平成ライダー×昭和ライダーが夢の競演!? 「アメトーーク!」に登場したVTRに特撮ファン大興奮

11月26日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)では“仮面ライダー芸人”を特集。仮面ライダーファンのみならず、特撮ファンや声優ファンの注目も集めた。

出典画像:「アメトーーク!」公式サイトより出典画像:「アメトーーク!」公式サイトより

 

平成仮面ライダーと昭和仮面ライダーが夢の共演!?

番組では“平成仮面ライダー”と“昭和仮面ライダー”の演出などを比較。例えば“平成仮面ライダー”の場合、進化したCG技術で迫力の映像を実現。体が真っ二つになる「仮面ライダーW」や、陣内智則が“今川焼き”と称した最新作「仮面ライダービルド」の変身シーンなど、様々な映像が登場した。

 

これに“昭和仮面ライダー”はCGに頼らない工夫された映像で勝負。相手をかみ砕くというワイルドな戦い方をする「仮面ライダーアマゾン」や、道路で火薬を使うという現代では再現困難な爆破シーンなどがスタジオを沸かせた。

 

そんな中で注目を集めたのは、番組最後に実現した“平成仮面ライダー”と“昭和仮面ライダー”の奇跡的なコラボ。トークの最中にショッカーを引き連れた怪人がスタジオに乱入して、田中卓志を誘拐してしまう。すると画面がVTRに切り替わり、そこにはとある資材置き場のフェンスに叩きつけられる田中の姿が。危機一髪の状況だったが、なんとそこに仮面ライダービルドと仮面ライダーアマゾンが登場。あっという間に怪人たちを倒してしまった。

 

夢のタッグに特撮ファンは「すごい! ビルド×アマゾンとか! これはすごい!」「テンション上がりすぎて鼻血出た」「今の技術でアマゾンの活躍が見れたことに感動」「録画し忘れたああああ!」と大興奮。

 

さらに同VTRでは、人気声優・関智一の“1人4役”にも注目が集まった。実はVTRに登場した怪人2体、仮面ライダーアマゾン、ナレーションは全て彼が1人で担当。これに声優ファンからは「ほとんど関智一劇場じゃないか!」「関智一が関智一と戦ってる」「さすが仮面ライダー大好き声優」「特撮ドラマの“困ったら関智一”って風潮が面白い」といった声が相次いでいる。

 

日曜夜に“仮面ライダー大戦”勃発!?

番組の内容以外に、裏番組の仮面ライダー率の高さも話題になっている。確かに同じ時間帯に放送されていた「誰も知らない明石家さんま」(日本テレビ系)には、桐山漣と共にダブル主演で「仮面ライダーW」を演じた菅田将暉が。そして「珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー」(TBS系)には、「仮面ライダー鎧武/ガイム」で仮面ライダーバロンに変身していた小林豊が出演していた。

 

さらに「アメトーーク!」の最後の方には、仮面ライダービルドの犬飼貴丈がスタジオに登場。ネット上では「実質今日は仮面ライダー大戦じゃね?」「『アメトーーク!』の裏でこばゆた(小林豊)が料理してる…」「仮面ライダー芸人もこばゆたも菅田くんも全部見たい!」といった声が続出。

 

26日の夜は、仮面ライダーファンにとって最高の時間になったようだ。

「アメトーーク!」でAmazon本ランキングに異変!? たった1ページで光浦靖子を号泣させた小説がランクイン!

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「本」のランキング(集計日:11月17日、昼)を紹介していこう。

出典画像:「アメトーーク!」公式サイトより出典画像:「アメトーーク!」公式サイトより

 

「アメトーーク!」で紹介された実験的過ぎる小説

●1位『オリジナリティ 全員に好かれることを目指す時代は終わった』(本田直之・著/日経BP社・刊/1620円)

●2位『【Amazon.co.jp限定】横山だいすけ フォトブック げんきよ! とどけ! だいすけお兄さんの世界迷作劇場 複製サイン&メッセージ入りフォトカード付』(横山だいすけ・著/KADOKAWA・刊/1512円)

●3位『mt SPECIAL BOOK (e-MOOK)』(宝島社・刊/1598円)

●4位『同人作家のための確定申告ガイドブック』(水村耕史・著/喜田一成・監修/キツネ・イラスト/KADOKAWA・刊/1728円)

●5位『僕と妻の1778話 (集英社文庫)』(眉村卓・著/集英社・刊/648円)

●6位『横山だいすけ フォトブック げんきよ! とどけ! だいすけお兄さんの世界迷作劇場』(横山だいすけ・著/KADOKAWA・刊/1512円)

●7位『残像に口紅を (中公文庫)』(筒井康隆・著/中央公論社・刊/802円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

「残像に口紅を」「時をかける少女」や「エディプスの恋人」などでお馴染みの筒井康隆が書いた実験的小説。「あ」や「ぱ」など、言葉が1音ずつ消えていく世界について描かれている。

 

1989年に発表された同書がランキングに浮上した要因は、おそらく11月16日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)。この日の番組では“本屋で読書芸人”という特集が組まれ、カズレーザーが同書を紹介していた。

 

視聴者の注目を集めたのは同書の後半部分。小説としては珍しい“袋とじ”となっており、封を切らずに中央公論社へ持って行くと「代金をお返しします」と書かれている。これには「袋とじの中見てみたい…」「後半部分に自信ありすぎだろ」「小説で袋とじとかすごい試みだな」との声が。ちなみにランクインしているのは文庫版だが、こちらは“袋とじ”になっていない。

 

計り知れない“カズレーザー”の影響力

●8位『人生は壮大なひまつぶし ゆる~くテキトーでも豊かに生きられるヒント』(一明源・著/みらいパブリッシング・刊/1,512円)

●9位『グランブルーファンタジー(4)』(Cygames・原作/cocho・作画/楓月誠・コンテ/講談社・刊/605円)

●10位『妻に捧げた1778話(新潮新書)』(眉村卓・著/新潮社・刊/648円)

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

SF作家・眉村卓が余命1年の妻のために書き続けた全1778編の物語の中から、19編を掲載した小説。闘病生活と40年以上の結婚生活を振り返るエッセイも収録されている。

 

2011年には「僕と妻の1778の物語」として映画化もされた大ベストセラーだが、こちらも「アメトーーク!」でカズレーザーが紹介していた。放送内でカズレーザーは、妻が亡くなった日に書かれた1778話の「最終回」という話を「本当に読んでほしい!」と熱弁。さらに1778話のとあるページを見せられた瞬間、光浦靖子は泣き出してしまっている。

 

視聴者からは「1778話がめっちゃ気になる!」「光浦さんは何を見て泣いたんだろう…」「あんな反応されたら気になって仕方ないやん!」と大反響に。また「カズレーザーが紹介した本を買いに来たけど、どこも売り切れてる」との声がもあり、品切れが相次いでいるようだ。

 

紹介した本がことごとく注目されるカズレーザー。次はどのような作品を紹介してくれるか、楽しみにしていよう。