未経験・ひとりでも楽しめる! 将棋が10倍面白くなる豆知識と始め方

11月17日は将棋の日。江戸中期ごろ、将軍の前で将棋を指す「御城将棋(おしろしょうぎ)」が旧暦の11月17日に行われていたことから制定されました。将棋は今、藤井聡太さんの活躍や「観る将」と呼ばれる新たなファン層の増加によって、世代を超えた盛り上がりを見せています。何百年もの間、人々を魅了してきた将棋。その魅力から、今の時代に合った楽しみ方まで、将棋女流棋士の中倉彰子さんにうかがいました。

 

将棋は歴史とともに進化した?
日本の将棋の始まりとは

そもそも将棋はいつ、どのように生まれたものなのでしょうか?

 

「将棋は日本独自の遊びですが、将棋と同じように、盤上の駒を動かして王様を取るゲームは世界各国にあります。代表的なものだと、世界中で楽しまれているチェス。ほかには中国のシャンチーや韓国のチャンギなどがあります。こうしたゲームの起源は、古代インドのチャトランガにあるといわれています」(将棋女流棋士・中倉彰子さん、以下同)

 

古代インドのボードゲーム、チャトランガ。

 

では、日本で将棋が遊ばれるようになったのは、いつごろからなのでしょうか?

 

「それも諸説あるのですが、すでに平安時代には将棋で遊んでいたことが文献に残されています。将棋の駒が1枚2枚と数えられるのは当時も今も同じですが、現代の将棋が9×9の81マスの将棋盤、40枚の駒を使って指すのに対し、かつては将棋盤のマス目も多く、駒ももっとたくさんあったといわれています。次第に使う駒が減ってサイズもどんどん小さくなり、今の形になったそうです」

 

「俳句や短歌といった短い言葉による表現が生まれたように、日本文化には減らすことで何かを洗練させるという特徴があります。将棋も同様に、マス目を狭く、そして駒の数も少なくする形で洗練されていきました。
その際、単に駒を取り合うだけでは勝負がつかなくなることが多かったため、相手の駒を取ったら『持ち駒』として再利用できるというルールができたのです。持ち駒の再利用は日本独自のルールであり、これにより将棋はさらに複雑で奥深いものとなりました」

 

長年親しまれてきた将棋の魅力とは?

千年以上前から将棋が存在することはわかりましたが、形を変えながらも現在まで長く楽しまれている理由はどんなところにあるのでしょうか。中倉さんが考える、将棋の面白さとは?

 

・戦略を試す時のドキドキ感

「どう攻めようかと戦略を考えながら対局を進めていき、自分が考えていた読み通りになったときはとてもうれしくなりますね。もちろんうまくいかないこともたくさんありますが、その予想通りにいかないときのドキドキ感も魅力。自分なりに工夫してみたり、こう指したら相手はどうなるかなと考えたりするところに面白さがあります」

 

・対局相手とのコミュニケーション

「対局後には、感想を話し合う『感想戦』があり、相手と対局について語り合えるのも将棋の魅力です。将棋という共通の話題でコミュニケーションを取れるので、初対面の人とも話が盛り上がりますよ」

 

・日常から離れて没頭できる時間

「大人になると日々の仕事や生活に追われてしまい、自分の時間がなかなかとれないという人も多いでしょう。ですが、対局中は将棋のことだけを考えられるので、日々の忙しさを忘れて自分の好きなことに没頭する時間を作れます」

 

・日本の伝統文化との接点

「将棋を通し、日本ならではの考え方や礼儀作法が身につくのも将棋のよさです。対局をする際は、初めに背筋を伸ばして正座をし、お願いしますと一礼。さらに対局後は、勝っても喜ばず、最後まで謙虚な姿勢で対局相手と向き合います。また、負けたら『負けました』といい、必ず負けた人から投了(対局を終了させる)するルールがあるのも、武士然とした日本ならではの考え方だと思います」

 

負けた時は潔く投了するのが決まり。

 

基本のルールとひとりで将棋を楽しむ方法

将棋の魅力がわかったところで、基本的なルールを学んでみましょう。女流棋士であるとともに、子ども向けの将棋教室も運営している中倉さんにわかりやすく教えていただきました。

 

教室オリジナルのグッズや教本を使いながら、子どもたちが理解しやすいよう指導する中倉さん。

 

・基本の遊び方

「将棋は8種類20枚の駒を使い、自陣の王様を取られる前に相手の王様を取りに行くゲームです。先手後手を最初に決め、交互に指していきます。
駒はそれぞれ動かせる位置が決まっています。さらに相手の陣地に進むと駒が裏返り、8種類のうち6種類の駒は『成駒(なりごま)』といって動かせる位置が変わります。最初は動かし方を覚えなければならないので、それによりハードルが高いと感じる人も多いかもしれません。
そういった人のために、いきなり20枚の駒を使うのではなく、駒の数を減らして行う方法もあります。まずは次の画像を参考に、駒の動かし方に慣れるところから始めてみましょう」

 

基本の8種類の駒の動かし方はこちら。大きく見たい場合や、成駒の動き方を確認したい場合は、いつつのホームページからチェックしてみてください。

 

・対局する方法

ルールがわかったところで、いよいよ対局に挑戦してみましょう。といっても、身近に対局できる相手がいない場合はどうしたらよいでしょうか?

 

「今はスマホ用のアプリが充実しているので、アプリを使って対局してみるのがおすすめです。初心者向けのアプリには、どのマスに駒を動かせるかを伝えるガイドが表示されるものもあるので、最初はそれを頼りにAIと対局し、感覚を掴んでみてください」

 

アプリで対局し、もっとやってみたいと思ったら、実際に相手と向き合っての対局に挑戦してみましょう。

 

「対局ができる場所はさまざまありますが、昔からあるところでいうと、集まった人同士で対局ができる将棋道場ですね。初心者であれば初心者同士で組むなど、同じレベルの人同士で対局できるように振り分けてくれるんです。
もっと気軽に楽しみたいのであれば、将棋カフェや将棋バーボードゲームカフェなどがおすすめ。カフェやバーなのでコーヒーやお酒を飲みながら気楽に対局できます。
アプリでもオンラインで対局できますが、経験者が多くて少しレベルが高いかもしれないので、オンライン対局はある程度慣れてきてから挑戦してみるとよいと思います」

 

もっとうまくなりたいと思ったら?
上達のコツ

もっとうまく将棋が指せるようになりたいと思ったときに、上達するにはどのようなことが必要なのでしょうか?

 

「将棋教室に通ったり、オンライン教室を受講したりして、指導してもらうこともできますが、教室に通わなくても強くなることは可能です。おすすめは『詰将棋(つめしょうぎ)』
詰将棋とは、相手の王将(玉)がどうやっても取られてしまう状況(詰み)にするには、どのような手を指せばいいのか考えるパズルのようなものです。詰将棋には何手で詰めるかが提示されているので、その手数で詰む方法を考えます。駒をうまく使えるようになることで将棋は上達していくので、駒の使い方を身につける練習になりますよ」

 

株式会社いつつのホームページでは、毎年新春詰将棋を公開しています。こちらは2024年新春の詰将棋。

 

ほかにも、『棋譜並べ』をやってみるのもよいそうです。

 

「棋譜並べは、プロ棋士が指した将棋を自分で並べて再現する練習方法です。プロはどんな手筋で戦うのか、実際に並べてみることでプロの考え方を学ぶことができます」

 

そして「あとはやはり実戦あるのみですね」と中倉さん。さまざまな駒の使い方を学び、実戦を重ねていくことで上達を感じられるはずだといいます。

 

対局観戦を楽しむ「観る将」になろう!

最近はテレビだけでなく、YouTubeなどの配信を通してプロの対局を観ることができ、スポーツ観戦のように対局観戦を楽しむファン「観る将」も増えています。

 

「将棋の楽しみ方は多様化しています。将棋を指さないけれど、プロの対局は観るという人もけっこう多くいて、気軽に将棋を楽しむ人が増えてきた印象です。昔のテレビ番組ですと、プロ棋士が解説する『大盤解説』が主流でした。
ですが今は、どちらが優勢かパーセンテージで示す『評価値』と呼ばれるガイドや、次の候補手が表示されるなど、パッと見てもわかりやすいように番組の見せ方も変化しています。なので、家事や作業をしながら対局をラジオ感覚で流しているという人もいらっしゃいます。面白く解説するプロ棋士もいるので、耳を傾けるだけでも楽しめると思いますよ」

 

プロの対局中は、解説だけでなく、棋士が今日食べた「勝負飯」や「おやつ」の情報なども出るのだとか。そうした情報から棋士の人柄が見えてくるのもまた、プロの対局を観る理由になっているようです。

 

「とくにタイトル戦になると、開催地ではおやつコンテストが開かれます。コンテストでの協議を経て選ばれた8品程度のおやつが、プロ棋士に渡す『おやつ候補リスト』に載せられます。棋士はおやつ候補リストからその日のおやつを選ぶので、どれを食べるかというところにも注目が集まります。SNSでも毎回盛り上がっているんですよ」

 

タイトル戦や女流棋士の活躍に注目!
将棋のニュースが面白くなるポイント

タイトル戦の時期になると、勝敗などがニュースでも報道されています。そもそも、タイトル戦とはどのような試合なのでしょうか?

 

「プロ棋士が参加する大会には8つのタイトル戦とトーナメントがあります。上位タイトルである竜王戦や、名人戦はよく話題になりますよね。とくに名人戦の歴史は古く、江戸時代から続いています。初代は大橋宗桂名人で、そこから2代、3代と続き、現代に受け継がれている歴史あるタイトルです」

 

竜王戦は例年10月から12月にかけて行われ、もっとも注目される大会です。今まさに、藤井聡太竜王と挑戦者の佐々木勇気八段の勝負が報道されています。

 

そして名人戦は、例年春から初夏にかけて行われる大会。藤井聡太竜王は2023年の名人戦で勝利し、その後行われた王座戦にも勝利したことで、史上最年少で八冠達成を成し遂げ話題になりました。

 

現在は叡王以外のタイトルを藤井聡太竜王が保持しているので、今後のタイトルの行方に注目してみると面白いはず。

 

「タイトル戦だけでなく、女流棋士の活躍も目が離せません。現在は、西山朋佳女流三冠がプロ棋士になるために挑戦していて、女性初のプロ棋士誕生が期待されています。
なぜ女性のプロ棋士が今までいなかったかというと、そもそもプロ棋士は年に4名しか誕生しない狭き門。奨励会というプロ棋士養成機関に入会し、リーグ戦を勝ち抜いて一番上位の四段に昇段することでプロ棋士になれるのですが、そこは全国から強者が集う奨励会。そう簡単には勝ち進めません。また、26歳までに三段リーグに進まなければならないという年齢制限もあります。
西山朋佳女流三冠は、奨励会在籍中にプロになれなかったものの、公式戦で10勝以上し、よい成績を収めていたことから棋士編入試験受験資格を獲得しました。藤井聡太竜王のニュースはもちろんですが、厳しい将棋の世界で戦い続ける女流棋士にも、ぜひ注目してみてください」(2024年11月時点)

 

聖地巡礼から推し活まで!
広がる現在の将棋の楽しみ方

将棋を指したり対局を観たりする以外にも、将棋の楽しみ方は広がっていると中倉さんは話します。

 

「将棋にまつわる場所を『聖地巡礼』して楽しむ、という人も増えています。東京の聖地ですと、東京将棋会館のある千駄ヶ谷。将棋会館が2024年10月にリニューアルし、将棋カフェも併設されました。境内に将棋堂がある鳩森神社を参拝したり、将棋漫画『3月のライオン』のマンホールを探したりするのも楽しいですよ。
関西将棋会館も2024年11月17日に新しくなりました。大阪府高槻市に移転オープンするということで、高槻市を将棋の街にしていこうと盛り上がりを見せています。
あとは、将棋駒の生産高日本一である山形県天童市も将棋の聖地として知られています。春に行われるイベント『人間将棋』が有名ですね。天童駅前には詰将棋が描かれた歩道があり、解きながら歩けるのもユニーク。将棋の聖地を目的に旅してみるのもよいかもしれません」

 

天童市で行われる人間将棋。桜の時期に開催され、例年多くの人が訪れています。(写真提供=天童市)

 

イベント会場などを見ると女性の来場者が少しずつ増えているといいます。

 

「女性ファンのなかには、プロ棋士の推し活をされている人もいて、好きな棋士を観にイベントに参加しているという人も。推し活まではいかなくても、自分の好きな棋士の対局や勝敗をチェックしてみるだけでも楽しいかもしれません。さまざまな楽しみ方があるので、将棋を難しく捉えずに、自分の入りやすいところから将棋に親しみを持っていただけたらうれしいですね」

 

Profile


将棋女流棋士 / 中倉彰子
1991年・1992年女流アマ名人戦を連覇後、堀口弘治七段門下へ入門。1994年には高校3年生で女流棋士としてデビュー。2015年に株式会社いつつを設立し、代表取締役に就任。将棋グッズの制作や子ども向け将棋教室のプロデュースなどを行っている。著書に絵本『しょうぎのくにのだいぼうけん』(講談社)などがある。
株式会社いつつ HP

ChatGPTが仕事以外でも頼りになる?生成AIの暮らしにおける意外な使い道と注意点

生成AIの普及が急速に進み、「生成AI時代」とも呼ばれる近年。ビジネスや日常生活など、幅広いシーンで生成AIが活用されるようになり、私たちに多くの恩恵をもたらしています。

 

生成AIは、使い方次第で日々の暮らしをさらに楽しく、便利にできるツールです。今回は、AI専門メディア「AINOW」の編集長を務め、AI領域に精通し幅広く活躍されている小澤健祐(おざけん)さんに、日常生活で生成AIを使いこなすためのヒントを紹介していただきます。

 

私たちの日常を変える?
生成AIの進化で広がる可能性

2022年11月にChatGPTが公開されて以降、全世界で爆発的に普及した生成AI。その技術は驚くべきスピードで進化を続けています。

 

「これまではテキスト情報や画像生成といった、1種類の情報のみを処理する生成AIが主流とされてきました。しかし、最近はテキストや画像、音声、動画など、さまざまな形式のデータを横断的に処理する『マルチモーダルAI』が目覚ましい発展を遂げており、これまで以上に幅広い分野での活用が期待されています。

今後はメッセージアプリや動画サイトなど、私たちが普段から利用しているサービスやコンテンツにも、生成AIが組み込まれていくと予想されています。生成AIは、私たちの生活に欠かせない、身近な存在になりつつあります」(「AINOW」編集長・小澤健祐さん、以下同)

 

押さえておきたい三大生成AIサービス

近年はChatGPTを筆頭に多種多様な生成AIサービスが登場し、ビジネスの現場をはじめ、日常生活のあらゆる場面で生成AIの便利な機能を取り入れられるようになりました。なかでも生成AI初心者におすすめなのが、対話型AIチャットツールの三大サービスとも言われる「ChatGPT」「Gemini」「Claude」です。

 

・ChatGPT

OpenAI社発の「ChatGPT」は、まるで人間と対話しているかのような自然言語処理と高い回答精度で公開直後から話題を集め、生成AIブームの先駆けとなりました。

「文書の作成や要約、翻訳のほか、音声や画像の認識・生成など、非常に汎用性が高いサービスです。ビジネス利用だけでなく、日常使いもしやすいです」

ChatGPT

 

・Gemini

「Gemini(ジェミニ)」は、2023年12月にGoogleが発表した次世代のマルチモーダル生成AIモデルです。GmailやYouTubeなど、Googleが提供する各種サービスとの連携ができるという大きな強みがあります。

「ビデオ通話中に『ここに何がある?』と聞くと、通話画面に映るものを認識して回答してくれたり、動画の内容を解析して記事を生成してくれたりと、マルチモーダル性に優れています」

Gemini

 

・Claude

「Claude (クロード)」は、OpenAI出身のメンバーが立ち上げたスタートアップ企業、Anthropic社によって開発されました。他の生成AIサービスと比べ、より人間的で自然な言語表現が可能です。

「Claudeが出力する回答は言い回しがとても自然で、AI業界でもきれいな日本語に強いと評価されています。記事作成やメールなど、テキストの生成に便利です」

Claude

 

これらのサービスはいずれもモバイルアプリがリリースされており、スマートフォンで気軽に利用することができます。まずは登録して、無料プランから試してみてください。

 

生成AIを使いこなすカギは「プロンプト」にあり!

実際に生成AIサービスを使い始めてみたはいいものの、とんちんかんな回答ばかりで上手く使いこなせないパターンも多いのではないでしょうか? 実は、それには「プロンプト(=AIに与える指示)」の質が大きく影響しています。

 

「例えば、物件検索サイトで部屋を探すとき、住みたい部屋の条件を指定しますよね。ざっくりした条件を入れただけだと、希望にぴったり合致する物件が埋もれてしまったり、条件がほとんど合わない変な物件ばかりが引っかかったりしてしまいます。
それはAIも同様で、具体的な条件を指定してあげないと、ユーザーが意図しない的外れな回答が返ってきてしまいます。単に『○○して』とだけ伝えるのではなく、指示の内容や目的を明確にして、細かく整理することが重要です」

 

プロンプトを整理するコツは、「指示」「目的」「参照情報」「出力形式」の4つの基本要素を押さえること。知りたい情報や出力したい形式などを項目に分けて入力します。

 

【プロンプトの基本要素】

# 指示 AIに何をしてほしいかを具体的に入力する
# 目的 「上司への報告文作成のため」など、出力結果を使用するシーンを指定
# 参照情報 要約したいテキストや解析する画像などを指定
# 出力形式 表形式、会話形式など、内容に合った出力形式を指定

 

プロンプトを作成する際、指示は必ず先頭に置きます。項目を追加する場合は、「#」などの記号で区切ると良いでしょう。

 

「使用シーンに応じて条件やターゲット、注意事項などの項目を追加して、より細かく情報を入力していきます。一見難しそうに思えますが、たったこれだけで出力結果の精度は大きく変わってきます」

 

日常生活に取り入れたい!
暮らしの中の生成AI活用術5選

生成AIを使って、日常の困りごとを解決する方法について、引き続き小澤さんに解説していただきます。今回は、2024年5月にリリースされたChatGPTの新モデル「GPT-4o」を使用します。

 

使用目的に合わせてモデルを選択することができます(画像は有料版のChatGPT Plus)。

 

ChatGPTのアカウント登録や基本操作についてはこちら↓

ChatGPTを登録から解説。けんすう氏おすすめの初心者向け7つの使いこなし方

 

GPT-4oを利用する場合、基本的には有料プランである「ChatGPT Plus」へのアップグレードが必要です。有料プランでは、画像や音声の入力・生成や最新の情報を使った回答など、より高度な機能を利用できます。ただし、利用回数や一部機能に制限はあるものの、無料プランのユーザーでもGPT-4oの利用が可能です(2024年6月現在)。

 

ではさっそく、日常生活での活用法を見ていきましょう。

 

1.家にある食材からおいしいレシピを生成する

買い物に行きたくない、でも冷蔵庫にある食材だけで作れる料理を探すのは大変……。そんなときは、AIにレシピを生成してもらいましょう。まずは先ほど紹介したプロンプト作成のヒントを参考に、テキストのみでプロンプトを作成します。なお、テキスト入力のみであれば無料版のGPT-3.5でも出力が可能です。

 

【プロンプト例】

#指示
STEP1:提供する食材からレシピを作成してください。
STEP2:足りない食材がある場合は、その食材を指定してください。

#目的
なるべく買い足しをせずに、満足感のあるレシピを作成するため。

#残っている食材(=参照情報)
トマト、小麦粉、タマネギ、各種調味料、豚肉

#条件
健康には配慮したメニューにしてください(栄養バランスを重視)

 

「ポイントはSTEP1・2のように指示を2段階に分けて入力することです。長文のプロンプトだとAIに指示内容が伝わりづらいので、指示が2つ以上になる場合は情報を細かく分解してみてください」

 

テキスト入力だけでなく、画像認識機能を使ってレシピを生成することも可能です。冷蔵庫の中身を撮影してチャット画面にアップロードします。

 

「AIが冷蔵庫内にどんな食材があるのかを分析して、それに応じたメニューを生成してくれます。分析できない食材があっても、『おそらく○○』というように食材の予測までしてくれます」

 

2.食事内容を撮影してカロリー推定をしてもらう

料理の写真をもとに、AIに推定カロリーを計算してもらいます。

 

「画像で判断できる限りですが、大まかなカロリーを計算してくれます。詳細な成分分析までは難しいかもしれませんが、1日の総摂取カロリーを計算するための指標になりますね」

 

3.インテリアの配置換えを提案してもらう

家具の配置に迷ったら、部屋の写真を撮影してAIに模様替えのアイデアをもらってみましょう。

 

「写真からわかる範囲で配置換えの提案をしてもらいました。どんな部屋作りをしたいか、目的や条件を入力すると、より詳細なアイデアをもらえます」

 

4.写真撮影の改善方法についてアドバイスをもらう

撮影スキル向上のために、構図や背景について誰かに意見をもらいたい……。そんなときは、撮影した写真をもとにアドバイスをしてもらいます。

 


「使用目的を入力すると、それに応じたアドバイスをしてくれます。例えば『写真をおばあちゃんに見せたい』から『資金調達用のプレスリリースに使いたい』に変更すると、ビジネスシーンでの使用に適した回答が返ってきます」

 

5.旅行先の環境に適したコーディネートを提案してもらう

旅行先にどんな服を持って行くか迷ったら、目的地の気候や観光に適した服装を提案してもらいましょう。プロンプトには旅の目的地や時期、性別、身長など詳細な情報を入力します。

 

有料プランの機能ですが、提案されたコーディネートをもとに参考画像を生成することも可能です。

 

「『全体的に可愛くしたい』など、好きなテイストを指定するのも良いでしょう。コーディネートが気に入ったら、Googleの画像検索を使って似たアイテムを探すこともできます」

 

上記の他にも、使い方はいろいろ。テニスの練習メニューを作ってもらったり、音声認識機能を使って英会話練習の相手をしてもらったり、プロンプトを応用するだけで、幅広いシーンで活用することができます。

 

ただし、生成AIを利用するにはこんな注意点も。

 

「生成AIは、ユーザーが入力したデータを学習して回答を生成するので、入力した情報が他ユーザーの回答に組み込まれてしまう可能性は否定できません。名前や住所など個人が特定できる情報や機密情報の入力は避けましょう。
また、生成AIの出力結果をすべて鵜呑みにするのではなく、事実かどうかを見極めることも大切です。通常のインターネット利用と同様に、情報の扱い方には注意が必要です」

 

無限の可能性を秘める生成AI。みなさんも日々の暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

Profile


「AINOW」編集長 / 小澤 健祐(おざけん)

日本最大のAI専門メディア「AINOW」編集長。「人間とAIが共存する社会をつくる」のビジョンのもと、ディップ株式会社で生成AI活用推進プロジェクトに携わるほか、 1000本以上のAI関連記事の執筆、AIに関するトークセッションのモデレーターや登壇、講演、メディア出演など、AI領域で幅広く活動している。株式会社Cinematorico 共同創業者兼COO、株式会社テックビズ/PRディレクター、株式会社Carnot/事業戦略担当、Cynthialy株式会社/顧問 、日本大学次世代社会研究センター/プロボノとしても活躍。一般社団法人生成AI活用普及協会の協議員も務める。著書に『生成AI導入の教科書』(ワン・パブリッシング)。

小澤健祐『生成AI導入の教科書』

PlayStation VR2はどこが凄い? おすすめソフトは?「VR」の最新事情と楽しみ方

昨今、進化がめざましいVR。VRというと「ゲームを楽しむためのもの」とイメージする人も多いでしょう。ただそれだけではなく、近い将来、私たちの生活を大きく変えるものになるかもしれません。

 

そこで今回は、そもそもVRとはどのような技術なのか、現在どれほどの進化を遂げているのかといったVRの最新事情について、ネットワークや先端技術に詳しいフリージャーナリストの西田宗千佳さんに教えていただきました。さらに、最新のVRが体験できるゲーム「PlayStation VR2」についても紹介します。

 

VRの技術は、この50年で大きく進化した

そもそも「VR(virtual reality)」とは、コンピューターによってつくりだした仮想空間を、まるで現実空間にいるかのように感じられる技術のこと。日本語では「仮想現実」とも呼ばれています。ゲームのイメージが強いVRですが、西田さんによると、VRは本来とても幅広いことに活用できる技術だそう。

 

VRを使えば、目の前の現実世界をまったく別の映像や音に置き換えることが可能です。現実世界で狭い部屋にいたとしても、VRによってそこに仮想空間をつくりだすことで、私たちの世界はもっと自由なものになり得ます。そう考えるとVRは、とても幅広いことに活用できる技術です。ゲームはもちろん、コミュニケーションツールになったり、仕事をするときに役立ったり……。私たちの生活のさまざまな場面で活用できる可能性を秘めていると思います」(フリージャーナリスト・西田宗千佳さん、以下同)

 

未来を感じさせるデバイスで、近年生まれた技術のように感じられますが……。

 

「VRは今でこそ広く知られるようになりましたが、アイデア自体は50年以上前からすでにありました。しかし当時はまだ、実現させるための技術が足りていませんでした。VRの実現には、コンピューターの性能をつかさどる半導体、映像を表示するためのレンズやディスプレイ、ネットワークのスピード、これらすべてがそろわなければなりません。50年の間に3つの技術が徐々に進化していきましたが、とくにここ最近でVRを取り巻く環境が大きく変わる転換点になったのは、2012年です。アメリカのITベンチャー企業「Oculus(オキュラス)」のパルマー・ラッキー氏が、現在のVR用ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)のベースとなる技術をつくりだしました。それが、HMDの内部に魚眼レンズを設置して、そこにあらかじめ歪ませた映像を通すという技術です。これにより、広い画角で映像が見られるHMDを低コストでつくれるようになりました。その後、世界のIT大手もVR業界へと参入。今では一般消費者でも数万円で、高性能なVRが体験できるようになってきています。まったくゴールが見えなかった50年前と比べると、現在は順調に“頂上”へと近づいてきていると言えるでしょう。

 

とはいえ現在のVRは、コンピューター全体の歴史からいえば、家庭用PCとして広く普及した『Windows95』も発売されていない、1990年以前くらいのレベルとも言われています。携帯で言えば、まだガラケーもないくらいの時代で、まさに今が『黎明期』と言えると思います。VRで何か新しいことができるとわかってはいるけれど、現段階で便利かと言えば、不便なところはまだまだあるというのが現状です。それでも、VRを使って楽しくてびっくりするような体験ができる商品が、すでに世の中で売られていることを考えると、かなりの進歩。今触れておくことで、この先の新しい世界の可能性を感じることができると思います」

 

最新のVRを自宅で体験できる「PlayStation VR2」

現在、一般の人でも体験しやすくなってきているVR。なかでも2023年2月に発売された「PlayStation VR2(以下、PS VR2)」は、最新のVR体験ができるデバイスの一つです。PS VR2を使うとどのような体験ができるのか、西田さんに詳しく教えていただきました。

 

「PS VR2は、PlayStation 5(以下、PS5)と接続して使用するVRデバイスです。VR界の中で今もっともクオリティの高いゲームを低価格で楽しめるのがPS VR2だと思います。しかし低価格といっても、PS VR2とPS5を購入すると13万円ほどになるので、けっして手頃な価格ではありません。それでも海外旅行1回分くらいの価格で、まったく新しい世界を体験できると考えると試してみる価値はあると思います。

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメント「PlayStation VR2」
7万4980円(税込)

©2023 Sony Interactive Entertainment Inc. All rights reserved.
Design and specifications are subject to change without notice.

 

PS VR2の大きな特徴は、『ゲームを楽しむこと』に特化してつくられているところです。先ほども述べたように、VRはあらゆることに活用できる技術。しかし、一般の人たちにとってはまだ馴染み深いものとは言えず、何ができるのかよくわからなかったり、買った後に使い方を試行錯誤したりする人も多いのが現状だと思います。しかしPS VR2は、ゲームができることをシンプルに押し出した商品。そのためセッティングが簡単で、PS5とPS VR2を用意し、ケーブル一本挿せばすぐにゲームを始めることができます。このシンプルさやわかりやすさは大きなポイントです。

 

さらにPS VR2の魅力と言えるのが、美しい映像でゲームを楽しめるところです。そもそもVRは、右目と左目で投影される映像が異なるため、単純に考えると、通常のゲームの倍の性能があって初めて通常のゲームと同じくらいの画質になります。左右の映像がずれていると、脳が違和感を覚えて酔いやすくなってしまいます。それが今回のPS VR2では、技術的な進歩によって性能がアップしたことで、酔いもかなり軽減され、よりリアルで美しい映像が楽しめるようになりました」

↑レンズの奥にあって見えないが、PS VR2には新しいディスプレイが使われており、発色や解像感がより自然なものになっている。

 

VRの醍醐味を味わえる! 西田さんおすすめのPS VR2のソフト

続いては、西田さんが体験したPS VR2のゲームの中でも、とくにおすすめのソフトを教えていただきました。

 

1.グランツーリスモ 7

『グランツーリスモ 7』スタンダードエディション(パッケージ版)

発売元=ソニー・インタラクティブエンタテインメント
プラットフォーム=PlayStation 5、PlayStation 4
価格=PS5版 8690円 / PS4版 7590円(税込)

 

「グランツーリスモ」は、バーチャルな世界でドライビングを体験できるリアルドライビングシミュレーター。ゲームファンのみならず、世界中のモーターファンからも高い支持を得ています。『グランツーリスモ 7』では、60以上の自動車ブランド、400車種以上の車を収録。普段はなかなか乗ることができないスポーツカーなどでドライビングを体験できます。

©2023 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc.  “Gran Turismo” logos are registered trademarks or trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

「PS VR2 で『グランツーリスモ 7』をプレーしていると、本当に運転をしているような感覚になります。レースをするゲームでは、本来なら勝たないとイライラするはずですが、ドライブ気分でついリラックスしながら楽しんでしまうくらいです(笑)。また、現実の世界で夏の夕方に車を走らせていると、日差しが車内に入り込んで顔が熱くなったりすることがありますよね。ゲームの中でも、実際にそういう風景の中を走っていると顔に日が当たって本当に温かくなるような感覚があって驚きました。このように、感覚情報が影響を及ぼし合う現象は『クロスモーダル現象』と呼ばれています。クロスモーダル現象が起こるくらい、あまりにリアルな体験ができるのがPS VR2 。それを存分に味わえるゲームの一つが『グランツーリスモ 7』だと思います」

 

2.Kayak VR: Mirage

Kayak VR: Mirage(ダウンロード版) 

発売元=Better Than Life B.V.
プラットフォーム=PlayStation 5
価格=3080円(税込)

 

「Kayak VR: Mirage」は、世界のさまざまな場所で自然に囲まれながらカヤックの体験が楽しめるゲームです。ゲームはVR専用に開発されていて、VRならではの没入感を堪能できます。

「北極の氷河の間をカヤックで漕ぐなど、現実世界ではなかなかできない体験ができるところが大きな魅力です。このゲームでも、氷河の間を漕いでいると、自分のいる空間がなんとなく寒く感じられるくらいのリアリティがあります。カヤックを漕いだ時の水しぶきや周囲に見える自然の風景もすごくリアル。映像もとてもきれいです」

 

3.Rez Infinite

Rez Infinite(ダウンロード版) 

発売元=エンハンス
プラットフォーム=PlayStation 5(PS VR2対応)、PlayStation 4(PS VR対応)
価格=PS5 3462円 / PS4 3462円(税込)
※PS4版を購入済みの場合は、1100円(税込)でPS5版を購入可能。

 

「Rez Infinite」は、新しい共感覚体験ができるシューティングゲームです。美しいビジュアルやサウンドを楽しめるところも大きな魅力。世界各国でゲームアワードを受賞・ノミネートされる人気のタイトルです。

「真っ暗な空間に浮かび上がってくる敵を攻撃するときの効果音が音楽のようになっていて、音楽しかない空間に包まれるような、不思議な感覚をおぼえます。また、PS VR2の『視線トラッキング技術』により、コントローラーではなく視線を動かすだけで敵を狙うこともできるなど、VRならではの面白い体験ができます」(視線トラッキングを体験するには、PS5版「Rez Infinite」と、PS VR2が必要)

 

PS VR2のこれからは?

2023年2月に発売されたばかりのPS VR2は、今後どのような広がりを見せていくのでしょうか?

 

「現在PS VR2を楽しんでいるのは、元々VRゲームをやっていた方やPlayStation好きが多い印象があります。もちろん、そもそもゲームに興味がない人もいますし、ゲーム機はスマホと違って一人一台持つものでもないので、市場の限界もあると思います。しかし、VRのすごさは実際に体験してみないとなかなかわからないもの。PS VR2に限らずですが、今後国内でVRのゲームを広めていくためには、店頭やイベントでの体験会を積極的に実施したり、日本で人気のタイトルをVR版で発売したりするなど、より多くの人に興味を持ってもらえるようアピールしていく必要があると考えています」

 

さらに、「ゲーム以外のVRも体験したい」「もっと低コストで気軽にVRを体験してみたい」という人におすすめのデバイスについても教えていただきました。

 

もっとも手軽なのは、5~7万円ほどで購入できる『Meta Quest 2』や『PICO 4』です。これらはゲーム機などにケーブルをつながず、HMDをつけるだけで手軽に楽しむことができます。また『Meta Quest 2』や『PICO 4』で体験できるのは、ゲームはもちろん、フィットネス、メタバースでの交流、ビジネスワークなどさまざま。ゲームに特化したPS VR2とはまた違った、VRの面白さや魅力を体験できると思います」

 

ちなみに、西田さん自身が愛用しているのは「Meta Quest Pro」だそう。

 

「『Meta Quest Pro』は価格は15万円ほどしますが、VR機能だけではなく、現実世界と仮想世界をシームレスにつなぐことができる、MR(複合現実)対応のデバイスであることが大きな特徴です。例えば、手元に置いたキーボードが見えている状態で、空中にディスプレイを出したりすることができます。現在、一般向けにさまざまなデバイスが販売されているので、目的や予算によって自分に合ったものを選んでみてください」

 

社会のなかにも広がり始めている! VRの活用例

すでに驚くほどリアルな仮想空間を楽しむことができるVR。今後、VRの技術が進歩するとどのようなことができるようになるのでしょうか? また現在、社会の中でVRが活用されている事例についても西田さんに教えていただきました。

 

「VRの技術は今、富士山でいうと8合目くらいまで来ています。では、これが頂上に到達するとどうなるのか。例えば、街中で歩いているときにスマホの中のマップではなくて道の上に矢印が表示されるとか、イベントをやっている場所に立体のキャラクターが浮かんで見えるとか、飲食店に星や点数が表示されて評価がわかるとか……。生活の中で役立つようなさまざまなことができるのではないかと考えています。
とはいえ、屋外でVR用のゴーグルを付けることは安全面から考えてもハードルは少し高めです。そのため、屋内での活用、例えばアーティストのライブパフォーマンスなどは、もっと早くに楽しめる日が来ると思います。業界でも『ゲームの次はライブパフォーマンスが来る』と言われているので、今後の展開に期待しています」

 

一方、現在すでに社会の中でVRが活用されている事例もあります。

 

「その一つが、VRを使って行われる労働災害を防ぐために取り組みです。例えば工場などでは、機械に服の袖や腕が巻き込まれるような事故が起こることがあります。そこで安全教育としてVRを活用し、実際に事故が起こったときのシミュレーションを行います。これにより、事故防止への意識向上などが期待できますよね。さらに工場の設計などで機械の配置を考えるときに活用しているところもあります。VRでつくりだした仮想空間に機械や人を置くことで、どう配置すると効率的な作業ができるかなどをシミュレーションすることが可能です」

 

「そのほか、活用され始めているのが教育現場です。例えばVRを使うと、自宅から授業を受けていてもほかの生徒がそばにいるように感じられたり、歴史の授業で土器や刀といった歴史的な遺物を目の前で観察できたりと、いろんなことが体験できます。このように教育現場でのVR活用はとても有効だと言われていますが、世界的に見ても導入しているところはまだまだ多くありません。活用法の可能性や最適な使い方について、今まさに模索しているところだと思います」

 

最後に、西田さんが考えるVRの魅力と可能性についてうかがいました。

 

「現在、オンライン上で画面越しに人と会うことは当たり前の時代になりました。しかし近い将来、VRを活用することで遠く離れた人とのコミュニケーションはさらに進化して、まるで目の前に等身大の相手がいるかのように感じながら、話をすることができるようになります。このように、新しいコミュニケーションツールになり得るところはVRの大きな価値だと考えています。
今のVRでいえば、先にご紹介した『クロスモーダル現象』のような、視覚体験があまりにリアルなゆえに脳が騙されるような体験ができることは、やはり大きな魅力です。VRはまだ『明日、あなたの生活の役に立ちます』と言えるものではありません。それでも今触れておくことに価値があって、この面白さは実際に体験してみないとなかなかわからないので、ぜひ一度試してみてもらいたいなと思います」

 

プロフィール

フリージャーナリスト / 西田宗千佳

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。取材・解説記事を中心に、主要新聞・ウェブ媒体などに寄稿する他、書籍も多数執筆。テレビ番組の監修なども手がける。主な著書に「メタバース×ビジネス革命 物質と時間から解放された世界での生存戦略」(SBクリエイティブ)、「ネットフリックスの時代」(講談社)、「ソニー復興の劇薬」(KADOKAWA)などがある。

 


提供元:心地よい暮らしをサポートするウェブマガジン「@Living」

新FFは初の本格アクションRPG! 6月発売予定でPlayStation 5人気再熱か?

2023年にヒットが予測されるモノ・コトをその道のプロが解説。“知らんけど”とならないガチのネクストヒットをご覧あれ!

※こちらは「GetNavi」2023年2・3月合併特大号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トレンド予報

性能を活かした美麗なビジュアルでFF最新作をきっかけにPS5が再燃する

ゲームコラムニスト

卯月 鮎さん

ゲームコラムニスト・書評家。フリーでゲームコラムや紹介記事を手がける。著書にゲームの進化を探る「はじめてのファミコン」がある。

世界的にもファンが多い「ファイナルファンタジー」の最新作が2023年6月に発売決定。約7年ぶりとなるリリースですが、今作の特徴はシリーズ初の本格アクションRPGであること。「ストーリーとリアルタイムバトルとドラマがジェットコースターのように繋がっていて、いままで体験したことがない興奮が味わえる」とのこと。

 

発売から半年間はPS5での独占販売が決定。2020年の発売から現在も「PS5は入手困難」と言われているなかでの独占販売なので、より需要が高まりそうです。

 

PS5の強みは、高繊細で圧倒的なグラフィック。本作発売後にはPS5の映像美が世界中で話題になり、人気が再燃するでしょう。

 

【Key Itemはコチラ!】

FINAL FANTASY XVI / スクウェア・エニックス

 

アクションゲームが苦手な人も楽しめるシリーズ初の本格アクションRPG

2023年6月22日発売予定

シリーズのナンバリング最新作で、アクションRPG。クリスタルの加護を受けた大地“ヴァリスゼア”を舞台に、主人公のクライヴ・ロズフィールドの復讐の物語を描く。今作では召喚獣同士の激突も大きな要素となる。

↑主人公のクライヴが召喚獣の能力などを駆使しながら敵と戦っていく。バトルは大別すると3種類が用意されている

 

【コレにも注目!】

Nintendo Switch後継機

switch
↑写真は現行モデル

 

大ヒットからの世代交代に任天堂の手腕が問われる

2017年発売のNintendo Switchは、来年で6年目。そろそろ世代交代が叫ばれている。これだけヒットしたハードをどう世代交代させるか、同時発売ソフトに何を持ってくるかが注目だ。

ドラクエ度をチェック! スライムを正しく描ける定規などドラクエに浸かれる文房具16点

「ここは文具の店だ。どんなようだい?」

 

2022年にスクウェア・エニックス×デザインフィルの共同開発によって発売されたのが、お馴染みドラゴンクエストがモチーフとなった文房具ブランド「ドラゴンクエスト文具屋」だ。これまでもドラクエをモチーフにした文房具は数多く発売されてきたが、こちらは「日常=冒険」がコンセプト。日々の生活がアレフガルドでの冒険のように感じられるアイテム(全16品)がラインナップしているとのこと。

 

そこで、中学時代にファミコン版「ドラゴンクエスト」をプレイして以来、ナンバリングタイトルは必ず発売日に購入して遊んできた筆者の目から、それらが「どれくらいドラクエか?」を基準に1点ずつチェックしていきたい。

 

「ここでそうびしていくかい?」

 

【手帳の章】日々の経験値を手帳に貯めてレベルアップ!(てれれれってってれー♪)

とにかく一番気になったのが、冒頭でも述べた「経験値ハビットトラッカー」である。

 

habit(習慣)tracker(追跡者)とは文字通り、普段の習慣を毎日記録していくための手帳記入法の一種。習慣化したい目標を立て、それが毎日できたかチェックを入れて管理し、習慣づけていく、というやり方が一般的だ。

 

つまりそれは、RPGでレベルアップのために経験値を積み上げていくのとよく似てるよね? という話だろう。

経験値ハビットトラッカー <スライム><ドットフィールド>
1320円(税込)

 

基本的にはデザインフィルがこれまで出していたハビットトラッカーの紙面を転用しているのだが、日々のチェック項目がスライムになっていたり、月の表示をドット文字で書けるようになっていたり(ドット文字の見本ページもあるので、真似して書けばOK)と、ドラクエテイストの演出もぬかりなし。

↑レベルアップのために日常の経験値を貯めていこう!

 

↑レベルアップ目標のサンプル。ところどころ「それは現実世界での目標? ゲームで?」と突っ込みたくなるテーマが入っているのが楽しい

 

面白かったのが、「レベルアップしたいこと(目標)」のサンプルで、「半身浴をする」「○時間寝る」に並んで、「HPとMPを回復する」があったり、「500ゴールド貯金する」なんてのがあること。このあたりもドラクエっぽくて、つい試してみたくなるはずだ。

 

冒険ダイアリー2023<スライムブルー><プレミアムブラック>
3850円(税込)

 

手帳系ではもうひとつ、「冒険ダイアリー2023」は見た目のかわいさがとんでもないレベル。PUレザー素材のカバーがスライム型になっており、とにかく見た目のインパクトは抜群だ。

 

↑基本構成は週間バーチカル。方眼のメモスペースもしっかり取られて、使いやすそうな印象だ

 

↑密かに紙面のあちこちに隠された「ちいさなメダル」。貯めてもアイテムには変えてもらえないけど、見つけられると嬉しい

 

もちろん誌面の表記はドット文字ベースだし、週間バーチカルの右側にある3mm方眼も単なる方眼メモではなく「ドット絵の練習にも使ってみよう」と、いかにもな8ビット感を出してくれている。また、月間スケジュールページには各月1枚ずつ“ちいさなメダル”が隠されているので探してみよう! という仕掛けも、いかにもドラクエっぽくて楽しい。

 

【筆記具の章】これさえあれば誰でもスライムが描ける!?

筆記具は「真鍮ボールペン」が2本、スライムブルーとメタルスライムグレーの軸色がラインナップ。どちらもクリップ部のスライムがチャームポイントとなっている。

真鍮ボールペン<スライムブルー><メタルスライムグレー>
2970円(税込)

 

ペン自体は真鍮の前軸がかなり長めにとられており、握ると思い切りズッシリとした重量感が感じられる構成だ。ちなみに搭載されたインクは油性で、リフィル形状からするとおそらくぺんてる製だろう。

 

2本差しペンケース<スライムブルー>
1760円(税込)

 

で、これらを装備するのに揃えておきたいのが、スライムブルーの「2本差しペンケース」である。ペンを2本入れてジャストなミニマムサイズで、差し込み口がスライム型に抜いてあるのがグッとくる感じ。先の真鍮ボールペンを差し込むと、スライムが2匹並んでさらにキュートだ。

↑スライム型の差し込み口からスライムが飛び出すのがかわいいので、できればペンとケースはセットで揃えたい

 

万年筆のニブから垂れたインクがスライムになっているメチャかわな意匠もあって、個人的にはこの文房具シリーズでもトップクラスに装備したい逸品と言える。これは絶対にかわいい。

 

スライムも描けるクリップ定規
1210円(税込)

 

作りの細かさでもうひとつグッときたのが、手帳に挟んで持ち歩くのによさそうな薄型・クリップ付きの「スライムも描けるクリップ定規」だ。

 

内部のガイドスリットで等間隔の直線が引きやすいなど、シンプルに使いやすい定規なのだが……それよりなにより、ドラクエらしいテンプレートがギュッと密度高く詰め込まれているのが嬉しいところ。

↑これさえあれば誰でもスライム描き放題だ!

 

フリーハンドで描くと意外とうまくバランスがとれないスライムだって、溝に沿ってペンを走らせれば、簡単にあのぷっくりフォルムが再現可能。さらにはちいさなメダルやロトの紋章(ドラクエ好きの小中学生男子なら紋章はテンプレ不要で描けると思うけど)も描き放題だ。

 

【シール・スタンプの章】貼って捺して身の回りをモンスターハウスにしよう

ドラクエモンスターたちのかわいさを楽しみたいなら、紙モノ(貼りモノ)系もおすすめ。

 

「デコレーションシール」は手帳に貼るのにジャストサイズのフレークシールで、透け感のある「ドットデザイン」「スライムデザイン」と、ぷっくりした質感の「ぷっくりスライム」「ぷっくりドットモンスター」の4種類が揃う。

デコレーションシール
「ドットデザイン」「スライムデザイン」:385円(税込)
「ぷっくりスライム」「ぷっくりドットモンスター」:495円(税込)
左から

 

透け感のあるシールはダイアリーの日玉に貼ったり、スケジュールを目立たせるように重ねたり、という使い方が楽しそう。ぷっくりシールはもちろん手触りの楽しさを活かしてカードのアクセントにしたり、小物に貼ってデコるのに最適。小さなスライムやモンスターがわちゃわちゃ集まってる雰囲気で、これもかわいいのである。

↑カラフルなモンスターたちは、紙面のにぎやかしに最適

 

ロールテープの「スライム」は、スライムとキングスライムがずらりと並んだダイカットタイプだ。スライム一匹ずつをカットして貼れるし、もちろん並んだまま貼ってもOK。密度高くみっちりスライムを貼って楽しむことができるので、シールと同様にデコ用途に良さそう。

ロールテープ <スライム><ドットフィールド>
858円(税込)

↑スライム山盛りとフィールド柄のテープ。それぞれカットして貼れるのがポイントだ

 

もうひとつのロールテープ「ドットフィールド」は、ドラクエのマップ画面がそのままテープになったもの。無限につながるフィールドを移動する感じが、とても楽しい。

 

こちらもテープを等幅カットできる仕様なので、横だけでなく縦にも貼ってオリジナルマップを作っちゃうのも楽しそう。画面内でちょいちょいモンスターにエンカウントしちゃうのはご愛敬である。

 

浸透印スタンプ
<スライムがあらわれた!><キングスライム>
各1430円(税込)

 

浸透印スタンプは、正方形の付箋に捺して遊べるサイズになっている。戦闘画面を再現した「スライムがあらわれた!」スタンプは、ウインドウ内に書き込みができるため、伝言やメッセージ用に使いやすい。

 

ただ、平和的なメッセージならいいけど、上司からの呼び出しだったりすると「……戦闘開始か」という緊迫感が出てしまうかもしれない。

↑印面が大きいため、均等に捺すにはちょっとコツが必要かも(捺し方はパッケージ裏に詳しく記載)。油性インクなので、上から彩色もOK

 

「キングスライム」スタンプも、おなかにメッセージを書けばどーんと迫力が出そう。伝言で相手に圧をかけたい場合は、このスタンプが最適解かもしれない。

 

 

「ドラゴンクエスト文具屋」、基本的にはどれもドラクエのテイストをきちんと盛り込んでいるため、使う時のワクワク感がとても高い。少なくとも「柄だけなんとなくドラクエにしました」というレベルではないので、ドラクエ好きなら、どれを買っても確実に満足できる仕上がりではないだろうか。

 

 

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2023年も絶対に目を離せない「IT業界トレンド」を、2022年のトピックから読み解く

2022年のIT業界では、世界中で注目されるさまざまな話題・ニュースが流れました。本記事では、世界中で話題となった2022年のIT業界事情を、「SNS」「ガジェット」「ゲーム」「配信サービス」の4ジャンルに分けて振り返っていきます。どれも2023年、動向が見逃せないトピックなのでチェックしてください。

 

【SNS】元・世界一の大金持ち「イーロン・マスク」は、Twitterの救世主か破壊者か?

 

電気自動車のテスラや宇宙関連企業「SpaceX」などのCEOで知られる、イーロン・マスク氏。これまで遊び場としていたTwitterを買収すると発表したときは冗談かとも思われ、実際にマスク氏も買収計画を撤回しようとしたこともありましたが、結局は440億ドルを支払ってオーナーとなりました。

 

さっそくマスク氏は大量にリストラを始め、それに便乗して従業員を騙るニセモノが大手マスコミの取材を受ける珍事もありました

 

さらに有料プラン「Twitter Blue」を改訂し、8ドルで認証バッジを販売したために、有名人やブランドになりすます偽アカウントが急増したことで、大手広告主が離れていったとの報道もあり。

 

そうして離反した得意先の1つがアップルとの噂もありましたが、同社CEOのティム・クックCEOとマスク氏が直に会談。その直後マスク氏は「アップルからの広告は完全復活した」と言いTwitterのアプリがApp Storeから削除される危険も去ったと述べていました。

 

それでもTwitterの債務(かなりの部分、マスク氏が買収のために調達した借金が占める)が減るわけではなく、会社の備品をオークションに出品したり、ついにマスク氏がトップから退くかも……との話にも発展しています。来年も「マスク劇場」から目が離せなさそうです。

 

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【ガジェット】2022年も最新iPhoneは台風の目に!

 

2022年のスマートフォン業界でも、台風の目となったアップルの最新モデル「iPhone 14」シリーズ。高価なProモデルでは、ここ数年は定着していたノッチ(画面上部の切り欠き)が様変わりし、試合の途中経過やデリバリーの状況などを知らせる「Dynamic Island」に取って代わられました。

 

新型プロセッサー「A16」が搭載され、デザインが一新されたこともあり、Proモデルは需要に生産が追いつかないほどの大人気に。もっとも、世界最大のiPhone工場で労働環境への不満が爆発して、逆に出荷台数が予定より減る事態ともなっていましたが……。

 

かたや標準モデルのiPhone 14/14 Plusは、性能も見かけも去年のiPhone 13とあまり変わらなかったため、今のところ空振り気味の模様。もっとも、衛星経由の緊急SOSや自動車事故の検出など「命綱となる機能」が頼りになることが次々と証明されており、やはり買うなら最新モデルでしょう。

 

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【ゲーム】日本が誇るフロム・ソフトウェアの『エルデンリング』、全世界で大ヒット!

 

日本のフロム・ソフトウェアによるアクションRPG『エルデンリング』は、3月には日本国内累計出荷が100万本を突破、世界累計は1200万本を突破。『ダークソウル』シリーズの流れを汲む激ムズゲームが全世界のゲーマーから支持され、実況動画などがYouTubeで『GTA5』や『RDR2』といった超大作の初動を凌ぐほどの再生回数を記録していました。

 

ストーリー進行的に最初のボス「忌み鬼マルギット」から、初心者殺しにも程がある強さ。でも、オープンワールドのため他の場所に寄り道してレベル上げもでき、また攻略動画も大量にアップされていたおかげでコツもつかみやすかったことも、大ヒットを後押ししたのかもしれません。

 

そんな「死にゲー」さえ生やさしいと思ったのか、さらに難度を上げようと工夫を凝らした猛者達も続出。あらゆるグリッチ(バグ技)を駆使して最速クリアを目指したり、2つのゲームを同時進行&1つはダンスパッドでプレイしたりと、発売から10ヶ月後の今も大道芸プレイが次々と公開される楽しさです。

 

日本のゲーム作品はこれまでも多くのタイトルが注目されてきましたが、『エルデンリング』のような世界的ヒットは2023年以降も期待できそうです。

 

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【ゲーム】ようやく品不足が解消し、2023年は「PlayStation 5」勝負の年に?

↑Shutterstockより

 

2020年末の発売以来、PS5は供給不足に悩まされ「売りたくてもモノがない」歯がゆい状態が続いていました。それも新型コロナ禍が収まるにつれ、サプライチェーンの混乱も鎮まりはじめ、半導体不足も解消してきたことで、次第に改善へと向かいつつあるようです。

 

この2年間、PS5は見かけのデザインは変わらないながらも、実は中身は少しずつ進化。初代(CFI-1000)、改訂版(CFI-1100)、そして最新版(CFI-1200)の3世代があり、基本的な性能は同じですが消費電力や最高温度、騒音レベルは減っていく傾向にあります。

 

それでも、なかなか入手しにくい状況が続くなか、米国以外の諸国でPS5は値上げ。世界的にインフレが進行しているためやむを得ないとはいえ、不満の声が上がっていたようです。

 

そして、ようやく専用VRヘッドセット「PlayStation VR2」の発売日が2023年2月22日に決定。希望小売価格7万4980円(税込)とPS5本体を超える価格が驚かれましたが、それでも熱心なVRファンにとってはマストバイな一品となりそうです。

 

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世界最大手の動画ストリーミングであるNetflixは、4月の決算発表会では10年ぶりに会員数が減少したことが明らかに。そのために広告付き低価格プランで新規ユーザーを取り込もうとするとともに、加入済みのユーザーについてはパスワード共有に課金することで収益の強化を打ち出しています。

 

その一方で、無料で提供しているゲームは契約者の1%未満しか遊んでいないとの調査結果もあり。ユーザーを引き留めるための対策が、ほとんど空振りに終わっているようです。

 

それでも、完全新作のPC用大作ゲーム開発を準備しているとの噂話もありました。Googleのクラウドゲームサービス「Stadia」のように数年で撤退するのではなく、成果が出るまで粘り強く踏み止まることを期待したいところです。

 

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ペン回しの世界チャンピオンを直撃! 完全監修したペンスピナー垂涎の「Gyro pro」の出来は?

“ペン回し”と聞いて、どういうものを想像するだろうか? 誰もが中高生の頃に一度くらいはチャレンジしたことがあるだろう、ボールペンを指で弾いたりして手の中でクルッと回す、あれだ。

 

ただ、おそらく今あなたの脳内で思い描いたペン回しとは次元の違うペン回しが、いま世界で人気となっており、さらには世界大会がある……なんてことまでは、さすがに想像の域を超えていたはずだ。「次元が違うってなんだよ、しょせんはペン回しだろ?」という人には、実際どんな感じか、動画を見てもらったほうが手っ取り早いかもしれない。

 

 

これが世界レベルの、いや実は、世界チャンピオンによるペン回しである。これを見てまだ「しょせんはペン回し」と言ってしまうのは、どう考えても無理筋だろう。凄すぎる!

 

ちなみにこの世界チャンピオンというのが、日本人プロパフォーマーのKayさん。2019年に中国で開催されたWPSAL(World Pen Spinning Alliance League)において、厳しい国内予選を勝ち上がった7か国16人のペンスピナー(ペン回し競技者)たちの頂点に立った、まさにトップ・オブ・ペンスピナーなのである。

↑世界大会のステージでパフォーマンスを行うKayさん

 

そしてこのKayさんが完全監修した「ペン回し最強のボールペン」が、クラウドファンディングサイト、Makuakeにおいて現在展開中だという。ひとまずそれがどういうものなのか、Kayさん本人にお話を伺ってきた。

※取材は感染症対策のもとで行っています

 

ペンスピナーが求める回し心地最強のペンとは?

その前に、世界チャンプ監修の「ペン回し最強ボールペン」が開発されることになった、その流れを説明しておこう。

 

まず2018年、精密部品加工メーカーの湯本電機が、ペン回しに最適化されたボールペン「Gyro(ジャイロ)」を発売。しかしこれを見たKayさんが、「これではまだ甘い! もっと凄いものができるはずだ」と湯本電機側に連絡を取り、タッグを組むことに。

 

そこから2年以上の月日をかけて開発されたのが、いまクラウドファンディングで展開されている「Gyro pro」というわけだ。

↑世界チャンプが「これが、ペンスピナーにとって最強のペンです」と豪語する。もう確実に凄いやつだ

 

湯本電機
Gyro pro
Gold/Silver/ Platinum」
各1万3200円(税別・クラウドファンディング価格)

 

Kay「先代『Gyro』は、僕らペンスピナーから見るとまだ微妙な部分がいくつかあったんです。まず、長さが足りなかった。ペンスピナーは既存のペンを改造して、20センチ前後まで伸ばすことが多い。あとは重心の分布も重要で、両端が重くなっているほうが回しやすいんだけど、先代はそれも違ったんです」

 

↑2018年に発売された先代「Gyro」。筆者も当時しっかり購入していた

 

もちろん、基本的な技(くるりと指で一回転させるなど)を繰り出すにはそれでも充分だが、最初の動画にあったようなレベルの高いパフォーマンス用としては厳しかった、とのこと。

 

そこで「Gyro pro」では、企画段階からKayさんが関わることで、ペンスピナーが求めるスペックを満たす製品に仕上がったのである。

 

長さは先代の約150mmから大きく伸びて、鉛筆よりも少し長い約190mmのABS製樹脂軸に。同時にペンの筆記機構も、重心が微妙に狂いやすい繰り出し式から、双頭タイプのキャップ式に変更された。

 

さらに、キャップの両端には金属製の重りを搭載することで、回転時の遠心力をフルに活かせるようになっている。

↑先端の重り(金属パーツ)は素材によってわずかに重量が違う。この微妙な差でも、回転フィールは大きく違ってくる

 

ラインナップは重りの素材別で、ベーシックなステンレスの「Gyro pro Silver」、重量感のある真鍮(しんちゅう)の「Gyro pro Gold」、軽量なアルミの「Gyro pro Platinum」の3タイプ(アルミはカラー3色あり)。それぞれ好みの重さでモデルを選ぶ方式だ。

 

重りの重量差は、各モデル間で1個辺り1g前後(両端で2個搭載するので、全体的な重量差は約2g)だが、実際に回してみると違いははっきり感じられるという。

↑リフィルを搭載した状態のSilver(ステンレス)モデルで、重さは約20g。重量の1/3が両端に偏っているので、非常に回しやすい

 

Kayオススメはベーシックなステンレスの『Gyro pro Silver』です。全体的なバランスが抜群なので、迷ったらこれで大丈夫。ペン回し初心者の人にも、これが最も回しやすいはずです。最終的には好みの問題なんですけどね(笑)。真鍮は重さを使って回転させる大技向け、軽いアルミは小回りが効く感じになっています

↑回しやすさだけでなく、書き味にもこだわったパーカーリフィル。「金属製のリフィルは2g以上あるため、搭載時の重心バランスを取るのにも苦労しました」とKayさんは話す

 

軽い樹脂軸の両端に重りということで、正直なところ、筆記用としてはかなりアンバランス。書く握りで持つと明らかにリアヘビーで、後ろに持って行かれる感じが強い。

 

しかし、本製品はあくまでもペン回し専用に作られているので、回すためにはこれが正しいバランス。ボールペンも用途によって正解・不正解の要素が大きく違ってくるのが、なかなかに面白い。

 

ちなみにリフィルも、先代がややレガシーな油性「SC-7N」だったのを、書き味向上を求めてパーカータイプのジェットストリーム「SXR-600-07」に変更されている……のだが正直なところ、そもそもこのバランスだし、書きやすさを求めてもしようがないような気はするのだが。

↑書いてる間中、ずっと後ろに引っぱられる感覚すら覚えるリアヘビーさ。筆記機能はあくまでも“おまけ”レベルと考えた方が良さそうだ

 

Kay「あと、特にこだわったのは軸のラバー塗装でした。軸に最適なグリップ力があると、技の出しやすさが全然違ってくるんですよ。湯本電機さんと何度もしつこくサンプルのやり取りをして、ようやくこのベストな摩擦感のあるラバー加工の軸が完成しました」

↑指に吸い付くような印象のラバー軸。さすがにこだわっただけはある安定感だ

 

インタビュー時には、決定する前のサンプル(ボツバージョン)とも触り比べさせてもらったが、確かに安定感は天地ほどの差があった。なるほど、ここまで差が出るなら、監修としてもこだわりどころだというのは納得できる。

 

質感だけでなく塗装の厚みなども考慮されているようで、しっかり回ってピタッと止まる、ペンスピナーにとっては完璧なグリップになっているそうだ。

 

Kay「ペンが1回2回ぐらい回せるかな? というペン回し初心者の方にも、ラバー軸のメリットは感じられると思います。なので、基本的な技の練習用にもぜひ使ってみてもらいたい。実際、確実に回しやすく感じてもらえるはずです」

 

 

まさに筆者は「ノーマルを1回2回ぐらい回せるかな?」レベルなのだが、それでも回したときの成功率は、普通のペンと比較してもかなり違うように思えた。

 

とはいえ、さすがに世界チャンプの目の前で「わー、回せた!」とはしゃぐのも恥ずかしい(こんなレベルで!)ので、コッソリと回していたんだけど。

 

実は昨今、自宅にこもってできる趣味として、ペン回しの人気は高まっているようだ。テレワークなら、休憩中にクルクル回していても上司ににらまれることもないし。

 

また、指先を使うことで、仕事疲れした脳のリフレッシュにもなるとのこと(Kayさんが脳科学者に確認済み)。あのレベルまで到達できるかはさておき、息抜き程度に気持ちよく回せるペンを1本持っておくというのは、悪くないのかもしれない。

 

 

「きだてたく文房具レビュー」 バックナンバー
https://getnavi.jp/tag/kidate-review/

 

台湾版「モンスト」大ヒットに見る、台湾のゲーム&eスポーツ事情

先日、台湾にて「モンスターストライク」(以下、モンスト)の台湾ローンチ4周年記念イベントが開催されました。日本でのモンストが5年なので、台湾でのローンチはかなり早い段階で行われているのがわかります。

↑モンスト台湾ローンチ4周年を記念したイベント「眉飛肆舞」。眉飛色舞のもじりで、肆は四のこと。眉飛色舞は満面の笑みが出るほどうれしい様子を指します

 

↑「怪物弾珠」の名前で愛されている「モンスターストライク」。イベント会場には壁一面に数多くのタペストリーが貼られていました

 

モンストが台湾で大人気の理由とは?

台湾のモンスト(怪物弾珠)の累計利用者数は600万人で、これは台湾の人口が約2400万人であることを考えると、かなりの人気タイトルと言えます。ちなみにモンストはIDごとに利用者数を管理しており、いわゆるリセマラやスマホの機種変などで利用者ひとりが何回ダウンロードしても利用者数が上がらないので、これはユニークユーザー数に近い数値となっています。

 

台湾での人気の要因としては、繁体字のローカライズが行われていることと、台湾オリジナルのキャラクターが登場するなど台湾仕様でリリースされている点が挙げられます。また、日本の漫画やアニメに慣れ親しんでいる文化が土台としてあることから、モンストの日本的なイラストに好感を持っている人も多いようです。

そんな台湾でも大人気のモンストのイベントとなれば、盛り上がらないわけがありません。イベントでは日本で開催されているeスポーツ大会と同じく「モンスターストライク スタジアム」を使ったeスポーツ大会の決勝が行われたり、これまでのモンストの歴史がわかる年表が展示されたりと見所が満載。モンスターメーカーの撮影会なども設置され、4周年を飾るにふさわしいお祭りとなっていました。

↑「怪物弾珠」の歴史年表。ほぼ毎月のようにイベントが起こっています

 

↑会場にはルシファーの椅子も展示。座って撮影することができました

 

↑撮影した写真を元にモンスターを生成する「モンストメーカー」のコーナーも

eスポーツの試合は観戦も大賑わい!! 優勝チームは日本のイベント出場へ

eスポーツの試合が行われた「モンスターストライク スタジアム」は、ほかのeスポーツタイトルとは違い、対戦相手を直接攻撃するのではなく、同じ条件のステージをどちらが早くクリアできるかのタイムアタック戦。4人ひとチームで順番に操作する様は、陸上競技のリレーを彷彿させます。

 

大会には台北と高雄での予選を勝ち抜いたそれぞれ2チーム、計4チームが出場し、それぞれの地域の代表チームを決める代表決定戦を実施。そこで勝ち上がった台北代表と高雄代表での決勝戦が行われました。予選では50チーム、200人以上が参加し、決勝の様子はインターネットでも配信されました。

 

優勝したのは高雄代表の「夏夕夏景」。優勝賞金10万台湾ドルや9000台湾ドル相当のウェブマネーなどが贈られました。さらに、6月30日に幕張メッセで開催予定のモンストイベントで香港代表、日本代表との三つ巴の対戦会への出場権を獲得しました。

↑会場ではモンストの実況配信をしているインフルエンサーが実況と解説を担当

 

↑会場では抽選で選ばれた観客が大会の様子を観戦。ほとんどが怪物弾珠のプレイヤーで、対戦の様子に一喜一憂していました

 

↑立ち見席も当日に並んで入場した人たちでいっぱいに。13時開始ながら午前6時半から並んでいたという猛者も

 

↑順番に操作し、6ステージを先にクリアしたチームの勝利。今回はどの試合も序盤でのリードを守って逃げ切った試合展開でしたが、途中で逆転することも多々あるとのこと

 

↑優勝したのは高雄会場から選出された「夏夕夏景」。賞金10万台湾ドルと日本で開催される三つ巴戦への渡航費と滞在費が贈られました

 

台湾のゲーム&eスポーツ事情を聞いてみた

大会はざっとこんな感じでしたが、今回の取材にあたり、台湾ゲームショウを運営する台北市電脳商業同業公会 福総幹事 黄さんにお話を聞くことができたので、台湾でのゲーム事情も聞いてきました。

↑台北市電脳商業同業公会 福総幹事 黄氏

 

台湾は全世界のPCの80%のハードウェアを生産しており、そういった背景からゲームもPCゲームが盛んに行われています。ただ、ゲーム専用機のコンソールやスマホなどのモバイルゲームが流行っていないかというとそうでもなく、どれも横並びの市場となっているとのこと。

 

eスポーツは台湾でも知名度があがっており、インフルエンサー的なeスポーツ選手も登場しています。国の施策としても、日本でいうところの文化庁にあたる体育署にeスポーツ部門ができ、支援体制が整ってきているそうです。

 

例えば、eスポーツ大会のスポンサーになった企業は、税金の優遇措置が受けられます。一方、選手に関してはまだ支援らしい支援は行われておらず、スポーツビザの発行なども行っていないとのこと。ただ、海外で好成績を残せば兵役を免除され、そのまま選手として活躍することができます。

 

国のスタンスとしては、若者が好んでいることに規制や禁止をせず、温かく見守っている状態だと言います。そこから親への理解も広げているようです。

 

以前、「旅かえる」というゲームアプリが台湾でヒットし、その後中国でも大ヒットとなりました。日本製のゲームが中国進出する足がかりとして、台湾があると言えなくもありません。実際に、台湾には世界各国からゲームが持ち込まれており、台湾ユーザーは幅広くそれに対応しています。そのため、台湾でヒットしたことで中国でもヒットする可能性は高いと見られています。

 

最後に台湾から見た日本のeスポーツの現状についても聞いてきました。

 

中国や韓国に比べると、日本はeスポーツにおいては遅れをとっていると言います。これは火を見るより明らかなので特に驚きはしませんでしたが、なんとか巻き返しをしたいところ。市場は大きいので、今後、日本が急速に発展する可能性は大いにあるという見方もあるそうです。

 

ただ、日本市場はコンソール中心なので、PCメインの世界市場とはズレが生じているのも事実だと見ています。このままでは世界から孤立してしまう可能性があるという話もありました。

 

取材をしてみて感じたのは、台湾は“とりあえずやってみてから考える”というスタンスであるということ。日本だと、やる前にいろいろ考えて、用意周到に準備しているうちにやるのを止めてしまうことも多く、eスポーツやゲームに関しては台湾のスタンスがうらやましくも感じました。PC主体のゲーム市場に関しても、コンソールからPCへの移行を考えるのではなく、台湾のようにPC“も”あるという状況になるのが理想的な気がします。

「ロックマン2」でゲーム芸人がボス3体のノーダメ・バスターのみクリアを目指す! その結果は?

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「ロックマン2」でスーパープレイをみせる!

 

カプコン
ロックマン2

514円(Wii U、3DS)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000001108

 

選べる8ステージとワイリーステージ(6面)の全14面。新導入のパスワードが便利だった。

 

成功報酬は「ニックマン」!? 罰ゲームはワサビマンを倒せ!

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、「ロックマン」ならぬ「ニックマン」ということで、横浜中華街の名店の肉まんセットをご用意しました。

 

フジタ(以下フ) ダジャレにしても遠すぎますね(笑)。

 

 ただし失敗の場合、ワサビマン、カラシマン、デスマンの恐怖のおまんじゅうボスラッシュを味わっていただきます。

 

 デスマンってなんですか?

 

 激辛のデスソースです。

 

 それは手強いですね(笑)。

 

ボス3体をノーダメクリア! しかも武器はバスターのみ!

どうも~、フジタです! 今回は僕が一番好きな「ロックマン2」で、ボス3体のノーダメ・バスターのみクリアに挑戦します。以前にこのコーナーで挑戦したのとは別のボスということで、バブルマン、ヒートマン、フラッシュマンの3体です。

 

↑ステージセレクト画面。シリーズ恒例となったボスキャラのデザイン公募は「2」から始まった企画。8体の個性豊かなボスが待ち受ける!

 

バブルマンは海に入ると操作性が変わるので、その対応が大事ですね。ヒートマンは比較的難易度が低いんですが、ヒートマンが燃えているときにどれだけ近くに立てるかがプロの腕の見せどころです。フラッシュマンステージは滑るんで、微妙な調整をした小刻みなジャンプが必要なんです。この技術はお笑いの舞台にも通じます(笑)。

 

↑バブルマンのステージ冒頭。ここのカエルがいきなりの難敵。小さなカエルを飛ばし、ロックマンを攻撃してくる。フジタのスゴ技をご覧あれ!

 

それではスタートです。まずはバブルマンから行きます。後半の水中ではジャンプの動きが普通の面と違うので、先に済ませておきたい。さらに連打が必要な面なんですよ。ここ! いきなり硬いカエルに連打! わかります、いまの? あの連打で間に合ってないと小さいカエルが追っかけてきてダメージを受けちゃうんです。いまのはプロの技が3個くらい詰まったシーンでした。

 

 

……ここはアンコウの頭を狙ってるんですが、ノーダメ縛りなので……うわー、危ない、ヤバいよ! エビもしっかり倒しておかないとキツいんですよね。それから水中でジャンプしちゃうと天井のトゲに当たってやられるんで、1回1回集中しないといけません。で、ボスのバブルマンに来ましたけど、最初にこちらに突っ込みながら撃ってくるパターンが一番キツいんですよ。さあ、どうくる?

――得意のゲームでスゴ技連発! 全編は動画に収録!!

撮影:高原マサキ(TK.c)

©CAPCOM CO.,LTD.1986,2016ALL RIGHTS RESERVED.

4Kパススルーにも対応の鉄板ゲームキャプチャー「AVT-C878 PLUS」が便利すぎる

国内におけるゲーム実況・配信シーンは、ツールの進化や普及、簡素化により何度目かのブームが到来中だ。現在のように魅せるフォーマットが定まってくると、クオリティーを高めたくなるのが世の常。なるべく手軽に済ませつつ、高画質での配信が可能なキャプチャーデバイスが、AVerMediaの「AVT-C878 PLUS」だ。


実際に遊んでみて実感。「Nintendo Labo」は6980円でもお買い得!!

いよいよ発売されたNintendo Labo。ダンボールで工作し、それをNintendo Switchと組み合わせて遊ぶまったく新しいゲームということで、発売前から話題になっていましたね。ただ、ずいぶん前にネットで予約していたので、届くまですっかり忘れていました。予約した当時に比べると、ちょっと熱は収まった感じでしたが、実際に届いてみるとテンションアゲアゲです。

 

箱からすでに「もう買って良かった」気分

今回はAmazonで購入したのですが、箱がamazonじゃない! Nintendo Labo専用のダンボールですよ。なんか、これだけでもう買って良かった気がします。

↑送られてきた状態のNintendo Labo。外装のダンボールがちゃんとNintendo Labo仕様です

 

早速開けてみると、Nintendo Laboの箱が入っています。中にはダンボールの板が何枚も入っているほか、テープやシール、輪ゴムなども入っています。もちろん、ゲームのカートリッジも付いています。

 

早速、Nintendo Switchを用意し、カートリッジを入れていきます。

↑梱包を開けて中身を取り出しました。こちらが本来のNintendo Laboのパッケージです

 

↑ダンボールのほかに、マスキングテープもはいっています

 

↑もちろん、Nintendo Laboのカートリッジも入っています。これをNintendo Switchに入れます

 

カートリッジはゲームでもあるんですけど、それと同時に取扱説明書の役割も担当。音声と見た目で説明してくれるので、かなりわかりやすくなっています。画面をスワイプすると、組み立てているダンボールが回転するので、反対側や天面、底面がどうなっているかわかるのも良い感じ。

 

というか、このシステムだけで十分価値がありそう。子どものころ、折り紙の作り方の本を読んで折り紙を折っていたとき、モノによってはイマイチどう折れば良いのかわからなかったりしたわけです。「山折りとか谷折りとか知らねーし」って感じで。でもこのシステムだと、結構な難易度の折り紙でもいけそうです。

 

まずはJoy-Conケースを作成。安全&丁寧で子どもでも安心!

さて、ソフトを起動させると画面には「つくる」「あそぶ」「わかる」の3つの項目があります。まだ何も作っていないので、最初は「つくる」から始めるようです。

↑ソフトを起動させると3つの項目から遊べるようになっています。まずは「つくる」から

 

最初に作るのは、練習台とてしてJoy-Conのケースです。画面の「すすむ」をタップするか、Aボタンを押すと、次の項目に進みます。

↑練習台としてJoy-Conケースを作成します

 

まずは数あるダンボールの板から指定された1枚を取り出し、必要なパーツだけ取り外します。パーツには切れ目が入っているので、ちょっと力を込めるだけで、簡単に外せるようになっています。カッターやハサミを使わないので、小さな子どもでも安心ですし、技術的にうまく切れなくて失敗することもないです。取り外すときに折ってしまう可能性はありますが、ダンボールなので、多少変な方向に折れたとしても、なんとかなるところも好印象。

 

ダンボールは切れ目だけでなく、折り目もついています。折る方向にへこみがあるので、どちら側に折れば良いのか手触りでわかるくらいです。でも、一応、Nintendo Switchの作る手順の動画をしっかりと見て、印刷面を確認しながら折る方向を確認することをオススメします。

↑指定されたアイコンとアルファベットが書いてあるダンボールを取り出し、そこから必要なパーツを取り出します。残ったダンボールはなくしたり、壊れたりしないように箱に入れて保管します

 

↑ダンボールのパーツはちょっと指に力を込めるだけで、簡単に外せます

 

↑画面に従って、パーツを折り曲げていきます。パーツの印刷具合によって、裏表もわかりやすく、折り目もついているので簡単に組み立てられます

 

というわけで、あっという間にJoy-Conのケースの完成です。

↑あっという間に完成です

 

↑実際に完成したJoy-Conケース

 

Joy-Conの振動で動くリモコンカー!?

いよいよ本番。1つめは1番難易度が低く、使うパーツ数も少ない「Toy-Con RC Car」です。Toy-Con RC CarはJoy-Con2つを使い、それぞれの振動により動くラジコンカーです。片方だけ振動させれば、振動している側に旋回します。

↑本番は6つのアイテムが作れるようになっています。左から順番に難易度あがり、作成時間も高くなっていくようです。リモコンカーは約10分で組み立てられるとのこと

 

Toy-Con RC Carはパーツが1つなので、ダンボールの板から切り離したら、あとは折り曲げて組み立てるだけです。完成したら、ダンボールの溝にJoy-Conを差し込めば準備OK。ダンボールなので、多少ぐらいついたり、しっかり折り込めてなかったりすることもありますが、この曖昧さがラジコンカーを進ませる秘訣だそうです。

↑指定されたダンボールを取り出し、赤くなったパーツのみを取り外します

 

↑手順通りに組み立てていきます

 

↑1つのパーツを組み立てるだけなので、あっという間に完成です

 

↑完成したリモコンカーにJoy-Conを取り付けます。+と-を確認し、左右を間違えないように装着します

 

↑しっかりと組み立てたつもりでもちょっとガタつきます。でも、説明によるとそれが良いのだそう

 

↑完成したリモコンカーです。Joy-Conの振動によって、進んだり旋回したりします

 

とりあえず、動かしてみました。動かすにはNintendo SwitchのNintendo Laboのソフトを起動し、「あそぶ」を選びます。すると、Nintendo Switchの画面がリモコンとなり、画面に触れることで操作できます。結果はバッチリ。前進、左右旋回とちゃんと動いてくれました。

↑実はもうひとつパーツを作っており、それはNintendo Switch本体に取り付けています。これは機能と言うより、リモコンっぽい見た目にしているだけなので、なくても遊べます

最終ステージ「ピアノ」にチャレンジ。実際に弾いてみると……?

ということで、次。順番通りであれば、「つり」「おうち」「バイク」と作り、最後に「ピアノ」になるわけですが、どうしてもピアノで遊びたいので、ピアノを作ることにしました。

 

ピアノは最後に用意されているだけあり、パーツ数も多く、作成手順も6段階もあります。難易度はそれほど高くなっている印象はありませんが、とにかく作るものが多いのです。

↑ピアノは手順もパーツも多く、かなり大変そうです

 

まず、ピアノ本体を作り、次に鍵盤を作っていきます。Nintendo Laboのピアノは鍵盤が1オクターブ分しかないですが、それでも白鍵と黒鍵合わせて13個も作らなくてはなりません。また、赤外線を反射させるシートの貼り付けや輪ゴムを差し込むなど、ダンボール以外のパーツも使います。最後に音色を変えるツマミを作り、ようやく完成です。

↑ダンボールのシートの数もパーツの数もリモコンカーの比ではありません

 

↑ダンボール以外にマーカーシールも使います

 

↑そして輪ゴムの出番も

 

↑まずはピアノ本体を組み立てていきます

 

↑実際にはこんな感じです

 

↑続いて、鍵盤の土台を作ります

 

↑枠の部分が2重に折り込まれており、見た目以上に手間がかかっています

 

↑黒鍵、白鍵をそれぞれ作り、土台にはめ込んでいきます

 

↑黒鍵は同じパーツですが、白鍵は複数のパーツがあり、それぞれはめ込む場所が違うので、順番に作ってはめ込まないと間違えそうになります

 

↑Nintendo Switchを設置する画面台を作り、本体と合体させます

 

↑背面にはJoy-Conを装着します。このJoy-Conの赤外線カメラによって、鍵盤を押したかどうかを判断します。鍵盤を押すと、マーカーシールが飛び出し、Joy-Conの赤外線が反射して鍵盤を押したことを感知する仕組みです

 

↑完成しました! ツマミを入れ替えるとピアノの音がネコの鳴き声になるなど、色々な音が用意されています

 

早速、ピアノを演奏してみます。ピアノもNintendo Laboのソフトを起動し、「あそぶ」からトイピアノを選びます。実はトイピアノは簡易的な演奏しかできず、ピアノの機能をフル活用するには、録音スタジオを選択。とりあえず、今回はお試しということでトイピアノで演奏してみました。

 

鍵盤を押し込むとちゃんと音が鳴ります。音が遅れる感じもしないので、本当にピアノを演奏している感じです。同時押しの和音もちゃんと出ますし、これ、ピアノですよ。

 

工作のように作る楽しみもあり、作ったものでさらに遊ぶ楽しみもある。1つで2度楽しいNintendo Laboはかなりお買い得な商品ですよ。たかだかダンボールに数千円取るのかって意見もありましたが(税別6980円 ※バラエティキットの場合)、そのたかだかダンボールにここまで価値を付けるのは本当に驚きです。

「感激以外の何物でもない」ミニファミコン・週刊少年ジャンプver.に歓喜の声。気になる収録タイトルは?

手のひらサイズの新感覚家庭用ゲーム機として2016年に登場し、大きな話題となった“ミニファミコン”こと「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。人気が集中し、長らく入手困難となっていましたが、このほど6月28日に再販売が開始されることになりました!

↑手のひらサイズの小さなボディ本体に、往年の名作30タイトルを収録。価格は税別5980円

 

これだけでも十二分にうれしいのですが、公式サイトではさらなるビッグニュースが発表されました。それが「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン」です。こちらは、「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念した特別モデルで、ジャンプのキャラクターが活躍するファミコンタイトルを20本収録。7月7日発売予定で、価格は税別7980円です。

↑週刊少年ジャンプをイメージしたパッケージや、ゴールド調の本体カラーが特徴的。そのほか収録タイトルを除いた基本的な機能・仕様は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」と同様です

 

特筆すべきはその収録タイトル。キャプテン翼、キン肉マン、ドラゴンボールなどなど、さすがジャンプ! というべき名作がずらりと並び、当時を知るファンにとってはたまらない内容となっています。

↑見てください、この豪華なメンツ!! まさにオールスターですね

 

<収録タイトル一覧>

●暗黒神話 ヤマトタケル伝説  ●キャプテン翼 ●キャプテン翼II スーパーストライカー ●キン肉マン キン肉星王位争奪戦 ●キン肉マン マッスルタッグマッチ ●魁!!男塾 疾風一号生  ●聖闘士星矢 黄金伝説 ●聖闘士星矢 黄金伝説 完結編 ●赤龍王 ●天地を喰らう ●ドラゴンクエスト ●ドラゴンボール 神龍の謎 ●ドラゴンボール3 悟空伝 ●ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人 ●ファミコンジャンプ 英雄列伝 ●ファミコンジャンプII 最強の7人 ●北斗の拳  ●北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝 ●まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!! ●ろくでなしBLUES

 

収録タイトル一覧を見た編集部員からも、当時を懐かしむ声が続出。熱い想い? のこもった、その一部をご紹介しましょう。

 

【ドラゴンボール 神龍の謎(バンダイ)/1986年発売】

「このソフトで覚えているのは、BGMと難易度。小学校低学年のとき、ファミコンは祖母の家にしかなくて毎週末のようにプレイするのだが、全然先に進めない。尋常じゃなく強いヤムチャでいつも心が折れてしまう。でも、BGMはとても印象的で、ドラゴンボールのワクワクする世界観が表現されていて、また翌週もやってしまうのだ。『記憶に残るBGM』と『不可解な難易度』、両者を両立する“The ファミコンソフト”といえる作品だと思う。きっといまプレイしてもまたヤムチャに倒されてしまうのだろう」(編集部・Y)

 

【キャプテン翼(テクモ)/1988年発売】

「キャプ翼はサッカーゲームなのに、ガッツを消費して技を繰り出したり、敵をドリブルで抜き去ったりするRPGのような不思議な作りのゲームだった。我が家ではキャプ翼の技を再現する遊びが流行っており、兄と一緒に立花兄弟のスカイラブハリケーンを真似たり、GK若島津の三角飛びを真似たりしながら家を破壊していた。あれから30年……またキャプ翼で遊べる日がくるなんて感激以外の何物でもない。高橋陽一先生に感謝」(編集部・I)

 

【ファミコンジャンプII 最強の7人(バンダイ)/1991年発売】

「いま思えば相当にドラクエなシステムなのだが、メンバーがタイトル通り“最強の7人”すぎて小学生だった自分にとっては、相当しびれる作品だったと記憶している。ジャンプ黄金期を支えたヒーローたち、いま振り返っても承太郎いるの最高すぎる……。桃も強いんだよね。バトルシステムについても、いま振り返ってみると、メーカー違いだけどマイベスト・スーファミ作品『ライブ・ア・ライブ』に似てるから面白かったも。。。ストーリーがオリジナルなのも完全に推せるポイント。原作準拠のほうを好む方もいると思いますが、個人的には“ドリーム感”があってこれはこれで大好きなのです。つまり、超個人的で恐縮ですが、ファミコンジャンプⅡが入ってる時点で、このミニファミコン買いなのです(編集部・T)

 

ただでさえ人気のミニファミコンに、これだけの収録タイトル――これは注目されないはずがありませんね。気になる方は早めにチェックをおすすめします!

 

© 2018 Nintendo ©JUMP 50th Anniversary ©集英社
キャプテン翼©高橋陽一/集英社 ©コーエーテクモゲームス  キャプテン翼II スーパーストライカー©高橋陽一/集英社 ©コーエーテクモゲームス  キン肉マン マッスルタッグマッチ©ゆでたまご・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  魁!!男塾 疾風一号生©宮下あきら/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  聖闘士星矢 黄金伝説 完結編©車田正美/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  天地を喰らう©本宮ひろ志 ©本宮企画 ©集英社 ©カプコン  ドラゴンクエスト©1986 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved. ©SUGIYAMA KOBO  ドラゴンボール 神龍の謎©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ドラゴンボール3 悟空伝©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  北斗の拳©武論尊・原哲夫/NSP・東映アニメーション ©東映アニメーション  キン肉マン キン肉星王位争奪戦©ゆでたまご・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. 暗黒神話 ヤマトタケル伝説©諸星大二朗 ©1989 東京書籍  聖闘士星矢 黄金伝説©車田正美/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  赤龍王©本宮ひろ志 ©本宮企画 ©集英社 ©SUNSOFT ©TOKAI ENGINEERING  ファミコンジャンプ 英雄列伝 ©JUMP 50th Anniversary ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ファミコンジャンプII 最強の7人©JUMP 50th Anniversary ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ©ARMOR PROJECT ©Spike Chunsoft  北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝©武論尊・原哲夫/NSP・東映アニメーション ©東映アニメーション  まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!!©江川達也/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ろくでなしBLUES©森田まさのり/集英社 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
本商品のうち、「北斗の拳」「北斗の拳3 新世紀創造凄拳列伝」は、平成30年3月16日に著作権法第67条の2第1項の規定に基づく申請を行い、同項の適用を受けて作成されたものです。

あのネオジオまでミニに!? 40作品内蔵&ディスプレイ搭載の「NEOGEO mini」発表!

SNKは5月10日、同社のブランド40周年を記念したゲーム機「NEOGEO mini(ネオジオ ミニ)」を発表。NEOGEOの名作・傑作タイトルを40作品内蔵したゲーム機で、TVモニターに接続することなく遊ぶことができます。

NEOGEO(ネオジオ)は、1990年にSNKが発売したアーケード用ゲーム機及び家庭用ゲーム機のプラットフォームの名称。今回発表された「NEOGEO mini」は、そのNEOGEOの多彩なラインナップのなかから、名作・傑作タイトルを40作品内蔵したゲーム機となっています。ゲーム機本体に3.5インチの液晶ディスプレイを搭載しており、TVモニターに接続しなくても好きなゲームを楽しむことができます。

手のひらに乗るコンパクトなサイズで、外観デザインは、日本版(日本、アジア地域で販売)と海外版(北米、欧州、その他地域で販売)の2種類を用意。日本版は、1990年代に登場したNEOGEOのアーケード筐体をモチーフに、青、白、赤の配色でデザインとなっています。

↑アーケード筐体をモチーフにした日本版

 

↑海外版は、黒、白、青を基調にしたシンプルでモダンなデザイン

 

この「NEOGEO mini」の発表に人一倍喜んでいた編集部・T氏は、「餓狼伝説、サムライスピリッツ、ザ・キング・オブ・ファイターズなど、かつてゲーセンで楽しんだタイトルを収録希望。アーケードなデザインを見ているだけで、ゲーセンに通った日々を思い出します」と感慨深げに語ります。

 

今回の発表では、発売時期や収録タイトルなどの詳細については明らかにされませんでしたが、今後順次発表されるとのこと。果たしてどんな作品が収録されるのか、ワクワクしながら続報に期待しましょう!

 

■商品概要
・商品名:NEOGEO mini (ネオジオ ミニ)
・収録タイトル数:40タイトル
・液晶サイズ:3.5インチ
・外形寸法/質量:W135mm×D108mm×H162mm/600g
・付属品:電源ケーブル(ACアダブターは含みません)
・接続端子:HDMI端子(TV出力用)、ヘッドホン端子、外部コントローラー端子×2

※画像は開発中のものです。画面はハメ込み合成です。
※商品のデザイン、仕様、外観等は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

 

©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

「胸熱じゃないか!」「ロックマン30周年記念ライブ」開催決定にファン感涙

人気ゲーム「ロックマン」シリーズから名曲を選りすぐった「ロックマン30周年記念ライブ」の開催が決定。往年のファンからは「なにがなんでも行きたい」「ロックマンのライブなんて胸熱じゃないか!」と喜びの声が上がっている。

出典画像:CAPCOM:ロックマンシリーズ 公式サイト より

 

ファン感動のライブコンサート!

「ロックマン」は、CAPCOM(カプコン)から1987年12月に初めて発売されたアクションゲーム。個性的なキャラクターや攻略の自由度の高さが人気となり、これまで数多くのシリーズが誕生してきた。

 

最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」の発売が決定するなど、同シリーズは幅広い年代から人気を獲得。今回のオフィシャルライブでは「ロックマン」はもちろん、「ロックマンX」「ロックマンエグゼ」など30年の歴史を彩る選りすぐりの名曲・人気曲がチョイスされるという。

 

公演は7月8日昼・夜の2回開催で、東京の「なかのZERO 大ホール」にて開催。「ロックマン」シリーズの音楽の魅力を最大限に引き出すため、ギタリストの宮﨑大介らを招いた“ロックマン30周年スペシャルバンド”が演奏を担当する。

 

さらにゲスト出演者によるスペシャルトークや、同公演でしか購入できないライブ限定アイテムの販売も展開。30周年を記念したファン垂涎のライブとあって、ネット上には「ロックマンライブまじですか! 東京遠征してでも行きたい!」「子どもの頃初めて親にねだった思い出のソフト。ゲーム音楽ライブも増えてきたけど今回は特別だな」「予定入れてしまってたけど捻じ曲げてでも行きたい」「昼夜ぶっ通しでも良いくらいチケット欲しい!!」といった声があふれ返った。

 

懐かしの画面がGIFで展開!

「ロックマン」シリーズ発売30周年記念企画ではほかにも、日本No.1のGIFプラットフォーム「GIFMAGAZINE」公式チャンネルがスペシャルコラボGIFを公開している。個性豊かなキャラクター陣や魅力的なアクション、何度も挑んだであろう難関シーンなどがGIF動画ならではの短尺ループで展開。さまざまなキャラと遊べるミニゲームや、“ロックマンあるある”などを詰め込んだ「ロックマン広場」などが楽しめるのでチェックしてみては?

出典画像:プレスリリースより

 

大興奮のライブステージや見ごたえ満点のGIFなど、“夢中でゲーム画面と向き合った全ての世代”に捧げられた記念企画を存分に楽しんでほしい!

名作「闘いの挽歌」でゲーム芸人がノーミスクリアを目指す! その結果は?

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、フジタが溺愛するアクションゲーム「闘いの挽歌」のクリアに挑む。

 

カプコン
闘いの挽歌

514円(Wii U)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000009026

核戦争が終局を迎えた世紀末世界を舞台にしたアーケード発のアクション。剣と盾を装備したリュウが、剣王率いる悪の軍団に立ち向かう。

 

成功報酬は闘えるおつまみ!? 罰ゲームはビリビリ武器!

編集部(以下編) 今回の成功報酬は「闘いの挽歌」のメイン武器・剣にちなんで、貴重な国産の「剣先するめ」と、剣にもなりそうな長~い「ロングカルパス」の闘えるおつまみセットをご用意しました。

 

フジタ(以下フ) 剣先するめは盾でもいけそう(笑)。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、電流が流れるビリビリ武器ロシアンルーレットに挑戦していただきます。

 

フジタ 昭和の時代からある定番のイタズラグッズですね!

 

ダメージを極小に抑え全6面をノーミスクリア

どうも~、フジタです! 「闘いの挽歌」は、死ぬほど好きなゲームなんですよ。もし、「好きなゲームを3つ挙げろ」と言われたら、「スーマリ」「アトランティスの謎」に続くくらいの位置ですね。アーケードのほうがいいという意見もありますが、僕はシリアスさを感じられる家庭用版が好きです。

 

このゲームは盾がポイントです。左右のガードと上ガード、下ガードもある。盾と攻撃は同時にできないので、これがすげぇ頭を使うんですよ(笑)。初心者は剣のごり押しで進めて、上級者は盾を使いこなすといったプレイの幅も広いです。

↑1面。ステージには即死の仕掛けはなく、敵との戦いが生死を分ける。マンホール内など特定の場所で剣を振ると隠しパワーアップアイテムが出現

 

では、スタートです。アーケードにはない「魔界村」形式のステージ紹介が楽しいですね。これ、土管にも入れるんですよ。アイテムが取れるので、基本的には土管に入ったほうがいいです。爆弾を投げてくる人がいます。怖いですね~(笑)。

 

で、1面の中ボス。あぶなーい! 剣でカットできるんですけど、タイミングを外すとダメージを受けます。まあ、1機縛りなんで多少はいいですが、一応、ダメージは受けたくないというプロの習性がありまして(笑)。……そして、1面のボス・アイアンアーム! これをノーダメで倒す!! バックジャンプ、うまかったっすね、いまの。

↑2面。荒廃した近未来風の世界だが、主人公・リュウが操るのは剣と盾。特にほぼすべての攻撃を防げる盾の扱いが重要。盾は上向きにも構えられる

 

そして2面は上ガードを駆使しなければいけない面です。ここで緑のアルマジロンですね。いやぁ、あぶないあぶない! どっちにくるかわからない、もどかしい感じ(笑)。

↑横暴なやり方で核戦争後の世界を支配するラスボス・剣王アキレスとの対決。マントを脱ぎ捨て、長剣を操る様子は大物感たっぷりだが!?

 

――巧みなガードで盤石に進むプロ・フジタ。全編は動画に収録!!

 

 

撮影:高原マサキ(TK.c)

©CAPCOM CO.,LTD.1986,2016ALL RIGHTS RESERVED.

eスポーツ「レインボーシックス シージ」で日本の「野良連合」がAPAC準優勝! 世界大会へ

日本eスポーツ連合(JeSU)によるプロライセンス認定タイトルの一つ「レインボーシックスシージ」。そのアジア太平洋地域の大会が4月14日から15日にかけてオーストラリアのシドニーで開催され、日本の「野良連合」が世界大会への出場権を獲得した。

 

フランスのユービーアイソフトが製作する「レインボーシックス シージ」は、対テロ特殊部隊「レインボー」の活躍を描く作品の最新作。

 

タクティカルシューターと呼ばれるジャンルのゲームで、メインコンテンツであるマルチプレイは、プレイヤーが5人で一つのチームを組み、建物などに立てこもる「防衛側」チームとそこに突入する「攻撃側」チームで対戦。実際に5人vs5人で対戦するアクションフェーズの前に準備フェーズがあり、防衛側は建物内のどこを拠点にして守り侵入経路を管理するか、攻撃側はドローンを使って相手の動きをいかに把握するかなど戦略性の高さが特徴だ。1ゲームごとに攻守が入れ替わり、最終的に勝ち残った回数の多いチームが勝利する。

ゲームごとに選択できるオペレーター(使用キャラ)にも個性があるため、同じ展開になることがほぼ無し。PC版とPS4、Xbox Oneの全プラットフォームを合わせたプレイヤー総数は、いまや3000万人を突破している。

 

今回開催されたのはシーズン7の APAC(アジア太平洋地域)プロリーグファイナル。日本からは日本プロリーグを勝ち抜いた“野良連合”と“Sengoku Gaming”が出場し、“野良連合”が見事に準優勝。優勝したオーストラリアの“Fnatic”とともに5月にアメリカのアトランティックシティで行われるグローバルファイナル進出を決めた。以下は最終日となった大会2日目の配信動画。

 

試合を見ているとゲームの面白さが徐々に分かってくるはず。同じくチームで対戦する「League of Legends」や「Dota 2」といったMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)の人気作と比べて、短時間で決着がつくことも売りとなっている。eスポーツにおいて今後目が離せないタイトルだ。

30周年でサプライズ復刻!! セガ「メガドライブ ミニ」(仮称)2018年発売にファン歓喜

セガゲームスは、2018年4月14日(土)・15日(日)にベルサール秋葉原で開催されたイベント「セガフェス2018」において、家庭用ゲーム機「メガドライブ ミニ」(仮称)を2018年に発売することを発表。早くもファンの間で大きな話題となっています。

↑「セガフェス2018」発表時の様子(株式会社セガホールディングス 代表取締役会長 CEO 里見治紀氏)

 

↑2018年発売予定の「メガドライブ ミニ」(仮称)。具体的な発売時期や価格、収録タイトルなどの詳しい情報は、後日発表とのこと

 

「メガドライブ ミニ」(仮称)は、1988年に発売されたセガ5番目の家庭用ゲーム機「メガドライブ」向けタイトルを内蔵したゲーム機。当時のデザインを、幅150mm×奥行き114mm×高さ36mm(予定)の約1/4のサイズで再現しています。カートリッジは差せないものの、本体をテレビにつなぐだけで、思い出のゲームを多数楽しむことができるようです。

 

こちらも注目! 「新サクラ大戦」(仮題)始動&伝説のゲーム「シェンムー」がPS4で復活

同じくセガフェス2018にて、「新サクラ大戦」(仮題)プロジェクトの始動も発表されました。こちらは、太正二十九年の帝都・東京を舞台にしたまったく新しい物語を描く、「サクラ大戦」シリーズの完全新作。現在、日本・アジア地域での同時発売を目指し、鋭意開発を進めているとのことです。

ゲームだけにとどまらず、TVシリーズおよび劇場用アニメーション、ステージ、コミックなど幅広く展開する人気シリーズだけに、今回の新作への注目度も抜群。対応機種や発売日、価格、ジャンルなどはすべて未定となっていますが、こちらも引き続き注目していきたいですね。

 

そのほか、かつてセガの家庭用ゲーム機・ドリームキャスト向けに発売されたアクションアドベンチャー「シェンムー 一章 横須賀」と「シェンムーII」を1本にまとめた、PS4向けタイトル「シェンムー I&II」の2018年発売もアナウンスされました。

「3Dオープンワールドの元祖」「ゲームの歴史を大きく変えた作品」とも言われる伝説のゲーム「シェンムー」。今回、画質の向上や操作設定・ユーザーインターフェースの最適化など、さまざまな要素をリファインし、ついにPS4で復活することになりました。価格は税別3990円。

 

名作の復活や人気シリーズの新規プロジェクトなど、当時からのファンにとってはたまらない発表が盛りだくさんだったセガフェス2018。未定となっている部分も多いですが、そのあたりは続報を待つことにしましょう。

 

©SEGA

ゲーム芸人が名アクションゲームの原点「ロックマン」でワイリー打倒を目指す【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、5月24日にSwitchで総集編が発売される「ロックマン」の初代を華麗にクリアする!

 

↑セレクトボタンを連打するとボスの無敵状態が解除でき、瞬殺できる裏技があった!

 

カプコン
ロックマン

514円(Wii U、3DS)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000001107

昨年、30周年を迎えた「ロックマン」の記念すべき初代。6体のボスとDr.ワイリーを倒す手強いアクション。ボスを倒すと特殊武器が手に入る。

 

 

成功報酬はE缶ドリンク 罰ゲームは逆ロックマン!?

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、「ロックマン」の英語名「メガマン」にちなんだメガお菓子と、30周年を記念して昨年末に復活した「ロックマンE缶ドリンク」のセットです。

 

フジタ(以下フ) E缶は部屋に飾っておきたいですね。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、3分以内に次々とカギ(ロック)を開けていく「逆ロックマン」に挑戦しなければなりません。

 

 まあ、「ロックマン」の「ロック」は、ロックンロールのロックが由来みたいですよ。

ラストのワイリーステージはたしてクリアなるか?

↑ボスの攻略順を選べるのが「ロックマン」の面白さのひとつ。6体のボスを倒すとついに出現するDr.ワイリーのステージが今回の舞台!

 

どうも~、フジタです! 来ましたね、初代の「ロックマン」。キャラの動きにクセがあるファミコンゲームのなかにあって、思うように動くという意味で初代からほぼ完成してますよね。今回は、ラストのワイリーステージクリアに挑戦というお題です。最初の鬼門はイエローデビルですかね。できるかぎりノーダメでいきます! それから最後のボスラッシュに続いてワイリーと対決する場面では、パワーの回復がないのでその流れも厳しいなと。「とにかく死なないでクリア」が目標ですね。

 

↑ワイリーステージは全4面。写真はステージ1。これまでにゲットした特殊武器を使い分けて進んでいく。各面の最後にはボスが待ち受ける

 

では、スタートです。ワイリーステージはいろいろな難しさが複合された面です。僕は「ロックマン2」のほうがやり込んでいるんで、「1」は苦戦すること間違いなしでしょうね……。あっと、今のはよくないタイミングでした……。ここはガッツマンの能力がないと通過できない場所です。

 

次のここの炎は、できればアイスマンの能力を使ったほうがいいですね。でもって針です。針って基本的に一発即死なので、ここは気をつけなきゃいけない最大のポイントでございます。おお、危ない! マグネットの足場を使いまくっていきます。マグネットの足場はすごい重要なんですよ。

 

↑シリーズ屈指の難敵との呼び声も高いステージ1のボス「イエローデビル」。分裂と合体を繰り返してくる

 

そして鬼門っちゃ鬼門のイエローデビルです。まあ、難しさはエアーマンと同じくらいですかね。小ジャンプで刻んでもいいんですけど、2個同時に跳ぶほうが安全かと思います。いや、当たっちゃった……。ヤバい!

 

↑ラスボスはDr.ワイリー自身が搭乗する「ワイリーマシン1号」。撃破されても第二形態となってロックマンの前に立ちはだかるのはお約束

 

――イエローデビルで苦戦気味のフジタ。続きは動画で!!

撮影:高原マサキ(TK.c)

©CAPCOM CO., LTD. 1987, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

カーン、ネドヴェド、デル・ピエロが続々「ウイイレ」に復帰!懐かしすぎる!

サッカーファンでなくても遊んだ人が多いであろうゲーム「ウイニングイレブン」シリーズ。

 

KONAMIが誇る世界的な人気作品は、今やバルセロナやリヴァプール、ドルトムントなど有名クラブとパートナーシップを締結。また、日本eスポーツ連合(JeSU)が発行するプロライセンスの認定タイトルとなっていることでも話題だ。

 

そんなゲームに最近、あの選手たちが続々と“復帰”している。

ドイツ代表のオリヴァー・カーン! (マテウスも!)

 

チェコ代表のパヴェル・ネドヴェド!

 

イタリア代表のアレッサンドロ・デル・ピエロ!

 

「ウイイレ」をやった者なら誰もが昔、ゲーム内のピッチでともに、あるいは相手として戦った懐かしい顔ぶれだ。

 

家庭用ゲームとモバイルゲームの「ウイニングイレブン」シリーズでは、レジェンド選手を一定期間獲得できるキャンペーンをたびたび実施中。そこで最近アツいのが、こういったちょっと昔のレジェンドたち。しかも、全盛期そのままの姿&能力で登場しているのだ。

現役の選手とレジェンドを融合させたチームで試合ができるのは、ゲームならでは。どちらも知るファンにはたまらない!

 

今後もどんなレジェンドが「ウイイレ」に降臨するのか楽しみである。

Nintendo Switch関連最強のアイテムか? 外遊びの夢が広がる「OJOプロジェクター」に大注目!

ゲーム機対応型のマルチプロジェクターが、クラウドファンディングサイト「Makuake」に登場。大画面と迫力のサウンドでゲームをプレイできるとあって、ゲーム好きからは「是非これでゲームしてみたい!」といった声が上がっている。

出典画像:「120インチの大画面でプレイ!世界初!?のゲーム機対応マルチプロジェクター登場!」Makuake より

 

野外でもゲームができる「OJOプロジェクター」

今回注目を集めたのは「OJOプロジェクター」というマルチプロジェクター。なんといっても特徴的なのは、Nintendo Switchをプロジェクターにセットすることで、簡単に大画面でプレイできるところだ。

出典画像:「120インチの大画面でプレイ!世界初!?のゲーム機対応マルチプロジェクター登場!」Makuake より

 

またプロジェクターは「30~120インチ」まで映すことができ、4Kの高解像度にも対応。さらに5Wスピーカーが搭載されているので、深みのある重低音がゲームプレイを盛り上げてくれる。

出典画像:「120インチの大画面でプレイ!世界初!?のゲーム機対応マルチプロジェクター登場!」Makuake より

 

屋外での使用も想定されており、20400mAhのバッテリーを内蔵しているため1回の充電で連続4時間のプレイが可能。Nintendo Switchと「OJOプロジェクター」をキャンプやバーベキューなどにもっていき、みんなで対戦しても面白いかもしれない。

出典画像:「120インチの大画面でプレイ!世界初!?のゲーム機対応マルチプロジェクター登場!」Makuake より

 

ちなみにHDMI端子もついているので、Nintendo Switch以外のゲーム機やスマートフォンなどを繋ぐことも可能。同クラウドファンディングには、支援者から「これは欲しい!」「実際にプレイするのが楽しみ」といった声が相次ぎ、目標金額30万円に対して155万2600円(3月23日時点)もの金額が集まっている。

 

ゲーム“ガチ勢”がプロジェクターに求めることとは?

同クラウドファンディングの特設サイトでは言及されていなかったが、ゲームのプロジェクターの中には「出力遅延」に重きを置いた商品もある。これはディスプレイ内で発生する、コントローラーの入力が映像として表示されるまでの遅延のこと。1秒にも満たない遅延がほとんどなのだが、いわゆる“ガチ勢”と呼ばれる人々にとっては致命傷なのだそうだ。

 

以前Twitterでは、光の速さでも日本からブラジルまでの所要時間が3F(1F=1/60秒)かかるという事実が話題に。つまり日本とブラジルでネット対戦をするとどんな回線でも3Fの遅延が生じてしまうため、「光が遅すぎる」との名言が生まれた。これには元陸上選手の為末大も、Twitterで「すごい世界」と驚きを露わにしている。

 

そのためゲームプレイを想定した各種出力デバイスは、日々“低遅延”を目指して進化している模様。例えば「HT2150ST」というプロジェクターは、一般のモードとは別に「ゲームモード」を搭載。マイクロ秒単位の応答速度と低遅延を実現させた。そしてプロジェクターではないが、「GigaCrysta」というディスプレイは、「0.05フレーム」の低遅延モードを搭載。一般的な人からは「1Fの違いなんてわかるの?」という声も聞こえてくるが、それほどゲーマーには「出力遅延」が重要視されているということだ。

 

一言でゲーマーといっても、ゲームプレイに臨む姿勢や好きなゲームのジャンルは様々。今後ゲーム用のプロジェクターはどのように進化していくのだろうか。

「モンハン」マニア後藤真希がバイきんぐ西村と原宿でネルギガンテ討伐

『モンスターハンター:ワールド』原宿プレイスポットのオープニングイベントに、プロハンターばりのテクニックを誇る後藤真希とモンハン歴8年ながらオンラインマルチプレイは未経験というバイきんぐの西村瑞樹が登場した。

 

 

モンハン好きでおなじみの後藤は『モンスターハンター:ワールド』について、既にハンターランクが200を超えていることを明かし、その熱中ぶりを披露した。さらに、現在は“金冠“集めにはまっていて、残りのモンスターが5つのみと語り、『モンスターハンター:ワールド』の辻本良三プロデューサーを驚かせた。

 

終始マニアックなゲーム内テクニックを楽しそうに話す後藤に、西村は「本当にすごい。後藤姉さん!ついていきます」と話した。

 

イベントでは、後藤、西村に加え、辻本プロデューサー、カプコンのモンハン部モテヤマ編集長が、「ひと狩り行こうぜ!」の掛け声とともにマルチプレイでネルギガンテ討伐に挑戦。西村は「ネルギガンテには何度も倒されたことがある」と話しながらも、初めてのマルチプレイに挑んだ。後藤はいつもの設定と異なるということで戸惑いながらも、辻本プロデューサーの質問に対してマニアックな回答を連発。「広いところに逃げて、いったん落ち着きましょう」と声を掛け、会場を驚かせた。4名は声を掛け合いながら爆弾を仕掛け、見事ネルギガンテ討伐に成功した。

 

クエスト終了後、西村は「マルチプレイ楽しい!!」と興奮。後藤は「『モンスターハンター:ワールド』は新しい要素も多くてグラフィックもきれいな上、モンスターの動きを覚えるのも楽しくてやりがいがある。子育ての合間に楽しみたい」とコメント。最後に、西村は「マルチプレイは初体験でしたが、楽しかったですね。僕のようなオンライン人見知りの方でも、原宿プレイスポットでハンター仲間を見つけて楽しんでほしい」とアピールした。

 

『モンスターハンター:ワールド』公式サイト:http://www.capcom.co.jp/monsterhunter/world/

 

 

なぜ、将棋はよくてゲームはダメなのか…日本初のライセンス登場で「プロゲーマー」の世界は変わる?

「将来はプロゲーマーになりたい!」

出典:「東京アニメ・声優専門学校」公式サイトより

 

もし自分の子どもがそんなことを言い出したら、それを応援できる親はどのくらいいるだろうか。「棋士になりたい!」なら、今をときめく藤井聡太六段のようになるのは難しいとしても、「とりあえずやってみなさい」と後押しする親は少なくないはずだ。

 

しかし、将棋もビデオゲームも同じゲームなのだ。なぜプロゲーマーだけが敬遠されてしまうのか? 前線で活躍する現役プロゲーマーで、「東京アニメ・声優専門学校」e-sportsプロゲーマー専攻の講師でもある鈴木悠太さんに、その理由を聞いてみた。

 

■そもそも、「プロゲーマー」とは何なのか

「ゲームで飯を食べている人たち」。漠然といえばそういうことになるが、プロゲーマーの厳密な定義はあるのか。

 

「ゲームでお金を稼ぐのにはさまざまな手段があります。世界中で毎週のように開催される大会の賞金をはじめ、メディア出演や個人の動画配信、ゲーム関連会社とのスポンサー契約によって支払われるファイトマネーなども収入になります。活動スタイルが多岐にわたるため『プロゲーマー』の厳密な定義はありませんでしたが、先日、日本初のプロライセンスが発行されたんです」

 

2018年2月、「日本eスポーツ連合」が、極めて優秀な成績を収めている人に対してプロゲーマーとしてのライセンスを発行した。ちなみに日本eスポーツ連合とは、国内においてeスポーツ(エレクトリック・スポーツ。ビデオゲームを競技として捉える際の名称)産業の普及を目指す団体のこと。これによって、『ライセンスを所持している人=プロゲーマー』というわかりやすい図式が生まれた。

 

「ライセンスの発行によって、今後、国内でeスポーツはますます盛んになるでしょう。しかしながら、日本eスポーツ連合が提案するプロゲーマーの定義、ライセンス発行に関してはさまざまな議論が交わされています。個人的には、ゲームでお金を稼げて、そのゲームの魅力を多くの人に伝えられる人であれば、ライセンスを所持していなくてもプロゲーマーといえると思います」

日本初のプロゲーマー育成専門学校の講師である鈴木悠太さん。FPSというジャンルで活躍するプロゲーマーでもある

 

■「しょせんビデオゲームだから…」という風潮はなぜなのか

それでは、いよいよ本題に入ろう。プロゲーマーが軽視される理由のひとつに、「しょせんゲームでしょ?」という漠然としたイメージがある。同じゲームなのに、囲碁や将棋の方が高尚なものと感じている人も少なくない。なぜなのか。

 

「ご存知の通り、日本では昔から家庭用ゲーム機が台頭し、PCでゲームをする文化が成熟しませんでした。ゲームはあくまで『親が子どもに買い与える娯楽』という認識で、それでお金を稼ぐというのが、今の30代後半から上の世代の方にはイメージしづらい状況なんです。それと、将棋はやったことがあるけど、今プロゲーマーたちが取り組んでいるゲームのプレイ経験がない方が大半なので、ゲーム性の誤認識もあるのではないでしょうか」

 

確かに、将棋は高度な頭脳戦のイメージがあるが、ビデオゲームについては、プレイ経験がない人にとってはヴェールに包まれている。

 

「誤解を恐れずにいえば、ゲームによっては、将棋より高度な頭脳戦が展開されることもあります。例えば、『リーグ・オブ・レジェンド』というゲームでは、約150体あるキャラクターすべての特徴を把握して、相手のキャラクターとの相性も考慮しながら戦略を練っていきます。アイテムや経験値に関する知識も含めて、事前の研究はマスト。実戦中はマウスのクリックが1ミリずれるだけで状況が変わるので、的確で柔軟な対応力も求められます。

 

また、2週間に一度のペースでゲーム内容がアップデートされるので、それに合わせて戦略も更新しなければいけません。つまり、習得すべきスキルや蓄えるべき知識が無限にあり、戦略に天井がないんです」

 

■ゲームはスポーツといえるのか

米国や欧州、韓国をはじめとするアジア諸国では、eスポーツの発展が目覚ましい。“競技人口”は1憶人を超えるといわれ、2022年のアジア競技大会には正式種目入りがすでに決まっている。先ほどの話にあった『リーグ・オブ・レジェンド』のプレイヤーは、米政府からスポーツ選手として認定されているほどだ。

 

海外で「ゲーム=スポーツ」という認識が定着しつつある中で、日本はというと、先日NHKでeスポーツの特集が放送された際に、「汗を流さないとスポーツとはいえない」という意見が数多く寄せられたほど否定的な見解も目立つ。

 

「長いスポーツの歴史の中で、工業化に伴いモータースポーツなどの新しい競技が生まれました。それと同じように、今はIT産業が発達して、eスポーツが新たな競技として注目を集めています。時代の変化とともに生まれた競技という見方ができるかどうかではないでしょうか」

 

例えば、世界でも活躍する有名なプロゲーマーとなると、その生活もかなりストイックだ。1日十数時間をゲームの練習に費やし、体力を養うためにジムでの身体づくりも欠かさない。大会では何時間もの長期戦に及ぶケースもあるので、並大抵でない体力と集中力が必要になる。そして、負けたら当然くやしい。彼らの努力を知ったうえで、大会に敗れて涙する姿を見ていると、ゲームがただの遊びではないことを思い知らされるのだ。

東京アニメ・声優専門学校のイベントスペース。e-sportsの臨場感を疑似体験できる

 

■引退後のキャリアは…? プロゲーマーという職業の課題点

ライセンス発行にともない“プロゲーマー・eスポーツ元年”ともいわれているが、それでもプロゲーマーとして生きていくのは容易なことではない、と鈴木さんは語る。

 

「今台頭している『FPS』や『MOBA』というジャンルで活躍するプロゲーマーの年齢は16~23歳ぐらい。もちろん、ゲームをやるのに年齢は関係ありませんが、トップクラスを目指すとなると、動体視力や反射神経が優れている若いうちがやはり有利です。それでは、年齢を重ねてプロゲーマーとしての活躍が難しくなった場合はどうすればいいのかというと、厳しいのが現状です。チーム運営のサポートをしたり動画配信などで収入を得たりとさまざまな手段はありますが、どれも生涯の収入を確定するものではありません」

 

さらに余談だが、ゲームプレイヤーの社会性の低さも課題点のひとつだという。

 

「やはり1日15時間もモニターに向かっていると、社会的な常識やコミュニケーション能力が欠如している人も多いんです。でも、動画サイトやSNSでのセルフプロデュース力、海外でも通用する英語での対話力は非常に重要。引退後の在り方も含め、そうした環境を整備しながら、業界がサポートする仕組みの構築が必要だと感じています」

 

さまざまな問題をどう乗り越えて、今後、プロゲーマーがどんな活躍をしていくのか。また、日本における彼らへの認識はどう変化していくのか。国内プロゲーマーたちのストーリーは、今始まったばかりだ。

 

【著者プロフィール】

ギャンブルフリーク 荒井奈央

ライター、編集者。さまざまなジャンルの専門家に突撃取材をするのが好き。麻雀をライフワークとし、雀荘はホーム。ギャンブル、裏モノ界隈のネタが大好物で、貧乏旅行にはまっていた時期のエピソードをまとめた『世界中で危ない目に遭ってきました』(彩図社)を出版。

ゲームするなら音にもこだわりたい!『SONICBLAST』で手軽に音環境グレードアップ

ゲームの臨場感を高めるなら、サウンド環境を改善するのは有効な選択肢といえる。そこでオススメしたいのが、ポン置きで音環境を劇的に改善するゲーム向けスピーカーの設置。今回紹介するAVerMediaの『SONICBLAST』シリーズは、ディスプレーの前に置いて利用する「サウンドバー」と呼ばれるジャンルのスピーカーだ。


「ありそうでなかった」 けもフレのアプリゲームが年齢認証システムに“算数”を採用!?

1月26日に大人気アニメ「けものフレンズ」のスマートフォン用ゲームアプリが配信されたのだが、課金のための“年齢認証”システムが「斬新すぎる」と注目を集めている。

出典画像:「けものフレンズぱびりおん」公式サイトより出典画像:「けものフレンズぱびりおん」公式サイトより

 

けもフレらしい“年齢認証”が話題

話題になっているのは、スマホ用のフレンズ観察ゲーム「けものフレンズぱびりおん」。アニメに登場するサーバルやペンギンたちといったお馴染みのアニマルガールをスマホ内の「パビリオン」で観察出来るという、ファンにはたまらないゲームだ。システムはいたって単純で、エリア内に「あそびどうぐ」や「ジャパリまんじゅう」を設置しておくと、様々なフレンズたちが登場。特定の「あそびどうぐ」を置くことで珍しい行動が見れたり、遊びに来たフレンズ同士が会話を初めたりと可愛らしい姿を見せてくれる。

 

そんな同アプリは、大人のみならず小さい子どもでも楽しめるというコンセプトのゲーム。そのため小さい子どもの“誤課金”を防止するための年齢認証システムが搭載されているのだが、年齢を特定するための方法が斬新すぎると話題に。年齢認証画面に移行すると“算数の問題”が出題され、正解することで初めて課金できる。

 

これにユーザーからは「この方法はありそうでなかったし、なんかちょっとかわいくて好き」「アニメでIQ下げられて『すごーい!』しか言えなくなったけもフレファンは課金出来ないのでは?」との声が。ちなみに出題される問題は小学生レベルの計算がほとんどなのだが、「解ける解けないじゃなくて、課金画面にはこういうワンクッションが必要」と評価する人も少なくない。

 

ユニークな課金方法で話題になったアプリ

同ゲーム以外にも、ユニークな課金方法を採用しているアプリは様々。特に話題になったのは「アニア どうぶつコレクション」という子ども用スマホゲームの“おねだりシステム”で、「これはちょっと怖い…」「画期的だとは思う」と賛否の声が上がった。

 

このアプリでは遊ぶステージなどを“購入”という形で増やすことが出来るのだが、画面内の「こうにゅう」ボタンには鍵がかかっており、そのかわりに「おねだり」ボタンが登場。これを押すと「パパ、ママにおねだりしちゃおう!」という文面とともに、「まいにちはみがきをします」といった選択肢が。子どもはこのなかから“やくそく”を選び、それと引き換えに父親や母親から課金アイテムを買ってもらう… というシステムだ。

 

これには「支払い能力のある保護者を狙い撃ちするシステム」「ソシャゲの闇を感じる」との声が続出。一方で「昔から『いい子にしたらゲーム買う』って約束事は良くしてたし、ゲームやおもちゃが“データ”になっただけでしょ」「ソシャゲの課金システムの中ではかなりクリーンなほうだと思う」と一部賛同する声も寄せられている。

 

昨今は小さい子どもがスマートフォンでゲームをする時代になってきているが、制作側も何かしらの対策をとっているようだ。

「FF」ファンなら絶対に行きたくなる仕掛けが! FF30周年記念展の見どころ、そして「ビッグブリッヂの死闘」は名曲中の名曲だ

1月22日から六本木ヒルズ森タワー・森アーツセンターギャラリーで開催中の、「FF(ファイナルファンタジー)」30周年を記念した大規模な回顧展「FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION -別れの物語展-」。30年の歴史の集大成として、別れをテーマにシリーズの名場面を振り返るというコンセプトが話題を呼んでいる。往年の「FF」ファンとして、これは見逃すわけにはいかない! 1月19日に行われたプレス向け発表会・内覧会に行ってきたのでそのレポートをお届けしたい。

20180122_y-koba12_4938_R↑30年の歴史を一気に振り返れる大規模な展覧会。1月22日~2月28日まで森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催

 

4名の登壇者が「FF」30周年を語る

会場ではまずスクウェア・エニックス社長・松田洋祐氏が挨拶。続いてファイナルファンタジー30周年統括プロデューサー・橋本真司氏(ファミコン世代としては「橋本名人」でお馴染み!?)が登壇し、「『FF』シリーズは、これからも全力で世界の皆様にお届けします」と挨拶して会場を沸かせた。

 

続いて2人の大物ゲストが姿を見せる! 1人目は初代から最新作「XV」まで関わってきたイラストレイターの天野喜孝氏。天野氏は「30周年ということで、皆さんありがとうございます。僕が最初に関わってから、それが30年も続くとはすごいな」と感慨深げ。

 

また、大寒波で非常事態宣言が出ていたニューヨークのカーネギーホールで行われた「FF」コンサートに先週行っていたという、「FF」の生みの親でゲームクリエイターの坂口博信氏は「30周年までやって来られたのはスタッフのおかげでもあります。新しい世代に引き継がれていますが、作品を作るときの精神みたいなものは彼らと共有できています。今後も40周年、50周年、もしかしたら100周年までもやっていただきたいです」と熱く語っていた。

 

ファミコン時代にあまた星のように誕生したRPGのなかで、「FF」がほかと一線を画し、世界的な規模で輝きを放ったのはアート性と物語性、ふたりのクリエイターの世界が土台にあったからこそだろう。

20180122_y-koba12_4863_R↑左からファイナルファンタジー30周年統括プロデューサー・橋本真司氏、イラストレイター・天野喜孝氏、ゲームクリエイター・坂口博信氏、スクウェア・エニックス代表取締役社長・松田洋祐氏

 

専用の「音声ARシステム」で名場面と音楽が一体化し、感動を呼ぶ!

発表会が終わったあとは内覧会ということで実際にギャラリー内の見学ができた。今回は、この展覧会のために開発された「音声ARシステム」を導入し、会場内に約150個のビーコンを設置。会場入り口で渡された専用音声ガイド機(ヘッドホン付きiPhone)によって展示とシンクロした音楽や音声ガイドが流れる仕組みだ。

20180122_y-koba12_4930_R↑音声ガイド機から馴染みのあるBGMが流れてくる。音声ガイドはON/OFFが選べるので、純粋にBGMだけを聴くこともできる

 

最初の展示は目玉とも言える参加型オープニングシアター。高さ3.9m×幅12mの巨大壁面に投影された大迫力映像と専用音声ガイド機が連動。飛空艇エンタープライズ号に乗り込み、次元の狭間を超えて「FF」世界へ旅立つ来場者の前にあのバハムートが立ちはだかる! 光の戦士として選ばれた私たちは、画面をタップして魔導砲で迎撃することに。巨大なバハムートの迫力は圧巻! こうしたアプローチは普通の美術展とはひと味違う。

20180122_y-koba13 (2)↑オープニングシアター。飛空艇に乗ったという設定で、実際に風が吹く演出も! 「FF」の世界へ飛び込んだ気分だ(オフィシャル画像)

 

その後は、ディスプレイがはめ込まれたパネルを見回って、各シリーズの名場面を振り返っていく。「III」で光の戦士を身を挺して支えたドーガとウネ、「IV」で主人公・セシルの前に幾度となく立ちはだかったゴルベーザとの別れ……。どれも当時の記憶が一気によみがってきたが、なかでも鳥肌が立ったのが、「V」の好敵手・ギルガメッシュとの名場面。ヘッドホンからゲーム音楽屈指の名曲「ビッグブリッヂの死闘」が流れ出す! アップテンポのリズムと熱いメロディに、テンションはMAXになった。やっぱりこれは名曲中の名曲だ。

20180122_y-koba12_4911_R↑「I」~「VI」エリアは、モノリスをイメージした石柱に別れの名シーン映像が映し出される。近づくとそれぞれの音楽も流れてくる

 

20180122_y-koba12_4906_R↑「V」のギルガメッシュとの別れのシーン。「ファリス! 恋でもして ちったあ 女らしくなりな」。ギルガメッシュのセリフはどれも彼らしい

 

あらためて思うのは「FF」シリーズの楽曲の素晴らしさ。ひとりぼっちになったセリスの心情とピッタリ合っていた「VI」の「セリスのテーマ」、リコーダーの響きが古風で懐かしくも切なげな「IX」の「いつか帰るところ」。展示を見ながら音楽に耳を傾けているといつの間にか時間が過ぎていく。「FF」ファンならじっくり楽しめるので、時間に余裕を持って来場するのがオススメだ。最後には再生した曲のプレイリストがもらえてこれも嬉しかった。

20180122_y-koba12_4988_R↑音声ガイドを返却したときにもらえたプレイリスト。QRコードを読み込むと、Webでもプレイリストを見られる

 

冒頭の参加型アトラクションシアターと並び、もうひとつの目玉は「VII」と「XV」の体験型特別展示。「エアリスの遺した言葉」では、「VII」の悲劇のヒロイン・エアリスと主人公・クラウドが初めて出会った思い出の場所「スラムの教会」が再現され、エアリスの言葉を聞くことができる。場末感のある教会とほのかな光で照らされた青白い花の対比が鮮やかだ。あちこちを歩き回ると今回のために書き下ろされたエアリスのモノローグがふと再生され、胸にグッとくる。当時、「VII」のエアリスの悲劇的な最期は衝撃的だった。タブーとも言える演出は賛否両論を呼んだが、結果として「VII」とエアリスの物語はユーザーの心にいまでも焼き付いている。

20180122_y-koba13 (1)↑「VII」の物語で印象的な場所となったスラムの教会を再現。エアリスの儚くも輝きを放った存在感と絶妙にマッチする(オフィシャル画像)

 

また、最新作「XV」の主人公・ノクティスの「幻の結婚式」も再現。式場でノクティスとルナフレーナに向けて、父・レギスや親友たちが祝辞を送る……。最近の「FF」ファンならこちらが気になるところだろう。

 

都市型ミュージアムの森アーツセンターギャラリーはそれほど広いスペースとは言えないが、展示内容はかなり充実していた。見て回っていると「FF」シリーズをもう一度遊びたくなってくる。そして、「FF」とは無関係な当時の学校生活や部活、バイトの記憶までよみがえり、ふと甘酸っぱい&ほろ苦い気持ちになった。海外プレスも含め、多数のメディアが詰めかけていたので、会期中はかなりの混雑になりそうだが、「FF」ファンには必見の展覧会だろう。

20180122_y-koba12_4921_R↑「VII」のクラウドの剣・バスターソードがこんなところに!? 関連のオブジェもあちこちに置かれている

 

20180122_y-koba12_4947_R_R↑「XV」の召喚獣のフィギュアの展示。モンスターの造形の格好良さがよく出ている

 

20180122_y-koba13 (3)↑30年の歩みが刻まれた年表。関連作品も網羅され、コアなゲームファンならどれを遊んだか記憶を探るのも楽しい(オフィシャル画像)

 

思わず写真に撮りたくなる「FF」コラボメニューも充実

ギャラリーに併設されているカフェでは「FF」とのコラボメニューも展開されている。今回試食したのは、

・チョコボ風オムライス

・30th クリスタルモチーフクレープ

・エリクサー30th ver.(※アルコール入り)

の3品。「チョコボ風オムライス」は、まん丸お目々がかわいい黄色のチョコボのオムライス。ミートソース味は万人に人気の味。チョコボの大好物「ギサールの野菜」を模したミニ人参やカブもポイント!

20180122_y-koba12_5004_R↑かわいいチョコボにスプーンの魔の手が!? 食べるのがもったいなくなる見映えの良さだ

 

「30th クリスタルモチーフクレープ」はまさにインスタ映えするメニュー。青いクリスタルはミント味のゼリー。食べると少しだけ「北極の風」が口の中を吹き抜ける。「30年間積み重ねられたファイナルファンタジーの歴史を表現した」という土台のミルクレープ部分はクリームたっぷりだが甘さは控えめ。

20180122_y-koba12_5057_R_R↑衝撃的な青さの「クリスタルモチーフクレープ」。固めのゼリーでできたクリスタルをかじる。食べてしまうと街のエネルギーが止まってしまう!?

 

そして、「エリクサー30th ver.」は大人のカクテル。瓶には赤い液体が入り、振るとキラキラとラメが光る! これを氷とクリスタル風の飴細工が入ったグラスに注ぐと、泡が吹き出し不思議な輝きを放つスミレ色の飲み物が完成。恐る恐る一口飲んでみると、フワッとローズやハーブが香り、少しだけ酸味のある甘い味が口に広がる。これで会場を歩き回った疲れも完全回復!?

20180122_y-koba12_4995_R↑化学実験のようなエリクサーカクテル。ゲーム本編では大切に最後まで取っておいた人も、ここでは思い切って大人飲み!(エリクサー30th ver.はアルコール入りです)

 

ファミリーには「モー栗のモンブラン」や「白魔道士のハンバーガー」もかわいくてオススメ。そのほかショップでは「FF」30周年関連グッズも先行販売されているので、詳しくは公式HPをチェックしてお目当てのグッズをゲットしてほしい。

20180123_y-koba1↑コラボメニューが勢揃い! 展示を見たあとだと一層楽しい気分になれる。白いモーグリはパンナコッタ

 

FFファン必見の本イベントは2月28日まで開催中。この機会をお見逃しなく!

2018年もまだまだ期待大? 新要素を追加した「ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション」発売に「めちゃくちゃ気になる!」

実写さながらの美麗なCGや、シリーズ初となるオープンワールドを採用して大人気を博したゲーム「ファイナルファンタジーXV」。3月6日に新要素などを追加した「ファイナルファンタジーXV ロイヤルエディション」が発売されることになり、ネット上で大きな話題を呼んでいる。

出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより

 

 

懐かしの歴代シリーズに感動すること間違いなし

出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより

 

「ロイヤルエディション」では「ファイナルファンタジーXV」本編に加えて、これまで配信されてきた6つのダウンロードコンテンツや特典アイテム、新たなマップが公開されるなど追加要素が満載。さらに有料ダウンロードコンテンツのセット商品「シーズンパス」もついてくるので、「ファイナルファンタジーXV」の世界を余すことなく堪能できる。

 

同商品の発売を受けて、ネット上では「完全版待ってました! ずっと買おうと思ってたからこのタイミングは運が良すぎる」「『XV』はまだやったことがなかったからこれは完全に買いだわ」「すごい豪華版じゃん! この機会にプレイしてみようかな」など期待の声が続出。

 

また新規要素のみを収録した「ロイヤルパック」という単体の商品も同時に発売されるので、すでに「ファイナルファンタジーXV」のソフトを持っているという人も同じように楽しむことができる。

 

これには「アップデートしたり改善したりとなんだかんだ楽しませてもらってる。追加部分だけの販売もあるようだし、まだ楽しめそうで嬉しい限り」「『FF XV』ってホントにスゴいゲームだったよな」「世界観良かったしマジで面白いゲームだった。追加要素もめちゃくちゃ気になる」と、かねてからのファンからも喜びの声が続出した。

 

まだまだ盛り上がる「ファイナルファンタジーXV」の世界

出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより

 

出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより

 

2017年11月29日にYouTubeで公開された「ファイナルファンタジーXV アクティブ・タイム・レポート1周年記念スペシャル」では、同作のディレクターである田畑 端が“今後3つのエピソード系DLCを配信する予定”といった発言を行っている。

 

同作の前日譚を描いた映画が公開されたり、主要キャラクターと主人公との過去の物語をアニメーション化したりと、様々なコンテンツ展開で「制作の本気度がヤバい」と世間をにぎわせた「ファイナルファンタジーXV」。発売から1年以上たった現在でも、まだまだファンを楽しませてくれそうだ。

「小さい頃の思い出がよみがえってくる」生誕40周年を記念した「黄金のインベーダー」が話題に!

かつて世界中で驚異的な人気を誇っていた「スペースインベーダー」が、今年で生誕40周年を迎えた。これを記念してゲーム会社のタイトーは、400gの純金を使用した「黄金のインベーダー」を受注販売することに。

出典画像:タイトー公式サイトより出典画像:タイトー公式サイトより

 

神々しい輝きを放つ「黄金のインベーダー」

出典画像:スペースインベーダー公式サイトより出典画像:スペースインベーダー公式サイトより

 

生誕40周年にふさわしい「黄金のインベーダー」は、田中貴金属ジュエリーの協力により実現した。存在感のある「黄金のインベーダー」のオブジェには40周年記念ロゴとシリアルナンバーが裏面に入る予定で、要望に応じて名前を刻印することもできる。「スペースインベーダー」ファンにはたまらないレアアイテムになりそうだ。

 

ネット上では「小さい頃の思い出がよみがえってくるなぁ」「デパートの屋上で父親とやったのが初めてだった。あれから40年もたつのか」「懐かしさから思わず買ってしまいそう!」「その名も“スペース金ベーダー”ってか」といった声が続出。

 

一方で「ほしいけど金は手が届かないなぁ」という声も。しかしタイトーは田中貴金属ジュエリーの協力で「スペースインベーダーシルバーペンダント」も制作した。こちらは数量限定販売だが、六本木ヒルズ展望台・東京シティビューで1月12日から31日まで開催されている「PLAY! スペースインベーダー展」で先行販売中。

 

 

40周年記念イベントも大きな話題に!

出典画像:東京シティビュー公式サイトより出典画像:東京シティビュー公式サイトより

 

また、“スペースインベーダーと遊ぼう!”をテーマとした「PLAY! スペースインベーダー展」も大きな話題を呼んでいる。同展では「スペースインベーダー」の歴史を紐解く展示コーナーをはじめ、ここでしか味わえないコラボメニューを提供する限定カフェなども登場。

 

そして今回最も注目されたのは、東京シティビューの大きな窓にプロジェクターで映し出される巨大スケールの「スペースインベーダー」がプレイできる「スペースインベーダーギガマックス」。最大10人でのプレイが可能で、東京の夜景をバックにした「スペースインベーダー」はファンじゃなくても楽しめること間違いなし。

 

体験した人からは「めっちゃ楽しかった! 10人同時プレイが激アツでテンション上がりまくる」「画面がかなりデカいから大ざっぱなプレイになるけど、たくさんの人と一緒にやるのは楽しいね」「東京タワーを背景に大スクリーンで『インベーダー』ってすごい世界だよな。贅沢すぎて緊張する」と大興奮のようす。

 

懐かしく感じる人もあまり慣れ親しんでこなかった人も、この機会に「スペースインベーダー」の世界を楽しんでみよう。

「思い出すだけで泣ける!」ファイナルファンタジー「別れの物語展」に歓喜の声続出!

今年で30周年を迎えた大人気ゲームの「ファイナルファンタジー」シリーズ。スクウェア・エニックスは30周年を記念して、1月22日から2月28日まで「FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION -別れの物語展-」を、六本木ヒルズ森タワーの「森アーツセンターギャラリー」で開催する。

出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより

 

懐かしの歴代シリーズに感動すること間違いなし

出典画像:FINAL FANTASY30周年記念展公式Twitterより出典画像:FINAL FANTASY30周年記念展公式Twitterより

 

同展では、シリーズの魅力の1つでもあるキャラクターたちの“別れ”をテーマに、作中で描かれてきた数々の「別れの物語」を回顧。今回のために新しく開発された「音声AR(拡張現実)」システムは、展示物とシンクロしたゲームのBGMやキャラクターボイスを披露してくれる。さらには、来場者の行動や属性に応じて「パーソナライズ」されたナビゲーションが自動的に聴こえてくるという新体験を楽しむことも。

 

BGMは、シリーズの中でも人気が高い「ビッグブリッヂの死闘」や「ザナルカンドにて」を含めた約50曲を使用。ナンバリングタイトルの中で最も新しい「FF XV」の展示では、ゲーム本編中ラストシーンだけが一瞬だけ映し出された「幻の結婚式」に、同展のための特別シナリオが加えられて公開されるらしい。

 

しかし最近の作品ばかりではなく、コアなファンも多い「FF IV」や「FF V」など歴代の作品の展示も行われる。かつて「FF」をプレイしたことがある人ならば懐かしい気持ちになれるかも。

 

また「FF VII」の主人公・クラウドが使用していた大剣「バスターソード」の彫像や、「FFXII」に登場するアルケイディア帝国の将軍、ジャッジ・ガブラスの鎧の立像も展示されており、リアルな「FF」の世界を感じることもできるようだ。

 

 

ネット上では「『FF』は子ども心にグッとくるシーンが多かったなぁ」「“別れの物語”こそが『FF』と『ドラクエ』の決定的な違いだよね。そういうところに凝ってるイメージ」「当時もやってて泣いた記憶がある。これに行ったらまたボロボロ泣きそう」「思い出すだけで泣ける! 絶対に行くわ! そして号泣して帰ってくる」といった声が続出。

 

シリーズ最新作「FF VII REMAKE」のイメージボードが初公開!

出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより出典画像:スクウェア・エニックス公式サイトより

 

そして今回、シリーズ最新作である「FF VII REMAKE」のイメージボードが初公開される。「FF VII REMAKE」といえば、1997年に発売された大人気作「FF VII」の完全リメイク作品。2015年6月にロサンゼルスで開催された「E3 2015」で製作開始が発表された際には、全世界から歓喜の声が上がった。

 

発売を心待ちにしている人も多い同作の最新情報ということで、「『FF VII』の最新情報が気になりすぎる!」「『FF VII REMAKE』の言葉だけでテンションが際限なく上がる」「発売が待ち遠しい。『別れの物語展』に行ってモチベーションを上げておくか」などの声も。

 

1月15日からは、東京メトロ丸ノ内線新宿駅のメトロプロムナードで「DISSIDIA FINAL FANTASY NT」の発売を記念した「#FF旅企画展」も開始された。「FF」シリーズに登場するステージなどを旅になぞらえた旅行パンフレット風チラシが展示。ネット上でも「すごい面白そうな企画!」という声が上がっていた。

 

2018年は「ファイナルファンタジー」がゲーム業界を大きく盛り上げてくれることに期待したい。

「すごい相性良いと思う」VRモード搭載の「パワプロ2018」が話題! スポーツは近未来の楽しみ方で!

ゲームファンだけではなく野球好きからも愛され続けているロングセラーゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズ。4月26日発売予定の最新作「実況パワフルプロ野球2018」が1月9日にAmazonで予約開始となり、ネット上で盛り上がっている。

出典画像:KONAMI公式サイトより出典画像:KONAMI公式サイトより

 

シリーズ初の「VRモード」実装!

出典画像:SONY公式サイトより出典画像:SONY公式サイトより

 

「PlayStation4」と「PlayStation Vita」の両方から発売される同作では、シリーズ初となる「VR(仮想現実)モード」を搭載。専用の「VRヘッドセット」を装着し、ピッチャーマウンドから観客席をぐるりと見渡せるなど、リアリティのある「パワプロ」の世界が楽しめる。

 

しかしVRといってもコントローラーで操作するのは従来の「パワプロ」と変わらない。バッティングにおいてはキャッチャー目線になっており、ピッチングもピッチャーの背後からの視点。歴代シリーズのファンも違和感なく楽しめる仕様が嬉しい。

 

ネット上では「パワプロでVRってすごい楽しそう」「パワプロの新作はVRまで楽しめるのかよ! これは完全に買いだな」「パワプロの頭身をVRで見るのってどんな感じだろう」「VR持ってないけどこれを機会に買うしかない!」といった期待の声が続出。

 

また2018年1月6日に幕張メッセで開催された「パワプロチャンピオンシップス 2017 全国決勝大会」では、一足早く「実況パワフルプロ野球2018」のVRが体験できた。実際に体験した人からは、「見渡すと観客がしっかりみえてすごい!」「相当テンション上がった! めっちゃ楽しいよ」「パワプロとVRすごい相性良いと思う」と好評のようす。

 

VRが生み出す新感覚スポーツ体験

出典画像:J SPORTS VR公式サイトより出典画像:J SPORTS VR公式サイトより

 

出典画像:ソフトバンク公式サイトより出典画像:ソフトバンク公式サイトより

 

VRといえばゲームに特化しているイメージがあるが、VRを使用した新しいスポーツの楽しみ方も広まってきているようす。スマートフォン専用アプリ「J SPORTS VR」では、モバイル端末とVRゴーグルを合わせて使用することで臨場感あふれる映像を楽しめる。野球・ラグビー・サイクルロードレースなど様々なコンテンツが配信中。

 

またソフトバンクが開発したVRを使った新感覚のスポーツ「WARP BALL(ワープボール)」も話題になった。これはVRゴーグルを装着して、仮想空間内で相手のゴールにボールを入れて得点を競うスポーツ。仮想空間内ではグローブやバットを手に持っており、進みたい方向に頭を傾けて移動するなど、VRの特性をたっぷり生かしている。

 

この近未来スポーツにネット上では、「すごい時代になったよホントに」「なんか近い未来にもっと期待できる気がしてきた」「仮想現実で生活する未来が見えてきたな」などの声が。

 

とどまることを知らないテクノロジーの進化には驚くことばかりだが、次はどんな世界を見せてくれるのだろうか。

Nintendo Switchに料理名人のフードプロセッサーも登場! お値打ち品が勢ぞろいした2018年初売りフラッシュセール開催

年が明けて気になるイベントといえば「初売りセール」です。値段が高くて中々手が出なかった人気の商品を安く買えるので、この機会に生活を快適にする家電などをぜひチェックしたいもの。楽天市場では、掘り出し物の家電製品をお値打ち価格で大放出する2018年最初のフラッシュセールを開催、初売りにふさわしいお値打ち価格の家電がたくさん登場しています。期間は1月5日午前10時~1月10日午前9時59分までの5日間。お得なセールをお見逃しなく!

 

セール特設ページはコチラ

 

1人でも大勢でも楽しめる大人気のゲーム機「Nintendo Switch」

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任天堂
Nintendo Switch グレー

セール価格:3万2378円

世界中で人気を集める「Nintendo Switch」は、自由なスタイルでゲームを楽しめるゲーム機。プレイシーンに合わせて「TVモード」「テーブルモード」「携帯モード」と変化するので、いつでもどこでもゲームを楽しめます。カラーバリエーションはいくつもありますが、中でも「グレー」はシンプルなデザインが特徴的。どんな部屋でも合わせやすいので、気軽にゲームデビューしてみては?

 

【ここがポイント】
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コントローラーの「Joy-Con」に付属している「Joy-Conストラップ」を装着すれば、躍動感のあるゲームプレイができる“モーションコントロール”が可能に。またJoy-Conには「HD振動」が内蔵されており、映像や音響に合わせて振動する機能が備わっています。臨場感たっぷりのゲームを家族や友人と一緒に楽しんでくださいね。

 

油を使わずにおいしい料理がたくさん作れる“過熱水蒸気オーブンレンジ”

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日立
過熱水蒸気オーブンレンジ ヘルシーシェフ MRO-TS8

セール価格:3万7800円

日立の「ヘルシーシェフ MRO-TS8」は、レンジ、オーブン、グリルの加熱方法を組み合わせた画期的なオーブンレンジ。100度以上に高めた過熱水蒸気で食材を温めるので、ノンフライの“ヘルシーなメニュー”が作れます。また「オートメニュー」で調理すれば、自動で料理してくれる優れもの。

 

【ここがポイント】
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イチ押しは、重さをはかって火加減を自動で調節する機能「トリプル重量センサー」です。冷凍と冷蔵の食品や重さが違う2品を同時に温めてくれるので、料理の手間が省けてラクチン。掃除の際に役立つ「清掃・脱臭コース」は、スチームで汚れを落としやすくしたり、油の臭いを減らしてくれます。

 

シワ取りがラクラク! 業務用レベルの強力スチーマー

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コンエアー
ガーメントスチーマー GS-88J

セール価格:1万9999円

衣類のシワやニオイなどを取り除いてくれる「ガーメントスチーマー GS-88J」は、業務用レベルの強力スチームを実現。タンクとノズルで2度加熱するので、霧状の高温スチームを噴射します。またシャツなどをハンガーにかけたままでもシワ取りが可能。蒸気はすぐに乾くため、スチーマーを使用した衣類はすぐに着用できます。

 

【ここがポイント】
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衣類についたニオイも消してくれる機能が備わっており、アンモニアや酢酸などニオイの原因をもれなく除去。家では中々できない「ズボンプレス」にも対応しています。シャツと同じでハンガーにかけたままスチーマーを当てるだけでホームクリーニング完了。衣替えの季節に大活躍する商品をぜひ一度お試しあれ!

 

 

8つの機能を搭載した万能フードプロセッサー

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山本電気
フードプロセッサー MB-MM56

セール価格:1万1800円

プロが求める繊細さとパワーを備えたフードプロセッサー「MB-MM56」は、「きざむ」「まぜる」「くだく」「泡立てる」など多彩な機能が備わっています。2枚の刃“多目的ブレード”が内蔵されており、さまざまな食材に対応。高性能DCモーターの“低速回転”では肉の粗挽き、“高速回転”では滑らかなスープなど、作る料理によって刃のスピードを変えられます。

 

【ここがポイント】
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本体は強くて衛生的なステンレス製。ブレードを外せばそのまま調理用ボウルとしても使えます。また31種類の調理方法が掲載された「レシピブック」がついてくるので、料理のバリエーションが増えてすぐに実践したくなるはず。本格的なメニューにチャレンジしたい人はぜひチェックしてください。

 

気軽に揚げ物が楽しめる卓上型の電気フライヤー

CDF-100JBS

クイジナート
電気フライヤー CDF-100JBS

セール価格:6780円

クイジナートの電気フライヤー「CDF-100JBS」は、食卓やキッチンで気軽に揚げ物が楽しめます。卓上タイプなので電源があればどこでも調理が可能。便利な「油切りバスケット」を使えば、さまざまな揚げものが作れますよ。

 

【ここがポイント】
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温度は90度から190度に対応しており、調節はダイヤルを回すだけでOK。油が設定温度になると緑のランプが点灯して知らせてくれます。揚げ物は大勢の食事の際に重宝するので、祝い事や家族の集まりがある人には必見の家電です。

 

協力:楽天市場

【1分でわかるGoogleのVR】Daydream Viewがついに日本上陸! 遊べるゲームもガイド

近年大きな注目を集めているVRですが、様々な製品が出てきて「よくわからん!」という人が多いのではないでしょうか。そんななか、ついに大物が日本上陸。GoogleのVRです。大注目のこのモデルの機能や、プレイできるゲームについてガイドします。

 

Daydream対応端末を挟み込んでVR環境を実現!

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Google

Daydream View

1万2000円

Googleが提唱するVRプラットフォーム「Daydream」に対応したヘッドセットと専用モーションコントローラーのセット。Daydreamに対応した端末を挟み込むことで、VR環境を実現します。視野角は100度で、質量は約261g。

 

今後の動向に注目のGoogle発のVRデバイス

今冬、Googleが推進するVRプラットフォームのDaydreamがついに日本に上陸しました。ヘッドセットにスマホを組み込み、専用コントローラーで操作をするという方式で、現在は世界で約250のアプリが展開されているといいます。

 

国内で入手可能な対応端末は、まだ7種類と限られており、それらはいずれも10万円前後のハイエンド機。いまのところやや導入のハードルが高いものの、今後の大攻勢が予想されます。VR元年の2016年から1年以上が経過した今日ですが、まだまだ地殻変動は止まらなそうです。

 

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前方のフリップを開けて、そこに端末を挟み込みます。本体は柔らかく通気性の良い素材で、フィット感は抜群。

 

 

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対応端末は、サムスンGalaxy S8(右)や、LG V30+(左)など。現時点では、ほぼハイエンド機のみとなります。

 

【現在楽しめる代表的ゲーム】

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Enhance Games

Rez Infinite

SF的なビジュアルと高品位なBGMが魅力のシューティングゲームをVR化。その没入感は特筆モノです。

 

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グリー

釣り★スタVR

同社の代表作とも言える釣りゲーのVR版。キャストや引っ掛けなど、VRならではの遊びが満載です。

 

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【年末年始用】休み時期は「スマホゲー」にどっぷり漬かりたい人のための「覇権確実」ゲームアプリ9選

覇権確実と噂される、秋冬リリースのスマホゲームをピックアップ。スマホアプリに詳しいゲームライター・柚木安津さんに解説してもらいました。一部タイトルでまだ配信がスタートしてないものもありますが、この年末年始、ドハマりして遊ぶならこのタイトルで決まり!

 

厳しくなる覇権争い天下を取るのはどれだ?

スマホのシェアが伸び、スマホゲームが話題になり始めたのが2010年頃。2012年にはご存じ「パズル&ドラゴンズ」がサービスを開始し、スマホゲーム界の王者に君臨しました。ここからクイズゲームなら「魔法使いと黒猫のウィズ」、リズムゲームなら「ラブライブ!」、ひっぱりアクションなら「モンスターストライク」と、各ジャンルで覇権タイトルが出現し、戦国時代へと突入しました。

 

スマホゲーム自体が一般化した最近では、いかにライトユーザーを飽きさせず、イベントやコラボを展開するかといったリリース後の運営戦略も重要となりました。また、家庭用ゲーム機のヒット作のスマホ版も相次いでいます。今回紹介するタイトルはどれも話題性十分で、覇権に手が届きそうなものばかりですが、果たして……。その実力を、プレイして確かめてみて。

 

【その1】

おなじみのモンスターが躍動する本格対戦カードバトル!

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スクウェア・エニックス
ドラゴンクエスト ライバルズ
基本プレイ無料(iOS、Android)

配信5日目で700万DLを突破した、国民的RPG「DQ」の対戦カードゲーム。30枚でデッキを組み、3×2のマス目にキャラを置いて相手リーダーのHPを削ります。描き下ろしのイラストで、おなじみのキャラやモンスターが活躍する、親しみやすくも奥が深いカードゲームです。

 

【イチオシPOINT】人気キャラや魔王がカードになって参戦!

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クリフト、パパス、カミュなど歴代人気キャラのほか、りゅうおう、ゾーマ、バラモスといった魔王もカードになって参戦。集めるのが楽しい。

 

【イチオシPOINT02】戦士、魔法使い、占い師……職業ごとのデッキ戦略に熱中

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直接攻撃が得意な戦士・テリー、魔法が使えるゼシカなど7人のリーダーから選択。リーダーによって戦略も異なり、デッキ編集に夢中になれます!

 

【イチオシPOINT03】すべてのユーザーにやさしい「闘技場」でのバトルが◎

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闘技場は、提示される3枚のカードから1枚ずつ選び、即席のデッキを組んで戦うモード。レアカードを保持してなくても問題なし。報酬も豪華です。

 

【イチオシPOINT04】仲間同士でギルドを結成してチャットやバトルで交流!

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ユーザー同士で集まって自由にチャットや対戦ができる「ギルド」を搭載。ギルド内で公開されたデッキはレンタルも可能。仲間と盛り上がれます!

 

【まとめ】カードゲーム界の覇権はライト層がカギ

「スマホアプリでは『シャドウバース』を筆頭にカードゲームが人気ですが、本作は『DQ』ということで親しみやすいのが強み。戦略性が高いので、ライト層をどれだけ巻き込めるかが覇権へのポイントになりそう」(柚木)

 

【その2】

スローライフに癒される人気タイトルのスマホ版!

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任天堂
どうぶつの森 ポケットキャンプ(iOS、Android対応)

3DS「とびだせ どうぶつの森」が世界累計1100万本を記録するなど、高い人気を誇るシリーズ初のスマホ版。任天堂の本格スマホアプリとして注目を集めています。どうぶつたちが暮らす自然あふれる世界で、キャンプ場作りを楽しもう。

※:一部アイテム課金があります

 

【イチオシPOINT】採集の楽しさは健在

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海や森などのレジャースポットをキャンピングカーで回りながら、釣りをしたりフルーツを集めたりする採集要素は健在。どうぶつたちにあげて仲良くなろう。

 

【イチオシPOINT02】インテリアが充実!

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材料を集めて、アルパカのカイゾーに頼めばおしゃれな家具を作ってもらえます。メリーゴーランドなど、普通のキャンプ場にはないようなオブジェも作れます!

 

【イチオシPOINT03】友だちとの交流も!

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他プレイヤーの個性的なキャンプ場を訪れることも可能。バザーを開いて素材を売り買いしたり、フレンドになったりとゆるいコミュニケーション要素もあります。

 

【まとめ】ヒットは確実! コラボ展開にも注目

「先行配信中のオーストラリアでも好評で、ビッグタイトルのスマホ版だけに世界的ヒットは確実。イベントやコラボ展開によっては覇権を握る可能性は十分あります。ただ、熱狂的ブームというより、ロングセラーになりそう」(柚木)

 

【その3】

クチコミでブレイク中の中国発、艦隊ゲーム!

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Yostar

アズールレーン
基本プレイ無料(iOS、Android対応)

9月の配信開始以来、艦隊ゲームファンに口コミで広がり、300万DLを突破した中国発の注目作。艦船を擬人化したキャラたちで艦隊を組み、シューティングゲームで敵を撃破していきます。

 

【イチオシPOINT】お気に入りのキャラを「寮舎」で愛でまくり!

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「寮舎」は戦闘でコンディションが低下したキャラを休憩させる場所。経験値や好感度も上がります。ちょこちょこ動くちびキャラがかわいい。

 

【イチオシPOINT02】レアの出現率が高めで良心的な運営が好評

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本作の「建造」(ガチャ)は、最高レアの「SSR」の出現率が7%と良心的。ファンから「神運営」との声も! 艦船は100種以上と豊富。

 

【イチオシPOINT03】多彩なカスタマイズでどのキャラも活躍可能!

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キャラのレベルを上げる以外に、性能の強化、限界突破、改造など、育成要素は多数。レア度が低いキャラでも装備の工夫で活躍できます。

 

【まとめ】まさかのダークホース! 勢いはNo.1

「大ヒットした艦隊ゲーム『艦隊これくしょん』とモチーフが同じで話題沸騰中です。いまのところ課金要素も少なく、イラストも萌えると非常に好評。このまま行けば『艦これ』以上に大ブレイクしても不思議ではありません」(柚木)

 

【その4】

引っ張って放すだけ!おはじき系の新星

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バンダイナムコオンライン
グラフィティスマッシュ
基本プレイ無料(iOS、Android対応)

キャラを引っ張って敵にぶつける簡単操作の爽快アクション。キャラが通ったフィールド部分には色が塗られ、面積が増えるとダメージ量もアップする。1人用のストーリーのほか、対戦、協力、放置型プレイと遊び方は多彩だ。

 

【イチオシPOINT】対人バトルが熱い!

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ひっぱり系アクションのヒット作「モンスターストライク」にはない、オンライン対人戦「ランクマッチ」を搭載。タッグでチーム戦も可能で、塗りが重要になります。

 

【イチオシPOINT02】最大4人協力が可能

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イベントやストーリーミッションでも、ルームを作って最大4人の協力プレイが楽しめる。参加プレイヤーが初顔合わせなら、マッチングボーナスももらえます。

 

【イチオシPOINT03】物語性の高さも注目

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星4以上のキャラには特別なストーリーが用意され、絆レベルを上げると「ハンターストーリー」が開放される。お気に入りのキャラにさらに感情移入できます。

 

【まとめ】ポップなヒット要素盛りだくさん!

「引っ張って遊ぶおはじき系ゲームは『モンスターストライク』以降、人気のジャンル。また、色を塗るシステムもトレンドのひとつ。これらのキャッチーな要素をふんだんに詰め込み、1本のゲームにうまくまとめています」(柚木)

 

【その5】

欅坂46に詳しくなれる1本!

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enish
欅のキセキ
基本プレイ無料(iOS、Android、Yahoo! ゲーム対応)

 

配信2日で150万DLを突破した、欅坂46初の公式ゲームアプリ。新米マネージャーとしてデビューからの軌跡を追いつつ、彼女たちを応援する爽快なパズルをクリアしていきます。完全撮り下ろしカットを2000枚以上収録。

 

【その6】

ディズニーのテーマパークが舞台!

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コロプラ
ディズニー ツムツムランド
基本プレイ無料(iOS、Android対応)

「ツムツム」の世界観で、ディズニーのテーマパークを表現したパズルゲーム。「カリブの海賊」「ホーンテッドマンション」などをモチーフにしたステージで、バブルを狙ってツムを飛ばし、コンボをつなげていきます。

 

【その7】

24時間いつでもUFOキャッチャー

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セガゲームス
セガキャッチャーオンライン
アイテム課金制 2017年冬リリース予定(iOS、Android)

現在、ブームの兆しがあるオンラインクレーンゲームに、UFOキャッチャーの生みの親・セガが参入。リアルタイム映像で本物のUFOキャッチャーを操作でき、獲得した景品は宅配便で届く。セガ限定のプライズもあり。

 

【その8】

家庭用人気作の新プロジェクト

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セガゲームス
D×2 真・女神転生 リベレーション
基本プレイ無料 2017年内配信予定(iOS、Android対応)
https://d2-megaten-l.sega.jp/

家庭用の人気RPG「真・女神転生」のスマホ向け完全新作プロジェクト。悪魔合体、交渉、3Dダンジョン、プレスターンバトルとシリーズならではの要素を搭載したうえで、スマホで遊びやすいよう最適化されています。

 

【その9】

あの「ときめき」がアイドルをテーマにスマホで新展開!

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KONAMI

ときめき
アイドル
基本プレイ無料 今冬配信予定(iOS、Android)

「ときめき」シリーズの新展開となる学園コミュニケーションゲーム。アイドル候補生15名と共同生活しながら夢の舞台を目指します。一部のモードでVRゴーグルを使ったモバイルVRに対応しています。

 

(C)2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved. (C)2017 Nintendo (C)2017 Manjuu Co.ltd & Yongshi Co.ltd All Rights Reserved. (C)2017 Yostar Inc. All Rights Reserved.
(C)BANDAI NAMCO Online Inc.(C)Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. (C)enish,Inc. (C)Disney (C)SEGA (C)SEGA/(C)ATLUS (C)Konami Digital Entertainment

【本日開始】ネット通販の最安値を超えた!? スクエニ“総プレイ時間5億時間”感謝セールがアツ過ぎると話題

12月26日から2018年1月8日にかけて、株式会社スクウェア・エニックスが「2017年スクウェア・エニックスタイトル総プレイ時間なんと5億時間超え感謝大セール」を実施。同レーベルの人気作を格安価格で入手できるセールに、ゲームファンからは歓喜の声が上がっている。

出典画像:「ドラゴンクエストシリーズ」公式サイトより出典画像:「ドラゴンクエストシリーズ」公式サイトより

 

「ドラゴンクエスト」シリーズ割引に歓喜の声

「PlayStation Network」調べで、2017年におけるスクウェア・エニックスのタイトルの総プレイ時間が5億時間に達した。これを記念して行われる今回のセールでは、対象のゲームが「PlayStation Store」と「ニンテンドーeショップ」にて割引価格で販売される。

 

現在発表されているタイトルは、「ドラゴンクエスト」シリーズのダウンロード版。最新のナンバリングタイトル「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」は、定価9698円のPlayStation4版が5698円に。6458円のニンテンドー3DS版は3958円に値下げされた。

 

その他、「ドラゴンクエストX オールインワンパッケージ」が2000円引きで、「ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城」は40%引き。「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」と「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」も、それぞれ40%引きで販売される。

 

今回発表された「ドラゴンクエスト」シリーズの5タイトル以外にも、今後さらに対象商品が拡大されていく模様。SNSなどでは「ふおおおお! 『ドラクエXI』がめっちゃ安い!」「『ドラクエX』オールインワンの値下げが何気に熱い。これを機会にプレイヤー人口増えたらうれしいな」との声が。また「全部持ってるけど“感謝セール”って言われると意味もなく買いたくなる」という熱心なスクエニファンも現れた。

 

ネット通販サイトなどの最安値と比較

ちなみに同セールでの値下げ率は、12月21日現在のネット通販での相場と比較してもかなり安めな価格になっている。

 

例えばPlayStation4版「ドラゴンクエストXI」の場合、Amazonの最安値は6600円(12月21日現在)。今回のセールでは5698円に値下げされているので、セール品の方が8%ほど値下げ率が高い。

 

また中古品と比べても見劣りしない価格の模様。楽天に出品されている「ドラゴンクエストXI」の中古品は4080円が最安値(12月21日現在)で、12月15日更新のTSUTAYAのゲーム中古販売価格一覧では3980円となっている。

 

これには「現在の中古価格にプラス1000円ちょいっていう値段設定が上手いと思う」と指摘する声もちらほら。クリスマス商戦には少し遅い今回のセールだが、お年玉商戦にはかなりの威力を発揮しそうだ。

黒い砂漠新クラス「ミスティック」が編集部に! 麥谷氏から最新ロードマップ紹介も

12月13日に、ゲームオンが運営するMMORPG「黒い砂漠」に新クラス「ミスティック」が追加された。ミスティックの実装を記念して、同作の日本運営プロデューサーの麥谷 将人氏が、リアルミスティックと一緒にASCII編集部へやってきた。麥谷氏は、2018年1月以降のアップデート情報を紹介してくれた。


「ガンダム、AKIRAのバイク、デロリアン、シャープのラジカセまで出るとか!」スピルバーグ監督の最新作「レディ・プレイヤー1」予告公開に期待の声続出中!!

スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「レディ・プレイヤー1」の公開が2018年4月20日に決定。さらに、最新映像がYouTubeにアップされ「ちょ! ガンダム、AKIRAのバイク、デロリアン、シャープのラジカセまで出るとか!」「凄いぞスピルバーグ!」と話題になっている。

出典画像:「レディ・プレイヤー1」公式サイトより出典画像:「レディ・プレイヤー1」公式サイトより

 

スピルバーグ作品にガンダム登場で歓喜の声!

「レディ・プレイヤー1」は、アーネスト・クライン原作のSF小説「ゲームウォーズ」を実写化した作品。西暦2045年の世界を舞台に、オタクの高校生・ウェイドが仮装ネットワークシステム“オアシス”に隠された謎をめぐる物語が描かれていく。


公開された映像には、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するデロリアンや、「AKIRA」の金田が乗るバイク、「キングコング」と思われる巨大生物、そして“連邦の白い悪魔”こと「RX-78-2 ガンダム」など、さまざまな作品のキャラクターが登場。キングコングやガンダムがストーリーにどのように絡んでくるのか映像からは不明だが、しっかりと物語に“参戦”する姿が映されている。

 

この映像が公開されると「超面白そう! TRONのオマージュっぽさもあるし、久しぶりに絶対見たいと思う映画だ!」「予告編が本当に凄い。これは日本の映画には到底真似ができない絵作り」「予告編最高! アニメ、ゲーム好きならワクワクが止まらないはず」「予告だけで飯がすすむわ」「キングコングとガンダムでスピルバーグとかカオスかよ(歓喜)」「シュガー・ラッシュを思い出すが、これをスピルバーグが監督してるのがスゴイ」など期待の声が続出。

 

さらに、ガンダムの登場に「アメリカの本気CGで動くスピルバーグ作品の1stガンダムとか絶対見なきゃでしょ」「ポーズが完全にZZだけどかっこいいっすね!」「スピルバーグ新作にガンダムってパワーワード過ぎる」といった声が上がっている。

 

シャープのラジカセも登場する!

ガンダムが登場して話題になっている「レディ・プレイヤー1」だが、実はシャープのラジカセも登場。予告映像が公開されると、シャープの公式ツイッターは「シャープのラジカセも堂々と掲げられています」とつぶやいている。


このシャープのつぶやきに、「SHARPさんちのラジカセが一番目立ってましたわ」「未来の話なのに、ラジカセが昭和テイスト満載。やはり目のつけどころがシャープですね!」といったリプライが寄せられ、ガンダムだけでなくラジカセにも熱視線が注がれることに。

 

「レディ・プレイヤー1」が公開される来年4月は、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「パシフィック・リム:アップライジング」も公開される予定。見逃せない1作として「レディ・プレイヤー1」もチェックしておこう。

「ごめんなさい、何言ってるのかよくわからない」 名作ゲーム「ドルアーガの塔」の“乙女ゲーム”配信開始に困惑の声続出!!

12月8日、名作ゲーム「ドルアーガの塔」の世界観を引き継いだ“恋愛シミュレーションRPG”アプリ「ドルアーガの塔 Tower of Defender」がiOSとAndroid向けに配信開始された。この衝撃の一作に、ネットは「私の知ってる『ドルアーガの塔』と違う…」「『ドルアーガの塔』の乙女ゲー? ごめんなさい、何言ってるのかよくわからない」と盛り上がりをみせている。

出典画像:「ドルアーガの塔 Tower of Defender」公式サイトより出典画像:「ドルアーガの塔 Tower of Defender」公式サイトより

 

名作「ドルアーガの塔」が乙女ゲームになったぞ!

「ドルアーガの塔 Tower of Defender」は、1984年に発売されたアクションRPG「ドルアーガの塔」をモチーフにしたゲーム。悪魔ドルアーガが封印された100年後を舞台に、男性だらけの小隊に配属された主人公が、毎日戸惑いドキドキしながら隊員と絆を深めつつ塔を守護する… といったストーリーを展開していく。

 

同作の特徴は、恋愛イベント&バトルが両方楽しめる“恋愛シミュレーションRPG”であること。ドルアーガの塔の異変やモンスター侵略の謎を解き明かす“ストーリー”、パートナーとの絆を深めるイベント“ラブミッション”などのモードがあり、侵略してくるモンスターをサイコロバトルで撃退する“バトル”を楽しむことができる。

 

キャラは魅力的なイケメン男子がそろっており、明るいムードメーカー「ウィル」(CV:島﨑信長)、一匹狼に見えるが根は優しい「セリル」(CV:瀬名快伸)、変わり者魔法使い「レスカー」(CV:松岡禎丞)、お兄ちゃんタイプの鞭使い「アルトレイド」(CV:八代拓)、頼れる隊長「ザルフィス」(CV:小西克幸)などが登場。豪華声優陣のボイス入りにもかかわらず、最後まで無料&広告なしでプレイできるのも嬉しいポイントだろう。

 

同作の配信開始がニュースになると、ネットからは「えっ? ドルアーガってあのドルアーガ?」「ドルアーガの塔って乙女ゲーだったのか(すっとぼけ)」「『ドルアーガの塔』裏面全クリ記録保持者、かつ現役乙女ゲーマーとして頑張りたい」「どう発想したら『ドルアーガの塔』で恋愛シミュゲー作ろうと思うんだ」「どのあたりをターゲットにしているのですかね?」「“恋愛は難攻不落の方が面白い”ということを、わざわざ恋愛シミュレーションゲームにして教えてくれているのかもしれない」といった様々な声が上がっている。

 

プレイした人の感想は?

早速「ドルアーガの塔 Tower of Defender」をプレイした人も多く、「恋愛ゲームという割には、意外とサクサク進められる」「ダウンロードして開いた瞬間笑ってしまった」「派手な演出もなく、落ち着いたゲームだと思う」といった感想の声が。

 

12月25日からはウェブサイト「コミックウォーカー」で、連動漫画の連載が開始される「ドルアーガの塔 Tower of Defender」。「ドルアーガの塔」と同じく、ゲーム界の歴史に名を残すことはできるのだろうか。

「永遠の幼馴染(ラスボス)が参戦か…」ときメモ×ボンバーマンのまさかの共演に歓喜の声

今年稼働予定のアーケードゲーム「ボンバーガール」に、「ときめきメモリアル」のメインヒロイン藤崎詩織が参戦決定。まさかのプレイアブルキャラクターに“ときメモ”ファンからは歓喜の声が相次いだ。

出典画像:「ボンバーガール」公式サイトより出典画像:「ボンバーガール」公式サイトより

 

永遠の“幼馴染”参戦に歓喜の声

「ボンバーガール」とは、ベストセラーゲーム「ボンバーマン」を元にしたKONAMIのアーケードゲーム。“ボム”を設置して戦う従来のシステムに加え、タワーディフェンスの要素も追加された全く新しい対戦ゲームとなっている。

 

そしてプレイアブルキャラクターは、“白ボン”などではなく可愛らしい美少女キャラクターたち。白ボンの髪飾りをつけた「シロ」など様々なオリジナルキャラを使うことが出来るのだが、11月15日に公式Twitterで藤崎詩織の参戦が発表された。

 

これに“ときメモ”ファンからは「永遠の幼馴染(ラスボス)が参戦か… これはボンバーガールやるしか」「“ボンバーガール藤崎詩織”が既にパワーワードすぎて笑う」「藤崎詩織参戦は完璧なチョイスだと思うけどターゲット層がおっさんすぎないか?」との声が上がっている。

 

“ときメモ”と“ボンバーマン”は相性抜群!?

一方で“ときメモ”未経験のファンは「ボンバーマン」と「ときめきメモリアル」の組み合わせに疑問を抱いている様子。しかし「ときメモをやったことある人は藤崎詩織のボンバーガール化にも納得だよな」との声もあるように、藤崎詩織と“爆弾”は切っても切れない縁がある。

 

実は「ときめきメモリアル」にも“爆弾”というシステムがあり、ヒロインを傷つけたり放置したりすると“爆弾マーク”が点灯。放っておくと“起爆”してしまい、キャラクター全員の好感度が暴落してしまう。そのためプレイヤーは攻略したいキャラクターでなくてもちょくちょくデートに誘い“爆弾処理”を行わなくてはならない。

 

ある意味“ときメモシリーズ”を象徴するシステムなので、藤崎詩織の「ボンバーガール」参戦には納得する人も少なくないようだ。また、コアなファンの中には「ボンバーガールに参戦するなら藤崎詩織じゃなくて早乙女優美じゃね?」と指摘する声も。

 

早乙女優美というヒロインはとにかく爆弾を“量産”するキャラクターとしてお馴染み。短いサイクルで発生する彼女の爆弾には泣かされたプレイヤーも多く、「是非次は早乙女優美を『ボンバーガール』に参戦させてくれ!」「ときメモの“爆弾魔”っていったら早乙女優美だろ」と参戦を推す人もちらほら。

 

ちなみに11月18日から11月26日にかけて、「ボンバーガール」のロケテストが実施されている。気になった人は“爆弾ゲーム”の夢の共演を体験してみてはいかが?

「ドラクエ11」で増収増益!? スクエニHDの絶好調っぷりが話題

11月8日にスクウェア・エニックス・ホールディングス(以下、スクエニHD)が、「平成30年3月期第2四半期連結決算」を発表。前年同期と比べ増収増益であったことがわかり、ネット上では「やっぱ『ドラクエ11』効果すごいな!」といった声が上がった。

出典画像:「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」公式サイトより出典画像:「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」公式サイトより

 

「ドラクエ11」フィーバーでスクエニが絶好調!?

発表によると、“家庭用ゲーム機向けタイトル”“スマートデバイス・PCブラウザ向けコンテンツ”“多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム”はいずれも増益増収。「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」といったキラータイトルが、売上を牽引する形となった。

 

まず“売上高”は、前年同期比24.2%増の約1320億円。“営業利益”は132.3%増の約258億円で、営業利益率は9.1ポイントアップの19.5%となっている。中でも“デジタルエンタテインメント事業”は10.5ポイントアップしており、かなり好調な様子。

 

現在発売されている平成30年3月期の主なタイトルとして挙げられるのは、やはり今年7月29日に発売された「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(以下、「ドラクエ11」)。今回の決算報告でスクエニHDの絶好調っぷりを確信した人々からは「話題性もあったけど純粋に神ゲーだった。良いゲームが正当に評価されてて嬉しい」「未だに業界を引っ張ってるドラクエってやっぱすごいゲームなんだな」「スクエニやるじゃないか」との声が。

 

PS4版と3DS版合わせて、初週売上200万本(「ファミ通.com」調べ)という驚異的な数字を記録した「ドラクエ11」。発売後も順調に売上を伸ばし、ゲームの内容にも「久しぶりにRPGをじっくり堪能できた」「初めてゲームやって泣いたわ… 掛け値なしの良ゲー」「最近ネトゲとかソシャゲとかしかやってなかったけど、やっぱ王道RPGって最高だな」と絶賛の声が上がっている。

 

「ドラクエ」シリーズの現役っぷり

「ドラゴンクエスト」シリーズの好調は「ドラクエ11」だけにとどまらず、11月2日にサービスが開始されたスマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエストライバルズ」は、たった5日目で700万ダウンロードを突破。最近流行りの“スマホ向け本格カードバトル”ということで、「スクエニはこっちでもかなり成功しそうだな」と期待の声が上がった。

 

またオンライン専用ソフト「ドラゴンクエストX」も、追加パッケージ「ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン」が11月16日に発売。こちらはWiiU版、Windows版に加え、PlayStation4やNintendo Switchにもプラットフォームを拡大している。

 

今年で31周年を迎えた国民的ゲーム「ドラクエ」。家庭用ゲームだけでなく、ソーシャルゲームやネットゲームも牽引していきそうだ。