旅行・レジャーと防災を両立! フェーズフリースーツケース「テオフィールド」に新色と大型サイズ追加

バッグ&ラゲージブランド「ace.」を展開するエースは、避難時の使用を想定したフェーズフリースーツケース「テオフィールド」の新型となる容量95Lの預け入れモデル、および各モデルに新色「オリーブドラブ」のラインナップを追加し、1月23日に販売開始しました。

 

記事のポイント

身のまわりにあるモノやサービスを、日常時と非常時のどちらでも役立てようという考え方が「フェーズフリー」。近年の防災意識の高まりもあって注目を集めていますが、本製品は防災用品の保管・旅行やレジャーのどちらでも使えるのが特徴。大きなスーツケースは旅行がなければ放置してしまいがちですが、こうした製品が1台あると便利に使えそうです。

 

テオフィールドは、旅行やアウトドアレジャーに加え、避難時の使用も想定したフェーズフリー仕様のスーツケース。従来は飛行機内への持込を想定した容量32Lモデル、預け入れを想定した64Lモデルの2製品を販売していましたが、今回新たに長期旅行に適した容量95Lの預け入れ最大サイズをラインナップに追加しています。

 

また、これまでのカラバリ「ブラック」「サファリベージュ」「レイクブルー」に加え、ミリタリーライクな新色「オリーブドラブ」も各モデルに用意しました。

↑新色の「オリーブドラブ」

 

通常のスーツケースと異なり、アウトドアシーンや避難所では外装が簡易机代わりになるようなデザインを採用。

 

アウトドアアイテムや防災用品といった、かさばる荷物を収納できる「フロントオープン(1気室収納)」と、旅行時のパッキングに便利な「センターオープン(2気室収納)」の2通りの開閉方法を選択可能です。

 

ケース外側には小物を取り付けられるスリット入りテープが付いているほか、キャスターは悪路にも強い大型60Φ双輪仕様となっています。下部には開閉時などに指をかけやすいアシストハンドル付き。

 

エース
テオフィールド
市場想定価格:3万7400円(税込)~

ペン40本は余裕! 大量の文房具を持ち歩ける母艦ペンケース2選

【きだてたく文房具レビュー】きれいに並べたい人と片付けられない人、どっちも来いのペンケース

人間は大きく2つに分けられる。整理する人と、整理しない人。人間は大きく2つに分けられる。文房具をいっぱい持ち歩きたい人と、ちょっとでいい人だ。

 

こんな雑な分類ならいくらでも分け続けられるのだが、ひとまずここで留めて、全人類を4分割としてみよう。セグメントとしては[整頓する/文房具いっぱい][整頓しない/文房具いっぱい][整頓する/文房具ちょっと][整頓しない/文房具ちょっと]となる。

 

この4セグで何が表せるのかというと、それはもう単純な話で、オススメなペンケースのタイプだ。特に最近は[文房具いっぱい]な人向けのペンケースが人気傾向なのだが、その中でも最大級……ペン40本以上収納可能という母艦クラスのものから[整頓する][整頓しない]の区分で、それぞれ面白いものを紹介したい。

 

[整頓する/文房具いっぱい]人向けペンケース

まず整頓系母艦ペンケースの最新版として紹介するのは、LIHIT LAB.(リヒトラブ)の「ブックタイプペンケース トリプル」。ペン2~3本収納のペンケースを優美なヨットだとすると、これはまさに空母や戦艦に例えられる巨大さである。

↑LIHIT LAB.「ブックタイプペンケース トリプル」1620円(税込・以下同)

 

製品名のトリプルというのは、全容量を3ポケットに分割しているという意味。ファスナーをすべて展開すると、本のページのようにポケットをめくって中の文房具を探すことができるというのが、“ブックタイプ”の所以だ。

↑3つの収納スペースが本のようにめくれる、ブックタイプ収納

 

ページにあたる面には、ペン用の固定バンドやメッシュポケットがついており、ここにきっちりと収めるようになっている。中央のジッパースペースはさらに内部に1枚の仕切り板が入っているため、収納可能ページは表紙・裏表紙を除けば総ページ数は8ページ。1ページにペンを5本ずつ差すだけでもう、40本収納はクリアだ。

 

↑筆記具がきれいに並んで収納できるので、見た目もスッキリ

 

さらに、一般的な直径10~12㎜程度のペンなら1ページに8本が入る設計になっているので、ペン40本どころか、それにプラスして定規やハサミ、消しゴム、カッター、A7サイズのメモ帳ぐらいは収納できるようになっている。

↑小物用の3段メッシュポケットは厚めのマチ付きなので、消しゴムやふせん、マスキングテープなどもスルッと気持ちよく入る

 

ページごとにきちんと文房具を仕分けて収納すれば、先にも述べたとおりページをめくるように文房具を探せる閲覧性がブックタイプのポイント。大量の文房具が入る母艦ペンケースは、この閲覧性の高さこそが、使いやすさの最も重要な要素と言えるだろう。

 

↑筆記具45本+ハサミ、カッターナイフ、定規、消しゴム、マステなどなど。普通のペンケース3つ分ぐらいは余裕で飲み込む収納力!

 

ただし、もちろん使う側も「ここはカラーペンのページ」「ここはレギュラー筆記具のページ」ときちんと分類整理し、ひとつひとつ固定バンドやポケットに収める能力が必要だ。

 

そこさえきちんとできていれば、ブックタイプは大量の文房具をピシッときれいに揃えて持ち運ぶことができ、必要な文房具がすぐに取り出せる、最強の母艦ペンケースだと言えるだろう。

 

[整頓しない/文房具いっぱい]人向けペンケース

対して、整頓しない系のオススメは、クラックス「トレーBOXペンケース」。ブックタイプが使う人を選ぶペンケースとすると、こちらは全く人を選ばない。どんなガサツな人間でも大量の文房具が持ち運べる母艦ペンケースだ。

↑クラックス「トレーBOXペンケース」1382円

 

一見すると、サイズは少し大きめだがごく普通のポーチ型ペンケース。実際、ファスナーを開けて中の文房具を出し入れしているだけなら、機能的にも単なるポーチに過ぎない。

 

ちなみに容量的には、ペンだけ入れるなら40~45本ぐらい。ハサミや定規、消しゴムを含めてペン30本ちょっと、というのが実戦的な運用レベルといったところだろう。

↑内張りは明るいカラーなので、ファスナーを開けただけでも内部は比較的見やすい

 

さて、このペンケースのミソとなるのは、本体側面についたスナップ留めのポケット(の、ようなもの)部分である。プチプチとスナップをはずしてポケットを開けようとすると、予想をはるかに超えて大きくガバーッ!!と広がるのだ。

 

まるで深海魚の口のように大きく開くこの部分は、ポケットのようでポケットでない。実はポーチの中に素通しで直接アクセスできる、第二の開口部なのである。

↑側面をガバーッと開くと、中が一気に見渡せるペントレーに変身!

 

つまり、この開口部がガバーッと広がることで、大容量のポーチから一転、中身が見渡せるペントレーに早変わり、という仕組み。

 

ポーチ側からトレー底部に文房具をザラリと広げると、その重量でトレーが展開したまま安定する。トレーの側面フチは深めになっているので、広げた文房具が外にこぼれることもない。

 

↑筆記具33本+コンパクトなハサミ、カッターナイフ、定規など。これだけのものがサッと選んで取り出せるのは便利すぎ

 

トレー形態の何がいいかって、もちろんその閲覧性の高さだ。これだけ大きなポーチであれば中から必要な物を探して取り出すのもちょっと大変だが、トレーに広げてあればそれもたやすい。机が狭い場合はそのままポーチとして使い、広げられる場所があればガバーッ!と開けちゃってトレーとして使う。そういう両刀使いができるのはかなり便利だ。

 

なにより、ブックタイプのように整理収納を心がけなくても使えるのは、大雑把[整頓しない/文房具いっぱい]人間にとってはかなりありがたい。雑にポンポンと文房具を放り込んであっても、使いたいものが素早く取り出せるというのは、まぁ想像を超えた使いやすさなのである。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。近著にブング・ジャムのメンバーとして参画した『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。

iPad miniのケースっていいのがないんだよな派に朗報! カーボンレザーを使った上質な別注品が登場中

「カーボンレザー」シリーズでおなじみのノイインテレッセから新作が登場!タブレットPC用のキャリングケースです。イタリア製カーボンレザーのクールかつシンプルなルックスながら、出張や旅行などで使いやすい機能が多彩に盛り込まれています。

 

コンパクトサイズで携行性能バツグン!

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ノイインテレッセ
カーボンレザー iPadケース

1万8360円(送料無料)

iPad miniサイズのタブレットPCを収納できる、ラウンドファスナータイプのキャリングケース。開くと2段階で角度を切り替えられるスタンドがあり、タブレットPCを立てかけて使用できます。適度なマチがあり、Bluetoothキーボードなども収納可能です。見やすい小物用メッシュポケットや、SIMカード収納ケースも搭載します。●サイズ:W230×H160×D20mm丸質量:298g

 

動画鑑賞&キーボード収納に対応するマルチケース

持ち運びやすさで、iPad miniやそれと同等サイズの小さめのタブレットPCを使う方も多いのでは。普段使いはもちろんですが、特に出張や旅行ではそのコンパクトさが真価を発揮。飛行機や新幹線の狭いテーブルでも作業や動画鑑賞ができるので、移動の時間を有効に使えます。

 

こうした小さめタブレットPCの使用を想定したのが、今回紹介するラウンドファスナー式のキャリングケースです。持ち運び時は、タブレットを中のスライドポケットにしまい、衝撃から保護。使用時は2段階で角度調整できるスタンドに立てて使用します。

 

また海外でSIMフリー端末を使用することも想定し、各種サイズのSIMカードを収納できるソフトケースも付属しました。外装にはイタリア・キオリーノ社製のカーボンレザー「ファイバーキュア」を使用。ステアリングなどクルマの内装素材に使用され、汗などの水気に強く、耐久性や耐光性にも優れるハイブリッドレザーです。シックなデザインに仕上がっており、ビジネスの装いでも使いやすいです。

 

手がけたのは、大人のモダン・モータースタイルと機能美を追求するノイインテレッセです。様々な形のケースを試して研究し、ストレスとなるポイントをひとつずつ解消。その結果、シンプルながらも最も使いやすい形に到達しました。

 

 

【素材解説】

スポーツカーの内装で使用されるイタリア製の高耐久カーボンレザー

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イタリア・キオリーノ社製の、ステアリングやシフトノブに採用されている素材「ファイバーキュア」。牛床革の表面に極薄のカーボンパターンフィルムをラミネートしており、耐摩耗性や耐水性に優れ、汚れなども目立ちにくいです。今回はカーボンらしさを表現する平織りパターンの柄を採用しました。

 

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スタンドを兼ねた仕切りは、表面は滑り止めを施したウレタンパッドです。裏側は収納時にタブレットPCの画面が触れることを想定し、レッドの起毛素材を採用しています。

 

【ディテール解説】

普段使いから海外出張まで様々な用途に対応する細部の作り込み

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もともとこの企画は、国内外の出張が多く、移動時にiPad miniを持ち歩いているスタッフの要望から生まれたものです。当初は筆記具やパスポート、チケットなどが入るオーガナイザーとしての機能も考えていました。そこから必要な機能だけに絞り込み、タブレットPCのキャリングケースとして研ぎ澄ませていきました。

 

【ディテール解説01=赤のストッパー】

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タブレットPCを立てかける台となる仕切りを、前後赤いストッパーに噛ませることで固定。口巻き部分も滑り止め素材が使われています。環境に合わせて前後2段階の角度調整できます。

 

【ディテール解説02=スペース効率】

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前部ストッパーに入れた状態では、モバイルバッテリーを空間に差し込み、充電しながらの利用も可能。キャリングケースでありながら、様々なシチュエーションで使いやすいです!

 

【ディテール解説03=収納力】

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収納時は仕切りの下にタブレットを差し込み、上に仕切りをかぶせる形で収納します。衝撃が吸収されるほか、Bluetoothキーボードや折り畳んだ書類を収納しても、画面に干渉しません。

 

【ディテール解説04=SIMカード専用ケース】

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SIMフリー端末を使っている場合に、海外で購入したプリペイドSIMとの入れ替えが発生します。小さく失くしやすいSIMカードを大切に守るため、各種サイズが入る専用ケースを搭載しました。

 

【ホン モノ ケイカクとは】

別注品を販売するオンラインショップ。初回分は毎回少数ロットしか作らないため、欲しい商品は早めにチェック!

https://hon-mono-keikaku.com/