数量限定、HHKB Studioが6600円安く買える!リファービッシュ品発売

PFUは、Happy Hacking Keyboard(HHKB)シリーズにおいて、「HHKB Studio」のリファービッシュ品を特別価格で発売しました。通常4万4000円のところ、3万7400円(税込)となっています。

記事のポイント

リファービッシュ品は、さまざまな理由で返品となった製品を点検・清掃したもの。新品とは違うため、通常の販売価格よりもお買い得に購入できるのがいいところです。

 

販売はPFUダイレクト本店で、数には限りがあるとのこと。また、通常販売品と同等の付属品が付くほか、購入から1年の保証が付きます。

 

なお、本体に汚れが残っている場合があるほか、外装箱に多少のへこみや汚れがあるかもしれないとしています。

 

HHKB Studioは、「正確な高速タイピングを最小動作で奏でる」というHHKBの基本コンセプトを踏襲しつつ、新たに「All-in-One」のコンセプトを加えた製品。マウス機能やジェスチャー操作機能をキーボードに統合し、ホームポジションを崩すことなくすべての入力操作を完結できる製品です。

 

PFU
HHKB Studio
3万7400円(税込)

わさび色に手元を染める! PFU「HHKBカラーキートッププロジェクト」第2弾「山葵」

PFUは、高性能コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard(以下HHKB)Professional」シリーズより、「HHKBカラーキートッププロジェクト」第二弾として「山葵(わさび)」を、11月19日に発売しました。

 

国内2500台(英語配列:735台、日本語配列:750台、英語配列無刻印:765台、日本語配列無刻印:250台)、海外500台の、計3000台の数量限定。PFUダイレクトで購入可能です。

 

記事のポイント

「カラーキートッププロジェクト」は、HHKBを通して日本の魅力をグローバルに発信・提供することが目的。第二弾は、日本原産の香辛料「山葵」にフォーカスしました。全キーを付け替えるのはもちろん、一部だけを淡い緑色に変えて、アクセントカラーにするのも映えそうです。

 

すりおろした山葵のような淡くやさしい緑色が、手元を鮮やかに彩ります。

 

(1)刻印モデル

 

(2)無刻印モデル

 

全キーを付け替えるのはもちろん、一部だけ付け替えてアクセントにすることもできます。白、墨の中央印字キートップセットも販売されているので、さまざまなカスタマイズが楽しめます。

 

PFU
キートップセット(山葵)英語配列(型名:PD-KB400KTLGC)
価格:8250円(税込)

キートップセット(山葵)英語配列/無刻印(型名:PD-KB400KTLGN)
価格:8250円(税込)

キートップセット(山葵)日本語配列(型名:PD-KB420KTLGC)
価格:9240円(税込)

キートップセット(山葵)日本語配列/無刻印(型名:PD-KB420KTLGN)
価格:9240円(税込)

ロジクールから、スタイリッシュな2アイテム登場! ワイヤレスキーボード「K680」と静音マウス「M370」

ロジクールは、マルチワイヤレスキーボード「POP ICON KEYS K680(以下「K680」)」と、静音マウス「POP MOUSE M370(以下「M370」)」を、2024年11月14日に発売します。

 

記事のポイント

持ち運びに便利なコンパクトサイズの、ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス。いずれもスタイリッシュなデザインなので、デスク周りをおしゃれな世界観で統一できますよ。環境に配慮して作られた「カーボンニュートラル」認定製品でもあります。

 

K680は、スタイリッシュなデザインとカラーが特徴の薄型ワイヤレスキーボードです。本体サイズは、幅324.5×奥行137×高さ22mm。重量は530gです。

 

ショートカットキーと、「Logi Options+」でカスタマイズ可能な4つのアクションキーを搭載し、直感的な操作を実現するとのこと。キーが球状にくぼんでおり、指先の形状にフィット。ミスタイプを防ぎ、なめらかで正確なタイピングを叶えます。

↑K680、グラファイト。

 

↑K680。オフホワイト

 

M370は、持ち運びに便利なコンパクトデザインのワイヤレスマウス。本体サイズは幅59×奥行35×高さ105mm、本体重量82gです。単三乾電池1本で、最大2年間使用できます。

 

勢いよく回すと高速スクロールに切り替わる「SmartWheel」搭載で、長い文書やWeb ページも素早く移動できます。トップボタンには「Logi Options+」を使って、好みのアプリを割り当てられます。

 

K680のカラーリングと統一できるグラファイト、オフホワイトに加え、ローズを含めた3色のカラー展開です。

↑「M370」グラファイト

 

↑「M370」オフホワイト

 

↑「M370」ローズ

 

また、接続したいデバイスの Bluetoothをオンにすれば、K680は左上、M370は裏面にある Easy-Switchボタンを長押しするだけで、簡単に接続できます。最大3台のデバイスを同時に接続でき、パソコンやタブレット、スマートフォンを切り替えながらの作業も可能です。

 

ロジクール
「POP ICON KEYS K680」
ロジクールオンラインストア価格:8140円(税込)

「POP MOUSE M370」
ロジクールオンラインストア価格:4950円(税込)

今回も完売必至、HHKBが輪島塗の大徹八井漆器工房を応援するプロジェクトで追加販売開始

高級コンパクトキーボード「HHKB」は現在、応援購入サービス「Makuake」で輪島塗を施した特別仕様のキートップを提供する「Re:japanプロジェクト」を実施中。今回、大反響を受けて商品を追加で販売することが決まりました。購入はこちらから。

 

Re:japanプロジェクトは、HHKBのキートップに「大徹八井漆器工房」が輪島塗を施した、オーダーメイドの特別なキートップの提供を実施するものです。大徹八井漆器工房は2024年1月に発生した能登半島地震で壊滅的な被害を受けました。この状況を踏まえ、HHKBは長年のパートナーである工房を支援したいと考え、プロジェクトを立ち上げたといいます。

 

6月27日にスタートし、13時30分から情報を発信したところ、開始10分で「黒漆のHHKBキートップ(60キー)+HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/墨(税込132万円)」2セットが完売。15時前には「溜塗のEscキーとControlキーのセット(税込3万9600円)」50セットが売り切れ、27日21時には「溜塗のEscキー(税込1万9800円)」100セットが完売と、大きな反響を得たそうです。

 

これを受けて、追加で下記の商品が販売されます。

 

黒漆のHHKBキートップ(60キー)+HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/墨(税込132万円) 2セット

溜塗のEscキーとControlキーのセット(税込3万9600円) 50セット

溜塗のEscキー(税込1万9800円) 100セット

 

輪島塗を施した特別仕様のキートップは、金粉を塗したこだわりの精製漆で何層にも塗り重ね、上品な質感と深みのある色合いに仕上がっています。また、輪島塗には抗菌性・吸湿性・耐久性といった特徴を兼ね備えているため、長い期間風合いを楽しめます。

 

今回の追加分もすぐに完売が予想されます。迷ったらとりあえず応援購入するのがいいでしょう。

HHKB Studio用の無刻印キートップセットが発売、キャンペーンも

PFUは3月5日、Happy Hacking Keyboard(HHKB)シリーズの新モデル「HHKB Studio」の「キートップセット(墨)/無刻印」を発表。直販のPFUダイレクトで販売を開始しました。

↑英語配列のHHKB Studio

 

HHKB Studioは2023年10月に発売された高性能キーボード。発売直後から人気だったものの、多くのユーザーから「無刻印で使いたい」という声が挙がったそうです。その要望に応えるため、無刻印キートップセットを英語配列・日本語配列ともに用意したとのこと。

 

価格は英語配列の無刻印キートップセットが6600円(税込)、日本語配列が7590円(税込)。セット内容はほぼ同じで、交換用キートップ一式、引き抜き工具、取扱説明書となっています。

↑こちらは日本語配列

 

なお、無刻印キートップセットの販売に合わせて、キャンペーンも実施。英語配列/日本語配列いずれかのキートップセットを購入した先着1000人にHHKBオリジナルステッカーをプレゼントするとのこと。上限に達したらキャンペーンは終了だそうです。

HHKBに四季をイメージした限定キートップ登場、第一弾は桜

PFUは2月15日、高性能コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard Professionalシリーズ」(HHKB)において、「HHKBカラーキートッププロジェクト」を発表しました。日本の四季などをテーマにしたカラーのキートップセットを順次販売することで、HHKBを通して日本の魅力をグローバルに発信するとのこと。第一弾は「桜」をイメージしたキートップセットを数量限定で販売します。

 

キートップセットは、HHKB標準のキートップと同様、耐久性に優れたPBT樹脂を採用。デザインは桜に寄せた薄いピンク色をベースに、刻印モデルには桜の花をイメージした赤の中央印字を施しています。

↑HHKB Professional HYBRIDの雪モデルキートップと並べてみました

 

国内では1700台分(英語配列が510台、日本語配列が425台、英語配列無刻印が425台、日本語配列無刻印が340台)を用意。限定のため、1度の注文で1台までとなっています。

 

税込の価格は以下のとおりです。

 

キートップセット(桜)英語配列 8250円

キートップセット(桜)英語配列/無刻印 8250円

キートップセット(桜)日本語配列 9240円

キートップセット(桜)日本語配列/無刻印 9240円

↑刻印モデル。右下はキートップを交換するときに使う引き抜き工具です

 

↑無刻印モデル

 

なお、無刻印モデルは2月15日に発売、刻印モデルは3月14日に発売します。

 

すべてのキーの付け替えはもちろん、一部のキーを変えてオリジナルにアレンジするのもよさそうです。また、第二弾も予定しているとのこと。今後の展開も楽しみです。

↑顔ができました

 

↑すべて交換してもよさそうです

 

↑墨モデルだと桜色が映えますね

すっごいオトク! REALFORCE for Mac「PFU Limited Edition」がAmazonセールで50%オフになってる

Amazonでホリデーセールが開始されました。期間は12月16日9時から12月18日23時59分までです。期間中、人気の商品がお買得価格で購入できるとのこと。

 

そのAmazonホリデーセールにPFUが参加。なんと高級キーボード「REALFORCE」の「PFU Limited Edition」が50%オフになっています。

 

対象製品はこちら。

REALFORCE Mac フルキーボード 英語配列(ブラック)

REALFORCE for Mac テンキーレス「PFU Limited Edition」 英語配列

REALFORCE Mac テンキーレス 日本語配列(ブラック)

 

REALFORCEならではのタイピング感と打鍵時の静かさはそのままに、独自機能として、Functionキー機能と、画面の明るさ・音量などのマルチメディア機能をワンタッチで切り替えできる「Function機能切り替えキー」を搭載しています。

 

通常価格は3万1350円(税込)のところ、1万5675円(税込)での販売です。ただし、在庫限りなので、気になる人はお早めに!

HHKB Professional シリーズ向け、好評だった中央印字デザインキートップセットが発売

PFUは、高性能なコンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard」Professional シリーズの「中央印字デザインキートップセット(白・墨)」を発売しました。直販のPFUダイレクトで販売しています。価格は6600円(税込)から。

 

中央印字デザインキートップセットは名前のとおり、キートップ中央に文字が印字された製品。2022年10月に販売を開始した「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」で採用した中央印字デザインのキーが好評だったことから、商品化にいたったそうです。

 

ラインアップは、

キートップセット(白)英語配列/中央印字 6600円(税込)

キートップセット(白)日本語配列/中央印字 7590円(税込)

キートップセット(墨)英語配列/中央印字 6600円(税込)

キートップセット(墨)日本語配列/中央印字 7590円(税込)

 

をそろえています。英語配列の場合は交換用キートップが60個、日本語配列の場合は69個。また、すべての製品に「キートップ引き抜き工具」と取扱説明書が付いています。

↑キートップセット(白)英語配列/中央印字

 

↑キートップセット(墨)日本語配列/中央印字

 

すべてのキーを交換するのはもちろん、一部のキーだけ交換してデザイン性を高めてみるなど、カスタマイズ性にも富んでいます。一味違った形でHHKBを使ってみたい人にとってはうれしいセットでしょう。

↑カスタマイズ例その1

 

↑カスタマイズ例その2

本格キーボードの到達点、操作性も追求した新「HHKB Studio」レビュー

PFUは10月25日、高級キーボード「HHKB Studio」を発表しました。キーボードとしての機能性はそのままに、マウスの機能などが追加された製品です。価格は4万4000円(税込み)。今回は事前にメーカーから機材を借り受けて、試用したレビューをお届けします。

↑PFUが10月25日に発表したHHKB Studio。レビュー機は英語配列

 

HHKB(Happy Hacking Keyboard)は、その名の通り、もともとコンピューターの操作に長けたハッカーのために生まれたキーボードです。本格キーボードをノートパソコンサイズに凝縮したような、密度の高い設計が特徴。キーを打つときの指の動きを最小限に抑えられるため、プログラマーや作家、ライターのようなテキスト入力のプロに愛用されてきました。

↑日本語配列でもキー数は少なめ。このキー数でも左シフトキーと右下のFnキーを駆使して、違和感なく入力できます

 

HHKB Studioはマウス&ジェスチャー対応!

新製品のHHKB Studioは「マウス」と「ジェスチャー」という2つの操作方法が使えるようになりました。

 

ハードウェアとしては、以下の要素が追加されています。

 

・「G」「H」「B」キーの中央部分にポインティングスティック

・スペースキーの下に、マウス操作できる左・中・右クリックの3ボタン

・手前・右側面・左側面の垂直部分計4か所にジェスチャーパッド

 

ポインティングスティックは、指先で力をかけるとマウスカーソルを動かせる入力デバイスです。ThinkPadの「トラックポイント」と同じような機能を備えています。

↑ポチッとした丸い点でカーソル操作できるポインティングスティックを搭載

 

HHKB Studioのポインティングスティックにはクリック機能はありませんが、本体下部の中クリックボタンと併用できます。中クリックボタンを押しながらスティックを動かして、画面を上下にスクロールといった操作が可能です。

 

このポインティングスティックの良さは、キーボードのホームポジションから一切手を動かさずに操作できること。文字入力中に必要になったちょっとした画面操作ができます。

 

キーボードを持ち歩いて使う人には特に、ポインティングスティックは重宝します。マウスも一緒に持ち運ばなくて良いからです。「せっかくキーボードを持ってきたのに、マウスを忘れたからパソコンの操作がしづらい」という失敗も、キーボードでマウス操作できるのなら発生することはありません。

↑中ボタンを押しながらスティック操作でスクロールもできます

 

↑HHKB StudioはBluetooth対応で、スマホとも好相性

 

↑iPadにつないでのカーソル操作も問題なくできました

 

さらに、HHKB Studioはスマホとの組み合わせでも使えます。スマホでメールやブログの記事を集中して書きたいときに、HHKB Studioが1台あると格段に効率が良くなります。有線接続(USB TypeーC)と、Bluetoothによる無線接続の両方を備えており、接続性も申し分ありません。

 

ブラウジングに便利なジェスチャー機能

ポインティングスティックがタイピング操作時に役立つのに対して、ジェスチャーパッドは閲覧時に重宝します。HHKB Studioの側面をなぞって、特定の操作ができる機能で、左右の側面および、前面の側面に左右2か所と、計4カ所で操作できます。

↑すすっとなぞって操作できるジェスチャー機能

 

ジェスチャーパッドは入力作業の手を休めて、画面の閲覧に集中したいときに便利です。たとえばWebサイトやPDF書類のスクロール操作などを閲覧する際、右側面をすすっとなぞってカーソルを操作できます。

 

前面のジェスチャー機能には、初期設定では左右矢印キーとウィンドウの切り替えが割り当てられていますが、筆者はアプリ切り替えや、ブラウザーのタブ切り替えに割り当てる使い方がしっくりきました。

 

難があるとすれば、ジェスチャー機能の認識精度はポインティングスティックほど高くないため、反応速度に若干の物足りなさを感じるところ。ですが、画面閲覧時に補助的に使うなら、十分に実用的な機能となっています。

 

カタカタカタカタ……打鍵音がとにかく心地良い

HHKB Studioの新機能を確認してきましたが、HHKBの“本質”も、これまで同様に兼ね備えていることを付け加えておきます。

 

HHKBシリーズを通しての最大の魅力は、打鍵感がとにかく心地良いこと。キーボードのスペック表記ではわかりづらい、感性に訴えかけるような心地良さがあるのです。キーを押したときに指先に跳ね返ってくる感触は、キーボードがほどよいフィードバックとなり、受け止めてくれるような感触を得られます。

↑デスクにHHKB Studioだけを置いたミニマルなデスクトップ

 

↑側面から見ると弓なりに配置されたキー構造。「シリンドリカルステップスカルプチャ構造」と呼ばれています

 

そして、カタカタカタカタ……と鳴り響くやわらかい打鍵音は、ホワイトノイズのように心を集中に誘います。ただ入力を楽にするだけでなく、文章作成を心地良い作業に変えてくれる。HHKBは感性に寄り添うキーボードです。

 

では、HHKB Studioはどうなのかというと、まずこれまでのHHKBとスペックが違います。キースイッチの構造に、多くの高級キーボードと同じメカニカル方式を採用しているのです。

 

従来のHHKBのキースイッチは静電容量無接点方式という方式を採用しており、なぞるようにタイプして入力することができました。これは日常的に長文を入力する人にはうれしい特徴ですが、慣れるまでに時間がかかる要素でもありました。

 

対してメカニカル方式のHHKB Studioでは、一般的なデスクトップパソコン用のキーボードと同じ感覚でキーを叩くことができます。それでいて、弓なりに配置されたキーが指にフィットして、吸い付くような感覚で入力できる点に変わりはありません。

 

キースイッチの構造による違いはもちろんあるのですが、従来の製品が持っている心地良い打鍵感という“本質”はHHKB Studioでも変わっていません。その感覚を維持しつつも、マウスカーソルの操作という追加しています。ある意味で、必然的な進化だったともいえます。

 

文章にせよコードにせよ、キーボードに触れる機会が多い人なら、HHKB Studioは非常に「買い」のツールです。5年、10年と寄り添えるようなパートナーになるでしょう。

↑重さは830g(英語配列)と、タブレット1台程度。この画像のようにノートパソコンのキーボードの上に置いて使うのもありな重さです

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

本格キーボードの到達点、操作性も追求した新「HHKB Studio」レビュー

PFUは10月25日、高級キーボード「HHKB Studio」を発表しました。キーボードとしての機能性はそのままに、マウスの機能などが追加された製品です。価格は4万4000円(税込み)。今回は事前にメーカーから機材を借り受けて、試用したレビューをお届けします。

↑PFUが10月25日に発表したHHKB Studio。レビュー機は英語配列

 

HHKB(Happy Hacking Keyboard)は、その名の通り、もともとコンピューターの操作に長けたハッカーのために生まれたキーボードです。本格キーボードをノートパソコンサイズに凝縮したような、密度の高い設計が特徴。キーを打つときの指の動きを最小限に抑えられるため、プログラマーや作家、ライターのようなテキスト入力のプロに愛用されてきました。

↑日本語配列でもキー数は少なめ。このキー数でも左シフトキーと右下のFnキーを駆使して、違和感なく入力できます

 

HHKB Studioはマウス&ジェスチャー対応!

新製品のHHKB Studioは「マウス」と「ジェスチャー」という2つの操作方法が使えるようになりました。

 

ハードウェアとしては、以下の要素が追加されています。

 

・「G」「H」「B」キーの中央部分にポインティングスティック

・スペースキーの下に、マウス操作できる左・中・右クリックの3ボタン

・手前・右側面・左側面の垂直部分計4か所にジェスチャーパッド

 

ポインティングスティックは、指先で力をかけるとマウスカーソルを動かせる入力デバイスです。ThinkPadの「トラックポイント」と同じような機能を備えています。

↑ポチッとした丸い点でカーソル操作できるポインティングスティックを搭載

 

HHKB Studioのポインティングスティックにはクリック機能はありませんが、本体下部の中クリックボタンと併用できます。中クリックボタンを押しながらスティックを動かして、画面を上下にスクロールといった操作が可能です。

 

このポインティングスティックの良さは、キーボードのホームポジションから一切手を動かさずに操作できること。文字入力中に必要になったちょっとした画面操作ができます。

 

キーボードを持ち歩いて使う人には特に、ポインティングスティックは重宝します。マウスも一緒に持ち運ばなくて良いからです。「せっかくキーボードを持ってきたのに、マウスを忘れたからパソコンの操作がしづらい」という失敗も、キーボードでマウス操作できるのなら発生することはありません。

↑中ボタンを押しながらスティック操作でスクロールもできます

 

↑HHKB StudioはBluetooth対応で、スマホとも好相性

 

↑iPadにつないでのカーソル操作も問題なくできました

 

さらに、HHKB Studioはスマホとの組み合わせでも使えます。スマホでメールやブログの記事を集中して書きたいときに、HHKB Studioが1台あると格段に効率が良くなります。有線接続(USB TypeーC)と、Bluetoothによる無線接続の両方を備えており、接続性も申し分ありません。

 

ブラウジングに便利なジェスチャー機能

ポインティングスティックがタイピング操作時に役立つのに対して、ジェスチャーパッドは閲覧時に重宝します。HHKB Studioの側面をなぞって、特定の操作ができる機能で、左右の側面および、前面の側面に左右2か所と、計4カ所で操作できます。

↑すすっとなぞって操作できるジェスチャー機能

 

ジェスチャーパッドは入力作業の手を休めて、画面の閲覧に集中したいときに便利です。たとえばWebサイトやPDF書類のスクロール操作などを閲覧する際、右側面をすすっとなぞってカーソルを操作できます。

 

前面のジェスチャー機能には、初期設定では左右矢印キーとウィンドウの切り替えが割り当てられていますが、筆者はアプリ切り替えや、ブラウザーのタブ切り替えに割り当てる使い方がしっくりきました。

 

難があるとすれば、ジェスチャー機能の認識精度はポインティングスティックほど高くないため、反応速度に若干の物足りなさを感じるところ。ですが、画面閲覧時に補助的に使うなら、十分に実用的な機能となっています。

 

カタカタカタカタ……打鍵音がとにかく心地良い

HHKB Studioの新機能を確認してきましたが、HHKBの“本質”も、これまで同様に兼ね備えていることを付け加えておきます。

 

HHKBシリーズを通しての最大の魅力は、打鍵感がとにかく心地良いこと。キーボードのスペック表記ではわかりづらい、感性に訴えかけるような心地良さがあるのです。キーを押したときに指先に跳ね返ってくる感触は、キーボードがほどよいフィードバックとなり、受け止めてくれるような感触を得られます。

↑デスクにHHKB Studioだけを置いたミニマルなデスクトップ

 

↑側面から見ると弓なりに配置されたキー構造。「シリンドリカルステップスカルプチャ構造」と呼ばれています

 

そして、カタカタカタカタ……と鳴り響くやわらかい打鍵音は、ホワイトノイズのように心を集中に誘います。ただ入力を楽にするだけでなく、文章作成を心地良い作業に変えてくれる。HHKBは感性に寄り添うキーボードです。

 

では、HHKB Studioはどうなのかというと、まずこれまでのHHKBとスペックが違います。キースイッチの構造に、多くの高級キーボードと同じメカニカル方式を採用しているのです。

 

従来のHHKBのキースイッチは静電容量無接点方式という方式を採用しており、なぞるようにタイプして入力することができました。これは日常的に長文を入力する人にはうれしい特徴ですが、慣れるまでに時間がかかる要素でもありました。

 

対してメカニカル方式のHHKB Studioでは、一般的なデスクトップパソコン用のキーボードと同じ感覚でキーを叩くことができます。それでいて、弓なりに配置されたキーが指にフィットして、吸い付くような感覚で入力できる点に変わりはありません。

 

キースイッチの構造による違いはもちろんあるのですが、従来の製品が持っている心地良い打鍵感という“本質”はHHKB Studioでも変わっていません。その感覚を維持しつつも、マウスカーソルの操作という追加しています。ある意味で、必然的な進化だったともいえます。

 

文章にせよコードにせよ、キーボードに触れる機会が多い人なら、HHKB Studioは非常に「買い」のツールです。5年、10年と寄り添えるようなパートナーになるでしょう。

↑重さは830g(英語配列)と、タブレット1台程度。この画像のようにノートパソコンのキーボードの上に置いて使うのもありな重さです

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

マウス操作もパッド操作も可能に、入力機能が一気に増えた「HHKB Studio」登場

PFUは10月25日、Happy Hacking Keyboard(HHKB)シリーズの新モデル「HHKB Studio」を発表しました。同日から販売を開始しており、価格は4万4000円(税込)です。

 

HHKB Studioは、「正確な高速タイピングを最小動作で奏でる」というHHKBの基本コンセプトを踏襲しつつ、新たに「All-in-One」のコンセプトを加えた製品。マウス機能やジェスチャー操作機能をキーボードに統合し、ホームポジションを崩すことなくすべての入力操作を完結できる製品としています。

↑HHKB Studio。英語配列、日本語配列の両モデルをラインアップしています。カラーは「墨」1色です

 

キー配列やコンパクトなサイズ感といったHHKBの基本は踏襲。キートップ面に弧を描くような段差をつけるシリンドリカルステップスカルプチャ構造も採用しています。

 

そのうえで、キーボードの中央にポインティングスティック、いわゆるThinkPadのトラックポイントと同様ながら色違いの「黒いポッチ」が搭載。さらに、スペースキーの下にはマウスキーの左、中央、右ボタンを搭載し、ホームポジションから手を移動させることなくカーソル操作が可能となっています。

↑ポインティングスティックと名付けられたカーソル操作できるポッチ

 

加えて、キーボード本体側面左右と、前面左右の合計4か所にジェスチャーパッドを搭載しました。ジェスチャーパッドでは、画面のスクロールやウィンドウ切り替え操作ができるほか、上下左右の矢印キーとしても使えます。また、使用するアプリケーションに合わせて独自のキー操作を割り当てることも可能。コーディング時にデスクトップの切り替えをしたり、オンラインMTG時にボリュームを調整したりといった割り当てもできます。

↑ジェスチャーパッドは該当部分をなぞることで操作できます

 

HHKB Studioならではの変更点として、押下圧45gリニアタイプの静音メカニカルスイッチを採用したことも挙げられます。これまでは静電容量無接点方式を採用していましたが、PFUいわく「メカニカルスイッチも十分静音性に優れた製品がある」ということで、変更したそうです。

 

なお、HHKB Studioはホットスワップ方式を採用しており、通常プロファイルのMXスタイルの3ピンおよび5ピンのメカニカルスイッチと交換できます。市販品との交換は保証の対象外ですが、オプションとして10個入りの「HHKB Studioリニアスイッチ」(税込3300円)も販売されます。

↑好みのキーに変更可能

 

↑オプションで用意されるリニアスイッチは工具付き。このほかのオプションとして、キートップセットの英語配列(税込6600円)と日本語配列(税込7590円)も用意されます

 

↑HHKB Studio専用で、新たにキーマップ変更ツールも提供されます。ポインティングスティックやジェスチャーパッドの設定変更や、カスタマイズプロファイルを4つまで保存などが可能

 

ターゲットはこれまでどおり、プログラマーやクリエイターであるとしつつも、「まったく新しいカルチャーの製品」とも位置付けており、若い世代にもリーチしたい意図があるようです。個人的には黒いポッチなどが、往年のファンを呼び起こすのではないかと想像しており、若い世代にどれだけ受け入れられるのかは注目したいところです。

半透明のパームレストも美しく輝く! 超高速光学式スイッチ搭載ゲーミングキーボード「Vulcan II Max」

SB C&Sは、VOYETRA TURTLE BEACH, INCが展開する、ドイツ発のゲーミングデバイスブランドROCCAT(ロキャット)の「Vulcan(ヴァルカン)シリーズ」最新作、高速のTITAN II(チタンツー)光学式スイッチを搭載したゲーミングキーボード「Vulcan II Max(ヴァルカンツーマックス)」を、10月21日に発売します。

 

同製品は、ROCCAT独自のTITAN II光学式メカニカルスイッチ(リニアレッド)により、滑らかで高速なアクチュエーションを可能にしています。クリック寿命は1億回で、耐久性にも優れています。

 

24個のマルチ機能スマートキーは、二次機能が有効になると独自の専用LEDが点灯。ゲームモードでEasy-Shift[+]ボタンデュプリケーター技術にアクセスすることで二次的機能を追加し、様々なオプションをプログラムできます。

 

キーボードには、脱着可能な半透明のシリコン製パームレストが付属し。パームレストを取り付ければ、ROCCATのAIMO RGBによるライティングをより美しく演出できます。AIMOイルミネーションは、他のAIMO対応製品と同期することが可能です。

 

カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類で、日本語配列と英語配列を選ぶことができます。税込価格はいずれも2万6980円。

高速タイピングもしっかり受け止める! ビジネスシーンでも活躍する「ゲーミングキーボード」

ゲーミングデバイスはハイスペックなパーツを用いて高いパフォーマンスを追求したゲーム向けのPC周辺機器。近年、オンライン会議や資料作成などの仕事使いにも有利であると注目度が高まっている。今回はビジネスシーンでも活躍するゲーミングキーボードを紹介!

※こちらは「GetNavi」2022年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

高速で激しい打鍵もガッチリ受け止める

【キーボード】

HyperX

Alloy Origins Core

実売価格1万3310円

露出したLEDがカラフルに光る。テンキーレスでマウスの可動域も広々。ページ内を高速移動する「HOME/End」「PgUp/PgDn」キーが独立しており、ドキュメントなどの閲覧も快適だ。

SPEC●レイアウト:日本語●キーロールオーバー:Nキーボード●タイプ:メカニカル●作動力:45g●動作寿命:8000万回●サイズ/質量:W360.0×H34.5×D132.5mm/900g

 

↑キーボードの傾斜角は3段階に変更可能。ユーザーの打鍵ポジションに合わせ、疲労感が少ないよう調整できる

 

↑キースイッチにはメカニカルキーボードとしては打鍵音が小さい「赤軸」を採用。滑らかな打鍵感も実現した

 

私が解説します!

テクニカルライター

湯浅顕人さん

PC&AVのライター。オープンワールド系のFPSが好きで、収入の多くをグラボにつぎ込んでいる。

長時間使用でも疲れにくい、人間工学に基づいたデザインを採用! Razer、最先端ゲーミングマウスとお手頃ゲーミングキーボードを同時発売

Razerは、ゲーミングマウス「Razer Basilisk V3 Pro(レイザー バシリスク ブイスリー プロ)」とゲーミングキーボード「Razer Ornata V3(レイザー オルナータ ブイスリー)」を、9月2日発売します。

 

Razer Basilisk V3 Proは、独自のスクロールホイール「Razer HyperScroll Tilt Wheel」や、「第3世代Razer オプティカルマウススイッチ」、最大4000Hzのワイヤレスポーリングレートなどを搭載した、Razer最先端のゲーミングマウス。別売りの「Razer Mouse Dock Pro」を使用することで、Qi規格のワイヤレス充電にも新たに対応します。人間工学に基づき手のひらにフィットする形状と、11個のカスタマイズ可能なボタンを備え、幅広い持ち方や使い方に対応したオールラウンドモデルです。税込価格は2万5980円。

 

Razer Ornata V3は、お手頃価格ながら、ロープロファイルキーを搭載したコンパクトなデザインに、ライティング機能やメディアコントロールボタンなど複数の機能を搭載。メカニカルスイッチとメンブレンスイッチの両方の技術を組み合わせた独自方式「Razerメカメブレンスイッチ」を採用したソフトなタッチ感と、人間工学に基づいた、付属のマグネット式パームレストで長時間の使用でも疲れにくく、初めてゲーミングキーボードを使う人にもおすすめのモデルとなっています。税込価格は1万1800円。

Razerの新フラッグシップモデル! デスク環境をスッキリさせたい人にもオススメなゲーミングキーボード&ゲーミングマウス

Razerは、ゲーミングキーボード「Razer DeathStalker V2 Pro(レイザー デスストーカー ブイツー プロ)」と、ゲーミングマウス「Razer DeathAdder V3 Pro(レイザー デスアダー ブイスリー プロ)」を、8月26日に販売開始します。

 

DeathStalker V2 Proは、同社独自の新方式「Razer ロープロファイルオプティカルスイッチ」を初搭載したフラッグシップモデルのワイヤレスキーボードです。同スイッチは、ロープロファイルキーボードに赤外線を使用した入力を検知する方式を採用。低遅延入力かつ、すっきりとした歯切れの良い打鍵感が味わえます。Bluetooth 5.0接続にも対応し、最大3台のデバイスへの同時接続が可能。ペアリングし直す必要もなく、簡単なボタン操作でデバイス間を切り替えることができます。

 

サイズは437×140×28mmで、アルミ製の薄型デザインが特徴。税込価格は3万980円。日本語配列モデルは9月9日発売予定です。

 

DeathAdder V3 Proは、DeathAdderシリーズのフラッグシップモデル。プロeスポーツ選手からのフィードバックを受け形状を最適化し、重さも前モデルより約25%軽量化した、約63g(ホワイトは約64g)の超軽量デザインが特徴です。別売りの「Razer HyperPolling Wireless Dongle」を用いることで、ワイヤレス接続で最大4000Hzの高速通信が可能な同社独自の接続技術「Razer HyperPolling Wireless Technology」に対応し、低遅延での安定した接続が可能です。

 

サイズは68×44×128mmで、カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。税込価格は2万4970円です。

ポケットに入るコンパクトサイズ! ワイヤレスキーボード「Twin Wireless Board」

エアリアは、Bluetooth接続とUSB接続のナノレシーバーを用いた2.4Gワイヤレス接続の2つの通信方式を搭載し、PCやスマートフォン、タブレット、スマートテレビなど、様々なデバイスに接続し日本語入力できるミニワイヤレスキーボード「Twin Wireless Board(SD-KB24GBT(B))」を、8月8日に発売します。市場想定価格は6400円前後。

 

同製品は、サイズ約155×89×16.5mmの、リモコン立てにも入るコンパクトボディ。

 

すべてのキーにバックライトを搭載。オンとオフの切り替えも簡単にできます。本体には700mAhリチウムイオン電池を搭載しており、バックライト非動作時で最大約46時間もの連続使用が可能。

 

キーは日本語配列でデザインされており、ブラウジングに便利なスクロール(通称:コロコロ)や、十字キー、LRキー、タッチパッドも搭載しています。タッチパッドは高精度で精密なポインター操作のほか、ジェスチャー入力も可能。右クリックやスクロールなどの操作にも対応しています。

最大36か月のバッテリー駆動時間で、生産性向上! デル、キーボードやマウス4種類を同時発売

デル・テクノロジーズ株式会社は、キーボード、マウス4製品を発売しました。

 

「Dellコンパクト マルチデバイス ワイヤレス キーボード – KB740」は、キーを押すだけで3台のデバイスをシームレスに切り替え可能です。バッテリー持続時間は36か月。税込価格は9020円~。

↑Dellコンパクト マルチデバイス ワイヤレス キーボード – KB740 ※販売中の製品は日本語キーレイアウト

 

「Dellマルチデバイス ワイヤレス キーボード – KB700」は、様々なマルチタスク機能を備えた、プレミアムキーボード。バッテリー持続時間は最大36か月です。税込価格は1万10円~。

↑Dellマルチデバイス ワイヤレス キーボード – KB700 ※販売中の製品は日本語キーレイアウト

 

「Dellワイヤレス キーボード – KB500」は、バッテリー持続時間最長36か月のキーボード。洗練されたスタイリッシュなデザインが特徴です。税込価格は4950円~。

↑Dellワイヤレス キーボード – KB500 ※販売中の製品は日本語キーレイアウト

 

「Dellフルサイズ ワイヤレス マウス – MS300」は、バッテリー持続時間は最大36か月で、精巧な設計が特徴です。税込価格は3520円~。

↑Dellフルサイズ ワイヤレス マウス – MS300

クリエイターにオススメ! ロジクール「MXシリーズ」から高品質なマウス&メカニカルキーボードが発売

ロジクールは、PC周辺機器のフラッグシップモデル「MXシリーズ」から、マウス「MX MASTER 3S アドバンスド ワイヤレス マウス(以下「MX MASTER 3S」)」とメカニカルキーボード「MX MECHANICAL ワイヤレスメカニカルパフォーマンス キーボード(以下「MX MECHANICAL」)」、「MX MECHANICAL MINI ミニマリストワイヤレスメカニカルパフォーマンス キーボード(以下「MX MECHANICAL MINI」)」を、6月16日に発売します。

 

実売価格は、「MX MASTER 3S」が税込1万4960円、「MX MECHANICAL」が税込2万790円、「MX MECHANICAL MINI」が税込1万8700円。

 

MX MASTER 3Sは、コーディングや映像編集などの作業効率を上げたいビジネスパーソン、クリエイターを想定したデザインです。前モデル「MX MASTER 3」と比較し、静音性とトラッキング精度を大幅に強化。静音クリックは、前モデルに比べ90%のノイズをカットし、静かな操作性を味わえます。トラッキングセンサーは前モデルの4000DPIから8000DPIと大幅に強化され、精確なトラッキングが可能で、高精度のモニターにも対応しています。

↑カラーバリエーションはグラファイト(左)とペイルグレー(右)の2種類

 

MX MECHANICALとMX MECHANICAL MINIは、メカニカルタイピングを好むエンジニアやクリエイターを想定したデザインで、シリーズ初となるメカニカルキーボード。3種類のキースイッチで精確かつ滑らかなフィードバック、素早い応答性、静かなタイプ音が特徴。他の一般的なメカニカルキーボードと比較し、高さが低いロープロファイル・キーを採用し、手首をあまり曲げなくて済み、キーストロークも3.2mmと短く、タイピングの際の指の負荷が比較的小さく、長時間の使用でも快適なタイピングが可能です。

↑MX MECHANICAL(上)と、MX MECHANICAL MINI(下)

ビジネスの生産性が上がりそう、ロジクールのBluetoothキーボード「MX KEYS MINI」ミニレビュー

ロジクールのPC周辺機器のなかでフラッグシップにあたる「MX」シリーズから、コンパクトなBluetoothキーボード「MX KEYS MINIミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード」(以下、MX KEYS MINI)が11月に発売されました。

 

従来の「MX KEYS」と同じフルサイズ仕様ながら、テンキーレスにしたため、本体サイズが約70%コンパクト化。それでいて、打鍵しやすいように指に合わせてくぼみを付けたキーや、手を近づけると点灯するバックライトなど、従来モデルの技術が盛り込まれた最高峰仕様になっています。色は3色展開で、価格は1万3860円(税込)です。

 

今回は、MX KEYS MINIの実力を確かめるために、ビジネス用途で試用してみました。

↑試用したのは、MX KEYS MINIのグラファイトカラーモデル「KX700GR」です

 

狭いデスクから外出先まで使える小型軽量モデル

MX KEYS MINIの特徴はなんといってもそのコンパクトな本体です。本体サイズは幅295×奥行き131×高さ20mm(実測値)で、たくさんの書類やノートPCを入れたブリーフケースにもラクに収まるサイズ感。加えて重さは497g(実測値)と軽量なため、抜群の持ち運びやすさを実現しています。

 

多くの資料や筆記用具、私物などで専有面積を埋めてしまいがちなオフィスのデスクや自宅の作業机でも置いて使えるうえに、外出先に持ち運んで使用できるため、慣れるといつも携帯する仕事の相棒になってくれそうです。

 

文字入力がしやすくミスタイプしにくい。打鍵音が小さいのもうれしい

キーボードとして感じたのは、キーをタッチしたときの適度な沈み込みと、反発力の心地よさによる快適なタイピング感です。指に合わせて付けられたキーのくぼみも、入力のしやすさに一役買っており、使ってからのミスタイプが減った印象。ビジネスの場合、誤字脱字はなんとしても避けたいものですが、MX KEYS MINIは安心して使えます。

↑指先のふくらみに合うよう、キーの真ん中がくぼんでいます

 

打鍵音が小さいのも良いです。オフィスやコワーキングスペースなどでは打鍵音は気になりがち。周囲には雑音になるので注意したいポイントですが、MX KEYS MINIならその面からも安心して使えます。

 

また、キーボードに手を置くとバックライトが点きます。長時間入力していくとキーボードやPCのディスプレイを見る集中力が落ちてきて、キーを見ながら入力しても間違いが増えてきます。そんなときにバックライトが点くだけで、キーの視認性が高まり、快適な作業を続けられます。

↑バックライトオンの状態。これだけ明るいので、明るい場所はもちろん、外出先で光量が少ない場所や、夕方以降の暗い時間帯でも活躍します

 

ファンクションキーにはビジネス向けの機能などが搭載。カスタマイズも可能

もうひとつ、ビジネス用途で便利だと感じたのは、いくつかのファンクションキーです。

 

F1~F3はキーボード接続の切り替え。筆者はMX KEYS MINIに、ノートPC2台とiPhoneを同時に接続しているのですが、キータッチひとつでスムースにデバイスを切り替えられます。

 

F8ボタンは画像キャプチャボタンで、ショートカットキーを押さなくてもボタンひとつで済むため、一度使うとその便利さを手放せません。

 

F9はマイクオフ機能。ビデオ会議だと主にマウスで調整する必要がありますが、ボタンひとつで完結するのでとてもラクです。

↑ファンクションキーにはユニークな機能が備わっています

 

なお、使わないファンクションキーは「Logicool Options」のアプリをインストールして、ファンクションキーを編集することができます。

 

たとえば、本来は音声入力できるディクテーション機能のF6を、電子メールを立ち上げる機能に、絵文字を簡単に入力できるF7を電卓立ち上げ機能に割り当てるなどが可能です。

↑ファンクションキーをカスタマイズすることで仕事の効率を上げられます

 

MX KEY MINIは、心地良い入力感に加えて、いまどきの便利な機能をファンクションキーに用意するなど、キーボードとしての使い勝手として、フラッグシップにして最新であることを感じられます。そして、この使い勝手を、手軽に持ち運んで使えるようにしたのが最大の魅力と言えるでしょう。使いこなせれば、ファンクションキーのカスタマイズによって、ある程度マウスなしで作業もできそうです。

 

作業環境が狭くてもビジネスの生産性を上げたい、使い心地のいいキーボードを自宅、外出先、オフィス問わずに使いたい、そんなニーズにぴったり応えてくれる製品だと思います。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

無線接続対応! 東プレ「REALFORCE」新作20種類を11月1日発売

東プレは、静電無接点容量方式スイッチを採用したPC用キーボード「REALFORCE(リアルフォース)」の新製品「R3キーボード」20種類を11月1日に発売します。また、既存の「R2」シリーズ日本語配列モデルを10月29日で生産終了することを発表しました。

 

税込価格は、2万3980円~3万4980円。ラインナップの詳細などは、以下のギャラリーをご覧ください。

 

今回発売の同製品は、ユーザーからのニーズが多かったワイヤレスに対応し、16製品がワイヤレスとUSBの両接続に対応するハイブリッドモデル、4製品がUSB接続できるモデルとなっています。ハイブリッドモデルでは、Windows PCだけなくスマートフォンやタブレットPCなど、最大4つの機器とマルチペアリングで接続して随時切り換える事が可能。付属の着脱式USBケーブル(USB Type-C – USB Type-A)を使用し、USB接続のキーボードとしても使う事ができます。

 

20製品すべてが高速入力を可能にするAPC機能(アクチュエーションポイントチェンジャー)を搭載。専用ソフトウェアでキーマップの入れ替えも可能です。

 

同製品に対応するアクセサリー(カラーキーキャップセット、パネルデザインキットなど)も発売。キーボード上面のパネルを交換したり、8色のカラーキーキャップセットから色を選んでパネルと一緒に取り付けたりすることで、デザインのカスタマイズもできます。

雪のように美しい純白のキーボード! 「HHKB」25周年を記念した限定モデルが登場

PFUは、高性能コンパクトキーボードHappy Hacking Keyboardシリーズ(HHKB)の発売25周年を記念して、特別記念モデル「HHKB Professional HYBRID Type-S雪」を、同社が運営する「PFUダイレクト」にて、数量限定で販売しています。税込価格は英語配列、日本語配列ともに3万6850円。

 

同製品は、フラッグシップモデルとしての機能はそのままに、キートップや筐体、梱包箱を「雪」をイメージする白で統一。25周年特別デザインキーを標準搭載しています。

 

よりプロフェッショナルなユーザー向けに、「無刻印キートップセット(雪)」の英語配列、日本語配列も、各300セット用意。日本語配列の無刻印キートップセットは初の販売となります。税込価格は英語配列が4510円、日本語配列が4950円です。

 

今回発売されたHHKB Professional HYBRID Type-S雪は、筐体上部のロゴ「HHKB Professional HYBRID」「Type-S」をあえて印字しておらず、無刻印キートップセット(雪)に交換することで、純白のキーボードが実現します。

 

また、6月にHHKB25周年イベントの一環として開催された、「カラーキートップ新色募集キャンペーン」で投票上位となったカラーを「カラーキートップセット2」としてラインナップに追加。Escキー「グリーン」とControlキー「ブルーグレー」は、2位以下と大差をつけた組み合わせです。税込価格は1980円。

テンキーレスで従来の7割サイズに! ロジクールのコンパクトなフラッグシップキーボード

ロジクールは、PC周辺機器のフラッグシップモデル「MXシリーズ」から、テンキーレスキーボード「MX KEYS MINIミニマリスト ワイヤレス イルミネーション キーボード」を、11月11日に発売します。参考価格は税込1万3860円です。

 

同製品は従来の「MX KEYS」の特徴はそのままながら、テンキーを取り払って従来の70%サイズに、本体重量は506gと従来比40%軽量化しています。コンパクトになったことでマウスをキーボードの近くに置けるようになり、マウスを持つ手を伸ばす回数を減らしながら、より良い姿勢を促します。

↑本体の厚さは20mmほど

 

本体カラーはグラファイト、ペイルグレー、ローズの3色で、発売中のコンパクトマウス「MX Anywhere 3」と合わせて、統一感のあるセットアップを構築できます。

 

新たなファンクションキーとして、絵文字キーとミュートキーを採用。Bluetoothで最大3台のデバイスに接続できるほか、独自ワイヤレス通信技術Logi Bolt用の「Logi Bolt ワイヤレス接続用USBレシーバー」(別売)を用いた接続も可能です。

 

また、「Logi Bolt ワイヤレス接続用USBレシーバー」と「アダプター USB-C – A」も同日に発売。参考価格はいずれも税込1210円です。

青軸・茶軸・静音赤軸、選べる3種類! Cherry社製キースイッチを採用したメカニカルキーボードが注目よ

仕事などの普段使いから、ストイックな操作が求められるeスポーツまで、日々使うキーボードは“体の一部”といってもいいほど大事な相棒です。それゆえに、タイプ感や重さなどの打ち心地、さらに打鍵音など、相性が重要。

 

オウルテックは、ドイツ・Cherry社製メカニカルキースイッチを採用した、テンキー付きフルサイズメカニカルキーボード全3種を、9月1日に発売しました。

 

同製品は、USB(Type-A)接続で利用できる、日本語(JIS)配列の109キーボード。Cherry社製メカニカルキースイッチは、異なるキータッチの青軸、茶軸、静音赤軸の3種から選べます。税込価格は青軸(OWL-KB109CBL2-BK)が1万3080円、茶軸は(OWL-KB109CBR2-BK)が1万4280円、静音赤軸(OWL-KB109CRE2-BK)は1万5800円。

 

「スタンダードなフルサイズキーボードの形にこだわり、どなたでも快適に利用できるよう配慮しました。また、今回はテレワークなど多様化するPCの使い方に合わせ、自宅でも周りに迷惑のかかりにくい静かなタイピングが可能な、静音赤軸のキースイッチを採用したモデルを新たに用意しました」(オウルテック担当者)

 

メカニカルならではの爽快なクリック音と確かな打ち心地が特徴の青軸、わずかに手ごたえのある直感的な入力感と、キータッチが軽く長時間のタイピングに最適な茶軸、通常の赤軸よりさらに静かで、より軽く滑らかな入力感と、底打ち音が静かでタイピングの場所を選ばない静音赤軸。いずれも打鍵保証回数約5000万回で、それぞれのキースイッチが独立した構造となっており、キートップの交換に対応しています。

↑OWL-KB109CBL2-BK(CHERRY MX Click Tactile メカニカルスイッチ 青軸)

 

↑OWL-KB109CBR2-BK(CHERRY MX Tactile メカニカルスイッチ 茶軸)

 

↑OWL-KB109CRE2-BK(CHERRY MX Linear メカニカルスイッチ 静音赤軸)

 

本体は汚れが目立たないマットブラック加工。スチール製シャーシ内蔵で剛性を高くし、変形しにくいボディとなっています。USBケーブルは1.8mと長めで、PC周りのレイアウトに余裕を持たせることもできます。

 

また、付属品として奥行73.3mmの専用脱着式パームレストと、ゲームなどに最適なオレンジキートップと専用引き抜き工具も用意。

 

PCゲーム愛好家の符丁ともいえる“WASD”をオレンジにして、さりげなくゲーマーアピールするのもカッコイイ! ちなみに「W」「A」「S」「D」キー以外にも取り付けられますが、角度の合わない箇所もあるとのこと。

個性的なデザインで長時間作業も疲れにくい!ワイヤレスのエルゴノミクスキーボード5選

ビジネス作業や大学のレポート作成など、長時間PCに向かってキーボードをタイピングするシーンは数多くあります。そんな作業では、集中すればするほど疲労感が増していくもの。この疲労感を少しでも和らげるために導入したいのが、ワイヤレスタイプのエルゴノミクスキーボードです。長時間作業でも疲れにくい設計のキーボードはPC作業の味方。さらに、配線がないため、デスクでの取り回しがよいのも魅力です。今回は、そんなワイヤレスタイプのエルゴノミクスキーボードの中でも、個性的なデザインの製品をご紹介します。

 

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作業中の手首も保護するパームレスト付き!


マイクロソフト Sculpt Ergonomic Desktop AES L5V-00030

Sculpt Ergonomic Desktopは、先進のエルゴノミクス理論に基づいて設計。分割されたキーボードのレイアウトは、手首と前腕を無理のない位置に保ち、クッション付きのパームレストで手首を保護します。また、疲れや痛みの原因となる手首の動きを減らしやすくするため、キーボードの形状をドーム型にデザインしています。さらに、独立したテンキーにより、作業スペースの自由度が高いのも特徴です。ユーザーからは「真ん中が盛り上がっていて、手のひらを下にした時の人の腕の構造に合わせてくれているので、長時間のタイピングが楽になりました」という声も。

【詳細情報】
サイズ:388×208mm
重量:1.9kg

 


直径25mmの大型トラックボールを内蔵!


サンワサプライ エルゴノミクスキーボード SKB-ERG6BK

2.4GHz対応で、最大約10m離れた場所からでも入力が可能なワイヤレスキーボード。肩に負担を掛けにくいキーの配置や、手のひらをキーボードの上に置けるように大きめサイズのリストレスト構造を採用し、キーボード使用時に楽な姿勢で入力できます。また、手元に直径25mmの大型ボールを内蔵した、トラックボール機能付き。さらに、キーピッチは約19mmとフルサイズ仕様のほか、キーボードにはしっかりとした押し心地のメンブレンタイプを採用しています。

【詳細情報】
サイズ:キーボード/521×236×38mm、レシーバー/18×14×6mm
重量:キーボード/844g レシーバー/2g

 


V字型のキーが首や肩に負担を掛けにくい!


サンワダイレクト エルゴノミクスキーボード タッチパッド付き 400-SKB063

キーがV字型に配置され、首や肩に負担を掛けにくい、疲労対策におすすめのキーボードです。マウスが不要なタッチパッド付きで、クリックやカーソル移動、スクロール操作が可能。また、数字の入力に便利なテンキーも付いています。これに加えて、USBレシーバーをPCに接続するだけですぐに使える手軽さも魅力です。本体デザインは、手のひらをキーボードの上に置けるように、大きめサイズのリストレストが一体化した構造を採用。このほか、キーボードには深く押し心地のいいメンブレンタイプを採用しています。

【詳細情報】
サイズ:521×236×38mm
重量:844g

 


エルゴノミクスキーボードとしてはコンパクト!


ぺリックス PERIDUO-606 JP

キーが左右に分かれて配置された、分割型レイアウトを採用したことで、腕を自然な形に保ちながらタイピングができるキーボード。キーボード中央には、チルトスクロールホイールが搭載されており、手をキーボード上に置いたままパソコン画面を操作できるのが魅力です。また、エルゴノミクスキーボードとしてはコンパクトなサイズに仕上がっているのも特徴。さらに、キーボード裏面のパームレストの位置に、付属のスタンドを取り付けることができ、キーボードに角度を付けて、タイピング時に無理のない姿勢を保つことができます。

【詳細情報】
サイズ:351×227mm
重量(梱包):1.03kg

 


水をこぼしてしまっても安心の防滴仕様!


Kensington ケンジントン Pro Fit Ergo ワイヤレスキーボード

自然な手の角度に合わせたスプリットデザインと、手のひらの位置に沿うように傾斜を付けた形状のエルゴノミクスキーボード。タイピング時に自然な腕と手の位置を保てるため、快適に作業できます。また、キーボードにはクッション性の高いリストレストが装着されているので、腕への衝撃を抑えてくれます。さらに、本体は水をこぼしてしまっても安心の、防滴仕様。このほか、耳障りにならない静音キーボード仕様を採用しています。

【詳細情報】
サイズ:216×463×36mm
重量:1.06kg

 

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汚すたびに欲しくなる。水で洗える「清潔キーボード」手頃価格な3選

毎日何かと手を触れることになるキーボード。当然ながらキーの表面には目に見えない汚れがいっぱい付着しています。また、「小さな汚れはあまり気にしない」という方でも、キーの間にゴミが入ってしまい困った経験が1度や2度はあるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、水洗いできるキーボードや、抗菌・防塵性能を備えたアイテムをご紹介します。キーボードをいつもきれいに保ちたい方におすすめですよ。

 

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水洗い可能なしっかりキータッチのキーボード


サンワサプライ SKB-BS1BK AV

IPX5対応(防水クラス:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない)の水洗いできる防水キーボード。底面に空いた5つの穴から水を排出することができます。キーボードの底面には鉄板シャーシを内蔵。剛性を高め、キー入力時の不快な沈み込みを防ぎます。

 

また、しっかりとした深めのキータッチを叶えるため、メンブレンを採用。ラバードームでキートップを支える構造になっており、ストロークが長く、深く確実な入力感を得られます。パソコンに接続にすれば、すぐに使用できます。

詳細情報
サイズ:幅446×奥行151.5×高さ34mm
重量:約1000g
キー数:109キー
キーピッチ:19mm

 


水洗い後、丸めて持ち歩けるシリコン製コーボード


サンワサプライ 400-SKB013bk

 

 

水洗い・水拭きが可能なキーボード。シリコンでできているため柔らかく、また一般的なキーボードよりも薄型であるため、コンパクトに折りたたんで持ち歩くことができます。さらに、巻き取り式のケーブルを採用しているので、絡みづらく鞄にも納めやすいです。本体をクルクルと巻いた場合、そのサイズは500mlのペットボトル相当に(巻き取り式ケーブル部を含む)。

 

柔らかい材質を使用しているので、キーの打音も気になりません。屋外で作業する際はもちろん、音に気を遣う夜間にも重宝します。

詳細情報
サイズ:幅408×奥行135×高さ8mm
重量:192g
キー数:日本語112キー
キーピッチ:16mm

 


最薄部は2mm!巻いて持ち歩ける防水・防塵キーボード


CHINFAI JP KB-3110-01


流水で洗うことができるシリコン製キーボード。キーの間に入ってしまったゴミや、うっかりこぼしてしまった飲み物などを、きれいに取り除くことが可能です。触り心地も良く、使用時の静穏性も優秀。クルクルと丸めてコンパクトにまとめられるため、スマホやタブレットと一緒に鞄の中に入れて持ち歩けます。

 

外出先でも汚れやタイプ音を気にすることなく作業できるので、効率アップにつながる可能性も。安価な上に、ポップなカラーも展開しているので、デバイス本体の色やその日の気分に合わせて使い分けるのもおすすめです。

詳細情報
サイズ:幅405×奥行130×高さ4mm
重量:204g
キー数:英語配列107キー
カラー:ピンク、ブラック、ライトブルー

 

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丸洗いOKなモデルも!「ドリンクの悲劇」に備える「耐水キーボード」5選

仕事で毎日パソコンを使っていると、うっかりキーボードに飲み物をこぼしてしまった……なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。故障の可能性を考えるとヒヤヒヤしますが、そんなときでも安心なのが、防水・耐水性を備えたキーボードです。なかには、丸洗いできてしまうものもあるので、衛生的に使い続けたい方にもおすすめですよ!

 

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医療、工業用途にも最適な抗菌コーティング仕様


ぺリックス防水キーボード PERIBOARD-517

「Periboard-517」は認証企業SGSの防水規格IP65等級を取得した防水・防塵仕様で、簡単なお手入れでいつでも衛生的に使えます。洗うときの水温は50℃までOKで、水に沈めるのは30cmまでOK。水が抜ける排水溝が搭載されており、乾燥も素早くできます。本体は抗菌コーティングによる抗菌・防カビ仕様で、医療や工業用途にも最適とのこと。USBポートに挿し込むだけの簡単接続かつドライバーインストール不要で、面倒な設定なしで使えます。

【詳細情報】
サイズ:約450×165×41mm
重量:約1.34kg

 


独自テクノロジーの採用でタイプ音が気にならない


ロジクール ワイヤレスキーボード K295

ロジクール独自の新技術SilentTouchテクノロジーを採用しており、クリック音とタイピング音が90%以上軽減。タイピング感覚はそのままに、静かな場所でも人を気にせず作業することができるといいます。キーボードは8つのショートカットキーとテンキーを搭載したフルサイズ。水をこぼしても安心な耐水設計で、キースイッチは耐久性に優れています。裏面には8度の傾斜をつけられるスタンド付きでタイピングがしやすいのも魅力です。接続はUnifyingUSBレシーバーに対応。アドバンス2.4GHzワイヤレス接続で最大10mの接続範囲に対応し、混雑したワイヤレス環境でも途切れにくくなっています。

【詳細情報】
サイズ:約14.9×44.1×1.8cm
重量:約498g
カラー:グラファイト・オフホワイト

 


折りたたんで持ち運べるシリコン製


サンワダイレクト 洗えるシリコンキーボード 400-SKB013BK

スタンダードなWindowsキーに、電源管理のキー3つを追加したキーボードです。シリコン素材なので水洗いや水拭きができ、ほとんど打鍵音がないため音を気にせず使用できます。通常のキーボードに比べて小型なのでデスクの省スペース化にも最適。コンパクトに折りたたむことができ、巻き取り式のケーブルを採用しているため、携帯にも便利です。

【詳細情報】
サイズ:約40.8×13.5×0.8cm
重量:約191g

 


洗剤や消毒用アルコールでそのまま洗浄できる


Kensington Pro Fit ウォッシャブルキーボード

ナンバーキー、Fキーなどを備えた6列レイアウトのフルキーボードです。IPX6と同等の耐水性があり、食べかすや飲み物をこぼしても、キレイに洗い流すことができます。また、キーボードを一つひとつ外す必要がなく、研磨剤不使用の洗剤、石けん、殺菌消毒剤、漂白剤、消毒用アルコールなどでそのまま洗浄することも可能です。

【詳細情報】
サイズ:約17×44.5×2.5cm
重量:約680g
カラー:ブラック・ホワイト

 


背面に水抜き穴があり、流水で丸洗いが可能!


BUFFALO 有線ウォッシャブル キーボード 丸洗い対応モデル BSKBU12BK

本体背面に水抜き穴があり、流水(水温50℃以下)での丸洗いが可能。長時間使用による隙間のホコリや、溜まってしまった食べカスも掃除でき、清潔に保てます。キートップの印字には、耐久性にすぐれたレーザー刻印を採用。文字が消えにくいため、長期間にわたって使用できるとのこと。キー数108キー、キーピッチ19mm、キーストローク3.5mmと、タイピングしやすく使い勝手の良いスタンダードなフルキーボードです。このほか、角度調整スタンドを装備しており、入力しやすい角度に調整できます。

【詳細情報】
サイズ:約445×151×21mm(突起物含まず)
重量:約560g

 

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最新技術のタイプライター!? レトロかわいいBluetoothキーボード「PENNA」

AJAX(アイアス)は、タイプライターをモチーフにしたレトロキーボード「PENNA」を発売しました。

 

メカニカルスイッチは、ドイツ・チェリー社製の押下圧50g(±15g)のMX BLUEを採用。タイプライターからインスピレーションを得てデザインされたレトロクロームキーキャップは、レトロキーキャップとメカニカルスイッチでの打鍵感で、タイプライターのような打ち応えと音を楽しめます。

 

本体左側の「マクロバー(MACRO BAR)」を使用して、「Enter」や「Backspace」など使用頻度の高いキーや文章を保存し入力することができます。

 

最大5台までのデバイスを接続して使用することができるマルチペアリング機能をサポート。接続したデバイスはキーを押して簡単に接続を切り替えられます。Bluetooth 4.2(BLE)を採用し、バッテリーの効率化と安定した接続が可能です。本体は単三アルカリ電池×2個で使用でき、約4か月間は電池交換不要です。

 

カラバリはピュアホワイト、ベビーピンク、オリーブグリーン、プレミアムブラック、スペシャルウッドの5種類で展開し、税込価格はスペシャルウッドが5万9400円、それ以外は3万3000円です。

 

SPEC●サイズ:W356×D195×H54mm ●重量:1.1kg ●使用可能デバイス長:267mm

「Razer」って敷居高ぇ! という人に朗報! お手頃価格のゲーミングキーボード「Razer Cynosa V2」が出る

Razerは高度なライティングエフェクトと優れたゲーム没入感が体感できるキーボード「Razer Cynosa V2(サイノーサ ブイツー)」を7月31日から販売。価格は6345円(税抜)で、英語配列・日本語配列の2種類を用意しています。

↑Razer Cynosa V2

 

同製品は、「Razer Synapse3 ソフトウェア」によってキーボードのカスタマイズ設定が可能。キー単位で異なるカラーで点灯させることができるバックライト機能「Razer Chroma テクノロジー」を搭載し、1680万色とエフェクトのコレクションから選択したキーボードのカスタマイズや、同機能対応のゲームをプレイしたときに反応するダイナミックなライティングエフェクトで、ゲームの没入感が深まります。また、キーごとにボタンの割り当ての変更や、マクロ機能の設定も行なえます。うんうん、こういうの1回やってみたかった人にいいですね〜。

 

メディアキーを搭載し、停止、再生、スキップ、さらに明るさから音量まであらゆる要素を調整でき、利便性にもこだわっています。

 

耐久性と防滴性に優れた設計で、ゲーミングセッションに白熱しすぎたり、飲み物をこぼしたりしても壊れにくい仕様です。また、ケーブルを整理して収納できる溝があり、キーボード背面の中央、左寄りまたは右寄りの3か所から配線を引き出せるので、デスク環境が整理できます。

 

Razerといえばハイエンドモデルのゲーミングデバイスを展開し“プロゲーマー御用達”というイメージだったのと、正直どれを選んでいいかわからないという人も多かったはず。お手頃価格で本格的なゲーミング体験が味わる意味で、「はじめてのRazer」にピッタリなアイテムでしょう!

飲み物をこぼしても大丈夫! 水洗い可能で衛生的な「ウォッシャブルキーボード」

アコ・ブランズ・ジャパンのKensingtonブランドは、洗浄剤などで洗うことができる「Pro Fit(R)ウォッシャブルキーボード」を、7月27日に発売しました。カラーリングはホワイトとブラックの2色、価格は税抜3300円です。

↑Pro Fit(R)ウォッシャブルキーボード。サイズはW445×D170×H25mm、重さは580g

 

同製品は、耐性のある薄い膜でキーボード内部の精密機器を覆うウォータープルーフ設計のため、キーをひとつずつ取り外さなくてもそのまま丸洗いできます。水に浸しても耐性があり、スプレークリーナーでのクリーニングの頻度を上げての掃除も可能です。

 

洗浄には研磨剤不使用の洗剤、石けん、多目的洗剤、殺菌消毒剤、漂白剤、消毒用アルコールなどが使用できます。

 

飲み物など液体をこぼしたときにもサッと洗えるのがうれしいですね。ネットカフェや教育機関、医療機関など、複数人が1つのキーボードを共有して使用する場面でも、手軽に洗って使えるので、衛生的です。なお、USBコネクターに耐水性はないので、ご注意ください。

 

世紀末かつ近未来ーーこんなキーボードがかつて存在しただろうか?

パソコンやスマホなどにおける文字の入力方法が変わりつつあります。従来は物理キーボードを打って文字や数字を入力していましたが、近年では、特にスマホにおいて仮想キーボードが主流となりました。そのうえ現在では音声入力が発展中。そんななかアメリカでは、また一つ新しいタイプのタイピング製品が誕生しました。指を動かすだけで文字が入力できる「TAP」です。今回は、キーボードをウェアラブルに進化させたこの斬新かつ近未来的なデバイスをご紹介します。

 

壁やテーブル、身体中がキーボード!

本製品は5つの輪がつながっている、まるでメリケンサックのようなストラップ型のウェアラブル端末です。そのシステムは、Bluetoothでスマホやパソコンなどのデバイスと接続し、指をタップすると、内蔵センサーがその指の動きを感知。これによって、文字が入力される仕組みです。

 

タイピングのみならずマウス機能も備えており、コンピューターを”TAPのみ”で操ることも可能。サイズはSmallとLargeがあり、自分に合ったサイズが選べます。上下をひっくり返せば右手でも左手でも使えます。TAPの購入はTAPホームページ、またはアマゾンから購入可能。本体とケースのセットで価格は179ドルです。

 

プロモーション動画では実際のタップする様子が写っており、壁やテーブル、膝や頭でテキストを入力していて、ただただ驚くばかりです。

ケースはスタイリッシュなデザインで、場所を取らず持ち運びも簡単。さらに、このケース自体が370mAhの充電機能を携え、最大64時間分の充電を行うことが可能(マイクロUSB経由で充電)。TAPは1回2時間の充電で最大8時間使うことができるので、持ち運び用の入力デバイスとしては十分のバッテリー量ではないでしょうか。

 

独自のタイピング方法

さて気になる入力方法ですが、当然これまでの入力とはまったく異なり、5本指を使ったタップの組み合わせで行うものです。

 

基本となる母音(AEIOU)は親指から小指までそれぞれの指に割り当てられ、親指で1度タップすれば「A」、人差し指なら「E」となります。子音は指の組み合わせで作るようになっていて、例えば、人差し指と中指を2本同時にタップすると「T」に。このようなやり方で26文字のアルファベットを入力することができます。

 

さらに、このタイピングを習得するための無料専用アプリ「TapGenius™」と「TapAloud」を使うと、平均1~2時間でこのタイピング方法を習得することができるそうです(現在はアルファベットのみの対応)。

TAPの可能性

現在、AppleのSiriやGoogle Assistant、AmazonのAlexaといった音声入力が徐々に普及してきています。アメリカでは、ヘッドセットで通話している人や音声でテキスト入力をしている人をよく見かけますが、個人的には、人前でスマホに話しかけるのはちょっと気が引けてしまいます。しかしTAPであれば、話しかける必要もキーボードのタイプ音もせず、静かに入力することができます。

 

また、片手で手のタップさえできればよいので、場所も使う人も関係なく、視覚や身体にハンディキャップがある方も使うことができるではないだろうかと筆者は感じました。

 

軽くてスタイリッシュな見た目はまさに近未来的な印象。大きなキーボードを持ち運ぶ必要もなく、スマホの小さなスクリーンキーボードを使わずとも、さらには、ベッドで寝そべり目をつぶったままでもテキストを送れるのが最大の魅力。音声入力とは違い、周囲に内容を知られることもなく安心です。現在は話題になっている程度ですが、近い将来、TAPも町なかでよく見かけるようになるかもしれません。

“指先舐め”は嫌われる! 使えば病みつきの書類めくりがサクサク進む指サック

【きだてたく文房具レビュー】カチカチガサガサ肌になりがちな冬場にありがたい文房具

 

いろいろと意見はあろうが、筆者にとって“冬場にありがたい文房具ナンバーワン”といえば、指サックだ(逆に、冬場にイヤな文房具のトップは金属軸のボールペン。冷たいから)。

 

体質なのか、とにかく冬の手荒れがひどく、指先なんか何度も皮が剥けた挙げ句に角質化してカチカチ。キーボードを打つのも憂鬱なぐらいである。で、そんな指のタイミングを見計らったかのように、3月発売予定の著書の校正紙が出版社から束でドカッと送られてきたのだが、こんなカサカサ・カチカチの指ではページをめくるだけでひと苦労。そこでお世話になるのが指サック、というワケなのだ。

 

この連載でも、以前に指サックのオススメを取り上げたことがある(その時も当時の著書の校正紙をめくるのにヒイヒイ言ってた)のだが、今回は先日発売されたばかりの「摩擦力2倍!」をうたう新製品を試してみたいと思う。

指先ペロリはもう古い! シールからクリームまで書類送りに便利な「進化系指サック」をレビュー!

↑プラス「メクリッコキャッチ」S・M・L 各4個入り 194円↑プラス「メクリッコキャッチ」S・M・L 各4個入り 194円

 

これまでの指サックといえば、シリコンやニトリルゴム製が基本だったが、プラスから発売された新しい指サック「メクリッコキャッチ」は、素材に摩擦力の高いソフトエラストマーを使用。「摩擦力2倍!」というキャッチは、このソフトエラストマーに由来しているようだ。

↑摩擦力2倍!とまでは分からなかったが、確かに軽い力でも紙に食いつくのは感じられた↑摩擦力2倍!とまでは分からなかったが、確かに軽い力でも紙に食いつくのは感じられた

 

実際に使ってみると、グリップ力は確かに強い。というか、軽く紙に触れた状態で指先を横に動かすと、そのまま紙がふわっとくっついて動く感じ。触れてさえいれば、ほぼ確実にサックの面が紙を捉えてくれるので、上滑りすることはほとんどなかった。

 

なにより良くできているなー、と感じたのが、この形状だ。立体形状になっており、横から見ると指の先端まで包むようになっているのが分かる。この形のおかげで、指の腹のどこで触れてもきちんとグリップするという安心感がある。

↑指先まで包み込むような立体形状で、指先までフルに使える↑指先まで包み込むような立体形状で、指先までフルに使える

 

実際、指の先端から腹まで指先全体を使ってめくり作業ができるというのは、かなり快適だった。

 

近年の流行である指輪のようなベルト型指サックだと、どうしても指の先を使った作業ができない。また、無意識にベルトの巻かれた部分だけを使おうとするので、指の動きがいささか不自由な感じになってしまう。

↑ベルト型は気軽に使えるが、指の腹しか作業領域がない↑ベルト型は気軽に使えるが、指の腹しか作業領域がない

 

じゃあ対して、昔ながらの指全体を包むようなタイプのサック型ならいいんじゃないかと思うが、こちらは指が蒸れて気持ち悪いのが難点だ(そもそも、それを解消するためにベルト型が登場したという経緯がある)。

↑ベルト型の普及でだいぶ見なくなったサック型。とにかく蒸れるので、長時間作業すると指がシワシワにふやける↑ベルト型の普及でだいぶ見なくなったサック型。とにかく蒸れるので、長時間作業すると指がシワシワにふやける

 

また、サイズにもよるがサック型は指の第一関節にまで干渉することがあり、これがまたなかなかに使い心地が悪いのだ。

↑第一関節に干渉しないよう、フチをえぐり込んだ形状。曲げ伸ばししても不快感はゼロ↑第一関節に干渉しないよう、フチをえぐり込んだ形状。曲げ伸ばししても不快感はゼロ

 

対してメクリッコキャッチは、根元がえぐれたような形になっており、関節の動きを邪魔しない。それに加えてサックの内側にも滑り止めのリブがついているため、指を曲げ伸ばししても、サックがズレたり回転したりないようになっている。形状が特殊なだけに、ズレ・回転があると不快だろうなと思っていたのだが、さすが、その辺りはきちんと解決されていた。

 

もちろん、爪側・腹側両方に通気穴があるので、試用中の1時間装着では蒸れるという感じもほとんどなかった。

↑通気穴に加えて、爪側が大きく開口しているので、爪を伸ばしていても装着できる。まさにリング型・サック型の「いいとこ取り」だ↑通気穴に加えて、爪側が大きく開口しているので、爪を伸ばしていても装着できる。まさにリング型・サック型の「いいとこ取り」だ

 

サイズはS・M・Lの3タイプ。どれが自分に合うか分からないという場合は、パッケージ裏面におよその指の目安が印刷されているので、そこに指を置いて判断してみて欲しい。

↑パッケージ裏のサイズ確認ゲージ。指を当ててみればだいたい合うかどうか判断できる↑パッケージ裏のサイズ確認ゲージ。指を当ててみればだいたい合うかどうか判断できる

 

 

筆者の指の太さはほぼ男性平均ぐらいだが、人差し指にはMサイズ、親指でLサイズがジャストフィット、という感じだった。素材的にはかなり弾力もあるので、厳密にきっちり合わせなくても問題はない。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。

レトロな見た目で超ハイスペック! 世界最大のクラウドファンディングで990%達成のキーボード

最近ではインテリアとしてしか見かけなくなったタイプライター。クラウドファンディングサイト「Makuake」では、レトロな雰囲気を残した“タイプライター風”のワイヤレスキーボードが支援を集めている。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより

 

世界最大のクラウドファンディングで990%達成の注目商品

今回登場したのは、タイプライター風の見た目にハイテク機能を詰めこんだELRTERONの「PENNA」キーボード。世界最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」と「Indiegogo」で目標金額の990%となる140万USドル(約1億7000万円)を調達したという。

 

キーボードにとっては命ともいえる「キー」は、「ダイヤモンド4軸キーキャップ」と「レトロクロームキーキャップ」の2種類から選ぶことができ、3年間の研究開発を経て生み出された「ダイヤモンド」の方は、どの角度から入力しても正確なタイピングが可能。「レトロクローム」は、よりタイプライターにちかいデザインのキーとなっている。

 

「タイプライターのキー叩く音好き」という声もあるように、見た目だけでなく打鍵感や音もタイプライターの魅力だが、ドイツチェリー社の「MX BLUE」というキートップを使うことで、「カタカタ」というあの音も見事に再現している。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより

 

機能性も抜群のハイテクレトロ

「このデザイン良いな」「めっちゃ可愛い! 色悩む」とタイプライター風の見た目が評判になっているが、「Bluetooth 4.2」に対応していたり、最大5台のマルチペアリングが可能だったりとスペックも充実。特に魅力的なのが、本体左についた「マクロバー」だ。

 

本当のタイプライターならこのバーで改行するのだが、「PENNA」の場合はエンター、バックスペースなどの使用頻度の高いキーや文章をこのバーで保存、呼び出しすることが可能。機能性も抜群で、「ハイテクレトロ素晴らしいな」との声も。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより

 

もちろんWindowsやアンドロイド、iOSなどすべてのOSをサポートしていて、Windows10以上でBluetoothに対応していればパソコンでも利用可能。150名限定の「超早割」なら1万4800円で「ダイヤモンドキートップ」バージョン、1万5800円で「レトロクロームキートップ」バージョンを手に入れることができる。

 

正式発売は2018年6月の予定だが、Makuakeで支援すれば4月にお届け予定。クラシック感のあるポーチが付いてくるコースもあるので、職場や外出先でオシャレにタイピングしよう。

出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより出典画像:「レトロな雰囲気。なのにデジタル。タイプライター風ワイヤレスキーボード『PENNA』」Makuakeより