現時点で最強タイマーかも? 残時間のビジュアル化と作業&休憩をリピート計測できる「ビジュアルバータイマー」が最強たるゆえん

コロナ禍を経て、文房具関係で特に活性化したジャンルは何か? というと、「デジタル学習タイマー」だと筆者は考えている。“学習” と言っても、とりたてて勉強用に特化しているわけではなくて、要するに、仕事や勉強をする上でオンとオフの区切りをつけ、効率ややる気を向上させるための装置、と考えてもらうといいだろう。

 

ここ数年で、新機能付きデジタルタイマーが次々と発売されているのだが、進化中のジャンルなので、自分にとってどういう機能があると便利なのかを、ユーザー自身がまだ把握し切れず、どれを買うべきか迷ってしまうケースが多発しているようだ。その場合、いっそのこと「機能全部盛り」の製品を買うのが手っ取り早いのではないだろうか。

 

残り時間のグラフ化でタイムマネジメントの効率アップ!

個人的に、いま最も「機能全部盛り」に近いと思っているのが、キングジム「ビジュアルバータイマー」である。なぜなら、昨今のタイマー界隈で特に注目度の高い「残り時間の可視化」機能と「リピート計測」機能を併せ持っているのが、この機種だからだ。

キングジム
ビジュアルバータイマー
2700円(税別)
4月19日発売予定

まず、「残り時間の可視化」だが、これはタイマーの時間経過をデジタルの数字だけでなく、パッと見ただけで直感的に把握できる要素で知らせるというもの。アナログ時計型のタイマーなら、針の位置で残り時間を感覚として捉えられるが、デジタルタイマーは数字のカウントダウンだけなので、そこが少々難しい。残り時間「45:00」と表示されていたとして、それが1時間での残り45分なのか、5時間での残り45分なのかで、その重要度は大きく変わってくるはず。

↑上部のボタンで操作。入力や操作のリセットは「1分」「10秒」ボタンの同時押しで行う

 

ビジュアルバータイマーは、残り時間を棒グラフのように表示できるのが最大の特徴だ。

 

(1) 本体上部のボタンで計りたい時間を設定すると、液晶画面向かって右側にはデジタル数字、左側には黒い目盛りが表示される。

(2) スタートボタンを押すと、数字のカウントダウンが始まり、それに連動して目盛りが少しずつ減っていく

 

目盛りは20段階に分割されており、設定された時間を100%として時間経過を比率的に表示する仕組みだ。例えば、10分を測るなら1目盛りは30秒ずつ減るし、60分なら3分で1目盛りが減る。

↑目盛り機能のおかげで、パッと見ただけで「残り時間あと半分」と、イメージできる

 

これはとても直感的だし、残時間のマネジメントが圧倒的にやりやすい。画面をチラッと見ただけで「もう残り1/3しか時間がないからピッチを上げよう」や「まだ半分あるから焦らなくてもいいか」といった判断がすぐにできるのだ。作業に集中しているほど、「40分タイマーで残り8分を切ったから、全体の4/5か」など、計算することに脳のリソースを使うのはもったいない。見ただけでなんとなく経過が分かる棒グラフ式だと、効率が良いのである。

 

ちなみに、このタイマーは残り時間がゼロになると、以降はカウントアップを開始する。その場合、固定で5分につき1目盛りが増えていくよう設定されている。

 

作業と休憩を繰り返し設定できる、リピート計測が便利

もうひとつのポイントである「リピート計測」機能は、2種類のタイマーを交互に複数回繰り返すよう設定できるというもの。一般的に「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる集中法に便利な機能である。

 

例えば、30分経ったら休憩を10分入れる、を1セットにして何度も繰り返す。定期的に休憩を挟むことによって脳の疲労を防ぎ、結果として集中力が長続きする、というわけだ。

↑リピート計測モードは、2つのタイマーを1セットとして、それを何回繰り返すかを設定できる

 

設定方法もシンプル。

 

(1) 操作パネルから「モード」ボタンでリピート計測モードに切り替え、作業時間(時計アイコン)を設定。

(2) 続いて休憩時間(マグカップアイコン)の時間を設定。

(3) 最後に、繰り返し回数を入力したら設定完了で、スタートボタンを押すと作業時間のカウントダウンが始まる。

↑時間内はとにかく作業に集中。ちなみに、時間表示の下にある「06」というのは、作業と休憩のタイマーを6回繰り返す、という回数を示している

 

作業時間が終了すると、3秒の短いアラームが鳴って休憩時間のカウントダウンがスタートする。これを繰り返し回数分だけリピートしたら、10秒のアラームが鳴って全セット終了、という流れだ。

 

実際に試してみると「あれ、もう鳴った!? もうちょっと作業を続けたいんだけど」と、思えるぐらいの絶妙なタイミングで休憩に入るので、休憩後の復帰に対してモチベーションが高くなる。しかも、休憩によって気力が回復しているので、疲労感も少ない。結果、ダラダラと作業をするよりは確実に効率が上がるというわけだ。

↑休憩中は仕事から完全に意識を外して、しっかり休むことが効率アップのカギだろう

 

さらに、残り時間が可視化されているので、「そろそろ時間がないから、このメールは次の作業時間に入ってから返信しよう」など、仕事の組み立てもしやすい。時間を効率的に使うという意味合いでは、「残り時間の可視化」と「リピート計測」はかなり相性が良く、学習タイマーとしては圧倒的にオススメできる製品である。

↑本体裏面には磁石も備わっているので、視界に入りやすい位置にくっつけておけると尚良し。これも地味に助かる機能だ

 

いま最も「機能全部盛り」に近いが、欠点はないのか?

ただ1点だけ、ささやかなことではあるが……アラームオフ(本体側面で操作する)状態ではカウントダウン終了が分かりづらい、というのが残念な部分だ。

↑個人的に惜しいと感じた点が、アラームオフ設定。音がオフになるだけなので、気付いたときにはタイマーが終了してた、ということがあった

 

他機種だと、アラームオフの場合はLEDが光るなど、音以外でのお知らせ要素があったりする。「ビジュアルバータイマー」は、単に画面内で液晶が明滅するだけなので、集中していると終了に気づけないのだ。集中しているときほど、アラームが煩わしく感じてしまうこともあるので、できれば光って知らせる機能が付いていて欲しかったなぁ……と思う。

 

【文房具総選挙2024】お茶の香りが漂う紙製ホルダーに左利きでも書きやすい万年筆などSDGsに配慮した文房具12点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【トレンド部門】「SDGs文房具」部門にノミネートされた文房具12点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

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【「SDGs文房具」部門】

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムの存在感が際立ちます。全12点がノミネート。

 

No.82

マックス
HD-10Dサステナブルモデル
各825円

プラスチックの端材を本体カバーに再生利用

耐久性に優れたロングセラーホッチキス「HD-10D」をベースに作った、環境配慮モデル。本体カバーに、プラスチック端材を再生利用しバイオマスプラスチックと混ぜた素材を使い、CO2削減に貢献している。

 

No.83

カウネット
カウネット×ライクイット A4ファイルボックス  by Loopla
920円

回収した使用済みプラ資源がファイルボックスに!

同社が新たに始めた、オフィスから出るプラ資源を回収・リサイクルするサービス「Loopla」から誕生。回収した使用済みのクリアホルダーを一部原料に使い、吉川国工業所と共同開発した。2個セット。

 

No.84

キングジム
紙製ホルダー(茶殻紙タイプ・10枚入り)
1012円

茶殻を再利用したほのかに香る書類ホルダー

伊藤園の「お〜いお茶」など、日本茶飲料の製造過程で排出される「茶殻」をアップサイクルした「茶殻紙」を使ったホルダー。通常の紙よりも紙原料を削減して作っている。お茶の香りをほのかに楽しめる。

 

No.85

三菱鉛筆
ジェットストリーム 海洋プラスチック
各242円

軸材に海洋プラスチックごみとコンタクトレンズの空ケースを使用

独自の配合技術により、軸材の再生材比率ほぼ100%を実現したボールペン。海洋プラスチックごみからできた再生樹脂と、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを用いた再生樹脂を使っている。

 

No.86

三菱鉛筆
JETSTREAM × karimoku 多機能ペン 4&1
各3300円

家具の端材を再利用! 一点一点木目が異なり特別感満載

日本を代表する木製家具メーカー「カリモク家具」と「ジェットストリーム」のコラボ多機能ペン。家具の製造工程で出るナラ材とウォールナット材の端材を再利用したグリップは、一点一点木目が異なる。

 

No.87

ニチバン
セロテープ 小巻カッターつき 〈まっすぐ切れるタイプ〉 グリーンナノ配合
各242円

素材を見直しCO2排出量を66%も削減!

カッター本体に、燃焼時に発生するCO2を削減できる添加剤「グリーンナノ」を配合し、焼却時のCO2排出量を同社従来品比で66%も削減。天然素材が主原料の「セロテープ」と使えば、手軽にエコ活動ができる。

 

No.88

ゼブラ
BIOTUBE搭載 ジムノック
各132円

ついにリフィルまでサステナブルな素材に!

品質上、材質の選定が難しいリフィルに、業界で初めてバイオマスプラスチックを使用。リフィルを交換して使うと、CO2排出量を73%も削減できる。ペン本体、替芯のパッケージにもエコな素材を使用。

 

No.89

プラス
ホワイパー 紙ケース入り修正テープ
各275円

紙製ケースを使用した環境配慮型の修正テープ

ケースに紙を使い、プラスチック使用量を同社同等品より40%削減した修正テープ。引き心地はブランドの名に恥じぬ快適さ。紙製になったことでデザインの自由度が上がり、ラインナップが豊富に。

 

No.90

プラス
みんなのふせん 強粘着
2695円(各色2パッド・計10パッド入り)

色覚多様性に配慮したカラーユニバーサルデザイン

色の見え方の違いに配慮して、識別しやすい配色を採用。アイデア出しやブレーンストーミングの際に、書いた内容を色で分類しやすい。強粘着タイプで、紙やホワイトボードにしっかり貼れる。

 

No.91

共栄プラスチック
LIMEX ライティングシート
330円(B5 size)、385円(A4 size)

注目の新素材から生まれた業界初の下敷き

プラスチックや紙の代替品として注目を集めている石灰石生まれの素材「LIMEX」を、業界で初めて下敷きに使用。既存のプラスチック下敷きに比べ、プラスチック使用量を約72%削減できる。薄くても丈夫。

 

No.92

ラミー
LAMY safari 左利きのための万年筆
5500円

左利きの人もインクがかすれずまっすぐに書ける

1980年誕生のロングセラー万年筆の左利き用モデル。ペン先を押し出すようにして書く左利きの人でもかすれず書け、時計回りに巻き込む筆記グセがあっても、自然と真っ直ぐ書けるよう矯正される。白と黒の2色。

 

No.93

サンスター文具
Re:metacil
各990円(4月1日発売)

廃材から作られた削らずに書き続けられる鉛筆

削らずに書き続けられる「特殊黒鉛」を使った鉛筆のサステナブルモデル。ボディとキャップに、噴石や牡蠣やほたての殻などの廃棄物を粉砕して再生したアップサイクルプラスチック素材を使っている。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

「文房具総選挙2024」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。

 

【文房具総選挙2024】穴の開いた耳栓に接近注意のブザー? 勉強のタイパを上げる「キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具」8点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【トレンド部門】「キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具」部門にノミネートされた文房具8点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

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【「キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具」部門】

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気です。全8商品がノミネートしました。

 

No.74

こどものかお
N#手帳はんこ部(スタンプカード)
1078円(3月24日発売)

子どものやる気を引き出す スタンプカードが押すだけで完成

押すだけでスタンプカードを作れるハンコ。スタンプカードのマスに、小さなスタンプを押したりシールを貼ったりして使う。勉強したらスタンプ1個などのルールを設ければ子どものやる気がアップ!

 

No.75

キングジム
学習タイマー「ルラップ」
各3080円

問題ごとのラップタイムと試験・学習時間の同時計測が可能

ラップタイムを残せるタイマー。設定時間から超過した時間を測れる「折り返しカウントアップ機能」を搭載し、ペース配分の見直しにも活躍。試験までの残日数を数える「デイカウントモード」もある。

 

No.76

キングジム
近視対策ライト「めまもりん」
5500円

画面に顔が近づくと知らせてくれる子どもの近視対策ツール

タブレットやスマホなどの画面に顔が近づくと、ライトとブザーでお知らせ。背面クリップで様々なデバイスに取り付けできる。スタンド付きで自立するため、平置きしたタブレットや本を読むときにも◎。

 

No.77

ソニック
時っ感タイマー 3・2・1! 色で時間を実感&光ってお知らせ
3960円

時間経過が視覚化されやる気と集中力がアップ

色で時間経過を実感できるデジタルタイマー。開始時に「3・2・1」とカウントダウンが表示され、やる気&集中力がアップ。音と光で時間切れを知らせてくれる。時間設定は操作が簡単なダイヤル式。

 

No.78

ソニック
集中耳栓 シリコンタイプ ケース付
1320円

適度にノイズを残して集中力を上げる

集中力が高まるといわれている無音と雑音の間の、「適度なノイズ」を残した状態を作れる耳栓。3サイズのイヤーピースが付属し、自分の耳に合わせて使える。持ち運びに便利なシリコンケース付き。

 

No.79

ソニック
スティックル タイマー ダイヤル式 持ち運びしやすい勉強用
各1540円

ペンケースにも入るスティック型のミニタイマー

持ち運びしやすいスティック型のタイマー。横向き、斜め、上向きの3つの角度で置けるため、場所に応じて画面がはっきり見えるように調整できる。ダイヤルをくるくる回して直感的な時間設定が可能。

 

No.80

コクヨ
Hello! Family.「はろもに」
1万6280円

外出先からでも子どもと連絡が取れる見守りツール

専用アプリと連携させ、写真付きの音声メッセージを送り合えるカメラ・マイク付きのモニター。留守番中の子どもとの連絡ツールとして使える。家族がどこにいるのかを画面から確認することも可能。

 

No.81

キングジム
ビジュアルバータイマー
2970円 (3月24日発売)

目盛りで表示されるから残り時間がひと目でわかる

液晶に表示された20個の目盛りで、残り時間がひと目で分かるコンパクトなタイマー。カウンドダウンと、カウントアップの両方に使える。背面にマグネットが付いており、スチール面への貼り付けが可能。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

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トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950177/

 

【文房具総選挙2024】立つ・広がる・変形する! 筆記具やPC小物の収納ツールが豊作な「収納する」部門は12点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「収納する」部門にノミネートされた文房具12点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

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【「収納する」部門】

昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12点がノミネートしました。

 

No.38

ソニック
カクスタ ポータブルペン立て シリコンタイプ
各1980円

出し入れしやすい 仕切りを備えた 持ち運べるペン立て

中身の見つけやすさと取り出しやすさに優れた、60度の仕切りが付いたペン立て。開けたときに折り返される部分に磁石を内蔵しており、三角の形で安定して自立する。さらさら加工を施したシリコン製。

 

No.39

キングジム
クリアーファイル「カキコ」ジャバラタイプ
1265円(16ポケット)、1485円(24ポケット)

書類を複数枚同時に閲覧できて挟んだまま書き込める

書類を入れたまま書き込めるファイルシリーズの新モデル。上下に付いたフラップで書類を挟む仕様はそのままに、表紙とウラ表紙にそれぞれスナップボタンを搭載。ボタンを外すとジャバラに広がる。

 

No.40

ナカバヤシ
スマウス マウスパッド付きマルチケース
2750円

デスク上を効率良く活用できるマルチケース

マウスパッド、マルチケース、スマホスタンドの3機能がひとつに。ケースは簡単に開閉できるマグネット式で、約8cmのマチ付き。芯材がしっかりしているため、メガネや腕時計なども入れられる。

 

No.41

DEWALT
TSTAKバインダー
4620円

ライト付きで暗所でも活躍! 収納力の高いタフなバインダー

厚さ3cmのインナー収納機能を備えたバインダー。7個のポケットが付いた着脱式ポーチも付属する。クリップ部分に可動式のLEDライト、四隅には落下時の衝撃を緩和する保護ラバーが付いている。

 

No.42

サンスター文具
tray tray
1540円

パカッと開くだけでペントレイに早変わり!

開くとペントレイになり、使いたいアイテムがすぐに見つかるペンケース。開くときに中身がバラバラとこぼれるのを防ぐゴムバンド付き。収納部には15度の傾斜が付いており、出し入れもしやすい。

 

No.43

ナカバヤシ
neoformマルチペンケース
2420円

磁石の力で3通りに変形しあらゆるシーンに対応

前面下部に1個、背面上部に2個内蔵した磁石で、スマホスタンド機能付きペンスタンドやペントレーに変形。壁掛けとしても使え、埋もれやすい小物を取り出しやすい位置に固定できる収納スペース付き。

 

No.44

ナカバヤシ
filemo リュックサックファイル
473円

リュックに入れたまま書類を出し入れできる!

短辺のひとつが開く書類ファイル。留め具がゴム紐のため、リュックなどのタテ型バッグに入れたままでも、ゴムを外して中身を出し入れできる。5仕切り、6ポケットで最大120枚の書類を収納可能。

 

No.45

コクヨ
ペンケース〈スリッシュ〉
各880円

中身が見えるメッシュ素材とスムーズに取り出せるスリットポケットを採用

ファスナー付きのポケットと、口がスリットになったポケットを搭載したスリムなペンケース。よく使う筆記具をスリットポケットに入れれば、すぐに取り出せる。中身が見え、目的のペンがすぐ見つかる。

 

No.46

キングジム
ポータブルワークベース「ノッテオン」
7975円

PC作業に必要なアイテムと書類がひとつにまとまる

ワークツールをひとまとめにでき、ノートPCスタンドにもなる収納ボックス。下段には、マウスやキーボードなどが入る引き出しが付いている。ケーブル穴付きで、ノートPCを収納したまま充電が可能だ。

 

No.47

ライオン事務器
マウスパッドポケット
1045円

持ち運びに便利なマウスパッドにもなるマウス専用ケース

オモテ面にマウスをスムーズに操作できる再生塩ビを採用した、マウスパッドにもなるマウス収納ケース。ウラ面には机上で滑りにくい素材を採用している。USBなどの小物が入る内ポケット付き。

 

No.48

アソラボ
Live Pod Bouquet
各3980円

挟んだり貼ったり立てたり多彩に使えるマルチケース

2つの収納部がつながったマルチケース。収納部の間に磁石と滑り止めシートが付いており、リュックのショルダーやポールなどを挟んで装着できる。広げてスチール面に貼ったり立たせたりも可能。

 

No.49

クツワ
リララペンケース
1980円

手首の負担を和らげながら筆記具や小物も収納

広げるとリストレストになる動物デザインのペンケース。中綿入りで手首の負担を和らげながら、中身をしっかり保護。収納部がふたつに分かれており、筆記具とUSBなどのPC小物を分けて入れられる。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

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トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950177/

 

【文房具総選挙2024】折り畳み式クリップボードやPC前にフィットするノートなど「記録する」文房具11点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「記録する」部門にノミネートされた文房具11点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

文房具総選挙2024の投票はこちらから

 

【「記録する」部門】

今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11点がノミネートしました。

 

No.16

ダイゴー
isshoni.やる事ふせん フィルムタイプ
各495円

インデックスのように貼ってメモやタスクの見落とし防止

インデックスのようにノートや手帳から見せながら貼ることができる付箋。「Don’t forget!」や「here」などの見出しが書かれていて、メモやタスクの見落としを防げる。厚口のPET製で折れに強い。

 

No.17

マルマン
書きやすいルーズリーフ くすみカラーアソート
352円(ミニ)〜440円(B5)

ペンの色が引き立つ白色罫を採用した色付きルーズリーフ

好きな色で文房具をコーディネートしたいときに役立つ、くすみカラーのルーズリーフ。文字の色を引き立たせる白色の5mm方眼罫を採用している。厚みがあり滑らかな書き心地で、万年筆もウラ抜けしない。

 

No.18

コクヨ
キャンパス フラットが気持ちいいノート(ドット入り罫線)
231円

見開きページがフラットに開いてひとつの面に

無線綴じノートの見開き性を追求した、同ブランド史上最もフラットに開くノート。中心を手で押さえなくてもページが開き、罫線が左右のページでつながっているため、ひとつの面のように使える。

 

No.19

キングジム
コンパックボード
各1485円

書類をコンパクトに持ち運べて書き込むときはしっかり固定

A4書類を半分に折りたたんで持ち運べるクリップボード。開くと筆記面が自動でフラットに固定され、安定して書き込める。下部には、書類のめくれやズレを防ぐ紙押さえ付き。書類に折り目がつきにくい。

 

No.20

タピロ
スリットルーラーP15cm
各2200円

固定も移動もスムーズなずれない定規

スリット面を押さえると、ウラ面の滑り止めが機能し固定され、移動させるときには押さえた手を緩める。ウラ側の端が45度の角度で面取りされており、押さえるとテコの原理で片側が浮き、持ち上げやすい。

 

No.21

コクヨ
ソフトリングノート〈Penott〉
693円(スリムB6サイズ)、各748円(スリムA5サイズ)

筆記具をスマートに持ち運べるリングノート

筆記具を挟んで持ち運べる新設計のリングノート。ゴムバンドの留め具を扇型の切り欠きにすることで、筆記具をしっかり挟めるようにした。手が当たっても痛くない、同社独自のやわらかリングを採用。

 

No.22

デルフォニックス
旅するロルバーン
682円(リフィル 方眼 ポケット L)〜 2750円(ロルバーン フレキシブル カバー 360°クリアポケット)

旅先での出会いをこれ一冊にストック

ページを入れ替えられるメモ「ロルバーン フレキシブル」の新作。航空券やショップカードなどが入るポケットリフィルや、大きめのパンフレットを貼りやすいジャバラ折りのリフィルなどが付いている。

 

No.23

マルマン
ニーモシネ ジャーナル
各3300円

きれいに分割できる目盛り入りの高品質ノートスタイリッシュなデザインと高品質な筆記用紙で愛される「ニーモシネ」初のジャーナルノート。万年筆と相性の良い厚手の紙を使用している。ドット方眼罫で、誌面を3・4等分にできる目盛り入り。

 

No.24

キングジム
「ブギーボードぺーパリ−」BB-18
5170円(Sサイズ スターターセット)、5940円(Mサイズ スターターセット)

軽い・薄い・柔らかい! 紙のような電子メモ

紙のように薄くて柔らかい電子メモ。何度も繰り返し使え、線の太さは筆圧によって変わる。消すときはスタイラスの上部を本体に当てるだけ。マグネット内蔵で、冷蔵庫などに貼り付けられる。2枚セット。

 

No.25

オキナ
プロジェクトペーパー B5ハーフ
各363円

向きも利き手も選ばず使えるコンパクトなメモパッド

PC周りなどの狭いスペースでも使いやすいメモパッド。綴じ位置を上下左右どちらに向けても違和感がないよう、ロゴを配置しており、利き手を選ばず使える。4色展開で、方眼罫は表紙の色と同じ。

 

No.26

ナカバヤシ
マグネットクリップボード「カドップ」
各935円

2つの “カド” で固定するタテ・ヨコ兼用クリップボード

カドにあるマグネットクリップで書類を固定するクリップボード。書類のカドをステープル留めしたときのようにめくりやすい。タテ・ヨコどちらの向きでも使え、ロッカーなどのスチール面にも貼れる。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

「文房具総選挙2024」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950177/

 

文具ソムリエール 菅未里が2024年度に注目する文房具トレンドベスト3と注目アイテム7選

2024年もすでに大量の良品がリリースされている文房具ジャンル。「自腹買い文房具」連載でおなじみの文具ソムリエール・菅未里(かん・みさと)さんに、2024年度に注目すべき、もしくは現在進行形でトレンドとなっているキーワードをピックアップしてもらった。

 

文房具トレンドとトレンドを代表する注目商品は?

もうすぐ2024年度が始まります。身の周りの文房具は揃ってきたでしょうか? 身近な存在である文房具のトレンドは気になるところ。引き続き文房具業界を席巻しそうなトレンドをチェックしていきましょう。

 

1.ニュアンスカラーブームが継続

ここ数年来、継続しているのがニュアンスカラーブーム。やわらかな色合いでプライベートシーンでも堅くなりすぎず、一方ビジネスシーンではカジュアルになりすぎない好バランスで、使い勝手の良さを発揮します。

 

・ミニクリップココフセン

フィルム付箋のさまざまなスタイルを提案し続ける、カンミ堂の「ココフセン」シリーズ。2023年11月に発売された最新作ミニクリップココフセンは、小さなクリップとココフセンが一体となったアイテムです。

↑くすみのやわらかなカラーでビジネスでも浮かない

 

カンミ堂
ミニクリップココフセン
各440円(税別)

 

これまでもパステルカラーなど優しい色合いのアイテムが多かった、同社のフィルム付箋。ニュアンスカラーはかわいくなりすぎず、とはいえやっぱりかわいらしい、という絶妙なバランス。

↑短めで小ぶりのフィルム付箋2色がセットされている

 

クリップ付きなので簡単に移動させられ、付箋を紛失しにくいので探し物が減るメリットもありますね。

 

・Waai

世界累計41億本を売り上げる消せるボールペン「フリクション」シリーズ。2023年11月に、最新シリーズの「Waai(ワーイ)」が発売されました。フリクションといえばビジネスパーソンがメインユーザーとなっているシリーズですが、Waaiは大学生をターゲットにした事務用品感のないおしゃれなビジュアルに注目。

↑従来品よりも細身のボディでやわらかな色合い

 

パイロットコーポレーション
Waai
各230円(税別)

 

また、インク色は赤、青といった一般的なカラーではなく、「ベルベットレッド」「ターコイズ」「チークピンク」などおしゃれなニュアンスカラーのラインナップ。発売当初は売り切れの店舗も出るほどの人気で、2024年も注目が続きそうです。

 

・awaii marker

2024年2月に発売されたばかりの新作。名前の通り「淡い」カラーのパッケージとニュアンスカラー8色展開のマーカー。

↑乳白色のボディ。インクごとに色が違うロゴもアクセントになっている

 

サンスター文具
awaii marker
各円(税別)

 

韓国コスメのような見た目がかわいらしく、ペン先がしなるタイプのマーカーで、分厚い参考書など曲面にもぴたっとフィットするペン先が特長です。

 

2.ノートや手帳は手のひらサイズが今らしさ

デジタルか? アナログか? と選択する時代は終わり、「デジタルもアナログも」どちらも上手く取り入れるのが、今の使い方。スマホの機能も使いながらアナログも上手に使うため、文房具のサイズにも変化が現れています。

 

・EDiT 手帳用紙を使った小さな方眼ノート

人気の手帳、EDiTシリーズは手帳だけでなくノートタイプも人気。特に今年の注目はB7サイズでしょう。

マークス
EDiT 手帳用紙を使った小さな方眼ノート B7変型
各1200円(税別)

 

タブレットやスマートフォンのスケジュール管理・メモ機能を使う人が増えるなか、必要最小限だけ紙の手帳やノートに記録したい人に人気です。

↑コンパクトで持ち運びやすい

 

・ポケットログ・ダイアリー(ラコニック)

今シーズンから発売が開始された日付フリーのダイアリー。日付がないので、年始だけでなくいつからでも日記や手帳として使用できます。小ぶりなポケットサイズのみの展開でメモ帳のようにさっと取り出してメモできる気軽さがいいですね。

↑左バンド付、右バンドなし

 

ラコニック
ポケットログ・ダイアリー
各1400円〜2500円(税別)

 

チェキの写真が入るポケットがついたものなど全14種類で、趣味別で記録を分けることもできます。チェキタイプは推し活にもぴったりなのだとか。

 

3.文房具メーカーがつくる防災グッズ

文房具という身近にあるアイテムを手がけてきた文房具メーカーは、コンパクトで使いやすい製品、縫製品が得意。オフィス用品とも相性がよく、文房具メーカーが作る防災グッズに注目が集まっています。

 

・災害常備ポーチ

「スーパードッチファイル」や「テプラ」などオフィスで使う文房具を手がけるキングジムからは、オフィスに備える防災用品の他、日常的に持ち運べるポーチタイプも販売。

↑バッグに入れられるサイズのポーチに非常時に使えるグッズがおさまる

 

キングジム
災害常備ポーチ
1900円(税別)

 

東日本大震災の後、防災意識が高まりオフィス用、車載用、個人用などシーンにあった防災グッズが揃っています。

 

・防災サコッシュ

オフィスのラベル用品で有名なヒサゴからは、サコッシュタイプの防災アイテムが販売されています。

↑サコッシュタイプは肩からかけられるので便利

 

ヒサゴ
防災サコッシュ
2850円(税別)

 

サコッシュの肩紐は光を反射し暗い場所でも目立ち、取り外してロープとしても活用できる優れもの。防寒アルシートや携帯トイレ、ホイッスル、マスク(大人用)など非常時に必要なものがコンパクトに入っていて安心です。

 

2024年度も文房具豊作の予感!

新型コロナウイルスの感染拡大防止のためオンライン授業やオンライン会議などデジタルツールが広い世代で活用されるようになりました。アナログの文房具は使わなくなるのでは? という声も聞かれるなか、トレンドは「デジタルとアナログ、どちらも使う!」です。

 

膨大な情報をコンパクトに持ち運べるデジタルの強みと、自由度が高く電源がない場所でも使えるアナログの強み。どちらもかしこく使い分け、2024年度も快適な文房具ライフを送りましょう。

 

カスタマイズ自在。キングジムから、自分だけの“拠点”を作れるワークツールシリーズ「TELTTA(テルッタ)」登場

キングジムは、キャンプギアのようにカスタマイズでき、持ち運びに便利なワークツールシリーズ「TELTTA(テルッタ)」を2024年1月31日に発売します。ラインアップは、「ハンギングラック」「マルチケース」「マルチポーチ」の3種類で、それぞれを組み合わせて使用できます。

 

■ハンギングラック

ワークツールを吊るして整理でき、コンパクトに畳んで持ち運べる机上用ラック。ラックに直接かけたり、付属のS字フックに吊るしたり、本体下部のハンモックに載せたりと、自由に小物を整理できます。ポールには、キャンプギアでは一般的なショックコードを内蔵しており、簡単に組み立てられます。カラーはクロ1色のみ。キャンプギアを机上で使えるサイズにしたデザインが特徴です。

■製品名・品番:テルッタ ハンギングラック(TLT010)

■価格:4400円(税別)

■質量:約224g(ハンギングラック本体のみ)

■耐荷重:フレーム部……5kg、ハンモック部……0.5kg

■外形寸法:約447(W)×210(D)×450(H)mm(使用時)

■材質:フレーム……アルミ合金、ハンモック・専用ポーチ……ポリエステル、フック……ステンレス

 

■マルチケース

ワークツールをまとめて整理して持ち運べるケース。A4サイズの書類や、ノートPCが入る収納力に加えて、ポケットも充実しています。「TELTTA」シリーズの「ハンギングラック」と組み合わせて使用でき、ラックに吊るすことで小物をサッと取り出せます。カラーはクロ、ベージュ、カーキの3色展開。キャンプギアらしい色合いが揃います。

■製品名・品番:テルッタ マルチケース(TLT020)

■価格:3200円(税別)

■質量:約190g

■耐荷重:2kg

■外形寸法:約350(W)×45(D)×240(H)mm ※最大収納部寸法……約325(W)×25(D)×225(H)mm

■材質:ポリエステル

 

■マルチポーチ

ペットボトルやペンなどを収納できる縦型ポーチ。バッグやリュックに取り付けられるホック付きベルトとカラビナを備え、持ち運びに便利です。「TELTTA」シリーズの「マルチケース」に取り付けることで、拡張アイテムとして使えます。カラーはクロ、ベージュ、カーキの3色展開「マルチケース」と色を揃えて使うのもよさそうです。

■製品名・品番:テルッタ マルチポーチ(TLT030)

■価格:2300円(税別)

■質量:約60g

■耐荷重:0.5kg

■外形寸法:約150(W)×Φ85mm

■材質:ポリエステル

キングジムの電子メモパッド「ブギーボード」シリーズの最新モデル。ふせんのようにやわらかくて軽い「ブギーボード ペーパリー BB-18」

キングジムは、紙に書くような滑らかな書き心地の電子メモパッド「Boogie Board(以下、ブギーボード)」の新モデルとして、ふせんのようにやわらかくて軽い「Boogie Board papery(ブギーボード ペーパリー)BB-18」を2024年2月28日に発売します。

 

「ブギーボード ペーパリー」は、何度も繰り返し使える「電子ふせん」です。紙のようにやわらかくて軽く、保管時は重ねてすっきり収納できます。専用スタイラスの上部を本体に当てるだけで瞬時に画面を消去でき、1回の電池交換で約10万回使用できます。

 

本体にマグネットが内蔵されているため、ホワイトボードや冷蔵庫などに貼り付けることも可能。付属のステンレスシールを使用すれば、スチール面以外に貼り付けることもできます。SサイズとMサイズの2サイズ展開で、いずれのサイズもアオとオレンジの2枚セット。案件や仕事の優先順位などで色分けして管理できます。そのほか、本体3枚セットや専用スタイラスのオプション品も合わせて販売されます。

 

また、「ブギーボード」専用スマートフォンアプリ「Boogie Board SCAN」に対応。アプリを使えば、「ブギーボード」に書いた内容を画像データとして保存でき、テキストを加えるなどの編集も可能。データ化した画像はフォルダで管理・共有できます。

 

■製品名・品番:「Boogie Board papery(ブギーボード ペーパリー)」 BB-18

■価格:Sサイズ スターターセット……4700円(税別)/Mサイズ スターターセット……5400円 (税別)

■発売日:2024年2月28日(水)

ファイルに入れたまま書き込めるキングジム「カキコ」のジャバラタイプってどうなの? その構造と一覧性をレビュー

2018年にキングジムから発売されたクリアファイル「カキコ」は、書類をファイリングしたままで紙面に書き込みができるという特殊な形状をしたファイルブックである。ページをペラペラとめくって閲覧しつつ書き込みもできるとあって、一度慣れたら「もうこれ以外使えない」というレベルで、利便性の高い製品と言えるだろう。

 

そのカキコシリーズに今年新たに登場したのが、特殊な機能を搭載した「カキコ ジャバラタイプ」である。ファイル本体はA4サイズだが、A3書類を横に2枚並べて閲覧できる。そしてもちろん、カキコ最大のポイントである、ファイリングしたままの書き込みも可能だ。

 

と、ざっと説明はしたが、これだけではどういう構造になっているのかピンとこないと思うので、本記事では、その特徴をしっかり紹介していこう。

キングジム
クリアーファイル カキコ ジャバラタイプ

16ポケット 1150円/24ポケット 1350円(いずれも税別)
5色展開

 

書類をバババッと並べて閲覧できる “新カキコ” 登場

2023年6月に発売されたカキコ ジャバラタイプは、先にも述べた通り、A4サイズの本体にA3書類などを2枚並べて見開きにできる、というファイルである。文字だけで説明すると少々ややこしいが……ひとまず先におさらいとして、カキコシリーズ独自のファイリング方式について説明しておこう。

 

一般的なクリアファイル(クリアポケットファイル)は、透明のポケットをページのように綴じたもので、上または側面に開いた口から書類を差し込むことでファイリングができる。対して、カキコシリーズは、ページの上下に小さなフラップが付いており、ここに書類を挟んで固定。すると、その挟まれた部分以外はオープンなので、書類に直接、自由に書き込みができるという仕組みだ。

↑こちらが従来モデルのカキコ。上下のフラップに書類を挟むことでファイリングするユニークな構造だ

 

↑ポケット方式のファイルと違い、綴じたままで紙面に書き込みできるのが最大のポイント

 

もちろん、一般的なクリアファイルと同様に、ページをめくって閲覧することも可能なので検索性も高い。今までの製品のメリットはそのままに、書類を取り出すことなく書き込みできるという利便性がプラスされているのである。

 

そんなカキコシリーズに新たに加わったカキコ ジャバラタイプは、スナップボタンをパチパチとはずして表紙を開くと、前モデルと同じ上下フラップのポケットページが続いている仕様。そのままページをめくっていくことも可能だが、これだとA4書類を見開き2枚、もしくはA3書類1枚を閲覧することしかできない。

↑開く際にはまず、表紙を固定しているスナップボタンをはずす

 

↑ページをめくって綴じた書類が閲覧できる機構は、前モデルと同じ

 

↑上下のフラップに書類を挟んで綴じる方式ももちろん受け継いでいる

 

2枚続きの見開きにするためには、まず表紙に戻って裏側にあるスナップボタンをはずす。表紙と裏表紙が分離したら、そのまま表紙と裏表紙を左右に引き離すように開いていく。すると、先ほどまでジャバラ状に折りたたまれていたポケットページの片面8ページ(16ポケットモデル)、または片面12ページ(24ポケットモデル)が横並びに展開する、という仕組みだ。

↑裏表紙のスナップボタンもはずす。すると……

 

↑「ジャバラタイプ」の名前の通り、折りたたまれていたページがバラバラバラと大きく展開していく

 

中央から畳むと、A4書類が4枚横並び(A3なら2枚)にできる。さらに、ページをめくると新たにまた4枚が見開きで出てくる、という構造だ。A3の大きな図面やチャートを連続して閲覧することもできて、もちろん綴じたままの書き込みも可能。建築や不動産、イベント運営など、「こういうのが欲しかった!」という業種の人もいるのではないだろうか。

↑ジャバラを伸ばしてから中央で折ると、A4書類4ページが一気に横並びで閲覧できる

 

↑さらにページをめくるようにして、新しい4ページを開くこともできる

 

↑A3なら2枚並べての閲覧が可能

 

ちょっと不安要素もあるけど、この機能は唯一無二

ジャバラポケットは裏面にもフラップがついているので、単純に表裏を逆にすれば倍のページが使用できる。裏ページ面に綴じた書類を閲覧するときは、裏表紙側のスナップボタンだけをはずして開くことで、表紙側と同じようにめくっていける。

↑ページ裏面にも書類が綴じられる。こちらは裏表紙側からボタンをはずしてめくっていくことになる

 

↑ちなみに、表紙端にはペンを差し込みやすい切り欠きが。いかにもキングジムらしい細かな気配りだ

 

ただし、ジャバラ展開中は表紙が分離しているため、机や譜面台などの平面に置かないと安定せず、ページが伸びきって大変なことになってしまう。これは構造上、仕方ないところだが運用する上では注意しておくべきだろう。

 

とはいえ、ファイリングした書類にそのまま書き込みができる点には、相変わらず唯一無二の価値がある。そこに加えて、新搭載されたジャバラポケット機能による複数ページ同時の閲覧・ページめくりに、「この機能を待ってた!」と感じるユーザーも多そうだ。ジャバラ無しで気楽に運用したいなら、スナップボタンを片方だけ外して運用すればOK。もしくは、前モデルのカキコと2冊持ちで、上手く使い分ければうんと満足感も高まりそうだ。

 

出社+リモートワークの「ハイブリッドワーク」をサポート! キングジム「EMILy」第3弾は、様々な場所で働く現代人に寄り添う3製品

キングジムは、ライフスタイルグッズ「EMILy(エミリー)」シリーズの新ラインナップ「横長ノート」「ふせん」「ワークポーチ」を、12月8日に発売します

 

今回発売となる3製品は、シリーズ第3弾として、昨今の働き方に合わせ、出社とテレワークのハイブリットワークに役立つ機能を詰め込んだアイテム。カラーは差し色となるオレンジやペールグリーンのほか、ネイビーやシロなどの落ち着いたカラーを追加し、より使いやすくトレンドをおさえたデザインへリニューアルしています。

 

横長ノートは、PCの前に開いて置けるスマートサイズのノートです。フラットに開ける製本で、PC前に置いてもタイピングの妨げになりにくい構造です。

 

フォーマットには横に4分割、上下に2分割できるガイドがついており、週間スケジュールやTODOリストなども簡単に作成しやすくなっています。

 

軽くて薄いので、案件ごとにノートを分けてもかさばらずに持ち運べます。不要となったページは中央のミシン目で切り取ることができ、必要なページのみを残すことができます。

 

価格は680円(税別)。カラーはオレンジ、ペールグリーン、ブルーグレー、チャイロ、ネイビー、シロの6色展開で、用途や案件ごとにカラーを使い分けることもできます。

 

ふせんは、効率的な仕事をサポートする便利なフォーマットを1冊に詰め込んでいます。台紙は2way仕様で、デスクにスタンドさせたり、持ち運ぶ際にカバーにしたりすることができます。

 

フォーマットは、インデックスや仕事メモなど、幅広い用途で使いやすい「Assort(アソート)」、タスク管理や一言メモなど、仕事の効率化に役立つ「Memo(メモ)」、タイムスケジュールとタスクの管理が合わせてできる「Schedule(スケジュール)」の3種類で、仕事のスタイルに合わせて選べます。カラーは各2色展開です。

 

価格はいずれも630円(税別)。

 

ワークポーチは、ノートや名刺など、仕事ツールを仕分けて持ち運べるショルダー付きのポーチです。軽量で、イベントや立ち仕事などのビジネスシーンをサポートします。ショルダー紐を背面ポケットにしまえるので、バッグに収納してもかさばりません。

 

サイズ展開はA6サイズ、A5サイズの2種類で、カラーはオフィスカジュアルにも馴染みやすいオレンジ、ペールグリーン、ネイビー、シロの4色展開です。 

 

価格はA6サイズが2700円(税別)、A5サイズが2900円(税別)。

↑A6サイズ

 

↑A5サイズ

出社+リモートワークの「ハイブリッドワーク」をサポート! キングジム「EMILy」第3弾は、様々な場所で働く現代人に寄り添う3製品

キングジムは、ライフスタイルグッズ「EMILy(エミリー)」シリーズの新ラインナップ「横長ノート」「ふせん」「ワークポーチ」を、12月8日に発売します

 

今回発売となる3製品は、シリーズ第3弾として、昨今の働き方に合わせ、出社とテレワークのハイブリットワークに役立つ機能を詰め込んだアイテム。カラーは差し色となるオレンジやペールグリーンのほか、ネイビーやシロなどの落ち着いたカラーを追加し、より使いやすくトレンドをおさえたデザインへリニューアルしています。

 

横長ノートは、PCの前に開いて置けるスマートサイズのノートです。フラットに開ける製本で、PC前に置いてもタイピングの妨げになりにくい構造です。

 

フォーマットには横に4分割、上下に2分割できるガイドがついており、週間スケジュールやTODOリストなども簡単に作成しやすくなっています。

 

軽くて薄いので、案件ごとにノートを分けてもかさばらずに持ち運べます。不要となったページは中央のミシン目で切り取ることができ、必要なページのみを残すことができます。

 

価格は680円(税別)。カラーはオレンジ、ペールグリーン、ブルーグレー、チャイロ、ネイビー、シロの6色展開で、用途や案件ごとにカラーを使い分けることもできます。

 

ふせんは、効率的な仕事をサポートする便利なフォーマットを1冊に詰め込んでいます。台紙は2way仕様で、デスクにスタンドさせたり、持ち運ぶ際にカバーにしたりすることができます。

 

フォーマットは、インデックスや仕事メモなど、幅広い用途で使いやすい「Assort(アソート)」、タスク管理や一言メモなど、仕事の効率化に役立つ「Memo(メモ)」、タイムスケジュールとタスクの管理が合わせてできる「Schedule(スケジュール)」の3種類で、仕事のスタイルに合わせて選べます。カラーは各2色展開です。

 

価格はいずれも630円(税別)。

 

ワークポーチは、ノートや名刺など、仕事ツールを仕分けて持ち運べるショルダー付きのポーチです。軽量で、イベントや立ち仕事などのビジネスシーンをサポートします。ショルダー紐を背面ポケットにしまえるので、バッグに収納してもかさばりません。

 

サイズ展開はA6サイズ、A5サイズの2種類で、カラーはオフィスカジュアルにも馴染みやすいオレンジ、ペールグリーン、ネイビー、シロの4色展開です。 

 

価格はA6サイズが2700円(税別)、A5サイズが2900円(税別)。

↑A6サイズ

 

↑A5サイズ

茶殻をアップサイクルした「茶殻紙」を使用! 伊藤園×キングジム、エコな「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」を共同開発

キングジムと伊藤園は、伊藤園が展開する「茶殻リサイクルシステム」により開発された「茶殻紙」を活用した「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」を共同開発。12月8日に発売します。

 

同製品は、伊藤園の「お~いお茶」などの日本茶飲料の製造過程で排出される“茶殻”をアップサイクルした茶殻紙を活用して開発した、A4サイズの紙製ホルダーです。茶殻紙は茶殻と紙パルプを混合して生産されており、通常の紙を使用するよりも紙原料の使用量を削減できます。

 

清涼でほのかなお茶の香りがあり、封を開けた瞬間から香りを楽しめるのも特徴です。今回はホルダー本体だけではなく、パッケージにも茶殻紙を使用しています。

 

ラインナップは紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)と「二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」の2種類で、いずれも内側に茶葉のデザインをプリントしており、茶殻紙ならではの地模様により、ホルダーに収納した書類が外から見えにくくなっています。二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)はフルート加工により表面が波状で折れ曲がりにくい仕様で、内側に名刺を差し込めるスリットが付いています。

 

紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)は10枚入りで、10枚あたりお~いお茶600mlペットボトル約3本分の茶殻を配合しています。二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)は2枚入りで、2枚あたりお~いお茶600mlペットボトル約2本分の茶殻を配合し、紙原料の使用量を削減しています。

 

価格は、紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)が920円(税別)、二つ折り紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)が830円(税別)です。

透け透けボディにシビレるぜ! キングジム「ポメラ」誕生15周年を記念したスケルトンモデル「DM250X Crystal」現る

キングジムは、特別仕様の「DM250X Crystal」が15名様に当たる『「ポメラ」誕生15周年記念プレゼントキャンペーン』を、11月10日までの期間で実施中です。また、同モデルの本体を、同社が運営するキングジム公式オンラインストアで数量限定で販売します。

 

「ポメラ」は2008年に発売した、“文章を書く”ことに特化した専用デバイス。今回プレゼントする「DM250X Crystal」は、ポメラ誕生15周年を記念した特別仕様で、最上位機種である「DM250」をベースとしたスケルトンモデルです。透明度を上げるために丁寧に塗装を施し、ベース機種から細かな仕様変更が行われています。

 

キャンペーンでは、期間中にポメラへの思いを応募フォームから投稿すると、同製品を抽選で15名にプレゼントします。また、副賞として限定ポメライラストシールを100名にプレゼントします。

 

キャンペーン限定スペシャルBOXも用意しており、専用に設計した空気緩衝材で、同製品を空気の柱とフィルムシートで中空に浮かせています。透明PETパッケージの全面に蛍光色で印刷を施し、華やかに演出しています。

 

副賞のイラストシールは、2023年4月1日にSNSでエイプリルフール企画として発表し、実際に製品化したイラストシールのDM250X Crystalバージョンです。

 

キングジム公式オンラインストアでは、11月1日正午より予約受注を開始(発送時期11月下旬を予定)。梱包仕様や、イラストシールのデザインは、キャンペーンで贈呈するものと異なります。

 

株式会社キングジム お客様相談室(全国共通):0120-79-8107

ホームページ: https://www.kingjim.co.jp/

学習タイマー「ルラップ」は大人の資格試験勉強も効率化! 全体の経過時間と問題ごとのラップタイム計測でペース配分をつかめ

「タイマー学習法」と呼ばれるテクニックがある。これはまさに文字通りタイマーを活用した学習法のことで、大まかに言うと以下の3通りが存在する。

 

1. 25分勉強したら5分休む、といったルーティンを組むことで集中力を継続させる学習法

2. 60分必ず勉強する、などのように制約的に時間を決める学習法

3. テスト形式でどれだけ問題を解くスピードを高められるか計測する学習法

 

1は作業の「区切り」として、2は自分への「約束ごと」として、3は目標の「数値計測」として、それぞれタイマーを使用している。要するに言葉の上で「タイマー学習法」と一括りにされてはいるが、これらは完全に別物だといえる。

 

スピードアタックに最適な学習タイマーが登場

さて、この3つのタイマー学習法のうち、資格取得のための勉強に導入すると良いといわれているのが、3の問題を解くスピードをタイマーで計るタイプ。当然だが試験には制限時間があり、所要時間は意外とタイトなことが多い。さらに、社会人での受験の場合、学生の頃のテスト感覚もだいぶ薄れがち。つまり、あらためて “時間内に問題を解ききるペース配分” を掴むためのタイマーが必要になってくるというわけだ。

 

そこでオススメしたいのが、2023年8月4日にキングジムから発売された、学習タイマー「ルラップ」。このタイマーはラップタイムを計るのに特化した機能を備えており、ペース配分を掴むための勉強に最適なのだ。

キングジム
学習タイマー「ルラップ」
2800円(税別)
3色展開

 

形状は、最近の学習タイマーのなかでも画面の見やすさで人気の高い平置き&斜め液晶タイプ。液晶が斜めの設計なので、画面が陰になりにくくて視認性が高いところがポイントだ。上部には操作用の小ボタン4つと大ボタン2つ、時間を知らせてくれるLEDを備えている。

↑小ボタン左から時間/分/秒/モード切替、大ボタン左からラップ/スタート&ストップ。秒とモード切替の同時押しでカウントリセットを行う

 

↑日付と現在時刻を表示するカレンダー&時計モード。タイマーを使わないときは卓上時計としても使用可能だ

 

基本的にはこの合計6つのボタンを使って操作するのだが、一見では操作方法が分かりづらいため、慣れるまでは戸惑うことがあるかもしれない。ここで簡単に説明しよう。

 

まずカレンダー&時計モード、タイマーモード、デイカウントモードの3モードを「MODE」ボタンでそれぞれ切り替える。タイマーモードは、2段に区切られた画面の上段が大問ごとのラップタイム、下段が総カウントを表示する。時間(HOUR)・分(MIN)・秒(SEC)ボタンで時間を入力してスタートすると「カウントダウン」、設定せずにスタートすると「カウントアップ」タイマーとして働く仕組みだ。

↑時間を設定したら「START / STOP」ボタンでカウントダウン開始

 

カウントダウンまたはカウントアップ中、左側の大ボタン「LAP / RECALL」を押すたびに、ラップ1、ラップ2……と記録していってくれる。従来のタイマーでもラップタイム(途中までの所要時間)が計れるものは多いが、「ルラップ」は、各ラップ(大問)間の所要時間を記録・表示してくれる、という点がユニークである。例えば、スタート~ラップ1は18分45秒、ラップ1~ラップ2は16分28秒、というように都度確認が可能なのだ。

↑ラップごとのタイムを表示するので、それぞれの問題を解くのにかかった時間が一目瞭然

 

一般的には、ラップ計測可能な学習タイマーは、それぞれスタートから最初のラップまでの時間(競技用ストップウォッチでスプリットタイムと呼ばれるもの)しか表示されないものが多く、各ラップ間の時間を出すには、都度引き算をする必要があった。それが、ラップ間ごとのタイムが表示されるなら、例えば模試の大問1を解くのに何分何秒、そこから大問2を解くまで何分何秒、と見たままで読み取れるわけだから、これはもう端的に使いやすいの一言に尽きる。

↑計測終了後に「LAP / RECALL」ボタンを押すとRECALLモードになり、小ボタンの◀▶で各ラップを呼び出せる

 

↑設定時間に達したら、電子音とLEDライトでお知らせ。さらに自動で折り返しカウントアップ(下段左端に折り返しアイコンが表示)が始まるのも便利だ

 

この機能を活用すれば、自分がどの問いで解くのに詰まったか、といった点も簡単に可視化できるので、勉強の効率も上げやすいはず。単に早解きスピードアタックをする場合でも、どの問題で時間を稼ぐことができたか? など、解像度の高い分析が可能になる。結果として、自分に合ったペース配分が掴めるようになる、というわけだ。

 

試験まであと何日? が常に見えるデイカウントモード

もうひとつのデイカウントモードも、他にはあまり見られない機能である。こちらは事前に設定しておいた日まで「あと何日か」を常時表示してくれるというもの。

↑設定期日(上段)までの日数をカウントするシンプルなタイマー。試験へ向けて追い込みをかけるときにいいかもしれない

 

もともとキングジムには、デイカウント専用タイマー「LIMITS」という製品があるが、つまりはこれと近いことができるよ、ということなのだろう。試験当日まであと何日、と表示しておくことで勉強のスケジュールを立てやすくしたり、自分にプレッシャーをかけることもできそうだ。もっとも、筆者はこういうのを常に表示しておくとストレスで胃をやられるタイプなので、個人的にはあまり使いたくない機能ともいえるのだが……。

↑裏面スイッチの切り替えで、サイレント設定や持ち歩き用のボタンロックも可能

 

↑電源は単四形乾電池2本で、約1年間の駆動が可能という

 

しかし、総合的には前述の通り、操作感の分かりづらさはあるけれど、ラップ機能の使いやすさが本当に優秀。サイレント設定(タイマー音なし・LED発光だけで時間を知らせる)のような基本的な機能もきちんと備えており、図書館での使用もできるなど、テスト対策の勉強用としては間違いなくオススメできる製品といえるだろう。

 

思わず集めたくなる、コスメのようなデコレーションシール! 貼ってはがせるフィルムシール「COFFRET」キングジムから発売

キングジムは、「日々をたのしむ」をテーマとした文房具ブランド「HITOTOKI(ヒトトキ)」の新しいラインナップとして、コスメモチーフのデコレーションシール「COFFRET(コフレ)」を、10月6日から発売します。

 

同製品は、コスメパレットをモチーフにした、貼ってはがせるフィルムシールです。季節や気分に合わせてコスメを楽しむ感覚で、シールでも自分らしく自由な彩りを楽しんでほしいという同社の思いから企画。価格はいずれも540円(税別)。

 

ベースカラーやポイントカラー、ラメなどが1つにまとまっているコスメパレットのような形状で、カラーは無地・ニュアンス柄・箔押しなどの華やかな印刷パターンを、1冊に詰め込んでいます。シール形状は丸や四角形、半円などを組み合わせています。

 

バランスよくデコレーションができる色の組み合わせになっており、1冊のみでもバランス良く華やかに仕上げられます。フィルム素材で透け感があるので、重ね使いもしやすくなっています。貼ってはがせる粘着力で、何度も貼り直しが可能です。

 

台紙に剥離紙付きのフィルムシールが各色8枚ずつ重なっており、台紙から1枚ずつめくり、剥離紙をはがして使用します。スリムなパッケージで、手帳のポケットなどに入れて、コンパクトに持ち歩くことができます。

 

カラーはホリゾンブルー、フォレストグリーン、シフォンイエロー、ピンクフロートの4種類、形状はラウンド、スクエア、サークル、バー、トライアングルの5種類で、計20種類です。

半分に折りたためるクリップボード! 書類に折り目がつきにくく、コンパクトに持ち運べるキングジム「コンパックボード」

キングジムは、書類をパラパラとめくって閲覧でき、持ち運ぶ時にはコンパクトに折りたためる「コンパック」シリーズに「コンパックボード」を追加。9月29日より発売します。

 

今回発売するコンパックボードは、半分に折りたためるクリップボードです。本体を半分に折りたたみ、ゴムバンドで固定できるので、A4サイズが入らないカバンにも収納できます。

 

ボードを開くと自動で筆記面がフラットになり固定され、開いた状態で筆記ができます。本体下部には書類を安定して固定できる紙おさえも付いており、書類が飛んだりずれたりするのを防ぎます。

 

本体は内側に折りたたむ構造で、書類の中身を見せずに収納することができ、カバンの中で書類を汚れなどから保護します。収納枚数は約15枚で、書類に折り目を付けずに収納できます。

 

本体に収納可能なペンホルダーも付いており、ペンと一緒に持ち運ぶことができ、使いたいときにペンをサッと引き出せます。

 

価格は1350円(税別)で、カラーはアオ、キイロ、シロ、クロの4色展開です。

 

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お部屋でもオフィスでもシンプルに馴染むブラック! キングジム「テプラ」PRO “MARK” SR-MK1に新色登場

キングジムは、ラベルプリンター「テプラ」PRO “MARK” SR-MK1の新色「ブラック」を。8月25日に発売します。価格は1万7000円(税別)。

 

同製品は、iOS/Androidアプリ「Hello」や「TEPRA LINK 2」とBluetoothで接続してラベルを作成できる、スマートフォン専用テプラ。今回追加となる新色ブラックは、購入者アンケートで要望の多かった色とのことです。

 

本体デザインは、プロダクトデザイナーの柴田文江氏が手掛けており、シックなツートーンカラーとシンプルで細やかなディテールが際立つ形に仕上げています。本体色はブラックと、既存のベージュの2色から選べます。

 

4mm~24mm幅のテープカートリッジが使用でき、テプラ最上位機種同等の高精細ヘッド(360dpi)で、繊細なデザインをきれいに印刷することができます。

 

専用アプリのHelloでは、豊富なテンプレートからデザインを探し、用途に合わせてラベル作成が可能。新色の発売に合わせて、イラストレーターのYoh氏がデザインしたテンプレート約30点、絵文字約100点を、8月1日と8月24日の2回に分けて追加します。

 

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試験勉強のお供に! トータル試験時間と大問ラップタイムが1台で同時に計れる学習タイマー「ルラップ」

キングジムは、学習タイマー「ルラップ」を、8月4日に発売します。税別価格は2800円。

 

同製品は、試験時間のカウントダウンをしながら、大問ごとのラップタイムを計ることができる学習タイマー。画面の上部には大問ごとのラップタイム、下部には試験の全体時間を表示します。

 

試験時間をセットし、「START/STOP」ボタンを押すとカウントダウン計測を開始。カウントダウン計測中に「LAP/RECALL」ボタンを押すことでラップタイムを記録でき、大問ごとに費やした時間を計測できます。ラップタイムは最大99回記録できます。

 

「折り返しカウントアップ」機能により、設定時間終了後からの経過時間も計測可能。消音モードへ切り替えるとLEDランプで時間を知らせるので、図書館や自習室などの静かな場所でも利用できます。

 

その他の機能に、カレンダー/時計モードのほか、試験日までの日数をカウントダウンできるデイカウントモードを搭載しています。

 

カラーはシロ、ミズイロ、ピンクの3色展開で、やわらかい色合いと雑貨のようなデザインが特徴です。

 

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キングジムから男性向け美容ブランド「KING Beauty」登場! “男のムダ毛”をクリアする「ムダ毛ケアセット」MakuakeでAll or Nothingプロジェクト中

キングジムのグループ会社であるキングジム深センは、オフィス生活に特化した男性向け美容ケアのブランド「KING Beauty」(キングビューティー)を新たに立ち上げました。

 

新ブランド第1弾として、応援購入サービス「Makuake」にて、“男のムダ毛”をクリアする「ムダ毛ケアセット」のプロジェクト運用を開始。一定の目標金額に達したときのみ製品化を行う「All or Nothing」形式で実施しています。

 

同ブランドは、「ビジネスライフのさらなる快適」をコンセプトに、「ビシネスシーンでの清潔感」に特化した、男性のための美容ブランド。現在展開中のムダ毛ケアセットは、「Wブレードシェーバー」と「フラッシュリムーバー」のセットで、シェーバーでムダ毛を剃った後、IPL光美容器を使用することで、ムダ毛をしっかりクリアできます。

 

Wブレードシェーバーは、長い毛をカットする「ロングヘアブレード」と、短く残った毛を剃る「ショートヘアブレード」の2種類のブレードが1つになっています。切れ味の良いステンレス複合ブレードにより、面倒な下準備やケアのための補助アイテム不要でムダ毛をカット可能。またブレードが肌に優しくフィットするため、しっかりとシェービングできます。防水性能はIPX5相当。

 

フラッシュリムーバーは、肌に当ててボタンを押すと照射。電源ボタン3秒長押しすると自動モードに切り替わり、連続自動照射が可能です。フラッシュは5段階で調整でき、肌の強さ、毛の濃い箇所や薄い箇所、皮膚の薄い箇所など、肌の状態に合わせてコントロール可能です。

 

期間は8月4日まで。税込価格は2万6400円ですが、一般販売価格の10%オフとなる2万3700円から販売中です(※6月7日18時現在)。

 

株式会社キングジム 海外事業推進部:03-3864-7124

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【文房具総選挙2023・大賞発表】本1冊でも倒れないブックスタンドが今年のNo.1に決定!

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。11回目となる「文房具総選挙2023」は、2022年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具80商品が選出!  「トレンド部門」2部門と、機能によって分類した5部門、合計7部門の頂点に立ったのは?

 

各部門の発表を経て、いよいよ「大賞」の結果発表です。

 

【大賞】
リヒトラブ「1冊でも倒れないブックスタンド」

発明レベルの斬新構造で堂々の大賞に輝く!

少ない冊数でも本が倒れず、本の出し入れがしやすいブックスタンド。本を差し込んだときにストッパーが跳ね上がり、残った両サイドのストッパーが支えとなって倒れるのを防ぐ仕組み。両サイドのジョイントで複数台連結させることも可能だ。1100円

 

大賞に輝いた喜びのコメントをリヒトラブ デザインプレイス・岩上 優樹さんからいただきました!

「書籍等を支える部材がパタパタと動く他には見ないような本商品は、たった2部材で構成されています。多くの方に選んでいただきうれしく思います。今後も皆様の生活に寄り添い長く愛される商品を増やしていきたいです」

 

選考委員たちはこう見た!

文具ソムリエール・菅未里さん「便利な機能はもちろん、絶妙なサイズ感はコンパクトな住宅・仕事場どちらにも使え、店頭のディスプレイ什器としても活躍。様々な場所で使える汎用性の高さがあり、納得の大賞です」

 

文房具ライター・きだてたくさん「“デスクツールの新発明” と呼びたい画期的な製品。書籍を抜いた位置が空いたままに保存される=元の場所に戻しやすい、という要素が “片付け苦手勢” にはありがたいかぎり」

 

放送作家 / ライター・古川耕さん「審査員や文房具ファンの間で評価の高かったブックスタンドが見事大賞に。投票会場で初めて知った人にも伝わるぐらい、誰が見てもインパクトが強い製品。大納得、そして貫禄の大賞」

 

おめでとうございました! 続いて、準大賞から第5位までを発表していきましょう。

 

■ 準大賞
キングジム「ラベルプリンター『テプラ』PRO SR-R2500P」

スマホと連携できるテプラに、手ごろなエントリーモデルが登場。対応アプリは2つ用意され、テンプレはデザイン重視からシンプルなものまで豊富だ。電池駆動式で、使う場所を選ばない。8800円

 

■ 第3位
サンスター文具「メタシル」

「削らずに16kmも書き続けられる!」と話題をさらったメタルペンシル。黒鉛と金属を含んだ特殊芯で、2H鉛筆相当の濃さを実現し、実用性は高い。990円

 

■ 第4位
ミドリ「クラフトテープカッター」

クラフトテープを軽い力でまっすぐきれいに切れる専用カッター。切るときに安全カバーが自然と上方向に持ち上がり、刃先が指に当たりにくい。990円

 

■ 第5位
プラス「クリーンノートKaite メモタイプ」

消耗品不要の磁性メモ。前モデル比で薄型コンパクトになったうえ、筆記線も視認しやすくなった。メモはスマホで撮影し専用アプリに保存できる。1100円〜1760円

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙2023」結果発表まとめ

「トレンド部門」2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門・80商品がノミネート。その頂点に立ったのは? また該当部門を制したのはどの文房具なのか!?

 

【大賞・準大賞】

「文房具総選挙2023」にノミネートされた、新設部門を含む7部門・80商品のなかから、頂点に立ったのはどの文房具!? ベスト5までを発表します。
https://getnavi.jp/stationery/861113/

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
インク容量が増えたり替芯式になったり、長く使えるペンの存在が目立つ。またペンが豊作で部門を「書く」に限定した昨年と打って変わって、「消す」文房具にも注目。全13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/861606/

■ 記録する 部門
ノートはリッチな紙質を競った時代を経て、昨今は構造や形状を工夫し、思考を妨げないことや使ったあとのエコ性も重視する傾向に。電子文具もエルゴ設計で、作業を快適にはかどらせる。全12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/862468/

■ 収納する 部門
7部門のなかで、「技あり!」と膝を打ちたくなるアイテムがもっとも多く並ぶ。斬新な構造、1つで複数のシーンに活躍する機能性は、はかどり文房具の真骨頂と言えよう。全11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/862647/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
本質機能を磨くと同時に、ポータブル性を高めたアイテムが目立つ。また、刃物である「切る」文房具は切れ味とともに安全性を担保するなど、全体的にきめ細やかさが光る。全10商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/862785/

■ 分類する・印をつける  部門
推し活ならぬ “捺し活” と言いたくなる楽しいスタンプを中心に、実用性に華やかさも併せ持つアイテムが揃う。仕分けに役立つファイルなど硬派な実用アイテムも健在。全10商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/862801/

【トレンド部門】

■ 推し活がはかどる文房具 部門
推しを愛でる心にオン・オフは関係なし。デスクに推しを迎えられるデコレーションアイテムや、仕事用っぽく “擬態” 可能なバッグまで、推し活を完全サポートする全10商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/862842/

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
児童の毎日の宿題から学生の試験勉強まで、学習意欲を応援する文房具14商品がノミネート。集中力を持続させるスムーズな使用感を追求したアイテムや、各自の苦手分野をサポートしてくれるアイデアに注目したい。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/862862/

【選考委員特別賞】
今回の選考委員は、文房具のプロたち8名から結成された。彼らが独自の視点で100点からたった1点、選んだ文房具とは?
https://getnavi.jp/stationery/862899/

 

「文房具総選挙」特集ページ

【文房具総選挙2023】結果発表!推し活を最もはかどらせるのは痛バにもなる透明窓付きポーチ!

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。11回目となる「文房具総選挙2023」は、2022年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具80商品が選出! 「トレンド部門」2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門の頂点に立ったのは?

 

まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここではトレンド部門「推し活がはかどる文房具」部門の結果をお伝えします。

 

【トレンド部門】「推し活動がはかどる文房具」部門の部門賞と上位商品は?

コロナ収束による “おでかけ解禁” の影響もあってか、推しとの外出をサポートするアイテムが多数入賞。第1位に輝いたポーチは、大人が取り入れやすいシンプルなデザイン。フェスなどのイベント参戦にもオススメだ。

 

■第1位

推しを愛でながらおでかけできる

キングジム
フラッティ ワンマイル
2145円~3080円

「推し活の必須アイテム、 “痛バッグ” 作りに最適」と話題の中身が見えるポーチ。マチが5~6cmあり、収容力は見た目以上だ。ストラップを外せばバッグインバッグにも早変わり。

 

【ココがはかどる!】

中身がひと目でわかる透明窓付きで、目的のものがすぐに見つかる。アクスタや缶バッジ、推しぬいなどを入れれば、グッズを保護しながらもしっかり推しアピールできる。

 

↑ミニサイズはカラビナ付き。S・Mサイズは、肩の負担を減らすショルダーパッドが付属する

 

↑スマホを透明ポケットに入れたまま、通知や時刻を見られるのはもちろん、操作も可能だ

 

【選考委員はこう見た!】

「“推す” 対象を選ばないところが魅力的といえます。ベーシックなデザインでシーンを限定せず、使いやすいところもオススメです。おでかけシーズンのお供に!」 (イオンリテール バイヤー・山田真弘さん)

 

■第2位

推しまみれにデコれる万能ポーチ

リヒトラブ
ミファ デコレーション ポーチ ミニ
各1430円

シールなどでデコレーションした透明シート2枚を表面のクリアポケットにセットし、自分だけの推しデザインポーチが作れる。

 

■第3位

愛しの “推しぬい” を大切に携帯

レイメイ藤井
ケプト キューブポーチ
990円

小さなぬいぐるみや小物を収納してバッグなどに付けられる、コロンとしたキューブ型が可愛いポーチ。透明 / 半透明の窓付き。

 

■第4位

推しの予定はこれでカンペキ

こどものかお
ポチッとシックス
990円

ポチポチッと押すだけで使えるボタン型スタンプに「推し活」バージョンが新登場。推しの予定をわかりやすく手帳やカレンダーに記録できる。

 

■第5位

擬態可能だからお仕事も “推しごと” もお任せ!

エレコム
推しごとバックパック(Mサイズ)
2万2231円

サコッシュにもなるフロントパーツの有無で “擬態モード” と “推し活モード” を切り替え。ペンライトなどが入るポケットも各種充実している。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙」特集ページ

【文房具総選挙2023】結果発表! 分類する・印をつける部門はスマホからオシャレなラベルを作れるテプラに決定!

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。11回目となる「文房具総選挙2023」は、2022年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具80商品が選出! 「トレンド部門」2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門の頂点に立ったのは?

 

まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここでは機能別部門「分類する・印をつける」部門の結果をお伝えします。

 

【トレンド部門】「分類する・印をつける」部門の部門賞と上位商品は?

スマホからオリジナルラベルを作れるプリンター、あらゆる素材に押せる名前スタンプなど、持ち物の管理・分類を助ける商品が上位に。テープの巻き戻る速度にこだわったメジャーなど質実剛健なアイテムも人気。

 

■第1位

アンダー1万円の手頃さとオシャレなテンプレに高い支持

キングジム
ラベルプリンター「テプラ」PRO SR-R2500P
8800円

ラベルプリンター「テプラ」PROにおけるスマホ専用モデルのエントリー機。1万円を切るお手ごろ価格ながら、整理収納や子どもの持ち物への名前付けなど幅広く活躍する。

 

【ココがはかどる!】

シンプルな操作で素早くラベルを作れるアプリ「TEPRA LINK 2」に加え、多彩なデザインのテンプレートが用意された「Hello」に対応。スマホと連携させラベルを様々に作れる。

 

↑単3形乾電池6本(別売)で駆動するため、コンセントがない場所でもラベルを作れる

 

【選考委員はこう見た!】

「使い勝手の良さと手に取りやすい価格設定で家庭用テプラをさらに身近にした商品。ラベルで生活を整えるという需要に加え、趣味の世界でのテプラ需要はさらに増加しそう」(文具ソムリエール・菅未里さん)

 

■第2位

布も金属も! 身の回り品にポンポン捺せる

シヤチハタ
どこでも持ち物スタンプ 氏名印タイプ
1650円

紙はもちろん布、プラスチック、金属など様々な素材に連続捺印できる、浸透印タイプのスタンプ。

 

■第3位

スローに戻る安心安全な金属製メジャー

ミドリ
スローコンベックスメジャー〈2m〉
1518円

早すぎず遅すぎず、テープの巻き戻る速度にこだわった。引き出したテープは本体を指で押さえて止め、指を離して戻す仕組み。

 

■第4位

斜めからバサッと入れて簡単整理

キングジム
書類仕分けファイル
880円

従来のクリアファイルの難点だった書類の出し入れのしにくさを、クリアホルダーの仕様を取り入れ解消。インデックス付き。

 

■第5位

1つで13柄を楽しめるダイヤル回転スタンプ

シヤチハタ
回転デコレーションスタンプ
1650円

1つで13柄を捺してデコレーションできる、ハイコスパな回転スタンプ。イラストフレームを作ったり複数柄を組み合わせ可能。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙」特集ページ

【文房具総選挙2023】結果発表! 収納する部門の頂点は画期的構造のブックスタンド!

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。11回目となる「文房具総選挙2023」は、2022年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具80商品が選出! 「トレンド部門」2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門の頂点に立ったのは?

 

まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここでは機能別部門「収納する」部門の結果をお伝えします。

 

【機能別部門】「収納する」部門の部門賞と上位商品は?

第1位は画期的構造で既存品の不便を解消した名品。住環境に馴染むシンプル設計の商品が並ぶなか、あざとかわいいポーチが入賞しており、癒し需要の高さも感じられる。

 

■第1位

少ない冊数の本でも倒れず立ち続ける

リヒトラブ
1冊でも倒れないブックスタンド
1100円

本1冊だけでも立てられる新構造。本などを差し込むと、当たった部分のストッパーのみが跳ね上がり、残った両サイドのストッパーが本を左右から支えて、倒れるのを防ぐ。

 

【ココがはかどる!】

本などを抜き差ししても、残った収納物が倒れにくく整理された状態をキープできる。抜き取った場所は空いたままになるため、元の場所にすぐ戻せる。底面には滑り止めが付く。

 

↑ストッパーは差し込んだものの厚さに合う数だけ跳ね上がる。立てるモノの厚さや背丈を選ばず使える

 

↑両サイドにはジョイントを搭載。置く場所のスペースに合わせて複数台連結させることも可能だ

 

【選考委員はこう見た!】

「機構のユニークさだけでなく、価格も要注目。ここまで斬新な構造で1000円+税とは正直安すぎ……。おかげで、連結しての複数台運用がしやすいのはありがたいですね」(文房具ライター・きだてたくさん)

 

■第2位

マグネットで貼れる収納力UPの箱状ペグボード

キングジム
ハルペギー
1485円〜1980円

内側に収納スペースがあり “見せる” と “隠す” を使い分けられるペグボード。冷蔵庫や玄関の扉に貼って小物収納を作れる。

 

■第3位

画用紙も立体物も作品をまとめて本棚へ

サクラクレパス
おかたづけシリーズ 作品思い出ボックス
1760円〜2200円

子どもの作品をひとまとめにできる。クリアファイルには画用紙や賞状、じゃばら式ファイルにはノートや通信簿などを収納可能。

 

■第4位

書類1枚でも直立するカーブ設計

カール事務器
ペーパースタンド
715円

クリップで挟んで紙を直立させるスタンド。カーブを描くように立たせるので、紙1枚でも倒れない。用紙の抜き差しはワンタッチ。

 

■第5位

実用性兼備の骨格入りぬいぐるみペンケース

キングジム
「ポーズー」ペンポーチ
各2475円

骨格パーツが仕込まれ、好きなようにポーズをとらせることができるぬいぐるみペンケース。ペンなら約15本入り、実用性も兼備。パンダ、レッサーパンダ、ライオン、トラ、ネコの5種。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙」特集ページ

楽譜の収納に最適な「ジャバラタイプ」登場! 書類を入れたまま文字を書き込める「カキコ」シリーズ

キングジムは、書類を入れたまま書き込みができる「カキコ」シリーズに、楽譜の収納に最適なジャバラタイプを追加。6月9日より発売します。

 

クリアーファイル「カキコ」は2018年1月に発売。一般的な袋状のポケットとは異なり、上下についたフラップで書類を挟むため、書類を収納したまま直接文字を書き込むことができる点が特徴でした。同社が実施した購入者アンケートにより、回答者の約半数が楽譜を入れて使用していることが明らかになり、今回、楽譜の収納に最適なジャバラタイプの発売に至ったそうです。

 

同製品は、書類を入れたまま書き込める点はそのままながら、ファイルの表と裏に付いているスナップボタンをどちらも外すことで、ジャバラ式に展開します。

 

A4サイズの書類を4枚同時に閲覧することが可能なので、譜面台に置いたときに一覧性が高く、ページをめくる手間を減らすことができます。A3サイズの書類も2枚横並びで収納でき、楽譜の収納だけではなく資料の比較などにも活用できます。

 

ラインナップは16ポケットと24ポケットの2種類で、カラーバリエーションは、ピンク、ミントグリーン、ラベンダー、白、黒の5色展開です。税別価格は16ポケットが1150円、24ポケットが1350円です。

 

また、従来のクリアーファイル「カキコ」も、ピンク、ミントグリーン、ラベンダーの3色を、同日より新たに追加。税別価格は20ポケットが680円、40ポケットが980円です。

 

株式会社キングジム お客様相談室(全国共通):0120-79-8107

ホームページ: https://www.kingjim.co.jp/

第2弾も沼落ち必至の愛おしさ! キングジム「ポーズー」ペンポーチにウサギやカワウソなど5種類が仲間入り

キングジムは、「ポーズー」ペンポーチの第2弾として新たに5種類をラインナップに追加。6月7日に発売します。税別価格はいずれも2500円。

 

「ポーズー」ペンポーチは、本体に内蔵された骨格パーツを動かすことで、好きなポーズにして使用できる、進化系ぬいぐるみペンポーチ。

 

手・足・背中などを自由に曲げられるので、座らせてスタンドペンポーチにしたり、机やPCに引っ掛けたり、スマホスタンドのように使用したり、様々な使い方ができます。

 

本体にはペンを約15本収納することができるほか、ボールチェーン付きで、バッグなどに付けて一緒に持ち歩けます。

 

今回発売の第2弾では、ユーザーアンケートの結果を踏まえ、要望が多かったオオカミ、シバイヌ、バーニーズ、ウサギ、カワウソの、5種類の動物が仲間入り。それぞれの動物に合わせて手や尻尾の形を変えており、顔の横側と手の一部を縫い合わせたことで、どのようなポーズでもしっかりと顔が正面を向きます。また、ウサギは耳にも骨格パーツが入っているので、耳まで自由に動かせます。

 

株式会社キングジム お客様相談室(全国共通):0120-79-8107

ホームページ: https://www.kingjim.co.jp/

画面が「2分割」できて使い方の幅が広がった! キングジム「ブギーボード」……ワイド画面のスリムフレームモデルも

キングジムは、電子メモパッド「Boogie Board(ブギーボード)」の新モデルとして、シリーズ初の2分割画面モデル「ブギーボード」BB-16と、スリムフレームで筆記面積が広い「ブギーボード」BB-17を、4月28日に発売します。

 

税別価格は、BB-16が9800円、BB-17が6500円です。

 

BB-16は、それぞれの画面に消去ボタン・ロックボタンを搭載しているので、画面ごとに書き込みと消去が可能。各画面で別のメモを記入したり、対面での筆談時に質問欄と回答欄を分けて使用したりといった使い方ができます。

 

2人同時にそれぞれの画面に書けるように、スタイラスが2本付属。スタイラスは本体背面に収納できます。

↑スタイラスをスタイラススタンドに差し込むと、平らな面に立てることができる

 

BB-17は、スリムフレームを採用したことにより筆記面積が増え、書きやすさや文字の見やすさを向上させたモデル。本体上部にスタイラスホルダーが付いているので、持ち歩きやすくなっています。

 

付属スタイラス上部に内蔵されたマグネット部分を、本体右下に近づけるだけで、瞬時に画面を消去できます。

 

両モデルとも、ブギーボードシリーズ専用スマートフォンアプリ「Boogie Board SCAN」に対応。アプリでは、ブギーボードに書いた内容を画像データとして保存でき、テキストを加えるなどの編集が可能です。データ化した画像は、フォルダでの管理や共有ができます。

1万円を切る「スマホ連携テプラ」を家で使い倒す10のアイデアとは? 編集者が実際に使ってレポート!

スマホが暮らしの中心に居座って久しい。ラベルライターの代名詞「テプラ」といえば、小さなキーが並んだ本体をイメージする人が多いかもしれないが、ご多分にもれずテプラにも、スマホと連携するモデルが生まれた。キーを廃したスッキリした見た目とともに、専用のスマホアプリによって豊富なテンプレートを駆使しながら、簡単に多彩なラベルを作れるようになったのだ。

 

ちなみにテプラにおけるスマホ連携タイプは、感熱式のテープを使用する「〈テプラ〉Lite LR30」(文房具総選挙2020の分類する・印をつける部門で第3位)を皮切りに、「〈テプラ〉PRO SR-MK1」通称 “MARK”(文房具総選挙2021のデジアナ文房具部門で第1位)が、上位シリーズPROモデルとして登場。

 

“MARK” は同時にリリースされた専用アプリ「Hello」のテンプレートの充実ぶりと、そのテンプレートのデザインを繊細に表現できる高精細ヘッド、プロダクトデザイナー・柴田文江氏が監修したインテリア性の高いデザインなど、実用一辺倒だったテプラのイメージをいい意味で裏切ったモデルである。

↑左が“MARK”(税込1万8700円)、右が新モデルの「SR-R2500P」

 

そして2023年に登場したのが「ラベルプリンター〈テプラ〉PRO SR-R2500P」だ。“MARK” と同様スマホと連携し、十分な基本機能を有しながら8800円(税込)と、数万円するモデルが相次いでいたテプラにおいて、1万円を切るエントリーモデルとして投入された、間違いなく注目のモデル。事実、今回「文房具総選挙2023」にもノミネートを果たしている。

文房具総選挙2023「分類する・印をつける」部門にノミネート

 

ということで、今回は「SR-R2500P」を実際に自宅で使い、エントリーモデルらしからぬお値段以上の価値を探ってみたので、ぜひ参考にしてほしい。

 

キングジム
ラベルプリンター「テプラ」PRO SR-R2500P
8800円(税込)

2023年1月下旬、“スマホテプラ” に仲間入りしたエントリーモデル。手頃な価格ながらPROシリーズにラインナップし、テープは耐光性に優れるインクリボンへの熱転写式。扉を開けてテープを出し入れでき、窓から中のテープを確認できる点は “MARK” と異なる。

 

・手軽に移動させられる電池駆動

本体サイズは約幅134×厚み54×高さ145mmで、上の写真で確認できるように “MARK” とほぼ同じサイズ。別売りの単三形の乾電池か充電池6本で駆動する。ACアダプタがないので部屋のなかでのちょっとした持ち運びも簡単だ。

 

・スマホとBluetoothで連携

「テプラ」の電源をオンにし、スマホのBluetooth設定画面から「SR-R2500P」を選んでタップすれば、スムーズに接続される。

 

・対応するテープカートリッジは4〜18mm幅

対応するテープ幅は418mm。基本の白ラベルをはじめ、りぼん、アイロン転写ラベルなど、使えるテープカートリッジはPROシリーズ用の28種、テープ幅も含めると250種超となる(20234月時点)。

 

・iOSとAndroidのそれぞれに対応したアプリを2種用意

専用アプリは「Hello」「TEPRA LINK 2(テプラリンク2)」に対応。

 

↑「TEPRA LINK 2」はいわば“マニュアル操作”。アプリを開くと設定内容が一覧でき、そのまますぐにラベルを編集、印刷できる。UIは至ってシンプルで、使う人を選ばない

 

↑もうひとつのスマホアプリ「Hello」でも一から設定しラベルを作れるが、特徴は豊富なテンプレートからデザインを選べること

 

「Hello」には、おしゃれなテンプレートがシーンごとに用意されている。従来のラベルだと視認性は高いがちょっと味気ない、と感じていたなら、「Hello」で好みのテンプレートを探し、必要な部分を編集すればおしゃれなラベルを即作成できるのだ。

 

以降のレポートでは、アプリはこの「Hello」の方をおもに使って、家のなかのさまざまなラベリングのアイデアを見つけてみた。まずはキッチンから。

 

01.形や容器がバラバラなフードコンテナはテンプレのデザインで統一

食品やツールなど、効率的な整理収納が欠かせないキッチン。とくに食品はフードロスを減らすためにも、ラベリングでどこに何があるのか、自然と目に入るようにしたいもの。「キッチン」カテゴリに用意されたテンプレートから選んで印刷。ラベルの色・幅・デザインの統一感があれば、キッチンにも統一感が生まれる。

 

↑「テンプレート選択」>>「キッチン」から同じ構成で複数柄を用意したテンプレをチョイス

 

↑中身によって柄をそれぞれ割り当て、「Hello」らしい遊び心あるデザイン性を取り入れた

 

02.同じラベルを一括作成! さらに角丸ではがれにくく

続いて、スパイスの小さな瓶。いくつもあると、一見するとどれがなんだかわからず、使う時は地味に面倒だ。それぞれラベルで表示すればわかりやすい! といたってシンプルなハナシ。貼れる面積が小さめなので、枠線でデザインされたすっきりしたデザインのテンプレートで統一。「一括作成」を使えば、同じテンプレートで異なる文言を一気に編集・印刷が可能で、時短になる。

 

↑「一括作成」からテンプレートを選択。印刷枚数は必要な分だけ追加でき、テキストを編集するのみ。何度もテンプレ選択画面に戻る手間なく、一気に印刷できる

 

↑ちなみに、何度も手で触れることでテープがめくれないよう、四隅は別売りのハサミ型トリマー(RT36W)で角を丸くカット

 

03.「マットラベル」を選んで上からボールペンで書き込み

文房具総選挙にノミネートする本商品。続いて、文房具に関連して活用を試みた。まずは小物を整理収納するボックスにラベリング。表面がマットなラベルを使えば、紙箱でも質感を損なわないうえ、上から油性ボールペンなどで書き込めるので、日付などを空欄にしたテンプレートを選べる。

 

例えば過去の旅行で溜まったポストカードやチケット、パンフレット、現地の通貨などをまとめてイン。旅先はあらかじめプリントしたが、ここに日付を付記して、中身をわかりやすく、また記憶を辿りやすくできる。

 

↑「テンプレート選択」>>「リビング」に用意された、日付とナンバリングが記せるテンプレート

 

04.透明&マットラベルで下地を重ねたり色をのせたり、彩りをプラス

Helloは、趣味や日々のトレーニングを記録するためのテンプレートも豊富。手書き調にデザインされた日付やキーワードのフォントを組み合わせれば、イラストが苦手なユーザーでもおしゃれにデコれるので、記録すること自体が楽しくなりそうだ。

 

使うテープカートリッジは、こちらも断然、透明のマットラベルがおすすめ。上から書き込みができるだけでなく、下の文字を活かしたり下に色柄を敷いたりできるので、手帳を自作する際に重宝する。

 

↑「一括作成」>>「テンプレート選択」>>「手帳」に進み、複数ある日付ラベルからチョイス。一括作成により「MON」(月曜日)から「SUN」(日曜日)まで一気に作成でき、数字を編集するだけ。透明ラベルなら写真のように、マスキングテープを貼った上からラベルを貼り重ねることで、華やかさを出せる

 

ラベルにカラーをのせる場合は、油性ペンか色鉛筆がおすすめだ。ラベルの上から塗るとほんのり、下に仕込めばくっきりと、発色の違いも楽しめる。

 

05.見た目にも配慮して“自分印”をつけ、取り違いをなくす

リビングや洗面所で、家族のアイテムを整理したり共有したりする際にも、「SR-R2500P」とHelloの組み合わせが活躍。オリジナルの絵文字を豊富にラインナップしているのもHelloのメリットで、例えばお揃いで使用者がわからなくなりがち、でも間違えられたくない歯ブラシや化粧品などには、“自分印”として決まった絵文字をラベリングしておく、という解決策がある。

 

ちなみに、「SR-R2500P」でラインの細い手書き調イラストを選択する場合は、テープ幅は9mm以上を選ぶと線がきれいに表現されやすい。

 

06.絵文字で定位置を示し、お片づけのくせづけに

家に子どもがいる場合は、忘れ物防止や片付けに「SR-R2500P」とHelloが味方してくれる。例えば、いつのまにか散逸してしまう図鑑。しかも全巻が揃っていない場合はますます行方不明になりやすいが、分厚いので比較的定位置も決めやすい。テキスト編集で数字ラベルを作ったり、Helloにアップされた絵文字を使ったりして、マーキングしてあげると片付けがはかどる。

 

↑恥ずかしながら、こちらがBefore

 

↑After。巻数がある場合は、なるべく似たフォントで整理してあげるとわかりやすい

 

↑図鑑のテーマに合致した絵文字で場所を知らせる、という手もある

 

こうして「テプラ」を使って物の定位置を決めてあげることで、子ども自身で片付けをするきっかけを作れる。

 

07.「マグネットテープ」に印字して持ち物カードを自作

忘れ物をなくすためには、玄関や勉強机の上などに持ち物リストをつくっておくのがおすすめ。「SR-R2500P」で「マグネットテープ」に印字し貼り剥がしが簡単なステッカーにしてしまえば、ホワイトボードを使って必要な持ち物が一目瞭然に。空いたスペースにはもちろん、マーカーでメッセージなどを書き込むことも可能だ。

 

↑「SR-R2500P」はエントリーモデルながら、テープ幅さえ合えばマグネット付きラベルなどちょっと変則的なテープにも対応

 

08.同時発売の「クラフトラベル」でギフトにメッセージをオン

「SR-R2500P」の発売と同時で、新ラベルのクラフトラベルが「テプラ」PROテープカートリッジに追加された。これを使えば、ちょっとしたプチギフトにも雰囲気のあるラベルで思いを込められる。「テンプレート選択」>>「デコレーション」に進み、好みのテンプレを選択。ギフトに添えたいテンプレートがたくさんアップされている。

 

09.好きな格言を整った文字でさりげなく仕込む

Helloに豊富な手書き調イラストを使おうとすると、必然的に太めのテープカートリッジを使うことになるが、あえて細めのテープに級数小さめに文字を配してプリントしてみたい時もある。先人の名言や格言を、自分だけにふと目に入る場所に仕込むようにしてはいかがだろう。手書きではなくフォントを使うことでフラットな気持ちで受け止められるのも、ささやかながらメリットだ。

 

↑完全なマニュアル操作では、「TEPRA LINK 2」に軍配が上がる。今回はテープ幅の割にテープ長が長くなったため、テープ幅ごとにテープ長が固定されている「Hello」ではなく、「TEPRA LINK 2」を使用した

 

10.高精細ヘッドで手書きイラストをラベル化

10個目のアイデアは、冒頭で紹介した “MARK” に譲りたい。ここまで紹介してきた「SR-R2500P」より、“MARK” の本体価格が約1万円高い理由に、テープ幅24mmにも対応している、また360dpiの高精細ヘッドを搭載しているということがある。

 

↑“MARK” の対応テープ幅は4〜24mm。写真は上が24mm、下が4mm。テープ幅のバリエーションが広い分、用途も広くなる

 

上の写真を、冒頭の「SR-R2500P」で印字した4mm/18mmラベルの写真とよくよく比べてみると、“MARK” のほうが印字のエッジがくっきりしていることがわかるだろう。搭載する高精細ヘッドにより、この“繊細なラインも表現できる”というメリットが発揮されるのが、手書きイラストや写真を印字できる機能である。

 

↑「クラフトラベル」に子どものイラストと手書きメッセージを印字。心温まる、唯一無二のラベルになる

 

↑手書きのイラストや文字をスマホの写真フォルダに保存し、「Hello」に取り込むだけ。気に入ったテンプレートにレイアウトし、濃度を調整して完成だ

 

「Hello」にあらかじめ用意されたテンプレートは、長年の「もうちょっとオシャレなラベルを作りたい」というニーズに着実に応えたが、ユーザーオリジナルのコンテンツがラベルになる、これもまたもうひとつの楽しみだろう。

 

 

このように “MARK” には1万8700円なりの価値があるわけだが、翻って「SR-R2500P」は、解像度こそ “MARK” に及ばないものの、同じスマホアプリを使えることで、キッチンや洗面所の整理から子どものお片付け、自身の手帳づくりまで、エントリーモデルながら家中で八面六臂の活躍ぶり。これは、お値段以上の価値がある、と言って間違いないだろう。

 


キングジム
ラベルプリンター「テプラ」PRO SR-R2500P
8800円(税込)

 

 

文・写真/和田史子(GetNavi web編集部) 写真/湯浅立志 [商品]

【入れ替え用】【文房具総選挙2023】オンオフ関わらず机上で愛でる!「推し活」をサポートする10アイテムがノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2023」がスタートしました。ここでは、【トレンド部門】「推し活がはかどる文房具」部門にノミネートされたアイテム10点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

「文房具総選挙2023」投票はこちらから

 

【「推し活がはかどる文房具」部門】

推しを愛でる心にオン・オフは関係なし。デスクに推しを迎えられるデコレーションアイテムや、仕事用っぽく “擬態” 可能なバッグまで、推し活を完全サポートする全10アイテムをご紹介します。

 

No.57

リヒトラブ
ミファ うちわコレクションファイル
1595円

チケットなど思い出も丸ごと収納

ポケットの有効内寸は約440×329mm。うちわの持ち手をホールドする仕切りが付いたトップインタイプのファイル。飛び出し防止のフラップ付きで、チケットやトレカ等もまとめて収納できる。

 

No.58

エレコム
推しごと バックパック Mサイズ
2万2231円

お仕事も “推しごと” もお任せ!

サコッシュにもなるフロントパーツの有無で “擬態モード” と “推し活モード” を素早く切り替え。ペンライトなどが入るポケットも各種充実し、 “推しごと” が断然はかどるバックパック。全6色。

 

No.59

カルチュア・エンタテインメント
推守 カーテン
2530円

デスクで毎日推しを愛でられる

推しのアクスタやフィギュアをデスクで常に、なるべくこっそりと愛でたい。そんなニーズに応えるアイテム。カーテンを閉じている間は仕事に集中。早く推しを拝みたくて作業もはかどる!? 全5色。

 

No.60

カルチュア・エンタテインメント
推守 ガジェットケース
各3740円

推しグッズを美しく収納&飾れる

缶バッジやアクスタ、トレカなど常にいっしょにいたい推しグッズを美しく収納、デスク上にさっとディスプレイもできるガジェットケース。うるさい上司がきたらカーテンでそっと隠してあげて。全5色。

 

No.61

レイメイ藤井
ケプト キューブポーチ
990円

愛しの “推しぬい” を大切に携帯

小さなぬいぐるみや小物を収納してバッグなどに付けられる、コロンとしたキューブ型が可愛いポーチ。透明の窓付きなので、 “推しぬい” を汚さずに保護しながら持ち運ぶのにぴったりだ。全4色。

 

No.62

リヒトラブ
ミファ デコレーションポーチ ミニ
各1430円

推しまみれにデコれる万能ポーチ

シールなどでデコレーションした透明シート2枚を表面のクリアポケットにセットすることで、自分だけの推しデザインポーチが作れる。中にはペンやトレカ、会員証などが入る各種ポケットが充実。全8色。

 

No.63

レイメイ藤井
ケプト トレカホルダー
1100円

デコができるトレカホルダー

トレカが入るシンプルなホルダー。中にステッカーなどで自由にデコれる透明板が入っており、これを推しトレカに重ね合わせることで、トレカは元のまま、自分なりの愛を様々に表現できる。全4色。

 

No.64

パイロット
フリクションスタンプ「推し活」
132円

推しのリスケにこすって対応!

こするとインクが透明化する「フリクションインキ」を使った浸透印に、「推し活」モチーフが追加。推しのスケジュールに変更が発生しても、こすって消し、捺し直すことで即対応。印面は全60種。

 

No.65

こどものかお
ポチッとシックス
990円

推しの予定はこれでカンペキ

ポチポチッと押すだけで使えるボタン型スタンプに「推し活」バージョンが新登場。発売日、配信、TV、ラジオにライブと、推しの予定をわかりやすく手帳やカレンダーに記録。うっかり忘れを防止!

 

No.66

キングジム
フラッティ ワンマイル
2145円〜3080円

フラットなのにたっぷり入る!

ライブやイベント参戦時も快適に動けるとSNSで話題となった、透明窓付きポーチ。アクスタや缶バッジなどはもちろん、約5〜6cmのマチ付きなので “推しぬい” やペットボトルなども入れられる。全4色。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

 

「文房具総選挙2023」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した7部門・80商品!

「文房具総選挙2023」は、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした “トレンド部門” に今年は「推し活がはかどる文房具」を設置した2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品が選出され、合計80もの商品がノミネートされました。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
インク容量が増えたり替芯式になったり、長く使えるペンの存在が目立つ。またペンが豊作で部門を「書く」に限定した昨年と打って変わって、「消す」文房具にも注目。全13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842446/

■ 記録する 部門
ノートはリッチな紙質を競った時代を経て、昨今は構造や形状を工夫し、思考を妨げないことや使ったあとのエコ性も重視する傾向に。電子文具もエルゴ設計で、作業を快適にはかどらせる。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842493/

■ 収納する 部門
7部門のなかで、「技あり!」と膝を打ちたくなるアイテムがもっとも多く並ぶ。斬新な構造、1つで複数のシーンに活躍する機能性は、はかどり文房具の真骨頂と言えよう。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842564/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
本質機能を磨くと同時に、ポータブル性を高めたアイテムが目立つ。また、刃物である「切る」文房具は切れ味とともに安全性を担保するなど、全体的にきめ細やかさが光る。全10商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842568/

■ 分類する・印をつける 部門
推し活ならぬ “捺し活” と言いたくなる楽しいスタンプを中心に、実用性に華やかさも併せ持つアイテムが揃う。仕分けに役立つファイルなど硬派な実用アイテムも健在。全10商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842570/

 

【トレンド部門】

■ 推し活がはかどる文房具 部門
推しを愛でる心にオン・オフは関係なし。デスクに推しを迎えられるデコレーションアイテムや、仕事用っぽく “擬態” 可能なバッグまで、推し活を完全サポートする全10商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842574/

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
児童の毎日の宿題から学生の試験勉強まで、学習意欲を応援する文房具14商品がノミネート。集中力を持続させるスムーズな使用感を追求したアイテムや、各自の苦手分野をサポートしてくれるアイデアに注目したい。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。
https://getnavi.jp/stationery/842580/

 

【文房具総選挙2023】オンオフ関わらず机上で愛でる!「推し活」をサポートする10アイテムがノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2023」がスタートしました。ここでは、【トレンド部門】「推し活がはかどる文房具」部門にノミネートされたアイテム10点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

【「推し活がはかどる文房具」部門】

推しを愛でる心にオン・オフは関係なし。デスクに推しを迎えられるデコレーションアイテムや、仕事用っぽく “擬態” 可能なバッグまで、推し活を完全サポートする全10アイテムをご紹介します。

 

No.57

リヒトラブ
ミファ うちわコレクションファイル
1595円

チケットなど思い出も丸ごと収納

ポケットの有効内寸は約440×329mm。うちわの持ち手をホールドする仕切りが付いたトップインタイプのファイル。飛び出し防止のフラップ付きで、チケットやトレカ等もまとめて収納できる。

 

No.58

エレコム
推しごと バックパック Mサイズ
2万2231円

お仕事も “推しごと” もお任せ!

サコッシュにもなるフロントパーツの有無で “擬態モード” と “推し活モード” を素早く切り替え。ペンライトなどが入るポケットも各種充実し、 “推しごと” が断然はかどるバックパック。全6色。

 

No.59

カルチュア・エンタテインメント
推守 カーテン
2530円

デスクで毎日推しを愛でられる

推しのアクスタやフィギュアをデスクで常に、なるべくこっそりと愛でたい。そんなニーズに応えるアイテム。カーテンを閉じている間は仕事に集中。早く推しを拝みたくて作業もはかどる!? 全5色。

 

No.60

カルチュア・エンタテインメント
推守 ガジェットケース
各3740円

推しグッズを美しく収納&飾れる

缶バッジやアクスタ、トレカなど常にいっしょにいたい推しグッズを美しく収納、デスク上にさっとディスプレイもできるガジェットケース。うるさい上司がきたらカーテンでそっと隠してあげて。全5色。

 

No.61

レイメイ藤井
ケプト キューブポーチ
990円

愛しの “推しぬい” を大切に携帯

小さなぬいぐるみや小物を収納してバッグなどに付けられる、コロンとしたキューブ型が可愛いポーチ。透明の窓付きなので、 “推しぬい” を汚さずに保護しながら持ち運ぶのにぴったりだ。全4色。

 

No.62

リヒトラブ
ミファ デコレーションポーチ
各1430円

推しまみれにデコれる万能ポーチ

シールなどでデコレーションした透明シート2枚を表面のクリアポケットにセットすることで、自分だけの推しデザインポーチが作れる。中にはペンやトレカ、会員証などが入る各種ポケットが充実。全8色。

 

No.63

レイメイ藤井
ケプト トレカホルダー
1100円

デコができるトレカホルダー

トレカが入るシンプルなホルダー。中にステッカーなどで自由にデコれる透明板が入っており、これを推しトレカに重ね合わせることで、トレカは元のまま、自分なりの愛を様々に表現できる。全4色。

 

No.64

パイロット
フリクションスタンプ「推し活」
132円

推しのリスケにこすって対応!

こするとインクが透明化する「フリクションインキ」を使った浸透印に、「推し活」モチーフが追加。推しのスケジュールに変更が発生しても、こすって消し、捺し直すことで即対応。印面は全60種。

 

No.65

こどものかお
ポチッとシックス
990円

推しの予定はこれでカンペキ

ポチポチッと押すだけで使えるボタン型スタンプに「推し活」バージョンが新登場。発売日、配信、TV、ラジオにライブと、推しの予定をわかりやすく手帳やカレンダーに記録。うっかり忘れを防止!

 

No.66

キングジム
フラッティ ワンマイル
2145円〜3080円

フラットなのにたっぷり入る!

ライブやイベント参戦時も快適に動けるとSNSで話題となった、透明窓付きポーチ。アクスタや缶バッジなどはもちろん、約5〜6cmのマチ付きなので “推しぬい” やペットボトルなども入れられる。全4色。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

【文房具総選挙2023】巻き戻しが怖くない金属メジャーなど「分類する・印をつける」文房具10点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2023」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「分類する・印をつける」部門にノミネートされたアイテム10点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

【「分類する・印をつける」部門】

推し活ならぬ “捺し活” と言いたくなる楽しいスタンプを中心に、実用性に華やかさも併せ持つ10アイテムが目白押し! 仕分けに役立つファイルなど硬派な実用アイテムも健在です。

 

No.47

シヤチハタ
回転デコレーションスタンプ
1650円

ダイヤル回転で13柄を楽しめる

1つで13柄を捺してデコレーションできる、ハイコスパな回転スタンプ。植物、ねこ、手書き飾りなど全7種。イラストフレームを作ったり複数柄を組み合わせたり、アイデア次第で用途は広い。

 

No.48

キングジム
書類仕分けファイル
880円

斜めからバサッと入れて簡単整理

従来のクリアファイルの難点だった書類の出し入れのしにくさを、クリアホルダーの仕様を取り入れることで解消。インデックス付きで検索性も高い。背面のペーパーストッパーでクリップボードとしても活用可能。

 

No.49

ミドリ
スローコンベックスメジャー〈2m〉
1518円

スローに戻る安心安全な金属製メジャー

早すぎず遅すぎず、テープの巻き戻る速度にこだわった。引き出したテープは本体を指で押さえて止め、指を離して戻す仕組み。目盛は10cmごとに色分けされ、磁石付きで保管もラクなど、随所に工夫が見られる。

 

No.50

キングジム
ラベルプリンター「テプラ」PRO SR-R2500P
8800円

手持ちのスマホから簡単にラベル作成

スマホと連携できるテプラに、手ごろな入門機が登場。対応アプリは2つ用意され、テンプレはデザイン重視からシンプルなものまで豊富だ。電池駆動式で使う場所を選ばない。4〜18mm幅のテープに対応。

 

No.51

シヤチハタ
デイリーログスタンプ
本体+マスター部 3410円/マスター部 1210円

日常をイラスト付きで記録する

日付印の本体にイラスト印面をセット。手帳やノートに、イラストと日付を同時に捺して彩れる。日付操作は側面のダイヤルを回すだけ。イラスト印面は、食事記録や円グラフ、支出記録など12種類。

 

No.52

シヤチハタ
どこでも持ち物スタンプ 氏名印タイプ
1650円

布も金属も! 身の回り品にポンポン捺せる

紙はもちろん布、プラスチック、金属などさまざまな素材に連続捺印できる浸透印タイプのスタンプ。水洗いしても落ちにくい油性インキを採用する。印面サイズは13mmで、印面はメールオーダー式。

 

No.53

カンミ堂
ヌーン
各440円

丈夫さと上質感が魅力の布付箋

フィルム付箋で知られるブランドから布製付箋が登場。落ち着いた風合いを持つ上、紙やフィルムに比べ破れにくく繰り返し使える。ブックマーク用の「マーク」とインデックス用の「タブ」の2種。

 

No.54

サクラクレパス
マイネーム紙おむつ専用
220円

専用ペンで紙おむつの名前書きをスピードアップ!

紙おむつの表面繊維に引っかからないよう配慮された名前書き専用ペン。インキの流出量も工夫されており、にじまず濃くはっきりと記名できる。本体の先端部分が半透明でインク残量も一目瞭然。

 

No.55

ビバリー
まるみのプチ
462円

カラーも形もやさしい付箋

角をなくした形状とパステルカラーの組み合わせが特徴。手帳のマンスリー欄にも貼りやすいプチサイズのほか、定番の正方形(L)、ちょっとしたメモ書きにぴったりの長方形(M)もラインナップする。

 

No.56

サクラクレパス
ミックスライン
各242円

アンダーラインが同時に引けるラインマーカー

太字側に、色の異なるラインマーカーと細字のペン先を並べた設計。強調したい箇所に、同時に2種のラインを引ける。細字は水性顔料インキで耐水性・耐光性に優れる。色の組み合わせは全6種。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

【文房具総選挙2023】紙1枚でも立たせるスタンドや壁掛け書類ファイルなど技ありの「収納する」文房具11点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2023」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「収納する」部門にノミネートされたアイテム11点を紹介していきます。

 

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【「収納する」部門】

「技あり!」と膝を打ちたくなるアイテムが多く並ぶなかでも、今年は収納ボックス・ファイルが豊富です。はかどり文房具の真骨頂とも言える、斬新な構造、1つで複数のシーンに活躍する機能性に注目です。

 

No.26

リヒトラブ
1冊でも倒れないブックスタンド
1100円

隣の本を抜き取っても倒れない!

立てた本の冊数が少なくても、倒れることなく保持できる画期的構造。23個のストッパーが個別に本を支えるので、本を抜き取っても残った本が倒れることがない。両サイドのジョイントで連結も可能。

 

No.27

サクラクレパス
おかたづけシリーズ 作品思い出ボックス
1760円〜2200円

画用紙も立体物も作品をまとめて本棚へ

子どもの作品をひとまとめにできるボックス。クリアファイルには画用紙や賞状、じゃばら式ファイルにはノートや通信簿、やや厚みのある作品を入れられる。ゴムバンドで閉じ、本棚などに並べて保管可能。

 

No.28

コクヨ
さっと出し入れできる
壁掛けポケット(書類・カタログ用)
3080円

厚手のカタログも収納できる書類ポケット

壁面にフックで吊り下げ、デスクの場所を取ることなく書類の受け渡しや一時収納が可能。出し入れも片手でストレスなく行える。組み立てれば立体ポケットに、中身が少ない時は折り畳んでコンパクトになる。

 

No.29

カウネット
ノートPCスタンドにもなる ミーティングバッグ
3718円

収納・移動・PCスタンドの一台三役!

ノートPCや書類、小物類など社内での移動に必要なものをまとめて運べるバッグの先駆け的商品に、新作登場。横に倒して折り目に合わせて変形させれば即PCスタンドに。リアルもオンラインも会議を快適化する。

 

No.30

キングジム
ハルペギー
1485円〜1980円

マグネットで貼れる箱状のペグボード

内側に収納スペースがあり “見せる” と “隠す ”を使い分けられるペグボード。冷蔵庫や玄関の扉に貼って小物収納を作り出せる。オプションのL字フックなどと組み合わせれば収納力がアップする。

 

No.31

キングジム
ハングオーガナイザー
3080円

バッグインバッグを机の下収納へ

作業時にはカバンから取り出してフックをかけるだけで、デスクの下のデッドスペースを有効活用できるバッグインバッグ。カバンの中でも自立し中身を取り出しやすいよう、芯材入りのハード仕様だ。

 

No.32

プラス
パスティ ペンケース
990円〜1320円

メッシュの透け感で中身を見やすく!

メッシュで中身が透けて見えるペンポーチ。カーブを描いて見た目にもかわいい内ポケットには、小物をしまっておける。ペン約15本が入るフラットタイプと、約30本が入るマチ付タイプがラインナップ。

 

No.33

カール事務器
ペーパースタンド
715円

書類1枚でも直立するカーブ設計

クリップで挟んで紙を直立させるスタンド。カーブを描くように立たせるので、紙1枚でも倒れない。挟むだけなので用紙の抜き差しはワンタッチ。パーツは分解もでき、持ち運びにも便利だ。

 

No.34

キングジム
「ポーズー」ペンポーチ
2475円

骨格入りで自在にポージング

骨格パーツが仕込まれ、好きなようにポーズを作れるぬいぐるみペンケース。見た目のかわいさの一方で、ペンなら約15本入る実用性も兼ね備える。パンダ、レッサーパンダ、ライオン、トラ、ネコの5種。

 

No.35

コクヨ
ポケットが大きく開く 書類ファイル〈ノビータ〉
462円〜1100円

ガバッと開いて中の書類を見渡せる

仕切りが側面に固定されていないことで目当てのポケットが大きく開き、収容物を探しやすい書類フォルダー。マチが伸縮するので書類の量に合わせて背幅が変えられ、省スペースにも貢献する。

 

No.36

リヒトラブ
わが家の整理ケース〈ペット用〉
1320円

ペットグッズをひとまとめ

ケースとクリヤーブック(A5・12ポケット)がセットになった収納アイテム。ワクチン接種証明書や薬など、ペットに関する大事な品々をまとめておける。A5判の写真が入るポケットタイプの窓付き。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

【文房具総選挙2023】思考を引き出す快適なノートなど「記録する」文房具12点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2023」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「記録する」部門にノミネートされたアイテム12点を紹介していきます。

 

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【「記録する」部門】

ノートはリッチな紙質を競った時代を経て、昨今は構造や形状を工夫し、思考を妨げないことや使ったあとのエコ性も重視するアイテムを中心に12アイテムがノミネート。作業を快適にはかどらせるエルゴ設計の電子文具にも注目です。

 

No.14

プラス
クリーンノートKaite メモタイプ
1100円〜1760円

書き心地が向上した磁性メモ

消耗品不要の磁性メモが、薄型コンパクトに。紙により近い書き心地になったほか、筆跡のコントラスト比が大幅アップし筆記線も視認しやすくなった。メモはスマホで撮影し専用アプリに保存可能。

 

No.15

マルマン
ココチィ ノート
242円〜297円

リング分解ツールが裏表紙に付属

裏表紙から組み立てられるリング分解ツールを用い、廃棄時にリングとノート本体を簡単に分離できる。中紙の原料にはサステナブルなFSC認証材を使用。裏抜けしにくくなめらかな書き心地も美点だ。

 

No.16

ラコニック
スタイル ブックマーカー
各330円

本に挟んで、ふとしたときに書き留める

売り場の本に挟まれた短冊のようなデザインで、しおりとしてページに挟んで使えるメモ。To Doリストからコーディネートを記録できる人型テンプレートまで、メモは8種類。1セット24枚入り。

 

No.17

リヒトラブ
ソフィーチェノート
209円〜363円

リングに手が当たっても痛くない

ページを綴じるリングに薄いPPシート製を採用しているので、書く際に手が乗り上げても痛くない。オープンポケット付きで、付箋などの小物を入れて持ち運べる。リングまで色にこだわった4色展開。

 

No.18

キングジム
デジタルメモ「ポメラ」DM250
6万280円

スマホ連携の強化で手軽にテキスト共有

テキスト入力に特化したデバイス「ポメラ」の約6年ぶりの新作。校正支援機能が強化され、台本の制作に適したシナリオモードが追加されたほか、スマホ連携の向上でより手軽なデータの活用が可能に。

 

No.19

カシオ
人間工学電卓 JE-12D/DE-12D
1万450円/1万1000円

打ちやすさを追求したエルゴ電卓

電卓を打つときの姿勢に着目したエルゴノミクス設計。操作面を3度の角度に傾斜させることで、右手入力時の指や手に自然にフィット。キー自体は常に垂直方向に打てるよう、階段状に配置した。

 

No.20

コクヨ
キャンパス
ノートのように使える バインダー(2×2リング)
616円~748円

リングに手が当たらないスリムなバインダー

上下2×2のリング構造で、書く際に手に当たらず快適に使える。ノート感覚で折り返し省スペースで使えるほか、スリム設計のためバッグの中でかさばらないのもうれしい。B5とA4をラインナップ。

 

No.21

プラス
パスティ クリップファイル
770円

表紙ポケットに小物やプリントを一時保管

パステルカラーが持ち味のファイルシリーズに、携行に便利なクリップファイルがお目見え。付箋などの小物を収納できる表紙ポケットが付く。表紙を折り返して使えばデスクの省スペースにも役立つ。

 

No.22

オキナ
プロジェクトガジェットメモ 6.1inch/8.3inch
605円/880円

スマホやタブレットとのセット使いに最適

裏面に滑りにくい加工が施され、片手でも書きやすいデスクメモ。6.1inchスマホと8.3inchタブレットに合わせたサイズ展開で、メモと重ねてもリングが当たらずデバイスが傷付きにくい仕様になっている。

 

No.23

コスモテック
wemo ペーパーフリップボード
3500円

“書いて伝える” ウェブ会議サポートボード

ウェブ会議の横長画面に、顔とともに写しやすい正方形のホワイトボード。パーソナルサイズで携行しやすく、会議でも手で支えやすい。ボード本体に装着可能のイレーザーはペンも収納できる一体型。

 

No.24

コクヨ
キャンパス
ルーズリーフ きれいに消えてなめらかに書ける
385円

軽い力できれいに消せるオリジナルペーパー

紙面の凹凸を減らして平滑にすることで、鉛筆の芯の汚れが残りにくく消しゴムによる消し跡が目立たない。軽い力で消せるので、消しゴムの摩擦による紙のシワや破れも防止。書き心地もなめらかだ。

 

No.25

コクヨ
キャンパス
レポートパッド〈SPREAD PAPER〉
385円~836円

罫線と書き心地が思考の整理をサポート

便箋にも使われる中紙で速乾性が高く、さらさらした書き心地で思考を妨げない。軽量で、表紙をぴったり折り返せるのも美点。5mm方眼罫はコピーに写りにくい薄いブルーを採用。A3・A4・B5の3種。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

スマホ専用「テプラ」PROに“お手軽価格”モデル! 電池駆動でどこでも使える「SR-R2500P」

キングジムは、スマートフォン専用モデルの第2弾、ラベルプリンター「テプラ」PRO SR-R2500Pを、1月27日に発売します。税別価格は8000円。

 

同製品は、2020年に発売した、スマートフォン専用モデルのラベルプリンター「テプラ」PRO “MARK”SR-MK1の低価格モデル。

 

4mmから18mm幅の「テプラ」PROテープカートリッジが使用可能。「テプラ」PRO用のiOS/Androidアプリ「Hello」と「TEPRA LINK 2」の2つのアプリに対応しており、電池駆動で、持ち運んでどこでもラベルを作成できます。

 

また、新ラベル「テプラ」PROテープカートリッジ クラフトラベルも同時発売。ナチュラルな質感のクラフト素材を使ったテープで、テープ幅は12mm、18mm、24mmの3種類です。税別価格は、12mmが1130円、18mmと24mmが1530円です。

 

株式会社キングジム お客様相談室(全国共通):0120-79-8107

ホームページ: https://www.kingjim.co.jp/

キングジムの人気ステーショナリーがトレンドカラーで登場! 「カラーセレクション」第1弾は4製品

キングジムは、同社の人気ステーショナリーをトレンドカラーにリニューアルした「カラーセレクション」シリーズをスタート。シリーズ第1弾として、「リングノート テフレーヌ」「クリアーファイル パタント」「クリアーファイル コンパック」「スーパーハードホルダー」の4製品を2月3日より発売します。

 

今回のラインアップとして登場する4製品はいずれも、ピンク、キイロ、ミドリ、ミズイロ、クロの合計5色で、日常で使いやすいニュアンスカラーが採用されています。

 

リングノート テフレーヌは、リングをつまむだけでとじ具を開けられる、ルーズリーフの差し替えが可能なリングノート。とじ具が上下セパレート式のリングで、書くときにリングに手が触れません。税別価格はA5サイズが530円、B5サイズが550円、A4サイズが720円です。

 

クリアーファイル パタントは、しなやかな背パーツで表紙を360度折り返せるクリアーファイルで、片手でも持ちやすく、狭いデスクの上でも省スペースで使用できます。税別価格は20ポケットが610円、40ポケットが940円です。

 

クリアーファイル コンパックは、A4書類を半分のサイズに折りたたんで持ち運べるファイル。折りたたんでも書類に折り目がつきにくい設計で、開くと通常のクリアーファイルのように、書類をめくって閲覧できます。税別価格は660円です。

 

スーパーハードホルダーは、収納物を厚さ1.3mmの丈夫なシートでしっかり保護できるホルダー。裏面には書類ストッパーが付いており、下敷きとしての使用も可能で、3山と5山のインデックスタイプもあります。税別価格は、マチ付きが250円、マチ付き3山インデックスが280円、マチ付き5山インデックスが310円です。

家で使いたい連絡板とは? 省電力の電子メモパッド「ブギーボード」のインテリアモデルがちょうどいい!

最近いろいろと試しているのが「家庭向けのホワイトボード」。というのも、我が家は夫婦ともにフリーランスで日中はほぼ在宅。常に顔を合わせているので、例えば「ティッシュのストックがもうないから、外に出たときに買ってきて」なんて連絡も口頭で済ませるんだけど……だいたい忘れちゃうのだ。そしてたいてい、言った言わないでモメる。

 

夫婦どちらかが外で仕事をしていれば、こういった家庭内の連絡もSMSやLINEを使うが(=連絡事項が文面として残る)、共に在宅だとそれもよそよそしいし、ちょっと面倒くさくもある。であれば、家族間の連絡事項はホワイトボードで伝えるぐらいがちょうどいいんじゃないかな、と思ったのだ。

 

ただ、ホワイトボードはそもそもオフィス用品としての色が強いため、家に持ち込むと、どうしてもその周辺だけ“事務事務しい”雰囲気になってしまう。これがどうにもいただけない。もうちょっとオシャレというか、すっきりスマートなデザインのボードってないものか。

 

スタイリッシュに飾っておける「ブギーボード」のインテリアモード

そうしてたどり着いたのが、キングジムの「ブギーボード BB-15」(以下BB-15)だ。液晶に加圧して筆記する“電子メモパッド”というジャンルなので、正確にはホワイトボードではないが、用途はまったく同じだ。なにより見た目に事務用品っぽさがなく、かなりスタイリッシュ。

キングジム
ブギーボード BB-15
6000円(税別)

 

↑スタイラスなどで板面に圧を加えると蛍光グリーンの筆跡になるのが、ブギーボードシリーズの特徴。筆圧で線の強弱もつけられる

 

まず印象的なのが、ベゼル(枠)の薄さである。最近のスマートフォンなども“ベゼルレス”が注目されているが、やはりベゼルが分厚いと、それだけでどうしても野暮ったく感じてしまう。

 

「BB-15」は、シリーズ従来モデルと比較すると非常にスッキリとしたルックスで、パッと見からして「おっ、かっこよくなったなー」と思えるはずだ。

↑従来モデル(左)と比較すると、ベゼルはかなりスリムで洗練された雰囲気に

 

なぜベゼルを薄くできたかというと、お馴染みの画面消去ボタンをなくした、というのが最大のポイントだろう。

 

ブギーボードは、「スタイラスなどで画面を加圧すると筆跡が残せて、消去ボタンを押すと画面が消えてリセットされる」というのが基本の仕組みだ。となれば消去ボタンは必須なのだが、BB-15はボタンの代わりに消去ポイントを画面右下に設置。ここに専用スタイラスの上部(マグネット内蔵)を近づけることで、画面がリセットできるようになっている。

 

ちなみに専用スタイラスがない場合でも、なにか適当な磁石を使っての画面リセットは可能だ。

↑スタイラスの磁石(後端灰色の部分)を「erase」と書かれたポイントに近付けると、盤面が一瞬でリセットされる。ただし従来モデル同様、“この文字だけ”のような部分消去はできない

 

↑ベゼル側面・上面にスタイラスをくっつけておくこともできる

 

ちなみに、実は誤解されがちな部分だが、ブギーボードは画面のリセットを行う際にわずかに電力消費をするだけ(コイン型電池1つで約2万5000回の消去が可能)で、液晶表示には電力がいっさい使われていない。

 

そのため、たとえ電池切れになろうと、表示されているものが勝手に消えるという心配は不要なのだ。

 

↑背面の磁石で冷蔵庫や玄関ドアに貼っておけば、家庭内の伝達事項はこれでまかなえるはず

 

↑スマートな外見は、壁にかけてあっても違和感が少ない

 

裏面には、マグネットおよびフックをかける用のくぼみが備わっている。つまりこれ、最初から完全に壁掛けで使う前提なわけだ。このあたりが「シリーズ初のインテリアモデル」と名乗るゆえんだろう。

 

もちろん、ホワイトボード(連絡ボード)として考えると「お値段やや高い」「画面内の部分消しができない」などのネガティブはある。だが、逆に「消耗品は電池のみ(しかもほぼ消耗しない)」「ボード面が汚れずカスも出ない」のはありがたいし、なによりこのスタイリッシュな雰囲気は、これまでのホワイトボードにはなかった部分だ。

 

そのあたりを考えると、家庭内の連絡用にBB-15を選ぶ理由は充分にあるんじゃないだろうか。

 

6年ぶり最新ポメラ「DM250」はビジネスで即活躍する完成度! 興味がある人は即購入を

キングジムの人気デジタルメモデバイス「ポメラ」から、最新の「DM250」が登場しました。前モデル「DM200」から6年ぶりの最上位モデルです。

↑7月29日に発売されたDM250。キングジム公式オンラインストアでは、6万280円(税込み)で販売されています

 

ポメラは、テキスト入力に特化したデジタルメモデバイス。用途をあえて絞ったことや、携帯性に優れることから、文章作成の機会が多い人たちの支持を得て、ロングセラーとなった製品です。そのなかでDM250は、バッテリーが約24時間持つうえ、充電やPCとの接続で使えるUSB Type-Cを搭載するなど、着実な進化を遂げています。

 

それでいて、DM200が備えていたテキスト入力のしやすさを継承。さらに、縦書きの脚本などの作成に適したシナリオモードを追加したほか、校正支援機能「ATOK for pomera[Professional]」を強化したり、1ファイルあたりの保存可能文字数を20万字に増やしたりと、文章を書くうえでの基本性能も向上しています。

 

【製品フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

長文を書くのに向いているといった理由から、ヘビーユーザーの多いポメラ。DM250は、そうしたユーザーのニーズにしっかり応えています。一方で、まだポメラを使ったことのない人は、活用できるのでしょうか。

 

そんな疑問に答えるべく、今回はポメラ初心者の20代と30代に持ってもらい、ビジネスシーンでどのように使ったのかをレポートしていきます。

 

【使ってもらった人】

↑左はフリーで編集・ライターをしているほか、企業の広報活動や制作会社での編集・制作をこなす20代の山口 真央さん。本業をいくつも抱える「複業」を実現しています。一方の右はGetNavi webの編集部員で、ワールドカテゴリや海外ニュースを主に担当する30代の久保田 遼。子育てをしながら編集部で記事を制作しています

 

 

すぐに使えて、作業に集中しやすいところがビジネスで活躍

そもそも、文章を書くことに特化したポメラは、以下の3つの特徴が大きなポイントです。

・インターネットは利用できない

・起動が速い

文字入力にこだわっている

 

ひとつ目のインターネットが利用できない点は、PCやタブレット、スマホなど、ほかのテキストを打つデバイスとは決定的な違いです。

 

複数の本業を抱える“複業”スタイルで仕事をする山口さんは、この点について「PCだと、チャットツールの通知がきてしまい、意図せず作業が止まってしまいがちです。ポメラはそうしたことがなく、作業に集中できるのがうれしかった」と言います。

 

一方、編集部の久保田は「ほかのデバイスと違って、セキュリティ性が高いのではと感じました。普段何気なくクラウドサービスを使っていますが、不意にファイルをアップロードしてしまったり、漏洩してしまったりする可能性は否定できません。ポメラはその心配がないため、見られたくない文章を書く心理障壁が下がるように感じました」とのこと。

 

もうひとつは、起動の速さ。ポメラは本体を開いてすぐに文章を書き始められます。これには、2人ともかなりの魅力を感じたようで、最初に使用感を聞いたところ「起動の速さがとにかくいい」と口をそろえていました。

 

特に山口さんは「PCだと、開いて、アプリを立ち上げてと、数秒待つことになりますが、そのストレスから解放されました」と、ポメラならではのメリットを感じていました。

 

最後は、キーボードです。日本語配列はもちろん、日本語入力に特化した親指シフトに対応。また、DM250は設定でUS配列に変更できます。さらに、キーを押し込んだときの沈み込み方にこだわるなど、入力の快適さにも力を注いでいます。

↑キーボードはデフォルトで日本語配列になっており、設定で配列を変更できます。キーピッチは17mmと十分な距離を確保。なお、キーボードの左上には電源ボタンがあります

 

このキーボードについて、山口さんは打鍵感に戸惑った様子を見せつつも「開いたときに、ヒンジ部分に角度が付くのはいいですね」とコメント。また、久保田は「打ち心地がよかったです」と述べ、特に不満なく使えたようです。キーボードは普段使っている製品に左右されるところ。人によって、使い始めは山口さんのように戸惑うこともありそうですが、慣れたらまた違った評価になるかもしれません。

 

すぐに作業を始められて、作業に集中しやすいうえに、公開してはいけない文章を書くのにも最適。ポメラの特徴はビジネス作業で十分に実力を発揮しそうです。では、複業で活躍する山口さんと編集部の久保田はどういったシーンでDM250を活用したのか、またどんな使い方ができそうだと感じたのか、具体的に見ていきましょう。

 

自宅で使っていた電子ペーパーがポメラに置き換え、Web会議でも活躍

山口さんは主に自宅作業時で活用したそうです。

 

「家での使用は快適でした。特にメモするときは、いままで電子ペーパーで手書きのメモを取ったり、PCでメモを取ったり、あるいは付箋に何か書いたりと、複数のデバイスやアイテムを使っていたのですが、ポメラに一元化できました

 

また、スマホで電話をしながらポメラを片手で開いてやり取りを書き留めたり、PCでWeb会議をしながらポメラでテキスト入力したり、といった使い方もしたとのこと。その際、ATOK for pomera[Professional]の校正支援機能が活躍してくれたと言います。

↑Web会議中に入力はポメラにお任せ

 

「PCやタブレットなどの、ネットに接続できるデバイスは閲覧用、ポメラは入力用と使い分けました。そうすることで、単純にディスプレイが増えたという印象ですし、ポメラで入力に集中できたのもありがたかった点です。

 

それと入力中、誤字になりそうなところを変換時に直してくれました。ATOK for pomera[Professional]による予測変換の精度の高さを感じました。あとで見返しても誤字はなかったと思います

↑DM250はATOK for pomera[Professional]の機能がより強化され、このように勘違いで覚えた誤用の修正提案もしてくれます。特にWeb会議のように、PCでながら作業する場合、誤字が出やすいですが、ATOK for pomera[Professional]が支援してくれるおかげで、誤字は見当たらず。あとで見返す際も見やすいですし、会議の相手にそのまま送るのも安心です

 

もうひとつの使い方として挙がったのがシナリオモードです。

 

「上段と下段に分かれているシナリオモードは、Webメディアのタイアップ記事の構成を作るときに利用しました。上段は記事の大きな流れを書き、下段に内容や詳細をまとめていくと見やすかったです」

↑DM250から搭載されたシナリオモード。「今回の使用中はチャンスがなかったのですが、たまにラジオの構成台本やYouTubeの動画脚本を作ることもあって、そういうときに活用できそうとも思いました」と話してくれました

 

Web記事の構成案や、台本・脚本などを作成する機会は、それほど多くないかもしれません。ですが、一般的なビジネスの現場であれば、プレゼンで発表する場はあるはず。そういったときに、たとえば資料を見せながら、どういった説明を口頭でするかなどをシナリオモードでまとめておく、という使い方ができるでしょう。

↑バッテリーが少なくなってきたら、付属のUSB Type-CケーブルとACアダプターで充電します

 

本業、副業、さらには複業と、ひとつの事業にとどまらないワークスタイルが、今後のビジネススタイルの大きなポイント。そうした働き方を実践する山口さんを見ると、ポメラをあらゆる現場で使用していることがわかりました。作業の内容やアウトプットが違う複業であっても、文章を書く・まとめることは必須。そんな場面でポメラが活躍してくれます。

 

外出先ですぐ入力が便利、プライベート利用や論文執筆もよさそう

編集部の久保田は、外出先での活用が多かったそうです。

 

「外出先で企画のアイデアが浮かんだときや、情報整理をしたいときなど、自分の考えを言語化するために使いました。やはり取り出してすぐに入力できるのがいいですね。それと、1回の充電で24時間程度使えるため、外で使う際にバッテリーを気にすることがなく、安心できました

↑外出先でポメラを活用。思いついたことをすぐに書くのはもちろん、あとで見返すほか、集中して作成した文章をいつもとは違う環境で推敲することもできます

 

加えて、プライベートのほか、意外な使い方もできそうとのこと。

 

「読書メモとしても使いました。読んでいる最中に浮かぶアイデアを大事にしていて、そういったことを書き留めたり、純粋に本についてのメモを取ったりできました。

 

あとは、論文の執筆に良さそうだと感じました。以前、大学院に在籍していたのですが、論文は執筆中、基本的に指導教授にしか見てもらいません。自分の研究にはアイデア勝負の側面があるので、校了前の論文は、できるだけ“内密”にしておきたい文章の1つ。だから、先にも述べたようにポメラと相性はいいと思います

 

久保田の使い方を見ると、持ち運びやすく、バッテリーも長時間持つため、外出の多いビジネスユーザーも活用できることがわかります。また、元々は長文を書くユーザーに人気のポメラ。オフィシャルに公開できない論文や原稿作成にも向いています。こうした使い勝手の幅が広いのも魅力です。

 

ポメラをもっと使うこなす方法は? 開発者に聞いてみた

ここまで、ポメラ初心者でもビジネスシーンで使えるところを見てきました。ただ、使っていくなかで気になる点もあったそうです。そこで、ポメラに関する疑問点を、キングジムの開発本部 電子文具開発部 デジタルプロダクツ課のリーダー、清水 翔平さんに話を聞きました。

↑キングジムの清水 翔平さんにオンラインで話を聞きました

 

編集部(以下、――) DM250はバッテリーの容量が増えたぶん、重量も増加しています。もっと軽いと、ネットに接続できるノートPCと一緒に持ち運べそう、という意見がありましたが、軽量化についてはいかがでしょうか。

 

清水さん(以下、清水) DM200からは確かに40g増えていますが、対してバッテリーは約6時間延びています。逆にいうと、バッテリーを減らしても数十gの減量です。それならばと、今回はバッテリーを優先しました。とはいえ、剛性を失わない程度に内部で使っている板金に複数の穴を開けるなどして、軽量化の努力はもちろん続けています。

 

また、確かにノートPCと持ち歩くのは大変かもしれませんが、タブレットであれば、持ち運びのハードルも下がるかなと考えています。その際、ポメラはBluetoothキーボードとしても使えるので、タブレットとポメラをBluetoothで接続して、タブレットをディスプレイに、ポメラをキーボードにするといった使い方も可能です。ぜひ活用してみてください。

 

―― ありがとうございます。もう1点、ATOK for pomera[Professional]」の予測変換機能の精度が非常に高いのを感じました。さらに踏み込んで、校閲機能まであるといいんじゃないかという意見も出たのですが、近い機能はありますか?

 

清水 近い機能ですと、「正規表現検索機能」があります。たとえば、長文を書いているとき、ひとつの表現が頻出した場合に同じ言葉を使っているか検索する、あるいは「取る/撮る/録る」といった、同じ音の漢字をまとめて検索する、などが可能です。表記ゆれなどのチェックに役立つはずです。さらに、直したいところが複数あった際は、置換で一気に修正もできます。正規表現検索機能を活用していただければ、校閲もしっかりできるでしょう。

↑正規表現検索機能。ここに載っているのは一例で、ほかにも検索方法はあるそうです

 

 

ポメラに興味のある人は、いまが買いどき

これまで使ったことのないデバイスを、ビジネスでいきなり取り入れてみるのは抵抗感がある、という人もいると思います。ですが、DM250は初めて使った人にとっても、ちょっとしたメモから論文作成まで、ビジネスシーンで幅広く活躍することがわかりました。製品の完成度が高いからこそ使いやすいのでしょう。6万280円(税込み)という価格は一見すると高価ですが、使用シーンの多さを見ればその価値は十分あります。

 

特に使い始めてみると、パッと開いてすぐに入力できるポメラは、自宅・外出先問わず、メモを取る場面でなくてはならない存在になりそうです。

 

今後は、複業スタイルで働く人も、ビジネスで外出する人も増えるでしょう。そうしたときに、これまで見てきたように、Web会議で文章をまとめる、動画の脚本を書く、あるいは外出先でメモを取るなどの場面でポメラを使う機会は大いにあります。また、慣れてくればヘビーユーザー同様、長い文章を書く際もポメラが手放せなくなるはず。

 

働き方が多様化すればするほど、ビジネスで文章に触れるシーンは増えていくため、ポメラが必要になるわけです。

 

そのなかで、DM250はコアとなる文章を書く基本性能を向上させつつ、長時間のバッテリーやUSB Type-Cの搭載といったトレンドもおさえており、今後数年の活躍が見込めます。ポメラは気になってはいるものの、なかなか手が出なかった、という人はいまこそ手を伸ばしてみる時期でしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

撮影/篠田麦也

ポーズを自在にとって自立する!「ポーズー」のペンケースとは思えない愛おしさに大人も沼落ち注意

自立する、中身の出し入れに工夫がある、整理収納できる……などなど、ペンケースの高機能化が止まらない昨今である。もちろん便利な方がいいのは当たり前だし、ペンケースの使い勝手によって作業効率が変わってくるケースも充分に考えられるだろう。

 

だが、ちょっと待って欲しい。ペンケース、ただ単に便利なだけで良いのだろうか?

 

実のところ、少し大きめの文房具店でペンケースコーナーを見てもらえば、今の疑問の意味は伝わると思う。並んでいるペンケースのうち3〜5%ぐらいが、いわゆる“ぬいぐるみペンケース”なのだ。そんなバカな! と思われるかも知れないが、実際に現場は「えっ、ここ玩具売り場じゃなくて?」というぐらい、ぬいぐるみペンケースが並んでいるのである。

↑我が家にある、ぬいぐるみペンケース(の一部)。ビーバー、鵜、ツチノコ、ザリガニなんてものまでペンケース化されている

 

つまり我々がよく知らないだけで、機能性絶無のぬいぐるみペンケースには、需要がガッツリある。便利じゃなくたって、かわいければ間違いなく売れるのである。

 

中でも、6月にキングジムが発売した新しいぬいぐるみペンケースは、かわいさを超大幅にアップさせるギミックを搭載。アラフィフおじさんも「やだ、欲しいかも…(トゥンク)」と思わずときめくレベルなのだ。

 

かわいさ倍増!? 骨格でポージング自在のペンケース「ポーズー」

ぬいぐるみペンケースとは文字通り、綿入りでフカフカしたぬいぐるみの中に文房具が収納できるようになっているもの。ベーシックな動物型から鳥、魚、昆虫、植物など種類は多いが、おしなべて機能性は皆無。とにかくかわいければそれで良し! というジャンルである。

 

そこへキングジムが新たに打ち出してきたのが、「<ポーズー>ペンポーチ」シリーズ。

キングジム
「ポーズー」ペンポーチ
トラ・ライオン・ネコ・パンダ・レッサーパンダ
各2250円(税別)

 

5種類の動物が並んでるだけでも確実にかわいいのだが、とはいえこの時点では、従来のぬいぐるみペンケースと見た目はなんら変わらない。まぁ普通にかわいいよねー、ぐらいの感じだ。

 

↑背部のジッパーで開口してペン類を収納。胴体にもみっちり綿が詰まっているので、出し入れはしにくい

 

「ポーズー」が従来と違うのは、外からは見えない身体の内側。なんと背中と両手足に“骨格”を内蔵しているのである。この骨格は、フレキシブル三脚によく見られる多関節構造で、グネグネと自由に折り曲げることが可能。これによって、綿が詰まっているだけのぬいぐるみでは絶対に不可能なポーズ固定ができるようになったのだ。

 

単にボサーッと伸びているだけの素立ち姿と、しなやかで躍動感のあるポーズ、どちらがよりかわいいかなんて、考えるまでもないだろう。

↑多関節骨格で思うようなポージングが取れる!(※骨格の画像は実際のものではなく、あくまでイメージ)

 

↑勇ましいファイティングポーズや……

 

↑グラビア風、雌豹のポーズ(ライオンだけど)も自在。背骨が動かせるのがかなり楽しい

 

使ってみて気付いたのは、このかわいさに思ったより機能性があるな、ということ。机の上でかわいいポージングをさせておくだけで気持ちが和むし、なんなら疲れたときのリフレッシュ・ツールとしても有効。冒頭で「機能性は絶無」なんて書いちゃったけど、ごめんなさい。かわいいの、仕事にも役立つかも。

↑「仔ライオンが甘えて仕事の邪魔をするのが困る」という設定でポージング。気分が半端なく和むのだ

 

↑自立型ペンケースとして、狭いスペースでも置ける

 

↑机の端にぶらさげると、より省スペースに使えそうだ

 

機能性の話で言うと、ポーズをつけて、狭い机のスペースを有効活用するべく自立させておく、というのもありだ。筆記具の出し入れが効率的になるわけではないので、自立させて特に便利になるわけではないが、かわいいから良しとしたい。

 

また、スマホを抱え込ませることでスマホスタンドとして使えるのは、意外なメリットだ。休憩時間に動物動画を見るときは、ぜひこの姿勢を有効活用したい。

↑四肢でがっちり掴んでくれるので、スマホスタンドとしての安定感も抜群!

 

ただ、ペンケースとして筆記具を収納してしまうと、背骨の骨格を曲げることはできなくなる。つまりポーズの自由度は大幅に下がってしまうということ。考えてみれば当然なのだが、かわいさを取るかペンケース機能を取るかのトレードオフが発生してしまうのは悔しいところだ。

 

そこはもう「かわいいからしょうがない」と言い切るしかないのだけれど。

 

ポップな透明感がキュート! キングジム「CHEERS!」第2弾は書類のまとめや保護などに役立つ3アイテム

キングジムは、ステーショナリーシリーズ「CHEERS!(チアーズ)」の第2弾として、「カードホルダー」「ドキュメントホルダー」「ハードホルダー」の3製品を、8月5日に発売します。

 

税別価格は、カードホルダーが420円、ドキュメントホルダーが850円、ハードホルダーが330円。カラーバリエーションはいずれも、透明感が楽しめるポップな赤、黄色、緑、グレー、乳白の5色展開です。

 

カードホルダーとドキュメントホルダーは、収納量に応じてゴムが伸縮することで、最適な厚さで保管・持ち歩きができるホルダー。どちらもインデックスが2枚入っているため、収納物を大まかに分類することも可能です。

↑カードホルダー

 

カードホルダーは、名刺やカードがぴったり入るサイズで、ドキュメントホルダーは厚みのある小冊子やノートも収納することができます。ドキュメントホルダーは書類を入れたクリアーホルダーをそのまま収納でき、最大で約20枚収納することができます(クリアーホルダー1枚につきコピー用紙を10枚入れた場合)。

↑ドキュメントホルダー

 

ハードホルダーは、2枚の硬質PVCシートで書類を挟む構造の書類保護ホルダー。表は高透明のシートで、書類の閲覧性が高くなっています。

↑ハードホルダー

 

株式会社キングジム お客様相談室(全国共通):0120-79-8107

ホームページ: https://www.kingjim.co.jp/

キングジム「ポメラ」に4年ぶりの新モデル! 「DM250」7月29日発売

キングジムは、テキスト入力に特化したデジタルメモ「ポメラ」の最新モデル「DM250」を、7月29日に発売します。

 

税別価格は5万4800円。発売に合わせ、専用ケースも同時発売します(税別価格7000円)。

 

同製品は、従来機(DM200)よりバッテリーの容量を増加し、フル充電で約24時間の使用が可能(従来機は約18時間)。USB Type-Cに対応し、充電確認用LEDも新たに搭載。本体を閉じた状態でも、バッテリーの残量を把握できるようになりました。また、本体の構造を見直すことで打鍵音がより静かになり、従来機のテキスト入力のしやすさはそのままに、出先などでも場所を選ばないタイピングが可能です。

 

ソフトウェア面では、ポメラ向けに最適化した日本語入力システム「ATOK for pomera[Professional]」をさらに強化。校正支援機能と、縦書きの脚本や台本の作成に適したシナリオモードを追加しています。1ファイルあたりの保存可能文字数は、従来機の2倍となる20万字です。

 

キーボードは、ローマ字入力やUSキーボードで最も重要度が高い英字を中央に配置。フォントには、可読性が高く、圧迫感を与えずモダンな雰囲気を演出する「AXISフォント」を採用。メインのボディカラーは従来機よりやや明るいダークグレーに設定し、キーのカラーとボディの色を分けることでキーの形が把握しやすくなりました。

 

US配列キーボードユーザー向けに、ポメラ用にカスタマイズしたUS配列を追加。従来のポメラでも採用していた、日本語入力特化の「親指シフト」には、改良したレイアウトを1種追加しています。

 

Wi-Fi接続により、ポメラ本体と直接テキストファイルのやり取りが可能。専用アプリ「pomera Link」でポメラ本体内のデータを確認し、選択するだけでアプリ内に保存できます。専用アプリからポメラ内のファイル一覧を閲覧でき、アプリ内ファイルをポメラに送信することもできます。

 

ゴミ箱、バックアップ領域の追加により、誤って削除や上書きを行なったファイルも復旧可能になりました。正規表現検索にも対応し、検索性が向上しています。作成中のテキストの文字数やバッテリー残量が画面上に数字で常時表示されるようになったほか、テキストファイルを二次元コードに変換する機能では、二次元コード表示できる文字数が従来機の最大約9万字から20万字になりました。

 

また、同製品が発表された7月12日には、限定250台の「ホワイトモデル」も予約受付を開始しましたが、即日完売に。“新ポメラ”の注目ぶりがうかがえますね。

 

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キングファイルにベビー誕生?「キングミニ」が無性に物欲をそそる上、やけに実用的

ヒトを含む多くの生物は、頭身が低い・目が大きい・手足が短いなど、赤ちゃんによく見られる特徴(ベビースキーマ)を持つものを、本能的に「きゃわいい~!」と感じ、守ろうとする習性を持っているそうだ。

 

これは、動物行動学者のコンラート・ローレンツが唱えた説で、つまり自分より弱いものを保護して養えば子孫が生き残る率が高まる、ということ。「かわいい」の概念が本能に根ざしたものであり、種の生存戦略に関わっているというのは、なかなか面白い話である。

 

だから、例えば「かわいい小物や文房具を見つけたら、ついつい買っちゃう」というのも、実は生物の本能的なアレであって、それはまぁ仕方ないよね、という話なのだ。特にかわいい“文房具の赤ちゃん”なんかがいたら、そりゃ庇護欲をかき立てられずにおれようか。だって超きゃわいいのだから。

 

ミニサイズのキングファイル、かわいすぎ!

文房具の赤ちゃんとはなんぞや? と怪しまれる方もいるだろうが、2022年6月10日にキングジムから数量限定で発売される「キングミニ」シリーズが、それだ。

 

事務用品のザ・定番である「キングファイル」「保存ボックス」をミニチュア化したもので、これはもうどうみたって、キングジム製品の赤ちゃんなのである。きゃわいい!

↑かわいすぎるミニサイズ事務用品「キングミニ」シリーズ

 

と言っても、ただのミニチュアならここで紹介するほどのものでもない。それぞれきちんと機能を持った文房具として作られているというのが、大きなポイントなのだ。

 

まず、最も“赤ちゃん感”が高いのが「キングファイルクリップ」。板バネ状のクリップを本体に押し込むことで紙束を固定するクリップで、Lサイズはコピー用紙90枚、Mサイズは60枚まで綴じることができる。

 

親のキングファイルと比べると、目(スクエアマーク)が本体に対して大きく、ぽっちゃりとして背が低い。これは完全なベビースキーマだ。

 

キングジム
キングミニ
キングファイルクリップ 4個セッ
Mサイズ 500円Lサイズ 680円(ともに税別)

 

“親”が書類を綴じて保存するファイルなのに対して、“赤ちゃん”はスライドクリップというのも、またかわいい。書類にきゅっとだきついて綴じる様子は、いかにも頑張って親の真似をしているよう。見ているこちらも、庇護欲かき立てられまくり。

 

機能として何か新しさがあるわけではないが、機能とビジュアルのマッチングが良すぎなのである。

 

↑いかにも「精一杯がんばって紙を綴じてます!」感があって、キュンキュンする

 

「文房具総選挙」初の公式ブック登場! 付録は「キングファイル」モチーフのスタンド式ツールポーチ

ちょっと育った付箋は、いたって実用的

「キングファイルふせん」は、サイズこそ小さいものの比率はもう、ほぼ親と同じ。スライドクリップよりもお兄ちゃん(お姉ちゃん)だな、という印象である。

キングジム
キングミニ
キングファイルふせん各500円(税別)

 

↑「インデックスタイプ」(左)と、「背見出しタイプ」(右)がある

 

ちなみに中身の付箋は、書類の端に貼ってインデックスが作れる「インデックスタイプ」と、ファイル背見出しがモチーフの「背見出しタイプ」の2種類がラインナップ。いわゆるカバー台紙付きの付箋ということで、見た目の面白さは少し薄いが、実用性に関しては間違いないやつだ。

↑インデックスが色ごとに分離しているので、好きな色から使うことができる

 

↑使ったときのインパクトは薄いが、ノートや手帳のインデックスとして普通に便利

 

ちなみに「背見出しタイプ」はもちろん普通の付箋として貼ってもかわいいが、ルーズリーフバインダーなどの背に貼って、一時的なラベリングにするのも楽しそうだ。白地に例のスクエアマークがあるだけで「キングファイルっぽい」と思ってしまうあたり、やはりアイコンとしての強さと言えるだろう。

↑どんなファイルも、この背ラベルを貼ることでキングファイル化⁉

 

↑もちろん通常のふせんとしても、スクエアマークがよく目立つ

 

机上の小物収納に、意外と便利な保存ボックス

ファイルをまるっと収納しておける保存ボックスは、小型化して「ミニ保存ボックス」になっている。キングファイルほど普段から目立っている製品ではないが、見れば「あー、そういえば会社で資料箱として使ってるわ」と思い出す方も多いのではないか。

キングジム
キングミニ
ミニ保存ボックス
各360円(税別)

 

↑つまんでヒョイと持てるサイズ感のダンボール箱、というだけでものすごくかわいい

 

サイズは名刺がスッと入るぐらいで、机の上にあるちょっとした小物やお菓子類を放り込んでおくのに良さげ。そういった散らばりがちなものがまとめて片付くと、机がすっきり見えるし、なにより机に小さいダンボール箱が積まれてる、というビジュアルがグッとくるのだ。

 

ちなみに素材は0.9mm厚ながら、きちんと中に波板の入ったダンボールなので、それなりに頑丈である。

 

↑小物収納としては“いろいろ入る”サイズ感。名刺や万年筆コンバーターなんかがジャストで収まる

 

ちなみにこの「キングミニ」シリーズ、あらためてお伝えしておくが、数量限定販売だ。

 

店頭でもし見つけることがあったら、即座に庇護してあげてほしい。それが生物としての本能なので、見つけた瞬間に「きゃわいい~」なんて声が出ちゃったとしても、なんら恥ずかしいことではないし。

↑「かわいい」「実用性充分」の2点だけで、もう買っちゃっていいやつだと思う

 

 

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早くも2022年ベストバイ文房具認定!? キングジム「ナナメクリ」が斜め上の便利さ!

筆者は、“長い文章を読んだり文面をしっかりチェックしたりする場合、液晶画面より紙で読むほうがラク派”に属する人間だ。例えば、noteなどで面白そうな長文記事があったら基本的にはプリントアウトして読みたいし、原稿の校正もできるかぎりは紙面に手でチェックを入れたい。

 

SDGsだ、ペーパレスだと言っている昨今、あまり褒められた話ではないのかもしれないが、こればかりはどうにも代え難いのである。(“電子書籍も、漫画以外はあまり買いたくない派”でもある)

 

そこで、世の中に意外といるであろう紙の方がラク派同志の皆さんに、この場でお伝えしたいことがある。最近発売されたばかりのとある製品が、まさにプリントアウトで文章を読むのに便利すぎる! のだ。

 

大げさでなく、早くも2022年ベストバイ文房具にエントリー確実。ということで、今回はその最高なやつを紹介させてもらいたい。

 

ホチキス留め不要! 書類を読みやすくするファイル

その最高なやつというのが、キングジムから2022年2月に発売された「ナナメクリファイル」だ。ネーミングは小林製薬テイストというか、ぶっちゃけ、機能そのまんま。名前通り、ファイリングすることで紙がナナメにめくれますよ、というものである。

キングジム
ナナメクリシリーズ
ナナメクリファイル A4サイズ
380円(税別)

 

↑表紙を開いて紙を入れるとこんな感じ。カドのクリップパーツがかなり目立つ

 

ファイルと名乗ってはいるが、構造的にはファイルとクリップボードの中間、といった感じだ。表紙付きの薄い本体には、コピー用紙で20枚ほどがストックできるようになっている。

 

そして見た目に目立ち、機能の上でも最大のポイントとなるのが、左上スミにある灰色のクリップパーツだ。

 

↑使用する際には、束ねた書類のカドを左上のストッパーにスッと挿入

 

読みたい書類をストックする際は、まずこの左上のクリップパーツを跳ね上げるようにスライドさせる。すると下から透明の書類ストッパーが現れるので、ここに書類のカドを挿し込む。あとはクリップパーツを戻せば準備完了となる。

↑そこへ被せるように、クリップパーツをスライドさせる。これで書類の固定は完了だ

 

このクリップパーツが紙の端をしっかり固定してくれるので、まるで書類のカドをホチキス留めしたようにペラペラとめくっていくことができる。

↑書類がナナメにめくっていけるので、閲覧がとても快適。これは良くできている

 

しかもクリップの根元が折れ曲がるような構造なので、書類をめくるのにも邪魔にならない。めくりが非常にスムーズなのだ。

↑もちろん横にしての使用もOK

 

↑根元から自由に折れ曲がるクリップパーツのおかげで、紙がめくられた状態で浮きにくい

 

単に書類を真上にめくるだけなら、従来のクリップボードを使っても構わないかもしれない。とはいえ紙上辺を固定するクリップだと、押さえる面積が大きすぎる。紙が弾力で戻ろうとするし、それが気になって内容に集中しづらいのだ。

 

対してカドだけを固定する「ナナメクリ」なら、バサッとクリップごとナナメ上にめくることで紙の自重が1点に集中するため、まず戻ってくることはない。

 

書類を持ち歩く時は?

書類を持ち歩く時は、右下スミの書類脱落防止ポケットにカドを挿し込み、表紙を閉じる。これで移動中の書類抜け落ちもまず発生しなくなる。

↑クリップでカド留めしているだけでも問題はなさそうだが、右下ポケットに書類カドを挿し込んでおけば、より安定して携帯できるだろう

 

クリップボードとして使えるほどの厚みはないが、クリアホルダーよりははるかに剛性が高いため、カバンの中で折れ曲がるなどの心配もなし。書類持ち歩きファイルとして考えれば、充分な性能と言えるだろう。

↑携帯時はこんな感じ。強く振っても抜け落ちそうな雰囲気はない

 

本質機能だけでなく、ココもよくできている!

よく考えられているなー、と感じたのは、右下に設けられた切り欠きだ。裏からこの切り欠きに指を入れて押し出せば、ポケットから書類のカドをまとめてスパッと抜くことができる。これで、書類が“携帯モード”から“めくりモード”になるわけだ。

 

そのままナナメめくりするだけでも書類を一枚ずつポケットから抜くことはできるが、最初からまとめて抜いておいたほうが、複数枚が重なったままでめくれる確率は減らせる。

↑裏表紙の切り欠きから指を入れれば、全てのページをまとめてポケットから押し出すことができる。ささやかながら、あると嬉しい機構だ

 

もちろん、書類カドをホチキス留めすれば同じことができるのは、間違いない。が、全ての書類にいちいちホチキスを使うのは面倒だ。さらにホチキス留めした書類束をクリアホルダーに入れて持ち歩くとしたら、読む際には取り出す手間もかかる。

 

そう考えれば、カドを固定してのナナメめくり化+書類のファイリング/携帯がまとめて達成できる方が、明らかに便利だろう。これはもう、紙の方がラク派にとってはマストなアイテムと言っても過言ではないと思う。

 

ちなみに筆者は複数運用するため、すでに3冊購入済みだ。たぶんもうちょっと買い増すはず。

もうちょっと軽快に運用するなら「ナナメクリホルダー」

便利なのはなんとなく分かったけど、ファイル単位で書類運用するのはちょっと大げさすぎる……というのであれば、「ナナメクリ ¥ホルダー」はどうだろう。こちらは「ナナメクリ」ギミックを搭載したクリアホルダーである。

キングジム
ナナメクリシリーズ
ナナメクリホルダー 5枚アソートセット
300円(税別)

 

↑書類ストッパーは中で折り返しになっており、カドを挿し込むだけで固定できる

 

↑シンプルな構造ながら、ナナメめくりは可能。ただしクリップが可動ではないので、すこしめくりにくい

 

おおよその構造は「ナナメクリファイル」と同じ。表紙を開いた左上に書類カドを挟みこむストッパー、右下に脱落防止ポケットと書類押しだし用の切り欠きが備わっているため、ほぼ同じように書類をナナメにめくって閲覧することが可能だ。

↑書類携帯時は、表紙の下カドを脱落防止ポケットに挿し込むことで、表紙が勝手に開くのを防げる

 

↑表紙を閉じてしまえば、普通のクリアホルダーとほぼ変わらないルックス

 

ただし、ストッパーは折れ曲がらないので、紙送りするには少し抵抗がある。ホルダー自体の弾力で紙が少し戻ってきてしまうのだ。個人的にはそこがちょっと嬉しくないが、しかし書類数枚ぐらい(最大コピー用紙10枚まで収納可)をペラペラめくって見る程度なら、必要充分と言えるかもしれない。

 

【ギャラリー:写真で「ナナメクリ」をおさらい】

 

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キングジム「ホルポ」は外出先で出たゴミを衛生的に捨てられる快適な「ゴミポーチ」

2022年も花粉に悩まされた人は多いのではないだろうか。寒い日もあり、暖かい日もあり、まだまだ「花粉が多い」日はしばらく続きそうだ。

 

となると、鼻をかんだあとのティッシュが問題となる。衛生面で考えても、鼻をかんだティッシュや使用済みマスクなどは持ち帰って自宅で廃棄、が基本なのは間違いない。だが、それ以前に、2022年1月には東京メトロの全駅でゴミ箱が撤去されるなど、都内で紙ゴミを捨てられるゴミ箱はすごい勢いで減少している。そもそも捨てられる場所がないのだ。

 

つまり現状では、各自が専用のゴミ箱を持ち歩くしかないのでは? という結論になる。

 

いま考えられるベストに近い! お手軽な“マイ・ゴミ箱”

ちょっと前であれば、コンビニのレジ袋にゴミを入れて持ち帰るという手もあったが、SDGs的な流れで難しくなっているし。ただ、ビニール袋は縛って密閉すればそのまま廃棄できて衛生的なので、方向性としては正解に近そうだ。

 

であれば、ごみ袋を上手く携帯する方向性を探るのが良いのではないか?

キングジム
ホルポ
左:スタンダードサイズ/右:二つ折りサイズ
各1680円(税別)

ということで入手してみたのが、キングジムから2月に発売されたゴミ箱ポーチ「ホルポ」。ナイロン製のポーチで、内部にごみ袋をセットすることで携帯型のゴミ箱として運用できるというものだ。

 

ポーチの開口部には板バネが入っており、左右から指で押すとパコッと開いて、指を離すとパチンと勝手に閉まる。このバネ口なら開閉の手間が少ないし、中のゴミが勝手に飛び出す心配がないのもありがたいところである。

↑ポーチの側面を押すと、パコッと開いてゴミが捨てられる

 

使う前には、まず側面のジッパーを開けて、専用のロールごみ袋をセットする。次にジッパーの逆側からバネ口を引き出してから開け、ごみ袋の端を引き出して折り返す。

 

あとはバネ口を元に戻せば、準備0Kだ。最初はごみ袋の端をバネ口から引き出すのがちょっと戸惑うかもしれないが、一度やってしまえば、なんということもないはずだ。

↑ジッパーを開けて専用のロールごみ袋を押し込む

 

↑ポーチ内部を通して、バネ口からごみ袋の端を引き出す。(写真はイメージです)

 

↑最後にごみ袋の端を折り返してバネ口ごと戻す。これで準備はOKだ

 

で、鼻をかんだティッシュなりお菓子の包みゴミなりをポイポイ捨てて、満杯になったらバネ口を開けてごみ袋を引っ張る。すると、ロールから送り出されて袋がズルズルと延びて出てくるので、ミシン目でカット。あとは袋の口を縛って、そのまま自宅のゴミ箱に放り込めば、廃棄完了だ。

※ゴミはお住まいの自治体が指定する分別に従って捨ててください。

 

↑廃棄時はごみ袋をズルッと引っ張り出して……

 

↑ピリッと切り取る。勢いよく切るとミシン目を外れて裂けるので、そこは注意!

 

↑口を縛ってしまえば、自宅までゴミを持ち帰るにも安心だ

 

↑ロールごみ袋は1本で20回分。花粉のハイシーズンだと2週間ぐらいで消費しそうな気もする

 

衛生的に問題のありそうなゴミも、こうやって小分けに密閉して捨てられるなら、気分的にも安心できるだろう。携帯性とゴミ捨ての手軽さ、そして衛生面も兼ね備えているあたりは、非常に優秀な“マイ・ゴミ箱”なのだ。

携帯ゴミ箱とポーチが一緒になれば、なお使いやすい!

ちなみに「ホルポ」は、携帯ゴミ箱だけでなく、ポーチとしての機能も持っている。これがゴミ箱との機能的な相性が良くて、非常に便利なのだ。

↑容量的には、10枚入りウェットティッシュ+αって感じ。無理に詰め込むとごみ袋側に響くので、ほどほどが良さそう

 

スタンダードサイズは、汗拭き用シートや除菌ウェットティッシュなどが収納できるサイズ感のポーチ。除菌ウェットティッシュを使って身の回りのモノを拭き上げ除菌したら、バネ口を開いてそのままポイと捨てられるのは、とても快適だ。

 

また、筆者はいま禁煙中で口寂しさを紛らわすためのガムが手放せないので、複数のフレーバーをこのポーチに収納して持ち歩いている。これも噛み終わったら包み紙にくるんでポイ。いちいち捨て場所を考える必要がないのはありがたい。

↑ティッシュケースとゴミ箱が一体化! この組み合わせ、心強すぎて最高!

 

二つ折りサイズは、ポケットティッシュがそのまま収納できる。これはつまり、全花粉症の人が必携のヤツ、ということじゃないか!? 鼻をかんだらごみをその場で捨てられるとは、機能的すぎるだろう。

 

もうこれからは、ゴミ箱を探してうろついたり、不衛生を承知でティッシュゴミをポケットに入れておいたり、なんてことはしなくていいのだ。端的に言って、最高である。

 

↑実はどちらもポーチとしては同サイズ(二つ折りサイズは折った状態をスナップで固定している)

 

ちなみに一見するとコンパクトだが、実は二つ折りを開くとスタンダードサイズと同じサイズ。なので、折った状態だと、ロールごみ袋の分も含めると思ったよりも厚みを感じてしまう。このあたりは、「大判で薄いほう」か「コンパクトで厚いほう」のどちらが携帯しやすいか、という好みも考えて選んだほうが良さそうだ。

 

 

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ビジネスパーソンのノートにこそルーズリーフが便利! キングジム「ルーズリーフイン」で持ち運び問題も解決

社会人が使うノートとして「意外とルーズリーフがいい」という話は、この連載でも以前から何度か書かせてもらっている。というのも、社会人がノートに書きとめたい情報は、スケジュールやアイデアメモ、議事録などなど多岐に渡り、しかもそれが混ぜこぜになりがちだからだ。

 

それらを後から見返しやすくまとめるのは、綴じノートでは難しい。ページ編集が可能なルーズリーフのほうが圧倒的に合理的と言えるだろう。

 

ただ、ルーズリーフ用バインダーは、基本的に分厚かったり重かったりと、カバンに入れて持ち運ぶには少し面倒がある。だから、できれば日常的には“1日な必要な量のルーズリーフ用紙だけバラで携帯して、帰宅/帰社してからバインダーに綴じ直す”というフローが楽なのだが……これはこれで、用紙を汚さずスマートに持ち運ぶのが難しい。また、書き込んだ用紙を別に保管するのも手間だ。

↑ルーズリーフ用紙を袋のままで持ち運ぶと、折れジワや汚れがつきやすい。きれいに使いたいなら、やはり用紙ストッカーは必須だ

 

しかし、用紙をバラで携帯しやすく、かつ記入済み/未記入を分類しておける用紙ストッカーがあれば、話は別だ。さらに、ペラペラとページをめくるようにして閲覧できるときたら、これはもう社会人がルーズリーフを運用する上で、ちょっと革命的じゃない? というぐらい便利なのである。

 

ペラペラめくれる閲覧機能付きのルーズリーフストッカー

その革命的に優秀なルーズリーフ用紙ストッカーというのが、キングジム「ルーズリーフイン ホルダータイプ」。一見すると、まったくなんと言うこともない地味~なファイルなのだが、実は非常にユニークな機能を持っているのだ。

キングジム
ルーズリーフイン ホルダータイプ
500円(税別)

 

↑中はホルダーポケット(左)と用紙ストッカー(右)に分かれている

 

まずルーズリーフ用紙をストックする機能だが、これは裏表紙の内側にあるポケットが担っている。このポケットはかなり厚めのマチ付きで、メーカー公称で最大60枚まで用紙を収納しておけるもの。

 

ただ、あまりギチギチに詰め込むと取り出す時に少し難儀するので、ストックは多くても50枚ほどに止めておく方が快適だと思う。むしろ軽快に持ち運びたいのであれば、10枚ほどを入れて、こまめに補充する使い方のほうがオススメだ。

↑用紙50枚ほどを収納した図。マチ幅にはまだ余裕はあるが、これくらいにしておいたほうが出し入れはしやすい

 

記入済みのリーフをストックできるポケットがポイント

ここまでは、従来にもあった用紙ストッカーとなんら変わるところのない部分。「ルーズリーフイン ホルダータイプ」がユニークなのは、表紙側に備えた4連のホルダーポケットである。

 

これは用紙や書類を挟んで保持しておくためのもので、記入済み用紙を分けてストックしておくのに役に立つ。

 

↑記入済みのルーズリーフ用紙はホルダーポケットに挟んで収納

 

↑挟んでいるだけなので、リング穴がない書類も一緒にまとめておける

 

収納は、ポケットにそのまま挟むように挿し込むだけ。クリアホルダーとほぼ同じような使い勝手と手軽さだ。ノド側には脱落防止のストッパーがあるので、ただ挟んでいるだけでもそれなりに安定する。勝手にポロポロと用紙が抜け落ちる心配はあまりなさそうだ。

 

ちなみに、容量は1ポケットあたりルーズリーフ10枚ほど。収納に関しては、案件単位で分けたり、議事録用・アイデアメモ用など用途別に分類したりするなど、自分の運用方法次第である。

 

↑写真の赤線で強調した部分が、用紙の抜け落ちを防ぐストッパーだ

 

さらにフラップでポケットを閉じることで、より確実に中身の脱落防止となるのに加えて、ポケットのページ化が果たせるようになる。

 

どういうことかというと、例えばスケジュールやToDoなど何度も確認する必要のあるものを単独で挟んでおけば、いつでもページのようにペラッとめくって閲覧することができるのだ。従来のストッカーは、記入済み用紙の情報へアクセスしにくいのが弱点のひとつ。が、このポケットを使えば、その辺りの問題はクリアできるだろう。

 

↑フラップをひっかけることで、ホルダーポケットはきっちりと閉じた状態になる

 

↑バインダーに綴じることなくペラペラとめくって閲覧できるのは、なかなか快適だ

 

もちろん書き込んだ用紙すべてを閲覧しやすくするなら、バインダーに綴じるほうが良いに決まっている。ただ、ひとまず1~2枚ぐらいをめくって見られるように綴じて、あとはざっくり保存しておけばOK! という状況であれば、このやり方のほうが間違いなく軽快だ。

 

学生ほど書き込み枚数が多ければまた話は違うが、社会人のノートとしては、これぐらい割り切った作りの方が運用しやすいのではないだろうか?

 

 

【文房具総選挙2022】サステナブル素材やユニバーサルデザインで時代を先取る「SDGs文房具」13点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【トレンド部門】「SDGs文房具」部門にノミネートされた13商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【「SDGs文房具」部門】

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。

 

No.88

スカパーJSAT
海のクレヨン
2420円

衛星画像を元に、世界12か所の海から抽出した色を揃えるクレヨン。色名は付けず、海の場所を示す緯度経度を記している。売上の一部は、色のひとつに選ばれているキリバス共和国に寄付される。

 

No.89

オート
紙スーパークリップ
418円

重量比の51%以上が紙で構成されており、紙として処理できるクリップ。燃やしても黒煙を発さず、ダイオキシン等の有害物質が発生しない。鉛筆や油性ペンで書き込める。32個入り。

 

No.90

BIC
クリスタル オリジナルファイン0.8㎜
110円

「オレンジBIC」の名前で親しまれ、惜しまれながらも昨年廃盤になったボールペン「オレンジEC」の後継モデル。従来品の約1.75倍となる約3.5kmも筆記できる。フランスのエコラベルを取得。

 

No.91

三菱鉛筆
ジェットストリーム 長持ちリフィル
143円

リフィルのチューブを薄くすることで、プラスチック使用量を通常品の約30%減量しながらも、インク量を約70%増量。通常品と同じ形状で互換性も保持している。紙製パッケージを採用。

 

No.92

セメダイン
スーパーXナチュラ
オープン価格

環境負荷が少ないバイオマス原料を50%使った接着剤。プラスチックや金属など、異素材の接合にも使える接着性と耐久性を誇る。熱や水に強く屋外での使用も可能だ。

 

No.93

レイメイ藤井
ダ・ヴィンチ竹紙リフィル
385円(ポケットサイズ)、440円(聖書サイズ、A5サイズ)

国産竹が原料の手帳リフィル。強度があるため、消せるボールペンで書き消ししても表面がダメージを受けにくい。国産竹を消費することで、里山や生物多様性の保全に貢献している。

 

No.94

ナカバヤシ
w/U A5スリム ペーパーリングノート
572円

樹脂を含まない100%紙製の綴じ具と用紙を採用。廃棄時に綴じ具を外す必要がない。中ページはきれいに記入しやすい2.5㎜方眼罫。各ページにタイトル欄とチェックリストを設けている。

 

No.95

ナカバヤシ
w/U A4紙製ファイル
605円

100%紙製のA4ファイル。水に強い撥水性のあるレインガード紙を使っており、水濡れから中身を守れる。紙製のため、ファイルに直接タイトルを書き込むことが可能だ。5枚入り。

 

No.96

富士通クライアントコンピューティング
QUADERNO(Gen.2)
オープン価格

本物の紙とペンのような書き心地の電子ペーパーの2021年モデル。筆圧を感知できるようになり、より自由な手書き表現が可能になった。1台に紙資料がまとまり、ペーパーレスに貢献できる。

 

No.97

キングジム
ブギーボード BB-15
6600円

繰り返し書き消しできる電子メモパッドのインテリアモデル。背面の磁石で金属面に貼り付けたり、市販のネジで壁にかけたりできる。本体に付属のペンの磁石部分を近づけると画面が消える。

 

No.98

ペノン
PENON
1200円(メガネペン)、1300円(ネクタイペン)、
1400円(フラッグペン)

伐採した量以上の植林が約束された、森林認証の木で作られたボールペン。替芯(2本入り/250円)のパッケージが返信用封筒になっており、使用済みの芯を送ると無料でリサイクルされる。

 

No.99

レイメイ藤井
ペンカット
770円

スリムで軽量なハンドル収納式のペン型はさみが、両利き手対応に進化。ワンタッチで切り替えられる「左右切り替えレバー」を搭載している。左右どちらの利き手にも対応する両刃仕上げだ。

 

No.100

ヒサゴ
メモがかけるポリぱっくん
1078円

ポリ袋を挟んでこするだけで、袋の口を開けられるオープナー。ボールペンで書き込んでも消しゴムで消せる素材で、買い物リストとしても使える。磁石付きで、冷蔵庫などに貼り付け可能だ。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

【文房具総選挙2022】自宅が散らからない! 在宅ワークやオフィスとのハイブリッドワークを効率化する文房具&雑貨15点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【トレンド部門】「在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム」部門にノミネートされた15商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。

 

No.58

キングジム
折りたたみコンパクトブース
3万2780円

2か所の面ファスナーを留めるだけで完成する個室ブース。在宅ワークはもちろん、撮影や趣味の作業用ブースとしても使える。軽量で丈夫なプラパール製で、折り畳み時の厚さは40mm。2022年3月25日発売。

 

No.59

カウネット
折りたたみブースデスク オレルタ
3万2780円

広げたときにトビラがパーテーションになり、集中できる空間を簡単に作れる。有孔ボードは小物の吊り下げが可能。前面に配線穴があり、机上に電源タップを置く必要がないのも魅力。

 

No.60

カウネット
スタンディング用PCスタンド パタスタ
5478円

マウスを置くスペースが付いた、スタンディングワーク用のPCスタンド。座る・立つを切り替えることで集中力の維持、作業効率のアップを期待できる。使わないときはコンパクトに折り畳みが可能。

 

No.61

コクヨ
スタンド型ノートPCオーガナイザー〈BIZRACK〉
3520円

筆記具とケーブルなどのPC周辺ツールをまとめられる収納ツール。三つ折りにしてマグネットで固定すれば自立し、省スペースでも使える。ノートPCに装着できるゴムバンド付きだ。

 

No.62

LIHIT LAB.(リヒトラブ)
SMART FIT ALTNA(スマートフィット オルトナ)
アレンジマグポケット/アレンジボード
550円〜/3190円

卓上に収納スペースを作れるボードとポケット。収納物に合わせてコーディネートできるポケットは、背面にマグネットが付いており、アレンジボードはもちろん金属ラックなどにも貼れる。

 

No.63

コクヨ
スライドボード付きノートPCスタンド〈BIZRACK〉
4950円

2段階に角度調整できる折り畳み式のノートPCスタンド。スライドボードを引き出して折り返すと、キーボードに干渉しにくい筆記台になり、狭い場所でも作業スペースを確保できる。

 

No.64

レイメイ藤井
デテクールコンボ
4950円

中のペンケースと小物ケース、2つのユニットが30度に傾き、中身の出し入れがしやすい収納ツール、「デテクール」の大型モデル。ユニットごとケースから取り出して使うこともできる。

 

No.65

レイメイ藤井
デテクールフリーアドレスバック
5500円

内ポケットが豊富で、書類やノートPCなどを収納しやすい社内移動用バッグ。必要に応じて引き出せるパーテーションが、左右に内蔵されている。クリアポケット付きでA4書類の確認も可能。

 

No.66

カウネット
テレワークハングラック
2189円

テーブルに引っ掛け、デッドスペースを有効活用できるラック。耐荷重は3㎏で、中央部に底板が入っているため、ノートPCを入れても安定して使用できる。シリコン製の滑り止め付き。

 

No.67

エレコム
テレワーク向けマルチインナーケース BM-IBSML01NV
実売価格6280円

PCスタンド、マウスパッド、リストレスト、スリーブポケットを備え、広げるだけですぐに仕事に着手できる。ノートPCは14インチまで対応。高級感のあるソフトレザーを使っている。

 

No.68

キングジム
ノートPCカバー「ネスティ」
5280円

オンライン会議などカメラ位置を調整したいときに、PCスタンドとしても使えるノートPCカバー。書類や小物をまとめられる収納ポケットや、手が疲れるのを防ぐリストレスト付きだ。

 

No.69

キングジム
ノートPCに貼り付けるポーチ
2970円

粘着シートでPCに貼り付けて使うポーチ。口を自由な位置に設置できるダブルファスナー仕様で、モバイルバッテリーなどをPCに繋いだまま入れても口を閉じやすい。耐荷重は約500g。

 

No.70

カウネット
ポケッタス
3828円

ダイニングチェアなどの脚部背面に取り付けられる収納ポケット。在宅ワークはもちろん、子どものリビング学習グッズをまとめるのにもオススメだ。カバーで中身を隠せるのもうれしい。

 

No.71

ソニック
ユートリム
広々ひざ上デスク 裏面クッション&アームレスト付
3850円

ソファなどで膝の上に置いて使う、クッション付きデスク。手の疲れを低減させるアームレストは、PCの滑り落ちを防ぐストッパーとしても活躍する。タブレットを立てられるスリット付き。

 

No.72

カウネット
リビングワークデスク ロータイプ
6578円(ワイド600mm)/7678円(ワイド800mm)

広げた場所がオフィスになる、折り畳みデスクのロータイプ。コンパクトサイズで、手持ちのローデスクのサブデスクとしても活躍する。両側の脚は、事務用品がまとまるポケット付き。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

【文房具総選挙2022】書類と一緒に小物もインできる便利な「収納する」文房具12点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【機能別部門】「収納する」部門にノミネートされた12商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【「収納する」部門】

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。

 

No.28

パイロット
オトバコ
2200円

文房具とスマホをまとめられるペンケース。机の上に広げれば、ペン立て、ペントレイ、スマホスタンドとして活躍する。ワークスペースをすっきり片付けることが可能だ。

 

No.29

キングジム
クリアーファイル チャックタイプ
726円〜

中身を水や汚れから保護し、収納物の落下を防げるチャック付きのファイル。雨の日や屋外での仕事でも安心して活用できる。開口部がサイドにあるため、大きな書類や冊子を収納しやすい。

 

No.30

コクヨ
クリップノート〈BIZRACK〉
605円

穴を開けずにコピー用紙や書類を綴じられる、開閉式クリップが付いたファイル。ノートのように、綴じたままでもページをめくったり書き込んだりできる。薄型で持ち運びしやすい。

 

No.31

キングジム
チアーズ ツインペンケース
1375円

中身を分類しやすい2部屋構造のペンケース。部屋ごとに開口部の形が異なり、小物を入れやすいファスナータイプと、ペンを出し入れしやすいオープンタイプがある。ポップなカラーも人気。

 

No.32

キングジム
ナナメクリ
330円(ホルダー5P アソート)、418円(ファイル)

ホチキス留めした資料のように、書類を斜めにめくりながら閲覧できるファイル。書類を角にあるストッパーに挿し込んで固定するタイプと、クリップで固定するタイプの2種類展開だ。

 

No.33

サンスター文具
ファイルバッグ PAAT
1100円(A5サイズ)、1320円(A4サイズ)

マグネット製のダブルフラップを備え、“パッと”一瞬で開くことができるファイル。収納口が大きく開き、中身の出し入れがしやすい。芯材入りで、紙類を折ることなく持ち歩ける。

 

No.34

コクヨ
2つ折りクリヤーブック〈BIZRACK〉
660円

A4サイズの書類をA5サイズで持ち歩ける、2つ折りタイプのファイル。開くとA4サイズに広がり、書類を閲覧しやすい。書類の入れ口がサイドにあり、口が広いため出し入れがスムーズだ。

 

No.35

コクヨ
2つ折りドキュメントファイル〈BIZRACK〉
770円

A4サイズの書類と小物が入る、2つ折りのファイル。書類を3つに分類できるインデックス付きファイルと、小物を入れられるポケット、名刺などを挿し込めるスリットが付いている。

 

No.36

ミドリ
ペン&ツールポーチ マチ付
968円

色とサイズが異なる2つの内ポケットを備えたマチ付きポーチ。内ポケットの開口部が斜めになっており、中に入れた小物にも指が届きやすい。メッシュ素材で中が見えるのもうれしい。

 

No.37

キングジム
ホルサック クリアーホルダーファイル
550円(6枚収納タイプ)、726円(12枚収納タイプ)

市販のクリアーホルダーを冊子状に綴じられるファイル。綴じるときはホルダーをストッパーに挿し込むだけ。ホルダーの開口部を塞がない設計のため、綴じたままでも中の書類を取り出せる。

 

No.38

LIHIT LAB.
マグネットフレーム
275円

A4サイズの書類や写真をスチール面などに掲示できるマグネット式のフレーム。3辺にマグネットを搭載し、空いている辺から書類を出し入れする。書類を水や汚れから守れる。

 

No.39

キングジム
「ロッツ」フルオープンケース
1870円(A5サイズ)、2585円(A4サイズ)

小物と書類をまとめて持ち運べる薄型の収納ケース。開口部が大きく開き、中身を一覧できる。背面には、面ファスナーで開閉する書類入れも搭載。丈夫で軽いクラフトペーパー製だ。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

【文房具総選挙2022】PCの傍らで広げやすいノートなど技アリの「記録する」アイテム11点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【機能別部門】「記録する」部門にノミネートされた11商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【「記録する」部門】

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に、11アイテムがノミネート。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。

 

No.17

ダイゴー
isshoni.ノートナンバー
1045円(B6サイズ)、1100円(A5サイズ)

検索性に優れるページ番号入りのノート。ページごとのタイトルを巻頭のインデックスに記入して使う。ページ番号が斜めに印字されているため、ノートはタテヨコどちらでも使用可能だ。

 

No.18

大栗紙工
A4→A1note
990円

裏写りしにくいA1サイズの肉厚紙を、A4に折り畳みハードカバーで挟んだノート。書き込むときは紙を広げて使う。無地と「目標達成シート」「思考・アイデアシート」の3種類がある。

 

No.19

LIHIT LAB.(リヒトラブ)
軽量クリップボード<抗菌>
462円

重さが従来品の約半分(同社比)で、持ち運びしやすいクリップボード。中芯に中空ボードを使い、丈夫さと軽さを両立している。フック穴が付いており、吊り下げて掲示することも可能だ。

 

No.20

コクヨ
書類がすっきり分けられるクリップホルダー
880円

表紙の内側に、A4書類を挟めるインデックス付きポケットを3つ搭載。ポケットの端が浮いており、片手でも書類の出し入れがしやすい。持ち歩き時に表紙が開くのを防ぐゴムバンド付きだ。

 

No.21

マルマン
ジウリス ミニ
2750円

キーボードの手前にも置きやすい、片手サイズの横長バインダー。新開発のバインダー用金具を搭載し、本体が約1.5㎝コンパクトになった(同社比)。スリムながらも筆記用紙を約100枚収納できる。

 

No.22

NOLTY
NOLTYノート 横型スリム
横罫クロス/方眼マトリクス
各770円

筆記具を選ばずに、抜群の書き味を楽しめる「オリジナル手帳専用用紙」を採用。PCの手前に広げやすいサイズで、狭い机の上でも活躍する。ベーシックな6.0㎜の横罫と3.5㎜の方眼がある。

 

No.23

カウネット
パッとメモできるマウスパッド パメモ
657円

メモ帳としても使えるマウスパッド。ToDoの記入に便利な日付とチェックマーク、横罫が印刷されている。台紙に防滑加工が施されているため、片手でも書きやすく電話中のメモにも活躍。

 

No.24

セパル
ポケットクリップボード
715円

クリップボードに、書類が入るポケットをプラス。ポケットはA4サイズのクリアーホルダーが入る大きさで、中身の落下を防ぐフラップが付いている。フラップはマグネットの留め具付きだ。

 

No.25

学研ステイフル
Write White + ホワイトボードノート
1320円(A5タイプ)、1430円(B5タイプ)

ホワイトボードを綴じたノートの最新モデル。従来モデルは無地のみだったが、TO DOが1ページ、方眼が3ページ加わった(無地は2ページ)。書き込みがこすれて消えるのを防ぐ透明シート入り。

 

No.26

キングジム
ルーズリーフイン ホルダータイプ
550円

ルーズリーフの収納に特化したホルダー。ルーズリーフをポケットに挟むだけで分類・閲覧できる。綴じ具がないためスリムで持ち運びもラク。ポケットは4つあり、それぞれ最大10枚入れられる。

 

No.27

ホールマーク
Logppo 旅編
1540円

「したいことリスト」や「スケジュール」などを書き込むページを備えた、旅の記録を残せるノート。チケットやショップカードが入るポケット付きだ。およそ2泊3日の旅をまとめられる。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

 

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

その名のとおり、フラットに折りたためるトートバッグ! キングジム「フラットート」

キングジムは、フラットに折りたためるトートバッグ「フラットート」を、3月30日に発売します。

 

同製品は、フラットに折りたたんで、かさばることなく持ち運べる薄型のトートバッグ。芯材入りでボックス形状に開き、出し入れがしやすい構造です。使わないときは芯材に沿って簡単に折りたたむことができます。

 

バッグの内側には、ペンや充電器など小物の収納に便利な内ポケットが付いており、メッシュ素材なので、中に何が入っているのか見えやすくなっています。Mサイズには仕切りも付いています。

 

サイズは、500mlペットボトルや小物などの持ち運びに適した、B5サイズが収納可能なSサイズと、A4サイズのファイルやノートPCなども収納できるMサイズの2種類で、カラーはキイロ、カーキ、ネイビー、クロの4色展開。税別価格はSサイズが1800円、Mサイズが2200円です。

手軽に畳めてインテリアになじむ! キングジム「SPOT」ブランドから収納ボックス「インボックスA4」発売

キングジムは、家庭での快適な生活をサポートするブランド「SPOT(スポット)」シリーズの第2弾として、手軽に畳めるシンプルデザインの収納ボックス「インボックスA4」を、3月30日に発売します。

 

同製品は、家庭内の様々な荷物をすっきり整理できる、折り畳み式の収納ボックスで、使わないときには薄く折り畳んで棚のすき間などに保管することができます。

 

インテリアになじむデザインで、書類だけでなく、PCや電源コードなどのテレワークグッズ、バスタオルやトイレットペーパーのストック、子どものおもちゃの収納など幅広い用途に使えます。

 

ボックス下部には、高い位置に置いた際にも片手で簡単に棚から引き出せる引き出し穴付き。指2本を使って、掴むように棚から引きだすことが可能です。側面の持ち手は折り返しが大きくなっており、持ち上げたときに手に食い込みにくい仕様です。素材は軽くて丈夫なポリプロピレンを採用し、持ち運びも簡単です。

 

サイズはA4サイズで、100mm幅、150mm幅、250mm幅の3種類での展開。カラーは落ち着いた風合いのネイビー、チャイロ、クロ、シロの4色展開です。税別価格は、100mm幅が400円、150mm幅が570円、250mm幅が890円。

ガバッ! と開いて、見つけやすく取り出しやすい! キングジムの薄型収納ケース「ロッツ」フルオープンケース

キングジムは、小物と書類をまとめて持ち運べ、大きく開いて取り出しやすい薄型収納ケース「ロッツ」フルオープンケースを、3月4日に発売します。

 

同製品は、開口部が大きく開く立体設計で、収納物を一覧でき、中身が取り出しやすくなっています。薄型なので小物同士が重なりにくく、収納物をひと目で確認できます。ケースは、閉じると約3cmの厚みになるので、かばんや書棚にもすっきり収まります。

 

裏面には書類を出し入れできるポケットがあり、ケースを開くことなくスムーズに書類を出し入れできます。ケースの内側には仕切りがついているので、小物と書類を分けた収納が可能。素材は雑貨感のある風合いのクラフトペーパーを採用。約0.8mmと厚手の生地で、軽量ながら丈夫で持ち運びにも最適です。

 

サイズはA5とA4の2種類。カラーはカジュアルにもビジネスにも使いやすい落ち着いた風合いのアカ、ネイビー、ライトグレー、クロの4色展開です。税別価格はA5サイズが1700円、A4サイズが2350円。

まるでホチキス留めのように、書類が“ナナメ”にめくれる! キングジム「ナナメクリ」ファイル&ホルダー発売

キングジムは、書類をホチキス留めされた資料のように斜めにめくれる書類収納用品「ナナメクリファイル」「ナナメクリホルダー」を2月4日に発売します。

↑ナナメクリファイル(左)と、ナナメクリホルダー(右)

 

ナナメクリファイルは、固くしっかりした表紙で、持った状態での記入や捺印も可能なファイルタイプ。クリップを回転させ書類ストッパーを固定することで、最大約20枚の書類を収納できます。書類を固定したままクリップが折り返せるので、書類を斜めにめくることができ、めくりやすく閲覧しやすい仕様です。カラーバリエーションは、オレンジ・ミドリ・アオの透明タイプ3色とシロ・クロの2色の、計5色展開。

 

ナナメクリホルダーは、最大約10枚の書類を、書類ストッパーの角まで挿し込んで固定するホルダータイプ。1パック5枚入りで、カラーストッパー部分がオレンジ・キイロ・ミドリ・アオ・クロの5色アソートパックです。

 

ファイルタイプ・ホルダータイプともに、下部に書類脱落防止ポケットがついており、保管・持ち歩き時も書類が抜け落ちにくくなっています。裏表紙には指掛けがあり、表紙の開け閉めや、書類の取り出しをしやすい仕様になっています。

 

税別価格は、ナナメクリファイルが380円、ナナメクリホルダーが300円。タテ向き・ヨコ向きどちらでも使えて、サイズはいずれもA4サイズです。

2022年を占う! 2021年「文房具」業界を席巻した二大トレンドのおさらい

2020年に引き続き、今年もやっぱりコロナで大変だったなぁ、という印象の強い2021年。では、文房具業界としては、2021年はどんな雰囲気だったかというと、世情の薄暗さに対して、実は近年まれに見る“面白い年”だったように思う。

 

コロナ禍で発売時期が遅れていた製品も徐々に出始めたし、ニューノーマルに対応した従来にないツールも数多く登場している。まだ業界全体で景気回復とまでは至らないが、それでも我々ユーザーが「わー、なんか楽しい新製品がいっぱいあるなー」と感じられるような前向きな雰囲気になっているのだ。

 

そこで今回は2021年の文房具シーンを振り返りながら、あらためて「コレ買い忘れてない?  買っておいたほうがいいよ」という2021年の傑作文房具を紹介していこう。おそらくトレンド的にはもうしばらく今の流れが続くはずなので、来年以降の予測としても読んでいただけるとありがたい。

 

1.ここ数年で最大級!? ボールペンの当たり年

2021年で一番に挙げたいのが、「ボールペンすごかったね!」という話。まず上期には、ファン待望の多機能ペン「ブレン2+S」(ゼブラ)や、ロングニードルで細字の書きやすさに特化した「モノグラフライト」(トンボ鉛筆)に注目が集まった。

↑ロングニードルチップで先端視界が広く、細かな字が書きやすい「モノグラフライト」

 

【ゼブラ「ブレン 2+S」】ボールペンかシャープか、メイン機能で選ぶべき最新個性派「多機能ペン」

【トンボ鉛筆「モノグラフライト」】なめらか筆記はもう常識! 最新ボールペンが「モノグラフライト」「イルミリー」で遂げたさらなる進化とは?

 

さらに夏には「オレンジEG」(BIC)廃番というショッキングなニュースに続いて、新定番を目指す「クリスタル オリジナル ファイン」(BIC)が発売されるなど、とにかく話題に事欠かなかった印象だ。

↑今年惜しまれつつ廃番となった「オレンジEG」(上)と、新登場の「クリスタル オリジナル ファイン」(下)

 

BIC「クリスタルオリジナルファイン」】「BICオレンジEG」廃盤! その後継ボールペン「クリスタルオリジナルファイン」はファンを納得させられる出来なのか?

 

例年であれば、これでも充分に「いろいろ出たなぁ」と言って構わないのだが、実はまだまだ。今年のボールペンに関する動きは、秋以降が本番だったと言える。

 

なにより最もインパクトがあったのが、「ユニボールワン」の軸を高機能化させた「ユニボールワン F」(三菱鉛筆)や、6色カラーブラック「ボールサイン iD」のアップグレード版「ボールサイン iD plus」(サクラクレバス)といった、上位モデルの登場だろう。

↑最適な重心バランスの「ユニボールワン F」は、 おそらく2021年で最も注目されたであろうボールペンだ

 

↑良好なフローのワンインク+スタビライザー機構で安定した握り心地を実現した軸は、相性抜群の組み合わせだ

 

これらの特徴としては、すでに人気の高い既存ボールペンのリフィルはそのまま、軸のデザインや重心バランスを見直すことで握りの安定感・書きやすさをアップさせていること。価格も従来モデルから100~200円ほど上がっているが、触ってみれば、間違いなくお値段以上の価値を感じられるクオリティである。

↑低重心化に加えて軸のマット塗装でグリップ感も向上した「ボールサイン iD plus」

 

【三菱鉛筆「ユニボールワン F」】【サクラクレパス「ボールサイン iD plus」強みは書き心地を高める低重心! 新価格帯「300円ボールペン」の真価とは?

 

実際問題として、インクやチップ周りに関しては2019~2020年の間でかなり高品質化しており、現状すぐにこれ以上のものを求めるのは難しい。そこでメーカーがたどり着いたのが、手付かずだった軸のバージョンアップなのだろう。

 

その結果として、高品質なインクと高機能な軸がかけ合わされ、ある意味「ボールペンの完成版」とも言える製品が登場した、というわけ。

 

↑ゲルインクの大定番「サラサクリップ」は、極細0.3㎜径でサラッと書ける「サラサナノ」にアップグレード

 

【ゼブラ「サラサナノ」】秘密は軸にあり!「サラサナノ」が極細ゲルインクボールペンなのにガリガリしない理由

 

ところでこのムーブメントがまだ2022年も続くとしたら、気になるのが、現時点でまだ軸のバージョンアップが終わっていないレジェンド級ボールペンの存在だろう。

 

例えば来年以降、「ジェットストリーム」や「フリクションボールノック」が同じ文脈でアップグレードされたらどうなる……? と考えるだけで、正直ワクワクが止まらないのだ。

2.ニューノーマルに慣れたユーザーの要望を製品化

2021年でもうひとつ大きな動きといえば、コロナ禍におけるニューノーマルに積極的に対応した文房具の登場だろう。

 

これまでにも「狭い作業スペースで効率的に仕事ができる」ことを主眼にした製品はあったが、在宅ワーク爆増の流れを受けて、ジャンルの枝がより太くなったという印象だ。

↑狭い机でも、自立する書類ファイル「ジリッツ」を使えば作業効率が落ちない

 

【キングジム「ジリッツ」】見やすくて省スペース! キングジムの自立するファイル「ジリッツ」の斬新な仕組みとは?

 

さらに言えば、ただただコロナ騒ぎに流されるだけだった2020年に比して、2021年はユーザーが新しい働き方を受け止めてきちんと咀嚼しはじめた、ということもあると思う。オンライン会議ひとつとっても、昨年までならただぼんやりとフレームに収まっていた同僚が、最近は妙に顔色良くくっきり写ってるな、と感じたことはないだろうか?

 

これは、「ノートPCにスタンドをセットすると画角が上がって顔写りが良くなる」、あるいは「照明にビデオライトを使うと見栄えが上がる」といったノウハウが次第に広まっていることに由来する。

↑クリップオンでカメラ写りが圧倒的に良くなる「Web会議用スクエアライト」

 

つまり、我々がオンライン会議にようやく慣れてきたことで、不満に感じるポイントも明確化してきた、ということなのだ。そしてそれによって、不満が解決できるツールの要望をメーカーが汲み取って製品化、という流れも生まれているのである。そもそも文房具メーカーの社員だって在宅ワークを1年以上みっちり経験しているわけだから、ケーススタディも万全だろう。

 

例えば「スライドボード付きノートPCスタンド <ビズラック>」(コクヨ)のように、スタンドでノートPCの画角を上げつつ、オンライン会議に参加しながらメモを取りやすい、といった“オンライン会議特化型”の機能を持っている。これは、在宅ワークの環境的な不満をまとめて取り除くことができる、とてもよく考えられた製品だと思う。

↑キーボード上がデスクに早変わりする「スライドボード付きノートPCスタンド <ビズラック>」は、狭い場所でのオンライン会議にとにかく重宝する

 

【コクヨ「スライドボード付きノートPCスタンド <ビズラック>」】在宅ワーク環境を快適化!コクヨのPC周辺アイテムでキーボード入力もメモもスムーズ

 

↑ソファや座椅子でも快適に仕事ができる「広々ひざ上デスク」も今年前半に注目を集めた

 

【ソニック「ユートリム 広々ひざ上デスク」】在宅ワークの「机がない!」問題を解決するか?「広々ひざ上デスク」の実力を検証

 

↑自宅のプアな椅子で腰を痛めたときは、「パタスタ」で机をスタンドデスク化がオススメだ

 

【カウネット「WORK FIT HOME スタンディングワーク用PCスタンド パタスタ」】いつもの机をスタンディングデスク化するカウネット「パタスタ」が座りっぱなしの腰痛を解消する!

 

今後はコロナも落ち着くことで、また現在とは違う仕事環境になることだろう。とはいっても、オンライン会議というものがなくなるとはとても思えないし、DX化の流れを考えれば在宅ワークももっと気軽なものになるに違いない。

 

であれば、来年以降もそういった新しい仕事環境に適応した文房具やツールは増えるはずだし、よりユーザーの不満を踏まえて解決力を高めた完成度になって出てくるのではないだろうか。

 

筆者・きだてたく文房具レビューのバックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

24種類の新デザインをイッキに発売! “透け感”を楽しめるキングジムのマステ「SODA」

キングジムは、貼ってはがせる透明フィルム素材のマスキングテープ「SODA(ソーダ) 透明マスキングテープ」シリーズに、箔押しタイプや新サイズの10mm幅、「アデリアレトロ」とのコラボデザインを含む24種類の新デザインを、12月3日から発売します。

 

SODAは2020年12月に発売した、透明なデザインが特徴的な、貼って剥がせるフィルム素材のマスキングテープです。透明度の高いフィルム素材を使用しているので、下地の色を生かして貼ったり、複数枚を重ねて貼って、透け感を活かしたアレンジを楽しむことができます。

 

箔押しタイプは、金箔のみのシンプルで使いやすいデザインや、韓国で人気の紙吹雪デザインなど、箔押しならではの華やかさと透け感の組み合わせが新しい6種類のデザインを用意。税別価格は340円~420円。

 

最も要望が多かったという10mm幅タイプは、手帳の隙間を埋めたり、写真のフレームとして使うなど、細かい部分にも使いやすく、幅広いデコレーションが可能です。税別価格は300円(※10mm幅箔押しタイプは税別340円)。

 

石塚硝子のグラスウェアブランド・アデリアレトロのコラボデザインは、代表的な4つの図案「コレック」「風船」「ズーメイト」「野ばな」を、透明な質感を活かしてテープに落とし込んでいます。懐かしくも新しいカラフルでポップなデザインと、クリアな質感がマッチした、レトロな雰囲気のデコレーションが楽しめます。税別価格は340円~420円です。

 

詳しいラインナップは、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

インテリアに馴染む壁掛けモデルが登場だ! キングジムの電子メモパッド「ブギーボード BB-15」12月15日発売

キングジムは、紙に書くような滑らかな書き心地の電子メモパッド「Boogie Board(ブギーボード)」シリーズ初のインテリアモデル、「ブギーボード BB-15」を、12月15日に発売します。価格は6000円(税別)。

 

「ブギーボード」は、同社が2010年に販売を開始した、付属のスタイラス(描画用のペン)や爪などで液晶画面に直接書き込みができ、ワンタッチで消去ができる電子メモパッド。

 

今回発売となるBB-15は、付属スタイラスのマグネット部分を本体に近づけるだけで画面を消去でき、壁にかけたままでもスムーズに操作可能。従来モデルと比べて外枠が細く、筆記面積が大きい正方形のシンプルなフォルムで、インテリアにも馴染むデザインです。

 

背面にあるマグネットで金属製のデスクや冷蔵庫に貼り付けることができ、市販のねじで壁にも取り付けられるので、様々なシーンで活用できます。付属のスタイラスは、内蔵マグネットで本体側面や金属面に固定可能。

 

ブギーボード専用スマートフォンアプリ「Boogie Board SCAN」にも対応。アプリでは、書いた内容を画像データとして保存でき、テキストを加えたりするなどの編集ができます。データ化した画像はフォルダで管理をしたり、共有もできます。

【菅未里の自腹買い文房具】透明なケースを2個くっ付けた奇抜なペンケースが実は理にかなっている理由

イベントやメディアへの出演、新作文房具のプロモーションなどに引っ張りだこの文具ソムリエール・菅未里さん。仕事柄、文房具を試す機会は多く、手元には山のような文房具が……。そんな菅さんが、自腹を切ってまで手に入れた、いま本当に気に入っている文房具とは?

 

“クリア系文房具”が人気

ここ数年、透明で中身が見える“クリアボディの文房具”が人気です。ペンケースでは「Kept」(レイメイ藤井)、「クラシカルポーチ クリア」(コクヨ)などが有名です。ペンでは、おなじみの「フリクション」(パイロット)からも「透明ボディシリーズ」が発売されましたね。

 

クリアカラー人気は、ファッション業界の影響を受けたものかもしれませんし、さらに文房具メーカーの技術力アップも関係しているかもしれません。

 

そんな中で、クリアボディのペンケースには、複数の収納スペースを持つタイプが出てきています。「ピープ」(コクヨ)や「ミッテ」(サンスター文具)は、全体としてはクリアカラーなのですが、中に非クリアカラーの収納スペースが設けられており、外に見られたくない物を分けて入れられる作りになっています。

 

というわけで、今回紹介する「ツインペンケース」(キングジム)も、透明ながら2つの収納スペースを併せ持つペンケースです。

↑最近流行のクリアカラー。5色ラインナップしていますが、「ミドリ」は青みがかっていて涼しげですね

 

キングジム
チアーズ ツインペンケース
1250円(税別)

 

仕様頻度によって使い分ける

発売前に知る機会があったので、すぐに私がやっていたInstagramでのライブ用にサンプルを入手したのですが、色味が実にいいのです。全5色なのですが、どれもいい。私は悩みに悩んで「ミドリ」を購入しましたが、どの色を買っても正解だったと思います。

 

この商品、2つのペンケースがくっついているような、不思議な形をしていますね。この2つを持ってパカっと“割る”ようにすると、2つに分かれ、それぞれの中身にアクセスできるようになります。2つのスペースは、マグネットでくっついているんですね。

↑割るように90°開くと、それぞれのケースの入り口が現れます

 

↑すると、2つのペンケースからそれぞれ中身を取り出せるようになります

 

このようにスペースが分かれていることで何に役立つかというと、“使用頻度によって使い分けられる”ということです。クリアの方はファスナーで開閉しますが、クリアカラーの方(写真ではミドリの方のケース)にはファスナーがないので、すぐに中身を取り出せるのです。だから私は、こちらには普段よく使うペンを入れています。

 

↑色付きのケースには蓋がないオープンタイプのため、すぐに中身を取り出せます

 

もう一方の透明なスペースにはファスナーがついていますから、たまに使う付箋や修正テープ等を入れています。スペースはかなり大きく、マスキングテープなら通常の太さで10本が入ります。大容量も、この手のペンケースの魅力ですね。

↑この通り大容量でさまざまな文房具がたっぷり入りますが、スペースが2つに分割されているため、中身を整理し、取り出しやすいのです

 

↑15mm幅のマスキングテープもこの通り、すっきり入ります

 

大容量なのに取り出しやすい

一方、色のないクリアなケースは、ファスナーがきちんと側面まで来ているのもポイントです。こうなっていると口が大きく開くので、中身を取り出しやすいのです。コストダウンのためにファスナーが短いペンケースも少なくないので、ここは要チェックです。

↑ファスナーが側面まで来ています。取り出しやすさを考えたとき、見逃せないポイントです

 

さらに、ファスナーまで透明になっているのがわかりますか? 芸が細かいですね。

 

個性的なデザインはもちろん、大容量で、しかも2つのスペースがあるため無駄な出し入れも最小限。中身が見えるので取り出しやすいのもいいですね。「2つのペンケースをくっつけた」と聞くと奇想天外に思えますが、実は非常に理にかなっていて便利なのです。

 

 

「菅未里の自腹買い文房具」バックナンバー
https://getnavi.jp/author/misato-kan/

使い道は無限大! キングジム「オールインクリップボード」の全部入りぶりを体感【動画ダイジェスト】

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する「文房具総選挙」。2021年の文房具総選挙で、機能別部門「記録する」部門の部門賞に輝いたのが、キングジム「オールイン クリップボード」です。

 

GetNaviのYouTubeチャンネル「GetNaviチャンネル」では、同イベントで各部門の1位に輝いたアイテムを新人編集部員・小山雅斗(以下、小山くん)がレビューする動画を公開中。今回は、この「オールイン クリップボード」のレビュー動画をダイジェストでお届けします。

↑今回レビューする「オールイン クリップボード」を手にする小山くん

 

検証した商品はコレ!

キングジム
オールインクリップボード
660円、1078円(カバー付き)(ともに税込)

 

幅広いニーズに応える!“全部入り”のクリップボード

キングジムの「オールイン クリップボード」は、クリアーポケットや名刺入れなど、名前の通り“全部入り”の機能満載クリップボード。

 

多機能を紹介した後で、小山くんは「さすがに立ち仕事で、これだけ収納する場所があれば、他のところに機能が欲しいと思うことは少ないんじゃないかなと思いました」とコメント。では、実際に「どのくらい入るのか?」を検証してみることに。

 

のど飴や印章もOK! どのくらい入るのかを検証

「かなり厚みが出るくらい入れてきちゃいました」と小山くん。

 

ペンや紙はもちろんのこと「名刺も1日で渡しきれない枚数が入ります」と感心。

 

チャックポケット部分には、印鑑や小物が入るポーチ、薬をイン!

 

メッシュ部分には「休憩中に食べるのど飴とか、ケータイも入ります」と紹介します。

 

機能をフルで使用した小山くんは「正直、何を入れようか迷うくらい。すっごいたくさんのものが入るので、例えば入館証を首から下げている方は、全然この中に入れられますし、持ち歩かなきゃいけない小物があっても入ると思うので、みなさんが実際何を入れようかなということを考えるのがいいんじゃないかな」と感想を述べていました。

 

気になるバインダー機能も満足度高め!

さらに「ここまでの容量は必要ないよ、という方には、クリップボードとメッシュのポケット、そしてカバーのないタイプもありますのでおすすめです」と、カバーなし・メッシュポケット付きの「オールイン クリップボード」を紹介。

クリップボードの性能については「すごく書きやすいですし、クリップもすごくしっかり掴んでくれるので、すごく安心して使えると思います」と満足そうに話していました。

 

そうして導き出された、小山くんの結論。

 

詳しくは動画をご覧ください

 

文=於 ありさ

キーボード無し&期限をリマインド! 斬新すぎる新時代の「テプラ」をレビュー【動画ダイジェスト】

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する「文房具総選挙」。2021年の文房具総選挙で、トレンド部門「デジタルと連携してはかどる! デジアナ文房具部門」部門の部門賞に輝いたのが、キングジムのラベルプリンター「テプラ PRO SR-MK1」です。

 

GetNaviのYouTubeチャンネル「GetNaviチャンネル」では、同イベントで各部門の1位に輝いたアイテムを新人編集部員・小山雅斗(以下、小山くん)がレビューする動画を公開中。今回は、この「テプラ PRO SR-MK1」(通称:テプラMARK)のレビュー動画をダイジェストでお届けします。

↑今回レビューする「テプラ PRO SR-MK1」を手にする小山くん

 

キングジム
ラベルプリンター <テプラ>PRO SR-MK1
1万6500円(税込)

 

スタイリッシュな見た目がたまらない! 新世代のテプラ

「テプラ PRO SR-MK1」は、ラベルプリンターとしておなじみの「テプラ」の1機種。今までのテプラにはない、スタイリッシュなデザインが特徴です。

 

商品を持ちながら小山くんは「まず、気になるのがこのデザインですよね。僕が想像していたテプラって、キーボードがついていて、いかにも事務用品という見た目だったんですけど。これ見てみると、本当にテプラなの? って疑ってしまうくらいスタイリッシュですし、オブジェとして置いておいても違和感がないような見た目になっています」とデザインを絶賛。

その後、キーボードがない代わりにスマホでデザインして、印刷できるということを解説しました。

 

さらに、このテプラは、ACアダプタでも乾電池でも動くとのこと。「これはいいですよね。やっぱりテプラってちょこちょこって持ち歩くこともありますし、電池だけだといざというときに使えなくても困るので、どちらも対応しているのはありがたいなと思います」と小山くん。

 

スマートフォンアプリを使ったラベル作りに挑戦

今回、小山くんはスマートフォンアプリを使用してラベル作りに挑戦しました。

↑「専用アプリもおしゃれ」と小山くん

 

アプリには、プリセットから作成する「クイック作成」、細部まで自分で決められる「こだわり作成」のほか、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、すべてにおいてデザインを統一してラベルを作りたいという際に便利な機能があります。

 

今回、小山くんは「クイック作成」を使用して、ラベルを作ってみた様子。

↑まずはアプリとテプラをペアリング。「電源ボタンがゆっくり点滅したら、ペアリングできている証拠です」と小山くん

 

豊富なデザインの中から、小山くんは容器用のラベルを選択。

 

デザインをチョイスしたら、あとは文字を入力して、そのまま印刷を選択すれば完成! なんとも簡単です。

 

「わー! できてるできてる! めちゃくちゃかわいいです!」と小山くん。「今回は、塩を作りましたが、砂糖を作るならここに“砂糖”と入力するだけなので簡単ですね」と絶賛していました。

 

続いて、こだわり作成のページから、イニシャルと日付が入るタイプシールの作成にもチャレンジ。

 

1つ1つのパーツを拡大したり、入力し直したりしながら……

 

「Thank you 小山雅斗ラベル」を作成しました。

 

↑動物のスタンプも簡単にチョイスして、なごみ系のラベルを作成できます

 

まるでリマインダー! 注目のタイムラベル機能とは?

また「テプラ PRO SR-MK1」には、登録した日付にアラームを送ってくれるリマインダーのような機能、タイムラベル機能が搭載されているのも注目です。

 

例えば、精肉の賞味期限をラベルで作った際に、アプリ側でもその賞味期限をお知らせしてくれるといった機能。

タイムラベル機能を使うには、アプリでマイラベルを選択し、印刷履歴から印刷したラベルを選びます。

 

そこからタイムラベル設定画面に飛び、アラームをかける日を編集すると、タイムラベル設定一覧に指定した時間が出るようになります。賞味期限はもちろん、課題の提出時間などを設定するのにも便利ですね。

 

以上のインプレッションによって導き出された、小山くんの結論。

 

詳しくは動画をご覧ください

 

文=於 ありさ

 

場所はとらないが用途は広い! 自立するファイル「ジリッツ」をレビュー【動画ダイジェスト】

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する「文房具総選挙」。2021年の文房具総選挙で、トレンド部門「仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具」部門の部門賞に輝いたのが、キングジム「ジリッツ」です。

 

GetNaviのYouTubeチャンネル「GetNaviチャンネル」では、同イベントで各部門の1位に輝いたアイテムを新人編集部員・小山雅斗(以下、小山くん)がレビューする動画を公開中。今回は、この「テレワーク&フリーアドレス文房具」部門で1位を獲得したキングジム「〈ジリッツ〉クリアーファイル」のレビュー動画をダイジェストでお届けします。

↑今回レビューする「〈ジリッツ〉クリアーファイル」を手にする小山くん

 

キングジム
<ジリッツ>クリアーファイル
660円(10ポケット)、935円(20ポケット)(ともに税込)

 

利用用途が広い自立できるファイル

「〈ジリッツ〉クリアーファイル」とは、背にスタンドを内蔵したポケットタイプのクリアファイル。

小山くんは、ファイルを自立させることでできることを次のように提案、利用用途が広いことを説明しました。

 

「仕事中に書類を立てながら、作業できます。さらに事前にレシピを印刷することで、料理中にレシピを見ながら料理ができたり、音楽をやる方なら、楽譜立てがない場所でも楽譜を見ることができます」

 

また「ファイルが自立するということは見やすいだけでなく、省スペースで作業できるようになります」と小山くん。「在宅ワークでデスクが広くなくて困っている人にも、最適なアイテムなんじゃないかな」と話していました。

 

使い勝手の良さが魅力

さらに小山くんは機能性があるにも関わらず、使い勝手が良いのも魅力であると言います。

「機能性があるのに、普通のファイルと変わらないスリムさじゃないですか。これも実際触ってみて、すごくいいなと思ったポイントです。普段は普通のファイルとして使いながら、立てて使いたいときだけスタンドとして使える仕組みになっているので、むしろこれからファイルを買いたい人であればスタンド用途がなくてもジリッツを持っておくことは、あとあと便利になるんじゃないかなと思いました」

 

また、組み立てが簡単にできるのもジリッツの魅力。カメラに向かってスムーズな組み立て過程と、収納過程を見せながら「こういう小さいストレスがないところもいいなと思いました!」と嬉しそうに話していました。

 

小山くんが実際に使用した感想

さまざまな用途で使用できるジリッツ。料理中のレシピ立てとして使用してみたという小山くんは、その感想を次のように話します。

 

「今まで僕が料理中にレシピを見る時はスマホで見ていたんですけど、スマホでレシピを見ている時って少し手を離している間に画面が消えちゃったり、手が汚れているのにスクロールしなきゃいけなかったり、結構面倒が多いじゃないですか。それがジリッツを使うことで、一度印刷するという手間はあるもののレシピを見ながらの作業は楽になりました。レシピを溜め込むことでレシピブックとして使用できるのも、かなりありなのかなと思いました」

 

そうして導き出された、小山くんの結論。

 

詳しくは動画をご覧ください

 

文=於 ありさ

PCスタンドにもなる、キングジムのノートPCカバー「ネスティ」

キングジムは、ノートPCカバーとPCスタンドの機能をあわせ持つ「ネスティ」を発表。10月15日から発売します。価格は5280円(税込)です。

 

ネスティは書類や小物をひとまとめに収納できるポケットや、リストレストが付いたノートPCカバー。カバーを付けたままノートPCを使えるので、カフェなどの限られたスペースでも場所を取らずに仕事に集中できます。

 

また、Web会議時にカメラの位置を調整したり、作業時にディスプレイの高さを調整したりできる、PCスタンドの機能も装備。カバーの底面を折りたたんで、ノートPCをセットすることでノートPCの高さを変えられます。

 

 

 

本体サイズは約幅342×奥行き25×高さ275mm(閉じた状態)です。

開閉の仕組みと分割構造が画期的! 透明で中身を探しやすい「ペンケース」の注目作2モデルをレビュー

これまでにも、自立型やら分割収納やら、さまざまな流行があったペンケース。ここ一年ほどで特に注目が高まっているのが“透明”なタイプだ。

 

ファッション業界においても、近年はPVC(ポリ塩化ビニル)素材の透明バッグが大流行しており、その流れで透明ペンケース(クリアペンケースとも言われる)も人気に……というのが、まず一つの要因だろう。

 

もちろん、Instagramなどでノートやペンが写り込んだ画像を載せる中高生(いわゆる“勉強垢”)の間でも、透明ペンケースの人気は高い。ただ写真を撮るだけでペンケースの中身が丸ごと見えるので、視覚情報が増える。端的に言えば“映える”わけだ。

 

さらには、そういった流行の話でなくても、透明ペンケースには利点がある。先にも述べた通り中身が丸見えだから、必要なペンなどを取り出す際に見つけるのがラクなのだ。閲覧性・視認性の高さはペンケースの機能でも重要なポイントであり、つまりは透明というだけで充分に有利というわけ。

 

そこで今回は、人気の透明ペンケースの中でも特に「これいいぞ」というものを紹介したい。

 

 

透明+分割収納=おしゃれで高機能なペンケース

そんな方程式が成立するのが、キングジムが2021年6月から展開を始めた「CHEERS!(チアーズ)」。ポップなカラーと透明感をテーマにしたステーショナリーシリーズだ。

 

初見では、同社既存のルーズリーフファイル「テフレーヌ」やバッグインバッグ「フラッティ」のポップカラーバージョン、というだけかな? と思っていたのだが、あらためて確認すると、全くの新顔である透明ペンケース「チアーズ ツインペンケース」がラインナップされていた。

 

で、これが触ってみると、なかなか面白い作りになっていたのだ。

キングジム
チアーズ ツインペンケース
1250円(税別)

 

完全クリアとクリアカラーの細長い直方体2つが組み合わせられた、ソフトなボックスタイプ。ただ不思議なことに、外からでは、ファスナーやスナップといった開け口が見つからないのである。

 

ではどうやって中身を出し入れするのか? というと、クリアとカラーのボックスを継ぎ目から割るようにパカリと開くと、それぞれの開け口が露出するという仕組みだ。

↑ペンケースを開けるときは、まずそれぞれのボックスを両手でつかむ

 

↑するとパカッと割れて、カラー側のボックスが開く。接続はマグネット式なので、開閉自体は簡単だ

 

クリアのボックスはファスナー、カラーのボックスは素通しの開口という形式。つまり、クリア側の本体自体が、カラー側のフタを兼ねているというわけだ。

 

カバンの中で勝手に開いてしまう可能性を考えると、ファスナーのついたクリア側に消しゴムやシャープペンシルの芯といった小物を、カラー側に筆記具を、という分け方が安心だろう。当然ながら、分けて収納することで、中がゴチャつかず出し入れがしやすくなる、というメリットもある。

↑一般的なサイズのペンケースが2つ合体しているわけで、容量的にはかなりゆとりがある

 

見た目のおしゃれさと、こういった「今のペンケースに求められている機能性」を上手く共存させているあたりは、なかなか感心させられた。

 

ただ、カラー側の開口がさほど大きくないので、筆者のように指が太めの人には筆記具の出し入れが少しやりづらいように思う。これはおそらく、手指のゴツいおっさんは最初からターゲットじゃないよ、ということなのかもしれない。

↑閲覧性が良くても、手の大きい人には出し入れがしづらい開口。これは少々残念なポイントだ

 

それでも、透明ならではの閲覧性の高さ+分割収納の機能性は優秀。夏っぽいルックスも含めて、いま買うべきペンケースと言えるだろう。

 

さて、この透明ペンケースのメリットをほどよく取り入れたペンケースが、同社にはある。

透明バッグインバッグ「フラッティワークス」にペンケースタイプ登場

とは言っても、PVCのチープなツルツル感ってどうも子どもっぽくて持ちづらいな……と感じる人はいるだろう。透明ペンケースの優位性は理解できても、自分に似合うかどうかや好みの問題もあるので、導入にハードルが高いというのも理解できる。

 

それなら、もうちょっと落ち着いた雰囲気で使える透明ペンケースはどう? ということでオススメするのが、同じくキングジムの「フラッティワークス ペンケース」だ。

キングジム
フラッティワークス ペンケース
スタンダードサイズ
1100円(税別)

 

こちらは、以前にもこの連載で紹介したバッグインバッグ「フラッティワークス」のペンケース版に当たる。

【関連記事】カオスなカバンにはこれ一つあればいい! キングジム「フラッティワークス」は“絶妙”を体現するバッグインバッグ
https://getnavi.jp/stationery/535720/

 

全体は厚手のしっかりした帆布製で、前面のみがPVCの透明窓という構成なので、チープな印象はほとんど感じられないのではないだろうか。それでいて、大きな透明窓によって、透明ペンケースのメリットである閲覧性は充分にあるわけで、良いとこ取りと言える構成だ。

↑透明窓は前面だけだが、これでも中は充分に視認できる

 

↑マチ幅は約35mmで、中身が入っている状態なら自立も可能

 

パッと見では薄くて容量が足りないような気がするかもしれないが、底面のマチが約35mmもあるため、意外としっかり入る。ボールペンやカラーペンなら10本程度は問題なく飲み込むし、さらに奥側には定規やハサミなどが入るワイドポケットも備えている。よほどゴチャゴチャと持ち歩かない限りは、これで必要充分と言えるんじゃないだろうか。

↑ささやかながら小物の整理ができる内ポケットを備える

 

↑本体裏側にもポケットが。名刺やカード類の一時保管に使えそうだ

 

マグネットスナップ留めのフラップを開くと大きく開口するので、閲覧性の良さと合わせて、中身の取り出しやすさも問題なし。

 

透明ペンケースの閲覧性は魅力的だが、あのツルツルした感じはちょっと……という人には、これが最適解だと思う。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

これはアイデア商品、ルーズリーフの収納に特化した「ルーズリーフイン」シリーズがキングジムから

↑左がルーズリーフイン ホルダータイプ、右がルーズリーフイン ケースタイプ

 

キングジムは、ルーズリーフの収納に特化した「ルーズリーフイン」シリーズを発表。9月3日から発売します。ラインアップは、「ルーズリーフイン ホルダータイプ」(税込550円)と、「ルーズリーフイン ケースタイプ」(税込429円)をそろえます。

 

キングジムによると、ルーズリーフはバインダーなどのファイルに収納して、分類・閲覧がしやすいため、多くのシーンで利用されているとしています。一方で、リング式のとじ具が採用されたバインダーはかさばるため持ち運びにくいほか、ルーズリーフ単体で持ち運ぶと破損してしまう不満もあるそうです。

 

そこで、とじ具を採用せずにポケットにルーズリーフをはさむだけで収納できるルーズリーフイン ホルダータイプと、ルーズリーフを硬くて丈夫なケースに収納して保護するルーズリーフイン ケースタイプを開発したそうです。

 

ルーズリーフイン ホルダータイプは、4枚のポケットが付いており、1ポケットあたり最大10枚のルーズリーフを収納可能。内容ごとにまとめて分類できます。また、ポケットは透明になっているため、収納したルーズリーフをポケットから取り出すことなく閲覧することができます。

 

ポケットには、フラップとストッパーが付いているため、持ち運ぶ際にルーズリーフが脱落しにくいのも特徴です。さらに、最大60枚のルーズリーフを収納できるマチ付きポケットも付いており、未使用のルーズリーフをストックできます。

 

一方のルーズリーフイン ケースタイプは、ルーズリーフを手軽に収納できるケースタイプのツール。これに入れることで、紙の折れを防止できるとしています。ケースは、上部に付いているフラップを引っかけるだけて簡単に開閉できる設計を採用しているため、ルーズリーフの出し入れもスムーズとのこと。なお、ルーズリーフの収納枚数は最大100枚です。

まるでおしゃれなポーチ!? リュックなどに入れておきたいA4サイズのバッグインバッグ5選

いつも使っているリュックやバックパック、トートバッグも、ビジネス用途に最適なバッグインバッグを使えばビジネス仕様になります。今回ピックアップしたバッグインバッグはどれも芯材などがしっかりしたものばかりで、バッグの中で散らばっている荷物を整理するだけでなく、バッグ自体の型崩れも防いでくれるのが嬉しいポイント。また、最近はおしゃれなポーチのようなバッグインバッグも増えたので、デザインで選んでみるのもいいかもしれません。

 

目次

 


内側の明るい色でバッグの中でも中身が見やすい!


コクヨ バッグインバッグ Bizrack up A4ヨコ

樹脂製芯入りのセミハードタイプの仕切りが付いているので、A4サイズの書類を傷めず仕分けできるのが嬉しいポイント。内側には明るい色を使用しているので、バッグの中でも中身が見やすくとても便利。ユーザーからは「インナーカラーが明るくなったため中のモノの視認性が大幅に向上し、バッグの中が一目で見渡せるようになりました」と高評価。本体生地には風合いのある杢調素材を使用し、4色のカラーから選べます。

【詳細情報】
サイズ:360×45×250mm
重量:約270g
カラー:アイスブルー、ネイビー、ブラウン、ブラック

 


かさばらない、フラットなバッグインバッグ


キングジム フラッティ 5366

本体はスリム&軽量設計でかさばりません。芯材入りで、カバンの中でもしっかり自立するので、大切な書類も守ります。中身が見える透明ポケットは、一目で確認がしやすく便利。マグネット製の留め具で、カバンの中でも手軽にワンタッチ開閉可能です。さらに2つの内ポケットで、整理しやすくなっています。本体裏面には、大きなバックポケットつきです。レビューには「映画館や劇場で買ったパンフレットやフライヤーを綺麗に持ち帰るために買いました。しっかりした堅さがあるのに薄く、曲がったり角が折れたりすることなく持ち帰れるので、助かっています」という声も。

【詳細情報】
サイズ:352×245×20mm
発送重量:233g
カラー:ダークグレー、ピンク、ブルーグレー、ミントグリーン、ラベンダー

 


バックパック派にはこちら!


リヒトラブ SMART FIT ACTACT バッグインバッグ タテ型

タテ型のバッグインバッグは、リュックやトートバッグなどで使用すると、中の荷物が底溜まりせず、上手に整理できます。ファスナーはダブルファスナーでL字型に開くので、簡単に出し入れできるのもポイント。メインの収納ポケットには13インチ程度のタブレットPCが収納可能。起毛インナーポケットには12インチ程度のタブレットPCが収納できます。サイド補強プレートが入っているので強度があり、バッグの中で折れ曲がりにくい構造になっています。本体にはDリングがついているので、別売りのショルダーベルト(A-7679)を使用すれば、ショルダーバッグとしても使えます。

【詳細情報】
サイズ:250×25×340mm
重量:210g
カラー:イエローグリーン・ネイビー・ブラック・レッド

 


自立するからそのままデスクの上にも置ける!


キングジム フリオ スタンドバッグA4 8416

書類やファイルなど、オフィスで使うかさばる物を大量収納して、ひとまとめにできるバッグインバッグ。手提げ用持ち手つきなので、そのまま手提げバッグとして使用できるほか、クラッチバッグのように抱えたりできます。本体は自立するので、デスクに立てて置くことも可能。フリーアドレスオフィスやカフェ、図書館などでは、必要な持ち物だけを収納して机に立てれば、いつでも自分専用オフィスの出来上がり。別売のショルダーベルト(No.8421)を使えば、ショルダーバッグにもなります。

【詳細情報】
サイズ:350×45×270mm
発送重量:381g
カラー:ネイビー、白、緑、黒

 


薄マチだからスマートなフォルム


ノーマディック バッグインバッグ 小物収納 A4 ヨコ

軽い素材を採用し、持ち運びの負担も軽減。薄マチのスマートなフォルムだからかさばらず、バッグにすっきり収納できるのが魅力。使用頻度の高いアイテムを収納するポケットは、出し入れしやすいように上部に配置しているので、取り出しやすく便利です。背面には書類やファイル、チケットなどを収納できるポケット付き。個人ロッカーなどの元々の収納が少ない場所では、小物の収納ポケットとしても役立ちます。蓋付ポケットもあるので安心で、背面には替えのストッキングや靴下、マスク等を収納しておくと、いざというときに便利です。

【詳細情報】
サイズ:220×340×60mm
重量:約246g

 

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複数のクリアーホルダーを冊子のようにまとめて収納、キングジムから「ホルサック クリアーホルダーファイル」登場

 

キングジムは8月3日、複数のクリアーホルダーを表紙に差し込むだけで、冊子のように収納できるうえ、中の書類が見やすい「ホルサック クリアーホルダーファイル」を発表。9月3日に発売します。価格は「A4サイズ(クリアーホルダー6枚収納)」が550円(税込)、「A4サイズ(クリアーホルダー12枚収納)」が726円(税込)です。

 

キングジムによると、書類を手軽に収納できるクリアーホルダーは、「書類に穴をあけずに済む」「透明で中身が見える」「かさばらない」などの利点により、多くのシーンで使われているといいます。一方で、複数のクリアーホルダーを管理する際、 まとめて持ち運びにくいという不満もあるそうです。

 

そこで、複数のクリアーホルダーをファイルに差し込むだけで冊子のようにまとめられ、すっきりと持ち運べるホルサック クリアーホルダーファイルを発売するとのこと。

 

 

本体背の部分の「ホルダーストッパー・ポケット」に、クリアーホルダーを差し込むだけで安定してセットが可能。また、クリアーホルダーの開口部をふさがないため、ひとまとめの状態でも書類の閲覧や出し入れがスムーズにできるとしています。

 

 

紙資料を多く扱い、うまく整理整頓したい人ほど重宝しそうです。ホルサック クリアーホルダーファイルを使用して、資料を上手にまとめていきましょう。

キングジム「テプラ」PROの最上位機種が登場、1本のカートリッジでより多くのラベルを印刷できる「PRO SR-R980」

 

キングジムは8月3日、ラベルライター「テプラ」PROの最上位機種として、「PRO SR-R980」を発表。8月27日から発売します。価格は4万6200円(税込)です。

 

テプラは、1988年に国内初の漢字変換が可能なコンパクトラベル作成機として開発された製品です。現在も日本語ラベルライターの国内シェアトップブランドとして、ラベルライターの代名詞になっているとのこと。

 

PRO SR-R980は、従来機種「PRO SR970」に比べて、ラベルを印刷する際の余白を少なくすることで、1本のカートリッジからより多くのラベルを作成可能。8m巻きのカートリッジで約50枚多くラベルを作成できるとしています。

 

 

また、テプラ PROのカートリッジを本体にセットすると、テープの種類を自動で識別する機能を搭載。テープに合わせた印刷フォームや特殊印刷メニューを呼び出し、本体ディスプレイに表示してくれます。これにより、毎回各種設定を一つずつ操作する手間が省け、効率的にラベル作成が可能になるとのこと。

 

 

さらに、連続印刷時にラベルを引き抜くと次のラベルが印刷される「ピック&プリント機能」や、LANケーブルやネットワーク配線機器の管理表示用ラベルに特化した「ケーブルフォーム」機能を搭載しています。

 

 

本体サイズは約幅195×奥行き252×高さ101mmで、重量は約1260g。また仕様は、文章のメモリー容量が約500文字、内蔵辞書はATOKで約14万8000語・8327文字、文字サイズは13段階などとなっています。

 

なお、ネットワーク配線部材メーカーのパンドウイットコーポレーションと共同開発したケーブルフォームに向いているカットラベル(税込6050円から)や、テプラ PRO専用のシステムトランク(税込1万450円)も発売します。

大事な資料や小物の保存にピッタリ、防塵・防水に優れたキングジムの「クリアーファイル チャックタイプ」

 

キングジムは7月6日、防塵・防水に優れた「クリアーファイル チャックタイプ」を発表。7月30日に発売します。ラインアップはA4サイズ/6ポケット(税込726円)、A4サイズ/12ポケット(税込968円)、A5サイズ/12ポケット(税込748円)をそろえています。

クリアーファイル チャックタイプは、ポケットのサイド部分に密閉性の高いチャックを採用。水や汚れから収納物を守る仕組みです。IP55等級の防塵・防水性能を実現しているため、お風呂での学習や雨の日の書類の持ち運び、粉塵が舞いやすい屋外での書類確認などに適しています。

 

 

また、ポケットは開口部が大きく開く横入れタイプとなっており、チケットや写真などの小さい収納物や厚みのある収納物も出し入れしやすいとのこと。

 

 

綺麗に保存しておきたい書類や資料、小物などを入れておくのに向いていそうです。保存したい物が多い人は手に取ってみてはいかがでしょう。

【菅未里の自腹買い文房具】キングジム「ハルファイル」は冷蔵庫に貼りたい書類をまとめてホワイトボードにもなるファイル

イベントやメディアへの出演、新作文房具のプロモーションなどに引っ張りだこの文具ソムリエール・菅未里さん。仕事柄、文房具を試す機会は多く、手元には山のような文房具が……。そんな菅さんが、自腹を切ってまで手に入れた、いま本当に気に入っている文房具とは?

 

今回はキッチン、とくに冷蔵庫周りで散らかりがちな書類を、いつでも見やすくスッキリ整理できる高機能なファイル。

 

キッチン、とくに冷蔵庫周りの書類を片付けるには?

冷蔵庫の周囲が混沌(こんとん)としている人は多いのではないでしょうか? チラシやダイレクトメール、お子さんがいるなら学校からのお知らせなど、こまごまとした書類が集まりやすいのがキッチン、特に冷蔵庫周りです。

 

そういった書類を、冷蔵庫の扉にマグネットで貼っている人も多そうですが、あまりおすすめできる方法ではありません。紙が重なるので見づらいですし、めくろうとしてマグネットやまとめた書類が落ちてしまったり、とにかく混乱の元です。

 

とはいえ、キッチンに書類が集まるのは、そこでまとめれば便利だからですよね。それなら、何とかしてキッチンでの書類を整理し、使いやすく見やすくしよう……そんな文房具があるのです。

 

冷蔵庫に貼り付くファイル「ハルファイル」

それが、キングジムの「ハルファイル」です。一言で表現すると、吸盤で冷蔵庫などに貼り付けられるファイルなのですが、実際に使っている立場からすると、とても便利です。

↑キングジムの「ハルファイル」(写真は「ハルファイル スタンダード A4変形」)。冷蔵庫に貼り付けることができます

 

キングジム
ハルファイル
800円〜1400円(税別)

 

サイズ・形には4種類ありますが、いずれも書類を収納するポケットがサイズ違いで複数用意されているので、書類を分類して入れられます。ごちゃごちゃしません。とくに、小さめの葉書や領収書を入れるスペースもあるのは、重要な点です。

↑開くと、たくさんの収納スペースが現れます

 

また、4種類あるうちの「スタンダード」(1400円・税別)、「スリム」(800円・税別)、「クリップ」(1200円・税別)は見開き形式になっていて、ガバッと開いた状態で貼れるのもポイント。ハルファイルに入れた雑誌のレシピの切り抜きを見ながら料理をする……といった芸当もできます。

 

簡易ホワイトボードとしても使える

それなら、最初から見開きで貼っておいたほうがいいのでは? と思われるかもしれませんが、実は、閉じたときにしか使えないもう一つの機能があるのです。それが、ホワイトボード。

↑ホワイトボードとしても使える表紙。ちょっとしたメモに便利です

 

このように、表紙がホワイトボードになっているのです。買い物リストに入れるべき食品や、ちょっとしたTODO、家族への伝言など、キッチンでメモが必要になる場面は少なくないはず。そんなときに活躍してくれます。

 

しかも、小さい「ポケット」(1000円・税別)以外は、ペンホルダーまでついていますから、本当に文字通り、小さなホワイトボードとして活躍してくれるのです。

↑ペンホルダーまで用意されています(「ポケット」タイプを除く)。文字通りホワイトボードなのです

 

取り付け方も多様

吸盤で貼れると書きましたが、吸盤以外にも、別売りのマグネットを取り付ければ冷蔵庫や金属のドアなどに貼ることもできますし、紐を通す穴も開いていますから、壁掛けで使うこともできます。キッチンに限らず、家中のどこでも設置できそうですね。

↑付属の吸盤や、ひもを使って壁などに吊るしたり、貼り付けることも可能です

 

大小さまざまな書類が入れられて、ホワイトボードにもなる。これひとつを設置するだけで、その周囲が小さなオフィスになるような気の利いたアイテムです。

↑ごちゃごちゃしがちな冷蔵庫周りも、これでスッキリ整理できるでしょう

 

 

「菅未里の自腹買い文房具」バックナンバー
https://getnavi.jp/author/misato-kan/

見やすくて省スペース! キングジムの自立するファイル「ジリッツ」の斬新な仕組みとは?

なんだかんだと騒がれている間に、もうコロナによる最初の緊急事態宣言から1年以上が経つ。「慣れないながらも、テレワークをなんとか1年やってきたよ」という人も多いだろう。

 

ただ、あちこちで話を聞いてみるに、「在宅できちんと仕事ができる環境を整えた」というケースは、まだあまりないようだ。例えば、机や椅子もあり合わせの物を使ってなんとか作業スペースを捻出しているだけで“快適な仕事環境”とは少々言い難い、など。

 

筆者の知人も「ベッドに座って小さい折りたたみ机で仕事してる」と話していて、それはさすがにしんどそうだなあ、と思ったものだ。

↑机が狭いと、PC、ノート、紙資料、飲み物……と大混雑が発生してしまう

 

もちろん自宅の広さは有限なので、そこへ新たに仕事用の椅子や机を持ち込むのは非現実的だ。あり物でなんとかするしかないのも分かる。

 

では作業スペースを変えようがないなら、次に考えるべきは「省スペースで仕事がしやすい文房具を使うこと」ではないだろうか。実際、ここしばらくはペンケースやガジェットバッグなどの“入れ物”は、そういった工夫のある物が次々に登場して、かなり注目されている。

 

しかし個人的には、それらよりもさらに省スペース化させたいものがある。それが、紙だ。

 

紙資料を立たせると、机は格段に広くなる!

これは、筆者の仕事と考え方に由来する部分だが、資料の類はできるだけプリントアウトして使いたい。なにしろ、使っているノートPCが13インチと画面が狭いので、PDFなどの資料を見ながら原稿を書くのが、やりづらいのである。別ウインドウに切り替えるのも、作業が中断されて面倒くさい。とはいっても、A4の紙束と13インチのノートPCを同時に広げて邪魔にならない机なんて、自宅においてはかなりハードルが高くないか?

 

横幅だけ考えても、ノートPCが300mm強+A4が210mm。600幅の折りたたみ机では、もうこれだけでいっぱいという感じで、飲み物を置く場所すら確保できない。紙資料は欲しいけれど、その面積は邪魔。それならやっぱり、立たせるしかないだろう。


キングジム
ジリッツ
10ポケット60020ポケット850円(ともに税別)
※写真は10ポケットタイプ。

 

そこで注目したのが、キングジムから2021年3月に発売されたクリアファイル「ジリッツ」である。

 

その名の通り、自立する機能を備えたクリアポケットのファイルで、これなら紙資料を参照しながらの仕事がグッと省スペースでできるんじゃないか。いや、さすがにその名前はそのまんま過ぎないか? とは思うけど。

 

立たせる仕組みが斬新!

早速立たせてみよう。立たせ方は、まず表紙を閉じたままで、背の下部にあるスタンドをスルッと引き出す。

↑立たせる際は、まず背の下部にあるスタンドをつまんで……

 

↑ナナメにスルッと引き出す

 

次に参照したいページで180度開いたら、スタンドのストッパーを内側に折り込む。以上。これで、ファイルが見開き状態で立たせておくことができるのだ。

 

↑表紙を開いた状態で、スタンドストッパーを内側に折れば完了。最初はうまく折れないが、何度かやっているうちに折り目がついて折りやすくなる

 

底面積はほぼストッパー部分だけで済むので、スペースはかなり広く空くのではないだろうか。収納するときは、表紙を閉じれば自動でストッパーが戻るので、あとはスタンドを背に滑り込ませるだけ。かなり手軽である。

 

では、いったいどういったシーンで活用できるだろうか?

書類をファイリングしたまま立てられるメリットの汎用性

↑立たせたところ。180度開いたままで固定できるので、見やすいのもありがたい

 

↑逆側から見るとこういった状態だ

 

ノートPCの後ろに立たせておけば、画面に隠れて見開きはフルに活用できないが、片ページだけなら確実に見ることができるはず。実際、これで充分かもしれない。

↑書類を立たせると、机の使える面積はグワッと広がる。快適!

 

これまで、書類を立たせたい場合は書見台(もしくは自立機能付きのクリップボード)を使っていたのだが……ファイルが自立したほうが、圧倒的にラク! 書類が1枚だけならいいけれど、複数枚の場合、書見台などはいちいち書類を差し替える必要がある。ファイルならページをペラッとめくるだけだから、その辺りの効率は段違いだ。

 

何より、書類をファイリングしたままで立たせられるのが素晴らしいと思う。書類を立てるための道具(=書見台)は、書類をセットしたり戻したりという手間があるが、自立するファイルは表紙を閉じるだけで片付けが終了する。

 

書類を整理収納するためのファイル機能はそのまま、スタンド機能がプラスされているわけで、これは終業したら素早く仕事道具を片付けたいテレワーカーにとって、大きなポイントと言える。ついでに、クリアポケットなので、飲み物をこぼしたとき紙にダメージがないのもありがたい(狭い机での仕事あるある)。

 

↑妻に「このファイル使う?」と渡すと、さっそく譜面台として活用していた

 

書類が立つとありがたいのは、狭い机でのテレワークだけに限らない。例えば楽器を演奏する人なら、楽譜を入れたファイルがそのまま譜面台になると考えれば、その便利さが理解できるんじゃないだろうか。もしくはレシピ集が自立すれば、それを見ながらの調理もやりやすそうだし、プラモを組み立てるにも、説明書を入れて立てておけば、組み立てるスペースが広く取れるし。などなど、趣味のジャンルでもかなり幅広く役立ちそうなのだ。

 

少なくとも、今の説明を読んで「お、使えるかも?」とちょっとでも思ったなら、まず買って損なしとおすすめできるアイテムである。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

デスク周りの整理整頓に死角なし! PCモニターの上を有効活用できるディスプレイボード5選

デスク周りをいくら片づけても、そもそもが狭いせいか、すぐにモノで溢れてしまう……。デスクの上が狭いと感じたら、「ディスプレイボード」を使って、ディスプレイの上部分の“デッドスペース”を有効活用してみましょう。工具を使わない簡単なセッティングで設置でき、ディスプレイの上に便利な収納スペースが作れてしまうスグレモノ。ディスプレイボードを使った整理整頓で、連休明けを広々デスクで迎えてみませんか?

 

目次

 


名刺やスマートフォンも立てかけられるディスプレイボード!


キングジム ディスプレイボード DB-500

前面にペンを収納したり、名刺やスマートフォンを立てかけたりできる溝がついた、キングジムのディスプレイボード。前面を液晶ディスプレイのフチに引っかけ、背面からアームで支えるだけで設置できます。液晶ディスプレイの種類や背面形状に合わせてアームの幅を調節可能。背面に段差のある液晶ディスプレイにも取り付けられます。パーティションへ設置すれば、上置き棚としても使用できます。当記事で紹介している幅500mmタイプのほか、幅200mmタイプも。

【詳細情報】
サイズ:約38×500×168mm
重量:約400g
カラー:ブラック、ホワイト

 


置いたものが落ちにくい滑り止めシート付き!


サンワサプライ ディスプレイボード・テレビ/モニター上部収納台 100-MRSH

上に置いたものが落ちにくい、滑り止めシート付きのディスプレイボード。耐荷重は5kgまでで、耐久性のある金属製のプレートを使用しています。置くだけの簡単設置でネジなどで固定する必要が無く、取り外しも簡単。ディスプレイと接する部分には傷を防止するための緩衝材が貼られています。幅600mmのほかに、幅340mm、幅900mmと3種類のサイズ展開。

【詳細情報】
サイズ:約106(最大)×600×127mm
重量:約970g

 


家用、オフィス用で使い分けられる嬉しい2個セット


EURPMASK ディスプレイボード 2個セット

ペンを収納したり、名刺やスマートフォンを立てかけたりできるディスプレイボード。家用、オフィス用とそれぞれで使える2個セットです。ディスプレイと接する部分には傷付きを防止するためのゲルが貼られています。耐荷重は2kgまでで、耐久性のあるABSプレートを使用。ユーザーからは「意外と安定しており強度も問題なく使えたのと、いろいろなモニターの厚みに対応しているので安心でした」という声も。

【詳細情報】
サイズ:340x84mm
重量:約191g

 


取り外し後に粘着跡が付かないから安心して使える!


CPY Moulds テレビの上に棚 スクリーンシェルフ

こちらはスモールサイズのディスプレイボード。カレンダーや文房具などの小物を置くと、机の上が広々と有効活用できます。どこにもシールを使わないので、取り外したあとも粘着跡などが付きません。ユーザーからは「材質がプラスチックで軽く、安定性もよいので安心して使えます。設置面積も十分で、とても使い勝手がよいです。(テレビの液晶だけでなく)パソコンにもつけようと思います」という声も。

【詳細情報】
サイズ:18×150×105mm
重量:約97g
カラー:ブラック、グリーン

 


厚さわずか1.7cmに折りたためてスマート!


bobino スクリーンシェルフ

ビビッドなカラー展開で人気のディスプレイボードです。ボードの表面には滑り止め効果のある凸凹のシリコン素材が使用されています。脚を折りたためば、厚さわずか17mmのスマートサイズになるのも特徴です。レビューでは「天板に滑り止めの加工がしてあり、少々の揺れなどでは載せたモノが滑り落ちるようなことはありませんでした」という声も。

【詳細情報】
サイズ:170×160×112mm
重量:約100g
カラー:ライム、ピンク、ブルー、ホワイト、レッド、ブラック

 

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ファイルが自立するだけで仕事効率が雲泥! キングジム「ジリッツ」、プロの発売前レビュー【文房具総選挙2021】

「机が狭い」と泣く人がいる。「仕事をする場所がない」と嘆く人がいる。そんな悲しき在宅ワーカーのために、新型ファイルが立ち上がる! 書類を立てて、作業スペースを確保するのだ! というわけで今回は、「文房具総選挙2021」でGetNaviが注目する本製品を紹介していきましょう。

 

文房具総選挙とは?

雑誌「GetNavi」とウェブメディア「GetNavi web」が主催。仕事や作業、勉強などの効率をアップさせる文房具を「はかどり文房具」と位置付け、文房具に精通した専門家により結成された「文房具総選挙選考委員会」が選出したノミネート文房具のなかから、読者や一般ユーザーが「これぞはかどる!」と実感したアイテムに投票し、そのナンバーワンを決定するユーザー参加型のアワード。今回で9回目となる。

 

【テレワーク&フリーアドレス文房具部門ノミネート】

皆の在宅ワーク効率を上げるため、立ち上がれ「ジリッツ」!

 

キングジム

ジリッツ クリアーファイル

660円(10ポケット)、935円(20ポケット)

3月26日発売

背に内蔵したスタンドで、開いたまま自立するクリアーファイル。素早く組み立てられて、平置きするよりもグッと省スペースに。リビングにも馴染む落ち着いた5色展開だ。

 

【colour variation】

 

【解説してくれる人】

文房具ライター
きだてたく さん

機能系から面白雑貨系まで片っ端から使い倒してレビューするライター。GetNavi webでも文房具コラムを連載中。

 

狭い場所でも使いやすい“立つペンケース”は人気なのに、より大きい面積を取る書類は、相変わらず机に置きっぱなし。書類を立たせるツールとしては書見台があるが、掲示できる書類が1枚だけだったり、書類を台にセットするのが面倒だったりと、細かな不満があった。

 

そこで登場したのが本品だ。ひと足先に使わせてもらったが、立たせることで作業空間がグッと広がるのは、やはり非常に快適。自宅の狭いスペースで仕事をしている在宅ワーカーにとって、マウスを自由に動かすスペースを確保できるだけで作業効率はグンと上がるし、プチストレスも減る。

 

開いた状態を保ったまま自立し、A4書類2枚ぶんの情報が視界に入るのも魅力だ。立てたままページをめくれるから閲覧性が高い。書類を見ながらの入力作業はもちろん、プレゼン中の資料立てや、楽器演奏時の譜面立て、台所でレシピ入れとしても活躍する。

 

そして何よりうれしいのは、中身の出し入れをせずにそのまま立てられること!これにより、「出し入れしているうちに書類が紛失した!」なんていうトラブルと無縁になれるのだから。

 

使い方は実に簡単!

【STEP1】スタンドを引き出す

 

【STEP2】表紙を180度に広げる

 

【STEP3】ストッパーを押し込む

 

↑書類が見やすい!

 

★片付けるときは1STEP!

↑表紙を閉じるだけ!

 

クリアーファイルだけでなく付箋も立ち上がっちゃった!

キングジム

フタマタフセン

253円〜429円

接着面が二股に分かれた付箋。接着面に対して垂直にミシン目が入っており、折ると自立する。机の上などで埋もれにくく、伝言を確実に伝えられる。紙を挟んで貼ればインデックスとしても活躍。

 

↑イラストタイプ(M、Lの2サイズ)に加え、無地もラインナップ。水色と黄色があり、S、M、Lの3サイズ展開だ

 

↑平面だけでなく、モニターの縁などの立体面にもしっかり貼ることができる

 

↑イラストタイプの裏面は動物の後ろ姿

 

キングジム「ジリッツ クリアーファイル」の詳細はコチラ!

キングジム「フタマタフセン」の詳細はコチラ!

【文房具総選挙2021】家やカフェで仕事がはかどる文房具12点がノミネート

仕事や作業の効率をアップさせる高機能な文房具、「はかどり文房具」の年間ナンバーワンを決定するアワード、「文房具総選挙2021」がスタートしました。ここでは【トレンド部門】「仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具」部門にノミネートされた文房具を紹介していきます。

「文房具総選挙2021」の全貌
https://getnavi.jp/stationery/585036/

 

【ノミネート商品をまずは写真でざっとチェック!】


投票は4/25 23:59まで・結果は5/24に発表します

 

【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門

コロナ禍で特に需要が広がったのが、本部門のアイテム。仕事道具をまとめる収納ツールから、狭いデスクでも使える省スペースアイテムまで、快適な環境構築を助ける商品が目白押し! 12商品がノミネート。

 

No.01

ダイゴー
isshoni.ノート デスク 厚口
770円〜1100円

キーボードと自分の間にできる狭いスペースにも置ける横長のノート。「方眼タイプ」は192ページ、1日の予定とタスクを管理できる「デイリータイプ」は368ページあり、たっぷり書ける。

 

No.02

カウネット
折りたためるかばん置き
2480円

コンパクトにたためて、持ち運びしやすいカバン置き。ファスナーテープを外して、広げるだけで設置できる。たたむと床に触れる面が内側に折り込まれるため、カバンに入れても中を汚さない。

 

No.03

キングジム
「ジリッツ」クリアーファイル
660円(10ポケット)、935円(20ポケット)

背の部分が3ステップでスタンドになり、書類を入れたまま自立するファイル。中面は書類ポケットになっており、立てたままページをめくれる。片付けるときは、閉じるだけでOKだ。※3月26日発売

 

No.04

コクヨ
THIRD FIELD
STAND TOOL POUCH
4400円

モバイルツールの収納に適した、伸縮性のあるポケットを備えたポーチ。口が大きく開き、中身を取り出しやすい。サイドのベルトを留めると自立し、開口部にはスマホを立て掛けられる。

 

No.05

キングジム
SPOT 「ツールスタンド」
3718円(デスク)、4378円(フロア)

立て看板のように自立し、ハンドルを持ってそのまま持ち運べる。両面に大小様々なポケットを備え、収納力は抜群。広げた内側には、箱ティッシュのような厚みのあるモノも入れられる。

 

No.06

キングジム
小さくたためるワイドカッターマット
1760円

A4を縦向きにして、横に4枚繋げたサイズのカッターマット。折りたためばA4やA3サイズになり、コの字型に広げて立てればパーテーションにも。工作に便利なガイドが印刷されている。

 

No.07

カウネット
テレワークノートPCカバー
3280円(シンプルタイプ)、3980円(スタンドタイプ)

開けばすぐに作業ができるノートPCカバー。6つのポケットと、付箋を貼り付けられるスライド式のボードを備える。スタンドタイプは、机に触れる面に折りたたみ式のスタンドがある。

 

No.08

セーラー万年筆
セーラーどこでもシート
A3・5枚セット
968円

静電気で壁などに貼り付き、ホワイトボードのように使えるシートのA3タイプ。平滑面ならガラスや木などにも貼れ、繰り返し貼り剥がしできる。裏写りしないため、表と裏どちらも使える。

 

No.09

クツワ
パーソナルスポット
4730円

広げると仕切りになり、周りの視線をブロックできるノートPCケース。13インチまでのPCやタブレットと、仕事道具をまとめて持ち運べる。生地は、中身を水濡れから守る強撥水タイプだ。

 

No.10

カウネット
モバイルデスクマット 550×300mm
1980円

共有デスクなどで、置いたものがテーブルに触れるのを防げて衛生的。両端に持ち手があり、仕事道具をくるんだ状態で移動できる。くるんだままA4サイズのカバンに入れることも可能。

 

No.11

学研ステイフル
Write White
880円(B6タイプ)、1320円(B5タイプ)

ノート型のホワイトボード。各ページの間にある透明シートが、書いた内容を保護。シートにも書き込みができ、ボードへの追記などに使える。B6タイプは、卓上カレンダーのように自立する。

 

No.12

カウネット
ワークサポートクッション エアーイン座用
8789円

モールドウレタン素材が体圧を分散させ、座り疲れを軽減。座面の傾斜を自分好みに調整できるエアポンプが付いており、ダイニングチェアがオフィスチェアのような座り心地になる。

 

トレンドと機能で分類した8部門・99商品!

たった今の世の中の流れが見える「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品が選出され、合計99もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具 部門

コロナ禍で特に需要が広がったのが、本部門のアイテム。仕事道具をまとめる収納ツールから、狭いデスクでも使える省スペースアイテムまで、快適な環境構築を助ける商品が目白押し! 12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585389/

 

【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具 部門

昨年に引き続き、ノートをきれいに取れる、使っていてモチベーションが上がるなど、学習効率を高めてくれる文房具が数多く登場。資格取得などに向けて勉強中の大人も要注目! 13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585398/

 

【トレンド部門】
デジタルと連携してはかどる! デジアナ文房具 部門

スマホやPCと連携することで、機能を拡張できる文房具が増加中。本部門では、それらの商品に加え、デジタル機器の使い心地を向上させる周辺アイテムもピックアップしました。9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585400/

 

【機能部門】
書く・消す 部門

人気ブランドから待望の多色・多機能ペンや細径モデルが登場するなど、ボールペンを中心に熾烈な戦いが予想される本部門。インク色にこだわった商品にも、ぜひ注目してみてください。19商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585405/

 

【機能部門】
記録する 部門

白でも黒でも書けるノートや、油性ペンで書き込めるホワイトボード、半分に折りたためる手帳など、常識を覆すユニークかつ画期的なアイテムが満載。いままでにないフォーマットを採用した手帳も話題です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585407/

 

【機能部門】
分類する・印をつける 部門

付箋を中心に、9アイテムがラインナップ。名前の読み方を彫った印鑑や、メモを取れるIDカードホルダー、定規やマーカーペンの代わりに使える付箋など、新発想の商品が多く選出されています。9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585409/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

コロナ禍で増えた荷物の梱包・解梱作業の効率アップを図るアイテムを中心に、多彩な商品が集結。携帯はさみをはじめ、コンパクトながらも使い勝手を極めた商品が増えています。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585415/

 

【機能部門】
収納する 部門

今年は省スペースで使えるだけでなく、中身の取り出しやすさにもこだわった“立つペンケース”が多数ノミネート。雑貨のような素材やデザインの収納アイテムもトレンドです。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/585417/


投票は4/25 23:59まで・結果は5/24に発表します

【新商品情報】筆記内容の保存も可能に! キングジムの電子メモパッド「ブギーボード」にA6手帳サイズを追加

サッとメモをとる際には、やはり便利なのは紙とペンですよね。そんな手書き感覚で使えるデジタル文具の筆頭格が、文房具メーカー、キングジムの「Boogie Board(ブギーボード)」シリーズ。液晶画面に付属のスタイラスや爪などで直接書き込みができ、ボタンひとつで消去できるという手軽さがウケて、2010年の発売から個人・法人を問わず人気のロングセラーアイテムです。

 

その「ブギーボード」に、ニューアイテムが仲間入りしました。

【商品情報】
キングジム
Boogie Board(ブギーボード) BB-14
3200円(税別)

・本体色:キイロ・ミドリ・ネイビー・クロ・シロ
・外形寸法:約W105×H148×D5.5mm ※スタイラス除く
・画面サイズ:約6インチLCD約W93×H124mm
・質量:約75g
・消去回数:約3万回(電池交換可能)
・電池:リチウムコイン電池(CR2016)1 個
・セット内容:本体、リチウムコイン電池(セット済み)、スタイラス、取扱説明書(保証書付)

 

A6サイズで軽量コンパクト!

2021年1月に「ブギーボード」シリーズに新たに登場したのが、A6手帳サイズの「Boogie Board(ブギーボード)BB-14」。一般的なA6サイズの手帳や文庫本と一緒に持ち運べるサイズで、画面サイズは約6インチ、質量は約75gと軽量コンパクトなのが特徴です。

 

↑画面サイズは約6インチ。キングジムが発売する「ブギーボード」シリーズの中でもコンパクトなサイズで、薄くて軽いため、手帳などと一緒に手軽に持ち運べます

 

↑視認性の高いハイコントラスト液晶を採用。紙に文字を書くような、滑らかな書き心地の感圧式液晶で、筆圧によって線の太さが変わるので、細かい描画も可能です

 

専用アプリを使えば書いた内容をアーカイブすることも可能!

電源はリチウムコイン電池1個(交換可能)で、約3万回の書き換えができます。ボタン電池ひとつで約3万回消せる、というのも凄いですが、これはブギーボードシリーズ共通のメリット。紙の無駄使いも省けるし、瞬時に消せることで業務メモの機密性も保たれるのがポイントです。

 

一方、書いた内容を残したい、というニーズもあるでしょう。2021年1月から無料配信されているブギーボード専用アプリ「Boogie Board SCAN」を使えば、書いた内容をスキャンして、画像データとして保存することが可能になりました。

 

↑ブギーボードのディスプレイをスマホのカメラでスキャンして取り込み。書き足したり消したり、テキストを追加するなど、あとから編集が可能だ。スマホのカメラで撮影した写真を、このアプリ内にインポートすることもできる

 

編集画面で色をつけたり、テキストを加えたり。また、データ化した画像はフォルダで管理、共有することも可能です。思いついたアイデアをブギーボードに書き取り、それをあとからキュレーションするなどして、まるで手帳にアイデアを書き溜めるように活用することもできそうです。

 

なお、こちらのアプリは最新の「ブギーボードBB-14」はもちろん、キングジムで販売しているブギーボード各機種でも使えるので「ブギーボード」ユーザーはぜひとも試してみてください。

※一部非対応の機種あり。

 

【アプリ情報】

キングジム
Boogie Board SCAN
無料
OS:iOS12.0以降、Android7.0以降

 

付加機能が意外と便利

ほかに、使い道を広げるプチ機能も備わっています。

 

意外と便利なのが、本体裏面に設けられたマグネット。金属製の壁やデスク、冷蔵庫などに貼り付けて、メモやTODOを目立たせるように貼り出すこともできます。

↑冷蔵庫の扉や側面などに貼って、忘れ物防止や家族との連絡板に活用できます

 

また、同じく裏面には定規をレーザー刻印! ちょっとした物のサイズを測ったり、直線を引くのに使えるのも面白いですね。

↑14cm以下のものを測定できます

 

【新商品情報】ワザアリ収納が暮らしを助ける! キングジムから収納の新ブランド「SPOT(スポット)」が誕生

コレあると便利! そんな気付きのある傑作ガジェットが多い文具メーカー、キングジム。2021年2月5日に新たなブランド「SPOT(スポット)」が誕生します。

 

ユーザーが潜在的に感じている家庭での不満にスポット(ライト)を当て、よりよい暮らしをサポートしたい! という願いが込められたブランドで、第1弾として、整理収納に役立つアイテムが3点同時リリースされる予定です。

 

●貼ってすっきり整理&閲覧できる「ハルファイル」

これまで、無造作に冷蔵庫や玄関ドア周りに貼りつけていたクーポンや領収書、メモなどの紙類をすっきり整理できるファイル。見た目が良くないし、どこに行ったか分からない……という不満や不安もすっきり解消します。

 

本体背面には吸盤があり、 冷蔵庫や玄関のドアなどにファイルを貼り付けられます。吸盤なので、ガラス扉の冷蔵庫やキッチンのタイル壁など、 マグネットの付かない面にも使えるのが嬉しいですね。また、 ファイルは見開き状態でも使える一方、閉じた場合は表面をホワイトボードとしても活用できます。

 

ラインナップは4種類。

 

別売りの「ハルファイル マグネットセット」を使用すれば、金属面にも取り付け可能です。

 

【商品情報】

キングジム
スポット ハルファイル
・スタンダード A4変形 1400円(税別)
・スリム A4変形1/2 800円(税別)
・クリップ A4変形 1200円(税別)
・ポケット A5変形 1000円(税別)

キングジム
スポット ハルファイル マグネットセット
680円(税別)
セット内容:マグネットパーツ 4個、 マグネットシート 1枚(両面テープ付き)

 

●リモコンなどをさっと収納できる「ツールスタンド」

はじめはきれいに配置、収納していても、気が付いたら乱雑に散らばっている……なんてことが多いリモコンやペン。「ツールスタンド」は、そんな不満を解消してくれる立て看板のような収納スタンドです。

 

両サイドにはサイズ違いのポケットが多数設けられており、収納物の大きさに合わせて整理可能。本体上部には取っ手が付いているため、持ち運びが可能で、 使わないときはコンパクトに畳んで棚のすき間などに収納できます。乱雑になったツールも収納できるだけでなく、部屋も見栄えもすっきり!

 

【商品情報】

キングジム
スポット ツールスタンド
・フロア 3980円(税別)
・デスク 3380円(税別)
本体色:クロ・ベージュ

 

●出し入れしやすい2段式の「スタックバスケット」

蓋なしの収納バスケットは頻繁に出し入れしやすい反面、平置きすると上部スペースが使えない、重ねると今度は取り出しにくいというジレンマが……。それを解決してくれるのが「スタックバケット」。

 

2段式の無蓋バスケットで、スチール製フレームで1段目と2段目のスペースをとることで、下部からも取り出ししやすい構造となっています。空間を有効活用しつつ出し入れも楽チンな、あると便利なバスケット。さらに使わない際は、畳んでスマートに収納できる点もナイスなポイントです。

 

【商品情報】

キングジム
スポット スタックバスケット
3800円(税別)
本体色:クロ・ベージュ

 

片付けの基本はラベリング収納!ラベルプリンターでできる“自然と片付く”収納術

キングジムの「テプラ」と、ブラザーの「ピータッチ」。ラベルプリンターの2大ブランドが、そろって新モデルを発表しました。いずれも本体デザインはおしゃれで、部屋に出しておいても違和感のないデザインに。また印字は高解像度化されて細かな文字のニュアンスや表現が可能になったうえ、対応するスマホアプリを一新して、テンプレートを充実させたことがポイントです。

 

それによって、今まではオフィスなどで必要に迫られて文字を入力し、ラベルを作っていたのが、「かわいいラベルを作りたいから作る」「ラベルで個性を表現する」という、動機さえ変えてしまうような進化が起きそうです。

 

そもそも部屋の片付けにも活用されてきたラベリング。次世代モデルを駆使した、ラベリング収納のアイデアを紹介しましょう。

 

↑ラベルプリンターとは、シールタイプのテープを本体に挿入してラベルを作る機械のこと。作ったラベルを収納グッズに貼ることで、中身が見えなくても何が入っているかわかる、“片付く収納”を実現できます

 

今回は、整理収納が確実にできるようになる“5つの鉄則”を掲げ、そのひとつに「ラベリング」の重要性を伝えている整理収納アドバイザーの能登屋英里さんに、新しいラベルプリンターを使った収納のコツを教えていただきました。

 

能登屋英里流「ラベリングの5つの鉄則」

1. 適正量を決める
2. 行動動線と物の高さを意識
3. 使用頻度別に分ける
4. グルーピングする
5. 定位置管理とラベリング

 

家にある物を仕分けて収納場所を決めたら、後でどこに何が入っているかわからなくならないよう、ラベリングすることが大切なのだそう。また、出して使ったらラベルを貼ったところに戻す、というクセづけもでき、あちこちに置いてしまわないようにもなるのです。

 

最新の注目ラベルプリンター1「ピータッチキューブ」

太くて見やすいラベルが印刷できる! 36mm幅に対応した最新の「P-TOUCH CUBE」

brother「P-TOUCH CUBE(PT-P910BT)」
2万8000円+税(編集部調べ)


グッドデザイン賞も受賞したブラザーの「ピータッチキューブ」。最新モデルはさらにひと回り大きくなり、36mm幅という太いラベルも印刷できるようになりました。この新モデル専用で同時にリリースされたスマホアプリ「P-touch Design&Print2」では、豊富なテンプレートからシーンや用途に合わせて選べるほか、ラベルにしたい文字をスマホカメラで撮影すると、自動でテキスト変換される「テストスキャン」機能も便利です。

↑「初期のモデルを使っていたのですが、その頃よりテープの種類も豊富で、キラキラしたシールやニュアンスのある色味のものなどもあります。小さなロゴやイラストもとてもきれいに印刷できるので、細かいものに貼ることもできます」(整理収納アドバイザー・能登屋英里さん、以下同)

 

・ピータッチキューブを使ったラベリング術

1.食材に貼るラベルは見てすぐわかるように太いテープで

新しい36mmのラベルで作ったのは、梅酒の瓶のラベル。ガラスなど透明な背景に貼っても読み取りやすいカラーと、同じような見た目のものを間違えてしまわないよう太いテープをチョイスしています。

 

「梅酒のような保存食は、仕込み日がわかることが大切ですよね。あとどのくらいで飲めるかな? とか、まだ大丈夫かな? と、日付がはっきり読み取れるように大きめの文字にしました」

 

こちらはスパイスラック。同じく太いテープでラベリングすることで、文字を大きくでき、小麦粉や塩、砂糖など、一見同じように見えるものを調理中に瞬時に見分けられるようになります。

 

「梅酒とスパイスは別の色のテープを使っていますが、フォントは同じような雰囲気のものに合わせました。同じゾーンにあるものはテイストを揃えると、ごちゃごちゃした印象になりません」

 

2. 洗剤など市販のラベルは外してオリジナルラベルでスッキリ!

洗剤のラベルはカラフルなものが多い傾向にあります。それは剥がして、必要な情報だけをラベルプリンターで印刷したオリジナルラベルに張り替えるのが、能登屋さん流の片づけ法。色数を減らし、生活感のあるものを置かないようにすることで、ただ置いてあるだけでも整っているように見えるマジックなのです。

 

「洗剤は、使い方など必要な部分だけを印刷して貼ります。このように細かい文字で4行になってもきれいに印字でき、使うときもパッケージのどこに書いてあったか探さなくて済むので楽ですよ」

 

洗濯機やキッチンまわりは、市販品のラベルでごちゃごちゃした印象になってしまいがちですが、こうしてラベルを外しておくと目立たず、整った印象を与えてくれます。

 

「詰め替え用などでボトルを購入する場合は、同じサイズのものやフォルムが似ているものを買うと、それだけでも整って見えるのでおすすめです」

 

【番外編】ラッピングにも使えるリボン印刷

テープだけではなく、リボンにも印字できるのが最新のラベルライターの魅力。好きな言葉を印字でき、お店のラッピングのような仕上がりになります。

 

↑手作りのりんごジャムは、瓶に入れてラベルを貼り、先ほどのリボンで飾りつけ

 

「ラベルやリボンをオリジナルで作っただけで、お店で買ったようなラッピングにできてプレゼントするのも楽しくなりますよね。フリマアプリや、ECサイト『minne』などで手作りの品物を売っている方も多いですし、ラベルプリンターを使うと、商品自体のクオリティも高く見えます」

 

次に紹介するのは、テプラの新モデル「MARK」と、これを使ったラベリング収納のアイデアです。

 

最新の注目ラベルプリンター2「テプラ MARK」

ラベルプリンターの草分け的存在! イラストで遊べる「テプラ」

キングジム「テプラ PRO <MARK>(SR-MK1)」
1万5000円+税


ラベルプリンターの代名詞として定着している、キングジムの「テプラ」。およそ30年に誕生した際は、ダイヤルで操作する設計でしたが、馴染みがあるのはキーボードと小さな液晶窓が付いたタイプでしょう。それが新作では、「ピータッチキューブ」と同様、キーもディスプレイもないシンプルなボックスに。カーキとベージュというカラーラインナップも新鮮です。

 

「hello」と名付けられた、スマホの専用アプリで操作。印刷したラベルに、日時や曜日などアラームを設定して紐付け、ゴミ出しや保存食のリマインダーとして活用できる「タイムラベル」機能も便利です。

 

↑「テンプレートが充実していて、文字の位置やデザインをスマホの画面で感覚的に動かすことができるので、自分のこだわりに合わせた微調整ができるのが魅力です。写真やイラストを取り込むこともでき、さらにオリジナル感のあるラベルが作れます。マスキングテープの種類があるのもかわいくておすすめですね」

 

・テプラ MARKを活用したラベリング術

1. 家族で共用するものはイラストを使ったラベルで視覚的に区別

収納ボックスの外見が似ていてわかりづらい場合は、ラベルを貼って識別しましょう。家族で住んでいる人はとくに、家族全員がどこに何があるかを理解することで、それぞれが片付けを積極的に行うようになります。

 

「ゴミ箱にラベリングしたら、5歳の娘がゴミを“燃えるか、燃えないか”で理解できるようになってきました。そうやって意識してゴミを捨てることも、エコへの第1歩ですよね」
「ゴミ箱にラベリングしたら、5歳の娘がゴミを“燃えるか、燃えないか”で理解できるようになってきました。そうやって意識してゴミを捨てることも、エコへの第1歩ですよね」

こちらは日常的に使うマスクと薬箱。イラストを使うことで目に入りやすく、読まなくていいのが親切なラベルの作り方なのだそうです。

 

「人間は視覚から入る情報に左右されやすいので、読むよりも見て感覚でわかるようにイラストを添えると、考えずに物を選べます。同じような素材や色で合わせて収納している方はとくに、ラベルにイラストがあった方が、物が取りやすくなります。テプラはテンプレートにかわいくて使えるイラストが多いので、そういったイラストも活用するといいですね」

 

続いて、能登屋さんご夫婦で使っている文房具の収納ボックス。

 

「同じ箱に並べて貼るときなどは、同じデザインのテンプレートを使うと見た目もスマート。文字とイラストだけを変えたいときも、アプリで簡単に作れて一気に印字できるので、とても手早くできます。ラベルを作るのに時間がかかってしまうと、ラベルを張り替えなくてはならなくなったときに面倒だなという思いが先行してしまって、いつの間にかラベルとは違うものが入っている……ということになりかねません。パッと作れて貼れるのも、ラベリングの大切なポイントです」

 

2. ラベルを貼って場所を決めることでモノが迷子にならない!

頻繁には使わない文房具やお薬手帳、ハンコなどは、玄関脇のスペースに収納されていました。細かく分類しておくことで、探し物をせず必要なものを取り出せるようになっています。

 

「左側のファイルボックスは、無印良品で購入した薄いグレーのもの。それに合わせてグレーのテープをチョイスしました。右側は中身が見えるよう透明のボックスにしたので、それを邪魔しない透明のテープで作っています」

 

粉ものや乾物など、ストックや使いかけの食品でごちゃごちゃしやすいキッチン収納も、入れる場所を決めてラベリングしておきます。

 

「いただいたものや予定外のものを収納するスペースも確保しつつ、いつも使うものはきちんと置き場を作っておきます。我が家もストックはするのですが、ストック用に決めた場所に入る分だけにしておくことで、モノがあふれないようにしています。コロナ禍で備蓄する方も増えたと思うのですが、本当に備蓄が必要なものかどうかも合わせて考えてみましょう」

 

3. つい増えていってしまうものは場所を決めてラベリング

「洗面所兼脱衣所に置いているパジャマボックスは、それぞれの名前で管理し、そこに入る分だけを買うようにしています。家族が多い方は名前でラベリングするのもおすすめ。自分の棚は自分で管理してもらえるようになると、家事が増えません」

 

こちらは5歳のお子さんの洋服ボックス。自分で取り出せるように、イラストもつけています。

 

「子どもの洋服は、サイズアウトしたものや汚れてしまったものを定期的に見直して、いつでもスッキリと片付いている状態にしておきます。自分で取り出したり片付けたりできるような空間を作ってあげることが、子どもへのお片付けの学びにもなると思いますよ」

 

4. 防災グッズは消費期限を外側にラベリングすることで入れ替えも簡単

普段はベッドサイドに置いてある防災グッズ。備蓄用の食料品や水などは消費期限をラベリングすることで、開けなくても換える時期がわかって便利です。

 

「テプラのラベルはこんなに小さな文字でもきれいで、読みやすいフォントも揃っています」
↑「テプラのラベルはこんなに小さな文字でもきれいで、読みやすいフォントも揃っています」

 

「ちなみに、食料品や水は5年や10年単位で保管できるものもありますが、防災意識を高めるためにも我が家では1年程度のものを購入しています。5年で交換となると、結構忘れてしまいがちなのですが、1年であれば毎年同じ時期に交換すればいいので、必要なときに期限が切れていた! ということも防げますよ」

 

 

収納や片付けは、苦手な人にとっては苦痛な作業でもありますよね。でも、ラベルプリンターでラベルをデザインすることが楽しくなると、片付けへのハードルはぐっと下がります。せっかく片付けた場所をいつまでも美しいまま保つために、ラベリングを試してみましょう。

 

【プロフィール】

整理収納アドバイザー / 能登屋英里

住宅収納スペシャリスト、インテリア・リノベーションアドバイザー。
神戸芸術工科大学工業デザイン学科ファッションデザインコース卒業。夫・娘(4歳)と自らデザインしフルリノベーションした築50年の52㎡(1LDK+WIC)マンションに在住。15年のアパレルディスプレイで培ったバランス感覚と、整理収納のプロとしての知識で、実用×おしゃれな収納を実現。現在は個人宅の整理収納・インテリアアドバイスを始め、リノベーションコンサルやメディア執筆などで幅広く活動中。

 

【2021年版手帳14選】渋谷ロフトで選ぶ、まだ買える注目手帳&小物カタログ

今年も残すところ、あと1か月あまり。「そろそろ来年の手帳を買わなきゃ」と思っている人も多いはず。翌年の手帳は、9月始まりも含め、8月頃からいっせいに店頭に並び始めるため、すでにお気に入りを確保している人もいるでしょう。でも多くの人は、年の瀬が迫ってから検討を開始するもの。いまは、人気モデルが売り切れる直前の、ラストチャンスともいえる時期です。

 

2020年は、働き方や時間の使い方が変わり、リモートワークのスケジュールを細かく立てる必要が出てきたり、在宅ワークで区別が難しくなった仕事とプライベートを手帳でしっかり時間管理する必要に迫られたり。2021年版の手帳には、そういった新しい生活様式にも対応するものが、さまざまラインナップしています。そこで、まだ買える注目の手帳を、渋谷ロフトでピックアップしました。

 

2021年版の手帳の傾向は?
「細かく予定管理したい」と「家時間を充実させたい」の二極化

「勤務はリモートに、会議はオンラインがメインになったことで、15~30分単位で細かくスケジュール管理ができる手帳を選ぶ、という方も多いようです。移動がいらないオンライン会議はこまめに予定を切り替えられるので、今まで以上に細かく時間を区切って管理する必要が出てきたためでしょう。

 

また、手帳を持って移動する機会が少なくなった方も多いのか、ペンや書類まで挟めるような大型のタイプや、中身を自分仕様にカスタマイズでき厚みが増しがちなシステム手帳も、人気になってきています。

 

一方、家で過ごす時間やプライベートを充実させたいという方には、フリースペースが多く自由度の高い手帳が売れています。暗くなりがちな日常をハッピーにしたいと、モチベーションが上がるような仕掛けのある手帳も登場しました」(ロフト渋谷 広報 / 高橋祐衣さん、以下同)

 

仕事の予定を詳細に管理できる「1日1ページ」手帳

まず、仕事でのスケジュール管理を重視した手帳をチェックしていきましょう。2021年版は、“1日1ページ”で詳細に書き込めるタイプが人気。さらに予定を管理するだけでなく、この潤沢なスペースを活用して、1日が終わってから日記のように書き綴ったりして、“自分の本”を作っていくのも楽しいですよね。

 

1. ブランドとデザインコラボした新作も毎年人気


マークス「EDiT(エディット)」
2000円+税~
 ※カバーやサイズにより価格が異なる

1日1ページのタイプだけでなく、週間バーチカル(時間軸が縦になっているもの)タイプ、週間ノートタイプなど、好みの書き方に応じて選べるだけでなく、スマートフォンより小さなB7変型からA5正寸までのサイズをラインナップ。2021年版には「PAUL & JOE La Papeterie」の新デザインが加わりました。

 

↑「こちらは、1日に1ページを割り当てたデイリーページ。左端に時間軸はありますが、空いたスペースが大きいので、日記やメモ、イラストなどを自由に書けるようになっています。もっとも小さなタイプは、バックポケットに入れられるので、販売員として売り場にいた頃は重宝していました。表紙は柔らかくて開きやすいのにへたらないんです」

 

↑こちらは、月ごとに目標やデータをまとめられるページ。月々でお金や買い物などをリスト化できるので、あとで見返すのに便利です

 

2. 日付ブランクで書きたい日だけ書けばいい!


ミドリ「MDノートダイアリー 1日1ページ」
2300円+税(文庫)

帯に“余白を愉しむ”とある通り、スペースをたっぷり設けたフリーダイアリーの手帳です。写真の文庫本サイズのほかに、A5サイズ(3500円+税)もあるので、さらにたっぷり書き込みたい人にはそちらがおすすめ。

 

↑「月間カレンダーのほかに、1日(8時から24時まで)のタイムスケジュールを1ページずつ書き込めるようになっています。日付が入っていないので、好きな日から始められ、必要な日にだけ書けるのです。すべてのページがモノクロで、カラーペンを使って彩る楽しみもありますよ」

 

↑さらに罫線にとらわれず自由に書きたいなら、同シリーズのスケジュール罫がないノート「MDノート ジャーナル(フレーム)」を使って、ライフログを書いてみてはどうでしょう? 別売りの月間カレンダーシール「MDダイアリーシール」や付属のインデックスシールを使ってレイアウトも可能。公式サイトからダウンロードできる、スケジュールや買い物リストなど、さまざまなしおりなどを組み合わせて、自分好みの手帳をつくるのも楽しそうです

 

3. 1日1ページタイプのパイオニア! 今年も人気キャラものが充実


ほぼ日刊イトイ新聞「ほぼ日手帳」
1900円+税~
 ※カバーやサイズにより価格が異なります

2021年版で20年目を迎える「ほぼ日」の手帳は、“1日1ページ”という手帳スタイルのはじまりと言えます。毎年たくさん発表される、アーティストやキャラクターなどとコラボレーションしたカバーも人気の秘訣。毎年違うカバーを選んでも、前年と同じカバーでリフィルだけ交換しても楽しめます。

 

↑「渋谷ロフトでは、ほぼ日手帳のみのコーナーを設けています。毎年欠かさずチェックされるファンの方もたくさんいらっしゃるので、人気のカバーはあっという間に売り切れてしまうんです」©️Tezuka Productions ©️Fujiko-Pro ©S.P ©️高橋留美子/小学館

 

↑2021年版は、「ドラえもん」に「鉄腕アトム」「ちびまる子ちゃん」「らんま1/2」と、コミックから飛び出したカバーも

 

↑ほぼ日手帳のガイドブックも毎年発売されるほど、書き方の手本もたくさん公開されています。日々の記録や好きなことなどを書いて残したい人には、参考になりますね

 

↑月間カレンダーでは、日々のファッションを書き留めておく、なんて使い方も。今日はなにをどのように書こうと考えることも、日々を豊かにしてくれる気がしますよね

 

【番外編】PCの傍らで仕事をサポートするプチ手帳

こちらは1日1ページタイプではありませんが、仕事でPC作業が多い人にぴったりの手帳を紹介しましょう。

 

・PCと並べて使える形状が便利!


ラコニック「仕事計画  A5変型 STICKダイアリー」
1400~1600円+税
 ※カバーによって価格が異なる

STICK=スティックタイプの珍しい手帳で、服のポケットやミニバッグにも入れられ、とっさに確認できて便利。見開きで1週間を見渡せます。

 

↑「週ごとにスケジュールを見られるページと充実したページ数のメモがついていて、小さいながらも使い勝手のいい手帳です。詳しいスケジュールをデジタルで管理している方が併用するのにも向いていると思います」

 

↑このようにパソコン脇のスペースに置けるので、オンライン会議をしたりスケジュールをチェックながらPC作業をする際などにはとても便利

 

↑書き方見本がこちら。1日が上下で二分割されているので、仕事とプライベートを分けたり、TODOとスケジュールを分けたりが可能です

 

続いて、日々の感情まで記録できたりペイントを楽しめたり、習慣づけにも役立てられる、プライベートで活躍する手帳を紹介します。

プライベート充実! 気分や習慣づけも管理できる手帳

続いて紹介するのは、おうち時間での過ごし方など、プライベートもしっかり予定管理したい人におすすめしたい手帳です。

 

1. ニコちゃんマークで“ハッピー”を貯められる


アートプリントジャパン「ハッピーストックダイアリー」
1200円+税

気持ちまで明るくなりそうな、今年らしいやわらかな色合いのカバー。名前の通り、“ハッピー”がストックできる仕掛けがされているのが特徴です。

 

↑「月間スケジュールのページには、各日に“ニコちゃんマーク”がついていて、その日自分がどんな気分だったかを塗って記録できるようになっています。マークは、“ニコニコ”と“普通の顔”と“ちょっと悲しそうな顔”の3種類で、ニコニコしているものを月ごとに数えて書き込めるページもあり、年間でどれだけハッピーだったかをあとで集計することができるんですよ」

 

↑習いごとやスキルアップなど、タスクごとに管理できるページもあり、プライベートの予定も書き込みやすくなっています

 

2. 塗り絵のようにペイントを楽しむ


ミドリ「ペイントダイアリー」
1800円+税

こちらは、前出の「MDノート」ブランドを展開するデザインフィルが展開する「ペイントダイアリー」。カバーは、オフィスなどビジネスシーンでも浮かない、大人っぽい色合いも魅力です。

 

↑「開くと、すべてのページで予定やライフスタイルに合わせて、自分らしくページを彩れるデザインになっています。カレンダーの数字にも色がついていないので、土日休みでない方やシフト制で働いている方は、休日を赤く塗ってもいいかもしれません。余白も多めに取られているので、自由に書き込める楽しみもありますよ」

 

↑こちらのページには面白い仕掛けが! 例えば“500円玉を1つ貯金したら花をひとつ塗っていく”と決め、すべての花を塗り終え花束が完成する頃には10万円が溜まっているという仕掛け。貯金管理を楽しんでできるのです

 

↑ほかにも、読んだ本や見た映画、友人の誕生日を書き込んでおけるなど、付録として収録された“ハビットトラッカー”のページが充実。絵を描いたり塗り絵をしたりしながら、簡単に楽しく習慣作りができます

 

3. オタ活にも気合いが入る!?


アートプリントジャパン「オタ活手帳」
1300円+税

こちらはその名の通り、まさにオタ活に役立つよう作られた手帳。カバーにはビニールカバーがかけられており、“推し”の写真を挟めるになっているのも心憎い演出です。

 

↑「月間スケジュールのページでは、平日より土日に大きなスペースを割いているのが特徴です。また、3か月ごとに管理できる写真のページは、数か月先のチケットをいつ取ればいいのか、いつまでに入金すればいいのかなどの見通しが立てられ、オタ活をしている方には必須です。プレゼントリストや、会場の地図やアクセスを書いてまとめられるメモ、レビューリストなどのページも用意されています」

 

4. 1冊で仕事とプライベートを完全に分けて管理できる


ミドリ「ダブルスケジュールダイアリー」
1300円+税(B6)
※ロフトで扱うカラーはブラックのみ

仕事中に手帳を開くと、プライベートな予定まで相手に見えてしまう……と心配したことはありませんか? また、プライベートで楽しいことを計画しているときに、仕事の予定が目に入ってきてしまってとたんに気分が滅入ったり……という人におすすめしたいのが、このダブルスケジュールダイアリーです。

 

↑「一見、普通のスケジュール帳なのですが、月間スケジュールのページが2セットずつ用意されています。この写真は仕事用の3月のページ。次の写真はプライベート用の3月のページで、2種類のスケジュールを分けて書き込めるようになっています」

 

↑さらにこのスケジュール帳には、便利な仕掛けが施されています。手帳の上部(グレーの部分)を手で押さえてパラパラとめくると、仕事用のページだけが開かれ、下部のピンク色の部分を手で押さえると、プライベート用のページのみが開かれるという仕組みなんです。会議中にうっかりプライベートのページを開いて公開してしまう心配がありません

 

5. 3年間かけてじっくり完成させていく


佐々木印刷「四角い手帳 3年ウィークリー」
2400円+税

こちらは3年分をまとめておける、ダイアリーつきの手帳です。去年の自分を振り返りながら予定を立てたり、目標に向かってどれだけ進んでいるか確認したい人にもおすすめです。

 

↑「3年分書けるのに重さがなく、ひらきやすい綴じ方で作られているので書き込みが楽です。家に帰ってからの時間が長くなった方も多いので、じっくり日記をつけていくのもいいかもしれませんね」

 

次のページで紹介するのは、近年人気が再燃しているシステム手帳。リフィルを買い足すことでアレンジでき、自分好みの手帳を作ることができます。

自分仕様に作り上げられる「システム手帳」

次に紹介するのは、近年人気が再燃しているシステム手帳。リフィルを買い足すことでアレンジでき、自分好みの手帳を作ることができます。

 

1. これ1冊持って行けばOK!? ポーチ代わりの手帳


レイメイ藤井「A5システム手帳 decona」
4500円+税

スケジュール帳としての役割以外にも、さまざまなものをしまえる“ポーチ”のような存在のシステム手帳。挟むリフィルによっては厚みにボリュームが出ますが、在宅ワークが増え手帳の重量感は気にしないという人や、会社と家との往復で忘れ物が心配という人には便利なはず。

 

↑「ペンケースは別売りですが、名刺やクリップ、付箋などの文房具や、届いたDMや葉書なども全部これ一冊にまとめられます。リフィルもたくさん出ているので、アレンジを楽しめます」

 

↑こちらはデフォルトで付いている月間スケジュールのページ。手帳に使うシールやマスキングテープなども一緒にしまっておいて、思いっきりデコって楽しみたいですね

 

2. シンプルで軽量小型タイプのシステム手帳


アシュフォード「デザインリフィルパッド ミニ6穴」
2300円+税

スマートフォンよりも小さく、ポケットにもするっと入るサイズの手帳です。あらかじめ付属しているのはメモ帳のみで、必要なリフィルを買い足して使います。

 

↑「表紙とリングは、スケルトンのプラスチック製。軽く、持ち運びに便利です。デジタルでしっかりした予定を管理して、こちらは簡易的に、という使い方もいいと思いますよ」

 

続いて、次のページで取り上げるのは、ロフトオリジナルと、残念ながらロフトで今年は完売してしまった超人気手帳。いったいどんな手帳でしょうか?

ロフトオリジナルは見逃せない!

ロフトの店頭やオンラインストアでしか買えない、ロフトならではのこだわりが盛り込まれた手帳です。

 

1. システム手帳のように見える柔らかなカバー


いろは出版「view スケジュールブック週間バーチカル ポケットタイプ」
3400円+税

雑貨や文房具のメーカーであり「サニー手帳」でも知られるいろは出版と、ロフトがコラボして作った新作。高級感のあるやわらかな手触りのカバーは、茶や黒などのカラーもラインナップするものの、くすみ系のパステルカラーが人気だそう。カバーの内側には、ペンを刺したり、別売りのノートを挟んだりできます。

 

↑「週間スケジュールのページは、コアタイムとされる8時から19時の予定を、15分単位で詳細に書き込めるようになっています。ただし、土日分のスペースは小さめになっているので、平日の仕事の予定を中心に書く方におすすめです」

 

2. 「能率手帳」からリブランディング! ロフト限定カバーのNOLTY


日本能率協会マネジメントセンター
右・中=「NOLTY キャレル B6」1700円+税
左=「NOLTY リスティ」2100円+税

およそ70年の歴史をもち、時間の目盛りを初めて盛り込んでビジネス手帳の代名詞となった「能率手帳」。2013年に「NOLTY(ノルティ)」と名前を刷新しリブランディングを果たしました。定番モデルに、限定カラーのカバーや別冊の拡充など、ロフト限定モデルだけの趣向を盛り込んでいます。

 

↑「仕事向けのスケジュール帳ですが、硬くならない優しい色合いのカバーもご提案しています。週間タイプや月間タイプなど、中面はさまざまあるのですが、いずれもタスク管理やスケジュール管理が一冊でしっかりできるよう作られています」

 

最後の手帳は、人気殺到のため、ロフトでは残念ながら完売・再入荷なしとなってしまった手帳。ロフト以外のお店ではまだ、出会えるかもしれません。

 

【番外編】

・特許出願中の新機能も搭載! 分冊で持ち歩きやすくなった「ジブン手帳」


コクヨ「ジブン手帳DAYs mini」(イエロー)
3200円+税

1日に1ページが割り当てられ、24時間のバーチカルと、方眼罫によって予定を詳細に書き込める手帳。1年を半年ずつに分けた分冊タイプなので厚みが抑えられ、B6スリムと持ちやすいサイズで、カラーバリエーションも豊富です。

 

↑「24時間で書き込めるタイプの中には、アフター6以降の時間幅が狭くなっているものも。こちらは夜の予定も昼間と同じボリュームで書き込めるので、夕方以降のプライベートの予定や朝活などをしている方にも使いやすい仕様です」。また、2021年版から新登場した「ジブン手帳DAYs mini」には、特許出願中の最新機能が追加。「1日1ページの手帳は、1週間の中での位置がわかりにくいということから、日付と曜日を横軸に配置。“今日”は固定され、その周辺の日程が日が進むごとに左へ移動していく仕組みで、コクヨが特許出願中の機能です」

 

↑マンスリーページには、ブロックタイプのカレンダーの下に、横軸のカレンダーがついています。「横軸のカレンダーには、何人かいる家族の予定や、プロジェクトごとの月間スケジュールを書き込めます。1か月の中で達成したい目標を掲げて、少しずつスキルアップの予定を立ててみると、いつ何をすればいいのか、ひと目でわかるんです」

 

最後に、次のページでは手帳といっしょに使いたい文房具を紹介します。

合わせて揃えたい、手帳を彩る文房具

手帳を確認したときに、よりわかりやすく、さらに楽しい気分にさせてくれるようなアイテムを取り入れてみましょう。引き続き、渋谷ロフトでピックアップしました。

 

1. 精細でくっきり! 1個にバリエーションいろいろなスタンプ


ミドリ「ペインタブルスタンプ 回転印」
1500円+税

油性顔料で滲みにくいスタンプは、1つで10~12種類の絵柄を押すことができます。「文字や柄が細かいので、手帳のわずかな隙間にもポンと押せて、それだけで手帳が賑やかになりますよ。インクは黒1種類なので、上から色を足して塗るのも楽しいですよね」

 

2. 使いたい形・分量をカットして使える大きなマステ


キングジム「マスキングテープブック」
520円+税(はがきサイズ)/720円+税(A5サイズ)

通常マスキングテープというと、テープ状の細長いタイプですが、これは葉書サイズとA5サイズの大きなマスキングシール。ハサミで自分の好きな形やサイズに切り取って使います。「1日1ページの手帳をデコレーションしたり、インデックスに活用したりして使えるマステです。切り取りのガイドも付属しています」

 

3. カット不要! 付箋のように気軽に使えるマステ


キングジム「KITTA」
350円+税~
 ※柄によって価格が異なる

一見付箋のように見えて、実は全面シールになっているマスキングテープ。膨大な色柄が揃い、季節ごとに新柄が登場するので、コレクションする楽しみもあります。「ロールタイプのマスキングテープは、持ち運ぶ際にかさばるのですが、これなら手帳に挟んでおけるので、とても便利ですね。ページの端に折り込んで貼ってインデックスにも活用できます」

 

4. “目かくし色”でタスクをひとめで確認できる2Wayマーカー


コクヨ「2トーンカラーマーカー mark +(マークタス)」
150円+税〜

2色が1本の軸にチップを分けて搭載されたカラーマーカー。薄いグレーと目に優しいマイルドなカラーを組み合わせたタイプと、同系色の濃淡を組み合わせたタイプがあります。「“めかくしグレー”と呼ばれた薄いグレーは、TODOリストの中で終わった項目や意識しなくていい項目をグレーで塗って目立たなくできる、画期的なマーカーです。カラーの濃淡で、リストの優先順位を区別するのにも効果的ですね」

 

↑ペン先が割れているように見えますが、実際は2本の芯が入っており、ペンをくるっと回転させるだけで2色を使い分けられるます。持ち替えたりペンケースの中に何本もペンを入れなくていい手軽さがあります

 

毎日使うものだから、機能もデザインも妥協なしで選びたいですね。不安な日々がまだしばらく続きそうですが、毎日を大事に記録しながら過ごしませんか?

 

【店舗情報】

渋谷ロフト(B1階 文具売り場)

所在地=東京都東京都渋谷区宇田川町21-1
電話番号=03-3462-3807
営業時間=11:00~21:00
定休日=無休

LOFT https://www.loft.co.jp/

 

カオスなカバンにはこれ一つあればいい! キングジム「フラッティワークス」は“絶妙”を体現するバッグインバッグ

カバンの中がカオス……という人は多いが、バッグインバッグを利用している人は意外なほど少ない。というより、そもそも“バッグインバッグ”という概念を知らない人すらいるのだ。

 

筆者も文房具ライターという仕事柄、「カバンの中が整理できなくて、必要なモノをすぐに取り出せない。なにかいい解決法はないか?」という質問をたまにもらうのだが、「バッグインバッグ使ってます?」と問い返すと、きょとんとされてしまうのだ。

 

だいたいが普段使いしているカバンというのは、あれこれ放り込めるようなサイズなのだが、だからといってそのまま野放図に放り込んでいたら、収集がつかなくなるのが当然。PCのデータを管理する場合だって、大量のファイルをそのまま一つのフォルダにしまわず、フォルダ内フォルダに分類して格納しているはず。ならば、カバンの中に小さなカバンを入れて整理収納すれば便利なのは、自明の理だろう。

 

とはいえ、バッグインバッグというのもなかなか奥深い世界で、どれがベストと言い切るのは難しい。だって、カバンの形や内寸もいろいろ、身についた使い方もいろいろ。これひとつあれば万人が快適、なんて製品があるはずはない。

 

そこで今回は、ひとまずバッグインバッグ初心者向けに、とりあえずこれを使っておけば快適! というものを紹介しよう。

 

帆布製の封筒型「フラッティワークス」はオールマイティに便利

カバンの収納で困りがちなのが、手帳やモバイルバッテリーなど、さほど厚みのないもの。多少ごちゃついたカバンの中にもスルッと入ってしまうが、取り出す時は探さないとなかなか出てこない。

 

なので、まずは厚みのないものをしっかり整理収納するのがポイント。そこで便利なのが、封筒型のシンプルなバッグインバッグなのだ。

キングジム
フラッティワークス A5ヨコ
1800円(税別)

 

↑メインのカバンの中で迷子になられると困る、というものをひとまとめに収納できる

 

キングジムから2020年6月に発売された「フラッティワークス」は、薄いケースをフラップで閉じるタイプの、まさに封筒型のベーシックなもの。もともとは、同型でPVC製の「フラッティ」シリーズが2017年に発売され人気となっていたが、今回はその上位版として帆布製の「ワークス」が仲間入り、という流れだ。

 

サイズ展開は、カードサイズ・A6・A5(タテ/ヨコ)・A4(タテ/ヨコ)の6タイプ。バッグインバッグは、あまり小さいようだとカバンの中で紛れて役に立たないので、個人的にはA5かA4がオススメである。普段使っているノートや手帳が入るものとして考えれば、サイズ選びに迷うことはまずないだろう。

↑筆者はノートや手帳などのサイズをA5で統一しているので、当然のようにA5版をチョイス。タテ/ヨコは使うカバンのタイプによって選べばOKだ。(リュックならタテが使いやすい)

 

シリーズ最大のポイントは、表面の透明ポケット。収納したものが外から見えるので、中に何が入っているかザックリ分かるし、中をゴソゴソ探るときも、光が入って明るいので探しやすい。

↑中に入れたものがほぼ素通しで見える透明ポケット。中身を取り出す際の“迷うことのなさ”は素晴らしい

 

さらには、収納したスマホを透明ポケットの上から操作できる(多少、操作性は落ちるが)というのも、けっこう便利。メールやLINEくらいなら取り出さずに対応可能で、これは使ってみるとなかなか快適である。

↑バッグに入れたままでスマホの地図が確認できたりも。移動中にスマホを出し入れするのは面倒くさいので助かる

 

ではなぜ、同じ透明ポケットを搭載しているのに上位版の「ワークス」がオススメなのか? というと、それはもう単純に収納力の問題である。

 

まずマチの厚みだが、同じA5サイズで比較すると「フラッティ」のマチ約20mmに対して「ワークス」は約35mm。厚みが15mm変われば収納力はそもそも大きく変わるし、なにより、入るモノ自体が違ってくる。例えばMacBookの電源アダプターは厚みが約28mmだが、「ワークス」ならこれぐらいすんなりと飲み込んでしまう。つまり、バッグインバッグとしての利便性に差が出るわけだ。

↑厚みのある電源アダプタも、マチにちょっと余裕を残して収納できる

 

内部は、間に内ポケット付きの仕切り板を挟んだ2室構造となっている。ごちゃっとした小物は見通しの良い前(透明ポケット)側のポケット、薄い紙モノなどは後ろ側のポケット、と使い分けると整理しやすいだろう。

 

仕切り板の内ポケットもよく考えられていて、バッグ全体の底部よりもやや浅めに作られている。収納したものが沈みすぎず、絶妙に取り出しやすいのだ。薄いバッグインバッグは指を入れてかき回すのも一苦労なので、そのあたりは非常によく考えられた仕様だと思う。

↑内ポケットはわざと浅い作り(赤の点線部分)になっている。ポケットの底まで指が届きやすいので、出し入れがラクだ。細かい気遣いだなぁ、と感心した

 

↑裏側にもポケットを供える。封筒や半折りにしたA4書類などを一時的にキープする

 

開閉はマグネットホックなので、フラップをただめくれば開いて、降ろせば閉まるというシンプルさ。いちいちボタンを閉めたりゴムをかけたりという手間がないのはありがたい。

 

バッグインバッグはカバンの中で開け閉めすることが多く、そこでなにか開閉に操作が必要なのは単純に使いづらい。かといってフタなしでは中身がこぼれ出る心配もあるし、これくらいシンプルな構造がちょうどいい。こういう点が、バッグインバッグ初心者に最適な使いやすさ・面倒のなさというわけだ。

 

↑フラップをかぶせるだけで、パチンと固定できるマグネットホック。磁力はさほど強くはないが、これで充分というレベル

 

もちろん、バッグインバッグとしてだけでなく、単体で携行できるサブバッグとしても実用的。帆布の手触りや質感もいい。どのような形で使っても役立たないシーンがない、と言えるほどなので、ぜひ使い倒してみてほしい。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

ラベリングでタスク管理だと!? キングジムの新テプラ「MARK」が暮らしを助けるガジェット化

ちょっと前まではオフィスにしかなかったツールが、最近じわじわと家庭に進出しつつあるのをご存知だろうか? 本棚にあるファイルにラベルシールを貼るための、あの“ラベルライター”がいま、ホームユースとしてかなりの人気アイテムとなっているのだ。

 

なかでも、ラベルライターの代名詞ともなっている「テプラ」(キングジム)は、女性をターゲットにした「ガーリーテプラ」シリーズや、ローコストな感熱ラベルの「テプラLite」シリーズなど、かなり早くから家庭へ入り込むのを狙っていた感が高い。

 

実は家庭内には、ラベルを貼ると便利な場所というのが意外と多い。キッチンのスパイスラック然り。押し入れの衣服収納然り。趣味のコレクション整理にもマストだし、子どもの持ち物に貼る大量のお名前シールだって、テプラがあれば手間がグッと減らせる。

 

要するに、ラベルライターがあれば生活のクオリティ爆上げ、が期待できるのだ。

 

そこで「じゃあウチでも導入してみるか」となった場合だが、まず検討してみてほしいのが、2020年10月に発売されるテプラ最新機種である。

 

「MARK」は“ご家庭テプラ”のベストチョイス!

10月1日発売のテプラPRO「SR-MK1 MARK」(以下、MARK)は、Bluetooth接続のみのコンパクト&シンプルなテプラである。

 

従来にもBluetoothでスマホと接続可能なテプラ「SR5500P」があったが、この「MARK」はUSB接続なども省いた、PROシリーズ初のスマホ専用機ということになる。

キングジム
ラベルプリンター「テプラ」PRO
SR-MK1「MARK」
1万5000円(税別)

 

デザインは「ボールサインノック」や「オピニ使い分けボールペン」など文房具も数多く手がけているプロダクトデザイナー、柴田文江氏によるもの。

 

オフィス用のルックスではないのはもちろん、従来の「ガーリーテプラ」シリーズのファニー過ぎる“女性だけを狙いました感”もない。いかにも家庭にあるべき、生活用ツールという佇まいである。これなら、リビングやキッチンなど、自宅のどこにあっても違和感はなさそうだ。

↑電池は本体底部に。別売りのACアダプタでも給電は可能だ

 

駆動は基本的に単3形乾電池6本。先にも述べた通り、接続はBluetoothのみなので、完全ワイヤレスでどこでも場所を選ばず使うことができる仕様だ。

 

この辺りの手軽さは、同じく“ご家庭用テプラ”として人気の「テプラLite LR30」でも体感したが、ラベルを作ろう! と考えてから実際に貼り終わるまでのスピード感に直結しているように思う。家庭用は絶対に完全ワイヤレスがラクだ。

キングジムの“スマホ「テプラ」”と専用テープをレビュー!アプリでサクサク操作でき片付けがはかどる
https://getnavi.jp/stationery/443239/

 

ただ、「テプラLite LR30」と大きく違うのが、「MARK」はテプラPROシリーズであるということ。つまり、感熱シールではなく、すでに膨大なラインナップがある既存のPROテープカートリッジを使うことができるわけ。

↑対応カートリッジはテープ幅4mm~24mm。リボンやアイロン転写など、特殊な物にももちろん対応している

 

また、Liteの感熱シールはコストが安くて導入しやすいが、印字が約1年ほどしかもたないというのが大きなデメリット。長く掲示しておきたいラベルには、やはりPROテープを使うのが正解だ。

↑ひと目見て分かる通り、キーボードもなにもない。ラベル作成から印刷設定まで、すべてを専用アプリで行う

 

「MARK」でもうひとつ気になるのは、熱転写用のサーマルヘッドだ。写真やイラストなどを美しくプリントするために、シリーズ最上位機種と同等の高解像度360dpiヘッドを搭載しているのである。これまでのラベルのイラストといえば、ドットが目立つ荒いもの……というイメージが強かったが、それらとは確実に一線を画すクオリティでの出力が可能となっている。

 

画像は、アプリ側からjpg、pngが出力できるので、例えば家族やペットの写真、店舗のロゴマークなど、いろいろなものをラベルにインサートして使えるのだ。

 

それ以外の性能(印字速度やカット機能)は同価格帯の普及機とほぼ変わらないので、逆に「よくぞ高精細ヘッドを搭載してくれた」という感じではある。

↑特別に同じデータを360dpiと180dpiのサーマルヘッドで出力したもの。当たり前だけど、その差は歴然

 

ただ、欠点……というほどでもないのかもしれないが、Bluetooth接続で少し疑問に思う部分はあった。スマホ本体側の設定でBluetoothのペアリングを行ったあと、さらにアプリ側からも印刷前に接続ボタンを押す必要があるのだ。

 

なぜそんな手間が必要なのかはよく分からないが、とにかく毎回これは面倒だ。キングジム製品は無線をつかむのがイマイチ下手……というのはもはや負の伝統とも言えるのだが、もしかしたらそのあたりを確実に解消するための仕様かもしれない。実際、このダブル接続の成果なのか、今のところラベル作成中に接続が勝手に切れたりといったトラブルは体験していない(従来機はたまにあって、イライラしたのだ)。

 

画期的なインターフェース「Hello」アプリ

これまで、テプラをスマホから印字する場合は「TEPRA LINK」というアプリを使用していたが、「MARK」ではインターフェースとして専用アプリ「Hello」(Android/iOS)のみを使用する。その結果、ラベル作成の流れがこれまでとまったく違ったものになっている。

 

正直に言うと、むしろ本体よりもこの「Hello」が、今回の新テプラ最大のキモと言っていいだろう。

↑「Hello」と「TEPRA LINK」の画面。これが同じ製品シリーズのインターフェースとは、信じられない

 

「Hello」を起動してまず現れるのは、「TEPRA LINK」のような文字入力画面ではなく、キッチン/リビング/お名前付け/洗面・バス……といった、シーンごとに分けてズラズラっと並べたInstagram風のオシャレな写真。これはラベルテンプレートのカタログ画面で、写真は「このラベルを貼るとこんな感じになるよ」というイメージ画像なのである。

 

つまり、写真を見て「あー、調味料入れにはこのラベルを使えばおしゃれになるのか」と想像できるし、気になったものを選んで印字すれば、そのまま実際に自分の暮らしに取り入れられるというわけだ。

 

テプラを買ったはいいけど、どう使ったらいいか分からないとか、期待していたほどおしゃれにラベルが作れない……なんてがっかりしたり宝の持ち腐れとなってしまうのを、これなら解消できるはず。

↑ローンチ時点でのテンプレート数は200種以上。さらに今後も増えていくという

 

写真を選択すると、テンプレートの拡大画像とおすすめの用途、おすすめのテープ幅が表示される。ここで作成ボタンを押すと、いよいよ文字入力へと進むのだが、その前にもうひとつ、作成モードの選択がある。

 

モードは「クイック作成」「一括作成」「こだわり作成」の3つ(テンプレートによっては選べないものもある)。クイック作成はラベルのメイン文字だけを書き換えるもので、非常に簡単。初心者はまずこれだけで充分に使えるだろう。

↑一括作成モードは、同じテンプレートのラベルをまとめて出力可能。今までになかった機能だが、これは便利!

 

「一括作成」は、例えば調味料ラベルであれば、同じフレームで中の表記だけ砂糖・塩・小麦粉などと書き換えたものを、一括してプリントアウトできるモード。見た目の揃ったラベルがまとめて作れるので、これはすごくありがたい。

 

最後の「こだわり作成」は従来テプラの入力に近く、テンプレート内のフレームやフォント、文字サイズなども自由に加工できるようになっている。

↑次々と出力されるラベル。印字速度は、最近の上位機種で慣れた身としては「ちょっとのんびりしてるな」と感じる程度

 

各モードで文字を入力したら、あとは印字ボタンを押すだけ。「MARK」から出力→オートカットされて、ラベルの出来上がりだ。

 

一応、テンプレートにはそれぞれおすすめのテープ幅があるのだが、印字時には現在本体内にセットされているテープ幅を検知して、サイズが違った場合は「そのまま出力するか」を確認してくれる。そのままでOKした場合は、セットされたテープ幅に合わせて拡大・縮小も自動で行ってくれる親切設計である。コレ、意外と重要な機能だ。

↑調味料ラックがオシャレかつ分かりやすくなって嬉しい(たまに小麦粉と片栗粉を間違えてたから)

注目すべき新機能「タイムラベル」とは?

もうひとつ、「Hello」の重要な新機能が「タイムラベル」機能。これは、出力したラベルに日時や曜日を紐付けし、設定したタイミングでスマホにアラーム表示を出すことができるというものだ。(現状、試用中のベータ版では曜日設定は不可だが、ローンチまでには対応するという)

↑ラベルに日時を紐づけておけば、手作り総菜の消費期限が通知で届く

 

例えば、ゴミ箱に貼る「可燃ごみ」ラベルに「毎週火曜・金曜」、「びん・缶・ペットボトル」ラベルに「毎週水曜」を設定することで、それぞれの曜日になるとアプリから通知が来て教えてくれるという仕組み。これなら、ラベル自体に「可燃ゴミ=毎週火・金」のように余分な情報を入れなくても済むので、見栄えがゴチャつかずスッキリだ。

 

SNSでもよく話題になる「テプラのラベルをベタベタ貼るとダサい」問題を解決するひとつのアイデアとして、これはなかなか面白い。情報を周知するのには向かないが、備忘ラベルとして役立つだろう。

 

結論。「MARK」+「Hello」はテプラの歴史を変えるかも!

さて、実際に使ってみた感想としては、とにかくアプリ「Hello」の斬新さが際立っている。「MARK」がスマホ専用ということで、インターフェースはこのアプリのみ。つまり「Hello」の使い勝手がそのまま「MARK」の評価につながるわけで、当然ながらキングジム側もかなり練り込んできたな、という印象は受けた。

 

なによりラベルは多彩なテンプレートから作る前提なので、いきなり文字の編集に入れる「TEPRA LINK」とは挙動も発想も全くの別物だ。その点では、以前からテプラを使っているユーザーには受け入れづらい部分も多いかもしれない。筆者も最初に触れたときはかなりギョッとしたし。

↑「Hello」は、作成画面をピンチアウトで拡大できるので、小さなラベルのデザインも操作しやすい。これも「TEPRA LINK」ではできなかったので、ささいながら助かる

 

逆に、本機から初めてテプラを使う人にとっては、カタログ形式で作りたいラベルを選べるのはとても簡単だし、親切な設計だと思う。

 

というか、アプリ上でおしゃれな写真を見ながら「このラベル作ってみたい!」「これも貼ると便利かも!」など考えるのが、とても楽しいのである。テプラを作るのにワクワクするって、そんな体験、今までにしたことがない。

 

テプラをホームユースで広めるためには、これは間違いなく大正解なやり方だろう。もしかしたら、「Hello」の登場は、長いテプラの歴史の中でもかなり重要なターニングポイントになるんじゃないだろうか。

 

そんな「Hello」が提唱するテープの楽しみを受けて出力できる能力を持つのが「MARK」というわけで、この組み合わせはかなりすごいぞ。家庭でラベリングをやってみたい、興味があるというなら、間違いなく導入すべき逸品だ。なにより、発売から30年を超えるロングセラーシリーズの歴史が変わる瞬間に立ち会うチャンスなんて、そうそうあるものでもないだろう。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
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綴じファイルの難点を解決! 容量をチョイ足しできる「クリアーファイル」

【きだてたく文房具レビュー】綴じられる容量を増やせるクリアーファイル

「クリアーファイル」と「クリアーホルダー」の違いについてご存知だろうか?

 

これがごっちゃになってる人がかなり多いのだが、実は「日本ファイル・バインダー協会」によるちゃんとした定義がある。

 

透明なポケットが何ページもあって、そこに記録済みの文章や書類をいれて保管するのが「クリアーファイル」。対して「クリアーホルダー」は、透明なPP(ポリプロピレン)の2辺を溶着してあるもの。普段、会社などでもよく使われている、書類を数枚だけ入れて持ち歩いたりするお馴染みのアレだ。

↑正しくは左がクリアーファイルで、右がクリアーホルダー
↑正しくは左がクリアーファイルで、右がクリアーホルダー

 

ちなみに「フォルダー」と「ホルダー」も別物。「フォルダー」は、厚紙を二つ折りにした表紙で書類を挟んでおくもの。PCの画面でよく見る“フォルダ”、あれも紙のフォルダーをアイコン化したものである。

 

「二つ折りにする(=Fold)」と「保持する(Hold)」から来ているので、カタカナ表記だとよく似ているが、語源から違うのだ。(恥ずかしながら、筆者も最近までここを混同して覚えていた)

↑これがフォルダー。アイコンとしてしか知らない人も多いが、現役で市販されている文房具だ
↑これがフォルダー。アイコンとしてしか知らない人も多いが、現役で市販されている文房具だ

 

とはいえ、メーカーの製品名にもいい加減なのがあったり、さらには「クリアー」「クリア」「クリヤー」という表記ブレがあるので、もう何が何やら、という感じではある。ひとまず「クリアーファイル」と「クリアーホルダー」が違う物だ、というところは覚えておいて欲しい。

 

……で、長々と講釈をたれたお詫びに、というわけではないが、便利なクリアーファイル2点を紹介したい。

 

ポケット+2穴綴じの増設型クリアーファイル

まず、クリアーファイル側のオススメは、2017年発売の「クリヤーブック フィタス」(コクヨ)だ。

 

早速の表記ブレでクラクラしてきたが、コクヨはクリアーファイルを“クリヤーブック”と呼称しているのである。

↑コクヨ「クリヤーブック フィタス」20ポケットタイプ 540円/40ポケットタイプ 842円
↑コクヨ「クリヤーブック フィタス」20ポケットタイプ 540円/40ポケットタイプ 842円

 

このフィタス、見た目はまったく普通のA4書類用クリアーファイル。面白いのは、ポケットにプラスして、裏表紙側の内側にプラ製の2穴綴じ具を備えている、というところだ。

↑裏表紙の内側に配置された2穴とじ具。プラ製のシンプルなものだが、ちょっとしたものを綴じるだけなら充分に実用的
↑裏表紙の内側に配置された2穴とじ具。プラ製のシンプルなものだが、ちょっとしたものを綴じるだけなら充分に実用的

 

例えばポケットにはA4プリントアウトの書類を入れて、2穴綴じ具にはパンチで穴をあけたA3の書類……ガントチャートの工程表など、横長に見たいものなんかを綴じておく、という使い方も便利だ。

 

また、小冊子タイプの資料なんかもポケットに入れてしまっては見にくいが、穴をあけて綴じておけば参照しやすい。

↑横長のチャートも収納可能。見るだけの資料はポケットに、まだ書き込みもしたい資料は2穴に、という使い分けもあり
↑横長のチャートも収納可能。見るだけの資料はポケットに、まだ書き込みもしたい資料は2穴に、という使い分けもあり

 

さらに使い方がワイドなことに、フィタスの2穴綴じ具に増設できる薄型タイプのクリアーファイルまで発売されているのだ。

↑コクヨ「クリヤーブック コフィタス」10ポケットタイプ 259円
↑コクヨ「クリヤーブック コフィタス」10ポケットタイプ 259円

 

「コフィタス」(フィタスの子で、子フィタス?)は、10ポケットの薄型クリアーファイルなのだが、ノド側に最初から2穴があけられており、そのままフィタスに綴じることが可能。

↑最初から2穴があいているので、そのままフィタスの増設ポケットとして追加できる
↑最初から2穴があいているので、そのままフィタスの増設ポケットとして追加できる

 

ちょっとポケットが足りないな、という時に付け足して使ってもいいし、自分で閲覧する用の資料はフィタスに、あとでクライアントに渡す資料はコフィタスに……というのも気の利いた使い方だろう。もちろん、そのまま単体で超薄型のファイルとしても運用できる。

 

ポケットが足し引きできる薄型クリアーファイル

もうひとつ紹介したいのが、キングジムのクリアーファイル「ヒクタス±」。昨年発売の「フィタス」に対して、こちらは早くも10年前にポケットの増設機能を実装していたベテランである。

↑キングジム「ヒクタス±」10ポケットタイプ 313円/20ポケットタイプ 453円/40ポケットタイプ 756円/60ポケットタイプ 1166円
↑キングジム「ヒクタス±」10ポケットタイプ 313円/20ポケットタイプ 453円/40ポケットタイプ 756円/60ポケットタイプ 1166円

 

クリアーファイルで不便なところといえば、ポケット数でページが固定されているところ。ポケットが足らず「あと1枚入れば1冊で資料が完結するのに……!」という歯ぎしりをしたことのある人も多いのではないだろうか?

 

また、逆にポケットが余ってしまうのもスッキリしない。紙の入ったポケットと入ってないポケットでは手触りが違いすぎて、めくっているときに微妙に気持ち悪いのだ。

↑ポケットを足し引きできる秘密は、中央でポケットを綴じている樹脂製のスティック
↑ポケットを足し引きできる秘密は、中央でポケットを綴じている樹脂製のスティック

 

クリアーファイルのそういうスッキリしない感を「ヒクタス±」は、ポケットを細い樹脂製スティックで綴じるという、ちょっと変わった方式で解決している。

 

まず、ファイルをポケットの中央で開いたら、綴じ具のスティックを少し上にスライドさせる。するとスティックの凹んだところで押さえパーツから抜くことができるのだ。これであとは、ポケットを必要に合わせて足し引きできる、という仕組みである。

↑スティックをスライドさせて引き上げると、プチプチと外れる。戻すときは逆順で
↑スティックをスライドさせて引き上げると、プチプチと外れる。戻すときは逆順で

 

増やす方だと、20ポケット~60ポケットタイプなら最大で+10ポケット(リフィル5枚追加)が可能。これだけ増やせれば、だいたい納得いくページ数で収められるのではないだろうか。

 

しかも、ポケットを増やしても背幅が変わらないので、見た目はスリムなまま。

↑もともとかなりスリム(20ポケットで背幅11mm)な上に、ポケットを増量しても背幅は変動しない
↑もともとかなりスリム(20ポケットで背幅11mm)な上に、ポケットを増量しても背幅は変動しない

 

実際に資料をクリアーファイルで管理している方なら、この実用性の高さはハッキリと感じられるはずだ。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。近著にブング・ジャムのメンバーとして参画した『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。

受験勉強がはかどる便利グッズ4選――暗記力強化に役立つヘッドセットとは?

夏休みが終わり、受験を控える学生たちはいよいよ追い込みの時期に突入します。「もっとしっかり勉強をしておけば良かった」と後悔しないためにも、今のうちから準備を万全にしておきたいもの。そこで今回は、受験勉強に役立つアイテム4選を紹介します。思い立ったらすぐに書ける電子メモ帳や、暗記力強化をサポートするヘッドセット型学習機器などをピックアップしました。

 

出典画像:城下工業 公式サイトより

 

[その1]

思い立ったその時に! 電源操作不要の電子メモパッド

出典画像:キングジム 公式サイトより

キングジム
電子メモパッド ブギーボード BB-1N
ペーパーレスで環境にもやさしい、書き心地なめらかな新感覚電子メモパッドです。本体は3.2mmの薄さを誇る軽量コンパクトなデザインで、バッグやポーチに入れて持ち運ぶにも便利。専用スタイラスや指先を使い、液晶画面に直接文字の書き込みができます。

 

<注目ポイント>
・3.2mmの薄さを誇る新感覚電子メモパッド
・筆圧に合わせて線の太さが変化
・電源操作が不要
筆圧に合わせて線の太さが変わり、紙に書いているような感覚を実現。電源操作が不要なうえ、ボタンを押すだけで瞬時に画面を消去できます。書きたいと思った時、即座に使えるのがうれしいですね。また付属のマグネットシートを本体にセットすれば、ホワイトボードなどに貼りつけておくことも可能です。

 

[その2]

自然と楽な姿勢に導いてくれるクッション

出典画像:ピーエーエス 公式サイトより

ピーエーエス
p!nto
人は座るだけでも無駄な力が生じてしまい、実は体だけでなく精神的な負担も少なくありません。「p!nto」は、自然と正しい姿勢に導いてくれる作業療法士監修のクッションです。座った時の骨の位置や筋肉の働きに着目し、体にフィットするよう設計。筋肉の緊張を軽減することで、抜群のリラックス効果が得られます。

 

<注目ポイント>
・自然と正しい姿勢に導いてくれるクッション
・体にフィットする設計
・独自の「エスリーム技術」を採用
運動学や解剖学の専門知識に基づいたピーエーエス独自の「エスリーム技術」を採用。姿勢が崩れてきても、常に基点となる正しい軸に体が戻ります。快適な座り心地は、集中したい時に不可欠な要素。長時間座っているのが苦痛で勉強がはかどらないという人は、ぜひ試してみましょう。

 

[その3]

自分の声を直接耳に届けて記憶力アップをサポート

出典画像:城下工業 公式サイトより

城下工業
キオークマン7 SH-9501
暗記力強化をサポートするヘッドセット型学習機器です。パソコンやスマートフォン、タブレットに接続し、「e-ラーニング」などの各種教材を使った勉強に役立てましょう。ヘッドホンにはマイクが搭載され、教材の音声だけでなく喋った声が直接自分の耳に届きます。ヘッドホンを通すと、自分の声なのに人が喋っているかのように錯覚。この違和感が「集中」に繋がり、暗記力強化に抜群の効果を発揮します。

 

<注目ポイント>
・暗記力強化に役立つヘッドセット型学習機器
・パソコンやスマートフォン、タブレットに接続可能
・245gの軽量設計
人の声を聞き取りやすい「LEARNINGモード」と、音楽を聴きやすい「NORMALモード」の切り替えが可能。また本体は乾電池を含めても245gという軽量設計なので、長時間装着していても首が疲れにくい仕様です。

 

[その4]

教科書の内容もデータで管理できる?

出典画像:サンワダイレクト 公式サイトより

サンワサプライ
ハンディスキャナ 400-SCN032
教科書などのページをなぞるだけでデータ化するハンディスキャナ。カラーディスプレイを採用したことにより、スキャン結果をはっきりチェックできます。画像形式は「JPEG」「PDF」に対応し、microSDカードに直接保存可能です。

 

<注目ポイント>
・カラーディスプレイ採用のハンディスキャナ
・JPEG、PDFの画像形式に対応
・microSDカードに直接保存
付属のケーブルで直接パソコンにも繋げる上、別売りのアダプタでiPadにも接続できます。またスキャンが失敗した際はエラー画面でお知らせしてくれるので、「パソコンで確認したらスキャンできていなかった」という失敗もありません。A4サイズのスティックタイプで、持ち運びに適したコンパクトなデザインが特徴です。

ガチで移動の苦痛が半減!――長距離移動を快適にする便利グッズ4選

お盆には帰省する人も多いはず。夜行バス・新幹線・飛行機など移動手段は様々ですが、人でごった返していることは間違いありません。そこで今回は、帰省時にピッタリの「長距離移動」に適した便利グッズをご紹介。どこでも座れるスタンディングチェアや、特殊な性能を兼ね備えた耳栓などをピックアップしています。待ち時間や移動時の頼もしい相棒になってくれるはずなので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

出典画像:キングジム 公式サイトより

 

[その1]

どこでも使えて周りの迷惑にもならないスタンディングチェア

出典画像:DOD 公式サイトより

ビーズ
DOD Vチェア C1-60
通常のチェアのように上から腰を下ろすのではなく、立ち上がった状態のまま寄りかかるように使うスタンディングチェアです。座る部分は幅5cmの高強度ロープですが、お尻に合わせて沈むことで包み込まれるような座り心地を実現。逆三角形のスリムなフォルムなので、行列に並ぶシーンでも周りの邪魔になりません。

 

<注目ポイント>
・逆三角形のスリムなフォルム
・軽量で高強度なアルミ合金素材を使用
・収納時は44cmのコンパクトサイズ
ロープ部分に取りつける座面クッションも付属しているので、長時間使用するときなどにも最適。アルミ合金素材によって、616gの軽量性と高強度を両立した3段伸縮の折りたたみ式です。44cmの長さに収納できるため、バックパックのサイドポケットなどにも入れられて持ち運びも非常にお手軽。

 

[その2]

一風変わったデザインで楽な姿勢を維持!

出典画像:Wow Pillow 公式サイトより

Wow Pillow
Wow Pillow トラベルピロー
元キャビンアテンダントの経験から生み出されたユニークなデザインのトラベルピロー。一般的な「U型」ピローは後ろから頭を支えるため、座って寝るのが難しいとよく言われていますが、「トラベルピロー」は独特な「J型」ピローが片側から頭を支え、下から顎を優しく包み込みながら楽な姿勢を維持できます。

 

<注目ポイント>
・下から顎も支えてくれる「J型」ピロー
・ 背骨や首への負担・痛みを解消
・ボールのように丸めて収納
機内などで寝るときの頭の揺れを抑えて首をしっかり支えることで、背骨や首への負担・痛みを解消。睡眠時の無理な姿勢を改善し、快適な眠りをサポートしてくれます。また収納時は、ボールのような丸い形に閉じて半分のコンパクトサイズに。上部についたファスナーでバッグなどに取りつけて持ち運ぶと便利です。

 

[その3]

睡眠グッズ先進国のアメリカで人気の立体型アイマスク

出典画像:プーリーズ 公式サイトより

Dream Essentials
立体型アイマスク Sweet Dreams
睡眠グッズ先進国のアメリカで認められた、アイマスクブランド・Dream Essentialsのフラッグシップモデルです。目・鼻の形に合わせた立体的なデザインが特徴で、睡眠時の眼球の動きを邪魔することなく目に入る光をしっかりと遮断。見た目は薄くシャープなデザインですが、長時間でもあまり圧迫感を感じずに使えます。

 

<注目ポイント>
・目・鼻の形に合わせた立体的なデザイン
・長時間の使用にも最適
・装着はバックストラップ方式
装着もバックストラップ方式なので、耳掛けタイプと違って耳が痛くなりません。フリーサイズで装着前にサイズを調節できるため、寝返りを打ってもずれにくい仕様。長距離移動はもちろん、夜勤明けの睡眠や職場での仮眠などにも重宝しそうですね。

 

[その4]

騒音だけシャットアウトして声は聞こえる?

出典画像:キングジム 公式サイトより

キングジム
デジタル耳せん MM1000
スイッチ1つで「環境騒音」だけをシャットアウトしてくれる画期的なアイテムです。内蔵された小型マイクロホンで主に300Hz以下の騒音を収音し、逆位相の音を出して相殺。電車の中では走行音などを消しますが、呼びかけ声やアナウンス、着信音など必要な音は消しません。

 

<注目ポイント>
・300Hz以下の騒音をシャットアウト
・約100時間の連続使用が可能
・コード巻き取り方式で携帯性も抜群
最大で約100時間の連続使用ができ、持ち運びに便利な布製ポーチも付属されています。またイヤホンコードを本体に巻きつけられるので、コンパクトに収納可能。一般的な耳栓と違って全く音が聞こえないという不安もなく、集中したいときやリラックスしたいときなど強い味方になってくれます。

今週末は京都で開催! 紙イベ「紙博」は文具好きの神イベだった!

紙を使ったプロダクトを作るメーカーが、日本にとどまらず、世界中から集結しプロダクトを披露する“紙の博覧会”、「紙博」。

 

2017年4月に記念すべき第一回が東京・浅草で開催され、紙もの好きの人々に人気を博したこのイベントが、今年も開催。今週末7月14日・15日には京都での開催が予定されており、その予習もかねて、6月に行われた東京会場の様子をレポートしましょう。

↑エントランスからすでに人だかりが見える……

 

↑人であふれかえる会場

 

まず、こちらは切符をイメージした入場券。

もういきなり可愛いです!

 

↑裏にはイベントの注意書きが

 

さて、個人的に感じる「紙博」の魅力は、3つ。レポートを交えてご紹介します。

 

ここがすごい! 紙博の魅力 1
限定商品や先行発売の商品が買える!

ひとつ目は、紙博限定の商品や先行販売の商品を購入できることです。例えば、大阪の紙の卸会社、山本紙業のブースでは、「もぎりメモ」という限定ワークショップを開催。

 

高く積み上げられた“メモタワー”からメモを豪快にガバッと“もぎる”ことができ、そのもぎった高さに応じてお金を払って持ち帰ることができます。

 

もぎりたて(?)のメモは、オリジナルの包装紙に包んで渡されます。“もぎり日”を記したシールも貼ってくれるという、手が込んだ限定アイテムです。この辺りの遊び心が大阪っぽいですね。

 

また、普段紙を毎日断裁しているスタッフさんが手作りした、数量限定のミニパレットも大人気です。

 

私はもぎりには参加しなかったものの、ミニパレットとセットになったメモを購入しました。

 

他にも、もう二度と手に入らない生産終了した紙だけを集めて作られた見本帳も限定発売。

 

メーカーや商社の方に聞いた、その紙にまつわるエピソードも扉部分に記載されています。

 

続いてハイモジモジのブースでは、SNSなどで話題を呼んだ整理ツール「ワーカーズボックス」のミニチュア版が先行販売。

 

ただ小さくて可愛いだけでなく、名刺やポイントカードなどカードサイズの収納に役立つすぐれものです。

 

ぺパラブルのブースでは、「フラワーメモ・リーフメモ」の好きな色を20枚選んで400円(税込)で購入できる限定商品もありました。

通常は同じ色が20枚入って450円(税抜)で販売されていることを考えると、かなりお得です。先着50名様とは、なかなかの高難易度!

 

続いてはキングジム「ヒトトキ」のブース。

 

Instagramのフォローをするだけでオリジナルバッジがもらえる、太っ腹なイベントも開催されていました。(数量限定)

 

では、ふたつめの「紙博の魅力」とは?

ここがすごい! 紙博の魅力2
普段出会えない商品と出会える!

ふたつ目は、普段なかなか出かけることができない遠方のお店や、地域に根ざしたブランドの商品を購入することができることです。

 

例えば今回は台湾から、台北で人気の文房具店「直物生活文具(Plain Stationery)」が初出店。お店のオリジナル商品をはじめ、世界各国から仕入れた貴重な文房具が並んでいました。

 

私は、同店オリジナルの新商品、裏抜けしない紙にこだわった「RESEARCH NOTES」と、書き足すことでデザインが完成する「Handy stamp」を購入しました。

↑「RESEARCH NOTES」

 

↑「Handy stamp」

 

続いては、大阪の商店街の一角にある、オリジナルノート作りと紙雑貨のお店「紙匠雑貨エモジ」のブースで購入したオリジナルカード。

私自身まだ行くことができていないお店なので、オリジナル商品を買えてとてもうれしいです。

 

ここがすごい! 紙博の魅力3
作り手に会えるかも!?

そして3つ目は何より、作り手との距離が近い、ということです。

 

↑ハイモジモジのおふたり。左は「毎日、文房具。」の副編集長

 

多くのブースでは、そのメーカーのスタッフや商品のデザインをした人、いわゆる“中の人”が販売スタッフとして店頭に立っています。中には社長さん自らが実際に接客し、販売をされているブースも。

↑山本紙業の山本社長

 

↑オオウエの大上社長(右)

 

実際に商品を作った人から、商品の説明(ときにすごく熱量のこもった説明)を聞くことができるかもしれない、貴重な機会です。お買い物が楽しく、財布の紐がついつい緩んでしまうこと間違いなしです。

 

ちなみに……「毎日、文房具。」副編集長は、“諭吉さん”が旅立つほどの散財っぷりだったとか。私はそこまではいかなかったものの……結構買っちゃいましたね。

紙が好きな人にとってはたまらないイベントです。

2018年7月14日・15日の京都会場に、お近くの方はぜひ足を運んでみてください!

 

【イベント情報】

紙博2018 in 京都

開催日時:2018年7月14日(土)10:00〜17:00、15日(日)10:00〜16:30
場所:京都市勧業館みやこめっせ第3展示場A面(京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)
入場料:500円(小学生以下無料)
http://kamihaku.jp/2018_summer/

 

【筆者プロフィール】

毎日、文房具。

2014年9月に創刊した文房具の魅力を紹介するウェブマガジン。文房具が大好きなライターたちが、良いと感じた文房具を厳選して紹介するほか、最近では文房具売り場のプロデュースやメーカーとのコラボ企画の運営など、活躍の幅を広げている。

お金だけじゃなくiPhoneも入る財布!?――カバンの中がスッキリする収納グッズ4選

持ち物が多い人のカバンの中は、どうしてもゴチャゴチャしがち。散乱したカバンの中から必要なものを取り出すのは一苦労ですよね。そこで今回は、収納力に優れたアイテムを紹介していきます。カバンの整理整頓だけではなく、ちょっとしたお出かけ時に役立つアイテムも紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

出典画像:abrAsus公式ショップ「SUPER CLASSIC」公式サイトより

 

[その1]

iPhone SEも入れられる新しいカタチの財布!?

出典画像:abrAsus公式ショップ「SUPER CLASSIC」公式サイトより

abrAsus(アブラサス)×THINKING HANDS
iPhoneも入る財布
財布とiPhoneをひとまとめに収納できたら、ポケットの中がスッキリしますよね。abrAsusが開発した財布は文字通り、お金やカード類と一緒にiPhoneも入れられる新しいカタチの財布です。驚くべきはその薄さ。iPhoneを入れた状態でも、たった25mmの厚さしかありません。バッグのなかにそのまま入れても、いっぺんに財布と携帯電話が取り出せるのでとても便利。

 

<注目ポイント>
・iPhone SEも一緒に入る財布
・携帯電話を入れてもたった25mmの薄さ
・余裕のあるサイズを確保したコインスペース
コインスペースは余裕のあるサイズを確保。15枚までのコインが入るほか、SDカードや鍵などを収納する小物入れとしても使えます。またカード入れのスペースには免許証や保険証など、およそ5枚分のカードが収納可能。財布やiPhoneをワンパッケージにまとめれば、ポケットの中も快適になって出かけやすいですよね。

 

[その2]

カバンの中をスッキリ整理整頓するインナーケース

出典画像:「サンワダイレクト」公式サイトより

cocoon
GRID-IT!
cocoonのインナーケースは、散乱しがちなカバンの中を劇的に変えてくれる収納アイテム。商品のポイントは縦横に走る無数のゴムバンドにあります。使い方は必要なモノをゴムバンドに挟んで、カバンにそのまま入れるだけ。どんな大きさ・形のものでも挟めるため、どこに入れたかわかりにくいデジタルグッズや小物の整理整頓に役立ちます。

 

<注目ポイント>
・様々な小物を収納可能
・小物をしっかり掴んで放さないゴムベルト
・形崩れの心配がいらない“衝撃に強い作り”
ゴムの素材とゴムバンドの縫製がしっかりとしているため、小物が滑り落ちる心配もありません。さらにインナーケースの四隅は角がない作りになっているので、万が一落下した場合でも衝撃を分散し緩和してくれます。今までゴチャゴチャしていたカバンの中が、スッキリすること間違いナシ。

 

[その3]

自由自在にカスタマイズできるカードケース!?

出典画像:プレスリリースより

IMKホールディングス
PITAKA
カーボンファイバー製の機能性に優れたカードケースです。数種類のパーツを組み合わせて、自分に合ったカード入れにカスタマイズ可能。それぞれのパーツは強力な磁石で接続されているので、とても簡単に組み合わせを変えられます。さらにパーツをスライドさせれば、カードの取り出しもスマートに。

 

<注目ポイント>
・自由自在にカスタマイズできる
・カードの取り出しがスムーズ
・RFIDブロック機能搭載
RFIDと呼ばれる電波を使って決済を行う電子マネーは、特別な機器を使って外部から読み取られてしまう恐れがあります。しかしケースの素材にはRFIDを遮断するカーボンファイバーが使われているため、外部から盗み取られる心配がありません。カード類はもちろん、カスタマイズ次第で小銭やお札を収納できるのもうれしいポイント。

 

[その4]

手帳と一緒に持ち運べるペンケース「ペンサム」

出典画像:「キングジム」公式サイトより

キングジム
ペンサム
ペンケースと手帳をセットで持ち歩く人は多いはず。キングジムが開発したペンケースは、磁石の力でノートや手帳に“はさめる”アイテムです。普段持ち歩くノート類の表紙にペンケースをはさめば、セットで持ち歩くことが可能に。ペンケースのタイプは全4種類あり、それぞれ6色のペンケースを用意。たっぷり収納できる「スタンダードタイプ」から薄くてかさばらない「フラットタイプ」まで、豊富なバリエーションから自分に合ったケースを選べます。

 

<注目ポイント>
・ペンケースとノートのセットで持ち運びが可能
・用途に合わせて選べる全4種類のタイプ
・豊富なカラーバリエーション
PU素材を使用した「スリムタイプ」のペンケースは、スタイリッシュな見た目が特徴的。ジャケットの内ポケットにぴったりのサイズなので、万年筆などを忍ばせておくのにおススメです。また机の上で自立する「スタンドタイプ」は、ペンケースとしてだけでなくペン立てとしても使えるのが魅力のひとつ。

 

 

地味に凄すぎ! 最新クリップボードが“挟む”を極めた進化形態を発現

【きだてたく文房具レビュー】立ったままの筆記を究極的に快適化したクリップボード

最新の文房具をいろいろと追いかけていて面白いのは、「えっ、こんなものが進化してんの?」という驚きに出会うことだ。

 

ボールペンやシャープペンシルが進化して便利になりました、というならまだ分かる。でも、ここ数年で紙束をまとめただけのノートだっていろいろと機能アップしてるし、クリアフォルダーだって進化した面白いモノが各メーカーから登場しているのだ。あんな地味なのに!

 

そして、そんな中でも“地味オブ地味”と言われる地味ジャンル……クリップボードだって、もちろん進化しているのだ。ということで今回は、地味だけど機能アップしている進化型クリップボードを紹介したい。

 

アンケートに大活躍するクリップボード

クリップボードと言えば、基本的には屋外など机がないシーンで筆記をするのに便利、というもの。

 

A4サイズの板にバネの紙押さえで紙を挟んで固定して書くわけだが、従来のクリップボードは、紙と板の関係性は1:1で想定されている。つまり、紙が何枚もある場合の管理が面倒くさいのだ。

 

そこで紙と板の関係性を多:1で使いやすく進化させたのが、ナカバヤシの「アンケートクリップボード」である。

↑ナカバヤシ「アンケートクリップボード」788円(税込)

 

表面はまったくいつも通りのクリップボード。側面にペンを挿しておくホルダーがついているが、それぐらいは普通によくある装備だ。

 

じゃあ何が進化しているのかというと、裏面にその秘密がある。

↑コピー用紙50枚が入る裏面ポケット

 

アンケートクリップボードの裏面には、クリアフォルダーのようなA4全面ポケットが備わっている。

 

街頭アンケートなど紙を何枚も管理しなければいけないようなシーンでも、ここに用紙を入れておけば、わざわざ別に封筒などの紙ストッカーを用意しておく手間がかからないのだ。

↑ポケットはインデックス付きシートで仕切られている。未記入用紙と記入済み、のように分けて使えるのは便利

 

この裏面のポケットは、コピー用紙でだいたい50枚ほどは入るようなマチがついており、紙以外にもちょっとした小冊子やカタログなども充分に収納が可能。

 

フチに切れ込みがあるので、口が大きく開いて紙を出し入れできてラクだし、上辺のフラップのおかげで、うっかり逆さに持っても中の紙がバサバサと落ちてこないのもありがたい。

↑書類を一時的に置く場所もない立ったままでの筆記シーンでは、裏面ポケットが非常に役立つ

 

例えば見本市や展示会を回る時も、これひとつを手に持っていれば、商談や新製品チェックがかなり身軽になるはずだ。机がない椅子だけの勉強会や講演会でも、配られた資料の扱いに困ることはないだろう。

 

製品名こそ街頭アンケート専用を思わせるが、実はかなり万能性の高い便利系のクリップボードなのだ。

 

マグネットで強風にも耐える、屋外に強いクリップボード

さて、もうひとつ紹介したいのも、紙と板が多:1で使いやすい製品だ。

 

先の5月に発売されたばかりの新製品、キングジムの「マグフラップ」は、何枚もの紙を挟んだ状態でもマグネットの力で書きやすいクリップボードなのである。

↑キングジム「マグフラップ」950円(税込)

 

クリップボードに複数枚の紙を挟んであり、下の方の紙に書き込みをする場合は“上の紙をめくり上げて裏側に回す”というのがよくある使い方だろう。ただ、めくり上げた紙は手で押さえておかないとバタバタとして安定しないし、屋外で強風でも吹こうものなら巻き上げられてかなり面倒なことになりがち。

 

ところがマグフラップは、裏面に名前の通りマグネットを内蔵したフラップを装備。裏にめくり上げた紙の端を、このフラップでパタンと挟んで固定することができるのだ。

↑マグネットでバタンと閉じる裏面フラップ。端は45°に面取りしてあるので、指をかけて開きやすい

 

↑めくりあげた紙を裏面のフラップで固定。これまで手で押さえていたことを考えると、本当にラク

 

さらにもうひとつ、表面の底部にもマグネットフラップが備わっている。これはいま書いている紙の下辺を挟むことで安定させるものだ。

 

上辺全域をバネの紙押さえ、下辺はマグネットフラップと上下からピンと紙を張ることで、多少の風でも紙は安定。屋外での使いやすさは想像以上である。

 

しかもこの底部フラップは、ボードに紙を挟んだままで鞄に突っ込んだとしても、紙がめくれて鞄の中で折れ曲がってしまうのも防いでくれるのだ。

↑用紙の端をがっちり押さえる底辺フラップ。紙がバタつかず非常に書きやすい

 

さらにさらに、このマグネットフラップは紙を固定する以外にも用途がある。クリップボード自体を、マグネットの力でパーテーションや冷蔵庫の扉などに貼り付けてしまうことも可能なのだ。

↑フラップのマグネットを流用して、壁面掲示も

 

部署内のちょっとした回覧書類を貼っておいて閲覧チェックの書き込みをさせたり、ホワイトボード代わりに家族間の伝言・メッセージを書いたりするのにも使えるわけで、これもまたかなりの万能性を誇るクリップボードと言えるだろう。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。近著にブング・ジャムのメンバーとして参画した『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。

10年目の「ポメラ」に新作出た! 最上位モデルと折り畳める新モデル、選ぶならどっち?

多機能なスマートウォッチではなくトラディショナルな腕時計を選んだり、スマートフォンのほかに一眼カメラを手にしたり、単機能を追求したモノに憧れたりはしませんか?

 

キングジムの「ポメラ」もまさに、単機能追求型のガジェットです。「文章を書く」、その1点のみで、スマートフォン・タブレット・ノートパソコンといった強力な布陣ひしめく市場の中を駆け抜けている存在なのです。

界隈がざわめいた登場から10年

歴史を紐解けば、初代モデル「DM10」が登場したのは約10年前の2008年。4インチのモノクロディスプレイで、当時としても表示部は枯れた技術が使われていましたが、それが良かったんですね。ひたすら文章を紡いでいくという作業において、カラー画面は必要なかったのですから。

 

さらに折り畳み式のキーボードを搭載し、収納時はコンパクト&執筆時はフルサイズキーボードに可変するスタイルが、レポートの多い大学生や、ライターにブロガー、作家から愛されるガジェットとなりました。

↑2008年に登場した初号機「DM10」。“機能を引き算する”という大胆なコンセプトが話題を集めて大ヒット。電子文具ブームに火をつけた

 

↑2010年に発売されたエントリーモデル「DM5」。エントリーにふさわしいミニマムな機能を搭載しながら、アイコニックな折り畳み機能は健在だった

 

↑2011年、キーボードの使いやすさなどを高めるべく、折り畳み機能をなくした初のモデル「DM100」が発売。やがて下位モデルが終売になったことで、現時点での最上位モデル「DM200」が発売されると、“折り畳みキーボードの「ポメラ」”は姿を消した

 

6月8日に登場する最新モデルの「DM30」は、初代モデルのDNAをもっとも色濃く受け継いでいます。そう、折り畳み式キーボードを採用しているのです!

キングジム
デジタルメモ「ポメラ」DM30
4万6440円(税込)
http://www.kingjim.co.jp/pomera/dm30/

↑ディスプレイを開けると観音開きのキーボードが現れる。さらにこれを開ければ即座に入力開始! 電源は、ディスプレイを開けば自動的に起動する
↑このキーボード、デスクにしっかり着地する秘密はキーボードの脚部にある。開けるに従って脚部が出現して固定され、キーボードを水平に支えるのだ

 

この機構を積んだキーボードのおかげで、現行機の最上位モデル「DM200」と比べて、格段にコンパクトになりました。

↑携行時のサイズはおよそ、幅156×奥行き126×厚さ33mm。奥の「DM200」と比べるとコンパクトさは一目瞭然

 

ここから本題。最上位とどっちが“買い”なのか?

では「DM30」は、併売される最上位モデルの「DM200」と比較して、どのようなスキルセットを持っているのでしょうか? 両機をじっくりと使い比べてみました。論文・レポート・小説執筆専用ギアとして「ポメラ」を選ぶならどっちだ!?

 

シンプル・イズ・ベストな「ポメラ」が帰ってきた! ———「DM30」

「DM30」の最大の特徴はやはり、折り畳みキーボードを用いたことによる収納時のコンパクトさでしょう。観音開き型の構造となっており、畳むとディスプレイサイズに近い約156×126mmに収まります。

 

折り畳んだキーボード部があるために、厚みは33mmとややファット。とはいえちょっとページ数の多い文庫本サイズですね。気になる重さは約450g(電池含まず)です。手で持って見ると、密度の高さを感じます。

↑厚みを比較してみる。左が「DM200」、右が新作の「DM30」。キーボードが重なる分、やや分厚い

 

・低消費電力の電子ペーパーを初採用

ディスプレイには、解像度がSVGA(800×600ドット)の電子ペーパーが使われています。低消費電力かつ文字の視認性が高く、長文も難なく書き進められます。液晶のバックライトとは異なり、暗い場所で見ても目に優しい。またギラリとした太陽光が降り注ぐ屋外であっても、マットなディスプレイゆえに反射が穏やかで見やすさ、よし。4:3のアスペクト比も表示部全体を把握しやすくて、よし。

お、入力時のレスポンスもいいですね。電子ペーパーは表示されるまでのタイムラグを感じやすいデバイスですが、「DM30」に限ってはそんな印象はありません。液晶のレスポンスにかなり近いものとなっています。

 

また電子ペーパーの特性上、メニュー表示やスクロール時に、それまで表示されていた文字などの跡が残像として残る現象が起きますが、「F12」キーを押せばリフレッシュされるので、その残像はきれいに消すことができます。

 

・スタンダードなノートPCと同等のキーピッチ

折り畳み式キーボードは剛性が低く、タイプ時にフレームが歪んで指の力が逃げることがあるのですが、「DM30」に関しては心配なし! キーボードを開くとキーボードフットも自動的に開いて安定性を向上。ディスプレイ部からはみ出た領域のキーにおいても入力しやすくなっています。

横17mm、縦15.5mmという、スタンダードなノートパソコンと同等のキーピッチにも注目しましょう。コンパクトなモデルでこのピッチのキーを採用したキングジムに拍手を送りたい! 普段は13インチ級のノートパソコンを使っていますが、気兼ねなく原稿を執筆することができました。

 

ただし膝上においての文字入力はしにくいところがあります。キーボードを開いたときにロックする機構がないために、キーボードが閉じやすいんですね。とはいえロック機構があると収納する際に一手間増えてしまいますし、これは仕方がないものと考えましょう。

 

・長文の入力に便利な機能もいろいろ

アウトライン機能も備えています。センテンスの最初の1文字めに「.」(半角ピリオド)か「#」(半角シャープ)を入れると、見出しとして認識。左側の見出し一覧にリスト表示され、目次として使えます。コンマの数を増やすことで最大10階層のツリー構造にもできます。執筆中に前後の章の内容を確認したり、書くべきことを適切な章で記載したりと、長文の入力に便利ですね。

日本語入力環境は、「ポメラ」独自のIMEである「ATOK for pomera」が支えています。日常で使う言葉に関しては、一切合切問題ナシ。基本となる辞書は明鏡国語辞典 MX、ジーニアス英和辞典 MX、ジーニアス和英辞典 MXを採用しており、さらに辞書を拡張することで語彙を増やせます。

 

なお、補助辞書のなかには漫画家名辞典、テレビ番組名辞典、戦国武将名辞典など、一風変わった用語を登録できる辞書もあります。

 

・乾電池や充電式電池が使える

バッテリーは単三電池x2本、データ保管用に使うコイン電池x1です。

アルカリ単三電池2本で使ってみたところ、11時間ほどでバッテリーが切れました。公称の持続時間約20時間とは差がありますが、これは僕が頻繁に画面をリフレッシュしていたからでしょう。それでも実測値で10時間超え、というのは頼もしい限りです。

 

・やっぱりコンパクトさは高ポイント!

フルサイズのキーボードを持ちながら、収納モードにトランスフォームさせるとiPad miniよりも小さくなるのがお気に入り。

 

また、執筆したテキストはQRコードや、SDカードFlashAir™を用いることでスマートフォンやパソコンにワイヤレス転送できます。書きっぱなしで終わらず、オンラインで送信したり共有したりするための機能も備わっていますよ。

 

頼れる執筆ワークステーション ———「DM200」

現在入手できるもう1台の「ポメラ」は、折り畳み機構がないキーボードを用いた「DM200」。7インチTFT液晶が組み込まれた、「ポメラ」史上最大画面を持つハイエンドモデルです。

 

横幅は10〜11インチ級のノートパソコンと同等である263mm。ディスプレイを閉じた時の奥行きは120mm。厚みは18mmに収まっています。質量は約580g。フルサイズキーボード付きの端末としては、軽くて細いのが特徴です。

 

「DM200」のディスプレイの大きさを「DM30」と比較してみましょう。

上の写真は左がDM200、右がDM30です。ワイドな比率となって解像度も1024×600ピクセル。これもまた文字表示専用ガジェットとしてならば、申し分のない解像度です。室内であれば視認性も高いですね。フォントサイズを小さくしても読みやすいため、卓上に置く電子書籍リーダーとしても使いたくなります。

 

アウトライン機能を用いて見出しのリストを常に表示しても、執筆エリアは見やすく使いやすいサイズを保ったまま。より長い文章を快適に入力したいという要望に応えてくれる仕様です。

 

・キーピッチは2モデル共通

キーピッチは「DM30」と同じ横17mm・縦15.5mmです。と言いますか、「DM200」の文字入力の楽々さを「DM30」が受け継いだと見るべきですね。

実際に入力してみると、大きく余裕のあるキーレイアウトからきた入力のしやすさに、安心感が盛り上がってくるんですよ。剛性が高いから筆圧ならぬタイプ圧が高い人でも大丈夫。「DM30」よりも勢いよくタイプしても問題ナシ。

 

ノートパソコンのようなタッチパッドのエリアがなく、奥行きが短いから机そのものがパームレストがわりとなりますが、熱くならないから快適! 文章入力だけならポインティングデバイスはいらないというメリットが、こういうところでも生きるとは!

 

2016年に発売されて以来、ライターや作家といった毎日長文を書き続けているプロフェッショナルから認められ続けてきたモデルだと感じますね。

 

・無線LAN機能でデータのやりとりが楽

最高のポータブルな執筆ワークステーションを目指した「DM200」には、無線LAN機能が備わっています。

Evernoteなどのクラウドサービスにアップロードできるほか、パソコンなどへメールに添付して送れる「アップロード」や、iPhone、iPad、Macのメモアプリと連携する「ポメラSync」の機能が使えます。何日もかけて長い文章を仕上げていきたい時に効果的。

 

また、スマートフォンやタブレットのBluetoothキーボードとして使える機能も備えています。例えばSkypeやLINEでミーティングを行うなど、通信環境が必要なシチュエーションで文章を入力していかねばならないときに効果的。ディスプレイ部がスマートフォンのスタンドとしても活用できます。

 

・あらゆるシーンに対応できる充実の執筆支援機能

大きな画面を使ったアウトライン機能、2つのテキストファイルの同時表示による比較機能、1つのテキストの分割表示機能、指定した文字数×行数でページ分割を行うフレーム表示機能など、豊富な執筆支援機能も「DM200」の特徴のひとつ。特に便利なのが比較機能ですね。過去に書いたテキストファイルの一部を抜粋・引用することが楽に行えるので、レポートの作成効率が大幅に上がります。

 

搭載される日本語入力環境は、「ポメラ」史上最高性能を誇る「ATOK for pomera [Professional]」。実際に使ってみるとなるほど、文節の位置を適切に認識して変換してくれるために、誤変換は少なめ。Windows版のATOKを使っているのと同じ感覚で扱えます。「DM30」と比較すると変換精度は明らかに高め。とはいっても「DM30」のATOK for pomeraもなかなか頼れる精度があります。

 

・手持ちのモバイルバッテリーで充電

「DM200」は、「ポメラ」で唯一のUSB充電式バッテリー内蔵型です。

登場時は、コンビニなどで電池を買って電源を補給できる他ポメラと比べると「やや残念」という声が多かったのですが、いまやモバイルバッテリーを持ち歩くのが一般的となりました。移動の合間にバッグの中で充電し続けることができますし、使用目的によってはバッテリー内蔵型のほうがいいという人もいるでしょう。僕個人としても、そう実感しました。

 

単三電池交換式からバッテリー内蔵型に変えたことで、より多機能性を追求できた点も見過ごせません。全体的にレスポンスがよく、文字入力もデリートも、各種機能を使ったときにも遅延を感じないために快適。発売されてから1年半ほど経つモデルですが、純粋な文章執筆ガジェットとしては最高峰に位置するプロダクトです。

 

なお、バッグに入れて持ち運ぶ際は、ノートパソコンの収納部に入れるのがピッタリ。11インチ級のノートパソコンが入れられるスペースがあれば充分ですよ。

 

さて、2機種を比較した上でまとめてみましょう。

 

コンパクトスタイルを追求した「DM30」、全方位的に完成度が高い「DM200」

「文章を入力するための専用ツール」という、同じ目的をもった「DM30」と「DM200」。しかし使い勝手は大きく異なるものでした。

 

コンパクトなサイズでありながら高品質な打鍵感を実現した「DM30」は、意外にもじっくりと時間をかけて文章入力したいときに向いているプロダクトです。僕らライターの業務でいうなら原稿執筆時に使いたくなるもの。机の上におかないと入力しにくい側面があることも、気合を入れて書くときにこそ効果を発揮する「ポメラ」です。また乾電池駆動式であり、超コンパクトに折り畳めることから、旅行先に持っていきたくもなりますね。

 

対する「DM200」は、どんなシチュエーションでも文章を紡げる隙のなさがあります。たとえばインタビュー時のメモ取りも、会見時の書き起こしも、テキストファイルの資料を参照しての執筆も、なんでもOK。片手で持って、片手で入力というスタイルもこなせます。ストライクゾーンの広さ、魅力ですね。また値段がこなれてきており、買いやすいというところも見逃せません。

 

それぞれどんなワークスタイルの人に向いている?

それぞれ別の個性をもった2台の「ポメラ」。「DM30」は極力荷物を減らしたい、バッテリーライフが長い、バッテリーがコンビニで補給できるといったオリジナルの「ポメラ」から受け継いできた個性を求める人にはピッタリ。ほかに持ち運べるノートパソコンや、タブレットを持っている人にもオススメで、純粋な文章作成ツールとして活躍してくれるでしょう。

 

「DM200」は高性能であるがゆえにノートパソコンなどと用途が被るところがありますから。ゆえに、普段はスマートフォンのみ持ち歩いている人にはピッタリだといえます。

 

【商品情報】

キングジム「デジタルメモ<ポメラ>」

・DM30 4万6440円(税込)
http://www.kingjim.co.jp/pomera/dm30/

・DM200 5万3784円(税込)
http://www.kingjim.co.jp/pomera/dm200/

電気ショックで目覚めるなんて超ワイルド! 朝寝坊防止に確実に効くオモシロ目覚ましグッズ4選

「朝起きるのが苦手で。。。」という人は多いはず。目覚まし時計を何個もセットして、それでも起きれないという日もありますよね。そこで今回は、快適な目覚めを提供してくれるアイテムをご紹介。アロマディフューザーつきの目覚まし時計や電撃を発するアラーム時計など、画期的なアイデアグッズをピックアップしています。寝起きの悪さに悩んでいる人は、ぜひチェックしてみて下さい!

 

出典画像:Pavlok 公式サイトより

 

[その1]

入眠時と起床時を心地よい気分にする目覚まし時計

出典画像:プレスリリースより

ウェザリー・ジャパン
サウンドオアシスBLS-100
ウェザリー・ジャパンの「サウンドオアシスBLS-100」は、入眠時と起床時のどちらもサポートしてくれる多機能目覚まし時計。入眠時は自然の中でしか聞けないサウンドとともに、アロマディフューザー機能でリラクゼーション効果を与えてくれます。起床時は、日の出の太陽光に近い光を照射して気持ちの良い朝の雰囲気を再現。何をせずとも目覚めてしまう休日のような気分が味わえます。

 

<注目ポイント>
・日の出の太陽光に近い光を照射
・リラクゼーション効果の高いサウンド
・アロマディフューザー機能も搭載
サウンドは睡眠療法の専門家が監修した「波の音」や「春の雨」など6種類。アロマもラベンダーやジャスミンなど4種類の香りが楽しめるので、その日の気分によって変えてみてもいいかもしれませんね。

 

[その2]

自分だけを起こしてくれるイヤホン

出典画像:キングジム 公式サイトより

キングジム
めざましイヤホン NMR10
電車やバス、図書館やオフィスで活躍してくれるのは、キングジムの「めざましイヤホン NMR10」。音は鳴らずにイヤホンが振動して時間を知らせてくれるので、周囲に気づかれずに起きたい場面で役立ちます。

 

<注目ポイント>
・「アラーム機能」と「タイマー機能」を搭載
・振動を3段階で調整可能
・イヤホンを本体に巻きつけられるコンパクト収納
「振動調節スイッチ」によって振動を3段階に調整できます。「アラーム機能」で起きたい時刻を設定できるうえ、「タイマー機能」で10分後など時間を設定することも可能。もちろん通常のイヤホンとしても使えるので、普段使いするにも便利ですよ。

 

[その3]

カーテンを自動で開閉して太陽光で目覚めをサポート

出典画像:ロビット 公式サイトより

ロビット
めざましカーテンmornin’ plus
ロビットの「めざましカーテンmornin’ plus」は、自動でカーテンを開閉できるアイテムです。本体はカーテンレールに取りつける仕組みで、接続したスマートフォンで操作可能。時間を設定すれば自動開閉してくれる上、曜日ごとに開閉時間も変更できます。

 

<注目ポイント>
・設定した時間に自動でカーテンを開閉
・スマートフォンからも開閉可能
・共有機能で複数のスマートフォンから操作可能
取りつけはワンタッチでできるので、工具を使う必要がありません。本体の近くにスマートフォンがなくても設定した時刻になると動作するので、帰りの遅い日や長期旅行中の防犯にも活躍。もちろん本体が取りつけられていても、普段通り手でカーテンを開閉できます。

 

[その4]

電撃で2度寝を防止するリストバンド

出典画像:Pavlok 公式サイトより

Pavlok
Pavlok Pro 2nd Gen Shock Clock
スマートフォンと連動させて使用するリストバンド「Pavlok Pro 2nd Gen Shock Clock」は、バイブレーション、アラーム音、電撃(電気ショック)の機能を兼ね備えています。電撃が手首をビリビリと刺激すれば、どれだけ眠い朝も気持ちよく目覚められるはず。はじめはアラーム音に設定し、2度寝防止で目覚まし機能を一時停止した場合のみ電撃を発動させることもできます。さらに大きく腕を振らないとアラームを解除できないジャンピング・ジャック機能も搭載。

 

<注目ポイント>
・電撃で2度寝を防止
・電撃の強さを調整可能
・第三者から電撃を受け取ることも可能
家族や友人など、第三者のスマートフォンからも電撃を受け取れます。遠方に住んでいる家族に起こしてもらう時などに便利ですよね。インターネット回線を利用した遠隔操作なので、距離も関係ありません。もちろん電撃だけではなく、アラーム音やバイブレーションも遠隔で操作できます。

カ・イ・カ・ン! 書類に一分の乱れも許さないキングジム「マグフラップ」のキープ力が快感レベルだった

上部のクリップで紙を挟み、パラパラめくって確認するほか、硬質なボードの上では立ちながらでも筆記できる。そんな展示会の会場や屋外でのイベント時など、オフィスのデスク以外で活躍するファイルが、クリップボードだ。

 

一方で、クリップとボードの2パーツだけで構成されているため、立ったまま確認する、立ったまま筆記するシーンで面倒が多いのも事実である。上端のクリップ1点で紙を留めていることで、紙をパラパラとめくりやすい半面、筆記中にめくった紙が戻ってこないように手で押さえ込まなければならなかったり、“遊んでいる”紙の四隅が折れてしまったりするのだ。

 

1.めくったページを手で押さえなければならない……

↑下のページに筆記したり確認したりする際、めくったページは手で押さえておかなければならない

 

2.ページがパラパラとめくれてしまう……

↑固定されたポイントがクリップの1箇所のみのため、風が吹くと紙の下側がめくれたり、クリップのバネが弱いとバラバラになったりする

 

3.めくった紙を戻したとき、書類の角がヨレヨレに……

↑クリップが上部中央部にあるので、紙の左右が折れたり、めくった書類を戻した際に折り目がついていたりする

 

ならば紙を固定してしまえ、という発想

これをあたかも、一分の乱れもなくピシッとキープされた七三分けのように、風が吹いても振り回しても紙をしっかりとホールドし、バラバラになったりシワになったり汚損しないのが、キングジムから発売されたクリップボード、「マグフラップ」である。

キングジム「クリップボード マグフラップ」各950円(税込)
2箇所のフラップで紙を固定できるクリップボード。最大収納枚数は約30枚、スチール面に貼り付ける際は最大10枚まで。高さ325×幅227×厚さ18mm
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/magflap

 

まず「マグフラップ」の表裏は、こんな感じ。

 

一見して通常のクリップボードとは異なることがわかる。では実際に、上記クリップボードの3つのウィークポイントをどのように解決しているか、検証していこう。

 

めくった紙は背面でホールド!

ウィークポイント1「めくったページを手で押さえなければならない」は、「背面フラップ」によって解決した。背面の中ほどにボディと同色のフラップを設け、めくった紙をこれで挟んで、フラップの左右上端に内蔵したマグネットで固定する仕組みだ。

↑ちなみにメインのボードは、背面フラップと重なる範囲を若干薄くしており、余計な厚みや重量が増してしまうのを抑えている

 

これによって、めくった紙は手を離しても背面側でしっかりとホールドされるので、手は自由な位置に置けるし、筆記する際にはバランスのいい位置に手を置いて危なげなく支えることができるのだ。またマグネットの磁力は充分なので、紙に折り目をつけるなどしてめくる必要もない。

 

風でめくれてしまわないよう下部もホールド!

つづいて2「ページがパラパラとめくれてしまう」は、「底面フラップ」で解決している。ボード表側の下部にもフラップを備え、上下で紙を固定する。

↑上部のクリップとカラーを合わせることで、フラップの存在を嫌味なく主張している

 

下側も紙を固定することで、不意の風でめくれてしまうのを防ぐほか、ボックスや本棚などにそのまま入れる際に紙の端が折れてしまうのも防いでいる。また、使用しないときや紙をパラパラとめくりたいときは、裏側に折り込み同じくマグネットで留めておけるのもうれしい。

 

左右に長いクリップで四隅に死角なし!

上部のクリップをカバーする「全長クリップカバー」も、にくい配慮だ。これによって、3つ目のウィークポイントも解決できる。

左右幅いっぱいの長さがあるので、めくったり戻したり負担のかかりやすい紙の上部をくまなくカバーでき、紙の端がヨレてしまうのを防げる。

 

↑マグフラップには、コピー用紙を約30枚挟める。全長クリップカバーによって、より安定して紙を挟んでおけるのだ

 

このように、マグフラップが紙を強固にホールドできるキモはマグネットとフラップだが、そのマグネットを上下左右に内蔵していることを活用した付加機能がこれ。

スチール面であれば接着するため、オフィスの仕切りや棚、ロッカーなどに貼り付け、掲示板として活用できるのだ。これはほかのクリップボードにはない新しい使い道である。

 

最後に、デザインや使い心地をチェックしておきたい。ビジネスシーンで使うアイテムは、カラーにも気を遣うものだ。

↑カラーラインナップは、定番のブラックのほか、レッド、ブルー、グリーンの全4色を用意している

 

いずれも鮮やかになりすぎないようコントロールされ、独特のシボ感も相まって絶妙な色合いに仕上がっており、カラーを選ぶ楽しみとビジネスシーンで浮かないマナーとを兼ね備えている。またその表面のシボは、書き心地にも影響を与えている。

↑適度に光を反射しながら、見た目の高級感もキープしている

 

よくある硬質なプラスチック製のクリップボードは、重ねた紙の枚数が少ないとボードの硬さがダイレクトに伝わってしまい、ボールペンなどが滑りすぎて書きにくい。だが、マグフラップは表面にシボ加工を施したPPフィルムを貼っているため、硬すぎず柔らかすぎず、適度なタッチ感で筆記できるのだ。紙をホールドする以外に、筆記する際の使い心地にも配慮しているとは抜かりない。

 

以上のように、紙をここまで確実にホールドし、立ちながらの筆記の使い勝手に血道を上げたクリップボードが、かつてあっただろうか?徹底的な作り込みにはもはや、快感さえ覚えるほどなのである。

あなたにぴったりなのはどれだ!?
持ち運び用ファイル適性診断

キングジムには「マグフラップ」のほかにも、さまざまな悩みを解消した高機能ファイルが多数存在する。続いては、そういった技ありファイルのなかから、アナタが普段どのようなシーンでどのようなファイルを活用しているか、どのようなファイルを選ぶべきなのか、それぞれのニーズから診断してみよう。

※診断を繰り返す場合は、ページを再度読み込んでください。

ぴったりなファイルと診断されたのは、どんなファイル? そのほかのファイルと合わせて確認してみよう!

 

ファイルに挟んだまま書類に書き込める!

キングジム「カキコ」648円〜(税込)
クリアポケットの代わりに、ページの上下にフラップを備えるファイル。書類はフラップに差し込むことで固定でき、書類が露出しているため、ファイルしたまま書き込める。フラップはアーチ型のため、書類を差し込みやすくなっている。
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/kakiko/

↑背表紙にはいつでも書き込めるよう、ペンホルダーを装備。表紙裏にはポケットも付いている

 

コンパクトに書類をパッキングできる!

キングジム「コンパック」540円〜(税込)
A4書類を半分に折り畳みA5サイズで持ち運べるクリアーファイル。開閉に合わせてポケットがスライドする機構を採用しており、折り畳んでも書類にシワがつきにくい。
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/compack

↑閲覧するときは、通常のクリアーファイルと同じように、ページをパラパラとめくって確認できる

 

書類が1/3に折れたら持ち運びやすくなった!

キングジム「オレッタ」540円〜(税込)
書類を三つ折りにして持ち歩け、スーツの内ポケットにも入る。閉じたまま中身が確認できる透明PP(ポリプロピレン)と、重要書類など中身を隠せる不透明PP、合皮製(レザフェスシリーズ)、キャンバス地の縫製タイプの4種。
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/oletta/

↑A4の書類を最大5枚まで収納できる。eチケットの控えや乗車券を収納するなど、出張時にも活躍する

 

スーパーハードなシートで書類を守る!

キングジム「スーパーハードホルダー」194円〜(税込)
ファイルとしては充分すぎるほど丈夫なシートで、収納した書類を保護するホルダー。クリアホルダーごと入るマチ付きタイプや、書類の出し入れをしやすいワイドオープンタイプなど、種類が豊富。
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/_top_500000

↑素材の硬さを活かし、下敷きとしても使える。裏面にはペーパーストッパーも備えている

 

表紙をパタンと360度折り返せる!

キングジム「パタント」475円〜(税込)
表紙を360度折り返せるため、机のない場所でも持ちやすく、人に資料を見せながら話す際に便利。A4サイズのファイルのほか、カードホルダーもラインナップする。
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/cf_patanto

↑折り返せる秘密は、背表紙のパーツに柔らかい素材を採用していることにある。机上でも場所をとらず済む

 

フェイバリットなカラーを選べる!

キングジム「フェイバリッツ クリアーファイル」313円〜(税込)
豊富なカラーとビジネスシーンにふさわしい落ち着いたデザイン、長く使えるタフな表紙が特徴。ポケットの数は10、20、40、60から選べる。
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/_top_820000

↑クリアホルダーがそのまま入る「多機能2段ポケット」付き。小さな書類の保管にも重宝する

 

マグネットのフラップで書類をホールド!

キングジム「マグフラップ」950円(税込)
前ページで解説した、2箇所にフラップが付いたクリップボード。「背面フラップ」は書類をめくった状態で固定でき、表側の「底面フラップ」は、書類の端がめくれたり折れたりするのを防ぐ。
http://www.kingjim.co.jp/products/file/brand/magflap

↑本体にマグネットを内蔵しているため、スチール面に貼り付けてそのまま書類を掲示も可能

 

「うん、これマジでいい!」と唸ること請け合いの仕事がはかどる便利グッズ4選

この春新社会人になった人も、仕事に慣れて楽しくなってくる時期ではないでしょうか。もしかしたら、仕事に役立つアイテムがあれば社会人生活がさらに面白くなるかもしれません。そこで今回は、挟む以外にも様々な使い方ができるクリップや、こんな便利なマウスパッドがあったのか、と思わず唸ること請け合いの便利アイテムをご紹介。画期的なアイデア商品が目白押しなのでぜひチェックしてみて下さい。

出典画像:cheero 公式サイトより

 

[その1]

手書きメモをそのままプリントできる電子メモ帳

出典画像:カシオ 公式サイトより

カシオ
メモプリ MEP-T10
「MEP-T10」は、メモやスケジュール管理、プリントもできる電子メモ帳。タッチパネル式のモノクロ液晶には、付属のタッチペンで文字などを書いて保存できます。さらに手書き文字をそのままプリントし、手帳などに貼ることも可能。画面にキーボードを表示して入力した文字もプリントできます。

 

<注目ポイント>
・手書き文字をそのままプリント
・メモをアラームで表示
・USB接続でパソコンからも文字入力
手書きメモにアラームを設定すれば、指定した時刻に音が鳴ってメモの内容が表示されます。ほかにもデスクワークに欠かせない時計機能やカレンダーもついており、電卓機能では計算結果をプリントできるのも特徴の1つ。USBでパソコンに接続すればキーボードで素早くメモ入力できるうえ、ネットやメール内の文章もそのままプリントできます。

 

[その2]

デスク上で書類を簡単管理! コンパクトスキャナー

出典画像:FUJITSU 公式ショップより

富士通
ScanSnap S1100
273mm×47.5mmという超コンパクトボディの「S1100」は、デスク上で簡単に書類をスキャンできる便利グッズ。A4、B5、A5、B6、A6、はがき、名刺サイズに加え、海外文書取引で一般的なレター、リーガルサイズにも対応しています。USBケーブルでパソコンにつなげるだけの簡単接続ながら、専用ソフトウェアを使えば傾き補正や白紙ページの自動削除など機能も充実。

 

<注目ポイント>
・デスクに置いても邪魔にならないコンパクトボディ
・USB一本でパソコンと簡単接続
・クラウドサービスとの連携も可能
DropboxやEvernoteといった、クラウドサービスにも簡単に書類の共有が可能。スマートフォンやタブレットで出先でも資料を確認することができます。ページ上にマーカーで囲んだ部分がある場合、自動認識して切り出してPDFに変換する機能もあり、効率的な書類管理にはうってつけ。

 

[その3]

使い方自由自在の万能クリップ

出典画像:cheero 公式サイトより

cheero
cheero CLIP
「cheero CLIP」は、挟む以外にも様々な用途に使える万能クリップ。クリップは折り曲げたりひねったり自由自在に屈曲でき、両端にマグネットがついています。ケーブルをまとめたりお札を挟んでマネークリップにしても便利。マグネット部分を使って壁にメモをとめてみてもよさそうです。

 

出典画像:cheero 公式サイトより

<注目ポイント>
・使い方は自由自在
・カラフルな5色セット
・コンパクトなのでかさばらない
スマートフォンのスタンドにしたりメガネ置きなどにも使えます。カラフルな5色セットで見た目がオシャレなので、家族や友人とシェアするのもおススメ。ちなみに「ポケットモンスター」のシルエットがデザインされた「Pokémon version」も発売されています。アイデア次第で使い方は無限大!

 

[その4]

ショートカットキーをすぐに確認できるマウスパッド

出典画像:エレコム 公式サイトより

エレコム
爆速効率化マウスパッド for Excel MP-SCE
「Office Excel」のショートカットキーが、全部で64種記載されたエレコムのマウスパッド「MP-SCE」。知っていると便利なショートカットが満載です。「ブックの操作」「データ入力と編集」など同系統のカテゴリーで分けられているので、一目で分かりやすいのも嬉しいポイント。

 

<注目ポイント>
・極薄で使いやすい
・再剥離性に優れた微粘着シート
・全てのマウスに対応
厚さ0.3mmなので、机との段差を気にせずに使えます。裏面は再剥離性に優れた微粘着シートで、デスクにぴったり吸着してズレにくく、剥がした後でもベタつきません。ノートパソコンに貼りつけて持ち運びも可能。さらにレーザー式・光学式・ボール式全てのマウスに対応しています。

なんて便利なんだ!――大人がガチで欲しくなるハイテク文具4選

入学シーズンに子どもたちが文房具をすっかり買いそろえるのを見て、「自分も文房具を買い替えたくなった…」なんていうお父さんやお母さんもいるのでは? 今回は大人でも欲しくなる文具を4つ紹介。静電気を使ってメモを貼りつけられる掲示板や、紙に記録した文面をデジタル化できるペンなどハイテクなアイテムばかり。今まで時間を取られていた作業も一気に効率化できるかもしれませんよ。

 

出典画像:「NeoLAB」公式サイトより

 

[その1]

静電気を使って紙を貼りつけられる掲示板

出典画像:「キングジム」公式サイトより

キングジム
ラッケージ
机の上にメモが散らかり困っている、という人におススメなのが電子吸着ボード「ラッケージ」。電極に電気を流し、発生した静電気で紙を吸いつける掲示板です。微弱な静電気のため人体に影響はなく、触っても痛みは感じません。すぐに見返したいレシートや名刺などを、ピンやマグネットを使わずに管理できます。

 

<注目ポイント>
・静電気で紙を貼りつける電子吸着ボード
・発生する電気は人体に影響を与えない弱さ
・「卓上タイプ」と「壁掛けタイプ」の2種類
個人向けの「卓上タイプ」と、多人数で利用できる「壁掛けタイプ」の2種類。「卓上タイプ」は専用の取りつけアームでパソコンのモニターにつけたり、マグネットでオフィスのパーテーションに貼りつけて使用すればスペースを取りません。大きめサイズの「壁掛けタイプ」も、オフィスから公共施設まで幅広いシーンに応用できること間違いなしです。

 

[その2]

記述した内容を小型カメラで撮影できるペン

出典画像:「NeoLAB」公式サイトより

NeoLAB
Neo smartpen N2
「Neo smartpen N2」は先端に小型カメラが内蔵されていて、専用のノートに書いた内容を撮影・デジタル化してくれる筆記具。記述した内容はアプリ上で保存し、検索したり共有したりできます。大量のデータを1秒当り120フレーム以上撮影しているので、正確に再現されるサインやデッサンの筆致に驚いてしまうかも?

 

<注目ポイント>
・紙に書いた内容をデジタル化
・アプリ上で検索や保存、共有可能
・通常のペンと変わらない使い心地
“書くこと”に特化したデザインで、通常のボールペンと同じ感覚で使えるよう設計されています。アルミニウムを使った細くて軽いスリムボディは、グリップ感も安定する使い心地。バッテリーは連続使用しても約5時間は持続するので、長時間の会議などあらゆるシーンでタフに活躍してくれるはずです。

 

[その3]

ノート自体をデジタル化してクラウド共有

出典画像:「コクヨ」公式サイトより

コクヨ
CamiApp S
デジタルノート「CamiApp S」はノート自体をデジタル化して、書いた文字や図表をスマートフォンやタブレットで共有できます。クラウド上で連携させれば、時間や場所に縛られずにノートの内容を確認可能。使用する前に設定しておけば、データ化と同時にフォルダ分けやタグ設定、クラウドサービスへのアップロードもできます。

 

<注目ポイント>
・ノート自体をデジタル化して共有
・時間や場所に縛られずにアップロード可能
・チェックをつけるだけでデータを保存
データの保存方法はシンプルで、ノートに表示されているアクションマーカーへチェックを入れるだけでOK。カメラやスキャナを使うよりも簡単にノートの内容をバックアップできます。専用アプリに搭載された文字検索機能を使って、テキストデータをスピーディーに使いこなしましょう。“報連相”の手間を大幅にカットできるアイテムを、職場のチームで採用してみては?

 

[その4]

新聞記事を簡単にデジタル保存できるグッズ

出典画像:「ナカバヤシ」公式サイトより

ナカバヤシ
CUTPEN
「新聞を切り抜く」という用途にフォーカスして誕生したアイテム「CUTPEN」。囲った箇所を専用アプリで撮影すると、その部分を認識、トリミングしてデータ化できるペンです。新聞に記入した線は撮影後に消せるうえ、新聞の色合いに特化した色補正が可能。スマートフォンの画面上でも見えやすい色調で文字が表示されます。

 

<注目ポイント>
・新聞記事を簡単にデータ化できる
・見やすさにこだわった色補正機能
・重要ワードを読み取って関連情報をWEBから表示
気になる単語や箇所をチェックできる、マーカー機能やテキスト検索機能も搭載。データを探す時に余計な手間がかかりません。さらに人工知能技術を利用し、認識した文字の中から重要キーワードを抽出。WEBから関連情報を表示してくれます。今までまとめきれていなかった情報を、ハイテク文具で手軽に管理してください!

汚デスクが一変! キングジム「マグトレー」の空間拡張でスッキリ

デスクの上のスペースは、当然ながら限られている。

 

PCを中心に、キーボードとマウス、膨大に溜まった書類や資料、それを気が向いた時に分類し収納したファイルやクリアフォルダー、電話やノートにペン立て、加えてステープラーや付箋、クリップなど小さなモノがこまごまと。さらに筆者の場合は、デスクトップPCの手前でノートPCを開くことさえある。

 

またいささか阿呆らしいのだが、隣人の書類の山がこちらに崩れてこないよう、負けじと書類や資料で堤防を築くために、なけなしの自分のスペースを削ることもあるのだ……。

 

このままでは、片付かないデスクを前に無意識のうちにストレスを感じ、書類探しで仕事のスピードが落ちてしまう日々。どうにかデスクのスペースを有効活用し、使えるスペースを拡大できないだろうか?

↑これがマイデスクの一角。小物をPCの“たもと”になんとなく集め、奥に電話を押しやっている。手前に書類やノートが平積みになっているので、電話を扱うのはやや不便

 

上の写真を見てお気付きだろうか。平積みが基本なので、どうしてもモノが横方向へ広がってしまいスペースを塞いでしまっているのだが、その上の空間がうまく利用できていないのだ。

 

空間を“縦方向”に活用できないか?

そう一計を案じた結果、採用することにしたのが、キングジムの「マグトレー」である。

 

“ファイルとテプラ”のメーカーとして知られるキングジムは、“オフィス環境改善用品”としてデスク周りを整備するグッズもバラエティ&アイデア豊かな製品をラインナップしている。その同社が2017年12月に発売したのがコレ。先日の「文房具総選挙2018」では「収納する」部門にノミネートされ部門第2位に輝いたほどの、今注目の商品だ。

キングジム「マグトレー TN230」5378円(税込)
マグネットで簡単に取り付けられ、オフィスのスペースを有効活用できるトレー。ブラック、ホワイトの2色から選べる。サイズ・重さは、およそ幅320×奥行き239×高さ110mm・620g。耐荷重約3kg。
http://www.kingjim.co.jp/products/office/magtray

 

では、早速これを使って上写真のデスクの一角を片付けてみよう。

↑PCのモニターの横に余っていた空間を有効活用すべく、マグトレーを設置。スチール製の仕切り壁に接着した

 

↑少し引いて見てみる。散らかりがちな小物やすぐ手に取りたいペン類をトレー上にまとめたことで、デスクがスッキリ

 

ボタンをプッシュする必要のある電話は下に残し、これを基点に受話器を持ち上げても邪魔にならない空間を残して、上部にマグトレーを設置した。マグトレーの上には、デスクの上で散らかりがちな文房具などの小物類や丁寧に扱いたいメガネなどをまとめ、この下の空間を利用して、サイズの小さなノートや手帳を、トレーの左に空いた空間にはトレーをブックエンドのように活用して、ファイルや雑誌など大型の書類をまとめて立てた。

 

正面から確認してみよう。

↑マグトレーが空間を縦に区切り、モノの置き場所を明確化する役割も

 

マグトレーによって、空間を縦方向に有効活用できるようになったうえ、空間を縦に切り分けることで、小型の手帳類とA4サイズの書類とに自然と定位置が生まれたのは意外なメリットだった。

 

ガッチリくっ付き、サクッと外せる

ところで、設置したときに驚いたのが、いったん貼り付けたらビクともしない安定感。その理由は、裏返してみると分かる。

 

接着面が広く、その裏面の左右に強力なネオジム磁石を仕込んでいる。さらに下の縁には一直線に分厚いゴムが貼られているのだ。

↑接着面側を裏返してみると、大型のネオジム磁石とゴムが確認できる
↑裏側はアーチ状になっており、その力の支点にゴムが貼られている

 

強力な磁力でピタッと接着しするのに加え、ゴムによってずり落ちないよう下から支える、という念の入りよう。これで耐荷重3kgまでのモノを載せても安定して受け止める。

 

しかしこれだけピッタリ張り付いているとなると、取り外しは大変なのでは……?

 

という心配は無用。磁石は接着面の上部に偏って仕込まれているため、せり出した棚部分を持って上に押し上げれば、テコの原理によって驚くほどあっけなく外れるのだ。

 

ちなみに、このマグネット部分も大いに活用できるのが面白い。前面にも磁力が放出されているので、散らばりがちなクリップなどを貼り付けておけるのである。

↑置き場所にも取り出しにも困るクリップだが、これでいつでもスムーズに使える

 

マグトレーが創り出すスペースの活用法

さてこのマグトレー、スチール製の壁や棚、引き出しならどこでも簡単にくっ付き、このように収納スペースを創出してくれるわけなのだが、ほかにオフィスでどのような使い道があるのか、試してみた。

 

1.書類が多い机の緊急避難に

デスクの下に置かれたキャビネット。書類が多いあまり、一番上の引き出しを開けてその上に積んでしまい、その引き出しの中身が死蔵になっている……そんな人もいるだろう。それは、マグトレーをキャビネットの前面に貼り付ければ代用できる。

 

トレー部分は約230×320mmとA4書類よりひと回り大きいサイズ。書類もクリアフォルダーに入れたまま、整然と平置きできるのだ。

↑ほぼA4サイズの雑誌「GetNavi」もこの通り。未決/既決トレーとして活用してもよさそうだ

 

2.床に直置きしたくないカバンの置き場に

いつも土足で踏みしめているオフィスの床に、お気に入りのカバンを直接置きたくない。ならばキャビネットを利用し、マグトレーをカバン置き場にすればいい。

 

耐荷重の上限は約3kgだから、よほどガジェット類を詰め込んだ大荷物でなければ、危なげなく支えてくれる。

↑いつも置いている場所にマグトレーを設置して底上げ

 

↑足元では邪魔なのでキャビネットの前に置いている、という場合もトレーに載せれば引き出しといっしょに動くので、いちいち脇へよける面倒がない

 

3.私物が詰め込まれたロッカーに

個人に割り当てられたロッカーは、コートや常備の式服をかけるために縦にぽっかりと空間が空いている。申し訳程度の網棚では足らず、下にごちゃごちゃと詰め込んでしまいがちだ。

 

マグトレーを設置すれば、ハンガーにかけた服はそのままに、小物類を手に取りやすい高さにまとめておけるのだ。

↑水筒や衛生用品など下に置くのは気がひけるものをまとめられる。傘を引っ掛けるのも簡単

 

以上は活用例のほんの一部に過ぎない。汎用性の高いサイズ、形状、安心の品質。アイデア次第で、自分の周囲にさまざまにスペースを創り出してくれる。それは、片付かないデスクで無意識のうちに感じるストレスや書類探しで捗らない仕事のイライラをも、丸ごと解消してくれるはずだ。

 

パコッ! のワンアクションでOK。中身に優先順位をつける高機能ペンケース

【きだてたく文房具レビュー】トレーの構造や本体の切り分けで収納した文房具に優先順位をつけるペンケース

新年度がスタートしてしばらく経つわけだが、異動やら配置換えで仕事環境が今までと変わってしまった、という方も結構おられるんじゃないだろうか。外回り中心から内勤になったとか、これまでフリーアドレス制だったのに固定デスクになった、とか。そういう環境の変化に合わせて替えるといい文房具が、ペンケースだ。

 

可搬性重視の軽いペンケース、狭い机で使いやすい立つペンケース系など、ペンケースは使う場所に合わせると作業効率がアップするものが多いのである。

 

今回は、そんな中でも使うシーンを絞って機能を向上させた「機能特化型ペンケース」を紹介したい。

 

文房具を“取っ替え引っ替え”使いたい人のためのペンケース

必要なものにすぐ手が届く、トレー変形タイプのペンケースは、いま文房具好きの間で密かに人気が高まっている。

 

一昨年ごろから流行した、いわゆる「立つペンケース」よりも面積が要るため場所は選ぶが、消しゴムやふせんなど小さなモノも探しやすいというメリットがある。

 

そんなトレー変形型でも、ちょっと変わったギミックで注目の製品が、カミオジャパンの「パコトレー」だ。

↑カミオジャパン「パコトレー」1620円

 

収納状態ではごく普通のポーチ型だが、ジッパーを開くと同時に中央部のポケットだけが持ち上がり、立体的な2段ペントレーになるという機能付き。

 

フルオープンにすると、底部に仕込まれた磁石同士がパコッとくっついて、開いたままの状態を維持する仕組みとなっている。(ただし、ポーチ状態でスチールデスクにパコトレーを置くと、この磁石が机面にくっついてしまうのがちょっと鬱陶しい)

↑ジッパーを全開にすると……

 

↑中央ポケットが持ち上がって、中の文房具が取り出しやすいように変形

 

必要なものにアクセスしやすいと言っても、実のところ、中の文房具全部にすぐ手が届く必要はない。例えば、いつも使っているペンと蛍光マーカー、ふせんだけすぐ使えれば、あとはまぁ入っていればいいや、程度だということもあるだろう。

 

パコトレーの2段トレーは、まさにそういう使い方向き。トレー型のアクセスの良さをさらに特化させ、中央ポケットに入っているレギュラー文房具数点に絞って、取り出しやすさをアップさせているのだ。

↑取り出しやすさに関して、かなり割り切った作りになっている

 

いつもの文房具を「どうぞお使いください」と捧げ持ってくれているようで気分もいいし、実際にアクセスもいい。

 

会議用と外出用を使い分けられるペンケース

社内で会議に出るならペン数本持てば充分だが、外出用にはもうちょっとしっかり装備を揃えておきたいもの。

 

社内外ともに移動が多いタイプの人だと、やはりひとつのペンケースで満足感を得るのは難しい。かといって複数のペンケースを備えておくのも大仰すぎる気がするし。

 

キングジムの「イッツイ フルオープンタイプ」はそういう人向きの、「使うシーンを絞らない」ことに機能を絞ったペンケースだ。

↑キングジム「イッツイ フルオープンタイプ」2138円

 

見た目は、手帳サイズの四角いペンケースにポケットが付いたような感じ。実はこのイッツイ、本体と小さなペンシースのふたつが一体化しているペンケースなのだ。

 

磁石でくっついているだけなので、分離するときは本体からペンシースをパコッと取るだけ。そして合体させるには同じ場所に戻すだけ。非常にシンプルなので、使い方に悩むということはまずないだろう。

↑本体と分離・合体が可能なペンシースの組み合わせ。日常的にはシースだけで充分、というシチュエーションも多い

 

ペンシースは、メインのボールペンと赤ペン、蛍光マーカーぐらいの組み合わせがちょうどいいぐらいの容量だ。

 

例えば社内の会議とか、上司に呼ばれたときなんかは、本体からこのペンシースをもぎ取って手帳と一緒に持てば、充分に対応可能だ。なにより荷物が少なくなるので、身軽に移動できるのがありがたい。

↑フルオープンにした本体。フルフラットになるので、必要なものが取り出しやすい

 

本体(大ペンケース)は、ジッパーを全開にすることでフラットに開口して、ペントレーとしても使えるようになっている。

 

開いた右側はペンを挿しておくペンポケットになっているが、せっかくのトレー型なので、ペンはそのままザラザラと放り込んでおいた方が使いやすいように思った。

 

左側は仕切り板で2段に仕切られており、定規やハサミ、カッターなどを収納するのに丁度いい感じ。また、板にはわりとしっかりした芯材が入っているので、ポケットに名刺やふせんなどを入れておいても曲がらず、安心感がある。

↑ホームセンターなどで売っている磁石シート(ちょっと強めがいい)を仕込んで、ノートカバーとも合体可能に

 

あと、これは小技的なものだが、社内でいつも使っているノートカバーのポケットに磁石シートを忍ばせることで、ペンシースとノートも一対で使用できるよう改造してみた。

 

キングジムの製品には、磁石内蔵タブで表紙を挟み込んでノートと一体化できるペンケースとして「ペンサム」がすでに存在するが、それよりも取り回しが良い感じで、なかなか使いやすい。

ただそうなってしまうと、本体とペンシースで「イッツイ(一対)」ではなくなってしまうので、改造版はなにか新しい名前を付けた方がいいかもしれない。本体とノートの都合のいい方にくっつく「コウモリ」、というのは語感が悪すぎるか……。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。ブング・ジャムのメンバーとして参画した『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)が発売されたばかり。

書類管理の常識を覆す! キングジムとコクヨ、両雄が生み出した最新ファイルを検証

【きだてたく文房具レビュー】目からウロコの工夫で用途を広げたファイル2選

 

今年は3月から4月にかけて、なぜかやたらに忙しく、カバンの中に同時進行中の複数の案件書類を抱えて移動する日々が続いている。普通に忙しく働いているビジネスマンならそれぐらいは普通なのかもしれないが、平素そんなに仕事を抱えないタイプのライターは、慣れない大量の書類に慌てふためいていたのだ。

 

とはいえ、こちらも日頃から「便利な文房具で仕事の能率アップ!」みたいな記事を書いている立場である。こういう状況も文房具を使ってクリアせねば、沽券(こけん)に関わる。

 

そこで、ここ最近発売されたばかりの書類ファイルを2点試してみたのだが、どちらも「ほほう、上手く作ってあるなー」とうなずく便利さだった。ということでその新しいファイル、どこがどう便利だったのかをご説明したい。

 

ファイルしたまま書き込み可能!

キングジムの「カキコ」は、ファイリングしたままの状態で書類に直接書き込みができるクリアファイルだ。

↑キングジム「クリアーファイル カキコ」20ポケット 648円/40ポケット 972円

 

クリアファイルといえば、いわゆる透明の袋状ポケットを製本したようなもので、その袋をペラペラとめくって中の書類を見ることができるというのがポイント。

 

書類をただ閲覧するだけならこれでなんの不満もないのだが、その書類が“生きている”、つまりまだ打ち合わせをしつつ書き込みを入れて修正をしなきゃいけないような状態だと、ちょっと面倒だ。その都度、袋から抜き出して、書いて、戻して……という手間が出てしまうのである。

↑ページ上下のフラップに挟むことで書類をストックする、オープンポケットなファイル

 

カキコは、書類をページの上下にあるフラップに挿し挟んで収納する、というかなり珍しい方法でこの面倒を解決している。これなら、ファイルに収納したままダイレクトに書類に書き込みができるのだ。

 

筆者はこれまでに、打ち合わせの場で書類をファイルのポケットから出すのが面倒→「あとから書き込んでおけばいいや」と変更点をメモだけ取る→結局書類にそれを反映し忘れる、というミスを何回かやらかしている。そういう失敗がなくなるだけでも、この特殊な書類収納はかなりありがたい。

↑ファイリングしたままで書き込みができるのは、思った以上にラク

 

最初にプレスリリースを見たときは「書類がスポスポと抜けそうだな」という印象だったが、実際に使ってみると、思った以上に使いやすい。

 

フラップの幅や形状がよく考えられているのか、挿すときは何も考えずにスルッと入って、あとは多少乱暴にページをめくっても、書類が飛び出したりすることもなかった。

 

また、見開きにA3書類をそのまま挟んでおけるというのも面白い。

↑譜面のようにページを行き来して書き込みしたいものには、ベストと言える使いやすさ

 

楽譜や図面など大きいままで使いたい書類が入って、そのまま書き込みもできるというファイルはこれしかないだろう。

 

↑1ページにまとめて書類を挿す、というイレギュラーな使い方も

 

あと、これはメーカー推奨の使い方ではないが、カキコ1ページに書類を数枚~10枚ぐらいまとめて挿し込んでおくと、閲覧する際に書類の頭を上フラップに挿したまま上にペラペラとめくっていけるのだ(ただし、あまり強くめくりすぎると、フラップから抜ける)。

 

書類を1ページずつ挿し込んでいくのさえ面倒、というタイプの屈強なダメ人間には、こういう使い方もアリと言えばアリ。※ただし書類の抜け落ち・紛失については、自己責任で。

 

クリアフォルダーごとファイリング!

続いて、コクヨ『KaTaSu クリヤーホルダーファイル』は、書類をクリアフォルダーごとざっくりファイリングするという、なかなか豪快な発想で作られたファイルだ。

↑コクヨ『KaTaSu クリヤーホルダーファイル』486円

 

表紙を開くと、中にはページもポケットもなにもない素通しの状態なので、ここに書類を入れたままのクリアフォルダーをぐいっと挿し込むだけ。

 

コピー用紙を10枚ほどいれたクリアフォルダーだと、10冊は収納できるとメーカーサイトには表記があった。つまり、書類ベースで最大収容量は約100枚となる。

 

持ち歩き時は、フラップで表紙が開かないように固定できるので、うっかり逆さに抱えたせいで書類が入ったクリアフォルダーがバサバサと落ちる、という惨事もなさそうだ。

↑使い方は、開いた中央にクリアフォルダーを挿し込むだけ。抜き挿しも自由

 

挿し込んだクリアフォルダーは、ページをめくるようにぺらぺらとめくっていくことが可能。つまり、クリアフォルダーをファイルのポケットとして使って書類を収納しよう、という考え方である。

↑クリアフォルダーがファイルのページのようにめくれるので、必要な書類がすぐに見つけられる

 

これだと、案件ごとにクリアフォルダーで書類を管理している場合は、必要なものをぺらぺら閲覧しながら探すことができる。カバンの中から何冊ものクリアフォルダーを、アレでもないコレでもないと探すよりスムーズだ。

 

もちろん、フォルダーごと抜き出してしまえば、書類をそのまま相手に渡すこともできるわけで、かなり使いやすかった。

↑天地に対して垂直でなく、斜めに入った折れ線。これが手にしてみると納得の使い心地なのだ

 

表紙は梨地でスルスルの手触りだが、内側(クリアフォルダーを挿し込む側)はあまりスベスベしておらず、摩擦力が強めになっている。このおかげもあってか、背表紙側を掴むようにして持っている限り、めくっている間にクリアフォルダーがスルッと抜け落ちるような危うさは感じない。

 

背表紙を手で掴んだまま開きやすいように、表紙と背表紙には斜め方向の折れ目が入っているのも、細かい工夫だ。

↑書類で満杯の状態(写真上)と空っぽの状態(写真下)。背幅が変わるとカバンへの収納もスマート

 

背表紙は、コクヨお得意の、中身の厚さによってフレキシブルに背幅が変わるタイプ。書類が少ないときはスリムなままでカバンに放り込むことができるので、この背表紙は地味にありがたい。シンプルな製品なのに、あちこちにこういった工夫がされているあたり、さすがはコクヨ!といったところだ。

 

実際に使ってみての感想としては、現時点でクリアファイルを使用しているなら、どちらかピンときた方を使って不便になることはまずないだろう、という感じ。

 

書類の輸送と管理にクリアフォルダーを多用している筆者は、KaTaSu クリヤーホルダーファイルを今後も積極的に使っていくことに決めた。対してカキコは、趣味で歌唱レッスンを受けている妻が「これ譜面の管理に使いたいから、ちょうだい」と積極的に奪い取りに来ている。

 

どちらの製品も、シンプルなファイルとはいえ工夫次第でいくらでも新しい使い方ができるものだ、と感心させられた次第だ。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。ブング・ジャムのメンバーとして参画した『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)が発売されたばかり。

いつでもどこでも音楽を聴きたいのです! 快適音楽リスニンググッズ4選

テレビやラジオ、音楽などを観たり聴いたりする時に欠かせないのがリスニンググッズ。最近では、「入浴中に音楽を聴きたい」「横になりながらテレビを見たい」といった希望を叶えてくれるアイテムが続々登場しています。今回は、生活がワンランクアップするリスニンググッズ4選をご紹介。普段の暮らしやビジネスシーンに役立つ商品が揃っているので、あなたの理想にマッチしたグッズが見つかるかも。

出典画像:「MusicBand」公式サイトより

 

防水機能が備わった“ネックピロー型スピーカー”

出典画像:「J-Force」公式サイトより

フォースメディア
ウォーター枕スピーカー
「ウォーター枕スピーカー」は、プールやビーチサイドなどで手軽に音楽を聞けるネックピロー型スピーカーです。空気で膨らませるネックピローにスピーカーと防水ケースを内蔵しているため、水濡れが気になるところでも使用可能。風呂場やプールサイドでくつろぎながら、お気に入りの音楽を楽しんでみては?

 

<注目ポイント>
・横になりながら音楽が楽しめる
・水に濡れても心配ない「防水ケース」
・カラーバリエーションは「ピンク」「ホワイト」「イエロー」の3色
内蔵スピーカーは、スマートフォンのミニジャックなどの「3.5mmステレオミニプラグ」に対応。もう1つのタイプ「ワイヤレスレシーバー付属モデル」は無線で使用できるため、音楽を聞きながらスマートフォンを自由に操作できるのが嬉しいですね。

 

快眠のパートナーにぴったり

出典画像:「MusicBand」公式サイトより

匠の技
MusicBand 枕用スピーカー
PS001
「PS001」は枕の中や下に置いて、寝ながら使用できる有線ピロースピーカーです。スマートフォンやテレビなどに接続すれば枕元から音が流れるので、就寝前のリラックスタイムに活用できるのがポイント。スピーカー機能だけでなく、横になりながら通話できる「マルチファンクションボタン」も付いているので活用してみましょう。

 

<注目ポイント>
・寝ながら使用できるステレオスピーカー
・スマートフォンやテレビ、ラジオなどに接続可能
・横になりながら通話できる「マルチファンクションボタン」
同梱される「ステレオミニケーブル」には、音量調整&通話用マイク機能を搭載しています。ミニケーブルを使えば、音楽を聴く時や通話する時などにスマートフォンを直接操作しなくてもOK。快眠をサポートしてくれるパートナーとして、同商品を利用してみては?

 

子どもの耳を守るヘッドバンド型ヘッドホン

出典画像:「MusicBand」公式サイトより

匠の技
子供用ヘッドバンド型ヘッドホン MBZERO
旅行時やリラックスタイムに最適なヘッドバンド型ヘッドホン「MBZERO」。イヤホンからの「音漏れ」を抑えるために、最大音量は85デシベルに設定されています。また子どもの耳を守る「音量制限機能」も搭載。カラーは「ピンク」「グレー」「ブルー」の3色を用意しているので、子どもに似合った色を選んでくださいね。

 

<注目ポイント>
・最大音量は85デシベルに設定
・子どもの耳を守る「音量制限機能」
・蒸れにくい素材「スパンデックス」を採用
スポーツウェア素材を採用し、快適な装着感を実現しました。レギンスやスポーツブラなどにも使用される素材「スパンデックス」を使っているので、汗をかいても蒸れにくいのが特徴です。スピーカー部分の厚みはわずか「11mm」のため、ソファーやベッドで横になりながら利用しても違和感がありません。

 

プレゼンで大活躍する振動式スピーカー

出典画像:「KING JIM」公式サイトより

KING JIM

Bluetooth(R)振動式スピーカー BTSP10

振動式スピーカー「BTSP10」はテーブルの上に置くと、設置面を振動させて広範囲に音を届けてくれます。ケーブル接続する必要がなく、ただ設置するだけで大音量のスピーカーとして使えるのが魅力的。しかも小型なので置き場所に困る心配もありませんよ。

 

<注目ポイント>
・テーブルに置くだけで大音量のスピーカーに早変わり
・ワイヤレスでストレスフリー
・コンパクトサイズで持ち運びラクチン
振動式スピーカーの他にサテライトスピーカーも内蔵されていて、より高音質な音を実現。蛇腹部分は伸ばすことが可能で、使う場所の広さによって音量の調節ができます。会議やセミナー、プレゼンなど人前で話す時に役立つ同商品は、ビジネスパーソン必見のアイテム。

手帳使うならふせんやシールも合わせてーー手帳の使い勝手が抜群に上がるグッズ4選

もう間もなく新年度を迎えますが、手帳の準備は済んでいますか? 新しい環境での生活が始まるとバタバタしがちですが、そんな時は手帳を活用してスケジュール管理をしっかりと行うのがおススメ。そこで今回は、どんどん予定を入れたくなる手帳グッズ4選を紹介します。予定がひと目でわかる付せんやシールが登場するので、ぜひ試してみて。

 

出典画像:「ミドリ」公式サイトより

 

予定を書き込むのが楽しくなる「付せん」

出典画像:「ミドリ」公式サイトより

デザインフィル
月間ブロック付せん
デザインフィルの「月間ブロック付せん」はミニサイズの“手帳用付せん紙”です。手帳の人気フォーマットである月間ブロックタイプに特化し、マス目にピタッと収まるちょうどいいサイズが特徴。付せんは「家柄」や「ハート柄」「ふきだし柄」など、可愛らしいデザインが揃っています。手帳に予定を書き込む際は、たくさん付せんを使って華やかに彩りましょう!

 

<注目ポイント>
・手帳のマス目にピタッと収まる「付せん」
・可愛らしいデザインの「家柄」「ハート柄」「ふきだし柄」
・ブックマークに使える「台紙」
付せん裏面の2/3に糊が付いているため、はがれ落ちにくいのがポイント。しおりをイメージした2つ折りの「台紙」は、手帳の開きたいページに挟めばブックマークとしても活躍します。手帳のカスタマイズが楽しくなる便利なアイテムなので利用してみては?

 

見られたくない予定は付せんでカモフラージュ

出典画像:「MDS」公式サイトより

MDS×ダイゴー
めかくしふせん
手帳に書かれた予定を「他の人に見られたくない」と感じている人におススメなのが「めかくしふせん」。手帳の見られたくない部分に柄がついた同商品を貼るとカモフラージュしてくれて、周りから文字が見えにくくなります。形・柄ともにビジネスシーンでも使えるデザインになっているので、会議や商談中に手帳を開いても安心。

 

<注目ポイント>
・手帳の「見られたくない予定」をカモフラージュ
・大きさ・形が異なる4種類の付せん
・ビジネスシーンでも使える
付せんのデザインは、「サークル」「スクエア」「スリム」「ライン」の4種類を用意。大きさと形がそれぞれ違うため、手帳のスペースに合わせて使い分けることができます。また、「マンスリーダイアリー」や「ウィークリーダイアリー」にも対応。カモフラージュ以外に「ページマーカー」や「インデックス」としても活用してみて。

 

手帳にぴったりのオリジナルゴムバンド

出典画像:「ライオン事務器」公式サイトより

ライオン事務器
ゴムdeパッチ
自分好みにカスタマイズできるゴムバンド「ゴムdeパッチ」。好きな長さにゴムをカットして付属の留め具をつけるだけで、オリジナルのゴムバンドが作れます。全12種類のオシャレなストライプ柄からセレクトできるので、好みの色合いがきっと見つかるはず。

 

<注目ポイント>
・オリジナルのゴムバンドが簡単に作れる
・全12種類のオシャレなストライプ柄
・ゴムを連結すれば長さを伸ばすことが可能
長さ60cmのゴムと2個の留め具が付いてくるので、1つの商品から2つのバンドが作れるのも魅力的。連結すればさらに長さを伸ばすことが可能で、大きなサイズの物をまとめるのにも便利です。お気に入りのデザインを見つけて、あなた仕様の「ゴムバンド」を作ってくださいね。

 

オリジナルのスケジュールシールが作れる

出典画像:「キングジム」公式サイトより

キングジム
スケジュールシールプリンター ひより
「ひより」は、オリジナルのスケジュールシールが作れる「シールプリンター」。5種類のフォームに従って入力するだけで、手帳にぴったりのキュートなシールが完成します。シールは、絵文字と予定を組み合わせた「プチシール」や感情を表す「キモチシール」など全5種類を用意。可愛いだけでなく、スケジュール管理にも便利な手帳を作れますよ。

 

<注目ポイント>
・手帳にぴったりのキュートなシール
・シールのデザインは全5種類
・簡単な操作方法
同商品の使い方は簡単で、本体に備わっているキーボードで絵文字や予定を入力してから「プリント」ボタンを押すだけ。別売の「専用フィルムテープ」や「“ひより”パンチ」を使えば、デザインや絵文字のバリエーションがさらに増えます。公式サイトには同商品の活用法が紹介されているので、気になる人は今すぐチェックしましょう!

荷物の見張り役に体臭チェック!? おもしろ&超便利なスマホ拡張グッズ4選

最近ではスマホアプリと同期するだけで使える便利なグッズが次々と登場しています。生活をより快適にしてくれるので、ぜひチェックしておきたいところ。そこで今回は、おもしろ&超便利なスマホ拡張グッズ4選を紹介。睡眠状態や体のニオイを数値で管理するアイテム、野球の上達に役立つボールなど、幅広いジャンルの中からピックアップします。どれも最新機器なのでお見逃しなく!

 

出典画像:「エムール」公式サイトより出典画像:「エムール」公式サイトより

 

人の3大体臭を数値化する世界初のチェッカー

出典画像:「コニカミノルタ」公式サイトより出典画像:「コニカミノルタ」公式サイトより

コニカミノルタ
Kunkun body

人のニオイを数値化する世界初のチェッカー「Kunkun body」。独自のシステムで「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3大体臭を測定します。総合的なニオイ測定値を0~100で表して、専用アプリに結果を表示。エチケットとしてニオイのケアに気を使っている人は、同商品を利用してみては?

 

<注目ポイント>

・「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」の3大体臭を測定

・ニオイの数値を0~100で表示

・コンパクトサイズで持ち運びラクチン

ニオイの測り方は、まずアプリを立ち上げて「あたま」「耳のうしろ」などの中から測りたいポイントを選択。同商品をかざして本体中央のボタンを押すと、ニオイ測定が始まります。同世代の平均値も表示されるので、ニオイ対策が必要かどうか一目でわかるのも魅力的。

 

枕につけるだけで睡眠状態を可視化

出典画像:「エムール」公式サイトより出典画像:「エムール」公式サイトより

エムール
EMOOR Sleep Dot

エムールの「Sleep Dot」は、睡眠状態を可視化できる睡眠センサーマルチデバイスです。測り方は、普段使っている枕につけて眠るだけ。専用アプリと連携すると睡眠サイクルをしっかりと記録&レポートしてくれます。睡眠状態を毎日チェックできるので、より質の高い睡眠を手に入れてくださいね。

 

<注目ポイント>

・使い方は「Sleep Dot」を枕につけるだけ

・専用アプリと連携すると睡眠状態を記録

・リラックス効果が高い「音楽」を収録

アプリには睡眠状態のモニタリング機能だけでなく、気持ち良く眠れる「音楽」も収録。リラックス効果が高い“バイラルビート”など30曲が入っており、眠ると自動的に音が止まります。人生の3分の1を占める睡眠を見直して、目覚めのいい朝を迎えましょう。

 

小さな頼れる味方! 荷物を監視する“モニタリングアラーム”

出典画像:「KING JIM」公式サイトより出典画像:「KING JIM」公式サイトより

キングジム
TRENE(トレネ)

「TRENE」は、あなたの代わりに荷物を見守ってくれる小さなパートナーです。使い方は、大切な荷物に「TRENE」を置いておくだけ。離席中に荷物が動かされると、加速度センサーが異常を検知してアラーム音とLEDで周りの人に知らせてくれます。電話がかかってきた時など、急にその場から離れても慌てなくて済む頼りになるアイテム。

 

<注目ポイント>

・大切な荷物に置くだけで「監視」してくれる

・監視中に荷物が動くと「アラーム音&LED」で警告

・手の平サイズで邪魔にならない

専用アプリとスマートフォンをペアリングすればすぐに使用が可能。本体上部にあるLEDライトは、現状を「スタンバイ(緑)」「見守り中(オレンジ)」「アラーム(赤)」などで表しています。細かな設定もアプリで変えられるので、あなた専用の「監視役」としてカスタマイズしてみて。

 

野球愛好家必見の“ピッチング管理”できるボール

出典画像:「Technical Pitch」公式サイトより出典画像:「Technical Pitch」公式サイトより

アクロディア
i・Ball Technical Pitch

野球ボールの中心部に「9軸センサー」を内蔵したIoT製品「Technical Pitch」。ボール本体は、硬式野球ボールと同じ重量・固さ・素材で作られています。ボールを投げると投球データがスマートフォンに転送されて、「球速、回転数、回転軸、球種、変化量」などを計測。趣味や部活で野球をする人にとっては必見の、本格的な商品です。

 

<注目ポイント>

・ボールを投げるだけで「球速」「回転軸」「球種」などを計測

・硬式野球ボールと同じ重量・固さ・素材

・1つのアカウントで複数の投手が登録可能

同商品のアプリでは、1つのアカウントで複数の投手が登録可能。また違う端末で同期すればデータを共有することができます。細かに集計したデータが揃うので、育成に力を入れているコーチや監督をサポートしてくれるはず。特許取得済みの新技術をぜひ野球のスキルアップに役立ててください。

机の上がモノで溢れている……。ならばキングジムのスキマ棚でスペースをひねり出せ!

【きだてたく文房具レビュー】机上にスペースを創り出す棚

 

オフィスのデスクは、だいたい幅1200㎜×奥行き700㎜というあたりが標準的。この面積で広々と仕事ができるかというと、まずそんなことはない。

 

まずPCとキーボードにマウス、モニターがあって、下手するとノートPCも1台あって、資料を並べてペン立てを置いて……となると、あとはA4の書類を広げたらデスクの表面は見えなくなる、という感じだろう。

↑筆者の会社デスク(1100×700㎜)。机の天板はほとんど見えない↑筆者の会社デスク(1100×700㎜)。机の天板はほとんど見えない

 

せめて、もうちょっと広い場所で余裕を持って仕事ができれば……と思ったとき、まず手がけるべきは新たな“土地開発”、いや“開拓”だ。1200×700㎜程度のデスクトップはもう限界なんだし、もっと手つかずの場所……天井まで広がる“タテの空間”を新たに宅地造成するべきなのだ!

 

そういう意欲に溢れたオフィス環境改善アイテムが、キングジムから発売されているので、ぜひ紹介したい。

 

液晶モニター上空を小物スペースに活用

かつてPCのモニターがブラウン管だった時代(15年くらい前)、奥行きのあるモニターの上は、クリップケースや卓上カレンダーなどの小物置きスペースとして機能していなかっただろうか。いまや、薄い液晶モニターがベーシックになってしまったせいで、ブラウン管モニター上にあった小物たちは行き場を失ってしまったのだ。

↑キングジム「ディスプレイボード」(500㎜タイプ)3780円↑キングジム「ディスプレイボード」(500㎜タイプ)3780円

 

じゃあそのスペースを復活させればいいじゃん? ということで発売されたのが「ディスプレイボード」だ。液晶モニターの上にセットするだけで、500㎜×168㎜(幅200㎜タイプもある)という広い面積の小物置きスペースが出現してしまうのだから、まさにかつて失われた土地の再発見ツールである。

↑棚板の裏面に取り付けられたアーム。アーム位置は、液晶モニター裏の凹凸に合わせて変更が可能↑棚板の裏面に取り付けられたアーム。アーム位置は、液晶モニター裏の凹凸に合わせて変更が可能

 

↑モニターの裏面にアームを突っ張るように設置すれば、棚が完成↑モニターの裏面にアームを突っ張るように設置すれば、棚が完成

 

取り付け方は簡単で、まずボード手前のフチを液晶モニターの上辺に引っかけるように載せたら、あとはアーム2本を曲げてモニター背面に突っ張るようにセットするだけ。これで、安定したフラットな棚が出来上がり。

 

アーム先端の接地部分は上下左右に動くので、iMacのように背面が湾曲しているタイプのモニターにも、安定して取り付けることが可能だ。

↑デスク上で場所を取るもの、ちょっと置いておくだけのものなど、かなり気楽にポイポイ置ける↑デスク上で場所を取るもの、ちょっと置いておくだけのものなど、かなり気楽にポイポイ置ける

 

ボード自体は幅500㎜タイプで耐荷重1kgまでなので、デスク上でかさばっていた小物あれこれを載せるぐらいなら、まず問題はなし。

 

着座状態で手を伸ばすのには少し高い位置に天板が来るので、できれば、椅子から立ち上がったときに手にするもの、もしくは単に視線を向けるだけのものを配置するのがベストだ。筆者はスマホやPC作業用のメガネ、卓上カレンダーなどを置いている。

 

さらに広大な面積を空中に生み出すには?

筆者にとってディスプレイボードは、もはやこれなしではデスクトップの土地運用が立ち行かないぐらいの存在だが、欠点がひとつある。

 

液晶モニターはデスクに1台しかないので、これ以上の増設が難しいということだ。

↑キングジム「マグトレー」5378円↑キングジム「マグトレー」5378円

 

そういう苦情がキングジムに寄せられたかどうかは不明だが、それじゃあという感じで昨年末、新たに発売されたのが、空中に増設可能な棚「マグトレー」だ。

 

吸着部に強力な磁石を内蔵し、スチール面に貼り付けられるため、パーテーションやスチールラックの側面、デスク引き出し面などにバンバンと棚が増やせるのである。

↑写真で右上に見えるフラットな部分にネオジム磁石が内蔵されている。下の縁はずり落ち防止のゴムストッパー。これで耐荷重を稼いでいる↑写真で右上に見えるフラットな部分にネオジム磁石が内蔵されている。下の縁はずり落ち防止のゴムストッパー。これで耐荷重を稼いでいる

 

天板の面積は320㎜×230㎜と、ありがたいことに書類を入れたA4クリアホルダーをそのまま平置き可能。

 

さらにネオジム磁石のパワーで、耐荷重はなんと3kg。これなら書類を入れたリング式ファイルを空中に並べて立てておく、なんて使い方もできるだろう。

↑外す時は下からヒョイと持ち上げるだけ。あっけなく簡単に取り外しできる↑外す時は下からヒョイと持ち上げるだけ。あっけなく簡単に取り外しできる

 

磁石は吸着部の上辺に集中しているので、しっかりと貼り付く一方、外すときは下から軽く持ち上げるだけで取り外せるようになっている。

 

また、漏れた磁力を利用して、クリップをまとめて貼っておけるクリップポケットも付いており、置いた資料を整理するのに外したクリップをひとまずここにくっ付けておく、なんて使い方もOKだ。

↑書類を留めていたクリップなどは、ここに一時保管できる↑書類を留めていたクリップなどは、ここに一時保管できる

 

↑オフィス入り口のドアに、呼び出し電話を載せてしまうことだってできる↑オフィス入り口のドアに、呼び出し電話を載せてしまうことだってできる

 

オフィス内であれば、ホワイトボード脇に貼ってマーカーやイレーサーを置いたり、受付近くに貼って呼び出し用の内線電話を設置したり。アイデア次第でいくらでも“土地”が簡単に生み出せるのは、とにかく便利のひと言である。

↑ディスプレイボードとマグトレーで、一気にデスクの上がスッキリ!↑ディスプレイボードとマグトレーで、一気にデスクの上がスッキリ!

 

↑あらためて、最初の写真と比較してみよう↑あらためて、最初の写真と比較してみよう

 

マグトレー、ディスプレイボードとも数千円と、少々お値段はするが、しかし都会の狭小オフィスで棚の分の面積が“無”から生み出せるのだと考えれば、ハッキリ言ってまったく高くはないはずだ(なんなら、面積あたりの地価を計算してみるといい)。

 

そういう意味では、こういった空間の有効活用系アイテムは今後もっと注目されるジャンルになるだろう。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。

キングジムのお家芸炸裂!ポケットから取り出さず書き込めるクリアファイル「カキコ」がお見事

背表紙に四角のグラフィックが入った、オフィスの大定番ファイル「キングファイル」。そのメーカー、キングジムは、書類をファイルに入れたまま書き込みができるクリアファイル「カキコ」を2 月16 日に発売します。

↑A4タイプで、ポケット枚数は20 ポケットと40 ポケットの2 種類。カバーのカラーは赤、水色、ネイビー、黒、白の5 色展開です↑A4タイプで、ポケット枚数は20 ポケットと40 ポケットの2 種類。カバーのカラーは赤、水色、ネイビー、黒、白の5 色展開です

 

「カキコ」は、ポケットが袋状ではなく、上下についたフラップで書類を挟む形状。そのため、書類を収納したまま直接文字を書き込めるという、新発想のクリアファイルなのです。

↑書類は上下についたフラップで挟まれる仕組みになっている↑書類は上下についたフラップで挟まれる仕組みになっている

 

一般的なクリアファイルは、書類の保管・閲覧を主な目的としているため、収納した書類に書き込みをしたいときは、一度ポケットから取り出さなければなりません。ところがこのカキコなら、ファイルに書類を入れたまま書き込みができます。打ち合わせや授業で使用する資料や楽譜など、後から追記したりマーカーを引いたりする書類の収納に最適です。

↑書類をファイルに収納したまま書き込みができる↑書類をファイルに収納したまま書き込みができる

 

また、上下についたフラップで書類を挟めるため、左右見開き2ポケットを使えば、なんとA3 サイズの書類を収納することも可能。また背表紙にはペンホルダーが付いており、書類とペンを一緒に持ち運ぶことができ、表紙の裏のポケットに封筒やふせんなどの小物も収納できるのです。

 

↑ペンを1本収納できるペンホルダー付き↑ペンを1本収納できるペンホルダー付き

 

↑封筒など小物を収納できるポケット付き↑封筒など小物を収納できるポケット付き

 

そのまま書き込めるから「カキコ」。ネーミングは安易ですが、モノはなかなか手が込んでいるのでした。

 

【商品情報】
キングジム「カキコ」
648円(20ポケット)/972円(40ポケット)

 

キングジム、次はそうきたか! 徹底的に使ってわかった、カフェでの離席の不安を解消する「トレネ」の実力

カフェや新幹線の車内って、ある意味“コワーキングスペース”ですよね。もちろん、メインのオフィスほどの機能はありません。会議室みたいな使い方はできませんし、ほかのプロジェクトメンバーはほかの場所にいることが大半。でも、ちょっとした書類の作成やメールのやりとり、情報収集に集中できる環境であることはたしか。

 

Wi-Fiや電源コンセントが使える行きつけのカフェを「電源カフェ」アプリで調べる、東海道新幹線を使う時は車端部(最前席&最後席)と窓側座席にコンセントがあるN700系を予約する、などによって、ちょっとした時間も仕事に費やせます。もちろん、PCゲームに勤しんでもいいんですけどね! ゲーミングノートを持ち歩いて常にドン勝目指すのも男らしいといえば、THE漢。間違いない。

 

しかし。個室ではなく、入退室を管理しているオフィスではないことを、僕らは知っておくべき。何のことかといいますと、飲食店などの施設や電車、飛行機などの空間は開かれた公共の場。ゆえに荷物は自分で責任をもって管理する必要があります。

 

日本にいると、ほんと安全だなーとは思うんです。席を確保するために上着や荷物を置いてから、カウンターにオーダーしに行くおひとり様を見て。いい国だなーとは思うんです。でもその荷物、盗まれないという保証は一切ありません。周囲を見渡してください。「店内でのお荷物の管理はお客様ご自身でお願いします。盗難、毀損等について当店は一切の責任を負いかねます」といった注意書きが貼られていたりしませんか? そうでなくとも店に預けるといったことをしない(店員が関与していない)まま盗難にあった場合、相談にはのってくれるでしょうけど損害賠償などの請求はできません。

 

スマホ連携の防犯アラームで大事な荷物を守る

その、ひとりでの外出時の荷物管理問題、キングジムの「トレネ」で解決できるかもしれませんよ。日本のクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」で現在プロジェクト進行中の製品で、2017年11月10日の終了日まで60日を残した状態で、目標額の759%となる379万円あまりを調達。応援コメントを見ても「そういうのが欲しかった!」という声ばかりで、期待度の高いプロダクトなんです。

 

ではこの「トレネ」が実際、その期待どおりに役立ってくれるのか、見ていきましょう。

↑円錐形状の「トレネ」本体。左下はストラップホール、右下は充電用のmicroUSB端子。上部の輪はLED。なお写真は開発中のバージョンで、市販モデルでは形状が変わる可能性がある↑円錐形状の「トレネ」本体。左下はストラップホール、右下は充電用のmicroUSB端子。上部の輪はLED。なお写真は開発中のバージョンで、市販モデルでは形状が変わる可能性がある

 

↑底面部に主電源スイッチと電源ボタンが備わる↑底面部に主電源スイッチと電源ボタンが備わる

 

機能としては、振動アラームです。「トレネ」本体に組み込まれたセンサーが振動を検知すると、アラームを鳴らします。

 

これだけでは従来の旅行用防犯アラームと変わりません。そこで「トレネ」はスマートフォンと連携することで、より使いやすいプロダクトに進化しました。

 

専用アプリで「トレネ」とスマホをペアリングすると、まずモニタリング開始距離を設定できるようになります。スマホが「トレネ」のBluetooth電波を検知している間は、いくら揺らしても「トレネ」がアラームを鳴らすことはありません。ある程度離れて警戒モードとなったとき、「トレネ」は防犯アラームとしての機能を自動でONにします。

↑スマホでの設定画面。モニタリング開始距離はオート設定・マニュアル設定から選べる↑スマホでの設定画面。モニタリング開始距離はオート設定・マニュアル設定から選べる

 

従来の旅行用防犯アラームは、荷物の側にいるときもちょっとした振動でピピピ、と鳴り出しやすいものでした。かといって電源をオフにしておくと、いざ離席するときに電源を入れ直すことをわすれがち。このケアレスミスをカバーして、必要なとき着実に働いてくれるのが「トレネ」なんですね。

 

シーンに合わせて動作をカスタマイズ

スマホ連携によるメリットはほかにもあります。「トレネ」の動作を細かくカスタマイズできるんです。設定項目は振動の大きさ、アラーム音量、振動を検知したときのLED発光パターン、通常時のLED発光、アラームの停止方法、オートスリープなどがあります。

 

↑振動の検知レベルも3段階から選べる。電車や飛行機でも使える設定があるのはありがたい↑振動の検知レベルも3段階から選べる。電車や飛行機でも使える設定があるのはありがたい

 

重要なのは振動の大きさの設定です。ほとんど振動がないオフィスや静かなコワーキングスペースでは、わずかな動きも検知する「レベル1」。行き来する人がいる飲食店や賑わっているコワーキングスペース、漫画喫茶などでは、検知感度が控えめな「レベル2」、常に振動している鉄道の座席でつかうなら「レベル3」の設定と、環境に応じたセッティングができます。

 

レベル1だと、「トレネ」を置いたノートPCやバッグが少しでも動かされるとアラームが発動。音量を「大」にしておくと、飲食店では周囲の人の誰もが「何事だ!?」と振り向くボリュームとなります。

↑音量、LEDの発光パターン、警戒モード時のLED発光の有無など、細かいカスタマイズが可能↑音量、LEDの発光パターン、警戒モード時のLED発光の有無など、細かいカスタマイズが可能

 

↑アラームを停止させる方法は3つ。電源ボタンを押すことで停止させることもできる↑アラームを停止させる方法は3つ。電源ボタンを押すことで停止させることもできる

 

またスマホと「トレネ」が離れて警戒モードになると、定期的にLEDを点滅させる見守り設定も可能です。バッテリーの消耗は激しくなりますが、数時間常時ピカピカと光らせるのでなければ問題なさそう。視覚面で盗難抑止力を強化できる反面、これまた周囲の人に「何あれ危険物!?」と思われてしまう可能性もあるので、使いどころは考慮する必要があるとは思いましたが。

 

見守り設定ONで警戒モードに入ると赤く光る

実際に「トレネ」を使ってみました。なおモニタリング開始距離はアプリをインストールするスマホの機種にもよりますが、規格上はClass2の10mとなっています。壁やドアがあると電波は大きく減衰しますが、これは「トレネ」にかぎらずBluetoothスピーカーとかも一緒。“そういうものだ”と判断すべきかと。

 

ふむ。確かに離席して、カウンターに行く状況であれば安心感があります。2階の席から1階のカウンターに行くといった見通せないシチュエーションでも、アラームが鳴ってドタバタと階段を駆け下りてくる人がいたらすぐに捕まえられますし。

↑スマートフォンと「トレネ」の電波が途切れると、自動的に警戒モードに入って荷物を見守る↑スマートフォンと「トレネ」の電波が途切れると、自動的に警戒モードに入って荷物を見守る

 

↑ノートパソコンの上に置いておくと、視覚的な効果は絶大↑ノートパソコンの上に置いておくと、視覚的な効果は絶大

 

しかし、いくつかのドアを閉めることになるトイレでは、どうしても不安は残ります。アラームが鳴ってもすぐに現場に急行できないかもしれませんから。正直いうと、「TrackR」(紛失防止タグ)のようなクラウド対応のGPSタグ機能もついていたらいいかな、とは感じましたね。

 

↑両面テープが付いたベースとストラップをつなげることも可能。これなら振り落とされずに済む↑両面テープが付いたベースとストラップをつなげることも可能。これなら振り落とされずに済む

 

「トレネ」の大きさは、つまめるくらいコンパクト。荷物の上にポンと載せただけだと、すぐに落とされてしまうという不安もあります。これに関してはご安心ください。付属のベースには両面テープとストラップがついており、荷物と「トレネ」をつなげておけます。

 

一般販売価格は1台7344円(税込)。いまならMakuakeで10%OFFの6610円で購入できます。ひとりでの移動が多いみなさま、1台どうでしょうか。

 

【商品情報】

キングジム「モニタリングアラーム トレネ」価格7344

身のまわりのものをオシャレにラべリング! 新フォントやデザインを収録した女子のための「ガーリーテプラ」

キングジムは、デザイン性の高いフォントや女性に人気のモチーフを絵文字などに採用したラベルライター「テプラ」PRO SR-GL2を11月24日に発売します。カラーはコーラルピンクで、価格は1万2960円。

20171107-i01 (1)↑テプラ PRO SR-GL2

 

今回発売されるラベルライター「テプラ」PRO SR-GL2は、本体デザインをさらに洗練させ、クラシカルなモロッカン調のエンボス加工を施した縫製カバーと「テプラ」本体を一体化し、コスメポーチのようにファスナーを開いて使うデザインが特徴です。人気のフォントや絵文字、フレームなどにも新デザインを追加し、シンプルなラベリングからラッピングやデコレーションまで様々なニーズに対応するバリエーション豊かなデザインを取り揃えています。

↑ディテールにこだわった作り↑ディテールにこだわった作り

 

20171107-i01 (4)↑女性らしいフォントやデザインを多数収録

 

機能としては、「月」「日」「曜日」と「デザイン枠」を組み合わせて、オリジナルの「日付シール」が簡単に印刷できる「日付シール」印刷機能を新搭載。手帳や写真を彩る「日付シール」を簡単に作成できます。

20171107-i01 (10)↑日付シールの作成例

 

また、「デザイン」と「文字」を組み合わせて、オリジナルの「イニシャルマーク」を作ることができる「イニシャルマーク」作成機能に新デザインを追加し、持ち物に付ける目印や贈り物のラッピングに利用するなど幅広く活用できます。

20171107-i01 (5)↑イニシャルマークも作成可能

 

そのほか、子どもの持ち物などに付ける「お名前タグ」を簡単に作れる印刷機能を新たに搭載。別売の「テプラ」PROテープカートリッジりぼんと「お名前タグメーカー」を使えば、時間のかかる名前タグ作りを簡単に行うことができます。

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「ピッとコード」ボタンを押すと、入力した文字や記号と一緒に、iPhone内の写真やメモなどのデータとひも付けられる二次元コードシールも作成可能。出力したコードを専用iOSアプリ(無料)で読み取り、iPhone内のデータを選択してひも付けすると、そのコードを読み込む度に端末内でひも付けたデータを簡単に呼び出せます。

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さらに、ラッピングに最適なマット素材のギフトシールが作成できる「テプラ」PROテープカートリッジ ギフトシールも同時発売されます。ガーリー「テプラ」と併用すれば、多彩なフレームやフォントを使ったデザイン性の高いギフトシールを作成することができます。

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人気のガーリー「テプラ」がデザインや機能を一新してリニューアル。見た目がかわいいだけでなく、フォントや絵文字、フレームなど、新デザインを多数搭載し機能も充実しています。ぜひチェックしてみてください。

 

【SPEC】
サイズ/質量:約W180×H62×D117mm/約510g(乾電池・テープカートリッジ除く)
入力:JIS配列キーボード式(かなめくり方式対応)
表示:8文字×4行
プリンタ:サーマルヘッド(180dpi・96dot) 、熱転写PRO印刷方式
最大印刷幅:13.5mm(18mm幅テープ使用時)
テープカートリッジ:PROテープカートリッジ4・6・9・12・18mm
辞書・文字数:学習機能付き熟語変換、約6万3000語、5323文字
文字サイズ:6段階
内蔵書体:漢字/3書体、かな/7書体、英数/8書体
外枠・表組み:外枠/81種、表組み/4種
装飾:飾り字/5種
文字間隔:2段階、英数字プロポーショナル方式
印刷行数:1~5行
カッター:オートカッター
電源:ACアダプタ(別売)、単3形アルカリ乾電池 ×6本(別売)または単3形充電式ニッケル水素電池×6本(別売)