ディスプレーは”Mini LED+量子ドット”の時代に。ゲーム以外も1台でカバーするTCL「27R73Q」「27R83U」の魅力とは?

Sponsored by 株式会社TCL JAPAN ELECTRONICS

 

PCやゲームの映像を映すために欠かせないものと言えば、液晶ディスプレーです。

 

昨今は「4K」や「HDR」もすっかり市場に定着し、そのぶん高解像度・高機能なモデルの価格がこなれてきたことで、一昔前に比べれば高い品質の製品をずいぶん購入しやすくなってきています。一方で、そうそう頻繁に買い替えるものでもないため、「高解像度なHDRディスプレーが欲しい」と思いつつ先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか?

 

12月2日に発売となったTCLの27型WQHDゲーミングディスプレー「27R73Q」および4Kディスプレー「27R83U」は、そういったユーザーにとって魅力的な選択肢と言えるかもしれません。どちらも最新のトレンドである「Mini LED+量子ドット」のリッチな液晶パネルを採用しつつ、ゲーム向けの高リフレッシュレート対応、高コントラスト比と高色域による映像美といった要素を盛り込んだ意欲的なモデルに仕上がっています。

 

本来の用途であるハイスペックなゲーミングディスプレーとしてはもちろん、やや大きめなモデルということもあり、「1台でゲームや映像鑑賞、コンテンツ制作などあらゆる用途に使いたい」という人にもうってつけでしょう。この記事では、そんな27R73Qおよび27R83Uの製品スペックや機能、使用感やそれぞれのモデルの違いなどを紹介していきます。年末年始にディスプレーの買い替えを検討している方の参考になれば幸いです。

 

 

トレンドの”Mini LED+量子ドット”で「明るく色彩豊かな映像美」を実現

↑上位モデルの「27R83U」。近年のトレンドであるMini LED+量子ドットの組み合わせで4K・160Hz駆動を実現した高性能・高機能ぶりが魅力

 

27R73Qと27R83Uは細かな仕様こそ違いますが、どちらも先に述べたように「Mini LED」と「量子ドット」技術を組み合わせた液晶パネルを採用しており、一般的なディスプレーに比べて非常に高いコントラスト比や広い色域を実現しているのが大きな特徴です。

 

どちらも聞いたことがない……という人もまだまだ多いとは思いますが、噛み砕いて表現すると「映像の明るい部分と暗い部分をどちらも際立たせて表現力を上げる」のがMini LED技術、「より鮮やかで細かいニュアンスのカラーを再現できる」のが量子ドット技術です。それぞれの技術は個々に利用されることもありますが、ここ数年はこれら2つの技術をどちらも採用するのが、高級テレビやディスプレーの鉄板となりつつあります。

↑超小型のLEDチップを高密度に直下型バックライトへ敷き詰め、エリア別に駆動させることでコントラスト比を高めているのがMini LED搭載ディスプレーの特徴

 

液晶バックライトに高密度な超小型LEDを使用することで、明暗のコントラストなど明るさの表現を強化しているのがMini LED搭載ディスプレーです。暗い部分はより暗く、明るい部分をより明るく見せることで、映像の表現力は各段に高まると言えます。最新のハイエンド製品は、バックライトの制御を複数のエリアごとに分けてきめ細かくコントロールする「ローカルディミング」のエリアを1000以上に細分化し、さらに鮮やかなコントラストや省電力化を実現しているのも見どころです。

↑量子ドット技術を採用した液晶パネルは色再現性が高く、その鮮やかな表現力には一見の価値アリ

 

一方、バックライトと液晶パネルの間に量子ドット製のシートを挟むことで、高純度の色再現性を実現しているのが量子ドット技術です。一般的なディスプレーよりも鮮やかな赤・緑・青の再現が可能になり、細かなニュアンスのカラーも表示できます。先に説明したMini LEDと組み合わせることで、結果としてコントラスト・色再現性がどちらも高く、表現力の優れたディスプレーが生まれるわけです。

 

さて、実際に27R73Qと27R83Uに共通するスペックを確認してみましょう。

↑2製品とも「VESA DisplayHDR 1400」認証を取得した最高峰の明るさが特徴。当然、HDRコンテンツも高い精度で視聴できる

 

どちらも画面のピーク輝度は1400nitsで、コントラスト比は27R73Qが2500:1、27R83Uが3300:1。また、HDR規格の最高峰である「VESA DisplayHDR 1400」認証を取得済みです。一般的なディスプレーのピーク輝度が300~400nits程度であることを思えば、4倍以上の凄まじい明るさであることが分かります。特に映画やゲームなどの美麗な映像コンテンツを楽しみたい場合、画面のコントラスト比の高さによる鮮烈な印象を楽しめるでしょう。

 

色の再現性の豊かさを表す色域はDCI-P3 95%、s-RGB 99%をカバー。加えてどちらも色差ΔEは2以下と、高いポテンシャルを備えています。基本的にはゲーミングディスプレーなのですが、キャリブレーションを行ってデジタルカメラで撮影したRAW画像を現像する、あるいは動画のカラーグレーディングなど、クリエイティブな用途で活用するのもアリだと思います。

↑ディスプレースタンドは高さ調整や上下左右回転に対応。縦画面でも使える

 

↑ディスプレーのパネル側面には引き出し式のヘッドフォンフックを用意。この辺はゲーミング製品らしい気配りだ

 

ちなみに、スピーカーや接続端子を除いた筐体デザインは27R73Qと27R83Uでほとんど同一です。本体寸法は約524×613×291.5mm(スタンド含む)、重量は約7.25kg(スタンド含む)。多機能スタンドにより高さ・上下左右回転なども可能なので、縦画面での利用など、フレキシブルに使っていけるでしょう。ただしスタンドの足部分はやや大きめなので、設置の際には干渉しないよう注意が必要かもしれません。場合によっては別途モニターアームを用意して運用してもよさそうです。

↑スタンド部分とパネル背面にはLEDが発光する「ライトウィング」を搭載

 

FPSシューターなど、競技性の高いゲームには27R73Qがオススメ

↑WQHD解像度、最大リフレッシュレート240Hzの「27R73Q」

 

ここからは、モデルごとの特徴を見ていきましょう。まずは解像度WQHD(2560×1440ドット)のパネルを採用する27R73Qから。本製品は上位機種に比べ解像度が抑えられているかわりに、最大リフレッシュレートが240Hz(1秒間に240回画面を更新する)と非常に高いのがポイントです。

 

ゲーミングPCや一部の高性能ゲーム機は、高いグラフィックス性能によってフレームレート60fps(1秒間に60回の画面描画)を上回るなめらかな描画が可能ですが、これをしっかり表示するためには、ディスプレー側のリフレッシュレートも60Hzを超えている必要があります。簡単に言うと、27R73Qであれば最大240fps前後の超高速描画に耐えられるわけです。

 

一般的には120Hz以上のリフレッシュレートを備えるディスプレーがゲーミング向けとされることを考えれば、本製品は十分すぎるスペックを備えています。また、表示遅延に関わる中間色応答速度は1msと、こちらも非常に高速です。フレームレートとリフレッシュレートのズレによって生まれる画面のチラつきやカクつきを抑えるAdaptive Sync(FreeSync Premium)技術にも対応しており、コアゲーマーでも満足できる機能はひととおり揃っていると言っていいでしょう。

↑応答速度が高く、残像感のない表示は魅力的

 

すでに述べている通り用途を問わないモデルではありますが、特におすすめするのであれば、「Apex Legends」や「フォートナイト」「VALORANT」などのFPSゲームや「リーグ・オブ・レジェンド」のようなMOBA系タイトルなど、ゲームスピードが速く一瞬の判断力が求められる競技性の高いタイトルをプレイするゲーマーです。高いリフレッシュレートや応答速度の恩恵を最大限に受けられるので、「しっかりしたゲーム向けディスプレーが1枚欲しいけど、他の用途にも使いたい」「ディスプレーを使い分けるのは面倒」という人にはよくマッチするでしょう。

 

実際に使用してみた感想としては、とにかく最大ピーク時の明るさ、色の鮮やかさが非常に印象的でした。通常のディスプレーでは考えられないほど明るく、暗い部分の黒もよく締まっているので、リッチな映像コンテンツを視聴した時の迫力は凄まじいです。

 

反面、常にピーク輝度で利用すると目が痛いほどなので、普段インターネットを閲覧する際などはピクチャーモードを変えて少し輝度を落とし、ゲームや映像コンテンツの閲覧の際はそれに合わせて輝度を高めるなど、使い方を工夫するといいかもしれません。いずれにせよ、調整の幅が広いというのは歓迎すべきことだと思います。また、画面サイズがやや大きめの27インチということもあって、目と画面の距離は少し離したほうがよいように感じました。近づきすぎると目が疲れるのが早くなりそうです。

 

PCゲームに関して言えば、リフレッシュレートや応答速度にも不満はありませんでした。残像や逆残像も使用した範囲では感じられなかったこともあり、キビキビ動く鮮やかな映像を存分に楽しめるのはかなり満足感が高いです。ひたすらFPS系ゲームを遊ぶのも良いのですが、それだけに使うにはもったいないほどのスペックなので、景色の美しさが魅力のオープンワールドタイトルなどもじっくり遊んでみるといいかもしれません。

↑27R73Qの背面インターフェース。3系統の映像端子とオーディオ端子1つのシンプルな構成

 

一方、画面クオリティー以外の部分では、接続インターフェースなどに少し注意が必要です。映像入力ポートはHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4の計3系統で、その他オーディオ端子は1つのみ。上位機種の27R83Uと異なりType-Cポートは用意されておらず、そもそもUSBポートがないため、接続したキーボードやマウスを使いまわせるKVM機能にも対応していません。また、スピーカーを内蔵していないのもユーザーの環境によってはマイナスでしょう。逆に言えば、こうした足回りがあまり気にならないようであれば、不満なく使っていけるのではないでしょうか。

 

実売価格は8万9800円前後で、Mini LED+量子ドット採用のディスプレーとしてはなかなかのコスパです。1台でゲームもクリエイティブも任せられるので、「とりあえず本製品を最初の1台として導入する」、あるいは「今所持しているディスプレーにプラスしてゲーム・コンテンツ視聴・クリエイティブ用にする」といった使い方が考えられます。個人的にはどちらのパターンもおすすめです。

 

 

映像美と汎用性にこだわるなら4K解像度の27R83Uを選びたい

↑4K解像度、最大リフレッシュレート160Hzの「27R83U」

 

解像度4K(3840×2160ドット)のパネルを採用する27R83Uに関しても、基本的な魅力は27R73Qと似通っていますが、こちらはより高解像度の液晶パネルによるさらに素晴らしい映像美が特徴と言えます。4Kコンテンツの精緻なディティールを、強烈なコントラストとカラーで堪能する体験は圧巻の一言です。4K映像を余すところなくリッチに視聴したい、4Kの鮮やかな画面でゲームを楽しみたい場合は27R83Uを選ぶべきでしょう。

 

最大リフレッシュレートは160Hzと、27R73Qよりやや低めですが、そもそも4K解像度でフレームレート160fpsのパフォーマンスを発揮するには相当なハイスペックPCが必要になるため、問題になる場面は少ないかもしれません。160Hzも十分滑らかな描画ができますし、応答速度は変わらず1ms、色再現性も同等なので、映像面では解像度が上がった以外の印象はそこまで変わらないと言えます。

↑27R83Uのインターフェース。映像端子は27R73Qと同様だが、90WのUSB-CポートとKVM対応のUSB-Aポート2つを用意。汎用性ではこちらが優れている

 

↑デスクトップPCとノートPCで、ディスプレーに繋げたキーボードとマウスを共有できるのがKVM機能。PCを併用している人にとっては嬉しい

 

一方、機能面では3W×2のスピーカーを内蔵しており、本体だけでもサウンドを鳴らすことが可能です。とは言え、さすがに映像のクオリティーの高さに釣り合うほどの高音質かと言うと微妙なところなので、ゲームや映画などをじっくり楽しむなら別途スピーカーやヘッドフォンなどを用意するといいでしょう。

 

また、インターフェースは入力端子こそHDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4の計3系統と変わりませんが、90W PD対応のUSB-Cポートを採用しているのが大きなポイントと言えます。ケーブル1本でノートPCの映像出力や充電、データ転送が可能なので、ノートPCを頻繁に接続したいという方にもおすすめです。加えて2つのUSB-Aポートにキーボードやマウスを接続しておけば、KVM機能によりデスクトップPCとノートPCで操作デバイスを簡単に切り替えられます。こちらも最近は搭載機種が増えてきていますが、便利なので積極的に活用していくといいでしょう。

 

総じて、4K対応による映像の美しさに加え、インターフェースの充実による汎用性の高さでさらに用途を選ばず活用しやすい点が、27R83Uの真骨頂と言えます。実売価格は10万8000円前後と2ケタ万円の大台に乗りますが、やはり同クラス製品と比較するとコスパは良好です。

 

 

長く使える高性能・高機能ディスプレー

今回紹介した27R73Qと27R83Uは、どちらも高性能・高機能を実現した良コスパなゲーミングディスプレーです。ここまで見てきたように、ゲーミングディスプレーでありながらその他の用途で使う際も魅力的なスペックを備えており、長く付き合っていける1台と言っていいでしょう。年末年始にディスプレーの新調や買い替えを考えている方、いかがでしょうか。

 

撮影/鈴木謙介

「手がかじかんで負けた…」とならないために! ゲーマーのためのヒーター手袋「ゲーミングてぽっか」発売

サンコーは、ストレッチ素材と指なし形状で操作がしやすいゲーマーのためのヒーター手袋「ゲーミングてぽっか」を発売。

 

指先が出せるので細かい操作を邪魔しない!

本製品はUSB給電式で、手首のボタン部にUSB差込口に付属のケーブル差し込み、モバイルバッテリーなどにつなげればOK。電源ボタンを押して電源を入れれば手袋に搭載されたヒーター部分が発熱して手を温めます。

 

温度は3段階切り替え可能(高約50度、中約45度、低約40度)。ストレッチ素材を採用し指先部分を出せるので、ゲームなどの細かい操作も邪魔しません。ヒーターは指の部分まで搭載しているので、指先まで温めます。指先部分が出ているのでスマホ操作もそのまま可能です。取り外し用の指フックがあるので、外したいときもすぐに外せます。

 

ゲーム操作時に手が寒い。手袋をすると細かい操作ができない。そんな方におすすめなのが「ゲーミングてぽっか」なのです。

 

<製品特長>

■ヒーターを搭載したあったか手袋
■指先まであるヒーターであったかい
■USBだからモバイルバッテリーで屋外でも使える
■最大約50度、三段階の温度調整機能付き
■伸縮性のある素材を採用
■指出し手袋だから細かい操作やスマホ操作が可能

 

ゲーミングてぽっか

販売価格: 2980円 (税込)

ゲーム好きとオーディオ好きは見逃せない! ハイセンスの液晶テレビ「E7N/E7N PRO」シリーズ発売

ハイセンスは、ゲーム好きとオーディオ好きのために特別な設計を施した「E7N」と「E7N PRO」シリーズを発表しました。実売価格は税込で「E7N」が10万8000円(43V型)~15万8000円(65V型)。「E7N PRO」は14万8000円(55V型)~22万8000円(75V型)。

 

低遅延でゲームが快適に楽しめる

ハイセンス E7NとE7N PROは、ゲーム好きのための機能を備えています。E7N両シリーズは144Hzの高リフレッシュレートを搭載しており、従来の120Hzよりもさらに滑らかな映像表現を実現し、最新のゲームでリアルで没入感のあるダイナミックな効果を楽しむことができます。

 

ゲームモード ProはHDMI 2.1をサポートしており、4K 144Hz入力デバイスでわずか0.83ミリ秒の超低遅延を実現し、FPSやアクションゲームも快適に楽しめます。

 

さらに、E7N両シリーズはゲームプレイ用の新しいメニューを搭載。プレイヤーはいつでもリフレッシュレート、HDR、VRRの状態を確認できます。ゲームメニューはプレイヤーが画面の暗い部分を強調するのを助け、さらにFPSゲーム用の「照準表示」機能を搭載し、プレイヤーのゲーム体験をサポートするといいます。

E7N両シリーズは量子ドット技術を採用し、より高い純度の色彩を実現。特に緑と赤の表現力が向上し、自然で鮮やかな画面を実現するとのこと。さらに、クリアモーション機能の搭載により、スポーツやアクションシーンを滑らかに展開できます。

 

E7N PRO は、ハイセンスローカルディミング Pro 技術によってエリアを分割し、精密に制御することで、直下型 Mini LED バックライトを制御。暗部と明部のコントラストをより鮮明にし、映像の深みを大幅に向上するといいます。

 

「Dolby Atmos」に対応し、立体サウンドを実現

ハイセンス E7N両シリーズは「Dolby Atmos」技術に対応しており、家庭でも映画のような立体サウンドを体験できます。重低音サウンドシステムが40Wの迫力ある立体サウンドを実現。先進のEilex技術を導入し、クリアな音質や、部屋の環境に適したサウンドを自動設定する機能を提供し、視聴者に快適な視聴環境を作り出します。

↑部屋の環境に適したサウンドを自動設定

また、E7N両シリーズは、動画ストリーミングサービスとの互換性を強化。iPhoneやAndroidスマートフォンと簡単に接続でき、画面共有機能を通じて、ユーザーは大画面でスマートフォンの写真や動画を楽しむことが可能。さらに、Bluetooth機能に対応しており、ユーザーはワイヤレスヘッドフォンを使用して、夜間視聴時に周囲の人を気にせずに楽しめるといいます。Amazon AlexaやApple HomeKitにも対応しており、ユーザーは音声操作でテレビを操作したり検索したりすることができます。

 

ハイセンス「E7N PRO

ハイセンス「E7N

 

“勝つための機能”を満載! MLA搭載で輝度30%アップを果たしたLGの有機ELゲーミングモニター

LGエレクトロニクス・ジャパンは、有機ELを採用したゲーミングモニター「LG UltraGear OLED」シリーズの新モデルとして、31.5インチ4K解像度の「32GS95UV-B(ブラック)」と「32GS95UV-W(ホワイト※販売店限定モデル)」を、2024年10月下旬より順次発売します。

2023年モデルより30%輝度が向上

「マイクロレンズアレイ(MLA)」を採用し、従来から輝度が30%(※1)向上した有機ELを採用。ピーク輝度1300cd/㎡(APL 1.5% 標準値)を超える高輝度と、有機ELならではの黒表現によって、余裕のある輝度幅が、より繊細な色表現を可能にし、極めてナチュラルで鮮烈な映像を提供。また、ディスプレイ業界の標準化団体VESAが策定した「DisplayHDR True Black 400」の認証を取得。

※1 当社の2023年モデルとの標準値(全白時)での比較。

 

有機ELのもうひとつのメリット

高速なゲームプレイにおいて、モーションブラー(にじみ)の少ないクッキリした映像は重要な要素です。今回の2モデルは、自発光である有機ELの強みである、0.03ms(GTG)の応答速度を実現。1フレームで約0.0042秒もの高速表示を求められる240Hzのリフレッシュレートでも、よりくっきりとした映像を表示し、その高速さは、VESAが新たに策定した応答速度に関する基準で、最上位ランク(※2)となる「VESA ClearMR 13000」の取得によっても証明されています。

※2: 2024年9月現在。

 

「VESA Dual Mode」の新機能によって、美しいグラフィック重視のRPGやMMOは4K(3840×2160)@240Hzで表示して世界観を堪能し、速度重視のFPSやスポーツゲームならフルHD(1920×1080)@480Hzの高速表示といったようにゲームの目的や世界観に合わせて、解像度とリフレッシュレートを切り替えることができます。また、表示全体を一目で視認したいタイトルの場合、フルHD解像度なら、全画面または27インチや24インチの表示サイズに切り換えることができます。

 

充実した勝つためのゲーミング機能

遅延を最小限に抑えるDASモードによって、一瞬の遅延が勝敗をわける高速なゲームにも威力を発揮。さらに、ティアリング(画面のズレ)や、スタッタリング(カクつき)を抑える「AMD FreeSync Premium Proテクノロジー」と、「NVIDIA G-SYNC Compatible」に両対応。HDMIも、VRR(可変リフレッシュレート)に対応しているため、表示エラーを抑えながら、よりリアリティあふれる映像で、最新のコンソールゲームを楽しめます。

 

その他、暗いシーンや暗部に隠れるターゲットを見つけやすくする「ブラックスタビライザー」や、ゲームのフレームレートを表示させる「FPSカウンター」、画面中心に十字マークを表示させる「クロスヘア」など様々なゲーミング機能を搭載しています。

 

ゲーム世界を美しく

明るさの幅が広いHDR対応のゲームなら、従来であれば「黒つぶれ」、「白つぶれ」するような映像も繊細に表示することで、ゲームをよりリアルに体験できます。また、一般的に多く使用される色空間「sRGB」よりも広色域なデジタルシネマ規格「DCI-P3」を98.5%(標準値)カバーし、より忠実で細やかな色合いの表示を可能に。さらに、有機ELならではの美しい映像表示を継続的に正しい色合いで表示できるようハードウェアキャリブレーション(※3)にも対応します。

※3 別売りのキャリブレーションセンサーが必要です。

 

ゲーム世界の魅力を音響でも

ヘッドホン出力は4極ミニプラグになっており、マイク入力にも対応し、ヘッドセットでボイスチャットが可能です。また、ヘッドホンでも立体的な音響を実現する「DTS Headphone:X」に対応。ヘッドセットやイヤホンで、その場にいるような音響を体験でき、ターゲットの位置を耳で把握することもできます。

※ 音響機器、イヤホン、ヘッドホンは別売です。

 

快適なゲーム環境を

画面は反射を抑えるアンチグレアを採用。一般的な液晶のアンチグレアとは異なり、偏光子を使用することで、有機ELの黒再現力を極力まで守りつつ、蛍光灯や太陽光などの光源の映り込みを抑えます。また、ゲーム画面や音響に合わせて光る、背面のアンビエントライトがゲームへの没入感や興奮を引き立たせます。

 

「Live Color Low Blue Light」は、ほぼ正確な色合いでブルーライトを抑える機能。ユーザーの設定は必要なく、視聴している美しい画面のままで、ブルーライトが抑えられるとのこと。また、スタンドは左右のスイベル、高さ調整、チルト角の調整に対応し、正しい姿勢でゲームを楽しむことができます。

 

32GS95UV-B
実売予想価格23万円前後

32GS95UB-W ※販売店限定モデル
実売予想価格23万円前後

PC向けゲームをごろ寝スマホで楽しみたいなら「Backbone One」がオススメ

スマホでゲームを遊べるクラウドゲームを知っていますか? 負荷の高いPC向けの本格ゲームを、月額制のサブスクリプション形式で気軽に遊べるサービスです。「Xbox Game Pass」や「GeForce NOW」が一般的でしょう。またPlayStation 5のような最新ハードでは、ゲームをスマホに転送して遊べるゲームストリーミングというサービスも登場しています。

↑今回はスマホで使えるゲームコントローラー「Backbone One」を紹介します。写真はPlayStationコラボデザインモデル

 

このクラウドゲーム、さまざまなゲームを遊べるのは良いのですが、ゲームコントローラーを用意しないといけない不便さがありました。もちろんスマホ上に仮想コントローラーを表示できるものの、操作性は専用コントローラーに及びません。仮想コントローラーは、画面のどの位置に操作エリアがあるのかを把握する必要があるため、操作が複雑になりがち。加えて画面上をタッチするので、操作するときに手で画面を隠してしまうという弱点もあります。

 

そこで家庭用ゲーム向けのコントローラーを用意することになるのですが、そうするとテーブルにスタンドを立ててそこにスマホを横置きして、コントローラーでガッツリ遊ぶような感じに。これではテレビで遊ぶのと変わらないではありませんか……。

↑スマホスタンドとコントローラーを用意して、椅子に座って正しい姿勢でリモートプレイ。これならテレビの前で遊びたいな……という気分になります

 

ごろ寝ゲームを叶える「Backbone One」

要するにごろ寝しながらまったりと、でもしっかりゲームを遊びたいわけです。その願望を叶えてくれるアイテムが登場しました。スマホ専用の外付けコントローラー「Backbone One」です。米Backboneが製造する2世代目のコントローラーで、ソースネクストが販売代理店となり国内の量販店で購入できるようになりました。

 

Backbone Oneは、スマートフォンのUSB端子と接続できる有線コントローラーです。その特徴は、伸び縮みすること。小さいスマホから大きいスマホまでカシャッと伸ばしてフィットします。端子のタイプはUSB Type-CとLightningの2種類をラインナップします。

↑スマホを挟んでいない状態

 

↑中央のバーが伸びてスマホを挟み込みます。6インチ以上の大きなスマホにもピッタリフィット

 

カラーはホワイトとブラックを展開。ホワイトはPlayStationとのコラボデザインで、DualSenseのような○×□△ボタンを備えています。ちなみにカラーによる機能の違いはありません。

 

家庭用ゲーム機と遜色ないキー配置

ボタン配置は現代的な家庭用ゲーム機のコントローラーと共通しています。ABXYボタン(○×□△ボタン)、右下のRスティック、左上のLスティック、左下の十字キー。左右の肩にR1/R2、L1/L2キーという構成。スクリーンショット撮影ボタンもあります。

↑PlayStationコラボのホワイトはキー天面が○×□△ボタンの印字。機能は通常モデルと変わりません

 

↑天面にはR1/R2、L1/L2キーを配置

 

グリップの膨らみは柔らかめで、スマホ本体の重さも加わって安定した握り心地を実現しています。重量バランスとグリップ感はNintendo Switch Liteが最も近いと感じました。語弊のある表現かもしれませんが、「スマホをNintendo Switch Liteみたいなゲームデバイスにするコントローラー」と言えます。

↑左側に3.5mmイヤホンジャック、右側に給電用のUSB Type-C端子を装備。充電しながら遊べます。さらに、スマホなしでゲーム機などに接続して有線コントローラーとしても使えます

 

自由な姿勢で楽しめるからクラウドゲームとの相性が抜群

改めて、クラウドゲームやゲームストリーミングサービスとの相性が抜群なのが、このBackbone Oneの最大の魅力です。実際に使ってみて、ゲームの楽しみ方が大きく変わったんです。

 

筆者の場合、PlayStation 5のリモートプレイ機能を使って『信長の野望 新生』をプレイしていますが、これが想像以上に快適でした。ベッドに寝転がりながら、本格的な歴史シミュレーションゲームをスマホでプレイするにあたり、最初は「画面が小さいスマホでまともに遊べるのかな?」と不安でしたが、Backbone Oneを使うと、まるでポータブルゲーム機で遊んでいるかのような感覚になり、気がつけば寝る前の数時間を費やして遊んでいました。スマホとコントローラーが一体化するので、自由な姿勢でゲームにのめり込めるのです。ごろ寝しながら、ソファに深く腰掛けながら、はたまた電車の中で立ったまま……あらゆる状況でもゲームを楽しめます。

 

もちろん、クラウドゲーム以外でもBackbone Oneは活躍します。iPhone/Android向けのゲームでも、コントローラーに対応したタイトルなら快適にプレイ可能。たとえば『アスファルト9:Legends』とか『FINAL FANTASY VIII Remastered』のようなタイトルですね。Backbone OneのWebサイトでコントローラー対応タイトルの一覧が紹介されています。

 

一部タイトルはタッチ操作もコントローラー化できる

Backbone Oneは有線コントローラーなので、基本的には端子が刺さればアプリなしで利用できますが、独自の機能を実現するためのアプリも用意されています。

 

Backbone Oneの専用アプリはゲーム用のポータルアプリになっています。PS Remote PlayやXbox Game Pass、Steam Link、Google Playのタイトルをサービス横断で検索できるうえに、アプリからゲームを起動することも可能です。

 

さらにAndroid限定で「タッチシンク」という機能も搭載しています。これは、本来コントローラーに非対応なゲームタイトルでも、Backbone Oneで扱えるようにするという機能です。タッチ操作をキー操作に置き換える専用ツールを使って置き換えられます。

 

記事執筆時点での対応タイトルは『原神』、『崩壊:スターレイル』、『PUBG Mobile』ほか2作品の計5タイトルのみ。また、スマホの機種によっても相性があり、うまく動作しない場合もあるようです。

↑タッチシンクはゲームごとに異なるボタン配置を画面上の操作で代替したもの。写真では『PUBG Mobile』のゲーム画面にタッチシンクのボタン割り当て用の画像レイヤーが重ねて表示されています

 

価格はやや高いが価値は十分ある

クラウドゲーム用のコントローラーとしてのBackbone Oneの魅力は十分ですが、正直なところ、値は張ります。1万9800円(税込)という価格設定は、単なるゲームコントローラーとしては確かに高額です。

 

この値付けは、昨今の円安事情も影響しているのかもしれません。2021年発売の初代モデルは米国での価格は99ドルで、日本発売時の価格は1万2800円(税込)でした。今回のモデルも同じ99ドルですが、為替を反映して相応に値上がりしています。

 

妥当ではあるものの、ユーザーとしてはもう少し手に取りやすい価格になればいいなと思うのが正直なところです。特にNintendo Switch Liteが2万1970円(税込)で販売されていることを考えると、多くの人にとっては躊躇してしまう価格帯かもしれません。

 

しかしながら、実際に使ってみると、その価値は十分にあるとも感じました。ハードウェアの品質は非常に高く、PCやXBox、PlayStationでしか遊べないような豪華なグラフィックのゲームを手元で、しかも快適な姿勢でプレイできるのはお値段以上に贅沢な体験でした。高性能なスマホでリッチなゲーム体験を楽しみたい人や、どうしてもコントローラーを使って遊びたいゲームがある人にはぜひオススメしたいです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

防災グッズの保管場所問題はこれで解決! ワンタッチで持ち出せる「ゲーミング防災バッグ」

防災用のラジオライトの企画や製造販売を行うスターリングプロダクトは、ゲーミングチェアの脚部に装着する「ゲーミング防災バッグ」を発表しました。

 

記事のポイント

置き場所に困りがちな防災グッズの問題を、イスの脚部分に装着するという新発想で解決した防災バッグ。ゲーミングという名称の通り、7色の光を反射するリフレクター生地を採用しているのがユニーク。防災バッグとしてだけでなく、身の回りの小物を整理・保管する物入れとしても活用できそう。

 

防災グッズは買ってからの保管場所が問題になることが多く、いざというときにすぐ持ち出せる場所に保管するのが理想とされています。

 

そこで同社では、ゲーミングチェアなどのイスの脚部分にバッグを装着することで、日常でも邪魔にならずに保管できるバッグを開発。バッグ部分はワンタッチで取り外しが可能で、取り外し後はウエストバッグやボディバッグとしてすぐに持ち出せます。

 

 

バッグにはゲーミングカラーに反射する日本製のリフレクター生地を使用することで、ゲーミングチェアとの親和性を高めたデザインとなっています。

 

容量はコンパクトな小サイズ(5L)と大サイズ(8L)の2種類を用意。必要な防災グッズの量に応じて選ぶことができます。

↑使用イメージ(中の防災グッズは製品に含まれません)

 

なお製品は、2024年9月26日(木)から9月29日(日)まで幕張メッセで行われる「東京ゲームショウ2024」の同社ブース内に展示されるほか、10月9日(水)から10月11日(金)まで東京ビッグサイトで行われる「RISCON危機管理産業展2024」にも展示される予定です。

 

スターリングプロダクト
ゲーミング防災バッグ
サイズ:小(5L)/大(8L)
発売日未定

ASUSから登場した今年注目のAI PCを改めておさらい

6月上旬に台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2024」では多くの新型PCが発表されました。その中でも今年、注目を集めているのが「AI PC」です。これは昨今トレンドとなっているAI機能に特化した性能を搭載しているPCのこと。

↑COMPUTEXでASUSの発表会のワンシーン。多くのCopilot+ PCが発表された

 

たとえば「Copilot+ PC」はマイクロソフトが推進する新世代のAI PCで、AIを活用したさまざまな機能が用意されます。その機能を快適に使うために、PCには認定条件のひとつとして40TOPS以上の処理能力があるNPU(Neural network Processing Unit)の搭載が必須となっています。

 

GPU(Graphics Processing Unit)が映像処理に特化しているように、このNPUはAI処理に特化しているのが特徴。汎用的な演算を実行するCPUではなく、NPUがAIに関する演算を担当することで、より効率的にAIを活用できるというわけです。

 

45TOPSを実現するSnapdragon X Elite搭載Vivobook S 15

では一体どのような製品が登場したのか。ここでは、ASUSのノートPCを一挙に紹介していきます。

 

マイクロソフト製以外のCopilot+ PCとしていち早く登場したのが、CPUに45TOPSを実現するNPUが統合されたSnapdragon X Elite X1E-78-100採用の「Vivobook S 15」です。Windows 11 Home(Arm版)搭載ノートPCで、6月18日に日本市場でも発表されています。

↑ASUS Vivobook S 15 S5507は22万9800円(税込)から

 

ディスプレイには3K(2880×1620ドット)表示の15.6型有機ELを採用。メモリーは16GB/32GB、ストレージには1TB SSDを内蔵しています。

 

最薄部1.47cmのスリムデザインを採用しており、オールメタルながら約1.42kgと軽いのも魅力です。それでいて、バッテリー駆動時間は約18時間と高いスタミナも備えています。

 

キーボードには「Copilotキー」を搭載し、すばやくAI機能を呼び出すことが可能。AI時代を先取りするスタンダードなノートPCです。

 

現時点で最も高い性能なAMDのCPUを搭載したASUS Vivobook S 16/14

同じくVivobookシリーズでは「ASUS Vivobook S 16/14」もラインナップしています。こちらはCOMPUTEX TAIPEI 2024で発表されたAMDの新プロセッサー「AMD Ryzen AI 9 HX 370」を搭載。AMD Ryzen AI 9 HX 370は50TOPSを誇るNPUを統合しており、現段階では最も高性能なCPUです。

 

ASUS Vivobook S 16/14は16型と14型の2サイズを展開しており、16型にはテンキーも搭載されています。32GBメモリーと1TBのSSDを内蔵するなど、サイズ以外の基本的な仕様は共通です。

↑ASUS Vivobook S 16 M5606は21万9800円(税込)で販売中

 

大型ながらモバイルノートPCとして使えそうなASUS Zenbook S16

大型モバイルノートPCの本命とも言えるのが「ASUS Zenbook S16」です。プレミアムモデルらしく、ボディにはセラミックとアルミニウムを組み合わせた「セラルミナム」素材を採用。軽さと堅牢性を担保しつつ、最厚部でも1.1cmのスリムボディを実現しています。本体質量は1.5kg。また、78Whの大容量バッテリーを搭載しており、長時間駆動にも対応できます。

 

デュアルファンで強力にCPUを冷やしながらも、静音性が高いのもポイント。加えて最大2TBのSSDを搭載できます。高性能PCを持ち歩きたいというモバイル派には見逃せないモデルです。

↑ASUS Zenbook S16 UM5606は31万9800円(税込)で販売。Wi-Fi 7に対応するほか、米国軍用規格のMIL規格に準拠する堅牢性も実現している

 

独自のAIソフトを搭載したクリエイター向けのProArt

クリエイター向けの機能を備えるのが「ProArt」シリーズです。ラインナップは3モデルとなっており、16型の「ProArt P16 H7606」と13型で2in1タイプの「ProArt PX13 HN7306」はCPUにAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用。さらに両モデルとも、外付けのグラフィックスであるNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUの搭載モデルを選べます。

 

ディスプレイは16型と13型のタッチ対応3K有機ELを搭載。またタッチパッドの左上に指先でクルクルとなぞりながら回して操作できる「ASUS DialPad」を搭載しており、レタッチソフトやペイントソフトなどをより効率的に操作できます。

 

タブレットタイプの「ProArt PZ13 HT5306」はCPUにSnapdragonを採用しています。

 

また3モデルに共通する機能として、ASUS独自のAIソフトを搭載。そのひとつ「MuzeTree」では、簡単なラフスケッチと単語による指示だけで画像の生成などができます。このほか、写真や動画の整理、シーンの検出などができるAIアプリも用意しています。

↑ASUS ProArt P16 H7606(税込32万9800円)。AIアプリによって、簡単なスケッチを元にひまわりの絵が自動生成できる

 

ゲーミングPC「TUF Gaming」「ROG Zephyrus」もCopilot+ PC対応

さらにCOMPUTEX TAIPEI 2024ではCopilot+ PC対応のゲーミングPCも登場しました。「TUF Gaming A16/A14」はCPUにAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用し、GPUとしてNVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載しています。

 

ゲーミングノートPCながらスリムボディを採用。14型の「TUF Gaming A14」は1.46kgと軽めで、持ち運びもできそうです。派手すぎないデザインなので、ビジネスシーンやカジュアルユースでも使用可能。AI性能だけでなく、GPUも必要、といったニーズにマッチしています。

↑TUF Gaming A16 FA608は9月下旬の発売がアナウンスされている。30万9800円(税込)から

 

よりハイパワーでゲームをプレイしたいユーザーには「ROG Zephyrus G16 GA605」が用意されています。搭載しているCPU、GPUはTUF Gamingと同じですが、冷却機構として「ROGインテリジェントクーリングシステム」を採用。本体背面での吸排気により、本体内部を効率よく冷却することで、ハイパフォーマンスのゲームプレイができます。

↑ROG Zephyrus G16 GA605は30万9800円(税込)からで販売中

 

インテルCPU製品は?

今回開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024では主に、40TOPS以上のAI処理性能を実現したQualcommのSnapdragon X Eliteと、AMDのAMD Ryzen AI 9 HX 370を搭載するPCが、Copilot+ PCとして発表されました。

 

そうなると気になるのがインテルの動向です。インテル製のCPUが40TOPSを超えるのは、コードネーム「Lunar Lake」と呼ばれる、次世代Core Ultraプロセッサーだと言われています。

 

ASUSの発表会場にはこの次世代Core Ultraプロセッサーを搭載したビジネス向けノートPC「ExpertBook P5 P5405」が展示されていました。性能などは未知数ですが、Copilot+ PCに準拠するノートPCとして秋以降の発表が予想されています。

↑Lunar Lakeを搭載したExpertBook P5 P5405。14型ディスプレイを採用する薄型ノートPCだ

 

キルレが爆上がりしそう!? GRAPHTから滑り心地が良すぎるゲーミングマウスソール登場

MSYが展開するゲーミングブランドGRAPHTは、ゲーム環境を向上させるゲーマー向けアイテムのCUSTOM GAMING GEAR SERIESから「Razer Viper V3 Pro」対応のマウスソール2種を発売します。

 

今回新発売となるのは、Razer Viper V3 Pro対応の「ガラス マウスソール」と「PTFE マウスソール」。張り替えることで新品同様の滑り心地を維持できるマウスソールで、操作感やゲーム環境を自分好みにチェンジできる商品となっています。

※以下、価格はすべて税込

 

GRAPHT ガラス マウスソール 2450円

<特徴>

・氷の上に浮いているような感覚。超低摩擦で極めてスムーズな滑り出し

・素早いマウス移動が可能なハイスピードタイプ

・なめらかな滑りで操作時の静音性や操作ムラが低減

・アルミノシリケート強化ガラスとエッジのラウンド加工によるスムーズな滑走

・擦り減ることがなく、ほぼ永続的にパフォーマンスを維持

 

GRAPHT PTFE マウスソール 880円

<特徴>

・不純物濃度の基準をクリアした100%PTFE(フッ素樹脂)を使用

・自己潤滑特性に優れ、樹脂の中で最も低い摩擦係数を持つ高純度PTFEのハイスリックマウスソール

・高潤滑PTFE素材とエッジのラウンド加工によるスムーズな滑り出しとなめらかな滑走

・低摩擦係数素材による高い静音性

・なめらかな滑りにより、手首への負担やストレス、長時間使用の疲れを軽減

・ホワイトとブラックの2色展開

臨場感あふれるゲーム体験をどうぞ! 有機EL湾曲ゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG34WCDM」予約スタート

ASUSは、ゲーミングブランドRepublic of Gamers(ROG)より、リフレッシュレート240Hz、応答速度0.03ms、臨場感あふれるゲーム体験を実現する34インチウルトラワイド (3440×1440)有機EL湾曲ゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG34WCDM」を発表。2024年7月24日(水)より予約を開始し、7月26日(金)より販売開始します。

本製品は、240Hzのリフレッシュレートにより臨場感あふれるゲーム体験を実現する34インチウルトラワイド (3440×1440)有機EL湾曲ゲーミングモニター。特製ヒートシンクと先進的なエアフローデザインで、より効率的な冷却効果を実現し、有機ELパネルの焼き付きのリスクを軽減します。また、VESA DisplayHDR 400 True Blackに対応し、99%のDCI-P3色域とDelta E < 2の色差で優れたHDRパフォーマンスを提供します。

 

ASUS

製品名:ROG Swift OLED PG34WCDM
パネルサイズ:33.94型ウルトラワイド
パネル種類:OLED
表面仕様:ノングレア
最大解像度:3440×1440
曲率:800R
本体サイズ(W×H×D)(スタンド含む):78.60cm×44.10cm~55.10cm×29.30cm
質量:8.4Kg

 

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ゲーマー増加でトレンドに変化? 東京ゲームショウに見る、ゲーミングデバイスの今

東京ゲームショウ2022が開催。年に一度のゲームの祭典は、SNSなどで大きな話題になった。3年ぶりに千葉県の幕張メッセでリアル開催されたことが、注目された要因のひとつだろう。

 

会場では、発売前のタイトルの試遊を楽しめることが大きな見どころになるが、展示会全体を見渡すと多くのゲーミングデバイスも並んでいる。そこでこの記事では、東京ゲームショウ2022で見たゲーミングデバイスから、今のトレンドをお届けしたい。

 

PC:コロナ禍で、カジュアルスペックなモデルが売れ筋に

会場には複数のPCメーカーが出展していたが、どのメーカー担当者も口をそろえていたのが「コロナ禍で、ゲーマーのすそ野が確実に広がった」ということだ。家で過ごす時間が増えたことにより、カジュアルにゲームをプレイする層が増えているのは間違いない。

 

あるPCメーカーの担当者によれば、ライトゲーマー向けのカジュアルスペック、具体的にはGeForce RTX 3060程度のGPUを搭載したモデルが売れ筋だという。一方、コロナ禍が長引いていることで、ライトゲーマーからコアゲーマーに移行する層も一定数現れているとのこと。ハイエンドモデルにも着実に需要が伸びているそうだ。

↑展示されていたPCはハイスペックモデルが多かった。東京ゲームショウは、ハイエンドモデルの快適さを体感できる機会でもある

 

カジュアルスペックなモデルであればデスクトップだけでなく、近年はゲーミングノートPCも数多く登場している。なかにはハイスペックに匹敵するモデルも見られる。従来、ゲーミングPCといえばデスクトップだったが、今回の展示会でさまざまなメーカー担当者に状況を聞くと「ノートPCもデスクトップも両輪で回している。どちらか一方に注力しているわけではない」という声が多かった。ノートPCとデスクトップ、各メーカーによってどちらに強みがあるかは異なるものの、市場全体としては一方に需要が偏っているというわけではなさそうだ。

↑デスクトップを用いて、ゲーミングルームを構成したような展示もあった。コアなゲーマーなら一度は夢見る、ゲームとともに暮らせる環境だ

 

スペックを追求すればするほどデスクトップのほうが有利になる。しかし、ノートPCには場所を選ばず使えるという強みを持っている。自宅内であれば好きな場所に持ち運んでゲームをプレイする楽しみ方もあるだろう。

 

また、コロナ禍でリモートワークが普及し、仕事とプライベートの垣根があいまいになったことによって、プライベートPCで仕事もこなす層も増えている。ゲーミングノートはスペックが高いゆえに、仕事で使用してもまったく問題ない。ゲーミングノートを1台所有して、趣味に仕事にと使う人もいるのだろう。

 

ディスプレイ:ハイスペック化が進み、リフレッシュレートは360Hzに到達。ゲーミングプロジェクターも

ハイスペックなものが増えているのがディスプレイ。ゲーミングディスプレイといえば、高いリフレッシュレートが求められるが、この数字が大きく上がってきているのだ。従来なら144Hzもあれば十分なスペックであったが、今回の会場では360Hz駆動のディスプレイの展示も見られた。また、4K/160Hzといったように、画質を上げながら高リフレッシュレートを維持したモデルも出展されている。

↑参考出展されていたアイ・オー・データ機器のゲーミングディスプレイ「GigaCrysta」シリーズの、4K/160Hz対応モデル。担当者によると「各社がハイエンドモデルをラインナップしているので、対抗できるように開発している」とのこと

 

また、ゲーミングプロジェクターも登場している。BenQのブースでは、スクリーンに投影された大画面でゲームを試遊できるようになっていた。最高峰の機種では、4K映像を240Hzのリフレッシュレートで映し出すという。

↑ゲーミングプロジェクターを使えば、まるでホームシアターのような環境でゲームを楽しめる

 

キーボード:静音性を求めるニーズ大

ゲーミングキーボードには、コロナ禍によるニーズの変容が大きく見られた。ゲーミングキーボードで採用されることの多いメカニカル式には、機種によって、静音性に優れるもの、打鍵感が強くタイピング音も大きいもの、その中間など、さまざまな種類がある。そのなかでも、コロナ禍で需要を拡大したのが、静音性に優れたモデルだ。

↑会場にはさまざまなゲーミングキーボードが並んでいたが、反応性・低遅延などのゲーミング向けの機能に加え、静音性をうたうものが多かった

 

人気の理由は、コロナ禍でオンラインのコミュニケーションが増えたことにある。打鍵音の大きいキーボードを使っていると、マイクがタイピング音を拾ってしまうことがあり、オンラインで会話しながらのゲームプレイ時にノイズになってしまう。

 

また先ほど述べたように、仕事とプライベートの垣根があいまいになった結果、ゲーミングキーボードを仕事で使うケースも増えている。当然、Web会議時にタイピング音が大きいと差し障りがあるため、静音性は必要な要素なのだ。

↑静音性といえば外せないのが、静電容量無接点方式のキーボード。会場で展示されていた「Real Force」シリーズは、ゲーミングモデルを大きく展開しているわけではないが、その打鍵感には特別のなものがある

 

マウス:軽量化を追求した“網目”モデルなど、尖りが目立つ

マウスは、強いコンセプトに基づいた、尖った製品が多いように感じられた。たとえば、本体を極端に軽量化するため、網目状のボディを採用したFPS用のモデルだ。FPSの重要な要素として狙いを定める「エイム」があるが、メーカー担当者によれば「軽いマウスのほうが、カーソルを瞬時に、正確に停止する動作がしやすい」のだという。

↑メッシュ仕様になっているマウス。手汗が落ちても大丈夫なように、内部の半導体は防水仕様になっている

 

ゲーミングチェア:デザイン、機能性ともに多様化が進む

「疲れにくいイス」として、ゲーマー以外の幅広いユーザーにも普及が進んでいるゲーミングチェア。プロ野球のベンチにも導入されるなど、多彩なシーンでの利用が見られている。

 

東京ゲームショウ2022でも、多数のゲーミングチェアが展示されていたが、全体的に多様化が進んでいる印象だ。デザインに凝ったもの、背面・座面をメッシュにして長時間座ったときの通気性を改善させたもの、本革を使用して高級感を演出するものなど、さまざまな製品が登場している。これも、ゲーミングチェアそのものが普及し、市場が熟成してきている証だろう。

↑家具メーカーのニトリもゲーミングチェアに参入している。写真は同社の日本代表モデル

 

↑背面・座面がメッシュになったゲーミングチェア

 

スマホ:ゲーミングスマホ・特別エディションが登場

最後にPC周辺とは少し離れるが、スマホを見ていこう。スマホは、ゲーム専用というよりも、普段使いの性質が強い。しかし、ゲーミングスマホのカテゴリも存在する。そのなかで特徴的なのが、本体内部に冷却液を流して端末の発熱を抑える、“液冷ゲーミングスマホ”・Black Sharkだろう。タッチの強さによって複数のコマンドを使い分けられるトリガーボタンを設置するなど、「ゲーム専用」といえる機能を多数搭載した同ブランドのスマホは、「ゲームができるスマホ」ではなく、「ゲームのためのスマホ」なのだ。

↑Black Sharkのブースでは、最新モデルのBlack Shark 5 Proが展示されていた

 

また、ソニーも、専用ゲーミングギアが付属した「Xperia 1 Ⅳ Gaming Edition」を展示していた。10月14日に発売するというこの商品に付属するゲーミングギアは、冷却ファンとマルチポートを備え、ハイパフォーマンスなゲームのプレイや、配信を快適にする機構を搭載しているという。開発は、プロのeスポーツプレイヤーとともに行ったそうだ。

↑Xperia 1 Ⅳ Gaming Edition。動作状況を示すデモ展示があった

 

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ゲーミングヘッドセット「H3 Hybrid」はゲームライト層にピッタリ

各ジャンルの有識者たちに“栄誉ある”金字塔的アイテムを聞き込み。最新のテクノロジーを結集したベストバイをドドンと紹介していく!!

 

トレンドのデジタルガジェットを、各ジャンルに精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”の数々を紹介する。いま何を買うべきか、迷った際の指針にしてほしい! 今回はゲーミングヘッドセット「H3 Hybrid」だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

有線・無線の同時接続でゲーム音とチャットが聞ける

【ゲーミングヘッドセット】

EPOS

H3 Hybrid

実売価格2万120円

Bluetooth対応の密閉型ゲーミングヘッドセット。ケーブルでゲーム機との有線接続と、スマホなどの端末とのBluetooth接続が同時に行え、友人と通話しながらのプレイも快適だ。適切に角度がついたイヤーカップはフィット感抜群。

 

SPEC●充電時間:1.5時間●最大再生時間:37時間(Bluetooth接続時)●互換性:Mac OS X、PS4、PS5、Switch、Xbox One、Xbox Series Xなど●ケーブル長:2m(USB)●サイズ/質量:W183×H176×D90mm/298g

 

私が激推しします!

ゲームライター

岡安 学さん

ゲーム誌の編集部を経てフリーライターに。eスポーツやデジタルガジェットを中心にメディアで活躍中。

 

eスポーツの取材も行う岡安さんは、通話をしながらゲームを楽しんでいるライト層に本機が有用だと言う。

 

「このモデルは有線と無線(Bluetooth)で2つのデバイスと同時接続でき、ゲームの音声とチャットの音声をミックスして、ヘッドセットから聞くことが可能。PCではゲームのみを起動し、スマホでチャットアプリを開いて、音声チャットをしながら快適に遊べます。PCでチャットアプリを起動することもできますが、プレイ中のラグや遅延を抑えるためには、なるべくPCに負荷を掛けないようにしたいですね。上位モデルの『H3PRO Hybrid』は、専用ドングルを備え、低遅延でゲームサウンドを楽しめます。FPSや格闘ゲーム、リズムゲームなど、eスポーツに採用されるような、競技性が高く遅延が命取りになるゲームを本気でプレイするなら、選択肢になるでしょう」

 

↑跳ね上げればミュートになるブームアームマイクは、磁石による着脱式。イヤーカップ内にサブのマイクを搭載し、外出時の通話も困らない

ソニーがPCゲーミングに参入! 新ブランド「INZONE」から液晶モニターとヘッドホンを発売

ソニーがPCゲーミング向けオーディオ・ビジュアルデバイスのブランド「INZONE(インゾーン)」を立ち上げます。新しく登場するのは4K/HDR対応の「INZONE M9」など液晶モニター2機種と、360 Reality Audioによる立体ゲーミング体験を実現する「INZONE H9」など無線・有線のブームマイク付きヘッドセット3機種です。新製品の特徴を紹介します。

↑INZONEブランドから発売される4K/HDR対応の液晶ゲーミングモニター「INZONE M9」

 

ソニーのゲーミング機器といえばPlayStationシリーズがあまりにも有名ですが、なぜソニーは新しいブランドのINZONEを立ち上げるのでしょうか。

 

INZONEはeスポーツの人気の高まりを受けて、ソニーが「PCゲーミング」の領域に狙いを定めて殴り込みをかける新シリーズです。INZONEが掲げるコンセプトは「没入」と「勝利」。

 

ソニー本社のオーディオ・ビジュアル製品の開発チームが築いてきた「高画質・高音質」のための先端技術を、ゲーミングデバイスに活かして、ライバルのゲーミングブランドに差を付けることがソニーの狙いです。

 

ブラビアの高画質技術を投入した27型モニター

INZONEから発売されるゲーミングモニターは2機種。画質を重視する4K/HDR対応のフラグシップモデルが「INZONE M9」。240Hz対応の高リフレッシュレート対応による“滑らか表示”により、ユーザーを勝利に導くハイエンドモデルが「INZONE M3」です。

↑240Hz対応のフルHDモデル「INZONE M3」

 

どちらのモデルも、映像の明暗表現力に富むHDR(ハイダイナミックレンジ)グラフィックスに対応する27インチのIPS液晶を採用。1ミリ秒の高速応答性能を備えています。

 

2つのモデルから先にM9が7月8日に発売されます。オープン価格ですが、市場想定売価は15万4000円前後。ゲーミングモニターのなかでは価格もハイエンドなモデルです。

 

M3も年内に発売を予定しています。価格は明らかにされていませんが、本機もまたプレミアム価格帯に位置付けられるゲーミングモニターになりそうです。

 

ソニーが敢えて高価格帯の製品を揃えた背景には、テレビのブラビアの開発により培ってきた独自の高画質化技術と、PCゲーミングを快適に楽しめるように細部までこだわったデザイン・機能性により、プレミアムなゲーミング体験をユーザーに届けたいという思いがあるからです。

 

INZONE M9を視聴。映像の暗部・明部をつぶさない高画質

INZONE M9の映像を視聴することができましたので、そのレポートをお届けします。上位のM9は特に液晶のバックライトを直下型LEDとして、細かくエリアに分けて明滅をコントロールすることでコントラスト再現性能を高めています。通常のモニターであれば黒つぶれしてしまう暗部のエリアも階調豊かに描かれるので、暗闇に潜む敵、障害物となるオブジェクトの形がはっきりとわかります。

 

設定メニューからアクセスできるブラックイコライザーにより、自然なコントラストのバランスを保ちながら映像の明暗を変えることができます。イコライザーを調整すると暗所の視認性が高まり、暗闇にいる敵の動きがはっきりと見えるようになります。映像の明部の白飛びを抑えることもできるので、炎の向こうから迫り来る弾丸がいち早く確認できます。

 

INZONEのモニターがあれば、勝利という確かな成果が残せそうです。この体験価値の差がユーザーに伝われば、INZONEのスタートダッシュと他社製品の差別化は上手く運ぶだろうと筆者も思います。

 

設定メニューからアクセスできるブラックイコライザーにより、自然なコントラストのバランスを保ちながら映像の明暗を変えることができます。イコライザーを調整すると暗所の視認性が高まり、暗闇にいる敵の動きがはっきりと見えるようになります。映像の明部の白飛びを抑えることもできるので、炎の向こうから迫り来る弾丸にいち早く反応できます。INZONEのモニターがあれば、勝利という確かな成果が残せそうです。

 

数々の機能が充実。設置性も高い

INZONEのモニター本体はホワイトを基調に、ブラックをコンビにしたツートーンカラーとしています。どことなくPlayStation 5のデザインに近い雰囲気です。本体背面のスリットにはLEDが内蔵されていて、INZONEのテーマカラーである「パープル」のほか、様々な色に点灯します。

↑「INZONE M9」の背面。上側スリットに光るLEDライトが搭載されています

 

くさび形の専用スタンドは足もとにワイヤレスキーボードを様々な角度で滑り込ませることができるように、前側スペースを広く確保したユニークなデザインです。ディスプレイ部は高さと角度調整に対応しています。

↑独自形状のスタンド。高さと画面の角度調整が可能です

 

↑スタンドはワイヤレスキーボードなどが置きやすいデザインとしています

 

HDMI2.1端子は2基、USBもType-C/B/Aの各種を揃えています。複数のPCをINZONEのモニターにつないで、1組のキーボードとマウスで操作できるように「オートKVMスイッチ」の機能も搭載しました。この機能を利用するためにはモニターとPCとの間をUSB-C/USB-Bでつなぐ必要があります。モニターにはステレオスピーカーを内蔵していますが、夜間のゲーミングも気兼ねなく楽しめるようにヘッドホン出力も付いています。

↑多彩な入出力端子が揃っています

 

ソニーの立体音響技術に対応するヘッドセット

INZONEのヘッドセットは3機種です。発売は7月8日から。モデルの内訳は下記の通りです。

↑INZONEブランドのゲーミングヘッドセット

 

・INZONE H9/オープン(想定売価3万6000円前後):ワイヤレス/ノイズキャンセリング付き
・INZONE H7/オープン(想定売価2万9000円前後):ノイズキャンセリング付き
・INZONE H3/オープン(想定売価1万2000円前後):有線

 

↑INZONE H9の装着イメージ。ブームマイクは本体に固定されています

 

すべてのモデルがホワイトを基調に、ブラックを合わせたツートンカラーです。高音質なボイスチャット音声をピックアップするブームマイクは本体に固定しています。

 

ワイヤレスモデルは2.4GHz帯のデジタル無線対応。専用のドングルをPC、またはPlayStationに接続して使います。INZONE H3は3.5mmステレオミニプラグと、USB接続に変換できるアダプターが付属します。

↑PC/PS5に接続して使うINZONE Hシリーズのワイヤレス通信用ドングル

 

Windows PC用のソフトウェア「360 Spatial Sound for Gaming」を使うと、サラウンド音声を収録するゲームサウンドを最大7.1chまで実力を引き出して、INZONEのヘッドホンで再現します。

↑「360 Spatial Sound for Gaming」により詳細なサウンドプロファイルが作成できます

 

元がサラウンド音声により制作されているゲームサウンドも、通常はヘッドホンで再生する場合に2チャンネルに圧縮されてしまいます。ソニーのソフトを使うと、ソニー独自の360立体音響技術によりゲーム本来の立体サウンドを復元。最大7.1chまで仮想立体化処理を施します。

 

ユーザーの耳を撮影した画像をスマホで撮り、モバイルアプリの「360 Spatial Sound Personalizer」でサーバーにアップ。PCソフトウェアのINZONE Hubによる「個人最適化」を行えば、立体音響のサウンドがよりリアルに聞こえるようになります。

 

全方位の聴覚が研ぎ澄まされる! 最上位H9の音を聴いた

筆者はH9によるデモンストレーションを体験しました。個人最適化を行っていない状態でも、ゲーム効果音の正確な音像、音の移動感がとても鮮明です。オーディオヘッドホンの「スムーズなつながりの良さ」「あたたかみ」とはまたひと味違い、ゲームに没入すること、あるいは勝負に「勝つ」ことに徹底した精度重視のチューニングに振った、ゲーミングヘッドセットならではといえるリスニング体験に圧倒されました。

 

細やかな音の再現力は、ソニーのオーディオヘッドホンにも採用され実績を上げてきた40ミリ後継ダイナミック型ドライバーによるもの。ハウジングに空気の通り道となるダクトを付けて、タフでインパクトの鮮やかさに富んだ低音を再現します。

↑最上位のINZONE H9はANC/外音取り込み機能を搭載しています

 

筆者が試したH9は、オーディオヘッドホンのWH-1000XM5にも採用されている合成皮革の「ソフトフィットレザー」を採用しています。さらっとした肌触りに、独特なモチッとした柔らかさ。長時間身に着けていても負担が少ないように側圧も低く抑えています。自然なノイキャン効果と、外音取り込み機能も使えるので、どうせなら奮発して最上位のH9を手に入れたいところです。

 

ブームマイクが外れないので、街歩き用のオーディオヘッドホンとしても使えないところが残念ですが、Bluetooth接続(AAC/SBC)に対応しているので、スマホやタブレットのゲームを楽しんだり、PCによるオンライン会議にも活用できると思います。ゲーム以外にも色々な用途につぶしが効くヘッドセットなので「高価だけどお買い得」といえそうです。

 

PS5とも便利に連携

なお、INZONEの上位デバイスには「Perfect for PlayStation 5」のコンセプトをうたう連携機能があります。

 

モニターは上位のM9が、PS5をHDMI接続した状態でHDR映像の画質・色彩を自動で最適化する「オートHDRトーンマッピング」のほか、PS5でゲームと映画、それぞれのコンテンツを再生した時にモードを自動で切り換える「コンテンツ連動画質モード」に対応します。

 

ヘッドセットはH9/H7がともに、PS5に接続した時に画面上に音量/バッテリー残量/マイクミュートのステータスを表示する機能を使えます。PS5接続時には、ヘッドセット側のボタン操作でゲームとボイスチャットの「音量配分」を振り分けられます。また360 Reality Audioとベースを共有するPS5独自の立体音響体験「Tempest 3D Audio Tech」に最適化されたゲームのサウンドを、H9/H7は臨場感たっぷりに再現します。

 

体験イベントを見逃すな

PCゲーミング向けのディスプレイやヘッドセットはオンラインで勢いよく購入してしまう方も多いと思います。INZONEの製品はいずれも「画質」「音質」の出来映えが突出しているところが“ソニーらしさ”であり、他社製品とひと味違う特徴です。映像と音のクオリティが上がると、ゲームの「没入感」と「勝利に導かれる可能性」が一気に上がるはず。INZONEの製品はぜひ一度、実物を体験してみることを強くおすすめします。

 

ソニーでは今後、家電ショップの店頭展示や様々なゲームイベントに出展してINZONEの製品の魅力を多くのゲームファンに伝える場所をつくるそうです。

 

直近では6月29日から、ソニーストア大阪で体験イベントが開催される予定。M9と各ヘッドセットが発売を迎える7月8日には、東京銀座のソニーストアでスペシャルイベントも実施されます。当イベントにはバイオハザードシリーズのプロデューサーである川田将央氏によるトークセッションや、INZONEの製品を体験できる機会が設けられます。足を運ぶ価値は大アリです。

 

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USBドングルを挿すだけ! 無線ゲーミングヘッドセット「Arctis 7P+ Wireless」でゲームがもっと快適に

オンラインゲームで仲間と音声チャットをする時に、つい欲しくなるのが「ゲーミングヘッドセット」。大音量で音を鳴らしても周囲の迷惑にならないし、マイクが最初から付属しているのも便利ですよね。

 

ゲームプレイに便利な機能を備えたワイヤレスタイプのヘッドセット「Arctis 7P+ Wireless」が、ゲーミング周辺機器ブランドのSteelseriesから発売されました。USB-Cドングルを利用した、柔軟な接続機能が特徴の製品となっています。

↑SteelseriesのArctis 7P+ Wireless

 

Arctis 7P+ Wirelessはゲーミングヘッドセットということで、ボイスチャットの音声をクリアに届けるべく、本格的なノイズキャンセリングマイクが本体に収納されています。手で引き出したり、しまったりできるこの機構は、なんだか少年心をくすぐりますね。

↑マイクは本体収納式

 

付属するUSB-Cドングルをパソコンやスマートフォン、さらには「PlayStation 5」や「Nintendo Switch」に接続するだけで、すぐにワイヤレス通信での利用が開始できます。ペアリング操作が必要ない点も、ポイント高し。

↑USB-Cドングル

 

本体には40mmのネオディミウムドライバーを搭載。イヤークッションが柔らかく、長時間使っても疲れません。満充電状態では30時間の使用が可能で、USB-Cポートからの15分の急速充電でも3時間のプレイができます。

 

イヤーカップには、マイクのオン/オフ、ボリュームダイヤル、オーディオ入力、ヘッドホンシェア入力、USB-C入力、マイクボリューム、電源ボタンが搭載されています。ボリュームとマイクのダイヤルは、直感的な操作ができて便利。一方でマイクのミュートボタンはちょっと場所がわかりづらく、試用期間中はあまり使いませんでした。

 

【ディテール画像(クリックすると拡大表示します)】

 

さて、Arctis 7P+ Wirelessを実際に視聴してみましょう。音の傾向は「シャキシャキ、はっきり」した傾向だと感じました。ゲーム中のさまざまな効果音を聞き分けるのには、最適な音響設定かと思いました。また、マイクをとおして聞いた自分の声も、ノートパソコンの内蔵マイクと比べるとずっとクリアです。

 

通常の動画や音楽視聴では、無理に低音や高音を持ち上げていないことにより、聞き疲れがしないサウンドだと感じました。長時間の動画や音楽視聴でも、本体のやわらかなクッションのおかげで実に快適です。

↑長時間のリスニングでも快適

 

ワイヤレスヘッドホンにも関わらず、音の遅延がかなり小さいのも好印象。完全にゼロというわけではありませんが、ゲームの効果音や動画の音声で違和感を感じることはありませんでした。電波の接続性もよく、壁を2枚へだてた別の部屋に行かない限り、音声が途絶えることはありませんでした。

↑本格ヘッドセットとしておすすめ

 

Arctis 7P+ WirelessのAmazon.co.jpでの販売価格は、2万3880円。USB-Cドングルを利用すれば接続先を選ばない利便性と、ゲーム向けにチューニングされた本格的な再生/通話機能が印象的なワイヤレスヘッドセットという印象です。

 

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ゲーミングPC「G-Tune」の上位機種に新モデル登場! 第11世代インテルCPU搭載

マウスコンピューターは、ゲーミングパソコンブランド「G-Tune」のフラグシップモデル「G-Tune H5」の後継製品として、シングルコア、マルチコア性能が向上した、第11世代インテルCPU搭載モデルを発売しました。

2021年4月モデルから、CPU性能が20%以上アップ

本機に搭載される最新の第11世代「インテル Core i7-11800H プロセッサー」は、従来の14nmから10nmに微細化されたプロセスルールにより、「G-Tune H5」2021年4月登場モデルからシングルコア性能が約24%向上。これにより高いリフレッシュレートを維持しやすく、ゲームプレイに集中できる環境を実現します。マルチコア性能に関しても、約27%向上しているため、バックグラウンド処理の多いゲーム実況配信を快適に行うことが可能です。なお、プロセッサーのコア性能は「CINEBENCH R23での測定結果に基づく」とのことです。

 

主にFPSタイトルで求められている、滑らかな映像表示を行う「リフレッシュレート240Hz対応液晶パネル」、複雑なキー入力の組み合わせが必要となる場面で、操作に制約をつけない「全キー同時押し対応メカニカルキーボード」を継続して採用しました。常に大会に近い環境で練習を重ねたいeスポーツプレイヤーのニーズに応える一台です。

 

●モデルのスペック一例

インテル Core i7-11800H プロセッサー

GeForce RTX 3070 Laptop GPU

16GBメモリー

512GB NVMe SSD

26万3780円(税込)

マウスから最新鋭グラフィックボードを搭載して20万円以下のゲーミングPCが発売

マウスコンピューターのゲーミングパソコンブランドG-Tuneが、今夏に発売されたグラフィックボード、AMD Radeon RX 6600 XTが搭載されたゲーミングデスクトップパソコンの販売を開始しました。

 

今回発売するPCに搭載されるAMD Radeon RX 6600 XTは、新世代のゲーミングに対応しつつ、コストパフォーマンスに優れた最新のグラフィックボードです。AMD RDNA 2アーキテクチャーを搭載し、最大32個のハイパフォーマンス演算ユニット、AMD Infinity Cache、最大8GBの専用GDDR6メモリーで、特に1080p解像度で高フレームレートを要求されるゲームタイトルを快適にプレイできます。

 

CPUには、インテルのCore i7-10700KFを採用。8コア16スレッドで、動作周波数は3.80 GHz、ブースト時は5.10GHzで動作します。

 

■仕様詳細

モデル名:G-Tune EM-Z-6600XT

OS:Windows 10 Home 64ビット

CPU:インテル Core i7-10700KF プロセッサー

グラフィックス:AMD Radeon RX 6600 XT

メモリー:16GB

ストレージ:512GB NVMe M.2 SSD

Web販売価格:18万6780円(税込)

リフレッシュレート240Hz入力&応答速度0.4ms対応! iiyamaのゲーミング液晶ディスプレイ「G-MASTER GB2590HSU‐2」

マウスコンピューターは、液晶ディスプレイブランド「iiyama(イイヤマ)」から、24.5型ゲーミング液晶ディスプレイ「G-MASTER GB2590HSU‐2」を発売しました。実売予想価格は6万5780円前後です。

 

同製品は、最大解像度1920×1080ピクセルのフルHD表示に対応した広視野角IPS方式パネルを搭載し、残像感や動画遅延を低減した滑らかな映像表現を可能にする、240Hzのリフレッシュレート入力と、応答速度0.4ms(MPRT)に対応したゲーミング液晶ディスプレイです。

 

ゲームプレイのストレスとなる画像の「ティアリング」現象を防止する「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」や、暗いシーンの多いゲームでも、明暗の諧調を適切に調整して明瞭な映像を表示する「黒レベル調整」を搭載しています。

 

画面をユーザーの最適な位置に調節可能な「多機能スタンド」により、ユーザーの身体に負担のかかる姿勢を改善し、長時間のプレイによる疲労の軽減に配慮。

 

コンパクトなスクエア形状の平らな台座上にキーボードを置くことができ、画面をユーザーに近づけて設置するなど、柔軟なディスプレイの運用が可能で、視認性・反応速度を向上させ、より快適なゲーミング環境を提供します。

 

映像入力系統は、DisplayPort端子、HDMI端子を1系統ずつ搭載。入力に必要なケーブルは全て標準で同梱しているので、パソコンと手軽に接続できます。

有線・ワイヤレスのどちらでも接続できる日本エイサーのゲーミングマウスPredator Cestus 350「PMR910」

日本エイサーは、最上位ゲーミングブランド「Predator」から、有線/ワイヤレス両方で使用できるゲーミングマウス、Predator Cestus 350「PMR910」を8月26日に発売します。販売はAcer Direct Amazon店・楽天市場店・Yahoo!ショッピング店にて。

 

Predator Cestus 350 PMR910は、USBポートでの有線接続と、付属のUSBドングルを使用した2.4GHz帯のワイヤレス接続に対応したゲーミングマウス。ワイヤレス時のポーリングレートは1ms/1000Hzで、有線時は0.5ms/2000Hzに対応しています。

 

本体には9個のボタンを搭載し、そのうち8個はプログラムをカスタマイズできます。また、最大16000までのDPI設定が可能です。

 

このほか、「NVIDIA Reflex Latency Analyzer」に対応し、同じくNVIDIA Reflex Latency Analyzer対応のディスプレイと使用することで、マウスをクリックしてからディスプレイが反応するまでのスピードを計測し、システム遅延を把握できます。

 

本体サイズは約幅64×奥行き125×高さ40mm、重さは約111gです。

AMDの注目グラフィックスを搭載したASUSの高性能ゲーミングノートPC「ROG Strix G15 Advantage Edition」

 

ASUS JAPANは、AMDの最新ノートPC向けグラフィックス「AMD Radeon RX 6800Mグラフィックス」を搭載した「ROG Strix G15 Advantage Edition」を8月6日に発売しました。直販価格は22万9800円(税込)です。

 

ROG Strix G15 Advantage Editionに搭載されているAMD Radeon RX 6800Mグラフィックスは、6月に開催されたPC・IT関連の見本市「COMPUTEX」で発表され、注目を集めたグラフィックスです。最新世代のGPUアーキテクチャ「RDNA 2」を採用し、前世代の「RDNA」アーキテクチャを採用したグラフィックスに比べてパフォーマンスは最大約1.5倍向上しています。

 

 

この最新グラフィックスに加えて、CPUには上位クラスの「AMD Ryzen 9 5900HX プロセッサー」を搭載。これにより、AMDのCPUとグラフィックスの組み合わせて動作する「AMD SmartShiftテクノロジー」に対応し、PCの負荷に応じでCPUとグラフィックス間で電力が動的にシフトされ、処理性能を大幅に向上できるとしています。

 

また、冷却にもこだわっており、ヒートパイプとベイパーチャンバーを組み合わせた冷却機構や2つの冷却ファンにより、PC内部の熱を排出する仕組みを採用しています。

 

ディスプレイは15.6型で、解像度は2560×1440ドット。また、リフレッシュレートは165Hz駆動となっており、ゲーム画面も滑らかに表示可能です。

 

 

このほか、サラウンドを実現する「Dolby Atmos」や静音かつ高耐久なゲーミングキーボードを採用。ゲームプレイを楽しむうえで文句のない仕様となっています。

 

CPUとグラフィックス以外のスペックは、メモリーが16GB、ストレージが1TB SSD、OSがWindows 10 Home 64ビット。また、外部インターフェイスは、マイク/ヘッドホンジャック、HDMI、USB 3.2×3、USB Type-C(映像出力およびPCへの給電に対応)、有線LANをそろえています。

メルセデスとコラボ、高い支持を受けるnoblechairsからラグジュアリーなゲーミングチェア発売

 

アーキサイトは7月29日、ドイツのゲーミングチェアブランド「noblechairs」から、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームの公式ライセンスを取得したゲーミングチェアおよびクッションセットを発売しました。Amazon.co.jpでのゲーミングチェアの価格は7万9800円(税込)です。

 

noblechairsのゲーミングチェアは、高い品質と洗練されたデザインでプロゲーマーをはじめ、大学教授や医師、オフィス用途から書斎導入まで幅広いユーザーやシーンにおいて支持されているとのこと。そのnoblechairsがメルセデスとコラボレーションするのは、2019年以来2年ぶりとなります。

 

発売されるのは、前作同様メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームとの密接な協力によりデザインされた、noblechairs限定のオフィシャルライセンス取得製品。張り地にはドイツ製のハイブリッドPUレザーを採用し、ラグジュアリーなモデルに仕上がっています。

 

 

また、デザインはメルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームのレーシングマシン「Mercedes-AMG F1 W11 EQ Performance」をベースに制作。カーボン調のサイドライン、シルバーのハーネスホール、「ペトロナス・グリーン」のステッチなど、シンボル的な要素を細部まで忠実に再現しています。

 

機能面においては、座面のレバーを引くと背もたれの角度を90~135度に調節可能なリクライニング機能や、座面と背もたれがシンクロして可動し、ゆりかごのようにリラックスできるロッキング機能を搭載。さらに、アームレストは上下・前後・左右・斜めの4方向に調節が可能です。

 

本体サイズは約1235-1300×670×565mm、重量は約27.3kg。推奨耐荷重は120kgです。

 

なお、クッションセットは、チェアに付けるだけでレーシング仕様になるとうたう製品。さらに、クッションとクッションカバーには高品質素材を採用し、通常のクッションよりも快適な座り心地を実現したとのこと。また、今回発売のコラボモデルだけではなく、noblechairs製のほかのゲーミングチェアでも使用可能です。

 

超低遅延と高音質の実現でゲームが捗る、ワイヤレスゲーミングヘッドセット「Razer Barracuda X」発売

↑Razer Barracuda X

 

Razerは7月21日、ワイヤレスゲーミングヘッドセット「Razer Barracuda X」を発売しました。価格は1万2980円(税込)です。

 

Razer Barracuda Xは、Nintendo Switch、PlayStation、PC、Androidデバイス向けに設計された4 in 1ヘッドセット。ワイヤレス接続はBluetoothではなく、デバイスに専用のUSB Type-Cのドングルを挿し、ヘッドセットと接続させる仕様となっています。これにより、超低遅延に加えて、ロスレスオーディオによる高品質なサウンドを実現したとしています。

 

なお、USB Type-Cポートを搭載していない機器の場合は、付属のUSB Type-A to USB Type-Cケーブルを使用して接続できます。

 

また、音質面では、独自の「Razer TriForce 40mm ドライバー」を搭載。高音、中音、低音で個別にフォーカスした3部構成のドライバーになっており、高音域は豊かに、低音域はパワフルなサウンドを楽しめます。周波数帯域は20Hz~20kHzです。

 

このほか、ノイズを除去してクリアなボイスチャットが可能なマイクや、イヤーカップの下に音量調整やオーディオの再生/停止などが可能なボタンなどを備えています。

 

本体重量は250g。また、バッテリー駆動時間は約20時間です。

 

なお、同日にBluetooth接続のワイヤレスヘッドセット「Razer Opus X」、人気のゲーミングヘッドセットの限定カラーモデル「Razer BlackShark V2 Special Edition」も7月21日に発売。Razer Opus Xは1万2980円(税込)、Razer BlackShark V2 Special Editionは1万3980円(税込)です。

 

↑Razer Opus X

 

↑Razer BlackShark V2 Special Edition

 

フルHD以上の高解像度でPCゲームを楽しめるマウスのデスクトップ「G-Tune EP-A-6700XT」が発売

 

マウスコンピューターは、ゲーミングパソコンブランド「G-Tune」から、高性能なグラフィックス「AMD Radeon RX 6700 XT」を搭載したゲーミングデスクトップPC「G-Tune EP-A-6700XT」を発売しました。直販価格は29万6780円(税込)です。

 

AMD Radeon RX 6700 XTは、WQHD(2560×1440ドット)解像度でゲームプレイするのにフォーカスを合わせたグラフィックスであり、フルHD以上の高画質でも高いフレームレートを保ったままゲームを楽しむことができます。

 

主なスペックは、AMD Ryzen 7 5800X プロセッサー、32GBメモリー、1TB SSD/4TB HDD、Windows 10 Home 64ビットとなっています。

マウスの最安ゲーミングノートPC「G-Tune P5-H」で、PCゲームはどこまで楽しめるのか

 

ここ数年、PCゲーム市場の拡大やeスポーツの盛り上がりによって、国内でもゲーミングPCの認知度が高まっています。一般的なゲーム機に比べて遊べるゲームタイトルの幅が広い、環境によってはゲーム機以上になめらかな映像や精細な画質で遊べるといったメリットがあるわけですが、購入にあたってちょっとしたハードルもあります。それは、「どんなゲーミングPCを買えばいいかわかりにくい」という問題です。

 

ゲーム専用のハードウェアと異なり、ゲーミングPCは搭載するCPUやGPUなどのパーツによって性能が大きく変わってきます。選んだPCのスペックや画質設定によってはゲームを快適に遊べるかどうかが変わってくるため、そもそもPCを選ぶために、ある程度の知識が求められてくるわけです。さらに価格もピンキリなので、どれぐらいの価格・性能のPCを買うべきなのか、悩んでしまう人も多いと思います。

 

では実際のところ、安価なゲーミングPCでは満足にゲームを楽しめないのでしょうか? そんな疑問に答えるため、この記事では「メーカーの一番安価なゲーミングPCでPCゲームはどれぐらいプレイできるか」を検証してみようと思います。用意したのは、マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」のノートPCラインアップで現行最安モデル「G-Tune P5-H」です。

 

最安モデルながら総合性能はそれなりに高い

↑G-Tune P5-H。直販価格は15万9280円(税込)

 

まずはG-Tune P5-Hについて簡単に確認していきましょう。マウスコンピューターのゲーミングブランドであるG-Tuneは、デスクトップPCタイプも含め、実に豊富なラインアップを誇ります。その中でG-Tune P5-Hは、従来モデル「G-Tune P5」に若干のスペックアップを加えたモデルで、現行のゲーミングノートPCラインアップでは最も安価な製品という位置付けです。直販価格は15万9280円(税込)。一般的なノートPCと比べれば安くはないですが、PCゲーム向けとしては安価と言えます。

 

↑ゲーミングPCの要とも言えるGPUは「GeForce GTX 1650 Ti」を搭載。エントリー向けで、フルHD(1920×1080ドット)解像度のゲーム描画をターゲットにしています

 

最安モデルとは言え、ゲーミングPCだけあって総合性能はそれなりに高めです。CPUはインテルの6コア/12スレッドモデル「Core i7-10750H」。最新世代よりも1世代古いモデルですが、エントリーやミドルクラスのゲーミングPCで採用例が多い高性能CPUです。グラフィックスの処理を司るGPUは、NVIDIAの「GeForce GTX 1650 Ti」を採用。こちらは純然たるエントリー向けのモデルですが、近年はノートPC向けGPU全体の性能向上が著しく、フルHD解像度でのゲーム描画であれば決して悪い選択肢ではありません。

 

そのほか、メモリー容量は16GB、ストレージは512GB SSDと、この価格帯のゲーミングノートPCとしては一般的なスペックを採用しています。ディスプレイは15.6型のフルHDパネルのほか、本体重量は2.01kgと、同クラスの製品の中では比較的軽量ですが、大きいので持ち運びにはそれほど向きません。総じて、自室やリビングに据え置きでゲームをプレイするための、ごくスタンダードなゲーミングノートPCといった印象です。

 

検証1:描画負荷の軽いゲームでは文句のない性能を発揮

では、G-Tune P5-Hの性能をいくつかのベンチマークで計測してみましょう。こういった計測において重要視されるのが、ゲームの「フレームレート」と呼ばれる指標です。ざっくり言えば、1秒間に描画されるゲーム画面のコマ数のことで、単位は「fps(frame per second)」で表します。PCゲームの場合、ゲームの描画にかかる負荷状況とPCの性能によってこのフレームレートが変動するため、fpsが高い=なめらかな画面描画でさまざまなゲームをプレイできる高性能なPC、というわけです。一般的なPC向けディスプレイは1秒間に60回の画面更新を行うため、おおむね60fps(1秒間に60コマ)前後のフレームレートが出ていれば、見た目にカクつき感のない快適な描画ができているとされます。

 

今回は、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」、「Apex Legends」、「Horizon Zero Dawn」、「Cyberpunk 2077」といった人気のタイトルでパフォーマンスを確認してみました。まずは、比較的ゲーム自体の描画負荷が軽い「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」の専用ベンチマークソフトの結果を見てみましょう。

 

↑「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」。フルHD・最高品質の設定でも「非常に快適」の判定を獲得しています

 

このベンチマークソフトでは総合スコアと快適さの指標が表示されますが、スコアは見事10,000を超え、最高判定の「非常に快適」を獲得できています。「レポート出力」からは実際のフレームレートも確認できるのですが、平均フレームレートは72fpsで、しっかりと60fps超えを果たせていることも確認できました。本作のようなオンラインゲームをとりあえず遊びたいのであれば、G-Tune P5-Hは文句のない性能を持っていると言えそうです。

 

ちなみに先述の通り、PCゲームの場合はPCの性能によってゲームのパフォーマンスが左右されるため、このように「実際にどの程度快適にゲームを遊べるか」を計測してくれるベンチマークソフトや、ゲーム自体にベンチマークモードが搭載されることも珍しくありません。

 

検証2:人気の「Apex Legends」は最高画質設定でもプレイ可能

↑「Apex Legends」のフルHD・最高画質でのフレームレート

 

続いて、人気のシューター系オンラインタイトルである「Apex Legends」の結果も見てみましょう。こちらはベンチマークソフトやベンチマークモードが存在しないため、オプションから解像度をフルHDに、さらに画質設定がもっとも高くなるよう設定し、ゲーム内の一定コースを移動する際の60秒間のフレームレートを計測ソフト「FrameView」で計測しています。

 

結果は平均フレームレートが76.2fps、最小フレームレートが62.0fps。シューター系のゲームとしては、プレイ可能と言っていい値です。友だちとの付き合いでプレイするくらい、もしくはフレームレートを気にせず一人で幅広いジャンルのゲームをプレイするくらいなど、いずれもフレームレートにそこまでこだわりがないのであればまったく問題なくプレイできるでしょう。

 

検証3:描画負荷が高めなタイトルは60fpsを切るものの、プレイ自体はまったく問題なし

↑「Horizon Zero Dawn」、フルHD・画質「デフォルト」でのベンチマーク結果

 

↑「Horizon Zero Dawn」、フルHD・画質「最高画質」でのベンチマーク結果

 

続いて「Horizon Zero Dawn」は、ゲーム内ベンチマークモードでフレームレートを計測しました。画質設定はゲーム開始時点の設定である「デフォルト」と、よりリッチな「最高画質」の2パターンを試しています。結果は「デフォルト」設定時が平均56fps、「最高画質」設定時が平均40fpsと、どちらも目安となる60fpsには届いていません。本作はオープンワールドを舞台にした、比較的描画負荷の高いタイトルであるため、先の2タイトルと比べればフレームレートはどうしても落ちてしまいます。

 

とはいえ、負荷が高まる場面で処理落ちによる若干のカクつきが見られるものの、基本的にはなめらかで自然な描画ができており、プレイ自体にはまったく問題がありません。「デフォルト」画質では60fpsに近い数字を出せていることもあり、画質設定を好みで調整すれば、ほとんど快適にプレイ可能な水準でしょう。PlayStation 4屈指の名作タイトルをPCでもプレイしてみたい、というニーズは満たせるはずです。

 

検証4:描画負荷の高いタイトルは高画質で楽しむのは難しい

↑「Cyberpunk 2077」の画質設定「中」と「低」でのフレームレート

 

最後に、現時点で屈指のヘビー級タイトルである「Cyberpunk 2077」の結果を見てみます。本作もベンチマークモードはないので、ゲーム内の一定コースを移動する際の60秒間のフレームレートを計測ソフト・FrameViewで計測しました。

 

見ての通り、画質「中」設定では平均フレームレートは33fps前後、最低プリセットである「低」設定でも平均44fpsと、「Horizon Zero Dawn」よりもさらにフレームレートが低下しています。さらに上の画質設定としては「高」や「ウルトラ」が用意されているものの、平均フレームレートが30fpsを切ってしまうため、現実的な選択肢ではないでしょう。

 

「中」や「低」画質ではPC版らしい画質面でのメリットは享受しにくいうえに、場面によってカクつきが気になるところもありますが、プレイ自体は可能です。少なくとも、ゲームを進行できないほど負荷が重くなるところはないでしょう。画質にこだわらないのであれば、十分な選択肢と言えます。

 

結論:画質にこだわらなければ最安モデルの選択は十分アリ

いくつかのタイトルでパフォーマンスを見てきましたが、G-Tune P5-Hでも結構快適にゲームをプレイできます。もちろん、性能に余裕があるに越したことはないのですが、上を見ればきりがないのも事実。より高性能なゲーミングPCであれば、144fps超えの極めてなめらかな画面描画、WQHD(2560×1440ドット)や4K(3840×2160ドット)といった高解像度で映像美を堪能することなども可能になってくるものの、当然価格も上がります。

 

そういったビジュアルの強化に強いこだわりがないのであれば、エントリーゲーミングPCでもPCゲームは楽しめると言っていいでしょう。

 

繰り返しになりますが、近年はゲーミングノートPC全体が目覚ましい性能向上を見せているため、予算次第ではエントリークラスの製品でPCゲームデビューするのも悪い選択肢ではありません。予算の限られる学生ゲーマー、ある程度しっかりした性能のPCが必要で、ついでにゲームも遊びたいといった社会人ゲーマーは、こういった比較的安価なゲーミングノートPCの購入を検討してみるのもいいかもしれません。

 

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最新GPU搭載で4K解像度のPCゲームも楽しめるゲーミングデスクトップPCがマウスから発売

 

マウスコンピューターは7月7日、ゲーミングブランド「G-Tune」から、最新GPUのGeForce RTX 3080 TiもしくはGeForce RTX 3070 Tiを搭載したゲーミングデスクトップPCを発売しました。価格はGeForce RTX 3080 Ti搭載の「G-Tune HP-Z」が48万3780円(税込)、GeForce RTX 3070 Ti搭載の「G-Tune PP-Z-3070Ti」が36万2780円(税込)です。

 

今回発売するモデルに搭載されるGeForce RTX 3080 TiとGeForce RTX 3070 Tiは、6月に登場したばかりの最新GPU。特にGeForce RTX 3080 Tiは、4K解像度でゲームを楽しみたいユーザーに最適と言えるスペックを備えたグラフィックスとなっています。

 

上位モデルであるG-Tune HP-Zのスペックは、インテル Core i9-11900K プロセッサー、GeForce RTX 3080 Ti、32GBメモリー、1TB SSD/4TB HDD、Windows 10 Home 64ビットです。

 

一方下位モデルのG-Tune PP-Z-3070Tiは、インテル Core i9-11900K プロセッサー、GeForce RTX 3070 Ti、32GBメモリー、1TB SSD/4TB HDD、Windows 10 Home 64ビットという構成。

 

両モデルの違いはGPUのみとなっていますが、価格差は10万円以上あります。購入を検討する際は、どれくらい高解像度なゲームを楽しむつもりかで決めるといいでしょう。

マウスのゲーミングPC「G-Tune」の全製品にSteamアプリのプリインストールが開始

↑G-Tuneブランドサイトから

 

マウスコンピューターは7月6日、ゲーミングブランド「G-Tune」の全製品を対象に、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」アプリのプリインストールを開始すると発表。

 

今後、G-Tuneブランドの製品を購入すると、すぐにSteamからゲームをインストールしてプレイすることができるようになります。特にPCゲーム初心者にとっては、始めやすいはずなのでうれしい対応になりそうです。

 

Steamは、米Valve Corporationが運営するPCゲームなどの配信プラットフォーム。人気タイトルからインディゲームのタイトルまで、数多くのタイトルが販売されています。

ゲーミングブランド「SteelSeries」から、あらゆるPCゲームに対応できるマウス「Rival 5」が国内で発売

スティールシリーズジャパンは、品質や技術、機能性にフォーカスしたゲーミングギアブランド「SteelSeries」のゲーミングマウス「Rival 5」を国内販売すると発表。7月9日から発売します。参考価格は1万164円(税込)です。

 

Rival 5は、高精度でさまざまなジャンルに対応可能とうたうゲーミングマウス。独自オプティカルセンサー「TrueMove Airセンサー」を搭載したうえ、マウスの感度は18000CPI、最大認識速度は400IPS、加速度は40Gのほか、チルトトラッキングに対応。ゲームプレイ中のとっさの動作による意図しないトラッキングを防ぎ、正確なプレイをアシストするとしています。

 

また、本体には操作に必要なキーを割り当てられるボタンを7個搭載。さらに、サイドボタンの上部にキーを割り当てられるトグルスイッチも搭載しています。

 

このほか、1680万色のRGBライトを搭載しているため、マウス本体を好みの色でライティングできます。

 

本体重量は85gと軽量設計。とっさの動作でも軽快に動かせます。

 

最大でリフレッシュレート390Hz駆動のゲーミングディスプレイ「XV252QFbmiiprx」が日本エイサーから登場

日本エイサーは、ゲーミングブランド「Nitro」から、世界初をうたう最大リフレッシュレート390Hz駆動の24.5型ディスプレイ「XV252QFbmiiprx」を発表。7月8日から発売します。ヨドバシ.comでの価格は8万9800円(税込)です。

 

XV252QFbmiiprxは、動きの速いゲームを滑らかな映像で楽しみたい、幅広いゲーマーにおすすめとうたうモデル。リフレッシュレートは通常時で360Hz、設定でオーバークロックをONにすると390Hzで駆動します。

 

解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、色域はsRGBを99%カバー。また、応答速度はオーバードライブ時で0.5ms(GTG)のほか、コントラスト比は最大で100000000:1となっています。

 

このほか、広い輝度幅で明るい部分と暗い部分のコントラストをはっきりと表示する「DisplayHDR 400」や、映像の表示遅延やカクツキを抑える「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」に対応。

 

インターフェイスは、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4、ヘッドホンジャックをそろえています。本体サイズは約幅558×奥行き234×高さ383~503mmで、重量はスタンド装着時で約5.03kgです。

 

3万円台で滑らかな映像を楽しめるGIGABYTEのゲーミングディスプレイが発売

シー・エフ・デー販売は6月28日、GIGABYTEブランドの23.8型ゲーミングディスプレイ「GIGABYTE G24F」を発売すると発表。6月下旬から7月上旬ごろの発売で、想定価格は3万4700円(税込)前後です。

 

GIGABYTE G24Fは、応答速度1ms、144Hzのリフレッシュレートに対応するなど、滑らかな映像でゲームを楽しむことができるモデル。解像度はフルHD(1920×1080ドット)で、色域はDCI-P3を90%カバー。高精細かつ色の再現性にも優れています。

 

このほか、ゲームの経過時間を表示する「タイマー」や、シューティングゲームなどでうまく狙えるように支援してくれる「クロスヘア」など、ゲームアシスト機能も搭載されています。

 

入力ポートはHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2(HDR対応)をそろえるほか、USB 3.0×2やヘッドホンジャックを装備しています。

 

本体サイズはスタンドが付いた状態で、幅541×奥行き519.3×高さ136.75mmで、重量は約5.3kgです。

FPSも滑らかにプレイできるLGの高解像度ディスプレイ「27GP83B-B」が7月上旬発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミングディスプレイ「LG UltraGear」シリーズから、27型モデル「27GP83B-B」を発表。7月上旬から発売します。予想実売価格は5万5000円前後です。

 

LG UltraGearは、LGのゲーミングディスプレイの中で、ハイエンドモデルにあたるブランド。あらゆるジャンルのゲームを快適かつ高画質で楽しむための機能を備えた、「勝つため」のシリーズと位置付けられています。

 

27GP83B-Bは、発色が鮮やかなIPSパネルを採用。また、応答速度は1ms(GTG)を実現しているほか、DCI-P3の色域を98%カバーしており、美しく高速な映像を表示できます。

 

解像度はWQHD(2560×1440ドット)で、リフレッシュレートは165Hzに対応。高精細な映像表示が可能なうえ、FPSのような動きの速いゲームでも滑らかな映像を見ることができます。

 

このほか、HDRや低遅延なモデルに付与されるAMD FreeSync Premiumテクノロジー、ティアリングやスタッタリングを抑えるNVIDIA G-SYNC Compatibleなどに対応しています。

 

主なスペックは、輝度が400cd/平方メートル、コントラスト比が1000:1。また、インターフェイスは、HDMI×2、Display Port、ヘッドホンジャックをそろえています。

 

本体サイズはスタンドを含めて幅614×奥行き291×高さ466~576mmで、重量は6.3kgです。