【文房具総選挙2024】お茶の香りが漂う紙製ホルダーに左利きでも書きやすい万年筆などSDGsに配慮した文房具12点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【トレンド部門】「SDGs文房具」部門にノミネートされた文房具12点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

文房具総選挙2024の投票はこちらから

 

【「SDGs文房具」部門】

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムの存在感が際立ちます。全12点がノミネート。

 

No.82

マックス
HD-10Dサステナブルモデル
各825円

プラスチックの端材を本体カバーに再生利用

耐久性に優れたロングセラーホッチキス「HD-10D」をベースに作った、環境配慮モデル。本体カバーに、プラスチック端材を再生利用しバイオマスプラスチックと混ぜた素材を使い、CO2削減に貢献している。

 

No.83

カウネット
カウネット×ライクイット A4ファイルボックス  by Loopla
920円

回収した使用済みプラ資源がファイルボックスに!

同社が新たに始めた、オフィスから出るプラ資源を回収・リサイクルするサービス「Loopla」から誕生。回収した使用済みのクリアホルダーを一部原料に使い、吉川国工業所と共同開発した。2個セット。

 

No.84

キングジム
紙製ホルダー(茶殻紙タイプ・10枚入り)
1012円

茶殻を再利用したほのかに香る書類ホルダー

伊藤園の「お〜いお茶」など、日本茶飲料の製造過程で排出される「茶殻」をアップサイクルした「茶殻紙」を使ったホルダー。通常の紙よりも紙原料を削減して作っている。お茶の香りをほのかに楽しめる。

 

No.85

三菱鉛筆
ジェットストリーム 海洋プラスチック
各242円

軸材に海洋プラスチックごみとコンタクトレンズの空ケースを使用

独自の配合技術により、軸材の再生材比率ほぼ100%を実現したボールペン。海洋プラスチックごみからできた再生樹脂と、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを用いた再生樹脂を使っている。

 

No.86

三菱鉛筆
JETSTREAM × karimoku 多機能ペン 4&1
各3300円

家具の端材を再利用! 一点一点木目が異なり特別感満載

日本を代表する木製家具メーカー「カリモク家具」と「ジェットストリーム」のコラボ多機能ペン。家具の製造工程で出るナラ材とウォールナット材の端材を再利用したグリップは、一点一点木目が異なる。

 

No.87

ニチバン
セロテープ 小巻カッターつき 〈まっすぐ切れるタイプ〉 グリーンナノ配合
各242円

素材を見直しCO2排出量を66%も削減!

カッター本体に、燃焼時に発生するCO2を削減できる添加剤「グリーンナノ」を配合し、焼却時のCO2排出量を同社従来品比で66%も削減。天然素材が主原料の「セロテープ」と使えば、手軽にエコ活動ができる。

 

No.88

ゼブラ
BIOTUBE搭載 ジムノック
各132円

ついにリフィルまでサステナブルな素材に!

品質上、材質の選定が難しいリフィルに、業界で初めてバイオマスプラスチックを使用。リフィルを交換して使うと、CO2排出量を73%も削減できる。ペン本体、替芯のパッケージにもエコな素材を使用。

 

No.89

プラス
ホワイパー 紙ケース入り修正テープ
各275円

紙製ケースを使用した環境配慮型の修正テープ

ケースに紙を使い、プラスチック使用量を同社同等品より40%削減した修正テープ。引き心地はブランドの名に恥じぬ快適さ。紙製になったことでデザインの自由度が上がり、ラインナップが豊富に。

 

No.90

プラス
みんなのふせん 強粘着
2695円(各色2パッド・計10パッド入り)

色覚多様性に配慮したカラーユニバーサルデザイン

色の見え方の違いに配慮して、識別しやすい配色を採用。アイデア出しやブレーンストーミングの際に、書いた内容を色で分類しやすい。強粘着タイプで、紙やホワイトボードにしっかり貼れる。

 

No.91

共栄プラスチック
LIMEX ライティングシート
330円(B5 size)、385円(A4 size)

注目の新素材から生まれた業界初の下敷き

プラスチックや紙の代替品として注目を集めている石灰石生まれの素材「LIMEX」を、業界で初めて下敷きに使用。既存のプラスチック下敷きに比べ、プラスチック使用量を約72%削減できる。薄くても丈夫。

 

No.92

ラミー
LAMY safari 左利きのための万年筆
5500円

左利きの人もインクがかすれずまっすぐに書ける

1980年誕生のロングセラー万年筆の左利き用モデル。ペン先を押し出すようにして書く左利きの人でもかすれず書け、時計回りに巻き込む筆記グセがあっても、自然と真っ直ぐ書けるよう矯正される。白と黒の2色。

 

No.93

サンスター文具
Re:metacil
各990円(4月1日発売)

廃材から作られた削らずに書き続けられる鉛筆

削らずに書き続けられる「特殊黒鉛」を使った鉛筆のサステナブルモデル。ボディとキャップに、噴石や牡蠣やほたての殻などの廃棄物を粉砕して再生したアップサイクルプラスチック素材を使っている。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

「文房具総選挙2024」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。

 

【文房具総選挙2023】紙1枚でも立たせるスタンドや壁掛け書類ファイルなど技ありの「収納する」文房具11点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2023」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「収納する」部門にノミネートされたアイテム11点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

【「収納する」部門】

「技あり!」と膝を打ちたくなるアイテムが多く並ぶなかでも、今年は収納ボックス・ファイルが豊富です。はかどり文房具の真骨頂とも言える、斬新な構造、1つで複数のシーンに活躍する機能性に注目です。

 

No.26

リヒトラブ
1冊でも倒れないブックスタンド
1100円

隣の本を抜き取っても倒れない!

立てた本の冊数が少なくても、倒れることなく保持できる画期的構造。23個のストッパーが個別に本を支えるので、本を抜き取っても残った本が倒れることがない。両サイドのジョイントで連結も可能。

 

No.27

サクラクレパス
おかたづけシリーズ 作品思い出ボックス
1760円〜2200円

画用紙も立体物も作品をまとめて本棚へ

子どもの作品をひとまとめにできるボックス。クリアファイルには画用紙や賞状、じゃばら式ファイルにはノートや通信簿、やや厚みのある作品を入れられる。ゴムバンドで閉じ、本棚などに並べて保管可能。

 

No.28

コクヨ
さっと出し入れできる
壁掛けポケット(書類・カタログ用)
3080円

厚手のカタログも収納できる書類ポケット

壁面にフックで吊り下げ、デスクの場所を取ることなく書類の受け渡しや一時収納が可能。出し入れも片手でストレスなく行える。組み立てれば立体ポケットに、中身が少ない時は折り畳んでコンパクトになる。

 

No.29

カウネット
ノートPCスタンドにもなる ミーティングバッグ
3718円

収納・移動・PCスタンドの一台三役!

ノートPCや書類、小物類など社内での移動に必要なものをまとめて運べるバッグの先駆け的商品に、新作登場。横に倒して折り目に合わせて変形させれば即PCスタンドに。リアルもオンラインも会議を快適化する。

 

No.30

キングジム
ハルペギー
1485円〜1980円

マグネットで貼れる箱状のペグボード

内側に収納スペースがあり “見せる” と “隠す ”を使い分けられるペグボード。冷蔵庫や玄関の扉に貼って小物収納を作り出せる。オプションのL字フックなどと組み合わせれば収納力がアップする。

 

No.31

キングジム
ハングオーガナイザー
3080円

バッグインバッグを机の下収納へ

作業時にはカバンから取り出してフックをかけるだけで、デスクの下のデッドスペースを有効活用できるバッグインバッグ。カバンの中でも自立し中身を取り出しやすいよう、芯材入りのハード仕様だ。

 

No.32

プラス
パスティ ペンケース
990円〜1320円

メッシュの透け感で中身を見やすく!

メッシュで中身が透けて見えるペンポーチ。カーブを描いて見た目にもかわいい内ポケットには、小物をしまっておける。ペン約15本が入るフラットタイプと、約30本が入るマチ付タイプがラインナップ。

 

No.33

カール事務器
ペーパースタンド
715円

書類1枚でも直立するカーブ設計

クリップで挟んで紙を直立させるスタンド。カーブを描くように立たせるので、紙1枚でも倒れない。挟むだけなので用紙の抜き差しはワンタッチ。パーツは分解もでき、持ち運びにも便利だ。

 

No.34

キングジム
「ポーズー」ペンポーチ
2475円

骨格入りで自在にポージング

骨格パーツが仕込まれ、好きなようにポーズを作れるぬいぐるみペンケース。見た目のかわいさの一方で、ペンなら約15本入る実用性も兼ね備える。パンダ、レッサーパンダ、ライオン、トラ、ネコの5種。

 

No.35

コクヨ
ポケットが大きく開く 書類ファイル〈ノビータ〉
462円〜1100円

ガバッと開いて中の書類を見渡せる

仕切りが側面に固定されていないことで目当てのポケットが大きく開き、収容物を探しやすい書類フォルダー。マチが伸縮するので書類の量に合わせて背幅が変えられ、省スペースにも貢献する。

 

No.36

リヒトラブ
わが家の整理ケース〈ペット用〉
1320円

ペットグッズをひとまとめ

ケースとクリヤーブック(A5・12ポケット)がセットになった収納アイテム。ワクチン接種証明書や薬など、ペットに関する大事な品々をまとめておける。A5判の写真が入るポケットタイプの窓付き。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

ミーティングバッグの生みの親「カウネット」が再びくり出した斜め上向きの変形バッグをレビュー

都内では一時期、最大65%にも達したというテレワーク実施率。ところが現在では、一部をのぞいてすっかりオフィス回帰の流れのようだ。ただ、社外での会議や打ち合わせをオンライン会議ツールで済ませる傾向は今後も続きそうで、個人的にはいいことだと思うのである。いちいち訪問するのは、交通費がかかるし時間も取られるし。

 

そういうこともあって、来年にかけても、オンライン会議を快適化するためのツールは、引き続き要チェックだと思う。

 

なにしろまだ登場して1~2年の、発展途上のジャンル。今後ものすごくエポックな製品が出てくる可能性は高いだろう。例えば、カウネットが発売したばかりのミーティングバッグなんかも、使ってみるとなかなか面白かった。

 

仕事道具をひとまとめできるバッグがPCスタンドへ変形!

それが、オフィス通販のカウネットから2022年8月に発売された「ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ」。フリーアドレスオフィスや在宅ワークの際に使うツール(ノートPC、ケーブル類、A4ファイル、文房具など)を、一式まるごと収納し持ち運びできるバッグだ。

 

フラットに四角い形状は収納スペースに無駄がなく、サイズ的にも、オフィスワークに使う道具ならだいたいすっぽり収まる。

カウネット
ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ
3590円(税別)

 

必要なものを放り込んだら、ハンドルをつかんで仕事スペースへ移動し、サッと仕事を始められる。つまり“作業環境まるごと持ち運び系”のバッグ、と思ってもらえばいいだろう。

 

内部の中央に取り外し可能な仕切りがあるので、ノートPC/それ以外のツール、といったようなざっくりとした整理をしておくと、運用しやすい。

↑内寸は、A4ファイルがすっぽり収まるサイズ。収納力に不満を感じることはなさそうだ

 

↑底と側面を補強する樹脂板は、カドが斜めにカットされた不思議な形状。これが後々に効いてくる

 

前・後面はがっちりとした芯材入り。加えて、底と側面にも樹脂板が配されているため、セミハードバッグとしてもかなり頑丈! という印象だ。実はこの頑丈さこそが、製品名の「ノートPCスタンドにもなる」という部分に関わってくるのである。

 

PCスタンドとして使用する際は、まずバッグ内部の側面口に面ファスナーで貼り付けられているフレームをバリッと剥がし、前面口側に貼り直す(左右両方)。

 

↑ミーティングバッグからPCスタンドへ変形させるには、まずはこの状態から……

 

↑側面の樹脂板を乗り越えるようにして、側面口のフレームを90度折り返し……

 

↑左右ともにこの状態になれば、変形準備完了

 

あとはバッグを机に置き、上からノートPCを乗せると……ナナメに角度が付いたPCスタンドに変形完了だ。

↑バッグにノートPCを乗せると、台形型のスタンドになる。視線が上がって、首・肩がとてもラクなのだ

 

あらためて「普段からノートPCで仕事しているけど、PCスタンドは使っていない」という人にお伝えしたい。PCスタンド、マジで使うべき!

 

まず、視点がぐっと高くなることで背筋が伸び、加えてキーボードに角度がつくことで肩甲骨周りにゆとりができる。結果、猫背改善&肩と首のこり予防が期待できるのだ。筆者も作業時、PCスタンドを導入して1年ほどが経つが、もう平らな机の上でキーを打つのイヤだな、と感じてしまうぐらい快適である。

↑ハンドルの内側は合皮が二重に。この部分にノートPCの縁を差し込むことでストッパーとして機能する

 

↑見た目はやや頼りなく感じるが、意外とガチッと固定してくれる

 

もうひとつ重要なのが、オンライン会議での見た目の問題。ノートPCのカメラは、ほとんどがモニター上部に内蔵されているので、ユーザーの顔の位置から比べるとかなり低い場所にある。そこから見上げるように顔を撮影するものだから鼻の穴が、どバーン! と全開で写ってしまうのだ。

 

しかしこのバッグに載せることで、カメラ位置は10cm以上高くなり、顔に対して正対しやすくなる。つまり、モニターを見ながら喋ってもまっすぐに顔が写るようになるというわけ。これ、顔の印象がものすごく変わるので、非常に重要なポイントではないだろうか。

↑角度は約25度固定。これだけ角度を付けてやれば、カメラ写りもかなり違ってくる

 

もちろん、専用のPCスタンドなら角度調整も自在だし、フレームの剛性ももっと高いだろう。端的に使いやすさでいえば、もっと優秀なPCスタンドなんていくらでも選び放題である。

 

だが、わざわざスタンドを持ち歩かなくても、ミーティングバッグと兼用できるならそれでOKでしょ、と思う人は確実にいるはずだ。実際、運用の手間を考えるとこっちのほうが確実にラクなのだ。

 

↑ハンドルを畳めば、ソリッドなコンテナ型に。会社のロッカーや自宅家具のスキマにも収納しやすい

 

ミーティングバッグとしては実用性に不満はほぼナシ(個人的な好みで、内ポケットが欲しかった)で、かつPCスタンドというお得な機能が付いているのだから、かなりアリな製品だと思う。

 

編集長もヘビロテ&3台使い中!カウネット「新作ミーティングバッグ」でハイブリッドワークが激変してます

オフィスと自宅や外出先で仕事をするハイブリットワークと呼ばれる働き方が企業に定着しつつある。どこで仕事するにも共通のお悩みが、ノートPCや資料を持ったままの移動だ。この悩みを解決する助っ人が、カウネットの人気アイテム「ミーティングバッグ」シリーズだ。オフィス内の持ち運びバッグは現在いくつかのメーカーから発売されているが、カウネットの「ミーティングバッグ」はその先駆け的存在であり、なんと15種類ものバリエーションが展開されている。新たに発売された期待の新商品『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と『机上台にもなるミーティングバッグ』。今回は、GetNavi web編集長の山田佑樹が実際に体験。カウネットのミーティングバッグが長年愛される理由を分析した!

 

↑山田編集長…在宅勤務中心からハイブリッドワークにシフトし、現在は週1~2回ペースで出社。オフィスでは作業によって2台のPCを使い分けている。目下のお悩みは、多くの仕事道具を抱えて別室へ移動することとノートPC作業で前かがみになり腰が痛くなってしまうことだ

 

「オフィスと自宅の2台持ち全然ありです。」(山田)

↑今回紹介する「ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ」。ノートPCやタブレットなど、紙資料やドリンクなども余裕で収まるバッグでありながらノートPCスタンドとしても活用できる優れものだ

 

出社時の山田は多忙だ。契約関連や経理関連といった管理職としての実務を行う一方で、編集部の新しいメンバーとのコミュニケーションなどもこなしている。この幅広い作業をサポートするのが、事務作業用の「レッツノート」と、取材、執筆、ミーティングなどに使う「MacBook」という2台のノートPCだ。

 

仕事の効率化をはかるため、固定席の広いデスク領域を使って行う事務作業には「レッツノート」に加え、外付けのキーボードとマウスを使用。取材用の「MacBook」は、オンラインミーティング時、より広いディスプレイ領域を確保するためのサブディスプレイにiPadを活用している。

 

1台のPCですべてをカバーした方がより仕事効率は上がるが、機密性の高い情報を扱う作業は社外で行うわけにはいかない。結果として、仕事の内容によって2台のPCをチェンジするスタイルが長く続いている。ここでストレスになるのが、別室に移動して仕事を行う時。仕事によってPCをスイッチするだけではなく、マシンに合わせて周辺機器などのツールも変えて持ち運ばなければならないからだ。

 

整理収納ができて持ち運びもラクに

「普段は必要なものをまとめて手に持ちつつ脇に抱えて移動します。ノートPCだけなら片手でも持てますが、カタログなどの紙資料、さらにコーヒーカップなどのドリンクが加わると、安定感が悪いので両手で支えるので地味にストレス。会社によっては、両手が塞がれた状態のままエレベーターで移動するケースも多いと思いますので、特に社内会議の多い横軸部門の人はよりストレスになると思います」

 

カウネットの『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』は、まさにそんな社内移動の困りごとを解決する製品で、収納、移動、PCスタンドを1台にまとめたバッグだ。

 

「最初に感じたのは、これまで手持ちだった荷物をすっきり収納できる便利さと、取っ手のついた持ち運びやすさです。ノートPCも周辺機器も、紙資料もすべてバッグに収まり、スマートに片手で持ち運ぶことができます」

↑これまでは移動のたびに両手で大荷物を持っていた山田。『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』を使うとここまでスマートに。両手を塞がないので移動中の安定感にもつながるとご満悦

 

続いて『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』の大きな特徴である、デスクに置いた時ミーティングバッグがそのままPCスタンドになるという機能も山田が試した。

 

「これまでのミーティングバッグは、モノの収納と持ち運びが重視されていましたが、バッグがスタンドとしても使えるので、現場でも仕事をサポートしてくれます。会議室やフリーアドレス席でも使いましたが、ディスプレイが高い位置になるので、背筋が伸びスッと伸びて、長時間PC作業を行った時も疲労は軽減されると思いました。キーボードもデスクに直接置いて使うよりも打ちやすい印象です」

↑キーボードの打鍵感も違和感なく、山田はいつもと変わらずにミーティングのポイントをメモしていく。必要なツールはその場でバッグの中から取り出せるため、周囲に充電器やケーブル類が散らかることもない

 

狭すぎず広すぎないサイズ感にカウネットの工夫が光る

さらにを山田を唸らせたのが、絶妙といえるサイズ感だ。

 

内寸法325mmというサイズにカウネットのモノ作りのノウハウが詰まっていると感じました。A4サイズのファイルが収納でき、13インチクラスのノートPCや、大きめの電子ペーパーもぴったり収まりました。ジャストサイズにするとギリギリ収まらないモノが出てきたり、少し大きめに作ると中に入れたモノがガタついてしまいます。この内寸法にはミリ単位の工夫があるなと思いました

↑容量も大きくミーティングなどに使うものは一式しっかりとバッグ内に納まる。ご覧のようにリモートワークのヘッドセットやドリンクもすっきり収納。仕切りがあるので、資料探しに時間を費やす無駄も省ける

 

オフィスでの利便性は在宅ワークの部屋移動でも実感

ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』をオフィスで使うメリットは在宅勤務にもそっくり当てはまるという。

 

「現在も週3〜4回は在宅勤務しています。リビングで撮影しながら、合間にオンラインミーティングといったことも多いので、そのときはキッチンや洗面所に移動することも。自宅の中でも細かな移動が多いので本製品があると段違いにラクです。

あとはリビングで仕事しているので終業後は仕事道具を片付ける必要があるのですが、本製品があると整理整頓が非常にラク。これまでバッグインバッグをいろいろ試したり、仕事用カバンに入れたりと試行錯誤してきたのですが、すべて解決しました。

僕の事例は特殊かもしれませんが、共働き世帯で夫婦とも在宅勤務日がかぶってデスクが狭いケースや、部屋を移動しないといけないケースは往々にしてあるはず。オフィス⇄自宅で持ち運ぶアイテムではないので、オフィスに1台、自宅に1台の2台運用だとさらに活躍してくれるはずです」

↑PCスタンドとして使用する際もペロッとめくるだけで中から資料の取り出しもラク。「商品リーフレットなど紙でしか提供されない資料はまだまだあるので、そうしたものを本製品にひとまとめにできます」(山田)

 

【今回ご紹介した商品】

ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ

色:グレー/ネイビー
寸法:A4サイズ対応 幅350×奥行120×高さ260mm/内寸法:幅325×奥行115×高さ250mm

カウネットミーティングバッグ特集はこちら

 

<コレも言わせて!>

視線の高さで自然と姿勢も◎

ミーティングバッグを使わないこれまでのミーティングスタイル。右上の写真と左上の写真を見比べると姿勢の悪さは一目瞭然。しかも、周囲に散乱した紙資料やケーブル類を収納できるので机上もスッキリさせることができる。

 

【組み立て方も紹介!】

1…斜めの部分の向きに注意しながらBを本体ケース(A)の中に入れる。2…Bの上部分を本体ケースの両側にそれぞれ入れる。3・4…Cを本体ケース(A)に入れ、仕切りを作る。(バッグとして使う場合)5・6…マジックテープを移動させマチを作る。完成。(ノートPCスタンドとして使う場合)7…本体ケース(A)の両側のくぼみを利用し、斜めに。8…滑り止め位置を合わせて完成。

 

「“アクティブ”書類が多い人にうってつけ」(山田)

机上台にもなるミーティングバッグ』は『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と同じく、仕事に必要なモノをひとまとめに収納して持ち運べるミーティングバッグだ。収納、移動に加え、前面がフルオープンになっているため、引き出しのようにモノの出し入れができ、机上スペースの有効活用にも役立つ。

↑バッグの上にノートPCを置いてもホールド感は抜群。収納スペースはフルオープンになっているので、資料やツールの出し入れもラクチン。幅もあり、山田の外付けキーボードもすっぽり入った

 

モノの出し入れがとてもスムーズ

2台のPCを仕事の内容によって使い分ける山田は、事務用マシンでの使用にメリットを感じたという。

「事務用マシンは主に固定席で使っていますが、書類が多い時は個室や会議室に移動して広いスペースで広げながら作業をすることもあります。サイズは『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と一緒ですが、手前がフルオープンになっているので、固定席で使う外付けキーボードとマウスが容易に出し入れできます。打鍵の多いオフィスワーカーに人気のHHKBのキーボードもジャストサイズで入りました」

 

収納物がきれいに整理できる仕切りが付いているのも使いやすさに磨きをかける

「収納スペースの7~8割はノートPC本体とキーボード、マウス、電源コードで埋まってしまいますが、残りのスペースは“アクティブな書類”入れに使うことができます。ペーパーレス化が進んだ現在も、締結進行中の契約書など、紙ベースで進んでいるものが一定数あります。A4ファイル1冊分が十分収まるので、このスペースにジャストで入ります」

↑ノートPCを置いても土台が沈むことはなく、PC台として丈夫で安心して使える。フルオープンでモノの出し入れがラクといったポイントに加え、仕切りによって上下二段となり整理収納をサポートする

 

姿勢を正し目線が相手と同じ位置に上がる

置き台として使った時の高さもよく、この高さが相手に好印象を与えることにもつなげるという。

 

「机上に直接置いてPCを操作すると、うつむき加減になり、目線も低くなってしまいます。このバッグに置くと顔の位置が上がるので会議参加者の印象もよくなります。特にリモート会議では、カメラ位置が高くなり顔が正面を向くので、仕事の効率面プラス、相手の好感度もあがるのではないでしょうか」

↑ノートPCを設置する高さがアップするため自然に顔の位置も上に。カメラの位置も高くなるので、フリーアドレスやリモート会議では、ふつうに会話をするような目線で相手と向き合える。外付けのキーボードがあると打鍵もラクに

 

【今回ご紹介した商品】

机上台にもなるミーティングバッグ

色:グレー/ネイビー
寸法:A4サイズ対応 幅350×奥行120×高さ260mm

カウネットミーティングバッグ特集はこちら

 

編集長、実際に使ってどうでしたか?

この2製品には“ザ・カウネット!”と呼ぶべき、ミーティングバッグ作りのノウハウが詰まっています。『ひとつの目的に対してひとつの製品』と割り切り、必要以上に機能を盛り込まないことも使いやすさにつながっています。あれもこれもと機能を積みすぎると、製品が本来伝えようとする価値がぼやけ、結局、ユーザーが自分に合う製品か否かの判断がしにくくなってしまいます。2製品とも機能を絞り込むことで“こういうのを探していたんだよね”と、ユーザー側がアクセスしやすくなっていると思いました。デスクワークや会議時の非効率を解決するというお悩みから生まれたものですが、出発点は異なる属性の製品です。『働く人のお悩みの声を吸い上げて解決する』という、カウネットの真骨頂が出ていると感じました

 

仕事に使うツールや資料の収納と軽快な移動は共通し、PCスタンドと使うか、机上台として使うかはユーザー次第。このわかりやすさこそ、カウネットのミーティングバッグが愛される理由だ。

 

≪カウネット発ミーティングバッグ一覧≫

働く人たちの「お困りごと解決」をコンセプトにカウネット独自の視点で企画・開発してきたカウネットのプライベートブランド「カウコレ」プレミアム。ミーティングバッグも「カウコレ」プレミアムで生まれた商品だ。その第一人者・カウネットは、現在さまざまなシチュエーションに合ったミーティングバッグを展開中。あなたの働き方にぴったり合ったモノが見つかるはず。

カウネットミーティングバッグ特集はこちら

 

 

撮影/三木匡宏 執筆/安藤政弘

編集長もヘビロテ&3台使い中!カウネット「新作ミーティングバッグ」でハイブリッドワークが激変してます

オフィスと自宅や外出先で仕事をするハイブリットワークと呼ばれる働き方が企業に定着しつつある。どこで仕事するにも共通のお悩みが、ノートPCや資料を持ったままの移動だ。この悩みを解決する助っ人が、カウネットの人気アイテム「ミーティングバッグ」シリーズだ。オフィス内の持ち運びバッグは現在いくつかのメーカーから発売されているが、カウネットの「ミーティングバッグ」はその先駆け的存在であり、なんと15種類ものバリエーションが展開されている。新たに発売された期待の新商品『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と『机上台にもなるミーティングバッグ』。今回は、GetNavi web編集長の山田佑樹が実際に体験。カウネットのミーティングバッグが長年愛される理由を分析した!

 

↑山田編集長…在宅勤務中心からハイブリッドワークにシフトし、現在は週1~2回ペースで出社。オフィスでは作業によって2台のPCを使い分けている。目下のお悩みは、多くの仕事道具を抱えて別室へ移動することとノートPC作業で腰が痛くなってしまうことだ

 

「オフィスと自宅の2台持ち全然ありです。」(山田)

↑今回紹介する「ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ」。ノートPCやタブレットなど、紙資料やドリンクなども余裕で収まるバッグでありながらノートPCスタンドとしても活用できる優れものだ

 

出社時の山田は多忙だ。契約関連や経理関連といった管理職としての実務を行う一方で、編集部の新しいメンバーとのコミュニケーションなどもこなしている。この幅広い作業をサポートするのが、事務作業用の「レッツノート」と、取材、執筆、ミーティングなどに使う「MacBook」という2台のノートPCだ。

 

仕事の効率化をはかるため、固定席の広いデスク領域を使って行う事務作業には「レッツノート」に加え、外付けのキーボードとマウスを使用。取材用の「MacBook」は、オンラインミーティング時、より広いディスプレイ領域を確保するためのサブディスプレイにiPadを活用している。

 

1台のPCですべてをカバーした方がより仕事効率は上がるが、機密性の高い情報を扱う作業は社外で行うわけにはいかない。結果として、仕事の内容によって2台のPCをチェンジするスタイルが長く続いている。ここでストレスになるのが、別室に移動して仕事を行う時。仕事によってPCをスイッチするだけではなく、マシンに合わせて周辺機器などのツールも変えて持ち運ばなければならないからだ。

 

整理収納ができて持ち運びもラクに

「普段は必要なものをまとめて手に持ちつつ脇に抱えて移動します。ノートPCだけなら片手でも持てますが、カタログなどの紙資料、さらにコーヒーカップなどのドリンクが加わると、安定感が悪いので両手で支えるので地味にストレス。会社によっては、両手が塞がれた状態のままエレベーターで移動するケースも多いと思いますので、特に社内会議の多い横軸部門の人はよりストレスになると思います」

 

カウネットの『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』は、まさにそんな社内移動の困りごとを解決する製品で、収納、移動、PCスタンドを1台にまとめたバッグだ。

 

「最初に感じたのは、これまで手持ちだった荷物をすっきり収納できる便利さと、取っ手のついた持ち運びやすさです。ノートPCも周辺機器も、紙資料もすべてバッグに収まり、スマートに片手で持ち運ぶことができます」

↑これまでは移動のたびに両手で大荷物を持っていた山田。『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』を使うとここまでスマートに。両手を塞がないので移動中の安定感にもつながるとご満悦

 

続いて『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』の大きな特徴である、デスクに置いた時ミーティングバッグがそのままPCスタンドになるという機能も山田が試した。

 

「これまでのミーティングバッグは、モノの収納と持ち運びが重視されていましたが、バッグがスタンドとしても使えるので、現場でも仕事をサポートしてくれます。会議室やフリーアドレス席でも使いましたが、ディスプレイが高い位置になるので、背筋が伸びスッと伸びて、長時間PC作業を行った時も疲労は軽減されると思いました。キーボードもデスクに直接置いて使うよりも打ちやすい印象です」

↑キーボードの打鍵感も違和感なく、山田はいつもと変わらずにミーティングのポイントをメモしていく。必要なツールはその場で取り出せるため、周囲に充電器やケーブル類が散らかることもない

 

狭すぎず広すぎないサイズ感にカウネットの工夫が光る

さらにを唸らせたのが、絶妙といえるサイズ感だ。

 

内寸法325mmというサイズにカウネットのモノ作りのノウハウが詰まっていると感じました。A4サイズのファイルが収納でき、13インチクラスのノートPCや、大きめの電子ペーパーもぴったり収まりました。ジャストサイズにするとギリギリ収まらないモノが出てきたり、少し大きめに作ると中に入れたモノがガタついてしまいます。この内寸法にはミリ単位の工夫があるなと思いました

↑容量も大きくミーティングなどに使うものは一式しっかりとバッグ内に納まる。ご覧のようにリモートワークのヘッドセットやドリンクもすっきり収納。仕切りがあるので、資料探しに時間を費やす無駄も省ける

 

オフィスでの利便性は在宅ワークの部屋移動でも実感

ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』をオフィスで使うメリットは在宅勤務にもそっくり当てはまるという。

 

「現在も週3〜4回は在宅勤務しています。リビングで撮影しながら、合間にオンラインミーティングといったことも多いので、そのときはキッチンや洗面所に移動することも。自宅の中でも細かな移動が多いので本製品があると段違いにラクです。

あとはリビングで仕事しているので終業後は仕事道具を片付ける必要があるのですが、本製品があると整理整頓が非常にラク。これまでバッグインバッグをいろいろ試したり、仕事用カバンに入れたりと試行錯誤してきたのですが、すべて解決しました。

僕の事例は特殊かもしれませんが、共働き世帯で夫婦とも在宅勤務日がかぶってデスクが狭いケースや、部屋を移動しないといけないケースは往々にしてあるはず。オフィス⇄自宅で持ち運ぶアイテムではないので、オフィスに1台、自宅に1台の2台運用だとさらに活躍してくれるはずです」

↑PCスタンドとして使用する際もペロッとめくるだけで中から資料の取り出しもラク。「商品リーフレットなど紙でしか提供されない資料はまだまだあるので、そうしたものを本製品にひとまとめにできます」(山田)

 

【今回ご紹介した商品】

ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ

色:グレー/ネイビー
寸法:A4サイズ対応 幅350×奥行120×高さ260mm/内寸法:幅325×奥行115×高さ250mm

カウネットミーティングバッグ特集はこちら

 

<コレも言わせて!>

視線の高さで自然と姿勢も◎

ミーティングバッグは使わないこれまでのミーティングスタイル。上の写真と見比べると姿勢の悪さは一目瞭然。しかも、周囲にはケーブル類や紙資料などが散乱し決してスマートとはいえない。

 

【組み立て方も紹介!】

1…斜めの部分の向きに注意しながらBを本体ケース(A)の中に入れる。2…Bの上部分を本体ケースの両側にそれぞれ入れる。3・4…Cを本体ケース(A)に入れ、仕切りを作る。(バッグとして使う場合)5・6…マジックテープを移動させマチを作る。完成。(ノートPCスタンドとして使う場合)7…本体ケース(A)の両側のくぼみを利用し、斜めに。8…滑り止め位置を合わせて完成。

 

「“アクティブ”書類が多い人にうってつけ」(山田)

机上台にもなるミーティングバッグ』は『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と同じく、仕事に必要なモノをひとまとめに収納して持ち運べるミーティングバッグだ。収納、移動に加え、前面がフルオープンになっているため、引き出しのようにモノの出し入れができ、机上スペースの有効活用にも役立つ。

↑バッグの上にノートPCを置いてもホールド感は抜群。収納スペースはフルオープンになっているので、資料やツールの出し入れもラクチン。幅もあり、山田の外付けキーボードもすっぽり入った

 

モノの出し入れがとてもスムーズ

2台のPCを仕事の内容によって使い分ける山田は、事務用マシンでの使用にメリットを感じたという。

「事務用マシンは主に固定席で使っていますが、書類が多い時は個室や会議室に移動して広いスペースで広げながら作業をすることもあります。サイズは『ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ』と一緒ですが、手前がフルオープンになっているので、固定席で使う外付けキーボードとマウスが容易に出し入れできます。打鍵の多いオフィスワーカーに人気のHHKBのキーボードもジャストサイズで入りました」

 

収納物がきれいに整理できる仕切りが付いているのも使いやすさに磨きをかける

「収納スペースの7~8割はノートPC本体とキーボード、マウス、電源コードで埋まってしまいますが、残りのスペースは“アクティブな書類”入れに使うことができます。ペーパーレス化が進んだ現在も、締結進行中の契約書など、紙ベースで進んでいるものが一定数あります。A4ファイル1冊分が十分収まるので、このスペースにジャストで入ります」

↑ノートPCを置いても土台が沈むことはなく、PC台として丈夫で安心して使える。フルオープンでモノの出し入れがラクといったポイントに加え、仕切りによって上下二段となり整理収納をバックアップする

 

姿勢を正し目線が相手と同じ位置に上がる

置き台として使った時の高さもよく、この高さが相手に好印象を与えることにもつなげるという。

 

「机上に直接置いてPCを操作すると、うつむき加減になり、目線も低くなってしまいます。このバッグに置くと顔の位置が上がるので会議参加者の印象もよくなります。特にリモート会議では、カメラ位置が高くなり顔が正面を向くので、仕事の効率面プラス、相手の好感度もあがるのではないでしょうか。物理的にキーボードの位置も高くなりますがキー操作に違和感はなく、作業中の姿勢もグッとよくなります」

↑ノートPCを設置する高さがアップするため自然に顔の位置も上に。カメラの位置も高くなるので、フリーアドレスやリモート会議では、ふつうに会話をするような目線で相手と向き合える

 

【今回ご紹介した商品】

机上台にもなるミーティングバッグ

色:グレー/ネイビー
寸法:A4サイズ対応 幅350×奥行120×高さ260mm

カウネットミーティングバッグ特集はこちら

 

【組み立て方も紹介!】

1…Cを本体ケース(A)に入れる。2・3…Bを本体ケース(A)に入れ、仕切りを作る。完成

 

編集長、実際に使ってどうでしたか?

この2製品には“ザ・カウネット!”と呼ぶべき、ミーティングバッグ作りのノウハウが詰まっています。『ひとつの目的に対してひとつの製品』と割り切り、必要以上に機能を盛り込まないことも使いやすさにつながっています。あれもこれもと機能を積みすぎると、製品が本来伝えようとする価値がぼやけ、結局、ユーザーが自分に合う製品か否かの判断がしにくくなってしまいます。2製品とも機能を絞り込むことで“こういうのを探していたんだよね”と、ユーザー側がアクセスしやすくなっていると思いました。デスクワークや会議時の非効率を解決するというお悩みから生まれたものですが、出発点は異なる属性の製品です。『働く人のお悩みの声を吸い上げて解決する』という、カウネットの真骨頂が出ていると感じました

 

仕事に使うツールや資料の収納と軽快な移動は共通し、PCスタンドと使うか、机上台として使うかはユーザー次第。このわかりやすさこそ、カウネットのミーティングバッグが愛される理由だ。

 

≪カウネット発ミーティングバッグ一覧≫

働く人たちの「お困りごと解決」をコンセプトにカウネット独自の視点で企画・開発してきたカウネットのプライベートブランド「カウコレ」プレミアム。ミーティングバッグも「カウコレ」プレミアムで生まれた商品だ。その第一人者・カウネットは、現在さまざまなシチュエーションに合ったミーティングバッグを展開中。あなたの働き方にぴったり合ったモノが見つかるはず。

 

 

撮影/三木匡宏 執筆/安藤政弘

収納にも移動にも“使える”PC台! カウネット「ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ」「机上台にもなるミーティングバッグ」

コクヨグループのカウネットは、「ミーティングバッグ」シリーズから、「ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグ」「机上台にもなるミーティングバッグ」を発売しました。

 

税込価格はどちらも3949円で、カラーバリエーションはネイビーとグレーの計2色。

 

同製品は、フリーアドレスやテレワークなど、ノートPCを持ち運び様々な場所で働くときの困りごとを解決するために開発されたアイテム。

 

ノートPCなど作業に必要なツールをまとめて持ち運べるバッグでありながら、ノートPCの下に置いて、ノートPCスタンドや机上台としても活用できます。

 

また、ノートPCを上に載せた状態で書類やファイルを出し入れできるので、限られた机上スペースに収納場所も確保することができます。

 

ノートPCスタンドにもなるミーティングバッグは、ノートPCが滑り落ちないストッパー付き。机上台にもなるミーティングバッグは、取っ手を折り返すとフラットになり、PCを載せてもガタつきません。

インフルエンサーが試してわかった! カウネットの在宅ワークギアがSNSでバズったワケ

在宅ワークをより快適に進められる便利なアイテムを次々生み出しているのが、オフィス通販サイト「カウネット」だ。なかでもSNSで反響の大きかった2アイテムを、実際の使用感とともにお届けする!

 

デッドスペースを有効に使いデスクの上を広々活用

文房具総選挙2022
「在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム」部門ノミネート中!

カウネット
テレワークハングラック

1990円

在宅ワークの仕事道具をまとめて片付けられ、デスクに引っ掛けて使用する収納ラック。デッドスペースであるテーブル下を有効活用でき、デスク上の作業が快適に。6つのポケット付きで細かなモノも収納できる。

 

↑カウネット公式アカウントで過去最大のバズに発展!

 

使ってみて納得!

MC&ライター
佐々木 舞さん

100均や3COINSの便利グッズに詳しく、レビュー記事の執筆、情報番組にも出演。元テレビリポーターでイベントMCも行う。

 

仕事の道具が散らかって作業スペースを確保できないなど、SNSで見られる在宅ワークの悩みに応えるべく誕生したのが「テレワークハングラック」。原稿執筆などのPC作業や撮影を自宅で行っている佐々木さんは、仕事で使うモノをひとつにまとめることで在宅ワークのQOLが上がり、ストレス軽減につながったそう。

「自宅は仕事場と生活空間が一緒になっており、オンオフを切り替える時は毎回片付けが必要ですが、『テレワークハングラック』で仕事道具を1か所にまとめてしまえる&取り出せる環境になり、作業効率がアップ。デスク周りになんとなく置いていたモノのポジションが決まったので散らかることがなく、デッドスペースだった場所も活用できるようになりました。また、コワーキングスペースでは自席からWEBミーティングを行う会議室へ移動することが多々あり、その際もラックに道具がまとまっているので移動がスムーズ。さらに、雑誌やリモコンなどオフの時間に使用するモノをまとめておけば、部屋もスッキリ。気持ちの面でもプラスになりそうです!」

 

【ポイント1】

デッドスペースにまとめられる! 見た目以上の収納力が◎

耐荷重3㎏で中央部分にはA4ファイルや15インチのノートPCがしっかり収まる。片側の2ポケットには電卓やメモ帳、反対側にはマウスやイヤホン、筆記具などを入れられ、収納力は抜群。

 

【ポイント2】

落下防止のすべり止め付きでノートPCを入れても安心

本体の落下を防止するシリコン製のすべり止めが5個付いており、引っ掛けてもずり落ちない。キャンバス地の部分には底板が入っているので重いモノを入れてもたわまず、安定感がある。

 

【ポイント3】

奥は布張りになっており書類が落ちないよう配慮

ノートPCや書類などを入れられる中央部分は奥が布張りになっているので書類が取り出しやすく、落ちる心配もなし! キャンパス地は厚手でしっかりしており、安心して使用できる。

 

家中どこでもラクラク持ち運びでき、広げればそこがオフィスに

文房具総選挙2022
「在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム」部門ノミネート中!

カウネット
リビングワークデスク ロータイプ

5980円(W600㎜)、6980円(W800㎜)●写真はW800㎜

昨年2月にハイタイプを発売したところSNSで話題となり、1週間で売り切れる事態に。昨年12月より発売のロータイプはフォロワーからの熱い要望を受けて誕生。コンパクトで場所を選ばず使用できる。

↑コンパクトに折りたためる

 

↑最初に発売のハイタイプがバズり、フォロワーからの要望に応えて ロータイプも発売!

 

使ってみて納得!

ライター
工藤寛顕

元オーディオ専門店員という経験を生かし、主にオーディオ関連の製品レビュー記事を執筆。WEB動画を制作し、自らも出演する。

 

在宅ワークが一般的になったいま、仕事用のデスクを置く場所の確保など、居住空間でもある自宅スペースの活用に頭を悩ませる人も多いのでは。そんな問題を解決するのが、カウネットの「リビングワークデスク」。動画編集や執筆作業を行う工藤さんは、手軽に作業スペースを確保・増設できることに感動したという。

「いつもPCデスクで仕事をしていますが、同じ場所で長時間作業することになり、気分転換できないのが悩みでした。今回、リビングで使いましたが、PCデスクでの動画編集に行き詰まったときは、サッと『リビングワークデスク』を広げてリビングで原稿を書くなど、場所を変えることが気分転換につながり、仕事の効率も上がったように感じます。また、商品撮影の際はその都度、机の上を片付けていましたが、このデスクがあればスペースを簡単に増やせるので、PC作業以外の“ちょい使い”にも便利だなと。テレビの前に広げ、コントローラーを置いてゲームをするなんていう使い方もできそう……。デスクと一緒に座椅子も欲しくなっちゃいました(笑)」

 

【ポイント1】

脚はワンタッチで開閉し約1分で設置完了

脚部分の開閉は、左右それぞれ1か所に設置されたプッシュボタンを押すだけ。ワンアクションで使いたい時にパパッと設置できるのがうれしい。脚はスチール製で丈夫かつ使用時は安定感あり。

 

【ポイント2】

使用後は家具の隙間に収納できてスッキリ

閉じたときの幅は約8㎝でソファやベッド下のスペース、クローゼットの隙間などに収納できる。天板80㎝タイプの重さは約6.7㎏。大人ひとりで持ち運びでき、室内の様々な場所で利用できる。

 

【ポイント3

仕事道具を仕分けできる 着脱可能なポケット付き

仕切りを設けた左右のポケットは、文房具など細かなモノも収納しやすく便利。マジックテープで着脱できるので、サイドテーブルとして使う際は外すなど、用途に応じた使い方ができる。

 

以上紹介した2アイテムは今回の文房具総選挙2022の「在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム」部門にもノミネートされている注目の商品だ。カウネットではこの他にも在宅ワークをより快適に進められるユニークなオリジナル商品を多数展開しているので是非そちらもチェックしてみてほしい。

【文房具総選挙2022】自宅が散らからない! 在宅ワークやオフィスとのハイブリッドワークを効率化する文房具&雑貨15点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【トレンド部門】「在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム」部門にノミネートされた15商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。

 

No.58

キングジム
折りたたみコンパクトブース
3万2780円

2か所の面ファスナーを留めるだけで完成する個室ブース。在宅ワークはもちろん、撮影や趣味の作業用ブースとしても使える。軽量で丈夫なプラパール製で、折り畳み時の厚さは40mm。2022年3月25日発売。

 

No.59

カウネット
折りたたみブースデスク オレルタ
3万2780円

広げたときにトビラがパーテーションになり、集中できる空間を簡単に作れる。有孔ボードは小物の吊り下げが可能。前面に配線穴があり、机上に電源タップを置く必要がないのも魅力。

 

No.60

カウネット
スタンディング用PCスタンド パタスタ
5478円

マウスを置くスペースが付いた、スタンディングワーク用のPCスタンド。座る・立つを切り替えることで集中力の維持、作業効率のアップを期待できる。使わないときはコンパクトに折り畳みが可能。

 

No.61

コクヨ
スタンド型ノートPCオーガナイザー〈BIZRACK〉
3520円

筆記具とケーブルなどのPC周辺ツールをまとめられる収納ツール。三つ折りにしてマグネットで固定すれば自立し、省スペースでも使える。ノートPCに装着できるゴムバンド付きだ。

 

No.62

LIHIT LAB.(リヒトラブ)
SMART FIT ALTNA(スマートフィット オルトナ)
アレンジマグポケット/アレンジボード
550円〜/3190円

卓上に収納スペースを作れるボードとポケット。収納物に合わせてコーディネートできるポケットは、背面にマグネットが付いており、アレンジボードはもちろん金属ラックなどにも貼れる。

 

No.63

コクヨ
スライドボード付きノートPCスタンド〈BIZRACK〉
4950円

2段階に角度調整できる折り畳み式のノートPCスタンド。スライドボードを引き出して折り返すと、キーボードに干渉しにくい筆記台になり、狭い場所でも作業スペースを確保できる。

 

No.64

レイメイ藤井
デテクールコンボ
4950円

中のペンケースと小物ケース、2つのユニットが30度に傾き、中身の出し入れがしやすい収納ツール、「デテクール」の大型モデル。ユニットごとケースから取り出して使うこともできる。

 

No.65

レイメイ藤井
デテクールフリーアドレスバック
5500円

内ポケットが豊富で、書類やノートPCなどを収納しやすい社内移動用バッグ。必要に応じて引き出せるパーテーションが、左右に内蔵されている。クリアポケット付きでA4書類の確認も可能。

 

No.66

カウネット
テレワークハングラック
2189円

テーブルに引っ掛け、デッドスペースを有効活用できるラック。耐荷重は3㎏で、中央部に底板が入っているため、ノートPCを入れても安定して使用できる。シリコン製の滑り止め付き。

 

No.67

エレコム
テレワーク向けマルチインナーケース BM-IBSML01NV
実売価格6280円

PCスタンド、マウスパッド、リストレスト、スリーブポケットを備え、広げるだけですぐに仕事に着手できる。ノートPCは14インチまで対応。高級感のあるソフトレザーを使っている。

 

No.68

キングジム
ノートPCカバー「ネスティ」
5280円

オンライン会議などカメラ位置を調整したいときに、PCスタンドとしても使えるノートPCカバー。書類や小物をまとめられる収納ポケットや、手が疲れるのを防ぐリストレスト付きだ。

 

No.69

キングジム
ノートPCに貼り付けるポーチ
2970円

粘着シートでPCに貼り付けて使うポーチ。口を自由な位置に設置できるダブルファスナー仕様で、モバイルバッテリーなどをPCに繋いだまま入れても口を閉じやすい。耐荷重は約500g。

 

No.70

カウネット
ポケッタス
3828円

ダイニングチェアなどの脚部背面に取り付けられる収納ポケット。在宅ワークはもちろん、子どものリビング学習グッズをまとめるのにもオススメだ。カバーで中身を隠せるのもうれしい。

 

No.71

ソニック
ユートリム
広々ひざ上デスク 裏面クッション&アームレスト付
3850円

ソファなどで膝の上に置いて使う、クッション付きデスク。手の疲れを低減させるアームレストは、PCの滑り落ちを防ぐストッパーとしても活躍する。タブレットを立てられるスリット付き。

 

No.72

カウネット
リビングワークデスク ロータイプ
6578円(ワイド600mm)/7678円(ワイド800mm)

広げた場所がオフィスになる、折り畳みデスクのロータイプ。コンパクトサイズで、手持ちのローデスクのサブデスクとしても活躍する。両側の脚は、事務用品がまとまるポケット付き。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

【文房具総選挙2022】PCの傍らで広げやすいノートなど技アリの「記録する」アイテム11点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【機能別部門】「記録する」部門にノミネートされた11商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【「記録する」部門】

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に、11アイテムがノミネート。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。

 

No.17

ダイゴー
isshoni.ノートナンバー
1045円(B6サイズ)、1100円(A5サイズ)

検索性に優れるページ番号入りのノート。ページごとのタイトルを巻頭のインデックスに記入して使う。ページ番号が斜めに印字されているため、ノートはタテヨコどちらでも使用可能だ。

 

No.18

大栗紙工
A4→A1note
990円

裏写りしにくいA1サイズの肉厚紙を、A4に折り畳みハードカバーで挟んだノート。書き込むときは紙を広げて使う。無地と「目標達成シート」「思考・アイデアシート」の3種類がある。

 

No.19

LIHIT LAB.(リヒトラブ)
軽量クリップボード<抗菌>
462円

重さが従来品の約半分(同社比)で、持ち運びしやすいクリップボード。中芯に中空ボードを使い、丈夫さと軽さを両立している。フック穴が付いており、吊り下げて掲示することも可能だ。

 

No.20

コクヨ
書類がすっきり分けられるクリップホルダー
880円

表紙の内側に、A4書類を挟めるインデックス付きポケットを3つ搭載。ポケットの端が浮いており、片手でも書類の出し入れがしやすい。持ち歩き時に表紙が開くのを防ぐゴムバンド付きだ。

 

No.21

マルマン
ジウリス ミニ
2750円

キーボードの手前にも置きやすい、片手サイズの横長バインダー。新開発のバインダー用金具を搭載し、本体が約1.5㎝コンパクトになった(同社比)。スリムながらも筆記用紙を約100枚収納できる。

 

No.22

NOLTY
NOLTYノート 横型スリム
横罫クロス/方眼マトリクス
各770円

筆記具を選ばずに、抜群の書き味を楽しめる「オリジナル手帳専用用紙」を採用。PCの手前に広げやすいサイズで、狭い机の上でも活躍する。ベーシックな6.0㎜の横罫と3.5㎜の方眼がある。

 

No.23

カウネット
パッとメモできるマウスパッド パメモ
657円

メモ帳としても使えるマウスパッド。ToDoの記入に便利な日付とチェックマーク、横罫が印刷されている。台紙に防滑加工が施されているため、片手でも書きやすく電話中のメモにも活躍。

 

No.24

セパル
ポケットクリップボード
715円

クリップボードに、書類が入るポケットをプラス。ポケットはA4サイズのクリアーホルダーが入る大きさで、中身の落下を防ぐフラップが付いている。フラップはマグネットの留め具付きだ。

 

No.25

学研ステイフル
Write White + ホワイトボードノート
1320円(A5タイプ)、1430円(B5タイプ)

ホワイトボードを綴じたノートの最新モデル。従来モデルは無地のみだったが、TO DOが1ページ、方眼が3ページ加わった(無地は2ページ)。書き込みがこすれて消えるのを防ぐ透明シート入り。

 

No.26

キングジム
ルーズリーフイン ホルダータイプ
550円

ルーズリーフの収納に特化したホルダー。ルーズリーフをポケットに挟むだけで分類・閲覧できる。綴じ具がないためスリムで持ち運びもラク。ポケットは4つあり、それぞれ最大10枚入れられる。

 

No.27

ホールマーク
Logppo 旅編
1540円

「したいことリスト」や「スケジュール」などを書き込むページを備えた、旅の記録を残せるノート。チケットやショップカードが入るポケット付きだ。およそ2泊3日の旅をまとめられる。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

 

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

2022年を占う! 2021年「文房具」業界を席巻した二大トレンドのおさらい

2020年に引き続き、今年もやっぱりコロナで大変だったなぁ、という印象の強い2021年。では、文房具業界としては、2021年はどんな雰囲気だったかというと、世情の薄暗さに対して、実は近年まれに見る“面白い年”だったように思う。

 

コロナ禍で発売時期が遅れていた製品も徐々に出始めたし、ニューノーマルに対応した従来にないツールも数多く登場している。まだ業界全体で景気回復とまでは至らないが、それでも我々ユーザーが「わー、なんか楽しい新製品がいっぱいあるなー」と感じられるような前向きな雰囲気になっているのだ。

 

そこで今回は2021年の文房具シーンを振り返りながら、あらためて「コレ買い忘れてない?  買っておいたほうがいいよ」という2021年の傑作文房具を紹介していこう。おそらくトレンド的にはもうしばらく今の流れが続くはずなので、来年以降の予測としても読んでいただけるとありがたい。

 

1.ここ数年で最大級!? ボールペンの当たり年

2021年で一番に挙げたいのが、「ボールペンすごかったね!」という話。まず上期には、ファン待望の多機能ペン「ブレン2+S」(ゼブラ)や、ロングニードルで細字の書きやすさに特化した「モノグラフライト」(トンボ鉛筆)に注目が集まった。

↑ロングニードルチップで先端視界が広く、細かな字が書きやすい「モノグラフライト」

 

【ゼブラ「ブレン 2+S」】ボールペンかシャープか、メイン機能で選ぶべき最新個性派「多機能ペン」

【トンボ鉛筆「モノグラフライト」】なめらか筆記はもう常識! 最新ボールペンが「モノグラフライト」「イルミリー」で遂げたさらなる進化とは?

 

さらに夏には「オレンジEG」(BIC)廃番というショッキングなニュースに続いて、新定番を目指す「クリスタル オリジナル ファイン」(BIC)が発売されるなど、とにかく話題に事欠かなかった印象だ。

↑今年惜しまれつつ廃番となった「オレンジEG」(上)と、新登場の「クリスタル オリジナル ファイン」(下)

 

BIC「クリスタルオリジナルファイン」】「BICオレンジEG」廃盤! その後継ボールペン「クリスタルオリジナルファイン」はファンを納得させられる出来なのか?

 

例年であれば、これでも充分に「いろいろ出たなぁ」と言って構わないのだが、実はまだまだ。今年のボールペンに関する動きは、秋以降が本番だったと言える。

 

なにより最もインパクトがあったのが、「ユニボールワン」の軸を高機能化させた「ユニボールワン F」(三菱鉛筆)や、6色カラーブラック「ボールサイン iD」のアップグレード版「ボールサイン iD plus」(サクラクレバス)といった、上位モデルの登場だろう。

↑最適な重心バランスの「ユニボールワン F」は、 おそらく2021年で最も注目されたであろうボールペンだ

 

↑良好なフローのワンインク+スタビライザー機構で安定した握り心地を実現した軸は、相性抜群の組み合わせだ

 

これらの特徴としては、すでに人気の高い既存ボールペンのリフィルはそのまま、軸のデザインや重心バランスを見直すことで握りの安定感・書きやすさをアップさせていること。価格も従来モデルから100~200円ほど上がっているが、触ってみれば、間違いなくお値段以上の価値を感じられるクオリティである。

↑低重心化に加えて軸のマット塗装でグリップ感も向上した「ボールサイン iD plus」

 

【三菱鉛筆「ユニボールワン F」】【サクラクレパス「ボールサイン iD plus」強みは書き心地を高める低重心! 新価格帯「300円ボールペン」の真価とは?

 

実際問題として、インクやチップ周りに関しては2019~2020年の間でかなり高品質化しており、現状すぐにこれ以上のものを求めるのは難しい。そこでメーカーがたどり着いたのが、手付かずだった軸のバージョンアップなのだろう。

 

その結果として、高品質なインクと高機能な軸がかけ合わされ、ある意味「ボールペンの完成版」とも言える製品が登場した、というわけ。

 

↑ゲルインクの大定番「サラサクリップ」は、極細0.3㎜径でサラッと書ける「サラサナノ」にアップグレード

 

【ゼブラ「サラサナノ」】秘密は軸にあり!「サラサナノ」が極細ゲルインクボールペンなのにガリガリしない理由

 

ところでこのムーブメントがまだ2022年も続くとしたら、気になるのが、現時点でまだ軸のバージョンアップが終わっていないレジェンド級ボールペンの存在だろう。

 

例えば来年以降、「ジェットストリーム」や「フリクションボールノック」が同じ文脈でアップグレードされたらどうなる……? と考えるだけで、正直ワクワクが止まらないのだ。

2.ニューノーマルに慣れたユーザーの要望を製品化

2021年でもうひとつ大きな動きといえば、コロナ禍におけるニューノーマルに積極的に対応した文房具の登場だろう。

 

これまでにも「狭い作業スペースで効率的に仕事ができる」ことを主眼にした製品はあったが、在宅ワーク爆増の流れを受けて、ジャンルの枝がより太くなったという印象だ。

↑狭い机でも、自立する書類ファイル「ジリッツ」を使えば作業効率が落ちない

 

【キングジム「ジリッツ」】見やすくて省スペース! キングジムの自立するファイル「ジリッツ」の斬新な仕組みとは?

 

さらに言えば、ただただコロナ騒ぎに流されるだけだった2020年に比して、2021年はユーザーが新しい働き方を受け止めてきちんと咀嚼しはじめた、ということもあると思う。オンライン会議ひとつとっても、昨年までならただぼんやりとフレームに収まっていた同僚が、最近は妙に顔色良くくっきり写ってるな、と感じたことはないだろうか?

 

これは、「ノートPCにスタンドをセットすると画角が上がって顔写りが良くなる」、あるいは「照明にビデオライトを使うと見栄えが上がる」といったノウハウが次第に広まっていることに由来する。

↑クリップオンでカメラ写りが圧倒的に良くなる「Web会議用スクエアライト」

 

つまり、我々がオンライン会議にようやく慣れてきたことで、不満に感じるポイントも明確化してきた、ということなのだ。そしてそれによって、不満が解決できるツールの要望をメーカーが汲み取って製品化、という流れも生まれているのである。そもそも文房具メーカーの社員だって在宅ワークを1年以上みっちり経験しているわけだから、ケーススタディも万全だろう。

 

例えば「スライドボード付きノートPCスタンド <ビズラック>」(コクヨ)のように、スタンドでノートPCの画角を上げつつ、オンライン会議に参加しながらメモを取りやすい、といった“オンライン会議特化型”の機能を持っている。これは、在宅ワークの環境的な不満をまとめて取り除くことができる、とてもよく考えられた製品だと思う。

↑キーボード上がデスクに早変わりする「スライドボード付きノートPCスタンド <ビズラック>」は、狭い場所でのオンライン会議にとにかく重宝する

 

【コクヨ「スライドボード付きノートPCスタンド <ビズラック>」】在宅ワーク環境を快適化!コクヨのPC周辺アイテムでキーボード入力もメモもスムーズ

 

↑ソファや座椅子でも快適に仕事ができる「広々ひざ上デスク」も今年前半に注目を集めた

 

【ソニック「ユートリム 広々ひざ上デスク」】在宅ワークの「机がない!」問題を解決するか?「広々ひざ上デスク」の実力を検証

 

↑自宅のプアな椅子で腰を痛めたときは、「パタスタ」で机をスタンドデスク化がオススメだ

 

【カウネット「WORK FIT HOME スタンディングワーク用PCスタンド パタスタ」】いつもの机をスタンディングデスク化するカウネット「パタスタ」が座りっぱなしの腰痛を解消する!

 

今後はコロナも落ち着くことで、また現在とは違う仕事環境になることだろう。とはいっても、オンライン会議というものがなくなるとはとても思えないし、DX化の流れを考えれば在宅ワークももっと気軽なものになるに違いない。

 

であれば、来年以降もそういった新しい仕事環境に適応した文房具やツールは増えるはずだし、よりユーザーの不満を踏まえて解決力を高めた完成度になって出てくるのではないだろうか。

 

筆者・きだてたく文房具レビューのバックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

いつもの机をスタンディングデスク化するカウネット「パタスタ」が座りっぱなしの腰痛を解消する!

近頃はずいぶんと仕事が立て込んでしまい、スマホの歩数計で確認すると「77歩」!という日もあったほど。自宅でも、基本的にスマホはポケットに入れっぱなしなので、この歩数はおそらく、仕事机とトイレを何度か往復したのをカウントしたものだろう。

つまりずっと椅子に座りっきりで仕事をしていたわけだが、これがまぁ体に良くない。筆者はかなりの猫背なので、長時間座っているとまず腰がヤラれ、肩甲骨周りが固まり、背骨もきしむ感じ。つまり、ツライ。

↑猫背がひどいので、半日も座っているとたいてい腰から背中がバキバキ。座業の宿命と言えど、かなりの負担だ

 

お世話になっている整骨院の先生には、「1時間に1度は立ってストレッチでもしてください」と言われているが、仕事に追われていると、うっかり数時間ぐらいは平気で経ってしまう。

 

となれば次に考えるのが、いわゆる「スタンディングデスク」の導入である。板面の高い机で立ったまま仕事ができるデスクなら、座りっきりを回避できる。腰痛改善に効くという話もあるので、できれば試してみたいところ。

 

もちろん、狭い家に新たに机を一台新規導入するのは現実的じゃないし、そもそも値段がかなりお高い。では、自宅のテーブルを“スタンディングデスク化”できるツールを使えば、その辺りの問題もクリアできるかも?

 

立て、立つんだ“在宅ワーカー”!

そのスタンディングデスク化ツールというのが、オフィス通販のカウネットから発売されたばかりの「パタスタ」というPCスタンドだ。

 

これが“PCスタンド”というジャンルで語っていいのかどうか、ちょっとわからないのだが、これまでに類似製品のないアイテムなのは、間違いない。

カウネット
WORK FIT HOME スタンディングワーク用PCスタンド パタスタ
4980円(税別)

 

収納形態でのサイズは、小ぶりな座布団ぐらい(425×450mm)となかなか大きめ。とはいっても薄い板状なので、どこかに立てかけておけば、収納場所に困ると言うことはまずないだろう。

 

これをいったん広げ、折り紙を折るようにパタパタと組み立てると、立体的なスタンドに変形するという構造だ。

↑展開状態。畳まれているときは内蔵の磁石でくっついているので、勝手に広がってしまうことはない

 

↑折り目に従って折り曲げたら、スリットに差し込む

 

↑スリットから飛び出した部分のカドを折って、天板を乗せる

 

スタンド形態では、高さは260mm。これをダイニングテーブルや仕事机(だいたい高さ700~720mm)の上に置くと、トータルで高さ1m弱。つまりこれが、PCを置いて立ったまま仕事をするのに程よい高さになるというわけだ。

↑高さ約260mmのPCスタンドの完成。組み立て時間は10秒もかからない

 

ちなみにスタンドの天板面は260×450mm。13インチのノートPCを置いて横が少し余るぐらいの面積があるので、マウスや外付けテンキーなんかも置いて使うことができる。また底面積も板面と同じなので、机にA3のコピー用紙が置けるぐらいの空間が空いていれば、まず設置に問題はないだろう。

 

では、実際に使ってみよう。

立てば腰痛改善、座れば足がラク。交互なら超快適!

正直なところ、最初に見たときは強度的に不安も感じたのだが……使ってみれば、思ったよりはかなりしっかりした印象だ。折って作った柱部分がガッチリ支えてくれているので、左右にねじれるなどの挙動は全く感じられない。天板も端の方に手を乗せるとわずかにたわむが、作業に支障を感じるほどではない。少なくとも、PC作業をするのに充分な強度はあると思う。(ただし、飲み物の入ったコップを置くのはやめた方が無難だ)

↑13インチノートPC+マウス(筆者はトラックボール使用)でジャスト、という面積。個人的には、もうちょっと広いほうが嬉しい

 

↑端に手を乗せてもわずかにたわむぐらいで、作業スペースとしては安心して使えるレベル

 

さて、実際に立って仕事をしてみるとどうかというと、なるほど、これはいいものだ。

↑実際の使用風景。最初は座り体勢との違和感に少し戸惑ったが、5分もすれば慣れた

 

まず背がスッと伸びるので、椅子でバキバキ言ってた腰がかなりラク。腹部が圧迫されて呼吸が浅くなる(座業の猫背あるある)こともないので、集中しやすいというのもメリットだ。もうひとつ、食後でも立っていれば眠気に襲われにくいので、午後も効率が落ちにくいように感じた。

↑筆者(身長175cm)にはやや低いので、下に適当な台(写真下部のオレンジ色のもの)を置いて、高さを調節してみた。この構造では難しいと思うが、できれば高さ調整機能も欲しかったところだ

 

とはいえ、立ち仕事が快適なのはせいぜい30分~45分ぐらい。それ以降は足もだるくなるし、立ちっぱなしも、それはそれで腰痛の原因になり得るのだ。

 

要するに、長時間同じ姿勢でいることが“悪”なのであって、座りも立ちもほどほどが良い、ということ。逆に言えば、椅子に座ってつらくなったら立ち仕事、立ってだるくなったら座り仕事、と切り替えれば、常に快適でいられるわけだ。

 

↑スタンドのナナメ面にふせんを貼ると、うるさくない程度に視界に入るのが良かった

 

ということで特に時間を決めず、自分の体の欲求に従って立ち座りをローテーションしてみると、これがなかなかに快適。なんとなく仕事にリズムができるし、切り替えるごとにちょっとした気分転換にもなる。さらに、立ち仕事を始める前に体側を伸ばすなどの軽いストレッチを挟むこと一週間で、腰痛も確実に軽減した。うーん、これはいいな!

 

もちろん、立ち仕事が合う・合わないも、人によってあるだろう。それを確認する前にスタンディングデスク1台を導入してしまうのはギャンブルとも言える。それが、税込5千円ちょっとで試せるのであれば、合わなくてもギリギリ諦めがつきそうだ。合えばメリットは大きいので、これは試してみる価値があるのではないだろうか。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

在宅ワークで手軽に姿勢を変えられる、収納タイプのPCスタンド「パタスタ」が発売

コクヨグループでオフィス通販を手掛けるカウネットは、スタンディングワーク用PCスタンド「パタスタ」を6月17日に発売します。価格は5478円(税込)です。

 

パタスタは、オリジナルブランド“「カウコレ」プレミアム”から、在宅ワークをより快適にするために新たに立ち上げられた「WORK FIT HOME」シリーズの新商品。コンパクトに収納できるスタンディングワーク用PCスタンドで、必要なタイミングでデスク上に設置可能なため、自宅で手軽にスタンディングワークを導入できます。

 

使用時のサイズは幅450×奥行260×高さ260mmと、マウス操作を想定した幅広設計となっています。また、重量は約1.55kgで、耐荷重は約10kgとなっています。

 

気が向いたら手軽に取り出せるのが便利そうです。在宅ワークでずっと同じ姿勢を取ってしまう人は購入を検討してみましょう。

 

共働きでテレカンは洗面所…GetNavi web編集長の在宅ワーク禍を救ってくれたアイテムはコレだ!

どうかこの写真を見て欲しい。「洗面所の片隅でPC作業に勤しんでいる」という我が家ではごく当たり前の、ある日の一コマだ。

↑鏡で身だしなみをチェックしながらテレカンに臨める点が唯一のメリットかも。とはいえ、ココじゃない感は丸い背中が物語っている

 

ガジェットが散乱。テレカンは洗面所で。

GetNavi web編集長の山田佑樹です。夫婦共働きで、二人とも今では在宅勤務が通常のワークスタイル。個室がないので、二人そろってダイニングテーブルで仕事をしている。ところが、ウェブメディアの編集長である僕と代理店勤務の妻は、仕事柄どちらも打ち合わせが非常に多く、お互い1日に5〜6回はテレカン(オンライン会議)をこなす日々。二人ともテレカン、というタイミングは否応なしに訪れる。

 

すると、ダイニングテーブルを譲らなければならないのは、たいてい僕。PCを置きキーボードを打ちながら打ち合わせできる場所は、もはや洗面所しか残されていない。水はねが気になるし、相手への見栄えも気になるし、そもそもデスクはおろか、テーブルでさえない。いちいちツールを持ち運ぶ面倒は、ちょっとしたストレスだ。

 

では打ち合わせではなく、自分の作業に没頭するときはどうか?

↑ダイニングテーブルを広々と使っているように見えるだろうが、実際は妻が向かいでPCと周辺機器を広げるので、静かなる“領土紛争”が勃発する

 

ダイニングテーブルに自分のスペースを確保して、ノートPCを広げ、スマホとスマホスタンド、ケーブル、モバイルルーター、ペンと付箋など、必要なアイテムをドサッと広げる。そこに秩序はない。

 

そして、さて今から編集部に出社、となれば、テーブルに広げていたこれらのPCとガジェット類を、バックパックにまとめて放り込むのだ。おおよそ想像がつくと思うが、編集部に着いてファスナーを開けたら、アイテムがごちゃごちゃに突っ込まれており、ケーブルは絡まっている。おまけに、黒いバックパックに黒モノガジェットばかりで見つけにくい。悲惨だ。

↑バックパックという三次元ポケットに、PCとガジェットを放り込む

 

↑放り込んだらファスナーを閉めて、上着をつかんで飛び出す。以上

 

長々と愚痴を語ってしまったが、そんな僕の“在宅ワーク禍”を救うべく今回導入してみたのが、カウネットの「テレワークノートPCカバー」だ。

 

カウネット「テレワークノートPCカバー」を導入して起きたこと


カウネット
テレワークノートPCカバー スタンドタイプ
3619円(税別)

ツールを収納できる小さなポケットを多数備えた、ノートPC用のカバー。「シンプルタイプ」(税込3280円)もラインナップする。対応するノートPCは13.3インチ〜14インチが目安。幅340×奥行250×厚さ25mm(スタンドの高さ36mm)、390g

 

カウネットの「テレワークノートPCカバー」は、PC作業に必要なツールを一緒にしまえるノートPCケースだ。まずは、ダイニングテーブルの上でごちゃついているツールを収納してみた。

↑前出の、在宅ワーク用のコアアイテム。仕事柄、常により良いモノを探しているため中身は頻繁に入れ替わるが、基本的にアイテム数はこれくらい

 

↑ポケットのサイズや形状に合わせ、分別して収納できる

 

細長いポケット1つに、大小の浅めのポケットが5つ備わっており、スマホやモバイルルーターなどガジェットのほか、ペンやケーブルなども、この通りスッキリ。ポケットが小分けになっていることでアイテムごとに定位置が決まり、自然と片付く上、失くしたり忘れたりしにくいのだ。実に秩序だっている!

↑表面はネオプレン素材を採用しており、伸縮性に富むので入れたモノを適度にホールドしてくれる

 

このように一見ポーチでありながら、“カバー”と名付けられている理由がある。3辺がファスナーで開くので、ノートPCを取り出すことなく広げて、そのまま仕事を始められるのだ。家の中という誘惑だらけの環境で、このケースを開閉するだけで、仕事のオンオフがいとも簡単に切り替えられるのは福音だ。

 

しかも、すぐに使わないツールは、前面のポケットにしまったままにしておけるので、デスクの上で必要以上にモノを広げてしまうことがない。領土紛争の折にありがたい。

↑ポケットの中身もそのまま。ケースがPCに取り付いている状態なので、開いてすぐ仕事に取り掛かれる

 

↑内側は四隅にゴムが付いており、ノートPCに引っ掛けることで固定する仕組み

 

また「スタンドタイプ」なら、カバーの裏面にレザー調のスタンドが付いている。スタンドを起こせば高さが出せるので、PC作業中も目線が自然と上がり姿勢も良くなる。わずかなようだが、この違いは長時間作業をしているとかなり大きい。

↑スタンドを使うと、ディスプレイの位置が上がり、キーボードに傾斜ができて打鍵しやすくなる

 

↑裏側に設けられたスタンドは、持ち運ぶ際は畳んでフラットに、使用時には立ち上げてマグネットで固定する

 

さらに、内側には付箋を貼れるボードも備えている。大きな付箋も二重に貼れる十分なサイズがあり、カバーを閉じる時はポケットに付箋を貼り付けたままスライドしてしまえるのも、気が利いている。

↑些細だがそれゆえに忘れがちな“名もなきタスク”こそ、付箋の出番だ

 

↑ちょっと気分転換にカフェで続きを……という場合は、このテレワークノートPCカバーひとつ持ち出せばいい

 

この「テレワークノートPCカバー」、以上のように機能満載で利便性に優れているのだが、収納できるモノは、ノートPCとその使用に必要なコアアイテムだけにとどまる。とはいえ、何でも入れられるなら、混沌とした僕のバックパックと一緒なのだ。この限られた収納力も、特筆すべき点ではないだろうか。

 

さて、ツールはまとまったが、冒頭で洗面所でのテレカン事情を明かしたように「そもそも場所がない」問題は残る。それを解決してくれたのが、カウネットの「リビングワークデスク」である。

 

カウネット「リビングワークデスク」がもたらした予想外のメリット


カウネット
リビングワークデスク
7980円(税別)

折りたたみタイプのワークデスク。事務用品などを収納する取り外しできるポケットが付いており、デスクの上を常に整理整頓しておける。幅800×奥行450×高さ720(背面ポケット含む高さ920)mm、9.54kg

 

簡単に折りたためる構造により、使わないときは厚さ8cmとコンパクトにできるデスク。天板も奥行45cmと、一般的なワークデスクに比べて細長い作りをしている。ダイニングテーブルでは仕事がはかどらない場合に、リビングの片隅で広げ、仕事専用の場所を作り出せるという困りごと解決商品だ。これをリビングではなく廊下で使うことで、テレカンがカブったら場所がないという僕の困りごとを解決することにした。

 

すると、実に便利なのである。仕事をするスペースを作れただけでなく、廊下といういわばデッドスペースを有効活用。さらに使わない時は通りやすいよう、折りたたんで置いておけるじゃないか。

↑リビングワークデスクで廊下ワーク。冒頭の洗面所ワークと比較して欲しいのだが、姿勢も明らかによくなっている。やはりモノ選びは大事である

 

ちなみに僕は、そもそもリビングが使えないときの救済策として活用しているので、「リビングに仕事専用スペースを創出する」という本来の使い道とは少々ズレているのだが、おかげで想定外のメリットも享受することができた。

 

廊下という、そもそも狭い上に“何もない”環境に仕事環境を作り出したことで、趣味グッズなどがごろごろ転がった誘惑だらけの家の中で、何にも気を散らされることなく、仕事に邁進できるのである。これは、家では集中できないぃ! と嘆く人にぜひ、参考にしていただきたいと思う。

↑リビングワークデスクを設置した廊下から見た、ダイニングテーブルに向かう妻。お互い、快適な環境で自分の仕事に打ち込める。ちなみにこのデスクはその後、妻に横取りされ、位置取りは逆転したのだった

 

言わずもがなだが世の中、コロナ一色だ。ウイルスに席巻され、ライフスタイルも一変した。だが家とオフィスという2つの空間、そしてオンとオフという2つの時間を、自分やチームの都合に合わせて使いこなし、最適なタイムマネジメントを行う。その新しい生活様式は、アフター・コロナが訪れた頃には、すでに常識になっているだろう。

 

そのとき、この「テレワークノートPCカバー」や「リビングワークデスク」もまた、引き続き活躍してくれるんじゃないだろうか。

開ければどこでも即オフィス! カウネット「テレワークノートPCカバー」の絶大な威力【文房具総選挙2021注目アイテム】

「テレワークノートPCカバー」は、ワークツールをひとつにまとめられる収納アイテムだ。開くだけでどこでもサッと仕事を始められ、切り上げるときも簡単。今回、「文房具総選挙2021」にノミネートしているGetNavi注目の同アイテムをガジェットのプロが実際に使用。使ってみての本音レビューをお届け!

 

【テレワーク&フリーアドレス文房具部門ノミネート】

カウネット

テレワークノートPCカバー

3280円(シンプルタイプ)、3980円(スタンドタイプ)

ノートPCを収納できるカバー。装着したままPCを開けるため、すぐに仕事に取り掛かれる。マウスやACアダプタなどを収納できる6つのポケットや、付箋を貼り付けられる専用ボードも備える。スタンドタイプは高さを出すことで目線をあげて打鍵が可能。

 

【colour variation】

 

文房具総選挙とは?

雑誌「GetNavi」とウェブメディア「GetNavi web」が主催。仕事や作業、勉強などの効率をアップさせる文房具を「はかどり文房具」と位置付け、文房具に精通した専門家により結成された「文房具総選挙選考委員会」が選出したノミネート文房具のなかから、読者や一般ユーザーが「これぞはかどる!」と実感したアイテムに投票し、そのナンバーワンを決定するユーザー参加型のアワード。今回で9回目となる。

 

【解説する人】

ガジェット好きにもオススメです!

テクニカルライター
湯浅顕人さん

PC&AVのライター。デジタルガジェットが好きで、プライベートの旅行でもPCや大量のガジェットとともに行動する。

 

仕事道具がひとつにまとまり、オン・オフのスイッチになる

本品は、単なる収納グッズではなく“仕事の流れ”を作ってくれるアイテムだ。

 

ポケットから必要なアイテムを取り出し、スタンドを立ててカバーを開く。それだけで「オフィス設営」が完了。そして、カバーを閉じて各種アイテムをポケットにしまえば「撤収」完了。つまり、広げることが「出社」、閉じることが「帰宅」となり、オン・オフの切り替えが難しい在宅ワークで、気持ちを切り替えるトリガーになるのだ。もはや「ベリースモールオフィス」と言っても過言ではない。

 

もちろん機能面も優秀だ。例えば、カバーとスタンドが一体化しているため、持ち運ぶアイテムが減るし、PCをカバーから出して、広げたスタンドに乗せるという手間も省ける。ポケットが用途を決め打ちしたサイズになっているのも良い。おかげで収納するときに迷いが生じず、指定の席に指定のモノが入っていないときには、入れ忘れにすぐ気付ける。

 

名前に「テレワーク」とあるが、オフィスでの使用もオススメだ。社内での移動時に、PCをトレイのように使っている人は多いだろう。マウスや書類を乗せて移動し、ドアを開けるときに乗せたモノが落下。本品があれば、そんな“オフィスあるある”も防げるのだ。

 

<「テレワークノートPCカバー」はココもスゴイ!>

【その01】伸縮素材のポケットが中身をしっかりホールド!

↑仕事道具が…

       ▼

↑全部入る!

 

「ポケットの素材と構造が絶妙! 伸縮する生地なので、マウスやACアダプターなどの出し入れがスムーズにできます。一方で、入れたあとは開口部がやや絞られるため、中身が飛び出しにくく安心して持ち運べる。収納力も十分です」(湯浅さん)

 

【その02】PCスタンドとしても使える!

●シンプルタイプにはスタンドは付きません

 

「スタンドは、立てるのもたたむのも片手のみのワンアクションでOK。重めのPCを乗せて打鍵してもグラつかず、簡易スタンドとは思えない安定感です。画面の位置が高くなるので猫背を防げ、長時間作業をしても疲れにくかったです」(湯浅さん)

 

【その03】付箋を貼れる専用ボードが付いている!

       ▼

「新幹線や飛行機などの狭いテーブルでも、付箋に書いたメモを参照しながら作業ができて便利。ボードがスライド式なので、移動をするときにも付箋を貼り付けたまま収納でき、貼り剥がしの手間や紛失の心配がありません」(湯浅さん)

 

カウネット「テレワークノートPCカバー」の詳細はコチラ!

【文房具総選挙2021】家やカフェで仕事がはかどる文房具12点がノミネート

仕事や作業の効率をアップさせる高機能な文房具、「はかどり文房具」の年間ナンバーワンを決定するアワード、「文房具総選挙2021」がスタートしました。ここでは【トレンド部門】「仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具」部門にノミネートされた文房具を紹介していきます。

「文房具総選挙2021」の全貌
https://getnavi.jp/stationery/585036/

 

【ノミネート商品をまずは写真でざっとチェック!】


投票は4/25 23:59まで・結果は5/24に発表します

 

【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門

コロナ禍で特に需要が広がったのが、本部門のアイテム。仕事道具をまとめる収納ツールから、狭いデスクでも使える省スペースアイテムまで、快適な環境構築を助ける商品が目白押し! 12商品がノミネート。

 

No.01

ダイゴー
isshoni.ノート デスク 厚口
770円〜1100円

キーボードと自分の間にできる狭いスペースにも置ける横長のノート。「方眼タイプ」は192ページ、1日の予定とタスクを管理できる「デイリータイプ」は368ページあり、たっぷり書ける。

 

No.02

カウネット
折りたためるかばん置き
2480円

コンパクトにたためて、持ち運びしやすいカバン置き。ファスナーテープを外して、広げるだけで設置できる。たたむと床に触れる面が内側に折り込まれるため、カバンに入れても中を汚さない。

 

No.03

キングジム
「ジリッツ」クリアーファイル
660円(10ポケット)、935円(20ポケット)

背の部分が3ステップでスタンドになり、書類を入れたまま自立するファイル。中面は書類ポケットになっており、立てたままページをめくれる。片付けるときは、閉じるだけでOKだ。※3月26日発売

 

No.04

コクヨ
THIRD FIELD
STAND TOOL POUCH
4400円

モバイルツールの収納に適した、伸縮性のあるポケットを備えたポーチ。口が大きく開き、中身を取り出しやすい。サイドのベルトを留めると自立し、開口部にはスマホを立て掛けられる。

 

No.05

キングジム
SPOT 「ツールスタンド」
3718円(デスク)、4378円(フロア)

立て看板のように自立し、ハンドルを持ってそのまま持ち運べる。両面に大小様々なポケットを備え、収納力は抜群。広げた内側には、箱ティッシュのような厚みのあるモノも入れられる。

 

No.06

キングジム
小さくたためるワイドカッターマット
1760円

A4を縦向きにして、横に4枚繋げたサイズのカッターマット。折りたためばA4やA3サイズになり、コの字型に広げて立てればパーテーションにも。工作に便利なガイドが印刷されている。

 

No.07

カウネット
テレワークノートPCカバー
3280円(シンプルタイプ)、3980円(スタンドタイプ)

開けばすぐに作業ができるノートPCカバー。6つのポケットと、付箋を貼り付けられるスライド式のボードを備える。スタンドタイプは、机に触れる面に折りたたみ式のスタンドがある。

 

No.08

セーラー万年筆
セーラーどこでもシート
A3・5枚セット
968円

静電気で壁などに貼り付き、ホワイトボードのように使えるシートのA3タイプ。平滑面ならガラスや木などにも貼れ、繰り返し貼り剥がしできる。裏写りしないため、表と裏どちらも使える。

 

No.09

クツワ
パーソナルスポット
4730円

広げると仕切りになり、周りの視線をブロックできるノートPCケース。13インチまでのPCやタブレットと、仕事道具をまとめて持ち運べる。生地は、中身を水濡れから守る強撥水タイプだ。

 

No.10

カウネット
モバイルデスクマット 550×300mm
1980円

共有デスクなどで、置いたものがテーブルに触れるのを防げて衛生的。両端に持ち手があり、仕事道具をくるんだ状態で移動できる。くるんだままA4サイズのカバンに入れることも可能。

 

No.11

学研ステイフル
Write White
880円(B6タイプ)、1320円(B5タイプ)

ノート型のホワイトボード。各ページの間にある透明シートが、書いた内容を保護。シートにも書き込みができ、ボードへの追記などに使える。B6タイプは、卓上カレンダーのように自立する。

 

No.12

カウネット
ワークサポートクッション エアーイン座用
8789円

モールドウレタン素材が体圧を分散させ、座り疲れを軽減。座面の傾斜を自分好みに調整できるエアポンプが付いており、ダイニングチェアがオフィスチェアのような座り心地になる。

 

トレンドと機能で分類した8部門・99商品!

たった今の世の中の流れが見える「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品が選出され、合計99もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具 部門

コロナ禍で特に需要が広がったのが、本部門のアイテム。仕事道具をまとめる収納ツールから、狭いデスクでも使える省スペースアイテムまで、快適な環境構築を助ける商品が目白押し! 12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585389/

 

【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具 部門

昨年に引き続き、ノートをきれいに取れる、使っていてモチベーションが上がるなど、学習効率を高めてくれる文房具が数多く登場。資格取得などに向けて勉強中の大人も要注目! 13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585398/

 

【トレンド部門】
デジタルと連携してはかどる! デジアナ文房具 部門

スマホやPCと連携することで、機能を拡張できる文房具が増加中。本部門では、それらの商品に加え、デジタル機器の使い心地を向上させる周辺アイテムもピックアップしました。9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585400/

 

【機能部門】
書く・消す 部門

人気ブランドから待望の多色・多機能ペンや細径モデルが登場するなど、ボールペンを中心に熾烈な戦いが予想される本部門。インク色にこだわった商品にも、ぜひ注目してみてください。19商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585405/

 

【機能部門】
記録する 部門

白でも黒でも書けるノートや、油性ペンで書き込めるホワイトボード、半分に折りたためる手帳など、常識を覆すユニークかつ画期的なアイテムが満載。いままでにないフォーマットを採用した手帳も話題です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585407/

 

【機能部門】
分類する・印をつける 部門

付箋を中心に、9アイテムがラインナップ。名前の読み方を彫った印鑑や、メモを取れるIDカードホルダー、定規やマーカーペンの代わりに使える付箋など、新発想の商品が多く選出されています。9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585409/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

コロナ禍で増えた荷物の梱包・解梱作業の効率アップを図るアイテムを中心に、多彩な商品が集結。携帯はさみをはじめ、コンパクトながらも使い勝手を極めた商品が増えています。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585415/

 

【機能部門】
収納する 部門

今年は省スペースで使えるだけでなく、中身の取り出しやすさにもこだわった“立つペンケース”が多数ノミネート。雑貨のような素材やデザインの収納アイテムもトレンドです。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585417/


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肩こりや腰痛は椅子選びの失敗が原因!? 在宅ワークがはかどる「オフィスチェア」選びと使いこなしの正解

この1年でオンライン会議が一気に普及し、家で仕事をするビジネスパーソンが増えています。通勤ラッシュから解放される一方、オフィス以外のスペースで長時間仕事をするのは、意外と体に負担をかけているもの。在宅ワークの増加によって、腰痛をはじめとする体の痛みや、集中できないことに悩まされている人も多くなっているのだとか。

 

その原因は、座っているイスにあるかもしれません。今回は、家でもオフィスに近い環境で快適に仕事できる「オフィスチェア」の選び方と、正しい使いこなしに迫ります。

 

増える在宅ワークの落とし穴

オフィス以外の場所で仕事をする「テレワーク」を導入する企業は、ここ数年で着実に増加傾向にありましたが、コロナ禍の影響もあって、多くの人が初めて、本格的な在宅ワークを経験したのではないでしょうか? 内閣府の調査(※)では2020年5月時点で、全国平均で27.7%、東京23区では48.4%の人が在宅ワークを経験、その後も引き続き、多くの人が在宅ワークを選択していることが明らかになっています。(※ 内閣府「第2回 新型コロナウイルス感染症の影響下における 生活意識・行動の変化に関する調査」より)

 

では、その実態とは? 事務用品・オフィス家具通販の「カウネット」が運営するコミュニティサイト「カウネットモニカ」で実施したアンケート調査をもとに見ていくと、多くの人が抱える問題点が明らかになってきます。

↑長期化するにつれ、徐々に身体に変調を感じる人も。特に疲れのたまりやすい、首、肩、腰といった部位の痛みを訴える人が多いようです

 

↑デスクではなく、ソファの高さに合わせたローテーブルをワークデスクに代用し、床置きのクッションや座布団に座って仕事をした人も多かったのでは

 

その問題点とは、本来仕事をする環境ではなかった家で働くことで発生した、身体の痛み。その大きな要因になったのが、上のグラフで利用者が少ない“キャスター付き回転椅子”=オフィスチェアであることは明らかです。これからも在宅ワークを続けることを前提にするなら、快適に仕事をするための環境づくりと、身体への負担を和らげるオフィスチェア選びは不可欠といえるでしょう。

 

オフィスチェアは在宅ワークにこそ取り入れるべし

それでは、いったいどのように仕事がはかどるオフィスチェアを選べばいいでしょうか? 今回は、オフィスチェアも豊富にラインナップするオフィス通販の「カウネット」を訪ね、オフィスチェアのバイイングから商品企画までをカバーする担当者に、市場動向から選び方のポイント、最新のおすすめチェアまでたっぷりと伺いました。

 

教えてくれたのはこの人

カウネット MD本部 商品部/上野啓太さん

入社時からオフィスチェアを担当。通販モデルの空間構築案件の営業や設計を経験したのち、現在再びオフィスチェアの商品企画・開発に携わっている。無類の家具好きで、家具全般に明るい。

 

「2020年は在宅ワークが増えて、みなさんのイスに対する関心がかつてないほど高まった1年だったと思います。在宅ワークが実施された当初こそ、間に合わせでダイニングチェアや、お子さんが使い終わった学習イスを使っていらっしゃる方も多かったようですが、長期化してくると、さすがにこれではキツイとホームセンターなどでオフィスチェアを購入されたようです。実際にいま、オフィスチェアの需要は右肩上がりで、チェア専門店には予約が殺到しており、納品まで数か月待ちの商品も多いですね」(上野さん)

 

イスの重要性に気づき自宅にオフィスチェアを導入しながら、なぜ、その後も体の痛みを感じている人が多いのでしょうか?

 

「自宅の家具と違って、仕事で使う家具は専門的な視点で選ぶ必要があります。選び方のポイントが認知されていなかったことが大きな要因ととらえています。感覚と予算で選ぶ傾向が強く、決して自分に合ったものを選んでいるわけではないため、実際に使ってみたら『思ったほど疲れがとれない』『自分に合わない』ということになったのだと思います」(上野さん)

 

【失敗しないオフィスチェア選び】在宅ワークにおけるオフィスチェアは3つのポイントで選ぶこと!

確かに、自宅で使うイスならまだしも、オフィスチェアをしっかり選んだ経験のある人は少数派でしょう。上野さんに、まずは失敗しない選び方の基本を教えてもらいました。

 

1. 着座時間・在宅率

「仕事内容などによってオフィスチェアの使い方は異なり、着座時間、在宅率によっても選び方は変わってきます。在宅率が高く、着座時間が長いほど、真剣に選ぶ必要があるわけです」(上野さん)購入前に使用環境をまとめておくことが大切です。

 

2. 予算

「同じく、着座時間・在宅率によって注ぎ込むべき予算も変わります。目安として価格帯別にチェアの特徴を紹介しましょう」(上野さん)

・1万円以下
短時間で終わる作業用。長く座ることを前提にしていないチェアが多く、価格が安くなるほど疲労軽減に大事な、背もたれのエルゴノミック形状が省かれていることもあります。

・1〜3万円
クオリティに差はありますが最も売れ筋の価格帯。腰を保護するランバーサポートや、座面の調整機能、デザイン性のどれかワンポイントに特化しているチェアが多いことが特徴です。

・3〜5万円
1~3万円台で紹介した機能やデザインなどの特化点が2ポイント以上あるタイプがメイン。一般的な売れ筋価格より高めで、着座時間の短い人にはややオーバースペックかもしれません。

・5〜10万円
自分にとって必要な機能を選べる価格帯。平均的な価格帯より高額ですが、着座時間が長く、週2日以上在宅ワークをしている人にはおすすめです。

・10万円以上
ブランドものの高級チェアカテゴリーに入ります。多機能な反面、機能を使いこなせている人は少なく、どちらかといえばチェア愛好家向けです。

 

3. 機能とデザイン、どちらを重視するか?

機能重視派は座面の大きさや素材、ランバーサポート機能の有無などを優先的にチェックしましょう。デザイン重視派はルックスから選んだとしても、必ず機能も確認を。「デザインだけで選ぶのは、オフィスチェア選びではNGだと思います」(上野さん)

 

【チェックポイント1】座面にモールドウレタンを使っているか?

座面に使用される素材は、カットウレタンとモールドウレタンが主流。「カットウレタンとはクッション材を必要な形に切り取ったもので、使い始めは気づきにくものの、使っていくうちに消耗し薄く潰れてしまうというデメリットがあります。一方、モールドウレタンは金型を使って成型した、低反発枕にも用いられるクッション材で、型崩れしにくく耐久性に優れており、お尻や太ももをあずけると適度に反発しながらしっかり受け止めてくれます。長時間作業であればモールドウレタンがおすすめ。商品によって硬さが違うので、体格や好みに応じて選んでください」(上野さん)

 

【チェックポイント2】背骨のカーブをキープする構造になっているか?

人体で最も負荷のかからないのが立ち姿勢です。その際の、背骨が描く正しいカーブを座っていてもキープできるよう配慮された構造・機能があるかも、大事なチェックポイント。背が、腰を立たせる形状になっているか、また、そのカーブを支える“ランバーサポート”が背面に装備されているかも確認しましょう。

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【おすすめオフィスチェアカタログ】カウネットで選ぶ、ハイコスパな高機能オフィスチェア4選

いよいよ、具体的におすすめのオフィスチェアを、カウネットで扱っている商品のなかから紹介していただきましょう。

 

1.「価格の割に座面のクオリティが非常に高いチェアです」

クローブ
アルペジオチェア
1万890円〜

座面のクオリティにこだわったコンパクトサイズのチェア。モールドウレタンクッションにスリットを入れたことで、お尻を支えながら正しい姿勢のサポートも実現。背のパーツを張地でカバーした上、背裏のツートーン仕上げにより、圧迫感を軽減し家のインテリアにも馴染むようにした。

【スペック】
・外寸法:幅591×奥行き585×高さ880~970mm
・座面寸法:幅495×奥行き450mm
・搭載機能:座モールドウレタンクッション、背ロッキング機能、ロッキング強さ調整

↑座面のフロントがカーブしているのでひざ裏が圧迫されず、より快適な座り心地。モールドウレタンの座面はお尻ともも裏にフィットする形状に設計されている

 

↑座面クッションの裏にスリットを入れることで、腰が垂直に沈み込み、体が前方向へ滑らないため姿勢が崩れるのを防ぐ

上野さんオススメ「“モールドウレタンでできている”とひと口に言っても、厚みや密度が足りないチェアもあります。『アルペジオ』は座面厚や密度は3~5万円のチェアに引けを取りません」

 

2.「ソファのような張地で自宅の雰囲気に合います」

クローブ
ルーナリビングチェア
1万8040円〜

リビングライクなオフィス向けにつくられたモールドウレタンチェア。上質な張り地感が自宅の家具にもマッチする。大きめの座面は固めに設計されていて、身体をしっかりホールド。「アルペジオチェア」と同様の、座面にスリットを入れた座スベリ防止機能が正しい姿勢をサポートする。

【スペック】
・外寸法:幅605×奥行き555×高さ900~995mm
・座面寸法:幅490×奥行き425mm
・搭載機能:座モールドウレタンクッション、シンクロロッキング、ロッキング強さ調整、ロッキング固定、ランバーサポート

↑耐久性に優れたモールドウレタンの広い座面クッションが、お尻やもも裏にフィット。体格の大きな人が座っても窮屈さを感じさせない

上野さんオススメ「スタンダードなオフィスチェアのメッシュタイプですが、座面の張地が自宅にもぴったりの風合い。オーソドックスなオフィスチェアが欲しいが、家に合うような雰囲気を探しているという方におすすめですね」

 

3.「座スベリを防ぎ、背の鏡面仕上げが美しいチェアです」

クローブ
スペキュラーチェア2
1万4490円〜

背の裏側に、美しく手入れも簡単な鏡面仕上げの樹脂を配した、明るくクリーンなスタイルが在宅ワークに最適。「アルペジオチェア」「ルーナリビングチェア」と同様、座面後方の裏側に入れたスリット効果で、お尻が深く沈み込み、座スベリを抑えて正しい姿勢を保つ。

【スペック】
・座面高さ:410~495mmmm
・座面寸法:幅490×奥行420mm
・搭載機能:座モールドウレタンクッション、シンクロロッキング、ロッキング強さ調整、ロッキング固定

↑腰のS字カーブにぴったりフィットする背もたれ形状が、長時間作業の疲れを軽減。奥まで深く座った時の、包み込まれるホールド感も特徴だ

上野さんオススメ「上のアルペジオチェアと同様、こちらも価格の割に座面のクオリティが非常に高いんです。さらに、ローバックなので空間に対する圧迫感を減らすことができ、狭い部屋やスペースにもフィットするはずです」

 

4.「デザインと必要最小限の機能を盛り込んだ人気作です」

コクヨ
エントリーチェア ブラックフレーム
1万8590円〜

座面の体圧分散に効果的な座スライド機能、体格に合わせた上下位置や背もたれの強度、座面の奥行き調節にも対応した多機能チェア。首の負担を和らげるヘッドレスト、位置調整も容易にできる肘かけもオプションで追加可能。

【スペック】
・座面寸法:幅490×奥行き430~473mm
・搭載機能:ランバーサポート、座奥行調節、シンクロロッキング、ロッキング強さ調整、ロッキング固定

↑光沢を放ち高級感のあるラインを採用した背面デザイン。背もたれは通気性にも優れたメッシュを採用する。腰を支えるランバーサポート付き

上野さんオススメ「座面はモールドウレタンではないものの、とにかくデザインがカッコいいチェアです。座面奥行き調節機能が付いているので、背の高い方にも向いています。着座時間はさほど長くないが見た目にこだわりたいという方におすすめです」

※商品価格はすべて、2021年1月時点のものです。詳細はカウネットのウェブサイトから確認してください。

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【高機能オフィスチェアの使いこなし】機能を使いこなさなければ意味がない!

どれだけ高機能なオフィスチェアを買っても、機能を使いこなし、自分の体にフィットさせられなければ宝の持ち腐れ。アジャスト機能の活用法をチェックしておきましょう。

 

まず確認しておきたいのが、正しい座り方。

左が正しい座り方。奥までしっかり座ることでお尻や太ももが座面にフィットし、背中もきれいな状態に保たれています。右のように、やや浅めに座ってしまいがちですが、腰と背もたれの間に隙き間ができると、腰や背骨に負担がかかります。

↑正しい座り方をしているときに効果を発揮するのがチェアの背のランバーサポート。座面奥まで座ることで、自然と背骨の形状をS字に戻してくれるのです

 

↑座面の手前に浅く腰掛ける“ちょこんと座り”もやりがち。どうしても前屈姿勢となり、チェアの背から身体が離れてしまうため、チェアによる腰のサポートがされず良さが活かせません

 

続いて、アジャスト機能を見てみましょう。

 

・座面の高さ調整・ロッキングの固定/解除

座って右側に付いているレバーは通常、座面の高さを上下昇降させる役割をもちます。背もたれのロッキング固定/解除が行えるケースもあります。

 

↑このアジャスト機能によって、床に足を置いた時ひざが約90度になるよう座面の高さを調整すること。高すぎても低すぎても、脚に負担がかかります

 

・座面の奥行き調整

座面の昇降やロッキング以外にも機能がある場合は、逆の左手側に、座面の奥行を調整するなどのレバーが付いています。これも見落としがちなので要チェック。

 

・リクライニングの強弱調整

座面の真裏には、多くの場合にダイアルがあります。これを回すと、リクライニングの強弱が調整可能。背中で寄りかかった時に押し返す力を増したり緩ませたりできます。

 

そのほか、モデルによってさまざまな機能が座面下の空間に隠されています。すでに高機能チェアを使っているなら一度、確認することをおすすめします。

 

「今回ご紹介したオフィスチェアを含め、カウネット東京ショールーム『Kau-Box』にはたくさんのオフィスチェアをご用意しているので、実際に座って試していただくことができます。専門のアドバイザーが、チェアの選び方や機能を詳しくご説明しますので、お気軽にお越しください」(上野さん)

ショールーム「Kau-Box」についてはコチラから ※来場には予約が必要です

 

期せずして推進された“働き方改革”。ウイルスの脅威がなくなっても新しい暮らし、新しい働き方として定着するでしょう。たかがイスと侮ることなく、高性能なオフィスチェアで、より快適な在宅ワークを実現してみてはいかがでしょうか。

 

取材・文/安藤政弘 写真/湯浅立志(Y2)

在宅ワークの腰痛はこれで解消! 好きな角度で前傾姿勢を作れるエアークッションの座り心地が最高だった

新型コロナウイルスが騒がれるようになって初の冬ということで、これまでには感じていなかった様々な“冬のつらいこと”が発生しているように思う。

 

アルコールやこまめな手洗いで手や指先がガサガサに荒れたり、密閉空間における「換気をこまめにしたい派」VS.「でも寒いじゃん派」の争いだったりと、コロナ禍の冬はとにかく大変なのである。コロナを疑われるから、軽い風邪すら引けやしない。

 

そんな中でも、自宅テレワーカーの腰痛はキツい問題だろう。そもそも、普通の家庭は仕事をする前提で設えられていない。リラックスできるソファやローテーブルはあっても、そこでがっつりPCで作業するなんて、不可能に近い。仕方なく、ダイニングテーブル&チェアで仕事をするとしても、硬くて座り心地の悪い椅子に長時間座っていたら、冷えとのコンボでヘビーな腰痛待ったなし! だ。

 

とはいっても、機能的なハイバックのオフィスチェアを自宅に導入するのはなかなかハードルが高い。であれば、あの硬くて座りづらいダイニングチェアを、少しでも改善するのが最善策ではないか?

 

そこで今回は、オフィス通販のカウネットが開発した商品を紹介したい。

 

長時間のPC作業から腰を守るなら“前傾姿勢”が重要!

そもそも、ダイニングチェアのなにが仕事に向いてないかといえば、基本的には深くゆったり腰掛ける前提の形状をしているのが良くない。数時間机に向かって作業すると、どうしても猫背になり、腰痛勃発。

 

かといって浅く腰掛けると、今度は座面が硬いのがアダとなる。小さい座面積で分散しきれなかった体圧が、尻や太股裏にかかって梨状筋がこわばる→座骨神経を圧迫→腰痛、というコースだ。

 

そう、ダイニングチェアに長時間座るのは、どうやったって腰痛につながるのである。

↑こんな環境で仕事をすると、背中は丸まってかなりの猫背に。これは腰へのダメージが大きい!

 

硬い椅子がオフィスチェアに化ける魔法のクッション

そこでまずは、クッションを敷くのが急務だ。そういった腰痛サポートクッションは、すでにあちこちのメーカーから発売されているし、導入済みという人もいるだろう。冬と言わず、年中ガチの腰痛に泣かされている筆者も、これまでいろいろな腰痛クッションを試してきたが、そんな中で興味深かったのが、カウネットの独自ブランドであるカウコレプレミアムから発売された、「ワークサポートクッション エアーイン」である。

カウコレプレミアム(カウネット)
ワークサポートクッション エアーイン 座用
7990円(税別)

 

↑これを椅子に置くだけ。背もたれに装着する「ワークサポートクッション背用」は別売りだが、これもあるとなおよし。4990円(税別)

 

フォームウレタン製のふっかりとしたクッションなので、そのまま尻の下に敷けば、かなり快適。広い座面の全体で体圧が分散されるので、これだけでも充分に腰痛対策にはなるはず。なにも敷かない状態と比べたら雲泥の差だ。

 

しかしこのクッションは、それだけでは終わらない。座面をよく見ると、フチになにか不思議なモールドがあるのがわかるだろうか?

↑座面のフチにある小さなふくらみが、エアポンプになっている

 

実はこれ、座面の角度調整用エアポンプなのである。腰を浮かせた状態でモールド部を掴み、グッグッグッと何度か押し込むと……おお、座面裏側の奥が円筒状に膨らんでいる!

 

このポンプで膨らませた部分が持ち上がることで、座面の角度が急になり、座ったときに前傾姿勢がとれるようになるのだ。この姿勢なら、椅子に深く座ったままでも猫背にならず作業ができて快適。腰もつらくないのである。

 

ついでに背もたれに追加の背用クッションを装着すれば、座り心地はまさにちゃんとしたオフィスチェア! という感じだ。

↑ポンプはだいたい12~15回プッシュで最大角まで膨らむ。掌の母指球あたりで押すとラクだ

 

↑裏側の膨らむ前と後を、サイドから見た図。ボコッと膨らんだクッションが、お尻を持ち上げて前傾姿勢を作ってくれる

 

↑クッションに角度がつくと、特に意識しなくても自然と背筋が伸びる。これは長時間座りっぱなしでの疲労感がまったく違う

 

逆に、少し前傾がきつすぎると思うなら、もちろんほどよく調整することも可能だ。ポンプの隣にある黒い調整ボタンを押せば、スーッとエアが抜けていくので、自分の体格や好み、テーブルの高さに合わせて角度を決めればOK。

 

姿勢さえピタリと決まれば、腰の心配をすることなく長時間の作業でもこなせるはずである。実際、この記事もダイニングチェア+ワークサポートクッション エアーイン(ポンプ8プッシュ)で執筆してすでに3時間ほどだが、ぜんぜんラク! これいいわー。

↑スーッとかなり早くエアが抜けるので、ボタンで角度調整するときは少しずつ様子を見ながら行ったほうがいい

 

ただ、ウレタンが柔らかいため、膨らんだエアクッションの硬さまでダイレクトに尻に伝わってしまうのは、ちょっともったいない。個人的には、これがなければ満点だったように思う。

 

とはいえ、ここまで姿勢が調整できる機能は、他の腰痛サポートクッションにはなかったわけで。在宅ワークで腰痛が悪化したという人なら、まず試してみる価値はあるだろう。クッションとしては多少高価ではあるが、何万円もする大きなオフィスチェアを買うとか、冬場ずっと整骨院通いをする手間とかを考えれば、何ほどがあろうかという感じなのだ。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

2021年に続く、2020年「文房具」二大トレンドをきだてたくが見立てる!

2020年を何かひと言で表せと言われたら、もう「予想外」しかないだろう。誰がこんな状況を、去年の今頃に予想できただろうか?

 

実際のところ、筆者も昨年末から今年初めにかけての文房具トレンド予想では「東京オリンピックを機会としたテレワーク文房具の普及」とか、呑気な話をしていたわけで。結果として、テレワークが便利になる文房具の普及、という部分だけは当たったことになるが、いやはや、それがオリンピックが中止になるほどの世界的なコロナ禍が要因だとか、想像がつくはずもない。

【関連記事】
世相を占う!? 2020年へ続く、2019年文房具の三大トレンド
https://getnavi.jp/stationery/460500/

 

コロナは収まるのか? ワクチンは効くのか? 経済は立ち直るのか? などといった不確定要素盛り盛りの現状では、2021年にどのような文房具が流行るか? のトレンド予測なんて無理中の無理! というのが、本音だ。

 

だから今回はひとまず、結局のところ今年はどういったジャンルの文房具が人気だったのか、を振り返ってみよう。一応の可能性として、文房具業界ではこの2020年トレンドがもう少し続くような気もしているのだ。いや、断言はできないけれど……(弱気)

 

1. テレワーク文具は、より在宅ワーク仕様へ!

ひとつ確実性が高いのが、冒頭で述べた「テレワークが便利になる文房具」というジャンルがさらに普及しそう、ということ。

 

その中でも今年とくに注目されたのが、自宅でもオフィスに近い作業効率性が得られるペンケースやバッグ。通称“携帯型オフィス”とよばれるものだ。

 

↑携帯型オフィスの代表格

 

LIHIT LAB.
HINEMO スタンドポーチ Lサイズ
3950円(税別)
https://getnavi.jp/stationery/495392/

 

2020年に発売されたものは、東京オリンピック含みのテレワーク需要増を見越して作られていたはずだが、それがタイミング良く(というのも言葉が悪いが)コロナ禍にハマッたという次第である。

 

基本的には「展開すれば場所を選ばずどこでも仕事が始められる」という機能が主軸。発売当時、その「場所を選ばずどこでも」にはカフェやコワーキングスペース成分が多く含まれていたはずだが、コロナ禍によってテレワークで働ける場所は、ほぼ自宅一択となってしまった。

 

↑一見するとビジネストート風のバッグが、ジッパーで3辺フルオープンして自立

 

↑作業空間に“壁”を作ることで、周囲に「いま仕事中」をアピール。自宅テレワーカーには必須の機能かもしれない

 

自宅と、その他のオフィス外ワークスペースでなにが違うか? というと、大きいのは「子どもを含めた家族が常時いること」と「机・椅子など設備の有無」だろう。一人暮らしであればさほど関係ないが、特に子どものいる世帯で家族の問題はかなり重要だ。自分以外の人間が仕事と関係なく動くだけでも集中力が落ちるし、仕事オン/オフの切り替えも難しくなる。

 

そういう場合に有効なのが「HINEMO スタンドポーチ」(LIHIT LAB.)のように、バッグが変形してパーテーションになる製品だ。視界を制限して集中力を高め、さらに子どもにも「これが机にあるときはお父さん/お母さんは大事な仕事中だから」と説明しやすい。

 

今後もおそらく“携帯型オフィス”は、オンオフを物理的に区切る方向で進化するのではないだろうか。

 

また、自宅仕事において「自宅の狭い机や硬い椅子で、長時間働くのはしんどい!」ということは、多くの人が体感しているはず。オフィスにある仕事専用の机や座り心地の良い椅子は、実は当たり前のものじゃなかった、という話である。そこで必要になるのが、そういった環境を改善するツール類だ。

 

文房具ではないが、カウネット「ワークサポートクッション エアーイン」は、エアで前傾姿勢に調整できるクッションで、硬いリビングの椅子をオフィスの機能性チェアに変えてしまう。テレワークで腰痛を患ったという人にとっては、天恵とも言える製品である。

↑仕事向きではないダイニングチェアを、機能的なオフィスチェアに変身させる

 

カウネット
ワークサポートクッション エアーイン 座用/ワークサポートクッション 背用
8789円/5489円(ともに税込)

 

↑クッションで前傾姿勢を作ることによって背筋が伸び、腰痛予防に効果を発揮する

 

おそらくコロナが収まったあとも、一度動き出したテレワークへの流れは進むはず。であれば、自宅をオフィスに近づける動きもまた止まらないと思うのだ。

 

テレワーク・在宅ワークに最適な文房具&雑貨

【文房具総選挙2020】テレワーク&フリーアドレスに便利な文房具10選
https://getnavi.jp/stationery/481393/ 

出勤も在宅勤務もこれひとつで乗り切る! パーテーションとバッグインバッグに変形自在な「スタンドポーチ」
https://getnavi.jp/stationery/495392/

この容量がちょうどいい! マイデスクにセットできる「1日分のゴミ袋」レビュー
https://getnavi.jp/stationery/500597/

アイデア出しを快適化するのはどれ!? 最新ホワイトボードマーカーとホワイトボードノートをレビュー
https://getnavi.jp/stationery/558845/

 

ボールペンは先鋭化とインク沼化がさらに進むかも?

コロナ禍とは特に関連性がないが、今年はボールペンにちょっとした動きがあった。油性ボールペンの先鋭化と、ゲルボールペンの“インク沼”化である。

 

まず、油性ボールペンの先鋭化だが、これは2019年末に発売された世界最細0.28㎜径の油性ボールペン「ジェットストリーム エッジ」(三菱鉛筆)に端を発するムーブメントだ。

 

昨今は、ゲルボールペンも0.4㎜以下の極細字が好まれる傾向だが、インクにじみがない油性ボールペンは、同じボール径でもゲルよりはるかにシャープな線を書くことができる。もちろん、細字になるほど紙への筆記抵抗は増してカリカリと引っかかるのだが、それをなめらかな低粘度油性インクで打ち消した、というのがポイントである。

↑油性インク世界最細0.28㎜を多色化

 

三菱鉛筆
JETSTREAM EDGE 3(ジェットストリーム エッジ 3)
2500円(税別)
https://getnavi.jp/stationery/551511/

 

↑多色ペンなのにリフィルがまっすぐ出る、画期的な機構を搭載

 

2020年は、多色化した「ジェットストリーム エッジ3」(三菱鉛筆)に加え、同じく低粘度油性インクのライバルであるアクロインクを搭載した0.3㎜径の「アクロボール Tシリーズ 03」(パイロット)も登場。

 

極細字の多色でもリフィルが傾かず安定した書き味のエッジ3、本体価格が税別150円と安価なアクロ0.3と、選択肢が増えたことで、ユーザーの注目度はさらに高まるはずだ。

 

いま手帳業界では、名刺の大きさに近いコンパクトなミニ5サイズの人気が高まりつつある。小さな紙面に細かく書き込みをしたい需要に対しても、先鋭化した油性ボールペンはリーチするはずだ。

 

↑低価格で極限の細さを体感できるのが嬉しい

 

パイロット
アクロボール Tシリーズ03
150円(税別)

 

対してゲルボールペンは、インクカラーに注目が集まった。

 

例えば、1月発売の三菱鉛筆「ユニボール ワン」は、ローンチ時点で早くも全20色(0.38㎜のみ)と揃えの良いゲルボールペン。しかも特殊な顔料を配合することで、これまでにないクッキリとした発色を可能としているのが、最大のポイントだ。

 

黒インクはテカりもなく非常に黒々としており、ボールペン史上最も黒い! とすら言えるし、黄色やピンクといった淡い色でさえ筆記色としてしっかり視認できるクッキリさを持っている。

↑これまでにないクッキリ発色

 

三菱鉛筆
uni-ball one(ユニボール ワン)
0.38㎜(全20色)/0.5㎜(全10色)
各120円(税別)
https://getnavi.jp/stationery/485229/

 

↑ピンク系やブルー系など人気の高いカラーに重点を置いてきたな、というカラーラインアップ

 

11月には数量限定ながら追加で9色が発売されたし、今後もおそらく次々と色を増やしていくことは予想できる。

↑「ユニボール ワン」に登場した、朝・昼・夜にマッチした3色、という限定カラー。どれも良い色揃いなので、定番化して欲しいほど(https://getnavi.jp/stationery/557305/

 

ゲルボールペンのカラーといえば、現時点ではゼブラ「サラサクリップ」の全56色が最強。だが、「ユニボール ワン」はクッキリ発色を武器に、間違いなくゲル最強王座を狙ってくるはずだ。

 

また、いま文房具マニアを中心にじわじわとユーザーが増えているのが、一見すると黒だがよく見ると違うダークカラー、通称「カラーブラック」である。

 

既存のゲルボールペンに、次々とラインアップ入りすることからも注目度合いは伺えるが、なんと全6色カラーブラック! というピーキーな「ボールサインiD」(サクラクレパス)が登場するに至っては、もはや人気は本物だろう。

 

ニュアンスのある絶妙なカラーブラックは、ビジネスシーンでも使える大人の遊びカラーとして、より広まっていきそうな気配である。

↑ラインアップ全部がカラーブラック、という珍しさ

 

サクラクレパス
ボールサインiD
ライトグレー軸(0.4mm)/ダークグレー軸(0.5mm)
各200円(税別)
https://getnavi.jp/stationery/557305/2/

 

↑6色の黒はどれも深みがあり、大人の余裕をイメージさせる。高級金属軸に入れて使ってみたいと感じる人も多いのではないか

 

実はここ十数年、ボールペンといえば「書き味の良さ」が価値観の基準となっていた感が強い。ただ、最近の「先鋭化」や「インク沼化」は、もちろん書き味の良さは大前提にあるとしても、それ以外の新たな価値観の模索の結果にあるように思う。

 

他にない線の細さや特殊なカラーなど、そういった部分でボールペンを選ぶ、新しい時代にもう差し掛かっているのかもしれない。

 

“先鋭化”“インク沼化”したボールペン

超細字なのになめらか!「ジェットストリーム」と「ハイテックCコレト」に登場した次世代ボールペンを検証
https://getnavi.jp/stationery/461727/

変態ボールペン「ジェットストリームエッジ3」が超極細芯なのになめらかな理由はペン先の“偏り”にあった!
https://getnavi.jp/stationery/551511/

120円で驚きの完成度!三菱鉛筆「ユニボールワン」は新開発のくっきりインクで記憶に残る字を書ける
https://getnavi.jp/stationery/485229/

ボールペンにも“インク沼”!? 2020年のボールペントレンドを象徴する色にこだわった2選
https://getnavi.jp/stationery/557305/

色味は渋いが使い道は多彩!ぺんてる「プラマン」と呉竹「ドットスタンプペン」のベイクドカラーが使える!
https://getnavi.jp/stationery/445195/

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

ユーザーの声を反映した画期的商品を連発中!“業務のお困りごと”はカウネットで解決する!

オフィス通販「カウネット」が、オリジナル商品「カウコレ」プレミアムを豊富に揃えているのを知っているだろうか。GetNaviが主催する文房具イベント「文房具総選挙2020」で部門第1位に輝いた、ファイルが倒れにくくなるシートや仕事に集中できる簡易ブースを作れる仕切りもその一部だ。その商品開発力とオススメ商品の秘密に迫る!

 

【カウネットのHPはコチラ

 

[教えてくれた人]

カウネット 商品企画部・中村優生さん

 

[聞き手]

事業戦略家・山口豪志さん

 

ユーザーの“困った”と日常的に向き合い、どこよりも早く潜在的な需要を発掘!

山口さん(以下敬称略) オリジナル商品「カウコレ」プレミアムは、かゆいところに手が届く商品が多くて、“言われてみれば不便だったな”という潜在的な困りごとに気付かされます。一度使うと手放せません!

 

中村 ありがとうございます!“お客様のことを知り尽くし、お困りごとを解決する商品を提供すること”が私たちの使命。会社の文化として日ごろから“お困りごと”を探す習慣が根付いています。その一環として運営しているお客様の声をかたちにするコミュニティサイト、「カウネットモニカ」の存在も大きいですね!

 

山口 それは口コミサイトのようなものでしょうか?

 

↑無料で登録でき、モニターに応募したりアンケートに答えたりして商品作りに参加できる。 【「カウネットモニカ」はコチラ

 

中村 仕事でのお困りごとを投稿したり、アンケートに答えたりすることで、商品企画に参加できるサイトです。「カウコレ」プレミアムの商品は、ほぼここから生まれています!

 

山口 商品開発時に市場調査を行うメーカーは多いと思うのですが、ほかとの違いは何でしょうか?

 

中村 会員者数が数万人、さらにその8割以上が有職者なので、日々、様々な職場でのリアルな声が届きます。また、開発中の商品についても、業種や職種を絞って声を集めています。

 

山口 ユーザーの声が日常的に届くことで、開発スピードも上がりそうですね!

 

中村 まさにその通りで、年間100点ほど新商品を発売できています!

 

山口 いまのように働き方が変容する時代には、ほかより先にニーズに気づき商品を提案できるのは強みですね。まさにいま、新しい仕事の悩みが生まれてくる時期だと思うので、そんなときも「カウコレ」プレミアムがあれば解決できると思います!

↑5つのステップを経て「カウコレ」プレミアム商品を開発&リニューアルしている。商品により、どのステップで会員が参加するかは異なる

 

【ファイル用たおれんシートの場合】

ここでは、今年の文房具総選挙で「収納する」部門の第1位に輝いた「ファイル用たおれんシート」の開発秘話を紹介!「カウネットモニカ」に寄せられたユーザーの声がどのように活用されているのかを見ていこう。

 

ファイルの雪崩を防いで出し入れのストレスを防ぐ!

ファイル用たおれんシート
1017円(160mm×500mm)、1119円(160mm×750mm)、1170円(160mm×850mm)

 

書棚や引き出しの中でファイルが倒れたり、横滑りしたりするのを防ぐシート。スリット状に入った凹凸によって倒れるのを防ぐ。収納物が自立するため、出し入れがスムーズになるだけでなく見映えが良くなるのも魅力だ。

 

 

カウネットモニカ参加Point1
[アンケートに回答]

Q.棚などから書類を取り出す際に、隣の書類が倒れた経験がある

同社社員が社内で、書棚のカタログが横倒れして取り出しにくくなっているのを発見。そこでカウネットモニカでアンケートを実施した。「資料が倒れたり曲がったりするのがイヤ」という声も多く届いた

 

カウネットモニカ参加Point2
[写真で投稿]

↑会員の方から寄せられた写真の一部。ファイルやカタログなどが横倒れしている棚の写真がたくさん届き、“お困りごと”の存在を確認した

 

↑収納物が自立すれば解決できると考え、棚に付ける滑り止めシートを思い付く(写真上)。そこから「書類が倒れないこと」と、「スムーズに出し入れできること」を両立する素材を研究した

 

<ほかにもこんな商品が生まれました!>

★コンパクトに持ち運べて狭い机でも広げられる!

テレワークバッグ
2990円

テレワークに必要な小物をスマートに持ち運べる2面タイプの箱型収納バッグ。L字に置けば自立するため、狭いデスクでもスペースを圧迫せずに広げられる。テレビ会議などでスマホを立てて使用できる、立て掛け用のタグ付きだ。

 

[こんな声から生まれました!]

Q.テレワーク実施時にストレスに感じることは?

第1位:スペースが狭く、作業がしづらい…37%

第2位:周囲の音が気になる…18.5%

第3位:ノートPC台がなく作業しづらい…14.8%

 

【山口’s Review】
外でもオフィスと同じパフォーマンスを発揮!

「文房具やガジェット類をコンパクトに持ち歩けて、オフィスで仕事をするときと同じパフォーマンスをほかの環境でも発揮できます。L字に立てれば簡易的な衝立てになるので、カフェなどで作業をするときにも便利です」

 

★書類ファイルサイズで持ち運べる簡易パーテーション

折りたたみ集中ブース
3036円(Sサイズ)、3545円(Mサイズ)、4054円(Lサイズ)

※写真はSサイズ

広げるだけで集中できるブースが完成。内側には書類等が入るポケットとメモや付箋を貼れるスペースを備え、下部にはケーブルを通せる切り欠き加工が施されている。たたむと書類ファイルサイズになり、書類棚などに収納できる。

 

[こんな声から生まれました!]

Q.デスクワークをする際に、周りが気になって業務に集中できないと感じることはありますか?

 

【山口’s Review】
どこにいても広げれば仕事モードに切り替わる!

「在宅ワークやワーケーションなど、オフィス外で働く機会が増えてきました。そんなときも、本品があれば簡単に仕事モードにスイッチを入れられます。コンパクトに折りたためて、持ち運びしやすいのも魅力です」

 

★爪で引っ掻かなくても剥がせてラクラク開梱

ラクにはがせる布テープ
492円

両端の約7mmに粘着剤が付いておらず、簡単に剥がせる梱包用テープ。爪で端を引っ掻かなくても簡単に剥がせて、梱包作業時にテープの端を見つけるのも簡単だ。開梱時に軍手を着けたままでもめくりやすく、倉庫内作業でも活躍する。

 

[こんな声から生まれました!]

Q.ダンボールに貼ってあるテープの端を剥がしにくいと感じたことはありますか?

 

Q.何回引っ掻くとテープの端をつまめますか?

平均3.8回

 

【山口’s Review】
仕事やフリマアプリでの荷物の発送に活躍!

「テレワークの導入により、自宅で郵便物を受け取る機会が増えました。またフリマアプリの普及でモノを送る人も増加。本品を使えば受け取った人への配慮になるだけでなく、モノを入れ忘れたときにも剥がしやすいです」

 

★仕事アイテム一式を整理しながら持ち運べる!

ミーティングバッグ(フタ付き)
2178円(スリム)、2728円(スタンダード)、3278円(ラージ)

社内外の移動時に必要なアイテムをまとめられるバッグ。内側にはA4のクリヤーホルダーが入るポケットと筆記具や付箋など小物を整理できるポケット、外側には水筒などが入るネットポケットを備える。中身を隠せるフタ付きだ。

 

こんな声から生まれました!]

Q.職場を移動する際、何個くらいのアイテムを持ち歩きますか?

平均5.2個

 

Q.持ち運んでいるものを落としてしまったことはありますか?

 

【山口’s Review】
フリーアドレスでも即仕事に取り掛かれる!

「コロナの影響でオフィスが縮小されたり、出社日数が減ったりしたことで、フリーアドレスが一般化してきました。そんなオフィスでも、本品があれば出社後すぐに仕事に取り掛かれます。仕切り付きなのも◎」

 

■個人利用ができるようになって便利になった!■

カウネットはオフィス通販のイメージが強いが、2018年から個人での利用も可能になった。1500円以上の注文で送料は無料になり、平日17時までに注文すれば最短で翌日に届く(一部地域を除く)。

 

【カウネットのHPはコチラ

 

なぜ今までなかったんだ……「カウコレ」プレミアムが目からウロコの“困りごと解決”便利グッズだらけな理由

オフィスで使われる文房具や雑貨を膨大に取り扱うオフィス通販の「カウネット」が、オリジナルブランド「『カウコレ』プレミアム」を展開していることをご存知だろうか? 一見“普通”のオフィス用品のようでいて、使えばわかるユニークなアイデアを盛り込んだ“普通じゃない”便利グッズの数々。

 

文具ソムリエールとして活躍する菅 未里さんも、その「カウコレ」プレミアムのアイテムを熱烈に愛用するひとりだ。今回その菅さんが、「『カウコレ』プレミアムの商品がどれも、かゆいところに手が届くのはなぜか?」を突き止めるため、カウネットを突撃した。

 

文具ソムリエール / 菅 未里さん

大手雑貨店の文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行っている。近著に『仕事を効率化するビジネス文具』(ポプラ社)、『私の好きな文房具の秘密』(枻出版社)がある。GetNavi webでは『菅未里の自腹買い文房具』を連載中。
https://getnavi.jp/author/misato-kan/

 

あきらめていた困りごとを解決!

菅さんがそもそも、カウネットを知るきっかけとなったのは?

 

「オリジナル商品を展開する『カウコレ』プレミアムが登場してからなんです。正直なところ、『カウコレ』プレミアム登場以前のカウネットの印象って、実はあまりないんですよね。『カウコレ』プレミアムが出たことで、『ここにはこんなに面白い商品があるんだ!』と、カウネット自体に興味をもち始めました」(菅さん)

 

では、そんな「カウコレ」プレミアムの魅力って、どんなところだと思いますか?

 

「一言でいえば、“かゆいところに手が届く”商品が多いことですね。文房具や日用品を使っていて『なんか使いづらくてイライラする……』って感じても、『でもこういうものだから仕方がない』ってあきらめちゃいますよね。でも、そういった小さいイライラが積み重なると、けっこうストレスになるんです。『カウコレ』プレミアムには、こういった今まであきらめていた小さな“困りごと”を解決してくれる商品がいっぱいあるんです。本当に気が利くアイテムが多くて、私は好きですね!」(菅さん)

 

と語る菅さん。ここはぜひ、「なぜ『カウコレ』プレミアムの商品がどれも、かゆいところに手が届くのか?」を突き止めていただこう!

「カウコレ」プレミアム

 

カウネット新ショールーム「Kau-Box」へ初潜入!

菅さんが足を運んだのは、コクヨ東京品川オフィス内に2020年10月にオープンしたばかりのカウネットの新ショールーム「Kau-Box」。メディアの取材者として初潜入となった。一歩、足を踏み入れてみると……?

↑完成間もない「Kau-Box」に到着した菅さん。エントランスで開口一番、「『カウコレ』プレミアムは、実用的な商品がメインということもあって“ちょい地味”なイメージがあるんですけど、なんだか、とってもオシャレですね!」

 

↑新製品を中心に商品が並ぶショールーム。カウネットのオリジナルキャラクター「カウ坊」のアウトラインを生かしたディスプレイも目を引く。10月1日のグランドオープン後は、一般ユーザーにも予約制で開放されている

 

「『カウコレ』プレミアムは大半が通販でしか買えないので、商品を一気に見るのは初めてですね。一通り眺めると、あらためてニッチな商品が多いことを実感します。興味がある方は、ショールームを訪れるだけでも気分が上がると思いますよ!」(菅さん)

 

在宅ワークやフリーアドレスオフィスにぴったりの商品がいろいろ!

Kau-Boxに入り、さっそく「カウコレ」プレミアムの商品群をチェックする菅さん。中央のテーブルで発見したのは……。「あ、あれ折りたたみ集中ブースだ! カウネット社内でも実際に使ってるんですね!」と、その時、折りたたみ集中ブースの横から人影が……。

↑「菅さん!お待ちしていました!!」とブースの中からヒョイと顔を覗かせたのは、カウネット 商品企画部グループリーダーの本澤真悠子さん。この「折りたたみ集中ブース」をはじめ、さまざまな商品の企画の裏側を、たっぷりと語っていただこう

 

菅未里さん(以降、菅):今日はカウネットの知られざる傑作や、その開発の裏側を見せていただくためにやって来ました。よろしくお願いします! 早速ですが、この「折りたたみ集中ブース」はテレワークにぴったりの商品ですね。

 

本澤真悠子さん(以降、本澤):実はこれ、企画した担当者が席替えで周りを上司に囲まれてしまい、「この環境では仕事に集中できない……」という、自分自身の困りごとから着想を得た商品なんです。単なるパーテーションではなく、収納ポケットやケーブルを通せる穴があったりなど、機能がいっぱい詰まっています。

 

菅:そんな秘話があったんですか(笑) フリーアドレスのオフィスも増えていますが、周りになじみのない方が座ることもあるので、周囲の動きが気になって集中できない時にはいいですね。また在宅ワークでは、これを立てることで「今集中しているので、話しかけないでね」という、家族への意思表示にもなりますよね。

 

本澤:外側は白で、一般的なオフィスや住宅の壁になじみやすいように、内側は黒で、仕事に集中しやすいようにしたのもポイントです。

 

菅:しかも、折りたたむとファイルと同じ場所に収納できる、コンパクト設計もいいですよね。便利な物は欲しいけど、収納まで気を遣ってくれないと暮らしには取り入れられないので、そのあたりのツボも押さえられています。使っているうちに、良さがジワっと伝わってくる商品だと思います。

折りたたみ集中ブース
3036円(税込)〜

広げるだけで周りの視界を遮り、仕事に集中できる簡易パーテーション。内側にはスマホや小物を収納するポケットや、A4書類の入る透明スリーブなどを用意し、どこでもオフィスにいる際と同様に集中し作業を進められる。また、使用後はコンパクトに折り畳め、ファイルと同じ棚や引き出しにすっきり収まるのもポイント

 

本澤:「テレワークバッグ」「フリーアドレスバッグ」はセットで企画した商品で、カウネット自体がオフィスの移転を機にフリーアドレスになるということもあって、「今後、働き方改革においてどのようなバッグがあると便利か?」というテーマのもと企画されました。仕事に必要な道具をまとめて収納したまま移動ができ、広げるとコンパクトにテーブル上に自立する設計が特徴です。カフェなどで、バッグからゴソゴソと何度も物を取り出す必要もありません。バッグ・イン・バッグとして「テレワークバッグ」と、ノートPCが収まる手持ちの「フリーアドレスバッグ」の2商品を発売しました。

 

菅:今までの「カウコレ」プレミアムにはなかったカラーリングも新鮮ですね。これならカフェでも臆さず使えます。

 

本澤:個人的には、スマホを立てて置けるタブが付いているので、FaceTimeなどでミーティングをする時に便利ですね。また、共有スペースで仕事をする際に、周囲の環境との境界になるので安心感があると、お客様から好評いただいています。

仕事に使う小物類をまとめて収納して持ち運べる箱型の収納バッグ。左右に広がる2面式で、カフェやコワーキングスペースですぐに作業を始められる。「テレワークバッグ」はバッグに収まるコンパクトサイズで2色展開、「フリーアドレスバッグ」はノートPCや厚いファイルも収納して携行できるサイズで3色展開

左:テレワークバッグ 2990円(税込)
右:フリーアドレスバッグ 4280円(税込)

 

菅:文房具ではありませんが、デスク周りに貼りつけてぶら下げられる「1日分のゴミ袋」も、アイデアに感心しました。封筒の剥離紙とか紙の切れ端とか、ちょっとしたものを捨てる時にこれがあると便利! 家にもしっかりストックしています。オフィス以外で仕事をする際に、ゴミの処理には意外と困ると思うので、在宅ワークでも活躍しますね。

 

本澤:元々、フリーアドレス(固定席ではなく、空いている席に自由に座るスタイル)のオフィスにおけるゴミ捨てのお困りごとに着目したのが、この「1日分のゴミ袋」です。フリーアドレスだとゴミ箱は共有になるため、「ゴミが出るたびにわざわざ捨てに行くのが面倒」という声が聞かれたんです。かと言って、ゴミをそのままにしているのも見た目が気になる、と。そこで、その名の通り“1日分のゴミ”をまとめられ、終業後にそのまま共有のゴミ箱にポイっと捨てられるこの商品が生まれました。ご家庭でも、例えばダイニングテーブルでお子さんの宿題時や食事中のちょっとしたゴミを入れたりするのにも便利です!

↑ゴミをこまめに捨てられる小さなゴミ袋。自立ができる「置くタイプ」と、どこにでも貼れるテープが付いた「貼るタイプ」がある。フリーアドレスやテレワークなど、近場にゴミ箱のないスペースでのゴミ問題を解決する

1日分のゴミ袋 貼るタイプ置くタイプ
各207円(税込・30枚入り)~

 

オフィスに必要な物を届けて20年、困りごとを解決して7年

菅:そういえば、「カウコレ」プレミアムは2020年で7周年を迎えたんですよね?

 

本澤:そうなんです。カウネットは、事務用品や生活用品、オフィス家具などの多彩な商品を取り扱い始めて、2020年の10月でちょうど20周年となります。「カウコレ」プレミアムは、カウネットのプライベートブランドとして2013年に立ち上がりました。ユーザーの声に耳を傾け、オフィスでの困りごとを解決し日々の業務をより快適に、をコンセプトとしています。

 

菅:精力的に新商品をリリースしている印象ですが、最初の商品はなんだったのでしょう?

 

本澤:こちらの「フラットファイル背補強タイプ」が先駆けでした。2009年に発売した商品で、当時は「カウコレ」プレミアムのブランドこそ生まれていませんでしたが、「カウコレ」プレミアムらしい独自の工夫が施されたオリジナル商品としては、記念すべき最初の商品と言えます。

 

菅:こちらがきっかけとなり様々なオリジナル商品が開発され、2013年のブランド化に繋がったということですね。

 

本澤:はい、まさにそのような経緯です。「フラットファイル背補強タイプ」は、フラットファイルの傷みやすい部分を補強することでより長く使っていただこうと、カウネットが独自に開発した商品です。フラットファイルの背の部分がボロボロになってしまうのは、誰しも経験があるかと思いますが、この小さなお困りごとに向き合い、それを解決する商品を開発しようという姿勢が、とても「カウコレ」プレミアムらしい商品だと思います。実際、現在でも「カウコレ」プレミアムの人気商品のひとつとなっています。

フラットファイル背補強タイプ
各74円(税込)〜

破れや擦れでボロボロになりやすい、紙製フラットファイルの背の上下部分を、同社比2倍の強度で補強。内側の閉じ具にも、曲げやねじれに強い丈夫な再生ポリスチレン樹脂を採用することで、より耐久性を高めている。A4〜A3まで、サイズも豊富

 

小さな困りごとへの着目がヒットを生む

菅:新商品は、どういったコンセプトで企画されるのですか?

 

本澤:「お客様のお困りごとを解決する」というのが大前提です。その「お困りごと」はユーザーの声を商品開発に活かすコミュニティサイト「カウネットモニカ」で集めた、リアルな声から見つけています。

 

菅:「カウコレ」プレミアムが解決する困りごとって、かなりニッチですよね。

 

本澤:そうなんです。「カウネットモニカ」では、頻繁にお困りごとを把握するためのアンケートを実施していますが、実は集計における上位ではなく、5~6番目にあるお困りごとをもとに商品を企画することが多いですね。というのも、上位のお困りごとって、大体すでに専業メーカーさんが商品化されているんですよね(笑)。一般的には、全体の1割程度の声であれば商品化されることはあまりないかと思いますが、当社では「困っている人が1割もいる」と受け取って企画を進めるので、菅さんがおっしゃる“かゆいところに手が届く”商品を生み出せているのかもしれません。

カウネットのコミュニティサイト「カウネットモニカ」

 

さまざまなチャネルから困りごとの種を仕入れる!

菅:このほかに、新商品のアイデア、つまり困りごとのネタは、どのように見つけられているんですか?

 

本澤:会員向けのイベントで、葉の形状の付箋にお客様のお困りごとを書いていただき、木を模したボード「お困りごとの木」に貼ってもらうという仕掛けを実施したこともありますよ。想像以上にたくさんのお困りごとが寄せられ、それをヒントに実際に商品化もされました。

 

菅:こうして見ると、私が気に入っている「ファイル用たおれんシート」は、ここで寄せられた困りごとも参考にしているのですね。

↑会員イベントの会場に設置した、オフィスでの困りごとで茂った「お困りごとの木」。イベント後は撤去する予定だったが、商品開発に役立つ意見が多く集まったことから、「Kau-Box」に引き続き展示されている

 

↑「キャビネットのファイルが横に倒れてくるので整えるのが面倒!」という困りごとは、「ファイル用たおれんシート」で解決された

 

ファイル用たおれんシート
1017円(税込)〜

並べたファイルや本が倒れにくい、凹凸付きシート。棚板に敷くことで収納物の横すべりを防ぐ。引き出しの中敷きや、自宅の本棚でも活躍する

 

本澤:また、SNSでのお客様の声もヒントになりますね。「カウコレ」プレミアムの人気商品「ミーティングバッグ」が、Twitter で「コミケで同人誌をたくさん運ぶのに良さそう」と話題になったことから、なんと実際に「コミケ用」バージョンも商品化したんです。Twitterで多くの声を集めながら製作した試作品は反響を呼び、即日完売となったので、現在は定番商品として販売しています。

 

菅:私は仕事柄、大量に文房具を持ち歩くためフタ付きの「ミーティングバッグ」を活用しています。仕切りを動かせるので、荷物に合わせてカスタマイズできるのがいいですね。厚いカタログなら2-3冊、大きいパイプ式ファイルも入ります。ペットボトルのスペースがあるのも気に入っています。

ミーティングバッグ
1298円(税込・A4サイズ対応スリム)〜

ミーティングなどで社内を移動する際に、必要な書類やかさばる道具を一式入れて持ち運べる、持ち手付きの多目的バッグ。机上のファイルボックスとしても使えるタイプや、撥水仕様の生地を採用し、持ち手の長さが調整可能な外出用、A4ノートPC対応の幅広サイズなど、用途別に様々なタイプをラインナップする

 

開発者自身の困った経験から“お困りごとの木”まで、さまざまなところから困りごとの種を仕入れ、それを解決する商品を提供する「カウコレ」プレミアム。まだまだ“かゆいところに手が届く”商品はたくさん! 引き続き、菅さん愛用のアイテム、さらに注目の新商品もチェックしていこう。

菅さん愛用の「カウコレ」プレミアムは傑作ぞろい!

本澤:ほかにも、菅さんが愛用してくださっている「カウコレ」プレミアム商品はありますか?

 

菅:「カウコレ」プレミアムの商品には、オフィスでの使用を想定したものが多いと思うんですけど、“細かく便利”なアイテムは家の中でもとても役立っています。「音が出にくいPPテープ」は、一度使うと普通のPPテープが使えないぐらい重宝していますね。

 

本澤:ありがとうございます。摩擦を低減するため、テープの表面にシリコンをコーティングしているので、音が静かというだけではなく、軽い力で引き出せることもポイントです。女性やお年寄りなど、力が弱い方にも好評です。

 

菅:私はかつて販売員をしていたのですが、レジの後方で袋の底上げをするためにテープを使うたびに、音があまりに大きくてお客さんは飛び上がっていましたね。あの頃にあればよかった……。

 

本澤:最近、フリマアプリを活用されている方も多いと思うのですが、お子さんが寝ている時でも梱包作業ができると好評いただいています。

 

菅:ファイリングしたまま貼れるビニールパッチ」も、「カウコレ」プレミアムらしい商品ですよね。パッチを貼るためにわざわざファイルを外すのは面倒ですから。当初は「ふつうのパッチに切れ目を入れればいいのでは」とも思いましたが、今度はそれが新たな困りごとになりそうなので、このC型はよく考えられていると思います。以前、講演でこれを紹介したことがあるんですが、意外と知らない方も多く、もうすごい反響でした。サンプルとして持参した100以上のシートが一瞬にしてなくなったくらい!

 

本澤:当社の場合、ドーンと話題になるのではなく、じわじわと「いいね」を重ねていく商品が多いので、そうやって菅さんの影響力で広めていただくと本当にうれしいですね!

テープを引き出す時のバリバリ! という音を大幅に軽減。オフィスの静かな空間でも周りを気にせず作業ができるうえ、引き出しも軽いので梱包の効率も向上する。大きな音を立てないので、小さな子どものいる家庭にもぴったり

音が出にくいPPテープ
141円(税込)〜

 

ファイリングしたまま貼れるビニールパッチ(2800片)
1078円(税込)~

一部が空いているC型形状により、書類をファイリングしたままでパンチ穴を補強できるビニールパッチ。貼り付けの面倒な手間を省くことで作業が大幅に効率化できる。大量のファイルを保管するオフィスでは広く使用されている

 

菅:ただしく押せるスタンプ台 ミスらん」は、印鑑を押す前に鏡で向きを確認できる、アイデア勝ちの商品ですね。正直なくても困らないのですが、あれば絶対便利ですよね。

スタンプ台のフタの裏に鏡を付けたアイデア商品。印鑑に朱肉をつける際に押印正しい向きや内容を確認する“1秒チェック”で、ミスを防ぎ、修正印や再作成の手間を省く

ただしく押せるスタンプ台 ミスらん
711円(税込)〜

 

「カウコレ」プレミアム注目の新商品は?

本澤:最後に、新製品を見ていただいてもいいですか? これ、どう思われます? こちらの「モバイルデスクマット」は、昨今の衛生意識の高まりを受けて、急遽開発されたものなんです。デスクやテーブルに直接触れることなく仕事のスペースを確保でき、両サイドが持ち手になっているので、ノートPCなどをマットにくるんだ状態で移動できるようになっています。

モバイルデスクマット
1980円(税込)〜

テーブルに置くだけで作業スペースを確保できるデスクマット。置いた物が直接テーブルに触れないので衛生的だ。左右に持ち手があるので、仕事道具を乗せたままの移動も簡単

 

菅:物をくるんで移動できるというのは、オフィス以上に家庭で役立ちそうですね。例えばお子さんがお絵描きとかをしていたら、食事の時間だけシートごと道具一式を別の場所に移し、食事が終わったら元に戻すとか。在宅ワークではノートや資料、文具をまとめてくるんで部屋を移動することもできますよね。移動中に物が落下しないように、スナップなどでサイドを止められたらもっと便利ですね。

 

本澤:たしかに! 家庭にもニーズがありそうですね。サイドを固定できた方がいいというのは、納得のご意見です。商品開発のスピードには定評がありますので、もしかしたら来春には改良版が出ているかもしません(笑) ありがとうございました。

 

「カウコレ」プレミアムの“地味な良さ”を体感して欲しい

「カウコレ」プレミアムの初代から新製品までチェックしつつ、困りごとを解決する底力を実感した菅さん。

 

「物を使って感じる小さなストレスを解決してくれる『カウコレ』プレミアムには、独自の強みを感じました。地味な商品も多かったですが、むしろ“地味”って大事だな! とも思いましたね。オフィスでの使用を想定した商品がメインだと思うんですけど、家の中でもかなり役立っていますし。

 

今回は、オフィスの困りごとを視点に作られた商品を数々見てきましたが、『カウコレ』プレミアムの商品って着眼点がとにかく細かいんですよ(笑)。『確かにそれは気になってた……、でも目を付けたのはそこか!』というような。商品開発ではここも強みであり、私の好きな部分でもあります。今回は、カウネットがいかにしてこの小さなお困りごとを把握しているのかを知れたのも良かったです。

 

販路はインターネット通販が中心ということで、意外に知られていないのがもったいないんですよね。多くの人にもっと知っていただきたいし、手に取ってその“地味な良さ”を実際に確かめてほしいですね!」(菅さん)

 

取材・文/安藤政弘 撮影/湯浅立志(Y2)

まさか「雑巾」に進化の余地があったとは!! 「軽い力でしぼれる」とあるアイデアが秀逸!

これまでにも「最近、オフィス通販が独自開発したオリジナル文房具がアツい!」という話を文房具レビュー連載で何度かさせてもらってきた。とにかく「あっ、言われてみれば確かにこういうの欲しかったんだよ」という、かなりピントの合ったアイテムが数多くあるのだ。

 

ビジネスユーザーに手渡しする、というところまでダイレクトにつながっているのがオフィス通販の強み。だからこそ、ユーザーの不満や希望をくみ取った商品を開発しやすいのだろう。

 

で、今回紹介したいのは、オフィス通販カウネットの『「カウコレ」プレミアム』(カウネットの独自開発ブランド)としてラインアップされたばかりのオリジナル雑巾「軽い力でしぼれる雑巾」だ。

 

文房具ではないけれど、これがデスク周りのクリーンネスにかなり効果的で、まさに細部までピントの合った良い商品だったのである。

↑「カウコレ」プレミアムの「軽い力でしぼれる雑巾」1パック(10枚入り)599円(税込)

 

ちょっとした工夫で“軽い力でしぼれる”新世代の雑巾

そもそも、雑巾というのは雑布とも表記する。つまり、雑な布だ。

 

拭き掃除をするために端切れや古布を縫い合わせて補強しただけのもので、すでに江戸時代には現在の雑巾と似たようなものが普及していたという。

 

対して新世代の雑巾こと「軽い力でしぼれる雑巾」は、単に布全体を縫い合わせて1枚の雑巾にするのではなく、一部だけ縫い合わせてリング状にしてあるのだ。

↑薄いタオル地を2枚合わせにした細長い雑巾を、輪っかにして縫い合わせてある。この形にいろいろなメリットが

 

このリング形状のなにが良いかというと、まず、しぼるのが超絶にラクになった。

 

普通、拭き掃除をするために雑巾を濡らしてしぼる場合は、端と端を両手で握ってぐいっとねじる。男性なら力任せにねじり上げて水気をしぼり出すこともできるのだが、女性や子ども、お年寄りのように握力が強くない人にはかなり辛い作業だ。

 

ところが「軽い力でしぼれる雑巾」なら、リングの両端を掴んでねじれるので、少ない握力でも強くねじることができる。コツは、1回ねじったら戻して、リングのなかで掴む部分を1/4周分ぐらい移動させてもう1回ねじる感じ。

↑水気をしぼるときは、リングの両端に手を通して……

 

↑ぐいっとねじる。布地を握ってねじる必要がないので、握力が弱くても簡単にしぼることができる

 

ねじるのに必要な筋力は従来とさほど変わらないんだけど、とにかく握力を必要としないのがラク。繰り返ししぼっても、手がプラプラになることがないのだ。

↑雑巾がけは従来通りの感覚でできる

 

で、しぼった雑巾で拭き掃除をするのだが、その際にもリング状のメリットがある。

 

しぼりやすいだけじゃない! 使ってわかった意外なメリット

まず表面で拭いて、汚れてきたら裏返して拭いて、裏面も汚れたらバケツの水ですすぐ……が通常の拭き掃除用雑巾の1セットになる。

 

一方、「軽い力でしぼれる雑巾」の場合は、リング自体を裏返して、新しい表面と裏面でもう1セット、合計4面が拭き掃除に使えるのだ。

↑拭く面が4面使えるので、つまり1枚で従来の倍も拭けるということ

 

汚れた雑巾をすすいでしぼるのが拭き掃除の面倒なところなのに、すすぐ機会が半分に減って、さらにしぼる作業自体がラク。これは単純に掃除時間の短縮にもつながるだろう。

 

さらに使ってみて良かったのが、デスク周りの隙間や引き出しの隅など細かい部分の拭き掃除だ。

↑固く絞った雑巾のカドで引き出しの隅にたまった汚れを拭き取る。たまにやるとサッパリして気持ちいい

 

こういう細かい場所は雑巾のカド(四隅)を細くねじって拭くのだが、1点で集中して拭くために雑巾のカドがすぐに汚れてしまう。

 

雑巾の縁をねじるだけでは分厚くなりすぎて細かいところが拭きにくいので、やはりカドを使いたいのだが、しかし雑巾のカドは4点だけしかない。つまり細かい隙間を拭く場合、この四隅が汚れたらもうその雑巾は水ですすぐしかないのだ。

 

しかし「軽い力でしぼれる雑巾」なら、リングを少し折り進めれば、いくらでも新しく雑巾のカドを作って拭ける。つまり雑巾の長辺の縁がすべてカドとして使えるということである。

↑赤がさっきまで拭き取りに使っていたカド。少し回転させることで新しいカド(緑)が生まれる。細かいところの水拭きもこれで無限にできる!

 

筆者のデスク周りは文房具の収納で細かい凹凸や隙間がやたら多く、とにかく拭き掃除をする際には雑巾のカドを多用する。

 

そこで「軽い力でしぼれる雑巾」を使ってみると、無限のカド(は言い過ぎだけど)を活用することで、なんと最初の水気だけのノーすすぎで拭き掃除がすべて完了してしまった。

 

すすぎの水を無駄に使わないという点でもエコだし、それ以前にめちゃくちゃ掃除がラク。まさか雑巾がリングになるだけでここまで便利になるとは予想外だった。

 

価格面では、100均の雑巾が3枚入り108円(税込)なのに対して、10枚パックで599円(税込)。やや割高ではあるが、拭き掃除をする時間や手間などの作業コストを考えれば余裕でおつりがくるぐらいには便利。

 

いろんなツールが進化している昨今だし、雑巾もレガシーなものをいつまでも使い続けずに、進化版にアップデートしてみてもいいんじゃないだろうか。少なくとも筆者は、今年の年末の大掃除用にまとめ買いしようと決めている。

助けてカウネットさん…!! どうしようもなく散らかったオフィスを救う「整理・収納アイテム」6選

出版社といえば机が散らかっている――そんな世間一般でのイメージと違わず、最近の当編集部も散らかり放題、荒れ放題。これではいつ重要書類紛失などの事故が起きてもおかしくはありません。事務用品担当として、そんな現状を打破すべく、何か良い整理・収納アイテムないだろうかとカウネットで探していると、ふとあることに気づきました。「カウネットってオリジナル商品も出しているんだ」ということに。

↑普段使っているカウネットのカタログにもしっかりとオリジナル商品の特集ページが存在していました。なぜいままで気づかなかったのか……

 

どうやらカウネットでは、消耗品をリーズナブルに提供する『「カウコレ」プライス』と、仕事のお困りごとを解決する独自商品『「カウコレ」プレミアム』という2つのオリジナルブランドを展開しているようです。特に「カウコレ」プレミアムには、編集部がいままさに必要としている整理・収納アイテムもズラリ! ということで、特に役立ちそうな注目アイテム6つをご紹介します!

 

■「カウコレ」プレミアムの詳細はコチラ
https://www.kaunet.com/kaunet/categoryshop/office/sitemap/KWf_CSfSolutionTop.jsp

 

【その1】

あとから見返しやすいから大量の書類を収納しても安心!

 

取り出しやすいたっぷり収納クリヤーブック

書類整理の必須アイテムといえるクリヤーブックですが、ステープラーで留めた書類など枚数の多いものを入れるとファイルがかさばるだけでなく、書類を探したり取り出したりする際に手間取ってしまいがち。そうした不満点を解消してくれるのが、こちらのクリヤーブックです。

 

各ポケットに8mmのマチ付きで、1枚のポケットにたっぷり40枚までの書類を収納可能。しかも、ファイルのノド側にスリットがあるおかげで、収納した書類の検索性や取り出しやすさも抜群です。カラバリは写真の青のほか、黄緑、オレンジ、ピンク、紫の5色が用意され、書類の仕分けに最適。1冊単品のほか、5冊セットや10冊セットも用意されているので、これから書類を整理するといった場合も低コストで導入できます。

↑マチ付きのため、書類をたくさん入れてもだぼつかず、スッキリ収納できます

 

【編集部’s レコメンド】

机を片付けるうえでいつも困るのが、捨ててよいのかどうか判断に迷う大量の印刷物。テキトーなクリヤーホルダーにはさんだり、机の上に積み上げたりしてしまっているそれらの書類を、大雑把に「企画関連」「事務手続き関連」「会議資料」などと分けてこのクリヤーブックに収納するだけでも机の上がスッキリしそう! ある程度ざっくり収納しても、スリットのおかげであとから見返しやすいので安心です。

 

【仕様】
●収納書類サイズ/A4タテ ●寸法/タテ313×ヨコ250mm ●背幅/37mm ●表紙厚/0.85mm ●ポケット厚/0.18mm ●材質/再生PP ●仕様/12ポケット

 

 

【その2】

収納が足りないなら「貼って増やせばいい」という新発想

貼って増やせるポケットリフィル

クリヤーブックのポケットは、各商品の仕様によって枚数が決まっているため、「あと1つポケットあれば、すべての書類が入るのに……」なんてことも少なくありません。かといって、枚数の多いクリヤーブックを新調して入れ替えるのも手間がかかりますよね。

 

そんなときに役立つのが、「貼って増やせるポケットリフィル」。なんとこの商品、ポケットの端に粘着テープが付いているので、ファイルのカバーの裏などに貼り付けることで簡単にポケットを増やせる優れモノなんです。1パック20枚入りのほか、5パック入りや10パック入りの商品も用意されているので、買い置きしておくと便利。このほか、2連~4連ポケット仕様の商品もあり、複数の書類を整理したい場合にも対応します。

↑フラットファイルなど、クリヤーブック以外にも貼り付け可能。あと少し資料を追加したい、というときに便利です

 

【編集部’s レコメンド】

いざ片づけを思い立ち、クリヤーブックに資料を入れていって残り数枚が入らなかったときのやるせなさといったら、もう……。それを「貼って増やせばいいじゃない」という本商品の大胆な解決方法には驚かされました。すでに1冊にまとまっている資料に、補足資料をあとから追加するのにも役立ちそうです!

 

【仕様】
●寸法/タテ302×ヨコ224mm ●ポケット厚/0.06mm ●材質/再生PP ●1ポケットあたりの収容サイズ・枚数/A4・2枚

 

 

【その3】

「ツールの定位置」をがっちり決めて引き出しがスッキリ!

ツール管理シート

事務机などの引き出しは文具や小物を収納するのに便利ですが、引き出しの中が雑然として、必要な物を探し出すのが大変……というのも“整理下手あるある”です。この対策としては、引き出し内を区分けして各アイテムの収納位置をしっかり決めることが大切ですが、その区分けをよりわかりやすくできるのが「ツール管理シート」です。

 

シートに方眼状のミシン目(10mm間隔)が入り、収納物の大きさや形状に合わせてシートを型ヌキして引き出し内に敷けば、アイテムが固定されて中で動き回ることもありません。10mm方眼仕様の場合、サイズは300×600mmのほか、320×420mmと450×600mmが用意されていて、用途に合わせて選べます。1セット5枚入りと10枚入りの商品もあります。

↑方眼ミシン目が入っているので、必要な大きさにあわせて簡単に調整が可能。ある程度の深さもあるので、細かいクリップ類を置くのにも役立ちます

 

【編集部’s レコメンド】

使ったモノをテキトーに引き出しにしまってしまうクセがあるため、引き出しの中はいつもカオス状態。場所も、なんとなく手前のほうにテープのり……くらいざっくりでしか把握しておらず、いつも取り出すのにがさごそと探してしまいます。このツール管理シートはこれ以上ないほどにしっかりと定位置を決めてくれるため、一気に引き出し内を整理できますね。棚などに設置して、部署で共有の工具やツールを管理するといった使い方もできそうです。

 

【仕様】
●寸法/本体シート:300×600mm ●厚さ/本体シート:10mm、裏面シート:3mm ●仕様/10mm方眼 ●材質/PEフォーム ●付属品/両面テープ12枚

 

■「カウコレ」プレミアムをまとめてみるならコチラ
https://www.kaunet.com/kaunet/categoryshop/office/sitemap/KWf_CSfSolutionTop.jsp

 

 

【その4】

縦方向を有効活用した“見える”収納スペース

Katazuk デスク収納パネル

机の上の手の届く範囲には、なんとなく書類や小物、文具などを置いてしまいがち。それにより限られた机のスペースが狭くなったり、雑然としたりしてしまいますよね。そこで、これらがしっかり見える状態で縦方向に収納できるようにしたのが「Katazuk デスク収納パネル」です。

 

これは、複数の穴の開いたスチール製パネルで、付属の布製収納ボックスや小物トレー、携帯電話トレーといった収納スペースを取り付けられるほか、マグネット(3個付属)で書類を貼り付けることも可能。これなら、必要なものを見える状態で収納しつつ、机のスペースを有効に使えますね。300mm幅のほか、450mm幅と600mm幅の商品も用意され、収納物の量や机の大きさに合わせて選べます。

↑ボックスは磁石、トレーはフックでそれぞれ好きな場所に設置できるので、使い勝手のいいように自由にカスタマイズできます

 

【編集部’s レコメンド】

通常ならただの空間だった部分に収納スペースを作るということは、それだけで仕事机全体の収納力がアップしたも同然。そこに、机の上に雑然と置かれていた小物類を整理できるのはうれしいですね。メモやすぐに参照したい資料を貼っておけるというのもポイントです。よく使うツールはこちらに収納し、少し使用頻度が落ちるものは引き出しへ、といった使い分けも考えられるでしょう。「Katazuk」シリーズにはほかにも、机上台、ブックスタンドや足元などといった、机まわりのスペースを有効活用する商品がラインアップしているので、一通り揃えてみてもよいかもしれませんね。

 

【仕様】
●寸法/幅300×奥行100×高さ300mm ●材質/側板:メラミン、パネル・トレー:スチール、布製ボックス:ポリエステル・ネオジウム磁石・PE、マグネット:フェライト磁石 ●付属品/携帯電話トレー、小物トレー、布製ペン収納ボックス、布製封筒収納ボックス、マグネット(3個)

 

 

【その5】

ありそうでなかった“パンチ”の効いたフラットファイル

とじれるフラットファイル

パンチ穴を空けるだけでファイリングできるフラットファイルは、日常的な書類の整理に便利。ただ、ファイルの数が増えてくると、今度はファイルの整理が大変で、必要な書類が見つけにくいケースもあります。そこで登場するのが、フラットファイル自体に元々パンチ穴が空き、パイプ式ファイルなどにとじられる「とじれるフラットファイル」です。

 

案件や種類ごとにファイルをまとめられ、書棚がスッキリするだけでなく、書類の検索性も高まります。カラバリは、ブルー、ピンク、グリーン、イエローの4色で、ファイルをまとめない場合も書類の分類に困りません。1冊単体、10冊入りのパック、50冊入りのセットのほか、100冊入りの箱でも販売されています。

↑こちらのファイルを2、3冊まとめてパイプ式ファイルやチューブファイルにとじて管理すれば、一気に棚がスッキリ!

 

【編集部’s レコメンド】

とりあえず書類を整理しようとファイリングしても、そのファイル自体が増えすぎて散らかってしまっては意味がありませんよね。それを「フラットファイル自体に元々パンチ穴を空けておき、さらにまとめる」というまさに“パンチ”の効いた方法で解決するとは! スッキリ収納しつつ、資料をフラットファイルで細かくまとめ、パイプ式ファイルで大きくまとめる、という分類もできて一石二鳥です。

 

【仕様】
●書類サイズ/A4タテ ●寸法/タテ307×ヨコ224mm ●背幅/18mm ●とじ厚/15mm ●表紙厚/約0.42mm ●材質/表紙:色板紙、とじ具:再生PS100% ●穴数/2穴(とじ穴間隔:80mmピッチ) ●収容枚数/約150枚

 

 

【その6】

棚にも引き出しにも使える“ローライズ”ファイルボックス

ローライズPP製ファイルボックス

ファイルを棚などに整理・収納する際は、数冊のファイルをまとめて収納できるファイルボックスが便利ですよね。ただ、いざ収納したはいいもののボックスを引き出さないと中身が見づらく、あとから目的のファイルを探しにくいのが悩ましい……。

 

そこで高さを低めにし、中に何が入っているかわかりやすいようにしたのがこちらの商品。棚から引き出しやすいという利点もあります。さらに、ボックスの内側底面に滑り止め効果のあるツメが付いていて、書類が底で曲がりにくくなっているのも魅力。カラバリもブルー、ネイビー、ピンクの3種あり、仕分けがしやすくなっています。1個単体のほか、5個入りや10個入りのセットも用意されています。

↑棚での収納のほか、引き出しの中段や下段に並べるといった使い方もローライズのファイルボックスならではの活用法です

 

【編集部’s レコメンド】

広さと深さを全く生かせていない引き出しの下段に本商品を2つほど並べることで、格段にモノの出し入れや整理がしやすくなります。これまでは一度入れたものはしばらく見なくなってしまう完全な“デッドスペース”と化していた場所が、ファイルや大きめのアイテムを収納できる場所に早変わり! 机の上や足元になんとなく置いていたものをここに整理・集約できるので、見た目にも机まわりがかなりスッキリするはずです。

 

【仕様】

●書類サイズ/A4ヨコ ●寸法/幅102×奥行317×高さ160mm ●材質/再生PP ●その他仕様/ワンタッチ底、背見出し紙付

 

以上6商品、どれもいますぐにでも編集部に導入したい有能なアイテムばかり。オフィスがスッキリすれば、仕事もいっそうはかどりそうですね! それにしても、消耗品だけでなく、こうした整理・収納アイテムも独自に開発し、豊富にラインアップしているとは……やっぱりカウネットは快適なオフィス環境づくりの心強い味方です! 今後オフィス用品を検討する際は、ぜひカウネットのオリジナルブランド『「カウコレ」プレミアム』を一度のぞいてみてはいかがでしょうか?

 

■「カウコレ」プレミアムをまとめてみるならコチラ
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えっ、そんな悩みまで!? オフィスの困りごとをズバリ解決する『「カウコレ」プレミアム』の傾聴力に脱帽

オフィス用品の通販でおなじみの「カウネット」。大手文具・事務用品や生活用品、オフィス家具など、メーカー商品が数多く揃い、その利便性の高さから「そういえば、うちの会社でも利用している!」という方も多いはず。そのカウネットが、実は『「カウコレ」プレミアム』というオリジナルブランドの商品を多数開発・販売していることをご存知でしょうか? しかも、それらの商品はユーザーの声をできうる限り取り入れた、いわば“かゆい所に手が届く”優れモノばかり。

 

そこで本稿では、「そんなお悩みまで解決してくれるの!?」という驚きの6商品について、開発秘話を交えつつご紹介します。きっと、コレ欲しい!! と思わずにはいられない、ユニークなアイテムに出会えますよ!

 

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【その1】

打ち合わせやプレゼン時の荷物を整理してひとまとめに!

外出にも使えるミーティングバッグ

会議やミーティングなどの際には、ノートPCやプロジェクター、資料に筆記具など、意外と持ち運ぶものが多いですよね。

 

こちらのミーティングバッグは、ファイルサイズを基本に、ノートPCや筆記具などを整理し、必要な物をひとまとめにして持ち運べるように工夫されています。具体的には、バッグ内部に緩衝材入りポケットや小分け用の仕切りポケットを用意。外側には、ペットボトルや折り畳み傘などが収納できるメッシュポケットも備えています。

↑個人としての利用はもちろん、部署の共用の備品として1つ用意しておき、プロジェクターなどを収納しておいていつでも持ち出せるようにしておくといった使い方も便利です

 

フタはマグネット式なので、片手で素早く開閉可能。外装に撥水加工生地を用い、底面に汚れ防止の底鋲を装備するなど、外出時にも安心して持ち出せる仕様になっている点も魅力です。カラバリは、写真の黒×黒のほか、黒×薄茶、紺×紺、紺×灰、灰×灰、灰×緑の6パターン。大きさも、スリム、スタンダード、ラージの3種類から選べるようになっていて、収納物に応じて選ぶことができるようになっています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

ミーティング時の「社内の移動が大変」という声に対し、社内移動に最適なサイズのバックを提案! 最初はシンプルな黒で1サイズ展開だったのが、いまでは上記のように多くのカラバリやサイズを展開する人気シリーズに成長。

 

 

【その2】

手が痛くなりにくい“やさしい”布テープ

手が痛くなりにくいカドなし布テープ

荷物を梱包する際などに「布テープの紙管を持ってテープを引き出していると、手が痛くなってしまう」という声を受けて開発された、その名のとおり“手が痛くなりにくい”布テープです。手が痛くなりにくいヒミツは、紙管にアリ。紙管の角を潰して丸く加工してあるため、荷物の梱包作業の際に手が痛くなりにくいのです。

↑近くで見てみると、紙管の角が潰されていることがわかります

 

また、テープ側面のベタつきを抑えることで保管時にほこりがついたり、作業時に伝票などが貼り付いてイライラさせられたりすることがないように工夫されている点もお見事! 1巻単品のほか、10巻入りパックや30巻入りの箱、30巻入りが3つのセットも用意。カラーバージョンもラインアップされています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

荷物を梱包する際などの「手が痛くなってしまう」という声を受け、紙管の角を潰すことで梱包作業が苦にならない布テープを開発! 開発に当たっては特に女性の梱包作業をラクにしたいという想いで開発されたそうです。

 

 

【その3】

丈夫で長持ちだから毎日使うファイルに最適!

フラットファイル背補強タイプ

紙製ファイルユーザーの「長く使うとボロボロになる」という不満の声を受け、「強度的にいちばん弱い背表紙を補強したら長持ちして使いやすいに違いない!」というアイデアから生まれたフラットファイル。確かに、指をかけて棚から引き出したり、持ち運んで力が加わったりすることの多いフラットファイルの背表紙は、潰れたり、ボロボロになったりしやすいですよね。

 

その点、この背補強したフラットファイルは、その背の部分に補強シールを貼ることで強度がUP!

↑指をかけてファイルを引き出す部分がしっかりと補強されているので、頻繁に見返すファイルにもってこいです

 

これなら、従来のフラットファイルよりも、長持ちしてキレイに使えますね。大切な資料の保存や、毎日使う書類、持ち運びの多い子どもの学校用ファイルなどにも最適です。カラバリはブルー、グリーン、ピンク、イエローの4色で、1冊単体のほか、A4タテは10冊パックや50冊、100冊のセット、200冊入りの箱をラインアップ。また、カラバリ全色入りの4冊入りパック、4色×5冊のセット、4色×10冊のセットも用意。その他のサイズに、A3(ヨコ)、B4、B5、A5の各商品も用意されています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「紙製ファイルは長く使うとボロボロになってしまう……」という不満に対し、弱点である背表紙を補強して長持ちするように工夫! 他社からも類似品が発売されるなど、フラットファイル内に背補強市場を作るきっかけとなった商品でもあります。

 

 

【その4】

1本でホコリ集めから砂利の掃き出しまで可能な“万能ほうき”

砂利もほこりも掃ける玄関用ほうき

家や会社の玄関まわりを掃除する場合、落ち葉や砂利、ほこりなど、ごみの種類が多く、1本のほうきではなかなかキレイにできません。かといって、清掃用具を使い分けるのは面倒臭い……。そうした声に応えたのが、この「砂利もほこりも掃ける玄関用ほうき」です。

 

毛の部分に化繊と黒シダの2種類の面を作り、1本でほこり~砂利までのごみを掃き分けられるようになっています。これは、ありそうでなかった発想ですね! 珍しい構造のため製造には非常に手間がかかっているそうです。

↑一方が黒シダ(上)、もう一方が化繊というように、1本のほうきに2種類の素材を採用。繊維が細かく、柔らかい黒シダはちり・ほこりなど細かいごみに、化繊は落ち葉や砂利などを掃くのに適しています

 

1本で2役とはラクですし、なんともお得。玄関用に1本ほうきを用意する際、いろいろな素材やカタチがあって迷うなら、とりあえず本商品を選んでおけば間違いはなさそうです。写真の全長約770mmのものに加えて約1260mmの長柄仕様を用意。3本入りのセットや10本入りのセットも用意されています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「ごみの種類によって、ほうきの使い分けは面倒」という声に、「だったら1つのほうきに2種類の素材を使おう!」という逆転の発想で回答! ただ、こうした2種類の素材の組み合わせは珍しく、やはり開発には苦労も多かったよう。何度もサンプルを製作し、試行錯誤を重ねて開発されたそうです。

 

 

【その⑤】

実際に使えばわかる! 唇にはり付きにくい快適なマスク

会話しやすい口元ゆったりマスク

仕事中に口や喉の乾燥を防いだり、体調を崩さないようにするために、マスクを使用している人は多いでしょう。あるいは、業務上マスクの着用が必要な場合もありますよね。ただ、マスクをしながら会話をしようとすると、マスクの内側に唇がはり付いてちょっと不快になることはありませんか? そこで、マスク中央のプリーツ部分にワイヤーを入れて空間を作ることで、会話がしやすいように工夫されたのがこちらの商品です。

 

開発には、医療や介護に携わる方に試作品を使ってもらい、会話がしやすい仕様を見つけ出したとのこと。また、耳が痛くなりにくい平ゴムの使用や肌触りのいい不織布を使うなど、快適さ重視なのも◎。

↑見た目からはわかりにくいですが、鼻のまわりのマスク上部だけでなく、口元に当たるマスク中央部にもワイヤーを装備。これにより、常に口元に一定の空間ができ、息を吸ってもマスクが吸い付かないため非常に快適です

 

メガネ用や、女性が使いやすいサイズ感の“小さめ”や“もっと小さめ”といった商品が開発されるなど、きめ細かいシリーズ展開も魅力。1箱60枚入りで、5箱入りのセットや10箱入りのセット、40箱入りのケースが用意され、カラバリもホワイトのほか、ピンク、ブルーがラインアップしています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「マスクをしながら会話がしづらい」という不満の声に対し、センター部分にワイヤーを入れることで口元に空間を作り出し、会話しても快適なマスクが誕生! 口元に空間が生まれることで、口紅が付きづらいというメリットも得られました。

 

 

【その⑥】

手が汚れないありがたみ!! カンタン茶殻処理フィルター

急須用お茶フィルター

急須で入れたお茶はおいしいのですが、急須に付属しているフィルターに茶殻が詰まるとなかなか取れなかったり、三角コーナーに捨てるときに散らばってしまったり……と、茶殻の処理が面倒ですよね。そうした声を受けて開発されたのが、急須に着ける「お茶フィルター」です。

 

こちらは使用後にフィルターの口を結んでそのまま捨てればOKという優れモノ。急須の柄や取っ手にフィルターを引っ掛けることで口が広がり、茶葉が入れやすくなるのもメリットです。

↑使用後は口を結んで捨てるだけなので、手を汚さずに後片付けが可能!

 

このアイテムは、仕事場ではもちろんですが、自宅で使っても便利。事務・家事ともに効率化してくれる商品です。1袋5枚入りと30枚入りのパック、90枚入りのセット、150枚入りのセットが用意されています。

 

【ユーザーの声をこう解決しました!】

「茶殻の後片付けが手間!」という声に対し、手を汚さずに処理できる、急須に着ける「お茶フィルター」を開発! 実はカウネットは「茶渋落とスポンジ」「食器拭き用キッチンペーパー 湯呑みフッキー」など、お茶だしシーンに関する商品の開発に並々ならぬ情熱を注いでいます。本商品も、座談会とアンケートを何度も繰り返しながら開発されたそうです。

 

いかがでしたでしょうか? どの商品もユーザーの声にストレートに応えたものばかりで、真摯な商品開発の姿勢がうかがえますね。発想自体はシンプルですが、それを実際に商品に落としこんでしまう実行力にも驚きです…! このほかにも、『「カウコレ」プレミアム』にはオフィスでのちょっとした不便さを解決してくれる、ユニークで実用的なアイテムが揃っています。今後オフィス用品を探す際は、カウネットのオリジナルブランド『「カウコレ」プレミアム』にも注目してみてください!

 

■上記含む「カウコレ」プレミアムの開発秘話はコチラ
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