドにバックアップされるため、もしもスマホを紛失しても利用不可になることはありません。

 

iOSとAndroid版Chromeの新バージョンでは、パスキーに対応したサイトでは、生体認証(顔認証や指紋認証)を使って本人確認ができます。またデスクトップPCなどを使っている場合は、近くにあるiPhoneやAndroidスマートフォンで画面上に表示されたQRコードをスキャンしてログインできるようになるそうです。

↑Image:Google

 

こうしてログインする際、パスキーはパスワードとは違い、安全に生成された(パスキーではない)コードのみがサイトとやり取りされ、漏洩する可能性はないとのことです。

 

すでに1PasswordやPayPal、マイクロソフトやeBayなど、多くの企業やアプリがパスキーに対応済み、あるいは今後のサポートを発表しています。新たなアカウントを作るたびにパスワードを考えるのに頭を悩ませる苦労から、もうすぐ解放されるのかもしれません。

 

Source:Chromium Blog

via:MacRumors

ようやく……Windows 11の標準機能で画面録画が可能になります

「Windows 11」にてようやく画面録画ツールが標準搭載されることを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。

↑The Vergeより

 

意外なことにこれまでWindows 11で画面録画をするには、「Xbox Game Bar」やサードパーティ製アプリを利用する必要がありました。標準搭載されたツールの「Snipping Tool」では、静止画によるスクリーンショットしか撮影できなかったのです。

 

しかしWindows 11のテスター向けにアップグレードされたSnipping Toolでは、新たなオプションによって画面全体、あるいは切り取った一部の部分を録画することが可能になりました。このスクリーンショット撮影ツールで動画録画が可能になるのに、実に4年もかかったことになります。一方で一部領域を切り取って録画する機能は、Xbox Game Barによる個々のアプリの録画機能よりも柔軟に利用できそうです。

 

新たなSnipping ToolはDev Channelにてテストされており、一般向けにリリースされるのは数週間から数か月後になることが予測されています。それでも、Windows 11にて気軽に画面録画が利用できるようになるのはありがたいことでしょう。

 

Source: The Verge

Twitterが「シャドウバン」表示機能を公式に開発中

Twitterを率いるイーロン・マスク氏は、同プラットフォームにおける「シャドウバン」が実行されているかどうかがわかるツールを開発していると発言しています。

↑XanderSt / Shutterstock.comより

 

Twitterにおけるシャドウバンとは、自分のプロフィールが検索で見つからなかったり、投稿がタイムラインに表示されなくなったりするものの、その制限がユーザーには明示されないという状態です。Twitterが明確にアカウントを凍結する「バン(ban)」とは異なることから、シャドウバンと呼ばれるようになりました。

 

なお日本法人であるTwitter Japanは、「シャドウバンは一度も行ったことがない」と過去に説明していました。ただ、今回のマスク氏のツイートにより、シャドウバンがTwitterのシステム上に存在していたことが明らかになっています。

 

マスク氏によれば、現在開発をすすめているシャドウバンの表示機能では「本当のアカウントの状態」を表示することができるそう。さらにシャドウバンされた場合には、その理由と不服を申し立てる方法が明示されるとしています。

 

このようなシャドウバンの状態をユーザーに通知する機能は、Meta(メタ)のInstagramでも導入されています。Twitterによる公平なSNSの運営をすすめるという意味でも、シャドウバンの明示機能が早めに実装されてほしいものです。

 

Source: Elon Musk / Twitter via Engadget

有料プラン「Twitter Blue」のiOS版が11ドルに値上げ! ブラウザー経由は8ドルのまま

Twitterは一時停止していた有料プラン「Twitter Blue」を12月12日(米現地時間)に再開し、iOS版アプリ経由の価格を月額11ドルに値上げすることを発表しました。Webブラウザー経由では、以前と同じ8ドルに据え置かれています。

↑Twitter Blueが再開

 

この方針は、有料ニュースメディアThe Informaitonが伝えていた噂話を裏付けるものです。同誌はアプリ内課金として徴収される30%の手数料を、元の8ドルに上乗せすると述べていましたが、見事に的中。かたやWeb版が7ドルに値下げされる予想は外れました。

 

有料プランに加入した人の特典は、青いチェックマーク(認証バッジ)がもらえるほか、自分のツイートが返信やメンション、および検索で優先的にランキングされる予定です。さらに広告の半減やより長い動画を投稿できる新機能も「近日中に登場」ということで、先送りのようです。

 

もっとも、「Twitter Blue」がサービス停止される原因になった偽アカウントの蔓延に対策を講じているかどうかは不明です。海外メディアPlatformerは「電話番号の登録が必要になる」との従業員の証言を伝えていましたが、2段階認証などが必須となる可能性もありそうです。

 

米CNBCは、マスク氏がアプリから直接クレジットカードで「Twitter Blue」の料金を支払えるようにしてApp Store手数料を回避し、それを受けてアップルがアプリを削除する展開を予想していました。その最悪のシナリオを避けられたのは、アップルのクックCEOがマスク氏を宥めたおかげかもしれません。

 

Source:Twitter
via:AppleInsider

外出先でも安心。Chromeにバッテリー/メモリ消費の節約モードが登場

グーグルはブラウザ「Chrome」に、メモリやバッテリー消費を低減する機能を導入したと案内しています。

↑グーグルより

 

メモリ節約モードでは、デスクトップ向けChromeのメモリ使用量を最大30%削減することができます。同モードでは、使用していない開いているタブのメモリを解放。これにより、アクティブなタブをよりスムーズに使用できるそうです。一方で非アクティブなタブは、再読み込みがおこなわれます。

 

一方でバッテリー節約モードは、デバイスのバッテリーレベルが20%に低下したときに動作します。そしてChromeのバックグラウンドのアクティビティと、ビデオやアニメーションを含むタブの視覚効果を制限し、デバイスがより長く動作するのです。

 

これらの機能はデスクトップ向けChromeの「ビルド:m108」としてすでに配布が始まっており、今後数週間のうちにすべてのユーザーに提供されます。また特定のサイトではバッテリー/メモリ節約モードをオフにすることも可能です。

 

今後は外出先にて、デバイスのバッテリー残量が少ない場合でもよりChromeを安心して使うことができそうです。

 

Source: グーグル via Engadget

ツイッター有料プランがガッツリ値上げ? その意外な理由とは…

ツイッターの有料プラン「Twitter Blue(ツイッター・ブルー)」のiOS版が7.99ドル(約1100円)から11ドル(約1500円)へと値上げされるとの情報を、海外テックサイトのThe Informationがつたえています。

↑pnm-stock / Shutterstock.com

 

Twitter Blueではツイートの編集機能が提供されたり、またアカウント名の横に認証バッジが表示されるなどの特典があります。現在は多数のフェイクアカウントが認証バッジを取得するなどの問題が生じたために、Twitter Blueの新規受付の再開は延期されています。

 

The Informationによれば、ツイッターはApp Storeにて課される30%の手数料を考慮し、iOS版のTwitter Blueの値上げを検討しているとのこと。一方で、Twitter Blueのウェブ版は7ドル(約1000円)と廉価にサービスが展開されるようです。この価格変更はすでに従業員向けに説明されているものの、マスク氏の「鶴の一声」で計画が中止される可能性があるとも報じられています。

 

このようなApp Storeの手数料を回避しようとする動きは、さまざまなアプリ開発メーカーにより行われてきました。また「YouTube Premium」のように、ウェブからの申込みとApp Storeからの申込みで、月額料金に差をつけるケースもあります。

 

ツイッターは米国時間12月9日にも、Twitter Blueの提供を再開する予定です。予定どおりにiOS版のTwitter Blueが値上げされるのか、マスク氏による直前の計画変更があるのかに、注目する必要があります。

 

Source: The Information via MacRumors

「Google翻訳」がさらにレベルアップ! カメラ翻訳がGoogleレンズに交代

スマートフォン向け「Google翻訳」のカメラ翻訳機能が、AIによる画像認識機能「Googleレンズ」へと置き換えられます。

↑翻訳は任せろ

 

Googleレンズは現実世界の物やランドマーク、商品、さらにはテキストを認識することが可能。認識したテキストは翻訳をオーバーレイ表示することができます。

 

モバイル向けのGoogle翻訳では長い間、カメラによる文字の自動検出と多言語翻訳が提供されてきました。しかし、現在はアプリでカメラ翻訳をタップすると、Googleレンズが立ち上がるように置き換えが進められています。

 

Googleレンズでは、画像内の邪魔な物を取り除くPixelスマートフォンの「Magic Eraser」技術を活用して、元のテキストを完全に入れ替えることが可能。さらに、翻訳されたテキストは元のテキストと同じスタイルで表示されるのです。また、2022年後半に導入予定の「AR Translate」機能では、カメラ画像やスクリーンショットから、わずか100ミリ秒での翻訳が可能となります。

 

かつてのGoogle翻訳のカメラ翻訳機能といえば、翻訳する文字を指でなぞったりと、あまり洗練された機能ではありませんでした。しかし、Googleレンズに置き換わることで、もっと気軽に外国語を理解することができそうです。

 

Source: 9to5Google

打倒グーグル! マイクロソフトが「WeChatみたいなアプリ」の開発を検討!?

米マイクロソフト(以下「MS」)が、メッセージングやショッピング、ウェブ検索、ニュースを1つのアプリに組み込んだ「スーパーアプリ」の開発を目指しており、アップルとグーグルが支配するモバイル検索に対抗しようとしていると報じられています。

↑WeChatに化けるか?

 

独自の情報源を持つThe Informationの報道によると、MSはサティア・ナデラCEOの指示により「スーパーアプリ」開発の初期段階に入っているとのこと。その基礎作りとして、同社の検索エンジンBingをTeamsやOutlookなど自社サービスやアプリにうまく統合するようにナデラCEOは社内チームに指示したと伝えられています。

 

そのイメージは、例えば、TeamsやOutlookの中でBingを使って検索した結果を、メッセージ内で共有しやすくするという感じ。The InformationがMSの広報にコメントを求めたものの、返事はなかったそうです。

 

このアプリは「(中国の)テンセントが成功させたモバイル戦略を真似する」ものとのこと。テンセントのWeChatもメッセージングやショッピング、ニュース、ゲームなどを1つのアプリに統合し、エンタメから買い物まで幅広い分野を網羅しています。

 

MSの売上の多くはソフトウェアの販売や法人向け営業から来ていますが、今回の動きは、巨大ソフトウェア企業が消費者向けサービスにもっと進出する野心的なものだと、事情に詳しい関係者は述べています。

 

しかしながら、MSが最終的にスーパーアプリを発売するかどうかは不明とのこと。とはいえ社内で検討されていることは確かだと報じられています。

 

また、今回の報道では、これまでMSがiPhoneのデフォルト(標準)検索エンジンの座を勝ち取ろうとしているものの、毎回グーグルに競り負けているとも述べられています。ナデラ氏とアップルのトップ幹部は密室で交渉をしてきたが、不調に終わっている模様。

 

グーグルがアップル製品のデフォルト検索エンジンであり続けるために莫大な金額を支払っているのは公然の秘密であり、2021年には150億ドル(約2050億円※)に上ったとの推測もありました。それによりアップルは巨額の収入を、グーグルは数億人のユーザーと莫大な広告費を得ている一方、MSはモバイル検索の分野で遅れをとり続けてきたわけです。

※1ドル=約136.8円で換算(2022年12月8日現在)

 

ツイッターを買収したイーロン・マスク氏も、従業員に「10億人のユーザー数を獲得するためには、WeChatやTikTokのようになる必要がある」と述べたとの報道もありました。どのハイテク大手の経営者も、考えていることは似ているのかもしれません。

 

Source:The Information
via:9to5Mac

Facebook出会い系サービスの年齢確認でAI顔認識ソフトをテスト中。18歳以上かどうかを自撮り動画でチェック

Facebookの出会い系サービス「デート」を使うには、18歳以上であることが必要です。その条件をクリアしているかどうかの年齢確認を、AI顔認識ソフトの使用を含めてテストしていることが明らかとなりました。

↑Image:Meta

 

Facebookの親会社であるMetaはブログ記事で、Facebookデートでユーザーが未成年の疑いがある場合、18歳以上だと確認するテストを広げると発表しました。ユーザーは身分証明書のコピーを提出するか、自撮りの動画をアップロードして、年齢確認を受けることになります。

 

このうち自撮り動画は英スタートアップのYotiと共有され、同社のAIツールにより年齢を推定。その画像はすぐに削除され、ユーザーを特定できない(ひも付けない)とされています。

 

Metaによると、この新たな年齢確認システムは、大人向けのサービスに子どもをアクセスさせないことに役立つそうです。最近のMetaは、未成年のユーザーを保護することに力を入れており、先月も「怪しい」大人との接触を防ぐ新対策を導入していました

 

すでにMetaはYotiの顔認識技術を、Instagramで18才未満に設定していたユーザーが18歳以上に変更するときのチェックに使っています。Yotiの調べによると、この年齢確認システムはおおむね非常に正確で、13歳~17歳を23歳以下と正しく見分ける割合は99.65%だそうです

 

またMetaによると、年齢確認システムは「何十万人」もの人々を年齢に応じた設定に振り分けており、Instagramから年齢確認を求められたユーザーの81%がYotiの自撮り動画オプションを選ぶとのことです。

 

しかし、このシステムは全ての人に正しく働くわけではなく、Yoti自らも「女性」の顔や顔色の悪い人ほど精度が劣ると認めています。こうした顔認識・解析ソフト一般が、年齢や人種、性別によって性能が異なる傾向があると指摘されており、また新たな問題の火種ととならないよう祈りたいところです。

 

Source:Meta
via:The Verge

Pixelスマホの録音アプリが「誰がしゃべったか」のラベル付けに対応! ただし日本語は未対応かも

米グーグルのAndroid向け「レコーダー」アプリがアップデートされ、複数の人の声を聞き分けてラベル付けができるようになりました。10月の新製品発表イベント「Made by Google」で予告していた新機能が実現したかっこうです。

↑「レコーダー」アプリでラベル付けが可能に。ただし日本語は…

 

最新版のバージョン4.2では、録音時に話している人を自動的に検出してラベルを付ける「スピーカーラベル(Speaker Label)」機能が追加されました。ただし、利用できるのはグーグル純正のPixelスマートフォンに限られます。

 

公式の説明によれば「音声モデル(人が話す特徴)は、文字起こしのスピーカーラベル付けが完了するまで一時的にデバイス上に保存され、その後削除されます(通常は数分以内)。話者テキストラベルは、あなたの文字起こしに保存され、あなたの手で更新できます」とのことです。

 

つまりグーグルが音声モデルのデータを吸い上げることはなく、また文字起こしにある「誰がしゃべったか」のラベルはユーザーが書き換えできるわけです。

 

スピーカーラベルは「Speaker 1」「Speaker 2」と仮の名前が付けられ、録音中でもそれぞれの話者の名前を変更できるとのこと。もっとも「デバイスが熱くなりすぎている」場合は、スピーカーラベルは機能しないと付け加えられています。

 

実際にインストールして起動した画面は、次の通り。文字起こしの右下に新たなボタンが追加されており、素早くオン/オフを切り替えられます。発言した人はリアルタイムで特定され、話す人が切り替わるたびに自動的に改行が入ります。

↑Image:9to5Google

 

ミーティングの議事録を取ったり、インタビューの仕事をする人にとっては素晴らしい機能でしょう。ただし、今のところ英語ではしっかりラベルが付くものの、日本語には反応していない模様。多くの人が待望していた新機能だけに、少しでも早く多くの言語に対応するよう期待したいところです。

 

Source:9to5Google

時代か…アドビがAI生成画像をAdobe Stockで受付/販売へ

アドビが運営するフォトストックサービスのAdobe Stockにて、AI(人工知能)を利用し生成した画像の受付と販売を開始したと発表しました。

↑アドビより

 

Stable DiffusionやDALL-Eなど、さまざまなサービスが登場しているAI画像生成技術。一方で国内向けにベータ版機能を発表したmimicが一時サービス提供を停止し、現在は事前審査を導入して再開するなど、その取り扱いについてはさまざまな議論が存在しています。

 

アドビによれば、AIで生成した画像をAdobe Stockに投稿する場合はガイドラインを満たし、また画像にラベルを添付する必要があります。これにより、「クリエイターと顧客が同様に責任を持ってAI技術を使用するコンテンツを確保できる」と説明しています。

 

アドビは今年開催したカンファレンス「Adobe MAX」にて、コンテンツ関連のコミュニティ「Content Authenticity Initiative(CAI)」でAI生成画像の実験をおこなっており、将来は「Photoshop」などの「Creative Cloud」アプリケーションにも、この技術を導入する予定であると述べています。

 

Adobe Stockのユーザーからすれば、AI生成画像によって欲しい画像が見つかりやすくなるのはありがたい話。しかし、アーティストにとってはビジネスチャンスが減るという危惧もあることでしょう。今後、AI生成画像がどのように社会に受け入れられるのかが注目されます。

 

Source: アドビ via 9to5Mac

スマホで現実の物体をスキャン、3Dオブジェクト化できる無料アプリ「RealityScan」が正式リリース!

人気ゲーム『Fortnite』の開発・運営元であるEpic Gamesは、スマートフォンで現実世界の物体をスキャンして仮想空間の3Dオブジェクトにできる無料アプリ「RealityScan」を正式公開しました。

↑Image:Epic Games

 

数か月前に一部のiOSユーザーを対象としてクローズドベータテストを実施していましたが、ようやく誰もが使えるようになりました。

 

このアプリは、元々は写真測量スタジオのCapturing Realityが開発した製品です。昨年(2021年)3月にEpicが同社を買収したことで、「高速で簡単な3Dスキャン」が広く開放されました。

 

基礎となった「Reality Capture」技術は、2D画像を組み合わせて、ゲームやVR(仮想現実)環境用のシームレスな3Dアセットを作成できるもの。ゲーム開発者などのクリエイターが、いつでもどこでも現実世界の物体をスキャンできるようにするためのツールです。

 

RealityScanを使うには、Epic Gamesのアカウントにサインインする必要があります。そしてスキャンしたいモノをあらゆる方向から、最低でも20枚は撮影。できる限り被写体に近づき、カメラファインダーのフレームいっぱいに収まるよう撮影することをおすすめしています。

 

ある程度の枚数を撮ってからスマホを動かすと、リアルタイムで被写体に品質マップ(取り込めた3Dデータの目安)が表示されます。緑色は十分にカバーされている領域、黄色は少し手薄であり、赤い部分は最も追加撮影が必要なエリアを示しています。

 

撮影済みの写真は被写体の周りに浮かぶように表示され、写真と写真の間隔が空いているところが「もっと撮影した方が良い」目安となります。またスキャンする必要がない余計なものは、トリミングも可能。そうして被写体の表面が緑のドットに覆われたら、ほぼスキャンは完了です。

 

これらの画像はクラウド上にアップロードされ、自動的に位置が合わせられます。スキャン品質に満足したら「Sketchfab」にエクスポートして、ARや3D、VRコンテンツとして公開や共有、販売などできます。

 

詳しい使い方は、公式YouTube動画でわかりやすく解説されています。日本語字幕も用意されているので、興味のある方はおよその作業の流れを確認してみるのもいいでしょう。

 

RealityScanはiOS/iPadOS 16.0以降がサポートされたすべてのiPhoneおよびiPadで利用できます。今年後半にはAndroidユーザー向けにも提供すると予告していましたが、そちらの続報も待ちたいところです。

 

Source:App Store
via:Engadget

Twitter、W杯関連の広告収入が予想を80%も下回る? 大手広告主離れが加速か

イーロン・マスク氏がTwitterを買収して以降、有料プラン「Twitter Blue」の認証バッジを悪用したなりすましアカウントが横行するなど混乱が続いており、上位100の大手広告クライアントのうち半分を失ったとの報道もありました

↑Twitter

 

そんななか、同社の米国内での2022 FIFAワールドカップ(以下、「W杯」)関連の広告収入が予想を80%も下回ったとの噂が報じられています。

 

これまでW杯はTwitterにとって、記録的なトラフィックや広告費が流れ込む絶好のチャンスとなっていました。しかし、米The New York Timesの情報筋によると、W杯が始まった11月20日時点での米国での広告収入は、その週の社内予想を80%も下回る水準で推移していたそうです。つまり、予想していた総額の5分の1しかなかったことになります。

 

そのためTwitterも、大手ブランドに対してさらなるインセンティブを提供するなど、急いで対応に乗り出しているとのこと。一部ブランドはスーパーボウルのようなイベント時の広告だけでいいとして、大幅な割引、あるいはどんな理由でも解約していい条項を付けているとも伝えられています。

 

また、自動車メーカーは最も懸念を示している広告主の1つだそうです。匿名関係者はゼネラルモーターズが、Twitterの内部データがマスク氏の所有するテスラ社と共有されるのではないかと疑っているとも語っています。

 

こうしたW杯関連広告の落ち込みを受けて、Twitterの2022年最終四半期(10~12月)の社内収益予測は、14億ドルから11億ドルに切り下げられたとのこと。もともと世界的な景気後退のなか、1年前の16億ドルから14億ドルに修正されていましたが、さらに落ち込んだかっこうです。

 

先週、EUの規制当局はマスク氏に、デジタルサービス法で義務づけられたコンテンツモデレーション(投稿管理)ルールを守らなければ、EU全域でTwitterの使用を禁止すると警告していました。その直後、マスク氏が買収後のTwitterではヘイトスピーチが激増しているとの報道も続いています。

 

マスク氏は「言論の自由絶対主義者」を名乗っていますが、そのために打ち出した施策によりTwitterから大手広告主が離れていき、EUでも使用禁止のリスクに晒されているわけです。そろそろ、全面的な方針の見直しを迫られるのかもしれません。

 

Source:The New York Times
via:Mashable

和解成立? イーロン・マスク「アップルからTwitterへの広告は完全復活した」

Twitterを率いるイーロン・マスク氏は、アップルがTwitterに対する広告を完全に復活させたことを報告しています。

↑Sergei Elagin/Shutterstock.comより

 

最近ゴタゴタが続いているTwitterとアップル。11月末にはTwitterのアプリがApp Storeから削除される可能性が浮上し、さらにアップルがTwitterへの広告をほぼ停止したことが発覚しました。これをうけてマスク氏はアップル本社を訪れ、CEOのティム・クック氏と会談したことにより、アプリが削除される可能性は回避されたようです。

 

今回マスク氏がTwitterの「スペース(Spaces)」で語ったところによると、先日のクック氏との会談のおかげで、アップルによるTwitterへの広告が復活したとのこと。これについてマスク氏は、「Twitterに戻ってきた広告主に感謝する」とツイートしています。

 

さらにマスク氏は、アップルがTwitterにおける最大の広告主であることも明かしました。別の報道では、アップルはTwitterにとって長年の最大の広告主であり、年間の出稿費は1億ドル(約130億円)にものぼると報じられています。

 

というわけでほぼ解決したと思われる、アップルとTwitterとの間のいざこざ。Twitterはそのほかの広告主とのトラブルも報じられており、そちらへのよい影響が期待されます。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

マストドンのブーム再び? 著名開発元が新アプリ「Ivory」リリースへ

著名ツイッターアプリ「Tweetbot」を開発しているTabpotsは、SNSサービス「Mastodon(マストドン)」に対応したアプリ「Ivory」の開発を発表しました。

↑davide bonaldo / Shutterstock.comより

 

マストドンとは短文が投稿できるSNSサービスで、どこかツイッター(あるいはTweetDeck)に似た雰囲気と機能が特徴です。しかしツイッターとの違いとして、自身でサーバーを公開しネットワークの一部となれることがあります。サーバーの管理者は独自のルールを設定したり、接続するユーザーを管理することが可能です。

 

現在ベータテスト中のIvoryアプリはTweetbotにかなり近いデザインで、タイムラインや@(メンション)、検索、プロフィール、その他のオプションが用意されています。また、マストドンでは「トゥート」と呼ばれる投稿もあります。

 

Ivoryではプッシュ通知やリストなど多くの機能が未実装であるため、一般公開はまだ時間がかかりそうです。方向性を大きく変えようとしているツイッターの後釜として一部から期待されているマストドン、再びのブームが訪れるのかどうかに注目です。

 

Source: MacRumors

Twitter、有料プラン「Blue」再開を延期?アップルに30%手数料を払うのを避けるためか

11月半ば、イーロン・マスク氏はTwitterの有料プラン「Blue」を11月29日に再開すると予告していました。しかし、社内では延期が決定されており、それはアップルに30%の手数料を支払う必要がないようにするため、との噂が報じられています。

 

米Platformerによると、リニューアル版のBlueはアップルにApp Store手数料を取られることを避けるため、iOSアプリでアプリ内課金を行わない可能性があるそうです。

 

11月初めにBlueが一時的に提供されたとき、iOSアプリを通じてのみ購入できましたが、それではユーザーの支払額から30%(Twitterのように大規模な企業の場合)がApp Store手数料として徴収されてしまいます。

 

しかし、以前からマスク氏はアップルに対する不快感をツイートしていることもあり、アップルに手数料を支払いたくないようです。

 

そんななか、Blueの再開は延期されたとのこと。これはPlatformerが伝えているほか、テックメディアThe Vergeも「この件を直接知る人物から遅らせると聞いた」と述べています。またリニューアル後のBlueは7.99ドルから8ドルに1セント値上げしたり、電話番号認証を義務化するなど、他にも変更があるそうです。

 

ここ最近、マスク氏はアップルを敵視するようなツイートを連発しています。まず11月19日には、App Storeの手数料を「インターネットへの隠れた30%税」と呼んで批判 。

 

それに続き29日には、アップルが広告の出稿を「ほとんど止めた」と主張。 さらに「ツイッターをApp Storeから削除すると脅されたが、その理由は教えてくれない」とも述べていました。

 

 

アップルはマスク氏のツイートに何の反応も見せていませんが、かつてはTwitter最大の広告主の1つだった同社(Twitterにとって総収入の約4% )が急激に広告支出を減らしているのは事実との報道もあります

 

もしもTwitterがアップルへの手数料支払いを避けられたとしても、同社からの広告収入を断たれるのは大きな痛手となるはず。いずれ譲歩を迫られるのか、それともマスク氏が信念の趣くままに突き進むのか、今後の展開を見守りたいところです。

 

Source:Platformer
via:The Verge

マスク氏「Twitterアプリは削除されない」アップル本社を電撃訪問

Twitterを率いるイーロン・マスク氏は自身のツイートアカウントにて、「TwitterアプリがApp Storeから削除されることはない」と発言しました。

 

 

実はマスク氏、今週月曜日に「アップルからツイッターアプリを差し止めると脅された」とツイートしていました。また同時期には、「アップルからの広告出稿がほぼ停止された」とも訴えていました。

 

 

しかしマスク氏は最新ツイートにて、アップル本社を訪れ、同社CEOのティム・クック氏と面談したと報告。そしてクック氏から「Twitterの削除を検討したことはない」と語られたと明かしているのです。

 

↑The Vergeより

 

ただしこれによってTwitterとアップルとの確執がすべて解消されたわけではなく、マスク氏は上のような「30%のApp Store手数料を払うか、闘争に向かうのか」というツイートを投稿し、その後に削除しています。今後はアプリの存続ではなく、月額購読の手数料に関して両者が衝突することも想定されそうです。

 

Source: Elon Musk / Twitter via The Verge

アップル、Twitterへの広告ほぼ停止か? イーロン・マスク氏は抗議!

アップルがTwitterへの広告掲載をほぼ停止したことが、Twitterを買収したイーロン・マスク氏によって語られています。

 

「金・グレー・青」の新たな認証バッジの導入を発表するなど、矢継ぎ早に改革がおこなわれているTwitter。一方でアップルやグーグルのアプリストアから追い出された場合には「独自スマートフォンを開発する」と表明するなど、既存のテック企業との距離は若干開きつつあります。

 

 

マスク氏はアップルによる広告出稿の停止について、「アメリカの言論の自由が嫌いなのか?」とツイート。それ以外にも、「顧客に影響を与えるアップルの検閲行為をすべて公開すべきか」という投票結果をおこなったりしています。

 

マスク氏がTwitterを買収して以来、広告主は同プラットフォームへの広告から手を引いています。これには、トランプ元米国大統領のアカウントを復活させるといった、Twitterの方向性の変更も影響していると予測されます。

 

さらにアップルでApp Store部門を率いるPhil Schiller(フィル・シラー)氏は、自身のTwitterアカウントを停止しています。今後、アップルを含めた他のテック企業とTwitterとの衝突はさらに増えることになるのかもしれません。

 

Source: Elon Muks / Twitter via MacRumors

Twitterを名乗る不審なメールに注意! 540万件の個人のメアドや電話番号などのデータ流出をTwitterが確認

Twitterから540万件分の個人情報が流出し、ハッカー向けフォーラムにて公開されていたことを、BleepingComputerが報じています。

 

実は今年8月、Twitterは「APIの脆弱性により540万人分のプライベートユーザーデータが盗まれた」ことを認めていました。一方で同社は、それが悪用された証拠はないとも述べていました。

 

今回Breachedと呼ばれるハッキングフォーラムのオーナーがBleepingComputerに連絡したところによると、同フォーラムにはTwitterから流出したとされる540万件のデータが公開されていました。これには、個人の電話番号やメールアドレスも含まれています。

 

さらにフォーラムでは、別のAPIの脆弱性を悪用して入手した、アカウント停止ユーザーの140万人のプロフィールが非公開状態で共有されていました。またセキュリティ専門家のChad Loder(チャド・ロダー)氏によれば、他の「数千万人」のユーザーデータを含むより大きなデータが、同じ脆弱性から流出した可能性があると指摘しています。

 

今回のTwitterによる情報漏洩により、ユーザーの電話番号やメールアドレスが流出し、フィッシング詐欺などに利用される可能性があります。また、Twitterのアカウントから個人を特定するために悪用される可能性もあります。Twitterを名乗る不審なメールには、十分に注意する必要がありそうです。

 

Source: BleepingComputer via Engadget

ゲームみたい? Twitterに「金・グレー・青」の認証バッジが登場へ

Twitterを率いるイーロン・マスク氏は、同サービスに「ゴールド(金)、グレー(灰)、ブルー(青)」の新たな認証バッジを導入すると表明しました。

↑pnm-stock/Shutterstock.com

 

Twitterにおける認証バッジといえば、今月には有料プラン「Twitter Blue」で誰でも利用できるようになりました。さらにその後には「公式バッジ」がシステム上に登場したものの数時間で破棄されるなど、混乱が続いています。また、フェイクアカウントによる認証バッジの取得も問題になっています。

 

マスク氏は米国時間11月25日のツイートで、「来週金曜日(12月2日)には、新たな認証を開始する予定です。企業向けにはゴールド、政府機関向けにはグレー、個人(有名人かどうかにかかわらず)はブルーが与えられ、すべての認証済みアカウントはチェックが有効になる前に手動で認証される予定です」と語っているのです。

 

そのほかにもマスク氏は、個人の青い認証マークについて「これまでの注目すべき人かどうかの基準は主観的すぎた」と語ってます。さらに認証された個人が組織の一員である場合、それを示す二次的なロゴが表示されるそうです。

 

なお現時点では、Twitterがどのようにして新たなフェイクアカウントによる認証バッジの取得を防ぐのかは不明です。認証バッジの色よりも、そのバッジが正当なものかどうかが今後の課題となるのかもしれません。

 

Source: Elon Musk / Twitter via 9to5Mac

イーロン・マスク、来週から凍結アカウントを大規模に恩赦と宣言!「投票」の結果を受けて

Twitterのイーロン・マスクCEOは、来週から凍結されたアカウントに「大規模な恩赦」を実施することを決定しました。もしも本当に実行されれば、「コンテンツモデレーション(投稿の管理)のための評議会を立ち上げるまで、アカウントの凍結解除は行わない」という約束と矛盾することになります。

↑凍結アカウントが復活するようです

 

マスク氏は11月24日(米現地時間)、「Twitterは法に違反したり悪質なスパムに関与したりしていない限り、凍結されたアカウントに大規模な恩赦を提供する必要がありますか?」とのアンケートを投稿。これに対してイエスが72.4%集まったことを受けて、「恩赦は来週から始まります」と宣言しています。

 

この動きは、ドナルド・トランプ元米大統領のアカウントを復活させたことに続くもの。今回も法的な手続きなどは踏まえられず、マスク氏が自らのアカウントで実施した非公式の投票によっており、投票した人々も特に何かの権限が与えられているわけではありません。

 

上記のようにマスク氏は「コンテンツモデレーション評議会を設置するまで」アカウントの凍結解除はしないと約束していました。

 

しかし、トランプ氏アカウントの復活も評議会を設置する前のこと。これを約束違反だと批判したフォロワーに対して、マスク氏は「政治的/社会的活動家グループの大規模な連合」が、広告収入を枯渇させてTwitterを殺さないという約束を破ったとして、自分の約束も反故にすると答えています。

 

もっとも、市民権団体は広告主にそんな働きかけはしていないと否定しています。

 

どのアカウントが「恩赦」を受けるかは不明ですが、マスク氏の「法律を破ったり、ひどいスパムを行ったりした」という線引きに沿うとすれば、ほとんどの凍結が解除されかねません。とはいえ、マスク氏さえも陰謀論を唱え続けたアレックス・ジョーンズ氏のような人物を戻すことには反対の意を示していました

 

それでも、違法とまではいかないヘイトスピーチで凍結されていた人々は、復活する可能性が低くはないはず。ブランドに傷が付くのを恐れる大手の広告主が、さらに逃げ出していくのかもしれません。

 

Source:Elon Musk(Twitter)

via:The Verge

最大82%オフも! ソースネクストのAmazonブラックフライデーはDropboxもセール対象に

ソースネクストは、12月1日23時59分まで開催中の「Amazonブラックフライデー」に参加。同社提供中のアイテムをセール特価で販売中です。(※以下、価格は税込)

 

クラウドストレージサービス「Dropbox Plus 3年版」が26%オフの2万8500円。

 

「ZERO ウイルスセキュリティ 3台版」が25%オフの2980円など、セキュリティ製品もお買い得となっています。

 

AIボイスレコーダー「AutoMemo S エコ包装」も、17%オフの1万5980円に。

 

これからの時期にピッタリな年賀状ソフト「筆まめVer.33 通常版」も、16%オフの4000円です。

プライムデー未登場「AdobeCCコンプリート」も年始来最安値エントリー!【Amazonブラックフライデー2022情報】ソフト・アプリ編

Amazon.co.jpにて11月25日から開催中の「Amazonブラックフライデー」。GetNavi webでは、2022年Amazonブラックフライデーから、気になるセール情報をピックアップ。このページは、注目のソフトやアプリを紹介します。

 

マイクロソフトが7月19日に発売した「Microsoft 365 Family」が初のセールエントリー! いつでも最新バージョンが利用できるOfficeデスクトップアプリケーションと、Officeで役立つ便利なサービスが1つになった、1年更新版パッケージです。そのほかマイクロソフトでは「Microsoft 365 Personal」「Microsoft Office Home & Business 2021」「Microsoft Office Home & Student 2021 for Mac」がエントリーしています。

 

プライムデーではセール対象でなかった、アドビの「Adobe Creative Cloud コンプリート 12か月 オンラインコード版」も、年始以来の最安値でエントリー。「Adobe Creative Cloud コンプリート 学生・教職員個人版」や、動画編集ソフト「PowerDVD 22 Ultra」「PowerDirector 365 1年版」もセール対象です。

 

また、各種セキュリティソフトもセールに登場。売れ筋ナンバー1のESETからは「ESET インターネット セキュリティ 5台3年(オンラインコード版カード版)」。「ウイルスバスター クラウド 3台3年(オンラインコード版カード版)」でウイルスバスターが初エントリー、3年ぶりのブラックフライデーエントリーとなるノートンは「ノートン 360 スタンダード セキュリティソフト 3年1台 オンラインコード版」が対象に。「マカフィー アンチウイルス プラス」「カスペルスキー セキュリティ」「アバスト プレミアムセキュリティ」もエントリー。

ツイッター、支払いが遅れて取引先が激怒

ツイッターで一部の取引先への支払いが遅れて、苦情が発生していると米ニューヨーク・タイムズ紙が報じました。

↑支払いが間に合わない

 

実業家のイーロン・マスク氏によって買収されたツイッターでは、同氏から「倒産もありうる」との号令のもと、従業員の解雇や事業の見直しが行われています。

 

今回の報道によれば、ツイッターは、マスク氏が買収する前に発生した数十万ドルの出張費の支払いを拒否しているとのこと。また、マスク氏はベンダーや契約サービスへの支払いを遅らせる、あるいは停止するように指示しているそうですが、これにより取引先から苦情が発生しているというのです。

 

さらに、マスク氏はNFLやNBAなどのスポーツリーグ、コンデナストやFoxなどのメディア企業との提携、アマゾンやオラクルなどのハイテク企業との取引についても再交渉を試みている模様。

 

ツイッターでは、出張費やソフトウェアサービス、不動産、そしてオフィス内のカフェテリアの食事補助の見直しも報じられています。赤字企業のコスト削減は当然でしょうが、その影響は取引先にも及びそうです。

 

Source: The New York Times

元恋人には使わせない!? ネットフリックスに新コントロール機能が追加

ネットフリックスは、どのデバイスがアカウントにアクセスしているのかを把握できる機能を、会員ページに追加しました。

↑ネットフリックス

 

ネットフリックスといえば、以前は家族や友人間でのパスワード共有を推奨していたものの、現在は同一アカウントの使い回しにたいして課金する方針へと切り替えています。またアカウントを利用しているデバイスを追跡する機能についても、以前から導入を明かしていました。

 

今回アカウント設定に追加された新機能「アクセスとデバイスの管理」では、動画を視聴した最近のデバイスを簡単に確認することができます。また、ワンクリックで特定のデバイスからログアウトすることも可能です。

 

これまでは、アカウントを共有していた友人やパートナーが引き続きアクセスしているかどうかを知るのは難しいのが現状でした。しかし今後は、望まない相手が自分のアカウントにアクセスすることを簡単に防げるようになるはずです。

 

Source: ネットフリックス via The Verge

マスク氏「ツイッターの解雇は終わり。市場は日本が中心」

ツイッターを買収した実業家のイーロン・マスク氏が、「ツイッターのレイオフ(整理解雇)は終わり、現在は新規雇用の準備をすすめている」と語ったことを、海外メディアのThe Vergeが伝えています。

↑kovop58 / Shutterstock.comより

 

マスク氏はツイッターの買収後、約半数の従業員を解雇。先日にはブルームバーグにより、さらなる追加解雇が報じられていました。一方で必要な従業員を誤って解雇してしまったとして、復帰を求めているとの報道も登場しています。

 

The Vergeが入手した録音データによれば、ツイッターはレイオフをすでに終了しており、現在はエンジニアと営業の役職を積極的に募集しいるとのこと。なお以前は7,400人近くいた同社の社員は、すでに2,700人強にまで減っていることも報じられています。

 

一方でマスク氏がテスラでおこなったテキサス州への本社の移動は、ツイッターではおこなわないことも発言しています。さらに興味深いことに、「ツイッターは日本が中心で、アメリカの3分の1の人口であるにもかかわらず、日本にはアメリカとほぼ同じ数のデイリーアクティブユーザーがいる。現状は日本中心であるが、全世界の各国で日本のようにしたい」とも述べているのです。

 

現在はすでに、かなり身軽になった模様のツイッター。今後はスピーディーに新たな機能が追加されるのを期待したいものです。

 

Source: The Verge

ツイッター、丸ごと映画を投稿するユーザー続出! 人手不足で著作権侵害の取締りがストップ?

ツイッター社ではイーロン・マスクCEOが従業員を大量解雇しましたが、さらに追加で解雇を検討しているとの報道もあります

↑マスク氏の“解雇しすぎ”による人手不足が原因?

 

そんななか映画を丸ごと投稿するユーザーが現れ、その多くが削除されずに残り続けていることから、人手不足で著作権侵害警告システムが機能してないのではないか、との疑いが浮上しています。

 

米Forbesによると、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の全編を各2分間の長さに細切れにして、合計50回以上もツイートしたユーザーがいたとのこと。このアカウントは凍結されたものの、その後も動画は削除されず閲覧できたそうです。

 

本来であればテイクダウン(著作権侵害による削除)が起こると「このメディアは表示できません」というメッセージとともに再生不可となるはずが、今回は動画はそのまま。そのため自動システムではなく、ツイッター社内の誰かが手動でアカウントを凍結したと推測されています。

 

ほか11月21日(現地時間)時点では、映画であれば『ニード・フォー・スピード』や日本の『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』、テレビ番組では『スポンジ・ボブ』などの投稿も確認されたそうです。

 

もちろんツイッターの規約では、著作権侵害の画像や動画は取締りの対象となっています。それは公式サイトでも宣言している通りです。

 

しかし、最近のツイッター社の動きを見るかぎり、最近は人手不足のもとで運営されているようです。今月初め、マスク氏は有料プラン「Blue」の購読者向けに42分の動画を投稿できるようにすると予告していましたが、著作権侵害の自動警告システムが機能しないままであれば、延期せざるをえないかもしれません。

 

Source:Forbes

1Passwordがパスワード不要の「パスキー」対応へ

パスワード管理アプリ「1Password」は2023年初頭に、パスワードを利用しない新たな認証方式「パスキー(Passkey)」に対応すると発表しました。

↑1Passwordより

 

パスキーとはアップルやグーグル、マイクロソフトなどが参加する「FIDO」により策定された規格で、パスワードのかわりにUSBやBluetoothキーボードによる物理キー、指紋や静脈、虹彩などの生体認証をログイン時の鍵として利用します。またすでに、Android OSやChromeブラウザでの初期サポートも発表されています。

 

1Passwordによるパスキーの対応では「ユニバーサルサインオン」とよばれる仕組みを利用することで、複数のプラットフォームでの同期が可能となります。これは、プラットフォームごとに制限された他社製サービスよりも優れたものだそうです。

 

また1Passwordが公開したデモでは、Chromeブラウザーの拡張機能を使用して、ウェブサイトやアプリ、サービスの認証にパスキーを利用する様子を解説しています。

 

このようなパスワード管理機能のパスキーへの対応としては、アップルの「iCloud Keychain」でもmacOS VenturaとiOS 15からパスキーの展開が開始されています。今後はますます、自分の手でパスワードを入力する機会が少なくなりそうです。

 

Source: 1Password via The Verge

Twitterのつぶやきを保存する方法アリ! サービス終了の危機にそなえて……

Twitterはイーロン・マスク氏が買収して以来、経営赤字を解消すべく従業員が大量にリストラされたり、マスク氏が言論の自由を強調するため人種差別やヘイトスピーチが急増したり、激動の波にもまれています。

↑Twitter

 

もしかしたら、近い将来Twitterが消滅するかもしれない……。そんな声が一部で上がっているなか、これまでの思い出やつぶやきを保存しておく方法をご紹介しておきます。

 

ツイートのアーカイブ(保存)方法

デスクトップ(PCのウェブブラウザー)版では、まず左側のハンバーガー(丸の中に点が3つ)メニューの「設定とサポート」>「設定とプライバシー」に移動。それから「アカウント」をクリックし、「データのアーカイブをダウンロード」を選びます。

 

そこでパスワードを入力した後、2段階認証(メールあるいはSMS)が必要です。そして「アーカイブをリクエスト」を選べば、ZIP形式でのデータの準備ができたときに通知が届きます。

 

iOSおよびAndroidアプリでも基本的な手順は同じで、たとえばiOSの場合は左上のアカウントをタップ>「設定とプライバシー」>「アカウント」から移動できます。

 

アカウントを削除する方法

アーカイブ方法と同じく、設定メニューの「アカウント」に移動。そこに「アカウント削除」機能があります。

 

これによりアカウントを削除すると、ユーザー名とプロフィールが公開されなくなり、30日間の猶予期間がスタート。その間にログインして再アクティブ化すれば、アカウントを回復して利用を再開できます。そして30日間ログインしないと、そのままアカウントは消滅します。

 

すでにTwitterのシステムが停止する可能性は、かなり高まっているようです。

 

米Reutersによれば、匿名のTwitter従業員は社内で使うアプリの動作が遅くなり始め、一般ユーザー向けバージョンも「夜中に障害が起こる危険がある」と述べているそうです。もし障害が起きても「多くの分野で修正する人がいない」とのこと。実際、先週末からTwitterの障害報告はDowndetector(ネット上のさまざまなサービスの中断や接続障害をリアルタイムで知らせるサイト)で急増しています。

 

もっとも、上記のアーカイブ方法がうまく機能してないとの報告もあります。SNS関連コンサルタントの第一人者Matt Navarra氏も、過去1週間のうちに4回は空振りに終わったとぼやいており、多くの人が「自分もそうだ」とレスを付けているありさまです。

 

またTwitterの元安全責任者は、ヘイトスピーチや人種差別発言を野放しにすることで、アプリがアップルやGoogleのアプリストアから追放されるリスクを指摘しています。一般ユーザーも、なるべく万が一に備えたほうがよさそうです。

 

Source:iMore

Twitterで追加解雇がまもなく!? 長時間労働要請が原因か

実業家のイーロン・マスク氏がTwitterのさらなるレイオフ(整理解雇)を検討していると、ブルームバーグが報じています。

↑Sergei Elagin / Shutterstock.comより

 

Twitterを買収し、すでに約半数の従業員を解雇したイーロン・マスク氏。同氏は「Twitterの倒産もありうる」として同社の経営危機を強調しており、また従業員へと長時間労働を要請しているとの情報も伝えられています。

 

今回の報道によれば、Twitterは早ければ米国時間11月21日にも追加のレイオフを発表する可能性があるとのこと。またその対象が、同社の営業チームとパートナーシップチームになることも伝えられています。

 

マスク氏は先述のように「Twitter 2.0」として、従業員へのハードワークを要請しています。しかし報道によれば、多くの従業員がこの要請を拒否しているとのこと。またTwitterの営業チームを率いるRobin Wheeler(ロビン・ウィーラー)氏とパートナーシップチームを率いるMaggie Suniewick(マギー・サニーウィック)氏に、より多くの従業員を解雇するよう求めたが拒否され、両氏が解雇されたことも報じられています。

 

今後もさらなる大鉈が振るわれることが予測される、Twitterの従業員問題。ユーザーとしては、サービスのクオリティが低下しないことを願うばかりです。

 

Source: ブルームバーグ via Engadget

トランプ元大統領のTwitterアカウントが復活、イーロン・マスク氏による投票で

Twitterを買収したイーロン・マスク氏は、ドナルド・トランプ元米国大統領のTwitterアカウントの凍結を解除すると発表しました。すでに、アカウントの凍結が解除されているのが確認されています。

↑Evan El-Amin / Shutterstock.comより

 

トランプ元大統領のTwitterアカウントは、2021年1月に起きた連邦議会襲撃事件をうけて、「暴力行為を扇動する恐れがある」として凍結されていました。一方でトランプ元大統領は、独自のソーシャルメディア「Truth Social」を立ち上げています。

 

マスク氏は自身のTwitterアカウントにて、11月19日にトランプ元大統領のアカウント復活に関する投票を実施。結果、51.8%と僅差ですが賛成が上回りました。その結果を受け、「Vox Populi, Vox Dei(民の声は神の声)」として、20日にトランプ元大統領のアカウントの凍結解除を宣言したのです。

 

なお今回の投票では、懸念されていたbot(プログラム)による投票も多数おこなわれていたことが、マスク氏によって明かされています。これに関して同氏は、「興味深い教訓を得た」とツイートしています。

 

なお凍結が解除されたトランプ元大統領ですが、記事執筆時点(11月21日)では新たなツイートは行っていません。もしかすると、凍結解除に一番驚いたのはトランプ大統領だったのかもしれません。

 

Source: Elon Musk / Twitter via Engadget

トランプ元大統領のTwitterアカウントが復活、イーロン・マスク氏による投票で

Twitterを買収したイーロン・マスク氏は、ドナルド・トランプ元米国大統領のTwitterアカウントの凍結を解除すると発表しました。すでに、アカウントの凍結が解除されているのが確認されています。

↑Evan El-Amin / Shutterstock.comより

 

トランプ元大統領のTwitterアカウントは、2021年1月に起きた連邦議会襲撃事件をうけて、「暴力行為を扇動する恐れがある」として凍結されていました。一方でトランプ元大統領は、独自のソーシャルメディア「Truth Social」を立ち上げています。

 

マスク氏は自身のTwitterアカウントにて、11月19日にトランプ元大統領のアカウント復活に関する投票を実施。結果、51.8%と僅差ですが賛成が上回りました。その結果を受け、「Vox Populi, Vox Dei(民の声は神の声)」として、20日にトランプ元大統領のアカウントの凍結解除を宣言したのです。

 

なお今回の投票では、懸念されていたbot(プログラム)による投票も多数おこなわれていたことが、マスク氏によって明かされています。これに関して同氏は、「興味深い教訓を得た」とツイートしています。

 

なお凍結が解除されたトランプ元大統領ですが、記事執筆時点(11月21日)では新たなツイートは行っていません。もしかすると、凍結解除に一番驚いたのはトランプ大統領だったのかもしれません。

 

Source: Elon Musk / Twitter via Engadget

ツイッター、ようやく「エンドツーエンド暗号化」をDMに導入

ツイッターのイーロン・マスクCEOは、同社のダイレクトメッセージ(DM)において「エンドツーエンド暗号化」の導入が進められていることを認めました。

↑エンドツーエンド暗号化をやっと導入中

 

エンドツーエンド暗号化とは、送信元でメッセージを暗号化し、送信先でしか復号できないようにする技術。これにより、メッセージのセキュリティを向上させることができます。WhatsAppやZoomなど、さまざまなコミュニケーションアプリでは、すでに実装されています。

 

 

ツイッターの内部情報に詳しい開発者のJane Manchun Wong(ジェーン・マンチュン・ウォン)氏によれば、ツイッターのAndroid版アプリでも、DM機能にてエンドツーエンド暗号化の導入が進められているとのこと。この情報を伝えたツイートにはマスク氏もウインクの絵文字を返信しており、開発を公認した形となっています。

 

ツイッターは2018年に「秘密の会話」としてDMの暗号化を予定していましたが、結局機能は実装されませんでした。同社は、新規加入を一時停止している有料プラン「Twitter Blue」の受け付けを11月29日に再開することを予定していますが、DMのエンドツーエンド暗号化もそう遠くない時期に実装されるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

ついに東京に来る! Googleマップの「ライブビュー検索」が世界6都市でローンチへ

グーグルは、スマートフォンのカメラを利用して周囲の情報を検索できる「ライブビュー検索」機能を、来週(11/21の週)から東京を含めた6都市にリリースすると発表しました。

↑ついに東京でも使えるようになる(画像提供/グーグル)

 

グーグルマップでカメラアプリを起動し、実際に周囲の風景を見回し、そこに道路標識や建築物、道案内などを表示するAR(拡張現実)ナビ機能ことライブビュー。2021年には、屋内でもライブビューが利用できるようになりました。

 

ライブビュー検索では、検索バーのカメラアイコンをタップするとことで、近くのお店やコーヒーショップ、銀行、ATMなどの場所を表示。そして、ARを使った道案内と矢印で、その店がどの方向にあり、どのくらい離れているかがわかります。さらに、すぐ目の前にない場所でも、本当の様子をひと目で把握することも可能。

 

また、カテゴリーをタップすれば、近くにあるレストラン、バー、デザートショップ、公園、交通機関などの場所を確認することができます。営業時間や混雑状況、価格帯、Google マップのコミュニティでの評価など、各スポットの主要な情報がオーバーレイ表示されるのです。

 

さらに、Google マップには、電気自動車に最適な充電ステーションを探す機能や、階段のない場所を知ることができる車いす対応機能も追加されます。

 

ライブビュー検索はAndroidとiOSアプリ向けに、東京だけでなくパリ、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコでも提供が開始される予定。カメラを通して見る街の情報にますます没入していきそうです。

 

Source: グーグル

容赦ないイーロン・マスクCEO、反論したツイッター社員を解雇

ツイッターのCEOに就任したイーロン・マスク氏が、自分に反論したエンジニアをオンライン上でクビにしたことが、海外で話題になっています。

↑社内では言論の自由を封鎖!?

 

マスク氏は、買収後にツイッターの従業員の約半分を解雇しました。さらにリモートワークを禁止したり、会社の倒産もありうると発言したりするなど、同社の改革を急ピッチで進めようとしています。

 

まずマスク氏の解雇の対象となったのは、エンジニアのEric Frohnhoefer(エリック・フロンホーファー)氏。マスク氏が「ツイッターのアプリはタイムラインをレンダリングするだけで、最大1000もの処理を行なっている」とツイートすると、フロンホーファー氏はこれを否定。次にマスク氏が「正しい数字は何か? 『超遅い』Android版ツイッターアプリをどのように改善してきたのか?」と質問し、フロンホーファーも返答していました。

 

しかしその後、マスク氏はフロンホーファー氏の解雇を通告。同氏は会社のパソコンを利用できなくなってしまいました。これについてフロンホーファー氏は、「マスク氏が就任する前はもっとオープンで、批判をしてもいいと感じていたが、いまは明らかにそうではない」と語っています。

 

ブルームバーグによれば、マスク氏によって解雇された社員の中には、Ben Leib(ベン・レイブ)氏やSasha Solomon(サーシャ・ソロモン)氏が含まれています。マスク氏の判断が吉と出るか凶と出るかはわかりませんが、ツイッターの企業文化は劇変の最中にあるようです。

 

Source: Engadget

Material Youをデスクトップでも。Chromeブラウザに実験機能が搭載

グーグルのデスクトップ向けChromeブラウザの開発者向けバージョンにて、「Material You」風のカラーテーマを試せる実験機能が実装されています。

↑The Vergeより

 

Material Youとは2021年にリリースされた「Android 12」にて採用されたカラーテーマで、壁紙の色をOSのインターフェイスに反映させることにより、一体感のある外観を実現しています。

 

Chromeの開発者向けビルドこと「Canary」の最新バージョン(110.0.5418.0)に搭載された今回の機能では、デスクトップの壁紙の色をアドレスバーやツールバー、新しいタブのウィンドウに反映することができます。これまでもChromeのカラーを手動変更することは可能でしたが、この機能ではその手間を省くことが可能です。

 

機能はデフォルトでは有効になっておらず、Chromeのフラグ「chrome://flags/#customize-chrome-color-extraction」を有効にする必要があります。またMac、Windows、Linux、およびChromeOSとFuchsia OSのChromeにて利用可能です。

 

今回の機能が一般向けのChromeにいつ頃展開されるのかは不明ですが、見た目にもなかなかおしゃれな機能ではないでしょうか。

 

Source: The Verge

ツイッターの「iPhoneから投稿」ラベルがなくなる? 競合他社の隠れアップルファンがバレなくなると嘆きの声

今までツイッター公式iOSアプリから投稿すると「Twitter for iPhone(iPhoneから投稿)」というラベルが下に付けられてきました。イーロン・マスクCEOがこれを「画面スペースとコンピューティングの浪費」として消すと予告したことで、大きな楽しみがなくなると嘆きの声が上がっています。

↑イーロン・マスク氏、次なる一手は?

 

マスク氏は「ツイートが書かれたデバイスを全てのツイートの下に追加するのを、ついに終了します。文字通り、なぜ我が社がそんな仕様にしたのか誰も知りません」とツイート。たとえばAndroid版アプリから投稿すると「Twitter for Android」と追加されていましたが、そちらも消える運命のようです。

 

なんの役に立っていたかと言えば、ボット(スパムや偽アカウント)を見分けやすかったことでしょう。それらはiPhoneやAndroidではなくWebアプリを使う傾向があり、「Twitter for ~」が付いていれば正規の人間ユーザーである可能性が高いというわけです。

 

このデバイス表記がなくなれば、おそらくアップルのライバル達は大喜びするはず。米AppleInsiderは、特にサムスン以上に祝う会社はないだろうと指摘しています。

 

なぜなら、同社の広報担当は自社製Androidスマートフォンを宣伝するツイートに何回も「Twitter for iPhone」を付けられ、「iPhone愛用者がAndroidスマホを売り込んでいる」ことがバラされたからです。たとえばGalaxy Unpackedイベントに関する告知でも、「Twitter for iPhone」のラベルがひときわ輝いていました。

 

また米通信大手T-MobileのCEOもGalaxy Note 3を熱く語るのにiPhoneを使っていたことも語りぐさです。

 

そして映画『ワンダーウーマン』主演のガル・ガドット氏はファーウェイのブランドアンバサダーに就任したとき、「Huawei Mate 10」を宣伝する動画をiPhoneから投稿。それを指摘されたガドット氏はツイートを削除し、Androidスマホから再投稿していました

 

他にもiPadからマイクロソフトのSurfaceを売り込んだ有名人もいましたが、今後はそうした隠れアップル製品ファンが判明しそうにないのは残念かもしれません。

 

Source:Elon Musk(Twitter)
via:AppleInsider

嘘だろ…アマゾンまで1万人の大量解雇が報じられる

アマゾンが今週中にも1万人規模の大規模レイオフ(整理解雇)を予定していることが、ニューヨーク・タイムズによって報じられています。

↑Sundry Photography/Shutterstock.comより

 

アメリカにおけるレイオフといえば、実業家のイーロン・マスク氏に買収されたツイッターによる、従業員の約半分の解雇が話題になりました。さらにメタ(旧フェイスブック)も、約1万1000人にレイオフを発表しています。

 

ニューヨーク・タイムズの報道によれば、今回のレイオフはアマゾンにとって、史上最大の整理解雇となるとのこと。これはアマゾンの従業員にとって3%、全体の労働力と比較すれば1%に相当するそうです。

 

具体的なレイオフの対象となるのは、アマゾンのデバイス事業(Alexa関連部門を含む)、人事、および小売部門に集中することが予測されています。

 

アマゾンは先日発表した決算が低調だったこともあり、株価が大幅に低下。また、Alexa部門を含むコスト削減のための事業見直しについても触れていました。大手テック企業が相次いでレイオフを発表する中、GAFAの残りの企業となるグーグルとアップルがどのような動きをみせるのかが、気になるところです。

 

Source: The New York Times via The Verge

TikTok、アプリ内ショッピング機能を米国でテスト中。いずれ海外展開もアリ?

人気のショート動画共有サービスTikTokが、アプリ内ショッピング機能を米国でテスト開始したことが明らかとなりました。ユーザーはTikTokアプリを離れずに、直接買い物できるとのことです。

↑TikTok

 

TikTokにとってライブショッピング(動画内で見た商品をすぐに購入できるしくみ)は課題となっていましたが、消費の本場である米国では、アジアなどほかの地域よりも進展が遅れていました。

 

昨年、Spotifyのショッピングタブ(TikTokプロフィール内に商品リストのタブがあり、クリックすると店のサイトに飛ぶ)を実験的に導入していましたが、ようやく米国で本格的に展開する準備を進めているとのことです。

 

TikTokの広報担当者は、新機能を米国でテスト中だと認めましたが、それ以上の説明はしていません。これまでライブショッピング機能は英国や東南アジア諸国に限られていましたが、ニュースメディアSemaforによると、TikTokは新たなショッピングプログラムに米企業を招待しており、いずれ海外の業者にも間口が広げられる見通しだそうです。

 

これに先立ちTikTokは米企業と提携して、ホリデーシーズン(年末商戦)に向けて米国ユーザーにライブショッピング機能を提供するとも噂されていました。また実際、TikToはが米国内で倉庫管理や返品を処理するフルフィルメントセンター(物流拠点)の求人を募集しています

 

TikTokは若いユーザーに広く普及しているだけに、順調に行けばAmazonにとっても大きな脅威となるのかもしれません。

 

Source:Semafor
via:The Verge

偽アカ増加でTwitter Blue加入を一時停止か、マスク氏は新システム導入を示唆

Twitterの有料プラン「Twitter Blue」の加入ボタンがiOSアプリから消滅したことが、海外メディアのThe Vergeにより報告されています。またTwitterのオーナーとなったイーロン・マスク氏によれば、近日中にも新たな認証システムを導入するようです。

↑shutterstock.comより

 

TwitterはTiwtter Blueを月額8ドル(約1100円)に値上げするとともに、誰でも「認証バッジ」が利用できるシステムを導入しました。しかしこれにより、いたずら目的のアカウントが多数登場したほか、なりすましの企業アカウントの偽情報により株価が下がり、謝罪に追い込まれるなどの被害も報告されています。

 

現在TwitterはTwitter Blueに加入ができなくなっている原因を説明しておらず、Androidアプリでは引き続き加入が可能だという報告もあります。また海外メディアのPlatformerのZoe Schiffer編集者によれば、すでにTwitter Blueに加入しているユーザーは引き続きその機能が利用できるようです。

 

そんなTwitter Blueの混乱の最中、マスク氏は「組織による関連アカウントの検証を近日中に可能にする」とのツイートを投下。まだその詳細はわかりませんが、認証バッジを得たアカウントの正当性を検証する仕組みが導入されるようです。

 

というわけで、大混乱といっても差し支えのないTwitterの現状。「(Twitterは)今後数か月、間抜けなことをたくさんするだろう」というマスク氏の予言は、現実のものとなりそうです。

 

Source: The Verge, Elon Musk / Twitter via Engadget

Windows 11の写真アプリでiCloud写真にアクセス可能に

マイクロソフトはWindows 11の写真アプリにおける、「iCloud写真」の統合を開始しました。

↑マイクロソフトより

 

iCloud写真は、アップルが提供するメディアストレージサービスです。これまでiPhoneやMacといったアップル製品ではシームレスな共有が可能だったものの、Windowsパソコンでは共有フォルダにて写真が閲覧可能という、限定的な共有しかできませんでした。

 

しかし今後はMicrosoft Storeから「フォト」アプリをアップデートすることで、同アプリから直接iCloud写真へとアクセスすることが可能になります。なお前もって、「iCloud for Windows」アプリをダウンロードし、iCloud写真の同期を有効にしておく必要があります。

 

今回の写真アプリのアップデートは、今月末までにすべてのWindows 11ユーザーに展開される予定です。またマイクロソフトは以前、独立した「Apple Music」と「Apple TV」アプリがWindows向けに来年登場することも発表しています。

 

Source: マイクロソフト via MacRumors

マスク氏「ツイッターの倒産もありうる」……リモートワークは廃止へ

実業家のElon Musk(イーロン・マスク)氏は、買収したツイッターについて「倒産もありうる」との見方を示しました。また、同社従業員のリモートワークを禁止しています。

↑rafapress / shutterstock.com

 

ツイッターの買収以来、大量の従業員の解雇や有料プラン「Twitter Blue」の機能追加など、さまざまな改革を持ち込んでいるマスク氏。また今後は、有料ツイートの導入なども噂されています。

 

マスク氏はツイッターの社員に向けて、同社が巨額の損失を出していることを説明。そのうえで、倒産もありえない話ではないと語りました。ツイッターでは同氏の買収以来、さまざまな広告主が出稿を取り下げており、今後の成功は刷新されたTwitter Blueにかかっていると発言しました。

 

さらにマスク氏は、ツイッターの従業員に対してリモートワークを禁止し、特別な許可がない限りは週に40時間はオフィスで過ごす必要があると述べています。これは、マスク氏が率いる電気自動車のTesla(テスラ)や宇宙開発企業のSpaceX(スペースX)と同じポリシーです。

 

公式バッジの導入が見送られたりなりすましアカウントが認証バッジをゲットするなど、混乱するツイッター。今後同プラットフォームは、どのような方向を目指しているのでしょうか。

 

Source: Engadget 1, 2

ニセのイエス・キリストやトランプ元大統領が「認証バッジ」をゲット! ツイッターが大混乱

ツイッターでは誰もが月額8ドルの有料サービス「Twitter Blue」に課金することで、アカウントの横に表示される「認証バッジ」がもらえるようになっています。以前は「ツイッター社が本人だと確認しました」という事実を示していましたが、今では「お金を払っています」以上の意味はなくなりました。

↑“認証バッジ”とは一体……

 

その新機能がスタートした直後、偽のイエス・キリストやドナルド・トランプ元大統領、さらに偽の任天堂アメリカ法人などが「認証バッジ」を付ける奇妙な現象が巻き起こりました。

 

たとえば「Donald Trump」は、「これがイーロン・マスクの計画が上手くいかない理由だ」とツイート。もちろん本物のトランプ元大統領は、ツイッターアカウントが永久凍結されたままです。

 

また、前からあったパロディアカウントの「Jesus Christ」(イエス・キリスト)も認証を受けることができました。

 

ほか、Nintendo of Americaを名乗る偽アカウントも認証バッジをゲット。任天堂公式サイトの画像をコピーして指の一部を加工しているようですが、およそ2時間ほど生き延びられたようです。

 

NBAのスーパースター選手であるレブロン・ジェームズを騙るアカウントや、PCゲームプラットフォームValveの偽物も認証バッジを付けていたとのこと。これらは「パロディと断らないなりすましはアカウント永久凍結」という新ルールで処分されていようですが、次々と偽物が現れるイタチごっことなっています。

 

ツイッターは一時、すでに認証バッジが付与されていたアカウントに「公式」ラベルを表示しましたが、1日足らずで撤回しています。今後も、認証バッジをめぐる混乱はしばらく続きそうです。

 

Source:The Verge

試行錯誤は続く。ツイッターが「公式バッジ」を導入後、数時間で破棄

ツイッターは一時的に「公式バッジ」をプラットフォームに導入しましたが、数時間後に同機能は引き下げられました。

↑ユーザーIDの下にあるグレーの「Official」マークが公式バッジだった(画像提供/9to5Mac)

 

これまでツイッターではアカウント名の横に「認証バッジ」が表示されていました。また今後は、月額8ドル(約1200円)の有料プラン「Twitter Blue」にて誰でも認証バッジが使えるようになります。

 

そんな中、米国時間11月9日、ユーザーIDの下にグレー色の「Official(公式)」というマークが出現。これはプロフィールページだけでなく、タイムラインでもアカウント名とともに表示されていました。

 

しかしその数時間後、新たなツイッターのオーナーとなったElon Musk(イーロン・マスク)氏は、「公式バッジのアイデアは破棄した」と発言。それに代わり、「青いチェック(認証バッジ)が偉大なレベラー(ツイッターをより平等にするの意)となる」と述べているのです。

 

というわけで、幻に終わった公式バッジ。マスク氏は「ツイッターは今後数か月間、間抜けなことをたくさんするだろう」とも発言しており、さまざまな試行錯誤が行われることになりそうです。

 

Source: 9to5Mac

「ここから先は有料」になる日が来る!? ツイッターが「ペイウォール」の導入を検討か

実業家のイーロン・マスク氏が買収して以降、ツイッターでは有料サブスクリプション「Twitter Blue」の加入者全員が認証マークをもらえるようになるなど、さまざまな変化が起こっています。

↑ツイッターにもペイウォールが現れるかも

 

新たな動きとして、マスク氏らが、無料ユーザーが閲覧できるツイートの数や利用時間に制限を設ける、いわゆるペイウォール方式の導入を話し合っているという噂が報じられています。

 

技術系ニュースメディア・Platformerによると、誰もが毎月限られた時間だけツイッターを利用できるものの、制限より多くツイートを見たければ有料サブスクの加入が必要になるかもしれないとのこと。

 

ペイウォールとは、直訳すれば「お金で囲い込む壁」。新聞のウェブサイト等で記事の冒頭部分だけ無料で読ませて、料金を支払えば続きが読める。あるいは無料で読める記事の数に上限があり、それ以上読みたければ有料契約を求めるという仕組みです。

 

ただし、この変更は数多く検討しているアイデアの一つに過ぎず、まだ議論の段階にあるそう。仮にマスク氏が同意したとしても、実行に移されるまでにはしばらく時間がかかりそうだと言われています。ツイッターは莫大な債務を抱えているほか、これまで有料サブスクもほとんど利益を生まず、マスク氏が買収してから大手の広告主が次々と離れていることから、収入源を確保するため懸命となっているのかもしれません。

 

その一方、ツイッター社内の開発者らは、「Twitter Blue」の新機能を実装することに力を注いでいるそう。先週iOS版アプリがアップデートされましたが、お金を払えば誰でももらえる認証マーク以外の「広告表示が半分に減らせる」「より長い動画が投稿できる」などの機能は予告だけに留まっています。

 

もしもペイウォール方式が導入されたとしても、現在のところTwitter Blueは米国、カナダ、オーストラリアとニュージーランドのみで提供中。まだ日本は対象外ですが、マスク氏はいずれ全世界で利用できるようになるとツイートしています。

 

「ここから先は有料です」が日本のユーザーに表示される日も近いかもしれません。

 

Source:Platformer

via:MSPoweruser

外出先でも安全に通信!「Google One VPN」がWindowsやMacでも利用可能に

米グーグルがバンドルサービス「Google One」向けに提供しているVPNサービスが、WindowsやMacでも利用できるようになりました。

↑WindowsやMacでも利用可能に(画像提供/Google)

 

Google OneにおけるVPNサービスでは、公共のネットワークやカフェなどにおいて、トラフィックとIPアドレスを隠すことで、安全に通信することが可能です。これまでは、Google Oneの2TB以上のプレミアムプラン向けにiOS/Androidアプリが提供されていました。

 

今回、Google OneのVPN機能は、「特典」→「複数デバイスが対象のVPN保護」→「アプリをダウンロード」から、WindowsやMac向けのアプリをダウンロードできます。ダウンロードのロールアウトは、今後数日かけて展開される予定。

 

Google OneのVPN機能の対象国はオーストリア、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイスランド、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ノルウェー、韓国、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、イギリス、アメリカとなっています。

 

Google Oneのプレミアムプランユーザーなら、アプリを入れるだけで簡単に利用が開始できるVPN機能。出先で作業する機会が多い方は、一度試してみてもいいかもしれません。

 

Source: 9to5Google

Airbnbの「清掃料金」を含めた宿泊費が検索可能になります

民泊サービスのAirbnbでCEOをつとめるBrian Chesky(ブライアン・チェスキー)氏は、清掃費を含めた総額での検索が可能になると発言しています。

↑BigTunaOnline / Shutterstock.comより

 

これまでAirbnbでは、宿泊料金とは別に清掃費用が表示され、合計の宿泊費用がより高くなることが以前から批判されてきました。これをうけ同社は2021年5月に、同年12月15日までに宿泊料金の「包括的な見直し」を行うと約束していました。

 

 

12月中に予定されているアップデートでは「合計金額を表示する」のスイッチをオンにすることで、検索結果だけでなく、地図、価格フィルター、リスティングページに税別の合計価格が表示されるようになります。また検索ランキングでも1泊の価格ではなく、合計価格が優先されるようになります。

 

その他にもChesky氏によれば、ホストがより競争力のある価格を設定できるように、新しい価格設定と割引ツールを発表するとしています。またゲストがベッドの選択や部屋の掃除など、不必要なチェックアウト作業を要求されるべきではないとの指針もしめしています。新型コロナに関する入国制限が各国で終了するなかで、今回のAirbnbの取り組みは歓迎されるものとなりそうです。

 

Source: Brian Chesky / Twitter via The Verge

YouTube ShortsがスマートTVでより見やすくなりました

グーグルはショート動画プラットフォーム「YouTube Shorts」をスマートTVなどの大画面でより見やすくするための展開を開始しました。

↑グーグルより

 

YouTube ShortsとはYouTubeに2021年に導入された機能で、最大60秒の縦長動画を投稿することができます。現在勢力を拡大している縦動画プラットフォームの「TikTok」やInstagramの「Reels(リール)」への対抗機能、ともいうことができます。

 

新たに導入された動画プレイヤーでは、スマートフォンでYouTube Shortsを見たときと同じように、スマートTV向けアプリのインターフェイスが最適化されたのが特徴です。動画の横には、クリエイターや楽曲の情報、高評価や低評価ボタンなどを表示。これらの情報は、リモコンの右ボタンをクリックすることで現れます。

 

YouTube Shorts動画は、YouTubeアプリのトップページにある新しいShortsのタブ、あるいはクリエイターのチャンネルページからアクセスすることができます。また今後は、より多くのコミュニティ機能を導入していく予定だとしています。

 

新動画プレイヤーは2019年以降に発売されたスマートテレビや新型ゲーム機、またはストリーミングデバイス向けに、グローバルに展開が始まっています。今後はスマートフォンだけでなく、リビングのテレビでもショート動画を楽しむ時代がくるのかもしれません。

 

Source: グーグル via TechCrunch

ツイッター、クビにした一部社員に復帰呼びかけか。Blue新機能は中間選挙後に?

大量のレイオフ(整理解雇)をおこなったツイッターが、一部の従業員に復帰を求めていることが、Bloombergにより報じられています。また、有料プラン「Twitter Blue」の新機能は米中間選挙の後にリリースされるようです。

↑Sergei Elagin / Shutterstock.com

 

報道によれば、従業員の約半分を解雇したとされているツイッター。しかしBloombergによれば、ツイッターを買収したElon Musk(イーロン・マスク)氏は「新機能を実装するために不可欠な従業員を誤って解雇してしまった」ことに気づき、復帰を求めているようなのです。また、AndroidとiOS向けアプリの開発者が足りなくなっているとの情報も伝えられています。

 

また、ツイッターはTwitter Blueを月額8ドル(約1200円)に値上げした上で、「だれでも認証バッジが使える」「広告表示が半分に減らせる」「より長い動画が投稿できるようになる」「自分のコンテンツが優先的にランキングされる」などの新機能の導入を予定しています。

 

しかしニューヨーク・タイムズの報道によれば、この新機能は11月8日に実施される米中間選挙の後、つまり11月9日に導入されると伝えています。これは、認証マークを使っているのが本人かどうかを見分けることができず、選挙への悪影響を懸念しての判断だそうです。

 

マスク氏の買収以来、ドラスティックにすすむツイッターの改革。若干の混乱は避けられないでしょうが、より使いやすいプラットフォームに進化してほしいものです。

 

Source: Bloomberg via Engadget, The New York Times via The Verge

ツイッター、「パロディ」と書かないなりすましは警告なしでアカウント永久凍結! イーロン・マスク氏の独断?

ツイッター社のオーナーとなったイーロン・マスク氏は、複数の有名人がアカウント名を「イーロン・マスク」に変更したことを受けて、パロディであると明記せずに他人になりすましたユーザーは警告なしにアカウントを永久凍結するとツイートしました。

↑ツイッターはどうなってしまうのか

 

さらにマスク氏は、以前はアカウント凍結前に警告を出していたが、アカウント検証を広く行うことになったため、警告はなくなると説明しています

 

この件が衝撃的だったのは、マスク氏が「ツイッターではお笑いが合法になった」とつぶやいてから数日しか経っていないためです。今のツイッターでは、マスク氏がいつでもルールを変更できるようです。

 

たとえばコメディアンのキャシー・グリフィン氏サラ・シルバーマン氏などは、アカウント名を「イーロン・マスク」に変えた直後、アカウントを一時的に制限されたり永久凍結されています。

 

以前からツイッターのポリシーには、他人になりすましたり偽名を使う行為についての項目があります。これに違反した際はプロフィールのコンテンツの編集を要請されることがあり、「最初の警告を受けた後に」再度このポリシーに違反した場合は、アカウントは永久に凍結されるとのこと。つまり、一度は事前に警告が受けられるはずでした。

 

しかしマスク氏のツイートによれば、なりすまし行為は一発でアウトということ。偽名を元に戻す猶予も与えられず、初犯でアカウント永久凍結されるようです。

 

それにマスク氏は、コンテンツモデレーション評議会を招集するまでは、重大なコンテンツに関する決定は下さないと述べていました。にもかかわらず、独断でアカウント永久凍結の裁定を下したようです。また新たなルール変更は、ツイッターの利用規約にも反映されていません。

 

ただのマスク氏の気まぐれでアカウントを凍結されるなら、安心してツイッターを楽しむこともできないはず。ツイッターのオーナーに相応しい、理性的な振る舞いを期待したいところです。

 

Source:Elon Musk(Twitter)
via:The Verge

シリコンバレーに解雇の嵐? Metaも大規模レイオフの噂

Meta(旧フェイスブック)が大規模なレイオフ(整理解雇)を予定しているとの情報を、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。

↑rafapress / Shutterstock.comより

 

シリコンバレーにおける大規模なレイオフといえば、Twitterが現在進行系で大規模な整理解雇を実施中。同社の従業員の50%が解雇されたとの情報もあります。一方でMetaは現在力を注いでいる「メタバース」関連事業がふるわず、減収と大幅な株安に見舞われています。

 

今回の報道によれば、Metaは「数千人」の従業員の削減を計画しているとのこと。計画は、早ければ今週の水曜日に発表されるそうです。さらにこの人員削減は、今年にテック企業が行った最大規模の人員削減となる可能性があるとも伝えています。

 

実はMeta、決算発表の場において「2023年、我々は少数の優先順位の高い成長分野に投資を集中させるつもりです。つまり、そのほかのほとんどのチームは来年にかけて現状維持、あるいは縮小させることになります」と明かしていました。報道されている人員削減は、この方針に沿ったものとなりそうです。

 

Metaは2021年以来、メタバース事業に150億ドル(約2兆2000億円)を費やしていますが、ほとんど成功していません。一方で、同社は2023年に同プロジェクトでさらに大きな損失を出すと予想していることから、今後も同事業への投資は続くことになりそうです。

 

Source: The Wall Street Journal via Engadget

認証マークがもらえる新Twitter Blueにむけ、iOSアプリがアプデ!

TwitterはiOS向けアプリをアップデートし、今後導入される有料プラン「Twitter Blue」の新機能への対応の準備をすすめています。

↑XanderSt / Shutterstock.com

 

Twitterを買収した実業家のElon Musk(イーロン・マスク)氏が導入を示唆していた、Twitter Blueの新機能。同プランでは今後、加入者が誰でも利用できる「認証バッジ」が用意され、また月額料金は8ドル(約1200円)へと値上げされます。

 

現時点ではTwitter Blueの新機能は、まだ配信されていません。しかしアプリのアップデートの説明によれば、新機能では認証バッジだけでなく、「広告表示が半分に減らせる」「より長い動画が投稿できるようになる」「リプライ、メンション、検索で、あなたのコンテンツが優先的にランキングされるようになる」などの変更が今後予定されています。

 

Twitter Blueは現在、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドにて提供中。残念ながら、日本を含めたほかの地域への拡大の予定はまだ発表されていません。Twitterは編集機能を誰でも無料で使えるように変更するとも報じられており、今後もさらなる改革に期待したいものです。

 

Source: App Store, Esther Crawford / Twitter via MacRumors

ツイッターの編集機能、無料で使えるようになるかも!

ツイッターの有料プラン「Twitter Blue」にて提供されている編集機能が無料で公開される可能性を、海外メディアのPlatformerが報じています。

↑Koshiro K / Shutterstock.com

 

現在ツイッターは月額4.99ドル(約740円)のTwitter Blueにて、編集機能を含むさまざまなオプションを提供しています。また先日にツイッターを買収した実業家のイーロン・マスク氏は、今後のTwitter Blueの8ドル(約1180円)への値上げや、認証バッジの提供を示唆しました。

 

Platformerによれば、現在ツイッターではこの編集機能の無料での提供を、Twitter Blueの変更と並行してすすめているとのこと。なお、現時点では具体的なサービスの提供/変更時期については報じられていません。

 

 

マスク氏はツイッターの買収完了以前にも、「(ツイッターに)編集ボタンは欲しいかい?」と発言したことがありました。その後、実際に同サービスに編集ボタンが実装されたのです。

 

Twitter Blueは現在日本では提供されていませんが、もし編集機能が無料開放されるとすれば、日本でも利用できるようになるかもしれません。マスク氏によるツイッターの改革に、期待したいものです。

 

Source: Platformer via Engadget

 

 

「LINEマンガ」が創作活動を持続的にサポート! 毎月最大20万円を給付する「LINEマンガ インディーズ 報奨金給付プログラム(βテスト)」

LINE Digital Frontierの運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」は、クリエイターが持続的に収益を得られる新しいサポートの仕組み「LINEマンガ インディーズ 報奨金給付プログラム(βテスト)」を開始しましました。

 

同プログラムは、LINEマンガに存在する自由な作品発表の場「LINEマンガ インディーズ」上にて、月に2話以上の新規投稿が行われた作品に対し、「月間読者数」と「お気に入り登録数」による成果指標に応じて算出された報奨金を作家に給付し、創作活動をサポートしていく試みです。

 

LINEマンガでのヒットだけでなく、将来的にグローバル展開を視野に入れており、対象作品が、上から下に読み進める縦スクロール形式のデジタルコミック「webtoon」形式であった場合は、報奨金が2倍になります。webtoon形式の作品で最高の成果を達成し続けた場合は、20万円がLINEマンガから報奨金として毎月給付されます。

 

LINEマンガの日本市場での作家発掘事業は、LINEマンガ インディーズを立ち上げた2015年頃からスタートしており、2019年9月開始「LINEマンガ上でのトライアル連載」、過去4回開催の「マンガ家応援プロジェクト」、過去7回開催された「Manga Meetup」、「LINEマンガ インディーズ大賞」、大学・専門学校での講義や、独自セミナーの開催・参加など、様々な支援活動を続けていました。

 

いち早くwebマンガ、webtoonの広まった韓国では、LINEマンガ関連サービスの「NAVER WEBTOON」に所属する作家の平均収益は約2900万円、新人作家でも約1500万円といわれているそうです。

「Googleストリートビュー」のアプリが2023年に終了!? 米メディアが報道

世界の道路沿いの風景を閲覧できる「Google ストリートビュー」のアプリが2023年に終了することを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑役割を終えるストリートビューのアプリ

 

現在、Google ストリートビューのアプリはiOSとAndroid向けに提供されていますが、この機能は「Google マップ」のアプリからも利用可能。また、Google ストリートビュー向けのユーザーによる画像の投稿も「Street View Studio」のウェブアプリから行うことができます。

 

9to5Googleが、Google ストリートビューのAndroid向けのアプリを解析したところ、その内部に同アプリの閉鎖のお知らせが存在。このアプリが2023年3月31日にシャットダウンされることや、ユーザーにGoogle マップやStreet View Studioのどちらかに乗り換えるように推奨しているとのことです。

 

一方で、Google ストリートビューのアプリの廃止に伴い停止される機能として「Photo Paths」があります。これは、ユーザーが道路や小道の写真をスマートフォンから投稿できるというもの。この機能は、Google マップやStreet View Studioで利用することができません。

 

すでに多くのユーザーがGoogle ストリートビューをGoogle マップから利用している今日、アプリの廃止はそれほど驚くべきことではないのかもしれません。

 

Source: 9to5Google

月額8ドルで誰でも使える! ツイッターが「認証バッジ」を「Blue」内で提供へ

米ツイッターの新CEOに就任した実業家のイーロン・マスク氏は、有料プラン「Twitter Blue」の価格を8ドル(約1180円※)に値上げし、認証バッジを提供する意向を表明しました。

※1ドル=約147円で換算(2022年11月2日現在)

↑もっと人々のものへ

 

最近、認証バッジ(アカウント横の青いチェックマーク)を月額20ドル(約3000円)にて販売するとの噂が流れました。認証バッジは現在、ツイッターが認めた著名人にだけ無料で提供されていますが、マスク氏はこのシステムを批判。今後は月額8ドルのTwitter Blueで認証バッジを提供すると語ったのです。

 

 

これまでのTwitter Blueは4.99ドル(約735円)で提供され、ツイートの編集機能などが利用できました。今後、Twitter Blueの購入で認証バッジを利用することができるようになれば、マスクCEOが「Power to the people!」と述べているように、同プランの加入者の増加が見込めます。その一方で、認証バッジの信憑性をどのように維持するのかという問題が出るかもしれません。

 

日本では提供されていないTwitter Blueですが、新しい価格や認証バッジの提供制度についての情報は現時点で不明。しかし、もしTwitter Blueにて認証バッジが提供されるようになったら、自分のアカウントの信頼性を高めるために加入してもいいかもしれません。

 

Source: Elon Musk / Twitter via MacRumors

一部社員は週84時間労働!「マスクCEO」のツイッター荒療治が始まる

実業家のイーロン・マスク氏がツイッターの買収を完了してから、同社は大騒ぎとなっているようです。新たにCEOに就任した同氏は、パラグ・アグラワル前CEOほか複数の幹部を解雇するとともに、社内で大規模なリストラの準備を始めたとの報道もありました

↑マスクCEOの荒療治が始まった

 

さらに最新の報道では、従業員が異常な長時間労働を命じられたり、有料サブスクリプション「Twitter Blue」の特典だった「広告なしの記事」が消滅したと伝えられています。

 

週84時間労働

米CNBCは、ツイッターの管理職はマスク氏の厳しい締め切り(ツイッターのシステムを変更する期限)を守るため、一部の社員に1日12時間、週7日働くよう指示したと報道。

 

この命令は残業代や慰労金、雇用保障についての話もなく行われたそうです。また、締め切りまでに仕事を完了させることは、ツイッター社内でのキャリアを左右する問題だと見られているとのこと。

 

恐怖と不信が渦巻くなか、多くの社員は職場の問題について社内システムで連絡を取り合うのを止めたうえ、Slackチャンネルのいくつかは沈黙してしまったと言われています。

 

「Twitter Blue」の消滅

Twitter Blueの特典の1つである「広告なしの記事」は、米国にある300社以上のパブリッシャーと「Ad-free Articles」という契約を結ぶことで、購読者は広告なしの記事が読めるというもの。ツイッター社がパブリッシャーに広告収入とほぼ同額を支払い、その代わりにユーザーは広告なしで記事が読むことができました。

 

しかし、ツイッター社は契約していたパブリッシャーに、この機能をなくすと通告する電子メールを送ったそう。テックメディアThe Vergeは、入手したメールを転載しています。

 

それによれば「2022年10月31日の営業終了時をもって、Ad-free Articlesを廃止することを決定しました」とのこと。これにより「会員の皆さまにさらなる価値を提供することにリソースを集中します」と述べられています。

 

実際、つい数日前まではあった「広告なしの記事」の説明ページは消滅している様子。

 

「Twitter Blue」は日本で提供されていません。しかし認証バッジを有料にするとの噂もあり、遅かれ早かれ、マスク氏のCEO就任の影響は日本にも及ぶかもしれません。

 

Source:CNBC, The Verge
via:9to5Mac

打倒TikTok? マスク氏が「Vine」を復活させるかも

実業家のイーロン・マスク氏がすでにサービスが終了したショート動画プラットフォーム「Vine(ヴァイン)」の復活を指示したことが、海外メディアのAxiosにより報じられています。

↑Yeamake/shutterstock.comより

 

Vineは6秒のループ動画を共有するサービスとして、2013年にサービスが正式リリースされました。また、リリース前の2012年にはツイッターに買収されています。動画は独自アプリやツイッター、フェイスブックなどで閲覧することができましたが、残念ながら2017年にサービスが終了しています。

 

今回の報道によれば、マスク氏はすでにツイッターのエンジニアにたいして、年内にVineのサービスを再開できるように指示したとのこと。なおVineのソースコードはサービス終了から手がくわえられておらず、「多くの作業が必要です」という開発者のコメントも報じられています。

 

またマスク氏もツイッターにて、「Vineを復活させるべきか」というアンケートを実施。これには69.5%の賛成票が集まりました。

 

現在はショート動画プラットフォームが非常に勢いがあり、TikTokだけでなくYouTubeやInstagramも同サービスに参入しています。そんな中、かつてサービスを終了したVineが復活するとすれば、どれだけの人気を集めることができるのでしょうか?

 

Source: Axios via MacRumors

ツイッターの認証バッジ、月額3000円で販売? イーロン・マスクが「11月7日までに間に合わなければクビ」と指示か

米国の実業家イーロン・マスクがツイッター社の買収を完了しましたが、すぐさまパラグ・アグラワルCEOほか複数の幹部を解雇するとともに、社内では大規模なリストラの準備を始めたと伝えられていました

↑マスク氏の買収で、Twitterはどう変わる?

 

そんななか、これまで無料だったツイッターの認証バッジ(青いチェックマーク)を月額20ドル(約3000円)にすると噂されています。

 

テックメディアThe Vergeによれば、有料認証を導入する期限は11月7日と定められ、このプロジェクトに関わる従業員は期限を守ってシステムを導入できなければクビだと申し渡されたそうです。

 

この計画は、ツイッターの有料サブスクリプション「Twitter Blue」を月額4.99ドルから19.99ドルに引き上げるとともに、ユーザー認証も行うサービスに変更しようとするもの、とのこと。認証済のユーザーも90日以内に有料サービスに加入しなければ、チェックマークを失うことになると伝えられています。要は「認証バッジを月額30ドルで販売する」というわけです。

 

実際マスク氏は「認証プロセスを全面的に刷新中」とツイートしており、認証バッジ周りを劇的に変えるつもりである可能性は高いようです。

 

マスク氏が公式アカウントで「Chief Twit」(ツイッターのトップ)と名乗ってから数日しか経っていませんが、矢継ぎ早にシステムの変更を打ち出しています。さっそくログインしていないユーザー向けのホームページを変更し、タイトル画面とアカウント作成を勧めるものから、いきなり流行りのツイートやニュース記事を表示するExploreページにリダイレクトするよう切り替えたという具合です。

 

有料サブスク「Twitter Blue」はほぼ1年前に、米国やカナダなど一部の国を対象として始まりました。初めはツイートの取り消し(最大30秒まで)やブックマークフォルダなどが利用でき、最近では投稿済みツイートの編集機能を(一部の国で)追加しています。

 

その後もツイッター社の収益のうち大部分が広告が占めていることに変わりはありませんが、マスク氏はサブスクを収益の半分にまで成長させたいと推測されています。

 

そもそも日本ではTwitter Blueが未提供なのですが、11月7日には国内の有名人が一斉に認証バッジがはく奪されるのか興味深いところです。

 

Source:The Verge

無料で数学が学べる! Duolingo MathがiOS向けにリリース

語学学習アプリで有名なDuolingoは、新たに数学学習アプリ「Duolingo Math」をiOS向けにリリースしました。

↑Duolingoより

 

以前にもイベントにて、Duolingo Mathのリリースを発表していたDuolingo。同アプリでは、小学生レベルの「初級数学」コースと13才以上の「脳トレ」コースが用意されています。

 

 

Duolingo Mathでは、アニメーションやインタラクティブなエクササイズ、ユーザーを応援するキャラクターが、数学のトピックを教えてくれます。初歩コースでは掛け算、割り算、分数、面積と周囲長、位取り、幾何学、測定、小数を学ぶことができます。脳トレでは、さらに高度な数学を学ぶことが可能です。実際の演習ではユーザーが操作するバーチャルツールも提供されます。

 

Duolingoによれば、米国の成人の93%が少なくとも何らかの「数学に関する不安」を経験しており、高校生では半数が非常に高い不安を抱えているとのこと。数学の学び直しという意味でも、Duolingo Mathは役立ってくれそうです。なおアプリは、iPhone、iPad、iPod touchの一部のデバイス向けに英語版インターフェイスのみが提供されています。

 

Source: Duolingo via Engadget

YouTubeが操作性を強化。新ダークテーマやアンビエントモードを追加

米グーグルは動画配信サービス「YouTube」にて、新しいデザインや機能の導入を発表しました。

↑グーグルより

 

「アンビエントモード」では、アプリの背景色が映像にあわせて変化します。これにより視聴者はよりコンテンツに引き込まれる、と説明しています。アンビエントモードはウェブとモバイルのダークテーマで利用可能です。

 

ダークテーマもアップデートされ、より暗い色になりました。これにより、スクリーン上の色彩がより鮮やかになっています。このアップデートはウェブ、モバイル、スマートテレビで利用可能です。また、ビデオプレイリストも同じ色調になりました。

 

動画説明のYouTubeリンクはボタンに変更され、「いいね!」「シェア」「ダウンロード」などは邪魔にならない形へと変更されました。一方で、購読ボタンはより目立つようになっています。

 

iOS/Androidスマートフォンでは、動画のピンチ操作によるズームと正確なシークが、すべてのユーザーに展開されます。「再生位置の細かい調整」ではシーク中に上にドラッグまたはスワイプすると、ビデオプレーヤーにサムネイルが一覧表示されるようになります。プレーヤーの任意の場所を長押ししてシークしたり、2本指でダブルタップしてチャプターをスキップしたりといったシーク機能が追加されます。さらに、ビデオで頻繁に再生される場所を示すグラフも追加されています。

 

これらの新機能は今後数週間をかけて、すべてのユーザーに徐々に適用される予定です。最近はTikTokなど新たなライバルが登場する動画配信サービス分野ですが、YouTubeの地道な使い勝手の改善はユーザーにとっても歓迎されるものとなるでしょう。

 

Source: グーグル via 9to5Google

Windows 11のAndroid 13対応で、アプリがさらに便利に!

米マイクロソフトは「Windows 11」におけるAndroidアプリの「Android 13」サポートの追加に取り組んでいることが、開発者向けプラットフォーム「GitHub」の記述により判明しました。

↑マイクロソフトより

 

Windows 11にて始まった、Androidアプリのサポート。これにはアプリストア「Amazon Appstore」を利用し、WSA(Windows Subsystem for Android)というシステムがベースとなっています。

 

マイクロソフトが記載したWSAのロードマップによれば、今後はAmazon AppstoreのアプリによるAndroid 13のサポートが追加されます。これにより、ファイル転送やWindows 11 からより簡単にアクセスできるショートカットが提供される予定。また「ピクチャー・イン・ピクチャー(PinP)」がいずれ追加され、アプリをほかのWindows 11アプリケーションの上に表示できるようになりそうです。

 

現時点では、いつ頃にAndroid 13のサポートがWindows 11に追加されるのかは不明。新たにスタートしたWindows 11でのAndroidアプリのサポートですが、今後はさらに機能が充実することになりそうです。

 

Source: GitHub via 9to5Google

イーロン・マスク氏「Twitter社員を大幅削減するかも」

米ツイッターの買収にとうとう合意したと報じられる実業家のイーロン・マスク氏は、同社の従業員の75%の削減を計画していることが、ワシントン・ポストの報道により伝えられています。

↑ツイッターの買収に合意したイーロン・マスク氏

 

今年4月にツイッターの買収を発表したマスク氏ですが、その後はツイッターのフェイクアカウントの数を問題視したマスク氏とのツイッターとの間で法廷闘争に発展しそうになるなど、さまざまな紆余曲折がありました。最終的に、マスク氏は当初提案していた440億ドル(約6兆6000億円)でのツイッターの買収を再提案しています。

 

今回の報道によれば、マスク氏は現在7500人いるツイッターの社員を75%削減し、2000人に減らす計画とのこと。さらにツイッターも買収が締結するかどうかに関わらず、レイオフの計画をすすめていることが報じられています。

 

ワシントン・ポストによれば、ツイッターの首脳陣は大規模なインフラ削減とデータセンターの閉鎖とともに、約8億ドル(約1200億円)の給与削減を計画しており、約1900人の従業員に影響する25%と比較的小規模な人員削減を計画していることが伝えられています。

 

一方でツイッターの最高法務責任者(CLO)のSean Edgett氏はブルームバーグに寄せたメモの中で、「コスト削減に関する計画と話し合いは今年のはじめにおこなわれたが、合併契約が締結された時点で停止した」とも語っています。

 

現時点ではツイッターのレイオフ計画が実施されるかどうかは不明ですが、買収後にマスク氏が大鉈を振るう可能性は十分にありそうです。

 

Source: The Washington Post, Bloomberg via Engadget

Netflix、広告付き低価格プランを11月から開始! 日本では月額790円

動画ストリーミング大手Netflixは10月14日、広告ありの新プラン「広告つきベーシック」を11月から提供開始することを発表しました。月額料金は790円(税込、以下同)で、従来の最低料金(ベーシック)の990円よりも200円安。日本では11月4日(金)午前1時から利用できる予定です。

↑ついに広告付き低価格プランがスタート

 

この広告付き低価格プランは、今年4月に予告されていた ものです。収益が伸び悩んでいることや約10年ぶりに加入者数が減少したことを受けての方針であり、当初は2023年予定でしたが、やがて年内と噂され、結局は11月に前倒しにされた格好です。

 

同プランは世界12か国で提供。オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、韓国、メキシコ、スペイン、英国、米国向けに、どの国でもベーシックより約2割安に設定されている模様です。

 

広告つきベーシックは、最大720p HDの画質(ベーシックプランも720p HDに変更)、1時間に平均4~5分の広告が表示されます。またライセンス上の理由から再生できない映画や番組も一部あり、作品をダウンロードしてオフライン視聴もできません。

 

また従来のベーシックやスタンダード、プレミアムという3つの料金プランは同じ条件で提供され続け、広告付きベーシック開始の影響を受けることはありません。

 

ちなみに競合するDisney+の広告ありプランは月額7.99ドルで、12月8日(米現地時間)から導入されます。Netflixの広告つきベーシックは米国では月額6.99ドルで11月開始ということで、ライバルの先手を打ったと推測されます。

 

広告つきベーシックは安いものの、広告なしダウンロードありのベーシックとは100円玉2枚しか違いません。低価格で新たなユーザーを取り込みつつ、広告なしプランに誘導する意図もあるかもしれません。

 

Source:Netflix

まとめればスムーズ! Appleサービスの「Windows向けアプリ」が2023年に登場へ

米Microsoftは、「Apple Music」や「Apple TV」のWindows向け専用アプリが2023年に登場することを発表しました。また、2022年後半には「iCloud Photos」も「Windows 11」の写真アプリに統合されます。

↑WindowsでもiCloud Photosがスムーズに見れるようになる(画像提供/MacRumors)

 

現在、WindowsユーザーがApple Musicを利用するにはウェブ版のサービスか、あるいは古い「iTunes for Windows」を使う必要があります。同様にApple TV+を視聴する場合にもウェブ版へとアクセスしなければなりませんが、これが、2023年にリリース予定のWindows向けApple MusicとApple TVで変わり、より円滑な体験ができるようになるとのこと。両アプリのプレビューは2022年後半からMicrosoft Storeで公開される予定です。

 

一方、iCloud PhotosのWindows 11への統合では、写真アプリからiCloud Photosにあるすべての写真にアクセスできるようになります。具体的にはMicrosoft Storeから「iCloud for Windows」アプリをダウンロードし、iCloud Photosの同期を有効にすることで、写真が自動的にアプリに表示されるようになります。

 

その他にも、「Xbox Series X」「Xbox Series S」「Xbox One」ではApple Musicアプリの配信が始まり、ユーザーはゲームプレー中にバックグラウンドで音楽を聴くことができるようになりました。ますます進むAppleサービスの他社プラットフォームへの拡張により、ユーザーの利便性は高まりそうです。

 

Source: Microsoft via MacRumors

一体何のため? ツイッターで「ハッシュタグ」がクリックできなくなる可能性が浮上

最近ハッシュタグは、どこのSNSでも見かける便利な機能になりました。同じことに興味を持つ人と盛り上がったり、自分の投稿を多くの人に読んでもらえたりするきっかけにもなるものですが、ツイッターがこのハッシュタグのあり方を変えてしまうことを検討している可能性が浮上しています。

↑ハッシュタグについて実験中?

 

ウェブサービスやアプリの解析で知られるJane Manchun Wong氏は、ツイッターがハッシュタグをクリックできなくする実験に取り組んでいるとツイートしました。

 

現在の仕様では、ユーザーは投稿の中の「#(キーワード)」をクリックすれば、同じハッシュタグの付いた他のツイートをたちまち検索できます。例えば、テレビ番組が視聴者に対して、あるハッシュタグを使うように推奨することもあれば、アップルも新製品発表イベント前には「#AppleEvent」をよく使っています。

 

もしもWong氏の見つけた変更が実施されれば、ハッシュタグを通じて同じ興味を持つ人を探したり、あるいは自分のツイートを他の人に読んでもらったりすることが簡単でなくなるはず。なぜツイッターがこうしたテストをしているか不明ですが、Wong氏はもう1つの手がかりを見つけています。

 

それはブランド絵文字つきのハッシュタグ(ハッシュフラッグとも呼ばれる)は引き続き利用できる、ということ。この特殊なハッシュタグは、企業の広告のように、お金を払ったブランドだけが使えるものです。つまり、将来的にハッシュタグは有料コンテンツ専用となり、無料ユーザーは使えなくなるかも……というわけです。

 

もちろん、これはあくまで社内のテストにすぎず、ツイッターが実際にハッシュタグを無料で使えなくする可能性は(不評を考えれば)低いようにも思えます。イーロン・マスク氏がツイッターを合意した株価で買収すれば、収益の不安もなくなり、テスト段階のままで立ち消えになるのかもしれません。

 

Source:Jane Manchun Wong(Twitter) 
via:9to5Mac

Metaのアバターに足が生える。Xbox Cloud GamingやTeamsにも対応へ

米メタは開発者向けイベント「Meta Connect 2022」にて、VRプラットフォーム「Horizon Worlds」の改善のほか、VRヘッドセットによる「Xbox Cloud Gaming」や「Microsoft Teams」への対応などを発表しました。

↑メタより

 

これまで、Horizon Worldsでユーザーが使用するアバターは上半身だけが地面から浮かぶという、ちょっと不自然なものでした。しかし来年度のいずれかのタイミングにて、上画像のようにアバターに下半身が実装されます。

 

メタによれば、表情豊かでより写実的なアバターの導入も検討しているとのこと。さらにInstagramの「Reels」や「Messenger」、「WhatsApp」でアバターが利用できるようになるとも明かしています。また今年後半には、VRのアバターストアが公開され、服や特定の外観が購入できるようになります。

↑メタより

 

さらにVRヘッドセット「Meta Quest」シリーズに、米マイクロソフトのクラウドゲームサービスのXbox Cloud Gamingが今後対応します。これにより、VRヘッドセットの大画面で高画質なゲームを楽しむことが可能になります。ただし、こちらの機能のリリース時期は発表されていません。

↑メタより

 

また、メタのコラボレーションツール「Horizon Workrooms」では、TeamsやOffice、Windowsも利用できるようになります。これにより、Meta Questはビジネスでもさらに活用できるようになりそうです。

 

イベント発表されたハイエンドVRヘッドセット「Meta Quest Pro」とともに、大幅に強化される同社のVRプラットフォーム。ゲームから事務作業までVR上でこなす時代がくるのか、注目したいものです。

 

Source: The Verge 1, 2, 3

メタ、社員すら自社メタバースアプリをあまり使っていないらしい…

米メタ(旧フェイスブック)が開発をすすめるメタバースアプリ「Horizon Worlds」について、バグが多く社員すらもほとんど利用していないことを、海外テックサイトのThe Vergeが報じています。

↑Mark Zuckerberg / Metaより

 

昨年には社名をフェイスブックからメタに変更するなど、メタバースへと全力投球を続けるメタ。Horizon Worldsとは、利用者がVRヘッドセットを装着して自分のアバターを操作し、他人と交流するサービスです。

 

The Vergeが入手した社内メモによると、メタにてメタバース部門の担当副社長となるVishal Shah氏は、「Horizon Worldsをより多くのユーザーに開放する前に、品質とパフォーマンスの問題を確実に修正するため、年内はチームは『クオリティロックダウン』になる」と述べています。また、モバイル版アプリのリリースも延期される可能性があるとしています。

 

さらにShah氏は「社員がまだ十分にHorizon Worldを使っていない」と述べ、チームに少なくとも週に1回は同アプリを使わせる計画を立てています。「この組織の全員が、Horizon Worldsを好きになることを自分の使命とすべきです。そのために、まず使ってみる必要があるのです」とのこと。

 

以前にはCEOのマーク・ザッカーバーグ氏があまりにも低品質な自撮りを披露したことでも話題となった、Horizon World。メタは10月11日に「Connectカンファレンス」の開催を予定しており、アバターグラフィックの大幅改善を予定していますが、はたして問題はグラフィックだけなのかが気になるところです。

 

Source: The Verge

TikTokに静止画によるフォトモードが登場。高度な編集ツールも登場

ショート動画共有プラットフォームのTikTokは、静止画をカルーセル(横スライド)で表示する「フォトモード」のリリースを発表しました。また、アプリの動画編集機能もパワーアップしています。

↑TikTokより

 

フォトモードでは、静止画がカルーセル形式にて自動的に次々と表示されます。閲覧者は、自分のペースでスワイプして画像を見ることも可能です。これにより、アートワークやファッションダイアリー、写真のスライドショーなどに活用できるとしています。

 

またフォトモードで作成した動画やコンテンツには、1投稿あたり最大2,200文字までの説明文をつけることができます。なんだか、Instagramの画像投稿機能のようです。

 

↑TikTokより

 

強化された動画編集機能では、「ビデオクリップのスタック、トリム、分割」「サウンドのカット、トリミング、長さの設定」「テキストの編集、位置決め、長さ設定がより簡単に」「写真やビデオのオーバーレイを追加し、ピクチャー・イン・ピクチャー(あるいはビデオ・イン・ビデオ)のスタッキング」「ビデオクリップのスピード調整」が可能になります。

 

動画編集機能の大幅な強化により、他のアプリやパソコンに移動しなくても、より簡単にTikTokに高品質な動画が投稿できるようになりそうです。

 

Source: TikTok

スマートホームの普及に弾み! Googleデバイスが「Matter」に対応

米Googleは、同社のスマートスピーカーやスマートディスプレイ、ルーターから、スマートホーム規格「Matter」のデバイスを制御することができるようになったと発表しました。

↑GoogleとMatterがスマートホーム化を加速させる

 

MatterはGoogleが中心となり、AmazonやAppleなども参加するスマートホーム規格です。現地時間10月4日には、Matterの標準規格となる「Matter 1.0」がついに策定。今回の発表は、これに合わせたものとなります。

 

Googleは「Google Home」アプリを刷新することで、Matterに対応したさまざまなスマートホームデバイスを操作することができるようになります。また、AndroidからもMatterデバイスの設定をすることができ、「Fast Pair」機能によってデバイスを自動的に検出し、安全に素早くセットアップすることが可能になりました。

 

さらに、先日発表された新型Wi-Fiメッシュルーターの「Nest Wifi Pro」はMatterのハブとしても動作し、将来的には、より簡単にスマートホームデバイスを管理することができるようになります。

 

さまざまなスマートホーム規格の垣根を取り払うべく、ついに標準規格が策定されたMatter。これにより、グーグルのNest製品を含むスマートホーム市場がさらに盛り上がることが期待されます。

 

Source: 9to5Google

マスク氏とツイッターが買収に同意! 法廷闘争に終止符を打つも、資金調達に懸念あり?

米国の実業家イーロン・マスク氏は、ツイッター買収計画を撤回し、訴訟にまでもつれ込んでいました。しかし10月5日、マスク氏はツイッターに、1株あたり54.20ドル(約7840円※)という当初の条件で買収することを再提案したと報じられています。

※1ドル=約144.6円で換算(2022年10月6日現在)

↑やっぱり買うことにしました

 

この件は、米証券取引委員会(SEC)への届け出から明らかになったもの。マスク氏の弁護団がツイッターに送った書簡が開示されたかっこうです。ツイッターの広報担当者も書簡を受け取ったことを認め、1株54.20ドルで買収取引を完了する意向だと述べています。

マスク氏とツイッターが2週間後に米デラウェア州の裁判所で審理を行う予定でしたが、今回の再提案はその前に発表されました。両者ともに合意しているため、数か月にわたった法廷闘争にもピリオドが打たれる見通しです。

 

以前マスク氏は買収を撤回した理由として、スパム/フェイクアカウントの割合を確認する件を巡ってツイッターが十分な情報提供に応じず契約に違反したためと主張していました

 

が、この裁判を扱う判事はマスク氏側の証拠開示請求のほとんどを退けており、ツイッター側の情報提供は義務を満たしていたとの認識を示していました。マスク氏は不利な情勢を見越して、法廷闘争が長引いた末に買収を強いられることは好ましくなく、それより和解して取引を進めたほうが得策と見たのではないか、と推測されています。

 

しかし、マスク氏の弁護団が提出した資料によれば、買収には「負債による資金調達が進むこと」が条件の1つとのこと。米国の金利が上がっているなかで、マスク氏に資金を出す銀行にとって当初の条件では損失を抱えるかもとの指摘もあり、もしかすると「資金が調達できなかった」として買収から手を引くこともあり得るかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:Engadget

YouTubeの4K再生、有料のプレミアム会員限定になる? 一部ユーザーから報告

これまでYouTubeの4K動画は無料会員でも見ることができましたが、今後は有料サブスクリプションのPremium会員限定になる可能性が浮上しています。

↑どうなるYouTube

 

海外大手掲示板Redditツイッターでは、一部のiOSやその他プラットフォームで「4K画質を視聴できるのは有料会員だけ」との表示が現れたと、スクリーンショット付きで報告しています。

 

解像度の最上位にある2160p(4K解像度)の下に「Premium-Tap to upgrade」(プレミアム会員向け – タップしてアップグレード)とあるのが確認できます。

 

もっとも全ての無料ユーザーが4K画質を選ぼうとするとブロックされているわけではなく、この方針をYouTubeが拡大していく予定があるのかどうかは不明です。

 

YouTube Premiumプランは、日本では月額が1,180円、年間プランなら11,800円です。ただしアップルのApp Storeを経由すると月額1,550円かかる(ストア手数料が上乗せ)ため、ウェブ経由で契約した方がお得です。

 

有料会員は広告なしの動画やバックグラウンド再生(他のアプリを使っているときも再生を続けられる)のほか、動画をダウンロードしてオフライン視聴もできます。月額1000円超は高い印象もありますが、人によってはお得と感じるかもしれません。

 

ともあれ、米MacRumorsはYouTubeに問い合わせ中とのこと。そちらの回答も待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

広告なしInstagramアプリ、Meta社の「強制措置」により削除! アップルは規約違反のためと説明

Instagramから広告や様々な機能を取り除いたサードパーティ製アプリ「The OG App」のiOS版が、正式公開からわずか1日でApp Storeから削除されました。まずInstagramの親会社Metaが「強制措置」をとったことを表明した後に、アップルが規約に違反したために削除したと回答しています。

↑Image::Un1feed

 

米TechCrunchによると、このOGアプリは1年以上前から開発されており、広告のない「よりクリーンな」バージョンのInstagramを目指していたそうです。短編動画のリールやお勧め投稿、その他の物議を醸した新たな機能を非表示として、元々のInstagramアプリに近い印象がありました。

 

Meta社は以前から、サードパーティ製のInstagramクライアントを禁じていました。最近ではInstagramクローンサイト運営者に訴訟を起こすこともあり、さらにはターゲティング広告を調べようとした研究者のアカウントを規約違反を理由に凍結して批判を集めていました

 

しかし今回のOGアプリ開発者らは、明らかにInstagramの規約に違反していたようです。Meta社はサードパーティがInstagramクライアントを作れる公開APIを提供していないため、Android用 APIを「リバースエンジニアリング」したとツイートしていました。

 

最近のInstagramはリールやお勧め投稿を積極的にプッシュしてくるため、一部ユーザーからの反発を招いていました。そのためかOGアプリも、App Storeからの削除されるまでに1万回以上もダウンロードされていたそうです

 

Meta側は米Engadgetに「このアプリは我々のポリシーに違反しており、我々はすべての適切な強制措置をとっている」との声明を出しました。さらにOGアプリ開発者は、MetaからFacebookアカウントを凍結されたとツイート。

 

もっとも、Metaはどんな強制措置をとったのか明かさず、OGアプリ開発者にも理由の説明はなく、一体何が起こったのか不明でした。

 

その後アップルは、OGアプリがInstagramのAPIを不正に使用していたことを指摘。さらに同社のApp Storeガイドライン 5.2.2にある「開発者が許可なく第三者のサービスを使用することを禁止します」という一節を引用しつつ、Instagramユーザーのアカウントがプライバシーやセキュリティの脆弱性にさらされた可能性があるとも付け加えています。

 

Meta社が権利を持つInstagramのAPIを、無断で使うことは許されません。また広告やリールもビジネスモデルの基礎になっていることから、サードパーティが勝手に取り除けば、強制的な措置をとられてもやむを得ないでしょう。とはいえ、Meta社もユーザーの声に耳を傾けることが望まれるかもしれません。

 

Source:Engadget

「AR翻訳」がイメージに溶け込んでいる!「Googleレンズ」の進歩はここまで来た

米Googleは検索関連イベント「Search 2022」で、「Googleレンズ」のマルチ検索の対象言語が増えることや、AR翻訳がよりスムーズに表示されるようになることを発表しました。

↑機械翻訳もどんどん進化(画像提供/Google)

 

Googleレンズとは、写真や画像から関連する情報を得られる検索機能の1つ。Googleによれば、9月末現在で月に80億回も利用されており、2021年の月30億回から大きく増えているそうです。

 

またマルチ検索とは、写真や画像にテキスト入力のキーワードを追加して検索できるもの。例えば、オレンジ色のドレスを撮影してから、そこに「グリーン」と付け加えて、同じデザインでグリーンのものを探せるという具合です。

 

このマルチ検索は、2022年4月から英語圏でベータ版が展開されていましたが、今後数か月の間に70か国以上の言語に対応する予定とのこと。日本語も含まれることは確実と思われます。

 

さらに、マルチ検索の応用である「近くの場所(near me)」は、米国で2022年秋以降に提供される見通し。こちらは料理や服などをマルチ検索してから、それらが扱われている近くの店などを教えてくれる便利な機能です。

 

一方、Googleレンズの「AR翻訳」も進化する予定。この新機能は写真や画像の中にある外国語のテキストを自動的に認識し、映像に重ねる形で翻訳を表示してくれるものです。これまでは「文字の上に文字」を重ねていましたが、翻訳テキストが元のテキストを完全に置き換える形になるそう。これについてGoogleは「翻訳文がオリジナル画像の一部であるかのように表示されます。テキストがコンテクスト(背景)になるのです!」とツイートで説明しています。

 

この機能には、Pixelスマートフォンで写り込んだものを簡単に消せる「消しゴムマジック」と同じ技術を使っているそうです。スクリーンショット画像とライブ撮影上で、100ミリ秒で動作するとのこと。この新機能は2022年中に登場すると見られています。

 

Source:Google (Twitter) 
via:9to5Google

経済制裁の影響で、ロシア最大のSNS「VK」をApp Storeが排除

ロシアで最も利用者が多いSNSサービスの「VK(VKontakte)」のアプリが、App Storeから削除されました。

↑App Storeから追放されたVKアプリ

 

ウクライナへの侵攻により、さまざまな経済制裁を受けているロシア。すでに同国ではApp Storeでの購入やアプリ内課金、残高の追加ができなくなっています。

 

VKがウェブサイトで公開した声明によれば、同社のアプリは「アップルによってブロックされている」とのこと。一方で、「iOSアプリの開発とサポートは継続する」としています。アップルの広報担当者はVKのアプリが削除され、開発者アカウントも停止されたことを確認しています。

 

アップルは、VKのアプリが削除された理由として「英国政府の制裁を課されている開発者によってアプリが配布されている」と説明しています。なお、すでにダウンロード済みのVKはそのまま利用することが可能。また、米グーグルのGoogle PlayではVKの配布が続けられています。

 

ウクライナ侵攻以来、ロシアはInstagram、Facebook、TwitterなどのSNSサービスをブロックしてきましたが、VKがApp Storeから締め出されたことで、ロシアの孤立感は深まったかもしれません。

 

Source: VKThe Verge

Meta社、FacebookとInstagramアカウントを簡単に切り替えられる新機能をテスト中!

Meta社は26日(米現地時間)、FacebookとInstagramアプリのアカウントを簡単に切り替えたり、新規に追加できる機能をテストしていると発表しました。2つのアプリで様々なアカウント間を行き来している人や、私生活とビジネスを切り離すために複数のアカウントを使い分けている人にとって便利に使えそうです。

↑Image:Meta

 

すでにInstagramでは異なるアカウントを切り替えできましたが、新システムでは(同じアカウントセンターに登録している場合)Facebookのアカウントにも切り替えられます。

 

またFacebookとInstagramのプロフィールを、1つのアプリで確認できるとのこと。さらに、それぞれのプロフィールに通知も表示され、Instagramアプリを使いながらFacebookでコメントが付けられていないか、Facebookアプリ側でインスタへのDMがないかも確認できるわけです。

 

この新たな切り替え機能は、iPhoneやAndroidスマートフォン、さらにウェブ版で全世界的にテスト中とのことです。Metaの広報担当者は、具体的に何人のユーザーが利用できるか数字は出さないとしつつ、「今後数か月で利用できる範囲を広げ続けるでしょう」とコメントしています。

 

さらにiOSとAndroidアプリでは、新規アカウントとプロフィールの作成方法もテストしているとのこと。すでにFacebookを使用している場合Instagramを使い始めること(その逆も)がより簡単になるそうです。

 

Metaは以前からアカウントの相互連携に取り組んでおり、同社のVRヘッドセットでも「Metaアカウント」が導入され、InstagramやFacebookのプロフィールとの連携も可能となっています。逆にいえば、それ以前は「VRヘッドセットを使うためにFacebookアカウント必須」とされ、それがきっかけでFacebookアカウントが凍結されるトラブルが起きたこともありました。

 

複数のアプリや機器を連携させるため、その過程で試行錯誤があるのは仕方のないことでしょう。今後は、Meta社のサービスがいっそう使いやすくなると期待したいところです。

 

Source:Meta
via:The Verge

Google フォトの写真が勝手に壊れる→修正されました

米グーグルの画像・動画ストレージサービス「Google フォト」にて、「保存した画像の表示がおかしい」という報告が、海外にて寄せられました。なお、この不具合は、すでにグーグルによって修正されています。

↑Google Photos Help

 

上の画像はGoogle Photos Helpにユーザーから投稿されたものですが、画像の左上の芝生の表示がおかしくなっていることがわかります。同様の不具合の報告は、海外掲示板のRedditにも投稿されていました。

 

このような現象は、何年も前にアップロードした古い写真にて確認されていました。またウェブ版からiOS版、Android版と、環境を選ばず問題が起きていました。

 

これにたいして、グーグルは「私たちはこの問題を認識しており、修正プログラムを配布しています。元の写真は、影響を受けません」との声明を発表。問題が解決されたというユーザーの声も伝えられており、現在は混乱がおさまりつつあるようです。

 

「自分の写真が壊れた!」と聞くとかなり慌ててしまいそうですが、まずは慌てずに問題解決が反映されることを待ちたいものです。

 

Source: Google Photos Help via 9to5Google

Windows 11でのAndroidアプリ動作、日本でも近々利用可能に!

米マイクロソフトは公式ブログにて、「Windows 11」におけるAndroidアプリの動作機能を、日本を含む11カ国に対して数週間以内に拡大すると発表しました。

↑マイクロソフトより

 

Widnws 11の目玉でもある、Androidアプリの動作機能。これは「Amazonアプリストア」を搭載することで、「Kindle」や「Audible」といった一般的なAndroidアプリがWindowsで動作するというものです。マイクロソフトは今年8月に開発者向けのInsiderプログラムとして、日本向けにも同機能の提供を開始していました。

 

そして数週間後からはついに、日本地域の一般ユーザーでもWindows 11のAndroidアプリの動作機能が利用できることになります。Amazonアプリストアを利用するという点で、他地域での機能展開との違いはありません。

 

これによるユーザーへの最大のメリットは、モバイルにしか存在しないアプリ(たとえばTikTokなど)を、Windows 11でも利用できる点でしょう。TikTokはブラウザでも利用できますが、やはりアプリ版のほうがインターフェイスは洗練されています。また今年2月の時点で、Windows 11のAmazonアプリストアではすでに1000以上のアプリがダウンロード可能になっています。

 

Windows 11で利用できるアプリの数を大幅に向上させる、Androidアプリの動作機能。今後もさらなるデスクトップとモバイルのアプリプラットフォームの統合に期待したいものです。

 

Source: マイクロソフト via 9to5Google

 

時間の無駄? YouTubeの「低評価/興味なし」ほぼ機能しないとの報告

米グーグルが運営する動画配信サービス「YouTube」にて、「低評価」「興味なし」の操作がほぼ機能していないことを、ソフトウェア開発会社のモジラ(Mozilla)が報告しています。

↑PixieMe/Shutterstock.comより

 

YouTubeの動画下部に設置されている「低評価」ボタンや、動画一覧から選択できる「興味なし」ボタン。しかしこれらを選択しても、相変わらず嫌いなおすすめ動画が表示され続ける現象は、多くの人が体験しているのではないでしょうか。また昨年11月からは、低評価ボタンの数字カウントが削除されています。

 

モジラは今回、2万人による調査を実施。するとやはりというべきか、低評価や興味なし、そして「チャンネルのおすすめを止める」「視聴履歴から削除」の操作をしても、類似したおすすめ動画の半分以上が表示されてしまうそうなのです。

 

さらにRegretsReporter財団との共同テストでは、5億本以上のおすすめ動画のデータを収集。すると、「低評価」「興味なし」のボタン操作は、関連するおすすめ動画のわずか12パーセント/11パーセントを阻止できるにすぎないとしています。

 

YouTubeだけでなく、多くのSNSプラットフォームで体験する「低評価」「興味なし」が機能しないという問題。新しい動画でユーザーをプラットフォームに滞在させ続けたいのはわかりますが、嫌いなおすすめ動画の表示はできればやめてほしいものです。

 

Source: Mozilla via The Verge

最近のYouTube、広告を増やしている? 最大10個のスキップできないCMが出たとの報告もあり

動画ストリーミングYouTubeは、プラットフォームを運営しつつ、クリエイターを金銭的に支援するため、長年にわたり広告を取り入れてきました。しかし、今や「たまにCMが入る」の域を超えて、1回あたりスキップできない広告が10個も表示されることがあると報告されています。

↑スキップできない広告が増えた?

 

YouTubeでは、動画が始まる前に広告が表示され、クリエイターが許可した場合は動画の中でも現れます。これまでは短ければ数秒、長ければ数分流れることもありましたが、長い場合は一定の時間後にスキップできるオプションが出てきました。

 

が、この1~2か月にわたり広告の長さと量が増しており、特にスキップできない形式が広がっているとの報告が寄せられています。

 

たとえば大手掲示板Redditでは、数分おきに長い広告が入り、動画が途切れ途切れになるとの指摘もあります。また複数のユーザーから、動画が始まる前にスキップできない広告が5~10個も表示するテストが行われているとの声も上がっています。

 

しかも、こうした長めで多めの広告が表示されるユーザーはますます広がっているようです。1回当たり10個の広告は稀としても、5個が出てくる人が多いとのことです。

 

ただし、良いニュース(?)としては、これらのCMは1つ当たり5~6秒程度であり、スキップできないものが10個入ったとしても1分程度に収まるようです。

 

YouTubeは意図して広告を増やしているとは認めていませんが、TeamYouTube(公式の問い合わせ先の1つ)のツイッターアカウントは「これは“バンパー広告”ですね」とコメントしています。

もしも広告を見たくなければ、有料のYouTubeプレミアムに申し込むしかなさそうです。ただし、iOSアプリから申し込むと割高となるため(アップルの手数料が乗せられるため)ウェブブラウザからの登録をお勧めします。

 

Source:9to5Google

Google フォトの「思い出」が強化。「コラージュエディター」も登場

米グーグルは画像ストレージサービス「Google フォト」の「思い出(Memories)」を刷新し、「コラージュエディター」などの新機能を追加しました。

↑グーグルより

 

Google フォトにより、過去のハイライトを自動で生成してくれる思い出。これまで思い出は非公開でしたが、Android向けアプリにて、友達や家族と思い出を共有することができるようになっています。この共有オプションは、iOS版アプリとウェブバーションにも近日中に導入される予定です。

 

思い出では、より多くの動画が表示されるように。長い動画は自動で切り出されたり、ズーム効果も導入されます。さらに10月からは、インストゥルメンタル楽曲も追加されます。

 

写真を3Dで表現する「シネマティックフォト」も進化し、複数の静止画と音楽を利用した「シネマティックメモリーズ」に。こちらの機能は近日中に導入予定です。また画面の左右タップや上下スワイプにも、新たな機能が加えられています。「スタイル」では、思い出に自動でグラフィックが追加されます。

 

コラージュフィルターでは画像とデザインを選び、レイアウトを変更できます。またコントラストや明るさを調整したり、フィルターを追加したり、その他の変更を加えることも可能です。PixelスマートフォンやGoogle Oneのメンバーは、ポートレートライトやHDRオプションなどが利用できます。

 

このように、機能が大幅に強化されたGoogle フォトの思い出。他人との共有も可能になったことで、将来的には画像共有サービスのような使い方もできるようになるのかもしれません。

 

Source: Engadget

宇宙を手軽に大冒険! グーグルとNASAが「ARで太陽系を学べるコンテンツ」を公開

米グーグルはNASAと提携して、AR(拡張現実)によって太陽系の歴史を学べる新しいコンテンツを公開しました。

↑宇宙好きの人は必見!(画像提供/Google)

 

Google 検索と「Google Arts & Culture」にて閲覧できる同コンテンツは、3Dモデルによって惑星や衛星を詳しく学んだり、AR技術により自分の部屋に天体のイメージを投影したりすることができます。

 

新しい注釈機能では、衛星や惑星に存在するランドマークの詳細を知ることが可能。例えば、月のモデルでは、アメリカの「アポロ11号」や中国の「嫦娥4号」の着陸地点が表示されます。

 

さらにGoogle Arts & Cultureでは、海王星のダイヤモンドの雨、ガス惑星と矮小惑星、土星の衛星、太陽探査機や地球観測衛星などのミッションを知ることができる一方、ハッブル望遠鏡の画像ツアーや、国際宇宙ステーション(ISS)の機能、火星探査の意義について学ぶこともできるのです。

 

この新しいコンテンツには、子どもたちをSTEM教育に誘い、未来の宇宙飛行士を育成するという意味も込められているようです。

 

Source: Google

自社存続をかけて巨大IT企業に挑戦!?「Zoom」がメールとカレンダーアプリを開発中か

ビデオ会議アプリのZoom社が、メールとカレンダーアプリを準備中であり、2022年末までにリリースするかもしれないとの噂が報じられています。

↑Zoom独自のエコシステムが生まれる?

 

もし噂が本当であれば、すでに単なるビデオ通話の域を超え、SlackなどビジネスチャットのライバルとなっているZoomが、マイクロソフトのOffice製品などの本格的なライバルとなるかもしれません。

 

ニュースメディア「The Information」によると、Zoom社はほぼ2年間という時間を費やして、独自の電子メールとカレンダーのアプリを開発してきたとのこと。社内で前者は「Zmail」、後者は「Zcal」と呼ばれており、11月の年次カンファレンス「Zoomtopia」で発表される可能性があるそうです。

 

Zoom社のCEOであるEric Yuan氏は、他の仕事アプリを置き換えるのではなく、共に働くパートナーになりたいと以前から述べていました。が、それでは飽き足らず、仕事の全てをカバーするエコシステムを持ちたいという野心が育っていたのかもしれません。

 

しかしThe Informationは、それらのアプリはZoomが存続するために必要とされているのかもしれないと指摘。確かに同社は直近の四半期収益で11億ドルを記録しましたが、成長が鈍化しているのも事実。株価はコロナ禍以前の水準まで下がっています。

 

とはいえ、Zoomにとって大きな障壁となるのは、多くの企業がGoogle WorkspaceやOffice 366と組み合わせて同社の会議アプリを使っていることでしょう。クライアントの企業にとっては、Googleやマイクロソフトのスイート(複数アプリのセット)だけで済ませたほうが安上がりであり、それ以外への出費はできる限り削りたいはずだからです。

 

また、Googleとマイクロソフトは、それぞれ何年もかけてGmailやOutlookに磨きをかけているため、そこにZoom製のメールやカレンダーアプリが食い込めるとは考えにくいでしょう。ともあれ、もしかすると素晴らしく使いやすいアプリになるかもしれず、続報を待ちたいところです。

 

Source:The Information
via:Engadget

あの騒動はなんだったのか…「COCOA」アプリが機能停止へ

河野太郎デジタル大臣は9月13日、新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」の機能を停止する予定だと発言しました。

↑App Storeより

 

COCOAとは「Contact Confirming Application」の略称で、新型コロナウイルスの陽性者が出た場合、その人の過去の行動履歴をもとに接触があった人へと、通知を送るアプリです。

 

今回の背景としては、今月26日からは新型コロナウイルスにおける「全数把握」のルールが変更され、新たなルールでは保健所に届け出るのは65歳以上、入院が必要な人、重症化リスクがある人、治療が必要な人、妊娠中に限定されます。

 

このようなルール変更により、新型コロナ感染者情報を管理する「HER−SYS」システムも見直され、HER−SYSをベースとしていたCOCOAの機能が停止されることになるのです。

 

COCOAの開発をすすめる有山圭二氏は、アプリの開発について「バージョン2.1.0はリリースを中止し、COCOAの機能停止版の検討および開発を行う」と発言しています。

 

現時点では、いつCOCOAの機能が停止されるのかは明かされていません。コロナ対策の転換点となるかもしれない全数把握ルールの変更を前に、かつて世間を賑わせたアプリがその役目を終えようとしています。

 

Source: NHK, GitHub

Instagramがフィードでの「リポスト」(再投稿)テストを準備中

米メタ(旧:フェイスブック)は自社のSNSサービス「Instagram」にて、投稿やリールの「リポスト(再投稿)」機能のテストを予定しているようです。海外メディアのTechCrunchにたいして認めています。

↑Matt Navarra/Twitter

 

Instagramでは、24時間で投稿が消える「ストーリーズ」で、ほかのユーザーのストーリーズを自分のストーリーズにリポストできるようになっています。このようなリポストと同様の機能は、TwitterやTikTokにも導入されています。一方で、Instagramの通常のフィードではリポストを利用することができませんでした。

 

メタによると、Instagramのフィードにリポスト機能を導入することで、「人々は自分が共鳴できるものを共有でき、オリジナルのクリエイターはその作品に名前がクレジットされます」と説明しています。これにより、フォロワーとさらなる会話をふくらませることができるというのです。

 

現時点では、いつどのようなかたちでフィードでのリポスト機能のテストが開始されるのかは、明かされていません。コンテンツを作るクリエイターにも一般ユーザーにもメリットがあるリポスト機能、ぜひ導入を楽しみにしたいものです。

 

Source: Matt Navarra/Twitter via TechCrunch via Engadget

AndroidのNearby Share、自分のデバイスへの共有が可能に

米グーグルは公式ブログにて、ファイル共有機能「Nearby Share」の拡張を発表しました。

↑グーグルより

 

Nearby Shareとは2020年にAndroid OSに導入された機能で、自分の近くにあるデバイスにワイヤレス通信にてファイルやアプリを共有することができます。米アップルの「AirDrop」の、Android版ともいえそうです。

 

グーグルによれば今後数週間のうちに、自分が所有するデバイス間でもNearby Shareを使ってファイルが転送できるようになります。つまりこれまでは、Nearby Shareでは他人のアカウントのデバイスにしか、ファイルを転送できなかったのです。

 

使い方としては、GoogleアカウントにログインしているAndroid端末を共有メニューから選択することで、端末間ですばやくファイル共有できます。一度登録すれば、画面がオフの状態でもファイル転送を受け付けることができます。

 

グーグルはその他にも、Google ワークスペースアプリの外観の刷新や、Google Driveウィジェットの刷新、Gboardでのメッセージの絵文字化、絵文字キッチンのアップデート、Google Meetの新しい共有機能や大グループ通話の追加、アクセシビリティーツールの強化を発表しています。

 

AirDropと比較するとまだまだ影が薄い印象もあるNearby Shareですが、今回のアップデートでさらに利便性が高まることで、より多くのユーザーに周知されてほしいものです。

 

Source: グーグル

Google マップが「車両タイプごとの省エネルート」を欧州でも導入

グーグルの地図サービス「Google マップ」が、EV(電気自動車)やハイブリッドなど車両タイプに合わせた省エネルートの案内機能をヨーロッパ諸国に導入しています。

↑EVの場合、一番エコなルートは……

 

Google マップでは、すでに2022年初めから米国やカナダ、ドイツにおいて、より少ない燃料で走行できるルートを強調しながら表示することが始まっていました。今回の車両タイプの選択は、その拡張版とも言えるでしょう。

 

新たな機能では、ルート案内ページのオプションからガソリン、ディーゼル、電気自動車(EV)、ハイブリッドといった車両タイプを選択します。もちろん、これまで通りに到着時間を最優先させることも可能。

 

この新機能には、米エネルギー省の国立再生可能エネルギー研究所(NREL)と欧州環境庁のデータが役立てられています。これらのデータとGoogle マップにおける運転データを組み合わせることで、特定の地域で最も使用されているエンジンタイプ向けに訓練された、高度な機械学習モデルが開発されたのです。

 

米国やカナダでの省エネルートの導入以来、すでに50万トン以上の二酸化炭素排出量を削減することができた、とグーグルは予測。その量はこれからもっと増えるかもしれません。

 

Source: 9to5Google

ChromeOS、Androidゲームをキーボード/マウスでプレイできます

米グーグルのChromeOSの次期バーションとなる「ChromeOS 105」では、タッチ対応のAndroidゲームをキーボード/マウスで操作できるようになります。

↑グーグルより

 

ChromeOS 105の「ゲームコントロール(Game Controls)」機能では、キーボードやマウス操作からタップ操作やタッチアンドドラッグなどのイベントを、シミュレートすることができます。

 

画面上にはボタンと仮想ジョイスティック、コントローラーのアイコンが表示されます。そして設定メニューからは、機能のオン/オフやキーマッピングの編集、オーバーレイの無効化が可能です。

 

なお、メニューの移動やゲーム内のダイアログ操作には、マウスが必要です。また、一部のゲームに存在する特殊なウィンドウ操作やリサイズの動作には対応していないとしています。

 

また今後、グーグルはGoogle Playのすべてのゲームにたいし、ゲームコントロールへの対応を追加する予定です。またマウスやゲームパッドのサポート、より多くのタッチ操作への対応も予定されています。

 

今後もますます盛り上がることが期待される、ChromeOSでのAndroidゲームプレイ。これらが使い慣れたキーボードやマウスで操作できるようになるのは、ありがたい限りです。

 

Source: 9to5Google

次期OSのAndroid 14では、宇宙からの衛星通信をサポートか

米グーグルでプラットフォーム&エコシステム担当上級副社長を務めるLockheimer Hiroshi氏は、次期モバイル向けOS「Android 14(仮称)」にて、衛星通信への接続機能を提供すると明らかにしました。

↑Android 14で衛星通信が可能に?

 

スマートフォンによる衛星通信への接続には、これまで別売の受信機を利用するか、あるいはスマートフォンの特殊な拡張が必要でした。一方で先週には米スペースXと米キャリアのT-Mobileがスマートフォン向けの衛星通信サービスを発表するなど、一般向けの展開も徐々にすすみつつあります。

 

Hiroshi氏は「最初のスマートフォン(G1)では3GとWi-Fiへの同時接続を提供するのが精一杯だった」と振り返りつつ、今回の衛星通信とパートナーへの対応を歓迎しているのです。

 

現時点ではAndroid 14でどのように衛星通信が利用できるのかは、はっきりしていません。しかし例年どおりのスケジュールなら、Android 14は来年後半にリリースされることでしょう。

 

スペースXとT-Mobileのサービスでは、まずテキストメッセージやMMS、そして「特定のメッセージアプリ」がサポートされ、将来的にはデータ通信と音声通信のサポートも検討されています。Android 14がOS標準で衛星通信をサポートすることにより、これまで縁の遠かった同機能がぐっと身近になりそうです。

 

Source: Hiroshi Lockheimer/Twitter via 9to5Google

Twitterの編集機能がついにテスト提供へ! ただし日本では……

米ツイッターは、ツイートの編集機能を今月中に試験的に提供すると発表しました。

↑Twitter

 

Twitterといえば、一度ツイートした内容は変更できないのがこれまでの常識。しかし今年4月には有料プラン「Twitter Blue」の会員向けに、ツイートの編集機能を提供すると発表していました。

 

米ツイッターによれば、ツイートの編集機能では「Edit Tweet」より、ツイートしてから30分以内なら数回の内容の変更が可能になります。これはツイートの趣旨を変更するというよりも、誤字脱字の修正や、タグの追加を想定したものという印象です。

 

ツイートが編集されると、ツイートの下に「Last edited」の文字が表示され、ここをタップすると編集履歴をすべて閲覧することができます。米ツイッターによれば、これは「会話の整合性を保つ」ための仕様とのこと。

 

この機能はTwitter Blueが提供されるうちの、「1カ国」から展開が開始されます。Twitter Blueは米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでのみ提供されており、残念ながら日本は対象外。つまり、日本でツイートの編集機能が利用できる時期は現時点では不明です。

 

これまでTwitterでは誤字やリンク、タグの貼り忘れを見つけたら、ツイートを消して送信し直すしか方法がありませんでした。今回の編集機能の追加により、ユーザーの利便性がより高まるのは間違いなさそうです。

 

Source: Twitter via 9to5Google

TikTokのAndroidアプリ、ワンクリックで乗っ取れる脆弱性が発見! 直ちにアップデートをお勧めします

米マイクロソフト(以下、MS)が、ショート動画サービスTikTokのAndroidアプリに1クリックで乗っ取ることができ、数億人のユーザーに影響が及ぶ恐れがある脆弱性を発見したと報告しました。すでにTikTokはこのバグを修正済みであり、誰かが悪用した形跡は確認されていないそうです。

↑「TikTok」Android版アプリは最新版にアップデートしましょう

 

MSのTanmay Ganacharya氏はテックメディアThe Vergeに「私たちはTikTokに脆弱性に関する情報を提供し、この問題の修正を助けるために協力しました」と語っています。またTikTok側はすばやく対応したとして、「セキュリティチームによる効率的かつ専門的な解決を称賛します」と述べられています。

 

この脆弱性は、TikTokアプリ内のディープリンク機能の不具合にあったそうです。この機能は、特定のURLを特定の方法で処理するようにプログラムする、というもの。たとえばChromeで埋め込みツイートをタップすると、ツイッターのアプリが起動するというぐあいです。

 

ふつうディープリンク機能は特定のアクションを実行するだけに制限されていますが、その制限のため設けていた検証プロセスを避ける方法が見つかったそうです。これによりコンテンツの投稿や他のTikTokユーザーへのメッセージ送信など、アカウントにひも付けられた主な機能が使えるのを発見したとのことです。

 

このバグを含む2つのバージョンは15億回以上ダウンロードされており、もしも修正する前に何者かが発見して悪用した場合の影響はおそろしく広がった可能性がある、と指摘されています。

 

MSは、すべてのAndroid版TikTokユーザーにできるだけ早く最新版アプリをダウンロードするよう勧めています。とりあえず、怪しげなURLをうっかり踏まないように気をつけたいところです。

 

Source:Microsoft
via:The Verge

内部告発を受け、マスク氏が「ツイッターとの裁判」の1か月延期を狙う

実業家のイーロン・マスク氏は、米ツイッターとの裁判を約1か月延期することを裁判所に要請しました。

↑この戦いはまだ続く

 

2022年4月にツイッターの買収を発表したものの、7月に急遽買収の中止を発表したマスク氏。この行動にツイッターは怒り、マスク氏を訴えました。現時点では10月から裁判が開始される予定となっています。

 

マスク氏の弁護士によれば、ツイッターの元セキュリティ責任者のペイター・ザトコ(Peiter Zatko)氏の内部告発を買収契約破棄の新たな理由にするために時間が必要とのこと。これにより、10月に始まる予定だった裁判は、11月にずれ込む可能性が出てきました。

 

マスク氏は7月にツイッターから裁判を起こされた際にも、反訴を起こして買収から手を引こうとしていました。ツイッターは買収を履行させるべくマスク氏を訴えていますが、マスク氏の弁護団は「ツイッターがアカウントの数を大幅に小さく算出していた」というザトコ氏の内部告発を理由に、買収契約の中止を求める通知を証券取引委員会に提出しています。一方、ツイッターは、ザトコ氏の主張は荒唐無稽だと主張。

 

泥沼化しつつあるマスク氏のツイッター買収計画。不透明感が増しているものの、この訴訟は依然としてツイッターが有利と見られています

 

Source: DocumentCloud.org via Engadget

エンゲージメントが向上! ツイッターの「サークル」、すべてのユーザーが利用可能に

特定のフォロワーとだけ会話できるツイッターの新機能「サークル(Circle)」。およそ4か月間の試験導入を経て、すべてのユーザーが利用できるようになりました。

↑もっと自由にツイートできるようになる(画像提供/ツイッター)

 

2022年5月に試験導入されたツイッターのサークルでは、本当に親しい人とだけ会話をしたり、限られたメンバーにだけツイートしたりすることが可能。わざわざ「裏アカウント」とか「非公開アカウント」に切り替える必要がなくなるといったメリットがあります。

 

サークルの試験導入を通して、ユーザーがより頻繁にツイートするようになり、より多くのエンゲージを得ることができた、とツイッターは述べています。

 

サークルと類似したサービスには、米メタ(旧:フェイスブック)の「インスタグラム」の「親しい友達」などがありますが、ツイッターのサークルでは、最大150人のグループを作ってツイートすることが可能。

 

ツイッターによれば、サークルにおいて少人数のグループに向けてツイートした場合、より多くの「いいね」が得られる傾向があるとのこと。裏アカウントや非公開アカウントの代替となることが期待されているサークルでは、グループ内の反応が活発になるのかもしれません。

 

Source: Engadget

Pixel 6でAndroid 13から12に戻す方法が公開。ただし開発者向け

スマートフォン「Pixel 6」シリーズにインストールした「Android 13」を「Android 12」へとダウングレードする方法を、米グーグルがアプリ開発者向けに限定して案内しています。

↑DANIEL CONSTANTE/Shutterstock.com

 

今月にPixelスマートフォン向けに配布が始まったAndroid 13ですが、「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」「Pixel 6a」へとインストールすると、Android 12へとダウングレードできないことが、公式に案内されています。これは、ダウングレードが可能だった他のAndroid OSと比べると、若干異例のケースです。

 

しかしグーグルはアプリのテスト用に、Pixel 6シリーズにインストールしたAndroid 13をAndroid 12へとダウングレードする「Android 12 Developer Support」のイメージファイルを公開しています。これはAndroid 12の安定ビルド(APIレベル31)と、「Android 12L」のフィーチャードロップ(APIレベル32)をベースに、セキュリティ修正とロールバック防止カウンターの増分を追加したブートローダーの更新を含む、システムイメージです。

 

ただしAndroid 12 Developer Supportではブートローダー関連のセキュリティ修正しか追加されておらず、また将来のセキュリティアップデートも行われないイメージファイルとなるので、グーグルは「あくまで開発者向け」として配布しています。さらに、このイメージファイルからAndroid 13にアップデートする際には、端末をリセットする必要があります。

 

というわけで、残念ながら一般ユーザー向けではない今回のAndroid 12へのダウングレード方法。私たちがPixel 6シリーズをAndroid 13にアップグレードする際には、対応アプリなどを十分確認してからおこないたいものです。

 

Source: Developers.Android via 9to5Google

被写体も自分の顔も! スナップチャットにデュアルカメラモードが登場

SNSサービス「スナップチャット(Snapchat)」を展開する米Snapは、デュアルカメラ機能の配信を開始しました。

↑Snapより

 

日本ではあまりポピュラーではないものの、アメリカを中心に数多くのユーザーを抱えるスナップチャット。一定時間だけ閲覧できる写真や動画を友人と共有することができ、先日にはブラウザ版のリリースの発表もおこなわれました。

 

スナップチャットのデュアルカメラ機能では、ユーザーはスマートフォンの前面カメラと背面カメラを使って同時に写真やビデオを撮影できるようになります。2個の映像の配置方法も、複数から選択可能です。

 

デュアルカメラ機能は、まずiOS版アプリ(iPhone XS以降が必要)にて利用が可能になっています。Android版アプリでは、デュアルカメラ機能が利用できるのは数か月後のようです。

 

一方でSnapは、以前にクリエイター向けの「ディレクターモード」の提供を発表していました。こちらも、現時点では数か月後に提供される予定となっています。

 

このようにデュアルカメラモードの導入に着手しているのはSnapだけでなく、インスタグラム(Instagram)を展開している米Meta(旧:Facebook)も、内部にて機能をテストしています。SNSにて自分の感情を他人と共有するのに、デュアルカメラ機能は最適な方法なのかもしれません。

 

Source: Snapchat/YouTube via Engadget