チートソフト開発企業、約18億円の損害賠償を支払い! 『Destiny 2』のBungie社と合意

人気のアクションMMO「Destiny 2」のチートソフト(ゲーム内で不正行為をするためのツール)を作成した企業が、同ゲームを開発・運営するBungie社に1350万ドル(約18億円)の損害賠償を支払うことで合意したと報じられています。

 

米TorrentFreakによると、BungieはElite Boss Techとの訴訟で1350万ドル(約18億円)を支払うことで和解したとのことです。この訴訟は昨年8月にBungieが起こしたもので、数か月ごしに決着をみた次第です。

 

今年2月の途中報告でBungieは、Elite社のチートソフトが『Destiny 2』のゲームプレイとプレイヤー体験の整合性を脅かしていると主張していました。またBungieはチート防止技術の実装により「法外なコスト」がかかったとも付け加えています。

 

これを受けてElite Boss Techのオーナーである被告らは、チートソフトを開発するために『Destiny 2』のコピーを作成したり配布したりしていないと主張したとのこと。また、Bungieの限定ソフトウェアライセンス契約の特定条項は行使できず、同社からの著作権侵害の主張は根拠がないと反論していたそうです。

 

しかしながら、今回Elite Boss Tech側は、自社のチートソフトが『Destiny 2』の著作権で保護されたコードを改変し、その結果として「無許可の二次創作」が発生したことに同意しています。このチートソフトは約6765回ダウンロードされ、1回ダウンロードされるごとに2000ドルの罰金が課された計算だと伝えられています。

 

さらに合意の一環として、Elite Boss Tech社は今後もBungieの知財を侵害するソフトを作ったり配布したりできないとされています。「この終局的差止命令は、訴状で主張された特定の知的財産権の地域的範囲に関係なく、全世界で被告を拘束し、被告またはその資産が存在する場所の管轄裁判所で執行できる」とのこと。つまり合意は米国だけではなく、ほかのあらゆる国にも及ぶというわけです。

 

ここ最近のオンラインゲームはどれもがアンチチート(不正防止)ソフトのインストールが必須とされており、人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」でもアンチチートが動かないため非対応とされたタイトルがあります。たとえばマイクロソフト製であれば『Gears 5』や『Halo Infinite』など

 

またBungieは特にチート対策が厳しいことで知られており、(アンチチートの動作が怪しい)Steam Deckで『Destiny 2』を無理やりプレイしようとするとBANすると警告していました。それにしても18億円とは驚くべき金額ですが、チートソフトで稼ごうとする不届き者に対しての警告を兼ねているのかもしれません。

 

Source:TorrentFreak
via:Gamesradar

超難関ゲーム『エルデンリング』のすべての敵を最強ボス・マレニアに入れ替えてクリアした褪せ人現る

バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』は、凡人がプレイすればゲームオーバーを繰り返し「死にゲー」と呼ばれるほどの難しさです。そのゲーム内の、ザコを含めたすべての敵を、わざわざ最強の呼び声も高いボス「マレニア」に入れ替えてクリアした猛者が現れました。

 

これはPC版の『エルデンリング』に、MODを使って実現したものです。MODとは、ソフトウェアに追加して動作を改変するデータやプログラムなどの総称のこと。MODを導入した状態でオンラインでプレイするとBANなどの処分を受けることもあるため、オフラインで遊ぶことが推奨されます。

 

さてYouTuberのBushy氏は、敵ランダム化MOD(本来は定位置のはずの敵をランダムに出現させる)により、ゲーム内のすべての敵をマレニアに入れ替えてプレイした動画を公開しています。つまり通常の敵や、ボス、本来は襲ってこない野生動物までがマレニアとなっているものです。

 

ちなみにマレニアは隠しボスの1つであり、倒すことがクリアに必須となっているわけではありません。その戦闘力は凄まじく、連続攻撃は超スピードで避けるのが難しいうえに、当たるとマレニアの体力が回復してしまいます。しかも一度倒した後に第2形態まであり、体力が8割まで回復するうえに腐敗属性(体力を時間経過で削る)を持つ爆発を放ち、攻撃モーションも増えるという凶悪ぶりです。

 

やはり「敵キャラぜんぶマレニア」となった『エルデンリング』はかなりのカオスさで、道中のすべてがボス戦です。そんな「マレニアリング」のクリアは8時間16分強と意外にかかっていませんが、それでも死亡アニメーションを頻繁に見ることになっています。

 

このプレイ動画のハイライトは4分30秒あたり、「呼び水の村」の洞窟に入るところです。元々は「ティビアの呼び舟」という弱めのボスしか出ないところですが、敵入れ替えMODのために洞窟がマレニア密集地帯となっており、主人公が「緑亀のタリスマン」を取るまでに何度もみじん切りにされています。

 

『エルデンリング』のMODプレイ動画は数々あり、ホーマー・シンプソンズVSシュレックや、『DARK SOULS』シリーズの全英雄を召喚するなどが話題となりました、が、突き抜けた狂気度でいえば、今回の「マレニアリング」がダントツかもしれません。

 

Source:Can I beat Elden Ring When Everything is Malenia(YouTube)

via:Gamesradar

「PS5コントローラー」のプレミアム版がまもなく登場!? 先進性の進歩に期待集まる

マイクロソフトのXbox Series XおよびS向けには、豊富なカスタマイズ機能や付加価値を上乗せした「Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ2」が販売中です。

↑プレミアムなコントローラーを開発中か?

 

そして新たに、ソニーも着脱式のスティックや背面パドルなどを備えた高級ゲームパッド「PS5 Proコントローラー(仮称)」をまもなく発売するとの噂が海外で報じられています。

 

この噂の発信源は、海外ゲーム情報メディアTry Hard Guidesのライター・Tom Henderson氏。同氏は最近も、小島監督のXbox向け新作がホラーゲーム『Overdose』だと述べていました

 

ソニーのPlayStation 5は本体の性能のみならず、専用コントローラー「DualSense」(iOS/iPadOSにも対応)の先進性でも競合他社に差を付けています。すでに触覚フィードバックやアダプティブトリガーなどプレミアムな機能を備えていますが、Henderson氏によれば「PS5 Proコントローラー」では、さらにそれが進化するとのこと。

 

この新型PS5コントローラーは、通常はサードパーティ製の高級コントローラにしか搭載されないような機能の多くを提供する予定だと伝えられています。

 

具体的には、取り外しできるアナログスティック、素早い入力ができるトリガーストップ(トリガーボタンの押し込みを任意の位置で固定するもの。軽く押して単発だけ発射する「タップ撃ち」が簡単にできる)や背面パドルといったところ。コントローラの内部ソフトウェアもアップグレードされるそうです。

 

Henderson氏は、新型ゲームパッドのプロモーション画像を見たそう。その大まかな形はDualSenseに似ていながらも、全体的にカスタマイズ性が重視されており、グリップなど多くの部分が取り外しや交換ができると述べています。

 

当然ながら、こうした噂は公式発表があるまで正しいかどうかわかりません。が、PS5用のDualSenseは多機能のためか、サードパーティ製の互換製品はあまり出ておらず、ソニー純正のプレミアムモデルを待っている人も少なくないはず。人気シリーズの最新作『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』について追加の発表がまもなくありそうですが、その場で新型コントローラーに言及されるのかもしれません。

 

Source:Try Hard Guides
via:Wccftech

小島監督の新作はホラーゲーム「Overdose」? Google Pixelらしきスマホでプレイする映像を見たとの証言も

ゲームクリエイターの小島秀夫氏(通称は「小島監督」)は13日、コジマプロダクションとXbox Game Studiosとの提携を発表しました 。そこでは「マイクロソフト(以下「MS」)の最先端クラウド技術」を使うことしか明かされていませんでしたが、実は数日前にリークされたホラーゲームではないか、との噂がささやかれています。

Microsoft((534) Xbox & Bethesda Games Showcase 2022 – YouTubeからのスクリーンショット)

 

ここでいうホラーゲームの噂話とは、「デス・ストランディング」のマーガレット・クアリーが主演するという「Overdose」(過剰摂取)なるタイトルです。もっともデススト(略称)とは関係なく、ただ同じ女優が出演しているだけとのことでした。

 

この「Overdose」は、3人称と1人称視点が切り替えられるシステム。匿名の情報源から送られてきた開発初期の動画では、クアリー演じる主人公が暗い廊下を進んでいき、やがてジャンプしてゲームオーバーとなり、小島監督のクレジットや『Overdose』のタイトルが表示されたそうです。

 

さて新たな情報は、このOverdoseをリークした同じライターのTom Henderson氏が発信していることです。興味深いのは、前回は漠然と「このゲームをプレイしている人が、ある種のモバイルデバイスで使っているようだ」としていたところを、「Google Pixelのように見える」と具体的に述べていることです。

 

かつて小島監督は、Googleのクラウドゲーミングサービス「Stadia」とクラウドネイティブなゲーム開発に取り組んでいると噂されていました。本来ならばStadia独占タイトルとなるはずが、Googleが専用ゲーム開発スタジオをわずか1年で閉鎖してしまったため、小島監督が改めてMSと交渉している……と報じられていた 経緯があります。

 

これら2つの手がかりから、本来はGoogle Stadia向けに開発が始まった小島監督の「Overdose」が、やはり高水準のクラウドゲーミング技術を持つXboxに鞍替えしたんじゃないか?と憶測を呼んでいる次第です。

 

その一方で小島監督は、Xboxとの提携を発表した直後に(問い合わせが多かったため)「PlayStationともとても良好なパートナーシップを続けていきます」とツイートで表明しています。

 

ソニーとMS、2つの巨大ゲーム・プラットフォーム企業と協力する小島監督が、今後どのような大作ゲームを送り出して世界を楽しませるのか。正式な続報を待ちたいところです。

 

Source:Try Hard Guides
via:Wccftech

「フォートナイト」が一人称視点モードを準備中? データ解析から明らかに

Epic Gameの人気バトルロイヤルゲーム「Fortnite(フォートナイト)」はTPS(三人称視点)、つまり自分のキャラクターを後ろから見た視点が親しまれていますが、最近ではバトルロイヤル界隈でも「Apex Legends」などFPS(一人称視点)も広まりつつあります。

 

そんななか、データマイナー(未発表の新機能などをデータの解析から見つける人)が「Fortnite」の最新アップデートファイル内から、一人称視点モードが開発中であることが分かったと報告しています。

 

信頼性の高いデータマイナーのHypex氏は「このアップデートでEpicは一人称カメラモードに関するいくつかの機能に取り組み始めたが、まだ初期開発中のようなので、今のところ他の情報はない」とツイートしています。それと合わせてHypex氏は、そのモードがどんな見た目になるかの画像も添付しています。

このデータが発掘されたのは、チャプター3 シーズン3更新ファイルからのようです、公式サイトでは新たなエリア「リアリティ・フォールズ」やボーラーの復活、新武器の数々がフィーチャーされていますが、今のところ一人称視点に関する言及はありません。

 

また「Fortnite」の新機能は正式リリースよりかなり前にファイルから発見されますが、その全てが最終的にゲームに反映されるわけではないことも注意すべきでしょう。

 

とはいえ、以前から一人称視点モードを望む声が多く上がっていました。2020年まで遡ると、あるプレイヤーがグリッチ(ゲーム内の不具合やバグを利用すること)により一人称のカメラモードで遊んでみせ、期待が高まったことがあります。が、ついに公式に実装されることはありませんでした。

たとえば「PUBG」には三人称視点に加えて一人称視点のモードもあり、プレイヤーは2つを行き来して楽しんでいます。Hypex氏も指摘しているように、「Fortnite」の一人称視点は、よりストレートな戦闘を求めるプレイヤーにとって、ゼロビルドモード(建築なし)と絶好の組み合わせになるかもしれません。

 

Source:HyperX(Twitter) 
via:Gamesradar

約150万円のティナが六本木に降臨! 「ファイナルファンタジーVI 1/6スケール ギャラリー」6月9日より開催

スクウェア・エニックスは、展示物販イベント「世界初実物公開 ファイナルファンタジーVI 1/6スケール ギャラリー」を、六本木ヒルズ ウェストウォーク3階の森美術館ショップにて、6月9日より開催します。

 

「スクウェア・エニックス マスターライン ファイナルファンタジーVI 1/6スケール」は、天野喜孝氏が描いた「ファイナルファンタジーVI」のメインビジュアルをモチーフに、同氏による監修のもと、作品を象徴する謎の少女「ティナ・ブランフォード」と「魔導アーマー」を1/6の大スケールで立体化したフィギュア。同イベントは、世界初の実物公開で、展示は写真撮影やSNSへのアップロードも可能です。

 

同フィギュアは全世界600個限定生産で、7月28日発売予定。6月26日23時59分まで、スクウェア・エニックスe-STOREにて予約を受け付けています。税込価格は148万5000円。

 

会期は6月26日まで(時間は11時~21時)で、入場料は無料。会場では「ファイナルファンタジー」シリーズのオフィシャルグッズやフィギュアも販売します。

「メガドライブ2」もミニサイズで令和に復活!? 「メガドライブミニ2」10月27日発売

セガは、家庭用ゲーム機「メガドライブミニ2」を、10月27日に発売します。税込価格は1万978円。

 

同製品は、2019年に発売したミニハード「メガドライブミニ」から、内容を一新。「メガドライブ2」を再現した新デザインで、W120.8×H32.3×D116.5mmと、メガドライブミニよりも本体をコンパクト化しています。

 

収録ゲームも一新し、前作(メガドライブミニ)の42本を超える、50本以上のタイトルを収録予定。また、当時は発売されなかった「ボーナスタイトル」の追加や、「メガドライブ」でCD-ROMのゲームが楽しめる拡張パワーアップユニット「メガCD」用タイトルも搭載します。

 

また、デコレーションキット「メガドラタワーミニ2」も同時発売します。税込価格は4950円。

 

6月4日現在、「シルフィード」「シャイニング・フォースCD」「ソニック・ザ・ヘッジホッグCD」「夢見館の物語」「ぽっぷるメイル」「バーチャレーシング」「ボナンザ ブラザーズ」「シャイニング&ザ・ダクネス」「サンダーフォースIV」「まじかる☆タルるートくん」と、ボーナスタイトル「ファンタジーゾーン」の、10+1の収録タイトルが発表されており、残りのタイトルは、生放送などで随時発表となります。次回の収録タイトルは6月24日に発表予定。

 

(c)SEGA

伝説のパワーグローブで「マリオカート ライブ」をプレイした猛者現れる

数あるファミコン用の外付けコントローラーのなかで、1989年に発売されたパワーグローブは広く知られているものの、ほとんどの人が使ったことがない製品です。サイバーな見かけの手袋に十字キーや0~9のボタンが付いているビジュアルは強烈ですが、日本では対応ゲームは発売されず、そもそもグローブが硬すぎるため指の関節が曲げられないとの声もありました。

 

そんなパワーグローブをNintendo Switchに無理やり繋げ、「マリオカート ライブ ホームサーキット」などを遊ぶ猛者が現れました。ちなみに伝説のCM「PAXのしわざ」の動画は現代にも伝えられています。

この偉業(?)をやり遂げたNiles Mitchell氏は、過去のハードウェアを現代のゲーム機で使おうとするYouTubeチャンネル「Will It Work?」で、何度もすごい動画を公開してきました。

 

たとえば外付けZipドライブをApple Watchに接続したり、1977年製のAtariジョイスティックをスイッチに接続して「ドンキーコング」を遊ぶなど。約40年もにわたるゲームの進歩を象徴する2つのゲーム機を、ある意味でひとつにしたわけです。

 

そんなMitchell氏も、いにしえの周辺機器をスイッチで動かすにはかなりの苦労をしています。パワーグローブはWiiの20年近く前にモーションコントロールを実現するために、テレビに取り付けた超音波センサーを使っていました(グローブの位置と動きを三角測量している)。そのセンサーは大昔の分厚いブラウン管テレビ用に設計されているため、現代のテレビは薄すぎて取り付けられません。そのため、わざわざ取り付け用の木製フレームまで作る羽目となっています。

 

そしてUSB NES RetroPort v2ファミコンのコントローラーをUSB経由でPCに繋ぐアダプタ)と、ConsoleTuner Titan One(ゲーム用コントローラーを様々なプラットフォームで使い回せる変換ドングル)を使いつつ、カスタムスクリプトを書いてようやく実現したしだいです。

 

さらにパワーグローブからの操作は音+電気信号により伝わるため、二重のひどい遅延が生じることにもなります。それでも『Pokémon LEGENDS アルセウス』でも問題なく動作しており、アナログスティックの操作にも対応していることが確認できます。

 

また『マリオカート ライブ』でも腕を左右に振るだけでラジコン操作ができており、本来パワーグローブが夢見ていたことが実現できているようです。Joy-Conでも同じことはできる気もしますが、任天堂オフィシャルでパワーグローブの復活を望む声が高まるかもしれません。

Source:Will It Work?(YouTube)
via:Gizmodo

新PS Plusで遊べる初代PSゲームを専門家が検証! プレイステーション クラシックよりはマシだが……

リニューアル版PlayStation Plus(PS Plus)は日本で6月1日からサービス開始予定ですが、すでに一部アジア諸国では提供が始まっています。そのため、最上位プラン「プレミアム」で遊べる初代PSやPSPのクラシックゲームを実際に遊んだ人たちから、あまりデキがよくないなどの報告が寄せられていました。

 

では専門家が実際に検証してみてどうだったか、テストした結果が発表されています。

 

ゲーム映像技術の検証で知られるDigital Foundry社は、良いニュースと悪いニュースを伝えています。まず良い報せは、動作がひどかったミニ復刻ゲーム機「プレイステーション クラシック」で使われているコード(プログラム)とは違う、ということです。

 

各クラシックゲームにはPS5とPS4用の2バージョン用意され、それぞれ高解像度レンダリング、さまざまな表示モード(デフォルト、レトロ、モダン)巻き戻しなどの新機能やオプションが追加されていることはプラス評価です。

 

そして悪いお報せは、クラシックゲームの大半は、残念ながら50Hzで動作すると判明したことです。初代PS時代にはテレビ放送規格が「NTSC」(60Hz)と「PAL」(50Hz)の2つあり、当時のゲームも地域により2種類ありましたが、新生PS Plusは主に滑らかさが劣るPAL版を使っているのでは? との疑いが裏付けられてしまったわけです。

 

実際にプレイしてみると、50Hzで動作する『サルゲッチュ(Ape Escape)』が本来の25Fps(毎秒25フレーム)ではなく、30Fpsで表示されるそうです。つまりエミュレーション側で滑らか動作を補っているようですが、元のPAL版とフレームレートが食い違っているため、スタッター(カク付き)の問題があると述べられています。

 

この検証では3つの表示モードも対象となっていますが、「デフォルト」と「モダン」はほぼ同じに見えるそうです。「レトロ」はドットの周辺にスキャンラインフィルター(昔のテレビのように走査線を再現し、ドットをにじませる)を導入しているものの、正確に合わせられていないと指摘されています。

 

総合的にいって、Digital Foundry社はPS Plusプレミアムのエミュレーションに物足りなさを感じているようです。とはいえ、リニューアル直後に提供されるクラシックゲームは数少ないため、検証されたものも今後出てくる全タイトルのごく一部に過ぎないはず。今後、ソニーがクォリティ向上に力を入れることを期待したいところです。

 

Source:Eurogamer
via:Gameseradar

PlayStation VR2は2023年初めに発売? 有名アナリストが予測

ソニーはPlayStation 5用の次世代VRヘッドセット「PlayStation VR2」の情報を小出しにしつつ、先日もローンチ時に20作以上の「主要」タイトルを用意すると発表しています。しかし「いつ発売するか」は、いまだに明らかにしていません。

ソニー・インタラクティブエンタテイメント(SIE)

 

そんななか、PS VR2の量産は今年後半に始まり、まず150万台を量産して2023年の第1四半期に発売する可能性が高いとのアナリスト予測が報じられています。

 

これはアップル未発表製品の正確な予想でおなじみの有名アナリスト、Ming-Chi Kuo氏がTwitterで述べていることです。Kuo氏によると、PS VR2の発売時期はゲーム開発のスケジュール次第ながら、ファーストスタジオ(SIE傘下の開発スタジオ)とサードパーティー両方から20以上のタイトルが準備されているため「良い」スタートを切ることができると考えているそうです。

さらにゲーム業界におけるソニーの地位やリソースは、AAA (超大作)のVRゲーム開発(『Horizon Call of the Mountain』など)を加速させ、VR市場の成長に恩恵をもたらす、とも予想されています。

 

またKuo氏はサプライチェーンに精通する人物だけに、PS VR2に6つの光学モジュール(カメラ)が使われていることがGenius Electronic Opticalなどのレンズサプライヤー(iPhoneにもレンズを供給)に恩恵をもたらすことも予想しています。こうしたレンズは先進的なAR/VR機器には不可欠だけに、ソニーの大量発注が部品の値下がりにつながり、メタバース産業の成長を加速させることになりそうです。

 

ソニーは6月3日午前7時から動画配信番組「State of Play」を放送し、その中で、PS VR2向けに開発中のタイトルも少しだけ紹介すると予告しています。そこでユーザーの期待が高まるほど、PS VR2本体の発売日が明かされないことや、プレイの前提となるPS5が手に入りにくいことへの不満が寄せられるのかもしれません。

 

Source:Ming-Chi Kuo(Twitter)
via:Wccftech

『DARK SOULS』シリーズのPCサーバー、まもなく再開? フロム・ソフトウェアが声明発表

フロム・ソフトウェアは、ここ数か月にわたって一時停止されていたPC版『DARK SOULS』シリーズのゲームサーバーが、再開に一歩近づいたと発表しました。

↑フロム・ソフトウェアのプレスリリース画像から ©2012 BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / 2011-2018 FromSoftware, Inc.

 

この問題は、1月下旬にハッカーがPCを遠隔操作してハイジャックできる脆弱性が見つかったことから、PvP(対人戦)サーバーを一時シャットダウンされていたことの続報です。2月9日にはセキュリティの脆弱性を調べていることが報告され、4月には同じ内容が再アナウンスされています

 

脆弱性が確認されたのは、『DARK SOULS REMASTERED』、『DARK SOULS2』および『DARK SOULS 3』の3本です。同じくフロム・ソフトウェアが開発した『ELDEN RING』についても安全性が調査され、追加の対策が施されたことは告知されています。

 

さて海外ゲームメディアPC Gamerへの声明によれば、「現在、PC版『DARK SOULS』シリーズのオンラインサーバーの復旧作業を行っています」とのこと。そして「問題を修正するために必要な作業を完了した後、DARK SOULS 3のサーバを復活させ、各ゲームのオンラインサービスを順次回復する予定です」と述べられています。

 

フロム・ソフトウェアは、いつサーバーを再開するか具体的な時期には触れていませんが、最終的なスケジュールが決まり次第、追加の詳細を知らせることを約束しています。

 

また『DARK SOULS』のパブリッシャーであるバンダイナムコもThe Vergeへの声明にて、まず『DARK SOULS 3』から復旧作業を始めると明らかにしています。そこではフロム・ソフトウェア側から「この問題の解決に取り組んでいる間、忍耐と理解を示してくれたすべてのプレイヤーに感謝します」と表明されています。

 

バグが修正済みのはずのPC版『ELDEN RING』も、発売後まもなくオンラインプレイでの侵入時に、ほかのプレイヤーのセーブファイルを破損できる脆弱性が悪用され、死の無限ループに追い込まれる被害者も出ていました。こちらは幸いなことにすぐに対処されましたが、『DARK SOULS』シリーズは数年前の作品のため、「開発環境の準備」に時間が掛かっているようです。

Source:PCGamer ,The Verge

Apple TV対抗!? Xboxのストリーミング版「Keystone」が開発中らしい

米マイクロソフトがXboxのストリーミング版ともいえるデバイス「Keystone:コードネーム」を開発していることが、海外テックメディアのWindows Centralにて伝えられています。

 

Xboxシリーズではすでに「Xbox Cloud Gaming」として、ゲームのクラウドストリーミングプレイが可能です。またXboxからスマートフォンやPC、タブレットにゲームをストリーム配信する「Xbox リモートプレイ」機能も提供されています。

 

Windows Centralによせられたマイクロソフトの広報担当者の説明によれば、同社は以前から手軽に購入できるドングルで、Xbox Cloud Gamingを提供する方法を探していたとのこと。そして現在は、HDMIポートに接続するタイプのゲームストリーミングデバイスを開発しているというのです。なお、製品が実際に市場に登場するまでは、追加のブラッシュアップが必要だとも伝えています。

 

またこのゲームストリーミングデバイスではAndroid OSではなく、カスタマイズされたWindowsかXbox OSが動作することが予測されています。

 

現在ゲームのストリーミングプレイが可能なドングル(セットトップボックス)といえば、米GoogleのChromecastやApple TVなどがあげられます。さらにソニーの「PlayStation Now」やGoogleの「Stadia」など、ゲームのストリーミングプレイはますます盛り上がりを見せています。

 

そんなな中で、Xboxのゲームがストリーミングプレイできる廉価なドングルが登場すれば、気軽なゲーム環境が構築できるため人気を博しそうです。またこれに対抗して、ソニーからもゲームストリーミングデバイスが投入されるのかどうかも気になります。

 

Source: Windows Central

幻の『シムコプター64』、プレイアブルな形で発見される。『シムシティ64』で作った街の上空を飛べたはずが…

かつて『シムコプター64』というゲームが、任天堂の据え置きゲーム機NINTENDO64向け(正確には周辺機器「64DD」向けソフト)に発売予定でしたが、結局は日の目をみることはありませんでした。その幻のソフトが、実際に遊べて稼働できる状態で見つかったと報告されています。

 

もともと『シムコプター(SimCopter)は1996年に、PC向けに発売されたフライトシミュレーターです。町で発生する様々な問題をヘリコプターに乗って解決するゲームであり、都市開発ゲーム『シムシティ2000』で自作したマップを読み込むこともできました。

 

その64DD移植版が、1997年に世界最大のゲームショウE3にて公開されましたが、いつの間にか発売は中止に。同じく64DD用の『シムシティ64』も『シムシティ2000』をベースにしていたことから期待が高まっていましたが、グラフィックが不評だったためにお蔵入りになったとの説もあります。

 

それから20年以上の歳月が流れましたが、a707northbayerという人物が、大手掲示板氏がRedditに発見したとして画像を公開しました。投稿によれば、過去にゲーム業界で働いていた人物から譲り受けたそうです。

 

さらに本作の最初のステージをプレイした短いビデオも公開されています。この日付は1997年12月26日であることが確認でき、まさに開発途中バージョンと思われます。

a707northbayer氏は『シムコプター64』の未完成版をバックアップして保存したいと述べていましたが、その後に投稿が削除されています。映像を見るかぎり、N64特有の色づかいやポリゴンによる画面作りなど本物である可能性が高いと思われますが、なぜ消されたのかは不明です。

 

おそらく権利関係の問題を避けようとしたとも憶測されますが、貴重なゲームの歴史を保存するためにも、Internet Archiveやビデオゲーム歴史保存協会との連携が望ましいかもしれません。

 

Source:Reddit
via:Nintendo Everything

「Among Us」も!? PlayStation VR2では20本以上がローンチタイトルに!

ソニーの投資家向け説明会で、VRヘッドセット「PlayStation VR2(PS VR2)」発売時には、20本以上のローンチタイトルが用意されることが明らかになりました。

↑ソニーより

 

初代モデルの「PlayStation VR」に続く後継モデルとして発表された、PS VR2。本体デザインやコントローラーを一新し、ゲームへの没入感「センス・オブ・プレゼンス」を向上。具体的なスペックとしては4K HDRディスプレイと90/120Hzの滑らかなフレームレート、110度の視野角、フォービエイテッド・レンダリングなどが発表されています。

 

そしてソニーによれば、ローンチタイトルとしてはファーストパーティタイトルとサードパーティタイトルの両方が提供されます。ただし現時点ではすでに発表済みの『Horizon Call of the Mountain』をのぞいて、どのようなタイトルが用意されるのかは発表されていません。

 

一方でゲームデベロッパーのSchell Gamesによれば、PS VR2のローンチタイトルとしては『Among Us VR』やCyan Worldsの『Firmament』、そしてnDreamsやCoatsinkからのタイトル投入も噂されています。

 

さまざまな周辺情報が明かされているものの、発売日はいまだ発表されていないPS VR2。年末商戦の目玉になるのか、あるいはそれ以降に先送りとなるのか、ゲーマーとしては実に気になるところです。

 

Source: Engadget, Schell Games / Twitter

PS5 Proと新型Xbox Series X|Sが2023~2024年に発売? 大手テレビメーカーが示唆

ソニーのPlayStation 5やマイクロソフトのXbox Series X|Sはまだ(品不足もあり)スタートラインに立ったばかりの印象もありますが、それでも発売から1年半以上が経過しました。最近では早くも、両陣営ともに強化型の「Pro」バージョンを準備中ではないかと噂されています。

PPE

 

そんななか中国の大手電気機器メーカーTCLが、新型テレビの発表会で2023年~2024年に「PS5 Pro」と「新型Xbox Series X|S」が登場するとしたスライドを披露したことが話題となっています。

 

ポーランドのテック系サイトPPEによると、TCLは最新のコンソール(据え置きゲーム機)の世代を年表にしたものを公表したそうです。そこには両社の中世代機、つまり完全な次世代機までの中継ぎとなる強化発展モデルがしっかりと書かれていたしだいです。

 

また、ここ数か月で噂になっているAMD社のRDNA第3世代ミッドレンジ・グラフィックカード「Radeon RX 7700 XT」にも触れられています。「RDNA」とは、PS5およびXbox Series X|Sに採用されているグラフィックアーキテクチャであり、現在発売中のRadeon RX 6700 XTは(ざっくり言えば)PS5やXbox Series Xとほぼ同等。つまり「2023年~2024年の普及モデルは、この水準」と示唆したいようです。

PPE

 

TCLとしては、これら強化されたハードウェアが、4Kないし8K/60 – 120fpsのゲームプレイを実現することを織り込みつつ、自社のテレビはそれに対応していくと表明しているわけです。

 

さて問題は、TCLが実際にソニーやMSの強化発展モデルの開発計画をどの程度知っているのか? ということでしょう。2022年現在、TCLは世界テレビ市場シェアで第3位であり、テレビと切っても切れない関係にある家庭用ゲーム機の今後について情報を持っていてもおかしくはないはず。その一方で、家電と直接関係のないAMD社の未発表製品に触れるのは勇み足の感もあり、今のところは半信半疑として扱っておく方がよさそうです。

 

とはいえ、ソニーとMSともに、かつて強化発展モデルを出したことは事実です。特にソニーは2013年にPS4を発売した3年後にPS4 Proを投入した前例もあり、すでに改良型のPS5 Proに取り組んでいても不思議ではありません。両社にチップを供給するAMDにも動きがあり、今後は次々と噂が浮上してくるのかもしれません。

 

Source:PPE
via:Wccftech

ソニーのAIに束縛される! 恋愛シュミレーションゲーム「束縛彼氏」の新感覚

いま女性を中心とするファンが熱い視線を送るゲームアプリ「束縛彼氏」をご存じですか? イケメンな2次元キャラクターとの“完全な自由対話”を、ソニー独自開発のAIにより実現した画期的な恋愛シミュレーションゲームです。「束縛彼氏」が搭載するAIについて、開発に携わるソニーの“中の人”に特徴を聞いてきました。

 

2人のイケメンキャラとAIチャットが楽しめる

「束縛彼氏」は2022年1月25日からApp StoreとGoogle Play Storeで配信が開始された、ソニー・ミュージックソリューションズが手がけるスマホ向けゲームアプリです。

↑ソニーの最新AIを駆使して開発された恋愛シュミレーションゲーム「束縛彼氏」。App Store、Google Play Storeから配信中です

 

小児科医の新藤 暁くん(しんどう あき)、エンジニアの松来 弦くん(まつらい げん)という、性格が異なる2人の男性キャラクターから1人を選び、ノベル形式のストーリーをクリアしたり、ソニーの技術を組み込んだAIチャットを楽しんだりしながら関係を深めていきます。

↑好みのAI彼氏をひとり選択。ストーリーをクリアして各ポイントをゲットしながら関係性を深めていきます

 

キャラクターたちと胸キュンな時間を重ねるほどに心の距離が近くなり、やがて人はAIとホンモノの恋により結ばれるのでしょうか。筆者もiPhoneに束縛彼氏をダウンロードして遊んでいますが、オトコ同士ということもあって、残念ながらまだゲームの世界に感情移入ができていません。ただソニーのAIとの対話がとても興味深いので、空き時間によくアプリを立ち上げてしまいます。

 

束縛彼氏のゲーム内では、彼氏キャラクターたちと「RAYN(レイン)」という名前のチャットを使ってやりとりを行うことができます。ここにソニー独自のAI技術が使われているのです。

 

テキストによるチャットがメインですが、時々キャラクターから特別なボイスメッセージが届きます。暁くんは声優の戸谷菊之介さん、弦くんは声優の八代 拓さんがキャラクターボイスを担当しています。

↑RAYNにはときどきAI彼氏からのボイスメッセージが届きます

 

RAYNにはキャラクターとのチャットを一定回数以上行うと、強制的にお休みしなければならない「クールダウンタイム」があり、「ラブ」と名付けられた有償アイテムをアプリ内で購入するか、または動画広告を視聴すると次回にRAYNが送信可能になるまでのクールダウンタイムを短縮できます。

 

束縛彼氏には月額課金制のサブスクリプションサービスも用意されており、こちらに加入するとチャットの上限回数を増やして、クールダウンの時間を短縮できます。最も高価な月額6400円の「VIP」プランに加入するとリミッターが解除され、いつでも・どこでも彼氏キャラクターとのチャットが楽しめます。筆者はちょっと高いなぁと思ってしまう金額ですが、お金を払えば必ず返事が来ることから、「既読スルーされることが耐えられない」「テンポ良くチャットしたい」という方に好評なのだそう。

↑無料で遊ぶ場合、RAYNによるチャットは5回の上限を超えると4時間のクールダウンタイムが発生します。VIPプランに加入するとそれぞれのリミッターが解除されます

 

↑AI彼氏の部屋をペットカメラから見られる機能も、無料プランの場合は1回15秒/1日3回までの利用制限があります。プレミアム/VIPプランは制限なし

 

AIに「束縛」される体験って面白そうじゃない?

インタビューに答えていただいた山影めぐみさんは、ソニー・ミュージックソリューションズで束縛彼氏アプリの企画を立ち上げて、現在もシナリオライティングを含むゲームのディレクション全般を担当しています。斬新なゲームアプリが誕生した背景を山影さんが振り返ります。

↑写真中央が「束縛彼氏」をプロデュースする株式会社ソニー・ミュージックソリューションズの山影めぐみさん。ソニー独自の対話AI技術の開発に携わるソニーグループ株式会社R&Dセンターの宮崎麗子さん(左側)と百谷将佑さん(右側)

 

「AIを使って何か面白いエンターテインメントを立ち上げようという、社内プロジェクトが2018年頃にスタートしました。ソニーのAIは『ユーザーのプロフィールを覚える』ことができると聞いていました。この特徴を活かして『AI彼氏に束縛される』体験を実現したいと考えたことがアプリを開発したきっかけです。」(山影さん)

↑山影さんが企画の立ち上げからシナリオライティングまで関わっている

 

AIに「束縛」されると聞けば穏やかでない感じを受けてしまいますが、山影さんは「ドSな俺様」キャラクターに束縛されるのではなく、いつもユーザーである「彼女」のことを気にかけてくれる、柔らかなイメージの彼氏と毎日話したくなるようなエンターテインメントを目指してきたそうです。

 

ユーザーのことを「覚えてくれる」

束縛彼氏には、ソニーのR&Dセンターが以前から研究開発を続けてきた音声対話エージェントの最新技術が投入されています。その特徴は、ユーザーとの会話をあらかじめ用意したシナリオやパターンに従って成立させる「シナリオ型」のエージェントと、機械学習を繰り返して成長するソニー独自のAIを組み合わせて、精度の高い自由会話を実現しているところにあると、開発に携わるソニー R&Dセンターの宮崎麗子さん、百谷将佑さんが語ります。

 

ソニーではこの要素技術をベースに、アプリの用途や性格に合わせた最適化までが行える技術を確立してきました。今回「束縛対話システム」としてカスタマイズした対話システムの特徴を、百谷氏が次のように説明しています。

 

「音声対話エージェントのベースになっている技術は、ユーザーの発話内容を正しく理解して、何かエージェントがアクションを返すというものです。この基本的な発話意味解析・意図理解をベースにして、今回はさらにユーザーのことを知り、『ユーザーモデルを引き出す』体験に応用できるのではないかと、ソニー・ミュージックソリューションズのチームと検討を重ねながら方向性を見つけてきました。引き出したユーザーモデルをベースに日々の雑談を繰り返して、より束縛感のある体験を実現するための『雑談技術』を、このアプリのため新規に開発しました。」(百谷さん)

↑開発に携わるソニーグループ(株)R&Dセンターの百谷さん

 

「ユーザーモデルを引き出す」とは、つまり何度も対話を繰り返すうちにゲームの主人公であるユーザーの好みや行動パターンをAIが覚えて、日々の対話など行動の中に情報を反映できることを意味しています。

 

AIにはキャラクター=性格もある

ゲームに登場する暁くんと弦くんの対話AIには、固有の「キャラクター(性格)」もあるそうです。

 

「ソニーR&Dセンターでは、コンテンツ側の要求に応じて対話AIに様々なキャラクター性を組み込む技術を開発してきました。束縛彼氏の暁くん、弦くんはそれぞれに独自のキャラクターを持っています。」(百谷さん)

 

筆者が選択した弦くんは少しおちゃらけた人懐っこい性格で、ゲームの主人公ともすぐに打ち解けてくれます。対して、もう一方の暁くんはとても生真面目で、どこか「重い」雰囲気を漂わせるタイプのように筆者は見えました。どちらも独創的な束縛を仕掛けてくる手ごわいキャラクターです。

↑暁くん(左)と弦くん(右)、ふたりのAI彼氏のキャラクター(=性格)の違いに注目しながら付き合ってみると、色んな発見が楽しめるかもしれません

 

さらにゲームを進めていくほど、「束縛」を強く実感して楽しめるようになるといいます。

 

「ストーリー(ノベル形式)の方で関係性が深まるほど、束縛感も強くなります。AI彼氏が毎朝起きる時間を覚えてくれたら、モーニングコールの代わりにメッセージをくれたり、位置情報も覚えると勤務先、自宅エリアにさしかかると声をかけてくれたりします。ゲームの進行に応じて、ユーザーとAI彼氏の関係が変化する仕掛けも用意しています。より恋人らしい関係性に発展すると、会話のなかの言い回しも少しずつ変化していきます。」(山影さん)

↑ストーリーを進めていくとAI彼氏の家族と仲良くなれるなど、関係性が徐々に深まっていきます

 

↑Googleカレンダーなど外部アプリとAPIをつなぎこむと、例えばカレンダーの予定に合わせてAI彼氏が応援メッセージをくれたり、より強い“束縛感”が味わえるそうです。

 

宮崎さんは、ソニー独自の対話AIのこれからに向けた可能性を次のように話しています。

 

「ソニーグループが所有する豊富な知的財産(IP)やキャラクタービジネスとつなぐことにより、対話AIの面白みがよりいっそう発揮できると考えています。その第1弾として、束縛彼氏というオリジナルIPを元にした形をつくれたことは大きな財産です。今後は例えば既存のアニメ作品、アーティストとのコラボにも発展できれば、キャラクターが持てる対話AIの魅力をさらに多くの方々に楽しんでもらえると思います。」(宮崎さん)

↑ソニーグループ(株)R&Dセンターの宮崎さん

 

アップデートによる改善と進化を続ける束縛彼氏

筆者はまだ束縛彼氏をプレイし始めてまもないライトユーザーですが、RAYNでキャラクターとの上手な自由対話のやり取りがまだ上手くできません。どうすればAIにこちらの意図を正しく、テンポ良く伝えられるのでしょうか。百谷さんに聞いてみたところ「長文ではなく、よりシンプルな言葉で答えを返す」ことがコツなのだそう。またアプリのユーザー設定から、ユーザーの好みなどの個人情報を手入力しておけばAIに早く覚えてもらえます。ユーザー情報はあとから変更、追加もできます。

↑筆者の場合、弦くんと会話を繰り返していくうちに「好きな飲み物」は正しく覚えてくれたのですが、「苦手な食べ物」や「好きな本」は、雑談の中で交わした“相づち”を回答と認識してしまいました。後からプレイヤーのプロフィールに入ってマニュアルで直せるので安心です

 

山影さんも、今後さらにRAYNの会話がスムーズにできるようアップデートを図りたいと話しています。「ある程度想定できるシナリオは準備していますが、いざ多くの方に使ってもらうと思いがけない応答になることが実際に起きています。ここまで集まっているログ情報を確認しながら、改善すべき点は随時アップデートを続けます。」(山影さん)

 

ストーリーのパートについてはいまも定期的に季節ネタを盛り込んだサブストーリーが追加されています。例えば4月にはお花見のサブストーリーが加わり、RAYNではお花見に関連する話題をAI彼氏にふるとお花見にちなんだ応答を返してくれました。ソニーの最新AIを搭載する恋愛シミュレーションゲームが、これからどんな成長を遂げるのか楽しみです。ぜひ男性が熱中できるAIトークアプリの開発も期待したいものです。

 

撮影場所:SSAP Open Innovation Village

 

【アプリ情報】

束縛彼氏 —わたしは[AI]に束縛される—

「新藤 暁」(CV:戸谷菊之介)と「松来 弦」(八代 拓)——個性溢れる2人の彼氏を完全AI化。ソニー開発の最新対話AIを搭載した乙女ゲーム!

App Store(iOS)のダウンロードはコチラ

Google Play(Android)のダウンロードはコチラ

 

本物のファミコンを「ゲームボーイ」に改造! オープンソース化はありがたいが…

過去の据え置きゲーム機を、Raspberry Piなど最新技術を使って再現することは珍しくありません。ですが最近、本物のファミコンのハードウェアを使って初代ゲームボーイと同じサイズの携帯ゲーム機を自作した猛者が現れました。

Twitterユーザーredherring32氏による最新の「フランケンシュタイン」作品、つまり過去の製品を継ぎ接ぎしたものは「TinyTendo」と呼ばれ、ゲームボーイのように十字ボタンやスタート&セレクトにA/Bボタンを備えた携帯ゲーム機です。

 

このゲーム機に挿されたミニチュアのカートリッジこそカスタムメイド品ですが、本体の中身は本物のファミコン(海外版のNES)を使っているため、アダプターを介せばオリジナルのROMカートリッジも使えるそう。

 

ツイートによれば「これはエミュレーションでもなく、Piでもなく、NOACでもなく、FPGAでもありません。本物のファミコンのハードウェアです」とのこと。NOACとは「NES-on-a-Chip」のことで、FPGAとはプログラムできる集積回路のこと。詳しい説明は省きますが、どちらも「ファミコンを丸ごと最新技術によりチップ上で再現」することであり、オリジナルのハードウェアは使いません。

では、どうやって作ったのか? redherring32氏は、本物のファミコン搭載チップをカットしてサンドペーパーで削り、オリジナルの7%以下のサイズにしてRaspberry Pi 3よりも小さなPCB(基板)に収めたとのこと。切断作業はすべて手作業で行われています……ということで、究極のローテクで加工されたようです。

このプロジェクトは数週間後にはオープンソース化される予定で、ほかの人も同じことに挑戦できるようになります。しかし、作業にかかる時間や、そもそも手先が器用でなければできないこと、せっかく作ったものの、もったいなくて持ち出せそうにないことを考えると、公式サービスのNintendo Switch Onlineで「ファミコン」を遊んだほうが、はるかに楽かもしれません。

 

Source:redherring32(Twitter) 
via:NintendoLife

初代PSゲームが遊べる新PS Plusに低フレームレートのPAL版混在? プレイステーション クラシックの再来か

リニューアル版PlayStation Plus(PS Plus)は日本では6月1日からサービス開始される予定ですが、すでにアジアの一部地域では5月24日から提供されています。それに伴い、新生PS Plusの最上位プランで遊べる初代PSやPSPのクラシックゲームをプレイしてみたとの報告もあります

 

しかし、提供されるクラシックゲームには、フレームレート(画面書き換えの速度)が低いPALバージョンも混じっているようだと伝えられています。

 

かつてアナログのカラーテレビ時代には、テレビ放送規格として「NTSC」と「PAL」の2つがありました。NTSCは日本や米国、カナダや中南米向けで、毎秒30フレーム(現代でいえば30fps)。それに対して欧州やアフリカ、中国やオーストラリアなどのPALは25フレームでした。つまりNTSCのほうがPALより滑らかに表示されるわけです。

 

さて海外ゲーム情報サイトVideogames Chronicleによると、ソニーが提供する初代PSタイトルのなかにはフレームレートが低く、オープニングに「Sony Computer Entertainment Europe」表記されているとおり、低性能なPAL版もあるようだと指摘しています。さらにいえば、アジア地域では元々NTSC版が販売されていたはずが、なぜPAL版を……?と話題になっているしだいです

これらは先行しているアジア地域向けのもので、日本では1日、米国では13日にサービス開始するため、今後いろいろと変わる可能性もあると思われます。たとえば地域によって提供するバージョンが異なる、あるいはNTSC版を遊べるオプションが後から追加されるなども考えられます。

 

しかし、ソニーが「新しい製品で、わざわざPAL版を提供」したことは、すでに復刻版ミニゲーム機「プレイステーション クラシック」という前例があります。少なくとも北米版では約半分のタイトルがPAL版であり、特にフレームレートが重要な『鉄拳3』はNTSC版が60fpsだったのが50fpsに劣化したことが不評を呼んでいました

 

米Polygonはソニーに確認しており、回答を待っているとのことです。日本でサービスが開始される頃には、良いニュースが届いていることを期待したいところです。

Source:VGC
via:Polygon

「鮮やかな星雲の色」。PS5のカバーに新色が登場

ソニーは、PlayStation 5/PlayStation 5 デジタル・エディション(以下、PS5)向けカバーの新色となる「ノヴァ ピンク」「ギャラクティック パープル」「スターライト ブルー」を6月17日に発売すると発表しました。

↑PS5のカバーが5色に増えた(画像提供/ソニー)

 

PS5のカバーは2021年に発表され、PS5の白色の純正カバーと交換するだけで、その見た目を変えられるアイテム。2022年1月には「ミッドナイト ブラック」および「コズミック レッド」が販売されました。

 

6月に発売されるノヴァ ピンク、ギャラクティック パープル、スターライト ブルーは、販売済みの2色と機能的な違いはなく、「鮮やかな星雲の色からインスピレーションを受けた」と言われる5色のカバーが揃うことになります。

 

PS5向けカバーの希望小売価格は6578円(税込)。カバーにあわせたカラフルなDualSense ワイヤレスコントローラー「ギャラクシー コレクション」も販売されていますので、PS5で遊ぶときの気分を変えたい人には気になるプロダクトになりそうです。

リニューアル版「PS Plus」は『JumpingFlash!』や『ICO』が遊べる! 提供タイトルが一部発表

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、6月1日から開始を予定しているリニューアル版PS Plusの、利用できるゲームの一部ラインナップを発表しました。

SIE

 

リニューアル後のPS Plusは料金別に「PlayStation Plus エッセンシャル」「PlayStation Plus エクストラ」「PlayStation Plus プレミアム」と3段階のプランが用意されていますが、今回は主に(お高い方の)「エクストラ」と「プレミアム」で提供されるタイトルが紹介されています。

 

なおタイトルのラインナップは国・地域によって異なる場合があるとのことです。また一部タイトルはサービス開始時点ではストリーミングでのプレイに対応していない場合があるものの、ダウンロードした上で遊べると述べられています。

 

まずPS4とPS5のゲームカタログは、「エクストラ」と「プレミアム」どちらにも提供されます。『DEATH STRANDING』や『Demon’s Souls』、『Horizon Zero Dawn』など少し前に発売された定番タイトルが選りすぐられており、『ワンダと巨像』や『The Last of Us Remastered』、『アンチャーテッド コレクション』といったゲームの歴史に足跡を残した名作の数々も確認できます。

 

かたや、過去のPSプラットフォーム向けゲームを集めた「クラシックスカタログ」は、プレミアム限定となっています。大きく分ければ初代PSおよびPSPタイトルの「クラシックゲーム」とPS3タイトルの2種類です。

 

クラシックゲームの一部タイトルは、オリジナルよりもフレームレートの向上や高画質化を実現しているとのこと。また「いくつかの」タイトルでは、いつでもセーブできたり巻き戻しもできたりと、新たなユーザーインターフェースも追加されているそうです。ほかクラシックタイトルのリマスター版(主にPS4向け)もあり、順次追加されていくと予告されています。

 

そしてPS3のタイトルは、以前もSIEが述べていたとおりストリーミングを通じて提供されます。つまり、インターネット回線が速くなければゲームのプレイにも影響が出かねないということです。

 

なぜダウンロードしてプレイできないかといえば、そのためのPS3公式エミュレータの開発が難しいからと推測されていますが、いずれ実現することを望みたいところです。

 

Source:Playstation.Blog

 

PlayStation 4およびPlayStation 5のゲームカタログ

対象プラン:PlayStation Plus エクストラおよびプレミアム

PlayStation Studiosのタイトル

  • 『ALIENATION(エイリアンネーション)』| Housemarque、PS4
  • 『Bloodborne』| 株式会社フロム・ソフトウェア/Japan Studio、PS4
  • 『アッシュと魔法の筆』| Pixelopus、PS4
  • 『Days Gone』| Bend Studio、PS4
  • 『デッドネーション:黙示録エディション』| Housemarque、PS4
  • 『DEATH STRANDING』および『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』| 株式会社コジマプロダクション、PS5/PS4
  • 『Demon’s Souls』| Bluepoint Games/PlayStation Studios、PS5
  • 『Destruction AllStars』| Lucid Games、PS5
  • 『New みんなのGOLF』| Japan Studio、PS4
  • 『Ghost of Tsushima Director’s Cut』| サッカーパンチ、PS5/ PS4
  • 『ゴッド・オブ・ウォー』| サンタモニカスタジオ、PS4
  • 『GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択』| Japan Studio、PS4
  • 『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』| Japan Studio、PS4
  • 『Horizon Zero Dawn』| ゲリラ、PS4
  • 『inFAMOUS First Light』| サッカーパンチ、PS4
  • 『inFAMOUS Second Son』| サッカーパンチ、PS4
  • 『KNACK』| Japan Studio、PS4
  • 『リトルビッグプラネット3』| Sumo Digital、PS4
  • 『LocoRoco』| Japan Studio、PS4
  • 『LocoRoco 2』| Japan Studio、PS4
  • 『Marvel’s Spider-Man』| インソムニアック・ゲームズ、PS4
  • 『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』| インソムニアック・ゲームズ、PS5/PS4
  • 『MATTERFALL』|Housemarque、PS4
  • 『メディーバル 甦ったガロメアの勇者』| Other Ocean、PS4
  • 『パタポン』| Japan Studio、PS4
  • 『パタポン2 ドンチャカ♪』| Japan Studio、PS4
  • 『RESOGUN』| Housemarque、PS4
  • 『Returnal』| Housemarque、PS5
  • 『ワンダと巨像』| Japan Studio、PS4
  • 『Tearaway PlayStation 4』|Media Molecule、PS4
  • 『人喰いの大鷲トリコ』|Japan Studio、PS4
  • 『The Last of Us Remastered 』| ノーティードッグ、PS4
  • 『The Last of Us Left Behind ‐残されたもの‐』| ノーティードッグ、PS4
  • 『Until Dawn -惨劇の山荘-』| Supermassive Games、PS4
  • 『アンチャーテッド コレクション』| ノーティードッグ、PS4
  • 『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』| ノーティードッグ、PS4
  • 『アンチャーテッド 古代神の秘宝』| ノーティードッグ、PS4
  • 『Wipeout Omega Collection』| Clever Beans & Creative Vault Studios、PS4

ソフトウェアメーカー各社のタイトル

  • 『Ashen [アシェン]』| Annapurna Interactive、PS4
  • 『アサシン クリード ヴァルハラ PS4 & PS5』(*3) |  ユービーアイソフト株式会社、PS5/PS4
  • 『バットマン:アーカム・ナイト スペシャル・エディション』 |  ワーナー ブラザース ジャパン合同会社、PS4
  • 『Celeste』|  有限会社ハチノヨン、PS4
  • 『シティーズ:スカイライン』|  株式会社スパイク・チュンソフト、PS4
  • 『CONTROL アルティメット・エディション』|  株式会社マーベラス、PS5/PS4
  • 『Dead Cells』| Motion Twin、PS4
  • 『FINAL FANTASY XV ROYAL EDITION』| 株式会社スクウェア·エニックス、PS4
  • 『フォーオナー』(*3) |  ユービーアイソフト株式会社、PS4
  • 『ファークライ3 クラシックエディション』(*3)  |  ユービーアイソフト株式会社、PS4
  • 『ファークライ4』(*3) | ユービーアイソフト株式会社、PS4
  • 『Hollow Knight (ホロウナイト) 』|  Team Cherry Pty Ltd 、PS4
  • 『Marvel’s Guardians of the Galaxy』| 株式会社スクウェア·エニックス、PS5/PS4
  • 『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4』| 株式会社バンダイナムコエンターテインメント、PS4
  • 『NBA 2K22』|  Take-Two 、PS5/PS4
  • 『Outer Wilds』| Annapurna Interactive、PS4
  • 『レッド・デッド・リデンプション2』| Rockstar Games、PS4
  • 『biohazard HD Remaster』| 株式会社カプコン、PS4
  • 『SOULCALIBUR VI Welcome Price!! 』| 株式会社バンダイナムコエンターテインメント、PS4
  • 『The Artful Escape』| Annapurna Interactive、PS5/PS4
  • 『ザ クルー2』(*3) |  ユービーアイソフト株式会社、PS4
  • 『ディビジョン』(*3) |  ユービーアイソフト株式会社、PS4

クラシックスカタログ

対象プラン:PlayStation Plus プレミアム

クラシックゲームのタイトルリスト(初代PlayStationおよびPSP)

PlayStation Studiosのタイトル

  • 『サルゲッチュ』| Japan Studio、初代PlayStation
  • 『みんなのGOLF』| Japan Studio、初代PlayStation
  • 『I.Q Intelligent Qube』| Japan Studio、初代PlayStation
  • 『JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』| Japan Studio、初代PlayStation
  • 『STAR STRIKE PORTABLE』| Housemarque、PSP

ソフトウェアメーカー各社のタイトル

  • 『ミスタードリラー』| 株式会社バンダイナムコエンターテインメント、初代PlayStation
  • 『鉄拳2』| 株式会社バンダイナムコエンターテインメント、初代PlayStation

クラシックゲームのタイトルリスト(リマスター)

PlayStation Studiosのタイトル

  • 『ジャック×ダクスター 2』| ノーティードッグ、PS4
  • 『Jak 3(英語版)』| ノーティードッグ、PS4
  • 『Jak X: Combat Racing(英語版)』| ノーティードッグ、PS4
  • 『ジャック×ダクスター 旧世界の遺産』| ノーティードッグ、PS4

ソフトウェアメーカー各社のタイトル

  • 『バイオショック リマスター』|  Take-Two、PS4
  • 『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』|  Take-Two、PS4
  • 『Bulletstorm: Full Clip Edition』| Gearbox Publishing、PS4
  • 『Kingdoms of Amalur: Re-Reckoning(キングダムズ オブ アマラー:リレコニング)』| THQ Nordic、PS4

PlayStation 3のタイトルリスト(ストリーミング)

対象プラン:PlayStation Plus プレミアム

PlayStation Studiosのタイトル

  • 『みんニャのパターGOLF』| Japan Studio、PS3
  • 『Demon’s Souls』| 株式会社フロム・ソフトウェア/Japan Studio、PS3
  • 『無限回廊 −序曲−』| Japan Studio、PS3
  • 『みんなのGOLF 5』| Japan Studio、PS3
  • 『みんなのGOLF 6』| Japan Studio、PS3
  • 『ICO』| Japan Studio、PS3
  • 『おいでよロコロコ!! BuuBuu Cocoreccho!』| Japan Studio、PS3
  • 『モーターストームRC』| Evolution Studios、PS3
  • 『パペッティア』| Japan Studio、PS3
  • 『rain』| Japan Studio、PS3
  • 『ラチェット&クランク FUTURE 2』| インソムニアック・ゲームズ、PS3
  • 『ラチェット&クランク INTO THE NEXUS』| インソムニアック・ゲームズ、PS3
  • 『RESISTANCE 3』| インソムニアック・ゲームズ、PS3
  • 『STAR STRIKE HD』| Housemarque、PS3
  • 『TOKYO JUNGLE』| Japan Studio、PS3
  • 『バイキングぽいぽい!!』| Clever Beans、PS3

ソフトウェアメーカー各社のタイトル

  • 『悪魔城ドラキュラ Lords of Shadow 2』|  株式会社コナミデジタルエンタテインメント、PS3
  • 『LOST PLANET 2』| 株式会社カプコン、PS3
  • 『NINJA GAIDEN Σ2』| 株式会社コーエーテクモゲームス、PS3

これは期待、Nintendo Switch後継モデルのためにNVIDIAが人材募集か

新型Nintendo Switchの噂は以前からありましたが、任天堂にチップを供給するNVIDIAが家庭用ゲーム機関連の技術者を募集開始。いよいよ準備が本格化している可能性が浮上しています。

 

先週末からNVIDIAは、ビジネス特化型SNSであるLinkedInに「ゲーム機開発者ツールエンジニア(Game Console Developer Tools Engineer)」の求人広告を出しています。募集されている人材は「次世代のゲーム機用グラフィックス開発者ツールを開拓するための、深い技術力と創造力、そして実践力を兼ね備えた」ソフトウェア・エンジニアです。

 

主な仕事の内容は「NVIDIAグラフィックス・ツールチームと協力して、世界中の開発者がNVIDIA GPUのパワーをフルに活用できるようなツール」を構築すること。さらに「ゲームのデバッグや最適化を求めるゲーム開発者に、最高の体験を提供する」ために低水準言語(より機械語に近いアセンブリ言語などを扱える)プログラマーが集められています。

 

この求人広告では、特に「開発者がより高く安定したフレームレートを達成できるようにする」ことを念頭に「GPU低レベルパフォーマンスのチューニング/最適化」のコツを知っている人を探しているとも付け加えられています。

 

さらに深読みすれば、さほど強力ではないGPUから最大限に性能を引き出すことが必要なハードウェア……ということで、競合他社よりパフォーマンスが抑えられた(据え置きと携帯、両方で使えるようにするため)任天堂のゲーム機とも符合すると思われます。

 

またNintendo SwitchはNVIDIA製のプロセッサーを採用した唯一の現行ゲーム機であり(PlayStation5とXbox SeriesX/SはともにAMDのチップを採用)、NVIDIAが「次世代」開発者ツールを提供するゲームハードウェア会社は1つしかないとも思われます。

 

昨年8月、NVIDIAはゲーム機向けのDLSS 2.0技術者を募集していたこともありました。DLSSとは荒い画面でレンダリングして高精細な画面に匹敵するクオリティで表示する技術であり、さほどパワーのないプロセッサーでも(見かけ上の)高画質を実現するものです。これも、処理能力が控えめな任天堂ハード向きの技術とは言えそうです。

 

任天堂が「Nintendo Switchの次期ゲームハード」を準備しているのは間違いないとはいえ、いつ発売されるのか。現行のNintendo Switchに搭載されたプロセッサーが「2016年のiPhone 7と近い世代」であることを考えると、ここ1~2年の内に動きがあるのかもしれません。

Source:LinkedIn
via:Wccftech

過去のゲームディスクがドライブなしゲーム機でも遊べる? マイクロソフトが特許を出願

最新世代のゲーム専用機には、Xbox Series SやPS5デジタル・エディションのようにディスクドライブを備えていないハードウェアが登場しつつあります。過去のゲーム機と互換性があったとしても、すでに所有している物理ディスクが読めず、結局は遊べないわけです。

 

マイクロソフトがこの問題を解決することを意識したらしき「セカンダリデバイスを使用した光ディスクのソフトウェア所有権の検証」なる特許を申請したことが明らかとなりました。

 

この特許出願は2020年11月に提出され、ちょうど先週USPTO(米特許商標庁)が公開したものです。まだ承認はされていませんが、MSが過去のディスクに閉じ込められたゲームを、ディスクレス化が進むゲームの未来に持ち込む方法を探している証拠になると思われます。

 

ざっくりといえば、この特許は「電子コンテンツを含む光ディスク」を読み取り、「電子コンテンツの所有権を確認」できるディスクドライブを持つデバイス(Xbox 360、Xbox One、Xbox Series Xなど)を前提としています。

 

そちらで所有権を確認すれば、もう一方のドライブなしゲーム機(Xbox Series S)などでアクセスできる仕組み。すなわち「電子コンテンツのデジタル版を、第2の機器や外部の機器・サービスから第1の機器にダウンロードまたはストリーミングできる」と説明されています。

 

しかし、この仕組みをどうやって実現するのかは、かなりあいまいです。例えば、2つの機器は同じLAN上にあるか、2つの異なるLAN上にあるか、あるいはインターネットや他の「分散ネットワークシステム」を介して接続されているだけかもしれない……とのことで、要は(あり得る状況を並べているだけで)何も言っていないに等しいでしょう。

 

また、所有権の検証そのものはデバイス上で完結することも、Xbox Liveのような「外部のビデオゲームサービス」を利用できるとも書かれています。家の中だけで認証してもいいし、MS側のサーバーで確認もできるというわけです。

 

さらに最初のディスク認証(「遊ぶ権利がある」という状態)がいつまで続くかについては、両方のデバイスが「同じLAN上にある」限り、ディスクが最初のデバイスのディスクドライブ内にある限り、または「電子コンテンツのデジタル版が外部デバイスまたはサービスで利用できる」限り、とあらゆる状況が挙げられています。

Microsoft

 

ただ興味深いことに、「インターネット料金や帯域幅の問題を防止/軽減するために、LAN機器からコンテンツをストリーミング/ダウンロードできる」かもしれないとされており、ディスクデータ自体を転送するためにMS側の集中型サーバーを介さなくてもいい(家庭内だけで完結する)可能性も示されています。

 

本当に実現できるかどうかは怪しいところですが、そもそも「なぜMSがこの問題を解決すべきか」と考えたくだりには、大きなスペースが割かれています。

 

すなわち多くのゲーマーは「物理的なビデオゲームメディアやその他のビデオゲーム機器の膨大なライブラリを長い間溜め込んでおり、それはビデオゲーム機器の持ち主にとってかなりの金銭的(および精神的)投資を意味する」ため問題であるとのこと。そして新型ゲーム機を買い足した人達は、わざわざ「次世代ビデオゲーム機器用のデジタル版ビデオゲームコンテンツを再び購入する」ことを余儀なくされると書かれています。

 

そうした金銭面での負担ばかりか、MSは「物理的なビデオゲーム媒体を持つ人の多くは、その物理的なビデオゲーム媒体に感情的な愛着を持っています」「これらの所有者は、物理的なゲーム媒体を扱う際の「感触」や物理的なゲーム媒体に関連する「ノスタルジア」を大事にしています」として、ゲームコレクターの心情まで深く踏み込んでいるしだいです。

 

こうした仕組みを実現しても、おそらくMSにはお金があまり入ってきそうにありません。それでも熱量の高い特許を申請しているのは、Xboxの責任者フィル・スペンサー氏が根っからのゲーマーのためかもしれません。

 

Source:Justia Patents
via:Ars Technica

入力遅延がひどいPS5の対戦格闘ゲーム、Epic Games関係者がソニーと協力して改善を約束

初代『ストリートファイターII』稼働から30年以上たった今もなお、対戦格闘ゲームの人気は衰えを見せていません。しかし多くの格闘ゲームに採用されている「Unreal Engine」の入力遅延が、特にPS5でひどいことが明らかになり、UEの開発元であるEpic Gamesとソニーが解決すべく協力すると関係者が声明を出しています。

 

対戦格闘ゲームでは、UE採用は半ば当たり前となっており、『ストリートファイターV』や『Guilty Gear-Strive』、『The King of Fighters XV』といったメジャー作にも使われています。

 

そんななか、TS|Sabin氏(様々な対戦格闘ゲームをプレイし、ゲーム配信者としても有名)氏が、「The King of Fighters XV」につき入力遅延の統計データを調べたツイートを紹介。各ゲーム機およびフレームレートごとの遅延が挙げられていますが、飛び抜けてPS5がひどいことが数値化されています。

 

これをきっかけに人気海外ゲームフォーラムResetEraでの議論に発展し、最終的にはEpicで働くスタッフがやってきて発言したしだいです。Simone DiGravio氏は「我々はこの入力遅延の問題を認識しており、現在ソニーと協力して、影響を受ける開発者を私たちの側でサポートするように努めています。皆様の愛すべきゲームが全てのプラットフォームで輝けるよう最善を尽くしますので、ご安心ください」と約束しています。

 

上記の調査が正しければ、PS5の入力遅延はXboxの2倍近くとなります。ミリ秒や1フレーム単位での駆け引きが交わされる対戦格闘ゲームの世界では勝負のゆくえを左右しかねないため、今後のEpicやソニーの健闘を祈りたいところです。

 

Source:ResetEra
via:Wccftech

PS3とVitaが久しぶりにファームウェア更新。PSNのアカウント作成や管理ができないように

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は10日、PlayStation3とPlayStation VitaおよびPlayStation Vita TV向けにシステムソフトウェアアップデートを開始したと発表しました。

 

最新ファームウェアのバージョンは、PS3が4.89でVita向けが3.74。それぞれPS3は約11ヶ月ぶり、Vita側は約31ヶ月ぶりのアップデートとなります。

 

どちらもアップデート内容は同じであり、「アカウント保護のため」とされています。まず、PlayStation Networkへのサインイン時に機器設定パスワードの入力が必要になりました。

 

またPSNのアカウントの作成およびアカウント管理を、本体から利用できなくなりました。要するに、PS3やVitaモデルを買ってから新規にアカウントを作ったり設定を変更できなくなったわけです。

 

SIEはその代わりに「PCまたはスマートフォンのブラウザーで、より高性能、高速、安全なアカウント管理機能をご利用ください」と案内しています。

 

特に新機能の追加もなく、ただアカウント関連機能が制限されただけですが、ここ最近のSIEの動きを振り返ればなんの不思議もありません。

 

まず昨年初めにPS3およびVita向けのストア終了を予告したところ、多くのユーザーから継続を望む声があったために撤回されました。が、ウェブを経由してストアにアクセスはできなくなるなど、ストア終了は着実に迫っているようです。

 

まもなく6月からPS Plusの新サービスが始まり、PS3やVitaのゲームも遊べるようになりますが、欲しいゲームが提供されるとは限りません。今のうちに両ハードのゲームに買い残しがないか、ストアをチェックしておきたいところです。

 

Source:Playstation.com(1),(2)

ARで楽しむ新感覚折り紙「パピるんず」で遊んでみた! 対象年齢3歳以上の玩具に隠されていた意外な難しさとは

日本生まれの遊び・折り紙。一説によれば、そのルーツは平安時代まで遡るといいます。当時の紙は非常に貴重なものでしたが、貴族の間で供物や贈り物をきれいに包装しようとする試みが発展し、さらに長い時を経て、今日のような折り紙が誕生したそうです。

 

長い歴史と伝統を持つ折り紙の遊びはいかにも”アナログ”な存在ですが、現代ではデジタルと融合したものも登場しています。この記事で紹介するのは、まさにそんな現代の折り紙「パピるんず」(1キット税込440円)。今春バンダイが発売したこの製品は、完成した折り紙をスマホでスキャンし、AR(拡張現実)のなかで楽しむというユニークなものです。

 

対象年齢が3歳以上だから簡単と思いきや……

パピるんずの遊び方は、ハサミやのりを使いながら折り紙を組み立てて完成品をスマホでスキャンすると、それが画面のなかで動き出す、というもの。製品のキャッチコピーに「クラフトフレンズ」とある通り、その製作工程は折り紙とペーパークラフトを足して2で割ったような感覚です。その対象年齢は3歳以上。パッケージに印字されている主なターゲットの年齢も小学校低学年であり、それを見ただけでは簡単に作れそうな印象を受けます。

↑パッケージ。現在、仮面ライダー関連のキットが3種類ラインナップされています

 

↑パッケージにある対象年齢の表示。「クラフトレベル」は、製作の難易度を表しており、キットによって微妙に異なります

 

しかしこのパッケージを開けてみると、幼稚園児が一人で作るにはさすがに厳しそうな材料が出てきます。そして、実際に作ってみたところ、そのイメージ通りの印象を受けました。パピるんずの難しさの理由は、指示の細かさと、“判定”の厳しさです。

 

パピるんずの材料となる小さな紙には、それぞれ番号が振られた「はさみ」「やまおり」「たにおり」の指示が並んでいます。そのなかから若い番号を探しては、指定された作業を行なっていくと、キャラクターができあがるというわけです。なかには非常に小さいスペースに詰め込まれたような指示もあり、筆者が製作してみた限りでは「これ、小学3年生には難しいのでは?」と感じました。手先が器用な子ども向けといえそうです。あるいは、大人が一緒になって、ときには助けながら作り上げる必要があるでしょう。

↑仮面ライダー1号、ショッカー戦闘員のキットを開封。すると、1号の顔の材料が姿を現しました

 

↑紙に記された番号と指示

 

↑顔部分だけ作るとこんな感じです

 

↑こちらは、仮面ライダーオーズ / OOO タトバ コンボに含まれるキットの脚部分のパーツ。かなり細かい指示があるのがわかります

 

↑完成した仮面ライダーオーズ / OOO タトバ コンボ。パッケージには、作業時間60分との記載がありましたが、筆者がトライした際はだいたい45分くらいでした

 

また、完成品をアプリでスキャンする際の”判定”は、かなりシビア。少しでも折り方を間違えていると、ちゃんとスキャンしてくれないのです。なので、子どもが「せっかく作ったのに、なかなかスキャンできない!」なんてことも起こりそう。たとえば、仮面ライダー1号の、マフラーの向きがちょっと違うだけでNG。もしスキャンが成功しないならば、パッケージにある見本と見比べて、ちゃんと合っているか確認する作業が発生します。もしこれを子ども一人で完成させたのなら、その子は高い水準の問題解決能力を持っていそうです。

↑筆者が作った仮面ライダー1号。間違っている箇所がひとつあり、当初はうまくスキャンできませんでした

 

↑間違っていたのは、マフラーの向き。上の写真との差異をご確認ください

 

なお、パッケージの裏面には、折り方の説明が印字されています。公式サイトには各製品の折り方を説明した動画の用意もあるので、いざスキャンをしようとして頓挫したときには、これらが参考になります。また、動画を見ながら作るのもおすすめです。

 

難しいぶん、ちゃんとスキャンできたときの喜びは大きい

ここまで書いてきたように、パピるんずを“ちゃんと”完成させるのはなかなかに大変。だからこそ、スキャンに成功し、画面の中で動いてくれたときの喜びはひとしおです。大人の筆者ですら「やっと動いてくれた」という感覚だったので、子どもなら、それも仮面ライダーが好きな子であれば、達成感はより大きくなるでしょう。

↑「パピるんず」のアプリを通して、仮面ライダー1号を読み込む様子。カメラがパピるんずを認識しているときに、スキャンボタンを押せばスキャンできます

 

↑パピるんずがARの世界に登場!(写真右がAR)画面の左右下部には、動画・写真撮影のボタンがあります

 

画面内のパピるんずは、タップすることで独自のアクションをしてくれます。また、画面を別の方向に向けたり、自身が移動したりしても追従してくれるため、好きな場所に移動して遊ぶことも可能。現実の背景のほかにも、アプリ内に複数の背景が用意されているため、それを使って遊ぶこともできます。

↑夜景のなかを漂うパピるんず。デスク上でスキャンしてから、窓の外の世界に移動してもらいました

 

↑アプリ内にある背景を使用してみました。パピるんずをタップしながら撮影したので、独自のアクションをしています

 

 

夏にラインナップ追加予定! 無料のお試し版も

パピるんずには、家庭のプリンターで印刷できる無料のお試し版も用意されています。新感覚の玩具なので、どのようなものか知りたいという方は、まずはそれを手に取るのがおすすめです。また、現在は仮面ライダーシリーズのみとなっているラインナップも、この夏以降、続々と追加されていくことが決まっています。

 

キャラクターの魅力も相まって、子どもに大きな達成感を与えてくれるであろうパピるんず。仮面ライダー好きのお子さんをお持ちの方は、手に取ってみてはいかがでしょうか?

現役東大生が出題する謎が解けるか? 雨と人、額と口…矢印が表すものは?

ゴールデンウィークもあとわずか。週明けに向けて、体調を整えていきたいですね。さてここでちょっとひと息。謎解きで、アタマをリフレッシュしましょう。

 

出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。そんなふたりがてがける謎を、あなたは解ける!?

 

【問題】矢印が表すものは?(難易度★★☆☆☆)

【ヒント】
矢印は雨と人の間にあるもの、額と口の間にあるものを抽象化したものです。まずはそれが何を表しているのか考えましょう!

 

正解はこちら。この後の解説で、詳しく答え合わせをしていきましょう。

【答え】

あなた

 

【解説】

漢字の位置関係から、矢印が表していたのは「傘」と「鼻」だとわかります。そこから、②=か、③=さ、⑤=な、⑥=は、となっていることを手掛かりにして、数字と文字は「あかさたな…」と五十音表のア段が対応していることがわかります。よって答えは1・5・4番目のア段を読み、「あなた」となります。

 

いかがだったでしょうか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

【過去の謎解き】

第1回「丸が表すものは?」「数字とイラストが表すのは?」

第2回「<かむ・たべる>につながる単語は?」

第3回「大小の<音>と<牛>から導き出されるのは?」

第4回「額の中に入った鏡文字が意味するものは?」

第5回「3本の矢印が示すのは?」

第6回「黒い点が意味するものとは?」

第7回「数字をもつ妖怪」「懐かしのベン図が表すのは?」

第8回「ひらめき力が試される、赤と青の行方とは?」

第9回「ひらめき力が試される“〇〇る・〇る”とは?」

第10回「おようふく着られるかな?」「数字、だけじゃない?」…最高難度の謎にチャレンジ

 

【プロフィール】

Ergo Creation

東京大学大学院工学系研究科に在学する兄・松村広大さんと、早稲田大学・基幹理工学部に在学する妹・松村はなさんの、現役大学生兄妹。二人とも謎解き歴は長く、中学生の頃から数多くの謎解きイベントに参加。現在は、東大謎解き制作集団「AnotherVision」に所属し、学業に勤しむ傍ら、テレビやその他メディアに謎解き問題を提供している。
はなさんは「フジテレビ 今夜はナゾトレ」のクイズ制作者としても活躍し、関連書籍『東大ナゾトレ』Vol.5に満を持して登場。Vol.6では最終問題を担当するなど、他大ながら精鋭として活動を盛り上げる。

iPhoneとiPadで『フォートナイト』が再び無料で遊べる!マイクロソフトがクラウドサービスとして提供開始

マイクロソフトは5日(現地時間)、Epic Gamesの人気ゲーム『Fortnite(フォートナイト)』がXbox Cloud Gamingサービスで無料で遊べるようにしたと発表しました。これによりiPhoneおよびiPadユーザーはMSのアカウントを持っているだけで『フォートナイト』を基本無料で(再び)楽しめるようになりました。

 

↑画像引用元:Microsoft

 

Xbox Cloud Gamingは、サーバー上で動作しているゲームをクラウド経由でスマートフォンやタブレット等で遊べるサービスです。まだベータ版ではありますが、特に制限された機能はなく、日本を含む26カ国で利用できます。iPhoneやiPadに加え、Androidスマートフォンやタブレット、Windows PCでもプレイすることが可能です。

 

このサービスはスマホやタブレット側でインストールする必要はなく、ただMSアカウントを使ってWebブラウザでログインするだけですぐに利用できます。定額制ゲームサービス「Xbox Game Pass」の契約も必要ありません。また『フォートナイト』は基本無料のため、初期費用は完全にタダです。またゲームはタッチ操作のほか、コントローラーもサポートされています。

 

2020年夏に『フォートナイト』はApp Storeから削除されていましたが、ようやくiPhoneやiPadでも再びプレイできることになります。一応は、同じくクラウドゲーミングのGeForce NOWでも『フォートナイト』は遊べますが、そちらはクローズドベータとなっており、プレイできる人は限られています。

 

アップルはEpic Gamesとの法廷闘争を繰り広げており、その間は『フォートナイト』をApp Storeに戻すつもりはないと見られています。Xbox Cloud Gamingの『フォートナイト』対応は、MSにとっては表面的にはうま味がなさそうですが、多くのMSアカウントを作ってもらうことや、一般にあまり馴染みがないクラウドゲーミングサービスを広く知ってもらう意図があるのかもしれません。

 

 

Source:Microsoft

Wiiの販売を巡り本社と激論! 任天堂アメリカ元社長が新著で裏話を暴露

かつて任天堂アメリカ(NOA)社長兼CEOを務めていた「レジーさん」ことレジナルド・フィサメイさんが、新著『Disrupting the Game』を刊行し、その中で北米版Wii本体に『Wiiスポーツ』を同梱させたのは自分であることや、糸井重里さんのRPG『MOTHER3』がなぜ米国で発売されなかったかなど、いまだからこそ話せる裏事情を明かしています。

↑Wiiが世界的な人気を獲得するまでには、さまざまなドラマがあった

 

レジーさんは『Wiiスポーツ』のパックイン(本体へのソフト同梱)を推し進めたものの、当時の任天堂社長・岩田聡さんと、マリオの生みの親である宮本茂さんに反対されたそう。以下、著書で明かされた裏話です。

 

岩田さんは「レジー、任天堂は貴重なコンテンツをタダで提供することはない。特別な体験を生み出すために努力している。ハードを買う動機になるのはユニークなソフトであり、長期的な売り上げが期待できるんだ。『Wiiスポーツ』を同梱すべきではない」と言ったのです。

 

レジーさんは任天堂のソフトの価値は理解しているとしつつ、「Wiiの目標は、ゲームを現在のニッチからマス市場に広げることです。『Wiiスポーツ』はそのための力を持っている」と反論したとのこと。そしてスーパーファミコンが北米で発売されたとき、『スーパーマリオワールド』とセットだったことを引き合いに出したそうです。

 

しかし、岩田さんを説得した後も、ゲーム開発者の宮本さんを納得させなければなりません。宮本さんは「レジー、Wiiの発売時に強力なソフトを付属させるという君の主張はわかったよ」と言いつつ、代わりに『はじめてのWii』(ミニゲーム集)を同梱しようと提案したとのこと。

 

が、レジーさんは『はじめてのWii』は『Wiiスポーツ』ほど面白くないと指摘し、Wiiリモコンに同梱したほうがいいと言い返したそうです。

 

すると宮本さんは「レジーは正しい。このミニゲーム集は、フルプライスを要求できるような完全な形のゲームではない」と認めたとのこと。が、いつもの笑顔は消え失せ「あなた方は、人々に愛されるソフトを作ることの難しさを理解していない(中略)。私たちはソフトを手放さない(タダで提供しない)」と答えたと描かれています。

 

しかし、当時はマイクロソフトのXbox 360が好調だったこともあり、最終的には「欧米ではWiiスポーツを本体に同梱、日本ではソフトを単体で販売」にこぎ着けたとのこと。そのかいあって、『Wiiスポーツ』は全世界で8300万近くも売れた(本体同梱分を含む)とされているわけです。

 

また新著では、北米では『MOTHER2』(現地タイトルは『EarthBound』)があまり売れなかったために、『MOTHER3』もローカライズの費用はかけづらく、「日本語版そのままをダウンロード販売のみ」も検討したが、実現しなかったこと。さらに北米版の『脳を鍛える大人のDSトレーニング』に数独を入れさせたのはレジーさんであることなど、興味深い舞台裏が語られています。興味のある方は、英語のみですがKindle版を買ってもいいかもしれません。

 

Source:Nintendo Everything

現役東大生が出題する謎が解けるか? 数字とその形にもヒントが…最高難度の謎にチャレンジ

謎解きで、こんがらがったアタマをスッキリさせましょう!

 

出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。ついに、この連載も10回目を迎えました! そこで今回は、2問目に今までで一番難しい問題を用意しました。ぜひチャレンジしてみてください!

 

【第1問】おようふく着られるかな?(難易度★☆☆☆☆)

【ヒント】
男の子が何をしているか考えましょう! そして、二つの漢字に法則性を見つけましょう。

 

【第2問】不思議な計算式(難易度★★★★★)

「?」に数字を当てはめて、計算式を完成させましょう!

【ヒント】
この謎はいままでで最も難しい謎だと思います……! 謎解きに自信のある方はぜひ、ここから先のヒントを見ずにじっくり考えてみてください。
一見、ハテナにどんな数字を入れても式は成り立たないように思われます。ここで発想の転換が必要です。
デジタル数字の「5」のように書かれている文字は、果たして本当に5を表しているのでしょうか。ハテナに入る数字はアラビア数字ではなく、漢数字などほかの種類の数字を入れることはできないのでしょうか。例えばローマ数字だったら……?

 

以上2問の正解はこちら。この後の解説で、詳しく答え合わせをしていきましょう。

第1問

【答え】
みえ(三重)

 

【解説】
男の子が着替える洋服に書かれている漢字の読みが「いき」が「いえ」、「きん」が「えん」のように、「き」が「え」に変わっています。この法則にしたがって「みき」から着替えると、ハテナに当てはまる都道府県は「三重」になります。

 

第2問

【答え】
Ⅸ(ローマ数字の9)

 

【解説】
最初のデジタル風の文字を数字の5ではなくアルファベットのSと読み、ハテナにローマ数字の9(Ⅸ)を当てはめることで、SIX(6)×1.5 = Ⅸ(9)という計算式が完成します。

 

いかがだったでしょうか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

【過去の謎解き】

第1回「丸が表すものは?」「数字とイラストが表すのは?」

第2回「<かむ・たべる>につながる単語は?」

第3回「大小の<音>と<牛>から導き出されるのは?」

第4回「額の中に入った鏡文字が意味するものは?」

第5回「3本の矢印が示すのは?」

第6回「黒い点が意味するものとは?」

第7回「数字をもつ妖怪」「懐かしのベン図が表すのは?」

第8回「ひらめき力が試される、赤と青の行方とは?」

第9回「ひらめき力が試される“〇〇る・〇る”とは?」

 

【プロフィール】

Ergo Creation

東京大学大学院工学系研究科に在学する兄・松村広大さんと、早稲田大学・基幹理工学部に在学する妹・松村はなさんの、現役大学生兄妹。二人とも謎解き歴は長く、中学生の頃から数多くの謎解きイベントに参加。現在は、東大謎解き制作集団「AnotherVision」に所属し、学業に勤しむ傍ら、テレビやその他メディアに謎解き問題を提供している。
はなさんは「フジテレビ 今夜はナゾトレ」のクイズ制作者としても活躍し、関連書籍『東大ナゾトレ』Vol.5に満を持して登場。Vol.6では最終問題を担当するなど、他大ながら精鋭として活動を盛り上げる。

幻に終わったN64版「メトロイド」のプロトタイプを自作したファン現る。サムスが走り回り、モーフボールに変形!

任天堂のアクションゲーム「メトロイド」シリーズは、スーパーファミコン版の次はゲームキューブ用の「メトロイドプライム」であり、ついにNINTENDO64版が出なかったことが知られています。

 

そんな幻の「メトロイド64」がどんなものになったのか、熱心なファンが自らUnityで作成したプロトタイプをネット上で公開しています。

 

TwitterユーザーのLuto Akino氏は3人称視点、つまり「主人公のサムスが後ろから見える」システムでの試作品を動画で披露しています。それはサムスが紫がかった洞窟地帯を走り回り、アームキャノンで小さなブロックを撃ちまくる様子が確認できるものです。

Luto氏いわく「ようやく#Metroid64の作業が終わったので、細かい部分の調整と、テストテクスチャの配置を行いました」とのこと。ただしアームキャノンの挙動にバグがあり、サムスが壁の近くにいるときにビームが正しい方向に発射されないそうです。

 

ゲームキューブ用の「メトロイドプライム」シリーズはFPS(一人称視点)となっていました。それに対してファンメイド版「メトロイド64」はサムスが足場を次々と飛び越えていく、いわゆる「プラットフォーム・ゲーム」形式となっています。ジャンプの頂点でモーフボール形態になるのも、おそらく「3Dのメトロイドはこんな感じになるだろう」とファンが思い描いたイメージに極めて近いはず。

 

また、画面の解像度もN64そのものであり、90年代半ばの粗いポリゴン(初代プレステほどではないにしろ)と任天堂らしい色づかい、「スーパーマリオ64」風ながらも洗練されたカメラワークを味わうことができます。

 

実はLuto氏はこのプロジェクトに数か月前から取り組んでおり、Instagram上で開発の進み具合いを公開しています。昨年12月にアップされた初期の映像と見比べれば、着実な改善ぶりが見てとれます。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Luto Akino(@luto_akino)がシェアした投稿

 

「メトロイド」シリーズ生みの親である坂本賀勇氏は、サムスがN64のコントローラーで3D世界をどうやって動き回るのか「想像できなかった」と語っていたことがあります。創造主が一度はあきらめた夢をファンが引き継いだかっこうですが、今後のさらなる進化を(そして任天堂が著作権的にお目こぼししてくれることを)祈りたいところです。

 

Source:Luto Akino(Twitter) 
via:Nintendo Life

懐かしのGBAを据え置きゲーム機に改造!PS5コントローラーも使えるってどういうこと?

任天堂の携帯ゲーム機・ゲームボーイアドバンスはいまだに高い人気を誇っていますが、この懐かしのハードウェアを据え置きゲーム機のように改造できる「GBA HDMI Kit」がクラウドファンディングのKickstarterでキャンペーンを行っています。

 

引用:Macho Nacho ProductionsのYouTubeチャンネルより

 

目標額は約5万ドルで、残り32日で(記事執筆時点)約2万3000ドル、148人のバッカーを集める好調な滑り出しのようです。

 

この改造キットはゲームボーイアドバンス(GBA)から基板を取り出し、ケーブルで繋いで挟み込み、ハンダ付けも不要でネジ止めするだけで据え置き版ゲーム機に生まれ変わらせるというものです。さらに、GBA側の余ったゲームパッドも再活用できる基板も付いてくる無駄のなさです。

 

改造GBAはHDMIないしAVケーブルでテレビに繋いで大画面でプレイできるほか、Bluetoothレシーバー内蔵のため各種ゲームパッド(PS4、PS5、Switch Pro、Xbox One)も無線接続して使うことができます。

 

レトロゲーム改造YouTubeチャンネルのMacho Nacho Productionsでは、商品が届いてから開封する様子やキットの組み立て方、そしてどのように動作するか、ざっと分かる動画が公開されています。

オリジナルのGBAを愛する人達からは「画面アスペクト比が違う」など突っ込まれつつも、それ以外は完璧だとの声が寄せられているよう。もしも資金調達に成功すれば、今年の7月には配送が始まる予定です。

 

GBAシリーズは改造マニアにも人気が根強く、GBA SPをJoy-Con接続やテレビ出力できる「2003年のスイッチ」と化した人や、Raspberry Piを使って力づくで初代プレステ用ゲームを動かした例もあり、この改造キットも広く人気を集めるのかもしれません。


Source:Kickstarter
via:Nintendo Life

やはり歴史は大切だ! ソニーが「ゲーム保存チーム」を結成か

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2022年6月から定額ゲームサービス「PlayStation Plus」(PS Plus)を大幅にリニューアルし、最上位プランの「PS Plus Premium」では初代プレステやPS2、PSPやPS3などのレトロゲーム数百本が遊べるようになります。

↑まだまだ遊べる

 

そのオープンを間近に控えているなか、SIEが「(古い)ゲームの保存チーム」を社内に作った模様であると海外で報じられました。

 

モバイル開発会社Kabamの元ビルドエンジニア、Garrett Fredley氏は、TwitterとLinkedInページに新たな「保存」チームに参加することへの興奮を投稿し、「@PlayStationのシニアビルドエンジニアとして、新たに創設された保存チームの最初の1人として働く最初の日です」とツイートしました。

 

さらに「ゲーム保存は、私が最初に情熱を注いだ仕事です」「我々の業界の歴史が忘れ去られないように、がんばろう」と付け足されており、過去のゲームを保存する目的であるのは確かなようです。

 

これまでソニーは、過去のゲーム保存にあまり積極的とは言えませんでした。PS2では初代プレステのゲームが動き、PS3の初期モデルではPS2までのゲームを遊べましたが、PS4ではPS3以前のゲームは切り捨てられています。その後PS5ではPS4のタイトルは「ほぼ全て」が対応しており、少し揺り戻した印象です。

 

また、ソニーは2021年夏、PSPのデジタル版ゲーム販売を終了。同時にPS3とVitaのストアを閉鎖しようとしたものの大きな反発を受け、結局そちらは撤回しました

 

もともとPlayStation事業トップのジム・ライアン氏は、過去のゲームに対して好意的ではありません。あるイベントで初代プレステ~PS4の「グランツーリスモ」シリーズを見たとき「PS1やPS2のゲームは古めかしく、誰がこんなものプレイしたがるんだ?」と発言していました

 

もっとも、後にライアン氏はシリーズ最新作の出来の良さをアピールしたかったのであり、PlayStationの歴史を軽んじたわけではないと釈明。その頃からPS Plusをリニューアルし、過去のPlayStationゲームを軸の1つにしようと構想していたのかもしれません。

 

Source:LinkedIn

via:VGC ,Engadget

加入者離れを食い止めろ!「Netflix」が無料モバイルゲームを50本に増やす計画と報道

米動画配信サービスのNetflixは、映画やテレビを見たい人以外を惹きつけるために、2021年からモバイル向けゲームを無料で提供しています。2022年4月現在では18本のラインアップがそろっていますが(App StoreやGoogle Playストアからダウンロード)、年内には約50タイトルまで増やされる計画だと報じられています。

↑ゲームコンテンツを強化しないとヤバいことになりそう

 

日本では11月からゲームが提供されており、はじめは『ストレンジャー・シングス: 1984』など5本でしたが、次第に本数が増えています。実際にNetflixもゲーム開発を強化する動きを見せており、『Oxenfree』開発元のNight School Studioを皮切りに、最近ではBoss Fight EntertainmentやNext Gamesなどのモバイルゲーム関連スタジオを次々に買収しています。

 

さて、米Washinngton Postによると、Netflixは「ビデオゲームに関するコンテンツの機会を、あらゆる方向から検討」しているとのこと。さらに「年末までに、約50本のモバイルゲームを提供する予定」だとも伝えられています。

 

Netflixはゲームの映像化に力を入れる、数少ない動画ストリーミングサービスの1つ。『ウィッチャー』や 『ザ・カップヘッド・ショウ!』『悪魔城ドラキュラ ―キャッスルヴァニア―』などの実写版やアニメ化もランキングの上位に食い込んでおり、人気カードゲームを原作にした『こねこばくはつ: ザ・ゲーム』も注目を集めています。

 

これらのゲームの映像化が好評だったことにNetflixも満足しているようで「人々が見ているものと遊んでいるものの間に相乗効果を生み出せるゲームビジネスを構築」しようとしているそう。

 

もっとも、同社は約10年ぶりに加入者が減少し、次の第2四半期では最大200万人を失うかもしれません。契約者離れを防ぐためには、ありとあらゆる手段を尽くすことになりそうです。

 

Source:The Washington Post

via:PhoneArena

対戦相手も弾丸も見えない!ズルい行為に惨めなペナルティーを課す『Call of Duty』

人と人同士が反射神経と動体視力と根性を振り絞って戦うオンライン対戦ゲーム。毎回のように展開が違ってくるため、飽きが来にくく、奥深い面白さが根強い人気を呼んでいます。しかし、「勝ちたい」と思う気持ちは「ズルしてでも」に繋がりやすく、対戦ゲームの運営企業は「ズル=チート対策」に力を注ぎ、悪質プレイヤーを摘発することに努力を重ねています。

↑ズルをすれば、恥ずかしい目に遭うぞ

 

そんなオンライン対戦FPS(一人称視点シューティング)の老舗、Activisionの『Call of Duty』シリーズが、チート行為をしたプレイヤーに「対戦相手が見えなくなる」ペナルティーを課すようになりました。

 

この「Cloaking」(隠れみの)というペナルティーは、「キャラクターや弾丸、正規のプレイヤーが出す音さえも検出できなくなる」そうです。ただしチーター(ズルしたプレイヤー)は、チートしてないプレイヤーからは丸見え。Activision公式ブログは「『誰が俺を撃ってるんだ?』と叫びながらグルグル回ってるプレイヤーは、彼ら(チーター)でしょう」と言っています。

 

このチート対策アップデートは、まず『Call of Duty: Vanguard』で展開され、その後に基本プレイ無料の『Warzone』にも適用される予定。

 

『Call of Duty』は2022年2月に、別のチート対策「Damage Shield」、すなわちチーターと認識されたプレイヤーの攻撃が、ほかのプレイヤーに対して無力になる機能を追加していましたが、「Cloaking」はその上に重ねられるそう。つまり、チーターは、(本人の視点では)人っ子ひとりいない戦場で見えない弾に狙撃され、自分が発砲しても誰ひとりダメージを与えられない惨めなことになる模様です。

 

そこまで技術的に手間を掛けるよりも「チーター行為をシステムが検出次第、BAN(ゲームから締め出す)すれば良いのでは?」とも思えます。が、2月にActivisionは、「チーターが正規のプレイヤーに対して無防備になり、(チート対策チームが)チーターのシステムに関する情報を収集するできる」と書いていました。チーターを外に追い出して悪だくみを練り込まれるよりも、監視下で泳がせておいてデータ取りに活用するほうが合理的だ、と考えているのかもしれません。

 

Source:Call of Duty
via:Ars Technica

PS5が今週から「可変リフレッシュレート」に対応。ゲーム画面が美しく、プレイがよりスムーズに

SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)は今週から、全世界向けにPlayStation 5のVRR(可変リフレッシュレート)対応を順次開始することを発表しました。3月末には「数ヶ月以内に」対応としていましたが、それから1ヶ月と少しで実現する見通しです。

 

公式ブログではVRRを「HDMI 2.1でVRRに対応しているテレビやPCモニターにおいて、ディスプレイのリフレッシュレートをPS5本体のグラフィック出力に合わせてリアルタイムで同期する機能」と説明しています。

 

ゲーム機とテレビをつなぐと、ゲームタイトルや状況によっては、表示がカクついたり(スタッタリング)、映像が微妙に上下ずれて表示される(ティアリング)ことがあります。

 

これらの原因は、ゲーム機が出力する映像とテレビが表示するリフレッシュレートが一致していないため。映像信号を送るゲーム機は処理能力により動的にフレームレート(1秒間に表示されるコマ数)を上下させるため、こうした不一致が生じるわけです。

 

そうした不快な現象が、最新アップデートにより最小化または排除され、PS5タイトルのビジュアルパフォーマンス(見た目)の改善が期待できます。またソニーの説明では、画面が瞬時にレンダリングされてグラフィックはより鮮明に、入力遅延も減ることで、よりスムーズなゲームプレイが楽しめるとされています。

 

VRR対応のゲームを楽しむには、上述のとおりテレビやPCモニターがHMDI 2.1に対応していることが必要です。また、発売済みのPS5タイトルは今後のゲームパッチによって対応でき(ゲーム開発者側の修正作業が必要)、今後発売されるタイトルは発売当初からVRRに対応できるとのことです。

 

今後数週間のうちに、VRR対応パッチが配信される予定のゲームは次の通りです。

  • 『ASTRO’s PLAYROOM』
  • 『コール オブ デューティ ヴァンガード』
  • 『コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー』
  • 『DEATHLOOP』
  • 『Destiny 2』
  • 『デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション』
  • 『DIRT 5』
  • 『Godfall』
  • 『Marvel’s Spider-Man Remastered』
  • 『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』
  • 『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』
  • 『バイオハザード ヴィレッジ』
  • 『ワンダーランズ ~タイニー・ティナと魔法の世界』
  • 『レインボーシックス シージ』
  • 『Tribes of Midgard』

 

これらはVRR対応ゲームのうち一部に過ぎないとのこと。PS5のタイトルを快適に遊ぶためにも、このさいテレビやPCモニターをHMDI 2.1対応製品に買い替えてもいいかもしれません。

Source:PlayStation Blog

ソニー、ゲーム開発者に「時間制限付きトライアル版」を要請? PS Plus新プラン向けか

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は定額制ゲームサービスPlayStation Plusを大幅にリニューアルし、6月1日から3つの料金別プランの提供を始めることを発表しています。それに伴い、同社がゲーム開発者に対して時間制限付きの体験版を作るよう要求しているとの噂が報じられています。

 

ここでいう体験版とは、3つのプランのうち最も高い「PlayStation Plus プレミアム」(1ヶ月1550円、12ヶ月で1万250円)で遊べる「ゲームトライアル」を指しているそうです。このプランでは初代プレステやPS2およびPSP、PS3タイトルに加えて、時間制限付きの「ゲームトライアル」が提供されます。

 

Game Developerの情報筋によると、ソニーは価格が34ドル(日本では4000円)以上のゲームを手がける開発者に対して、少なくとも2時間以上の体験版を作るよう要求しているそうです。それより安いゲームであれば必要がないほか、今後のPlayStation VRタイトルには適用されないとのことです。

 

また開発者は、PlayStationストアでのゲーム発売後、3ヶ月以内に時間制限付きトライアルを公開し、かつPS Plusで最低でも12ヶ月は提供しなければならないとのこと。またトライアルの代わりにデモを提出することを希望した場合は、ソニーはケースバイケースで承認する予定だと伝えられています。

 

今回のニュースに先立ち、ソニーは10月にイギリスで無料トライアルをテストしていました。たとえば『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT』は6時間、『リビッツ! ビッグ・アドベンチャー』は5時間という具合です。ただし、どうやら「ダウンロードを選択」ないし「ライブラリに追加」した時点から試用期間が始まっているらしく、プレイヤーが実際に遊べる時間はもっと少なかったとのこと。

 

プレイヤーにとって最新作が無料でお試しプレイできるのはありがたく、大手ゲームスタジオにしても、多くの人にゲームの序盤だけでも遊んでもらうことができれば売上に繋げられる可能性は高まるはず。が、4000円ギリギリの価格で発売した中小の開発者には、本編とは別にトライアルの作成を義務づけられるのは大きな負担となるかもしれません。

Source:Game Developer
via:Engadget

『エルデンリング』の隠しコロシアム、剣闘士やライオンが戦う「動く」形にしたデータマイナー現る

全世界で人気のアクションRPG『エルデンリング』は、ノーヒット&ノーダメージかつ3時間でクリアしたり手段を選ばず7分でクリアしたりと神々のお遊びが盛り上がっています。

 

もう1つ盛んになっているのが、データマイナー(ゲームデータを解析して、未発表の機能などを発見する人)らによる隠しステージの探索です。先月、データは収録されてるが未使用のコロシアムが見つかっていましたが、「ただ中を歩けるだけ」でした。それが、実際にゲーム内のキャラクターや仕掛けなどが「機能」するようにされた動画が公開されています。

 

データマイナーのSekiro Dubi氏は、ある程度は仕掛けやキャラクターが動かすことに成功した成果をYouTubeで明らかにしています。このローデイルにある隠しコロシアムに入るために「DS Map Studio」というマップエディタを使ったそうです。

 

コロシアムはどうやら「○○が○○(ネタバレを避けるため伏せ字)になる前の、過ぎ去った時代の遺跡」らしく、動画では巨大なライオンと戦う騎士の姿がはっきりと確認できます。より正確には「ライオンと騎士に近づいたプレイヤーは襲われそうになるが、互いに近づいたに2体が戦いを始める」という体ですが、フロム・ソフトウェアが剣闘士の戦いを組み込むことを意図していたと窺われます。

 

この動画を観た有名MODクリエイター(ゲームの改造データ作成者)のLance McDonald氏は、「おそらくゲームから削除されたが、後ほどDLCとして再利用されるかもしれない。少なくとも、かつてどのように機能していたかは、ある程度は見ることができる」とコメントしています

 

隠しコロシアムが見つかった直後、マルチプレイヤーのPVP(対人戦)用DLCとして使われるかもしれない、との憶測もありました。すでに達人同士の「侵入」による対人戦がヒートアップしていますが、いずれ公式の「闘技場」がオープンされるのかもしれません。

 

Source:YouTube

via:Wccftech

どこかで見たことがありそう? 16BIT風レトロカンフーアクションゲーム「焔龍聖拳シャオメイ」Nintendo Switch版5月発売

ピクセルは、レトロカンフーアクションゲーム「焔龍聖拳シャオメイ」のNintendo Switch版を、5月19日にニンテンドーeショップにて発売します(ダウンロード版のみ)。税込価格は1700円。

 

同作は、2019年にPC版をリリース。16BITゲーム機をオマージュし、色数や解像度などをあえて制限して制作された、どこか懐かしい雰囲気が特徴のカンフーアクションです。音楽には中潟憲雄さんを迎え、FM音源風のクールなサウンドに仕上がっています。

 

今回発売となるNintendo Switch版では、中潟さんによる新曲やデモシーン、新しいキャラクターや、主人公シャオメイの姉シャオイン視点によるストーリーが展開する「シャオインモード」なども追加。効果音はむらさきひろふみさんが担当し、さらにFM音源風を強化しています。

 

スタジオヴィガ社が描くイラストや一部キャラクターデザインなどの世界観は、追加されたギャラリーモードで観賞できます。キャラクターボイスは、女性ユニット「水花」が担当。

ソニーもプレステで「基本無料プレイ、ただし広告あり」を検討中のウワサ。ゲーム内に広告看板が出る?

先日マイクロソフトがXboxのゲームに「基本無料プレイ、ただし広告あり」のビジネスモデルを導入するとの噂話がありました。それに続いて、ソニーもPlayStationのゲーム内で広告を活用してF2P(ダウンロードは基本プレイ料金は無料、アイテム等で課金)タイトルが収益を出せるよう支援することを検討しているとの観測が報じられています。

 

米Business Insider(以下「BI」)の有料記事によると、ソニーも上記のXboxと同じ計画を進めており、ゲーム内の看板などに現実の商品広告をはめ込む方法をテストしているそうです。

 

またソニーは、広告を見たプレイヤーに報酬を与えることも考えているとのこと。これは現在、スマートフォン用ゲームで展開されている無料ゲームやアプリのやり方に近いと言えます。つまり広告を見たり、アンケートに答えると、ゲーム内通貨がもらえたり、追加コンテンツがアンロックされるという具合いです。具体的には、一定時間だけ広告を見ればスキン(ゲームキャラクターの見た目)がもらえることも検討しているとも伝えられています。

 

こうしたソニーの広告プログラムは、より多くのF2Pゲームと開発者をPlayStationに呼び込むため、2022年内に開始されるとも述べられています。ソニー自らがこの仕組みからどのような利益を得るのかは、今のところ分かっていません。

 

ちなみにBIは、Xboxのゲーム内広告での利益はゲーム開発者とアドテク企業(ネット広告の配信に関わる会社)で分け合うことにり、マイクロソフトの取り分はないとしていました。

 

スキマ時間に遊ばれやすいスマホ用ゲームと比べて、据え置きの家庭用ゲーム機はプレイヤーが仮想世界に没入する傾向が強く、いきなり「現実にある商品の広告」が割り込んできたなら大きな反発を買いかねません。かつてセガの『バーチャストライカー』内には企業の広告がゲーム内のスタジアムを取り囲んで逆に雰囲気を盛り上げていましたが、そうしたゲームと現実を馴染ませる工夫を期待したいところです。

 

Source:Business Insider
via:Gamesradar

『CoD ウォーゾーン』にゴジラとキングコングが参戦! 極秘兵器で2大タイタンに対抗?

戦争をテーマとした一人称視点シューティング「Call of Duty」シリーズに、なんとゴジラとキングコングが参戦することをActivisionが公式に発表しました。

Activision

 

ここ数か月のあいだウワサにはなっていましたが『Call of Duty: Warzone』で2大タイタン(レジェンダリーによる「モンスターバース」での怪獣の総称)が大暴れすることが現実となる見込みです。

 

より正確には『ゴジラvsコング』とのコラボレーションであり、映画が1年以上前に公開されたことを考えると異例ではありますが、予告動画では劇場作品さながらのハイクオリティなCGが使われています。

 

4月28日(日本時間、以下同じ)には新シーズン「極秘兵器」が始まり、期間中は全オペレーターが極秘の兵器を利用可能になります。そしてシーズン後半の期間限定イベント「オペレーション・モナーク」でゴジラやコングが出現し、それらの極秘兵器を投入することが仄めかされています。

 

トレーラーではゴジラとコングが激突するさまが描かれており、超人でも巨大化できるわけでもない生身のCoD(略称)兵士とどう絡むのか不明ですが、もしかすると敵味方を超えて人智を超えたタイタンを撃退する作戦が展開されるのかもしれません。

 

地に足が着いたCoDシリーズとゴジラやコングがクロスオーバーするのは突拍子もないように思えますが、「Call of Duty: Infinite Warfare」(2016年発売)では宇宙にも飛び出しており、これはこれでアリとも思えそうです。

 

予告編によると、5月12日に「戦いが始まる」そうです。バーチャルな戦場に駆けつけるか、ないしは人類を応援したいところです。

Source:Call of Duty
via:Polygon

大作が来る? Xboxが「本当に画期的な」プロジェクトを日本で進行中

日本でのXboxパブリッシングチーム(サードパーティの開発者との連携を担当する部署)の責任者であるマット・スミス(Matt Smith)氏が、日本のチームは「成長中」であることをツイートで宣言しました。

↑なにやら日本で大きいことを企んでいる模様

 

そればかりかスミス氏は、「トップクラスの開発者」とともに作業をしているとして、「本当に画期的な」プロジェクトが進行中であることも明らかにしています。

 

スミス氏はツイートを連投して日本のXboxパブリッシングチームが精力的に動いていることを仄めかしていますが、実際に何に取り組んでいるのか推測するのは困難。

スミス氏はシニアテクニカルプロデューサーやソフトウェアエンジニア、シニアソフトウェアエンジニア、シニアゲームビルドエンジニアの募集を発表しているものの、「どんなゲーム開発を得意としている(経験してきた)か」と人材を絞り込んでいるわけではないからです。

 

ただし、マイクロソフトがベセスダ・ソフトワークスの親会社ZeniMax Mediaを買収した後、Xbox事業と三上真司氏(初代『バイオハザード』生みの親)のTango Gameworks(ベセスダの『サイコブレイク』などを開発)と接近していることは注目に値するでしょう。三上氏は昨年のTGS(東京ゲームショウ)のプレゼンで、Xbox事業トップのフィル・スペンサー氏と並んで登場したこともありました。

 

また三上氏も小規模なゲームを開発したいと語っていたことや、前述のTGSにおけるプレゼンで『サイコブレイク2』のディレクターが何か新しいものに取り組んでいることを明かしていました。

 

ほかにも、1年以上前に大手メディアBloombergが「マイクロソフトが日本のゲームファンを獲得するため、国内に拠点のあるゲーム開発会社に買収を打診している」と報じていたこともあります

 

なにか日本向けの新作ゲームがあるのか、それとも国内で有名ゲーム会社を買収したとの発表があるのか、続報を待ちたいところです。

 

Source:Matt Smith(Twitter)

via:Gamesradar

セガが『クレイジータクシー』や『ジェットセットラジオ』新作を巨額の予算で開発中のウワサ

セガサミーが過去の人気タイトル『クレイジータクシー(以下「クレタク」)』と『ジェットセットラジオ(以下「JSR」)』の新作を「巨額の予算を投じて」開発しているとの噂話を、米大手メディアBloombergが報じています。

 

Bloombergでゲーム関連報道の名物記者である望月 崇氏によると、セガは1年前に発表した「セガのスーパーゲーム」構想の最初の作品になるそうです。クレタクは1年以上前から開発が進められ、2~3年以内の発売を目指しているとのこと。クレタクとJSRともに、同社が1年前の決算発表資料で新作の投入によりテコ入れしたいIPリストの中にあったと指摘されています。

 

ただし、どちらのゲームもまだ開発の初期段階に過ぎず、中止の可能性もあると付け加えられています。

 

両方ともセガの家庭用ゲーム機ドリームキャスト用のゲームであり、売上的な記録よりもプレイヤーの記憶に残ったゲームです。クレタクは交通法規が日本とは違うらしき世界で(通行人も車を避けるのが上手い)お客を目的地まで最短時間で届けるドライブゲームであり、JSRは架空世界トーキョーを舞台として、スケートで滑走しつつストリートをグラフティで埋め尽くしていくというもの。特にJSRの特殊なトゥーンレンダリングは「マンガディメンジョン」とも呼ばれ、鮮烈な印象を放っていました。

 

なおBloombergの記事タイトルには「フォートナイト追撃」とありますが、これは昨年セガサミーがFPS(一人称視点シューティング)の新作ゲームを欧州のスタジオで開発中であり、将来的には大きな売上を目指している……と述べていたことを指していると思われます。もっともEpic Gamesの「フォートナイト」はTPS(3人称視点シューティング)であり、しかもクレタクもJSRもジャンル違いであることから、かなり勇み足のタイトルかもしれません。

 

セガが「スーパーゲーム」構想で挙げていたIPは、他には『スペースチャンネル5』や、『Rez』『パンツァードラグーン』や『獣王記』などがありました。「獣王記Online」などが水面下で進行していて、フォートナイト追撃を目指していると期待したいところです。

 

Source:Bloomberg

via:Wccftech

ニンテンドースイッチでまもなくゲームボーイやGBAゲームが遊べる? 「公式エミュレータ」らしきデータが流出

任天堂の有料サービスNintendo Switch Onlineでは、ファミコンやスーファミなど懐かしのゲームが遊べます。このラインナップに、まもなくゲームボーイ(以下「GB」)やゲームボーイアドバンス(以下「GBA」)などのソフトが加わるかもしれない手がかりが見つかりました。

 

画像引用元:shutterstock

 

今週初めに米匿名画像掲示板4chanにGBとGBAのエミュレータやROMらしきものが流出し、投稿者は「発表も発売もされていない」任天堂・欧州研究開発部門(NERD)の公式社内開発版だとほのめかしました。

 

すぐにデータマイナー(ゲームのコードを解析して未発表の新機能などを探し当てる人)がROMの中に.gitフォルダを発見し、その中にNERDの社員や、なぜかパナソニックベトナムの開発者が関わったことを示すログが含まれていた次第です。

 

 

NERDは任天堂のヨーロッパ研究開発部門として知られており、Wii UのニンテンドーDSバーチャルコンソールや、Newニンテンドー3DSの「3D立体視の調節機能」も手がけてきた組織です。またミニファミコンやミニスーファミも、元々はNERD開発チームが関わっていたプロジェクトが商品化した経緯があります。

 

もっとも、任天堂関連やNERDを指し示すデータが含まれていたとしても、公式であると裏付ける確たる証拠とは言えません。これまでもエミュレータ開発者が、自作品を任天堂の公式に見せかける偽りの「リーク」によって注目を集めようとしたことさえありました。

 

また流出したGBAエミュレータに「Flashcartに状態をエクスポートする」オプションが含まれていることがおかしいと指摘する声もあります。こうしたフラッシュカートリッジ(microSDなどを挿入して自作ゲームや海賊版ゲームを動かせる製品)メーカーに対して任天堂は過去に訴訟を起こしており、奇妙なことにも思えます。

 

しかしSwitch Onlineにゲームボーイ用タイトルが加わることは、半年以上も前から囁かれていたことです。その噂を発信した人物が予想していた「スイッチでNINTENDO 64が遊べる」ことは、すでに実現しています。

 

N64やメガドライブのゲームはお高めの「追加パック」での提供となりましたが、ゲームボーイ用ソフトは標準プランでの提供を期待したいところです。

 

Source:ArsTechnica

早くクランクくるくる回してぇ! ミニゲーム機「Playdate」ついに出荷開始

iOSやmacOSのアプリを開発しているPanicにより、2019年に発表されたクランク付きの携帯ゲーム機「Playdate」。こちらの初回受注分の製品出荷が、とうとう開始されました。

 

画像引用元:Panic

 

Playdateは400 x 200ドットのモノクロ液晶を搭載したゲーム機で、内部に2本のゲームを内蔵。購入後に毎週2本のゲームが配信され、トータルで24本のゲームのプレイが可能となっています。

 

本体に設置されたクランクは充電用…というわけではなく、アナログコントローラーとして回して利用します。またそれ以外にも、十字キーやボタンなども搭載。さらにゲーム機をBluetoothスピーカーにする「Playdate Stereo Dock」なども用意されています。

 

そんなPlaydateですが、2021年後半に予定していた出荷予定日は2022年に延期。その理由は、バッテリー関連の不具合が発表されていました。

 

今回出荷が開始されたのは初回受注分の「グループ1」で、その後の受注分となる「グループ2」の出荷分については、今後情報を共有すると伝えています。また2022年の生産キャパシティはすでに一杯になっており、2023年にむけての早めの注文をおすすめしています。

 

専用の携帯ゲーム機やスマートフォンがますます高性能化するなか、レトロな外観と特徴的なインターフェイスをそなえたPlaydateは、今後も人気のゲーム機となりそうです。

 

Image: Panic

Source Panic / Twitter

スーパーマリオの初アニメ映画「ピーチ姫救出大作戦!」4Kリマスター版が(非公式に)ネット公開

1986年の夏に公開されたアニメ映画『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』が4Kリマスター化された映像がネット上で公開されました。YouTubeで動画を楽しめるほか、Internet Archiveからダウンロードできるようになっています。

画像引用元:任天堂

 

今回の映像は任天堂が初めて関わったアニメ作品の色調を補正し、新たに字幕(英語)が追加されたものです。リマスター版の制作を担当したFemboy Filmsは「当時、地元の小さな上映会で使われていたであろう16mm縮小プリント」を元にしたそうです。「世界で唯一ではないにしても、現存するプリントの1つ」には違いないと説明されています。

 

また音声については、オリジナルのVHSテープ(セルビデオ)から音声キャプチャーし直しているそうです。「VHSはもともと2チャンネルのドルビーサラウンド版が発売されており、今回の音声キャプチャーでもそれが生かされています」とのこと。映画館では4チャンネルのドルビーサラウンドで公開されたので、当時の劇場での音響ができるかぎり再現されている、というわけです。

 

この『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』は、ファミコンに熱中していたマリオのもとに、テレビ画面からピーチ姫が助けを求めて飛び出してくるという衝撃の幕開け。あえなくクッパ大王に姫をさらわれたマリオは子犬のキビダンゴに導かれて「きのこの国」に向かい、ピーチ姫を助けようと奮闘します。

 

おおむね筋書きは「いつものマリオ」ですが、フラワー王国のハル王子や腕のあるクリボー、日本酒を飲むルイージなど、今の任天堂であれば絶対に認めないような緩すぎるアニメです(ピーチ姫はハル王子と結婚)。

 

しかしマリオが古谷徹、ルイージが水島裕、ピーチ姫が山瀬まみでキビダンゴが千葉繁(以上、敬称略)と声のキャストがすさまじく豪華です。同じくInternet Archiveで公開されている実写版スーパーマリオ映画(20分以上の未公開映像が追加)と合わせて観ておくのもいいかもしれません。

 

もっとも、著作権関係の処理がクリアになっているかどうかは不明のため、いつまで公開されているのかも保証の限りではありません。

Source:Internet Archive ,YouTube
via:Polygon

そんな装備で大丈夫か?の『エルシャダイ』、Nintendo Switch版が制作発表!

『エルシャダイ』のディレクター・竹安佐和記氏がYouTubeチャンネルの「ミカエルの手」にて、Nintendo Switch版『エルシャダイ』が制作中であることを発表しました。

 

画像引用元:株式会社crim/YouTube

 

昨年9月にスイッチに移植するためのプログラマーを募集していましたが、ようやく続報があったしだいです。

 

『エルシャダイ』は人間でありながら天界とも繋がりのある青年イーノックの戦いを描いた3Dアクションゲーム。2011年4月にUTV イグニッション・エンタテイメンからPS3およびXbox 360向けに発売されましたが、それに先立つPVで「そんな装備で大丈夫か?」と心配されたイーノックが「大丈夫だ、問題ない」と言い放った印象が強烈で、当時はネットミームともなっていました。

 

YouTube動画で竹内氏はゲーム本編の後日譚である『『Elshaddaiセタ記』の最終9巻が4月28日に発売されることや、エルシャダイ11周年記念展が開催されることも合わせて発表。2021年9月にはPC移植版がSteamで発売されていましたが、これほどの歳月を経ても人気は衰えを見せないようです。

 

今回のスイッチ版はSteam版からの移植ですが、さらなる詳細は『エルシャダイ』11周年の4月28日に発表が予告されています。

 

実はエルシャダイの「あの動画」はフリー素材として公開されており、ニコニコ動画やYouTube、Twitter、ホームページ、チラシ、お店の看板etc、商用利用、基本何でも自由に使える太っ腹ぶりです。スイッチ版をきっかけに、また「そんな装備で大丈夫か?」旋風が吹き荒れるのかもしれません。

Source:ミカエルの手(YouTube)

『エルデンリング』実況も禁止? 中国政府、不認可ゲームの動画配信を厳禁に

中国ではゲームに対する規制が強まりつつありますが、ついに「政府当局が認可していないゲーム」の動画配信が禁止されたと報じられています。

 

米Reutersは、中国の国家ラジオ・テレビ局が金曜日、すべてのインターネット・プラットフォームに対し、政府が承認していないタイトルのライブストリーミング(動画配信)を「厳禁」すると発表したことを伝えています。

 

中国では新作ゲームの発売は政府の許可制であり、「ライセンスを発行してもらったゲームだけが国内で遊んでもいい」ことになっています。しかし2021年秋からライセンス発行は完全停止され続けており、ようやく今月11日に再開されました。しかし、許可リストにあるゲームはわずか45本にすぎず、テンセントやネットイースなど業界大手の関わるゲームは含まれていません。

 

では中国国内でのゲーム動画配信はどうかといえば、ゲーム業界アナリストのDaniel Ahmad氏によると、もともと配信する前にライセンスを取るよう求められていたものの、実際に禁止されることはほとんどなかったそうです。

 

そのため「エルデンリング」のような国内での販売が正式に認められていないタイトルでも、Huya(中国のゲーム動画配信大手の1つ)で多くのユーザーを獲得できたというわけです。Ahmad氏いわく、「エルデンリング」動画の視聴者は、発売から1週間で1日平均の累積視聴者数が約1700万人にも達したそうです。が、今後は中国のファン達は見られなくなるのかもしれません。

 

中国の国営メディアがオンラインゲームを「精神的アヘン」と表現して以来、政府によるゲームへの締め付けはますます厳しさを増しています。

 

すでに2019年から子供のゲームプレイ時間は平日は1日90分、週末と祝日は1日3時間までに制限されており、昨年にはテンセントが(おそらく政府の意向を受けて)人気モバイルゲーム「王者栄耀」につき、18才未満のプレイ時間を平日は1日1時間、週末は2時間までに短縮することを発表していました。中国発のゲーム『原神』などが大人気だけに、これ以上は逆風が強まらないよう祈りたいところです。

Source:Reuters
via:Engadget

Xboxで「基本無料プレイ、ただし広告あり」登場? マイクロソフトが検討か

すでに家庭用ゲーム機向けタイトルでもF2P(Free to Play)、つまりダウンロードや基本プレイ料金は無料で、一部の機能を使うことやゲーム内アイテムを買うときに課金されるものが定着しつつあります。そんななか、マイクロソフトがXboxのF2Pゲームに広告を入れるための技術を開発しているとの噂が伝えられています。

 

米Business Insider(以下「BI」)の記事によると、マイクロソフトは広告主がF2Pゲームに広告を出せるようにすることを検討中とのこと。それにより広告を掲載できるタイトルを増やし、ゲーム開発者が広告スペースを販売できるよう考えている、との趣旨が伝えられています。広告には侵入型(ユーザー行動などを追跡するタイプ)や非侵入型(追跡しないもの)などいろいろとありますが、どの形になるかは不明だそうです。

 

この機能は、早ければ今年の第3四半期(10~12月)に実装されるかもしれないそうです。具体的にはレースゲームやオープンワールドゲーム(目に見える場所はどこにでも行ける、移動制限のないゲーム)などに看板として出現する可能性もあるとのことです。

 

BIが問い合わせたところ、マイクロソフト広報は「わが社は常にプレイヤーと開発者のために経験を改善する方法を模索していますが、これ以上言えることは何もありません」と答えたと伝えられています。

 

情報源の話で興味深いのは、マイクロソフトは広告収益から手数料を取るつもりはなく、それよりXboxの広告ネットワークを作り上げることに興味があるとされていることです。広告からの収入はゲーム開発者と、広告を掲載するアドテク企業(ネット広告の配信に関わる会社)で分け合うことにり、マイクロソフトの取り分はないというわけです。

 

ただし、マイクロソフトもゲーム内広告がプレイヤーにとって邪魔になる恐れは考えており、そのため一部のブランドだけがゲームプレイを妨げない形で広告を挿入できる「非公開マーケットプレイス」を用意するつもりだとも付け加えられています。

 

また個人データを吸い上げられることを心配する人達にも配慮し、Xbox上でのターゲティング広告をすぐに許可するつもりはなさそうです。

 

この仕組みが実現すればF2Pゲーム開発者は稼ぎを増やせそうですが、スマートフォン用ゲームでも「プレイの途中で広告」はあまり歓迎されてはいません。まして広告慣れしていない家庭用ゲームのプレイヤーがどう思うかは、興味深いところです。

Source:Business Insider
via:Wccftech

マイクラやフォトナも! ゲーム×メタバースの“いま”を探る

いま「メタバース」として認識されているサービスには、具体的にどんなものがあり、どんなトレンドがあるのか。今回はゲーム分野におけるメタバースについて、概要と傾向をチェックしていきたい。

※こちらは「GetNavi」2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

《ゲーム分野》

オンライン空間に集まり「一緒に何かをする」という点で、ゲームは20年以上の歴史を持つ。オンラインゲームにおける、遊びながらコミュニケーションをする“場所”としての役割は、メタバースを語るうえで無視できないテーマのひとつとなっている。

 

ゲームのメタバース的体験はVR化や用途の変換に注目

広義の「メタバース」は新しいものではない——。語源はニール・スティーヴンスンが1992年に発表したSF小説「スノウ・クラッシュ」に遡るが、3D空間で人が交流する概念はそれ以前からある。現実のサービスについては、オンラインゲームの原型が登場したのが97年ごろ。米Linden Lab社によるMMOG(大規模マルチユーザー参加型オンラインゲーム)の「セカンドライフ」が提供されたのが03年だ。

 

このように「アバターで集まって交流する」という体験は、ゲーム分野に一日の長がある。家庭用ゲーム機でのオンラインサービスも一般化したので、ゲームでの交流は経験済みな方も多いだろう。

 

そんなゲームにもここ数年で顕著な変化が2つあった。ひとつは個人で入手しやすいVRヘッドセットが普及し、VRが身近になったこと。例えば、Thirdverseが提供する「ソード・オブ・ガルガンチュア」では、VRのアクションゲームをオンラインマルチプレイで楽しめる。もうひとつは、既存のオンラインゲームが交流用途で使われだしたことだ。特に、EPIC GAMESの「フォートナイト」は、新たに戦闘禁止のマップ製作ガイドラインなどを整えるなど、メタバース的役割を意識的に伸ばしている。

 

メタバースの代表的ゲームはコレだ!

 

【その1】マイクロソフト「マインクラフト」

Mojang (c) 2009-2021

ブロックで自由に世界を作るゲームで、「サンドボックス型(※)」に分類される。世界で最も売れたゲームでもある。サーバーを介したマルチプレイが可能で、第三者が公開した「配布ワールド」を訪れる遊び方もある。Java版と統合版の差に注意したい。

※隔離された領域でプログラムを実行し、問題発生時においてもほかのプログラムに影響を及ぼさないようにする仕組み。公園の「砂場」を意味し、外部から仕切られた環境で自由に遊べる状況から由来する

 

↑大規模な人数で同じワールドに集まることも可能だ。ただし、サーバーを用意するなど、ネットワークの知識が必要になる部分もある

 

【その2】サードバース「ソード・オブ・ガルガンチュア」

(c)Thirdverse, Co., Ltd.

2019年に正式リリースされたのち、SteamやOculus Quest Storeなどのストアで高く評価されたタイトル。巨大な敵を、剣と盾で討伐していく迫力ある“剣戟(けんげき)”がテーマのVRアクションゲームで、4人のマルチプレイにも対応している。

 

↑武器は剣と盾で決まっているわけではなく、様々な片手武器や両手武器を選択可能。二刀流スタイルでのプレイも可能となっている

 

【その3】EPIC GAMES「フォートナイト」

(c)2022,Epic Games,Inc.

2017年にリリースしたTPSゲーム(※)だが、独自マップを作れる「クリエイティブモード」も備えている。21年末には戦闘行為なしで、ミニゲームや会話を楽しむための「パーティーワールド」を作成するにあたってのガイドラインを提示した。

※サードパーソン・シューティングゲーム(Third Person shooting game)の略称。 自分が操作するキャラクターの後方あたりからの視点でプレイする

 

↑メタバース化が進むフォートナイトでは、バーチャルコンサートが開催されることも。20年には米津玄師の出演が話題になった

 

私が解説します!

デジタルライター

井上 晃さん

メタバースは2017年ごろからゆるく追う。Questでは卓球とお絵描きが好き。21年末の忘年会はclusterで実施した。

ベールを脱いだF1ニューマシンに驚愕! その正体は何と30万個のレゴブロック!

先日開催された2022年シーズンF1第3戦オーストラリアGPで、マクラーレンのパドックに、ベールに包まれたマシンが現れた。

 

2月初旬、マクラーレンとパートナーシップを結んでいるレゴが公式ツイッターで、ベールに包まれた大小の物体の画像をマクラーレンF1のハッシュタグをつけて投稿したが、その正体がついに明らかになったのだ。

 

 

イギリスのスポーツチャンネル「Sky Sports」が投稿した動画では、ベールを取る場面から始まり、中からは実物そっくりのF1マシンが現れる。そして、ドライバーのダニエル・リカルドがコクピットに乗り込むが……。

 

 

その様子をマクラーレンF1の公式ツイッターも画像を投稿。それはレゴで忠実に再現されたマシンだった。

 

 

レゴは3月1日に「レゴ テクニック マクラーレン フォーミュラ1 レースカー」の発売を発表。2021年シーズンに活躍したレースカーを完全再現したもので、その実物大をサーキットに持ち込んだのである。市販されるキットは、1432ピースで構成され、ピストンが動くV6シリンダーエンジン、コックピットから操作するステアリング、サスペンション、デフロックなど実物大のモデルを完全に再現。今季のドライバー、ランド・ノリスとリカルドは発売に先駆けて対面を果たしている。

 

 

サーキットに現れた実物大は、30万個近いブロックを使用し、1893時間かけて作り上げた力作。レースの週末には、グランドスタンド裏でファンにも公開されるそうだ。

コジマプロダクションがソニーに買収の可能性も? PlayStation Studiosの公式バナーに『Death Stranding』が追加

ソニーが更新した「PlayStation Studios」の代表バナーに『Death Stranding』が加わったことから、同社が『Death Stranding』を開発したコジマプロダクションを買収する可能性が浮上しています。

 

コジマプロダクションは、『メタルギアソリッド』シリーズや『ポリスノーツ』などで知られる小島秀夫監督が率いるゲーム制作会社です。そしてPlayStation Studiosは、ソニー傘下にあるSIEのゲームソフトウェア開発子会社や開発スタジオの総称で、『Horizon Forbidden West』のゲリラゲームズや『Marvel’s Spider-Man』のインソムニアックゲームズもその一員です。

 

更新されたバナーは、ゲーム関連フォーラムReseteraユーザーのToumari氏が発見したもの。公式バナーにはソニー傘下の開発スタジオが手がけたタイトルが並んでいますが、以前はPixelOpusの『アッシュと魔法の筆』があったところに『Death Stranding』の主人公サム・ポーター・ブリッジズが入れられています。

 

ただし更新されたのは北米版のみ。そのため、更新されていない日本版と見比べれば、『Death Stranding』の新規参入が逆によく分かります。

 

左右に長いバナーのため閲覧環境によっては分かりづらいと思われますが、以下にToumari氏が投稿した比較画像を掲載しておきます。

↑更新後のPlayStation Studiosバナー(北米版)。左端に『Death Stranding』が追加 画像引用元:PlayStation Studios(北米)

 

↑更新前のバナー。左端には『アッシュと魔法の筆』があった 画像引用元:PlayStation Studios(日本)

 

この変更が、「Death Stranding」の開発元であるコジマプロダクションがソニーに買収されるとの噂と関連があるのではないかと話題になっている次第です。もちろん公式にはなんの発表もありませんが(4月15日現在)先日もPlayStation部門の社長兼CEOであるジム・ライアン氏は、(『Destiny 2』のバンジー買収に続いて)さらなる買収が水面下で進行中と認めていました

 

もしも本当に買収があるとすれば、創意工夫と開発力あるコジマプロダクションと、開発資金やPS5に直結する技術を合わせ持つソニーの双方にとって有意義なことになるはず。小島監督は様々な新作を準備中との噂もありますが、ビッグニュースを期待して待ちたいところです。

 

Source:Resetera
via:Wccftech

任天堂とソニーが「サブスク自動更新」のガイドラインを一部変更

任天堂とソニーはゲームのサブスクリプション(定額サービス)を全世界で提供していますが、英国の競争・市場庁(CMA)による調査を受けてガイドラインの一部を変更することになったと報じられています。

↑サブスクの契約に関するガイドラインを見直している大手ゲーム会社

 

これは2022年1月、マイクロソフト(以下MS)のXboxゲームパスがCMAの指摘を受けて、契約条件を緩やかにすると約束したことに続くもの。MSは契約条件をユーザーにとって、よりわかりやすく伝えることや、年間契約を途中解約できるようにするなどガイドラインを見直すと発表されていました。

 

今回の任天堂とソニーの件も、CMAがプレスリリースで声明を出したかっこうです。それによれば、ソニーは同社の有料サービス「PlayStation Plus」の加入者につき、長期にわたりサービスを利用していないユーザーには解約方法を連絡するなどの改善に合意したそう。それでもサービスを解約せず、積極的に使う様子が見られない場合、ソニーは支払いの受け付けを完全に停止するとのことです。

 

かたや任天堂も、「Nintendo Switch Online」のサービスが、標準では自動更新になることを廃止したと伝えられています。もしも自動更新したい場合は、ユーザー登録後に自動更新の設定をしなければなりません。

 

ゲーム大手3社ともにサブスクリプションを経営の柱としつつあるなか、少なくとも英国では反消費者的な行為があると問題視されてきました。それに対してCMAが積極的な措置に乗り出したわけですが、今回の発表をもってCMAによる調査は正式に終了したと表明されています。

 

特に問題ありとされてきたのが「ほとんど使っていないユーザーが、知らない内に契約が自動更新される」仕組み。これについてCMAの執行担当エグゼクティブ・ディレクターは「自動更新のサービスを提供している異なる分野の企業も、消費者保護法を確実に遵守するため、自社の慣行を見直す必要がある」と述べています。

 

このような方針が日本にも導入されるかどうか不明ですが、読者のみなさんも、まずは長い間使っていない有料サービスを解約し忘れていないかを確認してはいかがでしょうか?

 

Source:CMA
via:Wccftech

たまごっちに近い? ナイアンティックが新作ARゲーム『ペリドット』を発表

『ポケモン GO』などで知られるNiantic(ナイアンティック)社は、AR(拡張現実)かつリアルワールド(位置情報)ゲームの最新作『Peridot(ペリドット)』を発表しました。

↑ポケモン GOのようにヒットするか?(画像提供/Niantic)

 

ユニークでかわいい生き物のペリドット(愛称「ドット」)の世話をして育てるというこのゲームは、「NianticオリジナルのARモバイルゲーム」ということで、ポケモンや『ハリーポッター』などの版権と関係ない独自作品となります。

 

同社のシニアプロデューサーZiah氏は、「ペットをすでに飼われている方は、動物が人生にもたらす喜びをご存知のことでしょう。ペットのお世話をしてその成長を見守るという一見シンプルな体験は、お互いの心を深く通い合わせるという何にも代えがたい幸せに結びつきます」と述べています。

 

このペリドットは数千年もの長い眠りから目覚め、かつて生息していたものとは全く異なる世界に踏み出していきます。彼らを絶滅の危機から守るためにも、ユーザーがお世話や繁殖の手伝いをするわけ。

 

日本のユーザーにとっては『たまごっち』を思い出してしまいそうなコンセプトですが、「ほかのプレイヤーと協力して」ともあるので交流要素は強められている模様(たまごっちのiモード版にも交流要素はありましたが)。

 

まだゲーム内容は詳しく明かされていませんが、Nianticはプレイ画面やゲーム内で育てられるペリドットの一部をスクリーンショットの形で紹介しています。

 

まもなく一部のマーケット(日本を含むかどうかは不明)で先行配信されるとのことで、公式サイトのメルマガに登録しておけば最新情報が受け取れるほか、ゲームの事前登録ができるそうです。

 

Nianticは『ポケモン GO』で息の長い成功を収めていますが、2019年に始まった『ハリー・ポッター:魔法同盟』は約2年ほどでサービスを終了しています。ともあれ、今後の続報を待ちたいところです。

 

Source:Niantic

「Steam Deck」に外付けGPUをつないだYouTuberが出現! 4Kゲーミングもできる

PCゲームプラットフォーム「Steam」を運営するValve社は、2022年2月に携帯ゲーミングPC「Steam Deck」を発売しました。携帯性と処理能力を巧みに両立させたことで好評を得ており、今後は出荷を加速することや、もっと馬力のある「より高価な」後継モデルが計画中であるとも明かされています

↑「Steam Deck」に外付けGPUをつなぐ

 

とはいえ、しょせんは携帯PCのために処理能力も限られ、ゲームの解像度も低くせざるを得ません。ですが、なんと外付けGPUをつなぎ、4Kゲーミングを可能にした力技の動画が公開されています。

 

Steam Deckの内部にはM.2仕様のスロットがありますが、本来は内蔵SSD(ストレージ)用。これをYouTuberのETA PRIMA氏が活用し(M.2スロットに変換ケーブルを繋いでいる)外付けGPU「Radeon RX 6900 XT」に接続しているわけです。ちなみにRadeon RX 6900 XTの現在価格は約16万円からで、Steam Deckの価格(最上位モデルで649ドル=約8万1500円※)の倍近くです。

※1ドル=約125.6円で換算(2022年4月13日現在)

そもそもビデオカードを認識しているのも驚きですが、YouTube動画ではしっかり動作していることも確認できます(本来のSteamOSではビデオカード用のドライバがないためか、Windows 11を使っている様子)。ただし、いまのところNVIDIA系のGPUは動かないようです。

 

安価なSteam Deck側のCPUは、強力なRX 6900 XT GPUに追いつけずにボトルネックになっていることは明らかですが、それでも『ウィッチャー3』や『Grand Theft Auto V』など数年前のゲームが4K解像度で、60fps以上で正常に動くという見事な出来栄え。『エルデンリング』や『サイバーパンク2077』といった最近のゲームも、解像度を1080pに下げればまともに動作しており、手間に見合った成果が得られたようです。

 

「外付けGPUを繋ぐと、携帯ゲーミングPCの意味がなくなるのでは?」という疑問が浮かびますが、ともあれハードウェアいじりを含めた「遊び」ができるのは(Valve公式の保証はなくなるとはいえ)素晴らしいと言えるでしょう。

 

Source:ETA PRIMA(YouTube) 
via:Wccftech

超難関ゲーム『エルデンリング』、7分でクリアした世界新記録のスピードラン褪せ人現る

バンダイナムコエンターテインメント/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』は「死にゲー」ともいわれる超難関ゲームであり、それだけにノーヒット&ノーダメージかつ3時間でクリアした人が現れたときは多くの人が驚きました。

↑世界新記録の7分でクリアする褪せ人が現れた

 

その一方で手段を選ばないスピードラン(早解き)競争も盛り上がっていますが、なんと7分を切る世界記録が叩き出されました。ちなみに『エルデンリング』は、一般的には寄り道をせずストーリーをクリアするだけでも30時間かかるといわれる大作ゲームです。

 

これは今週、スピードラン界で名をはせるDistortion2氏がやり遂げたこと。Distortion2氏は『エルデンリング』のany%カテゴリー(エンドクレジットをどんな形であれ出すこと)にて記録を9分未満に短縮した後、7分を切ると宣言したばかりでした。

 

Distortion2氏のやり方は、「Zip」と呼ばれるグリッチを駆使したもの。動画の中で頻繁に見せている「ガードしては歩き、前進したり方向を変えたり」は実はフレーム単位の緻密さで制御されており、これにより長距離のワープを可能としているわけです。

 

今回のチャレンジでも1つも武器を取りに行っていませんが、ワープに次ぐワープを繰り返すことでボス戦も回避しているため問題ありません。Zipグリッチを駆使して難敵も強制的に退場させ、ほとんど何も戦わずに完全クリアを達成しています。

 

Distortion2氏は「いままでの人生で最もぶっ飛んだ走りだった」と語り、機械を使ったブレークスルーがない限り、Elden Ringのany%カテゴリーを事実上「殺した」と冗談交じりに言っています。

 

とはいえ、Distortion2氏はある難敵(ネタバレを避けるため名前を伏せます)を倒すためのZIPを発動するまでに何回か失敗しています。つまり理論的には、まだまだタイムを短縮できる余地があるということ。とても人間業とは思えませんが、自信のあるスゴ腕の褪せ人(ゲーム中のプレイヤーの呼称)は挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

Source:Distortion2(YouTube) 
via:GamesRadar

ウノのカードが全部“ワイルド”になったらどうなる!? ワイルドすぎる「ウノ オールワイルド」登場

マテル・インターナショナルは、「UNO(ウノ)」シリーズから、「ウノ オールワイルド」を4月中旬に発売します。税込価格は1100円。

 

同製品は、すべてのカードがワイルドカードとなっており、決められた数字や色がないのでどんどん出すことができ、スピーディーでスリリングなゲーム展開を味わえる新感覚ウノ。指名制のドロー2や、2人同時スキップ、手持ちカードのトレードなど、同製品だけのスペシャルルールが設けられています。

 

カードの種類は、順番の移る方向が逆になる「ワイルド リバース」、次の番の2人が1回抜かされる「ワイルド スキップ2」、次の番の人が引き札の山からカードを4枚引く「ワイルド ドロー4」、相手を指名しすべてのカードをトレードする「ワイルド 強制スワップ」、カード指示なしで場のカードが何であっても捨てることができる「ワイルド」、次の番の人が引き札の山からカードを2枚引く「ワイルド ドロー2」、次の番の人を1回抜かすことができる「ワイルド スキップ」、指名した人に引き札の山からカードを2枚引かせることができる「ワイルド 指名ドロー2」の、全8種類。

「ヴァンパイア」シリーズ全5作から、初移植の「ウォーザード」まで! カプコンの名作格ゲー10本収録「カプコン ファイティング コレクション」予約受付開始

カプコンは、同社の人気対戦格闘ゲーム10タイトルを収録した「カプコン ファイティング コレクション」を、6月24日に発売。4月12日より予約を開始しました。

 

同作の収録タイトルは、「ヴァンパイア」「ヴァンパイアハンター」「ヴァンパイアセイヴァー」「ヴァンパイアハンター2」「ヴァンパイアセイヴァー2」「ウォーザード」「サイバーボッツ」「スーパーパズルファイターIIX」「ポケットファイター」「ハイパーストリートファイターII」。

 

現在、予約を受け付けているのは、Nintendo Switch・PlayStation 4の通常版/ファイティング レジェンズ パック(パッケージ版)、Nintendo Switch・Xbox One・Steamの通常版(ダウンロード版)。6月24日より、PlayStation 4の通常版/ファイティング レジェンズ パック(ダウンロード版)、Nintendo Switch・Xbox One・Steamのファイティング レジェンズ パック(ダウンロード版)の予約受付を開始します。ダウンロード版の特典付き購入期間は9月30日23時59分(Steamは10月2日1時59分)まで。

 

期間中に予約もしくは購入することで、リミックスBGMや描き下ろしイラストなどの特典を入手することができます。

 

リミックスBGMは、収録タイトルで使われている楽曲のうち18曲を、カプコンオフィシャルバンド「カプチューン」や、国内・海外の実力派アーティストたちがリミックス。音源はゲーム内の「ミュージアム」にインストールされ、サウンドプレイヤーで聴くことができます。参加アーティストは「Matt Cab」「KEIZOmachine!」「Olive Oil」「Mndsgn」「Knxwledge」。

↑アーティスト「Mndsgn」

 

描き下ろしイラストは、収録タイトルのキャラクターを、「実田千聖」「片岩ゆり」「日暮竜二」「たみお」「さくたも」の、5名のイラストレーターが描き下ろしたものがゲーム内ミュージアムにインストールされ、ギャラリーから閲覧できます。

↑「片岩ゆり」作

 

また、4月12日に発表された、カプコンの人気アーケードゲームを収録したプロジェクト第2弾「カプコンアーケード 2nd スタジアム」では、カプコン ファイティング コレクションの特典として、カプコンアーケード 2nd スタジアムで遊べる「ワンダー3」が無料プレイできます。同作は、1991年に稼働を開始したアーケードゲーム。アクションゲーム「ROOSTERS」、シューティングゲーム「CHARIOT」、パズルゲーム「ドンプル」と、3つのゲームが1つに収録された作品。カプコンアーケード 2nd スタジアムの詳細は、こちらの記事をご覧ください。

 

「ストリートファイター」公式Twitterアカウントでは、4月25日23時59分まで、プレゼントキャンペーンを実施。同アカウントをフォローし、キャンペーンツイートをRTすると、QUOカードPay500円分が合計100名に当たります。キャンペーンの詳細は、当該ツイートをご覧ください。

懐かしアーケードゲーム集の続編『カプコンアーケード 2nd スタジアム』が発表。『ソンソン』が無料で遊べる

カプコンの人気アーケードゲームが集結した『カプコンアーケードスタジアム』の続編となる『カプコンアーケード 2ndスタジアム』が発表されました。

↑Capcom USAのツイートから

 

Nintendo Switch、PS4、Xbox OneおよびPC向けに提供されるほか、本体のダウンロードは無料とのことです。

 

第2弾でも初代『カプコンアーケードスタジアム』と同じく32本の懐かしアーケードゲームの収録が予告されています。どのゲームが入るのか、すべてのラインナップは明かされていませんが、『ソンソン』(1984年に稼働。ゲームデザインは『モンスターストライク』などの岡本吉起氏)は無料で遊べることが約束されています。

 

また『カプコンファイティングコレクション』(6月24日発売予定)を買った人は、特典として『ワンダー3』がもらえるそうです。

 

第1弾の『カプコンアーケードスタジアム』では、1ゲーム(『1943 ーミッドウェイ海戦 -』)が無料、そのほかのゲームは年代ごとの10本ずつパックを(あるいは全セット一括で)買い足すことができました。初代の発売から1年以上も経ってから続編が出るとは意外ですが、カプコンのアーケードゲームに愛着ある40~50代にとってはマストバイなソフトになりそうです。

 

また、『カプコンアーケードスタジアム』は『19XX』や『プロギアの嵐』が初移植されたことが話題になりながらも、未収録タイトルが多いことに不満の声もあがっていました。『ヴァンパイア』シリーズは上記の『カプコンファイティングコレクション』に収録されますが、今回は前作では役立たずのショットガンが鬼強くなった『1943改』や、アクの強いアクションの『ブラックドラゴン』、『北斗の拳』の原哲夫氏が深く関わったプロレスゲーム『マッスルボマー』などが強く望まれそうです。

 

『カプコンアーケード 2nd スタジアム』の発売時期は未定ですが、カプコンUSAアカウントは「まもなく続報」と述べているので楽しみに待ちたいところです。

Source:Capcom USA(Twitter) ,PR Times
via:Wccftech

『シェンムーⅣ』もあり得る? スイスのパブリッシャーが前向きの可能性

『スペースハリアー』や『バーチャファイター』などで知られる鈴木裕氏が手がけた『シェンムー』シリーズの第3弾、『シェンムーⅢ』が発売されてから、今年の11月で3年が経ちます。販売元のYS Netからはその後続報はありませんが、『Wanted: Dead』『Vengeance Is Mine』『Red Goes Faster』などを手掛けるスイスのパブリッシャー・110 Industriesと提携することで、続編が出そうな可能性が浮上しています。

↑110 Industriesのツイートから

 

1つ目の手がかりは、TGS2021での110 Industriesのライブ配信に鈴木氏がかなり目立つかたちで出演していたことです。さらに今月初め、Instagramの『Wanted: Dead』アートワーク投稿に読者が「鈴木裕さんを雇って『シェンムーIV』を作るべきだ」とコメントしたことに、110 Industriesは「なぜ彼が我々のTGS配信に来たと思いますか?」と返しています。

 

これだけでは冗談に過ぎない、と済ませることもできました。が、今月初めに110 Industriesはこの噂に対して、Twitterにて正式に「ノーコメント」と回答しています。完全に根も葉もなければ否定するはずですが、企業の回答として「コメントしない」はそれより前向きな含みが読み取れます。もちろん正式のアナウンスを待つ必要はありますが、最近配信が始まったアニメ版『Shenmue the Animation』が好評なこともあり、近日中にいい知らせが聞けるのかもしれません。

 

『シェンムー』シリーズは、1999年に第1作がドリームキャスト用に発売され、続編の『シェンムーⅡ』までに全11章のうち6章までは圧縮されて詰め込まれながら、物語は終わっていないままでした。

 

それから十数年後に「シェンムーⅢ」のクラウドファンディングキャンペーンが実施され、一夜にして200万ドルを集めて制作が決定した展開をたどっています。どうにか全11章の最後まで完走できるよう、祈りたいところです。

Source:110 Industries(Twitter) 
via:Wccftech

『マリオゴルフ64』が15日からNINTENDO 64 Nintendo Switch Onlineで配信開始。まもなく『星のカービィ64』『カスタムロボ』も?

任天堂はオンラインサービス「Nintendo Switch Online」の「追加パック」プラン向けに、NINTENDO 64の名作『マリオゴルフ64』を15日から配信開始すると発表しました。追加プラン発表のさいに明らかにされていたことですが、『星のカービィ64 』や『ポケモンスナップ』がまもなく配信される可能性もほのめかされています。

↑任天堂のWebサイトから

 

とりわけ任天堂が力を入れているのが『マリオゴルフ64』であり、なんと特設ページまでも公開。本作は1999年に発売され、マリオやルイージ、ピーチなどおなじみのキャラクターたちがゴルフを楽しむというもの。ショット画面でゲージを見ながらタイミングよくボタンを押せばナイスショットを打てる、というシステムは、実はファミコン用『ゴルフ』(1984年発売)の発展形でもあります。

 

さらに特設ページでは、当時のゲーム雑誌「64DREAM」に掲載された関連記事や攻略テクニック(PDF)へのリンクも張られている至れり尽くせりぶり。当時の記憶ごとお楽しみください、ということでしょう。

 

また『星のカービィ64』や『ポケモンスナップ』のほか、YouTube動画内では『カスタムロボ』や『カスタムロボV2』のパッケージもちらりと登場しています。どちらも小型ロボットの部品をカスタマイズして戦い、最終的には巨悪を倒したり世界チャンピオンになったりするタイトルですが、根強い人気があるだけに期待感のある動画はうれしいところです。

 

サービス開始当初、Nintendo Switch上でのN64ゲームはあまり完成度が高くなく、入力遅延もあるなど順調とは行きませんでした。が、その後に今年1月のアップデートにより大幅に改善されたとして好評を呼んでいます

 

かたやソニーもPlayStation Plusを6月にリニューアルし、最上位プラン「Premium」では初代プレステやPS2、PSPなどの過去タイトルを最大240本遊べると予告しています。今後もレトロゲームが、ますます遊びやすくなりそうです。

Source:任天堂(YouTube)

 

© Nintendo

「レッキングクルー」94面~ラストのノーミスクリアに挑戦!【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」で遊べる、名作アクション「レッキングクルー」をセレクト。最終面クリアなるか!?

 

↑全100面でステージセレクトも可能。数字が大きいほど高難度。自由に面を作れるデザインモードもあり

 

任天堂
レッキングクルー

「Nintendo Switch Online」1か月(30日間)306円~
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/

 

マリオがビルを解体していくアーケード発のステージクリア型アクション。モンスターを回避しながら、ハンマーを振るって壁を叩き、すべて壊すとクリアに。

 

成功報酬は壁のようなパン、罰ゲームは本気の壁ドン

編集部(以下編) 今回の成功報酬は壁を壊すゲーム性にちなんで、壁と同じくらい硬い、伝統ある堅パンを用意しました! 素朴な味で人気があります。

 

フジタ(以下フ) 硬いものは好きですがこれだけ? 賞品を安く上げてませんか(笑)。

 

 いえいえ、いつもゲームにちなんだ賞品です!

 

 僕、フルーツでも熟してない硬いものが好きです(笑)。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、「フジタ本気の壁ドン&セリフ」を披露していただきます!

 

 壁ドン、やったことないなあ(笑)。引かれるやつですね。

 

ノーミスで94面からラストまでクリアせよ!

↑1面。モンスターやファイアボールに当たるとミス。壁を壊す順番を間違うと詰まってしまうことも。ファミコン版に2人同時プレイはない

 

 今回は任天堂の初期作「レッキングクルー」です。

 

 ゲームとしての出来は良くて、アーケードの対戦形式も楽しいんですが、これ、敵キャラの意味がわからなくないですか?(笑)怖くもないし、かわいくもない。もう少しポップにすればもっと売れたと思うんですよ。爆弾を連鎖させて一気に破壊する爽快感もあるのに……。

 

 ファミコン版はパズル要素が強いと言われていますね。

 

 対人戦はファミコンの技術では難しかったんですかね。 2人で同じ画面で対戦できるモードがあったら、さらに人気になっていたと思います。

 

↑鬼門の95面。隠しアイテムのゴールデンハンマーがあれば敵を気絶させられてラクになるが、使わない縛りプレイでは上手く逃げ回るのみだ

 

 今回は敵を撃退できるゴールデンハンマーなしで、94面からラスト100面までをノーミスでクリアしていただきます。

 

 鬼門は95面です。一瞬で終わるんですが、敵に半分接触するくらいの勢いで突っ込んでいかないとダメなんですよ。1個叩き間違えたらアウト。一瞬たりとも気が抜けません。あとは99面ですね。スタート地点が上で、壁を壊す前にブラッキーを落としても落とされても詰む。わりとミスりやすい面です。

 

 では、お願いします!

 

↑コインを探すボーナス面。お邪魔キャラのブラッキーは、裏側から壁を叩いてマリオを落とそうとする。これを利用してクリアする面も

 

――それでは94面からスタートです。後半面なので敵も多いし、複雑な地形で厳しいですね。本当は、ここはドラム缶とドラム缶の間に敵を全部閉じ込めたほうが安全なんですけど……。うわあ、ちょっと待って、このファイアボール怖い! なんとなくはわかるんですが急に出てくるんでね。

↑98面。ここもギリギリのタイミングが問われる鬼門。爆弾は叩くと隣接する壁が壊れ、その隣に壁があれば連鎖する。一気に壊すと高得点だ

 

【フジタのルート取りに注目! 続きは動画で!!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

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ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

(c) Nintendo

「スカイキッド」ラスト5面の3機以内クリアに挑戦!【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、Nintendo Switchの「My Nintendo Store」で購入できる、ナムコの名作『スカイキッド』をセレクト。かわいい絵柄なのに激ムズ!?

 

↑全26面。「宙返り」を特定の場所で行うとアイテムが出現したり、画面が変化したりと隠し要素も多い

 

ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)
スカイキッド

330円(「ナムコットコレクション」追加コンテンツとして)
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000044532.html

 

アーケード発の横スクロールシューティング。鳥の飛行機乗り・バロンとマックスを操作して、メカズキン軍団を倒す。ステージ最後の基地に着陸するとゴール。

 

成功報酬は「うどんですかい」。罰ゲームは早飲みドッキリ!

編集部(以下編) 今回の成功報酬は「スカイキッド」にちなんで、JALの機内食「うどんですかい」などのカップ麺シリーズをご用意しました!

 

フジタ(以下フ) 好きっすね。ただ、飛行機のなかで食べるからいいのであって、地上にいるのに食べるのは……(笑)。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、バロンの赤い機体にちなんでリンゴジュースの早飲みをしていただきます(と言いつつ、お酢がたっぷり入ったドッキリを敢行。「スカイ」だけに「酢かい!」と突っ込んでもらえるのか?)。

 

 早飲みは自信あります。中学のころ、毎日缶ジュースを10本くらい早飲みしてたので(笑)。

 

3機以内でラスト5面をクリアせよ!

↑1Pのバロンと2Pのマックスの同時プレイが可能。敵の攻撃が当たるときりもみ状態になり、味方に撃ってもらうことですぐ復帰できる

 

 今回は懐かしのシューティング「スカイキッド」です。

 

 このころのナムコのゲームって安いうえに遊べるので、ほとんどすべて買ってましたね。「スカイキッド」も面白いんですが、敵の基地を破壊しようと思うとかなりキツいんですよ。後半の面だと、もう子どもの限界を超えているというか(笑)。

 

 右から左へのスクロールもほかのゲームとは違いますね。

 

 そうですね。なので、シューティングは得意でもこのゲームは苦手という人が結構いました。あと、2人同時プレイも面白かったです。基本は協力ですが、ファミコンなので当然邪魔し合いになります(笑)。

 

↑「宙返り」をすることで攻撃を回避できるが、爆弾を持っていると使えない。敵弾を受けてもすぐにミスにならず、ボタン連打で復帰可能

 

 今回は22面からラスト26面までを3機以内でクリアしていただきます。

 

 いやあ、ギリギリですね。普通、残機が増えてもっと余裕があるんですけど……。

 

 鬼門はどこですか?

 

 25面です。雷と噴火のヒットコンボが鬼門です。1回当たると抜け出せずに死ぬことが多い。ここはヤバいです。

 

 では、お願いします!

 

↑24面は「シューティングトレーニング」と銘打ったボーナス面。どの面もクリア後には何をどれだけ撃ったかのリザルト画面が表示される

 

——それではスタートです。この1種類のミサイルで地上の敵も空中の敵も倒していきます。シンプルなんだけど死ぬほど難しいのは、自機が遅いから(笑)。なのに敵の弾が速いし、後半面は乱射してくる。この破片に当たってもダメですから。危ない! いま後ろから狙われました……。

↑25面はこのゲーム屈指の鬼門。敵の猛攻はもちろん、雲から攻撃してくる雷と噴火する火山がいくつも配置され、攻撃と回避で忙しい

 

【難関の25面を無事超えられるか? 続きは動画で!!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

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ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

(c) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

カンケリ専用の「カン」が発売! 社団法人鬼ごっこ協会が協力

オインクゲームズは、「カンケリ専用カンセット」を、4月に発売します。

 

同製品は、一般社団法人鬼ごっこ協会の協力のもと、伝承ゲーム「カンケリ」を、しっかりとしたモノとルールという形で残していきたい、という強い気持ちから開発。プラ製のカンケリ専用カン、カンケリのアイテム一式、解説本「カンケリのデザイン」がセットになっています。

 

蹴りやすい大きさにこだわって作られたプラ製のカン(兼パッケージ)に、遊びやすいアイテム一式(ペグ1本、ひも1本、くじ10本、遊び方説明書)を収容。カンケリのシンプルな面白さはそのままに、ルールをまとめています。解説本・カンケリのデザインは、鬼ごっこ協会による、日本の鬼ごっこ文化の歴史から“カンケリ”に迫った一冊です。

↑解説本「カンケリのデザイン」

 

対象年齢は6歳以上。プレイ時間は約10分で、プレイ人数は2~10人です。

 

4月23日~24日に東京ビッグサイトで開催される「ゲームマーケット2022春」の、エリアB04のオインクゲームズにて、会場特別価格2000円で販売されます。公式オンラインショップでは4月29日の販売開始を予定しており、価格は2200円(税込)です。

PlayStation VR2専用コントローラーを人気VRゲーム開発者が絶賛、「現世代で最高のものになるかも」

2022年2月に発表された、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStation 5向け次世代VRヘッドセット「PlayStation VR2」および新型コントローラー「PlayStation VR2 Senseコントローラー」は、デザインも一般公開されていますが、今回、ゲーム開発者会議GDC 2022で実物に触れた関係者から、感動したとの声が聞こえてきました。

↑ソニー・インタラクティブエンタテインメントのWebサイトから

 

また、VRゲーム開発者がPlayStation VR2 Senseコントローラーを非常に気に入ったと述べるとともに、視線トラッキング技術などを採用したことを称賛しています。

 

これは、VRゲームを中心に開発するスタートアップ「Polyarc」の主席エンジニアであるBrendan Walker氏が、PLAY誌の取材で興奮気味に語ったもの。Polyarcは人気VRゲーム『Moss』の開発元であり、ほかにも『Destiny』や『Halo: Reach』など、数々の大作ゲームに関わったスタッフが在籍しています。

 

Walker氏いわく「新しいPS VR2コントローラーには、とても期待しています。高品質のVRコントローラーがようやく手に入ったのですから。いくつかの理由から、現世代で最高のものになる可能性を秘めていると思います」とのことです。

 

これまでのコントローラーは「DUALSHOCK 4で片手操作、PlayStation Moveでは両手操作でゲーム」を前提にゲームデザインしなければなりませんでしたが、PlayStation VR2 Senseコントローラーは「両手」がフルに使えます。そう前置きしたうえで、Walker氏は「トラッキングリング」(丸いオーブ型)のデザインを高く評価しており、「両手を近づけて操作することが簡単になる」と指摘。それにより「精度の高いインタラクション」ができる、と予想しています。

 

またWalker氏は、ソニー・インタラクティブエンタテインメントがPlayStation VR2にフォービエイテッド・レンダリング(プレイヤーの中心視野ほど高解像度に、そして視野の外側に向かうに従い、低解像度で描画する手法)と視線トラッキングを追加したことは、システムの性能に大きく貢献する(CG処理の負担を軽くする)と称賛しています。

 

その要旨を手短にまとめると、人間の目には中心視野(狭い窓)があり、そこに意識が集中しています。つまり中心視野だけを高解像度に描けば、その視野の外側にあるものは低解像度でも気づかず、PlayStation 5本体にも重い負担を掛けることを避けられる、というわけです。

 

さらにかみ砕けば、「注目しているところ」だけ念入りに描き、それ以外は粗く描けば、ゲーム機側も処理しやすくなります。実際、GDC 2022ではUnityのシニアXRグラフィックス開発者・Fabien Houlmann氏が、フォービエイテッド・レンダリングと視線トラッキングを組み合わせると、同等のCG品質を保ちながら最大3.6倍のフレームレートが改善できると述べていました

 

2020年末に発売された当時、PlayStation 5はモンスター級マシンとされていましたが、今ではゲーミングPCに遅れを取ることになっています。そのうえVRゲームは処理が重くなりがちですが、PlayStation VR2は新技術により軽快に遊べることになりそうです。

Source:Play Magazine
via:Wccftech

レゴと「フォートナイト」のEpic Games、メタバースでの提携を発表。「子供と家族にとって安全で楽しい未来」のため

デンマークの大手玩具メーカーLEGOグループと『フォートナイト』などで知られるゲーム大手Epic Gamesは、「子供と家族にとって安全で楽しいメタバースの未来を形作るため」として、長期的なパートナーシップを締結することを発表しました。

LEGO Group/Epic Games

 

両社は「あらゆる年齢の子供たちが一緒に楽しめて没入感があり、創造的なインスピレーションを与える魅力的なデジタル体験を実現するために協力する」予定だと述べています。

 

おおまかには「子供たちが自信を持ってクリエイターになれるようなツールへのアクセス」や「安全でポジティブな空間の中で素晴らしい遊びの機会」を提供するとうたっていますが、具体的に何をするのかは明らかにされていません。

 

LEGOグループのCEOであるニールス・B・クリスチャンセン氏は「子どもたちがデジタル体験を通じて、創造性や協力、意思疎通などの生涯に関わるスキルを身につけることができる、大きな可能性があると信じています」としつつ、何世代にもわたった「子どもたちの安全な物理的遊び」(レゴ遊び)をデジタルな遊びでも再現する抱負を語っています。

 

またEpic GamesのCEO兼創設者であるティム・スウィーニー氏は「LEGOグループは1世紀近くにわたり、創造的な遊びを通じて子供と大人の想像力を魅了してきました」「我々はメタバースにおいて、子供と家族のために作られた、楽しくておもしろい空間を作るために協力できることをうれしく思っています」と述べています。

 

今回のLEGOグループとEpic Gamesとの提携は、マインクラフトやRoblox(ユーザーがゲームを作成して共有したり、ほかのユーザーが作ったゲームを遊んだりできるオンラインゲーミングプラットフォーム。海外で人気)などキッズ向けオンラインゲームに対抗するものとも思われます。特にEpic Gamesの『フォートナイト』はアリアナ・グランデがコンサートを開催するなど、ゲームの域を超えてメタバースの傾向を帯び始めており、それとは別にEpic Gamesがメタバース構築に積極的に取り組んでいるとの報道もありました。

 

かたやLEGOグループは開発会社TT Gamesと協力して『レゴ®スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ 』などのゲームを送り出していました。Epic Gamesとの提携は、デジタルへの踏み込みをいっそう加速させる意図なのかもしれません。

Source:LEGO,Epic Games

 

「ゼルダの伝説」などのゲームソフト箱を「木製」で再現した職人が現われる!

ゲームのデジタル・ダウンロード販売が主流になりつつある今日でもなお、物理的な箱入りのパッケージ版には根強い人気があります。実際に手に取れる感触や、購入したソフトを本棚などに並べられて生活をともにできることが魅力なのかもしれませんが、現在SNS上では、パッケージを木製で再現した労作が話題を集めています。

「Pigminted」という人が注目を集めたのは、ゲームキューブ版『ゼルダの伝説 風のタクト』のボックスアートを見事に再現したものをTwitter上で公開したのがきっかけでした。

 

実はPigminted氏は、ハンドメイド作品やヴィンテージ商品などを扱う商取引サイト「Etsy」にショップを出しています。その店舗を見てみると、ほかにもゲームのボックスアートやメニュー画面、雑誌の表紙などを元にした木製のアートワークを作っていました。

 

その品ぞろえは『スーパーマリオランド』や『Super Castlevania IV』(スーパーファミコン版『悪魔城ドラキュラ』)、海外雑誌『NINTENDO POWER』や『メトロイドプライム』など。ほかにもPlayStationやXbox、ドリームキャスト関連などもあり、カスタムオーダーの依頼も可能です。

 

特注の木製ゲームボックスは決してお安くはありませんが(例えば、「メトロイドプライム」は150ドル〔約1万8500円※〕)、最近ではオリジナルの箱のほうが高値で取引される傾向があります。たとえば未開封の北米版『スーパーマリオブラザーズ』が1200万円以上で落札されたこともあり、逆に木製のほうが財布に優しいかもしれません。

※1ドル=約123.7円で換算(2022年4月7日時点)

 

Source:Pigminted(Twitter) 
via:Ninendo Life

人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」、出荷を加速すると発表。日本での発売はいつ?

Valve

 

PCゲームプラットフォームSteamを運営するValve社は、人気の携帯ゲーミングPC「Steam Deck」の出荷を増やすことを目指しており、出荷日が「2022年第2四半期」との通知を受けていた予約者に注文受付のメールを送ったとの声明を出しました。購入期間はメール送信から72時間以内で、それを過ぎたら次の予約者に順番が移るというシステムです。

 

もともとSteam Deckは2021年末の発売を予定していたものの、半導体不足により発売を2月25日まで延期していました。従来の携帯ゲーミングPCは「携帯性と処理能力」のどちらにも振り切れなかった例が多く、当初はSeam Deckに対しても期待半分との見方が多かったものの、発売してみれば大好評を博していました。

 

しかも、最も高価なモデルが圧倒的な人気を集めたことから、もっと馬力のある「より高価な」後継モデルが計画中であることも明かされています

 

これまで予約者には漠然とした出荷日が示されていましたが、Steam Deck公式サイトでは、「Q2(第2四半期)」は4月初旬〜6月末まで、Q3は7月初旬から9月末まで、そして「Q3以降」は2022年10月以降だと具体的に定義されることになりました。

 

出荷が延期されていた間に、Epic Gamesのアンチチートソフトへの対応や、中断したゲームの続きが他のPCで遊べる「動的クラウド同期」など新機能も追加されており、結果として非常に遊びやすい環境が整備されています。

 

自分のSteamライブラリ内にあるゲームのうち、どれがSteam Deckで遊べるかは、Valveが用意したページで確認できます。まだ日本からは買えないのが残念ですが(4月時点では米国・英国・カナダ・欧州のみ)、あまり円安が進まないうちに提供を望むゲーマーも少なくなさそうです。

Source:Steam Deck(Twitter) (1) ,(2)

人気YouTuber、「世界一高価なポケモンカード(約7億円)」を身につけてプロレスデビュー

世界的な人気YouTuberのローガン・ポールが、先週末に米WWEによる「レッスルマニア38」にてプロレスデビュー。タッグマッチで初戦を勝利に飾りましたが、そのとき「世界で最も高価なポケモンカード」を身につけてリングインしたことが話題を呼んでいます。

 

対戦カードは、ポールとザ・ミズVSドミニク・ミステリオとミステリオJr.チームによるもの。ポールのトップヒール(悪役)にもなれそうな運動能力以上に注目を集めたのが、首にぶら下がっていたレアなピカチュウのカードでした。

 

このカードは「ポケモンイラストレーター」と呼ばれるものの1つ。1998年頃にコロコロコミックが主催したイラストコンテストの入賞者に対して39枚が配られた限定カードであり、そのうち良好な状態は10枚ほどしかないと言われる超レアものです。

 

ポールがリング上で勝利した後、ギネスブックは控え室にて公式認定証を授与。「個人売買で最も高額で取引されたポケモントレーディングカード」として認定されました。ギネスによれば、手数料を合わせた合計額は600万ドル(約7億円)に上るとのことです。

 

ポールがポケモンカードを身にまとって試合をするのは、今回が初めてではありません。昨年も元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとのボクシングの試合でも世界に3枚しかないという初期版リザードンのカードを付けてリングに上がり、100万ドルの価値があると主張していました。

 

しかしポールは1月、350万ドル(約4億円)で購入した初期の『ポケモンカードゲーム』ボックスが偽物であり、箱の中にはG.I.ジョーのカードが詰まっていたことがあります。これには自作自演説との疑いも掛けられていましたが、やること全てが派手で演出に見えてしまう超人気YouTuberは、なかなか信じてもらえないのかもしれません。

Source:MotherBoard

超難関ゲーム『エルデンリング』をノーヒット&ノーダメージで3時間クリアした褪せ人現る

バンダイ・ナムコ/フロム・ソフトウェアのアクションRPG『エルデンリング(ELDEN RING)』は「ダークソウル」シリーズの系譜に連なる「死にゲー」(頻繁に死を繰り返すゲーム)と呼ばれ、凡人であれば普通にクリアするどころか序盤のボスを突破することさえ困難を極めます。そんな超難関ゲームをたった3時間で、しかも敵から一発も攻撃を受けず、毒や落下ダメージもなしにクリアした褪せ人(ゲーム中のプレイヤーの呼称)が現れました。

 

この偉業を達成したのは、TwitchストリーマーのSeki氏です。キャラビルド(ステータス構成)は器用さと知性を上げて「名刀月隠」(序盤で手に入る強力な武器)を使っていますが、編集しようがないライブ配信で達成しており、疑問を差し挟む余地がありません。

 

Seki氏は動画の説明で「目標は、敵や罠からのヒット/よろめき、あるいは落下ダメージ/毒などを含むあらゆる形のダメージを受けずにクレジット(エンディング)に到達することです」と述べています。そのために『エルデンリング』で130時間もの練習が必要だったとも付け加えています。

 

この挑戦の難しさは、攻撃やワナを喰らわないことだけではありません。Seki氏いわく「体力が低いときに(敵への)ダメージ量が増やせる可能性ある『赤羽の七支刃』などのバフが使えないため、走破の難度が増すのです」とのこと。赤羽の七支刃とはHP(体力)が20%以下のときに攻撃力を約20%上乗せできる武器であり、要するに「わざと敵の攻撃を受けることで、攻撃力を底上げして撃破時間を縮める」ことが封じられているわけです。

 

実際に『エルデンリング』をプレイすればわかることですが、本作では敵以上に罠や地形が隙あらば体力を奪いに掛かる厄介な存在です。毒の沼に少しでも足を踏み入れたらやり直しになっていたことを考えると、Seki氏がいかに困難なことをやり遂げたかは想像を絶するものがあります。

 

2月末に発売された『エルデンリング』は、発売18日で世界累計出荷本数が1200万本を突破したことを発表していました。その難度の高さは相変わらずのフロムソフトウェア謹製ゲームですが(今回はバンナムと共同開発)、どこに行っても構わないオープンワールドで、凶悪なボスに敵わなければ散策してレベルアップできる回避策もあり、従来よりは敷居が低いことが大人気の理由なのかもしれません。

Source:Seki(YouTube) 
via:Kotaku

世界最大級ゲーム見本市E3、今年は完全中止。来年は対面式とオンライン両方開催を約束

E3 2022

世界最大級のゲーム見本市「E3」(Electronic Entertainment Expo)を主催するESA(Entertainment Software Association)は、今年はオンラインを含めてイベントを完全に中止することを発表しました。

 

このニュースは、はじめRazerのPRリーダーWill Powers氏のツイートから発覚したことです。それによるとデジタル(オンライン)版E3イベントのキャンセルを知らせる電子メールが送信されたとのこと。ESAは今年1月、対面式(会場に人を入れた形式の)イベントを見送ると発表しており、オンライン版のみが可能性が残されていたかっこうです。

 

ここ最近のE3は、2020年には新型コロナ禍の影響で完全中止、2021年にはデジタルイベントのみ開催しており、当初は今年こそ対面式イベントが予定されていました。

 

その後、ESAは米IGNに対して「E3 2022」完全中止を認める公式声明を出しています。それとともに2023年にはE3が 「再活性化したショーケース」で戻ってくることも宣言。「展示会場から楽しむにせよ、お気に入りのデバイスから楽しむにせよ、全く新しい形式とインタラクティブな体験によって、コミュニティ、メディア、業界が再び一つになることでしょう」と述べています。

 

より分かりやすく言えば、対面式もデジタル版イベントも両方やる、ということです。ESAは、2023年のイベントに「リソースを集中」させるため、2022年のイベントを中止したとも付け加えており、とりあえず期待したいところです。

Source:IGN(US) 

Nintendo Switch Onlineに初代『牧場物語』と『ディグダグⅡ』『マッピーランド』追加

Nintendo Switch Online

任天堂は3月31日に、有料サービスNintendo Switch Onlineに加入すると遊べる「「ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン」に3本のタイトルを追加したことを発表しました。ファミコン用は『ディグダグⅡ』と『マッピーランド』(以上BANDAI NAMCO Entertainment Inc.)、スーファミ用は『牧場物語』(マーベラス)という内訳です。

 

今回の目玉といえるのが『牧場物語』でしょう。1996年に発売されたスーファミ用の生活シミュレーションゲームであり、「花の芽村」を舞台に、牧場主を目指す男の子が作物を育てたり動物を世話したり、自宅を増築するなどを通じて祖父の遺した牧場を3年で再建するというもの。

 

牧場物語

また村の住人らとの交流や女の子との恋愛・結婚もあり、それ以降の村運営や生活シムの要素を20年以上前にほぼ盛り込んでいた先見性の欲ばりセットです。シリーズが長寿化していることも有名で、ポポロクロイスやドラえもんとのコラボレーション作品も出ています。

 

『ディグダグⅡ』は1986年に発売されたファミコン用アクションゲーム。穴掘りアクション『ディグダグ』の続編ですが、舞台は地下から地上の島へと移りました。

 

追いかけてくるモンスターをドリルで刺して膨らませてパンクさせたり、島を崩して海にたたき落とすなどダイナミックに戦います。

 

『マッピーランド』も、やはり1986年発売のファミコン用アクションゲームです。こちらは『マッピー』(ディグダグと同じくゲームセンター出身)の続編であり、敵に捕まらないようにトランポリンやハシゴを使いながらターゲットを集めて出口を目指します。

 

トランポリンで上下している間は無敵になったり、足止め用アイテムを駆使するなど、ステージ中のしかけをフル活用したいところです。

 

Source:任天堂(YouTube)

バンナムのレガシーが詰まった一台! パックマンシリーズなど全12作を収録した“家庭用筐体”ARCADE1UP「BANDAI NAMCO Entertainment LEGACY」

シャインは、自宅にいながらゲームセンター気分でゲームを楽しめる家庭用筐体第2弾、ARCADE1UP「BANDAI NAMCO Entertainment LEGACY」を4月20日に発売します。税込価格は9万3500円。

 

ARCADE1UPは、アメリカのTastemakersが製造する、家庭用ゲーム筐体。往年の人気ゲームを収録した様々な製品を製造しています。シャインはTastemakersから日本国内販売独占権を取得し、2021年8月にARCADE1UP第1弾「OutRun」を発売しました。ARCADE1UPの収録ソフトは、すべて海外向け仕様となっています

 

今回発売される同製品には、「PAC-MAN」「PAC-LAND」「PAC-MAN PLUS」「SUPER PAC-MAN」「PAC&PAL」「PAC-MANIA」「GALAXIAN」「GALAGA」「DIG DUG」「DIGDUG II」「MAPPY」「ROMPERS」の、合計12作のバンダイナムコエンターテインメントのタイトルがインストールされています。ゲームは画面上のメニューから簡単に切り替え可能。本体の高さを高くするためのライザー(専用台)も付属しています。

 

AC-MAN(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / GALAGA(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / GALAXIAN(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / PAC-LAND(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / PAC-MAN(TM) PLUS & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / SUPER PAC-MAN(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / DIG DUG(TM)II & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / PAC&PAL(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / PAC-MANIA(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / MAPPY(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / DIG DUG(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. / ROMPERS(TM) & (C)Bandai Namco Entertainment Inc.

ニンテンドースイッチで高速ドローンレース! Joy-Conおすそわけで4人プレイも可能「ハイパードローンX」

SAT-BOXは、ニンテンドースイッチ用ソフト「ハイパードローンX」を、ニンテンドーeショップにて配信開始しました(ダウンロード版のみ)。税込価格は980円。

 

同作は、ドローンレースを題材としたレースゲーム。ドローンは20種類以上から選ぶことができ、建物の中や街、大自然など、多種多様のコースを飛び回ることができます。ジャイロ操作も可能。

 

好きなコースをひたすら飛んでベストタイムを目指す「フリー走行」、自由に選んだ4コースを飛んで総合1位を目指す「グランプリ」の、2種類のモードを用意。Joy-Conの“おすそわけプレイ”も可能で、最大4人でプレイできます。

 

6月21日23時59分まで、48%オフの500円で販売中です。

「PS Plus」が6月に大幅リニューアル! 「PS Now」と統合、3つのプランから選べるサービスに

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、6月より、サブスクリプションサービス「PlayStation Plus」(PS Plus)を大幅にリニューアルします。

 

リニューアル後のPS Plusでは、現在クラウドゲーミングサービス「PlayStation Now」(PS Now)を通じて提供しているサービス内容をPS Plusに統合し、「PlayStation Plus Essential」「PlayStation Plus Extra」「PlayStation Plus Premium」の3段階のプランを設け、バラエティに富んだ様々なコンテンツを提供していく予定です。

 

PS Plus Essentialは、既存のPS Plusと同様のサービス内容で、フリープレイ(毎月2つのゲームを追加費用なしでダウンロード可能)、加入者限定割引、セーブデータお預かり(クラウドストレージ)、オンラインマルチプレイを利用できます。価格は1か月利用権が850円、3か月利用権が2150円、12か月利用権が5143円です。

 

PS Plus Extraでは、PS Plus Essentialに含まれるすべてのサービスのほか、数百本のPlayStation 4(PS4)とPlayStation 5(PS5)タイトルをダウンロードして楽しめます。ラインナップにはPlayStation Studiosや、ソフトウェアメーカー各社のヒット作品も含まれます。価格は1か月利用権が1300円、3か月利用権が3600円、12か月利用権が8600円です。

 

PS Plus Premiumは、PS Plus EssentialとPS Plus Extraに含まれるすべてのサービスに加え、クラウドストリーミングを通じてプレイ可能なPlayStation 3のタイトル、クラウドストリーミングおよびダウンロードを通じてプレイ可能な初代PlayStation、PlayStation 2、PSP「プレイステーション・ポータブル」のクラシックタイトルを含む、最大240本のタイトルを追加で楽しめます。

 

現在PS Nowのサービスを展開中の国や地域では、PS Plus ExtraおよびPS Plus Premiumのサービスに含まれる初代PlayStation、PS2、PSPおよびPS4用タイトルを、クラウドストリーミングを通じてプレイ可能。クラウドストリーミングサービスはPS4、PS5、PCで利用できます(日本国内では、PCのクラウドストリーミングサービスは後日アップデートで対応予定)。

 

そのほか、購入前にゲームをお試しプレイできるゲームトライアル(プレイ時間制限あり)も利用できます。価格は1か月利用権が1550円、3か月利用権が4300円、12か月利用権が1万250円。

 

クラウドストリーミングを利用できない国や地域では、PS Plus Premiumより低価格な「PlayStation Plus Deluxe」を提供。PS Plus Deluxeでは、PS Plus EssentialとPS Plus Extraに含まれるすべてのサービスや、ゲームトライアル(プレイ時間制限あり)を利用できるほか、一部の初代PlayStation、PS2、PSPのクラシックタイトルをダウンロードして楽しむことが可能です。

 

 

リニューアルしたPS Plusでは、サービスの開始と同時に、「DEATH STRANDING」「ゴッド・オブ・ウォー」「Marvel’s Spider-Man」「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」「Returnal」などのタイトルの提供を予定しており、作品のライブラリはリニューアル後も定期的に更新されます。ゲームのラインナップの詳細は後日案内予定としています。

 

PS Plusのサービスリニューアル後、これまでのPS NowのサービスはPS Plusに統合し、独自のサブスクリプションサービスの提供は終了します。現在PS Nowに加入中のユーザーは、PS Plus Premiumに自動的に移行しますが、移行時の追加費用はありません。

 

リニューアルは、日本を含むアジアの複数地域において提供を開始した後、北米、欧州と続き、現在PS Plusのサービスを提供している地域へ順次拡大予定。2022年前半には、現在PlayStation Networkを提供中のほぼすべての地域で、リニューアルPS Plusの提供開始を目指しており、クラウドストリーミングサービスの対応地域拡大も予定。詳細は後日案内される予定です。

現実世界に新たな刺激、思考をもたらすーー編集長が語り尽くすPlayStation話題作『Horizon Forbidden West』のある暮らし

日々エンタメに没頭しているGetNavi web読者のみなさん、ゲームは楽しんでいますか? 流行のサイクルが早いゲームジャンルですが、2022年も睡眠時間をつい奪われてしまいそうな魅力的なタイトルが目白押しです。

 

その中でも、ひときわ存在感を発揮しているのがPlayStation作品です。1月に発売された『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』、『Horizon Forbidden West』や今SNSで話題を呼んでいる『ELDEN RING』を中心に、『グランツーリスモ7』『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』など2、3月に注目タイトルが一挙に発売されています。

 

GetNavi webでは、そんなPlayStation最新作品をパワープッシュ中! 編集部の中でもどっぷりゲームにはまっている編集部員3名によるゲームライフ座談会も行いました。

 

【関連記事】

 

さて今回の記事では、前回の記事では熱冷めず、GetNavi web編集長・山田が注目のPlayStation作品について深堀り! いま愛用しているPlayStation 5とアクセサリーについてのコラムや、自腹買いした『Horizon Forbidden West』のプレイレビューを通して、PlayStationのタイトルによってどれだけ日々の暮らしが豊かになっているかを語りつくします!

 

編集長・山田:初代PlayStationから歴代機を所有する「GetNavi web」編集長。PlayStation 5も購入済み。アクション、シューティングなど爽快感を味わえるゲームを好み、日々自宅でプレイにいそしんでいる。38歳。

 

「目が離せない」PlayStationタイトル3選

GetNavi web編集長の山田です。本稿では、すでに話題となっているタイトル含めて今、僕が注目しているPlayStationの注目タイトルについて語っていきたいと思う。

 

タイトル1:『グランツーリスモ7』

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

発売中/リアルドライビングシミュレーター

25年もの歴史を誇る「グランツーリスモ」シリーズの集大成。クラシックカーからスーパーカーまで420種類以上のクルマを収録し、90種類以上のコースレイアウトをドライブできる。「GTキャンペーンモード」では、車両の購入、チューニング、レースを繰り返して、シングルキャンペーンを進めていく。他にもさまざまなモードで、自分だけのカーライフを満喫できる。

 

「グランツーリスモ」の世界が日常になれば、現実世界への新たな刺激になる

コロナ以降、「眼が暇している」と感じている。家の中にいる時間が圧倒的に長くなった、遠出をしなくなった、速い速度の乗り物に乗る機会が減った。流れる景色を認識する機会が圧倒的に減少している。そういった点で「グランツーリスモ」は最適な作品だ。300km/hを超えるスピードでサーキットを駆け抜けたり、首都高を模したコースで都市を駆け回ったり、景色が「線」として視覚に飛び込んでくる感覚を味わえることができる。「線にはならなくていいや」という人はスケープムービーモードで美しい街並みにクルマを置いて旅気分を味わってもいい。眼に新しい情報を取り入れ、それを日常的な行為とすることは現実世界への良い刺激にもつながるはずだ。

 

↑最新作が出るたびに、どんどん増していく没入感。ゲームタイトルがデバイスまで入れ替えたくなる気持ちさせてくれる稀有な作品だ

 

 

タイトル2:『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

対応ハード:PlayStation 5

発売中/アクションアドベンチャー

アクション映画さながらの体験ができる『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』と『アンチャーテッド 古代神の秘宝』をPlayStation 5向けにリマスター。グラフィックがさらに美しくなっただけでなく、DualSense ワイヤレスコントローラーによって、四輪駆動車がオフロードを走る感覚、ロープアクションの抵抗などをリアルに伝えてくれる。

 

「リマスター」の価値観を覆す、圧倒的な映像美

見所がありすぎてどっから説明していいか迷う作品。3つに集約すると以下のようになる。

 

①本作は実写版映画が公開中のタイトルであり、ゲームの世界観をリアルなエンタメとして楽しめる。ゲーム発の実写映画は珍しい取り組みではないが、アンチャーテッドは作品自体が映画的な楽しみ方ができるため、とても相性が良い。最高だ。

②本作は過去作の2タイトルをリマスターした作品である。「リマスターって映像が美しくなっただけでしょ?」と思うかもしれないが、完全に間違いだった。ふと立ち寄った家電量販店の特設コーナーでトレーラーが目に入った時、思わず立ち止まって見入ったレベル。生活家電を探しに来た自分を釘付けにするぐらい。衝撃だ。

③実際にプレイしてさらにそれを実感。月100時間以上ゲームをするので結構やっているほうだと思っているが、アクションシーンで思わず動きたい方向に身体ごと動いてしまう現象が発生した。レースゲームでよくあるコントローラーをステアリングのように動かしてしまうやつである。バーチャルなのに身体ごと持っていかれる、そんなエンターテイメントは本シリーズならでは。

 

映画的なタイトルだけに「毎日の日常」に採り込むというものではないが、たまにプレイしたときの充足度は高い。

 

 

↑2時間の映画を観ているような映像美と臨場感が今作の魅力。ゲーム体験を映画的に味わうというPlayStationならではの体験ができる

 

 

タイトル3:『ELDEN RING』

フロム・ソフトウェア

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

発売中/アクションRPG

『Bloodborne』、『SEKIRO』など高難度ゲームで知られるフロム・ソフトウェアの最新作。オープンなフィールドと巨大ダンジョンがシームレスにつながる世界で、ジャンプアクションを駆使した自由度の高い探索を行うことができる。剣戟による近接戦闘だけでなく、魔法や弓などの遠距離攻撃、ステルスアクション、召喚した霊体との共闘など、戦略的なバトルが待ち受ける。

 

ゲームで実行するビジネスフレームワーク。その果てにあるのは「ととのう」!?

前回の記事で編集部・小山がどっぷりと語ってくれたので少し切り口を変えて面白さを伝えたい。『ELDEN RING』はビジネスに近い作品だ。PDCAとOODAを同時に回すような感覚。なぜうまくいかなかったをPDCAで回しつつ、実際の戦闘中は観察しながら最適な判断を決めて行動に移すーー仕事から疲れて帰ってまでぐるぐる回したくない人もいるかもしれないが、仕事はいくらPDCAだのOODAなどまわしたところで、成果につながらないこともある。が、『ELDEN RING』は裏切らない。回していけばいくほど成果に近づく。

 

別の表現をしたい。『ELDEN RING』の独特の快感はサウナのあとの水風呂に近い。熱いサウナに入って自分をストイックに追い込んだあとに水風呂に入る。気持ちいい。『ELDEN RING』に置き換えると、辛いのだけどそこから解放されたあとの快感が凄まじい。「ととのう」感覚がある。サウナ感覚で日常に取り込んでいくと前向きになれると思う。

 

↑そのハードなゲーム難易度がSNSで話題を呼んでいる『ELDEN RING』。キャラクター選択から武器、アビリティまでたくさんの選択肢を選びながらバトルを楽しめる

 

 

そして、いま最も注目しているというかすでに激ハマりしている『Horizon Forbidden West』については、次ページでレビュー日記としてたっぷりお届けしたいと思う。

 

『Horizon Forbidden West』プレイ日記

いま注目している最新作について語らせてもらったが、本記事のメインテーマである本項では現在、毎日プレイ中のオープンワールド・アクションRPG『Horizon Forbidden West』について語りたいと思う。本作ではプレイする一日一日で急速に新しい発見があったため、今回はその経過も含めて楽しんでもらえたら嬉しい。

 

最注目タイトル:『Horizon Forbidden West』

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

発売中/オープンワールド・アクションRPG

1000年後の未来、アメリカ西部を舞台に描かれるオープンワールド・アクションRPG。機械の獣に支配された地を旅するのは、女性主人公アーロイ。メインウェポンの弓、槍、グレネード、投擲武器などを駆使し、機械獣と戦いを繰り広げていく。水中フィールドが新たに加わったほか、高所への高速移動、上空からの滑空など探索の幅も広がっている。

【発売日〜プレイ開始1週間】前作の思い出を超える、新たなプレイ感に浸る

本作をプレイする際に前作『Horizon Zero Dawn』をもう一度やり直そうと思ったが、時期は年度末の繁忙期の仕込み時期だったため時間がない!ので、ほぼ復習なしでプレイ。冒頭部をやりながら操作を徐々に思い出していく。「そうそう、こういう操作方法だったよね」という感覚を取り戻すような行動が尊い。ハマっていた過去の自分に再会したかのような感じで何とも心地よいのだ。

 

では、初めてプレイする人の視点だとどうかと考えてみると、プロローグ部は初心者向けに作られている。しかも、操作を説明するだけのチュートリアルにはなっていない。壮大な自然の中を旅できるという世界観を感じてもらいながら、基本操作も覚えていけるようになっている。この丁寧な作り込みが同シリーズの良いところだ。

 

 

ドアは△で開けるのだが、R2でこじ開けるものもたまにある。R2で開ける場合はアダプティブトリガーの機能を用いて、R2に重みが出るようになっている。この扉の先には何かしらがあるというのが伝わり、緊張感やワクワク感が身体を巡っていく。単に操作が重いのではなく、意味性を持たせる効果があることでゲーム表現の広がりがまったく別物になっている。

 

↑本作ならではの操作感を嚙み締めた

 

 

要約すると発売から1週間までは、新作ならではの作り込みにニヤニヤしながら、「思い出補正」のフィルターが剥がれていくのがたまらなく楽しかった。

 

【発売から1週間経過】サイドクエストで満たされる、日々の達成感

本作は大きなメインストーリーに多数のサイドクエストやサブクエスト、クエスト以外にもミニゲームを含めて、たくさんの要素が絡み合う形で構成されている。メインストーリーは物語の核心だから、ひとつのパートを終えるのに数時間かかる。特にパートの後半にはボス戦が含まれる場合もあるので、1時間程度ぶっ通しとなることがある。

 

 

一方で、サイドクエストやサブクエストはライトなものが多い。揉め事の解決や、行方不明者を探すものなどバラエティは豊かで、1時間以内で完了できるものも多い。なので、僕は平日は「サイドやサブをプレイ」、週末に「メインをプレイ」という切り分け方で遊んでいる。つまり、日常に取り入れやすいのだ。クエストをクリアするとスキルポイントというのがもらえるのだが、これで新しいスキルを覚えられて、メインストーリーを進めるうえでのサポートにもなる。小さな達成感が常に用意されているので、気持ち良い気分のままその日を終えられる。

 

↑サイドクエストやサブクエストのほかにも、様々なミッションがあり、いま表示されているだけでも60以上もある

 

30-40代プレイヤーの場合、ここはものすごい重要だ。上機嫌で1日が終えられることは次の日の助走にもつながるから。ちょっとしたことでプレイから遠ざかってしまうことが多い年代だけに、ここでも丁寧な作り込みは作品への信頼性と安心感を与えてくれる。

 

【発売から1週間〜2週間】ゲームの世界観に触れて、リアルな世界の構造に想いを巡らせる

ストーリーが段々と核心へとつながっていく時期。具体的には「副次機能」と呼ばれるものを回収するところだ。

 

正直なところ、ストーリーは大体を忘れてしまっていた。そもそもプレイ直後から主人公・アーロイに付き添ってくれるヴァールも「あれ?」となって、プロローグ部分で出会う「サイレンス」という人物も「こいつ、キーマンだったよな」ぐらいのレベル。初見に近いような状態でも難なく進められるので、本作から入っても問題ない。

 

↑前作から登場している流浪人「サイレンス」

 

「難なく」というところは少し説明が必要だ。前のパートで説明したように、本作には膨大なクエストが用意されており、それぞれに小さな物語が絡み合っている。が、すべてを完全に理解して進むのは難しい。完全に理解して進もうとすると息苦しくなる。一方で、この世界の住人が様々な思いを抱えて、それぞれが人生を歩んでいると感じるようなスタイルでプレイすると実に味わい深い。

 

例えば、『Horizon Forbidden West』の世界には複数の部族がいて、多くは互いに歪み合っている。主人公のアーロイに敵意を剥き出しにする部族も少なくない。一方で、部族も一枚岩ではなく、個人ではアーロイを信頼してくれていたり、期待を寄せてくれたりして、世界が多層的なのだ。敵と味方がくっきりと分かれているのではなく、グレーが広がる感覚。そこにリアリティがあるのだ。だから、大人がプレイしても噛みごたえがある。部族間の争いは現実世界でも置き換えることもできて、単にゲームの世界の話ではないように思えてくる。大人が構えて貴重な時間を投げ打ってプレイできる耐久力があるのだ。眠る前のひと時に、週末の余暇に深い世界浸る。それは、苦いコーヒーを飲むような、味わい深いウイスキーを味わうような大人な趣味として向き合えるのが素晴らしい。

 

↑僕もプレイ中は、お酒とちょっとしたつまみを脇に置いて没頭する

 

【2週間〜3週間】あらためていつでも快感を感じられる、機械獣との戦闘に没頭

重いことを書いてしまったので、逆の話をしよう。『Horizon Forbidden West』は敵との戦闘が極めて軽快だ。機械獣と呼ばれる各地に生息する獣たちと戦う場面が数多くある。弱点を狙って爆発を誘発させたり、草の茂みから奇襲攻撃をしかけたり、上手に戦闘することで通常の何倍ものダメージを与えて数撃で倒せることができるのだ。静と動を使い分ける快感がある。

 

 

3週間もプレイしてくるとなるべくクレバーに倒していきたい気持ちが芽生えてくる。トラップを仕掛けたり、建築物を利用したり、ノウハウが貯まってくると攻撃のバリエーションも増えて純粋に楽しい。このあたりはアクションアドベンチャーなのだが、シミュレーションRPG的な趣もあると感じている。戦略好きにはもってこいだ。

 

↑敵をスタンさせることができ、戦闘で優位に立てる武器「雷のトラップキャスター」

 

【現在】未だ進捗度25%、まだまだ日常に溶け込む『Horizon Forbidden West』

すでにプレイ時間は40時間。そして、本作にはゲームの進捗度を示してくれる画面がある。現時点は25%。単純計算で100%にするには160時間ぐらい必要になる。

 

これをコストパフォーマンスが高いととるか、ボリューミーすぎて大変そうと思うかは人それぞれだが、ここまで語ってきたように、大人が向き合って過ごす時間としては極めて上質である点は変わらない。ゲームという垣根を取り払って、エンターテイメントという視点で見ても稀有なコンテンツである。僕としてはぜひおすすめしたい名作であると断言できるし、日常に取り入れやすいタイトルであるとも断言できる。

 

↑Horizonの世界に浸る夜は、まだまだ続きそうだ

 

 

愛すべき「PlayStation」のある暮らし

さて、本記事のメインテーマは終えたと言えるのだが、最後に僕の普段のプレイ環境とPlayStationグッズへの思いについて語らせてほしい。PlayStation 4でも十分に楽しみを得られるポイントに触れていくので、「こんなPlayStationとの触れ合いもあったか」と少しでも思ってもらえたら幸いだ。

 

僕は普段、FTP/TPSゲームをするときは有線のヘッドホンをしてゲーミングモニターでプレイしているが、画質と壮大さを重視するタイトルはリビングのメインテレビでソファに座ってプレイする。

↑仕事後にリビングでゆったり楽しませてもらっている

 

このとき、テレビとソファの距離が2m程度あるのでワイヤレスヘッドセットが必須。PSの純正ヘッドセットである「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」はその名の通り、ワイヤレスに対応し、付け心地も軽くてリビングテレビでプレイする時の必需品となっている。出しっぱなしでもサマになるので、ゲームをやり切ってそのままテレビ横に置いておいても家族から文句が出ない。インテリアとしてヘッドセットが成立していると感じている。

 

ヘッドセットで得られるメリットはワイヤレスだけではない。当たり前のことなのだが、音の聞こえ方が全然違う。例えば、『Horizon Forbidden West』では雷鳴が空で響く轟音、機械獣が大地を駆け回る音といったダイナミックな音はボリュームを大きくして楽しむと映画に入り込んだような感覚になれる。一方で、同作では「フォーカス」と呼ばれるスキャナーのようなものを主人公が装着する。この装置はこめかみ部に取り付けて使うもので、スキャン時に独特の音が鳴る。これをヘッドセットで聞くとあたかも自分がフォーカスを使っているような感覚を持てる。簡単にいうと没入感が断然違う。このときぜひ有効にしておきたいのが「3Dオーディオ」だ。これはその名の通り、サウンドの立体化に寄与するもので、より没入感を高めてくれる。3Dオーディオでは「音が回り込むように聴こえる」と表現されるが、個人的な感覚では、「スピーカーが全方位に敷き詰められたように聴こえる」。それだけ密度が高い音を楽しめる。

 

あとは、仕事終わりの深夜にプレイするので、家族のことを考えてヘッドセットがあると普通に便利。仕事で疲れた身体で数時間プレイしても重くない、圧がキツくなくて快適という身体的なメリットも大きい。もうひとつだけ加えるなら、在宅勤務中に家族がいてイヤホンやヘッドホンが必要なときにも使えちゃうのが嬉しい。もちろんマイクもついているから、ファッション感覚で自分を演出するアイテムとしても「PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット」は最高だ。

 

音の話が出たので、ヘッドセットではなくテレビとコントローラーでの音の話もさせてほしい。『Horizon Forbidden West』は音の使い方がとにかく素晴らしいのだ。例えば、主人公・アーロイは近接武器として槍を装備する。この槍の効果音やアーロイの声はPS5の手元のスピーカーからする。また、本作から登場した、空を滑空できる「シールドウイング」というアイテムは、滑空時の機械音が手元のスピーカーから鳴る。つまり、アーロイ周辺から出る音は手元のスピーカーから出て、機械獣や遠くの音はテレビから鳴るのだ。一人称はコントローラー、三人称はテレビという音の構造がゲームに立体感を与えてくれる。また昨年の大型アップデートで、テレビのスピーカーで3Dオーディオを出力することも可能になった。ヘッドセットでプレイするのもいいが、普通にプレイするのもいいのだ。逆に言うと、家族を気遣って無音でプレイしたり、極小音でプレイするのは避けたほうがいい。作品の醍醐味が失われてしまうから。

 

我が家は現在、大規模模様替え中だ。娘がまもなく高校生になり中学時代の参考書や備品を片付けたり、妻は自宅件作業場だったスペースを増やして別の部屋を借りて家の部屋のものが入れ替わっている。僕もそれに乗じて快適なスペースを模索している。このとき、PS5は単なるゲームハードを超えてインテリアとして認識している。造形が美しいPS5はリビングのモニュメントとしても最適で置くだけで映える。これまでは部屋全体を白とグレー基調に整えてきたが、モノが減ったのでワンポイントのアクセントとなるようビビッドな色に変更しようと画策中。ゲームがある生活だけでなく、「ゲームがインテリアとしてある生活」というのはまたリビングが変わって見える。

 

 

こんな形でアクセサリーごとに得られる体験がそれぞれ違うところがPlayStationの醍醐味だ。単に用意しましたではなくて、それぞれに意義が感じられる。先日発表になった「PS VR2」がここに加われば、視覚・聴覚・触覚がより高い次元で三位一体になることは想像にかたくない。

 

大ボリュームとなってしまった本記事、いかがだっただろうか。とにかく最後に言っておきたいのは、いま注目されているPlayStationタイトル…特に僕にとっては『Horizon Forbidden West』…は、今過ごしている毎日の楽しみになることはもちろん、リアルな世界では触れられない情報、感覚が得られるものであるということ。そして、その仮想世界の刺激が、現実世界の刺激となり普段は得られない角度の思考や発見にたどり着くということだ。

 

あらためて家のPlayStationを立ち上げて、今生きる暮らしをゲームの世界から拡張していってほしい。

 

撮影/松浦文生

(c)2022 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Guerrilla. Horizon Forbidden West is a registered trademark or trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.

(c)BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / (c)2022 FromSoftware, Inc.

(c)2021 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC. アンチャーテッド および アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの商標です。

Gran Turismo(R) 7 (c)2022 Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

最新PlayStation作品への「期待と愛」を語る! 編集部によるゲームライフ座談会

今やゲームは生活の一部。スキマ時間にスマホゲームをプレイして、夜はじっくり据え置き機でゲーム……なんて人も多いのでは? 中でも、2022年にひときわ存在感を発揮しているのがPlayStationです。1月に発売された『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』を皮切りに、『Horizon Forbidden West』『ELDEN RING』『グランツーリスモ7』『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』など2、3月に注目タイトルが目白押し!

 

そこで今回は、編集部のゲームユーザー3名が集まって期待のゲーム、PlayStationを軸にしたゲームライフについて話し合ってもらいました。

 

【座談会メンバー】

編集長・山田:初代PlayStationから歴代機を所有する「GetNavi web」編集長。PlayStation 5も購入済み。アクション、シューティングなど爽快感を味わえるゲームを好み、日々自宅でプレイにいそしんでいる。38歳。

 

編集部員・松永:友達に誘われ、オンラインアクションシューティング『Destiny』でPlayStation 4デビュー。好きなジャンルはFPS(一人称視点シューティング)。ゲーム以外でもNetflix、Amazon Prime Video、U-NEXTの視聴にPlayStation 4を活用している。28歳。

 

編集部員・小山:PlayStation、自作PCでゲーム三昧の日々を送るガジェット好き。ゲームが日常生活のルーティンに組み込まれており、夜は友達とボイスチャットをしながら遊んでいる。「DARK SOULS」シリーズなど自分の腕を磨くゲームが好き。27歳。

 

編集長・山田が『Horizon Forbidden West』で期待する、ゲームがもたらす「現実世界での見方の変化」

 

紹介タイトル1:『Horizon Forbidden West』

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

発売中/オープンワールド・アクションアドベンチャー

1000年後の未来、アメリカ西部を舞台に描かれるオープンワールド・アクションアドベンチャー。機械獣に支配された地を旅するのは、女性主人公アーロイ。メインウェポンの弓、槍、グレネード、投擲武器などを駆使し、機械獣と戦いを繰り広げていく。水中フィールドが新たに加わったほか、高所への高速移動、上空からの滑空など探索の幅も広がっている。

 

 

山田:2022年のPlayStationは、スタートダッシュがすごいよね。僕は『Horizon Zero Dawn』の続編『Horizon Forbidden West』を予約済み(※取材は2月上旬に実施)。前作は、自分のペースで遊べるし、難易度がちょうど良いし、ボリュームもたっぷりあったので、トータルで2~300時間はプレイしたかな。

 

松永:かなりハマりましたね!

 

山田:とにかく映像美が素晴らしくて。機械獣が支配する世界で原始時代のような狩猟生活を送るんだけど、世界観に没入するあまり「自分がここで暮らしたらどうなるだろう」って妄想が膨らむんだよね。夜寝る時に「もしあの世界だったら俺、生き残れるかな」みたいに考えちゃう。

 

 

↑雄大な世界観の中、敵であり共存する仲間でもある機械獣を駆る

 

小山:火をおこすくらいならできるな、とか(笑)。

 

山田:そう。ゲームの世界と現実世界を重ねて、「このテクノロジーがあれば『Horizon』の世界を生きられそうだな」って考えたくなるんだよね。ゲームという枠組みを超えて、現実のモノの見方まで変わる。そういう想像のタネが散りばめられているところに、面白さがあるなと思った。この世界では文明が失われているんだけど、何が起きたのか謎を追うのも楽しくて。新作『Horizon Forbidden West』も世界観は一緒だけど、新しいフィールドを冒険できるのがすごく楽しみ。水中フィールドや高所でどんな操作ができるのか、今から期待してます。

 

小山:僕も前作をプレイしましたけど、すごく爽快感を味わえるんですよね。でっかい恐竜みたいな機械獣まで倒せるんです。「俺、こんなの倒せたんだ!」っていうワクワク感があって楽しかったです。

 

松永:アクションは、弓がメインですか?

 

小山:そうです。しかも、めちゃくちゃ操作感が良いんですよ。

 

山田:敵の弱点を狙わないと、うまく倒せないのも面白いよね。隠れながら攻撃するようなステルスアクションっぽいところもあって。

 

小山:『ワンダと巨像』みたいに「これどうやって倒すんだろう……。あ、ここを狙うのか!」と攻略法を見つけ出す楽しさがありますよね。

 

山田:PlayStation 5だと、トリガーをどれくらい引くかによって弓の引き絞り方も変わりそう。指先で、弓を射る緊張感を味わうのが楽しみだね。

 

松永:私は前作をプレイしてないんですけど、女性主人公がすごく魅力的ですね。個人的には動物が好きなので、機械獣と仲良くなりたいです(笑)。

 

山田:味方にすれば、機械獣に乗ったり一緒に戦ったりできるよ。

 

松永:え、最高すぎます……! 私もプレイしたくなりました!

 

山田のおすすめポイント:「もしも自分がこの世界にいたら……」と想像するのが楽しい!

『Horizon Forbidden West』では、新たに水中フィールドが登場。冒険中に手に入るアイテム「潜水マスク」を入手すれば、没入感たっぷりの水中を存分に動き回れます。日常では訪れられない世界の中にいる自分を想像すれば、広大な世界観の楽しみを何倍にも味わえるでしょう。

 

 

数学のように美しい解法を導き出す達成感を求めて――編集部員・小山の注目タイトル『ELDEN RING』

 

紹介タイトル2:『ELDEN RING』

フロム・ソフトウェア

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

発売中/アクションアドベンチャー

『Bloodborne』、『SEKIRO』など高難度ゲームで知られるフロム・ソフトウェアの最新作。オープンなフィールドと巨大ダンジョンがシームレスにつながる世界で、ジャンプアクションを駆使した自由度の高い探索を行うことができる。剣戟による近接戦闘だけでなく、魔法や弓などの遠距離攻撃、ステルスアクション、召喚した霊体との共闘など、戦略的なバトルが待ち受ける。

 

 

小山:僕が期待しているのは、『ELDEN RING』ですね。フロム・ソフトウェアのゲームは「難しそう」って言われますけど、その難しさが面白いんです。一般的なゲームは、難易度を上げなければ、それなりのプレイ時間でクリアできちゃうんですよね。でも、こういった高難度ゲームは、ザコ敵からボスまでひとつひとつ丁寧に咀嚼しないと先に進めません。敵が強すぎるので、油断すると最初の敵にやられることも。だから、つい夢中になってプレイしちゃうんです。で、終わってみると、最初に苦戦した敵を軽くいなしてる自分がいるんですよ。

 

山田:気づかないうちに成長してるわけだ。

 

小山:そうなんです。「俺、一皮むけたなぁ」と感じる時が一番幸せですね(笑)。実生活では、目に見えて自分の成長を感じることってなかなかありませんよね。でも、このゲームでは成長がはっきりわかる。だからこそ、達成感がひときわ強く感じられるんです。しかも今回の『ELDEN RING』は、オープンなフィールドになっていて。これまではある程度進む道筋が決まっていましたけど、今回は自由度がグッと高くなっています。そうなると、最初に超強い敵と出くわす可能性もある。より一層難易度を引き上げてくれるんじゃないかと期待しています。

 

↑独自かつ広大なフィールドを、オープンワールドで楽しめる

 

山田:小山くんはクリアする快感を味わうためにプレイしてるけど、僕の目的は“観る”ために『ELDEN RING』をプレイすると思う。自分でプレイしておくと、上手な人の実況プレイを観た時に何が楽しいのか、どこがうまいのかがよくわかるんだよね。スポーツだって、ルールや戦術を知ってから観ると楽しいでしょう? 同じように、ゲームもあらかじめ共通言語を理解しておくと、プレイ動画を観た時の面白さも変わるんだよね。フロム・ソフトウェアのタイトルはそういう楽しみ方もできるのが新しいなと思う。

 

小山:自分ではクリアできなくても、実況プレイを観ながら一緒に達成感を味わったり、実況者と同じようにハラハラしたりできるわけですね。それは面白いかも。

 

松永:私もちょっと挑戦してみたいかも。でも、短気なのでコントローラーを壊しそう(笑)。初心者はどんなことに注意すればいいですか?

 

小山:死ぬのを恐れないことですね。とにかくトライしてみないとわからないので。

 

松永:どんどん死んで、やり方を覚えていくわけですね。

 

小山:死にまくって、「何がダメだったんだろう」って考え抜いてリトライする。しかも、ゴリ押しで勝つんじゃなくて、敵の特性を理解したうえでしっかり避ける、きっちり攻撃をはじき返して勝つのが気持ちいいんです。“早く”ではなく“きれいに”勝ちたいんですよね。

 

山田:数学みたいなところがあるよね(笑)。

 

小山:そうなんです。ゴリ押しでも解けるかもしれないけど、やっぱりきれいな解法を導き出したい。ある程度の正解はあるんですけど、タイムアタック勢の動画を観ていると、「え、どうやって倒したの!?」みたいなこともあって、それを観るのも楽しいんです。世界観も作り込まれているので、解説動画を観るのも楽しくて。システム、ストーリーどちらもスルメみたいな楽しさのあるゲームだと思います。

 

小山のおすすめポイント:バトルを通して、自分の成長を実感できる!

『ELDEN RING』では、キャラクター選択から武器、アビリティまでたくさんの選択肢を選びながらバトルを楽しめます。自分のプレイスタイルに合った選択から戦略立て、瞬間の判断まで全て一筋縄ではいきません。知恵を絞り、勇気ある選択を積み重ねた先にある勝利は、人間としての成長すら感じさせるほど…!

 

 

編集部員・松永が初挑戦したい! 注目タイトル『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』

 

紹介タイトル3:『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』

スクウェア・エニックス

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

3月18日発売/アクションアドベンチャー

スクウェア・エニックスと「仁王」シリーズを手掛けるTeam NINJA(コーエーテクモゲームス)が共同開発する本格アクションアドベンチャー。主人公ジャックは、のちに『FINAL FANTASY』の強敵ガーランドとなる人物。彼はなぜ闇に堕ちたのか、初代『FINAL FANTASY』の世界観を下敷きにした物語が綴られる。最大で3人での協力プレイにも対応している。

 

 

山田:初代『FINAL FANTASY』の世界観をモチーフにしつつ、高難度アクションを取り入れた『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』も気になるよね。

 

松永:実は私、「FINAL FANTASY」シリーズにはノータッチで生きてきたんです。もちろん存在は知ってますけど、毎回「やってみようかな」と悩んでいるうちに乗り遅れる(笑)。気づいたら『FINAL FANTASY XV』まで来ちゃって、もう入り込めなくなってしまって。

 

山田:ストーリーは独立してるから、どこからプレイしてもいいと思うけどね。

 

小山:でも、これだけシリーズが続いていると、どれからやっていいのか悩む気持ちもわかるかも。

 

松永:やっぱり初代から始めたほうがいいのかな、みたいな(笑)。

 

 

山田:いや、初代『FINAL FANTASY』からひとつずつプレイしていくのはさすがに大変でしょう。そういう意味でも、『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』は初代の世界観をベースにした新シリーズだから、入りやすいと言えば入りやすいかも。しかも松永さんは、アクション系が好きなんでしょう? これはアクションアドベンチャー、しかも「仁王」シリーズを作ったTeam NINJAと共同開発した高難度アクションだから、松永さんに向いてそう。

 

小山:え、Team NINJAが関わってるんですか!? 初代『FINAL FANTASY』の世界観×Team NINJAって、どんなゲームになるんだろう……。

 

松永:急にテンションが上がりましたね(笑)。

 

小山:僕、『仁王2』もめっちゃ好きだったんですよ。『FINAL FANTASY』好きも高難度ゲーム好きも、どっちにも刺さりそう。俄然楽しみになりました!

 

山田:僕は、世界観のほうに興味があるかな。「FINAL FANTASY」で育ってきたから、時々無性に『FINAL FANTASY VI』とか『FFVII』の動画を観たくなるんだよね。今回の『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』も、「FINAL FANTASY」シリーズ直撃世代は絶対刺さるはず。

 

松永:へー! 私、他のプレイヤーのプレイから作品の動画を観るのも好きなので、PlayStationでシェアされた動画を観たりして楽しめそうです。そこから「FINAL FANTASY」シリーズを知っていくことが出来そうです。

 

山田:うん、そういう良いサイクルが生まれるゲームだと思う。

 

松永:私も始めたくなりました。このタイトルで「FINAL FANTASY」デビュー確定ですね!

 

松永のおすすめポイント:シリーズ初心者でも入りやすく楽しみやすいアクション要素

RPG大作である「FINAL FANTASY」シリーズは、個人的に「これから新しくプレイするのは……」とハードルを感じていましたが、今作は完全新作のアクションゲームとのことで、がぜん興味が出ました! 自分に合った難易度を設定できるので、人気のダーク戦国アクション「仁王」シリーズを楽しむような玄人の方から、私のような初心者まで幅広いユーザーに受けそうですね。

 

 

みんなと同じ時期にプレイすると、ゲームを介したコミュニケーションもさらに深まる!

 

山田:こうして見ると、年明けから3月にかけてビッグタイトルの猛ラッシュだよね。

 

小山:僕はPCでゲームをプレイすることが多いんですけど、それだと世の中の波に乗り遅れちゃうんですよね。友達もPlayStation派だから、みんなが盛り上がってる時に入れない、みたいな。今回はPlayStationでプレイして、より多くの人と盛り上がりを共有したいです。

 

山田:みんなと同じタイミングでプレイすると、コミュニケーションも深まるよね。特に『BABYLON’S FALL』みたいなオンライン専用RPGって、途中からだと入りにくいじゃない? ローンチと同時に始めると、まだいろんなお作法が固まってないカオスな状況を整えていく面白さも味わえそう。

 

松永:ゲームの楽しみ方って、多様化してますよね。ひとりでプレイするのも楽しいですけど、オンライン上のフレンドと戦うのも、リアルな友達と週末の夜にお酒を飲んでおしゃべりしながら遊ぶのも面白くて。この前は、小学生のグループが「じゃあ、今日6時に『フォートナイト』で!」って別れていくのを目撃して、「ああ、そういう時代か」って思いました(笑)。

 

 

小山:放課後、空き地に集まるみたいな感覚ですよね(笑)。僕も似たような感じですよ。その日ヒマな友達同士でオンライン上に集まって、「今日はこの3人か」みたいな感じでゲームを始める。学生時代の友達もいますし、友達の友達みたいに一度もリアルで会ったことがない人も。僕の友達なんて、マッチングアプリで知り合った女の子とオンラインゲームをしているとか。実際に会う前に、ゲームを通して人間性を把握するそうです(笑)。

 

山田:ゲームを介すると、普段出会わないような人と話せるのも面白いよね。僕も、中3の子とよくゲームしてる(笑)。僕はそろそろ40歳だから、若い人が何を考えているか、どういう感性なのか、肌で感じる機会がなかなかなくて。若者のエネルギーを感じたり、彼らの間で何が流行っているのか聞いたりするのは、仕事にも役立ってる。

 

小山:PlayStationだと、パーティーを組んだりボイスチャットをしたりするのも手軽ですよね。

 

山田:と言いつつ、ずっと一緒にプレイしている人だと会話もなくなるけどね(笑)。最初の30分は世間話をして、あとは黙々とゲーム。それでも、勝つという同じ目的でプレイしてるから、全然気づまりじゃない。そういうコミュニケーションもアリだよね。

 

小山:ソロプレイでも『ELDEN RING』みたいな難しいゲームだと、自分がどこまで進んだか友達と共有する楽しさもあるんですよね。「お前、あの敵まだ倒してないの?」「え、あそこを右に行ったんだ」みたいな話で盛り上がれるのも、ゲームの面白さだと思います。

 

山田:楽しみ方の幅が、どんどん広がっているよね。アラフォーとなると仕事の時間と家族の時間に挟まれて、プレイ時間は減ってしまうもの。でも、ビジネスで使えるヒントがあるとか、最先端のエンターテイメントを味わえるとか、プレイする位置付けが明確になると自然とコントローラーを握るようになる。で、実際プレイすると、最初の動機なんて忘れて熱中してしまう(笑)。「続きを遊びたいから、効率的に仕事を終わらせよう」って気にもなる。2、3月は新作ラッシュなので、絶対にハマるタイトルが見つかるはずだよね。

 

松永:目移りするほどです。私はまず『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』を始めて、3月になったら『STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN』にトライします!

 

今後の注目タイトルを一挙に紹介!

 

紹介タイトル4:『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

対応ハード:PlayStation 5

発売中/アクションアドベンチャー

アクション映画さながらの体験ができる『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』と『アンチャーテッド 古代神の秘宝』をPlayStation 5向けにリマスター。グラフィックがさらに美しくなっただけでなく、DualSenseワイヤレスコントローラーによって、四輪駆動車がオフロードを走る感覚、ロープアクションの抵抗などをリアルに伝えてくれる。

 

編集長山田のおすすめポイント:映像だけでなく、体験も別モノ! 思わず体が動く臨場感に感動!!

↑2時間の映画を観ているような映像美と臨場感が今作の魅力。ゲーム体験を映画的に味わうというPlayStationならではの体験ができる。さらに、同シリーズの実写映画も公開されているから、ゲームの世界観を現実でも堪能できるというデジタルとリアルの垣根を超えている点も注目

 

 

紹介タイトル5:『グランツーリスモ7』

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

3月4日発売/リアルドライビングシミュレーター

25年もの歴史を誇る「グランツーリスモ」シリーズの集大成。クラシックカーからスーパーカーまで420種類以上のクルマを収録し、90種類以上のコースをドライブできる。「GTキャンペーンモード」では、車両の購入や売却、チューニング、レースを繰り返して、シングルキャンペーンを進めていく。他にもさまざまなモードで、自分だけのカーライフを満喫できる。

 

編集部・松永のおすすめポイント:湾曲モニターでプレイしたら、実際に運転している感覚になれそう!

↑「グランツーリスモ」最新作は、さらにリアルなレース体験を得られる仕様に! 湾曲モニターでプレイすることで、その没入感はさらに増すかもしれない。ゲームタイトルがデバイスまで入れ替えたくなる気持ちさせてくれる稀有な作品だ

 

 

 

紹介タイトル6:『BABYLON’S FALL』

スクウェア・エニックス

対応ハード:PlayStation 5/PlayStation 4

3月3日発売/アクションアドベンチャー

スクウェア・エニックスとプラチナゲームズが贈る、オンライン専用アクションRPG。最大4種の武器の組み合わせで得られる爽快なハック&スラッシュと、最大4人のオンラインマルチプレイによって無限の戦略を提供する。発売後も定期的なアップデートが予定されており、一度購入すれば、追加されるゲームモードは追加料金なしでプレイできる。

 

編集部・小山のおすすめポイント:発売と同時に始めて極めたくなる!

↑武器の組み合わせやマルチオンラインプレイなど、アクションをやりこみたいユーザーにはたまらない設計

 

 

撮影/松浦文生

(c)2022 Sony Interactive Entertainment Europe. Developed by Guerrilla. Horizon Forbidden West is a registered trademark or trademark of Sony Interactive Entertainment LLC.

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Gran Turismo(R) 7 (c)Sony Interactive Entertainment Inc. Developed by Polyphony Digital Inc. “Polyphony Digital logo”, “Gran Turismo” and “GT” are registered trademarks of Sony Interactive Entertainment Inc. Manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game in some cases include trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. Any depiction or recreation of real-world locations, entities, businesses, or organizations is not intended to be or imply any sponsorship or endorsement of this game by such party or parties. All rights reserved.

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丸みを帯びたスタイリッシュな“オーブ型”デザイン! 「PlayStation VR2」デザイン公開

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5(PS5)向け次世代VRシステムPlayStation VR2(PS VR2)と、PlayStation VR2 Senseコントローラーの最終デザインイメージを公開しました。

 

同製品のヘッドセットは、PS VR2 Senseコントローラーとマッチするオーブ型のデザインを採用。丸みを帯びた形は、プレイヤーがバーチャルリアリティの世界に入ったときに感じられる360度の視界を表現しています。

 

デザインは、PS5製品群のプロダクトデザインにもインスピレーションを受けており、PS5のデザイン時から既に次世代VRシステムのヘッドセットデザインも念頭に置いていたため、ビジュアルから感触まで、PS5と共通した特徴が感じられるデザインになったそうです。PS5本体はフラットなデザインである一方、PS VR2ヘッドセットは、常に手に取って触れることを想定し、DualSense ワイヤレスコントローラーや、PULSE 3D ワイヤレスヘッドセットとも一貫性を感じられるデザインになっています。PS5本体やDualSense ワイヤレスコントローラーのデザインにあしらった小さなシェイプス(△〇×☐)も、ヘッドセットのバンドの前後に採用。

 

リビングルームに溶け込むようなスタイリッシュなデザインであることに加えて、使っていることを意識せずにゲームの世界に没入できるものを目指しており、エルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインを重視し、様々な頭の大きさのユーザーが快適に使えるように検証が重ねられたのこと。現行のPlayStation VRで好評だったヘッドセットの重量バランスや、1本のバンドだけで頭部に固定する構造は、PS VR2でも踏襲。既にPS VRを利用中のユーザーでも違和感なく使えるよう、ヘッドセットのスコープ部分と顔の距離を調整するためのスコープ調整ボタンや、ステレオヘッドホン端子の位置も共通して配置しています。

 

また、さらに快適な使い心地を追求するため、両目のレンズ間距離をプレイヤーの目の間隔に合わせることができるレンズ調整ダイヤルを搭載。ヘッドセットの振動用モーターなど、独自の新機能を追加しながらも、よりスマートなデザインに仕上げたことで、若干軽量化されています。

自分の貧相な発想力が顕在化する全く新しい「積み木」。いや「積み紙」【愛用品コラム2-5】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品  Season2-5:whatever inc.「積紙」】

●起

積紙と書いて「つみし」と読む。積木(つみき)を木ではなく、紙で作ったものというのが近い。「近い」というのは、この商品の本質は積む以外にもあるからだ。次の段で触れたい。

 

●承

楽しみ方は簡単だ。8種類20個のパーツを好きなように組み合わせていくだけ。積んでもいいが、パーツが蛇腹のような構造になっており、折り目同士を「噛み合わせる」ことができるのだ。このとき「スッと」、本当に「スッと」入っていく。これが気持ち良すぎる。スッと入るものの、噛み合わせがガッチリしているからしっかり自立する。重力に負けない。紙の可能性とチカラを感じられる。

 

●転

こんなとき惰性で文章を書くと、「クリエイティブが刺激される」とつい記したくなる。だが、斬新なプロダクトのため、どう遊んでいいか、どう組み合わせていいか途方にくれてしまうというのが本音だ。自分の貧相な発想力が顕在化する。小難しいことなんて考えずに手を動かせばいいのだが、そこに躊躇する、守りに入る、新しいことを怖れる自分がいることを気づかせてくれる。

 

●結

積紙は紙の色が美しい。パーツのどこをとっても均一で、光があたると影があたるのでは、また違う表情のカラーを覗かせる。企画したのはwhateverというクリエイティブスタジオで、コクヨと廣栄紙工とコラボして制作。本格派だ。

 

自分のアイデアが惰性になっているとき、流れ作業になっているとき、積紙をスッとしてリセットしてあげる。すぐに劇的に変わることはないのだけど、もしかしたら何かが変わるかもしれない。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週2回程度公開しています。

現役東大生が出題する謎が解けるか? ひらめき力が試される「〇〇る・〇る」とは

お久しぶりです! 寒さでスマホを持つ手がかじかんでしまうような日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか? 身も心も凍りつきそうですよね。ここでちょっとひと息。謎解きで、アタマを解凍しましょう。

 

出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。そんなふたりがてがける謎を、あなたは解ける!?

 

【問題】〇〇る・〇る(難易度★★★☆☆)

画像が表す二文字の体の一部をお答えください。

【ヒント】
左右の2つの絵が何を表しているのか、その下に入ることばも併せて考えてみましょう。
さらなるヒントは、家具が関係しているようです。そして、絵の下に入ることばは、絵が表すものの名前ではないようです……!

 

正解はこちら。この後の解説で、詳しく答え合わせをしていきましょう。

【答え】

すね(脛)

 

【解説】

2つの絵が表しているものは、椅子とベッドでした。ところが、絵の下のことばは「る」で終わっていて、「いす」や「べっど」と入れることはできません。
ここに入れるべきだったのは椅子やベッドですること、つまり「すわる」「ねる」を入れることができます。後は同じ色の丸に入る文字を拾って、答えは「すね」となります。

 

前回の問題に引き続き、シンプルな図形から現実の物を連想するひらめきを導くことはできましたか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

【過去の謎解き】

第1回「丸が表すものは?」「数字とイラストが表すのは?」

第2回「<かむ・たべる>につながる単語は?」

第3回「大小の<音>と<牛>から導き出されるのは?」

第4回「額の中に入った鏡文字が意味するものは?」

第5回「3本の矢印が示すのは?」

第6回「黒い点が意味するものとは?」

第7回「数字をもつ妖怪」「懐かしのベン図が表すのは?」

第8回「ひらめき力が試される、赤と青の行方とは?」

 

【プロフィール】

Ergo Creation

東京大学・工学部に在学する松村広大さんと、早稲田大学・基幹理工学部に在学する松村はなさんの、現役大学生兄妹。二人とも謎解き歴は長く、中学生の頃から数多くの謎解きイベントに参加。現在は、東大謎解き制作集団「AnotherVision」に所属し、学業に勤しむ傍ら、テレビやその他メディアに謎解き問題を提供している。
はなさんは「フジテレビ 今夜はナゾトレ」のクイズ制作者としても活躍し、関連書籍『東大ナゾトレ』Vol.5に満を持して登場。Vol.6では最終問題を担当するなど、他大ながら精鋭として活動を盛り上げる。

 

【プロが断言する2022年ネクストヒット】PCゲームが携帯ゲームになる「Steam Deck」がアツい!

2020年に生まれた新しい生活様式や価値観が定着し、21年は制限のある暮らしのなかで心地良く過ごす方法を追求する年だった。続く22年はどんな一年になるのか。ここでは家電・デジタルのトレンドを、各ジャンルのプロが断言!

※こちらは「GetNavi」 2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです

 

【Steam Deck】 パワフルすぎる携帯型ゲーミングデバイス

バリエーション豊かなPCゲームの世界が手の中に

日本でゲームといえばまだ家庭用の専用ハードを思い浮かべるが、最近はPC向けのゲームに勢いがある。

 

「大手製だけでなく、小規模なチームが作るユニークなゲームが魅力。幅の広さと進化の早さではPCゲームが優位です」(西田さん)

 

PC用ゲームがそのまま動くポータブル機が数年前から登場しているなかで、決定版になりそうなのが“Steam Deck”だ。

 

「PCとしては低価格でありながら、ポータブル機としては圧倒的な高性能。日本でPCゲームがよりメジャーになるきっかけになるかもしれません」(西田さん)

 

【ヒットアナリティックス】 日本でPCゲームを根付かせる第一歩に

海外で続くPCゲーム市場の成長が、携帯ゲーム機の世界に。「携帯」というには大柄だが、日本でPCゲームを根付かせるには、価格・サイズ両面で注目の存在。まずはヘビーなゲーマーから浸透していくことに。

 

【紹介したのはコチラ!】

PCより手軽&安価でゲームがサクサク楽しめる

携帯ゲーム機

2022年発売予定

Valve

Steam Deck

国内価格未定 ●海外では399ドル〜

PC用オンラインゲームストア「Steam」と連動する携帯型ゲーム機。Steamで買ったPC用のゲームがそのまま楽しめる。従来の携帯ゲーム機より圧倒的に高性能だが、価格的にはPCほど高くないのが特徴だ。

 

【そのほかのヒット候補01】

携帯ゲーム機

2021年12月発売

ハイビーム

AYA NEO 2021

実売価格13万5700円(1TB)

PCそのものを小型化し、ゲーム機として使えるようにしたもの。Steam Deckよりも高価ではあるが、購入してすぐに楽しめる。Windows OSを搭載しているので、普通のPCとして使えるのもポイント。

 

【そのほかのヒット候補02】

携帯ゲーム機

2021年9月発売

 

テックワン

ONEXPLAYER 1S(Super Edition)

実売価格17万3800円

2021年7月に発売した「ONEXPLAYER」の新モデル。発熱を抑えつつ、両手に持ってゲームができるサイズを実現した。また、本体背面には最大65度のキックスタンドを備えており、テーブルの上でゲームや映画を快適に楽しむことができる。

ジャーナリスト

西田宗千佳さん

得意ジャンルはパソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。

ついにゲームの「顔」に! 大谷翔平が二刀流姿で「MLB The Show」のカバーアスリートに選出

名実ともに、トッププレイヤーとして認められた証だ。大人気野球ゲーム「MLB The Show」の2022年版パッケージが発表、2021年にMVPを獲得するなどの大活躍をした大谷翔平が、二刀流の姿でカバーを飾ることとなった。

 

 

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毎年、前シーズンに活躍した選手が「カバーアスリート」として選ばれる同作。過去にはニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジや、サンディエゴ・パドレスのフェルナンド・タティスJr.、フィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパーなど、そうそうたるメンバーがカバーを飾っている。

 

そして2022年度版はやはり大谷翔平。発表前から「今年は大谷以外ありえない」と言われるなど筆頭候補だったなか、満を持して発表された。しかも、投打“二刀流”の姿が刻まれるなど、過去に前例のない形でのカバーアスリートということで、ファンたちも大興奮。

 

 

「MLB The Show」の公式SNSでは、カバーアスリートを発表する投稿で、大谷の花巻東高校時代、北海道日本ハムファイターズ時代の映像までも編集したプロモーション動画を公開。これまでに1万2000を超える「いいね!」が付くなど、野球ファンたちから反響を得ているようだ。

 

 

大谷本人も自身のSNSにカバーアスリートに選ばれた喜びを投稿。「俺たちのキングだ!」「紛れもないMVP」など、こちらにも多くのコメントがついている。

 

 

“カバーアスリート”という新たな称号を得た大谷。2022年シーズンの活躍にも期待がかかる。

「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」ラスト2面のノーミスクリアに挑戦!【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入して懐かしのメガドライブのゲームがプレイできる『セガ メガドライブfor Nintendo Switch Online』のなかからセレクト!

 

↑ステージ1「ダウンタウン」から始まり、工事中の橋、遊園地、スタジアム、船上……など全8面

 

セガ
ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌

「Nintendo Switch Online + 追加パック」
12か月(365日間)4900円(個人プラン)~
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/expansionpack/

 

セガを代表するベルトスクロール格闘アクションシリーズ屈指の人気作。必殺技を駆使して襲い来る敵をなぎ倒していく。

 

成功報酬はクマカレー! 罰ゲームは高速パンチ

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、「ベア・ナックル」のタイトルにちなんで、ベアといえばクマ、北海道のクマカレーをご用意しました!

 

フジタ(以下フ) 「ベアナックル」のベアはクマの意味じゃなかったような……(笑)。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、インターネットで一時期話題になっていた「10秒間高速パンチチャレンジ」をしていただきます。

 

 ボクシング経験はないですけど、ボクシングがゴールデンタイムにテレビ放映されていた時代の人間なので、できちゃうと思いますよ(笑)。

 

最終盤7・8面をノーミスでクリアせよ!

↑物語は前作から1年後。街を支配するシンジケートのボス・Mr.Xに囚われたアダム(前作のプレイヤーキャラ)を救うのが主人公4人の目的

 

 前回に引き続き、Switch Onlineでメガドライブが遊べるようになったのを記念して、今回は名作「ベア・ナックルII」です。

 

 「I」も「II」も当時すごく遊んでましたね。というか、2021年遊んだゲームベスト5のアンケートにも「ベア・ナックルⅡ」って書きました(笑)。

 

 現役なんですか!?

 

 そうですね(笑)。なんといっても音楽が良いんですよ。それから「II」は簡単に技が出せるのもポイントですね。家庭用ゲームなので爽快感が重視されていると思います。

 

↑熱血青年のアクセル、婦人警官のブレイズ、プロレスラーのマックス、アダムの弟で身軽なサミーの4人から1人を選ぶ。2人協力プレイも可能

 

 今回はラスト2面をノーミスクリアしていただきます。

 

 いや、相当キツいです。終盤は死ぬことを前提に作られていると思うんですよ(笑)。6~7体同時に敵に囲まれるとどうにもならない。自信はないっちゃないです(笑)。

 

 厳しそうですが、今回の見どころを教えてください。

 

 7面中盤以降のエレベーターでの戦い方と、ラスボスのMr.X戦の懐への入り方ですね。そこでプロの技が見せられればいいんですが……。

 

 では、お願いします!

 

↑鬼門・7面のエレベーター。一気に複数の強敵が押し寄せ、さばくのは至難のワザ。体力全快アイテムの肉を上手いタイミングで取ろう

 

——それでは、7面よりスタートです。このゲーム、1UPはたくさんするんですよ。だけど1機も死なないように行くのは超難しい。相手が1人だったらいまみたいにコンボが入るんですけど、敵がとにかく多い。今回選んだアクセルの「グランドアッパー」はやっぱり強いですね。

↑サブマシンガンで攻撃してくるラスボスのMr.X。強さはそれほどでもないが、同時に大量のザコ敵が出現するため体力が削られていく

 

【細かいダメージが蓄積していきフジタのライフゲージはギリギリ! 続きは動画で!!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

【関連記事】
ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

(c) SEGA

まさかの本人が反応! ゲームアプリ「Jクラ」小野伸二&稲本潤一の登場にファンも大興奮

Jリーグ公式ゲームとして知られている「Jリーグクラブチャンピオンシップ」(通称「Jクラ」)の登録者数が900万人を突破した。Jリーグに所属する選手のカードを集めてプレイするこのゲーム。実際の選手の写真とデータが使われたリアルな仕上がりで人気だ。そしてこのほどサッカーファンからの注目を集めている同作に、日本サッカー界のレジェンドが登場した。

 

 

今回の900万人突破キャンペーン中、期間限定で登場する「タイムスリップカード」。これは、Jリーグに名を刻む活躍をしたレジェンド選手の当時の姿にスポットを当てる企画。この企画についに小野伸二と稲本潤一が登場したのだ。稲本は2000年のJリーグベストイレブン当時の写真、そして小野伸二は1998年のベストイレブン・新人王を獲得した当時のものとなっている。

 

 

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この発表に、稲本潤一本人がまさかの反応。「23年も前の画像だから若いです笑」と、当時の姿を懐かしむコメントのSNS投稿を行っている。

 

 

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さらに稲本は、小野のカード写真についても言及。「あんまり変わってない気がするなー。」と、当時とあまり変わらない小野伸二のカード写真もSNS上に投稿している。

 

 

過去の「タイムスリップカード」には、ストイコビッチなど現役選手だけでなく往年の名選手までもが登場する「Jクラ」。サッカーファンはぜひ一度プレイしてみてはいかがだろうか。

まさかの本人が反応! ゲームアプリ「Jクラ」小野伸二&稲本潤一の登場にファンも大興奮

Jリーグ公式ゲームとして知られている「Jリーグクラブチャンピオンシップ」(通称「Jクラ」)の登録者数が900万人を突破した。Jリーグに所属する選手のカードを集めてプレイするこのゲーム。実際の選手の写真とデータが使われたリアルな仕上がりで人気だ。そしてこのほどサッカーファンからの注目を集めている同作に、日本サッカー界のレジェンドが登場した。

 

 

今回の900万人突破キャンペーン中、期間限定で登場する「タイムスリップカード」。これは、Jリーグに名を刻む活躍をしたレジェンド選手の当時の姿にスポットを当てる企画。この企画についに小野伸二と稲本潤一が登場したのだ。稲本は2000年のJリーグベストイレブン当時の写真、そして小野伸二は1998年のベストイレブン・新人王を獲得した当時のものとなっている。

 

 

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さらに稲本は、小野のカード写真についても言及。「あんまり変わってない気がするなー。」と、当時とあまり変わらない小野伸二のカード写真もSNS上に投稿している。

 

 

過去の「タイムスリップカード」には、ストイコビッチなど現役選手だけでなく往年の名選手までもが登場する「Jクラ」。サッカーファンはぜひ一度プレイしてみてはいかがだろうか。

CESで発表! 独自開発「ハムリングシステム」搭載、癒し系甘噛みロボット「甘噛みハムハム」

ユカイ工学は、現在アメリカ・ラスベガスで開催中の「CES 2022」で、やみつき体感ロボット「甘噛みハムハム」を発表しました。

 

甘噛みハムハムは、同社のイベント「社内メイカソン@2020」にて生まれたプロダクト。発案チームは、メンバー自身の子育ての経験から、赤ちゃんや動物が乳児の際にハムハムと甘噛みをするしぐさを思い出したものをアイデア化。「ほんの短い期間にしか体験できない幸せな時間を再現できないか」と考え、プロジェクトが始動しました。

 

第一弾として、りぶはあとの、眠そうな表情をした動物たちのぬいぐるみ「ねむねむアニマルズ」とコラボレーションし、今春にクラウドファンディングを予定しています。「ゆず」(ミケネコ)と「コタロウ」(シバイヌ)の2種類で、サイズは約12×12×20cm。先行公開中のティザーサイトでは、メールマガジンの登録を受付中です。

 

同社が独自開発した「ハムリングシステム」は、ハムハムセンサが指に反応してハムハムを起動するモジュール。中毒性のある痛気持ちいい感覚で、背徳感を感じなくてよい甘噛みをいつでも体験可能。どんなぬいぐるみも甘噛みハムハム化でき、新しい切り口のロボットに変身します。

「お城好き」なら絶対に楽しめる「ドラクエウォーク」のキャンペーンを公式スタンプ帳片手にやってみた!!

2019年9月にリリースされた『ドラゴンクエストウォーク』。スマートフォン向け位置情報ゲームで、「ドラゴンクエスト」の世界と化した現実世界を自らが主人公となって歩き、冒険を進めていくRPGです。運動不足を解消できる、近所のお出かけが楽しくなると、人気になっています。

 

そんな『ドラゴンクエストウォーク』の中で、「この城わが旅!日本100名城キャンペーン」が開催されているのをご存じでしょうか? 全国の名城約100箇所に限定スポットが出現し、家紋スタンプやイベント限定のかわいいスライム系モンスター「おしろつむり」もゲットできちゃう楽しいキャンペーン。今回は、実際にどんなキャンペーンなのか『日本100名城と続日本100名城に行こう! 公式スタンプ帳つき』(日本城郭協会・監修)片手に体験してみました。

 

まず『日本100名城と続日本100名城に行こう!』のスタンプラリーをご紹介

『日本100名城と続日本100名城に行こう!』は、公益社団法人 日本城郭協会が監修している日本100名城の公式ガイドブック。シリーズ累計86万部超と、お城好きなら知らない人はいない、そんな一冊です。

これまで「日本100名城」と「続日本100名城」それぞれのガイドブックが発売されていましたが、『日本100名城と続日本100名城に行こう!』は、両方を合わせた200城が紹介されています。200城制覇を目指すなら、一冊で巡れるこちらがおすすめです。

 

さらに『日本100名城と続日本100名城に行こう!』には、スタンプラリーに参加できる公式スタンプ帳がついているので、お城に行った際にスタンプを押して、自分の記録としても残すことができます。スタンプは、城内やお城近くにある休憩所などに、こんな感じで設置されています。

 

↑江戸城のスタンプ設置場所は、3箇所。楠公休憩所・和田倉休憩所、北の丸休憩所にて押すことが可能です

 

ちなみに、「日本100名城」と「続日本100名城」に登録されている各100城を全て制覇すると、それぞれ登城認定の完了印と登城順位がもらえ、日本城郭協会のホームページにもお名前が掲載されるのだとか。このスタンプラリーは2007年からスタートしたもので、すでに制覇している方は「日本100名城」が4000人以上、「続日本100名城」も750人以上とすごい数……!

 

こんなにも盛り上がっているスタンプラリーだとは知らなかったのですが、これから始めても問題なし。むしろ、今から人気アプリ『ドラゴンクエストウォーク』と共に始めると倍楽しめちゃいますよ!

 

DQウォークの「この城わが旅!日本100名城キャンペーン」が楽しい!

2021年11月12日から開催された『ドラゴンクエストウォーク』内の常設コンテンツ「この城わが旅!日本100名城キャンペーン」は、『ドラゴンクエストウォーク』をやったことがない私でも、アプリをダウンロードしてすぐにミッション達成しました!

 

なので、100名城をこれから巡りたいという『ドラゴンクエストウォーク』初心者の方でも安心して楽しめると思います。(ちょっとレベル上げしたかったので、近所をうろついてレベル15にして挑みましたが、そこまでやらなくても家紋はもらえました)。

 

『ドラゴンクエストウォーク』の公式サイトには、全国の名城スポットリストが掲載されているので、まずはこのサイトもしくはアプリ内から近所のお城を探してみると良さそう。

 

また、ここに登録されている名城スポット近くにいくと、こんな感じでドドーンとお城が見えてくるので、迷うことはありません。

↑地下鉄大手町駅周辺から。結構遠い場所からでも『日本100名城』のロゴが見えています

 

またお城の近くにいくと、限定モンスターの「おしろつむり」が登場!

めちゃかわいい……! 見つけたのがうれしすぎて、この日だけで6匹くらいゲットしちゃいました(笑)。かなりゴロゴロいるので、見つけ次第ゲットしちゃいましょう!(歩きながらのゲームは危険なので、周りに気をつけながら楽しんでくださいね♪)

 

いざ、江戸城へ! DQウォークの家紋とスタンプ両方ゲットしてみた

江戸城は、国指定特別史跡としても登録されています。皇居ランナーが走る場所というイメージが強いですが、こういう看板をみると、こんな中を走れるなんてめっちゃ贅沢……。走っている人たちにもこの江戸城の見どころを知ってほしい!(笑)

 

お城の写真を……と少し離れたところから撮影してみましたが、これはあくまでお城の中心部。『日本100名城と続日本100名城に行こう!』によると、江戸城と呼ばれる範囲はめちゃくちゃ広かったそうですよ。

 

江戸城は総構を入れると千代田区がすっぽり収まるほど巨大な城である

(『日本100名城と続日本100名城に行こう!』より引用)

 

すっかり「おしろつむり」集めに夢中になっていましたが、家紋もしっかりゲットしましょう。写真を撮影している和田倉公園辺りから、『ドラクエウォーク』内にあるお城のアイコンをタップすると……

サクッと登城達成しちゃいました!(笑)

 

勝手に「何かボスが出てくるかな……」「モンスターと戦うのかな?」とビクビクしていましたが、何もなくてホッとしたぁ〜! レベル上げしなくても家紋がもらえるのは初心者にうれしいポイントです。

 

ちなみに、記念コメントを残すことができるので、私は「伝説を作ります!」と気合を入れてみました。

 

そしてもうひとつ『日本100名城と続日本100名城に行こう!』のスタンプも、この写真を撮影した場所からすぐ近くにある、和田倉休憩所で押すことができます。

 

↑モダンな建物とスターバックスが目印! 奥の入り口から入って右手側にスタンプ台がありました(2021年12月18日時点です)

 

お城好きな方も、『ドラゴンクエストウォーク』好きな方も楽しめるこのキャンペーン。もちろん、どちらも馴染みがない! という人も、楽しみながら手軽に運動不足を解消できる新しい趣味として始めてみてはいかがでしょう? 実際にお城に行って『日本100名城と続日本100名城に行こう!』を読んでみると、歴史の息吹を感じながら楽しくお城を鑑賞することができました。

 

全国には、天守に上がれるお城もたくさんあるので、公式ガイドブックを持って、『ドラゴンクエストウォーク』を楽しみながら、スタンプラリーそして家紋集めをしちゃいましょう!

 

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【書籍紹介】

日本100名城と続日本100名城に行こう! 公式スタンプ帳つき

監修:日本城郭協会
刊行:ワン・パブリッシング

いま大人気のお城めぐりの必需品、86万部突破の日本100名城公式ガイドブックシリーズから、大人気のハンディ版『日本100名城に行こう』と『続日本100名城に行こう』を合わせたものが登場! 200城の詳細ガイドとスタンプ帳が一冊になって、持ち運びにも便利。同じ地域にある100名城と続100名城は関係の深いものが多く、合わせてめぐれば面白さは2倍以上! 巻末のスタンプ帳にスタンプを押して登城日を記せば、あなただけの旅の記録にもなります。

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PS5向け次世代VRシステム「PlayStation VR2」正式発表! 専用タイトルに「Horizon」シリーズ新作

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation 5(PS5)向け次世代バーチャルリアリティシステムの正式名称を「PlayStation VR2」、新しいVRコントローラーの正式名称を「PlayStation VR2 Senseコントローラー」に決定し、製品の詳細を公開しました。

 

PlayStation VR2は、ゲームなどの世界に実在しているかのような感覚「センス・オブ・プレゼンス」を向上させており、かつてないほどゲームの世界に深く没入できるVR体験が可能になるそうです。

 

4K HDRディスプレイ、110度の視野角、フォービエイテッド・レンダリング(プレイヤーの中心視野ほど高解像度になり、視野の外側に行くに従い低解像度で描画する手法)で、高品質な映像体験を楽しめます。有機ELディスプレイを採用し、片目あたり2000×2040の解像度と、90/120Hzの滑らかなフレームレートを実現しています。

 

インサイド・アウト・トラッキングを採用し、VRヘッドセットに搭載したカメラを通じて、プレイヤーとコントローラーをトラッキング。本体以外のカメラを必要とすることなく、プレイヤーの動きや向いている方向がゲーム内に反映されます。

 

プレイヤーがゲーム内のアクションから受ける感覚を増幅させる新たな機能「ヘッドセットフィードバック」は、ヘッドセットに内蔵したひとつのモーターの振動によって触覚要素を加えるもので、例えば、緊迫した場面でのキャラクターの脈拍の上昇や、キャラクターの頭の近くを物体が通過する際の衝撃、キャラクターがスピードを上げて進む際の車両の推進力など、ゲームの世界を一層リアルに感じられます。さらに、PS5に搭載したTempest 3Dオーディオ技術が加わることで、プレイヤー周囲の音を活き活きと再現。また、「視線トラッキング」機能によって、PlayStation VR2がプレイヤーの目の動きを検知し、特定の方向を見ただけで、ゲームキャラクターを操作できます。

 

PlayStation VR2の専用タイトルとして、「Horizon Call of the Mountain」も発表。Guerrilla(ゲリラ)とFirespriteの制作で、「PlayStation.Blog」では、ティザームービーも公開されています。

1日1本、年間365本以上プレイするゲーム漬けライターが紹介! 年末年始におすすめな2021年のゲーム5選+1選

2021年。今年も様々なゲームがリリースされました。

 

そこで今回は、ホラーゲーム作家/ゲームライターとして活動する田中一広が、2021年を代表するような作品や、ゲーム史の節目となるような作品6作をピックアップして、皆さんに紹介します。もちろん、紹介作はすべて自腹購入でプレイ済み。どの作品も、遊んで楽しい作品です。

 

シリーズの節目となる一作!『バイオハザード ヴィレッジ』(PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X/S/Xbox One/Steam)

 

『バイオハザード』シリーズのナンバリング最新作。本作で描かれているのは、前作『バイオハザード7』のその後。前作で救出した妻・ミアと平和な日常を送っていた主人公・イーサンでしたが、突如自宅が襲撃されてしまいます。その襲撃の首謀者は、なんとクリス・レッドフィールド……!

 

そう、シリーズを代表するヒーローであるとともに、前作でイーサンを救った人物。冒頭から脳裏に「どうして?」が浮かぶ本作の物語は、ほかにも様々な疑問を生みながら展開。しかし、あらゆる疑問は本作ラストですべて回収。イーサンの物語に区切りがつきます。

 

作品のテーマという観点からみると、バイオハザード7と本作は2つで1作といってもいい作品。なので、年末年始の休みを利用して一気にプレイするのがオススメ。「怖い」だけでなく、「勇気」や「希望」「感動」といった様々な感情が心に刻まれることでしょう。2021年を代表する一作であるとともに、ゾンビゲームの金字塔シリーズの節目となる一作です。

 

TYPE-MOONファン待望のリメイク! 『月姫 -A piece of blue glass moon-』(PlayStation 4/Nintendo Switch)

 

伝説のゲームと言われる『月姫』をリメイクしたノベルゲームです。『月姫』というタイトルに聞き覚えがない人も、『Fate(フェイト)』シリーズというタイトルは聞いたことがあるのでは? 伝奇ゲームのシリーズで、人気のスマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』も、このシリーズの一作です。

 

このシリーズを手がけているゲームブランドTYPE-MOONが、同人サークル時代にリリースしたノベルゲームが『月姫』。もちろん同人ゲームとしてリリースされたのですが、その人気によりアニメ化やコミカライズが実現。こうした経緯から、商業展開されたアニメやコミックには手軽に触れられるものの、本編であるゲームは同人版で手に入らない…という状況が続いていました。

 

だからこそリメイクが待ち望まれ続けており、今回の発売はまさにファンにとっての“悲願”といえるでしょう。

 

作品としてはFateシリーズと同様“伝奇もの”。設定にやや近い部分はあるのですが、世界観は別。「物の壊れやすい線」が見える特殊な力を持った主人公・遠野志貴が、吸血鬼の女性・アルクェイドと出会ったことから、異能を持つものたちの戦いへ巻き込まれていきます。

 

同人版『月姫』とリメイク版で基本的な設定は一緒ですが、グラフィック演出はもちろん、映像演出、文章表現まで大幅にグレードアップ。ただ残念な点として、リメイク版は前編・後編の2タイトルに分けての発売となりました。今回発売されたのは前編。同人版で5つあったルートのうち、2ルートが含まれています。ただ、それでも同人版5ルート分を凌ぐボリュームなので、プレイしていて物足りなさを覚えるということはないでしょう。

 

長い歴史を持つRPGシリーズの最新作! 『真・女神転生V』(Nintendo Switch)

 

コアな人気を誇るRPG『真・女神転生』シリーズのナンバリング最新作。真・女神転生シリーズは、『ペルソナ』シリーズを生み出した元祖・悪魔RPG。……なのですが、正直“人を選ぶ”世界観なので、派生作である『ペルソナ』シリーズの方が有名。なので、真・女神転生シリーズはプレイしたことがないという人も少なくないでしょう。

 

一体何が人を選ぶのか? というと、そのダークさ。悪魔によって神が殺され魔界となった東京を舞台に、悪魔を仲間=「仲魔」にしながら冒険の旅を繰り広げていきます。

 

仲魔にする方法はコミュニケーション。戦闘中に悪魔と会話を行い、時におだて、時におどし、時にはお金やアイテムを貢いで仲間になるよう説得します。そして、仲魔が一定数以上集まったら合体! 複数の悪魔の命をひとつに合体することで、より強力な悪魔を生み出します。必死で口説いた仲魔を次々合体の材料にしていくこの背徳感! モンスターを仲間にできるRPGは数あれど、ここまでダークなものはなかなかありません。そもそも、モンスターを仲間にするRPGの元祖が、真・女神転生のもととなったファミコン版『女神転生』。オリジナリティが高いのも納得。

 

ちなみに、コミュニケーションが重要なのは戦闘だけじゃありません。イベントの際の会話には選択肢が出現。このとき選んだ内容によって、世界のあるべき姿が変わってきます。崩壊しつつある世界でどう生きるのか? 世界をどう変えていくのが正しいのか? そもそも「正しい」とは何なのか? 重いと思う人もいるかもしれませんが、だからこそプレイし甲斐があるのも事実。年末年始の休みをディープに過ごすなら、うってつけな一作です。

 

レトロゲーム的文化とインディーゲーム文化を結ぶ一作! 『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズ(iOS/Android/Steam)

 

日本を代表するRPG『ファイナルファンタジー』シリーズ。そのI~VIまでをリメイクしたのが『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズです。2021年は『ファイナルファンタジーV』までの5作品がリリースされました。

 

『ファイナルファンタジー』(FF)は人気シリーズなので、これまでも度々リメイクされています。しかし、様々なハードでリメイクされてきたため、仕様が一貫しておらず、またプレイしようにも今では購入できないタイトルも。こうした状況に対し、一貫した仕様で6タイトル全てをリメイクしようというのが、ピクセルリマスターシリーズの趣旨。

 

そのポイントは、タイトルにも書かれた“ピクセルリマスター”。ピクセルと言うのは「ピクセルアート」、ファミコンやスーパーファミコン時代のいわゆる「ドット絵」を意味しています。筆者のようなファミコンキッズにとっては、「ドット絵」=「懐かしいレトロなビジュアル」という印象。ですが、近年はインディーゲームなどを中心に、「ピクセルアート」はアートスタイルのひとつとして定着してきています。こうした状況を踏まえ、ピクセルアートの技法でリメイクしたというのが、本作のポイント。

 

FFシリーズのI~VIは、まさにファミコン、スーパーファミコンでリリースされた作品。このため、ビジュアル的には非常に懐かしいテイスト。一方、「ピクセルアート」は昔のドット絵から技術的に進化しており、光の処理や粒子(パーティクル)の処理といった現代ならではのアート表現を使うことができます。この2つをミックスさせたピクセルリマスターシリーズは、古いのに新しい、レトロなのに現代風という独特な味わい。年末年始の休みに、I~Vまで一気にプレイするというのがオススメ。

 

未来への希望を感じさせる一作! 『FANTASIAN』(iOS)

 

レトロなのに現代風という意味で、『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズとコインの裏表のような関係にあるのが本作、『FANTASIAN』。月額制サブスクリプションサービスの「Apple Arcade」からリリースされたiOS専用RPG。このため、プレイしたことがないという人も多いでしょう。

 

本作を手がけたのは、FFシリーズの生みの親、ミストウォーカーの坂口博信氏。音楽もFFシリーズでおなじみ植松伸夫氏。FFを現代技術でよみがえらせたのが『ピクセルリマスター』なら、FFのクリエイターが現代技術で作った最新作が本作です。

 

そんな本作でまず目を引くのが、ビジュアル。本作のビジュアルからは、懐かしいのに新しい、独特な印象を受けるのではないでしょうか。これは、本作の背景素材がリアルなジオラマとして作られ、それを実写取り込みする形で作られているため。つまり本作は、3DCG全盛の現代において、特撮的な手法で作られているのです。“ピクセルリマスター”とは異なる意味で、懐かしさと新しさを感じさせてくれる本作もまた、クリエイターが見せてくれる新たな時代への期待を込めて、年末年始の休みにプレイする価値がある一作です。

 

ゲーム史に節目として残る一作! 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(Nintendo Switch)

 

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が発売されたのは2018年12月7日。このため、今年リリースされたゲームではありません。しかし間違いなく、今年を代表する一作! というのも、本作リリース後継続的に行われていたダウンロードキャラクターのリリースが、今年終了したからです。

 

『ペルソナ』のジョーカーに『鉄拳』のカズヤ、『マインクラフト』のスティーブなどなど、ゲーム業界の様々なタイトルからリリースされたダウンロードキャラクターたち。その大トリとなったのは、『キングタムハーツ』シリーズの主人公、ソラ。ユーザーからの参戦希望ナンバーワンキャラクターでありながら、もろもろの事情でリリースが難しいとされてきたキャラクターが最後にリリース。さらに、ソラは奇しくも本作のデベロッパー「ソラ」と同じ名前。これ以上ないくらい、最後を飾るに相応しい“ファイター”となりました。

 

ソラのリリースによって同作の登場キャラクターは80体以上。単純なキャラクター数だけ見ても大規模ですが、様々なゲームタイトルのコラボレーションということを考えると、確実にゲーム史に残るレベルの規模。節目という意味ではこれほどピッタリな作品はありません。まだプレイしていないという人はもちろん、以前はプレイしていたけど最近はプレイしなくなった……という人も、この2021年末、プレイするに相応しい一作です。

 

2022年はインディーゲームがさらなる盛り上がりを見せる……?

個々のゲームタイトル以外に目を向ければ、2021年は、集英社や講談社といった大手出版社が、インディーゲームクリエイターの支援プロジェクトを立ち上げたり、バンダイナムコスタジオがインディーゲームレーベルを立ち上げるなど、インディーゲーム分野で大きな動きを見せた年です。こうした動きは2022年以降、具体的なゲームタイトルとなって世に出てくるのは間違いありません。なので、2022年以降はインディーゲームがさらに盛り上がりを見せるでしょう。ゲームファンは要チェックです!

 

ちなみに筆者も個人でゲームを作るホラーゲーム作家なので、2022年に新作インディーゲームをリリース予定。微力ながら、ゲーム業界を盛り上げていきたいと思います!

インテリアに合わせてPS5をイメチェンできる「PS5用カバー」全5色発売決定! コントローラーも新色追加

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、日本国内で、PlayStation 5の外観をカスタマイズできる「PlayStation 5用カバー」「PlayStation 5 デジタル・エディション用カバー」と、DualSense ワイヤレスコントローラーの新カラーバリエーションを発売します。

 

PS5用カバーは、「ミッドナイト ブラック」「コズミック レッド」「ノヴァ ピンク」「ギャラクティック パープル」「スターライト ブルー」の、全5種のカラーバリエーション。ミッドナイト ブラックとコズミック レッドは税込価格6578円で2022年1月27日に発売。ノヴァ ピンク、ギャラクティック パープル、スターライト ブルーは2022年前半に発売予定です。

 

DualSense ワイヤレスコントローラーは、「ノヴァ ピンク」「ギャラクティック パープル」「スターライト ブルー」の3色が2022年1月14日に発売。税込価格は8228円です。

 

PS5用カバーのミッドナイト ブラックとコズミック レッド、DualSense ワイヤレスコントローラーの新色は、12月16日から順次予約を開始します。

 

今回発売されるPS5用カバーとDualSense ワイヤレスコントローラーは、「ギャラクシーコレクション」として鮮やかな星雲の色からインスピレーションを受けた5種類のカラーバリエーションで展開。DualSense ワイヤレスコントローラーで先行発売した「ミッドナイト ブラック」「コズミック レッド」の2色に加えて、爆ぜる星々の圧倒的なパワーを表現した「ノヴァ ピンク」、色鮮やかで洗練された「ギャラクティック パープル」と、宇宙を照らす星々の輝きにインスパイアされた「スターライト ブルー」の3色が登場しました。

 

PlayStation 5用カバーとPlayStation 5 デジタル・エディション用カバーは、PS5カバーを付け替えることができる新製品。PS5本体の上下カバーは簡単に取り外しが可能で、部屋のインテリアや、DualSense ワイヤレスコントローラーと合わせたカラーリングなど、好みに合わせた色のカバーに取り替えて本体のカスタマイズを楽しめます。

 

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現役東大生が出題する謎が解けるか? ひらめき力が試される、赤と青の行方とは

いよいよ冬の到来を感じる気候になりましたね! ついこのあいだまで綺麗だったキャンパスのイチョウも、そろそろ散ってしまいそうです。ここでちょっとひと息。謎解きで、こんがらがったアタマをスッキリさせましょう。

 

出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。そんなふたりがかける謎を、あなたは解ける!?

 

【問題】赤と青の行方(難易度★★★☆☆)

赤と青の四角を文字ですべて埋めると?

【ヒント】
ひらめき力が大切な問題です。黒いものがあるものを表し、赤と青の線がそれにまつわるものの様子を表しています。それが何か、考えましょう。この形から想像できるものといえば……あらゆる競技で用いられるアレです!

 

正解はこちら。この後の解説で、詳しく答え合わせをしていきましょう。

【答え】

けっかまち(結果待ち)

 

【解説】

黒い線で描かれたものはトーナメント表の一部を表し、赤と青の線はその参加者の様子を表していました。つまり、一番上までたどり着いている赤い線は「勝ち」、途中で止まってしまっている青い線は「負け」を表しています。よってこれらをひらがなで枠にはめ、点線の位置を考慮し下に当てはめると、答えは「けっかまち」となります。

 

いかがだったでしょうか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

【過去の謎解き】

第1回「丸が表すものは?」「数字とイラストが表すのは?」

第2回「<かむ・たべる>につながる単語は?」

第3回「大小の<音>と<牛>から導き出されるのは?」

第4回「額の中に入った鏡文字が意味するものは?」

第5回「3本の矢印が示すのは?」

第6回「黒い点が意味するものとは?」

第7回「数字をもつ妖怪」「懐かしのベン図が表すのは?」

 

【プロフィール】

Ergo Creation

東京大学・工学部に在学する松村広大さんと、早稲田大学・基幹理工学部に在学する松村はなさんの、現役大学生兄妹。二人とも謎解き歴は長く、中学生の頃から数多くの謎解きイベントに参加。現在は、東大謎解き制作集団「AnotherVision」に所属し、学業に勤しむ傍ら、テレビやその他メディアに謎解き問題を提供している。
はなさんは「フジテレビ 今夜はナゾトレ」のクイズ制作者としても活躍し、関連書籍『東大ナゾトレ』Vol.5に満を持して登場。Vol.6では最終問題を担当するなど、他大ながら精鋭として活動を盛り上げる。

 

現役東大生が出題する謎が解けるか? 懐かしの「ベン図」を使った謎に挑戦!

すっかり肌寒くなってしまいましたね! ここでちょっとひと息。謎解きで、こんがらがったアタマをスッキリさせましょう。

 

出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。そんなふたりがかける謎を、あなたは解ける!?

 

【第1問】妖怪〇〇び(難易度★★☆☆☆)

四角に同じ“数字”を入れると……?

【ヒント】
色々な数字を四角に当てはめて音読してみましょう!

 

正解は、この記事の最後にあります。

 

【第2問】ベン図って懐かしいですね(難易度★★★☆☆)

「?」に入る言葉はなんでしょう?

【ヒント】
色のついた円の上に書いてある言葉はそれぞれ「嘘」「餅」「世話」です。嘘と餅、餅と世話に共通して関係のある2文字の言葉を考えましょう。

 

以上2問の正解は、こちら。

 

第1問

【答え】
ろくろくび(ろくろ首)

【解説】
四角に「6」を当てはめて読んでみると、「ろくろくび」という妖怪の名前になりますね。

 

第2問

【答え】
つや(艶)

【解説】
円の上にある二文字の言葉に関連する言葉を連想してみましょう。「うそ」と「もち」に共通して使われる動詞は「つく」(嘘をつく、餅をつく)。「もち」と「せわ」に共通する動詞は「やく」です(餅を焼く、世話をやく)。以上より、数字に当てはまる文字を拾うと答えは「つや(艶)」になります。

 

いかがだったでしょうか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

【過去の謎解き】

第1回「丸が表すものは?」「数字とイラストが表すのは?」

第2回「<かむ・たべる>につながる単語は?」

第3回「大小の<音>と<牛>から導き出されるのは?」

第4回「額の中に入った鏡文字が意味するものは?」

第5回「3本の矢印が示すのは?」

第6回「黒い点が意味するものとは?」

 

【プロフィール】

Ergo Creation

東京大学・工学部に在学する松村広大さんと、早稲田大学・基幹理工学部に在学する松村はなさんの、現役大学生兄妹。二人とも謎解き歴は長く、中学生の頃から数多くの謎解きイベントに参加。現在は、東大謎解き制作集団「AnotherVision」に所属し、学業に勤しむ傍ら、テレビやその他メディアに謎解き問題を提供している。
はなさんは「フジテレビ 今夜はナゾトレ」のクイズ制作者としても活躍し、関連書籍『東大ナゾトレ』Vol.5に満を持して登場。Vol.6では最終問題を担当するなど、他大ながら精鋭として活動を盛り上げる。

 

「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」ラスト3ステージのノーミスクリアに挑戦!【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「Nintendo Switch Online + 追加パック」に加入して懐かしのメガドライブのゲームがプレイできる『セガ メガドライブfor Nintendo Switch Online』のなかからセレクト!

 

↑全11面。リングを50枚以上持ってポイントマーカーに触ると行けるスペシャルステージもある

 

セガ
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2

「Nintendo Switch Online + 追加パック」
12か月(365日間)4900円(個人プラン)~
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/expansionpack/

 

高速で駆け抜ける爽快感から全世界でヒットした前作をさらにパワーアップさせた横スクロールアクション第2弾。主人公ソニックの相棒テイルスが初登場。

 

成功報酬はウニ料理! 罰ゲームは早口言葉

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、海のハリネズミことウニを使った青森の郷土料理・いちご煮の缶詰です。

 

フジタ(以下フ) ウニなのにいちご!? 初めて聞きました。食べるのが楽しみですね。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、「赤・青・黄を付けたらどんなものでも激ムズの早口言葉になる説」を検証していただきます。

 

 要するに早口言葉ですか? まあ、僕といえば早口言葉なので、任せてください(笑)。

 

ラストの3面をノーミスでクリアせよ!

↑ソニックの後をついてくる相棒のテイルス。2Pがテイルスを操作する協力プレイも可能に。テイルスは何度でも復活できて初心者向けだ

 

 Switch Onlineの追加パックにメガドライブが加わったのを記念して、今回は「ソニック2」です。

 

 初代「ソニック」が死ぬほど難しかったので、それに比べてマイルドになった印象がありました。ただ、ラスボスはノーダメージで倒さなければならないので、慣れてない人だとキツいかな。

 

 ズバリ「ソニック2」の魅力は何でしょう?

 

 初代もそうですけど、やっぱりスピードですね。スピード感だけだったら「カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄」も十分なんですけど(笑)、ちゃんとゲームバランスが整ったうえでの気持ちいいスピード感が「ソニック2」の特徴です。無敵のスーパーソニックになれるシステムも入って、カオスエメラルドを取る意味も上がったのでやり込みがいもあります。

 

↑9面は強制スクロールする空中面。機械好きなテイルスが操作する飛行機を足場に進む。リングを1つでも取ると1回敵に当たっても大丈夫

 

 今回はラスト3面をノーミスクリアしていただきます。

 

 鬼門はラスボスのエッグマン。ゆっくりやれば安全なんですよ。でも、僕は敢えて待たずに攻めます! 最初、歩いてくるところも狙っていく。エッグマンは両手の爪や足のつま先に当たっても死にます。そのあたりを知り尽くした動きをして倒せればと思います。

 

 では、お願いします。

 

↑空中の戦艦内を進む10面。ソニックの攻撃手段はジャンプ中の回転アタック。「2」では「スーパースピンダッシュ」が追加された

 

——それでは、9面「スカイチェイス」からスタートです。ここは空を進む強制スクロールの面ですね。どう動いてもテイルスの飛行機がついてきてくれるので、変なダッシュとかしなければ、基本的には落ちないと考えて大丈夫です。

↑最終11面ではドクター・エッグマンが搭乗する「デスエッグロボ」と対決。突き出た手の爪に触るだけで即死。前面からの攻撃は至難の業!?

 

【9面はスイスイと調子よく進んでいったフジタ。鬼門のラスボス戦はいかに? 続きは動画で!!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

【関連記事】
ゲーム芸人フジタの挑戦
ゲーム芸人フジタの挑戦(YouTube)

 

(c) SEGA

これは打てない…。プロスピA・藤川球児の能力「火の玉ストレート」がチート級と話題に

リアルな演出と操作感で人気を博している野球ゲーム『プロ野球スピリッツA』。ゲーム系YouTuberはもちろん、現役のメジャーリーグ(MLB)プレーヤー、ダルビッシュ有や前田健太などもハマり、自身のYouTubeに動画をアップするなど、プロ野球選手もガチで夢中になっている。

 

 

ゲーム内では、いわゆる「ガチャ」で選手を獲得するシステムになっている。基本的にはシーズンの成績に基づいた数値が算出され選手の能力になるが、近年では様々なコラボや企画も行われている。

 

先日は、ダルビッシュが選ぶ球団OBのキャリアハイ成績の選手が当たる「ダルビッシュセレクション」が開催され、自身も2008年当時の成績を再現する形で登場し、大きな話題となった。

 

 

また、「ダルビッシュセレクション」開催からほどなくして発表された2021年のOB第二弾ガチャ。この目玉として登場したのが、2006年に79回を投げ防御率0.68の圧倒的な数字を残した阪神の藤川球児だ。

 

実はこの藤川、これまでプロスピAにはなかった“とある球種”を持っているキャラなのだ。その球種が「火の玉ストレート」。衝撃的な球威で「わかっていても打てない」と言われていたストレートが、ゲーム内ではなんと球が浮き上がるホップするストレートとして実装されたのだ。

 

 

藤川自身もYouTubeチャンネルで、自らのキャラを使って人気プロスピYouTuberと対戦。動画内では「打てない……」「チート……」と、強豪ゲーマーたちも「火の玉ストレート」に圧倒された。

 

 

今後もOB選手やタイトルホルダーのガチャなど、様々なイベントが予定されているプロスピA。野球好きの人はぜひとも一度プレーしてみてはいかがだろうか?

バイオ、モンハン、ストV……カプコンの人気タイトルDL版がおトクな「CAPCOM BLACK FRIDAY SALE」開催中!

カプコンは、「PlayStation Store」「ニンテンドーeショップ」「Microsoft Store」にて、対象タイトルのダウンロード版が最大71%オフで購入できる「CAPCOM BLACK FRIDAY SALE」を、期間限定で開催しています。

 

「バイオハザード ヴィレッジ」の50%オフをはじめ、超大型拡張コンテンツ「モンスターハンターワールド:アイスボーン」や、「ストリートファイターV」とそのダウンロードコンテンツ「シーズン 5 キャラクターパス」「チャンピオンエディション アップグレードキット」、「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」、「ロックマン」シリーズ各種など、人気タイトルを中心としたラインナップがセール対象です。

 

セール期間は、PlayStation Storeとニンテンドーeショップが11月29日23時59分、Microsoft Storeが12月3日18時59分まで。

 

以下、セール対象タイトルの一部を紹介します(価格は税込)。※ダウンロードコンテンツの利用には、別売りのゲーム本編が必要です。

 

PS5/PS4「バイオハザード ヴィレッジ」(ゲーム本編)

↑50%オフ(セール割引後価格:3995円)

 

PS4「バイオハザード RE:2」(ゲーム本編)

↑50%オフ(セール割引後価格:1995円)

 

PS4「バイオハザード RE:3」(ゲーム本編)

↑62%オフ(セール割引後価格:2964円)

 

PS4「バイオハザード7 レジデント イービル」(ゲーム本編)

↑68%オフ(セール割引後価格:974円)

 

PS4「モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション」(ゲーム本編)

↑25%オフ(セール割引後価格:2992円)

 

PS4「ストリートファイターV チャンピオンエディション」(ゲーム本編)

↑35%オフ(セール割引後価格:2593円)

 

PS4「ストリートファイターV シーズン 5 キャラクターパス」(ダウンロードコンテンツ)

↑25%オフ(セール割引後価格:1875円)

 

Nintendo Switch「ロックマンX アニバーサリー コレクション」(ゲーム本編)

↑55%オフ(セール割引後価格:1490円)

 

Nintendo Switch「ロックマン11 運命の歯車!!」(ゲーム本編)

↑70%オフ(セール割引後価格:1490円)

 

Nintendo Switch『ロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクション』(ゲーム本編)

↑50%オフ(セール割引後価格:1990円)

 

Xbox Series X「デビル メイ クライ 5 スペシャルエディション」(ゲーム本編)

↑25%オフ(セール割引後価格:3742円)

 

Xbox One「デビル メイ クライ 5 プレイヤーバージルパック」(ゲーム本編)

↑30%オフ(セール割引後価格:2793円)

 

Xbox One「Capcom Arcade Stadium Packs 1, 2, 3セット」(ダウンロードコンテンツ)

↑25%オフ(セール割引後価格:3000円)

 

Xbox One「Capcom Arcade Stadium Pack 1:すべてはここからはじまった!」(ダウンロードコンテンツ)

↑25%オフ(セール割引後価格:1125円)

 

Xbox One「Capcom Arcade Stadium Pack 2:アーケード絶頂期!」(ダウンロードコンテンツ)

↑25%オフ(セール割引後価格:1125円)

 

Xbox One「Capcom Arcade Stadium Pack 3:アーケードはさらなるステージへ!」(ダウンロードコンテンツ)

↑25%オフ(セール割引後価格:1125円)

 

Xbox One「ドラゴンズドグマ:ダークアリズン」(ゲーム本編)

↑70%オフ(セール割引後価格:1198円)

 

(c)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

早めのクリスマスプレゼントにいかが? 50%オフもあるトイザらスのブラックフライデー25日まで開催

トイザらスは、11月19日から11月25日までの期間、全国の実店舗およびオンラインストアにて、30%オフ以上の割引価格でおもちゃなどのアイテムを購入できるブラックフライデーを開催します。オンライン限定のアイテムもあるので、クリスマスに向けてこっそりお得にプレゼントを入手してはいかがですか?

※価格は全て税込です。

 

セール対象商品一例

マイ ファンタジーランド おしゃれにキラキラメイクアップドレッサー

セール価格:1497円(50%オフ)

通常価格:2999円

 

レゴ スピードチャンピオン 76902 マクラーレン Elva

セール価格:1397円(50%オフ)

通常価格:2799円

 

スキルアップ タブレットパソコン Spica note

セール価格:1万1397円(40%オフ)

通常価格:1万8999円

 

トイザらス限定 EVO トレーニングバイク パステルブルー

セール価格:2497円(50%オフ)

通常価格:4999円

 

PS5/PS4のタイトルが最大80%オフ! 「PS Store」でブラックフライデーセール開催中……最新人気作も対象

PlayStation Storeでは、11月29日まで、期間限定の割引キャンペーン「BLACK FRIDAY」セールを開催しています。同セールでは、PlayStation 5とPlayStation 4の対象タイトルが最大80%オフで購入可能です。

 

 

以下のタイトル(一部)が、セール対象となっています。

 

「Back 4 Blood」(30%オフ)

↑セール割引後価格 :6006円(税込)

 

「Tales of ARISE」(30%オフ)

↑セール割引後価格:6144円(税込)

 

「バイオハザード ヴィレッジ」(50%オフ)

↑セール割引後価格:3995円(税込)

 

「ファークライ6」(30%オフ)

↑セール割引後価格:6468円(税込)

 

また、同セール期間中は、PS Storeでは「PlayStation Plus 12ヶ月利用権」と「PlayStation Now 1ヶ月利用権」を33%オフで購入できます。

 

さらに、「プレイステーション プラスカード」取り扱い店舗(オンラインショップ含む)で販売している「プレイステーション プラスカード:12ヶ月利用権」(税込5143円)を購入し、12桁のコード番号を11月29日までにPS Storeから入力すると、4か月分が自動的に追加され、16か月間継続して利用できます。

「ゼルダの伝説」ラストダンジョンLEVEL9のハート8個のみクリアに挑戦!【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタが、アラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は「Nintendo Switch Online」に加入して懐かしのファミコンゲームが遊べる「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」のなかからセレクト。クリアなるか?

 

↑全9ダンジョン。クリアするか、名前を「ZELDA」と入力することで高難度の「裏ゼルダ」が遊べる

 

任天堂
ゼルダの伝説

「Nintendo Switch Online」1か月(30日間)306円~
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/onlineservice/

 

ディスクシステムのローンチ。少年剣士リンクとなってハイラルを探索し、トライフォースを集めるアクションアドベンチャー。大魔王ガノン打倒を目指す。

 

成功報酬はリンツのチョコ、罰ゲームは「♪ごまだれ」

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、主人公のリンクにちなんでリンク、リンク、リンツ……。人気チョコレートブランド・リンツのチョコセットです。

 

フジタ(以下フ) これ、ハロウィンのセットですね! 僕も「ストII」のバルログのコスプレでもしようかな(笑)。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、宝箱を開けるときの効果音「♪ごまだれ~」をフジタ流に変えていただきます。

 

 「♪ごまだれ~」で定着してますよね。難しいなぁ。

 

ラストダンジョンをハートを回復せずクリアせよ!

↑ハイラル各地を巡り8つに分けられた知恵のトライフォースを集めると、奥へ進めるラストダンジョン「レベル9」。手強い敵が待ち受ける

 

 ゲーム&ウオッチ発売を記念して、今回はコーナー2度目となる「ゼルダの伝説」です。

 

 「ゼルダ」は発売日当日に買いました。ディスクカードが入ったケースの開け方がわからなくて、遊ぶまでに時間がかかった思い出があります(笑)。

 

 「ゼルダ」の魅力というと何ですか?

 

 まずは音楽! すべての要素のクオリティが高いのですが、なかでも一番強いのは音楽かなと。あとは謎解きソフトとしても群を抜いていましたね。

 

↑ゼルダ姫を救うため戦い続けるリンク。ダンジョン内にはリンクを手助けしてくれるキャラも存在する。メッセージにも味があった

 

 ズバリ、今回の鬼門と見どころを教えて下さい。

 

 ダメージはハート8個までOK、回復禁止という縛りはかなりキツいです。赤い指輪を取る直前にいる敵のウィズローブの攻撃を受けるとハートが一気に減るので要注意。見どころとしてはそのウィズローブのかわし方と、極力アイテムチェンジをしないプレイかな。僕、人のプレイを見ているときにアイテム切り替えで画面が上下に動くのがすごくイヤなんですよ(笑)。だから本来は、魔法を撃てるマジカルロッドとか使うとラクだと思うんですけど、アイテムを切り替えずにバクダンを持ちっぱなしで行きます!

 

 では、お願いします。

 

↑もうひとつの鬼門、ラスボス手前の部屋。隠し階段を出して銀の矢を取る必要があるが、大量の魔法使い・ウィズローブが妨害してくる

 

——それではレベル9の迷宮よりスタートです。この部屋はトライフォースを持っていないと通れない部屋ですね。敵が回復アイテムを結構落とすんですが、取りません! でも、不可抗力で取っちゃったら仕方がないということで(笑)。で、バクダンで道を開いていきます。

↑ラスボスの大魔王ガノン。最初は姿を隠して弾を撃ってくる。うまく攻撃を当て続けて色が変わったら、銀の矢を撃ち込めばクリアだ

 

【一部屋一部屋に謎が仕掛けられたダンジョン。はたして回復なしでどこまで進めるか? 続きは動画で!!】


撮影:高原マサキ(TK.c)

 

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ゲーム芸人フジタの挑戦
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(c) Nintendo

殺伐としたバトロワで信頼できるフレンドとアストロゲーミング「ASTRO A40 TR」の話【愛用品コラム91】

本連載ではGetNavi web編集長・山田佑樹が日々の生活で愛用している品々を紹介していきます。

 

【#愛用品 91:アストロゲーミング「ASTRO A40 TR」】

●起

「あー、あー、聞こえます?」

まるで別の星から救難信号を発信しているようにボイスチャットに入ってくるゲーム友達がいる。名前をハンゾーという。

「…こえるよ。…っけー」

こっちは僕。使っているアストロゲーミング「ASTRO A40 TR」は、個人的には最高の音質だと思っているのだが、ゲーム友達に言わせると、マイク音の文頭が途切れるらしい。お互い宇宙空間を彷徨いすぎてしまったようなチャットが毎度繰り広げられる。

 

●承

「宇宙」を引き合いに出したが、そこまで誇張ではない。チーム戦でランダムで一緒になる野良メンバーは、ヤバい奴がいる。暴言を吐くやつ、超個人プレイをするやつ、雑音が酷いやつ。宇宙人かっていうぐらい、コミュニケーションが取れないことは普通だ。ハンゾーとは野良で知り合ったが、野良で言語が通じて、意思疎通ができて、信頼ができて、そして友達になれるっていうのは、宇宙空間で誰かと出会うぐらい稀有な気がしている。

 

●転

ゲームプレイするときに大切なのは信頼だ。上で挙げたように人への信頼はもちろんだが、デバイスへの信頼もまた。A40は、アンプの「MIXAMP PRO TR」と併せてFortniteで長く使っているデバイスであり、信頼が裏切られたことはない。足音やグライダー音、銃声などの方向や距離感が掴めるのはもちろん、個人的に気に入ってるのは、音量をさして上げなくても、これらの音が認識できること。音量が小さくても音が溶けないから、耳への負担が少ない。本体がやや重いというレビューもあるが、あまり気になったことはない。

 

●結

挨拶が済むとハンゾーは最小限しか喋らない。たまに、教習所の話をしてくれる。たまに、心霊スポット巡りをしている話をしてくれる。ごくたまに、今狙っている女の子の話をしてくれる。自分の年齢が今の半分だったころの話題だ。アストロゲーミングのアストロとは「星」「天体」の意味だが、宇宙空間を超えるだけでなく、時空を超えた感覚を味わいながら今日もキャリーしてもらっている。

 

GetNavi web編集長・山田佑樹の「愛用品コラム」はInstagramでも展開中。週3回公開しています。

現役東大生が出題する謎解きに挑戦! 黒い点が意味するものとは?

だんだんと涼しくなって、銀杏の実が路上に落ち始める季節になりました。ここでちょっとひと息。謎解きで、こんがらがったアタマをスッキリさせましょう。

 

出題するのは、東大生の兄と、早稲田大学に通うリケジョの妹で構成されたユニット「Ergo Creation(エルゴクリエイション)」。そんなふたりがかける謎を、あなたは解ける!?

 

【過去の謎解き】

第1回「丸が表すものは?」「数字とイラストが表すのは?」

第2回「<かむ・たべる>につながる単語は?」

第3回「大小の<音>と<牛>から導き出されるのは?」

第4回「額の中に入った鏡文字が意味するものは?」

第5回「3本の矢印が示すのは?」

 

【問題】黒い点(難易度★★☆☆☆)

「?」が表す言葉をお答えください。

【ヒント】
二つの黒い点は、かな三文字の何かを表していますが、周りの模様との位置関係によって表すものが違うようです。ちなみに黒い点と模様は、人間の体の一部を表しています。

 

正解はこちら。この後の解説で、詳しく答え合わせをしていきましょう。

【答え】

ほそめ(細目)

 

【解説】

二つの黒い点はそれぞれかな三文字のものを表していますが、そのうち二文字は共通しているようです。二つある楕円のような模様は“人間の目の形”を表しています。よって黒い点は位置によって意味が変わり、上は「ほくろ」、下は「黒目」を表しています。そして「くろ」という二文字が共通していることもわかります。①②の文字を拾って並べると「ほそめ」になります。

 

シンプルな図形から目の形を連想し答えを導くことはできましたか? 謎が解けた! という方は、ぜひSNSなどで記事を拡散して自慢してくださいね!

 

【プロフィール】

Ergo Creation

東京大学・工学部に在学する松村広大さんと、早稲田大学・基幹理工学部に在学する松村はなさんの、現役大学生兄妹。二人とも謎解き歴は長く、中学生の頃から数多くの謎解きイベントに参加。現在は、東大謎解き制作集団「AnotherVision」に所属し、学業に勤しむ傍ら、テレビやその他メディアに謎解き問題を提供している。
はなさんは「フジテレビ 今夜はナゾトレ」のクイズ制作者としても活躍し、関連書籍『東大ナゾトレ』Vol.5に満を持して登場。Vol.6では最終問題を担当するなど、他大ながら精鋭として活動を盛り上げる。

 

誰でも数分で小説が書ける!? 「note」監修のカードゲームが世界一気軽に応募できる小説コンテストを開催

メディアプラットフォーム「note」と、ショートショート作家の田丸雅智さんが監修したカードゲーム。

 

いまから3分で小説を一本書けと言われたらあなたはできますか?

 

「いやいや、そんなの無理だよ」という声が聞こえてきそうですが、カードゲーム「ショートショートnote」があれば、誰でも遊びながら書けてしまうんです。今年6月に株式会社パートナーズから発売された「ショートショートnote」は、メディアプラットフォーム「note」と、ショートショート作家の田丸雅智さんが監修したカードゲーム。

 

「バナナ」「しゃべる」「道に落ちていた」などのワードが書かれたお題カードを引き、書かれた言葉を組み合わせてできた言葉(「しゃべるバナナ」など)をタイトルにした物語を作るゲームです。作品ができあがったら参加者同士で読みあって、他のプレーヤーから「スキ」と言われた人が勝ち。執筆方法は手書き、PC、スマホなど書きやすい方法でOKです。

 

執筆の手助けをしてくれるヒントカード

……と、ここまで読んで「タイトルを与えられただけじゃ書ける気がしない」と半信半疑の方もいるでしょう。

 

でも大丈夫。どんなストーリーにすれば良いかアドバイスをしてくれる「ヒントカード」が用意されていて、創作の後押しもしてくれるのです。

 

ちなみに、本ゲームの開発者であるおもちゃクリエーターの高橋晋平さんによると、「これが意外と誰にでも書けてしまうんですよ」とのこと。高橋さんはこれまで100人以上の方とこのゲームをプレーされたそうですが、書けなかった人はいなかったそうです。

 

創作時間は親が引いた制限時間カードで決まるのですが、いずれにしろ3分や5分など、与えられる時間は数分です。

「そんな短時間じゃ、やっぱり無理!」と思われるかもしれませんが、裏を返せば“短時間だから、大作ができなくても問題ない”ということ。つまり、執筆活動に気軽にチャレンジできる機会を与えてくれるゲームなのです。

 

410文字に想いを詰め込もう! ショートショートnote杯が開催決定

 

そしていま「ショートショートnote杯」と題して、このゲームが主催する小説コンテストが開催されています。応募のルールは、ゲームのカードに書かれている言葉を組み合わせて作られた以下の10種類の言葉、もしくはゲームに収録されているお題カードから自由に2枚選んで作った言葉を題名にした作品であること。

 

1.『しゃべるピアノ』
2.『1億円の低カロリー』
3.『株式会社リストラ』
4.『アナログバイリンガル』
5.『違法の冷蔵庫』
6.『数学ギョウザ』
7.『コロコロ変わる名探偵』
8.『空飛ぶストレート』
9.『金持ちジュリエット』
10.『君に贈る火星の』
11.その他、カードゲーム「ショートショートnote」に収録されているお題カード200枚から、自由な2枚を組み合わせて作った題名

 

気になる作品の文字数は「ショート(410)」の語呂に合わせて410字以内。410字というとTwitterの投稿3本分以下。これなら書ける気がしませんか?

 

応募方法はメディアプラットフォーム「note」に自分で作った作品を投稿するだけ。記事のタイトルを作品の題名にし、ハッシュタグ「#ショートショートnote杯」と付ければ応募完了です。

 

締め切りは11月14日(日)23時59分まで。コンテストなのでもちろん賞と副賞も用意されています。

◆審査員

田丸雅智さん(審査員長・ショートショート作家)
http://masatomotamaru.com/

せきしろさん(特別審査員・作家)
https://twitter.com/sekishiro

高橋晋平さん(おもちゃクリエーター・ショートショートnote 開発者)
https://twitter.com/simpeiidea

大澤 孝さん(株式会社パートナーズ・Ideastation代表)
https://twitter.com/idea_soken

◆最高賞

大賞(副賞:トロフィー、関係者が作品を個人のSNSなど各所にて紹介)

◆審査員特別賞

・田丸雅智賞(田丸雅智選 副賞:小トロフィー、田丸雅智からのプレゼント)
・せきしろ賞(せきしろ選 副賞:小トロフィー、せきしろからのプレゼント)
・高橋晋平賞(高橋晋平選 副賞:小トロフィー、高橋晋平からのプレゼント)
・Ideastation賞(大澤孝選 副賞:小トロフィー、株式会社パートナーズからのプレゼント)

◆佳作

・笑えるで賞(特に笑える作品に与えられる賞)
・斬新で賞(特に新しさを感じる作品に与えられる賞)
・ゾッとするで賞(特に背筋がゾクっとするような怖さがある作品に与えられる賞)
・心に響くで賞(特に感動したり、胸を打たれたり、優しい気持ちになれたりする作品に与えられる賞)
・天才!? で賞(よくわからないけどなんだかすごい作品に与えられる賞)

 

また、上記に加え「協賛メディア特別賞」も用意されていて、私たちGetNavi webもGetNavi web賞として参加しています。GetNavi web賞の選出基準は、「テクノロジー」や「未来」を感じる作品。編集長が応募作品に目をとおし、受賞作を決定します。こんなに気軽に応募できる小説コンテストはめったにないので、この機会に挑戦してみてはいかがでしょう。もしかしたら眠っていた文才が目を覚ますかも…! 熱い作品お待ちしています!

その他、コンテストの詳細は下記URLをチェック

https://note.com/simpeiidea/n/n494a3af60f97