乃木坂46弓木奈於、待望の1st写真集発売決定「初めてのことばかりで目の前がキラキラ」タイ・プーケットで撮影された先行カット第1弾解禁

乃木坂46の4期生として活躍、ソロとしても多くのバラエティ番組などに出演している弓木奈於が、7月23日(火)に待望の1st写真集をリリースすることが分かった。

乃木坂46・弓木奈於 1st写真集/撮影:三瓶康友/ワン・パブリッシング

 

写真集を制作するに当たり、弓木本人からの希望イメージは“ふわやか”。この難解なリクエストに応えるべく、選ばれた撮影地はタイ・プーケット。ラグジュアリーなホテルやプール、ビーチなど雄大な自然、リラックスした街でのショッピング、まるで弓木と旅しているような錯覚に陥る内容となっている。弓木の持つ魅力、これまで披露されてこなかった新たな一面、その全てを詰め込んだ写真集が完成した。

 

通常版に加え「セブンネット限定版」「楽天ブックス限定版」「紀伊國屋書店限定版」の3バージョンの限定版カバー写真集も刊行。特別付録として、メッセージ入りポストカード全6種からランダムで1枚が封入される。

乃木坂46・弓木奈於 1st写真集/撮影:三瓶康友/ワン・パブリッシング

 

弓木奈於 コメント

写真集は、活動していく中で応援してくださるファンの皆さんに出会って見つけた夢の一つなので、今回夢をかなえさせていただけたことが本当にうれしいです!

タイ・プーケットでの撮影ではおいしいものをたくさん食べたり、すてきな景色を見たり、初めてのことばかりで目の前がキラキラしていました。

1st写真集を発売させていただくと知った時、心の底から驚きましたが、たくさんの方のお力で自分でも見たことがないような自分に出会うことができました!

写真集を見て、少しでも距離を近く感じていただけたらうれしいです。

ぜひたくさんの方と一緒にこの瞬間を感じたいなと思います。

 

<プロフィール>
弓木奈於(ゆみき・なお)
1999年2月3日生まれ。京都府出身。身長165cm。血液型A型。愛称は「なおちゃん」「ゆみっきー」。2020年『坂道研修生 配属発表 SHOWROOM』にて乃木坂46に配属されることが発表され、乃木坂46の4期生として活動開始。2022年発売の乃木坂46の30thシングル『好きというのはロックだぜ!』で初の選抜入り。以降、最新35thシングル『チャンスは平等』まで連続して選抜入りを続けている。2020年よりFM FUJI『沈黙の金曜日』(金曜21時~)で2時間のラジオ生放送のアシスタントMCを務め、数多くのバラエティ番組出演などグループ以外でも活躍中。

 

書誌情報

「弓木奈於1st写真集」
発売日:2024年7月23日(火)発売
発行:株式会社ワン・パブリッシング
撮影:三瓶康友
定価:2,500円(税込)/判型:A4判/ページ数:144ページ
特別付録:メッセージ入りポストカード(全6種よりランダム1枚封入)

結木滉星「向井さんはかっこいいし、僕もこんなふうに年月を重ねていきたいなと思います」ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」

向井理さんが警察官と詐欺師の2つの顔を持ち、法で裁けぬ詐欺師を狙うダークヒーローを演じている連続ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」がテレビ東京系にて放送中。結木滉星さんは詐欺事件を扱う捜査二課の若きエリート刑事・山本貫太役で出演している。役柄とリンクするという向井さんへの憧れや、共演者とのエピソードなどを語ってくれた。

 

結木滉星●ゆうき・こうせい…1994年12月10日生まれ、大分県出身。2018年「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」の朝加圭一郎役でドラマ初主演。ドラマ「風間公親-教場-」、「ゼイチョー〜『払えない』にはわけがある〜」などに出演。現在はNHK 土曜ドラマ『パーセント』に出演中。Instagram

 

【結木滉星さん撮り下ろし写真】

 

クールさとかっこつけって紙一重なんです

──ドラマを見ていろんな詐欺師がいるんだなって改めて感じました。

 

結木 インターネットが普及して、詐欺の種類もどんどん増えていますよね。僕も全く知らない種類の詐欺があったので勉強になりました。

 

──主演の向井理さんが詐欺師を騙す詐欺師という裏の顔を持つ交番勤務の警察官を演じています。設定と内容を聞いてどう感じましたか。

 

結木 脚本を読んで率直に面白いなと思いました。ドラマはフィクションですが、実際に起きうる話だと思います。第一印象ですごく面白い題材だなと感じて、読み進めていくのが楽しみになりました。向井さん演じる多家良啓介が分かりやすく悪を裁いていくので、台本を読んでもスカッとします。

 

──結木さん演じる山本貫太は捜査二課の刑事で、準キャリアの統括主任という設定です。どんな人物と捉えて演じていらっしゃいますか。

 

結木 1話で内田理央さん演じる宮部ひかりにキツイ物言いをしていたので、冷たい人間なのかなって印象を抱いた方も多いだろうなと思います(笑)。でも僕自身は脚本を読むに連れて、すごく人間味のある役だなと思うようになりました。被害者の気持ちにも寄り添えて、後輩をさりげなく思いやることもできる人です。

 

──4話(5/17放送)までの間にひかりへの接し方に変化がありましたし、嫌なヤツではないんだなと徐々に見えてきました。その変化は意識して演じているのでしょうか。

 

結木 それは内田さんが演じるひかりが、山本に対して真っすぐ来てくれるからだと思います。山本にもそういう時代があり、多家良さんと一緒に仕事をしていた2年前は彼も真っすぐだったと思うんです。だからこそひかりの気持ちが分かり、寄り添えるようになったんだろうなと。

 

──そんな山本を演じる上で意識していることは?

 

結木 クールさとかっこつけって紙一重なんですよね。なので、かっこつけに見えないように意識しています。それと警察官の役なので、ビシッとするように姿勢やお辞儀の仕方にも気を付けています。上司には礼儀を持って接している部分を表現したいので。

 

内田さんと一緒に向井さんの欠点を探しています

──向井さんの印象はいかがですか。

 

結木 顔がとても小さくてビックリしました。世の中にはこんなにスタイルのいい方がいるんだって。スタイリッシュで現場での立ち居振る舞いも素敵なんです。向井さんがいるだけで現場が締まるので、やはりさすがだなと思います。かっこいいですし、僕もこんなふうに年月を重ねていきたいなって思っています。山本もかつて二課のエースだった多家良さんに憧れていたんだろうなと僕は思っていますが、僕も同じように、向井さんに憧れていますし、目標とさせていただいております。

 

──どんなところに憧れますか。

 

結木 芝居のことを僕が言うのもおこがましいんですが、現場では本当に多家良さんでしかなく、表現が合っているか分からないのですが、無駄がない素敵なお芝居をされています。あと内田さんともよく話すんですけど、プライベートの話をしていても、向井さんに欠点がなさすぎて面白くないんです(笑)。なので内田さんと一緒に向井さんの欠点を探しています。クランクアップまでに、向井さんのどこか抜けている姿が見つかるといいなって。

 

──見つかるといいですね(笑)。ところで劇中の山本は多家良に対して複雑な感情を持っていそうですが、2人の関係性についてはどう解釈していらっしゃるのでしょうか。

 

結木 山本の多家良さんに対する感情の根本には憧れがあり、ピリピリした態度はその裏返しだと思っています。憧れていた多家良さんが何で交番勤務をしているんだって。だからギスギスした態度を取ってしまう。「多家良さん……不甲斐ない」って悔しさみたいな部分が大きい気がします。

 

2年前と今の山本のギャップに注目してほしい

──捜査二課の刑事も個性的なメンバーぞろいですよね。皆さんで撮影しているときの雰囲気はどんな感じですか。

 

結木 和気あいあい、ほんわかした現場です。特別捜査室6係・係長、堀北隆司役の梶原善さんが気さくな方で、よくお話して雰囲気を良くしてくださっています。

 

──梶原さん演じる堀北は昔気質の厳しそうな刑事という印象でした。普段は気さくな方なんですね。

 

結木 僕も厳しい方なのかなってイメージでした(笑)。普段の気さくな雰囲気とは全く違う役柄を演じていらっしゃるので、素敵な役者さんだなって改めて思いました。

 

──多家良の過去など、まだまだ気になることがたくさんありますが、ここに注目すると面白く見られるというポイントを教えてください。

 

結木 これから多家良がどうなるのか皆さん気になっていますよね。多家良なりの正義を掲げ、彼なりのやり方で犯罪に立ち向かっていますが、だからといって詐欺という犯罪がなくなるわけはなくて。そこに僕ら捜査二課がどう関わって、どんな決着をつけるのかに注目してほしいです。そして僕自身の見どころとしては、2年前と今の山本のギャップでしょうか。多家良さんと一緒に捜査をしていた頃の山本は、今と全く印象が違うと思うので注目してください。

 

緑に囲まれる場所ってなかなか行けないので、ゴルフ場に行った時点で気持ちいい

──ところで結木さんは「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」も含めて、刑事役が多い気がします。ご自身ではどうしてだと思います?

 

結木 一番最初にやった「怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」がきっかけになっていると思います。正義感のある熱血漢を演じたので、そのイメージが付いているのかもしれないですね。ただ刑事といっても、捜査一課、捜査二課で捜査対象もやるべき業務も違うんです。職業としては刑事と一括りにされていますが、全く違う仕事だなと思っています。

 

──ここからはモノやコトに関するお話をお聞かせください。最近ハマっているモノや趣味はありますか。

 

結木 趣味はゴルフとサウナです。ゴルフは仲のいい友達が始めて、打ちっ放しに連れて行かれたのがきっかけです。そのまま勢いでコースにも連れて行かれたんですよね(笑)。それからハマりました。やっぱり気持ちいいですよ。

 

──打ちっ放しに何回くらい行ってコースに出たんですか。

 

結木 2回ぐらいです(笑)。それでも意外に回れるものなんだなと思って、ハマっています! 普段都内にいると、ゴルフ場みたいに緑に囲まれる場所ってなかなか行けないので、ゴルフ場に行った時点で気持ちいいです。あとゴルフ場にはお風呂があるので、みんなで大浴場に浸かるのが気持ちいい瞬間なんです。

 

──ウェアやギアにこだわりはあります?

 

結木 ゴルフウェアはデザイン重視でかわいいと思ったものを選びます。ゴルフウェアって普段使いもできるデザインが多いんです。たまにジャケットの中にゴルフウェアとして買ったポロシャツを着たりしますよ。僕は服も好きなので、こだわりで言うとネットショッピングは絶対にしないです。お店に見に行って、絶対に試着してから買います。

 

──絶対試着する派なんですね。

 

結木 試着は重要ですよ。ネットショッピングで買って、届いて着てみたら「あれ、ちょっとイメージと違う」みたいになるのが嫌なんです。逆に見ただけではピンと来なくても、着てみたら「意外にイケるな」って発見することもあるので。服は実際に着てみないと、似合う似合わないは分からないと思います。

 

──なるほど。確かに着てみたら意外にいいなってなることはありますね。ではサウナにハマったきっかけも教えてください。

 

結木 サウナブームのすごい流れがあったじゃないですか。その頃、僕は水風呂に入れなかったので、そんなにハマらなかったんです。でも一緒にサウナに行った人に「水風呂に入らなきゃダメだ」って言われて、入ってみたら「整うってこういうことなんだ!」って気付いたんですよね(笑)。それからハマりました。

 

──「整う」ということが分かってからはちょくちょく行くように?

 

結木 最近行けてないので、月に2回ぐらいですかね。でも自分ではそれぐらいがいいペースかなって思います。

 

──現場に必ず持っていくものはありますか。

 

結木 自分にとっての必需品になってしまいますけど、歯ブラシは絶対にバッグに入れていますね。バッグを替えて歯ブラシを忘れたら、「やばい!」と思って買ってから現場に行きます。一度ご飯を食べたら、その後に絶対に磨きたいんです。食べた後そのままの口でやりたくなくて。歯を磨くことによって集中できるし、気持ちも切り換えられるんです。

 

 

テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ
ダブルチート 偽りの警官 Season1

テレビ東京系 毎週(金)午後8時~
Season2はWOWOWにて6月29日(土)午後10時よりスタート

公式HP https://www.doublecheat.com/

【ドラマ「ダブルチート 偽りの警官 Season1」よりシーン写真】

 

 

撮影/中田智章 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/中島愛貴 スタイリスト/伊藤省吾

渡邉美穂がBSテレ東シネマナビゲーターに就任!作品の魅力をミニドラマで伝える「新しい試みでとてもワクワクしています」『シネマクラッシュ』

渡邉美穂がBSテレ東のシネマナビゲーターに就任。5月27日(月)放送の『シネマクラッシュ』(毎週月曜 午後7時~)より、作品解説コーナーがミニドラマ形式となり、主演の渡邉が作品の魅力を新たな視点で伝える。渡邉と五十嵐智之プロデューサーからコメントが到着した。

『シネマクラッシュ』渡邉美穂 (c)BSテレ東

 

BS民放最古参の映画番組『シネマクラッシュ』のオープニングコーナーがリニューアル。レギュラー映画番組史上初(?)となる、ミニドラマ形式の作品解説「オープニングアクト」がスタートする。出演は、日向坂46元メンバーで、女優、タレントとして活躍し、最近はオリジナルブランドを立ち上げるなど、各方面でマルチな才能を見せている渡邉美穂。

 

映画情報番組『シネマアディクト』でナビゲーターを務め、多くの監督や俳優にインタビューして映画の魅力を伝えてきた彼女がミニドラマ形式の解説コーナー「オープニングアクト」の中で、もう1人の「渡邉美穂」を演じ、その日放送される作品の魅力を伝える。

 

構成・脚本はドラマ『牙狼<GARO> ハガネを継ぐ者』、映画「静かなるドン」(2023年版)の吉﨑崇二。初回となる5月27日の作品は、映画「運び屋」(BSテレ東オリジナル吹き替え版)。決めぜりふは「一緒に見よっ!」。一体どんな内容になるのか注目だ。渡邉と五十嵐プロデューサーのコメントは下記に掲載。

「運び屋」(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

 

渡邉美穂(もう1人の「渡邉美穂」役)コメント

『シネマクラッシュ』のシネマナビゲーターに就任しました、渡邉美穂です。「オープニングアクト」という形で映画の前に、ちょっとしたショートドラマ風の解説をご覧になるというのは、多分皆さんも初めての経験だと思います。私も新しい試みでとてもワクワクしています。皆さんの「これから映画を見るぞ!」という期待がさらに膨らむような、そんな気持ちをお届けできるよう、頑張ります。よろしくお願いします!

 

プロデューサー・五十嵐智之(テレビ東京 映画部)コメント

『シネマクラッシュ』の解説コーナーのシネマナビゲーターが米田匡男さんから渡邉美穂さんにバトンタッチすることになりました。

これを機に、最近ではレギュラーの映画番組では珍しくなってしまった、「放送前の作品解説」の精神を生かしつつ、映画好きであり、女優として活躍される渡邉さんを主演に、ミニドラマ形式の解説コーナー「オープニングアクト」としてリニューアルします! 彼女が扮するのは、もう1人の「渡邉美穂」。テーマは「イマーシブ」。彼女があなたの家族の一員となって、映画の魅力と見どころを、より身近な雰囲気でお伝えします。ぜひ、映画とともに、渡邉さんとリビングでの会話をお楽しみください!

 

番組情報

『シネマクラッシュ』「運び屋」(BSテレ東オリジナル吹き替え版)
BSテレ東(BS7ch/BSテレ東4K(4K⑦ch)全国無料放送
2024年5月27日(月)午後7時~8時54分

出演:クリント・イーストウッド(アール・ストーン):【声】伊武雅刀
ブラッドリー・クーパー(ベイツ捜査官):【声】田村真
ローレンス・フィッシュバーン(主任捜査官):【声】玄田哲章
ダイアン・ウィースト(メアリー):【声】大西多摩恵
アリソン・イーストウッド(アイリス):【声】三石琴乃
アンディ・ガルシア(ラトン):【声】安原義人

監督:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
制作年・国:2019年アメリカ

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/cinema/

(c)BSテレ東
(c) Warner Bros. Entertainment Inc.

柏木由紀の恋愛観が明らかに!?ぱーてぃーちゃん信子は剛力彩芽にぶっ込む「“月の人”はチューうまいですか?」『酒のツマミになる話』

5月24日(金)放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系 午後9時58分~10時52分)に、大悟(千鳥)、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)に加えて、ゲストとして柏木由紀、勝俣州和、剛力彩芽、信子(ぱーてぃーちゃん)が出演する。

 

『酒のツマミになる話』は、“お酒の席が盛り上がれば何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合うトークバラエティ。円卓を囲み、それぞれの好きなお酒で乾杯し宴がスタート。番組特製の“酒瓶ルーレット”でトークの順番を決定する。

『酒のツマミになる話』信子 (c)フジテレビ

 

ぱーてぃーちゃん・信子は「皆さんは彼氏・彼女の元恋人は気になりますか?」と問いかける。彼氏の元カノを絶対に見たい派の信子は、彼氏の部屋で自分に似た“あるもの”を見つけたときにテンションが上がったと明かす。

 

柏木由紀も信子と同じく、元カノの顔を歴代全員見たい派。しかし、自身の元カレは見せたくないようで…“アイドル”を卒業して自由を手にした柏木の“恋愛観”が明かされる!?

 

剛力はほかの女性陣とは反対に、過去の彼氏をいくらでも見せることができるというが、それには“条件”があると語る。しまいには信子が「“月の人”はチューうまいですか?」とぶっ込み、スタジオはパートナーの元カレ・元カノトークで大盛り上がり。

『酒のツマミになる話』剛力彩芽 (c)フジテレビ

 

一方、勝俣州和は“老害”という言葉のせいで生きづらくなってきたと明かし、「どこからが老害ですか!?」と問いかける。ハラスメントなども気にされるこの時代、自分より年下の後輩たちに教育のためによかれと思って注意をしても、“老害”だと思われないか心配だという。

 

後藤輝基らも若手とご飯に行くときは気にすることが多いそうで、おじさんたちの切実な悩みが止まらない。すると、剛力がまっとうな意見でおじさんたちを援護。剛力のおかげで勝俣は最後に元気を取り戻し「今日来て良かった!」と満面の笑みを見せる。

 

そのほか、剛力の「仕事現場に“推し”はいる?」の話題や、柏木の「自分は人気がないかも? と落ち込んだ瞬間」などの話題も。

 

番組情報

『酒のツマミになる話』
フジテレビ系
2024年5月24日(金)午後9時58分~10時52分
※毎週金曜 午後9時58分~10時52分

≪出演者≫
大悟(千鳥)、フットボールアワー(後藤輝基、岩尾望)
ゲスト(五十音順):柏木由紀、勝俣州和、剛力彩芽、信子(ぱーてぃーちゃん)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/SAKE_NO_TSUMAMI/
公式X:@cxSAKEnoTSUMAMI
TVer:https://tver.jp/lp/series/srvqbemjx1
FOD:https://fod.fujitv.co.jp/s/genre/variety/ser2737

(c)フジテレビ

Snow Man渡辺翔太、“歯磨き粉でスッキリしてほしい”メンバー明かす。「目覚めてすぐキスできる」デンティス新アンバサダー就任

Snow Manさんの渡辺翔太さんが、歯磨き粉ブランド「デンティス(DENTISTE)」のアンバサダーに就任し、新Web CMに出演。“キスの日”である5月23日(木)に行われた 「目覚めてすぐキスできる デンティス新CM発表会」に登壇しました。

 

【デンティス新CM発表に登壇したSnow Man渡辺翔太さん】

 

新CMは「自分で見てもあざとい」

【デンティス「朝から、しあわせ。」 春夏Ver  30秒】

 

渡辺さんは自身が出演するWeb CMを見て「いや、めちゃくちゃかっこよかったですね。ちょっと照れちゃう部分もあるシチュエーションでしたが、とても素敵なCMになったと思います」と絶賛。テーマにもなっている『朝から幸せだね』というセリフが、やっぱり照れくさくなってしまって、何回か撮り直しました」と裏話を恥ずかしそうに明かします。

 

またCMの中で、歯ブラシを咥えながら「んんんん」とカメラに向かって何かを伝えているシーンについて「『し、あ、わ、せ』と言っているんです」とタネ明かし。「可愛かったですね。自分で見ても、あざといなと思うところがありました」と素直な感想を伝えました。

  

 デンティスとの出会いは「家族」

多いときは1日に5回歯磨きをするという渡辺さん。歯磨きに目覚めたきっかけについて「古い言葉ですが『芸能人は歯が命』って。笑った時や喋っている時に歯を見られる機会が多いので、きれいでいたいなと。歯も美容の1つなので、かなり気を遣っています」と、美容男子としてのこだわりをみせます。

 

さらに「デンティスの歯磨き粉は、香りが鼻に抜ける感じで、朝起きた時に爽快感というか、清涼感のようなものがあります」と、愛用者としてデンティスのよさを力説。続けて「現場で必ず歯磨きをするので、デンティスのトラベルセットを持ち歩いています。歯磨き粉もいいんですけど、歯ブラシ自体もいいんです!」と、デンティス愛を爆発させます。
 

そんなデンティスとの出会いについて、渡辺さんは「家族ですね」と告白。「前から家族が使っていて、妹に『これいいよ』と勧められてからリアルに使っています。そうしたらこの(アンバサダーの)お話が飛び込んできて、こんなことあるのかと運命を感じました。家族にありがとうを言いたいです」とデンティスとの縁を明かし、笑顔をみせました。

  

歯磨き粉をおすすめしたいSnow Manメンバーは? 

 

レモングラスやホワイトニングなど、デンティスの5種類の歯磨き粉を前に、歯磨き粉をおすすめしたいSnow Manのメンバーを聞かれた渡辺さん。「9人もいるので、1人1種類でもフレーバーが足りない(笑)」と笑いを誘いつつ、「パッと出てきたのは阿部ちゃん」と、阿部亮平さんの名前を挙げます。 

 

「彼は家でも現場の合間でも、クイズの勉強や読書をずっとしていて。かなり頭を使っていると思うので、休憩時間に歯を磨いてスッキリしてほしい」と普段の阿部さんの様子を伝え、「頭もスッキリするんじゃないかな」と、デンティスの歯磨き粉でリフレッシュしてほしい思いを明かしました。

 

商品名:デンティス チューブタイプ
価格:1452円
内容量:100g
商品特徴:定番チューブタイプ ※渡辺翔太さん愛用

 

商品名:デンティス レモングラス チューブタイプ
価格:1452円
内容量:100g
商品特徴:日本限定品。甘めがお好みの方に

 

商品名:デンティス エクストラフレッシュ チューブタイプ
価格:1320円
内容量:100g
商品特徴:ドン・キホーテ限定品。刺激強めがお好みの方に

 

商品名:デンティス Pro-B チューブタイプ
価格:1650円
内容量:100g
商品特徴:乳酸菌※をプラス!さわやかな風味
※乳酸桿菌培養液(製品の抗酸化剤)

 

商品名:デンティス ホワイトニング チューブタイプ
価格:1980円
内容量:100g
商品特徴:ホワイトニング※と口臭のWケア
※使用時のブラッシングによる

 

市原隼人「今回も完全に自分のキャパを超えながら、甘利田を演じさせてもらいました」『おいしい給食 Road to イカメシ』

1980年代を舞台に、給食マニアの中学教師と生徒が静かな“闘い”を描くコメディドラマ『おいしい給食』の劇場版第3弾が、5月24日(金)より公開。主人公・甘利田を演じ、新境地を開拓した市原隼人さんが、老若男女が楽しめる極上の給食スペクタクルコメディを生み出すための熱い思いを語ってくれました。

 

市原隼人●いちはら・はやと…1987年2月6日生まれ。神奈川県出身。2001年、『リリイ・シュシュのすべて』で初主演し、『偶然にも最悪な少年』(2004)で日本アカデミー賞新人賞を受賞。近年の主な映画出演作に、『ヤクザと家族 The Family』(2021)、『太陽は動かない』(2021)、『劇場版 おいしい給食』シリーズ(2020、2022)などがある。Instagram

 

【市原隼人さん撮り下ろし写真】

 

これまでの中でも群を抜いてハードな撮影

──今回はドラマシリーズのseason3の完結編となる劇場版・第3弾が公開されます。反響はいかがですか?

 

市原 タクシーに乗れば運転士さんに、駐車場に停めれば、係の方に、お店に入ればお店の方に、行く先々で、「おいしい給食見てます!」とお声がけいただき、役者仲間や別作品のスタッフさんからも、現場で「おいしい給食見てる」と言っていただきます。毎回毎回「もうやりきった、これで終わりだ」という気持ちで全力を尽くし、奮闘しながらやっているのですが、こんなにいろんな方に作品を認知していただけるようになって、本当にうれしい限りです。一つひとつやってきて、気がついたら奇跡の「season3」を創らせていただくことになり、これもひとえに、熱望してくださった作品ファンの皆さまのお気持ちの賜物。もう夢のようです!

 

──season3が決まったときの率直な感想は?

 

市原 正直なところ、「またも甘利田という大役を務められるのか?」という思いでいっぱいでした。これまで、役者として様々な役をやらせていただきましたが、甘利田を演じるということは、精神的にも体力的にも群を抜いてハードなんです。例えば、基本の前準備としては、甘利田は、たくさん動かなくてはいけないですし、給食のシーンも長回しで何度も食べるので、撮影に入る前に体重を10キロほど落とし、身体作りから始めるんです。なので今回の脚本もいただいても、すぐには読めなかったです。他の役が入っていない時にしっかり向き合いたかったので。

 

──そこから甘利田先生独特のトリッキーな動きに繋がるんですね。

 

市原 season1のときから、いろんな可能性を試し、脚本にたくさん肉付けさせていただける現場なので、給食前に高揚して踊っている姿とか、すべて自分のアドリブで動いています。それも先に録ったナレーションと合わせなければならないので、給食のシーンは、事前にすべてを構築してから現場に入ります。そんなことを毎日考えていると、全く眠れないんです。役者冥利に尽きることなのですが、撮影中はずっとハードですね。今回も給食を食べながら、意識が飛んでしまったりとか、完全に自分のキャパを超えながら演じさせていただきました。

 

こんな世の中で信じられる作品を作りたかった

──作り手として、season1からの大きな変化はありますか?

 

市原 season1のときから作品のコンセプトは変わっていません。原作のないオリジナル作品の中、お子様が見ても目を背けさせないよう、人生のキャリアを積まれたご年配の方が見てもしっかりと楽しめるよう、王道のエンターテインメントの象徴として、「キング・オブ・ポップ」を創りたいという思いでやっています。ジャンルにとらわれない唯一無二の世界観の中、社会派でもあり、人生の糧となるようなセリフや強いメッセージ性に関しては、シリーズを追うごとに増えていると思います。現場の制作陣、キャストが一丸となって、いろんなものを生み出そうとしている、なかなか珍しい現場だと思っています。

 

──舞台は北海道・函館ですが、函館ロケの思い出を教えてください。

 

市原 今回初めて、北海道の函館という具体的な地名が出てきて、舞台が冬に舞台になりました。台本の冒頭に「私は極端に寒がりだった」というモノローグが書かれているのを見て、「これは面白くなるに決まっている!」と思いましたね。実際に極寒で大変でしたが(笑)、確実にパワーアップしていました。いろいろな名産品で知られる北海道で撮影させていただきつつ、例えば、教室の中にはストーブがあり、その横にライバルの生徒が座っていることで、新たなドラマが始まります。とてつもなくパンチの効いた、すごく面白い第3弾が出来上がったと思います。

 

──甘利田先生を長く演じ続けることでの意識の変化は?

 

市原 声を枯らしながらもなお、何度も何度も叫び続けるのは、生徒に対するエールであるのと同時に、視聴者や観客の皆さまへのエールのようになってきています。ただ甘利田をどう進化させようかと思った末、行き着いた答えは変わらずに在り続けることだったんです。「甘利田はシンプルだが、世の中はシンプルではない」というセリフがあるんですが、全くそのとおりで、現代は何が正解か分からない時代だと思うんです。国が違えば、法律もルールも違うし、同じ理念を持った会社でも上司が違えば、やり方もルールも全く変わってしまう。そんな中で、この世の中で信じられる作品を創りたかったんです。僕はこの作品に救われていますし、いろんな方の支えになることができたらうれしいなと思いながら創っています。

 

お客様を含め、全員が主役の「劇場版」

──印象に残っている撮影エピソードを教えてください。

 

市原 生徒たちの笑顔は、みんな素敵でした。とても緩急がある現場で、シリアスなシーンでは息もできないほどの緊張感なのですが、カットがかかれば、みんな笑顔で、ずっと給食を食べていたり(笑)。ペンギンみたいに、ワーッとモニター前に群がってきて、すごく楽しそうにチェックしている姿も愛おしかったです。そんな彼らの思春期の貴重な2か月を共にさせてもらうので、こちらとしても素敵な作品にしなきゃいけないと奮い立っていましたね。クランクアップでは、みんな泣いていましたし、僕も同じ思いで涙を流しながら、「一緒に戦ってくれてありがとう」と声をかけました。

 

──今回の大きな見どころとなる、学芸会でのシーンについては?

 

市原 甘利田がお手本を見せるシーンでは、綾部監督に「ちょっと時間ください」とお願いして、できるすべてをやり尽くしました。あそこは特に笑わせたいのではなく、笑われたかったんです。「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である」というチャップリンの言葉のように、給食や生徒に振り回されつつ、人生を謳歌している甘利田の背中を見ていただきたいです。

 

──市原さんから見て、「ドラマ版」と「劇場版」の大きな違いは?

 

市原 「劇場版」には、30分の「ドラマ版」では見せ切れない人間臭さを含む群像劇がたっぷり詰まっています。そして、お客様を含めて全員が主役だということを感じていただきたいです。今まで描かれてこなかった比留川先生(大原優乃)との『おいしい給食』ならではのラブシーンにも期待していただきたいです。

 

甘利田はもっと窮地に!?

──今回タイトルにもなったイカメシのほか、さまざまな給食メニューが登場します。

 

市原 今回も例のごとく、給食中にイリュージョンのシーンがあり、気付いたら教室から知らない場所に飛ばされたりするので、それがどういう形になっているか? 果たして、「甘利田はイカメシを食べられるのか?」という点も楽しんでいただきたいです。また、子供の頃は何も考えずに食べていた給食ですが、そんな給食を紐解いていくと、国が見えてきたり、情勢が見えてきたりとか、その地域の特色が見えてくると思うんです。大人にとって、ノスタルジックな思いだけでなく、そういう現状も改めて考えていただけるかもしれません。

 

──今や市原さんにとってハマり役となった甘利田先生に、今後どうなってほしいですか?

 

市原 日本は豊かな食文化に溢れているので、いろんな地域に行って、その名産品に振り回されてもらいたいですね。そして、もっともっと窮地に追い込まれてほしいです(笑)。

 

──GetNavi webにちなみまして、現場にいつも持っていくモノやアイテムがあれば教えてください。

 

市原 身体ひとつでできるものが芝居だと思っていますから、そういうものは特にないんです。強いて言えば、カメラぐらい。「おいしい給食」の現場でも、生徒たちを被写体にかなりの枚数を撮りました。キャノンのEOS 5Dにオールドレンズつけたものや、R5やR6を使ったりしています。あとは、生産が終わってしましたシリーズなのですが、35mmフルサイズが撮れるソニーのRX1RM2です

 

──あと、市原さんの趣味といえば、バイク。愛車であるカワサキZ1(900Super4)の調子はいかがですか?

 

市原 50年前のバイクで、シンプルな構造だから、乗っていて楽しいです。今はエンジンを全部ばらして、作り直しています。砂型から作って、そこに鋳造して、三次元測定器でアライメント取って。今まで排気量1015ccだったのですが、永遠のテーマであるカスタムに一度ピリオドを打ちたいと思いまして、ツインプラグ化し1200ccにして自分で組み立てようと思っています。その愛機とともに、トム・ソーヤやチェ・ゲバラのような気分で、行先を決めずアメリカ横断したいと思っていて、それをドキュメンタリーとして企画している最中です。

 

 

<作品紹介>

おいしい給食 Road to イカメシ

5月24日(金)より公開

【映画「おいしい給食 Road to イカメシ」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督:綾部真弥
脚本:永森裕二
プロデューサー:岩淵 規

出演:市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、石黒 賢、いとうまい子、六平直政、高畑淳子、小堺一機

(STORY)
1989年、冬。函館の忍川中学に転勤した甘利田幸男(市原隼人)は、新たな食のライバルでもある生徒・粒来ケン(田澤泰粋)と、毎日ひそかに給食バトルを繰り広げる。そんな彼に新米教師の比留川愛(大原優乃)が憧れを抱くなか、忍川町では町長選挙を前に忍川中学が給食完食のモデル校に選定され、政治利用されようとしていた。

公式HP  https://oishi-kyushoku3-movie.com/

(C)2024「おいしい給食」製作委員会

 

<書誌情報>

【公式ファンブック】おいしい給食 うまそげBOOK

5月21日発売 価格1500円+税 ワン・パブリッシング行 Amazon購入リンク

 

最新劇場作「おいしい給食 Road to イカメシ」最速見どころレポート!

5月24日より全国公開される最新劇場作「おいしい給食 Road to イカメシ」の舞台は函館、北の地に降り立った中学教師の甘利田(市原隼人)は、念願の『イカメシ』を味わうことができるのか、そして独自の給食道をいく生徒、粒來ケンとの給食バトルは!? ほかにも給食の完食を公約に掲げる等々力町長(石黒 賢)の登場、密かに想いを寄せる甘利田先生と比留川先生(大原優乃)の恋の行く末など、本書では劇場作品の公開に先駆けて見どころレポートを掲載します。劇場に向かう準備としてもファン必読です。

完全保存版! テレビシリーズや劇場作品の全話紹介プレバック大特集!

給食を愛する甘利田先生が歩んだこれまでの「給食道」に迫る大特集は必見! これまでのテレビシリーズや劇場作品の全話ガイドに加えて、振り返り視聴する際にも役立つ人物相関図や生徒の座席表なども記載。また全作品で登場した給食メニューの一覧や貴重な撮影オフショットも楽しめます。また巻頭では、主演の市原隼人さんのロングインタビューが読めるほか、最新作のヒロイン比留川先生役の大原優乃さんとのスペシャル対談で撮影舞台裏話も余すことなく掲載しています。

付録でも誌面でも楽しめる心に響く名言集!

クスっと笑えるものから心に深く突き刺さる言葉も「おいしい給食」の魅力のひとつです。本書では、劇場最新作品で登場する名言で彩られた特製シールが付録として付きます。誌面では、これまでの作品から厳選された名言の数々をそのシーンとともに楽しめます。本書発売を記念してスペシャルなプレゼントが当たる「発売記念キャンペーン」を5月31日(金)まで開催中!

発売記念キャンペーンページ:https://kids.gakken.co.jp/feature/campaign/oishiikyusyoku/

撮影/金井尭子 取材・文/くれい響 ヘアメイク/大森裕行(VANITÉS) スタイリング/小野和美

松井愛莉&長野凌大&長妻怜央「何度、律っちゃんかわいいと思ったことか!」“全話衝撃”話題のドラマ『シークレット同盟』緊急座談会

韓国発の衝撃コミックを実写ドラマ化した『シークレット同盟』(読売テレビ、TVerほかにて現在放送&配信中)。ヤバすぎる三角ロマンスに“ゾワキュン!”必至と話題のドラマ。男性恐怖症の悩みを抱えるイケメン女子のヒロイン・詩杏役の松井愛莉さん、彼女に急接近する容姿端麗で狂気のストーカー・律子役の長野凌大さん、詩杏がアルバイトするカフェの料理長で絶世のプレイボーイ・蓮見役の長妻怜央さんに、本作の魅力を語ってもらいました。

 

【松井愛莉さん&長野凌大さん&長妻怜央さん撮り下ろし写真】

 

新たな扉を開いちゃった(!?)3人

──「TVer」ドラマランキングTOP5など、さまざまな反響を呼んでいますが、ご自身はどのように捉えられていますか?

 

松井 いろいろな反響がありますが、個人的に一番うれしい反応は、「ショートカット似合ってる!」って言ってもらえることです。これまでもショートにした作品はありましたが、ここまで短くしたのは人生初めて。しかも詩杏ちゃんはほぼほぼメイクしていない設定なので、「大丈夫かな?」って不安だったんです。やっぱり、律っちゃんが一番反響ありますよね…?

 

長野 おかげさまで、反響だらけです(照)。僕が所属している、原因は自分にある。のメンバーからはもちろん、事務所や現場のスタッフさんからも「見たよ!」って言ってくださいますし、いろんなところから連絡を頂いて、とにかくすごいんです。

 

長妻 僕は7ORDERのメンバーから、なかなか連絡が来なかったんですよ(笑)。それで「長妻怜央のプレイボーイの部分を見ていただきたいです」といったコメントを出したときに、初めて「見るよ」と連絡が来たんですが、親に見られる気持ちで、なんか恥ずかしかったですね。それでこれまで経験したことのないキスシーンがあることも知られたので、「新たな扉、開いちゃったね」といじられました。

松井愛莉●まつい・あいり…1996 年 12 月 26 日生まれ、福島県出身。最近の出演作に、ドラマ『社内マリッジハニー』(2020)、『エロい彼氏が私を魅わす』」(2022)、『ブルーバースデー』(2023)がある。映画「癒しのこころみ~自分を好きになる方法~」(2020)では主演を務め、20 年からファッション誌「GINGER」のレギュラーモデルを務める。現在放送中のwowowオリジナルドラマw‐30「白暮のクロニクル」にも出演している。 Instagram

 

──原作や脚本を読んで、これまで出演されたドラマと違う感触はありましたか?

 

長妻 「ブレイボーイの長妻怜央」から言うと(笑)、めっちゃキスシーンが多いんですよ。今まではピュアなキスシーンが多かったので、「ファンの方はどういう気持ちかな?」と考えたりもしたんですが、そんなことを考える余裕がないほど、呼吸する感覚で、いろんな人とキスしているんです。クランクインの日も、日和役の森田想ちゃんとのキスから始まっていますから(笑)。だから、これまでの長妻のラブシーンの要素がぜんぶ詰まった作品ですね。

 

松井 同じ韓国の原作モノでも以前出演した「ブルーバースデー」と全く違うドロドロな展開に驚きましたし、ここまでいろんな人から裏切られ、戒めを受けることは初めてで……(笑)。みんなの矛先が全部詩杏に向いているので、脚本を読んだときは心をズタボロにされました。なのでクランクイン前は「魂を持っていかれるんじゃないか?」という不安もありましたが、ムードメーカーの長妻さんをはじめ、皆さんが現場を明るく盛り上げくださったことで、かなり救われました。ただ、改めて考えると、とんでもない話ですよね(笑)。

 

松井 ドラマの出演経験が少ないので、僕も律子という役柄が難しさをずっと感じていて、撮影的にも毎日が山場でしたし、女装も含めて初めてのことだらけで、「どうしたらいいんだろう?」って思うことが何度もありました。そんな中で、ムードメーカーである怜央様とパンッと引き締めてくれる松井さんに助けてもらいました。

 

見逃し厳禁の「全話衝撃」で「全話最終回」!

──松井さんと長妻さんから、長野さん演じる律子はどのように見えました?

 

長妻 朝のあいさつするときは「凌大、今日もよろしくー!」みたいな軽いノリで接するんですが、メイク中から「律子さん、もう入られているんだ」と気持ちになってしまうというか、見た目もそうですけど、そう思わせるぐらい役への切り替えがすごいと思ったし、プレイボーイ切り替えが必要ない僕としては、そのギャップが面白かったですね。それで画面に映ってもすごくきれいだし、女性らしいしぐさに見惚れてしまうし、「松井さんのこと、本当に好きなんじゃない?」って、ちょっと不安に思うときもありました(笑)。

 

長野 それ、完全に視聴者目線じゃないですか!

長野凌大●ながの・りょうた…2003年7月16日生まれ。静岡県出身。原因は自分にある。のメンバー。主な出演に、「イケメン・セブン・デイズ」(tvk 火曜日レギュラー)、舞台「いいね!光源氏くん」、「空人凌大のラジオの原因。」(ラジオ日本)に出演中。 Instagram

 

松井 私は律ちゃんと対面でお芝居することが多かったのですが、最初からかわいいのに、日を増すごとにどんどんかわいくなっていくんです! どこかなじんでくるのか分からないですが、しぐさも女子に見え、上目遣いしたときの破壊力がとにかくすごいんです! 現場では何度「律っちゃん、かわいい」と思ったことか。服を脱いでウイッグを取ったときの別人感には驚かされました(笑)。

 

長野 うれしいです! 服とかウイッグって付けていくうちに、どんどん自分になじんでいくのが分かるんですよ(笑)。そういえば、女性のしぐさを知りたかったので、現場で松井さんに「座り方とか、どうしてます?」と聞いたら、「分かんない! でも、脚は閉じるんじゃないの?」と言われたんですよ。

 

──今後、さらなる泥沼化が待ち受けるなか、見どころをお願いします。

 

松井 「全話衝撃」とうたっているように、これからいろんな登場人物の正体や裏の顔が暴かれていきます。複雑な人間関係を楽しみにしつつ、まだまだ盛りだくさんの展開に振り落とされずについてきてほしいです。

長妻怜央●ながつま・れお…1998年6月5日生まれ。茨城県出身。7ORDERのメンバー。最近の出演作に、ドラマ『その結婚、正気ですか?』(2023)、『Sugar Sugar Honey』(2024)などがある。また、映画「犬、回転して、逃げる」(2023)では主演を務める。「地名しりとり 旅人ながつの挑戦」(CBCテレビ)にレギュラー出演中。 Instagram

 

長妻 これだけいろんなことが暴かれちゃったら、最終話は総集編になっちゃうんじゃないの? と思ってしまうぐらい「全話衝撃」が続きます。こうなると、「全話最終回」と言ってもおかしくないですが、ぜひ最後までお見逃しなく! そして、何回も見返していただけたらうれしいです。

 

長野 後半にかけて、それぞれのキャラクターが、どうしてこうなったのかという過去から現在に繋がっていく物語がどんどん暴かれていきます。もうそろそろ終わっちゃうんじゃない? と思うぐらい、毎回盛り上がりますので、毎週見ていただけたらうれしいです。

 

律子に成り切って選んだ歯ブラシ

──皆さんがいつも現場に持って行くモノやアイテムについて教えてください。

 

長妻 僕はすぐにモノをなくしちゃうので、現場には携帯とカギしか持って行かないです。携帯ケースには財布が付いています。あと、キスシーンがあるときは歯ブラシとガム。そういえば、クランクインの日にヘルメット型のヘッドマッサージャーを現場に持って行ったんです。「これで、皆さんの頭をほぐしていきます」って言ったものの、よく考えたら皆さんヘアセットされているんですよね。だから翌日から持って行くのをやめました。ちなみに、クランクインの日はカギも忘れました(笑)。

 

松井 お菓子です。すぐに、つまめるようチョコからグミからいっぱい持っていって、みんなに隠れて食べています(笑)。あとは、携帯や財布、台本などを一つの巾着にまとめて持って行きます。現場中に食べる朝ごはんとしては、ビタミンゼリーは必需品です。

 

長野 歯ブラシです。もう、歯ブラシがないと落ち着かないというか、食事ができないので、お守代わりになっています。現場があるときは、1日に4回は磨かないと気が済まないんですが、今回1日だけ忘れてしまった日があって、撮影の合間に新しいものをコンビニに買いに行ったんです。普段はカバーの色を選ぶとき、白か青にしているんですけれど、そのときは律子だったので、あえてピンクを選びました(笑)。

 

 

ドラマDIVE
シークレット同盟

読売テレビ 毎週木曜日 深0・59~/福岡放送 毎週月曜日 深1・29~/中京テレビ 毎週火曜日 深1・24~/TVer/FODにて配信中

(STAFF&CAST)
原作:Lero 「シークレット同盟」(KidariStudio, Inc. & LEZHIN Ent.)
監督:本田隆一 金子功 大山晃一郎
脚本:山﨑佐保子 丹保あずさ 合田純奈
出演:松井愛莉 長野凌大 / 長妻怜央

(第8話STORY)
律子からのラブホテルへの誘いに乗った蓮見。濃厚なキスを交わすその裏で、律子は蓮見の存在を詩杏の心から抹殺しようと、蓮見は律子の正体を暴こうと、互いの策略をぶつけ合う。そんな中、律子が仕掛けた想像を絶する捨て身の罠とは? 後日、蓮見は不意に詩杏をデートに連れ出し自宅へと誘って……ついに蓮見が詩杏に近づく理由が明らかになる。

 

(C)「シークレット同盟」製作委員会

公式サイト:https://www.ytv.co.jp/secret/
公式X:@dramaDIVE_ytv
公式Instagram:@drama.DIVE
公式TikTok:@drama_DIVE

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/相場清志(eif)(松井)、小原梨奈(長野)、Chiho Oshima(長妻)スタイリスト/Erina Ohama(松井)、竹上奈実(長野)、カワセ136(長妻) 衣装協力/SOL、AIVER、STEALTH STELL’A

照英が韓国・釜山とギリシャ・イカリア島の地元メシをリポート!スタジオゲストは福士蒼汰、松本まりから『世界頂グルメ』

5月22日(水)放送の『世界頂(いただき)グルメ』(日本テレビ系 午後10時~11時)は、「円安でも満喫できる!韓国&ギリシャの美食SP」を送る。

 

この番組は、世界ではどんな人が、どんな料理を、どんな想いで食べているのか、世界各地で愛される“一番うまい地元メシ”を徹底調査するバラエティ。ハライチと佐藤栞里がMCを務め、個性豊かな海外ロケリポーター陣と、現地に行かないと分からない食文化やその国の歴史もひもといていく。5月22日放送回のスタジオゲストは、大沢あかね、やす子、ゆうちゃみ、福士蒼汰、松本まりか。

『世界頂グルメ』左から)福士蒼汰、松本まりか、大沢あかね(c)日本テレビ

 

今回は「円安でも満喫できる!韓国&ギリシャの美食SP」と題し、韓国とギリシャ・イカリア島を特集。照英が2か国の地元メシをリポートする。

 

東京から一番近い海外の韓国・釜山。1人4000円で楽しめる地元メシ3食頂ツアーを敢行。イカがたっぷり入った、宝くじが当たったという店主の元気が出る「石焼きジャージャー麺」や、松本まりかも思わず「これはたまらんなぁ」とつぶやいた、4か月熟成したキムチで巻く「キムチチョンゴル」など地元メシをリポート。照英はキムチチョンゴルの店の社長と焼酎で乾杯してお友達に。

 

3人に1人が90歳以上まで生きる長寿島のギリシャ・イカリア島では、名物のオリーブオイル豊かな地元メシが続々登場する。ロールキャベツの起源とも言われるブドウの若葉を使ったギリシャで愛される料理「ドルマデス」。親子で営むレストランでは「50年の人生で初めて食べた!」と驚く「パスティチオ」など地元メシをリポート。親子の絆に照英も思わず涙。福士蒼汰も「言葉を超えてつながった」と感動するひと幕も。

『世界頂グルメ』照英(c)日本テレビ

 

番組情報

『世界頂グルメ』
日本テレビ系
毎週水曜 午後10時~11時

番組公式TikTok&Instagram&X:@itadaki_ntv
番組HP:https://www.ntv.co.jp/sekaiitadakigourmet/

(c)日本テレビ

EXITりんたろー。が2億円のタワマン購入を報告 失敗しない最新住宅選びを評論家軍団が徹底解説『ホンマでっか!?TV』

5月22日(水)放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系 午後9時~9時54分)は、ゲストに小倉優子と小宮浩信(三四郎)を迎えて「失敗しない最新住宅選びSP」を送る。

 

住宅価格の高騰や、コロナ禍以降、住まいの価値観が激変しつつあるなど、自分が住む場所を見直す人が増えている昨今。そこで今回は、家を買う人も借りる人も、どちらも失敗しないために『ホンマでっか!?TV』が誇る評論家軍団が最新の住宅事情を紹介する。

 

まず、住宅情報評論家の池本洋一から「今の狙い目は、実は新築の一戸建てです!」という、いきなり世間のイメージを覆す説が紹介される。コロナ禍のリモートワーク需要などで、一戸建て住宅が一気に売れたものの、実は今、その価格が上がりすぎたことで逆に需要が減ってしまい、新築戸建ての在庫数にゆとりが出始めているんだとか。マンションの価格が上がり続けている一方で、実は郊外の戸建ての値段は落ち着きを見せ始めているため、購入するなら今が狙い目だという。

 

一方、これまで十数回もの引っ越し経験があるという小倉からは「日本の人口が減れば、(需要も減って)物件の価格も下がるんじゃないですか?」という質問も。不動産関連の情報でも見かけることの多いこの疑問だが、評論家からは「人口減少と物件価格は関係ありません」と答えが返ってくる。その代わりに、ある数字が物件価格に影響を与えるそうで、それが東京都内の価格高騰にも関係しているという。

『ホンマでっか!?TV』前列左から)EXIT(りんたろー。、兼近大樹)、小宮浩信、小倉優子 後列左から)ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)、島崎和歌子 (c)フジテレビ

 

さらに、小倉から「賃貸と購入だったら、どっちの方がお得なんですか?」という、誰もが悩む究極の質問も飛び出す。これに対して、評論家の沖有人が「将来かかるコストを考えると…」と有力な情報を紹介する。

 

そして、これまで番組でも新居探しをしていると話していたりんたろー。(EXIT)が「この前、ローンで2億の高層マンションを買ったんです」と、ついに住宅購入を報告。さらに「子供が生まれたらそこを売って、新しいとこに住み替えていく」という、家族の変化に合わせた作戦を考えていることを明かす。

 

そこで評論家軍団が、りんたろー。が次に住むべきオススメエリアを続々と発表。まず都内では、今「京急蒲田駅付近」がオススメだという。なんでも、住宅価格の高騰が激しい都心部に比べて、蒲田駅のある大田区は上昇幅がまだ小さいんだとか。さらには、ある理由から今後の価格上昇も期待できる、投資的な良さもあるという。

『ホンマでっか!?TV』EXIT (c)フジテレビ

 

ほかにも、東京近郊のオススメエリアとして、茨城県にある境町が紹介される。埼玉と茨城の県境にあり、都心にも近い好立地な上に、英語教育にも力を入れているなどファミリー層には相性バッチリで「住みたい田舎ランキング」でも1位を取るほどの人気エリアだそう。そんな、評論家軍団が薦める最新住宅情報にも注目だ。

 

さらに、りんたろー。の妻・本郷杏奈が、住宅情報評論家・池本洋一と一緒に新居探しのロケへ。2億円の家を買ったばかりのりんたろー。に紹介されたのは、その上を行く超高額物件だった。

 

番組情報

『ホンマでっか!?TV』
フジテレビ系
2024年5月22日(水)午後9時~9時54分

<MC>
明石家さんま
<進行>
井上清華(フジテレビアナウンサー)

<ゲスト>
小倉優子
小宮浩信(三四郎)

<パネラー>
EXIT(りんたろー。、兼近大樹)
島崎和歌子
ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田 敬)

<評論家>
飯田国大(3Dプリンター住宅)
家入龍太(建設IT)
池本洋一(住宅情報)
牛窪 恵(マーケティング)
沖 有人(住宅価格予測)
せらっきょ(元トップ住宅販売営業)
竹林正樹(行動経済)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/

(c)フジテレビ

前田公輝&久保田紗友W主演で人気webtoon『私をもらって』ドラマ化 御曹司のゴーストとどん底女子のラブコメサスペンス【コメントあり】

前田公輝と久保田紗友がW主演を務める『「私をもらって」~追憶編~』(日本テレビ 毎週金曜 深夜0時30分~0時59分)が、7月5日(金)から放送されることが決定した。

 

本作は、韓国の人気webtoon・web小説が原作のはかないラブストーリー。前田公輝と久保田紗友がW主演を務め、監督は池田千尋、常間地裕、倉橋龍介、三島有紀子、脚本は下田悠子、目黒啓太、本田周、髙橋泉が担当する。

 

前田が演じる一条稜英は、創業者一家の御曹司。完璧に用意された人生を歩んできた彼は、ある日突然の事故によって意識不明の状態に…。

 

久保田が演じる森川奈津実は、稜英と同じ日同じ時間に、別の事故に遭い意識不明の状態になるが、数週間後奇跡的に目覚めて無事に退院する。

 

しかし、家にはゴーストとなった稜英が待っていて、身に覚えのない“命の借り”があると言われてしまう。奈津実は「君しかいない」と稜英に頼りにされて、とんでもない依頼を受けることに。猶予はわずか49日間。運命的に惹かれる2人のはかないラブストーリーが始まる。

 

さらに、ハラハラドキドキのミステリー展開も。奈津実が意識不明の状態だった時、一体何があったのか。稜英の命を狙う怪しい謎の人物は誰なのか。そして真の狙いは何なのか…。また、原作の人気の理由のひとつであるファンタジー要素のある設定も見どころとなる。

 

なお、続編となる『「私をもらって」~恋路編~』が今秋から放送予定。オンライン動画配信サービス「Hulu」では、放送に先立ち先行配信される。

 

前田公輝 コメント

『「私をもらって」~追憶編~』

『私をもらって』で主役の稜英を演じさせていただくことは、率直にとてもうれしいです。
連ドラの主演ということは、役者を志して、大きな夢の一つとして掲げていたので、この出会いとご縁に感謝しています。

韓国の人気webtoon・web小説に、日本の表現を掛け合わせたラブコメサスペンスの世界を久保田紗友さんと一緒に楽しく作っていきます。

現場で生まれた空気感を日々感じながら、笑って胸打たれハラハラしながら撮影をしています。鮮度の高い映像をぜひお楽しみにしていてください!

 

久保田紗友 コメント

『「私をもらって」~追憶編~』

新ドラマ枠でダブル主演を務めさせていただくこと、新たな挑戦の場を頂けたことに感謝と、身が引き締まる思いです。奈津実という人物はとにかくエネルギーの放出が多いです。ここまでジェットコースターのように感情の変化がある役柄はこれまで取り組ませていただくことがなかったので、奈津実をどのように作っていくか悩みました。

奈津実は当たって砕けろ精神が強くて、自分が自覚している以上に前に突き進んでいく力のある女性だなと日々演じる中で感じています。同時に、私自身も奈津実の果敢に挑んでいく精神に助けられ、撮影現場に立っていられることができています。ラブコメといってもしっかりと地に足のついた作品を目指し、更にサスペンス要素も入ってくるので大人が楽しめるドラマが出来上がるのではと思っています。ぜひ放送を楽しみにしていてください!

 

RoseBean(原作)コメント

始めまして。『私をもらって』の作家、RoseBeanです。

執筆当時、主人公たちと一緒に泣いたり笑ったりしていたことがまだ記憶に新しいですが、こうしてドラマとして視聴者の皆さんとお会いすることになり、とてもドキドキしています。

応援のほどをよろしくお願いします。最後に、愛が全てを救う世の中で生きていられることをお祈りします。

 

One Punch Rabbit(作画)コメント

『私をもらって』は私の最初の連載作でした。

そんな作品がドラマ化されるなんて、いまだに信じられませんね。

私の絵の中だけに込められていた主人公たちが息をし、マンガとはまた違う話を繰り広げていくという事実がとても楽しみでまたわくわくします。

『私をもらって』ドラマ化を心からお祝いして、 多くの方々に愛されることを願っています。

 

池田千尋(監督)コメント

一度は互いに想い合った記憶を失ってしまったら、忘れられてしまったら。

しかも、相手は人間じゃない生き霊で…。

この作品は、記憶を超えて結びつく2人のラブストーリーであり、人と生き霊が出会うファンタジーでもあり、さらにはコメディあり、サスペンスありの宝箱みたいに彩りが詰まったドラマです。

おかしくてかわいくて、時に切ない、奈津実と稜英の七転び八起きな関係をぜひお楽しみください。

 

ヘリー・アン(プロデューサー)コメント

恋に落ちる瞬間、平凡な私たちもドラマの主人公になります。

この作品ではゴーストや失われた記憶、命懸けで手に入れたセカンドチャンスなど、小さなドラマチックな要素が加味されただけで(笑)、奈津実と稜英が感じる愛は私たちと大きく変わらないものです。

ぜひドラマの中で自分を見つけ出す楽しい時間をお過ごしください。

 

番組概要

『「私をもらって」~追憶編~』
日本テレビ「Friday’s EDGE(フライデーズエッジ)」
2024年7月5日(金)スタート
毎週金曜 深夜0時30分~0時59分
※編成都合により時間変更の場合あり

Hulu、TVer毎話放送後見逃し配信
続編『「私をもらって」~恋路編~』は、最終回放送後Huluで先行配信。今秋に地上波で放送予定

出演:前田公輝、久保田紗友
原作:『私をもらって』RoseBean(「NAVER SERIES」連載)
『私をもらって』RoseBean・One Punch Rabbit(「LINEマンガ」連載)
監督:池田千尋、常間地裕、倉橋龍介、三島有紀子
脚本:下田悠子、目黒啓太、本田周、髙橋泉
プロデュース:中村圭吾
プロデューサー:ヘリー・アン、三木裕明、齋藤寛朗、李奇穎、石尾純
制作:下村忠文
制作協力:カズモ
製作著作:日本テレビ

公式ホームページ:https://www.ntv.co.jp/moratte-ntv
公式X(旧Twitter):@moratte_ntv
公式ハッシュタグ:#私をもらって

生演奏のような疾走感とグルーブ感! ジャズピアニスト小川理子、初SACDアルバム「Balluchon」

ジャズピアニストとして活躍しながら、日本オーディオ協会の会長も務める小川理子さんの初SACDアルバム「Balluchon(バルーション)」が5月21日に発売されます。販売価格は4000円(税別)。

 

同SACDは、2018年6月に発売されたUHQ仕様CD「Balluchon」作成時のPCMリニア音源を元に、SACD化した作品。「ワンテイク」録音で、生の音に近づけるために、コンプレッションを一切使っていません。また、一般的なSACDは、PCMリニア音源をそのままDSDに変換して制作しますが、本SDCAでは、DSDの特性を引き出すため、あえてアナログ音源から手間をかけて制作されています。

 

ウルトラアートレコードの代表を務め、オーディオ評論家の顔も持つ、麻倉怜士さんと潮 晴男さんの2人がA面とB面をそれぞれプロデュース。各面の世界観に合わせて異なるミュージシャンがフューチャーされています。

 

小川さんのストライド奏法から奏でられる、明晰なタッチ、高い透明度、鋭角な音の輪郭を最大限に活かすべく楽曲を選択。ジョージ・ガーシュイン、デューク・エリントン、コール・ポーター作品を採用し、盤石なピアノテクニックから生まれる疾走感とグルーブが楽しめます。

 

【収録楽曲】
A面
1)Oh lady be good
2)Love for sale
3)In a sentimental mood
4)Do nothing till you hear from me(-ヴォーカル入り)
5)I got Rhythm
6)But not for me

バックミュージシャン
田辺充邦(ギター)
山村隆一(ベース)
バイソン片山(ドラム)

B面(SACD では連続再生)
1)Take the A train
2)C jam blues
3)Smile(ヴォーカル入り)
4)Perdido
5)Lady Madonna

バックミュージシャン
浜崎 航(テナーサックス、フルート)
中平薫平(ベース)
吉良創太(ドラム)

【アルバム概要】
・アーティスト:小川理子
・タイトル: Balluchon (バルーション)ジャズピアノ・ヴォーカル・アルバム
・レーベル : Ultra Art Record(ウルトラアートレコード合同会社)
・販売価格 : 4000 円(税別)
・発売日:2024年5月21日

アンタ&朝日奈央が海上保安大学校に潜入!逮捕術や“海猿”の過酷な訓練を体験『アンタッチャブルの早速行ってみた』

5月21日(火)放送の『アンタッチャブルの早速行ってみた』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~9時54分)は「衝撃の学校生活!特殊スクールに潜入24時in広島!」を送る。

 

今回は、広島県にある海上保安官の超エリートを育成する日本唯一の大学校“海上保安大学校”に、アンタッチャブルの2人と朝日奈央が潜入する。

 

学校を案内してくれるのは、現役学生の2人。海上保安官の幹部を育てる全寮制の学校で、入学した瞬間から国家公務員であり、給料ももらえるとのこと。そんな海のエキスパートたちは何を学び、どんな学校生活を送っているのか、学生の1日に特別に密着する。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

海で起きる全ての事象から国民の安全を守る、いわば海の上の警察官であり消防署員ともいえる海上保安官。そのエリートを育てる海上保安大学校の朝は、起床直後にベッドメイキングをして外に整列し、独特な掛け声の体操を始めるところから始まる。

 

その後も、腕立て伏せ、掃除、授業、座学講習…と厳しいルーティンを毎日当たり前のようにこなす学生たちに驚く3人。そして、犯人を制圧するときの逮捕術の授業を体験させてもらえることに。犯人役を任される山崎と柴田。正しい動きと力加減が適切であればけがはしないというが、異常に痛がる2人。誰でも簡単に犯人を制圧できるという逮捕術とは。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

さらに、全国から選抜された海上保安官の中で、超過酷な訓練を乗り越えたものだけがなれる潜水士、通称“海猿”を育てる地獄の潜水研修も体験。全海上保安官の中でも2パーセントに満たない精鋭だという海猿の訓練の一部を柴田と朝日が体験する。

 

重りを水につけないよう持ちながら、その場を動かず泳ぎ続ける“立ち泳ぎ”訓練では、つらそうな柴田と朝日に対して、教官から「現場にはおまえらのつらいなんて声はいらないんだぞ」との厳しい指導が入ると、“ザキヤマ鬼教官”からも「命を守ってるんだぞ」と熱く厳しい声がかかる。

 

そのほかにも、船の操縦訓練ができる操縦シミュレーション設備や、なかなか見ることができない寮生活の実態、学生の部活動や恋愛事情などにも3人で踏み込んでいく。

 

収録を終え、朝日は 「忘れられない1日になりました。聞いていたのと違う(笑)ハードな訓練を、ザキヤマさんはやらないのに私がいろいろ体験しています。ただ、普通は経験できないようなことをやらせていただけたということでもあるので、本当に貴重なロケだったなと思います」と語った。朝日も驚きの海上保安官のハードな訓練は必見だ。

 

番組情報

『アンタッチャブルの早速行ってみた』
カンテレ・フジテレビ系
2024年5月21日(火)毎週火曜 午後9時~9時54分

MC:アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)
ゲスト:朝日奈央

(c)カンテレ

 

樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのが『さっちゃん、僕は。』に出演決定!京介(木村慧人)と早智(中山ひなの)がそれぞれ通う大学の同級生に

FANTASTICSの木村慧人が主演を務めるドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』(TBS 6月11日(火)スタート 毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分 ※一部地域を除く/見逃し配信あり)に、樋口日奈、のせりん、田中偉登、平野莉玖、葵うたのの出演が決定した。

ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』左から)平野莉玖、のせりん、樋口日奈、田中偉登、葵うたの(c)『さっちゃん、僕は。』製作委員会

 

本作は、その過激な内容で話題となった朝賀庵による漫画「さっちゃん、僕は。」を実写化。主人公・片桐京介(木村)と地元に残してきた彼女・早智(中山ひなの)、隣に住む人妻・紫乃(石川恋)、そしてその夫・要(桜田通)、それぞれの歪んだ愛が絡み合う、純愛と破滅のラブストーリーだ。

 

このたび、京介と早智がそれぞれ通う大学の同級生役が決定した。京介の同級生・須川美鈴役を元乃木坂46・樋口日奈、黒磯朝日役をのせりん、文也役をドラマ初挑戦となる平野莉玖が務める。また、早智の同級生・伊勢埼真役で田中偉登、山田彩花役で葵うたのが出演する。

 

樋口が演じる美鈴は、京介と早智をつなぐ唯一の存在で、密かに京介に想いを寄せていた過去がある。のせりんが演じる朝日は、いつも違う女の子を連れているプレイボーイで、京介と紫乃の浮気をいち早く見抜く。美鈴を気にかけているところもあり、2人の関係性も見どころだ。

 

平野が演じる文也は、京介と大学内でよく共に行動している親しい友人のひとり。朝日を見習って「今年は女の子と遊んでやる」と意気込んでいる。

 

そして田中演じる伊勢埼は、いつも早智の味方をし、気にかけている。葵演じる彩花も同様に、早智の恋路をサポートする友人のひとりである。

 

樋口日奈 コメント

原作を読ませていただき、この物語の中で巻き起こる渦のようなものに一気に引き込まれていく自分がいました。私が演じる須川美鈴は、自身を成長させるため、揺るがない芯の強い女性だと思います。それぞれの役の気持ちで考えるとまた違う景色が広がり、胸が切なくなったり、同情してしまったり…さまざまな立場、視点でこのドラマを皆さんに楽しんでいただきたいです!

 

のせりん コメント

はじめに原作を読んだとき、さまざまな視点からいろいろなストーリーが繰り広げられていく作品で、全く結末が予想できない展開にすごく興味が湧きました。出演が決まったときは純粋に「うれしい!」という感情と同時に、世界観にうまく入り込めるか不安と好奇心が入り混じった不思議な気持ちがありました。朝日は自分とは反対のキャラクターなのでとても挑戦的な役柄ですが、朝日を理解することで、新しい自分を発見できるような気もしています。

すごいスピードでいろいろなことが起こるのであまり瞬きしないで見てください! そして作中で変化していく朝日の気持ちにも気づいてくれたらうれしいです。

 

田中偉登 コメント

ドラマの出演が決まり原作も読みましたが、“これを実写でやるのかぁ”と心が痛くなりそうでした(笑)。

僕の演じる伊勢埼は早智と大学の同級生という関係性なので、京介や紫乃さんとは直接対峙する機会はほとんどありませんでした。ですが、揺れ動くさっちゃんを通して伊勢埼の想いも見えてきたりと、作品に登場するすべての人物の激しく、切なく、揺れ動く心に影響されながらも自分たちの未来へと進んでいく姿を見てくださると幸いです。ぜひ、お楽しみに!

 

平野莉玖 コメント

演技に挑戦をしたことがなかったので不安な気持ちもありましたが、新しいことにチャレンジするワクワクもあって、出演が決まりすごくうれしかったです。 僕が演じる文也は陽気な大学生なのですが、僕自身ポジティブで明るい性格なので素の自分と近い部分があり、演じやすかったです。

この作品はいろいろな展開があってドキドキするシーンがたくさんあると思います。その中で文也たちが本当に少年のような人物なので癒やしにもなるかと思います。

 

葵うたの コメント

山田彩花役に決まり、原作とドラマ台本を読ませていただいたときに、友人として「さっちゃんを支えなきゃ」と強く思いました。それぞれの登場人物の想いがディープに絡み合う作品で、私の演じる山田彩花はお節介な友人として登場しております。さまざまな愛の形が描かれる中で、友情の愛も楽しんで見ていただけたらうれしいです!

 

番組情報

ドラマストリーム『さっちゃん、僕は。』
TBS ※一部地域を除く
2024年6月11日(火)スタート
毎週火曜 午後11時56分~深夜0時26分(※放送日によって放送時間が異なる)

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信
先行配信:日本国内では地上波放送開始に先行して6月4日(火)から「Netflix」にて毎週火曜配信。その後、海外にて順次配信を予定

製作:『さっちゃん、僕は。』製作委員会
制作プロダクション:AOI Pro.
原作:朝賀庵「さっちゃん、僕は。」(集英社ジャンプコミックス刊)
脚本:今西祐子、國吉咲貴
プロデューサー:箱森菜々花、熊田寧々
配信プロデューサー:齊藤彩奈、杉山香織
監督:熊坂出、富田未来、小菅規照

オープニングテーマ:Hi-Fi Un!corn「Left or Right」
エンディングテーマ:Hi-Fi Un!corn「PHANTOM PAIN」

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sacchan_bokuha_tbs/

(c)『さっちゃん、僕は。』製作委員会

『アンメット』ミヤビ(杉咲花)を支える医局メンバー・野呂佳代、山谷花純、尾崎匠海、中村里帆のコメント到着

杉咲花主演の月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時)より、野呂佳代、山谷花純、尾崎匠海、中村里帆のコメントが到着した。

 

本作は、事故による後遺症で過去2年間の記憶がない脳外科医のミヤビ(杉咲花)が、同じ脳外科医でアメリカ帰りの三瓶(若葉竜也)と出会い、医師としての自分を少しずつ取り戻していく医療ヒューマンドラマ。

 

第5話では、ミヤビを本格的に脳外科医として復帰させるべく、三瓶が難易度の高いもやもや病の手術の術者にミヤビを指名。自分にはまだ無理だと言うミヤビに対し「あなたは、できます」と断言する三瓶の力強いまなざしに、三瓶を信じるべきか葛藤するミヤビの姿が描かれた。

 

さらに、まるでミヤビが手術を了承することを分かっていたかのように、冷蔵庫から手羽先を取り出し、血管吻合(ふんごう)の練習に付き合う三瓶の姿には、「ミヤビへの深い愛情を感じずにはいられない」と三瓶の熱い思いにグッとくる人も多かったようだ。

 

また、Yuki Saito監督が自身のXに投稿したように「第5話のテーマは“チーム”」。星前(千葉雄大)が自らの信念を語ることで、術者に挑戦するかどうか迷うミヤビの背中を押し、麻酔科医の成増(野呂佳代)は外科医として再び歩き出すことを決めたミヤビに安心感を与え、そして看護師の森(山谷花純)は手術でミヤビが全力を出せるよう、前日の夜から泊まり込みでサポートするなど、医局メンバーの優しさが心にしみる回だった。

 

SNSにも「手術に挑むミヤビちゃんを最大限にサポートするチーム最高!」「今回すごくいい話でまさに神回」「『私たちは1人じゃない。だから自分だけで完璧でなくてもいい』っていうせりふに、最終回?っていうくらいボロボロと泣いてしまった」といった感想が多数寄せられた。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

出演者の一人である看護師・新井小春役の中村里帆も「手術後、ミヤビ先生を見守る医療チームの温かい視線、それをしっかりと焼き付け感情があふれ出るミヤビ先生の姿は、私にとっても忘れられない景色になりました」と語るなど、劇中で研修医の風間(尾崎匠海)が「この病院はチーム医療が充実している」と評した“丘陵セントラルチーム”の結束力に胸を打たれる視聴者が多かったようだ。

 

そんな医局メンバーは撮影現場でも日々仲を深めているようで、麻酔科医の成増を演じる野呂は「この作品ならではですが、現場ではみんなで縫合の練習をしながらお話しています。私は麻酔科医なので劇中で縫合はしませんが、(杉咲)花ちゃんが貸してくれたキットで練習しています(笑)。みんな医大生のような感覚でいられるところが面白いなと思ってます」とコメント。

 

さらに「若葉さんはたまにグミをくれようとするのですが、必ず手のひらでグミをギュッと握りしめて渡してきます(笑)」と、ユーモアのあるやりとりも楽しんでいる様子。

『アンメット ある脳外科医の日記』(c)カンテレ

 

また、ミヤビの記憶に残っている数少ない人物で、プライベートでも仲の良い看護師・森役の山谷は「今回の現場では、杉咲花も、役の川内ミヤビも特別扱いせず、ごく普通の一人の人間として向き合うと自分と約束して過ごしている」といい、中でも第5話でミヤビの部屋に泊まるシーンはひときわ思い入れが強かったそうで「レンズに映らない景色や、強く残る記憶の積み重ねがあったからこそ残せたシーンだった」と明かした。

 

また、自身も毎日日記をつけていることから「ミヤビが毎朝起きるたびに日記を見返すシーンが好き」と話す研修医・風間役の尾崎は「星前先生役の千葉さんと一緒にいることが多く、演技のことを聞くと真剣に考えて教えてくれます。最近では、ピクミンの縫いぐるみも頂きました(笑)」と現場でのかわいらしいエピソードを明かした。

 

そんな森の後輩看護師を演じる中村は「第6話では、ミヤビ先生と森ちゃん先輩と3人だけのシーンがあり、小春が普段、どういう思いでミヤビ先生と接しているのか感じられるシーンだったので、撮影のときは緊張や不安がいつもの倍ありました。でも、花さんがその不安をすぐに察してくれて、撮影直前まで話をする時間を作ってくださったので、いつの間にか悪い緊張感や不安はなくなりました」と、座長・杉咲に感謝。

 

さらに「第6話では、ミヤビ先生の記憶障害についても、ある疑惑が浮かび上がり、新たな展開が訪れるので、ぜひご覧ください!」と見どころを明かした。野呂、山谷、尾崎、中村によるコメント全文は以下を参照。

 

野呂佳代 コメント

◆野呂さんが思う『アンメット』の魅力や好きなシーンをお教えてください。

ミヤビの症状やこれまでの物語をそのまま受け止めてしまうと、やはり少し暗い気持ちになったりしてしまうかもしれないですが、『アンメット』は、ミヤビの明るく前向きな性格や、ミヤビを囲む周りの仲間たちがみんなで同じ方向を向いているところがとてもいいなと思いました。医者や看護師の仲間たちということもあり、みんなで落ち込まずに冷静に見守れるところも、この物語の明るくすてきな魅力的な部分なのだと思います。私が好きなシーンは、よく集まるたかみ(居酒屋)で、ミヤビの病気とも明るく向き合ってる仲間たちとの会話や、あーだこーだと楽しく宴会をしているにもかかわらず、仕事に戻るとみんなが冷静に医療従事者として接しているギャップが、演じていてもとても好きなところです。医療シーンを作るに当たっても、みんなそれぞれ専門の先生から勉強して挑んでいるので、それぞれの役割も注目していただきたいです。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?麻酔科医・成増を演じるに当たり意識していること、参考にしたことはありますか?

よく視聴者の皆さんには、「安心感」というワードのコメントをしていただいているようで、非常にありがたい限りだなと思います。『アンメット』以外のお仕事現場でも、とっても面白いドラマだねぇと言っていただいております。そして、安心感あるよという言葉を頂きました。

私も、麻酔科医 成増貴子さんを演じるに当たり、自分なりに麻酔科医業務内容や、心持ち、どんな人が向いているのかなど調べまして、現場に来てくださっている麻酔科医の先生に毎回教わっている中で、またさらに業務内容、所作、心持ちなど教えていただいて、役作りさせていただいてます。父が、病院の中で理美容室をやっていまして、芸能界に入る前によく手伝いをしていました。今でも行ける時は手伝いをしていますが、そこで見かける看護師さん、医療事務の皆さん、先生方の動きを拝見する機会が多く、それも役作りの勉強になっています。

 

◆撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。

みんなとは空き時間に楽しくお話をして、ゲラゲラと笑って過ごしています! はなちゃん、りゅぴっぴ(若葉さん)とは、浅草で大衆演劇を見てご飯食べようという話で盛り上がってます! 若葉さんはたまにグミをくれようとするのですが、必ず手のひら全体でグミをぎゅうっと握りしめて渡してきます。山谷さんは、私のお仕事を褒めてくれて(涙)。とてもうれしかったです。居酒屋のシーンでは、本番以外ではだいたい出ているお料理を食べているなという印象です! バクって効果音をつけていたくらい食べてます。一度食べ過ぎでズボンのホックを緩めていたような、、、けどとっても美人で、笑顔がすてきで、サバっとしていて頼りになる存在です。

尾崎くんは、やはり面白いです。まだまだだな!(笑)と思うところもあれば、振る舞いが大人でえらいなぁと思うことがあります。とても勉強家で、よくみんなの作品を見ては感想を述べたりしています。演技も若葉くんや千葉くんにアドバイスを受けながら、即実践してみる!というところに、素直さとすてきさを感じています。忙しいと思うけれど、なんでも吸収しようという前向きな仕事への姿勢が推せます! ファンの方もきっとそんな尾崎くんを応援しているんでしょうね! 尾崎くんが現場にいるとみんなの張り詰めている気持ちが和らぐと思います。

 

◆『アンメット』の現場で好きなところ、またはここが特別だなと思うところがあればお教えください。

ここは『アンメット』ならではだなと強く感じることは、みんなで縫合の練習をしながらお話しているところです。私は、縫合とは関係のない人物ではありますが、はなちゃんが数ある中の1つのキットを貸してくれて、やってます(笑)。仕事中ではありますが、みんなプライベートも医学生のような感覚でいられるところが面白いなって思います。本当の医学生は、もっともっと大変だと思いますが。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

アンメット毎週楽しみにしてくださっている皆様、ありがとうございます。原作を読んでる方は、成増はイメージが少し違うかと思いますが、読んだことない方も原作もぜひ読んでもらって両方合わせると面白さが倍増すると思います。今後の物語もお楽しみにしていてください。

 

山谷花純 コメント

◆山谷さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。また、ミヤビとの共演シーンで好きなシーン、印象に残ったせりふがあればお教えください。

視聴者の方々を信じているところです。せりふで説明し過ぎず余白の部分をきちんと残しての作り方は、近年のドラマでは珍しいと思いました。だからこそより想像力が膨らみ、言葉に表せない感情が湧き出てくる。今作の大切なテーマ「記憶」に、結びついていると感じます。5話でミヤビの家に泊まったシーンは、とても思い入れがあります。今回、杉咲花も、役の川内ミヤビも、特別扱いせずごく普通の一人の人間として向き合うと自分と約束して現場を過ごしていて。たまに雑に返答してしまいほっぺたを膨らまされる時もあるのですが、その時間もなぜかいとおしくて。レンズに映らない景色や強く残る記憶の積み重ねがあって残せたシーンだったと思います。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

家族。友人。応援してくださっているファンの方々。たくさんの人から作品の感想を頂きました。 花さんと若葉さんが先陣を切って紡いできた思いが届き始めたと実感してすごくうれしかったです。その中でも、理学療法士をやっている妹からの言葉が印象的でした。「アンメットで扱う症例は、ドラマではあまり取り上げられないけど実際多くの方が抱えている症例なの。患者さん側の世界を初めて見られて勉強になる」いろんな見方がある作品なんだなと思いました。

 

◆撮影現場でのエピソードお教えください。

撮影当初、足が子鹿みたいに震えるほど緊張が止まらず。普段ここまで緊張することがないため、自分でも戸惑っていると、若葉さんがそっと寄ってきて「目線とか、やりにくいことがあったら何でも言ってください!」って声をかけてくださいました。少ない言葉で多くの事をくみ取っていることを自然と感じられる、三瓶先生と一緒だって思った瞬間でした。

 

◆『アンメット』の現場で好きなところは?

みんな違ってみんな良い。真面目な性格の人が多く、だからこそ人の気持ちに繊細な空気感がただよっている気がします。役の大小関係なく意見交換をしやすい環境があるのもそこにつながると思います。それぞれの役への思いがしっかりあるから耳を傾けたくなるし、客観的な意見も知りたくなる。通常、時間に追われがちなドラマの現場とは違う作り方に胸が熱くなります。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

この作品が皆さまの明日へとつながるきっかけになればと、キャストスタッフ一同、誠心誠意向き合って撮影を重ねております。通常の台本には、感情を説明するト書きというものが多く書かれているのですが、今作では「ー」横棒だけのページが多く役者に委ねる作りになっています。形はないけれど確かにある心。自分の感情なのか、役としての感情なのか分からないけれど、忘れたくないなぁ、終わりたくないなぁ、ってミヤビの笑顔を見る度に込み上げています。そう思える作品と出会えたことは、少なからず自分にとって明日へつながっているのだと思うのです。一人でも多くの方々へこの作品が届き、自分の人生と重ねて見ていただけたらうれしいです。

 

尾崎匠海 コメント

◆尾崎さんが思う『アンメット』の魅力や好きなシーンをお教えてください。

いろんな医療ドラマがある中で、この作品は、主人公のミヤビ自身が脳に障害をあり日々苦悩しながらも同じ立場から患者さんに寄り添うところがたくさん描かれて、実際に同じ思いを感じている視聴者の方々にも共感していただける部分が多くあると思います。僕個人的には、ミヤビが毎朝起きるたびに昨日まで記していた日記を見返すシーンが、自分自身も1年ほど前から日記をつけるようにしていることもあり好きなシーンの一つです。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

INIのメンバーも何人か見てくれているみたいで、家族からも連絡がありました。ほかにもまわりのスタッフさんだったりドラマ以外の現場に行っても、いろいろな人から「見てるよ!」と声をかけてくださったりしてます!

 

◆撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。

千葉さん演じる星前先生と一緒にいることが多いのですが、演技のことを聞いたら真剣に考えて教えてくれます。そして、最近のエピソードでいうとピクミンの縫いぐるみを千葉さんから頂きました(笑)。

 

◆撮影を乗り切るためのリラックス方法を教えてください。

ドラマの撮影とINIとしての活動が続くとどうしても足が疲れがちになってしまうので、最近寝る前に足ツボを自分でよく押して、翌日に疲れが残らないように心がけています。

 

◆6話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします。

ミヤビの記憶障害に関して、前々から疑問を抱いていた三瓶が真実を確かめるために、これまで以上に行動を起こすのですが、それによって周囲の人々も関わってきて回を追うごとに新展開があるので、第6話も見逃せないこと間違いないです! もちろん、僕が演じる風間も登場しますので、ぜひお楽しみに(笑)。

 

中村里帆 コメント

◆中村さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。

ドラマを見ているというか、ミヤビ先生を始めとしたこの作品に出てくる皆さんのドキュメンタリーを見ているような気持ちになるところです。それくらい一人一人の人生や背景が丁寧に描かれていて、毎話最後には温かい涙が流れています。皆さんの生き様から私自身も励まされる事が本当に多く、生きる気力が湧いてくるドラマです。5話の手術シーンは特に印象深いです! 丘陵セントラルチームの一体感を強く感じられ胸が熱くなりました。手術後、ミヤビ先生を見守る医療チームの温かい視線、それをしっかりと焼きつけ感情が溢れ出るミヤビ先生を見て、視聴者としても忘れられない大切な景色になりました。

 

◆これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか?

『アンメット』に関しては、見たよの報告だけじゃなく熱量のある感想も一緒に伝えてくれる方が多くて、このドラマを愛して大切に見てくださっているんだなと感じることが多いです。看護師の友達からも、本当に丁寧に作られていて毎話引き込まれると言ってもらえてうれしかったです!

 

◆撮影現場でのエピソードお教えください。

6話ではミヤビ先生と森ちゃん先輩と小春の3人だけの日常的な空間が描かれているシーンがあって、そういったシーンが描かれるのはここが初めてでしたし、小春が普段どういう思いを持ってミヤビ先生と接しているのかが少し感じられるシーンだったので、緊張感や不安がいつもの倍ありました。でもその不安を花さんがすぐに察してくれて、撮影直前まで3人でこのシーンに対してどう思っているのか話し合う時間を作って下さり自然と悪い緊張感や不安は消えていきました。常にいい緊張感とともに温かくて優しい空気が流れている、呼吸のしやすい現場です。

 

◆杉咲さんの印象、驚いたことなどありましたらお願いします。

誰1人として絶対に置いていかない包容力、この現場にいる人全員に向ける愛情が本当に深くて、会う度いつもどうしたら花さんみたいな人間になれるの?と、自問自答してしまうほど魅力が尽きません。休憩中も長時間吻合の練習をしている後ろ姿を見た時や、ミヤビ先生と共に生きている花さんを近くで見ると、より一層私も頑張らなければと思わされますし、だからこそ美味しそうにご飯を食べてる姿や誰よりも大きな声で笑っている姿を見ると、本当にこちらも幸せな気持ちになります!!

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

6話も後遺症を抱えて生きる患者さんに、ミヤビ先生にしか出来ない寄り添い方、向き合い方で救っていく姿に胸を打たれるはずです。そしてミヤビ先生の記憶障害についてもある疑惑が浮かび上がったり、新たな展開が訪れます。ぜひご覧ください!

 

番組情報

『アンメット ある脳外科医の日記』
カンテレ・フジテレビ系
毎週月曜 午後10時~

出演:杉咲花、若葉竜也、岡山天音、生田絵梨花、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆・安井順平、野呂佳代、千葉雄大・小市慢太郎、酒向芳、吉瀬美智子、井浦新

原作:子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画)
「アンメット-ある脳外科医の日記-」 (講談社「モーニング」連載)
脚本:篠﨑絵里子
音楽:fox capture plan
主題歌:あいみょん「会いに行くのに」
オープニング曲:上野大樹「縫い目」
演出:Yuki Saito、本橋圭太
プロデューサー:米田孝、本郷達也
制作協力:MMJ
制作著作:カンテレ

TVer:https://tver.jp/episodes/epyi56mukr
公式サイト:https://www.ktv.jp/unmet/
公式X:https://twitter.com/unmet_ktv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@unmet_ktv8

(c)カンテレ

栗山千明主演『晩酌の流儀3』放送決定!おなじみのレギュラーキャスト&インパクト大なキービジュアルも解禁【コメントあり】

ドラマ25『晩酌の流儀3』(テレ東系 毎週金曜 深夜0時42分~1時13分)が、6月28日(金)スタート。主演の栗山千明、レギュラーキャストの武田航平、辻凪子、馬場裕之(ロバート)、ミスターちん、おかやまはじめ、松本拓プロデューサーよりコメントが到着した。

ドラマ25『晩酌の流儀3』©「晩酌の流儀3」製作委員会

 

本作は、「1日の最後に飲むお酒をいかにおいしく飲むことが出来るか」を追求する、“お酒”をテーマにしたグルメドラマ。一昨年にシーズン1がスタートし、同年末にはスペシャル、昨年にはシーズン2と続けて放送された。

 

放送を重ねるたびに、主演・栗山千明演じる伊澤美幸の飲みっぷりが話題を呼び、SNS上ではそんな美幸に感化されて「#晩酌の流儀」で自らの晩酌を投稿する視聴者が続出。各シーズンの最終回では放送終了を惜しむ声が数多く寄せられた。そんな多くの人に愛されている本作が待望のシーズン3に突入する。

 

シーズン3では、今まで以上に美幸のお酒への情熱が加速。さらに、美幸の周りにも少しずつ変化が訪れることに。美幸の晩酌の要である食材調達はこれまで「ツルマート」中心だったが、商店街へと広がりを見せる。

 

そしてお酒を手に真剣な表情の美幸にクローズアップ、洗練された黄金色を背景に、美幸の晩酌への思いがほとばしる、思わず喉を鳴らしてしまいそうなインパクト大なキービジュアルが解禁。

 

そんな本作には、主演を筆頭におなじみのキャストが再集結。“晩酌”という日々の幸せのために全力を尽くす主人公・伊澤美幸を演じる栗山千明。美幸が勤める「ホップハウジング」の個性豊かなメンバー、常識人で好青年な後輩・島村を演じる武田航平、美幸の“晩酌の流儀”を一番に理解している後輩・葵を演じる辻凪子、“冗談”の塊である支店長・海野を演じるおかやまはじめが続投。

 

さらにちょっとした変化が訪れる美幸が通うスーパー「ツルマート」の面々には、変わらずお客様想いで常連の美幸の晩酌を気に掛ける店員・牛場を演じる馬場裕之(ロバート)、牛場とは違うアプローチで晩酌のヒントを美幸に授ける店長・珍山を演じるミスターちんの再登場も決定した。

 

そして商店街を彩る新たなレギュラーキャストたちも登場し、美幸の晩酌がさらにパワーアップ。詳細は第2報にて解禁予定となっている。

 

伊澤美幸役/栗山千明 コメント

今年も美幸を演じられること、シーズン3をお届けできることを大変うれしく思っています。

 

手軽なおつまみから少し手の込んだお料理まで、美幸の晩酌を通して私自身も日頃の参考にさせてもらっています。今年の夏はどんな晩酌を迎えられるか、今からとても楽しみです。皆さまもぜひ、ご一緒にすてきな晩酌時間を過ごしましょう!

 

島村直人役/武田航平 コメント

なんとなんと!!晩酌がまたまた帰ってきました。

 

まさかのシーズン3!こうなったらどこまで続くか見ものですね~!

 

今回も自宅で「まねしてみたい!」料理とおいしいお酒でみんなで乾杯しましょう。

 

美幸さんがどんな晩酌をするのか、ぼくも楽しみです!そして、普通系男子代表の島村君はどうなるのか? そこも見どころとして楽しみにしていただけたらうれしいです!!

 

ちなみに武田家はシーズン1からオンエアを見ながらお酒を飲んでます(笑)。皆さんもぜひ!

 

富川葵役/辻凪子 コメント

ありがたいことに私が演じる富川葵も3年目に突入します!『晩酌の流儀』観てます!ってよく言われます。とてもうれしいです。このドラマのおかげで普段から全力で食とお酒を楽しむようになりました。今年も来年も再来年も視聴者の皆さんと一緒に晩酌できますように。乾杯!!!!!

 

牛場役/馬場裕之(ロバート)コメント

シーズン3が決まって、またツルマートで美幸さんと会えるのがとても楽しみです。最高の晩酌のために珍山さんと精いっぱいサポートする姿をご覧になってください。全シーズン撮影日は終わった後の一杯がたまらなくおいしいのでそれも楽しみにしています。

 

珍山役/ミスターちん コメント

どうも~!ツルマート店長の珍山ことミスターちんです。

 

シーズン2に続き、また出演できてうれしいです!シーズン3ではさらに進化したツルマートの姿をお見せすることになるでしょう。地域の皆さまとの共存をテーマに、牛場君と共に、よりディープな食材をお届けしてまいりますので、ご期待ください!

 

海野二郎役/おかやまはじめ コメント

街でよく「晩酌見てます」と声をかけられます。そのたびにうれしさと同時に「あーまたやりたいなぁ」と思っていたのです。またやるんですって?!そりゃやりますよー。

 

支店長海野、相変わらずバカやらさせていただきます。また、あのメンバーに会えるんだ、うれしい。シーズン1・2に劣ることなく、全力で挑みます。(ケガしない程度に)。皆さん、楽しみにお待ちくださいませー!

 

松本拓(テレビ東京プロデューサー)コメント

約二年半前、企画書を書いていた時、まさかシーズン3までになるとは全く思っておらず、今こうしてシーズンを重ねさせていただけること、大変うれしく思っています。ここまで続いた要因は本当にたくさんあると思いますが、何より栗山さん演じる美幸役が、キャラクターとして確立されたことが一番大きなことかなと思っております。

 

連ドラはシーズン3が大切と昔どなたかに教わりました。その時は理由も分からず、特に共感もできなかったですが、今こうやってそのステージに立ってみるとその意味がとてもわかります。ドラマの確固たる世界観は残しつつ、さまざまな変化に挑戦していきたいと思います。「より身近な、共感できる晩酌」これが、シーズン3のテーマです。ぜひ、ご期待ください!

 

番組情報

ドラマ25『晩酌の流儀3』

テレ東系

2024年6月28日(金)スタート

毎週金曜 深夜0時42分~25時13分

配信:各話放送終了後から、動画配信サービス「U-NEXT」「Prime Video」にて順次見放題配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

 

主演:栗山千明

出演:武田航平 辻凪子 馬場裕之(ロバート) ミスターちん おかやまはじめ

監督:北畑龍一 松本拓 丸山恵 佐藤リョウ 小山亮太

脚本:政池洋祐 當銘啓

音楽:渡邊崇

プロデューサー:松本拓(テレビ東京) 丸山恵(テレビ東京) 勝俣円(DASH) 永崎真甲(DASH)

制作:テレビ東京 株式会社DASH

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/banshaku3/

公式X(Twitter):@tx_banshaku

公式Instagram:@tx_banshaku

公式TikTok:@tx_banshaku

 

©「晩酌の流儀3」製作委員会

TikTokクリエイター・まいきちインタビュー後編! 不登校を経てからTikTokで生きていくことを決めた少女の「どうせ生きているなら、楽しんだほうがよくない?」マインド

2017年、中学1年生ときにTikTokを始めると、かわいさだけではない個性の強さで、またたく間に同世代の心をつかんだまいきちさん。14歳でフォロワー88万人を抱え、2020年には自身が作詞を手がけた楽曲で歌手としてメジャーデビューをするなど、TikTokドリームを体現している。が、本人はクールに「1歳から芸能活動をしているから、実はけっこう芸歴が長いんです」と話すのだ。そんなまいきちさんの幼少期から、マインドを変えた「どん底」まで語ってもらった。

 

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まいきち…2005年1月30日生まれ、大阪府出身。中学1年生でTikTokを開始したことがきっかけで、2019年にユニバーサルミュージックと専属契約し、2021年2月26日に『どこでもスタート』でメジャーデビュー。2021年よりファッションメディア『Ranzuki』の専属モデルに就任した。YouTubeでは魅力的な歌声を披露している。XInstagramTikTokYouTube

 

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

【まいきちさん撮り下ろし写真】

 

1歳のときから洋楽で踊っていた

──お父さんがミュージシャンだと聞きました。どんな音楽を聴いて育ったんですか?

 

まいきち 両親が音楽を通じて出会って、音楽があふれる家で育ちました。邦楽だとBOOWYとか桑田佳祐さんとか、一番聴いていたのはビートルズとかレッドホットチリ・ペッパーズ、プリンスとかです。

 

──物心ついたときの音楽体験、覚えていますか?

 

まいきち 物心がつく前ですが、1歳のとき、MIKAの『グレース・ケリー』という曲で立って踊りだしたらしいです。物心がついてからは、曲を作ったりパパにドラムやギター、ピアノを教えてもらっていました。

 

──どうやって曲を作っていたんですか?

 

まいきち まずテーマを決めて、私が単語をあげていって、口ずさんだ音をデモにしてくれました。ママは歌う人だったので、パパとママで急にセッションを始めたりとかありましたね。ママはすごくて、家で鼻歌を歌っていると「そこ音程ちがうよ」と指摘してくるんですよ。だから歌うのがイヤな時期もありました。

 

──音楽に対して妥協しないお母さんだったんですね。幼少期は音楽を肌で感じる生活を送り、小学生はどんな生活を送っていましたか?

 

まいきち 中華学校に通っていました。お友達は多様で、それぞれが思っていることを言い合える関係でぶつかったりもしていて、それはそれでいいことじゃないですか。でも、5年生のときに日本の学校に編入したときに「みんな言っていることと思っていることが違う」とうことに気づいて。

 

転校先の中学校で大歓声!

──本音と建前があると。

 

まいきち そう。当時、そのときにボーカル&ダンススクールに通っていたんですが、それもあって目立ってしまったようで、嫌がらせを受けるようになったんですよ。日本人の中では、こういうことをうまく交わしていかなきゃいけないんだな、と学びました。中学生になると芸能系の学校に通うことになって、入学式から「事務所、どこなん?」って会話するようなところで。バッチバチでしたね。

 

──野心がすごそうですね。

 

まいきち そこでもぶつかっちゃって。だからもう、一人でいることを楽しむようにしましたね。休み時間は一人で本を読んだり、それで知識を得られることに楽しさを見いだしていました。そのあと、中学3年生のときに上京することになるんです。

 

──中学生で一人でですか?

 

まいきち お父さんと二人でです。ユニバーサルミュージックさんに入ったタイミングだったので、東京の学校に行くことについてわくわくしました。しかも、転校のあいさつを全校生徒の前でマイクでしなきゃいけなくて。そのときすでにTikTokをやっていたので、私が壇上に上がると、「キャーーー!」ってなって。「ご存知のとおり、まいきちです」みたいな。

 

──かっこいい! 堂々としたあいさつですね。

 

まいきち 自信を持って胸を張れるキャラのほうが印象がいいかなと思って。学校は楽しかったんですが、中学3年の3学期にそのまま卒業式を迎えてしまいました。

 

不登校だった高校時代「TikTokで食べていく」

まいきち でも、一番大変だったのは高校時代です。入ったときから「うわ、まいきちかよ」みたいな反応をされて。入学して3か月は通いましたがいろいろあり、もう行く必要がないかな、と思ってそれからは学校に行きませんでしたね。その代わり、TikTokなどでライブ配信を始めるようになりました。それと同時に、「これからは、これで食べていかなきゃいけないのかもしれない」と思うようになって。

 

──高校生ですでに、食べていくことを想定したんですか。

 

まいきち 今も「どうやって生きていけばいいんだろう……という不安もあるし、めちゃくちゃ不安定な職業だと思っています。人気が落ちていく可能性を常に秘めているし、そういう不安と戦いながら毎日投稿しなきゃいけないし……というプレッシャーとストレスを感じて、精神的に落ち込んでしまったのが高校1、2年生のときだったんです。それが高校3年生のときに「こんなことをしていても意味がないな」と、急にマインドが変わりまして。「生きているのなら、楽しんだほうがよくない?」と。

 

──転機があったんですね。

 

まいきち やっぱり、最終的に笑っているヤツが勝ち、みたいなところってあるじゃないですか。昔はそれってきれいごとだと思っていたんですが。ライブ配信で悩みごとを打ち明けてくれる方が多んですが、私自身もそういう方たちにきれいごとを言っているんですよ。「笑っていれば大丈夫だから。時間はすぎるものだから」って。きれいごとだと思うけど、きれいごとを言っていきたいし、それを信じていきたいんです。……と、そんなふうにマインドが変わりまして。

 

「ただ生きているだけで正解なんだ」

──スムーズに行かない出来事があったからこそ、とても説得力がありますね。

 

まいきち ずっとそういうことを考えていたから、伝えられてうれしいです。友達がいなくて遊びに行くこともなくて、一人で考えて一人で会話をしていたんです。

 

──そういうことをメモしたりも?

 

まいきち はい、スマホのメモ帳に、思ったことをいっぱいぶわーーーって書いてます。めっちゃしょうもないんですけど、これです。(スマホ画面を見せながら)

 

──すごい! びっしり書いてありますね。この言葉を公にしたら、救われる同世代の子、多そうですね。

 

まいきち 「ひまわりになりたい」とか、意味分からないこと書いてるけど(笑)。でもこれをつまんで歌詞にすることも多いんですよね。「ただ生きているだけで正解なんだって思います」「笑顔って、すてき。例外はない」とか、いっぱい書いてる(笑)。

 

──いい言葉ですよ。

 

まいきち 自分でも覚えてないことばかりです。

 

──いつからメモし始めたんですか?

 

まいきち 中学3年生くらいですね。学校に行けなくなったくらいから。

 

──傷ついてきた過去があるからこそ、表現で昇華しているように想います。

 

まいきち たしかに傷ついているなあって思いますが、それを経験できて、その経験をよかったと感じられる自分でよかった、と思います。高校2、3年のあのときから立ち上がった自分を、自分でも褒めてあげたいんです。

 

──どん底を自覚すると、もう上がるしかないですもんね。

 

まいきち そう! マジでそう。ずっと底にいると、ほんとうに上がるしかないんです。そのマインドで生きている今は、とてもいい状態です。

 

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

 

撮影/佐賀章広 取材・文/有山千春 構成/BuzzTok NEWS Buzz Tok NEWS公式HP https://buzz-tok.com/

TikTokクリエイター・まいきちインタビュー!「一夜でフォロワーが20万人に」中学生TikTokerのパイオニアが動画1つに6時間かける理由

2017年、中学1年生ときにTikTokを始めると、かわいさだけではない個性の強さで、またたく間に同世代の心を掴んだ、まいきちさん。14歳でフォロワー88万人を抱え、2020年には自身が作詞を手がけた楽曲で歌手としてメジャーデビューをするなど、TikTokドリームを体現している。が、本人はクールに「1歳から芸能活動をしているから、実は結構芸歴が長いんです」と話すのだ。そんなまいきちさんの、動画制作やファッションのこだわり、そして、「私がかわいい!」と公言する理由とは? 前後編に分けてのロングインタビューを。

 

まいきち…2005年1月30日生まれ、大阪府出身。中学1年生でTikTokを開始したことがきっかけで、2019年にユニバーサルミュージックと専属契約し、2021年2月26日に『どこでもスタート』でメジャーデビュー。2021年よりファッションメディア『Ranzuki』の専属モデルに就任した。YouTubeでは魅力的な歌声を披露している。XInstagramTikTokYouTube

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

【まいきちさん撮り下ろし写真】

 

中学生で「Musical.ly」に没頭

──子役をやっていたんですね。

 

まいきち そうなんです。TikTokを始める前も、歌手デビューを目指してダンスボーカルグループのコンサートに参加したりして。その活動をするために、当時住んでいた大阪と東京を行き来しているときに、趣味でTikTokを始めたんです。そしたら伸びちゃって、いろんなことがパパパッと進んじゃって。

 

──どこで火がつくか分からないですよね。

 

まいきち TikTokで火がついたのは思いがけないことでした。

 

──それまで、歌手になるためのレッスンもしたり?

 

まいきち めちゃくちゃレッスンしたし、オーディションもいっぱい受けたし、ライブもやったし。だから、2020年に『どこでもスタート』で歌手デビューしたとき、「なんでこの子こんなに歌えるの!?」という声を多くいただきましたが、それまでたくさんやっていたんですよね。

 

──そうだったんですね。そもそも、2017年にTikTokを始めたのって世間的にも早いですよね。TikTokの日本サービスが開始されたのも同年ですし。

 

まいきち 最初は、そのとき流行っていた「Musical.ly(ミュージカリー)」という動画アプリをやっていて。

 

──2017年に、TikTokの親会社である中国の大手企業「Toutiao」が買収した、音楽動画制作アプリですね。

 

まいきち そうです。まずはミュージカリーをYouTubeの広告で見て、「なにこれ! やってみたい!」となったのが始まりです。友達と遊ぶときに撮ったり、1日7本投稿とかしていました。フォロワーを増やそうとしていたわけじゃなく、手軽に編集できて投稿して、自分の力で作った動画を見て大満足……という感じで承認欲求を満たしていたんです。そんなとき、ある日ずーーっと通知がピコピコ鳴って。「なになに!?」と思ったら、いいねが1万。急に跳ねて、「ママ! パパ! 起きて起きて! 見てこれ!」みたいな。フォロワー数も2万人に増えていました。

 

いっきにフォロワー数が20万人に

──急ですね!

 

まいきち その動画のコメント欄に「1コメ!」と書かれて。これは有名な子には毎回ついているコメントで、「私にもついてくれた!」ってすごくうれしかったのを覚えています。それで親にフォロワー数が増えたこと、いいねがたくさんついたことなどを報告したら「なにそれ?」って。今のパパだったら「よし! もっとガンガン伸ばそうぜ!」となるけど、当時は大人にとってTikTokって「子どもが遊ぶもの。どうせすぐやめるでしょ」みたいな感覚で。

 

──確かにそうでした。これほどまで主要メディアになると思っていた大人は少なかったでしょうね。

 

まいきち でもその後、親が「え! もう20万人!?」とびっくりするスピードで伸びて、上京する流れになって。同時に、2018年にSNSが乗っ取られて初めて炎上も体験しました。

 

──どんな被害に遭ったのでしょう。

 

まいきち Twitter(現X)とInstagramを同時に乗っ取られて、暴露系クリエイターさんにかなりひどいDMを送られてしまったんです。それを晒されてしまい。そんなことを私が送るはずないって普通に考えたら分かると思うんですが、「まいきち、性格悪い!」とめちゃくちゃ叩かれました。そのとき初めて、「ネットって怖いな」と思ったんです。

 

──遊びで始めて、バズって、炎上も経験して。そして歌手デビューへと繋がって。ほんの2、3年でひと通り経験したんですね。

 

まいきち 歌手デビューは、2019年にユニバーサルミュージックから声をかけていただいたのが始まりでした。作詞してMVを撮るのが夢だったから、すごくうれしかったです。

 

──『どこでもスタート』のMV撮影、いかがでしたか?

 

まいきち 朝3時から撮影でしたが、すっごくわくわくして、中3のくせに大人ぶって眠気を覚ますドリンクを飲んだら体調を崩しちゃって(笑)。現場では、出演してくれる子が「まいきちさんのTikTok、いつも見てます!」と言ってくださるので、彼女たちの前でだけ明るくしていて、控室に入った瞬間にぐったり、みたいな。

 

歌手にモデルに、次々とデビューへ

──かわいいエピソードですね(笑)。この曲、タイトルも歌詞もとても素敵ですよね。

 

まいきち タイトルをスタッフさんに伝えたとき「『どこでも』ってなに?『ここから』のほうがいいんじゃない?」と指摘されて。そのとき、中3の自分は、前に踏み出せないる……そういう空間にいる……という認識で、だから私は「ここ」に限定せずに「どこからでも、何歳でも、いつでも、スタートしていいじゃないか」という思いを込めたつもりで『どこでもスタート』にしたんです。

 

──自分の伝えたいことをそんなふうに言語化できるからこそ、響く曲ができあがったんですね。

 

まいきち 次に作るなら、めちゃくちゃかわいい曲を作りたいんです。私はファッションもお化粧も好きで、化粧をした自分を自撮りして「今日のうち、かわいい」と毎日思っています。「かわいい」と思うとその日が前向きになれるから。

 

──TikTokを見ると、ジャンル限定せずいろいろなファッションをしてますよね。

 

まいきち そう、系統を毎日変えています。好きなものも毎日変わるし。今は『Ranzuki』で専属モデルをしていますが、それぞれのモデルが“ギャル”と“清楚”にわかれるなかで、私は“個性派”といわれています。「まいきちちゃんは、“まいきちちゃん”だもんね」みたいな扱い。

 

──現時点でのTikTokの最新動画では、地雷系のメイクとファッションをしています。朝、その日の気分で決めるんですか?

 

まいきち 意識してメイクしているわけではないんですよ。メイクしていたらそれになる。ちなみに今日の私服は、「高円寺にいそうな人」です。

 

──確かに! 高円寺感ありますね!

 

まいきち ちなみにメンヘラの女の子をイメージして撮ったり。こういう子は路上が似合うだろうなと思って原宿の路上で取りました。こクラブに行きそうな子も、そういうメイクとファッションに変えるんです。

 

──場所も考えているんですか! 完成度高いですね。一番反応がいいのはどれですか?

 

まいきち Tシャツ姿のラフな感じとか。部屋着も人気です。みんなの中での私のイメージが「部屋にいる子」というのが強いと思うので。だからこういう、制服の清楚系も人気があります。

 

1動画につき30テイク

──毎日撮っているんですよね。

 

まいきち 毎日毎日、コンセプトを決めて写真を撮って投稿して、TikTokと同時にXにもポストして。こだわりもすごいんです。1枚の写真を載せるために、死ぬほど写真を撮っています。

 

──何枚くらい撮りますか?

 

まいきち 同じ画角の写真を300枚とか。スマホの写真フォルダには10万枚入ってますね。

 

──10万!

 

まいきち それくらい力を入れています。自撮りじゃなく、カメラマンさんに依頼することもあります。

 

──1カットにつき300枚のなかから、どうやってセレクトしますか?

 

まいきち これは感覚ですね。「あ、これ、バズる。イケる」みたいな。動画も同じように、下書きに1000動画のストックがあります。1動画につき30回くらい撮るし、15秒の動画に6時間かけたり。

 

──手間をかければかけるほど、バズりやすい、という傾向も?

 

まいきち 時間をかけて撮った動画は、絶対にバズってきました。友達の前で撮っていると「もうそれでいいじゃん!」とうんざりされますが、妥協が許せないんですよね。めんどうだとも思わない。一方で、「やらなきゃ。かわいく撮らなきゃ」という気持ちがストレスになるときもあります。

 

──毎日見せ方を考えて、当然疲弊する日もありますよね。

 

まいきち その上、いつ炎上するか分からないし。毎日生きること自体、すごく大変ですよ。

 

──炎上しないコツなどあるのでしょうか。

 

まいきち マイナスなことはあまり言わないようにしています。人って落ち込むと、気を引くために棘のある発言をしがちだと思うんです。そういうことをしない、とか。あと、調子の乗らないことと、ファンの子ひとりひとりを心の底から大事にすること、はずっと意識しています。

 

生きるモチベーションはファンの言葉

まいきち だから、さっきも「私、今日もかわいい」と言いましたが、それもあえて言っています。毎日「かわいい」とか「応援しています」というコメントをくれるのに、本人が「かわいくない」と否定的なことを言うと、すごく悲しいと思うんですよね。「どれだけ『かわいい』と送っても、伝わらないんだな」と。そういう気持ちになってほしくないので、今日も私は「私、かわいい」というプラスな発信をするし、「生きていてよかった」「みんなと出会えてよかった」と言うんです。そうやってすごしていると、炎上しなくなると思います。

 

──ファンの方との信頼関係を感じます。

 

まいきち それは大きいですね。炎上する子って、人気になったら、過去にファンからもらったプレゼントを蹴っている動画が流出するような子が多いんですよね。私はファンからの手紙は箱に入れてずっと取ってあるし、つらいときに読んでいます。

 

──これまで一番心に残ったファンの言葉は?

 

まいきち いっぱいありますが、例えば女の子からの手紙で、「四六時中まいきちちゃんのことを思って生活しています。勉強のモチベも、かわいくなりたいモチベもまいきちゃんだし、恋愛していて傷ついたときに元気をくれるのもまいきちちゃんです」という内容です。TikTokのコメント欄にも素敵な言葉があふれています。スマホを開くと、自分を肯定してくれる人間がいるって……それってすごく大きいんですよね。

 

──絶大な支えですね。

 

まいきち 私の活動の原動力は、ファンの声と、「もっと自分を知ってほしい。見てほしい」という気持ちです。

 

<後編に続く>
TikTokクリエイター・まいきちインタビュー! 不登校を経てからTikTokで生きていくことを決めた少女の「どうせ生きているなら、楽しんだほうがよくない?」マインド

 

まいきちさん 公式TikTok @maikichi0130

 

 

撮影/佐賀章広 取材・文/有山千春 構成/BuzzTok NEWS Buzz Tok NEWS公式HP https://buzz-tok.com/

今泉力哉監督が語るドラマストリーム『からかい上手の高木さん』実写化の舞台裏「テクニカルになってしまうと生まれないものがたくさん撮れた」

5月21日(火)に最終回を迎える『からかい上手の高木さん』(TBS系 午後11時56分~深夜0時26分/一部地域を除く)で監督を務めた今泉力哉さんにインタビュー。高木さん役を演じた月島琉衣さん、西片役を演じた黒川想矢さんの印象や、撮影の裏話などを聞きました。

『からかい上手の高木さん』©山本崇一朗/小学館 ©TBS

 

本作は、月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で連載されていた山本崇一朗による同名ラブコメ漫画を実写ドラマ化。とある島の中学校、隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」、そんな2人の日常のやりとりを描く青春ラブコメディ。

 

西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役を月島さん、高木さんにいつもからかわれてしまう西片を黒川さんと10代のフレッシュなキャストが演じている。また今泉監督は永野芽郁さん×高橋文哉さんで送る、5月31日(金)公開の映画『からかい上手の高木さん』も手掛ける。

 

◆本作のメガホンを取るに当たって、意識したことは何でしょうか?

普段、学生の恋愛ものをあまり手掛けていなくて、初めてぐらいだったんです。原作を読んだら、すごく細かい繊細なやりとりというか、小さい日常のやりとりを積み重ねた物語で、これは普段自分が作ってきたり、興味あること、こだわっていることに近いことで、何か面白いものができるんじゃないかと思って、引き受けました。もちろん原作はすごく人気があって、アニメ化もされていて、そのアニメもすごくヒットしているという中で、どう描くかを考えました。実際に小豆島で撮れたこともそうですが、実写だからこそ生まれる空気もあるのかなと思って、脚本家チームとプロデューサーと作っていきました。

 

◆原作に出てくるシーンから、このシーンは取り入れようというのはありましたか?

僕が関わる前から、プロデューサーと脚本家チームで作った仮の脚本が一度できあがっていたんです。そこから僕も加わって、ちょっと派手なことや接触するようなシーンは削いでいき、実写でやっても面白くなるだろう話や、僕が得意とする生っぽい空気のエピソードなどを中心に、話の抜粋もみんなで相談しながらやっていきました。1話冒頭の消しゴムのエピソードは、原作でも1巻の最初の話なのですが、僕が加わる前から既に最初のシーンとして設定されていました。僕もこの話には2人の関係性の提示含め、原作のいろんな要素がしっかり詰まっていると思い、そのまま揺るがずに、実写もここから始めることになりました。とてもいい取捨選択ができたと思っています。

 

ただ、原作ものでも自分の経験を入れた方が強度が出ると思っていて。5話の合唱のシーンで高木さんが西片を鏡越しに見るところは自分の経験から入れたんです。僕が小学生の時に合唱部だったんですけど、発声練習で鏡を持たされたことがあり、その時に僕が好きな子を見ていたかは覚えてませんが(笑)、そういう距離感は覚えていて。そういう個人的な具体の体験をいれると強度が増して、作品が観客にとってもぐっと近いものになるんです。

 

◆放送後の反響は届いていますでしょうか?

よく見ています。もともと原作がすごく人気があるので、実写化自体にすごくいろんな反応があることも想像していました。さまざまな原作ファンの声をSNSなど目にする中で、「中学生で、小豆島でやってほしい」という意見がけっこうあったのですが、「全編、小豆島で撮るし、中学生でやるよ」と思いながら、情報解禁までは言えないので(笑)お楽しみにね、と思っていました。原作もアニメも人気がある作品なので、「3次元は無理だろう」「高木さんを演じれる人はいる?」みたいな意見もそこそこあがっていたのですが、そんな方たちも今ではすごく好意的にドラマを見てくれているという印象です。

 

本当に中学生でやることは、ある種、知名度しかり、芝居の部分しかりチャレンジングな部分もあると思うのですが、プロデューサーチームと丁寧にオーディションを重ねていきました。キャスティングは、この世界の空気を作り出せるかどうかに大きく関わる部分なので、月島さん、黒川さんに出会えたのはすごく大きかったです。

 

◆その反響の中で印象的だったものはありますか?

高木さんというキャラクターはもちろん、受け手の西片のキャラクターがすごく大事で、「高木さんもだけど、西片の反応がかわいいのが魅力」「もう1人のヒロインなんじゃないか」という原作ファンの感想を読んでいたので、実写化する時も西片のキャラクターは気をつけました。ドラマを見て、もちろん月島さんのお芝居の良さもあってのことですが、実際に西片をすごくかわいがる人も多くて。映画「怪物」があって、ちょうど注目されたことも含めて、黒川さんのリアクションは本当にフレッシュで素晴らしかったです。景色や映像の美しさについてもすごく反応があって、島で撮ってよかったなと。2回同じ芝居ができないような、本当にそういう繊細で生っぽいものがいっぱい撮れた気がします。

 

◆月島さんと黒川さんの印象を教えてください。

2人は、ある種真逆でもあり、似ている部分もある。月島さんはすごく明るくて元気で、撮影が終わった後の食事会で「毎日お母さんに連絡して、今日も120%できましたと伝えてました」と。僕は今日やってしまった失敗や後悔ばかり考えてしまうので、その真っすぐさがすごいなと思いました。

 

黒川さんはどちらかというと、「西片になれた瞬間があったかな?」と悩むタイプ。でも、その距離感が、高木さんと西片にすごくあっていたと思うし、それこそ2人がいろんな取材を受けてくださっている記事を読む中で、黒川さんが「監督や月島さんは西片っぽいって言うけど、僕は違うと思う」「僕は、もうちょっとうまく、からかわれたらからかい返せるし」と言っていた記事が上がっていて、だからそれがもう西片だよと(笑)。純粋さを含めて、すごく真っすぐな感じがしました。からかわれた時のリアクションやどのくらい驚くかなどは、リアルよりも少しオーバーに演じなきゃいけない部分もあってかなり難しかったと思うので、そういう部分は相談しながらやっていきました。あと、演出ではない変な動きがとても多いんです。変顔の回で、怒られたら普通は顔から手を離すと思うんですけど、彼は変顔のまま立ち上がってそのまま怒られていて(笑)。あとバレンタインデーの回で、自分の机の中にチョコが入っていないかのぞき込む場面で、普通にのぞくのではなくて、体をくの字にしてのぞいていたり。その不器用さがかわいかったですね。

 

◆今泉監督の演出なのかと気になっていました。

演出ではないんです。どういうこと?みたいな動きは演出では生まれないし、そういうのが面白い。第1話でも、右後方から呼ばれているのに、1回左後方を振り返ってから右を見たり。僕は演出する際に、俳優が中学生だろうが大人だろうが、まずは何も言わずに1回お任せで演じてもらうんです。先に「ここはこういうシーンだからこういうふうにしてください」とか細かい指示は出さない。いろいろ伝えてしまうと、自分が思っているよりも面白くなる可能性を潰してしまう可能性がある。任せることで、想像よりも面白いことが起きる。2人もいろいろアイデアを持っていてくれて、素晴らしい瞬間がたくさん生まれました。

 

◆月島さんと黒川さんのオーディションで印象に残っていることはありますか?

オーディションって、とても緊張してやって来ると思うので、みんな1回目ではベストな力を発揮できないと思って、極力2回やるようにしています。芝居を見て、それで終わりではなく、「やってみてどうでしたか」と聞き、コミュニケーションも取り、今回は選ばないことになった人にも何か持ち帰ってもらえたら、という意識で行なっています。

 

月島さんは芝居経験が少ないにもかかわらず、同じ台本で同じ芝居をするにしても、他の子たちよりもすごくアイデアを持って臨んでいた。他の方がやらないような自由な動きをしたり、失敗を恐れずに挑戦してくれた気がします。それに高木さん役は声もすごく大事。お芝居はいいけど、声が低いから選ばれなかった子もいる。役にハマるかどうかを総合的に見て、月島さんがベストな選択だったんです。

 

◆今回、ドラマ化、映画化と映像化される本作の魅力はどこにあると思われますか?

本作は、ベースの形こそ恋愛ものですけど、第三者的な、当て馬的な人がいて嫉妬したりさせたりみたいなこともなく、本当に2人の、ほぼ2人しか出てないというミニマルなやりとりの中で物語を成立させている。高木さんが西片を好きっていう気持ちがある前提でのからかいだったり、小豆島っていう島で撮っていることもありますけど、世代関係なく、みんながその情景として、どこか懐かしめるような空気や、重ねられるような時間だったりが魅力かなと思います。僕の子供たちが中学生と小学生なんですけど、今回、監督のオファーを受けて、原作の漫画を頂いて家に置いておいたら、子供たちもすごく楽しんで読んでいて、そこからアニメも楽しく見ていて。高木さんと西片のキャラクターの面白さに目がいきがちですが、セリフの1つ1つとか、その挙動の1つ1つがものすごく繊細に作られていて。セリフの順番1つ違ったら、もう壊れてしまうような場面がたくさんあって。そこは漫画を読んだ時に惹かれた部分でした。

 

◆小豆島での撮影で特にこだわったところはありますか?

どう景色を取り込むかはこだわりましたね。本当にそこで生活している2人に見えた方がいいので、取り立てて観光名所のような場所で撮るというよりは、そこに普通に2人がいるみたいになればいいなというのはありました。もちろん、原作やアニメで「ここ行ってたよね」という本屋や神社などとリンクさせる良さもあって、それらは取り入れましたが、本当に島で暮らしている感じになったらな、とは思っていました。

 

あとすごく印象的だったのは、ロケハンしたときに助監督さんになんとなく立ってもらって、この辺で撮るかなとカメラマンと相談していた場所に、いざ撮影の本番のときに、中学生のキャストが立つと、月島さんも黒川さんも小さいんですよ。中学生って物理的に小さいんです。それにものすごく感動して。大人が立った時とは全く雰囲気が違っていて、それだけでカメラマンの士気も上がっていましたね。

 

あと、海がとても穏やかなんです。それは場所としてすごく特殊でした。1話の夕焼けも広々とした海水浴とかできそうな浜辺も一応ロケハン時には見たのですが、それよりは小さい浜のような、自転車で降りていけるぐらいのこっそりとした場所を探そうと。2人だけが知っているこぢんまりした場所がいいなみたいな。そうしたらそこで生活している人たちの場所になるのではないかなと、意識して見つけていきました。

 

一番重要視して探した場所のひとつが、登下校の道です。ドラマにも映画にも出てくるし、本当にこの道では何回も撮影するので、結構時間をかけてロケハンして遠くに海が見えるすてきな場所を探しました。

 

ロケハンしていて覚えているのは、既に島のあちこちに「高木さん」がいたこと。小豆島は原作者の山本(崇一朗)先生の出身地で、アニメの舞台にもなっているので、あちこちに高木さんがいるんです(笑)。撮影でお世話になった中学校の図書館や、島の本屋さんには、漫画「からかい上手の高木さん」のコーナーができていて。さすがにそれが写ってしまうと、パラレルワールドになってしまうから、撮影の間だけ片付けさせてもらいました。島への行き来に利用していたフェリーにも「からかい上手の高木さん」のラッピングがされたものがあるぐらい、小豆島ではすごく愛されている作品なんだなと感じました。

 

◆フレッシュなキャスト陣で、大変だったことはありますか?

特にはないですね。この子たちで良かったなっていうことばかりでした。レギュラーエキストラとして毎日撮影へ来られる島の方や、俳優事務所の方も含めて教室のクラスメイトを作っていたんですけど、僕が俳優ではない子にもせりふを足すから、みんながちょっと焦っていたりはありました(笑)。この子に芝居をさせるの?みたいな。でもそれがなじむぐらい、みんな一緒になって仲良くしてくれていたので。それは年齢的なことがあるのか、月島さんや黒川さんがそういう風に現場にいてくれたからなのか、すごくみんな仲良くなっていて、とても良かったですね。

 

◆現場で注目していた方はいらっしゃいますか?

高尾役の市村(優汰)さんは、ちょっとせりふを変えたいとアフレコに来てもらった時に、現場とアフレコの期間が半年くらいしかたっていなかったのですが、身長も伸びていて、雰囲気も全然変わっていて、カッコよくなっていて。現場の時にはあんなにもちゃんと中学生でいてくれたのに格好もオシャレになっていて(笑)。そうだよな、変化する子は一番変化する年頃だよなあと、しみじみ思いました。

 

◆5話のバレンタインもすごく印象的ですが、裏話はありますか?

浜口(永原諒人)と北条(早瀬憩)ペアのところは、浜口が廊下で360度回ってるんですけど、あれも演出じゃなくて。照れた結果、一周回ってしまったと思うのですが、ちょっと意味が分からなさすぎて最高でした(笑)。それが面白くて、生かしたくて、別のアングルから撮るときも、永原さんに、「また、回れる?」と言ってやってもらったのですが、無理して回っているから、うまくいかなくて。(笑)。そういうのも込みで、好きなシーンですね。

 

あと、中井(川尻拓弥)、真野(森永怜杏)ペアは特に器用な子というよりは、朴訥で素朴な子たちの方が僕は演出で生かせる気がして、オーディションの時に2人を選びました。2人に限らず、僕が、芝居が「うまい」って感じの子よりも、不器用そうな子たちを好んで選びすぎていたので、「現場が大変になりませんか?」と焦っているスタッフもいましたが(笑)、でもそれぞれがすごく純粋でいてくれたし、テクニカルになってしまうと生まれないものがたくさん撮れた。素朴さって作って生み出せるものではないですからね。バレンタインデー回は面白いですよね。他のキャストたちもたくさん出てくることもあって。

 

◆8話の見どころを教えてください。

高木さんが引っ越していくという第7話のあとの第8話(最終話)。電話でのやりとりで、お互いの顔が見えないという電話の距離感があるからこそのからかいとか、意図せず起きる西片から高木さんをからかう感じになるところもあって。あと目の前に西片がいないからこそ出せる高木さんの表情があったり、声だけだからできることをいろいろ描いています。2年生から3年生になる新学期に向けての時間になっていますし、映画につながるようなシーンもあるので、ぜひ楽しんでもらえればと思います。

 

PROFILE

今泉力哉

●いまいずみ・りきや…1981年2月1日生まれ、福島県出身。2010年に「たまの映画」で商業映画監督デビューし、「サッドティー」「愛がなんだ」「街の上で」「窓辺にて」「ちひろさん」などを手掛けている。

 

番組情報

ドラマストリーム『からかい上手の高木さん』

TBS系(放送時間は変更になる場合があります。一部地域を除く)

最終回:5月21日(火)午後11時56分~深夜0時26分

地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」にて無料1週間見逃し配信

先行配信:地上波放送開始に先行して「Netflix」にて配信中

 

製作著作:TBS

制作協力:ファインエンターテイメント

原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)

脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉

主題歌:「遥か」Aimer(SACRA MUSIC/Sony Music Labels Inc.)

プロデューサー:大澤祐樹、森川真行(ファインエンターテイメント)

監督:今泉力哉

 

©山本崇一朗/小学館 ©TBS

堀田真由、長谷川博己との共演で刺激「常に自分と戦っている姿を真ん中で見せてくださる」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、紫ノ宮飛鳥役を演じる堀田真由さんにインタビュー。バイクシーンの裏話や共演者の印象などを聞いた。

『アンチヒーロー』紫ノ宮飛鳥役の堀田真由©TBS

 

長谷川が演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

堀田さん演じる紫ノ宮飛鳥は、北村匠海さん演じる赤峰と共に明墨が追う事件の真相に迫っていく。

 

◆本作で紫ノ宮を演じる中で、これまでにない挑戦だなと感じていることや、出演したことで得たことはありますか?

『アンチヒーロー』の中でちょっと絵がわりするシーンとして、紫ノ宮であればバイクに乗るシーンや袴姿などがあるのですが、そこは視聴者の皆さんからすごく反響を頂いています。特にバイクを乗るシーンは彼女の性格を表す一つでもあると思っています。バイクの免許自体は以前から持っていたのですが、お芝居の中で乗る機会がなかったので、そういった自分の持っているものを生かせるチャンスを下さったことがすごくうれしいです。

 

近年、時代劇では芯の通った役を演じたことはありましたが、現代劇ではわりと笑顔の印象がある役柄の方が多かったので、社会人でカッコいい自立した女性というのは新たな挑戦だなと感じています。

 

◆クールな紫ノ宮だからこそ感情を抑えなければいけないところもありますが、その辺の難しさはありましたか?

彼女が何を思って明墨法律事務所にいるのかが明かされていなかった3話までと、事務所に来た理由が明かされた4話以降では、表情をいろいろと変えていかなければいけないなとか、事務所のメンバーとの距離感も変えていかなければいけないなと思っていたんです。

 

藤木直人さん演じる父と対峙して、ようやく彼女は父が何を隠蔽していたのか知ることができ、それをずっと知りたくて、事務所に入ったので、その4話のシーンを撮り終わったときは役として報われた感じがしました。父のことは分かりましたが、まだまだ物語は続いていくので、その上で紫ノ宮が父との向き合い方を、娘として、弁護士として揺れ動くところも見ていただけたと思います。

 

◆飯田(和孝)プロデューサーが普段やらなそうな人に紫ノ宮を演じてもらいたくて、そこに堀田さんがはまったと言われていました。実際に演じられていかがですか?

どういうふうになるんだろうというある意味挑戦な中で託してくださるというのは、すごくうれしいです。自分の中ではまだまだできないことがたくさんあって、日々努力ですが、この作品が終わったときにどう感じるのかなと。今はまだ撮影の途中で、クランクアップに向けて大事なシーンもたくさん残っているので、走り終えた後にどう感じるのかを楽しみにしたいです。

 

◆バイクシーンで何かハプニングなどありましたか?

私のクランクインが2話で出てくる最初のバイクシーンでした。作品の中で乗るので、クランクインする前から練習させていただいていたのですが、クランクインの日の緊張感というのは作品を何度やってもつかみきれない状態で、その中でバイクに乗るというのはすごくドキドキしました。練習していたのに、ちょっとエンストしてしまったこともありましたが、無事に撮影できました。反響を頂き、第4話でも乗らせていただきましたが、また乗る機会があればいいなと思っています。

 

◆長谷川さんと対峙されての感想を教えてください。

8年前にご一緒させていただいたときは島での撮影で、たくさん絡むシーンがあったわけではないですが、そのときから長谷川さんは撮影ではないときも10代で1人で島に来ていた私に、ずっと話かけてくださったことを今でも覚えています。

 

長谷川さん自身はすごく柔らかくて、本当にチャーミングな方ですが、役のスイッチが入ると、明墨として本当に迫力があります。そして、妥協をしないというか、どのシーンでも納得のいくものを出されている姿を見ます。特に法廷は長いシーンで、常に自分と戦っている姿を真ん中で見せてくださるので、私も食らいついていかなければと思いますし、私たちのお芝居も引き上げてくださるので、そんな長谷川さんに負けじと、本当の先生と後輩のように食らいついています。

 

◆話が進むにつれて、北村匠海さん演じる赤峰とのバディ感も強くなっていきますが、北村さんと話し合われたりしていますか?

4話で紫ノ宮のお父さんが倉田ということに赤峰も気づいてから、紫ノ宮が過去のことを打ち明けていく事務所でのシーンの際は、2人で「どういうふうにしようか」と話しました。きっと紫ノ宮は父のことをずっと知りたいと思っていて、それを人に伝えることがたぶん初めてだったと思うんです。すごくショックなことではあるけれども、明墨法律事務所の一員として父が隠蔽したことを知った上で、弁護士としてどう向き合っていくか、成長しないといけない中で、過去のこと、父のことを話していくうちに気持ちがどんどん落ちてしまうと思うのですが、 北村さんが「こういうお芝居のときは受け取る側の人がすごく重要だから、僕が頑張ります」とさらっとおっしゃってくださって。その時にお芝居って人と人とのキャッチボールなんだなとあらためて感じました。

 

ここから私たちは明墨の過去についてもそうですし、父がそこに何か関わっているのではないかと探っていくバディになるので、2人のシーンがかなり増えてくると思います。今まではそれぞれが抱えていたものを探ってきて、赤峰に対してちょっと強い態度で当たっていましたが、最初から同じ線の上にいたと思うんです。最終回に向けては、2人が明墨法律事務所でどのように成長するかというよりは、事務所の一員としてどう動いていくのかが見どころになってくるのかなと思います。

 

◆明墨法律事務所には、パラリーガル役の大島優子さん、林泰文さんもいらっしゃいますが、撮影の雰囲気はいかがでしょうか?

作品でも専門用語とかがたくさんあって、大変なシーンもありますが、空気感はすごく和気あいあいとしていて。本当にそれぞれ年齢もバラバラの中で、林さんや大島さんのプライベートな話を聞いてほっこりしたり、ゴールデンリトリバーのミルにすごく癒やされたりしています。なので、法廷のシーンなどを撮っているとき、北村さんが隣にいることが多いので、「事務所に帰りたいね」「2人に会いたいね」と話しながら撮影しています。

 

◆撮影現場での面白いエピソードはありますか?

4話で赤峰とラーメンを食べるシーンの紫ノ宮が替え玉をするところは、飯田プロデューサーが取り入れた方がいいんじゃないかと入れてくださったシーンです。替え玉をする人は、入れるときに幸せという感じでちょっと笑顔になるらしく、私は普段なかなか替え玉までたどり着けないのですが、紫ノ宮のちょっとしたギャップが出るいいシーンになったと思います。あと、湯気越しの横顔のアングルも、そのときはまだ父のことが皆さんには明かされていない状況なので、心のモヤモヤした霧のかかった感じと、ラーメンのこの湯気がリンクしていて、すごくいいなと思いました。

 

◆考察も盛り上がっていますが、演じている中で驚いたりする場面はありますか?

明墨先生のやり方は毎度驚かされます。紫ノ宮は赤峰よりも先に事務所にいたと思うので、3話までは赤峰との違いをちょっと出したいなと思いながらやっていましたが、先生の考えは、どこまでもたどり着けないもので。そしてその明墨を演じている長谷川さんが、私がこういうふうに演じられるのかなと思っていたこととは全く違ったやり方で、段取りから役の幅を広げたり、空間を使っていらっしゃる姿を見て驚かされています。

 

◆紫ノ宮を演じる中で難しいなと感じることはありますか?

専門用語が自分になじむようになるまではすごく苦労はしました。1話、2話で法廷に立っていましたが、その中で2話の紫ノ宮1人で過呼吸のおじいちゃんと接する法廷のシーンは、いつもの事務所のメンバーがいない単独行動なので、紫ノ宮がどういう弁護をするのかという中で、少し明墨節みたいなものを出せたらいいなと。普段の紫ノ宮はわりと淡々と話す口調ですが、飯田プロデューサーから「少し大きく伝えてみたり、手振りを入れてみたらいいんじゃないか」とおっしゃっていただいて、この明墨法律事務所のメンバーなんだなというのが、みんなといるところとは違うところにすごく出てくると思うので、やっていて楽しかったです。

 

◆難しい用語はどのように覚えているのでしょうか?

意味を知らないものはしっかりと調べて、意味を理解すると、「そういうことか」とすっと入ってくるものもあるのですが、普段言い慣れていないので、口を慣らすというのはすごく大変でした。

 

◆「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」で北村さんから「NGを出さない」と言われていましたが、何か意識していることはありますか?

NGは出しています(笑)。ですが、紫ノ宮という人間はきっと完璧主義だと思うし、すごく努力をしている人で、信念があって、それを貫くカッコいい女性。なので、できるだけ自分の中でも紫ノ宮と同居していけるように、せりふは何度も何度も練習して、1日に何回しか間違えないみたいなルールを自分の中で決めています。いろんな作品をやっていても、毎回役柄が違うので、その楽しさがあるのですが、役者としての成長という中で、自分の中でチャレンジみたいなものを課していく方が楽しいなと思っています。今回は5か月も1つの作品で紫ノ宮という役を演じさせていただくので、完璧な彼女でいなければいけないというところから、できるだけせりふは間違えないようにしようとチャレンジしています。

 

◆父親役に藤木直人さんが登場されましたが、撮影現場ではどのような方でしたか?

初めて藤木さんとお会いしたのは5話の対峙しているシーン。明墨から「あとは紫ノ宮さんがどう父親と向かい合うか」と言われた後、久々に実家に帰って父とお総菜を食べているところが初めましてだったんです。でも紫ノ宮も父と会っていない時間があるので、そこが初めましてで良かったんじゃないかなと。あまりにもコミュニケーションを取りすぎていたら、出せない空気だったのかなと思います。普段の藤木さんはプライベートなお話をしてくださったり、『オールスター感謝祭』の前はどういうふうにやったらクイズがうまくいくのかなど、お父さんのように「頑張ってね」と言ってくださって。劇中ではちょっとバチバチしてはいますが、普段はとても優しい方です。

 

◆この作品の大きなテーマである“正義”についてはご自身ではどう分析されていますか?

正義って難しい言葉だなと思います。悪でもその中に正義があったり、正義という言葉を掲げてしまえば成立してしまうことも怖さだなと。ある本に書かれていたのですが、正義の正しいという字は、漢数字の一に止まると書いて正しい。だから一度立ち止まることなんだと読んだことがあったんです。それって本当にそうだなと思っていて。いろんな物事に対して問診して、何も考えずに正しいと思って進んでしまうと、本当に誰かを傷つけてしまうことにもなるかもしれないので、一度立ち止まって、他人の人生ではない、自分の人生として、責任をきちんと持って生きていくことが、紫ノ宮というか、私自身の正義だなと感じています。

 

PROFILE

堀田真由

●ほった・まゆ…1998年4月2日生まれ。滋賀県出身。O型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

市原隼人「好きなものを好きと胸を張れる甘利田はすてきだと思います」主演映画「おいしい給食 Road to イカメシ」への思いを語る

主演映画「おいしい給食 Road to イカメシ」が、5月24日(金)に公開を控える市原隼人さん。劇場版3作目の舞台となる北海道・函館での撮影を振り返るとともに、作品や演じる甘利田への思いを語ってもらった。

市原隼人

 

中学教師・甘利田が日々の給食を味わい尽くす「おいしい給食」。連ドラから好評を博し、劇場版は今作で3作目となる。

「僕自身、昔から食べることが好きだったんです。料理も好きですし、おいしいものを作るにはおいしいものを知らなきゃいけないと思い、食べ歩きもよくしています。このような作品に出会えたのも運命なのかもしれないなと。思い入れが強い分、今回もしっかり覚悟を持って臨ませていただきました」

 

給食に関する事だと我を忘れて没頭する甘利田。その姿に、人として憧れている部分もあると話す。

「今の時代、どこか我慢して自分を殺してしまっている気もするんです。でも甘利田はどんなに滑稽な姿を見せても、好きなものを好きと胸を張っていて、そのためなら目上の存在に対しても意見できる。こういう人でありたいと思わせてくれる人物です」

 

最大の見どころは給食のシーン。夢中になった甘利田はコミカルに跳ね回り、期待を裏切らぬその味に派手なガッツポーズで応える。

「給食のシーンは、とにかく甘利田の世界に埋没しています。撮影方法上、事前に動きを構築しておかないといけないので、まずはどういう“喜びの舞”にしようか考えて。今回の映画だったら、ソーラン節みたいな、北海道らしい動きを入れてみよう、とか。いやもう、本気で動き回ってます。あまりにも没頭しすぎて、意識が飛んだ瞬間もありました(笑)。スタッフキャスト全員で、この給食をどう撮ろうか、一丸となって取り組んでいます。いい画が撮れると、歓喜の声が上がって。よい仲間と面白い仕事していると充実感があります」

 

今作の舞台は冬の北海道・函館。撮影は極寒だったが、この地でしか撮れない映像だったと振り返る。

「今までは関東近郊で、真夏の摂氏40度以上の中で撮っていましたが、今回は真逆の世界。風も強く、口が思うように動きませんでした(笑)。函館は、刺身や海鮮、地域の野菜とどれもおいしく、出会う人たちもすてきな、日本の宝のような場所でした。今度はゆっくり、プライベートで訪れたいです」

 

函館での甘利田の目的の1つが、給食のイカメシを味わうこと。その一方で、町長選に給食を利用しようとする等々力(石黒賢)との対決も見どころに。

「今までにない大人同士の掛け合いが繰り広げられ、今作に欠かせない人物になっています。ただ、等々力さんも悪人ではなく、彼なりの正義がある。どんな人でも表裏一体なんだなと思わせてくれるし、見終わった後は気持ちよく余韻に浸っていただける思います。食とは、というテーマが核にはありますが、とにかく笑える、面白い作品になっているのは間違いないので、まずは心の底から楽しんでいただきたいです」

 

PROFILE

市原隼人

●いちはら・はやと…1987年2月6日生まれ。神奈川県出身。A型。近作に『正直不動産2』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、台湾ドラマ『商魂 TRADE WAR』、舞台『中村仲蔵 歌舞伎王国下剋上異聞』など。写真家としても活動中。

 

●photo/田中和子(CAPS)text/小山智久 hair&make/大森裕行(ヴァニテ)styling/小野和美

 

作品情報

「おいしい給食 Road to イカメシ」

5月24日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開

 

監督:綾部真弥

企画・脚本:永森裕二

出演:市原隼人、大原優乃、田澤泰粋、栄信、石黒賢、いとうまい子、六平直政、高畑淳子、小堺一機ほか

 

【STORY】

給食をいかに味わうか──。中学教師の甘利田(市原)は同好の士である生徒の粒来(田澤)と日々闘いを繰り広げていた。そんな中、町長の等々力(石黒)は給食を政治利用しようと画策。一方、甘利田が待ち望んでいた“アレ”が給食に出る日が近づき…。

 

書誌情報

「【公式ファンブック】おいしい給食 うまそげBOOK」

2024年5月21日(火)発売(ワン・パブリッシング刊)

Amazon購入リンク

 

5月24日(金)より全国公開される劇場版第3弾「おいしい給食 Road to イカメシ」を記念した「おいしい給食」初のファンブック。最新作の見どころからこれまでのドラマシリーズや過去劇場作品の名シーンの振り返りまでファン必読の1冊。巻頭インタビューでは、給食愛あふれる甘利田先生から「おいしい給食」に対する熱い想いをお届け。名言を集めた特製シールと特製インスタ映えシートの2大付録付き。
本書発売を記念してスペシャルなプレゼントが当たる「発売記念キャンペーン」を5月31日(金)まで開催中!

 

発売記念キャンペーンページ:https://kids.gakken.co.jp/feature/campaign/oishiikyusyoku/

大島優子が『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』で小芝風花のバディに!「一緒にお芝居できるのが楽しみ」

大島優子が、小芝風花主演の7月期土ドラ9『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』(日本テレビ系 毎週土曜 午後9時)に相棒役として出演が決定し、コメントが到着した。

『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』月本真を演じる大島優子(c)日本テレビ

 

本作は、警視庁に実在する部署「身元不明相談室」をモデルにドラマ化した完全オリジナルストーリー。主演を務める小芝風花は、これまで日本テレビ系ではドラマ『美食探偵 明智五郎』『霊媒探偵・城塚翡翠』などに出演してきたが、本作が初めての連続ドラマの主演となる。

 

物語の舞台は、社会問題になりつつある、全国に2万体も存在するどこの誰かも分からない“名もなき遺体”の身元を特定し、家族の元に帰すことが役目の「警視庁身元不明人相談室」。

 

地味で誰も行きたがらない警視庁の部署に自ら志願して配属された変わり者・三田桜(小芝)と、10歳上の同期・月本真(大島)は、性格も趣味もまるで正反対。明るく天真らんまんな桜と、クールで冷静沈着な真。顔を合わせればいがみ合ってばかりだが、一人でも多くの身元不明者を家族の元に帰したい思いは一緒。

 

遺体に残されたわずかな手掛かりを頼りに謎を解くミステリー×ヒューマンドラマで、事件発生から犯人逮捕までの王道“警察ドラマ”ではなく、身元不明の遺体から始まり、秘められた死者の思いを描く。

 

大島が演じるのは、警視庁身元不明人相談室・捜査官の月本真。桜の10歳年上の同期で、性格も趣味もまるで正反対。一見クールな真だが、心の底では身元不明者を家族の元に帰したいという熱い思いは桜と一緒。桜の相棒(バディ)として、ご遺体に残された手掛かりを頼りに奔走する。そんな真が地味な部署である身元不明人相談室を志望した背景には、ある悲しい過去があった…。大島と荻野哲弘プロデューサーのコメントは下記に掲載。

 

大島優子 コメント

純粋に今回お話をいただけてうれしかったです。これまで警察ドラマにいくつか出演させていただきましたが、今回舞台となる「警視庁身元不明人相談室」は、これまでとは異なる警察ドラマになると感じました。

描かれる状況は苦しい心情になるものもありますが、残されたご家族の元に帰したいという真っすぐな思いがこの作品のテーマになっていて、私が演じる真も桜と同じその強い思いを抱いた人物です。その桜・真の思いを通じて真相が描かれることによって、わずかでも頑張っている人の背中を押すことができたり、明日への活力につながるといいなと思いながら、台本を読ませていただきました。何よりも毎週楽しみに見ていただくのが一番だと思うので、そんなドラマになるように役に挑んでいきたいと思います。

また、ご一緒できるのがうれしい共演者の方々ばかりで、個性豊かな相談室のメンバーとのお芝居は今からどんなシーンになるかとても楽しみです。特にバディを組ませていただく小芝さんが演じる桜は、台本の読み合わせの時からもう桜そのもので、バディとして一緒にお芝居できるのが今からとても楽しみです。

 

プロデューサー:荻野哲弘 コメント

小芝風花さん演じる三田桜と同期入庁の相棒で、出版社の記者から転職した月本真を、いつかご一緒したいと願っていた大島優子さんに演じていただけると決まった時、心底ワクワクしました。亡くなった方の思いに寄り添い感情が先行しがちな桜と、遺された方の心に寄り添う冷静沈着な真を小芝さんと大島さんに演じていただければ、日テレドラマ史に残るすてきなバディ誕生! になると予感したからです。

大島さんが演じる真は、責任感が強い“しっかり者”であると同時に、天然なチャーミングさを併せ持つキャラクターで、先日行われた本読みでは小芝さんとの絶妙な間合いの掛け合い芝居を披露していただき、予感は確信に進化しました。

このドラマのテーマの一つである、人が連帯して誰かの役に立つべく尽力することの尊さを、このお2人なら間違いなく体現してくださると思います。これから社会に出る視聴者の皆さんには、「桜と真のように働きたい!!」と思っていただきたいと願ってやみません。

 

番組情報

土ドラ9『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』
日本テレビ系
2024年7月スタート
毎週土曜 午後9時

<出演>
小芝風花、大島優子

<スタッフ>
脚本:八津弘幸 佐藤友治
音楽:横山克
チーフプロデューサー:松本京子
プロデューサー:荻野哲弘、鈴木将大、本多繁勝(AX-ON)
演出:菅原伸太郎、大谷太郎 ほか
制作協力:AX-ON、アバンズゲート
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/gohome
番組公式X&Instagram&TikTok:@gohome_ntv

(c)日本テレビ

伊原六花、ヤングタウン初女性単独パーソナリティ就任「まさか自分がここまでおしゃべりな人間だとは思わなくて(苦笑)」

大阪府立登美丘高校在学中に「バブリーダンス」が話題となり、芸能界入りしてからもマルチに活躍の場を広げる伊原六花さん。NHK連続テレビ小説『ブギウギ』では得意のダンスで視聴者の目をくぎ付けにし、地上波連続ドラマ初主演となる『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系)では復讐に燃えるシングルマザーという難しい役どころを熱演している。そんな勢いに乗りまくる彼女が、『MBSヤングタウン』の金曜日担当に大抜擢されることに。ヤンタン56年の歴史において、女性単独でのパーソナリティは初。本人を直撃し、その意気込みを語ってもらった。

 

伊原六花●いはら・りっか…1999年6月2日生まれ、大阪府出身。大阪府立登美丘高校在籍時、ダンス部の部員として披露した「バブリーダンス」が話題に。2018年に芸能活動を開始。『チア☆ダン』(TBS系)でのドラマ出演を皮切りに、ドラマ・映画『明治東亰恋伽』で初主演を務める。その後もNHK連続テレビ小説『なつぞら』、『どんぶり委員長』(BSテレ東ほか)、『神様のカルテ』(テレビ東京系)、『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』、映画『地獄の花園』、『リゾートバイト』など多数出演。現在、放送中の『肝臓を奪われた妻』(日本テレビ系)では復讐に燃える主人公を熱演し、注目を集めている。InstagramXYouTubeTikTok

 

【伊原六花さん撮り下ろし写真】

スタジオに向かうときからワクワクしています

──現在、『伊原六花のMBSヤングタウン』は3回オンエアされています(※取材日は4月26日)。少しは慣れました?

 

伊原 いや、それが全く慣れておりません(笑)。今日もこれから2週分を収録するのですが、どうなることやら……。とにかく大変なのは時間配分なんですよね。いつも時間が足りなくなり、最後は慌てふためきながら「バイバイ」ってあいさつするだけになってしまうので。

 

──過去の放送は聴かせていただきました。特に初回は、あたふたしている空気感がヒシヒシ伝わってきました(笑)。

 

伊原 番組には「これって私だけ?」というリスナー参加型のコーナーがあるんです。ところが私が本編でしゃべり過ぎるものだから、3回中2回はコーナーが消滅しちゃったんですよ。せっかくメールを送ってくださっているのに、あまりにも申し訳ない。番組が始まる前は「1人だけで1時間もしゃべれるのかな?」と不安だったんですけど、まさか自分がここまでおしゃべりな人間だとは思わなくて(苦笑)。

 

──番組にはアシスタントもいないですよね。相槌やツッコミもない中、1人だけで1時間を持たせるのってかなりのトーク技術が要求されるのでは?

 

伊原 そうそう、そこが一番不安なポイントだったんですよ! YouTubeの収録とかと違って、途中でカットとかもしないですし。1人だけのラジオというのは、私がしゃべり続けないと無音の時間ができてしまうということ。それは完全に放送事故だから、許されないわけです。だけど私って自分でもビックリするくらいオタク気質なところがあったみたいで、好きなことに関しては延々と語ってしまうんですよね。だから番組の収録は、ものすご~く楽しいんですよ。スタジオに向かうときからワクワクしていますし。

 

──確かに楽しそうですよね。好きなものを語っているときの熱量がすごくて。

 

伊原 私、普段はゆっくりしゃべるほうなんですよ。言葉が出てくるまでに時間がかかるタイプと言いますか。だけど好きな話題になると、急に早口になってしまって(笑)。やっぱりそれもオタクの特徴なんでしょうね。「めちゃくちゃテンション高いし」「好きなことだと早口過ぎるw」といったコメントも番組に寄せられますし。

 

──ファンの人も「いつもとは様子が違うぞ」と戸惑っているわけですね。

 

伊原 自分の好きなことを語るという機会は、今までYouTubeでもあったんです。だけど、やっぱりラジオって勝手が違うんですよね。ただ単にオタクが夢中になって話しているだけ(笑)。第3回で漫画を紹介したときも、とりあえず自分が好きな作品を皆さんにも知ってもらいたいという気持ちが強かったんですよ。それであらすじをガーッと説明していったんですけど、読んだことがない人からすると伝わりづらかったかなと。そこは、あとから冷静になって反省しました。まだ番組が始まったばかりということもあって、今は試行錯誤の最中ですね。

 

──『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「○○大好き芸人」シリーズもそうですが、人が好きなことを前のめりで語っている様子は単純に面白いですけどね。そのジャンルについて興味も湧きますし。

 

伊原 そう言っていただけると大変ありがたいです。そもそも『ヤングタウン』の金曜日を担当させていただくことになったとき、番組のスタッフさんと内容を詰めていく中で「毎回、好きなことを語っていくスタイルにしてみよう」という話に自然となったんですね。それは私がわりと突き詰めるタイプであることに加えて、好きなジャンルの幅が広いということも大きかったんですけど。

 

純粋に楽曲も素敵だけど、その裏にあるドラマ性みたいな部分にも惹かれる

──それは元来の性分なんですか?

 

伊原 おそらくそうでしょうね。音楽とかも、「流行っているから好き」という感覚があまりないんですよ。時代とかも全然関係なくて、パッと耳にしたときにときめくものを集めていったらジャンルレスになっていった感じなんです。たとえばカーペンターズの歌詞にグッと来るとするじゃないですか。そこでカーペンターズのドキュメンタリー映画を観てみたら、今度はそこに登場する別のアーティストが気になり始めたり……。

 

──素晴らしい! YouTubeの関連動画みたいに広がっていくイメージですか。

 

伊原 そうですね。たとえば私も出演させていただいた『ブギウギ』は音楽の話。そこに出てくる作曲家・羽鳥善一(草彅剛)のモデルは有名な服部良一先生ですよね。その服部先生が影響を受けたのがレナード・バーンスタインさんで、『ウエスト・サイド・ストーリー』を作曲した方なんです。私はミュージカルをずっとやっていたから、その2人が繋がることに興奮を覚えたんですよ。純粋に楽曲も素敵だけど、その裏にあるドラマ性みたいな部分にも惹かれちゃって。

 

──DJ体質というか、研究者タイプというか、とにかく調べないと気が済まない感じなんですかね。

 

伊原 それは間違いないです。ネットショッピングするときも、めちゃくちゃ下調べするくらいなので(笑)。あと私、ほかの人がハマっているものを聞くのも好きなんですよ。そこで感化されてハマったものもたくさんありますね。クラシックとかジャズを聴くようになったのも完全に周りからの影響。その世界の奥深さを知ると、「うわっ! 今までの人生、めちゃくちゃ損していたかもしれないな」とか思うんです。自分の趣味を押し付けるような感じにはしたくないけど、もし私が語ることで誰かの日々が少しでも鮮やかになるなら、ラジオでやる意味はあると思うんですよね。ですから今は一方的に自分が好きなことをしゃべっているだけだけど、ゆくゆくはリスナーさんに私が知らない世界のことを熱弁してもらえたらなとも考えておりまして。

 

──番組は1回目が自己紹介的な内容。2回目が舞台、3回目が漫画をテーマにしていました。

 

伊原 とりあえず4回目は昔の歌謡曲、5回目はサツマイモを扱うことになっています。

 

──サツマイモ? それだけで1時間もトークできるんですか?

 

伊原 いやいや! 今、サツマイモって本当に大ブームになっているんですよ! サツマイモ専門店も新たにどんどん作られているし、お土産やギフトにピッタリな高級感溢れるサツマイモ天ぷらのお店もあります。サツマイモフェスを開催すると、入場規制がかかるほどですから。昔から女性はサツマイモ好きな人が多かったと思うんですけど、それにしたって今の勢いは驚きますよ。

 

──そうなんですね。勉強になります。

 

伊原 それと、お芋って食のジャンルとしても深みがあるんですよね。蒸かす芋もあれば、焼き芋もあるし、大学芋だってある。品種によって味も全然違うし、調理法でカロリーも変わってきます。自慢する気はないですけど、私はサツマイモがブームになる前からずっと追っていましたから。「ようやく時代が私に追いついたか」という気持ちも若干ありますね(笑)。

 

──やはり自分の得意ジャンルとなると、すさまじい熱量で語りますね(笑)。5回目以降の構想もあるのでしょうか?

 

伊原 エキゾチックアニマルってご存知ですかね。トカゲとかモモンガとか、ペットとしてはメジャーじゃない動物を私は飼っているんですよ。あとは花とか植物も大好きで、家をジャングルみたいにデコレーションしたいというのが夢としてありまして。花言葉とかも調べると本当に面白いものが多いから、そうした魅力も伝えていきたい! あとは当然ダンスにも触れていきたいですし、ボディメイクとかヘルスケアとかも興味津々。語れるネタは尽きない感じはありますね。2回目にやった舞台の話なんて、自分の中では全くの消化不足でしたし。

 

──舞台の回は相当に濃厚な内容でしたけど、伊原さんの中では言いたいことの何%くらい話せたんですか?

 

伊原 50%くらいでしょうね。しかもあの収録のあとでも何本か観劇しているから、それについても語りたい気持ちがありますし。漫画の回に至っては、あれだけ熱弁しても10%に満たないかもしれない(笑)。だって世の中には素晴らしい漫画作品が山のようにあるわけじゃないですか。今すぐにでも漫画編のパート2、パート3をやりたいですし、漫画好きの方をゲストにお呼びするのもいいですよね。

 

私の両親もヤンタンで育ったようなところがあり、めちゃくちゃ喜んでくれた

──以前も伊原さんは自分のラジオ番組(『センチュリー21 presents 伊原六花とブカツ☆ダンス』/TBS系)を持っていましたよね。そのときと今回の違いは、いかがですか?

 

伊原 前回の番組が始まったのって、高校を卒業してすぐのタイミングだったんですよ。私自身が高校のダンス部で注目していただいたということもあって、放送の内容も学校の悩みを相談したり、部活について意見を交換したり、若い人たちに寄り添ったテイストだったんです。私自身も少し前まで高校生だったわけだから、学生リスナーの悩みというのは共感できる部分が多くて。だから、わりと素の状態でやっていた感覚がありますね。あの頃は駆け出しで怖いもの知らずだった面もあるし、今回のほうがブルブル震える感じは強いと思う。

 

──緊張感という意味では、「ヤンタン56年の歴史において、女性単独でのパーソナリティは初」という事実もプレッシャーになっているのでは?

 

伊原 もちろんです。伝統がある番組ということに加えて、金曜日のこの枠はアリスさんが長いこと担当されてきたわけですからね。その状態に慣れている多くの方は「なんだ、この小娘は?」って感じるはずなんですよ。ただアリスさんの魅力や持ち味を私が出そうと思っても、それは絶対に無理な話ですから。違う部分で勝負するしかないなというのは最初から考えていました。それにしても56年の歴史ってすごいことですよね。私の両親も学生時代からヤンタンで育ったようなところがあって、私がパーソナリティに決まったときはめちゃくちゃ喜んでくれたんですよ。

 

──前任のアリスだけでなく、他の曜日のパーソナリティも意識はしない?

 

伊原 魅力が全然違うから、真似できないですよね。抜群にテンポがいいAマッソさん、音楽のことを深掘りできるオーイシマサヨシさん、グループでの出来事を楽しく語れるAぇ! Groupさん、ただでさえトークの達人なのに豪華ゲストが毎週登場する明石家さんまさん……。同じ方向で私1人が立ち向かっても、敵うわけないですから。結局、別方向で行くしかないんですよ。

 

リスナーの皆さんと一緒に盛り上げていきたい

──そうした猛者たちが群雄割拠する中、ラジオパーソナリティとしてのご自身の武器はどのへんにあるとお考えですか?

 

伊原 番組のプロデューサーさんからは、私の好奇心旺盛なところを褒めていただきました。たしかに食わず嫌いみたいなことはあまりなくて、とりあえず見てみよう、知ってみよう、触れてみようという姿勢は昔から変わらないんですよ。私はまだ24歳だから知らないこともいっぱいありますし、世代を問わずリスナーの方と一緒に世界を広げていけたらいいなと考えています。

 

──伊原さん自身は、普段の生活の中でラジオを聴く機会もあるんですか?

 

伊原 好きですよ、ラジオは。特に芸人さんの番組をよく聴いてきましたね。ハライチさん、オードリーさん、霜降り明星さん……。やっぱり会話のテンポが素晴らしいし、内容的にもテレビやYouTubeとは違う魅力が出ていますよね。

単純に芸人さんたちをリスペクトしているから。いろんなバラエティでご一緒させていただくと、ずっと笑いを取り続けるすごさに圧倒されることばかりだったんです。本当に感動しますよ。同じレベルで笑わせることなんて絶対できない。私は私にできることをやるしなかいなって改めて思うんですよね。

 

──今のラジオはリスナーからメールでのリアクションに加えて、SNSとの連動も盛んになっています。

 

伊原 そこはすごくリスナーさんに助けられていますね。「また早口になってるw」とかツッコミが入ると、自分1人で戦っているんじゃないんだってうれしくなるんです。「それ私も好きですよ」といったコメントがあると、なんだかそのリスナーさんと会話できているような感覚になりますし。聴いてくれている方とのコミュニケーションは自分としても力を入れたいポイントなので、もっと番組の中で発展させていきたいです。

 

──まだ始まったばかりの番組です。今後、どういう方向で盛り上げていきたいですか?

 

伊原 正直、今はまだ探り探りのところもあるんですよね。職業柄、いろんな方と共演させていたくことも多いので、今後はゲストも呼べたらいいなと考えています。番組も続けることで成長させられると思うんですよ。そこは私1人の力だけでは無理なので、繰り返しになりますがリスナーの皆さんと一緒に盛り上げていきたいなと考えています。ぜひ聴いてみてください!

 

MBSヤングタウン

MBSラジオ 毎週(月)~(日)午後10・00~11・30

公式HP https://www.mbs1179.com/yantan/

 

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/小野田衛

蒔田彩珠「由茉には共感というより、尊敬の気持ちの方が強いです」映画『ハピネス』

嶽本野ばら氏の同名小説を映画化したラブストーリー『ハピネス』が5月17日(金)より公開。本作で、余命1週間と告げられた高校2年生のヒロイン・由茉を演じる蒔田彩珠さんが本作の魅力や役づくり、劇中で印象的なロリータファッションへの挑戦などについて語ってくれました。

 

蒔田彩珠●まきた・あじゅ…2002年8月7日生まれ。神奈川県出身。是枝裕和監督が手掛けたドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(2012)に出演。その後も映画『海よりもまだ深く』(2016)、『三度目の殺人』(2017)、『万引き家族』(2018)、Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」(2023)と是枝作品の常連として存在感を放つ。初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018)で、第33回高崎映画祭 最優秀新人女優賞、第43回報知映画賞 新人賞を受賞。2020年の『朝が来る』では、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、数々の賞を受賞。近年の出演作は、Netflix映画『クレイジークルーズ』(2023)やNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(2024)など。Instagram

 

【蒔田彩珠さん撮り下ろし写真】

ロリータファッションをすることで由茉の気持ちが理解できました

──最初に、原作や脚本を読まれたときの感想を教えてください。

 

蒔田 恋愛映画自体がほぼ初めてでしたし、由茉は自分がこれまでやってこなかった役柄だなと思いました。言葉遣いや言葉の選び方がとても女の子らしく、かわいらしい役柄なので、それを自分が演じているところがあまり想像できなかったんです。そのため、不安な部分もあったのですが、雪夫役が窪塚(愛流)さんだということを聞いて、安心というか、楽しみになりました。脚本を読みながら、窪塚さんが演じる雪夫がすごく想像ができたので。

 

──南沙良さんとW主演された『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』以来の主演映画になりました。

 

蒔田 今回も窪塚さんとのW主演なので、そこまで不安はなく、窪塚さんと一緒に頑張れたらいいなって思っていました。そこで脚本を読んだとき、由茉には雪夫にはない強さや優しさがあって、幸夫には由茉にはない包容力を強く感じたんです。だから、役を演じるうえでも、そんなお互いに長けている部分で支え合う、寄り添い合うことを意識しようと思いました。

 

──由茉はロリータファッションに憧れているという設定です。

 

蒔田 その設定も、私の中ではかなり挑戦的でしたが、最初に衣装を着て撮影したときは、「見た目から役に入り込むことができた」という気持ちになりました。今回初めて着たのですが、由茉が一番好きなもの、キラキラ輝いて見えるものなので、ロリータファッションに身を包むことで由茉が幸せな気持ちになるのが、とても理解できました。

 

頻繁にコミュニケーションを取らなくても、役同士で通じ合える

──原作では「彼女」表記だった役柄が、今回の映画化に伴い、「由茉」という名前が付きました。演じるうえでの心境の変化はありましたか?

 

蒔田 「由茉」という名は、原作者の嶽本野ばら先生が付けてくださったのですが、役名は付いても、雪夫とお互い名前で呼び合うことはないんです。だから、それによって、お芝居が大きく変わるとかはなかったです。ただ、雪夫が「由茉!」と叫ぶシーンがあるのですが、そこだけ一瞬、無音になるんです。完成した映画を見たとき、そこの演出に鳥肌が立ちました。

 

──そのほか、役作りにおいて意識されたことは?

 

蒔田 雪夫に向ける表情と家族に向ける表情は、微妙に差をつけて演じました。家族の前の方が、ちょっと強め、逆に雪夫の前では甘えているというか、少しわがままを言える関係性を出そうと思いました。そういう意味では、雪夫は由茉を包み込んでくれる相手なのかなと思います。もし、私が病気になったときは、由茉のように強く優しくいられないと思ったので、由茉には共感というより、尊敬の気持ちの方が強いです。

 

──雪夫役の窪塚さんとの関係性は、どのようにして作られたのですか?

 

蒔田 窪塚さんはとても真面目な方で、近くで見ていても、ずっと雪夫という役に集中されていたと思います。そうやって、真っすぐ役に向き合いつつ、由茉に対しても、真っすぐ愛情を向けてくださっていたので、頻繁にコミュニケーションを取らなくても、何となく役同士で通じ合える気がしました。長いシーンや難しいシーンに関しても、篠原哲雄監督と3人で、「どのようにしたらいいか?」ということを話し合いながら作っていきました。

 

大阪ロケでは、たこ焼き三昧

──篠原監督の印象に残っている演出は?

 

蒔田 自分の病気を説明するシーンや発作が起きた後のシーンでは、どうしても沈んだ空気になってしまいがちなので、「なるべく雪夫が明るくいられるよう、由茉が明るく振る舞ってほしい」ということは、篠原監督から何度も言われました。なので、逆に由茉が雪夫を元気づける感じになれたかなと思います。

 

──大阪ロケでの印象的なエピソードを教えてください。

 

蒔田 道頓堀でのシーンではロリータファッションで撮影していたので、本当に多くの方から注目されていました。そのため、ちょっと緊張していたのですが、窪塚さんも背が高いので、さらに目立つんですよ(笑)。あと、たこ焼きを食べるシーンを撮って、ほかのシーンを撮り終えた後、みんなで閉店ギリギリの別のたこ焼き屋さんに行って、ホテルに持ち帰ったぐらい、たこ焼き三昧でした(笑)。

 

──もし、蒔田さんが由茉のように、あと7日間しか生きられないと分かったら、どんなことをしたいですか?

 

蒔田 私も由茉と同じで、好きな人と好きなところに行って、好きなものをたくさん食べると思いますね。お寿司が好きなので、お寿司のおいしいところに行きたいです。好きな人といえば、やっぱり家族や友だちは外せないので、みんな引き連れて行って、みんなと思い出を共有したいです。

 

ぜんぜんケンカしないペットたち

──Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」も話題の蒔田さんですが、周囲の反応はいかがでしたか?

 

蒔田 いろんな方から連絡があって、もうすごいです! 皆さんから「そんなに動けるんだ!」って言われました(笑)。撮影に入る4か月前ぐらいから、皆さんとアクション練習していたのですが、自分のアクションがどんなふうに映っているのか不安もありましたけれど、結果よかったですね。

 

──蒔田さんのこだわり、他人に負けないと思えることを教えてください。

 

蒔田 今、実家で犬と猫とフェレットを飼っているんですが、動物へのこだわりもありますし、性格がよくて、優しいいい子しか飼っていないので、ペットを選ぶ能力はすごいんじゃないかと思いますね。ウチは代々、犬派の家庭だったのですが、私の決断で初めて猫を飼ったんです。その後にフェレットが入っても全然けんかをしない。本当にいい子たちで、みんな仲よく過ごしています。

 

──現場に必ず持っていくモノやアイテムについて教えてください。

 

蒔田 セリフを覚えるとき、撮影日の前々々日ぐらいに、当日撮るシーンのセリフを必ずメモ帳に書き出すのですが、そのメモ帳は必ず持っていきます。それで台本がなくても、すぐにセリフが出てくるようにするんです。あと、緑茶を飲むと落ち着くので、お水より緑茶を飲むことが多いです。コンビニで売っているものなら、利き緑茶もできますね(笑)。

 

──ちなみに、最近ハマっていることは?

 

蒔田 冬から春にかけては、ペットを膝に置いて、編み物ばかりしていました。コロナ禍で何もすることがなかったときに、手芸が得意な母に教えてもらったことで、一気にハマったんです。とても集中してやっているので、イヤーマフなら5時間ぐらいで編めますし、たまにドラマの現場にも毛糸と編み棒を持っていって、控室でずっと編んでいます。

 

 

(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

ハピネス

5月17日(金)より全国公開

【映画「ハピネス」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
監督/篠原哲雄
原作/嶽本野ばら「ハピネス」(小学館文庫刊)
脚本/川﨑いづみ
出演/窪塚愛流、蒔田彩珠、橋本愛、山崎まさよし、吉田羊

(STORY)
高校の美術室で出会い、恋に落ちた雪夫(窪塚愛流)と由茉(蒔田彩珠)。幸せな日々を過ごしていたある日、雪夫は由茉から突然、彼女の余命があと1週間しかないことを告げられる。心臓に病気を抱える由茉は、すでに自分の運命を受け止めており、残された人生を精いっぱい生きようと決めていた。憧れていたファッションに挑戦し、大好きなカレーを食べに行き、そして何よりも残り少ない日々を雪夫と一緒に過ごしたいと話す由茉に、雪夫は動揺しながらも寄り添うことを決意する。

公式HP:https://happiness-movie.jp/

 

(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

 

撮影/映美 取材・文/くれい響 ヘアメイク/山口恵理子 スタイリスト/小蔵昌子

生田絵梨花が地上波連ドラ初主演!“人間らしさ全開”の高校教師役「一緒にめげずに乗り越えていけたら」脚本・演出は宅間孝行『素晴らしき哉、先生!』

今夏スタートの日10ドラマ『素晴らしき哉、先生!』(ABCテレビ・テレビ朝日系 毎週日曜 午後10時~)にて、生田絵梨花が主演を務めることが決定。生田、脚本・演出の宅間孝行よりコメントが到着した。

 

生田絵梨花が地上波連続ドラマ主演に初挑戦する今作は、理不尽な教育現場が舞台。生田は生徒や保護者、同僚など、あらゆる人間関係の板挟みになる中、辞め時を探しながらもなんだかんだ生徒のために奮闘していく、2年目の高校教師を演じる。

 

主人公・笹岡りお(生田)は、夢と希望を胸に教育現場に飛び込んだZ世代の高校教師。しかし、その過酷さは想像を絶し、2年目にして退職を考えるほどストレスフルな毎日を送っている。「自由」を拡大解釈し奔放に振る舞う生徒たち、学校に過度な期待を寄せる保護者や近隣住民、トラブル処理を若手に押し付けてくる年配教師…。

 

りおはそんな毎日の愚痴をSNSの裏アカウントに吐き出したり、優しい彼氏に聞いてもらったり、「先生だって人間だ!」と適度に発散しながら持ち前の元気と明るさでどうにかバランスを保っている。

 

しかし、その我慢もとうとう限界に到達。辞職を決意するが、同じタイミングでクラス担任に急きょ欠員が発生し、穴埋めのお鉢が、なぜかりおに回ってきてしまう。初めての担任で3年生を任されることとなったりおの教師生活は、さらなるいばらの道に突入。果たして、りおの運命は…。

 

生田、脚本・演出の宅間のコメントは下記に掲載。

 

生田絵梨花 コメント

『素晴らしき哉、先生!』生田絵梨花 (c)ABC

◆今作が地上波連続ドラマ初主演となります、意気込みを教えてください。

今回初主演を託していただき、とてもうれしく感じています。先生という役どころにも緊張しますし、初めての大役を務め切れるだろうかと不安も大きいですが、私が演じる新米教師のりおも、過酷な教育現場に挫折寸前という状態から物語が始まるので、りおと手を組んで、走るも立ち止まるも転ぶも一緒にめげずに乗り越えていけたらと思います。

 

◆主人公・りおは愚痴も吐けば大泣きも大笑いもする人間らしさ全開で、教師という仕事に向き合っています。今までの生田さんの印象とは異なるキャラクターですが、どういったところをイメージして演じたいですか?

りおは感情の振り幅が大きく、良いところも悪いところも真っ向から食らって放出していく印象があります。なので自分もこれは相当赤裸々に臨まねばならないなと、撮影前の今はちょっと身構えています。ですが、一人で頭の中でどうにかできるものでもないと思うので、共演者の皆さまと接する中で生まれるものや反応を大事にしながら、りおという人物を探っていきたいです。

 

◆視聴者へのメッセージをお願いします。

このドラマは先生の話ですが、生徒たちと過ごす学校の時間だけではなく、家族やパートナーとの私生活の部分も描かれます。

一人の人間としての未熟さや愚かさを抱えながらも、先生として奮闘していくりおの姿に、視聴者の皆さんが少しでも前を向けたり、共感してもらえたらうれしいなと思います。

とにかく必死に汗をかきまくる夏になると思いますが、この作品を終えた時、「素晴らしき哉、先生!」と腹の底から言えるように、言っていただけるように、全力で頑張ります!

 

脚本・演出 宅間孝行 コメント

宅間孝行

先生のなり手がいない! という窮状に、教育現場ではSNS上に“#教師のバトン”を付けて「教師の素晴らしさ」を投稿してくれ! と、現役教師に呼び掛けたところ、「教師がいかに大変か」という愚痴祭りで炎上というROCKなエピソードが物語の原点です。そこをきっかけに調べると、現代における教育現場の実情や普段見えていない先生の実像が、何とも演歌チックに浮かび上がってきて、何なら、若いZ世代がその下のα世代の人生の道しるべとなるというFUNKな現実を知るにつけ、先生たちの応援歌を作りたい! という衝動に駆られました。

物語は、若手のひよっ子ヘナチョコ教師と令和の今に生きる高校生たちを中心に、そこに関わる人たちの人生の悲喜こもごもを描いた王道ポップスな青春群像劇です。

俳優陣は、生田絵梨花さんを筆頭に、明日の日本を背負うPUNKでフレッシュな若手たちが盛りだくさん、そして粋でJAZZYな大人俳優たちがこれでもかと集結してくれました。

日本の民放ドラマは遅れている、何なら終わってるなどとちまたではハードコアに嘆かれて久しいですが、そんな中、私としては久しぶりに民放連ドラの執筆、そして監督を務めます。ドラマ好きな方はもちろん、辛口の方、めったに見ない方にも、納得いくこだわりの作品をお届けするつもりです。日曜の夜に笑顔になれて、ちょっぴりグッとくるSOULな人間ドラマ『素晴らしき哉、先生!』どうぞご期待ください。

 

番組情報

『素晴らしき哉、先生!』
ABCテレビ・テレビ朝日系
2024年夏スタート
毎週日曜 午後10時~
※放送終了後、TVerで見逃し配信あり

出演:生田絵梨花
脚本・演出:宅間孝行
制作協力:エー・ビー・シーリブラ
制作著作:ABCテレビ

公式HP:https://www.asahi.co.jp/subakana_sensei/
公式X:@subakana_sensei
公式Instagram:@subakana_sensei
公式TikTok:@subakana_sensei
公式LINEアカウント:@abc_drama

ディレクターを「下の名前で呼ぶ」森香澄に峯岸みなみ猛ツッコミ!大島麻衣はCD配りの意外な活用法を明かす『貴女のそばの妖怪ちゃん』

森田哲矢(さらば青春の光)、みなみかわ、森香澄がMCを務める『貴女のそばの妖怪ちゃん』(テレビ朝日系 ※一部地域を除く 毎週水曜 深夜2時54分〜3時04分)が、5月15日に放送。峯岸みなみ、大島麻衣、西山茉希、紺野ぶるまの「芸能界のうるさ方」4人をゲストに迎え、芸能界、男女の出会いの場、SNSで出会う「ムムム!」な妖怪ちゃんの目撃情報を発表していった。

 

須田亜香里が撮影スタッフの名前をしっかり覚えて名前を呼ぶさまを、妖怪「名札集め」と例えた峯岸みなみ。「自分はできない」と脱帽するも「必要以上じゃない?」と思わず嫉妬してしまうと告白し、スタジオを盛り上げる。これには森田哲矢、みなみかわも「一回会っただけで俺のこと好きなんや、と思ってしまう」と、須田の「名前呼び」を賞賛。

 

また森田は、坂下千里子も「名前呼びをやる」とデビュー当時から決めており、「それで私は今仕事がある」と語ったエピソードを披露。先輩芸能人の決意にスタジオメンバーは感嘆した。

 

元テレビ東京アナウンサーで昨年3月末に同社を退社した森香澄は「ちょっとやってる」ことを告白。ロケで仲良くなったディレクターを「ユウタ!」というように、下の名前で呼ぶという。これには峯岸は「妖怪だ!」と猛ツッコミ。森は「友達ノリであざとくいかない」と弁明するも、女性陣は「ハイタッチするってこと?」など猛反発。スタジオは大盛り上がりとなった。

 

モデルでタレントの西山茉希は、楽屋あいさつでCDを配るアーティストに対し「あのCDどうしてます?」と疑問をぶつける。「もらったCD開けたことない」とぶっちゃけ告白する森田に対し、大島麻衣が「CDには連絡先が入れられる」と禁断の目的を暴露。同じAKB48でアイドル活動していた峯岸は「そんなことしてたの?」と驚がくする。

『貴女のそばの妖怪ちゃん』(c)テレビ朝日

 

大島は「私は入れたことはない」とするも、実際にある男性アーティストからもらったCDに連絡先が入っていたことを告白。これには森田も「事務所の(もらった)CDを全部確認する」と決意。スタジオは笑いに包まれた。

 

紺野ぶるまがよく目撃する「妖怪」は、VTRを見る番組で「まるで一本の映画を見たような気持ちになります」と感想コメントするアイドル。このテンプレコメントでお茶をにごす「妖怪 常套句(じょうとうく)」は数多く目撃されているようで、スタジオメンバーは思わず苦笑い。

 

峯岸に至っては「私言ったことあります」と自らも「妖怪」であることを告白。万能すぎるテンプレコメントの使用を「許していただけませんか」と紺野にお願いする展開となった。

『貴女のそばの妖怪ちゃん』(c)テレビ朝日

 

痛みを受け流す武術「システマ」を使いこなす芸人みなみかわは、空気を読まず「本気で痛がらせにくる」役者、アイドルを「妖怪 システマ潰し」と命名。痛みを受け流している途中でさらに攻撃してこようとする行動に「邪魔!」と激怒する。

 

これまでで一番痛くしてきたのは「あのちゃん」であり、とがった靴で「太ももを刺してきた」という。爪先が大腿骨にコツンと当たるほどの打撃を受け悶絶するみなみかわだったが、あのちゃんを見るとなぜか「カメラに向かってキメ顔」をしており、その謎の行動にスタジオは爆笑に包まれた。

 

番組情報

『貴女のそばの妖怪ちゃん』
テレビ朝日系(一部地域を除く)
毎週水曜 深夜2時54分〜3時04分
※5月15日放送回はTVerで見逃し配信中

MC:森田哲矢(さらば青春の光)、みなみかわ、森香澄
ゲスト:大島麻衣、紺野ぶるま、西山茉希、峯岸みなみ

(c)テレビ朝日

「町中華で飲ろうぜ」新レギュラーの清田みくりが、初めての食レポで試行錯誤した経緯を語り尽くす

現在公開中の山下敦弘監督の最新作『水深ゼロメートルから』でメインキャストを務めるなど、映画、ドラマを中心に活躍する俳優の清田みくりさん。今年4月から「町中華で飲ろうぜ」にレギュラー出演している彼女だが、それまでバラエティ経験すら皆無だったという。初めての食レポに試行錯誤した顛末や、山下敦弘作品への思い、今ハマっていることなどを語ってもらった。

 

清田みくり●きよた・みくり…2002年8月20日生まれ。和歌山県出身。2019年、俳優デビュー。主なドラマ出演作に「いだてん~東京オリムピック噺~」(2019/NHK)、「さくらの親子丼2」(2019/フジテレビ系)、「顔だけ先生」(2021/フジテレビ系)、「First Love 初恋」(2022/Netflix)、「クールドジ男子」(2023/テレビ東京系)、「だが、情熱はある」(2023/日本テレビ系)、「Sugar Sugar Honey」(2024/MX)。主な映画出演作に『殺さない彼と死なない彼女』(2019)、『チア男子!!』(2019)、『愛唄 ―約束のナクヒト―』(2019)、『胸が鳴るのは君のせい』(2021)、『野球部に花束を』(2022)、『モダンかアナーキー』(2023)などがある。公式HPInstagram

【清田みくりさん撮り下ろし写真】

 

初めての「町中華で飲ろうぜ」ロケは店主の笑顔で緊張がほぐれた

──今年4月8日の放送回から「町中華で飲ろうぜ」(BS-TBS)にレギュラー出演していますが、どういう経緯で決まったのでしょうか。

 

清田 新メンバーオーディションに参加させていただき、面談とカメラテストを受け、選んでいただきました。

 

──カメラテストは「町中華で飲ろうぜ」を想定したものでしたか?

 

清田 そうです。実際に町中華のお店に行って、瓶ビールを飲んで、料理を食べて。それまでバラエティへの出演経験がなかったので、ハードルが高かったです。

 

──初めての「町中華で飲ろうぜ」ロケはいかがでしたか。

 

清田 神楽坂のお店を2軒回りました。カメラテストのときは1軒で、お料理も1品だったんですが、実際のロケはお料理が各お店で3品ずつ。だからボリュームがすごかったです。お酒も瓶ビールだけじゃなくて、他のお酒も飲みました。

 

──計6品の料理を食べるのは、なかなかの量ですね。「町中華で飲ろうぜ」はオープニングでカメラに語りかけますが、うまくできましたか。

 

清田 役者のお仕事で、正面からカメラを見ることってほぼないので、どのぐらい見たらいいのか難しくて……。お店まで移動するときも、後ろからカメラが付いてくるんですが、振り向き過ぎるのもどうかなとか、いろいろ悩みました。ただ撮る直前に、「本当に緊張してます」というお話をスタッフさんにしたら、「大丈夫。自由にやっていいんだよ」と仰ってくださったので、かなり気持ちが楽になりました。

 

──最初は緊張しているのも視聴者にとっては新鮮ですからね。

 

清田 “初々しさ”が大切ですよね(笑)。

 

──あんまり自分では言わないですけどね(笑)。店主の方との会話はいかがでしたか。

 

清田 1軒目の「宝龍」さんは、初めましてだし、お邪魔させてもらっている身だし、お客さんもいらっしゃったので遠慮がちでした。私が緊張していたのもあって硬さもあったんですが、お話ししているうちに店主の方が笑顔になってくださって。すると私もほぐれてきて、楽しくお話しできました。2軒目の「上海ピーマン」さんはアルコールが入っていたのもあって、1軒目の楽しい気持ちのまま行けたので、最初からリラックスしてお話しできました。

 

レギュラーが決まった瞬間から心の中で食レポをしている

──ロケに臨むにあたって、食べ方や飲み方の練習はしましたか。

 

清田 カメラに向けての食べ方、飲み方は研究しましたし、食レポの練習もしました。というのもカメラテストをしたときに、食べても「おいしい」しか言えなくて。このままでは駄目だと思って。「レギュラーが決まりました」という電話をマネージャーさんからいただいた瞬間から、食事のときは「これはどういう味なんだ」と自問自答しつつ、ずっと心の中で食レポしています(笑)。

 

──例えば「おいしい」以外にどういう表現があるんですか。

 

清田 エビの場合は「ぷりぷりです」とか、熱々の料理を目の前にしたときに「湯気がすごいです」とか(笑)。

 

──食レポの参考にした方はいます?

 

清田 やっぱり「町中華で飲ろうぜ」の先輩方で、高田秋さんと、同じ事務所の坂ノ上茜さんです。お二人とも5年間やってらっしゃっただけあって、とても上手なので勉強になりますが、真似っこにならないように意識しています。

 

──本番はシミュレーション通りにできましたか。

 

清田 食レポの部分は拙いですけど、カメラテストのときよりは成長したんじゃないかと思います。ただ、お店の人とどういうふうに話すとか、カメラに向けてお料理を見せるとかまで頭が回らなくて、想定外のこともあったので焦りました。

 

──スタッフさんから指示はなかったんですか。

 

清田 基本的に自由にやらせてもらって、例えば「料理の断面を見せてほしい」というときは指示していただきました。そこで、このタイミングで見せるんだと学びましたし、質問内容も足りないところは一緒に考えてくださいました。食レポも練習したはいいけど、食材や調味料などが分からなくてコメントに迷っていたら、「お店の人に聞いてみたらどう?」と助け舟を出してくれました。反省点もありましたが、次に活かせることもたくさんありました。

 

──もともとお酒は飲むほうなんですか。

 

清田 たしなむ程度ですけど、母が強いので、よくおうちで一緒に飲んでいます。ただビールを飲めるようになったのが半年前で21歳になってからなので、レギュラーが決まってから、お酒を飲むときはビールにして、ぐいっと飲む練習をしています。瓶ビールを飲んだのもロケが初めての経験で、あの町中華っぽいコップに注ぐのが新鮮でした。

 

──ビール以外だと、どういうお酒を飲むんですか。

 

清田 普段はハイボールを飲むことが多いですね。

 

山下敦弘監督の作品に出演するのが大きな目標だった

──現在公開中の映画『水深ゼロメートルから』でメインキャストを務めていますが、出演が決まる前から山下敦弘監督の作品を観たことはありましたか?

 

清田 大好きでした。初めて観たのは『リンダ リンダ リンダ』(2005)で、ちょうど主人公たちと同じ高校時代に出会いました。きっかけはお芝居のレッスンで、そのときの先生に「山下監督の作品に出るような女優さんを目指しなさい」と言われたことがあって。それで観てみたら、登場人物たちがそれぞれの理由で葛藤を抱えていて、良い意味で“濁り”があって、そこに惹きつけられました。

 

──そのほかに山下監督の映画で好きな作品を一作挙げるとしたら何でしょうか。

 

清田 『もらとりあむタマ子』(2013)です。主演の前田敦子さんが、大学を卒業したけど無職で実家も出ない、ふてくされた23歳の女の子を演じているんですが、「こういう時期は自分にもあったな」と、その姿が自分に重なって心が痛くなりました。山下監督の作品はどれも人間味が強くて面白いです。

 

──目標だった山下監督の作品に出演することができて、緊張もしたのではないでしょうか。

 

清田 かなり緊張しましたけど、オーディションで初めてお会いしたときから山下監督は親戚のおじさんみたいな親近感があって。最初からリラックスして接することができました。

 

──本作は2021年に上演された舞台の映画化ですが、初めて映画版の台本を読んだときの印象はいかがでしたか。

 

清田 会話劇で、5人の女子高生が出てきますが、みんなの言っていることに共感できて。ある意味、脳内会議のようだなと。それぞれ違う方向に悩んでいるから、人によってはごちゃついた印象を受けるかもしれないけど、でも頭の中ってこういう感じだよねって思いました。

 

──清田さんが演じた水泳部のチヅルと共通する部分や、共感するところはありましたか。

 

清田 真っすぐな女の子で負けず嫌い。だからこそ水泳で勝てないことに憤りを感じているというところに共感しました。私はチヅルほど感情を表に出さないので、かわいいものですが(笑)。あと他人と意見がすれ違ったときに、あまり我を通さず、自分が折れようみたいなところも共通点です。

 

──現場の雰囲気はいかがでしたか。

 

清田 ココロ(濵尾咲綺)、ミク(仲吉玲亜)、ユイ(花岡すみれ)の3人は舞台から引き続いての出演なので本読みのときから仲が良くて、そこに一人で入っていくからどうしようと思ったんですが、濱尾咲綺さんとは一度CMで共演したことがあって。それにも助けられて、自然と輪に入ることができました。みんな明るい性格ですし、同世代というのもあって距離感が近くて、ずっとしゃべっていましたね。10日間にわたって栃木県の足利で撮影して、みんなで同じホテルに宿泊したんですが、一つの部屋に集まったり、一緒にお風呂に入ったりと修学旅行のような楽しさがありました。

 

夏までに綺麗になりたいから朝食をプロテインに置き換えました

──最後に今ハマっていることを教えていただけますか。

 

清田 プロテインです! 一か月前から飲み始めたんですが、きっかけは夏までに体を引き締めようと思ったんです。肌の露出が増えるので。夏までに綺麗になりたいという目標を立てて、とりあえず朝食をプロテインに置き換えることにしました。タンパク質を摂ると筋肉が落ちにくくなるし、鍛えやすくなりますからね。

 

──筋トレなどはしているんですか?

 

清田 筋トレは……してないです(笑)。1回チャレンジしたんですが、腕立て伏せが3回しかできなくて。そこで筋トレは諦めました。ただプロテインを飲み始めてからは、なるべく徒歩で移動するようになりましたし、8年間使っていた自転車を新しく買い替えて、距離があるときはチャリで移動するようにしています。ちょっとずつ体を動かすことが楽しくなってきました。今までスポーツらしいことって小学生のときにバトミントンをやっていたぐらいなので、それ以来ですね。

──プロテインで好きな味はあるんですか。

 

清田 マイプロテインのチョコ味です。かなりコスパも良くて、2.5kg入りを買って、毎日飲んでいます。

 

──割り方のこだわりは?

 

清田 水、牛乳、豆乳、麦芽豆乳など、たくさん試したんですが、おススメは豆乳で、めちゃくちゃおいしいし、豆乳自体にもめっちゃタンパク質が入っているんです。麦芽豆乳は混ざりにくかったですね。あとヨーグルトにプロテインを混ぜて、そこに冷凍フルーツを入れて食べるのも好きです。プロテイン、卵、牛乳を混ぜ合わせて、ガトーショコラ風にしたこともあるんですが、それは失敗しました。平らなお皿でやればよかったんですけど、マグカップでやっちゃったから、再チャレンジしたい!

 

──普段から料理はするんですか。

 

清田 全然しなかったんですが、「町中華で飲ろうぜ」のレギュラーが決まってからは、勉強も兼ねてするようにしています。チャーハン、パスタ、オムライスなど、入門編というか、王道の料理を作ることが多いです。それで食レポのバリエーションも増やしたいですし、これから暑くなるので、いっぱい食べて暑さに負けないようにしたいです!

 

 

 

町中華で飲ろうぜ

BS-TBS 毎週月曜よる10時

公式HP:https://bs.tbs.co.jp/machichuka/
公式Instagram:https://www.instagram.com/machichuka_bstbs/
公式X:https://twitter.com/machichuka_bstb

 

水深ゼロメートルから

新宿シネマカリテ・下北沢K2ほか全国順次ロードショー中

(STAFF&CAST)
監督:山下敦弘
脚本:中田夢花|脚本協力:小沢道成
原作:中田夢花 村端賢志 徳島市立高等学校演劇部
制作プロダクション:レオーネ|製作幹事:ポニーキャニオン|配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS

出演:濵尾咲綺 仲吉玲亜 清田みくり 花岡すみれ
三浦理奈 さとうほなみ

(STORY)
高校2年の夏休み。ココロ(濵尾咲綺)とミク(仲吉玲亜)は体育教師の山本(さとうほなみ)から、特別補習としてプール掃除を指示される。水の入っていないプールには、隣の野球部グラウンドから飛んできた砂が積もっている。渋々砂を掃き始める2人だが、同級生で水泳部のチヅル(清田みくり)、水泳部を引退した3年の先輩ユイ(花岡すみれ)も掃除に合流。学校生活、恋愛、メイク……。なんてことのない会話の中で時間は進んでいくが、徐々に彼女たちの悩みが溢れだし、それぞれの思いが交差していく。

公式HP:https://suishin0m.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/suishin0m/
公式X:https://twitter.com/suishin0m

(C)『水深ゼロメートルから』製作委員会

 

撮影/武田敏将 取材・文/猪口貴裕

松丸亮吾が金沢でナゾ探し!所ジョージ、JO1河野純喜&川尻蓮らは松丸作成のナゾ解きにチャレンジ『笑ってコラえて!』

5月15日(水)放送の『笑ってコラえて!春本番!桜の下でナゾ探し&新人アナ奮闘スペシャル!』(日本テレビ系 午後7時54分~9時)は、「松丸亮吾が行く!ナゾ探しの旅 in 金沢市」「1年たったらこうなりましたの旅 アナウンサー編」を送る。

『笑ってコラえて!春本番!桜の下でナゾ探し&新人アナ奮闘スペシャル!』松丸亮吾(c)日本テレビ

 

松丸亮吾がロケ先で聞いた話を元に即興でナゾ解きを作成する「ナゾ探しの旅」。今回松丸が訪れたのは、北陸新幹線の延伸開業でますますにぎわいを見せる金沢。最初に足を運んだ金沢城公園では、ガイドさんから金沢城の特徴について「松丸さんと一緒で外面がいい」と言われ、「中身もいいんだけどなぁ」と複雑な気分でナゾ探しに出発する。

 

外観について「金沢城だけ」といわれる珍しい工夫があると聞いた松丸は「いい問題だこれは!」と早速ナゾ解きを思いついた様子。スタジオでは全員がナゾ解きにチャレンジ。所ジョージが「何これー」とブツブツ独り言を言う中、河野純喜(JO1)と、メンバーにもナゾ解き問題を出すほどナゾ解きが得意という川尻蓮(JO1)は「わかりました!」といち早く回答をフリップに書き始める。しかし河野の回答に全員首をかしげる事態に。

 

近江町市場では石川県ならではの一風変わった食文化を、尾山神社では国の重要文化財にも指定されている神門の特徴をナゾ解きにする松丸。果たしてどのような問題が出来上がるのか。そして「松丸の座を奪う」と宣言する川尻は、果たして見事全問正解することができるのか。

 

そして今春、日本テレビに入社した新人アナウンサー3人に1年間密着し、彼らの苦悩と成長を記録。まずは並木雲楓アナウンサーが『DayDay.』の現場へ。先輩社員に教えてもらったことをすぐさまノートにメモをする並木アナだが、メモを見た先輩社員は「なかなか……、すごいですね」と、並木アナの独特なメモの書き方に呆気にとられてしまう。生放送中にVTRを届けるという大事な仕事を任された並木アナにまさかのピンチが訪れる。

 

また、生ナレーションを担当する先輩アナウンサーたちを間近で見学。入社27年目のラルフ鈴木アナウンサーから直々にアナウンサーの心得やラルフアナならではの技術を学ぶチャンスに恵まれる。グルメロケの現場では、Z世代ならではのスキルで先輩スタッフたちを驚かせる場面も。しかし、新人ならではのミスや未熟さも浮き彫りに。

 

一方、瀧口麻衣アナウンサーは憧れの水卜麻美アナウンサーが担当する『ZIP!』の研修に。まずは、番組で取り上げるテーマ“野菜の高騰”について、今回特別に重要な調査を任される。すると、瀧口アナの見事なファインプレーを先輩社員が絶賛。そして、生放送終わりにはいよいよ憧れの水卜アナと対面。瀧口アナは水卜アナへ思いの丈を懸命に伝えるが、まさかの空気にほかのアナウンサーからフォローが入る事態に。果たして水卜アナに何が起こったのか。

 

スタジオでは、大島美幸(森三中)が水卜アナの新人時代のある大失敗を暴露。「何やってんの!?」と水卜アナを叱ったというエピソードにスタジオ中から笑いが起きる。

 

番組情報

『笑ってコラえて!春本番!桜の下でナゾ探し&新人アナ奮闘スペシャル!』
日本テレビ系
2024年5月15日(水)午後7時54分~9時

MC:所ジョージ/佐藤栞里
ゲスト:要潤、松丸亮吾、大島美幸(森三中)、川尻蓮(JO1)、河野純喜(JO1) ※順不同
ロケゲスト:松丸亮吾

(c)日本テレビ

麻倉瑞季がブルーのチューブトップビキニで“迫力ボディ”披露【独占カット】

麻倉瑞季が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号のグラビアに登場した。

 

ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYZBPPY5/
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<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020644/

アンタッチャブルが香港へ 正体不明の絶品グルメを調査&現地歌手の生配信ライブに乱入!?『早速行ってみた』

5月14日(火)放送の『アンタッチャブルの早速行ってみた』(カンテレ・フジテレビ系 毎週火曜 午後9時~9時54分)は、フランス、中国、インド、タイ、アメリカの謎レビューを確認するためだけに“早速行ってみた”。スタジオゲストとして滝沢カレン、田中卓志(アンガールズ)、牧野真莉愛(モーニング娘。’24)が出演する。

 

“パリに築地がありました”という謎レビューをもとに早速フランスに行ってみると、店の前に行列ができた飲食店を発見。フランスでは予約をして飲食店へ行くため、飲食店に行列ができるのは見慣れない光景だという。

 

調査してみると、店内には発泡スチロールに入った魚がいくつもあり、まさに築地市場のような雰囲気。どうしてパリに築地があるのか。お店のオーナーの日本愛あふれる理由が明かされる。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

インドでは、“最強のカロリーパフォーマンス飯です”というレビューを調査。登場した超巨大なバターを余すことなく使用し、さらにチーズもかけまくる恐るべき高カロリーオムレツにスタジオは騒然。それを超える“カロリー爆弾すぎるギブアップなオムレツです”というレビューも登場する。

 

中国からは、“マッチョがザリガニをむいてくれます”という謎すぎるレビューが登場。早速調査に向かうと、筋骨隆々のマッチョがザリガニの硬い殻をむいて食べさせてくれるレビュー通りのサービスが。それだけではなく、今マッチョが流行しているという中国では、別のジャンルの店でもマッチョサービスが提供されているという。

 

そして、アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)の2人は香港に飛び、人気観光スポットの屋台街で正体不明の絶品グルメ&謎アクティビティーを調査。“ミシュランガイド掲載店…ただ何の食べ物か分からない”というレビューの通り、見た目が怪しい黒い棒状のお菓子が大人気だという。早速食べてみた2人は大絶賛。山崎の食べる手が止まらなくなった、謎のスイーツとは。

 

そして、エンタメエリアにも潜入。お酒を飲んだり、路上カラオケを楽しんだりと、おじさんたちの癒やしスポットのようだ。生配信中の歌手と出会ったアンタッチャブルの2人が、まさかの生配信に参加する展開に。

『アンタッチャブルの早速行ってみた』(c)カンテレ

 

番組情報

『アンタッチャブルの早速行ってみた』
カンテレ・フジテレビ系
毎週火曜 午後9時~9時54分

MC:アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)
5月14日(火)スタジオゲスト:滝沢カレン、田中卓志(アンガールズ)、牧野真莉愛(モーニング娘。’24)

(c)カンテレ

澄田綾乃が“スケスケ”にもほどがあるメッシュドレスでセクシー全開【独占カット】

澄田綾乃が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号TSUTAYAほか店舗限定版の裏表紙&グラビアに登場した。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
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はるかぜに告ぐが『ZIP!』「キテルネ!」リポーターに新加入!初回は原宿の最新グルメスポットへ

はるかぜに告ぐ(とんず、一色といろ)が、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系 毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く)のコーナー「キテルネ!」のリポーターとして新加入することが決定した。

はるかぜに告ぐ(とんず、一色といろ)

 

水卜麻美アナウンサーが総合司会を務める、日本テレビ系朝の情報番組『ZIP!』。午前7時40分ごろ放送の「流行ニュース キテルネ!」は、今ちまたでブームを巻き起こしているモノ・ヒト・コトを徹底調査して、今もっとも“キテいる!”ネタを毎日紹介するコーナー。

 

昨年12月に開催された『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』のファイナリストとなり話題をさらった芸人コンビ・はるかぜに告ぐ。芸歴1年目にして大舞台に立った2人が「キテルネ!」のリポーターに挑戦する。

 

初出演は、5月15日(水)を予定しており、原宿の最新グルメスポットをリポートする。初ロケを終えて一色といろは、「東京に来ても最新の場所には行けていなかったので、今回行けてよかったです! トレンディなコンビになりたい!」とコメント。

 

とんずは「東京のはやりを誰よりも最初に大阪に持っていって、『最先端といえばとんず』と言われるようになります! ちなみに激辛が得意なので、いつかやりたいです!」と意気込みを語った。

原宿の最新グルメスポットへ(一色といろ、とんず)(c)日本テレビ

 

番組情報

『ZIP!』
日本テレビ系
毎週月曜~金曜 午前5時50分~9時 ※一部地域を除く

番組公式HP:http://www.ntv.co.jp/zip/
番組公式X(旧Twitter):@ZIP_TV
番組公式Instagram:@ntvzip

(c)日本テレビ

「妻だったんですけど」向井理のエピソードに浜辺美波と河村勇輝が驚き。「ジョージア」ブランドセレブリティ就任

俳優の向井理さん、浜辺美波さん、プロバスケットボールの河村勇輝選手が、「ジョージア」ブランドセレブリティに就任し、新TVCMに出演。5月13日(月)に開催された ジョージアブランドキャンペーン発表会に登壇しました。

↑左から向井理さん、浜辺美波さん、河村勇輝選手

 

【ジョージアブランドキャンペーン発表会に登壇した向井理さん、浜辺美波さん、河村勇輝選手】

 

3人それぞれの“特別な瞬間”

向井理さん

 

向井さんは「ジョージアは 日々飲んでいた商品なので、自分の日常にあるものをアピールする立場に選んでいただいてとても光栄です。より一層広めていきたい」と意気込んだ後、「先ほど初めましての3人なので、ギクシャクすることがあると思いますが、あたたかく見守っていただき最後までよろしくお願いします」と浜辺さん、河村選手と初対面であったことを報告。会場を和ませます。

浜辺美波さん

 

ジョージアのブランドメッセージ「毎日って、けっこうドラマだ。」にちなんで、日々の中で“特別な瞬間”を聞かれた浜辺さんは「お父さん役、お母さん役、まだ機会はないですが自分の子ども役の俳優さんを、やっぱり大好きになってしまいます」と笑顔で伝え、「その俳優さんが出演されている作品を見ると元気をもらうし、うれしくなる。出会いや再会こそ特別な瞬間で、この職業ならではなので面白いお仕事だなと思います」と回答します。

 

同業者として向井さんも「良い役じゃないこともありますが、役者同士いろんな関係性があるのは面白いです」と共感。さらに「さっき一足先に、浜辺さんに特別な瞬間を聞いたのですが『お風呂で考えてて』と仰っていて。ドラマのヒロイン(を多く演じる浜辺さん)がお風呂で考えていること自体がドラマだなと」と伝え、浜辺さんは小さな声で「うれしいです」とにっこり。

 

特別な瞬間について、向井さんは「つい4日前に、福岡に行って洋服を買ったのですが、そこの店員さんが『1学年違いで、小学校が一緒でした』って。名前と顔を出す仕事をしていたことで覚えていてくださって。有難いなと思いますね」と、ほっこりエピソードを披露。しかし続けて「まぁ(小学校が一緒だったのは)僕じゃなくて妻だったんですけどね(笑)。妻が喜んでいました」と向井さんの妻・国仲涼子さんの話だったことを明かし、浜辺さんと河村選手は驚きつつも笑顔を見せました。

河村勇輝選手

 

河村選手は特別な瞬間について「バスケットボールは展開が早くて、1試合の中で特別な瞬間がものすごく多いスポーツだと感じています」と伝え、「最近ファンの皆さんと交流する機会がありまして、小学校の男の子が、僕の試合見てバスケを始めたと伝えてくれました。僕の大好きなバスケットボールを、僕を通じて始めてくれるということは本当に特別なことだなと。すごく嬉しかったです」と語りました。

 

向井さんと河村選手が出演する新TVCM「ひと息ついたら、景色が変わって見えた。」篇は5月13日(月)より全国で放映開始します。CMソングには米津玄師さんの書き下ろし新楽曲『毎日』を起用。さらに消費者参加型デジタルコンテンツ「毎ドラ部 presented by GEORGIA」から、パーソナライズされたAIならではのユニークな占いを楽しめる新体験コンテンツ「AI明日メーカー」をローンチするほか、創刊45周年を迎える『ヤングジャンプ』との各種キャンペーンを順次展開します。

 

【新TVCM『ひと息ついたら、景色が変わって見えた。』篇(30秒)】

 

相楽伊織が黒のチューブトップビキニでスレンダー美ボディ披露【独占カット】

相楽伊織が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&グラビアに登場した。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

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<通常版>
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丸山礼、ドラマ現場でミニコント「瀬戸さんが“面白いことないの?”という目で訴えてくる(笑)」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー

生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ単独初主演を務める、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、まこと(生見)のマンションの向かいの部屋に住むカフェ店員・平野香絵を演じる丸山礼さんにインタビュー。演じるに当たって意識したことや、共演者の印象などを聞きました。

『くるり~誰が私と恋をした?~』平野香絵(丸山礼)©TBS

 

本作はある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まことが、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶をなくし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れたことで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

 

◆ここまで香絵を演じての感想を教えてください。

まことにとって記憶がなくなってから最初の友達なので、すごく全力でまことに寄り添っている感じがしますし、まことの言動一つ一つに気を付けてたりするんです。それに香絵はまことが求めている先のことまで見て動いたりするので、そういうところは私もお節介なところがあるので似ているなと思いながら演じています。ただ、1話のまことのクローゼットを開けて、洋服を見ていくシーンのように、たまに香絵は言い過ぎてしまうところがあって、フォローしなくてはとあたふたするようなせりふもあるので、そこは意識するようにしています。

 

◆難しいと感じることもありますか?

ミステリー要素も含まれる作品だから、少しの表現が考察の鍵になってしまうので、皆さんいろんなことを話し合いながら演じられていて、その姿に私も意識しながら演じないといけないんだなと思いました。監督からは「細かい表情や、言い方の変化を付けてほしい」とよく言われます。

 

◆台本を読まれた時の最初の印象はいかがでしたか?

記憶喪失ではあるけれど、周りに男の人が3人もいるすごくモテている状況というのはなかなかないので、そういう面ではうらやましいなと思いました。ただ香絵は人の気持ちをしゃべりすぎたりしてしまうので…。恋について問うシーンでは、私はこんなふうに言えないかもみたいな感じになりました。ただ香絵は恋愛の渦中にいないので(笑)。ですが、キーパーソンにはなっているので、そういった面ではすごく重要な役割ですし、やりがいがあるなと思いながら、果敢に挑戦しています。

 

◆そんな撮影現場の雰囲気はいかがですか?

私は主要キャストの皆さん4人としかあまり関わらないのですが、皆さんすごくコミュニケーション能力が高くて、おしゃべりなんです。私が台本を見ながらせりふをブツクサと言っていたら、それに事務所の先輩の瀬戸(康史)さんが「礼ちゃん、付き合ってあげるよ」と付き合ってくださって、そこに皆さんも続々と入ってきてくれます。

 

ただ、すごく和気あいあいとした感じで1秒前までしゃべっていたのに、撮影が始まると皆さん、プロの顔に切り替わっていて。私だけ「今までしゃべっていたからテンションが迷子」みたいになってしまって、皆さんの切り替えのうまさにビックリしますし、ついていかないとと必死になってます。

 

◆丸山さん流の共演者との距離の縮め方は?

私は人の様子をうかがっちゃうタイプなので、距離の縮め方は自然の成り行きに任せます。あまりぐいぐい行き過ぎても、皆さんのペースがあると思うので。きっといろんな方がやっていると思いますが、共演者の方の出演作品の感想を言ったり、役の中でおしゃべりして、ちょっとずつお近づきになるみたいな雰囲気がありますし、今回はめるるが皆さんと仲良くなるのがお上手なので、私もその話の輪に入れてもらった感じがします。

 

◆生見さんの第一印象を教えてください。

バラエティでお会いしたときは、すごくクールなイメージがありました。ですが、この現場で会った初日に、まことの部屋で体育座りして撮影を待つ時間ができて、そこで2人で「ご飯は何が好き?」「何時に寝てる?」とか、「ご飯行こうよ!」「行きましょう!」といういろんな話をして、連絡先をその日に交換しました。

 

私の誕生日が4月1日だったのですが、たまたまその日に撮影があって、しかも私とめるるは空き時間があったので、ちょっと抜けて現場の近くでご飯を食べていたらめるるがお支払いしてくれていたり、めるるがよく使っているシャンプーをプレゼントしてくれたんです。なので、私もめるるの誕生日がちょっと過ぎていたんですけど、タオルやハンドクリームをプレゼントしたら、いつも使ってくれたりして、そういう感じで友情を育んでいます(笑)。

 

◆女優としての生見さんの魅力はどこでしょうか?

スイッチのオンオフが上手な方だなと。普段はキャピキャピしているのですが、ひとたびスイッチが入ると、顔や目の動きの演技がお上手だなと感じますし、彼女が何かをずっと見つめているだけでも、すごくいろんな感情が湧き上がっていることが分かるので、すごいなと思います。

 

◆実際にお芝居で対峙していかがですか?

記憶喪失というキャラクターなので、やりづらさもたくさんあると思うのですが、その状況を飲み込みながら、なおかつ監督の要望にも答えながら、1発でやっている姿にすごいなと思います。

 

◆瀬戸さんや神尾楓珠さん、宮世琉弥さんの第一印象は?

瀬戸さんは事務所のことなどいろんな話をしていますし、神尾さんはクールな印象があったのですが、笑うととてもかわいくて、それでいて深い演技をなさる方だなと。宮世さんは若いのにアーティスト活動をしながら、演技もしていてすごいですし、先日、宮世さんが主演の映画も見に行って、ときめきました(笑)。私がイケメン耐性がないので、目が合うたびにどこを見ていいか分からなくなりながら、ドギマギしゃべっているのですが、その人ごとの関わり方をしています。

 

◆先日のインタビューで神尾さんが「丸山さんのミニコントがじわじわ来ちゃって、笑いを耐えることが大変!」という話をしていました。その中で瀬戸さんだけがミニコントに乗っかっていたそうですが、せりふの練習だけでなく、ミニコントも付き合ってくださるんですね。

瀬戸さんは私に「礼ちゃん、面白いことないの?」というような目で訴えてくることが多いです(笑)。公太郎さんは神妙な面持ちのシーンが多いので、その雰囲気のまま「礼ちゃん」と話しかけられたり、それに応えてやっているところもあります。私とめるるがわりとテンション高めにやっている中で、神尾さんに振ると本当に困っているので申し訳なくなりますし、宮世さんもこの間初めて一緒になったときは、私たちのハイテンション具合にちょっと困惑していました(笑)。

 

◆そのミニコントは意識して、現場を盛り上げようとやられているんでしょうか?

いつも瀬戸さんが求めてくるんです(笑)。その時もたしか何かの弾みで、私がYouTubeでやっている、韓国のオンマのキャラクター「ミリンオンマ」が、エプロンをしていたからか、乗り移っちゃったんです。それで、もう止まらなくなってしまって(笑)。ラテアートを待っている時間が何回かあったので、そこで披露させていただいたら、神尾さんにハマったみたいです(笑)。

 

そういったキャラクターコントみたいことをやったり、カメラが回っていない間は、皆さんと平成にはやった名言とかを言い合って、「それ知らない」「これ知ってる」みたいなことを話したりして、クラスの前と後ろの席の人たちみたいな感じで盛り上がっています。

 

◆丸山さんご自身も、行くからには楽しい現場にしたいとか、そういう思いがあったりしますか?

そうですね。コミカルなことを求められているのかなと思うこともあります。カメラマンさんに「丸山さん、ちょっと時間が空いたので、何か面白い話ないですか?」みたいに話を振られることもあるので、絞り出して「この間、実は…」みたいな話をヒヤヒヤしながらして、ウケなかったら「あちゃー」とか言ってめるると笑い合っています。

 

◆周りからの反響や、SNSでの盛り上がりはいかがですか?

友達からは会って第一声に「『くるり』、見てるよ」とか、『王様のブランチ』のメンバーの方も『くるり』の話をすごくしてくださいますし、「公太郎がカッコいい」と私に言っていただくので、それをそのままご本人にお伝えするシステムを導入しています(笑)。

 

SNSも、私のフルネームや香絵で検索して見ています。皆さんがすごく好印象を持ってくださっていてうれしいですし、私と杏璃を演じるともさか(りえ)さんの役柄が「まこっちゃんにとって癒やしになっているんじゃない?」みたいな感じのコメントもあったりして、いい役割をできてよかったなと思います。

 

◆周りではどなたが人気ですか?

周りは公太郎さんです。3話で、まことにハンドクリームを塗るシーンが、私もめるると話していたんですけど、すごくセクシーだったというのがありまして。それに公太郎はまだまことのこと好きだよね?みたいなシーンもあるので、周りは公太郎派が多いです。

 

◆丸山さん的には公太郎、朝日、律の3人で誰がタイプでしょうか?

私は一番ガツガツ来てくれそうな律。まこと的な立ち位置だと公太郎です。元カレは元カレの思い出があるから、手がかりはたくさん持っていそうで、信頼度も高いからたくさん関わると思います。でも、元カレだから、きっと何かしらがあって別れているので、ちょっと一回置いておきたい(笑)。けど、朝日はちょっと引っ込み思案すぎて、香絵としても丸山としても「もっといけよ!」と思ったりしながら見ています(笑)。そんな中で、律はまことが働くリングショップにも行ってしまうし、「どこで仕入れた情報?」みたいな感じのこともありますが、結構ガツガツ来てくれるので、かき乱してくれるような人がいいなと思います。

 

◆香絵を演じるに当たって、意識していることは何でしょうか?

本読みの時から、監督の松木(彩)さんからまことはずっと戸惑っているので、「清涼剤になるような感じでいてほしい」「暗い雰囲気を打ち切るような香絵でいてほしいです」と言われています。

 

もともと漫画家になりたかったという香絵は夢を諦めて、3Dラテアートの職人になるためにカフェで働いているのですが、髪にインナーカラーが入っていたり、服も派手だったりする中、意外とカフェではシャツを着て真面目に働いています。準備段階では髪をピンクにしようという話が出ていましたが、「もうちょっとマイルドでもいいかも」となって、みんなでいろんな意見を出し合って、ワイドめの前髪にしてみたりと、「個性があるけど、いろんな人生経験しているような役にしたい」という思いでヘアメーク含め香絵を作っています。

 

◆役作りをする中で、ご自身で考えた裏設定などありますか?

夢を諦めて違う職業についているけど、でもその延長線上にいるなと思いました。香絵は絵を描くことはずっと好きで、それはそのまま生かせたらいいなと思っています。それにカフェでは、朝日の相談に乗ることがあって、その相談を通して恋愛について言及するシーンがとても多いので、恋愛を語れるということは恋愛マスターなのかなと。まことの向かい側の部屋で、香絵がどんな恋愛をしてきて、どれだけ傷ついてきたり、楽しい思いをしてきたんだろうなみたいなのは、私はそんなに経験がないので、ちょっと妄想しながらやっています。

 

◆丸山さんご自身の居場所は、どんな場所ですか?

20歳から21歳ぐらいの時に出会った人とは、いまだにプライベートで遊んだり、人生で何かあった時に相談したり、ふと誘ってご飯を食べたりします。なんでこの時に会った人なんだろうと思うのですが、自分が芸人になって、仕事がないけど、若いから遊びたいという時にお会いして、そういう時にご飯を食べさせてくださったり、いろんな話を聞いてくれたりしたんです。私が夢を語っていた人には「こんなふうになれてよかったね」と言われて、今までよりいいお家に引っ越したら泣いて喜んでくれたりとか、ずっと応援してくれている人といるようになりました。

 

◆丸山さんご自身が記憶喪失になったら、最初にすることは何でしょうか?

海へ行って、自然を感じて、海に対して落ち着くのか、イライラするのかなど、どういうふうに感じる人間なのかちょっと見定めちゃうと思います。でも、病院から家に帰って、家に帰っても手掛かりがないから隣人に話しかける、まことの行動はある意味、正解だと思いました。きっと私も隣の人や向かいの人に「私のこと知っています?」と話しかけちゃうと思います。

 

◆ちなみに、本作に出演したことで生まれたネタはありますか?

スタリストさんのアシスタントの方に、30秒で200文字ぐらいしゃべる方がいらっしゃって、ご自身でも「早口なんですよ」と言われていて、その方のものまねが瀬戸さんやめるるの間で話題になっているので、いつかできたらいいなと思います。

 

◆最後に、第5話の見どころをお願いします。

“百合子”という名前の人がまことのお母さんだというのが分かって、そのお母さんに実際に連絡を取って会いに行く回になります。きっと不安な気持ちを抱きながらお母さんに会うことになると思いますが、どんな子供だったのかを通して記憶がところどころ戻ったりもするので、そこもまことの過去を探る上では欠かせないシーンなので見逃せないと思います。香絵的には、朝日がとても心配で、朝日は好きだけどまことに自分の気持ちを言えなくて、「香絵さん、どうしたらいいかな」みたいな感じでカフェによく来るので、「もう、朝日君…」みたいな気持ちになるところもあります。

 

これからまことの周りを取り巻く人や昔を知る人物が続々と現れてきます。そして公太郎、朝日、律の中で誰がリードするのか、誰が一番まことにとって大事な人なのかご注目ください。あとは本当に楽しんで考察していたり、キュンキュンしたり、感情が忙しいと思いますが見ていただけたらうれしいです。

 

PROFILE

丸山礼

●まるやま・れい…1997年4月1日生まれ。北海道出身。AB型。

 

番組情報

火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』

TBS系

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<配信>

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

緒方まこと:生見愛瑠

西公太郎:瀬戸康史

朝日結生:神尾楓珠

板垣律:宮世琉弥

平野香絵:丸山礼

早瀬類:高野洸

今野愛:小日向ゆか

豊田美緒:村方乃々佳

井口太郎:肥後克広

立川杏璃:ともさかりえ

井口千草:片平なぎさ

 

<ゲスト>

加藤百合子:坂井真紀

 

<スタッフ>

製作:大映テレビ、TBS

脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』ほか)

音楽:末廣健一郎、MAYUKO

主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)

プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

演出:松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

大内舞子(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『フェルマーの料理』ほか)

編成:武田梓

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/

公式X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@kurukoi_tbs

 

©TBS

北村匠海「役者としてあらためて“芝居が面白い”と思える瞬間がすごく多い」『アンチヒーロー』インタビュー

長谷川博己さんが主演を務める日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)で、赤峰柊斗役を演じる北村匠海さんにインタビュー。撮影で感じている思いや作品の魅力、今後の展望などを聞いた。

『アンチヒーロー』赤峰柊斗役を演じる北村匠海©TBS

 

長谷川が演じるのは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹。「弁護士ドラマ」という枠組みを超え、視聴者に“正義とは果たして何なのか?“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける、前代未聞の逆転パラドックスエンターテイメントだ。

 

そんな明墨に憧れ、明墨法律事務所へと入所したのが、北村さん演じる赤峰柊斗。明墨の「犯罪者を無罪にする」というやり方を一度は拒絶したものの、「私は私の道を突き進む」という明墨の元で学び、見極めていくことを決意。「正義とは何なのか?」という問いに揺れ動いていく。

 

◆これまでの放送を受けての反響はいかがですか?

「面白い」という反響が一番多いなと思います。「何が正義なのか」と考えてくれる方はもちろん、ストーリーの全貌が見え隠れしはじめたので、一体誰が本当に悪い人なのか、全員が怪しまれている段階なのかなと。僕としても、純粋にエンターテインメントとして楽しんでくださっている方がたくさんいて、とてもうれしいです。

 

◆これまでの撮影で印象に残っていることは?

テレビドラマにしては珍しく、台本が最後の方まで出来上がっている段階で撮影に入っているので、本作においてはその難しさを感じています。全体を通して感情を出すお芝居は意外と少なくて、事件の説明をするシーンが多いのが本作の特徴の1つ。特に明墨法律事務所での撮影は、1日かけて全員でひたすら何かの説明芝居をしています。大変ではありますが、それをみんなで共有できている日々はとてもいとおしいですね。

 

◆NGが出ても和気あいあいとした雰囲気のようですね。

もうNGが出ても仕方ないんです(笑)。セリフそのものというより、視聴者の方々に分かりやすく説明することがとにかく難しくて…。覚えないといけない人名も多いので、「この人が何をやった人で…」という複雑な関係を説明しているうちに頭がこんがらがってしまうんです。みんなが難しいと分かっているからこそ変な緊張感がなくて、誰かがセリフを間違えても笑い合える和やかな撮影現場。第1~3話は特に長谷川さんの難しいセリフが多くて苦戦されていたのですが、そこに対して少しずつ笑える空気感を作り出してくださって、それがその後全員の助けにもなりました。

 

◆肩肘張らないような関係性を作ることができているんですね。

そうですね。それでいてシーンによっては「次は和やかな空気で撮るものじゃないな」という役者としての配慮が全体的に漂います。シリアスな法廷のシーンではそういうお互いの距離感もすごく大事なので、全員があうんの呼吸で臨めている感覚があります。

 

◆長谷川さんの芝居を間近で見て、あらためてどんなことを感じていますか?

僕なんかがとやかく言える立場ではありませんが、やっぱり迫力がすごいです。長谷川さんご自身は細いタイプだと思うのですが、赤峰として対峙する時はすごく芯が太いなと感じます。明墨の独特な雰囲気は、長谷川さんだからこそ引き立つのだろうなと。役者はそれぞれのルーツによって演じ方が異なるのですが、長谷川さんのお芝居を間近で感じるととてもワクワクしますし、赤峰としても立ち向かうかいがありますね。

 

◆ご自身のお芝居に影響があったと感じる瞬間は?

表情、姿勢、歩き方などの技法はもちろん、ネクタイの玉の結び方など1つとっても、作品ごとに変えているので、具体的に何かというよりはそういった演技などへの姿勢を間近で感じられるのは良い刺激になります。今回、弁護士ドラマだからなのか、撮影すればするほど全員の顔つきや目つきが鋭くなっているのを、モニターを通して感じています。特におでこの力の入り方などは、演じていても分かるもの。これも長谷川さんが余裕のあるミステリアスな明墨を演じてくれるからこそです。得体の知れないキャラクターと対峙しているからどんどん力が入っていく。みんな顔がつり上がった状態でずっとお芝居しているので、すごく顔が痛いです(笑)。

 

◆紫ノ宮飛鳥(堀田真由)とのお芝居にも注目が集まっています。

紫ノ宮と赤峰は犬猿の仲のようで、実はずっと同じラインにいると思っています。第3話で赤峰がようやく紫ノ宮と並ぶような感覚があったので、この先2人が誰のために動いていくのかも注目してほしいです。ここからは2人のシーンも増えていくので、演じていてもバディーものに近いような。撮影では、相談して芝居を決めることはあまりなくて、テストの撮影でびっくり箱を開けるような感じ。「どうくるかな?」「そうくるか!」みたいなことが多いです。そんな僕らの“タッグ感”もぜひ楽しんでください。

 

◆第4話では、これまでよりも赤峰のいろいろな表情が見られた気がしています。

飯田和孝プロデューサーから、「赤峰は別の弁護士事務所にいたことがあり、刑事事件の担当経験はないが、民事事件などの裁判を経験してきている優秀な弁護士」という説明を受けていました。実は僕の中で、赤峰が弁護士としてどう成長するかは第3話で終わっていて、第4話からは明墨法律事務所のアンチヒーロー率いるチームのパーツの1つになっていく準備をしているつもりなんです。

 

◆たしかに第1話と比べると、ちょっと明墨に近づいてきたような…。

赤峰は明墨に憧れて法律事務所に入った設定なので、実は少しずつ明墨要素をちりばめていました。ポケットに手を突っ込むような細かいしぐさをはじめとして、少しずつ明墨のやり方に染まっていく様子は細かく演じているつもりです。これまで僕は視聴者の皆さんの安心材料的な役割だったかもしれませんが、次は誰がその役割なのでしょうか。明墨なのか紫ノ宮なのか、はたまた別の誰かなのか。それを探してもらうのも面白いと思います。

 

◆作品としても次のフェーズに突入するんですね。

もちろん軸としては僕らの変化もありますが、本作は“僕らがどう成長するか”よりも、被害者にフォーカスが当たる作品だと思ってもらえたら、さらに違った楽しみ方をしてもらえると思います。みんなが弁護士として抱えている正義は、常に被害者を助けること。どんなにアンチな弁護士でも依頼人を助けることが全てなんです。僕たちは最後まで依頼人を中心に動いているので、そこにはより一層注目してほしいです。

 

◆ここまで演じてみてあらためて感じた作品の魅力を教えてください。

僕は、ドラマや映画は「ただ面白ければいい」と思うタイプ。“ただ面白い”ってすごいことで、作品全体を通して「いやぁ、面白かった!」で終わることはすごくバランスの取れている証拠でもあります。本作を観てくださっている方たちも日頃からたくさんの作品を観たり、我々俳優の世界をのぞいてくれているおかげで、すごく目が肥えているはず。着眼点がすごいなと思う瞬間もあって、「いや、もうスタッフさん目線じゃん!」と感じることも(笑)。そんな皆さんからも「面白い!」と言ってもらえる作品になっているんじゃないかなと思います。純粋に「次の話も観たい」と思わせてくれる本作は俳優としてもすごく頼もしい。脚本が本当に素晴らしいので、いい意味で僕たちが頑張りすぎなくても、この船に乗るだけで面白くなっていくだろうなという安心感もあります。

 

◆本作は北村さんにとってどんな作品になっていますか?

日曜劇場への出演は『仰げば尊し』『グッドワイフ』と合わせて今回で3度目ですが、やっぱり日曜劇場はちょっと特別ですね。これまで数々の歴史がある中で、昨年大きな話題になった『VIVANT』に関わっていた多くのスタッフさんが、『アンチヒーロー』を手掛けています。日本のエンターテインメント作品の旅路はまだ始まったばかりで、今まさに世界に向けて羽ばたいていく途中。プロデューサー陣の皆さんとは芝居の話だけではなくて、今後の日本ドラマの展望などについても話していて、僕の役者人生としてもすごく希望の持てる作品になっています。内容としては光と影がありますが、現場はものすごく光に満ちています。そんな中、役者としてあらためて「芝居が面白いな」と思える瞬間がすごく多く、貴重な出合いとなっている作品です。

 

◆最後に、今後の見どころを教えてください。

第3話まではある意味スタートライン。明墨法律事務所がようやく完成するまでを描いていたので、僕の“視聴者の皆さんの目”という役目は終わったかなと。第4話以降は目線も変わり、視聴者の皆さんにとっても作品の見方が変わった分岐点になったと思います。今後は、明墨の思惑が何なのかが鍵を握ります。明墨の言っていることが嘘か真か。「一体誰のために動いているんだ?」と気になる瞬間もあると思うので、そういった伏線も楽しんでもらえたら。今後の展開を考察したり、それぞれ作品への思いも感じてくださっていると思いますが、いい意味でそれを裏切ってくれるはず。脚本から伏線のつながり方が細部にわたって作り上げられているので、1つひとつ見逃さずに楽しんでいただけたらうれしいです!

 

PROFILE

北村匠海

●きたむら・たくみ…1997年11月3日生まれ。東京都出身。B型。

 

番組情報

日曜劇場『アンチヒーロー』

TBS系

毎週日曜 午後9時~9時54分

 

<配信>

◆Netflix 世界配信

日本国内配信中

その後、海外にて順次配信を予定

 

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎 ほか

 

<スタッフ>

プロデューサー:飯田和孝、大形美佑葵

演出:田中健太、宮崎陽平、嶋田広野

脚本:山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平

音楽:梶浦由記、寺田志保

主題歌:milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

 

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/antihero_tbs/

番組公式X(旧Twitter)&Instagram:@antihero_tbs

 

©TBS

『キングオージャー』リタ役・平川結月が1st写真集を発売 雪遊びや部屋着、プールなど無邪気な素顔で魅了「私自身を知って」

今年2月に最終回を迎えたスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系)で、何事にも動じない“不動”の国王であり裁判長・パピヨンオージャー/リタ・カニスカ役を好演した平川結月の1st写真集「ゆづき。」が5月2日(木)に発売。

平川結月

 

同写真集では、氷雪の国「ゴッカン」の国王を演じた平川が、東北・秋田で初めて“本物”の雪とたわむれる姿をはじめ、無邪気なその素顔を存分に披露。さらに、都内にて平川にコーヒーの魅力を伝えたAMAZING COFFEEを訪れるなど、一緒にオフの1日を過ごしているような近さや自然体の彼女を感じられる内容になっている。

 

今回は、そんな平川さんに写真集のコンセプトやお気に入りのカット、撮影時のエピソードなどをインタビュー。さらには『キングオージャー』出演を振り返っての思いや、現在公開中のVシネクスト2本立て「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」の見どころなども聞きました!

 

◆まず、写真集を発売することになった経緯は?

事務所の方とお仕事の話をしている中で、写真集を出さないかとご提案いただいたことがきっかけです。まさか写真集を出せるとは思っていなかったので、「えっ、写真集!?」と喜びよりも驚きが最初に来たのですが、誰もが出したいと言って出せるものでもないですし、すごく光栄だなと。ぜひやらせていただきたいなと思いました。

 

◆今回の写真集のテーマやコンセプトは?

私の名刺代わりになるような1冊にしたいと考えていました。『王様戦隊キングオージャー』から私のことを知ってくださった方が多いと思うのですが、顔がほとんど隠れていたのとキャラクターの個性が強かったこともあり、私自身を知っていただけたらいいなと。なので、あまり作り込むのではなく、自然体で撮影したいとお伝えして、ラフな雰囲気の中で素に近い姿をたくさん撮っていただきました。

 

◆情報解禁時に発表された、雪とたわむれる平川さんのビジュアルが「かわいすぎる」と大きな話題を呼びました。

そのカットは秋田で撮影したのですが、私が熊本出身でこれまで雪景色を生で見たことがなかったのと、『キングオージャー』では「ゴッカン」という氷雪の国の王様を演じていたので、いつか雪国に行ってみたいと思っていたんです。それで今回どういう写真を撮ろうかとなった時に、やはり“雪”というワードが自分の中に色濃くあって。スタッフさんにいろいろお聞きした上で今回は秋田に行かせていただいたのですが、空気がきれいで私の地元とも雰囲気がすごく似ているなと。なので、初めて訪れた場所ではあったのですがどこか懐かしさを感じて、リラックスして臨むことができました。ちなみに、雪とたわむれているカットは完全にただただはしゃいでいて、ほとんど撮影を意識していません(笑)。

 

◆表紙は思わずその目に吸い込まれてしまいそうな清廉なアップのカットですが、このお写真に決めた理由は?

顔のアップだけでなく、バストアップや全身が見えるようなカットなどいろいろ候補はあったのですが、やはり顔がどーんと写っていた方が書店に並んだ時にインパクトがあるかなと(笑)。周囲の方々に意見を伺いつつ、『キングオージャー』で顔を見せていなかったのもあり、どんどん顔を出していこうとこの写真に決めました!

 

◆お気に入りのカットを挙げていただくと?

全部お気に入りなのですが、ひとつ挙げるのであれば部屋着のカットです。遊んでいたり、大人っぽかったり…と、いろいろな表情を楽しんでいただけるのかなと。光や照明の加減も絶妙で、私の新たな魅力をも引き出してもらった気がしています。また、私はこれまで写真集といえば顔にフォーカスが当たるもの、という勝手なイメージがあったのですが、今回は手や足、耳など、パーツごとの写真もたくさん撮影していただいて、すごくおしゃれな写真集になりました。

 

◆撮影時に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

大変だったのはプールでのカットです。水中でワンピースをなびかせたり、仰向けで浮いたりしているのですが、服を着ていたのもありバランスを取るのが難しくて…。どこか金魚のように、そして幻想的に見えるように試行錯誤しながら臨みました。ただ、このプールでの撮影が早朝だったのと、体力を使ったのもあり、その後はついうとうとしてしまった記憶があります(笑)。

 

◆『キングオージャー』の出演をはじめ、平川さんにとってこの1年はどのような年になりましたか?

ただひたすらに前を向いて走り続けた1年でした。後ろを振り返る暇がないぐらいどんどん毎日が進んでいって、それこそ“駆け抜けた”といいますか。上京してきて5年ぐらい経つのですが、これまでで一番1年間を短く感じましたし、本当にあっという間で、毎日がすごく濃かったです。大変なこともたくさんあったのですが、それ以上に楽しさや喜びを感じられる1年でもありました。

 

◆『キングオージャー』ならではの刺激や成長を感じた部分は?

グリーンバックをはじめ、バーチャルプロダクションを使ってのお芝居というのは他の現場と一番勝手が違っていたところで、なかなか経験できないことではないかなと。全編を通してそういう環境下でじっくりお芝居をさせていただいたことで、表現の幅や想像力が膨らみました。この1年間というのは私にとってすごく大きな財産になっていて、本当に経験できて良かったなと思っています。

 

◆平川さんが思う『キングオージャー』カンパニーの魅力は?

仲がいいというのはもちろんなのですが、全員が“周りファースト”で、我先に…という人が1人もいないんです。みんながみんなを思いやっている現場で、雰囲気も良く、すぐにチーム感も出来上がって。私が1年間頑張れたのは間違いなくこのメンバーだったからだと思います。

 

◆以前取材した際に、平川さんはご自身のことを「末っ子キング」とおっしゃっていました。それは満喫できましたか?

ちょっと足りないですね…。できればまだ末っ子でいたいですし、かわいがってもらいたい!(笑)とは言いつつ、そろそろ現場に年下の子がいてもおかしくない年齢になってきたので、もう少し大人で落ち着いた、すてきな女性になれるように頑張っていきたいです(笑)。

 

◆現在、Vシネクスト2本立て「キングオージャーVSドンブラザーズ」「キングオージャーVSキョウリュウジャー」も公開中ですが、こちらの見どころは?

「VSドンブラザーズ」に関しては、もう最初からぶっ飛んでいて、「何!? 何!? 何!?」と思っている間に時間が過ぎると思います(笑)。全員が死んで「(死の国)ハーカバーカ」にいるところから始まる、というのもいい意味で意味が分からないですし…(笑)。そんないわゆる“ドンブラ節”にキングオージャーが巻き込まれているかと思いきや、逆にキングオージャーがドンブラザーズの皆さんを振り回していたりもして、両方の作品のいいところが存分に出ていると思います。クスっと笑える小競り合いなども含めて、終始楽しんでいただけるのではないかなと。

 

そして、「VSキョウリュウジャー」の方はやはりキョウリュウジャーの皆さんのオールスター感といいますか、貫録があり、先輩方のカッコ良さをあらためて感じました。皆さんが横一列に並んでいるだけでも迫力があり、特に変身シーンは見ごたえ抜群だと思います。

 

◆「VSキョウリュウジャー」には同じ事務所の塩野瑛久(キョウリュウグリーン/立風館ソウジ役)さんも出演されていますが、現場で何かお話はされましたか?

塩野さんとは撮影が1日くらいしか被らず、あまりお話はできなかったのですが、「元気?」という感じで声を掛けてくださって。『キングオージャー』をクランクアップした時にもSNSにコメントをくださるなど、いつも見守っていただいていて、本当に温かい先輩です。

 

◆最後に、今後の展望を教えてください!

『キングオージャー』としての活動も終わり、ここからまた平川結月として道を進んでいくに当たり、応援してくださってる皆さんには私の新たな一面をお見せしたいと思っていますし、お芝居もジャンルを問わずどんどん挑戦していきたいと思っています。そして、お芝居以外のところでも幅広く活動していけたらいいなと思っているので、ぜひ今後も温かく応援していただけたらうれしいです。

 

この写真集も私のパーソナルな部分やナチュラルな表情など、すてきなカットをたくさん収めていただいてるので、ぜひチェックよろしくお願いします!

 

PROFILE

平川結月

●ひらかわ・ゆづき…2001年10月27日生まれ。熊本県出身。A型。主な出演作に『お茶にごす。』『プロミス・シンデレラ』『ブラザー・トラップ』『王様戦隊キングオージャー』などがある。「ELLEgirl UNI」としても活躍。

 

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵 hair&make/田村直子(GiGGLE) styling/川上舞乃 衣装協力/mikaka

 

商品情報

平川結月1st写真集「ゆづき。」

発売日:2024年5月2日(木)

価格:3,080円(税込)

体裁:B5判144ページ

撮影:前 康輔

 

写真集公式X:@yuzuki_h_0502

写真集公式Instagram:@yuzuki.h.0502

『光る君へ』玉置玲央が“汚れ役”藤原道兼のラストシーン秘話を明かす「(柄本)佑君が道長で本当に良かった」

現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』の主人公は、平安時代に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部(まひろ/吉高由里子)。変わりゆく世で、藤原道長(柄本佑)への変わらぬ愛を胸に、懸命に生きた女性の物語を描く。

『光る君へ』玉置玲央 ©NHK

 

今回は、そんな本作で道長の次兄・藤原道兼を好演した玉置玲央さんにインタビューを敢行。そのヒールぶりが大きな話題を呼んだ道兼への思いや印象的なシーン、柄本さんとの撮影秘話などを聞きました。

 

◆道兼は第1回からまひろの母・ちやは(国仲涼子)を刺し殺すという衝撃のシーンが描かれましたが、当初ヒール役である道兼を演じるプレッシャーはありましたか?

第1回については、台本を頂いて読んだ時に過去の大河ドラマを見てもあまりない流れで、言い方は悪いですが、正直面白いなと思ったんです。なので、プレッシャーを感じるということはあまりなく、芝居もその先の物語や今後の道兼の人物像にどうつなげていこうかということを意識しながらやっていたような気がします。

 

ただ、やはり衝撃的な終わり方ではあるので、“こういう話が続くなら今回の大河ドラマは見なくていいや”と思われてしまったら嫌だなと思って。そうなってしまうとしたらそれは僕の所業…だなと、そういう意味でのプレッシャーはありました。僕も道兼がやったことは肯定できないのですが、物語の流れとして、そして今後のまひろと道長の運命としては大事な出来事で。なにより共演者の皆さん、スタッフの皆さんが肯定してくださったのがとても心強く、それを機にヒール役を全うしようと思うことができました。

 

◆道兼を演じると決まった時の心境は?

僕、これまでクズや殺人犯を数多くやってきたので、嫌われ者はお手のものなんです(笑)。道兼も作者の大石(静)先生から「玉置さんにピッタリな役があるの」と頂いた役で、よしやるぞと思っていたのですが、いざフタを開けてみたら“こいつはなかなかじゃねえか…”と。もう“クズ役やるよ”と“これをやるのか”という気持ちのジェットコースターでした(笑)。

 

でも、この作品の撮影を通して、もっとたくさんクズ役をやれるなと思えて。数をこなしたいというわけではなく、クズ役にもいろんなやり方があるという意味で、まだまだやれるなと思えました。でも、いい人の役もやりたいです!(笑)。

 

◆ヒール役として躍動しつつ、第18回では“汚れ役”を全うし死を迎えます。父・兼家(段田安則)が死去してからの道兼の変化についてはどう感じられていますか?

よくぞ聞いてくださいました(笑)。兼家が亡くなって以降、第15~17回にかけて道長との関係性の変化が描かれてきましたが、一番信奉していた父という自分の柱のような存在を失い、ポキッと折れて崩れてしまった道兼を道長が救ってくれた、それが大きなきっかけになったと思っています。人間そんな簡単に性根は変わりませんが、彼の中ではその出来事を機に変化が起き、“汚れ役”というのが言葉通りの意味ではなく、藤原家を守る、藤原家のために何かを成していく、という方向にシフトしていって。

 

これは僕の想像でしかないですが、自分が亡くなるとは思っていなかった道兼は、この先の道長の未来のために、そして人々のために“汚れ役”を担っていこうと思っていたのではないかなと。道長のおかげで、最後に彼は少しだけ真人間になることができたんです。

 

◆最期はそんな道長が道兼に寄り添う、涙のラストシーンとなりました。

実は、台本上では道兼が見舞いに来た道長に対し、家を守るためにも入ってくるなと突っぱね、御簾越しにやりとりをして去っていく…とあったんです。でも、佑君が「道長なら入っていくのでは。御簾の中に入っていって、道兼に寄り添うと思います」ということを監督に提案してくれて。その後、リハーサルの段階では流れが確定しなかったのですが、数日後にあった撮影の時にも佑君がその意見を主張してくれ、監督も「やってみましょう」とああいう最期になったといういきさつがあるんです。それが道兼としてはうれしかったですし、すごくありがたくて。

 

もちろん台本のままやったほうがいい可能性もあったのですが、道兼が道長に救われたと思っていたのが一方的な思いじゃないというのが分かるし、僕自身も分かった瞬間だったんですよ。兄たちとは違い、自分という存在をぶらさずに貫いてきた道長が、これだけぶれてきた兄に寄り添ってくれたことに救われましたね。本当に佑君が道長で良かったな、共演できて良かったなと思いました。

 

そういういろんな思いが刻まれたラストシーンで、カメラが止まった後も咳が止まらなくなってしまったのですが、佑君がずっと僕の背中をさすりながら「つらいよね、つらいよね」と言ってくれたのを今でも覚えていて。道兼としての役割及び死というものを全うできたな、と思えて幸せでした。

 

◆ほかに玉置さんが思う、道兼としてやりがいのあったシーンは?

第14回で兼家に「とっとと死ね!」と言い放ったシーンでしょうか。道兼は割と自我を押し殺してきたキャラクターだと思うのですが、信奉していた人物に対して、しかも生みの親に対してそういう言葉を吐けたというのは、すごく意味のあることだったのではないかなと。 物語上でもインパクトのあるシーンとして演出されていましたが、彼の人生においても自分に嘘をつかず表現できるようになった、ものすごく重要な瞬間であり、ターニングポイントだったんじゃないかなと思います。

 

また、家族が一堂に会するようなシーンも演じがいがありましたね。それぞれがよーいどんで自分を出してきて、“おお、お前はそう来るか”とこちらも返す、みんながそろうシーンはもう演技合戦なんです(笑)。リハーサルで言葉を特別すり合わせることもなく、本番でのやりとりのみだったのですが、それがあの家族を表していた気もするし、俳優としてもある種あうんの呼吸で1シーンを作るというのがすごく楽しかったです。

 

◆舞台である平安時代には、どのような印象を感じましたか?

現代に通ずる部分はたくさんあるんだなと。家族が抱える問題とか自身の欲求とか、そういう根幹の部分は変わらないんだなと思いました。平安時代だから難しそうと見るのを敬遠している方もいらっしゃるかもしれないのですが、意外と共感できる部分があるよと。そこをたぐり寄せて自分に置き換えてみたり、日常生活を振り返ってみると「これってこういうことかも」と思える部分がたくさんあって、僕はそういう意味でもこの作品を楽しめましたし、視聴者の方にとってもそうであったらうれしいです。

 

また、僕は最近まで「リア王」という舞台に出演していて、これは約400年前にシェイクスピアが描いた物語なのですが、もう本当に『光る君へ』のような話なんですよ。年老いて親が死んでいくに当たり、子供たちはどう振る舞えばいいのだろうか…という物語で、極論同じことをやっているなと思って。きっとそこは国や時代が違っても変わらない部分で、この作品もいろいろな方に響く要素があるんじゃないかなと思っています。

 

PROFILE

玉置玲央

●たまおき・れお…1985年3月22日生まれ。東京都出身。劇団「柿喰う客」の中心メンバーとして活躍。

 

番組情報

大河ドラマ『光る君へ』

NHK総合ほか

毎週日曜 午後8時~8時45分ほか

 

●text/片岡聡恵

『光る君へ』玉置玲央が“汚れ役”藤原道兼のラストシーン秘話を明かす「(柄本)佑君が道長で本当に良かった」

現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』の主人公は、平安時代に千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を書き上げた女性・紫式部(まひろ/吉高由里子)。変わりゆく世で、藤原道長(柄本佑)への変わらぬ愛を胸に、懸命に生きた女性の物語を描く。

『光る君へ』玉置玲央 ©NHK

 

今回は、そんな本作で道長の次兄・藤原道兼を好演した玉置玲央さんにインタビューを敢行。そのヒールぶりが大きな話題を呼んだ道兼への思いや印象的なシーン、柄本さんとの撮影秘話などを聞きました。

 

◆道兼は第1回からまひろの母・ちやは(国仲涼子)を刺し殺すという衝撃のシーンが描かれましたが、当初ヒール役である道兼を演じるプレッシャーはありましたか?

第1回については、台本を頂いて読んだ時に過去の大河ドラマを見てもあまりない流れで、言い方は悪いですが、正直面白いなと思ったんです。なので、プレッシャーを感じるということはあまりなく、芝居もその先の物語や今後の道兼の人物像にどうつなげていこうかということを意識しながらやっていたような気がします。

 

ただ、やはり衝撃的な終わり方ではあるので、“こういう話が続くなら今回の大河ドラマは見なくていいや”と思われてしまったら嫌だなと思って。そうなってしまうとしたらそれは僕の所業…だなと、そういう意味でのプレッシャーはありました。僕も道兼がやったことは肯定できないのですが、物語の流れとして、そして今後のまひろと道長の運命としては大事な出来事で。なにより共演者の皆さん、スタッフの皆さんが肯定してくださったのがとても心強く、それを機にヒール役を全うしようと思うことができました。

 

◆道兼を演じると決まった時の心境は?

僕、これまでクズや殺人犯を数多くやってきたので、嫌われ者はお手のものなんです(笑)。道兼も作者の大石(静)先生から「玉置さんにピッタリな役があるの」と頂いた役で、よしやるぞと思っていたのですが、いざフタを開けてみたら“こいつはなかなかじゃねえか…”と。もう“クズ役やるよ”と“これをやるのか”という気持ちのジェットコースターでした(笑)。

 

でも、この作品の撮影を通して、もっとたくさんクズ役をやれるなと思えて。数をこなしたいというわけではなく、クズ役にもいろんなやり方があるという意味で、まだまだやれるなと思えました。でも、いい人の役もやりたいです!(笑)。

 

◆ヒール役として躍動しつつ、第18回では“汚れ役”を全うし死を迎えます。父・兼家(段田安則)が死去してからの道兼の変化についてはどう感じられていますか?

よくぞ聞いてくださいました(笑)。兼家が亡くなって以降、第15~17回にかけて道長との関係性の変化が描かれてきましたが、一番信奉していた父という自分の柱のような存在を失い、ポキッと折れて崩れてしまった道兼を道長が救ってくれた、それが大きなきっかけになったと思っています。人間そんな簡単に性根は変わりませんが、彼の中ではその出来事を機に変化が起き、“汚れ役”というのが言葉通りの意味ではなく、藤原家を守る、藤原家のために何かを成していく、という方向にシフトしていって。

 

これは僕の想像でしかないですが、自分が亡くなるとは思っていなかった道兼は、この先の道長の未来のために、そして人々のために“汚れ役”を担っていこうと思っていたのではないかなと。道長のおかげで、最後に彼は少しだけ真人間になることができたんです。

 

◆最期はそんな道長が道兼に寄り添う、涙のラストシーンとなりました。

実は、台本上では道兼が見舞いに来た道長に対し、家を守るためにも入ってくるなと突っぱね、御簾越しにやりとりをして去っていく…とあったんです。でも、佑君が「道長なら入っていくのでは。御簾の中に入っていって、道兼に寄り添うと思います」ということを監督に提案してくれて。その後、リハーサルの段階では流れが確定しなかったのですが、数日後にあった撮影の時にも佑君がその意見を主張してくれ、監督も「やってみましょう」とああいう最期になったといういきさつがあるんです。それが道兼としてはうれしかったですし、すごくありがたくて。

 

もちろん台本のままやったほうがいい可能性もあったのですが、道兼が道長に救われたと思っていたのが一方的な思いじゃないというのが分かるし、僕自身も分かった瞬間だったんですよ。兄たちとは違い、自分という存在をぶらさずに貫いてきた道長が、これだけぶれてきた兄に寄り添ってくれたことに救われましたね。本当に佑君が道長で良かったな、共演できて良かったなと思いました。

 

そういういろんな思いが刻まれたラストシーンで、カメラが止まった後も咳が止まらなくなってしまったのですが、佑君がずっと僕の背中をさすりながら「つらいよね、つらいよね」と言ってくれたのを今でも覚えていて。道兼としての役割及び死というものを全うできたな、と思えて幸せでした。

 

◆ほかに玉置さんが思う、道兼としてやりがいのあったシーンは?

第14回で兼家に「とっとと死ね!」と言い放ったシーンでしょうか。道兼は割と自我を押し殺してきたキャラクターだと思うのですが、信奉していた人物に対して、しかも生みの親に対してそういう言葉を吐けたというのは、すごく意味のあることだったのではないかなと。 物語上でもインパクトのあるシーンとして演出されていましたが、彼の人生においても自分に嘘をつかず表現できるようになった、ものすごく重要な瞬間であり、ターニングポイントだったんじゃないかなと思います。

 

また、家族が一堂に会するようなシーンも演じがいがありましたね。それぞれがよーいどんで自分を出してきて、“おお、お前はそう来るか”とこちらも返す、みんながそろうシーンはもう演技合戦なんです(笑)。リハーサルで言葉を特別すり合わせることもなく、本番でのやりとりのみだったのですが、それがあの家族を表していた気もするし、俳優としてもある種あうんの呼吸で1シーンを作るというのがすごく楽しかったです。

 

◆舞台である平安時代には、どのような印象を感じましたか?

現代に通ずる部分はたくさんあるんだなと。家族が抱える問題とか自身の欲求とか、そういう根幹の部分は変わらないんだなと思いました。平安時代だから難しそうと見るのを敬遠している方もいらっしゃるかもしれないのですが、意外と共感できる部分があるよと。そこをたぐり寄せて自分に置き換えてみたり、日常生活を振り返ってみると「これってこういうことかも」と思える部分がたくさんあって、僕はそういう意味でもこの作品を楽しめましたし、視聴者の方にとってもそうであったらうれしいです。

 

また、僕は最近まで「リア王」という舞台に出演していて、これは約400年前にシェイクスピアが描いた物語なのですが、もう本当に『光る君へ』のような話なんですよ。年老いて親が死んでいくに当たり、子供たちはどう振る舞えばいいのだろうか…という物語で、極論同じことをやっているなと思って。きっとそこは国や時代が違っても変わらない部分で、この作品もいろいろな方に響く要素があるんじゃないかなと思っています。

 

PROFILE

玉置玲央

●たまおき・れお…1985年3月22日生まれ。東京都出身。劇団「柿喰う客」の中心メンバーとして活躍。

 

番組情報

大河ドラマ『光る君へ』

NHK総合ほか

毎週日曜 午後8時~8時45分ほか

 

●text/片岡聡恵

NMB48隅野和奏が美谷間映えるオレンジのチューブトップビキニで魅了【独占カット】

NMB48の隅野和奏が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号通常版の裏表紙&グラビアに登場した。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYZBPPY5/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107497116
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14841035

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020644/

与田祐希主演『量産型リコ』最終章が6・27スタート!テーマは“家族”「毎日のちょっとした癒やしになれたら」

与田祐希(乃木坂46)が主演を務める木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京ほか 毎週木曜 深夜0時30分~深夜1時)が、6月27日(木)スタート。コメントが到着した。

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(c)「量産型リコ」製作委員会 2024

 

2022年7月期に与田祐希が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』、そして昨年7月期に“もう1つの世界”を描いた『量産型リコ -もう一人のプラモ女子の人生組み立て記-』が放送され、与田をはじめとする前作に出演したキャスト陣が同姓同名の全く異なる役柄で登場し話題に。

 

そしてこのたび、待望のシリーズ3作目にして最終章となる『量産型リコ』が再び帰ってくる。今回は“家族”をテーマに、実家に帰ってきたリコとその家族のひと夏を描いたホビー・ヒューマンドラマを送る。

 

今作で描く小向璃子(リコ/与田)は、東京で派遣の仕事をしている25歳で、しっかり者の長女と自由人な三女に挟まれ、実に平均的に育った小向家の次女。

 

祖父の死をきっかけに三姉妹が集まり、4年ぶりに家族全員がそろった小向家。祖父の遺品を整理していると作りかけのプラモデルを発見したリコは、生前に祖父が通っていた「矢島模型店」で出会ったやっさんに導かれ、初めてプラモデルを作ってみることに。

 

プラモデルを通して祖父のこと、家族のことを少しだけ知れた気がしたリコは、祖父の心残りを終わらせるまで夏の間、実家に残ることに。よく知った家族の顔、でも実はちゃんと知らなかった家族の心。そんな家族をもっと知っていく、リコのひと夏の物語だ。

 

今回もBANDAI SPIRITS制作協力の下、各話実在するさまざまなプラモデルが続々登場する。物語の始まりとなる第1話のプラモデルには『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する「ガンダム・バルバトス」が決定している。与田、企画・原案・脚本の畑中翔太(BABEL LABEL)、プロデューサーの漆間宏一(テレビ東京)のコメントは下記に掲載。

 

与田祐希 コメント

『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(c)「量産型リコ」製作委員会 2024

まさかまさかのシーズン3

とてもうれしく、楽しみです!

今回は「家族」がテーマなのですが、

私にとってリコチームはもはや家族のような存在で、

この関係性だからこそ生まれるドラマを楽しみにしていただけたらと思います!

ほっこり温かいひと夏の物語が、何げない(かもしれない)毎日のちょっとした癒やしになれたらうれしいです。

そして今回上京したリコが夏休みに田舎の実家に帰るという設定で今までで1番自分に近いリコちゃんだと感じています。

等身大で伸び伸びとプラモデルと愉快な仲間たちと共に私自身も夏を満喫するぞと意気込んでおります!

3年目の『量産型リコ』もどうぞよろしくお願い致します!

 

企画・原案・脚本 畑中翔太(BABEL LABEL)コメント

『量産型リコ』ワールド、最終章となる第3弾のテーマは「ひと夏の家族」です!

舞台は片田舎にある小向家の実家。前作ではスタートアップの社長でしたが、今作のリコは三姉妹の次女。

島育ちである与田さん本人に1番近いかもしれない、自由で伸び伸びとした“小向リコ”です。
これから始まる撮影で、これまで以上に与田さんの自然な一面を出していってもらいたいと思います。

そして、劇中の登場キャラクターの関係性も大シャッフル!

前作では同僚だったキャストが、今作ではリコの家族になったり、これまでにないリコワールドが展開されます。

ぜひ今年の夏は、『量産型リコ』と一緒にひと夏の時間を過ごしてみてください。

 

プロデューサー・漆間宏一(テレビ東京)コメント

前作の解禁時に、“夏といえばプラモデル×ドラマ“が定着するまで頑張ります! と意気込んでから1年。『量産型リコ』3作品目を発表できてうれしいです!

今回のテーマは「家族」。シリーズを重ねてきたからこそ挑戦できるテーマだと思っています。たくさんの太陽の光や緑に囲まれた一軒家を舞台に、リコ史上1番自然体で、与田さん自身に近い小向リコが、久々に家族と過ごす、リコシリーズ初の夏をたくさん感じることができるドラマです! 毎話のプラモデルに関して、まだまだたくさんの種類があることに驚きました。今回はついにこれがきたか! というプラモデルもあるので、各話のラインアップを予想してもらえるとうれしいです!

そして今作は中川(和博)監督の案でプラモデルを作るだけでなく、作った後の「愛でる」にも挑戦します。自然で自由なリコがプラモデルをどう愛でるかも楽しみの一つです! パーツを一つひとつ紡ぐように大切に作っていきますので、今作もご期待ください!

 

番組情報

木ドラ24『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
2024年6月27日(木)スタート 毎週木曜 深夜0時30分~深夜1時

BSテレ東、BSテレ東4K
2024年7月2日(火)スタート 毎週火曜 深夜0時~0時30分

〈配信〉
各話放送終了後から、映像配信サービス「Lemino」にて第1話から最新話まで独占見放題配信(予定)
Lemino:https://lemino.docomo.ne.jp/

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer)にて見逃し配信
テレ東HP:https://video.tv-tokyo.co.jp/
TVer:https://tver.jp/

出演:与田祐希(乃木坂46)
原案・企画・プロデュース:畑中翔太(BABEL LABEL)
脚本:畑中翔太(TX『量産型リコ』シリーズ、『ポケットに冒険をつめこんで』『絶メシロード』シリーズ)
マンボウやしろ(TX『絶メシロード』シリーズ、『お耳に合いましたら。』『量産型リコ』シリーズ)
オコチャ(ラジオドラマ『食わざるもの、DON’T WORK』、TX『量産型リコ』シリーズ)
監督:中川和博(TX『ウルトラマンブレーザー』、WOWOW オリジナルドラマ『白暮のクロニクル』)
ヤングポール(TX『量産型リコ』シリーズ、『ポケットに冒険をつめこんで』、映画「ゴーストマスター」)
中村祐太郎(映画「太陽を掴め」「若さと馬鹿さ」「新しい風」)
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)寺原洋平(テレビ東京)涌田秀幸(C&I エンタテインメント)
制作:テレビ東京 / C&I エンタテインメント
制作協力:株式会社 BANDAI SPIRITS
製作著作:「量産型リコ」製作委員会 2024

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko2024/
公式X(Twitter) :@ryosangatariko
Instagram:@ryosangatariko

(c)「量産型リコ」製作委員会 2024

NMB48塩月希依音&坂田心咲の18歳コンビがフレッシュな“アオハル”グラビア披露【独占カット】

NMB48の塩月希依音、坂田心咲が、5月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」6月号通常版の表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

通常版の表紙を飾るのは新Wセンター・塩月希依音&坂田心咲(NMB48)

5月22日(水)発売の29枚目シングル「これが愛なのか?」で新Wセンターに抜擢された塩月希依音と坂田心咲のフレッシュな18歳コンビが表紙巻頭に登場。ノスタルジックな世界観の“アオハル”グラビアでNMB48の新しい息吹を届ける。2人の仲良し撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

通常版の裏表紙は隅野和奏(NMB48)

NMB48の最強ビキニガール、隅野和奏が2回目となるボム水着ソログラビアに12ページで登場。前回よりもグッと大人っぽく、かわいさもアップデート。水着グラビア撮影風景がチェックできるQRコードも。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙&付録ポスターは相楽伊織

現在、グラビア界で最も注目を集めている相楽伊織が水着グラビアでボムに登場。クールで大人な空気感と、ナチュラルな笑顔としぐさは必見。

 

限定版の裏表紙は澄田綾乃

澄田綾乃が刺激的な変形ワンピース水着でバストライン&美しく無防備な背中を披露。ひも部分が鎖のシルバービキニでの挑発的なポーズ、そしてずぶ濡れシャワー。薔薇の花だけでバストを隠したインパクトドレスも。

 

【通常版】
表紙:塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
裏表紙:隅野和奏(NMB48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)/隅野和奏(NMB48)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:相楽伊織
裏表紙:澄田綾乃

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
相楽伊織

<そのほかのラインナップ>

●好評発売中のボムの水着別冊「BOMB Love Special 2024 #1」から沢口愛華、高崎かなみ、佐々木ほのか、松島かのん、加藤綾乃、三田悠貴、小此木流花の最新ビキニ未公開カットを大放出。

●ミスマガジン2022で「ミスヤングマガジン賞」に選ばれた麻倉瑞季。健康的なイエローのビキニ、ブルーのチューブトップビキニでの濡れ肌、そしてタンクトップからこぼれそうなバスト。バスト98センチの“迫力ボディ”を飾らないありのままの自然体グラビアで。

●5月24日(金)に公開を控えた劇場版「おいしい給食 Road to イカメシ」でヒロインを演じる大原優乃のスペシャル撮り下ろし&インタビュー。

●そのほか木下彩音、片岡凜、玉田志織、岡部麟などインタビューも充実。

<掲載タレント>
塩月希依音・坂田心咲(NMB48)
隅野和奏(NMB48)
相楽伊織
沢口愛華
高崎かなみ
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
麻倉瑞季
澄田綾乃
大原優乃
木下彩音
片岡凜
玉田志織
岡部麟

「ボム6月号」
特別定価:本体1,182円+税(税込:1,300円)
発売日:2024年5月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb
ボム公式webサイト「BOMBweb」:https://bombweb.jp/

【購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYZBPPY5/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107497116
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14841035

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020644/

ドラマ初出演のAKB48佐藤綺星が『星屑テレパス』主演に大抜てき!オーディションで選出された総勢16名の出演メンバー解禁

ドラマチューズ!『星屑テレパス』(テレ東ほか 毎週火曜 深夜0時30分~)より、オーディションで選出された総勢16名のAKB48出演メンバーが解禁された。

ドラマチューズ!『星屑テレパス』左から)山﨑空、佐藤綺星、伊藤百花、大盛真歩(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会

 

原作は、「けいおん!」シリーズなどで知られる芳文社の4コママンガ誌「まんがタイムきらら」にて連載中、2023年にはテレビアニメ化もされた話題のガールズコミック「星屑テレパス」(大熊らすこ)。テレ東としては福原遥主演の『ゆるキャン△』シリーズ以来の同誌とのタッグで、極度のあがり症で人とのコミュニケーションに悩む女子高生の主人公が、宇宙人の新入生と出会いロケットを製作する過程で成長していく、“宇宙”を巡る壮大で繊細な“青春ガールズ群像劇”を描く。

 

そして本作には、テレ東ドラマとは『マジすか学園』シリーズ以来のタッグとなる国民的アイドルグループのAKB48が参戦。このたび、オーディションで選出された総勢16名の出演メンバーが一斉解禁された。

 

主演は、2022年5月から17期生として活動をスタートし、同年10月に発売されたAKB48 60thシングルから2024年7月17日(水)に発売される64thシングルまで5作連続で表題曲メンバーに選出され、さらに64thシングルでは初のセンターを務めることが決まった人気メンバーの佐藤綺星が大抜てき。見る人を一瞬で魅了する容姿端麗な“ヒロイン性”と、演技未経験ながらも伸び代を感じさせる“努力家”な一面を発揮し、“ドラマ初挑戦”にして主演の座を勝ち取った。

 

そして、主人公のクラスメイトで物語の主軸を担うメインキャストには、2024年3月に19期生としてお披露目されたばかりの期待の新星・伊藤百花、音楽活動のみならずモデル・バラエティ・グラビアとマルチに活躍する大盛真歩、2023年11月公開の映画「ガールズドライブ」で主演の経験を持つ山﨑空の3名が選ばれた。その他、布袋百椛、倉野尾成美、山内瑞葵、工藤華純、秋山由奈、平田侑希、田口愛佳、八木愛月、橋本陽菜、橋本恵理子、水島美結、髙橋彩音の12名が出演。

 

極度のあがり症で人とのコミュニケーションが苦手な主人公の女子高生・小ノ星海果(佐藤綺星)は、友達を作れない自身の性格にコンプレックスを抱き悩んでいた。「地球上では自分は理解されない。宇宙に行って居場所を見つけよう。」日々そんな妄想を抱きながらも、不安な気持ちを隠しきれず高校の入学式に出席した海果は、自らを“宇宙人”と名乗る謎の新入生・明内ユウ(伊藤百花)と出会う。

 

夢にまで見た宇宙人が突然目の前に現れ驚くとともに、勇気を振り絞って話しかける海果。聞くと、ユウは記憶を無くして故郷の星に帰る方法を探しているらしい。「二人で一緒に宇宙を目指せば、お得ってこと?」宇宙に行きたい海果と宇宙に帰りたいユウは目的が一致し、二人は力を合わせてロケット製作をすることに。

 

そしてキャスト解禁に併せて、原作の大熊らすこ先生より「ドラマ化記念イラスト」が到着。AKB48ドラマ出演メンバー16名の「集合ビジュアル」も公開された。

ドラマチューズ!『星屑テレパス』(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会

 

小ノ星海果役:佐藤綺星

役紹介

主人公。藤野岬高校1年生。極度のあがり症で友達ができず、地球以外の星に住む宇宙人なら自分の気持ちを伝えられると夢見ていた。ユウと出会い、自分たちの作るロケットで共に宇宙を目指すため、「ロケット研究同好会」を結成する。

コメント

3月のコンサート会場で『星屑テレパス』のオーディションがあると聞いて、少しでもいいから出演したいという気持ちが強かったので、海果ちゃん役が決まったときは驚きが大きかったですが、すごくうれしかったです! この作品は絵がとってもかわいくて、私はコメディ要素がたくさんあるところもすごく好きだなぁと思いました。でも、それだけじゃなく一人ひとりの人生が深く描かれているところなど、キャラクターに共感することもできました。演技をすること自体初めてなので、すごくドキドキしていますが、たくさん稽古をして演技をすることの楽しさを知ったので、海果ちゃんの心情をよく理解して一緒に成長していきたいと思います。主役を務めさせていただくにあたり、私らしく全てのことに真摯に向き合って、笑顔で現場の雰囲気を明るくできたらいいなぁと思っています。周りの皆さんのお力をお借りして、演技経験が無いことを感じさせないくらい、全力で頑張ります!

 

明内ユウ役:伊藤百花

役紹介

海果のクラスメイト。自称”宇宙人”で地球に来るまでの記憶がなく、目覚めた時には制服を着て灯台にいた。「おでこぱしー」という宇宙人特有の能力を持っており、自身と相手のおでこをくっつけ合わせると、相手の気持ちを読み取ることができる。

コメント

自分ができることは全て挑戦してみようという気持ちで、オーディションを受けることを即決したので、「まさか自分がユウちゃん役をやらせていただけるとは!」と驚きの気持ちでいっぱいです。演技をすることは大好きなので、これからたくさん演技ができるということにうれしい気持ちもあります。「星屑テレパス」は”宇宙”が題材ということもあり、キラキラした青春物語だと思いました。また、登場人物全員が全く違う性格をしていて、それぞれが物語を通してたくさん成長するので、魅力が多すぎて「推しキャラが決められない!」と感じました。このようなすてきな作品に携わることができて、とても幸せです。私が演じさせていただく明内ユウちゃんは、宇宙人ですが、性格が明るくて素直なところが自分と似ていると感じたので、自分の声の大きさや明るさを生かして演じたいです。そして、ユウちゃんは誰よりも繊細で周りをよく見ているはずなので、そこは普段の私以上に丁寧に演じられるようにしたいです。私自身ドラマ出演は初めてなのですごくドキドキしていますが、全力を尽くしてユウちゃんを愛していただけるよう頑張ります!

 

宝木遥乃役:大盛真歩

役紹介

海果のクラスメイトで、副学級委員長。温和な性格で誰に対しても優しく公平に接し、時にロマンティストの一面も持つ。宇宙を目指してロケットを作る海果とユウの目標に好意的で応援している。

コメント

私自身あまり「ドラマ」を経験したことがなかったので、経験として挑戦してみようという気持ちからオーディションを受けました。ただ、オーディションに合格できるなんて1ミリも思っていなかったので、本当に驚きと、自分にできるかなという不安や心配な気持ちが強かったです。ですが、決まったからには自分が出来ることを精いっぱい行って、「全部出し切って頑張ろう!」と思います。「星屑テレパス」という作品は、海果・ユウ・遥乃・瞬の4人が一緒に目標に向かって進んでいく中で、4人の関係性や心情の変化など、細かな部分も描かれていてすてきな作品だなと思いました。演技はほぼ未経験なのでどうなるか不安もありますが、精いっぱい頑張ってみんなとすてきなドラマを作れるように頑張ります!

 

雷門瞬役:山﨑空

役紹介

海果のクラスメイト。学校にはほとんど登校していない。機械に強く、自宅の工場(こうば)でよく作業をしている。興味があることしかやらない主義で、一匹狼な性格のため周りからは少し怖がられている。

コメント

ドラマのオーディションがきっかけで「星屑テレパス」と出会い、全部見終わって一番好きになったキャラクターが雷門瞬ちゃんでした。それは、瞬ちゃんは私とどこか似ていて、人との関わり方が少し上手じゃなかったりするので、そういうところから共感する場面が多く、瞬ちゃん推しになりました。なので瞬ちゃんに決まった時はすごくうれしい気持ちでいっぱいでした。この作品は、とにかくかわいくて見ているだけで癒やされるイラストで、最初は宇宙人が出てきたり宇宙を目指したりと、不思議な物語だなと思っていました。ですが読み進めるうちに、一人ひとりの登場人物が抱えていることがあったり、どこか自分に似ているキャラを見つけ気持ちに寄り添ったりでき、主人公たちの成長していく姿を見て、私たちも学べることもあるのかなと思いました。ドラマや映画に出演させていただくことは何度かあったのですが、アニメや漫画原作の実写化作品に携わらせていただくことは初めてなので緊張しています。私自身アニメや漫画が好きなので、実写となるとやっぱり難しいことが多いのではと感じます。たくさんの方がこの作品を好きだと思うので、少しでも原作ファンの方々にも喜んでいただけるような作品を作りたいですし、違和感なくどれだけリアルに作れるかこだわることで、私なりに精いっぱい、瞬になりたいと思います。そして、この作品をまだ知らないという方にも、この作品を好きになっていただけるよう、みんなで楽しみながら作っていければと思っています!

 

番組情報

ドラマチューズ!『星屑テレパス』
テレ東ほか
2024年6月25日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時30分~1時

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

出演:佐藤綺星
伊藤百花 大盛真歩 山﨑空
布袋百椛 倉野尾成美 山内瑞葵 工藤華純
秋山由奈 平田侑希 田口愛佳 八木愛月 橋本陽菜 橋本恵理子 水島美結 髙橋彩音
原作:「星屑テレパス」大熊らすこ(芳文社)
監督:安村栄美 杉岡知哉
脚本:杉岡知哉
プロデューサー:中村晋野(テレビ東京) 柴原祐一(株式会社ダブ)
制作:テレビ東京/ダブ

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hoshitele_drama/
公式X(Twitter):@hoshitele_drama
公式Instagram:@hoshitele_drama

(c)ドラマ「星屑テレパス」製作委員会
(c)大熊らすこ/芳文社

BiS “自給自足”体制での初ツアーが大熱狂の中で開幕!メンバー個別のInstagramも開設【ライブレポート】

BiSが5月5日(日・祝)に関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」の初日公演を東京・Spotify O-Crestを開催し、会場を埋め尽くした研究員とともに熱狂のステージを展開した。以下、レポートを掲載する。

BiS(photo/大橋祐希)

 

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」は、BiSメンバーがプレイヤーとマネージャー業務を兼務していくという新体制で迎える初めてのツアーで、関東全都県で全10公演開催される。当日はツアー開幕を祝福するような晴天に恵まれ、会場に集まった研究員のテンションは開演前から頂点を迎えているような熱気であふれていた。

 

熱気が充満する会場に「STUPiD」のイントロが鳴り響くと、BiSがステージに走って登場。ライブのスタートからフルスロットルで走り出したBiSに食らいつくように、会場の研究員もスタートダッシュを決め、ライブ序盤から熱狂のステージが繰り広げられていく。

 

今回のツアーは公演ごとにBiSメンバーがテーマを決め、それに則したセットリストを組んでおり、初日公演のテーマは“ALL of BiS”。その言葉を体現するかのようにBiSと研究員がシンクロし、会場全体でライブを構築していった。

 

ヒューガーの「踊れー!!」という煽りで勢いが爆発した「DA DA DA DANCE SONG」、感情爆発の「BASKET BOX」、会場全体が拳を突き上げ、シンガロングの大合唱が巻き起こったAge Factoryプロデュース楽曲「R.U.N」と新旧キラーチューンを連発していく。

 

「O-Crestに集まりの皆さん、今回のライブテーマの“ALL of BiS”なんですが、まだまだみんなで熱くなれますよね? もっとーー!!」とイコ・ムゲンノカナタがMCをすると、会場からは大歓声が上がった。

 

中盤戦に入っても、ライブでの鉄板曲「teacher teacher teacher」、「テレフォン」、「FUCKiNG OUT」とBiSのライブを象徴するような攻撃的セットリストで畳みかけていき、盛り上がりは天井知らずの勢いで加速していく。

 

ここで、“ラジオ体操→ヘッドバンキング→スクワット”という振付がBiSライブの名物になっている「thousand cricket」のイントロが流れると、メンバーと観客が会場内の酸素を取り合うという、BiSのライブでしか体感できない特殊な時間を共有し合った。

 

束の間のクールダウンとなるMCを挟み、ライブは終盤戦へ。ここからは、「I WANT TO DiE!!!!」「つよがりさん」「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」といった、感情を揺さぶる怒とうのエモゾーンに突入する。

 

続いて、ナノ3が「次が最後の曲になります。今日はたくさんの研究員に集まってもらえて本当にうれしかったです。そして、本当にライブって楽しいな、研究員が大好きだなと改めて思いました。そんな研究員と今後のBiSを作っていきたいと思っているので今後ともよろしくお願いします」とMCをすると、会場の多くの研究員が目に涙を浮かべた、感涙ソング「TOUCH ME」で本編を締めた。

 

鳴り止まないアンコールのコールを受け、BiSがステージに再登場。トギーが「今日はここに来てくれて本当にありがとうございます。BiSはいつか大きい会場でたくさんの研究員の前でライブをしたいと思っています。そのためには、たくさんの場所に行って、一人ひとりの心をつかんで離さないライブをしなくてはいけません」と。

 

「でも、大きい会場では、私たちの思いを1人ひとりに届けるのは難しいし、私たちはまだ上手くなくて…。思いが届かないと意味はないので、今回、距離の近いライブハウスで自分たちの思いを1人ひとりに届けるツアーがやらせてもらってます。BiSと“あなた”で、思いを共感できるライブをやっていきたいです。これからもっともっと人の心に届くライブをするために、もっともっと頑張るので今後ともよろしくお願いします」とメッセージを。

 

アンコールでは、BiSのワンマンライブではあまりない、「Sakura」「NO CHOiCE」、「CURTAiN CALL」、「LET’S GOどうも」といった新旧の名曲を4曲をパフォーマンスして、ツアー初日の幕は閉じた。

 

なお終演後には、“自給自足”体制に移行し、自らの思いを発信していく機会が増えていく中でBiSメンバー個別のInstagramを開設することもアナウンスされた。

BiS(photo/大橋祐希)

 

●photo/大橋祐希

 

SET LIST

「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日・祝)Spotify O-Crest

M1.STUPiD
M2.DADADA DANCE SONG
M3.BASKET BOX
M4.RUN
M5.teacher teacher teacher
M6.テレフォン
M7.FUCKiNG OUT
M8.thousand crickets
M9.STiLL BE CHiLD
M10.LAZY DANCE
M11.I WANT TO DiE!!!!!
M12.つよがりさん
M13.BiSーどうやらゾンビのおでましー
M14.TOUCH ME

EN1.Sakura
EN2.NO CHOiCE
EN3.CURTAiN CALL
EN4.LET’S GO どうも

 

ツアー情報

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月12日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)【東京】代官山UNIT
2024年5月19日(日)【茨城】水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)【神奈川】F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)【千葉】千葉LOOK
2024年5月31日(金)【東京】Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)【栃木】HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)【群馬】前橋DYVER
2024年6月9日(日)【東京】代官山UNIT

 

BiSメンバー Instagramアカウント

トギー :https://www.instagram.com/toggy_bis/
ナノ3 :https://www.instagram.com/nano3_bis/
ヒューガー :https://www.instagram.com/hyuga_bis/
クレナイ・ワールズエンド :https://www.instagram.com/kurenai_bis/
イコ・ムゲンノカナタ :https://www.instagram.com/mugen_bis/

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official X:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

川津明日香が『社内処刑人』出演決定 “5年前の事件”で姿を消した謎多き社員役【コメントあり】

中村ゆりかと生駒里奈がW主演を務める『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(カンテレ ※関西ローカル 毎週木曜 深夜0時25分~0時55分/DMM TVにて独占配信)に、川津明日香の出演が決定。コメントが到着した。

 

本作は、カンテレと動画配信サービス・DMM TVがコラボした“リベンジ・復讐”をテーマとするドラマ企画の第2弾。原作は、世の中のさまざまな女性たちの生きざまに問題提起する社会派“ヒューマン”コミック誌「ストーリーな女たち ブラック」にて連載中のタナカトモ(原作担当)・つかさき有(漫画担当)の同名コミックス(ぶんか社)。

 

生駒里奈演じる地味で内向的な派遣社員・ほのかが、中村ゆりか演じる謎の美女・のぞみの入社と同時に社内で多発する、まるでパワハラを粛清するような怪事件の真相を追う復讐エンターテインメントドラマ。

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(c)カンテレ

 

5月2日に放送された第3話では、パワハラ社員への“処刑”と思わしき事件が相次ぐ社内で、ついに殺人事件が発生。打ち沈むほのか(生駒里奈)は、のぞみ(中村ゆりか)の入社以来、事件が相次ぐことを不審に思いながらも、心を通わせた友人を信じたいと、副島(猪塚健太)にほのめかされた“5年前の事件”を探る決意をする。

 

すると、5年前にこつぜんと姿を消した社員がいたことが判明した上、“深瀬のぞみ”という人物は存在しないことまで発覚する。先が読めない展開の連続に、SNSでは視聴者からの投稿が相次ぎ「深瀬のぞみは誰!?」「背景が気になる」と話題を呼んだ。

 

そんな謎が謎を呼ぶ一連の“処刑”の鍵を握る“5年前の事件”の重要人物として、川津明日香の出演が発表された。『仮面ライダーセイバー』(テレビ朝日系)のヒロイン役で人気を博し、『君の花になる』(TBS系)、『Sugar Sugar Honey』(TOKYO MX系)、『ブラックガールズトーク』(テレビ東京系)など話題作への出演が相次ぐ川津。本作では、“5年前の事件”で突然姿を消した謎多き社員・白石沙希を演じる。

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(c)カンテレ

 

沙希は、同期だった早川うらら(水上京香)によれば「地味な子で人付き合いもない子」だったが、ある日、峰岸英子(鈴木ゆうか)と同時期に一切の前触れもなく会社からいなくなったといい、その理由はいまだに明らかになっていない。果たして“5年前の事件”の真相は。そして、のぞみの入社と時を同じくして多発する“処刑”との関係は。

 

本作への出演にあたり、川津は「演じることでも社会的な風刺という意味でも、やりがいのある役柄だと感じました」と意気込みを。急展開を迎える4話の放送を前に「沙希の存在によって変貌を遂げる周囲や、追い込まれていく様子を見ていただきたいです」と期待を寄せた。

 

最後に、視聴者に向けて「白石沙希という女性の人生が、さまざまな社会での裏切りやしがらみを通じてどのように変わっていくのか、沙希のてんまつをぜひご覧ください!」とメッセージを送った。川津のコメント全文は下記に掲載。

 

川津明日香 コメント

台本を読ませていただいて率直に面白くて、演じることでも社会的な風刺という意味でも、やりがいのある役柄だと感じました。沙希の会社への思いや未来に対しての前向きな情熱、一生懸命さを演じることの軸としました。沙希のすべての行動の裏には、未来へのビジョンや物事を立体的に捉える力があると感じ、彼女のひたむきさや、つらいことを耐えるエネルギーは未来の自分への期待の表れなのではないかと思い演じました。沙希の存在によって変ぼうを遂げる周囲や、追い込まれていく様子を見ていただきたいです。白石沙希という女性の人生が、さまざまな社会での裏切りやしがらみを通じてどのように変わっていくのか、沙希のてんまつをぜひご覧ください。

 

番組情報

『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』
カンテレ ※関西ローカル
毎週木曜 深夜0時25分~0時55分
DMM TVにて独占配信

キャスト:中村ゆりか、生駒里奈、猪塚健太、水上京香、河邑ミク、鈴⽊ゆうか、納谷健、岩男海史、栗⼭英宜、川津明日香、宮地真緒

主題歌:LOVE PSYCHEDELICO「Forgive me not」(ビクターエンタテインメント)
原作:タナカトモ・つかさき有『社内処刑人~彼女は敵を消していく~』(ぶんか社)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:石田陽希(カンテレ)、玉木雄介、高杉考宏
脚本:ニシオカ・ト・ニール、藤平久子、灯敦生
プロデューサー:石田陽希(カンテレ)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
チーフプロデューサー:米田孝(カンテレ)
制作著作:カンテレ
制作協力:ファインエンターテイメント
見逃し配信:カンテレドーガ、TVer

番組公式HP:https://www.ktv.jp/shokei/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@edge_ktv
公式X:https://twitter.com/edge_ktv
公式Instagram:https://www.instagram.com/edge_ktv

(c)カンテレ

平川結月が1st写真集を発売「素は“小5男児”なのでギャップがあるかも」Juice=Juiceへの熱い思いも告白

俳優・平川結月が1st写真集「ゆづき。」を5月2日に発売。それに際し、5月4日(土)に開催された取材会に平川が登壇した。

 

スーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』(テレビ朝日系)で、何事にも動じない“不動”の国王であり裁判長・パピヨンオージャー/リタ・カニスカ役を好演した平川結月の1st写真集「ゆづき。」が5月2日に発売。

 

同写真集では、氷雪の国「ゴッカン」の国王を演じた平川が、東北・秋田で初めて“本物”の雪とたわむれる姿をはじめ、無邪気なその素顔を存分に披露。さらに、都内にて平川にコーヒーの魅力を伝えたAMAZING COFFEEを訪れるなど、一緒にオフの1日を過ごしているような近さや自然体の彼女を感じられる内容になっている。

 

そんな同写真集の発売に際し、5月4日(土)に取材会を開催。撮影を振り返り、平川は「撮影時は私の中での最北が栃木の那須高原だったのですが、 初めて秋田に行くことができました。実は私が熊本県出身なのもあり、これまでの人生で生で雪景色を見たことがなかったんです。なので、雪で遊んではしゃいでいるカットはただただもう遊んでいたような感覚で。ロケならではの壮大な景色をバックに写真を撮ることができ、景色も含めていい写真になっていますし、初めての写真集で初めてのものに触れる瞬間を収めることができたので、それもすごくうれしいなと思います」と。

 

都内での撮影も充実していたそうで「カメラマンの前(康輔)さんとガチでボーリング対決をしているカットがあるのですが、この時はカメラを忘れて本気で前さんと勝負しています(笑)。なので、悔しがっている表情など本当にリアルな表情なんじゃないかなと思います」と笑みを浮かべた。

平川結月

 

なお、同写真集を作り上げる過程においては“素”を見せたいという思いがあったと明かし「写真集についての知識がなく、ある程度のプランはプロの方に提案していただいたのですが、私の中でひとつ“限りなくプライベートに近い表情を収めていただきたい”というのがあって。そこはいろいろ相談させていただいて、不意打ちのカットや私が撮られていると意識していないところで撮られたカットも収めています」と。「風景をはじめ、私の手足や耳など、顔だけでなくパーツにフォーカスして撮られた写真もたくさんあり、すごくボリューミーで見ごたえのある写真集になりました」と自信をのぞかせた。

 

撮影に向けての体作りについては「写真集は一生残るものなので、今の最高の状態で撮りたいっていうのがあり、3~4kgぐらい絞ったのと家で筋トレをやったりしました。撮影前にちょうど『キングオージャー』のショーをGロッソで毎週末やっていて、1日6公演とかやっていたので、そこで自然と絞れた感じはあります」と告白。

 

「『キングオージャー』では顔をほとんど隠してカメラの前に立っていたので、写真集を撮影していても最初は恥ずかしくて(笑)。1年前は顔を出しているのが当たり前だったのですが、1年間もやっているとやはり慣れが生じるんだなと。『キングオージャー』から私を知ってくださった方からは、“こんな顔してるんだ”というような反響も頂きました」と。「私が演じていたのは“不動”の王なのですが、私自身は動きすぎだと言われていて。自分でも“小5男児”だと思っているので、写真とはギャップがあるかも(笑)」と明かした。

平川結月

 

なお、そんな平川は自身の素について「休日は散歩したり、カフェに行ったりしています。あと、アイドルが好きなので、家で延々と動画を見て、歌ったり踊ったり…。アイドルはいろいろなグループが好きなのですが、特にハロプロが熱くて、Juice=Juiceが一番。箱推しなのですが、工藤由愛ちゃんと松永里愛ちゃんのコンビが好きです」と熱弁。

 

「コロナ禍で家にいる時間が多かった時にYouTubeやSNSを見ていて、その時にたまたまJuice=Juiceの『「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?』という曲が流れてきて、それを見た時にすごく衝撃的で引き込まれちゃって」と語り、記者のリクエストを受けなんと「禁断少女」を1フレーズ歌う場面も。

 

最後は今回の写真集の出来栄えについて「100万点!」と声を上げ、「素に近いものから今まであまり見せてこなかったような大人っぽい表情まで、本当にたくさんの顔を収めていただきました。『ゆづき。』というタイトルの通り、私のことをたくさんの方に知っていただけるような、名刺代わりの1冊になっていると思います」とアピールし会見を締めくくった。

 

作品情報

平川結月1st写真集「ゆづき。」
発売日:2024年5月2日(木)
価格:3,080円(税込)
体裁:B5判144ページ
撮影:前 康輔

写真集公式X:@yuzuki_h_0502
写真集公式Instagram:@yuzuki.h.0502

乃木坂46が「ガルアワ」ライブステージラストに登場「Monopoly」「おひとりさま天国」「チャンスは平等」を披露【GirlsAward 2024 S/S】

「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」が東京・国立代々木競技場 第一体育館で行われ、乃木坂46がライブステージのラストに登場した。

乃木坂46「おひとりさま天国」(c)Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER

 

メンバー紹介VTRが流れ、シックな白の衣装で登場したメンバーたち。遠藤さくら、賀喜遥香がセンターを務める「Monopoly」の楽曲が流れ始めると会場からは歓声が上がった。続く井上和がセンターを務める「おひとりさま天国」では、クラップする場面で会場が一体となり、ボルテージは最高潮に。

 

梅澤美波が「GirlsAward、皆さん楽しんでますか?」と会場に投げかけると、大きな声援が上がった。遠藤は「先ほどはランウェイを歩かせていただいて、さっきとは違った盛り上がりをライブで感じることができて、とても楽しかったです。個人的にこの衣装がお気に入りなので、この衣装を着て披露できたこともうれしかったです」とニッコリ。

 

井上は「『おひとりさま天国』は乃木坂46の楽曲の中でも、盛り上がれる楽曲というか、すごく明るくパワーのある楽曲だと思うので、この会場にいる皆さんと、配信を見てくださっている皆さんと一緒に盛り上がれたんじゃないかなと思いますし、すごく私も楽しかったです」と感想を明かした。

 

ラストは卒業を控える山下美月がセンターを務める「チャンスは平等」を披露し、大盛り上がりで締めくくった。

乃木坂46「チャンスは平等」(c)Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER

 

(c)Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER

櫻坂46 藤吉夏鈴主演「新米記者トロッ子」予告編&ポスタービジュアル公開 主題歌はクレナズム「リベリオン」【コメントあり】

藤吉夏鈴(櫻坂46)が映画初主演を務める「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(8月9日(金)公開)より、予告編とポスタービジュアルが公開。また、主題歌「リベリオン」を担当するクレナズムからコメントが到着した。

「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」ポスタービジュアル©2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会

 

本作は、高校の新聞部を舞台に、部員たちが社会のはしっこから大人たちの闇に迫る“正義”や“善悪”を考えさせる痛快な社会派エンターテインメント。

 

原案は、宮川彰太郎が日本大学藝術学部・映画学科に在籍中に授業の課題で制作した1つの企画書。母校の不祥事を目の当たりにし、子どもが大人に対抗するヒヤヒヤ感や何かを成し遂げようとする熱量を詰め込んだその企画書がプロデューサーたちの心を動かし製作された。

 

主人公の私立櫻葉学園高校新聞部・新米記者“トロッ子”こと所結衣役には、櫻坂46の藤吉夏鈴が大抜てき。『あざとくて何が悪いの?』内の「あざと連ドラ」(22/テレビ朝日)第5弾、第6弾、『アオハライド Season2』(24/WOWOW)、NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』シーズン2(24/NHK)などに出演し、女優としても注目を集めている藤吉が、映画初出演にして初主演を果たす。

 

共演には、「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ(21・23/阪元裕吾監督)の髙石あかり、主演作が立て続けに公開され、勢いに乗っている久間田琳加、映画・ドラマで活躍している中井友望、綱啓永など新世代を担う新星が集結。髙嶋政宏らベテラン陣も脇を固め、物語を盛り上げる。

 

メガホンをとったのは長編デビュー作「ももいろそらを」(12)で高い評価を受け、「殺さない彼と死なない彼女」(19)、「恋は光」(22)など特に若者の心情と情景を繊細かつ大胆に描くことに定評のある小林啓一。脚本は「辻占恋慕」(22)や「さよならエリュマントス」(23)などが話題の大野大輔が務める。

 

このたび、本作の主題歌がクレナズムの「リベリオン」に決定した。爽快なポップサウンドとエモーショナルな歌詞で、学園の闇に立ち向かい走り続ける生徒たちの背中を押すような疾走感あふれる前向きな楽曲となっている。クレナズムは劇中の音楽も担当。作品の世界観に彩りを与える。

 

主題歌「リベリオン」もお披露目されている予告映像は、「新聞部はこちらでしょうか?」と主人公・所結衣(藤吉夏鈴)が学園のスクープを狙う新聞部を訪ねるシーンから始まる。

 

新聞部部長の杉原かさね(髙石あかり)から勢いよく「合格!」と言い放たれ戸惑う結衣だったが、次々とシャッターを切り、記事を書き、教師たちの不祥事に切り込むかさねに圧倒されながら新米記者“トロッ子”として奮闘する。

 

そんな中、“忍び寄る学園の闇”の文字と共に意味深な表情を浮かべる西園寺茉莉(久間田琳加)と松山秋(綱啓永)。「まさか私たちのスクープをもみ消すために…?」新聞部を快く思わない学園の理事長・沼原栄作(髙嶋政宏)から「私と手を組むか? この学園から君が去るか?」と圧力をかけられ不穏な空気が流れ始めるが…。

 

最後には「リベリオン」の爽快な曲をバックに、自分の頬をパンとたたき気合いを注入するかさねに続いて、すがすがしい表情を見せる生徒たち。「覚悟はいい? トロッ子ちゃん」学園の闇と生徒たちの戦いがここに始まる。ヘルメット姿で水をかけ、新聞をばらまくなど学園の戦いに挑む生徒たちの様子が切り取られる。

 

キリっとにらみつける表情から、「私は真実のために戦い続ける!」と堂々とスピーチする姿、全速力で駆け抜ける結衣にグッとくる疾走感あふれる予告映像が完成した。

 

併せて、ポスタービジュアルも公開。「飽くなき探求心が、世界を変える。」という強い決意ともとれる前向きなキャッチコピーとともに、澄んだ青空の下、主人公・所結衣が右手を高く上げ、新聞を空高くばらまく様子が映し出されている。

 

その下には、それぞれ意味深な表情を浮かべる杉原かさね、西園寺茉莉、恩田春菜(中井友望)、松山秋、沼原栄作の表情も切り取られている。堂々と立つ結衣の周りには、空高くひらひらと風に舞う新聞紙、そしてドローンも映っており、生徒たちが学園の闇に挑もうとしている様子がうかがえる爽快なポスタービジュアルが完成した。クレナズムのコメントは下記に掲載。

 

クレナズム コメント

「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」の主題歌と劇中音楽をやらせていただきました。

 

主題歌は、大人への反抗心やどうしようもない感情、子どもでも大人でもない10代の葛藤を描いた楽曲です。劇中音楽では疾走感のある曲、寂しさの詰まった曲、憂鬱さのある曲、クレナズムらしい幅広い表現で制作しました。

 

ぜひ映画館で本編と一緒にクレナズムの音楽もお楽しみください。

 

「新米記者トロッコ 私がやらねば誰がやる!」予告編

作品情報

「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」

2024年8月9日(金)テアトル新宿・グランドシネマサンシャイン 池袋ほかにて公開

 

出演:藤吉夏鈴(櫻坂46)

髙石あかり 久間田琳加 中井友望 綱啓永

外原寧々 ゆうたろう 八木響生 筧美和子

石倉三郎/髙嶋政宏

 

監督:小林啓一

脚本:大野大輔

原案:宮川彰太郎

音楽・主題歌:クレナズム「リベリオン」(MMM RECORDS/RED)

 

制作プロダクション:レオーネ

製作幹事:東映ビデオ

配給・宣伝:東映ビデオ

 

公式HP:torokko-movie.jp

公式X:https://twitter.com/torokko_movie

公式Instagram:https://www.instagram.com/torokko_movie/

 

©2024「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」製作委員会

「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」東京ドーム公演2DAYSをHuluにてライブ配信 ⾒放題視聴権プレゼントキャンペーンも

5月11日(土)、12日(日)の2日間にわたり東京ドームで開催される、「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」を、Huluにてライブ配信&リピート配信。また、配信を記念して、Hulu⾒放題視聴権プレゼントキャンペーンも実施される。

「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」©乃⽊坂46LLC

 

2011年8⽉に「AKB48 の公式ライバル」として誕⽣したアイドルグループ・乃⽊坂46。2012年2⽉に1stシングル「ぐるぐるカーテン」でメジャーデビューし、2nd〜31stまでのすべてのシングルでオリコン1位を獲得。2017年・2018年には2年連続で⽇本レコード⼤賞を受賞するなど、⽇本のアイドルシーンを最前線で⾛り続けている。

 

山下美月は、2016年9⽉に乃⽊坂46の3期⽣としてデビュー。2018年4⽉にリリースされた20thシングル「シンクロニシティ」で初選抜メンバー⼊りし、26thシングル「僕は僕を好きになる」で初のセンターを務め、以降はエースとしてグループをけん引。

 

楽曲リリースやライブ・⾳楽番組でのパフォーマンスだけでなく、ファッションモデル・CM・写真集などのソロ活動でも快進撃を続けており、20歳で挑戦した初の写真集「忘れられない⼈」は累計発⾏19万8000部の⼤ヒットを記録。今年4⽉にはアイドルとして最後の写真集「ヒロイン」を発売したばかりだ。

 

⼥優としての活躍も目覚ましく、2023年には連続TVドラマに年間5作品も出演するなど引っ張りだこ。⽂字通り“⽇本⼀多忙な⼥性アイドル”といっても過⾔ではない。そんな山下が今年2⽉、グループからの卒業を発表すると、⼤きな話題を呼んだ。

 

彼⼥が乃⽊坂46として⽴つ最後のステージは、5月11日、12日の東京ドーム2DAYS。約8年間の活動の集⼤成となる貴重なコンサートとなる。Huluでは両日ともライブ配信し、翌週5月18日(土)、19日(日)には、リピート配信も実施する(※本作品は⽉額料⾦を⽀払うことなく作品単位で視聴可能)。

 

また配信を記念して、Huluでは「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」の配信チケットの購⼊者全員に、⽉額⾒放題サービスを楽しめるHulu⾒放題視聴権(コードタイプ/1カ⽉分)をプレゼントするキャンペーンを初めて実施する。

 

Huluの⽉額⾒放題サービスでは現在、『NOGIBINGO!』『乃⽊坂スター誕⽣︕』『ノギザカスキッツ』『乃⽊坂どこへ』といったグループの冠番組や、乃⽊坂46メンバー総勢21名が出演(3期⽣は総出演)した2019年放送のドラマ『ザンビ』、2015年公開のドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ⽅ Documentary of 乃⽊坂46」、2018年・2019年に上演された舞台「乃⽊坂46版 ミュージカル『美少⼥戦⼠セーラームーン』」など、乃⽊坂46メンバーが出演する映像作品を多数配信中。

 

配信情報

「乃⽊坂46 ⼭下美⽉ 卒業コンサート」

 

ライブ配信⽇時:

2024年5⽉11⽇(⼟)午後6時開演

2024年5⽉12⽇(⽇)午後6時開演

※ライブ配信時間は予告なく変更になる場合がございます。

※ライブ配信ご視聴の際は、巻き戻しや⼀時停⽌はできません。

 

リピート配信⽇時:

5⽉11⽇(⼟)公演:5⽉18⽇(⼟)午後7時〜

5⽉12⽇(⽇)公演:5⽉19⽇(⽇)午後7時〜

※リピート配信時間は予告なく変更になる場合がございます。

※リピート配信ご視聴の際は、巻き戻しや⼀時停⽌はできません。

 

出演者:乃⽊坂46

※⽋席者は乃⽊坂46 公式サイトを参照

 

視聴料⾦:4,600円(税込)またはポイントによるお⽀払い

 

販売期間 ※販売期間は予告なく変更になる場合がございます。

5⽉11⽇(⼟)公演:5⽉18⽇(⼟)午後7時まで

5⽉12⽇(⽇)公演:5⽉19⽇(⽇)午後7時まで

購⼊URL:https://www.hulu.jp/store/nogizaka46-mizuki-yamashita-graduation-concert

購⼊⽅法:会員登録の上、ログインしてご購⼊ください。※会員登録無料

ライブ配信作品の購⼊/視聴⽅法:https://help.hulu.jp/hc/ja/articles/360049955574

よくある質問事項:https://help.hulu.jp/hc/ja/sections/360008449213

 

©乃⽊坂46LLC

宮田愛萌が“文学”への愛を語る『あやふやで、不確かな』発売記念イベントレポート

作家・タレントとして活動する宮田愛萌の最新書き下ろし小説『あやふやで、不確かな』発売記念イベントが、2024年4月26日(金)に、東京・ブックファースト新宿店で開催。イベント前にはマスコミ向けの囲み取材が行なわれた。

宮田愛萌

 

本書のコンセプトは「コミュニケーションの難しさ」。4組の恋人たちそれぞれが抱える恋心を丁寧に描いている。2024年4月17日に幻冬舎から発売された。改めて本が出版された現在の気持ちを聞かれた宮田は、「書き上がったときは不安したが、表紙をすてきに仕上げていただき、また帯を書いていただりと、たくさんの人によって完成したと思うと、とても重く感じます」とコメント。

 

続けて、「(小説の主人公のひとり)成輝の気持ちがわからず、文章を書きながらメチャメチャにケンカをしました」というエピソードも披露した。なお、自宅には執筆用の「作業場」を作ったそう。ちょっと高めのゲーミングチェアを購入し、万全の状態で制作作業を行なっているとのこと。

 

その後、制作にあたり準備したことについて聞かれると、「大学生のときに『カメラサークル』に入っていたので、カメラの資料をもらってきて参考にしました」とコメント。さらに筆が進まなくなってしまったときは「部屋のなかを歩き回りながら登場人物たち同士の掛け合いをしてみる」ということをしてみたそう。「1日に数行しか書けないこともあった」という苦労も明かした。

 

自身が開設したYouTubeチャンネル「ゆるっと ふわっと い〜かんじ。」でどんなことをしたいかを聞かれると「本を爆買いして、みなさんに紹介したいです。私の年齢(26歳)とかけて26冊でしょうか?」と笑顔で話す宮田。さらに、自身が卒業した大学の学科についても言及し「もっと多くの人に『日本文学科』に興味を持ってもらいたいです!」とアピールした。

 

text&photo/佐伯敦史

 

書誌情報

「あやふやで、不確かな」

著者:宮田愛萌

判型:四六判並製/200p

発売日:2024年4月17日(水)

価格:1,760円(税込)

 

あらすじ

考えていることなんて伝わらないし、言葉はあいまいだ。

だから私たちは、伝える努力をしなくちゃいけない。

どこにでもいる普通の女の子、冴。冴からの愛を信じられなくなった伸。友人が恋人と別れたことをきっかけに、自分が恋人のことを愛しているか分からなくなった成輝。逆に、恋人との絆を強くした智世。冴のことが嫌いだけど好きで忘れられない真澄――。4組それぞれが抱える恋心を丁寧に描く。

 

https://www.gentosha.co.jp/topic/detail/031457/

黒嵜菜々子が『佐久間宣⾏のNOBROCK TV』初登場!ラランドが仕掛け人の銃撃ドッキリに「ニシダさんの顔がガチすぎて…」

テレビプロデューサーの佐久間宣⾏が企画・出演・プロデュースを⼿掛ける『佐久間宣⾏のNOBROCK TV』に、⿊嵜菜々⼦(Peel the Apple)が初登場した。

⿊嵜菜々⼦(Peel the Apple)

 

今回の企画は『【マジ復讐ドッキリ】ラランドニシダがサーヤからボロカスに⾔われすぎた結果、積年の恨みが爆発してサーヤへ復讐しようとしたら?』というタイトルで、番組初の銃撃ドッキリを実施。ニセ番組の楽屋にて何も知らない⿊嵜の前で、サーヤからボロカスに⾔われ続けたニシダが、積年の恨みもあってサーヤへの復讐を決意し、ついに⾏動に移す…というものだ。

 

サーヤのどこまでも続くニシダへのダメ出しに徐々に⿊嵜の顔がくもり出す。しかし、場の空気を和ませようと積極的に話したり、必死に努力する⿊嵜の様⼦も⾒どころだ。公開から1⽇でコメントは1,000件を超え、視聴回数60万回再⽣を突破。視聴者より“いい⼦すぎる”や“好感度上がる”など、好意的なコメントが多数寄せられた。

 

⿊嵜⾃⾝も「ほんとに知らない状態だったので、何が起きてるのかずっと頭がパニックでした。拳銃も最初はおもちゃだと思ってたんですが、ニシダさんの顔がガチすぎて本物だと信じました。私はどうするべきかわからなかったのですが、守ろうという意思だけはあったのでかばってましたね!(笑)」と。

 

続けて「ドッキリで本当に良かったです!でももうドッキリは嫌です!今回とても良い経験になりました!」と今回の番組を振り返った。初のドッキリターゲットとなった黒嵜の反応は、『佐久間宣⾏のNOBROCK TV』にて見ることができる。

 

動画

【マジ復讐ドッキリ】ラランドニシダがサーヤからボロカスに⾔われすぎた結果、積年の恨みが爆発してサーヤへ復讐しようとしたら?

WEB

黒嵜菜々子 公式X:https://twitter.com/PtA_nanako

黒嵜菜々子 公式Instagram:https://instagram.com/kurosaki0516

黒嵜菜々子 公式TikTok:https://www.tiktok.com/@nanako.kurosaki

Peel the Apple公式サイト:https://peeltheapple.jp

宮田愛萌、2冊目となる小説『あやふやで、不確かな』に込めた思い「登場人物にムカついたり、嫌いになったりしても、いいんです」【インタビュー】

『きらきらし』(新潮社)で小説家としてデビューした宮田愛萌が、2冊目となる書き下ろし小説『あやふやで、不確かな』(幻冬舎)を執筆。2024年4月17日(水)に発売された。今作のテーマは「コミュニケーションの難しさ」。4組の恋人たち、一人一人の心情を丁寧にすくい上げるように書いた作品だという。そんな本作について彼女は「登場人物にムカついたり、嫌いになったりしても、いいんです。むしろ、そういう感情の動きを大事にしてもらいたいです」と語る。

 

◆2冊目の小説の発売、おめでとうございます。

ありがとうございます!

 

◆執筆を終えたいまの率直なお気持ちを教えてください。

「よかったー!」って感じです(笑)。書き終わって、形になって一安心しています。先ほど初めて実物を手に取ったのですが、そのときに「本物だ!」って思いました。データなどで表紙を見てはいたのですが、こうやって「本」という形になると、全然印象が違って。うれしいですね。

 

◆私も事前に本文のデータをいただいていましたが、こうやって本になってパラパラめくるだけで、ちょっと気分が違うというか。

違いますよね!

 

◆紙でめくるならではの楽しさ、魅力ってあるなと改めて思いました。

そうなんです。本によって、手触りが全然違うんですよね。今回もめっちゃ手触りがいいんですよ!ブックジャケットのカバーも、ツルっとしている訳じゃないけど張りがあって。手触りでも楽しめるのがよきです。

 

◆アイドルグループを卒業されてから2冊の小説を発売した宮田さん。そういった仕事をやっていきたいと思った理由を改めて教えてください。

元々、本に関わる仕事をしようと思って生きてきたんですよ。ただ、アイドルが好きだったこともあり、「これも何かの経験になるはず!」とオーディションを受けてみたら、合格をいただけて。驚きました。アイドルは憧れであり、自分には縁のないものと思っていたので。本に関わる仕事への遠回りになってしまったかも、と感じる瞬間もありました。でも、アイドル時代にも応援してくださる方々に本を紹介する機会をいただけて。それがきっかけで本を好きになったという方がいらっしゃったり、大学の学部を迷っていたけど、日本文学科に行くことに決めましたと言ってくださる方もいたり。なかには、「愛萌さんの大学の後輩になりました」と報告してくれる方もいたんですよ。そういう声を聞いていると、アイドルになって本当によかったなと思いました。自分の好きなことをみんなも好きになってくれる感じがして、うれしかったですね。

 

◆すてきなお話です。

アイドルグループを卒業してからも、本に関わる仕事をしたいという気持ちは変わらずで。ただ、小説を書きたい、小説家になろうということはあまり思っていませんでした。というのも、何か文章を書くのはずっと好きだったので、仕事にしなくてもいいかなという気持ちがあったんです。私生活でもきっと何かを書くだろうからって。それなら、出版社に就職するとか、図書館の司書になるのがいいかもなーと、思っていたんです。

 

◆そうだったんですね。

でも、ありがたいことに小説執筆のお話をいただけて。「それなら、頑張ってみようかな」と書いてみて、実際に本になったのを見たら、思っていた以上に感動して!欲張っちゃいけないと思いつつ、「これからもいろいろな人に読んでもらいたいな、伝えたいな」という欲が出ちゃいました(笑)。

 

◆Web小説のサイトがあったり、自費出版みたいな形もあったりはしますが、こうやって出版社さんから本を出すというのは、特別なことというか。

そうですね。あとは表紙を書いていただいたり、出版社の担当者さんと相談して一緒に作ったりすることが、一人で書くのとは大きく違うなと実感しています。自分一人で書いているだけだと分からないこと、できないことがいっぱいあるんですよね。

 

◆いろいろな方と一緒に作っていき誕生した『あやふやで、不確かな』。テーマは「コミュニケーションの難しさ」です。こういったテーマで書こうと思ったきっかけを教えてください。

私、人の気持ちが分からないんです。何なら自分の気持ちもよく分からないと思っていて。いろいろな本を読んできて、そのときに書いてある感情と自分の感情が一致するかどうか比べて、「ここにうれしいと書いてある。あぁ、これがうれしいってことなんだ!」ってラベリングをしているんです。だから、まだ分かっていない感情がいっぱいあって。でも、みんなはそういう作業をしないというのを聞いて驚きました。誰かとこういう話をするまでは、みんな自分と一緒だと思っていたんです。

 

◆なるほど。

感情の言語化ってすごく難しいと思っていたのですが、みんなは「私はできている」と言うんですよ。うれしいときにはうれしいという感情を出しているって。それなら、人は自分以外の誰かの気持ちも分かるのかなと思ったんです。でも、考えれば考えるほど、自分以外の人間と完全に分かりあうことなんて、やっぱり不可能だよなって。分かり合えたらと願ってしまうけれど。ただ、そういう矛盾もなんかいいなと思って、「コミュニケーションの難しさ」というテーマで小説を書きました。

 

◆『あやふやで、不確かな』を読んでいて、個人的には日常風景が思い浮かんでくるような感じがあって。男同士の飲み会や就職活動の話など、「こういう風景を見たかも」と思ったんです。どちらも宮田さんご自身には経験がないことだと思うのですが、リサーチなどはどうやってされたのですか?

どちらも「想像」なんですよね。男の子たちの会話が全く分からなかったので、ネットで「男子会」などと検索して調べました。今の時代って便利ですよね。YouTubeとかで日常生活の様子を配信されている方がいらっしゃるんです。そういうのは面白いなと思いましたし、どういう距離感で会話をするのかなどの参考にもなりました。就職活動に関しては、私自身もしていないのですが、周りの友達もコロナ禍真っ只中で、スーツを着て大学に行ったり、面接会場で合同面接をしたりという機会がほぼなかったんです。友達に聞いても「説明会も面接もぜんぶリモートだった」と言われました。だから、情報を集めて「こういうことなのかな」と思いながら書いたんです。

 

◆実体験を踏まえたかのようなリアリティがあるなと個人的には感じました。

本当ですか!?そう感じていただけたならよかったです。小説って「想像」だと思うんですよね。だから、実際に経験がなくても、みなさんの「就活と言えば」というイメージと合致すれば、それがリアリティに繋がるのかもしれないなと思っています。今回も、イメージを引き出すにはどうすればいいのかを考えました。

 

◆今回の小説には「嫉妬」で上手くいかない恋人関係も描かれていました。私はあまり「嫉妬」という感情が分からない人間でして。ただ、「嫉妬ってこういうことなのか、こうやって嫉妬する人がいるんだ」と、それこそ想像しながら読んでいました。

私も嫉妬という感情がよく分からなくって。でも、想像できたとすれば、もしかしたら「嫉妬」しているけれど、それが自分のなかでは別の名前になっているだけかもしれないですよ。他の人はそれを「嫉妬」と呼んでいるかもしれない。

 

◆本当にそうかもしれないですね。その感情を言語化できていないだけで。

そういうことも考えながら、この小説を読んでいただけたらなと思います。

 

◆今回、二冊目に書いた小説だからこその難しさはありましたか?

名前です。イニシャルや音の響きが前回の小説のキャラクターとなるべく被らないように気を付けました。前回の小説で出てきた人物の名前をノートに全員書き出して、イニシャルなどを表にしたんです。

 

◆被らないようにしたのには、どういった理由が?

私、あんまり人の名前を覚えられなくて。きっとそういう方もいらっしゃると思ったので、被ったら不親切かなと思ったんです。

 

◆ご自身も苦手なことを踏まえたうえでの配慮なんですね。

そうですね。

 

◆「コミュニケーション」という点でいえば、宮田さんはご自身の非公式Xなどでもいろいろと情報を発信されていると思います。その発信が、応援されている方々から大変好評だと感じています。SNSをやるうえで、何か気を付けていることはありますか?

なるべく何かを告知したり告げたりするときは、いろいろな人が読んでも分かるような、国語がちょっと苦手かもという方でも読み取れるような文章を書こうと気を付けています。そうじゃない日常のつぶやきは、「分からなくてもいいや、伝わらなくてもいいや」と思っていて。あれは、私が書きたくて投稿しているだけなので(笑)。これが私の文章だからと思って、人に読んでもらう用の文章にはしていないですね。書きたいように書いています。

 

◆それで言えば、小説を書くときはどうなのでしょうか?

なるべく分かりやすく書きたい気持ちはあります。……なんですけど、私、結構文章も話自体も装飾過多になることがあって。でも、それによって伝わる情景もあると思うので、その譲れないラインがあるうえで分かりやすい文章になるよう心がけています。

 

◆それこそ、先ほどお話されていた編集さんに確認していただくことによって、そのバランスが整うのかもしれません。

本当にそうですね。今回も「これ、分かりにくいですかね?こういうことなんですけど、伝わらないですかね? どうやったら伝わりますか?」というやり取りをしました。やっぱり自分一人では分からない部分もたくさんあるので。とても助かりました。

 

◆まだ2冊目の小説が発売したばかりですが、次にもし小説を書くとしたら、どんなテーマがいいですか?

今は青春ものを書いているんですよ。その次はどうしようかなー?また恋愛ものでもいいかも。今回の小説を書いているときも、登場人物たちとは分かり合えそうになかったので、もう恋愛は無理かなと思っていたのですが、完成したものを見てみると「やっぱり恋愛がテーマもいいかも」と思っちゃって(笑)。書いているときは苦しさもあるのですが、学びもたくさんありますし、心理描写や心の動きは恋愛が面白く書きやすい気がするので。今度は王道感あるやつとかどうでしょうか。

 

◆楽しみにしています!ここまでのお話を聞いていて、決して共感できる、自分も気持ちが分かるという人物だけを書いている訳じゃないということがよく分かりました。

そうですね。今回の小説でいちばん気持ちが分かるのは智世です。それでも分かり合えない部分もあって。なんでこんな人と付き合っているんだろうという疑問があります(笑)。

 

◆自分の共感どうこうではなく、小説として伝えたいことを登場人物たちに託しているんですね。

そうですね。

 

◆本日はいろいろなお話ありがとうございました。最後に、本書を楽しみにされている方々にメッセージをお願いします。

この小説を読んだ後に、登場人物にムカついたり、嫌いになったりしても、いいんです。むしろ、そういう感情の動きを大事にしてもらいたいです!私も小説を書いているとき、成輝に何度ムカついたことか……(笑)。桃果、超かわいいですからね!もっと大事にしてくれよと思っていました。

 

◆そういう感情は決して間違っていない。

ないですし、逆に成輝の感情がすごく分かるという方もいると思うんですよ。自分とは違う考え方をする人は絶対にいます。だからこそ、もうちょっと自分の感情を言葉にしてみたら、伝わることもあるし、助かる人もいるんじゃないかな。本当にすてきな作品にしていただけたので、なるべくたくさんの方に読んでいただけたらうれしいですね!

 

●photo/小川遼 text/M.TOKU

 

PROFILE

宮田愛萌

●みやた・まなも…4月28日生まれ。東京都出身。2023年にアイドルグループを卒業。同年2月に初の小説集『きらきらし』(新潮社刊)を執筆するほか、9月にはバターの女王アンバサダーにも就任。『小説現代』(講談社)にてエッセイ「ねてもさめても本のなか」を連載中。2024年2月よりTV LIFEラジオ番組「文化部特派員『宮田愛萌』」のパーソナリティを務める。そのほか、執筆活動でさまざまな出版物に寄稿し、短歌研究員としても活動中。

 

書誌情報

「あやふやで、不確かな」

著者:宮田愛萌

判型:四六判並製/200p

発売日:2024年4月17日(水)

価格:1,760円(税込)

 

あらすじ

考えていることなんて伝わらないし、言葉はあいまいだ。

 

だから私たちは、伝える努力をしなくちゃいけない。

 

どこにでもいる普通の女の子、冴。冴からの愛を信じられなくなった伸。友人が恋人と別れたことをきっかけに、自分が恋人のことを愛しているか分からなくなった成輝。逆に、恋人との絆を強くした智世。冴のことが嫌いだけど好きで忘れられない真澄――。4組それぞれが抱える恋心を丁寧に描く。

 

https://www.gentosha.co.jp/topic/detail/031457/

武田真治、超ときめき♡宣伝部、村重杏奈、森田哲矢らが若手ディレクター考案の企画に挑戦!チョコレートプラネットMC『キカクノタネ』

チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)がMCを務める新番組『キカクノタネ』(TBS 午後11時56分~深夜0時55分)が、5月6日(月・振休)より3週にわたって放送。武田真治、超ときめき♡宣伝部、村重杏奈、森田哲矢(さらば青春の光)がVTR出演する。

『キカクノタネ』

 

この番組はTBSの制作・情報・スポーツ・報道の5年目以下の若手ディレクターから企画を募集。審査を通過した企画のディレクターが実際に“キカクノタネ(VTR)”を制作する。今回は、今まで見たことのない6つの企画が審査を通過。完成したVTRは毎週2企画ずつ、3週にわたって放送され、3週目の放送でMVPとなる“キカクノタネ”を決定する。

 

このたび、VTRに武田真治、超ときめき♡宣伝部、村重杏奈、森田哲矢の出演が決定。果たして、彼らがどのようなかたちで企画に絡むのか注目だ。

 

なお、放送に先駆け、MCのチョコレートプラネットと企画者である若手ディレクターとの収録アフタートークを、5月1日(水)午後6時よりTVerにて公開。収録では語られなかった、チョコプラや企画者たちの“本音”を番組が始まる前にのぞくことができる。各企画概要は下記に掲載。

 

『キカクノタネ』各企画概要

企画名「ムサシに刀狩り」

“一流の達人は自分の「一番の商売道具」を取り上げられてもスゴイのか?”を検証。

 

企画名「キンニクッキング」

筋肉の素晴らしさを伝えたい! マッチョによる筋肉のためのグルメ番組。

 

企画名「これってできますか?」

一流のプロはどんな状況でもプロのすごさを見せられるのか? プロの困り顔とすごワザを楽しむ番組。

 

企画名「プレジデントM」

会社を経営する社長でもあるさらば青春の光・森田哲矢から出資を受けたいと希望者たちが集結。一癖ある面々が森田を翻弄する。森田社長はどんな人にいくら払うのか?

 

企画名「ファングル」

野球をこよなく愛する人たちのマニアックな視点で、普段のスポーツニュースとは違った角度から野球の「新たな楽しみ方」を提案。

 

企画名「あのワンカットが撮れるまで」

普段のニュースでは知ることができない、報道カメラマンの実態とワンカットに込めた熱い思いに迫る。

 

番組情報

『キカクノタネ』(全3回)

TBS

2024年5月6日(月・振休)、13日(月)、20日(月)午後11時56分~深夜0時55分

 

TVer:https://tver.jp/series/srhw41rimn

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/program/kikakunotane

 

©TBS

BiS 現体制による最新アルバム『NEVER MiND』の新録バージョン配信決定!3曲が5・1配信スタート

BiSが最新アルバム『NEVER MiND』に収録されている「R.U.N」「Sakura」「悲しみを纏う男たちの行進」の3曲を現在のメンバー構成に合わせたリミックス音源「NEW TYPE Ver.」として、5月1日(水)より配信スタートした。

配信アルバム『NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)』

 

約4年ぶりにリリースされたアルバム『NEVER MiND』リリース翌週に急遽、メンバー1名がグループを脱退したことを受け、現在の5人体制に合わせて音源をリミックスすることに。

 

今回配信される楽曲は、Age Factoryプロデュース楽曲「R.U.N (NEW TYPE Ver.)」「Sakura (NEW TYPE Ver.)」とfOULプロデュース楽曲「悲しみを纏う男たちの行進 (NEW TYPE Ver.)」の3曲。

 

AxSxE、中野雅之(BOOM BOOM SATELLITES / THE SPELLBOUND)、中村弘ニ(ナカコー)、フルカワユタカ(DOPING PANDA)プロデュース楽曲は後日配信予定となっている。

 

また、クラウン ミュージックストア限定で、配信アルバム『NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)』の特典付き商品も発売が決定。アルバム収録11曲に加え、BiSメンバーとレーベルの担当ディレクターのトーク会に参加できる特典付き商品や、各メンバーの動画メッセージが付与される商品など全9商品が6月10日(月)より発売開始される。なお、特典付き商品のうち多くが数量限定とのことで、早めのチェックが必須となりそうだ。

 

リリース情報

■「R.U.N (NEW TYPE Ver.)」/「Sakura(NEW TYPE Ver.)」/「悲しみを纏う男たちの行進(NEW TYPE Ver.)」

2024年5月1日(水)配信リリース

各配信サイト:https://bis.lnk.to/nevermindnewtype

 

■配信アルバム『NEVER MiND (NEW TYPE Ver.)』

2024年9月4日(水)発売予定

 

【収録曲】

1.R.U.N (NEW TYPE Ver.)

2.STiLL BE CHiLD (NEW TYPE Ver.)

3.Olenimorph, Ole (NEW TYPE Ver.)

4.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム (NEW TYPE Ver.)

5.LAZY DANCE (NEW TYPE Ver.)

6.なまえをよんで (NEW TYPE Ver.)

7.青風 (NEW TYPE Ver.)

8.僕の目を見つめて 君の世界になりたい (NEW TYPE Ver.)

9.悲しみを纏う男たちの行進 (NEW TYPE Ver.)

10.Sakura (NEW TYPE Ver.)

11.NO CHOiCE (NEW TYPE Ver.)

 

■クラウン ミュージック ストア限定商品(全9商品)

【イベント参加権付き商品】(1)~(4)

(1)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【リアル13時の部】

価格:4,000円(税込)/3,636円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

 

収録曲:

1.R.U.N (NEW TYPE Ver.)

2.STiLL BE CHiLD (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

3.Olenimorph, Ole (NEW TYPE Ver.) ※9月4日配信予定

4.イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム (NEW TYPE Ver.)

※9月4日配信予定

5.LAZY DANCE (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

6.なまえをよんで (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

7.青風 (NEW TYPE Ver.) ※9月4日配信予定

8.僕の目を見つめて 君の世界になりたい (NEW TYPE Ver.) ※9月4日配信予定

9.悲しみを纏う男たちの行進 (NEW TYPE Ver.)

10.Sakura (NEW TYPE Ver.)

11.NO CHOiCE (NEW TYPE Ver.) ※7月3日配信予定

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとレーベルの担当ディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベントにご招待(30名)。

2024年7月27日(土)都内某所13時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(2)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【リアル15時の部】

価格:4,000円(税込)/3,636円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとレーベルの担当ディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベントにご招待(30名)。

2024年7月27日(土)都内某所15時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(3)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【配信13時の部】

価格:3,300円(税込)/3,000円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベント配信視聴。

2024年7月27日(土)13時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(4)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) SPECiAL BOX 【配信15時の部】

価格:3,300円(税込)/3,000円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:NEW TYPE Ver. 11曲に加え、BiSメンバーとディレクターによる制作秘話などを話すトーク会イベント配信視聴。

2024/7/27(土)15時スタートの部

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

【メンバー別コメント動画付き商品】(5)~(9)

(5)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) イコ・ムゲンノカナタ BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:イコ・ムゲンノカナタが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(6)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) クレナイ・ワールズエンド BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:クレナイ・ワールズエンドが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(7)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) トギー BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:トギーが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(8)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) ナノ3 BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:ナノ3が購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

(9)NEVER MiND (NEW TYPE Ver.) ヒューガー BOX

価格:3,500円(税込)/3,182円(税抜)

発売日:2024年6月10日(月)

収録曲:同上

 

特典:ヒューガーが購入者の名前を呼ぶコメント動画(30名限定)

楽曲追加予定日:7月3日、9月4日

数量限定:30

販売期間:2024年6月10日~6月30日

 

そのほか詳細・最新情報は公式サイトを参照

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo

BiS Official X:@BiSidol

ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

【ニコニコ超会議2024】コンパニオンやコスプレイヤーらがお出迎え! 約50人が登場するフォトレポートで振り返る

今年もGWは『ニコニコ超会議』でスタート! 4月27、28日に幕張メッセにてリアル開催された『ニコニコ超会議2024』。4月22日から28日までのネット開催を含め9日間にわたって実施された。リアル開催の2日間には、12万5362人が来場した。今回は「ひとりのこらず主人公。」と題し、クリエイターも視聴者も全員主役となった日本最大級のユーザーイベント。みんなの「好き」を思いっきり表現できる、ネット発の文化祭!! ということで、どのブースもステージもイベントも活気に溢れていた。そんななか、企業ブースではコンパニオンやコスプレイヤーたちがお出迎え。編集部では最終日に、コンパニオンやコスプレイヤーを取材&撮影。取材できたのはほんの一部だが紹介しよう。

 

 

【注目コンパニオン&コスプレイヤーを一挙紹介】

 

 

<超SANYO 海物語>

藤井咲希(ふじい・さき)

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<ニコニコ超ポーカー Supported by P1 GRAND PRIX>

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【長瀬れなさんギャラリー】

 

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【ちょころいどさんギャラリー】

 

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取材/編集部

のん×ももいろクローバーZ・百田夏菜子が『スイッチインタビュー』で対談 1歳違いの2人が仕事からプライベートまで語り合う

5月3日、10日(金)放送の『スイッチインタビュー』(Eテレ 午後9時30分~9時59分)は「のん×百田夏菜子」を送る。

『スイッチインタビュー』左から)のん、百田夏菜子 ©NHK

 

毎回、EP1とEP2(各29分)の2本構成で放送している『スイッチインタビュー』。5月3日(金)より2週連続で、俳優、アーティストとしてマルチな活動を展開するのんと、ももいろクローバーZのリーダー・百田夏菜子の二人の対談を送る。

 

11年前、朝の連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインを演じたのん。今回、番組出演に当たり、彼女が語り合ってみたいと望んだのは百田夏菜子。実は、のんは自らを「追っかけだ」と言うほどの百田の大ファン。『あまちゃん』では、アイドルになっていく役を演じるに当たり、百田を研究したという。

 

1歳違い、誕生日は1日違いだという二人はあっという間に意気投合。これから30代を走り抜ける2人がこれまでの道を振り返り、さらに今の心境や、プライベートでリラックスする時間などについてじっくり語り合う。

 

のん コメント

私、ももクロの追っかけ、もともとすごいファンで。ステージに立った時のパワー。もう何者からも縛られてない、自由なパワーで。あの百田さんのパワーっていうのは、どうやって出てくるんだろうっていうこととか、百田さんにとってのアイドルって何なのか、そういうことを聞いてみたいですね。

 

百田夏菜子 コメント

同じ時代を生きてきている、がっつり同じ時代を過ごしているっていうのもあるので、同世代ならではのトークだったり、盛り上がるのもあるかなって、楽しみにしていますし、20代のお話と、30になってからどんなことを思い描いているのかなっていうのを、聞いてみたいなって思います。

 

番組情報

『スイッチインタビュー』「のん×百田夏菜子」(EP1・EP2)

Eテレ

2024年5月3日、10日(金)午後9時30分~9時59分

 

©NHK

Jams Collection・小此木流花がギンガムチェックビキニで色白美ボディ披露『BOMB Love Special 2024 #1』【独占カット】

アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花が、4月23日(火)発売のアイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2024 #1』のグラビアに登場した。

 

11月に武道館も決まり、勢いに乗る王道アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花。白いレースのチューブトップ水着、ピンクビキニ、ギンガムチェックビキニと、かわいいと甘いを前面に押し出した水着グラビアに。

●小此木流花…4月16日生まれ。群馬県出身。血液型O型。ニックネーム:るーるる。担当カラー:ピンク。2023年にアイドルグループ・Jams Collectionに加入し、個人ではモデル・インフルエンサーとしても活動。5月から7月にかけて5大都市単独LIVEツアー『JamDrive!!-2024-』を開催。11月12日(火)には念願だった日本武道館でのワンマンライブも控えている。その他最新情報は公式X(@ruka_jams)&Instagram(okonogi_ruka)で。

 

表紙は沢口愛華

表紙を飾るのは、“令和のグラビアクイーン”沢口愛華。海の見える旅館での撮影で、柔らかいパープルのレースビキニでお布団でゴロゴロ、ビビッドなイエローのビキニでは太陽の光を浴びてヘルシーに。深いグリーンのビキニではサウナで汗をかいて、カレーで汗をかいて。黒のチューブトップビキニでは温泉につかって…水着グラビアだけでなく女優としての活動も充実している“今”の沢口だからこそ魅せられる色香あふれるグラビアに。

●沢口愛華…2003年2月24日生まれ。愛知県出身。身長155cm。血液型A型。『ミスマガジン2018』グランプリ。今年はドラマ『不適切にもほどがある!』に出演し話題に。8月放送開始のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)で連ドラ初主演。最新情報はX(@sawa_aika827)、Instagram(sawaguchi_aika_official)で。

 

裏表紙は高崎かなみ

高崎かなみは「塔の上で暮らしている、金髪の髪の長い女のコ」をテーマに、ボム定番のプリンセスグラビアを披露。

●高崎かなみ…1997年7月14日生まれ。神奈川県出身。身長160cm。B82・W58・H80。血液型AB型。2nd写真集『Blooming Bud』発売中。1stトレーディングカード6月8日発売。最新情報はX(@Kanami_Takasaki)、Instagram(kanami_takasaki)で。

<そのほかのラインナップ>

★今、業界を中心に話題沸騰中の18歳。アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかがソロ初登場&水着姿も初披露。ネイビーのチューブトップビキニ、幾何学模様の赤いビキニ、ピンクのレオタード水着。18歳の若さあふれる健康的なビキニグラビアに。

●佐々木ほのか…2006年1月30日生まれ。福岡県出身。身長156cm。血液型A型。アップアップガールズ(2)の赤色担当で、現在はグラビアでも活躍中の業界注目株。最新情報はX(@uug2_honoka)、Instagram(honoka_sasaki_uug2ki)で。

★『制コレ22』準グランプリの松島かのん。愛媛から上京して新生活をスタートさせたということで、そのまま『引っ越し&新生活』をテーマに10代のフレッシュさあふれる等身大のビキニグラビアを披露。

●松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。血液型A型。’22年の週刊ヤングジャンプ『制コレ22』で準グランプリを獲得するほか、舞台『亡霊島と永遠の鍵』などにも出演。1st写真集『ボクとかのん。』が発売中。最新情報はX(@kanon_401)Instagram(kanon401_official)で。

★『ミスマガ2023』で審査員特別賞を受賞&この春、高校3年生になったばかりの加藤綾乃がボム初登場。新しいクラスで隣の席になった彼女は元気で明るくて、ちょっぴりおちゃめ。そんな彼女に振り回される青春グラビアに。初めてワンピース水着&初めてのお風呂撮影も。

●加藤綾乃…2006年8月31日生まれ。東京都出身。身長152㎝。B87・W63・H88。小4からキッズモデルとして活動し、昨年、『ミスマガジン2023』で審査員特別賞を受賞。趣味は華道、ゴルフ、ショッピング。特技は小学生の頃から習っているキックボクシング。最新情報は公式X(@ayanon_kt)、Instagram(ayanon.kt)で。

★三田悠貴がボム水着グラビアに2度目の登場。バスト96の圧巻ボディでカムバックを飾る。

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。『道との遭遇』(CBCテレビ)に軽トラ女子として出演。最新情報はX(@mitachan_y)、Instagram(mitachan_y)で。

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも。

 

<掲載タレント>
沢口愛華
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
高崎かなみ

「BOMB Love Special 2024 #1」
定価:本体1,400円+税(税込1,540円)
発売日:2024年4月23日(火)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

【購入はコチラ】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYC4P8KG/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1252459737
HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14791451

AKB48在籍17年 柏木由紀の卒業コンサートを含むメンバーとして最後の半年間に密着『情熱大陸』

5月5日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 午後11時~11時30分)に、アイドルの柏木由紀が出演する。

『情熱大陸』柏木由紀(c)MBS

 

東京・秋葉原の小劇場から始まり、「会いに行けるアイドル」として一時代を築いたAKB48。そのすべてを知るメンバー、“ゆきりん”こと柏木由紀がとうとう卒業する。最年長メンバーとして17年間在籍し、一回り以上も年の離れたメンバーと共に、劇場に立ち続けてきた。

 

小学生の頃、モーニング娘。に憧れて「アイドルになりたい」という夢を持つ。オーディションに合格し、鹿児島から上京。青春を全てグループに捧げてきた。しかし、憧れた世界は厳しいものだった。

 

「テレビを観て柏木由紀に憧れる人は100%いない」と意外にも本人はあっけらかんと言い切る。世間の注目を浴びるのは、いつだってセンターに立つメンバー。カメラに映っても数秒、そんなポジションを自覚しつつ、しかしチームを支えてきた自負。一方で、年若い後輩の価値観に戸惑う一面は、変貌するアイドルのリアルな在り方を教えてくれる。

 

2023年12月、柏木が卒業を前に初のセンターを務めることが発表された。曲名は「カラコンウインク」。由来は柏木が音楽番組に出演する際、どうにか印象付けたいとカメラに映る一瞬でよくウインクをしていたことから。しかしミュージックビデオ撮影の取材中、いつも以上に周囲に気を配る姿を見つけた。「センターだから偉そうに見えないか、周りの目を気にしてしまう」憧れていたセンターは少し居心地が悪そうだった。

 

番組では、卒業コンサートを含めメンバーとして最後の半年間に密着。17年間の集大成だからこそ、悔いは残したくない…。選曲や舞台の演出などにも積極的に意見を出す姿には、長いキャリアが生きていた。かつてのメンバーは、それぞれにタレントや俳優として第2の人生を歩んでいる。ならば柏木は、この後どこに向かって歩んでいくのだろう。

 

<プロフィール>
柏木由紀
1991年7月15日、鹿児島県生まれ。
2006年 AKB48の第3期オーディションに合格。
2011年 「第3回選抜総選挙」では3位にランクイン。
2016年 AKB48初のソロ全国ツアーを開催。
2018年 大河ドラマ『西郷どん』出演。
2020年 YouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』を開設。
2021年 6月に「脊髄空洞症」の早期手術と治療のため、一時休養。
外科手術とリハビリを経て7月に活動を再開する。
2023年 自身がプロデュースしたコスメブランド「upink」が誕生。

 

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2024年5月5日(日)午後11時~11時30分

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
番組X:@jounetsu
Instagram:https://www.instagram.com/jounetsu_tairiku/
Facebook:https://www.facebook.com/jounetsutairiku
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UChrwWDsptJWqbV_oPKdHk1Q

(c)MBS

峯岸みなみが気になる“産後に体形を戻すコツ”も!痩せ体質になる方法を評論家軍団が伝授する『ホンマでっか!?TV』

5月1日(水)放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系 午後9時~9時54分)は、「ダイエットはもう卒業!?痩せ体質になる方法SP」を送る。

『ホンマでっか!?TV』左から)横澤夏子、峯岸みなみ (c)フジテレビ

 

今回のゲストは横澤夏子と、3月に第1子妊娠を発表した峯岸みなみ。食べたいものを我慢したり、ツラい運動を継続したり、そんな厳しいダイエットいらずの、痩せ体質になる方法を評論家軍団が伝授する。

 

ゲストの峯岸は、AKB時代にたくさんの女性メンバーたちと過ごしてきた経験から、自分はほかのメンバーに比べて太りやすい体質だと感じていたという。同じく横澤も太りやすいそうで、これまでレコーディングダイエットや朝バナナダイエットなど、あらゆる方法を試してきたんだとか。

 

評論家によると“痩せ体質”になるためにオススメの食品がいくつかあるそうで、その1つが“きなこ”だという。きなこには脂肪燃焼を高めて血糖値を安定させる働きのある食物繊維が豊富に含まれていて、1日大さじ2~3杯食べるだけで必要な食物繊維をとることができるんだとか。ほかにも、腸活に良いイメージの強いキムチも、痩せ体質になるにはオススメ食材だそうだが、あくまで小鉢1杯くらいの適量を食べ続けることが理想で、おいしさに負けて食べ過ぎると逆効果になってしまうこともあるという。

 

さらに「痩せ体質になるにはペペロンチーノを食べると良い」という説も。実はペペロンチーノの食材には、年齢と共に減ってしまうという、ある細胞を活性化させる成分が含まれているとのこと。パスタ好きにとってはうれしい、ペペロンチーノにまつわる情報は必見だ。

『ホンマでっか!?TV』前列左から)EXIT(りんたろー。、兼近大樹)、横澤夏子、峯岸みなみ 後列左から)ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田敬)、島崎和歌子 (c)フジテレビ

 

また、峯岸は“ファスティングダイエット”という、ここ数年で一気に広まった16時間食事を空けるダイエットが気になっているそうだが、評論家によると「週1回、夜に断食するだけで痩せ体質になれる」という。

 

実は、人間はエネルギー消費の半分を食べ物の消化に使っているそうで、食べ過ぎなどで消化するものが多いと、体を修復するエネルギーが不足するという。そこで、週1回あえて空腹の時間を作ってあげることで、その分のエネルギーを体の修復に回すことができるんだとか。

 

この説に島崎和歌子が「でも次の日にたくさん食べちゃいそう…」と気になる質問をするが、「食欲は次の日まで続かないことが多くて、夜食べずに寝ることで胃も小さくなる」という。

 

さらに、妊娠中の峯岸から「産後のダイエットは絶対に立ちはだかる問題だから、体形を戻すコツってありますか?」という質問が。すると評論家から「お腹を細くするなら、腹筋を100回するより、1分間お腹をへこませた方がいいです!」という、ツラい運動を回避したい人にとってはうれしい情報が飛び出す。そんな100回の腹筋よりも効果的な、お腹をへこませる簡単エクササイズにも注目。

 

そして、これまで番組の中で何度もダイエットを勧められてきたブラックマヨネーズ・小杉竜一は、周囲に「ファイナルダイエットをスタートさせた」と宣言していたそうだが、評論家から「“ダイエットをする”と周囲に宣言する人は挫折します」とまさかの宣告をされてしまう。

 

「自分を追い込むためにも周りに宣言した方が良い」と昔は言われていたが、実は最新の研究によってその説が覆されてしまったという。果たしてそれはなぜなのか。

 

番組情報

『ホンマでっか!?TV』
フジテレビ系
2024年5月1日(水)午後9時~9時54分

<MC>
明石家さんま

<進行>
井上清華(フジテレビアナウンサー)

<ゲスト>
峯岸みなみ
横澤夏子

<パネラー>
EXIT(りんたろー。、兼近大樹)
島崎和歌子
ブラックマヨネーズ(小杉竜一、吉田 敬)

<評論家>
植木理恵(心理)
植森美緒(健康運動)
梶本修身(疲労)
桐村里紗(腸活)
工藤あき(消化器)
関口 賢(ダイエット鍼灸)
薗田憲司(血糖)

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/honma-dekka/

(c)フジテレビ

櫻坂46井上梨名主催のお花見パーティーをのぞき見!3期生・中嶋優月が先輩たちに話したかったこととは『サクラミーツ TELASAオリジナル』

櫻坂46×芸人の実験的バラエティー『サクラミーツ』(テレビ朝日 毎週木曜 深夜1時56分~2時15分)より、動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」限定オリジナルコンテンツ「井上梨名presents お花見ーツ」が配信された。

『サクラミーツ TELASAオリジナル』(c)テレビ朝日

 

櫻坂46の井上梨名&大沼晶保&武元唯衣&増本綺良が、毎回さまざまな人気芸人とコラボし、コントやゲームに挑戦している『サクラミーツ』。動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」限定のオリジナルコンテンツも次々と配信し、好評を博している。

 

今回は、井上梨名主催のお花見パーティーをのぞき見。3期生の中嶋優月も先輩に囲まれ初参加した。まずは「アシンメトリーがポイントの、大好きなレトロチックな赤いワンピース」(井上)、「春なので、爽やかなそよ風をイメージした。透けタンクトップがポイント!」(大沼)。

 

「ジレが大好き! そして今年は透けとけばおしゃれなので、透け感のあるインナーを合わせました!」(増本)、「アクセや靴下も、大好きな青でまとめました! 一目ぼれした青のチェックのジャケットとかわいいい熊のTシャツがポイント!」(武元)と、レギュラー4人がそれぞれ事前に伝えられていた“ドレスコード=お花見コーディネート”を披露。

 

最後に中嶋は「フリフリだけれど、かわいすぎないのがポイントです!」と発表。しかし、「なんか実家のカーテン、そんな感じ!」と、増本が独特の感性でツッコむ。

 

櫻坂46のライブの打ち上げの定番である掛け声「よよよい!」で乾杯をした後は、井上がみんなのために用意した「お花見で食べたいごちそう」を食べながらトーク。先輩メンバーから「楽しい?」「どの先輩が優しい?」「どんな時に櫻坂46に入って良かったと思う?」と質問攻めに遭い圧倒され気味の中嶋だったが、「私、話したいことあります!」と切り出す。

 

何でも、「先輩とお話しするのが大好きで、最近では関西弁のイントネーションがうつってしまって…」という、先輩メンバーに関西出身者が多い櫻坂46ならではのエピソード。そこから、“絵の具”“習字”“国語”といったワードのイントネーションを巡り、それぞれ譲れないバトル(!?)が勃発する。

 

バトルを中和すべく、井上がもうひとつごちそうがあると発表。「ロシアンたこ焼き」が登場する。みんな仲良く一斉に食べることになるが、果たして、“当たり”の中身は何なのか。“当たり”を引いたメンバーのリアクションにも注目だ。

 

ラストは、井上がお花見企画で絶対にやろうと思い温めていた「たたいてかぶってじゃんけんぽん」で勝負。2人ずつ対戦し、勝ち抜いたメンバーが最後に自称ラスボス・井上と戦うルールでゲームを始める。

 

1回戦は、武元×大沼。じゃんけんで負けた方がヘルメットで防御、買った方がハンマーでたたくはずだが、何度じゃんけんに勝ってもヘルメットを手に取ってしまう大沼。その結果、勝負は迷走する。2回戦は、増本×中嶋。こちらはどちらがじゃんけんに勝ったのか分からなくなり、またしても迷走。果たして誰がラスボス井上と対戦するのか。

『サクラミーツ TELASAオリジナル』(c)テレビ朝日

 

番組情報

『サクラミーツ TELASAオリジナル』
「井上梨名presents お花見ーツ」
TELASA(テラサ)

配信URL:https://www.telasa.jp/videos/229748

『サクラミーツ』
テレビ朝日
毎週木曜 深夜1時56分~2時15分

(c)テレビ朝日

三田悠貴が深紫のビキニで圧巻ボディ披露『BOMB Love Special 2024 #1』【独占カット】

三田悠貴が、4月23日(火)発売のアイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2024 #1』のグラビアに登場した。

 

三田悠貴がボム水着グラビアに2度目の登場。バスト96の圧巻ボディでカムバックを飾る。

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。『道との遭遇』(CBCテレビ)に軽トラ女子として出演。最新情報はX(@mitachan_y)、Instagram(mitachan_y)で。

 

表紙は沢口愛華

表紙を飾るのは、“令和のグラビアクイーン”沢口愛華。海の見える旅館での撮影で、柔らかいパープルのレースビキニでお布団でゴロゴロ、ビビッドなイエローのビキニでは太陽の光を浴びてヘルシーに。深いグリーンのビキニではサウナで汗をかいて、カレーで汗をかいて。黒のチューブトップビキニでは温泉につかって…水着グラビアだけでなく女優としての活動も充実している“今”の沢口だからこそ魅せられる色香あふれるグラビアに。

●沢口愛華…2003年2月24日生まれ。愛知県出身。身長155cm。血液型A型。『ミスマガジン2018』グランプリ。今年はドラマ『不適切にもほどがある!』に出演し話題に。8月放送開始のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)で連ドラ初主演。最新情報はX(@sawa_aika827)、Instagram(sawaguchi_aika_official)で。

 

裏表紙は高崎かなみ

高崎かなみは「塔の上で暮らしている、金髪の髪の長い女のコ」をテーマに、ボム定番のプリンセスグラビアを披露。

●高崎かなみ…1997年7月14日生まれ。神奈川県出身。身長160cm。B82・W58・H80。血液型AB型。2nd写真集『Blooming Bud』発売中。1stトレーディングカード6月8日発売。最新情報はX(@Kanami_Takasaki)、Instagram(kanami_takasaki)で。

<そのほかのラインナップ>

★今、業界を中心に話題沸騰中の18歳。アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかがソロ初登場&水着姿も初披露。ネイビーのチューブトップビキニ、幾何学模様の赤いビキニ、ピンクのレオタード水着。18歳の若さあふれる健康的なビキニグラビアに。

●佐々木ほのか…2006年1月30日生まれ。福岡県出身。身長156cm。血液型A型。アップアップガールズ(2)の赤色担当で、現在はグラビアでも活躍中の業界注目株。最新情報はX(@uug2_honoka)、Instagram(honoka_sasaki_uug2ki)で。

★『制コレ22』準グランプリの松島かのん。愛媛から上京して新生活をスタートさせたということで、そのまま『引っ越し&新生活』をテーマに10代のフレッシュさあふれる等身大のビキニグラビアを披露。

●松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。血液型A型。’22年の週刊ヤングジャンプ『制コレ22』で準グランプリを獲得するほか、舞台『亡霊島と永遠の鍵』などにも出演。1st写真集『ボクとかのん。』が発売中。最新情報はX(@kanon_401)Instagram(kanon401_official)で。

★『ミスマガ2023』で審査員特別賞を受賞&この春、高校3年生になったばかりの加藤綾乃がボム初登場。新しいクラスで隣の席になった彼女は元気で明るくて、ちょっぴりおちゃめ。そんな彼女に振り回される青春グラビアに。初めてワンピース水着&初めてのお風呂撮影も。

●加藤綾乃…2006年8月31日生まれ。東京都出身。身長152㎝。B87・W63・H88。小4からキッズモデルとして活動し、昨年、『ミスマガジン2023』で審査員特別賞を受賞。趣味は華道、ゴルフ、ショッピング。特技は小学生の頃から習っているキックボクシング。最新情報は公式X(@ayanon_kt)、Instagram(ayanon.kt)で。

★11月に武道館も決まり、勢いに乗る王道アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花。白いレースのチューブトップ水着、ピンクビキニ、ギンガムチェックビキニと、かわいいと甘いを前面に押し出した水着グラビアに。

●小此木流花…4月16日生まれ。群馬県出身。血液型O型。ニックネーム:るーるる。担当カラー:ピンク。2023年にアイドルグループ・Jams Collectionに加入し、個人ではモデル・インフルエンサーとしても活動。5月から7月にかけて5大都市単独LIVEツアー『JamDrive!!-2024-』を開催。11月12日(火)には念願だった日本武道館でのワンマンライブも控えている。その他最新情報は公式X(@ruka_jams)&Instagram(okonogi_ruka)で。

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも。

 

<掲載タレント>
沢口愛華
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
高崎かなみ

「BOMB Love Special 2024 #1」
定価:本体1,400円+税(税込1,540円)
発売日:2024年4月23日(火)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

【購入はコチラ】
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HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14791451

ミスマガ審査員特別賞・加藤綾乃がパステルブルーのビキニで青春グラビア披露『BOMB Love Special 2024 #1』【独占カット】

加藤綾乃が、4月23日(火)発売のアイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2024 #1』のグラビアに登場した。

『ミスマガ2023』で審査員特別賞を受賞&この春、高校3年生になったばかりの加藤綾乃がボム初登場。新しいクラスで隣の席になった彼女は元気で明るくて、ちょっぴりおちゃめ。そんな彼女に振り回される青春グラビアに。初めてワンピース水着&初めてのお風呂撮影も。

 

●加藤綾乃…2006年8月31日生まれ。東京都出身。身長152㎝。B87・W63・H88。小4からキッズモデルとして活動し、昨年、『ミスマガジン2023』で審査員特別賞を受賞。趣味は華道、ゴルフ、ショッピング。特技は小学生の頃から習っているキックボクシング。最新情報は公式X(@ayanon_kt)、Instagram(ayanon.kt)で。

 

表紙は沢口愛華

表紙を飾るのは、“令和のグラビアクイーン”沢口愛華。海の見える旅館での撮影で、柔らかいパープルのレースビキニでお布団でゴロゴロ、ビビッドなイエローのビキニでは太陽の光を浴びてヘルシーに。深いグリーンのビキニではサウナで汗をかいて、カレーで汗をかいて。黒のチューブトップビキニでは温泉につかって…水着グラビアだけでなく女優としての活動も充実している“今”の沢口だからこそ魅せられる色香あふれるグラビアに。

 

●沢口愛華…2003年2月24日生まれ。愛知県出身。身長155cm。血液型A型。『ミスマガジン2018』グランプリ。今年はドラマ『不適切にもほどがある!』に出演し話題に。8月放送開始のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)で連ドラ初主演。最新情報はX(@sawa_aika827)、Instagram(sawaguchi_aika_official)で。

 

裏表紙は高崎かなみ

高崎かなみは「塔の上で暮らしている、金髪の髪の長い女のコ」をテーマに、ボム定番のプリンセスグラビアを披露。

 

●高崎かなみ…1997年7月14日生まれ。神奈川県出身。身長160cm。B82・W58・H80。血液型AB型。2nd写真集『Blooming Bud』発売中。1stトレーディングカード6月8日発売。最新情報はX(@Kanami_Takasaki)、Instagram(kanami_takasaki)で。

 

<そのほかのラインナップ>

★今、業界を中心に話題沸騰中の18歳。アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかがソロ初登場&水着姿も初披露。ネイビーのチューブトップビキニ、幾何学模様の赤いビキニ、ピンクのレオタード水着。18歳の若さあふれる健康的なビキニグラビアに。

 

●佐々木ほのか…2006年1月30日生まれ。福岡県出身。身長156cm。血液型A型。アップアップガールズ(2)の赤色担当で、現在はグラビアでも活躍中の業界注目株。最新情報はX(@uug2_honoka)、Instagram(honoka_sasaki_uug2ki)で。

 

★『制コレ22』準グランプリの松島かのん。愛媛から上京して新生活をスタートさせたということで、そのまま『引っ越し&新生活』をテーマに10代のフレッシュさあふれる等身大のビキニグラビアを披露。

 

●松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。血液型A型。’22年の週刊ヤングジャンプ『制コレ22』で準グランプリを獲得するほか、舞台『亡霊島と永遠の鍵』などにも出演。1st写真集『ボクとかのん。』が発売中。最新情報はX(@kanon_401)Instagram(kanon401_official)で。

 

★三田悠貴がボム水着グラビアに2度目の登場。バスト96の圧巻ボディでカムバックを飾る。

 

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。『道との遭遇』(CBCテレビ)に軽トラ女子として出演。最新情報はX(@mitachan_y)、Instagram(mitachan_y)で。

 

★11月に武道館も決まり、勢いに乗る王道アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花。白いレースのチューブトップ水着、ピンクビキニ、ギンガムチェックビキニと、かわいいと甘いを前面に押し出した水着グラビアに。

 

●小此木流花…4月16日生まれ。群馬県出身。血液型O型。ニックネーム:るーるる。担当カラー:ピンク。2023年にアイドルグループ・Jams Collectionに加入し、個人ではモデル・インフルエンサーとしても活動。5月から7月にかけて5大都市単独LIVEツアー『JamDrive!!-2024-』を開催。11月12日(火)には念願だった日本武道館でのワンマンライブも控えている。その他最新情報は公式X(@ruka_jams)&Instagram(okonogi_ruka)で。

 

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも。

<掲載タレント>

沢口愛華

佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))

松島かのん

加藤綾乃

三田悠貴

小此木流花(Jams Collection)

高崎かなみ

 

「BOMB Love Special 2024 #1」

定価:本体1,400円+税(税込1,540円)

発売日:2024年4月23日(火)

判型:A4変形 電子版:あり

ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

 

【購入はコチラ】

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYC4P8KG/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1252459737

HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14791451

神尾楓珠「ここまでスーツを着る役も初めてなので新鮮」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー

生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ単独初主演を務める、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、自称“唯一の男友達”の朝日結生を演じる神尾楓珠さんにインタビュー。演じる上で意識していることや共演者の印象などを聞きました。

『くるり~誰が私と恋をした?~』朝日結生(神尾楓珠)©TBS

 

本作はある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶をなくし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れたことで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

 

◆火曜ドラマ枠で放送される本作に出演されることになったときの心境を教えてください。

もちろんうれしかったです。ですが、台本を読んだ印象だとミステリーの要素もあるので、どういうふうに撮るんだろうと思いました。会話している中でちょっと切ない表情を浮かべるといった感情の作り方も難しいなと思っていましたが、出来上がった映像を見てすごく面白かったので、自信につながりました。

 

◆朝日を演じるに当たって、意識されていることはありますか?

僕自身にあまりスーツのイメージがないと思うので、それも新しいなとは思いますし、ここまでスーツを着る役を演じることも初めてなので新鮮です。監督から「表情を大きく動かしてほしい」という演出があったのですが、それも今までないことだったので、チャレンジだなと思っています。

 

◆スーツを着ると引き締まりますか?

普段少し姿勢が悪いので、ずっと背筋を伸ばしているとちょっと背筋がしんどいときもあるんですけど(笑)。やはりスーツを着るとピシッとします。

 

◆監督から表情について演出があったということですが、そのほかにリクエストされたことはありますか?

朝日は“ブランケット男子”ということで、柔らかい雰囲気もそうですし、「基本的には明るいキャラクター」でいてほしいと言われたので、そこは意識して演じています。僕自身まだ物語の最後がどうなるのか分かっていないのですが、朝日は隙がなくて、いい人なんだろうなと感じています。

 

◆ご自身と朝日の共通点はありますか?

朝日は記憶喪失のまことをサポートすることが多いのですが、僕も友人が悩んでいたりすると、多少無理してでも会いに行ったりすることがあるので、そういったところはちょっと似ているなと思います。

 

◆出演発表時のコメントにあった「誰かのために尽くすことが好きなタイプ」というところでしょうか?

そうですね。実際に、僕友人と遠出するときは、僕が基本的に車を運転して、友人全員の家へ迎えに行って、全員送って帰るということがよくあります。

 

◆生見さんの印象を教えてください。

最初はバラエティの印象が強くて、天真らんまんで、現場でも明るく笑顔が多い方ですが、しっかりしているなというか、すごく周りを見てくれている方だなと思います。それにせりふ覚えが早いなというイメージがあります。基本的に生見さんは出ずっぱりなので、その中でもせりふをちゃんと覚えていますし、これだけずっと出ていると苦労するだろうなと思うので。それでも周りに気を配ったり、現場でも笑顔を絶やさないところがすごいなと感じます。

 

◆生見さんとのシーンで印象に残っていることはありますか?

記憶を失う前と後のまことのキャラクターが違うので、そこに対する葛藤がまこと自身ある中で、朝日も事故後で変わったまことと、みんなから見ていたまこと像との違いに、自分の思いを言うシーンが1話であったのですが、そこは印象的でした。朝日としてはそれまで優しい雰囲気を持つキャラクターだったけれど、そこではしっかり気持ちを伝えたるので、そこのギャップは少し難しかったです。

 

◆瀬戸康史さんの印象を教えてください。

瀬戸さんはおちゃめな印象です。最初からイジってくださるというか、コミュニケーションをとってくださるので、すごくありがたかったです。ただ真顔で言われるので、これはボケなのか、どっちなのか、最初は少し探っていましたが、今は“これはボケだな”と分かるようになったので、楽しく会話させていただいています。

 

◆宮世琉弥さんは?

顔立ちが大人っぽいですし、落ち着いている雰囲気なので、クールな印象がありました。いざ話してみると年下感というか、弟感があって、懐に入るのがうまい愛嬌がある人だなと思います。

 

◆これからお芝居で対峙するのが楽しみですね。

そうですね。4人でそろうシーンはまだ少なくて…。番宣で集まったときに4人のバランスがすごくいいなと思ったので、お芝居でもそうなったらいいなと感じています。今のところ生見さんと2人のシーンが多いのですが、楽しく柔らかい雰囲気で進んでいます。

 

◆そんな和気あいあいとした雰囲気の撮影現場で、笑ってしまったことや楽しかったなというエピソードはありますか?

丸山礼さんとのシーンがあって、そのときは僕も生見さんも瀬戸さんも全員ずっと笑ってしまって、笑いをこらえるのが大変でした(笑)。丸山さんがミニコントを自然と始められて、しかも誰も止めないのでずっとやり続けるんです。ずっとできることもすごいなと思いますし、それがじわじわときて、面白くて笑ってしまいました(笑)。みんなが集まるシーンは、丸山さんのおかげで楽しくなっているかもしれません。

 

◆そのミニコントにどなたか乗っかったりされたのでしょうか?

瀬戸さんがちょっと乗っかっていましたが、僕はちょっと勇気が出なかったです。

 

◆神尾さんは現場で共演者の方たちとどのように距離を縮められますか?

あまり意識はしていないですが、一緒に撮影している方が楽な気持ちになってもらえたらいいなとは思うので、気張らずに自然体でいることは意識しています。

 

◆もし実際に瀬戸さんと宮世さんが恋のライバルになったら、誰が強そうでしょうか? また恋愛コミュニケーション力が高そうな人は誰ですか?

瀬戸さんは恋愛コミュニケーション力が高いと思います。丸山さんのミニコントに入っていけるすごさもありますし、そのノリの良さみたいなところはちょっと勝てないなと思います。あと瀬戸さんは声がすごくいいので、それもちょっとずるいなと。

 

◆宮世さんはいかがでしょうか?

琉弥にも勝てないと思います。ミステリアスな顔立ちだけど、笑ったときのギャップがすごい破壊力だなと。そう考えると、僕が一番印象に残らなそうだなと感じます。

 

◆4月期のTBSドラマ出演者が集結した「TBS DRAMA COLLECTION 2024 SPRING」で、神尾さんは“リバーシブル男子”というお話が出ていましたが、どんな意味で“リバーシブル男子”なのでしょうか?

会見ではその“リバーシブル男子”の捉え方が、ちょっと違う捉え方をされてしまったんです。僕は“クールに見えて、実はそんなにクールではない”みたいな意味で言ったのですが、二面性があるみたいな感じで捉えられてしまって…。ギャップがあるという意味で僕は“リバーシブル男子”です!

 

◆最後にメッセージをお願いします。

まことが記憶をなくして自分らしさというのを探している姿というのは、応援したくなりますし、その前向きに頑張っている姿を見て、自分自身の背中を押してもらえるような作品になっていると思うので、楽しんでもらえたらうれしいです。

 

PROFILE

神尾楓珠

●かみお・ふうじゅ…1999年1月21日生まれ。東京都出身。O型。

 

番組情報

火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』

TBS系

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<配信>

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信(第1話は4月9日)

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

緒方まこと:生見愛瑠

西公太郎:瀬戸康史

朝日結生:神尾楓珠

板垣律:宮世琉弥

平野香絵:丸山礼

早瀬類:高野洸

今野愛:小日向ゆか

豊田美緒:村方乃々佳

井口太郎:肥後克広

立川杏璃:ともさかりえ

井口千草:片平なぎさ

 

<スタッフ>

製作:大映テレビ、TBS

脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』ほか)

音楽:末廣健一郎、MAYUKO

主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)

プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

演出:松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

大内舞子(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『フェルマーの料理』ほか)

編成:武田梓

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/

公式X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@kurukoi_tbs

 

©TBS

制コレ準GP・松島かのんが10代のフレッシュさあふれる等身大ビキニグラビア披露『BOMB Love Special 2024 #1』【独占カット】

松島かのんが、4月23日(火)発売のアイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2024 #1』のグラビアに登場した。

『制コレ22』準グランプリの松島かのん。愛媛から上京して新生活をスタートさせたということで、そのまま『引っ越し&新生活』をテーマに10代のフレッシュさあふれる等身大のビキニグラビアを披露。

 

●松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。血液型A型。’22年の週刊ヤングジャンプ『制コレ22』で準グランプリを獲得するほか、舞台『亡霊島と永遠の鍵』などにも出演。1st写真集『ボクとかのん。』が発売中。最新情報はX(@kanon_401)Instagram(kanon401_official)で。

 

表紙は沢口愛華

表紙を飾るのは、“令和のグラビアクイーン”沢口愛華。海の見える旅館での撮影で、柔らかいパープルのレースビキニでお布団でゴロゴロ、ビビッドなイエローのビキニでは太陽の光を浴びてヘルシーに。深いグリーンのビキニではサウナで汗をかいて、カレーで汗をかいて。黒のチューブトップビキニでは温泉につかって…水着グラビアだけでなく女優としての活動も充実している“今”の沢口だからこそ魅せられる色香あふれるグラビアに。

 

●沢口愛華…2003年2月24日生まれ。愛知県出身。身長155cm。血液型A型。『ミスマガジン2018』グランプリ。今年はドラマ『不適切にもほどがある!』に出演し話題に。8月放送開始のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)で連ドラ初主演。最新情報はX(@sawa_aika827)、Instagram(sawaguchi_aika_official)で。

 

裏表紙は高崎かなみ

高崎かなみは「塔の上で暮らしている、金髪の髪の長い女のコ」をテーマに、ボム定番のプリンセスグラビアを披露。

 

●高崎かなみ…1997年7月14日生まれ。神奈川県出身。身長160cm。B82・W58・H80。血液型AB型。2nd写真集『Blooming Bud』発売中。1stトレーディングカード6月8日発売。最新情報はX(@Kanami_Takasaki)、Instagram(kanami_takasaki)で。

 

<そのほかのラインナップ>

★今、業界を中心に話題沸騰中の18歳。アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかがソロ初登場&水着姿も初披露。ネイビーのチューブトップビキニ、幾何学模様の赤いビキニ、ピンクのレオタード水着。18歳の若さあふれる健康的なビキニグラビアに。

 

●佐々木ほのか…2006年1月30日生まれ。福岡県出身。身長156cm。血液型A型。アップアップガールズ(2)の赤色担当で、現在はグラビアでも活躍中の業界注目株。最新情報はX(@uug2_honoka)、Instagram(honoka_sasaki_uug2ki)で。

 

★『ミスマガ2023』で審査員特別賞を受賞&この春、高校3年生になったばかりの加藤綾乃がボム初登場。新しいクラスで隣の席になった彼女は元気で明るくて、ちょっぴりおちゃめ。そんな彼女に振り回される青春グラビアに。初めてワンピース水着&初めてのお風呂撮影も。

 

●加藤綾乃…2006年8月31日生まれ。東京都出身。身長152㎝。B87・W63・H88。小4からキッズモデルとして活動し、昨年、『ミスマガジン2023』で審査員特別賞を受賞。趣味は華道、ゴルフ、ショッピング。特技は小学生の頃から習っているキックボクシング。最新情報は公式X(@ayanon_kt)、Instagram(ayanon.kt)で。

 

★三田悠貴がボム水着グラビアに2度目の登場。バスト96の圧巻ボディでカムバックを飾る。

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。『道との遭遇』(CBCテレビ)に軽トラ女子として出演。最新情報はX(@mitachan_y)、Instagram(mitachan_y)で。

 

★11月に武道館も決まり、勢いに乗る王道アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花。白いレースのチューブトップ水着、ピンクビキニ、ギンガムチェックビキニと、かわいいと甘いを前面に押し出した水着グラビアに。

 

●小此木流花…4月16日生まれ。群馬県出身。血液型O型。ニックネーム:るーるる。担当カラー:ピンク。2023年にアイドルグループ・Jams Collectionに加入し、個人ではモデル・インフルエンサーとしても活動。5月から7月にかけて5大都市単独LIVEツアー『JamDrive!!-2024-』を開催。11月12日(火)には念願だった日本武道館でのワンマンライブも控えている。その他最新情報は公式X(@ruka_jams)&Instagram(okonogi_ruka)で。

 

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも。

<掲載タレント>

沢口愛華

佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))

松島かのん

加藤綾乃

三田悠貴

小此木流花(Jams Collection)

高崎かなみ

 

「BOMB Love Special 2024 #1」

定価:本体1,400円+税(税込1,540円)

発売日:2024年4月23日(火)

判型:A4変形 電子版:あり

ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

 

【購入はコチラ】

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYC4P8KG/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1252459737

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上白石萌歌×森田想×加藤拓也監督『滅相も無い』インタビュー 演劇と映像が交差する意欲作の舞台裏を語る

気鋭の劇作家・演出家の加藤拓也さんが監督・脚本を担当するMBS/TBSドラマイズム『滅相も無い』(MBS 毎週火曜 深夜0時59分~、TBS 毎週火曜 深夜1時28分~/配信あり)に出演する上白石萌歌さん、森田想さんと加藤さんにインタビュー。作品の魅力やお互いの印象などを聞きました。

『滅相も無い』左から)森田想、加藤拓也監督、上白石萌歌©「滅相も無い」製作委員会・MBS

 

キャストに上白石さん、森田さんをはじめ、中川大志さん、染谷将太さん、古舘寛治さん、平原テツさん、中嶋朋子さん、窪田正孝さん、堤真一さんが集結した本作は、加藤さんが初めて連続ドラマで全話脚本・監督に挑み、演劇と映像を交差させた完全オリジナルのSFヒューマンドラマ。

 

巨大な“穴”が現れた日本を舞台に、入るか悩む8人の男女がお互いの人生を語り合う。第3回(4月30日放送)は3番目に穴に入る松岡(上白石)、第4回(5月7日放送)は4番目に穴に入る青山(森田)がそれぞれ穴に入る理由を語り出す。

 

◆演じられた役柄について教えてください。

上白石:私は田舎暮らしの松岡という役を演じました。松岡は自分の生き方や、人は生きる上で働くとか、社会に対して自分がどうあるべきかを考えていかなくてはいけない中で、自分自身の心地よいあり方をすごく模索しているような人物です。松岡の最初は結構壮絶なシーンから始まるのですが、そんな極限状態の人物がどうやったら自分としての豊かさみたいなものを求めていけるかを見つけていくような役どころです。

 

森田:私は帰国生の青山役を演じさせていただきました。幼少期をイギリスで過ごし、日本に来て生活したのちに穴に入ることを決意して、今回の別荘での会合に参加するようになります。青山は、内面で考えることが多かった役で、見られ方であったり、生活する上で自分をどのように出していきたいか、でもそれが出せなかったり、自分の言いたいことが言えなかったり、そこの言い方にも悩んだりとか、人との関わり、特に母親との関わりについて悩んだ部分をフィーチャーして描いていただいて。なので会合でもすごくしゃべったりせずに、自分の中で構築した関わり方で人と接していくような役だったかなと思います。

 

◆上白石さんは加藤組に初参加。森田さんは2年ぶりに参加ということですが、本作に参加されていかがでしたか?

上白石:私、たぶん加藤さんが演出されたお芝居を初めて見たのが「誰にも知られず死ぬ朝」という彩の国さいたま芸術劇場で上演されていた舞台で。

 

加藤:2020年のちょうどコロナ前ぐらいの頃ですね。その舞台の千秋楽が終わった次の日に、演劇は全部やめてくださいみたいに言われていた時期でした。

 

上白石:その頃ですか。その時の舞台の見せ方がすごく面白くて、お客さんが舞台を取り囲むという不思議な構図で、余白はあるのですが、すごく隙がない空間で。あんなふうにお芝居を全身に浴びた経験は初めてで、衝撃を受けました。私、日記を書いているのですが、その日記に感想をたっぷりと書いたのを覚えています。いつか自分も何らかの形で加藤さんにお目にかかりたいなと思っていたので、今回お会いできてすごくうれしいです。

 

脚本をもらった時の“これが加藤さんの言葉なのか”という初めての衝撃とずっしり感は忘れられません。今回はオムニバスドラマなので、1人1人の役目とか、どう見せたいかということがあって、その中で自分はどういうことを伝えたいかを本読みのときに確認したりして。でも現場に行ってみないと分からない、どんな映像になるかも分からないという、みんなが分からない状態でクランクインをしたので、初日はビクビクと過ごしていましたし、初めてのことが多く、すごく新鮮で刺激的な日々でした。

 

森田:私もすごく新鮮でしたし、本当に難しいんです。正解を見つけ出そうとするのも野暮に感じますし、どこが良かったと聞くのも、自分で考えるのもすごく野暮。萌歌が拝見した隙がなかったお芝居というのが、本当に加藤さんの作品を象徴していると思っていて。本当に見る側としても、こうして演じる側としても、加藤監督本人がそうさせているわけではないんですけど、勝手に背筋が伸びてしまうというか、いい意味でいつも試されている気がするので、こちらがそうやって勝手に緊張して、勝手にやる気が出るような、すごくいい緊張感のある現場だと、今回特に思いました。

 

◆加藤さんから見たお2人の印象は?

加藤:そういう話したことないね。

 

森田:確かに、聞いたことないかもしれないです。

 

上白石:怖いけど、聞いてみましょう。

 

加藤:もりここ(森田)とは2回目なのですが、言語感覚がすごく近い感じがしていて、しゃべりやすいです。それは萌歌ちゃんも一緒で、自分と言語感覚が近い人と一緒にお仕事ができるといいなと思ってやっているので、そういう意味では2人ともぴったりだったのかなと思います。

 

◆現場ではいかがでしたか?

加藤:もりこことは2年ぶりに一緒になって、しかも作品のクランクインがもりここだったんですよ。全体的にもちょっと手探りな緊張感が走る中やっていたんですけど、楽しそうにやってくれてよかったなみたいな。マインドが強いので、楽しそうにやってくれていました。基本的に楽しく、みんながやれたらいいなというのは常にあって。そして、萌歌ちゃんでクランクアップだったんです。

 

上白石:松岡は過労で精神的にグラグラしている極限状態から始まるので、ちょっと普通に寝ちゃいけない気がしてソファや床で2時間ぐらい浅めに寝るようにしたら、加藤さんに、「いや、寝たら?」って言われて(笑)。

 

加藤:寝た方が健康だからね。そんなこともありました。

 

◆お2人それぞれ演じる上で難しかったところはありましたか?

上白石:終始ずっとバクバクしていました。モノローグと実際の会話の切り替えがはっきりしている作品なので、このせりふは今誰に言っているのか、自分に言ってる言葉なのかもしれないし、その会合にいる人に言っているかもしれないし、本当にモノローグとして言っているのかもしれない。そういったベクトルを自分できちんと分かっていないといけなかったので、そこの言葉の感覚がすごく難しかったです。

 

森田:そのモノローグを言っていた独白がカメラ目線で言わなきゃいけない。というよりも、演出上カメラ目線で言うようになっていたので、話している相手にしゃべっていたのに、カメラに向かなきゃいけないみたいな切り替えというのがすごく重い作業で…。

 

上白石:お芝居をしていてカメラ目線ってなかなかないよね。

 

森田:脚本を読んだ時点で、「これは絶対にカメラ目線だ」と分かって、すごくのしかかってきたのを覚えています。個人的にはバレエをやっている役だったので、実際にバレエをしている風景を撮るシーンよりも、それ以外のシーンでバレエをやっていた人の姿勢になれているだろうかと、見え方に少し不安というか、意識することが難しかったです。

 

◆この作品だからこその面白さや醍醐味、やっていての手応えを教えてください。

上白石:加藤さん節が全開なところはいちファンとしてすごくうれしかったです。私も舞台、映像のどちらもやっているので、どっちも好きだし、怖いし、楽しいので、その両方のエッセンスを現場で感じられて、完成した作品を見ても感じられたので、早く目撃してほしいなという気持ちになりました。

 

森田:演じる側にとっては、どの瞬間も楽しかったのではないかなと思っています。なかなかここまでうれしい条件がそろうことがないので、ちょっと張り切りがちな空気ではあったんですけど(笑)。それこそ情報解禁のときの加藤さんのコメントで映画的、演劇的の定義の融合みたいなことを言われていましたが、それは自分の中でも撮影時に思っていながらも、決めつけることはなく、いい意味で現場だったり、スタッフさんや監督、スタジオキャストのみんなとの空気に流されながら作った感じが、スタジオという狭い空間でしか起きえなかったのかなと思うので、そこが面白い部分でしたし、しっかり映像として映っているんじゃないかなと思っています。

 

◆タイトルに込められた思いや、登場人物の順番について、何か意図があるのでしょうか?

加藤:ネタバレまでではないですが、モチーフの解説になってしまうので…。俳優たちには、もちろん台本の最初の方にディレクターズノートじゃないですけど、なんでこうなっているのかという話をするための解説を実はつけています。ぜひ皆さんにはタイトルや出演者の順番については最後まで見ていただいて、楽しんでいただけたらいいなと思っています。

 

◆視聴者の方に向けてメッセージを。

森田:年齢層だったり、性別も同じ比率じゃなかったりして、さまざまな話が展開されていくドラマです。こんなに30分の中で、私は1時間半ぐらいの作品を見たかのような気持ちになりました。すごく濃密ですし、必ずしも強く受け取ってほしいと圧をかけるわけではないですが、手放しで見たとしても、何か引っかかる部分が起きるような、本当に面白いドラマだと思うので、楽しみに見ていただけたらと思います。

 

上白石:このドラマは1人1話ごと、それぞれ8つの苦しみとかささいな悩みから、いろんな大きさ、いろんな形のそれぞれの葛藤が描かれるいわゆるオムニバスドラマで、きっとご覧になる方は「自分はこの人だな」と重なる瞬間があると思うので、見ている方も主人公になれるようなドラマだと感じています。私は深夜にテレビをつけて、そのままドラマに見入ってしまうことがよくあるので、深い時間にこの作品を見られるというのはすごくぜいたくだなと。ぜひ春の夜長ならぬ、春の長い夜のおともにしていただけたらうれしいです。

 

加藤:8人のすごく個人的なお話です。その個人的なお話を楽しんでもらえたらなと思っています。

 

PROFILE

上白石萌歌

●かみしらいし・もか…2000年2月28日生まれ。鹿児島県出身。

 

森田想

●もりた・こころ…2000年2月11日生まれ。東京都出身。

 

加藤拓也

●かとう・たくや…1993年12月26日生まれ。大阪府出身。

 

番組情報

ドラマイズム『滅相も無い』(全8話)

MBS:毎週火曜 深夜0時59分~

TBS:毎週火曜 深夜1時28分~

 

<配信>

TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり

Netflixにて全世界独占見放題配信

 

<キャスト>
中川大志、染谷将太、上白石萌歌、森田想、古舘寛治、平原テツ、中嶋朋子、窪田正孝/堤真一

ナレーション:津田健次郎

 

<スタッフ>

監督・脚本:加藤拓也

主題歌:クリープハイプ 「喉仏」(UNIVERSAL SIGMA)

企画・プロデュース:上浦侑奈(MBS)

プロデューサー:戸倉亮爾(AX-ON)、林田むつみ(MEW)

制作プロダクション:AX-ON

協力プロダクション:ウインズモーメント

製作:「滅相も無い」製作委員会・MBS

 

公式HP:https://www.mbs.jp/messoumonai/

公式X&Instagram&TikTok:@dramaism_mbs

 

©「滅相も無い」製作委員会・MBS

アプガ(2)佐々木ほのかが深紅のビキニで18歳のフレッシュボディ披露『BOMB Love Special 2024 #1』【独占カット】

アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかが、4月23日(火)発売のアイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2024 #1』のグラビアに登場した。

今、業界を中心に話題沸騰中の18歳、アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかがソロ初登場&水着姿も初披露。ネイビーのチューブトップビキニ、幾何学模様の赤いビキニ、ピンクのレオタード水着。18歳の若さあふれる健康的なビキニグラビアに。

 

●佐々木ほのか…2006年1月30日生まれ。福岡県出身。身長156cm。血液型A型。アップアップガールズ(2)の赤色担当で、現在はグラビアでも活躍中の業界注目株。最新情報はX(@uug2_honoka)、Instagram(honoka_sasaki_uug2ki)で。

 

表紙は沢口愛華

表紙を飾るのは、“令和のグラビアクイーン”沢口愛華。海の見える旅館での撮影で、柔らかいパープルのレースビキニでお布団でゴロゴロ、ビビッドなイエローのビキニでは太陽の光を浴びてヘルシーに。深いグリーンのビキニではサウナで汗をかいて、カレーで汗をかいて。黒のチューブトップビキニでは温泉につかって…水着グラビアだけでなく女優としての活動も充実している“今”の沢口だからこそ魅せられる色香あふれるグラビアに。

 

●沢口愛華…2003年2月24日生まれ。愛知県出身。身長155cm。血液型A型。『ミスマガジン2018』グランプリ。今年はドラマ『不適切にもほどがある!』に出演し話題に。8月放送開始のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)で連ドラ初主演。最新情報はX(@sawa_aika827)、Instagram(sawaguchi_aika_official)で。

 

裏表紙は高崎かなみ

高崎かなみは「塔の上で暮らしている、金髪の髪の長い女のコ」をテーマに、ボム定番のプリンセスグラビアを披露。

 

●高崎かなみ…1997年7月14日生まれ。神奈川県出身。身長160cm。B82・W58・H80。血液型AB型。2nd写真集『Blooming Bud』発売中。1stトレーディングカード6月8日発売。最新情報はX(@Kanami_Takasaki)、Instagram(kanami_takasaki)で。

 

<そのほかのラインナップ>

★『制コレ22』準グランプリの松島かのん。愛媛から上京して新生活をスタートさせたということで、そのまま『引っ越し&新生活』をテーマに10代のフレッシュさあふれる等身大のビキニグラビアを披露。

 

●松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。血液型A型。’22年の週刊ヤングジャンプ『制コレ22』で準グランプリを獲得するほか、舞台『亡霊島と永遠の鍵』などにも出演。1st写真集『ボクとかのん。』が発売中。最新情報はX(@kanon_401)Instagram(kanon401_official)で。

 

★『ミスマガ2023』で審査員特別賞を受賞&この春、高校3年生になったばかりの加藤綾乃がボム初登場。新しいクラスで隣の席になった彼女は元気で明るくて、ちょっぴりおちゃめ。そんな彼女に振り回される青春グラビアに。初めてワンピース水着&初めてのお風呂撮影も。

 

●加藤綾乃…2006年8月31日生まれ。東京都出身。身長152㎝。B87・W63・H88。小4からキッズモデルとして活動し、昨年、『ミスマガジン2023』で審査員特別賞を受賞。趣味は華道、ゴルフ、ショッピング。特技は小学生の頃から習っているキックボクシング。最新情報は公式X(@ayanon_kt)、Instagram(ayanon.kt)で。

 

★三田悠貴がボム水着グラビアに2度目の登場。バスト96の圧巻ボディでカムバックを飾る。

 

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。『道との遭遇』(CBCテレビ)に軽トラ女子として出演。最新情報はX(@mitachan_y)、Instagram(mitachan_y)で。

 

★11月に武道館も決まり、勢いに乗る王道アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花。白いレースのチューブトップ水着、ピンクビキニ、ギンガムチェックビキニと、かわいいと甘いを前面に押し出した水着グラビアに。

 

●小此木流花…4月16日生まれ。群馬県出身。血液型O型。ニックネーム:るーるる。担当カラー:ピンク。2023年にアイドルグループ・Jams Collectionに加入し、個人ではモデル・インフルエンサーとしても活動。5月から7月にかけて5大都市単独LIVEツアー『JamDrive!!-2024-』を開催。11月12日(火)には念願だった日本武道館でのワンマンライブも控えている。その他最新情報は公式X(@ruka_jams)&Instagram(okonogi_ruka)で。

 

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも。

<掲載タレント>

沢口愛華

佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))

松島かのん

加藤綾乃

三田悠貴

小此木流花(Jams Collection)

高崎かなみ

 

「BOMB Love Special 2024 #1」

定価:本体1,400円+税(税込1,540円)

発売日:2024年4月23日(火)

判型:A4変形 電子版:あり

ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

 

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Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CYC4P8KG/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1252459737

HMV&BOOKS online:https://www.hmv.co.jp/product/detail/14791451

『いくらかわかる金?』総合演出・平野亮一インタビュー 番組キャッチコピー「好奇心を、貯めこむな。」に込めた思いとは

4月27日(土)にスタートする『いくらかわかる金(かね)?~世の中なんでもHOWマッチ~』(TBS系 毎週土曜 午後9時~9時56分/初回は2時間SP 午後7時54分~)の企画・総合演出を担当する平野亮一さんにインタビュー。初回収録の手応えや番組への思いを聞きました。

『いくらかわかる金?~世の中なんでもHOWマッチ~』©TBS/撮影:加藤春日

 

この番組は、ハライチの澤部佑さんと、杉山真也TBSアナウンサーがMCを務める、世の中の“ちょっと気になるお金事情”を独自で調査&検証するマネーリサーチバラエティ。番組独自でお金に関する調査&検証を行い、その結果をクイズ形式で出題。解答者は2チームに分かれて対決し、クイズに正解したチームはポイントをゲット。最終的に獲得ポイントが多かったチームの勝利となる。さまざまな“お金にまつわる”調査×検証×クイズで、お金に関して学びながら親子で楽しめる番組だ。

 

◆レギュラー放送の初回収録を終えられての心境を教えてください。

昨年12月に放送した特番のときにすごくスタジオが盛り上がって、皆さんかなり熱を込めて予想したり、一喜一憂している感じがすごくよかったなと思ったので、今回レギュラーになるに当たって、その辺は演出的に大事にして、いろいろ作りました。それがしっかりとハマって、スタジオが常に熱を持った状態で収録をできていたので、本当によかったですし、手応えを感じました。

 

◆澤部さんと杉山アナのコンビネーションはいかがでしたか?

芸人さんとアナウンサーのコンビがMCというと、アナウンサーはルールを説明するだけ、進行するだけになりがちなのですが、そこは杉山の人間味といいますか、彼のキャラクター性も出たことで、2人がすごくポップに、楽しく進行している感じがして、すごく相性がいいなと思いました。それに澤部さんも杉山を頼っているし、杉山も澤部さんを頼っているし、2人が支え合っている感じもよかったなと。

 

◆そんな相性バッチリの澤部さんと杉山アナをMCに起用した理由を教えてください。

お金クイズ番組の企画を考えた上で、MCを誰にしようかなと思ったときに、そもそもお金というと少し下品に見られがちだったり、インテリな人をMCにすると節約術や財テクを紹介するようなお金情報番組に思われるだろうし、お金が好きそうな人をMCにすると下品に見えすぎてしまうなと思ったんです。そこのイメージを払拭してくれるような、かわいらしさとポップさを兼ね備えた人って誰だろうと思ったときに、すぐに澤部さんが思い浮かんだんです。そして、他の番組や他の局ではできない座組はないかなと考えて。

 

僕が杉山と同期なので、実は腕があることを知っていましたし、朝の情報番組『THE TIME,』に毎日出ていて、杉山がゴールデンのMCとして立ったときに、すごくいい仕事をしてくれそうだなと思ったんです。しかも杉山の威圧感がない柔らかい感じもいいなと。きっと澤部さんと杉山の2人ならポップな座組に見えると思って考えました。

 

◆この番組が生まれた経緯についても教えてください。

週末のゴールデンのレギュラーになる番組を作りたいというところからまず始まりました。それは僕が『バナナマンのせっかくグルメ!!』の総合演出をやっていることも関係しています。昨今テレビ離れと言われていますが、土日に関してはいまだに家族で見るという風潮は残っているなと感じますし、作る以上、そういう場でやりたいなみたいなのは思っていたんです。それで家族や、年配の方から子供まで楽しめるものってなんだろうなと思ったときに、『せっかくグルメ!!』はグルメに注目したことがよかったなと思ったんです。グルメというのは、好き嫌いなどの度合いはあるにせよ、絶対みんなに関係あるので。そこで新番組を考える上で、大きなテーマをみんなに関係あることにした方が、多くの人に興味を持ってもらえる、感情が入る可能性があるなと思って考えたときに、お金や金額というものも生活する上で関係あるなと思って、そこから考えていきました。

 

◆番組キービジュアルにある、「好奇心を、貯めこむな。」というキャッチコピーにした理由は何でしょう?

お金の話って興味はあるけれど、あまり聞いてはいけない、話してはいけないみたいな感じがあるなと。この番組はいろんなことを調査するというのが企画としてあるので、そこをため込まずにどんどん調査して発表していこうみたいな、「お金だから下品だよね」「それってやっていいのかな」と留まらずに、どんどんやっていこうぜという意思表示という感じです。

 

◆さまざまなジャンルの方がVTRゲストとして登場しますが、どのようにキャスティングされていますか?

例えば「くら寿司で満腹になるまで食べたらいくらかかる金(かね)?」という企画に関しては、大食い企画ではなく、「今日、好きなだけくら寿司を食べていいですよ」と言ったときに、どれだけ食べられるかということなので、その状況を楽しんでくれる人がいいなと思いました。なので、そもそも食べることが好き、くら寿司やお寿司が好きという人だったりを、それをみんながイメージしやすいよく食べる芸人や、食べることが好きそうなラグビー選手だったり、子連れの家族にお願いしました。

 

「プロの歌手が路上ライブをしたらいくら稼げる金(かね)?」は、特番に引き続き大江裕さんにお願いしました。特番のときに、すごく楽しかったみたいで。それに大江さんの師匠の北島三郎先生の「聞いてくれる人のために歌う」というような教えも、うまく合致したのか、すごく前向きにやってくださいます。

 

あと、「スーパーの袋詰めで一番元を取れるのはだれ金(かね)?」は、主婦代表として野々村友紀子さんだったり、頭がいい人が袋詰めをしたらどうなんだろうということで東大卒の伊沢拓司さん、鶴崎修功さん。奈緒さんと板垣李光人さんは楽しんでやってくれそうだなと思って。なので、企画ごとに前向きにやってくれそうな人、視聴者がイメージしやすい人にオファーを出しています。

 

◆平野さんが番組を作るに当たって、大切にしていることやスタンスを教えてください。

2つあります。一つは可能な限りこの番組で調べたから分かったことについて結果を出していきたいということです。ネットなどで調べて、それを逆算したロケをやるのではなくて、やってみた結果こうなったみたいな。きっとそこをやっていくことが、番組がマンネリ化しなかったり、どんどん成長できるポイントだと思うので、そこは大事にしていきたいです。

 

もう一つはスタジオの演者さんがどれだけ熱くなれるかということ。初回収録でもEXILE TAKAHIROさんや上白石萌音さんといったゲストの方が、一喜一憂したり、「イケイケ!」と感情を出しながらクイズに答えてくれているのですが、そういったノリは番組の武器ですし、熱量につながるんです。『ベスコングルメ~ベストコンディションで最高の瞬間を!~』もそうなんですけど、タレントさんが本当に楽しんで取り組んでくださる感じになると、番組が ノってくるんです。なのでこの番組も、そういうところをしっかり大事にしていきたいと思うので、みんなが楽しめる工夫を仕掛けていきたいと思います。

 

◆今後の番組の展望を教えてください。

まだ始まったばかりなので、スタジオの演者が楽しんでいるのと一緒に視聴者も楽しめるように、dボタンでクイズの答えを予想できるようなシステムにしていく予定です。そして、いまは考えやすさや感情の入りやすさを考えて身近なお題でやっていますが、どんどん番組が定着していって、みんながこの番組の見方やノリが分かってきたら、大きいことをやれるといいかなと。「このイベント、いくらかかっているのか」だったり、澤部さんが言っていた「井岡一翔のファイトマネー」も調査できたらいいですよね。でもまずは視聴者も参加しながら盛り上がれる番組にしていきたいと思っています。

 

◆dボタンを使った企画で、視聴者プレゼントなども考えられているのでしょうか?

dボタンで答えてポイントを貯めると番組特製のQUOカードをプレゼントしようと考えていて。ポイントのボーダーを設けて、金、銀、銅と色も分けられたらいいなと思っています。

 

◆最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。

お金番組ということで、お金情報番組だと思われることが多いと思います。ですが、この番組は節約や稼ぎ方ということではなくて、お金というテーマで今までいろいろやってこなかった調査を番組が汗をかいてやっていくという楽しさがあるので、そこをお伝えしたいですし、そこに期待してもらいたいです。

 

あとはスタジオもものすごく盛り上がっていますし、それを見ていたら同様に視聴者の皆さんも楽しく盛り上がって見られるつくりになっていると思うので、ただテレビを見るというよりは、参加する気持ちで一緒に感情移入しながら楽しんで見てもらいたいです。

 

番組情報

『いくらかわかる金?~世の中なんでもHOWマッチ~』

TBS系

2024年4月27日(土)スタート

毎週土曜 午後9時~9時56分

※初回は午後7時54分~9時56分

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/wakarukane_tbs/

公式X:@wakarukane_tbs

公式TikTok:@wakarukane_tbs

 

©TBS/撮影:加藤春日

松岡茉優が7月期木曜劇場『ギークス/GEEKS』に主演 田中みな実、滝沢カレンと井戸端会議で謎を解く!?【コメントあり】

松岡茉優が、7月期木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)にて、フジテレビのGP帯連続ドラマ初主演を務めることが決定。松岡と共演の田中みな実、滝沢カレンからコメントが到着した。

『ギークス/GEEKS』左から)田中みな実、松岡茉優、滝沢カレン (c)フジテレビ

 

タイトルにもなっている「GEEK(ギーク)」とは、言うなれば賢いオタク。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているのに、人間関係を苦手としている人たちのことだ。本作は、ノー残業をモットーとする警察署勤務の3人の女ギークが、腕と好奇心とほんの少しの正義感で定時までに事件を解決する痛快エンタメドラマとなっている。

 

3人にはそれぞれ得意分野があり、松岡演じる主人公・西条唯(29)は優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力の持ち主。田中演じる産業医・吉良ます美(35)は、プロファイリングもお手のものの心理分析のプロ。滝沢演じる交通課員・基山伊織(28)は、地域の情報すべてが頭に入っているほど地理に精通している。

 

彼女たちは毎週金曜日にお決まりの居酒屋に集まっては、職場や人間関係の愚痴に花を咲かせるのが日課だった。するとそこに、刑事たちが頭を悩ませているという、ある事件が持ち込まれる。

 

3人のギークたちがちょっとした謎解きのつもりで、それぞれの知識を元に捜査の違和感や矛盾点を指摘したところ、やがて意外な事実が発覚。彼女たちの井戸端会議が、事件解決をスーパーアシストしてしまう。

 

そんな知識の持ち主のギークでも、プライベートでは悩める普通の女性。事件解決の手柄には興味がない彼女たちにとっては、不器用すぎる恋愛や、コミュニケーション下手ゆえの人間関係のトラブルの方が難解すぎる大事件だった…!?

 

持ち前の知識と技術で難事件をひっそりと解決しつつも、仕事でもプライベートでも難がありすぎて何かとこじらせる3人のギークたち。一筋縄ではいかない彼女たちの厄介な生きざまをキュートでコミカルに描きつつ、時には痛快に事件を解決する新感覚エンターテインメントがこの夏スタートする。

『ギークス/GEEKS』左から)田中みな実、松岡茉優、滝沢カレン (c)フジテレビ

 

優秀だがクセ者の鑑識官の主人公・西条を演じるのは、松岡茉優。10代の頃から磨き上げてきた高い演技力でさまざまな役柄を幅広く演じ分ける、人気・実力を併せ持った俳優だ。

 

近年も、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した映画「万引き家族」(2018年)や、『フェンス』(WOWOW/2023年)といった注目作に出演。フジテレビの連続ドラマには、土ドラ『She』以来、約9年ぶり3度目の出演。フジテレビのGP帯連ドラには初主演となる。

 

演じる西条は、小鳥遊(たかなし)署の鑑識課に勤務する鑑識官。署内での証拠品の分析や管理を担当しており、優れた観察眼を持つことから、一度見た指紋や足跡、靴などの特徴が全て頭に入っている。

 

頭脳明晰で優秀な鑑識官ではあるが、ムダな労力を使うことが大嫌い。やるべき仕事をこなしたらサクッと定時に帰ってしまうなど、泥くさい刑事の世界や古くさい警察組織の体質から一線を引いている。そのことから、「正義感ゼロの鑑識官」と呼ばれることも。

 

人との距離感に厳しく、無駄に仲良くなるのが苦手。なのに、隣の部屋に引っ越してきた謎のイケメンが、やたらと西条に関心を示し始め…。一癖も二癖もある鑑識官を松岡がどのように演じるのか注目だ。

 

心理分析のプロである吉良を演じるのは、田中みな実。2023年4月期の木曜劇場『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)では、キャリアとプライベートの間で揺れ動く女性を繊細かつ大胆に演じ、多くの共感と注目を集めた。その後も、『ばらかもん』(フジテレビ系/2023年7月期)、現在放送中の『Destiny』(テレビ朝日系)と、民放連ドラに立て続けに出演している。

 

演じる吉良は、小鳥遊署の医務室に勤務している産業医。「人の心を見透かす医務室の魔女」という異名をとるほど人間心理を読むことに長けており、行動や表情を見て、瞬時にその人の心の内を読み取ってしまう。初対面の人でも通りすがりの人でも遠慮なく親しげに話しかけるなど、人との距離感がまひしていて、仲の良い西条や基山にはズバズバと切り込んでいくことも。

 

イケメンが大好きで「目の保養になる」と常にアンテナを張っているが、その一方で本気の恋愛に対しては踏み込んでいかない事情があるようで…。田中が心理分析のプロ役で新境地を切り開く。

 

地理に精通した交通課員、基山を演じるのは、滝沢カレン。明るいキャラクターでモデルやタレントとして人気を博し、現在放送中の『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)では、独特なワードチョイスがたびたびお茶の間の話題をさらうなど、バラエティ番組でもおなじみの存在だ。

 

女優としても着々とキャリアを重ねており、『G線上のあなたと私』(TBS系/2019年10月期)にて初の連続ドラマレギュラー出演。『未来への10カウント』(テレビ朝日系/2022年4月期)では、満島ひかり演じるシングルマザーの妹役を演じ、話題となった。

 

演じる基山は、小鳥遊署の交通課に勤務。「地図だけが話し相手」と言われるほど、あらゆる道や時間帯ごとの交通量まで小鳥遊町の地理は全て頭に入っており、日本全国の地理にも詳しい。常に最短ルートを知っているため、逃走した容疑者を先回りして捕まえることもできる。

 

3人の中では最も論理的で、曲がったことを許さない生真面目な性格。22歳の妹と高校生の弟がいて、特に弟の進学を過剰に心配しては煙たがられている。バラエティ番組での明るいキャラクターとはひと味違った、地理好きのギークという独特の役を滝沢がどのように表現するのか。

 

高い正義感と泥くさいハードワークのイメージが強い警察という組織の中、なるべく効率的に、ドライに生き抜こうと振る舞う「省エネ3人組」こと3人のギークたち。優秀なのに仕事や人間関係に難アリの彼女たちが進む先に、何が待っているのか。松岡、田中、滝沢らのコメントは下記に掲載。

 

松岡茉優 コメント

◆松岡さんは今作がフジテレビのGP帯連ドラ初主演となります。オファーを受けた感想をお聞かせください。

森安彩プロデューサーから、『ギークス/GEEKS』(仮)で描きたいことを聞き、私自身が“そんなドラマが今、見たかった!”と感じました。こだわり強めの3人が織り成す会話劇は、台本を読んでいてもニヤニヤ、クスクスしてしまいます。ちょうど放送が木曜日ということもあり、放送を見てくださった方が、“明日1日頑張って、あいつと飲みたいな”と気の置けない仲間のことを思い浮かべてもらえたらとてもうれしいです。

 

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

ゆるくて、気だるいのに、ドキドキする。そんなドラマを作れたらなと本読みの時に感じました。私が演じる西条、田中みな実さんが演じる吉良、滝沢カレンさんが演じる基山はそれぞれどこか気だるげなのですが、誰かが本気で困っていたら手を差し伸べられる、実は温かい人たちだなと思っていて。人としての温度はちょっと低めな彼女たちですが、なんだかんだ巻き込まれながら事件を解決していく姿が痛快です。

 

◆すでに撮影に入っていますが、西条という役をどのように演じるよう心がけていますか?

ちょうど先日の撮影で感じたことがあって。西条はジグソーパズルのオタクなのですが、オタクだって興奮の仕方は千差万別。私もオタなので、自分が興奮している時のテンションになってしまってはいけないなと自戒しました。

西条には西条の興奮の仕方があるのだと思い直し、西条さんはどんなふうに荒ぶるのかしらと考えるのが楽しかったです。

皆さんも“オタ”の部分がおありでしたら、共感してもらえるところも多いと思うので、好きなものに一直線な3人を楽しんでもらえたらうれしいです。

 

◆共演の田中みな実さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

ずっと前に出会っていたような気がする、と勝手ながら思っています。

お2人といると、妙に安心して、居心地が良いのです。

育ってきた畑の違う私たちなのですが、そのグルーヴ感を皆さまにも感じていただけたらうれしいです。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

刑事モノだけどそこまで考察せずに、というと少し語弊があるやもしれませんが、遅めの夕飯でも食べながら、だらだら見てもらえたらうれしいです。そんなドラマをみんな本気で撮っています。

好きなものは好きでいいじゃん! 嫌なものは嫌でいいじゃん! そんなふうに自分を肯定できるドラマにできるよう、スタッフ、キャスト一同、本気で頑張ります!

 

田中みな実 コメント

◆今作のオファーを受けたときの感想をお聞かせください。

思いがけないタイミングでバタバタと出演が決まり、気付けば撮影に入っていたという感じでしたが、松岡茉優さん、滝沢カレンさんとどんな面白いことができるんだろう、と胸の高鳴りを覚えました。

 

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

仕事よりもやりたいことや生き方を堂々と優先し、人に嫌われることを恐れないギークスは笑ってしまうほどすがすがしい。頑張らないことの正義について、初めて考えさせられました。

 

◆吉良という役をどのように演じるよう心がけていますか?

本読みの際、監督に“色気が過ぎる”と、度重なるご指摘をいただきまして…。意識的になくしても“まだ、少し感じる”とのことで、極端に振り切ったところ、今回のキャラクターが生まれました。

 

◆共演の松岡茉優さん、滝沢カレンさんの印象をお聞かせください。

松岡さんは3人の中で最年少でありながら、芸歴21年の頼れる座長。知識も経験も豊富で、想定していなかった動きや言い回しがシーンごとに飛び出します。それでいて、時に甘えん坊で無邪気。「私、2人には“まゆちん”って呼ばれたいです」と照れ笑いする様子は子供のようで、すっかり翻弄されています。

顔合わせ兼本読みの日、せりふを全て暗記してきた滝沢さん。“絶対に絶対に絶対に迷惑を掛けないように頑張るのでよろしくお願いします!”と深々頭を下げていましたが、迷惑どころか、カレンちゃんの存在がどれだけ現場を和ませているか。真面目に一生懸命に芝居と向き合い、卓越したワードセンスでみんなを笑わせてくれる、最高の役者です。

2人に会えると思うと現場に向かう足取りが軽く、休みの日にも2人を思ってしまうほど。ギークスのチームワークにご期待ください!

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

気楽に見てください。な〜んにも考えずに見てみてください。周囲と足並みをそろえず、他人の顔色をうかがわず、愛想笑いもしない。代わりに、自分にとっての大切な人や時間にはとことん愛を注ぐギークスの潔さは痛快です。ぜひご覧ください!

 

滝沢カレン コメント

◆今作のオファーを受けた感想をお聞かせください。

最初は、“なぜ私に?”と驚きました。演技のお仕事のオファーをいただくと毎回どうしてそう思ったのか、まず発案者の方に聞きたくなります。役柄や設定、物語を聞いて、さらに今回の事の重大さを知りました。そして、“私が演じていいと言ってもらえるのはありがたい! まだ見ぬ世界を見てみたい!”と思いました。

 

◆台本を読んで、今作の見どころや魅力をお聞かせください。

毎話毎話魅力が詰まっていますが、一番は人間性や毎日の生き方だと思います。基山さんも、私の知らなかった毎日を送っています。仕事も考えも生き方も、全て初めて見る景色でした。でもそこに芽生えた友情や生きる上での楽しみがいかに人それぞれで、そしてその息抜きが一致する時、どれだけ人はうれしいか、あらためて知りました。1人のようで1人じゃない、とびっきりに人間性が詰まっているのがこのドラマの魅力だと思います。

 

◆基山という役をどのように演じるよう心がけていますか?

基山さんは私1人で出来上がっている人ではなく、監督さん、松岡茉優さん、田中みな実さん、助監督さん、スタッフさん、みんなで基山さんを育てていただいています。それは基山という人間そのもので、“しっかりしてなきゃいけない”という思いがある分、周りに支えられて、“しっかり”を学んでいっているような気がします。本当にたくさんの方に育てていただき感謝しかありません。

 

◆共演の松岡茉優さん、田中みな実さんの印象をお聞かせください。

茉優ちゃんは、出会ってすぐの頃から優しく気遣ってくれて、私が困っているといつも助けてくれたり、誰よりも年上みたいに何もかもから守ってくれたり、支えてくれたりして、申し訳ないくらいにお姉さんとしか思えないです。そして知識まで詰まっていて、私が胃の悩みを言ったら胃薬をくれますし、睡眠時間があまり取れずに現場に参加した日は、頭からビタミンを吹きかけるスプレーや、目を温めるマスクまでくれたり、その日に言ったのに、前から知っていたかのようにいろいろなものが出てくる茉優ちゃんのバッグはまるでドラえもんポケットです。たまに、おなかがすいておなか鳴っちゃったり、話していたのに急に眠ったり、赤ちゃんみたいな一面も見られたりして、茉優ちゃんは魅力が詰まりすぎていて、ドラマが終わっても仲良くしていたいと、現時点でもう思っています。

みな実さんは、以前番組でご一緒させていただいていたので、すぐにまた仲良くさせていただきました。むしろその時よりも仲良くなれている気がします。いつも私を引っ張ってくださって、美容や健康のことも、先生みたいにたくさん教えてくれたり、茉優ちゃんが“コレおすすめだよ!”と言っていたものをみな実さんがすぐに買って、私にまでプレゼントしてくれるのです。そのお気持ちが信じられないくらいうれしかったです。みな実さんは、面白いこともよく言うので笑っちゃいます。声のトーンが低くなったり高くなったりコロコロ変わるところも魅力的です。英語をしゃべったり、“どこで覚えてきたのか?”と思う関西弁をしゃべったり、たまに不思議なことをしています。でもだからこそ毎日、“今日はどんなみな実さんなんだろう?”ってワクワクしています。

お2人ともお姉さんみたいで本当に心強くて、本当に毎日居心地がよくて、お2人と一緒にお仕事ができて、仲良くなれて私は幸せ者です。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の皆さまへのメッセージをお願いします。

私こそ放送が楽しみなので、出る側でありながら見る側でもあるので、皆さんと一緒に待ち望みたいと思います。食べながら、飲みながら、お菓子をつまみながら、ストレッチしながらでも愉快に見られてしまう、ポップで優しくて温かい人間物語にどうぞお風呂のごとく漬かっていただきたいです。撮影が楽しすぎるので、その空気感まで皆さまのお目に届いたらうれしいです。

 

プロデューサー・森安彩(共同テレビジョン)コメント

世の中には大変なお仕事がたくさんあって、誰もが働きながら自分の役割や責任を果たすために 必死に頑張っていると思います。でも、どんな人も家に帰ればただの人。趣味や生活のこだわりがあり、家族や恋人や友人がいて、職場で見せるのとは違う顔を持っています。あえて所轄警察署を舞台に、女性3人がライフワークバランスを大事にしながら事件解決をするコメディードラマを作ったら面白いのでは? という思いつきがこの企画の始まりでした。定時までに仕事を終えたい3人に、時間などお構いなしに事件は降り注ぎます。いかに彼女たちがプライベートタイムを守るために奮闘するか、がストーリーの見どころであり、ギークス3人の個性がぶつかり合って繰り広げられるコミカルな会話もぜひ楽しみにしていただけたらと思います。松岡さん、田中さん、滝沢さんというすてきすぎるキャストと、信頼できるスタッフと一緒にこのドラマにチャレンジできることを心よりうれしく思っております。

 

番組情報

木曜劇場『ギークス/GEEKS』(仮)
フジテレビ系
2024年7月スタート
毎週木曜 午後10時~10時54分

<出演者>
松岡茉優
田中みな実
滝沢カレン

<脚本>
大林利江子(『ギルティ~この恋は罪ですか?~』『純愛ディソナンス』)
原野吉弘(『婚活1000本ノック』)

<演出>
山内大典(『知ってるワイフ』『ストロベリーナイト・サーガ』ほか)
村上正典(『1リットルの涙』『プロミス・シンデレラ』、映画「モエカレはオレンジ色」「電車男」ほか)

<プロデュース>
森安彩(共同テレビ)
貸川聡子(共同テレビ)

<制作・著作>
共同テレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/geeks/
公式X:https://twitter.com/geeks_fujitv
公式Instagram:https://www.instagram.com/geeks_fujitv
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@geeks_fujitv

(c)フジテレビ

 

高崎かなみがビキニ姿で“プリンセスグラビア”披露『BOMB Love Special 2024 #1』【独占カット】

高崎かなみが、4月23日(火)発売のアイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2024 #1』の裏表紙&グラビアに登場した。

 

裏表紙は高崎かなみ

高崎かなみは「塔の上で暮らしている、金髪の髪の長い女のコ」をテーマに、ボム定番のプリンセスグラビアを披露。

●高崎かなみ…1997年7月14日生まれ。神奈川県出身。身長160cm。B82・W58・H80。血液型AB型。2nd写真集『Blooming Bud』発売中。1stトレーディングカード6月8日発売。最新情報はX(@Kanami_Takasaki)、Instagram(kanami_takasaki)で。

 

表紙は沢口愛華

表紙を飾るのは、“令和のグラビアクイーン”沢口愛華。海の見える旅館での撮影で、柔らかいパープルのレースビキニでお布団でゴロゴロ、ビビッドなイエローのビキニでは太陽の光を浴びてヘルシーに。深いグリーンのビキニではサウナで汗をかいて、カレーで汗をかいて。黒のチューブトップビキニでは温泉につかって…水着グラビアだけでなく女優としての活動も充実している“今”の沢口だからこそ魅せられる色香あふれるグラビアに。

●沢口愛華…2003年2月24日生まれ。愛知県出身。身長155cm。血液型A型。『ミスマガジン2018』グランプリ。今年はドラマ『不適切にもほどがある!』に出演し話題に。8月放送開始のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)で連ドラ初主演。最新情報はX(@sawa_aika827)、Instagram(sawaguchi_aika_official)で。

<そのほかのラインナップ>

★今、業界を中心に話題沸騰中の18歳。アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかがソロ初登場&水着姿も初披露。ネイビーのチューブトップビキニ、幾何学模様の赤いビキニ、ピンクのレオタード水着。18歳の若さあふれる健康的なビキニグラビアに。

●佐々木ほのか…2006年1月30日生まれ。福岡県出身。身長156cm。血液型A型。アップアップガールズ(2)の赤色担当で、現在はグラビアでも活躍中の業界注目株。最新情報はX(@uug2_honoka)、Instagram(honoka_sasaki_uug2ki)で。

★『制コレ22』準グランプリの松島かのん。愛媛から上京して新生活をスタートさせたということで、そのまま『引っ越し&新生活』をテーマに10代のフレッシュさあふれる等身大のビキニグラビアを披露。

●松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。血液型A型。’22年の週刊ヤングジャンプ『制コレ22』で準グランプリを獲得するほか、舞台『亡霊島と永遠の鍵』などにも出演。1st写真集『ボクとかのん。』が発売中。最新情報はX(@kanon_401)Instagram(kanon401_official)で。

★『ミスマガ2023』で審査員特別賞を受賞&この春、高校3年生になったばかりの加藤綾乃がボム初登場。新しいクラスで隣の席になった彼女は元気で明るくて、ちょっぴりおちゃめ。そんな彼女に振り回される青春グラビアに。初めてワンピース水着&初めてのお風呂撮影も。

●加藤綾乃…2006年8月31日生まれ。東京都出身。身長152㎝。B87・W63・H88。小4からキッズモデルとして活動し、昨年、『ミスマガジン2023』で審査員特別賞を受賞。趣味は華道、ゴルフ、ショッピング。特技は小学生の頃から習っているキックボクシング。最新情報は公式X(@ayanon_kt)、Instagram(ayanon.kt)で。

★三田悠貴がボム水着グラビアに2度目の登場。バスト96の圧巻ボディでカムバックを飾る。

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。『道との遭遇』(CBCテレビ)に軽トラ女子として出演。最新情報はX(@mitachan_y)、Instagram(mitachan_y)で。

★11月に武道館も決まり、勢いに乗る王道アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花。白いレースのチューブトップ水着、ピンクビキニ、ギンガムチェックビキニと、かわいいと甘いを前面に押し出した水着グラビアに。

●小此木流花…4月16日生まれ。群馬県出身。血液型O型。ニックネーム:るーるる。担当カラー:ピンク。2023年にアイドルグループ・Jams Collectionに加入し、個人ではモデル・インフルエンサーとしても活動。5月から7月にかけて5大都市単独LIVEツアー『JamDrive!!-2024-』を開催。11月12日(火)には念願だった日本武道館でのワンマンライブも控えている。その他最新情報は公式X(@ruka_jams)&Instagram(okonogi_ruka)で。

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも。

 

<掲載タレント>
沢口愛華
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
高崎かなみ

「BOMB Love Special 2024 #1」
定価:本体1,400円+税(税込1,540円)
発売日:2024年4月23日(火)
判型:A4変形 電子版:あり
ボム編集部公式X:https://twitter.com/idol_bomb

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柏木由紀が赤裸々に語るAKB48で過ごした17年。「もう愛着のあるメンバーの卒業を見送るのはちょっとしんどいかな」

グループに在籍すること17年──。4月30日の劇場公演をもってAKB48を卒業する柏木由紀さん。「元祖握手会女王」と称されるなど人気メンバーとして順風満帆なアイドル人生を歩んできたかと思いきや目まぐるしいアイドルシーンの裏には、知られざる苦労や葛藤が見え隠れ。酸いも甘いも嚙み分けた“等身大”のインタビューをお届けします。

 

柏木由紀●かしわぎ・ゆき…1991年7月15日生まれ。鹿児島県出身。2006年、AKB48オーディション合格、2007年AKB48げ劇場にて公演デビュー。愛称は、ゆきりん。公式HPXInstagramYouTube

 

【柏木由紀さん撮り下ろし写真】

 

アイドルファンの田舎娘が一念発起してオーディションに合格!
人気メンバーの「アンダー」を経験して手ごたえを得た

──改めて、今回のタイミングで卒業を決断した理由を教えてください。

 

柏木  「そろそろ、卒業かな?」と思えることがいくつか重なったのがキッカケです。1つ目は私の立ち回りを代わりに担えるメンバーがそろそろ現れる頃合いだと思ったこと。最年長の私が先頭に立ってグループを引っ張っていたのがここ2~3年でしたが、私がそうだったように、先輩たちが卒業してやらざるを得ない状況になってこそ人が成長するものだと思います。

 

──「立場が人を作る」わけですね?

 

柏木 はい! どうしても、私がいることで遠慮しちゃう子もいると思います。2つ目は単純にダンスの振付を覚えるのが大変になったこと。20代の頃には考えもしなかった体の衰えに苦労する場面が増えてきました。ただでさえ、最近は複雑なダンスが多いですし(笑)。1回のレッスンで覚えきれなくて、家に持ち帰ったり、後輩に個人レッスンをお願いしたりというのが続いて、「もう、厳しいかもな……」という気持ちがあったのは否定できません。あと、今の大好きなAKB48のメンバーに見送ってほしいのが3つ目の理由です。もう愛着のあるメンバーの卒業を見送るのはちょっとしんどいかなと。あとあと、人生の半分以上をAKB48で過ごしていて、グループ以外の柏木由紀を経験したいという思いに至ったのが昨年の春ぐらいでした。こんなにたくさんの思いが交錯することは初めてで……。

 

──幼い頃からアイドルを目指してきたんですか?

 

柏木 そうですね! 昔から、「有名になりたい」とか「テレビに出たい」というより、「ステージに立ってみたい!」というのが夢であり目標だったので、毎日、劇場公演をしていたAKB48を選びました。10代半ばの高校生の時期は学校と劇場に通う毎日でしたね。特に夏休みは1日3公演を毎日やっていて、体力的にしんどいこともありましたが、昔からの夢を叶えたばかりでめちゃくちゃ楽しい時期を過ごしていたと今でも思います。

 

──柏木さんにも下積み時代があったんですね。

 

柏木 そうなんですよ! そこから3年ぐらいすると少しずつテレビに出させていただく機会も増えてきて……、当時は「うれしい!」という感情よりも「あれ? なんかとんでもないことになっていないか?」と実は戸惑いの方が大きかったのが10代後半の記憶です。というのも、最初は高校3年間でアイドルを辞めようと考えていたんです。誤解を恐れずに表現すると「部活感覚」に近かったと思います。当時は高校に登校して夕方に劇場に通う毎日でしたからね。部活のように私の青春を捧げたのが劇場公演だったんです。

 

──ということは、高校を卒業して大学に進学する選択肢もあったんですか?

 

柏木 はい! もともと、高校を卒業したら鹿児島に帰るつもりでした。口にこそ出していませんでしたが、両親もなんとなく長続きするものだと思っていなかったみたいで……(笑)。それが、「ポニーテールとシュシュ」のMVを撮影していた高校生が終わるぐらいの時期にグループが一気に勢いづいてきて、「あれ? これじゃ大学どころか辞めるのも絶対無理だな」という心境になって。もちろん、うれしい気持ちに満たされていましたが、その反面で「これからの人生どうなるんだろう?」という不安もありました。先が見通せていたわけでもなかったですし。

 

──ちなみにアイドル活動を始める前にダンススクールに通われていたんですか?

 

柏木 見学レベルでした(笑)。幼い頃からステージに立つことが夢だったので何かしらのレッスンを受けたいと考えていた時期もありました。地元の夏祭りのステージで歌ったり踊ったりする子どもたちがいるじゃないですか? そんな子たちが通っているダンススクールが少ないながらも鹿児島にもあって、そこに私も足を踏み入れようとしたんですが、あまり馴染めなかったんですよね……。すでにコミュニティが出来ていて、その輪の中に入る度胸がなかったでしょうね。学校でも“陰キャ”と呼ばれるタイプで、本当に目立たない人間で、当時は誰にでも明るく接することができませんでしたから。いわゆる“陽キャ”の子たちがワイワイやっている雰囲気を見て、「ここじゃ、難しいかも……」と思って諦めました。ただ、そこでうまくやれていたら逆に今の私はいないかもしれません。

 

──どこかパッとしない少女時代を過ごした柏木さんがAKB48のオーディションを受験したんですね。

 

柏木 オーディションの最終で東京に行った時にも「レベル違うわ……やばいとこに来ちゃったな」と気落ちした記憶しかありません。それこそ、当たり前にメイクをしていたり、着ている服もセンスが良かったりでしたし。私も当時のとびっきりの服をオーディション用に母と買いに行って最終選考に臨んだんですけど、見るからに「田舎の女の子」丸出しでした(笑)。完全に場違いだなと。鹿児島でモーニング娘。のオーディションを受けた時の周囲はライバルだと認識できましたが、最終選考に参加していた子たちは洗練された都会の女の子過ぎて、「レベルが違うわ……」と敵前逃亡したい気持ちでした。

 

──それでも、オーディションに合格して、アイドル活動をしていく中で「私やっていけるかも」と手応えをつかんだ転機はいつだったんでしょうか?

 

柏木 劇場に立つ前に大島優子ちゃんの“アンダー”という代役として全国ツアーを回った時です。映画の撮影で優子ちゃんが福岡と名古屋の公演に出られなくなって、当時どこの誰かも分からない私が代わりに出ることになったんです。まず、「1週間以内に全部覚えてきてください」とコンサートで歌う約30曲の資料を渡されて、家でDVDを何度も巻き戻しながら練習したんですが、テレビに映る振付が実際のものと反転しているのでめちゃくちゃ大変なんですよ。それでも、アイドルファンの自分に助けられましたね。実は、地元にいた頃からテレビを見て振付を覚えるのを当たり前のようにやっていたんですよ。しかも、生意気にも同じ動きをするために反転したのを覚えていました。そんな“自主練”が役に立ちました。もちろん、レッスンについていくのには苦労しましたけど、アイドルファンをやっていて本当に良かったと思います。

 

──大先輩と立つステージの緊張感は想像もつきません。

 

柏木 優子ちゃんの代わりなので全部立ち位置がセンターなんですよ。流石にファンの方に対しても先輩メンバーに対しても申し訳ない気持ちでしたよ。繰り返しになりますが、まだ顔見せぐらいしかしていない時期でしたからね。シンメトリーになるのも前田敦子さんだったりするんですよ。前田さんと手を繋いでステージに立つ演出もありましたね。手汗もヤバかったですし、とても生きた心地がしませんでした。単純にAKB48のファンだったので、先輩メンバーと話しができることに感激していたんですが、毎日のリハーサルに行くのが少し憂鬱だったのが正直な当時の心の内でした。

 

リスペクトした後輩メンバーとゆきりんに憧れた「浪速のバラエティー女王」

──そこからグループの中心メンバーとして活動した20代でした。

 

柏木 年齢と置かれるポジションによって大変なことは変化していきました。グループ加入当初のあれこれ初めての時期もたくさん汗をかきましたけど、先輩と後輩がいる真ん中の立ち位置になった時期には違った大変さや葛藤がありました。総選挙で2位や3位になってもずっとその位置にいられない恐怖というか……、気がつくと2列目の端っこに配置されていたりするので。いつの間にか自分がグループの一員として“やれること”がなくなってしまったと考えだしたのが20代前半から半ばぐらいの頃でしょうか。

 

──それはグループ内での“序列”が下がったということでしょうか?

 

柏木 う~ん、例えば、「RIVER」や「ヘビーローテーション」をリリースした頃はとにかくグループがイケイケでみんな頑張っている感じがあってあまり考えることはありませんでした。一方で、ある程度グループが世間に知られた後にどんどん後輩が入ってきて、中にはセンターに抜擢されるような子もいて……、そんな中で、私は前列にいたり後列にいたりで自分のポジションを見失うようになっていて、要するにAKB48に在籍する理由が分からなくなったんですよね。その時期に救いだったのは、他グループと兼任する機会に巡り合えたことですね。

 

──14年にNMB48、15年にNGT48と兼任しましたね。

 

柏木 まさに後輩の中に1人だけ先輩として入っていくのが初めての経験でした。年齢もキャリアも先輩にあたるんですけど、NMB48の中では一番の新参者になるわけで、当たり前ですけど、歌もダンスの振付も後から加入した私だけが覚える必要があって、分からないことを後輩に聞かないとレッスンにさえついていけませんでした。そういう状況に身を置いたおかげで「後輩に頼っていいんだ」、「できないことを認めることも必要なんだ」という気づきを得られたんです。

 

──世の中の組織人にも通じるエピソードです! どの組織にしても競争の中で後輩に抜かれることはありますもんね。

 

柏木 なんだかんだ言っても、後輩がセンターに抜擢されたり、自分よりも前列に配置されたりすることに折り合いがつけられなかったんでしょうね。ぜいたくな悩みではあるんですけど、「なんで2位だったのに次が11位なの?」という気持ちが頭の中を占めていたのは否定できませんし。とにかく先輩メンバーとしてのプライドやジェラシーがごった返してしたんだと思います。そんな余計な感情をNMBと兼任したことで一掃できました。

 

──グループ内で競争をする中でも親友と呼べるメンバーはいましたか?

 

柏木 同期のメンバーは今でも仲が良いですよ。中でも、すでに卒業しているんですけど、片山陽加ちゃんは大親友です。オーディションで隣の席だったことがキッカケで仲良くなって、本当に今でも毎日連絡を取り合っていて、週に1~2回は会っています(笑)。多分、人生においても一番の親友だと思います。

 

──アイドル活動を一緒にやってきた、いわゆる“戦友”でもあるんですか?

 

柏木 いえ、そこは完全なる親友です! なんていうか……お互いに何の嫉妬もありませんし、お互いに意見が衝突して言い合いになることもなく、本当にお互いをただ真っすぐに認め合える存在なんです!!  そんな親友と引き合わせてくれたAKB48には感謝しています。ついこの前も私の家に来てずっとマリオカートをやっていました(笑)。

 

──反対にバチバチに意識していたメンバーはいましたか?

 

柏木 バチバチではありませんが……(笑)。心からリスペクトしていたのはさっしー(指原莉乃)かな~? 2期下の後輩で年齢も1つ下なんですけど、グループがブレイクする前に同じチームで活動していた頃から「なんか他の子と違うな」という目で見ていました。もちろん、いい意味ですよ。今までのグループの先輩にも同期にもいなかったキャラクターだったんですよ。とにかく「話術」が抜きん出ていました。こんなに先輩にガツガツしたツッコミを入れられるものなのかと毎日のように感心させられていました。で、徐々にグループの外でもその魅力が認知されてきて……。

 

──あれよあれよという間に総選挙でも1位になりました。

 

柏木 特にすごいと思ったのは、グループ以外の共演者の方とのコミュニケーション。よくメンバーを引き連れてあいさつしていました。あと、後輩への注意一つにしても勉強になることばかり。例えば、「私もできていないからみんなで気をつけよう!」とあくまで自分を含めたみんなの問題として後輩たちに嫌味なく注意を促す場面もしばしばでした。当時の私はあまり後輩に言えなかったので、さっしーの言うことを一番に聞くということでアシストするように意識していました。とても、後輩とは思えない存在でした。スタッフさんとの連携やコンサートの演出などさっしーの背中を見て学んだことは多かったと思います。

 

──柏木さんをキッカケにAKB48を志す子も多いのではないでしょうか?

 

柏木 ありがたいことにグループ内にも何人かいます。「坂道シリーズ」の中にも、過去に私と握手会で会ってアイドルを志したというエピソードを話してくれる子も。あと、NMB48OGの渋谷凪咲ちゃんも「ポニーテールとシュシュ」のライブ映像で私だけが映っている動画を見たのをキッカケにAKB48を好きになってくれたみたいです。学校までの通学中に私のソロ曲を聴きながら通っていたことを話してくれました。もはや、今の渋谷凪咲ちゃんの活躍を見たら「私キッカケでありがとう~!」っていう感じです(笑)。

 

「職業」=「アイドル」が秘める結婚への思いは?

──卒業することを家族に話した時の反応を教えてください。

 

柏木 母には「○○の理由で卒業しようと思うんだけど……どう思う?」と相談したら、「全然、いいと思う!」と即答でした。母は私の行動を全部肯定してくれるタイプながら、時には意見をズバリ言ってくれる良きアドバイザー。「今まで考えたことなかったのに卒業したい気持ちが芽生えたのならタイミングなんじゃない?」と背中を押してくれました。

 

──お父様の方は? 当初は活動にも前向きではなかったと聞きましたが。

 

柏木 反対していたわけじゃなくて、父にギリギリまで私がオーディションを受けていることを黙っていたのが真実です。最終審査の前日に母が「明日、由紀がオーディションに行って、その当日中に合格かどうか発表されるらしい」と伝えてようやく知らされて。それでも、まさか両親とも私が受かるなんて思ってもいないから、「まぁ、記念に受けるぐらいいいんじゃない」とあまり真剣に考えていなかった節さえありました。口に出さないまでも「どうせ、受からないよ」という雰囲気でしたし。それが、合格してしまって「さあ大変」といったところでしょうか(笑)。父からすれば、まさか最終審査日から1か月以内に妻と一人娘が2人して東京に行ってしまうなんて微塵も頭の中になかったはず。なので、どちらかといえば、反対していたというよりは成す術がなかったのが正解です。

 

──そんな両親に親孝行をするプランはありますか?

 

柏木 両親がやりたいことをなんでも叶えてあげたい。最近は、父がゴルフにハマっているのでゴルフ用品を買い与えています(笑)。ゴルフボールは実家に届くように注文していますし、たまに帰省した時にも一緒にデパートに行ってゴルフウェアを一緒に選んでいます。私からプレゼントしてもらう時に母は遠慮するタイプなんですけど、父はちゃっかりしていて、これ見よがしにゴルフウェアも上下のセットアップを選んでくるんです(笑)。これからも、17年迷惑をかけてきただけの恩返しをしていきます。あと、メンバーにも……。

 

──え、メンバーにも恩返しをしているんですか?

 

柏木 卒業発表して5か月の間に「ご飯行きたいです!」と言ってくれた後輩とは必ずスケジュールを調整して食事に行っています。「終活」というと大げさかもしれませんが、グループを卒業するまでにやり残したことがないようにしたいんです。ある日は、レッスンが終わった深夜から早朝まで「鳥貴族」に入り浸る日もありました(笑)。

 

──そうは言っても、若い世代と違って朝までオールは体も悲鳴を上げているのでは?

 

柏木 家に帰ってから疲労がドバっとです(笑)。あと、ちゃんと時間とお金が消えていくのも怖いですね。お店の支払いはもとより帰りのタクシー代も出していますからね(笑)。でも、そこは金に糸目を付けずに後輩の願いを叶えたい一心です!

 

──ちなみに、30歳を超えて体のケアにも気を遣うようになりましたか?

 

柏木 いや、ケアをしていないからしんどくなるんだと思います。今でもめちゃくちゃ夜更かししちゃいますし、お菓子もボリボリ食べちゃいますし。定期的に体を鍛えたり、健康にも気を配った食事を摂ったりしていれば多少は違うのかもしれませんが、お仕事を頑張っている分、楽しいこともいっぱいしたいのが私なんです。親友とカラオケに行って、深夜でも好きなものを食べて、朝もギリギリまで寝ちゃう。そんなだらしない生活が17年間のアイドル生活を支えていたのは事実です(笑)。

──AKB48を卒業してもアイドルを卒業しない?

 

柏木 ステージで歌うことは継続したいです。やっぱり、17年間も続けてきた大好きなことなので。今でも会いに来てくれるファンの方のためにもソロでアイドル活動は続けたい。

 

──それでも、長くアイドルを続けていると心ない外野の声も聞こえてきそうですね。

 

柏木  「いつまでいるの?」、「早く後輩のために席を空けろ!」みたいな声は嫌でも耳に入ります。ついつい、エゴサーチをしてしまうので、そんなコメントをネットで目にして傷ついていたのが20代後半でした。メディアの方のインタビューでも「いつ卒業するんですか?」と毎回のように聞かれて、「やっぱり、卒業しなきゃならないのかな?」と思いながらも「でも、AKBの活動が楽しいもんな」という葛藤が頭の中でグルグル渦巻いていましたね。それが、30歳を過ぎたぐらいから気にならなくなって(笑)。「いつまでいるの?」と言われても、「私がいることでアナタに何の迷惑をかけていますか?」と心の中で言い返せるメンタルになっていました。

 

──秋元康プロデューサーからは「卒業」についてどんな言葉をかけられましたか?

 

柏木 卒業発表の前に相談しました。そのときに、「柏木の決めた人生を応援します」と温かい言葉をかけてくださりました。あとは、「卒業後も後輩のために頑張りなさい!」と秋元さんのグループへの愛情もうかがえる言葉もいただきました。

 

──歌手ではなく、「アイドル」を続けるこだわりがあるのでしょうか?

 

柏木 まず、女優やタレントあるいはアーティストと呼ばれたいのであれば、もっと早い段階で卒業を決意していたと思います。芸能界でいろいろなお仕事を経験させていただく中で、アイドルという肩書が一番しっくりきたんですよ。そもそも、人生の半分以上をアイドルとして過ごしているだけ、もはや、切っても切れないものになっています。これからもアイドルを「職業」としてやる意識でいます。

 

──アイドル活動を継続するということは恋愛や結婚も遠のいてしまうんでしょうか?

 

柏木 いえいえ! 全然、結婚するつもりですよ(笑)。とはいえ、アイドルを職業でやっていく以上はファンの方の反応を見て、結婚生活を前面に出すかどうかは考えます。実は、秋元さんも「AKBにいても結婚していいよ」と言ってくださったんですが、さすがにその前例を作るのはよくないと思って。ちなみに、結婚するかもしれないというのは私のファンの方に伝達済みです。

 

──まさか、すでに予定があるんですか?

 

柏木 え、1ミリもございません(笑)。

 

──ファンの方たちも了承済みなんですね。

 

柏木 昔から応援してくれている男性のファンからは「ステージに立つことだけはやめないでほしい」とお願いされます。ありがたいことに、結婚してもアイドルを辞めてほしくないという声ばかり寄せてくれて。都合のいい捉え方かもしれませんが「私の幸せが自分たちの幸せ」と言ってくれるような最高のファンたちが残ってくださっています。感謝の気持ちしかありません!

 

構成・撮影/丸山剛史 取材・文/多嶋正大

“令和のグラビアクイーン”沢口愛華がレースビキニで圧巻美ボディ披露『BOMB Love Special 2024 #1』【独占カット】

“令和のグラビアクイーン”沢口愛華が、4月23日(火)発売のアイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2024 #1』の表紙&グラビアに登場した。

 

表紙は沢口愛華

表紙を飾るのは、“令和のグラビアクイーン”沢口愛華。海の見える旅館での撮影で、柔らかいパープルのレースビキニでお布団でゴロゴロ、ビビッドなイエローのビキニでは太陽の光を浴びてヘルシーに。深いグリーンのビキニではサウナで汗をかいて、カレーで汗をかいて。黒のチューブトップビキニでは温泉につかって…水着グラビアだけでなく女優としての活動も充実している“今”の沢口だからこそ魅せられる色香あふれるグラビアに。

●沢口愛華…2003年2月24日生まれ。愛知県出身。身長155cm。血液型A型。『ミスマガジン2018』グランプリ。今年はドラマ『不適切にもほどがある!』に出演し話題に。8月放送開始のドラマ『サバエとヤッたら終わる』(TOKYO MX)で連ドラ初主演。最新情報はX(@sawa_aika827)、Instagram(sawaguchi_aika_official)で。

 

裏表紙は高崎かなみ

高崎かなみは「塔の上で暮らしている、金髪の髪の長い女のコ」をテーマに、ボム定番のプリンセスグラビアを披露。

●高崎かなみ…1997年7月14日生まれ。神奈川県出身。身長160cm。B82・W58・H80。血液型AB型。2nd写真集『Blooming Bud』発売中。1stトレーディングカード6月8日発売。最新情報はX(@Kanami_Takasaki)、Instagram(kanami_takasaki)で。

<そのほかのラインナップ>

★今、業界を中心に話題沸騰中の18歳。アップアップガールズ(2)の佐々木ほのかがソロ初登場&水着姿も初披露。ネイビーのチューブトップビキニ、幾何学模様の赤いビキニ、ピンクのレオタード水着。18歳の若さあふれる健康的なビキニグラビアに。

●佐々木ほのか…2006年1月30日生まれ。福岡県出身。身長156cm。血液型A型。アップアップガールズ(2)の赤色担当で、現在はグラビアでも活躍中の業界注目株。最新情報はX(@uug2_honoka)、Instagram(honoka_sasaki_uug2ki)で。

★『制コレ22』準グランプリの松島かのん。愛媛から上京して新生活をスタートさせたということで、そのまま『引っ越し&新生活』をテーマに10代のフレッシュさあふれる等身大のビキニグラビアを披露。

●松島かのん…2006年4月1日生まれ。愛媛県出身。身長162cm。血液型A型。’22年の週刊ヤングジャンプ『制コレ22』で準グランプリを獲得するほか、舞台『亡霊島と永遠の鍵』などにも出演。1st写真集『ボクとかのん。』が発売中。最新情報はX(@kanon_401)Instagram(kanon401_official)で。

★『ミスマガ2023』で審査員特別賞を受賞&この春、高校3年生になったばかりの加藤綾乃がボム初登場。新しいクラスで隣の席になった彼女は元気で明るくて、ちょっぴりおちゃめ。そんな彼女に振り回される青春グラビアに。初めてワンピース水着&初めてのお風呂撮影も。

●加藤綾乃…2006年8月31日生まれ。東京都出身。身長152㎝。B87・W63・H88。小4からキッズモデルとして活動し、昨年、『ミスマガジン2023』で審査員特別賞を受賞。趣味は華道、ゴルフ、ショッピング。特技は小学生の頃から習っているキックボクシング。最新情報は公式X(@ayanon_kt)、Instagram(ayanon.kt)で。

★三田悠貴がボム水着グラビアに2度目の登場。バスト96の圧巻ボディでカムバックを飾る。

●三田悠貴…1998年5月7日生まれ。岐阜県出身。身長156cm。B96・W59・H88。血液型A型。『道との遭遇』(CBCテレビ)に軽トラ女子として出演。最新情報はX(@mitachan_y)、Instagram(mitachan_y)で。

★11月に武道館も決まり、勢いに乗る王道アイドルグループ・Jams Collectionのるーるること小此木流花。白いレースのチューブトップ水着、ピンクビキニ、ギンガムチェックビキニと、かわいいと甘いを前面に押し出した水着グラビアに。

●小此木流花…4月16日生まれ。群馬県出身。血液型O型。ニックネーム:るーるる。担当カラー:ピンク。2023年にアイドルグループ・Jams Collectionに加入し、個人ではモデル・インフルエンサーとしても活動。5月から7月にかけて5大都市単独LIVEツアー『JamDrive!!-2024-』を開催。11月12日(火)には念願だった日本武道館でのワンマンライブも控えている。その他最新情報は公式X(@ruka_jams)&Instagram(okonogi_ruka)で。

★サイン入りTシャツ&チェキプレゼントも。

 

<掲載タレント>
沢口愛華
佐々木ほのか(アップアップガールズ(2))
松島かのん
加藤綾乃
三田悠貴
小此木流花(Jams Collection)
高崎かなみ

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ダイアン津田MC『愛すべき逆お国自慢GP』第2弾が放送 東西18人のプレゼンバトルをGACKT、鬼龍院翔が審査【コメントあり】

ダイアン・津田篤宏がMCを務めるバラエティ特番の第2弾、土曜プレミアム『日本全国!愛すべき逆お国自慢GP』(フジテレビ系 午後9時40分~11時50分)が、5月4日(土)に放送される。津田よりコメントが到着した。

『日本全国!愛すべき逆お国自慢GP』(c)フジテレビ

 

スタジオには、各都道府県を代表する18人の芸能人が集結。東軍と西軍に分かれ、各メンバーの地元にまつわるいとおしくもふびんな“愛すべき逆お国自慢”を披露していく。審査委員長にはGACKT、審査員に鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)を迎え、最も愛すべき逆お国自慢=グランプリを決定。老若男女が楽しめる、新趣向のプレゼンバトル番組を届ける。

 

数々の番組に引っ張りだこで、その活躍が目覚ましいダイアン。本番組の第1弾でGP帯バラエティ番組初単独司会を担当した津田の意気込みは並々ならぬものがあり、第2弾となる今回について「本当にめちゃくちゃ気合が入っています! だいぶ仕上がってきていて、レギュラー化に向けて一直線!」と熱い思いを語る。

 

そして、前回に引き続き、今回も番組ポスターが完成。津田が堂々とセンターを陣取り、満面の笑みを見せている。

 

各都道府県を代表して、“愛すべき逆お国自慢”のプレゼン合戦を繰り広げるプレゼンターには、芸能界屈指のトークの名手たちが勢ぞろい。

 

西軍は、小籔千豊(大阪府出身)が前回に引き続きリーダーを務め、ユースケ(ダイアン/滋賀県出身)を筆頭に、おいでやす小田(京都府出身)、大橋和也(なにわ男子/福岡県出身)、具志堅用高(沖縄県出身)、はなわ(佐賀県出身)、東国原英夫(宮崎県出身)、村重杏奈(山口県出身)、屋敷裕政(ニューヨーク/三重県出身)が登場する(※五十音順)。

 

対する東軍は、吉村崇(平成ノブシコブシ/北海道出身)をリーダーに、板倉俊之(インパルス/埼玉県出身)、伊藤俊介(オズワルド/千葉県出身)、嶋佐和也(ニューヨーク/山梨県出身)、鈴木奈々(茨城県出身)、関智一(東京都出身)、関太(タイムマシーン3号/群馬県出身)、藤田ニコル(埼玉県出身)、藤本美貴(北海道出身)という布陣で戦いに挑む(※五十音順)。

 

果たして、審査員長のGACKT、審査員の鬼龍院の心を動かし、勝利を手にするのは、小籔率いる西軍か、それとも吉村率いる東軍か。そして見事グランプリに輝くのは、どの都道府県なのか。“自虐”と“郷土愛”が渦巻く一大プレゼンバトルに注目だ。津田のコメント全文は下記に掲載。

 

津田篤宏 コメント

◆第2弾の意気込みと視聴者へメッセージをお願いします。

第2弾への気合が皆さんすごいです。本当にめちゃくちゃ気合が入っています! GACKTさんとも2回目の共演で、連携も取れてきているかと思います!(笑) この連携も見ていただきたいです。だいぶ仕上がってきていて、レギュラー化に向けて一直線! ぜひご覧ください!

 

番組情報

土曜プレミアム『日本全国!愛すべき逆お国自慢GP』
フジテレビ系
2024年5月4日(土)午後9時40分~11時50分

MC:津田篤宏(ダイアン)
審査員長:GACKT
審査員:鬼龍院翔
進行:鈴木唯(フジテレビアナウンサー)、原田葵(フジテレビアナウンサー)

<プレゼンター>
◆西軍(※五十音順)
小籔千豊、ユースケ(ダイアン)
おいでやす小田、大橋和也(なにわ男子)、具志堅用高、はなわ、東国原英夫、村重杏奈、屋敷裕政(ニューヨーク)

◆東軍(※五十音順)
吉村崇
板倉俊之(インパルス)、伊藤俊介(オズワルド)、嶋佐和也(ニューヨーク)、鈴木奈々、関智一、関太(タイムマシーン3号、藤田ニコル、藤本美貴

オフィシャルサイト:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/gyaku-okuni-jiman/

(c)フジテレビ

鈴木亮平主演『シティーハンター』が配信開始!Netflixプロデューサーが語る、原作へのリスペクト

単行本の累計発行部数は5,000万部を突破。1980〜90年代にはテレビアニメも一世を風靡した人気コミックスの「シティーハンター」がNetflixの実写映画として令和の時代に蘇ります。俳優の鈴木亮平さん演じる主人公の冴羽 獠が、現代の新宿で大暴れ。安藤政信さんが演じる相棒・槇村秀幸と息の合ったコンビ、ヒロイン・槇村 香役の森田望智さんと繰り広げるスリリングなガンアクションなどが見どころです。4月25日(木)から始まる世界独占配信に向けて、エグゼクティブプロデューサーである髙橋信一氏にNetflixが送る最新の『シティーハンター』に懸ける思いをインタビューしました。

 

髙橋信一●たかはし・しんいち…Netflixコンテンツ部門 ディレクター(実写)。2020年入社。Netflixの東京オフィスを拠点に、日本発の実写作品での制作及び編成を担当。2022 Asian Academy Creative AwardsにてBest Feature Filmを受賞した 『浅草キッド』や『桜のような僕の恋人』『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』『シティーハンター』などのNetflix映画、「新聞記者」「ヒヤマケンタロウの妊娠」「御手洗家、炎上する」「地面師たち」「極悪女王」、Netflix初の日米韓チーム共同プロデュースを行った「ONE  PIECE」などのドラマシリーズ、「未来日記」「LIGHTHOUSE」「トークサバイバー」シリーズなどのバラエティ作品のプロデュースを担当。

 

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原作ファンも魅了する「新しい『シティーハンター』」が誕生した

──まずは映画『シティーハンター』が完成した手応えを聞かせてください。

 

髙橋 鈴木亮平さんと『ひとよ』という映画でご一緒させていただいた時に、亮平さんから「いつかシティーハンターの冴羽 獠を演じてみたい」というお話を聞いていました。当時すぐには実現しなかったようなのですが、私がNetflixに入社してから数か月が経ったタイミングで、制作会社の方から企画のご提案をいただきました。

実写化はとても難易度の高い内容でした。実際に私がNetflixに入社して以来、ほぼ開発・製作に3年間という最も長い時間をかけて作った映画です。だからこそ、とても充実した手応えがあります。監督やスタッフ全員で作り上げた作品なので、本当に感慨深い思いです。

 

──プレビューを拝見しました。私もずばり「シティーハンター」世代ですが、大満足です。めちゃくちゃ面白かった! キャストの皆さんがはまり役だし、まったく違和感のない「新しい『シティーハンター』」でした。

髙橋 ありがとうございます。まさにシティーハンター世代の方々に、「シティーハンターらしさもありながら“新しい”」と感じていただきたかったので、本当にとてもうれしいです。原作者の北条 司さんとも何度も脚本について打ち合わせをする機会をいただきました。北条さんには「実写は実写だから、シティーハンターを自由に映像化してください」と温かく背中を押していただきました。「でもまあ、そうは言ってもシティーハンターらしさを無視するわけにはいかないので……」とおそれ多く思いながら、いろいろと模索しました。シティーハンターというコンテンツに新しく出会う方々を意識しつつ、原作やテレビアニメからのファンの方々にも納得してもらえるシティーハンターの魅力を最大化し、バランスをどこで取るべきか、制作チーム一同で慎重にディスカッションを重ねてきました。

 

鈴木亮平&森田望智、魅力的なキャストが選ばれた背景

──人気の原作を映像化するうえで、困難もあったのでしょうか。

 

髙橋 そうですね。原作のシティーハンターには、今から見ればある種エキセントリックとも言える80年代独特の世界観や価値観が含まれています。でも現代の価値観を基準にして、シティーハンターの面白みを削り取ってしまうと、私たちが今シティーハンターを映像化する意味が失われてしまいます。作品の「らしさ」を活かしながら、現代に製作すべき『シティーハンター』をイチから構築しました。当社の試写室に北条さんを迎えて、完成した作品をご覧いただいた時に「とにかく面白かった」とお墨付きをもらえたことがとてもうれしかったです。

 

──鈴木亮平さんの冴羽 獠はもちろんですが、槇村 香を演じた森田望智さんをはじめ、キャストの皆さんがとても魅力的です。

 

髙橋 森田さんのキャスティングに関しては、まさに私とほかのプロデューサー陣から監督に進言しました。Netflixの作品では「全裸監督」にも出演されている森田さんは、なかなか類を見ない憑依型の役者さんだと感じています。私もオフとオンで、森田さんの印象が「別人では?」と思うほどに違います。槇村 香という役にも、ファンの皆さんが期待するキャラクターが憑依したように演じてほしいという期待を込めてオファーしました。

森田さんはトレードマークの長い髪を切って、初めてのショートカットで役作りに挑んでくださいました。制作が始まった直後は、鈴木亮平さんとの掛け合いなど役作りに試行錯誤されている様子でしたが、最終的な到達点はまさしく「香そのもの」というか、ファンの皆様にも本当に深いところに刺さる槇村 香になっていると思います。感謝しています。

 

──原作の漫画やアニメの槇村 香が「実写で描かれたらまさしくこうなる!」というイメージの通りでした。そして物語を彩る悪役(?)の俳優陣もすごく冴えていましたね。皆さんがとても素敵です。

 

髙橋 ありがとうございます。キャストの皆さんと一緒に作品のイメージを共有しながら、衣装も含めて丁寧にキャラクターを作り込んだ甲斐があります。

 

映画の撮影には新宿歌舞伎町の全面協力が得られた

──物語の舞台である新宿歌舞伎町の街並みがとてもリアルで生々しかったと思います。シティーハンターを見た後に新宿を歩いてみたら、今にも向こうから冴羽 獠が歩いてくるような気分になりました。

 

髙橋 ここまでのリアリティが出せた理由は、新宿区の皆様から多大な協力をいただいたからです。新宿歌舞伎町は一般の方々の往来がとても多い東洋一の繁華街です。そのため、基本的には映画撮影の許可がとても下りにくい場所です。

ところが今回は「シティーハンターであれば」と、原作を愛する商店街の皆様に熱意を持って迎えていただきました。制作チームが「新宿で撮りたいんだ」と意を決して、新宿行政関係者の方々など関係各位に向けて丁寧に説明と交渉を進めてくれたおかげでもあります。ある種の特別な許可をいただいて、セットではなく「ホンモノの歌舞伎町」での撮影が実現しました。北条 司さんの「シティーハンター」だからこそ成し得たことだと思っています。

 

──物語の中で、特に髙橋さんがこだわりを込めたシーンを教えてください。

 

髙橋 シティーハンターのファンの皆様は、恋人以上・恋人未満というか、ある種特別な「獠と香の関係性」に愛着を持たれていると思います。でも今回のシティーハンターは、2人の関係性が構築される前日譚です。獠が相棒である兄の槇村秀幸を失って、香と新しく関係を築いていく「喪失と再生」の物語を、ファンの皆様に納得してもらえるようにどう結実させるか。ここに私は一番こだわりました。あとはセリフ回しも、獠と槇村兄妹による”あうんの呼吸”が成立するよう、監督やキャスト・スタッフの方々が練り上げてくれました。

獠のキャラクターを強く表すようなシーンのいくつかは撮影にもこだわっています。例えば冒頭のアクションシーンや、マットで階段を滑り降りて、窓ガラスを突き破って飛んでいくシーンとか。「これぞシティーハンターの世界観だ」と、胸を張ってお見せしたい場面は意識して作り込んでいます。映像の尺としては15〜20秒くらいの短いシーンなのに、撮影は丸2日かけていたりもします。このシーンがなければ制作がすごく楽になるのですが……(笑)。でも、こういうシーンがあってこそのシティーハンターだと思っています。

あとは亮平さんの努力の賜物でもあるのですが、冴羽 獠は「凄腕のスイーパー」なので、銃さばきに慣れていないと不自然です。亮平さんには本当に多大な時間を割いてもらい、ガンアクションをモノにしていただきました。ここまでのガンアクションのある作品は、日本においてなかなかできないチャレンジだったので、亮平さんと一緒にこれを実現できたことがとてもうれしいです。

エンディングテーマはもちろん「Get Wild」

──エンディングテーマにTM NETWORKの「Get Wild Continual」が流れた瞬間の感激もひとしおでした。やっぱこの曲だよね! という安心感みたいなものでしょうか。多くのファンの期待に応える選曲だと思います。

 

髙橋 シティーハンターを今実写の映画にするにあたって、「Get Wildを使わない」という選択肢は僕自身がイメージできなかったです。日本だけでなく世界に向けて配信される作品とはいえ、多くのファンに愛されてきたコンテンツの価値をしっかりと後世に残したいと思ったポイントの1つでしたね。

 

──しかも、今回はTM NETWORKが新規に演奏・録音した楽曲ですよね。

 

髙橋 そうなんです。TM NETWORKの皆様はこれまでに何度かGet Wildをアレンジしたり、新たに録音もされたりしていますが、小室哲哉さんには、今回のシティーハンターが映像も現代の新宿歌舞伎町を舞台にして作ることをお伝えして「令和版」の新しいGet Wildをお願いし、やりとりをされてもらいました。僕たちがGet Wildという曲に抱いているイメージも大切にしようということで、イントロに関してはできる限りオリジナルに忠実な演奏にしていただきました。ラストシーンの後も、物語の余韻に浸ってもらえるエンディングになったと思います。

 

Netflixの「クリエイター・ファースト」精神に込められた真意

──作品とは少し離れますが、Netflixのプロデューサーとはどんなお仕事なのでしょうか。髙橋さんのキャリアの中で、Netflixでの働き方はどのように違いますか。

 

髙橋 私が所属するNetflixのコンテンツチームではストーリーテリングに重点をおいた作品づくりに注力しています。コンテンツチームと並行してプロジェクトに関わる、制作進行、ポストプロダクション、VFX(視覚映像技術)、広報宣伝のチームなど、社内専任のプロフェッショナルがいます。それぞれが良い形で分業制をとりながら協力関係の中で作品をつくるところは、Netflixが他の現場と大きく違うと言えるかもしれません。

私はNetflixに入社する前は映画会社でプロデューサーの仕事に就いていました。当時、映画やドラマなど年間に4本前後の制作が限界でした。もっと作品をつくりたいという思いもありながら、物理的・時間的な限界に突き当たることがありました。Netflixには新しいことに挑戦しながら、もっとつくりたい、見たことのない物語をつくりたい、という創作意欲を満たしてくれる環境があります。今年は既に発表済みの作品として、「地面師たち」「極悪女王」「トークサバイバー!シーズン3」などが控えていますし、来年以降も多くの作品を準備しています。

 

──以前、Netflixには才能のあるクリエイターの意欲的な作品を視聴者に届け続ける「クリエイター・ファースト」な環境とスピリットがあると聞いたことがあります。

 

髙橋 自分の経験として言えば、視聴者の期待に目を向けながら、誰も見たことがない新しいものをつくることに挑戦するクリエイターをリスペクトする土壌がNetflixにはあります。Netflixの強みは、クリエイターが意図する映像表現を、全世界的な制作ノウハウや技術でサポートすることで、クリエイターが作品づくりに集中できる環境を最大限整備していることころです。こうすることで作品の魅力を最大化でき、結果として視聴者の皆さんにも喜んでいただけるクオリティの高い作品が日本の視聴者はもちろん、世界にも届いていくと思っています。

髙橋プロデューサーが愛用するガジェットとは

──ではGetNavi webにちなんで、髙橋さんがお仕事で活用されているガジェットがあれば教えてください。

 

髙橋 ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」を愛用しています。移動中に映像をチェックしたり、ラジオを聴くためなど1日中装着しています。デスクワークや資料を読む時には、音楽をかけずにノイズキャンセリングをオンにして耳栓のように使うこともあります。

仕事環境にはデルの40インチ曲面大型ワイドモニター「U4021QW」を置いています。さまざま資料を1画面に表示して作業をすることも多いので、本機を2台使いにしてデュアルモニターで作業をこなしています。正確にいうとノートパソコンの画面も使っているのでトリプルモニター環境ですね(笑)。

デスクワークが長く続くので、どうしても肩が凝ります。日々の体のメンテナンスにはパナソニックの「コリコランワイド」が欠かせません。使い勝手がとても手軽で本当に助かっています。また仕事というより趣味として、フジフイルムのミラーレスデジタルカメラ「X-S20」を愛用しています。本機の「フィルムシミュレーションモード」が好きすぎて手放せませんね。

 

──さまざまな作品を手掛けている髙橋さんですが、情報をインプットされるために毎日の生活の中で大事にされているルーティンはありますか。

 

髙橋 そうですね、僕自身はGetNaviさんも含めて雑誌はかなり多く読んでいる方だと思います。雑誌は自分の興味のある分野に限らず、女性誌なども定期的に目を通しています。自分がつくりたい作品を、お客様にどう楽しんでもらえるか、いつも楽しみながら考えていたいと思っています。そのためには情報のインプットを絶やさないようにして、今の時代の空気感や人々の暮らし、流行などにアンテナを張っているつもりです。

これからどうなる、獠と香の関係? 続編にも期待

──では最後に、これからNetflix映画『シティーハンター』をご覧になる方々に、髙橋さんからのメッセージをお願いします。

 

髙橋 もしも現代に冴羽 獠がいたらこうなるのでは? という世界観を、原作の魅力に基づきながら、鈴木亮平さんをはじめキャストの皆様、監督とスタッフ全員が一丸になってできた作品だと自負しています。

ある時、僕が原作者の北条さんとお話ししていたら、北条さんが「実写で香の“100トンハンマー”を再現するのは絶対に無理だよね」とおっしゃっていました。まあ、そうなんですけどねと思いながら、僕たちが100トンハンマーに後々なるであろう「ルーツ」を本作で登場させました(笑)。言ってみれば「エピソードゼロ」的なエッセンスを、実写化は難しいと考えられていたエピソードも含めて、本作のいろんなところに散りばめたつもりです。

もう1つ例を挙げると、香が初めて獠の事務所を訪れて、地下の射撃場まで行くシーンがあります。最初、僕たち制作陣はここで香の足がどうして射撃場に向くのか、シーンの整合性を取れずにいました。苦悶していたところ、北条さんから「香なら射撃場だって分からないまま、いろいろなものを探しに行って偶然射撃場を発見してしまう……という流れがあり得るんじゃない?」というアドバイスをいただいて、本作の場面になりました。北条さんとのコラボレーションによって生まれたシーンにもぜひ注目してほしいです。

 

──気が早すぎるかもしれませんが続編も期待しています!

 

髙橋 ありがとうございます。獠と香の関係性がこれからどのように変化していくのか、ファンの方々にも楽しみにしていただけるのであれば、僕自身もぜひ続きを見てみたいですね。

 

 

Netflix映画『シティーハンター』

4月25日(木) Netflixにて世界独占配信

 

(STAFF&CAST)
原作:北条 司「シティーハンター」
監督:佐藤祐市
エグゼクティブプロデューサー:髙橋信一(Netflix)
プロデューサー:三瓶慶介、押田興将
脚本:三嶋龍朗
エンディングテーマ:「Get Wild Continual」TM NETWORK(Sony Music Labels Inc.)
原作協力:コアミックス

出演:鈴木亮平 森田望智 安藤政信
華村あすか 水崎綾女 片山萌美 阿見201
杉本哲太 迫田孝也 / 木村文乃 橋爪功

Netflix作品ページ:www.netflix.com/シティーハンター

 

撮影/中田 悟

天羽希純 憧れの雑誌初表紙で大胆衣装も「紐が外れたら……という想像をしてほしいです(笑)」

ゼロイチファミリア所属のアイドルグループ#2i2(ニーニ)のメンバー・天羽希純が、4月9日発売の「BOMB」5月号通常版の表紙&巻頭グラビアに掲載。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

グループでは紫色担当の天羽は、デビューから数々の雑誌に掲載。その後は持病の関係で仕事を制限する期間を経て、本格的な活動を再開した。SNSでは万バズを連発しトレンド入りするなど、今話題のアイドルとして注目される存在だ。4月24日(水)には、写真集「きすみすき」も発売される。

 

そんな彼女が、「BOMB」の表紙に初登場。「とっても憧れていた雑誌なので今回初掲載だけでなく、初表紙……ものすごくうれしいです!」という感激の思いから、お気に入りの衣装や#2i2の全国ツアーでのエピソードなどもインタビューで語ってくれた。

 

天羽希純 インタビュー

天羽希純 @BOMB5月号/撮影:LUCKMAN

 

◆「BOMB」表紙掲載おめでとうございます。

ありがとうございます! とっても憧れていた雑誌なので今回初掲載だけでなく、初表紙……ものすごくうれしいです!

 

◆今回の撮影でお気に入りの衣装やエピソードなどあれば教えてください。

今回の衣装の印象としては、少し変わった形の衣装が多かったかなと思ってます!

お気に入りは、ふたつあってひとつは編上げの紐が水着のセンターにある衣装、そしてキューティーハニーみたいな衣装です!

編み上げは紐が外れたら……という想像をみんなにしてほしいです!(笑)

キューティーハニーは何がとは言いませんがいろいろ盛れるので、個人的にはすごくきれいに着れたかなと思っています!(笑)。

天羽希純 @BOMB5月号/撮影:LUCKMAN

 

◆所属されているアイドルグループ・#2i2は現在、全国ツアーを開催中ですね。

はい! ただいま全国ツアー中で、もうすでに長野・沖縄には行かせてもらったのですが、長野はメンバーの十味ちゃんの凱旋で十味ちゃんのご家族にも会えたり、沖縄はメンバーでご飯や買い物に行けたりなどいろんな思い出が作れました!

ライブに来てくださるみんなもご当地の格好だったりをしてくれてたり、お土産話や、現地の方にはご当地のオススメなど話が聞けたり……ツアーならではの思い出をみんなと作れるので残りのツアーもぜひ一緒に思い出作りしていきましょう!

 

◆最後に一言メッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます!

みんなのおかげで憧れの「BOMB」に初掲載初表紙で載ることができて幸せです。

今年は去年の表紙数をこえたいと思っているので一緒に2024年も走り抜けてくれたらうれしいです!

 

WEB

天羽希純 Twitter:https://twitter.com/amau_kisumi
天羽希純 Instagram:https://www.instagram.com/AMAUKISUMI/

@BOMB5月号/撮影:LUCKMAN

舞台『蒲田行進曲』でヒロインを演じる日比美思が語る、つかこうへい作品に懸ける思いと、愛用するカメラ「そのときの自分の気持ちを写したいんです」

「ようかい体操第一」などのヒット曲を飛ばしたダンスボーカルグループ「Dream5」のメインボーカルとして活動後、現在は俳優として様々な映画やドラマ、舞台に出演中の日比美思が、5月1日に初日を迎える舞台『蒲田行進曲』でヒロインの小夏を務める。劇作家つかこうへいの代表作で、深作欣二監督の映画版も名作として語り継がれている『蒲田行進曲』へ懸ける思いや舞台の見どころとともに、大好きなカメラについて語ってもらった。

 

日比美思●ひび・みこと…1998年9月20日生まれ。神奈川県出身。2009年、『天才てれびくんMAX』(NHK教育、現Eテレ)の全国オーディションに合格。同年、ダンスボーカルグループ・Dream5のメインボーカルとしてデビュー。2016年にグループ活動終了後、女優として活動を始める。2017年「マジで航海してます。」(TBS・MBS)でドラマ初出演。主なドラマ出演に『さくらの親子丼2』(東海テレビ)、『太陽とオオカミくんには騙されない』(AbemaTV)、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)、『真夏の少年~19452020』(テレビ朝日系)、『好きやねんけどどうやろか』(読売テレビ)、主な映画出演に『恋のしずく』(2018年)、『町田くんの世界』(2019年)、『生きちゃった』(2021年)、主な舞台出演に『陽だまりの樹』(2021年)、『点滅する女』(2023年)など。公式HPXInstagram

 

【日比美思さん撮り下ろし写真】

 

つかこうへいというジャンルを演じている気持ちになった

──今回の舞台が決まる前に、映画『蒲田行進曲』(1982年)を観たことはありましたか?

 

日比 十代後半のときに受けたワークショップで、講師の方に薦められて観ました。私が生まれる前の映画なのに新しさを感じて、時代を超えて笑って泣ける素敵な映画だなという印象でした。だから今回、オーディションに合格したときは、誰もが知っている名作に自分が携われるということでうれしかったです。

 

──ヒロイン小夏を演じるプレッシャーも大きかったのではないでしょうか。

 

日比 演出のこぐれ修さんは、俳優としても演出家としても、たくさんのつかこうへい作品に関わってきた方です。銀ちゃん役の田谷野亮さん、ヤス役の小谷けいさんも、2019年の初演に続く続投。私は、つかこうへい作品はもちろん、紀伊國屋ホールの舞台に立つのも初めて。そもそもスタートダッシュが皆さんと違うのでプレッシャーはありましたし、はいつくばる気持ちでやらないと駄目だなと気が引き締まりました。

 

──ちなみに、つかさん原作の舞台を観たことはありますか?

 

日比 映画『蒲田行進曲』を観た時期と同じぐらいに、『郵便屋さんちょっと』という舞台を観劇しました。

 

──今回、『蒲田行進曲』の台本を読んだ印象はいかがでしたか。

 

日比 基本的に、つかさんが書かれた戯曲に忠実なんですが、映画のイメージとは少し違っていて、終わり方も演劇ならではなんです。私が演じる小夏で言うと、艶っぽさのあるところは同じなんですが、戯曲のほうはおちゃめでガサツなところもあって、そこがかわいいんですよね。

 

──確かに原作の小夏は、映画版よりも強いイメージです。

 

日比 破天荒な銀ちゃんとやり合える小夏だからこそ生まれた物語なんだなと思いました。

 

──改めて小夏はどんなキャラクターだなと感じましたか。

 

日比 こぐれさんからお聞きしたんですが、つかさんは「小夏は天使なんだ」と仰っていたそうで。確かにキュートな部分もありつつ、全てを包み込むような母性も感じられる女性だなと感じました。

 

──小夏が惚れるスターの銀ちゃん。そんな銀ちゃんを慕い、銀ちゃんの子どもを身ごもった小夏を押し付けられる大部屋俳優のヤス。この二人には、どんな印象を持ちましたか。

 

日比 銀ちゃんは言葉遣いも荒いですし、言ってることもめちゃくちゃ。だけど、いつでも前向きでヒーローみたいな存在の銀ちゃんに惹かれる気持ちも分かります。それに対して、小夏に献身的に尽くしてくれるヤスも魅力的です。稽古で田谷野さんとけいさんのお芝居を間近で見ると、台本で読む以上に銀ちゃんとヤスの魅力をひしひしと感じましたし、子どもを身ごもって、精神的にも肉体的にも大変な状態の中で、銀ちゃんとヤスの間で揺らぐ小夏の気持ちも、より理解できました。

 

──これまで田谷野さん、小谷さんとの共演経験はあったのでしょうか。

 

日比 お二人とも初めましてでした。田谷野さんとは最初にオーディションでお会いしたんですが、キャストを選ぶ立場の方なので怖い印象でした(笑)。銀ちゃんという破天荒なキャラクターを演じられるから、私生活もギラギラと獣のような方なのかなと勝手に想像していたんですが、実際に話してみると、ものすごく優しくて。どうすれば、みんなが気持ち良く現場が回るのかを第一に考えている方です。

 

──小谷さんの印象はいかがですか。

 

日比 沖縄県出身ということもあってか、朗らかな方で。「やりづらいところはない?」「台本で分からないところはない?」と親身に聞いてくださいます。もちろん締めるとこは締めて、稽古中は真剣そのものなんですが、稽古が終わったら、親しくお話しさせていただいています。

 

──稽古が始まってからも、プレッシャーはありましたか?

 

日比 多少の不安はありましたけど、実際に稽古をしてみると、すごく楽しくて。演劇というジャンルから飛び出て、つかこうへいというジャンルを演じているんじゃないかという気持ちになりました。みなさんに甘えつつも、楽しめたもん勝ちなのかなと思っています。まだ全力で楽しめるまでは辿り着いていないかもしれませんが、稽古を重ねていって、本番でその域まで持っていきたいです。

 

銀ちゃんとヤスがかわいらしくて抱きしめたくなる

──稽古場の雰囲気はいかがですか。

 

日比 皆さん仕事が早いなというイメージです。早朝ではなく、ちょうど気持ち良い時間に起きて、ゆったりと稽古場に入って、びしっと稽古をして、早めに解散みたいな。詰めてやるというよりは効率的というか。でも決して怠けている訳ではなく、皆さんしっかりと台本を読み込んで現場にいらっしゃるからスムーズなんです。早く稽古が終わるので、みんなでご飯にいくこともあります。

 

──良い関係性を作られているんですね。

 

日比 皆さん明るくて優しいから、休憩中も一緒にお菓子を食べて過ごしています。舞台は役者同志の関係性が大きく影響するので、仲良くなることは大切だなと感じます。

 

──そういう輪に入るのは得意なほうですか?

 

日比 人見知りなので、前は苦手でした。でも、このままじゃ駄目だ、自分から心を開いていかないといけないと思って、人見知りを改善しようと意識するようになって。そしたら、ちょっとずつ自分の本音を話せるようになってきました。今回の舞台は年上の方が多くて、かわいがってもらえるので、心も開きやすいですね。

 

──どういうことを意識して役作りをしていますか。

 

日比 あまり意識していないかもしれません。セリフの量が膨大で、最初は話すだけで精いっぱいでした。でもセリフが頭に入ると、セリフを話しているだけで自然と気持ちも乗ってきます。まだまだ私は子どもで、母性からかけ離れている自覚があったので不安も大きかったんですが、今では銀ちゃんとヤスがかわいらしくて、抱きしめたくなります。初めて通しで稽古をしたとき、そういう気持ちが自然と出てきたのは自分の中でも発見でした。

 

──セリフ回しはいかがですか?

 

日比 モノローグもダイアローグも、ちょっとだけ今の言葉遣いとは違っていて、笑うときも「ふげ!」って笑ったりするんですよ(笑)。普段の自分の喋り方とは違うから、自然と慣れさせないといけないなと思って、お風呂場で湯船に浸かりながら、ひたすら喋っています。大きい声を出すシーンも多いので、のどのケアも気をつけています。

 

──シーンによってはギターの生演奏もあるそうですね。

 

日比 そうなんです。ギターが加わると、自然と涙を流していることもあります。譜面通りではなく、セリフの熱量や流れによってギターを弾いてくださるので、すごく話しやすいし、より抑揚が出るんですよね。

 

──過去に生演奏でお芝居をした経験はありますか?

 

日比 2019年に悪い芝居という劇団の『ミー・アット・ザ・ズー』という舞台が生演奏だったんですが、そのときはバンド編成で管楽器もありました。今回はアコースティックギター1本なので印象も全然違います。

 

──舞台の見どころをお聞かせください。

 

日比 みんなが笑って、みんなが泣ける楽しい舞台で、特にクライマックスのシーンは感動的です。もともと『蒲田行進曲』を知っている方はもちろん、知らない方もいろいろな発見があると思うので、たくさんの方に楽しんでいただけるように、もっともっと私も努力してブラッシュアップしていきたいです。

 

舞台ではDream5時代のダンス経験が活きている

──初めて舞台に出演したのはDream5時代ですか?

 

日比 そうです。初舞台は14、15歳ぐらい。『PIRATES OF THE DESERT』(2013年)という舞台でした。お芝居の経験もなかったので、とにかくセリフを間違えないようにと、すごく緊張したのを覚えています、

 

──Dream5でのダンス経験が、舞台に活きている面もありますか?

 

日比 体の使い方は活きているなと思います。例えばアクション的な要素が必要なシーンだと、これぐらい横を向けば叩かれているように見えるかなとか、こういうふうに倒れたら激しく見えるかなとか、どういう角度だと、どういうふうに見られるかが何となく分かります。

 

──これまで出演した舞台でターニングポイントになった作品を挙げるとすると何でしょうか。

 

日比 日々、自分の中で更新されているので常に最新作ということで、昨年出演した『点滅する女』(2013年)です。みなさん魅力的なキャラクターを演じられていたので毎日稽古も楽しかったですし、本番は冷蔵庫やキッチン、テーブルなどを実際に置いた状態でお芝居をしたので、演劇だけど映像を撮影しているような不思議な感覚もあって新鮮でした。積極的に役者の意見も取り入れてくださったので、みんなで作っているという感覚もありました。

 

──舞台ならではの醍醐味はどういうときに感じますか。

 

日比 映像はシーンごとに、バラバラに撮影することが多いので、完成した作品を観るまで、どういう仕上がりになるのか分かりません。それはそれで楽しみではあるんですが、舞台は最初から最後まで一連の流れがあって、本番が始まったら止めることができないという緊張感が醍醐味です。お客さんに全身を見られている感覚も、舞台ならではですね。

 

──初日と千穐楽では気持ちも変わるものですか。

 

日比 変わります。初日から自分ができる100%のところまで持っていくつもりで稽古を重ねていますが、客席にお客さんがいると全然違うんです。やっぱり演劇は生ものだなと思いますし、毎日、お客さんの反応で変わってくるものもあるし、そこも楽しいです。

 

──舞台は稽古期間も含めると、長く役に向き合いますが、終わった後も役は引きずるほうですか?

 

日比 稽古している間は、明るい役だと自分も明るく、控えめな役だと自分も控えめになるなど、役になり切るところはあるんですが、終わった後は役が抜けすぎるというか、抜け殻のようになります。そこの切り替えは、いまだに試行錯誤しながらという感じですね。

 

──稽古期間中、オフはどう過ごすことが多いですか。

 

日比 ひたすら体を休めながら、台本を読んだり、マンガを読んだり、ゆっくり過ごしています。先日は一人で岩盤浴に行きました。

 

思い出の詰まった3台のカメラ

──最後に日比さんの趣味はカメラということで、愛用しているカメラを持ってきていただきました。

 

日比 3台持ってきたんですが、一つはフィルムカメラでCONTAXの「Carl Zeiss Sonnar 2.8/38」。一つはデジタルカメラでNikonの「COOLPIX7600」。もう一つはチェキで「INSTAX SQUARE SQ1」です。

 

──それぞれ紹介をお願いします。まずは「Carl Zeiss Sonnar 2.8/38」から。

 

日比 いつもお世話になっている写真家・木下昂一さんのカメラなんですが、ずっとお借りした状態で3年経っています。高価なカメラなので、なかなか自分では手が出ないんですが。

 

──3年も経つと、もはや日比さんのものですよね(笑)。

 

日比 木下さんからも「あげるよ」と言われるんですが、「いえいえ。あくまで私の気持ちはお借りしているんです」と(笑)。

 

──それまでフィルムカメラを使ったことはあったんですか?

 

日比 一時期、「写ルンです」が若い子の間で流行ったじゃないですか。私も大好きで、よく使っていたんですが、それでフィルムの質感にハマって。ジャンク品に近いようなフィルムカメラは何度か自分で買って使っていたんですが、お値段のする、しっかりしたものを持ったのは初めてです。

 

──どういうときにフィルムカメラを使うのでしょうか。

 

日比 友達と会ったときとか、今回の舞台のように稽古中とか、人物を撮ることが多いです。

 

──今は現像するのも大変ですよね。

 

日比 フィルムによっては1週間以上かかるものもあるんですが、待つ時間も楽しいんですよね。

 

──その時々でフィルムを変えているんですね。

 

日比 そうですね。今はカメラの中にコダックの400が入っています。普段は100を使うんですが、ちょっと贅沢して800を使うこともあります。

 

──続いて「COOLPIX7600」について。

 

日比 私の祖父が使っていたカメラを受け継いだんですが、この入れ物も祖母がカメラ入れ用に編んだものです。だいぶ前のデジカメなので、画質は良くないですけど、それはそれで味がありますし、コンパクトで軽いので、いつも持ち歩いていて。お花や水溜りに反射した太陽、誰かとご飯に行ったときなどに、さっと出して撮ります。

 

──最後は「INSTAX SQUARE SQ1」。

 

日比 木下さんとは2021年に写真展をやったことがあって。そのときに撮影していただいたポラロイド写真も今日は持ってきたんですが、それとは別に、2023年に木下さんとスクエアチェキ展「往復写簡」を開催したんです。そのときに協力してくださった富士フィルムの方が、ふらっとご来展して、この「INSTAX SQUARE SQ1」をプレゼントしてくださいました。

 

──チェキはどういうときに撮影するんですか。

 

日比 物として残るので、形にして取っておきたいときです。ちょうど今やろうと思っているんですが、稽古場で一人ずつ撮らせていただいて、そのチェキにメッセージを書いて渡そうと思っています。SQUAREなので写真は真四角なんですが、画角が広めだから、どう撮るか考えるのも楽しいんです。

 

──写真を撮影する上でのこだわりはありますか。

 

日比 思い出を大事にしたいので、そのときの自分の気持ちを写したい気持ちが強いですね。

 

 

紀伊國屋ホール開場60周年記念公演
たやのりょう一座第13回公演『蒲田行進曲』

会場:紀伊國屋ホール
公演期間:2024年5月1日(水) ~5月4日(土)

価格:S 席 10,000 円 一般指定席 7,000 円
企画・制作:合同会社一座

(STAFF&CAST)
作:つかこうへい
演出:こぐれ修(劇団☆新感線)
出演:田谷野亮 日比美思 小谷けい ほか

公式サイト:https://www.tayanoryo1za.com/

 

撮影/友野雄 取材・文/猪口貴裕 メイク/江原理乃 スタイリスト/鬼束香奈子

杉山清貴&オメガトライブが40年ぶりのテレビ出演!作曲家・林哲司の名曲「真夜中のドア~Stay With Me」「北ウイング」をカバー『The Covers』

5月9日(木)放送の『The Covers』(NHK BS 午後9時30分~9時59分)は、「杉山清貴&オメガトライブ 〜魅惑の80sシティ・サウンド~」を送る。

『The Covers』杉山清貴&オメガトライブ(c)NHK

 

放送11年目に突入したNHK BSの音楽番組『The Covers』。今年度から放送日時をリニューアルし、毎月第1&第2木曜の午後9時30分から放送中。5月9日(木)放送回には、80年代に洗練されたシティ・サウンドで音楽シーンを席巻した杉山清貴&オメガトライブが登場。

 

1983年にデビューし、85年の解散までわずか2年8か月の活動の中で「ふたりの夏物語」、「君のハートはマリンブルー」「SUMMER SUSPICION」など数々のヒット曲を発表。2023年、デビュー40周年を機に再集結、現在「FIRST FINALE TOUR 2024」と題して全国ツアーを開催する彼らが、40年ぶりにメンバーそろって激レア&ファイナルテレビ出演へ。

 

彼らのヒット曲の多くを手がけたのが、去年デビュー50周年を迎えたシティ・ポップのレジェンド作曲家・林哲司。今回は、杉山清貴&オメガトライブが林哲司の名曲を披露する。近年のシティ・ポップブームのキッカケになった、松原みきの「真夜中のドア~Stay With Me」、中森明菜の1984年のヒットチューン「北ウイング」をカバー。そして、オリジナル大ヒット曲「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」を、バンドとしてNHK初披露。

 

全国ツアーも各地で大好評を博し、その変わらぬパフォーマンスと色褪せない名曲が話題に。トークでは、今あらためて再結集した理由や、ツアーでのエピソードが笑いを交えながら語られる。杉山清貴&オメガトライブのパフォーマンスによって、80年代の名曲が新鮮なサウンドでよみがえる。

『The Covers 80’s ロック・ナイト!~TM NETWORK・レベッカと1984年~』左から)リリー・フランキー、UA(AJICO)、小室哲哉、上白石萌歌(c)NHK

 

さらに、5月9日(木)は「杉山清貴&オメガトライブ 〜魅惑の80sシティ・サウンド~」の放送後、NHK総合にて『The Covers 80’s ロック・ナイト!~TM NETWORK・レベッカと1984年~』(午後10時~10時45分)のオンエアも決定している。

 

番組情報

『The Covers』「杉山清貴&オメガトライブ 〜魅惑の80sシティ・サウンド~」
BSP4K(先行放送):2024年5月5日(日)午後10時50分~11時19分
NHK BS(本放送):2024年5月9日(木)午後9時30分~9時59分

MC:リリー・フランキー 上白石萌歌
カバーズゲスト:杉山清貴&オメガトライブ

<楽曲>
「北ウイング」 (中森明菜/1984)詞:康珍化 曲:林哲司
「真夜中のドア〜Stay With Me」 (松原みき/1979)詞:三浦徳子 曲:林哲司
「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」(杉山清貴&オメガトライブ/1985)詞:康珍化 曲:林哲司

『The Covers 80’s ロック・ナイト!~TM NETWORK・レベッカと1984年~』
NHK総合
2024年5月9日(木)午後10時~10時45分
再放送予定:2024年5月13日(月)午後11時50分~深夜0時35分

MC:リリー・フランキー 上白石萌歌
カバーズゲスト:AJICO 坂本美雨
スペシャルゲスト:小室哲哉
セレクション:氷川きよし

<楽曲>
◆AJICO
「フレンズ」 (REBECCA/1985) 詞:NOKKO 曲:土橋安騎夫
「ラヴの元型」 (AJICO/2024) 詞:UA 曲:浅井健一、荒木正比呂

◆坂本美雨
「TIMEMACHINE」 (TM NETWORK/1983)詞:小室哲哉 曲:木根尚登

◆氷川きよし(※セレクション)
「SEVEN DAYS WAR」 (TM NETWORK/1988)詞:小室みつ子 曲:小室哲哉

番組X:@nhk_covers
番組HP:https://www.nhk.jp/p/thecovers/

(c)NHK

日向坂46 四期生がカラオケルームで熱唱!『日向坂ミュージックパレード』4・30スタート【コメントあり】

日向坂46 四期生単独のテレビ初冠番組『日向坂ミュージックパレード』(日本テレビ 毎週火曜 深夜0時59分~1時29分/見逃し配信あり)が、4月30日(火)スタート。日向坂46 正源司陽子と藤嶌果歩、3時のヒロイン(福田麻貴、ゆめっち、かなで)からコメントが到着した。

 

この番組は、さまざまな角度で音楽を楽しむ“音楽✕バラエティ”。3時のヒロインが日向坂46 四期生とタッグを組み、姉御的立場でフレッシュな魅力を引き出していく。

 

舞台は、歌好きの女の子たちが集う、都内某所にあるカラオケルーム。一見ごく普通のどこにでもあるカラオケルームのようだが、ひとつだけ、ここのカラオケにはちょっと変わった趣向がある。「超・限定的カラオケランキング」のみを扱う、カラオケルームだったのだ。

 

番組では、「アニメフェスのお客さんに聞いたアニソンランキング」や「アイドル好き芸人が選ぶ最強アイドルソングランキング」など…「超・限定的カラオケランキング」を毎回紹介。カラオケ大好きな四期生たちがマイク片手に熱唱パフォーマンスする。

 

また、そのカラオケルームには、人気の音ネタ芸人がふらりと遊びに来ることも。四期生も一緒に音ネタ披露に挑戦したり、番組オリジナルのリズムゲームで盛り上がる。

 

一部の人たちの間や場所で盛り上がっている“超・限定的”データをもとにカラオケで熱唱するほか、エピソードトークを展開。初回は「2023年SNS人気楽曲ランキング」を紹介し、四期生のメンバーが好きな曲やハマった曲について語り尽くす。

 

さらにランキングの中から、藤嶌果歩がConton Candyの「ファジーネーブル」をソロで歌唱。有華の「Baby you」に石塚瑶季、正源司陽子、渡辺莉奈、竹内希来里が挑戦する。

 

また、人気の音ネタ芸人と音楽で遊ぶコーナーは、AMEMIYAがゲストに登場。AMEMIYAのギター演奏に合わせて、メンバーが歌で自己紹介を披露する。意外な特技公開から、なぜかメンバーの暴露まで…。個性あふれる自己紹介に注目だ。正源司、藤嶌、福田、かなでのコメントは下記に掲載。

『日向坂ミュージックパレード』初回はAMEMIYAが登場(c)日本テレビ

 

日向坂46 四期生・正源司陽子 コメント

番組が決まったといううれしいお知らせをいただいて、メンバー一同大盛り上がりでした。四期生はみんな個性的だし、音楽も大好きなので、そういった私たちの強みを出していけたらと意気込んでいました。収録はすごく楽しくて、初めて日向坂46以外のアーティストさんの楽曲で、メンバーの歌声をしっかり聴けたのも新鮮でした。

3時のヒロインの皆さんはとても優しくて、収録の合間も気さくに話しかけてくださるんです。メンバーのことを知ろうとしてくださっているのがうれしかったですし、収録中もたくさんフォローしてくださって本当にありがたかったです。

音楽が好きな方にぜひ興味を持って楽しんでいただけるような番組にしたいですし、日向坂46のファンの皆さんには私たちのことをもっと知っていただけるように、メンバーの関係性や仲の良さをどんどんアピールしていけたらいいなと思います。

 

◆普段カラオケでよく歌う曲は?

私はaikoさんの曲がすごく好きなんです。映画「聲の形」の主題歌の「恋をしたのは」という曲が本当にかわいくて大好きで、よく歌います。

 

◆もしも自分がランキングの企画を考えるなら?

「デュエットしたくなるような曲」みたいなのをランキング形式で集めて、ランクインした楽曲を実際にメンバーがデュエットで歌うのをやってみたいです!

 

日向坂46 四期生・藤嶌果歩 コメント

番組のお話を聞いた時は、メンバーみんなで喜び合いました! ずっと乃木坂46さんの『乃木坂スター誕生!』を見ていたので、自分たちが四期生だけの冠番組をいただけるなんて本当にありがたいことですし、うれしい気持ちでいっぱいでした。

収録もすごく楽しかったです。3時のヒロインの皆さんとは初めてお会いしたのですが、とても優しくて、まるで女子会みたいな雰囲気で収録できたのもうれしかったです。反省点もたくさんあるので、次の収録に生かせたらいいなと思います。

四期生は個性あふれる子たちでいっぱいなので、番組でそれぞれの個性を存分に発揮して、皆さんにメンバーのこと、日向坂46のことを知っていただきたいです。歌の力に乗せてたくさんの方に愛される番組になるように、四期生みんなで頑張っていきたいと思います。

 

◆普段カラオケでよく歌う曲は?

コレサワさんの曲をよく歌うんですが、「お姉ちゃんにだけ部屋があったことまだ恨んでるのかな」という曲が好きです。それから「気まぐれロマンティック」とか、いきものがかりさんの曲もよく歌います。

 

◆もしも自分がランキングの企画を考えるなら?

3時のヒロインさんとも休憩中にお話をしていたのですが、「失恋ソングランキング」をやりたいです! 失恋ソングってやっぱり女の子が好きなジャンルだと思うので、女の子の気持ちがギュッてなるような、そういう歌を歌ってみたいです。

『日向坂ミュージックパレード』Conton Candyの「ファジーネーブル」を歌唱する藤嶌果歩(c)日本テレビ

 

3時のヒロイン・福田麻貴 コメント

ザ・バラエティーというよりも「カラオケルームにみんなでワチャワチャ集まってる」みたいなコンセプトの番組なので、収録もリラックスしていて、和気あいあいと楽しくしゃべって歌うという感じがすごく良かったです。私が子供の頃ってカラオケ番組って多かったと思うんですが、そういうちょっと懐かしい感じで、一緒に歌えるような番組になっていると思います。日向坂46のファンの方は、グループの曲を歌うときと別の曲を歌うときの歌い方って違ったりすると思うので、四期生のメンバーの「こんな表現力あるんだ」という部分も楽しんでほしいですね。

 

◆今回の収録で魅力を発揮していたメンバーは?

いっぱいいるんですけど、私は渡辺(莉奈)さんと平岡(海月)さんが気になりますね。渡辺さんは高1なのに落ち着きすぎている(笑)。説明もうまいし、トークも面白かったです。平岡さんは本当にムードメーカーみたいな感じで、いてくれたらすごく助かるキャラクターですね。

 

3時のヒロイン・ゆめっち コメント

まるで友達とカラオケに来ているような雰囲気の番組なので、見てくださる方もテレビを見ながら、一緒にカラオケをしてる気分で盛り上がれると思います。トークではメンバー同士仲が良いのが伝わってくるので、そういう話を聞くと私もいちファンとしてうれしかったですね。今日の収録だけでも結構みんな伸び伸びしてくださっていたので、これからもっと素の部分やファンの方にまだ見せてない魅力が出てくるんじゃないかなと思います。

 

◆今回の収録で魅力を発揮していたメンバーは?

宮地(すみれ)さんと渡辺(莉奈)さんは、自分を持っているというか不思議な魅力があって、生まれ持った素質を感じました。小西(夏菜実)さんは自己紹介がすごくキャッチーで、忘れられないですね(笑)。正源司(陽子)さんも堂々としていて、好きなものを語る姿がすごくかわいいなと思いました。

 

3時のヒロイン・かなで コメント

収録は楽しかったですし、皆さんすごくかわいかったです。人数が多いので、もし名前を間違えちゃったらどうしようと心配でしたが、1人ひとりの個性が強くて、自分の持っているキャラクターを出してくれて、その心配はいりませんでした。藤嶌(果歩)さんはすごく歌が上手なのですが、今回ソロで初めてテレビで歌うと知って驚きました。歌やダンスが得意だったり、トークが面白かったり、皆さんの新たな一面を見られる番組になるんじゃないかなと思います。

 

◆今回の収録で魅力を発揮していたメンバーは?

宮地さんのキャラが濃くてすごく面白くて、『(踊る!)さんま御殿!!』とかで一緒になりたくないと思いました(笑)。あとは、社会人経験があるという山下(葉留花)さん。“盛っちゃうキャラ”が面白くて、自称インテリなのもツボです。

 

番組情報

『日向坂ミュージックパレード』
日本テレビ
2024年4月30日(火)スタート
毎週火曜 深夜0時59分~1時29分

中京テレビ
2024年5月8日(水)スタート
毎週水曜 深夜0時54分~

<配信>
Hulu、TVerにて番組放送後より見逃し配信

番組公式サイト:https://www.ntv.co.jp/hinapare/

(c)日本テレビ

『=LOVEのオールナイトニッポン0』生放送決定 齋藤樹愛羅、佐々木舞香、髙松瞳がパーソナリティを担当「テンション高めで頑張ります!」

『=LOVEのオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで生放送 深夜3時~4時30分)が4月29日(月)に放送決定。スペシャルパーソナリティを担当する=LOVEの齋藤樹愛羅、佐々木舞香、髙松瞳よりコメントが到着した。

『=LOVEのオールナイトニッポン0(ZERO)』左から)齋藤樹愛羅、佐々木舞香、髙松瞳

 

「=LOVE(イコールラブ)」は、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。今年は4か所をまわる初のアリーナツアー、=LOVEアリーナツアー2024「Tell me what’s more than “LOVE”」を開催。9月7日(土)に神奈川県・Kアリーナ横浜で、=LOVE史上最大規模となる=LOVE7周年コンサート「=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」の開催を予定している。

 

音楽活動はもちろん、テレビ番組やドラマへの出演など多方面で活躍中。現在ニッポン放送では『=LOVEのイコラフ』(毎週月曜 午後7時40分~8時)を絶賛放送中。

 

『オールナイトニッポン』シリーズに登場するのは、2023年4月6日放送の『=LOVEのオールナイトニッポンX(クロス)』以来1年ぶりで、今回は齋藤樹愛羅、佐々木舞香、髙松瞳の3人がパーソナリティを担当する。メールテーマやコーナーなどの詳細はオールナイトニッポン公式X(@Ann_Since1967)をチェック。

 

番組はラジオ・radikoのほか、17LIVE(イチナナ)でもライブ配信。17LIVEではスタジオの様子を動画で楽しむことができるほか、放送後には17LIVE限定でパーソナリティによるアフタートークも配信される。

 

3名によるコメントは以下を参照。

 

齋藤樹愛羅 コメント

寝る前などに『オールナイトニッポン』を聴いていたので、今回出演させていただけることがすごくうれしいです!

深夜ラジオの生出演は初めてなので、とても楽しみです!!

盛り上げられるように、テンション高めで頑張ります!

 

佐々木舞香 コメント

前回の『オールナイトニッポンX』に続いて、『オールナイトニッポン0』にも出演させていただけてすごくうれしいです!

ANN0は深い時間ですが、1番テンションの上がる時間でもあります。

前回と同じくコーナーもあるので、聴いてくださる皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせたらと思っています。

テンション上がりすぎてそのままオールとかしちゃおうかな!? と思っています!

 

髙松瞳 コメント

今回こうしてまた=LOVEを『オールナイトニッポン』に呼んでくださりうれしい気持ちでいっぱいです!

そして個人的にはフワちゃんさんの『オールナイトニッポン0』をよく聴いているので本当に夢のようです!

とても深い時間での放送ですが、お仕事中の方や眠れない方、イコラブのために起きてくれている方、そして、オールナイトニッポンリスナーの方々など聴いてくださっている全ての皆様に楽しんでいただけるように私たちも楽しみながら精いっぱい頑張ります!

ぜひ聴いてくださいね〜!!!

 

番組情報

『=LOVEのオールナイトニッポン0(ZERO)』
ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで生放送
2024年4月29日(月)深夜3時~4時30分

パーソナリティ:=LOVE(齋藤樹愛羅、佐々木舞香、髙松瞳)
メールアドレス:il@allnightnippon.com
番組X:@Ann_Since1967
番組ハッシュタグ:#イコラブANN0
radikoタイムフリー: http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20240430030000
17LIVEのダウンロードはこちら:https://17appv2.onelink.me/D7OH/lk7knpfp

『所さんお届けモノです!』初のゴールデン2時間SP!藤原紀香、八木勇征、井森美幸らが所ジョージに旬の食材を届ける【コメントあり】

『所さんお届けモノです!~春の大収穫祭&大冒険SP~』(MBS/TBS系 午後7時~8時57分)が、4月26日(金)放送。田中卓志と新井恵理那からコメントが到着した。

 

日本全国の皆さんが、所ジョージに「ぜひ食べてほしい!」「使ってほしい!」「見てほしい!」という自慢の品を取りに行き、所さんにお届けする本番組。2017年4月にレギュラー放送が始まり今年で8年目を迎え、土曜の朝から今回初めてのゴールデン2時間SPとして進出する。

 

スタジオには、山里亮太(南海キャンディーズ)と岡山県出身の高橋大輔をゲストに迎えて大盛り上がり。VTRにも豪華ゲストが続々登場。

 

愛媛県から「しまなみ海道」を越え、広島県、岡山県に至る瀬戸内100キロを軽トラで巡るコーナーでは、運転手チャンカワイ(Wエンジン)の助手席に藤原紀香、八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)、井森美幸が同乗して春が旬の食材を収穫。とれたてを所に届ける。

 

またグルメに絶景、お土産など…日本人がまだまだ知らない“その島にしかない宝モノ”を探し出すコーナーでは、島好き俳優・的場浩司とティモンディ高岸宏行の珍コンビが沖縄本島から約360キロの「南大東島」へ向かう。

『所さんお届けモノです!~春の大収穫祭&大冒険SP~』左から)藤原紀香、チャンカワイ(c)MBS

 

まずは、「軽トラで行く!!春の大収穫祭」。しまなみ海道・瀬戸内を100キロにわたり、春の味覚を収穫。軽トラを運転するのは、チャンカワイ。助手席に藤原紀香を乗せて、今が旬、来島海峡の激流が育てたプリップリのサクラダイを探しに向かう。

 

実は趣味が釣りという藤原は、マイ包丁にマイみそも持参するほど気合い十分。夫・片岡愛之助と行ったタイ釣りのエピソードも明らかに。潮の流れも早く、岩場にいるため釣るのが難しいというサクラダイ釣りにも挑戦するが…5時間に及ぶ格闘の末にまさかのドラマが。スタジオの料理初心者・高橋大輔が「スケートより緊張した」という漁師めし作りにも注目だ。

 

続いて、バラエティの女王・井森美幸を乗せ、市場では出回らない激レアフルーツを探しに愛媛県の離島へ。雨が少なく温暖な気候のこの島は、柑橘栽培に適しているという。

 

一面に広がるレモン畑の中では生産者が少なく“幻”といわれる希少なレモンを発見。皮ごと食べられるというその味に井森も感激。スタジオには「森のキャビア」とも呼ばれ、切ると果肉があふれ出す驚きのフルーツが登場する。

『所さんお届けモノです!~春の大収穫祭&大冒険SP~』たけのこをゲットする八木勇征(c)MBS

 

最後に参戦するゲストは、国宝級イケメン・八木勇征。岡山県倉敷市で、えぐみが少なく、柔らかくて白いタケノコの収穫に向かう。土の中にあるタケノコを探し出すのは足の裏の感覚のみ。名人でも難易度が高いにもかかわらず…収穫初体験の八木が意外な才能を発揮する。

 

そして、地元の漁師でもなかなか食べられないという極上の天然アサリ、その名も“貝王”の収穫にも挑戦する。チャンカワイと八木のバトルにも注目だ。所もあっという間に完食してしまうほどおいしいアサリのとれたて飯とは。

 

「大冒険!南大東島にしかない宝モノ探し!」では、沖縄県の東に約360キロの南大東島に、離島大好き俳優・的場浩司と高岸宏行が未知なる宝モノを探しに向かう。

 

公共交通機関がないため、2人はレンタルバイクで島を巡ることに。島民に聞き込みをし、宝モノ情報を収集すると、関東には出回らない、お祝いの時に食べる野菜についての情報をGET。農家が作るその野菜を使ったスイーツを届けると…地味な見た目から想像のつかない味&食感に一同大絶賛。

 

数千年の歴史が生み出した美しい地底湖をはじめ、南大東島が誇る数々の絶景も見どころ。さらにマグロよりも高級だが、歯が鋭く共食いをするという未知の深海魚の漁へも向かうが、「やればできる!」でおなじみの高岸がギブアップ寸前の大ピンチに。丸ごと一匹届いたその姿に「恐竜じゃん」と所もあぜん。漁師さんのお薦め、酢みそで食べる刺身の食感にも驚く。

 

田中、新井のコメントは下記に掲載。

 

田中卓志 コメント

番組のスペシャルをやりたいとずっと言っていました。今回は、ロケのVTRに出てくる人が豪華なんです。藤原紀香さんが軽トラ乗っている映像見たくないですか? 衝撃だったんですよ。一緒に回るチャンカワイが誰と乗るかでテンションが違うんです。藤原紀香さんの前ではきっちりしておかなきゃだし、絶対に事故れないという緊張感がありました。

あとは南大東島を回るティモンディ高岸と的場浩司さんというコンビ、面白かったですね。高岸のパワーより的場さんが勝っちゃう瞬間とか結構ありました。レア映像としては、船に乗った高岸。高岸はどんなところでもやればできるんだけど、できてなかったです(笑)。

 

新井恵理那 コメント

所さんって世の中のことほとんど知っているから、知らないものを探すのがハードル高い中で、それでも知らないものを届けるんだというスタッフの熱意が今回、特にすごかったです。メンバーのロケも最高なのと、出てくるものも、地域の人たちもすてきでした。VTRで皆さんの反応を見ていると、分かるはずなのに、スタジオで自分で体験したい、持ってみたい、やってみたい、食べたいものがたくさん届いたのでぜひ見てもらいたいですね。

 

番組情報

『所さんお届けモノです!~春の大収穫祭&大冒険SP~』
MBS/TBS系
2024年4月26日(金)午後7時~8時57分

(c)MBS

BiS メンバー自ら企画・発注した新アー写&ツアービジュアル公開!プレイヤー兼マネージャーとして第一歩

4月1日より“自給自足アイドル”として新たに活動をスタートしたBiSが、新たなアーティスト写真と5月5日(日)より開催する関東ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」のツアービジュアルを公開した。

 

3月5日にメンバーのシオンエピックが脱退し、イコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、トギー、ナノ3、ヒューガーの5人体制に移行したBiS。今後の活動を見つめ直していく中で、原点に立ち返り、グループ結成当初のように“自給自足”をモットーに活動していくことを4月1日に発表していた。

 

今回のビジュアルは、撮影ロケーション選定・カメラマンへの発注・撮影スケジュール調整をはじめ、ツアービジュアルのロゴ制作やグッズデザイン・発注もBiSメンバーが自ら行い、さっそくプレイヤー兼マネージャーとして活動した第一歩となった。

 

そんな彼女たちが企画・制作を行うワンマンライブ「自給自足ライブ-vol.1-」は、4月24日(水)に中野heavysick ZEROにて開催される。ステージで観客を熱くさせる今までのBiSに加え、マネージャーとしてどのようにライブ運営を行うか注目が集まる。

グッズ一覧

 

公演情報

「自給自足ライブ-vol.1-」
2024年4月24日(水)中野heavysick ZERO

OPEN 18:30 / START 19:00
自給自足TiCKET販売価格:3,500円(+ドリンク代600円)

※イベント参加方法は公式サイトを参照

 

ツアー情報

「We Gotta Go BiS TOUR」ビジュアル

ツアー「We Gotta Go BiS TOUR」
2024年5月5日(日)【東京】Spotify O-Crest
2024年5月12日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK SAITAMA SHINTOSHIN VJ-3
2024年5月14日(火)【東京】代官山UNIT
2024年5月19日(日)【茨城】水戸ライトハウス
2024年5月25日(土)【神奈川】F.A.D YOKOHAMA
2024年5月26日(日)【千葉】千葉LOOK
2024年5月31日(金)【東京】Spotify O-Crest
2024年6月1日(土)【栃木】HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2
2024年6月8日(土)【群馬】前橋DYVER
2024年6月9日(日)【東京】代官山UNIT

 

WEB

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS

瀬戸康史、生見愛瑠の“人間力”に感服「プラスのエネルギーであふれている」火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』インタビュー

生見愛瑠さんがGP帯連続ドラマ単独初主演を務める、火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で、自称“元カレ”の西公太郎を演じる瀬戸康史さんにインタビュー。作品の見どころや共演者の印象などを聞きました。

『くるり~誰が私と恋をした?~』西公太郎(瀬戸康史)©TBS

 

本作はある事故で記憶喪失になり“くるり”と世界が一変した主人公・緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに“恋の相手”と“本当の自分”を探していくラブコメミステリー。記憶をなくし困惑するまことの前に、指輪がぴたりとはまる年齢もタイプも異なる3人の男性が現れたことで、謎が謎を呼ぶ恋の四角関係が幕を開ける。

 

◆脚本を読んだときの率直な感想を教えてください。

ラブコメ要素としては、主人公が記憶喪失で、タイプの違う男性が3人出てくるというのはすごく面白いなと思いました。そこにプラスしてミステリー要素が加えられるということで、いろんな意味でドキドキしながら読みました。オリジナル作品で、まだ僕たち自身もどうなっていくのか全く分かっていないので、次の台本が早く来ないかなとすごくワクワクしています。

 

◆演じられる公太郎はどんな人物ですか?

西公太郎は、主人公・まことの“自称元カレ”でフラワーショップを経営しています。とても優しくて、わりと気持ちは正直に伝えるようなタイプの人間で、その優しさというのも押し付けがましくではなく、さらっといろんなことをこなすような人です。

 

◆ご自身との共通点はありますか?

さらっとしているところは似ているかもしれません。公太郎は何も言わないように見えて、たぶんその人が前向きに行動できるような言葉をチョイスして言っているんじゃないかなと。口数はあまり多くないですが、そういうタイプかなと思います。

 

◆現場で印象に残ったエピソードはありますか?

美緒役の(村方)乃々佳ちゃんは実年齢が5歳で子供らしいというか、カメラが回っていない、撮影の準備をしているときに「あぱぱぱぱぱ」みたいな少しふざけた言葉で話しかけてきたりするんです。なので、僕や生見さんも同じように乃々佳ちゃんに返すのですが、そうやって遊んでいる間に、監督が乃々佳ちゃんに「公太郎さんがこうやって言ったら、公太郎さんの手を握ろうね」と指示を出すと、遊んでいたはずなのに本番できちんとできるので「子役ってすごいな」と思いました。逆にそういう時に僕たちの方があまり指示を聞いていなかったみたいなこともあって(笑)。すごく器用というか、ただふざけているだけではなく、冷静な部分もあるんだと思って、ちょっとびっくりしました。

 

◆ここまで撮影されてきて、面白さなど感じられていますでしょうか?

やっと公太郎がまことだけではなくて、朝日(神尾楓珠)や律(宮世琉弥)と絡み出したんです。ここから男性陣の小競り合いがあるのかは分かりませんが、男性陣の絡みが楽しみですし、「こことここもつながっていたのか」みたいな、そういう新たな展開もすごく楽しみです。

 

◆お芝居をする中での面白さはどうですか?

せりふではあるのですが、エチュードをやっているみたいな感覚があるかもしれないです。なので、ナチュラルな飾ってない会話と言いますか、そういうところが面白いです。

 

◆公太郎は恋の四角関係を繰り広げていく1人ですが、瀬戸さんが思う朝日と律に勝っているなと感じる公太郎の良さはどこでしょうか?

思いやり。さらっとドライフラワーをアレンジメントして渡したりとか、まことのピンチに駆け付けたり。あと絵文字はないけれどメッセージを送ったりとか、そういうところは負けていないと思います。

 

◆第1話の中でも悩んでいるまことにそっと手を差し伸べるような、言葉で背中を押すシーンもありましたが、そういったところでの声のトーンは意識されていますか?

お芝居でそうなっているのだと思います。心がけていないわけではないですけど、あまりそこに重きはおいていなくて。お芝居の流れできっとそういう優しさが少しこぼれている感じだと思います。

 

◆生見さんの印象を教えてください。

皆さんが思っている通りの明るい方です。ただ、それだけじゃなくて、彼女は連日撮影していて、毎シーンに出ていると言ってもいいぐらいの分量があって、それでいてせりふ量もあってすごくしゃべるんです。ですが、現場で疲れている様子もなくて、いつもフラットにいてくださるので、現場の士気もすごく上がりますし、彼女の明るさからプラスのエネルギーであふれている感じがします。人間力がすごいなと思います。

 

◆神尾さん、宮世さんは?

神尾君も宮世君もとても真面目です。どちらも20代でまだ若いですが、とてもしっかりいて、僕がその年齢だった頃よりもかなりしっかりしているなと思いますし、お芝居に対する内に秘めた熱さみたいなものがすごく伝わってくるので、お2人とも頼もしいです。

 

◆実際に現場で絡んでみていかがでしょうか?

宮世君とは1回しか同じシーンがないのでこれからですが、神尾君はクスっと笑えるようなシーンも多かったりするんですけど、そういうシーンもパッと切り替えられているので器用だなと思います。

 

◆胸キュンといえばの火ドラに出演されて、いかがですか?

この枠というのもあってキュンキュンさせたいなと思います。ただ公太郎はキュンキュンさせてやろうみたいな、卑しい気持ちが前面に出るのはあまり良くないというか、それこそ公太郎としてはさらっとみたいなところがテーマだと思うので、胸キュンシーンも力まず、狙わずにやるように心がけています。

 

◆出演発表の時のコメントに「10代、20代のときにみんなに好かれよう、嫌われたくないといい顔をして悩んでいた」とありましたが、そのような考え方から脱却できたきっかけは何でしょうか?

具体的なきっかけはないんですけど、年を重ねるということだと思います。いろんな経験を積んできたこともあるとは思いますが、人と比べることにくたびれてしまったというか、みんなに好かれようとだいぶ無理していたんだなと、どこかのタイミングで自覚して、もう少しありのままではないですけど、自分自身を大切に、うそをつかずに生きていきたいなって、いつの日か思ったんです。

 

◆第2話の見どころを交えつつ、メッセージをお願いします。

公太郎で言えば、知らない若くてキラキラしている謎めいた律がいきなり自分の店に来るので、「まことは大丈夫か?」と心配になる要素が増えて物語がざわざわしてきます。そして、美緒も登場するので、子供にも好かれる公太郎ってすてきだなと思ってくれたらうれしいです。これから胸キュンに、少しずつミステリーが挟み込まれてくるので、「ミステリーもあるんだ」と楽しんでくれたらいいかなと思います。

 

PROFILE

瀬戸康史

●せと・こうじ…1988年5月18日生まれ。福岡県出身。A型。

 

番組情報

火曜ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』

TBS系

毎週火曜 午後10時~10時57分

 

<配信>

◆U-NEXT Paraviコーナー

各話初回放送直後配信(第1話は4月9日)

 

◆TVer・TBS FREE

各話初回放送終了直後から最新話を無料配信

 

<キャスト>

緒方まこと:生見愛瑠

西公太郎:瀬戸康史

朝日結生:神尾楓珠

板垣律:宮世琉弥

平野香絵:丸山礼

早瀬類:高野洸

今野愛:小日向ゆか

豊田美緒:村方乃々佳

井口太郎:肥後克広

立川杏璃:ともさかりえ

井口千草:片平なぎさ

 

<スタッフ>

製作:大映テレビ、TBS

脚本:吉澤智子(『ダメな私に恋してください』『初めて恋をした日に読む話』『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』ほか)

音楽:末廣健一郎、MAYUKO

主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)

プロデューサー:八木亜未(『テセウスの船』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)

演出:松木彩(『半沢直樹』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』ほか)大内舞子(『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『フェルマーの料理』ほか)

編成:武田梓

 

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/darekoi_tbs/

公式X(旧Twitter)&Instagram&TikTok:@kurukoi_tbs

 

©TBS

駒木根葵汰&新原泰佑インタビュー 俳優同士の恋愛物語『25時、赤坂で』は「新しい世界に飛び込む作品」

4月18日(木)にスタートする木ドラ24『25時、赤坂で』(テレ東系 毎週木曜 深夜0時30分~1時)でW主演を務める駒木根葵汰さんと新原泰佑さんにインタビュー。演じる役柄や作品について、初共演となるお互いの印象などを聞きました。

木ドラ24『25時、赤坂で』駒木根葵汰、新原泰佑 ©「25時、赤坂で」製作委員会

 

原作は、on BLUEで連載中の夏野寛子による同名作。累計120万部超えで、BLアワード2023ではWランキング(シリーズ部門、ドラマCD部門)1位を受賞した超人気作品。「“ボーイズラブ(BL)”カップルを演じる俳優同士が、リアルでも恋愛関係にあったら…?」という夢物語をかなえた話題作を実写ドラマ化する。

 

◆本作への出演が決まった際の気持ちはいかがでしたか?

駒木根:僕自身、今までこのジャンルの作品とはなかなかご縁がなくここまできてしまいました。今回は、俳優の物語というところに惹かれたのと、年明けに、自分のラジオにゲストで同じホリプロのパシンペロンはやぶささんがゲストで来てくださって2024年を占ってもらったんです。その時に「2024年、駒木根君はあまりいい年じゃない」と言われまして。いい年にするには新しい世界に飛び込むことが必要だと言われたんです。それが胸のどこかにずっとあって。避けてきたわけではないのですが、自分の俳優人生において、自分が体験したことのない世界に飛びこんでみるのはとても大切なことなんじゃないかと。パシンペロンさんの一言がなかったら、今僕はここにいなかったかもしれませんし、いろいろな縁がつながって思い切ってこの作品に飛び込むことができました。

 

新原:僕は今までも『先輩、断じて恋では!』『永遠の昨日』などBL作品に出演させていただいたことはあったのですが、そこでは恋愛をする役ではなかったんです。『先輩、断じて恋では!』では、今どきな若手社員の井口という役で、『永遠の昨日』では委員長という黒縁眼鏡の真面目な子で。今回やっと恋愛をさせていただくんですよね。すごく緊張していますし、プレッシャーもありますが、そういう意味では僕も新しい世界に飛び込むような気持ちなので、駒木根さんと一緒に新しい世界に手をつないで飛び込めればなと思っています。

 

◆原作や脚本を読まれて、作品の印象はいかがでしたか?

駒木根:僕は先に脚本を読んで、その後に原作を読ませていただのですが、俳優同士の恋愛という世界線が新しいなと思いました。僕もまだまだ若手で、芸能界を全て知っているわけではありませんが、僕が演じる人気俳優・羽山麻水のように売れてくると、いろいろなことが大変になってきたり、外に出づらくなったり、恋愛するときもいろいろなことを考えながらしないといけないという。ある種、普通の生活よりも生きづらい部分もあると思うんです。同じ俳優として、そういうところに共感できる部分もあると思いましたし、シンプルに2人の恋愛がきれいな恋愛だなと思いました。

 

新原:僕はもともと漫画やアニメがすごく好きで、今回の作品も原作をすごく楽しんで読ませていただきました。撮影現場というのは我々がいつも経験しているものですが、スタッフさんの配置など、「あっ、ここにいるよねこの人!」と思いましたし、あるあるが詰まりすぎていて。例えば助監督さんの位置だったり、こういうときにメークを直す、とか。ドラマを撮影する人たちは、我々を含めてその世界の人たちなので、それをドラマでやるときにより一層あるあるが詰まるような感じがしました。見てくださる方々は、撮影現場の裏側みたいなものを見ていただけるんじゃないかなと思いますし、そこが面白いポイントでもあると思います。

 

◆ご自身が演じる役で似ていると感じた部分はありますか?

駒木根:この世界に入るきっかけになったのがスカウトだったというところは羽山と同じです。ありがたいことに僕もこの世界に入ってからいろいろなお仕事をさせていただいていて。今は少しずつ分かってきましたが、最初は芸能界という世界も分からないし、ドラマの撮影というのも分からない中で必死にもがいていた時もありました。でもそれをあまり誰かに言えないんですよね。この仕事ってすごく特別だから、誰かに話しても共感してもらえるわけではないので、自分の中で込める思いがたくさんありました。そういったものを羽山もたくさん抱えているので、そこは近しいものを感じます。

 

新原:僕は新人俳優の白崎由岐を演じていますが、白崎は不器用ながらもすごく真っすぐで、お芝居に対しての熱がすごくある人です。僕が今回の作品ですごく印象に残っているせりふが、「俺にはこれしかないんです」っていうせりふで。“俺にはこの仕事しかない”と。たぶんどの俳優さんも同じだと思うのですが、僕自身も、一本に懸ける熱量をすごく大事にしています。自分が演じることによってこの作品をいい方向にしたい、この作品をもっと楽しんでほしい、という思いを持って芝居をしているので、ひと作品、一本に懸ける思いの強さというのは白崎に共感できる部分です。

 

◆漫画の実写化作品ですが、原作を自分の体で表現するに当たって意識したことはありますか?

駒木根:原作イラストと同じポーズで撮影したビジュアルが最初に解禁されたのですが、その撮影のときに新原君と初めてお会いしました。上半身裸での撮影もあったので、初めましての方の前で裸になるのがすごく新鮮というか、初めての体験で少し緊張しました。何よりも漫画に忠実に撮るということで、試行錯誤しながら撮影しましたね。もう少し顎を上げた方が漫画に忠実になるね、とか。

 

新原:そうですね。人差し指がちょっと上がってて親指を立てて…という細かいところまでみんなで写真を見ながら話し合って、ディスカッションしながら撮影していきましたが、僕はすごくうれしかったです。原作も好きですし、2次元オタクとしてすごく胸アツな展開というか(笑)。ここまでちゃんと再現したいという制作陣の熱の入り方からも、この役に選んでいただけてうれしかったです。

 

◆お互いの印象はいかがですか?

駒木根:この作品が初共演ですが、新原君はすごく明るくてずっとしゃべっているなと(笑)。僕はそこまで口数が多くないタイプなのですが、僕にないものを補ってくれる、すごくフレッシュな方です。本当に気さくで、初めて会った時も僕の方が年上なのに率先して話しかけてきてくれたりして、とても助かっています。

 

新原:駒木根さんは、すごく特別なオーラを持っている方だなと思っていて…。

 

駒木根:ほんと?(笑)

 

新原:本当に!今おっしゃっていましたが、駒木根さんは口数は少ないんですよ。僕はすごくおしゃべりなので、そこは真逆なのですが、一緒に撮影をして分かったのは、隣にいるとしゃべってなくてもこの人の考えていることが分かる、っていう瞬間がすごくあって。今こういうこと考えているのかもしれないな、というのが表に出さずに相手に伝わる。ある種、不思議な人だなって。例えば、撮影をしているときに「今たぶんポーズ変えたいんじゃないかな」とかがすごく分かりやすいんです。

 

駒木根:(笑)。たしかにそれはあるかもしれないね(笑)。

 

新原:そしたら僕もそれに気づいて同時に動くみたいな。これって当たり前じゃなくて、うまくいかないときも絶対あるんです。人間全然違うので。でも僕としてはその波長が合ったなと思うので、今回白崎と羽山をやる上ですごく大事なところだと思います。もっと撮影を通して駒木根さんのいろいろなところを見ていろいろなことを知りたいです。

 

◆駒木根さんは新原さんとの波長についてどう思われましたか?

駒木根:今新原君が話してくれたほど深く考えたことはなかったんですけど(笑)、でも今思い返してみると、たしかに合わないなと思うこともなく、同じタイミングで動いているのも肌で感じていました。2人の息が合っているのか、新原君が僕に気を使って動いてくれているのか分からないですけど、やりやすかったです。

 

新原:気使ってないですよ!(笑)息が合ってたんです!

 

PROFILE

駒木根葵汰

●こまぎね・きいた…2000年1月30日生まれ。茨城県出身。O型。

 

新原泰佑

●にいはら・たいすけ…2000年10月7日生まれ。埼玉県出身。B型。

 

番組情報

木ドラ24『25時、赤坂で』

テレ東系

2024年4月18日(木)スタート

毎週木曜 深夜0時30分~1時

 

BSテレ東、BSテレ東4K

2024年4月23日(火)スタート

毎週火曜 深夜0時~0時30分

 

配信:広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP・TVer)にて見逃し配信

GagaOOLalaにて見放題配信 ※日本を除く全世界で7年間独占配信

 

主演:駒木根葵汰、新原泰佑

原作:夏野寛子『25時、赤坂で』(祥伝社 on BLUE COMICS)

監督:堀江貴大、川崎僚

脚本:青塚美穂、阿相クミコ

プロデューサー:江川智(テレビ東京)、千葉貴也(テレビ東京)、木村綾乃(The icon)、古林都子(The icon)

特別協力:GagaOOLala

制作:テレビ東京 / The icon

製作著作:「25時、赤坂で」製作委員会

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/25jiakasakade/

公式X:@25ji_akasakade

公式Instagram:@25ji_akasakade

 

©「25時、赤坂で」製作委員会

OCHA NORMA石栗奏美と飯田圭織が東京・巣鴨を街ブラ!20歳の誕生日を迎える石栗の決意も明らかに『キタに恋した!』

4月20日(土)放送の『キタに恋した!』(HBC 深夜0時28分~0時58分/TVer配信あり)は、OCHA NORMAの石栗奏美が登場する。

『キタに恋した!』左から)飯田圭織、本間吏成アナ、石栗奏美©HBC

 

モーニング娘。OGで、北海道室蘭生まれ・札幌育ちの飯田圭織がMCを務め、飯田と同じ事務所の北海道出身の後輩タレントが週替わりゲストとして出演する『キタに恋した!』。

 

今回の舞台は、東京・巣鴨。巣鴨といえば「お年寄りの原宿」と呼ばれシニアの聖地というイメージだが、最近は若者に人気のマチに変化しつつある。そこでキタコイ一行は、巣鴨がなぜ若者に人気のマチになったのか、その理由を探りながら巣鴨のメインストリート・地蔵通り商店街を街ブラする。

 

もう一つの見どころは、商店街グルメの食べ歩き。大正5年創業のパン店の昔懐かしい「あんぱん」や、塩大福発祥の店の「元祖塩大福」、レトロ感満載の喫茶店のSNS映えメニューなど、商店街自慢の逸品が続々登場する。

 

さらに4月20日は石栗の20歳の誕生日。石栗の20歳の決意と、飯田のモーニング娘。リーダーだった20歳の時の懐かしエピソードも必見だ。

 

番組情報

『キタに恋した!』

HBC

2024年4月20日(土)深夜0時28分~0時58分

 

TVer:https://tver.jp/lp/series/srsxxo6wze

(翌日4月21日(日)正午配信)

X(旧Twitter):@HBCkitakoi

TikTok:@hbckitakoi

 

©HBC

AマッソVS高島礼子&酒井美紀が群馬の“ご当地”自販機グルメを食べまくるガチ対決旅へ 新企画『自販機グルメ 先取り対決旅』

土曜スペシャル『群馬名物が続々!目指せコスパ最強旅!自販機グルメ 先取り対決旅』(テレ東、テレビせとうち 午後6時30分~)が、4月20日(土)放送。出演者のAマッソ(加納、むらきゃみ)、高島礼子、酒井美紀と桑原宏次プロデューサーよりコメントが到着した。

土曜スペシャル『群馬名物が続々!目指せコスパ最強旅!自販機グルメ 先取り対決旅』左から)酒井美紀、高島礼子、Aマッソ(むらきゃみ、加納)©テレビ東京

 

本番組は、おいしいご当地グルメがなんでも、いつでも手に入れることができ、進化が止まらない「自動販売機のグルメ」を食べまくる対決旅。この新企画には「芸人チーム」としてAマッソ(加納、むらきゃみ)とテレ東ガチ旅経験者の高島礼子&酒井美紀の「女優チーム」が参戦。

 

旅の舞台は群馬県で、数多くの「グルメ自販機」が設置されている太田駅前をスタートし、地元の方々への聞き込み、鉄道・バス・タクシーを使って群馬県内に散らばる「ご当地グルメ自販機」を巡りながらゴール伊香保温泉を目指す。

 

群馬県名物、B級グルメや地元で人気の名店の味などを購入し、記載されているレシピ通りに調理して完食したら1ポイント獲得。レンジで温めて食べるグルメや調理に時間がかかるグルメ、大盛り過ぎて実食に時間がかかるグルメなどがあるため、予想しながらより多くの「自販機グルメ」をゲットできるかがこの対決旅の肝。さらに片方のチームが同じ市内で先に2つの自販機グルメを先取りするとその市は封鎖。それ以上ポイントを稼げなくなるルールも。その結果先回りして相手チームをブロックする頭脳戦も勃発。果たして勝利するのはどちらのチームなのか。

 

Aマッソ(加納、むらきゃみ)コメント

加納:全部めちゃくちゃおいしくてこんなに自販機の数があるとは思わなかったよね。

 

むらきゃみ:わかる!

 

加納:そして勝負は日本シリーズより盛り上がっています!すごい白熱したね。

 

むらきゃみ:大盛り上がりでした!!とにかく今言えるのは、わりと足にはきているということです。

 

加納:マジでバスケ部でよかったです。

 

むらきゃみ:ちょっと走れてよかったと思いました。

 

加納:それが功を奏したのかどうなのか…。そして、一番おいしかったのは「焼きまんじゅう」です!

 

むらきゃみ:うちは、どうしても食べたかった「上州もりそば」がおいしかったです。

 

加納:おいしいものが食べられて普通にうれしかったなあ。ぜひご覧ください!

 

高島礼子コメント

本当に全部おいしくて味わいすぎました。もうちょっと頑張ったらもう少し食べられたかな、とは思っていますが結構食べられました。“バス旅経験アリ”の女優2人チームは最強でした。これまでだいたい芸人さんと組むことが多かったのですが、女優2人というのも楽しかったです。ガチ旅も久しぶりでバス旅とは違いましたが、お叱りをうけるか「よくやった」と褒めてもらえるかは視聴者の皆さんにしかわからないと思います。そしてグルメ自販機がこんなに進化しているとは思わなかったです。それだけでも見る価値ありです!

 

酒井美紀コメント

過酷というより楽しかったです。おいしいですし、広範囲にわたって群馬を楽しみました。ガチ旅は久しぶりで、バスや電車のアクセスが難しかったです。1日中食べていましたが、中でも群馬のこんにゃくを使った「フィナンシェ」は甘い焼き菓子になるというのは想像を超えていて非常に興味がありました。食べてみて歯ごたえも良くおいしかったし、おそらく非常にヘルシーで罪悪感なく食べられる良いお菓子だと思いました。女優2人の珍道中も楽しんでいただきたいです、お楽しみに!

 

番組プロデューサー・桑原宏次(テレビ東京 制作局)コメント

いろいろな旅番組のロケをしている中で、ここ最近、「急にやたらと増えたなぁ」と気になっていたのが「自販機グルメ」でした。その増殖ぶりは、ひょっとして“コロナ禍を経て世の中で進化した2大巨頭は「リモートワーク」と「自販機グルメ」なのでは?”と勝手に思ってしまうほど。気になって実際に食べてみると、最近の冷凍技術の進化もあって、普通にめちゃくちゃウマい!しかも、お店で食べるより安かったりする。だったら、この物価高の世の中で、旅行先で名物グルメは食べたいけど、ちょっとでも節約したい!

 

そんな思いを抱く視聴者の方々に有益な情報をお届けできる「新たな旅番組」が作れるのではないか?というのがこの企画の出発点です。とはいえ、ただ情報を紹介するだけの番組にはしたくない!テレ東らしい「ガチンコ対決旅」をしながら、安くておいしいご当地グルメをたくさん紹介できる番組を目指しました。出演をお願いしたのは、めちゃくちゃ優秀な後輩(大森時生)が数年前に作った『がんばれ奥様ッソ!』という深夜番組を見て以来、気になっていた「THE W」決勝常連組の芸人Aマッソさん。実は、お笑いへの熱が強い分、ガチ旅との相性はどうかな?と正直不安もあったのですが、ロケが始まってみると、えっ? こんな序盤から走るの!?そんなに素人さんに上手に聞き込みするの!?と、むしろガチ旅の常識を覆すような頑張りぶりを見せてくれて驚かされると同時にめちゃくちゃありがたかったです。そして対するは、太川イズムを継承するガチ旅経験者の2人の女優、高島礼子さんと酒井美紀さんにお願いしました。偶然、酒井美紀さんのお子さんが自販機グルメにはまっていたらしくモチベーションも十分(笑)。高島さんにも持ち前の負けず嫌いを存分に発揮していただき、最後までどっちのチームが勝ってもおかしくない名勝負が生まれました。最後に、全く自販機グルメとは関係ないのですが、この番組は名作漫画「キン肉マン」を描いている「ゆでたまご」先生の公認バラエティ番組を密かに目指しております!意味不明だと思いますが、番組を最後までご覧いただければわかると思うのでぜひご覧ください!

 

番組情報

土曜スペシャル『群馬名物が続々!目指せコスパ最強旅!自販機グルメ 先取り対決旅』

テレ東、テレビせとうち

2024年4月20日(土)午後6時30分~7時54分

 

配信:民放公式テレビ配信サービス「TVer」にて全国どこからでも放送と同時に視聴可能なリアルタイム配信

広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて見逃し配信

動画配信サービス「U-NEXT」にて見放題配信

 

出演者:Aマッソ(加納、むらきゃみ) 高島礼子 酒井美紀

 

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/sat/

公式Instagram:https://www.instagram.com/tvtokyo_dosupe/

 

©テレビ東京

日本の魚に起きている異変…タモリが“江戸時代の生活への回帰”を紙芝居で検証「海を守るためにも、我々全員が温暖化には本気で取り組まないといけない」『タモリステーション』

4月19日(金)放送の『タモリステーション』(テレビ朝日系 午後8時~9時48分)は、「日本の魚が変だ~いま、海に何が起きているのか~」を送る。

 

スポーツや気候変動などさまざまな事象を取り上げ、毎回大好評を博している大型特番『タモリステーション』。今回のテーマは“日本の魚に起きている異変”。近年、不漁や値段の高騰といったニュースが多数報じられているが、いま日本の海で何が起きているのか。日本の海と海洋生物の未来を徹底検証する。

 

そんなテーマにちなんで、今回はいつもと趣向を変え、スタジオに寿司店のカウンターを再現し、小粋な雰囲気で番組をスタート。そのカウンターで“鮨 銀座おのでら”統括総料理長の坂上暁史が中トロ、ホタテ、ボタンエビ、ズワイガニ、アワビ、赤貝、ウニといった7つの極上ネタを握り、タモリやゲストのダイビングと海をこよなく愛する女優・木村文乃、京都大学名誉教授で海洋研究開発機構アドバイザーの白山義久、東京大学大気海洋研究所教授の藤井賢彦ら出演者陣にふるまう。

 

しかし、それら7つのネタほぼ全てが、“2100年には国産モノとして食べられなくなる可能性が高い”という衝撃の事実が明かされ、タモリと木村は「…エッ!」「これからどうなっちゃうの!?」と驚き、しばし絶句してしまう。

『タモリステーション』左から)渡辺瑠海アナ、木村文乃、タモリ(c)テレビ朝日

 

日本の海と魚をめぐるさまざまな異変をクローズアップしていく今回。問題視されているのが、魚の移動に大きな影響を及ぼす“黒潮大蛇行”。さらに“双子の悪魔”とよばれる2つの現象も。これは地球温暖化によって引き起こされている“海水温の上昇”と“海洋酸性化”。

 

世界の海水温は100年あたりで0.61度上昇していくが、日本近海における約100年あたりの海域平均海面水温の年平均上昇率は+1.28度。つまり、世界平均の2倍にもおよんでいるという状況。そして、海洋酸性化とは言葉どおり、本来、弱アルカリ性の性質を持つ海水が、酸性へと近づきつつある現象で、温暖化の原因でもある二酸化炭素の排出量増加に伴い、海が吸収する二酸化炭素量も増え、今、酸性化が急激に進行している。酸性化が進んだ海では、いったいどんなことが引き起こされるのか。海洋生物に及ぼす恐ろしい変化、さらには我々の食卓への影響も考察していく。

 

漁師も寿司店もほとほと頭を悩ませているこの現状に、タモリは「海の生きものたちは(海水温の上昇と海洋酸性化の)挟み撃ちにあっているんですね」と震撼。木村も「二酸化炭素の排出量の増加は、私たちの生活が便利になったことの“毒”の部分。生きものたちの居場所を奪い、生命まで脅かしているなんて…いったい私たちはどうやって地球に恩返ししていけばいいのか悩んでしまいます」とがく然。

『タモリステーション』左から)木村文乃、タモリ(c)テレビ朝日

 

このほか、番組では東京湾の海底に起きている異変をリポート。日本各地の漁業関係者たちとリモートでつなぎ、ブランド魚がとれなくなっている現状にも迫る。

 

また、とれなくなった日本の魚をいかにして守っていくか、今後の取り組みへのヒントとして宮城県南三陸町の成功例にスポットを当てる。南三陸町は牡蠣の養殖が盛んだが、一時期、増産増収を目指すあまり“過密養殖”となり、海の養分がいき届かず、品質が低下。さらに、東日本大震災で壊滅的な被害を受けるという悲劇も経験した。それらのピンチをチャンスに転換した、漁師たちの決断とは。

 

そして気温上昇を止めるために、タモリが紙芝居で「現代の我々が江戸時代の生活に戻るとしたらどうなるか?」を検証する。「読書はロウソク1本で」「エアコンは使用せずに手動扇風機で涼む」など、二酸化炭素をほとんど排出していなかった江戸時代。人間が動かす手動扇風機に木村は「回している方の熱気が届きそうですね」と苦笑い。江戸時代の生活に戻ることは難しそうだが、「テレワークの実施」「服を長く着る」など、番組では私たちにも出来るより身近な温室効果ガス削減の方法も紹介する。

 

今回の特集について、タモリは「“海洋酸性化”という言葉も聞いたことはありましたが、それがどのように生物や我々の生活に打撃を与えるのか、今回メカニズムがよくわかりました」と深く学んだことを告白。「握ってもらったお寿司は絶品でしたが、今後、どんどん魚の生息域が変化して、“この時期の○○は〇〇産がウマいよね”なんていう会話が成り立たなくなる日が来るかもしれない。海を守るためにも、我々全員が温暖化には本気で取り組まないといけない」と力を込めた。

 

番組情報

『タモリステーション』
「日本の魚が変だ~いま、海に何が起きているのか~」
テレビ朝日系
2024年4月19日(金)午後8時~9時48分

(c)テレビ朝日

峯岸みなみが“奇跡を呼ぶ男”狩野英孝とコンビで『小5クイズ』参戦!村山輝星&片桐仁ペアも登場で、全問正解&300万円獲得ペアが現れる!

4月19日(金)放送の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系 午後7時~7時56分※一部地域を除く)は、人気有名人の仲良しコンビが2組集結。そして、ドラマチックなミラクル連発で全問正解・300万円獲得のペアが現れる。

『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』左から)狩野英孝、峯岸みなみ(c)日本テレビ

 

もうすぐママになる予定の峯岸みなみが、奇跡を呼ぶ男・狩野英孝とコンビで参戦。意外な組み合わせに思えるこの2人だが、実は峯岸にとって狩野は、YouTubeの番組共演や夫(東海オンエア・てつや)との縁もあり、仕事に対する姿勢を尊敬しているという「心の師匠」。

 

峯岸は出産・育児にと今後なにかとお金がかかるため、賞金を獲得して費用の足しにしたい。そしてYouTubeのゲーム実況などで子供たちに大人気の狩野は、心の師匠と慕ってくれる弟子・峯岸のため、何より産まれてくる子供へのお祝いのため、師匠として全問正解に貢献し、賞金300万円を「全額」プレゼントしたい。峯岸&狩野、意外な2人で奇跡を起こすことができるのか。

 

さらに前回、全問正解にあと一歩の10問目で敗退し、悔しい思いをした村山輝星が、全国の美術館を巡るアート番組で共演する年の差仲良し芸能人の片桐仁とコンビで参戦。

 

そして今回は全問正解・300万円獲得者が現れる。果たして、狩野英孝&峯岸みなみか。はたまた、村山輝星&片桐仁なのか。

 

番組情報

『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』
日本テレビ系
2024年4月19日(金)午後7時~7時56分 ※一部地域を除く

(c)日本テレビ

柏木由紀が桜島の魅力を熱弁!ラバーガール・大水洋介はネイティブ津軽弁を披露『秘密のケンミンSHOW極』

4月18日(木)放送の『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ/日本テレビ系 午後9時~9時54分)は、ラバーガール(飛永翼、大水洋介)、中澤佑二、ホリ、ミキ(昴生、亜生)、西川きよし、加藤雅也、栗原恵、柏木由紀がゲストとして登場する。

『秘密のケンミンSHOW極』柏木由紀(c)読売テレビ

 

千葉県勝浦市の名物ラーメンと言えば、「勝浦タンタンメン」。全国的にタンタンメンといえば、練りごまベースの芝麻醤(チーマージャン)を使った中華ヌードルが有名だが、勝浦タンタンメンは激辛のラー油で真っ赤に染まったスープが特徴。食べる前に激辛のラー油としょうゆスープ、麺、具材を混ぜ合わせると、辛味と甘味が融合した唯一無二の味になるという。

 

スタジオの試食会では、辛いのが苦手な奈良出身の加藤雅也たちゲストはちょっぴりビビり気味。ところが、ラー油としょうゆスープなどを混ぜてから麺をすすると、絶妙な辛味と甘味にビックリ。ゲストみんな、おいしい時間を過ごす。

 

鹿児島県のシンボル・桜島。噴火を1年中繰り返す日本屈指の活火山だが、鹿児島県民にとっては「噴火はしょっちゅう。なんとも思わない」と全く平気な様子。それよりも鹿児島県民が気になるのは火山灰だと言い、噴火して火山灰が降ってくると、洗濯物を屋外に干せないのはもちろん、他県民には想像もできない苦労が待っているらしい。

 

そんな衝撃の火山灰ライフを伝える鹿児島県民は、困っているはずなのに、なぜか笑顔で楽しそうに語っている。「だって桜島が大好きだから!」と答えるのはなぜなのか。鹿児島出身ゲストの柏木由紀も火山灰ライフを笑いながら話しつつ、大好きな桜島の魅力を熱く語る。桜島と共生する鹿児島県民の日常とは。

 

全国屈指の難易度を誇る青森県の「津軽弁」をレクチャー。中でも難解度が最高レベルの津軽弁を選び出し、青森県民がリスニングの集中特訓を行う。また、スタジオでは津軽地方出身のお笑い芸人・ラバーガールの大水洋介がネイティブな津軽弁を披露する。

『秘密のケンミンSHOW極』ラバーガール(c)読売テレビ

 

番組情報

『秘密のケンミンSHOW極』
読売テレビ/日本テレビ系
2024年4月18日(木)午後9時~9時54分

<出演>
司会:久本雅美(大阪府)、田中裕二[爆笑問題](東京都)
ゲスト:大水洋介(青森県)、飛永翼(静岡県)[ラバーガール]、中澤佑二(埼玉県)、ホリ(千葉県)、ミキ(京都府)、西川きよし(大阪府)、加藤雅也(奈良県)、栗原恵(広島県)、柏木由紀(鹿児島県)

(c)読売テレビ

松下奈緒、念願のジンベイザメとの対面に大興奮!韓国料理店では鍋に大量の生クリームを注がれ…『ごぶごぶ』

4月20日(土)放送の『ごぶごぶ』(MBS 午後1時54分~3時/関西ローカル)に、松下奈緒が出演。浜田雅功と大阪を巡る「行きつけ探し」のロケを行う。

 

ダウンタウンの浜田雅功と相方(ゲスト)が、五分五分の立場でロケを行う『ごぶごぶ』。今回の相方は、今年デビュー20周年を迎える俳優の松下奈緒。音楽家としても活動し、2006年には1stアルバムをリリース。さらに最近ではバラエティ番組でも活躍しマルチに活動している。

 

相方が分かった瞬間、「松下!お前久しぶりやな」と一発、いつもの蹴りをお見舞いする浜田。「関西出身ですけど大阪のこと知らないので、今日はいろいろ知りたいな」と松下。兵庫県川西市出身の松下は生粋の関西人だが、最近の大阪は全く分からないという。そこで松下のための「行きつけスポット」探しをスタート。

『ごぶごぶ』(c)MBS

 

1つ目の行きつけ候補は「奈緒が未体験の韓国料理」。韓国料理が大好きな松下のために向かったのは梅田にある「ソウルラブ」。しかし運ばれてきたのは一見、普通の鍋。「なんですかこれは! 鍋ってことでいいんですか?」と松下が困惑していると、店員から突然、鍋の上に大量の生クリームが注がれる。

 

「えっ? ちょっと待って」と驚く松下と「何してんの? 自分いい加減にしーや。今日考えたやろ」とツッコむ浜田。これは辛い鍋の上に生クリームを乗せることで、味をマイルドにするという「ロゼトッポギ鍋」。衝撃の見た目に「ほんまに初めて見た」とまだまだ驚きが隠せない2人。しかし実際に食べると…「普通に食べれる! おいしい」とご満悦。

 

2つ目は「長年行きつけにしたかった海遊館」。30年前に一度訪れて以来、なかなか足を運ぶ機会に恵まれなかったという松下。「どうしても見たいものがある!」と中へ向かうが、テンションが上がっていない浜田を見て「温度差…」と悲しい表情に。

 

そんな中、2人が入ったのは個室の超VIPルーム。海遊館イチの巨大水槽を間近で見られるこの場所で、松下がどうしても見たかったのは「ジンベイザメ」。念願のご対面に松下は大興奮。「松下さん、もう行きますよ…」と浜田もあきれるほど熱中する。

『ごぶごぶ』(c)MBS

 

番組情報

『ごぶごぶ』
MBS(関西ローカル)
2024年4月20日(土)午後1時54分~3時

(c)MBS

ロザリーナ 3年ぶりのフルアルバム『sweet ring』5・29リリース決定!「帰ってきた あぶない刑事」挿入歌「no plan」も収録

切ないリリックと甘いハスキーな声が魅力のシンガーソングライター、ロザリーナが5月29日(水)にニューアルバム『sweet ring』をリリースすることが決定した。

ロザリーナ

 

『sweet ring』は、2021年3月にリリースされた『飛べないニケ』以来、約3年ぶりの3rdフルアルバムとなる。ロザリーナが日頃から大切にしている「家族愛」、「友情」に対する想いを“スイートな輪”と表現し、コンセプトとして制作され、さまざまな表情を見せる楽曲群で表現した全10曲を集めた渾身作だ。

 

作品には、2022年に自身のCM出演も話題を呼んだ「コカ・コーラ福ボトル」TVCMに起用された「Life Road」、2023年に放送された高畑充希×田中圭共演のテレビ朝日ドラマ『unknown』挿入歌「I knew」といったスマッシュヒットソングに加えて、来月5月24日(金)全国公開の映画「帰ってきた あぶない刑事」の挿入歌に抜てきされた新曲「no plan」も収録する。

 

発表に際して、ロザリーナは「悲しい気持ちのときに曲を作ることが多くて、自然とミドル、バラードな曲調が多めだったけど、『ロザパーリーナイト』というタイトルのイベントをやったり、自分自身も明るい歌に救われたり、そんなことがあってから今回のアルバム制作に入っていきました。今までのロザリーナとはまた少し違うピースな要素を意識して作りました」と。

 

続けて「このCDは私にとって甘い輪っかになりました。誰かにとってもそうなってほしいし、誰かの応援歌にもなったらうれしいです。そんな思いを込めて『sweet ring』というアルバムタイトルにしました。ぜひ聴いてください」とコメントを寄せた。

 

なお、ロザリーナは5月12日(日)及び26日(日)に開催のイベント「帰ってきた あぶない刑事」公開記念企画「あぶない刑事」スペシャルフィルムコンサートへの出演が決まっている。本公演は作品ファンの熱い声援に応え当初実施の12日に加えて、追加公演がかなった人気企画とのことで、こちらも注目だ。

 

リリース情報

New Album『sweet ring』
2024年5月29日(水)発売

New Album『sweet ring』初回生産限定盤、通常盤

【初回生産限定盤(CD+DVD)】SRCL-12887〜12888 4,800円(税込)
【通常盤 (CD)】SRCL-12889 3,300円(税込)

 

イベント情報

「帰ってきた あぶない刑事」公開記念企画「あぶない刑事」スペシャルフィルムコンサート
2024年5月12日(日)KT Zepp Yokohama ※SOLD OUT

「帰ってきた あぶない刑事」公開記念企画「あぶない刑事」スペシャルフィルムコンサート AGAIN
2024年5月26日(日)KT Zepp Yokohama(追加公演)

公式サイト:https://www.promax.co.jp/abudeka-concert24/

 

WEB

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&TEAM・HARUA、“突破”目指し気合十分「バラエティであることを気にせずガチで!」人気突破ドラマシリーズ3本立て『THE突破ファイル』

4月18日(木)放送の『THE突破ファイル』(日本テレビ系 午後7時~9時)は、「空港税関&狭小住宅 春の嵐で大ピンチ2時間スペシャル!」を送る。

 

おなじみの「空港税関」は今回もスネーク斉藤(斉藤慎二)とアン ミカが大奮闘。2人が演じる税関職員は、麻犬反応が出たアメリカ出身の女子大生2人を徹底的にマークする。彼女たちが日本に来た目的はキャンプをするため。キャリーケースの中はキャンプ道具や食料品など、ごく普通の持ち物ばかリ。しかし、近年はお菓子に薬物を隠しているケースが多く、油断は禁物。液体検査装置で調べたマウスウォッシュも問題はなかったが、必ずどこかに密輸品があるはず。ちょっとしたしぐさや表情の変化を見逃さない斉藤とアン ミカは、女子大生たちの巧妙な手口を見破れるのか。

 

スタジオ解答者として、及川光博が番組初登場。MCの内村光良とは、かつてドラマ『西遊記』で河童(沙悟浄)と妖怪という役柄で共演している。人気ドラマシリーズで刑事を演じたこともある及川は「細かいことが気になるのが僕の癖」と鋭い観察眼で名推理を展開。前回出演した時に悔しい思いをした&TEAMのHARUAも「今回は、バラエティであることを気にせずガチで!」とやる気満々。

『THE突破ファイル』左から)FUMA、HARUA(c)日本テレビ

 

こがけん、武田真治扮する建築家のアイデアで夢のマイホームが実現する「突破狭小住宅」は、土地の形が旗のようになっている“旗竿地”が舞台。土地は22坪あるものの、竿部分は駐車場にも使えないほど狭く、実質建物を建てられるのは約18坪の旗の部分だけ。そこに、家族4人が暮らす家を作るというのが今回の仕事。

 

依頼者の要望は少しでも明るい家。お決まりの広いキッチンをはじめ、大きいお風呂&寝室、開放的なリビングにバルコニーなど、夢は膨らむばかリ。そんな中、こがけんは3階建てにすることで要望に応えようとするが、高度斜線のルールにより3階部分は削られてしまい、子どもたちが思いきり遊べるスペースを確保するのが難しい。1階と2階の広さを変えずにどのような方法で広々とした空間を作るのか。さらに、当初はかろうじて開けていた西側にも新しく家が建つことになり、四方を囲まれてしまうことに。過去最大の厳しい条件の中、部屋の中に陽の光を取り込む画期的なアイデアとは。

 

人気企画「草薙バイト」シリーズは農家編。ゆうちゃみ演じるギャル農家の下で働く草薙航基だが、相変わらず文句ばかり。そんな中、ゆうちゃみが乗っていたトラクターが横転。泥だらけの田んぼでトラクターの下敷きに。耕した田んぼの土は柔らかく、重いトラクターは少しずつ沈んで行き体を圧迫。消防隊が到着するまでには、まだ時間がかかり、このままでは呼吸ができず危険な状況。追い打ちをかけるように強い雨も。そんな中、草薙の“火事場の馬鹿力”は炸裂するのか。

 

今回は、草薙の後輩役として前田公輝が登場。ダメダメな先輩を優しくフォローする青年を好演している。SNSでも話題を呼んでいるという設定のギャル農家役のゆうちゃみもトラクターの下敷きになるという体当たりの演技を披露。ギャル全開のオーナーぶりにも注目だ。

『THE突破ファイル』ゆうちゃみ(c)日本テレビ

 

番組情報

『THE突破ファイル』
日本テレビ系
2024年4月18日(木)午後7時~9時

番組MC:内村光良
レギュラー解答者:サンドウィッチマン

ゲスト解答者:EXIT、及川光博、タイムマシーン3号、生見愛瑠、FUMA・HARUA(&TEAM)、マヂカルラブリー ※50音順

公式HP:https://www.ntv.co.jp/toppa/
公式X(旧Twitter):@toppa_ntv
公式Instagram:@toppa_ntv_official

(c)日本テレビ

Mrs. GREEN APPLE大森元貴が五百城茉央&奥田いろは&川﨑桜&中西アルノと「春愁」をテレビ初コラボ『超・乃木坂スター誕生!』

4月29日(月)放送の『超・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ 毎週月曜 深夜0時59分~1時29分/Huluにて見逃し配信あり)に、Mrs. GREEN APPLE・大森元貴(Vo/Gt)がゲスト出演する。それに先駆け、コメントが到着した。

『超・乃木坂スター誕生!』左から)中西アルノ、川﨑桜、大森元貴、奥田いろは、五百城茉央(c)日本テレビ

 

乃木坂46の5期生が、昭和・平成の名曲カバーに挑戦してきた『超・乃木坂スター誕生!』。この春からは、さらに令和の最新ヒット曲や世界の名曲も披露していく。さまざまなゲストアーティストとのコラボパフォーマンスにも挑戦するほか、乃木坂46の先輩ゲストの歌唱も加えてパワーアップ。

 

4月29日放送では、ゲストに登場したMrs. GREEN APPLEの大森元貴に番組の冒頭、MCのオズワルド・伊藤俊介から「なんでこの番組に出てくれることになったんですか?」と質問が。『乃木坂スター誕生!』で5期生がMrs. GREEN APPLEの楽曲を何度もカバーしていることを知り、「ちょっとお邪魔しちゃおうかなみたいな。すごくうれしかったです」と大森が番組からのオファーを快諾した経緯を明かす。

 

一方、憧れのアーティストの出演に“ミセス愛”がさく裂する5期生たち。五百城茉央がインディーズ時代から大好きな曲について、岡本姫奈は「すごく救われた」という曲の歌詞について熱弁。また、「ライブで難しい曲を歌うためのトレーニングは?」「ライブやテレビ番組に出演するときの声出しやルーティンは?」など、気になる質問をぶつけていく。さらに、大森が得意とする「変顔を伝授してほしい!」というまさかのムチャぶりも。

 

スペシャルライブでは、Mrs. GREEN APPLEの「春愁」を、大森と五百城茉央&奥田いろは&川﨑桜&中西アルノがテレビ初コラボで披露。そのほか、「ケセラセラ」を5期生全員で熱唱。先輩ゲストの3期生・久保史緒里は、クリープハイプの「栞」を披露する。

 

Mrs. GREEN APPLE・大森と、乃木坂46・5期生の五百城と川﨑からの収録後コメントは以下に掲載。

 

収録後コメント

Mrs. GREEN APPLE・大森元貴 コメント

『超・乃木坂スター誕生!』大森元貴(c)日本テレビ

 

◆番組でのカバーについてはご存じでしたか?

お話を伺って知っていました、すごくうれしかったですね。「点描の唄」とかいろいろ見させていただきました。番組で自分たちの持ち曲ではないいろんな楽曲を歌うのは、彼女たちにとってとてもプレッシャーがあると思うんです。だから、すごく鍛えられているなと思いました。

 

◆5期生の印象を教えてください。

皆さんいい子たちで、雰囲気も良くて、収録の感じもとっても心地よくて、歌への向き合い方が真摯だなという印象でした。歌うメンバーが4人いて、その歌を本当に心から聴いている感じもすごくすてきな関係だなと思いました。

 

◆5期生と「春愁」を歌ってみていかがでしたか?

リラックスしてできました。「歌詞を読み解きながら歌うことができた」と奥田(いろは)さんがおっしゃっていたと思うんですけど、僕も同じで集中してそこにいられた気がしますし、歌っていて楽しかったですね。泣いている方もいて、「春愁」を作ってから10年くらい経ちますが、根本的に「春愁」が持っている切なさとか虚しさ、包容力みたいなものが、当時の僕と同じくらいの世代の子にちょっとでも届くのかなと、僕もハッとしました。

 

◆見どころをお願いします。

こういった番組にお邪魔することは少ないのでありがたい機会ですし、まず歌に注目してほしいのはもちろん、ちょっとカッコつけて出ていたら変顔をさせられまして(笑)、そこも注目してほしいですね。

 

乃木坂46 5期生・五百城茉央 コメント

最初にマネージャーさんから大森さんの出演を聞いた時は、うそかなと思いました(笑)。本当に昔から一番よく聴いているアーティストさんなので、一緒に歌うことが不思議な気持ちで、夢のような時間でした。ちょっと不安もありますが、いいものができていたらいいなと放送が楽しみです。

最初の「ケセラセラ」では5期生の幸せな表情が出ていますし、なんとそれをご本人が聴いているというスペシャルな展開があります。先輩の久保さんも来てくださって盛りだくさんの内容で、きっと1秒も見逃せないくらい面白くなっていると思います。

 

◆今回コラボした楽曲「春愁」の思い出を教えてください。

ミセスさんの新曲が出るとずっとその曲が流れるプレイリストを作っているんですが、中学3年生の時期に受験のために夏期講習に通っていて、その頃に繰り返し聴いていた思い出があります。共感する部分もあるし、この曲を書いた方はどういう学生時代を送っていたのかな? と想像したりもしていました。

 

乃木坂46 5期生・川﨑桜 コメント

学生時代ずっとミセスさんの曲を聴いてきて青春がそこに詰まっているので、ずっと夢みたいな感覚でしたし、一番好きな曲を歌わせていただけて本当にうれしくて幸せな時間でした。

今回は「ケセラセラ」から始まりますが、5期生11人そろっての全員歌唱はそんなに多くないのでこの機会を大切にしたいという思いで歌いました。すごく盛り上がる曲ですし、11人でいいスタートを切れた気がします。3年目なので、パワーアップした姿をお見せできたらいいなと思います。

 

◆今回コラボした楽曲「春愁」の思い出を教えてください。

ミセスさんの楽曲は明るい曲調の曲が多い印象ですが、「春愁」はしっとりとした曲で、自分の陰の部分が大きい時に聴いて歌詞にすごく助けられました。10代の頃っていろんな悩みがあったり、素直になれない部分もあったので、この曲の歌詞を自分と照らし合わせて前を向いていた感じでした。

 

番組情報

『超・乃木坂スター誕生!』
日本テレビ
毎週月曜 深夜0時59分~1時29分

<配信>
番組放送後から<オンライン動画配信サービスHulu>で見逃し配信。さらに、番組の裏側に密着したスペシャルコンテンツ「超・乃木坂スター誕生!5期生の挑戦」を独占配信。

番組公式サイト:https://www.ntv.co.jp/newnogistar/
番組公式X(旧Twitter):https://twitter.com/nogista_ntv
番組公式TikTok:@nogista_ntv

(c)日本テレビ

福原遥が25年『べらぼう』で大河ドラマ初出演 当代一の花魁・誰袖役「愛される誰袖を演じられるよう精いっぱい頑張りたい」

横浜流星が主演を務める、2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合ほか 2025年1月スタート)に、福原遥の出演が決定し、コメントが到着した。

福原遥

 

本作の主人公となるのは、親なし、金なし、画才なし…とないない尽くしの生まれから、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(蔦重/横浜流星)。天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴を見いだし、日本史史上最大の謎のひとつ“東洲斎写楽“を世に送り出した人物だ。

 

そんな蔦重の故郷・吉原で共に生きる人物役として、新たな出演者が決定。“疑惑の金”で身請けされた、蔦重を慕う当代一の花魁・誰袖(たがそで)役を福原遥が務める。

 

誰袖は吉原の新興勢力・大文字屋の遊女。禿(かむろ)上がりの振袖新造(ふりそでしんぞう)の時には「かをり」と名乗り、蔦重に一方的な恋心を抱いていたが、その想いはやがて…。そして成長し、吉原を代表する花魁となる。

 

その後、老中・田沼意次の“懐刀”ともいえる勘定組頭を務めていた幕臣・土山宗次郎に祝儀を含めて1200両という莫大な金額で身請けされ、江戸中にその名を広めることとなる。しかし、その金の出所についてある疑惑が生まれ、やがて吉原と江戸幕府、そして蔦重と誰袖の人生を揺るがす大事件へと発展していく。

 

福原遥 コメント

蔦重を慕う花魁の誰袖と聞いてまず、江戸時代の花魁という世界は一体どんな世界なんだろうと思いました。

すごくきらびやかに見える一方で、きっと陰もある世界に身を置く誰袖の心情・苦悩などいろんな顔があるだろうなと感じています。今まで自分が演じたことのない役どころなので、不安もありますが、誠心誠意努めて参りたいと思います。

そして横浜流星さん演じる蔦屋重三郎との関係性もどうなっていくのかとても楽しみです。

横浜流星さんとは10年くらい前に共演させていただいており、今回またご一緒できると聞いて、とてもうれしかったですし心強いです!今からお芝居をご一緒できるのがとても楽しみです!

大河ドラマに出演させていただくことは、目標にしていたことだったので、今もまだ信じられないくらい、本当にうれしく思っております。

観てくださる皆さまに楽しんでいただける、愛される誰袖を演じられるよう精いっぱい頑張りたいです!

 

番組情報

2025年大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』
NHK総合ほか
2025年1月スタート

(c)NHK

『すぽると!』佐久間みなみアナがフォトブックを発売!南の島での開放的な姿やトレーニング風景も「自分でも初めて出会う表情が詰まっていて新鮮」

『すぽると!』(フジテレビ系 毎週土曜 深夜0時35分~1時15分/毎週日曜 午後11時15分~深夜0時30分)のMCを務める佐久間みなみアナウンサーが、初のフォトブック「すぽると!特別編集 佐久間みなみ1stフォトブック みなみから」を5月22日(水)に発売。コメントが到着した。

ジムでトレーニングに励む佐久間みなみアナ (c)三宮幹史/フジテレビ/講談社

 

今回、佐久間アナの名前の由来にもなっている自然豊かな南の島で撮影を敢行。広大な草原での開放的ショットや、ビーチやプールで水と戯れる様子、ベッドルームでくつろぐ部屋着姿など、普段テレビでは見せない“素の佐久間みなみ”が盛りだくさんとなっている。

また、フィギュアスケート、新体操、ジムトレーニングに励む姿も収録。フィギュアスケートと新体操の経験者である佐久間アナは、本格的な衣装を着用し、スケートリンク上では回転技などを、新体操では見事なY字バランスなどを披露した。

 

さらに、スポーツキャスター就任後から、取材の体力作りのためにトレーニングを始めという佐久間アナ。多い時でパーソナルジムに週3回通い、食事管理も徹底するなど、日々の努力で作られた引き締まった腹筋も見どころだ。

 

新生『すぽると!』のオンエアに臨む姿も初密着。南の島で見せたナチュラルな表情、スポーツキャスターとしての顔、スポーツに励む姿、いろいろな佐久間みなみを詰め込んだ1冊となっている。佐久間アナのコメントは下記に掲載。

 

佐久間みなみアナウンサー コメント

ホテルのベッドルームでリラックスする佐久間みなみアナ (c)三宮幹史/フジテレビ/講談社

◆初めてのフォトブックについて

初めてこのお話をいただいた時は大変驚きました。テレビ局のアナウンサーがフォトブックを出して誰が手に取ってくださるのだろうか。正直、そんな不安も…。ただ、人生で二度とない貴重な機会。どんなことも挑戦してみたいという思いと、普段お見せしないありのままの自分をお届けできたらという思いで、撮影に臨みました。

 

◆見どころは?

自分でも初めて出会う表情がたくさん詰まっていて、とても新鮮でした。個人的には笑顔よりもじっと何かを見つめる表情に一番“自分らしさ”を感じています。もともと考えすぎてしまうタイプなので、真剣な表情は素の自分に近いのかもしれません。また、幼少期から習っていたフィギュアスケートや新体操などは、久しぶりの挑戦だったのでドキドキでしたが、思っていたよりも体が動いてくれて安心しました!

 

◆メッセージ

このフォトブックでは、写真だけでなく、インタビューで幼少期やアメリカ生活で悩んだこと、ぶつかった壁などについても話しました。日頃、見て見ぬふりをしてしまう“自分の弱い部分”と向き合い、そこで気づいたこと、学んだことを素直に語りました。少しでも皆さんに共感していただき、何かの力になってくれればと願っています。

 

書籍情報

「すぽると!特別編集 佐久間みなみ1stフォトブック みなみから」
2024年5月22日(水)発売
価格:2,420円(税込)
撮影:三宮幹史
発売元:講談社

Instagram:@minamikara_official
X:@minamikara_pb

 

番組情報

『すぽると!』
フジテレビ系
毎週土曜 深夜0時35分~1時15分
毎週日曜 午後11時15分~深夜0時30分

<出演者>
土曜日:松﨑涼佳(フジテレビアナウンサー)/榎並大二郎(フジテレビアナウンサー)
日曜日:千鳥/佐久間みなみ(フジテレビアナウンサー)/榎並大二郎(フジテレビアナウンサー)

解説者:内川聖一、岩隈久志、小野伸二
本田真凜(『FNN Live News α』内のスポーツコーナー「αすぽると!」隔週月曜日)

テーマソング:佐久間みなみ feat. miwa「Our Time」

(c)三宮幹史/フジテレビ/講談社

矢口真里の“治療代”領収書に大悟「イジりまくった?」平子、野田クリ、関町、りんたろー。、コットン西村も登場『大悟の芸人領収書』

4月15日(月)放送の『大悟の芸人領収書』(日本テレビ系 毎週月曜 午後11時59分~深夜0時29分)に、ゲスト芸人としてアルコ&ピースの平子祐希、マヂカルラブリーの野田クリスタル、ライスの関町知弘、EXITのりんたろー。、コットンの西村真二、 SPゲストに矢口真里が登場する。

『大悟の芸人領収書』左から)渡邉結衣アナ、野田クリスタル、りんたろー。、平子祐希、大悟、矢口真里、関町知弘、西村真二(c)日本テレビ

 

笑いのためには金を惜しまない、令和に生きる昭和芸人・千鳥の大悟。そんな大悟が芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックしさらなる芸の肥やしに使ってもらおうというトークバラエティ。

 

無駄なものにはお金を一切使わない信念で、自身でもドケチと語る野田。そんな野田が唯一後輩におごったという領収書を持参。しかし食事後の後輩たちの対応に納得いかず、その原因が芸人特有の慣習にあるとヒートアップ。熱は収まらず、野田の求める理想の後輩条件を発表すると、スタジオは爆笑と困惑の渦に。野田とは対照的に分け隔てなく後輩と接する大悟と価値観をぶつけ合う。

 

りんたろー。は相方・兼近大樹に日々小さく積もる不満の象徴だという領収書を持参。コンビ間で芸歴が離れていることもあり、先輩であるりんたろー。からは言い出しづらいというグチがあふれ出すと、大悟も「ほんまの不満やん」と驚きを隠せない。しかし話が進むにつれ、兼近だけに非があるのか?と温度感の変わるスタジオにりんたろー。は…。

 

さらにSPゲストの矢口は、大悟も関係するというある”治療代”の領収書を提出。すかさず大悟から「(顔)イジリまくった?」と追及が入ると「イジったはイジった」とまさかの返答にスタジオも爆笑。矢口に悲劇をもたらしたという領収書の真相とは。

 

他にも、平子のプライドも失ったという全身脱毛の領収書、関町の悲劇の証明写真代、西村がどうしても払いたくないと訴えるある先輩芸人のご祝儀代を大悟が査定する。

 

番組情報

『大悟の芸人領収書』
日本テレビ系
毎週月曜 午後11時59分~深夜0時29分

番組HP:https://www.ntv.co.jp/geininryousyusyo/
公式X:https://twitter.com/geininryosyusyo/

(c)日本テレビ

リーガルリリー まるでダンジョンを探索するゲームのような「キラキラの灰」MVを公開!TVアニメ『ダンジョン飯』ED主題歌

リーガルリリーが、新曲「キラキラの灰」のミュージックビデオをYouTubeに公開した。

リーガルリリー「キラキラの灰」MVサムネイル

 

「キラキラの灰」はTVアニメ『ダンジョン飯』の第2シーズンED主題歌として、4月4日(木)に配信リリースされた。ストーリーとリンクした歌詞や、切なくもキャッチーなメロディが、アニメの初回放送とともに大きな話題を呼び、Spotify急上昇チャートにもランクインしている。

 

本日公開となったMVでは、謎の空間に閉じ込められた少年と突然踊りだす正体不明の老人が登場し、まるでダンジョンを探索するゲームのように、扉を開けて次の部屋へ横スクロールで進んでいくという映像作品になっている。他にもメンバーの登場シーンや、不思議な仕掛けがいくつも散りばめられており、目が離せない仕上がりだ。

 

また「キラキラの灰」は、アニメ描き下ろしイラスト仕様のCDとしても5月8日(水)にリリース予定。そして今夜22時30分からは、TVアニメ『ダンジョン飯』第2シーズンの第2話も放送となる。

 

リーガルリリー「キラキラの灰」Music Video

リリース情報

New Single『キラキラの灰』

2024年5月8日(水)発売

 

【期間生産限定盤(CD)】KSCL-3510/1,200円+税

描き下ろしイラストジャケット / デジパック仕様

 

CD予約購入:https://kmu.lnk.to/YHEGb8

「キラキラの灰」先行配信中:https://kmu.lnk.to/TwinklingAsh

 

ライブ情報

「リーガルリリー 10th Anniversary TOUR 2024」

2024年7月5日(金)Zepp DiverCity (TOKYO) 〜海の日〜 ※対バン有

2024年7月20日(土)GORILLA HALL OSAKA

2024年7月21日(日)名古屋BOTTOM LINE

2024年8月31日(土)高松DIME

2024年9月7日(土)札幌cube garden

2024年9月14日(土)広島CLUB QUATTRO

2024年9月15日(日)福岡DRUM Be-1

2024年9月21日(土)仙台darwin

2024年9月22日(日)新潟GOLDEN PIGS RED STAGE

2024年9月28日(土)金沢AZ

2024年9月29日(日)京都磔磔

 

WEB

TVアニメ『ダンジョン飯』公式HP:https://delicious-in-dungeon.com/

リーガルリリー公式HP:http://www.office-augusta.com/regallily

リーガルリリー公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCej2kGRhpa5CUdOcQe5G8ZA

リーガルリリー公式X:https://twitter.com/regal__lily

リーガルリリー公式Instagram:https://www.instagram.com/regallily_official

リーガルリリー公式TikTok:https://www.tiktok.com/@regallily_official

濱田龍臣×沢口愛華W主演の青春ラブ“エロ”コメディ『サバエとヤッたら終わる』TOKYO MXで8月スタート【コメントあり】

濱田龍臣と沢口愛華がW主演を務めるドラマ『サバエとヤッたら終わる』がTOKYO MXで8月より放送されることが決定した。

(左から)濱田龍臣、沢口愛華

 

原作は、新潮社のWEBマンガサイト「くらげバンチ」で連載中の早坂啓吾による大人気オリジナルコミック。大学生の宇治と鯖江は、仲のいいサークル友達。宇治は同じサークルの人気者で鯖江の親友でもある桜井に好意を抱いているが、あまり話しかけられないでいた。居酒屋で、カラオケで、学食でと鯖江に恋愛相談をする宇治だが、巨乳と下ネタに惑わされ、鯖江を女と意識してしまい、いい雰囲気になってしまうことも多く、ドキドキする。友情を取るか性欲を取るか…理性ギリギリキャンパスライフが開幕する。

 

主人公・宇治を演じるのは、TOKYO MXのドラマに初出演となる濱田龍臣。23歳の濱田が同世代の男子大学生の心情をリアルに演じる。

 

もう1人の主人公・鯖江レイカ役には、地上波連続ドラマ初主演となる“令和のグラビアクイーン”沢口愛華が決定。グラビアでは見られない沢口の新たな一面に注目だ。

 

<宇治役・濱田龍臣 コメント>

宇治役を演じさせていただきます、濱田龍臣です!

 

原作が短編で物語がとてもスムーズに進んでいくので、その原作を実写としてドラマ化した時に、原作のテンポ感や笑いどころになる部分を損なわずに、宇治の理性と欲との葛藤やかわいらしさ、面白さ、そして「宇治って良い奴だなぁ」と視聴者の皆様に感じていただけるよう、精いっぱい励みたいと思います!

 

<鯖江レイカ(さばえ・れいか)役・沢口愛華 コメント>

まさか私が連続ドラマの主演をできる日が来るとは…というのが、初めてお話をいただいた時の感想でした。

 

「サバエとヤッたら終わる」というタイトルはインパクトが強くて、表紙からもう既にクスクス笑ってしまって、自分がサバエをやることを忘れて、いただいた3巻を読み切ってしまい、続きも気になって4巻以降をすぐに購入してしまいました。

 

どんどん読み進めてしまえる感覚をドラマにも落とし込めたらと思いつつ、また私もその空間にいられる楽しさを感じながら演じていけたらと思っています。

 

<原作者・早坂啓吾 コメント>

まさか自分の漫画をドラマ化していただけることになる日が来るとは夢にも思いませんでした。

 

役者の方々がどんなふうにセリフや動きを表現していただけるのか、監督、スタッフの方々がどんな映像にしていただけるのかめちゃくちゃ楽しみにしています。

 

何より応援していただいている読者の皆さんに感謝しかないです!

 

番組情報

『サバエとヤッたら終わる』

TOKYO MX

2024年8月放送開始

 

出演:濱田龍臣、沢口愛華 ほか

監督:UBUNA(ドラマ作品初監督)

脚本:小林哲也(ヨーロッパ企画)

 

民放公式テレビ配信サービス「TVer」で無料見逃し配信

 

公式X:https://x.com/sabae_drama_(@sabae_drama_)

公式Instagram:https://www.instagram.com/sabae_drama_(@sabae_drama_)

 

©ヤッたら終わる委員会 ©早坂啓吾/新潮社

内村光良、中村倫也、濱家隆一×生田絵梨花らが出演 NHK「2024 君の声が聴きたい」プロジェクト、5・1より6日間にわたって展開

5月1日(水)~6日(月)の6日間にわたってNHKが展開する「2024 君の声が聴きたい」プロジェクトの主な放送ラインナップが解禁された。

「2024 君の声が聴きたい」©NHK

 

NHKが2022年度から展開している、子どもや若者の幸せについて考えるプロジェクト「君の声が聴きたい」。きっかけは、2020年のユニセフの調査で、日本の子ども・若者の「精神的幸福度」が先進38か国中37位だったこと。また今年日本財団が行った「18歳意識調査」でも、ほかの国に比べて将来に希望や夢を持っている若者の割合が少ないなど、気になるデータも発表されている。

 

さらに、コロナ禍も重なった今、若い世代の願いや不安を大人が受け止め、必要な施策を講じることが必要なのではないかと考え、これまでに約2万人の声に耳を傾けてきた。「2024 君の声が聴きたい」 では、5月1日(水)~6日(月)の6日間にわたってNHK総合、Eテレ、NHK FMの各放送波の特性を生かしながら、若者たちのリアルな声に耳を傾けるキャンペーンを展開。

 

本格的なスタートは5月1日(水)放送の『あさイチ』から。親子を見つめ直すためのキーワードとして「アタッチメント」(愛着)をとりあげる。3日(金)の午後9時30分からは『LIFE!春 君の声が聴きたいSP』を放送。キャンペーンのプロジェクトメンバーである内村光良を中心に、子どもたちの声にコントで応える特別企画など、拡大版で届けていく。

 

4日(土)は「君の声が聴きたい SPECIAL DAY」として終日各放送波でさまざまな特集を企画。NHK総合では「親子を見つめ直す」、Eテレでは「性・ジェンダー」をテーマに終日、特別編成を実施する。NHK FMでは『君声ラジオ』というタイトルで、日中から夜にかけて3部構成で若者のリアルな声に耳を傾ける特集番組を編成。また『君声ラジオ』では、NHK MUSICのYouTubeチャンネルで独自コンテンツを配信し、若者へのタッチポイントを増やすことを目指す。

 

さらに、4日(土)の夜は『君の声が聴きたい presents ライブ・エール 2024』を放送。毎年夏に放送してきた大型音楽番組『ライブ・エール』と「君の声が聴きたい」が融合し、より一層スケールアップした形でお届け。また、『ライブ・エール 2024』では今年1月の能登半島地震で被災した地域の高校生たちを取材し、復興に向け少しずつ歩み始めた地域の若者たちに歌でエールを送る。

 

内村のコメント、プロジェクトメンバーの出演番組情報、プロジェクトの主な番組は以下を参照。

 

内村光良 コメント

今、電車やバスに乗ると ほとんどの人がスマホを見ています。

 

ニュースや動画を観たり、ゲームをしたり…。

 

私が若い頃はほとんどがスポーツ新聞か文庫本でした。

 

情景は大きく変わりました。

 

ネットの情報が蔓延しているこの時代。

 

今の若い人たちはどう感じ取っているのか知りたいです。

 

何に悩み 何に希望を見出しているのか。

 

皆さんの声が聴きたいです。

 

「君の声が聴きたい」。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

プロジェクトメンバー/主な出演番組

中村倫也

『NHKスペシャル』

『君の声が聴きたいSP オープニング』など

 

内村光良

『ライブ・エール2024』

『LIFE!』

『君の声が聴きたいSP オープニング』など

 

濱家隆一×生田絵梨花

『君声ラジオ』

『君の声が聴きたいSP オープニング』など

 

サーヤ

『はなしちゃお!』

『NHKスペシャル』

『君の声が聴きたいSP オープニング』など

 

ロバートキャンベル

『虹クロ』

『君の声が聴きたいSP オープニング』など

 

桑子真帆アナウンサー

『ライブ・エール2024』

『クローズアップ現代』

『君の声が聴きたいSP オープニング』など

 

鈴木菜穂子アナウンサー

『NHKスペシャル』

『あさイチ』

『君の声が聴きたいSP オープニング』など

 

プロジェクトの主な番組

『君の声が聴きたい2024~SPオープニング~』

NHK総合

2024年5月4日(土)午後6時05分~

 

プロジェクトメンバーが全員出演。NHK総合、Eテレ、NHK FMで展開する2024年の「君の声が聴きたい」プロジェクトの大型特別編成の全体像を紹介する。

 

君の声が聴きたい presents『ライブ・エール 2024』

NHK総合/BSP4K/BS8K

2024年5月4日(土)午後7時30分~

 

内村光良が司会を務め、歌で日本中にエールを届けてきた音楽特番『ライブ・エール』が、「君の声が聴きたい」と連動して生放送。若い世代の声に寄り添う企画コーナーや、1月に起きた能登半島地震の被災地に歌でエールを届ける。

 

司会:内村光良、桑子真帆アナウンサー

出演者:石川さゆり、Awich、大泉洋、Omoinotake、Creepy Nuts、郷ひろみ、鈴木雅之、TUBE、BE:FIRST、一青窈、松平健、ME:I、森山直太朗 (50音順) ほか

 

特集ドラマ『むこう岸』

NHK総合

2024年5月6日(月・休)午後9時30分〜

 

有名私立中学を落ちこぼれた少年が転校先で出会ったのは、病気の母親と幼い妹を抱えて暮らすヤングケアラーの少女。将来に希望が持てず看護師の夢もあきらめている少女を見かねて、少年は「生活保護手帳」を手にする。難解な内容を苦労して読み解き、ついに見つけた起死回生の一手とは。出会うはずのなかった2人は未来を取り戻すことができるのか。「日本児童文学者協会賞」などに輝く小説「むこう岸」をドラマ化。

 

『自分らしく、Eテレ。〜性・ジェンダーを考える日〜』

Eテレ

2024年5月4日(土)終日

 

5月4日(土)、Eテレでは「自分らしく、Eテレ。〜性・ジェンダーを考える日〜」をキャッチコピーとして、朝から深夜まで特別編成で送る。第1部(午前10時~11時30分)は、親子で楽しみながら一緒に学べる、幼児こども番組をセレクト。第2部(午後2時~5時)は、自分の性のあり方に揺らぐ10代と親世代に向け『虹クロ』などを放送。第3部(午後8時~9時30分)は、性にまつわるさまざまなテーマを、学問を切り口に考える『はなしちゃお!』特番。第4部(深夜1時~3時)は、性について基礎から学ぶ、性教育の特別授業を放送。心を守り、体を守り、自分らしく生きていけるようになる。そんな「性・ジェンダー」のあり方とは。

 

『君声ラジオ』

NHK FM

2024年5月4日(土)午後0時15分~9時

 

5月4日(土)の午後0時15分~9時まで3部構成で、1日かけて若者の声に耳を傾けるFMの特集番組『君声ラジオ』。第1部と第3部は『Venue101』の濱家隆一と生田絵梨花が司会を務め、今をときめく人気アーティストやアスリートなどのゲストと共に、リアルタイムに送られてくる若者の悩みや声を紹介する。第2部は『みんなでひきこもりラジオ』を担当している栗原望アナウンサーが進行を務める特集企画。不登校やいじめに悩む子供たちの声に寄り添う。

 

WEB

「君の声が聴きたい」HP:https://www.nhk.or.jp/campaign/koe/kodomo/

「君の声が聴きたい」X:@nhk_kimikoe

 

©NHK

TikTokクリエイターSATOYUインタビュー「俺、人気ないのかな……」自信をなくした元トラック運転手に舞い降りた、唯一無二のキャラクター

自身の声や顔で最大限まで遊びながら、TikTokのエフェクトを駆使してエンタメに昇華し、フォロワー数440万人を誇るSATOYUさん。2023年12月14日に開催された「TikTok Creator Awards Japan 2023」で「Rising Creators of the Year」に選出されたほか、海外にもその名が轟き世界中にファンを有する。そんなSATOYUさんの、TikTokサクセス・ストーリーとは。

 

SATOYU●さとゆ…2020年3月にTikTokを開設。声マネ動画、NCP、月歩がバズりTikTokライブも話題に。2023年12月14日に開催された「TikTok Creator Awards Japan 2023」で「Rising Creators of the Year」に選出。声マネからナレーター仕事に繋がり、映画予告『アナザーラウンド』『FALL』のナレーションを担当。式HPInstagramYouTubeX

 

SATOYUさん公式TikTok @satoyu727

 

【SATOYUさん撮り下ろし写真】

 

「楽天スーパーセール!」でいきなり再生回数100万回超え

──TikTokを始めてから約4年で、現在はナレーション業や大手企業のPR動画にも出演するなど活躍中です。どんなきかっけでTikTokを始めたんでしょうか。

 

SATOYU 友達に勧められて、最初は遊び半分でスマホのなかにあった動画を投稿していた程度でした。今はもう消していますが、細々と声真似動画をアップしていたんです。

 

──手応えはいつ頃から感じましたか?

 

SATOYU これまで4回バズった実感がありまして、初バズりは「楽天スーパーセール」のCMでおなじみの若本規夫さんの声真似でした。再生数が100Mを越えて、「いいね」も10万超えたので「これはバズったな!」と。

 

──2020年3月29日の動画ですね。若本規夫さんといえば『ドラゴンボールZ』のセル、『サザエさん」のアナゴさん、『人志松本のすべらない話』のナレーションなどでおなじみですよね。なぜバズったと思いますか?

 

SATOYU 若本さんの声まねをする人はたくさんいるんですよ。なかでも僕は、若本さんのシャウトが得意で……ちょっと若本さんが声優を務めた『プリズン・ブレイク』のティーバッグ、やっていいですか?

「スコフィーールドッッ!」

これです。

 

──うわー! 目の前でやっていただいて、すごい贅沢!(笑)

 

SATOYU 全然やりますよ。おそらく、この声まねがズバ抜けてうまかったからだと思うんです。ずっと練習していたので。2回目が、2020年12月からやり始めた、「ピカチュウ」のエフェクトをつけてドスの効いた声を出すという動画で。3回目が2022年頃に始めたモフモフ衣装のNPCキャラクターです。

 

バズったNPCが、急に落ち込んだ理由

──NPCとはゲーム用語で、ゲーム上でプレイヤーが操作しないキャラクターのことですよね。主人公が訪れる街などに、それぞれの役割で立っているような。TikTokクリエイターの夏絵ココさんがここに着目し、TikTokライブでファンタジー世界の住民のような猫耳美少女姿で登場し、ギフトが届いたらゲームキャラクターのように無機質に動く「無言配信」というスタイルを確立しました。SATOYUさんも、そうした夏絵さんのキャラクターをヒントにしたのでしょうか。

 

SATOYU そうですね。「こういう原始人みたいなキャラいそうだよね」と思いつき、ちょうど自宅にあったキャンプ用のもふもふクッションを切って着てみたんです。ヒゲは、最初は妻のアイライナーを借りて描いていました。消費量が多いので、今は100均で買っています。

 

──すべて身近にあったものだったんですね。そういった人気キャラクターを生み出すまでに、分析したりも?

 

SATOYU TikTokを見ていただけです。分析とか計算とかできないんですよ。それまでも結構なキャラクターをやってきて、そのなかのいくつかがバーンと当たっただけなんです。でも、NPCがバズった後に数字が落ちていきまして。いいときで1万人を超えていた同時接続人数が、3、4か月をすぎると100人を下回るようになっていったんです。

 

──なぜでしょう。

 

SATOYU 視聴者さんが飽きたんでしょうね。ずっと同じことをしていたら、僕が視聴者でも飽きると思います。シビアですよね。それでいろいろやりました。「ストリートファイター」のリュウとか、地雷系女子とか、10~20キャラクターはやったかなあ。この時期は“壁”でしたね。

 

「普通に働いたほうがいいのかな?」

──TikTokで初めて壁にぶつかったんですね。

 

SATOYU しかもこの時期、上京を決めたときだったんですよ。それまでは地元・愛知でトラック運転手をやっていて、ちょうど仕事を辞めたばかりで、「ヤバいな」と。

 

──どのくらいの期間、そういった状況が続きましたか?

 

SATOYU 3、4か月くらいですね。「自分、人気ないんだな……」と、メンタルにきました。結構考えて落ち込んで、一度ネガティブなことを考え出すと止まらなくて、「普通に働いたほうがいいのかな」とか。

 

──その時期、奥さまの反応はいかがでしたか?

 

SATOYU 彼女は冷静で肝が座っているんですよ。「大丈夫大丈夫、私、稼げるし」って。本当にすごいです。支えられましたね。それを経て、スーツ姿で歩く動画「月歩」で4回目のバズりを経験しました。

 

──「月歩」では、フォロワー数が100万人増えたそうですね。

 

SATOYU TikTokライブをやると、1日2万人ずつ増えていた時期でした。同時接続は最高5万人で、配信を見に来てくれた人が1000万人に達したこともありました。

 

──1000万人!? それはすごい。

 

SATOYU なぜそんなに来ていただけたのかは分かりません(笑)。

 

Tシャツをスーツに変え、大バズリ!

──「月歩」はどんな発想から生まれたんですか?

 

SATOYU もともと「歩きダンス」というパフォーマンスを海外TikTokクリエイターがやっていて、「流行ってるしやってみようかな」という感じでラフなTシャツ姿の「月歩」を投稿たんです。そのときの「いいね」は2000くらいで、可もなく不可もなくという数字でした。そんななか、コメント欄に「オシャレをしてやってみたら?」と書いてあって。ちょうどその日、映画の試写会のMCをやる仕事があり、スーツを着ていたんです。以前、友達の結婚式で着るために「洋服の青山」で勧められるままに買ったダブルのスーツで。

 

──それがお馴染みのスーツだったんですね! それももともと自宅にあったものだったとは。

 

SATOYU それがおしゃれかどうかはわかりませんでしたが、とりあえずスーツ姿で「月歩」をやってみたんです。すると思ったより再生回数が伸びて。そうしたら今度は妻が「これをTikTokライブのほうでもやってみたら?」とアドバイスしてくれて。僕は「ライブでやる必要あるかなあ?」と懐疑的でしたが、一応やってみたら1発目から同時接続人数が1万人超えたんです。

 

──周囲の方のさまざまな後押しがあったんですね。

 

SATOYU 「月歩」はいろんな偶然が重なって生まれました。たまたまそのコメントが目に入り、たまたまスーツを着ていたからやってみて、妻がアドバイスをくれて。普段はスーツなんて絶対着ていないですからね。

 

──「月歩」は海外受けもいいのではないかと思います。

 

SATOYU 海外の方が来てくれると、雰囲気ががらっと変わりますね。日本の方たちは「シェア」をあまり押さないイメージですが、海外の人たちはみんな「シェア」をしてくれるのですごく広がっていくし、一気にバズるんです。でも、やっぱり飽きられた経験を経ているので、「次もなにか用意しておかないと」と冷静に考えていました。すると最近は、海外の方たちにNPCキャラが受けはじめて、すごくうれしいんです。この前のTikTokライブは同時接続人数1万7千人で、バズっている実感があります。

 

──英語コメントでよく「OHIO」と言われているのを見かけます。

 

SATOYU そうなんですよ! 最初はそのミームがわからず「どういう意味?」状態で。調べてみて意味がわかると、イジられているんだなと。じゃあそれに乗っかろうと思い、「ジョジョの奇妙な冒険」のエンリコ・プッチのスタンド「メイド・イン・ヘブン」を文字って「メイド・イン・オハイオ!」とやったら、コメント欄に「OHIO!」「OHIO FINAL BOSS!」というコメントで溢れ返りました。

 

──それで代名詞的存在になり。

 

SATOYU とにかく目立ちたいんです、僕は。だからイジってくれてもいいし、それで「面白いヤツだ」と思われたら本望なんですが、最近では「こいつはOHIOだけど別に悪くないOHIOだよ」というコメントもあり、よくわからないんですが認められるようになりました(笑)。

 

──2023年にはANAのPR動画にご出演されたり、もうスーツ姿で歩くだけで仕事になる状態ですよね。

 

SATOYU いつも着ているスーツがダブルスーツで、パイロットさんもダブルスーツなので、そういうところでイメージが重なり起用してくれたのかもしれません。

 

オンラインゲームのボイスチャットでアナゴさん

──「友達が勧めてくれた」というきっかけでTikTokをはじめたと聞きましたが、昔から友達のなかで人を笑わせるのが好きだったんでしょうか。

 

SATOYU 「地元でおもしろいやつ」みたいな立ち位置でしたね。隙あらば笑わせたくて、面白いヤツになりたくて、隣の席の子をなんの脈略もなく勢いで笑わせたり。でも勧めてくれた友達も、「まさかここまでいくとは」とめっちゃびっくりしています。

 

──芸人さんを目指した時期もありましたか?

 

SATOYU ありました。もうひとり、僕と同じようにまわりを笑わせたいヤツがいて。その子と「吉本行きたいよね」なんて話をするだけで終わったんですけどね。

 

──周囲の友達を笑わせる以外に、表現の場はありましたか?

 

SATOYU それでいうと、中学生のときから今と同じようなことをやっていましたね。「APEX」のようなオンラインゲームをやっていて、ボイスチャットで「サザエさん」のアナゴさんの声マネで、「そっちあぶないぞ~! 気をつけて~!」とかふざけてしゃべっていました。

 

──当時一緒にやっていた人たち、「あのときの彼が!?」と驚くでしょうね。

 

SATOYU そうそう、一緒にやっていた人が僕の配信に来てくれたこともあったんです。「あのときから才能あったもんね」というコメントをくれて、覚えていてくれてうれしかったですね。

 

──オンラインゲームのボイスチャットが、SATOYUさんの原点だったんですね。

 

SATOYU そうだ、そのあと、高校生になるとスマホアプリの「斉藤さん」をやるようになったんですよ。誰かに声マネを披露したくて、最初にやったときは「俺の声マネ、どう思ってくれるんだろう」とドキドキしたのを覚えています。

 

TikTokがなくても、どこかで同じことをやっていた

──「斎藤さん」、なつかしい! iPhone版が2011年にリリースされた、ランダムに選ばれた相手と通話することができる「見知らぬ誰かと一期一会のコミュニケーションを楽しむ」をテーマに掲げたアプリですね。初めて人はどんなリアクションでしたか?

 

SATOYU 「おお! すごい!」みたいに言ってくれてうれしかったですね。自分のなかで唯一、人に褒めてもらえる特技だったのかもしれません。

 

──TikTok以前にも披露する場があったんですね。社会人になってからの表現の場はいかがでしたか?

 

SATOYU 8年ほど勤めていましたが、そういった場所はありませんでした。ただ、トラックの中では一人なので、ずっと声マネの練習していて。めちゃくちゃいい環境でした。TikTokをやり始めてからは、よりトラックの中でも練習に没頭するようになりました。そんななかで、就職してからは正直、40代、50代、60代……という、この先の未来の想像がついてしまっていたので、ちょっとちがう未来も見てみたいと思ったんです。それで本格的にクリエイターを目指すべく上京を決めました。

 

──会社を辞める相談は、奥さまにはしましたか?

 

SATOYU 「クリエイター1本でもやっていけるんじゃないか?」と思える時期だったので、打ち明けたときは「頑張ろう! 一緒にやっていこう!」と応援してくれました。妻も収入はあったし、もう本当に、妻の力は大きいですよね。

 

──もしTikTokを選択しない人生だったとしたら、どうなっていたでしょう。

 

SATOYU トラック運転手は一人になれる時間が好きなので続けているでしょうし、そのうえで、結局ほかのプラットフォームでやっていたと思います。とはいえ、ほかの場所だと伸びなかったかもしれません。TikTokの雰囲気と、僕のやりたいこととの相性が合致した結果が、いまなんだと思います。
場所はどこであれ、バズろうがそうじゃなかろうが、表現することが好きなんです。楽しいんですよね。これはずっと昔から変わらないし、これからも変わらないんだろうなあと思います。

 

──身一つが武器になっているさまは、TikTokクリエイターならではです。最後に、今後の展望を教えてください。

 

SATOYU 今までも未来のことはわからないまま、とにかく目の前にあるものを触っていく感覚で活動していました。「高い目標がないとダメだ」と言う人もいるかもしれませんが、目に見える手前のものに進んでいくだけでも十分だと思うんです。目の前が見えなくなるのは、立ち止まったときだけです。壁を感じたあの時期に「もう無理だ」「これから先もバズることがあるんだろうか」と止まりそうになりましたが、進んでいった結果、「月歩」があったし、またNPCがバズった。これからも前に進んでいくのみ、です。

 

SATOYUさん公式TikTok @satoyu727

 

撮影/佐賀章広 取材・文/有山千春 構成/BuzzTok NEWS Buzz Tok NEWS公式HP https://buzz-tok.com/

黒沢ともよ「考察したくなる物語、美しい色合い、謎の多い登場人物たち……すべてが魅力的で魅惑的な作品です」映画「クラユカバ」

塚原重義さんが原作・脚本・監督を手掛ける初の長編アニメーション映画『クラユカバ』が現在公開中。先だって2023年ファンタジア国際映画祭に出品され、長編アニメーション部門「観客賞・金賞」を受賞するなど国際的な映画祭で高い評価を集めている本作。主人公・荘太郎と邂逅する謎の装甲列車を率いる・タンネ役を演じ、「完成を待ちわびていた」という黒沢ともよさんにキャラクターや作品に込めた思いをうかがった。

 

黒沢ともよ●くろさわ・ともよ…4月10日生まれ。埼玉県出身。声優、俳優、歌手として活躍。主な出演作に、アニメ『響け!ユーフォニアム』(黄前久美子役)、『アイドルマスター シンデレラガールズ』(赤城みりあ役)、『スキップとローファー』(岩倉美津未役)など。4月21日にバースデーライブ『kioku tadori te 2024 -aquarium-』を開催。公式HPXInstagram

 

【黒沢ともよさん撮り下ろし写真】

 

タンネは軍人であり、少女性もあり、少年っぽさもある不思議なキャラ

──作品を拝見しました。レトロ感やスチームパンクっぽさもある世界観に、物語が始まった瞬間から惹き込まれました。

 

黒沢 うれしいです! ありがとうございます。

 

──この作品は、冒頭の15分にあたる「序章」がクラウドファンディングで作られ、その後、数年かけて本編の完成に至ったそうですね。

 

黒沢 はい。探偵役(荘太郎役)の神田伯山さんとサキちゃん役の芹澤 優ちゃん、そしてタンネ役の私は「序章」から参加させてもらっていて。ですから、今回の本編の完成をすごく楽しみにしていました。

 

──塚原重義監督とは「序章」で初めてお仕事をされたそうですが、その時の印象はいかがでしたか?

 

黒沢 監督はすごくおしゃれな方なんです。この作品から飛び出してきたかのような色合いのお洋服をいつも着ていらっしゃって。それに、この映画ではサキちゃんがキャスケットを被っていますが、監督もずっとキャスケットを被っているので、“もしや、本当にこの映画の世界の住人なのでは!?”と思ってしまうほどでした(笑)。その意味でも、この映画はまさに監督の頭の中をそのまま具現化したような作品なんだなと感じました。

 

──今回のタンネ役に関しては監督からどのようなディレクションがあったのでしょう?

 

黒沢 「序章」を制作していた段階では、物語の中でのタンネの立ち位置がどのようなものなのかが、私にはあまり知らされていなかったんです。オーディションでいただいた資料にも、《謎の人物で、時おり少年にも少女にも見える》といった程度の情報量しかなくって。ただ、その後、改めて今回の本編を作るにあたって監督から言われたのは、「少女性が欲しい」ということでした。また、タンネは『鬼の四六三』と呼ばれる部隊の列車長(指揮官)といった側面もあるので、そこも大事にしたいと。つまり、軍人っぽさがあり、少女性もありつつ、なおかつ、ちょっとやんちゃな少年っぽさのある役にしたいというオーダーをいただきました(笑)。

 

──今のお話を聞いているだけでも、一体どんなキャラクターなのか見失いそうになります(笑)。そうした少女性と少年っぽさが内在したキャラクターをどのように作り上げていったのでしょう?

 

黒沢 今回はそのさじ加減が本当に難しかったんです。ですから、まず私のなかで一番女の子っぽい部分を表現し、そこから一番男の子っぽいところまでを、ちょっとずつ目盛りを動かしながら演じて、「どのあたりがイメージに近いですか?」と監督と相談しながら探っていきました。

 

──最終的にはどういった点を強く意識されたんですか?

 

黒沢 本編の台本を読んだところ、列車長としての役割が大きなウェイトを占めていましたので、そこを軸に表現していくようにしましたね。軍人の要素をしっかり出しつつ、でも、タンネの相棒である女の子たちと会話をする時には無意識に少女性やボーイッシュさが出ているような。そうした女性像をイメージして演じるようにしました。

 

──確かに、タンネが部隊の代表として誰かと交渉する時はすごく軍人らしさを感じ、会話の語気もいつもより強めになっているような印象を受けました。

 

黒沢 そうなんです。タンネは誰と相対しているかで、ちょっとずつ表情や言葉遣いに違いが出るんですよね。例えば、主人公である探偵の荘太郎に対しては、最初は“おまえは何者だ!?”みたいな警戒心強めの態度だったのに、そこから少しずつ心を開いていき、会話も柔らかくなっていって。最後のほうになると、荘太郎にぼやいたり、愚痴を言うぐらいの距離感になっていましたからね(笑)。

 

──ちなみに黒沢さんは、「序章」を作っていた時、すでに今回の本編の展開をご存知だったんですか?

 

黒沢 いえ、知りませんでした。ですから、完成した台本を初めて拝読した時は驚きの連続でした。どこまでがリアルで、どこからが非現実の世界なのかが分からなくなっていく展開に、“一体どうなるの!?”というワクワク感が止まらなかったんです。それに、登場人物たちのやりとりや行動を見ていても、簡単に悪や正義という概念だけでは語れない部分があって。そこにもすごく魅力を感じましたね。

 

──タンネも「序章」では敵か味方か分からない不気味さがありました。

 

黒沢 そうなんです。そもそも「序章」では、『クラガリに曳かれるな』というセリフしか言ってませんしね(笑)。それもあって、私自身も本編での物語の展開を知るのを楽しみにしていたのですが、もう想像以上でした。

 

昨今、こんな超挑戦的なキャスティングって、そうそうないです(笑)

──お話をうかがっていると、タンネはすごく難しい役だったように感じますが、実際のアフレコはいかがでしたか?

 

黒沢 すっごく楽しかったです! この作品はセリフの語り口が独特で、声に出すと気持ちいいんです。耳も喜んでいるような感じがして(笑)。それに、タンネにはちょっと小生意気なところがあるんですよね。タンネはまだ年齢的に若いだろうに、態度がやたら横柄ですし、そうした普段の生活では絶対に出せない姿をお芝居でできたのも最高でした(笑)。

 

──耳が喜ぶという意味では、伯山さんをはじめ、素敵な声をお持ちのキャストばかりです。

 

黒沢 そうなんです。講談師の伯山さんだけじゃなく、荘太郎の古くからの知り合いである新聞記者の稲荷坂役には活動弁士の坂本頼光さんもいらっしゃって。昨今、こんな超挑戦的なキャスティングはないぞって思います(笑)。お2人とも声優活動を本業にしている役者には出せない味わいをお持ちですし、そうした点でも、これは唯一無二の作品になるなと感じました。

 

──伯山さんとは一緒に収録をされたのでしょうか?

 

黒沢 いえ、残念ながら別でした。ただ、伯山さんが8割ほど収録し終えた後でしたので、ほぼ荘太郎の声を聞きながらアフレコに臨むことができました。

 

──伯山さん演じる荘太郎にどのような印象を持たれましたか?

 

黒沢 すべてがすごかったです! たまらなかったです!! 間の取り方一つとっても独特の雰囲気があり、どれもが新鮮で。例えば、同じ量のセリフを同じくらいの尺でしゃべっているはずなのに、場面によってはすごくゆっくり話しているように聞こえたり、逆に捲し立てているようにも聞こえる。坂本頼光さんのお芝居もそうですが、“緩急の付け方やしゃべり方次第で、こんなにも違いが出るものなんだ!!”と、すごく勉強をさせていただきました。

 

色彩の柔らかさ美しさは推しポイントの1つ!

──収録時はほぼ映像が出来上がっていたとうかがいました。アニメのアフレコは画が未完成の状態で行うことがよくありますが、やはり最初から先に画があると、役へのアプローチも違うものなのでしょうか?

 

黒沢 画に合わせた演技をしやすくなりますし、イマジネーションの広がり方が変わってくることもあります。特に今回のタンネはそうでした。というのも、タンネには背景といいますか、設定があまりないんです。年齢は謎だし、謎に列車長だし、組織の中での立ち位置も謎で。とにかく謎だらけなんですよね(笑)。そのくせ、たまにニヤニヤしていたりと、表情は意外と豊かで(笑)。

 

──話してる内容や口調だけだと怖そうに感じますが、たまにかわいいところも垣間見えるのが素敵ですよね。

 

黒沢 そうなんです。ものすごくかわいいんです! 腹の中ではいろんなことを考えているけど、それらをぐっと抑えて、表情だけは笑顔だったりする。そうすると、自然と少し皮肉な感じや、相手をなめている雰囲気がお芝居にもにじみ出てくるんですよね。“なるほど、こういう表現の仕方もあるのか”と、すごく勉強になりました(笑)。

 

──確かに、実際に映画の中でも探偵に対して、「ちょっとなめてた」と告白するシーンがありました。

 

黒沢 ありましたね(笑)。しかも、それを素直に言っちゃえるのもタンネの魅力なんです。実は、収録に入る前はこのタンネをどう演じていこうかと、少し悩んでいたところがあったんです。台本の文字だけを読むと、真面目すぎる子みたいになってしまわないかという懸念もあって。でも、先ほどのお話にあったように映像がほぼ完成していたので、たとえ頭が固そうに感じるセリフでも、画のタンネが笑顔なら、そこにも合わせていかないといけない。そこが難しくもあるのですが、結果、かわいさと生意気さが混じったようなキャラクターを生み出すことができたので本当に良かったなと思いました。

 

──そうだったんですね。また、先ほど「タンネというキャラクターには設定が少ない」というお話をされていましたが、この作品に出てくる登場人物たちの背景は、探偵以外ほとんど描かれていませんよね。

 

黒沢 はい。でも、それが作品の面白さを際立たせているなと感じました。多くのキャラクターの背景が謎に包まれているので、物語が進むにつれて、どこまでが現実でどこからが虚像の世界なのかが分からなくなっていく。そうした“余白”を楽しんでいただけるんです。それに、同時公開となる『クラメルカガリ』は逆にとても分かりやすい物語になっていますので、塚原監督の頭の中のオモテとウラを覗き見している感じもして、そうやって見比べられるのもすごく面白いなって思いましたね。

 

──情報過多や説明過多とも言える今の時代において、こうした謎の多い『クラユカバ』のような作品は珍しいですし、観終わった後に、解釈を巡って友人たちといろんな話ができるのも醍醐味だなと感じます。

 

黒沢 確かにそうですね。私が声優のお仕事をさせてもらうようになったのは10年ほど前なんですが、その頃っていろんな作品でアニメファンが考察をして盛り上がっていたんです。その意味では、あの時代を経験してきたアニメ好きの方にとっては、ものすごくたぎる作品になっているなと思います(笑)。

 

──(笑)。もちろんそこまで深読みせずとも、純粋に映像を観ているだけでも楽しめますしね。

 

黒沢 はい。そこは私がすごく推したいところでもあります。色彩がとてもきれいなので、まるで夢を見ているかのような不思議な感覚を味わっていただけると思いますし。それに、なんと言っても、作品全体の画が柔らかい。劇中の戦闘シーンではバンバンと大砲を撃っているんですが、それでも目が疲れないんです!(笑) それでいて、細かい色合いなど、随所に監督のこだわりが詰まっていますので、ぜひあの美しい世界をスクリーンで堪能してほしいなと思います。

 

伯山さんの頭の中ってどうなってるんだろう?っていつも思います

──『クラユカバ』は“謎”がテーマになった作品ですが、黒沢さんのなかで最近気になっている謎のようなものはありますか?

 

黒沢 先日、伯山さんの講談を聴かせていただいたんです。その帰り道、ふと“伯山さんの頭の中には講談の読み物が何冊分入っているんだろう?”と思ったことがありました。それに、公演の演目はご自身でお決めになることがほとんどだと思うのですが、急に作品名を挙げてもすぐにできるものなのかなとも思ったり。あと、どういった練習をされているのかとか、稽古期間はいつもどれくらいなのかということも気になりますね。以前、歌舞伎は公演前に一週間ほどお稽古をするだけで本番を迎えると聞いたことがあったのですが、どうしてそれでできるんだろうかと、本当に不思議で。

 

──黒沢さんは舞台の活動もされているので、余計に疑問に感じるのかもしれないですね。

 

黒沢 はい。「普段からお稽古しているし、型が決まっているからできることなんです」という説明をうかがったこともあるのですが、歌舞伎に限らず講談や落語でも、演者さんの新たな解釈が作品に加わることがありますよね。そうすると、とてもじゃないけど一週間では間に合わないんじゃないかと思ったり。また、そうしたオリジナリティってどこまで許されるのかも気になります。あと、特に知りたいのが脳内のキャパシティ。あれだけ多くの作品が頭の中に入っているのに、インプットできる余力があとどれくらいあるのかすごく知りたいです。

 

──舞台役者さんだと、たまに千秋楽を迎えた翌日にはすべてセリフを忘れるという方もいらっしゃいますよね。

 

黒沢 私もそのタイプです。かっこよく言えば、スイッチが切り替わるように忘れちゃいます(笑)。でも、伯山さんのような講談師さんや落語家さんはストックし続けないといけないわけで。本当に、頭の中がどうなってるんだろうって思います。今度お会いした時に「忘れないと、次の台本が頭に入らなくないですか?」って聞いてみたいです(笑)。それに、何気ない会話でも覚えているものなのか、それは訓練してできるものなのか……。「人によるんじゃないですか?」って言われてしまったら、それまでですが(笑)。

 

──(笑)。では最後に、黒沢さんにとって仕事をする上での必需品があれば教えてください。

 

黒沢 よく持ち歩いているのがオムロンの吸入器です。本来は喘息の方に向けて作られたものだと思うのですが、私はそれを喉を潤すために使っていて。生理用食塩水を入れて、霧状になったものを口の中に直接入れると、加湿器代わりになるんです。私は基本的に睡眠をしっかりと取ればどれだけ喉を酷使しても翌日には治るんですが、声優と舞台のお仕事が重なったりすると、どうしても十分な睡眠時間が取れなくなって。そんな時にこれがあれば手軽に持ち運べるし、喉の炎症をすぐに治癒してくれるのですごく重宝しているんです。

↑黒沢さんが愛用するオムロンの吸入器

 

──そうした吸入器を使った喉のケアはいつ頃からされているんですか?

 

黒沢 高校生ぐらいの頃からですね。当時はものすごく大きなものしかなく、技術の進化とともに、今では手のひらサイズにまでなってくれたので、もう感謝しかないです(笑)。しかも、最近は流行りでどんどんバッグも小さくなっていますからね。時代に対応したサイズでありがたいです(笑)。

 

クラユカバ

2024年4月12日(金)より全国公開中
(『クラメルカガリ』と2作品同時公開)

 

【映画「クラユカバ」よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
原作・脚本・監督:塚原重義
キャラクターデザイン:皆川一徳
音楽:アカツキチョータ
プロダクションプロデュース:EOTA
アニメーション制作チーム:OneOne
主題歌:「内緒の唄」(チャラン・ポ・ランタン)

声の出演
荘太郎:神田伯山、タンネ:黒沢ともよ、サキ:芹澤 優、稲荷坂:坂本頼光、指揮班長:佐藤せつじ、松:狩野 翔、トメオミ:西山野園美、御多福:野沢由香里

 

(STORY)
「はい、大辻探偵社」紫煙に霞むは淡き夢、街場に煙くは妖しき噂…。今、世間を惑わす”集団失踪”の怪奇に、探偵・荘太郎が対峙する! 目撃者なし、意図も不明。その足取りに必ず現る”不気味な轍”の正体とは…。手がかりを求め、探偵は街の地下領域”クラガリ”へと潜り込む。そこに驀進する黒鐵(くろがね)の装甲列車と、その指揮官タンネとの邂逅が、探偵の運命を大きく揺れ動かすのであった…!!

公式サイト:https://www.kurayukaba.jp/kurayukaba/

(C)塚原重義/クラガリ映畫協會

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/笹浦麻記 スタイリスト/末吉久美子

高橋一生主演『6秒間の軌跡』×『ブラック・ジャック』パロディ画像が登場 セット内にも原作本や人気キャラが…

高橋一生が主演を務め、橋爪功らが共演するドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時~)が、4月13日(土)にスタート。そんな本作の公式Xに、高橋と橋爪が共演する、6月30日(日)放送のドラマ『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系 午後9時~)のパロディ画像が投稿された。

『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』公式Xより ©テレビ朝日

 

ドラマから映画、舞台と引っ張りだこの実力、人気を兼ね備えた俊英・高橋一生。俳優生活60年を超えるベテランで、日本俳優界を代表する名優・橋爪功。互いにリスペクトを送り合う彼らが抱いていた、2人で一緒にドラマをやりたいという熱き思いが、ついに実現した形となった2023年放送の土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱』。

 

お互いに役者として尊敬の念を抱いている2人の関係性に、本田翼が参戦し、女優としての存在感をより開花。3人での芝居の化学反応が、新感覚ファンタジーホームコメディドラマとして昇華され、大団円を迎えたことも記憶に新しい本作が、『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』として帰ってくる。

 

そんな本作の公式Xが、6月30日(日)に放送されるドラマ『ブラック・ジャック』情報解禁時のビジュアルを使用したパロディ画像を投稿。本作同様に高橋、橋爪が『ブラック・ジャック』にも出演することから、このパロディが実現したという。

 

さらに、『6秒間の軌跡』のセット内には『ブラック・ジャック』の原作本や人気キャラクター・ヒョウタンツギが置かれているといい、ドラマ本編を楽しみつつ『ブラック・ジャック』のネタ探しをしても楽しめるだろう。

 

番組情報

土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』

テレビ朝日系

2024年4月13日(土)スタート 初回1時間SP 午後11時~

毎週土曜 午後11時30分~深夜0時

 

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/6byoukannokiseki_2/

 

テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』

テレビ朝日系

2024年6月30日(日)午後9時~

 

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/bj/

白濱美兎、ビキニ姿で色白ふんわり美バスト披露【独占カット】

白濱美兎が、4月9日(火)発売のアイドル誌「BOMB」5月号のグラビアに登場した。

 

この春から高校3年生になった白濱美兎。制服姿ではしゃぎ、すっぴんの素顔を魅せる。健康的でハツラツとしたビキニ姿も、青春感いっぱい。美少女の“今の瞬間”を切り取っている。

 

通常版の表紙を飾るのは天羽希純(#2i2)

ボム初登場にして初表紙を飾る天羽希純(#2i2)が、おうちでまったりと過ごす休日ビキニグラビアを披露。爽やかなライトブルーのビキニで、ベランダにテントを張ってリアルに焼き肉。花柄レースのランジェリー風ビキニで、朝の光の中ベッドでゴロゴロ。そして白のチューブトップ水着では、こぼれんばかりのバスト&バスタブでの入浴シーンを。インパクト十分の黒の水着でグッとセクシーなカットも。

 

通常版の裏表紙は須田亜香里

よゐこ・有野晋哉の『棚からボム餅』連載300回記念として、有野がカメラマンになって水着グラビアを撮影。被写体として登場したのは須田亜香里。有野カメラマンによるこだわりの撮影設定と、SKE48卒業後もキープしているという須田の奇跡のプロポーションは必見だ。

 

TSUTAYAほか店舗限定版の表紙は本間日陽(NGT48)

4月13日(土)のコンサートでNGT48を卒業する本間日陽がアイドル人生ラストのスペシャル水着グラビアを披露。春の旅行、新潟のへぎ蕎麦、浴衣、大浴場…。写真集テイストの美麗グラビアで送る16ページ。

 

限定版の裏表紙は北村優羽(NGT48)

NGT48の3期生・北村優羽の初々しいビキニグラビア。かわいい赤の水玉ビキニに、純白のチューブトップ水着とフレッシュさいっぱいのビキニグラビアに。

 

【通常版】
表紙:天羽希純(#2i2)
裏表紙:須田亜香里

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
天羽希純(#2i2)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:本間日陽(NGT48)
裏表紙:北村優羽(NGT48)

<別冊付録>
1)両面超BIGポスター(743mm×526mm)
本間日陽(NGT48)

<そのほかのラインナップ>
●19歳になり、大学生活満喫中だという天野ききがボム久しぶりの水着グラビア。少し大人っぽくなった表情と変わらない愛嬌、こんな彼女がいたら絶対に楽しいはず…という妄想グラビアに。

●昨年末に発売した写真集「Good to see Moon」も絶好調の豊田ルナ。オール未公開カットの全てが水着&ランジェリーの電子版写真集「side-B:Good to see Moon」の発売を記念して蔵出しスペシャルカットグラビアを。

●春の卒業コンサートSPと題して、3月に卒業コンサートを開催した柏木由紀と田中美久のライブレポート。

●そのほか、木下彩音、吉柳咲良、幸澤沙良、近藤結良などインタビューも充実。

<掲載タレント>
天羽希純(#2i2)
本間日陽(NGT48)
北村優羽(NGT48)
天野きき
白濱美兎
豊田ルナ
須田亜香里×有野晋哉(よゐこ)
木下彩音
吉柳咲良
幸澤沙良
近藤結良

「ボム5月号」
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発売日:2024年4月9日(火)
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