格安スーパー&激安専門店で見つけた、真の「高コスパフード&ドリンク」がコチラです。

コストコ、ドンキ、業スー、OKストアといった総合格安店から、シャトレーゼ、茂蔵といった激安専門店まで駆け巡り、ベストバイな逸品が集結。どれも安いからとはあなどれない、真の高コスパフードです!

 

【その1】バランスが良く飲みやすいベルギー産の新ジャンル

コストコ
ベルジャンゴールド(24缶)
実売価格:1998円、1缶あたり83.25

高コスパの黒船といえばコストコ。数ある名作のなかで注目したいのは、ベルギー産の新ジャンルビール。麦のうまみと爽快な苦み、強めの炭酸感などが相まって飲みやすいです。

 

 

 

【その2】ラムレーズンが上品に香る大人のデザート

シャトレーゼ
ラムレーズンバー
実売価格:348円(1本)、68円(6本)

シャトレーゼは果物の宝庫・山梨が誇る高コスパパティスリー。お菓子のほかアイスも名作ぞろいで、特にラムレーズンバーの他社が追随できないレベルのクオリティと安さに驚かされます。

 

↑ラム酒が香る上品な風味のラムレーズンがたっぷり。口どけの良いバニラアイスとホワイトチョコのコーティングが絶妙なおいしさです

 

 

【その3】味付け不要で食べられる料亭レベルの濃厚な味わい

 

三代目茂蔵豆富
茂たま 枝豆(180g×2個)
実売価格:108

三代目茂蔵は、専門店が作るハイクオリティな豆腐を、仰天価格で提供する庶民の味方。本商品にはほのかに枝豆の味が付いており、濃厚かつクリーミー。何もかけずに食べてもおいしいです。

 

↑プルンとしたゼリーのような食感と、滑らかな舌触りで超絶品。2パックで1個というボリュームもうれしいです。プレーン味もあります

 

 

【その4】人気過ぎて品切れ店続出!約100円の個性派フレーバー

カルディコーヒーファーム
ナレッジ ライム塩胡椒/トムヤム塩(50g
実売価格:108

知られざる国内外の食材を中心に取り扱うカルディには、爆安の傑作が多数存在します。そのひとつが「ナレッジ塩シリーズ」。これまでの調味塩にはない個性と安さでネットでも話題です。

 

↑ライム塩胡椒はフルーティな香味、トムヤム塩はエスニックな味と鮮烈な辛さが特徴。ピリ辛エビ塩味もありますが、人気過ぎて品薄中

【その5】本格ナポリ風のモチモチなボリューム満点のピッツァ

業務スーパー
ピザマルゲリータ(25cm)
実売価格:321円

料理のプロはもちろん、家庭用でも使える大容量の格安フードが揃う業務スーパー。食べ応え満点の大きなピッツァは、イタリアメイドの本格派。パーティなどで活躍必至です。

 

↑ナポリピッツァを彷彿とさせる、もっちりとした生地。1枚300gで食べごたえ満点です。別途でバジルをのせると、さらにおいしくなります

 

 

【その6】ワンコインで味わえる一流ホテル同等のワイン

OKストア
デリ・ブティックワイン  赤(750ml
実売価格:409

OKストアは、信頼できる商品が他店を圧倒する価格で揃うスーパー。本商品は国内屈指のワインメーカー・メルシャンに「都内一流ホテルのハウスワインと同じものを」と依頼して作ったオリジナルです。

 

↑低価格帯のワインはスクリューキャップの商品が多いなか、コルク栓を採用。味も当然高品質で、果実味が凝縮。ほかに白とロゼもあります

 

 

【その7】プルプルなゼリータイプのソフトなエナジードリンク

ドン・キホーテ
エクストリーム ブラックアウトゼリー(180g
実売価格:125

“驚安の殿堂”を掲げるドン・キホーテ。PBにも力を入れており、このエナジードリンクはゼリーなのがポイント。あえて炭酸が入っていないので、疲れていても飲みやすいです。

 

↑プルプルのテクスチャー。炭酸すらキツく感じるときでもやさしく体内に吸収され、“もうひとがんばり”をサポートしてくれます

 

【その8】大きいサバがたっぷり入った辛くないカレー缶詰

ローソンストア100
サバカレー
実売価格:108

コンビニと100円ショップのいいとこどりといえるのがローソンストア100。目の付け所が秀逸な商品が多く、サバカレーの缶詰はつまみにもおかずにもなる万能アイテムです。

 

↑大サイズの切り身がしっかり入っており、単体でも満足感が高いです。ご飯にかければサバカレーになります。辛さはほぼなく、子どもでも食べられます

 

 

文/中山秀明

控えめなカフェインで眠った身体を大きく活性化!! 「キックスタート」の開発背景に迫る

2018年4月10日、サントリーの自販機限定でマウンテンデューというアメリカのブランドが製造する「キックスタート」が日本限定版としてデビューを果たしました。働き盛りの日本人男性20代~40代に最適化され、カフェイン控えめで、ビタミンB群も充実したグレープ味の微炭酸です。本稿ではアメリカでのマウンテンデューの生い立ちまでさかのぼり、北米オリジナル版やレッドブルやモンスターと比較しつつ、キックスタートを掘り下げていきます。

 

朝からエナジードリンクを飲みたいアメリカ人のために

キックスタートは「始動」、「弾みをつける」、「活性化する」という意味を含み、頑張ろうとするときにピッタリなネーミングです。アメリカ生まれのエナジードリンクと聞くと、カフェインが多く危険なイメージを連想する人も少なくないようですが、本品は日本発売にあたり成分を調整し、1本350mlの中にカフェイン67mg、カロリー70kcalと控えめに開発されています(後述するように他社のエナジードリンクと比べても控えめ)。また、エナジードリンク独特の薬っぽさもなく、普通のジュース感覚で飲むことが可能。全国のサントリー自動販売機で購入できます。価格は170円から190円。

 

マウンテンデューの新たなラインアップとして登場したキックスタート。マウンテンデューの歴史は1940年代にアメリカのテネシー州ノックスビルから始まります。飲料 工場を経営していたバーニーとアリー・ハートマン兄弟がウイスキーに混ぜるためのレモン・ライム味ミキサーとして開発した飲み物だったのです。

 

その後1964年に、ペプシコが販売権を獲得して全米に販売網を拡大。日本では1981年に初登場し、98年に日本ペプシコーラが製造を始めた一方、マーケティングはサントリーの管轄になったという背景があります。だから、現在マウンテンデューのブランドであるキックスタートもサントリーから発売されているんですね。

 

ところで、米国でのキックスタートが開発されたいきさつは、実はエナジードリンクという位置づけではなかったことをご存知ですか? 米国ペプシ社が実施した消費者リサーチで、マウンテンデュー愛好者は朝に飲むコーヒー、紅茶、フルーツジュースなどにとって代わる、味がよくてフルーティ、かつ身体がシャキッとする飲み物を探しているという情報を得ました。その後さらなる調査によって、朝食時にソーダ系ドリンクを欲している人たちが意外にも多いという調査結果から同社はヒットの確信を深めます。

 

そして、ファーストフード・レストランの「タコベル」が2012年に独自に朝食メニューに導入していたオレンジジュースとマウンテンデューをミックスしたドリンクを元に開発を進め、2013年2月にキックスタートという商品名で米国市場に登場しました。

朝食時のコーヒーや紅茶、お茶の代わりに飲んでみたい

キックスタートは適切な量のカフェインをフルーツジュースに加えたもの。なので、身体を始動させるだけでなく、フルーツジュースに含まれるビタミンなどを摂取することで健康な一日を始めたいという消費者の願望も満たしているのです。このエナジードリンクは炭酸飲料でありますが、FDA(アメリカ食品医薬品局)の規定によると5%の果汁成分が含まれていれば、ジュースとみなすこともできるとのこと。

 

さて、気になるカフェインですが、日本市場で発売されているキックスタートを他の栄養ドリンクと比較してみましょう。リポビタンDは100mlあたり50mg、モンスターは100mlあたり40mg、缶のサイズによりカフェイン含有量が異なるレッドブルには100mlあたり32mg~43.2mgが含まれています。キックスタートはというと、100mlあたり19mgとかなり控えめ。

 

ただし、エナジードリンクに限らず、短時間でのカフェイン過剰摂取は健康を害することもあるので、自分のカラダと相談しながら十分に注意したほうが賢明です。

カフェイン控えめで微炭酸、そして癖のない味わいが特徴のキックスタートは、エナジードリンクなのに350mlというたっぷりサイズなこともあって、現在のところ売れ行きはよいようです。まずは、朝食時にコーヒーや紅茶の代わりにキックスタートで身体を起こすというアメリカ流を試してみてはいかがでしょうか?

シリコンバレーで「お〜いお茶」が密かなブームって、本当?

コーヒーに注目が集まる日本国内。自家焙煎を楽しめるカフェや産地にこだわったスペシャリティコーヒーが個人でも手軽に味わえたりと、どんどんコーヒー文化が日本でも浸透してきましたよね。でも、ちょっと待ったー! 日本にも誇れるドリンク「緑茶」があるでしょうよー! 目覚めの一杯、お食事とともに、夕食後にホッとしたい時などなど、料理にもお菓子にも合う緑茶が今、海を越え海外でブームになっているってご存知ですか?

90853566 - a japanese restaurant waitress90853566 – a japanese restaurant waitress

 

今回は『お茶 世界へ、次代へ 静岡茶の未来を探る』(静岡新聞社・著/ニューズブック・レーベル)を通じて、海外のお茶事情を知って頂きながら、日本のお茶文化の魅力を再確認していきましょう!

 

●シリコンバレーでは「お〜いお茶」がエナジードリンク?

財務省が発表した2016年時点での緑茶の総輸出額はなんと116億円! そのうち、41.6%がアメリカに輸出されているんです。アメリカでお茶が飲まれていることも知りませんでしたが、もっと驚きなのが、大手注目企業が集まるシリコンバレーで、じわじわとブームになりつつあるんだとか。

 

米カルフォルニア州サンフランシスコ市街地にあるIT企業「Udemy(ユーデミー)」のエミリー・ウィーチャーズPRマネージャーは、伊藤園の無糖茶ドリンク「お〜いお茶」がお気に入りだ。日本人には緑茶がエナジードリンクという認識はないが「甘いジュースと違って、エナジーが切れて集中力が途切れる感覚がない」と愛飲する。

(『お茶 世界へ、次代へ 静岡茶の未来を探る』より引用)

 

「PRやっている人だからじゃないのぉ〜?」と疑いの気持ちもあったのですが、毎朝食堂の冷蔵庫に100本以上の「お〜いお茶」を補充しても、夕方にはなくなってしまうとのこと。日本における緑茶は、食後のホッとしたいとき、まったりしたいときに飲むイメージがありますが、まさか仕事中のエナジードリンクとして「お〜いお茶」が飲まれているとは・・・!

 

また、緑茶だけでなく「MATCHA」も話題。ニューヨークに抹茶専門カフェができ、忙しいニューヨーカーたちにも大人気なんですって! お茶室で味わうような抹茶ではなく、アメリカではカジュアルな健康ドリンクとしてMATCHAが浸透しているそうです。なんだか不思議な感じですよね。

 

 

● シアトルのスーパーではリーフ茶が販売されてる?

とは言っても、やっぱり自宅で飲むくらい浸透しないとブームとは言えないんじゃない? って思ったそこのあなた、シアトル周辺に4店舗を展開する日系スーパー「UWAJIMAYA」で日本茶が販売されているんです!

 

「UWAJIMAYA」のベン・アライシアトル店副店長は「リーフ茶はドリンクに比べ販売数量が少なく、商品のうまみは小さいが、根強い需要がある」と緑茶の取り扱いを拡大している。

(『お茶 世界へ、次代へ 静岡茶の未来を探る』より引用)

 

アメリカの自宅でお茶を飲む文化も根付きつつあるということなんですね。海外へ行く友達に「向こうだとお茶とか飲めないでしょ〜?」なんて言ったことがありましたが、当たり前にスーパーで買える時代になっているとは、ビックリ。世界的に見ると、お茶に何も入れずに飲むのは日本くらいなんてことも聞いたことがありますが、ブラックコーヒーを飲むような感じで、緑茶や抹茶が当たり前に飲まれると思うとどこか誇らしく思えますよね!

 

 

● お茶どころ静岡の茶畑は、ピーク時に比べ2割減の現実

これだけ海外で盛り上がっているなら「お茶どころの静岡はウハウハなんじゃないの〜?」とお思いでしょう。しかしながら、現在、岐路にあるんだそうです。

 

ピーク時に比べ茶畑は2割以上減、荒茶生産量は約4割減、産出額(生葉+荒茶)は半分以下になった。2015年、全国の荒茶生産量は50年ぶりに8万トンを割り込んだ。

(『お茶 世界へ、次代へ 静岡茶の未来を探る』より引用)

 

せっかく世界から注目が集まってきているのに、農家さん自体は減少傾向。「最近、急須でお茶を飲んでないな〜」という方は、戸棚の奥にある急須を引っ張り出して、茶葉で楽しんでみてはいかがですか? これだけ盛り上がっている日本茶ですから、日本人である私たちがお茶文化を守り、育て、海外にも胸を張って美味しさを伝えていきたいですよね。どんどん便利になる世の中だからこそ、少し手間をかけてお茶の時間を楽しむ・・・「おっ、茶柱」なんてこともあるかもしれませんよ♪

 

 

【著書紹介】

GKNB_BKB0000405916624_75_COVERl

 

お茶 世界へ、次代へ 静岡茶の未来を探る

著者:静岡新聞社
出版社:学研プラス

生産量、流通量とも日本一の静岡県茶業が岐路にある。1970年代のピーク時に比べ茶畑面積は2割以上、荒茶生産量はおよそ4割も減少し、2015年、全国の荒茶生産量は50年ぶりに8万トンを割り込んだ。集散地のシンボルである静岡茶市場は15年度、茶価低迷や取引量の減少で初の最終赤字を計上した。静岡新聞は「茶王国」の地元紙として、年間を通して荒茶相場や振興施策、消費動向などを「茶況」欄で報じている。14、15年の荒茶相場のかつてないほどの下落を受け、業界とともに活路を探ろうと始めたのが「挑戦 静岡茶」(14年8月~15年6月)「静岡茶 次代へ」(15年11月~17年3月)の連載である。

Kindleストアで詳しく見る
楽天Koboで詳しく見る
iBooksで詳しく見る
BookBeyondで詳しく見る
BookLive!で詳しく見る
hontoで詳しく見る
紀伊國屋書店ウェブストアで詳しく見る