“空気をデザインする We design for atmosphere.”をコンセプトに、空気清浄機や加湿器などの開発・販売を⼿がけるカドー。同社は応援購⼊サービス「Makuake(マクアケ)」にて1億5000万円を超える支援を達成した、ワンタッチふとん乾燥機「FOEHN 001(フェーン001)」の進化版となる「FOEHN PRO(フェーン プロ)」「FOEHN 002(フェーン002)」の2機種を発表します。また、FOEHN本体と併せて使うことで利用シーンが広がる専用アタッチメント2種も発表します。
※:【試験機関】RISE Research Institute of Sweden AB (ボロース、スウェーデン)【試験方法】欧州フィルター規格EN 1822-5:2009に基づくフィルター粒子捕集率試験【試験粒子】塩化カリウム【試験結果】0.1〜1μmまでの微粒子を99.97%以上除去フィルター*の除去性能。部屋全体への除去性能とは異なる
※:Guangdong Detection Center of Microbiology (GDDCM)にて、Technical Standard for Disinfection (2002 Ministry of Health P.R. China)- 2.1.5.4に基づいた試験の結果(試験実施日:2021年1月5日)。36mm離した箇所から1分間UV-C Emitterを照射した試験での実証結果であり、実使用空間での実証結果ではない。UV-Cライトの性能のため、部屋全体に対する性能とは異なる。また、すべてのウイルスを除去できるものではない
この「STEM Mini」は、手のひらサイズで約130gというバツグンの携帯性が魅力。どこにでも持ち運べて自分の周囲のみケアできるその特性から、編集部ではテレワークや在宅ワークなど、現代ビジネスパーソンの多様なワークスタイルにドンピシャでハマるアイテムではないか? ……と見ていました。そこで、どうせなら実際にバリバリ働くビジネスパーソンに使ってもらい、感想を聞いてみたい。できれば、ライフスタイルの面でも感度の高い方に……。ということで、ファッションやライフスタイルの提案を得意とする国内屈指のクリエーター集団「BEAMS」の安武俊宏さんに本機のレビューを依頼。安武さんはBEAMSのPR業務を統括する多忙なビジネスパーソンであり、ライフスタイルブック『BEAMS AT HOME』シリーズのディレクションを務めるなど、インテリアの造詣も深い方。さらに、もともとカドーのファン、かつ自宅でも同社の加湿器を愛用しているとのことで、まさに適任。実際に使ってもらい、その魅力を存分に語ってもらいました!
【STEM Miniを使ってもらったのはこの方】
BEAMSプレスチーフ
安武俊宏(やすたけ・としひろ)さん
福岡生まれ札幌育ち。文化服装学院卒業後、2005年にビームス入社。銀座店や新宿店でのメンズドレスの販売を経て、2012年よりプレスに。現在はメンズ/ウィメンズのPRを統括する傍ら、ライフスタイルブック『BEAMS AT HOME』シリーズのディレクションや服飾専門学校での講師などマルチに活躍中。
安蔵 コスパが高いのは、「Blue by Blueair Blue Pure 221 Particle」。実売3万円台ながら適用畳数が~47畳まで対応します。ちょっと縦長のキューブ形状で、本体の下半分の全周から空気を吸って上部から吐き出します。操作は本体側面の中央に付いた「Blue」のロゴの入った丸いボタンに触れるだけと超シンプルです。子どもでも操作できますね。
――このほか、ややユニークな立ち位置になりそうなのが、扇風機、ファンヒーター、空気清浄機の1台3役のダイソンの「Dyson Pure Hot+Cool Link」かと思います。こちらは、どう評価しますか?
安蔵 1台3役で設置スペースが節約できるのはいい。ただ、空気清浄機として評価するのは、少し違うかな…という気もします。メイン機能は温風も出る扇風機ですから、「扇風機一台分のスペースで暖房も空気清浄も利用できる」と捉えるべきですね。空気清浄機としての能力は今回紹介した他社製品と比べると、決して高くありませんが、「Dyson Link アプリ」で室内や地域の空気の状況が見えるので、モニターとして利用するのもアリだと思います。モニターとして使うなら、温風機能はありませんが、よりコンパクトかつ安価な「Dyson Pure Cool Link テーブルファン」(実売価格4万3470円)を導入するのもアリですね。
安蔵 あるいは、空気の汚れがちょっと気になるけれど、そこまで悩んでいないという場合や、すでに空気清浄機やヒーターを一台持っていて、気流制御などの性能にやや不満があるので、組み合わせて使いたいと場合にもオススメ。部屋がL字型といった複雑な間取りの場合は空調に死角ができるケースが見受けられるので、そういう家庭に向いていると思います。その意味では、ヒーターなしの「Dyson Pure Cool Link タワーファン」(実売価格5万6540円)は、高さがあって風量も出るので、こちらを選んだほうがいいでしょう。
【ダイソン 空気清浄機能付ファンヒーター Dyson Pure Hot+Cool Linkのスペック】