武田梨奈『ワカコ酒 』6作目に「始まった当時は23歳。ワカコよりお姉さんになってしまいました」

©2022「ワカコ酒6」製作委員会

 

2022年1月10日(月)から放送が開始される『ワカコ酒 Season6』(BSテレ東)のオンライン会見に、主演の武田梨奈が登壇した。

 

本作は「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコ(武田)が様々な酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能するドラマシリーズ。累計270万部を超える新久千映の「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)を原作とし、ドラマシリーズは本作で6作目を迎える。

 

武田は初回放送から8年の年月が経ったことについて触れ「あっという間でした、久しぶりにシーズン1を見返したのですが、まだ幼さが残っていましたね」と笑顔に。共演者から「顔つきが大人になったよね」と言われたことも明かした。

 

さらに「初回放送が始まった時は23歳でした。ワカコは26歳の役なので、今は30歳でワカコよりもお姉さんになってしまいましたね」と振り返り、「8年経ったけど、いつも新鮮な気持ちでいたいなと思います」とコメントした。

 

本作で印象に残っている“飲み”について問われると「ファミレスで飲んだり、喫茶店で飲んだりするんですが、普段家族と行くようなところでお酒を飲むことが新鮮でした。ファミレスで飲んだことはあるのですが、お酒を頂くというよりは、ご飯をメインにお酒を少し飲む程度だったので」と意外な“飲み”の場に驚いたことを告白。

 

また、「以前、1人で飲んでいると隣に外国の方がいらして、店員さんが私のことを『女優さんなんだよ~』言ってくれたのですが、その方が『日本の俳優はあまり知らない。唯一見るドラマは“孤独のグルメ”と“ワカコ酒”だけ』と言われていて。まさかその唯一のドラマに自分が入っているとは思わなかったので驚きました! うれしかったですね」と、忘れられないエピソードを語る場面も。

 

実際にお酒を飲む撮影で意識をしていることについては「撮影前もあえて食べないという事はしなく、お酒を実際に頂くので、ほどよくお腹を満たしていくようにします。ただ、決めせりふの『プシュ~』は、作り込まないようにしていて。角度だけを決めて、その時のお酒と肴で決めています」と、その場の雰囲気とあわせて、臨機応変に対応していること明かしてた。

 

番組情報

『ワカコ酒 Season6』
BSテレ東
1月10日スタート
BSテレ東 毎週(月)深0・00〜

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/wakako_zake/
公式Twitter:@wakakozake_tv

©︎2022「ワカコ酒6」製作委員会

『義母と娘のブルースSP』綾瀬はるか演じる亜希子のウエディングドレス姿を公開

『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』

 

2022年1月2日(日)後9・00から放送される『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』(TBS系)より、綾瀬はるか演じる亜希子のウエディングドレス姿が初公開された。

 

『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴による同名4コマ漫画(ぶんか社刊)を原作に、2018年7月期に火曜ドラマ枠で放送。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走しながら家族と過ごす10年間の物語を描いた。

 

2020年の正月には、連続ドラマの1年後を描いたスペシャル版を放送し、大きな話題となった。そして今回、義母と娘の愛の物語の完全新作が2022年の正月に放送される。

 

連続ドラマの第5話で、 良一(竹野内豊)と一緒に撮ることがかなわなかった家族写真だが、公開された写真では、ウエディングドレス姿の亜希子(綾瀬)が、良一の写真を持ったみゆき(上白石萌歌)と共に笑顔を見せている。年末年始には第5話も含めて、これまでの『ぎぼむす』を一気に振り返る一挙再放送が実施される。

 

今回のスペシャルドラマでは、義母・亜希子が再建した企業がハゲタカに乗っ取られるが、その男は亡くした夫そっくりの人物だったという衝撃の直後からスタートする。ハゲタカへのリベンジと、夫そっくりの男への複雑な感情で揺れ動く亜希子。そんな義母を娘のみゆきは成長した大人のまなざしで見守っていく。

 

番組情報

『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』
TBS系
2022年1月2日(日)後9・00~11・30

©TBS

5人の俳優が監督に挑戦『アクターズ・ショート・フィルム2』メイキング写真&各作品詳細解禁 放送は22年2月6日

青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子の人気俳優5人がショートフィルムの監督に挑戦するプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム2』が、2022年2月6日(日)よりWOWOWで放送・配信されることが決定した。

 

WOWOWが開局30周年を記念して行ったプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム』は、予算・撮影日数など同条件で、5人の俳優たちが25分以内のショートフィルムを制作。世界から6000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF&ASIA)のグランプリ“ジョージ・ルーカスアワード”を目指すという企画。

 

第1弾の反響を受けて放送される『アクターズ・ショート・フィルム2』で監督を務めるのは、青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子。そして青柳監督作に村上虹郎、玉城監督作に琉花と奥平大兼(W主演)、千葉監督作は千葉自ら主演も務め、伊藤沙莉とW主演、そして永山監督作に役所広司、前田監督作に柳英里紗と三浦貴大(W主演)と多彩な俳優陣が集結した。

 

今回、5人の監督全員の真剣な表情を捉えたメイキング写真が解禁。真摯なまなざしからは、作品に込める熱い想いがひしひしと伝わってくると共に、普段の俳優姿とはまた異なる印象を受けるものとなっている。また、各作品のタイトル・ストーリーが明らかとなった。

 

あらすじ

『いくえにも。』 監督:青柳翔 脚本:山咲藍 主演:村上虹郎
線路脇にポツンと設置された電話ボックス。そのかたわらを通り過ぎた修平(村上虹郎)は、とぼとぼと家に帰って行く。家には父と母、妹が待っていて、週に一度の家族団欒でテーブルを囲もうとしていた。そこに、隣に引っ越してきた奇妙な夫婦が挨拶に訪れる。犬を抱いた妻はリビングに上がり込み、一家団欒を掻き回すような言動をしはじめるのだが…。

 

『物語』 監督・脚本:玉城ティナ 主演:琉花・奥平大兼
高層ビルに囲まれた都会の雑踏をひとり音楽を聴きながら歩いている少女(琉花)が、向かった先は、なにもない真っ白な部屋。その部屋には、ものいわぬ美少年(奥平)が、1人ベッドに横たわっている。そのベッドのかたわらで、少女は少年に向かって自分の装わない気持ちを問わず語りに語り出す。2人のスリリングな関係の行方は…。

 

『あんた』 監督・脚本:千葉雄大 主演:伊藤沙莉・千葉雄大
「あたしはいつでもあんたの味方だからね」筆を走らせるスナックの雇われママの男が思いを馳せるのは、キャンプを楽しむ女(伊藤)と男(千葉)。恋人でもなく、友人というには軽すぎ、でも家族にはなれない。近くにいるのに遠く感じる。1人でも平気だと思っていたはずなのに込み上げる寂しさ。一生続くはずだった関係は、男のひと言によって徐々に歪が生まれていき…2人の先にあるものとはー。

 

『ありがとう』 監督・脚本:永山瑛太 主演:役所広司
家族と離れ、死に場所を求めて1人彷徨うおとこ(役所広司)。癒してくれるはずのマッサージ嬢からも逃げ出し、路上で盗んだ車で奥深い山へとはいっていく。車を乗り捨て、さらに森の奥へ歩み入るおとこは、そこで奇妙な若者に出会う。

 

『理解される体力』 監督:前田敦子 脚本:根本宗子 主演:柳英里紗・三浦貴大
小さな喫茶店の店中に響き渡る大声で泣くキエ(柳)と、やさしくそれを受け止めるユミ(三浦)。キエは貪るように巨大なパフェをたべ、貪るように涙を流して子どもみたいに大声で泣いている。どうやら旦那に浮気されたらしいキエは、とどまることのない怒りと涙と食欲の激流に押し流されている。喫茶店の店長は、キエが大声で泣いているその理由を想像してキエにつたえるのだが…。

 

作品情報

『アクターズ・ショート・フィルム2』
WOWOW
2022年2月6日(日)後5・00 放送・配信予定

監督:青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子(※五十音順)

番組オフィシャルサイト:https://www.wowow.co.jp/movie/asf/
公式Twitter:https://twitter.com/asf_wowow

『レコ大』特別賞受賞のYOASOBIが出演決定&歌唱曲発表!3曲をフルサイズでテレビ初披露

YOASOBI

 

12月30日(木)後5・30から放送される『第63回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)に、YOASOBIが出演することが決定した。

 

先日、2021年の「日本レコード大賞」候補となる「優秀作品賞」、「最優秀新人賞」候補となる「新人賞」など各賞受賞者&曲を発表。番組の司会には、安住紳一郎TBSアナウンサーと女優の吉岡里帆が決定している。

 

そしてこのたび、特別賞を受賞したYOASOBIが出演することが決定。当日に披露する歌唱曲が12月25日(土)放送の『王様のブランチ』内で発表された。

 

YOASOBIはコンポーザーのAyaseとボーカルのikuraからなる「小説を音楽にするユニット」。2019年11月に公開したデビュー曲「夜に駆ける」はストリーミング累計再生回数が7億回を突破する大ヒットを記録し、ブレークした。その後もヒット曲を連発しているYOASOBIが『レコード大賞』で披露するのは、今年リリースし、ストリーミングの累計再生回数が3億回超えの「怪物」と、「怪物」と同時リリースした「優しい彗星」。そして舞台のテーマ曲として話題となった最新曲「もしも命が描けたら」の3曲をフルサイズでテレビ初披露する。

 

番組情報

『第63回 輝く!日本レコード大賞』
TBS系
2021年12月30日(木)後5・30~10・00

#ババババンビ 岸みゆ・宇咲・吉沢朱音がプッチモニを本気カヴァー!「尊敬が伝わるように」

左から)吉沢朱音、岸みゆ、宇咲

 

ゼロイチファミリア所属の7人組アイドルグループ・#ババババンビが、12月26日(日)開催の「1日遅れのXmasだよ!六本木アイドルフェスティバル」に出演。カヴァー企画で、メンバーの岸みゆ、宇咲、吉沢朱音がプッチモニのカヴァーを披露した。

 

桃月なしこやアンジェラ芽衣など人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリアから生まれた、7人組アイドルグループ・#ババババンビ。7月27日に1stフルアルバム『強く儚い大馬鹿者たち』をリリースし、9月からは初の全国ツアー「全国道中膝栗毛2020-2021」を敢行中だ。

 

そんな彼女たちが、テレビ朝日「1日遅れのXmasだよ!六本木アイドルフェスティバル」に出演。岸みゆ、宇咲、吉沢朱音の3人がカヴァー企画にて、モーニング娘。の派生ユニット・プッチモニの「ぴったりしたいX’mas!」をパフォーマンスした。

 

今回のカヴァーにあたって、メンバーは「私たち#ババババンビのポリシーとしてなんでも本気でやろうっていうのと、とにかくアイドルとしても伝説のグループさんなので尊敬が伝わるように失礼のないようにと頑張りました!」と明かす。

 

さらに「私たち#ババババンビのステージもこの『ぴったりしたいX’mas!』衣装に全員が合わせた限定の衣装でライブをやったんですが、来場頂いた皆さんや配信をご覧の皆さんにも喜んでもらえててうれしかったです! これからも喜んでもらえるように何事にも全力で頑張ります!」と意気込みを語った。

 

#ババババンビ メンバーコメント

今回六本木アイドルフェスティバル出演でカヴァー曲を披露する企画に参加させて頂くことになって運営さんと相談して、やるなら本気でカヴァーしようということになって。この日のために衣装も製作をしてもらって、ダンスレッスンも2回やって挑みました(笑)。
私たち#ババババンビのポリシーとしてなんでも本気でやろうっていうのと、とにかくアイドルとしても伝説のグループさんなので尊敬が伝わるように失礼のないようにと頑張りました!
そして私たち#ババババンビのステージもこの「ぴったりしたいX’mas!」衣装に全員が合わせた限定の衣装でライブをやったんですが、来場頂いた皆さんや配信をご覧の皆さんにも喜んでもらえててうれしかったです! これからも喜んでもらえるように何事にも全力で頑張ります!

 

WEB

公式サイト:https://babababambi.com/
公式Twitter:https://twitter.com/babababambi01

『来世ではちゃんとします』お正月初夢SP放送決定! キャストコメント到着

2022年1月1日(土)深0・50から、内田理央主演のドラマParavi『来世ではちゃんとします お正月初夢SP』が放送されることが決定した。

 

「グランドジャンプ」(集英社)にて連載中のいつまちゃん著の人気コミックスを 2020年1月にドラマ化し、大ヒットとなった『来世ではちゃんとします』。今年8月には、シーズン2も制作された。

 

主演の内田が5人のセフレと関係を持つ性依存系女子を演じ、過激で体当たりな演技と誰しもがどこか心にグサッと刺さるストーリーが話題となった本シリーズ。「来世ちゃんロスで寂しい」「シーズン3を!」という熱狂的な声が寄せられ、今回、お正月特番として放送されることが決定した。

 

主人公・桃江(内田)が働くCG制作会社「スタジオデルタ」のお馴染みのメンバーを演じる太田莉菜、小関裕太、後藤剛範、飛永翼(ラバーガール)の出演はもちろん、塩野瑛久、ゆうたろうの出演も決定。さらに、脚本はペヤンヌマキ、監督は三木康一郎が引き続き担当する。

 

主演の内田は「1月1日の放送だなんてテレ東さんまた思い切ったことを! と私も驚いておりますが、素直にとても嬉しいです」とコメント。太田も「シーズン1も年末の撮影で思い出深かったので、この寒い時期にメンバーと再開できるのがすごく楽しみです」と語った。

 

それぞれの恋や仕事にとドタバタな年末年始を過ごすスタジオデルタの面々。さらに今回は桃江とAくん(塩野)の出会いの秘話が明らかに。また、凪(ゆうたろう)がスタジオデルタにやって来るなど、ドラマファンも原作ファンも見逃せない内容となっている。

 

内田理央 コメント

内田理央

まさかの! お正月に!
来世ちゃんが帰ってきましたーっ!
1月1日の放送だなんてテレ東さんまた思い切ったことを! と私も驚いておりますが、素直にとても嬉しいです。家族団らんの来世ちゃんはちょっと攻めすぎだと思いますので、ひとりこっそり楽しんでいただければと思います。
気合いを入れて撮影に挑みますので、お楽しみに!

 

太田莉菜 コメント

こんにちは!
間を開けずして皆様にお会いできることをとっても嬉しく思います。
シーズン1も年末の撮影で思い出深かったので、この寒い時期にメンバーと再開できるのがすごく楽しみです。来世ちゃんの世界が見てくれる皆様の日常を少しでもいい感じに気持ちよくほぐして癒すことができたら嬉しいです。

 

小関裕太 コメント

来世ちゃんがお正月にやってきます。年明け。しかも年を跨いですぐ!
定期的にスタジオデルタに戻れること、みんなに会えること嬉しく思います。
2022年の「来世ちゃん」には何が待っているのか、楽しみですね~。
LINEスタンプも発売されたばかりなので、友達と送り合いながらぜひご覧ください(笑)。

 

後藤剛範 コメント

正月からほっこりしたみんなに会えるとはいい一年になりそうですね!
急遽スペシャルと聞いてとても嬉しく思いますが、林君を含めデルタのメンバーは一筋縄ではいかないと思いますので、撮影に向けて震えながら年末を過ごすことになりそうです!
2022年の初詣と来世ちゃんを観るためのスケジュール調整をみなさん宜しくお願いします!(笑)

 

飛永翼(ラバーガール) コメント

お題「正月にこれ放送するか? どんな番組?」という大喜利の答えで「来世ちゃん」と出しもいいくらい、ありえない組み合わせですよね(笑)。すごいなあ、テレビ東京!
でもよく考えてみると、正月を家族や友人や恋人と楽しく過ごす方もいますが、むしろ寂しく感じたり、しんどかったり、いろんな想いで正月を過ごされる方がいるのではないでしょうか?
そんなすべての人に寄り添いながら、いつも以上の背徳感を抱いて観ていただけるワクワクなドラマになるように撮影を頑張りたいと思います。僕の演じる風俗嬢にガチ恋する檜山くんは、どんな年末年始を過ごすのでしょうか…!

 

塩野瑛久 コメント

まさかこんなにも早く「来世ちゃん」が戻ってくるとは思いませんでした。タイトルの通り「来世ではちゃんとします」と宣言しているにも関わらず、「こんな短い期間でちゃんとできるわけないだろ!」と、今にも登場人物たちが嬉しい悲鳴をあげてきそうですね。
ところで今回僕の役名は“Aくん”になるんでしょうか? それとも“相葉敦”になるんでしょうか?
兎にも角にもまた素敵なチームで素敵な作品を届けられることを楽しみにしております。

 

ゆうたろう コメント

みなさんお久しぶりです! またもや来世ちゃんが帰ってきます!
あの愛おしい時間がまた帰ってくると思うとワクワクが止まりません。続編という事で前回の凪ちゃんのクオリティより完成度を上げていきたいと思います。素晴らしいものにしますので是非お正月から来世ちゃんをよろしくお願いします! では2022年で会いましょう! 栗山凪役のゆうたろうでした!

 

いつまちゃん(原作者) コメント

来世ちゃんお正月スペシャル放送決定、大変嬉しいです!!
なんでもテレ東、新年 第一号の番組なんだとか! めでたすぎる~!!
またキュートで憎めない桃ちゃん、おもしろ麗しい梅ちゃん、何しててもカッコいい松田くん、コミカルマッチョな林くん、早く幸せになって欲しい檜山くん…そんなデルタメンバー、そしてセフレメンバーに会えるのが、今から楽しみですね!
作者も今後はサクサク原作コミックスを出版できるように…来年度はちゃんとします。

 

番組情報

ドラマ Paravi『来世ではちゃんとします お正月初夢 SP』
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ北海道、テレビせとうち、TVQ九州放送
2022年1月1日(土)深0・50~

番組公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/raisechan_sp/
番組公式 twitter:@tx_raisechan
番組公式 Instagram:@tx_raisechan

©「来世ではちゃんとします2」製作委員会

【M-1完全総括】AKB48の大会経験者コンビが語る。錦鯉のここがすごい!【M-1グランプリ2021特集】

先日『M-1グランプリ2021』が開催され、50歳の長谷川雅紀と43歳の渡辺隆のコンビ・錦鯉が王座に輝き、大きな話題となった。

 

今回は、前回のインタビューで、優勝予想をしてもらったAKB48の大家志津香さんと中西智代梨さんに、大会を振り返ってもらった。はたして予想の結果は…?そして、優勝した錦鯉のすごすぎるポイントについても語ってもらった!

【ふたりの予想はコチラ

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

――先日『M-1グランプリ 2021』が開催され、大いに盛り上がりましたね。前回のインタビューでは「予想編」ということで、上位3組を予測していただきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

中西 ぴったりと3組を当てることはできませんでしたが、最高に面白い大会でしたね!大笑いさせていただきました。しかも、今大会は10組のコンビ全員が全く違うタイプのネタをする方々で…!みなさん、それぞれの面白さがありました。

 

――今年はもともと「レベルが高い」と言われていましたね。

 

大家 実際に全体の平均点も高かったですよね。ただ、例年「M-1には魔物がいる」と言われて「優勝候補の方の点数が伸びない」というような波乱が起こったりするんですが、今年は実力ある方々がちゃんと力を発揮して、上位に食い込んでいた印象を受けました。それが、かっこいいなと!

 

決勝コンビ全10組を完全解説!
今年は超ハイレベルな戦いだった!?

さて、それではさっそくですが、今回のM-1グランプリを振り返って、各コンビの感想を順番に聞いていきたいと思います。

 

1組目 モグライダー

――トップバッターはモグライダーさんでした。普段、ボケのともしげさんがセリフを噛んだり、間違えることがよくあると、前回の予想編でお話が出ていましたが、そのようなハプニングもなく、しっかり笑いを取っていましたね。

 

中西 そうなんですよね! 1番手というと、プレッシャーを感じて、もしかしたら噛んでしまうんじゃないかな、とも思ったんですが、そんなこともなく淡々とネタを進められていたので、やっぱりプロの方はすごいなぁと思いましたね。トップバッターの緊張を感じさせない、完璧なネタを見せて頂きました。でも、ちょっと噛んでほしいなって、正直期待もしていました!(笑)

 

――たとえ、噛んでも笑いに変えられる実力があるコンビですもんね。大家さんはいかがでしたか?

 

大家 めちゃくちゃ面白かったですね! 美川憲一さんの『さそり座の女』を題材にしていましたが、それをネタに仕上げる着眼点がまず面白くて。たしかに「いいえ、私はさそり座の女~」と〝否定〟から入ってるなと(笑)。それに、楽しそうに漫才をしているのが印象的でした。もちろん緊張したと思いますが、トップバッターだからこそリラックスしてできた面も、逆にあるんじゃないかなと。

 

中西 そうかもしれないですよね。私はトップバッターというのが苦手で、もしそういった場面で1番を引いたら、すごく緊張してしまうタイプなんですけど、逆に明るくできる方って尊敬しますね。

 

――しかも、歴代のトップバッターの点数の中では最高点だったそうです。

 

中西 すごかったですよね!例年ではトップバッターは点数が低めになってしまう傾向があると思うんですが、90点代がバンバン出ていて驚きました。私はいつも、最後の上沼(恵美子)さんが何点を出すんだろうって、楽しみにしているんです!(笑)。高い得点が出て、そこで総合点の順位が変わることもあるので。モグライダーさんには93点と、最初から高得点をつけていて、おお!となりました。

 

――今までにない異例の高評価スタートでしたね。大会への期待も大きく高まった瞬間でした。

 

2組目 ランジャタイ

――つづいて、2番手で登場したのが、ランジャタイのおふたりでした。

 

中西 来ましたね~!本当にランジャタイさんはヤバかった!(笑) 一番衝撃的でしたよね。ネコが身体の中に入ってきて、ロボットのように動かされるというネタでしたが、その発想と表現力が天才でしたね。あと、ランジャタイさんがやっているのを見ながら「これ、絶対しーちゃん好きなやつだ!」と考えていました♪

 

大家 はい、好きでした(笑)。M-1決勝という舞台に、あのネタを持ってくるなんて、本当にかっこいいですよね。自分の芸術に自信があるからこそだと思います。あと、演技力も高くて、マジで風が強く吹いていて、身体に当たっているように見えました。

 

中西 あはは!たしかに、ネコも本当にそこにいるように見えましたよね。動きが丁寧で上手だなと感じました。

 

――しかし、それを見た審査員の方々がみんな頭を抱えてしまうという(笑)。

 

中西 そうなんですよ!途中で映った審査員の方々が、誰も「理解できていない顔」をしていたのが、また面白くて…! 総合点としては結果的には10位になってしまいましたが、思っていたよりも点数が高かったのが、やはり評価された部分も大いにあったんだと感じました。

 

大家 あと、せり上がりでステージに出てくる際に、国崎(和也)さんが伊藤(幸司)さんの背中をポンポンとしていたのが印象的でしたね。ああいった雰囲気のネタをしている方々なのに、コンビの仲の良さが感じられて。みんなで見ていたんですけど「もう一回見ていい?」と録画を巻き戻して何回も見ちゃいましたよ(笑)。今回の決勝でさらに好きなコンビになりました。

 

――そうですね。今回の大会でファンになったという方も多そうです!

 

3組目 ゆにばーす

――続きまして、ゆにばーすさんです。中西さんは、3位になるのではないかと予想されていたコンビです。

 

中西 そうなんです~!点数発表の時点では、3組中1位だったので「あ!来るかも!」と期待していました。ネタの内容も、男と女の友情は成立するのか、という男女コンビとして、そしてゆにばーすさんでしかできない内容で、めちゃくちゃ笑いました。感情が出まくった言い回しや言葉の勢いも良かったですね。

 

大家 私も、ゆにばーすさん史上一番笑ったネタでした!今まで、何度も拝見していましたが、今回は完成度が抜群に高くて、私もファイナルに行くんじゃないかと思っていました。残念ながら、勝ち上がることはできませんでしたが、これで川瀬名人さんは芸人を辞めずにまたお笑いを続けてくれるらしいので、ファンの方は複雑ですけどうれしいんじゃないのかと。また来年に期待しています。

4組目 敗者復活枠 ハライチ

――さて、次は4組目です。ここでは敗者復活戦で1位になったコンビが、発表されてそのままネタを披露することになりました。結果としてハライチさんが勝ち上がりました。

 

中西 敗者復活枠が発表されるときに、ハライチさんがいいな、と祈っていましたね。一緒にいた周囲のみんなも「ここはハライチがいいよね」と。そこで、発表されたときはみんなで泣きました!ラストイヤーということと、そのまま決勝の会場まで走っていく姿に感動しましたね。

 

――まさに漫画のようでしたね。敗者復活戦のネタはご覧になられましたか? 時間がオーバー気味で、それも話題になっていましたが。

 

大家 もちろん見ました。あの時は、ボカーンッという終了の音すらネタにしていましたね。全然焦っていない様子は、それだけステージに立ってきたということだし、堂々としてるなと感じました。また、ネタ自体も、岩井(勇気)さんが全く話さないような流れで、これは余裕があるコンビにしかできないネタだと思って。なんなら、ハライチさんレベルにしかできないネタという点も、評価されたのではないかと。

 

――ラストイヤーの敗者復活戦の場で、セリフがないネタというのはチャレンジャーでしたよね。そして、そこから決勝の舞台に上がってきたわけですが、また別のネタを披露していました。

 

大家 全く雰囲気が違いましたね。今度は岩井さんがめちゃくちゃ喋って動いて、敗者復活戦とは真逆の行動でしたから。岩井さんってあんなに騒げるんだって思ったくらい…!勝負に行っている感じでした。

 

――しかし、審査員の方の点数にはバラつきがありましたね。

 

中西 上沼さんの評価が高かったですよね。プロの漫才だと言っていました。ファイナル3組に上がることはできませんでしたが、ドラマチックな展開を見せてくれたのがよかったです。

 

――人気で実力があるコンビ、ラストイヤーのコンビでも結果がどうなるか本当に分からないですよね。今年も印象深い敗者復活戦になりました。

 

5組目 真空ジェシカ

――5組目に登場したのは、真空ジェシカさんでした。いかがでしたでしょうか?

 

中西 本当に物語を見ているような世界観でしたよね。ネタが緻密で、一度出てきた話題が後々になって効いてくるような流れで、見逃すと辻褄が合わなくて何もわからなくなっちゃう(笑)。本当に頭脳派のコンビですよね。

 

大家 小説のような伏線回収が繰り広げられていて、驚きましたよね。1日市長さんをするという話の中に、事細かにボケが仕込まれていて本当に面白かったです。それこそ、伏線回収のあるミステリー映画のようで、途中から見たら何も理解できない感じ。集中してしっかり見ていないと追いつけなくなってしまう。

 

――上沼さんも、正直に「ついていけなかった」とコメントしていましたね。実際におふたりとも高学歴な方々です。

 

大家 いろんな感想や評価が出てきそうですよね。理解できる人は、おお~となりますし、難しいなって感じる方もいたかもしれません。

 

中西 テロップをつけて説明してほしいなとも、ちょっと思っちゃいました!(笑)

 

大家 ただ、タイミングや評価によってはファイナルに上がっていたかもしれないですよね。来年も勝ち上がってきそうです。

 

 

6組目 オズワルド

――そして、ここでオズワルドさんが登場してきました。それぞれ大家さんが3位、中西さんは優勝、と予測していたコンビでしたね。

 

大家 いや~面白かったですね。さすが実力派のコンビでした。

 

中西 ほんとに!間違いない面白さでした。ボケの畠中(悠)さんが、ツッコミの伊藤(俊介)さんに「友達いないから友達ひとりくれない?」というネタでしたが、リアリティある語り口調で、淡々と話していて。普通のテンションからありえないことを言うので、引き込まれちゃいましたね。本当に友達いないんじゃないかって思わせるような、いい意味でサイコパス感が出ていました(笑)。伊藤さんのリアクションも最高でした。

 

大家 友達ちょうだいとかトレードするって発想はなかったので、そこが面白いなと…!

 

中西 こ、こわいよ~!(笑)

 

大家 トレーディングカード感覚で友達の話をしているけど、それでどんどん会話が転がって成り立っていて。「一番足遅いやつ、ちょうだい」とか「双子はダブッてるから、どっちかほしい」とか(笑)

 

中西 あ~、そこ面白かった! 何言ってるの!? とも思いつつ、笑っちゃった!

 

大家 友達いない人が日常でこのボケ使ったら、逆に面白そうかも。「なんなんだよ、こいつ。変なやつだな!」って友達ができるかもしれない(笑)。

 

中西 あはは、たしかに! 優勝候補といわれるだけの漫才だったなと思いますし、点数もファーストラウンドの最高得点ですごかったです。たくさん笑わせてもらいました!

 

7組目 ロングコートダディ

――かなり後半にさしかかってきましたね。ここで7組目に登場してきたのが、大家さんが優勝予想をしていたロングコートダディさんでした。

 

大家 個人的にはやっぱり一番面白かったです。私はファイナルラウンドに行くと思いました!

 

――惜しくも全体4位という結果ですもんね。

 

大家 そうなんですよ~。ネタ中も大笑いしていました。天界で次に何に生まれ変わるのか指定されるというストーリーのネタで、転生するのがいつも「肉うどん」っていう! でも、だんだんなぜか本当に「肉うどん」に見えてきちゃって!不思議と!(笑) それは、イメージの例え方とワードのチョイスが絶妙だったからで、「肉うどん」は、これ以上ない面白い生まれ変わり先ですよね。

 

中西 「肉うどん」ってワードが、まず頭に入りやすくて。その後、生まれ変わりが決まる順序がしりとりになっていると気づいて、どんどん話が繋がっていく。気づいたら、釘付けになって見てしまっていました。

 

大家 三回戦のネタもそうでしたが、子どもでも分かりやすい、みんなが楽しめるネタで素敵でしたよね。本当に推しです。推しといてよかった~!(笑)

 

――来年はどんどんテレビに出てきそうなコンビで、楽しみですよね。

8組目 錦鯉

――そして、ここでついにきました。8組目は錦鯉さんでした。ファーストラウンドは合コンをテーマにしたネタでした。

 

中西 きましたね~!テンションがほんと大好きです~♪

 

大家 実際に合コンで、ボケの(長谷川)まさのりさんがやっていたようなおじさんが来たら、絶対好きになっちゃうけどなぁ~(笑)。真っ先に連絡先交換しちゃう!

 

中西 見てるだけでハッピーになれますよね! 最初の掴みからテンションが高いのに、そこからどんどん勢いが上がっていって、誰よりもパワフルでしたよね。50歳だと思えない。最後にはバチンバチンッて連続で叩かれていて、すごかったですよね…!でも、もっと叩いてほしいって思っちゃったくらい(笑)。

 

大家 去年も決勝まで行って、それを超えてくるのは本当にすごいですよね。ネタが始まって面白すぎて、あ~前回の予想編で3位以内に入れてなかったなってすぐ思ってしまいました。

 

中西 私もそう! 最後のたたみ掛けまで勢いがあって、これはファイナルラウンドにいくだろうなって思いました。

 

――最終的に、ファーストラウンド2位となる高得点でしたね。すごかったです。

 

9組目 インディアンス

――つづいて9組目は、昨年敗者復活戦から勝ち上がり、トップバッターでネタを披露したインディアンスさんでした。中西さんも大家さんともに、2位になるのではないかと予想していたコンビです。

 

大家 インディアンスさんは今回のネタも勢いがすごかったですね。本筋よりも田渕(章裕)さんの小さなボケの量が多すぎて(笑)

 

中西 そうなんですよねー! めちゃくちゃ面白かった~!大好きです!細かいボケひとつひとつが全部笑えるのが強いんですよね。本筋の話が何だったか分からなくなってしまうことも…!

 

大家 ネタのタイトルをコンビで何と呼んでいるのかが、気になっちゃいます(笑)。でも、審査員のナイツ・塙(宣之)さんが「一番漫才が上手い」って仰られていて。やはりプロの目線で見ると、ボケだけでなく、ふたりの掛け合いのタイミングや間で高く評価されている部分があるんでしょうね。

 

――ボケ数も多いうえに、漫才の技術もかなり高いということですね。結果的にインディアンスさんは、総合3位の点数でファイナルラウンドに進みました。

 

10組目 もも

――そして、ラストにネタを披露したのが、ももさんでした。顔と行動のギャップを利用した安定のネタでしたね。

 

中西 いや~面白かったですね~! 顔をイジるネタですが「なんでやねん!」ってツッコミを入れたあとに、分かりやすいように、ちゃんと顔を前に向けてお客さんに見せていたんですよね。それが「かわいい~♡ちゃんと見せてるぅ~!」って思っちゃいました♪

 

大家 ‶この瞬間でお客さんに顔を向けよう〟って話し合ったんでしょうか。そういった細かい演出も漫才の技術のひとつですよね。私たちも昨年、漫才を練習していたときに「ネタ中はちゃんと前を見てしゃべりなさい」とよく言われたんです。でも、横の相手に話しかけつつ、しっかり前を向いてお客さんに声を届けるのがなかなか難しくて…。漫才師の方々の「見せる技術」は本当に絶妙ですよね。

 

中西 たしかに、それは難しかったですね。少しでも横を向いてしまうと、ふたりだけの世界になってしまって、お客さんが置いていかれているように感じてしまう。

 

大家 「客席と話していると思いなさい」って言われてたよね。

 

――掛け合いの見せ方も重要なんですね。

 

中西 そうなんです。あと、ももさんは、それぞれの顔から連想されるイメージのレパートリーが多くて、それがすごい。例えがあらゆる角度から出てきて表現力がありますよね。

 

大家 どちらがネタを書いているんだろう。もし、ネタを書いてる人と友達になったら「お前〇〇みたいな顔してるな!」なんてツッコまれそう(笑)

 

中西 たしかに~!でも楽しそう!例えツッコミしてもらいたいですね。

 

――的確で的を得ている表現ですもんね。今回はファイナルラウンドには進めませんでしたが、総合5位という高評価でした。これからも楽しみです。

 

予測不可能な展開に突入!
運命のファイナルラウンドは…?

――さて、10組のファーストラウンドが終わり、上位3組が決定しました。結果として「オズワルド」さん、「錦鯉」さん、「インディアンス」さんがファイナルラウンドに駒を進めましたね。3組が決まったときどうでしたか?

 

中西 私は、優勝はオズワルドさんと予想していて、1位通過でファイナルに進まれていたので「もしかしたら!」と思い、感情が高まりました。かなり期待していましたね!

 

大家 私が優勝を予想していたロングコートダディさんは、惜しくも4位となってしまったのですが、ファイナルに進んだ3組は全組しっかりと笑いを取っていたので、これは文句なしの3組だと感じました。

 

――どのコンビが優勝するか全く予想がつかない展開でしたね。それでは、さっそく3位から順番に感想を聞いていきましょう!

 

★3位 インディアンス

中西 3位はインディアンスさんでしたね!ボケの量もスピードもファーストと同様にエンジン全開で実力を見せつけてくれました。あいかわらず、本筋を忘れてしまうくらいのボケの詰め込みようでしたが、途中、突然静かになって小芝居が始まったところが笑っちゃいました♪ 緩急をつけてきたところが面白かったです。

 

大家 勢いを崩さず、ファイナルも同じ熱量で披露していた印象で、さすがでしたよね。ただ、インディアンスさんの基本的なスタイルは変わらないので、逆にファーストとの差はそこまでなかったんじゃないかな、とは感じました。

 

――たしかに、常にボケ数も最大数でフルスロットルですからね。

 

大家 あとは審査員の方の評価がどうなるか、というところだった思います。1票ずつしか入れられないって難しい!

 

中西 そうなんだよね。ただ、終わったあとも明るくて、清々しい表情をしていてかっこよかったです。これからも応援したいですね!

 

★2位 オズワルド

――つづきまして、惜しくも2位となったのはオズワルドさんでした。最後の審査員票はインディアンスさんと同数でしたが、ファーストラウンドが最高得点でしたので、2位という順位になりましたね。

 

中西 いや~!優勝かと思っていたのですが、本当に分からないですよね……。ですが、ファイナルのネタもとっても面白かったです! 畠中さんが一言発するたびに意見を変えるので、伊藤さんが困惑するという内容でした。ファーストと同様に、畠中さんが淡々と話していて、当たり前のように意見を変えるので、だんだんこちらがおかしいのかな?と思わせられて、結果、洗脳されている気分になりました(笑)。そこにストレートにツッコむ伊藤さんもよかったですよね。

 

大家 ファーストで1位通過していたので、私も優勝の可能性があると思っていたのですが、惜しかったですね。やはり、その場の空気や流れ、出順でも最終的な評価が変わってしまうんだと感じました。でも、最終ラウンドでも実力を完全に出し切って完璧にやり遂げていたのが本当にすごいと思います。

 

――ファーストラウンドでは審査員の方々に絶賛されていましたもんね。来年また勝ち上がってほしいです。そして、栄えあるグランプリは……!

 

★優勝 錦鯉

中西 錦鯉さん、おめでとうございます! ほんとすごかった! もう、ネタ中の雰囲気やお客さんの笑い声を聞いた時点で、これは優勝だろうなと感じました。納得の結果でした。

 

大家 本当におめでとうございます! 人の気持ちを心から明るくしてくれる漫才だったと思います。

 

中西 ファイナルのネタは、サルを捕まえたいという内容でしたが、会場中がまさのりさんワールドに引き込まれていましたよね。おふたりのコンビネーションも抜群で、大笑いしました。

 

大家 もう、まさのりさんの孫になりたいなって思って見ていました(笑)。あんなおじいちゃんが家族にいたら毎日楽しく過ごせそうだなと。

 

中西 孫って!!(笑) でも分かるよ! 里帰りして、あの感じで出迎えてもらえたら、めちゃくちゃハッピーな気持ちになれるもんね。

 

――ネタの最後では本当におじいちゃんの扱いをされていました(笑)

 

中西 あはは! たしかに! ラストのオチまでしっかり面白かったですよね!

 

大家 今後、一生語り継がれるだろう素晴らしい優勝ネタだったと思います。

 

――伝説になりそうですよね。それでは改めて、今回の優勝は錦鯉さんという結果でしたが、今年のM-1グランプリはどんな大会だったか、最後に感想をお願いします。

 

中西 大会を通して、一日中たくさん笑いましたが、優勝が発表された瞬間に、錦鯉さんがふたりで抱き合っている光景を見て、ウルッと来てしまったんです。大笑いしたあとに、最後は涙で終わる。大きく感情を揺さぶられた日でしたね。日本中のたくさんの人を笑わせて、泣かせて、感動させて……。〝笑いってすごいな〟と、心の底から感動した大会でした。

 

大家 私は、小学生の時からずっと「お笑い芸人さんが世界一かっこいい職業だ」と言っていましたが、今大会でさらに強くそれを実感することができました。

特に、錦鯉さんの優勝を見たときに、50歳を過ぎて家族でもない人と泣いて抱き合う経験をする男性なんて、人口の5パーセントもいないんじゃないか…と思いました。それほどすごいことを成し遂げた人たちだと思います。

そして私も、30歳になって、今後どうしようかなと考えていた時期もあったんです。でも、何歳になっても挑戦はできる。夢を叶えるのに年齢は関係ないんだと、そう感じさせてもらいました。錦鯉さん、本当におめでとうございます。素晴らしい大会でした。

 

――また、来年の大会も楽しみですね。ありがとうございました。

 

 

大家志津香(おおや・しづか)
AKB48チームB所属
生年月日:1991年12月28日
出身地:福岡県
Twitter:@ooyachaaan1228
AKB48の第4期生で、愛称は「しーちゃん」。2011年12月、シングル「上からマリコ」で初選抜入り。『くりぃむクイズ ミラクル9』など数々の地上波番組にレギュラー出演。先日、年内の12月28日でAKB48を卒業すること発表した。(劇場公演の模様は「AKB48 LIVE!! ON DEMAND」(有料)、VR SQUARE「AKB48+(PLUS)チャンネル」(有料)でもご視聴いただけます。)

 

中西智代梨(なかにし・ちより)
AKB48 チームB所属
生年月日:1995年05月12日
出身地:福岡県
Twitter: @chiyori_n512
HKT48の第1期生としてデビュー。2014年、AKB48に移籍した。愛称は「ちょり」。2013年3月、HKT48のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」で初選抜入り。2022年3月24(木)〜27(日)に新国立劇場・小劇場にて上演される舞台『2番目でもいいの♡』への出演が決まっている。

 

12月8日(水)の「AKB48劇場16周年特別記念公演」で、4年ぶりのチーム組閣と約5ぶりとなる「AKB48 第17期生オーディション」の開催が発表された。——2月5日(土)、6日(日)に東京ガーデンシアターにて「AKB48新春コンサート(仮)」の開催も決定。5日(土)は現チームでのラストコンサート、6日(日)はカップリング曲のリクエストアワーと新チームでのコンサートが行われる。

詳しくはAKB48公式サイトへ。

AKB48公式サイト

 

 

鞘師里保の1stライブツアーがTBSチャンネル1で22年1・15完全生中継決定

鞘師里保の『RIHO SAYASHI 1st LIVE TOUR 2022 Reflection』が2022年1月15日(土)にCS・TBSチャンネル1で完全生中継されることが決定。さらに、独占インタビューなどの初公開映像を追加した完全版がBSスカパー!で2022年2月15日に放送される。

鞘師里保

 

2011年、当時12歳でモーニング娘。に9期生として加入し、2015年12月31日に卒業するまでグループのエースとして活躍した鞘師里保。留学などを経て2020年9月に芸能活動を再開すると、歌手のほか、ドラマやミュージカルなど活動の場を広げている。そんな鞘師が2022年1月12日(水)にセカンドEP「Reflection」をリリース。その名を冠したファーストツアーが1月15日(土)に幕を開ける。

 

ツアー初日の会場は東京・中野サンプラザホール。モーニング娘。オーディションの合格発表やグループでのラストライブなど、鞘師にとってもファンにとっても思い入れのあるステージで、一人の歌手として歌を届ける。

 

さらに、BSスカパー!では、鞘師が今回のツアーに懸ける思いなどを語った独占インタビューや密着映像を追加した完全版を2022年2月15日(月)に放送。また放送を記念して、鞘師の直筆サイン入りチェキが抽選で5人に贈られるプレゼント企画も行われる。

 

番組情報

『独占生中継!鞘師里保 1st LIVE TOUR 2022 Reflection』

TBSチャンネル1

2022年1月15日(土)後6・30~生中継(終演まで)

 

『鞘師里保 1st LIVE TOUR 2022 Reflection 完全版』

BSスカパー!

2022年2月15日(火)後7・30~

 

『鞘師里保「RIHO SAYASHI 1st LIVE 2021 DAYBREAK」【完全版】』

BSスカパー!

2022年1月14日(金)後11・30~

 

番組HP:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/o2625/

白石麻衣が謎の美女役で登場!「励みになるような言葉もたくさん」『ミステリと言う勿れ』

白石麻衣

 

22年1月10日(月・祝)放送スタートの菅田将暉主演ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)に、犬堂愛珠役で白石麻衣の出演が決定。さらに、本人コメントが到着した。

 

天然パーマがトレードマークの主人公・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー『ミステリと言う勿れ』。

 

原作は累計発行部数1,300万部突破の超人気コミックで熱狂的な原作ファンも多い作品だ。これまで整を中心とした6人の出演者が発表されており、演技派の豪華俳優の面々に、期待の声が多く寄せられている。

 

今回出演が発表された白石麻衣が演じるのは、とある事件に巻き込まれ、被害者になってしまうという悲しい運命を迎える謎の美女・犬堂愛珠(いぬどう・あんじゅ)。

 

非常に美しいことで知られていた愛珠だったが、病弱な一面があり、少し謎めいた役どころとなっている。ストーリー上で主人公・整との共演シーンはないものの、物語の行方を左右する重要な存在だ。

 

たまたま乗り合わせた路線バスでの姿を最後に消息を絶った愛珠は、悲しいことにとある事件の標的になってしまっていたのだが、物語はそこでは終わらず、物語の後半では誰も知らなかった愛珠の悲しい過去と知られざる思いが明らかになっていく…。

白石麻衣

 

そんな愛珠役を演じた白石は、「(愛珠は)病弱で、家族にすごくかわいがられて育ったようです。でも、彼女なりに思うことをたくさん持っていて…。体は弱いのですが、気の強さも持ち合わせています。ですので、感情のアップダウンが激しく、難しい役でした。そんな感情の起伏をきちんと演じられていたら良いなと思います」と。

 

続けて「近しい人には強気な態度をとるんですけど、他の人には弱い部分を見せていたり…。一定のリズムはないのですが、監督からアドバイスをいただいたりしながら演じさせていただきまました。監督やスタッフさんたちと話し合いながら、愛珠を作っていった感じです」と撮影を振り返る。

 

最後は「『ミステリと言う勿れ』の映像化を楽しみになさっていらっしゃる方がたくさんいると思います。毎話ごとに起きる事件を整がどう解決するか? その解決の方法が興味深く、とても面白く進んでいきます。整の話には、励みになるような言葉もたくさん含まれていると思いますので、ぜひ楽しんでご覧ください!」と視聴者へのメッセージを寄せた。

 

“ミステリのようでミステリでない“、令和版・新感覚ミステリードラマ『ミステリと言う勿れ』は1月10日(月・祝)放送スタート。さらに、初回は90分スペシャルで送る。

 

白石麻衣

 

第1話あらすじ

秋も深まるとある日、自宅で大好物のカレー作りをしている大学生・久能整(菅田将暉)の元に警察官・薮鑑造(遠藤憲一)、池本優人(尾上松也)がやってきた。近所の公園で殺人事件があり、なんと遺体で発見されたのは整の大学の同級生だという。どうやら警察は整に疑いの目を向けているようで、警察署まで任意同行を求められてしまう。
青砥成昭(筒井道隆)、風呂光聖子(伊藤沙莉)ら刑事たちに取り調べ室で事情聴取を受けるが、話が脱線しがちな上、警察の矛盾点をズバズバと突いてくる、一筋縄にはいかない整との会話に取り調べは長引く。池本は取り調べ中に、妻との不仲について整に感づかれ、悩みを聞いてもらい始める始末。しかし事件の捜査上でついに、整の指紋が付いた凶器が発見されてしまう…。

 

番組情報

『ミステリと言う勿れ』
フジテレビ系
2022年1月10日【成人の日】スタート ※初回90分スペシャル
毎週月曜日 後9・00~9・54
出演者:菅田将暉、伊藤沙莉、尾上松也、鈴木浩介、白石麻衣、筒井道隆、遠藤憲一 他

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/mystery/
公式Twitter:https://twitter.com/not_mystery_
公式Instagram:https://www.instagram.com/not_mystery_not

©フジテレビ

加藤茶役・勝地涼が山田裕貴らと過ごした撮影の日々を語る『志村けんとドリフの大爆笑物語』

山田裕貴が主人公・志村けん役を演じる『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)が12月27日(月)に放送。それに先駆け、加藤茶役の勝地涼からコメントが到着した。

左から)勝地涼、山田裕貴

 

昨年3月、日本を代表するコメディアンの1人、志村けんさんが新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎のためこの世を去った。日本中が悲しみに暮れたその訃報は、海外メディアでも大きな話題に。しかし、亡くなった今もまだその人気は衰えることはなく、地上波特番放送やBS放送などで若者からの支持を得ている。

 

そんな志村さんの半生を描いたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』が、12月27日(月)に放送。志村さん役の山田裕貴をはじめ、いかりや長介さん役を遠藤憲一、加藤茶役を勝地涼、高木ブー役を加治将樹、仲本工事役を松本岳、荒井注さん役を金田明夫が演じること、脚本・演出を福田雄一が手掛けることが発表されている。

 

さらに、厳格だった志村さんの父親・憲司役には渡辺いっけい、常に志村さんを応援し続けた母親・和子役には宮崎美子、福田組には欠かせない俳優の1人であるムロツヨシもある役で登場。志村さんと生前共演の経験のある肥後克広(ダチョウ倶楽部)、親交のあったミッツ・マングローブも出演する。

 

ドラマは、志村さんがコメディアンになることを決意し、いかりやさんの元を訪れ、1968年の高校卒業間際にバンドのボーヤ(付き人)として携わるところからスタート。見習い時代の修業の日々、1974年にメンバーの一員となってから1990年代までの想像を絶するような過酷なスケジュール、人気の裏に隠された挫折と苦悩、葛藤が描かれていく。

 

また、毎週行われていたネタ会議の様子や、徐々に築かれていく加藤との友情も明らかに。今まで表には出ることのなかったメンバーとのやりとりや、いかりやさんとの関係など、今回のドラマ化にあたって、取材して初めて分かったエピソードも。

 

加えて、ドラマには当時人気を博した『8時だョ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』の懐かしい場面も登場。今回発表となったザ・ドリスターズメンバーのキャストによる、「ドリフ大爆笑のテーマ」や「ドリフのズンドコ節」、名作と言われる数々のコントシーンにも注目だ。

 

今回の発表にあたり、勝地は「とにかく時間があればコントをずっと見ましたし、ザ・ドリフターズのドキュメンタリーも見ました。何度も見ていたので、次第に、”こんな感じでいいのかな”と考えられるようになりました」と。

 

続けて「撮影中は、山田君となるべく一緒に過ごすようにして、その時間を大事にしようと心がけました。演技ではなく、楽しそうにやっているのを見せないといけない。僕らが笑わせてもらっていたあのコントを、自分たちが楽しめなかったらという思いがあったので、楽しんで演じるように心がけました」と撮影の日々を振り返る。

 

加藤を演じたことについては、「プレッシャーもありましたけれど、自分なりの、自分が愛した加藤さんを表現できればと思って演じました。正解はもちろんないですけれど、やりきれたかなとは思っています。短期間でしたが、加藤さんと志村さんのことばかり、ザ・ドリフターズのことばかり考えていたので、うまく表現できていれば」と思いを。

 

最後は「僕たちはこの作品をすごく愛して作ってきたので、見た方が笑顔になってくれたら。いかりやさんのせりふに『来週もまた、一生懸命頑張ります!』とありますが、その精神で僕たちもこのドラマに挑んだので、そこも伝わるといいなと思います」と視聴者へのメッセージを寄せた。

 

加藤茶役・勝地涼 コメント

 

◆今回のお話が来た時の感想

今回のお話を頂いた時は、とにかくテンションが上がりました。(実際の放送は)自分の世代とはちょっと違うんですが、再放送やスペシャルを見て育ったので。“加トちゃん”という呼び方も、みんなに親しまれている呼び方ですし、僕自身、加藤さんが大好きなので、ぜひやりたいと思いました。

 

◆役を演じる上で気をつけた点や意識した点は?

とにかく時間があればコントをずっと見ましたし、ザ・ドリフターズのドキュメンタリーも見ました。何度も見ていたので、次第に、「こんな感じでいいのかな」と考えられるようになりました。撮影中は、山田君となるべく一緒に過ごすようにして、その時間を大事にしようと心がけました。演技ではなく、楽しそうにやっているのを見せないといけない。僕らが笑わせてもらっていたあのコントを自分たちが楽しめなかったらという思いがあったので、楽しんで演じるように心掛けました。

 

◆実際に演じてみての感想

幅広く愛されているザ・ドリフターズ、その中で加藤さんを演じる。そしてコントをやる。プレッシャーもありましたけれど、自分なりの、自分が愛した加藤さんを表現できればと思って演じました。正解はもちろんないですけれど、やり切れたかなとは思っています。短期間でしたが、加藤さんと志村さんのことばかり、ザ・ドリフターズのことばかり考えていたので、うまく表現できていればと思います。

 

◆コントシーンの感想

風呂屋のコントは全員でやったということと、遠藤さんにあんなふうに…という機会はないのでワクワク感がありました(笑)。福田監督もコントシーンを撮る前におっしゃっていましたが、遠慮すると面白くなくなるからって。でも一方で、お互いの信頼がないとできないコントでしたので、短い撮影期間ではありましたが、距離が縮まる関係性を作れたことによって思い切りやれました。居酒屋のシーンの、いかりやさんのせりふで「何があってもこのメンバーでやっていく」というシーンの時に「あっ」と思ったんです。このザ・ドリフターズは、足りないところもあるけれど、だからこのメンバーがいいんだと。そのセリフがすごく僕は好きでしたし、共感しました。山田君とのコントシーンは何度も練習してきましたので、多少本番では緊張するところもありましたけれど、間違えてもいいくらいに思って臨んだので、普段の撮影とは若干違う雰囲気でした。

 

◆勝地さんから見た志村さんを演じた山田さんは?

多分クランクインする前にたくさん映像を見たとは思うのですが、初日はガチガチに緊張していましたね。でもシーンを追うごとに、自分の感じたままにやっていけばいいんだなという風に変わっていったようにも見えました。僕自身は(ご本人に)似ている、似ていないは関係ないと思っていたので、今ここにいるザ・ドリフターズのメンバーを演じているみんなのことが好きになれたらいいと思っていました。このメンバーを演じることは、夢のような時間だと思っていたので、「(山田君も)楽しんでいいんだよ」という思いで見守っていました。志村さんと加藤さん、2人は年が離れているけれどお互いに信頼していて、そういう友情も格好いいなと思っていました。僕は普段は年上の方とお仕事をすることが多かったので、自分が35歳のときに、5つ下の山田君とこういう関係の役をやれたのは役者としてもうれしかったです。

 

◆他の共演者の方の印象は?

いかりやさん役は遠藤さんと聞いた時に、ぴったりというか、最高だなと思いました。遠藤さん自身は人柄もすてきな方で、大先輩なのに、少しツッコませてもらえるようなふところの深さがあり、まさしくいかりやさんだと思いました。高木さんを演じた加治君とはお互いに10代の頃から知っている仲なのですが、彼の現場でのたたずまい方も素晴らしいと思いました。荒井注さん役の金田明夫さんも含め、みんなそれぞれのバランスがすごくよかったと思います。撮影の合間にみんなで話している時はとても居心地が良かったですし、楽しかったです。

 

◆今回の福田監督の現場はいかがでしたか?

僕は20代前半からご一緒させていただいていて、監督には全幅の信頼をおいています。笑いには厳しい方で、本当に面白い時しか笑ってくださらないので、あえて言葉はいらないのかなと思っていました。監督が笑えばそれでいいという思いで演じました。

 

◆視聴者の皆様に見どころをお願いします。

ザ・ドリフターズの皆さんが、『8時だョ!全員集合』を毎週生放送でやっていたこと自体、10代の方は驚くと思います。それだけで十分新しいバラエティーを楽しめますし、コントを作るにあたって、(メンバーが)どれだけの時間を費やし、どれだけ真剣に作っていたか、ドラマを通して伝わったらうれしいです。コントシーンは、本当に楽しんで演じることができたのでやっぱり注目してほしいです。僕たちはこの作品をすごく愛して作ってきたので、見た方が笑顔になってくれたらと思います。いかりやさんのせりふに「来週もまた、一生懸命頑張ります!」とありますが、その精神で僕たちもこのドラマに挑んだので、そこも伝わるといいなと思います。

 

番組情報

『志村けんとドリフの大爆笑物語』

フジテレビ系

2021年12月27日(月)後9・00~11・03

出演者:山田裕貴/勝地涼、加治将樹、松本岳/ムロツヨシ/金田明夫/肥後克広(ダチョウ倶楽部)、ミッツ・マングローブ/渡辺いっけい、宮崎美子/遠藤憲一 他

 

公式HP:http://www.fujitv.co.jp/shimuradorifu/

 

©フジテレビ

芳根京子がモノマネ芸人総出演の「なりきり学園ドラマ」に本人役で出演 日テレ大みそか特番『笑う大晦日』

12月31日(金)に生放送される『笑って年越したい!笑う大晦日』(日本テレビ系)の4大企画の一つ「豪華俳優&モノマネ芸人総出演の学園ドラマ」に芳根京子が出演することが決定した。

ドラマの舞台は、生徒たちがあの「名作ドラマ」の誰かに成り切って過ごす「なりきり学園」。総勢46人のモノマネ芸人による、怒涛の爆笑モノマネで構成される本格派ドラマになっている。芳根は、女子学生として本人役で登場。『今日から俺は!!』の三橋貴志に成り切った後藤輝基(フットボールアワー)と共に、「なりきり学園」で起きた不可解な事件に迫る役どころを演じる。

 

「なりきり学園」出演にあたって、芳根は「圧倒されています(笑)。『なりきり学園』の教室に入った時に、『知っている人がたくさんいる!』と思って、逆にモノマネをしていない自分が、恥ずかしい気持ちになるような不思議な感覚でした(笑)」と話し、「私自身、とても楽しく撮影を進めていますので、ぜひ見てくださる方にも、楽しんでいいただけたらと思います。頑張ります!」とコメントした。

 

さらに、『今日から俺は!!』の伊藤真司に成り切った梅沢富美男や、『ごくせん』のヤンクミに成り切ったデヴィ夫人など、ここでしか見られない爆笑必至の成り切りキャラクターが続々登場する。

 

『笑って年越したい!笑う大晦日』

日本テレビ系

2021年12月31日(金)後6・30~深0・30

最強占い師軍団が内田理央の知られざる過去を丸裸に「生きることをあきらめようと思った」

12月28日(火)放送の占いリアリティーショー『どこまで言っていいですか?』(テレビ東京系)に内田理央がゲストとして登場。蛙亭・イワクラとラランド・サーヤが占い師軍団と共に内田の本性に迫る。

学生時代、いじめられていた過去を言い当てられた内田。「生きることを諦めようと思った」という彼女の暗黒時代を救ったものとは。

 

さらに、トークは内田の恋愛話に発展。過去の恋愛話から結婚観まで、これまでテレビで語られることのなかったエピソードが赤裸々に明かされる。内田自身も気づくことのできなかった「運命の相手」とは…。

 

番組情報

『どこまで言っていいですか?』

テレビ東京系

2021年12月28日(火)深1・00~1・30

 

MC:イワクラ(蛙亭)、サーヤ(ラランド)

ゲスト:内田理央

占い師:暮れの酉、叶ここ、法演、斗弥

 

web

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/uranai_reality/

公式Twitter:https://twitter.com/uranai_reality

 

 

©テレビ東京

花澤香菜が「グッバイ、ドン・グリーズ!」に出演 花江夏樹、梶裕貴、村瀬歩と共演【コメントあり】

花澤香菜©Goodbye,DonGlees Partners

2022年に公開されるオリジナル劇場アニメーション「グッバイ、ドン・グリーズ!」で、花澤香菜が声優を務めることが発表された。

 

本作は、アメリカ・ニューヨーク・タイムズ「ベスト TV 2018 インターナショナル部門」(The Best International Shows)に選ばれ、世界中で絶賛された大ヒットテレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』を手掛けた、いしづかあつことMADHOUSE、さらにキャラクターデザイン・吉松孝博が参加するオリジナル劇場アニメーション。主人公・ロウマ役の花江夏樹のほか、梶裕貴、村瀬歩といった超実力派声優らが演じることでも話題となっている。

チボリ©Goodbye,DonGlees Partners

花澤が演じるのは、ロウマの憧れの同級生・チボリ(浦安千穂里)。花澤は「オファーを頂いた時は、またいしづかあつこ監督作品に関われるのがとてもうれしかったです。声を担当するチボリちゃんは、カメラが好きな、少し大人びたところのある大切な役割を担っている女の子です。そして作品の内容がもう良すぎて…展開に翻弄されながら夢中で楽しんでしまいました。ドン・グリーズの濃厚な青春模様をぜひ大スクリーンで観ていただきたいです!」とコメント。花江、梶、村瀬が演じる3人と、どの様に関わっていくのか注目だ。

 

花澤香菜 コメント

オファーを頂いた時は、またいしづかあつこ監督作品に関われるのがとてもうれしかったです。
声を担当するチボリちゃんは、カメラが好きな、少し大人びたところのある大切な役割を担っている女の子です。
そして作品の内容がもう良すぎて…展開に翻弄されながら夢中で楽しんでしまいました。ドン・グリーズの濃厚な青春模様をぜひ大スクリーンで観ていただきたいです!

 

作品情報

「グッバイ、ドン・グリーズ!」
2022年公開

公式サイト:https://donglees.com/
公式 Twitter:@gb_donglees

©Goodbye,DonGlees Partners

パリのアーティストによる浮世絵を360度体感! VRで楽しめるオンライン番組も配信中

角川文化振興財団は、角川武蔵野ミュージアムにて開催中の企画展「浮世絵劇場 from Paris」をオンライン視聴できる番組を、2022年1月20日までの期間限定で配信しています

 

同企画展は、角川武蔵野ミュージアムのオープン1周年を記念し開催。「SPIRIT of JAPAN」は、フランス・パリを拠点とするアーティスト集団「ダニーローズ・スタジオ」が手掛け、浮世絵をモチーフにしたプロジェクションマッピングで、1100平方メートルを超える大空間に12幕の異なる映像シーンが音楽とともに映し出されます。扇が時を刻み、提灯が宙を舞い、桜の花びらが風に揺れ、荒波がリズムにあわせて頭上を駆け巡り、浮世絵を全身で体感できる、360度体験型コンテンツです。

 

オンライン配信番組「浮世絵劇場 from Paris ライブ配信ツアー」は、原田鮎歌さんをナビゲーターに迎え、会場からライブ配信を行います。ナビゲーターの映像解説により、初めて見る人だけでなく、実際に会場で見た人も、より深掘りして楽しむことができます。※番組によってナビゲーターが変更となる場合があります。

↑原田鮎歌さん

 

映像は、360度カメラで会場撮影を行い、全体を映像に囲まれた会場さながらに臨場感を味わうことができます。配信は「Blinky」で実施、視聴は主要VRゴーグルのほか、スマートフォン、タブレット、PCのブラウザなどでも可能。会場とはひと味違う視点・内容で、企画展を楽しむことができます。

 

チケット料金は税込999円。配信スケジュールは、12月24日~25日は22時開演、12月26日~31日は19時開演です。1月以降の配信スケジュールや視聴チケット購入は、12月27日ころ、発表を予定しているとのこと。詳細は番組ページをご覧ください。

STU48 “勝手に!四国観光大使”のオリジナル曲「夢をガラス瓶の中に」MV公開

STU48が、7thシングル『ヘタレたちよ』カップリング曲「夢をガラス瓶の中に」のミュージックビデオを公開。メンバーの福田朱里から、コメントが到着した。

 

この楽曲はSTU48の課外活動ユニット「勝手に!四国観光大使」のオリジナルソングとなっており、ユニットメンバー全11名が参加した。メンバーは福田朱里、川又あん奈、榊美優、谷口茉妃菜、中村舞、兵頭葵、宗雪里香、吉崎凜子、立仙百佳、沖侑果、田中美帆となっている。

 

収録は、dTVでの配信によるオンラインイベント『ファンの皆さんと一緒に作る「夢をガラス瓶の中に」MV撮影配信!〜MV裏側見せます!ついでに出演してください!〜』(2021年11月14日)にて実施。

 

壁面の大型LEDとZoomを使用し、ファンとともにダンスシーンを撮影したり、ダンスシーン以外でも撮影している模様を生配信するなど、終始ファンに撮影を見守られるという貴重な機会となった。四国の海や空をイメージした幻想的な風景と、メンバーのキュートなリップシーンにも注目だ。

 

今回の動画公開に際して、「勝手に!四国観光大使」ユニットリーダーの福田朱里は「今回はリップシーンが多く、“勝手に!四国観光大使”メンバー全員のかわいい表情を堪能できるMVになっています!」と見どころをアピールする。

 

さらに「スタジオでは180度LEDに囲まれてバーチャルな世界にいるような不思議な気持ちになりましたが、実際にファンの方がLEDに映されると想像していたよりもとても近くに感じられました!」と振り返った。

 

7thシングル『ヘタレたちよ』のプロモーションでは「アイドルが好きでよかったと、言える未来にしよう。」をスローガンにさまざまな企画を用意。これまで日常の中で普通に行われていた、コロナ禍によって失われてしまったエンターテインメントを、いち早くファンに届けられるよう取り組んでいる。

 

今回の「夢をガラス瓶の中に」MV撮影イベントや、愛媛県出身のガールズバンド「たけやま3.5」との対バンも行った四国ディスティネーションツアー、対面も含めた「ヘタレたちよ」リリースイベント、「ヘタレたちよ」ペンライト振付動画を通して、ファンとのコミュニケーションを深めていったSTU48。

 

年末もクリスマスコンサートやインストアライブ、高校生バンド募集企画「SETOROCK」の実施など、グループ全体でファンと一緒に瀬戸内からエンタメを盛り上げていけるような企画が進行中とのことで、今後の動きにも期待が高まる。

 

動画

STU48「夢をガラス瓶の中に」MV

 

勝手に!四国観光大使ユニットリーダー 福田朱里 コメント

今回はリップシーンが多く、「勝手に!四国観光大使」メンバー全員のかわいい表情を堪能できるMVになっています!
撮影は生で配信しながらだったので気が抜けなくて…撮影は1日だけですが体感は3日間くらいに感じました(笑)。
スタジオでは180度LEDに囲まれてバーチャルな世界にいるような不思議な気持ちになりましたが、実際にファンの方がLEDに映されると想像していたよりもとても近くに感じられました!

そして、四国をテーマにしたこのユニットが発足して3年以上経ちますが、念願の四国ライブツアーができました!
STU48のファンもたけやま3.5さんのファンも巻き込んで、四国のアットホームな雰囲気を表現できたんじゃないかなと思います。
四国限定の「ヘタレたちよ」リリースイベントでも、オリジナルポスターを用意したり、来てよかったなと思ってもらえるよう工夫しました! 直接ファンの方の喜ぶ顔を久々に見られてうれしかったです。
今回はライブハウスでのツアーだったので、今後はホール規模でお遍路さんのように何周でも公演をしていきたいです(笑)。
四国出身のアーティストを巻き込んで、四国のエンターテインメントを盛り上げる役割を担っていきたいと思います!

 

リリース情報

STU48 7th Single『ヘタレたちよ』
2021年10月20日(水)発売

 

WEB

STU48公式サイト:https://www.stu48.com/
STU48公式Twitter:https://twitter.com/STU48_official_
STU48公式instagram:http://instagram.com/stu48.official/

©STU/KING RECORDS

ハロプロ総出演!ドラマ『真夜中にハロー!』主演に菊池桃子、娘役に大原優乃が決定

左から)菊池桃子、大原優乃

2022年1月13日(木)より放送される木ドラ24『真夜中にハロー!』(テレビ東京ほか)で、菊池桃子が主演、大原優乃がその娘役を務めることが決定した。

 

本作には「ハロー!プロジェクト」のメンバーが総出演。毎週異なるメンバーが各回のストーリーに即した楽曲でパフォーマンスを披露し、観る人にエールを送る。企画・プロデュースを務めるのは、モーニング娘。’20やBEYOOOOONDSのミュージックビデオの企画/監修をはじめ、ハロプロ作品に携わってきた北野篤(博報堂ケトル)。

 

主演の菊池が演じるのは、ハロプロの熱狂的ファン・マリコ。その娘・ミサキを大原が演じる。ゲストハウス「サンプラザ朝沼」を運営している2人。口コミサイトでの評判はイマイチだが、コメントの中に「扉が、開く」という謎の言葉が。扉は、人生に悩む宿泊客の前に突然現れ、その先はハロプロの楽屋に繋がっていた…。

 

おっとりマイペースながらも宿泊客のことを優しく見守るマリコと、しっかり者で何かと母親のフォローをするミサキのコミカルな掛け合い、そしてハロプロメンバーによるパフォーマンスが見どころの本作。ハロプロファンにとっては激アツな、そしてまだファンでない人なら“沼落ち”必至のドラマとなっている。

 

主演の菊池は「ハロプロから伝わるエネルギーと、作品全体の温もりで観てくださる方々の心を温められるよう、キャストもスタッフもハロプロの魅力に浸りながら撮影を進めています」と。

 

いっぽう、娘役の大原は「今回の作品の軸となっている、ハロプロさんの音楽を聴いて、残りの撮影も頑張ります! 親子であり、バディのような、凸凹な2人の物語ですが、観てくださる方の明日の力になりますように」とメッセージを寄せた。

 

2人からのコメント全文に加えて、譜久村聖/モーニング娘。’21(「ハロー!プロジェクト」リーダー)と北野篤(博報堂ケトル)からのコメントは、下記に掲載。

 

菊池桃子 コメント

初めて台本を読ませていただいた後の感想は、このゲストハウスが実在するなら「私も泊まりに行きたい!」でした。
疲れや悩みに不思議なアドバイスをくれるゲストハウスがあったらうれしいですよね。
人は何かと悩みを持ち生きていると思います。
ハロプロから伝わるエネルギーと、作品全体の温もりで観てくださる方々の心を温められるよう、キャストもスタッフもハロプロの魅力に浸りながら撮影を進めています。
素敵な役に挑戦させていただき幸せです。

 

大原優乃 コメント

私たちの夢がまた1つかなおうとしています。
私自身、何度もハロプロの楽曲に救われたことがあり、パフォーマンスを通して皆さんの救いになれば、力になれたらと歌を届けてきました。そんな中『真夜中にハロー!』という夢のような企画に喜びを噛み締めています!
夜中1人、ちょっと疲れたな。明日仕事行きたくないな。今は頑張れなさそう…
そんなことを感じる日々もあると思います、そんな皆様に夢の世界へ浸っていただきよし、明日も頑張るか〜! と腰を上げてもらえるような少しでも笑顔になっていただけるような作品にしていきたいです!
慣れないことばかりですが、ハロプロメンバー総勢55人で盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

 

譜久村聖/モーニング娘。’21(「ハロー!プロジェクト」リーダー) コメント

私たちの夢がまた1つかなおうとしています。
私自身、何度もハロプロの楽曲に救われたことがあり、パフォーマンスを通して皆さんの救いになれば、力になれたらと歌を届けてきました。そんな中『真夜中にハロー!』という夢のような企画に喜びを噛み締めています!
夜中1人、ちょっと疲れたな。明日仕事行きたくないな。今は頑張れなさそう…
そんなことを感じる日々もあると思います、そんな皆様に夢の世界へ浸っていただきよし、明日も頑張るか〜! と腰を上げてもらえるような少しでも笑顔になっていただけるような作品にしていきたいです!
慣れないことばかりですが、ハロプロメンバー総勢55人で盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

 

北野篤(博報堂ケトル) コメント

お手伝いさせていただいたハロプロさんのMVを見たテレビ東京の方が「何かドラマ企画をご一緒しませんか?」と連絡をくれたのが20年の春。「MV見て連絡くれたんだからハロプロさんの企画も作ってみるか」と思い提出してみたところ、さまざまな方々のご尽力、ご協力で実現することになりました。
「歌が響く」「歌に後押しされる」をそのまんま映像にした企画です。ファンの方々はもちろん、初めて見る方々にも喜んでもらえる、そして出演していただくハロプロメンバーみんなにとって新しい刺激になったらうれしいな、と思います。

 

番組情報

木ドラ24『真夜中にハロー!』
テレビ東京 テレビ大阪 テレビ愛知ほか
2022年1月13日(木)スタート
毎週(木)深夜0・30〜1・00

 

BSテレ東/BSテレ東4K
2022年1月18日(火)スタート
毎週(火)深夜0・00〜0・30

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/mayonaka_hello/
公式Twitter:@mayonaka_hello

©「真夜中にハロー!」製作委員会

AKB48下尾みう&安田叶&小林蘭インタビュー「楽しい気持ちや思い出を存分に込めたダンスに」『AKB48踊る女子旅2』

AKB48のナンバーの振り付けを旅先で本気でアレンジし、「旅の思い出バージョン」を作っていく『AKB48踊る女子旅2』(ダンスチャンネル 後11・30ほか)が、12月23日(木)スタート。そんな女子旅をした下尾みう、安田叶、小林蘭の3人に、創作ダンスの見どころや2021年を振り返ってもらいました。

 

◆下尾さんが2度目、安田さんと小林さんは初めての番組参加となります。ロケを終えての感想を教えてください。

安田叶:『AKB48踊る女子旅』に初めて出演させていただくことを、私自身すごく楽しみにしていました。旅をしながら振り付けを作ることができるのか不安でしたが、絶景や建物などから得たインスピレーションを取り入れて作るという新しいチャレンジができてうれしかったです。

下尾みう:今回、動物を見てその動きを振り付けに取り入れるということを初めてやったんです。実際に動物を見ているとインスピレーションが湧いてきたので、また参加する機会があったら、動物と触れ合える場所を提案したいなと思いました。そして、今回は仕切る人がいなかったので、最初にメンバーを聞いた時は誰が仕切るんだろうとちょっと不安に思っていて…。

小林蘭:3人とも仕切りタイプじゃないですもんね…。

 

◆そんな中でどなたが仕切り役をやられたんですか?

下尾:(ロケを終えて)叶ちゃんが仕切りタイプなのかなと感じました。

安田:いやいや。みうさんの仕切りも良かったですよ!

下尾:そうかな~、でも無事にロケが終わって良かったです!

 

◆良いロケになったみたいですね。

小林:私はまず3人でやると知った時に、好きな先輩2人とで…(照)。

下尾&安田:かわいい~!

小林:ダンスが好きなメンバー3人で旅ができるなんて、楽しみだなって。1日ロケをしてとても楽しかったですし、好きな展望台や水族館も回れたので旅行感覚になりましたね(笑)。でも最後には汗をかくくらいのダンスも踊れて、充実した1日でした!

 

◆湘南の観光地を旅してきたわけですが、印象に残っている場所はありますか?

安田:なかなかロケへ行く機会がないですし、ましてや1日丸々のロケというのもあまりないので…。いろいろなところへ行けて、すごく思い出になりましたね。

下尾:私は、買い出しが好きでした。メンバーとお出かけして、買い出しをするという機会があまりないので、プライベート感もあってすごく良かったです。

安田:私は水族館ですね。なかなか行く機会がなくて、今回久しぶりに水族館でいろんな魚を見て、本当にきれいでした。

下尾:ハイテンションになっていたよね(笑)。

 

◆水族館にテンションが上がったと。

小林:「時間がないので移動してください!」とスタッフさんに言われちゃいましたもんね(笑)。

安田:そうそう。だから今度はゆっくり見られたらいいなって思いました。

小林:私は砂浜に行けたのがすごくうれしかったです。しかも、波が来ている海をバックに振りを考えるっていう斬新なことができたのも、すごく楽しかったです。

下尾:私たち、のみ込まれちゃうぐらいだったよね(笑)。

 

◆そんなロケ先で得たインスピレーションを基にダンスを考えてきました。最後には、バーベキューで調理した“ポテトサラダ”“肉巻き”“タラのホイル焼き”のインスピレーションで、ダンスの先生・小幸さんからダンスを教わっていましたが、実際にやってみていかがでしたか?

下尾:先生は“タラ(のホイル焼きを作る時)にバターを入れすぎちゃった”とか、私たちが感じたインスピレーションを基に体を動かしていたんですよ。私にはまだそういうアイデアがないので、そこの差をすごく感じましたし、「カッコいいな」「すごいな」って思いました。

安田:面白楽しく教えてくださって、すぐに覚えられました。たまに覚えられない振りとかもあるんですけど…。

小林:ありますね~(苦笑)。

安田:でも(先生の振りは)スッと入ってきて、教え方の工夫やコツがあるというのを知ったので、私もダンスが苦手なメンバーが困っていたらそんなふうにアドバイスできたらいいなって思いました。

 

◆先生の教え方がすごく上手だったんですね。

小林:私も本当に楽しくて、ずっと笑っていました。普段自分が踊っている振り付けでも、先生の手にかかったら、タラっぽくなって(笑)。

安田:ピタッとハマったよね(笑)。

小林:(腕をぐるぐるする振りも)普段やることもあるけど、肉巻きって言われたら「確かに!」って。

安田:まきまきしてるもんね(笑)。

小林:これからも振りをつくる機会があったら、参考にできたらいいなと思いました。

 

◆皆さんから「ダンスが好き」というのがとても伝わってきました。そんな皆さんが「このダンスが好き」と思うAKB48の楽曲を教えてください。

下尾:私、「ALIVE」の振り付けが好きで!

小林:分かります!

安田:いいですよね!

下尾:歌とすごく合っているんですよ。だから踊りやすいし、覚えやすくて。全国ツアーで私の出身地・山口県で公演があった時に自分で曲を決めさせてもらったんですが、オープニングの5曲の中に入れるくらい大好きな曲です。

安田:私は「UZA」ですね! ほかのダンス曲と違って、首を使ったアイソレーションが入っていたり、ところどころ難しいところがあったりして。体力を結構使うんですけど、魅せ方ひとつでいろいろカッコよさが出せるので好きです。

 

◆小林さんは?

小林:私は「近いのに離れてる」っていう曲です。

下尾&安田:分かる!

小林:滑らかなところもあるんですけど、サビは勢いとキレがあって、バンっと踊っていてとても楽しくて。

下尾:近すぎて、後ろの人に当たりそうになるよね(笑)。

安田:危ない、危ない(笑)。

小林:そうなんですよね(笑)。

 

◆もうすぐ2021年も終わります。今年達成できたことや、逆にやり残したことはありますか?

下尾:個人的には「選抜復帰したい」っていう目標がかないました。今年は私の思わぬ方向でいろんな人に見つけてもらえた年だったので、何にでも挑戦する気持ちを持ち続けていきたいなと思った1年でした。

安田:私、生誕祭の時に、「ダンスのお仕事をしてみたい」と言っていたんです。こういうダンスのロケ旅があったり、振り付けを考えてみたり、ダンスにより深く関われたかなと思うので、来年もまたダンスのお仕事ができたらいいですね。

小林:私は、身長160センチにするっていう目標を立てていたんですけど…。

安田:すごく伸びたよね!

下尾:私が163センチで目線が近いから伸びてると思う!

 

◆本当に背が伸びたんですね(笑)。

小林:実は生誕Tシャツとかにも、英語で「目指せ160センチ」って入れたりしていたんです(笑)。

下尾&安田:(笑)。

小林:なので、それが達成できたというのはありますね。あと、今までは頭の中で「これやろう」「あれやろう」と考えても、なかなかSNSで発信するまでいかなかったんです。でもこの半年ぐらいはやろうと思ったことを形に残せて、それをちょっとずつ見てもらえた1年だったかなと思います。

 

◆それでは最後に、番組の見どころを教えてください。

安田:振り付けを考えたりいろいろと頑張ったので、楽しんで見てもらえたらうれしいなと思います。

下尾:いつも“カッコいい”とか“きれい”を意識して踊っていましたが、今回は楽しい気持ちや思い出を存分に込めたダンスになっているので、見てほしいです。あと、私は2人の新しい一面を見つけられました。水族館へ行った時に、蘭ちゃんはサメが好きで、かなぶん(安田)はエイにすごく興奮したり、ウツボにも反応したりしていたので、そこに注目してほしいです。

安田:すごくかわいかったんですよね~。

小林:良かったですよね! お二人が言ったことはもちろんなんですけど、プライベートの話をしていた時もカメラが回っていたりして、私たちの素が見えると思うので、そこも入っていたら見どころです!

 

PROFILE

下尾みう
●したお・みう…2001年4月3日生まれ。山口県出身。AKB48チーム8 山口県代表およびAKB48チームAのメンバー。

 

安田叶
●やすだ・かな…2002年3月11日生まれ。埼玉県出身。AKB48チームKのメンバー。

 

小林蘭
●こばやし・らん…2003年10月7日生まれ。大阪府出身。AKB48チームKのメンバー。

 

番組情報

『AKB48踊る女子旅2』
ダンスチャンネル
初回放送:2021年12月23日(木)後11・30~ ほか
Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」でも配信あり
https://www.amazon.co.jp/channels/dancech

番組HP:https://www.dance-ch.jp/all/akb48joshitabi2.html

photo/徳永徹 text/田中ほのか

めるる史上最高に女っぽい姿も…!生見愛瑠 1st写真集が発売決定「最近ぐっと大人に」

撮影/菊地泰久

 

“めるる”こと生見愛瑠が、2022年3月上旬に1st写真集を発売することが決定。スチール写真と本人コメントが到着した。

 

レギュラー番組5本、CM契約社数6社と、テレビで見ない日はないほどの活躍を見せる、女性ファッション誌「CanCam」専属モデル“めるる”こと生見愛瑠(ぬくみ・める)。モデル、タレントとしてはもちろん、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』(日本テレビ系)では、女優としてフレッシュな演技も話題となった。

 

そんな彼女が、2022年3月6日にハタチの誕生日を迎える。20代という新たな門出を迎えるにあたって、1st写真集の発売が決定。初めての写真集は、10代最後のみずみずしい姿から、まだ見ぬ“オトナ”な姿もとじ込めた全編撮り下ろしによる1冊となる。

 

初めての写真集、そのロケ場所に選んだのは、めるるにとってとても大切な場所。「絶対にここがよかった! どうしても行きたかった」と語る、深い縁のある地だという。特別な場所だから見せられた、新たな一面にも注目だ。

 

撮影/菊地泰久

 

また「テレビでの私のイメージって、“元気100%なめるる!”って感じだと思うので、ちょっと引き算した表情も、素の生見愛瑠も見せたい。『めるるってこんな表情するんだ』『バラエティのときとの印象と違う!』って、知ってもらえたらうれしいです」と意気込みを語った。

 

さらに「写真集撮影に向けて体を鍛えました! 毎日腹筋しています!」と気合いたっぷりで撮影に臨んだめるる。“ティーンの人気者”からオトナの女性へと進化を遂げる、めるる史上最高に女っぽい姿も見逃せない。

 

今回の発表に際して、めるるは「ティーン誌から始めてモデル歴は10年になりますが、写真集を出すのは初めて。顔も体も考え方も、最近ぐっと大人になっていると思うので、そんな今の私をすべて出し切った、素敵な写真集にできたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

 

生見愛瑠 コメント

撮影/菊地泰久

ティーン誌から始めてモデル歴は10年になりますが、写真集を出すのは初めて。
顔も体も考え方も、最近ぐっと大人になっていると思うので、そんな今の私をすべて出し切った、素敵な写真集にできたらいいなと思っています。
20代のスタートにふさわしい、私の名刺がわりになる一冊です。
ずっとファンでいてくれる方にも、最近生見愛瑠を知ったという方にも、男性にも女性にも、たくさんの方に見ていただきたいです。どんな新しいめるるが見られるか、楽しみにしていてくださいね♥

 

書誌情報

「生見愛瑠1st写真集(タイトル未定)」
2022年3月4日(金)発売予定

定価:2,090円(税込)
発売:小学館
詳細:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682391

 

WEB

写真集公式Instagram:https://instagram.com/meruru1st
写真集公式Twitter:https://twitter.com/meruru1st

『真犯人フラグ』での怪演も話題の桜井ユキが初の写真集を発売!「身体を絞りすぎるということはせず、少し丸みをつけることを意識」

12月22日(水)に、1st写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」を発売する桜井ユキさん。今年デビュー10周年を迎え、現在出演中のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)でも話題を集める彼女が、初めての写真集を出そうと思ったきっかけや、生まれ故郷である大分や青春時代を過ごした福岡での撮影秘話を披露。そして、ロケに欠かせないモノやハマっているモノについても伺いました。

 

桜井ユキ●さくらい・ゆき…1987年2月10日生まれ。福岡県出身。今年4月より放送されたTBSテレビ系の金曜ドラマ『リコカツ』のParaviオリジナルストーリー『リコハイ!!』で主演を務めたほか、同じく4月より放送された、フジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ『イチケイのカラス』に出演し、10月より放送中の日本テレビ系日曜ドラマ『真犯人フラグ』に出演中。現在出演するCMに、「サントリージャパニーズジン翠(SUI)」、Sansan Bill One、明星食品「麺神」、花王「ビオレパチパチはたらくメイク落とし」、アラクス「オトナノーシンピュア」など。公式サイトInstagram

 

【桜井ユキさん撮りおろしカット】

 

自分にとってゆかりのある場所にちなんだ、ストーリー性のある写真集に

 

──今回、初めての写真集のお話が来たときの感想は?

 

桜井 これまで「写真集を出したい」という思いはなかったのですが、去年お話を頂いた時に、「今のうちに写真集として残しておきたいかも?」と思ったんです。年齢的なものや事務所が変わり、自分の方向性を変えてみるという、大きな節目となるタイミングだったこともあり、打ち合わせでは「ただきれいな写真を撮るだけではなく、自分にとってゆかりのある場所にちなんだ、ストーリー性のある写真集にしたい」という私の思いを、伝えさせていただきました。そして、「女性の方に共感をしてもらいたい」と思いました。

 

↑桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より(C)SDP

 

──ロケ地に、大分と福岡を選ばれた理由は?

 

桜井 許されるのであれば、幼少期の思い出の場所である大分の祖父・祖母の家で撮りたいという思いはありました。私の人生において忘れられない、大きな意味を持っている時間を過ごした場所だからです。その頃に使っていたコップなども、まだ残っていて、そういうものに触れた瞬間、仕事モードを忘れて、童心に戻ったような気持ちになりました。それからは、ビックリするぐらい表情が柔らかくなりましたね。福岡も、小学生から成人前まで過ごしていた場所なので、こちらも外せませんでした。久しぶりに湯布院の湯の坪街道で食べ歩きをしたり、博多の屋台で博多ラーメンを食べたり、いっぱい食べさせてもらいました(笑)。

 

──映画やドラマの現場でカメラ前に立つ時と、今回の違いはありましたか?

 

桜井 これまで写真のお仕事をあまりしてこなかったので、「やっぱり、映像とスチールの違いはあるのかな?」と思いながら、少し緊張しながら撮影に臨みました。私が自由に動くなか、カメラマン(アンディ・チャオ)さんが撮ってくださったんですが、「スタート!」や「OK!」の声がかからないので、役を演じる時とは違って、桜井ユキ個人を撮られる状況に、こっ恥ずかしくもなってしまいました(笑)。「どんな自分でいればいいのか?」と最初のうちはなかなかつかめず、ナチュラルでいられるようになるまでは、時間がかかったかもしれません。でも、だんだんと力が抜けて、心地良くなりました。

 

──帽子やメガネ姿も印象的ですが、あれは自前ですか? また、ロケの時の必需品は?

 

桜井 自前です。スタイリストさんが「プライベート感を出したいので、衣装合わせの時に被っていた帽子と、かけていたメガネを持ってきてください」と仰ったので、現場に持っていきました。メガネも帽子も集めるのが好きで、メガネは30本ぐらい、帽子も20個ぐらい持っています。ロケの必需品といえば、むくみ防止の着圧ソックスとリンパマッサージのためのコロコロ。移動が多い時には、必ず持っていきますね。

 

↑桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より(C)SDP

 

──カメラマンのアンディさんからは、どのようなリクエストがありましたか?

 

桜井 祖父・祖母の家と海で「はい、泣いて!」と、突然言われました。あと、曲線美にこだわられていたようで、「お尻突き出して!」「『ライオンキング』(のポーズ)やって!」と言われました。現場にいたスタッフたちと私のお尻のことを「桜山」と名付けたり、旅館での撮影は「僕が郵便屋さんとして訪れるから、色っぽい顔して」と、独特な表現でのリクエストがあって、アンディさんの頭の中では、いろんなシチュエーションのイメージがあったようなんです(笑)。そんなムチャぶりもありましたが、写真選びで、出来上がってきた写真を見た時に「さすがはアンディさん!」と思いましたね。

 

──写真のセレクトには、桜井さんも参加されたんですね。

 

桜井 参加させていただきました。決めカットよりも、寝起きなど日常の一部を切り取ったようなカットを優先して選ばせていただきました。表紙選びに関しては、スタッフさんと皆で決めたのですが、皆イメージしていたものが近かったこともあり、5分程度で、すんなり決まりました。ストーリーとしての大まかな流れは、客観的に見てもらいたいと思いがあったので、アンディさんやスタッフさんにお任せしましたが、よくある写真集にはしたくなかったので、最初と最後のページに関しては、いい意味で裏切りたいなと。その結果、素敵な流れで見られる一冊になったと思います。

 

──タイトルである「Lis blanc」(リス・ブロン)について教えてください。

 

桜井 日本語で「白百合」という意味ですが、写真のセレクト後に決めました。私、小さい頃から、花の種類も知らないまま、百合の花を描くことが好きだったようなんです。祖母・祖父の家では、スーパーのチラシの裏などに描いたりするほどだったので、この本のタイトルにピッタリだと思い、提案させていただきました。音の響きからフランス語にしたのですが、どこか柔らかさみたいなものも出たかなと思います。

 

↑桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より(C)SDP

 

──ちなみに、撮影前に身体づくりはされたのでしょうか?

 

桜井 あまり得意な方じゃないのですが、ヒップラインなどをきれいに写してほしいこともあり、そこは頑張りました(笑)。写真集の撮影まで週に一回だったジムの回数を増やしたりもしました。他には、しばらくの間、お菓子を我慢しました。ただ、「今の桜井ユキはこんな感じです」ということを分かってもらうための写真集なので、身体を絞りすぎるということはせず、少し丸みをつけることを意識しました。

 

今では自分でカスタムできる2台目の自転車が欲しくてたまりません

 

──日常における美容の秘訣は? また、オフの日の過ごし方は?

 

桜井 食事は蒸す・焼く・ゆでるを基本に、調味料もあまり使わないようにしています。あとは、お水をたくさん飲んでいますね。オフの日は、事前に予定を組むのが苦手なので、早く台本を覚えて、映画を観るか、ご飯を作って食べたりしています。一日中ゴロゴロして、気づけば夕方だったというときもあります(笑)。最近、自転車を買ったので、家の周りをサイクリングしています。

 

──自転車を購入されたきっかけは?

 

桜井 もともと、一人で温泉に行ったりするぐらい旅行好きだったんですが、コロナ禍で遠出できなくなって、「なんか楽しいことないかな?」と思っていたんです。そんな時、先輩から「自転車はいいぞ」と言われて購入しました。電動自転車なんですが、黒色でちょっとバイクっぽくゴツい感じなんです。とても乗りやすくて、どハマりしました。トレーナーにジャケット、キャップにタイツという全身黒づくめで、一時間ぐらい走っています。今では自分でカスタムできる2台目が欲しくてたまりませんし、それで現場にも通ってみたいです。なんかカッコいいじゃないですか(笑)。

 

──そのほか、ハマっているものは?

 

桜井 観葉植物です。植物の曲線美にやられてしまっていて、どんどん増えていき、大小合わせて、15個ぐらいになりました。最初は森みたいにしたかったのですが、今では部屋の中に置くのが厳しくなってしまい、ベランダにも進出しちゃっています。癒し効果もありますし、水をあげている時間も好きですね。

 

 

──現在放送中のドラマ『真犯人フラグ』では、主人公家族と同じ団地に住むシングルマザー、菱田朋子役を演じられています。とてもクセが強い役どころですが、周囲の反響はいかがですか?

 

桜井 「怖い」「気持ち悪い」「夢に出そう」といった、役者として最高の誉め言葉を頂いています。私自身、あまり奇抜な人や変な人にしたくなくて、「でも、こういう人いそう!」と思ってもらえるギリギリのラインを攻めています。現場では爆笑が絶えませんし、「スタッフさんが笑ってくれたらOK」だと思って演じてます。

 

 

 

(C)SDP

桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」

2021年12月22日(水)発売

価格:2970円(本体:2700円+税)

サイズ:A4

ページ数:112ページ

発行:SDP

「Lis blanc」特設サイト

 

【桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より】

 

(撮影/関根和弘 取材・文/くれい響 ヘアメイク/石川奈緒記 スタイリング/道端亜未
衣装協力/MURRAL、MAISON SPECIAL、UNTISHOLD、TUWAKRIM un by Tomoyo Yoshida)

広瀬アリス主演『失恋めし』失恋人の心を癒す“めし”公開 主題歌はHomecomings「アルペジオ」に決定

2022年1月14日(金)よりAmazon Prime Videoで独占配信される広瀬アリス主演ドラマ『失恋めし』より、本編予告映像と場面写真が解禁。さらに、主題歌がHomecomingsによる書下ろし曲「アルペジオ」に決定した。

©木丸みさき・KADOKAWA/ytv

 

本作は、木丸みさきのコミックエッセー「失恋めし」(KADOKAWA刊)が原案。「勝手にふるえてろ」(2017)「私をくいとめて」(2020)など話題の映画を手掛ける大九明子が監督を務める。

 

主人公のキミマルミキを演じるのは、広瀬アリス。地元紙に“失恋めし”というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探しているイラストレーターだ。

 

さらに、近所の花店の青年を井之脇海が、ミキのマンガを連載する地元紙の出版社・STO企画の面々を村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが、近所のお弁当店の佐藤さんを若林拓也が演じる。

 

そして今回、解禁された本編予告映像と場面写真では、各話ごとに失恋で心を傷めた失恋人たちの思い出話と、それにまつわる忘れられない“めし”の品々が明らかに。その“失恋めし”の品々は、サバの味噌煮、焼き鳥、ネギ焼、カニクリームコロッケなど、誰しもに身近な“愛されめし”ばかり。広瀬演じるミキや、失恋人たちがおいしそうに、そして幸せそうに頬張る姿が印象的な予告編となっている。

 

また、Homecomingsが主題歌を担当することも発表された。本作のための書き下ろしとなる曲「アルペジオ」について、Gt.の福富優樹は「美味しいものを食べた帰り道、どこかにご飯の匂いが残っていて、さっき食べたものを思い出して嬉しくなるような、そんなささやかだけど素敵な気分になってもらえたらうれしい」とコメント。優しい歌詞と歌声が、見る者をほっこりと温かく包み込み、そっと寄り添ってくれるような曲に仕上がっている。

Homecomings

 

Homecomings(Gt.福富優樹)コメント

自分の心配事や悩み(それはだれかとの関係性だったり未来のことだったり恋のことだったり)にいますぐ答えを見つけなくていいのかも、ふと胸によぎったその想いを、勘違いとも本当のものとも決めてしまわなくていいのかも、という歌です。

 

ちなみに僕が失恋したときに食べた思い出のご飯は同志社大学の近くにある松乃屋というお蕎麦屋さんの焼きそばです。

 

美味しいものを食べた帰り道、どこかにご飯の匂いが残っていて、さっき食べたものを思い出して嬉しくなるような、そんなささやかだけど素敵な気分になってもらえたらうれしいです。

 

『失恋めし』予告映像

作品情報

『失恋めし』(全10話)

2022年1月14日(金)Amazon Prime Videoにて一挙独占配信

※読売テレビにて、2022年7月放送予定

 

出演:広瀬アリス 井之脇海 村杉蝉之介 臼田あさ美 安藤ニコ 若林拓也

原案:木丸みさき「失恋めし」(KADOKAWA刊)

脚本:今井雅子

監督:大九明子

音楽:髙野正樹

主題歌:Homecomings「アルペジオ」(ポニーキャニオン/IRORI Records)

 

チーフプロデューサー:前西和成

企画・プロデュース:田中雅博

プロデューサー:伊藤太一(AOI Pro.)、長汐祐人(AOI Pro.)

共同プロデューサー:熊谷喜一(ヘッドクォーター)

 

制作協力:ヘッドクォーター

制作プロダクション:AOI Pro.

制作著作:読売テレビ

 

©木丸みさき・KADOKAWA/ytv

大原優乃 2nd写真集「吐息」が3度目の重版!「10代最後のストレートなグラビアを残せて良かった」

大原優乃の2nd写真集「吐息」(2019年10月発売)が発売から2年以上経過した今もロングヒットを続け、3度目の重版が決定した。

 

雑誌の表紙を最も多く飾ったタレントのひとりとして「カバーガール大賞」を2年連続受賞している大原。そんな彼女の地元、鹿児島県で10代最後のグラビア姿を撮影したものが本書「吐息」だ。

 

2年前に発売されたにも関わらず、今も売れ続けていることに公式SNSで大原は「2年前に発売し、こうして今も、届いていることがうれしいです。10代最後のストレートなグラビアをこの本で残せて良かった。感謝を込めて」と感謝の気持ちをつづった。

 

近年女優としての活躍も目覚ましく、ドラマ『ゆるキャン△』や『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)など話題作に出演している大原。2022年1月13日(木)から放送の連続ドラマ『真夜中にハロー!』(テレビ東京系)にもレギュラー出演が決定しており、今後の活躍からも目が離せない。

 

書誌情報

大原優乃2nd写真集「吐息」
2019年10月11日発売

定価:2,970円(税込)
出版社:集英社

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/yuno__official
公式Instagram:https://www.instagram.com/yuno_ohara/

26年前の名作アニメがiPhone 13シリーズのケースに登場! 「ロミオの青い空」アクリルパネルケース

スマートフォンやデジタルガジェットなどのアクセサリーブランド「Premium Style」の企画・製造・販売を手掛けるPGAは、世界名作劇場「ロミオの青い空」のキャラクターデザインのiPhoneケースを、2022年1月8日に発売します。

↑アクリルパネルケース [ロミオ&アルフレド](iPhone 13用)

デザインは2種類で、それぞれiPhone 13用とiPhone 13 Pro用にて展開。市場想定価格はいずれも税込2500円です。

↑アクリルパネルケース [ピッコロ](iPhone 13用)

「アクリルパネルケース [ロミオ&アルフレド]」は、同作に登場する「ロミオ」と「アルフレド」をデザインした、美しい光沢でデザインを生かすアクリルと、程よいグリップ感、耐衝撃性能を持ち合わせたTPUを組み合わせた、ハイブリッドタイプのiPhoneケース。

↑アクリルパネルケース [ロミオ&アルフレド](iPhone 13 Pro用)

「アクリルパネルケース [ピッコロ]」も、ロミオ&アルフレドと同様の素材で、同作に登場するキャラクター「ピッコロ」をデザインしたiPhoneケースです。

↑アクリルパネルケース [ピッコロ](iPhone 13 Pro用)

超ときめき♡宣伝部のワンマンライブがCSテレ朝chで独占生中継 辻野かなみからコメントも到着

超ときめき♡宣伝部

 

12月26日(日)に開催される「☆超ときめき♡宣伝部のどきどきクリスマスパーティー2021 in TOKYO~他の女子とは喋らないで♡~」が、CSテレ朝チャンネル1で独占生中継されることが決定した。

 

「きみのハートにロックオンっ♡」を合言葉に「野を超え、山を越え、ときめく何かを宣伝するために彼女たちは今日も歌う」のコンセプトで活動しているアイドルグループ・超ときめき♡宣伝部。

 

2018年に発表した「すきっ!」がTikTokで大ブームとなり、リアレンジ・再レコーディングし「すきっ!~超ver~」をリリース。世界各国でも楽曲を使用した動画投稿が急増し、合計42万本を突破。韓国のTikTok週間チャートで1位を獲得した。

 

さらに、インドネシアのSpotify「バイラルトップ50-インドネシア」のチャートで1位、Apple Musicの各国チャートでは、67か国でチャートインするなど海外でも話題沸騰中の6人組だ。

 

そんな超ときめき♡宣伝部が、12月26 日(日)に東京・中野サンプラザで開催する「超ときめき♡宣伝部のどきどきクリスマスパーティー」をCSテレ朝チャンネルが独占生中継することが決定した。

 

またこの独占生中継を記念して、12月1日(日)以降にテレ朝チャンネルを契約した新規契約者限定で、メンバーの直筆サイン入り番組オリジナルフォトプロップス、またはそのフォトプロップスを持った生写真を抽選で12人にプレゼントする。

 

リーダー・辻野かなみ コメント

◆今回のLIVEの生中継が決まった時の感想は?

自分たちのLIVEを初めてテレビで生中継していただけるということで、驚きと同時にとてもうれしい気持ちになりました! 初めての事なので緊張もありますが! LIVEに来られない方や私たちの事を知らない方にも観てもらう機会をいただけたという事で、画面を通して“ときめき♡”を全力で届けられるようにパフォーマンスしたいと思います!

 

◆LIVEへの意気込みをお聞かせください。

2021年はTikTokがきっかけでたくさんの方に私たちのことを知っていただける機会があったり、初の全国5か所でのZeppツアーを行わせていただいたりと新しい経験もできました。そんな2021年の私たちの集大成を見せるLIVEにしたいと思っています!
そして、今回のときクリのタイトルに『~他の女子とはしゃべらないで~』というサブタイトルが入っているので、私たちを彼女だと思って、デートしている気分になって楽しんでいただけたらうれしいです!

 

◆ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

いつも超ときめき♡宣伝部を応援していただいてありがとうございます! 私たちにとって皆さんの応援が“元気の源”になっています!
日常生活では楽しい事はもちろん、大変な事や乗り越えないといけない事もあると思います。そんな時、少しでも“とき宣”が皆さんにとっての“元気の源”になれるように私たちも頑張りますので!
12月26日を楽しみにしていてもらえたらうれしいです! 来られない方はもちろん! CSテレ朝チャンネル1でご覧ください! よろしくお願いします!

 

番組情報

『☆超ときめき♡宣伝部のどきどきクリスマスパーティー2021 in TOKYO~他の女子とは喋らないで♡~』
CSテレ朝チャンネル1
2021年12月26日(日)後5・50~

テレ朝チャンネルHP:http://www.tv-asahi.co.jp/ch/
番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/ch/contents/variety/0557/
特設サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/ch/recommend/cho-toki-sen/

“完全なる偶像美”にして“令和のバズ女王” 高嶺ヒナ 1stフォトブック書影&アザーカット解禁

SNS総フォロワー数19万人を超える、注目のコスプレイヤー・高嶺ヒナが、1stフォトブック「Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK」を12月22日(水)に発売する。それに先駆け、書影とアザーカットが公開された。

 

まるで人形のように完璧なビジュアルで、若者から絶大な支持を受ける現役女子大生コスプレイヤー・高嶺ヒナ。完璧に作り上げられたビジュアルと、コスプレへのストイックな姿勢、発信するメッセージが若者から熱狂的な支持を得ている。

 

人気曲「うっせぇわ」(Ado)のMVに登場するキャラクターコスプレを発表すると、瞬く間に24万「いいね!」を記録。Twitterで月間最高4,000万インプレッションを獲得するなどの快進撃により、一部では「令和のバズ女王」とも呼ばれている彼女による1stフォトブックの書影が公開された。

 

本作では、謎に包まれた生い立ちから、学生制服、白衣、ゴスロリ、ドール系、スクール水着といった、圧巻のコスプレを披露。今回同時に公開されたアザーカットでも、その片鱗をうかがい知ることができるだろう。

 

また初公開情報も満載で、すっぴん姿・メイク術、体重、身長、スリーサイズ、さらには足・足首サイズを明記した体形データも掲載。“完全なる偶像美”、高嶺ヒナの全てを知ることができる一冊が完成した。

 

本作の冒頭で、彼女は「“高嶺ヒナ”は僕の理想を体現した究極の創作物であり、加工も含めた完全無欠の偶像だ。人間は感情や嗜好によって美しさの尺度が変わりがちだけど、高嶺ヒナだけは絶対美として君臨し続ける『作品』なのだ」と語っている。

 

「Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK」冒頭文(抜粋)

“空っぽな有機物は、完璧な無機物に敵わない——— ”僕は常々そう思っている。こんなことを言うと反感を買いそうではあるが、考えても見てほしい。動かない、喋らない、どの角度から見ても完璧な造形美を持つドールと、容姿の美醜に関わらず、自分は何も行動すら起こさず、他人の悪口で盛り上がる人間が居たと仮定する。比較するのは変かもしれないが、幾ら容貌が美しくとも中身がマイナスポイントなのであれば、いっそのこと中身がなく、「美」に特化したドールのほうが素晴らしいモノのように感じてしまう。

“高嶺ヒナ”は僕の理想を体現した究極の創作物であり、加工も含めた完全無欠の偶像だ。人間は感情や嗜好によって美しさの尺度が変わりがちだけど、高嶺ヒナだけは絶対美として君臨し続ける「作品」なのだ。

 

書誌情報

高嶺ヒナ 1stフォトブック/「Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK」
2021年12月22日(水)発売予定

定価:2,750円(税込)
出版社:扶桑社

予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594090311/
※通常版のみ受付中

土屋太鳳主演ドラマ『優しい音楽』永山絢斗ら主要キャスト5名のメインビジュアル解禁

2022年1月7日(金)放送の新春ドラマスペシャル『優しい音楽〜ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』(テレビ東京ほか)より、メインビジュアルが公開された。

©テレビ東京

 

原作は、本屋大賞受賞作「そして、バトンは渡された」で知られる瀬尾まいこが手掛けた小説「優しい音楽」(双葉文庫)。1人の女性がある青年に出会ってしまったとき、封印されていた「ミステリーの歯車」が時空を超えて動き出す。

 

本作では、脚本・岡田惠和、監督・若松節朗、音楽・稲本響という奇跡のタッグが実現。そして、突然出会った見知らぬ青年・タケルに接近する主人公の千波役には、土屋太鳳。そんな千波に一目惚れし、鈴木家の止まった歯車を動かすきっかけとなる青年・タケル役は、永山絢斗が演じる。

 

さらに、家族を温かく見守る千波の父・雅志役には、仲村トオル。歌がうまくて料理上手、家族想いな千波の母・桂子役には安田成美。タケルが勤める造船所の社長でタケルの父親代わりのような存在の広木克彦役には佐藤浩市という、豪華俳優陣が集結した。

 

今回、主演の土屋はじめ、主要キャスト5名のメインビジュアルが完成。柔らかく穏やかな表情を浮かべ、天を見つめる5人はその先に、何を見て何を想っているのか。背景にはドラマの舞台となる鎌倉の海と空も広がり、切なくもどこか心の温かみを感じるビジュアルに仕上がっている。

 

そんな鎌倉について、監督・若松節朗も「特にこの季節は空気が冷んやりしていて江の島の奥に冬の富士山の眺望を楽しむことができます。また陽光を浴びて江ノ電が海岸線をのどかに走ってくれます。この素敵な舞台がもう1つの主役です」と語っている。コメント全文は、下記に掲載。

 

監督・若松節朗 コメント

新春スペシャルドラマの舞台は鎌倉です。

 

東京から電車で1時間ほど、ゆったりと時間が流れているようで、緑が多く湘南の美しい海が魅力です。

 

特にこの季節は空気が冷んやりしていて江の島の奥に冬の富士山の眺望を楽しむことができます。また陽光を浴びて江ノ電が海岸線をのどかに走ってくれます。この素敵な舞台がもう1つの主役です。

 

どんな人でも心の深い所に苦しみや悩み、辛さを抱えています。

 

音楽が人と人を繋ぎ希望へと向かわせてくれる。

 

「人間は希望がある限り生きていける!」とシナリオに記した岡田脚本に惚れて、素敵な俳優達と癒しのドラマを目指します。

 

番組情報

新春ドラマスペシャル『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』

テレビ東京ほか

2022年1月7日(金)後8・00~

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/gentlemusic/

公式Twitter:https://twitter.com/tvtokyo_drama

 

©テレビ東京

トリンドル玲奈「今までにはない大胆な衣装にも挑戦」色っぽボディ満開の写真集発売

トリンドル玲奈

 

モデル・女優・タレントとして活躍するトリンドル玲奈の写真集が、2022年1月23日(日)に講談社より発売決定。本人よりコメントが到着した。

 

発売日は、トリンドル自身が30歳を迎える節目のタイミング。今までのモデル活動では見せてこなかった水着姿や、10代で下着メーカーのイメージモデルを務めた時以来というランジェリー姿など、レアショット満載の一冊となっている。

 

本作の撮影テーマは、「あいまいさ」。夏の終わりから深まる秋を迎える季節の中、20代から30代へと年齢を重ねる中で解き放たれる、匂い立つような色気…。それでいて、どこまでも少女のような純粋さ。そして海外育ちながら日本人の美徳を重んじる本人の性格など、トリンドルが持つアンビバレントな魅力をあらゆる角度から切り取った。

 

撮影が行われたのは、夏と秋の空気が入れ替わるようなある日。早朝のホースライディングから海の見えるテラスでの日没まで、1人きりのショートトリップに密着した。開放的なシチュエーションで、飾らぬありのままの姿でカメラと対峙する瞬間、常に多幸感に満ちた笑顔があふれ出していたという。

 

表情からも丸みのあるボディからも、満開の美しさが感じられる仕上がりになったという本書。写真集自体も、約8年ぶりとのことでトリンドル自身が衣装や写真の選定など、制作に大きく関わった意欲作となった。なお、衣装はランジェリー・水着を中心に全21着とのことだ。

 

発表に際して、トリンドルは「今までにはない大胆な衣装にも挑戦してみましたので恥ずかしさもありますが、私のありのままの姿を見てほしいと思います」と語っている。

 

トリンドル玲奈 コメント

1月23日、30歳の誕生日に写真集を発売させていただくことになりました。
今までにはない大胆な衣装にも挑戦してみましたので恥ずかしさもありますが、私のありのままの姿を見てほしいと思います。
ホッと安心できたり、癒されたり…。そんなふうに、皆さんに寄り添える写真集としてご覧いただければ幸せです。

 

書誌情報

トリンドル玲奈写真集「(タイトル未定)」
2022年1月23日(日)発売予定

価格:(未定)
出版社:講談社

 

WEB

写真集特設Twitter:@toritori_0123_
トリンドル玲奈 公式 Instagram:@toritori0123

『おしゃべりクッキング』2022年春終了へ 上沼恵美子「27年間本当にありがとうございました」

上沼恵美子が司会を務める長寿番組『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(テレビ朝日系)が、2022年の春に放送終了することが分かった。

1995年4月3日にスタートし、上沼と辻調理師専門学校の先生がその日の献立に役立つ料理を分かりやすく紹介してきた『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』。

 

12月15日時点で、紹介した料理数は6485品。料理のプロによる“なるほどの一技”と上沼の軽妙かつスパイスの効いたおしゃべりが評判となり、視聴者から愛されていた番組が2022年春に幕を閉じる。

 

上沼恵美子 コメント

こんなに長く続けさせてもらえるとは思っていませんでしたが、本当に楽しく一緒に学ばせていただき幸せでした。番組を応援してくださった皆様、27年間本当にありがとうございました。

 

番組情報

『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』

テレビ朝日系

毎週(月)~(金)後1・30~1・45

 

©︎ABCテレビ

神尾楓珠主演、ヒロインは西野七瀬 「恋は光」映画化決定 共演に平祐奈、馬場ふみか

秋★枝氏によるコミック「恋は光」の映画化が決定、小林啓一監督がメガホンを取り、主演を神尾楓珠、ヒロインを西野七瀬が務めることも発表された。

“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描く本作。“恋の光”が視えるからこそ切なくて苦しい恋愛模様が繰り広げられる。原作は連載時から、主人公たちが恋愛感情に振り回されながら、“恋って何だろう?”と「恋の定義」について考察する姿に共感の声が多く寄せられた。

 

“恋の光”が視えてしまう大学生・西条を演じるのは、2021年だけで出演映画が4作品も公開された神尾。本作について「新鮮だったのは、メインキャラクターが男性1人に対して女性3人という構図で話が進むというところです。脚本を読んだ段階で、この関係性で話が進むのはなかなか新しく、面白いなと思いました」と印象を明かす。

 

一方、西条に恋心を募らせるも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を、西野が演じる。小林監督との初めての撮影を通して、「小林監督のこだわりに自分が応えられるのか最初は不安に感じるところもありましたが、撮影を重ねていくうちに、『西野さんがやることが、北代そのものに見えてきた』という風に仰っていただけて、嬉しかったです」と振り返った。

 

そして、西条と共に恋とは何か? を探求する東雲を平祐奈が、恋人がいる男性ばかり好きになるという悪癖を持つ宿木を馬場ふみかが演じる。小林監督は、「神尾さん、西野さん、平さん、馬場さんのそれぞれ新しい側面をお見せすることができると思います。楽しみにしていて下さい」コメントを寄せた。

 

神尾楓珠 コメント

◆公開決定に関して

まずは、無事に公開が決まって嬉しいです。

 

今回の撮影は1ヶ月間の地方ロケでした。長期間の地方ロケは僕自身初めての経験だったので、すごく新鮮な感覚でした。

 

もっと新鮮だったのは、メインキャラクターが男性1人に対して女性3人という構図で話が進むというところです。脚本を読んだ段階で、この関係性で話が進むのはなかなか新しく、面白いなと思いました。

 

さらに大学生という、学生でもあり大人でもあるという難しい年頃の設定だったので、複雑で繊細だなと思いながら撮影していました。大学生ならではの青春の雰囲気が映像に出ていると思うので、たくさんの方にこの映画が届くと嬉しいです。

 

◆西条を演じてみて

西条のイメージは無骨で不器用な文学青年。普段の僕とはかけ離れた言葉選びや、佇まいの役だったので、最初はなかなか掴めずに苦労しました。でも何度かリハーサルを重ねるうちに少しずつ西条の気持ちを理解することができ、自分の中で彼を演じることに対して何の違和感もなくなり、最後には一見堅苦しい西条が愛らしくなりました。

 

この映画を観てくださった方々にも西条が愛されるキャラクターになれば嬉しいです。

 

◆小林監督の印象、演出について

小林監督は演者の特徴をよく見ていて、それらを踏まえた上で演出していく姿が印象的でした。

 

物語の最終地点やそれぞれのキャラクターをしっかりと見据えていらっしゃったので、西条のキャラクターや心情で迷った時は、信頼して相談することができました。

 

◆公開に向けてのメッセージ

恋とは何か、というものを細かく分析し、言語化して、理解していくというのは、価値観のバラつきがあるものだからこそ難しいことだと思います。本作をご覧いただければ、西条のように恋に億劫になってる人や恋愛で悩んでる人のヒントになるのではないでしょうか。

 

僕自身、今まで挑戦したことのない役どころなので、楽しみにしていてください!

 

西野七瀬 コメント

私が演じた北代は、人前ではふざけたりしていますが、実は誰よりも周りをよく見ていて、思いやりや気遣いがあってふざけることでそれを隠しているような、なかなかできることじゃないことができる女の子です。大学生の「恋」がテーマになる作品ということで、経験がなく新鮮で、撮影を楽しみにしていました。

 

撮影現場の雰囲気も、皆さんそれぞれが自然体でいるようなところがあって、自分には心地良いバランスでした。地方ロケということもあり、ゆったりとした時間の流れを感じながら毎日撮影に入っていました。小林監督とは初めてご一緒させていただきました。監督のこだわりに自分が応えられるのか最初は不安に感じるところもありましたが、撮影を重ねていくうちに、「西野さんがやることが、北代そのものに見えてきた」という風に仰っていただけて、嬉しかったです。

 

公開を楽しみにお待ちいただけたらと思います。

 

平祐奈 コメント

東雲はとても浮世離れしている現代では珍しい女の子だったので、観客の方にどうしたら違和感なく観てもらえるかなどと疑問点が多い役柄でした。自分自身、東雲と共通する部分はいくつかありましたが、感情的な部分で自分の心と近づけるのには時間が掛かりました。ですが、小林監督がクランクインする前に何度か本読みを行い、アドバイスをして下さったので、自分の中でもしっかり整理して撮影に挑むことが出来ました。現場ではテスト撮影をしたら、みんなでモニターチェックをする時間を設けて下さったり、1人1人と丁寧に向き合って下さってお互いに納得のいく気持ちじゃないと中々OKを出さない事が清々しく感じられ、終わった後は凄く達成感に満ち溢れていました。

 

この作品と出逢って、生涯の大きな課題であろう“恋の定義”について考える面白い時間を過ごさせて貰えました。スクリーンで一緒に恋と向き合う時間を楽しみにしていただけると幸いです。

 

馬場ふみか コメント

私は、恋人がいる男性ばかりを好きになることを繰り返してしまう宿木役を演じました。彼女なりにブレない芯がしっかりあって、西条や北代、東雲が恋について真剣に議論している姿に影響を受けて、少しずつ変わっていく姿がとても魅力的です。一人ひとりが恋に対する持論を展開し、それぞれの恋を見つけていく様が美しく描かれていると思います。

 

今回、クランクインしてからも本読みをしたり、小林監督や共演者みんなでイメージを共有したりしながら、撮影を進めていったのがとても印象的でした。

 

ぜひ公開を楽しみにしていてください。

 

秋★枝(原作)コメント

恋は光、実写映画化のお話を頂いた時はとても驚き、嬉しかったです。これも応援してくださった皆様のおかげです。

 

さらに、脚本を読ませて頂いてからずっと完成が楽しみでした。登場人物や内容共に、私の作った物をより深めて頂けていると感じています。色んな場面で、「ああ、こういう見せ方があったのか…! ああ、このセリフ素敵だな…!」と私も描き手として、また一人の読み手として楽しませて頂きました。

 

原作を読んで下さった方にもきっと楽しんで頂けると思いますので、ぜひご覧になって頂けると嬉しいです。

 

小林啓一監督 コメント

こんなことをここで告白するのは、自分でもどうかと思うのですが、脚本を書くにあたって、今までこんなに悩んだ作品はありませんでした。ここ二年間で数十回と書き直しました。とにかく解けないパズルをずっと解いている気分で、なかなか満足に書けませんでした。そのくらい原作の完成度が高いのです。秋★枝先生、恐るべしです。

 

なかなかゴールに辿り着けなかった脚本に比べて、撮影はキャストやスタッフのおかげで順調でした。特にキャストは皆、非常に魅力的でした。神尾さん、西野さん、平さん、馬場さんのそれぞれ新しい側面をお見せすることができると思います。

 

まだ編集段階ですが、早くお届けしたい気持ちでいっぱいです。リアリティとファンタジー要素が混ざり合う珍しいタイプの恋愛映画になると思います。楽しみにしていて下さい。僕も楽しみで仕方ありません。

 

作品情報

「恋は光」

2022年公開

 

原作:秋★枝 「恋は光」(集英社ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ刊)

監督・脚本:小林啓一

出演:神尾楓珠 西野七瀬 平祐奈 馬場ふみか

製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ

制作プロダクション:グラスホッパー/マイケルギオン

配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA

 

公式サイト:https://happinet-phantom.com/koihahikari/

公式Twitter:@koihahikarimv

公式Instagram:@koihahikarimv

AKB48が『M-1グランプリ』ガチンコ大予想!M-1経験者の2人が選んだ優勝コンビは…誰だ!?【M-1グランプリ2021特集】

毎年、年末に繰り広げられる熱き闘い『M-1グランプリ』。12月19日にエントリー数6017組の頂点が決定し、新たな「日本一の漫才師」が誕生する。今年は決勝大会はもちろん、敗者復活戦から人気コンビが登場。見逃せないバトルとなりそうだ。

 

今回は、AKB48に所属する大家志津香さんと中西智代梨さんが、今年の優勝コンビをガチンコ予想!実は彼女たちはお笑いコンビ「めんたい娘。」として昨年、実際に「M-1」に出場。アイドル界きってのお笑い好き2人が選ぶ、優勝予想コンビとは?

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

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――昨年、お二方は『めんたい娘。』としてM-1グランプリに出場されましたよね。まずは、当時の感想をお聞かせください。

 

中西 私自身もそうですが、しーちゃん(大家)がめちゃくちゃ緊張している姿を見たのが印象的でした(笑)。日本全国でたくさんのライブを一緒にやってきましたが、今まででいちばんってくらいで!

 

大家 人生でいちばん緊張しましたね……。普段のライブとも全く違って、独特の雰囲気があったんです。本番直前で吐きそうになるっていう感覚を初めて体験しましたよ。トイレだったらもう吐いてました(笑)

 

――漫才中の映像では、全然そのようには見えなかったです…!

 

大家 もう、立っているのがやっとでしたよ! 普段ステージで歌っているときは、曲がずっと流れているので、もし失敗してもそのまま進めるしかないですけど、漫才はどちらか一方が止まったら終わり。自分たち次第っていうのが大きな違いですよね。

 

中西 そうなんです。AKB48メンバー複数人でステージに立つことはあっても、ふたりだけっていうのはなかなかないので。しかも、みんな私たちしか見ていないっていう状況。漫才のネタにもしましたが、いつもは端っこで踊ってるので(笑)。そういう面では緊張しました。

 

――会場の雰囲気や他の芸人さんの様子はどうでしたか?

 

大家 M-1のメイキングで見てる光景だ……って思いました。みなさん壁に向かってネタ合わせをしたり、静かに集中していたり。知り合いの芸人さんで、いつもは楽屋裏で冗談を言っているような方も、一切ふざけなしでした。普段のお笑いライブの空気感とはまるで違います。

 

――やはりM-1の会場でしか経験できない独特の雰囲気があるんですね。

 

中西 そうですね。他にはない、M-1ならではの緊張感が流れていました。

 

決勝進出コンビ9組を解剖!
初出場者でいちばんハマッたのは…?

――そんなM-1経験者のおふたりには、今回の大会の結果をガチンコで予想して頂こうと思います。さっそくですが、今年も決勝進出コンビが決定しました。まずは、決勝へと駒を進めた9組のネタを見て率直な感想や印象的な点について、それぞれ教えて頂ければと思います!

 

中西 今回、結構初めて見るコンビの方が多かったのですが、その中でも個人的に好きだなと思ったのは『もも』です。ヤンキー風なまもる。さん、そして、ちょっとオタクっぽい見た目のせめる。さんという2人組ですが、見た目のイメージとは中身のキャラクターが全然違うという“ギャップ”をネタにしていて、面白かったですよね。見ている側の第一印象がみんな同じだからこそ成立するネタだと思います。しかも、細かい例えツッコミが的確で分かりやすくて、素直に笑いました!

 

大家 途中でボケとツッコミが入れ替わる形式でしたが、交互にテンポよく入れ替わっていて、パワーがすごいある笑い飯さんみたいで面白かったです。まだ20代後半のコンビですが、迫力もありましたよね。

 

――決勝の舞台でも映える力強さがありました。他に今回初めて見たというコンビはいらっしゃいましたか?

 

中西 『モグライダー』さんも初めて拝見したのですが、3回戦の動画を見た時に、途中でボケのともしげさんが、噛まれていたんですよね。一瞬、あ、大丈夫かな? って思ったんですけど、実は普段からよく噛まれている方みたいで(笑)。何事もなくツッコミの芝(大輔)さんが指摘して、自然に続いていたので驚きました。逆に「緊張でどこまで噛むかが見どころだ」とご自身たちでおっしゃっていたのも笑いました。ハプニングをうまく活かす技量があるし、それに、本気でやっていてすぐ噛んじゃうのが、可愛いなって思っちゃいました(笑)。

 

大家 動じずにネタを進められる方は本当に尊敬しますね。舞台に立ったときは「止まったら終わり」って思っていましたから、臨機応変な対応力がある方はすごいです。それでいうと、『ロングコートダディ』さんも、3回戦の途中でセリフを間違えていて、「あ、これ違う、あとのやつだった」って普通に発言して、そのまま進めていたんですよね。度胸すごっ! と思っちゃいましたね。焦ってる感じも全然なくて、そういうネタなのかと思うくらい、お互い落ち着いていてびっくりしましたね。あのステージに立ったことがあるからこそ、冷静に対処する難しさは身に染みていますから。本当に驚きました…!

 

――初めからあったセリフかと思うくらいでしたね。

 

大家 元々のネタとしても、友達と居酒屋で会話しているような流れとテンションで構成されていて、この自然体な雰囲気が魅力のひとつだと思いました。 さらに、その3回戦のネタは小学生でもわかるような題材と展開で、幅広く伝わりやすいところも良いなと思いましたね。世代関係なく「面白い!」と思う人が多いコンビじゃないかと思います。

 

――地上波でも放送されますから、幅広い方にウケることも重要かもしれませんね。
では、逆に”独特”だと思ったコンビは、いらっしゃいましたか?

 

中西 「好きな人は好き」となりそうな世界観を持っているコンビは『真空ジェシカ』さんじゃないでしょうか。3回戦のネタが、洞窟へ探索に行くトレジャーハンターの話だったんですが、予想もしないストーリーの展開で、どうやったらそんな発想ができるのかなと思ってしまうくらい。ウォー!っていうハイテンションタイプではないけれども、見ているうちに勝手にその世界にのめり込んでいってしまうんです。

 

――夢中になって見てしまいますよね。

 

大家 真空ジェシカさんは初めて見たのですが、視点や言い回しが個性的で面白かったですね。私の好きなタイプのネタをする芸人さんでした!

 

中西 たしかに、しーちゃん好きそうな感じだね(笑)

 

大家 そうなんだよね。私、個人的には、ちょっと不思議な漫才というか“一体何を見させられているんだろう?”ってタイプのコンビが好きなんです。さらに言ってしまえば“意味がわからないネタ”が好きで(笑)。

 

――そうなんですね。今回の決勝進出者では、他にいらっしゃいますか?

 

大家 圧倒的に『ランジャタイ』さんですね! 正直、いちばん笑ったかもしれないです。意味わからなすぎて!(笑) 基本的に、国崎(和也)さんが動き回って、どんどんボケを繰り出していく中で、伊藤(幸司)さんが横からツッコんでいくスタイルで、一体このネタをどういう風に思いつくんだろうってところから疑問に思って、気になってしまいました。一緒に考えているにしても、どっちもいい意味でイカれているというか(笑)。この思考回路が合うふたりってなかなかいないと思うので、抜群に相性がいいのか、どちらかが合わせているのか、知りたいところです。そもそも話し合いになるのかっていうのも……。

 

――ネタ作りの方法は気になりますね。

 

大家 正直「今ネタ作りました」って言われてもわからないと思います(笑)。それくらいストーリー性がないというか、ハチャメチャで何が飛び出すかわからない強烈さがありますよね。国崎さんご本人も、意気込みとして「M-1の舞台で大スベリするのが楽しみです」というようなことを言っていて……。でもバチン! と審査員の方々にハマったら、すごいと思います。トップに立ってもおかしくない。どちらに転ぶか楽しみなコンビです。

 

決勝常連コンビも多数!
差をつけるのは誰だ?

――昨年、ランジャタイさんは、敗者復活戦で最下位という結果でしたが、そこから這い上がっての決勝進出ですから、注目度もすごいですよね。逆に、昨年の敗者復活戦でトップになって、見事その場で決勝の舞台に立ったのが『インディアンス』さんでした。

 

大家 実は昨年の予選で、私たちがネタを披露し終わって、次に舞台に上がったのが、インディアンスさんだったんです。

 

中西 そうなんですよ。しかも、アドリブで「またアイドルのふたりがやってきました!」と、すぐに私達のことを自然にツカミで入れていて。柔軟に対応できるというのは、実力がある証拠ですよね。インディアンスさんは、普段から、アップテンポなネタの中でも、うまくアドリブを入れ込んでいて本当にすごいです。今年は、ボケの畳みかけ方がさらにパワーアップしていて、見ていてさらに好きになりました!

 

大家 そもそも私たちのネタも、動き回ってボケているところにツッコむという形だったので、田渕(章裕)さんがふざけて、きむさんが静止するときのタイミングは参考にしようと思いましたね。すごすぎて参考になりませんでしたけど(笑)。

昨年のインディアンスさんは、敗者復活戦からの決勝1番手ということもあり、ファイナル3組には残れませんでした。でも、田渕さんがボケ続けて、それにきむさんが的確にツッコむという同じスタイルのまま、今年はさらに磨きがかかって、ストレートで決勝進出。それこそ、昨年優勝のマジカルラブリーさんなんかも、野田(クリスタル)さんがボケ続けて、村上さんが横からツッコむというフォーマットで何年もやり続けて、ついに優勝しましたよね。そのスタイルを極めて、審査員の方々も何度も何度も見せられてハマっていく……そういうタイプなんじゃないかと思いますね。

 

――なるほど。審査員の方も、以前見た時よりネタが仕上がっている状態であれば、点数がつけやすい、ということもあるかもしれませんね。

 

大家 そうですね。一度決勝の舞台に上がっている人の強みだと思います。それでいうと『錦鯉』さんも、昨年の大会が初めての決勝で大きな爪痕を残していきましたが、さらに今年も決勝進出っていうのは、すごいですよね。(長谷川)まさのりさんの濃厚なボケに対して、渡辺(隆)さんが一言キレよくツッコむ形は、とてもバランスが良いなと思います。

 

――中西さんは、錦鯉さんのことはどんな印象でしょう?

 

中西 まず私としては、あんなにバチーンってはたかれて、本当に大丈夫かな?って思ってしまいますね(笑)。でも、毎回全力のツッコミをされて、ボケも身体を大きく使っていて、なのに人一倍元気なのがすごいところ。ネタのコンセプトもシンプルなのに、それをパワフルに表現していて、年齢を感じさせないですよね。出場者の中で、いちばん若々しいくらい!

 

大家 錦鯉さんは、何も考えずに明るくなれますよね(笑)。でも、それって漫才を見るうえで大切なことだと思うので。昨年を超えるインパクトを期待しています。

 

――楽しみですね。ちなみに今年は、インディアンスさん、錦鯉さんのほかに『オズワルド』さんが、昨年に引き続き、決勝進出を決めていますね。

 

中西 もう安定ですよね。誰が見てもクスッと笑ってしまうようなネタで、たくさんの人に刺さるお笑いだと思います。この前、電車の中でオズワルドさんの漫才を見ていたのですが、もちろん思いっきり笑えないじゃないですか。でも、堪えきれなくて声を上げて笑っちゃって(笑)。伊藤(俊介)さんの低いテンションから、だんだんボルテージが上がっていく感じが、結構好きです。同じネタなのに何度も見てしまいましたね。

 

大家 そうなんですよね。繰り返し見たくなる。しかも、何度か見ていると新たな気づきがあったりして。

 

中西 今年で3年連続決勝進出のコンビでもありますから、かなりトップに食い込んでくるんじゃないかと思います!

 

――なるほど。やはり決勝進出の経験がある分、強いのでしょうか。ほかにも、決勝常連のコンビで言いますと『ゆにばーす』さんもそうですよね。

 

大家 はらさんと川瀬(名人)さんの男女コンビということで、女性で優勝された方は未だいないので、毎回決勝進出される度に期待していました。でも、川瀬さんは「優勝したら芸人を辞める」と発言されているので、ファンの方はちょっと複雑ですよね(笑)。夢を叶えてくれたらうれしいですけど、優勝してしまったら漫才が見られなくなってしまうので、ちょっと寂しい。

 

中西 漫才が見れなくなってしまうのは悲しいですが、頑張ってほしいですよね……。ゆにばーすさんのネタは、はらさんが「イェーーーイ!」と叫んで、めちゃくちゃ元気に始まりますが、どんなに嫌なことがあってもあのテンションで「イェーーーイ!」って言ってるのかな? とたまに疑問に思います(笑)。いつでも明るく勢いのあるキャラクターで、下ネタもオープンなところが面白いですよね~。

 

運命の敗者復活戦の行方は?
決勝に上がる10組目のコンビを予想!

――さて、すでに決勝進出を決めている9組について感想をお伺いしました。ここからは『予想タイム』になります。今回も、当日の敗者復活戦から1組だけが決勝の舞台に上がることができますが、メンバーをご覧になっていかがでしょう?

 

大家 敗者復活戦に残っている方々の中には、見取り図さんやニューヨークさんなど昨年決勝進出したコンビや、ハライチさんやアルコ&ピースさんなどテレビで人気の方々もいて、正直誰が決勝に行ってもおかしくないと思います。

 

中西 混戦状態ですよね。もしかしたら、敗者復活戦から上がって優勝を掴むってこともあるかもしれないメンバーだと思います。

 

――ちなみに、共演されたことがある方はいますか?

 

中西 アルコ&ピースさんは、一緒に番組に出演させていただいたことがありますね。仙台のローカル番組だったんですが、バンジージャンプをするというハードなロケで……。

 

――え! 跳んだんですか!?

 

中西 はい、跳びました(笑)。まだ私がAKB48に来たばかりのころで、初めましてでした。最初は怖いイメージだったんですけど、一緒にロケしてみたら優しくて、めちゃくちゃイジってくださって。

 

――そんなことが…!それは、いい思い出ですね。大家さんはどうでしょう?

 

大家 私は、あんまりお会いすることはないんですが、ハライチさんは事務所の先輩です。4年ぶりのM-1挑戦なうえに、ラストイヤーということで応援しています。

 

――そう考えると、アルコ&ピースさんも今年ラストイヤーになります。

 

中西 そうですよね。それはぜひ応援したいですね!

――今回、誰が勝ち上がるか予想するのは本当に難しい状況ですが、その中でも、あえて1組だけ選ぶとしたら、どのコンビでしょうか?

 

大家 敗者復活戦は視聴者投票でもありますから、実力と人気どちらも考慮しないといけないですよね。

 

中西 ん~難しいところではありますが………決めました! これはふたりとも同じ意見です。

 

大家&中西 私たちが選んだ「敗者復活戦を勝ち上がるコンビ」は………

 

★敗者復活枠 本命『見取り図』

 

――おお、これは安定のコンビですね。

 

大家 そうですね。やはり昨年も決勝進出されていて実力は十分ありますし、視聴者の方からの支持も熱いふたりではないかと思うんです。

 

中西 それこそ優勝までいく可能性も全然ありそうですよね。

 

――可能性は十分かと思います。

 

大家 敗者復活戦は、外の寒いステージで披露されますが、どれだけ声を響かせられるかも大事ですよね。私たちも野外ステージなどでコンサートを行うことはありますが、まだ踊っているので、なんとかなる。でも、漫才だとまた話が違いますから。

 

中西 見取り図さんは、そこをハツラツと乗り切ってくれそうな感じもしますよね。

 

――そうですね。では、敗者復活戦は『見取り図』に期待ということで、楽しみです。

 

今年のM-1を制するのは?
トップ3&優勝コンビ大予想

――いよいよ、最後にトップ3そして優勝コンビの予想をしていただければと思います!M-1では視聴者も参加できる「3連単」予想企画が毎年開催されていて、盛り上がりますよね。

 

大家 いや~、これは本当に難しいですね。期待しているコンビとガチの順位予想ってなると話が変わってくるので、そこがキツい(笑)

 

中西 そうなんだよね。本気で選ぶと全然違う3組になるので……。んん~でも決めました!

 

――ではさっそく、第3位のコンビから、それぞれ発表してもらいたいと思います!大家さん、中西さんが選んだコンビはこちら!

 

★第3位
大家 『オズワルド』
中西 『ゆにばーす』

 

大家 やはりオズワルドさんは、3年連続決勝進出の実力があり、安定していると思うので、3位以内には食い込んでくるんじゃないかという予想ですね。

 

中西 敗者復活か決勝に毎年残っていて、行きそうで行かないという感じを繰り返していますが、今年はついにトップ3には上がってくるんじゃないか、という予想です。

 

――すると、川瀬名人さんは芸人を辞められないわけですね(笑)。どちらもありそうな雰囲気ですね。

 

大家 ここまでくると実力は僅差で、出順なども関係しますから正直細かい順位は本当に予想でしかないです…。

 

――“運”も味方につけなくてはいけないのがM-1ですもんね。さて、続いて準優勝となるコンビを発表してもらいしょう。惜しくも第2位となるのは……。

 

★第2位
大家 『インディアンス』
中西 『インディアンス』

 

――おふたりとも同じ予想結果です!

 

中西 一緒になりましたね!インディアンスさんは本当に優勝してもおかしくないと思います。確実に3位以内に入ってくると思いますし、みんなの意見を考慮してもこの3組のどれかになるとは思っています。

 

大家 着実にパワーアップしていると思いますし、今年は番組で共演することもあったので応援もしています。

 

――昨年はトップバッターという位置でしたが、今年はいつ出番が来るのか、それも楽しみですね。さて、ついに最後の優勝コンビの発表です。

 

大家&中西 私たちがグランプリと予想したのはこちらのコンビです…!

 

★第1位 優勝
大家 『ロングコートダディ』
中西 『オズワルド』

 

――おお、これはガチンコ予想ですね!

 

大家 私は、ロングコートダディさん優勝してくれたらうれしいですね。万人受けしそうなネタはもちろん、あの舞台度胸があれば、本番でも安定して実力が100%発揮できると思うので、優勝もあるんじゃないかと思いました。

 

――なるほど。持っている力を十分披露できるかどうかは重要ですもんね。

 

中西 インディアンスさんとも迷いましたが、オズワルドさんに決めました! 私も何回も同じネタを見てしまうくらい虜になってしまったので、その完成度の高さは評価されると思います。

 

――どういった流れで優勝コンビが決定すると思いますか?

 

大家 もちろん拮抗するんじゃないかと思っています。なんなら1票差で決まるくらい。最後の審査員の札がめくれるまで、誰が勝つか分からない、熾烈な優勝争いになりそうだと踏んでいます。

 

中西 オズワルドさんとインディアンスさんは本当はどちらか決められないレベルです(笑)。かなり票が分かれて、どちらか決まることになりそうだと思います。

 

大家 本当にわからないですよ!(笑) 出る順番も大きく関係してきそうですし、最後までどうなるか分からないです。

 

中西 こちらが緊張しちゃいますね!当日までドキドキです。

 

――結果、楽しみですね!最後に、今回予想してみていかがでしたでしょうか?

 

大家 こうやってみんなで予想ができるのもM-1の醍醐味だと思いますね。今は、忘年会シーズンとはいえ集まりづらいですから、SNS上でみんなで予想し合いながら楽しめるのはとてもいいと思います。そして、M-1では昨年のマヂカルラブリーさんのように1組の人生が変わる瞬間が見れるというのが、本当に熱い! 当日が待ち遠しいです。

 

中西 予想するのはかなり難しかったですね。どの組が勝ち上がってもおかしくないですから。早く結果が知りたいです。また、当日、優勝者が決まることはもちろん楽しみですが、終わった後の最速反省会やインタビューで、素の芸人さんの姿が見られるのも期待です。人生をかけてやってきた人たちの生のリアクションやリアルな言葉を聞けるのも、M-1のメリットだと思います。

 

――ありがとうございました!はたして、優勝コンビを当てることができるのか……ご期待ください!

 

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大家志津香(おおや・しづか)
AKB48チームB所属
生年月日:1991年12月28日
出身地:福岡県
Twitter:@ooyachaaan1228
AKB48の第4期生で、愛称は「しーちゃん」。2011年12月、シングル「上からマリコ」で初選抜入り。『くりぃむクイズ ミラクル9』など数々の地上波番組にレギュラー出演。先日、年内の12月28日でAKB48を卒業すること発表した。

 

中西智代梨(なかにし・ちより)
AKB48 チームB所属
生年月日:1995年05月12日
出身地:福岡県
Twitter: @chiyori_n512
HKT48の第1期生としてデビュー。2014年、AKB48に移籍した。愛称は「ちょり」。2013年3月、HKT48のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」で初選抜入り。

 

12月8日(水)の「AKB48劇場16周年特別記念公演」で、4年ぶりのチーム組閣と約5ぶりとなる「AKB48 第17期生オーディション」の開催が発表された。——2月5日(土)、6日(日)に東京ガーデンシアターにて「AKB48新春コンサート(仮)」の開催も決定。5日(土)は現チームでのラストコンサート、6日(日)はカップリング曲のリクエストアワーと新チームでのコンサートが行われる。

詳しくはAKB48公式サイトへ。

AKB48公式サイト

錦鯉「“ほかのM1ファイナリストよりも俺たちは寿命が短いから、出番はできれば早いほうがいいけど(笑)」【M-1グランプリ2021特集】

2年連続、M-1決勝直前に錦鯉がGetNaviwebに登場! 49歳と42歳で大ブレイクした“遅咲き芸人”長谷川雅紀と渡辺 隆からなる錦鯉。そんな2人の半生をまとめた自叙伝『くすぶり中年の逆襲』が現在発売中。幼少期の思い出や、錦鯉を結成するまでのそれぞれの芸人時代のエピソード、さらには一躍脚光を浴びてからの心境の変化などを軽快な2人の掛け合いで綴った本作。そこで、間もなく決勝を迎える『M-1グランプリ2021』を控える2人に、本の話、ブレイクしてからのこの一年、そして今年のM-1にかける思いをたっぷりとうかがった!

(撮影:干川 修 取材/文:倉田モトキ)

 

錦鯉●にしきごい…長谷川雅紀(1971年7月30日生まれ。北海道出身/ボケ担当)と、渡辺 隆(1978年4月15日生まれ。東京都出身/ツッコミ担当)によって2012年に結成。2020・21年には『M-1グランプリ』で決勝進出をはたした。昨年からテレビ番組の出演数が急上昇し、ネクストブレイクのタレントとして注目を集めている。今年10月には初の単独ライブ『錦鯉独演会「こんにちわ」』を成功させた。

 

【錦鯉さん撮りおろしカット】

 

ボクらって、一番身近にいる芸人だと思ってます

 

──先月発売になった初の自叙伝『くすぶり中年の逆襲』ではお2人が掛け合いをしながら半生を振り返っていらっしゃいます。どのエピソードも面白く、一気に読んでしまいました。

 

長谷川 嬉しいですね。幼少期の話とかはまだまだ入り切らなかったエピソードがたくさんありますよ。なので、もし第2弾があれば、そこでもたくさん披露しようかなと思ってます。

 

──こうした本を出すのは、やはり夢の一つとしてあったのでしょうか?

 

長谷川 ボクは以前から、50歳の節目として自分の年表を作りたいなと思っていたんです。そのタイミングで「本を出しませんか?」と声をかけていただけたので、本当にありがたかったですね。

 

渡辺 やっぱり、こうして本を出してもらえるというのは嬉しいものですね。それに、コンビを結成して10年近くになりますが、お互い知らなかったエピソードもたくさんありましたし。

 

長谷川 隆もあまり自分の思いとか気持ちを直接ボクに話すタイプではないので、この本を出すことで、M-1に対する心の内なんかを知れてよかったです。お互い様ですが、こういう機会がないとそれぞれがどう思っているかなんて、本当に分かりませんから。そこも本を出せて嬉しかったことの一つです。

 

──本のボリュームを見ても、かなり長い時間をかけてお2人で語り合ったんだなということが分かります。

 

渡辺 そうですね。でも、普通にしゃべっていたら時間が経ってたという感じです。相手が雅紀さんですし、そんな肩肘張らずにやっていたので。編集者さんには失礼な話かもしれませんが(笑)。

 

長谷川 でも、面白いのが、誰かと一緒に昔の話をしていると、どんどんと自分の古い記憶が甦ってくるんですよね。なので、もっともっと思い出したいなという思いになりました。当時、よくお会いしていた人と話をすれば、よりいろんな記憶が甦りそうですし。

 

──この本を読んで、「俺の話が出てきてないぞ!」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

渡辺 あるでしょうね(笑)。

 

長谷川 そう感じている方がいたら、ちょっと怖いですね(笑)。

 

──また、この自叙伝を読み、錦鯉のこれまでを知った上で改めて昨年のM-1を見返したら、笑いながらも、いろんなお2人の苦労が頭をよぎって、ちょっとウルウルしてしまいました(笑)。

 

長谷川渡辺 ははははは!

 

渡辺 そんな効果があるんですね。

 

長谷川 でも、決してボクらだけが特別なんじゃなく、知らないだけで、みんなにそれぞれ人生のドラマがあると思うんですよ。

 

渡辺 そうだね。決勝だけじゃなく、予選で敗れた芸人たちにもそれぞれの思いがあるだろうし。

 

長谷川 その中で我々は遅咲きだから、余計にドラマチックに見てもらえてるのかなという気はします。

 

──とはいえ、この本を読むと、苦労話からくる感動だけじゃなく、年齢を重ねているからこその深みのある言葉が詰まっているように感じました。

 

長谷川 それはあるかもしれないです。やはり、お笑いを始めた時と今とでは、考え方も180度違いますし。昔は、“芸人はこうでなきゃならない”みたいなこだわりがありました。でも、そういういろんなものがどんどん剥がれて落ちていったんです。かっこつけたってしょうがないし、威張っててもしょうがないと思えるようになって。

 

渡辺 それはやっぱり年齢を重ねてきたからっていうのはあるね。

──また、語られている言葉には、背伸びをしているところがなければ、おごりもなく、だからといって卑下しているところもない。お2人が常に読者と同じような目線にいるところにも親近感がわきました。

 

長谷川 本当ですか!? それはよかったです。ボクらも自分たちのことを一番身近な芸人だと思っていますから(笑)。だって、一年前まで普通にアルバイトに行ってたんですよ。本当に身近にいる芸人です。

 

渡辺 それに、成功した人やブレイクした芸人の本って、普通は“俺はこうやってきた!”みたいな成功談が書いてあるじゃないですか。でも、僕たちの本はほとんどが、“こうするな!”っていう内容ですから(笑)。

 

長谷川 そう。“いつまでも俺たちみたいにダラダラしてちゃダメだよ”とか、“売れるなら、若い頃のほうがいいよ”とか。かなり反面教師になると思います(笑)。

 

──でも、偏見かもしれませんが、大多数の人間がついダラダラしてしまう側だと思います。だからこそ、この本が沁みるんじゃないかと。

 

長谷川 なるほど〜。世の中、“明日やろう”ばかりなのかな。それだとボクらと一緒ですね。これは声を大にして言うようなことじゃないですけど、ボクらは今まで、人の何倍も笑いについて考えたり、汗をかきながらネタを考えていたかと言ったら全然そんなことはなくて。とても胸を張って言える人生じゃありませんでしたから。

 

渡辺 本当に胸張って言えることじゃないな(笑)。

 

長谷川 続けていれば、こうして注目されることもある。人生って面白いなって思います。

 

次の目標はテレビのレギュラー番組!

 

──ちょうど一年前にもお2人にはGet Navi webにご登場いただきました。その際に、「もっと若い人たちから支持されたい」とお話しされていましたが、ファン層に変化はありましたか?

 

渡辺 あんまり変わんない気がしますけどどうなんでしょう(笑)。

 

長谷川 嬉しいことにテレビの出演は増えまして、『おはスタ』やEテレとか出演したいですね。

 

渡辺 そのあたりから声は掛かからないだろ(笑)。

 

──でも、ドラマの『バイプレイヤーズ』が流行ったように、“可愛いおじさん”という見られ方もされていると思いますよ。

 

長谷川 そういうふうに見られてるのかなぁ…。全然意識はしてないですけど。

 

渡辺 仮に若い女性からそう見られていたとしても、一過性のものだと思いますよ。きっとどこかで気づくと思います。“やっぱ、ただのオジさんだったな”って(笑)。まあ、そっちのほうが我々としてはやりやすいんですけど(笑)。

 

──(笑)。また、その時のインタビューで『徹子の部屋』に出るのが目標だともおっしゃっていました。

 

長谷川 残念ながら、そこはまだですね。でも、もう一つの夢だった『タモリ倶楽部』には出させていただきました。

 

渡辺 嬉しかったね、『タモリ倶楽部』は。

 

長谷川 テレビ以外でも、今年に入ってからウェブCMを2本、地上波のCMを1本と、CMに出る夢が叶いましたし。

 

──こうして夢がいくつか叶った今、新たな目標などはあるのでしょうか?

 

長谷川 今はレギュラー番組を持ちたいと思うようになりました。以前はそんなこと思ってなかったんですよ。“月に1回ぐらいはテレビに出たいな”って思っていた程度だったのに、そんな男がレギュラー番組を持ちたいと思うようになって。人間って欲深い生き物ですね(笑)。

 

渡辺 僕は目標とかないんです。頂いた目の前のお仕事をしっかりやる。それだけなんです。ただ、目標とは少し違いますが、テレビの仕事がものすごく楽しいので、なるべくたくさん出続けていけたらなという思いはあります。

 

長谷川 やっぱりテレビだよね。ボクら世代は特にね。

 

 

初のM-1は「楽しんでこい!」の言葉で気持ちがラクに

 

──さて、間もなく今年のM-1決勝が行われます。まずは予選突破と決勝進出、おめでとうございます!

 

長谷川渡辺 ありがとうございます!

 

──昨年は初出場でしたが、初めて経験した舞台はいかがでしたか?

 

渡辺 4位という結果でしたので、終わった時は悔しかったですね

 

長谷川 もちろん優勝を目指してましたけどね。残念だったのが、出順が9番目だったことで暫定席に座れなかったんです。だから、今年は5番目以内の出順を狙いたいですね。それに、あの状況下で順番を待つのって、かなり精神的にツライんです。

 

渡辺 でも、順番が早ければ早いで、“いつ抜かれるか分からない”っていう別のドキドキがあると思うよ?

 

長谷川 いやぁ、それでもボクは先に終わらせたほうがいいなぁ。

 

渡辺 まぁ、そうか。ほかのファイナリストよりも俺たちは寿命が短いから、できれば早いほうがいいか(笑)。

 

──また、昨年初めて決勝進出が決まった時、喜びと緊張ではどちらが大きかったのでしょう?

 

長谷川 同じくらいですね。決勝進出が決まってすぐは、いろんな芸人仲間や関係者から言葉を掛けてもらって、すごく嬉しかったんです。しかもその際、「これで人生が変わるかもしれないぞ」とか「大一番だから外せないぞ」っていう激励をくれた方々がいる中で、タカアンドトシのタカやハリウッドザコシショウは「楽しんでこいよ!」と言ってくれて。その言葉で気持ちがフワッとラクになって、いつものライブ感覚で臨めばいいんだって思えるようになったんです。

 

渡辺 でも、本番ではものすごく緊張してたよね?

 

長谷川 そうなの。実際に舞台に立ったら口の中がカラッカラになって(笑)。舌が口の内側にひっついちゃうし、さらに歯がないもんだから、口の中がサハラ砂漠みたいになってた。行ったことないんだけどね、サハラ砂漠。

 

渡辺 じゃあ、ただの砂漠でいいじゃねーかよ(笑)。なんで、サハラ限定なんだよ。

 

長谷川 そうか(笑)。でもホント、体は正直だなって思いました。心では“楽しんでいこう”って思ってたのに、まったくそんな感じにならなくて。ただ、「楽しんでこい」というのはいい言葉だなって思いましたね。

 

渡辺 だってさ、そもそも「頑張ってこい」って言われて、俺らがそのとおりに動けるわけないじゃない?

 

長谷川 そうだね。散々頑張ってこなかったわけだし。

 

渡辺 その言葉で頑張れるんなら、若い頃にもっと頑張ってるって(笑)。

 

長谷川 たしかに(笑)。だからボクは今、これから何かに頑張ろうとしている人には、「楽しんで!」というようにしていますね。

──ちなみに、今年の決勝でやるネタはもう決めているんですか?

 

渡辺 何本かは候補を決めてますね。

 

長谷川 今年は二回戦、三回戦、準々決勝、準決勝と全部ネタを変えてるんです。それを踏まえた上で最終的に決勝をどうするかはこれから話し合って決めようと思ってます。

 

──去年はパチンコのネタを披露されていましたが、ギリギリまで悩まれたのでしょうか?

 

渡辺 いえ、2本とも準決勝でやったネタでいこうっていう一択でした。そうしたら、芸人仲間から「なんで、あのネタにしたの?」みたいなことを言われて(笑)。もちろん、2人で考えた結果なので、まったく後悔はしてないんですけどね。

 

長谷川 ネットでも、「他にもいいネタあっただろ」って書かれていたみたいですけど、結果的にあれでよりボクらを知ってもらえたところもあるしね。

 

渡辺 そうそう。

 

長谷川 最初は、ネタの意味が分からなかったのかなって思ったんです。なので、「面白かったです」って言ってくださった方にいろいろ質問してみたんですね。特に女性に「普段、パチンコされるんですか?」とか。そうしたら、「やったことないです。でも面白かったです」って言ってくださる方が多くて。小学生の子どももあのネタの動きをマネしてくれてるという話も聞きますし。それを思うと、設定とか関係なしに、インパクトは残せたんだなって思いましたね。

 

──今年もインパクトのあるネタを期待しています!

 

長谷川 ありがとうございます。口の中がサハラ砂漠にならないように気をつけて頑張ります(笑)。

 

渡辺 放送を楽しみにしていてください。

 

 

<自叙伝を楽しむための人生曲線>

↑長谷川雅紀さん直筆。大きな波が続く。2020年M-1決勝の舞台裏話は必見
↑渡辺隆さん直筆。10代後半まではずっと平均的

 

<2022年、結成10周年をむかえる錦鯉の2人に10の質問!>

Q01. 影響を受けたお笑い番組は?

長谷川 萩本欽一さんの番組すべてですね、物心ついてテレビを見て、最初に面白いと思ったのが欽ちゃんのバラエティ番組だったんです。どのレギュラー番組でも高視聴率を叩き出していて、“視聴率100%男”と言われていた時代で。まさしく、ボクのお笑いの原点です。

渡辺 僕は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』かな。初めて見たのが中学校くらいで。ダウンタウンさんのお2人が舞台上で立ちトークをしていて、その笑いのセンスに、子どもながら“すごいな!”って驚愕したのを覚えてます。永遠に見てられましたし、“(30分の)放送、終わらないでくれ!”って思ってましたね。

 

Q02. 自分にとって原点といえる場所は?

長谷川 札幌にあるライブハウスの「ペニーレーン24」。お笑いを始めて、初めて立った舞台なんです。今年、25年ぶりぐらいに行きましたが、懐かしかったですね。

渡辺 どこだろう…。実家かな(笑)。というか、まだ親父と2人で住んでるんですけどね。

長谷川 でもそれは、間違いなく原点と言える場所だね(笑)。

渡辺 思い入れのある場所とかないんだよなぁ。初舞台がどこだったかも忘れちゃいましたし(笑)。

 

Q03.「錦鯉」を形成する上で欠かせない、源流とも言える作品・モノは?

長谷川 ボクはコロコロコミックです。小学生の頃、大好きでした。藤子不二雄さんが好きだったんですが、それ以上に特定の作品というよりコロコロコミック自体が大好きで。あの存在がたまらなく好きだったんです!

渡辺 もう、わかったよ! 何度も力説しなくてもいいから(笑)。

長谷川 (笑)。お客さんにもよく「やってることがコロコロコミックみたいだな」って言われますし。

渡辺 僕の源流は…雅紀さんじゃないかな。この人ありきで錦鯉のネタを作ってますから。

 

Q04.「これだけはやめられない!」ということは……?

長谷川 直さなきゃいけないことなんですが、テレビや電気を点けっぱなしで寝ちゃうんです。だからか、全然疲れが取れなくて。ムダに電気代もかかりますしね。まぁ、電気代はいいとしても、地球全体で考えると…。

渡辺 急にエコにいくなよ(笑)。

長谷川 でも、本当にそろそろ直したい。夜中にテレビの音で起きちゃたりするし。

渡辺 いや、気をつけていれば、すぐにでもやめられるだろ、それは(笑)。僕はお酒かな。といっても、やめる気もないんですが(笑)。

長谷川 最近も飲んでる?

渡辺 おかげさまで忙しくて、飲む暇もなくなってきたけどね。ただ、年齢を重ねて、どんどんお酒が抜けづらくなってきてる(笑)。

 

Q05. 本番前に必ずすることは?

長谷川渡辺 ないなぁ。

長谷川 よく験担ぎをするとか聞きますけど、うちらは本当にないんです。

──験担ぎで毎日決まったことをすると、それをし忘れたときに逆に動揺するからあえて持たないという話も聞きます。

渡辺 いや、そういうのでもないんです。単純に何も考えていないだけです(笑)。

 

Q06. 10歳の頃はどんな子どもでしたか?

長谷川 ボクはマンガとゲームが大好きな子どもでしたね。今回の自叙伝にも載せましたけど、友達とマンガを描いたりもしていて。ゲームはゲームウォッチの世代なんです。そのあとにファミコンが出て、みんなで集まって遊んでました。

渡辺 野球をやってました。あと、ザ・ドリフターズをよく見ていました。『8時だョ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』が大好きで。

長谷川 あの頃は、『全員集合』か『オレたちひょうきん族』かで分かれてたよね。

渡辺 そうそう。『ひょうきん族』は子どもの当時、ちょっと大人すぎて。ドリフは志村けんさんが本当に面白くてね。いかりや長介さんに本気で怒られていたりするの。それがだんだん怖くなくって、“志村、それ以上ボケないでくれ!”って思って見てたもん。“いかりやが怒るから、もうやめてくれ!”って(笑)。

長谷川 子どもだと、大人が本気で怒ってる姿は怖いよね。面白いんだけど。

 

Q07. 10万円分のプレゼントを贈るなら、誰に何を渡す?

長谷川 ボクは弟にパソコンを。なぜパソコンなのかは自叙伝を読んでいただければ分かると思います(笑)。

渡辺 …僕は親に現金かな。

長谷川 一番実用的だね(笑)。

渡辺 商品券とかよりは現金のほうがいいかなと思って。親子だと特に。

 

Q08. 相方の「ココがすごい!」と思うところは?

長谷川 自然体なところですね。今回のインタビューでも、「何もないんです」とか「考えていないです」って、すごく正直に答えるじゃないですか。それってなかなかできることではないと思うんですよね。結構、勇気のいることですし。

渡辺 雅紀さんのすごさは……よく、こんなバカで50歳まで生きてきたなっていうところかな(笑)。運なのかどうかは分かりませんが、本当にすごいことですよ。

長谷川 たしかに、運がいいというか、まわりに恵まれていたというのはあるかもしれない。というのも、今年、生まれて初めてテレビを買いました。上京してからはテレビも洗濯機も冷蔵庫も、なんなら服とかも全部もらいものばかりで。自慢じゃないけど、お店で買ったことがあるのはメガネと靴だけだったから。

渡辺 それ、自慢じゃねーよ(笑)。“自慢じゃないけど”っていうのは、本当は自慢したい時に使うんだよ。

長谷川 あ、そうなの? 使い方間違ってる?(笑) そんなボクが今年は家電屋さんでゲームとテレビとレコーダーを買いました。

渡辺 やっと自力で生きていけるようになったんだね。

長谷川 そう! 言っても、ボクももう50歳ですから!

渡辺 遅ーんだって(笑)。そういう自慢は20歳ぐらいのときに言うもんなんだよ(笑)。

 

Q09. では反対に、あえて相方に直してほしいところは?

長谷川 お酒の飲みすぎとかですね。体のことを労ってほしいですね。

渡辺 雅紀さんに直してほしいところはないです。好きなように生きてほしいです。だって、どこか一個を直そうもんなら、死んじゃう気がするんです。絶妙なバランスで成り立っていると思うので、ヘタに触れるのが怖いです(笑)。

 

Q010. 錦鯉の10年後はどうなっていると思いますか?

渡辺 雅紀さんは還暦だね。

長谷川 そうだね。願わくば、悠悠自適な生活を送っていられればって思いますね。もちろん、仕事をしながらだけど、のんびり生きていけたらなって。あとは、つみたてNISAに入ってると思います。最近、覚えたんですよ。

渡辺 大丈夫? それ本当につみたてNISA? よく似た言葉の勧誘とかに騙されてない?

長谷川 ちゃんと聞いたから、大丈夫!(笑)

渡辺 急にお金を持つと怪しい人が寄ってくるから気をつけてね。10年後かぁ。今思うのは、漫才を続けていられたらいいかなっていうぐらいですね。その時はどんなネタを作ってるんだろう。まだ雅紀さんの頭をツッコんでいるのかな(笑)。そのへんは楽しみですね。

 

錦鯉・著
「くすぶり中年の逆襲」

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価格:1430円(税込)

発行元:新潮社

清原果耶主演『ファイトソング』 栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみの出演が決定

2022年1月期に放送される火曜ドラマ『ファイトソング』(TBS系)に、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみが出演することが決定した。

本作は清原果耶演じる、空手の日本代表をめざすも夢破れ、人生どん底の主人公・木皿花枝が、持ち前のスポーツ根性で逆境だらけの運命に立ち向かっていくヒューマンラブコメディ。清原のほか、花枝と三角関係の恋を繰り広げる一発屋の変人ミュージシャン・芦田春樹役で間宮祥太朗、一途に花枝を想い続けている幼馴染の夏川慎吾役で菊池風磨(Sexy Zone)の出演が決まっている。

 

そしてこのたび、追加キャストとして、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみの出演が決まった。

 

栗山がTBSの連続ドラマに出演するのは、2015年放送の金曜ドラマ『アルジャーノンに花束を』以来、約7年ぶりとなる。多くの作品で活躍している栗山が本作で演じるのは、ミュージシャン・芦田の才能をいち早く見つけた事務所マネージャー・伊達弓子。曲が書けなくなってしまった芦田に最後通告しながらも、どこかで芦田の才能を信じている。花枝と芦田の関係に弓子がどう関わってくるのか注目だ。

 

橋本は劇団☆新感線のメンバーとして活躍するほか、数々の映像作品でバイプレイヤーとして存在感を発揮している。今夏放送された金曜ドラマ『#家族募集します』では、娘との距離感が掴めない強面な父親役を好演した。そんな橋本が今作で演じるのは、花枝が抱えるある“秘密”を知る唯一の人物である医師・立石正嗣 。花枝も身近な人に相談しにくいことを立石には打ち明けられるという間柄だ。清原と橋本は今回が初共演となる。どんなやりとりを見せるのか注目だ。

 

戸次は人気演劇ユニット・TEAM NACSのメンバーとして幅広い層から支持を得ており、昨年放送された日曜劇場『半沢直樹』で演じたカリスマIT社長役が話題となった。今作で演じるのは、花枝たちが育った児童養護施設「あさひ学園」の近所にある理髪店の店長・迫智也。花枝や慎吾が幼いころからの顔見知りで、2人にとって何でも話せる相手である。為になるようなアドバイスは出来ないが、天然で真っすぐかつ面倒見のよい兄貴肌な男だ。花枝たちの保護者的存在として作品を温かく包み込む演技に注目。

 

稲森は様々な作品でシリアスな役どころからコメディまで幅広く演じ、その演技力を高く評価されている。今年7月期の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では公安刑事というクールでハードボイルドな演技を見せたことでも記憶に新しい。そんな稲森が演じるのは、「あさひ学園」の施設長・磯辺直美。小さいことは気にしない大らかで豪快な性格で、空手選手引退後すっかりぐだぐだになってしまった花枝を叱咤する母親的存在。花枝や慎吾の考えていることは全てお見通しの直美。花枝たちの恋や生き方を、稲森演じる直美がどう見守っていくのか期待が高まる。

 

物語の要所を固める個性豊かなメンバーたちが不器用な3人の若者たちとどのように関わり、どんな展開を迎えるのか。

 

栗山千明 コメント

オファーをいただき、素晴らしい座組みの一員にしてくださり大変光栄に存じます。そして今までにないような役柄にチャレンジさせていただける事に感謝しています。

 

私が演じさせていただきます弓子は、芦田をミュージシャンとして発掘したマネージャーさんです。芦田を想うが故に厳しい言葉をかける事もありますが、お茶目な面もあり親しみを感じました。

 

台詞の掛け合いも楽しく、どの登場人物も愛らしく、切なくも素敵なお話です。お楽しみに!

 

橋本じゅん コメント

お話をいただき、心の底から「やったーー!うれしいーー!」と思いました。本作はテンポが心地良いのにそれぞれのキャラクターがとても丁寧に描かれています。一人ひとりの人生をとても大切に捉えている岡田惠和さんの脚本は、読み物としても大変楽しく、台本の域を超えたところで読書として楽しんでいます。『ファイトソング』は日本全国の皆様へ向けた応援歌だと思っています。塞ぎ込んだ今の状態からみんなで前に! 上を向いて立ち上がって行ける!! そんな笑顔と元気をきっとお届け出来る作品になると信じています!

 

戸次重幸 コメント

こんなにキラキラした作品にアラフィフのおっさんが出演して良いのか?と思いましたが、昔で言うスイカに塩をかけるような役割を果たせたらとも思い、精一杯務める所存です。

 

この作品は「キラキラしてるな~~!」という感想です。ドラマならではの出会いや展開が、恋愛ドラマの原点回帰のようにも見えるし、今の時代ならではの新しさも感じる素敵なお話だと思いました。そして私の役どころで言うと、今ひとつ捉え所のないキャラクターだと思っていたんですが、先日クランクインし監督との相談のもと、人間らしさの表現方法に手応えを感じました。

 

若い世代の織りなす純粋さと不器用さの連続。良い意味でのむず痒さを、存分に感じてお楽しみください。

 

稲森いずみ コメント

「ファイトソング」と聞いてどんなドラマになるのかワクワクしました。本作は元気をもらえる、元気づけられるドラマになっていると思います。恋愛の話だけではなく人間ドラマの部分も見どころで、清原果耶さん演じる花枝が様々な逆境を乗り越えていくポジティブな姿が印象的です。個性豊かなキャラクターたちで台本を読めば読むほど展開が楽しみになります。またこの役を通して児童養護施設について色々なことを知ることができました。花枝たちにとっては母親的存在でもありますし、元気に明るく温かく見守る施設長でいようと思っております。三角関係の行方、そして結末がどうなるのか、お楽しみに。

 

あらすじ

空手の日本代表をめざしていたが、突如としてその夢を絶たれてしまった木皿花枝(清原果耶)。全てを失い人生どん底…無気力でぐだぐだした毎日を送っていたが、試合前に必ず聞いていた勝負曲の作者・芦田春樹(間宮祥太朗)との運命の出会いが訪れる。と思いきや、芦田は今や落ちぶれた一発屋。こじらせまくった変人ミュージシャンになっていた!

 

今まで空手一筋で恋もしたことがなかった花枝と、「人の心が分からないから良い曲が書けないんだ」とクビ寸前の芦田。そんな崖っぷちの2人がひょんなことから手を組み、「嘘だけど本気の恋愛」にチャレンジしていくことに!

 

番組情報

火曜ドラマ『ファイトソング』

TBS系

2022年1月11日(火)スタート

毎週(火)後10・00~10・57

 

©TBS

B.O.L.Tインタビュー「空想することで、もっと人生を楽しもうという楽曲です」 3rdシングル「More Fantastic」リリース

待望の3rdシングル「More Fantastic」を12月15日(水)にリリースしたB.O.L.Tの4人にインタビュー。エネルギッシュなロックナンバーに仕上がった新曲の聴きどころや、2021年の活動&プライベートも振り返ってもらいました。

◆新曲「More Fantastic」は、SILENT SIRENの楽曲プロデュースなどで知られるサウンドプロデューサー・クボナオキさんによる楽曲です。聴いた時の印象は?

青山菜花:語感のいい歌詞とメロディーで、とても楽しい気分になりました。ファンの皆さんにも、きっと楽しんでいただけると思います。

 

白浜あや:口ずさみやすい曲調なので、私も楽しくてあっという間に聴き終わりました。あと食べ物や調味料の名前がいっぱい出てくるので、とてもおなかが減りました(笑)。

 

内藤るな:ドラマ『ごほうびごはん』(BSテレ東・テレビ大阪)のオープニング主題歌も担当させていただいている曲で。その食べ物や調味料の名前が恋する気持ちにも例えられているので、とてもかわいくてキラキラしている感じがしました。

 

高井千帆:疾走感にあふれているなと思いました。「もっと空想的な」という意味のタイトル通り、「空想することでもっと人生を楽しもう」という能動的な意味も込められた曲にもなっています。

 

◆皆さんが“調味料”に扮したミュージックビデオ撮影はいかがでしたか?

青山:私はチョコソースになりました! 指ハートでチョコソース・ビームを出しているので見てほしいです。あと、本物のレストランで撮影したので、とても楽しかったです。

 

白浜:私はホイップクリームを担当しているのですが、パンケーキを前にして、ちょっと「プリキュア」っぽくドリーミー・ホイップと名付けた動作をしているので、そこに注目してほしいです。

 

内藤:私はマスタードを担当しています。そして、「スパイダーマン」みたいに手首から発射しているような動作をしています。あと、ダンスシーンでは、サビ終わりで、両手だけでなく、体全体でもFantasticのFの字を作ってジャンプしています。ほかのアイドルさんでは見たことのないような動きになっています(笑)。

 

高井:私はケチャップ担当です。ミニスカート姿でロングブーツを履いていることもあり、どこか「セーラームーン」を意識した動きをやってみました。

 

◆ちなみに、主題歌になっているドラマ『ごほうびごはん』のオープニングでは、出演者の桜井日奈子さんと古川雄輝さんが曲に乗せてダンスを踊られていますね。

青山:桜井さんと古川さんが、B.O.L.Tの曲で踊ってくださっていることがとてもうれしくて。この気持ちを「More Fantastic」に込めて、ライブで歌いたいと思いました!

 

白浜:思わず「かわいい!」と言ってしまいました。実は、ドラマの中に出てくる料理のレシピをメモに取ろうと思って準備していたんです。でもドラマに夢中になってしまって、手を動かすのを忘れてしまいました(笑)。フルーツサンドのお店にも行きたいです。

 

内藤:私もドラマを見ていて、料理が本当においしそうだなと思いました。今度ちぃちゃん(高井)と一緒にお店の聖地巡りをしようと企んでいます。

 

高井:1話に出てくる絶品グルメバーガーには、先日食べに行きました。せっかくなので、ドラマで桜井さんが座っていた席に座りたかったのですが、ほかの席に案内されて座れなかったことが心残りです(笑)。

 

◆2021年、B.O.L.Tとしての活動を振り返っていかがでしたか? また、プライベートで印象に残っていることも教えてください。

青山:B.O.L.Tとしては初めてのライブツアーができて、いろいろな曲を披露することもできました。この勢いで、今後はスキルを上げて、もっとキラキラ輝けるようになりたいです。あと、メンバー同士の絆ももっと深めたいです。プライベートでは中学生になったので、学業との両立を頑張っています。

 

白浜:B.O.L.Tとしては、新しいアルバムを出すこともできたし、何事にも全力で楽しむことで濃い1年になったと思います。歌やダンスに関しては、ファンの方々から「成長したね」と言ってもらえました。プライベートではたくさん勉強したことで、自分なりに満足できる点が取れました!この調子で頑張っていきたいです。

 

内藤:昨年と比べるといろいろな活動できるようになりましたが、ファンの方に会えることが当たり前じゃないことにあらためて気づかされました。私たちも、誰かにとっての“ごほうびごはん”というか“ごほうびアイドル”といえる存在になりたいです。プライベートは…ほとんどちぃちゃんと遊んでいました(笑)。

 

高井:シングルとアルバムのリリース、それからツアーと、いろんな活動をできたことで、新しいファンの方にも出会えました。その半面、フェスなどでは自分たちの知名度がまだまだ足りないことを痛感しました。プライベートでは、料理のレパートリーが増えてきたので、もっと頑張りたいです。

 

◆最後に、2022年の目標を教えてください。

青山:今よりもっとB.O.L.Tを知っていただきたいです。パフォーマンスを高めるために肺活量を上げていきたいので、筋トレも頑張ります。それから、人見知りの性格を克服していきたいです。

 

白浜:歌唱力をアップさせたいです。これまでは高めのテンションで「全力で頑張ります!」と言っていましたが、これからは“全全力”で頑張ります(笑)。

 

内藤:ほかのアイドルさんと違って、応援の仕方もコール(声)よりダンスや拳を振り上げる系が多くて。そこがB.O.L.Tならではかなと思っています。なので、多くの方にライブに遊びに来ていただきたいです。まずはMVだけでも見ていただいて、その後は私たちの魅力で引きずり込めたらなって(笑)。プライベートでは、新しい友だちを作ってエンジョイしたいです。

 

高井:ずっと好きでい続けていただくことは、なかなか難しいことだと思っていて。その中で、B.O.L.Tを気になりかけている方々を、沼に入り込ませられたら。その勢いで、フェスで注目されたり、Twitterのトレンドに入ったりするようなアイドルになりたいです。プライベートでは、先日20歳になったばかりなので、ドラマの2話に出てきた焼き鳥屋さんで一杯やりたいです(笑)。

 

PROFILE

(左から)白浜あや、高井千帆、内藤るな、青山菜花

 

内藤るな

●ないとう・るな…2000年12月23日生まれ。東京都出身。O型。

 

高井千帆

●たかい・ちほ…2001年11月20日生まれ。東京都出身。B型。

 

青山菜花

●あおやま・なのは…2008年9月10日生まれ。東京都出身。A型。

 

白浜あや

●しらはま・あや…2008年4月11日生まれ。神奈川県出身。O型

 

リリース情報

3rd Single「More Fantastic」

2021年12月15日(水)発売

初回限定盤(CD+Blu-ray)2000円(税込)

通常盤(CDのみ)1200円(税込)

 

photo/金井尭子 text/くれい響

終了前と復活両方のM-1グランプリ経験者2016年M-1王者銀シャリが違いを語る!【M-1グランプリ2021特集】

2021年に第17回大会が行われるM-1グランプリは、2010年の第10回大会で一旦終了し、2015年に復活した。再開後のM-1は、出場資格がコンビ歴10年以内だったのが15年以内になるなどのルールの変更があり、また出場する芸人たちも大きく様変わりした。今回は【2010年まで】と【2015年以降】の両方に出場経験があり、2016年の第12回大会ではチャンピオンに輝いた銀シャリ(鰻 和弘・橋本 直)のお二人に話を伺った。

 

(企画・撮影:丸山剛史/文:金田一ワザ彦 )

 

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●鰻 和弘(左)・橋本 直(右)

 

2010年まではピリピリ(橋本)

――お二人のM-1グランプリの戦績は、2005年の2回戦進出からスタートして2009年までは準決勝止まりでしたが、2010年の第10回大会で初の決勝進出で5位という結果でした。そして復活したM-1では、2015年から連続で決勝進出し、2016年の第12回大会ではチャンピオンに輝きました。2010年までと2015年以降を両方経験されていているわけですが、当時の雰囲気を教えていただけますか。

 

 2005年はコンビ組み立て後すぐ、みたいな時ですね。

※結成は2005年8月

 

橋本 2006年と2007年はこれが違う、みたいなことは特にないですけど、全体的に2010年までのほうがピリピリしていて、2015年以降はちょっとあったかいというか。

 

――出場資格がコンビ歴10年以内だったとき、M-1への意識は周囲のコンビも含めてどうでしたか。

 

橋本 若手の場合はまず準決勝に行くのが目標でした。当時の準決勝は60組以上で多かったですけど。でも、そこまで行ったら名前を覚えてもらえるみたいな。

※2009年までは3回戦の次が準決勝、2010年以降は間に準々決勝が設定され、以降準決勝出場者は30組以下になった。

 

――会社での扱いが変わったり、仕事が増えたり?

 

橋本 そうですね、会社に貼り出されますし、周囲の雰囲気も変わってきます。

 

――そして2010年にはいよいよ決勝進出たわけですね。

 

 両国か、あの時。最初で最後じゃないですか、あのでっかい会場で。

※2010年の準決勝は24組が出場し、東京・両国の国技館で行われた。

 

橋本 それまでは東京ブロック準決勝と、大阪ブロック準決勝で結果発表だったから、全体のウケの量はわからない状態で。それがその年は両国で一撃ドンになりましたから。

 

 その時の準決勝のメンバー、今見たらすごいんじゃないですか。

 

橋本 当時は決勝行ってもウケないということも普通にあったので、ピリピリしていた感じはありましたね。決勝に行っても御の字じゃないというか、行ってしまったが故にとんでもなくミスるっという恐怖もあるので。

 

鰻 決勝に残ってるのにミスったらえらい響きますもんね。当時は怖かったですね。

 

橋本 俗に言う、決勝で最下位になると全国の漫才師の最下位感が出てしまうという。ほんまは全国でベスト8とかベスト9なのに。あと、同じ世代で仲が良いとかいう感じでもなかったですね。

 

 あんましゃべってなかったんちゃいますか、楽屋で。今は決勝の楽屋も当時と比べたらやわらかい感じで。

 

――結果は5位ということでしたが手応えは?

※優勝は笑い飯、2位がスリムクラブ、3位がパンクブーブー。披露したネタは「ABCの歌」。

 

橋本 悪くなかったですよ。もちろん優勝するつもりでしたけど、ベストパフォーマンスも出せたし、ピースさんが4位で、5位だったので。

 

 ネタ自体はだいぶ作り直したんじゃないですかね、M-1に向けて。

 

橋本 もしかしたら2009年の途中でできていたネタかも。昔のネタ過ぎても合わないというか、そのネタの自分たちの中での旬というかシンクロ具合もあるので、結局はその年かせいぜい前の年のネタになっています。

 

――それはお二人とも意見が合った?

 

 それは合いましたね。

 

橋本 日常の舞台数が多いので、必然的にウケる量とかネタのヒットポイントがわかってきて、もうこれかなという感じです。

 

――もしファイナルに行ったらこれというもの決まっていた?

 

 もちろんです。

 

――それは2番手のネタですか、それとも超えるような?

 

橋本 最初に良いのをぶつけてると思います。

 

 僕は2本目全然思い出せないです(笑)。何を用意してたのか……。

 

橋本 確か干支のネタだったと思います。

 

 あ、干支かあ。干支やろうとしてたんや。全然覚えてない。M-1やってる時の楽しい記憶はめっちゃありますけど。

 

橋本 いつも劇場で一緒だった同期のジャルジャルも決勝に出たし、ずっとお世話になっていた笑い飯さんが優勝して。哲夫さんが「一緒にやってきたジャルジャルや銀シャリが後ろで拍手してくれてめっちゃうれしかった」で言ってくださって、僕らも目の前で見られてうれしかったですね。

 

――その2010年でM-1が一旦終わってしまったわけですが。

 

橋本 当時はそこで一旦ではなく、もう終わるということだったので、憧れのM-1に間に合ったな、決勝行けた、よっしゃって感じでしたね。それで僕らも満足というか。もし次の年もあったらもっと行けたのにという感覚ではなかったです。

 

前と比べたらアットホームに(鰻)

――2015年にM-1が復活するまでの間は、M-1に代わってプロの漫才師だけが出場できるTHE MANZAIがコンクール形式で開催されました。お二人は2011年と2013年に決勝進出しました。

 

橋本 全然雰囲気が違います。激ムズですね。勝ち方がまったくわからなくて。選出される感じとか、1本目と2本目の合計点数だとか……。

 

 予選で3位までに入ったらめっちゃ有利なんですよ。

 

橋本 M-1はお客さんのめっちゃピリピリしてるがゆえの良さというか。ちょっと空気重たくても予選でパッとウケたらそこだけ空気が変わる、むしろ空気変えるぞ、みたいな。お客さんとの相性が良くて、すごく応援していただいた感触があった。THE MANZAIは未知の大会で温度もわからない状態でした。

 

 2011年は敗者復活やったんですよ。呼ばれてだいぶ走りました。しんどかったですよ(笑)。いい経験ですけど。

※THE MANZAI 2011では、認定漫才師による本戦サーキットと呼ばれる大会を通して順位を付け、15位までは決勝進出、16位~25位はワイルドカード決定戦と呼ばれる敗者復活戦に回る。

 

橋本 ほんとに難しかった。あっという間に終わりました。ただ、若干M-1色から脱却しようとしているのも感じましたね。新たなタレントを探している感じで。今思えば、M-1戦士じゃない空気感の人を選んでいる感じ。トリックスターとかキャラクターが強い方というか。だから賞レースをやっているというよりは特番に出ている感覚。お客さんもめっちゃあったかいので、全員ウケる。ポップでしたね。だから緊張もなかったですね。全員ウケてるから難しいというところはありましたけど。

 

――その期間があって、M-1が復活すると聞いた時はどんな感情でしたか。

 

橋本 どうなるんかなってみんな思ってたんじゃないですか。前のピリピリに戻るのか、この流れでポップな感じでいくのか。みんな試行錯誤だったんじゃないですか。予選の戦い方もこれまで通りでいいのか、それともちゃんとウケをパカパカとったほうがいいのか……。

 

 手探り状態でしたね。

 

――決勝まで行ったわけですが、かなり手応えは感じていましたか。

 

橋本 感じはよかったですね。お客さんとの相性は良かったです。予選もいいお客さんでしたし。

 

 僕ら的には気持ちよくできましたね。

 

橋本 決勝の楽屋もみんな知ってるメンバーでちょっと若返っていて。自分らもキャリアを重ねたというのもありますけど、最初に出たときの緊張感に比べたら全然空気がやわらかかったです。

 

鰻 前と比べたらめちゃくちゃアットホームですよ。

 

――決勝の出番順に関しては銀シャリさんは恵まれてたのかなという気がします。

 

 確かにそうですね。トップとか最後とかはなく、3~6番手ぐらいでした。

 

橋本 2015年はメイプル超合金がトップじゃないですか、メイプルがぶっこんだので、もうトップがどうのとかなくなったと思います。

 

 あれでなくなったんじゃないですかね。

 

橋本 めっちゃウケてましたし。

 

 ファイナルに関しては、僕らがファーストで3位だったからトップでしたけど。

 

橋本 ファイナルは順番はもう関係ないので。

 

 仕方ないんで、3位やったら。

 

橋本 変な言い方ですけど、戦っているんだけどどこかチーム戦みたいな、もちろん全員優勝するつもりでやってますけど、その大会全体を盛り上げるみたいな。トップのコンビがボーンとウケると、全体的に盛り上がりやすいですよね。出番順がパチンとハマったら。その時のファイナリスト同士って若干チーム感がありますよね。

 

――休止している間に変わったということですね。

 

橋本 そうですね。あと元々のM-1戦士みたいな方々がいらっしゃらないじゃないですか。ラストイヤーで優勝された笑い飯さんがディスイズM-1みたいな方々だったので。

 

 あの空白の期間でだいぶおれへんようになったんじゃないですか。

 

橋本 だから2015年のファイナリストを見た時に、この中から誰か優勝してしまうんやっていう、そんな感じです。それまでだったら速攻で本命は誰みたいのがあったんですが。

 

 2015年はナイツさんがラストイヤーでしたね。結局、敗者復活から決勝に上がってこなかったんです。

 

――土屋(伸之)さんが歌っているのをずっと塙(宣之)さんがツッコむという、すごいネタでしたね。

※吉幾三「俺ら東京さ行くだ」の歌詞に延々とツッコむネタは、権利関係から公式サイトでは配信されなかった。その影響もあってか視聴者のネット投票で決まる結果は3位に終わった。

 

 そうそう。めっちゃ覚えてます。

 

橋本 ストレートで行けなかったから、無理だからっておっしゃってたので、それでたぶん……。

 

 思い切ってあれに(笑)。

 

――決勝進出者は敗者復活戦の様子をずっと見ているんですか。

 

 楽屋にモニターあるんですよ。

 

橋本 お弁当食べながら見て、笑ったりしてました。

 

 

深夜までネタ合わせした戦友と(橋本)

――2016年に優勝を果たすわけですが、この年に優勝するためにやってきたことは、それまでの積み重ねですか、それとも何か違うことをやってみたのですか。

※優勝した2016年のネタは、ファーストラウンドは「ドレミの歌」、ファイナルラウンドは「うんちく」。

 

 ネタはこの年の早めにできたんすよ。3~4月ごろ。

 

橋本 2015年に関してはブラッシュアップして、だいぶリニューアルした。THE MANZAIでも使ってきたので、まずいな、2本ないなって。THE MANZAIに出ていなかったコンビは、復活したM-1でいいネタ出してたり(笑)。だから2015年はめっちゃ難しかったですね。2016年は早い時期にいいネタができた。ネタの鮮度は多少必要かもしれませんね。

 

 このころ、大阪と東京の往復が多くて、新宿のルミネの出番も日帰りで入れてもらってたんですよ。

 

橋本 ルミネの出番が賞品という争奪杯があって……。

 

 それに二連覇してもうたんです(笑)。

 

橋本 優勝1回で60ステージぐらいもらえるんですよ。だから2回分で120ステージ(笑)。

 

 それで、空いてる日は全部ルミネの出番が日帰りで入って(笑)。大阪に帰ったらロケの仕事して。無茶苦茶やったと思います、この時期。

 

――新鮮なネタを数多くかけるのが優勝への近道ですか?

 

橋本 その年にできたばかりの、めっちゃ良いネタをめっちゃかけるってことでしょうね。

 

 そうやと思いますね。

 

橋本 だいたい夏場から秋にかけて、このネタやなというのが固まってくる。2015年はその時期、あがいてました。決勝進出が決まってからも2本目のネタを作ってましたもん。

 

 2本目何とかせなって。

 

橋本 2本目はいろいろ組み合わせたりして、ある種、新ネタみたいな。

 

 めっちゃ元のネタから変わってます。

※準優勝の2015年のネタは、ファーストラウンドは「料理のさしすせそ」、ファイナルラウンドは「生活音がうるさい」。

 

橋本 2本目でめちゃくちゃ苦労しましたね。毎日夜中まで考えてました。途中、別の候補もあったよな。

 

 あった。最終的にこれで行くって決めてからも8割ぐらい変えたんじゃないですか。

 

橋本 テーマはそのままでめっちゃ変えました。この2015年にも和牛とかスーパーマラドーナさんがいますよね。NGKの楽屋を借りて夜中にネタの打ち合わせしてたら、2組ともいました。決勝行くのが決まってから、深夜1時ぐらいから武智さんと水田(信二)と飲みに行ったのを覚えてます。そういうことがあったので、2016年のファイナルラウンドにスーパーマラドーナさんと和牛と僕ら、夜中まで残ってやってた3組で行けたのがうれしかったですね。ファーストラウンドが進んでファイナルラウンドに行くコンビが決まっていくのを、お互い「よっしゃよっしゃ」って思っている感じがありました。戦友感が特に強かったですから。

 

――その2組とはその後どんな話をしました?

 

橋本 特に……良かったなぐらいで。

 

 僕は優勝したときに手を挙げるじゃないですか。その手が和牛の川西(賢志郎)の顔に当たってるんですよ(笑)。そのことをなかなか言えずに、あとで大阪の生放送の番組で初めて言えたんです。どう思ってんのかな、申し訳ないって。めっちゃ腹立ってたと思うんですよ。でも本人に訊いたらそうでもない、顔に当たってきたなあってぐらいって言ってたんですけど。

 

橋本 川西がすっとハケて僕らが画角に入るようにしてくれてるんですよ。絶対その瞬間は悔しかったはずなのに。

 

 改めてすごいなあって思います。みなさん。

 

橋本 僕はもう終わっても感触がわからなかったですね。スーパーマラドーナさんも和牛もウケてたんで、もし来年も出たら良いネタ作ろう、頑張ろうぐらいに半分思ってました。

 

――優勝した次の年に東京に進出されたのは、優勝きっかけで?

 

橋本 これは元々決まってたんです。優勝して来たみたいで、けっこう恥ずかしい。大阪でありがたいことにロケの仕事とかを週7ぐらいやってたので、2015年ごろから厳しかったんです。毎日早朝から深夜までで疲れ果てて。

 

 無茶苦茶しんどかったですよ。

 

橋本 M-1優勝するためには時間いるなと思って、ヒマになってもいいから、ファミレスでのネタ作りからやってもいいなあと思って……。

 

 会社と話し合って。

 

橋本 2015年ぐらいから、2017年の春に東京に行かせてくださいって。たまたま2016年に思いのほか早く優勝できたので、東京行きがスムーズになったんです。

 

 ほんまに時間なかった。その中でM-1にチャレンジしてたんです。

 

――準決勝に残れば売れてくるというお話がありましたが、チャンピオンの称号となるともっと違ってくるものですか。

 

 僕らは大阪でほぼ休みなしで仕事してたので、その差がなくて。一夜にしてスターにみたいな話があるじゃないですか。給料何倍に増えましたとか、そういうことを聞かれるのがつらかったです。

 

橋本 すでに春まで仕事で埋まってたので。

 

 そうそう(笑)。だから給料の質問もどう答えたらいいのか、ウソつくわけにもいかんし。

 

橋本 急にチャンピオン仕事が来ても全部スケジュールでアウト。もちろん優勝はうれしかったです。僕らは飛び道具のないタイプなので、M-1優勝という称号をいただけたらこれからもずっと漫才ができるじゃないですか。これでずっとこの世界にいられる、漫才で飯を食っていけるんやっていう。漫才の神様に認められたみたいな、そっちのうれしさでしたね。

 

今回は論争さえも起こらへん(鰻)

――では最後に2021年の決勝を予想していただけますでしょうか。

※ファイナリストはもも、真空ジェシカ、モグライダー、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、ゆにばーす、錦鯉、ロングコートダディ。

 

橋本 この中から誰か優勝するのかと思うとワクワクしますね。M-1ファン待望のメンバーっていう感じじゃないですか。真空ジェシカ、モグライダー、ランジャタイなんかは。あと、ももは絶対いつか行くと思ってたんですけど、早かったな。

 

 安定のおもしろさですから。でも、これ順番でだいぶ違ってくると思いますよ。どこがトップ行くかによって。

 

橋本 トップに行くことによってだいぶ荒れるタイプのコンビが多いですから。

 

 10回やったら10回とも違う結果になるメンバーじゃないですか。

 

橋本 確かに。ほんまや!

 

――順番と言えばオズワルドが2年連続で優勝したコンビ、ミルクボーイとマヂカルラブリーの次の出番で大変そうでしたが、結果残してますね。

 

橋本 ちゃんとオズワルドの味出てたから、さすがですよ。崩さないんですよ。オズワルドはトリックスター側だったのにいつの間にか、正統派を背負わなくてはいけなくなって、この重圧はえげつないですよ。本当はかき回す側だったのに。

 

 オズワルドはだいぶ変わったネタをしてるはずなんですけど(笑)。

 

橋本 やぱり決勝に行く行くって言われてる中で実際に行くっていうのはすごいと思います。これだけマークされていて、爆笑をとって期待通り決勝に行くっていうことが、いかに難しいか。あと、ゆにばーすも1回行って、間が空いて行くっていうのもだいぶ難しいんですよ。これも底力というか執念がえげつない。ロングコートダディも単独ライブの配信を買うぐらい好きなので期待してますね。コント師なんですが、今回のメンバーは漫才の概念を超えている一筋縄でいかないコンビが多いので(笑)。

 

 今回はもう論争さえも起こらへんのちゃう(笑)。漫才か漫才じゃないかなんて、ないと思いますよ。

 

橋本 錦鯉さんの50歳のチャンピオンというのも見てみたい。真空ジェシカがすごいというのも聞いてますよ。待望の登場のランジャタイも。

 

 一番の飛び道具。審査員の方がどう点数付けるかも見どころですね。

 

橋本 敗者復活からの優勝パターンもそろそろ。トレンディエンジェルからしばらくないので。

※準決勝敗退で敗者復活戦に回るのが、ダイタク、ヨネダ2000、男性ブランコ、さや香、ハライチ、アルコ&ピース、金属バット、ヘンダーソン、カベポスター、からし蓮根、アインシュタイン、東京ホテイソン、ニューヨーク、見取り図、マユリカ、キュウ

 

 そろそろありそう。

 

橋本 見取り図がここにいるから。ハライチ、ニューヨーク、東京ホテイソン、からし蓮根もファイナリスト経験者だし。

 

 すごい良いメンバーですよ。ライブで見たいですよ。

 

橋本 男性ブランコ、キュウ、ヨネダ2000、ヘンダーソンも面白いですよ。良いメンバーですよ。敗者復活から決勝の9組選んでも行けちゃうぐらいですよ。

 

 僕は準々決勝のオンラインチケット買ったんですよ(笑)。準決勝は見てないので。準々決勝の情報しかないんですが、さや香が良かったんですけどね。準決勝でどうなったんや(笑)。

 

――優勝予想をお願いできますか。

 

橋本 かなり、難しいですよ。

 

 あまり触れたくないです。波乱がありそうな気がします。

 

橋本 どうなっても波乱かと(笑)。最近食べ物の名前の入ったコンビの優勝が多いなっていうのがあるじゃないですか。僕らが銀シャリで、とろサーモン、霜降り明星、ミルクボーイと続いて去年のマヂカルラブリーで途切れたと思いきや、これ「ブリ」が入ってるんですよ。となるとランジャタイが「タイ」入ってる(笑)。それから……もも、あと錦鯉を食べるかどうか(笑)。見取り図が来ても「とり」なんです(笑)。

 

 あ、モグライダー、モグモグや。咀嚼音や(笑)。フードチャンピオンは続くかな。

 

橋本 敗者復活パターンでもからし蓮根!

 

 キュウはキュウリかキュウイで(笑)。

 

橋本 足すのはなし(笑)。

 

 トレンディエンジェルだけは食べ物関係ないな。敗者復活だからですかね。

 

橋本 そうや。だから2016年からの食べ物ルールか。

 

 じゃあ敗者復活は適用されへん。

 

橋本 だから、敗者復活から優勝する場合は逆に食べ物の名前が入ってないことが条件です(笑)。

 

鰻 トレンディエンジェルが何かの法則に入ってるかな? トレンディかエンジェルか、どっちに法則があるんやろ。なんかあるはずや。

 

橋本 男性とブランコとか、金属とバット、東京とホテイソン、壁とポスターとか。

 

 組み合わせタイプや! あるなあ(笑)。

 

橋本 法則見つけたわ(笑)。

 

 

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李闘士男監督インタビュー「不器用な人間が、傷つきながらも生きていく。僕はそれでいいんじゃないかなって思うんです」

つぶやきシローの小説を映画化した李闘士男監督の最新作『私はいったい、何と闘っているのか』が12月17日(金)より全国公開。炸裂する脳内妄想の理想と現実の狭間で日々闘う中年の主人公・伊澤春男には安田顕。2018年に『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』をスマッシュヒットさせた主演・安田×李監督の2人がお届けする、哀愁とオフビートな笑い満載の本作。その裏側を李監督に直撃!

(撮影/関根和弘 取材・文/倉田モトキ)

 

李 闘士男●り・としお…1964年生まれ。大阪府出身。大学4年生の時にディレクターデビュー。卒業後は『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)、『ダウンタウン・セブン』(TBS系)、『サタ★スマ』(フジテレビ系)、『タモリのジャポニカロゴス』(フジテレビ系)などのバラエティ番組を手がけた。2004年に『お父さんのバックドロップ』で映画監督デビュー。主な監督作に『デトロイト・メタル・シティ』、『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』、『ボックス!』、『神様はバリにいる』、『家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています。』など。

 

©2021 つぶやきシロ―・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

 

安田顕さんは多分陰の人。普段から本当に妄想ばかりしてそう

 

──最初に、監督がこのつぶやきシローさん原作の小説を映画化しようと思われた経緯を教えていただけますか?

 

李監督 映画プロデューサーの宇田川(寧)さんに勧められて原作を読んだのがきっかけです。面白い作品だなと思いました。最終的にはハッピーになるものの、主人公・伊澤春男の在り方がとてもペーソス(哀愁)にあふれていて共感できたんです。僕の映画に共通していることですが、何も起こらない物語が好きなんですよね(笑)。春男はいろんな出来事に巻き込まれてはいきますが、どれも取るに足りないことばかりで。脚本家の坪田(文)さんは大変だったと思いますよ。物語らしい物語が起きないんですから(笑)。とはいえ、そうした、どうってことない物事をいかに面白く描くか…そこが腕の見せどころだったと思います。

 

──映画化するにあたって、特に意識したことはなんでしょう?

 

李監督 春男の妻を誰に演じてもらうかが悩みどころでした。とても気持ちのいいお母さんではあるんですが、過去を知るとちょっと酷いところもある。あまり女優さんが演じたがらない役だと思ったんです。ですので、小池栄子さんに「やりますよ」と言ってもらえた時はホッとしましたね。現場でもご本人に「よく受けてくれたね」ってお礼を言ったんですが、「どうしてですか? すごくいい役ですよ」と言ってくださって。その言葉どおり、春男の家族や映画をご覧になる方みんなが、“この人がお母さんでよかった”と思える、本当に素晴らしいお芝居をしてくださいました。

 

──主演の安田顕さんとは、前作『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』に続き、2度目のタッグとなりますね。

 

李監督 主人公の春男を誰にしようかと考えていた時に、頭に浮かんできたのが安田さんでした。先ほどもお話ししたように、今作には大きな事件が何も起こらないため、春男をどう捉えるかが大事になってくるし、役者と僕の間で役の方向性をしっかり共有できないといけなかったわけです。それも、“こんな感じで”という感覚的なニュアンスでわかり合える人じゃないといけない。よく“人と人は話し合えばわかる”って言いますが、価値観が違う人とは、会話を2〜3分するだけでも、“あ〜、この人とは分かり合えないな”って思うじゃないですか(笑)。その意味では安田さんとは前回もご一緒してますし、信頼も大きかったんです。

 

──監督が感じる安田さんの魅力とは?

 

李監督 陽と陰で言えば、安田さんは陰の人だと思っています。だから観客は、春男を演じる安田さんを見て、“本当にこの人は、普段からこうやって妄想ばっかりしているんじゃない?”と思える(笑)。そこが大事なんです。実際、安田さんには、ちまちまとしたところがありますからね(笑)。例えば、撮り終わってOKを出しているのに、「あそこ、本当に良かったのかなぁ」っていつまでも心配しているし(笑)。そういうのが画面からにじみ出たらいいなと思ったんですよね。それに、僕はこの映画をコメディだと思って作っていなくて。大事にしたのは、最初にも話したペーソスでした。安田さんはそうした匂いを持っている方なんですよね。春男役を演じた安田さんを小池さんも大絶賛されていましたね。

 

©2021 つぶやきシロ―・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

 

──では、安田さんが演じられたことで、大きく印象が変わったシーンなどはありますか?

 

李監督 僕がいいなぁと思ったのは「食堂おかわり」の場面ですね。あの場所は春男にとっての、まほろばのような所にしたかったんです。急にあのシーンだけ宮崎駿アニメのようなファンタジーの世界になったから、スタッフからも「監督、これでいいんですか?」って確認されました(笑)。「男の人にはこの切なさがわかるからいいんです!」って答えておきましたけどね。「食堂おかわり」のシーンは安田さんの存在感のおかげで、美術とも非常にマッチしていましたね。意外と女性の方から、「あのシーン、好きです」という感想を聞くので、それはそれで“なんでだろう?”って不思議なんですけども(笑)。

 

©2021 つぶやきシロ―・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

 

──また、他の出演者も存在感があって素晴らしかったです。先ほどの小池さんはもちろん、春男と同じスーパーで働く高井役のファーストサマーウイカさんも最初は誰か分からず驚きました。

 

李監督 小池さんはお芝居の安定感が違いますね。僕の原体験が影響しているのか、僕は映画の中で、しっかりとしたお母さんを描きたがることが多いんです。その点、小池さんは存在の有り様がすごい。他の役者さんだと、過去に傷を負った役を演じる時、少し影を出してどこかしら暗めに表現しようとするんです。でも、小池さんは普通に演じていらして。“昔は昔、今は関係ないでしょ”というのを感じさせてくれる。きっと映画を観終わった後にもう一度見直すと、より小池さんのすごさが分かると思います。

 

©2021 つぶやきシロ―・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

 

──ファーストサマーウイカさんが演じた少しクールな高井役については、どんな演出をつけられたのでしょう?

 

李監督 今、“誰か分からず驚いた”という感想をくださったように、パッと見ではウイカさんが演じているとバレないようにしたら面白いかなという話はしました。ウイカさんも「いいですね〜!」って、すぐにその案に乗ってくださって。それに、そもそもの話ですが、結局のところ“映画を作る”とか“演出をつける”というのは、人間の探求でしかないと僕は思うんですね。また、そこにどんなドラマが必要かというと“葛藤”なんです。突き詰めていけば、葛藤のないドラマはありませんから。そこで、高井さんにとっての葛藤は何かと考えた時、原作にはないのですが、もしかすると春男を好きだったんじゃないかという設定を思いついたんです。

 

──それは映画を見ながら、ちょっとずつ感じていきました。

 

李監督 でしょ? 彼女が春男に対してツンデレなのは、もともとクールで冷たい性格なんじゃなく、春男に対する愛情があったから。それがにじみ出ると、グッと高井さんが魅力的な女性になるんですよね。金子大地君が演じてくれた金子もそうですよね。春男を裏切るような行動を取って、でも最後に「僕は謝りませんから」という。あれも、しっかりと葛藤を描くことで、本心では春男のことが大好きなのが分かるし、春男も金子のことを酷い男だとは思っていないというのが分かるんです。ね、結構監督っぽいこと考えてるでしょ?(笑)

 

──(笑)。また、監督の作品に登場するキャラクターはどれも人間関係の距離感が絶妙で、それぞれに愛したくなる要素があります。

 

李監督 それはもしかしたら、僕が下町の生まれで、人間関係が濃いところで育ってきたからかもしれないですね。この映画に出てくるスーパーの従業員たちもみんなアホばっかりでしょ?(笑) これ、褒め言葉ですよ。ああいう世界観だからこそ、最後のほうに長州力のネタが出てきても許されるんですよね(笑)。

 

©2021 つぶやきシロ―・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

 

──悪人が1人も出てこないのも魅力的です。

 

李監督 そこも自分の映画のこだわりですね。今作でいえば、沖縄のタクシーの運転手も、過去に酷いことをしてきているけど、彼は彼でいろいろあったんだろうなと思わせる描き方をしている。本当なら善悪がはっきりしているほうがドラマツルギーとしてはいいんでしょうけど、そこはあえて避けている。

 

──どうしてそこにこだわっているのでしょう?

 

李監督 真面目な話をすると、不器用な人や上手くいかない人間が好きなんです。でも、ほとんどの人生がそうだと思うんです。だからそこに寄り添っていきたいなって。そのためには、登場人物たちみんながチャーミングでないといけない。すると、あの距離感になって、自然とみんなアホになる(笑)。そこが僕の映画の価値なんじゃないかと思いますね。僕の映画にはスーパーマンは出てこないし、いつも市井の人々を描いている。どこかどんくさくて、傷ついたりしていて、それでも生きていて。でも、それでいいんじゃないかなって思うんです。

 

 

──では、映画のセットのこだわりなど教えていただけますか?

 

李監督 小道具で意外とこだわったのは食堂のお皿ですね。「おかわり」は決して大衆食堂っぽくなってはいけないし、おばさんが食器にこだわっているのも変なので、少しクラシカルなものにしました。なかなかいいものが見つからず、小道具の打ち合わせで何度も探してもらったりして。それと、小道具ではないのですが、沖縄のタクシーも色を塗り直しました。いまのご時世では沖縄に撮影に行けなかったものですから、関東で走っていたタクシーを調達し、沖縄っぽくアレンジしたんです。少し海風にやられているような雰囲気を出したり、垢抜けない色のグリーンに塗り直したり。また、どうやらメーターや名札が沖縄は少し違うそうなので、沖縄から何枚も写真を取り寄せたりして。あくまで“沖縄のタクシー風”にしたのですが、そこもこだわりでした。

 

──ちなみに監督が現場にもっていく必需品はありますか?

 

李監督 今回に限っていえばiPadですね。僕、よくシナリオを失くすんですよ(笑)。で、ある時に記録さんがiPadで仕事をしているのを見て、それええなと思って、自分のiPadにもアプリを入れてもらいました。何がいいって、iPadを使ってると“デキる人間”っぽい感じになるんです(笑)。やってる作業は何にも変わらないんですけどね(笑)。それまではオリジナルの台本カバーを愛用していたんですが、今回はiPadが大活躍でした。

 

↑現場に必ず持っていくという台本カバー

 

──その台本カバーについてもお聞かせください。作られたのはいつ頃でしょう?

 

李監督 12年前に、最初のを作って。それから4年後くらいに、もう1つ(印伝)を作りました。

 

↑オーダーメイドで依頼したこだわりの台本カバー

 

──なにかきっかけがったのでしょうか?

 

李監督 先ほども話したように、よく現場で台本を失くすんです。なので、目立つように、明らかに目立つ台本カバーにしておくと、みんなが見つけてくれるんです。

 

──こだわりのポイントは?

 

李監督 一応、オーダーで作りましたから。名刺入れ、資料を挟むスペース、栞も2本つけて、小銭入れもあります。ペンホルダーでバラけないようにしています。

↑こちらが2代目台本カバー。共に現場で活躍中

 

──2種類ありますが、機能面での違いは?

 

李監督 機能面での違いはほとんどないですが、名刺が縦バージョンか横バージョンかが違います。持っている名刺のデザインが変わったので。あと印伝の方は隅をボタンで留められるようにしたので、よりバラけないようになっています。

 

──もし次に新しいカバーを製作するなら、どんな機能を追加したいですか?

 

李監督 iPad用にしたいですね。肩からかけられて、資料とかも入れられて、これだけで現場で必要なものは十分だというものです。

 

 

©2021 つぶやきシロ―・ホリプロ・小学館/闘う製作委員会

【映画『私はいったい、何と闘っているのか』シーン写真】

 

私はいったい、何と闘っているのか

12月17日(金)より全国ロードショー

 

出演:安田 顕、小池栄子、岡田結実、ファーストサマーウイカ、SWAY(劇団EXILE)、金子大地、伊藤ふみお(KEMURI)、伊集院 光、白川和子ほか
監督:李 闘士男
原作:著・つぶやきシロー「私はいったい、何と闘っているのか」(小学館・刊)
脚本:坪田 文
配給:日活、東京テアトル
公式サイト https://nanitata-movie.jp/

 

紺野彩夏「お家でも食べながら見てもらえたらいいな」『黙食女子』第3話

島崎遥香、宇垣美里、紺野彩夏が主演を務めるオリジナルドラマ『黙食女子』(ひかりTV)の第3話(12月17日(金)放送)で主人公を演じる紺野彩夏のオフショットと、見どころについてのコメントが到着した。

 

本作はうどん好き女子たちが至福の一杯を求めて、うどんの名店を巡るグルメドキュメンタリードラマ。各話に登場するうどん好き女子が日々の喧騒(けんそう)から離れ、雑念を取り払い、無言で目の前にある一杯のうどんに全集中して向き合う。

 

第3話の主人公は、紺野彩夏。埼玉県所沢市にある「うどきち」を訪れ、名物「肉汁うどん」を堪能する。また、スペシャルゲストとして、吉住が常連客役で登場する。

 

撮影を終えた紺野は、「まるでおじいちゃんの家に行ったような温かい雰囲気の店でした。うどんがもちもちしているけどコシもあって、ちょうど良い麺の硬さでした。すごくおいしかったです」と「うどきち」のこだわりのもち麺を絶賛。

 

「うどんも含めて麺類全般に言えることですが、すごくいい音をさせてすすれる人っていますよね。私はそれが苦手なので、今回もそこが難しかったです」と、撮影時の苦労を明かした。

 

本作の見どころについては「最近は、食べ物単体を寄りで撮った動画や、人がごはんを食べている動画などがはやっているので、ぜひ見ていただきたいです。みんなで一緒にうどんを食べる感じで、お家でも食べながら見てもらえたらいいな」とアピールした。

 

また、コメントと合わせて、撮影の合間にリラックスした表情を見せる紺野のオフショットも解禁された。

 

放送後には毎回、同店舗の別メニューを満喫するスピンオフ映像も配信中。第3話で登場する「うどきち」のサイドメニューは、「ミニ角煮丼」(480円/税込)。トロトロで柔らかくジューシーな角煮を“黙食”でおいしくいただく。

 

第3話 予告映像

第3話 あらすじ

埼玉県・所沢市。閑静な住宅街が広がる埼玉県のベッドタウン。大学生の須藤由紀(紺野彩夏)が訪れたのは、民家のような外観が特徴の「うどきち」。中に入ると、思わず写真を撮りたくなる猫の飾りが置かれている。
田舎麺やウルトラもち麺など4種類ある麺は、小麦粉の産地や品種、熟成時間に至るまで全て変えている。麺に合わせるつけダレも、カレーやとんこつなど種類豊富。初来店の須藤が選んだのは、もち麺の肉汁うどん。店内には、癖のある時計をつけた常連客(吉住)の姿も。武蔵野うどんを売りにするこのお店で1番人気の、肉汁うどんとは…。

 

番組情報

オリジナルドラマ『黙食女子』
ひかりTVチャンネル/ビデオサービス
毎週(金)後10・30~

出演:島崎遥香、宇垣美里、紺野彩夏

公式サイト:https://www.hikaritv.net/sp/mokusyokujyoshi/
公式Twitter:@mokusyokujyoshi
公式Instagram:@mokusyokujyoshi

BiS 新メンバー・ナノ3お披露目ライブで新体制初シングルのリリース発表&新アー写公開

BiSが、12月12日に東京・Spotify O-EASTにてカバーアルバム『BiS DiVE into ROCKS』の完全再現ライブを実施。新メンバー・ナノ3のお披露目と合わせて、新体制初のシングルを2022年2月23日(水)にリリースすることを発表した。

 

今回のアルバム完全再現ライブは、カバーアルバムに封入されているイベント参加券で福引き抽選会に参加し、3等の“ライブ招待券”を当てた人のみが参加できるスペシャルイベント。新メンバー・ナノ3のお披露目公演となることも事前にアナウンスされており、会場に集まった研究員(※BiSファンの総称)の熱気はライブ開始前から高まっていた。

 

ライブが開幕すると、まずは4人のBiSが登場し、カバーアルバム収録楽曲を順にパフォーマンスしていく。1曲目「スモーキン・ビリー」では、ミュージックビデオでも見せていた狂気を孕んだパフォーマンスで、ライブの冒頭からフルスロットルで走り出す。

 

その後も次々とロックの大名曲をBiS流の振付でアレンジし、楽曲に新たな息吹を吹き込んでいく。「BASIS」では、本人からアドバイスをもらったという、TOSHI-LOW(BRAHMAN)のライブパフォーマンスを模した振り付けを披露し、フロアのボルテージをさらにブチ上げる。

 

そこからもエモーショナルなライブを展開し続け、アルバムのラストナンバーである「IMAGINE?」を集まった研究員とともに笑顔でパフォーマンスし、本編を締めくくった。

 

本編終了後、黄色いチェックの新衣装に身を包んだBiSメンバーとともに新メンバー・ナノ3がステージに現れ、客席からは大きな拍手が巻き起こった。立ち位置に立つと、そのまま「STUPiD」のイントロが鳴り響き、新体制BiSがついに始動する。

 

楽曲が始まると共に、会場は研究員の手にする“オレンジ”ライトで染め上げられ、全体でナノ3の船出を祝う。ステージを笑顔で走り回るナノ3に、研究員の盛り上がりも最高潮に達したかのようだった。

 

「STUPiD」が終わると、ナノ3が「新メンバーになりました。ナノ3です。私はWACKの全力でパフォーマンスするところや、できないんじゃないかって思ってしまうようなことにも挑戦する姿がかっこいいと思って、憧れてBiSのオーディションを受けました」とMCで話し始める。

 

続けて「私がBiSをに入る前、BiSからもらった“もうちょっと頑張ってみようかな”とか“挑戦していきたい”っていう勇気とかを、これからはBiSとして見てくれる人に届けていきたいです! よろしくお願いします」と意気込みを。

 

2月23日に新体制初のシングルをリリースすることを発表するも、なんと肝心の発売日を間違えるというミス…。そこはトギーがフォローしつつ、「5人になったということで、改めまして、私たち、新生アイドル研究会BiSです」とあいさつし、「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」を全力で披露した。

 

パフォーマンス終了後、ナノ3がステージに残り、改めて研究員に対して「よろしくお願いします!」とマイクを通さず挨拶をして、お披露目公演は終了。終演後には、新体制BiSのアーティスト写真も公開された。5人になった新生BiSが今後どのような飛躍を見せるのか、今後も要注目だ。

 

新アーティスト写真

 

SET LIST

カバーアルバム『BiS DiVE into ROCKS』完全再現ライブ
2021年12月12日(日)東京・Spotify O-EAST

1.スモーキン・ビリー
2.MAGIC
3.赤いタンバリン
4.PMA(Positive Mental Attitude)
5.NUM-AMI-DABUTZ
6.BASIS
7.GOOD GIRL
8.浮き雲
9.Fantasista
10.Eric. W
11.IMAGINE?
————————※本編は4人体制
EN1.STUPiD
EN2.BiS-どうやらゾンビのおでまし-
————————※アンコールは5人体制

 

●Live Photo/sotobayashi kenta

 

リリース情報

3rd Single『(タイトル未定)』
2022年2月23日(水)発売

【初回限定生産盤(CD+Blu-ray+写真集付きブックレット)】5,000円(税込)
【通常盤(CD)】1,100円(税込)

※初回限定生産盤Blu-rayには、2021年10月23日のワンマンライブ「STiLL STONE AGE」を完全収録。

 

ライブ情報

東名阪ツアー「NEW GENERATION BiS TOUR」
2022年1月19日(水)東京・Zepp Tokyo
2022年1月21日(金)大阪・なんばHatch
2022年1月22日(土)愛知・Zepp Nagoya

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

M-1決勝直前【ランジャタイ】インタビュー!「トップバッターで人生棒に振ってもいい」!? 意気込みを激白【M-1グランプリ2021特集】

今年も「M-1グランプリ」の季節がやってきた! 先日、2021年大会の決勝進出者9組が出揃い、敗者復活戦から勝ち上がってくる1組を交えて、12月19日(日)に運命の決勝戦が開催される。今回は、初の決勝進出を決めた今話題のコンビ『ランジャタイ』の伊藤幸司(ツッコミ)と国崎和也(ボケ)の2人にインタビューを敢行! 決勝が決まると、「M-1」というワードをおさえて、たちまちTwitterのトレンド1位に躍り出たというほど注目のコンビ。はたして、その意気込みは!?

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

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【ランジャタイ】左・伊藤幸司(いとう・こうじ) 1985年11月18日生まれ 鳥取県出身 。右・ 国崎和也(くにざき・かずや) 1987年9月3日生まれ 富山県出身。Youtube:ぽんぽこちゃんねる Twitter(伊藤) Instagram(伊藤)

 

決勝進出で『ランジャタイ』がトレンド1位
「まさかこいつらが行くとは…」と思われた?

――まずは、決勝進出おめでとうございます! 決勝進出が決まった瞬間、お二人の反応が全く違ったのが印象的でした。それぞれ、あのときのお気持ちを教えてください。

 

伊藤 名前が呼ばれたとき、夢が叶った衝撃で倒れそうになりました。うれしかったですね。人間、夢が叶うとああなるんだよ、というのを映像に収められたと思います。

 

国崎 僕は、エントリーナンバーを覚えていなくて……。

 

伊藤 3033だよ。

 

国崎 あ、わりと覚えやすい番号でしたね(笑) あのときは「あれ…呼ばれねえな…」と思ってたんですけど、最後に発表されて「うおー! やったー! ラッキー!」と。ミーハー気分でした。

 

――記者会見中にTwitterのトレンド1位になったとの報告がありました。

 

国崎 ビックリしましたね。聞いたら「M-1」さんが2位とかだったらしくて。たぶんM-1サイドから恨まれてますね~。

 

――あはは、そんなことはないと思いますが。たくさんのファンの方が反応されていたということですよね。

 

伊藤 やっぱり意外だったんじゃないですかね。「まさかこいつらが行くとは…」という驚きだと思います。

 

国崎 『ウッチャンナンチャン』ってネタがあるんですけど、下手したら世間の人は、それしか知らない方が多いと思うので、「あいつらアレで決勝行ったの?」という気持ちで話題にしていたんじゃないかと。

 

――実際にファンの方の反応はご覧になりましたか?

 

国崎 あ、そっか。僕SNSをあまりやってなくて、見ていなかったですね……。

 

伊藤 僕はDM来た方、全員に返信しましたよ。何百通と来て「おめでとう!」と言っていただきました。

 

国崎 え、ホントに!? 全部返した!? すごいな!

 

伊藤 コメント欄、見てすらいないでしょ。彼、冷たい人間なんですよ。

 

国崎 え~じゃあ、僕も返したってことにしておいてもらっていいですか? 毎日コメント見てて、みんなに手紙返してるよ、と!

 

伊藤 いや、それは無理な話よ。

 

――(笑)! ちなみに、他の芸人さんからもお祝いコメントはきましたか?

 

国崎 たくさんの方からいただきました。例えば、浜村凡平太さんっていう、僕らがすごいお世話になっている方とか。僕らをお笑いライブに誘ってくれた人で、本当にその人がいなかったら、この場所にはいませんね。あとは、ザ・ギースの尾関(高文)さんが「優勝したら賞金少しくれないか」って、お金をたかってきました! ガチのトーンで。この人、僕の後ろのお金しか見てないんだって思いました。怖かったですね~!

 

――あははは! では、芸人仲間の皆さんにも期待されているということですね(笑)。

 

 

ギリギリの身体で臨んだ、敗者復活戦
「4分半だけ動ける状態にしてもらったんです」

――昨年の大会では、敗者復活枠に残っていましたが、残念ながら最下位でしたよね。

 

国崎 圧倒的最下位でしたね!

 

――「国民最低!」という名言を残されていました。

 

国崎 本当の気持ちですからね。お前らほんと最低だぞ! と(笑)。

 

伊藤 そんなことないです、すみません……。

 

――あはは。あのときは「悔しい」とか「辛い」というお気持ちはあったんですか?

 

国崎 敗者復活戦は「お祭り」みたいな感覚が大きかったですね。敗者復活のメンバー全員で、一丸となって盛り上げよう! って思いが強い雰囲気でした。

 

伊藤 もちろん、人気や力もあって決勝進出を狙える位置にいる人の思いは違うと思いますが、あのときの僕らはほぼ無理だろうという空気で……。でも僕は、奇跡が起こることを信じていましたけどね。

 

国崎 実は、あのとき僕が、1週間くらい前にギックリ背中になっちゃったんです。それで、身体が動かなくなってしまって! ネタができないってなったときに、事務所の方に、いい整体師さんを紹介してもらったんです。そしたら、そこで「当日の4分半だけなら動ける」って状態にしてもらったんです! でも「そこからは知らないよ」とは言われました(笑)。ネタに関しても、実際に当日披露した『欽ちゃん』ってネタならギリギリできそうとなり、本番に臨みました。

 

伊藤 もう漫画みたいな話ですよね。

 

国崎 整体師の方に「これで行ってきて! テレビ見てるからね」って言われて、その足で本番に向かったんです。だけど結局、僕らが最下位になってしまって「先生、頼むから見ないでくれ!」って思いました。

 

――そんな大変なことが起きていたんですね。

 

国崎 そういうのが積み重なりましたね。でも、逆にそれで最下位になって、オモシロの方向に行けたのは良かったんじゃないかな、と思います。

 

伊藤 まあ、そうだよね。今に繋がっている感じはします。「国民最低!」っていうセリフも、インディアンスの田渕っちゃん(田渕章裕)が「国民最高!」って言ってくれてなかったら、もちろん被せてないわけで。

 

国崎 そうなんですよね~。もう全部、田渕っちゃんのおかげですね。田淵っちゃんのおかげでここまでこれた感じですよ!

 

伊藤 本当にそうだと思う。インディアンスも決勝行きましたしね。

 

――あの敗者復活から1年経って、2組どちらも今年決勝進出というのはすごいですね。

 

準決勝で大ウケ!昨年と真逆の反応の理由は?
「マイクの前に立ったら違うネタをやっていた」

――ちなみに、今年1年間はいかがでしたか? 昨年と比べて変化はありましたか?

 

国崎 本当にたくさんの人に支えていただいた1年だったと思います。それこそ、昨年マヂカルラブリーさんが優勝して、すぐに『マヂカルラブリーno寄席』という配信ライブに出させていただいたんです。そこで、芸人たちがネタ中に野次を飛ばしてくるんですけど、野田(クリスタル)さんがいろいろと僕らにガヤを入れてくれて。そこから、世間の見る目が変わってきた、というか。芸人側からの視点をお客さんに解説してくれたんですよね。説明書を作ってもらえたようで、うれしかったです。

 

伊藤 僕らのネタは本当に自由に見ていただいてよくて。それがお客さん側に伝わったんだと思います。

 

――そうだったんですね。ファンの方も増えて、お仕事もお忙しくなったんじゃないでしょうか。

 

国崎 そうですね。今年だと、千鳥さんの『チャンスの時間』(ABEMATV)に出させてもらったのもデカかったですね。大悟さんが「ワシの憧れじゃ」って、めっちゃ褒めてくださって。

 

伊藤 世間の人たちに、面白いコンビなんだと思わせていただいたというか。

 

国崎 でもね~、ノブさんは僕らと一言も口きいてくれないんですよ~。

 

伊藤 いや、そんなことないですよ、ほんとに。

 

国崎 僕らを認めてないんですよ、たぶん。お互いなんですよ! お互い認め合ってない!

 

伊藤 ほんと冗談ですからね!

 

――あはは! わかりました! そして、1年間テレビやライブをたくさん経験されて、改めて今年M-1に挑戦されたわけですが、予選での手ごたえやお客さんの反応は昨年と何か違いましたか?

 

国崎 準決勝はすごかったよね?

 

伊藤 そうだったね。去年とはウケ量が全然違いましたね。

 

国崎 ビックリしました。あれ?「和牛」だと思ってる? くらいの(笑)。

 

伊藤 皆さん、応援してくれている感じで。目に見えてウケていました。

 

国崎 いつもの準決勝では、親の仇! ってくらいの感じで見られて終わるんです。「貴様ら、許さんぞ」って雰囲気が漂っていて。

 

――今年は、反応が良かったんですね。それは何故だと思いますか?

 

国崎 2つのネタがあって、直前までどちらをやるか決めていなかったんですよ。袖に行っても迷っていて、こっちをやろうって言ったのに、階段あがるところでやっぱりそっちのネタにしよう、と寸前で決めて。だけど、マイクの前に立ってしゃべり始めたら、違う方のネタだったんですよ! 自分でもビックリしました。たぶん、お客さんの顔を見たときに、あ、違うって思って変えたんです。

 

――それはすごいですね。伊藤さんは直前で変わって、どう反応されたんですか?

 

伊藤 別に普通に進めました。あーそっちで行くんだ、とは思いましたけどね。でも、出る前に、そのネタかなって気もしていたんです。不思議なことに。

 

国崎 大体の場合、直前で決めるとダメなんですけどね。僕ら毎回それで失敗してたから。

 

――今回はそれが成功したわけですね。

 

伊藤 そうですね。お客さんのおかげですね。

 

 

今年も漫才論争が勃発しそう…!?
「松っちゃんが漫才って言ってるから、漫才!」

――さて、もう決勝まで日がないですが、調整とかされているんですか?

 

国崎 あれ、よく考えたら一切してないね! 準決以来、漫才してないや!

 

伊藤 もうネタはできていますし、ライブも少しはありますが、特に何もしていないですね。

 

国崎 今考えたらヤバイっすね! 全く何もしてないので、ハッとしました。

 

――そうなんですね。決勝のネタもまだ決めていない感じですか?

 

国崎 一応、少しは話しています。ただ、また直前で変えるかもしれないですけどね(笑)

 

――皆さん、どのネタをやるのか楽しみにしていると思いますよ。

 

国崎 でも我々のネタって、よく見たら大体一緒ですから。全部、大声と奇声あげてるだけみたいな……。

 

――昨年はマヂカルラブリーさんが『漫才か漫才じゃないか論争』で話題に上っていましたが、今年はランジャタイさんのネタが話題になるんじゃないかと、SNSで盛り上がっていました。

 

国崎 そうですよね~。僕は「漫才ですか?」って聞かれたときに、毎回力強い声で「漫才です!」って言ってるんですけど、心の中では、小さい声で「漫才じゃないです…」って言ってますね(笑)

 

伊藤 でも『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)で松本(人志)さんにネタを見てもらったことがあったんです。そのときに「スロースタートだけどノってきたらずっと見てられる。もし優勝したら漫才じゃないって言われるかもしれないけど、俺は漫才やと思う」と言ってくださったことがあって。

 

国崎 じゃあ、松っちゃんが漫才って言ってるから、漫才だって言えますね! クレーム入れるなら全部松っちゃんに。松っちゃんのTwitterにDMして! そう、松っちゃんが言ったんだから安心ですね。

 

――(笑)。ちなみに今年も、松本さんはじめ審査員の方が7人いらっしゃいます。中でも、サンドウィッチマン・富澤(たけし)さんは同じ事務所ですね。

 

国崎 そうですね。ってことは、一人は100点が出るんですよね。同じ事務所ですから。じゃないとおかしいですからね! 同じ事務所の後輩に100点つけないってどういうことだと。

 

――昨年も東京ホテイソンさんがいましたが、100点ではなかったです(笑)。

 

国崎 そうなんですか!? それは良くない先輩ですね~。良くないです、同じ事務所なのに!

 

――今回の大会中、サンドウィッチマンさんとお話はされましたか?

 

伊藤 決勝進出してからお会いしていませんが、「がんばれよ」と応援していただきました。

 

国崎 ほんとにありがたいです!

 

――何点つけてもらえるのか、楽しみですね。

 

国崎 全員どんな点数のつけ方するのか、わからないですよね。なんなら僕らだけ旧M-1みたいな点数が出てくる可能性ありますからね? 50点とか! おぎやはぎさんの9点事件とかありましたから。ランジャタイだけ旧M-1をやってるのか? って言われるかも……。

 

――(笑)。どんな点数が出てくるのかも気になりますね。あとは、出順によっても点数が全然変わってきたりしますから。

 

国崎 そうですね。僕は俄然トップバッターを引きたいんですよね! トップで出て、何この大会? ってなってほしいんです。1回なしにしよう! もう1回最初からで、2番目のコンビがトップバッターですって空気にしたいですね~。

 

――最初にランジャタイさんが出てきたら、知らない視聴者の方は、なんだろう? とは思って、注目なされるかもしれません。

 

伊藤 僕は、最初はいやですね。8番目くらいがいいです。後半ですね。

 

国崎 何番目になるか楽しみです。ただ、僕たちが出た空気によって、迷惑はかけたくないですね……他の出演者の方々に。

 

伊藤 じゃあ、なおさら1番じゃない方がいいよ…!

 

地下ライブ仲間が決勝に集結!
「待機所にウーバーイーツを頼みたい」

――ちなみに、他の決勝進出者の方々の印象はいかがですか?

 

国崎 いや、本当にビックリするくらい全員友達なんですよ。ずっと地下ライブで一緒に頑張ってきたメンツなんです。M-1地下ライブ版ですよね。

 

伊藤 本当にほぼ全員、同じ場所でやってきた人間ですね。

 

国崎 モグライダーの芝(大輔)さんなんかは、週6で遊んでいたので。モグライダーも売れる、売れるって言われ続けて、ついに世間に見つかるなと思ってうれしいです。芝さんは、司会もできるテレビにいるような人なんです。大スターが、何故か地下にいるって状態が続いていた。

 

伊藤 1年目からテレビにいたら、今頃もう大物司会者になっていると思います。

 

――そうなんですね。同じ場所で一緒にライブをやってきた仲間が、全員で戦うっていう状況は本当に熱いですね。

 

国崎 みんな信じられないって言っていました。本当に面白いと面白い順に上がっていくんだと。それに、心強いですよね、全員が友達なんで。みんなで大会を盛り上げようっていう気持ちもあります。

 

――年によってはバチバチで、待機所が重い空気だったりもしますが、今年はリラックスできるかもしれないですね。

 

国崎 悪い方向に緊張感がなくなったらまずいですよね(笑)。ずっとくっちゃべってて、めちゃくちゃかもしれませんね。スマホいじってるヤツとか、アプリゲームやってるヤツとか、タバコ休憩行ってるヤツとか(笑)

 

伊藤 見てる側からしたら、ライバル同士緊の張感が強い方が、仲良し同士でやるより、良いとは思いますよね。それに、マックスのパワーを出すのに緊張は大切ですから。

 

国崎 もちろん、さすがにそこは分かっていますから、みんな適度に気を引き締めてると思いますがね。

 

――そしたら、今年の待機所中継は、より楽しみですね。

 

国崎 楽しそうですね~。なんなら中継中に、ウーバーイーツ頼みたいですよね。「住所はM-1暫定席1-1」どんどんそこから下がっていて、あれ? 住所が違うってことになって…! 盛り上げていきたいですね。

 

優勝したら忙しくなるけど……
「週2休みでバランスよく働きたい(笑)」

――本番に対する意気込みを改めてお願いします。

 

伊藤 僕は優勝しますってだけですね。優勝しか見ていないです。

 

国崎 僕はもう本当に、人生棒に振ってみたいですね。何でこんなスベったんだって、酷い雰囲気にしたいです。天竺鼠の川原(克己)さんが、どうしても僕らに、大会をすごい空気にして、人生棒に振ってほしいらしいので。それ聞いたときに、ちょっといいなと思ったんです。もちろん、全力で臨んで、全力で笑かそうとしますよ。それで、全力でスベる。本気でやってスベるから面白いと思うので。

 

——それはそれで、逆に話題になって面白そうです。もし優勝できたら、人生ががらっと変わるかもしれませんが、どうなりたいですか?

 

伊藤 やっぱりスターになりたいですよね。たくさんテレビに出て。

 

国崎 いや~のんびり暮らしたいですけどね。寝る時間だけは欲しいです…。せめて週2くらいは休みが欲しいですね。

 

伊藤 俺らは休みがないと無理だよね。

 

国崎 マヂラブの野田さんは、今でもたくさん舞台に出ているらしいんですよ、後輩に夢を見せるために。こんなにお金を貰えるんだぞって触れ回りながら。僕は、それの真逆を行きたいですね。優勝しても、これだけ休めるんだぞと。バランスよく働けますよって!

 

――なるほどです。でも優勝したら、年末年始のスケジュールがすごいことになりそうですね。

 

国崎 僕らの漫才は、僕がウワーッて動くんで、たぶんどこかで死ぬと思うんですよね。漫才中に「コイツ死んでるぞ!」って危ない事件になりかねない。

 

伊藤 また動けなくなったりしたらまずいですから。そこは気を付けてほしいです。

 

――結果が楽しみですね。最後に、ファンの方、視聴者の方にメッセージをお願いします。

 

国崎 いつも通り楽しんで見てください。僕らもいつも通りやるので。

 

伊藤 気楽に楽しく見守っててほしいですね。

 

国崎 あんたらがやるわけじゃないんだから! 楽しんで!(笑顔)

 

――ありがとうございました!!

 

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岡田結実インタビュー「人としても成長できたら」『カムカムエヴリバディ』

現在放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)で、雪衣役を演じる岡田結実さん。

 

雪衣は良家育ちの上品な女性であり控えめな性格だが、よく気が付く働き者。女中として仕えることになった雉真家に深い縁を持つことになるが、とある理由から安子(上白石萌音)に対して複雑な思いを抱くことに。

 

本作のヒロインのオーディションも受けたという岡田さん。出演への思いや雪衣に対する印象、ヒロイン・上白石萌音さんについてもお話しいただきました。

 

岡田結実 インタビュー

◆出演が決まった時の気持ちを教えてください。

実は私、この作品のヒロインのオーディションを受けさせていただいたんです。“朝ドラ”のオーディションを受けたのは久しぶりで、3度目くらいのチャレンジでした。
大阪で受けた最終審査では台本がとても難しく感じて、安子という人物を演じ切るのは無理だなあとオーディションを受けながらも感じてしまい、悔しかったです。「きっとこの作品に関わることはかなわないだろうな」と、号泣しながらNHKから帰ったんですよ(笑)。
雪衣役でお声がけいただいたときは、あたたかいスタッフさんたちと恵まれた環境の現場に、ドラマ制作の一員として参加できることが純粋にうれしかったです。『カムカムエヴリバディ』という作品に携わることで、人としても成長できたらと思っています。

 

◆雪衣に対してどんな印象を受けましたか?

私自身は雪衣と正反対です。演じるに当たって、雪衣と似ている部分を探してみましたがあまりなくって…。(人を好きになったとき)雪衣は抑えて抑えてあふれちゃうっていうタイプで、私は抑えられない人間です(笑)。
だから、勇に対する気持ちをどこまでこのシーンで出すかとか、どこまで抑え込んでいるんだろうとか、繊細な部分が難しかったですね。(好きという気持ちが)出すぎてないかなって心配で、モニターを見ては好きが出すぎてないかな…? とチェックしていましたね。
雪衣は健気ですてきだなと思うのですが、奥が深すぎてよく分からない部分に苦戦しています。息苦しいだろうな、せつないだろうな思います。だからこそ雪衣は優しい人になれるのだとも思います。私も雪衣のようにだれかのために行動する、無条件な愛を見つけたいなと台本を読んで思いました。

 

◆初代ヒロインの雉真安子役・上白石萌音さんの印象はいかがですか?

萌音さんは本当にテレビで見るまんまのやわらか〜い方です。あんこのように、みんなを包み込んで甘い気持ちにしてくださる方です。
お芝居もすごく柔らかくて、雪衣としては安子さんと関わるとちょっとジェラシーを感じるシーンもあるのですが、そういうシーン以外ではずっとこの柔らかい場所でお芝居していたいなと思える、そんな空気をつくってくれる方です。役柄のイメージや、るいの子役さんと接している雰囲気のせいもあって、現場にいるときの萌音さんはみんなのお母さんみたいな存在だと思っています。
雪衣は濱田岳さんが演じられる算太とも関わりがある役なのですが、私、濱田さんが大好きで! もう濱田さんに緊張しちゃって、演技ができないという現象がありました(笑)。
当時はお家柄や昔からのかたちにいい意味でも悪い意味でも縛られていた時代かなと思うんですけど、算太さんってほんとうに型にはまらず、家柄などにもとらわれず、自分の好きなように生きている人で、これからの自分の人生を考え直してしまうぐらい私にとって衝撃的な役でした。

 

◆視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

ドラマの中には観ていてつらくなるシーンもあるとは思うんですけれど、それを越すぐらい、あたたかで柔らかい、あんこのような世界観に浸っていただけると思います。
この作品は「みんなにひなたの道を歩いてほしい」というメッセージがすごく伝わる作品ですが、観ている方に無理して明るくしてと押し付けるようなものではなくて、「自分なりのひなたの道をみつけてね」といった感じなんです。
とても心に寄り添ってくれる作品だと思うので、何も考えずに安子たちを観て、ちょっとでもあたたかい気持ちで朝を迎えていただけたらなと。そんな思いを込めて作品に携わらせていただいております。

 

番組情報

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
NHK総合ほか
毎週月~土曜日 前8・00~8・15ほか

©NHK

『義母と娘のブルースSP』キービジュアル解禁! お年玉「年賀状」企画も

2022年1月2日(日)後9・00から放送される『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』(TBS系)。このたび、キービジュアルが完成。また、「亜希子さんから年賀状が届く」お年玉企画も決定した。

 

『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴による同名4コマ漫画(ぶんか社刊)を原作に、2018年7月期に火曜ドラマ枠で放送。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語を描いた。

 

2020年の正月には、連続ドラマの1年後を描いたスペシャル版を放送。こちらも大きな話題となり、そして今回、義母と娘の愛の物語の完全新作が2022年の正月に放送される。

 

今回公開された、正月らしさが盛り込まれたビジュアルには、夫・良一(竹野内豊)の遺影を抱える義母・亜希子(綾瀬はるか)をはじめとしたレギュラーメンバーが顔をそろえているが、その中には良一そっくりのハゲタカ・岩城も。はたして岩城は亜希子たちとどのよう絡んでいくのか。

 

さらに今回も「亜希子さんから年賀状が届く」お年玉企画を実施。番組公式Twitterをフォロー&リツイートすると、抽選で1万名に亜希子からの年賀状が届く。応募期間は12月22日(水)まで。

 

今回の『ぎぼむす』は、義母・亜希子が再建した企業がハゲタカに乗っ取られるが、その男は亡くした夫そっくりの人物だったという衝撃の直後からスタートする。ハゲタカへのリベンジと、夫そっくりの男への複雑な感情で揺れ動く亜希子。そんな義母を娘のみゆきは成長した大人の眼差しで見守っていく。

 

義母と娘は、そして周りにいる個性豊かな大人たちは、どのようなブルースを奏でるのか。

 

番組情報

『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』
TBS系
2022年1月2日(日)後9・00~11・30

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/gibomusu_blues/
公式Twitter:@gibomusu__tbs

©TBS

『M-1グランプリ2021』ナイツ以来の決勝進出! マセキ期待のモグライダー【M-1グランプリ2021特集】

M-1グランプリ2021のファイナリスト9組が12月2日発表された。今年は4組が吉本以外のコンビとなった。マセキ芸能社所属のモグライダーは結成12年目。芸人仲間から慕われ、決勝進出発表時には周囲から自然と歓声や拍手が沸き起こった。今回はモグライダーの芝大輔・38歳と、ともしげ・39歳に話を聞いた。

 

(企画・撮影:丸山剛史/文:金田一ワザ彦 )

 

↑芝大輔(左)、ともしげ(右)

 

丸2年、M-1のことを考えられた(芝)

――M-1グランプリで、2015年2回戦進出、2016年3回戦進出、2017年から2020年までは4年連続で準々決勝進出でしたが、2021年は準々決勝と準決勝を突破、決勝まで進出しました。ところが、準々決勝まであまり手応えがなかったそうですね?

 

 今年、自分らはそんな体感でした。毎年3回戦はルミネ(ルミネthe吉本)だったんですけど、すごくやりやすいんですよ、いい劇場で。だいたい毎年わ~っといい感じでイケて、周囲からも「良いですね!」って言ってもらえるイメージ。今年は3回戦はよしもと有楽町シアターで、準々決勝がルミネだったんです。ルミネでも準々決勝になるとちょっと雰囲気が違うし、コロナ禍という状況もあって、あまり他の組のネタの様子も見れない。だから自分らのウケがどんぐらいのもんなのかが把握できませんでした。直後の組とかが「ウケてましたね~」って言ってくれて、じゃあ良いほうだったのかみたいな。予選中はずっとそんな不安な感じでした。

 

――準々決勝、準決勝の二段階をいきなり突破したわけですが、これまでとはかなり違うことをしたのですか。それとも今までの積み重ねですか?

 

 明確に違うところは、1年間ずっとM-1のことを意識したことってそれまでなくて、予選が始まったらとか、もっと言うと1回戦なら1回戦のその日、そんな程度の向き合い方しかしていなかったんです。

 

ともしげ 確かに。

 

 去年コロナで長い自粛期間があって、ライブも何もない時に、初めてちゃんとM-1を獲りたいって思ったんですよ。そこからずっと考え始めて、去年いい感じでネタができて、でもまた準々決勝でダメで、めちゃくちゃ悔しかったんです。それまではそこまでヘコむこともなかったんです。それで悔しかったけど、まだやれることがあるっていう前向きさもあった。そこからずっと、丸二年、M-1のことを考えられたかなっていうのは、今までと全然違う点ではあるかもしれませんね。

 

ともしげ 僕もその感じですね。

 

 ずるいよ(笑)。

 

ともしげ 僕は気持ちの面を強く持つこと……調子に乗るなということをいっぱい言われてきました。去年は調子に乗っちゃったんですよね、ウケたので(笑)。3回戦がとにかくウケて、評判がめちゃめちゃ良くて、こんなにウケたことはなかなかないぐらいウケたので、これはもう決勝行くだろうなって思っちゃったんですよ、僕。それが良くなかった。決勝に向けて力を温存しちゃって、それで準々決勝で転んじゃった。勝負の世界では心が強くないといけないと思って、それをこの一年間で強く意識したのはあったかなと思います。

 

 コンビ組んでからずっと、今でもそうですけどネタ合わせってほぼないんです。ネタもあってないようなもんというか、それよりは気持ちの充実がボーダーを超えない限りは、多分ウケないし売れないとか、そんな話しかほぼしていないんですよ。人として基本的なことをやれるようにならないと、多分どんだけいいネタ作ろうが弾き返されるよ、みたいな話ばかりずっとしてて。

 

ともしげ それはもうずっとしてますね。

 

 ネタもいい感じのものができて、気持ちの充実も相まってというタイミングが、それこそ準々決勝とか準決勝でパチンってくれば良かったものを、去年は例年通り3回戦でバチンときて、ハネた。それで気が抜けちゃったみたいなところもあったかも。

 

――それはお互いに?

 

 自分も少なからずあったと思います。それまではそこまで意識したことなかったですけど、決勝に行くつもりでいたので。

 

――ともしげさんはウエストランドの井口さんの「地に足を付けろ」という言葉を待ち受けにしているそうですね。

 

ともしげ ライブシーンで人気になるとチヤホヤされるんですよね。で、そこで落ちちゃう傾向が……確かに自分もそうだなと思って。僕らも今年、2回戦とか手応えなかったし、3回戦でネタ飛ばしたりして、いろいろうまくいってなくて、大丈夫か、ヤバイみたいな時があったんです。3回戦も初めての劇場だったし、そんなにガツンとウケたわけじゃない。前の組の方がウケてて、それであたふたしちゃって。本当に順風満帆じゃなくてぎりぎりのところでした。でも、それで良かった、余裕綽々みたいな顔してたら落ちたかもしれないなって思います。

 

 その感じを自分らでわかってたので、気を抜いていなかった。変な話、ウケてるけど、いやなんか足りてないかもと。手応えをそんなに感じてないっていうのは、気を抜いてなかったっていうのもあるかもしれないです。周りはそれなりにウケているじゃないかと言ってくれるけど、自分にちょっと厳しくしてたかもしれないですね、今年は。それが良い方に作用したかも。

 

――決勝進出が発表されたときの心境を教えてください。

 

 あの場の全部が初めてのことなので、緊張するっていうよりは……楽しいって言ったら変ですけど、準決勝に残っているメンツがどこ見ても友達だったり有名人だったり、第一線でやってる芸人ばかりなので、ここに自分もいるのかと。それこそ準決勝では手応えも感じてたので、あれ、これあるかなというワクワクが緊張よりも勝ってたかもしれないですね。それで、いざ僕らの前に2組ぐらい呼ばれたときに、初めて早く呼んでもらいたいという感情になりました。

 

ともしげ 僕たち、若そうに見えて案外苦労人ということみたいで、錦鯉さんが断トツでおじさんだからバレないけど(笑)、38歳と39歳なんですよ。アルコ&ピースさんやほかの仲間たちも「自分が行かなくてモグライダーが(決勝に)行ってくれるならいいよ」みたいなことを言ってくれる人が多くて、そんなふうに思ってくれてるものなのかと、ちょっと不思議な気持ちではいました。

 

 確かにね。発表前に全員集められた時に、それぞれ色々思うところがあって。手応えあった人もいれば、なかった人もいて、もう落ち込んでる人もいた。それでもアルコ&ピースの平子(祐希)さんもですけど僕らに「行ってほしい」って言ってくれる人がいっぱいいて。

 

ともしげ ゆにばーすの川瀬名人もめっちゃ言ってくれましたね。絶対行けますよって。

 

 ゆにばーすみたいに一緒に行ったメンツもいるし、自分は落ちたけどモグライダーが行ってくれるんだったらうれしいとか、モグライターが優勝したら泣くって言ってくれる、今の今まで戦ってたメンツがそんなふうに思ってくれるんだって、うれしかったですね、めちゃめちゃ。

 

――常日頃一緒にいるメンバー、友達付き合いしているメンバーが多かったんですね。

 

 そうですね。それこそ、錦鯉とかランジャタイは去年のM-1から今年一年忙しくなって、なかなかライブで前みたいに会うことはなくなりましたけど、その前まではもう毎日一緒でした。今年もM-1の予選が佳境になってくると、その2組も調整でライブにけっこう出てくるようになったので、久しぶりに顔を合わせるようになって、準決勝前の3~4日、ずっとあの辺のメンツと一緒で、最後のライブが準決勝だったみたいな感じで、なんか不思議でした。だから発表されても顔ぶれ見ると緊張感はない(笑)。

 

ともしげ それこそ錦鯉さんにいろいろ聞いてたんですよ。錦鯉さん、去年の決勝進出者発表の瞬間にガッツポーズをするかどうかで迷ったって。みんな一緒にやってきた仲間で、落ちた人がいる中でガッツポーズをするのは気を遣っちゃうと、(長谷川)まさのりさんは言ってました。だから去年、あんまり表現できなかったんですって。お辞儀をするぐらいで。

 

 喜びを噛みしめるほうで。昔のM-1ってそうでしたね。

 

ともしげ 頭下げるだけみたいな。そうだよなって僕も思ったので、頭下げたんですけど、その後どうしてもちょっとガッツポーズしちゃいましたね。身体の反応で出ちゃったからもうしょうがないですね(笑)。

 

 それで、今年錦鯉が名前呼ばれた時に後ろを振り返って見たらふたりともバンザイポーズでした(笑)。自分でもリアクションどうするかなって思いましたけど、結局その時の感情でしかないから、どうなるかわからない。正直にリアクションとればいいんじゃないですか。

 

ともしげ 僕はガッツポーズをひとりでやってましたけど、芝くんは真空ジェシカの川北(茂澄)と握手してたのをあとで見てビックリしました(笑)。

 

 隣だったので。川北もああ見えて熱いんでしょうね。

 

ともしげ ひょうひょうとボケてるようで熱いんでしょうね。昔から「モグライダーさんには行ってほしい」みたいなことは言ってくれてたよね。

 

ナイツさんから11年ぶり、結果を出したい(ともしげ)

――マセキ芸能社の先輩で、M-1決勝の経験者、そして現在は審査員でもあるナイツの塙(宣之)さんからはアドバイスなどは受けたのですか。

 

 僕ら10年ぐらいですけど最初のころからナイツさんとはライブでご一緒させてもらったり、番組に呼んでもらったりすることもあって。けど、あんまりネタについて言われることがなくて。「お前らには別にダメ出ししたってしょうがねえだろ」みたいな感じで見てくれてると思います。今、会っても「あれはああした方がいいよ」みたいなことは、多分言わないんじゃないかと。

 

ともしげ 僕には、家が近いというものあったのかもしれないですけど(笑)、何回か言われたことはありました。でもそれを芝くんに伝えると、僕のフィルターを通って変な風に変換されたり、違うことになっちゃって、伝わらなくて……。

 

 ともしげに言ってもねぇ(笑)。

 

――ナイツの土屋(伸之)さんが、今11歳のお子さんが1歳のお祝いをするときにおふたりが家に来てくれた、あれからもう10年だなあってラジオで懐かしがっていました。

 

 ある番組のプロデューサーさんが、土屋さんのお子さんのお祝いに一緒に行こうと言ってくれたんです。当時はまだがっつりお話ししたこともなかったんですけど。

 

ともしげ 完全にプライベートで、お邪魔して、ご飯ご馳走になって。

 

 そういえば、たまたま見に行ったサーカスで客の中から何人か舞台に呼ばれるのに僕が選ばれちゃったことがあったんですけど、その会場に土屋ファミリーがいて目撃されたこともありました(笑)。彼女と一緒だったんですけど、いまだに会うたびに「サーカスの彼女元気?」って言われる(笑)。その彼女とついに結婚しましたし。

 

ともしげ とにかくマセキからはナイツさん以来、決勝進出は11年ぶりなので、結果を出したいですね。

 

審査員に僕らはどう見えるの(ともしげ)

――今年も決勝の本番はクジで出番順が決まりますが、何番目がいいかというのは考えたりしますか。

 

 誰しもトップバッターは避けたいのかなと思いますけど、僕らは意外とそんなに影響ないタイプかなと思ってるんです。今までの「はい、次出番で~す」みたいな感じでやってきたような気もするので。どこでもいいかなあ。

 

ともしげ 僕は運の要素を大事にするタイプなので、予選の時もラッキーカラーの緑のパンツを必ず履いていったりとか、毎回トンカツを食べたりとか、トイレ掃除をしっかりしたりとかで徳を積む、そういう定番のことをやったんです。運だけはパーフェクトにしようと自分の家の近くのお寺も神社も何回も行きました。運とコンディションだけは整えたいと思ってます。

 

――決勝までの間に調整はどのようにしますか?

 

 お恥ずかしい話なんですけど、調整みたいなことすら今年に入るまでやってこなかったんですよ。それで今年初めて、こうやるのかというのが、なんとなくわかって。同じネタでも結局やるたびに違っちゃうんですけど、でも違うなら違うで、反応を見つつ、その時々の統計を取ってます。毎回いい感じでウケる箇所と、何回かに1回怪しい時がある箇所とかを覚えておいて、それをちょっとずつ変えていく。いまいちピンと来ないまま、調整ってこういうことかなと手探りでやっていたんですけど、本番までに試してみたいこともあるし、楽しんでやれている感じはしますね。

 

ともしげ 調整も、仲間たちがライブに出てくださいって誘ってくれるんです。モグライダーさんに行ってほしいからって、いっぱいオファーが来てるんです。人気ライブもあればお客さん5人ぐらいしかいないライブもあるんですけど、色々出てみると、浅草ではここがウケるとか、その現場現場でウケるところが違うんです。それで万人にウケるようなネタがちょこちょこできてきたような気がするので、それがいろんな客層、テレビでも子どもから老若男女に届くようになったらいいなと思います。

 

 なんで子どもを別にしたの。老若男女に全部入ってるんじゃないの(笑)。老若男女を言えないかと思ったの?(笑)

 

ともしげ へへ(笑)。いろんなライブに出させてもらって、そういうことを意識してきましたね。

 

 そうだね。どこで出してもウケる漫才ができればと思ってやってきたので、それは今年が一番できましたね。

 

――今年も審査員は4年連続で7人が同じメンバーです。あの並びを見て感じることはありますか。

 

 そりゃあずっと見てた人たちですから。松本(人志)さんは、僕らは年代的にもダウンタウンさんに完全に影響されている世代ですし、富澤(たけし)さんも、サンドウィッチマンさんはお会いするとおふたりとも声をかけてくれて。

 

ともしげ 若いときから前説もやらしてもらってました。お土産とかいただいて、やさしかった。

 

 僕らの世代かすると兄貴的な人たち。M-1では伝説のチャンピオンでみなさん現役ですから。(オール)巨人師匠はお会いしたことないですけど、それこそミスター漫才みたいな存在じゃないですか。

 

ともしげ 巨人師匠や上沼恵美子さんが審査員はもうやめるみたいなことをおっしゃっていたこともあったから、審査員をしてくださっているうちに決勝に行けてよかったなと思いましたね。僕たちがやってきたことがどう見えるのか、どう思ってくれるのか、聞いてみたいです。

 

 僕の亡くなったじいちゃんがまったくバラエティとか好きじゃなかったんですが、面白くて好きだって言ってたのが上沼さんと阪神・巨人師匠とMr.ビーンだった(笑)。だから「バラエティ生活笑百科」だけは見てたんです。

 

ともしげ 上沼さんに怒られてもいいから、ほんのちょっとでも認識してほしいっていうのはめちゃめちゃ思いますね。

 

 漫才ってこうだからという枠組みがない人たちというイメージ。しかも現役だから説得力も違うし、その審査員の方たちがなんて言ってくれるんだろうという興味が、出場してる芸人にとってはでかいんじゃないでしょうか。そのためにもベストパフォーマンスを見せたいです。

 

ともしげ 俺たちも何年間も漫才やってきましたけど、やっぱりそういう方々に見てもらって、たとえば松本さんに認識されて初めてお笑い芸人なれるかもしれない。そうじゃないとお笑い芸人じゃないのかもしれないって、そんな気持ちもありますね。

 

――毎年「上沼さん怒られ枠」というのも話題になりますが、今年は候補が多いような……。

 

ともしげ 今年はランジャタイが群を抜いて変なことをしているので、それが伝わるのか、怒られるか、絶賛されるのかわかんないですけど。ランジャタイは、仲のいい僕でも点数つけられないですから(笑)。

 

 我々も怒られるかもしれないですけど、僕は上沼さんは女性としてちょっとタイプなので、こっち見て話してくれるんだったらなんでもいいです。チャンピオンに聞くと人生でいちばんウケたのがM-1決勝の舞台だったという方がいるので、いずれにしても僕らも人生最大のウケを叩き出したいです。

 

10数年やってきたものを出し切る(芝)

――決勝でやるネタ2本はもう決まっていますか。

 

 僕たち、芸能人の方をひとり選んでテーマにしているネタが多いんですけど、その中から何となくあれとあれっていうのはあります。僕らの中の勝手なタレント名鑑みたいな中から(笑)。オールスターですけど。

 

ともしげ みなさん素晴らしい方たちです。

 

 その中から、あの方とあの方の力をお借りしようかなみたいな感じですね(笑)。優勝したら、ネタにさせてもらったご本人さんにお会いして……。

 

ともしげ そうですね、夢ですね。何とかもぎ取りたいです。

 

――ファイナリストに決まって以来、オファー殺到ですか。

 

 はい、ありがたいことに。M-1というものがデカすぎるんだなと思いました。準決勝に進むのが決まった段階で、お仕事が入ってくるようになったんです。準々決勝と準決勝でもこんなに違うんだと思っていたら、そこから決勝となったらもう一段階ブワ~っと。昨日もテレビ局からテレビ局にタクシーで移動して、終わったらタクシーで帰ってね。

 

ともしげ 初めての経験でした。

 

 今年のM-1のキャッチコピーが「人生、変えてくれ」なんですけど、もうけっこう変わり始めてるなあって。決勝でハネて優勝なんてしちゃったら、どうなっちゃうんだろう、こんなすごいことの中に入っちゃったんだって、思いますね。

 

ともしげ エゴサーチをけっこうするんですけど、昔は「モグライダー」で検索してもほぼ出なかったんですよ。それが準決勝、決勝と進んできてもう探すどころじゃないぐらいいっぱい出ちゃうようになりました。Twitterのフォロワーも2000人ぐらい増えましたし、本当にすごい影響力なんだなと思います。

 

 決勝が決まってから、ずっと痛感しっぱなしの状態ですね。お祝いのメッセージもたくさんいただいてます。

 

ともしげ ふわふわしているところもあるので、まさに地に足をつけないとと思います。調子に乗ろうと思えば乗れますから、ダメなんです。

 

 全部のお祝いのメールにコピペで返したっていうから(笑)。いろんな人から同じ文面が来たという苦情が(笑)。

 

ともしげ バレないかと思ったらすぐバレて(笑)。

 

 バレるよ、文明を舐めるな(笑)。

 

ともしげ 難しいなあ。コピペですけど「ありがとうございます」「おはようございます」「頑張ります」っていう気持ちは嘘じゃないですからね。

 

 「おはようございます」ってなんだよ(笑)。

 

――最後に決勝戦にかける意気込みを!

 

 こんな機会をいただいて、さすがにこれで人生変わらないのは嘘だろって思うので、僕たちが10数年やってきたものを、まんま、全部出し切って、後はお預けするって感じですかね。ここから先は自分の予想とかそんな経験値では、どうこうできるようなものじゃないと思いますので、ただ漫才を楽しみに行ければいいかなと思ってます。

 

ともしげ 僕はさっきも言ったように、調子に乗らないってことがあるんですけども、でも自信を持ってやらなきゃいけない、楽しまなきゃというのもあるし、それでやっぱり自分らしさが出ないと意味がないと思います。マセキのみんなもめっちゃ応援してくれているので、ベストを出せたらなと思いますね。

 

森みはるが使ってみたら見事にハマったものとは…「ニジマスのこれ愛してマス」第17回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第17回は、森みはるさんがアロマキャンドルについてご紹介!

 

こんにちは! 森みはるです!

 

今回は、私が今ハマっているものをご紹介します!
アロマキャンドルです!

 

私はもともとお香が好きで、寝る前にお香を焚く習慣があります!
なのでアロマキャンドルは自分で買ったり、お部屋に置いたりする習慣はあまりなかったのですが、先日のお誕生日にファンの方やスタッフさんやいろいろな方にお誕生日プレゼントを頂いたなかでアロマキャンドルをいくつか頂きました!
そして使ってみたら見事にハマりました!!!!!(笑)

 

寝る前はお香! って決めているので、寝る前以外で使っています!
最近はお風呂の湯船に浸かっているときに使いたいな〜と思って、まだ挑戦はしていません…!(笑)
でも1回始めたら、この使い方もハマってしまいそうだなと既に感じています!!!

 

「こういうときに使うといいよ!」とか「ここのこの香りのキャンドルがオススメだよ!」っていうのがある方はぜひ教えてください♪

 

ちなみにお香は、京都駅と大阪駅にあるお店で私はよく買います!
お店の前を通ると良い香りがするので、ぜひ行ってみてください!

 

森みはる プロフィール

●もり・みはる…1996年10月14日生まれ。兵庫県出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。関西出身でキレのあるツッコミを特徴とし、バラエティでも活躍を見せる。アイドルになる前から読モとして活躍しており、美容やファッションについても造詣が深い(美容師免許も保持)。天真爛漫な性格で、女子からも大人気。2021年2月に1st写真集「24」を発売。

公式Twitter:@nijimasu_paru
公式Instagram:@miharu_mori

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

ワンマンライブ
2021年12月29日(水)TOKYO DOME CITY HALL
詳細は公式サイトをチェック!

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

柏木由紀が語る、AKB48とWACKの違いとは?「AKBでは怒られるけど…」

柏木由紀さんがWACK所属の7グループに加入するプロジェクト「柏木由紀なりのWACK」のシングルが11月30日(火)に7作同時リリース。今回、BiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GO TO THE BEDS、PARADISES、ASPとコラボレーションを果たした柏木さんに、楽曲の聞きどころや活動を通して得たものなどについて聞きました。

 

◆今回7グループに参加された感想から教えてください。

まずこの企画が始まると聞いて、「楽しみだな」という気持ちが半分、「WACKの皆さんやファンの方はどう思うんだろう?」という不安な気持ちが半分でした。でもこうして貴重な機会を頂いたからには精一杯やりきりたいなと思って。“それぞれのグループのカラーに馴染む”ということを目標に取り組みました。これまでAKB48として活動する中では王道のアイドルソングを披露する機会が多かったので、「夏のバカヤロー」や「ずっと気になるズッキーニ」はいつもの自分らしさが出せた楽曲だなと思います。反対にASPやGO TO THE BEDSのように振り切った楽曲は表現が難しかったです。

 

◆そんな中で特に苦戦された楽曲は?

BiSHの「BAD TEMPER」ですね。すごく振り切っているわけではないけれど“BiSHらしさ”というものを強く感じて。特にパフォーマンス面では、感情を乗せて踊ることの難しさを痛感しました。どう表現したらいいのか悩みましたが、アイナ(・ジ・エンド)君(と呼ばされてます(笑))がマンツーマンでいろいろと教えてくれたおかげもあり、私なりの見せ方が出来たような気がします。

 

 

◆どの曲も個性豊かですが、それぞれにキャッチコピーを付けながら楽曲紹介をしていただけますか?

はい! まずBiSHの「BAD TEMPER」は個人的な考えになってしまいますが“私のための応援歌”だなと思います。以前、脊髄空洞症の治療で休養することになり、このプロジェクトをはじめとしたスケジュールを予定通りこなせなくなってしまったことがあったんです。そんな時にこの楽曲を聞いて、歌詞がすごく自分とリンクしているなと感じて。私自身とても励まされましたし、この曲をより大事にしたいという気持ちになりました。

 

◆応援ソングというとBiSさんの楽曲「ANYTiME ANYTHiNG」にも近い部分があるような気がします。

まさにそうですね。BiSは応援ソングの中でも“不器用な人に向けた応援ソング”だなと。悩んでいてもなかなか周囲に助けを求められない人に向けて、歌で優しく救いの手を差し伸べてくれているような印象を受けました。サウンドプロデューサーの松隈(ケンタ)さんが私の声は「BiSと一番合っている」と言ってくださったんですが、レコーディングした時は実感がなくて。でも完成した曲を聴いて曲のまとまりを感じることができたので、自分でも納得できました。

 

◆続いてEMPiREの「時間が足りない」について。

とても簡単な歌詞で“時間が足りないということだけを歌っているんですが(笑)、覚えやすいし耳に残るので”気付いたら歌いたくなるクセになる曲“だと思います。サウンドとして強烈なインパクトがあるわけではないけど、同じフレーズを何回も繰り返すことによってキャッチーな印象になる。スルメ曲ですね。

 

◆豆柴の大群「ずっと気になるズッキーニ」は先程おっしゃられていた王道のアイドルソングです。

この曲は安田大サーカスのクロちゃんが作詞をしてくれた曲。正直初めて歌詞を読んだ時はあまり内容や意味がピンと来なくて(笑)。でもこれまで私がAKB48の一員として活動する中で姉妹グループを兼任していたり、今回も同時期に7グループに参加させていただいたりと、いろんな場所で活動している姿を“渡り鳥”にたとえているということを知ってからは「なるほど!」と。直接的に私だと分かる内容ではないけど、だからこそ豆柴の大群にも合う曲になっているんだなと思いました。キャッチコピーを付けるなら、ストレートに“クロちゃんからもらったアイドルソング”ですね(笑)。PARADISESの「夏のバカヤロー」も曲調はアイドルらしさ溢れる楽曲なのですが、実はストーカー目線で歌詞が書かれていて。そう言われてからあらためて歌詞を読み直してみると「分かる! 愛が強い!」と鳥肌が立ちました(笑)。キャッチコピーは“ストーカーの愛、爆発ソング”です。

 

◆残すはGO TO THE BEDSとASPの二曲です。

GO TO THE BEDSの「TRUE SONG」はこれまでに歌ったことのないような楽曲で、とにかく新鮮でした。私自身聞いていて感情を揺さぶられる一曲でしたし、まさに“魂の叫び”だなと。ちなみに私の母の推し曲でもあります(笑)。ASPの「AGAiNST THE WORLD」は“チャレンジ”。独自の世界観があって、今回のメイクでもそれが表されていると思うのですが、曲を聴くと“自分を貫くんだ!”という強い意志も感じられるんですよね。そういったメッセージ性のあるイマドキの楽曲を、この印象的なメイクを施した顔でどう見せるのかということを考えたり、普段なかなか披露することのないラップにも挑戦したので、そういった意味でもチャレンジだったなと思います。

 

◆では各グループのメンバーの皆さんとのエピソードを教えてください。

普段ほかのアイドルグループの方と交流する機会がなかったので、レッスンやMV撮影の合間にいろんなお話ができたことが本当に楽しかったです。お互い同じアイドルですが、環境ややり方が全く違うので、話を聞いていると面白くて。例えばWACKの皆さんはパフォーマンス後に衣装を持って帰って自分で洗って持ってくるそうなんです。でもAKB48はそうではないし、逆に何かを持って帰ったら怒られるくらいなので(笑)、その違いに驚きましたね。他にもヘアメイクのことやセットリストの構成の仕方など、意外な発見が多くてみんなでワイワイ話しているうちに自然と距離が縮まっていきました。

 

◆今回の企画を通して刺激を受けたことは?

アイナ君のパフォーマンスに対する意識ですね。あらためて近くで踊っている姿を見たり直接教えてもらったりすると、アイドルとしてだけでなくクリエイターのような雰囲気も感じて。上から目線のような言い方になってしまうのですが「この人天才だ…!」と圧倒されました。あと、BiSの自由さ。ジャケット写真の撮影時にスタッフさんから「自由に動いてみて」という指示があったんですが、メンバーのみんなはその場で逆立ちをしたりお弁当を食べ始めたりと予想外の行動ばかりしていたんです(笑)。私だったら自由にと言われても、ある程度の限度を決めてその中で動いてしまうと思うので「自由って本当に何でもいいんだ!」と勉強になりました。

 

◆身になる経験ばかりだったんですね。活動を通して一番得たものは何だったのでしょうか?

かわいく見せるだけがアイドルじゃないということですね。メンバーの皆に話を聞くと「命をかけてこの仕事をしています」とか「ライブも死ぬ気でやってます」と言っていて。とにかく熱いんですよ。私も長年アイドルとして活動してきましたが、テレビ番組や雑誌の撮影ではなるべくかわいく見られたいと思っていましたし、ライブでは「あと半分あるからペース配分に注意して体力を残しておかなきゃ」などといつの間にか考えるようになっていたんですよね。むしろ、考えるべきだとさえ思っていた。でも皆と話したことで、アイドルとして大切な聞く人に届けるための熱量を忘れてかけてしまっていたと気付かされました。自分の想いを曲に込めるには、全身全霊をかける必要がある。WACKの皆さんはそれを体現しているからこそ、見る人の心を動かすパフォーマンスができているんだなと思いました。

 

◆では、あらためて最後にメッセージをお願いします。

それぞれのグループのカラーを生かした魅力的な楽曲に仕上がったと思っています。曲ごとに異なる新たな柏木由紀を見てもらえると思うので、7曲全て見たり聞いたりしていただいて、お気に入りの私を見つけていただけたらうれしいです。また、今回のコラボレーションを通してWACKのファンの方は私やAKB48を、私のファンの方はWACKを知る良い機会になったんじゃないかなと思っています。私がこの企画に参加したことで少しでも多くの方にAKB48を知っていただくきっかけになれたらと思っていますし、お互い違った良さがあるので少しでも興味を持ってもらえたらなと。シングルは1枚550円という手に取りやすい価格ですし(笑)、総選挙などのユニークな企画もあります! そういった部分も含めて“柏WACK”をぜひ楽しんでいただきたいです!

 

 

リリース情報

「柏木由紀なりのBiSH -BAD TEMPER-」

 

「柏木由紀なりのEMPiRE -時間が足りない-」

 

「柏木由紀なりのBiS -ANYTiME ANYTHiNG-」

 

「柏木由紀なりの豆柴の大群 -ずっと気になるズッキーニ-」

 

「柏木由紀なりのGO TO THE BEDS -TRUE SONG-」

 

「柏木由紀なりのPARADISES -夏のバカヤロー-」

 

「柏木由紀なりのASP -AGAiNST THE WORLD-」

 

現在発売中/各550円(税込)

 

公演情報

『柏木由紀なりのWACK EXHiBiTiON and SELECT 7』
2021年12月27日(月) 東京・TOKYO DOME CITY HALL
開場:17:00 開演18:00
出演:ASP / BiS / BiSH / EMPiRE / GO TO THE BEDS / PARADISES / 柏木由紀 / 豆柴の大群

チケット料金:通常チケット 全席指定 ¥9,000(税込)
※チケットは電子チケットでの取り扱いとなります。
※小学生以上有料。未就学児童は入場不可。
※行政の指示により夜の部の開場/開演時間が早くなる可能性がありますので予めご了承下さい。

柏木由紀オフィシャルサイト:https://yukikashiwagi.jp/

 

photo/ota_sam text/矢嶋咲良

釣った魚を水着に…!?干物グラビアアイドル・吉野七宝実の2022年カレンダー発売

“干物グラビアアイドル”として話題沸騰中の吉野七宝実が、2022年カレンダー「IPPON釣りCalendar」を12月15日(水)に発売する。

 

本作は、吉野七宝実が自身で釣った魚を水着にするという、他に類を見ない斬新かつアイデアにあふれた作品となっており、男女問わずさまざまな人が存分に楽しめる内容となっているとのことだ。

 

数量限定で予約販売された初回限定版は、瞬く間に完売。ファンからの熱い再販要請を受けて今回、通常版の発売が決定した。

 

さらには、発売記念イベントも満員御礼とファンの間では大きな話題となっており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いを見せる吉野七宝実。今後の活動からも目が離せない。

 

書誌情報

吉野七宝実2022年カレンダー「IPPON釣りCalendar」
2021年12月15日(水)発売

価格:2,640円(税込)
出版社:トランスワールドジャパン株式会社

購入ページ:https://twjbooks.stores.jp/items/61a977234adba01f7da04d7d

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/Shihomi0305?s=20
公式Instagram:https://www.instagram.com/shihomi0305/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCDfkgVgp-Prp-GAZI5GXeMQ/featured

『ウマ娘』初出場!『第5回ももいろ歌合戦』ABEMAで全編生中継決定

『第5回ももいろ歌合戦~届け!希望の彼方へ~50組超え出場!年越し8時間無料生放送』が、12月31日(金)後5・00から8時間にわたりABEMA SPECIAL2チャンネルで全編生中継、BS日テレ、テレ玉、三重テレビ、チバテレ(チバテレミライチャンネル)、ニッポン放送でも放送されることが分かった。

 

ももいろクローバーZが大晦日に日本武道館で開催する『第5回ももいろ歌合戦』では、“届け!希望の彼方へ”をテーマに、ももクロメンバーが「紅組」と「白組」に分かれて対決。「ABEMA」では大晦日の後5・00から、ももクロのスペシャルライブはもちろん、豪華アーティストが続々と登場する『第5回ももいろ歌合戦』をノーカット放送するなど、“8時間ぶっ通し”で生中継する。

 

第一弾出場者も発表され、サプライズゲストとしても番組に登場した五木ひろしをはじめ、泉谷しげる、さだまさし、水前寺清子、松崎しげるら豪華歌手が顔ぶれをそろえたほか、華原朋美、声優アーティストの上坂すみれ、人気作品「ウマ娘 プリティーダービー」から誕生した声優ユニット「ウマ娘 プリティーダービー」、Saucy Dog、サンリオキャラクターズ、Da-iCE 、TikTokでも話題の鈴木鈴木、もーりーしゅーと、ピアノタレントのまなまる、「3歳の歌姫」として人気を集めるののちゃん(村方乃々佳)らの初出場も決定。

 

さらに今年も、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」より山田三郎、毒島メイソン理鶯、有栖川帝統、観音坂独歩、天谷奴零、天国獄が応援ラップで参加し、また木梨憲武がココリコ・遠藤章造とネプチューン・堀内健の3人組ユニット「ももクロちゃんと木梨とココリコ遠藤とホリケンとだれか」で駆けつけるなど、大晦日にふさわしい出場者が登場し、フル尺で歌唱していく。

 

新型コロナ感染拡大の影響から、昨年は史上初の無観客開催となり、2年ぶりの有観客開催となる『第5回ももいろ歌合戦』について、百田は「新型コロナウイルスの影響で、皆さん大変な1年だったと思うので、そんな年だったからこそ大晦日は笑顔で新年を迎えたいと思っていて。みんなで力を合わせて2021年の明るい締めくくりと希望溢れる2022年を迎えたいです」とコメントすると、玉井も「今年で第5回ということで、紅組、白組で分かれているからには、勝負で戦って勝ちたいです! 勝ちたいという気持ちもありつつ、来てくれる皆さん、配信で見てくれる皆さんと最高の1年の締めくくりにしたいです」と意気込みを。

 

さらに、佐々木彩夏が「一昨年は有観客と配信どちらでもやらせていただき会場にいる皆さん、色々な場所から配信で見てくださっていた方のたくさんの気持ちが伝わったので、今年もみなさんで最高な、新たな1年を出迎えたいです」と言えば、高城れにも「今まで2度負けてしまっているので、今年は3度目の正直で勝てるように“ガチ燃え”です!」と意欲を語った。

 

番組情報

©AbemaTV,Inc.

 

ABEMA『第5回ももいろ歌合戦~届け!希望の彼方へ~50組超え出場!年越し8時間無料生放送』
ABEMASPECIAL2チャンネル
2021年12月31日(金)後5・00~

放送URL:https://abema.tv/channels/special-plus/slots/DjwpzwMxh2yJcX

 

『第5回ももいろ歌合戦~届け!希望の彼方へ~』
2021年12月31日(金)

BS日テレ 後7・00~
テレ玉 後10・00~
三重テレビ 後10・45~
チバテレ 後11・00~(チバテレミライチャンネル)
ニッポン放送 後10・00〜

※放送局や各局の放送時間は変更する場合あり

ももクロ特設サイト:https://www.momoclo.net/momoiroutagassen_5/

<出演者>
■総合司会
東京03(5)

■応援団長
舘ひろし(2)

■出演者 (50音順、( )内は出場回数)
あたらよ(初)
アップアップガールズ(仮) (4)
彩羽真矢(初)
Anna(初)
いぎなり東北産(初)
石川柊太(3)
泉谷しげる(3)
五木ひろし(初)
上坂すみれ(初)
ウマ娘 プリティーダービー(初)
遠藤章造(ココリコ)(初)
オーイシマサヨシ(2)
大友康平(3)
岡田将生(3)
尾崎裕哉(初)
角田晃広(東京03)(5)
華原朋美(初)
氣志團(5)
木梨憲武(2)
サイプレス上野とロベルト吉野(5)
Saucy Dog(初)
さだまさし(5)
サンリオキャラクターズ(初)
CZ’21(初)
塩乃華織(5)
笑福亭鶴瓶(5)
私立恵比寿中学(3)
水前寺清子(5)
SUPER★DRAGON(3)
鈴木鈴木(初)
Da-iCE(初)
高木ブー(2)
高橋ジョージ(初)
田中将大(5)
超ときめき♡宣伝部(2)
東京女子流(4)
戸田恵子(2)
703号室(2)
西川貴教(3)
NOKKO(3)
ののちゃん(村方乃々佳)(初)
HYDE(2)
妃海風(3)
ヒプノシスマイク(山田三郎・毒島メイソン理鶯・有栖川帝統・観音坂独歩・天谷奴零・天国獄)(4)
ファーストサマーウイカ(2)
BOYS AND MEN(3)
堀内健(ネプチューン)(初)
mao(初)
松崎しげる(4)
松本明子(5)
まなまる(初)
もーりーしゅーと(初)
森口博子(5)
MORISAKI WIN(初)
山野さと子(初)

©AbemaTV,Inc.

BiS 新メンバー・ナノ3、Twitterフォロワー数達成で素顔公開!O-EASTでお披露目決定

BiSの新メンバー・ナノ3(読み:ナノナノナノ)が12月9日(木)に、Twitterフォロワー2万5000人を達成し、赤目・鼻血加工を解除した素顔を公開した。

BiS ナノ3

 

新たにBiSへの加入した、新メンバー・ナノ3。11月4日に赤目・鼻血加工を施したアーティスト写真を公開し、Twitterフォロワー数が2万5000人に到達した段階で素顔を公開するとアナウンスしていた。

 

その目標数を無事に達成し、ナノ3自身も公式アカウントで「みなさんほんとうにありがとうございます!!!いっぱい拡散してくださったりしたおかげです」と感謝のコメント。

 

そして、ついに素顔を公開したナノ3のお披露目公演が、12月12日(日)に東京・Spotify O-EASTにて開催されるカバーアルバム『BiS DiVE into ROCKS』のリリースイベントになることも合わせて発表された。

 

ナノ3のお披露目公演は、カバーアルバム完全再現ライブの福引き抽選会にて3等のライブ招待券をゲットする必要があるが、研究員(※BiSファンの総称)はなんとしても見届けたい貴重な一夜となることは間違いないだろう。

 

リリース情報

Cover Album『BiS DiVE into ROCKS』

2021年12月1日(水)発売

【初回生産限定盤】6,500円(税込)

【通常盤】3,300円(税込)

配信リンク:https://lnk.to/BiSDiVEintoROCKS

 

イベント情報

『BiS DiVE into ROCKS』完全再現ライブ 福引き抽選会

2021年12月11日(土)/12日(日)東京・二葉ビル4F

 

『BiS DiVE into ROCKS』完全再現ライブ

2021年12月12日(日)東京・Spotify O-EAST

※詳細は公式サイトを参照

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official Twitter:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

声優・沢城みゆきがナレーション 藤原竜也&松山ケンイチW主演映画「ノイズ」特別予告解禁

藤原竜也と松山ケンイチがW主演を務める2022年1月28日(金)公開の映画「ノイズ」より、声優の沢城みゆきがナレーションを務める特別予告映像が解禁された。

原作は「予告犯」「マンホール」「有害都市」などを手掛け、日本のみならずヨーロッパでも絶大な人気を誇る鬼才・筒井哲也が、2017年から2020年まで集英社「グランドジャンプ」で連載し、「鬼気迫る緊張感、衝撃のサスペンス!」と絶賛された全3巻のコミック。監督は廣木隆一。

 

舞台となる猪狩島で、復興の期待を一身に背負いながらも、島を訪れた元受刑者のサイコキラーを殺してしまった泉圭太役を藤原竜也。圭太の殺人を隠ぺいすべく死体隠しに協力する幼なじみの田辺純役を松山ケンイチ。圭太と純の幼なじみであり幼いころからの夢だった、故郷の猪狩島にある駐在所での勤務が決まったばかりの新米警察官・守屋真一郎役を神木隆之介が演じる。さらに圭太の妻・泉加奈役で黒木華、島に突如訪れたサイコキラー・小御坂睦雄役で渡辺大知、圭太たち幼なじみ3人を追い詰める県警の刑事・畠山努役で永瀬正敏が出演する。

 

今回解禁されたのは、『ルパン三世』シリーズの峰不二子役などで知られる声優・沢城みゆきがナレーションを担当した特別予告映像。沢城による子どもの数え歌のリズムに乗せた「だ・れ・が“ノイズ”か・な? こ・の・島・か・ら・排・除しましょ♪」という狂気に満ちたナレーションにのせて、主人公・圭太ほか猪狩島の住人たち、そして圭太たちを追い詰める県警の畠山達が、一気に紹介されていく。

 

さらに、映像にはキャラクターを象徴する《島のヒーロー》、《寡黙な猟師》、《唯一の警官》、《嘘をつく島民たち》、《狂った町長》、《追いつめる刑事》、《元受刑者》といった印象的なワードがいくつも登場。死体を隠そうとする3人の邪魔をする裏切り者「本当の“ノイズ”」とは一体。この特別映像は12月10日(金)以降、一部劇場にて順次上映される予定となっている。

 

沢城みゆき コメント

本当のノイズは誰なのかを探し当てることより、本当のノイズは″何なのか″を見つけることの方がずっと難しい。

 

それは圭太(主人公)達だけじゃないはずだ。どんどん緊迫していく物語に心拍数が上がる一方で、ひどく静かに自身の中もスクリーニングさせられました。

 

そうそう映画鑑賞ってこういう時間だったな。

 

映画「ノイズ」特別予告映像

作品情報

「ノイズ」

2022年1月28日(金)公開

 

主演:藤原竜也、松山ケンイチ

出演:神木隆之介、黒木華、伊藤歩、渡辺大知、酒向芳、迫田孝也、鶴田真由、波岡一喜/寺島進/余貴美子、柄本明/永瀬正敏

原作:筒井哲也「ノイズ【noise】」(集英社 ヤングジャンプ コミックス GJ刊)

監督:廣木隆一

脚本:片岡翔

音楽:大友良英

企画・プロデューサー:北島直明

製作・企画:日本テレビ放送網

制作:クレデウス

配給:ワーナー・ブラザース映画

 

公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/noisemoviejp/

公式Twitter:@noise_movie

 

©筒井哲也/集英社 ©2022 映画「ノイズ」製作委員会

片岡未優がゼロイチファミリアに所属決定!「いつか表紙をバンバン飾れるような人に」

タレント・グラビアアイドルの片岡未優が、ゼロイチファミリアに所属することを自身の公式Twitterアカウントにて発表した。

片岡未優 公式Twitterより

 

1999年2月7日生まれの片岡は、2016年に虹のコンキスタドールに予科生として加入し、2017年8月より正規メンバーに昇格。さまざまな活動を経て、2020年12月30日にTSUTAYA O-EASTで開催されたイベント「さくら色シャワー」出演を最後のライブとして、同グループを卒業していた。

 

今回所属が発表されたゼロイチファミリアは、桃月なしこやアンジェラ芽衣、#ババババンビなど人気タレントが多数所属する芸能事務所。初の冠番組『ゼロイチファミリアは褒められたい』(MBS)も10月28日より放送開始するなど、今勢いに乗っている注目の存在だ。

 

現在ゼロイチファミリアは大忘年会と題してタレントスタッフ総勢70名で大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れているとのことで、そんな中で新たな所属メンバーとして片岡の加入が報告された。

 

自身のTwitterアカウントにて、片岡は「アイドルを卒業して1年。新たな挑戦の場に巡り会えた事とても嬉しく思います。たくさん活躍出来るよう全力で頑張るので、応援よろしくお願いします!みゆをずっと見ててね」(※以下引用コメントは原文ママ)と報告。

 

事務所の先輩である桃月なしこも「チェキ列並んだこともある片岡未優ちゃんがゼロイチファミリアに入ってくれたおかげで無銭接触できるようになりました。今日も同室で明日のUSJもぼっちらしいので急遽一緒にまわりますよろしくお願いします」と歓迎ツイートをしている。

 

また、片岡はその後も新たなツイートで「私には挑戦したい事がまだたくさんあり、ゼロイチファミリアのみなさんの活躍をずっと見ていて、私もここで輝きたい!と思い応募させて頂きました!今1番頑張りたいのはグラビアで、いつか表紙をバンバン飾れるような人になりたいです!」と意気込みを語った。

桃月なしこ(写真左)との2ショット写真(※片岡未優 公式Twitterより)

 

WEB

片岡未優 公式Twitter:https://twitter.com/kataoka_miyu

片岡未優 公式Instagram:https://www.instagram.com/kataoka_miyu/

片岡未優 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC4kQ5BBh224PxxEUQ8URcRQ

片岡未優 公式TikTokアカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeJnRAo7/

『最愛』主題歌、宇多田ヒカル「君に夢中」MV公開

毎週(金)後10・00から放送中の金曜ドラマ『最愛』(TBS系)。その主題歌、宇多田ヒカルが歌う「君に夢中」のミュージックビデオが公開された。

本作は、殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高由里子)と、彼女を追う刑事で梨央の最愛の人でもある宮崎大輝(松下洸平)、そして梨央を支える弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)の3人を中心に描かれるサスペンスラブストーリー。薬師丸ひろ子、及川光博、光石研、田中みな実ら多彩な俳優陣も出演し、スリリングな人間ドラマを展開している。

 

本日、本作の主題歌である宇多田ヒカルの楽曲「君に夢中」のMVが公開された。監督は、Radioheadの「In Rainbows – From the Basement」や、Eric Claptonの「LOCKDOWN SESSIONS」など数々の名ライブ映像を担当してきたDavid Barnard。スタジオライブの本編と舞台裏の映像を用いて制作されている。

 

宇多田ヒカル「君に夢中」ミュージックビデオ

 

番組情報

金曜ドラマ『最愛』

TBS系

毎週(金)後10・00~10・54

 

©ソニー・ミュージックレーベルズ

大泉洋&柳楽優弥&劇団ひとりインタビュー! 「昔の芸人さんが持つ不器用な色っぽさにしびれるんです」映画『浅草キッド』

Netflixで全世界同時配信がスタートした映画『浅草キッド』。本作は、劇団ひとりさんが学生時代に感銘を受けたというビートたけしの同名自叙伝を基に映像化したもので、下積み時代からやがて才能を開花させていくビートたけし役を柳楽優弥さん、そのたけしに芸を教えた浅草の伝説の芸人・深見千三郎を大泉洋さんが務め、豪華なW主演で話題を集めている。劇場からテレビへと主戦場を移行していった時代の芸人たちの悲喜こもごもを描いたこの作品。その魅力を3人にたっぷりと語ってもらった。

 

大泉洋●おおいずみ・よう…1973年4月3日生まれ。北海道出身。B型。大学時代に演劇ユニットTEAM NACSを結成。2004年に東京に進出し、人気が全国区に。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演。主な代表作に映画『探偵はBARにいる』シリーズ、『騙し絵の牙』、大河ドラマ『真田丸』など。
柳楽優弥●やぎら・ゆうや…1990年3月26日生まれ。東京都出身。A型。2004年、是枝裕和監督作品『誰も知らない』で主演を務め、デビュー。現在、主演ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(TBS系)が放送中。主な代表作に映画『太陽の子』『HOKUSAI』『ターコイズの空の下で』など。
劇団ひとり●げきだん・ひとり…1977年2月2日生まれ。千葉県出身。A型。お笑い芸人、俳優、作家、映画監督とマルチに活躍。レギュラー番組に『ゴッドタン〜The God Tongue 神の舌〜』『たけしのその時カメラは回っていた』『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』など。

 

【大泉洋&柳楽優弥&劇団ひとり撮りおろしカット】

 

物まねにならないことを意識して撮影へ

 

──最初に、今回ビートたけしさんの自叙伝『浅草キッド』を映画化しようと思われた経緯から教えていただけますか?

 

ひとり 経緯なんてものはなく、シンプルに僕が映画化したかったからです。それに尽きます(笑)。中学生の時に初めて原作を読んで衝撃を受けたんですよね。だからといって、僕が撮る理由なんて1つもないですし、今このタイミングで映画化する理由だってないんです。でも、どうしても自分で映画にしたかったし、他の方に先に撮られたら悔やんでも悔やみきれないだろうなと思って、それで7年前から少しずつ動き始めていました。

 

大泉 オファーがあった時は、「これはぜひ!」と思いましたよ。僕は子供の頃からお笑い番組ばかりを見て育ってきましたからね。今回の物語の舞台になっているのが1970年代後半くらいで、それこそ、その後の漫才ブームや『オレたちひょうきん族』などでたけしさんの芸をずっと見てましたから。……ひとりさんは僕よりも少しだけ年下なんだっけ?

 

ひとり 僕は今年44です。

 

大泉 そうだよね。僕が48だから、ほんの少しだけ僕はひとりさんより早く当時のお笑いを見ていたことになるんだけど、あの頃って、テレビにいろんなお笑い芸人さんが登場してきた本当に面白い時代なんです。今作はその前日譚的な物語ですから、なんとしてでも出演したいとマネージャーに伝えたのを覚えています。

 

柳楽 僕はさすがにリアルタイムでは見ていないんですが、昔の浅草の映像や資料を見るたびに、好きな世界観だなって思ってました。街並みもそうですが、服装や髪形がオシャレで。それに、この作品で描かれているのは師弟愛で。僕には大泉さんが演じた深見(千三郎)師匠のような方がいないので、うらやましさや憧れを感じました。深見さんって、言葉遣いがとにかくキツいんです(笑)。でも、そこには強い愛情が感じられる。それがすごくかっこいいなって。

 

ひとり 当時の芸人さんたちって、本当にかっこいいんですよね。ただ、大泉さんがおっしゃったように、この映画の頃は少しずつテレビが主体になっていき、逆に浅草の活気が薄れていった時代でもある。僕らが思い浮かべる昭和の華やかな浅草のイメージとはちょっとずれていて。実は、7年前に大泉さん主演で映画『青天の霹靂』を撮って、それも同じ時代の浅草が舞台でしたけど、高田文夫先生から「おまえは70年代後半の浅草をちょっと華やかに描きすぎだ」と言われたことがあったんです。ですから、今回は過度に派手さを出す演出は控えるようにしましたね。

 

 

──たけしさんはもちろん、東八郎さんや萩本欽一さんにも大きな影響を与えた深見師匠など、この作品には伝説の芸人が数多く登場します。こうした方々を描くにあたって苦労されたことはありましたか?

 

大泉 深見さんはほとんど資料が残っていないんです。その意味では、どこか開き直って監督と一緒に考えていける自由さがありましたね。

 

ひとり そうですね。写真を見ると深見師匠は強面なので、大泉さんには似ていないんです。でも、だからこそ大泉さんが作り出す深見師匠ってどんな人物になるんだろうという興味が僕の中にもありました。

 

大泉 大変だったのは間違いなく柳楽くんですよ。今も第一線で活躍されている芸人、それも世界のたけしさんを演じるわけですから。僕ら役者からするとゾッとする難しさなんですよね。何よりも怖いのが、観た人に「柳楽くんのたけしさんの物まねはきつかったね」って言われることだと思うんです。そのつもりはなくても、物まねとして印象に残ってしまうことほど、役者にとって辛いものはないですから。

 

柳楽 実際に“物まねにならないように”というのは強く意識しました。松村邦洋さんにお願いをして、たけしさんの喋り方や癖などを教えてもらっていたんですが……。

 

ひとり でも、撮影直前になって「やっぱり、それは忘れてくれ」って僕からお願いをして(笑)。

 

柳楽 ビックリしました(笑)。ただ、僕としても最初から“たけしさんを演じるんだ”ということをあえて考えないようにしていたんです。現場ではとにかく劇団監督の演出に誠意を持って応えていくということだけを心がけていたので、撮影中にプレッシャーを感じることもほとんどなかったです。むしろ、撮り終わってからのほうが、“どんな印象をもたれるんだろう”とドキドキしていましたね(笑)。

 

 

ひとり監督のよくわからない演出で相当揉めました(笑)

 

──映画の中ではたけしさんや深見師匠が芸を披露するシーンも登場しますが、それがとてもリアルで、映画だということを忘れるぐらい見入ってしまいました。

 

大泉 深見さんの資料がほとんどないというお話をしましたが、わずかに残っていたのがコントをしている音声だったんです。その時の喋り方がたけしさんそっくりなんですよね。もちろん、たけしさんがそれだけ影響を受けたということですが、それもあって、コントのシーンは僕が子供の頃に見ていたたけしさんのコントをイメージしながら演じたところもありますね。

 

柳楽 僕は漫才の掛け合いが大変でした。ツービートって会話のテンポがすごく速いんです。でもそこは、ビートきよしさんを演じてくださったナイツの土屋(伸之)さんがいろんなアイデアを出してくださって、すごく助けていただきました。

 

ひとり お2人はタップダンスも大変だったと思いますよ。吹き替えなしで実際にやってもらいたかったので、忙しいなか、練習のためにスケジュールを割いてくださって。

 

──見事な動きでしたが、やはり苦労されたんでしょうか?

 

大泉・柳楽 …………(沈黙)。

 

柳楽 簡単に言葉に出せないくらい大変でしたね(笑)。

 

大泉 (笑)。2人とも違った大変さがありましたよね。柳楽くんはタップのシーンが長かったので、相当練習が必要だったでしょうし、僕は僕で、深見師匠がたけしさんにタップの芸を伝えていくというのは、この映画の大事な要素でもあるので、師匠っぽい熟練した動きを見せないといけませんでしたから。にもかかわらずですよ、驚くことに撮影後の映像チェックを見たら、僕の足元が映ってないことがあったんですよ!(笑)

 

全員 はははははは!

 

大泉 タップを踏んでるのに、映ってるのは僕の顔ばかりで。監督に問い詰めたら、「これ、僕が編み出した新しい撮影の手法なんです」とかわけの分からないことを言いだして(笑)。そこは相当揉めましたね(笑)。

 

ひとり だって、そうしたら大泉さんが実際にタップを踏んでることがバレちゃうじゃないですか。

 

大泉 いいんだよ、そこはバレたって!

 

──映画ではしっかりと足元も映っていたので、実際にタップを踏んでいるということが分かりました。

 

ひとり でしょう?

 

大泉 いやいやいや。“でしょう?”じゃないでしょ(苦笑)。

 

 

あの当時の、人としてちょっと不器用な感じも見ていてかっこいい

 

──(笑)。では少し質問を変えて、当時の芸人にはあって、今はないものって何だと思いますか?

 

大泉 そうですねぇ……時代の流れがあるから仕方がないんでしょうけど、やはり過激な笑いがなくなってきてますよね。きっと、新しい笑いの手法や手数はどんどん増えてきて、面白さも増していると思うんです。ただ、規制が入り、表現できることが減ってきた。そこは少し残念に思いますね。だって、それこそたけしさんがやっていた『(ビートたけしの)お笑いウルトラクイズ』のような、死ぬほど腹を抱えて笑っていたものが、今はもう見れなくなってしまいましたから。

 

柳楽 時代の移り変わりと言ってしまえばそれまでですけど、確かに残念ですよね。でも一方で、今回の映画がNetflixでいきなり世界中に配信されるように、作品を発表する場所や環境は時代によってどんどん変わってきていますし、それに伴って表現できることも変化していくと思うんです。そうした移り変わりが、まさに劇場からテレビの時代に移っていった当時の浅草に重なって見えて。そうやって、時代や文化は回りながら変化していくんだなと思うと面白いですよね。

 

ひとり それと、なんといっても当時の芸人さんって、とんでもない人がたくさんいたと思うんです。深見師匠もそうだし、そのイズムを引き継いだたけしさんもそうで。しかも、それぞれに美学がある。“芸人はこうじゃないといけない”“こういう笑いの取り方をしなくちゃいけない”っていう美学が。その美学は薄れてきてるように感じます。僕も含めてですけど。

 

柳楽 トレイラーでも使われていましたけど、深見師匠がたけしさんに言う、「笑われるんじゃねえぞ! 笑わせるんだよ」という言葉はかっこいいですよね。すごく印象深いシーンです。

 

ひとり そうしたこだわりを持っている人たちって、もしかしたら生き方としては下手なのかもしれない。でも、自分の美学に反することは絶対にしないっていう姿に僕はしびれるんです。

 

大泉 あの当時の、人としてちょっと不器用な感じも見ていてかっこいいなぁって思いますしね。

 

ひとり そうなんです。実はそこもこだわったところで。不器用ならではの色っぽさってあるじゃないですか。あの頃の芸人さんのそうした部分が大好きで。例えば、後半の深見師匠とタケシのタクシーの別れ際の会話とかたまんないんです(笑)。正直、僕はああいった不器用なやりとりがしたくてこの世界に入ったと言ってもいいぐらいで。僕はお笑いももちろん好きですが、お笑い芸人も大好きなんです。そうした僕の愛がこの映画には詰まっているんです。

 

──なるほど。ちなみに、皆さんとって深見師匠のような、“今の自分を作った”と思える方っていらっしゃいますか?

 

柳楽 師匠とは少し違うかもしれませんが、初めて舞台に立つ機会を与えてくださった演出家の蜷川幸雄さんです。それまで映像作品にしか出たことがなかったんですが、舞台での演技の仕方をイチから厳しく教えてくださって。より演技の楽しさと厳しさを知ることができたので、本当に感謝しています。

 

大泉 僕にも師匠みたいな人は基本的にいないんですが、強いてあげるなら、柳楽くんと同じで舞台関係の方ですね。僕は大学時代に演劇と出会い、TEAM NACSとして活動しつつ、地元の「劇団イナダ組」という社会人劇団の舞台にも出させてもらっていたんです。そこの代表の稲田博さんには舞台の立ち方を教えていただきました。ただ、深見師匠のようにとってもダメなおじさんで(笑)。僕らの公演を観に来て、いかにも師匠っぽくアンケートに一行だけ書いてくださったことがあるんです。《役者の汗が足りない》って。でも、よく見ると“汗”が“汁”になっていたりして(笑)。

 

全員 はははははは!

 

大泉 そんな男なんです(笑)。でも、本当に多くのことを学びましたね。

 

ひとり 僕は『ゴッドタン』という番組で出会った演出の佐久間宣行さんですね。師匠というより、感覚的にはお兄ちゃんなんですけど(笑)。それまでも僕はいろんなバラエティ番組に出させてもらってましたが、佐久間さんは全く違う番組の作り方をされていて、それまで自分が一度も開けたことがないような引き出しをたくさん開けてくださいました。時には、いくら引き出しを開けても空っぽというパターンもありましたけど(笑)、あの番組に出会っていなければ、きっと今とは芸風も随分違ったんじゃないかなって思うので、すごく感謝していますね。

 

──では最後に、GetNavi webということで、最近購入したお気に入りのアイテムを教えていただけますか?

 

大泉 お、これはタイムリーな質問ですね! いいのがありますよ。実際には僕ではなく妻が買ったものなんですが、ピストル型のマッサージ機が我が家にありまして。これが本当に素晴らしい! アタッチメントの種類もたくさんあって、どれもすごく気持ちいいんです。今、大河ドラマ(『鎌倉殿の13人』)を撮っているんですが、時代劇なので板の間に裸足で座ることが多く、足がすごく痛くて。いつも現場に持っていっては休憩時間にマッサージしています。もう、ほとんど僕が一人で使っちゃってるんですけど、「これは本当にいい買い物だ!」と毎日妻を讃えています(笑)。

 

ひとり 僕はJINSが出している「JINS MEME」という眼鏡を最近購入しました。瞬きの回数や頭の傾き具合とかを計測して、自分がどれだけ物事に集中しているかをデータで可視化する眼鏡なんです。

 

大泉 へぇ〜、そんなのがあるの!? 結果はどうだったの?

 

ひとり 驚くほど集中してなかったです(笑)。まぁ、集中しているかどうかぐらいは自分で判断しろって話なんですけどね(笑)。柳楽くんは何か買った?

 

柳楽 エプソムソルトっていう入浴剤をよく使ってます。ミネラルとマグネシウムを体の皮膚から摂取するような感じのもので。それを使って毎日お風呂に入ってますね。

 

【Netflix映画『浅草キッド』シーン写真】

Netflix映画『浅草キッド』

Netflixで全国独占配信中

 

出演:大泉 洋 柳楽優弥 門脇 麦 土屋伸之 鈴木保奈美
監督・脚本:劇団ひとり
原作:ビートたけし「浅草キッド」

Netflix映画「浅草キッド」公式サイト

 

(撮影/干川 修 取材・文/倉田モトキ
ヘアメイク/白石義人(ima.)(大泉)、佐鳥麻子(柳楽)、mi-co(MIXX JUICE)(劇団)
スタイリング/勝見宜人(Koa Hole)(大泉)、長瀬哲朗(UM)(柳楽)、星野和美(MIXX JUICE)(劇団)
衣装協力/RAINMAKER、ZUCCa(A-net Inc.))

 

森田望智が堤真一の年下上司役に!柳家喬太郎、東京03飯塚、水谷果穂、小椋梨央も出演

2022年1月期にTBS金曜ドラマ枠で放送される堤真一主演の『妻、小学生になる。』に、森田望智の出演が決定した。

森田望智

 

原作は芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融による同名漫画で、累計発行部数(紙+電子)が130万部を超える話題作。10年前に愛する妻を亡くし生きる気力を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と再会するところから物語は始まる。

 

なんと妻(母)は生まれ変わって10歳の小学生になっていた。夫と娘はその姿に戸惑いながらも、彼女から尻を叩かれ叱咤激励されて、生きる喜びを徐々に取り戻していく。そして、周囲の人間も巻き込みながら「生きること」に再び向き合おうとするちょっと変わったホームドラマだ。

 

主人公の新島圭介を堤真一、10年前に他界した妻・新島貴恵を石田ゆり子、圭介と貴恵の一人娘・新島麻衣を蒔田彩珠、貴恵の生まれ変わりで10歳になる白石万理華を毎田暖乃が演じる。

 

このたび、圭介と同じ食品メーカーに勤めていて、圭介の年下上司にあたる守屋好美役で森田望智の出演が決定した。森田はNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』(2019年/2021年)のヒロイン役で注目を浴び、金曜ドラマ『恋する母たち』(2020年)で演じた悪女ぶりが話題に。

 

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021年)では優秀な気象予報士を演じるなど、作品によって大きく印象を変える、注目の女優の1人だ。本作で演じる好美は、若くして課長に大抜擢されたものの、本人はあまり出世欲がなく実力不足も自覚しているため、人の上に立つことを重荷に感じているという役どころ。

 

左から)飯塚悟志(東京03)、水谷果穂、小椋梨央、柳家喬太郎

 

さらに、新島一家に深く関わる人物として、新たに4名のキャストが決定。新島家の近所にある寺カフェのマスター役に、落語家の柳家喬太郎が出演する。国立演芸場花形演芸会大賞や芸術選奨文部科学大臣新人賞(大衆芸能部門)など数々の受賞歴を持つ人気落語家だが、TBSの連続ドラマへの出演は今作が初となる。

 

今回、原作には登場しないオリジナルキャラクターで、麻衣がよく行く寺カフェのマスターを演じる。僧侶でもあり、客の人生相談にのっては相談料と称して小遣い稼ぎをしているという役どころだ。

 

そんな寺カフェの常連客・中村役には、飯塚悟志(東京03)が決定。飯塚は昨年10月期放送の火曜ドラマ『この恋あたためますか』ではコンビニの店長役、そして現在放送中のよるおびドラマ『この初恋はフィクションです』に教師役で出演するなど、高い演技力に定評がある。

 

本作で演じる中村は、寺カフェのマスターと同じくドラマオリジナルのキャラクターで、新島家の近所にある交番の警察官という役柄。先祖の霊が見えるというマスターの力を信じていて、何かと寺カフェにやってくる。

 

そして、好美の友人・菊池詩織を演じるのは水谷果穂。水谷は、金曜ドラマ『凪のお暇』(2019年)や『メゾン・ド・ポリス』(2019年)をはじめ、多くのテレビドラマや映画に出演すると同時に、歌手としても活躍している。

 

本作で演じるのは、好美のことは学生時代から誰よりも理解しているという自負がある友人役。しかし、そのせいで早とちりすることも多いというキャラクターだ。

 

さらに、麻衣の幼馴染・弥子(やこ)に小椋梨央の出演が決定。小椋はテレビドラマや舞台への出演に加え、バラエティ番組の出演や情報番組のお天気キャスターを務めるなど、幅広く活躍中。

 

そんな小椋が本作で演じるのもドラマオリジナルのキャラクターで、幼馴染の麻衣とはお互いなんでも相談し合う間柄である麻衣の良き理解者。寺カフェでアルバイトしているが、生活費が足りずにフードデリバリーの配達員もしている。

 

奇跡の再会を果たした新島家が、圭介の職場や麻衣の知人など周囲を巻き込みながら、「生きること」にあらためて向き合っていく本作。この個性あふれる5人のキャラクターが、新島家とどう関わっていくのか注目だ。

 

森田望智 コメント

最初に設定だけ聞いたときは、もしかしたら現実離れしている感じなのかなと思ったのですが、台本を読み始めたら意外と現実にあることかもしれないなと感じ、腑に落ちるところがたくさんあってすごくリアルだなと思いました。

 

堤さんはずっとご一緒したかった方です。映画や舞台で、小さい頃からたくさん拝見していた方なので、すごくうれしいですし光栄です。堤さんとお芝居をしていく中で、現場で段々と生まれていくものをすごく楽しみにしているので、事前に作りすぎないように気をつけたいと思います。あまり意識をせずに挑むということを意識したいです。

 

日常の中に「あ、実際にこういう世界があるかもしれないな」と思ってもらえる作品になったらいいなと思います。家族であったり、友達であったり、周りの自分の大切なものに対して“気づき”があるような作品だと思いますので、注目していただけたらうれしいです。ぜひ見てください。

 

柳家喬太郎 コメント

柳家喬太郎と申します。本業が落語家で、いつも1人で喋ってますから、人と絡むのが苦手です。おまけに人見知りですから、打ち解けるのが不得手です。ドラマに出演するなんて不安しかありません。ときどき画面を右往左往します。視界の端でなんとなくご覧いただければ幸いです。

 

飯塚悟志(東京03) コメント

序盤の台本を読ませていただいた時点ですでにすごく面白くて引き込まれてしまい、ちょっとこれは正直、視聴者として楽しむだけで充分のやつかもなぁ…と尻込みしてますが、少しでも出させてもらえるなら、なんとか邪魔にならないよう頑張りますのでよろしくお願いします!

 

水谷果穂 コメント

以前原作を読んだことがあり、不思議な設定なのにリアリティがあって、家族愛なのに初恋のような切なさもあって、ずっと心に残っている作品でした。

 

ドラマ化されたら絶対素敵なドラマになるだろうなと思っていたので、今回参加できてとてもうれしいです。

 

詩織は、友達思いならぬ、好美思いで、誰よりも好美のことについて熟知していると思っている子です。

 

好実のために動き回る詩織をコミカルに楽しく演じたいです!

 

小椋梨央 コメント

この度、弥子役を務めさせていただく小椋梨央です。今回が連ドラ初出演ということで、ドキドキとワクワクの気持ちでいっぱいです。私が演じる弥子はオリジナルキャラクターなので、心温まるこの作品のドラマ化を精一杯盛り上げていきたいです。

 

番組情報

金曜ドラマ『妻、小学生になる。』

TBS系

2022年1月スタート

毎週金曜 後10・00~10・54

 

©TBS

指原莉乃と田村淳が夫婦に 花江夏樹、梶裕貴、花澤香菜らも出演 「グッバイ、ドン・グリーズ!」予告&ポスター解禁

2022年2月18日(金)に公開されるオリジナル劇場アニメーション「グッバイ、ドン・グリーズ!」で、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)と指原莉乃が夫婦役で参加することが決定。さらに、本予告と本ポスター画像も解禁された。

©Goodbye,DonGlees Partners

 

本作は、アメリカ・ニューヨーク・タイムズ「ベストTV 2018 インターナショナル部門」(The Best International Shows)に選ばれ、世界中で絶賛された大ヒットテレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』を手掛けた、いしづかあつことMADHOUSE、さらにキャラクターデザイン・吉松孝博によるオリジナル劇場アニメーション。主人公・ロウマ役の花江夏樹のほか、梶裕貴、村瀬歩、花澤香菜といった超実力派声優が演じることでも話題となっている。さらに本作は、ロックバンド・Alexandrosの新曲「Rock The World」が主題歌として起用される。

 

そして今回、田村と指原の出演も決定。いしづか監督の手掛けたテレビアニメ『宇宙よりも遠い場所』を観ていたという田村は、出演のオファーについて「日本のアニメへの興味が強くなっている中だったので、気持ちが躍りました」とコメント。また、父親という立場から「息子を見守る感覚でロウマを見守っていました」と続けた。

 

一方、ロウマの母親役、指原莉乃は「“なぜ私なんだろう!?”とびっくりしました」とオファー時の様子を振り返る。さらに田村と夫婦役を演じることについても、「まさかの夫婦役!」と驚いたことを明かした。

 

合わせて解禁された予告映像は、「自分の“宝物”が何なのか知ってるの?」というドロップの印象的なセリフから始まり、「幻の赤い電話ボックス」というキーワードも登場。その電話は、それぞれに必要な”宝物”が何かを教えてくれるという。

 

そして、ひょんなことから冒険の旅に出ることになったロウマ、トト、ドロップの3人は、Alexandrosの疾走感溢れる主題歌を背景に、アクシデントに見舞われながらも冒険を楽しむ様子を見せるが、「そこには”秘密”があった」と映像は一転。「ごめん…」と顔を伏せてうずくまり泣くドロップの姿や、「どうしても失いたくないものが、誰かの命だったらさ…」と意味深なトトの言葉も。

 

宝探しの旅で彼らが見つけたものとは? 幻の赤い電話ボックスとは? 3人の少年たちのひと夏の冒険に期待が高まる映像となっている。

 

田村淳(ロンドンブーツ1号2号) コメント

昔よりもアニメに対する興味が強くなっていて、『宇宙よりも遠い場所』も大号泣するくらいのめり込んだ作品だったので、気持ちが躍りました。この作品は老若男女問わず、一歩を踏み出す人たちの背中をどんと押してくれます。ロウマの父ちゃんの役なので、本当に息子たちのことを思うように、ロウマたちの冒険を見守りました。

 

指原莉乃 コメント

お話をいただいて、“なぜ私なんだろう!?”とびっくりしました。しかも、AKB48が出ている番組のMCをしてくださっていた田村淳さんとの共演で、まさかの夫婦役!プレッシャーもあってアフレコは本当に緊張しましたが、スタッフの皆さんが優しく指示してくださって、助けられました。今回、本当にすごい出演陣の中にお邪魔しています。私自身とても楽しみにしているので、皆さんぜひ楽しみにしていてください。

 

「グッバイ、ドン・グリーズ!」予告映像

作品情報

「グッバイ、ドン・グリーズ!」

2022年2月18日(金)公開

 

公式サイト:https://donglees.com/

公式 Twitter:@gb_donglees

 

©Goodbye,DonGlees Partners

吉井美優が“本当に好き”だと気づいたものは…「ニジマスのこれ愛してマス」第16回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第16回は、吉井美優さんが「秋冬の洋服」についてご紹介!

 

26時のマスカレイドの吉井美優です。
今回紹介するのは「秋冬の洋服」です。

 

もともと洋服が好きでいろんなジャンルの服装を着るのですが、その日起きた時の気分や気候、行く場所、予定でいろいろ考えてコーデを決めます。

 

アクセサリーやバック、帽子など小物も合わせてコーデを組んでる時間が好きで、その中でも個人的に秋冬のアイテムが可愛いなって思っていて。
時間があれば新しい洋服を買いに行くので、腕に何個もの紙袋をもって仕事場に行くたび、「今日も買い物したんだ、重そう〜」とよくメンバーに言われます。

 

実際、今日も同じ状況でした…(笑)。

 

あと、SNSとかYouTubeでも洋服関連のものをよく見ます。
何が流行ってるのか、どう組み合わせるのが可愛いのか、色合いはどう合わせるのかとか、すごく参考になるし、好きな服もそういうところで見つけて買いに行ったりもできるのですごく勉強になります。

 

あまり物欲がない人間なのに洋服だけは何も考えず気づけば買っているので、本当に好きなものなんだなっと気づきます!

 

洋服ひとつで自信だったり見え方だったりが変わるし、性格とかタイプも伝わる気がするので、歩いてる人の服装も見たりします。

 

人間観察のひとつにもなってるかも。
これからも新しい可愛い好きなお洋服をゲットして、自分の気分を上げていきたいです。

 

吉井美優 プロフィール

●よしい・みゆ…1999年3月2日生まれ。神奈川出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。アイドル活動以外にも、ファッション誌でのモデルやグラビアなどで活躍中。無類のラーメン好きで、お笑いが大好き。クールビューティーな見た目に反して、バラエティで見せる意外な一面も魅力となっている。 2021年には1st写真集を発売予定。特技は歯笛。

吉井美優 Twitter:@nijimasu_miyu
吉井美優 Instagram:@miyu_yoshii32

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

ワンマンライブ
2021年12月29日(水)TOKYO DOME CITY HALL
詳細は公式サイトをチェック!

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

 

 

綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』年末年始全話一挙放送決定!

2018年に放送された連続ドラマ『義母と娘のブルース』と、2020年の正月に放送した『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』の全話一挙SPが決定、2022年1月2日(日)後9・00から放送される『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』に先駆け、12月31日(金)と1月2日(日)に放送される(※一部地域を除く)。

 

『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴による4コマ漫画「義母と娘のブルース」(ぶんか社刊)が原作。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語を送った。義母と娘、そして娘の実父という3つのコードがブルースを奏でるかのように、愛すべきキャラクターたちが繰り広げる少しおかしな日常。そしてその合間にピリッとした孤独が垣間見え、笑って泣けると幅広い層から高い評価を得た。

 

そして、『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』では、主演の綾瀬はるかをはじめ、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海、浅利陽介、浅野和之、麻生祐未ら連続ドラマのレギュラーキャストが顔を揃え、連続ドラマの1年後の物語をオリジナルストーリーで放送。また、連続ドラマの劇中で病気で亡くなった亜希子の夫・宮本良一を演じた竹野内豊が出演し、話題となった。

 

なお、今回の2022年謹賀新年スペシャルでは、2020年のスペシャルの直後から物語が始まる。今作も綾瀬をはじめ、連続ドラマのレギュラーキャストが再集結し、義母と娘と2人を支える人たちの新たな物語を送る。

 

番組情報

『「義母と娘のブルース」全話一挙放送SP』
TBS系
2021年12月31日(金)前8・55~11・50、正午~後4・30
2022年1月2日(日) 前8・00~11・50、正午~後3・00
(※いずれも一部地域を除く)

©TBS

菊池日菜子が「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」初代応援マネージャー就任

「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」の初代応援マネージャーに就任した菊池日菜子

2022年1月3日(月)に開幕する「第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」の応援マネージャーに、新人女優の菊池日菜子が就任。本人からコメントが到着した。

 

「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」は、世界のトップレベルで戦う「なでしこジャパン」の選手を多数輩出してきた、高校女子サッカーの日本一を決める大会。その初代応援マネージャーに菊池日菜子が就任し、12月4日(土)に放送された『S☆1』に初登場した。

 

およそ200人の応募者の中からオーディションで選ばれた菊池は、サッカーの経験はほとんどないというが、一昨年まで高校の部活動でハンマー投げに打ち込んでいたという。そんな菊池が今回、大会への出場を決めた学校へ取材に。

 

グラウンドに出るとマネージャーさながら水筒の準備やボール拾いを手伝い、また陸上の経験から同じアスリートの目線で選手と接し、取材記者としてもいち早く打ち解けていたそうだ。

菊池日菜子

取材を振り返り、菊池は「女子サッカー部の練習を見て一番感じたことは、チームが持つ高い結束力と、ずっと一緒にいることで生まれる強い信頼感を持っているということ。そして高校3年間の集大成として全国を制覇したいという願いをひしひしと感じました」と語る。

 

また、「私は高校時代に陸上競技の個人種目でインターハイを目指していたのですが、その経験を活かして大舞台に臨む選手たちの想いを皆さんにお伝えできたらと思っています。応援マネージャーをしっかりと務め上げられるように精一杯頑張ります」と意気込みを語った。

 

「第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」は、2022年1月3日(月)開幕。各地の予選を勝ち抜いた精鋭32校が、熱い戦いを繰り広げる。TBSでは、1月9日(日)午後2時から決勝戦を生中継する予定だ。

 

サッカーという枠を越えて観る人々に「勇気」と「感動」を与える、女子高校生たちの青春ドラマ。記念すべき30回大会を制するのはどのチームか。そして、高校女子サッカー初の応援マネージャーに就任した菊池の活躍にも期待される。

 

菊池日菜子コメント

菊池日菜子

応援マネージャーに選んでいただいて本当にうれしいです。家族も「おめでとう!」と喜んでくれました。決定したと聞いたときは、ビックリして状況を理解するのに時間がかかり、ひたすら手が震えていたことを覚えています(笑)。
女子サッカー部の練習を見て一番感じたことは、チームが持つ高い結束力と、ずっと一緒にいることで生まれる強い信頼感を持っているということ。そして高校3年間の集大成として全国を制覇したいという願いをひしひしと感じました。
私は高校時代に陸上競技の個人種目でインターハイを目指していたのですが、その経験を活かして大舞台に臨む選手たちの想いを皆さんにお伝えできたらと思っています。応援マネージャーをしっかりと務め上げられるように精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。

 

番組情報

「第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」
TBS系
2022年1月3日(月) 1回戦 深0・55〜1・25
2022年1月4日(火) 2回戦 深1・28〜1・58
2022年1月6日(木) 準々決勝 深1・28〜1・58
2022年1月7日(金) 準決勝 深0・50〜1・20
2022年1月9日(日) 決勝 後2・00〜4・10

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/joshisoccer/
公式Twitter:@TBS_joshisoccer
公式TikTok:@tbssoccer
ハッシュタグ:#tbs高校女子サッカー

©TBS

出口亜梨沙「ほぼ原寸大のヒップを収めたカットも」 20代ラスト写真集は「100点満点」

俳優・タレントとして活動する出口亜梨沙が、自身2冊目となる写真集「Entrance」を発売し、発売記念イベントを都内にて開催した。

 

3年ぶりの写真集となる今作。20代最後のタイミングで発売するセカンド写真集は、本人たっての希望で神秘の島・屋久島で撮影が行われた。幻想的な森、渓谷、大草原など自然の風景の中でナチュラルな姿を撮影。親しみのある笑顔から美しく艶やかな色気まで、まるで彼女の休日の傍らにいるような、ありのままの出口亜梨沙の姿が集約された1冊となっている。

 

撮影を振り返って、出口は「コロナの中で外出できる機会もなかったので、自然に触れてみたいと思っていた中で、屋久島を選びました。島には自然があふれていて心が浄化されるような感覚があった」という。

 

今回の写真集に向けて、7kgのダイエットも行ったという出口。「パーソナルトレーニングでボディメイクに励み、特にヒップをにこだわってトレーニングしました。今回、私のほぼ原寸大のヒップを収めたカットもあるのでぜひ見ていただきたいです」と見どころを語った。

 

来年には30歳を迎える彼女だが、その心境について「今回の写真集も30代の入り口ということで、『Entrance』と名付けました。30歳になっても変わらずに楽しく過ごしていきたい」と明かす。最後に写真集の出来栄えを改めて聞かれ、「今回は素の自分をたくさん出せた写真集になったので、もちろん100点です」と満面の笑みを見せた。

 

今年は映画などにも出演し、女優としての活動も増えている出口。今後に向けて「コロナの影響で舞台ができていないので、コメディ作品の舞台に出演したいです」と意気込みを語っている。

 

書誌情報

「Entrance」
2021年11月27日(土)発売

撮影:大江麻貴
定価:3,300円(税込)
発売元:ワニブックス

佐々木希が秋元康企画・原作ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』に主演 父親役に遠藤憲一【コメントあり】

佐々木希©︎田中雅也(TRON)

2022年1月より、佐々木希が主演、秋元康が企画・原作を務めるドラマプレミア23『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京ほか)が放送されることが分かった。

 

本作は、まもなく33歳を迎える主人公がハイスペック&安心安定のテレビ局員と、明日も分からない人生冒険の人気ユーチューバー、対局的な2人の間で恋に揺れる完全オリジナルのラブコメディドラマ。

 

ユーチューバーとテレビ局員の間で恋に揺れる主人公・平千紗を演じるのは、佐々木希。テレビ東京のドラマ初主演となる佐々木は「この年代の悩みや葛藤をしながらも、明るく前を向いて進む千紗の姿に私自身も勇気をもらったので、皆様にもお届けできたらいいなと思いました」と意気込みを語った。

 

ハイスペックで安心安定のテレビ局員・榎本信役は、金子ノブアキ。登者数100万人超えの人気ユーチューバー・TAKTAKを演じるのは戸塚純貴。そのほか、千紗の妹でシングルマザーの平風花役で若月佑美、30年間パスポートセンターで働く、頑固で昔気質な千紗の父親・平総一郎役で遠藤憲一が出演する。

 

演出は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズや『リッチマン、プアウーマン』など、数々のヒット作を手掛け、日本のドラマ界を牽引する西浦正記、『Night Doctor』『ハラスメントゲーム』の関野宗紀が担当する。

 

幸せになるはずだった主人公の前に突然現れた2人の男。テレビ局員から見れば得体の知れないユーチューバー。ユーチューバーから見ればオールドメディアであるテレビマン。それぞれの「言い分」や「想い」の対比を描く。

 

秋元康(企画・原作)コメント

テレビの仕事を46年間もして来た僕が、最近はYouTubeをよく観ています。
特に、ユーチューバーの皆さんの動画にハマっています。僕が大学生の放送作家だった頃、あるテレビ局のディレクターが付き合っていたガールフレンドの父親に『テレビの仕事をしているような奴に娘はやらん』と言われて落ち込んでいたのを思い出しました。あの頃のテレビディレクターは、娘を持つ父親には何かしら不安なものを感じさせたのかもしれません。今のユーチューバーの活躍を世の中の娘を持つ父親は、どう見てるのでしょうか? いつの時代も父親は、理不尽なものです。
そんな理不尽な父親の思いなど意に介さず、一人の女性が運命の人を見つけるまでの物語をお楽しみください。

 

佐々木希 コメント

台本を読ませていただき、この作品は女性が共感できるところがいくつもちりばめられており、何度もクスッと笑いました。
この年代の悩みや葛藤をしながらも、明るく前を向いて進む千紗の姿に私自身も勇気をもらったので、皆様にもお届けできたらいいなと思いました。
コメディを演じた経験があまりないので、私にとって大きな挑戦にはなりますが、話し方、表情など、コメディならではの魅力にどっぷり浸かりながら千紗を演じたいと思います。
人生の晴れ舞台に起こった悲劇から始まる人生山あり谷ありのストーリーですが、笑えたり、ホロっとしたり、共感できる作品になるかと思います。悲劇の日に2人の男性と出会い、恋に発展!? 果たして千紗の王子様は誰なのか、ぜひ最後まで見届けていただけたらなと思います。そして、よくありがちな家族との会話のやりとりも今からとても楽しみですし、テレビ局員VSユーチューバーという、この時代ならではの争いもお楽しみください!

 

金子ノブアキ コメント

今の時代に於いて「ラブコメディ」というジャンルは以前にも増してとても重要な位置にあると日々感じています。
素敵なご縁を頂き、大変うれしいです。
秋元康さんを中心とした素晴らしい制作チームと、楽しい作品を届けたいと思います!

 

戸塚純貴 コメント

テレビ東京さんと再び秋元さんの世界観の中でまた挑戦的な作品作りができるということでとても興奮しています。
今回も大きなチャレンジ精神で臨もうと思います。100人いれば100通りのYouTuberがいてその分苦労と成功があると思っています。その1人のYouTuberを秋元康さんの手によって新たに作っていけることが楽しみです。
新たなる時代を作りつつあるエンターテイメントコンテンツの対比と調和をこの役を通じて体現できたらと思います。
「一度きりの人生、好きなことして生きる」エンタメ業界を震撼させる作品にします。
結婚や恋愛、人生全てをそれぞれの幸せに向かって切磋琢磨する中で、娘はやらん! お父さんとの真向勝負を楽しんでいただきたいです。

 

若月佑美 コメント

お話を頂いて拝見させていただいたのですが、設定も斬新であり今の流行もあり、タイトルだけでも新しいドラマになりそうな予感でどんな作品になるのか撮影が楽しみです!!
私が演じる風花はすごく姉思いで、いろんなことに動じない強い女性だなという印象でした。すてきな方々とご一緒させていただけるのでいろいろ勉強させていただきながら頑張りたいと思います。
私は平家のやんちゃな次女として波瀾万丈な姉を見守ります!! 姉の恋の行方、そしてぜひ、平家のホームコメディも楽しんでいただけたらなと思います。

 

遠藤憲一 コメント

秋元さんのドラマは2回目です。ご縁があるなと感じています。
パスポートセンターに勤め、娘の行動に振り回される父親の役です。かなり興味がある職業でした。仕事場も出てくるといいなと思っています。
最初読んだときに感じたのは、とても演劇的な台本だなということです。会話のリズムやテンポに気を付けて軽快で楽しい作品ができればと思います。全員で知恵と工夫を凝らし、新鮮な作品ができるように頑張ります。

 

田辺勇人(プロデューサー)コメント

2022年1月クールの月曜23時台は、現在絶賛放送中の『じゃない方の彼女』に引き続き、数多くのヒットコンテンツを手掛ける秋元康さん企画・原作ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』を放送します。
まもなく33歳を迎えるヒロイン。目の前に現れたのは高収入で安心安定のテレビ局員と、“好き”を貫く登録者数100万人超えの人気ユーチューバー。果たしてヒロインは最後にどちらを選ぶのか? その3人の恋模様を家族も巻き込むドタバタラブコメディとして皆さんにお届けします! また、単なるラブコメではなく、働く女性としての“生き方や成長”、“恋愛観や結婚観”も描きながら現代性を取り入れたドラマを目指します。
さらに劇中では、テレビ局員とユーチューバーの対比も見どころの1つです! テレビがオワコンと呼ばれるようになり、誰もがユーチューブを観る時代となりました。まさにオールドメディアとニューメディア。しかし、それぞれに悩みがあり、葛藤があるのも事実です。このドラマでは2人の対決や、時に共感し合う姿を通して、テレビ局員とユーチューバーの「言い分」や「想い」の対比をコメディとして描きます。
主人公のヒロイン・平千紗役には、テレビ東京のドラマ初主演となる佐々木希さん。今回は、新しいチャレンジをしていただきますので、皆さん楽しみにお待ち頂ければと思います! また、共演者にはとても素敵な豪華キャスト陣にお集まりいただきました。
テレビ局員・榎本役には金子ノブアキさん。ユーチューバー・TAKTAK(タックタック)役には戸塚純貴さん。千紗の妹・風花役に若月佑美さん。そして、タイトル『ユーチューバーに娘はやらん!』の目線にもなる千紗の父親・総一郎役は、遠藤憲一さんに演じていただきます。皆さんのテンポの良い軽妙なやりとりに、ぜひご期待ください!
チーフ監督は西浦正記さん。多くのヒット作を生み出し、重厚で繊細な人間ドラマを手掛けることの多い西浦監督に今回はラブコメをお願いしました! 秋元康さん×西浦監督という化学反応にも注目してもらえるとうれしいです。
他局さんが放送しているようなキュンキュンする恋愛ドラマではないかもしれません。笑
秋元さんと打ち合わせを重ねる中、「テレ東らしいラブコメ」をやろうと! 脚本家の皆さん、監督、スタッフ陣と共に、試行錯誤しながら毎日制作中です! 月曜日の夜に肩肘張らず、笑えて、ちょっとグッとくるようなドラマをお届けします。ぜひ、続報をお待ちいただきながら、1月からの放送を楽しみにしていてください。
よろしくお願いいたします!

 

番組情報

ドラマプレミア23『ユーチューバーに娘はやらん!』
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
2022年1月スタート
毎週(月)後11・06~11・55

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/youtuber_musume/
公式Twitter:@youtuber_musume
公式Instagram:@tx_youtuber_musume

“補聴器をつけた天使”我妻ゆりか1st写真集発売!官能的なショットから無防備な寝顔まで…

ゼロイチファミリア所属の我妻ゆりかが、1st写真集「わがままゆりかの天使な笑顔」(小学館)発売を記念して、12月4日にHMV&BOOKS SHIBUYAにて発売イベントを開催。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

生まれつき感音性難聴で、幼い頃から補聴器をつけて生活してきた我妻。もともとコンプレックスだった補聴器・難聴を今では武器に変えて活動をしており、「補聴器をつけた天使」と呼ばれるほど話題になっている。

 

今回の写真集は世界遺産にも登録された奄美大島を舞台に広大な自然の中、彼女の屈託のない笑顔やフレッシュな水着姿が堪能できる一冊に仕上がった。写真集だからこそできた官能的なショットや、彼女のポテンシャルがいかんなく発揮されたカットも満載だ。

 

写真集発売に際して、我妻は「人生初めての写真集、無事に発売できてとてもうれしいです(泣)。この機会をくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです! そしていつも応援してくれている方、一緒に奄美大島に行ったスタッフさん、この写真集に携わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を。

 

タイトルについては「候補として『わがままゆりか』 って言われた時、とてもうれしかったのを覚えています(笑)。写真集が決まった時に、『撮影3泊か4泊どっちにしよう?』と聞かれた時『絶対4日がいいです!』と遠慮なく答えた時からわがままが始まっていたのかなと思います(笑)」と明かす。

 

さらに「私にとって一生忘れたくない思い出がたくさん詰まった2021年でした! 関わってくれた皆にすごく感謝しています。ありがとうございました!」と振り返った。

 

◆写真集発売、おめでとうございます!

ありがとうございます! 人生初めての写真集、無事に発売できてとてもうれしいです(泣)。この機会をくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです!
そしていつも応援してくれている方、一緒に奄美大島に行ったスタッフさん、この写真集に携わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

◆タイトルにこめられた思いは?

タイトルは候補として「わがままゆりか」 って言われた時、とてもうれしかったのを覚えています(笑)。
写真集が決まった時に、「撮影3泊か4泊どっちにしよう?」と聞かれた時「絶対4日がいいです!」と遠慮なく答えた時からわがままが始まっていたのかなと思います(笑)。
このロケでたくさんの「わがまま」を聞いてくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました(笑)。

 

◆印象に残ってるシーンはありますか?

寝る前にホテルの鍵をカメラマンさんに渡して、私が寝ている間にカメラマンさんが侵入して本当の寝顔を撮るというシーンでした。
私は起きた時そのことを忘れていて、「…え、なんで…え…はずかしい!!」となった記憶があります(笑)。

 

◆2021年はどんな1年でしたか?

2021年はたくさんの思い出ができた年でした。
撮影でいろんなところにも行ったし、事務所に所属している子と遊んで仲良くなったり、行ったことない場所にたくさん1人旅に行ったり、いろんな出来事から気持ちの変化が大きかった1年でした。
私にとって一生忘れたくない思い出がたくさん詰まった2021年でした! 関わってくれた皆にすごく感謝しています。ありがとうございました!

 

◆最後に皆様に一言メッセージをお願いします。

初めまして! 我妻ゆりかです!
この度人生初めての写真集を出すことになりました! 「わがままゆりかの天使な笑顔」です!
写真集を見て、笑顔だけじゃないいろんな表情や衣装にたくさんの人に見てもらえたらうれしいです!
皆がHAPPYな気持ちになってくれますように!!!

 

書誌情報

1st写真集「わがままゆりかの天使な笑顔」
2021年11月30日(火)発売

定価:3,300円(税込)
出版社:小学館

商品ページ:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682377

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/yurikatsupa
公式Instagram:https://www.instagram.com/wagatsuma_yurika/

©田口まき/小学館

美山加恋インタビュー「ギター、フィルムカメラ、コーヒー…どれもひとりでできる趣味が多いですね」

“フラガール”を仕事に選んだ5人の女の子たちの成長を描いたオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』。この作品で美山加恋さんは、主人公の日羽たちとともに切磋琢磨しながら、新人ダンサーとして奮闘する女の子・鎌倉環奈を演じている。ご本人もフラ経験者であることから、感情移入しまくりだったという本作。そんな彼女に物語の魅力、アフレコ秘話についてお話を伺いました。

(撮影/干川 修 取材・文/倉田モトキ)

美山加恋●みやま・かれん…1996年12月12日生まれ。東京都出身。AB型。2004年に出演したドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』(フジテレビ系)で一躍脚光を浴びる。2017年にはアニメ『キラキラ☆プリキュアアラモード』(テレビ朝日系)の主人公・キュアホイップ役を演じるなど声優としても活躍中。現在、EMSブランド「VONMIE(ボミー)」シリーズの新アンバサダーを努めている。TwitterInstagram

【美山加恋さん撮りおろしカット】

 

5人のフラガールたちは、演じている私たちそのまんまかも(笑)

 

──最初に、シナリオを読んだときの印象をお聞かせください。

 

美山 実は私、3歳からフラダンスを習っていたこともあって、いつかフラダンスに関連したお仕事ができたらいいなと思っていたんです。だからお話を聞いた瞬間、「ついに来た!」とテンションが上がりました(笑)。それに作品に登場する5人の女の子たちがみんな可愛くて。“どの役を演じても楽しいだろうなぁ”と思いながら読んでいました。

 

──今回はオーディションだったんですか?

 

美山 はい。最初はどのキャラクターになるのかも分からなかったのですが、みんなそれぞれに違った悩みを抱えていて、個性も豊かだったので、5人全員に感情移入できる作品だなと感じていました。そうした中でも、今回演じた(鎌倉)環奈ちゃんは特に共感できるキャラクターだったので、決まったときはすごく嬉しかったです。

 

──どういったところに共感したのでしょう?

 

美山 彼女は高校時代にフラダンスの全国大会で優勝したことがあるほどの実力者で、フラに対する情熱も人一倍強いんです。だからこそ、自分にも周りにも厳しいところがある。私は彼女ほどストイックではありませんが(笑)、常に目標を高く持とうとするところは似ています。また、主人公の(夏凪)日羽ちゃんをはじめ、物語の中で仲間たちがどんどん成長していくんです。そうした姿を見て、環奈は自分ひとりが焦り過ぎていたことや、みんなに求め過ぎていたことに気づいて反省し、少しずつみんなとの距離感も縮まっていく。そうした、自分を変えていける純粋さにも心を打たれました。

 

──同じフラ経験者ということで、環奈の気持ちが分かるところもあったのでは?

 

美山 ありました! 仲間たちとのレッスンシーンでは、「もっと練習しなきゃダメだよ。頑張って!」って心の中で思ってました(笑)。もちろん、それは環奈目線で見ていた感情なので、私個人としては、「すごいなぁ。本当にみんな頑張ってるなぁ」って感動していましたけど。

(C)BNP, FUJITV/おしゃれサロンなつなぎ

 

──アフレコはいかがでしたか?

 

美山 シナリオ上は5人で掛け合いをするシーンが多かったのですが、実際の収録はバラバラなことが多かったんです。特に環奈はツッコミ役のようなポジションだったので、共演者との温度感が大変でした。ツッコミの度合いによっては言葉がキツくなりすぎてしまうことがあって。そこは監督ともよく話し合って演じました。

 

──確かに、環奈の言葉は表現の仕方によって、少し冷たく思われてしまう可能性がありますよね。

 

美山 でも、それは彼女が上を目指したいという想いが強いからなんですよね。それに、彼女は高校時代の部活の経験から、後輩たちの面倒を見ることは得意でも、横一線で並んで頑張る同期たちとはどう接していいのか、最初は分からなかったと思うんです。そうした戸惑いの感情も表現できればいいなと思っていました。

 

──美山さんから見た、4人の仲間はどんな女の子たちですか?

 

美山 日羽ちゃんはとにかく純粋で、“こんなにも健気に頑張れる子って、この世にいるの!?”と思えるくらい真っすぐな子。演じている福原遥ちゃん、そのまんまです(笑)。遥ちゃんのことは以前からよく知っているので、日羽ちゃんの言動を見ては、遥ちゃんといるときと同じようにいつも癒やされていました(笑)。また、(富田)望生ちゃんや陶山恵実里ちゃんも、それぞれのキャラクターとすごく似ていて。(滝川)蘭子ちゃん役の望生ちゃんはムードメーカー的なところがありますし、あがり症の(白沢)しおんちゃんを演じた恵実里ちゃんもアフレコのときはずっと緊張していて、最初の頃は手が震えていたのを覚えていますね。

 

──前田佳織里さんが演じたオハナ(・カアイフエ)は、環奈にとって大きな存在だったように思います。

 

美山 そうですね。オハナちゃんの存在は環奈だけでなく、仲間たち全員に“もっと頑張ろう!”という気持ちを与えてくれた気がします。オハナちゃんは誰とでも仲良くなれる人懐っこさがあって、周りをすごく盛り上げてくれるんです。でも、そんな彼女もあるとき、ハワイの家族を思ってホームシックになって気持ちが不安定になる。その彼女に、声をかけて励ますのが環奈なんですよね。また、2人は家族というものに対してそれぞれ違う捉え方をしていて。もちろん環奈も家族のことが大好きですが、ちょっとだけ母親と溝が出来てしまっている。だからもしかすると環奈は、家族への思いを素直に表に出せるオハナちゃんに羨ましさを感じてるところもあるのかなという気がしました。

(C)BNP, FUJITV/おしゃれサロンなつなぎ

 

──実は2人って根底では似ていますよね。だからこそ、環奈がオハナを励ますのをきっかけに2人の距離感もぐっと近づいていったように思いました。

 

美山 あのシーンは私も大好きなんです。環奈がオハナちゃんに初めて寄り添うことが出来た瞬間でもあって。それまでの環奈は、オハナちゃんの子供っぽい振る舞いや喋り方を少し毛嫌いしているところがあったんです。でも、そんなオハナちゃんのしゃべり方をマネしてまで、元気づけようとする。環奈にとっては本当に大きな一歩だったなと思います。

 

──環奈が照れながらも頑張っているのが伝わってきました。実際の収録はいかがでしたか?

 

美山 私もアフレコをしながら、すっごく恥ずかしかったです(笑)。なかなかできなくて、何回も録り直しをしていただいて。でも、最後にはなんとか頑張れたので、ぜひ劇場でそのシーンを楽しんでいただければと思います(笑)。

 

──では、改めて完成したこの作品を見て、どんな映画になっていると感じましたか?

 

美山 きっと、多くの方が見終わったあとに、“明日も頑張ろう!”と勇気や元気をもらえるんじゃないかと思います。新人フラダンサーになった女の子たちが、それぞれの思いを抱えながら悩み、それでも“仲間たちがいるから頑張れる!”という姿には心を打たれます。特に、私には同期や同僚と呼べる存在がいないので、すごく羨ましかったですね。それに、この作品は実在する福島県の「スパリゾートハワイアンズ」がモデルになっているんです。ディーン・フジオカさん演じるスタッフの鈴懸さんが震災後の「スパリゾートハワイアンズ」についてお話をしてくださるシーンもあり、初めて知ることもたくさんありました。本当にこの作品に携わることができてよかったなと思いました。

 

──ちなみに、フラ経験者の視点で見たフラダンスのシーンはどうでしたか?

 

美山 素敵でした! 実はプロのフラダンサーの方々が実際に踊っている動きを使っているらしくて。ですから、足の動きとかも細かく表現されていて驚きました。フラって、足と手と腰の動きがバラバラだったりして、いざ踊ってみると想像以上に難しいので、ぜひこの映画をきっかけに興味を持っていただきたいです。

(C)BNP, FUJITV/おしゃれサロンなつなぎ

 

──美山さんは3歳の頃からフラダンスを習い始めたとのことでしたが、きっかけは何だったんでしょう?

 

美山 母がもともと大好きで、姉が先に習い始めていたのですが、私も一緒に通うようになったんです。今はもう習っていないのですが、この作品のアフレコの前には当時練習していた曲を聴いたりして、気持ちを作っていました。実家から、昔着ていたスカートを持ってきて、お部屋で踊ったりもして(笑)。

 

──いつか、その腕前も見てみたいです! では、美山さんが感じるフラダンスの魅力とは?

 

美山 踊っていると、すごく気持ちが落ち着くんです。それに、フラの曲の歌詞はハワイの言葉で、それぞれの意味を手話のような形で踊りの中で表現しているので、それぞれのダンスが何を意味しているのかが誰にでも分かるところも魅力です。また、楽器の音色やメロディも独特で、踊っている側も、観ている側も心が豊かになる。そんな癒やしの効果がたくさん詰まっているところが素敵だなと思います。

ギター、フィルムカメラ、コーヒー…と、どれもひとりでできる趣味が多いですね

 

──趣味のお話をもう少しお聞きしたいのですが、最近始めたものなどはありますか?

 

美山 本当に最近だと、今年の夏に初めてエレキギターを手にしたので、時間があるときはよく練習しています。もともと姉が持っていたアコースティックギターを19歳の頃に譲り受けて、それを弾いてはいたんです。全然、人に聴かせるほどの腕でもないんですけどね(笑)。でも、お仕事でエレキに触れる機会があり、それをきっかけに熱が再燃しました。

 

──自分で作曲をしてみたり?

 

美山 できたらいいなぁとは思います。思うだけで、きっと無理ですけどね(笑)。それと、最近の趣味で言えば、フィルムカメラとコーヒーにもはまっています。ずっとデジカメで写真を撮っていたんですが、ふとしたときにフィルムでも撮ってみたくなって。しかも、フィルムカメラって歴史が長いので、レンズやカメラ自身の形状にもたくさんの種類があるんです。ですから、いろんなカメラを手にしては、出来上がってくる写真の違いを楽しんでいますね。

 

──コーヒーの趣味というのは、豆を挽いたりしているということですか?

 

美山 はい。以前はコーヒーが苦手だったんですが、あるときに友人にオススメしてもらったカフェで飲んだアメリカンに衝撃を受けて。それで、自分でも淹れてみたいと思うようになったんです。そういえば、カメラもコーヒーも、昨年のおうち時間がきっかけで、ひとりでできる趣味を探していたところで出会ったものですね。

 

──その衝撃を受けた味を再現することはできたんでしょうか?

 

美山 それができないんです!(笑) きっと、そのお店ならではのやり方があるので、同じ機械と同じ豆を使ったとしても決して再現できないんでしょうね。でも、同じものは無理だとしても、最近はいろんなコーヒー豆を教えてもらっては、家でガリガリと豆を挽くところから始めています。とはいえ、これもなかなか奥が深くて。美味しいコーヒーの淹れ方を解説している動画を見ても、それぞれで言っていることが違ったりするんですよ!(笑)

 

──それはもう、自分で正解を見つけるしかなさそうですね(笑)。

 

美山 そうなんです。今は、もしかするとフィルターも大事なのかもって思いはじめています。フィルターにも紙のタイプと布のネルドリップなどがあって、以前、コーヒー屋さんで買ったものと、別の場所で買った安いフィルターでは味が全然違ったんです。ですから、そのあたりももう少し研究してみようかなと思っています。

 

 

【『フラ・フラダンス』シーン写真】

 

フラ・フラダンス

絶賛公開中

出演:福原 遥、美山加恋、富田望生、前田佳織里、陶山恵実里、山田裕貴、ディーン・フジオカほか
総監督:水島精二
監督:綿田慎也
脚本:吉田玲子
音楽:大島ミチル
配給:アニプレックス

公式サイト https://hula-fulladance.com/

(C)BNP, FUJITV/おしゃれサロンなつなぎ

『情熱大陸』YOASOBIが登場 日本武道館での初有観客ライブまでの軌跡に迫る

YOASOBI(左からikura、Ayase)

12月12日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 後11・15~11・45)に、音楽ユニットのYOASOBIが登場する。

 

小説を音楽にするプロジェクトで出会った、コンポーザー・Ayaseとシンガーソングライター・ikuraによる音楽ユニット「YOASOBI」。2019年の結成以降、デビュー曲「夜に駆ける」がストリーミング累計再生数6億回を突破(2021年8月時点)するなど、異例のスピードで音楽シーンを席巻し、サブスク時代における新たなモデルケースになったと言っても過言ではない。

 

番組の取材が始まったのは去年9月。初めてのライブを目指し、動き出したころだった。デジタルで生み出した音を生身の人間が具現化する難しさに頭を抱えながらも懸命に調整を続ける2人の想いと裏腹に、コロナ禍で遠のいた人前でのパフォーマンス。1年以上の時を経て、“聖地”日本武道館で2人が魅せる初めての有観客ライブ。その軌跡を映し出す。

 

<音楽ユニット・YOASOBI(写真:左ikura・右Ayase)プロフィール>
ボカロPとしても活躍し作詞作曲を手がけるコンポーザーAyase(1994年山口県生まれ)とシンガーソングライター“幾田りら”としても活躍する、ボーカルikura(2000年東京都生まれ)からなる「小説を音楽にするユニット」。2019年12月に配信開始された「夜に駆ける」がストリーミング累計再生数6億回を突破(2021年8月時点)。リリースする楽曲全てが異例のヒットを記録している。2020年にはBillboad Japan総合ソングチャート“HOT100”にて年間1位を獲得し、2021年にはNHK 紅白歌合戦へ2年連続の出場が確定。日本レコード大賞特別賞受賞も果たす。

 

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2021年12月12日(日)後11・15~11・45

 

WEB

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
番組Twitter:https://twitter.com/jounetsu

©MBS

STU48 甲斐心愛が女子高生役でドラマ初主演『叫ばないと生きていけない』【コメントあり】

甲斐心愛 (C)RCC BROADCASTING CO.,LTD. All rights reserved.

 

STU48・甲斐心愛が、2022年1月スタートの青春文学系短編ミニ枠ドラマ『叫ばないと生きていけない』(中国放送)で初主演を務めることが分かった。

 

本作は、コロナ禍で思うような青春を過ごせずモヤモヤを抱え、日々不安と葛藤に悩む女子高生「真知子」が、ある電話ボックスを通じて同じ悩みを抱える人々と出会い、自分を見つめ直していくファンタジー系青春文学ドラマ。

 

広島の製作スタッフを中心に、撮影はオール尾道市ロケで行われた。1話3分の全9話で、2022年1月よりRCC地上波ゴールデン帯ミニ枠にて週1回放送される。

 

企画・脚本・監督は、映画「おじいちゃん、死んじゃったって。」、「さんかく窓の外側は夜」などを手掛けた広島出身映画監督の、森ガキ侑大。「広島の地元でのドラマ企画を実現できたことはすごくうれしく思っております。広島をエンタメの力で少しでも活気づけられるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

 

主人公・木田真知子役を務めるのは、瀬戸内を中心に活動するSTU48の甲斐心愛。私生活でも18歳の現役女子高校生で、今回がドラマ初主演となる。甲斐は「“コロナの青春“というものを固定視点だけでなく異なる捉え方を、今青春を過ごしている人や青春を経験した全ての人に届けたいです」と語っている。

 

また、真知子の母親役には、広島出身の西田尚美。他にも松澤匠、見上愛、平子祐希(アルコ&ピース)など、森ガキ監督独特の世界観を彩るにふさわしい豪華俳優陣が脇を固める。

 

なお、本作は地上波放送終了後、TVer、RCCアプリ「IRAW」、森ガキ侑大YouTubeチャンネル「Renaissance2020」で配信予定だ。甲斐と森ガキ監督らのコメントは下記に掲載。

 

甲斐心愛(STU)コメント

真知子と同じ年の私自身もモヤモヤや悔しさを日常で体験してきました。“コロナの青春“というものを固定視点だけでなく異なる捉え方を、今青春を過ごしている人や青春を経験した全ての人に届けたいです。

 

森ガキ侑大監督 コメント

潮風の匂いが香り、どことなく温かい空気が流れる広島が好きです。そんな広島の地元でのドラマ企画を実現できたことはすごくうれしく思っております。広島をエンタメの力で少しでも活気づけられるように頑張りたいと思います。

 

江口敦史プロデューサー コメント

コロナ禍がもたらした分断や不安が、若者たちの「つながり」に与えた影響を、広島発のドラマを通じて伝えられたらと思いました。森ガキ監督と一緒に撮影に望むキラキラした若きクリエイターの挑戦にも注目してください。

 

WEB

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吉田羊、堤真一主演『妻、小学生になる。』に出演決定 苦悩する母親を演じる

2022年1月期にTBS金曜ドラマ枠で放送される、堤真一主演の『妻、小学生になる。』に吉田羊が出演することが分かった。

原作は芳文社「週刊漫画TIMES」に連載中の村田椰融による同名漫画で、累計発行部数(紙+電子)が130万部を超える話題作。

 

10年前に愛する妻を亡くし生きる気力を失った夫とその娘が、思わぬ形で妻(母)と再会するところから物語は始まる。なんと妻(母)は生まれ変わって10歳の小学生になっていた。夫と娘はその姿に戸惑いながらも、彼女から尻を叩かれ叱咤激励されて、生きる喜びを徐々に取り戻していく。そして、周囲の人間も巻き込みながら「生きること」に再び向き合おうとするちょっと変わったホームドラマである。

 

主人公の新島圭介を堤真一、10年前に他界した妻・新島貴恵を石田ゆり子、圭介と貴恵の一人娘・新島麻衣を蒔田彩珠、貴恵の生まれ変わりで小学生の白石万理華を毎田暖乃が演じる。

 

このたび、万理華の母親・白石千嘉役で吉田羊の出演が決まった。

 

吉田は2020年放送の金曜ドラマ『恋する母たち』で、家族を大切に思いながらも自分には妻や母親は向かないと考えるキャリアウーマンを演じた。本作で演じる千嘉は、夫と別れ、パートをしながら女手一つで万理華を育てている母親。

 

千嘉自身が母親に愛されなかったという思いから、万理華との距離感に悩み、冷たく当たってしまい、どう向き合えばいいかずっと悩み続けている。そんな中、万理華が自分に隠れて全く知らない家庭と会っていることを知り、その「秘密」を知ろうとする。吉田が演じる1人の悩める母の姿、そしてこの不思議な物語が彼女にどんな影響を与えるのか注目だ。

 

吉田羊 コメント

台本を読んで、ファンタジックな世界でありながらも、生身の人間が演じることで説得力があり、ファンタジーとリアルの境界線が曖昧になっていくような、とても不思議な物語だなと思いました。

 

私が演じる千嘉さんは、彼女自身何やら訳ありの人生を送ってこられた方なので、その歪みと向き合いながら、圭介さんを始めとした周りの人々と関わっていく中で変化していく千嘉さんを見せられたらいいなと思っています。

 

不思議な設定のドラマではありますが、そこに描かれているのは、私たちの周りに溢れているエピソードばかりです。家族を亡くされた方、家族との向き合い方に悩んでいる方、仕事に悩む方、そして人付き合いに悩む方などなど、それぞれの“立ち止まり”に寄り添い、背中を押してくれるじんわりとあたたかいドラマです。ぜひご覧ください。

 

番組情報

金曜ドラマ『妻、小学生になる。』

TBS系

2022年1月スタート

毎週(金)後10・00~10・54

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/tsuma_sho_tbs/

公式Twitter:@tsumasho_TBS

 

©TBS

福原遥、WOWOWドラマ初出演で反町隆史と初共演『今どきの若いモンは』【コメントあり】

2022年春放送・配信スタートのWOWOWオリジナルドラマ『今どきの若いモンは』に、福原遥が出演することが分かった。

原作は、就活生やビジネスマンの間で絶大な共感を生み、第1話がツイッターで25万「いいね!」を超える吉谷光平の同名漫画。商社を舞台にした、全社会人に贈るお仕事応援コメディだ。主人公の“究極の上司”とも言える石沢一を演じるのは、反町隆史。石沢課長が発する「今どきの若いモンは」の真意に、新たな時代の上司像が投影される。

 

そして今回、石沢の部下となる新入社員・麦田歩役に福原が決定。『教場Ⅱ』、人気シリーズドラマ『ゆるキャン△』、現在放送中の『アンラッキーガール』と、ドラマだけでも主演作含め数多くに出演している福原だが、WOWOWのドラマへの出演は意外にも本作が初めてとなる。

 

福原が今回演じる麦田は、新卒で三ツ橋商事に入社した、わりと根性のある“今どきの若いモン”。勉強は得意ではなく、これといった特技もなく、就職活動ではある種の劣等感を抱きながら三ツ橋商事に入社。とにかく頑張り屋で真っすぐ過ぎる性格ゆえに、社会の壁にぶち当たる。誰しも新人時代に味わったことのある緊張、戸惑い、悔しさ、そして喜びを経験していく麦田役を福原が全身全霊で演じる姿に、いつかの自分を重ね合わせ、きっと応援したくなるはずだ。

 

反町と福原は本作が初共演。反町は福原について「石沢と麦田の上司部下の掛け合いが見どころですが、彼女はどんなボールを投げても真っ直ぐに受け取り、現場で発せられる掛け合いやお芝居の面白さが無限に広がっていく手応えがあった」と太鼓判を押す。

 

福原は「衣装合わせの際に、スタッフの皆さまに初めてお会いし、この作品への愛情、情熱をとても感じて感動しました。こんな素敵な方々とご一緒できることが嬉しかったですし、みんなで良い作品を作れるように頑張りたいと強く思いました」と意気込みを語った。

 

本作は1話約8分×全22話という“大作ショートドラマ”。放送は各回30分で3話分という新スタイルで「国民的長寿ドラマ」を目指して製作に挑む。脚本はマルチに活動するアベラヒデノブ。監督は「全裸監督」など多数の話題作の脚本も手掛ける山田能龍が務める。

 

福原遥 コメント

◆WOWOWオリジナルドラマ初出演が決まった時の印象や意気込みをお聞かせください。

衣装合わせの際に、スタッフの皆さまに初めてお会いし、この作品への愛情、情熱をとても感じて感動しました。こんな素敵な方々とご一緒できることが嬉しかったですし、みんなで良い作品を作れるように頑張りたいと強く思いました!

 

◆本作の原作や脚本を読まれて、そして実際に演じてみて

この作品を読ませていただいた時、頑張りすぎている肩の力をすーっと抜いてくれるような、包み込んでくれるような作品で、なんて温かい作品なんだろうと思いました。

 

実際演じさせていただきながらも、石沢課長からの温かいお言葉に、私自身もとても励まされながら撮影させていただきました。

 

◆視聴者の皆様へメッセージ

頑張りすぎていたり、自分がやっていることに自信が持てなかったりする皆さん、この作品を観て少しでも肩の力が抜けて癒されていただけたらと思います!

 

明日からもまた自分のペースで頑張ろうと前向きになれる作品だと思いますので、ぜひ楽しみに待っていただけたら嬉しいです!

 

作品情報

『WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは』

2022年春 放送・配信

 

原作:吉谷光平「今どきの若いモンは」(Cygames/サイコミ連載中)

監督:山田能龍

脚本:アベラヒデノブ

音楽:渡邊崇

出演:反町隆史 福原遥 ほか

 

番組公式HP:https://www.wowow.co.jp/drama/original/imadoki/

番組公式 Twitter:@imadoki_wowow

『ドラゴン桜』12月30日に全話一挙放送決定!

12月30日(木)前7・00から、TBSで4月期に放送された『ドラゴン桜』が全話一挙放送されることが決定した。(※一部地域を除く)

本作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて2018年から連載されていた三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。2005年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」(2003年~2007年連載/講談社)の15年後を描く続編だ。元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)が、偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園の再建を目指し、元教え子の弁護士・水野直美(長澤まさみ)とともに、生徒たちを東大に合格させるために奮闘する。

 

前作では先生と生徒という役柄だった阿部と長澤が、今作ではパートナーとして再び桜木と水野を演じるということで、2人がどんな芝居を展開するのか放送前から話題となった。

 

放送が開始されると、スマホやSNSを使った新時代に沿った“桜木メソッド”と、それぞれの事情を抱えた生徒たちに真っ向から向き合って心に刺さる名言をぶつける桜木の姿が話題となり、第1話からほぼ毎週Twitterの世界トレンド1位になるなど注目を浴びた。

 

さらに、最終話予告では、桜木の「頼もしい助っ人を用意した。久しぶりだな」という発言とともに“最強の助っ人登場!”とテロップが流れたことから、ネット上では「最強の助っ人とは一体誰なのか!?」という予想レースが白熱し、物語の結末に向けてさらに期待が高まった。

 

新たな勉強法とともに新時代を生き抜くメソッドが詰まった『ドラゴン桜』。全話一挙SPは、12月30日(木)前7・00~11・50、正午~後3・45、後4・00~5・30に放送される。

 

番組情報

『「ドラゴン桜」全話一挙放送SP』

TBS系

2021年12月30日(木)前7・00~11・50、正午~後3・45、後4・00~5・30

(※いずれも一部地域を除く)

藤原大祐×桜田ひよりW主演&初共演 Huluオリジナル『神様のえこひいき』独占配信決定

小村あゆみによる男女入れ替わりラブストーリー『神様のえこひいき』が、藤原大祐と桜田ひよりのW主演で実写ドラマ化。2022年3月19日(土)からHuluで独占配信を開始されることが決定し、キャスト陣からコメントが到着した。

『神様のえこひいき』

 

少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)の人気作品を動画配信サービスHuluで連続ドラマ化して独占配信する、珠玉の恋愛ドラマシリーズ「マーガレット Love Stories」。第3弾として、『神様のえこひいき』を全8話で実写ドラマ化することが決定した。

 

現在、配信中の『マイルノビッチ』『悪魔とラブソング』に続く「マーガレット Love Stories」第3弾となる本作。男女入れ替わりで巻き起こる“好き”の交錯。愛のカタチはさまざまでも、性別や常識を乗り越え、“人が人を真剣に好きになる”、そのピュアで一途な想いが鮮やかに描き出されていく。

 

自分の恋心に戸惑いながらも、同性の親友・ケンタに想いを伝えようとする主人公・天野弥白を演じるのは、『恋する母たち』(TBS)、『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ)など、話題のドラマへ立て続けに出演する藤原大祐。

 

本作でドラマ初主演を務める藤原は「まだ駆け出したばかりの僕に主演を任せて頂けたことがとてもうれしかったです。喜びが大きい分、同時に強い責任も感じました」と心境を明かした。

 

いっぽう、弥白が生まれ変わる女子高生・天堂神楽役には、弱冠18歳にしてすでに出演ドラマ・映画は50本以上、「Seventeen」の専属モデルとしても活躍する桜田ひより。藤原とは、本作で初共演を果たす。

 

人で男女それぞれの内面を演じ分けるという難役に「外出時は男性の仕草に注目しながら人間観察し、カッコいいだけではなく、柔らかく、包み込むような優しさを持つキャラクターになるように演じました」と振り返る。

 

弥白の親友で想い人・七原ケンタ役には、今年から本格的に俳優活動をスタートし、『ネメシス』(日本テレビ)でドラマデビュー以降、数々の作品で存在感を放つ窪塚愛流。また、中身が弥白に入れ替わった神楽に好奇心を抱く超肉食系女子・鳥居鈴役には新井舞良と、今後の活躍が期待されるフレッシュな俳優陣が集結した。

 

そして、弥白と神楽の中身を入れ替える、気まぐれで神出鬼没の神様役は、さまざまなマンガ原作の実写化を担ってきた実力派、古川雄輝が具現化。大人の色気で作品にアクセントを加える。

 

自身の役どころについて、古川は「とても貴重な役柄である神様を演じることとなり、撮影がとても楽しみになりました。基本は原作のイメージを大切にしながら演じたいと思い、自由に動けてお芝居の選択肢が多いキャラクターでもあるので、いろいろ試しながら演じさせていただきました」と語った。

 

藤原大祐 コメント

このお話を頂いたのは1年ほど前だったのですが、まだ駆け出したばかりの僕に主演を任せて頂けたことがとてもうれしかったです。喜びが大きい分、同時に強い責任も感じました。

 

僕の演じる弥白は物語の主人公でありながらも、ケンタといる時は常に2番目。「ケンタが1番で弥白は2番」という意識を大切にして、ふとした時に優しさが垣間見えるように演じました。

 

入れ替わりを演じる上で、神楽というキャラクターは、女の子に振り切ることができない難しさがありました。ですが、立ち方、歩き方、話し方などの所作は、やはり女性と男性とでは大きく違うので、役作りをする上で研究しました。

 

この作品は「性の多様性」「愛の自由さ」という社会的テーマを扱いながらも、それをポップに描いているのが見どころです。原作にはない新たな設定が加えられているのですが、原作ファンの方にも新たな気持ちで楽しんでいただければと思います。

 

桜田ひより コメント

私が恋愛ドラマ!? と驚きましたが、原作を読み進めていくうち、「これは…ただの恋愛ものじゃない…!」と、にやけてしまいました。人を好きになり恋をすることは、楽しいだけではなく、傷ついたり落ち込んだり、苦しくなったり辛くなったりもしますが、それでも人間はたった1人を愛すること、大切な人を想う気持ちは何よりも美しいなと感じます。

 

私が演じる「神楽/カグラ」は、中身が男性に入れ替わる難しい役なので、外出時は男性の仕草に注目しながら人間観察し、カッコいいだけではなく、柔らかく、包み込むような優しさを持つキャラクターになるように演じました。

 

色々な恋愛のカタチがあり、1人ひとりの物語があります。最終話までそれぞれの恋を応援していただけたらうれしいです。

 

余談ですが、右近役の犬・こまちゃんがとにかく可愛いので、そちらもお楽しみにしていただきたいです。

 

窪塚愛流 コメント

青春学園ドラマに出演できることがとてもうれしかったです。脚本を読んだ時にクスッと笑えるところや涙するところもあり、撮影が待ち遠しかったです。これまで出演したドラマの中でも登場シーンや台詞が一番多かったので、ひたすら壁にぶつかりましたが、その壁は“苦”ではなく、とても楽しかったです。

 

ケンタは女の子がキュンとすることをサラッとこなす、とてつもない“チャラ男”ですが、人に流されずナヨナヨせず、真っ直ぐに自分の気持ちを貫く男でもある。そんな姿を演じたいと思いました。

 

僕自身、このドラマを通して“好き”とは何か、どういうことなのかと考えさせられました。正解なんてないんじゃないかと感じることもあります。皆さんにとって“好き”とは、どういうことなのか。ケンタと一緒に考えてみませんか?

 

新井舞良 コメント

出演が決まった時、素直にめちゃくちゃうれしくて喜びました。鈴は喜怒哀楽がハッキリしていて、人一倍情に熱く、強い、すごく魅力的な女の子なので、愛くるしく思ってもらえるよう、大切に丁寧に楽しく演じました。

 

原作はどう演じようか考えながら読んでいくのがとても楽しかったです。脚本も印象に残るセリフが多く、話の展開も惹きつけられました。みんなそれぞれ自分の役割を一生懸命こなしている姿を見て、私もこの作品を素敵なものにするために、もっともっと追求してパワーアップしたいと思いながら撮影に臨みました。

 

皆さんにこの作品をお届けできる日を私も待ち望んでいます!ぜひ楽しみに待っていてください!

 

古川雄輝 コメント

とても貴重な役柄である神様を演じることとなり、撮影がとても楽しみになりました。基本は原作のイメージを大切にしながら演じたいと思い、自由に動けてお芝居の選択肢が多いキャラクターでもあるので、いろいろ試しながら演じさせていただきました。そして、以前よりお世話になっている森谷プロデューサーと再度お仕事ができうれしかったです。

 

本作品は、同性同士の恋愛物語に転生の要素も含まれる面白い作品だと思いました。私より若いキャストの方々が多い現場で、本当の学校のように楽しい雰囲気の中、スタッフ・キャストの皆様と良い作品が作れるように頑張って撮影しました。

 

性別や見た目ではなく、人が人を愛しく思う姿をお楽しみください。また、神様の相棒であるワンちゃんの右近のお芝居がとても可愛いのでご注目ください。

 

原作者・小村あゆみ コメント

(ドラマ化が決まった時は)「えっ? 本当に? 大丈夫かな!? こんなに実写しにくそうな漫画なのに!?」と思いましたが、とてもうれしかったです。

 

全部のシーンが楽しみですが、一番楽しみなのは弥白が神楽になった後。…神様や右近ちゃんが実写でどう表現されるのかもとても気になります!

 

漫画を描いている時はキャラクターの人生を追いかけることに必死でしたが、この作品を通して、みなさんが「自分だったらどうするかな?」って考えてみるきっかけになればうれしいです。

 

プロの方々が作ってくださった新しい『神様のえこひいき』。私も皆様と同じ新鮮な気持ちで拝見いたします! どうぞよろしくお願いいたします!

 

作品情報

Huluオリジナル『神様のえこひいき』

2022年3月19日(土)配信開始

毎週(土)新エピソード2話ずつ独占配信<全8話>

 

出演:藤原大祐、桜田ひより、窪塚愛流、新井舞良、古川雄輝 他

原作:小村あゆみ 「神様のえこひいき」(集英社マーガレットコミックス刊)

脚本:北川亜矢子

監督 :松本優作、杉岡知哉

 

公式サイト:https://www.hulu.jp/static/kamieko

公式 Twitter:@kamiekoHulu

 

©小村あゆみ/集英社・HJ ホールディングス

岡崎紗絵が大胆イメチェン! 金髪ショートに 浜辺美波主演『ドクターホワイト』で柄本佑の妹役に【コメントあり】

浜辺美波が主演を務める、2022年1月放送スタートの月10ドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)の追加キャストに、岡崎紗絵の出演が決定。役作りのため、初めて髪を金髪ショートにし、重い病気を抱えた狩岡晴汝役に挑戦する。

本作は、医師でもないのに豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜(浜辺)が、「それ、誤診です!」と病名を覆して患者の命を救っていく、新感覚の医療ミステリードラマ。原作は、大ヒット漫画「金田一少年の事件簿」「神の雫」などの原作を手掛けた樹林伸のオリジナル小説「ドクター・ホワイト千里眼のカルテ」「ドクター・ホワイト神の診断」だ。

 

岡崎が演じるのは、柄本佑演じる医療雑誌「月刊メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴の妹・狩岡晴汝。明るくポジティブな性格で、看護師を目指している。事故で両親を亡くし、兄・将貴と2人暮らしをしているが、将貴が、白夜(浜辺)の面倒を見ることになり、3人で暮らすことに。料理と買い物とおしゃべりが大好きで、白夜が自宅にやって来たことを素直に喜び、一般常識のない彼女にさまざまなことを教え込む。実は、頭に、“脳動脈瘤”という、いつ悪化してもおかしくない病気を抱えている。自身の病気に内心は怯えながらも、周囲に気を遣い、いつも元気に明るく振る舞っている。

 

今回演じる晴汝が抱えている脳動脈瘤は、位置的に切除手術が難しく、悪化すれば死に直結する。若くしてそんなやり切れない運命に直面している晴汝は、今しかできないファッション、好きなヘアスタイルを思うままに楽しんでいるという役どころだ。

 

岡崎はゆるふわロングヘアが印象的だが、今回、役作りで金髪にするにあたり、ウィッグをつけるのではなく、髪をブリーチすることを決意。しかし、なかなか、すんなりとは色が抜けず、ブリーチ剤を3回塗りなおし、約4時間かけ染め上げた。また、肩まであった髪をバッサリ約10センチカットし、“金髪ショートヘア”に。今までのイメージとはガラリと変わり、大胆にイメチェンした姿で臨む。

 

岡崎がヘアチェンジするビフォーアフターに密着。直前の心境から、金髪ショートにした後の心境、役柄についてのインタビューなどが動画でも公開されている。

岡崎紗絵 コメント

◆『ドクターホワイト』台本を読んだ感想をお願いします。

ホントに面白くて、すぐ読んでしまいました。元々ミステリーがすごく好きなので、楽しんであっという間に読んでしまいましたね。

 

◆演じられる狩岡晴汝を、どんな人物と捉えていますか?

“強い”まではいかないですけど、元気で明るい女の子だなと思います。でも、外に見せている顔と、本当の晴汝の心の内は、ちょっと違うんじゃないかなという感じがします。心はとても繊細な女の子だと思います。そういった部分を意識して演じられたらいいなと思っています。

 

◆演じるにあたって、準備したいことはありますか?

晴汝が、口で言っていることと、心で思っていることがきっと違うので、“その差”というのを、自分の中でも消化して、“晴汝の本当の思い”を、心に置いて意識出来たらなと思います。

 

◆金髪にブリーチしてみて、いかがですか?

ガラっと変わりました! 自分で見ても別人です。こんなに変わるんだと…とても新鮮でうれしいです。ドラマで、ショートカットは、今まであるのですが、金髪というかハイトーンは、初めてなので、みなさんの印象がどう変わるのか楽しみです!

 

◆ここまで、ガラリと髪形を変えるということで、役に対しての向き合い方など、気持ちの変化はありますか?

見慣れない自分というのが、まずあって新鮮です。役やキャラクターによってファッションも当然違うので、髪形など形から入れるのは、視覚で目に見えることなので、私も役に入りやすいなと思いました。

 

番組情報

月10ドラマ『ドクターホワイト』

カンテレ・フジテレビ系全国ネット

2022年1月スタート

毎週(月)後10・00~

出演:浜辺美波 柄本佑 瀧本美織 岡崎紗絵 片桐仁 高橋努・勝地涼・小手伸也 石坂浩二 他

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/dr_white2022

公式Instagram:https://www.instagram.com/dr_white2022/

 

©フジテレビ

加藤ローサが米澤有プロも絶賛のナイスショット!『ゴルフ女子 ヒロインバトル』に初参戦

『ゴルフ女子 ヒロインバトル』(BS12 トゥエルビ 毎週(日)後1時30分~2時00分)で、11月5日(日)から4週にわたって加藤ローサがゲスト出演する。

この番組は、女子プロゴルファーや、ゴルフに魅せられた芸能人、モデル、インスタグラマーたちが、ペアを組んでハーフラウンドで対決。ヒロインの座を懸けて戦うゴルフバラエティ。

 

12月は、タレントの加藤ローサが初参戦。星柄の入った黒のウェアとショートパンツ姿で登場し、米澤有プロとペアを組み優勝を目指す。以前、コメディドラマでプロゴルファーを演じた際に、フォームを教え込まれたと話す加藤。さらに最近はベストスコアも更新し、その腕前に注目が集まる。

 

序盤、風が強い中、加藤が見事なショットを放ち、米澤プロも思わず「うまい!スイングもきれい!」と大絶賛。さらに中盤では「飛んだ!めっちゃ飛んだ!これ事件!」と加藤自身も驚きを隠せないプレーが飛び出す。

 

その他にも“米澤有プロのLESSONのコーナー”や“ファッションチェックのコーナー”など盛りだくさんで送る。果たして加藤は好調を維持し優勝を勝ち取ることができるのか。大千葉カントリー倶楽部(千葉県)で戦いの幕が切って落とされる。

 

『ゴルフ女子 ヒロインバトル』

BS12 トゥエルビ

2021年12月5日、12日、19日、26日(日)後1時30分~2時00分(全4話)

出演:米澤有プロ、加藤ローサ、mina、三沢蓮、美波千夏、黒須さおり

綾瀬はるか主演『義母と娘のブルース』完全新作を22年正月に放送【コメントあり】

左から)佐藤健、綾瀬はるか、竹野内豊

2022年1月2日(日)午後9時から『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』(TBS系)が放送決定。綾瀬はるか、竹野内豊、佐藤健らキャスト陣からのコメントが到着した。

 

『義母と娘のブルース』は、桜沢鈴による同名4コマ漫画(ぶんか社刊)を原作に、2018年7月期に火曜ドラマ枠で放送。主人公のキャリアウーマンが8歳の娘を持つ男性に突然プロポーズされ結婚、畑違いの家事やママ友の世界に足を踏み入れ、娘の母親になろうと一生懸命に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語を描いた。

 

義母と娘、そして娘の実父という3つのコードがブルースを奏でるかのように、愛すべきキャラクターたちが繰り広げる少しおかしな日常。そしてその合間にピリッとした孤独が垣間見え、笑って泣けると幅広い層から高い評価を得た作品だ。

 

2020年の正月には、連続ドラマの1年後を描いたスペシャル版を放送。こちらも大きな話題となった。そして今回、スペシャル版として『ぎぼむす』が再び帰ってくる。義母と娘の愛の物語の完全新作が、2022年の正月に放送決定した。

 

今回は、義母・亜希子が再建した企業がハゲタカに乗っ取られるが、その男は亡くした夫そっくりの人物だったという衝撃の直後からスタートする。ハゲタカへのリベンジと、夫そっくりの男への複雑な感情で揺れ動く亜希子。そんな義母を娘のみゆきは成長した大人の眼差しで見守っていく。

 

主演の綾瀬はるかをはじめ、竹野内豊、佐藤健、上白石萌歌、井之脇海、宇梶剛士、浅野和之、麻生祐未ら連続ドラマのレギュラーキャストが顔を揃える今作。発表に合わせて、キャスト陣からのコメントも到着した。

綾瀬は「生真面目で、少しズレたところもあって、でもかっこいい亜希子さんのことが私自身とても好きで、こうして再び演じることができて、みなさんに感謝しています」と喜びを表す。

 

佐藤は「前回のスペシャルの終わり方的にも“続編があるんだろうな”と思っていたので、実現してとてもうれしいです。脚本はとても面白く読ませていただいたのですが、大変な撮影になりそうだなと思いました(笑)」と明かした。

 

竹野内は「今回も小さな奇跡と亜希子さん・みゆきを支えるさまざまな愛のカタチが描かれています。それが少しでも皆様の希望・活力になればと思いますので、ぜひご覧いただければと思います!」とメッセージを寄せている。

 

綾瀬はるか コメント

生真面目で、少しズレたところもあって、でもかっこいい亜希子さんのことが私自身とても好きで、こうして再び演じることができて、みなさんに感謝しています。
そして今回の見どころは亜希子さんに訪れたロマンスです! 愛にあふれた物語をご覧いただき、楽しく、ほっこりしたお正月をお過ごしいただきたいです。
2022年がみなさんにとって明るい一年となりますように。

 

竹野内 豊 コメント

一昨年のスペシャルドラマの続きから今回の物語は始まります。一昨年の放送の頃とは世の中もがらりと変わってしまい、ありふれた日常こそが奇跡と思える毎日ですが、今回も小さな奇跡と亜希子さん・みゆきを支えるさまざまな愛のカタチが描かれています。それが少しでも皆様の希望・活力になればと思いますので、ぜひご覧いただければと思います!

 

佐藤 健 コメント

連ドラから3年、前回のスペシャルから2年。時を経てまたこうしてみゆきと再会できること、とてもうれしいです!
ここ数年はさまざまなことが目まぐるしく変化していきましたが、宮本家は宮本家のまま。みゆきを演じることで、私も“ただいま”と心が懐かしい場所に帰るような気持ちになりました。変わらずにある宮本家のあたたかさをぜひ感じていただきたいです。
2022年のはじまりに、みなさまに活力と希望をお届けできるようにがんばります。またまた小さな奇跡、一緒に見つけましょう!

 

井之脇 海 コメント

2年ぶりに大樹を演じるのでキャラクターを忘れていないか心配でしたが、みゆきの顔を見たらすぐにあの頃の気持ちに戻ることができました。今回もまた大樹としてみゆきを見守ることができて、幸せな気持ちでいっぱいです。
脚本を読んで、相変わらず登場人物たちが一生懸命に物事に向き合っていて、その姿がとても愛おしく、心が温かくなりました。新年の始まりに、見てくれた方の背中を押せるようなドラマになると思います。お楽しみに!

 

プロデューサー・飯田和孝 コメント

相変わらず一生懸命な義母・亜希子さん、愛すべきマイペースな娘・みゆき、そして相変わらずの愛に満ちた周囲の人たち。そこへ亡き夫・良一にそっくりなハゲタカが波乱を巻き起こすのか、麦田はハゲタカから亜希子を守れるのか守られるのか? はたまた三角関係か?
時代は移り変わっても、世の中は大きく変わっても、結局相変わらずの愛すべき人たちの物語を、2022年のお正月にお届けできることを今から楽しみにしています。一所懸命に頑張ります!

 

番組情報

『義母と娘のブルース 2022年謹賀新年スペシャル』
TBS系
2022年1月2日(日)後9・00~11・30

©TBS

宇垣美里「きっとお腹が減ること間違いなしです」『黙食女子』第1話オフショット解禁

宇垣美里

島崎遥香、宇垣美里、紺野彩夏が主演を務めるオリジナルドラマ『黙食女子』(ひかりTV)。12月3日(金)放送の第1話の主人公を務める宇垣美里のオフショットと合わせて、見どころについてのコメントも到着した。

 

本作はうどん好き女子たちが至福の一杯を求めて、うどんの名店を巡るグルメドキュメンタリードラマ。各話に登場するうどん好き女子が日々の喧騒から離れ、雑念を取り払い、無言で目の前にある一杯のうどんに全集中して向き合う。

 

第1話の主人公は、フリーアナウンサーの宇垣美里。本郷三丁目にある「味噌煮込罠」を訪れ、名物「味噌煮込みうどん」を堪能する。スペシャルゲストとして、芸人のヒコロヒーが雑誌編集者役で登場。ヒコロヒーが店主から引き出す、うんちくにも注目だ。

 

撮影を終えた宇垣は「味噌の香りが良くて、麺も食感が楽しいタイプで噛めば噛むほど味わい深く、スープともマッチしていて、すごくおいしかった」と今回舞台となった「味噌煮込罠」のうどんを絶賛。

 

「つゆを飛ばすのが恐くて、いつもはゆっくり食べますが、撮影で“すすって”と言われたので、久しぶりにすすって食べようとしたら、意外と苦戦しました」と、撮影時の苦労を明かした。

『黙食女子』

また、本作の見どころについて「基本的にモノローグで展開する作品で、画として私がしゃべっているシーンはほとんどないからこそ、集中して観ていただけるのかなと思います」と。

 

「言葉に頼らない表現というか、黙々と食べていることによって、より一層うどんがおいしそうに見えるのかもしれません。きっとお腹が減ること間違いなしです」とアピールした。

 

コメントと合わせて、オフショットも解禁となった。撮影前の真剣な眼差しや、これから食べるうどんへの期待感があふれる表情。そしてあまりのおいしさに、演技を超越して“リアル”にうどんを堪能する姿は必見だ。

 

また放送後には毎回、同店舗の別メニューを満喫するスピンオフ映像も配信される。今回第1話で登場する「味噌煮込罠」のサイドメニューは、居酒屋メニューの「どて煮」(600円/税込)。味噌の風味豊かな煮込まれた牛筋を“黙食”でおいしくいただく。

『黙食女子』

 

第1話あらすじ

東京都・文京区、本郷三丁目。滝田凛(宇垣美里)が訪れたのは、名古屋名物の味噌煮込みうどん専門店「味噌煮込罠」。茶色で統一された店内には、八丁味噌のいい匂いが広がる。
キムチやイタリアンなど数ある味噌煮込みうどんメニュー中から、滝田は定番のものをチョイス。カウンター席では雑誌編集者(ヒコロヒー)が店主を取材中。母校・東大の近くに構えた理由や味噌へのこだわりに迫っていた。
やがて滝田のもとにも味噌煮込みうどんが到着。グツグツの鍋にうっとりの滝田であった…。

 

番組情報

オリジナルドラマ『黙食女子』
ひかりTVチャンネル/ビデオサービス
2021年12月3日(金)スタート
毎週(金)後10・30~

出演:島崎遥香、宇垣美里、紺野彩夏

公式サイト:https://www.hikaritv.net/sp/mokusyokujyoshi/
公式Twitter:@mokusyokujyoshi
公式Instagram:@mokusyokujyoshi

©ひかりTV

蒔田彩珠「松本さんのアドリブで楽しくなってしまって、エリのキャラが壊れそうになりました」『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』

松本潤さん主演の人気ドラマシリーズ「99.9」が映画化。本作の軸となる、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関わる重要人物の1人、南雲エリ役を演じた蒔田彩珠さん。ドラマシリーズを見ていたという「99.9」の世界に入った感想や、松本潤さん、香川照之さんらと過ごした現場でのエピソードを伺いました。11月24日発売のTV LIFE掲載「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」公開カウントダウン連載と合わせてお楽しみください。

 

◆「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」のオファーを受けた時はどんな気持ちになりましたか?

ちょうど杉咲花さんがシルエットになっているビジュアルが公開された時にお話を聞いて、共演の方が楽しみでしたし、出演することが決まってうれしかったです。

 

◆ドラマシリーズをご覧になっていたそうですが、「99.9」の魅力はどんなところだと思いますか?

点と点がつながっていくのが見ていて分かる。楽しい作品だなって思っていました。

 

◆西島秀俊さん演じる弁護士・南雲の一人娘・エリを演じていらっしゃいます。製作サイドからはどんな女の子を演じてほしいと言われましたか?

佐田先生(香川照之)や深山先生(松本潤)にあまり引っぱられず、真面目にいてほしいと言われました。

 

◆皆さんのアドリブに引っぱられそうになったりしませんでした?

しました(笑)。私が作った料理の味をあるきっかけで深山先生に「食べてみて」って言われるシーンがあるんですけど、すごく楽しくなってしまって、エリのキャラが壊れそうになりました。「ん! おいしいですね!」ってテンションが高くなってしまいました。

 

◆松本さんなど、「99.9」チームの皆さんからアドバイスはありましたか?

皆さん、アドリブやノリを作るのがとても上手で、最初は着いていけない部分もあり、「これで大丈夫かな」と思っていました。それを察した松本さんが、「エリは映画の中で唯一しっかり人間味のある役だから、そのままで大丈夫だよ」と言ってくださったので安心できました。香川さんはテイクを重ねるたびに違うアドリブをされるので、ドキドキハラハラしつつ、こんなにすぐアドリブが浮かんでくるのがすごいなって思っていました。一緒のシーンが多かったので、「こうしてもいい?」って相談してくださったりもして。そんな気配りにもカッコいいなと思いました。

 

◆蒔田さんご自身はエリをどんな人物だと思って演じられたのでしょうか。

真っすぐな女の子だと思いました。自分の好きなピアノに対しても、大好きなお父さんに対しても真っすぐ。だからこそ、何かを隠しているお父さんが許せない。でもお父さんが悪いわけではないことも分かっているんです。真っすぐが故に、自分に真実を明かしてくれないお父さんを突き放してしまうのだと思いました。

 

◆エリとの共通点はありますか?

それがあんまりなくて…。育ちの良い、おしとやかな女の子の役を今までやったことがなかったので、難しいというよりはこれも新しい挑戦だなと思いました。エリは国際コンクールで優勝してしまうくらいピアノが上手な女の子なので、今まで出会ったピアノが上手な友達をイメージして演じました。

 

◆エリはピアノの才能で将来を嘱望されている女子高生ですが、ピアノの練習も大変だったのでは?

たくさん練習しました。難しい曲でしたが、音楽が好きなので苦ではありませんでした。ピアノを習ったことはないけど、楽器を弾くのは好きなので楽しかったです。でもエリは趣味でピアノをやっているだけではないので、上手に見える弾き方をするのはすごく難しかったですね。先生がどうやったらうまく見えるかを丁寧に教えくださったおかげです。自分では万全の準備をしていったつもりでしたが、本番はオーケストラの皆さんと一緒に演奏したのですごく緊張しました。

 

◆オーケストラの演奏をバックにピアノソロを弾く気分はいかがでしたか?

最初は意識が飛ぶくらい緊張しました。でもオーケストラの音で自分のピアノの音が聴こえないので、本当に自分で弾いている気持ちになりました。気持ち良かったです(笑)。完成した作品の演奏シーンではちゃんと弾いているように見えたし、エリとしての晴れやかな表情もできていたので良かったです。

 

◆完成した作品をご覧になって気になったキャラクターは誰でしたか?

私が一番ビックリしたのは杉咲花さんです。普段の杉咲さんは柔らかくてふわふわしたイメージだったのに、今回演じた河野穂乃果は「99.9」の中にいる強いキャラクターになっていてカッコよかったです。

 

◆エリのピアノのように、打ち込んだものはありますか?

ギターです。以前、役の準備のために毎日練習しました。難しいと言われるFのコードが弾けなくて、挫折して弾かなくなっていたんですが、マネージャーさんに叱られて克服しました(笑)。今は時間がある時はギターを弾くか、映画を見る生活です。Fを乗り越えてから楽しくてしかたがないです。

 

◆ギターの楽しさってどんなところですか?

何だろう…弾いている間は何も考えなくていいことかな。ギターを弾いているときは無心です。

 

◆「99.9」は弁護士の物語ですが、今後、演じてみたい職業はありますか?

音楽が好きなので、またギターをやる役ができたいいなって思っています。

 

PROFILE

●まきた・あじゅ…2002年8月7日生まれ。神奈川県出身。最近の主な出演作は連続テレビ小説『おかえりモネ』、映画「朝が来る」など。12月29日(水)放送の『99.9-刑事専門弁護士-完全新作SP新たな出会い篇~映画公開前夜祭~』(TBS系)に出演。

 

作品情報

「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」
2021年12月30日(木)全国公開

監督:木村ひさし
出演:松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、マギー、馬場園梓、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠/岸部一徳 ほか

 

<STORY>
深山(松本潤)が所属する斑目法律事務所の刑事事件専門ルームに、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込む。その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘・エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。深山たちは、村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力も得ながら、15年前の事件を徹底的に調べることに。やがてある可能性に行き当たるが、それは巧妙に仕掛けられた罠があった…。

 

©2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会

 

●photo/中田智章 text/佐久間裕子 styling/小蔵昌子 hair&make/山口恵理子

BiS カバーアルバム初回盤より「BASKET BOX」ライブ映像公開!アルバム全曲配信も

BiS

BiSが12月1日(水)にリリースするカバーアルバム『BiS DiVE into ROCKS』の初回生産限定盤に付属するBlu-rayより、「BASKET BOX」のライブ映像を公開した。

 

今回公開された「BASKET BOX」のライブ映像は、2021年7月から東北4か所で開催されたツアー「ARABAKI×BiS GiP! -GREAT iDOL PURiTANS-」の仙台・GIGS公演で撮影されたもの。

 

Gt.ヒダカトオル(THE STARBEMS)、Ba.津田紀昭(KEMURI/THE REDEMPTION)、Dr.RONZI(BRAHMAN/OAU)というメンバーで結成された“ARABAKI 20th CENTURY STUPiD BOYS”がバックバンドを務めている。

 

また、12月1日(水)よりアルバム『BiS DiVE into ROCKS』に収録される全曲の配信がスタートする。発売後の12月12日(日)には、カバーアルバムを完全再現するリリースイベントを渋谷TSUTAYA O-EASTで開催予定。

 

なお、同イベントに参加する権利は、12月11日(土)・12日(日) に開催予定の福引き抽選会で得られるとのこと。抽選会にはアルバムに封入されているイベント参加券が必要になるが、こちらも必見のライブとなりそうだ。

 

動画

「BASKET BOX」ライブ映像

URL:https://youtu.be/XSpOGZlk2Hc

 

リリース情報

Cover Album『BiS DiVE into ROCKS』
2021年12月1日(水)発売

【初回生産限定盤】6,500円(税込)
【通常盤】3,300円(税込)

配信リンク:https://lnk.to/BiSDiVEintoROCKS

 

イベント情報

『BiS DiVE into ROCKS』完全再現ライブ 福引き抽選会
2021年12月11日(土)/12日(日)東京・二葉ビル4F

『BiS DiVE into ROCKS』完全再現ライブ
2021年12月12日(日)東京・TSUTAYA O-EAST

※詳細は公式サイトを参照

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

新進気鋭の女優・中井友望が「MOOSIC LAB [JOINT] 2021-2022」のイメージモデルに決定! 第1弾ラインナップ、ポスタービジュアル公開

「MOOSIC LAB [JOINT] 2021-2022」
数々の名作や映画監督、ミュージシャンやキャストを輩出してきた音楽×映画の祭典「MOOSIC LAB[JOINT](ムージック・ラボ・ジョイント)」(2021年12月3日(金)~12月23日(木)開催)の第1弾ラインナップとポスタービジュアルが解禁、イメージモデルに注目の若手女優・中井友望が決まった。

 

これまで、臼田あさ美、小松菜奈、伊藤万理華らが務めてきたイメージモデル。本年度は、ミスiD2019でグランプリを受賞し、この秋「かそけきサンカヨウ」(今泉力哉監督)、「シノノメ色の週末」(穐山茉由監督)、「ずっと独身でいるつもり?」(ふくだももこ監督)と立て続けに出演映画が公開される新進気鋭の女優・中井望に決定。まだまだ厳しい現状に覚悟を持って耐え忍ぶ表情が印象的なポスタービジュアルになっている。

 

本年度は、コンペティション部門の代わりに「BRAND NEW MOOSIC!」と称されたオリジナル新作部門が設立。xiangyuと鈴木慶一が共演する注目作「ほとぼりメルトサウンズ」や本広克行プロデュースによる「アクトレス・モンタージュ」、クラウドファンディングが成功を収めたイリエナナコ×BRADIO「謝肉祭まで」、大崎章&井上康平監督の異色コンビが送る即興劇「ハッピーエンディングス」、2019年度に短編で発表された田口敬太×寺尾紗穂「たまつきの夢」の完全版などがお披露目となる。

 

特別招待作品部門「MOOSIC EYE」には、「ベイビーわるきゅーれ」「猿楽町で会いましょう」「うみべの女の子」や大田原愚豚舎・渡辺紘文の最新作スニークプレビューなどが発表された。残りのラインナップ発表は、11月上旬を予定している。

 

イベント情報

「MOOSIC LAB[JOINT](ムージック・ラボ・ジョイント)」
2021年12月3日(金)~2021年12月23日(木) アップリンク吉祥寺にて開催

公式サイト:moosiclab.com

公式Twitter:@moosic_lab

黒谷友香主演・IMPACTors基俊介ら出演舞台「あの子より、私。」メインビジュアル公開

黒谷友香が主演、基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)らが出演する舞台「あの子より、私。」のメインビジュアルが公開された。

「あの子より、私。」メインビジュアル

 

あらゆる世界の成功者が別荘を構えるという人気エリアの“別荘地見学会”を舞台に、こじらせ女子たちが繰り広げる、理想の物件をめぐる内見バトルを描く本作。2022年1月より、東京・大阪にて上演される。

 

書き下ろしの新作となる本作で、主役・兎谷夕美(とがい・ゆうみ)役を務めるのは、2021年8月公開の映画「祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-」で主演を務め、数々のドラマ、CM、舞台などマルチな活躍を見せる黒谷友香。黒谷が演じるのは、別荘地見学会に参加する家族のうち、誰もが憧れる理想的な家族の母親だ。

 

黒谷演じる夕美の息子・兎谷彗(とがい・けい)役を務めるのは、舞台「いまを生きる」などにも出演し、現在は舞台「虎者 NINJAPAN 2021」出演中のジャニーズJr.内ユニット「IMPACTors」のメンバー、基俊介。

 

そして同じく別荘地見学会へ参加するシングルマザー役に、遊井亮子。松岡依都美、しゅはまはるみがパワフルで個性豊かな女性客を演じる。黒谷、基と共に理想的な家族を演じるのは古屋隆太、小林万里子。

 

さらに、クセのある不動産屋を異儀田夏葉、遊井演じるシングルマザーの娘役を村上穂乃佳が務める。そんな個性豊かな役者陣にピアニストの高木里代子も加わり、「あの子より、幸せな女に見られたい」と願う大人たちの群像劇を描く。

 

作・演出を務めるのは、劇作家・演出家の岸本鮎佳。ドラマ『年下彼氏』、舞台「この声をきみに〜もう一つの物語〜」などを手掛け、自身の主宰する演劇ユニット「艶∞ポリス」では、女性独特の目線から、思わずクスっと笑ってしまうような分かりやすく精度の高い会話劇を描くことに定評がある。

 

主演の黒谷は「これまで舞台では、つかこうへい先生、宮本亞門先生とご一緒して参りました。私にとって初となります才能ある劇作家・岸本鮎佳さんとご一緒し、お仕事ができることを楽しみにしております」と期待を述べた。

 

また「生の舞台を観に来てくださる1人ひとりのお客様に、最高に楽しんで感動していただける舞台、心に残る作品を創りたいと思っております。素晴らしい舞台をお客様にお届けできるよう、共演の皆様と協力し合い、力を合わせて精一杯努めて参ります」と意気込みを語っている。。

 

今回公開されたメインビジュアルでは、全員がピンク色のスーツに身を包み、同じ方向を見つめる姿が捉えられている。キャスト陣の自信に満ちあふれた、挑発的でクールな表情にも注目だ。

 

舞台「あの子より、私。」は、東京公演を2022年1月15日(土)から1月27日(木)までよみうり大手町ホールにて、大阪公演を2月5日(土)・6日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットオフィシャルHP抽選先行は、11月26日(金)正午より受付開始される。

 

基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)コメント

さまざまな方面で活躍されている方々と一緒に舞台に立てることがとてもうれしいです。僕が演じさせてもらう「彗」という役は、自分とは真逆な部分もありますが、似ている部分もあるので親近感を覚えました。彗の内に秘めた感情の部分を自分なりに表現したいと思っています。今からどんな舞台になるのか緊張とワクワクが同時に押し寄せてきておりますが、全力で楽しみながら精一杯演じたいと思います。

 

遊井亮子 コメント

作演が岸本鮎佳さん。以前から作品を拝見させて頂いており、まさかご一緒できる機会が来るとは…。

 

女性の「あるある」を絶妙な角度から突く岸本さん。私自身、見ようとしなかった嫌な部分を曝け出されそうで怖いですが、それすら楽しみに思わせてくれる岸本ワールド。少し怖いけど演るのみです!以上!!!

 

岸本鮎佳(作・演出)コメント

ようやく舞台ができる喜びを噛み締めております。

 

誰かと比べて、落ち込んだり、優越感に浸ったりすることは、誰にでもあることだと思います。比べちゃダメだと思っていても、つい比べてしまう。クセの強いキャラクターたちが、いろんな人と自分を比べるお話です。

 

クスッと笑えて、ハッとさせられるような喜劇になればいいなと思っております。

 

作品情報

「あの子より、私。」

東京公演:2022年1月15日(土)~1月27日(木)よみうり大手町ホール

大阪公演:2022年2月5日(土)・2月6日(日)サンケイホールブリーゼ

 

出演:黒谷友香 基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.) 遊井亮子 松岡依都美 しゅはまはるみ 古屋隆太 異儀田夏葉 村上穂乃佳 小林万里子

ピアニスト:高木里代子

作・演出:岸本鮎佳

 

公式HP:http://anokoyoriwatashi.com/

公式Twitter:@anokowatashi

片桐 仁「僕のほぼ全作品を網羅。まだ死んでいないのに回顧展みたいになっています(笑)」『大百科展』開催中!

芸人、俳優だけでなく、アーティストとしての顔も持つ片桐 仁さん。22年前からスタートした「粘土道」の展覧会はこれまでにも幾度となく国内外で開催され、大きな話題を集めてきた。現在開催中の『粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展』は、そんな彼の創作活動の集大成とも言える内容。これまでに発表された粘土作品はもちろん、初公開となる学生時代の絵画、そしてランドマーク作品の『公園魔』など見どころ満載の展覧会となっている。片桐さんが感じる粘土の魅力とは…? 作品群の見どころも含め、芸術への想いをたっぷりと語ってもらった。

 

片桐 仁●かたぎり・じん…1973年11月27日生まれ。埼玉県出身。多摩美術大学卒業。芸人、俳優、彫刻家。現在、テレビ・舞台を中心にドラマ・ラジオなどで活躍中。最近の出演作に、ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズ、『あなたの番です。』、舞台『「バクマン。」THE STAGE』がある。1999年より俳優業の傍ら彫刻家としても活動を開始。2015年にはイオンモール幕張新都心、 2016年からは全国のイオンモールにて「片桐仁 不条理アート粘土作品展『ギリ展』」を開催。4年間で18都市を周り合計7万8000人を動員した。TwitterYouTube チャンネル「ギリちゃんねる」

 

粘土には誰もが気軽に楽しく自由に作れる、絵画にはない良さがある

 

──片桐さん史上、過去最大の展覧会ということで見応えたっぷりですね!

 

片桐 かなり大ごとになってますね〜。いや、大ごとにしないといけないんですけどね(笑)。今回はせっかく広い会場で開催できるので、やれることは全部しようと、僕のこれまでのアート作品をほぼ網羅する形になりました。中には、実家の階段の壁に貼ってあった小学生の頃の写生会の絵まで持ってきていて。なんだか、死んでもいないのに回顧展みたいになってます(笑)。

 

──展示の主軸となっているのは「粘土道」で制作された作品群です。改めて、この「粘土道」が始まった経緯を教えていただけますか?

 

片桐 1999年に雑誌で連載をスタートさせたのが始まりでした。その後、掲載誌が変わりながらも毎月1つずつ粘土作品を作っていたら、気づけば20年も経っていて。まさかこんなにも続くとは夢にも思わなかったですね。

↑初期の作品「俺ハンテープ台」。今回の出展にあたり右手を作り直したという

 

──20年続けてきて感じる粘土作品の魅力とは何でしょう?

 

片桐 粘土って、指で触って、変な形を自由に作れる。そこがまず楽しいんですよね。小中学校の頃の美術や図工の時間って、すごく授業が好きな人と地獄のように感じていた人に分かれていたと思うんです。それはきっと、「絵を描け」と言われると、「うまく描きたい。失敗したくない」って構えてしまうからで。でも、粘土だと誰もがすぐに作りはじめる。たとえ思ったとおりにできなくても、楽しめるんです。これは、僕が全国で展覧会をしながら、子ども向けワークショップをやって実感したことです。今回も「風鈴づくり」のワークショップ体験の場を会場内に設けていますので、ぜひご家族でやってみてほしいですね。

↑実際に粘土での創作ができる体験スペースも

 

──言われてみると、粘土に限らず、子どもの頃って誰もが一度は泥遊びをして、いろんなものを創作していますよね。

 

片桐 そうなんです。今回の『公園魔』もそうですが、子どもから大人まで多くの方に協力していただきましたから、本当に誰でも気軽に挑戦できる。ちなみに、そうやって手伝ってくださった方々の痕跡を残そうと、(『公園魔』の)裏側には皆さんに顔を粘土で作ってもらっていて。それも、目と口さえあればどんなものでも顔に見えるし、皆さんの作風も見事にバラバラなので、ぜひ裏側にも注目してほしいです。

 

──そうした仕掛け的な面白さが楽しめるのも、展覧会の良さですね。

 

片桐 立体の展示物の魅力は、会場に来て、直接間近で触れた方にしか分からない部分があるというところで。今はインターネットですぐにある程度の姿や形を情報として知ることはできますが、誰かの手で作られたという“実在感”は体感できない。そこも楽しみにして、会場に来てほしいですね。

↑新作「公園魔」
↑公園魔の裏側にはさまざまな顔が

 

──なお、今回の展覧会では総展示数380点のうち、100点以上の粘土作品が集まっていますが、もともと造形がお好きだったのでしょうか?

 

片桐 いえ、僕は絵描きになりたかったんです。小学生の時にゴッホ展を見に行って、そこで絵に圧倒されて。でも、それと同じくらい、絵に人が群がっている様子にも興味を持ったんです。“たった一枚の絵が、こんなにも多くの人を惹きつけるのか!?”ということに驚いて。にも関わらず、ゴッホ自身は生きている間に評価されることがなく、貧乏のまま死んでいった。そうしたエピソードも衝撃的で、“芸術家ってすごいな”と子供心に思ったんです。

 

──では、造形物は美大に入ってからだったんですか?

 

片桐 そうです。それまで造形物といえばプラモデルを作るのが大好きで、よく改造して自分流にアレンジして遊んでました。大学は版画科だったんですが、次第に板よりも粘土を彫るほうに楽しさを感じて、どんどん造形のほうに興味を持っていって。それに、美大には恐ろしい才能がゴロゴロしていて。どんどんコンプレックスを感じていく中で、“俺はどうすればいいんだ?”と思っていた時に出会えたのが粘土だったんです。

↑学生時代の作品も展示

 

──なるほど。プラモデルの話題が出ましたが、今回の展覧会にはガンプラの残骸で作った自画像も展示されています。

 

片桐 あれは15年くらい前に雑誌の『ホビージャパン』で連載していた時の「ガンプラ輪廻転生」という企画で作ったものです。いらなくなったガンプラを読者に送ってくれと呼びかけたら100kg分くらい集まって(笑)。それで何かを制作しようということになり、ガンプラを貼り付けた自画像を作ったんですよね。

↑「ガンプラ輪廻転生」の企画で誕生

 

──ほかにも数え切れないほどの作品が並んでいますが、特に制作に苦労したものを挙げていただくと……?

 

片桐 ひとつは「俺メット(ヘルメット)」ですね。連載中、締切までに完成させられなくて、原稿を落としてしまい、僕の土下座写真が雑誌に載りました(笑)。雑誌ってページ数が決まっているから、1ページだけ飛ばして構成するということができないんですよね。編集者さんに、「これ(休載)は一生に一度しか使えませんよ」と、ものすごくキツく言われて、“本当にダメなことなんだ”と反省しました(笑)。もうひとつのすごく苦労した作品は、やはり今回の『公園魔』です。

↑連載時ページを落としたという「俺メット」

 

──この『公園魔』にはモデルがあるんですか?

 

片桐 僕の地元である埼玉県宮代町にタコ公園というのがありまして。40年くらい前から、「この公園、いいなぁ」と思っていたんです。で、それを題材に僕が作るのであれば、やはり世界観は地獄だろうということで、タコ公園の地獄版にしました。発泡スチロールで土台を作ったのですが、そこに絵の具を塗ったらすぐに終わるところを、全部、粘土を貼り付けて。これが思った以上に時間がかかりましたね(笑)。ちなみにですが、裏側にある階段とベロの先っちょは実際に乗れるようになっています。

 

──そもそもなぜ地獄なんでしょう?

 

片桐 地獄の絵が好きなんです。いわゆるヨーロッパのヒエロニムス・ボッシュとか、宗教画とか。そういえば、以前、宮藤官九郎さんの映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(2016年)に出演した時も地獄のセットがすごく楽しそうでした。あの映画では当初、小道具だけを作ってくれと頼まれたんです。それで鬼Phoneと鬼Padを作ったんですけど、僕から宮藤さんに「(映画に)出してよ!」ってお願いして、それで鬼役で出させてもらいました(笑)。

↑「鬼Phone」
↑「鬼Pad」

 

──そんな経緯が(笑)。

 

片桐 それで、その時に、“地獄ってパビリオンとして捉えると相当面白いんじゃないか”と感じたんですよね。昔、ディズニーシーで開催していた「レジェンド・オブ・ミシカ」もお化けのようなキャラクターが出てきたりしていたので、もしかすると地獄とファンタジーって紙一重なんじゃないかなって。“地獄”っていう言葉の響き自体はあまりよくないですが、あの世界観にはどこかしら人が惹きつけられるエッセンスがあるように思うんです。

 

──天国とはまた違う面白さや魅力がありますよね。

 

片桐 むしろ、天国をモチーフにした絵や創作物って、まわりを見渡しても意外となかったりする。僕の中で、“天国って、実はつまんないじゃないか説”もあって(笑)。もしかしたら本当に何もない世界で、争いもないかわりに、ただ寝て起きるだけなんじゃないかという気もします。もちろん、本当の天国だったらそれでいいんでしょうけど、今の自分たちの生活に置き換えてみると、盛り上がりに欠けるというか(笑)。やっぱり、辛いことがあっても、それを乗り越えたりだとか、いろいろあるのが人生で、それをギュッと濃縮したのが地獄なんじゃないかって思うんです。

 

──では、こうした創作活動をするにあたって、片桐さんは普段、どのようなインプット作業をされているのでしょう?

 

片桐 縄文時代の遺跡を見に行ったり、美術館に行くことが多いですね。そこで、かなりいろんな刺激をもらいます。美術の面白さって、作品の上手い下手だけじゃなく、“この画家の目のフィルターを通すと、世界はこんなふうに見えるのか”と感じられるところでもあると思うんです。すると、美術館を出たあとに、自分がそれまで当たり前だと思っていたものに対して違う見え方ができたり、心が豊かになったりする。それが芸術の素晴らしさだと思いますし、僕なんかが語るのもおこがましいのですが、だからこそ“失敗を恐れず、自由に作品づくりをやっていいんだよ”ってみんなに伝えていきたいですね。

 

──同じ作品を見ても隣の人とまったく違う印象を抱く。そこに正解、不正解はないということですよね。

 

片桐 本当にそう思います。以前、僕の作品で人気投票をしてみたら、見事に結果がバラバラでしたし。僕自身が“これはイマイチだったなぁ”と思っていたものに対して、「あの作品、最高傑作ですね!」という感想をいただいたりして。それは俳優業をしていても感じることです。自分の中で演技がしっくりこなくて落ち込んでいても、共演者の方や監督に「今日はよかったよ!」って言われたりする。そうやって、受け手や観る人に良し悪しを委ねるのも芸術の面白さだと思うんです。もちろん、一生懸命作ったものに、“ここ面白いでしょ!”という思いはあるにせよ、どう感じてもらっても構わない。今回の展覧会をご覧になった方々からも、いろんな感想を聞いてみたいですね。

 

【『粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展』展示作品の一部】

 

『粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展』

2021年12月19日(日)まで東京ドームシティ Gallery AaMoにて開催中

時間:11:00~19:00 ※開催期間中無休、最終入館は閉館の30分前
料金:大人(高校生以上)1,200円/小人(小・中学生)800円
※未就学児は入場無料(単独入場不可)
展覧会公式HP https://katagirijin20th.com/

(執筆:倉田モトキ)

モーニング娘。’21佐藤優樹の卒コンをひかりTVで生配信!譜久村聖&加賀楓コメントも

『モーニング娘。’21コンサート~Teenage Solution ~佐藤優樹卒業スペシャル~』©アップフロントプロモーション

 

12月13日(月)に開催される『モーニング娘。’21コンサート Teenage Solution〜佐藤優樹卒業スペシャル〜』が、ひかりTV独占でPPV生配信される。メンバーの譜久村聖と加賀楓からコメントも到着した。

 

今回PPV生配信が決定したのは、モーニング娘。の10期メンバーとして10年にわたり活躍してきた佐藤優樹の卒業コンサート。天真爛漫な性格と表現力豊かなパフォーマンスで人気を集め、グループのみならず、ハロプロを牽引してきた彼女の集大成となる公演だ。

 

公演に先駆けて、メンバーの譜久村聖と加賀楓からコメントも到着。譜久村は「2年ぶりの単独公演となるので、この溜め込んできたこの思いを武道館公演に思い切りぶつけたいと思います! 1日限りの特別な公演。楽しい思い出に残る1日にしましょう!」とメッセージを。

 

加賀は「この2年間、モーニング娘。としてのライブがしたいという気持ちを各々エネルギーに変えて蓄えてきました。全てを1つにして熱いライブをお届けします! 佐藤優樹さん含めたこの14人での最後のライブを、画面の前で楽しんでいただきたいです!」と呼びかけた。2人からのコメント全文は、下記に掲載。

 

譜久村聖 コメント

譜久村聖

14人体制ラストの日となる『モーニング娘。’21コンサート〜Teenage Solution 〜佐藤優樹卒業スペシャル〜』をひかりTVさんで生配信していただけることになりました! より多くの方に観ていただけると思うと更に気持ちが熱くなります。
また、2年ぶりの単独公演となるので、この溜め込んできたこの思いを武道館公演に思い切りぶつけたいと思います! 1日限りの特別な公演。
楽しい思い出に残る1日にしましょう!

 

加賀楓 コメント

加賀楓

およそ2年ぶりの単独ライブであり佐藤優樹さんの卒業公演、これまでにもこれからも絶対にない大切なライブになると思います。
この2年間、モーニング娘。としてのライブがしたいという気持ちを各々エネルギーに変えて蓄えてきました。全てを1つにして熱いライブをお届けします!
佐藤優樹さん含めたこの14人での最後のライブを、画面の前で楽しんでいただきたいです!

 

番組情報

『モーニング娘。’21コンサート~Teenage Solution ~佐藤優樹卒業スペシャル~』
ひかりTV PPV
2021年12月13日(月)後6・00~8・00(予定)

出演:モーニング娘。’21
オープニングアクト:BEYOOOOONDS・ハロプロ研修生ユニット

販売価格:3850円(税込)

特設サイト:https://www.hikaritv.net/sp/morningmusume_concert_teenage_solution/index.html

アニメ『しょうたいむ!〜歌のお姉さんだってしたい』第2期制作決定!特報PVも公開

2021年10月放送のテレビアニメ『しょうたいむ!〜歌のお姉さんだってしたい』(TOKYO MX・BS11ほか)の第2期が制作決定。合わせて、第2期特報PVも公開された。

電子書店で高評価レビュー続出の大ヒット美少女コミック「歌のお姉さんだってHしたい〜こんな顔、TVの前のみんなには見せられないよ…」(原作:ギリギリ舞)が、『しょうたいむ!〜歌のお姉さんだってしたい』というタイトルでテレビアニメ化。

 

シングルファザーの藤本翔二が出会ったのは、オフ姿のおうたのお姉さん・高崎三奈美。テレビの中では子どもたちのアイドル・みなみお姉さんだが、プライベートでは自由に恋愛もできない寂しさを抱えている。

 

そんな一面を知って以来、異性として意識してしまって…というところから始まる、おうたのお姉さんとの大人な恋愛ストーリーだ。去る11月21日に最終回となる第8話が放送され、ついにフィナーレを迎えた。

 

だが、最終回・第8回の放送終了後に、みなみお姉さんこと高崎三奈美(CV:北見六花)のキャラクターボイス使用した第2期特報PVが公開。まさかのテレビアニメ第2期の制作が発表された。続報は公式Twitter及び公式サイトで順次公開予定とのことで、今後の情報にも注目だ。

 

なお、第1期のテレビ放送版全8話を収めたオンエア版DVDと、テレビの前のみんなには見せられないWEB配信プレミアム版を収めたBlu-ray&DVDが、2022年1月26日(水)に発売されることも決定している。こちらも当然だが…見逃せない。

 

動画

『しょうたいむ!〜歌のお姉さんだってしたい』第2期特報PV

WEB

公式サイト:https://showtime.af-original.com/

公式Twitter:@af_originalMENS

AnimeFesta:https://animefesta.iowl.jp/

AnimeFestaオリジナル公式Channel:https://www.youtube.com/channel/UCZQS4nqeT-7WcMfSoYhqOMg

 

©ギリギリ舞/Suiseisha Inc.

高畑充希「振り回されるのも意外と好き…かも」『ムチャブリ!』2022年1月スタート

高畑充希

2022年1月スタートの新水曜ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系)で、高畑充希が主演を務めることが発表された。

本作では、出世欲ナシ彼氏ナシのイマドキOLが、いきなり子会社の社長に抜擢。さまざまなムチャブリに振り回されながらも仕事や恋に体当たりで乗り越え、1人の女性として成長していく姿を描く爽快お仕事エンターテインメントだ。さらに、カリスマ社長とナマイキ部下との間で揺れ動く恋も描かれる。

高畑が演じるのは、ベンチャー企業で社長秘書として働く30歳のOL・高梨雛子。直感で動くカリスマ社長からのムチャブリに振り回されるも八方美人で切り抜けてきた彼女が突然、子会社の社長に大抜擢。次から次へと降りかかる試練の数々に悪戦苦闘しながらも、全力で突き進んでいく。

自身が演じる役について、高畑は「今回の雛子というヒロインは、とにかく周りのムチャブリに振り回されっぱなし。今まで水10ドラマの中では周りを振り回しっぱなしだったので、とても新鮮な毎日ですし、振り回されるのも、意外と好き…かも?と、思い始めています」と語る。

続けて「週の真ん中に『残り半分も頑張ろっ!』と思えるような、笑える軽やかなドラマにしたいです。素敵なキャストスタッフの皆さんと、がんばります」と意気込みを述べた。コメント全文は、下記に掲載。

 

高畑充希 コメント

30歳の節目の年に、大切な思い出がたくさんある水10ドラマに参加できること、とても幸せに思います。今回の雛子というヒロインは、とにかく周りのムチャブリに振り回されっぱなし。現状維持大歓迎の八方美人ヒロインです。
今まで水10ドラマの中では周りを振り回しっぱなしだったので、とても新鮮な毎日ですし、振り回されるのも、意外と好き…かも?と、思い始めています。
週の真ん中に「残り半分も頑張ろっ!」と思えるような、笑える軽やかなドラマにしたいです。素敵なキャストスタッフの皆さんと、がんばります。

 

番組情報

『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』
日本テレビ系
2022年1月スタート
毎週水曜 後10・00~11・00

©日本テレビ

乃木坂46が伝統のアコースティックライブ『MTV Unplugged』に出演 生田絵梨花「歌いながらこみ上げてくるものがありました」

撮影:渡邊玲奈(田中聖太郎写真事務所)

『MTV Unplugged:Nogizaka46』がMTVとBSスカパー!で12月11日(土)に放送されることが決定した。

 

世界中のトップアーティストが出演し、独創的で個性あふれるアコースティックライブの源流としてその歴史を刻んできた『MTV Unplugged』。日本制作としては宇多田ヒカル、平井堅、西野カナ、KinKi Kids、秦基博など、一流アーティストが登場し、いつものライブとはひと味違うパフォーマンスを披露してきた。

 

今回、この伝統的なステージに立つのは、12月15日(水)にデビュー10周年を記念する初のベストアルバム「Time files」をリリースする乃木坂46。12月31日(金)をもって乃木坂46を卒業する生田絵梨花のソロ歌唱を軸として、樋口日奈、久保史緒里、遠藤さくら、賀喜遥香が出演。セットリストは生田本人が考案したものとなっており、「走れ!Bicycle」や「ごめんねFingers crossed」といった乃木坂46のシングル曲から、この日限りのカバー曲、ベストアルバム「Time flies」収録の新録曲「最後のTight Hug」まで計10曲を一夜限りのアコースティックアレンジで披露する。

 

生田は、アコースティックギター、ウッドベース、ドラム、ピアノ、ストリングスによるバンドを従え、全楽曲を歌唱。その中で生田のピアノの弾き語りや、各メンバーとコラボ歌唱するシーンがちりばめられている。

 

また、2022年1月には、リハーサルやバックスステージの模様を収録した特別番組『Making of MTV Unplugged:Nogizaka46』の放送も予定されている。

 

そして、乃木坂46の10周年を記念した特別番組『MTV INSIDE:Nogizaka46 ~10th Anniversary~』が、BSスカパー! で12月から2022年3月まで毎月、計4回放送されることも決定。記念すべき第1回の放送は、生田にフォーカス。乃木坂46での彼女の足跡をたどりながら、撮り下ろしインタビューで現在の心境や今後の自身、乃木坂46についての気持ちを聞くほか、『MTV Unplugged』に出演した樋口、久保、遠藤、賀喜が生田について語る場面も収録する。

 

さらにMTVでは、『MTV Unplugged:Nogizaka46』の放送を記念して、スカパー!でMTVに新規加入した人の中から抽選で5人に、メンバー直筆サイン入りMTVオリジナル色紙と『MTV Unplugged:Nogizaka46』ライブ写真オリジナルクリアファイルをプレゼントするキャンペーンを12月1日(水)正午~2022年3月31日(木)後11・59まで実施する。

 

撮影:渡邊玲奈(田中聖太郎写真事務所)

 

生田絵梨花 コメント

◆「MTV Unplugged」でのパフォーマンスを終えて、感想をお聞かせください。

始まる前はものすごく緊張していたんですけど、歌っていくうちに生のバンドと歌声が溶け合っていく感覚が生まれてきて、終わってみたらすごく楽しかったという気持ちです。また今回、出演させていただいたタイミングもすごく大きかったです。2017年の『MTV Unplugged』が私の唯一のソロライブなのですが、あれから4年がたって、乃木坂46の卒業前に呼んでいただいたのがすごくうれしくて、歌いながらこみ上げてくるものがありました。

 

◆番組をご覧いただく視聴者の方々にメッセージをお願いします。

アコースティックアレンジによって、乃木坂46の楽曲が、いつもの雰囲気とは全然違うものになっています。乃木坂46のメンバーとのコラボレーションもありますので、楽しみに待っていただけたらと思います。

 

番組情報

『MTV Unplugged: Nogizaka46』
MTV/スカパー!
2021年12月11日(土)後8・00~9・00(初回放送)
2021年12月28日(火)後8・00~9・00

特設サイト:https://www2.mtvjapan.com/event/unplugged/nogizaka46/

 

『Making of MTV Unplugged: Nogizaka46』
MTV/スカパー!
2022年1月放送予定

内容:「MTV Unplugged: Nogizaka46」のリハーサルやバックステージ、さらに最新インタビューなどをお届け。

 

『MTV INSIDE: Nogizaka46 ~10th Anniversary~ #1~#4』
BSスカパー!
#1 2021年12月28日(火)後10・00~11・00
#2 2022年1月放送予定
#3 2022年2月放送予定
#4 2022年3月放送予定

番組ページ:https://www.bs-sptv.com/program/6352/
乃木坂46関連番組サイト:https://www.skyperfectv.co.jp/special/music/nogizaka46/

 

『MTV Unplugged: Erika Ikuta from Nogizaka46』
MTV/スカパー!
2021年12月11日(土)後7・00~8・00

内容:2017年12月25日に行われた、生田絵梨花(乃木坂46)の「MTV Unplugged」。「君の名は希望」「何度目の青空か?」など乃木坂46の楽曲をはじめ、前田敦子のカバーなど計11曲を披露した。この貴重なライブの模様をアンコール放送する。

 

『MTV VMAJ 2021 -THE LIVE-』
MTV
2021年12月18日(土)後7・00~10・00(初回放送)
2021年12月24日(金)後11・00~深2・00

内容:年間の優れたミュージックビデオを表彰する「MTV VMAJ」。今年の音楽シーンをにぎわせた人気アーティストたちが続々出演するスペシャルイベント「MTV VMAJ 2021 -THE LIVE-」の模様を放送。

出演アーティスト:BE:FIRST、日向坂46、JO1、milet、三浦大知、NiziU、乃木坂46、THE RAMPAGE from EXILE TRIBE、緑黄色社会、櫻坂46、優里、ずっと真夜中でいいのに。ほか(ABC順)

 

『乃木坂46 10th Anniversary MUSIC VIDEO HISTORY』
MTV
Part.1: 2021年12月11日(土)後4・00~6・00(初回放送)
Part.2: 2021年12月12日(日)後5・00~7・00(初回放送)

内容:12月15日にデビュー10周年を記念する初のベストアルバム『Time flies』をリリースする乃木坂46の10年の歴史をミュージックビデオで合計4時間にわたって振り返る。

 

『乃木坂46 Top10』
MTV
2021年12月2日(木)後8・00~9・00(初回放送)
2021年12月11日(土)後6・00~7・00

内容:乃木坂46 のミュージックビデオTop10をカウントダウン形式で発表。

 

『乃木坂46 生田絵梨花 VideoSelects』
MTV
2021年12月11日(土)後9・00~10・00(初回放送)
2021年12月28日(火)後9・00~10・00

内容:乃木坂46の歴代ミュージックビデオより、2021年12月31日をもって乃木坂46から卒業することを発表した生田絵梨花が出演するミュージックビデオを厳選して放送。

 

神木隆之介&柴咲コウW主演×蜷川実花監督でCLAMP「ホリック xxxHOLiC」映画化決定【コメントあり】

創作集団・CLAMPの大ベストセラーコミック「ホリック xxxHOLiC」の初の実写映画化が決定し、蜷川実花が監督、神木隆之介と柴咲コウがW主演を務めることが分かった。

©2022映画「ホリック」製作委員会©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

 

原作は、耽美的なビジュアルで超常現象を描き、カリスマ的な存在となっている創作集団・CLAMPの大ベストセラー同名コミック。ヤングマガジンで連載され(2003~2010年)、単行本の売り上げは累計1400万部を突破。これまで小説化・アニメ化・実写ドラマ化・舞台化されてきた。

 

人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(ワタヌキ)。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。「どんな願いもかなえてあげる。ただし、それに見合う対価を頂く」。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(ユウコ)は、四月一日の願いをかなえるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すようにささやくのだが…。

 

監督を務めるのは、日本を代表するトップクリエイターで、世界屈指の写真家として活躍する蜷川。2019年に「Diner ダイナー」「人間失格 太宰治と3人の女たち」という全くタイプの違う監督2作品がヒットし、2020年には、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』が世界190か国で配信されるなど、映像作品でも実績を残している。

 

刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し、構想を温めてきたという蜷川実花。その絵柄の美しさが熱い支持を集めている唯一無二なCLAMPの世界を、艶やかで華やかな、誰をも魅了する圧巻のビジュアルで映像化する。

 

高校生・四月一日君尋(ワタヌキ・キミヒロ)を演じるのは、数々のヒット作・話題作に主演する神木隆之介。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えるという特殊な能力のせいで人と距離をとり、普通の生活を送りたいと願っている孤独な青年役を繊細に、力強く、演じる。

 

神木は「まさか僕が蜷川実花さんが表現する『xxxHOLiC』に出させてもらえるとは思ってませんでした…。すごくうれしかったです」と喜びを語っている。

 

どんな願いもかなえるという不思議な【ミセ】の女主人・壱原侑子(イチハラ・ユウコ)を演じるのは柴咲コウ。四月一日の能力を見抜き、対価と引き換えに彼の願いをかなえようと申し出る妖しく美しい女性を、そのエキゾチックな美貌と卓抜した演技力で体現する。

 

W主演となる神木との共演は、神木が10歳の時に出演したTVドラマ『Dr.コトー診療所』以来。柴咲は「以前から原作を読みなおすたび、“四月一日”のイメージが神木隆之介さんと重なり、まさに現場でも“四月一日”そのものの佇まいでした。“四月一日”と侑子の不思議な関係性が自然に醸し出せたと思います」とコメントしている。

 

公開されたビジュアルは、映画撮影時に蜷川監督自らが撮り下ろした一枚で、四月一日を導く侑子が妖艶にほほ笑みかけ、蜷川監督ならではの『ホリック xxxHOLiC』の世界観に期待が高まるものとなっている。

 

公開日は2022年4月29日(金・祝)に決定。また、今回を含め3週連続で追加キャストなどの情報が解禁される。

 

蜷川実花 コメント

「どうしても xxxHOLiCを映画化したい!」と最初に打ち合わせをしてから、約10年。さまざまなことを乗り越えてやっと完成しました。終わってみるとこの時期に公開できることにある種の「必然」を感じます。

 

音を立てて世界が変わる瞬間を体験した私たち、今だからこそ『xxxHOLiC』の中で語られていることが、より滲み入るように入ってきます。

 

「この世界ではみんな誰かと関わって、何かを共有している。選ぶのはあなた自身、未来はそれぞれの選択の先に在る」原作の持つ力に導かれながら、新しい表現にたどり着けたと思います。やり切りました。ぜひ劇場にお越しください。

 

◆柴咲について

昔から「いつか一緒にやりたい」と熱望していました。出演が決定した時点で、この作品の成功を確信しました。とても難しい役ですが、柴咲さんの侑子さんとしての説得力がとにかく素晴らしく、原作ファンの方にも納得してもらえる侑子像になっていると思います。ずっと見たかった圧倒的に美しい柴咲コウの姿を見ることができて、まだ興奮しています。

 

◆神木について

「四月一日は神木くんしかいない」と思っていて、今回ご一緒できて本当に良かったです。ほぼ初顔合わせでしたが、正確に正解を導く演技力に、本番の熱量に、撮影中は驚きの連続でした。神木隆之介の才能をたくさん浴びる幸福な時間、とにかく楽しく充実した撮影でした。今いちばんの推し!安心して推せる!またワクワクする仕事をぜひご一緒したいです。

 

神木隆之介 コメント

まさか僕が蜷川実花さんが表現する「xxxHOLiC」に出させてもらえるとは思ってませんでした…。すごくうれしかったです。

 

僕なんかが実花さんの世界観に入ってしまっても良いのかな。と思っていましたが、優しく迎え入れてくれました。ありがとうございました!

 

柴咲コウさんとは、僕が小学生の時に共演させていただき、また一緒に作品を作らせていただくことができて幸せでした。「xxxHOLiC」よろしくお願いします!

 

柴咲コウ コメント

「蜷川実花」という唯一無二の色彩美を持った方が作り出す映像の中に溶け込めること。クランクイン前のフィッティングやメイクテストの時から既にその世界観を楽しんでいました。

 

また、以前から原作を読みなおすたび、“四月一日”のイメージが神木隆之介さんと重なり、まさに現場でも“四月一日”そのものの佇まいでした。“四月一日”と侑子の不思議な関係性が自然に醸し出せたと思います。

 

映画としては、押し黙って観るというよりも、内装・衣装・メイク・ヘア…さまざまな美術について、仲間とあれこれ語り合いながら観られたらより楽しめる作品だと思いました。ファッション好きな方々にもぜひご覧いただければと存じます。

 

池田史嗣(プロデューサー)コメント

昔から愛読していた「xxxHOLiC」の実写映画化。夢のような企画です。

 

信頼する蜷川実花監督から「どうしてもxxxHOLiCを映画化したい、力を貸してほしい」と相談を受けた時は驚きましたが、CLAMP先生の世界観を実写映画で表現できるのはこの方しかいないと考え、原作の持つ芸術的なまでの画の美しさと深いメッセージ性、この二つの本質を絶対に損なわぬよう、大きな敬意を持って取り組みました。

 

キャスティングについては、超難役を見事に体現した主演お二人の力量に感服しています。

 

神木さんは姿形やイメージも含め、見えないものが“視えて”しまう悩みを持つ青年、四月一日くんそのもの。お芝居が巧いと聞いてはいましたが、ひょっとしてこの人はアンドロイドなのでは?というくらいに正確無比な演技で複雑な心の内面を精緻に表現し、現場ではその才能に何度も驚かされました。

 

謎に満ちた“次元の魔女”壱原侑子を演じるのは柴咲コウさん。凛とした美しさと妖しさを併せ持つ絶対的な存在で、それでいてチャーミングであるというギャップを持つ魅力的な美女…となると柴咲さん以外にないということは監督と完全に意見が一致。美しさは勿論、そこに居るだけで空気を変えてしまう圧倒的な存在感と流石の演技力で、人気キャラクターを見事に昇華させてくださいました。

 

そして、お二人の持つ圧倒的な色気を感じることができるのは実写映画ならではの醍醐味です。

 

映画「ホリック xxxHOLiC」はいまだかつてなかった、妖しくも美しい《新体感ビジュアルファンタジー》。

 

至る所にこだわりと仕掛けがちりばめられており、これから次々と刺激的な情報を発信して参ります。どうぞご期待くださいませ。

 

作品情報

「ホリック xxxHOLiC」

2022年4月29日(金・祝)公開

 

監督:蜷川実花

主演:神木隆之介、柴咲コウ

原作:CLAMP「xxxHOLiC」(講談社「ヤングマガジン」連載)

脚本:吉田恵里香

製作:映画「ホリック」製作委員会

配給:松竹 アスミック・エース

 

公式サイト:xxxholic-movie.asmik-ace.co.jp

Twitter:@xxxHOLiC_movie

Instagram: @holic_movie.official

 

©2022 映画「ホリック」製作委員会©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社

小松菜奈「もうそれどころではない」林遣都は顔面蒼白 絶叫マシンに大苦戦 映画「恋する寄生虫」遊園地デート映像解禁

公開中の映画「恋する寄生虫」より、林遣都と小松菜奈が遊園地でデートするシーンの本編&メイキング映像が解禁された。

本作は、新鋭作家・三秋縋の「恋する寄生虫」を原案に、孤独な2人が「虫」によって「恋」の病に落ちていく、臆病者たちの切なくも美しい“恋×虫”ラブストーリー。心の痛みを抱える主人公2人を演じるのは、本作が初共演でW主演を務める林と小松。また、2人の運命の出会いに深く関係する重要な役に井浦新と石橋凌。監督は、CMやミュージックビデオなど多岐にわたり活躍し、現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』のタイトルバック映像も制作した柿本ケンサク、脚本は山室有紀子。

 

そんな本作より、林演じる極度の潔癖症の高坂と、小松演じる視線恐怖症を抱える佐薙のデートシーン映像が解禁。2人は一緒に過ごすことで症状が和らぐことに気付き、リハビリのためデートをすることに。そのデートスポットの一つとして遊園地が登場するが、その撮影が行われたのは、1926年より94年間営業を続け、昨年8月に惜しまれつつも閉園となった東京都練馬区のとしまえん。

 

本編では、高坂が絶叫マシンに怯え、佐薙が余裕の表情で楽しむという設定だったが、実際は小松が絶叫マシンを大の苦手としており、撮影の待機中、無邪気に楽しむ子供たちの叫び声を聞いて「キャーキャー言ってるじゃないですか…」と怖気づき、いざ順番になると「怖いよ~嫌だよ~セリフ言えないよ~」と不安の言葉が止まらない。そしてマシンが動き始める前に監督の説明を聞く姿にも緊張の色が見え、意を決して撮影に挑む姿が映し出されている。その隣で楽しそうな笑顔を浮かべる林とは対照的だ。

 

小松は遊園地での撮影について、「本当は絶叫マシンに乗りながらセリフを言わなきゃいけなかったのですが、もうそれどころではなくて話せなくなってしまいました」と明かす。

 

さらに「なので何度もマシンに乗ることになってしまったのですが、最初は平気と言っていた遣都さんも途中で気分が悪くなってしまったんです。『私のせいで何度も乗ることになってごめんなさい』と謝ったら『いや、全然大丈夫』っておっしゃってくれたんですけど、大丈夫って言う顔がもう真っ青で(笑)。本当に優しい方だなぁと思いました」とエピソードを語った。

 

映画「恋する寄生虫」本編&メイキング映像(遊園地デート)

作品情報

「恋する寄生虫」

公開中

公式HP:https://koi-kiseichu.jp

 

©2021「恋する寄生虫」製作委員会

上野優華「2月にまた会いましょう!」全国ツアー終幕&24歳のバースデーライブ開催決定

シンガーの上野優華が11月23日に横浜ランドマークホールにて、10月1日からスタートした「上野優華 LIVE TOUR 2021 〜ヒロインにはなれなくて〜」のファイナル公演を開催した。以下、レポートを掲載する。

7月に1年半ぶりの有観客ライブを再開させた上野は、6月にリリースした最新ミニアルバム『ヒロインにはなれなくて』を携え、自身最大規模となる全国10都市18公演のツアーを展開。最終日となるこの日は、フルバンドを従えてのライブとなった。

 

アルバムに収録された全7曲を中心に、ツアーで練り上げた全19曲を披露。新曲「今日も君でした」で幕を開け、「君の街まで」「普通の恋がわからない」とアッパーチューンで一気にボルテージを上げていく。

 

中盤のアコースティックコーナーでは上野の弾き語りに寄り添うようにパーカッション、ウッドベース、ガットギター、スライドギターなど多彩な音をバンドが奏で、より音楽的自由度を増した世界観が会場を包み込んでいた。

 

特筆すべきは、本編終盤の「幸せ」から続く圧巻のバラードゾーンだ。狂おしいほど感情を乗せて歌う姿は、切なさ・悲しさ・愛しさ・葛藤など恋愛感情のあらゆる側面を見事に歌で表現。

 

続く代表曲「あなたの彼女じゃないんだね」「好きな人」では本気の涙を流しながら聴き手の心を大きく揺さぶっていく。そして、上野の歌声に呼応するかのようにバンドの音圧は増していき、ここ数年、失恋・片想いソングに特化してきた上野の集大成的なステージにファンは魅了された。

 

本編ラストは『ヒロインにはなれなくて』のリード曲でもあり、川崎鷹也が提供した「愛しい人、赤い糸」。切ない片想いソングではあるが、「ツアーで歌い続けるうちに、愛しい人を想う「大切さ」「温かさ」の部分がすごく強くなってきた曲。ここにいる大切な皆さんへ向けて歌います」と話し、振り絞るように全力で歌い上げた。

 

アンコールでは、ファンにうれしいお知らせも。FC限定クリスマスライブやファンコミュニティサイトの立ち上げ、さらに毎年開催しているバースデーライブが来年の誕生日当日である2022年2月5日(土)に東京赤坂にある草月ホールで決定した。喜びの拍手が鳴りやまない中、バンドメンバーが再びステージに登場。

 

アンコール1曲目は、上野のインスタグラムで評判となっているお悩み相談を曲にした「よきよきよきお悩み相談の歌」。実際にファンから募集したお悩みに即興で答えていくスタイルと、サビではTikTokで連日投稿している印象的な振り付けもあり、上野の天真爛漫な一面が全開になり、ファンも笑顔が絶えない。

 

2曲目は『ヒロインにはなれなくて』に収録されている上野自身が作詞・作曲した「ヒロイン」。ファンクロックなサウンドに女性の本音が散りばめられたアップテンポなナンバーで、エンディングではツインギターのソロの掛け合いが光る。

 

そして、そのまま畳みかけるように始まったのは「やくそく」。18歳の時に上野が初めて作詞・作曲したワンマンライブの定番曲だ。「2月にまた会いましょう!」と約束し、この日最高潮の盛り上がりを見せ、2か月にわたるツアーは大団円を迎えた。

 

最後は笑顔と涙の入り混じる充足感に満ちた表情で「これからもみんなのことを信じて、自分のことも信じて頑張っていけたらいいなと思いますので、よろしくお願いします!」と改めて決意を表明。ツアーの終わりを惜しむかのようにステージを端から端まで走り、何度も手を振る姿が印象的だった。

 

なお、本公演は11月28日(日)までStreaming+にてアーカイブ配信の視聴が可能となっている。

 

SET LIST

「上野優華 LIVE TOUR 2021 〜ヒロインにはなれなくて〜」

2021年11月23日(火)横浜ランドマークホール

 

01.今日も君でした

02.君の街まで

03.普通の恋がわからない

04.好きでごめん

05.こっちをむいて

06.最後の願い

07.好きが残った

08.空

09.I WILL LOVE

10.おはよう

11.星たちのモーメント

12.メロンパンのうた

13.幸せ

14.あなたの彼女じゃないんだね

15.好きな人

16.愛しい人、赤い糸

 

EN1.よきよきよきお悩み相談の歌

EN2.ヒロイン

EN3.やくそく

 

※配信ライブのアーカイブは11月28日(日)後11・59まで「Streaming+」にて視聴可能

購入リンク:https://eplus.jp/yuukaueno-s/

 

イベント情報

「上野優華 Acoustic LIVE 2022 〜Song with You〜 24th Birthday」

2022年2月5日(土)東京赤坂・草月ホール

 

FC限定オンライン・クリスマスライブ

「上野優華 Online X’mas LIVE 2021 -SDCK limited-」

2021年12月24日(金)後7・00〜スタート予定

 

WEB

公式サイト:http://yuuka-ueno.com/

公式Twitter:https://twitter.com/yuuka_official

ファンコミュニティサイト「上野横丁」:https://fanicon.net/fancommunities/4216

 

●photo/Tezro Hirano

上野優華「2月にまた会いましょう!」全国ツアー終幕&24歳のバースデーライブ開催決定

シンガーの上野優華が11月23日に横浜ランドマークホールにて、10月1日からスタートした「上野優華 LIVE TOUR 2021 〜ヒロインにはなれなくて〜」のファイナル公演を開催した。以下、レポートを掲載する。

7月に1年半ぶりの有観客ライブを再開させた上野は、6月にリリースした最新ミニアルバム『ヒロインにはなれなくて』を携え、自身最大規模となる全国10都市18公演のツアーを展開。最終日となるこの日は、フルバンドを従えてのライブとなった。

 

アルバムに収録された全7曲を中心に、ツアーで練り上げた全19曲を披露。新曲「今日も君でした」で幕を開け、「君の街まで」「普通の恋がわからない」とアッパーチューンで一気にボルテージを上げていく。

 

中盤のアコースティックコーナーでは上野の弾き語りに寄り添うようにパーカッション、ウッドベース、ガットギター、スライドギターなど多彩な音をバンドが奏で、より音楽的自由度を増した世界観が会場を包み込んでいた。

 

特筆すべきは、本編終盤の「幸せ」から続く圧巻のバラードゾーンだ。狂おしいほど感情を乗せて歌う姿は、切なさ・悲しさ・愛しさ・葛藤など恋愛感情のあらゆる側面を見事に歌で表現。

 

続く代表曲「あなたの彼女じゃないんだね」「好きな人」では本気の涙を流しながら聴き手の心を大きく揺さぶっていく。そして、上野の歌声に呼応するかのようにバンドの音圧は増していき、ここ数年、失恋・片想いソングに特化してきた上野の集大成的なステージにファンは魅了された。

 

本編ラストは『ヒロインにはなれなくて』のリード曲でもあり、川崎鷹也が提供した「愛しい人、赤い糸」。切ない片想いソングではあるが、「ツアーで歌い続けるうちに、愛しい人を想う「大切さ」「温かさ」の部分がすごく強くなってきた曲。ここにいる大切な皆さんへ向けて歌います」と話し、振り絞るように全力で歌い上げた。

 

アンコールでは、ファンにうれしいお知らせも。FC限定クリスマスライブやファンコミュニティサイトの立ち上げ、さらに毎年開催しているバースデーライブが来年の誕生日当日である2022年2月5日(土)に東京赤坂にある草月ホールで決定した。喜びの拍手が鳴りやまない中、バンドメンバーが再びステージに登場。

 

アンコール1曲目は、上野のインスタグラムで評判となっているお悩み相談を曲にした「よきよきよきお悩み相談の歌」。実際にファンから募集したお悩みに即興で答えていくスタイルと、サビではTikTokで連日投稿している印象的な振り付けもあり、上野の天真爛漫な一面が全開になり、ファンも笑顔が絶えない。

 

2曲目は『ヒロインにはなれなくて』に収録されている上野自身が作詞・作曲した「ヒロイン」。ファンクロックなサウンドに女性の本音が散りばめられたアップテンポなナンバーで、エンディングではツインギターのソロの掛け合いが光る。

 

そして、そのまま畳みかけるように始まったのは「やくそく」。18歳の時に上野が初めて作詞・作曲したワンマンライブの定番曲だ。「2月にまた会いましょう!」と約束し、この日最高潮の盛り上がりを見せ、2か月にわたるツアーは大団円を迎えた。

 

最後は笑顔と涙の入り混じる充足感に満ちた表情で「これからもみんなのことを信じて、自分のことも信じて頑張っていけたらいいなと思いますので、よろしくお願いします!」と改めて決意を表明。ツアーの終わりを惜しむかのようにステージを端から端まで走り、何度も手を振る姿が印象的だった。

 

なお、本公演は11月28日(日)までStreaming+にてアーカイブ配信の視聴が可能となっている。

 

SET LIST

「上野優華 LIVE TOUR 2021 〜ヒロインにはなれなくて〜」

2021年11月23日(火)横浜ランドマークホール

 

01.今日も君でした

02.君の街まで

03.普通の恋がわからない

04.好きでごめん

05.こっちをむいて

06.最後の願い

07.好きが残った

08.空

09.I WILL LOVE

10.おはよう

11.星たちのモーメント

12.メロンパンのうた

13.幸せ

14.あなたの彼女じゃないんだね

15.好きな人

16.愛しい人、赤い糸

 

EN1.よきよきよきお悩み相談の歌

EN2.ヒロイン

EN3.やくそく

 

※配信ライブのアーカイブは11月28日(日)後11・59まで「Streaming+」にて視聴可能

購入リンク:https://eplus.jp/yuukaueno-s/

 

イベント情報

「上野優華 Acoustic LIVE 2022 〜Song with You〜 24th Birthday」

2022年2月5日(土)東京赤坂・草月ホール

 

FC限定オンライン・クリスマスライブ

「上野優華 Online X’mas LIVE 2021 -SDCK limited-」

2021年12月24日(金)後7・00〜スタート予定

 

WEB

公式サイト:http://yuuka-ueno.com/

公式Twitter:https://twitter.com/yuuka_official

ファンコミュニティサイト「上野横丁」:https://fanicon.net/fancommunities/4216

 

●photo/Tezro Hirano

土屋太鳳「音楽の力を信じて届けたい」新春ドラマ『優しい音楽』で永山絢斗と恋人役に

2022年1月7日(金)放送の新春ドラマスペシャル『優しい音楽〜ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』(テレビ東京ほか)で、土屋太鳳が主演、永山絢斗が共演することが分かった。

左から)土屋太鳳、永山絢斗

 

原作は、本屋大賞受賞作「そして、バトンは渡された」で知られる瀬尾まいこが手掛けた小説「優しい音楽」(双葉文庫)。1人の女性がある青年に出会ってしまったとき、封印されていた「ミステリーの歯車」が時空を超えて動き出す。

 

大学教授でギターが上手な父・雅志、歌がうまくて完璧な母・桂子と暮らす女子大生・鈴木千波。ある朝、江ノ電のとある駅に着いた千波は、ホームにいた永居タケルを見るなり、思わず立ちすくみ激しく動揺する。だが心当たりがないタケルは、話し掛けられても困惑するしかなく…。

 

小さな造船所で日々真面目に働くタケルは、古い木造アパートでひとり暮らし中。家には過去に何かあったのか、家族写真や父母のものらしき眼鏡が大事に飾られている。そんな境遇の違う2人は、奇妙な出会いを経て、やがて恋人同士に。

 

ところが千波は、なぜかタケルを両親に会わせようとしない。その衝撃の理由を知ったタケルは…。鎌倉を舞台に、それぞれが忘れられぬ過去から新たな一歩を踏み出すまでの“再生”を描いた、音楽が繋ぐ優しさあふれる愛と絆の感動物語だ。

 

さまざまな事情をかかえながらタケルに接近する千波役には『図書館戦争』(TBS)など数々の人気作に出演し、連続テレビ小説『まれ』(NHK)では主演も務めた土屋太鳳。そんな千波に一目ぼれし、鈴木家の止まった歯車が動き出すきっかけとなる男性・タケルを、永山絢斗が演じる。

 

そして脚本は、昨年同枠にて石原さとみ主演で放送し数々の賞を受賞した『人生最高の贈りもの』など、数々の話題ドラマを世に出す脚本家・岡田惠和が担当。感動し温かい気持ちになるだけでなく、「なぜ千波はタケルに近づいたのか?」などのミステリー要素もありつつ、2人の恋愛模様に胸キュン必至の作品となりそうだ。

 

また「Fukushima50』で日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞した若松節朗による演出に加え、国内外の受賞作の作曲、音楽監督を務める稲本響の書きおろしによる音楽にも注目だ。

 

本作がテレビ東京ドラマ初主演となる土屋は、「私がテレビ東京さんを通して出会う作品は、なぜかどれも命に向き合うテーマを持っていました。『優しい音楽』は、私が女優として向き合ってきたそのテーマを、ある意味、総括するような存在になるのではないかと予感しています」と語る。

 

いっぽう、その相手役の永山は「出せる力を出し切って楽しんで演じたいと思います。少し変わった2人の変わった恋愛の物語で、それぞれの境遇から起こってしまう感情の摩擦だったり、人間誰しもが持つ清濁の両面も大切に表現できるよう尽力します」と意気込みを述べた。

 

土屋太鳳 コメント

「演じた役が観てくださる誰かと出会い、心の友として一緒に人生を歩んでほしい」。私が初めてそう願ったのは、16歳の時でした。撮影所に創られた教室で芽生えた小さな願いは、10年経った今、役に向き合う際の大きなエネルギーとなっています。

 

私がテレビ東京さんを通して出会う作品は、なぜかどれも命に向き合うテーマを持っていました。「優しい音楽」は、私が女優として向き合ってきたそのテーマを、ある意味、総括するような存在になるのではないかと予感しています。

 

命には形がありません。どこから、なぜ来て、どこに、いつ行ってしまうのかも分かりません。分からないからこそ人は目の前にある命を愛おしみ、守りたいと願うのだと思いますし…その願いが届かなくなる事実も、存在するのだと思います。

 

この作品は、その事実を柔らかく包みながらも目をそらすことを赦さず、深く優しく心に突き刺します。命を育む樹が大地に深く根を張るように、この作品が突き刺すさまざまな思いが観てくださる方々の心の中で力強い根となり、命への新たなパワーを育むことを心から祈っています。

 

そして先輩方を全力で追いかけ、千波として生き、音楽の力を信じて、届けたいと思います。

 

永山絢斗 コメント

冒頭から不思議な会話のキャッチボールに釘付けになって、あっという間に読み終えていました。

 

瀬尾まいこさんの原作も読ませていただきましたが、これまた読みやすく、とても面白かったです。そこに岡田惠和さんの素敵な味付けが加わり、まさに新春に観ていただきたいドラマになること、間違いはないです。

 

若松監督を始め、豪華なキャストの中で自分の名前だけが場違いのようで震えていますが、出せる力を出し切って楽しんで演じたいと思います。

 

少し変わった2人の変わった恋愛の物語で、それぞれの境遇から起こってしまう感情の摩擦だったり、人間誰しもが持つ清濁の両面も大切に表現できるよう尽力します。

 

土屋太鳳さん、どんな方なのだろう。

 

皆さま、楽しみにしていてください。

 

岡田惠和(脚本家)コメント

大好きな小説をドラマにできて幸せです。瀬尾まいこさんの「優しい音楽」が出版されたのは2005年。脚本家としてひとめぼれしてしまって、立候補させていただきました。そこから15年以上たってしまいましたが、この度やっと実現いたしました。しかも最高の布陣で。

 

ヒロイン千波に、土屋太鳳さん。タケル役に永山絢斗君が決まったときは本当にうれしかった。2人とも一緒に、良い仕事をした想い出のある素敵な素敵な俳優さんです。どんなお芝居なのか、楽しみで仕方ありません。

 

そして大好きな兄貴。若松監督も引き受けてくださった。硬派な名作が多い若松さんですが、ちょっと照れながら撮る、恋の物語は、とても良い感じなのです。

 

2022年初頭に、優しい再生の物語をお届けしたいと思います。どうかお楽しみに。

 

田淵俊彦プロデューサー コメント

岡田惠和さんは瀬尾まいこさんの珠玉の小説にほれ込んで、長年この脚本を温め続けていらっしゃいました。私は脚本を読ませて頂く機会を得て、「今こそ世に送り出すべき作品だ」と確信しました。

 

コロナ禍で孤独や絶望感にさいなまれ「自分は何のために生きているのか」と感じる方も多いなか、「自分の存在はちっぽけなものかもしれないけど、もしかしたら誰かの役に立つかもしれない……」そう思わせてくれる不思議な脚本だったからです。

 

何度読んでも涙が出てしまう、そんな脚本にはめったに出会うことはありません。しかし、この脚本にはそんな〈魔力〉がありました。私は一瞬で岡田脚本の〈魔法〉にかかってしまったのです。そしてその魔法をさらに強い〈力〉に変えてくれる方を探しました。若松節朗監督は硬軟、緩急すべての演出を巧みに使い分けることができる〈魔法使い〉です。

 

稲本響さんの音楽には「情景を思い浮かばせてしまう」というすごい〈魔力〉があります。素晴らしい創り手のお二人が私の思いに賛同してくれ、百人力となりました。次はその魔法の力を視聴者の皆さんに伝えてくれる方が必要です。

 

主人公・千波の〈優しさ〉と〈力強さ〉が共存する難しい役を演じ切られるのはどなたかと随分悩みました。土屋太鳳さんは〈気品〉や〈静けさ〉の中に〈力強さ〉を秘めている稀有な俳優さんで、千波にぴったりだと監督と意見が一致してお願いすることに決めました。永山絢斗さんの繊細な表現には常々驚かされていたので、微妙な心の〈揺れ〉が要となるタケルをぜひ演じてもらいたいと思いました。

 

お二人とも忙しいスケジュールを調整して作品に参加してくれることになりました。以上の素晴らしい出演者の力を借り、若松組の最高峰のスタッフが一丸となって、新年早々〈究極の魔法〉を視聴者の皆さんにかけたいと思います。ご期待ください!

 

番組情報

新春ドラマスペシャル『優しい音楽~ティアーズ・イン・ヘヴン 天国のきみへ』

テレビ東京ほか

2022年1月7日(金)後8・00~

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/gentlemusic/

公式Twitter:https://twitter.com/tvtokyo_drama

 

©テレビ東京

工藤美桜「ボロボロになるくらい何度でも読んで(笑)」初写真集は“素”の表情が満載

工藤美桜の1st写真集『KIMINOMIO』(集英社)が、11月25日(木)に発売。誌面カットと本人コメントが到着した。

 

『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)のヒロイン、キラメイピンク/大治小夜役の熱演や、『TOKYO MER』(TBS系)で“死者は…ゼロです”の決めぜりふで話題になるなど、注目を集める女優・工藤美桜の「夢だった」1st写真集が発売。

 

今回の写真集は「幼馴染みの距離感」がテーマになっており、近すぎるがゆえに恋人にも見せない幼馴染みの“きみ”にしか見せない、素の工藤美桜が見られる貴重な一冊となっている。

 

11月28日(日)に行われるオンラインイベントにも注文が殺到しているそうで、発売前から話題を集めている本書。発売日を迎えて工藤は「今日がくることをどれだけ待ち望んだか…! やっと。お手に取っていただけるうれしさで心が満ちています」と喜びを隠せない。

 

また「今の私の素というものが全面的に出ているので、ああ工藤ってこんな子なんだ、こういうのが好きなんだなと感じてもらえれば。見どころとしては全部ですね。選べないよ〜(笑)」と明かす。

 

さらに「もうボロボロになるくらい何度でも読んで(笑)楽しんでいただけますように。ここからまた、さらに工藤がんばります」と意気込みを述べた。

 

工藤美桜 コメント

ついにやって参りました、1st写真集『KIMINOMIO』発売日! 今日がくることをどれだけ待ち望んだか…! やっと。お手に取っていただけるうれしさで心が満ちています。
ずっと憧れていた写真集。自分の名前で出版される、1冊まるまる自分だけの本。本当にすごいことですよね。
写真集に関して、もし出せるのならこうしたい…と自分のなかでずっと考えていたものがあったので、それを今回実現できて本当に幸せです。
今の私の素というものが全面的に出ているので、ああ工藤ってこんな子なんだ、こういうのが好きなんだなと感じてもらえれば。見どころとしては全部ですね。選べないよ〜(笑)。
そして、この日を無事迎えることができ、たくさんの方に感謝しています。『KIMINOMIO』を一緒に作り上げてくださったチームの皆さん! そして応援してくださっている皆さん!! 自分の力だけじゃ実現することはできなかったし、いつも私の周りで支えてくださっている『きみ』がいてくれたからこの1冊ができました。
もうボロボロになるくらい何度でも読んで(笑)楽しんでいただけますように。ここからまた、さらに工藤がんばります。
あ!!! 表紙のカバーもめくってみてね…ふふ…(笑)。本当にありがとうございます!

 

書誌情報

工藤美桜 1st写真集『KIMINOMIO』
2021年11月25日(木)発売

撮影:HIROKAZU
定価:2,750円(税込)
出版社:集英社

商品ページ:https://youngjump.jp/photobook/kiminomio/

 

WEB

工藤美桜 公式Twitter:@p_miokudo
工藤美桜 公式Instagram:@mmio_kudo

 

©HIROKAZU/週刊ヤングジャンプ

田中みな実インタビュー「加瀬さんの言動にはキュンキュンしっぱなし」『最愛』

殺人事件の重要参考人となった女性実業家・真田梨央(吉高由里子)と、彼女を追う刑事・宮崎大輝(松下洸平)、そして梨央を支える弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)を中心に描かれるサスペンスラブストーリー『最愛』(TBS系 毎週(金)後10・00~)。今回はフリーランスのノンフィクションライター・橘しおりを演じる田中みな実さんに、しおりを演じる上での心境や現場でのエピソードなどを語ってもらいました。

 

◆今回演じる橘しおりは、どのようなキャラクターですか?

孤独なフリーのノンフィクションライターです。目的に向かってまっすぐで社会性を手放したような人。手段を選ばず、アウトロー。証拠を手に入れるためには、窓を割ってまで建物内に侵入するような危険な人物です。自分の命も惜しくないほどの覚悟で真田グループと梨央に迫ります。

 

◆新井順子プロデューサーや塚原あゆ子監督とは、どのようなことをお話されましたか?

衣装合わせの時、お2人からは「田中みな実さんらしさを全面的に消してほしい」と言われました。のちに、橘しおりという人物の過去、梨央に執着する理由を聞いて自分なりにすごく考えました。考えすぎて、役を固めすぎて、肩に力が入っていたことは自覚しています。完全オリジナルの脚本で、先がよめない中で人物の心情を想像するのは容易ではありませんでした。しおりの出演シーンは本筋と離れたところで描かれることも多く、余白の部分をどう埋めればいいのか、ずいぶん頭を悩ませました。撮影中、塚原さんが私の芝居を否定することはありませんでした。「そうです、そうです。いい感じです。方向性はそっちです。ただ、こうするともっとしおりの気持ちが伝わると思うんです」と寄り添いながら演出をするという感じで。具体的な指示というよりはヒントを与えてくれて、最終的には私に委ねるというやり方でした。しかし、OKテイクが出ても「もっとこうできたんじゃないか…」と直後から後悔の連続で。その繰り返しです。完成した本編のデータを放送前に頂いても怖くて観られないことがほとんどで。自分の芝居を観るのが怖いんです。こんなことは初めてで戸惑っています。塚原さん演出の回のDVDには、全体に向けたメッセージと、個人に宛てた手書きのメモが書かれていることがあって、それは、しおりを演じる上での大きなヒントになっています。

 

◆吉高由里子さんや及川光博さんと共演した感想を教えてください。

共演させていただき、誰もが吉高さんに惹かれる理由が分かりました。現場にいる1人ひとりとそれぞれにとっての心地好い距離感で軽快にコミュニケーションをとられていて、吉高さんがいると疲れ切ったスタッフまでもが皆笑顔になるんです。あっけらかーんとしているようで、実は現場を引っ張っているその様はカッコイイんです、本当に。私も、吉高さんと接するうちに気付いたらふわっと肩の力が抜けていました。今朝はね、吉高さんがあまりにも可笑しくて「ひょうきん者ですね」と私が呟くと、「ぴったりの言葉を見つけたねぇ。ひょうきんでっすー(笑)」と変なポーズをしていました。陽気な人です(笑)。でも、芝居になると、パチーンとスイッチが入って梨央の顔に。次々感情が湧きでてくるんです。いち視聴者としてすごく好きな俳優さんでしたが、お会いしてまた別の魅力にとりつかれました。
及川さんとはクランクインの日からご一緒させていただいていますが、現場に入られてから出るまで、ずっとミッチーというエンターテイナーでした(笑)。ひとたびお芝居に入ると、キラキラミッチーさんからスッとした表情の読めない後藤に豹変。唯一無二の存在感を放つ方だと感じます。
序盤は自分で作り込んできた芝居を必死に守ろうとしていましたが、共演者の方やスタッフの皆さんのおかげで、ようやく周りが見えてきました。できるだけ多くの物を吸収しようと必死でもがいています。

 

◆登場人物の中で気になるキャラクターはいますか?

昔からドラマを観るのが好きで、『最愛』もいち視聴者として、自分が出ているシーン以外は楽しく拝見しています。特に加瀬さんの言動にはキュンキュンしっぱなし。1人で「きゃあ~」と色めき立っています(笑)。現場では“加瀬キュン”“大キュン(宮崎大輝にキュン)”なんていうワードがあるそうですが、それでいうと私は“加瀬キュン”です。あくまでも役柄としてで、お2人とも大変魅力的な俳優さんです!

 

◆最後に視聴者にメッセージをお願いします。

第7話ではしおりが、なぜこれほどまでに梨央と真田ウェルネスに執着するのか、彼女の過去も含め明かされます。しおりだけでなく、ほかの登場人物の思惑や意図も徐々に表面化されていきますので、ご注目ください。見終わった後、心地よい疲れが襲ってくるほど、物語は急展開していきます。最後までご覧ください。

 

PROFILE

田中みな実
●たなか・みなみ…1986年11月23日生まれ。埼玉県出身。映画「ずっと独身でいるつもり?」が公開中。

 

番組情報

金曜ドラマ『最愛』
TBS系
毎週金曜 後10・00~10・54

<第7話(11月26日放送)あらすじ>
梨央(吉高由里子)の前に現れたしおり(田中みな実)は、真田グループの不正について追及する。話が見えない梨央はその場を去るが、しおりが自分や優(高橋文哉)のことを昔から知っていたような口ぶりに違和感を抱いていた。
加瀬(井浦新)の尽力によって昭(酒向芳)の死には関与していないことが証明された優は、梨央と一緒に暮らすことに。さらに、加瀬の言葉で前向きに生きることを考えるようになり、新薬の治験を受ける決意をする。
一方、大輝(松下洸平)と桑田(佐久間由衣)は、15年前の事件の捜査から関係者として浮上したしおりと接触。15年前のある恨みが昭殺害事件につながった可能性があることを掴むが、しおりには事件当夜のアリバイがあった。
さらに、しおりは真田ウェルネスが経営する老人ホームに出入りし、真田グループの不正を執拗に追う。そんな彼女に対し、後藤(及川光博)は再び取材をやめさせようとするが…。

 

©TBS

筧美和子、重ねてきた10年の経験から得られたもの「心から女優業が“楽しい”と言えるようになった」 映画「幕が下りたら会いましょう」

女優として活躍の場を広げている筧美和子さんが、11月26日(金)より公開される映画「幕が下りたら会いましょう」に、松井玲奈さん演じる麻奈美の妹・尚役で出演。麻奈美との複雑な姉妹関係は、どのように作り上げられたのか。役作りの裏側や、共演を楽しみにしていたという松井さんの印象、そして女優業の楽しさを語ってくれました。

 

◆本作出演の話があった時、どのようなことを考えましたか?

主演の松井玲奈さんは個人的にご一緒したかった方で、監督の前田聖来さんとは同世代で、しかも役者もやられているということで、すごく興味がわきました。ありがたいお話だったのはもちろん、お2人とご一緒するのが楽しみでしたし、台本を読んで作品にとても惹かれるものもありましたね。

 

◆松井玲奈さんとは、以前から共演してみたかったんですか?

私が高校生ぐらいの時にSKE48などで活躍されているのを見ていたんですが、今は役者として幅広い役を演じられていて。個人的に松井さんが持っている空気感にすごく惹かれていて、ご一緒したいとずっと思っていました。

 

◆実際に会った松井さんの印象は?

クールな雰囲気なんですが、本とかアニメなど、好きなもののお話をされている時はすごく楽しそうで(笑)。ご一緒できる時間はそれほどなかったんですが、お話できてうれしかったです。

 

◆台本を読んだ時は、どんな感想を持ちましたか?

直接的なメッセージがあるわけではないんですが、全体的に寂しさのようなものが漂っていて、“何か感じ取ったぞ”という感覚がありました。それは、のちのち監督とお話していく中で徐々に形になっていった気がします。

 

◆尚を演じるに当たって、どのような役作りを?

尚は常に寂しさを抱えている人だなと思ったので、目に見える部分での役作りというよりは、心情の部分を大事にしようと。松井さんが演じられた姉の麻奈美との関係性についても、事前に一緒に本読みをさせていただいたことで、お互いに感じ取れた部分があったかなと思います。前田監督も登場人物たちの繊細な心の機微みたいなものを大事にされていたので、みんなが共通認識を持てていたと思いますし、私自身も作品の世界に入りやすかったです。

 

◆同世代の前田監督から刺激を受けた部分はありますか?

前田監督は、撮影中も尚の繊細な心情をその都度話してくださって。完成した映画にも監督が大事にされていた部分がすごく反映されていました。

 

◆筧さんから見て、演じられた尚はどのような女性ですか?

実家を出て東京に行くことは、家族との関係も含めて、尚にとってすごく覚悟が必要だったと思うんです。その分、東京に行ってからはがむしゃらに自分の人生と向き合っていた。もちろん寂しさもあったと思いますけど、そうした感情を押し殺しながら必死に生きていたんじゃないかなと。

 

◆尚の東京での暮らしぶりも含めて、映画に出てこない部分での尚の裏設定みたいなものはあったんですか?

その部分についても、監督と都度話しましたね。私の中でも、尚が登場しないシーンや台本からも“実はこういう思いを抱えていたんじゃないか”という尚像が自然と浮かんでくるものがありましたし。

 

◆麻奈美と尚の姉妹関係は、繊細で複雑です。尚は麻奈美のことをどう思っていたと推察しますか?

もちろん嫌いではないし、大切に思う気持ちもあったと思うんですが、ぶつかっても真正面からケンカすることはできない、少し不思議な距離感があったんだと思います。尚としては、大事に思うからこそ遠慮してしまう部分があるんですかね。すごく複雑な姉妹の形ではあるんですが、尚にとって麻奈美は、数少ない“救い”だったんじゃないかと思います。

 

◆筧さんもお姉さんと弟さんがいらっしゃいますが、ご自身にとって姉弟はどういう存在ですか?

あらためて考えることはあまりないですが、やっぱり自分という人間が形成される中で絶対に不可欠な存在ですし、自分の中に姉や弟の要素は自然と組み込まれていると思います。それと同時に、一緒に生きてきた同志みたいな部分もあって。最近、自分の中に組み込まれている姉や弟の匂いを感じるんですよ。尚と麻奈美は複雑な関係ではありますが、多分シンパシーみたいなものを感じる部分はあったと思います。

 

◆兄弟や姉妹って、親ともまた違う距離感ですしね。

私の場合、一番の理解者みたいな感じもあります。親には心配かけたくないから言えないことも、姉には全部話せたり。そういう意味でも、私にとって姉と弟は不可欠な存在ですね。

 

◆同じ妹として、尚とどこかで通じるようなところはありましたか?

私は常々、ほかの姉妹を見ていても“お姉ちゃんって、いろいろなものを背負わされて苦しいだろうな”と思っていて。自分はホントに甘えさせてもらっているなと(笑)。尚も麻奈美にちょっと甘えるようなシーンがありますし、もしかしたら姉妹の関係性としては、うちと少し近いのかもしれないですね。

 

◆あらためて、この映画の見どころを教えてください。

完成した映画を観た時は、尚が亡くなったあとの周囲の人たちの思いを知ることができて、自然と涙が出てきました。基本的には家族に焦点が当てられた作品だと思いますが、観る人によっては、尚や麻奈美の生き方から何か感じるものがあるのではないかなと。ご覧になった皆さんが、それぞれ何を感じてくださるのか、すごく楽しみです。

 

◆筧さんは、芸能界に入ってから約10年が経ちました。この10年を振り返って、いかがですか?

最初のころはお芝居には縁がないと思っていたので、当時の自分からしたら、今の私はすごく意外かもしれないですね。でも、模索しながらやってきたからこそ今があると思うので、いろいろな経験をしてきたこの10年は、自分らしい芸能生活なのかなと思ったりします。

 

◆女優業もどんどん楽しさが増している?

これまでインタビューなどで「女優業、楽しいですか?」と聞かれた時に「楽しいです!」と答えていたんです。でも、“楽しい”のひとことで本心を表せていたかというと、難しいところもあって。今もそういう気持ちはありつつも、今回の映画も含めて、すごく大切にしたい出会いがどんどん増えてきて、以前よりも心から楽しいと言えるようになった気がします。

 

PROFILE

筧美和子
●かけい・みわこ…1994年3月6日生まれ。東京都出身。2013年にデビューし、雑誌「JJ」の専属モデルなどで活躍。2014年、ドラマ『最高の離婚Special 2014』で本格的に女優としての活動を開始する。2021年は「孤狼の血 LEVEL2」「幕が下りたら会いましょう」と2本の出演映画が公開。

 

作品情報

©︎avex entertainment Inc

「幕が下りたら会いましょう」
2021年11月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

(STAFF&CAST)
監督:前田聖来
脚本:大野大輔、前田聖来
主題歌:「CRY〜戻りたい夜を〜」Jam Flavor
出演:松井玲奈/筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、江野沢愛美、木口健太、大塚萌香、目次立樹、安倍乙、亀田侑樹、山中志歩、田中爽一郎、hibiki(lol-エルオーエル-)、篠原悠伸、大高洋子、里内伽奈、濱田のり子、藤田秀世、出口亜梨沙、丘みどり/袴田吉彦
配給:SPOTTED PRODUCTION

 

(STORY)
実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの劇団を主宰していた麻奈美(松井玲奈)のもとに、ある日、東京で働いていた妹・尚(筧美和子)が亡くなったという知らせが入る。その日、尚から着信があったにもかかわらず電話に出なかった麻奈美は、複雑な思いを抱いてしまう。そんな中、劇団仲間の早苗(日高七海)と一緒に妹の部屋を引き払いに東京に向かった麻奈美は、様々な人々との出会いと再会を経て、自分自身と向かい合うことになる。

 

公式サイト:https://makuai-movie.com

公式Twitter:@makuai_movie

©︎avex entertainment Inc

 

photo/金井尭子 text/水上じろう

松井玲奈「続けることは大変だなって。でも、それでもやりたいから続けているんだと思います」 映画単独初主演作品「幕が下りたら会いましょう」

11月26日(金)より公開される映画「幕が下りたら会いましょう」で、鳴かず飛ばずの劇団主宰者・麻奈美を演じた松井玲奈さん。自身や周囲との関係に複雑な思いを募らせる難役で映画単独初主演を果たした松井さんに、撮影中の苦悩、そして本作出演による収穫を聞きました。

 

◆松井さんは舞台に数多く出演されていますが、映画、ドラマといった映像作品と舞台では、どのような違いがあると考えていますか?

舞台は映像作品と違って稽古期間が長く、本番期間中も同じ芝居を繰り返しながらどんどんブラッシュアップしていく…そこは映像作品とかなり違うところだと思いますね。なので舞台の時は、毎回同じことをやる楽しさがありつつ、慣れてしまわないように心がけています。一方で映像作品は、その瞬間瞬間の瞬発的な表現を大切にできるのがいいところかなと。

 

◆「幕が下りたら会いましょう」は、松井さんにとって映画単独初主演作となります。出演の話を聞いた時の印象を教えてください。

そういったポジションを任せていただけることが、ありがたかったです。お話を頂いたタイミングでプロットを読んだのですが、失った妹との時間をどうしたら修復できるかという、自分自身の過去や家族と向き合うお話だったので、とても演じがいがあり、またやってみたい役だと思ったことが強く印象に残っています。

 

◆前田聖来監督とは、どのような話をしたのでしょうか?

撮影に入る前に、台本について何度かお話する機会を頂いて。麻奈美という役を演じる上での疑問点や、感情の流れとして気になった部分についてお話しながら、どうしたら作品全体がより良くなるか、ディスカッションさせていただきました。

 

◆麻奈美は松井さんと同世代です。演じていて共感した部分はありましたか?

共感みたいなことはあまり考えずに演じていましたね。自分自身と似ているところを探すよりは、彼女自身が何を考えていたのかを探っていた感じです。特に監督から「感情表現を抑えてほしい」と逐一言われていたので、内に秘めた思いを抑えることによって溢れ出してくるような、そういう部分を大切に演じました。

 

◆では、演じる上で難しかったことは?

やはり、その感情表現を抑える部分が一番難しかったです。腹が立った時もうれしいことがあった時も、あらゆる感情を抑えてぶっきらぼうに演じてほしいと言われていたんですが、最初はなかなか慣れなくて大変でした。

 

◆感情を表に出さない分、せりふの言い回しなどで工夫したり?

せりふの言い方で意識したことはないですが、相手に届ける時の届け方は、普段とは違うなと思いました。やっぱり、それだけの信頼関係が構築できていないと、ぶっきらぼうで、ある意味ぞんざいな言い回しにはならないと思うので。そこには相手との信頼関係があったり、彼女の甘えみたいなものもあったりするんじゃないかなと。そう思いながら演じていました。ただ、私は普段、そういう接し方をしないので、そういう意味ですごく難しかったですね。

 

◆あらためて、松井さんは麻奈美をどんな女性だと考えていますか?

やっぱり、どこか人に甘えている部分があったり、自分自身と向き合うことから目を背けて生きてきたような印象があります。ところが、妹の尚が亡くなったことによって、そこから自分や家族と向き合うことを始めていくんですよね。

 

◆そんな麻奈美の魅力的な部分を挙げると?

彼女が自分と向き合うことを始めて、周りの人からも影響を受けながら表情や受け答え、考え方などが徐々に変わっていくところは、一番人間らしくて魅力的だなと思いました。

 

◆麻奈美と母親の関係も印象的です。

監督から、親子の2人は似ていると言われていて、確かにそうだなと思う部分もありました。母も麻奈美に対してぶっきらぼうで、親子関係としては少しぎくしゃくしているように見えながらも、やっぱり芯の部分では繋がっていて。お互い言葉はなくても心が通じる部分だったり、本当はうれしいのにうれしい気持ちをうまく表に出せなかったり。当の本人たちは大変なんでしょうけど、私は演じながらそういう不器用なところが微笑ましくて好きだなと思いました。

 

◆筧美和子さんが演じた、妹の尚については?

実際に尚が画面に映っていなくても、尚はずっと物語の中に存在していて。麻奈美を演じる上でそこは常に意識していたので、尚という存在がすごく大きなものに感じました。実際、尚を演じた筧さんにお会いできたのは撮影の中盤ぐらいだったので、“やっと会えたな”という感覚がありましたね。撮影の序盤に尚が亡くなった後のシーンを撮っていたこともあってか、本当にいなくなってしまった人に会えたかのような感じで、とてもうれしかったです(笑)。

 

◆筧さんの印象はいかがでしたか?

とても柔らかい雰囲気の方で、かわいいな〜と思って見ていました(笑)。そんなにたくさんお話する時間はなかったのですが、劇中では短いながらも、尚に触れる瞬間が何度もあって。そうした瞬間は、とても特別な時間だったなと思います。

 

◆映画には「始めることよりも続けることのほうが大変」というせりふが出てきます。麻奈美を演じながら、このせりふをどのように捉えていましたか?

彼女自身が体現していることのように感じていました。麻奈美が、売れなくてもずっと演劇の世界に身を置いているのは、彼女の“逃げ”もあったのかもしれないけど、芝居と真剣に向き合っていたからこそだと思うんです。確かに続けることは大変ですが、それだけの情熱や深い思い、未練がないと、あそこまで続けられないなって。

 

◆ご自身も、このせりふに共感できる部分はありますか?

女優をやっている今が実際にそうだなと思います。もちろん始めるのも大変で、分からないことだらけで学ぶことばかりでしたし、今もまだ学んでいる最中で、力不足だなと感じることもたくさんありますが…。それでもやりたいと思うからこそ、大変でも続けているんだと思います。

 

◆あらためて、撮影を振り返っていかがですか。

意識していたわけではないのですが、撮影以外の部分でも常に感情を抑えて、役と向き合っていたなという印象が強く残っています。撮影自体は、監督がとても分かりやすく演出をつけてくださり、欲しいものを明確に伝えてくださるので、とても芝居しやすかったですね。

 

◆撮影の合間もわりと静かに?

もともとそんなに現場で楽しく話をするタイプではないんですが、特に麻奈美はあまり感情を表に出さない役だったので、撮影の合間も特に何をするわけでもなく、静かに現場にいて、“やるべきことをやる”、自然とそうなっている感じでしたね。

 

◆完成した作品を見た時は、どのようなことを感じましたか?

客観的に見た時に、やっぱり麻奈美がどんどん変化していく様子がとても興味深かったです。特に東京に行って亡くなった尚の洋服を着るシーンは、“東京にいるから仕方なく尚の服を着ている”という気持ちで衣装合わせをしましたし、実際に撮影している時もそういう意識だったんですが、作品として見た時に、そこにすごく違和感を感じて…。東京に来て少し空回っている麻奈美が、別の人間に成り代わっているようにも見えたんです。そして、地元に戻って自分の服に着替えてから、彼女は自分が本当にやりたいことを見つけて進んでいく。そうした彼女の変化が、着ているものからも伝わってくるような気がして。それは、撮影中には自分自身で気づいていなかったので、見ていて面白いなと思いました。

 

◆麻奈美はとても難しい役柄だったと思いますが、この映画は自分にとってどのような作品になったと思いますか?

本当に撮影中はカメラの前で感情を表に出さないようにしていたんですが、それでも抑え切れない感情は自然と溢れ出してくるんだなというのを、この作品を経験することで強く感じました。今までにない体験を何度もしましたし、自分にとって大きな経験になったと思います。

 

PROFILE

松井玲奈
●まつい・れな…1991年7月27日生まれ。愛知県豊橋市出身。2008年芸能界デビュー。「幕が下りたら会いましょう」に続き、2022年公開予定の映画「よだかの片想い」にも主演する。

 

作品情報

©︎avex entertainment Inc

「幕が下りたら会いましょう」
2021年11月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

(STAFF&CAST)
監督:前田聖来
脚本:大野大輔、前田聖来
主題歌:「CRY〜戻りたい夜を〜」Jam Flavor
出演:松井玲奈/筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、江野沢愛美、木口健太、大塚萌香、目次立樹、安倍乙、亀田侑樹、山中志歩、田中爽一郎、hibiki(lol-エルオーエル-)、篠原悠伸、大高洋子、里内伽奈、濱田のり子、藤田秀世、出口亜梨沙、丘みどり/袴田吉彦
配給:SPOTTED PRODUCTION

 

(STORY)
実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの劇団を主宰していた麻奈美(松井玲奈)のもとに、ある日、東京で働いていた妹・尚(筧美和子)が亡くなったという知らせが入る。その日、尚から着信があったにもかかわらず電話に出なかった麻奈美は、複雑な思いを抱いてしまう。そんな中、劇団仲間の早苗(日高七海)と一緒に妹の部屋を引き払いに東京に向かった麻奈美は、様々な人々との出会いと再会を経て、自分自身と向かい合うことになる。

 

公式サイト:https://makuai-movie.com

公式Twitter:@makuai_movie

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photo/神藤剛 text/水上じろう

19歳の新人女優・斎藤瑠希がディズニー長編アニメ映画「ミラベルと魔法だらけの家」日本版声優に抜てき

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11月26日(金)に公開されるディズニー長編アニメーション映画「ミラベルと魔法だらけの家」の日本版声優に、19歳の新人女優・斎藤瑠希が抜てきされた。

 

数々の作品で観客を物語へと引き込む珠玉の音楽と圧巻の映像美で、世界中を感動の渦に包み込んだディズニー・アニメーション・スタジオがこの冬贈る最新作は、新ヒロイン・ミラベルの活躍を描く待望のミュージカル・ファンタジー。

 

主人公ミラベルは、魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家に生まれた少女。彼女の家族は5歳の誕生日を迎えると、1人ひとりが特別な個性を持つ“魔法のギフト(才能)”を家から与えられる。だが、ミラベルはただ1人だけ“魔法のギフト“を与えられなかった。魔法を持たずとも、家族と仲良く暮らしていたミラベルは、ある日家に大きな亀裂があることに気付く。このままでは世界から魔法の力が失われていくと知った彼女は家族を救うため、“唯一の希望“として立ち上がる。

 

そんな新ヒロイン・ミラベルの日本版声優をUS本社のオーディションを経て射止めたのは、19歳の新人女優・斎藤瑠希(さいとう・るき)。「モアナと伝説の海」(17)以来4年ぶりの新作オリジナル・ミュージカル、さらにディズニー長編アニメーション60作目を飾る記念すべき本作で主人公の声優を務めるという大抜てきとなった。

 

ミラベル役として決定したときの気持ちについて斎藤は「本当に信じられないくらいびっくりして、夢なんじゃないかっていうくらい驚きました。楽譜と台本を頂いて、やっと実感が湧き、幸せをかみ締めました」と、大役を勝ち取った驚きと喜びを語る。

 

ミラベルは家族の中で1人だけ魔法のギフトを与えられなかった“普通“の女の子。笑顔で過ごす半面、彼女の目には、魅力的な魔法のギフトを持つ2人の姉や家族が“完璧“な存在に映り、心の奥底では疎外感や不安を抱えていた。ミラベルと同じく3姉妹の三女だという斎藤は「自分自身も姉と自分を比べて落ち込んでしまったりしたことがあるので、魔法が使える姉と何も持たない自分を比べてコンプレックスを感じるミラベルにとても共感しました」とミラベル重なる部分があったと語った。そんな斎藤だからこそ、ミラベルの複雑な気持ちにも感情を寄せながら、見事に演じ切っている。

 

大抜てきとなった最大の理由は、圧倒的な歌唱力。今回同時に解禁となったミラベルが歌う「ふしぎなマドリガル家」は、ミラベルが大好きな家族を紹介する楽曲。「美女と野獣」(91)の「朝の風景」や「アナと雪の女王2」(19)の「ずっとかわらないもの」のように、その一曲で観客をたちまち物語の世界へと誘う、劇中冒頭に登場する盛大な幕開けを飾る一曲となっている。

 

楽曲を手掛けたのは、ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」(08)や脚本・作詞・作曲・主演を務めたミュージカル「ハミルトン」(15)でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダ。リンならではの魅力があふれた心躍るラテン系のアップテンポなリズムと、せりふのような歌や独特のリズム感のあるこの楽曲について、ディズニー作品の日本版で多くの音楽を手掛けてきた音楽演出の市之瀬洋一は「ラテン音楽は日本人があまり触れることのない音楽です。最大の特徴はリズムと表現の激しさです。数値化された西洋音楽とは違い、割り切れないリズムで表現され、そこに表現の幅や自由さが生まれることが魅力でもあります」と、今作の楽曲の難易度の高さを語っている。

 

この難曲を見事歌い上げた斎藤の歌声について「この難しいリズムの中にいろいろな表情を織り込んで歌ってくれました。こちらの要求に対する反応はとにかく素晴らしかったです。収録は毎回ワクワク・ドキドキ、限界を超える集中力の連続でした。こちらが脂汗をかくくらい彼女は的確に迅速に答えてくれました。ですから聴けば聴くほど彼女の歌のすごさがお分かりいただけると思います。US本社からも“鳥肌がたった”と絶賛されました」と明かしている。

 

ミラベル役に大抜てきされ、難易度の高い曲をただ歌うだけではなく、音楽演出担当の想像を上回る歌唱力を見せつけた斎藤は「幼い頃に『メリー・ポピンズ』を見て、音楽が好きになりました。初めて洋楽を歌うきっかけになったのも『ハイスクール・ミュージカル』だったので、ディズニー作品はいつも私にきっかけをくれる特別な存在です」と語る。

 

魔法を持たない存在であっても、家族に危機が迫る時、ただ一人、前に突き進むことを決めたミラベルの姿に斎藤は、「社会の中で周りと自分を比べてしまうことがあると思います。その中でも自分だからできること、自分にしかできないことがきっとあって、それを信じて突き進む勇気をミラベルが教えてくれると思います。この映画を見終わったあと、“よし明日も頑張るぞ”という活力にしていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。

 

「ミラベルと魔法だらけの家」ミラベル役に斎藤瑠希

作品情報

「ミラベルと魔法だらけの家」
2021年11月26日(金)公開

監督:バイロン・ハワード、ジャレド・ブッシュ
音楽:リン=マニュエル・ミランダ

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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#ババババンビ 水湊みお 1st写真集の撮影で運命的な出会いも「忘れられない思い出に」

ゼロイチファミリア所属の水湊みお(#ババババンビ)が、11月17日に1st写真集「みなとみないと」(集英社)を発売。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

岸みゆ、水湊みお、吉沢朱音、小鳥遊るい、池田メルダ、近藤沙瑛子、宇咲の7人組アイドルグループ、#ババババンビ。今年7月に1stフルアルバム『強く儚い大馬鹿者たち』をリリースし、9月からは初の全国ツアー「全国道中膝栗毛2020-2021」を敢行中だ。

 

そんなグループで青色担当の水湊は、写真集発売に関して「今回こうして念願の1st写真集を集英社さんから発売させていただくことができて、すごくうれしいです…! ありがとうございます!」とまずは感謝の気持ちを表す。

 

自身の地元福岡での撮影ということもあり、「よく行ってた商店街やご飯屋さんでも撮影させていただいて、“え? こんなに私の好きなところばっかりで撮影していいのかな?」って思ってました(笑)」と明かした。

 

また、撮影中は大雨に見舞われたそうで、「なんとか天気回復するかなあと思ったんですけど、3日目まで台風並の豪雨で(笑)。中止にならずに無事撮り終えて安心しましたし、私にとっても忘れられない思い出になりました」と振り返る。

 

そのほかにも撮影で訪れた五島列島での運命的な出会いや、#ババババンビの全国ツアーについても語った。

 

◆1st写真集発売、おめでとうございます!

初めまして! #ババババンビの青色担当、水湊(みなと)みおです!
今回こうして念願の1st写真集を集英社さんから発売させていただくことができて、すごくうれしいです…! ありがとうございます!

 

◆タイトルにこめられた思いは?

担当編集さんが「自分でタイトルを考えていいよ」と言ってくださったので5日間の撮影期間中ずっと考えて、ライブの自己紹介でも使っている「みなとみないと」にしました!
実はこの自己紹介、私の憧れの存在で大好きな乃木坂46の松村沙友理さんがある番組のコーナーでライブで自己紹介のフリを考えてくださったこともあって、私にとってすごく思い出深いタイトルです!

 

◆どんな撮影でしたか?

ゆかりのある地元福岡でしかも実家や小さい頃過ごした場所での撮影が決まり、私にとってとてもとても特別な撮影でした。よく行ってた商店街やご飯屋さんでも撮影させていただいて、“え? こんなに私の好きなところばっかりで撮影していいのかな?」って思ってました(笑)。
途中で大雨になってしまったので、4日目から急遽長崎の五島列島で撮影をしてきました! 五島列島は初めて行ったんですけど、アニメ『ばらかもん』が好きだったので実際に五島列島に足を運べてすごくうれしかったです! 天気も良かったですし、海もきれいでした!

 

◆雨が続いている中での撮影だったとお聞きしましたが。

実は元々「撮影中止にするかも…」って言われてるくらいの雨予報でした。
なんとか天気回復するかなあと思ったんですけど、3日目まで台風並の豪雨で(笑)。
中止にならずに無事撮り終えて安心しましたし、私にとっても忘れられない思い出になりました(笑)。

 

◆撮影中には、運命の出会いもされたそうですね。

はい! 実は急遽撮影で訪れた五島列島で出会った子猫と運命的な出会いをしてしまいまして…。
海の家に遊びに来ていた野良猫ちゃんだったんですけど、一目見た瞬間に私が惚れてしまって…。一時の感情に流されちゃダメだなと思って1回ホテルに戻ったんですけどやっぱり忘れられなくて、海の家の方とも相談して、快諾頂いて家族になることを決めました!
今は東京で一緒に生活していて、すごく仲良しで毎晩一緒に寝ています(笑)。SNSにもよく載せているので気になってくださった方はぜひ猫のムギくんもよろしくお願いします(笑)。

 

◆2021年も残り少なくなりましたが、“これだけはやりたい”ということは?

ありがたいことに今年はずっと目標にしていた雑誌の表紙を飾らせて頂いたり、写真集を出させて頂いたり、そして#ババババンビとしても本当にたくさんのことを経験させて頂いたりと、みんなのおかげで言い続けていたことがかなった年になりました!!
なのでプライベートのお話にはなるんですが、最近買ったゲーム「アイドルマスター」を今年中に絶対クリアしたいと思います!(笑)

 

◆#ババババンビは現在、全国ツアー中ですが。

既に京都、大阪、愛知、福岡、宮城、高知と6か所を回らせて頂いたんですけど、どこの場所に行っても食べ物は美味しいし、メンバーや来てくださる方との思い出も増えるし、そこでしか会えない初めましての方にもたくさん会えるし、本当に一つひとつが大切な思い出ですごく楽しいです! ずっと全国ツアーしてたい…(笑)。
残り7か所も全力で私たちらしく馬鹿騒ぎしながら、楽しくツアーを終えられたらなと思っています!

 

◆最後に一言メッセージをお願いいたします!

いつも温かい応援、本当にありがとうございます!
そろそろ皆さまの手元にも写真集が届く頃でしょうか…! みんなも一緒に写真集の発売を喜んでくれて、すごくうれしいです。
これからも私がみんなに元気を与えられて、みんなが私を支えてくれて、愛してくれて、そんな素敵な関係でいられたらいいなあと思います…! みんな大好きで私にとって自慢できる存在です。
これからもずっとこんな水湊みおのこと、よろしくお願いします!!

 

書誌情報

水湊みお1st写真集「みなとみないと」
2021年11月17日(水)発売

著者:水湊みお
写真:西條彰仁
価格:2,970円(税込)
出版社:集英社

 

WEB

水湊みお公式Twitter:https://twitter.com/minato__mio
水湊みお公式Instagram:https://www.instagram.com/minato__mio/

 

©集英社/週刊プレイボーイ/撮影・西條彰仁

高畑充希主演、原田マハ原作『連続ドラマW いりびと-異邦人-』ポスタービジュアル&特報映像解禁

WOWOWで放送・配信される高畑充希主演『連続ドラマW いりびと-異邦人-』の初回放送日が11月28日(日)に決定。ポスタービジュアルと特報映像が公開された。

 

作家・原田マハの美術小説「異邦人(いりびと)」(PHP文芸文庫)を、WOWOW初主演となる高畑を迎えて完全映像化。美術キュレーター出身の小説家として本領とも言える美術小説が映像化されるのは本邦初となる。

 

高畑が演じる主人公は、希代の美術蒐集家の孫娘にして美術館の副館長を務める篁菜穂(たかむら・なほ)。祖父の血筋を受け継ぎ、透徹の審美眼を持つ菜穂は、無名画家が描いた一枚の絵に魅了され、それを世に出そうと企図したことがきっかけで、語られざる京都画壇の深みに踏み込み、その巨魁と対峙することに。

 

菜穂の夫で、銀座の老舗たかむら画廊の3代目・篁一輝役に風間俊介、京都画壇で大きな影響力を持つ日本画家で、かつてのライバルの娘を養女として囲う志村照山役に松重豊、照山に囲われ自由を奪われるも菜穂によってその才能を見いだされていく無名の画家・白根樹(たつる)役にSUMIRE、生前に菜穂の祖父と縁があり、出産を控えた彼女を家に招き入れ、心の師となる書家・鷹野せん役を梶芽衣子が演じる。さらに、森口瑤子、松尾貴史、マキタスポーツ、壮一帆、木場勝己、菅原大吉も出演。幾重にも折り重り、絡み合う濃厚な人間模様を描く。

 

解禁となったポスターは、京都撮影作品ならではの和のテイストを感じさせる背景と、物語のキーアイテムとなる睡蓮がちりばめられるなど、絵画そのもののようなアートなデザインが印象的な仕上がりに。また、ミステリーを想起させる不穏な色調の中にひと際目を引くコピーの“気高く心を貫く秘密”とは一体何なのか。

 

特報映像では、美術館や京都の美しい街並みが見てとれる中、京都画壇に渦巻く愛憎と疑念に謎が深まる序章となっている。主人公の菜穂(高畑)、一輝(風間)、照山(松重)、樹(SUMIRE)、それぞれの思惑が交錯する。

 

『連続ドラマW いりびと-異邦人-』特報映像

URL:https://youtu.be/22HNTLH0Wq4

 

作品情報

『連続ドラマW いりびと-異邦人-』(全5話)
WOWOWプライム/オンデマンド
2021年11月28日(日)スタート
毎週(日)後10・00~放送・配信(第1話無料放送)
第2話放送終了後に全話一挙配信

番組特設サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/iribito/

 

柳ゆり菜がテニスウエア姿で挑発するような目線を…!『女っぷり』アザーカット解禁

11月26日(金)に発売される柳ゆり菜のラスト写真集『女っぷり』より、アザーカットが解禁。合わせて、今回の写真集について本人のコメントも到着した。

 

2015年『yurina』、2017年『ひみつ』(両作とも講談社刊)といったグラビア写真集を発表してきた柳ゆり菜。映画「無頼」(2020年)でヒロイン役を務めたほか、ドラマ『ゆるキャン△』(テレビ東京)といった話題作に出演し、女優として活動の幅を広げている。

 

そんな彼女が今回5年ぶりの作品にして、自身最後と公言する写真集を11月26日(金)に発売する。フランス映画のワンシーンのような官能美から小悪魔的な美しさ、飾らない素顔のプライベートショットなど、さまざまなシチュエーションで彼女の魅力を表現した写真を収めた本作。

 

 

写真だけでなく本人の特技であるデジタル・アートも披露する予定で、“秘密の自画像”も掲載されているとのこと。「この写真集は私の表現の場であり、パーソナルな部分を見せられる場」と宣言するように、コンセプト、構成、タイトルに至るまで本人のアイデアが採用され、まさに彼女の「今」が反映された写真集に仕上がった。

 

今回解禁されたアザーカットでは、テニスウエアを羽織った柳が、挑発するような目線で見つめてくる瞬間や、大胆不敵な入浴中の秘蔵カットも。さらにはタオル一枚で体を隠し、正面を一心に見つめる姿など、柳ゆり菜の”女っぷり”が感じ取れるカットばかりだ。

 

また写真集に掲載される“秘密の自画像”は、11月23日(火・祝)から開催されるパネル展でも展示される予定。特技であるデジタル・アートによる渾身の一枚は、自身のバストトップヌードを描いた、官能美あふれるイラストになっているとのことで、こちらも見逃せない。

 

柳ゆり菜 コメント

この写真集は私の表現の場であり、パーソナルな部分を見せられる場。ここでは思いっきり出し尽くしたいと思えたし、その意味がある。

今回は、最初の打ち合わせの段階から参加させていただき、作品のコンセプトにはじまって、全体の構成を考えたり、ロングインタビューや自分で描いたイラストを入れるなどアイデアを出して、初めての写真集くらいの新鮮な感覚で挑んでいます。

以前なら、みなさんが決めてくれたコンセプトに沿って私が導かれながら取り組んでいて、ついていくのに必死。今回は私が先頭に立って引っ張っていかなきゃいけない。私の頭の中を共有して、解釈していただいて、誰もが妥協せず満足できるものを目指しました。

 

イベント情報

写真集発売記念パネル展
2021年11月23日(火・祝)〜12月5日(日)タワーレコード渋谷店 2階催事スペース

詳細:https://towershibuya.jp/news/2021/11/12/160044

 

書誌情報

柳ゆり菜写真集『女っぷり』
2021年11月26日(金)発売

左から)通常版カバー、Amazon限定版カバー

著者:柳ゆり菜
撮影:戎康友
定価:3,000円(税込)
出版社:扶桑社

通常カバー版予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594089747
Amazon限定カバー版予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594090184

 

●撮影:戎 康友/出版社:扶桑社

広瀬アリス主演×大九明子監督で『失恋めし』ドラマ化 共演に井之脇海、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、若林拓也

広瀬アリスが主演を務めるドラマ『失恋めし』が、2022年1月14日(金)よりAmazon Prime Videoで独占配信されることが決定した。地上波では、読売テレビで2022年7月に放送を予定している。

©木丸みさき・KADOKAWA/ytv

 

本作は、木丸みさきのコミックエッセー「失恋めし」(KADOKAWA刊)が原案。「勝手にふるえてろ」(17)、「私をくいとめて(20)などの話題の映画を手掛ける大九明子が監督を務める。

 

広瀬が演じる主人公のキミマルミキは、地元紙に「失恋めし」というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探しているイラストレーター。各話ごとに登場する失恋した人には、忘れられない思い出の味がそれぞれにあり、その味をミキと共に味わいながら失恋エピソードを話し始める。するといつしか傷ついた心が癒やされ前向きな気持ちになっていく。

 

レギュラーキャストには、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を井之脇海、ミキが連載する地元紙の出版社・STO企画(佐藤さんという名字の社員ばかりが集う)の個性豊かでチャーミングな面々には、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが集結。近所のお弁当屋さんの佐藤さんを若林拓也が演じる。

 

本作は、全て実在する飲食店で撮影。各話ごとにその店の人気メニューが続々登場する。広瀬は「私が失恋したら、おいしいごはんをいっぱい食べよう!と思います(笑)」、大九監督は「これを見てどうぞゆるりとお眠りくださいと言いたいところですが、睡眠欲に食欲が勝ってしまうかもしれません」とコメントしている。

 

キャスト・監督・原作者コメント

広瀬アリス/キミマルミキ

お芝居していてとても心地よかったです。主人公のキミマルミキちゃんの役柄が染みついていく感じがあり、気持ちいいなって思いながらお芝居することができました。

 

撮影中、自分の癖やちょっとしたミスなどを、大九監督が芝居としてそのまま生かしてくださったので、焦った顔や、道を間違えた瞬間など、普段のままの私が映し出されていると思います。ありのままでいれたことに感謝しています。

 

“失恋“というと、ネガティブな感情になると思いますが、それを乗り切れる何かがあるのはとてもいいことだし、食べることもそのひとつだとこの作品を通じて思いました。いつか私が失恋したら、おいしいごはんをいっぱい食べよう!と思います(笑)。

 

井之脇海/花屋の青年

大九監督の作品が好きでずっと見ていたので、参加が決まった時、とてもうれしかったです。

 

現場には、南半球にしか咲かないような花や、変な形をした珍しい花がたくさんあって、それを眺めるのが撮影中の僕の癒やしでした。

 

今回は、花屋の青年が持つ雰囲気が、普段の僕と近いと感じたので、「この役だったらどうするか?」だけではなく「僕だったらこうするな」と感じたことを監督に提案して役を作ったので、細かいところに僕の生活の“匂い”のようなものがにじみ出ていると思います。

 

村杉蝉之介/佐藤元(1号・STO企画)

今回、私は1号という役をやらせていただきました。ロボットでもライダーでもなく主人公キミマルさんが出入りしている会社の上司の役です。

 

部下の2号、3号、そしてハラハチ君たちとの愉快なやりとりをお楽しみください。

 

そして、大九明子監督の新作です!ご期待ください!

 

臼田あさ美/佐藤双葉(2号・STO企画)

主人公の担当編集者2号を演じました。原作のおいしいものに癒やされるほっこり感も残しつつ、大九組ならではのキャラクター作り、そして、ぶっ飛んだおかしなシーンも多いのではないでしょうか。正直、どんな作品に仕上がっているのか想像もできないほどでドギマギしていますが、ゲラゲラ笑いながらも、ふと温かい気持ちになれる瞬間があれば幸いです。

 

ぜひ、皆さま、よろしくお願いします。

 

安藤ニコ/佐藤光子(3号・STO企画)

3号/佐藤光子という役は、私にとって本当に大切でいとおしい存在です。

 

ちょっぴり生意気でありながらも、バカが付くほど真面目で真っすぐな女の子です。STO企画の本当ににぎやかで自由な空間の中で、部長と係長に負けないくらいの自分の世界観を繰り広げていきます。

 

何事にも全身全霊で一生懸命取り組み過ぎてしまう3号の不器用さと素直さは演じていてとても面白かったです。また、恋に落ちた時に180度変わる、彼女の新たな一面にもぜひ注目していただきたいです。

 

若林拓也/佐藤八郎(ハラハチ弁当の配達員)

僕が演じますハラハチくんこと佐藤八郎は、STO企画に颯爽とお弁当を配達に来る元気な青年です。

 

あんな話やこんな話が繰り広げられている中、毎回ド派手な格好で現れます!

 

少し抜けてる一面や、かわいらしさもあり、見てるだけで元気をもらえるような快活なお弁当屋さんになってたらうれしいです。

 

見どころはなんと言っても毎話出てくるおいしそうなご飯たち!

 

完全に飯テロなドラマです。

 

登場人物のキャラクターやゆったりとしたストーリーが面白いので、ぜひご覧ください!!

 

大九明子監督

「失恋めし」を配信ドラマにというお話を頂戴した時、寝る前に見たくなるゆるいものにしようと決めました。そのために“丸々区三角町”というふざけた一区画を爆誕させ、血眼でゆるさに徹しております。

 

これを見てどうぞゆるりとお眠りくださいと言いたいところですが、睡眠欲に食欲が勝ってしまうかもしれません。私なんかもう、数々のご馳走をおいしく食べる登場人物たちの咀嚼音を思い出して、ヨダレが出てまいりました。

 

原作者・木丸みさき

地元の情報紙で連載していた漫画「失恋めし」がまさかドラマの原案になるなんて…。
世の中何が起こるか分かりません。

 

「失恋と食」をテーマにした漫画なのですが、連載中は「安易にやけ食いに走らないこと」「読んだ人が前向きな気持ちになれること」を心がけてひとつひとつのエピソードを考えました。

 

今回のドラマでは広瀬アリスさん演じる漫画家のキミマルミキが、きっと私の何倍も面白くて前向きになれるエピソードをひねり出してくれると思います。

 

作品情報

『失恋めし』(全10話)

配信開始日:2022年1月14日(金)Amazon Prime Videoにて一挙独占配信

放送開始日:読売テレビにて2022年7月放送予定

 

出演:広瀬アリス、井之脇海、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、若林拓也

原案:木丸みさき「失恋めし」(KADOKAWA刊)

脚本:今井雅子

監督:大九明子

音楽:髙野正樹

 

チーフプロデューサー:前西和成

企画・プロデュース:田中雅博

プロデューサー:伊藤太一(AOI Pro.)、長汐祐人(AOI Pro.)

共同プロデューサー:熊谷喜一(ヘッドクォーター)

 

制作協力:ヘッドクォーター

制作プロダクション:AOI Pro.

制作著作:読売テレビ

 

©木丸みさき・KADOKAWA/ytv

乃木坂46初のベストアルバム『Time flies』完全生産限定盤収録BD「10年の歩み」は約150分の大作

乃木坂46が12月15日(水)に発売する初のベストアルバム『Time flies』の商品概要が、グループのオフィシャルサイトで発表された。

乃木坂46

 

グループ結成からの10年間がぎっしりと詰まった本作。収録音源に関しては、デビューシングル「ぐるぐるカーテン」から28thシングル「君に叱られた」までの表題曲と、年内いっぱいでグループを卒業する生田絵梨花が最後のセンターを務める新曲「最後のTight Hug」をDisc2までに収録する。

 

また、完全生産限定盤&初回仕様限定盤に収録されるDisc3は、1stアルバム『透明な色』~4thアルバム『今が思い出になるまで』の各アルバムリードトラックの他に、昨年配信のみで製品化されていなかった3曲が初の製品化。

 

さらに、新曲として、生田絵梨花ソロ曲「歳月の轍(ときのわだち)」と、『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で卒業が発表された新内眞衣初のソロ曲「あなたからの卒業」、そしてアンダー楽曲として新曲「Hard to say」の収録も決定した。なお、この「Hard to say」は、28thシングルアンダーメンバーの他に、過去にアンダーを経験したメンバーも参加している。

 

各製品に収録するBlu-ray詳細も決定。完全生産限定盤に収録される映像は、“10th Anniversary”Documentary Movie「10年の歩み」。デビュー当時から乃木坂46を応援しているファンには、たくさんの懐かしい場面が満載、そして途中からや新規のファンには、この映像で乃木坂46の10年間の歴史を一気に知る事ができる内容となっている。グループ結成からこの10年間が詰まった映像作品は約150分にも及び、1本の映画に匹敵する大作となっている。

 

初回生産限定盤には、新曲4曲のミュージックビデオに加え、「しかちゃん・もっちゃんの動画」が収録される。乃木坂46の現場マネージャー「しかちゃん・もっちゃん」が、自身のスマホでメンバーを撮影した映像を編集。表舞台で活躍するメンバーのなかなか見ることができない素顔や舞台裏の様子など、コアファン必見の映像作品となっている。

 

その他、完全生産限定盤には、東京メトロ「乃木坂駅」界隈を中心に撮影した全メンバー豪華フォトブックレット特典、また完全生産限定盤と初回仕様限定盤の封入特典として、メンバー生写真1枚(ランダム封入)の他に、ベストアルバム発売記念“ファン感謝祭”「全国イベント参加券orスペシャルプレゼント」応募券1枚の封入特典も決定。イベントの詳細は追って発表される。

 

作品情報

乃木坂46『Time flies』

2021年12月15日(水)発売

乃木坂46オフィシャルHP:https://www.nogizaka46.com

BiS「スモーキン・ビリー」MV公開!THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの名曲カバー

BiSが、12月1日(水)にリリースするカバーアルバム『BiS DiVE into ROCKS』より、「スモーキン・ビリー」のミュージックビデオをYouTubeで公開した。

『BiS DiVE into ROCKS』は、1990年後半から2000年前半を彩ったロックの名曲を1枚にまとめた作品。その中に収録される「スモーキン・ビリー」は、1998年にリリースされた、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの楽曲だ。

 

今回のMVは、そのTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのMVを手掛けたこともある映像作家の番場秀一がディレクションを担当。BiSが放つ狂気と、番場のクリエイティブが融合したMVに仕上がった。

 

また11月17日(水)からは、「スモーキン・ビリー」の先行配信が各音楽配信サイトでスタートする。12月1日(水)のカバーアルバムリリースに先駆けて、まずは「スモーキン・ビリー」からその世界観の一端を味わえることだろう。

 

動画

BiS「スモーキン・ビリー」Music Video

配信情報

BiS「スモーキン・ビリー」

2021年11月17日(水)配信開始

配信リンク:https://lnk.to/smorkinbilly

 

リリース情報

■BiS×ZOC Split Single『割礼GIRL/BEGGiNG』

2021年11月3日(水)発売

 

■Cover Album『BiS DiVE into ROCKS』

2021年12月1日(水)発売

 

ライブ情報

■学生限定ライブ「BiSの学園天国」

2021年12月4日(土) 大阪 FANJ twice

2021年12月5日(日) 名古屋 RAD HALL

※全公演 後2・30開場/後3・00開演

 

■女性限定ライブ「BiSのKiSS ME ONLY THE GiRLS」

2021年12月4日(土) 大阪 FANJ twice

2021年12月5日(日) 名古屋 RAD HALL

※全公演 後5・30開場/後6・00開演

 

■東名阪対バンツアー「BiS×ZOC presents We are BZ tour」

2021年11月18日(木)東京・Zepp Tokyo

2021年11月29日(月)大阪・Zepp Osaka Bayside

2021年11月30日(火)愛知・Zepp Nagoya

 

■東名阪ツアー「NEW GENERATION BiS TOUR」

2022年1月19日(水)東京・Zepp Tokyo

2022年1月21日(金)大阪・なんばHatch

2022年1月22日(土)愛知・Zepp Nagoya

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official Twitter:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

井上苑子が24歳の誕生日に新曲リリース「今の自分を忘れたくないし、肯定してあげたい」

井上苑子が24歳の誕生日を迎える12月11日(土)に、 新曲「24歳」をデジタルリリース決定。誕生日当日には、本人発案による24歳限定クローズドイベントも都内某所で開催される。

井上苑子

 

本作は作詞・作曲を井上自身が手掛け、大人にも子供にもなりきれない年代が抱える葛藤など、24歳の等身大の世界観を表現。エモーショナルなサウンドと透き通った歌声が生み出す、儚くも力強い構成が印象的な楽曲だ。なお、この「24歳」を含むEPは、2022年春に発売予定。

 

井上は今回の楽曲について「今の自分は、まだ理想には遠くてなれっこないけど、だからこそ今の自分を忘れたくないし、肯定してあげたいと思って書いた曲です。この曲を好きになってくれた人と一緒に、大人になれたらいいなと思っています」と語った。

 

また、リリース記念の24歳限定クローズドイベントは、ミニライブ&トークイベントとなることも発表。クロストークを行うことが難しい現状の中、LINEオープンチャットを利用して24歳の男女が抱える悩みや思いを語り合う会となる予定だ。

 

井上苑子 コメント

“24歳”という年齢は人によっては子供だし、人によっては大人な、とっても微妙な時期なんじゃないかな、と思います。

 

私自身、大人に一歩踏み込んでしまったと感じる年齢ですが、そんな自分を見ては、まだまだこんなんじゃダメだ、と自分を奮い立たせています。

 

理想の大人は、もっともっと強くて、なんでも1人でできちゃうような人だったり、1人でも大丈夫な人。

 

今の自分は、まだ理想には遠くてなれっこないけど、だからこそ今の自分を忘れたくないし、肯定してあげたいと思って書いた曲です。

 

この曲を好きになってくれた人と一緒に、大人になれたらいいなと思っています。

 

リリース情報

Digital Single「24歳」

2021年12月11日(土)リリース

 

ライブ情報

「Inoue Sonoko Piano Live 2021」

2021年12月10日(金)Veats SHIBUYA

2021年12月13日(月)梅田クラブクアトロ

 

WEB

公式サイト:http://www.inoue-sonoko.com/

公式Twitter:https://twitter.com/inouesonoko

公式Instagram:https://www.instagram.com/inouesonoko/

Five emotion「TIKN TAKN」配信&MV公開!ジャケ写&MVのオフショットも解禁

ABEMAの恋愛リアリティーショー出身5人組ユニット・Five emotionの3rdシングル「TIKN TAKN(ティックンタクン)」が、 本日11月17日(水)に配信開始。合わせて、ミュージックビデオもYouTubeにて本日20時に公開される。

「TIKN TAKN」ジャケット写真オフショットver

 

ティーン女子に絶大な人気を誇る、石川翔鈴、向葵まる、大橋あかり、大塚美波、海老野心という5人で結成されたFive emotion(通称:ごえもん)。今年3月に1stシングル「CANDY POP」、6月には2ndシングル「ウソつき。」をデジタルリリースしてきた。

 

今回の「TIKN TAKN」は、彼女たちにとって、6月公開の「ウソつき。」以来の楽曲配信とMV公開となる。可愛くポップで振りコピして楽しめる楽曲となっており、TikTokなどのアプリでも人気を呼びそうだ。

 

なお、本楽曲は「CHOOSY リップパック」CMでも使用されている。今回の発表に合わせて、「TIKN TAKN」ジャケット写真とMVのオフショット画像が公開された。どちらも彼女たちのまた違う表情を捉えたものとなっており、ファンは見逃せないだろう。

「TIKN TAKN」MVオフショットver

 

動画

Five emotion「TIKN TAKN」MV ※11月17日(水)後8・00公開

リリース情報

3rd Single「TIKN TAKN」

2021年 11月17日(水)配信開始

配信リンク:https://avex.lnk.to/XkJbDJ1s

 

ライブ情報

Five emotion First Live【前哨戦】〜絶景かな絶景かなこの詠めは値千金とは小さなたとえこの5えもんからは万両〜

2021年12月28日(火)表参道WALL&WALL

開場:後1・30/開演:後2・00

 

Five emotion First Live〜絶景かな絶景かなこの詠めは値千金とは小さなたとえこの5えもんからは万両〜

2021年12月28日(火)表参道WALL&WALL

開場:後6・00/開演:後6・30

 

WEB

Five emotion公式Twitter:https://twitter.com/Five_emotion

Five emotion公式Instagram:https://www.instagram.com/five_emotion_staff/

Five emotion公式TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSJYpS3B4/

Five emotion公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC31S2c2I7Ldi3FaZQchtiQw

大塚愛「サンタにkissをして」MVをプレミア公開!雪山ではしゃぐ姿などハッピー感満載

大塚愛が12月8日(水)にリリースするニューアルバム『LOVE POP』より、「サンタにkissをして」を11月17日(水)に先行配信スタート。合わせて同日午後8時から、同曲のミュージックビデオがYouTubeでプレミア公開される。

大塚愛

 

通算9枚目のオリジナルアルバムとなる『LOVE POP』から、ニュースタンダードなクリスマスナンバーとして提示される本楽曲。MVは「雪山で撮影したい!」という本人たっての希望により、今年4月に新潟県の雪深い山のなかで撮影された。

 

トナカイの角が印象的な配信用ジャケットを大塚が実際に油絵で描いているシーンや雪山ではしゃぐ姿など、とにかくハッピー感満載のミュージックビデオに仕上がっている。

 

また、見ているだけでアルバム『LOVE POP』のテーマである「トキメキ」を存分に感じとれるような映像となった。先行配信と合わせて、ますますニューアルバムに期待が高まらずにはいられない。

 

動画

大塚愛「サンタにkissをして」Music Video ※2021年11月17日(水)後8・00公開

リリース情報

9th Album『LOVE POP』

2021年12月8日(水)発売

予約リンク:https://avex.lnk.to/aio_9thal

仲村トオルインタビュー「20代のときに経験した、舘ひろしさんと柴田恭兵さんのかっこいい生き様の影響が大きい」

11月12日より公開した映画『愛のまなざしを』。本作は、これまでカンヌ国際映画祭の受賞作品『UNloved』や『接吻』などで狂気とも言える男女の愛憎を描いてきた鬼才・万田邦敏監督が、仲村トオルさんと三度目のタッグを組んだ話題作。最愛の妻の死をきっかけに心に傷を抱えた男の行き着く先とは……。仲村さんが心酔する万田監督の演出術をはじめ、この作品に散りばめられた魅力についてのお話を伺う中で、現在多忙な毎日を過ごす仲村さんの気分転換の話から、実は20代から同じ車に乗っているという仲村さんは “あぶない”大先輩からの助言に影響されたという話までオフなお話もたっぷり伺いました。

(撮影:映美/執筆:倉田モトキ)

仲村トオル●なかむら・とおる…1965年9月5日生まれ。1985年、映画『ビー・バップ・ハイスクール』で俳優のキャリアをスタートし、数多くの新人賞を受賞。以降『あぶない刑事』シリーズ、『チーム・バチスタ』シリーズなど数々の映像作品、『NODA・MAP エッグ』『KERA・MAP グッドバイ』などの演劇作品に出演。2021年も『トッカイ』(WOWOW)、『ネメシス』(日本テレビ系)、『八月は夜のバッティングセンターで。』(テレビ東京系)など話題のドラマに次々と出演し、現在、『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)が放送中。オフィシャルHP

 

【仲村トオルさん撮りおろしカット】

 

今作で印象的だったのが観終わったあとの余韻でした

 

──万田邦敏監督の作品に出演するのは『接吻』(2008年)以来となります。

 

仲村 『接吻』は大好きな作品でした。映画としての世界観の素晴らしさはもちろんですが、万田監督は演出が独特なんです。普通、お芝居をするときは役の内面が伝わるように演じたり、せりふにどのような意味があるのかを事前に考えたりして現場に行くのですが、監督の現場はそれらを必要としないんです。現場で言われることも、「この場面は右足から歩き出してください」とか、そういった動きについてのみで。初めてご一緒した『UNloved』(2001年)では面くらいましたが(笑)、でもその結果、見事な映画が出来上がった。ですから、今回も声をかけていただいたときは、また、万田監督の現場を体験できるという喜びがありました。

 

──仲村さんは何度も経験されているので心構えがあるかと思いますが、初めて参加される方は驚くでしょうね。

 

仲村 今回共演した斎藤工くんは、多分少しびっくりしてました。現場でも話していたのですが、僕らの公園での会話のシーンは、まるで振付を教えられ、そのとおりに踊っているかのような感覚でした。他の現場ではなかなか経験できないことです。

 

──そういった演出方法だと、事前に役作りもされないんですか?

 

仲村 せりふを覚えるために台本を読みますから、その際に“ここはこういう演技にしたほうがいいかな”と、ふと想像することはあります。でも、それを持って現場に行くと邪魔になるので(笑)、いつもそのイメージは家や車の中に置いて、まっさらな気持ちで現場に挑むんです。それがすごく新鮮で、楽しいんですけどね。

──映画を拝見したところ、せりふの言い方も無機質といいますか、あえて抑揚が出ないように表現されている印象がありました。

 

仲村 それも万田監督の演出です。『UNloved』のときは徹底的に言われましたから。まさしく今おっしゃったように、「せりふに抑揚はいりません」「低く、強く、死ぬ気で」って。ただ、『接吻』では少し、そのストライク・ゾーンのようなものが広がって、今回の撮影では『UNloved』のときほどは言われなかった気がします。もしかしたらそれは、僕の中に“万田監督の現場は棒読みで”という先入観が出来上がっていて、無意識にそう表現していたからかもしれませんけど(笑)。

 

──聞けば聞くほど、不思議で面白い演出ですね。でも、そうやってあえて登場人物たちの感情を消すような演出をつけるのは、観る側に自由な解釈をしてもらいという目的があるのかもしれませんね。

 

仲村 それもあると思います。万田監督の演出は、具体的な解釈を想起させるようなものをできるだけ排除しているように感じますし。ただ、なぜなのかの説明もしてくださらないので、実際はどうか分かりませんけど(笑)。そう言えば、今回の作品の中に、僕が演じた貴志が亡き妻(薫)の亡霊と対話をする場面があるのですが、映画が完成したあとで監督が、「あのシーン、実は貴志の自問自答だということが伝わらなかったらどうしよう……」と心配されていたんです。僕は出来上がった作品を観て、自分の中の妻との会話と感じたので「そこはしっかり伝わっているはずですよ」とお答えしたのを覚えています。

 

──まさしく同じ解釈でした。

 

仲村 あ〜、よかったす! それ、今度監督にお伝えしておきます(笑)。

 

──(笑)。また、現場でせりふや感情の動きなどの説明がないとなると、完成した映像を観て“こういうことだったのか!”と驚かれることも多いのではないでしょうか。

 

仲村 そうですね。むしろ、そのほうがはるかに多いです。特に今作で印象的だったのが、観終わったあとの余韻でした。最初にシナリオを読んだときは怖い結末に感じていたんです。でも、映画を観たあとは、貴志がいろんな呪縛から解放されたという、ハッピーエンドに思えました。中でも、ラストで貴志がふと自分の肩を触るシーンは、彼が薫の亡霊から解き放たれたことを意味しているように僕は感じたんですね。でも、現場で撮影をしていたときは、その説明も監督からされていなかったんです。ただ、「肩を手で触れてみてください」と言われただけで。それに、そのときはいろんなパターンの動きも撮っていたので、こうして肩に触れるカットが採用されていたのを観て、ようやく僕の中で、この映画の物語がハッピーエンドとして最後までつながったような気がしました。

 

──では、その貴志役についてもお聞きしたいのですが、貴志は妻の死を自分のせいだと思い込んでいる精神科医で、撮影前のコメントでは「難しい役になると感じた」とおっしゃっていました。実際の撮影はいかがでしたか?

 

仲村 彼は精神科医なのに、妻を亡くしたことで自分自身も精神を患っています。彼が抱える深い心の傷や、自分の手で妻を助けられなかったという敗北感は、想像を超えていて。どう表現していけばいいのか撮影あれこれ考えました。ただ、自分の想像が追いつかなくても、万田監督の演出を信じて挑めば、しっかりと表現してくださるはず。そういう思いで臨んだので、プレッシャーを感じることなく演じられました。

 

──彼には患者の心の闇は救えても、自分が抱える悩みは治すことができない。そこに切なさを感じました。

 

仲村 きっと、彼が客観的に診ることができるのは他人だけなんですよね。それにもしかすると、患者の闇を少しずつ小さく薄くしていく作業というのは、一見取り除いてあげているようで、自分が吸い取っているのかもしれない。ウイルスのようなものではないはずなのに、心の病は感染ってしまう。そこは演じているときに強く感じました。

 

──また、今作では注目の若手俳優、藤原大祐さんとも親子役で共演しています。

 

仲村 初めて会ったときから聡明な少年だなと思いました。当時はまだあまり演技の経験がなく、彼にとっては初めての映画作品だったんです。でも、監督に要求されたちょっと不自然な動きを軽くこなし、しかもそこに、自分から新しい要素を足していったりして。そうしたことが結構、撮影の早い段階からあったので、“すごいな、この子は!”と思ったのを覚えています。ただ、プロフィールを見たら、あまりにも素晴らしい経歴の持ち主で。きっと同世代だったら嫉妬してしまって、嫌いになっていたかもしれないほどだと思いました(笑)。この映画の中では、彼が演じた貴志の息子と同級生の女の子の関係性だけは、唯一いい方向性に進んでいく。僕も作品を見ながら救われた気持ちになりましたので、ぜひそちらにも注目していただければと思います。

 

もしかしたら、仕事でしか熱くなれない体質なのかもしれない

 

──仲村さんは映画、ドラマ、そして舞台と多忙の日々を送っていらっしゃると思いますが、気分転換なども兼ねて何か大きなものを購入するようなことってありますか?

 

仲村 衝動買いはほとんどしないですね。でも、買い物は、その過程も含めて好きです。それこそGet Naviとか通販サイトのレビューなどを細かく見て、散々悩んでから購入します(笑)。最近だと、先日、『ニノさん』(日本テレビ系/11月21日放送回)に出演した際に薦められた、スマホを充電する太陽光パネルのバッテリーを購入しました。タイプの異なる4つのUSBがついていて、同時にいくつも充電できるという優れもので。折りたたみ式なので持ち運びもできますし、急に停電になったときに便利だなと思って買ったんです。でも、緊急時用どころか、すでに家で広げて使ってますけどね(笑)。

 

──もともと、カタログや商品レビューを見るのがお好きなんですか?

 

仲村 ええ、20代のころは新しいもの好きでしたし。バブルの時代だったこともあって、新製品が出ると買い替えるほうでしたね。

 

──特にどういったものを買われていたのでしょう?

 

仲村 車です。一年も経たないうちに別の車に乗り換えたこともありました。でも、しばらくしたら落ち着いて。今でも25歳のときに買ったジャガー XJSに30年間ずっと乗り続けています。純粋に今でもかっこいいと感じますし、飽きないですし、それに、この車種を超えるほど魅かれる車が僕の中でなかなか現れないというのも、乗り続けている理由のひとつですね。

 

──30年はすごいです。ちなみに、25歳のときに高級車を買おうと思われたきっかけはなんだったんですか?

 

仲村 当時からいちばん好きな車でしたし、大先輩が乗っていらっしゃったのを見て「かっこいいなぁ」と思って。また、先ほどもお話ししたように、当時はまだバブル景気の名残りが十分あった時代で、僕と同じ20代の役者でポルシェやメルセデス、なかにはフェラーリに乗っている人もいました。それで僕も、思い切って買ってしまおうかなと思って。

 

──そこからは一気に購入へ?

 

仲村 いえ、かなり逡巡しました(笑)。初めての外車でしたし、自分で自分に“お前にはまだ早い。いつか自分でよくやったと思える仕事が出来たときのご褒美までとっておけ”と、言い聞かせるんですが、もう1人の自分が、当時精神的にもすごく疲れていたこともあって、“似合わないくらい背伸びした車を買って、気分を変えるのも大事だと思うよ”と背中を押してきて(笑)。

 

──悩ましいですね(笑)。高い買い物ですから、簡単に決断できるものでもないですし。

 

仲村 ええ。それで当時、僕のことをよく知ってくださっている助監督の方に相談したら、「俺は外車より日本車に乗ってるお前のほうが好きだな」と言われて、やっぱり早いかと思ったりもしたんです(笑)。でも、最終的に決め手となったのが、大先輩である舘ひろしさんの言葉でした。「俺は若いころから『お前は生意気だ』って言われることばかりしてきたし、欲しいと思ったものは『お前にはまだ早い』と言われようが全部買ってきた。だから貯金が全然ないんだ」って(笑)。「それに、ずーっと背伸びをしていれば、いつかそれぐらいの身の丈のヤツだと思ってもらえる日がくるよ」ともおっしゃって。その言葉で、「よし、買おう!」と決めたんです。

 

──いいお話ですね。でもその後、30年間も同じ車を乗り続けているというのも素敵です。

 

仲村 実はそれも、もうおひとかたの大先輩である柴田恭兵さんの影響なんです。恭兵さんも20代のときにメルセデスのSLを購入されて、たぶん40年以上は乗られていたんじゃないかな。初めてお会いしたときにはすでに乗っていらっしゃって。ご自身で運転して現場に登場したのを見て、「かっこいい〜!」と思って(笑)。それに感化されたというのもすごくあると思います。

 

──お話しに出てくるエピソードがどれもかっこいいです! では、今、車以外の趣味は何かお持ちですか?

 

仲村 いえ、ないんです。村上龍さんの『無趣味のすすめ』という本に書いてあった、“本当の達成感は仕事の中でしか得られない”という言葉が僕の中でしっくりきていて。たしかに20代のころは、野球やゴルフもしていました。でも、それなりに楽しいと思えても、やはり仕事での緊張を乗り越えた先にある達成感や解放感と比べると、そこまでじゃない。なので長続きしないんですよ、多分。もしかしたら、仕事でしか熱くなれない体質なのかもしれないです。

 

11月20日(土)に、仲村トオルさんが登壇する映画『愛のまなざしを』舞台挨拶が大阪で決定!

テアトル梅田
1回目:9:45 の回上映後
2回目:12:15の回上映前
登壇:仲村トオル、万田監督(予定)

イオンシネマ シアタス心斎橋
1回目:12:30の回上映後2回目:15:10の回上映前登壇:仲村トオル(予定)

 

【「愛のまざしを」シーン写真】

 

愛のまなざしを

現在、全国順次公開中

 

出演:仲村トオル 杉野希妃 斎藤 工 中村ゆり 藤原大祐
監督:万田邦敏
脚本:万田珠実 万田邦敏
配給:イオンエンターテイメント 朝日新聞社 和エンタテインメント
公式サイト https://aimana-movie.com/

(c)Love Mooning Film Partners

薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」など名曲メドレー披露『SONGS』松任谷由実への愛も

11月25日(木)『SONGS』(NHK総合)に、薬師丸ひろ子の出演が決定。コメントゲストとして、宮藤官九郎が登場する。

 

1981年、17才で歌ったデビュー曲「セーラー服と機関銃」でセンセーションを巻き起こした薬師丸ひろ子が、歌手活動40年の節目の年に『SONGS』に出演する。1980年代に主演した角川映画と自ら歌ったその主題歌で、女優としても歌手としても頂点を極めた薬師丸。

 

番組では、珠玉の大ヒット曲「セーラー服と機関銃」「探偵物語」「あなたを・もっと・知りたくて」「メイン・テーマ」「Woman〜Wの悲劇より〜」を40周年スペシャルメドレーとして披露する。

 

 

また、番組MC・大泉洋と薬師丸の初対談が実現。彼女をめぐるさまざまな関係者の証言をもとにその素顔に迫っていくと、驚きの交友関係が明らかに。大泉が仰天した、薬師丸の超大物スポーツ選手との交流秘話とは。

 

さらに、コメントゲストの宮藤官九郎は、出会った時のエピソードから薬師丸の気さくな一面を明かしていく。憧れの女優がとった意外な行動に、大泉洋もスタジオも大爆笑。

 

トークの結びには、薬師丸がこれまでの人生で最も影響を受けたという恩師・高倉健への深い感謝と、今も憧れ続けているユーミン(松任谷由実)へのリスペクトが愛情たっぷりに語られる。

 

スタジオパフォーマンスでは、去年放送の連続テレビ小説『エール』での3分間の独唱が大きな話題となった讃美歌「うるわしの白百合」も披露するほか、歌手活動40周年を記念して、松任谷由実が呉田軽穂名義で作詞・作曲し薬師丸に贈った最新曲「Come Back To Me 〜永遠の横顔」をテレビ初歌唱する。

 

 

番組情報

『SONGS 薬師丸ひろ子』
NHK総合
2021年11月25日(木) 後10・30~11・15
再放送:2021年11月30日(火)前0・33~1・18(月曜深夜)

©NHK

松本穂香「歌唱シーンはやっぱり恥ずかしかった(笑)」 映画「ミュジコフィリア」

文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を2度受賞している、さそうあきらによる同名漫画を実写映画化した「ミュジコフィリア」。本作で、天性の音楽の才能を持つ主人公・朔に想いを寄せる凪を演じた松本穂香さんに、役作りや歌唱シーンについて聞きました。

 

◆凪をどのように演じようと思いましたか?

漫画原作を読んだ時、感覚で生きていたりホワホワしているように見えるけど、実は繊細でしっかり芯もあり、おバカに見せるのは違うと思ったので、とにかく「朔ちゃんを好きだから」という気持ちを軸に置きながら役作りしていきました。それから、凪はギターが弾ける役だったので、その練習もしました。撮影直前まで、ひたすら弾き続けました(笑)。

 

◆漫画原作の凪とは違った、松本さんが演じる凪のポイントは?

実は、衣裳さんやメイクさんからアイデアを頂いて。衣裳さんには、凪らしさというか、ゆるっとしていて個性がある感じを出してもらいました。また、メイクさんからは「髪の毛先をハネらせるのは、どう?」とご提案があって。日によって、毛先のハネ具合が違っていて、凪が元気な時はハネ具合も元気になっているんです(笑)。

 

◆凪の役作りの1つとして、歌唱がありました。

先生についていただいて、定期的にボイストレーニングをしました。凪が劇中で歌う「小石のうた」を中心に練習していったのですが、凪の心情をより深く理解できる、とてもすてきな曲だなと思いつつも、かなり難しくて…。特にサビの部分がとても高音なので心配だったのですが、レッスンを通じてなんとか出せるようになりました。

 

◆歌唱シーンでは、谷口正晃監督からどのような演出や要望があったんですか?

谷口監督からは「凪を演じているのは松本さんなので、松本さんが思う歌い方で、自由に歌ってください」と言われました。撮影場所が賀茂川で慣れない緊張感があったのですが、風が吹いていたり鳥が飛んでいたりと、目の前に広がる景色を見ながら、解放感で無事歌いきることができました。

 

◆朔役・井之脇海さんとの共演はいかがでしたか?

井之脇さんとは、連続テレビ小説『ひよっこ』の時に少しだけ共演させていただいて以来で。その時はキャストが女性ばかりだったこともあり、現場の隅っこで静かにしているイメージでしたが(笑)、今回共演させていただいて、自分の意見をしっかり言われて、こだわるところはこだわる、とても熱い方だなと。京都弁のお芝居は大変だったと思いますが、とにかく感情を大事に、朔を演じられていたと思います。

 

◆松本さんは大阪出身ですが、京都ロケでの印象的なエピソードはありますか?

賀茂川以外、京都らしい所には行っていないかもしれません(笑)。今回の撮影で大文字山に登ったことで、京都の新しい一面を知ることができたような気がします。それから、現代音楽研究会の部員役の皆さんが和気あいあいとしているのが、私は役柄的に一歩引いた立ち位置だったので、ちょっとうらやましかったですね。

 

◆完成した作品をご覧になって、いかがでしたか?

私はほとんど朔ちゃんとしか絡んでいなかったので、完成した作品を観て、すごい熱量を感じました。特に、朔ちゃんとお兄ちゃんがぶつかり合うシーンは、谷口監督やスタッフさんから「とてもいいシーンが撮れた」と聞いていたんですが、感情が溢れているシーンだなって。自分の歌唱シーンに関しては、「みんな、どう思っているんだろう?」って、やっぱり恥ずかしかったです(笑)。

 

◆本作に出演したことで、松本さん自身がどんなことを学べたのか、見どころを含めて教えてください。

音楽を通して人と人が繋がることもあるのを、あらためて知ったような気がします。そして、初心みたいなものを思い出させてくれました。純粋にすてきな音楽がたくさん溢れている作品なので、観ているだけで楽しい気持ちになれると思います。

 

◆ちなみに、本作は音楽をテーマにした作品ですが、松本さんは普段どんなアーティストの曲を聴くことが多いですか?

歌詞に共感しやすいこともあるのか、女性の曲を聴くことが多かったのですが、最近はIndigo la Endさんなど、中性的な歌声のアーティストを選んで聴いています。曲調的には元気で明るいよりは、ちょっとしっとりしている曲が多くて、新しいアーティストを探すよりは、好きなアーティストの曲をずっと聴いていますね。

 

PROFILE

松本穂香
●まつもと・ほのか…1997年2月5日生まれ。大阪府出身。2017年、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で注目を浴び、2018年のドラマ『この世界の片隅に』では主人公・すず役に抜擢。以降、「おいしい家族」「わたしは光をにぎっている」「酔うと化け物になる父がつらい」「みをつくし料理帖」と主演映画が相次いで公開。2022年3月24日にNetflix全世界配信予定の映画「桜のような僕の恋人」に出演する。

 

作品情報

©︎2021 musicophilia film partners ©️さそうあきら/双葉社

「ミュジコフィリア」
2021年11月19日(金)全国ロードショー
※11月12日(金)京都先行公開

(STAFF&CAST)
原作:さそうあきら「ミュジコフィリア」(双葉社刊)
脚本・プロデューサー:大野裕之
監督:谷口正晃
出演:井之脇海、松本穂香/川添野愛、阿部進之介、
縄田カノン、多井一晃、喜多乃愛、中島ボイル、佐藤都輝子、
石丸幹二、
辰巳琢郎 茂山逸平 大塚まさじ 杉本彩/きたやまおさむ 栗塚旭、
濱田マリ、神野三鈴
山崎育三郎
主題歌:「小石のうた」松本穂香(詞・曲:日食なつこ)
配給:アーク・フィルムズ

 

(STORY)
音楽へのコンプレックスを持ちながら、京都の芸術大学に入学した漆原朔(井之脇海)は、ひょんなことから現代音楽研究会にひき込まれる。しかし、そこには朔が音楽を遠ざけるきっかけとなった異母兄の貴志野大成(山崎育三郎)がいた。そして、朔と同じように天性の音感を持つ女性、浪花凪(松本穂香)が彼の前に現れ、朔は秘めたその才能を開花させようとしていた。

公式サイト:https://musicophilia-film.com

公式Twitter:@musicophilia_21

公式Instagram:@musicophilia_21

©︎2021 musicophilia film partners ©️さそうあきら/双葉社

 

photo/関根和弘 text/くれい響 hair&make/尾曲いずみ(STORM) styling/李靖華

田中みな実ファッションショー ウェディングドレス、背中あきワンピ、ジーンズ etc. 映画「ずっと独身でいるつもり?」新写真解禁

11月19日(金)公開の映画「ずっと独身でいるつもり?」より、主演を務める田中みな実の劇中ファッション写真が公開された。

 

本作は、現代を生き抜く女性の抱える不安、寂しさ、希望をていねいに描いたおかざき真里の漫画「ずっと独身でいるつもり?」を映画化。本作が初主演となる田中は、やりがいある仕事や暮らしに充足感を得ながらも、周囲の雑音に傷つき、苦しみ、揺れる30代の独身女性を等身大で演じている。

 

そんなまみと同じく、自分にとっての「幸せ」をさがす女性たちを市川実和子、松村沙友理、徳永えりが演じ、そのほかにも稲葉友、松澤匠、山口紗弥加、藤井隆、橋爪淳、筒井真理子ら豪華キャスト陣が集結。一貫して「人と人のつながり」を描いてきた気鋭の監督・ふくだももこが、主人公・まみの心情を生々しく切り取り、鮮やかなエンタメに昇華させた。

 

今回解禁されたのは、主人公まみ(田中)の華やかなファッションが魅力の場面写真。ラフなジーンズ姿やウェディングドレスまで幅広く着こなしている。

 

ピンクのワンピース姿は、年下彼氏の公平(稲葉)のパーティーに足を運んだ時のもの。田中も「可愛い!」とお気に入りの衣装で、監督は「背中が開いているのが良い。周りの公平の友達たちはラフだけど、まみだけはお洒落にして少し浮いているように演出した」と、こだわりを見せた。

 

シックなグリーンのワンピースは、劇中の配信番組に出演するシーンの衣装。上品で洗練されたまみにぴったりのスタイルとなっている。ジーンズ姿はまみの叔父、士郎(橋爪)とのショット。白Tシャツにジーンズにカラフルなバッグ、靴で差し色を足している。シンプルなスタイルにカラーを取り入れたお洒落なルックに。

 

また、公平役の稲葉と笑いあっているウェディングドレス姿も。首回りが開いたデザインで、デコルテのラインを美しく演出。田中は今回の衣装に対し「監督がこういうイメージというのがしっかりあったので、面白かったです」と話す。

 

本作で衣装を担当したのは、『私の家政婦ナギサさん』などで活躍している山本杏那。監督は「ファッショナブルな方で、今回は大部分を自前で提供してくださっています。しかも、まみの身に着けているものは、みんなめちゃくちゃハイブランド(笑)」と明かした。

 

作品情報

「ずっと独身でいるつもり?」
2021年11月19日(金)公開

出演:田中みな実 市川実和子 松村沙友理 徳永えり 稲葉友 松澤匠/山口紗弥加/藤井隆/橋爪淳/筒井真理子
原作:おかざき真里(原案:雨宮まみ)「ずっと独身でいるつもり?」(祥伝社フィールコミックス)
監督:ふくだももこ 脚本:坪田文 音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
主題歌:にしな「debbie」(WARNER MUSIC JAPAN)
© 2021 日活

公式サイト:https://zuddoku-movie.com
公式Twitter:@zuddokumovie
公式instagram:@zuddokumovie