ゲームキャラがAIで喋り出す時代、もう実現していた

NVIDIAはジェネレーティブAIを利用し、ゲームプレイヤーと会話できるNPC(ノンプレイヤーキャラクター)の技術「Avatar Cloud Engine(ACE)」を発表しました。

↑NVIDIAより

 

ジェネレーティブAIとは、画像や音声、テキストなどを生成できるAI(人工知能)の一種です。今回公開された動画では、プレイヤーとNPCがサイバーパンク風のラーメン屋にて、音声で自然な会話をする様子が確認できます。

 

 

今回のデモは、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」にて構築されたものです。。NVIDIAによれば、ACEはクラウドとローカルのPCの両方で利用可能。開発者はゲームやキャラクターのバックグラウンドやストーリをカスタマイズすることができ、会話にあわせてゲームキャラクターの表情アニメーションを作成する「Omniverse Audio2Face」も導入されています。

 

このようにゲームのNPCにAIを導入することで、ゲームの開発コストをおさえたり、あるいはより複雑な会話を盛り込むことが可能かもしれません。チャットボット「ChatGPT」などで話題のAI技術ですが、ゲームもAIによって今後さらに進化しそうです。

 

Source: NVIDIA GeForce / YouTube

ゲームの残像が大幅減! NVIDIAの「G-SYNC ULMB 2」がすごい

NVIDIAはゲームの残像(モーションブラー)を最小限に抑える新機能「G-Sync ULMB 2」を発表しました。

↑NVIDIA GeForce / YouTube

 

NVIDIAは2015年に、モーションブラーを軽減する技術「ULMB」を発表。これはモニターのバックライトを制御(バックライトのストロボ発光)することで、画面の遷移をよりくっきりさせる技術です。しかし、画面の明るさが下がるなどの問題点がありました。

 

一方でG-SYNC ULMB 2では、従来のULMBと比較して約2倍の明るさを実現。さらに、クロストーク(ときどき現れるストロボや二重像)がほとんどなくなったとしています。そして、360Hz駆動のモニターでも1440Hz駆動相当のモーションブラーが少ない描写が可能だとしているのです。

 

 

G-SYNC ULMB 2は対応する1440p、360HzのG-SYNC対応モニター向けに、無料アップデートにて提供されます。現在はAcerの「Predator XB273U」とASUSの「ROG Swift PG27AQN」でしか利用できませんが、「ROG Swift Pro PG248QP」とAOCの「AGON AG276QSG G-Sync Monitor」が対応モニターとして近日中に販売される予定です。

 

まだまだ利用できる環境の少ないG-SYNC ULMB 2ですが、ゲームプレイをさらに快適にしてくれる技術となりそうです。

 

Source: NVIDIA GeForce / YouTube

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』、139時間かけて100%クリアしたという猛者現る

全世界の人々をハイラル王国に旅させて寝不足にしている『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。5月12日に発売されてから約2週間が経ちましたが、139時間かけて100%クリアしたと主張するスピードランナー(早解きゲーマー)が現れました。

↑“100%クリア”とは?

 

ちなみに、この報告には祠の数など少しネタバレに近い要素が含まれています。それを留意した上で、自己責任で読むか読まないかを判断されることをお勧めします。

 

YouTuberのSmallant氏は、かつて『ポケットモンスター プラチナ』を1回もダメージを受けずにクリアを達成した人物です。

 

そして新たにティアキン(略称)を139時間、ほぼ6日間かけて100%クリアしたとTwitterで報告しています。その一部始終はTwitchでも実況されており、事実だと思われます。

 

100%達成のためには1,000個のコログを集め、152の祠を解き、253のクエストをこなし、135もの防具を完全に強化し、全てのダンジョンや塔、破魔の根を見つけたとのこと。さらに、マップや名前付きの場所なども含まれており、同氏の「ゲームは巨大だ」という表現はかなり控えめに感じられます。

 

SmallAnt氏はプレイ時間の前半を、自力で探索していたそうです。しかし、日が経つにつれて「そうしないと無理だと思ったから」他人の作ったマップを使うようになったとのこと。今やネットで大流行しているコログ遊び(コログに酷い扱いをする)をしている余裕はあまりなかったようです。

 

その一方、「Any% Tears of the Kingdom」のスピードラン記録(あらゆる方法を使って、エンドクレジットが表示されるまでの時間を競う)は、発売から24時間以内にわずか94分が叩き出され、現在は1時間に近づいています

 

しかし、26日にティアキンの更新データVer.1.1.2が配信され、アイテムの無限増殖バグがなくなっています。今後はスピードランナー達の戦いも少し厳しくなるかもしれません。

 

Source:SmallAnt(Twitter) 
via:Gamesradar

PS5が遠隔プレイ可能! ソニーが新作デバイス「Project Q」の情報を一部公開

ソニーは「Playstation Showcase」で、「PlayStation 5(以下、PS5)」のゲームが遠隔プレイできるデバイス「Project Q」の情報を一部公開しました。

↑早くも待ち遠しい「Project Q」(画像提供/PlayStation Showcase)

 

Project Qは、8インチディスプレイをコントローラーで挟み込んだような形状の携帯ゲーム機。コントローラー部分の機能はPlayStation 5の「DualSense ワイヤレスコントローラー」に準拠しています。

 

プレイヤーが所有するPS5とWi-Fi経由で連携することで、インストールされたゲームを遠隔で遊ぶことができます。ゲームは最大1080p解像度かつ60pでのプレイが可能。

 

なお、このようなPS5のリモートプレイ機能はスマートフォンでもすでに利用できます。

 

Project Qは2023年に発売予定で、これから詳細が明らかにされていく予定。PS5を所有していることが条件とはなりますが、自宅のどこでも高品質なゲームプレイが可能になることは、なかなか魅力的ですね。

 

Source: プレーステーション公式 / Twitter

レゴ、パックマンのアーケード筐体を再現したセットを発売! コイン投入口や4方向レバーなど細部までこだわり

レゴは世界的に有名なゲーム「パックマン」を題材にした「レゴ(R)アイコン ゲームセンターマシン パックマン」を正式発表しました。日本での価格は35,480円(税込)で、6月1日発売。全2651ピースです。

Image:LEGO

 

パックマンのアーケード(業務用)筐体を再現しており、光るコイン投入口や4方向レバーを備え、横のクランクを回すとキャラクターを迷路の中で動かせます。なお、実際にゲームのプレイはできません。

 

ここ数年のレゴはビデオゲーム関連のセットに力を入れており、2020年には任天堂とコラボしてNES(海外版ファミコン)を『スーパーマリオブラザーズ』を映したテレビごと再現した「LEGO Nintendo Entertainment System」を発売。セガとコラボして「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」関連セットも販売中です。

 

今回のセットには、大きくカラフルなブロックで組み立てたパックマンやゴーストの「ブリンキー」「クライド」も付いており、台座の上で回転させたり、筐体の上に飾ることもできます。またゲーム機の内側に隠されたアーケード筐体でパックマンをプレイする女性のミニフィギュアもあり、遊び心にあふれています。

 

本製品は、「パックマン」の誕生43周年を記念したもの。公式リリースでは、1980年5月22日に渋谷にて初のロケーションテスト(一般ユーザーを対象とした試験運用)が始まったことにも触れられています。実際に日本で発売されたのは、1980年6月29日のことでした。

 

ほかパックマンが黄色なのはデザイナーの岩谷 徹氏が「レゴブロックの象徴的な黄色」にインスパイアされたことや、その形は一切れ欠けたピザをモチーフにしているなどマメ知識が語られています。

 

本セットは、LEGO(R) VIPメンバーは6月1日(木)からレゴ公式オンラインストアで早期購入できるほか、6月4日(日)から一般販売されます。

 

原作ゲームに対する愛があふれている上に、レゴとしてもチャレンジしがいがあり。『パックマン』をゲームセンターでやり込んだり思い入れがある人は、購入を検討してみてもよさそうです。

 

Source:LEGO(US),PRTimes

完全新作プロジェクトに期待大! ゲームフリークがPrivate Divisionとパブリッシングパートナー契約締結

『ポケットモンスター』シリーズで知られるゲームフリークは、コードネーム「Project Bloom」という新作アクションアドベンチャーについて、海外パブリッシャーのPrivate Divisionとパブリッシングパートナー契約を締結したことを発表しました。

↑Project Bloomのコンセプトアート

 

Private Divisionは、海外大手ゲームパブリッシャー・Take-Two Interactiveのレーベルの1つ。中小規模のインディースタジオに特化しており、「The Outer Worlds」や「オリオリワールド」などを送り出したこともありました。

 

まだProject Bloomについて詳しいことは不明ですが、コンセプトアートでは古代の森のような場所にたたずむ和装で帯刀したキャラクターが確認でき、これまでのゲームフリークの作風とは大きく異なるものになるようです。

 

もっともゲームフリークの過去作としては、改造人間が瓦礫を操る『GIGA WRECKER』や巨大ドリルで掘り進む『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』、はたまた競馬+ソリティアの『ソリティ馬』など振れ幅が広く、なにが出てきても不思議ではありません。

 

ゲームフリークのディレクターである古島孝太氏は「これまでのゲームフリーク作品とはトーンの異なる新規IPを制作できることにとても興奮しています。Private Divisionは、本タイトル開発当初から一緒に仕事をしたいと考えていたパブリッシャーでした」と述べ、新しいアクションアドベンチャーゲームの制作に自信を持って臨むことができていると語っています。

 

かたやPrivate Divisionも、ゲームフリークを高評価。「ゲームフリークのポテンシャルを引き出す手伝いをする準備」ができているとして、かなりの大作ゲームになることを仄めかしているようです。

 

Project Bloomは開発の初期段階にあり、発売は2025年4月から2026年3月を目指しているそう。その頃には次世代ゲーム機も登場している可能性が高そうですが、いまのところProject Bloomの対応プラットフォームは明かされていません。

 

ゲームフリークの完全新作といえば『リトルタウンヒーロー』(Nintendo Switch版は2019年発売)以来となりますが、続報を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:PR Times
via:GamesRadar

バーチャルペットを育てるスマホARゲーム「Peridot」が配信スタート! ポケモンGOのナイアンティック最新作

『ポケモン GO』などで知られるNiantic(ナイアンティック)社は、AR(拡張現実)かつ位置情報ゲーム最新作『Peridot(ペリドット)』のiOSおよびAndroid版アプリを配信開始しました。昨年4月に正式発表されてから1年以上を経て、ようやく正式リリースとなります。

Image:Niantic, Inc.

 

『Peridot』は、ちょっと変わった生き物のペリドットたちをARの魔法で現実の世界に登場させる、ペットシミュレーションゲーム。最初に3つの卵から1つを選んでふ化させ、お世話をして成長を見守るということで、日本のたまごっちを思わせるコンセプトです。

 

他のナイアンティックのゲームと同じく、本作も現実の世界にペットを連れて散歩できるARタイトルです。プレイヤーはペリドットを撫でたり、一緒に遊んだりして成長を促せます。そうしてレベルアップすると、新たなキャラクター特性が解放されます。

 

そして散歩中はアイテムを集めたり、新しい場所を発見できるほか、写真や動画を撮影してSNSでシェアしたりもできます。

 

さらにペリドットを連れて他のプレイヤーと協力すれば、楽しさも倍増。たがいのペリドットを交配させれば、新たな種類のペリドットが誕生することも。レアなキャラクター特性を組み合わせて、子孫のペリドット達に引き継がせることもできます。

 

このゲームはヘルスケアアプリと同期しており、「いつでも冒険モード」でアプリを閉じていても歩いた距離を計測できます。またARインターフェースの反応は良好で、画面上の平たい場所をタップしてペリドットを移動させることもできます。

 

ペリドットはチーター、ドラゴン、ユニコーンなど、実在の動物や神話上の生き物をモデルにしており、無限の可能性を秘めたアーキタイプ(種族)が用意されています。すでにダウンロードは可能となっており、基本プレイは無料(アイテム課金)のため、気軽にプレイしてみてはいかがでしょう。

 

Source:App Store,Google Play Store

「スーパーマリオランド2 6つの金貨」最終ステージ“ワリオ城”ノーミスクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「Nintendo Switch Online」の加入者向けサービス「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」で遊べる『スーパーマリオランド2 6つの金貨』に挑戦! マリオシリーズは得意と豪語するフジタの腕前やいかに!?

 

↑全6ゾーン+マリオ城。月や星の世界を駆け巡る「スペースゾーン」、水中・水上を進む「タートルゾーン」、幽霊の敵キャラが多い「パンプキンゾーン」とそれぞれのゾーンには特徴がある。隠し面も豊富

 

任天堂
スーパーマリオランド2 6つの金貨

「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」
※有料サービス「Nintendo Switch Online」に加入することで遊べます
306円~(個人プラン1か月)
https://www.nintendo.co.jp/software/feature/nintendo-classics/d-5124_j/index.html

 

6枚の金貨を集めてマリオ城の扉を開け!

ゲームボーイ向け横スクロールアクション「スーパーマリオランド」第2弾。マリオのライバル・ワリオはここで初登場。6つのゾーンを回ってマリオ城の扉を開こう。連続ジャンプができるほか、ゆっくりと下降することもできるバニーマリオが新鮮だ。

 

報酬は「金貨チョコレート」…罰ゲームは通貨の常識クイズ!?

編集部 今回の成功報酬はサブタイトルの「6つの金貨」にちなんで、金貨の形をしたチョコレートをご用意しました! 駄菓子屋などで見たことがあるかと思います。

 

フジタ こういうのって子どもは好きなんですよね。僕は金貨チョコよりチロルチョコを買ってました。それと、10円から100円まで当たるチョコもあったなあ。

 

編集部 ただし失敗の場合は罰ゲームとして、「日本円にしたらどれが高額? 世界の通貨クイズ」に挑戦していただきます。今はグローバルの時代ですから、世界の通貨も知らないと恥ずかしいということで。

 

フジタ いやぁ、ドルぐらいしかわかんないと思うんですよ(笑)。ユーロってありましたよね……? このクイズはできれば避けたいですね(笑)。

 

ゲームボーイでヒットした第2弾!

編集部 今回のゲームは、「スーパーマリオランド2 6つの金貨」です。

 

↑最初のステージを終えたら、6つあるゾーンを回る順番は自由に決められる。ゾーンに入ったあとはマップ式でステージを選ぶ

 

フジタ 「スーパーマリオランド」の「1」は結構やってたんですけど、「2」は1992年発売とわりと新しくて、リアルタイムではそこそこ遊んだくらいですね。

 

編集部 発売年が遅いだけに、「1」よりもかなり進化しています。

 

フジタ 「1」はちょっと細かすぎて操作もしにくく感じたんですけど、「2」では遊びやすくなりましたね。ただジャンプがフワフワしてるんですよ。

 

編集部 ジャンプの感覚が違うんですか?

 

フジタ 本家の「スーパーマリオブラザーズ」や「スーパーマリオブラザーズ3」とも違うし、独特です。フワフワしてるので、より早めにジャンプボタンを押さないとジャンプをしてくれずにそのまま落ちることも多くて……。

 

編集部 マリオのプロとしても一筋縄ではいかない?

 

フジタ 本家の「スーパーマリオブラザーズ」が上手ければ上手いほど、感覚が違ってくるので調整が必要になります。といっても、ゲーム的には力押しでいけるんで全然簡単な部類です。マリオの残り数もどんどん増えるので、クリアするだけなら初心者でも大丈夫。

 

最終盤を小さいマリオでノーミスクリアせよ!

編集部 今回の挑戦ルールは、「タートルゾーンのボスステージとマリオ城を小さいマリオのままノーミスクリアせよ!」です。

 

↑マリオが前作で宇宙怪人「タタンガ」と戦っているときにワリオにのっとられたマリオ城。全6ゾーンで集めた6つの金貨をはめることで扉が開き、最終面のマリオ城へ入れる

 

フジタ パワーアップアイテムを取ったらすごく簡単なんですよ。なのでこのルールはいいんじゃないでしょうか。僕はさらにワリオ城(※ワリオに乗っ取られたマリオ城のこと)もほぼノンストップで駆け抜けます!

 

編集部 それがフジタさんのマリオのスタイルですよね。では、今回の動画の見どころは流れるようなプレイですね?

 

フジタ 火を吐くパックンフラワーが並んでいるところを一気に抜ける様子を見てもらえれば。

 

↑マリオ城の序盤はパックンフラワーがズラリと並んで手厚いお出迎え。ゆっくり慎重に立ち回れば大丈夫だが、ノンストップを狙うと難度がグンとアップ

 

編集部 ちなみに、視聴者の方が「スーパーマリオランド2」をクリアするためのコツを教えて下さい。

 

フジタ はっきり言って、アイテムと1UPが多すぎるんですよ(笑)。マリオの残り数が複数増えることなんてもうデフォみたいなもんですから。なので、アイテムをしっかり取っていけば問題ないです。ただし、ワリオ城は中間地点がないので少し慎重に、って感じですかね。

 

編集部 では、挑戦をお願いします!

 

まずはタートルゾーンのボスを討伐!

どうもー、フ~ジタでっす! それでは、「スーパーマリオランド2」、タートルゾーンのボスステージよりスタートです。ここはクジラの体内に入っていくみたいなシーンなんですけど、なぜか骨がむき出しで、もちろんこれにも当たっちゃ駄目です。絵的にわかりづらいかもしれないですけど、今小さいマリオなんですよ。なので、どれに当たっても一発でやられます。この骨の当たり判定が怖いんですよね。横からやられる場合もあるんで。あっぶねー。このベルは中間地点。やられたときにそこから始めることができます。

 

この「スーパーマリオランド2」は、アイテムを取るか取らないかで特に難易度が大きく変わると言われています。たとえばファイアマリオになると1回敵に当たってもスーパーマリオになるんですよ。もう1回当たると小さなマリオになる。なので、小さいマリオで行くっていうのは上級者でも厳しいよって話です。そしてボスのタコです。ファイアもないので、もちろん踏むしかない……。【挑戦の続きはYouTube動画で!】

 

↑玉座にふんぞりかえっているワリオがラスボス。バニーワリオ、ファイアワリオと2回変身する。ファイアボールは効かないので踏みつけて倒そう

 

フジタマリオはゲームボーイでも会心の技を魅せられるのか?


マリオを愛する芸人フジタのテクニックはゲームボーイでも健在! 流れるようなプレイの全貌はYouTubeで!!

撮影:高原マサキ

 

ゲーム芸人

フジタ

小1でファミコンにハマって以来、1000万円以上をつぎ込んできたお笑い芸人。ゲーム絡みのテレビ番組やイベント出演で活躍中。

 

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ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

(C)1992 Nintendo

「ハヤトの野望」が学生制作のゲームを実況するライブイベントが4月23日大阪AMGで開催!

関西のゲームファンにちょっと楽しそうなイベント情報をお届け。4月23日(日)、新大阪にあるエンタメ系専門学校「大阪アミューズメントメディア専門学校(大阪AMG)」のオープンキャンパス行事として開催される「ハヤトの野望」トークショーです。

↑チャンネル登録者数88万人、メディア出演やグッズ販売やなど多彩に活躍中のトップ動画クリエイター:ハヤト ©ハヤトの野望

 

実験的なトライやスマートなゲーム実況が人気の動画クリエイター「ハヤトの野望」のハヤトさんによる特別トークショーは2部構成。

 

第1部 Q and A トーク

ゲーム実況を始めたきっかけやトップYouTuberの日常活動、さらには「ビジネス面での工夫や成功例」など、普段は聞くことができない動画クリエイターとしてのノウハウも公開するトークタイム。

 

第2部 ゲーム実況ライブ

注目の特別イベントは、ゲーム制作を学ぶ大阪AMGのゲーム学科生たちが制作したゲームを実際にプレイしながらのゲーム実況ライブ。トッププレイヤーによる実況ライブとゲーム評価に、学生たちの緊張が高まります!

 

近未来のゲームクリエイターや動画配信クリエイターに向け、チャンネル登録者数88万人のトップYouTuberはどんなゲーム実況でエールとアドバイスを贈るのか! いつもの公式チャンネルとは少し違ったトークイベントに、ぜひとも参加してみてください。

↑ハヤトの野望のYoTube人気動画「交通工学の専門家が考えた街なら絶対に渋滞しない説」

 

【開催概要】

開催日程:2023年4月23日(日)

開催時間:12:30受付開始(トークショー 13:00~14:30)

要予約、参加費無料 (大阪AMG入学希望者以外の方もご参加いただけます)

▼お申込みはこちら

ゲーム実況の楽しさって何? ハヤトの野望さんトークショー

歴史小説家も唸った!『龍が如く 維新! 極』のオリジナルストーリー、その深みとは?

大人のためのエンタテインメントゲーム作品として不動の地位を確立している『龍が如く』シリーズ。そのなかでも幕末を舞台にしたスピンオフの人気作『龍が如く 維新!』(2014)が、9年ぶりに現行機向けにリメイクされ、『龍が如く 維新! 極』として蘇りました。「維新の英雄である坂本龍馬が、幕末最強の剣客集団・新選組に入隊していたら?」というIFを描いた物語。「Unreal Engine」で表現されたグラフィックは美麗のひと言。爽快感の増したバトルシステム、物語をより深くする新規サブストーリーなども加わっています。

 

今回はこの『龍が如く 維新! 極』を歴史小説家の谷津矢車さんにプレイしてもらい、その魅力を語っていただきました。

 

※ゲーム内容のネタバレも含まれますのでご注意ください。

 

谷津矢車(やつ・やぐるま)

1986年東京都生まれ。2013年『洛中洛外画狂伝 狩野永徳』(徳間時代小説文庫)でデビュー。2018年『おもちゃ絵芳藤』(文春文庫)にて歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞。幕末を舞台にした作品としては、晩年の土方歳三を主人公に箱館戦争を描いた『北斗の邦へ翔べ』(角川春樹事務所)や、関西・東海で起きた「ええじゃないか」騒動を描いた『ええじゃないか』(中央公論新社)がある。

 

龍が如く維新! 極

2014 年に発売された維新の英雄・坂本龍馬を主人公とした『龍が如 維新!』美しいグラフィック新たなシリーズオールスターキャストでリメイクしたアクションアドベンチャー。Unreal Engine で表現された美麗なグラフィックに加え、刷新されたシリーズオールスターキャラクターの共演、さらに爽快感の増したバトルシステム、新規ミニゲームなど、あらゆる進化を遂げた「極」の名にふさわしいフルリメイク作品

 

 

生まれ変わった『龍が如く 維新! 極』

まずは『龍が如く 維新! 極』をプレイしてみての率直な感想はいかがでしょう?

 

谷津「最近は少しゲームから離れていたんですが、直感的にプレイできますし、武器の切り替えも面白くて気が付けば没頭してました。小説との違いで言うなら、サブストーリーの存在が非常に大きくて、シリアスなメインストーリーに比べて思わず笑ってしまうサブストーリーが多く、やればやるほど『龍が如く 維新! 極』が描く幕末に愛着が湧いてきました」

「一刀」「短銃」「乱舞」「格闘」の4つのバトルスタイルを変幻自在に駆使し、爽快で躍動感あふれる『龍が如く 維新! 極』ならではの豪快な幕末バトルが体験できる

 

歴史小説家も感心したストーリーの工夫とは?

『龍が如く 維新!』『龍が如く 維新! 極』で特に高く評価されているポイントがシナリオです。史実と離れた大胆なアレンジにより、歴史エンタメとしてプレイヤーをワクワクさせてくれます。谷津さんは「坂本龍馬が斎藤一を名乗り、新選組に入隊していた」という主人公の設定にいたく感心したとか。

 

谷津「坂本龍馬と斎藤一が同一人物という点が、この作品を体現してるんじゃないかな。幕末は幕府側と倒幕側の勢力が入り乱れて、わかりづらい時代。坂本龍馬を主人公にしたところで幕府側の動きは見えない。でも、坂本龍馬を斎藤一と同一人物という設定にすることで、両方の陣営が描けるという構図を作ったのがすごい工夫だなと思いました。センス・オブ・ワンダーと言ってもいいでしょうね。これはゲームだからこそできるし、『龍が如く』という信頼あるブランドだからできる遊びだと思いました」

恩師の仇を討つため「斉藤一」として新選組に入隊する坂本龍馬

 

オープニングムービーでミステリアスに示される「坂本龍馬がもう1人の龍馬に殺される、龍馬が実は2人いた!?」という設定も衝撃的です。

 

谷津「途中で、主人公ではない2人目の坂本龍馬がどういう経緯で現れたのかが判明していくわけですが、これも面白い設定ですよね。それに、勝麟太郎の使い方も良かった。勝麟太郎は史実ベースで見ても底が読めない人物じゃないですか。西郷吉之助との会話シーンで勝麟太郎が醸し出す不穏さ。幕府を中から壊すって言ってるのも、勝麟太郎っぽさが出ていました。本作に合わせてしっかりチューニングされている感じがありますね

 

ほかにも作中の事件としては、芹沢鴨暗殺の描かれ方が印象に残ったという谷津さん。

 

谷津「芹沢暗殺が新選組の中でタブーになっているというのが永倉新八の口から語られるわけですが、その永倉新八が実は……みたいな話の作り方が上手いですよね。主人公が2つの名前を持っているということは他の人物だって……という伏線でもあったわけです」

 

 

予想を超えるキャスティングの妙!

本作は主人公の桐生一馬を始め、『龍が如く』シリーズでおなじみのキャラクターが歴史上の人物を演じるという形式です。手塚治虫作品などに見られる「スターシステム」というスタイルに近いでしょう。すでに固まっている幕末の英雄像を、個性的な『龍が如く』キャラがいい意味で塗り替えているのです。

 

たとえば、シリーズ名物キャラの真島吾朗が演じるのは新選組の天才剣士・沖田総司。美少年として有名な沖田総司が眼帯をつけているおっさんに!?

 

谷津「『はじめちゃ~ん』っていうのが耳に残って仕方がないですね(笑)。真島の喰えない感じがいいんですよ。あんな沖田は唯一無二でしょう。沖田総司でここまで振り切れるというのは本当にすごい。しかもその違和感すらも最終的に伏線に繋がるわけですから、素晴らしいですね。スターシステムの利点や威力を制作者側がわかっていて、その上で史実とくっつけて遊んでいるわけですから」

谷津さんが「唯一無二」と語る『龍が如く維新! 極』の沖田総司。

 

もうひとり、人情味あふれる関西弁の任侠・冴島大河をモデルとした永倉新八も谷津さんのお気に入りだとか。

 

谷津「史実の永倉新八って松前藩の江戸屋敷出身なので、多分江戸っ子なんですよ。ですが、意外に関西弁がハマるんだなっていう発見がありました」

 

ほかにも、「軽いキャラでありながら懐も深い、大人物として描かれている」桂小五郎、「すごく虚無的な人物で、もしかすると史実でもああだったんじゃないかという気がする」藤堂平助、「ねちっこい感じがよく出ている」武田観柳斎など、絶妙にアレンジされた人物が多かったとのこと。

 

 

ここにも注目! 幕末を再現するディティール!

シナリオ、キャラクター以外にもさまざまな部分でディティールにこだわり、幕末ならではの空気感を作り出している『龍が如く 維新! 極』。歴史小説家・谷津さんの目に留まったのは刀の所作でした。

 

谷津「まずは納刀する仕草に、ものすごくこだわりを感じました。また、刀を抜く前に鍔をカチャッと指で押し上げる、いわゆる“鯉口を切る”動きもこだわっているなと。刀でいうと、座っている時に刀を置く位置もきちんと考えられていて、沖田と武田観柳斎と平隊士2人が麻雀をするシーンがあるんですが、沖田と武田がそれぞれ自分の右側に刀を置いてるんですよ。一般的に刀は左から抜くものなので、右側に置くってことは即座には抜けないことを意味し、武士の礼儀なんです。そうした細かい描写も手を抜いていなくて、信頼が持てます」

 

『龍が如く』シリーズの真骨頂である街の表現も、宿場町や中心街、色街まで当時の京の街がリアリティをもって再現されています。

「どん・きほーて」の看板があったりと『龍が如く』シリーズらしい遊びも入れながら再現された京の街並み

 

谷津「風呂屋は当時の資料を参考にされたのか、デフォルメはあるんですが、基本的に江戸時代そのまんまです。男女混浴ですし、くぐって入る感じの浴室で、脱衣所も男女がほぼ一緒になっている。そこで真っ裸で殴り合うシーンがあって、あれも含めてよかったです(笑)」

 

また、今回採用された高性能なグラフィック機能を誇るゲームエンジン「Unreal Engine」による光の表現も見どころ

 

谷津「壬生の新選組屯所でも明らかですけど、日本家屋って割と暗いんですよ。暗いが故に、中庭などを造って光を採っている。でも、部屋の中に入ると昼間でもなんとなく薄暗いという感じがよく再現されていました

「Unreal Engine」による光の表現により、当時の雰囲気を丁寧に再現

 

歴史ファンもそうじゃない人も楽しめるエンタメ作!

それでは最後にまとめとして、改めて谷津さんに『龍が如く 維新! 極』の魅力を伺いました。

 

谷津この作品はいい意味で歴史に対して自由なんですよ。ダイナミックに歴史を扱っていて大嘘もついているのに、細かな部分での考証は外さない。だから、歴史を知っている人でも、知らない人でも安心して楽しめる。もし史実を知りたければ、今回追加されたアーネスト・サトウのサブシナリオでかなり解説されています。エンタメに徹しながらも、史実への道筋を残しているという各方面に対して気を配った作品ですね」

 

歴史に詳しくない人でも、主人公たちの熱いドラマとして堪能できると谷津さん。

 

谷津「尊王攘夷や佐幕という価値観は存在しますが、むしろ男同士の約束であったり、自分の矜持であったりを行動理念に動いてる人物が多いんですね。だから我々のような働いている世代にとっては、自分と重ね合わせることができる。自分が信じるもの、信じる人々と一緒に戦う。月並みな表現ですが、男のヒロイズムが熱いんです」

 

もちろん歴史好きであれば、史実とは異なるIFをより一層楽しめるのが『龍が如く 維新! 極』のいいところ。

 

谷津「歴史・時代小説読みにとってはこの作品のシナリオは伝奇小説なんですね。伝奇って歴史を知っている人間なら、『あ、この歴史的事実をこう扱うのね』というパズル的な面白さがある。そういう意味で、骨法正しい伝奇歴史小説であり、歴史好きには美味しい作品です。伝奇歴史小説って今ツッコミが怖くて書きづらいジャンルですが、たとえばゲームの分野では成功している作品がいくつかあります。本作も伝奇歴史小説の文脈で読むと、間違いなく大好物です」

 

歴史小説家も唸らせる大胆なシナリオと史料をもとにしたディティールへのこだわり。『龍が如く 維新! 極』はもうひとつの幕末への入り口なのです。

 

『龍が如く 維新! 極』をさらに楽しむための“幕末”を舞台にした作品3選!

このコラムでは、谷津さんに『龍が如く 維新! 極』をさらに楽しむための「幕末を舞台にした作品」を3作挙げていただきました。小説ではなく「今回はマンガ縛りにしました」と谷津さん。マンガとゲームで幕末を思う存分満喫しましょう!

 

『お~い! 竜馬』原作・武田鉄矢、作画・小山ゆう、小学館ヤングサンデーコミックス(全23巻)

「本作の元ネタの1つではないか、と僕は勝手に思っています。特に土佐藩における上級武士“上士”と下級武士“下士”の対立をかなり重く描いていて、司馬遼太郎ももちろんその対立を扱っているんですが、それを一番どぎつく描いたのが『お~い! 竜馬』ではないかと。その対立ゆえに坂本龍馬が革命運動に邁進していくという構図を描いた先駆が『お~い! 竜馬』だと思います」(谷津)

 

『風光る』渡辺多恵子、小学館フラワーコミックス(全45巻)

「『龍が如く』シリーズのファン層を考えると、多分読まれていない方が圧倒的に多いんじゃないかと思いますが、新選組マンガのなかでは1番まとまっています。1人の少女が新選組に入隊するという大きなフィクションから始まり、戦う集団に少女が加わることの難儀さを丁寧に描いています。沖田総司と斎藤一の恋の鞘当てといった少女マンガのお約束を踏まえつつ、史実をしっかり捉えているという意味では、新選組を知る入り口としては最適ですね。実は妹が買い集めていて、それを盗み見ては『やべえ、超おもしれー』って言いながら読んでました(笑)」(谷津)

 

『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』和月伸宏、集英社ジャンプコミックス(本編全28巻)

「『るろうに剣心』も斎藤一が重要な人物として出てきます。今ちょうど続編の『北海道編』も連載中ですし、ぜひオススメしたいですね。僕は、作者の和月先生がコラムに書いておられたのを参考に司馬遼太郎の『燃えよ剣』を読んで、あとは映画作品であったり、マンガ作品であったりを手に取っていきました。『るろうに剣心』をきっかけに幕末を知ってこの道に入ったので、いわば僕の原点みたいなものです」(谷津)

 

 

龍が如く維新! 極

ストーリー
かつて“侍”が統治した日本が、激動の時代を迎えた、幕末。帝を中心とした国家を築こうとする大勢の志士たちが“倒幕”や海外勢力を退ける“攘夷”という理想を掲げ、京に集まる中、世の中を変えるためでもなく、ただ復讐のためだけに生きる一人の男がいた。「坂本龍馬」。恩師の仇をとるべく、素性を隠し、京の街に潜伏する彼が行きついた先は、壬生狼と恐れられる最強の人斬り集団「新選組」だった。龍馬は己の名を捨て「斎藤一」という偽りの名で、死と隣り合わせの潜入を決意する。時代を駆け抜けた英雄・坂本龍馬、もう一つの伝説が今始まる。

■対応機種
PlayStation®5 / PlayStation®4 / Xbox Series X|S / Xbox One / Windows / PC(Steam)
※Xbox Series X|S / Xbox One / Windows / PC(Steam)はデジタル版のスタンダードエディション・デジタルデラックスエディションの販売のみ。

■希望小売価格
【スタンダードエディション】6990円(税込7689円)
【デジタルデラックスエディション】7990円(税込8789円)※デジタル版のみ

「マッピーランド」4周目ノーミスクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「Nintendo Switch Online」の加入者向けサービス「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」で遊べる『マッピーランド』に挑戦! ニャームコたち猫軍団たちから逃げ切れるのか!?

 

↑全8面×4周の計32面構成。周回ごとに難しくなり、集めるターゲットやエンディングなども変わる

 

バンダイナムコエンターテインメント
マッピーランド

「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」
306円~(個人プラン1か月)
https://www.nintendo.co.jp/software/feature/nintendo-classics/clv-p-haguj/index.html

 

ネズミと猫の追いかけっこ、再び!

「マッピー」の続編として1986年にファミコンで発売された横スクロールアクション。ネズミのマッピーとなって、トランポリンやはしごを使いながらターゲットを各面で6個集め、エリアの右側にある出口に入ればクリアとなる。

 

報酬は「猫缶クッキー」…罰ゲームは即興輪ゴム手品!?

編集部 今回の成功報酬は敵の猫たちにちなんで、猫好きに大人気のかわいいイラストが描かれた缶入りクッキーをご用意しました!

 

フジタ 昭和の缶入りクッキーって、すげぇ甘いだけのイメージがあってあんまり好きじゃなかったんですよ(笑)。でも、最近のクッキーは美味しいですよね。

 

編集部 ただし失敗の場合は罰ゲームとして、「マッピー」シリーズおなじみのトランポリンのゴムにちなんで、輪ゴムを使った即興手品に挑戦していただきます。

 

フジタ まあ僕、手先が器用なんで手品は自信あります! といっても失敗はしないんですけどね。

 

ナムコットのゲームは良作ぞろい!

編集部 今回のゲームは、「マッピー」のファミコンの続編「マッピーランド」です。

 

↑猫のニャームコとミューキーズたちを避けて進む。1周目は恋人マピコに贈るチーズ、2周目は結婚指輪……と物語が進み、4周目は息子への野球ボールを集める

 

フジタ 続編というとアーケードでは「ホッピングマッピー」もありましたね。

 

編集部 「マッピーランド」はやり込みましたか?

 

フジタ やってはいるんですけど、やっぱり初代「マッピー」の印象が強すぎてちょっと忘れ気味です(笑)。いろいろな面があったり、空を飛んだり、純粋に比べたら初代より面白くなっています。

 

編集部 初代「マッピー」のインパクトは大きかったですもんね。思えば、ナムコットブランドのゲームはどれも良質でした。

 

フジタ 箱もカセットの形も独特で、カセットのラベルがゲームの画面になっているのも当時は珍しかったです。

 

編集部 ほかのファミコンカセットとは少し違う独特の立ち位置だった気がします。

 

フジタ そうですね。デザインもよかったし、とっつきやすいし、定価も安かったじゃないですか。「バベルの塔」とか、安いのにずっと遊べたイメージがあります。

 

最難関の4周目をノーミスクリアせよ!

編集部 今回の「マッピーランド」の挑戦ルールは、「最終周回の4周目をノーミスクリアせよ!」です。

 

↑鬼門のひとつ、4-4はジャングル面。空中を移動するトランポリンを使ったジャンプはテクニカル。空飛ぶオウムにぶつからないように注意

 

フジタ 全部で8面あるんでね、ノーミスは相当厳しいです。

 

編集部 鬼門はどこになりますか?

 

フジタ まあ、4周目ともなると全部が鬼門なんですけど、4-7が超ヤバい。もう敵が多くて、しかも速いんですよ。多分マックスなので、長い道をまっすぐ行くだけでも難しかった気がします。

 

編集部 逆に言えば4-7が見せ場ということですね。

 

フジタ あとは4-4の空中トランポリンも難しい。魚が下から来るので運もちょっと絡むし、特殊な操作をしなくちゃいけないので。地味に4-2もヤバいっすけどね。

 

↑フジタが恐れる鬼門4-7はおしゃれな街を舞台にした面。ニャームコとたくさんのミューキーズが超スピードで追いかけてくるので、ジャンプで避けるのも一苦労

 

編集部 ヤバい面ばかりですね……。

 

フジタ 普通は4周目までにアイテムをいっぱい揃えて来るんですよ。でも、いつものようにできる限りアイテムを使わずジャンプで避けながら進みたいと思います。ニャームコも飛び越えたいですね。

 

編集部 ニャームコを避けるのはかなりのプレイング技術がいりそうですね。

 

フジタ ジャンプの挙動にクセがあるんですよ。ただ、ニャームコの当たり判定は見た目よりも小さいです。

 

編集部 視聴者の方がクリアを目指すとしたら、どのようなコツがありますか?

 

フジタ 猫じゃらしと魚がすごく重要なアイテムになります。これをヤバい面で使って下さい。

 

編集部 アイテムがポイントなんですね!

 

フジタ 猫じゃらしは周囲のミューキーズが止まるんですけど、魚は前の方向しか止まらない。なので、アイテムでゴリ押ししたとしても大変です。当時は1周して終わりっていう人も多かったんじゃないでしょうか。

 

編集部 ファミコンってクリアできている小学生のほうが少なかった気がします。では、挑戦をお願いします!

 

横スクロール1面は蒸気機関車面!

どうもー、フ~ジタでっす! 第101回目となる今回は「マッピーランド」の4周目、いわゆる最終ストーリーのノーミスクリアに挑戦します。それでは4-1よりスタートです。今取ったボールを全部集めると、重要アイテムがある部屋に行けて、そのアイテムを取るとクリアになります。それを4-1から4-8までって感じですね。……これで1面クリアというわけですね。(ミューキーズたちをジャンプで華麗に避けながらさらっと1面クリア)

 

4-2は最後のボールがここにあって、隠し部屋が右下にあるのでどう行くか……。あまりスキがないじゃないですか。あっぶない! ここっすね、この下のところ。うっわ、今のあぶねー動き。はい、抜けました。これで4-2の重要アイテム「マップ」を取ってここを通過できます。【挑戦の続きは動画で!】

 

↑ラストの4-8はお城面。アクションは比較的楽だが、密かにカウントされている制限時間がシビア。急いでゴールを目指せ!

 

後半のフジタのスゴ技は鳥肌もの!


超スピードで猫たちが襲い来る4周目。一瞬の迷いが命取りになる! 得意のジャンプアクションでフジタマッピーは生き残れるのか? 全貌はYouTubeで!!

撮影:高原マサキ

 

ゲーム芸人

フジタ

小1でファミコンにハマって以来、1000万円以上をつぎ込んできたお笑い芸人。ゲーム絡みのテレビ番組やイベント出演で活躍中。

 

【関連記事】
ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

MAPPY-LAND(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.

ソニーが新型携帯ゲーム機「Q Lite」を開発中? PS5のリモートプレー用になりそう

ソニーがPlayStationブランドの新型携帯ゲーム機を開発している、と海外ゲームサイトのInsider Gaming(IG)が報じています。

↑新型携帯ゲーム機が出る?(画像はPS Vita )

 

現在の携帯ゲーム機業界では、Logitech Gの「Cloud」やValveの「Steam Deck」など、ゲームをサーバー上で処理してプレーするクラウドゲーム端末が人気です。

 

これまでソニーは、「PlayStation Portable(PSP)」や「PlayStation Vita(PS Vita)」といったゲーム機を投入してきましたが、IGによれば、ソニーの新型携帯ゲーム機はコードネームで「Q Lite」と呼ばれ、クラウドゲーム端末ではなく、「Playstation 5」と連携することでゲームをリモートプレーする端末になるとのこと。

 

Q Liteは8インチ/1080p解像度の液晶タッチスクリーンを搭載し、最大60fpsでのプレーが可能。PlayStation 5の「Dual Sense」コントローラーのように、触覚フィードバックやアダプティブトリガー、スピーカー、オーディオジャック、ボリュームボタンを搭載するそうです。

 

Q Liteは現在テスト段階にあり、2024年後半の投入が予測されている「PlayStation 5 Pro(仮称)」の前に登場するとのこと。遊ぶためにはPlayStation 5が必要など、購入のハードルは若干高めですが、新たな携帯ゲーム機の登場を楽しみにしたいところです。

 

Source: Insider Gaming via 9to5Google

アマゾン、ビデオゲーム部門で約100人をレイオフ。選択と集中へ

米Amazonが、ビデオゲーム部門で従業員100人をレイオフしたと報じられています。これは1月に同社が1万8000人以上、3月に約9000人を解雇すると発表したことに続くものです。

↑多角化から選択と集中へ

 

今回の人員削減は、Amazonが会社全体のコストを抑制する一環として行ったこと。同社が米サンディエゴに持つゲームスタジオGame GrowthグループやPrime Gaming部門が対象とされています。また、一部のスタッフは「戦略的重点」に沿ったプロジェクトに配置転換されたとも伝えられています。

 

Amazonのゲーム開発部門は、これまで順調だったとはいえません。基本プレー無料の対戦型シューティング「Crucible」はわずか数か月で公開中止とされ、Amazon Gamesのサンディエゴスタジオを6年間率いてきたJohn Smedley氏は1月に退社することを明らかにしていました

 

もっとも、Amazonの社内メモでは、オンラインRPG『New World』を開発したIrvineと未発表プロジェクトを進行中のMontrealは、今後も成長を続けるだろうと付け加えられています。『New World』は自由度の高さが根強い人気を勝ちえているだけに、今後はゲーム部門でも「選択と集中」的に優良なタイトルを厳選して育てていくのかもしれません。

 

Source:Bloomberg,CNBC
via:Engadget

Netflixの無料ゲーム、テレビで遊べるようになる? iPhoneをコントローラーとして使うかも

これまでNetflixは、スマートフォンやタブレット向けの無料ゲームに力を注いできました。その枠を超えてテレビでもゲームを遊べるようにすることを計画しており、iPhoneをゲームコントローラーに変えるつもりという手がかりが見つかりました。

 

米Bloomberg報道によると、NetflixのiOS用アプリ内に隠されていたコードが発見されたとのこと。その中には「テレビでプレイするゲーム」への言及があり、「テレビでゲームを遊ぶにはコントローラーが必要です」「このスマホをゲームのコントローラーとして使いたいですか?」というテキストも確認されています。

 

Netflixは2021年末からiPhone、iPadおよびAndroidデバイス向けに無料ゲームを提供しています。『ストレンジャー・シングス3: ザ・ゲーム』など人気番組とのタイアップもあるほか、『ミュータント タートルズ: シュレッダーの復讐」ほかのアクションゲームやパズルゲームが広告やアプリ内課金なしで楽しむことができます。

 

すでにNetflixは多くのスマートテレビに組み込まれており、Apple TVほかセットトップボックス(テレビに繋ぐ機器)でも利用できるため、Netflixゲーム対応のデバイスが一気に広がることになりそうです。

 

またNetflixは、大作ゲームが楽しめるクラウドゲーミング開発に取り組んでいることも発表しています。ドラマシリーズや映画を鑑賞する合間の時間にゲームを遊びやすくなれば、加入者もますます増えていくのかもしれません。

 

Source:Bloomberg
via:MacRumors

Cyberpunk 2077が「オーバードライブモード」でさらに美しく

ゲーム『Cyberpunk 2077(サイバーパンク2077)』を開発するCD PROJEKT REDとNVIDIAは共同で、新技術のプレビュー「Overdrive Mode(オーバードライブモード)」を紹介しています。

↑NVIDIA / CD Projekt Redより

 

今年4月にリリース予定のオーバードライブモードでは、「パストレーシング」によるグラフィックの描写が楽しめます。「レイトレーシング」が単一の光源を再現するのにたいして、パストレーシングは物理的な光の反射や吸収、そしてソフトなシャドウ(影)を生成することで、よりリアルな光の表現が可能となるのです。

 

NVIDIAによれば、Cyberpunk 2077のパストレーシングの実現には「DLSS 3(AIベースによる画質向上技術)」や、「Shader Execution Reordering(より効率的なレイトレーシング)」が貢献したそうです。

 

オーバードライブモードは4月11日からプレビューが配布されます。なお同モードを利用するには、PCがNVIDIAのグラフィックボード「GeForce RTX 40シリーズ」を搭載している必要があります。かなり利用のハードルは高くなっていますが、次世代のゲームグラフィックを垣間見るいい機会といえそうです。

 

Source: NVIDIA via Engadget

ゲームのNPCセリフをAIが自動的に作成! ユービーアイソフトが「Ghostwriter」を社内でテスト中

最近のゲームの中にはNPC(プレイヤーが操作しないキャラクター)のセリフが莫大にあります。それらは「気をつけろ!」や「撃たれた!」など特定の状況下で発生する叫び声が多く、その全てを人間のシナリオライターが作ることは大変な作業となります。

Image:Ubisoft

 

大手ゲームパブリッシャーのユービーアイソフトは、そうしたNPCのセリフを自動生成するAIツール「Ghostwriter」を社内テスト中であることを、ゲーム開発者向けカンファレンス「GDC 2023」にて発表しました。

 

開発に当たっているBen Swanson氏によれば、Ghostwriterはシナリオライターに取って代わるものではなく、最も手間のかかる作業の1つ「叫び声の作成」を軽減するもの。それらを効率よく作ることで、人間のライターが他の箇所で物語に磨きをかける時間を増やせると述べられています。

 

シナリオライターはまずGhostwriterにNPCの動機やその他の条件を入力し、NPCのセリフを生成。これらのセリフをライターは承認、拒否および編集でき、そのフィードバックからGhostwriterが学んでいくという仕組みです。もっか社内で最も役に立っているのは、「(銃を)リロード中」のような同じ意味をいくつかのバージョンに「言い換える」セリフ作りだそうです。

 

すでにOpenAIのChatBotやマイクロソフトの「新しいBing」、Googleの「Bard」など生成系AIが大流行しているなか、そのブームにゲーム業界も乗ったかのようにも思えます。が、ユービーアイソフトはChatGPTのような他社の技術は使わないそうです。Ghostwriterのような独自のツールを使うことは、より制御もしやすく柔軟性を保ちやすいとのことです。

 

Swanson氏は、こうしたシステムを構築しようとする場合は「人とのコミュニケーションを維持し、物語のデザイナーや脚本家と話をすること」が大事だと語っています。たとえAIがシナリオ作りに参加しても、それぞれ現場のスタッフから意見を吸い上げることで、豊かな個性が生まれることになりそうです。

 

Source:Ubisoft
via:Polygon

Netflixのクラウドゲーミング開発、現在進行中! “どこでもゲームプレイできること”に全力

Netflixは2022年10月、クラウドゲーム事業への進出を検討していると明らかにしていました。あれから数カ月、同社は新たに独自のクラウドゲーミング技術の開発が「現在進行中」であるとして、さまざまな機器に対応することが目標だと発表しました。

netflix-games-logo
↑Netflixにより、どこでもゲームを楽しめる時代がやってくる

 

Netflixの他社ゲーム部門バイスプレジデントのLeanne Loombe(リアンヌ・ルーム)氏は、今週初めのメディア向け会見で、最近のゲームへの取り組みについて最新情報を提供しました。その中で、クラウドゲーミング事業の続報を語ったかたちです。

 

ルーム氏によれば「Netflixがあればどこでもゲームをプレイできるようにすることに、全力を注いでいます」とのこと。「どんな画面でも、ゲームに簡単にアクセスできるようになる」「私たちの目標は、会員が持っているNetflix対応デバイスの全てでゲームプレイができること」として、さまざまなデバイスに対応させる意欲を示しています。

 

クラウドゲーミングとは、クラウド上にある強力なサーバー上でゲームを実行し、その映像をゲーム画面としてストリーミングする技術です。ユーザーがスマートフォンやタブレットなど非力な機器しか持っていなくとも、インターネット環境さえあればどこでも遊べるメリットがあります。

 

2023年初め、クラウドゲーミングサービスとして注目を集めたGoogleのStadiaが終了してしまいましたが、その後もNetflixの方針に変更はなかったようです。

 

その一方でNetflixは、AndroidとiOS向けゲームライブラリの充実にも力を注いでいます。すでに55本のゲームを提供しているほか、2023年は約40本のゲームを追加する予定で、さらに70本のゲームを開発中だそうです。

 

さっそく4月18日にはローグライトゲーム「マイティ・クエスト:ローグ・パレス」が配信される予定です。クラウドゲームに逆風が吹いている印象がありますが、Netflixの健闘を祈りたいところです。

Source:TechCrunch ,Netflix

セール中のSteam Deck、値下げ前に買った人にはSteamウォレットで返金か?

大人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」が、Steamスプリングセールの期間中(日本では3月24日午前2時まで)、10%引きでセール中です。しかし、値引き前に買ってしまった人も少なくないはず。

Image:Komodo

 

開発・販売元のValveもこの問題を認識しており、少なくともセールの1週間前にSteam Deckを買った人にはSteamウォレット(Steamでの購入のみに使える通貨)で返金していると報じられています。

 

これは大手掲示板Redditで複数のユーザーが語ったもので、その後にSNSでほかのユーザーが裏付けています。それによると、Steamにサポートチケットを提出したところ、Valveは次のような回答をしたそうです。

 

Steamではセール期間外の購入には割引を提供していません。ただし、例外としてお客様のSteamウォレットに差額分のクレジットを提供はできます。このクレジットはほかの支払い方法では提供できません。このオファーの手続きを進めたい場合は、このチケットに返信して下さい

 

つまりスプリングセール直前にSteam Deckを買った一部のユーザーは、セール前に買ったことの証拠と一緒にチケットを提出すれば、Valveから何らかの補償をもらえる可能性があるようです。補償が認められる期間については、およそセールが始まる1週間前までであることが、複数のユーザーにより確認されています。

 

ちなみにSteam Deckの割引セールは、日本では公式販売代理店のKomodoが実施中です。64GB版(eMMc)は通常価格5万9800円のところが5万3820円(税込、以下同)、256GB(NVMe SSD、以下同)は7万9800円から7万1820円、最上位の512GB版は9万9800円から8万9820円に値引きされています。

 

すなわち最大1万円近くもお得ということで、まだSteam Deckを購入していない人は、このさい入手してはいかがでしょう。

Source:Reddit
via:Wccftech

MinecraftがChromebookにやってきた!

サンドボックスゲーム『Minecraft(マインクラフト)』のChromebook版となる「Bedrock Edition」が、早期アクセスを開始しました。

↑Minecraftより

 

 

Minecraftは自由にブロックを配置して、サバイバル生活や建築などが楽しめるゲーム。すでにスマートフォンやWindows、macOS、ゲーム機など幅広いプラットフォームにリリースされていましたが、Chromebookへの進出は今回が初めてとなります。

 

Chromebook版のMinecraftは、Android版のモバイルアプリをベースに構築されています。また、他のプラットフォームとのクロスプレイも可能。先日リリースされたアップデート「Trails and Tails」も組み込まれて提供されます。なお、他のプラットフォームからワールドを移植することはできず、ゼロから作成する必要があります。

 

早期アクセス版のChromebook版Minecraftは、開発者がバグを発見し、プレイヤーのフィードバックにより調整を行うために公開されています。最低動作環境は以下のとおりで、プレイにはMicrosoft(マイクロソフト)アカウントが必要です。

・ChromeOS 111(64ビット)
・Intel Celeron N4500、Intel i3-7130U、Mediatek MT8183、Qualcomm SC7180またはそれ以上
・4GB以上のRAM
・1GB以上のストレージ容量

 

Chromebook版Minecraftの価格は、Android版を所有している場合は13ドル(約1700円)、所有していない場合は20ドル(約2700円)となっています。

 

Source: Minecraft via 9to5Google

「ウマ娘」がパソコンで遊べる! 「Google Play Games」、まもなく日本でもオープンベータが提供開始

Googleはゲーム開発者向けバーチャルイベント「Google for Games Summit」にて、PCでモバイルゲームが遊べる「Google Play Games」 オープンベータ版の対象地域を日本や欧州にも拡大することを発表しました。

Image:9to5Google

 

本サービスはWindows 10/11を搭載したPCで、Androidゲームが遊べるというもの。プレイヤーはお気に入りのモバイルゲームを大画面で遊ぶことができる一方で、ゲーム開発者はより多くのユーザーを取り込めるメリットがあります。

 

昨年ベータテストが始まっていたものの、当初はオーストラリアや香港、韓国などに提供地域が限られていました。そして今回、ようやく日本と欧州のゲーマーがオープンβに参加できるよう準備を進めているとのこと。Googleによれば「今後数か月」の内に開始される予定です。

 

また近い将来、いくつかの人気タイトルが「Google Play Games」に追加することも発表されています。

  • Angry Birds 2
  • Disney Mirrorverse
  • Garena Free Fire
  • Ludo King
  • MapleStory M
  • Angry Birds 2
  • Uma Musume(「ウマ娘 プリティーダービー」)

 

特に日本で注目されるのは「ウマ娘」でしょう。公式アカウントも約1年前に「Google Play Gamesに向けて開発中」と予告していましたが、PCの大画面でウマ娘たちに会える日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Google

往年のiPhoneゲームがパソコンで蘇るアプリ、ひっそり登場

最新のiOSではプレイできないゲームをパソコンでエミュレートするためのツール「touchHLE」が、海外にて公開されています。

↑9to5Macより

 

iOSには『Super Monkey Ball』や『Flight Control』『Angry Birds(初代)』など、かつて大いに人気を博したものの、アップデートが行われないためプレイできないゲームがいくつかあります。そこで開発者のhikariは、iPhone向けに作られた古いアプリをMacやWindowsでプレイするためのツールを作成したのです。

 

ツールでは画面へのタッチをエミュレートするだけでなく、音を鳴らしたり、加速度センサーからのコマンドをジョイスティックに置き換えることもできます。なお、touchHLEはあくまでも“ゲームを動かすためのツール”であり、iOSのエミュレーターではありません。

 

touchHLEでは著作権を侵害することを防ぐため、Appleによるコードは一切使用していません。また、iOSのリバースエンジニアリングもしていないとのこと。つまり、一般の人が利用しても問題ないことをうたっています。

 

touchHLEはGitHubにて公開されています。更新が止まってしまったiOSのレトロゲームをプレイする際には、かなり役立つツールとなりそうです。

 

Source: 9to5Mac

PS VR2体験記!自宅リビング壁一面をPS5環境にした編集長が沼って唸ったポイントは?

Sponsored by 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント

2023年のゲーム業界、いやデジタルデバイス全体でも最も注目度が高いと言える「PlayStation VR2(PS VR2)」が発売された。すでに多くのメディアやレビュアーが記事を公開しているが、本稿では、ライフスタイル&モノ・ガジェット視点で本機の魅力をお伝えしていきたい。

 

体験するのはこれまでもPlayStation 5(PS5)のレビュー記事をお伝えしてきた私、編集長・山田。抽選販売や購入条件があったPS5も通常販売となり、ソニーストアはもちろん家電量販店でも購入しやすくなった。詳細は後述するがPS5+PS VR2のセットは、極めて最先端のデジタルデバイスながら「デジタルデトックス」も叶えてくれるという背反する特性を持つ。ゲームファンのみならず、多くの人に生活の潤いを与えてくれると断言できる逸品だ。

 

私の普段のプレイ環境

本編に入る前に、普段のプレイ環境を紹介したい(PS VR2について早く知りたい方は読み飛ばし可)。PS5は2021年春に購入。2年間遊び続けている。迫力を感じたいタイトルは大画面の「ブラビア(4K・60hz)」、細かい操作が必要な作品はテレビ左側にあるゲーミングモニター「INZONE M3(フルHD・120hz/性能的には240hz)」という使い分けだ。

↑オープンワールドゲームなど壮大な世界を旅するゲームにはテレビがピッタリ。また、PS5で映画やドラマを観たりするときもリビングのテレビを使用している

 

「リビングにゲーミングモニター?」と思うかもしれないが、我が家には書斎がないため、リビングの1面をゲーミング&エンタメスペースにしている。PS5のデザインは違和感なくインテリアに溶け込むのが嬉しい。「非日常的な体験ができるのに日常に溶け込むマシン」なのだ。ここにさらにPS VR2が加わるわけで、日常と異世界の境目がますますなくなる。なお、リビングでの2画面体制は家族と画面の取り合いにならず、円満な家庭生活にもつながっている。

↑シューターゲームやレーシングゲームなどフレーム単位の表示にこだわりたい作品はゲーミングモニターで

 

PS VR2って簡単に言うとどんなデバイス?

↑本体は7万4980円(税込)。同梱物はPS VR2ヘッドセット、PS VR2 Senseコントローラーおよび、USBケーブル(タイプC)とステレオヘッドホン(イヤーピース付き)

 

まず、PS VR2のスペックを簡単に紹介したい。初代PS VRの約4倍の解像度を持つ2つの2000×2040の有機ELディスプレイを搭載。フレームレートは90/120hz。視線はもちろん、瞬きも感知する「視線トラッキング」機能が優秀だ。サウンド面でも「Tempest 3Dオーディオ技術」で立体感ある音を楽しめる。

 

そして注目は「PlayStation VR2 Senseコントローラー」。近未来的なオーブ型のデザインには、リアリティある振動を伝える「ハプティックフィードバック」や、トリガーを押す重さが変わる「アダプティブトリガー」などさまざまなフィードバック機能が搭載され、身体感覚を再現する。

↑使用時のイメージ。装着時にはストラップを通して使う

 

【映像表現】「ほぼ現実」「ほぼ実写」では表しきれない感動的な描写

それでは、もっとも気になるであろう映像表現について、3本のタイトルを例に挙げて紹介していこう。

 

①『Horizon Call of the Mountain

【発売中/7980円/アクション】文明が崩壊し、「機械獣」が闊歩する世界を探索する人気オープンワールド・アクションRPGシリーズから登場したVR専用タイトル。直感的な動きで険しい山を登り、矢を撃って機械獣と戦う

 

ゲームが始まった瞬間から、4K HDR、有機ELディスプレイによるジャングルの大自然が広がる。まず、気付かされるのは、その鮮やかな色彩。美しく透き通る水面、生い茂る樹々にため息が出るばかり。特にすごいのは同作を象徴する機械獣たち。金属の冷たさがありありと伝わってくるのに、そこに動物のようなしなやかな動きが融合自然と人工物が一体となっている世界を一人称の視点で満喫できる。

↑オープニングシーンで出現する機械獣。あまりの巨大さに…(次写真に続く)
ただただ、開いた口がふさがらない

 

映像からは少し離れるが、3Dオーディオユニットによるリアルな自然音も手伝って没入感は格別。鳥のさえずりひとつをとっても遠くで鳴いているのと、近くで鳴いているのが直感的にわかり、音だけで距離感が表現されている

 

その結果、美しいを通り越して、作品全体に生命の躍動感、力強さが宿っている。その機械獣があちこちに潜み、ふと視線を反らすと雄大な滝が流れていたりするから、もうどこを見ても新鮮(笑)。光景の情報量に圧倒される。PS VR2を現時点で最も体感できるショーケース的なタイトルだ。

↑片手を上げて何をしているかというと(次写真に続く)
一生懸命崖を登っています。実際には両手を動かしているだけなのに、息が切れている自分に驚き。それだけの臨場感があるということ
Horizon Call of the Mountain™ ©2022 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Guerrilla. “Horizon Call of the Mountain” is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.

 

②『グランツーリスモ7』VRモード

【発売中/PS5版:8690円/リアルドライビングシミュレーター】2022年3月発売の看板シリーズ最新作。2月に配信された無料アップデートにより、ほぼすべてのモードでVRプレイに対応(画面分割によるオフライン2Pプレイヤー対戦を除く)。VR専用モード「VR ショールーム」では、超高精細なカーモデルを心ゆくまで鑑賞できる

 

アップデートによってPS VR2に対応した『グランツーリスモ7』。このタイトルは、通常の「DualSense ワイヤレスコントローラー」での操作となっている。

↑本作は座ってじっくりプレイしたいので、モニター側のイスでプレイすることが多い。なお、プレイする場所を変更する場合は、プレイエリア(遊ぶ範囲)を都度設定する必要があるが、スキャンはすぐにできるので、手間はかからない

 

簡潔に言うと、「もう、運転している」リアルドライビングシミュレーターではなくて、リアルドライビングしちゃっている感覚だ。都市高速のトンネル内部に貼られたタイルの照り返し、200km/h付近から感じられる景色が流れて世界が溶けていく感覚ーーどこを切り取っても、実際に走っているときに感じられる内容だ。

 

というとありきたりなので別の観点からも説明したい。私はドライビングゲームをするとき、コースマップやスピードメーターなどを見ている時間が長い。私が初心者レベルということもあるが、目の前のコースを見て走るよりは、UIからのインフォメーションで運転しているところがある。

 

ところが、PS VR2でプレイすると、車速が体感できてオーバースピードなのか、攻められるのかが実感としてわかる。UIなどの数字的な情報に加えて、目の前に広がるコースからの情報が一体化してドライビングできている点が実に新鮮だった。

↑リアルすぎて、定番の「身体ごと動いちゃう」も出ちゃいます

 

もうひとつだけ。長くなるので簡潔に。室内の描写も凄まじい。カーボンの模様が浮き上がる感じ(下キャプチャー参照)、革やプラスチックの質感なども再現されている。リアルドライビングシミュレーターを超えて、カーライフシミュレーターそのもの。

 

ゲーム自体にそこまで興味のない、という人でも、『グランツーリスモ7』+PS VR2は絶対に買って損のない内容だ。もう少し強い言葉でいえば、クルマ好きでこの経験を味わないのは人生もったいない気さえする。

Gran Turismo® 7 © 2023 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

 

③『バイオハザード ヴィレッジ VRモード

好評発売中の『バイオハザード ヴィレッジ』も無料ダウンロードコンテンツでPS VR2に対応。ストーリー全編をVRで楽しめる。PS VR2の鮮明なグラフィックと視線トラッキング、3Dオーディオにより、究極の没入感が味わえる

 

『バイオハザード ヴィレッジ VRモード』は有機ELディスプレイが得意とする黒の表現がすごい! 本当は何もないのに、暗闇から何かが飛び出してきそうという恐怖を増幅させる表現力がある。感覚が実際の体験と勘違いするほどのリアルさがある。これは自分に疑心暗鬼になるという怖さだ。本当に怖いのは自分という存在なのだ。

↑本編始まってすぐの雪道を進むシーン。ここではクリーチャーなどが出てくる場面でもないのに…(次写真に続く)
早くもへっぴり腰スタイル。実際は小さな岩が転がってきただけなのだが、それぐらいの演出でもこうなる

 

『バイオハザード ヴィレッジ VRモード』で特筆すべきは、「作品性の高さ」と「現実に戻りたい」が混じり合う点。ゲームなのに(一刻も早く)現実に戻りたいと思わせる点がオンリーワンである。同時に、銃や道具を華麗に使ってストーリーを進めたいから、また『バイオハザード ヴィレッジ VRモード』に飛び込みたいと感じさせる点も秀逸。実際にプレイすることで、このせめぎ合いを存分に体験できるはずだ。

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【操作性】映像を支えるのは緻密すぎる入力UIがあってのもの

4K HDRディスプレイや110度の広い視野角、快適な装着感など進化したヘッドセットの素晴らしさは言うまでもないが、PS VR2が他のVRデバイスと決定的に異なるのがコントローラーである「PlayStation VR2 Senseコントローラー」。入力部にもこだわり抜いているのがゲームプラットフォームホルダーのソニーらしい。

↑左手に△と□を配置。人差し指部分がL1、中指部分にL2ボタンがある
↑右手に○と×を配置。人差し指部分がR1、中指部分にR2ボタンがある

 

握ったとき、自然と手に馴染む人間工学的デザインが特徴。従来の○×△□ボタンは、○×が右手のコントローラー、△□が左手のコントローラーと大胆に2分割されている。操作性で言うと、PS5のコントローラーの特徴でもある、押し込み感が変化する「アダプティブトリガー」と触覚に訴えかける振動機能「ハプティックフィードバック」が搭載され、さまざまなシチュエーションで重さや触感の実感が伴う。

 

『バイオハザード ヴィレッジ VRモード』では銃を撃ったときに引き金のずしりとした重さと反動が得られ、ショットガンではさらにコントローラーに発砲時の振動が伝わる。さらなる臨場感と迫力を味わえた。『Horizon Call of the Mountain』では道具によってトリガーの抵抗感が変化。特に弓を引き絞って放つ動作は全身にまで余韻が残った。

↑『バイオハザード ヴィレッジ VRモード』でハンドガンを撃っている様子。引き金の重さと撃ったときの反動があってわかりやすい(下画像は実際のキャプチャー)
↑銃を取り出す、マガジンを装填する、コッキングするといった動作も現実さながらに行える。“なりきり”プレイも「バイオハザード ヴィレッジ VRモード」ならではのプレイ体験だ

 

↑『Horizon Call of the Mountain』で弓を射つ様子。『バイオハザード ヴィレッジ VRモード』も『Horizon Call of the Mountain』も腕を大きく動かす場面が多いので、写真ぐらいの広さがあると安心だ
↑観ている映像はこんな感じ

 

VRはフィードバックが少ないと、身体感覚との乖離がどんどん大きくなり没入感が薄まる。視覚だけではなく、体の反応がしっかり得られるというのは優れた点だ。

 

また、プレイヤーが見ている部分を鮮明に映し、それ以外の解像度を落とすフォビエートレンダリング技術も没入感を高める工夫。これによりGPUパフォーマンスも上がり、リフレッシュレート(90/120hz)の向上にもつながっている。人間の目と近い見え方になりつつ、パフォーマンスもアップさせるという一石二鳥な技術でとにかく素晴らしい。

 

そして、1番驚かされたのが視線トラッキング。見ている先をポインティングできるため、操作性という意味でも非常に便利な機能だ。しかも、瞬きも検知する高性能ぶり。「リズムゲームで瞬きの動作を入れる」「アイドルゲームでウインクをする」といった新たな操作も今後入ってきそうだ。

↑目線の動きを検知するセンターは本体内部のレンズの間にある

 

自動車の分野ではすでに、瞬きの回数やまぶたの状態から運転の疲労度を推測してアナウンスしてくれる技術が導入されている。それと似たような形で「一定時間プレイしたらメッセージを表示してくれる」など、安心なプレイ環境をサポートする機能にも応用できるかもしれない。視線はもちろん、瞬きも感知する機能は、一般的にはハイエンドVRデバイスに搭載されるもので、PS VR2の価格帯では驚きの一言。

 

【使い勝手】使ってみて「実際どうなのよ?」に回答

長くなってきたので、ここからはQ&A形式でPS VR2への素朴な疑問に答えていきたい。

 

Q:ヘッドセットの装着性ってどう?

A:すごくいい。軽いというか、重さをまったく感じない。つけている実感はもちろんあるが、首が疲れたり、動きづらかったりはなく、体の一部になっている。

 

Q:映像酔いはする?

A:個人的に映像酔いはなかった。ヘッドセット自体にもモーターが内蔵され、振動により視覚と感覚がシンクロしやすくなっている。視覚と感覚のズレによる酔いは初代PS VRよりも軽減されている印象。

 

Q:ヘッドセットはメガネありでもいける?

A:全然いける。眼鏡越しでも映像は歪まずクリア。PS VR2は頭のサイドをうまく固定するから痛くもないし、こめかみだけを締め付けるということもない。重みがバランスよく分散されている。

 

Q:各種接続は面倒くさくない?

A:PS5とPS VR2をUSB-タイプCのケーブル1本でつなぐだけなので、まったく面倒くさくない。ケーブルの長さも4.5mと余裕たっぷり。

 

Q:どれぐらいのスペースが必要?

A:座ってプレイする分には、手の届く範囲に物がなければ大丈夫。立ってプレイするときはゲームによっても異なるが、一般的には2m×2m以上のプレイエリアが必要とされる。

 

Q:まわりの確認ってできる?

A:本体のファンクションボタンを押すと、ヘッドセットを装着したまま周囲が見れる「シースルービュー」に移る。映像はモノクロだがスマホの文字も読める解像度の高さ。未来を感じる。

↑本体を下部から見た様子。黒のパーツ部に3つボタンがあるが、右がファンクションボタン。中央は電源ボタン

 

Q:映像配信サービスやBDは観れるの?

A:「シネマティックモード」で映像配信サービスやBDを視聴できる。VRではなく仮想空間上に巨大なスクリーンが投影され、自分専用の、映画館さながらの大画面で楽しむことができるシステムだ。画質は1920×1080ピクセル(フルHD)HDR。

 

Q:プレイしながらテレビにも映せる?

A:映せる。これは前モデルのPS VRと同じ。家族や友人がプレイするのを見ながら一緒に盛り上がれる!

 

Q:テレビなしで遊べるの?

A:遊べる。最初の設定時はテレビ(モニター)につなぐ必要があるが、1回設定してしまえばテレビなしでも大丈夫。

 

Q:遊ばない時はどうやって片付けておくのが正解?

A:テレビ台がジャストサイズだと厳しい可能性があるが、左右に余裕があればそこに置ける。オフィシャルの周辺機器でコントローラーの充電台が発売されているので、それを使えばよりキレイに片付けられる。

 

このあたり、細かい仕様や活用方法は公式ブログの解説記事にまとまっているので、そちらを参照してほしい。

【PlayStaion BlogによるPS VR2解説】徹底解説! PlayStation®VR2

 

【まとめ】ライフスタイル視点から見たPS VR2の希少な価値

PS VR2は、コロナ禍まっただ中の「おうち時間」のトレンドに重ならなくてよかったと思う。というのも、もし重なっていたら、PS VR2は単に「おうち時間を充実させるためのツール」と位置付けられてしまった可能性があるからだ。

 

なんでこんな話から始めたかというと、PS VR2はどこか違う世界にいざなってくれるデバイスであり、自分を日常から「切り離してくれる」点に価値がある。おうち時間を過ごすためという領域には留まらないプロダクトだと感じたからだ。

 

「切り離された時間」が提供してくれるものは、「旅行やキャンプに行って、疲れたけど充足感に満ち溢れている」という感覚に近い。もしくは、「料理に集中して得られる満足感」「サウナに入って整った状態」とも言える。没頭することで自分がリセットされるような体験だ。

 

いまやお風呂に入る時もスマホを持ち込む時代だし、ゲーム中もスマホが気になってしまうほど常に人々はオンライン状態。仕事もプライベートもオンオフは曖昧だ。でも、PS VR2をプレイしている時間は、スマホを見ることはない。シースルービューを使えば可能だが、そこまでしてSNSもメールもチェックする気にはならない。現実世界と適度に切り離されているところに面白さがある。PS VR2というデジタルデバイスによって、デジタルデトックスもできるのだ。

 

まとめ/柚木 鮎 撮影/福永仲秋(Anz)

『エルデンリング』の全裸ツボ男、約1000時間のプレイで最凶ボス・マレニアを4000回以上も撃破!

バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』で「全裸ツボ男」として人助けするプレイヤーが、最凶ボス・マレニアを1000回以上も撃破して公式にプレゼントを贈られたことは以前もお伝えしました

Image:Let me solo her / FromSoftware

 

あれから、約8か月。そのツボ男氏が『エルデンリング』に約1000時間を費やし、少なくともマレニアを4000回は倒したとのインタビューが公開されています。

 

海外ゲームメディアGamesRadar+は、『エルデンリング』発売1周年を記念して「Let Me Solo Her」ことツボ男氏を取材しています。ちなみに、このプレイヤー名の意味は「1人でマレニアを狩らせろ」ということ。本作ではボスと戦うときに助っ人を召喚できるのですが、呼ばれたツボ男氏が誰も手出しをするな、1人で戦わせてくれ……という意図が込められています。

 

そのツボ男氏は「公式に数えるのをやめたが、マレニアの撃破数は4000回を超えていると確信している」と語っています。実際に1000人撃破を達成したのは昨年5月ですが、10か月で3000回を上積みしており、1か月で約300回、1日で約10回というハイペースぶりです。

 

ツボ男氏は5~6人のキャラクターを作り、合計1000時間近くプレイしているものの、まだ「狭間の地」(『エルデンリング』の世界)を探索し、見たことのないものを発見することもあるそうです。

 

マレニア撃破1000回を達成後まもなく、ツボ男氏は他のプレイヤーにもマレニアやその他のボス戦で褪せ人(プレイヤー)を助けるよう呼びかけていました。実際に「Let Us Duo Her」や「Let Me Solo Them」のようなフォロワーも現れ、ツボ男氏と話をしたこともあります。彼らは、ツボ男氏からどれだけインスピレーションを受けたかを話してくれたそうで「幸せなことです」と振り返られています。

 

先月末、『エルデンリング』は初のDLC『Shadow of the Erdtree』を開発中と発表したばかりです。またマレニアを超える新たな強敵が現れ、ツボ男氏が助っ人として狭間の地を駆けめぐることになるのかもしれません。

 

Source:GamesRadar+

Google、Stadia技術の外部提供もやめてしまう…

Google(グーグル)のクラウドゲームサービス「Stadia」における、外部向けサービス「Immersive Stream for Games」の提供も終了していたことを、海外テックサイトの9to5Googleが報じています。

↑Ascannio / Shutterstock.comより

 

Stadiaは2019年に開始されたクラウドゲームサービスで、スマートフォンやタブレット、ブラウザから高品質なゲームがプレイできるのが特徴でした。しかしユーザーを十分に獲得することができず、2023年1月にサービスが終了しています。

 

そしてImmersive Stream for Gamesとは、GoogleがStadiaの技術を外部に提供し、他社がクラウドゲームサービスを提供するためのものです。2021年10月には米キャリアのAT&Tが同技術を利用し、契約者向けに『Batman: Arkham Asylum』というゲームを無料で提供しました。また、カプコンの『Resident Evil Village(バイオハザード ヴィレッジ)』のデモをストリーミング配信したこともあります。

 

しかしStadiaの終了とともに、Immersive Stream for Gamesの提供も終了していたことが、Google Cloud Geme担当ディレクターのJack Buser(ジャック・バッサー)氏の発言により判明しました。残念ながらユーザーを獲得できなかったStadiaですが、その技術がいつか日の目を見ることを期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

拡張世界でペットを育成。ポケモンGOのNianticが『Peridot』を5月9日リリース

「ポケモンGO」などのAR(拡張現実)ゲームで知られるNiantic(ナイアンテック)は、新たなARゲーム「Peridot」を5月9日に配信すると発表しました。

↑Nianticより

 

先述のポケモンGOだけでなく、『Ingress(イングレス)』や『Harry Potter: Wizards Unite』などもリリースしているNiantic。今回のPeridotは、ポケモンGOと『たまごっち』をあわせたようなゲーム内容となっています。

 

Nianticによれば、Peridotではペットを連れて現実世界を散歩し、アイテムを集め、新しい場所を発見し、写真を撮影できます。さらにアプリを閉じた状態でも、歩行距離をカウント可能です。

 

プレイヤーはPeridotを誕生させ育て、食事を与え、一緒に遊んだり、芸を教えたりすることになります。現実世界ではアイテムを見つけられるだけでなく、Peridotの新たなキーアイテムをアンロックするなどの育成要素が含まれています。またプレーヤー同士が協力して、遊べるPeridotの種類を増やすことも可能です。

 

PeridotはApp StoreやGoogle Play Storeにて、本日より事前登録を開始しています。ゲームのダウンロードは無料ですが、ジェムストーンなどの課金要素が存在します。Nianticの次の一手がどれだけゲーマーの心を掴むことができるのか、見守りたいものです。

 

Source: Niantic / YouTube via MacRumors

 

© 2022-2023 Niantic

『スターフォックス』のキャラクター名、どのように決まったか明らかに! 「滑りそうだからスリッピー」など

任天堂の3Dシューティングゲーム『スターフォックス』シリーズにつき、開発に深く関わった人物が各キャラクターの名前がどのように決まったかを明かしています。

↑スターフォックス64 3Dと、ニンテンドー3DS

 

この談話は『スターフォックスコマンド』(DS用)や『スターフォックス64 3D』(3DS用)などを開発したキュー・ゲームスの社長ディラン・カスバート氏が、シリーズ30周年を記念する公式動画で語っていることです。

 

さらに遡れば、カスパート氏はスーパーファミコン用の初代『スターフォックス』にプログラマーとして関わっていました。同氏と『スターフォックス』の長い付き合いは、「社長が訊く『スターフォックス64 3D』」でも振り返られています。

 

カスパート氏によれば、『スターフォックス』のキャラクターデザインは、任天堂の今村孝矢氏が手がけたもの。もちろん(スーパーマリオの生みの親である)宮本 茂氏からも、どんなキャラクターをゲームに登場させるかの指示もあったそうです。

 

そのネーミングの話が、なぜかカスパート氏に振られたとのこと。たぶん、いい語感の英語の名前が欲しかったのだろうと推測されています。

 

すでにファルコ・ランバルディ(青い鳥)はすでに決まっていました。が、「これはキツネだ、これはウサギだ。これはカエルかヒキガエルだ」と言い、「じゃあ…何て呼べばいいんだ?」とキャラクターのスケッチを見せられて訊かれたとのこと。

 

そこで描かれたキャラクターを見て、カスパート氏は「フォックスにはかっこいい名前が必要だし、宇宙船に乗っているから、マクラウドがいいんじゃない?」と回答。他の2人は何となく名前が浮かんできて、ちょっと笑ってしまったそうです。

 

「よし、この男(カエル)はちょっと滑りそうだからスリッピーにしよう。この男(うさぎ)は老けてるけど、エネルギーに満ちあふれているようだ。ペッピー(うさぎ)と名付けよう」

 

その思いつきが採用されたことを、カスパート氏は「ゲームの開発で、とても楽しい瞬間だった」と思い出しています。

 

カスバート氏の『スターフォックス』記念動画は、下のYouTubeから鑑賞できます。他にもいくつかの質問に答えており、ご本人が初代『スターフォックス』をプレイする姿を観ることもできます。

 

Source:Q-Games(YouTube) 
via:NintendoEverything

『スターフォックス』のキャラクター名、どのように決まったか明らかに! 「滑りそうだからスリッピー」など

任天堂の3Dシューティングゲーム『スターフォックス』シリーズにつき、開発に深く関わった人物が各キャラクターの名前がどのように決まったかを明かしています。

↑スターフォックス64 3Dと、ニンテンドー3DS

 

この談話は『スターフォックスコマンド』(DS用)や『スターフォックス64 3D』(3DS用)などを開発したキュー・ゲームスの社長ディラン・カスバート氏が、シリーズ30周年を記念する公式動画で語っていることです。

 

さらに遡れば、カスパート氏はスーパーファミコン用の初代『スターフォックス』にプログラマーとして関わっていました。同氏と『スターフォックス』の長い付き合いは、「社長が訊く『スターフォックス64 3D』」でも振り返られています。

 

カスパート氏によれば、『スターフォックス』のキャラクターデザインは、任天堂の今村孝矢氏が手がけたもの。もちろん(スーパーマリオの生みの親である)宮本 茂氏からも、どんなキャラクターをゲームに登場させるかの指示もあったそうです。

 

そのネーミングの話が、なぜかカスパート氏に振られたとのこと。たぶん、いい語感の英語の名前が欲しかったのだろうと推測されています。

 

すでにファルコ・ランバルディ(青い鳥)はすでに決まっていました。が、「これはキツネだ、これはウサギだ。これはカエルかヒキガエルだ」と言い、「じゃあ…何て呼べばいいんだ?」とキャラクターのスケッチを見せられて訊かれたとのこと。

 

そこで描かれたキャラクターを見て、カスパート氏は「フォックスにはかっこいい名前が必要だし、宇宙船に乗っているから、マクラウドがいいんじゃない?」と回答。他の2人は何となく名前が浮かんできて、ちょっと笑ってしまったそうです。

 

「よし、この男(カエル)はちょっと滑りそうだからスリッピーにしよう。この男(うさぎ)は老けてるけど、エネルギーに満ちあふれているようだ。ペッピー(うさぎ)と名付けよう」

 

その思いつきが採用されたことを、カスパート氏は「ゲームの開発で、とても楽しい瞬間だった」と思い出しています。

 

カスバート氏の『スターフォックス』記念動画は、下のYouTubeから鑑賞できます。他にもいくつかの質問に答えており、ご本人が初代『スターフォックス』をプレイする姿を観ることもできます。

 

Source:Q-Games(YouTube) 
via:NintendoEverything

イトーキが「革新的ゲーミングチェア」を作った!「15mm下げた座面」にこだわりが凝縮されている

デスク・チェアをはじめとした家具メーカーのイトーキは、esportsのプロフェッショナル向けハイエンドレーベル「Daidara(ダイダラ)」の立ち上げを発表しました。そのレーベルの第一弾製品となるのは、ゲーミングチェア・Act Gaming(税込価格14万9900円)。本品は同社が誇る人気オフィスチェア・Actチェアをベースに改良を加えたもので、人間工学に配慮した工夫が随所に施されています。

 

伝承に残る巨人「ダイダラボッチ」の強さにあやかる新レーベル

Daidaraの名前の由来は、日本各地の伝承に残る巨人「ダイダラボッチ」。この巨人は、人々を助けるために各地の土地を整えたという言い伝えがあり、その力強さや献身性から人々に崇められてきました。esportsの最前線で戦う選手たちの強さを献身的にサポートしたいという想いが、レーベルの名称やロゴに込められています。

↑Daidaraのロゴ

 

同社とダイダラボッチの縁を示すエピソードもあります。イトーキが工場を持つ滋賀県近江八幡にも、その伝承が残っているのです。近江八幡に現れたダイダラボッチは、富士山を作るために当地の土を掘り、その跡地が琵琶湖になったといいます。Daidaraは、富士山と琵琶湖という、2つの日本一にあやかったものでもあるのです。

 

このレーベルは、esportsの現役プロや、プロを目指している、“エクストリームプレイヤー”に向けたもの。イトーキの担当者によれば「オフィスチェアで培ったノウハウを、より高い水準を必要としているプレイヤーに届けたかった」という想いから、プロ仕様にこだわったレーベル創設に至ったといいます。

 

最前線で戦うプロゲーマーが認めるAct Gamingの革新性

レーベル第一弾となる製品が、ゲーミングチェアのAct Gamingです。特徴のひとつが、肩の動きにあわせて動く背もたれ。柔軟性のある素材で作られたこの背もたれは、椅子に座ったまま体を左右にひねることで、肩の動きに追従するようにその形状を変化させます。加えて、座面のシートの奥行きを調整できる機構や、高さ、向きなどを自在に調整できる肘当てなど、ユニークな機能を装備しています。

↑Act Gaming

 

2018年11月に発売されたオフィス向けのActチェアから受け継がれたこれらの機能は、従来のゲーミングチェアにはなかった画期的なものだといいます。発表会のトークセッションに登壇した「スプラトゥーン」プロゲーマーのらきょるんさんも、それを実感しているひとりです。

↑肘掛けの位置を自由に調整可能。写真では、左右違う高さに調整しています

 

「自分はスプラトゥーンをプレイするとき前傾姿勢になるのですが、Act Gamingなら肘全体を肘当ての上に置けるように位置を調整できます。ゲーミングチェアはどれも同じだと思っていましたが、Act Gamingは自分にとって革命でした」(らきょるんさん)

 

また同じくトークセッションに登壇したのが「大乱闘スマッシュブラザーズ」のプロゲーマーである、よっシイさん。1日に8時間ほどゲームをプレイしているという彼は、背もたれの柔軟性やカスタマイズ性の高さを評価しています。

↑座ったまま肩を左右にねじると、それに追従する形で背もたれの形状が変化します

 

「ゲームをプレイするときは、いつも背中をもたれています。プレイ中は長時間座ったままになりますが、柔軟性のある背もたれのおかげで体を左右にひねって姿勢を変えられるので、疲れにくいです。あとカスタマイズ性も高くて、調整を少し変えるだけで、座り心地が大きく変わるのも面白いです」(よっスイさん)

↑左から、らきょるんさん、よっシイさん、ヤマダホールディングスの狛 裕樹さん、イトーキ社長の湊 宏司さん。ヤマダデンキがリアル店舗として初めてこのAct Gamingを展示販売することから、狛さんが発表会に登壇しました

 

オフィス向けのActチェアをベースにしているAct Gamingですが、変更点もあります。それは座面の高さや素材です。なぜそこに改良を加えたのか。商品開発に携わったイトーキのスタッフは、次のように語ります。

↑クッション性の高い座面。体格にあわせて、奥行きを調整できます

 

「オフィスチェアは靴を履いたまま座りますが、家で使うゲーミングチェアには靴を履かずに座ります。なのでAct Gamingでは、靴底の厚み、具体的には15mmだけ座面を下げています。また昨年の東京ゲームショウでこれを展示したときは、座面に革素材を使っていました。ですが長時間座っていると蒸れるという声に配慮して、抗ウイルス・抗菌・防臭加工を施した生地素材に変更しています」(スマートオフィス商品開発本部 寺本宣広さん)

 

なお座面以外の点については、東京ゲームショウ展示時点から変更はしていないといいます。オフィスチェアで培った技術が色濃く受け継がれていることが伝わるエピソードです。

 

Act Gamingを筆者が体験してみた

発表会では、報道陣がAct Gamingの座り心地を体験できる時間も設けられました。筆者も体験してきたので、インプレッションをお届けします。

 

感想を一言にまとめると「全身を包み込んでくれるゲーミングチェア」です。ねじれ動作に対応して動く機構を備えつつも安定した支えを提供する背もたれや、クッション性が高いだけでなく体圧を広く分散させる座面、好みの位置にセッティングできる肘当てなど、剛柔織り交ぜた機能で身体の各所を支えてくれます。筆者は長い時間座ったわけではありませんが、仮に長時間座ったとしてもこれなら疲れないだろうというイメージを、容易に持つことができました。

 

イトーキの社長・湊 宏司さんは「椅子は人間工学のテクノロジーの塊」と語っています。私たちがいつも何気なく座っている椅子は、身体との接地面が広い家具です。在宅勤務が普及したいま、高級チェアはひとつのトレンドになっていますが、ゲーミング用途にとどまらず、それを導入する意義を実感できる発表会でした。

記念すべき100回目は「アトランチスの謎」全アイテムを取ってクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「Nintendo Switch Online」の加入者向けサービス「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」で遊べる『アトランチスの謎』に挑戦! フジタが幼き頃から磨き続けてきた腕前を見せる!

 

↑舞台の島アトランチスは全100ゾーンに分かれ、それぞれ扉やワープでつながっている。決まった順番はなく一筋縄では攻略できない

 

サンソフト
アトランチスの謎

「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」
306円~(個人プラン1か月)
https://www.nintendo.co.jp/software/feature/nintendo-classics/clv-p-hacpj/index.html

 

全100面を探索する個性派アクション

1986年発売の横スクロールアクション。主人公の冒険家ウィンは行方不明になった師匠を探すため、南太平洋上の巨大な島を巡る。ワープなどクリア困難ともいえる隠し要素の数々で、のちに伝説のゲームとなった。

 

報酬は「百年梅酒プレミアム」、罰ゲームは「100回連載クイズ」

編集部 今回の成功報酬は100回記念の100にちなんで、プレゼントにも人気の「百年梅酒プレミアム」をご用意しました!

 

フジタ 確か「スーパーマリオ」のときにも美味しいお酒をもらった気がしますね。

 

編集部 あのときはピーチ姫にちなんで「桃姫」というお酒でした。

 

フジタ ああ、そうでした! 僕、梅酒とか甘い系のお酒は好きなので嬉しいです。

 

編集部 ただし失敗の場合は罰ゲームとして、「100回の連載を振り返ろうクイズ! 間違えたらセルフビンタ」に挑戦していただきます。

 

フジタ いやあ、もう100回ですか! 思えば長いですよね。といっても僕、記憶力はいいので覚えている自信あります。

 

全アイテム8種を取ってクリアせよ!

編集部 今回は第3回以来の「アトランチスの謎」です。100回記念なので100面ある「アトランチスの謎」にもう一度挑戦していただこうかと。

 

フジタ 僕といえば「スーパーマリオ」芸人であり、「アトランチスの謎」芸人でもありますからね! 記念すべき回にピッタリだと思います。

 

編集部 当時はかなりやり込んでいましたか?

 

フジタ 小学生の頃ももちろん上手くてほめられていたんですけど(笑)、本格的にやり込んだのはPS1やサターンが発売されていた頃です。当時は今と違って、「ファミコンなんて古いもの」として一番バカにされていた時期だったんですよ。でも、ファミコンゲームの良さに気づいていて、「これは何年経っても色あせないものだ!」と先見の明というか、ひらめきがありました。まあ、友だちの妹の女子高生にはバカにされましたけど(笑)。

 

編集部 言ってみれば今のファミコン芸人の原点という感じですね?

 

フジタ そうですね。時代が追いついてきて、当時バカにされたのがほめられるように変わっていきました。継続は力って話っすよ(笑)。

 

↑1面。突如出現した島アトランチスに潜入するウィン。そこには古代帝国の復活を狙う悪の帝王が待ち受けていた! 往年の冒険映画風あらすじだ

 

編集部 今回の挑戦ルールは全アイテムを取ってクリアです。第3回では最短クリアに挑戦してもらったので、今回はじっくりプレイしていただきます。

 

フジタ 一瞬で終わる面もありますが、30面くらいは行くので長丁場ですね。こんなに長く「アトランチスの謎」を見せるのは今までなかったんじゃないかな。

 

編集部 では、初公開ということで貴重ですね! ちなみに、100面のなかで特に思い入れのある面はありますか?

 

フジタ やっぱり42面のブラックホールは印象的でした。あとはファイナルゾーンですかね。上ルートと下ルートがあるのが面白いですし、難易度が両極端なんですよね。スターを取ったらやられようがないじゃないですか(笑)。

 

編集部 では、今回の鬼門を教えて下さい。

 

フジタ 小さい頃からずっと思っていたんですけど、79面ですね。遠回りしていくとこの77、78、79って並びがすげぇイヤだったんですよ。多分、全面通して79面が一番難しいと思います。

 

↑フジタが最難関と語る79面。壊れかけた橋の上に半魚人やヤドカリ、魚が大量に出現する。スターがないと相当厳しい

 

編集部 では、挑戦をお願いします!

 

フジタが「アトランチスの謎」遠回りルートに挑む!

どうもー、フ~ジタでっす! というわけでついに100回目ですね。今回はアイテムを全部取っていくという初めての試み。アイテムは全部で8種類あるんですけど、取るためには最低でも30面以上はクリアしないといけないといけません。集中力が続くのかという問題がありますよね(笑)。これまでアイテムを取らない最速パターンが多かったので、アイテムを取るためには難しい面も行かなきゃいけない……。

 

(と、話しているうちに早くも2面)

 

このくぼみも飛ばしていくことができます。ギリジャン(※編集部注:フジタ得意のワード。「ギリギリジャンプ」の略)ですね!

 

抜けました。3面! 流れるように行ってますね。で、このくぼみに落ちるとなんと6面にワープするんですね~! これも謎のひとつです。ここでは靴を取ります。靴を取ると雲の上に乗れます。この8面は奥にパスワード「NAGOYA」の面(※編集部注:モアイとピラミッドが配置された20面。ピラミッドの上には「NAGOYA」の文字が表示されている)があるので……あっぶねー……結構頻繁に来させられる面ですね。

 

これ、わかりますか? 障害物の手前にひっかからないように着地してどんどん進むっていう技術の高いジャンプです。本来、こんなに流れるようにいかないですから。【挑戦の続きは動画で!】

 

↑空中での足場が狭い82面。クセがある挙動のジャンプを操れないと先に進めない。飛んでいる虫にもぶつからないように注意

 

↑ファイナルゾーンとなる100面。ラスボスは悪の帝王ザヴィーラ。口から弾を吐いて攻撃してくる。石化している師匠はまさかのあの人!?

 

100回記念はフジタの代名詞「アトランチスの謎」!


フジタがもっとも思い入れがあるゲームのひとつ「アトランチスの謎」。その磨き込まれたプレイを長尺で公開。全貌はYouTubeで!!

撮影:高原マサキ

 

ゲーム芸人

フジタ

小1でファミコンにハマって以来、1000万円以上をつぎ込んできたお笑い芸人。ゲーム絡みのテレビ番組やイベント出演で活躍中。

 

【関連記事】
ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

(c)SUNSOFT

マイクロソフト、「マインクラフト」にAI組み込みをテスト中? 将来は音声で「クルマを作って」など指示を出せるかも

マイクロソフトは会話型AIを組み込んだ検索エンジン「Bing」やEdgeブラウザーが話題を呼んでいますが、自社のゲーム『マインクラフト』の世界でAIをテストしているとの噂が報じられています。

↑AI組み込みでマイクラはどう変わる?

 

米ニュースメディアSemaforによると、マイクロソフトはプレイヤーが手動でモノを作ったり掘削する代わりに、ゲームに何をすべきかを指示して制御できる社内デモを披露したとのこと。もっとも、「マインクラフト」の公開版にこの機能を組み込む予定は当面ないそうです。

 

このプロジェクトには、「新しいBing」に搭載された大規模言語モデル(AI)「Prometheus」は使われていないとのこと。それでも「最先端のAI」が使われているそうです。

 

「マインクラフト」には変数が多く、オブジェクトの作成に必要な手順が多いため、自然言語コマンド(人間の読み書きする普通の文章)を使うのはかなり困難です。たとえばゲーム内の部品を使ってクルマを作るにはいくつかの方法がありますが、AIなら人が思いつかないような方法を思いつくかもしれない……ということで、人間はざっくりした指示をして、後はAIにお任せになると示唆されています。

 

そして文字で書かれたコマンドは、最終的には音声で指示が出せるようになり、ユーザーがAIに何を作りたいか口頭で説明できるようにすることを目指しているようです。

 

ちなみにPrometheusの基礎であるGPT-4を開発したOpenAIは、数か月前に「マインクラフト」のプレイ動画を7万時間も見たAIがプレイのやり方を学習し、熟練者でも20分以上はかかるダイヤモンド製アイテムを10分程度で作るデモを公開したことがありました

 

TwitterユーザーのWalkingCat氏は、このAI技術が「マインクラフト」でどのように機能するのか推測を述べています。すなわちOpenAIが共同開発した、書こうとしているコードをAIが勝手に補完してくれるツール「Copilot」を使う予定とのこと。

 

またデモ動画では、やはりOpenAIが開発した画像生成AI「DALL-E」にも言及。これらの技術により、自然言語のコマンドを理解し、瞬時のテレポートや、建物から動植物まで様々な素材を作ることも可能だと述べられています。

 

これまで「マインクラフト」で凝った建物や世界を作るには莫大な手間と時間がかかりましたが、遠くない将来、「こういう世界やビルを作って」とAIに注文するだけで済むようになるのかもしれません。

 

Source:Semafor
via:MSPowerUser

「マリオ」生みの親の任天堂・宮本氏、スピルバーグとの比較には否定的? ディズニーとの比較は「とても光栄なこと」

今月17日(現地時間)米ロサンゼルスのユニバーサル・スタジオ・ハリウッド内に、任天堂のテーマパーク「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がオープンしました。それに伴う海外でのインタビューで、「マリオ」生みの親の宮本 茂氏がスティーブン・スピルバーグと比較されるのは好きではないが、任天堂がディズニーと比べられるのは「光栄だ」と述べています。

↑スーパー・ニンテンドー・ワールド

 

宮本氏は数十年にわたってゲーム業界で創作し貢献してきたことから、他の業界の偉大なクリエイターと比較されることがよくあります。「ゼルダの伝説」や「スーパーマリオ」、「ピクミン」など数々のシリーズおよび人気キャラクターを送り出してきたことから、映画界で同様の成功を収めたスティーブン・スピルバーグ監督を引き合いに出す人が多いようです。

 

米ゲームメディアGamespotは宮本氏と、任天堂の取締役・専務執行役員(Gamespotは「エンターテイメント企画室長」と紹介)の高橋伸也氏にインタビュー。「任天堂はビデオゲーム界のディズニーだ」「宮本氏はゲーム界のウォルト・ディズニーだ」という声をどう思うかにつき、宮本氏は次のように答えています。

 

「おっしゃるように、私もゲーム業界のスピルバーグと呼ばれることがありますが、実はそういうのは好きではありません。私は宮本です。宮本は宮本で、任天堂は任天堂です」「ただ、ディズニーと比較されるのは非常に光栄なことだと思っています」とのこと。特にスピルバーグとの比較は訊かれていないはずですが、そうした声を多く聞いてこられたとも推測されます。

 

とはいえ、任天堂とディズニーの比較に関しては「ディズニーはある程度、特に家族にとっては安心感を与えてくれる存在だと感じています。任天堂はテレビゲームでよく知られていますが、ふつうテレビゲームと安心感はあまり結びつかないように思います」と少し疑問の様子です。

 

が、「任天堂がディズニーと比べられるということは、我々が任天堂を安心という概念に導き、おそらく安心感を与えられるところまで来られたんだなあと確信を与えてくれます。そこには達成感がありますし、嬉しいことです」と最終的には喜びを表しています。

 

1983年にファミコンが発売されてから約40年、社会的にゲームに対する風当たりが強い時期もあり、任天堂や宮本氏も「家庭」に受け入れられるために苦労を重ねてきたはず。それがファミリー向けの代名詞ともいえるディズニーと比較されるようになったことに、計り知れない満足感を覚えているのかもしれません。

 

Source:Gamespot

Steam Deck、他のローカルネットワーク内PCからゲーム転送が可能に! すばやくゲームが遊べます

人気のPCゲームプラットフォームSteamで、ゲームをインストール済みのPCから携帯ゲーミングPC「Steam Deck」に、ローカルネットワーク内でコピーできるようになりました。ゲームをインターネット上から再ダウンロードする必要がなくなり、インストールやアップデートが高速化できそうです。

↑Steam Deck

 

この機能は、先週リリースされたSteam Deckのベータ版アップデートに同梱されたもの。もちろん、Windows PCも対象となります。

 

まず、Steam DeckとPC上のSteamクライアントの両方で、Steamのベータ版を有効にする必要があります。その後、Steam Deckにインストールしたいゲームを選ぶと、Steamはローカルネットワーク内のPCにそのゲームがインストール済みかどうか自動的にチェック。見つかった場合、SteamはPCからゲームの転送を開始します。

Image:Valve

 

なお、本機能は同じネットワーク上にあるPCでも使うことができ、あるPCでインストール済みのSteamゲームを、他の家庭内PCに転送することも可能です。

 

Steam公式サポートページでは、その仕組みが詳しく説明されています。もしも転送中にデバイスの接続が切れたり、コンテンツがなくなった場合、代わりにインターネット上のSteamサーバーからゲームの残りをダウンロードするとのことです。

 

また、Steam Deck(またはPC)がどのPCからダウンロードするかも細かく設定できます。初期設定では「自分のデバイスのみ」とされ、同じSteamアカウントでログインしているPCからしか転送できません。が、友人や家族のPCからゲームを転送したい場合は「友人のみ」や「任意のユーザー」に設定もできます。

 

ほんのわずかな変更ではありますが、ゲームが大容量の場合は、より素早くSteam Deckや他のPCでも遊びやすくなるはず。ネット回線への負荷も減って、ウェブサーフィンも軽くなるかもしれません。

 

Source:Valve

コントローラーに触れずに『エルデンリング』のボスを撃破した猛者現る!

バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は、あまりの難しさに「死にゲー」と呼ばれて愛されています。ダンスパッドやギター、果ては脳波センサーなど想定されてないコントローラーで遊ぶ猛者もいましたが、ついにコントローラーを持たずにボスを撃破する人が現れました。

↑エルデンリング

 

ゲーム動画配信者のLualityさんは、ダンスパッドで最凶ボス・マレニアを倒したことがあります。そのLualityさん自身が今回コントローラーとなり、再び『エルデンリング』に挑んでいます。

 

具体的には、Lualityさんはモーションカメラで自分の動きを撮影し、それをゲーム内のアクションに変換しているわけです。足を出すと前に進み、左右に動かすとそちらに振り向きます。また、口笛で霊馬トレントを呼び出したほか、薬を飲む操作も特定の動きに割り当てられています。

 

Lualityさん初のノーコントローラー配信は、序盤のエリアでいきなり崖から転落死。少し不本意なスタートを切ったものの、数時間かけてカメラの感度などを調整した結果、順調に進歩することに。そして先週末の配信では、なんと強敵・星砕きのラダーンを倒すことに成功しています。

 

かたや別の配信者Larxaさんは、ボイスコントロールにより『エルデンリング』を攻略。攻撃や移動を音声コマンドに対応させており、ラスボス・エルデの獣の討伐に成功! 『エルデンリング』を通じて、これからもゲーマーのさらなる進化は続くのかもしれません。

 

Source:Luality(Twitter) 
via:Gamesradar

現役東大生が出題する謎を解けるか?「ど」からはじまるお馴染みのものとは

とても寒い日が続き、春が待ち遠しいですね! 予想を超える積雪で仕事にも影響が出た、という人もいるのではないでしょうか?

 

ここでちょっとひと息。謎解きで、こんがらがったアタマをスッキリさせましょう。出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。そんなふたりがてがける謎を、あなたは解ける!?

 

【問題】レイヤーど(難易度★★★☆☆)

ハテナに入る言葉は何でしょう?

【ヒント】

「ど」と書いてある黒い四角の下にある青い四角をよく見てみると、ここにも「ど」と書いてあるのが見えます。上の黒い四角の層と下の赤青白の四角の層で、別々の法則のもと、ひらがなを埋めましょう!

 

正解はこちら。この後の解説で、詳しく答え合わせをしていきましょう。

【答え】

くらし

 

【解説】

上の層と下の層でそれぞれ別々の法則でマスをひらがなで埋める必要がありました。「ど」を含む7個でひとまとまりになっている概念の中で、これらマスの数と一致するものは音階(ドレミファソラシ)と曜日(土日月火水木金)があります。これらをひらがなでマスに埋め、数字の順で読むと「くらし」という言葉が完成します。

 

いかがだったでしょうか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

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Nintendo Switch Onlineにゲームボーイとゲームボーイアドバンス登場! 「メイド イン ワリオ」等が遊べます

任天堂は2月9日の朝に配信したネット番組「Nintendo Direct 2023.2.9」にて、有料サービス「Nintendo Switch Online」でゲームボーイとゲームボーイアドバンスのソフトが登場したことを発表しました。

Image:任天堂/YouTube

 

ゲームボーイは標準プラン「Nintendo Switch Online」で、ゲームボーイアドバンスは「Nintendo Switch Online + 追加パック」にて提供されます。すでに9日から配信中です。

 

「ゲームボーイ Nintendo Switch Online」では、先に提供されていた「ファミコン」等と同じく、メニュー画面からプレイしたいタイトルを遊べばすぐに起動。どこでもセーブや巻き戻しなどの便利な機能もあり、スキマ時間に少しずつ遊ぶことや、難しくてハマっている箇所に何回でも挑戦できます。

Image:任天堂

 

画面はゲームボーイ、ゲームボーイポケット、ゲームボーイカラー(専用タイトルのみ)の3種類から選べます。また近くにいる友達とはローカルプレイ、遠くの人とはオンラインで最大2人プレイでき、対戦や協力プレイを楽しむこともできます。

 

そして『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』でも、どこでもセーブや巻き戻し等の機能あり。こちらはローカルプレイおよびオンラインで、最大4人で友人と一緒に対戦や協力プレイができます。

Image:任天堂

 

2月10日現在、ゲームボーイ用タイトルとしては「スーパーマリオランド 6つの金貨」や「テトリス」、ゲームボーイアドバンス用ソフトは「スーパーマリオアドバンス4」や「メイドインワリオ」などが配信中です。今後もいっそうのタイトル充実を期待したいところです。

 

Source:任天堂(YouTube)

 

(c) Nintendo

スゴ腕職人現る 初代『ゼルダの伝説』をMODなしでマイクラ内に再現

初代『ゼルダの伝説』(1986年リリース)は海外でも、いまだに人気の高いレトロゲームです。この名作を、便利なMOD(非公式の拡張プログラム)やリソースパック(ゲーム内のテクスチャや効果音などを変更するパック)を使わずに、『マインクラフト』内で再現したスゴ腕の職人が現れました。

zelda
↑『ゼルダの伝説』主人公のリンク

 

この偉業を成し遂げたのは、ゼルダファンでありYouTuberでもあるC1OUS3R氏です。同氏は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『スーパーマリオブラザーズ』などもマイクラ内で作ったことがありますが、今回のゼルダ再現は1ヶ月近くかかったそうです。

 

本作で使われたのはコマンドブロックやカスタムテクスチャ、その他のマイクラ標準機能だけ。C1OUS3R氏はメイキングビデオで「Blockbench(3Dモデル作成アプリ)を使って、主人公リンクの平面版を全方向に作り、それを回転させて、あらゆる方向に向いているように見せるんだ」と説明しています。以前のゲームではボクセルモデルを使っていたものの、30倍も時間がかかるのでやめたとのことです。

 

Blockbenchで作った3Dモデルを、頭にかぶれるアイテム「くりぬかれたカボチャ」に重ね合わせ、プレイヤーを透明にして、リンクを操作しているように見せかけています。さらにプレイヤーの移動方向を検出し、モデルを回転させ、テクスチャをアニメーションさせれば「操作できるリンク」のできあがりです。

 

C1OUS3R氏は大手掲示板Redditで、YouTube動画が「5000いいね!」をゲットしたら最初のボス戦まで遊べるバージョンを公開すると述べています。この動画がいつまで問題なく公開されているのか、プレイアブル版を配布できるのかは不明ですが、努力と技術には拍手を送りたいところです。

Source:I Made The Legend of Zelda in Minecraft
via:Engadget

『エルデンリング』の強敵マルギットをギター演奏で撃破した猛者現る。正しくコードを弾かないと操作不可!

バンダイナムコエンターテイメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は普通のゲームパッドでプレイしても「死にゲー」と言われるほどの難しさが知られています。

↑エルデンリング

 

その中でもストーリー攻略の上で避けて通れない「忌み鬼マルギット」は、初心者の前に立ちはだかる大敵の1つ。このボスを、なんとアコースティックギターを弾いて倒した猛者が現れました。

 

この超絶プレイを成し遂げたのは、ゲーム実況者のMissMikkaaさん。かつて、1回もレベルアップしないまま最凶ボスのマレニアを撃破し2つのダンスパッドで同時プレイして2体のボスを倒してしまった ツワモノです。

 

そんなMissMikkaaさんは「やったー。今日、アコースティックギターでマルギットを倒したよ!」と最新のチャレンジ達成を祝ってツイートしています。

 

どうやってギターで操作しているのかといえば、「Abject Audio Inputs」というソフトウェアを使ったそうです。このソフトは楽器からの周波数をキーボードやマウス入力に割り当てるもので、公式サイトでは『ダークソウル』や『Doom Eternal』をベースやフルートで“演奏”できたとされています。

 

MissMikkaaさんは「コードを弾くときに正しい周波数を出す必要があるんだけど、本当に難しいのよ、ハハハ」と付け加えています。これまでで最も難しい挑戦だったかもしれないとも言っていますが、正しいコードを正確に弾いて敵の厄介な動きに対応するのは神業と言えそうです。

 

今後、MissMikkaaさんはギターの操作だけで『エルデンリング』をクリアする予定とのこと。Twitchチャンネルで公開される、新たなチャレンジを見守りたいところです。

 

Source:MissMikkaa(Twitter)
via:Gamesradar

『マリオカート』をラスアス風に実写化したらこうなる? パロディー映像が公開

PlayStationの人気ゲーム『The Last of Us』(略称「ラスアス」)を実写化したドラマが注目を集めていますが、このシリアスな雰囲気そのままに『マリオカート』を実写化した短編ムービーが公開されています。

 

これは米バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」内で公開されたもの。実写版ラスアスで主演ジョエルを務めるペドロ・パスカル(『マンダロリアン』主演でもある)がマリオ役を演じ、お馴染みのオーバーオールに赤いシャツ、それに帽子をかぶって渋くキメています。

 

報酬のコインをテーブルに叩きつけられ「レインボーロードまで荷物を運んでくれ」と頼まれるも「以前は運転していたと言った」と背中を向ける男。「名前はあるのか?」と聞かれて「私だ……マリオだ」と暗く沈んだ表情でうそぶきます。

 

ラスアスの舞台は菌類の感染症によって文明が崩壊した世界でしたが、こちらも菌類がはびこっているようで、至るところにキノコが生えています。そして「荷物」とはピーチ姫のことでした……。仲良くカートに乗って「レッツゴー」と言いつつスタートを切るふたり(いつものカウントダウン付き)。

 

怪しげな洋館ではルイージが待ち受け、暗闇ではラスアスのクリッカーのように巨大なクリボーが威嚇しながら徘徊。ヨッシーやキノピオも荒廃した世界に合わせるようにやさぐれて登場しています。マリオはキノコを食べて「大きくなった気がするんだ!」と心配するピーチ姫に大声で主張。

 

ほかカートの車種が色々とあり、赤い甲羅が避けられなかったり、バナナの皮に近づきすぎるとカートがスピンし始めたり、雲の上でジュゲムが釣り竿を持っていたり。本当に「マリオカート」が好きなスタッフが作っているらしく、細々としたところまで原作に忠実だったりします。

 

4月28日には『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が公開予定ですが、ラスアス風『マリオカート』も2時間の超大作として観てみたいところです。

 

Source:Saturday Night Live(Twitter) 
via:BGR

PS5、ついにDiscordボイスチャットに対応! システムソフトウェアのベータ版が配信

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2月2日に配信開始したPlayStation 5(PS5)システムソフトウェアのベータ版で、ユーザーから要望の多かったDiscordボイスチャットに対応したことを発表しました。

Image:SIE

 

すでにPlayStation Network(PSN)のオンラインステータスとDiscordの連携は実現していましたが、新たにPS5からDiscordボイスチャットに参加し、他のプラットフォームにいる友達と簡単にチャットが可能となりました。

 

このベータ版は日本、米国、カナダ、英国、ドイツ、フランスの一部の参加者を対象としており、使うにはこちらから登録した上で選ばれることが必須です。参加に選ばれた方は、システムソフトウェアがダウンロード可能になった時点でメールによる連絡がもらえます。

 

ベータ期間中は、まずPSNとDiscordのアカウントをリンク。その後は、モバイル機器やデスクトップ版のDiscordアプリからボイスチャットをPS5に転送することができます。詳しいやり方は、Discordの公式サイトで説明されています

 

つまりPS5でDiscordチャットをしたい場合は、毎回モバイル機器など別のデバイスで会話に参加し、それを転送する手間がかかるわけです。すでにXboxではゲーム機から直接チャットに参加できるようになっており、ソニーもいずれ同じアップデートをすると期待したいところです。

 

ほかのソーシャル機能としては、フレンドのプロフィール画面から直接シェアスクリーンをリクエスト/自分の画面をシェア可能になったり、パーティーから直接ゲームに参加できたり、[このゲームをプレイしたフレンド]タイルなどが追加されました。

 

また、1440p解像度のVRR(可変リフレッシュレート)にも対応。VRRとは、ゲーム機が出力する映像とテレビが表示するリフレッシュレートを一致させ、表示がカクついたり映像がずれるのを防ぐ機能のこと。PS5は昨年4月にVRR対応、9月に1440p対応しましたが、これら2つは連動していませんでした。

Image:SIE

 

さらにPS4セーブデータをPS5に移行するツールや、2台のPS5間で簡単にデータ転送できる機能も追加されます。

Image:SIE

 

これらベータ版の機能すべてが正式リリース版のシステムソフトウェアに実装されるとは限りませんが、今後PS5はますます便利となっていきそうです。

 

Source:PlayStation.blog

「PS Plusコレクション」が5月に終了! 『Bloodborne』や『アンチャーテッド』など名作18本をゲットしておこう

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は1日(現地時間)、ゲーム定額サービスPlayStation Plus加入者向けの特典「PS Plusコレクション」を、5月9日に提供を終了することを海外版ブログで発表しました。

Image:SIE

 

この「PS Plusコレクション」は2020年9月から、PlayStation 5を所有している加入者向けに提供されていたサービスです。現在PS Plusには料金別に3つのプランがありますが、最も安い「エッセンシャル」含めて全てのプランで利用できます。

 

その内容は、PS4世代を代表する名作ゲームの詰め合わせです。日本向けには『アンチャーテッド海賊王と最後の秘宝』や『Bloodborne』、『Fallout 4』や『The Last of Us Remastered』など18作品がラインアップされています。他のタイトルについては、こちらでご確認ください

 

まだライブラリに追加していない方も、5月9日までは間に合います。一度アカウントに登録されてしまえば、PS Plusに加入している限り、引き続きプレイやダウンロードは可能です。

 

SIEは今後も、PS Plusの「今月のフリープレイ」(全プランで利用可能)と「ゲームカタログ」(上位プランのエクストラ/プレミアムのみ)を拡充していく予定だと述べています。

 

PS PlusコレクションはPS4向けゲームではありますが、どれもやり応えのあるものばかり。今のうちにライブラリに追加しておき、時間があるときに遊べるようにしておくことをお勧めします。

 

Source:PlayStation.blog

『APEX LEGENDS Mobile』がわずか1年でサービス終了へ。復活はあり得る?

米エレクトロニック・アーツは、FPS(一人称視点シューティング)モバイルゲーム『Apex Legends Mobile』を5月2日(日本時間)に全世界で終了することを発表しました。2022年5月17日のサービス開始から、わずか1年足らずのこととなります。

↑また会える?

 

また、すでにアプリ内課金を停止し、アプリストアからも削除されているとのこと。購入済みのアイテムなどについては「EAユーザー規約に基づく」として、返金は行わないと述べています。

 

本作を共同開発したRespawnは、好調なスタートを切ったものの、質や量、テンポの面で水準を下回り始めたため、開発パートナーと協議した結果、終了を決定したと説明しています。

Apex Legends Mobileは、PS4やPS5、XboxやPC、Nintendo Switch版もある人気バトルロイヤルゲームをiOS/Android向けにアレンジしたもの。プレイヤーはさまざまな能力を持つキャラクター「レジェンド」を操り、複数の仲間と組んでチーム戦を繰り広げます。

 

モバイル版は既存のレジェンドに能力の追加、新規のゲームモード、モバイル専用のレジェンドなどが用意されて好評を呼んでいましたが、開発スタッフやパブリッシャーであるEAの期待には応えられなかったようです。

 

しかし、今後モバイルで何らかの形でApexが復活する可能性はある模様。EAの決算説明会でCEOのアンドリュー・ウィルソン氏は、同社と開発パートナーがこの「バージョン」の終了を選択したと述べつつ、「将来的に接続されたApexのモバイル体験を再構築する計画がある」と発言しました。さらに、モバイル版がApexシリーズの「今後の成長ベクトル」になると付け加えたとのこと。

 

これまでのゲームに時間とお金を注ぎ込んできたプレイヤーには残念なニュースですが、より充実した内容に生まれ変わった新生Apex Legends Mobileを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Electronic Arts
via:The Verge

PS5の品不足がついに解消、お店で買いやすく! ソニーが公式に声明を発表

ソニーは30日(現地時間)、PlayStation 5(以下PS5)の品不足がようやく解消し、世界中のお店で入手しやすくなったことを公式に確認しました。

↑Image:SIE

 

公式ブログPlayStation.Blogにて、SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のブランド / ハードウェア / ペリフェラル ヴァイス・プレジデントのイザベラ・トマティス氏は「ついに、PS5のご購入を検討されている皆さんが、世界中のPlayStation 取扱店でより簡単にPS5をお求めいただけるようになりました」との声明を出しています。

 

この発言は、今月初めに世界最大のデジタル見本市CES 2023にて、SIEトップのジム・ライアンCEOが「今後は世界中のストアでPS5を見つけるのがはるかに簡単になります」と語ったことを受けてのものです。ライアン氏はPS5の世界累計販売台数が3000万台を突破したと発表するとともに、昨年末にPS5の供給状況は改善したことを明らかにしていました

 

トマティス氏は海外版サイトで「米国、英国、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグのユーザーの皆様は、direct.playstation.comをご覧いただき、PS5本体やゲーム、アクセサリーを直接ご購入ください」と述べています。日本の公式直販サイトではPS5本体を購入できませんが、大手家電量販店などで在庫を見かけやすくなった印象があります。

 

そんな嬉しいニュースと合わせて、ソニーは新CMの「Live from PS5」も公開しています。注目タイトルをライブ中継ニュース風に紹介したもので、「Marvel’s Spider-Man 2」はスパイダーマン達が悪党を一網打尽にする、「ファイナルファンタジーXVI」は召喚獣バトルが特撮映画風に繰り広げられ、「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」のクレイトス親子がソリで疾走するという具合です。

 

今年は「アサシン クリード ミラージュ」や「ホグワーツ・レガシー」、『ストリートファイター6」などの新作タイトルも控えており、PS5を欲しい人すべてが入手できるよう期待したいところです。

 

Source:PlayStation.blog

『エルデンリング』を脳波でプレー! そしたらボスは…

バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』は超難関ゲームですが、そのためか、さまざまな縛りをかけてプレーする人たちが後を絶ちません。その中には最凶ボスをダンスパッドで、しかもあえて成長せずレベル1で撃破した人もいましたが、今度は自分の脳信号だけでエルデンリングをプレーするゲーム実況者が現れました。

↑考えれば動く

 

Twitchのゲーム実況者・PerriKaryal氏がその人。まず、同氏は頭に脳波の測定・記録(EEG)装置を装着しました。具体的には生理食塩水で導電性にした頭上のセンサーパッドから、脳の信号を拾っているとのこと。そうして脳の活動を測定し、ただ会話している時と攻撃をイメージしている時の脳の違いを調べたそうです。

 

そして、それぞれの脳信号に応じてキーバインド(操作入力の組み合わせ)を割り当て、ただ考えるだけでキャラクターを移動させたり攻撃したりすることを可能にしました。

 

研究者がEEG信号をゲームの操作に使う実験を行ったのは、今回が初めてではありません。しかし、実験室ではないカジュアルな環境で、エルデンリングのような難易度の高いゲームで行うことは、恐らく前例がなかったはずです。

 

心理学の修士号を持つPerriKaryal氏だからこそできたことかもしれませんが、この技術はとてもシンプルなものだと本人は語っています。「こうやって何かを前に押し出すイメージです」と集中した表情で説明した数秒後に、キャラクターが前に歩き出して敵に攻撃しています。

 

確かにPerriKaryal氏は手に何も持たず(恐らくダンスパッドもなく)、ただ「頭の中で考えて」いるだけ。それでも画面内のキャラクターは魔法を使ったり、回復薬を飲んだり、一瞬遅れて回避したり……。ボスの一体であるラダゴンの赤狼も倒しています。

 

このボスは耐久力が低く、しかも遺灰(ヘルプキャラ)の力を借りているとはいえ、ボス戦が成立していることは見事と言えそうです。今後、脳波だけで「忌み鬼、マルギット」など強敵を倒す超人が現れるのかもしれません。

 

Source:Jake Lucky(Twitter) 
via:Gamesradar

iOS版「フォートナイト」、1月末からゲーム内通貨が使用不可、18歳未満プレイ禁止に

2年以上前にApp Storeから削除され人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のiOS版。現在でも削除前のバージョンをプレーし続けている人は少なからずいますが、1月30日(米現地時間)から、ゲーム内通貨が使えなくなるなど、さらに制限されることが発表されました。

↑罰金はこりごり

 

公式アカウントのFortnite Statusは、iOS、Mac、Google Playで配布されていた「2020 13.40」アプリビルドを使っているプレイヤーはV-Bucks(ゲーム内通貨)が使用できなくなり、かつ18歳以上であることが必須になるとアナウンスしています。

 

2020 13.40ビルドは、MacおよびiOS向けApp Storeや、Android向けPlayストアから削除される直前の最新版でした。本バージョンで遊んでいる人は、その後のマーベルをテーマにしたシーズン(2020年8月~)やアリアナ・グランデのコンサート(2021年8月に開催)などを体験できなかったことになりますが、今月30日以降はもっと不自由になってしまいます。

 

しかし、Epic Games(「フォートナイト」の開発・運営元)は今回の変更について、全てのバージョンで最新のペアレンタルコントロール(保護者による子どもの端末の管理)を備えた内容に更新したいと発言。アップルとグーグルが制限しているため、iOSやGoogle Playなどのプラットフォームで2020 13.40ビルドは更新できないとも述べていますが、Epicはアップルやグーグルに対抗するのではなく、子どものプレイヤーの保護を強化する一環だと説明しているわけです。

 

2022年12月、Epicは「フォートナイト」や「Fall Guys」などに、一定の制限が付いた子ども向けの特別アカウントを導入。子どもは保護者の同意を得るまで、これらのゲームでDLCを購入したり、テキストやボイスチャットを使ったりすることはできません。

 

その数週間後、Epicは「フォートナイト」で13才未満の子どもの個人情報を保護者の同意なく集めていたことや、子どもに不当な課金をしていたとして、米連邦取引委員会(FTC)に5億2000万ドル(約672億円※)の罰金を支払っていました。これ以上FTCに制裁を科されないためにも、今回の措置はやむを得ないのかもしれません。

※1ドル=約129.3円で換算(2023年1月26日現在)

 

Source:Fortnite Status(Twitter) 
via:The Verge

「いっき」全8面の2周ノーミスクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、Nintendo Switchのアーケードアーカイブスで遊べる「いっき」のアーケード版に挑戦! 若い頃からアーケードゲーマーだったフジタが、全8ステージ2周という難関突破を目指す!

 

↑全8面で、クリアするとループする。2人協力プレイができたのが人気の理由のひとつだった

 

サンソフト
いっき

「Nintendo Switch」アーケードアーカイブス
ダウンロード版 838円
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000006262.html

 

個性派和風アクションのアーケード版

1985年に稼働を開始したアーケード向けアクション。悪代官の年貢の取り立てに耐えられなくなった農民の「権べ」と「田吾」が立ち上がる! 同年に移植されたファミコン版が味のあるゲームとして有名になった。

 

報酬は高級味付け海苔、罰ゲームは3連早口言葉

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、ボーナスゲームのおにぎりにちなんで高級味付け海苔をご用意しました!

 

フジタ(以下フ) 自分では買わないですけど、あったら嬉しいやつですね、これは!

 

 ただし失敗の場合は罰ゲームとして、3つの早口言葉を三連続で噛まずに“いっき”に言っていただきます。

 

 僕は滑舌は完璧ですからね。まったく噛みません!

 

 ……(笑)。

 

全8面を2周ノーミスでクリアせよ!

 今回はあまり知られていない「いっき」アーケード版です。

 

 僕もファミコン版をメインにやっていて、アーケード版はリアルタイムではほとんどやっていなかったですね。

 

 違いはどこにありますか?

 

 アーケード版はイノシシなど出てくるキャラも多くて、画面もキレイです。でも、やっぱりおバカ要素があって、面白おかしい感じになっています(笑)。

 

 最初のデモシーンで、「権べ」が一揆を起こした理由もわかるんですよね。

 

 そうした演出もファミコン版ではカットされています。

 

↑悪代官の一言「年貢の八両、この米でもらうぞ!」に反発し、一揆を起こす主人公たち。ファミコン版にはないデモシーンで一揆の背景がわかる

 

 アーケード版のほうが出来がいいんですか?

 

 まあ、そうでもなくて……。自キャラの進行に対して、スクロールが追いつかないとか大味なところもあります。

 

 さて、今回の挑戦ルールは全8面を2周ノーミスクリアです。

 

 1周5分ほどで、2周だと10分程度。動画サイズ的にはピッタリですね。それに力押しすれば1周は誰でもいけるので、連続2周のノーミスクリアがチャレンジの絶妙なラインです。

 

↑1面。ファミコン版では役に立たないと有名だった竹槍は、アーケード版では移動速度が上がり、手裏剣に対して無敵という強力アイテム

 

 一番の鬼門はどこになりますか?

 

 6面、7面あたりですね。アイテムを持っていない状態で水のなかを移動するのはすごく危険なんですよ。でも絶対に移動しなきゃいけないシーンがある。あと、迷路のところも敵が変な感じに出てくると無傷では抜けられません。

 

 逆にいえば、そこを華麗に立ち回るのが、今回の見せ場ということですね! ちなみに読者が「いっき」のアーケード版をクリアするコツを教えて下さい。

 

 とにかく止まらないことです。立っていると死ぬんですよ。絶えず自分のほうに手裏剣が飛んでくるので、ウロウロするのもよくないです。ひたすら右に逃げて、次はひたすら左に逃げる。常に方向を決めて動き続けて下さい。

 

 では、お願いします!

 

↑仙人がおにぎりを投げてくれるボーナスゲーム。アーケード版のデモを見れば、米に困窮しているためおにぎりに大喜び……という裏事情が想像できる

 

 それでは1面からスタートです。最初に漢字をふんだんに使ったデモがあって、グラフィックもキレイですね。ファミコン版だと取ったらパワーダウンする竹槍があったと思うんですが(笑)、アーケード版ではすげぇ強くなるんですよ! リーチも長いし、足が速くなるのがとにかくいい。竹槍の効果も長く続きます。マップの右下にある小判を取って、これであと2枚取ればクリア。はい、竹槍を持ったまま1面クリアしました!

【アーケード版でもフジタの一揆は成功するのか? 続きは動画で!】

 

↑最終8面は代官屋敷。どの面も基本的に小判を8個取ればクリア。8面クリア後に不吉なメッセージが……そして次の周回が始まる

 

農民ながら忍者のごときフジタの小判集め!


フジタがアーケード版でも一揆を起こす。その華麗な身のこなしは必見! 全貌はYouTubeで!!

撮影:高原マサキ(TK.c)

 

【関連記事】
ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

(c)SUNSOFT
Arcade Archives Series Produced by HAMSTER Co.

1300万円以上の価値ある「ポケモン ピカチュウ」未開封品、米税関で破壊される

約1万500ドル(約1360万円)の価値がある未開封かつ初版の『Pokémon Yellow Version』(日本版は『ポケットモンスター ピカチュウ』/以下「ポケモンイエロー」)が、米国の税関で破壊されて台なしにされたと報じられています。

↑ピカチュウ

 

このエピソードは、Nightdive Studios(米国のコンピュータゲーム企業)CEOであるスティーブン・キック氏がTwitterで紹介したもの。「私の友人は、未開封でグレーディング(専門家による査定)された『ポケモンイエロー』の初版を受け取りました……。米国の税関でアクリルケースを壊され、シールを破って捨てられ、箱の前面が切り裂かれて」とコメントしています。

 

「ポケモンイエロー」は中古価格も高めで、箱やカートリッジ、マニュアルが揃った状態であれば、eBayなどで数百ドルで売られることがあります。特に今回の商品は密封され、レトロゲームの格付け会社Wata GamesにA+の評価と10点満点中9.2点が付けられていました。

 

その価値がどれほどかと言えば、Wata Gamesの基準では「例外的に良好な状態」で、「シールがほぼ完ぺきに近い」だったということです。これとまったく同じ商品はeBayでは見当たりませんが、評価がA+でスコア9.4点と近いものは落札されたことがありました。

 

この見るも無惨な状態の「ポケモンイエロー」がどれほどの価値があるか不明ですが、おそらくA+9.2の評価を失ったことは間違いないでしょう。今後、こうした悲劇が繰り返されないように祈りたいところです。

 

Source:Stephen Kick(Twitter)
via:Gamesradar

「スーパーマリオブラザーズ2」裏面A~Dステージのノーミスクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回チャレンジするのは、「Nintendo Switch Online 」へ加入して遊べる、ディスクシステム時代の名作「スーパーマリオブラザーズ2」。ノーミスで裏ステージA~Dの全クリアを目指す!

 

↑クリアするとタイトル画面に★が付くのでクリア回数がわかる。また、ワープなしでクリアすると9面が出現

 

任天堂
スーパーマリオブラザーズ2

「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」
306円~(個人プラン1か月)
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/index.html

 

ディスクシステム向けに発売された「2」にはウラ面が存在。オモテ面を8回クリアするとウラ面ワールドA~Dが遊べる。オモテ面に似た面もあるが難しさは段違い!

 

報酬はキノコの王様、トリュフ味のおつまみ!!

編集部(以下編) 今回の報酬はキノコの王様・トリュフ味のおつまみをご用意しました!

 

フジタ(以下フ) 僕はおつまみではチータラが好きなんですが、トリュフ味のチータラはないんですか?

 

 トリュフのたれで漬け込んだ玉子やトリュフ塩を使ったナッツ、トリュフ味のポテトチップスです。

 

 どんな味なのか、玉子が一番気になりますね。

 

ウラ面のA~D面をノーミスでクリアせよ!

↑A-1では1-1と同じようにノコノコを使った無限1UPができる。残機表示はバグるが128機まで増やせる。それを超えると残り1機扱いに

 

 今回は超難関「スーパーマリオブラザーズ2」のウラ面です。

 

 オモテだけでも大変なのに、さらに難しいステージが隠されているなんてシビれますよね。しかも、ここに到達した上級者ならどうにかクリアできる絶妙なバランス。この手応えが最高です。

 

 当時、まさかアルファベットの面があるとは驚きました。さて、今回の挑戦ルールはワープありノーミスクリアです。

 

 ワープなしだと見ているほうも長いですからね。とはいえC面とD面はお見せしたいので、B面をちょっと飛ばすという感じで進めたいと思います。

 

 鬼門はやはりC面ですか?

 

 C-3はオモテの7-3と一見同じに見えますが、追加でジュゲムが出てくるんですよ。しかもジュゲムを倒さないと敵の表示数が多すぎて、ジャンプ台が消えてしまうこともあります……。

 

↑屈指の難関・C-3は、風が吹いて操作が難しい空中面。ジュゲムを倒さないとハード性能の限界でジャンプ台が消え、詰むことがある

 

 ただでさえジャンプ台連続の鬼仕様なのに!?

 

 あとはC-4の途中のファイアバーも難関です。多分、「2」の全ステージを通して一番厳しいファイアバーでしょうね。

 

 ズバリ、今回の見どころを教えてください。

 

 プロらしく、Bダッシュで突っ込みます(笑)! D-3、D-4は意外と走れるので、流れるようなプレイをお届けします。

 

 では、お願いします!

 

↑裏面終盤に差し掛かるD-1。スタート直後からハンマーブロス2体がお出迎え。ここまでたどり着いた猛者なら切り抜けられるか?

 

——それではA面からスタートです。いや、あっぶねー。いきなりやべー配置。このノコノコも当たり判定大きい。あと足場が悪い……。ま、A-1でヤバさは伝わったと思うんですが、この先もチビマリオのBダッシュで突っ込んでいきますよ。

↑D-4のラストを締めるのはおなじみクッパ。ジャンプしたら下をくぐり抜けてゴールへたどり着けばOK! タイミングを合わせるだけなので簡単だ

 

【敵に当たったらそこで終わり! 猛然と走るチビマリオの運命は——。続きは動画で!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

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(c)1986 Nintendo

「獣王記」全5ステージを1機でスピードクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、Nintendo Switchの「ナムコットコレクション」で遊べる「ファミリーサーキット」をプレイ! 先の読めないトップビュー視点で、20周もの間、中年フジタの集中力は続くのか?

 

↑全5面。ファミコンやPCエンジンなど多くのハードに移植された。メガドラ版は2人同時プレイも可能

 

セガ
獣王記

「セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online」より
4900円~(個人プラン12か月) ※「Nintendo Switch Online + 追加パック」への加入が必要
https://www.nintendo.co.jp/software/feature/megadrive/index.html

 

アーケード発の横スクロールアクション。メガドライブ初期の人気作。魔人にさらわれた神の娘を救うため、獣人に変身する能力がある獣戦士が立ち上がる!

 

報酬はサファリパークみやげ。罰ゲームは動物モノマネ!?

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、獣王にちなんでサファリパークのおみやげセットをご用意しました!

 

フジタ(以下フ) この「ホワイトタイガーのうんち」っていうのが気になりますね(笑)。

 

 ただし失敗の場合は罰ゲームとして、シマウマなど鳴き声が知られていない動物の想像モノマネをしていただきます。

 

 猫は飼っていたので、猫でいいですか?(笑)。あと、動画で見たんですけど、カワウソの声ってかわいいんですよ。

 

 普段、ほのぼの系の動物動画も見るんですか!?

 

 いや、オススメに勝手に出てきて……(笑)。

 

1~5面を1機も死なずにクリアせよ!

↑1面冒頭。強大な力ゆえに石碑に封印されていた獣人族の戦士が、主神ゼウスによって封印を解かれて復活する……という神話的な世界観の作品

 

 今回はメガドライブの初期タイトル「獣王記」です。

 

 初期作のなかでは、インパクトが強くてカッコ良かったですね。セリフの発音も、何言ってるのかわからないけどカッコいい(笑)。ずっと「あううーあー!」って聞こえてた音声が、最近やっと「パワーアップ!」だとわかりました(笑)。

 

 「獣王記」の魅力はどこにありますか?

 

 1面、2面と変身形態が怖いのに、3面のクマがテディベアっぽかったり、4面がタイガーマスク風だったり、遊び心も入ってるのが良かったです。ただ、あまりにもボリュームが少なかったですね(笑)。

 

 今回の挑戦ルールは、1面からラスト5面まで1機でクリアしていただきます。

 

 ある程度力押しもできるし、簡単な部類のゲームに入ります。なので、攻めの姿勢で素早く倒していきたいと思います!

 

↑白い双頭の狼「ラスケルトウルフ」を倒すと出現するスピリットボールを3つ取ると、各面ごとに異なる獣人に変身。迫力ある画面演出は見ものだ

 

 流れるようなプレイが見どころですね。

 

 ゆっくり倒していけば安全なんですよ。なので、プロでない方はパターンを覚えて、間合いを取りながら進んでください。

 

 では、お願いします!

 

↑鬼門の4面ボス、空飛ぶワニ「ファティクロコダイル」との対決。上空攻撃が得意な虎男「ウェアタイガー」に変身して撃退せよ!

 

——それでは、スタートです。いまのはカプセルを取った音です。この「あううーあー」は、「パワーアップ!」って言ってるんですよ(笑)。ゾンビもパンチが来るので気をつけないといけない。パワーアップは3個取ると変身できるようになります。

↑5面最後に待ち構えるラスボスは、サイの獣人「セガ・バン・ベイダー」。接近戦を仕掛けてくるので、適度な間合いを取りつつ戦おう

 

【サクサク進むフジタだが……。続きは動画で!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

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(c)SEGA

「スペースハリアーII」ハードモードの11~13面ノーミスクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online」で遊べる3Dシューティングの名作「スペースハリアーII」にチャレンジ! フジタの手は長時間の連打に耐えられるのか!?

 

↑全13面。12面までどのステージからでもスタートできる。すべてクリアすると最終13面がプレイ可能に

 

セガ
スペースハリアーII

「Nintendo Switch Online + 追加パック」
(個人プラン12か月)4900円~
https://www.nintendo.co.jp/software/feature/megadrive/index.html

 

メガドライブ本体と同時発売された3Dアクションシューティング。前作から10年後、超能力戦士ハリアーが「ファンタジーランド」の魔物を倒すため戦う。

 

報酬は宇宙日本食、罰ゲームは生カップ焼きそば

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、宇宙にちなんで赤飯おにぎりなどJAXAの「宇宙日本食」をご用意しました!

 

フジタ(以下フ) 宇宙で食べるとひと味違うんですかね? 僕は寿司が食べたい(笑)。

 

 ただし失敗の場合は罰ゲームとして、「なんちゃって宇宙食風!? お湯なしカップ焼きそばは美味しいのか?」を検証していただきます。

 

 前に「どん兵衛」を30分ふやかして食べるというのをやったことがあります。あれはあれで美味しかったですね。

 

11面~ラスト13面をハード・ノーミスで華麗にクリアせよ!

↑オープニング。新たに完成したテレポート能力増幅装置を使い、超能力戦士ハリアーが宇宙へ旅立つ。SF映画風の演出がカッコいい!

 

 今回はメガドライブの「スペースハリアーII」です。

 

 「II」はメガドライブのローンチというのが大きかったですね。ただ、ちょっと動きがカクカクしているのが残念でした。

 

 初代の10年後という設定なんですよね。

 

 前作のボスがザコ敵になっていて、昇格・降格が色々あったんでしょうね(笑)。

 

 今回の挑戦ルールは、ハードモードで11面からラストまでノーミスクリアです。

 

 「II」は柱と柱の狭い間をすり抜けていかなくちゃならなくて、難しくなってるんですよ。ボスよりも道中のほうが大変。

 

↑11面冒頭。各面は後方視点で進む。空中を飛びながら障害物や敵の攻撃を避けて撃つのが基本。残機制で一定のスコアになると1UPする

 

 ということは、柱をいかに避けるかですね。

 

 本当は1UPしやすいので、やられるの覚悟で突っ込むのもアリです。ゴリ押しで進めるんですよ。ただ、ノーミス縛りは辛い。柱のフォーメーションによっては本当に狭いところをくぐり抜けないといけない。12面の柱を華麗に避けるところが見どころです!

 

 では、お願いします!

 

↑柱が立ち並ぶ12面の難所。最初は小さいが、だんだん大きく表示される敵や柱など、奥行き感ある疑似3D表現がこのシリーズ最大の特徴

 

——それではスタートです。もう終盤なのでこの辺まで来ると何もかもヤバいですね(笑)。柱であったり、迫り来る敵のスピードだったり……。この緑の敵は当たり判定が大きいんですよ。この敵は入ってくるまでに倒せば撃たれない。柱がいっぱいあるなか戦うんでね……。危なかった。これ危ないですよ。そしてもうボスみたいな。手連(手動連打)が結構キツい。はい、倒しました! 次の12面は「I」「II」を通して一番ヤバいかも。

↑13面はボスラッシュ。最後に待ち受けるラスボスは自分の分身「ダークハリアー」!? 炎になって突進してくる。激しい攻撃に要注意

 

【敵よりも危険な柱に注意!? 続きは動画で!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

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(c)SEGA

GoogleのStadiaに朗報。コントローラーがBluetooth接続に対応へ

1月18日にサービスが終了するGoogleのクラウドゲームサービス「Stadia」ですが、純正コントローラー「Stadia Controller」へのBluetooth接続機能の追加が発表されました。

↑Ascannio / Shutterstock.comより

 

2019年にサービスが開始されたStadiaですが、「期待したほどのユーザーからの支持が得られなかった」として、昨年9月にサービスの終了が発表。購入されたハードウェアやゲーム、アドオンコンテンツなどの払い戻しがおこなわれています。

 

一方でStadia Controllerは、入力レイテンシーを低減するためにWi-Fiによる接続が採用されてきました。しかしStadiaのサービス終了が迫っている今、このコントローラーへのBluetooth接続機能がユーザーから求められていたのです。

 

Googleによれば、Stadia ControllerにBluetooth接続機能を追加するには「セルフサービスツール」を利用し、詳細は今週に発表されるとのこと。Stadiaのサービス終了は残念ですが、結果として無料のコントローラーが手に入ったのは悪くない話ではないでしょうか。

 

Source: Stadia Community via 9to5Google

今からでも始められる! 「スプラトゥーン3」を、シリーズやりこみ勢が“やさしく”こってり解説

任天堂が2022年9月9日に発売したNintendo Switch用ソフト「Splatoon 3(スプラトゥーン3)」は、発売から2か月で国内販売500万本突破という驚異的なスマッシュヒットを記録しています。

↑隠れて、撃って、そして「塗る」

 

スプラトゥーンシリーズは、初心者から中上級者まで同じゲーム世界の中で遊べる懐が深いゲームです。シンプルなルールで子どもでも楽しく遊びやすいゲームですが、熟達していくeSportsとして成立するほどの奥深さも兼ね備えています。かくいう筆者も前作を1000時間ほどプレイしている愛好者の一人です。

 

しかしながら、「流行っているけど具体的にどんなゲームかは知らない」「なぜこんなに人気が出たのかわからない」と、スプラトゥーンシリーズについてよく知らないという人も少なくないはず。また、発売から数か月が経っており、「興味はあるけれど今更始めるのも……」など、躊躇している人もいるでしょう。

 

今回は、まだ遊んだことがないという人や、スプラトゥーンシリーズについて知りたい人に向けて、本作の面白さや魅力をお伝えします。

↑「スプラトゥーン3」のタイトルカット

 

どんなゲーム?

スプラトゥーンシリーズは、いわゆる3Dシューティングゲームです。プレイヤーは「インクリング(イカ)」と呼ばれるキャラクターを操作して、インクを塗って陣地を広げたり、撃ち合ったりして戦います。

 

もっとも基本的な対戦ルール「ナワバリバトル」は、3分間の陣取り合戦です。4人1組で2チームに分かれてインクを塗り合い、ステージ上により多くのインクを残した方が勝ちという分かりやすいルールです。インクを塗り広げていくと、対戦相手との撃ち合いが生じることがあります。

↑本作の基本ルール「ナワバリバトル」では、インクの塗った面積の広さを競います

 

小さなステージでナワバリ争いをしている中で、何度も攻防が起こり、緊張感のある試合展開になります。身体を動かすスポーツで例えるなら、バスケットボールやフットサルのような楽しさがあるといえるでしょう。

 

パターン化しやすいコンピューターではなく、人間のプレイヤーが対戦相手となるため、試合運びには無限のバリエーションが生じます。戦いの舞台は“ストリート”や“渓谷”、“造船所”など十数種類が存在し、一本道な通路で相手からの猛攻を防いだり、巨大な障害物を生かして戦ったりと、その局面を考えて自分の動きを決めていく必要があります。テンポ感の良いアクションゲームでありつつ、将棋のような戦略性も求められるのがスプラトゥーンの楽しさです。

 

●インクをまき散らすイカのプレイヤー

プレイヤーが操作する「インクリング」は、「ヒト」と「イカ」の2つの操作を持っています。2つの姿はボタン操作で瞬時に切り替えられます。ヒトの姿でインクを塗り広げて、その跡をイカの姿で素早く泳ぐといったように、ヒトとイカの姿を切り替えながら戦うことになります。

↑スプラトゥーンのキャラクターは「ヒト」と「イカ」の2つの姿を持つ不思議な生き物です(「タコ」もいます)

 

ヒトの姿ではブキを手に持って、インクを塗り広げることができます。対戦相手のキャラクターにインクで攻撃することもできますが、動きが遅く、隠れるのは苦手です。イカの姿ではインクに潜って素早く泳いだり、壁に登ったりできるようになります。イカの姿では対戦相手から見えづらくなり、インクの残量を回復できるという特徴もあります。

 

インクを塗り広げると移動範囲が広がり、試合展開が有利になるため、3分間の試合中はずっと撃ちっぱなしで戦うことになります。インクを塗るというアクションは分かりやすく、素朴な面白さもあります。

 

自分の操作で画面いっぱいにインクが広がっていく様子には、えもいわれぬ愉快さを感じます。初心者のうちは相手との撃ち合いになると負けてしまうこともありますが、負けたとしても楽しさが残るようになっています。何度も挑戦して、練度が上がっていくと、次第に相手に勝てるようになってきます。アクションが上達して相手を出し抜けるようになったときの喜びはひとしおです。

↑画面いっぱいにインクを塗り広げていくのは、素朴な楽しさがあります

 

スプラトゥーン3はなぜ「面白い」のか?

本作の魅力を筆者なりに読み解くと、「遊び方の幅広さ」と「協力プレイの楽しさ」、それに「独特の世界観」が織りなすものであると考えられます。

 

●ブキも戦法も多彩

本作には60種類以上の「ブキセット」があります。ブキセットはメインウェポンと、ボムのようなサブウェポン、必殺技のスペシャルウェポンの組み合わせになっています。

 

ガンガン攻め入って戦うのに適したブキがあれば、インクをひたすら塗り広げていくのに特化したブキもありと、ブキはそれぞれに個性があります。その形もユニークで、水鉄砲のようなものもあれば、絵筆や洗剤のボトル、風呂おけをモチーフにしたものまであります。

↑ブキは60種類以上あり、使い込んでいく過程も楽しめます

 

戦い方はブキによって大きく異なります。例えば、初心者でも扱いやすい「シューター」は、水鉄砲のようにインクを撃ち続けることができます。「チャージャー」は、射程が長く、スナイパーライフルのように遠くの相手を狙って打ち抜きます。「フデ」のように、ステージを自在に移動して相手を翻弄させるブキも存在します。

 

自分の戦い方にあったブキを発掘して、相棒として使い込んでいくのも本作の楽しさ。使い慣れたブキから持ち替えると、まるで別のゲームを遊んでいるかのような新鮮さで楽しめます。

↑「パラシェルター」は傘型で防御しながら戦うトリッキーなブキです

 

↑事務製品のような形の「ジムワイパー」。本作で追加された新しいブキで、大刀のように振って戦います

 

↑スペシャルウェポンは試合を決める必殺技、ド派手な演出で

 

●少ないコミュニケーションで連携を取る楽しさ

本作の対戦・協力モードはいずれも4人1組でのチーム戦。このチームで協力して戦うという要素は、スプラトゥーンの難しさであり、楽しさでもあります。

 

チーム編成は基本的に、そのとき遊んでいるプレイヤーから実力が近い人が編成される仕組みです。チームメイトが手にしているブキはその時々によってさまざま。戦う相手のブキについても、味方と似通っていることもあれば全くバラバラの布陣ということもあります。

 

そして、チームメイトと連携する手段は限られています。フレンド以外のユーザーとチームを組むときは、「カモン!」と「やられた!」、そして「ナイス!」という3つのメッセージしか送れません。

 

自分が撃ち合いでどれほど強くとも、味方と上手に連携できないと負けてしまうのがスプラトゥーン。他のプレイヤーとうまく連携して勝った時の楽しさは格別のものです。

 

●自分の個性で世界を彩る

スプラトゥーンの世界は、独特なグラフィティで彩られています。プレイヤーが集まる「広場」やステージは、至る所に独特の落書きや不思議なステッカーが貼られており、まさに“カオス”。ステージや街中の見慣れた場所でも、細部を見渡すと意外な発見があります。

↑本作の舞台となる「バンカラ街」。至る所にグラフィティがある混沌とした空間です

 

このカオスな世界の中で、プレイヤーが自分のこだわりを表現することもできます。本作で追加された「ロッカー」では、ゲーム内の随所を彩るアイテムを収集して、自分だけのロッカーに飾ることができます。モノを整理整頓して並べる人がいれば、詰め込むだけ詰め込んだような人もいたりと、ロッカーの作り込みは人それぞれ。プレイの合間のちょっとした時間に楽しませてくれます。

↑「どうぶつの森」の部屋のように、自分だけの空間を作れるロッカー

 

戦う時のファッションでも、自分らしさを表現できます。ファッションアイテムはアタマ、フク、クツという3つの種類があり、ゲーム内で稼いだおカネを使って、お店で買うことができます。オーソドックスなものロゴ入りシャツから、アヴァンギャルドなものまで多数存在しますが、いずれもどこか個性的な作りになっており、制作者のこだわりを感じます。ファッションアイテムには「ギアパワー」というゲームに関わる要素もあり、ギアパワーを付けると少し動きやすくなったり、塗っている時のインクの減りを抑えられるといった効果もあります。

↑アタマ、フク、クツは日替わりでお店に並ぶ

 

「イラスト投稿」機能では、ドット絵を投稿することができます。人気のあるイラストは広場に登場したり、ステージの随所に掲示されたりして、ゲームの世界の一部になります。秀逸なイラストは眺めているだけでも楽しく、プレイ中に目にした投稿イラストにホンワカしたり、笑ってしまうこともあります。

 

このほか、本作では「ネームプレート」も追加されました。プレートのデザインが変更できるほか、ユニークな「二つ名」を設定したり、経験を積むともらえる「バッジ」をつけてアピールできるようになっています。

↑本作から追加された「ネームプレート」。二つ名は上の句と下の句があり、上下を組み合わせて設定する

 

多彩なモードを遊びつくせ!

本作には、基本モードの「ナワバリバトル」以外にも多くの遊び方があります。以下、本作の各モードをさっくりと紹介します。

 

●ガチとガチのぶつかり合い「バンカラマッチ」

バトルを真剣に遊びたい人向けには、「バンカラマッチ」という対戦モードが用意されています。バンカラマッチでは動くヤグラに乗ってゴールを目指す「ガチヤグラ」や、アサリを集めてゴールにシュートする「ガチアサリ」など4つのルールがあり、いずれも基本モードのナワバリバトルよりも撃ち合いが発生しやすいルールになっています。

↑ナワバリバトルよりもストイックな戦いが楽しめる「バンカラマッチ」

 

バンカラマッチでは、プレイヤーのプレイスキルを「ウデマエ」というレートで表現されており、遊んでいくうちに強い相手と対戦できるようになります。

↑バンカラマッチの「ガチヤグラ」ルール。動くヤグラを取り合いゴールを目指す

 

バンカラマッチでは、チームメイトや対戦相手のブキ編成や、その場その場での動きをみて、勝敗を決めるアイテムをどのタイミングで動かすか、常に状況判断が求められます。ナワバリバトルよりも戦略性が高く、シビアな戦いが求められるモードと言えます。

 

12月からはさらに上級者向けの「Xマッチ」が遊べるようになりました。ウデマエを上げた上級者向けの対戦モードで、プレイスキルを数値化するレート制を採用しています。自分の実力をストイックに追求したい人には適した遊び方になっています。

 

●危険なバイトに挑む協力モード「サーモンラン」

対人戦が苦手な人にも楽しめるモードも用意されています。協力型モードの「サーモンラン」(通称バイト)もそのひとつ。サーモンランでは、ランダムで支給されるブキを手にして、次々に襲来する「シャケ」を4人で退治します。オオモノシャケと呼ばれる強いキャラクターを倒して、「金イクラ」を回収するのがゲームの目標です。

↑怪しい雰囲気が漂う「バイト(サーモンラン)」の受付所

 

↑サーモンランのミッションは、襲い来るシャケ(敵キャラ)を撃退し、金イクラを回収すること

 

コンピューターが相手とはいえ、侮ることはできません。実力が上がっていくにつれて、大量に迫り来るシャケをいかに捌いていけるかという、緊迫感のある戦いになっていきます。特に最上位クラスの難易度は今作で格段に向上しており、裏を返せば、長く楽しめるようになっています。

 

また。本作のサーモンランでは新要素として、数回遊ぶごとにボーナスステージとして、強大なボスキャラ「オカシラシャケ」が登場するようになりました。オカシラシャケの1つ「ヨコヅナ」が、大怪獣かと思わせる巨体で攻撃をしかけてくる様は圧巻。なかなか倒せませんが、与えたダメージに応じて報酬がもらえます。

 

オカシラシャケを目標として定めると、「今のチームなら勝てそうだから、オカシラシャケが出てくるまで遊ぼう」と毎日のプレイのモチベーションを保てるようになっています。

↑本作では強大なボスキャラ「オカシラシャケ」も登場するように

 

●一人でも楽しめる「ヒーローモード」

オフラインで遊べる一人用モード「ヒーローモード」も存在します。本作に登場するブキを使う本格的な3Dアクションゲームです。多くのステージを攻略していく中で、新しいブキやバトルで必要な動き方を自然と学べるようになっているため、初めてプレイする人には特におすすめのモードです。

 

敵の強さはほどほどですが、ボリュームは十分。遊びごたえはばっちりです。前作スプラトゥーン2をそこそこやり込んだ筆者でも苦戦するほど難しいステージもいくつかあり、隠しモードを含めて一通りクリアするのに10時間ほどかかりました。難しいステージは飛ばしてもクリアできるため、まずは簡単なステージだけをプレイしていくと良いでしょう。

↑一人用モード「ヒーローモード」はスプラトゥーン3の仕組みを使った3Dアクションゲーム

 

●2日だけのお祭り「フェス」

スプラトゥーンシリーズには、「フェス」というイベントが存在します。フェス期間中は、町やステージの雰囲気が一変。バトル中もフェス専用の音楽になるなど、お祭り感に包まれます。

 

プレイヤーは3つの陣営に分かれて戦い、2日間の戦いで獲得した「コウケン度」の量で陣営の勝敗を競います。フェスマッチのルールはナワバリバトルと同じ。自陣営が勝利しても負けても同じくらいの報酬がもらえます。参加してゲームを楽しんだものが勝ちという気軽なイベントとなっています。

↑「フェス」はスプラトゥーンのお祭り。期間中は町の雰囲気も一変する

 

フェス後半には、本作から追加された特別なルール「トリカラバトル」がプレイできるようになります。トリカラバトルは、3つの陣営が4人×2人×2人のチームを組んで、三つどもえで戦います。トリカラバトルの勝敗を決めるのは「スーパーシグナル」というアイテム。4人のチームはシグナルを防御して、2人のチームは協力してシグナル奪取を目指します。

 

トリカラバトルはライバル陣営同士が協力して攻撃するという特殊なルールですが、攻める側の2人チームは裏切ることもできます。2人チームが裏切り続けると4人チームを利してしまうため、攻める側は協力しつつ戦うことになりますが、アイテムの奪取が陣営全体の勝敗を決める要素になるため、タイミング良く裏切って実績を稼ぐという戦略もアリと、戦略性が求められるルールになっています。

↑3チームが防衛側と攻撃側に分かれて戦う「トリカラバトル」。2チームで挑む攻撃側チームには時に裏切り合うことも

 

●意外と侮れないおまけ要素「ナワバトラー」

前作スプラトゥーン2では、“おまけ”要素として、簡単なリズムゲームが遊べるようになっていました。本作では「ナワバトラー」というボリュームたっぷりな“おまけ”が遊べます。

 

ナワバトラーはナワバリバトルを平面にしたような陣取りパズルゲーム。マス目の形が描かれたカードを順番に出し合って、なるべく広いマス目を確保した方が勝ちというシンプルなルールです。ステージの形や相手の動きによって出せるカードが制限されるため、カードデッキの構成が勝敗の鍵を握ります。

 

バンカラマッチやサーモンランの合間の息抜きとして遊べますが、ついついハマってしまう中毒性の高さもナワバリバトルと同じです。ゲームの中のイカ達も同じようで、バンカラ街を歩いてみると、そこら中にナワバトラーのデッキが置いてあります。

 

発売時の仕様では対コンピューター戦しかできませんが、強いコンピューター相手に勝てずに気付けば数時間経つこともしばしば。ナワバトラーで強いデッキを作るために、ナワバリバトルを遊んでいるという人もいるかもしれません。

↑カードを出し合う陣取りゲーム「ナワバトラー」

 

●進化していく対戦環境

任天堂は本作において、発売から2年間、アップデートが定期的に配信すると予告されています。本作には“シーズン”という概念があります。シーズンは約3か月で移り変わり、そのタイミングでアップデートが提供されるようです。

 

最初のシーズンは11月で終わり、2022年12月からは2つ目のシーズン「2022冬 Chill Season」がスタートしました。この変わり目には、新たなブキとして「スペースシューター」など3種類が追加され、前作までに登場したマイナーチェンジ版のブキも10種類が登場しました。サーモンランの特別なモード「ビッグラン」という大型イベントや上級者向けの「Xマッチ」が解禁となります。

 

新シーズンを迎えて、ますます盛り上がりを見せるスプラトゥーン3の世界。まだ遊んだことがない人も、ぜひ飛び込んでみてはイカがでしょうか。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

電源に挿せばすぐ遊べる!「Wii」を業務用ブラウン管モニター用カードに改造した人が出現

任天堂のレトロゲーム機・Wiiをソニーの放送・業務用ブラウン管モニターに内蔵し、電源を挿せばすぐに遊べるように改造した猛者が現れました。

↑WiiをBVMでプレー

 

過去のゲーム機を最新の4Kテレビに接続しても、グラフィックが綺麗に見えるわけではありません。10数年以上も前のゲームは、液晶テレビ以前のブラウン管テレビで遊ぶことを前提として作られており、ドットのぼやけなどを上手く利用していたからです。

 

もしも「レトロゲームを本格的に楽しみたい」「開発者が意図した通り再現したい」のであれば、昔ながらのブラウン管テレビ、それもソニーが業務用に開発したビデオモニター「BVM」シリーズでプレーすることが理想のはず。

 

このBVMシリーズは放送局用として設計されており、往年のブラウン管テレビをより高品質としたものです。しかし、民生品テレビのような入力端子はなく、背面のスロットに挿すオプションボードを交換することで、映像やデータのやり取りを実現していました(その後も有機EL版などが発売)。

 

そこで、バーチャルボーイを携帯ゲーム機に改造したことで知られるYouTuberのShank Mods氏は、オープンソース情報を元にWiiを入力カードに作りかえ、BVMの後ろに挿入すればゲームが遊べる仕組みを実現しました。

 

この改造が素晴らしいのは、Wii入力カードの後ろには有線ゲームキューブ用コントローラーを接続できる4つのポートを備えていること。BVMにWiiカードを挿入すると自動的にビデオ入力に接続され、必要な電力は全てモニター側から供給されるので、電源ケーブルは1本で済みます。電源を入れるとカスタムメニューが起動し、ゲームキューブとWiiの全ゲームをプレーできるそう。

 

YouTubeのコメント欄には、Wiiカードの作り方を詳しく説明したロングバージョンの動画を希望する声が寄せられています。が、問題は現在でも動くBVMを確保することかもしれません。ジャンク品であれば1000円前後で販売されてますが、正常に動作するものはなかなかのお値段となるようです。

 

Source:Shank Modes(YouTube)
via:Gizmodo

PS5は縦置きより横置きにすべき? 冷却用の液体金属がこぼれ落ちてしまったケースも報告

ソニーのPlayStation 5は、縦置きにも横置きにしても使うことができます。が、複数のハードウェア修理専門家が、縦置きで使い続けると一部の製品で大きな問題が起こる可能性があると指摘しています。

↑縦置きのPS5に意外な故障のリスク?

 

PS5のメインプロセッサーとヒートシンクの間には、液体金属が塗られています。効率よく熱を回収して冷却するための仕組みですが、これが縦置きの場合は問題を引き起こしてしまう恐れがある、というものです。

 

たとえば、ある修理工場のオーナーは、PS5の内部で液体金属がこぼれてしまい、下の部品にまで掛かってしまった写真をツイートしています。

これは唯一のケースではなく、長らく垂直に立てていたPS5はリスクが高く、通常版とデジタルエディションの両方に影響があり得るそうです。

 

いくつかの事例から、プロセッサーとヒートシンクの間にある「シール」(封止)が時々動き、破れてしまうことがあると判明しています。そんな場合でもPS5を横置きにしていれば、液体金属は漏れずに問題なくPS5を冷却できます。が、PS5を縦置きにしてシールに何かが起こると、液体金属が徐々に下に落ちていき、凹凸ができ、冷却能力に影響を与え、本来届くはずのない部品まで届いてしまう恐れがあるようです。

 

これはPS5全てに起こっているわけではなく、ほとんどのユーザーは縦置きで1~2年以上も問題なく使えているようです。とはいえ、もしも問題が発生すればPS5が故障する可能性もあるため、ソニーから何らかの発表があるまでは、当面はPS5を横置きにしておくほうが無難かもしれません。

 

Source:Consoles System(Twitter)

via:Wccftech

Epic GameのCEOが宣言「今年フォートナイトはiOSに帰ってくる!」

人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」がApp Storeで削除されてから約3年が経ちました。しかし2022年の大晦日に、本作を開発・運営するEpic Game社のティム・スウィーニーCEOが「来年にはiOSに帰ってくる!」と意味深な発言をしたことが注目を集めています。

↑和平交渉中?

 

なぜフォートナイトはApp Storeから削除されたのか? その始まりは、アップルの主張によれば、EpicがApp Storeのルールに違反したことでした。本作はゲーム内通貨「V-Bucks」をアプリ内購入により販売。このアプリ内購入とは、アップルが手数料として売上の30%を取る仕組みです。

 

しかし、フォートナイトはアップデートにより、Epicから直接買える支払い方法を導入。そちらを経由すればアプリ内購入より20%安くなりましたが、要するにこれは「アップルへの手数料を回避する」方法でした。

 

これをアップルはApp Storeガイドラインに違反したとして、フォートナイトをストアから削除したとの声明を発表。その後、アップルとEpicはお互いを訴えて法廷闘争に突入し、今なお両社が歩み寄る目処は立っていません。

 

ところが、2022年11月に欧州連合(EU)の「デジタル市場法(DMA)」が発効したことから、風向きが変わってきました。アップルが一定の基準を満たすハイテク企業「ゲートキーパー」に指定された場合、iPhoneで他社製のアプリストアやサイドローディング(正規ストア以外からのダウンロードやインストール)を認めるよう義務づけられる可能性が生じたわけです。実際、アップルは次期「iOS 17」で自社App Store以外のアプリストアを利用できる準備を進めているとの報道も

 

これらを総合的に考えると、スウィーニーCEOの発言は「近い将来にiOSで許可されるかもしれないサードパーティ製アプリストアを指しているのではないか?」と憶測を呼んでいるしだいです。

 

まだ2023年は始まったばかりのため、この予告が本当かどうかが分かるには、最大1年ほど待つ必要がありそう。すでにXbox Cloud Gamingを通じてiPhoneやiPadでフォートナイトを遊ぶこともできますが、よりレスポンスも速く操作も快適なiOSアプリ版の復活を待ち望むファンも多そうです。

 

Source:Tim Sweeney(Twitter)
via:9to5Mac

プロ野球からアニメまで幅広く網羅する、国内最大級のスポーツカード専門店「ミント」の魅力

最新シリーズならスーパーやコンビニで手に入る「カルビープロ野球チップス」だが、過去のカードや、どうしても手に入れたいカードがあるなら、専門店で探すのも手だ。国内最大級のスポーツカードショップチェーン「ミント」の横浜店を取材した!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

大人も子どももカードの世界に没入!

↑国内最大級のスポーツカードショップチェーン「ミント」横浜店

 

この人に聞きました!

ミント横浜店

五十嵐直樹店長

日本プロ野球、米国4大スポーツを中心に、スポーツカード全般に精通。カルビープロ野球カードは75年から収集していた。

日本のコレクターは皆カルビーを通ってきた!

↑各年代のカルビープロ野球カードがシングル(単品)で売られている。在庫は変動するので、宝探し感覚で好きな選手を探そう

 

「ミントは日本のプロ野球をはじめ、アメリカ4大スポーツや海外サッカーなど、幅広いジャンルのカードを取り扱っています。全国でショップを展開し、スポーツカードの品揃えは国内随一です」(五十嵐直樹店長)

 

広大なショーケースには、スポーツカードのほかにも、さまざまなキャラクターのカードが並んでいる。

↑カルビープロ野球カードで特に人気が高いのは、箔サイン入りのキラカード。どうしても出なければ単品を狙える

 

「『マジック:ザ・ギャザリング』や『ポケモンゲームカード』などのゲームカードも人気が高く、当店ではスポーツカードとゲームカードの取り扱いは半々くらいです。ゲームカード目当てでご来店して、スポーツカードの世界に足を踏み入れるお客様もいるんですよ」

 

個人的にもカルビープロ野球カードが好きだという五十嵐店長に、その魅力を聞いてみた。

 

「写真が魅力的です。プロ野球ファンなら『あのときのシーンだ』とわかるものが多く、こだわりを感じます。最近のカードは四隅が丸く、角が傷みにくいのも良いですね。日本のスポーツカードコレクターは皆、カルビーからスタートしていると言えるほど歴史のあるシリーズなので、これからも素晴らしいカードに期待しています」

 

ミントの4つの魅力

1: グレーディングすれば売るのも買うのも安心!

世界最大のカード鑑定機関「PSA」への申請代行を行う。鑑定済みカードはグレーディング内容を明記のうえ専用のケースに入れられるため、購入時も安心だ。スポーツカードだけでなく主要ゲームカードにも対応。

 

2: カードだけでなく貴重なメモラビリアも販売!

カードだけでなく、サイン入りユニフォームなどのメモラビリアも取り扱う。こちらも本物であることを示す保証書付きなので安心。ネットでは高額で転売されるケースが多いが、ミントでは正規価格なのでお買い得だ。

 

3: MTGやポケモンなどのゲームコーナーが大充実!

カードゲームを楽しめる広大なデュエルスペースは横浜店の魅力の一つ。土曜はマジック:ザ・ギャザリング、日曜はポケモンゲームが行われ、休日は予約でほぼ満席になる。ポケモンは親子で参加する人も多い。

 

4: ワンピースなど人気アニメのレアなカードも人気上昇中!

日本のゲームカードといえばポケモンや遊戯王が有名だが、いま人気が急上昇しているのがワンピース。横浜店ではレアカードも豊富に取り扱う。その他の人気アニメカードも充実し、通行人の目を引いている。

 

訪れたのはココ!

スポーツカード&カードゲームショップミント横浜店

プロ野球やMLBをはじめとするスポーツカードから、MTGやポケモンなどのゲームカードまで幅広く取り扱う。カルビープロ野球カードはシングル(単品)で販売されており、効率良くコンプリートを目指す人にオススメ。

住所:神奈川県横浜市西区高島2-19-12マルイシティ横浜7F

TEL:045-594-9800

営業時間:10:30〜20:30

定休日:なし

店頭買取:○(取り扱い商品全般・受付は閉店1時間前まで)

通信買取:×

WEB通販:○

 

↑ミントは全国店舗&ECで展開中!

 

↑50年目のアニバーサリーを迎えた「カルビープロ野球カード」の歴史を振り返る「カルビープロ野球カード 50YEARS ANNIVERSARY BOOK」が好評発売中! 永久保存版の一冊だ

 

現役東大生が出題する謎を解けるか? 年末らしく白黒つけたくなる謎など2問

お久しぶりです。すっかり真冬の寒さとなりました。年の瀬押し迫るなか、仕事をようやく納めた方も多いのでは? ここでちょっとひと息。謎解きで、一年仕事に勉強にと酷使したアタマをスッキリさせましょう!

 

出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。そんなふたりがてがける謎を、あなたは解ける!?

 

【第1問】窓とリンゴ(難易度★★☆☆☆)

ハテナに入る言葉をお答えください。

【ヒント】
この形から連想されるもの何でしょう? ほら、新年会なんかでよくあるアレです!

 

【問題】モノクロアート(難易度★★★☆☆)

ハテナに入る言葉をお答えください。

【ヒント】
左側の、白と黒の3つのイラストが何を表しているのか考えましょう!矢印の先にお化けのイラストがあることから、3つのイラストの名前の一番初めの文字はそれぞれ「お」「ば」「け」であると考えることができます。

 

以上2問の正解はこちら。この後の解説で、詳しく答え合わせをしていきましょう。

 

第1問

【答え】

ビーチ

 

【解説】

5×5マスでところどころ穴が開いている、この形から連想されるものはビンゴのカードです。真ん中はFREEマスになっているはずなので、青で塗られているマスの列はビンゴ、赤で塗られているマスの列はリーチになっています。これらを右の青と赤の矢印の先に入れ、線でつながっている文字を読むと、「リンゴ」と「ビーチ」という言葉が出来上がります。よって答えは「ビーチ」となります。

 

第2問

【答え】

うどん

 

【解説】

3つのイラストは頭文字が「お」「ば」「け」であることも考慮すると、「おうだんほどう」「ばーこーど」「けんばん」であると分かります。よって、ハテナにつながる矢印の下にある文字を読むと、「うどん」という言葉が出来上がります。

 

いかがだったでしょうか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

<< すべての謎を見る

発売日3日間で約345万本販売! 今さら聞けない大人気「スプラトゥーン3」の楽しみ方を解説

「コレ知ってないとヤバいかも?」な最新トピックをオールジャンルで大特集。今回は、発売後3日間で約345万本という驚異的な販売本数を記録した「スプラトゥーン3」を紹介。「イカ」と「ヒト」とを自由に行き来してナワバリを自分のチームカラーに塗っていく明快なルールで人気の本作の楽しみ方を解説する。

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

 

いまさら聞けない基本の「き」から楽しさの本質までクイック解説!

 

私が解説します!

ゲームライター

岡安 学さん

eスポーツを中心に活動するフリーライター。多くの大会やイベントを取材。近著は「みんなが知りたかった最新eスポーツの教科書」。

 

相手を倒すだけではない多様な遊び方が人気の理由

スプラトゥーンは4対4で対戦するアクションシューティングゲーム。一定の拠点のなかでインクを発射し合うので、タクティカルシューティングの要素が強いが、地面をインクで塗ることで動きやすくなるなど、オリジナル要素もある。チームでの集団戦や何度倒されても復活できる点はMOBA(※)に近く、さまざまなジャンルの面白さを凝縮しているのが人気の理由だ。

※「マルチプレイヤーオンラインバトル」の略

イカやタコに変身することでインクが塗られた場所で速い移動ができ、インクの補充や、体力も回復もできる。銃撃戦や肉弾戦が不得手なプレイヤーでも塗りで貢献し、遊び方も多様なのが面白い。

 

使用できる「ブキ」はシューター、筆、ローラー、バケツなどさまざまで、近距離、長距離、塗り、バトルと得意分野が異なる。さらにサブウェポンやスペシャルウェポンの組み合わせによって、似たようなブキでも戦い方が変わってくる。プレイヤーのレベルが上がってくると使用できるブキが増えるので、プレイするモチベーションが上がるのも魅力だ。

 

↑任天堂 スプラトゥーン3 6578円(パッケージ版)、6500円(ダウンロード版)

 

3分間に4対4のチームバトルでインクを塗りあう「ナワバリバトル」を基本に、より多くの面積を塗ったチームが勝利する単純明快なゲーム。だが「ブキ」や「ギア」、チーム内でのポジション(役割)の選択など、奥深さも持ち合わせている。

 

 

 

 

そもそも「スプラトゥーン」とは?

インクを発射する「ブキ」などを使い、地面を自分のカラーに塗りながら相手も倒していく。敵を倒すのが目的ではなく、各モードで勝敗条件は変わる。例えば塗りの面積の大きさやヤグラをゴールに運ぶなどその条件は多彩だ。

 

「イカ」と「ヒト」で自在に変身

 

「ヒト」では武器を構え、攻撃や塗りができるが移動は遅い。「イカ」は自分のカラーのインクに潜れ、高速移動や壁上りなどが可能。インクに潜っているときは体力とインクの補充もできる。

 

「ヒーローモード」で腕を上げる!

 

ヒーローモードはひとり用モードで様々なミッションをクリアする。ゲームとしても楽しいが、武器の使い方や特殊な移動方法など、遊びながら学べるので、対戦前にプレイしたい。

 

スプラトゥーン3のプレイで知っておきたいキーワードがコレ!

【バトル】 バトルはレギュラーマッチとバンカラマッチの2種類

バトルには大きく分けて、ランクが変わらないレギュラーマッチと、勝敗によってランクが変化するバンカラマッチの2種類がある。レギュラーマッチは塗った面積で勝敗を決めるナワバリバトルで、バンカラはガチエリアなど4つのルールがある。

 

↑ゲームがスタートしたら、自チームのインク色に染めていくのが基本。相手チームのインクに入ると動きが鈍くなるだけでなく、ダメージも受ける

 

↑3分間のバトル終了後には、勝敗と塗った割合を発表。プレーエリアすべてを両チームで塗れることは少なく、多くは合計90%近辺の面積になる

 

【「ブキ」と「ギア」】 ブキは攻撃のメインとなり、ギアは能力をアップさせる

ブキはメイン、サブ、スペシャルの組み合わせ。サブは、シールドなど補助系で、スペシャルはゲージが貯まると使用できる。ギアはアタマ、フク、クツの3種類があり、ギアについているスロットにギアパワーを組み込むことで能力をアップできる。

 

↑ブキは大きく分けて11種類。インクを連射できる「シューター」を基本に、広く塗る「ローラー」や遠くまで飛ばす「チャージャー」など多彩だ

 

↑イカたちのファッションアイテムであるギア。バトルで手助けしてくれる特殊な能力が備わり、身に着けると少しパワーアップできる

 

【バイト(サーモンラン)】 ギアやギアパワーがもらえる宿敵シャケとの大決戦

シャケのナワバリに出向き、シャケを狩るバイト。時折登場するオオモノシャケを倒し、金イクラを収集する。全3ステージあり、ステージ毎に設定された金イクラ数を集めればクリア。クリア後はバイト代としてギアやおカネをもらえる。

 

↑シャケのナワバリがバイトの現場。次々と現れるシャケを狩ってイクラを集めていくと、強力なシャケである「オオモノシャケ」が登場する

 

↑バイトをクリアして「オカシラゲージ」を貯めると、ある確率で超巨大なオカシラシャケ “ヨコヅナ” が登場。倒すには4人の協力プレイが必須だ

 

もっと知りたいスプラ3

その1  バトル後の評価でモチベーションUP!

各バトル後には、自分がどれだけ活躍したかを「ゲットした表彰」で評価してくれる。初心者プレイヤーはまずどんな表彰でも良いので受賞できるようになると、モチベーションが上がる。

 

↑「バトルNo.1」は、アシスト/倒した数がチーム内で最多の証。そのほか敵陣への塗り面積No.1の「アウェイ塗りNo.1」など多数ある

 

その2 フェス開催時はポイントUP!

期間限定で開催される「フェス」をチェック。3つのお題どれかに投票し、その勢力に所属してバトルを展開してポイントを稼ぐ。フェス期間中のバトルは獲得できるポイントもアップする。

 

↑フェスは「ヨビ祭」と「本祭」の2部構成。まずは投票所で3つの選択肢から選んで投票。その後は所属勢力のポイントを稼いでいく

 

スペシャリストが語る「スプラトゥーン」の奥深さ

たいじさん

2009年から活動を開始し、「スプラトゥーン2」では公式大会で3度国内優勝、世界大会は2度優勝。スプラトゥーン界隈では「王」と称される。

 

それぞれの “得意” を生かしたチームプレイが楽しいゲーム

「FPS、TPSなどのゲームが好きで、独特なジャイロでの操作がとても直感的だったのがスプラトゥーンにハマったきっかけです。メジャーなFPS、TPSはひと通りプレイしてきましたが、スプラトゥーンは撃ち合いのなかに “塗り” という要素が入ることで、かなり奥深い読み合いが発生して非常に面白いですね。プレイヤー自身の動き+チームの塗り状況によって有利不利が入れ替わります。そのため相手を倒すことに特化した立ち回り、塗りに特化した立ち回りなどそれぞれ役割ができ、チームプレイがとても楽しいです。また強力なスペシャルウェポンを使って塗れるなどプレイヤーを倒す以外の方法でチームに貢献できる点も、非常に奥深いゲームだと思います」

 

↑4人すべてが相手を倒すことが得意な必要はない。塗りに専念する、仲間をサポートするなどそれぞれ活躍できる立ち回りがあるのがポイントだ

 

(C)Nintendo

今更聞けない「2022年の名作ゲーム」丁寧解説。ストーリー概要やヒット背景も網羅。

「今年、そんなに人気になるようなゲームあったっけ……?」

 

そう思った方、今年はゲームの歴史の流れを塗り替えるほどの話題作が登場しているんですよ。今回はそんな2022年話題のゲームを、ホラーゲーム作家/ゲームライターとして活動する田中一広がピックアップ。皆さんに紹介します。いずれの作品も、話題になるだけの内容を備えた傑作です。ぜひこの記事でチェックして、年末年始にプレイしてみてください。

 

【その1】「ゲーム・オブ・スローンズ」原作者が関わった美麗なオープンワールドが話題! 「ELDEN RING(エルデンリング)」

↑ELDEN RING(PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)

 

ファンタジー世界を舞台にしたアクションRPGです。舞台となるのは、女王マリカを戴く「狭間の地」。巨大な力を宿す指輪「エルデンリング」が砕かれたことで狭間の地に戦乱が勃発、大いなる意志からの祝福が失われてしまいます。プレイヤーは狭間の地に再び祝福を取り戻すため、砕かれた「エルデンリング」を集め始める……というのが大まかなストーリー。

 

本作を制作したフロムソフトウェアは、「DARK SOULS(ダークソウル)」シリーズなど「死にゲー」と呼ばれるほどの高難度ゲームが特徴。本作もこの延長線上の作品となっているので、ガチガチのゲーマー向けタイトルといっていいでしょう。にもかかわらず、本作は一般層にもヒットしました。

↑ELDEN RING(PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)

 

ヒットのポイントは3つ。1つ目の要素は、この記事の画像を見てもお分かりいただける圧倒的な美麗なグラフィック。そして2つ目の要素は、この幻想的な世界観の構築に、海外の人気ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作「氷と炎の歌」の作者、ジョージ・R・R・マーティン氏がかかわっていること。

 

最後に3つ目の要素がオープンワールド。オープンワールドというのは、ゲーム内の世界が地続きで区切りなく作られていることを示す用語です。RPGをプレイしたことのある人ならお分かりの通り、ゲームでは「建物から街へ出た」だとか「街から街の外に出た」などの区切りのタイミングが存在。そのタイミングでデータの読み込みが発生します。しかしオープンワールドにはこの区切りがないように作られています。

↑ELDEN RING(PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam)

 

区切りがあると、どうしても「リアルに作られているけど、結局ゲームの世界だよな」と感じてしまうものですが、オープンワールドにはそれがありません。また区切りがないからこそ、どこへでもいけるように作られているというのも特徴でしょう。

 

この圧倒的美麗な幻想世界は、現実のように区切りがなく、どこへ行ってもいい……。確かに難しいかもれないけど、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」といったファンタジー作品が好きな人なら本作に魅力を感じないはずがありません。

 

ただ、本作の美麗さを最大限味わえるPlayStation 5やXbox Series X|Sといったハードは半導体不足のためか、売り切れが続いている状況……。なんとももどかしい状況ですね。

 

【その2】超絶大ヒットでグッズが売り切れ! 「スプラトゥーン3」

↑スプラトゥーン3(Nintendo Switch)

 

イカたちがインクでナワバリを塗り合う、三人称視点シューティングゲーム(TPS)です。イカ……というのは文字通り、海に棲息する十本足のあのイカのこと。「スプラトゥーン」の世界には人間はおらず、代わりにイカとタコが文明を築いています。

 

とはいえ我々の知るイカやタコとはちょっと違い、人の姿にもイカ・タコ本来の姿にもなれるというファンタジックな設定。そして、インク……ようするに墨を使ってナワバリを争っているわけですね。ちなみにインクも口から噴き出すのではありません。水鉄砲や筆、バケツにバスタブといったブキを使ってインクを放ちます。

↑スプラトゥーン3(Nintendo Switch)

 

シューティングゲームなので、敵チームのイカやタコを攻撃で倒していくという要素を持っているのですが、それが勝利条件そのものではないというのも特徴。本作の目的はルール毎に違いがあるのですが、代表的なのは「自分のチームのインクで塗った面積の強い方が勝利」というもの。また敵を倒すにしても、インクを塗ることで倒すというかたちなので、シューティングゲームに多い暴力的な世界観ではなく、ポップな世界観に仕上がっています。

 

ただこのポップな世界観の一方、「なぜ人間文明は崩壊し、かわりにイカやタコが台頭したのか?」というSF的なストーリーも持っているのが特徴。ポップな世界観も、シリアスなSF的ストーリーもどちらも楽しめるわけです。さらにその上、カジュアルに対戦できるナワバリバトル、ガチに対戦するバンカラマッチ&Xマッチ、協力してコンピューターと戦うサーモンラン、一人用のヒーローモード……と、あらゆるプレイスタイルにも対応。

↑スプラトゥーン3(Nintendo Switch)

 

様々なかたちで楽しめる間口の広さゆえか、大ヒットを遂げました。大ヒットゲームというと何百万本も売れるのだろうというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、近年のゲーム業界では数十万本売れればヒット作……という状況になっていました。そんな中「スプラトゥーン3」は状況を覆すレベルの大ヒット。任天堂が11月に発表した情報によると国内で501万本、海外で289万本、合わせて790万本という超絶大ヒットをたたき出しています。

 

最初に書いた通り、最近のゲームはダウンロード版に対応しているため、売り切れで買えないということはありません。しかし本作をプレイするためのNintendo Switch本体は売り切れが続いている状況。それだけでなく、本作をプレイするためのコントローラーや、より楽しむためのフィギュア型周辺機器「amiibo(アミーボ)」なども軒並み売り切れ中。

 

さらには、Tシャツやぬいぐるみなどのグッズも売り切れが続いており、「ソフトは買えるけど、グッズは買えない」という新しいタイプの売り切れの代表例といえるタイトルです。

 

【その3】ネガティブな前評判を吹き飛ばすヒットで話題に! 「オーバーウォッチ2」

↑オーバーウォッチ2(Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Battle.net)

 

特殊能力を持ったヒーローたちが戦う、協力&対戦型の一人称視点シューティングゲーム(FPS)です。2016年に発売された前作「オーバーウォッチ」は特殊能力を持つヒーローたちがチームで戦うシューティングゲームという形式を定着させた歴史的タイトルであり、eスポーツの種目としても人気を博しました。

 

しかし2022年の現在では、「エーペックスレジェンズ」や「VALORANT(ヴァロラント)」など、「オーバーウォッチ」に影響を受けながらも独自の要素を組み込むことでプレイヤーを獲得してきた強力なライバルタイトルが存在します。このため本作リリース前は、悲観的な評判が少なくありませんでした。しかし10月に本作がリリースされると、10日間で2500万人の累計ユーザー数を獲得。大きな話題を呼びました。

↑オーバーウォッチ2(Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Battle.net)

 

本作は前作「オーバーウォッチ」の続編ではあるのですが、別タイトルというよりはアップグレードさせたような作品になっています。特にBattle.netで配信されたPC版においては、前作「オーバーウォッチ」をそのまま本作へアップデートするという配信スタイルがとられました。

 

ゲーム内容も基本的には前作を踏襲。複数のヒーローたちから自分が使うヒーローを選択、他のプレイヤーと協力し、特定エリアの確保や指定オブジェクトの運搬やその阻止といった目的達成を目指します。

↑オーバーウォッチ2(Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Battle.net)

 

前作からの違いとしては、チームメンバーが6人から5人になりゲーム展開がスピードアップした点。また、新規ヒーローの追加なども行われています。ちなみに前作は有料のゲームでしたが今作は無料ゲームとしてリリース。これに伴い、より運営に力を入れることが告知されています。

 

また2023年には、1人でもプレイ可能なストーリーモードが有料コンテンツとして追加予定。現時点では他プレイヤーとの協力&対戦プレイしか遊べないのですが、ストーリーモード発売後は1人でじっくりゲームを楽しみたいという人もプレイできるようになるので、さらに人気を拡大しそうです。

 

【その4】3日間で1000万本突破という超・超絶大ヒット! 「ポケットモンスター スカーレット/バイオレット」

↑ポケットモンスター スカーレット/バイオレット(Nintendo Switch)

 

国民的ゲームといってもいいほどの認知度を誇るRPGの最新作。ゲーム本編は遊んだことがなくとも、「ポケモンGO」などのアプリやアニメ作品、グッズなどで触れたことがあるという人は少なくないでしょう。そんな人気シリーズの最新作が登場しました。しかもリメイクや番外編ではなく、ナンバリング最新作。

 

広大なマップを移動してストーリーを進めながらポケモンたちを集めていくという基本的な内容はこれまでと同様。ただ、本作では世界がオープンワールドになっています。オープンワールドというのは、「ELDEN RING(エルデンリング)」のところで触れた、地続きで区切りのない世界のことです。

↑ポケットモンスター スカーレット/バイオレット(Nintendo Switch)

 

広大で自然ゆたかなポケモンの舞台が区切りなく描かれ、そこここにポケモンたちが存在。これまで想像の中で膨らませてきたポケモンの世界を、実際に体験できるというわけですね。

 

もちろん、オープンワールドの特徴である自由度も実現。これまでのシリーズでは決められた順番に攻略していたポケモンジムですが、本作では自分の好きな順番で攻略可能。しかも最大4人でこの世界を体験するマルチプレイ要素も盛り込まれており、これまでのファンにはたまらない一作に仕上がっています。

↑ポケットモンスター スカーレット/バイオレット(Nintendo Switch)

 

「スプラトゥーン3」を紹介する際、国内外で790万本という超絶大ヒットと書きましたが、本作は発売後3日間の世界累計販売本数が1000万本突破という超・超絶大ヒットを記録。もちろん、ダウンロード版に対応しているため、ソフトが売り切れで買えないということはありません。

 

ただ、本作とコラボレーションしたNintendo Switch本体は売り切れ。そうでなくともNintendo Switch本体は売り切れが続いている状況。つまり本作もまた、「ソフトは買えるけど、グッズは買えない」というタイトルになっています。

 

【その5】長期運営で根強い人気を獲得! 「デッド・バイ・デイライト」「デッド・バイ・デイライト モバイル」

↑デッド・バイ・デイライト(Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam/iOS/Android)

 

4人のサバイバーとキラー1人に分かれてプレイする、非対称対戦型アクションゲーム。サバイバー側は壊れた電源を修理して出口の扉を開け脱出すること、キラー側は2人以上のサバイバーを捕らえて処刑することが目的。

 

いわば、「鬼ごっこ」をホラー映画的な世界観で描いたゲーム。追われるサバイバー側はまさにホラー映画の主人公のような恐怖が、追い詰めるキラー側は獲物をハントするようなスリルが味わえます。

↑デッド・バイ・デイライト(Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam/iOS/Android)

 

ちなみに「デッド・バイ・デイライト」という作品そのものは、2022年ではなく2016年に発売されました。ただ今年、「デッド・バイ・デイライト」をベースとしたスマートフォン版「デッド・バイ・デイライト モバイル」が配信開始。

 

いずれも基本的なルールに違いはないのですが、有料のPC版に対してモバイル版は無料でプレイ可能。これに伴い、新キャラクターやスキルといったゲーム内要素の獲得方法に違いがあります。

↑デッド・バイ・デイライト(Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam/iOS/Android)

 

ホラーゲームということもあってか、本作の名前を聞いたことがないという人もいるかもしれません。ただ本作は2016年から継続的に運営されており、狩野英孝氏や名だたるYouTuberも実況配信するなど継続的な人気を獲得。この結果、「アベイル」で販売されるグッズが瞬時に売り切れるという状況になっています。

 

2023年の注目作は?

100万本を超える大ヒットを記録し、グッズが売り切れるという状況が発生した2022年。では来年2023年はどうなのかというと……現在手に入る情報からでも、相当盛り上がるだろうことが予測できます。

 

というのも来年は、対戦格闘ブームを引き起こした「ストリートファイター」シリーズ最新作、「ストリートファイター6」が発売予定。対戦格闘ゲームというと「難しい」という印象があるかもしれませんが、「ストリートファイター6」には1ボタンを押すだけで戦えるというモードが用意されるなど、様々な人が楽しめるよう工夫されているようです。また、アバターを作って仮想世界を楽しむといったモードが用意されるなど、これまでの対戦格闘ゲームの概念を覆すような作品に仕上がっている模様。

 

さらには、「ELDEN RING(エルデンリング)」を制作したフロムソフトウェアの最新作「ARMORED CORE VI(アーマードコア6)」、「オーバーウォッチ2」を制作したBlizzard Entertainmentの人気アクションRPG最新作「ディアブロ IV」、国民的RPGの一角「ファイナルファンタジー」シリーズの最新作「FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)」などなどが2023年発売予定。2023年は、今年を凌ぐ盛り上がりになりそうです。

 

そんな新年に備える意味でも、2022年の話題作はぜひこの年末年始にプレイしてください!

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

年始は「謎解き」に挑戦だ! リアル脱出ゲームの歴史が詰まった「かるた」も入った、「SCRAP福袋2023」

SCRAPは、「SCRAP福袋2023」を、全国の「リアル脱出ゲーム」常設店で2023年1月1日から、オフィシャルECサイト「SCRAP GOODS SHOP」で2023年1月5日から販売します。

 

税込価格は5000円。同社で販売中のグッズや書籍のほか、この福袋でしか手に入らない限定グッズ「SCRAPかるた」もセットになった福袋で、総額約1万円分のアイテムが入っており、2000個限定の販売です。

↑カクセール

 

かるたは同社がこれまでに世に送り出してきた公演のビジュアルとキャッチコピーを使用し、公演の世界観を表現するビジュアルを絵札に、公演の魅力を引き出すキャッチコピーを読札にしています。

↑SCRAPかるた

 

書籍は「5分間リアル脱出ゲーム サンリオキャラクターズ パーティー」「リアル脱出ゲーム攻略ガイド&過去問題集」「五教科謎検 3級 対策問題集vol.1」のうち、どれか1つが必ず入っています。

↑SCRAPかるた

ニンテンドーDS、設定メニューに血液型があった? 試作版ファームウェアが見つかる

懐かしの2画面携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の試作版ファームウェアが発見され、実は血液型の選択があったことが明らかになりました。

↑Image@Forest of Illusion

 

任天堂の歴史的資料(ゲームのプロトタイプや開発機材など)を集めるForest of Illusionは、DSの初期ファームウェアを入手。そのバージョンは0.40615で、製品版が発売されるよりずっと前のものです。任天堂はDSに血液型の設定機能を搭載することを検討していたようですが、最終的には削除されています。

 

なぜ任天堂はそんな機能を搭載しようと考えたのか? 海外のゲームメディアは不思議がっていますが、日本では血液型占いや血液型による性格診断が定着しているため、さほど違和感はなさそうです。とはいえ、別にゲームとして実用性があるわけではないので、設定をなくしたのも当然かもしれません。

 

この試作版ファームウェアには、他にも興味深いネタが詰まっています。たとえば起動時に「ニンテンドー!」と叫ぶ子供たちの音声が再生されたり、トップ画面にはDSのロゴではなく、ゲームボーイアドバンスのロゴが表示されたり。またメニュー自体も、製品版のように整理されたものではなく、長いリストがずらりと並ぶ素っ気ない見かけとなっています。

↑Image@Forest of Illusion

 

ニンテンドーDSは2004年に発売され、据え置き機のWiiとともに大ヒットしました。すでに18年前でレトロハードになりつつありますが、低迷気味だった任天堂の復活を支え、現在のNintendo Switchに繋がる流れを作ったことで、歴史に残るゲーム機と言えそうです。

 

Source:Forest of Illusion(Twitter)
via:Nintendo Everything

麻雀ゲーム「MJ」が“真・花の慶次3”とコラボイベント開催! 年末年始はMJにどっぷりハマって傾きたい!

みなさん、年末年始の予定はもうお決まりですか? 旅行に出かける人、帰省する人、年末年始なんて「ないやい!」という人、それぞれかと思いますが、1年でまとまった時間が取りやすいこの時期、麻雀にどっぷりハマってみるのはいかがでしょう?

 

というのも、セガのネットワーク対戦麻雀ゲーム「MJ」シリーズと、パチンコ「P真・花の慶次3」とのコラボイベント「真・花の慶次3 CUP」が12月26日(月)より開始するからです。これまでにもさまざまなコラボを行っていた「MJ」シリーズに、ついに「花の慶次」が登場っていうんだから激アツ。

 

↑IPhone12ProMAXでプレー中の画面

 

本記事ではコラボイベントの概要はもちろん、そもそも「花の慶次って何?」という人のために、作品の基本的なところから世界を深掘りしていきます!

 

 

そもそも「花の慶次」ってなに?→天下御免の傾奇者、前田慶次の物語

「花の慶次」は、「花の慶次-雲のかなたに-」というタイトルで、1990年から1993年にかけて週刊少年ジャンプに連載され、コミック累計2000万部を超える大ヒットとなった作品です。

 

「天下御免の傾奇者(かぶきもの)」として戦国の世を駆け抜けた前田慶次は六尺五寸(身の丈 197センチ)の大柄な武士であり、凄まじいいくさ人として知られていました。また、異風の姿形を好み、己の掟の為に命をも賭す”傾奇者”と呼ばれています。ひたすらに自由を愛し、確固たる信念を持ち、権力よりも義や信念を大切にし、危険に身をさらすことまで楽しんでしまうような漢です。

 

そんな慶次が登場人物と織りなす人間ドラマとともに、奥村助右衛門、直江兼続、真田幸村、伊達政宗、豊臣秀吉ら名だたる「いくさ人」達と、時に爽やかに、時に激しく渡り合う姿を描いています。

 

生き馬の目を抜く者ばかりの戦国の時代で、合戦シーンばかりではない日常こそ、『花の慶次』の魅力なのですが、特に名場面として挙げたいのが、秀吉との百万石の酒シーン。太閤秀吉から「百万石で配下にならないか?」と問われた慶次は、「人は日に畳は一畳、米は三合あれば十分」とあっさり断ってしまう。

 

「それより一献くれないか?」と秀吉に酒を注がせて酌み交わす。絶対的な権力を前にしても自分を見失わずに信念を貫く慶次らしいシーンです。劇中に出てくる慶次のセリフは時に名言としてファンの心に残り続けているのも今なお愛されている理由の1つでしょう。

 

『P真・花の慶次3』はシリーズ最高峰の出玉性能でホールを席巻!

そんな「花の慶次」の世界を見事に表した、パチンコ「花の慶次」が登場したのは、2007年のこと。2022年で15周年を迎えたパチンコ・パチスロ「花の慶次」シリーズは、現在、最新台「P真・花の慶次3」が稼働中です。

 

2022年12月には恒例イベント「花慶の日2022in東京」をベルサール秋葉原で開催。角田信朗、大西洋平ら花慶ファミリーによる花慶LIVEや、林家キリん、立川かしめによる花慶落語、「P真・花の慶次3」での人気ライター対抗の出玉バトルなどが行われ、全国から集まった多くのファンも満足する、大盛況なイベントとなりました。

 

↑花慶LIFEでは「傾奇者燦歌」(大西洋平)など、全21曲が熱唱された

 

最新台「P真・花の慶次3」のスペックはミドルタイプのV-STで、突入率約67.5%、継続率約83.3%、RUSH中のMAX出玉比率80%というシリーズ最高峰の出玉性能を搭載。ちなみに、「真・花の慶次3」では原作の終盤となる「琉球の章」「首里那覇の章」「京都~米沢最後の傾き」を中心に描かれています。

 

MJ×P真・花の慶次3、全国大会開催!

一方、牌や手の動きをリアルに再現し、ツモる時の演出など圧倒的な臨場感が魅力の「MJ」シリーズは、基本無料でどこでも楽しめるスマホ&PC向けのアプリ版「MJアプリ」、Mリーグで活躍する人気プロ雀士たちとも対局できるアーケード版「MJAC」があります。

 

声優の小山剛志の実況やプロ雀士・井出洋介、土田浩翔による解説も付いた対局のリアルさのほか、オリジナルのカードシステムをクリアすると報酬がもらえるなど、麻雀プラスアルファで楽しめるのも魅力。また、その一方で、麻雀を始めたばかりの初心者にもわかりやすいシステムも導入しています。

 

今回、全国大会“真・花の慶次3 CUP”と題して行われるコラボイベントは、アプリ版とアーケード版で開催。大会に参加し、さまざまな条件を満たすことで「P真・花の慶次3」をイメージしたアガリ演出や卓背景アイテムといった限定アイテムを入手できます。

 

アプリ版とアーケード版で開催時間が少し異なるほか、用意されているアイテムも異なっているので、それぞれ紹介していきましょう。

 

【開催概要】

<スマホ/PC版>

●予選A
開催期間:12月26日(月)~1月1日(日・祝)
受付時間:24時間(初日は12月26日(月)7:00~、最終日は~1月1日(日・祝)29:59)

●予選B
開催期間:1月2日(月・祝)~1月8日(日)
受付時間:24時間(初日は1月2日(月・休)7:00~、最終日は~1月8日(日)29:59)

●決勝
開催期間:1月9日(月・祝)~1月15日(日)
受付時間:24時間(初日は1月9日(月・祝)7:00~、最終日は~1月15日(日) 29:59)

 

<アーケード版>

●予選A
開催期間:12月26日(月)~1月1日(日・祝)
受付時間:10:00~24:00

●予選B
開催期間:1月2日(月・休)~1月8日(日)
受付時間:10:00~24:00

●決勝
開催期間:1月9日(月・祝)~1月15日(日)
受付時間:10:00~24:00

 

大会は、東風戦と三人打ちの2種目同時開催。予選で一定以上のスコアを獲得したプレイヤーが決勝に進出し、決勝期間中に最も高いスコアを獲得したプレイヤーが優勝となります。優勝を目指すだけではなく、全国大会は、12月26日(月)から予選A、Bと順次スタートし、決勝は1月9日(月・祝)から1月15日(日)で行われます。

 

【特典アイテム】

<スマホ/PC版>

慶次とともに行動する捨丸、岩兵衛、松風といったSPキャラや慶次の雄姿などが描かれた卓背景、パチンコではおなじみ金襖といった背景、アガリ演出アイテムがイベントpt特典や決勝進出特典で獲得できる。さらに、予選B期間中にログインするとコラボ限定の卓背景アイテムを獲得することも。

↑(左から)捨丸、岩兵衛、松風のSPキャラゲットで使用可能

 

↑全6種の卓背景は慶次のほか捨丸と岩兵衛の2ショットのものも

 

↑パチンコでもおなじみの金襖のほか全3種のEX背景アイテム

 

<アーケード版>

『真・花の慶次3』ボイス付SPキャラや卓背景、背景アイテムなどが、対局順位によってポイントを集めるチャレンジや、来店日数に応じたスタンプなどで獲得できる。

↑ボイス付SPキャラは全2種

 

↑来店回数に応じたコラボアイテムにはEX背景アイテムや卓背景など

 

スマホ版では2つのガチャによる限定アイテムも用意

●『真・花の慶次3』ガチャ<スマホ/PC版>

進化型SPキャラ「前田慶次1」をはじめ、パチンコ「真・花の慶次3」をイメージした、アガリ演出や卓背景、EX背景などコラボアイテム44種が期間限定で登場。

<開催期間>
12月26日(月)7:00~1月15日(日)29:59
1回:400G

 

●『真・花の慶次3』SPガチャ<アーケード版>

ボイス付SPキャラ「前田慶次3」をはじめ、パチンコ「真・花の慶次3」の人気キャラクター全10種が期間限定で登場。

<開催期間>
12月26日(月)~1月15日(日)
1回:600G

 

コラボイベントの概要はこのような形ですが、このほかにも前田慶次の声優・藤沢としやのサイン色紙が抽選で当たるRTキャンペーンや、12月26日にはコラボ記念として、アキ・ローゼンタール、中里春奈プロ、塚田美紀プロを迎えてのYouTube生配信も行うなど盛りだくさん(下部に情報をまとめています)。

 

『MJ』2022年→2023年は、好機を逃さず、卓上で慶次さながらの”漢舞“の優雅さで、年をまたいで麻雀にどっぷりつかっていきましょう。

 

【『真・花の慶次3』コラボ記念RTキャンペーン】

 

<開催期間>
2022年12月26日(月)11:00~12月30日(金)23:59

『P真・花の慶次3』とのコラボイベント開催を記念して、コラボ記念フォロー&RTキャンペーンを開催。本キャンペーンに参加した中から、抽選で2名様に「「前田慶次」声優・藤沢としやさんサイン色紙」をプレゼント。1月1日(日・祝)~1月6日(金)の第2弾のキャンペーンも予定。

詳細は、MJモバイル公式アカウントコラボキャンペーンツイートをチェック。

 

【『P真・花の慶次3』コラボ記念生配信】

 

12月26日(月)20時より『セガNET麻雀MJ』チャンネルにて『P真・花の慶次3』コラボ記念生配信が決定。『MJ』のコラボ情報やキャンペーンなどの最新情報、ゲストとのトークやMJ対局企画などを紹介。野々宮ミカがMCを務め、「ホロライブ」所属のVtuber・アキ・ローゼンタール、さらにプロ雀士の中里春奈、塚田美紀を迎えての『MJ』対局も。

 

「スーパーマリオ64」をドラム演奏で20分以内にクリアしたドラマー現る

懐かしの『スーパーマリオ64』を、「楽器のドラムを叩く」プレイにより20分以内でクリアした(16個のスターを採る)猛者が現れました。

 

NINTENDO64用のアクションゲーム『スーパーマリオ64』は、全世界のスピードランナー(ゲームの早解き挑戦者)に最も人気のあるゲームの1つ。そのため「20分以内にクリア」そのものは珍しくありませんが、ドラム演奏でこれほど速くクリアしたことは前例がありません。

 

スピードランナーのCZR氏は、ドラムを使ったゲーム攻略を得意としており、この世界記録を誰よりも早く達成したことは不思議ではありません。

 

このチャレンジは数週間前に成功したものですが、Full Squad Gamingの創設者ジェイク・ラッキー氏がTwitter上で取り上げたことで注目が集まりました。これに対してCZR氏は「今までで最も誇らしい記録」だと語っています。

 

CZR氏はたった1回で成功させたわけではなく、実に2年半もの歳月を掛けています。過去に何度か「20分以内にスター16個」にあと一歩まで近づきながらも、たとえば21分9秒で惜しくも逃したこともありました。同氏は一般的にスピードランナーに使われる「クリップ」技(壁抜けなど)を利用していますが、ドラムセットでここまで使いこなす人はほかにいないかもしれません。

 

次のチャレンジとして、CZR氏は『スーパーマリオブラザーズ3』や『ゴールデンアイ』などを考えているそうです。このジャンルでライバルが多いとは思えませんが、さらなる高みを目指すよう応援したいところです。

Source:CZR(YouTube) 
via:Gamesradar

『バイオハザード ヴィレッジ』のVRモード、無償DLCとして配信! PlayStation VR2の機能をフル活用

サバイバルホラーゲーム『バイオハザード ヴィレッジ』のVR対応モードが、PlayStation VR2の発売日と同じ2023年2月22日(水)から配信されることが発表されました。PlayStation 5用の『バイオハザード ヴィレッジ』本編を購入済みの人は、無料DLCとして入手できます。

↑Image:Capcom

 

『バイオハザード ヴィレッジVRモード』は今年6月に予告されていましたが、ようやくリリース日が決定しました。本作は『バイオハザード ヴィレッジ』のストーリーモード前編をPS VR2で楽しめるもので、主人公イーサン・ウィンターズになりきって「村」での恐怖と激動のストーリーを体感できます。

↑Image:Capcom

 

本作はVR化にあたり、PS VR2の機能をフルに活用。4K HDRのグラフィックと視線トラッキング、さらに3Dオーディオにも対応し、「まるでそこにいるような」リアリティが生まれる見通しです。

↑Image:Capcom

 

もちろん操作にはPlayStation VR2 Senseコントローラーを使い、「腕を上げてガードする」、「銃を構えて狙う」などを実際の腕の動きにより直感的に行えます。そして「マガジンを入れ替えて装弾する」、「ナイフを取り出して攻撃する」、「2つの武器を構える」といった新アクションも追加。武器を発射すると振動や反動、抵抗を感じることができ、主人公との一体感が味わえそうです。

↑Image:Capcom

 

ホラーゲームとVRとは相性がバツグンのため「怖いのでは?」と心配する人も少なくないはず。実際に前作のPS VR対応『バイオハザード7』では主人公が椅子に縛り付けられて身動きが取れない、手に虫が飛びつくなどのVR体験が怖すぎるとの反響が相次いでいました。

 

それを反省したのか『バイオハザード ヴィレッジ』は、カプコン公式に怖くないことを強調。発売にあたり人形劇のPV「バイオ村であそぼ♪」を公開したこともありましたが、ゲーム本編もモンスターが登場するアトラクション風味です。PS VR2と一緒にソフト本体も買う新規プレイヤーにも安心してお勧めできる……はず。

 

Source:Capcom,PlayStation.blog

2つの『エルデンリング』を同時プレー!? ダンスパッドでボスを撃破した猛者が出現

バンダイナムコエンターテイメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は「死にゲー」と言われるほど難しいためか、逆にさらに過酷な条件で縛りプレーする腕自慢たちが続出しています。ノーヒット&ノーダメージで3時間クリアしたり、ザコもすべて最強ボスに入れ替えたり。しかし、それらでさえも生ぬるいとばかりに、2つの『エルデンリング』を同時プレーし、うち1つはダンスパッドを使ってボスを撃破した猛者が現れました。

↑次はどんな遊び方が出てくるのか?

 

ゲーム実況者のMissMikkaaさんは片手だけ、しかも1回もレベルアップしないまま最強ボスのマレニアを撃破。さらに2022年9月にはダンスパッドで同じことをやり遂げています

 

そんなダンスパッドの女王にとって次の挑戦は、PS5のコントローラーを使って「エルデンリング」をプレーしながら、別の「エルデンリング」をダンスパッドで操作するというもの。挑戦したボスは、序盤のリムグレイブ坑道に現れる「石掘りトロル」ですが、やはり生やさしい敵ではありません。

 

このチャレンジでMikkaaさんは、ダンスパッドでトロルを倒した後、PS5のコントローラーでも2対目の撃破に成功! 彼女は自ら「2つのゲームで同じようにボスを倒すこと」を勝利条件に設定していますが、ご本人は「とても楽しいけど、間違いなくいままでで一番難しいチャレンジランだったよ」とコメントしています

 

石堀りトロルのチャレンジ成功後、Mikkaaさんは初心者殺しで知られるボス・忌み鬼マルギットと対戦。ダンスパッドで倒すことには成功しましたが、残念ながらコントローラーでは敗北を喫し、両方とも最初からやり直すことになりました。

 

最近『エルデンリング』はアップデートにより、他のプレイヤーと勝負できる「闘技場」が追加されました。が、1人プレーでさらに無茶な挑戦をしたい猛者達からは、追加のボスやダンジョンなどが含まれるDLCが望まれているようです。

 

Source:Jake Lucky(Twitter)
via:Gamesradar

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を連続69時間プレイ、ギネス世界記録を上回った猛者現る

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を69時間4分20秒も連続してプレイし、「格闘ゲームでの長時間プレイ」のギネス世界記録を塗り替えたと主張する猛者が現れました。

↑Image:TCNick3

 

これまでの世界記録ホルダーは、2016年に『大乱闘スマッシュブラザーズ』(具体的にシリーズ作品のどれかは不明)を57時間連続でプレイしたカナダ人のダニエル・バーグマン氏でした。その記録を、完膚なきまでに打ち破ったことになります。

 

新たな世界記録を達成したYouTuberのTCNick3氏は「私はただ記録を破るのではなく、打ち砕きたかったのです」と語っています。そのため、目標は69時間(丸3日-規定の休憩時間)連続でプレイすることだったそうです。

 

TCNick3氏は世界記録の更新を証明するため、無関係の2人の立会人を置いたとのこと。ただし、ギネス世界記録のルールでは1時間ごとに10分の休憩を取る(ないし、休憩時間をまとめて睡眠を取ってもいい)必要があるため、毎晩少しだけ睡眠を取りつつマラソンを完走しています。

 

ちなみに、なぜこうしたルールが定められたかといえば、かつて同様のチャレンジにより死亡者が出ているからです

 

もちろん、こうしたプレイは決しておすすめできるものではありません。TCNick3氏ご本人も記録を更新する精神的・肉体的負担について詳しく語っていますが、実際にチャレンジの最後の方ではグッタリと疲れ切っているように見えます。

 

ただし、今のところはあくまで「挑戦者が記録を破ったと主張しているだけ」であり、まだギネスが公式に世界記録だと認めたわけではありません。とはいえ、ルールを破ったと証明されないかぎり、この記録はいずれギネスブックに載ると思われます。

 

消耗しきったTCNick3氏の顔を見るにつけ、「ゲームは1日1時間」までと区切ることは難しいにせよ、2~3時間に留めた方がよさそうです。

 

Source:TCNick3(YouTube) 
via:Gamesradar

人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」、12月17日から国内出荷を開始!

Valve社は人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」を、国内で12月17日から出荷開始すると発表しました。日本で同社のVRヘッドセットやゲームグッズなどを扱う、Komodo社が正規代理店となっています。

↑いよいよ12月17日から出荷!

 

Steam DeckはPCゲームプラットフォーム「Steam」専用の携帯ゲーミングPCです。PS5/Xbox Series Xと同じアーキテクチャを持つAMD製APUを搭載し、最新AAAゲーム(大作タイトル)のほとんどを快適に遊べます。本体にはアナログスティック2本と十字キー、LRトリガーや左右にタッチパッド、背面に四つのボタンが備わっており、外付けディスプレイやマウス・キーボードと繋いでデスクトップPCのようにも利用できます。

 

米国で発表されたのが、2021年7月のこと。今年8月に日本や台湾、韓国や香港でも予約が始まり、ようやく発送が間近に迫りました。

 

予約の手順は、まずKomodo公式サイトで希望のモデルを選び、前金の1000円(正規の価格から差し引かれます)を支払ってメールアドレスや住所などを登録。その後、在庫が確保されしだいメールで通知され、その後72時間以内の購入が可能となります。

 

どうやら予約した順番で通知メールが発送されている様子で、すでに予約番号7000番台の人はメールを受け取ったとの報告をSNSでは見かけます。2万より数字の大きい方は、しばらく気長に待った方がよさそうです。

 

また期間限定で、12月17日までの注文確定により送料が無料に。逆にいえば確定できなかった(予約可能のメールが来なかった)人は送料がかかることになります。

 

また、Steam Deckのゲーミング環境に拡張性を追加する「ドッキングステーション」も予約が開始されました。外出先ではSteam Deck単体で遊び、家に帰れば大画面テレビに繋げてワイヤレスコントローラーでプレイする、Nintendo Switchのような運用ができそうです。

 

Source:Komodo

『グランツーリスモ』のPC版は「調査、検討中」とGTシリーズ生みの親が現状を伝える

最近PlayStation専用ソフトは次々とPCに移植されており、つい最近も「アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション」や「Marvel’s Spider-Man Remastered」などが登場したばかりです。

 

そんななか、PlayStationを代表するタイトル『グランツーリスモ7』(以下、「GT7」)について、GTシリーズの生みの親である山内一典氏は、PCへの移植を検討するかを問われ「はい、そう考えています」と回答しています。

 

ただ、ポリフォニー・デジタル代表取締役の山内氏は、「GT7」をPC向けに展開するのは簡単なことではないと主張。「グランツーリスモは非常に細かく調整されたタイトルです」「4K/60p(4K解像度で秒間60コマ)でネイティブにゲームを動かせるプラットフォームは多くないので、それを可能にするためにプラットフォームを絞り込むのも1つの方法です」とのこと。

 

そして最後に「あまり簡単なテーマではありませんが、もちろん調査はしていますし、検討もしています(looking into it and considering it)」と締めくくっています。

 

ソニーは2020年に発表した年次報告書で、で『Horizon Zero Dawn』の PC版発売を受けて、「ファーストパーティタイトルのPCプラットフォーム向けのIP展開を強化すると述べていました。

 

そして2021年初め、PlayStation事業トップのジム・ライアン氏は、PCに「あらゆる種類のゲーム」を提供すると確認していました。すなわちPlayStationのIP(ゲーム)をより多くのユーザーに遊んでもらえることと、移植作業が楽になったことから、より多くのPC向けゲームを作るのは会社にとって「かなり単純な決断」だと語っていたのです。

 

今でも入手が難しいPS5がなくても、PCでGTシリーズをプレイできれば、歓迎するドライブゲーム好きも多いはず。しかし、「プラットフォームを絞り込む」可能性も挙げられていることから、かなり高価なゲーミングPCが必要となるかもしれません。

 

Source:GTPlanet
via:VGC

Nintendo Switchソフトのお買い得セット販売も!【Amazonブラックフライデー2022情報】ゲーム&周辺機器編

Amazon.co.jpにて11月25日から開催中の「Amazonブラックフライデー」。GetNavi webでは、2022年Amazonブラックフライデーから、気になるセール情報をピックアップして紹介します。このページは、ゲームとその周辺機器などの注目アイテムを紹介します。

 

Nintendo Switchソフトは、「ダウンロード版ソフト2本セット」「ダウンロード版ソフト+Switch Onlineセット」「ダウンロード版ソフト+グッズセット」「インディーゲーム」「パッケージ版&ダウンロード版」と、お得な5つのカテゴリーで展開。

 

PlayStation関連では、PS5コントローラー「DualSense」、PS5周辺機器ヘッドセット・カメラ(純正品)、PS5/PS4名作ソフトがお買い得となっています。

 

その他、ゲーミングヘッドセットPCゲーム(steam)TVゲーム周辺機器・レトロゲームXbox Game Passも、ブラックフライデー特価でお買い得となっています。

 

戦争FPS「CoD:MW2」で、不殺プレイを貫き最高レベルに達した猛者現る

超人気FPSシリーズの最新作『Call of Duty: Modern Warfare 2』(以下、「CoD:MW2」)は戦争ゲームであり、要するに「人間を倒していく」ことがメインとなっています。ところが誰1人として殺すことなく、プレイ24時間以内で最大レベル55に達した平和主義の猛者が現れました。

↑Call of Duty: Modern Warfare 2に猛者現る

 

このプレイヤーは「ThatFriendlyGuy」という名前の通り、本作に挑戦する前から『Escape from Tarkov』でも平和主義プレイを追求し続けていたそうです。銃弾が飛びかう「CoD:MW2」ではノーキル(不殺)でのレベル上げは不可能では? とも思えますが、実はそれほどストレスなく達成できることが証明されています。

 

本作にはさまざまなモードがあるなか、ThatFriendlyGuy氏は主に「ハードポイント」(マップ上の拠点を制圧して敵の侵入を防ぐ)と「キルコンファームド」(倒された敵のドッグタグを集める)などオブジェクト系モード(キル数ではなく、場所やモノを奪い合うルール)に絞っています。

 

基本的には、味方の攻撃や目的を達成するためのアシストを徹底。UAV(ミニマップ上に敵の位置を表示する無人機)を撃ち落としたり、敵にタグを付けてチームメイトに倒させたり、ライオットシールド(敵の銃撃を防ぐ盾)を置いて目標を守るという具合です。

 

レベル55までの道のりは、本作にどれほど豊富に非殺傷装備があるかを明らかにする旅でもありました。それらを駆使したThatFriendlyGuy氏は、ほとんどのプレイでチーム内のトップ3入りを維持しつつ、わずか23.5時間でチャレンジを完遂する偉業を成し遂げています。

 

このプレイにつきThatFriendlyGuy氏は、大手掲示板Redditで「純粋に、平均的なレベル上げよりも速い方法かもしれない」と述べています。

 

もっとも、ThatFriendlyGuy氏は『バイオハザード ヴィレッジ』で雑魚を一切殺さずボスだけを仕留めるプレイもやり遂げている達人。その言葉を鵜呑みにしない方がよさそうです。

 

Source:ThatFriendlyGuy(YouTube)
via:Gamesradar

ニンテンドースイッチの試作機「NX」の起動アニメーションが初公開? 流出したデータから発掘

ニンテンドースイッチ(以下「スイッチ」)のプロトタイプである「Nintendo NX」のロゴと起動アニメーションが発掘され、ネット上で公開されています。

↑ニンテンドースイッチは正式発表まで「NX」と呼ばれていた

 

任天堂がWii Uに続く次世代ゲーム専用機「NX」を公にしたのは、2015年3月にDeNAとの提携を発表する共同記者会見でのことでした。DeNAとのモバイルゲームでの提携でゲーム機ビジネスから撤退するつもりはなく、これまで以上に積極的にやっていくという決意表明として明かした格好です。

 

その後も1年半以上は開発コード名の「NX」で呼ばれ続け、任天堂が初めて『Nintendo Switch』という名前を正式発表したのは2016年10月20日になってからです。

 

もっとも、その1年半もの間、任天堂は「NX」のロゴをメディア向けに出しませんでした。それでも投資家向け説明会では使ってはいましたが、社外の誰も起動アニメーションを見たことはなかったのです。

 

さてゲーム保存主義者で翻訳家のPaul Kelly氏は、初期スイッチ基板の試作機から『マリオカート8 デラックス』の初期プロトタイプを発掘したとツイートしています。このビルドの日付は2016年10月18日で、スイッチが正式発表される2日前です。

 

これが手の込んだフェイクである可能性も残されてはいますが、ゲーム本編の映像は本物であるように見えます。

 

いよいよスイッチも、来年(2023年)3月で7年目を迎えます。そろそろ任天堂社内でも、後継ゲーム機のロゴが検討されているのかもしれません。

 

Source:Paul Kelly(Twitter)
via:VGC

PS VR2の先行予約開始! 購入条件にご注意を

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は次世代VRヘッドセット「PlayStation VR2 “Horizon Call of the Mountain” 同梱版(以下、PS VR2)」の先行予約応募の受付を開始しました。

↑ソニーより

 

PS VR2は4K解像度/HDRディスプレイや110度の視野角、90/120Hzのフレームレートを実現した、次世代のVRヘッドセット。コントローラーには新型モデル「PlayStation VR2 Senseコントローラー」が採用され、フォービエイテッド・レンダリング(プレイヤーの中心視野ほど高解像度になり、視野の外側に行くに従い低解像度で描画する手法)などの新機能も搭載されています。

 

PS VR2は2023年2月22日に7万4980円(税込)で発売されます。なお今回の応募販売では、応募数が販売予定台数を超えた場合は抽選となります。また、以下のような販売条件がもうけられています。

1.日本のソニーアカウントを持っていること

2.応募するソニーアカウントでサインインしたPS5またはPS4で2021年11月1日から2022年10月31日までの期間に20時間以上のゲームプレイがあること

3.応募するソニーアカウントがMy Sony IDとサインインID共通化されていること(2022年1月19日以降にMy Sony IDを新規登録された方はすでに共通化されています)

 

PS VR2の応募はこちらの公式ページから、2022年11月27日(日)午後11時59分まで受け付けています。当選結果は、2023年1月10日(火)から1月末までにかけて段階的に連絡される予定です。購入手続きはオンラインのソニーストアのみとなり、クレジットカードでの支払いのみが利用可能です。

 

Source: ソニー

最大90%オフ! セガ&アトラスのブラックフライデーセールがPS Storeで開催中

セガは、PlayStation Storeで販売中の、一部PlayStation 5/PlayStation 4用タイトルを対象に、期間限定の特別価格で販売する「セガ ブラックフライデーセール2022」を、11月28日23時59分まで開催中。

 

同セールでは、リーガルサスペンスアクション「ジャッジアイズ」シリーズ最新作「LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶」(通常版)が50%オフの税込4559円、人気格闘ゲーム「バーチャファイター」シリーズ最新作「Virtua Fighter esports ゲーム本編&DLCパック」が50%オフの税込1650円など、全40タイトル以上が、最大90%オフのセール対象となっています。

↑LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶 (c)SEGA

 

アトラスからは、8月に発売したばかりの「ソウルハッカーズ2」(通常版)が30%オフの税込6914円など、人気タイトルが特別価格で販売中です。

↑ソウルハッカーズ2 (c)ATLUS (c)SEGA All rights reserved.

12.5インチの大画面! 改造マニアが「ニンテンドースイッチ」の巨大化に成功

今のところ最新のNintendo Switch(有機ELモデル)は画面サイズが7.0インチで、標準モデルの6.2インチより大きくなっています。しかし、それでも物足りないハードウェア改造マニアが、12.5インチに巨大化しつつ持ち運べる「Nintendo Switch XL」的なものを自分で作ってしまいました。

 

すでに「スイッチの画面だけを拡大するレンズ」は発売されていますが、外に持ち運べるわけではありません。そこで、ハードウェアハッカーのPavlo Khmel氏は「スイッチ本体を収納し、左右にコントローラーを装着できる画面付きドック」に取り組んできました。スイッチ本体は改造せず、見かけは「巨大スイッチ」になるわけです。

 

しかし、最初の特製ドックは初代スイッチしか使えず(有機ELモデルはサイズが大きくなったため)、スピーカーが内蔵されず、バッテリーを内蔵した任天堂公式のJoy-Conしか使えない(他社製は本体と接続して給電する必要あり)など、いくつかの制限がありました。

 

今回のバージョン2は、それらの問題を全てクリア。ディスプレイにはeBayで安く買ったDell XPS 12のジャンク品を流用し、3Dプリントしたボディには巨大なバッテリーパックを組み込んで、バッテリーを持たない他社製コントローラーが使えるようになりました。おかげでステレオスピーカーを鳴らしながらでも、電源に繋げず5時間も遊ぶことができます。

 

最大のメリットは、「スイッチをドックに挿している」状態のため、携帯モードではなくTVモードで動作していること。携帯モードでは解像度が720pにすぎませんが、この巨大スイッチでは12.5インチの大画面で1080p表示が可能であるうえ、TVモードは携帯モードよりクロック周波数が上がるため、表示のモタつきも解消されるオマケ付きです。

 

通学や通勤中に遊ぶには少し大き過ぎますが、家の中で部屋の間を持ち歩くぐらいなら問題はないはず。技術的にもハードルはそう高くないはずで、大手のサードパーティが商品化することを期待したいところです。

 

Source:Pavlo Khmel(YouTube) 
via:Gizmodo

12.5インチの大画面! 改造マニアが「ニンテンドースイッチ」の巨大化に成功

今のところ最新のNintendo Switch(有機ELモデル)は画面サイズが7.0インチで、標準モデルの6.2インチより大きくなっています。しかし、それでも物足りないハードウェア改造マニアが、12.5インチに巨大化しつつ持ち運べる「Nintendo Switch XL」的なものを自分で作ってしまいました。

 

すでに「スイッチの画面だけを拡大するレンズ」は発売されていますが、外に持ち運べるわけではありません。そこで、ハードウェアハッカーのPavlo Khmel氏は「スイッチ本体を収納し、左右にコントローラーを装着できる画面付きドック」に取り組んできました。スイッチ本体は改造せず、見かけは「巨大スイッチ」になるわけです。

 

しかし、最初の特製ドックは初代スイッチしか使えず(有機ELモデルはサイズが大きくなったため)、スピーカーが内蔵されず、バッテリーを内蔵した任天堂公式のJoy-Conしか使えない(他社製は本体と接続して給電する必要あり)など、いくつかの制限がありました。

 

今回のバージョン2は、それらの問題を全てクリア。ディスプレイにはeBayで安く買ったDell XPS 12のジャンク品を流用し、3Dプリントしたボディには巨大なバッテリーパックを組み込んで、バッテリーを持たない他社製コントローラーが使えるようになりました。おかげでステレオスピーカーを鳴らしながらでも、電源に繋げず5時間も遊ぶことができます。

 

最大のメリットは、「スイッチをドックに挿している」状態のため、携帯モードではなくTVモードで動作していること。携帯モードでは解像度が720pにすぎませんが、この巨大スイッチでは12.5インチの大画面で1080p表示が可能であるうえ、TVモードは携帯モードよりクロック周波数が上がるため、表示のモタつきも解消されるオマケ付きです。

 

通学や通勤中に遊ぶには少し大き過ぎますが、家の中で部屋の間を持ち歩くぐらいなら問題はないはず。技術的にもハードルはそう高くないはずで、大手のサードパーティが商品化することを期待したいところです。

 

Source:Pavlo Khmel(YouTube) 
via:Gizmodo

エミネム主演でも「興味ない」。『Grand Theft Auto』がハリウッド実写化を断っていた

世界的な大ヒットゲーム『Grand Theft Auto』(以下「GTA」)シリーズを実写映画化する話が持ち上がったものの、ロックスター・ゲームス社のトップが却下したため実現しなかったことが明かされました。

↑エミネム主演で映画化されていたかもしれなかった

 

これはゲーム業界のベテラン、カーク・ユーイング氏が、英BBCのポッドキャスト番組「Bugzy Malone’s Grandest Game」に出演して語りました。

 

この話は、シリーズ第3作『GTA3』が発売された(2001年)直後にさかのぼります。ユーイング氏は、ロックスター共同創業者のサム・ハウザー氏を友人として訪問し、ゲームを下敷きとした映画製作の可能性について話し合ったそう。ただし、その時点では「サムの頭の中には、何かやりたいことがあるかもしれないとの思いがあったのでしょう」とのことで、あまり乗り気ではなかったようです。

 

しかし、ユーイング氏はハリウッドのエージェントから魅力的なオファーを電話で受けていました。その内容は、ヒップホップ界のレジェンド・エミネムが主演で、監督は『トップガン』のトニー・スコット氏、ロックスター社には500万ドル(約7億円※)ものライセンス料が支払われるというもの。

※1ドル=約139.6円で換算(2022年11月17日現在)

 

そのオファーをハウザー氏に伝えたものの、「興味ない」と断られたそうです。その後にGTA映画化の話は出なくなったとのこと。ユーイング氏は、自分たちの持っているメディア・フランチャイズが当時進行していたどの映画よりも規模が大きいことにロックスター社が気づいたのだと説明しています。

 

ゲーム自体は映画化されていませんが、GTAシリーズの誕生や暴力的な表現をめぐる論争を題材にしたBBC制作ドキュメンタリードラマ『The Gamechangers』は、映画「ハリー・ポッター」で知られるダニエル・ラドクリフ主演で公開されています。もっともロックスターの許可を得ておらず、同社は商標権侵害だとして訴訟を起こしていました

 

Source:BBC
via:Gamesradar

モンハンシリーズがお買い得! 最大84%オフも……カプコン「CAPCOM BLACK FRIDAY SALE」開催中

カプコンは、ニンテンドーeショップ、Steam Store、App Store、Google Playにて、対象タイトルのダウンロード版が最大84%オフで購入できる「CAPCOM BLACK FRIDAY SALE」を開催中です。

 

同セールの目玉は、「モンスターハンターライズ」が50%オフの税込1995円。超大型拡張コンテンツ「モンスターハンターライズ:サンブレイク」も、25%オフの税込3742円で提供しています。

↑Nintendo Switch/Steam「モンスターハンターライズ」(ゲーム本編)

 

↑Nintendo Switch/Steam「モンスターハンターライズ:サンブレイク」(超大型拡張コンテンツ)

 

そのほか、iOS/Android版の「モンスターハンター ストーリーズ」も81%オフの480円で提供。

↑iOS/Android「モンスターハンター ストーリーズ」

 

Steam Storeでは30本のゲームソフトが収録されている「Capcom Arcade 2nd Stadium Bundle」が25%オフの3000円、「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」が84%オフの税込650円です。

↑Steam「Capcom Arcade 2nd Stadium Bundle」

 

↑Steam「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」

 

セール期間は、ニンテンドーeショップとApp Store/Google Playが11月24日23時59分まで、Steam Storeが11月30日2時59分まで。

 

※ダウンロードコンテンツや超大型拡張コンテンツの利用には、別売りのゲーム本編が必要です。

 

(c)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

初代『メトロイドプライム』発売20周年! 開発スタッフがゲームキューブを冷凍した苦労話を語る

任天堂のゲームキューブ専用ソフト『メトロイドプライム』が2022年11月18日に発売20周年を迎えますが、それを祝って本作を手がけたスタッフ達(元レトロスタジオ勤務)が、いくつかの開発秘話を明かしています。

Image:Nintendo/Zoid Kirsch

 

本作と続編で上級エンジニアを務めたZoid Kirsch氏は18日に向けて、毎日1つずつ開発秘話をツイートしています。たとえば一部のドアがゆっくり開くのは、まだ次の部屋のロードをしているため、など。『メトロイドプライム』ではせいぜい2つの部屋しか同時にロードできないため、そうして全体のマップを広く見せていたようです。

 

また主人公の視野をときどき覆う電気ノイズとしては、本物のゲームコード(プログラム)が流用されているそうです。普通であればテクスチャー(3Dオブジェクトに貼り付ける模様や画像)を使うところですが、ゲームキューブの限られたRAMでは難しかったためとのこと。

 

もしもRAMを節約するために低解像度のテクスチャー(64×64)を使うと、ぼやけて鮮明ではなくなってしまう。そこでチームの1人が「コードが入っているメモリーを使えばいいじゃないか!」と思いつき、さっそく試すと素晴らしい結果になったそうです。

 

さらに元リードエンジニアのJack Mathews氏は、「ゲームキューブを冷凍した」話を振り返っています。それはゲームが出荷された直後、任天堂からゲームキューブのCPUに不良品があり、それが本作だけバグを発生するようだと連絡があったときのことだそうです。

 

一般的に半導体の生産ラインでは不良品が出ることが避けられず、本来それらは取り除かれるはず。が、チェックをすり抜けて一部のゲームキューブに実装されてしまったようです。

 

さて、このバグの原因は「コードの実行速度が速すぎて、不良品のCPUでは処理できない」ことでした。そのため不具合が出る部分だけ処理を遅くする必要があったものの、問題を確認するためには開発キットを冷やす必要がありました。

 

そこで文字通りキットを冷凍庫に入れて、ゲームを15分以上テストしてから、また冷やし直さなければなりませんでした。休憩室にある冷凍庫からテレビ(開発環境)まで走って運び、15分以内にできるだけ多くのセーブデータを読み込み、修正したコードを試し、また冷凍庫に戻す。しかも、修正コードを光ディスクに焼く必要があったため、大変な作業だったようです。

 

このバグは最終的に修正されたものの、問題が起こったプレイヤーが修正版を手に入れる唯一の方法は、任天堂のサポートに電話をして新品のディスクを発送してもらうことだけでした。

 

今なら修正版をダウンロードしてもらうだけで済むはずであり、開発者・ユーザーの両方にとって良い時代になったと感謝しつつ、初代『メトロイドプライム』発売20周年を祝いたいところです。

 

Source:Zoid Kirsch(Twitter) 
via:Gamesradar

今年も期間を分けて開催! トイザらス&ベビーザらス「ブラックフライデー」……ポイントカード会員限定特価も

日本トイザらスは、全国のトイザらス、ベビーザらス店舗(併設型店舗含む)と、トイザらス・ベビーザらス オンラインストアにて「ブラックフライデー」セールを開催。

 

2020年よりそれぞれ期間を分けて実施しており、第1弾となる11月11日(オンラインストアでは11月10日18時)~11月17日は「マタニティ・ベビー用品」が対象で、第2弾となる11月18日(オンラインストアでは11月17日18時)~11月24日は「おもちゃ・子ども用品」が対象です。オンラインストアでも、店舗と同様の対象商品を用意します。

 

第1弾では、プレママと新生児から2歳くらいまでの子ども向けの、ベビーカーやチャイルドシート、マタニティインナー、紙おむつ、ベビー小物などを、特別割引価格で提供します。

↑左から、ジュニアプラス メトロポリタン(税込4997円、54%オフ)、Baby cle ブランコパークDX(税込9997円、50%オフ)、ラクマグ ストロー&コップ はじめてセット(きょうりゅう/くも)(税込各1367円、50%オフ)

 

第2弾では、知育玩具、人気キャラクターの玩具、アウターなどの衣料品など、遊びやおでかけの時間を楽しく過ごせるアイテムをお買い得価格で提供。また、毎年人気の、1万2000円以上相当の商品が入った「トイザらス BLACK FRIDAY おたのしみ袋(男の子/女の子)」や、今回はトイザらスのオリジナルブランドより、乗り物おもちゃの「スピードシティHAPPY BAG」、人形遊びの「ベビーブラッシュHAPPY BAG」など、トイザらス限定おもちゃの福袋も用意しています。

↑左から、トイザらス BLACK FRIDAY おたのしみ袋(男の子/女の子)(税込各3499円)、ナーフ ウルトラ 5(税込1497円、57%オフ)、すいすいおえかき はじめてのABC(1497円、58%オフ)

 

また、第1弾・第2弾ともに、トイザらス・ベビーザらス ポイントカード会員限定特別価格で購入できるスペシャルアイテムも用意。ポイントカードは店頭や公式アプリ、公式サイトから新規登録可能で、当日の会員登録でもスペシャルアイテムを購入できます。

↑左から、スゴカルα 4キャス Light エッグショック Simplight カルムネイビー(税込2万4997円、50%オフ)、エルゴベビー OMNI 360 クールエア ダークブラウン(税込1万5947円、50%オフ)、イブルキルト スリーパー(くま柄/うさぎ柄/星空柄)(税込各999円、50%オフ)

「Wii」+「M1 Mac mini」=「M1 Mac Wii」ができちゃった!

アップルのM1チップ搭載Mac miniは、任天堂の据置型ゲーム機・Wiiとサイズが似ています。そこで、あるYouTuberは「この2つがもっと近づけばいいなあ……」と思い、Mac miniの中身をWiiの筐体に詰め込んで合体させた「M1 Mac Wii」を完成させてしまいました。

↑「M1 Mac Wii」(画像提供/Luke MianiのYouTube動画)

 

YouTuberのLuke Miani氏は先日、古いWiiを見てMac miniとほぼ同じサイズに見えると思ったそう。「Mac miniをWiiに入れたらどうだろう?」と思いつき、試してみることにしました。同氏はiPhone 14シリーズやApple Watch新モデルの衝突検出機能でも「実際に事故を起こしたらどう反応するんだろう?」という問題意識(好奇心?)から、本当に(止まった廃車を相手に)この機能を「実験」したこともあります

 

確かにM1 Mac miniの見た目は数年前のモデルと変わらず、あまりワクワクしません。それはWiiのケースに入れれば解決はするのですが、このアイデアを実現するのは少し大変だったようです。

 

M1チップは発熱が少なく、小型の筐体に収めても問題は少ないのですが、それでも冷却ファンは必要。しかし、Wiiのケースでは内部の空間に限りがあるため、Miani氏はより小さなファンと小型の電源ユニットを入手しなければなりませんでした。

 

また、M1 Mac mini上部のフタ部分にはアンテナが1つ付いており、十分な強度で無線信号を受信するためには欠かせません。しかし、後でMac miniに戻したいため、なるべくフタは分解したくない……。そこでMiani氏は、元々Wiiに付いていたアンテナを再利用し、Bluetoothマウスの接続を安定させ、Wi-Fiの速度をどうにか実用的にしています。

 

この特製Wiiは仕事ができるだけでなく、Wiiやゲームキューブのソフトもプレーできるそう。これはエミュレータ「Dolphin」をインストールしたおかげですが、著作権的な問題はクリアされているかどうかは動画で言及がないため不明です。

 

M1 Mac miniは発熱が少なく、ほとんどファンが回らず静かなことも好評でしたが、そのためWiiケースへの移植にも向いていた模様。これから数か月以内に後継モデルのM2 Mac miniが登場するも、デザインはほとんど変わらないと噂されていますが、Miani氏はM2 Wiiの自作にも挑戦するのでしょうか?

 

Source:Luke Miani(YouTube)
via:iMore

「CoD:MW2」とタイアップしたビーフジャーキー、プロモコードの万引き続出でしかもeBayに大量出品

超人気FPSシリーズの最新作「Call of Duty: Modern Warfare 2」(以下、「CoD:MW2」)が空前の大ヒットとなっていますが、タイアップした食品に貼られたプロモーションコードがお金を払わずに盗まれていると報じられています。

Image:Jack Link’s Beef Jerky

 

日本ではあまりなじみがありませんが、米国ではビデオゲームがスナック菓子やドリンクとタイアップすることが恒例となっています。たとえばマウンテンデューと『Halo 3』がコラボしたCMは、世代を超えて語り継がれていたりします。

 

今回の一件は、米ジャックリンクス製品のビーフジャーキーに付いてくるプロモーションコードに起こったことです。このコードをゲーム内で入力すると、毛むくじゃらのサスカッチ(雪男)のようなスキンがもらえるほか、XP(経験値)が2倍となるおいしさのため、大変な人気となっています。

Image:Jack Link’s Beef Jerky

 

不幸の始まりは、このコードがジャーキーのパック内ではなく、外側にシールとして貼り付けられていたことです。そのため一部の不届き者が地元の店舗を訪れ、ありったけのシールを盗んでネットオークションに出品しているそうです。

 

CoDインフルエンサーのModernWarzoneは「ジャックリンクス製ビーフジャーキーのXP2倍コードがあらゆる店舗から盗まれている」と現地のウォルマートから報告しています。

 

また大手掲示板Redditでは、地元のウォルマートで167個以上の袋を調べたがプロモコードが全滅との投稿もありまます。まさか製造ミスかと思いきや、eBayに大量のジャックリンクスコードが出品されているありさまです。

 

ほか「CoD:MW2」は、オランダの5つ星ホテルが無断でゲームの舞台とされ「爆破」されたとして抗議していました。世界的な超人気タイトルだけに、騒ぎも大きくなりやすいのかもしれません。

 

Source:PCGamer

ChromebookでSteamゲームが遊べる! ついにベータ版がリリース、最小システム要件も引き下げ

グーグルの「Chrome OS」を搭載したノートPCの「Chromebook」は、海外の教育市場では安価さを武器としてiPadを圧倒するほど普及しています。その一部をPCゲームプラットフォーム「Steam」に対応させる動きが進んでいましたが、ようやく初期ベータ版の提供がスタートしました。

↑Chromebookユーザーに朗報!

 

今年3月に正式発表(アルファ版)された際は、第11世代のインテルCore i5またはi7プロセッサが必須とされていました。が、今回の初期ベータ版では第12世代インテルCPUが含まれるほか、最小システム要件がCore i3/Ryzen 3以上のCPUへと引き下げられています。

↑Image:Google

 

つまりアルファ版では「10万円前後のハイエンドChromebookでしか動かない」でしたが、ベータ版では「1ケタ万円のミドルエンドマシンでも動く」ようになったわけです。

 

このChromebook版も、携帯ゲーミングPC「Steam Deck」と同じように互換レイヤー「Proton」を使って、多くのWindowsゲームとの互換性を実現する予定です。グーグルのChromiumブログによれば「Linux版のゲームが存在すればそれを実行します」 とあり、Windows版しかないものはProton経由になりそうです。

 

ChromebookでSteamを使いたい人は、Chromiumブログにあるセットアップ方法を参照してください。Protonを使うタイトルの場合は、Steam Playを有効にする必要がありますが、これはSteamクライアントから設定できます。

 

記事執筆時点では、「The Witcher 3: Wild Hunt」「Portal 2」「Hades」「Disco Elysium」「Return of the Obra Dinn」「Fallout 4」「Civilization V」など、多くの有名タイトルがサポートされています。

 

わざわざ条件を満たすChromebookを買うまでもありませんが(同価格帯でWindows PCを買った方が良いでしょう)、もしも該当するマシンをお持ちであれば、試してみてもよさそうです。

 

Source:Chromium Blog
via:The Verge

PlayStation VR2は7万4980円、2023年2月22日発売!予約開始は11月21日!

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5向け次世代バーチャルリアリティシステムPlayStation VR2 (PS VR2)を2023年2月22日に7万4980円(税込)で発売することを発表しました。

同日にはPS VR2専用タイトル「Horizon Call of the Mountain」を同梱した「PlayStation VR2 “Horizon Call of the Mountain” 同梱版」(7万9980円)および、PlayStation VR2 Sense コントローラー充電スタンド(5480円)も発売します。

先行予約に関する詳細は11月21日にPlayStation.comで案内を予定しており、日本国内においては「PlayStation VR2 “Horizon Call of the Mountain” 同梱版」を対象に、PlayStation Network アカウントを連携させた先行予約の応募受付を行うとのこと。応募が一定数を上回った場合は、抽選販売となります。

 

なお、PS VR2のローンチタイトルについては、PlayStation Studiosおよびソフトウェアメーカー各社から、20を超えるタイトルの発売を予定。各タイトルの情報は後日公開予定となっていますが、ソフトウェア単体での予約も11月より順次開始するのことです。

『エルデンリング』全165体のボスを1回の挑戦で1撃も食らわず撃破した猛者現る

バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング』は並みの腕前なら1つのボスで何度も死ぬことから「死にゲー」ともいわれ、非常に難易度が高いことで知られています。

↑エルデンリング

 

そんな難関ゲームに存在するすべてのボスを、数か月に及び準備と努力の末に、1回の連続したプレイ中に1回も攻撃を受けることなく倒しきった猛者が現れました。

 

ゲーム実況者のGinoMachino氏は 『エルデンリング』が発売されてから約2週間後の3月初め、「全ボスをノーヒット(一発も攻撃を受けない)でクリアする」と宣言しました。

 

しかし『エルデンリング』は本編のクリアに必要ないミニダンジョンも山ほどあり、全ボスは計165体もいます。1つ残らず制覇するにはかなりの時間がかかる上に、「連続して165体に挑み、1発も喰らわない」よう集中力を切らさないのは気の遠くなる話です。

 

ところがGinoMachino氏は7月半ばに元のツイートを引用し「とてもいい歳の取り方をしている」とつぶやき、着々と準備が進んでいることを仄めかしていました。その数か月後の10月25日、ようやくチャレンジが成功したしだいです。

 

その勝利の瞬間をGinoMachino氏はTwitterに投稿しており、そこでは「なんてこった。やったぜ、お前ら」とおたけびを上げています。9時間以上にわたるマラソン的な挑戦を見届けたい方は、Twitchのほうでご確認ください。

 

このチャレンジの一番の見どころは、ほぼ最後の瞬間まで本人も観客もほとんど黙りっぱなしのことでしょう。しかし、GinoMachino氏が最後に取っておいた「ゴドリックの軍兵」(ゲーム開始直後、チュートリアルのボス)と対峙したところでチャットが乱れ飛び、敵が予想外の動きをしたときにざわめいていましたが、そのまま無事に倒しきっています。

 

『エルデンリング』への挑戦は発売以来どんどんエスカレートしており、4月には3時間でノーヒット&ノーダメージでクリアした人も現れていました。また全ボスに対してノーヒット勝利をした褪せ人もいましたが、一度のチャレンジで達成したのはGinoMachino氏が初めてのことです。

 

Source:Twitch
via:Gamesradar

『エルデンリング』開発に協力した『ゲーム・オブ・スローンズ』原作者、プレイしていないと告白。ハマりすぎる性格のため

アメリカのSF・ファンタジー作家で『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作者(小説『氷と炎の歌』)ジョージ・R・R・マーティン氏は、人気アクションRPG『エルデンリング』の世界観作りに関わったことでも知られています。

↑エルデンリング

 

が、実はマーティン氏自身は『エルデンリング』をプレイしていないことが明らかとなりました。

 

マーティン氏が『エルデンリング』開発に参加したきっかけは、同作のディレクターを務める宮崎英高氏が『氷と炎の歌』などのファンだったことです。そこから開発のフロム・ソフトウェアがマーティン氏にアプローチし、マーティン氏も同社の『ダークソウル』を知っていたこともあり快諾。ゲーム発売直後にも、自らのブログで「貢献できて光栄に思っている」と述べていました

 

それほど思い入れある『エルデンリング』を、なぜプレイしていないのか? トーク番組『The Late Show with Stephen Colbert』に出演したマーティン氏は、『氷と炎の歌』の次回作に取り組めないからだと語っています。

 

マーティン氏は「みんながこの『冬の狂風』(シリーズ最新作)』を本当に待っているから」としつつ、自分が熱中しすぎる性格のため、他のことに手が付かなくなるほど夢中になるだろうとの趣旨を述べています。

 

実はマーティン氏はずっと昔、ビデオゲームをやっていたそうです。『Railroad Tycoon』や『Master of Orion』、『Homeworld』などに吸い込まれるようにハマってしまい、何週間、何か月経っても「もう一回、もう一回」と言いながらやってしまったとのこと。もう無理だ、禁断症状が出る、このままでは死んでしまう……という思いをしたと振り返っています。

 

『エルデンリング』でマーティン氏が担当したのは本編のシナリオではなく、ゲーム世界の舞台「狭間の地」の5000年前に起こったことでした。それは最初から分かっており、最終的な仕上がりにはかなり満足していて「今まで見た中で最も美しいゲームになった」と語っています。

 

フロム・ソフトウェアからは「5000年前に起こったことが、世界を完全に破壊し、現在が本当に破壊されてしまうことを書いてほしい」と頼まれたそうです。そこで全ての登場人物がどんなキャラクターで、誰と殺し合いをしていて、どんな力を持っているかを「歴史」として書いたとのことです。

 

超多忙のはずのイーロン・マスク氏は『エルデンリング』のクリア報告をしていましたが、やはり作家と実業家とでは時間の使い方が違うのかもしれません。

 

Source:The Late Show with Stephen Colbert(YouTube) 
via:Wccftech

マイクロソフト、いずれXboxを値上げするかも? でも年内はお値段据え置きを約束

ソニーが米国以外でPlayStation 5を値上げしたことは、記憶に新しいところです。それに対してマイクロソフト(以下「MS」)のXbox Series X|Sは価格を据え置いたことで好評を呼んでいました。また他社のサブスクリプション(定額制サービス)が値上げするなか、MSのXboxゲームパスは料金を変更していません。

↑Xbox Series X(左)と、Xbox Series S(右)

 

ですがXbox部門の最高責任者であるフィル・スペンサー氏が、いずれゲーム機やサービスの価格を引き上げる可能性があると明らかにしました。

 

この発言は、今週行われたThe Wall Street JournalのTech Liveカンファレンスでのことです。スペンサー氏はXboxゲーム機の値段を据え置いていると確認しつつ「私は、わが社が永遠にそれを続けられるとは思いません。しかし、このホリデーシーズン(年末商戦)に向けて、これらの価格を維持することが本当に重要だと考えています」と述べています。

 

つまり来年(2023年)には値上げするかもしれない。でも、少なくとも年内はお値段そのままで提供し続ける……と約束したと受け取ってよさそうです。

 

日本でも9月15日から、PS5は5500円値上げされています。それは半導体不足やインフレのため、原材料や部品の調達コストが高くなり、諸事情から本体価格に上乗せせざるを得ないためと見られています(「値上げしても売れるから」とのアナリスト分析もありますが)

 

もっともスペンサー氏は、そうした値上げ圧力が働いたとしても、少なくともXboxゲーム機本体は値上げしない可能性も示唆しているようです。

 

同カンファレンスでスペンサー氏は、Xboxゲームパスがようやく黒字化し、Xbox事業での収益の約15%を占めるようになったと明かしていました。Xbox製造コストの上昇を相殺するため、Xboxゲームパスを少し値上げする可能性もあるかもしれません。

 

いずれにせよ、2022年内にはXbox Series X|Sが値上げされないのは確実と思われます。今でもPS5は入手が難しくありますが、ほぼ同じAAAタイトル(PS独占を除く)が遊べて、Xboxゲームパスで新作ゲームも提供されるXboxハードを、今のうちに買っておくのもよさそうです。

 

Source:WSJ Tech Live
via:Polygon

激ムズの『ダークソウル』を足だけで攻略した猛者が出現! 次は目隠しプレー?

2022年はアクションRPG『エルデンリング』が大ヒットしましたが、その開発元であるフロム・ソフトウェアが送り出すゲームは、どれもが難易度の高い「死にゲー」であることが知られています。しかし、その1つである『ダークソウル』を足の指による操作だけでクリアした猛者が現れました。

↑足だけで倒されたら屈辱かも……(画像提供/FromSoftware)

 

フロム・ソフトウェアのゲームは両手で遊んでも非常に難しいのですが、何らかの縛りを自らに課してプレーすることが上級者の間で流行っています。そんな新たな挑戦者の1人が、ゲーム実況者のBriggsADA氏。

 

最近、同氏はDLC(ダウンロードコンテンツ)を含む全てのボスを、足だけで倒すことに挑戦するようになりました。例えば、序盤の強敵「鐘のガーゴイル」の火炎放射をかわしながら、絶妙なタイミングで強烈な一撃を叩き込む様子がツイッターで紹介されています。

 

多くのプレーヤーがゲームに慣れていない頃に出会う強敵であり、最初の個体の体力が減ると2体目が現れるえげつなさ。ですが、BriggsADA氏は両手でおいしいスナックを食べながら楽々と倒しています。

 

さらに、BriggsADA氏の最新動画は、DLCの追加ボス「深淵歩きアルトリウス」との対決から始まり、ここでは数回の敗退を重ねたものの、最終的には勝利を収めています。そして動画の終盤ではラスボスさえも倒し、本当に足だけで『ダークソウル』を攻略できると証明しています。

 

BriggsADA氏が次に挑戦するのは、やはり『エルデンリング』。しかし、すでに『エルデンリング』では変わった方法でプレーすることが大流行しており、ダンスパッドだけで最強の隠しボス・マレニアを倒したり、楽器のハープで操作して「忌み鬼マルギット」を撃破したりする猛者もいました。

 

BriggsADA氏は目隠しプレーも試したそうですが、ぜひ足だけ+目隠しで『エルデンリング』完全クリアに挑んで欲しいところです。

 

Source:BriggsADA(Twitch)
via:Gamesradar

よくやった!「スーパーファミコン コントローラー」がアップル製品で使えるように

10月25日にiPhone、iPad、MacおよびApple TVのシステムソフトウェアが一斉にアップデートしましたが、これらアップル製品で、多くの任天堂製Nintendo Switch用コントローラーが使えるようになりました。

↑iPhoneで使うことができるようになった

 

ゲームやアプリの開発者であるSteve Troughton-Smith氏が、iOS 16.1およびtvOS 16.1が「Nintendo Switch Online」加入者限定販売のコントローラー(本来はNintendo Switch用)に対応しているとして、スーパーファミコン コントローラーでApple TVを操作するデモを公開しています。BluetoothでのペアリングとUSB-Cケーブルでの接続は、どちらも上手くいっている模様。同氏はツイートの冒頭で「Neat(よくやった)」と述べています。

 

また、MacStoriesではNINTENDO 64コントローラも動くことを確認。ファミコンやメガドライブ ファイティングパッド 6Bは未確認ですが、同じく対応していると思われます。

 

これに先立つ6月、iOS 16ではスイッチ用のJoy-ConやProコントローラーも使えるようになっていました。しかも、キャプチャーボタンとホームボタンを数秒間押し続けることで、Joy-Conの左右を別々に使うか、それとも1つのコントローラーとして使うかを切り替えることができるようになったのです。

 

加えて、ソニーのDualSenseワイヤレスコントローラー やXboxワイヤレスコントローラーもiPhone、iPad、Apple TV、Macにペアリング可能。すでにゲーム専用機向けコントローラーをお持ちの方は、追加投資なしにApple Arcadeなどのゲームを楽しめそうです。

 

Source:9to5Mac

携帯ゲーミングPC「Steam Deck」上でmacOSを動かした猛者現る

人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」は歴代ゲームボーイのカートリッジが遊べたりしますが、なんとmacOSをインストールして動かした猛者が現れました。

↑Image:Lampa183/Reddit

 

これは大手掲示板Redditで、「Lampa183」と名乗るユーザーが報告していることです。そこでは「macOS Catalina 10.15.3が動くSteam Deck」の写真が投稿されており、仮想化ソフトウェア「VirtualBox」により実現したそうです。

 

ちなみにVirtualBoxとは、既存のOS上に別のOSを実行する仮想マシンを構築するオープンソースソフトウェアのことです。Steam DeckはLinuxをベースにしたSteamOSを搭載しており、VirtualBoxはLinux向けもあるため、技術的なハードルは高くなかったようです。

 

実際に「SteamDeckでどの程度、macOSが快適に動くのか」を示す動画はありません。ただLampa183氏によれば、電源投入に2~4分かかり、一部のアニメーションにもたつきを感じるものの、「パフォーマンスは普通」だそうです。

 

おおらく仮想マシン上で動かすと、グラフィック・アクセラレーションの恩恵を受けられないためでしょう。とはいえ、「アップルのデスクトップ用OSが携帯ゲーミングPCにインストールできた」のは、なかなか興味深いことです。

 

またアップルのiPadもmacOSを動かせない上に、新たなマルチタスク機能「ステージマネージャ」も制約が多いため、もしかするとSteam Deckは「タッチパネル付きのmacOSマシン」として優秀かもしれません。

 

海外で先に発売されたSteam Deckは、すでに日本でも予約受付が始まっています。数か月前は「アメリカより割高?」の印象もありましたが、その後に円安が進んだため、かなりお買い得感がありそうです。

Source:Reddit
via:9to5Mac

約3万円の高級品! PS5新型コントローラー「DualSense Edge」が2023年1月26日に発売

10月18日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、高性能で幅広いカスタマイズができるPS5用の「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」を2023年1月26日(木)から全世界で同時発売することを発表しました。

↑PS5用「DualSense Edge ワイヤレスコントローラー」(画像提供/ソニー)

 

希望小売価格は2万9980円(税込)で、交換用のスティックモジュールも同日に2680円(税込)で発売されます。また、一部販売店では10月25日(火)以降に順次予約が開始されるとのこと。

 

このDualSense Edgeは2022年8月に正式発表されたもの。それから約2か月が経ち、ようやく発売の準備が整ってきたようです。

 

本製品にはリマッピング(配置の入れ替え)可能なボタン、スティックやトリガーの感度の微調整、複数の操作プロファイル(ボタン配置や感度調整など特定の組み合わせ)間での切り替え、コントローラー上の独特なUIといった、ハードとソフトの両方に応じたパーソナライズ機能が内蔵されています。

 

つまり、プレイヤー個人でゲームごとにピッタリくる設定ができるうえ、それを保存し、必要に応じていつでも呼び出せるわけですね。

 

また、PlayStation 5標準の「DualSense™ ワイヤレスコントローラー」に備わっている持ちやすさと、ハプティックフィードバック(さまざまな振動を表現)やアダプティブトリガー(ゲーム内の状況によりトリガーが重くなったり軽くなったりする)など没入感を高める機能も継承。

 

本体のほか、交換可能なスティックキャップ3種と背面ボタン2種も同梱されており、自分好みに応じて付け替えできます。それら全てを付属の携帯用ケースにまとめて収納でき、その状態でコントローラーをUSB接続で充電することも可能。

 

ライバルに当たるXbox Eliteワイヤレスコントローラー シリーズ2が2万円を切るため、かなり強気な価格設定かもしれません(DualSense Edgeの独自機能も多いのですが)。この高級コントローラーを使うためには当然PS5本体が必要ですが、ソニーには品不足を解消できるほどの増産が望まれそうです。

 

Source:Playstation.Blog

ナンバリングタイトル節目の「30」は、原点回帰の「DJ」がメインテーマ! 「beatmania IIDX 30 RESIDENT」稼働開始

コナミアミューズメントは10月19日、音楽ゲーム「beatmania IIDX」シリーズ最新作「beatmania IIDX 30 RESIDENT(ビートマニア ツーディーエックス サンジュウ レジデント)」の稼働を、全国のアミューズメント施設で開始しました。

 

同シリーズは、7つの鍵盤とターンテーブルを操作して音楽を奏でるDJシミュレーションゲーム。バージョン30となる同作は、原点となる「DJ」をメインテーマとしています。

 

ゲーム画面がフルHD解像度に対応し、画面全般のレイアウトもリニューアル。ムービーなどのグラフィックの品質も向上しています。

 

様々な実績を達成することで、個性豊かな勲章が獲得できる「勲章システム」が登場。勲章はゲームの開始・終了時に表示することができ、並び順のカスタマイズも可能です。

 

プレーする楽曲の譜面傾向が分かるノーツレーダーがパワーアップ。各属性のレコメンドカテゴリが新たに登場し、現在の腕前に応じた楽曲がおすすめ曲として表示されます。プレー楽曲のノーツレーダーと結果によって成長する「プレーヤーノーツレーダー」が上昇したときは、リザルト画面で詳細な結果を確認できるようになりました。

 

選曲画面では、楽曲のクリア状況を表す「クリアランプ」と、スコアを表す「DJ LEVEL」をカテゴリごとに可視化。テンキーの4番を操作することで、画面右側に「クリアランプ」もしくは「DJ LEVEL」の進捗状況を表示できます。

 

公式HPで登録できるライバルの人数が、5人から6人に増加。プレーのリザルト画面でも、ライバル6人分のプレーデータを確認可能です。

TGS2022(東京ゲームショウ)を「eスポーツ」視点で総括! これからはゲーミングPCがメインプラットフォームに?

去る9月15日~18日に開催された東京ゲームショウ2022(TGS2022)。久々のリアル開催となった今回、残念ながら近年の定番でもあった競技大会「e-Sports X(イースポーツクロス)」の開催はなく、TGS主催のeスポーツイベントは行われませんでした。しかし、会場内には「eスポーツコーナー」が用意され、eスポーツに関係するブースが数多く出展。これまではeスポーツを前面に押し出しているブースは少なかったのですが、コーナー化するほど、eスポーツを中心に展開しているブースが増えたと言えます。eスポーツコーナー以外にもeスポーツ関連の商品を取り扱ったブースが各所に点在しており、TGS会場を見渡すとどこでもeスポーツ関連ブースが目に入るような状態です。

 

コーナーが出来るほどに成長を続けるゲーミングPC市場

最も数が多かったのはゲーミングPC、PC周辺機器メーカーや販売メーカーのブース。今回のTGSでは、PC関連メーカーの勢いからここ数年の変化を大きく感じられました。

 

↑「全国高校eスポーツ選手権」や「STAGE:0」など、学生のeスポーツ活動をバックアップしているサードウェーブのPCブランド「GALLERIA」が初出展。ゲーミングPCを展開していた

 

↑PCからマザーボード、グラフィックボードなどのパーツも手掛けるMSIのブースでは、同社のゲーミングPCが一挙に試せるようになっていた

 

さらに、DXRacerやイトーキなど、ゲーミングチェアを販売するメーカーのブースも当然、出展していました。ニトリもゲーミングチェアを展開していたのが印象的です。

 

↑ゲーミングチェアのトップランナー、DXRacerのブース

 

↑実は数年前からゲーミングチェアを展開しているイトーキ

 

↑新たにゲーミングデバイスに参入したニトリのゲーミングチェア

 

プレイ環境や競技サポート製品の展示も充実していた

変わり種としては、「ゲーミングマンション」を謳ったブースも登場。音楽制作向けの防音賃貸マンション「ミュージション」を展開するリブランマインドが提案するもので、防音と高速インターネットを提供するマンションになっています。夜中でも大声で配信しても問題無く、マンションにありがちな一棟でひとつの回線になることで、部屋ごとに高速通信が見込めなくなるようなことも、専用回線を引くことで解決しています。

 

ヤマハミュージックジャパンとブースでは、部屋を別途借りるのではなく自宅にゲーミング用の防音室を導入したい人の為の防音室「アビテックス」を展示。ヤマハミュージックジャパンは、前述のリブランマインドの「ミュージション」の開発にも参画していて、出展ブースではそれをゲーム実況に転換。

 

梱包資材メーカーの川上産業も防音・静音ルームを展示。いわゆるプチプチと呼ばれる緩衝材を応用した防音室で、プチプチが緩衝材としてだけでなく、保温、防寒にすぐれ、音の吸収もすることをアピールしていました。

 

↑ゲーミングマンションを展開するリブランマインドのブース

 

物販コーナーにブースを展開していたカンロは、ゲーミンググミを発売していました。ゲーミングチーム「忍ism Gaming」と共同開発したグミで、ゲームをプレイする時の集中力を高め、それを持続させる効果があるとのことです。

 

ブドウ糖が主成分となっているので、プロ棋士が対局中に糖分を補給し脳を活性化させるのと基本的に一緒です。以前、東京ビッグサイトで開催していた「eスポーツビジネスEXPO」でも、他メーカーがゲーミンググミを発売しており、eスポーツに関わる企業・製品の幅が広がっていることを実感できます。既存の技術や商品を、ゲーミングやゲーム実況などの利点にスポットを当てて、本来の商品の使用目的とは違った展開を行う。ここ数年でそういった商機は増えました。

 

今後、eスポーツのメインプラットフォームはゲーミングPCとなる?

今回のTGSでは、ソニー・インタラクティブエンタテインメントはPlaystation関連の出展はしておらず(インディーゲームコーナーでの出展はあり)、TGS開始以来、初めてコンシューマプラットフォーマーの出展がありませんでした。その変わり、VRのMETA QUEST2や携帯ゲーミングPCのSTEAM DECKのブースが出展されるなど、既存のプラットフォームに捉われない存在に注目が集まりました。広く言えば、METAのデバイスはゲーミングPCと接続して遊ぶので、コンシューマプラットフォームに代わりゲーミングPCが今回のメインであったとも言えます。

 

そもそもゲーミングデバイスの多くは、ゲーミングPCの周辺機器です。ゲーミングキーボードやゲーミングマウス、ゲーミングヘッドセットやゲーミングモニターなど、コンシューマ機で遊んでいるプレイヤーにはあまり縁がないものですが、PCユーザーにとってはどれも必須となっています。冒頭で触れたゲーミングPC関連メーカーの展示が増えたことも鑑みると、ここ数年でゲーミングPCの認知度が高まったと改めて実感しました。

 

↑META QUEST2が体験できたMETA QUESTのブース

 

↑ゲーミングマウスやキーボードを販売するエレコムブース

 

↑ゲーミングモニターでお馴染みのBenQブース

 

↑新しいヘッドセットのラインナップを展示していたSteelseriesブース

 

昨今のゲーム、特にオンラインゲームは様々なハードでリリースされ、ハードを超えた対戦、協力プレイができるクロスプレイが主流となっています。ただ、コンシューマ機とゲーミングPCがマッチングすると、それだけでゲーミングPCユーザーの方が有利になると言われるなど、ゲーミングPCを選ぶ意味が出てきています。特にプロゲーマーやハイアマチュアなど、ハイエンドプレイヤーにとって、ゲームのプレイ環境は死活問題となるので、ゲーミングPCとその周辺機器であるゲーミングデバイスを揃える傾向にあると言えます。

 

とは言え、ゲーミングPCやその周辺機器はコンシューマ機に比べ高価であり、簡単に手が出せないのも事実。実際、コンシューマ機でも10数万円のゲーミングPCと同等の性能を持つPlayStation 5が高いと言われる昨今、それ以上の価格のゲーミングPCを購入するのはさすがに覚悟が必要でしょう。そういった意味では今回のTGSは、さまざまなゲーミングPCやゲーミングデバイスを直に触れる機会であったわけです。

 

総じて今回のTGSはゲーミングPC、それに付随する周辺機器、eスポーツ関連が大きく躍進したと感じました。TGSに来場する人たちは、コアユーザーでアーリーアダプターであるので、まだまだ一般的にゲーミングPCなどが浸透するには時間がかかると思われますが、今後の主流となっていく可能性は十分にあるのではないでしょうか。

Steam Deckで歴代ゲームボーイのカートリッジが遊べる!「GB Operator」が公式サポート

人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」が日本でも予約受付が始まり 、年末までには出荷される見通しです。いろいろなゲームを遊びたいところですが、歴代ゲームボーイのタイトルをPCで遊べるようにするアダプターがSteam Deckにも対応していることが確認されました。

↑Image:Epilogue

 

「GB Operator」の製造元であるEpilogueは、Steam DeckにGBA(ゲームボーイアドバンス)専用ゲーム『マリオカートアドバンス』(海外名は『Mario Kart Super Circuit』)のタイトル画面が表示されたところを公開しました。

 

公式ツイートでは「我々はオフィスでGB OperatorとOperatorアプリがSteam OSと完全に互換性があり、Steam Deck上で非の打ちどころがなく動くことを検証しました。これにより体験は楽しく、ポータブルになります、私たちはサポートできることを嬉しく思います」と述べられています。

 

このGB Operatorは、ROMカートリッジを挿せる外付けのデバイスです。対応ソフトはゲームボーイとゲームボーイカラー、GBAの3種類であり、これまでWindows PCやMacに公式対応していました。なんとポケットカメラにも対応しており、撮影したデータを吸い出すこともできます。

 

ゲームを遊ぶには本物のカートリッジを挿してアダプターをUSB接続してから、PC上でエミュレーター「Operator」を動かします。対応OSはWindows、MacとLinuxですが、Steam DeckのSteamOSもLinuxベースのため対応できたと思われます。

 

YouTubeなどでレトロゲームのプレイ実況をするうえで心配されるのは、違法コピー品ではないか?と疑われることでしょう。しかしGB Operatorを使えば、本物のカートリッジを使っていることを映像にして伝えられます。

 

とはいえ、それで法的に問題がないかどうかは専門的な議論が必要でもあり、エミュレーターによるプレイが100%合法とも言い切れません。もしGB Operatorを使ってレトロゲームを遊ぶ場合は、自己責任のもとでお願いします。

 

なおGB Operatorの価格は49.99ドル(10月17日現在で約7400円)。輸入代行業者によっては違う商品を送りつけてくることもあるので、しっかり評判をチェックしておきたいところです。

 

Source:Epilogue(Twitter) 
via:Gamesradar

Steamモバイルアプリがアップデート、QRコードでログイン可能に!

PCゲームのダウンロード販売プラットフォームSteamのモバイルアプリが全面的にリニューアルされ、とても便利になりました。10月14日現在では、iOS版とAndroid版ともに配信がスタートしています。

↑Image:Valve

 

最も大きな変更は、PC側でユーザー名とパスワードを入力しなくとも「QRコードを読み込む」だけでログインできるようになったことです。この方法ではスマートフォンに保存されている2要素認証の資格情報を使用して、本人確認が行われます。

 

まずPCにSteamクライアントをインストールして起動すると、QRコードが表示。これをスマホでスキャンすると、サインインしようとするPCのおよその位置が分かる地図を含めた確認ページが表示されます。承認をリクエストしてるのが自分だと確認でき、遠隔地にいる他人の乗っ取りを防げるわけです。

 

またユーザー名とパスワードを使ってログインする場合も、アプリはログインを許可するかどうかを尋ねてきます。また、アカウントにひも付けられてないはずのPCがないか確認したい場合は、「許可されたデバイス」ページで確認でき、承認を取り消せるようになりました。

 

ほか、ライブラリにあるすべての購入済みゲームも一覧できるようになりました。各ゲームをタップするとPCにリモートダウンロードできる一方で、インストール済みならアンインストールするオプションもが表示されます。

 

さらにスマホ画面でもストアの表示が見やすくなり、フレンドリクエストなどのSteam通知機能も充実しています。

 

これまで新規PCでSteamにログインする場合はユーザー名とパスワードを忘れていたらアウト、覚えていてもメールなどの2要素認証する手間がかかりましたが、今後はモバイルアプリのおかげで素早くゲームのプレイが始められそうです。

 

Source:Steam

「ファミリーサーキット」スーパーAクラス最終戦の1位獲得に挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、Nintendo Switchの「ナムコットコレクション」で遊べる「ファミリーサーキット」をプレイ! 先の読めないトップビュー視点で、20周もの間、中年フジタの集中力は続くのか?

 

↑用意されたコースは「すずか」「モンテカルロ」など40種類。「たいきゅうレース」モードもあり

 

バンダイナムコエンターテインメント
ファミリーサーキット

「ナムコットコレクション」より
330円(無料DLの「ナムコットコレクション」が必要)
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70050000022576.html

 

トップビューのレースゲーム。F1をモチーフにしたメインの「スプリントレース」では全16サーキットを転戦する。ゲームデザインは「ゼビウス」の遠藤雅伸氏。

 

報酬はクルマ型柿の種、罰ゲームはF1実況

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、ひと粒ひと粒が日産の名車の形になっている人気の柿の種をご用意しました!

 

フジタ(以下フ) 僕、クルマ大好きなんですよ。若いころ、借金を整理するときに「クルマを売れ」と言われたんですけど、「それだけは勘弁して」とお願いしたくらい好きです(笑)。

 

 ただし失敗の場合は罰ゲームとして、普段の実況とは違う、古舘伊知郎さん風F1実況に挑戦していただきます。

 

 昔、深夜にフジテレビでやってたのをなんとなく見てました。「ああっと、中嶋 悟が止まっている~!」って(笑)。

 

 懐かしいですね(笑)。

 

「スーパーA」クラス最終レース20周を1位でゴールせよ!

↑最初にマシンのカラーリングとセッティングができる。かなり細かいところまでこだわれる本格派。作ったマシンはパスワードで保存可能

 

 今回はファミコンの「ファミリーサーキット」です。

 

 このゲームはギア比やハンドリングなど細かくセッティングできるんですけど、これが子どもには難しかったんです。

 

 かなり本格的でしたよね。

 

 しかも、セッティングの仕方によっては、どれだけ腕があってもクリアできないコースが出てきちゃう(笑)。

 

 “詰む”っていうパターンもあったんですね!?

 

 そうなんですよ。でも、車体やカラーリングも選べるので、そこが「ファミリーサーキット」の魅力でもあります。

 

↑予選はピットからスタート。決勝レースではマシントラブルの概念があるので、適切なピット作戦が求められる。クルーの作業風景はかわいい

 

 今回の挑戦ルールは、スプリントレースの最高難度「スーパーA」最終戦・アデレードでの優勝です。

 

 うーん、せめて3位ならセーフになりませんかね? 何しろ20周なので集中力が……。

 

 今回の挑戦の見どころを教えて下さい。

 

 ここは斜めのストレートが一番スピードを出せるんですけど、すぐあとに直角カーブがあるんですよ。どこまで怖がらずにいけるか。思い切って攻めたいと思います。

 

 では、お願いします!

 

↑スピードが出る長い直線からの直角カーブが難関。1980年代のF1コースやドライバーがモデルになっていて、オールドファンには懐かしい

 

――それではスタートです。「GO」が出てから押さないと止まっちゃいますからね。最初これだけコンピュータのマシンと重なっていて、自機を見失いがちなんで注意です。そしてここが一番速度が出る斜めストレート。あっぶねー! 岩に当たったら一発でリタイアなんで……。

↑スーパーAの最終戦はアデレード。ライバルマシンとの当たり判定は存在せずすり抜ける。ただし、コース脇のブロックにぶつかると一発アウト

 

【一瞬の気の緩みが命取りになる!? 続きは動画で!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

【関連記事】
ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

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たった5分で学習!「ラボで培養した脳細胞」が卓球ゲームを覚えた

数年前、人工知能が数万本の動画を見て『パックマン』を再現したことがありましたが、最近では、ある研究室で培養された脳細胞にレトロな卓球ゲーム『ポン(PONG)』の遊び方を学習させた研究結果が報告されています。

↑ラボで培養した脳細胞もプレーできる『ポン』

 

バイオテクノロジーの新興企業・Cortical Labsが行った研究は、査読付きの科学ジャーナル『Neuron』に掲載されました。その論文の筆頭著者ブレット・カガン博士は、ミニブレインが「外部から情報を取り込み、それを処理し、リアルタイムで反応できる」ことを実証した初の成果だと語っています。

 

「DishBrain」と名付けられたミニブレインは、マウス細胞とヒト細胞(幹細胞から採取)から培養した80万個の脳細胞であり、これを『ポン』が繋がれた電極配列の上に置いたとのこと。ボールの位置を示す電気パルスを神経細胞に送り、そこからの信号を受けて電極アレイがパドルを上下に動かすという仕組みです。

 

パドルがボールに当たると、DishBrainは強く一貫したフィードバック信号(事実上の刺激)を受け取り、ボールが外れた場合は短いランダムな信号を受信するそう。これにより「リアルタイムのゲームプレーの5分以内に、明白な学習の兆候を示した」と述べられています。

 

また、20分のプレーではさらに上達したと言われており、このことは細胞が再編成され、ネットワークを構築し、学習していることを示しているようです。

 

今後の研究では、薬やアルコールがDishBrainのプレー能力にどう影響するかを調べて、人間の脳の代わりに有効に扱えるかどうか検証する予定。ゆくゆくは、アルツハイマー病などの治療法のテストでの活用も目指しているとのことです。

 

脳は思考や感情を司るため、治療薬や治療方法を実験することが難しくなっています。ミニブレインがその壁を乗り越えていくのかもしれませんが、「もしも自我が目覚めていたら……」という懸念も出てくるのかもしれません。

 

Source:Neuron and BBC

Steam Deckのような遊びやすい新型VRヘッドセット開発中? Valveの求人情報から可能性が浮上

ここ最近は携帯ゲーミングPC「Steam Deck」が絶好調のValve社ですが、新たにVRヘッドセットを開発している可能性が浮上しています。

↑Valveに新たな噂が

 

この情報は今月10日(現地時間)、VR関連アナリストのBrad Lynch氏(@SadlyItsBradley)が発見し、Twitterで報告したことが基になっています。

 

Lynch氏が見つけたValveの求人情報によると、ワシントン本社で「ソフトウェアエンジニア – コンピュータビジョン」の役職を募集しているとのこと。さらに「Valveでは、VR体験の限界を押し広げています」と書かれており、VR方面への野望がはっきりと示されています。

 

さらに求人情報では「VRの次のステップ」に到達するのを助ける人材を探していると書かれています。同社のPCゲームプラットフォームSteamは、HTC VIVEなど複数のVRデバイスに対応していることから、「その次」となるハードウェア新製品を開発する意図が透けて見えるようです。

 

ソフトウェアエンジニアの求人では、特に「カメラパススルー、環境分析、アイトラッキング、ハンドトラッキング」のカテゴリで実績ある開発者が募集されています。これらは同社のValve Indexヘッドセットになかった要素もあり、やはり次のステップに進もうとしている可能性がうかがえます。

 

Valveが新型VRヘッドセットを開発している手がかりが発見されたのは、今回が初めてではありません。今年初めにもUSPTO(米特許商標庁)により、ValveのVRヘッドセットのデザインに関する特許出願が公開されていました

 

また昨年9月にも、テックメディアArsTechnicaが、同社がコードネーム「Deckard」という新型VRヘッドセットを開発していると主張したことがあります。

 

Steam Deckを購入した人たちの評価は非常に高く、また先日の東京ゲームショウ2022でもSteam Deckブースは大いに盛り上がっていました。ゲームを知り尽くしたValveだけに、快適なプレイ体験が楽しめるゲーミングVRヘッドセットが実現するのかもしれません。

 

Source:Valve
via:Gamesradar

toio×リアル脱出ゲーム、異色のコラボ公演! toioとともに謎を解く「机の上の魔王城からの脱出」10月13日より開催

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、謎解きイベント「リアル脱出ゲーム」を企画運営するSCRAPと協業し、キューブ型ロボットトイ「toio(トイオ)」を活用した、新作リアル脱出ゲーム「机の上の魔王城からの脱出」を、10月13日から東京ミステリーサーカスで開催します。

 

今回開催となる同公演は、プレイヤーが、机の上のおもちゃの世界に閉じ込められてしまうという設定。城にいる魔王が閉じ込めた人間をおもちゃに変えてしまうということを知り、プレイヤーたちはその世界で出会ったおもちゃたちと協力して、謎や試練を乗り越え魔王を討伐し、脱出を目指すというストーリーです。

 

toioは、紙に埋め込まれた「目に見えない位置情報」を読み取れることが特徴の小さなロボット。同公演では、toioのトッティ、ジェシカと一緒に魔王討伐を目指します。彼らとプログラミングを通じてコミュニケーションを取り、その行動をきっかけに謎を解き進めていきます。プログラミングの知識は一切不要で、机の上の世界で出会ったおもちゃたちとの協力と、プレイヤーの閃きが、脱出のカギとなります。

 

開催期間は2023年1月9日まで。1チーム最大4名で、制限時間は60分(所要時間約120分)です。

 

チケット料金(税込)は、前売りの場合、平日一般3500円、学生3200円、グループチケット1万2800円。土日祝&ハイシーズンは一般3800円、学生3500円、グループチケット1万4000円。当日は、平日一般3800円、土日祝&ハイシーズン一般3500円、グループチケット1万4000円。土日祝&ハイシーズンは一般4100円、学生3800円、グループチケット1万5200円。

PS4用ホラーゲーム『P.T.』が非対応のPS5で動作。ハッカーが2年前と同じ脆弱性を報告

2022年9月に公表されたPS5の脆弱性「IPV6 Kernel exploit」を利用して、あるハッカーが脱獄(メーカーが設けた制限を解除し、通常では使用できない機能を使えるようにすること)に成功し、本来は動かないはずのPS4用ホラーゲーム『P.T.』をインストールして動作させることができたと報じられています。

↑2年前と同じ脆弱性が再び見つかったPS5

 

この脆弱性はPS5のファームウェア4.03、およびそれ以前のバージョンだけで使えるもの。現在のバージョンは22.02-06.00.01であり、しばらくアップデートしていないPS5でない限り動きません。

 

IPV6 Kernel exploitは、PS4のウェブブラウザ描画エンジンであるWebkitの脆弱性を利用しているとのこと。SpecterDevというハッカーによる細工を施したローカルPC上のウェブサーバーに、PS5がアクセスすることで機能します。米Kotakuによれば、このハッキングは約30%の確率で成功し、上手く行けばPS5のデバッグモードにアクセスでき、本来は動かせないソフトウェアが実行できるとのことです。

 

もともとIPV6 Kernel exploitは約2年前、PlayStationのハッキングで有名なtheflow0ことセキュリティ研究者のAndy Nguye氏が発見したものでした。一度は修正パッチにより対策されましたが、theflow0氏がPS5で再び発見。つまり同じ人物が同じバグを2回見つけて、どちらもソニーに報告したのです。もっとも、どちらも違う報告だとして、同氏はソニーから1万ドルの賞金を2回受け取ったとか。

 

なぜ一度は対策されたはずの脆弱性が復活してしまったのか? theflow0氏は、PS5のシステムがFreeBSD9からFreeBSD11に移行した際に、 何らかの原因で元に戻ったようだと推測しているようです。

 

現在のところ、この脆弱性を通じて利用できる機能はかなり限られている模様。それでも、公式にはPS5での後方互換性がなく、動かないはずのP4用ホラーゲーム『P.T.』を動かすには十分だったようです。

 

こうした脆弱性は、主にハッカーらが著作権違反の海賊版を動かすために使ったり、オンラインシステムに侵入する抜け道に悪用されたりすることがあります。ひいては大規模障害や個人情報の流出にも繋がりかねないため、決して手を出さないことをお勧めします。

 

Source:Kotaku and Motherboard (Vice)

ボツになった「ゼルダの伝説」外伝、『ファイナルファンタジータクティクス』みたいなゲームだった?

数週間前、海外YouTubeチャンネル「Did You Know Gaming?」は、「メトロイドプライム」シリーズの開発でレトロスタジオが任天堂に提案しながらもボツにされた「ゼルダの伝説」スピンオフゲームが2本あったと報じていました

↑この少年は……

 

そのうちの1つ、ニンテンドーDS用「Heroes of Hyrule」(ハイラルの英雄)に関する22ページの公式文書を入手できたとして、そのあらましが公開されています。

 

このゲームは「コリ」という少年が100年前にガノンを封印するために使われた本を完成させるという、本編のリンク以外の人物を中心としたシナリオとなっていたようです。この本にはおなじみゴロン族、リト族、ゾーラ族ら3人の主人公が、囚われたリンクを解放するためにガノンの城を目指すという物語が書かれており、コリはそのページを集めるというあらすじです。

 

そのためゲームは「現代編」と「過去編」に分かれます。そのうち約3分の1を占める現代パートでは、コリが街を歩き回り、ミニゲームをプレイし、サブクエストをこなして本のページを集めるという「いつものゼルダ」的なプレイが展開されるとのこと。

 

かたや過去編では、戦術ベースのRPGが繰り広げられ(文書には『ファイナルファンタジータクティクス』との比較あり)、戦闘パートの合間にパズルと探索をこなすことになります。

 

実際、本作は「古典的なゼルダとタクティカルRPGのハイブリッド」と説明されています。たとえばRPG的なステータスは存在しますが、レベルアップという概念はほとんどなく、代わりにステータスを上げられる「ハートのかけら」などのアイテムを入手するという具合です。

 

またアイテムは戦闘だけでなく、探索や謎解きなど、従来の『ゼルダ』のブーメランのような様々な使い方ができます。さらに過去と現代編のプレイは連動しており、一方の時代で得た情報、行動の結果やアイテムが、もう一方の時代に反映されるそうです。

 

このプロジェクトは、任天堂により直ちに却下されたため、残念ながら実現には至っていません。もし実現していれば「メトロイドプライム」や「スーパードンキーコング」のように、海外スタッフが主導した新たなシリーズの誕生に繋がっていたのかもしれません。

 

Source: Did You Know Gaming?(YouTube) 
via:NintendoEverything

Stadiaが『デス・ストランディング』独占続編をキャンセルしていた?

コジマプロダクションから2019年にリリースされた、インディーズビデオゲーム『デス・ストランディング(DEATH STRANDING)』。こちらの続編の計画を米グーグルのクラウドゲームサービス「Stadia」がキャンセルしていたことを、海外テックサイトの9to5Googleが報じています。

↑デス・ストランディング

 

グーグルのStadiaといえば、つい先日にサービスを2023年1月18日に終了することが発表されたばかり。一方でコジマプロダクションの小島秀夫監督は以前にはStadiaとクラウドネイティブなゲーム開発に取り組んでいることが報じられましたが、Stadiaの独自ゲーム開発スタジオが閉鎖されたため、現在は米マイクロソフトのXbox Game Studiosと提携が発表されています。

 

9to5Googleによれば、2021年にStadiaの専用スタジオが閉鎖される前に、デス・ストランディングの続編を独占提供する計画があったそう。しかしソロゲームの要素が強いデス・ストランディングにたいしてグーグルは「もはやソロ体験ゲームの市場はない」と考え、すでに開発の初期段階に入り、2020年半ばに最初のモックアップが公開された直後にもかかわらず、プロジェクトを完全に中止したというのです。

 

というわけで、残念ながら幻に終わってしまったデス・ストランディングのStadiaにおける独占続編計画。しかし小島プロダクションは先述のマイクロソフトとの提携も含め活発にゲーム開発をすすめており、今後のゲームリリースに期待したいものです。

 

Source: 9to5Google