東京競馬場内グルメ74店舗から厳選! 常連化確定の老舗人気“競馬メシ”5店

“競馬メシ”を楽しむのも、競馬場の醍醐味のひとつ。東京競馬場には74店舗ものレストラン・フードショップがあり、名物グルメが目白押しだ。なかには40年、50年以上にわたって味を引き継いできた、人気の老舗店もある。

 

編集部スタッフが体験した、東京競馬場おすすめグルメをご紹介!

 

老若男女問わず舌鼓を打つ! 東京名物の老舗立ち食いそば「馬そば 深大寺」

↑かき揚げそば580円

 

【うどん・そば】馬そば 深大寺
【出店場所】フジビュースタンド4F

40年以上親しまれている東京競馬場名物の立ち食いそば。鰹節、宋田節、鯖節と3種類の削り節と焼きアゴ、昆布などで出汁を取り、秘伝のかえしをブレンドしたつゆは絶品! 天ぷらはすべて店内調理している。

出汁の効いた関東風つゆ×そばのハーモニーが最高

「そばの風味がしっかりと感じられ、のどごしがイイ! 出汁はやや甘めの関東風だ。野菜たっぷりのかき揚げは可能な限り注文後に揚げるので、アツアツ。とりそばもオススメ!」

 

競馬場内でも二郎系ラーメンが食べられる!「俺の生きる道」

↑東京競馬場スペシャル 1400円

 

【ラーメン】俺の生きる道
【出店場所】フジビュースタンド1F ファーストフードプラザ (イースト)

 

二郎系ラーメン店「夢を語れ」で修行を積んだ店主が営業する人気ラーメンチェーン。豚骨醤油スープ&極太麺に超肉厚の炙りチャーシュー、そしてニンニクがガツンと効いたボリューミーな1杯で、そのビジュアルも食欲をそそる。朝から行列ができていることが多い。

豪華トッピングの競馬場限定メニュー

「野菜増し+ゆでたまご+ネギ+チャーシューをトッピングした「東京競馬場スペシャル」。量は多いが見た目ほどコッテリではなく、意外とスルスル食べられる」

 

ノスタルジックな雰囲気漂う、場内人気No.1のカレー「ハロンボウ」

↑ビーフカツカレーライス 950円

 

【カレー】ハロンボウ
【出店場所】メモリアル60 スタンドB1F

 

メモリアルスタンドの竣工前から存在した、東京競馬場イチの老舗カレー店。厳選した3種類のカレー粉を使って煮込み一晩寝かせたルーは、旨味とコクが凝縮されている。以前あった人気ラーメン店「ささや」のレシピを引き継いでおり、本格派のラーメンも味わえる。

一度食べるとリピーター化する、至高のカレー

「ダントツ人気のカツカレーのカツには、厚切りの国産豚肉を使用。じっくり煮込まれたコクと深みを感じるルーとよく合い、クセになるお味だ。重すぎないので朝からでも食べられる」

 

競馬場ならではの限定カクテルを味わえるバースタンドBAR2400@TOKYO

↑ジャパンカップ 1000円(ゼッケンコースター付は1800円)

 

【カクテル・ドリンク】BAR2400@TOKYO
【出店場所】フジビュースタンド3F

アルコール類を販売するバー。枠色カクテルを購入すると枠色カードがもらえて、当たれば人気のあまおうソフトなどがお得になる。開催期間に行われる重賞をイメージしたカクテルも販売。10〜11月は天皇賞(秋)、ジャパンカップ(JC)のカクテルを楽しめる。

 

オシャレなカクテルで重賞のウキウキ気分を演出!

「JC」は巨峰リキュール×特製みかんスカッシュの、フルーティーで飲みやすいカクテル。みかん果肉、ブルーベリー、オレンジスライス、琥珀糖のトッピングで馬の形が模されてるのがかわいい!

 

揚げたて・サクサク!シンプル イズ ベストな絶品フライドチキン「鳥千」

↑食べ比べ(骨付き、骨なし)セット 750円

 

【フライドチキン】鳥千
【出店場所】フジビュースタンド1F ファーストフードプラザ(ウエスト)

 

揚げ物系専門店で、特にフライドチキンは場内屈指の人気を誇る。店内調理なので、揚げ立て・アツアツだ。マヨネーズが練り込まれている鶏団子を揚げた「マヨネーズ風味チキンボール」もオススメの一品。


競馬場に行くとつい食べたくなる逸品

「フライドチキンは骨付き・なし共に胸肉を使用。シンプルな味付けの衣で、好みで塩、マスタードを付けて食べる。外はサクッと中はジューシーでビールが進む!」

 

TOPIC1:UMAJO SPOTでホッとひと休憩

↑【出店場所】フジビュースタンド5F

 

UMAJO SPOTは女性専用のリラックススペース(※1)で、フジビュースタンド5Fに2カ所ある。ワンドリンク無料サービスが受けられ、かわいいスイーツをいただきながらゆっくり座って休憩・予想するのに最適だ。店内にはコンシェルジュが常駐。馬券の買い方やマークカードの書き方も丁寧に教えてもらえるので、競馬初心者にもオススメのスポットだ。

↑SPOT内では、馬モチーフのオリジナルスイーツを販売。期間限定スイーツもある

 

↑オリジナルフレーバーのコーヒーや紅茶が楽しめる。パッケージもかわいい!

※1:男性は未就学児のみ利用可能。また、20歳未満のみの利用は不可。利用時間は、ひとり1日1回最長60分まで。

 

TOPIC2:期間限定グルメフェス開催

↑【出店場所】馬場内グルメエリア

 

本馬場の内側のエリア(内馬場)では、開催期間中さまざまなグルメフェアが開催される。エリアの中央には屋根付きの広いテーブル席を完備。フードコート感覚で利用できるので、ランチタイムなどはファミリーに人気のスポットだ。

 

東京競馬場

東京競馬場は3歳馬の頂点を決める競馬の祭典「日本ダービー」開催の地。日本最大の競馬場で、芝コースのゴールまでの直線距離は525.9mもある

所在地:東京都府中市日吉町1-1
競馬開催日:原則として9時00分~17時00分
公式サイト:https://www.jra.go.jp/

 

※「GetNavi」2024月12号に掲載された記事を再編集したものです

スパイスカレーに続くのは?ネオ・カツカレーからビリヤニまで最新カレートレンドと注目店を解説

いまに至るカレーブームのきっかけは、2000~2006年頃に流行ったスープカレーだったとか。以降、カフェ風のキーマカレーやバターチキンカレー、スパイスカレーなど、カレーの近代日本史は盛り上がっています。

 

2024年は一周回って“普通のカレー”がトレンドになる……とも言われていますが、実際どうなのでしょうか? 今までの変遷を踏まえながら、最新トレンドとその背景、注目すべきお店やオススメのレトルトカレーについて、カレーのトレンドに詳しく、『ニッポンカレーカルチャーガイド』(Pヴァイン)も出版する“カレーキュレーター”、松 宏彰さんの証言によって明らかにします。

 

日本のカレー近代史をおさらい

 

日本人がカレーと出合ったのは幕末のこと。その後1871年(明治4年)に、のちに東京大学の総長などを務めた物理学者の山川健次郎氏が米国留学に向かう船上で、ライスカレーを喫食。この記録が、最初にカレーを食べた日本人についての文献といわれています。

 

明治時代には、イギリスで生まれたカレー粉も日本へ伝わりました。やがて国内のメーカーも独自のカレー粉を開発。並行して洋食もブームとなり、大正時代にかけては、そばなど和食の店でもカレー味のメニューが提供されるようになりました。

 

その後1927年(昭和2年)には、東京・下町の「名花堂」(現「カトレア」)が、いまのカレーパンの原型となる商品を発明。また、同年には日本初の本格インドカレーといわれる「中村屋」の「純印度式カリー」も誕生しました。

 

戦後になると、1948年(昭和23年)にカレーが全国の学校給食に導入。1950(昭和25)年に各メーカーによる固形カレールウが発売され、より大衆化が進みました。そして1968(昭和43)年には世界初の市販用レトルトカレー「ボンカレー」が発売。

 

昭和後期にはエスニック料理や激辛味が流行しましたが、飲食店のカレーが全国的なブームになったのはインターネットが一般化した1995(平成7)年以降といえます。そうしてITによる情報化が進むなかで起こった最初の大きなムーブメントが、2002~2006年頃に流行った北海道発祥の「スープカレー」です。

 

2008(平成20)年以降は、カフェ風のキーマカレーやバターチキンカレーなどが飲食店のメニューに登場。認知が広まるなかでレシピや家庭向け商品も登場し、一般化していきました。

 

やがて、「ご当地カレー」「南インドカレー」が注目されたり、レトルトカレーの市場規模がルウカレーを追い抜いたりとさまざまなトピックスが世をにぎわせます。なかでも大きなカレートレンドといえば大阪発祥の「スパイスカレー」でしょう。

 

↑スープカレー、バターチキンカレー、カレーパン。(写真はイメージ)

 

ただ、スパイスカレーが全国的に広まり始めたのは2017(平成29)年頃。以来数年間で最前線はどのように進化を遂げたのでしょうか? ここからは、松さんにお話を伺いながら、カレー界をにぎわすキーワードをもとに掘り下げていきます。

 

スパイスカレーの熱狂を経て
王道を再評価する新局面に

松さんははじめに「大前提として、去年は○○カレー、今年は○○カレーみたいに毎年当てはめられるトレンドはなく、数年かけてゆっくり浸透していくのがカレーのトレンドといえます」と前置き。そのうえで、最新トレンドを教えてくれました。

 

「ミクロ視点では、2023~2024年での変化はほぼありません。でも、マクロでみれば大きな動きはあると思います。わかりやすいのが、オーセンティックな日本式カレーのアップデートと再評価。『ネオ・カツカレー』『新しい欧風カレー』が近年、新局面を迎えています」(カレーキュレーター・松 宏彰さん、以下同)

 

↑松さんがブログ「カレー細胞 -The Curry Cell-」をスタートしたのは2008年のこと。

 

その背景には、前述のスパイスカレーが関係していると松さんは指摘します。

 

「若い人にはもはや、スパイスカレーは当たり前の存在といえるでしょう。それに、各社の商品化によって家でも簡単に作れるようになりました。だからこそ一周回って、揚げる工程が必要なカツカレーや、調理に時間がかかる欧風カレーといった、家で作りづらいカレーに光が当たり始めたんだと思います。
また、より重要なのがカウンターカルチャーの視点。もともとスパイスカレーには、カツを乗せたり小麦粉(ルウ)を使ったりする日本の王道カレーに抗う姿勢があったといえます。しかしいつしか、スパイスカレー自体がメジャーになってしまった。
一方でスパイスカレーには『何でもあり』という自由な側面もありますから、『カツや小麦粉を使ってもよくない?』という発想が生まれもします。そこで、スパイスの知見を得てアップデートされた『ネオ・カツカレー』や『新しい欧風カレー』が、いま新たな注目を集めているんです」

 

キーワード1「ネオ・カツカレー」
W主演の一皿やグリーンカレーとの共演に注目

では、それらを提供する注目店は? 「ネオ・カツカレー」から教えてもらうと、「実は元祖のレジェンドが、ネオ・カツカレーのお手本といえるんです。そう、『銀座スイス』!」と松さん。

 

「カツカレー発祥店として知られる『銀座スイス』ですが、実はこちら、ソースに小麦粉を使っていません。あのとろみの秘密は、煮込みの最終段階でわずかに入れるカツレツのパン衣なんです。そうしてカツとカレーとの親和性を高めているわけですね」

 

↑「銀座スイス」の「千葉さんのカツレツカレー」(出典=公式サイト

 

もちろんニューフェイスにも注目店はあり、西の代表が「シャンカラ堂」。2022年の末、大阪の中心街から近い場所に実店舗を構えました。

 

「店主の小峯充靖シェフは、京都の有名ホテルでのバーテンダーやソムリエ、さらに日本料理やとんかつ店、カレー店での経験も経た腕利き。カツとスパイス、両方の知見があるからこそ、そのW主演が成立するカツカレーを体験させてくれます」

 

↑「シャンカラ堂」の「ラムカツカレー」。

 

カレー専門店のカツカレーは、どうしてもソース(ルウ)が主役になりがち。一方、とんかつ専門店はその逆。「シャンカラ堂」は見事に調和をはかることで、双方の個性を一皿に落とし込んでいるというわけです。では、東を代表する注目店は?

 

「2020年の末に東京へ進出してきた、大阪の名店『Japanese Spice Curry WACCA』です。常に進化し続けるのも同店のスゴいところで、カツカレーは僕主催のイベントがきっかけ。あるとき、店主の三浦智輝さん親子が信州の名店『松本メーヤウ』の隣区画になった際、同店のグリーンカレーを食べて『うまみがスゴい!』って感動したんですよね。
そこから全国数軒の人気店を巻き込んで、『松本メーヤウ』をインスパイアしたグリーンカレーのLINEグループができて。やがて完成したのが『Japanese Spice Curry WACCA』の『グリーンカツカレー』。こういう交流が自然発生するのも、イベントの醍醐味だなって思います」

 

↑「Japanese Spice Curry WACCA」の「グリーンカツカレー」。

 

ちなみにカツカレーは数年前から、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアなどでもブームに。この場合の“カツカレー”はカツの有無を問わず日本式の欧風カレーを指し、カツがのっていなくても「Katsu Curry」と呼ばれ、大人気。寿司、天ぷら、ラーメンに次ぐグローバルな日本食として注目されています。

 

キーワード2「「新しい欧風カレー」
型破りの老舗から炊き立て土鍋ご飯で供する新星まで

「新しい欧風カレー」の最新注目店は、今夏オープンした「ガヴィアル・プラス 麻布十番店」。神保町に本店があるカレーのレジェンド「欧風カレー ガヴィアル」が、初のFC(フランチャイズ)で新たな挑戦を始めました。

 

「ガヴィアル級の名門になってしまうと、みんなあの味を求めるので新しいことはしづらいはず。その点新店はFCであり、『プラス』というブランドにすることで差別化。加えて大きなポイントは、FCでありながらも総料理長の金島 保シェフを参画させていることです。基本は継ぎ足されてきたカヴィアルの味を守りつつ、現代的なエッセンスを取り入れて提案。例えばワインに合うような一品料理を出したり、ライス抜きの低糖質カレーを提案したり。きわめて面白い試みだと思います」

 

そしてもう一軒は2020年に築地で開業し、1年強の移転休業期間を経て今夏東銀座に復活した「一体感」。同店の魅力は、3種から銘柄を選べる炊き立ての土鍋ご飯にあります。

 

「『一体感』の具材は黒毛和牛が主役。フルーティーな甘みの後から辛さがやってくる、この贅沢な欧風カレーのみです。そしてライスは、米のマイスターとともに厳選。20~25分待つことにはなりますが、炊き立てご飯のカレーライスはまさに見事な“一体感”であり、待ち時間なんて気にならないおいしさです。
あらためて、日本のカレーライスの奥深さに、また、ご飯でカレーはもっとおいしくなれるということに気付かされますよ。一般的なカレーとはある種逆の発想ですが、米を選び、炊き上がる香りを楽しみ、待ってからカレーをかけて食べるという新体験。『一体感』は、ありそうでなかった欧風カレーの新星です」

 

↑「一体感」の「和牛ビーフカレー」。

 

キーワード3「ビリヤニ」
ビッグネームの東京進出でいっそう盛り上がる

「とくに、国内ビリヤニカルチャーにおける最重要店のひとつである『ジョニーのビリヤニ』が神田に今夏開業したことは、最新ニュースといえるでしょう」

 

↑「ジョニーのビリヤニ」の「本日のビリヤニ」。

「ジョニーのビリヤニ」は、谷晃一店主が2018年に石川県で始めたビリヤニ専門店。そのルーツは、谷店主が日本ビリヤニ協会の幹部陣とともに2012年から東京・経堂で営業していた「ビリヤニマサラ」にあります。

 

そして、この「ビリヤニマサラ」は本稿の取材先である「ガラムマサラ」が間借り先であり、当時協会の会長を務めていた人物が、日本屈指のビリヤニ専門店である「ビリヤニ大澤」の大澤孝将店主。同店は2021年に神田で開業しており、つまり二大名店が今年神田で邂逅したことで、より業界がアツくなっているのです。

 

「ビリヤニ自体は10年以上前からマニアを中心に親しまれていましたが、一般層に広まってきたのはここ数年。そのきっかけのひとつが、コロナ禍で広まった冷凍お取り寄せであり、先駆的一軒が『ジョニーのビリヤニ』です。
ビリヤニ流布の功労店には『エリックサウス』もありますが、こちらはさらにコンビニで展開するという功績を成し遂げました。しかも2022年の初登場から一般消費者の理解度に合わせて年々本格化しており、ビリヤニは今後ますます注目されていくでしょう」

 

なお、ビリヤニを一言で簡潔に表現すれば、いわゆるカレーの炊き込みご飯。また、ビリヤニのなかでも最新トレンドがあり、代表的なのが京都の「インディアゲート」に顕著な和ダシビリヤニ。この、和ダシをかけるスタイルはスパイスカレーの特徴でもあり、ここにも大きな影響を与えていると松さんは言います。

 

キーワード4「スパイス飲み」
“辛かった夜の街”から完全復活

そして4つめのトレンドワードが「スパイス飲み」。もともとは5年ほど前に盛り上がる兆しはあったものの、コロナ禍によって停滞気味に。それが2024年、新型コロナの位置付けが「5類感染症」になって1年が経ち、ようやくスパイス飲みもコロナ禍前を超えるにぎわいになってきたと松さん。

 

「新しめの店だと、新御茶ノ水駅が最寄りの『Indian Street Food & Bar GOND』が注目株。こちらは2023年の4月に閉店して伝説となった南インドレストランの超名店「ダバ インディア」の後継であり、2023年5月にオープンしました。店名どおり、インドのストリートフードで飲むという、攻めたスタンスが特徴です」

 

↑「Indian Street Food & Bar GOND」の「スージープーリー(2PC)とミニひよこ豆カレー」。

 

また、ユニークなお店では三軒茶屋に2022年開業した「ビールとスパイス キクヤ」も松さんのオススメ。こちらはオリジナルのクラフトビールと、スパイシーなお好み焼きやおでんが名物で、具材が日替わりのビリヤニも見逃せません。

 

「あとは川越の『スパイスとお酒 食楽たべ』も、スパイス飲みの奇才です。もともと川越屈指の間借りカレー店だった『タベカレー』が今年から夜メインの実店舗になり、本領発揮。店主さん地元の会津産日本酒をそろえたり、川越の食材や香辛料を用いたスパイス料理に、オーダーを受けてから炊くビリヤニなど、『とりあえずこれ置いときゃええやろ』的な妥協がまったくないんです」

 

↑「スパイスとお酒 食楽たべ」の「上州牛のピックル」。

 

そしてスパイス飲みのパイオニアとしても素晴らしいのが「ガラムマサラ」。

 

「店主のハサンさんはインドのベンガル地方出身ですが、日本好きが高じて帰化した方。在住歴も日本のほうが長く、日本人の好みを知ったうえで独創的なスパイスつまみを提供してくれます。ここに来るならランチ以上に、ディナーがオススメですよ!」

 

↑「ガラムマサラ」の有名なつまみが「サバカン」と「ほねつきラム」。「パクチー春巻き」など創作メニューは多数。カレーも個性派の絶品ぞろいで写真は「ウメ・ベジタブル」。

 

また、同店はオリジナルのスパイス酒も提供していますが、その開発は2011年のこと。「スパイスという共通点でフードペアリングを実践したのもきわめて早かったですね」と、松さんは「ガラムマサラ」の先見性に感心します。

 

↑スパイス漬けのオリジナルリキュールを使った「シナモンラム」のソーダ割り。

 

↑「ガラムマサラ」には取材場所としても協力いただきました。

 

カレー研究家 水野仁輔氏が構想11年で送り出した“カレーをシステムで理解する”本の中身とは?

 

ネクストトレンドの本命は
カレーとラーメンの接近!

最後に松さんオススメのレトルトカレーや、次の気になるトレンドについても伺いました。

 

「レトルトは、金沢の『チャンピオンカレー』と富山の『タージ・マハール』がコラボした、北陸の二大巨頭による『チャンカレのブラックカシミールカレー』がイチオシ。北陸メイドの欧風カレーとインドカレーのブレンドなんですけど、意外に全然ケンカせずに調和していて奇跡的なおいしさなんです」

 

そしてネクストトレンドに関しては「スパイスカレーおにぎり」「冷やしカレー」「クラフトカレー店の海外進出」「カレーとラーメンの接近」を挙げます。

 

「『スパイスカレーおにぎり』は『一体感』でも話しましたが、カレーライスにおけるお米の可能性は伸びしろが多いんです。注目株は仙台の『3 FLAVOR CURRY』で、ここは皿の中央に鎮座したおにぎりが印象的。店主は実家が米農家で、宮城県産のササニシキと古代米をインドのバスマティライスとブレンドするなど、構成もいいですね」

 

↑「3 FLAVOR CURRY」の「2種盛りカレー」(出典=「JAPANESE CURRY FESTIVAL 2024」

 

「冷やしカレー」は、年々夏の暑さが厳しさを増す日本において、提供するお店も増えていると松さんは指摘。また、「クラフトカレー店の海外進出」については、日本のカレーが世界的に称賛を集める一方で国内の人口減少や実質賃金低下などが叫ばれるなか、ビジネスチャンスを海外に求めるプレイヤーが増えており、「準備を進めている店主もいますよ」と教えてくれました。

 

「でもネクストトレンドの本命は『カレーとラーメンの接近』かもしれません。有名店でいえば、『Kalpasi』が今年開業した『麺楽 軽波氏(かるぱし)』や、昨年末に名古屋から東京進出して『ネパル麺』が話題の『ミゾグチヤ』ですね」

 

↑「ミゾグチヤ」の「ネパル麺」。

 

これまでも、カレーとラーメンの二刀流業態やスパイスをウリにしたラーメン店はたくさんありました。ただ、人気カレー店がラーメン業態に乗り出したり、「ネパル麺」のようにシコクビエ(ネパールで「コド」と呼ばれる作物)を麺にブレンドしたり、アチャール(南アジアの漬物)を盛り付けたりする個性派スパイスラーメンを提供する新たな動きが、より加速していくはずだと、松さんは予想。

 

進化するおでん…料理家おすすめのタネ10選と基本のだしからカレーチーズおでん、串おでんまでレシピ3種

 

以上に挙げただけでも、多彩なカレートレンドが同時進行で生まれていることがわかります。旬のキーワードを味わいに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

Profile


カレーキュレーター / 松 宏彰

大手CM制作会社での活躍を経て2021年に独立。カンヌ広告祭、NY.OneShowなどで受賞歴があるほか、TVアニメ『やさいのようせい N.Y.SALAD」総合演出、渋谷スクランブル交差点4面ビジョン連動アニメ「トキノ交差」などを手掛けた。その傍らで、国内外4000軒以上のカレー店を食べ歩き、「カレー細胞」の名でカレーカルチャーの振興活動を行う。雑誌やウェブメディアにおける連載やTBS『マツコの知らない世界」など寄稿や出演も多数。また「SHIBUYA CURRY TUNE」「東京カレーカルチャー」など多数のイベントを企画し、今夏は「JAPANESE CURRY FESTIVAL 2024」を開催。著書に『ニッポンカレーカルチャーガイド』(Pヴァイン)がある。
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ガラムマサラ
住所=東京都世田谷区経堂1-22-18 タイムポート経堂 2F
TEL=03-3427-1985
営業時間:11:30~14:30(L.O.14:00)、17:30~22:00(L.O.21:30)
定休日=木曜
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カレー研究家 水野仁輔氏が構想11年で送り出した“カレーをシステムで理解する”本の中身とは?

だれが言ったか、「夏はカレー。」太平洋高気圧とともに、日本列島を“カレー熱”が覆い尽くすこの時季を前に、業界の第一人者が『システムカレー学』を上梓しました。帯には「もうレシピは要らない。全てのカレーはイメージ通りにデザインできる。」の一文。なんとも興味深いメッセージです。

 

著者は、1999年から四半世紀にわたって活躍する“カレーの人”、水野仁輔さん。本書をつくるにいたった理由や、同書に込めた思いなどに、ブックセラピストの元木忍さんが迫りました。

 


水野仁輔『システムカレー学』(NHK出版)
カレー界の第一人者として、レシピ本をはじめ多くのカレーバイブルを上梓してきた著者が「もうレシピは要らない」と世に問うた意欲作。四半世紀にわたってカレーを研究してきたからこそたどりついた、あらゆるカレーを思い通りに作るためのロジカルな羅針盤。

 

レシピに頼らずとも
自分好みのカレーは自由に操れる

元木忍さん(以下、元木):今回の新著は、2013年に上梓された『カレーの教科書』(NHK出版)にルーツがあるんですよね?

 

水野仁輔さん(以下、水野):はい。実はそのなかで、「システムカレー学」についても6ページにわたって書いているんです。ただ当時は、その程度しかアウトプットできるものがなくて。そこから約11年間で情報と経験が蓄積され、1冊にできるだけのイメージが固まりました。

 

水野仁輔さん。『カレーの教科書』は、本書でも書かれている独自の「ゴールデンルール」を基に、カレーの成り立ちや調理のハウツーなどが解説されている。

 

元木:「もうレシピは要らない」という一文が印象的です。これは「もうレシピを見なくてよくなるようにしましょうね」という提案ともいえますか?

 

水野:説明が難しいんですけど、レシピに従って作るカレーの発想転換ですね。僕自身が普通と逆といいますか、基本的にプロアマ問わず、カレーはレシピというルールに沿って作るもの。でも僕の場合、自分が作りたいカレーが先にあって、完成後に振り返って記録したものがレシピなんです。

 

元木:面白い考え方ですね!

 

水野:数年前にスパイスカレーの認知が広がったころ、僕と仲がいいシェフが何人もレシピ本を出したんですね。で、彼らは「自分のレパートリーを注ぎ込んだから、1冊で精一杯。水野は何冊も出してるけどよくそんなにレパートリーがあるね」なんて言うわけです。その理由も、僕の考え方にあるのかなって。

 

元木:そういえば、本書のはじめに「二度と同じカレーは作らない」がモットーだと書いてありました。ということは、レパートリー自体は作ったカレーの数だけあるということですね。だから、レシピ本もたくさん出せると。

 

聞き手となった、ブックセラピストの元木忍さん。

 

水野:そうなんです。ただレシピは要らないといいつつ、本書では基本から応用まで細かくグラムなどでレシピをのせていて。でもそれは、最終的にはレシピから脱却するための“型”みたいなものです。

 

元木:型を破るためには、まず型を熟知することで、レシピに頼らずとも自分好みのカレーが自由自在にコントロールできるようになるということですね。本書を出した理由は、もっと自由なカレーの作り方を提案したかったということですか?

 

根幹にあるのは、すべてのカレーに共通するGR(ゴールデンルール)。カレーの構造を理解するための普遍的な手順が1~7のステップで整理されていて、これさえ覚えれば空振りもファウルもなくヒットを打てる。また、各ステップを入れ替えるだけで味のアプローチが変わるとともに、各国カレーの概要設計も理解可能だ。

 

水野:カレーは嗜好品ですから、どうしても好き嫌いが出てくるはずなんです。なのでカレーの正解は、味わった人のなかにある。ですから、100点満点のおいしいカレーレシピを持ってるのは僕じゃなくて、あなたなんですよと。

 

元木:たしかにそうかもしれません。

 

水野:でも多くの人は、他人の正解に答えを求めようとしがち。でも僕はそれだと100点にはたどりつかないんじゃないかなと。他人のレシピを参考にするのではなく、自分の好みを知って、そのカレーを作るために何をすればいいのかを習得することが、徐々に90点から95点に近づき、やがて100点になるということを提案したいんです。これまで僕が書いたレシピ本でもスタンスは一緒ですが、その想いをマニアックに伝えているのが『システムカレー学』なのかなと思います。

 

「システムカレー学」をIT用語に例えるなら、プログラミング言語のオープンソース化。基本と応用を組み合わせることによって、イメージするカレーを多彩にデザインできる。本書ではその例として、11タイプのチキンカレーを紹介。

 

料理人・笠原将弘が“一汁一飯”を説く!おいしく負担なく、調理を楽しくする日常的な和食の真髄とは

 

第1章ではゴールデンルールによる基本のカレーを解説し、第2章でクリーミーやドライといった7種のチキンカレーを例にアレンジを紹介。そこに続くのが、カルチャーとサイエンスで、地域ごとに異なる調理法の特徴を解明している第3章。なかには、日本のカレーが世界一といえるほど玉ねぎの脱水にこだわっている……という驚きの事実も!? 水野さんの語りは続きます。

 

「カレー調理のなぜ」を
議論のテーブルにのせたい

元木:第1章ではゴールデンルールによる基本のカレーを解説し、第2章でクリーミーやドライといった7種のチキンカレーを例にアレンジを紹介しています。そのうえで興味深かったのは次の第3章。カルチャーとサイエンスで、地域ごとに異なる調理法の特徴を解明している点が面白いと思いました。

 

トップバッターの北インド編では「インド宮廷料理 マシャール」のフセイン氏、次の南インド編では「ヴェヌス サウス インディアン ダイニング」のヴェヌゴパール氏と、有名シェフのレシピとともに、各カレーの核となる調理法を紐解いている。

 

水野:カレーにはカルチャー(食文化)とサイエンス(食の科学)、2本の柱があります。前者はその地で育まれた伝統的なレシピが紐づき、後者は調理法から導かれる風味のメソッド。どちらも手に入れることで、おいしいカレーの理由にたどりつけると考えました。

 

インドのカレーが他国に比べて圧倒的に油を使う量が多い理由を、気候や風土の側面などを交えつつ考察し科学的にも解説。加えて、フセインシェフのスペシャリテ「カリムチキンカレー」のレシピも写真付きで紹介。

 

元木:日本編では「デリー」の名物、カシミールカレーが登場。玉ねぎの脱水とメイラード反応(加熱により糖とアミノ酸が褐色化する反応。香りやうまみも生成される)について書かれていますが、日本のカレーが世界一といえるほど玉ねぎの脱水にこだわっているとは知りませんでした。

 

水野:なぜそうなるか、というところが面白いんです。僕はこれまで、カレーのカルチャーに触れるたびにサイエンスの視点でも話を聞いてきました。例えば日本人はカレーに玉ねぎの甘みを求めるから、脱水してメイラード反応させて甘みを強めるんですよ。でもこれ、インドだとそこまでやらないんです。

 

元木:玉ねぎ炒めは大事だけど、褐色になるまで炒めるプロセスはないと書かれていましたね。

 

水野:日本で活躍してるインド人シェフに聞いてまわったところ、みなさん日本の玉ねぎは使いたくないって言うんです。なぜなら、甘すぎるから。実は、インド料理では玉ねぎの甘みは邪魔なんです。なので玉ねぎの切り方ひとつとっても、日本とは違うんですよ。

 

元木:そうだったんですね。

 

水野:ただし彼らは、その科学的根拠までは知りません。昔からその切り方が当たり前だったからとか、師匠や母親に教わったから、とか。つまり、カルチャーなんですよね。でもサイエンス視点で考えると、玉ねぎは包丁を入れる回数が増えれば増えるほど、甘みが減るぶん香りは立つ。だからインドでは、みじん切りとかスライスとか、地域によって切り方は多少違えど、香味や風味を立たせる切り方をするんです。

 

元木:そう聞くと、すごく腑に落ちます。ということは、甘みを求める日本のカレーは、玉ネギに包丁を入れる回数が少ないってことですよね?

 

水野:一概にはいえませんが、大きく切ったほうが日本人好みの甘み豊かなカレーを作りやすいです。また、香りに関しては、同じスパイスでも調理の途中と後半とでは香り方が変わるんですよね。これはどちらが正しいではなくそれぞれに意味があり、それを読者さんの好みや狙いによって選んでほしい。考えてほしいんです。正解は、各人のなかにあるんですから。

 

味と香りに関する言及はほかにも随所に。例えば写真のページでは、香りを生み出すスパイスの投入タイミングと加熱の関係性などについて解説。

 

元木:先ほどのお話にもつながりますね。

 

水野:まあでも、僕は科学者ではないですし、いまだに答えが出切っているわけじゃないんです。もしかしたら、10年、50年後には間違いだったという可能性もありますし。でもそれはそれで、カレーの作り方がそれだけ進化したってことですよね。とにかく僕は、そうやって一つひとつ「カレー調理のなぜ」を議論のテーブルにのせたいんです。

 

意思やビジョンをもったほうが
カレー作りもきっと上達する

元木:それだけ、まだ解明されてないナゾがあるってことですよね。でもこうしてお話を聞くと、目的をもってカレーを作ってほしいという思いをいっそう感じます。

 

ゴールのイメージに向かって調理を設計する際は、何をすべきか。ここでは、7つのゴールデンルール各ステップでどんなエッセンスを盛り込むか、どんな調理法を採用するかの特徴とポイントが書かれている。

 

水野:意思やビジョンをもっているほうが、カレーの調理技術もきっと上達すると思うんです。もちろん、手っ取り早く正解を知りたいという気持ちもわかるんですけどね。だれだって失敗したくはないですし。

 

元木:“コスパ”や“タイパ”が求められる世の中ですもんね。

 

水野:僕だって別の本では失敗しないコツとか、簡単本格スパイスカレーみたいなテーマでも書いています。でも、突き詰めて考えてみませんか? ってことも発信したいんですよ。それに僕自身、味の好みとは別に、作り手の意図が伝わるカレーが好きなんです。

 

元木:そういえば、水野さんが運営されている「AIR SPICE」にも小冊子が入ってますよね。70冊以上も本を出していて、noteもやられてるじゃないですか。やっぱり、カレーを作る以外にも発信することが好きなんですか?

 

「AIR SPICE」には『LOVE SPICE』という十数ページのミニマガジンが付いてくる。例えば写真の回は、北海道「スープカレー SOUL STORE」の清水元太シェフとの対談。

 

水野:発信も好きですし、それ以上に本をつくるのが大好きなんです。ウェブのほうが便利な側面もありますけど、僕は紙媒体で細かいところまで作り込むのが好きなんですよね。とにかく出版のご相談をいただくと前のめりになって、何冊も出しちゃってるから常連の読者の方には申し訳ないという思いもありますけど。

 

元木:いえいえ、素晴らしいバイタリティじゃないですか! こうしてお会いして、水野さんの熱い思いがすごくわかりましたし、私自身も本書を熟読のうえビジョンをもってカレーを作りたいと思います。今日はありがとうございました。

 

Profile


カレー研究家 / 水野仁輔

カレーの人。1999年に出張料理集団「東京カリ~番長」を結成し、全国各地で活動を開始。『カレーの教科書』をはじめ、これまでに著書は70冊以上におよぶほか、「カレーの学校」を主宰したり、レシピ付きスパイスセットの定期頒布サービス「AIR SPICE」を運営したりもしている。
note
「AIR SPICE」Instagram

 

ブックセラピスト / 元木 忍
学研ホールディングスからキャリアをスタート、常に出版流通の分野から本と向き合ってきたが、東日本大震災を契機に一念発起、退社。LIBRERIA(リブレリア)代表となり、企業コンサルティングやブックセラピストとしてのほか、食やマインドに関するアドバイスなども届けている。

北野エースのバイヤーがオススメする「プチ贅沢なレトルトカレー」3選

PBの「キタノセレクション」やレトルトカレーを集めた「カレーなる本棚」も人気のワンランク上の買い物ができる食料品専門店「北野エース」。今回は、バイヤーこだわり「プチ贅沢なレトルトカレー」を紹介する。

※こちらは「GetNavi」 2024年1月号に掲載された記事を再編集したものです

 

スープカレーの本場の人気店のおいしさを忠実に再現

GARAKU
札幌スープカレーチキン
971円

スープカレーの本場・札幌発で、東京にも進出している人気店の味を忠実に再現。同店ならではの「コク旨スープ×秘伝スパイス×和風だし」はクセになる味わいで、別添の香味油がおいしさを引き上げる。

【イチオシPoint】味も具材も絶品で社内評価が高い名作です!

「北野エーススタッフが選ぶ『第5回カレー大賞』の『名店部門』で1位に輝きました! 和風だしが効いた旨みが豊かなスープと、食べ応えのある大きくて柔らかなチキンレッグが特に魅力です」

※商品に含まれるのはチキンレッグとスープのみ。 その他の具材は盛り付け例

 

濃厚な甘味とスパイスの余韻はロケ弁カレーそのもの!

オーベルジーヌ
ビーフカレー 中辛口
1080円

1986年創業の有名店で、ロケ弁カレーの金字塔として愛されるカレーをレトルトに。同店の代名詞ともいえる濃厚な甘味と、後味としてじんわり広がるスパイスの刺激はロケ弁で届くカレーそのままの味。

【イチオシPoint】コク深い欧風の甘辛な味をぜひご家庭で!

「メディア業界御用達の逸品が手軽に味わえる、当店でも大人気の商品。本品なら、たまねぎの甘味、上質なバター、生クリームのコクが感じられる本格欧風カレーが、ご家庭で手軽に味わえます」

 

加熱しても縮まない高級かきを惜しみなく使った贅沢な味

かなわ
かきカレー
702円

瀬戸内海有数の美しい海域、大黒神島沖は塩分濃度も高い。ここで育つかきは身が引き締まっており加熱しても縮まず、濃厚な旨みを味わえるのが魅力だ。この絶品かきをスパイスと調和させ、贅沢なカレーに仕上げた。

【イチオシPoint】生食用かきのピュアな味は至福のおいしさ!

「生で食べられる獲れたての新鮮なかきを贅沢に使っているため、雑味は皆無。ミルキーで濃厚な旨みが凝縮されたカレーは、プリッとしたかきの食感と相まって至福のおいしさですよ!」

 

【SHOP DATA】

東京スカイツリータウン・ソラマチ店

北野エース

・1962年創業
・全国108店舗
https://www.ace-group.co.jp/

創業100周年を記念した“紅白福袋”を発売中! エスビー食品「これまでの100年」と「これからの100年」がテーマの福袋

エスビー食品は、創業100周年を記念して、「これまでの100年」と「これからの100年」をテーマとした2種類の福袋を、数量限定で発売中です。

 

福袋は、同社公式通販「エスビー食品お届けサイト」の公式X(旧Twitter)で7月に実施したアンケートキャンペーン結果をもとに、ファンや消費者からの声が特に多かった「おなじみのエスビー食品の商品」や「試してみたいエスビー食品の商品」のトップ5をはじめとするアイテムを詰め合わせた、「100周年ありがとう福袋」「これからの100年へ福袋」の2種類を用意。

「100周年ありがとう福袋」5400円(税込)。セット内容はゴールデンカレー、赤缶カレー粉、本生本わさび、とろけるカレー、フォン・ド・ボー ディナーカレー、その他全18品

 

価格は、100周年ありがとう福袋、これからの100年へ福袋、いずれも5400円(税込)です。

「これからの100年へ福袋」5400円(税込)。セット内容はゴールデンカレー、赤缶カレー粉、、神田カレー グランプリレトルト シリーズ、栗原はるみパウダールウシリーズ、ホンコンやきそば、その他全19品

 

また、今回は2023年に当社が創業100周年を迎えたことを記念し、福袋限定特典「わさび柄手ぬぐい」(900mm×350mm)を、購入者全員にプレゼントします。

トッピングも充実。すき家からふっくらジューシーな「デミバーグカレー」発売

すき家が新メニュー「デミバーグカレー」を発売しました。

 

ふっくらジューシーな粗挽きハンバーグは、食べ応え抜群とのこと。すき家のスパイシーなカレーや、丁寧に炊き上げたごはんにも合うよう、やさしい甘さが特徴のデミグラスソースで、王道のハンバーグに仕上げているそうです。

 

また、ハンバーグともカレーとも相性が抜群な、おんたまやチーズをトッピングした商品も登場。おんたまのまろやかな味わいがマッチする「おんたまデミバーグカレー」や、濃厚なチーズがコク深さをプラスする「チーズデミバーグカレー」で、「デミバーグカレー」を堪能できます。

 

 

松屋の大人気「創業ビーフカレー」が日清のカップメシに! お湯かけ5分で楽しめる

お湯をかけて5分で楽しめる「日清カレーメシ」などでおなじみの「日清のカップメシ」シリーズに、松屋こだわりの「創業ビーフカレー」味が登場します。

 

 

松屋の創業ビーフカレーは、牛バラ肉をとろとろになるまで煮込んだ、マイルドでフルーティかつスパイシーな味わいが人気のカレーです。以前は「オリジナルカレー」を販売していましたが、2019年12月から、松屋のスタンダードカレーとして創業ビーフカレーを販売開始。スパイシーさはそのままに、従来よりも「マイルド&フルーティ」な味わいを楽しめます。

 

日清のカップメシになった「松屋監修 創業ビーフカレー」は、ビーフとタマネギの濃厚なコクと20種類以上のスパイスで後引く辛味をきかせたルーのおいしさを、お湯かけ5分のカップメシで再現した一品です。希望小売価格は329円(税込8%)で、全国のスーパーやコンビニエンスストアで取り扱います。

品揃え1400種以上! アジアの美食がズラリと並ぶNEXT殿堂ショップ「亜州太陽市場」

国内外のウマいものが集まる人気店の代表格といえば「カルディコーヒーファーム」や「コストコ」がある。しかし、そこでしか買えない美食が豊富に集まる人気店はほかにも多数。ここで紹介するのは、中国やインドなどアジア各国の食品を1400種以上揃えた“アジア専門”NEXT殿堂ショップ「亜州太陽市場」だ。

※こちらは「GetNavi」2022年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

亜州太陽市場

まだ見ぬアジアの美食がズラリと並ぶ個性派店

ラオックスの新業態として、2021年11月に1号店が吉祥寺に開業。中国やインドなどアジア各国の食品を1400種以上揃え、個性的なセレクトに注目が集まっている。

 

【オススメ1】本場の味を現地の老舗が絶妙なスパイス感で表現

MUST BUY!

ギッツ

パラックパニールカレー

419円

インド北西のパンジャブ地方を中心に愛される味を再現したレトルト食品。クリーミーなほうれん草のカレーに、硬い豆腐のような歯応えのカッテージチーズが入っている。現地の老舗ブランドが手掛けた本格スパイス感で絶品。

 

【オススメ2】多彩なスパイスの刺激が甘やかな味わいと一体に

キッチン88

プーパッポンカレー

378円

かにのほぐし身と鶏卵を、ココナッツミルクをベースにまとめたレトルトカレー。香り高くクリーミーで甘やかなテイストの奥に、多彩なスパイスの刺激が華やぐおいしさだ。食べ進むうちに感じる、唐辛子のエッジも心地良い。

 

【広報さんの推し!】

海底撈

自煮火鍋(マーラー牛肉)

1283円

中国・四川の有名チェーンが手掛ける即席鍋。マーラースープで牛肉、春雨、野菜などを味わう火鍋だ。蒸気と発熱剤の熱の相乗効果を活用し、水だけで調理できる。

 

フードアナリスト

中山秀明さん

食のトレンドに詳しいライター兼フードアナリスト。最近はインパクト大な自家製惣菜を販売するご当地スーパーの躍進に注目している。

 

※各商品は価格変動の可能性と在庫に限りがあります

子どものころの大好物が詰まった夢のプレート

上半期に売れたモノ・話題になったコトを「フード」カテゴリから総ざらいしていこう。ここでは、かつやの「大人様ランチ」を紹介。大人のためのお子様ランチです。

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

大人様ランチ

【外食サービス/2022年5月発売】

かつや

大人様ランチ

759円(店内)●現在は販売終了

とろとろのオムカレーに海老フライ、タルタルチキンカツ、ウインナーを盛り付けた大人様ランチ。お子様ランチを食べたい大人の夢が詰まったワンプレートだ。5月の限定メニューだったが、復活を待望する声は多い。

 

↑2020年と2021年に大ヒットしたテイクアウト限定の「全力飯弁当」も記憶に新しい。今後の限定メニューにも注目

 

↑会社や自宅でも食べられるようテイクアウトできる、同内容の「大人様ランチ弁当」(745円)もヒット。こちらも販売終了している

 

【ヒットの裏付け】予告投稿のリツイート数が2000件以上の人気ぶり

意外性のある内容としずる感たっぷりのビジュアルで、かつや公式Twitterの予告投稿がリツイート数2000件以上の大反響。売り上げは想定の3倍以上で、ここ数年の期間限定メニューではトップの売れ行きだった。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

日本一レトルトカレーを売る「ハウス食品」が守るどころか攻めまくっていた話

日本全国には3000種以上のレトルトカレーがあるといわれますが、その頂点に君臨するのがハウス食品の「咖喱屋カレー」。2002年から19年連続で売り上げ1位の一大ブランドですが、実は今年大きく進化したことをご存知でしょうか。また、同社は開発面もチャレンジングで、「おえかきカレーペン」という画期的な新商品が発売されました。

 

↑おなじみの「咖喱屋カレー 中辛」(180g/税別参考小売価格145 円)と、新作の「おえかきカレーペン」(40g/税別参考小売価格198円)

 

これはフードライターとして見逃せない!ということで、新旧2つの商品を中心に家カレーの最前線をレポートします。

 

ククレカレーより7年もパウチ化が遅れたワケ

「咖喱屋カレー」の進化はズバリ、レンジ調理に対応したパウチへのリニューアルです。ハウス食品のレトルトにはすでにレンジ調理できるタイプがありましたが、「咖喱屋カレー」は非対応でした。「売り上げ日本一なのに?」と意外に思われるかもしれませんが、そこにはナンバーワンならではの苦悩があったのです。同社の企画担当者や開発責任者が舞台裏を教えてくれました。

 

↑左から、ハウス食品グループ本社 容器包装開発部 グループ長の門田恭明さん、ハウス食品 開発研究所 グループ長の仲田弘樹さん、食品事業二部 チームマネージャーの岩﨑拓実さん

 

「当社で湯せんパウチから最初にレンジ対応パウチに変更したブランドは、2015年の『ククレカレー』です。当時から咖喱屋のレンジ対応も視野に入れていたのですが、咖喱屋はトップブランドとして安定して大量に生産できる仕様にすること、生産設備を整えるところまでが必須要件でした。そのため、他のブランドよりも時間がかかったのです」(岩﨑さん)

 

↑右側がレンジ対応パウチのリニューアル品。パッケージにも「レンジで簡単!!」の文字やイラストが記載されています

 

実は同じ商品でも、パウチが変わると調理後の味は同じにはならないとか。そのため、レンジ対応パウチでは具材の処理やカレーソースの配合を変える必要があったといいます。

 

「咖喱屋シリーズは味の種類も多いですからね。11品同時にリニューアルしましたが、これ自体が初めてでした。味づくりも開発研究所の総勢11人でやり遂げましたが、1つのブランドでこれだけの大人数が担当するのは異例のことです」(岩﨑さん)

 

レンジ対応ならではの味づくりは、スパイスの香りがポイント。というのも、レンジ調理時に蒸気口が開くことで、香りが飛びやすくなるからです。そこで、クミンなど香り系のスパイスを増やすなどして微調整を行ったといいます。

 

↑右がレンジ対応パウチ。袋の左上に蒸気口が付いています

 

「最初に取り掛かったのはメインの『中辛』で、2年かかりましたね。大変でしたがここで味の骨格ができ上がったので、それをもとに他の10品の味づくりに取り掛かりました。実は11品のなかでも『大辛』は唐辛子やブラックペッパーといった“辛さ”が特徴なので比較

的スムーズに味づくりができたのですが、『辛口』は“香り”が特徴ですので、『中辛』に次いでかなり苦労しました」(仲田さん)

 

↑レンジ調理する際は、このように外箱のフタを折りたたんで温めましょう。中辛に関しては、600Wのレンジの場合1分20秒が目安です

 

パウチの開発も難航をきわめたとか。これは、レンジ加熱に適した新素材の採用で解決したそうです。

 

「レンジでの調理中は、局所的に100℃以上になることがあります。耐熱性が不十分だと、一部の電子レンジと特定の中身では、まれに調理時にパウチを痛めてしまうことがありました。この解決が一番難しく、包材メーカーの協力を得て耐熱性を担保できる新素材を見出だしたことが突破口となりました。さらに今回のパウチは、開け口が平行に切れるよう工夫しているので、気持ちいいぐらい真っすぐ、より小さい力で開けられるようになりました」(門田さん)

 

↑安定のおいしさ。29種類ものスパイスが華やぐ、奥深くて複層的な香りがたまりません

 

レトルトカレーを湯せんからレンジ加熱に変えることで、調理時間が短縮されるだけでなく、調理時にコンロを使わないのでCO2排出量の削減にも寄与。同社の算出によると、約80%もCO2を削減できるのだとか。社会全体でSDGsが推奨されるなか、ハウス食品も着実な企業努力を行っていることがわかりました。

 

課題は絵を描くためのちょうどいい固さだった

新作となる注目商品が「おえかきカレーペン」です。これはカレーがチューブに入った商品で、9月1日からLOHACO(ロハコ)で数量限定発売されています。こちらの開発も一見、カレーのパッケージを変えればいいだけと簡単そうに見えますが、実現までにはなんと3年もかかったのだとか。

 

↑開発秘話を教えてくれたのは、ハウス食品 開発研究所 チーフ研究員の濱洲紘介(はます・こうすけ)さん

 

「『おえかきカレーペン』は、当社の幅広い部署からのべ10名が参加し2017年10月に発足した新製品開発プロジェクトチーム『ゼロイチ(ゼロからイチを生み出す!)』から生み出されました。消費者8名×2時間の計16時間のインタビューから、着目すべき370個の発言を分析した結果、子どもの『食前食』『食事前の過ごし方をデザインする』という切り口に着目。私自身、3歳と1歳(2017年時)の子どもがおり、一緒に楽しく過ごせたらと思っていました。そうしてアイデア会議を重ねるなかで出たのが『おえかきカレーペン』の原型です」(濱洲さん)

 

↑「おえかきカレーペン」の箱にはチューブと専用キャップが入っています。写真右は箱の裏側

 

試作品ができ上がったものの、絵を描くためのちょうどいい固さにするための試行錯誤が苦労だったと濱洲さんは言います。

 

「最初は息子に使ってもらったのですが、固くて思うように描けませんでした。そこで緩める調整をしたところ、絞り出しやすくはなったのですが、描いたソースがゆるすぎて絵がくずれてしまい作品が台無しに。その後社内の様々な年齢のお子さまに試していただき、使っている様子を動画撮影してきてもらいました。子どもたちの絵の描き方、力の入れ具合などを映像で観察し、最適なソースの固さを決定。力の弱い子でも出しやすく、描いた絵が崩れない粘性を実現しました」(濱洲さん)

 

↑キャップを開けて内ブタをはがして専用キャップを取り付ければ準備完了

 

商品のインプレッションは、筆者のほうも子どもにお願いすることに。まずはご飯の上に書いてもらいました。固すぎずやわらかすぎず、スマートに描けたようで満足気です。

 

↑硬さも粘度も描きやすく、ペン字の太さもちょうどいいとのこと

 

次はパンでお試し。ご飯より吸水率が高そうな食パンでも、チョコペンのように自由に描けたそうで、大きな失敗はありませんでした。

 

↑このあとトースターで焼きましたが、焦げたり蒸発したりすることなくちょうどいい焼き加減に仕上がりました。食事に楽しさをもたらしてくれるアイテムとして、かなり使えそうです

 

味見は筆者が行ったところ、大人でも違和感なく食べられるおいしさ。甘口なので辛さはないもののスパイスの香りはあり、フルーティなうまみとほのかな酸味、余韻に残る甘やかなスパイシー感は、さすがはカレーの名門・ハウス食品だと思いました。

 

↑ただ甘いだけでなく、トマトやチャツネを思わせるフルーティな甘み。グレイビーで濃く、煮込んだような凝縮感のある味わいが印象的です

 

ユニークなカレー商品としてはカルディの「ぬって焼いたらカレーパン」も大ヒットになりましたが、子どもが喜ぶという点では「おえかきカレーペン」に軍配が上がるはず。気になる人は、なくなる前にLOHACOでゲットを。そして改めて今回、ハウス食品の攻めの姿勢に唸らされました。今後もチャレンジングな動向を追っていきたいと思います。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

無印良品なら誰でも簡単にできる! 編集部員が本格カレー&ナンを作ってみた

自宅で本格エスニックカレーが食べたいなら、カレーソースやスパイスが入ったキットが便利。食材を用意するだけで簡単に専門店のカレーを楽しめる。本記事では編集部きってのカレー好き、小山雅斗が無印良品のバターチキンカレーとナン作りに挑戦!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がチャレンジします!

GetNavi web 編集部

小山雅斗

YouTuber、ブロガーとして活躍する傍ら、GetNavi webで動画制作を担当。料理好きでエプロンも自前で用意!

 

【バターチキンカレー】ガラムマサラの刺激的な香りが食欲をそそる濃厚インドカレー

日本のインド料理店で人気No.1メニューといえばバターチキンカレー。トマトベースのソースにギー(バターオイル)のコクが加わり、ナンにもライスにもよく合う。生クリームを加えてもウマい。

調理時間:30分

 

無印良品

手づくりカレーキット バターチキン

450円

鶏もも肉と水を用意するだけでできる、トマトとギーのコクうまカレー。ガラムマサラが味の決め手!

 

↑ソースベース(左)、ガラムマサラ(右)

 

[自分で用意するもの]

鶏もも肉…1枚(約200g)

…1/2カップ(100ml)

 

【STEP 1】鶏もも肉を切る

鶏もも肉は余計な筋や脂を取り、ひと口大に切る。ヘルシーに仕上げたいときは、皮も取る。

 

【STEP 2】鶏もも肉に火を通す

鍋にソースベースを入れて火にかける。煮立ったら【1】を入れ、白くなるまで中火で4、5分煮る。

 

【STEP 3】弱火で煮込む

水を加えて煮立ったら、フタをして弱火で15分煮込む。焦げないように時々かき混ぜよう。

 

【STEP 4】ガラムマサラを入れる

仕上げにキットに含まれているガラムマサラを加え、弱火のまま約2分煮込んだら出来上がり。

 

【ナン】そのまま食べてもおいしいふんわり柔らか食感のナン

バターチキンなど濃厚なカレーに合わせるなら、ふんわり焼いたナンが一番! 最近はフライパンで作れるナンミックスが多数発売されているので、家庭でも“カレー×ナン”の黄金コンビを堪能できる。

調理時間:50分

 

無印良品

フライパンでつくる ナン

190円

生地をこねてのばし、フライパンで焼くだけの手軽なナンミックス。25cmほどのナンが4枚できる。

 

[自分で用意するもの]

…1/2カップ(100ml)

…小さじ1(5ml)

 

【STEP 1】ナンミックスと水を混ぜる

ボウルに「フライパンでつくる ナン」と水、油を入れ、ヘラなどでまとまるまで混ぜる。

 

【STEP 2】生地を丸めて寝かせる

手で約5分こね、生地が滑らかになったら4等分にする。1つずつ丸め、室温で約10分寝かせる。

 

【STEP 3】麺棒で生地をのばす

まな板の上に【2】をのせ、それぞれ長さ25~28cmの楕円形になるように麺棒でのばす。

 

【STEP 4】フライパンで焼く

フライパンに【3】を入れ、フタをして中火で焼く。2分焼いたら裏返し、弱火で1分焼いて完成。

 

完成!

「キッチンに少しずつスパイスの香りが広がっていったり、焼くとナンが膨らんだり、出来上がっていくサマを体感できるのが面白い! お店の味を簡単に作れるので、料理が苦手でも大丈夫ですよ」(小山)

●GetNaviのYouTubeチャンネルで調理動画も公開中!

 

まだある! 話題の本格カレーキット

【その1】

カルディコーヒーファーム

手作りインドカレーキット

345円

鶏肉とたまねぎを用意すれば、約20分の調理でトマトベースのカレーを作れる。スパイスは炒め用と仕上げ用の2種類が入っている。コスパも抜群だ!

 

【その2】

タイの台所

タイグリーンカレーセット

400円

青唐辛子の辛味とタイハーブの香り、ココナッツミルクのコクが融合する本格タイカレー。好みの野菜と一緒に煮込むだけで作れる。

 

【その3】

CURRY PLANT

スパイスキット

500円~

京都のカレー専門店がスパイスを調合したオリジナルキット。バターチキン、スパイシーポーク、クレイジー・ホット・ビーフの3種。

 

【その4】

TAKECO1982

キーマカレーキット

1058円

スパイス料理研究家、吉山武子さんのオリジナルカレーが作れるキット。数種類のスパイスと柿チャツネを使ったキーマカレーができる。

 

名店の味を再現! おうちで味わう、プロがセレクトしたレトルトカレー

百花繚乱の様相を呈するレトルトカレー業界で、注目を浴びているのが全国の人気店の味を再現した商品。大手メーカーが名店監修の商品を販売するほか、カレー店が自ら手掛けたレトルトカレーも増えている。共通しているのは実店舗の味に迫るハイクオリティな再現度。行列ができる人気店の味をおうちで楽しもう!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

マニアも認める“あの味”をレトルトで再現! 名店の味をおうちで味わう

 

私がセレクトしました!

フードライター

中山秀明さん

フードアナリストとして雑誌やウェブメディアを中心に活躍。スパイス好きで、カレーは実店舗、レトルトともに詳しい。

 

【名店1】negombo33

酸味と辛味が絡み合うインド・ゴア州の伝統料理

辛さ★★★★

ビネガーの酸味が食欲をそそるスパイスたっぷりの豚肉カレー

「ポークビンダルーはインド・ゴア州の伝統カレーで、昨今日本でも見かけるようになりました。その特徴であるビネガーの酸味と手加減のない辛さで、マニアも納得のおいしさです。ゴロッと大きな肉も◎」(中山さん)

 

【実店舗】

「埼玉県で屈指の人気を誇る西所沢の名店。『ネゴンボ』とはスリランカの港町ですが、同店の味わいはその域を超え、多様性にあふれています。名物のラムキーマをはじめ絶品カレーばかり。東京在住の人は高円寺店も要チェック!」(中山さん)

 

【レトルト】

36チャンバーズ・オブ・スパイス

ポークビンダルー

648円(180g)

名店カレーの再現度の高さに定評がある「36チャンバーズ・オブ・スパイス」が手掛けた逸品。ポルトガル人が持ち込んだゴアの名物料理をnegombo33流にアレンジ。

 

【名店2】SPICY CURRY 魯珈

ショップの常連客をも唸らせる多彩なスパイスの波状攻撃!

辛さ★★★

スパイスのハーモニーを楽しむSPICY CURRY 魯珈の看板メニュー

「クローブを筆頭に魅惑的なスパイスの波を楽しめる本格派ですが、たまねぎの甘味やトマトの酸味も調和していてスパイスカレーの入門に最適。スーパーで売っていて、入手しやすいのもポイントです」(中山さん)

 

【実店舗】

「東京・大久保の大行列店。定番のチキンやラムといったカレーのほか、ルーローハンも同店の代名詞。また、週替わりで創作カレーを提供するなどアイデアとセンスにあふれ、その独創性がファンの心をわしづかみにしています」(中山さん)

 

【レトルト】

ハウス食品

芳醇チキンカレー

339円(180g)

ハウス食品の「選ばれし人気店」シリーズに、鶏ももが主張するスパイスカレーが登場。中袋に蒸気が抜ける穴があり、封を切らずに電子レンジで温められるのが画期的。

 

【名店3】吉田カレー

4年の歳月をかけて完成した何度も食べたくなる魅惑の味

辛さ★★

店主のこだわりが詰まったお店の味をそのままレトルトに!

「レシピを守るために外注せず、自らレトルト用の設備を作り、4年の歳月をかけたという前代未聞の逸品。カレーソースとキーマの2袋入りで、店の味そのままのスパイシーでフルーティな甘辛さを楽しめます」(中山さん)

 

【実店舗】

「東京・荻窪はカレーの名店揃いですが、ひときわ異彩を放つのがコチラ。甘口と辛口があるカレーはミックスで両方を味わうこともでき、ライスの上のキーマと卵黄を混ぜたり、トッピングを追加したりと楽しみ方は無限大です」(中山さん)

 

【レトルト】

吉田ホールディングス

キーマカレー

1380円(240g)

製造から袋詰めまで、丁寧に手作業で行うこだわりの品。化学調味料や添加物、保存料、小麦粉は使わずに、健康面にも配慮している。高級感のあるパッケージは贈り物にもオススメ。

 

【名店4】渡邊咖喱

スパイスと和風だしが融合した後を引きまくるサラサラカレー

辛さ★★

スパイスが主張するとともにまろやかで親しみやすいおいしさ

「和だしの風味にココナッツミルクのまろやかさも。スパイスが効いていながら、カドのとれた奥深い味わいに仕上がっています。チキンは大きめで満足度も十分。サラサラカレー好きには特にオススメです!」(中山さん)

 

【実店舗】

「東京にルーツを持つ店主が大阪・北新地に開業。瞬く間にエリア屈指の人気店となりました。心斎橋にも支店あり。だしが効いたサラサラのチキンカレーのほか、水を使わないドライキーマ、肉厚のカツがのったとんかつカレーも必食です」(中山さん)

 

【レトルト】

クミンスタイル

チキンカリー

594円(200g)

スリランカ産のスパイスに、真鯛エキスや鶏ガラスープを合わせたオリジナルのうまみカレー。スープのようなサラサラのルウは、毎日食べたくなるやさしい味わいだ。

 

この名店もレトルトで楽しめる!

【カレースタンドPLUCK】

カレースタンドPLUCK

こだわりグリーンカレー

715円(250g)

有名店で修業を積んだ店主がスパイスを駆使して作る、具だくさんのグリーンカレー。「甘くて辛い。まろやかと爽やかのツンデレが秀逸」(中山さん)

 

【エピタフカレー】

36チャンバース・オブ・スパイス

ケララ風チキンカレー

648円(200g)

新宿ゴールデン街の間借りカレーからスタートし、瞬く間に行列店に。「マスタードシードの辛さを包む、絶妙なマイルドさと酸味が最高!」(中山さん)

 

【ROAST HORSE】

R&O フードカンパニー

SPICY HORSE CURRY

2980円(3食入り、各200g)

会員制馬肉料理専門店が手掛ける、最高ランクの馬肉入りの贅沢カレー。「肉は熊本県の『千興ファーム』産。日本一の馬肉を味わえる!」(中山さん)

 

【Columbia8】

エスビー食品

大阪スパイスキーマカレー

339円(212g)

「噂の名店」シリーズの一品。大阪スパイスカレーのパイオニアが監修している。「超サラサラ。スパイスの袋が別添えなのも特徴的」(中山さん)

ツンデレグリーンカレーから日本一の馬肉入りカレーまで! こんな名店もレトルトで楽しめる

百花繚乱の様相を呈するレトルトカレー業界で、注目を浴びているのが全国の人気店の味を再現した商品。大手メーカーが名店監修の商品を販売するほか、カレー店が自ら手掛けたレトルトカレーも増えている。共通しているのは実店舗の味に迫るハイクオリティな再現度。行列ができる人気店の味をおうちで楽しもう!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

フードライターが選んだ名店の味いろいろ

 

この名店もレトルトで楽しめる!

【カレースタンドPLUCK】

カレースタンドPLUCK

こだわりグリーンカレー

715円(250g)

有名店で修業を積んだ店主がスパイスを駆使して作る、具だくさんのグリーンカレー。「甘くて辛い。まろやかと爽やかのツンデレが秀逸」(中山さん)

 

【エピタフカレー】

36チャンバース・オブ・スパイス

ケララ風チキンカレー

648円(200g)

新宿ゴールデン街の間借りカレーからスタートし、瞬く間に行列店に。「マスタードシードの辛さを包む、絶妙なマイルドさと酸味が最高!」(中山さん)

 

【ROAST HORSE】

R&O フードカンパニー

SPICY HORSE CURRY

2980円(3食入り、各200g)

会員制馬肉料理専門店が手掛ける、最高ランクの馬肉入りの贅沢カレー。「肉は熊本県の『千興ファーム』産。日本一の馬肉を味わえる!」(中山さん)

 

【Columbia8】

エスビー食品

大阪スパイスキーマカレー

339円(212g)

「噂の名店」シリーズの一品。大阪スパイスカレーのパイオニアが監修している。「超サラサラ。スパイスの袋が別添えなのも特徴的」(中山さん)

 

フードライター

中山秀明さん

フードアナリストとして雑誌やウェブメディアを中心に活躍。スパイス好きで、カレーは実店舗、レトルトともに詳しい。

スープのようなサラサラのルウ! やさしい味わいが後を引く名店「渡邊咖喱」の味

百花繚乱の様相を呈するレトルトカレー業界で、注目を浴びているのが全国の人気店の味を再現した商品。大手メーカーが名店監修の商品を販売するほか、カレー店が自ら手掛けたレトルトカレーも増えている。共通しているのは実店舗の味に迫るハイクオリティな再現度。行列ができる人気店の味をおうちで楽しもう!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

フードライター・中山秀明さんが選んだ“名店の味”その4!

 

【名店4】渡邊咖喱

スパイスと和風だしが融合した後を引きまくるサラサラカレー

辛さ★★

スパイスが主張するとともにまろやかで親しみやすいおいしさ

「和だしの風味にココナッツミルクのまろやかさも。スパイスが効いていながら、カドのとれた奥深い味わいに仕上がっています。チキンは大きめで満足度も十分。サラサラカレー好きには特にオススメです!」(中山さん)

 

【実店舗】

「東京にルーツを持つ店主が大阪・北新地に開業。瞬く間にエリア屈指の人気店となりました。心斎橋にも支店あり。だしが効いたサラサラのチキンカレーのほか、水を使わないドライキーマ、肉厚のカツがのったとんかつカレーも必食です」(中山さん)

 

【レトルト】

クミンスタイル

チキンカリー

594円(200g)

スリランカ産のスパイスに、真鯛エキスや鶏ガラスープを合わせたオリジナルのうまみカレー。スープのようなサラサラのルウは、毎日食べたくなるやさしい味わいだ。

 

フードライター

中山秀明さん

フードアナリストとして雑誌やウェブメディアを中心に活躍。スパイス好きで、カレーは実店舗、レトルトともに詳しい。

4年の歳月をかけて完成! 人気店「吉田カレー」店主のこだわりが詰まった“手作業”レトルトカレー

百花繚乱の様相を呈するレトルトカレー業界で、注目を浴びているのが全国の人気店の味を再現した商品。大手メーカーが名店監修の商品を販売するほか、カレー店が自ら手掛けたレトルトカレーも増えている。共通しているのは実店舗の味に迫るハイクオリティな再現度。行列ができる人気店の味をおうちで楽しもう!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

フードライター・中山秀明さんが選んだ“名店の味”その3!

 

【名店3】吉田カレー

4年の歳月をかけて完成した何度も食べたくなる魅惑の味

辛さ★★

店主のこだわりが詰まったお店の味をそのままレトルトに!

「レシピを守るために外注せず、自らレトルト用の設備を作り、4年の歳月をかけたという前代未聞の逸品。カレーソースとキーマの2袋入りで、店の味そのままのスパイシーでフルーティな甘辛さを楽しめます」(中山さん)

 

【実店舗】

「東京・荻窪はカレーの名店揃いですが、ひときわ異彩を放つのがコチラ。甘口と辛口があるカレーはミックスで両方を味わうこともでき、ライスの上のキーマと卵黄を混ぜたり、トッピングを追加したりと楽しみ方は無限大です」(中山さん)

 

【レトルト】

吉田ホールディングス

キーマカレー

1380円(240g)

製造から袋詰めまで、丁寧に手作業で行うこだわりの品。化学調味料や添加物、保存料、小麦粉は使わずに、健康面にも配慮している。高級感のあるパッケージは贈り物にもオススメ。

 

フードライター

中山秀明さん

フードアナリストとして雑誌やウェブメディアを中心に活躍。スパイス好きで、カレーは実店舗、レトルトともに詳しい。

日本発! カレーの進化形「カレーパン」のお取り寄せ名品7選

高級パンの仕掛け人が専門店を開店したり、セブン-イレブンが揚げ立てのカレーパンを発売したり、国民食であるカレーをハンディに仕上げたカレーパンが、いまアツい! 無限の可能性を秘めたカレーパンのなかから、お取り寄せできる名品を紹介します。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】カリカリ食感のパンから牛肉がゴロッとあふれる

アゲバンバン

カレー揚げパン(旨辛)

250円

京都府福知山で人気の揚げパン専門店。牛肉を煮込んだうまみたっぷりのカレーを受け止めるのはふわふわのパン。表面に米粉をまぶし、カリッとした心地良い食感も楽しめる。

 

辛さ★★★★

保存方法:冷凍

調理方法:焼く

 

【その2】ザクザク食感のパンと芳醇カレーが見事に調和

Zopf

オリジナルカレーパン 4個

1296円

粗めのパン粉をまぶしたパンに包まれるのは、牛挽肉と野菜、十数種類のスパイスを煮込んだ芳醇なカレー。室温で解凍し、180℃の油で片面4~5分。揚げ立てのうまさに悶絶!

 

辛さ★★★★

保存方法:冷凍

調理方法:揚げる

 

【その3】A5ランクの黒毛和牛入り!沖縄発の“幻のカレーパン”

もとむのカレーパン

もとむのカレーパン4本セット

1500円

サクッと軽いパンは、食べやすいスティック状。頬張ると、A5ランクの黒毛和牛のすじ肉をとろとろに煮込んだスパイシーなカレーが現れる。「カレーパングランプリ2020」で金賞受賞。

 

辛さ★★★

保存方法:冷凍

調理方法:焼く

 

【その4】甘味・うまみ・酸味が重なる老舗店の自信作

シェ・リュイ

代官山カレーパン辛口 5個セット

1026円

東京・代官山の老舗ベーカリー、シェ・リュイ渾身の作。たまねぎの甘味や牛肉のうまみ、フルーツの酸味が複雑に絡み合う。福神漬けが入ったレギュラー味との食べ比べもオススメだ。

 

辛さ★★★★

保存方法:冷凍

調理方法:焼く

 

【その5】純国産鶏に八丁味噌岡崎の魅力をギュギュッと凝縮

サンクレール

おかざきカレーパン 4本セット

1700円

愛知県岡崎市生まれの地鶏「岡崎おうはん」と名産の八丁味噌を使ったコクうまカレーを、ほんのり甘くもっちりとした生地で包んでいる。スティック状で食べやすいのも◎。

 

辛さ★★

保存方法:冷凍

調理方法:レンチン

 

【その6】26種類以上の栄養素を補給できるカレーパン

ベースフード

ベースブレッドカレー味 8個

2880円~(継続コース初回割引)

26種類以上の栄養素を含み、1食で1日に必要な栄養素の1/3(※)を摂取できる。生地に全粒粉や大豆粉を用い、高たんぱくで低糖質。温めるとスパイスが香り、食欲を刺激。常温保存可能だ。

 

辛さ★★

保存方法:常温

調理方法:レンチン

 

【その7】長時間発酵のパン生地にバターチキンカレーがマッチ

ブルディガラ

焼きカレーパン

270円

生地を長時間発酵させたハード系のパンと、濃厚なバターチキンカレー、チーズが好相性。受注後焼き上げ冷凍して発送される。手元に届いたら自然解凍後、オーブンで温めれば焼き立ての味を楽しめる。

 

辛さ★★

保存方法:冷凍

調理方法:焼く

 

[コレも話題!] 焼くだけでカレーパンが完成!

カルディコーヒーファーム

ぬって焼いたらカレーパン

306円

売り切れ続出の人気商品。カレー味のスプレッドをパンに塗ってオーブンで焼くだけで、香ばしいカレーパンができる夢のような商品だ。チーズやハムなど好みの具材をのせてアレンジも楽しめる。

 

魅惑的なスパイスの波状攻撃! 東京・新大久保の名店「魯珈」の味をレトルトで

百花繚乱の様相を呈するレトルトカレー業界で、注目を浴びているのが全国の人気店の味を再現した商品。大手メーカーが名店監修の商品を販売するほか、カレー店が自ら手掛けたレトルトカレーも増えている。共通しているのは実店舗の味に迫るハイクオリティな再現度。行列ができる人気店の味をおうちで楽しもう!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

フードライター・中山秀明さんが選んだ“名店の味”その2!

 

【名店2】SPICY CURRY 魯珈

ショップの常連客をも唸らせる多彩なスパイスの波状攻撃!

辛さ★★★

スパイスのハーモニーを楽しむSPICY CURRY 魯珈の看板メニュー

「クローブを筆頭に魅惑的なスパイスの波を楽しめる本格派ですが、たまねぎの甘味やトマトの酸味も調和していてスパイスカレーの入門に最適。スーパーで売っていて、入手しやすいのもポイントです」(中山さん)

 

【実店舗】

「東京・大久保の大行列店。定番のチキンやラムといったカレーのほか、ルーローハンも同店の代名詞。また、週替わりで創作カレーを提供するなどアイデアとセンスにあふれ、その独創性がファンの心をわしづかみにしています」(中山さん)

 

【レトルト】

ハウス食品

芳醇チキンカレー

339円(180g)

ハウス食品の「選ばれし人気店」シリーズに、鶏ももが主張するスパイスカレーが登場。中袋に蒸気が抜ける穴があり、封を切らずに電子レンジで温められるのが画期的。

 

フードライター

中山秀明さん

フードアナリストとして雑誌やウェブメディアを中心に活躍。スパイス好きで、カレーは実店舗、レトルトともに詳しい。

インド・ゴア州の伝統料理! 「ポークビンダルー」名店の味がレトルトに

百花繚乱の様相を呈するレトルトカレー業界で、注目を浴びているのが全国の人気店の味を再現した商品。大手メーカーが名店監修の商品を販売するほか、カレー店が自ら手掛けたレトルトカレーも増えている。共通しているのは実店舗の味に迫るハイクオリティな再現度。行列ができる人気店の味をおうちで楽しもう!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がセレクトしました!

フードライター

中山秀明さん

フードアナリストとして雑誌やウェブメディアを中心に活躍。スパイス好きで、カレーは実店舗、レトルトともに詳しい。

 

 【名店1】negombo33

酸味と辛味が絡み合うインド・ゴア州の伝統料理

辛さ★★★★

ビネガーの酸味が食欲をそそるスパイスたっぷりの豚肉カレー

「ポークビンダルーはインド・ゴア州の伝統カレーで、昨今日本でも見かけるようになりました。その特徴であるビネガーの酸味と手加減のない辛さで、マニアも納得のおいしさです。ゴロッと大きな肉も◎」(中山さん)

 

【実店舗】

「埼玉県で屈指の人気を誇る西所沢の名店。『ネゴンボ』とはスリランカの港町ですが、同店の味わいはその域を超え、多様性にあふれています。名物のラムキーマをはじめ絶品カレーばかり。東京在住の人は高円寺店も要チェック!」(中山さん)

 

【レトルト】

36チャンバーズ・オブ・スパイス

ポークビンダルー

648円(180g)

名店カレーの再現度の高さに定評がある「36チャンバーズ・オブ・スパイス」が手掛けた逸品。ポルトガル人が持ち込んだゴアの名物料理をnegombo33流にアレンジ。

ほたて・明太子・あぐー豚まで!日本全国の名物食材を楽しむご当地レトルトカレーで旅気分

なかなか遠出ができない昨今、せめて郷土料理で旅気分を味わってみたい。そんな時に便利なのがご当地食材を使ったレトルトカレー。全国各地のものが揃っており、手軽にお取り寄せも可能。行ったことがある場所を懐かしむも良し、行ってみたい場所の食材を味わうも良し。思わぬ個性派カレーが見つかるかも!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【北海道】滑らかなスープが包み込むほたてのうまみと野菜の甘味

↑主な具材:ほたて、にんじん、じゃがいも

 

しんや

オホーツク産ほたてと北海道産野菜のほたてスープカレー

648円(250g)

オホーツク産のほたて貝柱のうまみが染み出した風味豊かなスープカレー。たまねぎとチャツネの甘さが口に広がるスープは、後から漂うスパイス香と辛さの余韻が心地良い。

辛さ★★★
レア度★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★★

 

【山形県】“カレーにこんにゃく”の衝撃! たっぷり野菜の和×印フュージョン

↑主な具材:さといも、ぶなしめじ、こんにゃく

 

後藤屋

いも煮カレー

756円(220g)

山形県が誇る郷土料理・いも煮×カレーという異色のコンビネーション。甘口のしょうゆダレとスパイシーなカレーソースが食欲をそそる。和風だしなのでうどんにも合う!

辛さ★★★
レア度★★★★★
コスパ★★★
贅沢度★★★

 

【宮城県】柔らかく煮込んだ大ぶりの肉が存在感を主張する贅沢カレー

↑主な具材:牛たん、マッシュルーム

 

利休

牛たんカレー

1080円(300g)

仙台名物・牛たんの名店が、食べ応えのある大きな肉を惜しげもなく使って仕上げたごちそうカレー。10種類以上のスパイスが、柔らかく煮込んだ牛たんの味を引き立てる。

辛さ★★★
レア度★★★★
コスパ★★★
贅沢度★★★★★

 

【広島県】約25年にわたって愛されるご当地カレーのロングセラー

↑主な具材:かき、にんじん

 

レインボー食品

広島名産かきカレー 中辛

540円(200g)

1997年に登場した元祖ご当地カレー。瀬戸内海で獲れる広島県産のかきを、ソテーオニオンやココナッツミルクなどを使ったカレーソースに合わせている。まろやかな風味。

辛さ★★★
レア度★★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★★

 

【長崎県】殻まで柔らかく煮込まれた有頭海老から染み出す五島の恵み

↑主な具材:車海老、トマト

 

ごと

五島の鯛で出汁をとったプレミアムな高級カレー久賀島の車海老

1280円(240g)

五島列島の久賀島で養殖した車海老が2尾入った贅沢な逸品。蒸した海老がカレーに馴染む。ルウは真鯛と牛骨のWスープ。五島産トマトの甘みが好アクセントだ。

辛さ★★★
レア度★★★★★
コスパ★★★
贅沢度★★★★★

 

【福岡県】まろやかなクリームソースにプチプチ食感の明太子が刺激的!

↑主な具材:辛子明太子、マッシュルーム

 

オフィスシン

博多明太子カレー

540円(200g)

滑らかなホワイトソースに、厳選した無着色の博多明太子を合わせた個性派カレー。ピリッと辛い明太子のプチプチとした食感を楽しめる。パスタソースにもオススメだ。

辛さ★★★
レア度★★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★

 

【沖縄】沖縄の太陽をたっぷり浴びて育ったあぐー豚の甘味がスパイスに調和

↑主な具材:あぐー豚、にんじん

 

オキハム

沖縄あぐー豚カレー

510円(180g)

沖縄本島で育ったあぐー豚を使ったカレー。大ぶりの肉は柔らかく、ほどよい脂がまろやかなルウと相性抜群。フルーツチャツネの香りが漂う。

辛さ★★★
レア度★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★★

いま食べたい極上のレトルトカレー! スーパーで買える逸品をプロがセレクト

蒸し暑い夏にはスパイスの効いたカレーが合う。ここ数年で行列ができる人気店やご当地食材を使ったレトルトカレーが増え、味わいもレベルアップ。簡単に作れるスパイスキットも手軽に手に入るようになった。おうちでカレー……タベタイゾ!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

2021おうちカレートレンド

【TREND 01】カレールウは固形から粉末に

おうちカレーといえば固形ルウ、というのは過去の話。最近はパウダーやフレークタイプのルウが増えている。固形よりも溶けやすく、固めないため油脂が少ないのが特徴だ。スパイスの風味が際立ちやすいのも粉末タイプの魅力。

 

エスビー食品

本挽きカレー

378円

素材のおいしさを最大限に生かした新タイプのパウダールウ。スパイスから作る専門店の味を、家庭で簡単に再現できる。

 

新宿中村屋

カリールウ

378円

老舗の食品メーカー、中村屋伝統のオリジナルスパイスを直火焙煎で仕上げたフレークタイプ。香り立ちが芳醇だ。

 

【TREND 02】ヘルシーカレーが急増中!

多種多様なレトルトカレーのなかで、注目は健康志向の商品。オーガニック食材を使っていたり、カロリーや糖質が控えめだったり、ヘルシーなカレーが人気を集めている。グルテンフリーやミートフリーのカレーも注目だ。

 

無印良品

糖質10g以下のカレー

350円

おからや野菜のペーストでとろみを付け、小麦粉やでんぷんを減らしたカレーシリーズ。糖質を抑えつつうまみや食感を追求。

 

チャヤ マクロビオティクス

ソイキーマカレー

562円

肉の代わりに大豆ミートを使ったマクロビキーマカレー。8種のスパイスが香る本格派だ。マーガリンやバターは不使用。

 

【TREND 03】だしを利かせた和風カレーが話題

スパイスが香るカレーにだしを合わせたフュージョンカレーが流行中。その流れはレトルトにもおよび、魚介や昆布だしのカレーが注目を集めている。山椒や味噌、しょうゆなど和の香辛料や調味料を使っているのも特徴だ。

 

カルディコーヒーファーム

和山椒キーマカレー

324円

かつおと昆布のだしに鶏肉のキーマを合わせた和風カレー。インドカレーのスパイスに山椒の香りが加わり、華やかな味わいだ。

 

AKOMEYA TOKYO

鰤と梅干しのカレー

540円

“日本の米に合うカレー”をテーマに開発されたレトルトカレーシリーズ。だしのうまみとスパイスが融合した新しい味わいだ。

いま食べたい極上のレトルトカレー! スーパーで買える逸品をプロがセレクト

蒸し暑い夏にはスパイスの効いたカレーが合う。ここ数年で行列ができる人気店やご当地食材を使ったレトルトカレーが増え、味わいもレベルアップ。簡単に作れるスパイスキットも手軽に手に入るようになった。おうちでカレー……タベタイゾ!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

2021おうちカレートレンド

【TREND 01】カレールウは固形から粉末に

おうちカレーといえば固形ルウ、というのは過去の話。最近はパウダーやフレークタイプのルウが増えている。固形よりも溶けやすく、固めないため油脂が少ないのが特徴だ。スパイスの風味が際立ちやすいのも粉末タイプの魅力。

 

エスビー食品

本挽きカレー

378円

素材のおいしさを最大限に生かした新タイプのパウダールウ。スパイスから作る専門店の味を、家庭で簡単に再現できる。

 

新宿中村屋

カリールウ

378円

老舗の食品メーカー、中村屋伝統のオリジナルスパイスを直火焙煎で仕上げたフレークタイプ。香り立ちが芳醇だ。

 

【TREND 02】ヘルシーカレーが急増中!

多種多様なレトルトカレーのなかで、注目は健康志向の商品。オーガニック食材を使っていたり、カロリーや糖質が控えめだったり、ヘルシーなカレーが人気を集めている。グルテンフリーやミートフリーのカレーも注目だ。

 

無印良品

糖質10g以下のカレー

350円

おからや野菜のペーストでとろみを付け、小麦粉やでんぷんを減らしたカレーシリーズ。糖質を抑えつつうまみや食感を追求。

 

チャヤ マクロビオティクス

ソイキーマカレー

562円

肉の代わりに大豆ミートを使ったマクロビキーマカレー。8種のスパイスが香る本格派だ。マーガリンやバターは不使用。

 

【TREND 03】だしを利かせた和風カレーが話題

スパイスが香るカレーにだしを合わせたフュージョンカレーが流行中。その流れはレトルトにもおよび、魚介や昆布だしのカレーが注目を集めている。山椒や味噌、しょうゆなど和の香辛料や調味料を使っているのも特徴だ。

 

カルディコーヒーファーム

和山椒キーマカレー

324円

かつおと昆布のだしに鶏肉のキーマを合わせた和風カレー。インドカレーのスパイスに山椒の香りが加わり、華やかな味わいだ。

 

AKOMEYA TOKYO

鰤と梅干しのカレー

540円

“日本の米に合うカレー”をテーマに開発されたレトルトカレーシリーズ。だしのうまみとスパイスが融合した新しい味わいだ。

かき・車エビ・あぐー豚!贅沢食材をたっぷり堪能するご当地レトルトカレー4選【西日本編】

なかなか遠出ができない昨今、せめて郷土料理で旅気分を味わってみたい。そんな時に便利なのがご当地食材を使ったレトルトカレー。全国各地のものが揃っており、手軽にお取り寄せも可能。行ったことがある場所を懐かしむも良し、行ってみたい場所の食材を味わうも良し。思わぬ個性派カレーが見つかるかも! 今回は広島・長崎・博多・沖縄の西日本4県を紹介!!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【広島県】約25年にわたって愛されるご当地カレーのロングセラー

↑主な具材:かき、にんじん

 

レインボー食品

広島名産かきカレー 中辛

540円(200g)

1997年に登場した元祖ご当地カレー。瀬戸内海で獲れる広島県産のかきを、ソテーオニオンやココナッツミルクなどを使ったカレーソースに合わせている。まろやかな風味。

辛さ★★★
レア度★★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★★

 

【長崎県】殻まで柔らかく煮込まれた有頭海老から染み出す五島の恵み

↑主な具材:車海老、トマト

 

ごと

五島の鯛で出汁をとったプレミアムな高級カレー久賀島の車海老

1280円(240g)

五島列島の久賀島で養殖した車海老が2尾入った贅沢な逸品。蒸した海老がカレーに馴染む。ルウは真鯛と牛骨のWスープ。五島産トマトの甘みが好アクセントだ。

辛さ★★★
レア度★★★★★
コスパ★★★
贅沢度★★★★★

 

【福岡県】まろやかなクリームソースにプチプチ食感の明太子が刺激的!

↑主な具材:辛子明太子、マッシュルーム

 

オフィスシン

博多明太子カレー

540円(200g)

滑らかなホワイトソースに、厳選した無着色の博多明太子を合わせた個性派カレー。ピリッと辛い明太子のプチプチとした食感を楽しめる。パスタソースにもオススメだ。

辛さ★★★
レア度★★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★

 

【沖縄】沖縄の太陽をたっぷり浴びて育ったあぐー豚の甘味がスパイスに調和

↑主な具材:あぐー豚、にんじん

 

オキハム

沖縄あぐー豚カレー

510円(180g)

沖縄本島で育ったあぐー豚を使ったカレー。大ぶりの肉は柔らかく、ほどよい脂がまろやかなルウと相性抜群。フルーツチャツネの香りが漂う。

辛さ★★★
レア度★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★★

レトルトでも和風“フュージョンカレー”が流行中! だしを利かせた逸品

スパイスが香るカレーにだしを合わせたフュージョンカレーが流行中。その流れはレトルトにもおよび、魚介や昆布だしのカレーが注目を集めている。山椒や味噌、しょうゆなど和の香辛料や調味料を使っているのも特徴だ。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【TREND 03】だしを利かせた和風カレーが話題

 

カルディコーヒーファーム

和山椒キーマカレー

324円

かつおと昆布のだしに鶏肉のキーマを合わせた和風カレー。インドカレーのスパイスに山椒の香りが加わり、華やかな味わいだ。

 

AKOMEYA TOKYO

鰤と梅干しのカレー

540円

“日本の米に合うカレー”をテーマに開発されたレトルトカレーシリーズ。だしのうまみとスパイスが融合した新しい味わいだ。

レトルトカレーは“ヘルシー志向”に! グルテンフリーやミートフリーも

多種多様なレトルトカレーのなかで、注目は健康志向の商品。オーガニック食材を使っていたり、カロリーや糖質が控えめだったり、ヘルシーなカレーが人気を集めている。グルテンフリーやミートフリーのカレーも注目だ。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【TREND 02】ヘルシーカレーが急増中!

 

無印良品

糖質10g以下のカレー

350円

おからや野菜のペーストでとろみを付け、小麦粉やでんぷんを減らしたカレーシリーズ。糖質を抑えつつうまみや食感を追求。

 

チャヤ マクロビオティクス

ソイキーマカレー

562円

肉の代わりに大豆ミートを使ったマクロビキーマカレー。8種のスパイスが香る本格派だ。マーガリンやバターは不使用。

「うま煮」がカレーに!? 郷土の旨味をたっぷり凝縮! 全国の名物食材を楽しむご当地レトルトカレー3選【東日本編】

なかなか遠出ができない昨今、せめて郷土料理で旅気分を味わってみたい。そんな時に便利なのがご当地食材を使ったレトルトカレー。全国各地のものが揃っており、手軽にお取り寄せも可能。行ったことがある場所を懐かしむも良し、行ってみたい場所の食材を味わうも良し。思わぬ個性派カレーが見つかるかも! 今回は北海道、山形、宮城の東日本のご当地カレー3商品をチェック!

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【北海道】滑らかなスープが包み込むほたてのうまみと野菜の甘味

↑主な具材:ほたて、にんじん、じゃがいも

 

しんや

オホーツク産ほたてと北海道産野菜のほたてスープカレー

648円(250g)

オホーツク産のほたて貝柱のうまみが染み出した風味豊かなスープカレー。たまねぎとチャツネの甘さが口に広がるスープは、後から漂うスパイス香と辛さの余韻が心地良い。

辛さ★★★
レア度★★★
コスパ★★★★
贅沢度★★★★

 

【山形県】“カレーにこんにゃく”の衝撃! たっぷり野菜の和×印フュージョン

↑主な具材:さといも、ぶなしめじ、こんにゃく

 

後藤屋

いも煮カレー

756円(220g)

山形県が誇る郷土料理・いも煮×カレーという異色のコンビネーション。甘口のしょうゆダレとスパイシーなカレーソースが食欲をそそる。和風だしなのでうどんにも合う!

辛さ★★★
レア度★★★★★
コスパ★★★
贅沢度★★★

 

【宮城県】柔らかく煮込んだ大ぶりの肉が存在感を主張する贅沢カレー

↑主な具材:牛たん、マッシュルーム

 

利休

牛たんカレー

1080円(300g)

仙台名物・牛たんの名店が、食べ応えのある大きな肉を惜しげもなく使って仕上げたごちそうカレー。10種類以上のスパイスが、柔らかく煮込んだ牛たんの味を引き立てる。

辛さ★★★
レア度★★★★
コスパ★★★
贅沢度★★★★★

 

パウダーやフレークタイプの“粉末ルウ”が、2021年のおうちカレートレンド!

おうちカレーといえば固形ルウ、というのは過去の話。最近はパウダーやフレークタイプのルウが増えている。固形よりも溶けやすく、固めないため油脂が少ないのが特徴だ。スパイスの風味が際立ちやすいのも粉末タイプの魅力。

※こちらは「GetNavi」 2021年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【TREND 01】カレールウは固形から粉末に

 

エスビー食品

本挽きカレー

378円

素材のおいしさを最大限に生かした新タイプのパウダールウ。スパイスから作る専門店の味を、家庭で簡単に再現できる。

 

新宿中村屋

カリールウ

378円

老舗の食品メーカー、中村屋伝統のオリジナルスパイスを直火焙煎で仕上げたフレークタイプ。香り立ちが芳醇だ。

手早く本格的な味が楽しめる! 缶詰カレー5選

カレーには、タイやインドなどのスパイスカレーや、何時間も煮込んだコク深い欧風カレーなど、多くの種類がありますよね。そんな本格的なカレーを自宅で作ってみたいけれど、なかなか手を出せない、という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は手軽に本格カレーを味わえる「缶詰カレー」をご紹介。

 

缶詰のカレーと聞くと非常食をイメージするかもしれませんが、クオリティはどれも十分。ぜひ、一度味わってみては?

 

目次

 


ご飯にもナンにもマッチする本格的な味!


いなば バターチキンカレー

ココナッツミルクとバターのコクにトマトペースがマッチした、いなばのバターチキンカレー。ご飯にかけるだけで本格インドカレーが完成します。温めても、常温のままでも食べられるのでオススメですよ。購入者からは「災害時などの非常用にと購入しましたが、試しに1個ご飯にかけて食べたらおいし過ぎて、1か月もしないうちに完食しました」と絶賛のコメントが上がっていました。

【詳細情報】
内容量:115g×24個

 


アレンジ自在な本格派欧風ビーフカレー


ハインツ ビーフカレーシェフスペシャル 中辛

まろやかなコク、程よくスパイスの効いた本格派欧風ビーフカレーです。丁寧に炒めたルーと、時間をかけて飴色になるまで炒めた玉葱をベースに、フルーツと香り高いスパイスがブレンドされています。お店の味を家で味わうのにオススメの一品です。

【詳細情報】
内容量:840g

 


本場タイで作られた、いなばの人気タイカレー


いなば チキンとタイカレーイエロー

本場タイで製造されており、カレーペーストの辛さが日本人好みのイエローカレーに仕上がっています。大きめにカットしたチキンがごろっと入っているので食べ応え十分。温めても常温のままでも食べられるのもオススメポイントです。購入者からは「スパイシーでおいしい。キャンプにも最適!」「缶を開けるだけなのに、ちゃんとした味にびっくり!」と声が上がっていました。

【詳細情報】
内容量:125g×24個

 


さばがゴロッと入ってボリューミー


マルハニチロ さばのカレー煮

ハウス食品のルーを使用したさばカレーは、ご飯と一緒に食べても、お酒のおつまみとしてもおいしく食べられます。じゃがいも、にんじん、たまねぎを使用し、家庭的な味のカレーに仕上がっています。購入者からは「鯖の栄養たっぷりで味も魚の旨味が染みて深みがある」「ここまで満足感のあるカレーはこれ以外に知らない」と絶賛の声が上がっていました。

【詳細情報】
内容量:150g×4個

 


明治創業の老舗が手がける高級カレー!


新宿中村屋 インドカリー チキン缶

明治創業の老舗、新宿中村屋が手がけたインドカレー缶。クミン、コリアンダーなど数多くの香辛料を使い、本場インドの風味とスパイシーな辛さに仕上げた中村屋オリジナルのチキンカレーです。多くの食通からも愛される、豊かな香りと深い味わいが特長。素材が醸し出す深いコクは、中村屋ならではのおいしさです。

【詳細情報】
内容量:430g(2人前)

 

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なぜ無印良品のレトルトカレーはこれほど人気なのか? 担当者が明かした驚きのこだわりとは…

無印良品のレトルトカレー人気の秘密を担当者に訊きました!

【著者プロフィール】

citrus movie 編集部

citrus(シトラス)は各界の専門家が監修する「SNS配信型ウェブメディア」。「カジュアルに知性をアップデート」をコンセプトに、単なる一次ニュースではない、専門家ならでは視点・解釈をプラスした有益で信頼感のある情報をお届けします

Amazon売れ筋「お手軽フード」6選 – 巨大チキン入り「レトルトの概念が覆る」カレーって?

ここでは、Amazonの売れ筋フードをご紹介。いなば食品のタイカレーの缶詰からアマノフーズのフリーズドライカレーをはじめ、手軽に食べられる人気の商品を実際に試してレポートします。保存のきくものが多いので、気になるものはぜひ常備して便利に使ってみてください!

 

【01】本場タイで作ったカレー缶詰の全種食べ比べができる!

ゴロっとした具とタイ料理に欠かせないコブミカンの葉が入った本格派!

いなば食品

タイシリーズ

5種アソート(12缶セット)

1620円(1缶あたり135円)

本場タイで製造。3種類のタイカレーとガパオは隠し味にナンプラーを使い、バターチキンカレーは辛さを抑えて食べやすく仕上げるなど、こだわりは随所に感じられます。常温でもおいしく食べられます。

【レビュー】人気シリーズを比べて楽しいエスニック缶のアソート

「保存が利く、おかずにもつまみにもなる、おいしくて高コスパ、個性的な味で食べ飽きない、そんなわがままを叶えてくれるのが本商品です。

 

例えば、チキンカレーであればそれなりに大きな角切りチキンが入っていて、皿に盛れば缶詰とは思えないクオリティ。ルーと具の量のバランスも、店で出てくるそれと同じ感じです。1缶115g。ご飯と食べればそれなりに腹が膨らむし、足りなければ数種食べ比べするのもアリだろう。同じエスニックな味わいでも辛さ、甘味、香りなど、1缶ずつ個性が異なり面白いです」(フードアナリスト中山秀明さん)

 

辛さをCheck

バターチキンカレー

辛さ:★×2

 

ガパオチキンバジル

辛さ:★×3

 

チキンとタイカレー レッド

辛さ:★×3

 

チキンとタイカレー イエロー

辛さ:★×3

 

チキンとタイカレー グリーン

辛さ:★×5

 

【02】とろける柔らかさのチキンレッグが丸ごと1本!

ビッグチキンとコク深い味わいでレトルトの概念が覆る!

北国からの贈り物

北国の丸ごとチキンレッグ!スープカレー

(300g×4食)

2980円(1食あたり745円)

スープカレーの本場・北海道産で、スパイスの効いたコク深い味のスープが絶品。丸ごと1本のチキンレッグとにんじん、じゃがいもが入っています。ゆで卵やおくら、揚げなすのトッピングがオススメ。

↑丸ごと入ったチキンレッグは、口の中でとろける柔らかさ。骨付きでずが、簡単にほぐれるから食べやすいです

 

【03】軽量でコンパクトだからレジャーにぴったり!

フリーズドライでこのコクを出せるなんて!

アマノフーズ

畑のカレー 2

(各2食、計4食セット)

1123円(1食あたり約280円)

皮やヘタまで丸ごとすり潰したトマトやセロリ、りんごなど、数種類の野菜や果物のスムージーを使ったフリーズドライのカレーです。ズッキーニや揚げなすなど、大きくカットされた具が入っていて食べ応え◎。

たっぷり野菜と鶏肉のカレー

 

ひきわり豆のトマトカレー

 

中身をCheck!

お湯を注ぎ60秒で完成。17種のスパイスが入っています。軽く持ち運びに便利だから、アウトドアなどレジャーにも人気!

 

【04】サラダやサンドイッチにそのまま使えるほぐし済み味付きチキン

冷蔵保存、ほぐし、味付け不要だから使い勝手がバツグン

サラダクラブ

チキンささみ(ほぐし肉)

(40g×10個)

1180円(1個あたり118円)

ほんのりと塩やこしょうで味付けされた鶏のささみ。そのままサラダのトッピングやサンドイッチの具などに使えます。使い切りサイズで、環境に配慮したアルミレスパウチ入り。

【レビュー】様々なシーンで活躍する常温保存可能な鶏のささみ

「鶏肉を切らなくていいから、あっという間にオムライスが作れちゃいます。常温保存できる珍しいタイプなので、デスクに常備して、小腹が減ったときのおやつにするとヘルシー」(本誌食品担当 鈴木翔子)

 

【05】酸味・辛味・うま味のバランスが絶妙な魅惑のスパイス

料理にひと振りするだけで驚くほど味が締まります

ヤマトフーズ

レモスコ(60g

540

瀬戸内産広島レモンの果汁と皮を使用。レモンと相性が良い酢を厳選し、そこに九州産の青唐辛子や、瀬戸内の海水から作られた上蒲刈島の「海人の藻塩」を使用。瀬戸内ブランドおよび、広島ブランドに認定されています。

【レビュー】ひとかけするだけで爽やかスパイシーに!

「数滴かけるだけでレモンの香りがブワッと、そして青唐辛子がピリッときて爽やかかつスパイシー。揚げ物や焼き鳥はもちろん、お好み焼きや白身の刺身にも合います!」(「高円寺メタルめし」のオーナーの料理勉強家ヤスナリオさん)

 

【06】創業60年を超える鶏専門店が生み出した知る人ぞ知る万能調味料

「調味料、何使ってるの?」って食通の友人に聞かれます

かしわ屋くろせ

黒瀬のスパイス(瓶・110g

929

北九州市で1950年に創業した老舗の鶏専門店が、長年の知見をもとに商品化した万能調味料。多彩なスパイスが絶妙なバランスで調合されており、シンプルな料理でも劇的においしくなります。

【レビュー】これ一本で味が整うからBBQの必須調味料に決定!

「肉も魚もこれ1本でおいしく仕上がる! 塩としょう油でパンチの効いた味付けになっているので、BBQのときにもこれ一本持っていけば激ウマ料理が作れちゃいます」(「高円寺メタルめし」のオーナーの料理勉強家ヤスナリオさん)

 

【AmazonのオリジナルブランドもCHECK!】

Amazonのオリジナルブランド「HAPPY BELLY」は“おなかを幸せに、食卓に笑顔を”という願いから生まれた同社のPB。水や米を中心に、生活に欠かせない食品が多く、特に米は銘柄別で用意するほどの充実度です。

 

オリジナルブランドその1

様々なソースに合う国内製造のパスタ

スパゲッティ(1.6㎜5㎏)

1580(1食あたり(100g)・約31円)

プリプリ、シコシコした食感を楽しめる国内で作られた麺。直径1.6㎜の「スパゲッティーニ(直径約1.9㎜のスパゲッティより細いパスタ)」ですが、「スパゲッティ」と同じく様々なソースに合います。

 

オリジナルブランドその2

マイルドな味に仕上げられ人と自然にやさしい

オーガニックコーヒー

粉(350g

1380(1杯あたり10g・約39円)

有機JAS認証であるとともに、環境保護に関する認証も受けた、人と自然にやさしいコーヒー。軽やかな酸味とまろやかな苦味が特徴のマイルドな味です。ムラなく焙煎されています。

 

オリジナルブランドその3

運動や日常の頑張りどきにエネルギーチャージを

 

エネルギーゼリー マスカット味(180g×24個)

2280(1個あたり約95円)

189kcalでマスカット果汁3%、カフェインレスのゼリー。ミネラル吸収の促進などが期待されるデキストリンを配合しており、スポーツ前後のエネルギー補給に適しています。

 

オリジナルブランドその4

超高圧殺菌で自然な味わい! 炊き立て食感も絶品

 

パックご飯 新潟県産 特別栽培米

こしひかり(200g×20個)(白米)

2280円(1食あたり114円)

2000気圧の超高圧で炊き上げられています。添加物や酸味料等を使用せずに殺菌し、米と水のみで炊飯しているので不快臭がありません。炊きたてごはんのように、ふっくらもちもちです。

 

オリジナルブランドその5

コク深くまろやかな味のなかに魅惑的な辛さも共存

ビーフカレー 辛口 (80g×15個)

1498(1食あたり約99円)

牛肉、じゃがいも、にんじん、ローストオニオンを具材に使用し、コク深くまろやか。一方でスパイスがふんだんに効いており、魅惑的な辛さが楽しめます。甘口、中辛もあります。

 

●実売価格やサービス内容、ランキングは、2018年6月13日現在、編集部調べの情報です。最新の価格やサービス内容はAmazon.co.jpでご確認ください

●AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標です

「驚旨カレー」はどれだ!? ドンキの「オリジナルレトルトカレー」6種をプロが実食調査!

ドンキはレトルトカレーの開発にも積極的。本格的なエスニックカレーから、企業コラボまで多種多様です。専門家が6種類のカレーを実食し、その味を3項目(※)でチェックしてみました。

※「甘さ~辛さ」「さらさら~とろとろ」「あっさり~コク深い」の3項目。それぞれ1~5の0.5刻みで表しており、数字が大きくなるのほど右に書かれている状態に近い(例:「甘さ~辛さ」なら数字が5に近いほど辛いことを示す)

 

【教えてくれた人】

フードアナリスト・中山秀明さん

食の分野を得意とするライター。カレーは外食やレトルトを中心に、取材と執筆を行っています

 

【その1】スパイスとハーブが香る王道カレーライス

情熱価格×丸大食品

コクと香りのビーフカレー 中辛

298円(170g×4袋)

丸大食品と共同で開発したビーフカレー。4袋入りで約300円という安さながら、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんなどの野菜もしっかり入っています。誰もが好き嫌いなく食べられる王道的な味わい。辛口も新登場!

<調査報告>

●甘さ~辛さ:2.5 

●さらさら~とろとろ:4

●あっさり~コク深い:1.5

 旨味は野菜よりも、肉のほうが強めに出ている印象。ほんのりと甘く、辛さはマイルドです。具がもっと大きいとうれしいですが、この安さなら納得(中山さん)

 

【その2】刺激控えめの口あたりで辛い物が苦手な人も安心

情熱価格×タイの台所

タイイエローカレー

198円(200g)

ターメリックやシナモンといったインドの香辛料をペーストに使用し、本場の味を再現したイエローカレー。タイカレーは刺激的な辛さが特徴ですが、ココナッツミルクのコクと甘みを加えることで、まろやかな口あたりと奥深い味わいに仕上がっています。

<調査報告>

●甘さ~辛さ:4

●さらさら~とろとろ:1

●あっさり~コク深い:3.5

具が大きめで、ソースはサラリ。エスニック風スープカレー的な印象も。タイカレーとしては刺激が控えめで、辛い味が苦手な人にオススメです(中山さん)

 

【その3】後を引くスパイスの香味を大ぶりチキンとともに

情熱価格×タイの台所

タイ レッドカレー

198円(200g)

鮮烈な彩りのカレーソースの原料には、かすかな甘みと香りがあるプリック・バンチャン(乾燥した大型の赤唐辛子)を使用。そのほか、にんにく、レモングラスなどを加え、より重層的な風味になっています。ゴロッと入った鶏肉がうれしい!

<調査報告>

●甘さ~辛さ:3.5

●さらさら~とろとろ:1

●あっさり~コク深い:4

じわじわ広がる辛味がありますが、痛いほどではない。ココナッツの甘味とレモングラスなどの酸味が相まって、このシリーズでは1番バランスが◎(中山さん)

 

【その4】あの味を忠実に再現した有名店とのコラボカレー

ドンキ×ゴーゴーカレー

ゴーゴーカレー 驚辛

298円(155g)

金沢カレーのチェーン店、ゴーゴーカレーとの共同開発。独特の甘みがあるどろっとしたカレーソースを再現しました。一般的な辛口をしのぐ「驚辛」は、ひと口食べるたびに発汗必至! 豚カツとキャベツを添えれば、本場の味をより楽しめます。

<調査報告>

●甘さ~辛さ:5

●さらさら~とろとろ:4.5

●あっさり~コク深い:3.5

ゴーゴーカレーは、濃厚な味が特徴ですが、驚辛はさすがの破壊力。痛みを感じるレベルで、普通の辛さでは物足りないカレーファンにオススメです(中山さん)

 

【その5】とろ〜りチーズがカレーにコクをプラス

ドンキ×ゴーゴーカレー

ゴーゴーカレー とろ〜りチーズ

298円(155g)

驚辛カレーに対して、こちらは子どもや辛いのが苦手な人にも食べやすいまろやかなチーズ入りカレー。店舗でも定番人気のトッピングであるチーズが、とろとろに溶けて濃厚なカレーと絡み合い、コク深い味わいを引き出しています。

<調査報告>

●甘さ~辛さ:3.5

●さらさら~とろとろ:4.5

●あっさり~コク深い:4

どろっとしたカレーに、チーズが加わり一層コク深くねっとり。味もガツンと濃いめで、甘味とスパイシーさが調和し、ご飯が進むおいしさですね(中山さん)

 

【その6】旨辛の世界へと誘う青唐辛子ペーストの刺激

情熱価格×タイの台所

タイグリーンカレー

198円(200g)

スパイスの辛味のなかに、甘味とハーブの爽やかな香りが際立つグリーンカレー。タイでは最もポピュラーなカレーのひとつで、カレーペーストにはプリッキーヌー(小さな青唐辛子)がたっぷり入っています。くどさがなく、ペロッと平らげられそう。

<調査報告>

●甘さ~辛さ:4

●さらさら~とろとろ:0.5

●あっさり~コク深い:3.5

甘味と酸味は適度で、塩気は濃いめ。辛さは本格的なグリーンカレーよりも控えめなので、レトルトで気軽にアジアごはんを食べたいときに最適です(中山さん)

 

※本記事の内容は、2018年3月時点のものです。商品や価格は予告なく変更されたり、店舗によってはお取り扱いがなかったりする場合があります。

 

【もっと詳しく知りたい方はコチラ!】

ドン・キホーテ&業務スーパー 殿堂入りベストバイ
680円+税/学研プラス

ドン・キホーテの激安テレビ&家電から業務スーパーで大人気の大容量食品まで、おトクなアイテムだけを集めた1冊。紹介している商品はすべて専門家のお墨付きを得たものばかり。注目度が高いホームセンターの逸品もピックアップ!

低カロリー、塩分カット、アレルギー食材不要……いま注目の「カラダにやさしいカレー」4選

カレーの素といえば「固形のルー」というのは過去の話。いまやペーストやパウダータイプが人気です。

 

このヒットの中心にあるのが、「カレー・オブ・ザ・イヤー2018(カレールー部門)」を受賞したハウスのペーストルー「きわだちカレー」。これまでもペーストタイプはあり、固形より溶けやすいと評判でした。そのうえで新製法を用い、ペーストルーを進化させたのが同商品です。固形ルーでは水分量などの関係でできなかった、素材の芳醇さとフレッシュ感を残した凝縮に成功。果実感やスパイス香あふれる味を実現しています。なお、カレー・オブ・ザ・イヤーは、「1月22日のカレーの日」にあわせてカレー大學が発表するカレーアワード。カレー界にもっとも功績のあったカレーや商品・メーカーを表彰するもので、カレーの全分野が対象です(「カレー大學」は株式会社カレー総合研究所の登録商標)。

 

一方、ルーは味だけではなく素材面でも進化を遂げています。アレルギーや血糖値を考慮したり、塩分やカロリーを抑えたりといった健康面に特化した斬新な商品が登場。なかでも「直火焼 米粉のカレー・ルー」は「カレー・オブ・ザ・イヤー2017(カレールー部門)」に輝き、グルテンフリーでも十分にうまいことを知らしめました。

 

なお、カレーにおける革命は、レトルトや外食でも勃発中。ここでは代表的な4商品を紹介します。

 

 

 

【その1】国産米粉100%使用 コクとスパイスが絶妙な味わい

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コスモ食品
直火焼 米粉の カレー・ルー 〈中辛〉
324円

国産の米粉を100%使用したグルテンフリーのカレールー。直火焼製法でひと釜ずつ職人が丁寧に作っており、化学調味料不使用だ。専用工場で生産している点も評価されている。【カレーDATA :1パック4皿分 81円/皿】【隠し味となる原材料 :ひよこ豆粉、トマト、りんご、玉ねぎ、チャツネなど】

【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】直火焼製法による 深い味わいとコク!

米粉とひよこ豆粉でとろみをひき出したコクのある味わい。スパイスの風味も十分感じられ、直火焼製法由来の香ばしさやコクがおいしいです。

 

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しっとりしたフレークタイプ。サッと溶けて使いやすい。キーマカレーなどにもアレンジできます。

【その2】アレルギー食材不使用

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エスビー食品

みんなの とろけるカレー
257円

アレルギー特定原材料等27品目不使用のペーストルー。10種類の野菜とともに3種類の果実が溶け込んだまろやかな味わいです。特製辛みアップスパイス付。【カレーDATA:1箱4皿分 約64.3円/皿】【隠し味となる原材料:マンゴー、パイナップル、パッションフルーツ、ローストキャベツパウダーなど】

【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】付属のスパイスで 大人も楽しめる甘口

ベースは甘口ですが、付属の「特製辛みアップスパイス」をかけると一瞬でスパイシーに。子どもと一緒に大人も楽しめる、まさに“みんなの”カレー。華麗なアイデアです。

 

【その3】塩分& カロリー 30%オフ

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ハウス食品

ヘルシーオ カレー
実売価格257円

塩分・カロリー30%オフと、おいしさを両立。高温で加熱した玉ねぎ由来の原料とバター、和牛などの重厚な香りでコク深い。「マイクロ粉砕ルウ」で溶けやすさも◎です。野菜の旨み まろやか タイプ中辛・ 香り高い スパイシー タイプ中辛【カレーDATA:1パック6皿分 約42.8円/皿】【隠し味となる原材料:ココナッツミルクパウダー、濃縮トマト、かつおエキスなど】

【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】ココナッツミルクの 甘さとコクが秀逸!

ココナッツミルクの香りがほんのり漂い、辛さのなかに甘味やコクもしっかり感じられます。ヘルシーですが味へのもの足りなさは皆無で、十分な満足感がありますよ!(実食したのは、「野菜の旨味まろやかタイプ中辛」)

 

【その4】血糖値上昇を おだやかにする 機能性表示食品 レトルトカレー

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大塚食品
100kcalマイサイズ いいね!プラス 糖質が気になる方の欧風カレー
実売価格183円

140gと十分な量がありながら、1食あたり100kcal。なおかつレトルトカレー初の糖質が気になる方へ向けた機能性表示食品だ。調剤薬局でも販売しています。【カレーDATA:183円/皿】【隠し味となる原材料 :フルーツチャツネ、赤ワイン、デミグラスソース、ウスターソースなど】

【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】甘さと辛さが絶妙な ローカロリーカレー

牛肉のうまみとフルーツチャツネのコク、欧風カレー特有のリッチな風味が味わえます。100kcalとは思えない食べ応えに驚きました。箱ごとレンチンできる手軽さも素敵。

松屋の再販メニュー「ごろごろ煮込みチキンカレー」が「取り返しがつかないレベルで美味い」 と大好評

牛丼チェーン店ながら“牛丼以外のメニュー”の豊富さで評判の「松屋」。4月3日からは「ごろごろ煮込みチキンカレー」の販売がスタートして、ネット上で注目を集めている。

出典画像:松屋フーズ 公式サイトより

 

人気カレーメニューが再登場!

提供が始まった「ごろごろ煮込みチキンカレー」は、2017年6月にも限定販売を実施。松屋ユーザーから「最高に美味い」「スパイシーな味わいがやみつきになる」と絶賛され、再発売を求める声も上がっていた。

 

ツウもうならせた同メニューは、その名前の通りたっぷり盛り込まれたジューシーなチキンがポイント。数種類のスパイスが配合されすっきりとした味わいの松屋オリジナルカレーに、鉄板で焼き上げた鶏もも肉がプラスされて食べ応え満点の逸品に仕上がっている。

 

「ごろごろ煮込みチキンカレー(みそ汁付き)」の価格は並が590円で、大盛でも690円とかなりリーズナブル。さらに、プラス100円で生野菜がつく限定セットメニューも用意された。手ごろな値段で本格的なチキンカレーが堪能できるメニューの再登場とあって“松屋ファン”は大喜び。「待ってましたー! 松屋ありがとう!」「カレー業界よ、何か手を打たないと取り返しがつかないレベルで松屋のごろごろ煮込みチキンカレーが美味いぞ」「松屋のチキンカレーほんと美味いからみんなも食べようぜ!!」「さっそく食べたけど、やっぱりこの値段でイージーに食べれるの良いよね」「鶏肉のごろごろ感が健在で安心しました」といった絶賛の声が巻き起こっている。

牛丼以外のメニューにも力を注ぐ松屋

松屋ファンにとっては、牛丼以外に発表される新メニューもポイントの1つになっている様子。例えば2017年8月には、豆板醤などの香辛料が効いた麻婆カレーと揚げナスの甘みがマッチした「粗挽き肉と茄子の麻婆カレー」の発売をスタート。ライス・生野菜・みそ汁も加えた定食セットが590円で提供されていた。

 

さらに、間髪をおかず同月に「鶏のバター醬油炒め」も販売。こちらは鶏肉を北海道産バターと特性にんにく醬油で炒めたなんとも香ばしいメニューで、同じく定食セットが630円で販売されて話題を呼ぶことになった。

 

ちなみに、松屋が牛丼チェーン店でありながらカレーメニューにこだわっているのは“会長がとにかくカレー好き”というポイントも影響しているそう。それだけこだわった上で提供されているので、この機会に松屋の「ごろごろ煮込みチキンカレー」を味わってみては?

一度は食べたい絶品レトルトカレー5選! 名店との激うまコラボカレーから冷やしカレーまで

煮込まずに簡単調理で食べられるレトルトカレーやカレーソースも進化を続けています。ここでは名店監修の傑作や、温めなくてもおいしく設計された冷やしレトルトカレーを紹介します。

 

名店とのコラボカレー

いまやレトルトカレーは多種多様。名店が監修した商品も数多く存在しますが 今回はそのなかから特に注目の3つを紹介します。それぞれインド系、ドライカレー、欧風系とジャンルも様々。食べ比べるのもオススメです。

 

舌触りはサラリとして辛みはギラリと強め

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バルミューダ
バルミューダ ザ カレー

810円 

インドの調理法を軸に、日本人の舌に合わせた「ご飯が進むカレー」を生んだ、老舗店とのコラボカレー。基本の作り方は、炒めた鶏肉、茹でたジャガイモと共に火にかけるだけです。強い辛さと、サラリとした質感が特徴です。

 

カレーDATA:1箱2皿分 405円/皿

隠し味となる原材料 トマトケチャップ、マッシュポテト、アップルソース、醤油、マンゴーピューレ、黄桃、パインアップルなど

【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】鋭い辛さだけど止まらないうまさ

ひと口目から迫りくる、目が覚めるようなキレの鋭い辛さ。加えて、抜けていく香りと爽やかな余韻がたまらないですね。辛いけど止まらない、クセになる魅惑的な味です。

 

 

生クリームのコクの奥に本格スパイスがじわじわ響く

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エスビー食品
噂の名店 湘南ドライカレー お店の中辛
339円 

鎌倉・七里ヶ浜“珊瑚礁”は1972年の開店以来、この味を求めて全国から訪れる人の長い行列が、湘南の定番風景です。生クリームと牛挽肉の濃厚なカレーソースで作り上げた大人気のドライカレーを再現。

 

カレーDATA:339円/皿

隠し味となる原材料 生クリーム、乳糖、チャツネ、チーズ、白ワインなど

【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】まろやかの奥にシャープな辛さ

シャープな辛さと、ジワジワ広がるスパイス感が本格的。一方、素材の繊維質が生きていてコクがあり、生クリームを使っているからか、まろやかさも。バランスの良い一皿です。

 

 

バルサミコが香り甘酸っぱいフレンチとカレーが融合した!

11カレーマルシェ中辛版下ol [更新済み]

ハウス食品
カレーマルシェスペシャリテ イベリコ豚とマッシュルームのカレー
実売価格540円 

日本におけるフレンチ黎明期に、本場の味を持ち込んだ正統派レストラン「シェ・イノ」の現料理長が監修。イベリコ豚のやわらかい食感とうまみにマッシュルームを合わせ、バルサミコソースが香る上品な味です。

 

カレーDATA:540円/皿

隠し味となる原材料 ウスターソース、味噌、バルサミコソース、バターミルクパウダーなど

【食の専門家・中山秀明さんがレビュー】甘味と酸味が豊かでコク深い味

ねっとりとした奥深いコクがあり、甘味と酸味が織りなすクリーミーな欧風感はどことなくデミグラスソースのよう。ごろっと入ったマッシュルームがインパクト大です。

温めなくてもうまい! 冷やしカレー

技術の進化により、温めなくても封を開けてすぐ食べられるレトルトも登場しています。

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ハウス食品
温めずにおいしいカレー〈まろやか野菜カレー〉
実売価格200円 

野菜のうまみと果実の甘みが溶けこんでいます。まろやかさと香ばしさが特徴です。

 

 

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大塚食品
ボンカレーゴールド
太陽のキーマカレー
194円 

完熟トマトと日向夏の果汁が味の決め手のカレー。爽やかな辛さがあります。

 

 

 

 

レトルトカレーがいつの間にか大進化! 代表2ブランドを試食して解説!

2017年は、やや大げさに言うと日本のカレーに革命が起こった年だと個人的に思います。外食で挙げられるのは大阪スパイスカレーの重鎮「旧ヤム邸」の東京進出による、都内のスパイスカレーの文明開化。そして内食では、レトルトカレーの購入額が初めてカレールーを上回った(レトルト461億円に対しルーが456億円)ということです。それもあってかわかりませんが、今冬はメーカーの新作が百花繚乱。今回はそのなかから注目の2ブランドを紹介します。

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家カレーの王者がついにレトルトでスパイスカレーを発売!

ひとつめは冒頭で触れたスパイスカレーにまつわる新商品。なんと、カレーメーカーのトップランナーであるハウスが、スパイスカレーのレトルトを2月12日に発売したのです。同社によると、スパイスカレーとは「スパイスの豊かな香り立ち、ホールスパイスによる食感、仕上げに振りかけられるスパイスの彩りを特徴としながら、ブイヨンやだしをベースにした馴染みのある味わいのカレー」とのこと。

????????????????????????????????????↑その名も「スパイスフルカレー」。キーマ(左)とチキン(右)の2タイプが用意されています。参考価格は税別300円

 

大きな特徴は、別添えでスパイスミックスの小パックが付いているところ。また、ソース自体にも風味の異なるスパイスをふんだんに使っていることがパッケージ裏面からわかります。

 

????????????????????????????????????↑食材や調理工程をうたう商品が多いなか、これだけ明確に使用スパイスを表記するのも珍しいといえるでしょう

 

20180222DSC_1474↑別添えのスパイスミックスを皿に取り分けてみました。クミン、パセリ、黒ゴマ、オニオンフレーク、レッドペパーなどがブレンドされています

 

そして実食。盛り付けてみると、明らかにこれまでのレトルトとは違います。まずはテクスチャーがサラっとしていて、インドのカレーでたとえるなら北よりも南系。そして、ホール状のスパイスがソースのなかに残っています。

 

20180222DSC_1480↑ソース内の黒い粒の正体は、マスタードシード。表面に浮いているのは前記のスパイスミックスです

 

あふれ出る香りもふくよかで、欧風タイプのレトルトにはないフレッシュで鮮烈なフレーバーを感じます。そして食べてみると、その特徴はよりはっきりと。辛さのなかに香ばしさや爽やかさの織り交じった、複雑味のあるテイストがフワっと広がる感じです。

 

20180222DSC_1478↑「チキンカレー」。炒め玉ねぎとブイヨンのコクがベースで、クミン、コリアンダー、クローブ、シナモンが香り立ります

 

????????????????????????????????????↑「キーマカレー」。じんわり広がるジンジャー、カルダモンの香りと、挽き肉のうまみが重なり合う味わいです

 

辛さはハウス社基準でキーマが3、チキンが4。刺激は強すぎないので、辛さに敏感な人でなければペロリと食べられるレベルでしょう。なお今回はあえてシンプルな盛り付けにしましたが、サイトのニュースリリースには「彩りの良い野菜を添える」、「あいがけにする」、「ターメリックライスを作る」、「お皿の色を工夫する」といったアレンジ法が載っています。スパイスカレーの魅力はフォトジェニックさでもあるので、ひと手間加えてみるのもいいでしょう。

 

 

JRは東北6県のご当地肉のおいしさをレトルトカレーに凝縮

ふたつめは、JR東日本グループが同社沿線地域の活性化を図ることを目的としている「地域再発見プロジェクト」の一環で生まれたレトルトカレー。素材の背景にあるストーリーまで消費者に発信することで、地域の魅力を感じ、現地に観光に来てほしいという想いから個性的な商品が誕生しました。

 

20180222DSC_1508↑今回試したのは、全6商品があるうちの3つ。東北各6県(青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島)の地産肉を使ったカレーのなかから、青森、山形、宮城をチェックしました

 

2月6日から同グループの高級スーパー「紀ノ国屋」全店(べーカリー店舗を除く)で販売されており、価格はどれでもひとつ680円。さすがにプレミアムなプライスですが、青森なら「シャモロック」、宮城なら「仙台黒毛和牛」と、その土地ならではの豪華なブランド食材を使っています。

 

20180222DSC_1510↑裏面には食材のストーリーや生産者のコメント、顔写真などが載っています

 

パッケージが鮮やかかつ、お洒落なデザインになっているのも特徴。でも味の方はどうなっているのでしょうか。ということで、実際に食べてみました。

 

20180222DSC_1473↑「青森のシャモロックカレー」。青森シャモロックは同県産にんにくパウダー配合の飼料で育てられ、弾力のある肉質は歯切れよく、噛むほどにうまみが広がります

 

ムネ肉というのが個人的には惜しいという印象。たとえばこのムネ肉をミンチにして、青森県のりんご果肉を前面に出したキーマカレーという提案も面白いのではないかと思いました。でも全体的には鶏の豊かなうまみを感じられるパワフルな味わいでおいしいです。

 

20180222DSC_1501↑「山形の庄内豚カレー」。米どころとして名高い庄内地方で、米を加えたエサを食べて育ったのが庄内豚。脂身はあっさりかつ上品で、ほのかに甘みを感じられるのが特徴です

 

肉は角煮のようなやわらかさで、ソースともあいまったとろけるテクスチャーが美味。十分においしいですが、これも隠し味に山形のさくらんぼを使っていると、より個性が出るのではと思いました。

 

20180222DSC_1505↑「宮城の仙台黒毛和牛カレー」。大自然のなかでストレスなく約30カ月かけて大切に育てられた仙台牛。そのなかでもきめ細かい霜ふりのバラ肉を使用しています

 

肉の持つ贅沢でジューシーなうまみが、ソースにしっかりと凝縮。そのぶん脂が多めでカロリーもこの3つのなかでは一番高いですが、高級店のカレーにも負けないリッチなおいしさです。

 

この「東北6県レトルトカレー」シリーズはほかに「岩手の短角牛カレー」、「秋田の八幡平ポークカレー」、「福島の会津地鶏カレー」がラインナップされていて、牛、豚、鶏の食べ比べも可能。紀ノ国屋の公式オンラインストアでは6商品のセットが3月30日注文分まで送料無料で購入できるので、気になる人は試してみてはいかがでしょう!

中居正広はカレーにツナ缶を投入!? 「なかい君の学スイッチ」に登場した芸能人の“家カレー”が話題

2月12日放送の「なかい君の学スイッチ」(TBS系)では、芸能人が愛する“カレー”を特集。個性的なカレーが数多く登場して視聴者の注目を集めた。

出典画像:「なかい君の学スイッチ」公式サイトより出典画像:「なかい君の学スイッチ」公式サイトより

 

芸能人の知られざる家カレー

番組では、芸能人の“家カレー”を専門家が採点するという企画を実施。最初に登場したのは女優・神田沙也加が自宅で作っているカレーで、ルウは「カレーZEPPIN <スパイス薫る辛口>」を使用。そこにズッキーニや豚肉の肩ロースなどが入り、隠し味としてリンツの「リンドール・ダーク」というチョコレートを使っている。さらにマスカルポーネチーズがトッピングされており、専門家は「味の抑揚を楽しめる」と絶賛。91点という高得点をマークした。

 

そしてギャル曽根は、難易度の高い“無水調理”で作ったカレーを披露。水を入れずに食材の水分だけで作るという調理方法で、彼女は大量の“トマト”から水分をとっていた。こちらは「バーモントカレー(中辛)」をベースに作られたカレーなのだが、共演者からは「外食で食べるやつ」と絶賛の声が。点数も86点と神田には及ばなかったものの、高い評価を得ている。

 

そしてMCの中居正広は「バーモントカレー(中辛)」と「プレミアム熟カレー(中辛)」を合わせたカレーに、隠し味として油を切った“ツナ缶”を3缶投入。専門家は「なかい君のカレー本当に素晴らしい」とツナ缶の使用を絶賛していたのだが、点数は65点。どうやら3缶は入れすぎだったようで、「ツナソース(カレー味)」と命名されてしまった。

 

しかし中居のカレーも、ツナ缶を半分程度まで減らせば十分美味しいカレーになるとのこと。番組で紹介された芸能人の家カレーに、視聴者からは「中居くんのツナカレー普通に美味しそう! ツナの量を減らして試してみたい!」「ギャル曽根のトマトカレー食べてみたいな」「神田沙也加のカレーすげぇ… 村田充がうらやましい」「芸能人の家カレー結構参考になるな」との声が上がっている。

 

滝沢カレンのすごそうなカレー

番組で紹介されたもの以外にも、これまで様々な芸能人が家カレーを披露してきた。例えば滝沢カレンは自身のInstagramで「具沢山にもほどがある合うも合わないもおかまいなしぶっこみカレー」という料理を披露。コメントによると、人参やホウレン草といった野菜のほか「肉の中でも威嚇を忘れないブロックビーフ」が入っており、仕上げに「中濃ソース的なもの」がかけられているそうだ。

 

彼女の持ち味である特徴的な語彙力で紹介された普通に美味しそうなカレーに、ファンからは「めっちゃ美味しそうだけど“威嚇を忘れないブロックビーフ”ってなんだ(笑)」「相変わらず文章力が天才的すぎる」「コメントの中毒性がヤバい」と話題に。

 

家庭によって様々なこだわりがあるカレーだが、何も考えずに作ると毎回同じような味になりがち。“いつものカレー”に飽きた時は、芸能人のカレーを参考にしてみてはいかが?

【立ち食いそば】激戦区で不動の人気を誇る新橋の名店 -「絶品つゆ×本格カレー」を求めてビジネスマンが殺到!

昭和59年創業の「丹波屋」は、立ち食いそばの強豪ひしめく新橋で長く人気を集める店。8人で満席の店内は開店と同時にいっぱいになり、昼には店の前に長い行列ができる。

 

絶品の立ち食いそばと本格インドカレーが大人気

20180205_tanbaya_main↑たまねぎ天そば(360円)は玉ねぎの甘みがつゆに溶け出し、微妙な味わいの変化も楽しめる

 

この店はつゆがいい。だしは上物のかつお節、さば節と昆布、かえしは三重県直送の本醸造しょうゆを使用。甘さ控えめで、濃厚なだしのうまみが際立つ絶品つゆだ。麺は温そばはゆで麺、もりは生麺と使い分けている。

 

天ぷらは揚げ置き。常連は各ネタを揚げる時刻を知っていて、春菊天はこの時間、ごぼう天はこの時間、と揚げる時間に合わせて来店するという。

20180205_tanbaya_sab↑「カレーライス」(450円)は、いまも味の追求に余念がなく、毎日味を少しずつ変えているそうだ。「ミニカレー」(280円)もあり

 

名物は、卓上にある青唐辛子のしょうゆ漬け。そばに少しかけると激辛だがクセになる味だ。さらに、かつてネパール人の従業員がレシピを残したインドカレーも人気。30種類近くの食材と約10種類のスパイスを使い、本格派の味を提供している。

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丹波屋
住所:東京都港区新橋2-16-1ニュー新橋ビル1F
営業時間:7:00~23:00(月~金)、8:00~18:00(土)
定休日:日、祝日

 

【その他のお店を知りたい方はコチラ!】

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立ち食いそば名鑑120 首都圏編

定価:本体690円+税
発売日:2017年12月7日
発行所:(株)学研プラス

吉野家「インスタ映えはしません」公式が認めた期間限定商品「白カレー」に注目集まる

大手牛丼チェーンの吉野家が、1月11日から全国で新メニュー「白カレー」の期間限定販売を開始した。“見た目を裏切る本格スパイシーカレー”と銘打たれた同商品に注目が集まっている。

出典画像:吉野家公式サイトより出典画像:吉野家公式サイトより

 

インスタ映えはしない?

今回発売された「白カレー」は、クリームシチューを思わせる見た目だが、本格的なスパイシーカレー。ブラック・ホワイトペッパーなど12種のスパイスを使い、カレー本来の香りと辛さが味わえつつ、インパクトのある見た目が特徴となっている。

 

吉野家の公式サイトでは「牛肉、チーズ、半熟玉子などのトッピングと組み合せると、おいしさのバラエティも一層広がります。お気に入りの一品を見つけてみてください。インスタ映えはしませんが、“面白おいしい”吉野家の『白カレー』」というユーモア溢れる紹介文が。

 

1月10日にも吉野家の公式Twitterは、「食べたら美味しいけどSNS映えしない『白カレー』が新発売!」とツイート。見た目のシンプルさから確かにインスタ映えはしなさそうだが、「Twitter映えはしそう(笑)」と面白さのほうに注目が集まった。

 

実際に食べた人たちからは「白カレーなのに、やたらスパイシー」「見た目完全にシチューなのにカレーの匂いしたし辛かった!」「気になりすぎてついに食べてきたけど辛くて美味しかったよ」「なんかシチューとカレーのイイトコどりみたいな感じでウマい」といった反響が起こっている。

 

牛丼チェーンのカレーはすごい!

出典画像:松屋公式サイトより出典画像:松屋公式サイトより

 

カレーが話題になる牛丼チェーンは吉野家だけではない。“牛丼屋”にもかかわらず、カレーに対して絶大なこだわりを持つ松屋の「オリジナルカレー」は、看板商品といえるほど人気が高い。14種類のスパイスを使用したコクと深みはカレーの専門店と比べても遜色がないと好評。2016年5月に店舗・期間限定で発売されていた「チキンと茄子のグリーンカレー」は「ウマすぎる!」と大きな話題を呼び、今でも復活を願う声が続出している。

出典画像:すき家公式サイトより出典画像:すき家公式サイトより

 

出典画像:すき家公式サイトより出典画像:すき家公式サイトより

 

また、すき家のカレーは様々なトッピングが追加された豊富なラインナップでファンも多いようす。人気メニューの「とろ~りチーズカレー」には「中毒になるほど好き」という人も。さらに現在は期間限定で「納豆カレー」を発売中。相性抜群の同商品には、「すき家の納豆カレーは神」「納豆カレーがウマい。マイブームになってる」という声が。

 

牛丼だけではない大手牛丼チェーンだが、2018年はどんな新メニューを出してくれるのか期待したい。

84kcal&糖質4.9g! RIZAP最強ダイエットカレーが新登場

毎週のように多くの新商品が発売されるコンビニエンスストア。その中から”ヘルシー”に注目して商品をレビュー・紹介していきます。今回紹介する一品は、11月28日(火)よりファミリーマートで発売された「RIZAP チキンと4種の野菜カレー」。

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低カロリー&低糖質のRIZAPコラボレトルトカレー

ダイエットや糖質制限の強い味方・ファミマのRIZAPコラボから、低カロリー&低糖質で、さらにおいしいレトルトカレーが新登場。いったいどんな商品なのか、さっそくチェックしていきましょう!

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同商品はよく売られているレトルトカレー同様、銀の袋にパッキングされ、湯せんまたは電子レンジでチンして食べる仕様。長期保存も可能なので、買い置きしておけるのも嬉しいポイントです。

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内容は、玉ねぎ、たけのこ、鶏肉、枝豆に加えて、赤ピーマンやトマトペーストが入ったもの。一口食べるとまず感じるのが、トマトのほのかな酸味。次に香味野菜のコクとスパイスの香りが口の中に広がっていきます。舌が少しピリッとするような香辛料独特の辛さがあるので、「辛いのはあんまり…」という人は少し苦手かも。

 

鶏肉と4種類の野菜が入っているため、具材感もたっぷり。柔らかく煮られた枝豆と、みじん切りのれんこんの歯ごたえがアクセントを与えてくれます。全体的なイメージとしては、大きな具材がゴロゴロというよりは、小さな具材がたくさん入っているという感じ。カレーのルーと一緒に何種類もの具材が楽しめますよ。

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84kcalと超ヘルシーで、糖質は4.9g。この数字には「程よく辛いし食感もよくて私の好きなカレーの要素が網羅されている。これで84kcalは嬉しい」「トマト風味が凄くおいしくて糖質4.9gとは最強か!」と驚きの声が上がっていました。

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「ファミマのライザップカレーと低糖質ごはんでカレーライスが糖質40g切り!」といった声もあるように、合わせるものに気を配ることで、最強のダイエットカレーが生まれるかも?

 
文/プリマ・ドンナ

 

 

 

「カレーの人だと思ってた」ホフディラン・小宮山雄飛のカレー活動がさらに加速中!

日々新しいスターが生まれて大活躍を繰り広げているが、次はいったい誰がメディアを騒がすことになるのだろうか。本稿では、次にキそうなブレイク間近の有名人を紹介! 今回は、2人組ポップデュオ「ホフディラン」のボーカル&キーボード・小宮山雄飛を取り上げていく。

 

音楽・カレー活動ともにノリノリの小宮山雄飛

出典画像:帰ってきた小宮山雄飛 公式Twitter出典画像:帰ってきた小宮山雄飛 公式Twitter

 

【プロフィール】

小宮山雄飛(コミヤマユウヒ)

生年月日:1973年8月14日

出身地:東京

 

1996年に、渡辺 慎とのポップデュオ「ホフディラン」でメジャーデビュー。途中に活動休止期間もあったが、CDを数多くリリースしてライブもコンスタントにこなしており、今年は20周年ライブイベントを敢行した。実は、元々カレー好きミュージシャンとして音楽ファン・グルメ好きには知られた存在だった小宮山。“音楽界のカレー王”との異名までもち、2012年にはローソンとコラボして「カレーいなり」を発売したこともあるほどだ。

 

そんな小宮山のカレーミュージシャンっぷりは近年さらに加速。2016年2月に「櫻井有吉アブナイ夜会」(TBS系)に“音楽界のグルメ番長”として出演し、6月には自身初の書籍「旨い! 家カレー」を出版。ちなみに、同書はAmazonのレビューで「4.8」(11月6日現在)という驚異の高評価を得ており、「料理の楽しさを教えてくれた初めてのレシピ本」「作ってあげたら、買ってきたカレーだと思われた」と評判になっている。

 

さらに、今年6月には2冊目のレシピ本「簡単! ヘルシー! まいにちカレー」を発売。「文春オンライン」では2月から「お悩み食堂」という連載を行っているが、8月にはカレー研究家の水野仁輔とカレーについて語る連載も開始された。

 

今年に入ってからは“カレー芸能人”としてメディアにも頻繁に出演するように。10月10日にラジオ番組「音楽の窓」でカレーパンについて語り、10月14日にテレビ番組「ワケあり! レッドゾーン」(読売テレビほか)に“カレーマニア”として登場。そして、10月24日には「踊る! さんま御殿!!」(日本テレビ系)に“グルメ芸能人”かつ“カレーマニア”として初出演を果たしている。

 

ちなみに、本業の方では10月18日に5年ぶりのニューアルバムをリリース。11月には大阪、名古屋、東京を巡るツアーを開催する。元々の音楽ファン以外からは「小宮山雄飛ってホフディランの人なんだ。カレーの人だと思ってた」という声まであがる状態だ。

 

すっかりグルメタレントの一員になった小宮山。今後も音楽ファンとグルメファンの双方を楽しませる活動を期待したい。