NEOGEO miniの「携帯ゲーム機」、「据え置きゲーム機」としての真価を堪能してみた

「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」のヒットを皮切りに、最近はレトロゲームが大人気。’90年代の格闘ゲームブームを舞台にした、押切蓮介先生原作のラブコメディーアニメ「ハイスコアガール」も絶賛放映中です。そんななかレトロゲームマニアが泣いて喜ぶ手のひらサイズのゲーム機「NEOGEO mini」が7月24日についに発売されました。

 

↑「NEOGEO mini」(1万2420円)。ゲームパッド、モバイルバッテリー、イヤフォンはもちろん別売り

 

すでに公開済みの製品レビューはこちら。

 

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“ミニ版懐かしゲーム機”ブームの中で「NEOGEO mini」が持つ意味。ミニファミコン、ミニスーファミとはここが違う!

 

本記事ではモバイルバッテリーで屋外プレイ、プロジェクターに接続して大画面プレイなどの応用的な遊び方を試してみましょう!

 

モバイルバッテリーで「NEOGEO mini」を屋外プレイ

「NEOGEO mini」は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」と異なり3.5インチ液晶ディスプレイを搭載していますが、残念ながらバッテリーは内蔵されていません。そのため動作させるためには、USB出力ACアダプターまたはモバイルバッテリーが必要となります。

 

↑背面には給電用のUSB Type-C端子が用意。ACアダプターは付属されていないが、給電用の電源ケーブル(2m)は同梱されている

 

使用できるUSB出力ACアダプター、モバイルバッテリーは5V/1.0A以上に対応している製品。よほど古いACアダプターでなければ条件を満たすはずですが、念のため接続する前にスペックを確認しておきましょう。

 

↑古いACアダプターのなかには、5V/500mA、5V/750mAという製品もある

 

今回屋外でプレイするために筆者が用意したモバイルバッテリーは「cheero Power Plus 3 Premium 20100mAh」。出力5V/4.4A(合計)、3A(最大)と余裕で条件をクリアーしていますし、なによりカラーがホワイトで、なおかつフットプリントが広くて、いい感じに「NEOGEO mini」を乗せられます。

 

ただこのモバイルバッテリーは生産が終了しており、Amazonなどでもプレミア価格がついて売られています。またcheeroによれば再版の予定はないとのこと。

 

「NEOGEO mini」に合わせてモバイルバッテリーを購入するのなら、cheeroの最新モバイルバッテリー「cheero Power Deluxe 20100mAh」などをご検討ください。奥行きが長いほうで合わせれば、それなりに安定します。

 

↑「cheero Power Plus 3 Premium 20100mAh」、実売価格は5480円

 

↑「NEOGEO mini」の底面積は108×135mm、「cheero Power Plus 3 Premium 20100mAh」の底面積は101×117mm。ちょっと奥行きが足りないけれども、安定して重ねられる。なお接続する電源ケーブルは短めがオススメ

 

↑Cheeroの新モデル「cheero Power Deluxe 20100mAh」と組み合わせるとこんな感じ。幅が足りないですが、ゴム足はぎりぎり接地した。ズレるのが気になったら、バッテリー側にゴムシートなどを貼っておくといい

 

屋外で「NEOGEO mini」をプレイした感想ですが、日陰なら意外に画面はしっかり見えますね。画面サイズは3.5インチと小さいですが、視認性はスマホと大きく変わりません。「NEOGEO mini」自体がそれなりに大きいので公共の場でのプレイはちょっと恥ずかしいですが、携帯ゲーム機としてつねに持ち歩きたくなります。

 

なお「NEOGEO mini」もモバイルバッテリーも直射日光下で長時間利用しないようにと説明書で警告されています。屋外では必ず日陰でプレイしましょう。

 

↑屋外でも日陰であれば一定の視認性が確保されます。なお液晶ディスプレイに直射日光を当て続けることは避けましょう

 

↑「NEOGEO mini」の底面にはゴム足があるので、モバイルバッテリーを重ねても、意外と滑らずに安定して持てる。でもできれば確実に固定できる専用品がほしいところ

 

↑専用ケースが付属した「NEOGEO mini & アートリュックサックセット」を買いそびれた筆者は、100円ショップのSeriaで「トート型キルト風バッグ」を購入。このバッグのサイズは190×200×100mm。NEOGEO miniを入れるのにちょうどいいサイズ

 

「NEOGEO mini」をプロジェクターに接続して大画面プレイ

モバイルバッテリーを接続すれば屋外でも遊べる「NEOGEO mini」ですが、リビングのテレビなどに接続して大画面で楽しむことも可能。せっかく家でじっくりプレイするので、今回はプロジェクターと組み合わせることにしました。使用したのは下記の機材です。

 

↑Android搭載モバイルプロジェクター「Anker Nebura Capsule」。実売価格は3万6790円

 

↑HDMIケーブル(miniHDMI to HDMI)

 

↑専用ゲームパッド「NEOGEO mini PAD (白)」、実売価格は3000円

 

↑84インチスクリーン「サンワダイレクト プロジェクタースクリーン 84インチ 三脚式 自立式 100-PRS004」、実売価格は1万5800円

 

設置には苦労しましたが、その体験は控えめに言ってもサイコーです。実は「NEOGEO」は学生時代の友人が買っており、夜な夜な集まって朝まで対戦プレイしていた懐かしのゲーム機なのですが、大画面で愛してやまない「真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変」をプレイしていると、そのときの思い出がありありと蘇ってきます。音信不通の友人たちを呼び出して、対戦格闘ゲーム大会を開催したいぐらいの勢いです。

 

↑「NEOGEO mini」本体のコントローラーもまあまあ使いやすいが、操作性は「NEOGEO mini PAD」のほうが断然上。友人との対戦格闘ゲーム大会を開催する前に、まずは品不足の専用コントローラーをもうひとつ入手しなければ…

 

アラが見えやすい大画面でNEOGEOをプレイしていても、いまだ「100メガショック」を味わえるのは、思い出補正を備えた’90年代ゲーマーならではの特権かもしれませんね。

 

「買わない理由はありません!」と締めくくりたいところですが、現時点でAmazonは予約不能、公式オンラインショップもほぼ完売です。一刻も早く品不足が解消されることを期待したいところです。

“ミニ版懐かしゲーム機”ブームの中で「NEOGEO mini」が持つ意味。ミニファミコン、ミニスーファミとはここが違う!

懐かしのゲーセン筐体がミニサイズになって自宅で遊べる……! SNKの「ネオジオ」を手のひら大にしたゲーム機「NEOGEO mini」(ネオジオ ミニ)が2018年7月24日に発売され、レトロゲームファンを中心に話題を集めています。

 

↑「NEOGEO mini」本体とパッケージ

 

SNKのブランド40周年記念商品である「NEOGEO mini」。本体には対戦型格闘ゲームを中心とした往年の名作40本があらかじめ内蔵されています。さらに、ジョイスティック型コントローラーに加え、3.5インチ液晶ディスプレイ、ステレオスピーカーの一体型となっており、テレビモニターがなくても単体で遊べるのが大きな特徴です。実売価格は税別1万2420円。

 

「ネオジオ」は、ゲームセンターで稼働するアーケードゲームをほぼ遜色ない内容で家庭でも楽しめるようにしたゲームプラットフォーム。ざっくり言うと、ゲーセン用・家庭用の両方が存在していました。「NEOGEO mini」本体は、家庭用「ネオジオ」ではなく、ゲーセンの業務用「ネオジオ」筐体(MVSと呼ばれる)をミニチュアで再現しているのが大きなポイントです。

 

今回はそんな「NEOGEO mini」実機で遊んでみた所感を、皆さんもよくご存知の“ミニファミコン&ミニスーファミ”との対比とともにお伝えします。

 

ファーストインプレッション:本体ディスプレイもいいけど、ぜひテレビにつないで遊びたい

「NEOGEO mini」は、本体付属のUSBケーブルで電源に接続すればすぐに遊ぶことができます。パソコンやテレビなどUSB給電できる機器があれば、他には何もいりません。モバイルバッテリーがあれば外出先でも遊べます! これだけ携帯ゲーム機としての素質があると、持ち歩き用のケースが欲しくなりますね。

 

↑付属のUSBケーブル。本体側の接続端子はUSB Type-Cタイプを採用

 

本体一体型のコントローラーは、アーケードのジョイスティックをミニサイズで再現。こちらは、大人が両手で操作するにはやや窮屈な大きさであることは否めません。ただし、この見た目のわりに操作感は決して悪くなく、ミニ筐体の飾りとしてだけではない精度の高さも感じさせてくれます。

 

↑レバーは上からかぶせるように握るか、ワイングラスを持つように下から握るかなどで好みが分かれますが、このサイズだと後者はちょっと厳しいかも

 

↑コントローラーについては、両手で握りやすい別売りのゲームパッド(「NEOGEO mini PAD」ブラック/ホワイト)も同時発売。本体に接続することで2人での対戦プレイも楽しめるようになります(ただし残念ながら今回は予約分完売につき入手できず……)

本体のディスプレイについても、3.5インチと小さめなわりに見やすくできており、90年代のゲームを遊ぶには違和感の少ないサイズと解像感。音についても、大迫力というわけにはいかないまでも必要十分な品質で楽しめます。

 

 

↑起動中のゲーム画面(こちらは「ザ・キング・オブ・ファイターズ ’96」のもの)

 

↑音量は、本体のメニュー画面操作により4段階~無音で調節できるほか、本体背面に音声出力端子もついておりヘッドホンが使用可能

 

その上で、画面は外部出力(HDMI)端子からテレビモニターに映すことが可能。本体だけでも遊べるとはいえ、テレビの大画面に映したときの快適さ(=本来のゲームセンターにより近い臨場感)はまったく別物です。「NEOGEO mini」を手に入れたら、本体だけで遊んで「もういいや」となってしまわないうちに、テレビにつないでプレイすることをぜひともおすすめします。

 

↑映像をテレビに出力しているときは、本体にはネオジオのロゴが表示されるしくみ

 

なお、画面を出力するためのケーブルは別売り。出力端子はミニHDMIタイプで、一般的なHDMIケーブルだと挿さらないので注意が必要です。片側がミニHDMI端子になっているケーブル、もしくはミニHDMI変換コネクタを用意しましょう。「NEOGEO mini」を手元に置いて操作することを考えると、ケーブルは2m以上の長めのものがおすすめです。

 

 

↑本体背面は右からUSB(Type-Cコネクタ)、音声出力(ステレオミニプラグ)、映像・音声出力(ミニHDMI端子)と並んでいます。本体の両サイドにあるのは「NEOGEO mini PAD」接続端子

 

↑エレコム HDMI-miniHDMIケーブル(2.0m)DH-HD14SSM20BK 実勢価格:2131円

 

主役の格ゲー以外も面白タイトルあり!

 

「NEOGEO mini」に収録されているゲームタイトルは以下の40本です。

 

1.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’94

2.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’95

3.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’96

4.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’97

5.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’98

6.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’99

7.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2000

8.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2001

9.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2002

10.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2003

11.真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変

12.サムライスピリッツ 天草降臨

13.サムライスピリッツ零SPECIAL

14.餓狼伝説SPECIAL

15.リアルバウト餓狼伝説

16.リアルバウト餓狼伝説2 THE NEWCOMERS

17.餓狼 MARK OF THE WOLVES

18.ワールドヒーローズパーフェクト

19.風雲スーパータッグバトル

20.龍虎の拳

21.幕末浪漫 月華の剣士

22.幕末浪漫第二幕 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~

23.NINJA MASTER’S~覇王忍法帖~

24.痛快GANGAN行進曲

25.キング・オブ・ザ・モンスターズ2

26.サイバーリップ

27.ショックトルーパーズ セカンドスカッド

28.トップハンター ~ロディー&キャシー~

29.ニンジャコマンドー

30.バーニングファイト

31.メタルスラッグ

32.メタルスラッグ 2

33.メタルスラッグ 3

34.戦国伝承2001

35.ASO II −ラストガーディアン−

36.ティンクルスタースプライツ

37.ブレイジングスター

38.トッププレイヤーズゴルフ

39.得点王

40.ジョイジョイキッド

 

これだけの数があると相当迷いますが、やはりラインナップの冒頭4分の1を占める格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」(KOF)シリーズは避けて通れないでしょう。第1作「’94」から10年目の「2003」まで、登場キャラやゲームシステムの変遷を振り返るだけでもかなり楽しめます。一台のハードでシリーズ10年分のゲームを一気に遊べるって、なかなかないことですよね。

 

↑「ザ・キング・オブ・ファイターズ ’98」

 

「KOF」シリーズをはじめとした格闘ゲーム中心で楽しみつつ、その他ジャンルも楽しい作品がそろっています。「ティンクルスタースプライツ」は“対戦型シューティング”という珍しい一本で、(超ざっくり言うと)縦スクロールのシューティング+「ぷよぷよ」の対戦の演出が一体になったようなゲーム。個人的には初めてプレイしましたが「こんなジャンルが存在したのか!」的な楽しさがあり、これはぜひ友だちと対戦してみたい。

 

↑「ティンクルスタースプライツ」

 

ちなみに、「NEOGEO mini」には各作品の説明書(マニュアル)は付いていません。多くのゲームでは、スタート時に操作方法が表示されるようになっており基本は問題ないですが、特に格闘ゲームを遊んでいると「技のコマンド表が欲しいっ!」となるので注意。マニュアルに関しては、PDFファイルなどで今後無償配布してもらえたらうれしいところです。

 

「NEOGEO mini」とミニファミコン・ミニスーファミとの違いとは?

 

「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(ミニファミコン)、「同 スーパーファミコン」(ミニスーファミ)の大ヒットから、他社にも波及した“ミニ版懐かしゲーム機”ブーム。「NEOGEO mini」もその流れの中で出てきた一台といえますが、ミニファミコン・ミニスーファミとは意味合いがけっこう違う製品でもあります。

 

↑(左から)「NEOGEO mini」、「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」

 

誰もが持っていたファミコンやスーファミとは異なり、家庭用「ネオジオ」はかなりの高級品(ゲームカセット1本だけでも3万円以上した)であり、90年代当時に買えなかった人が圧倒的に多いハードでした。このことから、「NEOGEO mini」は、家庭用ゲームというよりも「ゲームセンターで人気だったゲーム」を復活させる意味合いが大きい一台だといえます。

 

かつてSNKのゲームをやり込んでいたとしても、「NEOGEO mini」で初めて「ネオジオ」系のハードを自宅にお迎えする……という人は多いのではないでしょうか。筆者もそのひとりですが、ただ単純に懐かしいというだけではなく、「あの憧れのネオジオが」「ゲーセン筐体のミニチュアになって自宅で遊べる」という事実にはかなりの特別感がありました。

 

 

ユニークなアーケード筐体型の携帯ゲーム機でありつつ、ミニファミコンのように据え置き機としてテレビの画面でも遊べる。さらにSNKの代表作がぎっしり詰まっているとあって、ゲームファンならぜひ手元に置いておきたい「NEOGEO mini」。現状は店頭販売の予定がなく(販売ルートはAmazon.co.jpとSNKオンラインショップのみ)入手が難しくなっていますが、今後手に入れやすくなることを望むばかりです。

 

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ドラクエやパワプロも!! PS4ユーザー必見の「超お得セール」を都丸紗也華さんと振り返る

特に厳しい暑さが続く今年の夏、外に出かけるのが億劫で、夏休みやお盆休みはクーラーのきいた涼しい部屋でゲーム三昧……という人も多いのではないでしょうか。そんな予定を立てている人に朗報です!! 現在、PlayStation Store(以下PS Store)にて、主にPlayStation 4(以下、PS4)向けのタイトルが最大90%オフで購入できる超お得なセール「SUMMER SALE 2018」が実施中(~8月15日まで)。本稿ではアンバサダーの都丸紗也華さんにご登場いただきつつ、注目タイトルをチェックしていきます!

↑PSストアの「SUMMER SALE 2018」のアンバサダーに就任した、タレントの都丸紗也華さん。夏らしく、爽やかな浴衣姿で編集部にお越しいただきました。感激!

 

注目7タイトルをチェック! ドラクエやパワプロ2018も

「SUMMER SALE 2018」では、昨年や今年に発売されたばかりの人気タイトルを含む200タイトル以上が対象となっています。なかには、同セール史上最大となる90%オフのタイトルも! それでは特に注目のタイトルを見ていきましょう!

 

「実況パワフルプロ野球2018」
通常販売価格8618円→4980円(42%オフ

 

「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
通常販売価格9698円→4849円(50%オフ

 

「Detroit: Become Human」
通常販売価格7452円→4619円(最大38%オフ※PlayStation Plus未加入者は通常販売価格の33%オフ)

 

「グランド・セフト・オートV」
通常販売価格7193円→2373円(67%オフ

 

「デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション」
通常販売価格2990円→1943円(35%オフ

 

「NAtURAL DOCtRINE」
通常販売価格6800円→680円(最大90%オフ※PlayStation Plus未加入者は通常販売価格の80%オフ)

 

「チャリ走VR」
通常販売価格980円→98円(最大90%オフ※PlayStation Plus未加入者は通常販売価格の80%オフ)

 

上から3作は特に人気で、現在の売上トップ3とのこと。注目作が軒並み安くなっているので、これはサイフのヒモがゆるくなってしまいそうです。「チャリ走VR」にいたってはまさかの2桁!! もはや缶ジュース感覚で買えてしまいますね……。このほか、対象タイトルは公式サイトでご確認ください。

↑都丸さんはオープンワールド系のゲームに興味があるそうで、「グランド・セフト・オートV」が気になっているご様子

 

都丸さんとゲーム対決!! といってもPS4ではなく――

セールの紹介をしていただいたあと、せっかく都丸さんに来ていただいたということで、ゲーム対決をすることに。さてさて、格闘ゲーム? FPS? と思っていたら、まさかのPS4のゲームではく「投扇興」?! 投扇興は、文字通り扇(扇子)を台に乗った的に投げるゲームで、今回はざっくり「的を倒したほうが勝ち!」というルールで行いました。編集部側が勝利すると、なんと扇子に都丸さんがサインを入れてくれるというではありませんか! これは負けられません。

↑的から少し離れ、扇子を投げます。「そんなの簡単じゃん!」と思われるかもしれませんが、これが意外と難しいのです

 

↑扇子が途中でくるっと回ってしまい、思ったところにいきません。というか、絶妙に的を避けていくような……

 

簡単そうに見えますが、これが存外難しく、お互いに外し続けて完全に泥試合化。「これ、終わらないんじゃ……」という微妙な空気が会議室に流れはじめたころ、後攻の都丸さんが4投目にして見事、的を倒して決着。当編集部に来ていただくまでに何か所かで同様の対決をしたそうですが、なんと、編集部側が負けたのは初なんだとか。

↑対決に敗れて本気でうなだれる編集部員・K。それを見かねてか、最終的には都丸さんのご厚意でサインをいただくことができました。ありがとうございます!

 

そもそも何で扇子? 池袋には「チャンスボード」が出現中

そもそもなぜ扇子を使ったゲームで対決したのかというと、実はセール期間中にPS4の対象タイトルを購入した方から抽選で20名に、オリジナルの扇子がプレゼントされるキャンペーンを実施中なのだそう。

↑セールが最大90%オフであることにちなみ、「夏の暑さも90%オフに」という思いから、デカデカと「MAX90%」の文字がデザインされています。このストレートさが清々しい! ※プレゼントキャンペーンの扇子には都丸さんのサインはありません(編集部注)

 

さらに、8月5日(日)までの期間、JR東日本 池袋駅の改札外オレンジロード付近に、このオリジナル扇子を入手できる「PS Store SUMMER SALE 2018 オリジナル扇子ゲットチャンスボード」が出現中! お近くを通りがかった際はチェックしてみてください。

↑扇子が一面に並ぶさまは実に涼しげですね。配布は1日143個限定で、1人1枚まで

 

「SUMMER SALE 2018」は8月15日まで開催中。公式サイトでは随時、対象タイトルが追加されているようなので、要チェックです! シンプルにかなりお得なセールなので、この機会に気になるタイトル一気買い、というのもアリですよ。

ゲーム芸人の名に懸けて!「マイティボンジャック」ノーミスクリアへのリベンジ【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、本コーナー第1回で惜しくも失敗に終わった「マイティボンジャック」にリベンジする!

 

コーエーテクモゲームス
マイティボンジャック

514円(Wii U、3DS)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000005204

アーケードゲーム「ボンジャック」の続編。ジャンプが得意な主人公・ジャックが、魔王に支配されたピラミッドを探索し、王様を救う。

 

 

成功報酬は爆弾スイカ 罰ゲームはアイスリベンジ!

編集部(以下編) 今回の成功報酬は「マイティボンジャック」の爆弾にちなんで、爆弾スイカの異名を取る高級な黒小玉スイカをご用意しました。

 

フジタ(以下フ) 僕、死ぬほどスイカ好きなんですよ。最近ほぼ毎日食べてます(笑)。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、今回のリベンジ企画にちなんで過去の罰ゲームにもリベンジしていただきます。第9回でリタイアした「ガリガリ君」の早食いです。

 

 これ、歯に浸みるんですよね……。一気に飲み込めばいいんだろうと思うんですけど……。

 

 

ワープを使ってスピードクリアに挑戦!

どうも~、フジタです! 今回は記念すべき第1回でチャレンジして、そのときは失敗に終わった「マイティボンジャック」にリベンジをしたいと思います。

↑各面は「道中」と「王家の部屋」のセット。スクロールするステージの道中では、ジャンプすると出現する宝箱など隠し要素が盛りだくさん

 

王家の部屋でのワープを駆使し、道中をカットしてスピードクリアを目指します。鬼門は13面ですね。前回、13面はクリアしましたが、ここの難しさは揺るがないです(笑)。

 

↑鬼門とされる13面。行き止まりに爆弾があるため、敵にぶつかりやすい。空飛ぶカメ「ガーメイド」が難敵

 

それから最後、王様の部屋で王様を助けたあと、マイティパワーを使って敵をコインにすると負けないんですが、プロなのでその方法は使わないで行きたいと思います。

 

では、スタートです。いや~、初のリベンジタイトルなので何がなんでも成功させたいですね。といっても置きに行かずに攻めていきますよ。「王家の部屋」に来ました。

↑爆弾が並ぶ王家の部屋。本来は火の点いた爆弾を順に取るとハイスコアを狙えるが、今回のプレイではワープを多用し、短時間でクリアを目指す

 

最初にこうやって爆弾を1個取るんですよ。すると1つに火が点くんですね。これを最後に取るとワープできるというわけです。はい、こんな感じで。今回のワープする方法だと間違えて火の点いたやつを取っちゃったらアウトなんで、そこも気をつけないと。

 

↑クリア直前の16面の王家の部屋。ワープの意味はないが、火の点いた爆弾を最後に取るという縛りを続けるフジタ。前回はそれが仇になったが……

 

この「P」マークを取ると敵がコインになって動きが止まります。できる限り取りたくはないですけどね。取らないほうがカッコいいという美意識があります(笑)。あっぶねー! あのカメみたいな緑の甲羅のヤツ、早くてトリッキーなんですよ。鳥とかはゆったりしてるんですが、あの素早い甲羅と向き合って避けるところが見どころですね。

 

【一瞬のミスが命取り! 緊張感たっぷりの続きは動画で!!】

 

――得意のゲームでスゴ技連発! 全編は動画に収録!!

撮影:高原マサキ(TK.c)

©1986 コーエーテクモゲームス All rights reserved

まさかこんなに大きいとは思わなかった! 等身大のバットマンほか眺めるだけでワクワクする特大ホビー4選

圧倒的な存在感を誇るビッグサイズのアイテムは、眺めているだけでもワクワクしてきますね。かつて貴族階級の人たちが甲冑や巨大な絵画を家に飾っていたように、サイズにこだわりたいと思っている人は多いはず。そこで今回は、冗談みたいな大きさが特徴のインパクト重視ホビー4選を紹介します。来客がもれなくビックリすること請け合いです!

出典画像:ホットトイズジャパン 公式オンラインショップより

 

[その1]

夏休みの主役間違いナシ? 大スケールの流しそうめんグッズ

出典画像:タカラトミーアーツ 公式サイトより

タカラトミーアーツ
タワーズロック そうめんアドベンチャー

東京サマーランドの人気アトラクション「タワーズロック」をイメージして作られた流しそうめんグッズ。スライダーの高さは1.14m、そしてコース全長は驚異の5.7mに及びます。頂上の「ダイナソーヘッド」から水が流れ、そうめんは「四段らせん道」「コブラツイスター」という長い道のりを通過。勢いよく何度も回っていく様子に、子どもたちも大喜び必至です。

 

<注目ポイント>
・スライダー全長5m以上の巨大流しそうめんグッズ
・子どもが喜ぶ仕掛けが満載
・複数の商品ラインナップを展開
「ビッグストリーム そうめんスライダー」シリーズには、ほかにも「ナイトプール」「エクストラ」などの商品が展開されています。どちらもスライダー全長は3mを超えており、そうめんのアクロバティックな動きに大注目。夏休みには家族でそうめんパーティーを開催してみてはいかが?

 

[その2]

細部まで忠実に再現! 1/350スケールの「大和」

出典画像:タミヤ 公式サイトより

タミヤ
1/350 日本戦艦 大和

綿密な調査に基づいて、存在感と迫力を余すことなく再現した1/350スケールのプラモデルです。「フルハル仕様(船全体)」と「ウォーターライン仕様(船の喫水線から上のみ)」のいずれかを選んで組み立てが可能。完成形の全長は752mmにもなる超本格的な1品です。

 

<注目ポイント>
・全長752mmの超本格プラモデル
・「フルハル仕様」と「ウォーターライン仕様」が選択可能
・解説資料集も付属
全32ページの解説資料集が付属します。「大和」の誕生から終焉までの歴史や艦内生活などの豆知識をはじめ、イラスト図解による装備説明も掲載。実物についての知識、理解を深めれば製作時の楽しみも広がりますよ。

 

[その3]

今にも動き出しそうなリアリティ!

出典画像:ホットトイズジャパン 公式オンラインショップより

ホットトイズジャパン
1/1スケールレプリカ アーマード・バットマン

映画「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」より、対スーパーマン用アーマーに身を包んだ闇の騎士、アーマード・バットマンが登場。全高は台座を合わせて約220cmという大迫力の1/1スケールで、映画に登場した姿が忠実に立体化されています。業界トップクラスの塗装技術によって、マットな金属の質感を表現。肉厚な装甲に施された傷の造形や、細かなウェザリング塗装も必見です。

 

<注目ポイント>
・全高220cmの圧倒的スケール
・傷や金属の質感も忠実に再現
・眼部にはLEDライトアップギミック搭載
眼部にLEDライトアップギミックが搭載され、露出部分の口元はシワやヒゲ、肌の質感まで完全に再現。そのリアリティさは、等身大なことも相まって今にも動き出しそうな存在感を醸しています。販売価格はなんと140万円。

 

[その4]

4287個のピースでロンドンの「タワーブリッジ」を再現

出典画像:LEGO 公式サイトより

LEGO
10214 タワーブリッジ

イギリス・ロンドンのテムズ川にかかる1894年に完成した「タワーブリッジ」をレゴ化。完成サイズは、長さ102cm、高さ45cm、幅26cmという驚きのサイズに。対になった象徴的なタワーに、実際に開く跳ね橋も備えています。

 

<注目ポイント>
・実際に開く跳ね橋
・4台のミニカーも付属
・ピースの総数は4287個
黒のロンドンタクシー、赤いロンドンバス、黄色のトラック、緑の車といった4台のミニカーも付属。ピースは全部で4287個もあるので、組み立てる楽しさも味わえます。ほかのレゴシリーズと合わせて、1つの壮大な街を再現するのも面白そうですね。

第二次大戦史もミリタリーも全然詳しくないライターが「歴史群像150号」の特別付録のボードゲームをやってみた

暑い日が続いて、クーラーで涼みながらお家でのんびりボードゲームをしたいけど、ひとりでできるものってなかなかないんだよなぁ〜なんて思っていたら、あった!!  しかもミリタリー・戦史マガジン『歴史群像』の特別付録…!

 

その名も「バルジの戦い」。

 

「バルジってどこ?」なんて言ってしまうほど、この戦いを知りませんでした(ごめんなさい)。とりあえず、世界史よりも日本史、ミリタリーよりもお家でヒキコモリーしていたい私が『歴史群像 2018年 08 月号』(歴史群像編集部・編/学研プラス・刊)の特別付録ボードゲームをやってみましたので、その様子をご覧ください(笑)。

 

 

付録の前に…本誌のドイツ軍特集がすごすぎる!

第二次世界大戦におけるドイツ軍と聞いて思い浮かぶのは、なんとなく冷酷で残虐なイメージが強いのですが、その裏側にはとてつもない「戦略」の数々がありました。戦争と聞くと、まず実際に戦いをする兵士たちに注目してしまいますが、戦いを指示し、戦略を考える人たちがいたわけですから、その戦略を知ることは驚きの数々でした。使う武器、敵陣に向かうルート、戦車…今の平和な日本に暮らしていては知らないことばかり。「本当にこんなことやってたの!?」と思ってしまいます。

 

 

ドイツの軍服もすごい

↑特集は「ドイツ陸軍」。作戦術から野戦服まで濃厚な記事が並んでいます!

 

すごいといえば、『歴史群像 2018年 08 月号』で図説されている36年型野戦服の記事も知らないことがたくさんでした。36年型野戦服とは、1936年11月15日付で制式化されたドイツの軍服で、1940年まで仕様が変更されず大量生産されたものです。

 

36年型野戦服は、製造期間と兵士の動員数からして、少なく見積もっても100万着単位で製造されているはずである。

(『歴史群像 2018年 08 月号』より引用)

 

すごい数…! 今のように、一度に何着も作れるような時代でなかったことは容易に想像できますが、『歴史群像 2018年 08 月号』では写真付きで軍服ができるまでを知ることができます。ものすごい人数の人たちが一着一着丁寧に寸法をとり、ミシンで縫い付け、毎日500着が作られていたそうです。36年型ができるまでにも、28年型・33年型・35年型と過去に3デザインの軍服があったそうです。いやぁ、軍服ひとつにも、それぞれ歴史があるものなんですね!

 

その前に「バルジの戦い」って何?

「●●の戦い」と聞くと、ついつい場所と思ってしまいますが、このバルジは地名ではありません。

 

ベルギー北部の要港アントワープを目指して行われたこの作戦では、戦線が西に向かって大きく張り出したため、当時のイギリス首相のチャーチルは「バルジ(張り出し)の戦い」と表現しました。

(『歴史群像 2018年 08 月号』より引用)

 

ちなみに、戦いが行われたのは1944年12月16日から翌年の1月25日までの寒い日で、場所もなんと森の中! 雪が積もった山の中を、戦車や飛行機部隊を使って、連合軍のアメリカ軍と、ヒトラー率いるドイツ軍が戦いました。最初はドイツ軍がどんどん進撃し、バルジを作りましたが、結果としてそのバルジはアメリカ軍によって元の戦線まで戻されてしまい、連合軍の勝利で幕を閉じます。アメリカ軍はこの戦いで8万名もの戦死者を出しており、勝利とは言っても…という気もしちゃいますよね。

 

 

戦場に入り込んで戦っているような感覚に…

↑こちらが「バルジの戦い」のボードとコマと説明書。こ、細かい……

 

ということで、バルジの戦いについて知識がついたところで、いざゲーム開始です! 準備をして、ルールブックを見ながらいざ!  と思ったのですが、なんだかんだで終了まで5時間かかりました(笑)。どんなルールかを簡単にご説明いたします。

 

このゲームは、野球の「回」と同じような「ターン」という手順を計5回繰り返すことで進行します。1回のターンは、実際の3日間を表しています。

(『歴史群像 2018年 08 月号』より引用)

 

と、これだけみると「なーんだ、簡単じゃん」と思うのですが、使うコマが59個あったり、コマそれぞれに意味があったり、ルールブックの説明だけでも15ページ近くあるためまずこれを理解するのに時間がかかる!

 

ただ、基本はサイコロを振ってコマを進め、敵とぶつかったらそこでもサイコロを振って勝敗を判定するというもの。このゲームの場合、どれだけ西に向かって進撃できるかでゲーム自体の勝敗が判定されますが、戦場には川が何本も流れていて、橋がかかっていますが、そこを守る米軍をいかに早くやっつけられるかがカギとなります。ここでもたもた戦いを続けていると、前進することができないからです。

 

後半は「とりあえずバルジ作るか!」と謎の気合いが入り、細かな戦法よりも、とにかくゲームの目的である、いかに西に向かって前進するかの一点に集中することに切り替えて、良い目が出ることを祈って、ひたすらサイコロを振り続けました。

 

まさに自分自身が戦場に入り込み、コマたちと一緒に戦っているような、そんな5時間を過ごしたのでした。(闘志を高めるBGMがあるとさらに良いかもしれません!)

 

このタイプのゲームは、初心者でも、ルールブックを見ながら何回かやると自然にルールを覚えていくそうです。覚えてしまえば、この付録では1~2時間で終わるように設計されているとのこと。

 

 

もうひとつの付録「モスクワ攻防戦」

↑こちらは2人用の「モスクワ攻防戦」のボード

 

時間はかかったものの、とても勉強になったこちらのボードゲーム。なんともうひとつ2人でプレイするボードゲームも付いてます。歴史群像の編集部の人たち凄まじい! 2人用のボードゲームは「モスクワ攻防戦」。

 

モスクワ攻防戦は、1941年の秋から冬にかけて、第二次世界大戦の東部戦線(独ソ戦)の最初の決戦であったモスクワ攻防戦を再現する、2人用ボードゲームです。一方のプレイヤーがドイツ軍を、もう一方のプレイヤーがソ連軍を担当します。

このゲームは、独ソ両軍の地上部隊の行動に焦点を当てており、各プレイヤーは定められたルールに基づいて、自分部隊の移動や行動を決断し、モスクワ攻防戦の勝者となることを目指します。

(『歴史群像 2018年 08 月号』より引用)

 

ちなみにこちらの戦いは、3か月ほど続いた戦いで、結果的にソ連軍が勝利を収めています。このゲームでも終盤に訪れる「冬将軍」とどう戦うかなどしっかり史実も盛り込まれているので、「もしドイツ軍が勝っていたら」と思いを馳せながら楽しんでみると良いかもしれませんね。

 

ミリタリーよりヒキコモリーな生活を送っている私が、5時間のゲームを通じて今まで怖いと思って避けていた戦争映画を見なければと、謎な使命感に駆られるようになりました。当たり前ですが、私は戦争体験をしていません。これからもできればしたくありませんが、「どんなことであれ、これまでの歴史があったから私がいる」ということを深く感じられました。

 

【書籍紹介】

歴史群像 8月号(№150)

著者:歴史群像編集部
発行:学研プラス

太平洋戦争、戦国合戦、西洋戦史、現代紛争。古今東西の「戦い」をテーマに歴史の真相に鋭く切り込むナンバー1戦史マガジン! 読み応え満点の特集記事を4本(通常号では異なる時代、ジャンルから厳選した3本。今月号は記念号のためドイツ陸軍大特集号となっており、構成が異なります)。を始め、独自の切り口で「発見」のある記事満載。オリジナルなビジュアルにこだわったカラー記事も充実!

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やっと、君と話せる――ガンダムトークができるロボット「ハロ」に続報!!

発表と同時にSNSを中心に大きな話題となったコミュニケーションロボット「ガンシェルジュ ハロ」に続報! 公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約受付が開始されたほか、特典やオーナーイベントも発表されました。その内容をサクッとご紹介しましょう!

↑「ガンシェルジュ ハロ【特典付き】」は14万9040円( 税込/ 送料 ・手数料別途)。今回受付分の発送は10月予定とのこと

 

そもそも「ガンシェルジュ ハロ」って?

「ガンシェルジュ ハロ」は、「機動戦士ガンダム」に登場する球体型ロボット「ハロ」が“もし現代に存在していたら”をテーマに開発されたコミュニケーションロボット。1979 年に放送されたテレビアニメ「機動戦士ガンダム」に特化した豊富な知識をもち、モビルスーツやキャラクターなど様々な話題で会話を楽しむことができます。

移動はできませんが、作中を思わせるゆらゆらとした動きを再現するほか、手足を出した状態でディスプレイしたり、スマホアプリと連携させてスピーカー機能や目覚まし機能といった会話以外の機能を使ったりすることができます。

そのほか、会話例や機能の詳細については、前回の記事をご覧ください!

 

特典は持ち運びに便利な「ハロバッグ」!?

今回の予約に関しては、「ガンシェルジュ ハロバッグ」というハロの持ち運び(?)に便利なバッグが特典として付属。これで、いつでもどこでもハロとガンダムトークができますね! この特典付きの製品には数に限りがあるそうなのでお早めにチェックしてみてください!

 

古谷 徹さん出演のオーナーズイベントも!

さらに、「ガンシェルジュ ハロ【特典付き】」を予約した方のなかから抽選で、バンダイ本社ビルにて開催予定の「ガンシェルジュ ハロ オーナーズイベント」に招待されます。スペシャルゲストとして「アムロ・レイ」役の声優、古谷 徹さんも出演し、ガンシェルジュ ハロのオーナー同士が交流を深められるイベントを予定しているとのこと。これは参加したい!

価格は15万弱となかなかですが、あのハロと好きなだけガンダムトークをできると思えばむしろお得!? 何はともあれ、初回発表時に大きな話題となった製品だけに、気になる方は早めにチェックしたほうがよさそうです。

【レポート】『妖怪ウォッチ ワールド』完成披露発表会で坂口健太郎「早く始めたい!」

 6月27日、ガンホーとレベルファイブが共同開発したスマホ向けゲームアプリ『妖怪ウォッチ ワールド』の完成披露発表会を開催。ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の森下一喜 代表取締役社長CEO/エグゼクティブプロデューサーと、株式会社レベルファイブの日野晃博 代表取締役社長/CEOが登壇。「App Store」および「Google Playストア」にて、サービスを開始したことを発表した。

 発表会には、PR動画やCMに出演しテイル坂口健太郎が登場。妖怪たちと共演したPR画像については「新しい空間で撮影しているような感じでした」とコメント。ゲーム好きの坂口は、森下から説明を受けながら早速ゲームを体験。「早く始めたい」と笑顔で語った。さらに、どんな妖怪が欲しいかと聞かれ、「寝つきが悪いので、眠らせてくれる妖怪がいれば」と明した。

坂口健太郎

 また、発表会にはHIKAKINとはじめしゃちょーも登場。HIKAKINはゲームのチュートリアルに実写で出演していることを明かし、はじめしゃちょーは東京タワーで実際に妖怪探しの生中継へ。

 さらに、ファミリーマート、NTTドコモ、小学館『コロコロコミック』などとのコラボも発表に。

森下一喜、坂口健太郎、日野晃博

〈「妖怪ウォッチ ワールド」情報〉

見つける、集める、取り憑ける。
今度の「妖怪ウォッチ」の舞台は現実の日本。
日本全国に放たれた個性豊かな妖怪たちとともだちになろう!

「妖怪ウォッチ」初の妖怪探索位置ゲーム!

『妖怪ウォッチ ワールド』は、今年で5周年を迎える人気コンテンツ『妖怪ウォッチ』の世界が、3Dマップ上でリアル世界と融合する新感覚の妖怪探索位置ゲームです。ゲームを起動しスマートフォン画面を覗いてサーチすると、ARにより妖怪たちが現実世界に出現。日本全国に放たれた妖怪を、GPS機能を使って集めることができます。本タイトルは、「Google Maps Platform」の最新技術を採用しており、従来の位置情報ゲームよりもさらに立体的でリアルなマップの中でゲームを楽しめます。さらに、自分が持っている妖怪を他のプレイヤーに取り憑けて全国各地の妖怪を連れて帰ってきてもらう「取り憑け(ヒョーイ)」機能を搭載。なかなか遠方へ足を運べない方も、ヒョーイ機能で全国各地の妖怪に出会うことができます。また、強力妖怪とのバトルも楽しめる降臨ボスイベントなど、様々なゲーム内イベントもご用意しております。

【基本的な遊びかた】
▼3Dマップを探索!
まずはマップを「サーチ」して妖怪を探しましょう。
近くの妖怪を探すため、自分がいる場所でマップを「サーチ」。
発見できる妖怪は、場所によりさまざまです。
新しい土地に足を運んだら、「サーチ」をする事を忘れずに!
※右下の妖怪ウォッチアイコンをタップするとサーチできます。

▼スマートフォン画面の中で妖怪を発見!
「サーチ」で出現した妖怪アイコンをタップ。
すると、あなたのスマートフォン画面を通して妖怪が見えるようになります。
しっかりと追いかけて、妖怪を見つけだしましょう。

▼簡単操作で妖怪とバトル!
妖怪を探しだしたらバトル開始。セミオートバトルなので操作は簡単です。
チャンスやピンチの時は「ひっさつわざ」を繰り出しましょう。
妖怪とのバトルに勝てれば、「ともだち」になってくれることも。
「ともだち」になった妖怪を育成して、さらに強い妖怪とのバトルに備え、妖怪大辞典を充実させましょう。

【さらに楽しめる遊び方】
▼周りのプレイヤーの力を借りて全国を移動することも!
周りのプレイヤーに自分の妖怪を「ヒョーイ」(取り憑け)させる事ができます。
「ヒョーイ」した妖怪は、その人と一緒に移動して、新たな土地に旅に出ます。
自分では行けない場所の妖怪を連れてきたり、アイテムなどのお土産を持って帰ってきてくれることも。
※自分正確な現在位置が他のプレイヤーに知られるということはありませんので安心してプレイいただけます。

▼普段あまり行けない場所に「妖怪の木」を植えよう!
自分が現在いる場所や、ヒョーイで妖怪が移動した場所に木を植えることができます。
そこを拠点となり、木の周りに妖怪が集まってきます。
「妖怪の木」をうまく使うと、妖怪をともだちにできるチャンスを増やせます。

▼楽しみ方がいっぱい!
どこにいてもバトルが楽しめる「降臨ボス」イベントや、特別なルールで全プレイヤーで
ボス妖怪に挑む「妖怪大戦」、旅の記録を振り返れる「おでかけマップ」など、要素が
盛りだくさん。楽しみ方はあなた次第。自分なりの楽しみ方を見つけて自分のペース
でプレイをお楽しみいただけます。

【基本情報】
タイトル :妖怪ウォッチ ワールド
ジャンル :妖怪探索位置ゲーム
対応機種 :iOS 9.0以降/Android4.4以降
価格   :無料(ゲーム内課金あり)※一部有料アイテムがございます。
公式サイト:https://youkaiww.gungho.jp/
配信開始日:2018年6月27日(水)

開発:ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
原作・監修:株式会社レベルファイブ

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved. (C)LEVEL-5 Inc.

※カメラ、GPS、ジャイロ、RAM1GB容量必須となります。推奨データ容量は2GBです。
※ゲーム内画像は開発中のものです。予告なく変更する場合がございます。
※妖怪の出現場所は一例です。
※Androidおよび Google Play ロゴは、Google LLC の商標です。
※AppleとAppleロゴは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
App StoreはApple Inc.のサービスマークです。
※周りをよく見て、常に注意しながらプレイしてください。運転中や、歩きながらの
スマホ操作はやめましょう。危険が予想されるエリアには立ち入らないでください。
※社名、ロゴマーク、商品名およびサービス名は商標または登録商標です。
※記載されている内容は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

「星のカービィ」がゲームミュージック屈指の神曲揃いって知ってた?

ピンク色のまん丸な容姿がキュートな、任天堂ゲームのキャラクター「星のカービィ」をご存知でしょうか。

 

カービィは、アクションゲームの主人公としてゲームボーイの初代「星のカービィ」から、2018年3月発売のNintendo Switchの「星のカービィ スターアライズ」まで、任天堂の歴代ゲームハードに登場し、愛されてきたキャラクターです。そんなカービィですが、ゲーム性自体もさることながら、ゲーム内のミュージックも高い評価を受けています。2017年にはシリーズ25周年を記念し、歴代の人気楽曲を東京フィルハーモニー交響楽団と大阪交響楽団が演奏する盛大なコンサートも開催されました。

 

現在、ハル研究所からそのコンサートを収録した「星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」CDを含む、音楽CD 3作品が音楽配信サイトで提供されています。

 

↑星のカービィのCD 3作品が聴き放題で聴けるように

 

対象作品は「星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」「カービィ!メモリアルアレンジ」「星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック」。iTunes StoreやAmazon デジタルミュージックで販売されるほか、Apple MusicやSpotify、Google Play Musicなど定額聴き放題サービスでも聴くことができます。

 

↑歴代カービィ作品をオーケストラアレンジに「星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」

 

「カービィ!メモリアルアレンジ」は、オーケストラコンサートで演奏されなかったゲーム作品の楽曲を中心に収録したアルバム。打ち込み音源を生演奏にしたり、ボーカルを新たに追加したりと、このアルバムでしか聴けないアレンジとなっています。

↑新規アレンジが楽しい「カービィ!メモリアルアレンジ」

 

「星のカービィ ロボボプラネット オリジナルサウンドトラック」は、2016年に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「星のカービィ ロボボプラネット」の公式サウンドトラック。全97曲というボリュームで、ゲームの世界を振り返ることができます。

 

↑ニンテンドー3DSソフトのサントラも聴き放題に「星のカービィ ロボボプラネット」

 

オーケストラ/吹奏楽アレンジの楽譜を無料配布中!!

「星のカービィ25周年記念オーケストラコンサート」で演奏された、「星のカービィ夢の泉の物語メドレー」と「デデデ大王&メタナイト・タッグメドレー」の楽譜が、「星のカービィ ポータル」にて無料配布中です。

 

↑配布データは「星のカービィ 夢の泉の物語メドレー」のオーケストラ楽譜一式、「デデデ大王&メタナイト・タッグメドレー」の吹奏楽楽譜一式。後者は大編成用と小編成用を用意している

 

オーケストラコンサートを手がけた、ハル研究所のサウンドクリエイター・酒井省吾と大原萌が編曲を担当しています。この楽譜は個人での演奏はもちろん、グループ活動での練習・発表のほか、音楽教室や結婚式などの演奏でも利用できるとのこと。大事な結婚式で、友達に演奏されたりしたら、つい目頭が熱くなってしまいそうですね…。

 

ゲームミュージックといえどカービィの楽曲は非常に多くのファンがついています。カービィを知らないという方も、元のゲームの世界観がよく引き立てられている壮大なオーケストラ楽曲をまずは聴いてみてください、キャッチーかつ壮大な演奏につれられて、ゲームに触れてみたくなるかもしれませんよ?

 

(C) HAL Laboratory, Inc. / Nintendo

(P)&(C) 2016 HAL Laboratory, Inc. / Nintendo

(P)&(C) 2017 HAL Laboratory, Inc. / Nintendo

“アナゲー教”は日本の文化になるか? 現役住職のボードゲームジャーナリストが語る!

ジレンマや駆け引きを手軽に味わえるドイツゲームを中心とした近代ボードゲーム。これらは、いつ生まれ、どういった経緯で日本に広まったのでしょうか。現役住職のボードゲームジャーナリスト・小野卓也さんとともに、その歴史を振り返ります。

 

【教えてくれた人】

ボードゲームジャーナリスト

小野卓也さん

1973年生まれ。山形県の曹洞宗洞松寺33代住職を務める傍ら、国内最大のボードゲーム情報サイト「Table Games in the World」を運営しています。

 

<各時代を代表する名作ゲーム>

【1960年代】

3M

アクワイア(日本では取り扱いなし)

【プレイ人数:3〜6人】【プレイ時間:90分】【対象年齢:12歳以上】

1962年に米国人、シド・サクソンが考案したホテルチェーンの投資と合併をテーマにしたゲーム。タイル配置と株の購入による駆け引きは現代でも色褪せぬ面白さ。

【ココがポイント】

米国の経済ゲームが海を渡って大ヒット

「米国で生まれた経済ゲームが欧州で受容されて広がり、評価されました。欧州のゲーム感を変えたユーロゲームの原点と言えるゲームです」(小野さん)

 

【1970年代】

メビウスゲームズ

ウサギとハリネズミ(現在は取り扱いなし)

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:30〜45分】【対象年齢:10歳以上】

1973年に英国で誕生したサイコロを使わずにカードでプレイするすごろく。手札をうまく使って、ボード上でカードを補充しながら相手を出し抜きゴールを目指します。

【ココがポイント】ドイツへも普及したカードで遊ぶすごろく

「1979年、第1回のドイツ年間ゲーム大賞を受賞。そこからドイツゲームの歴史が始まります」(小野さん)

(現在は「八十日間世界一周」(ホビージャパン)としてリメイクされています)

 

【1980年代】

カワダ

スコットランドヤード

4860円

【1980年代】【プレイ人数:3〜6人】【プレイ時間:40〜50分】【対象年齢:10歳以上】

1983年にドイツで発売された名作ゲーム。怪盗X役1人と刑事役数名に分かれて遊びます。刑事側は怪盗Xの移動したチケットから行動を推理して逮捕を目指します。

【ココがポイント】

世界が初めて認めたドイツゲーム

「ドイツゲーム初の世界的な大ヒットを記録。これをきっかけにオリジナリティ溢れるドイツゲームが次々と発表されていきます」(小野さん)

【1990年代】

ジーピー

カタン スタンダード版

4104円

1995年に発売。累計販売数は2000万個を超える人気ゲーム。プレイヤーは土地からとれる資源を使って、他プレイヤーと交渉しながら無人島を発展させていきます。【プレイ人数:3〜4人】【プレイ時間:60〜90分】【対象年齢:8歳以上】

【ココがポイント】

フリーク向けゲームがまさかの大ヒット

「ドイツゲーム全盛期に生まれた名作。時間がかかりルールも多い『カタン』のヒットによりドイツゲームはフリーク路線へと舵を切ります」(小野さん)

 

【2000年代】

メビウスゲームズ

カルカソンヌ 日本語版

3800円

【プレイ人数:2〜5人】【プレイ時間:35分】【対象年齢:7歳以上】

2000年に発売されたタイル配置ゲーム。地形や道、建物などが描かれた地形タイルを1枚ずつつなげながら、地形タイルに自分のコマを配置して得点を得ます。

【ココがポイント】

新たな時代を築いた王道ファミリーゲーム

「このゲームが累計1000万個を超えるヒットを記録したことで、ドイツゲームはフリーク路線から一転、ファミリーゲーム路線に回帰します」(小野さん)

 

【2010年代】

ホビージャパン

ドミニオン:第二版

4860円

【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:30分】【対象年齢:14歳以上】

2008年に発売された米国発のカードゲーム。トレーディングカードゲームから着想を得て、場からカードを買い自分専用の山札(デッキ)を作るデッキビルドシステムを確立しました。

【ココがポイント】

新たな層を取り込んだ驚異のカードゲーム

「2000年代に、『ドミニオン』が世界中で大ヒットしたことで時代が変わりました。ドイツゲームに、TCG層を取り込むことに成功したのです」(小野さん)

ドイツのボードゲームは知育的なイメージが強い

いま、日本でブームのドイツゲームを中心とした近代ゲームについて、ボードゲームジャーナリスト・小野卓也さんに話を聞きました。

「ドイツのボードゲームは出版社から発売されています。ですから、おもちゃではなく、絵本のような知育的なイメージが強いんです」(小野さん)

 

世間一般に、孫と一緒に遊ぶために祖父母が買い与えるものという認識があるといいます。

「コマが木製なのはその影響ですね。ファミリーゲームと呼ばれるものは、必ず運の要素があり、実力差があまり出ない設計になっています。誰かの行動が自分の行動に影響を与える、インタラクションの強さも特徴です」(小野さん)

 

現在、年間1000タイトルがリリースされ、年間5億ユーロ(685億円)市場となった背景には90年代以降の世界的なブームによるニーズの多様化が挙げられます。そんなドイツゲームを中心とした海外ゲームが、近年日本でここまで普及したのは何かきっかけがあったのでしょうか。

「やはり2008年に発売された『ドミニオン』の影響が大きいですね。トレーディングカードゲーム(TCG)層を取り込んだので、日本でも少なからぬ人がこのゲームからボードゲームを遊び始めています。さらにSNSで知って興味を持ち、すぐにネットで購入するという流れができたこともひとつの要因と言えるでしょう」(小野さん)

 

今後もこのブームは拡大を続けるのでしょうか。

「昨年発売されたドイツの脱出ゲーム『アンロック』はアプリを使って遊ぶゲームです。こういった新しいシステムのゲームがライト層を取り込むことができれば、さらに盛り上がりそうですね」(小野さん)

ホビージャパン

アンロック!

4860円

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:60分】【対象年齢:10歳以上】

脱出を目的とした協力型の謎解きゲーム。1箱に入っているカードで、3つの異なるシナリオが楽しめます。流行りの脱出系ゲームが、専用アプリを使用するシステムを導入したのは斬新。

 

 

 

アメリカで流行中の次世代アート! 時間を忘れて没頭する「Diamond Painting」

アメリカで新しい手法のペインティングアートとして流行中なのが「Diamond Painting(ダイヤモンドペインティング、以下DP)」。カラフルで細かなビーズを色ごとにシートへ張り付けて絵をさせる方法です。細かい作業なので、面倒に思える人もいるかもしれませんが、好きな人にはたまりません。無心に作業へ没頭することによって、雑念を取り払い、気持ちも落ち着いていく感じです。デザインも選べて、達成感もある! 次世代型の美術であるDPを新たな趣味として始めるのはいかがでしょうか?

大人の新しい趣味

DPは「クロスステッチ」と同じように、マス目状の図案をもとに絵を完成させます。クロスステッチは糸と針で絵を作りますが、DPは小さなラインストーンを粘着シートに貼り付けて制作。このラインストーンがキラキラ輝き、ダイヤモンドのようなのでDPと呼ばれています。

 

日本でもラインストーンで鏡や携帯電話などをデコレーションする、いわゆる「デコ」が知られていますが、DPはデコレーションするものではなく、ラインストーンで絵を作り上げていくものなのです。

 

ラインストーンの大きさはなんと3ミリ以下。手でつまむのはさすがに難しいので、付属にあるペンのようなものですくって、一つずつ貼り付けます。図案シートには、番号と色があらかじめ書かれているので、作業は番号に対応した色のラインストーンをひたすら貼り付けるだけ。

このDPには、すべてがセットになった「DPキット」があります。ペンのほか、デザインの書かれたシート、各色ラインストーン、トレイ、ラインストーンをつきやすくするためのジェルも含まれており、手元に届いたら、すぐ始めることが可能。アメリカでも、大人の塗り絵や脳トレパズルが人気なのですが、DPはこれらに変わる次世代ペイントとして人気を集めています。

忙しさに追われる日々のなか、一つの作業にひたすら没頭することは意外にないのかもしれません。確かにDPをしている時間は、目の前の色と番号だけに集中しているので、気づいたら1時間以上経っていたなんてこともしばしば。時間も雑念もどこかに置き忘れたように一つの作業にひたすら没頭することは、不思議なまでに気分をスッキリさせてくれました。

煩悩を取り払うほどの美しさ

絵を形作っているライトストーンは、近くからでも遠くから見ても、光の当たる角度によってとても美しく光るので、額に入れてインテリアとしても楽しめます。インターネットサイトやアマゾンでは、数百種類以上のDPが販売されている一方、気に入ったデザインがない場合には、好きな写真をDPの図案にしてくれるウェブサイトもあります。

 

絵が大きくなればなるほど、全景がますますハッキリしてくると同時に、達成感や喜びも倍増していきます。最初から難しいものに挑戦すると楽しくないかもしれないので、小さなものから始めて、どんどん大きな作品にチャレンジしていくのもよいかもしれません。

細かなラインストーンを並べていくことは、一見ストレスが溜まりそうな作業に見え、敷居が高く感じるかもしれません。しかし、実際やってみた感想としては、趣味の一つに入れたいと思うくらい楽しむことができました。さらに、できあがって綺麗に並んだラインストーンは圧巻で、がんばった自分へのプレゼントのようにさえ感じます。インテリアとしても使えるところがDPのよさでもあり、おしゃれなデザインもたくさんあるので、プレゼント用にして見るのも面白いかもしれません。

「もえろツインビー」で、バリアなしでのノーミスクリアはできるのか? やってみた。

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「もえろ ツインビー」でスーパープレイをみせる!

 

KONAMI
もえろツインビー
シナモン博士を救え!

514円(Wii U)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000011066

1986年にディスクシステムで発売され、ファミコンにも移植された人気作の第2弾。前作の100年後、新たな敵・ガトランティスに立ち向かう!

 

成功報酬は輝くカステラ! 罰ゲームは金のドリンク!?

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、サブタイトルの「シナモン博士を救え!」にちなんで、人気シナモンロール専門店「シナボン」のスイーツです。

 

フジタ(以下フ) いやあ、これは甘くておいしそうですね。

 

 ただし失敗した場合は、普通は決してシナモンをかけない食材にたっぷりシナモンをかけて食べていただきます。

 

 僕、シナモンは嫌いじゃないですから。どんな食べ物が来ても大丈夫です!

 

バリアなしノーミスで全7面を完全クリアせよ!

どうも~、フジタです! 「もえろツインビー」といったら3人同時プレイ。僕はこの3人同時プレイを1人でやるのが好きで、右手と左手と足を使ってやっていました(笑)。いやまあ、人が集まらなかったというのもあるんですけど……(笑)。

 

↑ガトランティス軍にさらわれたシナモン博士を救うため、ひ孫のツインビー、ウインビー、グインビーが飛びたつ。3人で同時に遊ぶことができた

 

でもって、今回はバリアなしのノーミスクリアに挑戦します。鬼門は6面です。ここはカマキリが画面の四方から中央に向かってくるんですけど、バリアがないと相当キツいんですよ。あとは見どころとしてはボス戦の連打にも注目してほしいですね。ボスのときはこすり打ちをしようと思っているんで。

 

↑1面は前作と同様ドンブリ島だが、今回は横スクロールで進む。この面の敵はナルトなど食べ物系。今回のベルは和風の鈴の形をしている

 

では、スタートです。今回は1人ですが、3人プレイはやっぱ面白かったですよね。合体攻撃とかもあったんで。僕は基本的にバリアを取らない人間なのでいいんですけど、全7面だと25分くらいですか。ミスしちゃいけないとなると、集中力が続くかが勝負ですね。

 

↑2面のラマヤドーラ王国は縦スクロール面。魚介類が敵で、ボスは大ダコ。クラゲの動きにフジタも苦戦気味

 

↑3面は洗濯バサミやモップなどの日用品が敵。水道の蛇口のようなボス・ウォーターバイパーに、こすり連打をうまく打ち込めるか?

 

青いベルを取って速くなったほうがいいですが、速くなりすぎるとそれはそれで制御不能になるので……。

 

1面のボスはスイカです。ボスは基本的に硬いんですよ。最初に固まっているときにどれだけ打ち込めるかが重要で、それを逃すと連打で疲れちゃう。位置取りも大事になってきて、最初の出現時にダメージを大きく与えたいので、真ん中ちょい下あたりですかね。うわー、間違えた、間違えた! ちょっと位置取りを間違えた!! あまり当たってなくて戦いが長引いてしまいました。ま、でも1面なんでね。

 

【一瞬のミスが命取り! 緊張感たっぷりの続きは動画で!!】

 

――得意のゲームでスゴ技連発! 全編は動画に収録!!

撮影:高原マサキ(TK.c)

©Konami Digital Entertainment

「キングダムハーツ」ってゲーム、どう面白いの? 注目作「Ⅲ」までの物語が新宿でおさらいできます

先日、大作RPGゲーム「キングダム ハーツ」のシリーズ最新作となる「キングダム ハーツⅢ」が発表されました。

 

↑キングダム ハーツⅢは2019年1月25日の発売を予定している

 

キングダム ハーツというゲーム、みなさんご存知でしょうか? 20代~30代の方ならどこかで耳にしたことはあるんじゃないでしょうか。ミッキーとかディズニーのキャラクターで戦える…とか、宇多田ヒカルが主題歌を歌っている…とかがパッと思い浮かぶイメージかもしれませんね。

 

その魅力は「ディズニーワールド」、「入りやすいゲーム性」「ストーリー」の3つ

初代作はなんと15年以上前にプレイステーションで発売されました。「ディズニーの世界観を冒険する」という、まさに夢のようなコンセプト、初心者でも入りやすい「アクションRPGとしてのゲーム性」、そして「王道かつストレートな物語」が好評を受け、瞬く間にスクウェア・エニックスの看板タイトルとなりました。その人気のほどは、日本の大作RPGでも、ドラクエ、FFに並ぶ唯一の作品と言えるでしょう。

 

今回発表された「キングダム ハーツⅢ」はPlayStation 4、Xbox One用のゲームソフト。3作目のナンバリングタイトルとなる本作は第1作から続くストーリー「ダークシーカー編」が完結する1つの節目となる作品であるため、とても話題となっているわけです。ディズニー映画をモチーフにした「ワールド」が多数登場。今作では新たに「アナと雪の女王」「パイレーツ・オブ・カリビアン」や、ピクサー作品の「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」のワールドも加わるようですよ!

 

その面白さは、ぜひとも過去作をプレイしていただきたいところですが、なかなか時間がとれないという方に朗報! スクウェア・エニックスは、「KINGDOM HEARTS Ⅲ(キングダム ハーツⅢ)」の発売日発表を記念し、KINGDOM HEARTシリーズの物語を紹介する展示を、6月25日より東京・新宿駅の東西通路「メトロプロムナード」に設置しました。

新宿・メトロプロムナードでの展示では、「キングダム ハーツⅢ」に登場する「アナと雪の女王」や「トイ・ストーリー」などのゲーム画面をフィルムアニメーションのように装飾した巨大ビジュアルを展示。細部までじっくりと眺めることができます。

 

 

また、「Ⅲに繋がる物語たち」の展示ボックスも用意。この展示でしか手に入らないリーフレットを配布時間・数量限定で配布します。リーフレットは、絵本風のアート作品で、物語の名シーンを盛り込んだ内容。全15種類で、1人1ページずつ、展示ボックスから引き抜いて持ち帰ることができます。展示は6月25日~7月1日の7日間で、配布時間は各10時、14時17時、20時となっています。

 

 

現在、スクウェア・エニックスサイトでは、「キングダム ハーツⅢ」に繋がるキングダム ハーツシリーズの壮大な世界観を「ダークシーカー編」を軸に編集した特設ページ「Ⅲに繋がる物語たち」を公開中。Ⅲに繋がる物語たちでは、過去発売されたシリーズ作品で語られたストーリーが、5つのエピソードに再構成され、5本の動画で振り返ることができます。このほか、ムービーの感想をTwitterに投稿すると、抽選で50名にオリジナルデザインノートが当たるキャンペーンを7月8日まで実施しています。

 

 

ディズニーの世界で展開する壮大な物語を描くキングダム ハーツシリーズ。その区切りとなる大作の発売を前に、「Ⅲに繋がる物語たち」でおさらいしてみてください。

遊びと趣味をやり倒せ! Amazon.co.jpの良コスパホビーをレビュー

ホビー、おもちゃカテゴリーは、売れ筋商品の上位を占めるキャラクターものは、あえて外して選出。とにかく価格にこだわって、かつ年齢問わず、誰でも手軽に楽しめそうなアイテムをコスパ重視でチェックしました。

 

【レビューした人】

ホビーライター

河上 拓さん

エンタメやホビーを中心に幅広く活躍するマルチライター。ホビーの買い物は8割方Amazon。

 

 

01】マグネット付きで駒紛失の心配無用

ColorGo

将棋セット

折りたたみ式将棋盤 マグネット付き駒

988円

折りたたみ式&マグネット付き駒の将棋版セット。他社のトラベルタイプと比べて盤のサイズが大きく、マグネットが程良い強さなのがGOOD。駒を将棋盤に落としたり別の駒に触れてしまって、盤の上が崩れるというアクシデントを起こしがちな子どもでも遊びやすいです。

 

↑折りたたんだ将棋盤に、コマと説明書を収納可能。コマを入れるケースは付属しないので自分で用意しましょう

 

 

【02】気圧センサー搭載で安定フライトが可能

 

ラジコン

シー・シー・ピー

ラジオコントロール ハイブリッドウィング

4104円

飛行機モードとドローンモードの2つの飛行スタイルを堪能できるモデル。RCプレーンは操作が難しそうなイメージがありますが、ドローンのように機体が高度を自動で調整します。そのため慣れれば片手で操作OK。気圧センサーの精度が高く、8畳の部屋でも安定飛行が楽しめます。

 

↑送信機のスイッチで飛行機モードからドローンモードに切り替えられます。飛行機モードはボタンひとつで滑走から離陸まで!

 

 

【03】セットアップ作業も不要の完成車体

ラジコン

TAMIYA

タミヤ 1/10 RC XBシリーズ ワイルドウイリー2 2.4GHz プロポ付き塗装済み完成品

1万6633円

ラジコンブーム世代には懐かしい人気RCカーの完成済みキット。充電するだけですぐにコミカルな走りを楽しめる。組み立てキットRCと同じシャーシ構成なので、本格的な改造も可能。気軽に趣味で始めたい人の入門用としても最適です。

 

↑塗装済みボディに車体、送信機、走行用7.2Vバッテリーと充電器まで、必要なものすべてが入っています

 

 

【04】コスパが良すぎる多機能フライヤー

つり用品

Zitrades

フィッシングプライヤー(迷彩柄)

899円 専用ケースと安全ロープ付き

魚の口からハリを抜くハリ外しや、釣り糸を切るカッターなど、釣りに必要な7つの道具がひとつになった多機能プライヤー。想像していたより、かなりしっかりとした作りで強度も高いです。先端を閉じた状態でロックができるので、携帯しやすいのもうれしいです。

 

↑専用ケースには、スプリング型の弾性コードとカラビナが付属。この価格はおトクです

 

●実売価格やサービス内容、ランキングは、2018年6月13日現在、編集部調べの情報です。最新の価格やサービス内容はAmazon.co.jpでご確認ください

●AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com,Inc.またはその関連会社の商標です

早く遊びたいぞ「NEOGEO mini」…! 「KOF」最新作発表とともによみがえる“格ゲーの一番熱い時代”の思い出

手のひらサイズになったゲーム機「NEOGEO mini」(ネオジオ ミニ)発表が往年の格ゲーファンを喜ばせているなか、「ザ・キング・オブ・ファイターズ」のスマホ向け新作発表会が開催。そこで明らかになったのは意外な事実とは……!

 

【関連リンク】

話題沸騰中の「NEOGEO mini」に続報!! 収録40タイトルや発売時期が明らかに

 

まさかのアクションRPGでした

1990年代から一時代を築いた、SNKの大人気格闘ゲーム「ザ・キング・オブ・ファイターズ」(KOF)。その歴代シリーズからファイターが集う史上初のタイトルとして、「THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR」が発表されました。

 

 

この「KOF ALLSTAR」、モバイルゲームメーカーのネットマーブルが2018年内にサービス開始予定というスマホ用ゲームなのですが、ジャンルはまさかの「アクションRPG」! 対戦格闘じゃなかった。

 

本作の特徴は3つ。

【1】対戦格闘からアクションRPGへの違和感ない進化。
【2】高いクオリティのグラフィック。
【3】最大の魅力であるコンボで爽快感が得られるゲーム性。

 

「KOF」シリーズといえば必殺技のコマンド入力の難しさが有名ですが、そこのハードルを大きく下げて万人に遊びやすくしたというもののようです。

 

↑発表会でデモがお披露目されたゲーム画面。画面タップで超爽快コンボ炸裂!

 

↑3人チームで巨大なボスキャラに立ち向かう場面も

 

3人の格闘家でチームを組んだら、ファイター同士の闘い以外に巨大なボスに立ち向かう共闘があったり。3Dモデルによる最新仕様のグラフィックのきれいさも納得。イマドキのスマホゲームらしくなって、これは確かにサクサク遊べそうな感じが。

 

ただ……1990年代の「KOF」全盛期を見てきたおじさんとしては、2D格闘にこだわっていた往年の「KOF」が懐かしく、尊く感じたのもまた事実だったりします。

「KOF」の始まりは、1990年代にブームだった「飢狼伝説」「龍虎の拳」を中心に、ヒットメーカーSNKのあらゆる人気作からオールスターが集結した格闘ゲームでした。第1作は「ザ・キング・オブ・ファイターズ ‘94」(1994年)。

 

当時の筆者の思い出として、一番やりこんだのは1996年の3作目「KOF ’96」。この年、特にゲームセンターは格ゲー花ざかりで、2Dものでは「ストリートファイターZERO2」、「X-MEN VS.ストリートファイター」、3Dでは「バーチャファイター3」、「デッド オア アライブ」などなど名作が連発。とにかく毎日学校の帰りはゲーセン。そして格ゲーが強いヤツがヒーロー、という時代です。

 

↑「KOF ALLSTAR」ゲーム画面より

 

「KOF」の魅力といえば、なんといってもアク強め&多人数の中から選べるキャラクターたち。そしてチームバトルです。ちょっとエロい女性キャラたちも魅力的でありつつ、主人公の草薙京(くさなぎきょう)、ライバルの八神庵(やがみいおり)がとにかくイイ。その名前からルックス、「炎を操る」という戦闘スタイルに至るまで“中二”ごころをくすぐりまくるキャラクター性! ゲーセンでこれを使いこなしている強者には憧れたものです。

 

↑草薙京(「KOF ALLSTAR」より)

 

ちなみに「KOF ’96」では、僕はサイコソルジャーチーム(麻宮アテナ・椎 拳崇・鎮 元斎)をよく使ってました。「♪パン屋、パン屋、サイコソルジャー」と(空耳で)聞こえるアテナのテーマ曲がめちゃくちゃクセになるんだよなぁ……(ちなみに、その歌はブレイク前のさとう珠緒が歌っていた)。

 

↑「KOF ALLSTAR」発表会で麻宮アテナに扮して登場したコスプレイヤーのえなこさん

そんな大昔のことを思い出しつつ、「KOF ALLSTAR」発表会を後にしようとしたところ、会場に「NEOGEO mini」の実機が展示されていることに気づきました。今夏の発売を前に!

 

 

予想外のタイミングでのファーストコンタクトでしたが、第一印象は「思ってたよりデカい」。これはいい意味で、です。かわいい手のひらサイズになったアーケードゲーム筐体なんですが、案外ちゃんと遊べそうな感じがする……。ボタン&スティックも当然小さいので、「遊びやすそうではない」ものの「飾りじゃない」とも思いました。

 

 

この実機、残念ながらその場で直接触れるのはNGだったものの、稼働はしているのでデモ画面をじっと鑑賞(昔、ゲーセンでお金を使い切るとデモ画面をえんえん見ていたことを思い出す)……。3.5インチの小さなディスプレイには美麗で懐かしいドット絵世界が広がっていて、見てるだけでだいぶワクワクしてきました。

 

「NEOGEO mini」には本体に40作品のゲームが収録されますが、その中には「KOF ‘94」から「KOF 2003」の10本も。1994年~2003年に毎年出ていた「KOF」が10年分……これ、間の年をどれも抜かず全部入れてくれたのが最高! しかし、40本のうち10本が「KOF」というのはやっぱりスゴイ。

 

「KOF ALLSTAR」のキャンペーンで「NEOGEO mini」がもらえるかも

ちなみに今回発表されたスマホゲーム「KOF ALLSTAR」は、2018年内の配信開始に先がけて現在は事前登録を受付中。これとあわせ、「NEOGEO mini」が当たるプレゼントキャンペーンも実施されているので、今はとりあえず「NEOGEO mini」が気になる……という人もチェックしてみる価値ありでしょう。

 

↑「KOF ALLSTAR」発表会に登場したみなさん。先述のえなこさんやゴールデンボンバーの歌広場 淳さん、さらにダチョウ倶楽部の3人も「KOF ALLSTAR」のプレイデモに参加した

 

THE KING OF FIGHTERS ALLSTAR
[ ジャンル ] アクション RPG
[ 提供元 ] Netmarble Corp.
[ 対応 OS ] Android / iOS
[ 価格 ] 基本無料(アプリ内課金あり)
[ 配信日 ] 2018 年配信開始予定

(C) SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED. (C) Netmarble Corp. & Netmarble Neo Inc. 2018 All
Rights Reserved.

 

地味なのにこの中毒性なに…。「東京おもちゃショー」で見つけた異色なアナログゲーム5選

6月7日~10日にかけ東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2018」。人気キャラクターの最新おもちゃ、ハイテクなおもちゃなどが各所より注目を浴びるなか、今年はいわゆる「アナログゲーム」もなかなかの存在感に! 今回は、地味だけど気になるアナログなゲームたちをいろいろと集めてみました。

 

子どもも超喜びそうな“お寿司のジェンガ”

アイアップ

OH!寿司ゲーム

2435円(Amazon)

お寿司を積み上げてハラハラドキドキ…のバランスゲーム。見た目そのままの、言わば“お寿司ジェンガ”です。「サイコロで出た目の色のお寿司を抜いて上に積んでいく」という「ジェンガ」的遊びのほか、お寿司の中にわさびを入れられる仕掛けを生かした遊びや、「お寿司将棋」「注文ゲーム」など、遊び方がけっこういろいろ用意されているので飽きずに楽しめそう。子どもウケも抜群だと思います。

 

なぜ「ネコを飛ばそう」と思ったのか…!

アイアップ

飛ぶニャン!ネコとばし

2282円(Amazon)

キャットタワーを組み立てて、ジャンプ台から自分の手持ちのネコを飛ばすという最大4人用のゲーム。飛ばしたネコがどの位置に乗っかったかによって得点が変わる…というゲーム性がゆるくて良い!

 

↑様々なネコが入り乱れる様子がたまりません…

 

1セットにネコが32匹も付属していて、「ちびネコ」「おとなネコ」「でぶネコ」と3つのサイズによって「飛び具合」が変わってくるのが駆け引き(?)のポイントになりそうですね。

 

卓上サイズでカーリング!

不二貿易

Table Curling

4680円(Amazon)

冬季オリンピックの熱狂のあと、めちゃくちゃ“旬”なのに、ありそうでなかった! と思ったカーリングのゲームがこちら。中に球体の重りが入った指先大のストーンを弾いて、狙い通りの位置をキープする遊びが楽しめます。

 

↑つまんで滑らせるサイズ感がかわいいです

 

卓上に敷く長さ120cmのシートは巻き取り式で、遊ばないときはコンパクトにしまっておくことが可能。オフィスの会議室っぽいところで談笑しているパッケージ写真もいい味出してます。

デカすぎるトランプ!

不二貿易

Giant Cards

見た瞬間「デカっ!」と声が出る巨大トランプ。1枚1枚が40cmぐらいあり、もうこれで何を遊ぼうか想像するだけで笑えます(ババ抜きは表面の数字を隠すのが大変そうだし、神経衰弱するのにどれだけ場所取るんだ…!)。トランプの絵柄が超シンプルに普通の絵柄なのも分かりやすくてグッド。あえて言うなら、インスタ映えすること間違いなしでしょう。こちらは国内でまだ取扱いが始まっていないようですが、Amazon.co.uk(イギリス)にて8.97ユーロ(およそ1166円)で販売されているのが確認できました。

 

ウノ!にまさかの続編!? が出現

マテル

ドス!

カードゲームとしてはもう一点、地味にかなりの注目商品だったのが「ドス!」です。あの「ウノ!」の兄弟で、その名もスペイン語の「ウノ」(数字の1)に続いてストレートに「ドス」(2)。

 

↑“ルールはウノと同じ”“手札の残りが2枚になったら「ドス!」を宣言する”という説明から漂う「出オチ」感がたまりません…

 

ただ、カードには細部にマイナーチェンジがありそうなので、「ウノ!」に遊び飽きた人は(ネタという意味でも)持っておきたくなる一品。こちらは予価1000円にて7月発売とのこと。

 

これってインパクトだけじゃないの…? と思いきや、シンプルゆえに頭からっぽにしながら楽しめそうな変わりダネの数々でした! フツーのアナログゲームに飽きてしまったという人は、ぜひ触って楽しんでみてください!

これからのモンストが目指すは「カラオケ」!? ミクシィ新社長が語る「成功する遊び場創りのコツ」

スマホゲーム「モンスターストライク」(以下「モンスト」)、子どもの写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、SNS「mixi」など幅広い事業を展開するミクシィ。同社は2018年6月に体制を一新し、木村こうきさんが次期社長に決まりました。モンストをヒットに導いた木村さんに、エンターテイメント事業の展望、モンストの今後についてうかがいました。

 

↑株式会社ミクシィ取締役/XFLAGスタジオ総監督・木村こうき氏。電気設備会社、携帯コンテンツ会社等を経て、2008年、株式会社ミクシィに入社。ゲーム事業部にてサンシャイン牧場など多くのコミュニケーションゲームの企画を担当。その後モンスターストライクプロジェクトを立ち上げる。2018年6月、代表取締役社長に就任予定

 

家族や友だちと集まって楽しむものしか作らない!

──木村さんが次期社長に内定されましたが、エンターテイメント事業は今後どのように展開していくのでしょうか。

 

木村こうきさん(以下、木村):本質的なところは変わりません。ミクシィグループのなかで主にエンターテイメントを司っているのは、XFLAGというスタジオです。ロゴにも「B.B.Q」の文字が入っていますが、このスタジオはまるでバーベキューのような空間を作ることを目標としています。家族や親しい友だちと集まって楽しめるものを作ることが、このスタジオのミッションです。モンストもそうですが、私たちが徹底して追求しているのは対面型の遊びです。これまでもこれからも、オンラインゲームやひとりで遊ぶゲームは作るつもりはありません。

 

──インターネットの普及に伴い、オンラインで楽しむゲームが増えています。あえて対面型にこだわるのはなぜでしょう。

 

木村:端的に言うと、ニーズがあるからです。昔からカルタ遊びをしたり、家に集まってファミコンをしたりしましたよね。居酒屋に集まるのも、お腹を満たすことよりもみんなでワイワイ交流することに価値があります。一緒にご飯を食べるのとSkype越しにチャットしながら別々にご飯を食べるのとではまったく別の体験ですよね。その場を共有すれば、視覚、嗅覚、聴覚、触覚、肌の温度まで感じられます。対面することでしか得られないバリューは、必ずあるはずです。私たちは、スマートフォンを使って遊び場を提供したいと考えています。

 

──もともと木村さんご自身も、みんなで遊ぶゲームがお好きだったのでしょうか。

 

木村:友だちの家に夜な夜な集まっては、マルチプレイのゲームで遊んでいました。「実況パワフルプロ野球」、「ウイニングイレブン」、「モンスターハンター」、「マリオカート」……。ボードゲームも好きでした。友だちとじゃれ合って遊ぶことが、原体験になっているのでしょうね。

 

──モンストがここまでヒットしたのも、みんなで遊べるから?

 

木村:そう考えています。やっぱり人間は、集まって遊びたいものなんです。でもテクノロジーの発達により、直接会って遊ぶ機会はどんどん失われていきました。そんななかで、私たちはわざわざ集まって遊ぶという独自性を持ったゲームを提供しました。だからこそゲームの専門家ではない私たちが、圧倒的なポジションを取れたのだと思います。

 

↑スマホアプリのひっぱりハンティングRPG「モンスターストライク」。世界で累計4500万人(2018年3月時点)もの利用者が楽しんでいる

 

──IT企業であるミクシィが、リアルに軸足を置いているというのが面白いですね。

 

木村:ミクシィは、SNSのmixiによって大きく成長しました。そこにカギがあると思っています。mixiは招待制で始めたSNSです。本当に近しい友人、家族とのつながりを大事にする風土がありました。さらに、リアルな人間関係を大事にするというのは、実はずっと前から続けてきたことなんです。ゲームではありませんが、家族限定の写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」もそうです。例えば私の子どもの写真なんて、知らない人からすれば全部同じに見えると思うんです。ほかのSNSに子どもの写真を大量にアップしたら、ひんしゅくを買ってしまうでしょう(笑)。でも家族からすると、子どものちょっとした表情の違いが重要なんです。このように、リアルな人間関係でのコミュニケーションを私たちは常に重視してきました。

 

 

──2013年にモンストがスタートし、今年5周年を迎えます。これまでの変遷についてお聞かせください。

 

木村:私たちは“滲出(しんしゅつ)”と呼んでいるのですが、戦略的に周辺の産業へとどんどん滲み出しています。例えばグッズは最初にAmazonで販売し、手ごたえがあったため自社で店舗やECサイトを作りました。イベントなら最初は「ニコニコ超会議」などに出展し、ニーズを把握したら独自イベントを開催しました。まずは協業ベースでテストし、その後は自前主義に移行するというやり方です。自前主義にすることで、B.B.Q.というコンセプトを徹底することもできます。

 

↑ゲーム・音楽・スポーツなど、様々なステージやアトラクションが融合したLIVEエンターテインメントイベント「XFLAG PARK」のプロデュースなど、XFLAGはリアルイベントへの取り組みを盛んに行っている

 

──“滲出”というとじわじわ滲み出るイメージですが、展開そのものは非常にスピーディですよね。

 

木村:確かにスピード感は重視しています。というのも、私たちのもうひとつのテーマとして「驚きを世に提供し続けること」をテーマに掲げているからです。私たちの行動指針は、“ユーザーサプライズファースト”です。ユーザーのみなさまに常に熱量高く楽しんでいただくには、驚きが必要だと思います。お客様の声を聞かないというわけではありませんが、声をそのまま反映していたらスピードが遅くなりますし、驚きも薄いでしょう。時には失敗したり、ユーザーの方々からお叱りを受けたりすることもあるかもしれませんが、とにかく驚きを届け続けることを優先したいと考えています。

 

──これまでに打ち出した施策で、成功した例は?

 

木村:印象深いのはアニメですね。アニメを作ろうとなった際、ユーザー調査をしたところ、中高生はテレビを観ずにYouTubeを観ていることがわかりました。なかでも、10分以下の動画の人気が圧倒的に高かったんです。そこでモンストに関しても、YouTubeで1話7分ぐらいのアニメを配信することにしました。これまで本格的にYouTubeでアニメを展開する前例がなかったので不安もありましたが、結果的に1話あたり数百万視聴と成功を収めることができました。アニメに登場したキャラクターも喜んでいただき、グッズの売れ行きも上々。あの意思決定とその後の成功は私たちの糧になりました。すべて自社で手掛けたため、製作費だけで相当な費用がかかりましたからなかなか痺れる意思決定でしたね。

 

↑YouTubeでのオリジナルアニメは2015年より公開された

 

──アニメを配信した頃には、すでにモンストは十分な認知度を得ていましたよね。そこまで大きく育ったコンテンツをアニメ化することで、どのような効果を狙ったのでしょう。

 

木村:ゲーム、アニメ、ショップなど、すべてがモンストというお祭りの場を創るために必要だと考えています。ゲームだけでは表現力も限られますが、友だちと盛り上がってもらうためにはアニメのようにイマジネーションをさらに増幅させる装置が重要だと思うんです。モンストという魔法にかかってもらうためのアプローチのひとつです。

 

──モンストは、今年5周年を迎えます。5年も続くと、ユーザーも社会人になったり、進学したりと状況が変わってくるのではないでしょうか。そこをつなぎとめるための施策は考えていますか?

 

木村:無理に引き留めるのではなく、お客様のライフステージに合った遊び方をしていただければいいと考えています。私たちが目指すのはカラオケです。カラオケは、地元の友だちとも職場の人とも楽しみますよね。モンストも、カラオケのようにコミュニケーションを深める遊び場として楽しんでいただけたらうれしいです。

 

──しばらくモンストから離れている方に向けて、今のモンストをアピールするとしたら?

 

木村:今年は5周年なので、新たな取り組みをたくさん準備しています。ひとつは劇場版アニメ第2弾。ほかにもアニメ新シーズンを予定しています。ゲームの中身も、大胆に変更する予定です。時期についてはまだ発表できませんが、今までの遊び方がガラッと変わるぐらいのことを考えているのでご期待ください。

 

──先日、モンストのカードゲームをプレイしたのですが、カードのようにリアルなモノを使った遊びの提案も続けていくのでしょうか。

 

木村:IT企業はすべてをデジタル化する傾向にありますが、私たちはモノが重要になってくると考えています。IoTもそうですし、通信環境が5Gになればそれぞれがスマホを携えるのではなく、その場にある通信端末を利用することになるかもしれません。手に触れられるモノ、デジタル化されにくいモノをうまく使いながら、世の中を豊かにしていけたらと思います。遊びに関してもスマホを持たないお子様をターゲットに、カードゲームをはじめ新たな展開にチャレンジしたいと考えています。

 

↑モンストの世界観を踏襲しながら、大人から子どもまで楽しめる新しいゲーム性をみせる「モンストカードゲーム」。4人で遊べるスターターセットの価格は1620円

 

──最近はeスポーツも人気ですが、どのようにご覧になっていますか?

 

木村:きちんとやれば、さらに発展するのではないかと思います。私たちが参入するとしたら、チームeスポーツでしょうね。1vs1で闘うものより、複数vs複数で闘うチームeスポーツのほうが盛り上がると信じています。

 

──ミクシィ全体の展望をお聞かせください。

 

木村:ミクシィは“コミュニケーション創出カンパニー”だと考えています。時代の変遷、ITの発達により失われつつあるコミュニケーションを取り戻すことが、私たちのミッションです。モンストのようなゲームはもちろん、スポーツやウェルネスの領域でもこのミッションを果たしていきます。高齢者の生活習慣病の要因として挙げられるのが、社会的孤立です。コミュニケーションが断絶することでモチベーションが低下し、運動しなくなり、身体機能が低下します。高齢者とご家族のコミュニケーションを取り戻すようなアプローチも大切ですし、高齢者のみなさまが一緒に仲良く通えるコンディショニングジムも必要だと考えています。

 

スポーツに関しても、私たちがコミュニケーションの場を提供することができるのではないかと考えています。海外のスタジアムにはバーや飲食スペースがあったり、ショッピングモールが併設していたり、試合の前後も楽しむことができます。しかし日本では、試合が終わったらパッと帰ってしまいますし、奥さんを連れて「スポーツ観戦に行こうよ」という文化もありません。2025年までにスポーツ市場を15兆円規模まで伸ばそうという政策目標もありますし、アメリカや中国のように成長する余地は大いにあります。

 

↑今後さらなる事業拡大を担う、木村氏には期待が募る

コミュニケーションをずっと見つめてきた企業として、今後もさまざまな領域でコミュニケーションを創出することを目指していきたいですね。

 

(撮影:我妻慶一)

「モンスト」やってクラスでハワイ行こうぜ~! 40名分のハワイ旅行から特別ガチャまで当たるキャンペーン!

ミクシィは、スマホゲーム「モンスターストライク」(モンスト)をプレイして、クラスの全員でハワイ旅行が当たるキャンペーン「クラスでハワイ!みんなでGET!モンともキャンペーン」開始しました。期間は6月29日11時59分まで。

 

キャンペーンに参加すると、モンストのフレンドに「トモ玉」と「チョイ玉」というアイテムを贈れます。「トモ玉」「チョイ玉」を贈ると、プレイヤーにも手に入り、特別なガチャを引くことができます。

 

 

「トモ玉」で引けるガチャの1等は、「豪華旅行最大40名分」。ハワイやセブ島、ニューヨーク、パリと国内4カ所からいずれかを選んで旅行できます。しかも、当選者1名あたり39名を指名して、旅行の権利を贈ることができるという内容です。2等はファミレスやお取り寄せなどギフトカード10万円分(最大40名)とこちらも豪華。そのほかには、ゲーム内で使えるアイテムなども当たります。

 

「チョイ玉」で引けるガチャは、ゲーム内のキャラクターを属性を選んだ上で引ける「チョイスガチャ」。布陣の強化に役立ちます。

 

ちなみに、キャンペーンCMは漫画「漂流教室」のパロディになっています。楳図かずおが描く名場面で「クラスみんなでハワイに行けるかも!」というキャンペーンを紹介するシュールな出来栄えになっています。

 

 

 

あのタニタがゲームコントローラー? 「バーチャロン」狂の社長が諸手を挙げたクラウドファンディング

タニタがゲームコントローラー「ツインスティック VTX」開発プロジェクトのクラウドファンディングで開始しました。体組成計や「タニタ社員食堂」などヘルスケア分野で知られるタニタですが、なぜコントローラーを開発するのでしょうか。

 

↑タニタが開発を表明した「ツインスティック VTX」。クラウドファンディングで5万5400円以上の出資すると、リターンとして提供される

 

今回タニタが開発するのは、アーケード型のコントローラー「ツインスティック」。「電脳戦機バーチャロン」シリーズの最新作となるPS4ゲーム「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」に対応します。

 

「電脳戦機バーチャロン」シリーズは、セガがアーケードゲームとして世に送り出した対戦ロボットゲームの名作。左右一対のツインスティックでロボットを操って戦わせる戦闘スタイルに、「チャロナー」と呼ばれるファンを生み出しました。

 

今回の「とある魔術の電脳戦機」は15年ぶりとなるバーチャロンシリーズの最新作。ですが、PS4版では、シリーズの象徴ともいえる「ツインスティック」が発売される予定はありませんでした。

 

↑PS4ゲーム「とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)」。バーチャロンと「とある」シリーズがコラボした対戦ロボットゲームです

 

実は、タニタの谷田社長もチャロナーの1人でした。谷田社長がセガゲームスの松原社長からバーチャロン復活の報を聞いたとき、「それなら私に作らせてほしい」と提案。それがPS4で使えるツインスティックを開発する今回のプロジェクトにつながりました。

 

ツインスティック・プロジェクトは、クラウドファンディングサイトCAMPFIREで、「All-or-Nothing方式」で実施されます。目標金額の2億7700万円が集まればプロジェクト成立、集まらなければ不成立で出資者に全額が返金されます。

 

ツインスティック VTXの「VTX」は「Version TANITA eXtra」を略したもの。「一生もの」のツインスティックを目指して開発されます。アーケード版と同じ8度の傾斜角を実現するほか、スティック基部の構造を強化し壊れにくい設計に強化。さらに保証期間後にメンテナンスしやすいよう、分解しやすい構造になります。

【本日発売】オシャレすぎてもはやインテリア!! 北欧デザインの「ボールプール」が伊勢丹新宿で先行発売

face2faceは国内正規代理店としてデンマークのベビーキッズファニチャーブランドMISIOO (ミシオ)と正式契約を締結。その第1弾としてヨーロッパを中心に27万セットを販売した大人気ボールプールの販売を開始します。まずは6月13日(水)より伊勢丹新宿店にて期間限定の特設売場を設置し、先行販売を開始。今後はプレイマットやソファ・キャノピーなど子ども部屋を中心とした商品展開も予定しています。

 

アジア初上陸! インテリアとしての質やデザインにこだわったボールプール

日本でも働き方改革が叫ばれ、プライベートでの充実、そして子どもとの関わり方の大切さが求められるなか、その最先端を行く北欧のデンマークにおいてデザイン・開発されたのが今回発売されるMISIOOのボールプールです。

特徴的なのは、既存の赤や青などのカラフルなボールプールとは一線を画したオシャレなデザイン。北欧デザイン特有のナチュラルでシンプル、そして洗練されたモダンなフォルムとパステルカラーを採用しています。働き方改革によって家にいる時間が長くなり、子どもと接する機会が多いからこそ、ボールプールもインテリアとしての質やデザインにこだわって作られたそう。確かにこのデザインなら、スペースさえあればいちいち収納しなくても部屋のインテリアとしてなじみそうですね。

 

またプール、そして中に入れるボールの素材は「エコテックス」「CEマーク」という世界トップレベルの厳しい検査基準をクリア。さらに、安全面に配慮してボールプールの外側はマットで作られています。こうした安心安全がしっかり担保されているのも親としてはうれしいですよね。

 

■ 伊勢丹新宿店先行発売 ボールプールMISIOO製品概要
ボールプール <MISIOO> ROUNDシリーズ
1) ROUND40 LIGHT GREY 価格2万5000円(税抜)
2) ROUND40 LIGHT PINK  価格2万5000円(税抜)
3) ROUND40 VELVET MARBLE 価格3万円(税抜)
・ カバー コットン95% ポリウレタン5%
・ マット ポリエチレンフォーム
・ ボール 低密度ポリエチレン(LDP)200個付属
・ カバー 取り外し可能
・ 安全基準 CEマーク取得 エコテックススタンダード100 食品安全基準クリア

■ 伊勢丹新宿店での取扱について
売場:伊勢丹新宿店本館6階 玩具
特設売場展開期間:2018年6月13日(水)〜6月28日(木)

 

話題沸騰中の「NEOGEO mini」に続報!! 収録40タイトルや発売時期が明らかに

5月10日に発表され、瞬く間に大きな話題を呼んだ「NEOGEO mini」。発表時点では、収録タイトルや発売時期は未定となっていましたが、このたび続報が入ってきました! 早速チェックしてみましょう。

【関連リンク】

あのネオジオまでミニに!? 40作品内蔵&ディスプレイ搭載の「NEOGEO mini」発表!

 

「NEOGEO mini」って?

「NEOGEO mini」はSNKのブランド40周年を記念したもので、手のひらに乗るコンパクトなサイズ本体に3.5インチの液晶ディスプレイを搭載したゲーム機。TVモニターに接続しなくても、内蔵された40作品から好きなゲームを楽しむことができます。

↑ジョイスティック型コントローラーとステレオスピーカーが一体化したアーケード筐体デザインを採用

 

↑TV出力してゲームを楽しむことができるHDMI端子や外部コントローラーの接続端子(2個)に加え、ヘッドホン端子も用意。友達との対戦や協力プレイなど、多彩な遊び方が可能

 

NEOGEOの名作・傑作タイトルを40作品収録!

NEOGEO miniは、ゲームプラットフォーム「NEOGEO」の多彩なラインナップのなかから、40作品を収録。「ザ・キング・オブ・ファイターズ」や「餓狼伝説」、「メタルスラッグ」など、あの頃がよみがえる名作・傑作タイトルを楽しむことができます。以下に一覧を載せましたが、あなたの思い出ゲームは収録されているでしょうか?

【収録タイトル一覧】

1.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’94

2.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’95

3.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’96

4.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’97

5.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’98

6.ザ・キング・オブ・ファイターズ ’99

7.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2000

8.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2001

9.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2002

10.ザ・キング・オブ・ファイターズ 2003

11.真サムライスピリッツ 覇王丸地獄変

12.サムライスピリッツ 天草降臨

13.サムライスピリッツ零SPECIAL

14.餓狼伝説SPECIAL

15.リアルバウト餓狼伝説

16.リアルバウト餓狼伝説2 THE NEWCOMERS

17.餓狼 MARK OF THE WOLVES

18.ワールドヒーローズパーフェクト

19.風雲スーパータッグバトル

20.龍虎の拳

21.幕末浪漫 月華の剣士

22.幕末浪漫第二幕 月華の剣士 ~月に咲く華、散りゆく花~

23.NINJA MASTER’S~覇王忍法帖~

24.痛快GANGAN行進曲

25.キング・オブ・ザ・モンスターズ2

26.サイバーリップ

27.ショックトルーパーズ セカンドスカッド

28.トップハンター ~ロディー&キャシー~

29.ニンジャコマンドー

30.バーニングファイト

31.メタルスラッグ

32.メタルスラッグ 2

33.メタルスラッグ 3

34.戦国伝承2001

35.ASO II −ラストガーディアン−

36.ティンクルスタースプライツ

37.ブレイジングスター

38.トッププレイヤーズゴルフ

39.得点王

40.ジョイジョイキッド

 

発売時期は、「2018年・夏」とのこと。あわせて「近日予約開始予定」とアナウンスされているので、気になる方は正式オープンした公式サイトをチェックするようにしてみてください!

 

©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

いまボードゲームが密かなブームに! 時間を忘れて熱中できるオススメゲーム4選

テクノロジーの発達により、テレビゲームや携帯ゲーム機はどんどん進化しています。そんななか、実はボードゲームなどのアナログなゲームも密かなブームになりつつあります。今回は、世界中で人気のボードゲームや日本庭園をテーマにしたゲームなどをご紹介。友達や家族とプレーすれば、時間を忘れて楽しめるゲームばかりなのでぜひチェックしてみて下さい。

 

出典画像:GP 公式サイトより

 

[その1]

1500万個を売り上げたボードゲームの王様

出典画像:GP 公式サイトより

GP
カタンの開拓者たち スタンダード版
ボードゲームの王様と言われるほど高い人気を誇る「カタンの開拓者たち」。“カタン”という無人島を舞台に、島全体を使って対戦相手と開拓競争を繰り広げます。サイコロによって算出される5種類の資源で開拓地を建てていきますが、なかなか必要な資源が集まらないことも。時には対戦相手と協力して資源を獲得し、チャンスがあれば陣地の獲得競争も行えるエキサイティングなゲームです。

 

<注目ポイント>
・タイルの組み合わせは2兆9000億通り以上
・プレー人数は3~4人
・5~6人で楽しめる拡張版も販売

地形タイルの組み合わせを変えれば、毎回違うマップでプレーできます。資源を交渉でトレードするという独自のルールは、ゲームを盛り上げてくれること間違いナシ。多彩な戦術や戦略があり、非常に奥が深いので何度やっても楽しめます。

 

[その2]

大人も子どもも楽しめる可愛らしいデザインのテーブルゲーム

出典画像:オインクゲームズ 公式サイトより

オインクゲームズ
海底探険
「海底探険」は、2~6人でプレーできるサイコロを使ったテーブルゲームです。プレイヤーは潜水服に身を包んだ探険家になって海底の財宝を探索。全員の潜水服は1つの空気タンクに繋がっているので、空気残量を気にしながらどれだけ財宝を持ち帰れるかを競い合います。

 

<注目ポイント>
・大人も子どもも楽しめるシンプルなルール
・特殊ダイス付属
・2~6人でプレー可能

対象年齢は8歳以上なので子どもも楽しめます。あえて財宝をたくさんとって空気を減らし、他のプレイヤーを邪魔するなど駆け引きも必要だったり、様々な楽しみ方を発見できるのも魅力の1つです。1~3の出目しかない特殊ダイスを含め、ゲームに必要なアイテムは全て付属しています。

 

[その3]

日本庭園の様式の1つ「枯山水」をテーマにしたゲーム

出典画像:ニューゲームズオーダー 公式サイトより

ニューゲームズオーダー
枯山水
日本庭園の様式の1つをテーマにしたゲーム「枯山水」。プレイヤーは禅僧になり、付属の「砂紋タイル」や様々な形の「石」を使って芸術性などを表現していきます。順番にタイルを引き、“配置”や“廃棄”などの決められた方法で庭を作成。石の位置や砂紋タイルの形を考えながら高得点を目指しましょう。

 

<注目ポイント>
・日本庭園の様式「枯山水」についても学べるゲーム
・歴史上の偉人を使った「作庭家カード」
・奥が深い駆け引きが必要

特殊効果を持った「作庭家カード」でゲームを有利に進めたり、石の配置によるボーナスを獲得したりと緻密な計算も必要です。2~4人でプレーできるので、他のプレイヤーとの駆け引きを楽しみながら“禅の精神”を身につけてみてはいかが?

 

[その4]

難易度が設定できる多人数協力型ボードゲーム

出典画像:ホビージャパン 公式サイトより

ホビージャパン
パンデミック:新たなる試練
「パンデミック」は世界中に拡大しようとする感染症を根絶するために、プレイヤー同士が協力し合って病原体のワクチンを発見するゲームです。プレイヤーはそれぞれ、別々の特殊技能を持ったエキスパートである「科学者」や「衛生兵」などの役割を担当。世界の各都市を移動して研究施設を作り、そこで治療や情報交換をしながら治療薬を発見していきます。毎ターン世界のどこかで感染症が発症し、油断するとたちまち病原体は広がって各地でアウトブレイク(拡散)が発生。勝つためにはプレイヤー間の協力体制が不可欠です。

 

<注目ポイント>
・ボードゲームでは珍しい多人数協力型ゲーム
・難易度の設定が可能
・ルールが追加された拡張パックも販売

ベースとなる「パンデミック:新たなる試練」に、新ルールなどが追加された拡張セットも別売りされています。もともと2~4人用のゲームですが、拡張パックによっては5人や6人でのプレーにも対応。ボードゲームでは珍しい協力型ゲームなので、時間を忘れて楽しめるかも。

 

そのフィギュア、プラチナ製につき480万円――値段もクオリティも神レベルの超高級フィギュア4選

部屋いっぱいに様々なフィギュアを飾りたいと夢見る人は多いはず。何歳になっても本格的なフィギュアには目を奪われてしまいます。そこで今回は、値段もクオリティも高い超高級フィギュアをご紹介。中には400万円を超えるフィギュアもあるので、マニアの方もそうでない方もぜひチェックしてみて下さい!

 

出典画像:モノショップ 公式サイトより

 

[その1]

ダメージも忠実に再現した金色に輝く“悪魔将軍”

出典画像:スパイスシード 公式サイトより

スパイスシード
「キン肉マン」悪魔将軍 ロンズデーライトパワーver.
「キン肉マン」に登場する、悪魔超人を束ねる首領「悪魔将軍」の“ロンズデーライトパワー”バージョンフィギュアです。「ストロング・ザ・武道」の必殺技により粉砕した悪魔将軍のマスク、そしてそこから覗く悪魔将軍の正体である「ゴールドマン」を忠実に再現。ゴールドに輝くボディも、こだわりの塗装で表現されています。

 

<注目ポイント>
・ゴールドに輝くボディ
・粉砕したマスクも忠実に再現
・「LED付特製台座」をオプションで選択可能
台座面が発光して悪魔将軍を豪華にディスプレイできる「LED付特製台座」のついたタイプも販売、台座つきで価格は11万2968円、台座なしだと10万2384円です。台座なしのタイプにも「アクリル製専用ベース」が付属されているので、しっかりと悪魔将軍の造形美を堪能できます。

 

[その2]

ムカデのようにうごめくリアルな“赫子”も忠実に再現!

出典画像:メディコス・エンタテインメント 公式サイトより

メディコス・エンタテインメント
「東京喰種 -トーキョーグール-」金木 研(半赫者ver.~返血~)
TVアニメ「東京喰種 -トーキョーグール-」の主人公・金木研の“半赫者(はんかくじゃ)状態”を再現したフィギュアです。身体に沿ってうごめくような“赫子(かぐね)”は、まさに“ムカデ”そのもの。足の1本1本に至るまでこだわり抜き、半赫者状態になると発現する“マスク”もしっかり造形されています。

 

<注目ポイント>
・細部に至るまでリアリティを追求
・固定フィギュアならではの躍動感溢れるポージング
・作品のダークな雰囲気も再現
素材にPU(ポリレジン)を使用したハイクオリティのフィギュアで、価格は4万9464円。2016年に発売された「金木 研(半赫者ver.)」に新しく返り血の塗装が施されたことで、作品内に漂う血生臭い雰囲気が醸し出されています。

 

[その3]

美しい輝きを放つ「純金のカネゴン」

出典画像:コウゲイ 公式サイトより

コウゲイ
純金のカネゴン
日本の工芸職人により1点1点丁寧に制作された純金製の「カネゴン」。全高わずか40mmというミニサイズながら、精巧にキャラクターが再現されています。高級感のある専用ケースに接着されているので、多少の揺れで本体を傷つけることもありません。

 

<注目ポイント>
・ミニサイズながらキャラクターを精巧に再現
・高級感のある専用ケースも付属
・完全受注生産
美しい輝きを放つ純金製カネゴンの値段は21万6000円。受注生産のみなので、受け渡しは注文から約1カ月かかります。世代を超えて“ウルトラ怪獣ファン”から高い人気を誇るカネゴンですが、ファン以外の方にも“縁起物”としておススメです。

 

[その4]

前代未聞の超高額ウルトラセブン

出典画像:モノショップ 公式サイトより

モノショップ
プラチナ ウルトラセブン
ウルトラセブンの放送開始50周年を記念して作られた「プラチナ ウルトラセブン」。結婚指輪にも使われる純度の高いプラチナを贅沢に使い、最先端の3D技術を駆使して仕上げられました。50年間にわたって様々なデザインのスーツが登場したウルトラセブンですが、このフィギュアは1967~68年のオリジナル版スーツが忠実に再現されています。ちなみに額のビームランプには、0.05カラットのエメラルドを使用。

 

<注目ポイント>
・純度の高いプラチナを贅沢に使用
・額のビームランプにはエメラルド
・オリジナル版スーツを忠実に再現
付属の「特製ディスプレイ」ロゴプレートは、ダイヤモンドをあしらった豪華なガラス製。さらに保存に最適な気密性の高い「特製桐箱」もつき、値段は480万円。フィギュアの域を超えた美術品とも呼べる神々しさは、見る人全てを釘付けにすること間違いナシ!

「ウイイレ」アプリがマクドナルドとコラボ! ジーコと裏メニューを無料ゲットするチャンス!

コナミデジタルエンタテインメントのサッカーゲームアプリ「ウイニングイレブン2018」とマクドナルドがコラボレーション。期間限定で販売される「マックの裏メニュー」をもらえるキャンペーンが6月13日14時に開始されます。

 

↑日本代表監督も務めたジーコ氏がイメージキャラクターに

 

6月13日~7月8日まで、ゲームにログインしたユーザーに「マックの裏メニュー」の割引クーポンが配布されます。6月22日までゲーム内で開催されるイベントに参加すると、ランキングの順位に応じて「裏ダブルチーズバーガーセット」や「裏てりやきマックバーガー」、「裏・コークフロート」などが無料になるクーポンがもらえます。

 

↑裏メニューをもらえるキャンペーンは複数実施される

 

また、6月22日~7月8日のどこかで、イベント「McDonald’s Online Challenge」が開催。期間中に試合をすると、マックフライポテトや裏・コークの無料券がもらえます。イベントはウイニングイレブン公式Twitterアカウントで予告されます。

 

そのほか、コラボキャンペーンを記念して、7月16日13時59分までにゲームにログインすると、ジーコ選手などの強力な選手をかならず獲得できる「スペシャルエージェント」も配布されています。

 

↑ジーコ選手などブラジル国籍の強力な選手も獲得できる。対象選手はジーコ、ネイマール、フィリペ コウチーニョ、カゼミロ、オスカル、パウリーニョ、マルキーニョス、ロベルト フィルミーノ、ガブリエウ ジェズス、フッキ

 

↑ウイニングイレブン2018はiPhone/Android対応のモバイルゲーム。実在の選手を操作してプレイできる

 

キャンペーンサイトで「コナミコマンド」を入力する枠があるというコナミらしいおまけ要素も用意されています。「上上下下左右左右BA」にピンときたら、キャンペーンサイトをチェックしてみるといいかもしれません。

ガンダムの「ハロ」が14万9040円で買えるのか…。話題のプレミアムバンダイ製ハロの機能まとめ

「機動戦士ガンダム」の球体型ロボット「ハロ」がついに現実に登場! バンダイはコミュニケーションロボット「ガンシェルジュ ハロ」の予約販売を公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて7月下旬に開始します。実売価格は14万9040円。

 

↑ガンシェルジュ ハロ。「プレミアムバンダイ」の予約販売のみで提供される

 

「ガンシェルジュ ハロ」は、”もし現代にハロが存在していたら”をテーマに開発されたロボット。アニメに登場したハロのようにゆらゆらと揺らしながら、ガンダムに関する雑談に応じてくれます。

 

前後左右に揺れる愛らしい動きは、作中のハロのそのもの。話かけてきた人の方向に向きを変えたり、目や口に内蔵されたライトで感情を表したりできます。

 

残念ながら移動はできませんが、球体型のボディに格納した手足を展開して、階段を昇る姿を再現できます。ちなみに、ハロ本体の機構をPCでおなじみのメーカー、VAIOにより設計されています。

 

↑左右に揺れたり回る動きを再現
↑手足を出せるが、階段は昇れない

 

ガンシェルジュ ハロにはIBMのAIを搭載。アニメ「機動戦士ガンダム」に関連する会話に応じてくれます。キャラクターやモビルスーツに関する豆知識を紹介したり、「見せてもらおうか 連邦軍のモビルスーツの性能とやらを」といった作中の名台詞を披露したりと、その話題は多彩。ガンダムに関するクイズを楽しむこともできます。

 

↑ハロに質問したり、クイズを出してもらってりできる

ハロの声は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などで声優を担当した新井里美さんが当てていて、音声合成技術によって、さまざまな言葉をハロの声でしゃべることができます。

 

そのほか、Bluetoothスピーカーやアラームの機能を搭載。通信にはWi-Fiを利用し、設定はスマートフォンアプリから行います。本体に充電池を内蔵し、クレードルに設置して充電します。大きさは直径約19cmで、重さは約1.25kg。

 

ゆらゆらと揺れながら答えてくれるハロ。つい、「ハロ、今日も元気だね」と語りかけたくなるかわいさですね。

 

なお、バンダイは6月7日~10日に東京ビッグサイトで開催されている「東京おもちゃショー2018」でガンシェルジュ ハロを展示しています。気になる方は遊びに行ってはいかがでしょうか。

「妖怪ウォッチ ぷにぷに」、シャドウサイドのSSレア妖怪が大量参戦の限定イベント開催中!

妖怪ウォッチのパズルゲーム「妖怪ウォッチ ぷにぷに」で、6月15日までイベント「『妖怪ウォッチ シャドウサイド』~怪奇メモ争奪戦~」が開催中。新ウォッチ「妖怪ウォッチオーガ」やシャドウサイドのレア妖怪を手に入れるチャンスです。

 

イベントは6月1日~15日までの期間中、5回に分けて開催。3チームに別れて、パズルで手に入る「怪奇メモ」を集めた数を競います。チームへの貢献度に応じてアイテムが手に入るほか、チーム内ランキングで上位を獲得すると、順位に応じてイベント限定のSSランク妖怪がもらえます。

 

↑「妖怪ウォッチ シャドウサイド」~怪奇メモ争奪戦~のイベント画面

イベント限定妖怪として登場するのは「お松」「義経」「フクロウ」「コマさん(シャドウ)」の4種類。いずれもSSランクの強力なひっさつわざやスキルを持っている妖怪で、仲間にすれば活躍してくれるでしょう。

 

↑左からお松、義経、フクロウ、コマさん(シャドウ)

 

イベント期間中には限定ガシャ「シャドウサイドガシャ」が登場。過去のイベントで登場した「闇エンマ」なども手に入れるチャンスです。このほか、新ウォッチとして「妖怪ウォッチオーガ」が登場。パーツを集めて作れるようになりました。シャドウサイドのレア妖怪が多数登場する今回のイベント。強力な仲間を手に入れたいなら要チェックです。

ただのリバイバルじゃない! アプリ版「レイトン教授」第1作はナゾもムービーも映画級の高画質です!

謎解きゲームの定番「レイトン教授」シリーズ。その第1作がスマートフォンアプリになって登場です。レベルファイブはiOS/Androidアプリ「レイトン教授と不思議な町 EXHD for スマートフォン」を2018年6月に配信します。価格は1200円です。

 

原作は2007年発売のニンテンドーDSソフト「レイトン教授と不思議な町」。やりごたえのある謎解きパズルが評判を呼び、世界累計1200万本の出荷を記録したヒット作です。

 

↑名作謎解きゲームがスマホにリバイバル

アプリ版「レイトン教授と不思議な町 EXHD for スマートフォン」では、タイトルに「EXHD」と付くように、DS版から大きくバージョンアップ。アニメーションはすべて高画質にブラッシュアップ。ニンテンドーDS版には収録されていない“映画級”のアニメーションも新追加されています。謎解き画面も高画質になり、作品の世界をより深く味わえるようになりました。

 

↑プレイ画面もナゾトキも高画質に

 

↑新規アニメーションも追加

 

昔遊んだレイトンファンも、これから遊ぶ方にもうれしいリバイバル作品。高画質になった本作で謎解きの世界に挑んでみてはいかがでしょうか。

冷蔵庫に隠せそうなガンプラとは!?――ガンプラが好きすぎる片桐仁がレコメンド

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題字/片桐 仁

 

ガンプラが好きすぎる片桐仁がその魅力を伝える連載。今回のテーマは「冷蔵庫に隠せそうなガンプラ」を紹介します!

 

【Profile】片桐 仁:コメディアン・俳優・芸術家。新刊「粘土道大百科」がヴィレッジバンガード店舗で発売中

 

 

18年ぶりのMG化! 合体変形を見事に再現

今回紹介するのは、MG 1/100 ダブルゼータガンダムVer.Ka 。MGのダブルゼータガンダムは99年に発売されて以来なので、18年ぶり! しかも今回はメカニックデザイナー、カトキハジメ先生が監修する「Ver.Ka」(バージョンカトキ)ということで、いたるところにこだわりが詰まっためっちゃカッコいい仕上がりになってます。

 

ダブルゼータガンダムといえば、秋元 康作詞のアニメの主題歌の「アニメじゃない」と共に忘れられないのが合体変形! コア・トップとコア・ベースっていう2つの飛行形態が合体してダブルゼータガンダムになるんですけど、さらにGフォートレスという大きな飛行形態にも変形するんですよね。

 

↑コア・トップとコア・ベース。2体が合体変形してダブルゼータガンダムになります

 

↑こっちがコア・ベースね。横から見たときにガタツキなくスタンドがちゃんと設置されているのがなにげにすごい!

 

↑こちらがもうひとつの変形形態、Gフォートレス。でかい!

 

で、このキットでは、アニメ同様に変形が可能! 複雑な変形ギミックがたくさん詰まってるんですけど、正直、作ってる最中は、どういった動きをするのかよくわかんないし、作るのも面倒なんですけど、完成して変形させると、あっ、あのめんどくさい部分がこう動くのか!ってことが、わかって超面白いんです。

飛行形態の底部分を回転させると折りたたまれた足が出現。それと同時にバーニアが収納されます。逆だとバーニアが飛び出してくる。こういうギミックがたくさんあるから、変形は複雑だけど楽しめます。

 

↑コア・ベースが下半身に変形。変形の構造は結構複雑なので、覚えるまで変形にはかなり時間がかかります

 

↑機首を外すと中から上半身が出現。ちなみに機首の先っぽ部分にコクピットが付いてるんですけど、この部分はなんとライフルに変形します。危険すぎる!

 

↑アンテナはこんな感じで折りたたまれてます

 

↑変形完了! プロポーションも抜群。ボディに厚みがあるのにウエストが細い!

 

↑99年に発売されたMGでは、変形と引き替えにあまり動かなくなっていた関節や腰も今回のモデルではグリグリ動くのでカッコいいポーズがバシバシ決まります

 

ダブルゼータガンダムの魅力でもある腰から脚にかけてのゴチャっとしたメカもうまく再現されていて、しかもこれだけパーツがガチャガチャしてるのに絶妙な配色のおかげで不思議とまとまって見えるんですよね。設定画では緑がかっていた部分がアニメ劇中の白になって、青い部分はトーンを落として少し暗めのブルーになってる。この絶妙な色味によって統一感が出すのがVer.Kaのこだわりなんですよね。

というわけで今回のお題は冷蔵庫に隠せるガンプラ。

 

ガンプラを買いすぎたことが奥さんにバレそうなときも、このダブルゼータガンダムなら分厚いGフォートレス形態に変形させてヒモで縛ればローストビーフの塊に見える!  奥さんの目をかいくぐれるはずです。

 

↑Gフォートレスを縛ってみました。重量感がローストビーフっぽいですね

 

↑冷蔵庫に入れてみると違和感なし! 肉っぽい色に塗装すればさらに気づかれないはず。というか、気づかずに食べてしまう可能性も!
※実際には食べられませんのでご注意ください。

バンダイ

MG 1/100 ダブルゼータガンダムVer.Ka

価格:6,480円

 

©創通・サンライズ

 

【本日発売】「タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆 超速ガイド2018-2019」の付録は「エンペラー ジャパンカップ30年記念用特製ステッカー」!!

 

2013年以降毎年発刊しているミニ四レーサーのための必読本「タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆 超速ガイド2018-2019」が、本日に発売! 今回は綴込付録として、名車・エンペラー ジャパンカップ30年記念用特製ステッカーが2種類がついてくるという豪華なラインアップ。もちろん、ビギナーからベテランまでミニ四駆がさらに楽しくなる情報満載です!

 

 

ジャパンカップ開催30年記念大会の対策セッティングを大公開!

同誌では、マシン作りやドレスアップの基本、グレードアップパーツ(改造パーツ)の効果解説やセッティングのコツなどを詳しく紹介しています。また、6月16日に開幕するミニ四レーサー日本一を決定するビッグイベント「ミニ四駆ジャパンカップ2018」の公式コースのポイントや、対策セッティングも見逃せない情報が満載。

 

 

2018年はジャパンカップ開催から30年を迎える記念イヤー。“原点回帰”をコンセプトに、1988年・第1回の公式コースをベースに現代仕様にアレンジした「クラシックサーキット2018」を完走するためのポイントを詳しく解説しています。

 

 

綴込付録はエンペラー ジャパンカップ30年記念用特製ステッカーが2種類!

綴込付録は6月23日発売の「ダッシュ1号 皇帝(エンペラー) メモリアル(MSシャーシ) -ジャパンカップ開催30年記念-」用の特製ステッカー。しかも、「ジャパンカップ2018」にチャンピオンキャップを提供する「NEW ERA」Ver.と、大会スポンサーの「FDK(富士通 乾電池)」Ver.の2種類! 自由に貼ってドレスアップを楽しめます。

 

 

「NEW ERA」Ver.

 

「FDK」Ver.

※画像は試作品です。ミニ四駆本体は付録に含まれません。

 

 

スペシャルインタビューは新日本プロレス・棚橋弘至選手!

そして、「100年に一人の逸材」こと新日本プロレスのエース・棚橋弘至選手が「ミニ四駆の聖地」であるタミヤ プラモデルファクトリー 新橋店に降臨! 巨大コースでレースを楽しみつつ、親子でハマっているという棚橋選手のミニ四駆ライフについてインタビューしました。

 

幅広い年齢層のファンをもつミニ四駆。いまからハマる人も、すでにハマっている人も「タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆 超速ガイド2018-2019」を読んで、自分のマシンをもっと速く! もっとカッコよくしよう!

 

学研ムック GetNavi特別編集「タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆 超速ガイド2018-2019」

定価:本体830円+税
発売日:2018年5月31日(木)
判型:A4変形/100ページ
電子版:あり(同時配信)

ISBN:978-4-05-611347-1

発行所:(株)学研プラス

学研出版サイト:http://hon.gakken.jp/

 

【本書のご購入はコチラ】

タミヤショップ オンライン http://tamiyashop.jp/shop/g/g63676/

Amazon http://www.amazon.co.jp/dp/4056113475

楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/15446553/

セブンネット https://7net.omni7.jp/detail/1106888295

学研出版サイト http://hon.gakken.jp/

 

みんながハマった熱中アナゲ―が決定!! ボードゲーム専門店「すごろくや」売れ筋Top10

国内最大のボードゲーム専門店・すごろくや。同店の売り上げ上位ゲーム10タイトルを、オーナー・丸田さんの解説とともに紹介します。

※ランキングは2017年「すごろくや」の店舗においての売上本数を集計しています

 

【教えてくれた人】

すごろくや オーナー・丸田康司さん

15年間のテレビゲーム制作を経て2006年にボードゲーム専門店を開業。オリジナルゲーム・すごろくやの制作も手がけています。

 

メディアで紹介された誰でも遊べるゲームが人気

「ボードゲームは種類が豊富すぎて、何を遊んだらいいかわからない」と悩む読者も多いことでしょう。そこで、すごろくやのオーナー・丸田さんに人気のゲームを聞いてみました。

「テレビやYouTubeで紹介された、ルールが簡単で初めてでも楽しめるゲームが人気です」(丸田さん)

 

ランキングには以前「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)で紹介された「ナンジャモンジャ」や、「そっとおやすみ」を筆頭に、子どもでも楽しめそうなゲームが多く並んでいます。しかし、ボードゲームの魅力に気づいたら、いろんなゲームを楽しんでほしいと丸田さんは話します。

「本当はもう少しルールが複雑なゲームに、もっと面白いものがたくさんあるんです。考えるタイプのゲームが好きな方なら、そちらもぜひ遊んでみてほしいですね」(丸田さん)

 

【第10位】駆け引きのある棒倒しゲーム

ハバ
スティッキー
3024円

【プレイ人数:1〜4人】【プレイ時間:15分】【対象年齢:3歳以上】

倒したら負けという簡単ルールで小さな子どもでも遊べますが、実際には大人の高度な駆け引きも存在する二重構造が魅力です(丸田さん)。

 

【第9位】読み合いが楽しい2人専用ゲーム

メビウスゲームズ
ガイスター
2800円

【プレイ人数:2人】【プレイ時間:10〜20分】【対象年齢:10歳以上】

シンプルなルールのなかで、「こんなに面白い読み合いが脳内で展開できるんだ!」と思えます。ドイツ様式の魅力溢れるゲームです(丸田さん)。

 

【第8位】素早く判断しコマをつかみ取る

メビウスゲームズ
おばけキャッチ
1800円

【プレイ人数:2〜8人】【プレイ時間:20分】【対象年齢:8歳以上】

カードの絵柄にある形や色を把握して正解のコマをつかみ取るゲーム。ルールは簡単ですが、頭の切り替えの早さが必要なゲームです(丸田さん)。

 

【第7位】遊ぶたびに毎回ドラマが!

メビウスゲームズ
ハゲタカのえじき
1500円

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:20分】【対象年齢:8歳以上】

全員が同じ1〜15までの数字カードを使い、場の点数カードを取り合います。シンプルなのに、どんな人にも喜ばれる外さないゲームですね(丸田さん)。

 

【第6位】幅広い人数に対応しみんなで遊べる!

すごろくや
イチゴリラ
1512円

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:10〜20分】【対象年齢:3歳以上】

2枚ペアだけではなく3枚セットや4枚セットのカードもある神経衰弱の“笑える”進化版です。対応人数が幅広く、みんなで楽しめます(丸田さん)。

 

【第5位】揃ったら伏せるだけ!単純だけどハマる

すごろくや
そっとおやすみ
1400円

【プレイ人数:3〜7人】【プレイ時間:10〜15分】【対象年齢:5歳以上】

手札が揃ったらそっと伏せます。それに気づいた人は自分も伏せます。気づいた人は伏せていき、最後に残った人が負けというシンプルなゲーム。伏せるときのさりげなさがポイントです。

↑同じ帽子のイラストが4枚揃ったらカードを伏せます。ほかのプレイヤーが気づかないよう、タイミングを見計らうのが醍醐味

 

【ココがオススメ】

自信がある人ほど気づかないもの

ルールを説明すると、「そんなの気づかないわけないじゃない!」と、言う人もいますが、実際やるとそういう人こそ気づかない(笑)。シンプルなゲームですが、大人になるほどハマる人が多いゲームですね(丸田さん)。

 

【第4位】紙のカードを柱にして高いビルを建てていこう

すごろくや
キャプテン・リノ
1728円

【プレイ人数:2〜5人】【プレイ時間:10分】【対象年齢:5歳以上】

床カードを土台に、折り曲げたカードを置いてビルを作り、どんどん高く積み上げていくゲーム。ビルが壊れてしまった人が負け。慣れれば1メートル以上の高さまで積み上がります。

 

↑床カードにサイのヒーロー・リノのマークが描かれていたら、リノのコマを下の階から取って、その場所に置きます。緊張で指が震える人も!

 

【ココがオススメ】

高く積み上がるけど紙だから安全です

積み上げるおもちゃは危険もありますが、紙なので安全。それゆえに、プラスチックや木の素材のバランスゲームよりも高く積み上がります。ルールが簡単で扱いやすいのもいいですね。小さな子どもも遊べます(丸田さん)。

【第3位】【第2位】名付けのセンスで個性が浮き彫りに!

【第3位】

すごろくや
ナンジャモンジャ・シロ
1400円

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:15分】【対象年齢:4歳以上】

【第2位】

すごろくや
ナンジャモンジャ・ミドリ
1400円

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:15分】【対象年齢:4歳以上】

 

テレビやYouTubeで紹介されたことで話題となり大ヒットとなった人気ゲーム。ミドリとシロの違いはキャラクターの種類。それぞれ入っている12種のナンジャモンジャのイラストが異なります。もちろん混ぜて遊ぶことも可能。

↑手番ではカードをめくり初めて出たキャラの場合は名前を付けます。すでに出ていたキャラの場合は名前を言います。早く言えた人がたまったカードを受け取り、カードの多い人が勝利!

 

↑ミドリ(上)は正面を向いた丸い形のキャラクターが多いです。シロ(下)は、逆Jの字だったり三角形だったりと、見ていて楽しいユニークな形状のキャラクターが多数

 

【ココがオススメ】

名前付けの面白さを楽しむ大喜利ゲーム

記憶ゲームと思われがちですが、実は名前付けの面白さを楽しむゲーム。大喜利的な楽しさはもちろんですが、名前を付けるときに自然とその人の個性が出ます。知らなかったパーソナリティも垣間見られるのも魅力です(丸田さん)。

 

【第1位】犯人カードを持っているのは誰?ドキドキの心理戦が展開される

すごろくや
犯人は踊る
1296円

【プレイ人数:3〜8人】【プレイ時間:10分】【対象年齢:8歳以上】

1枚だけある犯人カードを持っている人を当てる推理ゲーム。渡り歩く犯人カードの持ち主を言い当てることができれば勝利。最後まで逃げ切れば犯人が勝利します。

 

手番では手札からカードを1枚出し、そのカードに書かれた指示にプレイヤーは従います。誰かの手札をすべて見ることができる目撃者カードや犯人を言い当てる探偵カードを使って犯人を捕まえましょう。

 

【ココがオススメ】

ゲーム後、犯人カードの移動の検証が楽しい

犯人カードが手札にあるドキドキや、持っておきたかった手札が急になくなったりする予想外のハプニングを笑って楽しめます。終わったあとに犯人カードがどのように渡っていったかを検証するのも面白いですよ(丸田さん)。

丸田さんがチョイスする属性別オススメゲーム

丸田さんが、膨大な量のゲームのなかから選んだ、読者のニーズに合いそうなイチオシゲーム4本を紹介していきましょう。

 

【その1/家族で楽しみたい!】

子どもが夢中になる要素がたくさん!

すごろくや
ファイアドラゴン
5940円

【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:20分】【対象年齢:5歳以上】

竜使いとなり火山のまわりを飛び回って、火山の噴火で飛び散るルビーを集めるゲーム。ルビーを多く集めるには、火山の噴火するタイミングでの位置取りが重要です。子どもだけでも遊べるほど簡単なルールですが、慣れると大人が遊んでも考えどころがある戦略性の高さも魅力です。

【丸田’sEYE】

ルールが簡単で派手さもあってコマがドラゴンと、子どもが好きな要素が詰まっています。5歳くらいから楽しめます(丸田さん)。

 

【その2/勝負は短時間で!】

深い読み合いが短時間で楽しめる

ピグフォン
ごいた カード版
2160円

【プレイ人数:4人】【プレイ時間:15分】【対象年齢:8歳以上】

ごいたは石川県鳳珠郡能登町の伝統ゲーム。現地では竹製のコマを使用しますが、こちらは手軽に遊べるカード版。32枚のカードを使って4人で2対2のチーム戦で遊ぶ短時間ゲームです。何がすでに出ていて、どれを出すのが最善かといった麻雀に近い読み合いを手軽に楽しめます。

【丸田’sEYE

20分ほどで終わる手軽さで、夢中で何度も遊んでしまいます。私が“夜通しゲーム”と呼んでいるラインナップのひとつです(丸田さん)。

 

【その3/RPGが好き!】

仲間と一緒にファンタジーの世界へ

アークライト
アンドールの伝説
6048円

【プレイ人数:1〜4人】【プレイ時間:60分】【対象年齢:10歳以上】

ファンタジーテーマの協力型ゲーム。仲間と連携を取り、みんなで試行錯誤しながら、怪物たちから城と王国を奪還する、全5章構成のシナリオをクリアしましょう。シナリオを進めるごとに段階的に新しい要素とルールが追加されていくので、初心者でも遊びやすく奥が深いです。

【丸田’sEYE】

ゲームデザイナーがグラフィックも兼任。ゲームとグラフィックの融合具合が素晴らしく、ゲームの世界に入り込めます(丸田さん)。

 

【その4/斬新さ重視!】

 1度しか味わえない斬新なゲーム体験

ホビージャパン
パンデミック:レガシー
7560円

【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:60分×12〜24回】【対象年齢:13歳以上】

遊ぶたびにゲームが変わる「レガシーシステム」を取り入れた話題の協力ゲーム。ストーリーに合わせてカードやボードにシールを貼ることでゲーム自体が変化します。海外ドラマのような驚きの展開が待ち受けます。クリアには時間がかかるため、一緒に遊べる仲間を探しましょう!

【丸田’sEYE】

協力型ゲームの金字塔・パンデミックをベースに、段階を持った演出と驚きのストーリーを存分に楽しめるゲームです(丸田さん)。

 

 

すごろくや

海外製を中心としたボードゲーム・カードゲームを見て、触って購入できる専門販売店。600種類以上のゲームを扱っており、知識があるスタッフの案内でゲームを選べます。

●住所:東京都杉並区高円寺北2-3-8 高円寺日光ビル2F

●営業時間:11:00〜20:00

●休日:水曜日

台湾版「モンスト」大ヒットに見る、台湾のゲーム&eスポーツ事情

先日、台湾にて「モンスターストライク」(以下、モンスト)の台湾ローンチ4周年記念イベントが開催されました。日本でのモンストが5年なので、台湾でのローンチはかなり早い段階で行われているのがわかります。

↑モンスト台湾ローンチ4周年を記念したイベント「眉飛肆舞」。眉飛色舞のもじりで、肆は四のこと。眉飛色舞は満面の笑みが出るほどうれしい様子を指します

 

↑「怪物弾珠」の名前で愛されている「モンスターストライク」。イベント会場には壁一面に数多くのタペストリーが貼られていました

 

モンストが台湾で大人気の理由とは?

台湾のモンスト(怪物弾珠)の累計利用者数は600万人で、これは台湾の人口が約2400万人であることを考えると、かなりの人気タイトルと言えます。ちなみにモンストはIDごとに利用者数を管理しており、いわゆるリセマラやスマホの機種変などで利用者ひとりが何回ダウンロードしても利用者数が上がらないので、これはユニークユーザー数に近い数値となっています。

 

台湾での人気の要因としては、繁体字のローカライズが行われていることと、台湾オリジナルのキャラクターが登場するなど台湾仕様でリリースされている点が挙げられます。また、日本の漫画やアニメに慣れ親しんでいる文化が土台としてあることから、モンストの日本的なイラストに好感を持っている人も多いようです。

そんな台湾でも大人気のモンストのイベントとなれば、盛り上がらないわけがありません。イベントでは日本で開催されているeスポーツ大会と同じく「モンスターストライク スタジアム」を使ったeスポーツ大会の決勝が行われたり、これまでのモンストの歴史がわかる年表が展示されたりと見所が満載。モンスターメーカーの撮影会なども設置され、4周年を飾るにふさわしいお祭りとなっていました。

↑「怪物弾珠」の歴史年表。ほぼ毎月のようにイベントが起こっています

 

↑会場にはルシファーの椅子も展示。座って撮影することができました

 

↑撮影した写真を元にモンスターを生成する「モンストメーカー」のコーナーも

eスポーツの試合は観戦も大賑わい!! 優勝チームは日本のイベント出場へ

eスポーツの試合が行われた「モンスターストライク スタジアム」は、ほかのeスポーツタイトルとは違い、対戦相手を直接攻撃するのではなく、同じ条件のステージをどちらが早くクリアできるかのタイムアタック戦。4人ひとチームで順番に操作する様は、陸上競技のリレーを彷彿させます。

 

大会には台北と高雄での予選を勝ち抜いたそれぞれ2チーム、計4チームが出場し、それぞれの地域の代表チームを決める代表決定戦を実施。そこで勝ち上がった台北代表と高雄代表での決勝戦が行われました。予選では50チーム、200人以上が参加し、決勝の様子はインターネットでも配信されました。

 

優勝したのは高雄代表の「夏夕夏景」。優勝賞金10万台湾ドルや9000台湾ドル相当のウェブマネーなどが贈られました。さらに、6月30日に幕張メッセで開催予定のモンストイベントで香港代表、日本代表との三つ巴の対戦会への出場権を獲得しました。

↑会場ではモンストの実況配信をしているインフルエンサーが実況と解説を担当

 

↑会場では抽選で選ばれた観客が大会の様子を観戦。ほとんどが怪物弾珠のプレイヤーで、対戦の様子に一喜一憂していました

 

↑立ち見席も当日に並んで入場した人たちでいっぱいに。13時開始ながら午前6時半から並んでいたという猛者も

 

↑順番に操作し、6ステージを先にクリアしたチームの勝利。今回はどの試合も序盤でのリードを守って逃げ切った試合展開でしたが、途中で逆転することも多々あるとのこと

 

↑優勝したのは高雄会場から選出された「夏夕夏景」。賞金10万台湾ドルと日本で開催される三つ巴戦への渡航費と滞在費が贈られました

 

台湾のゲーム&eスポーツ事情を聞いてみた

大会はざっとこんな感じでしたが、今回の取材にあたり、台湾ゲームショウを運営する台北市電脳商業同業公会 福総幹事 黄さんにお話を聞くことができたので、台湾でのゲーム事情も聞いてきました。

↑台北市電脳商業同業公会 福総幹事 黄氏

 

台湾は全世界のPCの80%のハードウェアを生産しており、そういった背景からゲームもPCゲームが盛んに行われています。ただ、ゲーム専用機のコンソールやスマホなどのモバイルゲームが流行っていないかというとそうでもなく、どれも横並びの市場となっているとのこと。

 

eスポーツは台湾でも知名度があがっており、インフルエンサー的なeスポーツ選手も登場しています。国の施策としても、日本でいうところの文化庁にあたる体育署にeスポーツ部門ができ、支援体制が整ってきているそうです。

 

例えば、eスポーツ大会のスポンサーになった企業は、税金の優遇措置が受けられます。一方、選手に関してはまだ支援らしい支援は行われておらず、スポーツビザの発行なども行っていないとのこと。ただ、海外で好成績を残せば兵役を免除され、そのまま選手として活躍することができます。

 

国のスタンスとしては、若者が好んでいることに規制や禁止をせず、温かく見守っている状態だと言います。そこから親への理解も広げているようです。

 

以前、「旅かえる」というゲームアプリが台湾でヒットし、その後中国でも大ヒットとなりました。日本製のゲームが中国進出する足がかりとして、台湾があると言えなくもありません。実際に、台湾には世界各国からゲームが持ち込まれており、台湾ユーザーは幅広くそれに対応しています。そのため、台湾でヒットしたことで中国でもヒットする可能性は高いと見られています。

 

最後に台湾から見た日本のeスポーツの現状についても聞いてきました。

 

中国や韓国に比べると、日本はeスポーツにおいては遅れをとっていると言います。これは火を見るより明らかなので特に驚きはしませんでしたが、なんとか巻き返しをしたいところ。市場は大きいので、今後、日本が急速に発展する可能性は大いにあるという見方もあるそうです。

 

ただ、日本市場はコンソール中心なので、PCメインの世界市場とはズレが生じているのも事実だと見ています。このままでは世界から孤立してしまう可能性があるという話もありました。

 

取材をしてみて感じたのは、台湾は“とりあえずやってみてから考える”というスタンスであるということ。日本だと、やる前にいろいろ考えて、用意周到に準備しているうちにやるのを止めてしまうことも多く、eスポーツやゲームに関しては台湾のスタンスがうらやましくも感じました。PC主体のゲーム市場に関しても、コンソールからPCへの移行を考えるのではなく、台湾のようにPC“も”あるという状況になるのが理想的な気がします。

「ロックマン2」でゲーム芸人がボス3体のノーダメ・バスターのみクリアを目指す! その結果は?

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、「ロックマン2」でスーパープレイをみせる!

 

カプコン
ロックマン2

514円(Wii U、3DS)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000001108

 

選べる8ステージとワイリーステージ(6面)の全14面。新導入のパスワードが便利だった。

 

成功報酬は「ニックマン」!? 罰ゲームはワサビマンを倒せ!

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、「ロックマン」ならぬ「ニックマン」ということで、横浜中華街の名店の肉まんセットをご用意しました。

 

フジタ(以下フ) ダジャレにしても遠すぎますね(笑)。

 

 ただし失敗の場合、ワサビマン、カラシマン、デスマンの恐怖のおまんじゅうボスラッシュを味わっていただきます。

 

 デスマンってなんですか?

 

 激辛のデスソースです。

 

 それは手強いですね(笑)。

 

ボス3体をノーダメクリア! しかも武器はバスターのみ!

どうも~、フジタです! 今回は僕が一番好きな「ロックマン2」で、ボス3体のノーダメ・バスターのみクリアに挑戦します。以前にこのコーナーで挑戦したのとは別のボスということで、バブルマン、ヒートマン、フラッシュマンの3体です。

 

↑ステージセレクト画面。シリーズ恒例となったボスキャラのデザイン公募は「2」から始まった企画。8体の個性豊かなボスが待ち受ける!

 

バブルマンは海に入ると操作性が変わるので、その対応が大事ですね。ヒートマンは比較的難易度が低いんですが、ヒートマンが燃えているときにどれだけ近くに立てるかがプロの腕の見せどころです。フラッシュマンステージは滑るんで、微妙な調整をした小刻みなジャンプが必要なんです。この技術はお笑いの舞台にも通じます(笑)。

 

↑バブルマンのステージ冒頭。ここのカエルがいきなりの難敵。小さなカエルを飛ばし、ロックマンを攻撃してくる。フジタのスゴ技をご覧あれ!

 

それではスタートです。まずはバブルマンから行きます。後半の水中ではジャンプの動きが普通の面と違うので、先に済ませておきたい。さらに連打が必要な面なんですよ。ここ! いきなり硬いカエルに連打! わかります、いまの? あの連打で間に合ってないと小さいカエルが追っかけてきてダメージを受けちゃうんです。いまのはプロの技が3個くらい詰まったシーンでした。

 

 

……ここはアンコウの頭を狙ってるんですが、ノーダメ縛りなので……うわー、危ない、ヤバいよ! エビもしっかり倒しておかないとキツいんですよね。それから水中でジャンプしちゃうと天井のトゲに当たってやられるんで、1回1回集中しないといけません。で、ボスのバブルマンに来ましたけど、最初にこちらに突っ込みながら撃ってくるパターンが一番キツいんですよ。さあ、どうくる?

――得意のゲームでスゴ技連発! 全編は動画に収録!!

撮影:高原マサキ(TK.c)

©CAPCOM CO.,LTD.1986,2016ALL RIGHTS RESERVED.

娯楽の栄冠はどの国に輝く!? 全12か国で「アナログゲーム」ワールドカップ、キックオフ!

ゲームデザイナーの出身地を元に、それぞれの国の代表ゲームをピックアップし、ゲームマニアのホビーライター・河上 拓さんがゲームの戦力を分析しました。心のゴールに突き刺さるゲームはあるか!? 「アナログゲーム ワールドカップ」いま、キックオフ!

 

【分析した人】

ホビーライター・河上 拓さん

最近のお気に入りボードゲームは「ヘブン&エール」。第1回ディクシット日本選手権王者でもあります。

 

アメリカ大陸代表

アメリカ大陸では米国に注目。数年前まではテーマ重視で、直接攻撃が主流の「アメリトラッシュ」と呼ばれるゲームが主流でしたが、近年はユーロゲームの要素を取り入れたゲームが生まれています。

 

【カナダ】

勝利の数を予言する世界的人気カードゲーム

ジーピー
ウィザード・カードゲーム
1080円

*ゲームデザイナー:Ken Fisher

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:45分】【対象年齢:7歳以上】

トリックテイキングというジャンルに属するカードゲーム。ゲームの始めに手札を見て勝てるトリック数を予言(予想)。予言が的中すると得点、はずれると失点します。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:3/戦略性:4/ワイワイ楽しむ:2

「世界選手権が行われるほどの人気のゲーム。ラウンド数に応じてトリック数が増えるため、初心者も気軽に楽しめます」(河上)

 

【アメリカ】

突如出現した大怪獣がトーキョーの街を破壊!

ホビージャパン
新・キング・オブ・トーキョー
4860円

*ゲームデザイナー: Richard Garfield

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:30分】【対象年齢:8歳以上】

「マジック:ザ・ギャザリング」の作者によるトーキョーを舞台にした怪獣バトルゲーム。サイコロと特殊能力カードで殴り合う、これぞアメリトラッシュな展開が楽しめます。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:3/戦略性:1/ワイワイ楽しむ:4

「特殊能力カードで怪獣映画さながらの効果を発動しながら、サイコロの目に一喜一憂して遊ぶ、いい意味でバカゲーです」(河上)

 

ブラジル】

柄や数字を揃えて高価なマトリョーシカに!

ディアシュピール
マトリョーシカ
1800円

*ゲームデザイナー:Sèrgio Helaban

【プレイ人数:3〜5人/プレイ時間:20分/対象年齢:8歳以上】

カードを交換しながら同じ色や数字を集める収集ゲーム。ラウンドのはじめにプレイヤーは手持ちカードを公開。ライバルと交渉し、目的のカードを入手しましょう。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:4/戦略性:2/ワイワイ楽しむ:1

「お互いの欲しいカードが徐々にわかってくるシステムが秀逸。どのカードを公開するかが悩みどころ。さっくりプレイできてイラストもかわいい。手堅く遊べる佳作です」(河上)

 

 

アジア・オセアニア代表

ユーロ、アメリトラッシュに続く第3勢力、ミニマリストゲーム大国として世界が注目する日本。短時間で遊べる小箱ゲームで独自路線を突っ走ります。ブームが過熱中の台湾の活躍にも期待したいです。

 

日本】

日本発のお手軽ゲームが世界中のゲーマーを虜に

グランディング
街コロ
3600円

*ゲームデザイナー:菅沼 正夫

【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:30分】【対象年齢:7歳以上】

ドイツや米国でヒットを記録した人気ゲーム。様々な施設を建て、街を発展させていきます。駅や遊園地、ショッピングモール、電波塔の4つを完成させれば勝利。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:4/戦略性:2/ワイワイ楽しむ:2

「見た目も含めたハードルの低さが最大の魅力。別売りの拡張セットを導入すると戦略の幅が一気に広がるのでぜひ入れてみて!」(河上)

 

【台湾】

高度な駆け引きが必要!ボードゲームの醍醐味を楽しむ

すごろくや
ポンジスキーム
5500円

*ゲームデザイナー: Jesse Li

【プレイ人数:3〜5人】【プレイ時間:60分】【対象年齢:12歳以上】

投資自転車操業詐欺がテーマ。投資家への配当金を、また別の投資家から借り受けて工面します。雪だるま式に増える支払いを乗り切り、破産を免れることができるか!?

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:1/戦略性:4/ワイワイ楽しむ:2

「資金がショートするギリギリの状態で、ハッタリをかまし合う終盤の駆け引きにハラハラ。手に汗握る硬派なゲームです」(河上)

 

【オーストラリア】

パズルのようにテーマパークを作る

ホビージャパン
クマ牧場
4320円

*ゲームデザイナー: Phil Walker-Harding

【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:30〜40分】【対象年齢:8歳以上】

パズルのピースのようなタイルをボードに配置しながらクマ牧場を作っていきます。うまく隙間を作らずボードを埋めれば、得点となるクマの銅像を建設できます。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:3/戦略性:3/ワイワイ楽しむ:1

「建物が建ち並ぶ自分のクマ牧場を眺めてるだけでも楽しい。インタラクションは少なめですが、パズル的な部分をじっくりと考え始めると、さらに面白さが増します」(河上)

ヨーロッパ代表

ボードゲーム大国ドイツを筆頭に、強豪がひしめく欧州。ファミリーゲームで台頭するフランス、「コードネーム」でドイツ年間ゲーム賞を獲得したチェコなどの新勢力からも目が離せません。

 

【ロシア】

反体制派とカエサル派が市民の影響力を奪い合う

すごろくや
解放者:共和制ローマの終焉
4500円

*ゲームデザイナー: Yan Yegorov

【プレイ人数:3〜6人】【プレイ時間:40〜60分】【対象年齢:13歳以上】

カエサル暗殺がテーマ。カエサル体制打倒を目指す貧乏な共和主義派と、カエサル派とに秘密裏に分かれ、ほかのプレイヤーの正体を暴きながら、影響力を綱引きします。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:2/戦略性:4/ワイワイ楽しむ:3

「資金を得るためにはカエサルに媚を売らなければならない。ほかのプレイヤーに正体を隠しながらの、目的と行動のギャップにおかしみが生まれる、大人が楽しめるゲームです」(河上)

 

フランス】

機関車を舞台に強盗たちが大立ち回りを繰り広げる

ホビージャパン
コルト・エクスプレス 多言語版
5400円

*ゲームデザイナー:Christophe Raimbault

【プレイ人数:2〜6人】【プレイ時間:40分】【対象年齢:10歳以上】

ドイツ年間ゲーム大賞2015受賞ゲーム。プレイヤーは列車強盗となり、列車内でほかのプレイヤーと争います。カードを使って行動を予約するシステムが生むドタバタ劇で盛り上がります。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:3/戦略性:2/ワイワイ楽しむ:4

「組立式の立体機関車は臨場感抜群。相手の行動の先を読んだはずの計画が、あっという間に台無しになるのも本作の面白さ」(河上)

 

イスラエル】

ルールはシンプルだけど大人も熱中する戦略性の高さ

増田屋コーポレーション
ラミィキューブ
3888円

*ゲームデザイナー: Ephraim Hertzano

【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:20分】【対象年齢:7歳以上】

イスラエルが発祥のテーブルゲーム。最初の手札は14枚。3枚以上の連番や同数字の札が揃えば場に出し、出せなければ山から札をとります。すべての札を捨てられた人の勝利。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:4/戦略性:4/ワイワイ楽しむ:1

「場に出ている札同士を動かすことも可能です。“あれがこう来て、よしいける!”と複雑な移動の末に札をすべて置ききれたときは感無量。でも失敗することのほうが多いんですよね(笑)」(河上)

 

ドイツ】

肥沃な土地・メソポタミアに豊かな王朝を築こう

ホビージャパン
チグリス・ユーフラテス
6480円

*ゲームデザイナー:Reiner Knizia

【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:60〜120分】【対象年齢:14歳以上】

20年前の作品ながら、いまも色褪せない傑作ゲーマーズゲーム。古代メソポタミアを舞台にプレイヤーは指導者を動かし、政治、商業、農業、宗教を発展させて王国を築く。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:1/戦略性:5/ワイワイ楽しむ:1

「文明の発展を追体験するかのような壮大で骨太なゲームシステム。一手で世界が動くような、ガチガチのプレイ感がたまらない」(河上)

 

【チェコ】

敵の組織よりも先に味方のスパイを発見せよ!

ホビージャパン
コードネーム
3240円

*ゲームデザイナー:Vlaada Chvátil

【プレイ人数:2〜8人】【プレイ時間:15分】【対象年齢:14歳以上】

スパイマスターのヒントを元に、敵チームより先に味方スパイを探し出しましょう。推察力が試される2016年のドイツ年間ゲーム大賞を受賞した傑作ワードゲーム。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:5/戦略性:3/ワイワイ楽しむ:4

「ひとつのワードで、いくつものコードネームを示すのが勝利の決め手。これならわかる? と思ったワードが大失敗に終わることも」(河上)

 

【ギリシャ】

ホビージャパン
私が夢みるとき
4860円

*ゲームデザイナー: Chris Darsaklis

【プレイ人数:4〜10人】【プレイ時間:30分】【対象年齢:8歳以上】

目隠しをした「夢みるひと」は、正解に導く「妖精」や間違いを誘う「ブギーマン」たちのヒントを手がかりに、夢カードの内容を言い当てます。誰が“味方”か見極めるのが大事。

 

<おもしろさ徹底分析!>

手軽さ:4/戦略性:1/ワイワイ楽しむ:5

「ヒントから正解を探す連想ゲーム的な面白さだけでなく、誰が味方なのかを考えながらプレイするハラハラ感も◎。10人までプレイできるので大人数で遊ぶのがオススメです」(河上)

実際に遊んでみて実感。「Nintendo Labo」は6980円でもお買い得!!

いよいよ発売されたNintendo Labo。ダンボールで工作し、それをNintendo Switchと組み合わせて遊ぶまったく新しいゲームということで、発売前から話題になっていましたね。ただ、ずいぶん前にネットで予約していたので、届くまですっかり忘れていました。予約した当時に比べると、ちょっと熱は収まった感じでしたが、実際に届いてみるとテンションアゲアゲです。

 

箱からすでに「もう買って良かった」気分

今回はAmazonで購入したのですが、箱がamazonじゃない! Nintendo Labo専用のダンボールですよ。なんか、これだけでもう買って良かった気がします。

↑送られてきた状態のNintendo Labo。外装のダンボールがちゃんとNintendo Labo仕様です

 

早速開けてみると、Nintendo Laboの箱が入っています。中にはダンボールの板が何枚も入っているほか、テープやシール、輪ゴムなども入っています。もちろん、ゲームのカートリッジも付いています。

 

早速、Nintendo Switchを用意し、カートリッジを入れていきます。

↑梱包を開けて中身を取り出しました。こちらが本来のNintendo Laboのパッケージです

 

↑ダンボールのほかに、マスキングテープもはいっています

 

↑もちろん、Nintendo Laboのカートリッジも入っています。これをNintendo Switchに入れます

 

カートリッジはゲームでもあるんですけど、それと同時に取扱説明書の役割も担当。音声と見た目で説明してくれるので、かなりわかりやすくなっています。画面をスワイプすると、組み立てているダンボールが回転するので、反対側や天面、底面がどうなっているかわかるのも良い感じ。

 

というか、このシステムだけで十分価値がありそう。子どものころ、折り紙の作り方の本を読んで折り紙を折っていたとき、モノによってはイマイチどう折れば良いのかわからなかったりしたわけです。「山折りとか谷折りとか知らねーし」って感じで。でもこのシステムだと、結構な難易度の折り紙でもいけそうです。

 

まずはJoy-Conケースを作成。安全&丁寧で子どもでも安心!

さて、ソフトを起動させると画面には「つくる」「あそぶ」「わかる」の3つの項目があります。まだ何も作っていないので、最初は「つくる」から始めるようです。

↑ソフトを起動させると3つの項目から遊べるようになっています。まずは「つくる」から

 

最初に作るのは、練習台とてしてJoy-Conのケースです。画面の「すすむ」をタップするか、Aボタンを押すと、次の項目に進みます。

↑練習台としてJoy-Conケースを作成します

 

まずは数あるダンボールの板から指定された1枚を取り出し、必要なパーツだけ取り外します。パーツには切れ目が入っているので、ちょっと力を込めるだけで、簡単に外せるようになっています。カッターやハサミを使わないので、小さな子どもでも安心ですし、技術的にうまく切れなくて失敗することもないです。取り外すときに折ってしまう可能性はありますが、ダンボールなので、多少変な方向に折れたとしても、なんとかなるところも好印象。

 

ダンボールは切れ目だけでなく、折り目もついています。折る方向にへこみがあるので、どちら側に折れば良いのか手触りでわかるくらいです。でも、一応、Nintendo Switchの作る手順の動画をしっかりと見て、印刷面を確認しながら折る方向を確認することをオススメします。

↑指定されたアイコンとアルファベットが書いてあるダンボールを取り出し、そこから必要なパーツを取り出します。残ったダンボールはなくしたり、壊れたりしないように箱に入れて保管します

 

↑ダンボールのパーツはちょっと指に力を込めるだけで、簡単に外せます

 

↑画面に従って、パーツを折り曲げていきます。パーツの印刷具合によって、裏表もわかりやすく、折り目もついているので簡単に組み立てられます

 

というわけで、あっという間にJoy-Conのケースの完成です。

↑あっという間に完成です

 

↑実際に完成したJoy-Conケース

 

Joy-Conの振動で動くリモコンカー!?

いよいよ本番。1つめは1番難易度が低く、使うパーツ数も少ない「Toy-Con RC Car」です。Toy-Con RC CarはJoy-Con2つを使い、それぞれの振動により動くラジコンカーです。片方だけ振動させれば、振動している側に旋回します。

↑本番は6つのアイテムが作れるようになっています。左から順番に難易度あがり、作成時間も高くなっていくようです。リモコンカーは約10分で組み立てられるとのこと

 

Toy-Con RC Carはパーツが1つなので、ダンボールの板から切り離したら、あとは折り曲げて組み立てるだけです。完成したら、ダンボールの溝にJoy-Conを差し込めば準備OK。ダンボールなので、多少ぐらいついたり、しっかり折り込めてなかったりすることもありますが、この曖昧さがラジコンカーを進ませる秘訣だそうです。

↑指定されたダンボールを取り出し、赤くなったパーツのみを取り外します

 

↑手順通りに組み立てていきます

 

↑1つのパーツを組み立てるだけなので、あっという間に完成です

 

↑完成したリモコンカーにJoy-Conを取り付けます。+と-を確認し、左右を間違えないように装着します

 

↑しっかりと組み立てたつもりでもちょっとガタつきます。でも、説明によるとそれが良いのだそう

 

↑完成したリモコンカーです。Joy-Conの振動によって、進んだり旋回したりします

 

とりあえず、動かしてみました。動かすにはNintendo SwitchのNintendo Laboのソフトを起動し、「あそぶ」を選びます。すると、Nintendo Switchの画面がリモコンとなり、画面に触れることで操作できます。結果はバッチリ。前進、左右旋回とちゃんと動いてくれました。

↑実はもうひとつパーツを作っており、それはNintendo Switch本体に取り付けています。これは機能と言うより、リモコンっぽい見た目にしているだけなので、なくても遊べます

最終ステージ「ピアノ」にチャレンジ。実際に弾いてみると……?

ということで、次。順番通りであれば、「つり」「おうち」「バイク」と作り、最後に「ピアノ」になるわけですが、どうしてもピアノで遊びたいので、ピアノを作ることにしました。

 

ピアノは最後に用意されているだけあり、パーツ数も多く、作成手順も6段階もあります。難易度はそれほど高くなっている印象はありませんが、とにかく作るものが多いのです。

↑ピアノは手順もパーツも多く、かなり大変そうです

 

まず、ピアノ本体を作り、次に鍵盤を作っていきます。Nintendo Laboのピアノは鍵盤が1オクターブ分しかないですが、それでも白鍵と黒鍵合わせて13個も作らなくてはなりません。また、赤外線を反射させるシートの貼り付けや輪ゴムを差し込むなど、ダンボール以外のパーツも使います。最後に音色を変えるツマミを作り、ようやく完成です。

↑ダンボールのシートの数もパーツの数もリモコンカーの比ではありません

 

↑ダンボール以外にマーカーシールも使います

 

↑そして輪ゴムの出番も

 

↑まずはピアノ本体を組み立てていきます

 

↑実際にはこんな感じです

 

↑続いて、鍵盤の土台を作ります

 

↑枠の部分が2重に折り込まれており、見た目以上に手間がかかっています

 

↑黒鍵、白鍵をそれぞれ作り、土台にはめ込んでいきます

 

↑黒鍵は同じパーツですが、白鍵は複数のパーツがあり、それぞれはめ込む場所が違うので、順番に作ってはめ込まないと間違えそうになります

 

↑Nintendo Switchを設置する画面台を作り、本体と合体させます

 

↑背面にはJoy-Conを装着します。このJoy-Conの赤外線カメラによって、鍵盤を押したかどうかを判断します。鍵盤を押すと、マーカーシールが飛び出し、Joy-Conの赤外線が反射して鍵盤を押したことを感知する仕組みです

 

↑完成しました! ツマミを入れ替えるとピアノの音がネコの鳴き声になるなど、色々な音が用意されています

 

早速、ピアノを演奏してみます。ピアノもNintendo Laboのソフトを起動し、「あそぶ」からトイピアノを選びます。実はトイピアノは簡易的な演奏しかできず、ピアノの機能をフル活用するには、録音スタジオを選択。とりあえず、今回はお試しということでトイピアノで演奏してみました。

 

鍵盤を押し込むとちゃんと音が鳴ります。音が遅れる感じもしないので、本当にピアノを演奏している感じです。同時押しの和音もちゃんと出ますし、これ、ピアノですよ。

 

工作のように作る楽しみもあり、作ったものでさらに遊ぶ楽しみもある。1つで2度楽しいNintendo Laboはかなりお買い得な商品ですよ。たかだかダンボールに数千円取るのかって意見もありましたが(税別6980円 ※バラエティキットの場合)、そのたかだかダンボールにここまで価値を付けるのは本当に驚きです。

「感激以外の何物でもない」ミニファミコン・週刊少年ジャンプver.に歓喜の声。気になる収録タイトルは?

手のひらサイズの新感覚家庭用ゲーム機として2016年に登場し、大きな話題となった“ミニファミコン”こと「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。人気が集中し、長らく入手困難となっていましたが、このほど6月28日に再販売が開始されることになりました!

↑手のひらサイズの小さなボディ本体に、往年の名作30タイトルを収録。価格は税別5980円

 

これだけでも十二分にうれしいのですが、公式サイトではさらなるビッグニュースが発表されました。それが「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン」です。こちらは、「週刊少年ジャンプ」創刊50周年を記念した特別モデルで、ジャンプのキャラクターが活躍するファミコンタイトルを20本収録。7月7日発売予定で、価格は税別7980円です。

↑週刊少年ジャンプをイメージしたパッケージや、ゴールド調の本体カラーが特徴的。そのほか収録タイトルを除いた基本的な機能・仕様は「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」と同様です

 

特筆すべきはその収録タイトル。キャプテン翼、キン肉マン、ドラゴンボールなどなど、さすがジャンプ! というべき名作がずらりと並び、当時を知るファンにとってはたまらない内容となっています。

↑見てください、この豪華なメンツ!! まさにオールスターですね

 

<収録タイトル一覧>

●暗黒神話 ヤマトタケル伝説  ●キャプテン翼 ●キャプテン翼II スーパーストライカー ●キン肉マン キン肉星王位争奪戦 ●キン肉マン マッスルタッグマッチ ●魁!!男塾 疾風一号生  ●聖闘士星矢 黄金伝説 ●聖闘士星矢 黄金伝説 完結編 ●赤龍王 ●天地を喰らう ●ドラゴンクエスト ●ドラゴンボール 神龍の謎 ●ドラゴンボール3 悟空伝 ●ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人 ●ファミコンジャンプ 英雄列伝 ●ファミコンジャンプII 最強の7人 ●北斗の拳  ●北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝 ●まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!! ●ろくでなしBLUES

 

収録タイトル一覧を見た編集部員からも、当時を懐かしむ声が続出。熱い想い? のこもった、その一部をご紹介しましょう。

 

【ドラゴンボール 神龍の謎(バンダイ)/1986年発売】

「このソフトで覚えているのは、BGMと難易度。小学校低学年のとき、ファミコンは祖母の家にしかなくて毎週末のようにプレイするのだが、全然先に進めない。尋常じゃなく強いヤムチャでいつも心が折れてしまう。でも、BGMはとても印象的で、ドラゴンボールのワクワクする世界観が表現されていて、また翌週もやってしまうのだ。『記憶に残るBGM』と『不可解な難易度』、両者を両立する“The ファミコンソフト”といえる作品だと思う。きっといまプレイしてもまたヤムチャに倒されてしまうのだろう」(編集部・Y)

 

【キャプテン翼(テクモ)/1988年発売】

「キャプ翼はサッカーゲームなのに、ガッツを消費して技を繰り出したり、敵をドリブルで抜き去ったりするRPGのような不思議な作りのゲームだった。我が家ではキャプ翼の技を再現する遊びが流行っており、兄と一緒に立花兄弟のスカイラブハリケーンを真似たり、GK若島津の三角飛びを真似たりしながら家を破壊していた。あれから30年……またキャプ翼で遊べる日がくるなんて感激以外の何物でもない。高橋陽一先生に感謝」(編集部・I)

 

【ファミコンジャンプII 最強の7人(バンダイ)/1991年発売】

「いま思えば相当にドラクエなシステムなのだが、メンバーがタイトル通り“最強の7人”すぎて小学生だった自分にとっては、相当しびれる作品だったと記憶している。ジャンプ黄金期を支えたヒーローたち、いま振り返っても承太郎いるの最高すぎる……。桃も強いんだよね。バトルシステムについても、いま振り返ってみると、メーカー違いだけどマイベスト・スーファミ作品『ライブ・ア・ライブ』に似てるから面白かったも。。。ストーリーがオリジナルなのも完全に推せるポイント。原作準拠のほうを好む方もいると思いますが、個人的には“ドリーム感”があってこれはこれで大好きなのです。つまり、超個人的で恐縮ですが、ファミコンジャンプⅡが入ってる時点で、このミニファミコン買いなのです(編集部・T)

 

ただでさえ人気のミニファミコンに、これだけの収録タイトル――これは注目されないはずがありませんね。気になる方は早めにチェックをおすすめします!

 

© 2018 Nintendo ©JUMP 50th Anniversary ©集英社
キャプテン翼©高橋陽一/集英社 ©コーエーテクモゲームス  キャプテン翼II スーパーストライカー©高橋陽一/集英社 ©コーエーテクモゲームス  キン肉マン マッスルタッグマッチ©ゆでたまご・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  魁!!男塾 疾風一号生©宮下あきら/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  聖闘士星矢 黄金伝説 完結編©車田正美/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  天地を喰らう©本宮ひろ志 ©本宮企画 ©集英社 ©カプコン  ドラゴンクエスト©1986 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved. ©SUGIYAMA KOBO  ドラゴンボール 神龍の謎©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ドラゴンボール3 悟空伝©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  北斗の拳©武論尊・原哲夫/NSP・東映アニメーション ©東映アニメーション  キン肉マン キン肉星王位争奪戦©ゆでたまご・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. 暗黒神話 ヤマトタケル伝説©諸星大二朗 ©1989 東京書籍  聖闘士星矢 黄金伝説©車田正美/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  赤龍王©本宮ひろ志 ©本宮企画 ©集英社 ©SUNSOFT ©TOKAI ENGINEERING  ファミコンジャンプ 英雄列伝 ©JUMP 50th Anniversary ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ファミコンジャンプII 最強の7人©JUMP 50th Anniversary ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. ©ARMOR PROJECT ©Spike Chunsoft  北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝©武論尊・原哲夫/NSP・東映アニメーション ©東映アニメーション  まじかる☆タルるートくん FANTASTIC WORLD!!©江川達也/集英社・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.  ろくでなしBLUES©森田まさのり/集英社 ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
本商品のうち、「北斗の拳」「北斗の拳3 新世紀創造凄拳列伝」は、平成30年3月16日に著作権法第67条の2第1項の規定に基づく申請を行い、同項の適用を受けて作成されたものです。

あのネオジオまでミニに!? 40作品内蔵&ディスプレイ搭載の「NEOGEO mini」発表!

SNKは5月10日、同社のブランド40周年を記念したゲーム機「NEOGEO mini(ネオジオ ミニ)」を発表。NEOGEOの名作・傑作タイトルを40作品内蔵したゲーム機で、TVモニターに接続することなく遊ぶことができます。

NEOGEO(ネオジオ)は、1990年にSNKが発売したアーケード用ゲーム機及び家庭用ゲーム機のプラットフォームの名称。今回発表された「NEOGEO mini」は、そのNEOGEOの多彩なラインナップのなかから、名作・傑作タイトルを40作品内蔵したゲーム機となっています。ゲーム機本体に3.5インチの液晶ディスプレイを搭載しており、TVモニターに接続しなくても好きなゲームを楽しむことができます。

手のひらに乗るコンパクトなサイズで、外観デザインは、日本版(日本、アジア地域で販売)と海外版(北米、欧州、その他地域で販売)の2種類を用意。日本版は、1990年代に登場したNEOGEOのアーケード筐体をモチーフに、青、白、赤の配色でデザインとなっています。

↑アーケード筐体をモチーフにした日本版

 

↑海外版は、黒、白、青を基調にしたシンプルでモダンなデザイン

 

この「NEOGEO mini」の発表に人一倍喜んでいた編集部・T氏は、「餓狼伝説、サムライスピリッツ、ザ・キング・オブ・ファイターズなど、かつてゲーセンで楽しんだタイトルを収録希望。アーケードなデザインを見ているだけで、ゲーセンに通った日々を思い出します」と感慨深げに語ります。

 

今回の発表では、発売時期や収録タイトルなどの詳細については明らかにされませんでしたが、今後順次発表されるとのこと。果たしてどんな作品が収録されるのか、ワクワクしながら続報に期待しましょう!

 

■商品概要
・商品名:NEOGEO mini (ネオジオ ミニ)
・収録タイトル数:40タイトル
・液晶サイズ:3.5インチ
・外形寸法/質量:W135mm×D108mm×H162mm/600g
・付属品:電源ケーブル(ACアダブターは含みません)
・接続端子:HDMI端子(TV出力用)、ヘッドホン端子、外部コントローラー端子×2

※画像は開発中のものです。画面はハメ込み合成です。
※商品のデザイン、仕様、外観等は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

 

©SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.

【最速体験レポ】懐かしの「カードダス20自販機」がミニサイズで復活! コイン2枚でカリカリ回せるこの自販機、覚えてますか?

2018年に30周年を迎えるバンダイの「カードダス」……かつては10円玉を2枚入れて回す仕様だったの、覚えてますか? 今回は、特にドラゴンボール、SDガンダム直撃世代にとってはたまらない話題ですよ。

 

日本中で活躍した自販機のミニサイズ版。セットで買いたいカード&ディスプレイも

1988年、自販機で買えるカード商品としてバンダイから発売された「カードダス」。アニメから飛び出した人気キャラクター、なかなか手に入らないキラカード。そしてカードダス自体から最速で発信される情報・遊びの数々。集めたり、友だちとバトルしたり……小学生を中心とした日本中のキッズたちがこれに熱狂しました。

 

以後、現在に至るまで続く長寿ブランドになったカードダス。その誕生30周年を記念する商品として、懐かしのカードダス20自販機をミニチュア化した「30周年記念カードダスミニ自販機」が限定発売されます。

↑30周年記念カードダスミニ自販機(価格:税込6480円)

 

お店に並んでいた実機のミニチュアという扱いですが、横幅110×高さ180×奥行き110mmと、小さすぎず“遊べる”サイズ感。実際にカードダスを中にストックし、コインを入れ、ハンドルを回してカードを出す……という一連の動作を楽しめるのが特徴です。価格は税込6480円で、バンダイのショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で現在予約を受け付け中。

 

「30周年記念カードダスミニ自販機」で遊ぶには、カードダスの商品(カードそのもの)が別途必要ですが、今回はセット買いにうってつけの記念アイテムも同時発売されます。それが「カードダス30周年記念ベストセレクションセット」。

 

これら各セットにはそれぞれ32枚に厳選されたプリズムカードに加え、ミニ自販機の本体に差し込める「オリジナルディスプレイシート」5枚、ミニ自販機用デコレーションシールがついてきます。

↑カードダス30周年記念 ベストセレクションセット ドラゴンボール カードダスver-(価格:税込4104円)

 

↑カードダス30周年記念 ベストセレクションセット ドラゴンボール スーパーバトルver-(価格:税込4104円)

 

↑カードダス30周年記念 ベストセレクションセット SDガンダムワールドver-(価格:税込4104円)

 

↑カードダス30周年記念 ベストセレクションセット SDガンダム外伝ver-(価格:税込4104円)

 

「ベストセレクションセット」はドラゴンボール、SDガンダムの超人気シリーズからそれぞれ2種類ずつ、計4種というラインナップになっています。ここに収録されるカードは、特にメモリアルなもの、当時入手困難だったものなどを中心に“キラキラ”ばっかり32枚。古いカードダスをいまから集めるのは大変なのでちょっと……という人にやさしく、マニアにとっても楽しめる構成なんです。

 

まさに一家に一台!? 実機のサンプルを触らせてもらった

今回は、着々と開発が進んでいる「カードダスミニ自販機」の最新実機サンプルを特別に体験することができました。

こちらのサンプルでは、外観(カラーリングやシールなど)が最終仕様ではないものの、銀メッキ加工のハンドルやカード払い出しの動作などは製品版にかなり近い仕様になっているとのこと! 期待を胸に、さっそく遊んでみます。

↑投入口に10円玉を2枚入れて……

 

↑ハンドルを回せばカードが出てきます

 

なんてことはないシンプルなギミックですが、「コインを2枚入れないとハンドルが回らない」という仕掛けは重要なポイントに。本製品では、10円ではなく1円玉や5円玉(あるいは海外の硬貨など)でも遊べますが、コインはあくまで2枚入れる必要があります。というのも、カードダス自販機はかつて「カードダス20」……すなわち「20円でカード1枚」という仕様だったからです。

 

お金を入れてカードを出すところは、その雰囲気をぜひ動画でも見てもらいたいと思います。

10円玉を入れたあと、ハンドルのカリカリッ、カリカリッ…という音とともにカードが出てくる手ごたえまでもが再現されています。カードダス20世代にとっては、“一家に一台”レベルの仕上がりなのではないでしょうか……!

カードダス自販機オーナー気分を味わえる各部仕様

もう少し詳しく本体をチェックしてみます。まずは前面のディスプレイシート部から。

ディスプレイシートは上から出し入れができ、製品本体に付属しているものから別のシート(「カードダス30周年記念ベストセレクションセット」などに付属)に交換可能。このシートは当時カードダス自販機で使われていたディスプレイシートを縦横比そのままに縮小したものとのことで、カードダスよりもやや小さいサイズになっています。

本体背面には2枚のフタがあります。上を外すとカードダスの補充が、下のほうを外すとコインの出し入れが可能。カードを出すたびにお金を入れることになるので、貯金箱としての使い方もできます。

↑バネが入ったパーツを上に押し込みながらカードを補充。最大約50枚程度がセット可能

 

↑本体下部にお金がたまっていく仕組み

 

ドラゴンボールの懐かしカードダス(筆者私物)を並べてみました。実際にカードと一緒に置くことでノスタルジーがかなりアップしますね……。今度はぜひ、本体のディスプレイシートも差し替えて並べてみたいところ。

 

約20年前に発売された“幻のミニ自販機”と比べてみる

ここからはちょっとディープな話題。かつて販売されたカードダスのミニ自販機との比較です。

 

実は、カードダスのミニ自販機が発売されたのは今回が初めてではなく、かつて同じような大きさの商品が発売されていたことがあります。再び筆者私物との比較ですが、こちらをご覧ください。

↑左が「NEW カードダスミニ」(1995年発売、現在は生産終了)、右が「30周年記念カードダスミニ自販機」のサンプル品(以下、同じ)

 

↑上から見たところ

 

↑背面から見たところ

 

ハンドルの位置が異なるものの、2台のサイズ感はかなり近い。そのため、現物を見るまでは「30周年記念カードダスミニ自販機」は旧商品をベースにしたリメイクなのでは……と思っていました。しかし、並べてよ~く見ると、正面のデザインも背面のフタ類の配置もまったくの別物だとわかります。

 

さらに「コイン1枚でカードが出せる」旧商品に対して、新商品では「コインは2枚必要」という仕様を実現したのも大きな違い。バンダイの開発担当者いわく、「旧商品を参考にしている部分はありますが、今回のミニ自販機はあくまで一から新規に起こした商品になっています」との証言も。

 

何より動画でもお見せしたとおり、ハンドルを回したときのカリカリッ、カリカリッ…という音や感触は旧商品にはなかったもの。ここにこだわってもらえたのはうれしいところです。

 

“インテリアとしても最適!”はダテじゃない

懐かしの自販機を再現するというのは、一見ものすごくマニアックなようで、それが好きな一定の世代にとっては「そうそう、これこれ!」と深く納得できること。「スペースインベーダー」の筐体そのものに憧れる人がいるのと同じことです。

 

筆者は、小学生時代にカードダスを回しまくっていたドンピシャ世代。大人になってからというもの「あの頃のカードダス自販機、いつか実機を家に飾って遊べるようにできないかなぁ」と思いをめぐらせることもしばしばでした。しかし、かつて店頭に並んでいた自販機の中古品って、ネットオークションでは(状態が悪くても)数万円~数十万円で取引されていたりして……さすがにちょっと手が出ない。

 

そんななかに登場した「30周年記念カードダスミニ自販機」。商品を告知したWebサイトを見てみると、さりげなく「インテリアとしても最適!」と書いてあるのが笑えました。そうそう、これが欲しかったんだよね。

 

今回紹介した「30周年記念カードダスミニ自販機」サンプル品は、2018年5月10日(木)~13日(日)開催の「第57回 静岡ホビーショー」にも出展予定とのこと。予約前にひと目見たいという方はこちらへぜひ。

 

■バンダイ「30周年記念カードダスミニ自販機」
http://p-bandai.jp/item/item-1000124297

■静岡ホビーショー
http://www.hobby-shizuoka.com/

 

©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション
©創通・サンライズ

思い出のアナログゲームが2010年代に大変身! “NEW”ノスタルジック・モデル6選

人気の定番アナログゲームは、長い年月の間バージョンアップを繰り返し、ゲットナビ読者が子どもだった当時よりも色々な部分が進化しています。GW明けで5月病気味という人も、いまこそもう一度プレイして、子どものころのワクワクする気持ちを再び思い出しましょう!

 

思い出のゲームの最新版は進化した新機能が満載!

子どものころ、家族や友達と夢中で遊んだ思い出のアナログゲーム。定番の人気ゲームは現在も販売されており、それぞれが歴史を重ねて進化を続けています。

 

今年、50周年を迎えた人生ゲームは様々なタイプが発売中。なかでも変わりダネは歯車(ギヤ)システムを搭載した「人生ゲーム MOVE!」。ルーレートのまわりに設置された4つのギヤと連動してボードのマス目が動き、景気が変化。職業や結婚などに影響を与えます。毎回、先が読めない展開が楽しめると好評です。50周年のコラボ企画として発表された「週刊少年ジャンプ」(集英社)とのコラボ商品「週刊少年ジャンプ 人生ゲーム」(7月発売予定)も、マニアックなこだわり満載の内容が発売前からすでにファンの間で話題となっています。

 

今年、発売60周年となる野球盤の新作「野球盤3Dエース オーロラビジョン」はカラー液晶画面でアニメーションによる盗塁やフライ判定が行えるなど、臨場感をアップさせる最新機能を搭載。アニバーサリーブックも必見です。

 

そのほかのゲームも劇的な進化を遂げているため、しばらく遊んでいない読者はその最新機能に驚くこと請け合い。定番アナログゲームで懐かしさとホビーの最前線を同時に体感しましょう。

 

【その1】ギヤをまわすと景気が変化運命が大きく変わりだす

タカラトミー
人生ゲーム MOVE
4298円

シリーズ初の「ギヤシステム」を搭載。ギヤを回すとプレーヤーの運命が変わり、ハラハラの展開が楽しめます。日本の50年を振り返る記念モデル「人生ゲーム タイムスリップ」も発売。

 

【ここが進化!】

①イベントも時代に合わせて進化

マスに書かれたイベントも現代版にリニューアルし、最新トピックも導入。昔はこうだったなと、思い出と比較しながら遊ぶのも面白いです。

 

②4つのギヤが連動!  ボードが変化

ギヤマークのマスに止まったら「天気ギヤ」をまわしましょう。マスの位置や景気が変動し、職業や結婚などの内容がどんどん変化していきます。

 

 

【こちらも注目!】50周年記念モデルが発売!

週刊少年ジャンプ
人生ゲーム(監修中につき実際の商品と異なる場合があります)
4860円

創刊50周年を迎える人気漫画雑誌とのコラボ。マスには漫画の名シーンが描かれるなど、ファンが喜ぶ作りに注目が集まります。7月発売予定。

 

 

【その2】カラー液晶掲示板が試合を盛り上げる!

エポック社
野球盤3Dエース オーロラビジョン(60周年アニバーサリーブック同梱版)
8618円

累計1400万台を販売する野球盤の60周年記念特別パッケージ。ド派手演出が楽しめるカラー電光掲示板搭載のハイグレードモデルに、60年の歴史が詰まった小冊子が付属します。

 

【ここが進化!】

①9種類の球種でリアルなピッチング

ボールが宙を飛ぶ3Dピッチング&3Dバッティング機能を搭載。ピッチャーは9種類の球種を使用可能。リアルな駆け引きを楽しめます。

 

②派手な演出で臨場感アップ!

カラー電光掲示板は、盗塁、フライなどの判定や、実況をカラーアニメーションで表示。臨場感溢れる演出が試合を盛り上げます。

 

 

【コチラも注目!】こんな記念モデルも!

野球盤
3Dエース スタンダード
阪神タイガース
6480円

阪神タイガース仕様モデル。選手人形のユニフォームカラーや甲子園風のボードなど、ファンも納得の仕上がりです。

【その3】アタックマシンからカードが飛び出す!

マテル・インターナショナル
ウノアタック
3672円

世界で1億5000万個以上を販売する定番カードゲームの進化版。付属のアタックマシンは、通常のウノのカードを引くタイミングでボタンを押すと、カードが勢いよく飛び出します。

 

【ここが進化!】

ボタンを押すたび一喜一憂!

カードが1枚も出ないこともあれば、持ちきれないほど大量に出てくることも! 通常版よりも派手な演出でゲームをヒートアップさせます。

 

 

【その4】簡単な操作で華麗なシュートが決まる!

エポック社
サッカー盤
ロックオンストライカー サッカー日本代表ver.
5400円

リアルなサッカーが楽しめるサッカー盤に日本代表チームバージョンが登場。シュート決定率がアップするロックオンポイントや、ピンポイントクロスを駆使して勝利をつかみましょう。

 

【ここが進化!】

ピンポイントクロスでゴールを狙え

クロスポイントからのオートセンタリング機能を搭載。正確なクロスボールからの華麗なる空中技でゴールを決めれば、気分は爽快です!

 

 

【その4】大ヒットゲームがスマホ連動可能に!

バンダイ
360度恐怖体感
脱出! おばけ屋敷ゲーム
4298円

1980年代に80万個を売り上げたヒット作「おばけ屋敷ゲーム」の最新版は、スマホと連動。スマホを持ってまわりを見渡してお化けを探すなど、スマホならではの演出を楽しめます。

 

【ここが進化!】

スマホアプリで臨場感アップ!

360度を見渡す、お化け探しやミニゲームなど、専用アプリを使った様々な演出でドキドキ感がアップ。スマホなしでもプレイ可能です。

 

 

【その5】玉を転がしゴールを目指すアクションゲーム

エポック社
スーパーマリオ大冒険ゲーム
マリオアタック
2138円

「悪魔城脱出ゲーム」などの流れを汲む、ボタン操作で転がるボールをゴールに導くアクションゲーム。パックンフラワーを飛び越えるなどマリオらしいアクションが楽しめます。

 

【ここが進化!】

クッパ城と合体してワールド拡大!

別売りの「スーパーマリオ 大冒険ゲームDX クッパ城と7つの罠!」(3218円)と合体させて、超巨大コースを遊ぶことも可能です。

 

 

【その6】単純明快な名作はいま遊んでも白熱!

エポック社
エポック社のポカポンゲーム
白天使と黒悪魔
1598円

ボタン操作で相手の人形をポカポカ叩き、人形の頭を飛ばしたほうが勝利。シンプルだがやみつきになる名作ゲームの新版は、負けたほうが行う罰ゲームが書かれたカードが付属し、勝負が盛り上がります。

 

【ここが進化!】

罰ゲームでパーティが盛り上がる

罰ゲームカードはパーティ向けカードとマイルドなファミリーカードのほか、自分で好きな罰を書いて使える白紙カードも付属します。

 

【コチラも注目!】コラボモデルも!

エポック社のポカポンゲーム
MARVEL
スパイダーマンvs ヴェノム
2138円

スパイダーマンと宿敵・ヴェノムがポカポカ殴りあいます! コミカルなMARVELとのコラボモデルが登場。

 

 

【リニューアルして登場!】

「カードファイト!! ヴァンガード」始めるベストタイミングはいま!?

2011年にスタートしたトレーディングカードゲームが原点回帰をテーマにリニューアル。新シリーズは発売当初のような初心者でも手軽に楽しめる仕様に変更。昔遊んでいた人も気になっていた人も始めるならいまです!

 

すぐに始められる2つのデッキが登場予定!

  

ブシロード
トライアルデッキ
「先導アイチ」「櫂トシキ」
各1620円(5月11日発売予定)

 

 

©1968,2018Hasbro.All Rights Reserved. ©JUMP 50th Anniversary © TOMY ©Nintendo

2018年度ヒット確実の「アナログゲーム」8個を先取り! ドイツ年間ゲーム大賞受賞作が特にオススメ

ボードゲーム界の最も権威ある賞「ドイツ年間ゲーム大賞」の受賞作から、クチコミで人気となった同人ゲームまで、2018年大ヒット確実の注目ゲームをまとめて紹介します!

 

【選んだ人】

本誌ホビー担当 保谷恵那

ホビー担当になったのをきっかけにアナゲーに興味を持ちました。普段は直感系などサクッとできるゲームで遊ぶことが多いです。

 

【その1/ドイツ年間ゲーム大賞2017大賞受賞】

同じ地形をつなげて高得点を目指す!

テンデイズゲームズ

キングドミノ

日本語版

3240円

2つの地形が描かれたタイルを、できるだけ同じ地形がつながるように配置し、5×5マス内に自分の王国を作るタイル配置ゲーム。手軽に遊べて考えどころもある人気作です。【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:15分】【対象年齢:8歳以上】

 

【ココがオススメ】手軽にできるゲームながらタイル選びには頭を使う!

短時間で勝負がつくので、アナログゲーム入門に◎。王冠付きなどの価値の高いタイルを選ぶほど、次のタイル選びの順番が後回しになるのが悩みどころです!(保谷)

 

【その2/ドイツ年間ゲーム大賞2017 上級ゲーム部門受賞】

脱出ゲームが机上で楽しめる!

グループSNE

EXIT 脱出:ザ・ゲーム

荒れはてた小屋

2700円

仲間と協力して謎を解いていく脱出ゲーム。ひとつのパッケージにひとつのシナリオが入っており、ネタバレになるので遊べるのは1回きり。内容は開けてからのお楽しみです。【プレイ人数:1〜6人】【プレイ時間:45〜90分】【対象年齢:12歳以上】

 

【ココがオススメ】1回しか遊べなくてもその達成感は価値あり!

謎解きという性質上、1回しかプレイできないのが残念(笑)。しかしシナリオは秀逸で、脱出したときの快感はたまりません! プレイヤーの一体感も高まります(保谷)。

 

【その3/クラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」で約2億円を調達!】

ユーロゲーム+アメゲーのハイブリッドに世界が震撼

アークライト

サイズ –大鎌戦役- 完全日本語版

1万500円

世界のフリーク向けゲーム賞を総なめにしたハイブリッドマルチゲームに、待望の完全日本語版が登場。「Kickstarter」発のゲームだけあって、力を入れまくったコンポーネントにも注目です。【プレイ人数:1〜5人】【プレイ時間:115分】【対象年齢:14歳以上】

 

↑各軍それぞれ造形の違うフィギュアのようなコマが付属。描き込まれたイラストとともに第一次世界大戦+SFという世界観を演出しています

 

【ココがオススメ】プレイ時間は長めだが美しい世界観に感動!

攻撃し合うゲームと思いきや、戦争はあまり起こらずにらみ合いが続くのが、なんともリアル。絵画のようなアートワークが美しく独特の世界観に没入できました(保谷)。

【その4/「乃木坂46時間TV」「ぷっすま」などのメディアで紹介!】

お題の空欄にハマる単語カードで大喜利対決!

テンデイズゲームズ

私の世界の見方

3780円

親プレイヤーが読んだお題の空欄に合わせ、子プレイヤーは手札のなかから単語を選択。親にベストな回答に選ばれると得点がもらえます。ワード系パーティゲームの傑作。【プレイ人数:2〜9人】【プレイ時間:30分】【対象年齢:10歳以上】

 

↑お題のなかには吹き出しが2つ用意されているものもあります。この場合、手札から単語を2つ選び、先に読むほうを下にして重ねます

 

【ココがオススメ】おもしろ単語が豊富で何度遊んでも飽きない

使い勝手の良い一般名詞から、爆笑必至のキラーワードまで、単語カードは約390枚入。大喜利センスに自信がなくても、必ず面白い回答が生まれます!(保谷)

【その5/ドイツ年間ゲーム大賞2018大賞最有力候補!?

カラフルなタイルで宮殿の壁を装飾!

ホビージャパン

アズール

6048円

宮殿の壁に見立てた自分のボードに、タイルを置いて装飾していくゲーム。タイルの配置によって得点を計算し、誰かがタイル5枚を横1列に配置した時点でゲームは終了する。【プレイ人数:2〜4人】【プレイ時間:30〜45分】【対象年齢:8歳以上】

 

【ココがオススメ】美しいだけじゃない! 高度な戦略ゲーム

ゲーム性とデザイン性の高さを兼ね備え、今年の大賞最有力候補と言われているゲーム。タイルを揃える以外に、ほかのプレイヤーの戦略を読んで妨害するのも面白い!

 

【その6/まさかの舞台化も!累計1万部売り上げた同人ゲーム】

EJIN研究所

ハコオンナ

3700円

1人がハコオンナ役となり、複数の訪問者の脱出を妨害する1対多人数の対戦ゲーム。訪問者がのぞき込んだ物陰にハコオンナがいれば訪問者は即死。協力して生還をめざします。【プレイ人数:3〜5人】【プレイ時間:45〜180分】【対象年齢:10歳以上】

 

【ココがオススメ】ホラー映画の世界へ入り込んだ感覚に!

意気揚々と探索を進めているうちに次々と仲間が死んでいき八方ふさがりになっていく恐怖は、まるでホラー映画のよう。いや〜な世界観に引き込まれました(保谷)。

 

 

【その7】トーク中のボケに対しカードでツッコむ!

5GOATS

ツッコミかるた

2500円

トーク中のボケに対し、カードでツッコんでポイントを稼ぐかるた。2チームに分かれ、全員でテーマに沿ったトークを行います。味方にツッコむほど高得点をゲットできます。【プレイ人数:2〜8人】【プレイ時間:10〜20分】【対象年齢:12歳以上】

 

【その8】中高生を中心に大人気。目的は“勝利”のみ!

グループSNE

テストプレイなんてしてないよ

1620円

手札の効果でほかのプレイヤーを脱落させて勝利を目指すゲーム。カードの効果は無茶なものばかり。効果の内容により10秒でゲームが終わることも。【プレイ人数:2〜10人】【プレイ時間:1〜5分】【対象年齢:13歳以上】

目の前にスライム、これは夢!? ファン必見の「ドラクエVR」を体験してきた

みなさん、ドラクエは好きですか、私は大好きです。そのドラクエの世界に入れるVRがある、なんて聞いたら行きたいですよね? 私は行きたいです。……というわけで向かいました、新宿にあるVR ZONE SHINJUKU。ひと館まるまるVRばっかり楽しめるアミューズメントパークです。ここに4月27日から、ドラクエVRが登場したんです。

↑キャッチコピーは「ドラクエに、入ろう」。その名のとおり、ドラゴンクエストの世界に入って歩き回りながら冒険する、フィールドVRアクティビティです

 

選べる3つの職業、これは悩む…ッ!

プレイヤーは4人パーティで参加するとのこと。職業は戦士1、戦士2、魔法使い、僧侶です。まずはどの職業にするか、前日からウンウン悩んでいました。せっかくドラクエのフィールドに行くなら、戦士になって剣でぶっちゅぶっちゅとスライムをぶっ叩きたいじゃないですか。それこそドラクエのVRじゃないですか。

 

だけどたぶん、普段カチカチコントローラー押してる人たちほど、みんな戦士になりたいに違いないですよね。ライターとしては人気の低そうな僧侶あたりを選んで「予想外に楽しいですよ僧侶!」とか書いた方がバズりそうだ……。

 

体験への我欲よりもバズ我欲を選ぶことにして、当日はロングスカートという、ちょっぴり僧侶っぽい格好で現地へ向かいました。

↑VR ZONE SHINJUKUの施設の外観・内観もドラクエ仕様に!

 

ちなみに「コスプレしたい」という提案は担当編集に断られ、体験スタッフにも安全上の問題か丁重に断られてしまいました。仕方がないので密かに「危ない水着」を着けて挑んでおります。

 

待機中、誰がなんの職業になるかを聞かれました。

 

スタッフ「職業は何にします?」

 

和久井「戦士でお願いします」キリッ

 

ぜんぜん僧侶じゃねえ……豆腐の意志でした、すみません……。

待機の間中、ドラクエのテーマが流れてるんですよ。もうその時点で身体が動いて行進とか始めちゃうわけです。アドレナリン沸き上がって「勇敢な戦士みたいに愛したいな……!」みたいな欲望が抑えきれませんでした。というわけで、和久井は戦士2としてドラクエワールドに参戦です。

↑ざっとストーリーと注意事項を教えてもらい、いざフィールドへ

 

↑装置を装着します

 

和久井は結構テニスをするんですが、戦士の装備はテニスラケットの5倍くらい重たかったです。ラケットならヒョイって感じだけど、剣はズシって感じ。

↑ゴーグルもけっこうな重さですが、戦士の盾と剣もそうとう重いです

 

↑1番手前が戦士の盾と剣、真ん中が全員共通のヘッドセットと背負う機器、1番奥が魔法使いと僧侶の杖。杖の軽さに驚愕!

「夢でも見てるのかな?」あまりのリアルさに驚愕!

VRのゴーグルをつけると、なにも見えません。

 

しかし画面が白く明るくなったなと思うと、あのBGMが……!

 

ドラクエ好きのみなさんならわかりますよね、BGMが鳴るだけで、自分がどこにいるのかが。「あああぁぁぁぁ~っ!!!」ってなりました。

 

画面が表示されると、自分はすっかりドラクエの世界に入り込んでました。全方位、どこを見てもフィールドです。そして目の前にぴょんぴょんスライムがやってきたりするんです。夢でも見てるのかな……?

PR事務局提供

 

とにかくいろいろリアル(?)だし、高所恐怖症なんでルーラがめちゃくちゃ怖かったです。キャッチコピーの「ドラクエに、入ろう。」に偽りなし。マジで入りました……マジで入りましたよ!!

 

各職業はご存じの通り、役割が決まっています。

 

戦士ならひたすら剣で敵をぶった切ります。魔法使いは攻撃魔法とバイキルトが使えます。僧侶は攻撃魔法と回復魔法。うちのパーティには魔法使いがいなかったのでバイキルトの体験ができなかったのですが、戦士の剣が天井くらいまでぎゅいーんとデカくなるらしいです。プレイヤー視点(PR事務局提供)の動画を用意したので、そちらでリアルなプレイの様子をご覧ください。

プレイ中はいくつかのフィールドを体験できるのですが、それぞれけっこうな時間戦ってました。その間、次々と現れる敵をぶっ叩き続けるんです。そうとうストレス解消になります。上司とか元カレ・元カノを思い浮かべてぶった切るとスッキリしそうです。

しかしぶっちゃけ戦士は体力勝負。持つだけで重い盾と剣を、とにかくぶん回し続けました。ラストの大ボスを倒すころにはめっちゃ肩で息してました。全身汗だくです。早く宿に入って休みたい……! 参考までに、プレイの様子を外から撮影した動画も用意しました。途中、敵の攻撃を避けながら剣を振り回していたら、ごっつ転びました。

そして感動的だったのは、僧侶さまです。

 

敵の攻撃にやられて体力が落ちたり死んだりすると、その都度僧侶が魔法をかけて助けてくれるんです。すると青い光が自分を包み込み、モノクロになった視界がカラーに戻ります。……ありがとう、僧侶! ゲームのときにはあまり感じなかった、僧侶に対する厚い感謝の気持ちが湧いてきましたよ!

てなことでまとめますと、どの職業を選んでも、それぞれ醍醐味があって楽しそうです。

 

戦士……体力自慢の方に。剣がマジで重いです。かよわい女子は結構厳しいかも。

魔法使い……派手な魔法が魅力。なりきり妄想度が高い人ほど楽しめるでしょう。

僧侶……パーティ全体を見回せるリーダー的な人に向いてそう。みんなにひたすら感謝されます。

とにかく、夢のように楽しい20分でした。

 

結束力が高まる! 合コンやデートにもおすすめ

本作ですが、会社のチームで行けば、きっと結束力が高まるはずです。なにしろドラクエのパーティだから。

 

男女2対2の合コンやデートでもいいかも。特に僧侶役の男性はモテます、ぜったいに。男性は自分をアピールするのに戦士を選びたくなるかもしれませんが、ぜったいに僧侶です。自分が困ったときにすぐ手を差し伸べてくれるんですよ、好きにならないわけがないです!

↑プレイ後の反省会もまた楽しい

 

注意点としては、めっちゃ汗かくので、着替えまではなんだけど、汗を拭くハンカチやタオルは必携です。折しも場所は歌舞伎町。「ちょっと5000Gで宿に入ってシャワーでも浴びてく?」とか親指立てて下世話なジョークを言ってもいいかもしれません。責任は負いませんが。

 

あと戦士はガチのランニングシューズかウォーキングシューズ装備をおすすめします。大立ち回りを続けるため、ローファーで行ったら足が痛くなりました。それと翌日、右側の僧帽筋と腕橈骨筋が筋肉痛です。僧帽筋とか、肩こり以外で存在を主張されたの初めて!!

 

少し心配していたVR酔いですが、激しく動き回っていたせいか、移動は徒歩だからか、まったく起こりませんでした。見えるものと実際の感覚にあまりズレを感じなかったことも理由のひとつかもしれません。「酔ったらどうしよう」なんていう心配は、BGMを聞いた瞬間に吹き飛んでしまい、原稿を担当編集さんに見せるまで思い出しもしなかったという……

次は魔法使いか僧侶をトライしたいです。1度やったら、職業を変えて2度3度入りたくなる。ドラクエVR、マジでやばいです!! コラボフードやオリジナルグッズも販売されているので、ファンとしてはそちらも見逃せませんね。

↑ドラクエコラボメニューも垂涎もの!

 

VR ZONE SHINJUKU

東京都新宿区歌舞伎町1丁目29−1

料金:3200円(施設入場料別途800円)

対象年齢:7歳以上
※13歳未満は保護者の同意が必要

チケット予約はサイトより
https://vrzone-pic.com/activity/dragonquestvr.html

 

撮影/我妻慶一

 

© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
© BANDAI NAMCO Amusement Inc.

 

名作「闘いの挽歌」でゲーム芸人がノーミスクリアを目指す! その結果は?

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、フジタが溺愛するアクションゲーム「闘いの挽歌」のクリアに挑む。

 

カプコン
闘いの挽歌

514円(Wii U)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000009026

核戦争が終局を迎えた世紀末世界を舞台にしたアーケード発のアクション。剣と盾を装備したリュウが、剣王率いる悪の軍団に立ち向かう。

 

成功報酬は闘えるおつまみ!? 罰ゲームはビリビリ武器!

編集部(以下編) 今回の成功報酬は「闘いの挽歌」のメイン武器・剣にちなんで、貴重な国産の「剣先するめ」と、剣にもなりそうな長~い「ロングカルパス」の闘えるおつまみセットをご用意しました。

 

フジタ(以下フ) 剣先するめは盾でもいけそう(笑)。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、電流が流れるビリビリ武器ロシアンルーレットに挑戦していただきます。

 

フジタ 昭和の時代からある定番のイタズラグッズですね!

 

ダメージを極小に抑え全6面をノーミスクリア

どうも~、フジタです! 「闘いの挽歌」は、死ぬほど好きなゲームなんですよ。もし、「好きなゲームを3つ挙げろ」と言われたら、「スーマリ」「アトランティスの謎」に続くくらいの位置ですね。アーケードのほうがいいという意見もありますが、僕はシリアスさを感じられる家庭用版が好きです。

 

このゲームは盾がポイントです。左右のガードと上ガード、下ガードもある。盾と攻撃は同時にできないので、これがすげぇ頭を使うんですよ(笑)。初心者は剣のごり押しで進めて、上級者は盾を使いこなすといったプレイの幅も広いです。

↑1面。ステージには即死の仕掛けはなく、敵との戦いが生死を分ける。マンホール内など特定の場所で剣を振ると隠しパワーアップアイテムが出現

 

では、スタートです。アーケードにはない「魔界村」形式のステージ紹介が楽しいですね。これ、土管にも入れるんですよ。アイテムが取れるので、基本的には土管に入ったほうがいいです。爆弾を投げてくる人がいます。怖いですね~(笑)。

 

で、1面の中ボス。あぶなーい! 剣でカットできるんですけど、タイミングを外すとダメージを受けます。まあ、1機縛りなんで多少はいいですが、一応、ダメージは受けたくないというプロの習性がありまして(笑)。……そして、1面のボス・アイアンアーム! これをノーダメで倒す!! バックジャンプ、うまかったっすね、いまの。

↑2面。荒廃した近未来風の世界だが、主人公・リュウが操るのは剣と盾。特にほぼすべての攻撃を防げる盾の扱いが重要。盾は上向きにも構えられる

 

そして2面は上ガードを駆使しなければいけない面です。ここで緑のアルマジロンですね。いやぁ、あぶないあぶない! どっちにくるかわからない、もどかしい感じ(笑)。

↑横暴なやり方で核戦争後の世界を支配するラスボス・剣王アキレスとの対決。マントを脱ぎ捨て、長剣を操る様子は大物感たっぷりだが!?

 

――巧みなガードで盤石に進むプロ・フジタ。全編は動画に収録!!

 

 

撮影:高原マサキ(TK.c)

©CAPCOM CO.,LTD.1986,2016ALL RIGHTS RESERVED.

祝!ミニ四駆ジャパンカップ開催30年!! 対策は「超速ガイド2018-2019」でバッチリ!

17日、タミヤプラモデルファクトリー新橋店にて行なわれた「ミニ四駆 メディアミーティング2018」において、ミニ四駆の最大規模の公式大会「富士通乾電池提供 ミニ四駆ジャパンカップ2018」の開催が決定した。

 

今年のジャパンカップのテーマは“原点回帰”

併せて発表された公式コース「ミニ四駆ジャパンカップ30年クラシックサーキット2018」のテーマは原点回帰。コースを真上から見ると、1988年に行なわれた第1回ジャパンカップの公式コース「ウルトラグレードダッシュサーキット」のシルエットを踏襲したデザインとなっているのが特徴だ。

 

しかし、それはあくまで、真上から見た際の話。実際の目線で見ると、時代に合わせた高低差のある複合型セクションを導入した画期的なコースとなっている。

それでは同コースで、ミニ四駆レーサーを待ち受けるさまざまなセクションを順番に紹介していこう。

 

まず、スタート直後、5レーンのマシンをいきなり待ち受けるのが「ボルテックスチェンジャー」。「2018Spring」大会でも登場したセクションは、登りアプローチでマシンにひねりが加わり90°のターン後、さらに下りのアプローチもまたひねって降りる渦を巻くようなイメージのチェンジャーだ。

 

それ以外のマシンが通過するのが「ロッキングストレート」。コースフェンスに突起物が設置されてマシンが左右に振られるセクションだが、どの位置に突起物が配置されるのかはまだ未確定。新たな発表を待とう。

 

さらに「デジタルコーナー」と、昨年に続いて登場した「ニューエラ ターン」を高速走行で通過したマシンがトップスピードで突入するのが、複合セクション「サマーウェーブ2045」。マシンが左右に揺さぶられる「グライドバンク20(トゥウェンティ)」と「グライドバンク45(フォーティーファイブ)」が連続するマシンの安定性が求められるエリアとなっている。

 

そして最後に待ち受けるのが「富士通クライマックスロード」。マシンが跳ねるため、ここ最近の公式コースでの難所となっている「ドラゴンバック」と、「モヒカンストレート」が連続する最終複合セクション。「モヒカンストレート」は「ジャパンカップ2015」で登場した、コースの中央にまさにモヒカンのように直線の突起が配置されたストレート。マシン中央にブレーキを付けていると減速するため注意が必要だ。

 

こうしてみると、まだ不明な点はあるものの、今回のコースは、スピード勝負になる可能性が高い。

 

ここ数年のジャパンカップ公式コースはコースアウトが続出する難関セクションがいくつか存在する傾向にあった。そのため、低速でも完走することを目標にしたセッティングで予選通過を狙うことが可能だったが、今年は、コースアウトしそうなセクションが少なく、一次予選から速いモーターを使ったスピード勝負のレースが展開されることが予想される。

 

気を付けるべきは「富士通クライマックスロード」。このセクションを攻略しながら、いかにスピードを出すかが勝負の分かれ目になりそうだ。

 

チューンナップでは、しばらく優勝マシンの常連となっていたMSフレキシブルシャーシ以外の選択肢が必要となってくるはず。とにかくコースの詳細の発表を待ちたいところだ。

 

ジャパンカップ参加者必読! 公式本「超速ガイド2018-2019」は5月31日発売予定

そしてこの日の会見でうれしいお知らせが! 「タミヤ公式ガイドブックミニ四駆超速ガイド2018-2019」の発売決定がアナウンスされた。

 

ジャパンカップ開幕2週間前となる5月31日の発売に向けて、現在、鋭意作成中。「ミニ四駆ジャパンカップ30年クラシックサーキット2018」のコース攻略やおすすめチューンナップもバッチリ掲載するので、ジャパンカップで勝利を目指すミニ四駆レーサーは必見の内容となっている。

 

付録には今回の大会を記念して発売される「ダッシュ1号・皇帝(エンペラー)メモリアル(MSシャーシ)ジャパンカップ開催30年記念」用の特製ステッカーが2バージョン付く予定。そちらもお楽しみに!

↑今年の「超速ガイド」の付録は「ダッシュ1号 皇帝(エンペラー)メモリアル(MSシャーシ) ジャパンカップ開催30年記念」のドレスアップ用ステッカーが2バージョン!

 

【「富士通 乾電池 提供 ミニ四駆 ジャパンカップ2018」開催日程】
6月16日(土) 東京大会1D
6月17日(日) 東京大会1
6月24日(日) 熊本大会
7月1日 (日) 大阪大会1
7月8日 (日) 静岡大会
7月14日(土) 東京大会2D
7月15日(日) 東京大会2
7月22日(日) 愛媛大会
7月29日(日) 福井大会
8月12日(日) 新潟大会
8月19日(日) 北海道大会
8月26日(日) 仙台大会
9月2日 (日) 掛川大会
9月8日(土) 東京大会3D
9月9日(日) 東京大会3
9月17日(月・祝) 岡山大会
9月30日(日) 大阪大会2
10月 チャンピオン決定戦

 

最優秀作品はキット化! デザインコンテストも開催

さらにもうひとつ、朗報が! ジャパンカップ開催30年記念、ミニ四駆デザインコンテストの開催が決定!

11年ぶりに開催されるミニ四駆のデザインコンテストは、最優秀賞作品は副賞50万円。そして、デザインしたマシンをタミヤが製品化! キットになってタミヤから発売される。

 

2007年に実施した前回のデザインコンテストでは、応募総数597点のなかから最優秀賞作品が「サバンナレオ」として製品化され現在でも発売中だ。

 

ファンにはたまらない夢のような企画。ぜひ応募してみよう。応募方法など詳細はリンク先を参照。
http://www.tamiya.com/japan/mini4wd/dc2018.html

おもちゃのレベルじゃない……最近のカプセルトイの「精巧さ」と「自由すぎる度」がわかる5つのアイテム

子どものころ、誰もが通るカプセルトイ収集。欲しいモノが手に入らず、お小遣いを使い果たした経験がある人も多いのではないでしょうか。そんなカプセルトイですが、最近は大人の審美眼に十二分に耐えうる高クオリティのモノが増えています。芸術作品を立体化したものや、思い出がよみがえる懐かしアイテムのミニチュアまで……思わず撮影してSNSにあげたくなる最新カプセルトイをピックアップ。プロカメラマンの一言解説撮影テクニックとともに紹介します。

 

【撮影した人】

カメラマン 篠田麦也さん

広告、雑誌など幅広いフィールドで活躍中。主宰するH.P.S.TokyoではInstagramも開設しています。

 

 

【その1】天才浮世絵師の作品を手のひらサイズで立体化「葛飾北斎浮世絵立体図」

海洋堂 

カプセルQミュージアム 葛飾北斎 浮世絵立体図録

全5種/1回400円

日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎の作品をミニチュアフィギュアで完全再現。有名な「富嶽三十六景」の「神奈川沖浪裏」から晩年の名作「雪中虎図」まで、平面の世界である浮世絵を造形作家・村田明玄氏が見事な3Dフィギュアに仕上げました。

【撮影ポイント】立体感がわかる角度でダイナミックに!

「このシリーズの面白さは、2次元のはずの浮世絵をサイドから眺められること。少し振って陰影をつけ、立体ならではの迫力を出しました」(篠田さん)

 

【浮世絵立体図録は全5種類!】

その1.北斎自画像

 

その2.お岩さん

 

その3.河童

 

その4.神奈川沖浪裏

 

その5.雪中虎図

 

 

【その2】緻密な恐竜骨格を並べれば、机の上が恐竜博になる「恐竜全身骨格展示室」

海洋堂

カプセルQミュージアム 恐竜発掘記 恐竜全身骨格展示室

全10種/1回400円

恐竜博で見かける全身骨格を極小サイズでフィギュア化。動物造形の第一人者、松村しのぶ氏監修による人気恐竜の骨格は、小さいながらも迫力満点。代表的な恐竜5種を選出し、それぞれ「ナチュラルカラー」と「化石カラー」の2色をラインナップしました。

【撮影ポイント】恐竜の関係性が伝わる構図に!

「肉食のティラノサウルスと、草食のプロトケラトプスを使い、ストーリーが見える構図を意識しました。美しい造形なので様になりますね」(篠田さん)

 

恐竜全身骨格展示室はナチュラルカラーと化石カラーで全10種類】

その1.ティラノサウルス

 

その2.アロサウルス

 

その3.ディプロドクス

 

その4.プロトケラトプス

 

その5.ステゴサウルス

 

 

【その3】全長約50㎜の精密造形はバイク好きも納得の完成度の「モンキー・ゴリラコレクション」

アオシマ

1/24 モンキー・ゴリラコレクション

全5種/1回300円

すでに生産終了となったホンダの50ccバイク・モンキー&ゴリラを模型メーカー・アオシマが1/24スケールでミニチュア化。年式ごとのモデルやヨシムラマフラーを装着したカスタム仕様など、どれもバイクファン納得の出来栄えです。●本商品は、本田技研工業のライセンスプロダクトです ●マフラー監修:ヨシムラジャパン

【撮影ポイント】ディテールもしっかり見せる!

「テーマは『夜の街で連れとツーリング』です(笑)。細部まで作り込まれているので、テーマを決めつつもそのリアルさが伝わるように寄りで撮りました」(篠田さん)

 

モンキー・ゴリラコレクションは全5種類!】

その1.ゴリラノーマルA

 

その2.ゴリラノーマルB

 

その3.モンキーカスタム

 

その4.モンキーノーマルA

 

その5.モンキーノーマルB

【その4】本体からソフト、周辺機器までミニチュアで再現した「Nintendo HISTORY COLLECTION

タカラトミーアーツ

Nintendo HISTORY COLLECTION

スーパーファミコン編

全5種/1回400円

大ヒットゲーム機・スーパーファミコンが超極小サイズに。付属のカセットやコントローラーは本体に接続可能です。データ放送受信端末のサテラビューや、赤外線ワイヤレス式コントローラーのスーパースコープなど周辺機器もリアルに再現しています。

【撮影ポイント】サイズ感でその精巧さを伝える!

「カセットのタイトルやACアダプタなど、細部までこだわったパーツが素晴らしい! このクオリティの高さを手のサイズとの対比で表現しました」(篠田さん)

 

Nintendo HISTORY COLLECTIONは全5種類】

その1.サテラビュー

※スーパーファミコン本体とコントローラーは商品内容に含まれません

 

その2.スーパーファミコン&スーパーゲームボーイ

 

その3.スーパーファミコン&スーパーゲームボーイ2

 

その4.スーパーファミコン

 

その5.スーパースコープ&マリオペイント

 

【その5】甲子園を賑わせた伝説のバットの新旧モデルがミニチュア化「金属バット ZETT パワー伝説

SO-TA

硬式野球用 金属バット ZETT

パワー伝説

全6種/1回300円

徳島池田高校の「やまびこ打線」や、大阪PL学園の桑田真澄・清原和博の「KKコンビ」も使用していた金属バット・ZETT パワー。1976年発売モデルから最新の2010年以降モデルまでをミニチュア化しています。立てて飾れるバットスタンド付き。

【撮影ポイント】引きで撮って空間を生かす!

「『部活終わり』をイメージしました。バットが細長いので距離の取り方がやや難しいのですが、空間が感じられるよう引き目に撮っています」(篠田さん)

 

その1.BAT1834

 

その2.BAT-1514

 

その3.BAT-1516

 

その4.BT-8716-AL

 

その5.BT-8000-AL

 

その6.BT-9000-AL

 

 

【おまけ】少年時代にハマった!大ヒット商品最新版が続々登場中

80年代に爆発的なヒットを記録したタマゴラス&キンケシが、パワーアップして現代に復活! あの頃欲しくてたまらなかった憧れの玩具。いまこそ大人買いのチャンスです。

 

自販機からカプセルなしのタマゴ状態で出てくる!

バンダイ

ガシャポン

タマゴラス(写真は「ティラノ」)

1回300円

84年に登場し、累計1000万個以上を販売した変形玩具が、ガシャポンシリーズで現代によみがえります。タマゴから恐竜や動物に完全変形。当時よりギミックもパワーアップ!

 

 

ヒョウ

 

キリン

 

パンダ

 

 

全種新規造形の第5弾!マニア垂涎のワザケシが登場

バンダイ

キンケシ05(写真は「マッスル・スパーク」)

1回200円

キンケシ(キン肉マン消しゴム)が新規造形で復活。ワザケシ「マッスル・スパーク」など6種類×3色、さらにブロッケンJr.とアシュラマンはカラーリングバージョンも!

 

キン肉マン&テリーマン

 

ブロッケンJr.

 

ゴールドマン

 

サンシャイン(呪いのローラー)

 

アシュラマン

© Nintendo ●スーパーファミコン・SUPER Famicomは任天堂の商標です ©ゆでたまご・東映アニメーション

©タナカカツキ/KITAN CLUB ©KAIYODO

ジャンケンが高度な心理戦に!? グー・チョキ・パーに「ダラ」と「ピン」を加えたカードゲームが熱い!!

ケーキが1つ余った、欲しい景品が友人と被った――日常生活で何かを決めるとき、私たちはたいてい「ジャンケン」をしますよね。これは、「グー」「チョキ」「パー」という3すくみの関係ゆえに、シンプルかつ公平に勝敗を決められるからです。今回、誰もが知るこの単純明快なジャンケンのルールに新たに2つの「手」を追加して、駆け引きや心理戦が発生する高度な読み合いへと昇華したカードゲーム、その名も「グーチョキパーダラピン」が登場しました!

↑商品1セットで2~6人まで同時に遊べる「グーチョキパーダラピン」。5手のジャンケンにちなみ、5月5日に発売される予定です。価格は税別1666円

 

「グーチョキパーダラピン」という名前からわかるとおり、「ダラ」と「ピン」が今回追加された「手」です。ピンは、グーチョキパー全部に勝ち、逆にダラはグーチョキパー全部に負けます。そして、ピンはダラに負けます。この2重の3すくみが、深い読み合いを発生させるのです。

さらに、カードゲームということで、「ハートチップ」という自分のライフのような要素や、勝敗の「手」によって手持ちのカードを捨てさせる新ルールなど、単発の勝負で終わらない工夫も満載。このような複雑な心理戦が楽しめるゲームでありながら、ジャンケンを元にしているのでルール自体はシンプルで覚えやすいのも魅力です。

 

この「グーチョキパーダラピン」を開発したのは、「 ∞(むげん)プチプチ」の企画・開発で知られるおもちゃクリエーター・高橋 晋平さんが代表を務める、株式会社ウサギ。高橋さんが3年前に「3手ではないジャンケンを開発してみたい」という構想を練り始め、細かな調整を続けながら今回、満を持しての発表となったそうです。

 

また、高橋さんは現在、昨今話題の仮想通貨を遊びながら学べるボードゲーム「THE仮想通貨」のプロジェクトも企画中。こちらはMakuakeにて4月20日(金)の18時までクラウドファンディング中とのことなので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

30周年でサプライズ復刻!! セガ「メガドライブ ミニ」(仮称)2018年発売にファン歓喜

セガゲームスは、2018年4月14日(土)・15日(日)にベルサール秋葉原で開催されたイベント「セガフェス2018」において、家庭用ゲーム機「メガドライブ ミニ」(仮称)を2018年に発売することを発表。早くもファンの間で大きな話題となっています。

↑「セガフェス2018」発表時の様子(株式会社セガホールディングス 代表取締役会長 CEO 里見治紀氏)

 

↑2018年発売予定の「メガドライブ ミニ」(仮称)。具体的な発売時期や価格、収録タイトルなどの詳しい情報は、後日発表とのこと

 

「メガドライブ ミニ」(仮称)は、1988年に発売されたセガ5番目の家庭用ゲーム機「メガドライブ」向けタイトルを内蔵したゲーム機。当時のデザインを、幅150mm×奥行き114mm×高さ36mm(予定)の約1/4のサイズで再現しています。カートリッジは差せないものの、本体をテレビにつなぐだけで、思い出のゲームを多数楽しむことができるようです。

 

こちらも注目! 「新サクラ大戦」(仮題)始動&伝説のゲーム「シェンムー」がPS4で復活

同じくセガフェス2018にて、「新サクラ大戦」(仮題)プロジェクトの始動も発表されました。こちらは、太正二十九年の帝都・東京を舞台にしたまったく新しい物語を描く、「サクラ大戦」シリーズの完全新作。現在、日本・アジア地域での同時発売を目指し、鋭意開発を進めているとのことです。

ゲームだけにとどまらず、TVシリーズおよび劇場用アニメーション、ステージ、コミックなど幅広く展開する人気シリーズだけに、今回の新作への注目度も抜群。対応機種や発売日、価格、ジャンルなどはすべて未定となっていますが、こちらも引き続き注目していきたいですね。

 

そのほか、かつてセガの家庭用ゲーム機・ドリームキャスト向けに発売されたアクションアドベンチャー「シェンムー 一章 横須賀」と「シェンムーII」を1本にまとめた、PS4向けタイトル「シェンムー I&II」の2018年発売もアナウンスされました。

「3Dオープンワールドの元祖」「ゲームの歴史を大きく変えた作品」とも言われる伝説のゲーム「シェンムー」。今回、画質の向上や操作設定・ユーザーインターフェースの最適化など、さまざまな要素をリファインし、ついにPS4で復活することになりました。価格は税別3990円。

 

名作の復活や人気シリーズの新規プロジェクトなど、当時からのファンにとってはたまらない発表が盛りだくさんだったセガフェス2018。未定となっている部分も多いですが、そのあたりは続報を待つことにしましょう。

 

©SEGA

なぜこうまで人を惹きつけるのか――Ingressリアルイベントに見る「ARゲーム」のポテンシャル

4月7日、福岡でARスマホゲーム「Ingress(イングレス)」のリアルイベント「ミッションデイ福岡」が開催されました。Ingressは、 2つの陣営に分かれたプレイヤーが現実世界を動きまわりながら拠点を奪い合う陣取りゲーム。同ゲームやポケモンGOを手掛けるナイアンティックのCEO、ジョン・ハンケ氏も参加し、大いに盛り上がった本イベントを振り返りつつ、ARゲームの今後について見ていきたいと思います。

 

ご当地ものコラボも! ARゲームとリアルイベントは好相性

「ミッションデイ」とは、ポータルを順番に回ってアクセスしていく、いわばオリエンテーリングのような、スタンプラリー的な遊び方ができるミッションをみんなで回っていこうというものです。ポータルはポケモンGOで言えばポケストップのようなもので、順番にポケストップにアクセスしていくイメージ。しかもそのミッションは今回のミッションデイのみに設定された特別なもので、期間限定でしか遊べません。さらにそのミッションを3つ以上クリアすると、特別なメダルを貰えてしまうのです。

↑ミッションデイ福岡には3000人を超える参加者が訪れました

 

今回のミッションのテーマは黒田官兵衛でした。黒田官兵衛ゆかりの地を回りながら、Ingressのミッションもクリアするというものです。そもそもIngressはその場所に行ってプレイするというポケモンGOの基礎となったゲームだけに、そういったご当地ものとのコラボはしやすいゲームです。これまでにも多くのリアルイベントを開催し、仙台、熊本などの被災地での復興にもひと役買っています。

↑黒田官兵衛にまつわる場所にポータルがあり、そこを順番に回っていくミッションをいくつも用意。Ingressを遊んでいるだけでなんとなく黒田官兵衛のことや福岡のことが感じ取れる仕組みです

 

Ingressは青チーム(レジスタンス)と緑チーム(エンライテンド)の2陣営に分かれて、拠点を奪い合う陣取りゲームとなっているので、さまざまな人と協力しあってプレイするほうが効果を発揮できます。ポケモンGOはレイドバトルなどを抜かせば基本的にソロプレイで遊べるので、IngressではポケモンGO以上にコミュニティが重要になるわけです。もちろんソロでも遊べるのですが、人とコミュニケーションを取りながらプレイすればIngressの楽しさは倍増すると言っても過言ではありません。

 

今回のミッションデイも全国各地から参加者が訪れており、その数は3000人以上とのこと。地域を越えてお互いが協力しあい、一緒の目的を達成するのはIngressならではの光景です。この状況に近いものがあるとしたら、プロスポーツチームのファンが地方遠征で一緒について行って応援する感じでしょうか。

 

「VRは自分のなかではあまり好ましいものではなかった」――ナイアンティックCEOが語るARのポテンシャル

こうしたリアルイベントには、ナイアンティックCEOのジョン・ハンケ氏が高確率で参加している点も見逃せません。ナイアンティックは「Adventure on foot with others」という理念を掲げており、ユーザーが参加するだけでなく、スタッフ自らも参加。ジョン・ハンケ氏がイベント時に参加者にサインや握手を求められても時間が許す限り対応しているのは、まさにコミュニティを重視しているというのを体現しているわけです。

↑参加者に囲まれるジョン・ハンケ氏。サインや握手に気軽に対応していました

 

ちなみに今回の福岡にもジョン・ハンケ氏は来日。せっかくなので、IngressやARゲームの今後についての話を聞いてみました。以下、ジョン・ハンケ氏のコメントです。

 

「Googleの社内ベンチャーとして発足したナイアンティックラボから8年が経過し、多くの実験的なことをしてきました。世の中的にはVRに注目が集まっていた時期がありましたが、それがARにシフトしつつあるのは嬉しく思います。周りと遮断され、その場に居続けるVRは自分のなかではあまり好ましいものではありませんでした。ARのほうが潜在的にポテンシャルがあると考えています。

ただ、ARも技術的なほうにフォーカスしているという懸念があります。ポケモンGOでは技術的なことよりも、ARの体験と手段を示すことができました。もちろん、ARのプラットフォームはより強化していく予定です。同時の多くの人が体験、共有するものを提供していきたい。すでにポケモンGOのレイドバトルやIngressで実現はしているのですが、ARグラスなどが当たり前になったときに、先行していけるようには考えています。

また、AR関連ではプラットフォームを越えたARマッピングをナイアンティックの新たな目標としています。ゲームだけでなく、地域の歴史が分かるようになるサービス、フィールドトリップなどを融合していく可能性があります」(ジョン・ハンケ氏)。

↑ナイアンティックCEOジョン・ハンケ氏

 

AR技術の向上やその技術そのものではなく、現状の技術でどういうことができるのか、ARはどんなことをできるのかを示してきたのが、Ingressであり、ポケモンGOであるということですね。ARって何?って言われたら、ポケモンGOかIngressをやってみて!って答えるのが1番手っ取り早いわけです。

 

続編「Ingress PRIME」やアニメも――今後も楽しみな展開が続々

今回のミッションデイでは、もう1つのイベント「シャード戦」を開催していました。シャード戦はポータル同士を結ぶリンクを使って、かけらを運ぶゲームで、より一層プレイヤー同士の協力が必要となります。さらに夜にはアフターパーティーが用意され、ステージ上でさまざまな発表が行われました。

 

そのアフターパーティーでは、Ingressの続編となる「Ingress PRIME」や夏放映予定のアニメ「イングレス」の新情報が飛び出しました。アニメ「イングレス」では、プロデューサーの石井友彦氏、監督の櫻木優平氏が登壇。

↑19時より行われたアフターパーティー。4月初旬の気温とは思えないほどの寒さでしたが、多くの人が参加しました

 

↑アフターパーティーに登壇したアニメ「イングレス」の櫻木監督。イベント終了後にはアニメで登場するキャラクターのBIOカード(キャラクターの名刺みたいなもの)を直接ファンに手渡していました

 

IngressはポケモンGOに比べて取っつきにくい印象があります。ゲーム画面状にはゲームキャラクターが登場せず、地図とポータルが表示されるスキャナーの画面になっています。ゲーム進行についてもあまり解説されておらず、ストイックな表現でSF感を出している反面、ゲームとしての不親切さも感じてしまいます。

 

しかし、そういった面はIngressの1つでしかなく、コミュニティを介して多くの人と出会い、多くの場所に訪れることができるそんなツールであることが重要だったりします。興味を持った人は、とりあえず周りにIngressをプレイしている人がいないか探してみてください。きっと、その不親切さを取り除いてくれるほど丁寧に教えてくれるハズです。それがIngressです。

 

近々ローンチ予定のIngress PRIMEは、ポケモンGOのノウハウを生かして、初心者でも入りやすいわかりやすさを提供するとのことなので、そこで参入するのも良いですね。

タイムカプセルとして埋めたいプラモとは!?――ガンプラが好きすぎる片桐仁がレコメンド

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題字/片桐 仁

 

ガンプラ大好き片桐仁がその魅力をお伝えする連載。今回は特別編として、ガンプラではなく、ドラゴンボールのプラモを紹介します!テーマはタイムカプセルとして埋めたいプラモを紹介します!

2016年にスタートしたFigure-riseStandard(フィギュアライズスタンダード)は、ひさびさに登場したドラゴンボールのプラモシリーズ。先日、放送が終了した「ドラゴンボール超」を、含むこれまでのドラゴンボールシリーズの主要キャラが発売されていてフィギュアのようにガシガシポーズをつけて遊べるのが特徴です。

 

ドラゴンボールのプラモは、2009年頃にMG(マスターグレード)でも出てたんですよね。

 

MGシリーズって、ガンダムプラモって印象が強いですけど、過去には「機動警察パトレイバー」とか「聖戦士ダンバイン」に出てくるメカも発売されてるんです。で、MG Figure-riseっていう「フィギュアプラモデル」のシリーズで「ドラゴンボール改」の孫悟空と超サイヤ人孫悟空が発売されたんですよね。力こぶが出るギミックがあったり、いろんなポーズがとれるので当時話題になりました。

 

 

今回紹介するのは、そのFigure-riseStandard の派生商品、フィギュアライズメカニクスのトランクスのタイムマシン。このシリーズは、劇中に登場するメカをFigure-riseStandardのフィギュアと同スケールでプラモ化しているんです。つまり、フィギュアを乗せて遊んだり、一緒に飾ったりできる。

 

↑このサイズ感! トランクスのフィギュアありきで作ってるのでとにかくでかい!

 

で、フィギュアにスケールを合わせてるから、めちゃめちゃデカい! たしかに漫画やアニメでも大きかった記憶があるけど、こんなに大きいとは! 高さが30センチもありますからね。とにかくこのサイズで発売してくれたのがうれしい! パーツ1つ1つが大きいんですが、コックピットのモニターまわりのディテールの作り込みとかほんとすごい。

 

↑ほぼパーツ2枚を重ねてあとはシールを貼るだけでこの完成度!

 

別売のFigure-riseStandard の超サイア人トランクスには、ちゃんとノーマル版のトランクスの顔も付いてるので、あの有名な初登場のシーンを再現できます!

 

↑トランクスが乗るとこんな感じ。ハンドルも握れます。

 

で、このトランクスの顔の造形がまた細かい! 目の青い部分、白い部分、眉毛が全部別パーツになってて、あのアニメの顔をうまく3D化しています。

 

↑謎のパーツを重ねていくと顔が完成!

 

 

 

↑この大きさでこの再現度、すごくない!?

 

今回のお題はタイムカプセルということで、息子の描いた絵や大事にしてるおもちゃをぎゅうぎゅうに詰めてみたんですが、中の空間が大きいので、たっぷり入りました。でも、こんなでかいもの、どこに埋めんのよ?って話ですね。

 

↑コックピットの部分が深いので思ったよりもたくさん入ります。

 

僕が小学校の頃は子どもの数が多かったこともあってか、未来の自分へメッセージ的なイベントもよくやっていて、僕も2度ほど自分宛に書いた手紙をカプセルに詰めて埋めた記憶がありますけど、最近はあんまやらなくなってるみたい。それこそ埋めるスペースもなかなかないしね。息子たちもやったことないって言ってました。でも、そういえば、僕も埋めたのは覚えてるんですが、掘り起こした記憶がまったくない! というわけで詰め込んだあとは、このまま押し入れに入れるのが安心!

というか、普通にカッコイイ収納ケースとして使えます。めちゃめちゃかさばるけど!

 

■商品情報

バンダイ Figure-riseStandard
超サイヤ人トランクス
2700円

ノーマル状態、超サイヤ人状態の2種の頭部パーツが付属。バーニングアタック、魔閃光のエフェクトパーツでバトルシーンが再現可能に!

 

 

Figure-riseMechanics
トランクスのタイムマシン
7344円

全長30㎝の特大サイズのためトランクスと併せてディスプレイ展開が可能。劇中に登場したセルの抜け殻も付属する。

 

 

©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション

ゲーム芸人が名アクションゲームの原点「ロックマン」でワイリー打倒を目指す【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今回は、5月24日にSwitchで総集編が発売される「ロックマン」の初代を華麗にクリアする!

 

↑セレクトボタンを連打するとボスの無敵状態が解除でき、瞬殺できる裏技があった!

 

カプコン
ロックマン

514円(Wii U、3DS)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000001107

昨年、30周年を迎えた「ロックマン」の記念すべき初代。6体のボスとDr.ワイリーを倒す手強いアクション。ボスを倒すと特殊武器が手に入る。

 

 

成功報酬はE缶ドリンク 罰ゲームは逆ロックマン!?

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、「ロックマン」の英語名「メガマン」にちなんだメガお菓子と、30周年を記念して昨年末に復活した「ロックマンE缶ドリンク」のセットです。

 

フジタ(以下フ) E缶は部屋に飾っておきたいですね。

 

 ただし、失敗の場合は罰ゲームとして、3分以内に次々とカギ(ロック)を開けていく「逆ロックマン」に挑戦しなければなりません。

 

 まあ、「ロックマン」の「ロック」は、ロックンロールのロックが由来みたいですよ。

ラストのワイリーステージはたしてクリアなるか?

↑ボスの攻略順を選べるのが「ロックマン」の面白さのひとつ。6体のボスを倒すとついに出現するDr.ワイリーのステージが今回の舞台!

 

どうも~、フジタです! 来ましたね、初代の「ロックマン」。キャラの動きにクセがあるファミコンゲームのなかにあって、思うように動くという意味で初代からほぼ完成してますよね。今回は、ラストのワイリーステージクリアに挑戦というお題です。最初の鬼門はイエローデビルですかね。できるかぎりノーダメでいきます! それから最後のボスラッシュに続いてワイリーと対決する場面では、パワーの回復がないのでその流れも厳しいなと。「とにかく死なないでクリア」が目標ですね。

 

↑ワイリーステージは全4面。写真はステージ1。これまでにゲットした特殊武器を使い分けて進んでいく。各面の最後にはボスが待ち受ける

 

では、スタートです。ワイリーステージはいろいろな難しさが複合された面です。僕は「ロックマン2」のほうがやり込んでいるんで、「1」は苦戦すること間違いなしでしょうね……。あっと、今のはよくないタイミングでした……。ここはガッツマンの能力がないと通過できない場所です。

 

次のここの炎は、できればアイスマンの能力を使ったほうがいいですね。でもって針です。針って基本的に一発即死なので、ここは気をつけなきゃいけない最大のポイントでございます。おお、危ない! マグネットの足場を使いまくっていきます。マグネットの足場はすごい重要なんですよ。

 

↑シリーズ屈指の難敵との呼び声も高いステージ1のボス「イエローデビル」。分裂と合体を繰り返してくる

 

そして鬼門っちゃ鬼門のイエローデビルです。まあ、難しさはエアーマンと同じくらいですかね。小ジャンプで刻んでもいいんですけど、2個同時に跳ぶほうが安全かと思います。いや、当たっちゃった……。ヤバい!

 

↑ラスボスはDr.ワイリー自身が搭乗する「ワイリーマシン1号」。撃破されても第二形態となってロックマンの前に立ちはだかるのはお約束

 

――イエローデビルで苦戦気味のフジタ。続きは動画で!!

撮影:高原マサキ(TK.c)

©CAPCOM CO., LTD. 1987, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.

【90年代の伝説ロボ!】ダイレンジャー「DX大連王」25年ぶりの再会に思うこと。地味なようで超スゴイ“豪華復刻版”というあり方

1993年に放送された、スーパー戦隊シリーズ第17作「五星戦隊ダイレンジャー」。最近では、女優の有村架純さんが作品の大ファンぶりを公言したことでも話題になった作品です。今回はこの「ダイレンジャー」に登場した合体ロボがとにかくスゴかったというお話。

↑バンダイ「五星戦隊ダイレンジャー 五星合体 DX大連王」(2017年「戦隊職人」版。以下の写真はすべて本製品のもの)

 

25年前とそっくりの巨大なパッケージ

中国武将をモチーフにした斬新なデザインと、鎧をまとうような美しい合体。「大連王」(だいれんおう)と呼ばれた巨大ロボは、バンダイから発売されたおもちゃのクオリティも相まって伝説的存在になった一体です。

 

それから20年以上が経った昨年、ファンからの声に応えるカタチで、バンダイは1993年発売のおもちゃ「DX大連王」を現代によみがえらせることを発表。単なる再発売ではなく、旧商品の細部を改善してクオリティアップを図る、言わば“豪華復刻版”としてのプロジェクトでした。

 

価格は2万3760円(税込)。さまざまな条件から、大人が本気を出さないと買えないレベルの値段が付くことになりました。そのうえで、一定数の予約申し込みがあって初めて販売が決まる「リクエスト販売」形式がとられ、2017年7月までの期間限定で受注を実施。

 

結果、この高価格ながらも受注開始後わずか1日でリクエストを達成し、販売が決定。さらに開始3日でリクエスト数は3000個を超えるなど、当初よりかなりの注目を集めながら受付を終了しました。

 

あれから待つこと8か月……。ついに商品がファンの手元に届く日がやってきました。

↑高さ50cmとなかなか巨大な「DX大連王」のパッケージ。このパッケージ自体も1993年版の見た目をほぼ忠実に再現しているのがポイント

 

5体の伝説獣が合体!

「大連王」は、龍や獅子など5体の伝説獣=“気伝獣”が合体して完成する巨大ロボ。「DX大連王」にはダイレンジャー5人のミニフィギュアも付いており、5体の気伝獣に乗せて遊べるようになっています。

↑気伝獣・龍星王(りゅうせいおう)。リュウレンジャーのミニフィギュアを頭に乗せることができる

 

↑細かく動く関節で、ウネウネした龍の体つきを巧みに再現している龍星王。気伝獣の状態で全長約54cmとかなり大きい

 

↑気伝獣・星獅子(せいじし)とシシレンジャーのミニフィギュア

 

↑気伝獣・星天馬(せいてんま)、星麒麟(せいきりん)とテンマレンジャー、キリンレンジャーのミニフィギュア

 

↑気伝獣・星鳳凰(せいほうおう)とホウオウレンジャーのミニフィギュア

「龍星王」25年ぶりの再会と感慨

「大連王」は、スーパー戦隊で活躍するメインのロボ(いわゆる1号ロボ)としては劇中での出番が遅めで、初登場は第8話まで待つことになります。そのかわりに、5体合体の中心になる「龍星王」は単独でも人型ロボに変形することができ、番組初期より活躍。当時は「龍星王」のおもちゃが単体でも発売されており、筆者の子ども時代にも「龍星王」だけは買ってもらえたことを覚えています。

 

この「龍星王」は単体で商品化されただけあって、当時から非常によくできていました。人型ロボが股を広げた状態を龍に見立てる変形機構が秀逸で、わりとシンプルな変形なのにとても楽しい。この変形を25年ぶりに体感できたのは感無量……! しっぽの黒いパーツ、当時はわりとすぐになくしたような気がする(笑)

↑龍星王の変形。まずは龍の頭と尾の部分を外す

 

↑龍の首の部分がロボの足に、前足・後ろ足はロボの両腕に変形する

 

↑龍のしっぽと頭部のパーツを取りつけて気伝武人・龍星王が完成

 

↑右の拳はパーツの差し替えに対応。新たに、手首を回転させロッドを振りかざす劇中のアクション(「飛龍棍大風車」)を再現できるようになった

 

5体合体のわくわく感が半端じゃない

そして、(個人的には25年越しの初体験になる)5体合体です。しかしその前に、「龍星王」以外の4体が合体するという設定がありました。

↑気伝獣・星獅子(せいじし)、星天馬(せいてんま)、星麒麟(せいきりん)、星鳳凰(せいほうおう)の4体を合体させた「天空気殿」

 

この「天空気殿」、プレート状の台座(台車)に4体をちょこんと乗せているだけなので“合体感”はそれほどないものの、合体前にワンクッションがあることで遊びの幅が広がっています。あと、台車を使ってコロコロ転がせるようになっているのがうれしい。子どもの大好きな転がし遊びは大人向けのおもちゃで省略されがちなギミックですが、当時ものの復刻版である「DX大連王」にとっては案外大事なポイントだったりします。

 

「天空気殿」に「龍星王」を加えたら、いよいよ5体の合体です。

↑気伝武人・龍星王を天空気殿に乗せた状態

 

↑5体が合体体制へ……

 

↑「星天馬」「星麒麟」が両足に、「星鳳凰」は腰に。「龍星王」を包む鎧のように合体していく

 

↑そして「星獅子」が胴体と両腕に

 

↑最後に兜のパーツを取りつければ完成!

 

↑腰には剣(大王剣)を携える

 

全高約34cmとボリューム満点、「DX大連王」の完成です。全身にはけっこう細かい模様が施されているのがわかりますが、1993年発売版ではそのほとんどが購入後に貼るシールで表現されていました。新しい「DX大連王」では全身が塗装済みになり、シールを1枚も貼らなくても写真のように完璧な出来ばえになるのがすごい。

細かいパーツの交換で必殺技シーンを再現!

完成したら直立させておくだけでも画になる「大連王」ですが、遊びはもうちょっと続きます。金・銀メッキがきらめく立派な武器を構えさせてみましょう。

↑ダイジャベリン(槍)と大王剣という2種類の武器を持たせることができる

 

劇中での「大連王」には、稲妻ほとばしる「大王剣」を構えてとどめの一撃とする「大王剣・疾風怒濤」なる技があります。新しい「DX大連王」では、この印象的な必殺技を再現するために細かい工夫が加えられました。

↑“疾風怒濤バージョン”の交換用マスクと大王剣

 

1つは、技を決める瞬間のイメージに近い黄色のクリアパーツ版「大王剣」。そしてもう1つは、(ゴーグルの奥に見える)両目が発光した瞬間を表現した頭部のマスク。これらが新たに付属し、付け替えが可能になっています。

 

さらに、旧商品の「DX大連王」ではロボの首部分が回らなかったため、これを改善し可動式にしたことで首の向きも調整できるように。実際にパーツを差し替え、写真を撮るときのライティングなどを工夫したらここまでイイ感じになりましたよ。

↑「大王剣・疾風怒濤」!!

 

実質的には作り直しなのに……“復刻”にこだわったすごさ

とにかくカッコよく、デカく、リッチな合体ロボとしてマニアには有名な「DX大連王」。中古玩具ショップではプレミアがつき、見かけるたびに「うらやましい……」と思っていた、あの憧れのロボがいま新品で遊べることがまず奇跡的でした。

 

20年以上前に生産が終わったおもちゃゆえに、当時の金型や設計データは残っておらず、実質的にはほぼ作り直しになったという本製品。それでも“リメイク”ではなく“復刻”の作りかたにこだわったのは、当時のおもちゃを知るファンからすると英断だったと思います。しかも、普通だったら「リニューアルVer.」など銘打つところを“商品名まで当時と同じ”にするという徹底ぶり(記事を書いていて、実にややこしい)。しかし、そうした常軌を逸したレベルのこだわりが、新しい「DX大連王」を輝かせてくれたことは間違いないでしょう。

↑「天宝来来(てんぽうらいらい)の玉」。「DX大連王」リクエスト販売3000個達成を記念した特典として商品に付属

 

そして現在。「DX大連王」の好評を受け、「ダイレンジャー」の2号ロボが再びリクエスト販売というカタチで予約を受け付けています。

↑バンダイ「五星戦隊ダイレンジャー DXウォンタイガー」(1万4400円/税込) ※画像は開発中のものです。(リクエスト販売の受付ページより転用)

 

ダイレンジャー6人目の戦士・キバレンジャーの専用ロボで、虎から人型に変形する「ウォンタイガー」。こちらも1993年当時の玩具をベースに、全面的にクオリティーを向上した豪華復刻版です。「DX大連王」のデキを見る限り、こちらもかなり期待できそう。

「DX大連王」を持っていれば、星天馬、星麒麟、星獅子、星鳳凰の4体を合体させて新たなロボ「牙大王」(きばだいおう)にすることもできます。

 

「DXウォンタイガー」の予約受付は2018年3月30日(金)23時まで。「これは!」と思った方はいますぐWebサイトにアクセスを。

 

■プレミアムバンダイ「五星戦隊ダイレンジャー DXウォンタイガー」リクエスト受付ページ
http://p-bandai.jp/item/item-1000119963/

 

(c) 東映

【50年分すべて見せます】「人生ゲーム」の歴代モデル60種+αを全部並べてみた――話題の新作コラボ情報も!

懐かしいモデルいろいろ……! というか、ハローキティ、よしもと芸人、ビックリマンに、筋肉番付、ミニモニ。ときメモまでコラボしてたとは(ファミコンやプレステ版もあるよ)。

 

すごろく風のボード、運命を決めるルーレット、クルマのコマと人物のピン、人生山あり谷あり。タカラトミーの「人生ゲーム」は2018年で50周年を迎えるという長寿商品です。先日、これを記念した新商品やコラボなどが一挙発表され話題を集めましたが、この発表会場がスゴかった。足を運んだ筆者は、最新商品だけでなく50年分の「人生ゲーム」を取りそろえた物量に、ただただ圧倒されるのでした……。

 

50周年記念商品ぞくぞく! タイムスリップ、少年ジャンプ、B’zコラボも

さまざまな新商品やコラボなどが一挙発表となった人生ゲーム50周年プロジェクト。今年はこんな新商品が発売になります。

 

「人生ゲームタイムスリップ」 希望小売価格:3980円+税 2018年3月31日発売

人生ゲーム50周年記念プロダクトの第1弾が「人生ゲームタイムスリップ」。こちらは人生ゲームが日本に登場した50年前(1968年)にタイムスリップして、これまでの日本の流行やできごとを体感しながら現代を目指すというもの。盤面には1960年代の「団地」から完成前の「新国立競技場」まで、時代を象徴する建物がいろいろ出てきます。

 

「週刊少年ジャンプ人生ゲーム」 希望小売価格:4500円+税 2018年7月発売

さらにその次の新商品として、週刊少年ジャンプ(こちらも今年で創刊50周年)とコラボした「週刊少年ジャンプ人生ゲーム」も発売決定。ジャンプ50周年にちなんで、「こち亀」から「ハイキュー!!」まで50作品のキャラが総登場し、ゲームを盛り上げます。盤面のマス目に描かれた歴代作品の小ネタを探すのが楽しい!

 

「B’z 人生ゲーム」 希望小売価格:未定 2018年4月1日発売(イベント会場限定販売)

そして今回大きなサプライズだったのが、今年デビュー30周年となるB’zとのコラボ商品「B’z 人生ゲーム」! 詳細な内容までは明らかにされていませんが、B’z本人とスタッフが30年の歴史を盛り込んだというネタ満載の人生ゲームが楽しめるという一品です。なお本商品は2018年4月1日より東京・有楽町で開催されるイベント「B’z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018」の会場限定販売品となっており、ファンの間で争奪戦が繰り広げられそうな予感。

歴代60モデル全部見せ!「人生ゲーム」ヒストリー

そんな50周年商品の数々とともに、この発表会で来場者の目を引いたのが歴代「人生ゲーム」を総動員した展示コーナー。ほとんどの商品はパッケージのみの展示でしたが、それを並べて眺めるだけでも圧巻の内容でした。

↑1968年に発売された初代「人生ゲーム」

 

というわけで、そのシリーズ60商品のすべてをご覧いただきましょう。有名イラストレーターの参加、90年代後半以降のキャラクターコラボ、社会情勢をリアルタイムに反映した「人生ゲーム平成版」のシリーズ化などなど……こうして振り返ってみると、マニア以外にはほとんど知られていないであろうレアなモデルもいっぱいありますね。

 

【1968年~1985年】

↑(左上から。以下、同じ)人生ゲーム(初代)、人生ゲーム(2代目)、人生ゲーム(3代目)、人生ゲームロイヤル

 

【1989年~1990年】

↑人生ゲーム平成版、人生ゲーム(4代目)、じぱんぐ人生ゲーム、人生ゲーム平成版II

 

【1991年~1993年】

↑人生ゲーム平成版III、人生ゲーム平成版IV、人生ゲーム平成版V、チェッカード ゲーム オブ ライフ

 

【1994年~1996年】

↑人生ゲーム平成版VI、人生ゲームTEENS倶楽部、人生ゲーム平成版VII、人生ゲーム平成版VIII

 

【1996年~1998年】

↑大人生ゲーム、人生ゲーム関西版、人生ゲームEX(5代目)、人生ゲーム初代復刻版

 

【1999年】

↑人生ゲーム平成版X、人生ゲーム平成版1999、人生ゲーム阪神版、ハローキティ人生ゲーム

 

【2000年~2001年】

↑人生ゲーム平成版20世紀、人生ゲームモノ・マガジン編、でじこの人生ゲーム、人生ゲーム平成版ネットラヴァーズ

 

【2001年~2002年】

↑筋肉番付人生ゲーム、ときめきメモリアル2人生ゲーム、ミニモニ。人生ゲームだぴょん、闘魂伝承 人生ゲームアントニオ猪木版

 

【2003年~2005年】

↑人生ゲーム ブラック&ビター、人生ゲーム昭和おもひで劇場、人生ゲーム RD(レインボードリーム)、ドラえもんとのび太の人生ゲーム

 

【2005年~2006年】

↑人生ゲームM&A、人生ゲーム芸人魂、ポケットモンスターAG人生ゲーム、きらりんレボリューション人生ゲーム

 

【2006年~2008年】

↑おしごと発見!人生ゲーム、ミッキーマウス人生ゲーム、人生ゲームゴールドメジャー、人生ゲーム(6代目)

 

【2008年~2010年】

↑人生ゲームICルーレット、人生ゲーム極辛、人生ゲームドリームチェンジ、イナズマイレブン爆・人生ゲーム

 

【2011年~2013年】

↑人生ゲームギャップ天国、人生ゲームGO!GO!、よしもと芸人 人生ゲーム、人生ゲーム アドベンチャー

 

【2013年~2014年】

↑人生ゲーム オブザイヤー、人生ゲームDD(ダイナミックドリーム)、人生ゲーム獄辛(ごくから)、人生ゲーム オブザイヤーII

 

【2015年~2017年】

↑ビックリマン 天使VS悪魔 人生ゲーム、人生ゲーム オブザイヤーIII、人生ゲーム(7代目)、人生ゲームMOVE!

「人生ゲーム」ヒストリー<レア商品・非売品編>

50年分の60モデル。もうおなかいっぱい……と思っていたら、実は展示はまだ終わりません。「人生ゲーム」には企業のプレゼント用に作られた非売品なども存在しており、同じ会場でこれらも見ることができました。個人的には、メグミルク「牧場の朝ヨーグルト」版人生ゲームの内容が気になります。

 

「人生ゲーム」ヒストリー<ビデオゲーム編>

そして最後は“ビデオゲーム”編です。アナログの盤ゲームを飛び出してファミコンなどでも遊べるようになった人生ゲームの変遷をご覧ください。プレイステーションの周辺機器で「ルーレットコントローラ」が発売されていたとは知りませんでした……。

これが“国民的ヒット商品”の器の大きさ…! と、いまさらながら衝撃を受ける展示ボリュームでした。これだけ数があると、ときどき「これスベってるな……」と思うようなものもありますが、そういうものも含めて振り返ることで実に味わい深い。正直、いまは久しぶりに「人生ゲーム」が遊びたくてたまりません。

なぜ、将棋はよくてゲームはダメなのか…日本初のライセンス登場で「プロゲーマー」の世界は変わる?

「将来はプロゲーマーになりたい!」

出典:「東京アニメ・声優専門学校」公式サイトより

 

もし自分の子どもがそんなことを言い出したら、それを応援できる親はどのくらいいるだろうか。「棋士になりたい!」なら、今をときめく藤井聡太六段のようになるのは難しいとしても、「とりあえずやってみなさい」と後押しする親は少なくないはずだ。

 

しかし、将棋もビデオゲームも同じゲームなのだ。なぜプロゲーマーだけが敬遠されてしまうのか? 前線で活躍する現役プロゲーマーで、「東京アニメ・声優専門学校」e-sportsプロゲーマー専攻の講師でもある鈴木悠太さんに、その理由を聞いてみた。

 

■そもそも、「プロゲーマー」とは何なのか

「ゲームで飯を食べている人たち」。漠然といえばそういうことになるが、プロゲーマーの厳密な定義はあるのか。

 

「ゲームでお金を稼ぐのにはさまざまな手段があります。世界中で毎週のように開催される大会の賞金をはじめ、メディア出演や個人の動画配信、ゲーム関連会社とのスポンサー契約によって支払われるファイトマネーなども収入になります。活動スタイルが多岐にわたるため『プロゲーマー』の厳密な定義はありませんでしたが、先日、日本初のプロライセンスが発行されたんです」

 

2018年2月、「日本eスポーツ連合」が、極めて優秀な成績を収めている人に対してプロゲーマーとしてのライセンスを発行した。ちなみに日本eスポーツ連合とは、国内においてeスポーツ(エレクトリック・スポーツ。ビデオゲームを競技として捉える際の名称)産業の普及を目指す団体のこと。これによって、『ライセンスを所持している人=プロゲーマー』というわかりやすい図式が生まれた。

 

「ライセンスの発行によって、今後、国内でeスポーツはますます盛んになるでしょう。しかしながら、日本eスポーツ連合が提案するプロゲーマーの定義、ライセンス発行に関してはさまざまな議論が交わされています。個人的には、ゲームでお金を稼げて、そのゲームの魅力を多くの人に伝えられる人であれば、ライセンスを所持していなくてもプロゲーマーといえると思います」

日本初のプロゲーマー育成専門学校の講師である鈴木悠太さん。FPSというジャンルで活躍するプロゲーマーでもある

 

■「しょせんビデオゲームだから…」という風潮はなぜなのか

それでは、いよいよ本題に入ろう。プロゲーマーが軽視される理由のひとつに、「しょせんゲームでしょ?」という漠然としたイメージがある。同じゲームなのに、囲碁や将棋の方が高尚なものと感じている人も少なくない。なぜなのか。

 

「ご存知の通り、日本では昔から家庭用ゲーム機が台頭し、PCでゲームをする文化が成熟しませんでした。ゲームはあくまで『親が子どもに買い与える娯楽』という認識で、それでお金を稼ぐというのが、今の30代後半から上の世代の方にはイメージしづらい状況なんです。それと、将棋はやったことがあるけど、今プロゲーマーたちが取り組んでいるゲームのプレイ経験がない方が大半なので、ゲーム性の誤認識もあるのではないでしょうか」

 

確かに、将棋は高度な頭脳戦のイメージがあるが、ビデオゲームについては、プレイ経験がない人にとってはヴェールに包まれている。

 

「誤解を恐れずにいえば、ゲームによっては、将棋より高度な頭脳戦が展開されることもあります。例えば、『リーグ・オブ・レジェンド』というゲームでは、約150体あるキャラクターすべての特徴を把握して、相手のキャラクターとの相性も考慮しながら戦略を練っていきます。アイテムや経験値に関する知識も含めて、事前の研究はマスト。実戦中はマウスのクリックが1ミリずれるだけで状況が変わるので、的確で柔軟な対応力も求められます。

 

また、2週間に一度のペースでゲーム内容がアップデートされるので、それに合わせて戦略も更新しなければいけません。つまり、習得すべきスキルや蓄えるべき知識が無限にあり、戦略に天井がないんです」

 

■ゲームはスポーツといえるのか

米国や欧州、韓国をはじめとするアジア諸国では、eスポーツの発展が目覚ましい。“競技人口”は1憶人を超えるといわれ、2022年のアジア競技大会には正式種目入りがすでに決まっている。先ほどの話にあった『リーグ・オブ・レジェンド』のプレイヤーは、米政府からスポーツ選手として認定されているほどだ。

 

海外で「ゲーム=スポーツ」という認識が定着しつつある中で、日本はというと、先日NHKでeスポーツの特集が放送された際に、「汗を流さないとスポーツとはいえない」という意見が数多く寄せられたほど否定的な見解も目立つ。

 

「長いスポーツの歴史の中で、工業化に伴いモータースポーツなどの新しい競技が生まれました。それと同じように、今はIT産業が発達して、eスポーツが新たな競技として注目を集めています。時代の変化とともに生まれた競技という見方ができるかどうかではないでしょうか」

 

例えば、世界でも活躍する有名なプロゲーマーとなると、その生活もかなりストイックだ。1日十数時間をゲームの練習に費やし、体力を養うためにジムでの身体づくりも欠かさない。大会では何時間もの長期戦に及ぶケースもあるので、並大抵でない体力と集中力が必要になる。そして、負けたら当然くやしい。彼らの努力を知ったうえで、大会に敗れて涙する姿を見ていると、ゲームがただの遊びではないことを思い知らされるのだ。

東京アニメ・声優専門学校のイベントスペース。e-sportsの臨場感を疑似体験できる

 

■引退後のキャリアは…? プロゲーマーという職業の課題点

ライセンス発行にともない“プロゲーマー・eスポーツ元年”ともいわれているが、それでもプロゲーマーとして生きていくのは容易なことではない、と鈴木さんは語る。

 

「今台頭している『FPS』や『MOBA』というジャンルで活躍するプロゲーマーの年齢は16~23歳ぐらい。もちろん、ゲームをやるのに年齢は関係ありませんが、トップクラスを目指すとなると、動体視力や反射神経が優れている若いうちがやはり有利です。それでは、年齢を重ねてプロゲーマーとしての活躍が難しくなった場合はどうすればいいのかというと、厳しいのが現状です。チーム運営のサポートをしたり動画配信などで収入を得たりとさまざまな手段はありますが、どれも生涯の収入を確定するものではありません」

 

さらに余談だが、ゲームプレイヤーの社会性の低さも課題点のひとつだという。

 

「やはり1日15時間もモニターに向かっていると、社会的な常識やコミュニケーション能力が欠如している人も多いんです。でも、動画サイトやSNSでのセルフプロデュース力、海外でも通用する英語での対話力は非常に重要。引退後の在り方も含め、そうした環境を整備しながら、業界がサポートする仕組みの構築が必要だと感じています」

 

さまざまな問題をどう乗り越えて、今後、プロゲーマーがどんな活躍をしていくのか。また、日本における彼らへの認識はどう変化していくのか。国内プロゲーマーたちのストーリーは、今始まったばかりだ。

 

【著者プロフィール】

ギャンブルフリーク 荒井奈央

ライター、編集者。さまざまなジャンルの専門家に突撃取材をするのが好き。麻雀をライフワークとし、雀荘はホーム。ギャンブル、裏モノ界隈のネタが大好物で、貧乏旅行にはまっていた時期のエピソードをまとめた『世界中で危ない目に遭ってきました』(彩図社)を出版。

ゲーム芸人が名作「影の伝説」で、3落ち以内でのクリアに挑戦してみた【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今月は、さらわれまくる姫を助けまくる名作「影の伝説」にチャレンジする。

GN04-GAME_J

スクウェア・エニックス(タイトー)
影の伝説
514円(Wii U、3DS)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000005405

アーケード発の和風横スクロールアクション。伊賀忍の「影」となり、刀と手裏剣を駆使して、さらわれた霧姫がいる魔城へと救出に向かう。

 

 

成功報酬は「姫」セット! 罰ゲームはセルフ白刃取り

編集部(以下編) 今回の成功報酬はゲーム界屈指のさらわれ姫にちなんで、日本酒の「菊姫」とイチゴの「やよいひめ」の姫セットを用意しました。

 

フジタ(以下フ) イチゴ、いいですね! 僕、もう今年すでに2回もイチゴ狩りに行ったほどイチゴ好きなんですよ

 

 ただし、失敗した場合は罰ゲームとして、刀を頭上に投げて白刃取りをする、セルフ白刃取りに挑戦していただきます

 

 なんすか、それ!? 危ないやつですね(笑)。

 

 

3度やられるまでに1周クリアを達成せよ!

どうも~、フジタです! 「影の伝説」というと姫が何度もさらわれるのが有名ですが、それ以上に、助けたときに城の上から飛び降りて完璧に着地する姫の身体能力の高さに子ども心に衝撃を受けました(笑)。なのにまたさらわれるって! 当時遊びまくっていたわけですが、まず音楽がいいですよね。それからスピード感も抜群でした。ただ、操作にはクセがあってジャンプ1回1回が命がけ(笑)。あと、相手の攻撃もスピード感があるので、避けきれないのがちょっと怖いですね。

GN04-GAME_K↑オープニングであっさりさらわれる霧姫。何度助けても囚われの身となってしまうその姿から、ゲーム界屈指のさらわれ系姫として有名だ

 

それではスタートです。今回は3落ち以内にクリアを目指します。残機があっても3度やられたらミッション失敗です。はい、いまお姫様がスーっとさらわれていきましたね(笑)

 

GN04-GAME_L↑最初のステージは森が舞台。アイテムの巻物を取ると主人公が術を使い、画面がフラッシュするとともに一定時間出てきた敵をすべて落とす

 

で、これが主人公です。手裏剣も投げられますが基本は刀で倒していきます。刀を振ることをやめちゃいけないゲームです(笑)。中ボスみたいな火を吐く青い坊主を3人倒すと、赤い坊主が出てきて、それを倒すと1面クリアになります。

 

GN04-GAME_N↑森面の次は城内への抜け穴面。陸上や水中に現れる青い忍者を10人倒すとクリアとなる。手裏剣攻撃が厳しい

 

ヤバいヤバい! ジャンプすると本当に命がけなんで。軌道が変えられないんですよ。で、さっきの水晶玉を取ると1回だけ攻撃が耐えられます。まあ、耐えられるといってもザコの攻撃だけなんですけど。でも、これはできる限り取っておきたいですね。手裏剣も強くなります。危ない! 倒すのも一瞬ですが、こっちがやられるのも一瞬。やっぱり忍者の戦いって本当はこういうものなんですよ(笑)

 

GN04-GAME_M↑城内。天守閣にいる霧姫を助けるとクリア。ただし、階段での移動が鬼門。敵の「妖珠坊」(写真右)が飛ばしてくる炎に当たると一発でアウトだ

 

――ひたすら連打で刀を振りながら実況を続けるフジタ。続きは動画で!!

 

 

●撮影:高原マサキ(TK.c) ©TAITO CORPORATION 1986, 2006 ALL RIGHTS RESERVED.

 

「スライム」がマレーシアで大流行中!! 女子中高生を夢中にさせるワケは?

原色や蛍光色などの派手な色合いと、なんとも言えない触感で知られる「スライム」。子ども時代にこの玩具で遊んだことがある人も多いかと思いますが、そのスライムがなぜかいま、世界中でブームになっているのをご存知でしょうか。筆者が住むマレーシアでも女子中高生を中心に子どもから大人まで大人気なのです。

 

なぜここまで盛り上がっているのでしょうか。その人気の秘密はソーシャルメディアにありました。

 

まるでスイーツ! 手作りスライムのクオリティがすごい

スライムブームのポイントは自分で”調合(カスタマイズ)”すること。色、質感、香りなどを自分好みに選んで、オリジナルの手作りスライムをソーシャルメディアにアップすることが爆発的に流行しているのです。Instagramを見てみると、「インスタ映え」する画像や動画がたくさんアップされています。

 

もう一つの人気の秘密は、自分だけの調合をすることで、世界に1つだけのオリジナル作品を生み出せること。これは「レシピ」と呼ばれることが多く、実際にその見た目の効果もあるせいか、料理やスイーツのような雰囲気も醸し出しています。

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スライムの作り方や材料は、以下の材料を混ぜるだけ。ちょっとした化学実験のようでもあり、身近なもので簡単に作れるようです。

 

・フラバー(Flubber):お店で売っているドロっとしたもの

・フラッフィー(Fluffy):ふわっとしたホイップクリーム状のもの

・ボラックス(Borax):定番の鉱物のホウ砂が使われているもの

 

(※スライムを作るときに化学物質を使うことで皮膚にやけどを負ったりする事例が一部報告されているので十分に注意してください。ケミカルフリーのレシピなどもあります)

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なかにラメやグリッターなどを入れたり、色を工夫したりすることによって、カラフルでキュートな自分だけのスライムを作ることができるのです。

 

最近では、人気が出たオリジナルのスライムを販売するビジネスまでも登場し、注目されています。これもソーシャルメディアでいかに目立つかが鍵となっています。

 

色鮮やかだったり、幻想的だったり、アップされた写真はまさに「インスタ映え」しています。#slimemalaysiaにもマレーシアの手作りスライマーの作品が既に2万5000点以上もアップされており、毎日増え続けています。

 

女子中高生のストレス解消アイテムとして定番化!?

女子中高生の間でスライムが人気となっている理由にはストレス解消が挙げられます。マレーシアはゆったりのんびりしている南国のイメージがありますが、やはり学生は勉強のプレッシャーを感じています。また、安全面を考えると子ども同士で遊びに行くということはありません。手作りスライムはそんな学生たちが家で1人でも楽しめるという点でも支持されているのです。

 

ソーシャルメディアにアップして「いいね」をもらえば、自己肯定感も高まるため、スライムにハマっていくということもあるかもしれません。自分だけのオリジナルスライムを作り、デコったり、デザインを考えたりすることが楽しいのはもちろん、材料を混ぜているときや完成したスライムを触っていると「癒される」のだそうです。手作りスライムがマレーシアだけではなく世界で人気を博しているのは、この辺りにもヒントがあるのかもしれませんね。

プロライセンス発行で日本の「eスポーツ」はどう変わる? 闘会議2018で見たプロとファンの最前線

2月10、11日、幕張メッセにて、ゲームファンとゲーム大会の祭典「闘会議2018」が開催されました。闘会議は2015年から開催され、今年で4回目を数えるイベント。ユーザー参加型のイベントで、ゲームの大小、アナログ・デジタルを問わず、毎年さまざまなゲームの大会が開かれます。

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今年は例年とは様相が異なり、単なるゲームイベントとしてだけではなく、別の側面でも注目が集まっていました。それは、複数あった日本のeスポーツ関連の団体がJeSU(日本eスポーツ連合)に統一され、そこからプロライセンスが発行される大会が開催されることになったからです。

 

今回のプロライセンスの発行の名目は、日本では景品表示法、風俗営業法、賭博罪の3つにより、高額賞金を出せない状況を打破するため。つまり、日本人で事実上のプロゲーマーは何人もいましたが、ライセンスで認められた選手が生まれ、高額賞金のeスポーツ大会が開催されるようになるというわけです。ただ、この方式でも若干不明瞭な点があり、当初のJeSUの発表内容だけでは、いろいろな憶測が飛び交ってしまっている状態でもありました。

 

その懸念などを払拭すべく、闘会議2018のオープニングイベントとしてJeSU闘会議発表会がステージの1つで行われ、JeSU代表理事の岡村秀樹氏と理事の浜村弘一氏が登壇。ステージでは司会者から巷で疑問視されているいくつかの質問が投げかけられ、両登壇者はそれに丁寧に答えていました。

20180215_y-koba6 (2)↑JeSU(日本eスポーツ連合)代表理事 岡村秀樹氏

 

20180215_y-koba6 (3)↑JeSU理事 浜村弘一氏

 

プロライセンスはプレイヤーの活躍の場を制限するものではない

プロライセンスの発行については前述のとおり、現在日本の法律ではeスポーツ大会にて高額賞金を出す・受け取るができないという状況に対して、プロとして参加することで、法律を回避するという名目がJeSUによってすでに発表されています。

 

ただ、ライセンスに関しての立ち位置がよくわかっておらず、JeSUが発行するプロライセンスを受け取ってしまったら、JeSU認定大会以外に出場できなくなるのでは? という懸念もありました。その質問に対しては、「ありえない」と回答。あくまでもゲームプレイヤーの活躍の場を増やすためのJeSUなので、これまでに活動してきたコミュニティなどを阻害するつもりはなく、話があればサポートしていきたいとのことです。

 

また、闘会議2018では6つのタイトルのみプロライセンスが発行されたことについても、「今回のタイミングに間に合わなかっただけで、これからどんどん増えていく、現在30~40社と話をしている」とのことでした。ゲームについても特にカテゴライズやタイトルの選定はなく、「競技性があるものであれば認定する」という発言も。例えば、対戦するだけでなく、ゲームのクリアまでの時間を競うタイムアタックなども入るとか。

 

そのほか、オリンピック種目としてeスポーツが入るのを目的とし、JOCに加盟を申請するなど、今後もさまざまな活動もしていくという話もありました。

 

現状の法律で高額賞金を出すためには、プロライセンスの発行だけが唯一の道であるかどうかもわからないなど、まだ問題点は多くあり、不明瞭な点も多いですが、個人的には、とりあえずは今後の活動を見守るのが1番ではないかなという印象でした。

 

「パズドラ」や「モンスト」などでプロライセンスを懸けた大会が開催

闘会議2018の各ステージでは、JeSU認定のプロライセンスを発行する大会や、先行してプロライセンスを発行された選手による初の高額賞金の公式大会などが開催されていました。具体的には、「パズドラ」や「モンスト」「ウイイレ2018」「鉄拳7」の大会では上位入賞者にプロライセンスが贈呈され、また、「ストリートファイターV」と「鉄拳7」ではプロライセンス保持者によるトーナメントも開催され、優勝者には賞金200万円が贈られました。

20180215_y-koba6 (4)↑「パズドラレーダー」を使っての対戦

 

20180215_y-koba6 (5)↑パズドラチャレンジカップに優勝し、プロライセンスが発行されたスー☆選手。ほかにも2位のリフレッシュ選手、3位のみゅあら☁選手にもライセンスが贈られました

 

20180215_y-koba6 (6)↑「ストリートファイターV」の闘会議GP大会優勝の板橋ザンギエフ選手。「ストリートファイターV」はあらかじめ特別に先行してプロライセンスが21名に発行されており、そのうち20名によるトーナメント予選が前日までに行われていました。プロとして参加したので高額賞金が受け取れるとあり、今回の優勝賞金は200万円

 

eスポーツでも「観戦する楽しみ」という土壌はできつつある

eスポーツというと高額賞金が注目されがちですが、必ずしも賞金が出るものばかりではありません。「スプラトゥーン2」によるSplatoon甲子園2018や「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」によるniconicoチャンピオンシップ2018などは賞金が発生しない大会でしたが、闘会議2018のなかではトップクラスの盛り上がりを見せていました。

 

特に「スプラトゥーン2」はプレイ人口も多く、他人がプレイする画面を見ていても状況がわかりやすく面白いため、観戦タイトルとしてはかなり完成度が高いものです。そして、大会常連チームなどもおり、観戦者のなかにはチームのファンも見て取れます。

 

「ストリートファイターV」にしても、出場したプロライセンス保持者も有名プレイヤーで、それぞれにファンがいます。ほかのプロスポーツと同様、eスポーツでも観戦する楽しみというのはすでにできつつある感じです。

20180215_y-koba6 (7)↑Splatoon甲子園2018の様子。会場には多くのファンが集まり、熱戦に熱い声援をおくっていました

 

20180215_y-koba6 (8)↑「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」のniconicoチャンピオンシップ。賞金対象の大会ではなかったが、大いに盛り上がりました

 

20180215_y-koba6 (9)↑プレイステーションブースでは、「みんなのGOLF」や「コール オブ デューティ ワールドウォーII」「グランツーリスモSPORT」の対戦イベントが行われた

 

日本はeスポーツ後進国と言われており、実際に遅れをとっています。2022年アジア競技大会ではメダル種目として採用も決まっていますし、そろそろ巻き返さないとまずい時期にきているのかもしれません。とりあえず、JeSU公式のeスポーツ大会は今後も定期的に開催されるようですので、一度その雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。

「VR」の「eスポーツ」ってどんな感じ? チーム対戦型VRゲーム「TOWER TAG」をプレイしてみた

東京・台場にある屋内型テーマパーク東京ジョイポリスにて、新アトラクションとして対戦型VRシューティングゲーム「TOWER TAG」が2月9日よりサービス開始。筆者もメディア向けの先行体験会でプレイしてきましたので、その模様をご紹介したいと思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑TOWER TAGは東京ジョイポリス内のアトラクションとして設置されています

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑荷物や上着があっても、鍵付きのロッカーに預けられます。ロッカーが6個分あるのは、システム上は3 on 3まで遊べるからとのこと

 

柱を移動しながらチームで戦うガンシューティングバトル

TOWER TAGは、2 on 2のチーム戦で行うガンシューティングバトル。エリア内に無数にある柱を移動しながら、相手を撃ち倒すのが目的です。柱の最上部に向かって銃を向けると弾ではなくワイヤーが発射され、柱と接続可能。接続した状態で一定時間トリガーを引いていると、柱が自分のチームカラーになり、自陣エリアとなります。自陣エリアとワイヤーで繋がった状態で、銃を手前に引くと、その柱に一瞬にして移動。相手に弾を当てやすくなるように近づいたり、相手の側面に移動して無防備な横から攻撃するなど、移動によって攻撃手段に幅ができます。

20180212_y-koba2 (8)↑VRゴーグルで観られるゲームフィールド。無数の柱を飛び移りながら銃撃戦を行います。チームはオレンジのFireチームとブルーのIceチームで戦います。柱の色が自分のチームカラーに光っているところに飛び移れます

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑柱に移動するには、まず柱の色を自分のチームカラーに変えます。白い柱は中立の柱。柱の上部を狙うとワイヤーが発射されるので、そのままトリガーを押しっぱなしにします

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑柱の色が徐々に自分のチームカラーに変わっていきます。この写真だと7割くらい青くなっています。最後まで色を変えると自陣の柱となり、移動ができるようになります

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑自陣の柱にワイヤーを繋げ、銃を手前に引くとその柱に移動します。移動は一瞬で完了します

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑柱の上部以外を撃つと相手を攻撃する弾が発射されます。相手の弾道やワイヤーなどで位置を確認し狙い撃ちます

 

バトルはどちらか相手を倒すと1点獲得でき、2人倒すとリセットして仕切り直しになります。5分間の制限時間のなか、得点の高いチームが勝ち。倒された人はリセットされるまで何もできませんが、エリア全体を俯瞰でみられる状態になるので、仲間に相手の位置などを教えて、サポートすることができます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑TOWER TAGで使用する銃型コントローラー。銃の位置情報もとっているので、VR画面内でも銃を確認できます

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑VRゴーグル。HTC VIVEを使用しています。大型のメガネでないかぎり、メガネオンで装着できます

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ヘッドセット。チームメイトに声をかけながらプレイできるようにマイク付きです

 

銃撃戦中は姿勢を低くしたり、柱の陰に隠れるなど、相手の攻撃をかわす手段もあります。なので、実際に多少移動することになるのですが、元居た位置から1~2歩しか動かないので、以前東京ジョイポリスに設置されていたVRゲーム「ゼロレーテンシー」に比べるとほとんど動きません。柱間の移動も銃を手前に引くだけなので。それだけにすぐにゲーム内容を理解することもでき、VR酔いなども起こりにくい。VR初心者でも安心して遊べそうです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑遮蔽物や柱に身を隠すことも可能。しゃがんだり物陰に隠れたりして、相手の攻撃を回避します

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ゲームエリア。チームメイトと2人で入ります。床が青くなっている部分がプレイヤーのエリアで1名あたりの広さは3×3m。そんなに動き回らないので、これでも十分な広さです。このエリアから出てプレイすることはありません

 

「VR eスポーツ」という新ジャンルとして発展を狙う

TOWER TAGは、ドイツのスタートアップ企業であるVR Nerds(ヴイアールナード)社が開発。開発者のなかにはサバイバルゲームで世界チャンピオンになった人もいるとのことで、ゲーム内容にも納得な感じです。ロケーション事業を行ったことがないこともあり、ロケーション事業のプロであるCAセガジョイポリスとのタッグが実現。実際にロケーション事業として展開するのは、この東京ジョイポリスが最初だそうです。そういう関係性もあって、ロケーションで実際に使ってみた結果がVR Nerds社にフィードバックされるという話です。

 

さらにCAセガジョイポリスは、ダーツライブとも提携を発表。まだ事業内容は未定とのことですが、成績やプレイデータの管理を任せるのではないでしょうか。CAセガジョイポリスはTOWER TAGを「VR eスポーツ」というカテゴリとし、eスポーツの1つとしての発展することを考えています。なので、ダーツライブでのダーツのレーティングや成績管理などを行うことが予想されます。

 

実際にプレイして感じたのは、結構シンプルな印象。フィールド上で相手を見つけるのは容易で、銃撃戦も物陰に隠れる以外の行動はできない感じ。銃は撃ち続けると連射速度が落ちてくるので、一定時間、インターバルが必要ですが、その間に攻め込まれるほどの隙になる感じでもありませんでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑実際にプレイしてみました。VIVEの装着はもうお手の物です

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ゲームが始まるともうバトルフィールドのなかにいるのが当たり前になるほど、没入感はあります。自然と仲間や相手を探すのにキョロキョロとしてしまいます

 

お互いのチームが1人ずつ倒され、1対1になると膠着してしまう点には対策が必要かも。同じ柱に居続けると柱や壁が消えて隠れられなくなるとか。ほかにも銃の種類やサブウェポンなども欲しいところです。ちなみに結果としては5キルくらいを記録して圧勝しました。もし、eスポーツ化したらプロになれるかも知れません。すいません、嘘です。

 

まあ、改善点や要望はそのうちジョイポリスからVR Nerdsにフィードバックされ、対策してくれると思うので、それを期待したいところです。

 

1回のプレイ料金は800円。プレイ時間自体は5分程度で、VRゴーグルなどの装着時間やプレイの説明を聞く時間も含めると1回のプレイは15分くらいという感じです。「ゼロレーテンシー」とは違い、パスポートでの利用も可能なので、何度もプレイしたい人はパスポートを購入するのがオススメ。

 

改善点について言及しましたが、現状でもゲームとしては面白いです。仲間うちでワイワイやるのも良いですし、知らない人と協力しながらするのも良い感じ。いまのところ東京ジョイポリスのみでの展開ですが、今後は地方のジョイポリスやさまざまなアミューズメントスポットに導入される可能性もあるとのこと。全国展開して、ネット対戦が早いところできるようになってほしいところです。

アプリゲームなんて…と思ってる人こそ楽しめる! 中毒性高すぎクレーンゲーム「はたらくUFO」

ハル研究所と言えば、「星のカービィ」シリーズなどを手掛けるゲーム開発会社。そのクオリティの高さ、ギュッと詰まったワクワク感から、「ハル研のゲームに間違いなし」を家訓にしているゲームファンも多いはず。そんな同社がスマホゲームの開発に乗り出したのですから、これはもう面白いに決まってるでしょう! というわけで、ハル研究所のスマホブランド「HAL Egg」からリリースされた『はたらくUFO』をプレイしてみました!

 

180208tama10↑「はたらくUFO」。価格:480円・ゲーム内課金なし 対応OS:iOS 9.0以降・Android 4.4以降

 

このもどかしさがクセになる! UFOで荷物を積み上げるクレーンアクション

「はたらくUFO」の主役は、その名の通りUFO。ある時、荷物が崩れて困っているおじさんを助けたのがきっかけで、地球のお仕事を手伝うことに。クレーンでいろいろな荷物を運び、バイト代を貯める……というのが、ゲームの目的です。

 

↑ああ↑バイト代が貯まると、UFOの性能や見た目を変えられる

 

↑ゲイジュツを組み立てるなど、さまざまなミッションがある↑ゲイジュツを組み立てるなど、さまざまなミッションがある

 

操作は、いたってシンプル。UFOを左右に動かし、つかみたいモノの上でボタンを押すとクレーンがパカッと開きます。目当ての荷物をつかんで運び、所定の場所に決められた数だけ乗せればステージクリア。ゲーセンのクレーンゲームを想像すると、イメージがつかみやすいんじゃないでしょうか。

 

↑UFOバランスを↑モノを乗せてバランスをとるミッションもある

 

↑緑で表示された場所にブロックを落とすステージ↑緑で表示された場所にブロックを落とすステージ

 

これだけ聞くと簡単そうですが、そこはハル研のこと、ひと筋縄ではいきません。物理演算がきっちりしているので、モノを持ち上げて素早く移動すると慣性が働いて大きく揺れるし、重たい荷物を運ぶとUFOもヨロヨロしてしまいます。さらに、バランスを考えないと、うまく積み重ねることができません。ゆっくり丁寧に運ばないと狙った場所に置けないけれど、制限時間があるのでのんびりしてもいられず。しかも、焦るとせっかく積んだモノまで全部パーに……! この「うまく積みたい、でも思うように動かせない」というもどかしさが、なんとも言えずクセになるんです。ムズムズ感を乗り越え、絶妙なバランスでモノを積めた時の気持ちよさは格別! 「あれ、私の前世、クレーン技師だっけ?」と思うほどの満足感、達成感を味わえます。

 

 

隠しミッションを探す楽しみも! やり込むほどに燃えてくる!

最初はトラックにみかんを積んだり、魚を釣り上げたりというごく普通のバイトに挑戦しますが、ステージが進むとチアガールを組体操のように積み上げたり、サーカス団の曲芸を成功させたりと、おかしなモノを運ぶはめになるのも面白いところ。立方体の荷物と違って、凹凸の多い人間や動物はつかみやすいけれど積みにくいんですよね……。どれを土台にするか順番を考えながら運ぶという、パズル要素も楽しむことができます。おまけに、ステージが進むと忍者が手裏剣を投げて邪魔をしてくる、なんてことも。いやー、働くって大変です。

 

↑チアリーダーを運ぶ様はとてもシュール…↑チアリーダーを運ぶ様はとてもシュール…

 

↑敵の攻撃を避けながら運ぶハラハラな展開も↑敵の攻撃を避けながら運ぶハラハラな展開も

 

クリアするだけならそこまで苦労はしませんが、各ステージに設定された3つの秘密ミッションを達成しようとすると途端に難度もアップ。ステージ開始時に表示されるアイコンを手掛かりに、「隠れキャラを見つける」「上下がひっくり返らないようにモノを置く」「完成図のとおりに組み立てる」などのミッションを推測してチャレンジするんですが、制限時間内に条件を満たすのが難しい! でも、このミッションクリア時にもらえるメダルが一定数に達しないと、次のステージがアンロックされないというシステムなんです。かわいい見た目ですが、これが相当手ごわいんですよね……。

 

↑隠しミッションをクリアすると↑ミッションをクリアするとメダルが付与される

 

↑隠しキャラは運ぶのにもひと苦労↑隠しキャラは運ぶのにもひと苦労

 

ワンコインでたっぷり遊べて課金なし!

ステージをクリアすると成績に応じてバイト代がもらえ、UFOのコスチュームを購入できます。荷物が揺れにくくなる、ピタッと止まれる、荷物をがっちりつかめるなど、それぞれ効果が違うので、「このステージがなかなかクリアできない」というときはコスチュームを有効に使うのがオススメ。なかには、見た目だけ変化して性能は変わらず、なんてファッション性重視のコスチュームもあります。

 

↑バイト代を使って性能アップができる↑バイト代で自分好みのコスチュームを集めよう

 

↑コスチュームごとにアップする性能が異なる↑コスチュームごとにアップする性能が異なる

 

せっせと荷物を運んで、バイト代を稼いで、コスチュームを着替えて、またバイト。このサイクルをえんえん続けてしまう中毒性のあるゲームになっています。ほんの10分遊ぶつもりが、いつのまにかズルズル1時間……なんてこともあるので気をつけてください。

 

なお、基本無料・アイテム課金のスマホゲームが多いなか、「はたらくUFO」は480円の買い切りでゲーム内課金なしという漢気あふれる価格設定。ちなみに私は現在18ステージまでクリアしましたが、まだまだステージが残っているみたいです。ワンコインでとことん遊べる「はたらくUFO」、働いている人もそうでない人もぜひ遊んでみてください!

 

©2017 HAL Laboratory, Inc.

カービィと“ぬい撮り”も楽しめる! ビッグサイズのぬいぐるみがラブリーな「まんぷくカービィ&おまんじゅうセット」

バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」では、「星のカービィ」より“まんぷくカービィ”を約60cmのビッグサイズで再現した“大きなぬいぐるみ”と、カービィやマキシムトマトがプリントされた実際に食べることができる“おまんじゅう”がセットになった「まんぷくカービィ&おまんじゅうセット」の予約受付を本日2月9日13時より開始しました。商品のお届けは6月以降で、価格は1万5400円(税・送料込/手数料別途)。

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本商品は、約60cm/約5.5kgのビッグサイズなカービィのぬいぐるみと、作中に登場する王国「プププランド」のお土産をイメージしたおまんじゅう6個入りのセット商品。カービィのぬいぐるみは、おまんじゅうを食べてまんぷくになったカービィの丸々とした姿がボリューム感たっぷりなサイズで再現されています。手足も立体感を再現し、思わず抱きしめたくなる、柔らかい手触りに仕上げられています。

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また、おまんじゅうはどこか懐かしい味わいのこしあん入りで、表面にはレトロな和風デザインの「カービィ」と「マキシムトマト」がプリントされており、それぞれの柄が3個ずつ入っています。

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ぬいぐるみはお部屋に置くだけで存在感があるのはもちろん、おまんじゅうを食べながら一緒におやつタイムを過ごせば、楽しいリラックスタイムを演出。また、さまざまなシーンでぬいぐるみ撮影をする「ぬい撮り」も楽しめます。

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お子さんや友人へのサプライズプレゼントとして、いまのうちに予約してみてはいかがですか?

 

プレミアムバンダイ商品ページ http://p-bandai.jp/item/item-1000122934/?rt=pr

「どうせ小難しい知育玩具でしょ?」そんな偏見をふっ飛ばして、大人を激ハマりさせた「レゴ ブースト クリエイティブ・ボックス」

もしも、レゴが自由自在に動いたら・・・。子どもの頃に抱いたそんな妄想が現実になったような新製品「レゴ ブースト」が日本で発売開始! お披露目体験発表会に参加してきました。

 

↑「レゴ ブースト 17101 クリエイティブ・ボックス」。実売価格は2万1598円。現在はトイザらスのみ販売中で、2月15日より全国のレゴブランドストア、家電量販店、Amazonなどで販売開始予定だ。↑「レゴ ブースト 17101 クリエイティブ・ボックス」。実売価格は2万1598円。現在はトイザらスのみ販売中で、2月15日より全国のレゴブランドストア、家電量販店、Amazonなどで販売開始予定だ。

 

「レゴ ブースト クリエイティブ・ボックス」には、840ピースのレゴブロックのほか、インタラクティブモーター、距離センサー、カラー&チルトセンサー、プレイマットが付属。レゴブロックの形に成形されたセンサーを搭載したムーブハブというベース部分に、レゴブロック、さらにモーターや、カラーセンサー、距離センサーのパーツを組み合せることで、5つのタイプに組み立てることができます。

 

↑1つのキットで5種類の↑1体のタイプを組み立てられる分のブロックが入っている。バラして別のタイプに組み立てることも可能。

 

完成したブロックは、タブレットやスマホにダウンロードした無料の専用アプリを使って、プログラミングすることで自由に動かすことができるという仕組みです。

 

↑プログラミング

 

当日の記者会見に登場したのは、ロボットのバーニー。インストラクターの男性との掛け合いトークや、ダンス、ダーツシュートなどを披露しました。

 

↑掛け合い漫才のような会話は、バーニーに触れることでセンサーが働き、録音された次の言葉が発せられる仕組み↑掛け合い漫才のような会話は、バーニーに触れることでセンサーが働き、録音された次の言葉が発せられる仕組み

 

 

このように60種類以上のプログラミングコードの書かれたタイルを組み合わせて、さまざまな動きが可能です。

 

↑センサーを使って、色やモノを感知することで動作を行うというアクションが可能なため、アイデア次第で意外な動きのメカが作れるはず↑センサーを使って、色やモノを感知することで動作を行うというアクションが可能なため、アイデア次第で意外な動きのメカが作れる

 

プログラミングの部分がなんとも難しそうに見えますが、実際どうなのかを5つのタイプ紹介と合わせてレポートします。その前に、各タイプのモーションを確認できる動画をご覧ください。

 

 

ロボットバーニー

記者会見にも登場したロボット、バーニーから遊んでみました。足は左右が独立したキャタピラとなっていて、ダンスのような複雑な動きも表現できます。首をかしげたり、首を振る動きで感情を表現できます。残念ながら、手のプログラムによる可動はありませんが、手の角度を調整して左右のキャタピラを交互に動かすことで、ボクシングのような動きは可能。

 

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2体のバーニーを持ち寄れば、レゴで作ったオリジナル武器を装備してバトルする、なんてこともできそうです。組み立てはさほど難しくなく、当日解説してくれたインストラクターの女性によると、小学校低学年の息子さんがひとりで3日かけて完成させたくらいの難しさだとか。

 

専用アプリを使って、早速、プログラミングを体験してみました。画面の下からプログラミングコードのタイルを選び、すでに出ているオレンジのタイルにパズルのピースのようにつなげていきオレンジの再生ボタンを押せば、つなげた動きどおりにバーニーが動きます。触ってみるとシンプルで直感的な操作性に驚きました。

 

↑写真のプログラムの場合、1歩前進したあと、左に90度、そこから1歩進み、さらに右に90度で最初に向いていた向きに戻り、2歩進み、肩からダーツを発射する動作になる。「ダーツを発射」などの青いタイルの特殊アクションも豊富に用意されており、タイルひとつで、バーニーの表情を変えたり、ダンスを踊ったりさせることが可能だ↑写真のプログラムの場合、1歩前進したあと、左に90度、そこから1歩進み、さらに右に90度で最初に向いていた向きに戻り、2歩進み、肩からダーツを発射する動作になる。「ダーツを発射」などの青いタイルの特殊アクションも豊富に用意されており、タイルひとつで、バーニーの表情を変えたり、ダンスを踊ったりさせることが可能だ

 

↑タイルの下にある白い部分にタッチすることで、数値を簡単に変更することも可能。間違ったタイルははずして捨てればキャンセルできる。直感的な操作のため、非常にわかりやすい↑タイルの下にある白い部分にタッチすることで、数値を簡単に変更することも可能。間違ったタイルははずして捨てればキャンセルできる。直感的な操作のため、非常にわかりやすい

 

さらに色センサーを使って、「赤色を認識したら、右を向く」などの自動認識的な設定も可能です。障害物の絵が描かれたプレイマットを使って遊んでいると、パズル感覚でどんどん複雑な動作を試したくなっていきました。

子猫のフランキー

こちらはセンサーを使ったペットロボット。頭をなでると甘えたり、尻尾をつかむと怒ったり、ミルクやおもちゃをあげると反応します。それぞれのセンサーに対応するアクションを登録することで、まるで感情を持っているようなリアルな動きをみせとても愛くるしいです。

 

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しかし、あくまで個人的な感想ですが、見た目もリアルな海外仕様のためか、動きがちょっと怖くも感じてしまいました…! 尻尾を握った際のリアクションに、叫び声を上げてしまったり…。しかし、もちろんレゴなので、好きなように組み替えてカスタマイズすることができるので、自分好みのカワイイペットにすれば愛着がわくでしょう。

 

ブロック組み立てマシン

プログラムによって、ベルトに乗ったブロックを順番につかみ、自動でミニロボットなどを組み立てるマシンです。

 

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大人目線で見ると、元のプログラムは少し物足りない気がしましたが、頭の中で完成図を描いてプログラムする作業は小さな子でも楽しめそう。導入にうってつけのモデルと言えるかもしれません。

 

ギター4000

色センサーを使って、音階を変えてギタープレイが楽しめちゃいます。ギターだけでなく、ドラムやベースなどいろいろな楽器の音色も奏でられます。

 

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演奏自体が入った特殊アクションタイルも用意されているため、じっくり触ってみたくなりました。録音機能を使っていろんな音を取り込んだり、ドラムを重ねたりもできるため、プログラムで複雑なオリジナル曲を使ったり、やりようによっては想像を絶するスーパープレイも実現しそうです!

 

ブースト車

個人的には一番グッときたのがこのブースト車です。4つの道具を装備して「回転して全方位をハンマーで叩きまくる」など、どうかしてる特殊アクションも多く用意されており、ハンマーをブンブン振り回して爆走する物騒すぎるマシンを思い通りに動かすのは大人でも超楽しかったです!

 

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ラジコンのように操作するモードもあるため、ガシガシ遊べて、他のレゴシリーズとも汎用性が高そうなオモシロメカです。

 

正直、実際触れてみるまでは、最近、さまざまなメーカーが相次いで参入する2020年のプログラム教育必修化を見据えた子ども向け知育玩具のひとつと思っていたのですが、遊んでみるとめちゃめちゃ面白い! まさに子どものころの夢が現実となったようなホビーと言えます。他のレゴシリーズと組み合わせれば、例えばレゴシティシリーズの乗り物を動かしたり、レゴニンジャゴー(NINJAGO)シリーズの最終兵器神殿のギミックを自動で発動させたりと、アイデア次第でさらにいろんな遊びができそうです。

 

実際に教育現場用に開発されてすでに活用されている「レゴWeDo」の家庭向けモデルのため、プログラミング教育としての効果も、もちろん保証済み。レゴ好きのお子さんがいる家庭はもちろんのこと、大人が買っても十分遊べます。というか、プログラム教育目的で購入しても、子どもよりお父さんが夢中で遊んでしまうはず!

 

ゲーム芸人が名作「ディグダグ」で、縛りアリのクリアに挑戦してみた【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今月は掘って進み、膨らませて敵を倒す名作「ディグダグ」で、縛りアリのクリアに挑戦する!

GN1803G_J

バンダイナムコエンターテインメント
ディグダグ
514円(Wii U、3DS)
https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000007447

アーケード発の穴掘りアクション。地中を自由に掘り進み、モリを撃ってモンスターを膨らませてパンクさせていく。BGMも耳に残る名曲! エンディングはなく、ファミコン版は24面で面レイアウトが1周。以降は13~24面のループ

 

 

成功報酬はお菓子の岩!? 罰ゲームは恐怖の野菜ジュース

編集部(以下編) 今回の成功報酬は敵をつぶす岩にちなんで、どこをどう見ても岩にしか見えない富士山のおみやげのお菓子「富士の石」を用意しました。

 

フジタ(以下フ) 何これ! 本当に食べられるんですか? 完全に岩ですよね!?

 

 それはゲットしてのお楽しみで。ただし、失敗した場合は罰ゲームとしてボーナスアイテムの野菜にちなみ、「サイコロで究極の野菜ジュースブレンド」に挑戦していただきます。

 

 野菜ジュースは健康にいいんで好きですけど……。

 

 

岩を使わない縛りで1周24面をノーミスクリア!

GN1803G_K↑1面。全モンスターを倒すか、モンスターが逃げ出して画面からいなくなるとクリア。面をクリアしていくたび、敵のスピードや敵の数がアップする

 

どうも?、フジタです! 「ディグダグ」は小さい箱のカセットとハードケースの両方を持ってました。当時は確か100面行ったのかな? 相当思い入れのあるゲームなんですけど、基本的には同じことが続いて単調というイメージもあったりして(笑)。テクニックとしては敵の誘導が重要ですね。完全に穴がつながっているのと、ワンドット土が残っているのではまったく意味が違うんですよ。ワンドットあると向こうはこっちに来られず、こちらは安全に膨らますことができます。これが男らしい攻め方です(笑)。といっても、ファイガーの火は来ますから注意です。

 

GN1803G_L↑2面。敵は赤い風船のような「プーカ」と、炎を吐く緑のドラゴン「ファイガー」の2種類。パンクする様子がちょっとかわいそう!?

 

GN1803G_N↑5面。岩の下を掘ると岩が落ち、モンスターをつぶせる。岩を2か所落とすとボーナスのベジタブルターゲットが出現

 

敵が速くなってくるとヤバいんですよ。2体同時に突っ込んできてるのもヤバい! ヤバいヤバいヤバい!! いまのは十分にヤバいフォーメーションでございました(笑)。ここからは位置取りとか、敵の誘導とかが重要になってきます。

 

GN1803G_M↑一定時間経過でモンスターがスピードアップ。面が進むとこの制限時間が短くなるため、ゆっくりしている余裕はない。面の開始直後が勝負だ!

 

――10面を超えて敵のスピードは一気にアップ! そして、まさかの結末が!? 続きは動画で!!

 

 

●撮影:高原マサキ(TK.c) ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

 

「FF」ファンなら絶対に行きたくなる仕掛けが! FF30周年記念展の見どころ、そして「ビッグブリッヂの死闘」は名曲中の名曲だ

1月22日から六本木ヒルズ森タワー・森アーツセンターギャラリーで開催中の、「FF(ファイナルファンタジー)」30周年を記念した大規模な回顧展「FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY EXHIBITION -別れの物語展-」。30年の歴史の集大成として、別れをテーマにシリーズの名場面を振り返るというコンセプトが話題を呼んでいる。往年の「FF」ファンとして、これは見逃すわけにはいかない! 1月19日に行われたプレス向け発表会・内覧会に行ってきたのでそのレポートをお届けしたい。

20180122_y-koba12_4938_R↑30年の歴史を一気に振り返れる大規模な展覧会。1月22日~2月28日まで森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催

 

4名の登壇者が「FF」30周年を語る

会場ではまずスクウェア・エニックス社長・松田洋祐氏が挨拶。続いてファイナルファンタジー30周年統括プロデューサー・橋本真司氏(ファミコン世代としては「橋本名人」でお馴染み!?)が登壇し、「『FF』シリーズは、これからも全力で世界の皆様にお届けします」と挨拶して会場を沸かせた。

 

続いて2人の大物ゲストが姿を見せる! 1人目は初代から最新作「XV」まで関わってきたイラストレイターの天野喜孝氏。天野氏は「30周年ということで、皆さんありがとうございます。僕が最初に関わってから、それが30年も続くとはすごいな」と感慨深げ。

 

また、大寒波で非常事態宣言が出ていたニューヨークのカーネギーホールで行われた「FF」コンサートに先週行っていたという、「FF」の生みの親でゲームクリエイターの坂口博信氏は「30周年までやって来られたのはスタッフのおかげでもあります。新しい世代に引き継がれていますが、作品を作るときの精神みたいなものは彼らと共有できています。今後も40周年、50周年、もしかしたら100周年までもやっていただきたいです」と熱く語っていた。

 

ファミコン時代にあまた星のように誕生したRPGのなかで、「FF」がほかと一線を画し、世界的な規模で輝きを放ったのはアート性と物語性、ふたりのクリエイターの世界が土台にあったからこそだろう。

20180122_y-koba12_4863_R↑左からファイナルファンタジー30周年統括プロデューサー・橋本真司氏、イラストレイター・天野喜孝氏、ゲームクリエイター・坂口博信氏、スクウェア・エニックス代表取締役社長・松田洋祐氏

 

専用の「音声ARシステム」で名場面と音楽が一体化し、感動を呼ぶ!

発表会が終わったあとは内覧会ということで実際にギャラリー内の見学ができた。今回は、この展覧会のために開発された「音声ARシステム」を導入し、会場内に約150個のビーコンを設置。会場入り口で渡された専用音声ガイド機(ヘッドホン付きiPhone)によって展示とシンクロした音楽や音声ガイドが流れる仕組みだ。

20180122_y-koba12_4930_R↑音声ガイド機から馴染みのあるBGMが流れてくる。音声ガイドはON/OFFが選べるので、純粋にBGMだけを聴くこともできる

 

最初の展示は目玉とも言える参加型オープニングシアター。高さ3.9m×幅12mの巨大壁面に投影された大迫力映像と専用音声ガイド機が連動。飛空艇エンタープライズ号に乗り込み、次元の狭間を超えて「FF」世界へ旅立つ来場者の前にあのバハムートが立ちはだかる! 光の戦士として選ばれた私たちは、画面をタップして魔導砲で迎撃することに。巨大なバハムートの迫力は圧巻! こうしたアプローチは普通の美術展とはひと味違う。

20180122_y-koba13 (2)↑オープニングシアター。飛空艇に乗ったという設定で、実際に風が吹く演出も! 「FF」の世界へ飛び込んだ気分だ(オフィシャル画像)

 

その後は、ディスプレイがはめ込まれたパネルを見回って、各シリーズの名場面を振り返っていく。「III」で光の戦士を身を挺して支えたドーガとウネ、「IV」で主人公・セシルの前に幾度となく立ちはだかったゴルベーザとの別れ……。どれも当時の記憶が一気によみがってきたが、なかでも鳥肌が立ったのが、「V」の好敵手・ギルガメッシュとの名場面。ヘッドホンからゲーム音楽屈指の名曲「ビッグブリッヂの死闘」が流れ出す! アップテンポのリズムと熱いメロディに、テンションはMAXになった。やっぱりこれは名曲中の名曲だ。

20180122_y-koba12_4911_R↑「I」~「VI」エリアは、モノリスをイメージした石柱に別れの名シーン映像が映し出される。近づくとそれぞれの音楽も流れてくる

 

20180122_y-koba12_4906_R↑「V」のギルガメッシュとの別れのシーン。「ファリス! 恋でもして ちったあ 女らしくなりな」。ギルガメッシュのセリフはどれも彼らしい

 

あらためて思うのは「FF」シリーズの楽曲の素晴らしさ。ひとりぼっちになったセリスの心情とピッタリ合っていた「VI」の「セリスのテーマ」、リコーダーの響きが古風で懐かしくも切なげな「IX」の「いつか帰るところ」。展示を見ながら音楽に耳を傾けているといつの間にか時間が過ぎていく。「FF」ファンならじっくり楽しめるので、時間に余裕を持って来場するのがオススメだ。最後には再生した曲のプレイリストがもらえてこれも嬉しかった。

20180122_y-koba12_4988_R↑音声ガイドを返却したときにもらえたプレイリスト。QRコードを読み込むと、Webでもプレイリストを見られる

 

冒頭の参加型アトラクションシアターと並び、もうひとつの目玉は「VII」と「XV」の体験型特別展示。「エアリスの遺した言葉」では、「VII」の悲劇のヒロイン・エアリスと主人公・クラウドが初めて出会った思い出の場所「スラムの教会」が再現され、エアリスの言葉を聞くことができる。場末感のある教会とほのかな光で照らされた青白い花の対比が鮮やかだ。あちこちを歩き回ると今回のために書き下ろされたエアリスのモノローグがふと再生され、胸にグッとくる。当時、「VII」のエアリスの悲劇的な最期は衝撃的だった。タブーとも言える演出は賛否両論を呼んだが、結果として「VII」とエアリスの物語はユーザーの心にいまでも焼き付いている。

20180122_y-koba13 (1)↑「VII」の物語で印象的な場所となったスラムの教会を再現。エアリスの儚くも輝きを放った存在感と絶妙にマッチする(オフィシャル画像)

 

また、最新作「XV」の主人公・ノクティスの「幻の結婚式」も再現。式場でノクティスとルナフレーナに向けて、父・レギスや親友たちが祝辞を送る……。最近の「FF」ファンならこちらが気になるところだろう。

 

都市型ミュージアムの森アーツセンターギャラリーはそれほど広いスペースとは言えないが、展示内容はかなり充実していた。見て回っていると「FF」シリーズをもう一度遊びたくなってくる。そして、「FF」とは無関係な当時の学校生活や部活、バイトの記憶までよみがえり、ふと甘酸っぱい&ほろ苦い気持ちになった。海外プレスも含め、多数のメディアが詰めかけていたので、会期中はかなりの混雑になりそうだが、「FF」ファンには必見の展覧会だろう。

20180122_y-koba12_4921_R↑「VII」のクラウドの剣・バスターソードがこんなところに!? 関連のオブジェもあちこちに置かれている

 

20180122_y-koba12_4947_R_R↑「XV」の召喚獣のフィギュアの展示。モンスターの造形の格好良さがよく出ている

 

20180122_y-koba13 (3)↑30年の歩みが刻まれた年表。関連作品も網羅され、コアなゲームファンならどれを遊んだか記憶を探るのも楽しい(オフィシャル画像)

 

思わず写真に撮りたくなる「FF」コラボメニューも充実

ギャラリーに併設されているカフェでは「FF」とのコラボメニューも展開されている。今回試食したのは、

・チョコボ風オムライス

・30th クリスタルモチーフクレープ

・エリクサー30th ver.(※アルコール入り)

の3品。「チョコボ風オムライス」は、まん丸お目々がかわいい黄色のチョコボのオムライス。ミートソース味は万人に人気の味。チョコボの大好物「ギサールの野菜」を模したミニ人参やカブもポイント!

20180122_y-koba12_5004_R↑かわいいチョコボにスプーンの魔の手が!? 食べるのがもったいなくなる見映えの良さだ

 

「30th クリスタルモチーフクレープ」はまさにインスタ映えするメニュー。青いクリスタルはミント味のゼリー。食べると少しだけ「北極の風」が口の中を吹き抜ける。「30年間積み重ねられたファイナルファンタジーの歴史を表現した」という土台のミルクレープ部分はクリームたっぷりだが甘さは控えめ。

20180122_y-koba12_5057_R_R↑衝撃的な青さの「クリスタルモチーフクレープ」。固めのゼリーでできたクリスタルをかじる。食べてしまうと街のエネルギーが止まってしまう!?

 

そして、「エリクサー30th ver.」は大人のカクテル。瓶には赤い液体が入り、振るとキラキラとラメが光る! これを氷とクリスタル風の飴細工が入ったグラスに注ぐと、泡が吹き出し不思議な輝きを放つスミレ色の飲み物が完成。恐る恐る一口飲んでみると、フワッとローズやハーブが香り、少しだけ酸味のある甘い味が口に広がる。これで会場を歩き回った疲れも完全回復!?

20180122_y-koba12_4995_R↑化学実験のようなエリクサーカクテル。ゲーム本編では大切に最後まで取っておいた人も、ここでは思い切って大人飲み!(エリクサー30th ver.はアルコール入りです)

 

ファミリーには「モー栗のモンブラン」や「白魔道士のハンバーガー」もかわいくてオススメ。そのほかショップでは「FF」30周年関連グッズも先行販売されているので、詳しくは公式HPをチェックしてお目当てのグッズをゲットしてほしい。

20180123_y-koba1↑コラボメニューが勢揃い! 展示を見たあとだと一層楽しい気分になれる。白いモーグリはパンナコッタ

 

FFファン必見の本イベントは2月28日まで開催中。この機会をお見逃しなく!

【大人も楽しめる10選】アナログなボードゲームは、子どもの教育にも使えるのか?(後編)

「頭が良くなる」とメディアに取り上げられる機会が増えた近代アナログゲーム。「ボードゲーム」として親しまれていますが、子どもはどのように楽しむものなのか。そんな疑問に答えるべく、前編では人気のボードゲームを、ボードゲームショップ「すごろくや」の代表・丸田氏と、療育アドバイザー・松本氏による解説付きで紹介しました。

 

前編はこちら

 

対象年齢が小学校中学年まで上がって、ゲームにも戦略性などが求められるものが増えてきました。さらに大人向けのゲームでも、子どもの学びになり得るのか? 両氏によるおすすめゲームを解説と合わせて追っていきましょう。

 

06.サイコロの絵柄を揃えて手に入れたパズル片で遊園地を作る「タイニーパーク」

 

↑「タイニーパーク」(実売価格:2,376円)。対象年齢は小学生中学年。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は10分↑「タイニーパーク」(実売価格:2,376円)。対象年齢は小学生中学年。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は10分

 

アトラクションの柄が描かれたサイコロ5個を取捨選択しながら何度か振り、絵柄の組み合わせを作って、対応するアトラクションのパズルピースを獲得。自分のボードに配置していき、いち早く自分の敷地を埋め尽くすゲームです。

 

「タイルに描かれた絵柄の目をサイコロで出せば、そのタイルがもらえます。たとえば、サイコロがピザショップ、ピザショップ、プール、プールという目と同じタイルを取る。振り直しができる。2つはおいといて2つ振り直すということを考える。ルールがシンプルで面白い。見通しを持って遊ぶことが重要なゲームです」(松本氏)

 

「マス目をすべて埋めたら勝ちというルールで、毎回1枚しかタイルは取れない。そうすると、大人は大きい4マスのタイルを狙ってサイコロを振り直すんですが、子供はわからないから1マスのタイルを取りまくる。その結果、『1マスのタイルが足りなくなるんですけどどうしたらいいですか?』って問い合わせが山のように来た。なんでそんなことになるのかなって聞いてみるとうまく遊べてないんですね。海外では5歳からできるってなってるんですが、日本語版を作る際に6歳以上に変更したんです。対象年齢があてにならない実例ですね」(丸田氏)

 

07.迷路の形を変えてお宝をゲット「ラビリンス」

 

↑「ラビリンス」(実売価格:4320円)。対象年齢は小学校高学年。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は30分↑「ラビリンス」(実売価格:4320円)。対象年齢は小学校高学年。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は30分

 

タイルを敷き詰めてできた迷路にあまったタイルを差し込んで、列ごとに迷路の形を変化させてコマを宝物の位置まで導くゲーム。

 

「ドイツでは、みんな知ってるくらいポピュラーなゲーム。ボードの端からタイルを差し込むと列単位で迷路が変わっていく。自分の色のコマを目的の場所にたどり着かせるためには、どこに差し込めばいいのかなってやっていくんですけど、最初は自分のことしか見えてないのが、だんだん俯瞰して見ることができるようになる。そうすると、僕って天才だなって気分を味わえる瞬間がある。ルールが簡単で2人から遊べるのもいいですね」(丸田氏)

 

08.即興セリフを聞いて、絵を探す漫画カルタ「ヒットマンガ」

 

↑「ヒットマンガ」(実売価格:1944円)。対象年齢は小学校高学年。プレイ人数は3~10人。プレイ時間は20分↑「ヒットマンガ」(実売価格:1944円)。対象年齢は小学校高学年。プレイ人数は3~10人。プレイ時間は20分

 

吹き出しが空欄になった漫画のコマが描かれたカードを見て、読み手がセリフを考える。他の人は、そのセリフを聞いて該当するカードを探す異色カルタ。

 

「コミュニケーションの療育ということにダイレクトにヒットするカルタですね。読み手は漫画のコマの状況を見て、当てはまるセリフを考える。伝われば、読み手にも点数が入るんですけど、うまく伝わらないと、マイナス点のカードを取ることになる。読み手は伝わるセリフを考えるし、取る方もこの人はどのカードを見て言ったんだろうって考えます」(松本氏)

 

09.お題の印象から、正解の絵を推理する「ディクシット」

 

↑「ディクシット」(実売価格:4860円)。対象年齢は中高生~大人。プレイ時間は3~6人。プレイ時間は30分↑「ディクシット」(実売価格:4860円)。対象年齢は中高生~大人。プレイ時間は3~6人。プレイ時間は30分

 

場に並べられた、抽象的なイラストが描かれたカードの中から、出題者が出したカードを見つけるゲーム。全員が正解すると出題者は点が入らないので、わかりやす過ぎず、わかりにく過ぎない、ちょうどいい出題をしなければなりません。

 

「お題を聞いて、それぞれプレイヤーがお題に近いカードを1枚ずつ出していく。その中から、出題者が出した曖昧なヒントを元にカードを当てていきます。たとえば出題者が、〝幸せな時間〟って言ったら、〝幸せな時間〟っぽいカードを他の人達も手札から出す。ですから実際に答え合わせしていくと、なんだーってなる。このゲームもぜんぜん面白さがわかんないって問い合わせがあったんです。ルールが間違ってるのかなって思ったら間違っていない。ただ詳しく聞いてみたら、〝はい、正解。次行きます!〟って次々に問題を出して遊ばれていたんです。なんでこうなの? とか、なんでこう思ったの?とか、なしでやると、そりゃあまったく面白くない。だからこのゲームも対象年齢が難しい。女のコだったら7歳ぐらいでもいけるんですけど、男の子は中学生ぐらいからですかね。花がキレイって思う、感性が大事ですよってよく言ってます(笑)」(丸田氏)

 

10.数の書かれたタイルをめくり並べていく「ケルトタイル」

 

↑「ケルトタイル」(実売価格:1500円)。対象年齢は中高生~大人。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は15分↑「ケルトタイル」(実売価格:1500円)。対象年齢は中高生~大人。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は15分

 

裏向きのタイルを取って、色ごとに「昇順」または「降順」に並べていき得点を目指すゲーム。

 

「タイルを取ってしまうことによって不利になるケースがあるので、取らないで置いておくということもできる。ただ、自分にとって有利か不利かだけを考えて、ちょっと不利になるからと取らないでいると、相手の人がめちゃくちゃ有利になっちゃうってシチュエーションがよくある。相手に取らせないために、自分はちょっと損するけどここは取っておこうっていう他の人の動きを想定したうえで、自分が動くという練習としてすぐれている。相手の立場に立って考えるメカニクスというか、仕組みとしての面白さを伝えるのにオススメのゲームですね」(松本氏)

 

以上が、おすすめゲームになります。ボードゲームには、ただゲームを進行するだけでは本当の面白さが掴みきれない部分があるのですね。最後にお2人による「ボードゲーム×教育」をテーマにしたトークのダイジェストをお送りします。

 

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――お二人が考える「ゲームの本質」とはなんでしょうか?

「ゲームの本質は、遊び手に創造性が発揮されることにつきます。創造性って聞くと、いちから何かを作ることと考えがちですが、頭を使って自分の中で新しいことを考えるということは、すべてクリエイティブなんです。選択する要素に関して、創造性を発揮して選んでいく。選択肢の中から自分で考えて選び、解決のためにうまくやれたって体験を味わえるんです」(丸田氏)

 

「近代アナログゲームは非常に簡単なものから難しいものまで種類がたくさんあります。私はよく発達障害の子たちと遊ぶのですが、自分で〝考える選択肢〟が限られることで子どもでも遊びやすいゲームが多くある」(松本氏)

 

――デジタルゲームとの違いはなんだと考えていますか?

「デジタルのゲームは、コンピューターがジャッジをしてくれる。アナログのゲームはルールを守って、全員でゲームを成り立たせてるので、全員がその場を成り立たせることに重きを置いている。ルールのジャッジを自分たちでやらなければいけないんです。だから、例えばiPadでできるボードゲームとなった場合、もうルール、審判をコンピュータに任せてしまうので、それはボードゲームじゃないよねって話ですね」(丸田氏)

 

――ボードゲームでコミュニケーション力は身につきますか?

「ボードゲームがコミュニケーションツールかと聞かれたら違うって言っちゃいます。それはボードゲームの特色にしてはいけない。浅いコミュニケーションは形成されます。深い悩みとかそういったものに踏み込めるとはまったく思いません。うちで売ってるようなゲームは、手続きをやるなかで〝コミュニケーションができてる気になる〟もの。これはバカにしてるわけじゃなくて、それができるものってあまりないのでね。しかも子供と大人が一緒になってできる。その入り口としてはとてもいいんじゃないかと思います」(丸田氏)

 

――ボードゲームをやったことのない人に楽しさや価値を伝えるためのコツは?

「〝大人ならではの知的な能力を発揮しつつ、子供のように楽しめるものだ〟と説明することが多いですね。日本に昔からある囲碁とか将棋は、眉間にしわ寄せて遊ぶゲームです。子供のように楽しめないですよね。一方で人生ゲームみたいにキャッキャと楽しめるものはあるんですけど、大人の知的能力を発揮できてるものがなかなかないんですよ。そういう意味で両立させてるものがあることを伝えています。それと、もう1つよく使うのが、お寿司でいうと人生ゲームはカッパ巻き、ウノはかんぴょう巻きぐらいなんですよねって説明すると『マグロとか、あるんですか?』って聞かれる。そしたらありますよ!っていうね(笑)。全体の中で持っているイメージに対して、あなたは一部しかわかってないよっていうビジョンを与えてあげることで興味を持ってもらうようにしています」(丸田氏)

 

――子ども向けゲームを選ぶ際に大事な点はなんですか?

「迷ったら簡単なほう、簡単なほうを選ぶ。難しいけどできるかな? と思うと失敗します。難しいゲームもやってみると、ルールがあるから子どももわからないなりに、ある程度できてしまう。そうすると大人は子どももやれていると思ってしまいます。だけど本人からすると大人に付き合ってるだけってことになっちゃうんですね」(丸田氏)

 

「その子がどこまで考えているかを注意深く見るのが大事だと思います。いくつか遊んでみたあとで、今日どれが楽しかった?って聞いて、これって言ったのが、その子に合ってるゲームです」(松本氏)

 

「ひとつの指針として、海外ゲームの場合、パッケージに書いている年齢の7割はあてになりません。あくまでクラスの頭がいい子の対象年齢。なので1.5倍で見てほしい。8歳って書いてあったら、12歳以上と思ってもらっていいかも。6歳以下っていうものでいいゲームがいっぱいあるので、そういうものから遊んでみるといいですね」(丸田氏)

 

――子どもとゲームをする時に大人が気を付けるべきことはありますか?

「子供が失敗しそうなときに、○○ちゃんそうじゃないでしょ!って、失敗の手前で止めないでください。間違ってしまっても止めずに、失敗してから教えることが大事です。考えた上での失敗しか糧になりません。それに、ルールはどんどん変えてかまいません。自分たちのために使いこなせればいいし、ルールを改変してもいい。ルールってなんなの? アナログゲームに触れて、ズルってなんなの?っていう考えにいってくれたらいいなって思います」(丸田氏)

 

2人の「ゲームと教育」対談の第2回は2月24日(土)に高円寺「す箱」にて開催予定。くわしくは「すごろくや」のイベント情報をチェック。なお、今回紹介したすべてのゲームはすごろくやで取扱われています(一部、品切れ中のものもあり)。興味を持ったパパ、ママは子どもと一緒に、もちろん大人同士でも楽しんでください。

【大人も楽しめる10選】アナログなボードゲームは、子どもの教育にも使えるのか?(前編)

将棋界の若き天才、藤井聡太四段が幼少期に遊んでいたことが話題になるなど、昨年から「頭が良くなる」とメディアに取り上げられる機会が増えた近代アナログゲーム。その代表としてボードゲームが流行していますが、本当にゲームで子どもが何かを学ぶことができるのか、子を持つ親なら気になるところです。

 

昨年末、「ボードゲームは教育として使えますか?」をテーマに、ボードゲームショップ「すごろくや」の代表・丸田康司氏と、ボードゲームを用いて発達障害のある人のコミュニケーション能力を伸ばす「アナログゲーム療育」を開発、実戦する療育アドバイザー・松本太一氏の2人がトークイベントを開催。興味深い内容となったイベント当日のダイジェストと、2人が思う子どもに人気のオススメゲームを対象年齢別に紹介していきたいと思います。

↑左がボードゲームファンから人気を集める「すごろくや」代表・丸田氏。右が「アナログゲーム療育」を提唱する療育アドバイザー・松本氏↑左がボードゲームファンから人気を集める「すごろくや」代表・丸田氏。右が「アナログゲーム療育」を提唱する療育アドバイザー・松本氏

 

まずは当日、話題にあがった大人も子どもも楽しめるボードゲームを紹介していきたいと思います。

 

01.釣り師と逃げる魚の勝負を見極める「おさかなクン」

 

↑ダイスゲーム「おさかなクン」(実売価格:1500円)。対象年齢は乳幼児(2歳半~)。プレイ人数は2~6人。プレイ時間は10分↑ダイスゲーム「おさかなクン」(実売価格:1500円)。対象年齢は乳幼児(2歳半~)。プレイ人数は2~6人。プレイ時間は10分

 

ゲームを始める前に漁師チームと魚チームのどちらになるかを各自が決めます。サイコロの色によってコマを動かし、最後に逃げ切った魚と、漁師がつかまえた魚の数を数えて多かったチームが勝利するダイスゲーム。

 

「子どもがすごく喜ぶゲームです。ゲームの最初にどっちを応援するかを決めるので、サイコロで自分が応援してるほうの色が出るとやったあ! と盛り上がる。サイコロの目の色通りにコマを進めるか取るという簡単な処理をするだけなので小さい子でも楽しめる。何が勝ちで何が負けかがわかりやすいのもいいですね」(松本氏)

 

02.紙に穴を開けて磁石のついた釣り竿で魚釣り「カヤナック」

 

↑魚釣りゲーム「カヤナック」(実売価格:6264円)。対象年齢は幼児(4~5歳)。プレイ人数は2-4人。プレイ時間は20分↑魚釣りゲーム「カヤナック」(実売価格:6264円)。対象年齢は幼児(4~5歳)。プレイ人数は2-4人。プレイ時間は20分

 

二重構造のボードにはさみ込まれたA4用紙を氷に見立てて、サイコロを使って自分のコマを動かし、狙った場所に穴を開けて磁石のついた釣り竿で、金属の玉の魚を釣りあげる魚釣りゲーム。丸田氏、松本氏によると頭も使えて、感覚的な面白さもある楽しみの幅が広いゲームのようです。

 

「このゲームはものすごく幅が広いんですよ。どこを釣ったか覚えていかなければいけないし、この辺はちょっと少ないから移動しようとか、サイコロの確率とか、いろんな要素が複合的に入っていて戦略的に遊べる。しかも、すごく単純にサイコロを使わずに魚釣りだけでも遊べるんです」(丸田氏)

 

「サイコロなしだと、小さな子どもでも遊べます。それこそ2歳くらいの言葉がない子っていうのは感覚的な刺激や手触りに欲求を持ってますから、棒で紙をブスって破ったり、釣り糸の先の磁石に玉がぴちっとくっつく感覚がすごく新鮮なんです」(松本氏)

03.追われながらチーズ片を集める「ねことねずみの大レース」

 

↑「ねことねずみの大レース」(実売価格:5184円)。対象年齢は小学校低学年。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は20分↑「ねことねずみの大レース」(実売価格:5184円)。対象年齢は小学校低学年。プレイ人数は2~4人。プレイ時間は20分

 

マス目の書かれた周回コースを、4~5匹のねずみを進めながら追いかけてくるねこに捕まらないように多くのチーズ片を集めるゲーム。キャッチーな絵柄で楽しみやすいすごろくに見えますが、奥深い要素も持っているようです。

 

「一見、すごろくっぽいんですけど、ゴールに行くのが目的ではなく、ねこに捕まらないようにチーズ片を集める。これはリスクマネージメントのゲームなんですよ。ねこに追いかけられてるリスクを考えて、自分のねずみをどう分散させていくかっていう、かなり高度なことを考えて遊ぶことが可能です。数年に1度、たまに取り出して遊べば、年齢に応じて、これ面白いね!って違った魅力を再発見できるゲームだと思います」(丸田氏)

 

04.進むか戻るかが悩ましい探検ゲーム「インカの黄金」

 

↑「インカの黄金」(実売価格は2592円)。プレイ人数は3~8人。プレイ時間は30分↑「インカの黄金」(実売価格は2592円)。プレイ人数は3~8人。プレイ時間は30分

 

インカの神殿に全員で探検に行って、それぞれが自分の判断でさらに進むか、拠点に財宝の宝石を持ち帰るかを選択し、より多くの宝石を集めるゲーム。簡単なアクションの2択で進行できます。

 

「進んでいくうちに、いろんなアクシデントが起きてくるんですが、アクシデントの種類と出順によっては、それまで手に入れた宝石がチャラになってしまう。危ない一歩手前のところで帰らなければいけない。これもリスクマネージメントゲームですが、いきなりは複雑な選択はできない子どもでも、行くか帰るかのどっちかの2択なので、わかりやすい。最初はどこまでも行っちゃう子もいるし、1度目が3回目で帰ってうまくいったから今度も3回目で帰るって子がいたりします(笑)。失敗したら宝石を没収されるので最もかんしゃくを起こしやすいゲームでもありますね」(松本氏)

 

「4歳ぐらいから遊ぶことができます。宝石は残った人全員で分配するので割り算ができるコが1人いれば遊べる。割り算役に任命すると、すごく頑張って計算してくれますよ」(丸田氏)

05.順番にやってくる船が積んだ宝石を競る「ワイルドバイキング」

 

↑「ワイルドバイキング」(実売価格:1944円)。対象年齢は小学校中学年。プレイ人数は2~5人。プレイ時間は15分↑「ワイルドバイキング」(実売価格:1944円)。対象年齢は小学校中学年。プレイ人数は2~5人。プレイ時間は15分

 

宝石を積みながら循環して順番に港にやってくる赤、青、黄色の海賊船。船が港についたときに、その色のカードをより多く出して、宝石を総取りするゲーム。対象年齢が上がるにつれて、ゲームの理解度が求められるようになっていきますね。

 

「最初はわからず、同じ色のカードを5枚持ってたら5枚出しちゃう。でもまた船は循環して港にやってくるので、2コで5枚使ってもいいのか?っていうことを考える。簡単にいうと競りのゲームなんですね。最初はわかんなくて負けるんですけど、相場ができてきたり、かと思うと運によってたくさん取れたりとバランスもよくできています」(丸田氏)

どのゲームもシンプル過ぎるかと思いきや、意外と奥深い設定が盛り込まれていたり、逆に一見理解するのに壁が高いように思えても、一度理解してしまえば、バランス良く楽しめるゲームもあったりと、ボードゲームに対するイメージも少し変わってきたんじゃないでしょうか? だんだんと対象年齢が上がってきましたが、さらにテクニカルに楽しめるボードゲームの数々を後編で紹介したいと思います。「ボードゲーム×教育」の関係について言及した、トークイベントのダイジェストも合わせて公開しますのでお楽しみに!

 

 

お父さんが娘をガンプラ好きに誘導するために一緒に作るべきガンプラとは―ガンプラ愛好家・片桐 仁が選ぶ1体はコレ!

20170726_y-koba1_01題字/片桐 仁

 

ガンプラを好きすぎる片桐仁が、その魅力を伝える本連載。今回のテーマは、お父さんが娘をガンプラ好きに誘導するために一緒に作るべきガンプラです!

 

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今回紹介するのは、HGBF 1/144 すーぱーふみな。アニメ「ガンダムビルドファイターズ」シリーズの2作目「ガンダムビルドファイターズトライ」に登場する“ガンプラ”のキットです。このシリーズは改造したガンプラを使ってバトルする、いうならば「プラモ狂四郎」の現代版のような作品。ちなみにシリーズ第1作の最終話では、プラモ狂四郎に出ていたパーフェクトガンダムが登場しています。

 

ガンダムビルドファイターズシリーズ関連のガンプラが面白いのは、“作中に出てきたガンプラをガンプラ化している”というところなんです。で、このすーぱーふみなは、ヒロインのホシノ・フミナへ一方的な好意を抱く、浪速の天才モデラーがコンテスト出展用に製作したプラモ作品。フミナがバトルで使用するパワードジムカーディガンと、フミナ本人が一体化したマニアの妄想が具現化したようなビジュアルが特徴ですね。

02-71jDENEa6SL._SL1500_こちらがパワードジムカーディガン。このプラモとヒロインのホシノ・フミナを合体させたのが今回のキットです。 HGBF 1/144 パワードジムカーディガン 1,944円

 

で、商品化されたこの「HGBF  1/144すーぱーふみな」は、バンダイの技術力を全力で注いでアニメに出てきたプラモを再現したキットなんですが、特に頭部の造形のこだわりなんかは完全にどうかしてるレベル。

 

細い眉が顔と別パーツだったり、眼球がクリアパーツを上からはめ込む仕様だったり、ポニーテールが可動してなびく髪を表現できたり、カチューシャが軟式素材になってたりと芸が細かい!

03-20171101-0138このサイズなのに眉毛が別パーツ! 塗装を一切せずにシールとプラパーツの組み合わせで、ここまでの顔を作れちゃうとは!

 

04-20171101-0185左の内部パーツを右の顔パーツにはめ込んで、あと瞳にクリアパーツをはめれば完成

 

武器類はHGBF 1/144パワードジムカーディガンのものが流用されているとか、自作キット感があるのも面白いですよね。足部分は、だいぶ小さくなってますが、まんまパワードジムカーディガンのアンクルアーマーを再現してます。

05-20171101-0122アンクルアーマーはまさにパワードジムカーディガン!

 

このキットがヒットして以降、“女性型ガンプラ”通称「ガンプラコスヒロインズ」は人気のシリーズになりました。アーマーが着脱式で、脱いだアーマーがSDガンダムに変形するという、説明してると、自分でも何を言ってるのかよくわかんなくなる「ういにんぐふみな」や、ギャンの盾を持った「はいぱーギャン子」というギャン好き女子とギャンを合体させたキットなど、新作がどんどん登場してるんです。最近はさらに顔の造形が進化したキットがたくさん発売されていますね。

06-20171101-0128女性らしい体の曲線の造形も完璧。塗装なしでこの完成度の高さ

 

で、今回のテーマ。うちの息子たちはプラモ大好きで、下の子なんて幼稚園の頃からすでにひとりでガンプラを作ってましたけど、これが女のコだったら、なかなかそうはいかないはず。そもそもロボットに興味がない子も多いですからね。でも、このプラモであれば、少女アニメのキャラっぽいし、他のMSと比べると断然、女児にも魅力的なはず。

 

まずはこのキットから入って、次はセーラー服を着てハイヒールを履いてるけど顔はガンダムっていう『機動武闘伝Gガンダム』に出てきたノーベルガンダムを作る。で、そのあとは女性っぽさを感じさせる造形のキュベレイやハンマ・ハンマと、徐々に移行していけば、あんなに嫌がってた娘も、気付けばグフやゲルググもカワイイ! って言っちゃうようなガンプラ女子になってるはずです!

07-20171101-0164装備を外すと干渉が減り、さらにグリグリ動くので、いろんなポーズがかっちり決まります

 

 

 

 

 

会話が盛り上がらない相手とは、まずボードゲームを一戦交えたい所存です。『シブすぎ専門店図鑑』第4回

街の気になるちょっとコアで摩訶不思議な「専門店」を巡る本連載。今回は、ヨシムラさんもかつてハマった経験があるという”ボードゲーム”の専門店、「すごろくや」に行ってきました。じわじわとブームが来ているボードゲームの魅力をたっぷりうかがうはずが、ヨシムラさんと店主がまさかのバトル展開に…!?

 

これまでのお話はこちら

 

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担当編集から一言。妄想するのは自由ですが、そもそもヨシムラさんはボードゲーム弱すぎです!(取材時、ほぼ全敗)

 

【お店情報】

■すごろくや

■住所:東京都杉並区高円寺北2-3-8 日光ビル2F

■電話番号:03-5327-4568

■定休日:水曜日

■営業時間:11時~20時

 

たった4時間で目標金額を達成!“交渉と恐喝のカードゲーム”のクラウドファンディングに支援者殺到!

交渉と恐喝のカードゲーム「ギャングスターパラダイス」の再販プロジェクトが、CAMPFIREにてクラウドファンディングを開始。全国のファンから多くの支援金が集まっている。

出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより

 

「ギャングスターパラダイス」って一体何?

出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより出典画像:「交渉と恐喝のカードゲーム『ギャングスターパラダイス』新版の試作名刺版販売したい!」CAMPFIREより

 

「ギャングスターパラダイス」はカイシンゲームズによって製作されたカードゲームで、様々な交渉をしながら勝利を目指す“正体隠匿系ゲーム”となっている。

 

同ゲームの主な勝利条件は、麻雀のように特定のカードを手札に揃えること。しかし麻雀と違い、プレイヤーは自分の手札のカードを自由に公開でき、相手を威圧したり取引を仕掛けることで勝利条件となるカードをやりとりすることが可能だ。

 

またプレイヤーはゲーム開始時に、誰にも公開出来ないカード「LIFE CARD」によって2つの陣営に分けられる。自分の陣営に所属している他のプレイヤーが勝利条件を満たしても勝てるのだが、「裏切り者」や「共謀者」といった“第3の陣営”も存在するので、敵・味方の区別が一筋縄ではいかないのもゲームの魅力の1つ。「人狼ゲーム」のように正体を隠匿したり公開したりと、様々な駆け引きを楽しめる。

 

そして「ギャングスターパラダイス」のルールの中でもひと際特徴的なのが、相手を“脅迫”出来るという点。同ゲームには相手に「LIFE CARD」を捨てさせる武器「WEAPON CARD」が用意されており、「LIFE CARD」を無くしてしまったプレイヤーは手札を全て破棄しなくてはならないため、交渉を有利に進められる。

 

今回のプロジェクトでは、そんな“ギャンパラ”を最新版の「GANGSTER PARADISE Requiem」として再販。テストプレイ用に名刺印刷で製作される“試作版”の開発費用を、クラウドファンディングで募った。

 

驚くべき短時間で目標金額を達成!

“交渉と恐喝のカードゲーム”の再販プロジェクトに、SNSなどでは「ちょうどカードがすり減ってたから是非とも再販してもらいたい!」「本当に面白いカードゲームだから再販を機にプレイヤーが増えるといいな」「絶版で入手を諦めていたから本当にうれしい!」との声が続出。1月9日に募集を開始すると、たった4時間足らずで目標金額の30万円を達成した。

 

その後もファンからの支援は途絶えることがなく、1月10日現在では79万6200円を記録。30万を超過した分の支援金は、カード印刷版や新規ゲームの制作費に当てられるとのことなので、今後の展開も楽しみにしていよう。

これが佐賀県からサガットへの”アイガー!” 佐賀県×ストⅡコラボ「ストリートファイター佐賀」の限定グッズがサガット愛にあふれすぎ

とんでもないニュースが舞い込みました。佐賀県よ、アイガー!(愛が)こじれすぎだ…。 そのニュースとは、佐賀県が90年代に大ブームを巻き起こし、シリーズ30周年を迎えた人気格闘ゲーム「ストリートファイターII」とのコラボ企画「ストリートファイター佐賀」を発表したことです。そしてなんと、ゲーム内に登場するキャラクター・サガットを佐賀観光大使に任命するという。。。ダジャレかよ!

 

↑コラボのキービジュアル。よく見ると「賀」の口のところがⅡになっている↑コラボのキービジュアル。よく見ると「賀」の口のところがⅡになっている

 

サガット(英語:Sagat、タイ語:สกัด)は、カプコンの対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」シリーズなどに登場するタイ出身のキャラクター。主役であるリュウのライバル的存在で、タイガーショットという波動拳タイプの必殺技を持っており、ストリートファイターⅡでは必殺技発動時のボイスが、「アイガー!」「アイグー!」に聞こえる(本当は「タイガー!」と言っています)ということがファンの間で話題になりました。

 

↑これがサガット。タイガーアッパーカットは「アイガー、アパカ!」と聞こえる↑これがサガット。タイガーアッパーカットは「アイガー、アパカ!」と聞こえる

 

そんなサガットを中心としたコラボ企画「ストリートファイター佐賀」は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として誕生したもの。「サガプライズ!」では、今までにスクウェア・エニックスの人気ゲーム「サガ」シリーズや任天堂の人気ゲーム「スプラトゥーン」とのコラボなどを実施しています。企画の発端は、2013年からタイ映画やドラマのロケ地として佐賀県が起用されたことなどをきっかけに、近年佐賀県へのタイ人観光客が急増し、県民との交流が深まっていることにあるそう。そこで、今回佐賀県の名産品の魅力を佐賀と相性の良い語感をもち、佐賀と急速に距離を縮めている国「タイ」出身の人気キャラクター・サガットが“タイつながり”で観光大使に就任した…とのことです。

 

↑キャッチコピーは「俺よりがばい奴に会いに行く」↑キャッチコピーは「俺よりがばい奴に会いに行く」

 

そしてコラボ企画の一環として、名産品ショップ「佐賀ット商店」のオープンも発表されました。東京・銀座で1月22日から1月28日までの期間限定オープンとなっています。

 

↑佐賀ット商店のロゴ。ストリートファイターを「路上戦闘」と訳すセンスがニクイ↑佐賀ット商店のロゴ。ストリートファイターを「路上戦闘」と訳すセンスがニクイ

 

佐賀ット商店では、サガットが中心となり「ストリートファイターII」の主要8キャラクターも参戦し、「ストリートファイター佐賀 有田焼」といった工芸品から、サガットの負け顔をフィーチャーした「負け顔カットバン」といったアイテムなど、全14種のコラボ名産品を販売。店内では、世界に数点しかない「ストリートファイターII」の貴重な原画の展示や佐賀県の食材をふんだんに使った、コラボメニューなども提供するようです。

 

↑「ストリートファイター佐賀 有田焼」。実売価格は8000円。創立137年の伝統を持つ有田焼窯元の「香蘭社」によるもの↑「ストリートファイター佐賀 有田焼」。実売価格は8000円。創立137年の伝統を持つ有田焼窯元の「香蘭社」によるもの

 

 

↑「負け顔カットバン」。実売価格は900円。佐賀県鹿島市にある「祐徳薬品工業」が製造・販売。ゲームで負けた傷を保護し、CONTINUEな気持ちにさせてくれる↑「負け顔カットバン」。実売価格は900円。佐賀県鹿島市にある「祐徳薬品工業」が製造・販売。ゲームで負けた傷を保護し、CONTINUEな気持ちにさせてくれる

 

↑「ブラックモンブランカ」実売価格は200円。佐賀県小城市にある「竹下製菓」が販売する冷菓。九州では知らない人がいないほどの定番アイスで、その美味しさはブランカもビリビリ痺れてしまうほど↑「ブラックモンブランカ」実売価格は200円。佐賀県小城市にある「竹下製菓」が販売する冷菓。九州では知らない人がいないほどの定番アイスで、その美味しさはブランカもビリビリ痺れてしまうほど

 

↑「佐賀のり クラシックパッケージ」実売価格は900円。有明海の恵まれた自然環境と高度な技術で育てられた「サン海苔」が販売する佐賀のり。パッケージにはクラシックさを感じる、あのデザインを採用した↑「佐賀のり クラシックパッケージ」実売価格は900円。有明海の恵まれた自然環境と高度な技術で育てられた「サン海苔」が販売する佐賀のり。パッケージにはクラシックさを感じる、あのデザインを採用した

 

うーん、今のところ全アイテムやばいですね。特に負け顔カットバンの破壊力。タイガーアッパーカットバンとか絶対ほしいでしょ。佐賀県、愛がこじれてますねー。最高です。そのほかのオリジナルグッズは以下になります。(コラボ名産品は東京での販売後、2月13日から3月31日まで佐賀市の佐賀バルーンミュージアムにて期間限定で販売予定)

 

・佐賀ット商店 手ぬぐい(1000円)

・コラボステッカー(300円)

・コラボクリアファイル(300円)

・やーらしか春麗のうれしの茶(700円)

・サマーソルトサイダー(300円)

・エドモンド本田のさがびより(700円)

・ダルシムの和紅茶~ヨガブレンド~(900円)

・佐賀酒 波動拳 純米吟醸酒(1800円)

・佐賀酒 昇龍拳 純米吟醸酒(1800円)

・ザンギエフのモヒ羹(1200円)

 

また、観光大使に就任したサガットが佐賀ットとして、自ら「佐賀ット商店」の店長を務め、国内外の観光客の定番である銀座から佐賀県を盛り上げる、とのこと。つまり佐賀ット商店に行けば佐賀ットと会えちゃうわけです! 佐賀ットよりがばいと思う人は、こぞって銀座ステージに向かいましょう。

 

<ストリートファイター佐賀 佐賀ット商店 詳細>

会場 GINZA PLACE(銀座プレイス) 3Fフロア common ginza 内 RAMO FRUTAS CAFÉ

住所 東京都中央区銀座5-8-1

期間 2018年1月22日(月)~1月28日(日)

※グッズ販売、原画展示、コラボメニューの提供など

営業時間 10:00~21:00

※初日の1月22日(月)は、15:00~21:00の営業。

サガット(着ぐるみ)登場予定日時:1月22日(月)15:30~16:00/16:30~17:00/17:30~18:00

1月26日(金)~28日(日)13:00~13:30/14:00~14:30/15:00~15:30/16:00~16:30

 

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ちょい地味だけど普段使いはしやすそう! エレコムから「モンスターハンター:ワールド」コラボアイテムが多数登場!

来る1月26日に発売される、カプコンのハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」シリーズの最新作「モンスターハンター:ワールド」。全国のハンター待望の新作リリースに先駆けて、エレコムから「モンスターハンター:ワールド」とコラボした、ヘッドセット2 製品とフルキーボード1製品が1月26日に発売されます。

 

ヘッドセット2製品は、どちらも安定した装着感で長時間の使用でも疲れにくいオーバーヘッドタイプで、右側側面に「モンスターハンター:ワールド」のタイトルロゴ、コントローラ部分に「新大陸古龍調査団」のシンボルマークがあしらわれています。HS-MHW01BKは、ボイスチャットをしながら周囲の音も聞こえるモノラルタイプで、HS-MHW02BKは大口径40㎜ドライバーを採用した高音質ステレオタイプです。

 

↑モノラルタイプヘッドホン「HS-MHW01BK」。想定実売価格は1700円
↑モノラルタイプヘッドホン「HS-MHW01BK」。想定実売価格は1700円

 

↑ステレオタイプヘッドホン「HS-MHW02BK」。想定実売価格は2780円
↑ステレオタイプヘッドホン「HS-MHW02BK」。想定実売価格は2780円

 

いずれも4極ミニプラグを搭載し、ワイヤレスコントローラーに接続してすぐに使用できます。また、コードは絡まりにくく、耐久性にも優れているファブリックコードを採用し、コードの途中には、ボリュームの調整やマイクミュートが手元で操作できるコントローラを装備しています。マイクには、周囲の雑音を拾いにくいノイズ低減高性能マイクで、息によるノイズを軽減するウィンドスクリーンを搭載。フレキシブルアームにより、マイクの位置を調整できます。コードはコントローラ操作の邪魔にならない長さ1mです。

 

もう1種のコラボアイテムである、フルキーボード「TK-MHW01BK」は、キートップに「モンスターハンター:ワールド」のゲーム内でも使用されているオリジナルフォント(英数字のみ)をあしらった、日本語108 キー配列を採用したUSB接続の有線タイプです。

 

↑フルキーボード「TK-MHW01BK」。想定実売価格は2240円
↑フルキーボード「TK-MHW01BK」。想定実売価格は2240円

 

キートップをラバードームで支えるメンブレン方式で、入力しやすい深めのキータッチに加え、打鍵しやすいキーピッチ19㎜設計により、快適なタイピングが可能。最大1000万回のキーストロークに耐久性を実現しています。また、画面から離れて操作ができる3mのロングケーブルを採用するほか、誤って水などの液体をキーボード上にこぼしても本体裏面の水抜き穴からすぐに液体を排出できる、排水機能を装備しています(防水設計ではありません)。

 

コラボモデルというと、ゲームやアニメのロゴ、イラストをあしらい存在感をがっつりおしたモデルも少なくなく、モノによっては少し普段使いがためらわれます。しかし、この3アイテムはどれもケーブルやキーにロゴがチラリと入っているくらいで、「わかってる」感も出るツウ好みなデザイン。すこーし地味めかもしれませんが、普段使いでの見た目を気にされる人に刺さりそうな渋めのコラボアイテムです。

 

【SPEC】

(HS-MHW01BK/HS-MHW02BK)

●スピーカー方式:HS-MHW01BK ダイナミック型(モノラル)、HS-MHW02BK ダイナミック型(ステレオ)

●インピーダンス:32Ω

●周波数帯域:20~20000Hz

 

(TK-MHW01BK)

●サイズ/質量:W452×H29.6×D138㎜(スタンド含まず)、スタンド時 W452×H41×D138㎜/約586g

●対応機種:PlayStation 4

●インターフェース:USB

●コネクタ形状:USB(A)オス

●キータイプ:メンブレン方式

●キー配列:108キー(日本語配列)

●キーピッチ:19㎜

●キーストローク:4.0㎜

●電源方式:USBバスパワー

●ケーブル長:3m

20年ぶりに復刻! アラサー世代の必携アイテムだった「デジモンペンデュラム」が予約受付開始

1998年に初代デジタルモンスターシリーズの後継機として発売され、約250万個以上を売り上げた携帯型育成ゲーム「デジモンペンデュラム」の発売20周年を記念した復刻版「デジモンペンデュラムver.20th」が発売されることになりました。バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて、1月9日より予約受付を開始しています。ラインナップは「オリジナルシルバーブラック」「オリジナルシルバーブルー」の2色で、価格は各3996円(税込/送料・手数料別途)。

20180109-i02 (4)↑デジモンペンデュラムver.20th(オリジナルシルバーブルー、オリジナルシルバーブラック)

 

「デジモンペンデュラム」は、振り子機能「ペンデュラム」を搭載していることが特徴。振った回数により、トレーニングの結果や対戦時のデジモンの攻撃力が変化します。

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過去に発売された「デジモンペンデュラム」シリーズ6タイトルのうち、各カラーにそれぞれ3タイトルのデジモンを収録。2色合計で200種以上のデジモンが育成可能です。また、「バトルモードの勝利数」や「アルバム登録数」などの条件によって「特殊デジタマ」が登場。さらに、デジモンペンデュラム20周年記念デジモン「ルドモン」を両方のカラーに収録しています。

↑通信対戦が可能↑通信対戦が可能

 

2017年に発売された「デジタルモンスターver.20th」シリーズ同様、2体の同時育成が可能で、育成スピードも大幅にアップ。もちろん合体進化「ジョグレス」機能も搭載し、デジモン同士を合体させることで最強のデジモンを手に入れることもできます。新たにジョグレスするデジモンは2色合計で10種以上を収録。

 

「デジタルモンスターver.20th」から搭載されたコピー機能も進化。「デジモンペンデュラムver.20th」同士を通信し、デジモンをコピーすることで「コピモン」に変身。変身したコピモンは常に画面上に表示され、にぎやかな育成が楽しめます。さらに「コピモン」は「デジタルモンスターver.20th」シリーズとも連動可能。「デジタルモンスターver.20th」シリーズからデジモンを送るとコピモンに変身します(※)。コピモンは本体のアルバム機能にて名前と本来のドット姿を確認可能。

※:「ペンデュラムver.20th」から「デジタルモンスターver.20th」に送ることはできません。

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【詳細】

<オリジナルシルバーブラックに収録のタイトル>
平原や河川・森林に生息するデジモン達が登場する「ネイチャースピリッツ(1998年10月発売)」、魔物をモデルにしたデジモン達が登場する「ナイトメアソルジャーズ(1999年3月発売)」、機械やサイボーグなどが登場する「メタルエンパイア(1999年9月発売)」の3タイトルのデジモンを収録。「特殊デジタマ」はテリアモン、メイクラックモン:ヴィシャスモードなど40種以上を収録しています。

 

<オリジナルシルバーブルーに収録のタイトル>
ネットの海に生息するデジモン達が登場する「ディープセイバーズ(1998年12月発売)」、鳥や植物のデジモン達が登場する「ウィンドガーディアンズ(1999年6月発売)」、聖獣や天使などをモデルにしたデジモン達が登場する「ウィルスバスターズ(2000年3月発売)」の3タイトルのデジモンを収録。「特殊デジタマ」はロップモン、リュウダモンなど40種以上を収録しています。

 

・予約期間 :2018年1月9日(火)11時~2018年3月29日(木)23時予定
・商品お届け:2018年6月予定

 

■商品の詳細や購入はコチラ

お正月にはどっぷりゲーム三昧! 2017年を賑わした話題のゲームハードを振り返る

お正月は、美味しいおせちをつつきつつテレビ番組を楽しんだりと、みなさんゆったりと過ごされることでしょう。忙しい毎日を過ごす人たちにとって、少ない休暇だと思いますが、そんな時間にこそ思いっきり童心に返ってゲームをすべきじゃないでしょうか? 2017年も話題に事欠かなかったゲーム事情を振り返りつつ、この年末年始で濃いゲームライフを過ごしていただけたらと思います。2017年はハード面でのニュースが多かったので、少しこれからの展望を交えてハード面中心にトピックを紹介していければと思います。

 

VRの普及は今ひとつだが、アーケードから火が付く予感

昨年はVR元年と言われ、PlayStation VRやOculusRift、HTC viveなどに話題が集中しました。今年はいよいよ普及期に入り、より一層VR業界が沸き立つと思われていましたが、結果的にはそのようなことにはなりませんでした。価格帯が大分下がったとはいえ、やはり普及価格帯には遠く及ばない印象で、一般的なユーザーが手を出せるであろう価格であったPlayStation VRも品薄状態が解消されず、欲しくても高い、欲しくても売っていない状態が続いたことも要因かと思われます。ソフト面もVRゴーグルを購入してまで遊びたいと思うほどのキラーコンテンツが出ていないのもあるかもしれません。

 

↑PlayStation VRの抽選予約券の配布時の列。現在は大分購入しやすい状況となっているが、それでも品切れの店は多い↑PlayStation VRの抽選予約券の配布時の列。現在は大分購入しやすい状況となっているが、それでも品切れの店は多い

 

そんな状況において気を吐いているのが、VRのアーケードです。手前味噌ですが、GetNaviでVRについての今年の予測的なもの書いた時に、VRはコンシューマよりもアーケードで盛り上がる的なことと言っていましたが、その通りになった感はあります。VR専用のアミューズメント施設が続々と登場し、ゲームセンターで遊べるVRマシンも登場しました。VRはしばらくこっち方面がメインになるかと感じています。

 

↑コーエーテクモウェーブが店舗展開する「VR センス」↑コーエーテクモウェーブが店舗展開する「VR センス」

 

↑新宿や秋葉原でも「SEGA VR EREA」が展開されている↑新宿や秋葉原でも「SEGA VR EREA」が展開されている

 

キラータイトルも充実のNintendo Switch

ハード的に言ったら外せないのがやはりNintendo Switchですね。2017年1月21日の予約開始日には長蛇の列ができ、オンラインストアでの予約もままならないほどでした。それでもしばらくの間は最初の予約日での購入が一番買えるチャンスだったと言わしめるくらいの品不足に陥り、例の如く品薄商法を噂されるほど。しかし現在、クリスマス以降、ネット、実店舗ともに出回るようになっています。ローンチタイトルである『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』や夏に発売した『スプラトゥーン2』、10月末に発売された『スーパーマリオオデッセイ』と、キラータイトルと呼べるタイトルが定期的に登場したのも、人気がまったく衰えない理由のひとつ。ですので、ぜひともこの機会に手に入れてもらえると、上記の3タイトルを遊ぶだけで休暇がなくなってしまうほどの楽しみが得られるでしょう。

 

↑今なお入手しにくいNintendo Switch↑2017年末現在、ネットと店舗ともにNintendo Switchが購入しやすい状況

 

↑1月21日に予約を開始したNintendo Switch。この時が一番、手に入れやすい状況だったと言える↑1月21日に予約を開始したNintendo Switch。この時が一番、手に入れやすい状況だったと言える

 

ミニファミコン、ミニスーファミに大人も大興奮!

品薄と言えば、前年に発売されたニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータも超品薄状態で、一部ではかなりプレミアが付くほどでした。しかも、その品薄が解消されぬまま、2017年4月にまさかの生産を一旦中止するとの発表があり、増産を待ちわびていたユーザーに大きな衝撃を与えていました。現在では、2018年に生産を再開するとのこと。で、そのニンテンドークラシックミニファミリーコンピュータに次いで登場したのが、ニンテンドークラシックミニスーパファミコンです。2017年10月の発売でしたが、こちらもNintendo Switchと同様にクリスマス以降、一時的にかもしれませんが手に入りやすくなっている模様。しかし、またあくまで一時的な可能性もありますので、興味のある人はこのタイミングにこそ購入に踏み切ってみてはいかがでしょうか。

 

↑ミニスーファミには、未発売の『スターフォックス2』が収録され話題となった ↑ミニスーファミには、未発売の『スターフォックス2』が収録され話題となった

 

他にも任天堂関連で言うと、スマホ用アプリでも容赦のラインナップを展開しています。『ファイアーエムブレムヒーローズ』が2月、『どうぶつの森 ポケットキャンプ』は11月に配信。どちらも高いダウンロード数と稼働率を誇っています。

 

↑どうぶつの森 ポケットキャンプ。『どう森』ファン待望のスマホアプリだ↑どうぶつの森 ポケットキャンプ。『どう森』ファン待望のスマホアプリだ

 

既存ハードの新バージョンにも注目

ハード面で言えば、PlayStation4 Proも品薄状態が続き、ようやく最近になって、購入できるシーンをちらほら見かけるようになりました。格安の4Kテレビが今年はリリースされはじめているので、4Kコンテンツを楽しむためのPS4と言う感じにもなっています。

 

↑4Kクオリティ画質に対応したPlayStation4 Pro↑4Kクオリティ画質に対応したPlayStation4 Pro

 

品薄ハードの最たるものと言えば、Xbox One Xです。11月7日の発売ですが、購入はおろかその存在を見たことがある人は少ないのではないでしょうか。ほぼ日本市場に出回っていないうえ、そもそもXboxに新ハードが登場しているということを知らない人が多そうです。ここらへんが日本とグローバルのゲームによる格差というか、意識の違いが出始めているという感じがします。

 

↑4K&HDR対応のXbox One X↑4K&HDR対応のXbox One X

 

ゲーム機、スマホともに話題のビッグタイトルが登場

最後に一応、ソフトも振り返ってみます。今年はなんと言っても国民的RPGの2大巨頭が席巻しました。『ファイナルファンタジーXV』は2016年11月末発売ですが、定期的にダウンロードコンテンツを配信し、今でも現役でプレイしている人が多いタイトルです。もうひとつは言わずと知れた『ドラゴンクエストXI』。それぞれのハードに合わせたグラフィックの表示方法を採用し、それぞれの楽しみ方を提示しています。『ドラゴンクエストXI』はニンテンドー3DSでなく、Nintendo Switchでリリースして欲しかったですが、もしそうであればNintendo Switch争奪戦がより一層激化していたと思われるので、今となってはニンテンドー3DSでよかったのかと。

 

↑PlayStation4とニンテンドー3DSのふたつのプラットフォームで発売した『ドラゴンクエストXI』↑PlayStation4とニンテンドー3DSのふたつのプラットフォームで発売した『ドラゴンクエストXI』

 

スマホアプリでは、『FGO』が大躍進し、『Pokémon GO』もリアルイベントの開催、レイドバトルの採用などで多くのトレーナーが街中で活動をし続けています。どちらも今年リリースではなく、『モンスト』や『パズドラ』など定番タイトルが人気上位を締めており、スマホアプリではなかなか新規タイトルが食い込みにくい状況です。それでも『みんゴル』や『アズールレーン』など注目のタイトルもリリースされています。

 

↑スマホ用『みんなのゴルフ』である『みんゴル』がリリース↑スマホ用『みんなのゴルフ』である『みんゴル』がリリース

 

一年を振り返ってみると2017年もゲーム業界は濃い一年だったことがよくわかります。2018年も早々に『モンスターハンター ワールド』の発売が控えています。eスポーツも協会が足並みを揃えてきていますし、市場がますます拡大していくと思われます。そうなるとゲームのハードの選択肢に、据え置き型ゲーム専用機、携帯型ゲーム専用機、スマートフォン、アーケードゲーム機に加え、ゲーミングパソコンも一般的になる可能性も高くなるのではないでしょうか。いやぁ、2018年もゲーム界隈は話題に事欠かなそうです。お年玉をゲットした若者はもちろん、子どもにお年玉を渡す側の人もうまーく子どものゲーム欲を刺激して、挙げたハードとソフトを一緒に楽しんではいかがでしょうか?

【年末年始用】休み時期は「スマホゲー」にどっぷり漬かりたい人のための「覇権確実」ゲームアプリ9選

覇権確実と噂される、秋冬リリースのスマホゲームをピックアップ。スマホアプリに詳しいゲームライター・柚木安津さんに解説してもらいました。一部タイトルでまだ配信がスタートしてないものもありますが、この年末年始、ドハマりして遊ぶならこのタイトルで決まり!

 

厳しくなる覇権争い天下を取るのはどれだ?

スマホのシェアが伸び、スマホゲームが話題になり始めたのが2010年頃。2012年にはご存じ「パズル&ドラゴンズ」がサービスを開始し、スマホゲーム界の王者に君臨しました。ここからクイズゲームなら「魔法使いと黒猫のウィズ」、リズムゲームなら「ラブライブ!」、ひっぱりアクションなら「モンスターストライク」と、各ジャンルで覇権タイトルが出現し、戦国時代へと突入しました。

 

スマホゲーム自体が一般化した最近では、いかにライトユーザーを飽きさせず、イベントやコラボを展開するかといったリリース後の運営戦略も重要となりました。また、家庭用ゲーム機のヒット作のスマホ版も相次いでいます。今回紹介するタイトルはどれも話題性十分で、覇権に手が届きそうなものばかりですが、果たして……。その実力を、プレイして確かめてみて。

 

【その1】

おなじみのモンスターが躍動する本格対戦カードバトル!

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スクウェア・エニックス
ドラゴンクエスト ライバルズ
基本プレイ無料(iOS、Android)

配信5日目で700万DLを突破した、国民的RPG「DQ」の対戦カードゲーム。30枚でデッキを組み、3×2のマス目にキャラを置いて相手リーダーのHPを削ります。描き下ろしのイラストで、おなじみのキャラやモンスターが活躍する、親しみやすくも奥が深いカードゲームです。

 

【イチオシPOINT】人気キャラや魔王がカードになって参戦!

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クリフト、パパス、カミュなど歴代人気キャラのほか、りゅうおう、ゾーマ、バラモスといった魔王もカードになって参戦。集めるのが楽しい。

 

【イチオシPOINT02】戦士、魔法使い、占い師……職業ごとのデッキ戦略に熱中

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直接攻撃が得意な戦士・テリー、魔法が使えるゼシカなど7人のリーダーから選択。リーダーによって戦略も異なり、デッキ編集に夢中になれます!

 

【イチオシPOINT03】すべてのユーザーにやさしい「闘技場」でのバトルが◎

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闘技場は、提示される3枚のカードから1枚ずつ選び、即席のデッキを組んで戦うモード。レアカードを保持してなくても問題なし。報酬も豪華です。

 

【イチオシPOINT04】仲間同士でギルドを結成してチャットやバトルで交流!

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ユーザー同士で集まって自由にチャットや対戦ができる「ギルド」を搭載。ギルド内で公開されたデッキはレンタルも可能。仲間と盛り上がれます!

 

【まとめ】カードゲーム界の覇権はライト層がカギ

「スマホアプリでは『シャドウバース』を筆頭にカードゲームが人気ですが、本作は『DQ』ということで親しみやすいのが強み。戦略性が高いので、ライト層をどれだけ巻き込めるかが覇権へのポイントになりそう」(柚木)

 

【その2】

スローライフに癒される人気タイトルのスマホ版!

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任天堂
どうぶつの森 ポケットキャンプ(iOS、Android対応)

3DS「とびだせ どうぶつの森」が世界累計1100万本を記録するなど、高い人気を誇るシリーズ初のスマホ版。任天堂の本格スマホアプリとして注目を集めています。どうぶつたちが暮らす自然あふれる世界で、キャンプ場作りを楽しもう。

※:一部アイテム課金があります

 

【イチオシPOINT】採集の楽しさは健在

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海や森などのレジャースポットをキャンピングカーで回りながら、釣りをしたりフルーツを集めたりする採集要素は健在。どうぶつたちにあげて仲良くなろう。

 

【イチオシPOINT02】インテリアが充実!

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材料を集めて、アルパカのカイゾーに頼めばおしゃれな家具を作ってもらえます。メリーゴーランドなど、普通のキャンプ場にはないようなオブジェも作れます!

 

【イチオシPOINT03】友だちとの交流も!

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他プレイヤーの個性的なキャンプ場を訪れることも可能。バザーを開いて素材を売り買いしたり、フレンドになったりとゆるいコミュニケーション要素もあります。

 

【まとめ】ヒットは確実! コラボ展開にも注目

「先行配信中のオーストラリアでも好評で、ビッグタイトルのスマホ版だけに世界的ヒットは確実。イベントやコラボ展開によっては覇権を握る可能性は十分あります。ただ、熱狂的ブームというより、ロングセラーになりそう」(柚木)

 

【その3】

クチコミでブレイク中の中国発、艦隊ゲーム!

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Yostar

アズールレーン
基本プレイ無料(iOS、Android対応)

9月の配信開始以来、艦隊ゲームファンに口コミで広がり、300万DLを突破した中国発の注目作。艦船を擬人化したキャラたちで艦隊を組み、シューティングゲームで敵を撃破していきます。

 

【イチオシPOINT】お気に入りのキャラを「寮舎」で愛でまくり!

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「寮舎」は戦闘でコンディションが低下したキャラを休憩させる場所。経験値や好感度も上がります。ちょこちょこ動くちびキャラがかわいい。

 

【イチオシPOINT02】レアの出現率が高めで良心的な運営が好評

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本作の「建造」(ガチャ)は、最高レアの「SSR」の出現率が7%と良心的。ファンから「神運営」との声も! 艦船は100種以上と豊富。

 

【イチオシPOINT03】多彩なカスタマイズでどのキャラも活躍可能!

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キャラのレベルを上げる以外に、性能の強化、限界突破、改造など、育成要素は多数。レア度が低いキャラでも装備の工夫で活躍できます。

 

【まとめ】まさかのダークホース! 勢いはNo.1

「大ヒットした艦隊ゲーム『艦隊これくしょん』とモチーフが同じで話題沸騰中です。いまのところ課金要素も少なく、イラストも萌えると非常に好評。このまま行けば『艦これ』以上に大ブレイクしても不思議ではありません」(柚木)

 

【その4】

引っ張って放すだけ!おはじき系の新星

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バンダイナムコオンライン
グラフィティスマッシュ
基本プレイ無料(iOS、Android対応)

キャラを引っ張って敵にぶつける簡単操作の爽快アクション。キャラが通ったフィールド部分には色が塗られ、面積が増えるとダメージ量もアップする。1人用のストーリーのほか、対戦、協力、放置型プレイと遊び方は多彩だ。

 

【イチオシPOINT】対人バトルが熱い!

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ひっぱり系アクションのヒット作「モンスターストライク」にはない、オンライン対人戦「ランクマッチ」を搭載。タッグでチーム戦も可能で、塗りが重要になります。

 

【イチオシPOINT02】最大4人協力が可能

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イベントやストーリーミッションでも、ルームを作って最大4人の協力プレイが楽しめる。参加プレイヤーが初顔合わせなら、マッチングボーナスももらえます。

 

【イチオシPOINT03】物語性の高さも注目

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星4以上のキャラには特別なストーリーが用意され、絆レベルを上げると「ハンターストーリー」が開放される。お気に入りのキャラにさらに感情移入できます。

 

【まとめ】ポップなヒット要素盛りだくさん!

「引っ張って遊ぶおはじき系ゲームは『モンスターストライク』以降、人気のジャンル。また、色を塗るシステムもトレンドのひとつ。これらのキャッチーな要素をふんだんに詰め込み、1本のゲームにうまくまとめています」(柚木)

 

【その5】

欅坂46に詳しくなれる1本!

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enish
欅のキセキ
基本プレイ無料(iOS、Android、Yahoo! ゲーム対応)

 

配信2日で150万DLを突破した、欅坂46初の公式ゲームアプリ。新米マネージャーとしてデビューからの軌跡を追いつつ、彼女たちを応援する爽快なパズルをクリアしていきます。完全撮り下ろしカットを2000枚以上収録。

 

【その6】

ディズニーのテーマパークが舞台!

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コロプラ
ディズニー ツムツムランド
基本プレイ無料(iOS、Android対応)

「ツムツム」の世界観で、ディズニーのテーマパークを表現したパズルゲーム。「カリブの海賊」「ホーンテッドマンション」などをモチーフにしたステージで、バブルを狙ってツムを飛ばし、コンボをつなげていきます。

 

【その7】

24時間いつでもUFOキャッチャー

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セガゲームス
セガキャッチャーオンライン
アイテム課金制 2017年冬リリース予定(iOS、Android)

現在、ブームの兆しがあるオンラインクレーンゲームに、UFOキャッチャーの生みの親・セガが参入。リアルタイム映像で本物のUFOキャッチャーを操作でき、獲得した景品は宅配便で届く。セガ限定のプライズもあり。

 

【その8】

家庭用人気作の新プロジェクト

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セガゲームス
D×2 真・女神転生 リベレーション
基本プレイ無料 2017年内配信予定(iOS、Android対応)
https://d2-megaten-l.sega.jp/

家庭用の人気RPG「真・女神転生」のスマホ向け完全新作プロジェクト。悪魔合体、交渉、3Dダンジョン、プレスターンバトルとシリーズならではの要素を搭載したうえで、スマホで遊びやすいよう最適化されています。

 

【その9】

あの「ときめき」がアイドルをテーマにスマホで新展開!

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KONAMI

ときめき
アイドル
基本プレイ無料 今冬配信予定(iOS、Android)

「ときめき」シリーズの新展開となる学園コミュニケーションゲーム。アイドル候補生15名と共同生活しながら夢の舞台を目指します。一部のモードでVRゴーグルを使ったモバイルVRに対応しています。

 

(C)2017 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved. (C)2017 Nintendo (C)2017 Manjuu Co.ltd & Yongshi Co.ltd All Rights Reserved. (C)2017 Yostar Inc. All Rights Reserved.
(C)BANDAI NAMCO Online Inc.(C)Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. (C)enish,Inc. (C)Disney (C)SEGA (C)SEGA/(C)ATLUS (C)Konami Digital Entertainment

ゲーム芸人が不朽の名作「マッピー」でノーミスクリアにチャレンジしてみた【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今月は、ポップでかわいいアクション「マッピー」で縛りアリのノーミスクリアに挑戦。

 

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バンダイナムコエンターテインメント

マッピー 514円
主人公の警察官・マッピーを操作して、追いかけてくる敵のニャームコたちをかわしながら盗まれた品物を取り戻していくアクションゲーム。

 

報酬はダジャレパターン!? 罰ゲームは猫耳の辱め!

編集部(以下編) 今回の成功報酬はゴディバの超高級アイス「抹茶タルト」と「ピーチ」のセットをご用意しました。

フジタ(以下フ) 抹茶とピーチ、略して「マッピー」って……ダジャレじゃないですか!

 ただし、失敗の場合はネコ軍団に負けたということで、猫耳カチューシャを付けたまま次の仕事現場に行ってもらいます。

 それは恥ずかしい! 職務質問されますよ(笑)。

 

パワードアを使わずに1周16面をノーミスクリア

どうも~、フジタです! 「マッピー」の思い出というとちょっとマニアックですが、MSXのカセット裏に書いてある注意書きが好きでしたね。ナムコのゲームはどれも文章にボケが効いてたんですよ! ああいうふざけ方、いいですよね。でもって、「マッピー」は言うまでもなく歴史的なゲーム。シンプルで見た目はかわいいのに結構テクニックがいります。あと、BGMがイイね! この音楽を子守歌代わりに子育てしたという人を僕は知ってます(笑)。

 

GN1802_P131-K↑アーケード発でファミコン初期の傑作アクション。軽快な音楽はゲーム史上屈指の名曲。マッピー、ニャームコ、ミューキーズのキャラも立っている

 

では、スタートしたいと思います。今回は「パワードアを使わない」というひどい縛りがあるので、それがどうなるのかですよね。おっと、ちょっとヤバい。パワードアが1個あることによって、すげぇ邪魔になってますね、コレ。いまのうまいっすねぇ。普通のドアで敵を倒せるのはもちろんですけど、倒したうえで自分は先に進んでる、みたいな。カッコいいですね(笑)。はい、「モナリザ」を取ってこれで2面クリアです。

 

GN1802_P131-L↑2面。敵が前にいるときにドアを開けると一定期間気絶する。また「パワードア」は衝撃波で敵をステージの外へ追い出せる心強い仕掛けだ!

 

GN1802_P131-N↑ボーナスラウンドでは音楽が鳴り終わるまでに空中の風船を割りまくれ! 途中のトランポリンは切ると時短に

 

ボーナスステージなんですけど、若干動きにクセがあるんで慣れですね。風船が横に来るタイミングよりも少し早めに左を押すといいです……って、ミスって間に合わなかったですが(笑)。まあまあ、今回はハイスコアアタックじゃないんで。

 

GN1802_P131-M↑4面。1つのラウンドで長い間クリアできずにもたつくと、コインのような「ご先祖様」が登場。攻撃がまったく効かない恐ろしい最強キャラだ

 

4面ですが、トランポリンで敵と重なっているときにどこに移るか、見極めないと危ないんですよ。危ない危ない、ヤバい動きだ。うわぁ~、パワードアがこんなに邪魔になるのか~

 

――マッピーの最強の攻撃手段とも言えるパワードアを封じられたフジタ。果たしてどうなる!? 続きは動画で!

 

●撮影:高原マサキ(TK.c) ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

衝撃的なかっこ良さ!! 「GODZILLA 怪獣惑星」と郵便局の怪コラボで魅惑の限定アイテムが誕生ッ!

2016年、映画「シン・ゴジラ」が世界にゴジラ旋風を巻き起こしました。その勢いに続けとばかりに2017年に公開されたのが、ゴジラ史上初の長編アニメ映画「GODZILLA 怪獣惑星」。各方面で注目を集める同作ですが、今回はまさかの郵便局とコラボ! なんと、限定フィギュア付きのフレーム切手セットが販売中なのです。

■商品の詳細情報はコチラ
http://www.shop.post.japanpost.jp/shop/a/agodzilla2017/

0927_GODZILLA_E↑62円切手(シールタイプ)10枚×1シートのフレーム切手(左)と、一番くじ GODZILLA 怪獣惑星 ビッグソフビフィギュア~アニメゴジラ~郵便局限定カラー×1体(右)のセット。価格は税込み1万3800円です(送料込み)

 

人気原型師・酒井ゆうじ氏が原型・彩色を担当した限定フィギュア

登場キャラクターたちが印象的に描かれたフレーム切手も魅力的ですが、今回のコラボの目玉はなんといっても付属する限定フィギュアです。こちらは、バンプレストの「一番くじ GODZILLA 怪獣惑星 ビッグソフビフィギュア」の郵便局限定カラ―モデルで、原型を作製したゴジラ造形の第一人者・酒井ゆうじ氏自らが彩色を施したこだわりの逸品。その出来栄えは、酒井氏自身が「衝撃的なかっこ良さ」と表現するほどです。

20171214_y-koba3 (3)↑躍動感あるポージングや訴えかけるような悲痛な表情にも注目。燃えるような深みのある赤色が、細部まで作りこまれたフィギュアの迫力をさらに引き立てています

 

「GODZILLA 怪獣惑星」は、作中に登場するゴジラが歴代最大サイズということでも話題となりましたが、このフィギュアも全高約20cm×全長約40cmと迫力満点。どこに飾っても抜群の存在感を発揮してくれるでしょう。

20171214_y-koba3 (2)↑全高約20cm×全長約40cmと大きさはかなりもの。この衝撃はぜひ、実際に手にして感じていただきたいです!

 

申込みは全国の郵便局(一部の簡易郵便局は除く)と「郵便局のネットショップ」で2018年2月2日(金)まで受付中(※郵便局窓口は1月31日(水)まで)。ファンならずともひとめぼれ必至な限定フィギュアとフレーム切手の本セット。3部作と発表されている映画「GODZILLA 怪獣惑星」は今後ますます盛り上がっていくことが予想されるので、後悔のないよう、この機会に入手しておくことをおすすめします!

■商品の詳細情報はコチラ
http://www.shop.post.japanpost.jp/shop/a/agodzilla2017/

 

 

 

 

兄貴の生誕25周年じゃぁぁぁぁ! 伝説のバカゲー「超兄貴」の25thアニバーサリーライブ「超兄貴祭」が開催!

エクストリームは、筋肉派シューティングゲーム「超兄貴」が12月25日に生誕25周年を迎えることを記念し、25thアニバーサリーライブ「超兄貴祭」を2018年3月24日に東京・池袋EDGEで開催します。

 

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1992年にメサイヤゲームスからPCエンジンCD-ROM2用ソフトとして発売されたシューティングゲーム「超兄貴」。筋肉美を追求した独特の世界観とグラフィックで、「伝説のバカゲー」として人気を博したゲームです。近年もCDドラマ・漫画・小説などの多方面での展開や、人気BGMのひとつである「兄貴と私」のMAD動画が、合計再生回数約350万回を突破するなど、今もなお絶大な支持を得ています。

 

↑強烈なグラフィックで、90年代から熱狂的なファンを数多く獲得し続けてきた↑強烈なグラフィックで、90年代から熱狂的なファンを数多く獲得し続けてきた

 

本イベントでは「超兄貴」にゆかりのある、スペシャルゲストによる一日限りのライブを実施。また、本イベントでしか購入できない限定記念グッズも販売されるようです。「超兄貴」の25周年にふさわしい、とっておきの熱い時間をぜひお楽しみください。

 

【25thアニバーサリーライブ「超兄貴祭」 概要】

日程:2018年3月24日(土)

場所:池袋EDGE(東京都豊島区南池袋1-23-6 KDG池袋ビルB2)

内容:ライブイベント、グッズ販売など

出演:後日発表

兄貴の生誕25周年じゃぁぁぁぁ! 伝説のバカゲー「超兄貴」の25thアニバーサリーライブ「超兄貴祭」が開催!

エクストリームは、筋肉派シューティングゲーム「超兄貴」が12月25日に生誕25周年を迎えることを記念し、25thアニバーサリーライブ「超兄貴祭」を2018年3月24日に東京・池袋EDGEで開催します。

 

2017_1221_tama02

 

1992年にメサイヤゲームスからPCエンジンCD-ROM2用ソフトとして発売されたシューティングゲーム「超兄貴」。筋肉美を追求した独特の世界観とグラフィックで、「伝説のバカゲー」として人気を博したゲームです。近年もCDドラマ・漫画・小説などの多方面での展開や、人気BGMのひとつである「兄貴と私」のMAD動画が、合計再生回数約350万回を突破するなど、今もなお絶大な支持を得ています。

 

↑強烈なグラフィックで、90年代から熱狂的なファンを数多く獲得し続けてきた↑強烈なグラフィックで、90年代から熱狂的なファンを数多く獲得し続けてきた

 

本イベントでは「超兄貴」にゆかりのある、スペシャルゲストによる一日限りのライブを実施。また、本イベントでしか購入できない限定記念グッズも販売されるようです。「超兄貴」の25周年にふさわしい、とっておきの熱い時間をぜひお楽しみください。

 

【25thアニバーサリーライブ「超兄貴祭」 概要】

日程:2018年3月24日(土)

場所:池袋EDGE(東京都豊島区南池袋1-23-6 KDG池袋ビルB2)

内容:ライブイベント、グッズ販売など

出演:後日発表

SDガンダム、シン・ゴジラ、そしてあの懐かしのロボも! 「TAMASHII NATIONS」10周年・思い出のアイテムBEST10

バンダイが大人向けに展開している玩具ブランド「TAMASHII NATIONS」は今年で誕生10周年。その集大成となるイベント「TAMASHII NATION 2017」(魂ネイション2017)が先日、東京・秋葉原にて開催されました。

 

このイベントでは、未発表のものを含め最新のフィギュアなどを大量展示したことはもちろん、これまでの10年を振り返る歴史的アイテムの数々もずらり陳列。さながら現代のフィギュア博物館といった様相となりました。今回はこの「魂ネイション2017」に展示された全アイテムのうち、ロボットや特撮ものをこよなく愛する筆者が選ぶ“思い出のアイテム”を、ブランド10周年を記念してベストテン形式で紹介したいと思います。

20171215_y-koba10 (2)↑「魂ネイション2017」(ベルサール秋葉原会場)展示のようす

 

■10位「DX超合金魂 マジンガーZ」

2012年12月発売

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懐かしいロボットたちを大人向けのクオリティでよみがえらせてきた「超合金魂」、ただでさえプレミアム感のあるこのシリーズで、さらに「DX」印のついた究極版が「DX超合金魂」! その第1弾だったマジンガーZは、全高30cmという巨大さ、発光や音声のギミック、内部メカニックが見えるようにできる交換パーツ、ディスプレイ用の格納基地付きというとんでもない豪華仕様に。そのすべてを実現しつつプロポーションも抜群と、マジンガーZファンでなくてもため息がもれるレベルの逸品でした。

「振り切ったぜいたく!」度:87点

 

■9位「S.H.MonsterArts ゴジラ(2016)」

2016年11月発売

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2016年の大ヒット映画「シン・ゴジラ」より、もっとも象徴的なゴジラ“第4形態”を精密に再現。全身のディテールが非常に精巧なうえに、ポーズも自在にとれるということで、「シン・ゴジラ」を観た人ならぜひ手元に置きたいと思えるフィギュアです。「プレミアムバンダイ」では初上陸時のゴジラ“第2形態”、“第3形態”も限定販売され、それらも一通り揃えたくなりました。写真の“第4形態”は映画の公開直前に発表されるも、発売はほぼ年末ということで、その間の約4か月が待ちきれなかった思い出は記憶に新しいところです。

「発売日がとにかく待ち遠しかった…!」度:88点

 

■8位「S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダーカブト ライダーフォーム」

2014年3月発売
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仮面ライダーのフィギュアシリーズとして人気を確立した「S.H.Figuarts」を、最新技術によってアップグレードする“真骨彫製法(しんこっちょうせいほう)”。その第1弾となったのが「仮面ライダーカブト」でした。人体のプロポーションをよりリアルに再現するために骨格レベルから造形を見直したという真骨彫製法のインパクトはすさまじく、アップで写真を撮ると本物の撮影用スーツそのものに見えてしまうほど。全身が動くアクションフィギュアには各部に丸っこい関節部品がつきものでしたが、そこをしっかり見直すことからはじめた志の高さがすばらしい。

「フォトジェニックぶりに感動!」度:89点

 

■7位「S.H.Figuarts 仮面ライダー鎧武シリーズ」

2014年5月~発売
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S.H.Figuarts 仮面ライダーシリーズは“真骨彫製法”が生まれて以降、特に“真骨彫製法”と銘打っていないものも全体的にクオリティが高まっていきました。作品の人気とともに商品数が充実した「仮面ライダー鎧武(ガイム)」シリーズは、まさにそのタイミングに一致。主役の「仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ」から次々にすごいクオリティでフィギュア化されていきました。この「鎧武」がS.H.Figuartsを集めはじめるきっかけになったという筆者の個人的事情もあり、特に思い出深いシリーズだったりします。

「ここから沼にハマりました!」度:91点

 

■6位「TAMASHII Lab 宇宙刑事ギャバン レーザーブレード」

2017年1月発売
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1982年のテレビ放送当時には実現できなかった「宇宙刑事ギャバン」の武器・レーザーブレードを、現代の技術を結集して商品化。刀身に手のひらをかざすと音声とともに光り輝く“なりきり玩具”ですが、20個のLEDと赤外線センサーにより“かざしたところから順番に光っていく”ギミックが超本格的! さらにBGMボタンを押すと超有名なレーザーブレードのテーマ(BGM)やギャバンのセリフも流れるという至れりつくせりぶり。さらに今年は「ギャバン」が登場する新作映画の公開があり、その劇中で初登場した「レーザーブレードオリジン」版(写真手前)も発売。大人の特撮ファンたちを唸らせました。

「35年越しの商品化にわくわく!」度:92点

 

■5位「PROPLICA ドミネーター」

2015年1月発売
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なりきり系の玩具も充実しているTAMASHII NATIONSですが、アニメ関連で特に思い出深いのが「PSYCHO-PASS サイコパス」の特殊拳銃こと「ドミネーター」です。「PROPLICA ドミネーター」は、劇中登場サイズかつLED発光・サウンド・ボイス(声優・日髙のり子さんによる音声)を実現した初めての商品。翌年に “電動によるモード変形機構つき”の「ドミネーター」が他社から発売されたことで話題は以後そちらに移っていきましたが、「PROPLICA ドミネーター」発表当時の喜び、おもちゃとしての完成度の高さはいまでも色褪せていません。

「発売前の取材時も、発売後もかなり遊び倒しました!」度:94点

 

■4位「超合金 太陽の塔のロボ」

2014年9月発売
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“その発想はなかった”という意外な商品が突然出てくるバンダイの超合金。岡本太郎の「太陽の塔」をロボットに変形させてしまった「太陽の塔のロボ」は、その最たるものでした。1970年の大阪万博よりおなじみの「太陽の塔」をジャキジャキと変形させると内部から手足が生え、頭部にあたる部分からは“超兵器が発動”する(写真奥の状態)という……。これに近いことを想像したことはあったけど、まさか本気で商品化してしまうとは! 変形前の状態は純粋に「太陽の塔」のフィギュアとしても楽しめるお得感もありました。ちなみに、2018年3月には「太陽の塔」内部が公開されることを記念し、ミニサイズになった新商品「太陽の塔のロボ Jr.」も発売予定だそうですよ。

「この企画でよくOK出たな…!」度:95点

 

■3位「元祖SDガンダムワールド 超機甲神ガンジェネシス」(機甲神5体セット)

2017年8月発売
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1990年代、小学生を中心に超人気だった「SDガンダム」。「TAMASHII NATIONS」でもさまざまなSDガンダムワールドが展開されてきましたが、そのなかでもとりわけ感慨深かったのがこちらです。プラモデルとはちょっと違う“組み立て式玩具”として登場した「元祖SDガンダム」……その現代版復活アンケートで、第1位になったのが「超機甲神ガンジェネシス」でした。「機甲神」とよばれるガンダム顔の巨人6体が合体するという大型アイテムなのですが、すぐに6体セットが商品化されたわけではなく、合体の中心となる1体(「機甲神エルガイヤー」)がまず発売。こちらの販売好調を受け、残りの5体が追って商品化されたという流れもドラマチック。まさにお祭りでした!

「出してくれたことにただただ感謝っ!」度:97点

 

■2位「DX MMZ-01 モエモエズキューーン」

2012年9月発売
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「TAMASHII NATIONS」発の特撮映像作品として、2012年にテレビ放送された「非公認戦隊アキバレンジャー」。“非公認”とは言いつつも、東映とバンダイのタッグにより本気で作られたパロディ作品でした。 “美少女フィギュアでヒーローに変身する”という、本来のスーパー戦隊だったらありえない設定と、そのフィギュアが変身の際に変形してカッコいい拳銃型になるというミスマッチがもたらす笑いとわくわく感。さらに、これがしっかり変形機構つきの商品として発売されたことでストーリーが完成した感がありました。また何らかの形で続編をやってほしい!

「また観たいぜアキバレンジャー!」度:98点

 

■1位「超合金魂 GX-72 大獣神」

2017年4月発売
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「マジンガーZ」を皮切りにスーパーロボットを現代によみがえらせてきた「超合金魂」シリーズでしたが、これまで登場したロボットは1970~80年代のものが中心。筆者が子ども時代を過ごした90年代のロボットはなかなか日が当たらないさびしさがありました。特に40年以上続くスーパー戦隊シリーズに至っては、“最新”もしくは“最初”のロボ以外はなかなかリメイクしてもらえなかったんです。しかしついに! 今年、シリーズ第16作「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(1992年)のロボが「超合金魂」になりました。作品自体の人気、当時からのおもちゃの人気、海外での人気といった条件をクリアしてようやく商品化されたものですが、こちらの売り上げ成績が好調だったようで、次回作の開発も進行しているみたいです。この調子で「ジュウレンジャー」以外のスーパー戦隊ロボがぞくぞく「超合金魂」になってくれたら……という期待もこめて1位に選出させていただきました。

「この続きをメチャクチャ期待してます!」度:99点

 

■TAMASHII NATION 2017(魂ネイション2017)
http://tamashii.jp/special/tamashii_nation/

ブーム再燃間近!! Ingressの未来感たっぷりアップデート「Ingress Prime」までもうすぐ

全世界で一大ムーブメントを起こし、今でも月間7000万人のユニークユーザーがいる「Pokémon GO」を作ったナイアンティックから、またまたビッグニュースが飛び込んできました。つい先日、ハリー・ポッターを題材にしたARゲーム「Hally potter WIZARDS UNITE」を発表したばかりですが、さらに、ナイアンティックの原点である「Ingress」も「Ingress Prime」としてメジャーアップデートするとのことです。

 

Ingressってどんなゲームかおさらい

今では位置情報ゲームの定番となったIngressですが、いま改めて「そもそもIngressって何?」と言う人もいると思いますので、ゲームの概要を復習したいと思います。Ingressを作ったナイアンティックは、もともとGoogleの社内ベンチャーであるナイアンティックラボが母体となっています。そのナイアンティックラボを作ったのは、GoogleでGoogleマップやGoogleアースを作ったジョン・ハンケ氏です。

 

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Ingressはハンケ氏によって、Googleマップなどで培われた地図や位置情報を使い、実際に外に出て行動するARゲームとして作成されました。つまり、Pokémon GOでポケモンを捕まえるには家でじっとスマホをいじっていても始まらないのと同様に、外に出て活動しないと、ゲームとして成立しないものなのです。

 

Ingressは、未知のエネルギーを巡ってエンライテンド(緑)とレジスタンス(青)に分かれて、お互いの陣地を取り合う陣取りゲームです。Pokémon GOでは、プレイヤーがゲーム画面に登場しているので、これまでのゲームに近くなっていますが、Ingressでは、スマホに移っているのは、スキャナーと呼ばれる画面で、ゲームプレイヤーそのものが見ている画面となっています。なので、より実際のマップを見ているような感覚でゲーム内の世界を探索するようになるわけです。

 

別のものに例えるなら、スキャナー画面はアニメ「ドラゴンボール」のドラゴンレーダーをイメージするとわかりやすいかもしれません。ドラゴンボールを題材としたゲームはプレイヤーとして孫悟空のキャラクターを操作するものがほとんどですが、Ingressの場合はそのドラゴンレーダーの画面そのものがスマホのディスプレイに映し出されており、実際に街を練り歩いてドラゴンボールを探すような感じです。

 

20171211_ingres005↑エージェントは位置情報として、中央下の三角形で表されています。ただ、これはあくまでも地図アプリの現在位置の表示と同じです。キャラクターとしてのプレイヤーは画面内に存在しません

 

例えば、「東京タワー」といった街の名所がポータルと言われる拠点となっており、これを取り合い、自陣の拠点とすることが第一目標です。次にポータル同士を繋げて(リンク)さらに3か所のポータルで三角形を作ることで、自陣エリア(フィールド)とすることができます。このエリアを拡大していくのが、最大の目的となります。当然、敵陣営からはポータルが攻撃されてしまうので、エネルギーを供給して回復したりシールドアイテムで攻撃力を低下させるなどして防御していくわけです。

 

SF的なストーリーも用意されていて、そのストーリーに沿って、定期的にリアルイベントも開催されています。本サイトでも過去にIngressの記事をいくつか載せているので、そちらも合わせてご参照ください。

 

世界1400万DLの超人気ゲームアプリ「Ingress」を挫折してしまった人のための再入門講座

http://getnavi.jp/gamehobby/29037/

http://getnavi.jp/gamehobby/35710/

http://getnavi.jp/gamehobby/44197/

 

【ポケモンGOはおあずけ】1万人参加のIngress公式イベントは東京6区を舞台に過去最大スケールに

http://getnavi.jp/gamehobby/52189/

 

グラフィックとUIが大幅に進化!

今回は、そのIngressが5年の時を経て、大幅なリニューアル、メジャーアップデートが行われることが発表されました。アップデートの時期はまだ未定ですが、2018年の早い段階で行いたいとのことです。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ナイアンティック日本法人代表取締役社長 村井説人氏。Ingressの5周年とともに、日本法人が2周年を迎えたことの謝辞を述べていました

 

20171211_ingres008↑Ingress Primeのロゴも発表

 

大幅に変わった点はグラフィックとUIです。グラフィックはより立体的になっています。マップを拡大縮小することで、視点が俯瞰から水平方向に移行するのは変わらないですが、よりその効果は大きくなります。例えば、これまでは先ほど説明したポータルが3つリンクした状態の場合、そのエリアが囲んだ陣営の色に変化する程度でしたが、Ingress Primeではポータルから吹き出したエネルギーが空中で混ざり合って覆われている様子がグラフィックで表現されます。

 

UIは、使用頻度の高い項目をすぐに呼び出せるようになっていたり、2本指でスワイプしないと地図が回転できなかったのを指1本で回転できるようになったりと、より操作性の高いものへと進化しています。

 

20171211_ingres009↑Ingress(写真左)とIngress Prime(写真右)。もともと洗練されたデザインですが、より一層モダンになった

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ポータルの画面。立体的になり、ポータルの写真からXMマター(エネルギー)が溢れかえっているように表現されている。また頻繁に使用する「HACK」「デプロイ」「リチャージ」が独立ボタンになっており、すぐに対応できるように変更された

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑最大に俯瞰した時の画面。上空から見たような印象が与えられます。画面下には攻撃武器のバースターや回復用のキューブが見える

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑地図を拡大すると横から見たような画面に。以前は平面的だったリンクやフィールドが立体的になっている

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑指1本で地図の回転ができるようになり、操作性が格段にアップ

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑エージェントの画面。この写真では実績メダルが引き継がれていないが、メダルや数値は引き継がれる予定

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑MODアイテムの画面。かなりスッキリとしている印象。アイテムごとの総数もひとめでわかる

 

VRへの対応で世界観に没入できるように!

Ingress Primeは、サーバーを刷新し、開発環境もUnityを採用するなど、バージョンアップとは言えIngressとは完全に別物になっています。そのため、グラフィックやUIの進化だけでなく、今までできなかった新たな機能の搭載も実現しました。

 

そのひとつが、VRマシンへの対応です。参考程度の短い体験でしたが、PCにVRゴーグルを繋げてIngress Primeをプレイできました。いわゆるマップ上を動きまわる程度でしたが、今後はポータル情報が見えるようにするなど、機能を増やす予定。

 

ナイアンティックの川島氏によると、「作戦を行う時には必ず司令官がいます。VRでアノマリー(リアルイベントのひとつ)の様子を確認しながら、現地のエージェント(プレイヤーの総称)に指令を与えることができます」とのこと。Unityに対応することで、多くのVRゴーグルにもすぐに対応できますし、ともすればPS4やNintendo Switchに対応することもできるのです。

 

また、これによりARゲームであるIngressがVRに対応となれば、将来的にはMR(Mixed Reality:複合現実)に対応し、外でもゴーグルを付けて遊べる可能性も見えてきたのではないでしょうか。

 

↑エージェントにはお馴染みのナイアンティックの顔とも言える須賀健人氏

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑米ナイアンティックから、日本法人に移ってきたばかりの川島優志氏。

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑VRゴーグルでIngress Primeを体験。まだ試作段階でマップ上を動ける程度

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑VRゴーグルで見ている画面をPCで表示。基本的にはIngress Primeで表示されている画面の視点を変更し、360°で表示をする

前バージョンとの引き継ぎが課題だが、ブーム再燃の予感

Ingressのエージェントにとってアップデートで最も気になる点は、これまでの実績や経験値、レベルが引き継がれるかどうかではないでしょうか。現時点では、それらはすべて引き継がれる予定との回答でした。また、現状の最大レベルが16となっているので、上限の解放についての質問も出ていましたが、検討中とのことでした。ただ、レベルまで引き継がれてしまうと、Ingress Primeからスタートするエージェントとの差がついてしまい、レベル16に到達したエージェントも成長していく楽しみがないまま続けることになってしまいます。プレイした時間やメダルで賞賛される実績を残すのは良いですが、個人的にレベルに関しては1から開始するようにした方が良いのではないかと思いました。

 

ビジュアル、機能面ともに最早まったく次元の違うゲームに進化すると言っていいほどの大型アップデート。2018年のアップデート目標とのことですが、早々のアップデートを願うばかりです。まったく違うアプローチの位置情報ゲームとなるIngress Primeは、またさらに多くの人が熱狂する予感がします。

「夢がある! 是非達成してほしい」 会社員がオリジナルロボットを製品化!? ロマン溢れるクラウドファンディングにプラキットファン大注目!

個人が完全オリジナルロボットのインジェクションプラキットを製品化するという夢のあるプロジェクトが、CAMPFIREでクラウドファンディングを開始。プラキットファンの注目を集めている。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

ドイツ製(設定)の無骨な人型重機をプラキット化!

同プロジェクトに挑戦するのは、広告代理店に勤めている西沢弘宜氏。“ガンダム直撃世代”でオリジナルロボットのプラキット化に憧れていた同氏が、ある日金型メーカー「株式会社エムアイモルデ」の社長と知り合うことで実現した。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回開発されるのは、西沢氏が学生時代の頃から温めてきた人型ロボット「Reisen Panzer Ⅳ(リーゼンパンツァーフォー)-Ⅳ号人型重機」。“1940年代のドイツで開発された”という設定のため、どこかクラシカルで無骨なデザインになっている。製品のサイズは12.5cmで、設定上の全高の1/48スケール。詳細なディティールにもこだわりがあり、一部を除き全身の関節が可動する。

 

プラキットファンによるプラキットの製品化はかなり画期的だが、そこには様々な困難が。西沢氏曰く、現在日本で売られているキャラクターロボットのプラキットは、ほとんどがアニメやゲームに関連したものだという。アニメなどのコンテンツ自体がプラキットを売るための仕掛けになっており、ここには明確なビジネスモデルが。そのため今まではコンテンツごと世に送り出せるほどのお金を集めるか、スポンサーを探すのがプラキット開発の常識だったそうだ。

 

しかし西沢氏は金型メーカーの協力やクラウドファンディングの利用をもとに、個人でプラキットを製造することを決意。製造費の一部である400万円を、目標金額を達成した場合のみファンディングされる“All-or-Nothing方式”で支援を募った。

 

そんな同プロジェクトには、全国のプラキットファンから「組み立てられる日がくるのを楽しみにしています!」「デザインや世界観にすごい共感できる」「個人でプラキットを生産するなんて夢がある! 是非達成してほしい」と応援の声が寄せられている。

 

ロマン溢れる“解説本”にも注目!

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回のプロジェクトで製作されるのはプラキットだけではなく、背景となるストーリーや設定などをまとめた解説本も作られる。シナリオを担当するのは西沢氏の映画サークル時代の友人・星野智宏で、「冒険活劇+古典ハードSF+ロボットアクション」というストーリーに。コンセプトアートはイラストレーターの“からます”が担当した。

 

リターンはプラキットと解説本のほか、造形作家・chikaによる塗装済み完成品も。まさにプラキット好きによるプラキットファンのためのプロジェクトで、12月14日現在は194人のパトロンから179万4000円が集まっている。しかし目標金額が400万円なのでまだまだ道半ば。オリジナルの人型重機を世に送り出すことが出来るのか、今後の展開に注目していきたい。

「夢がある! 是非達成してほしい」 会社員がオリジナルロボットを製品化!? ロマン溢れるクラウドファンディングにプラキットファン大注目!

個人が完全オリジナルロボットのインジェクションプラキットを製品化するという夢のあるプロジェクトが、CAMPFIREでクラウドファンディングを開始。プラキットファンの注目を集めている。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

ドイツ製(設定)の無骨な人型重機をプラキット化!

同プロジェクトに挑戦するのは、広告代理店に勤めている西沢弘宜氏。“ガンダム直撃世代”でオリジナルロボットのプラキット化に憧れていた同氏が、ある日金型メーカー「株式会社エムアイモルデ」の社長と知り合うことで実現した。

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回開発されるのは、西沢氏が学生時代の頃から温めてきた人型ロボット「Reisen Panzer Ⅳ(リーゼンパンツァーフォー)-Ⅳ号人型重機」。“1940年代のドイツで開発された”という設定のため、どこかクラシカルで無骨なデザインになっている。製品のサイズは12.5cmで、設定上の全高の1/48スケール。詳細なディティールにもこだわりがあり、一部を除き全身の関節が可動する。

 

プラキットファンによるプラキットの製品化はかなり画期的だが、そこには様々な困難が。西沢氏曰く、現在日本で売られているキャラクターロボットのプラキットは、ほとんどがアニメやゲームに関連したものだという。アニメなどのコンテンツ自体がプラキットを売るための仕掛けになっており、ここには明確なビジネスモデルが。そのため今まではコンテンツごと世に送り出せるほどのお金を集めるか、スポンサーを探すのがプラキット開発の常識だったそうだ。

 

しかし西沢氏は金型メーカーの協力やクラウドファンディングの利用をもとに、個人でプラキットを製造することを決意。製造費の一部である400万円を、目標金額を達成した場合のみファンディングされる“All-or-Nothing方式”で支援を募った。

 

そんな同プロジェクトには、全国のプラキットファンから「組み立てられる日がくるのを楽しみにしています!」「デザインや世界観にすごい共感できる」「個人でプラキットを生産するなんて夢がある! 是非達成してほしい」と応援の声が寄せられている。

 

ロマン溢れる“解説本”にも注目!

出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより出典画像:「世界中でここにしかない完全オリジナルのロボットをインジェクションプラキットに!」CAMPFIREより

 

今回のプロジェクトで製作されるのはプラキットだけではなく、背景となるストーリーや設定などをまとめた解説本も作られる。シナリオを担当するのは西沢氏の映画サークル時代の友人・星野智宏で、「冒険活劇+古典ハードSF+ロボットアクション」というストーリーに。コンセプトアートはイラストレーターの“からます”が担当した。

 

リターンはプラキットと解説本のほか、造形作家・chikaによる塗装済み完成品も。まさにプラキット好きによるプラキットファンのためのプロジェクトで、12月14日現在は194人のパトロンから179万4000円が集まっている。しかし目標金額が400万円なのでまだまだ道半ば。オリジナルの人型重機を世に送り出すことが出来るのか、今後の展開に注目していきたい。

クリスマス・年越しは、ひらがな5文字の奇跡に大爆笑!! SNSで話題沸騰のカードゲーム「ひらがなポーカー」とは?

「ひらがなポーカー」とは、ひらがなが1文字ずつ書かれたカードで、5文字以内の言葉を作るゲーム。ひらがな5文字で偶然できる言葉がおもしろいと、TwitterなどのSNSで話題になっています。1分もあれば覚えられるシンプルなルールにも関わらず、できる作品は「まさに奇跡!」「シュールすぎる!」と、ついツイートしたくなるほど。誰でも簡単に楽しめるパーティーゲームです。

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ルールはカンタン!5枚のカードでおもしろい言葉を作った人が勝ち!

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ルールは非常に簡単。参加者にカードを5枚ずつ配り、カードを交換しながら最終的におもしろい言葉を作った人が勝ち。カードのセットさえ用意すれば、どこでもすぐに遊ぶことができます。具体的なゲームの進行は下記のとおり。

1、カードを5枚配る。
2、カードを交換してひらがな5文字以内の言葉を作る。
3、言葉ができたら見せ合う。おもしろい言葉を作った人が勝ち!
※勝ち負けは、できた言葉の長さに応じて点数制にしてもよい。

hirap-4↑予想のナナメ上を行く名作(迷作?)が次々に生まれます

 

全部で70枚のカードが付いていて、すぐに遊べるキットも発売中

12月には、このひらがなポーカーを手軽に遊べるキット「ひらがなポーカーBOOK」が発売されました。こちらに収録されるカードは以下の4種類。このバリエーションが、さらなる笑いの奇跡を呼び起こします。

●「ひらがなカード」・・・よく使われるひらがなとされる上位10文字「い、ん、か、し、う、た、と、つ、て、の」は2枚ずつ入っているので、言葉ができやすいのが特徴。
●「透明カード」・・・ひらがなカードに重ねて使う。濁音、半濁音を表現。
●「〇(まる)カード」・・・伏字を表すオールマイティカード。
●「w(わら)カード」・・・言葉の最後につけて、(笑)を意味します。

hirap-8↑ひらがなカード、〇カード、濁点・半濁点用の透明カード、wカードが用意されています

 

カードサイズは手の小さい女性や子どもでも扱いやすいブリッジサイズ(約57mm×約89mm)。カードケースに入り、レジャーでの持ち運びにも便利です。

hirap-6↑ブリッジサイズ、ケース入り

 

ゲーム開発のきっかけはTwitterの「やくみつる」!?

このゲームは、シエ(@s_sh)さんの次のようなTwitterのつぶやきをきっかけに作られました。

「たまに『ひらがなポーカー』というのをやるんですけど、これはひらがなを一文字ずつ書いた紙(カード)を用意して、ポーカーと同じように5枚ずつ配り、一番おもしろい言葉を作った人が勝ちというものなんですけど、カード交換なしの一発目で『やくみつる』が揃ったときは場が騒然としましたね。」

hirap-7↑「やくみつる」は、ひらがなポーカーの世界では、ロイヤルストレートフラッシュ!

 

2015年11月7日のこのツイートは、17年11月現在、2万7千人を超える人たちにリツイートされています。なかには「私も遊んでみたい」と手作りする人も現れました。さらに、シエさんのツイートでゲームのおもしろさにはまったという熊本市在住の吉本圭美さんは、「専用のカードがあれば、おもしろさをもっと広められるのでは」とクラウドファンディングで出資者を募り商品化。現在も購入者によってインスタグラムやTwitterなどのSNS上で拡散されたり、人気アイドルや声優がブログで紹介したりするなど、話題になっています。

 

ひらがな学習、日本語学習、脳トレなどにも使える!

単語をカードで揃える「ひらがなポーカー」は、初めてひらがなに触れる幼児や小学生、日本語学習者にとっても、楽しみながら学習できるゲーム。また、普段は使わない語彙が発掘されることから、脳トレーニングにもよいと年配の方からも好評です。

 

そのシンプルさゆえ、家族や若者どうしのコミュニケーションはもちろん、年齢、国籍を超えてさまざまな方に楽しんでもらえる本製品。クリスマス・年越しに、パーティや団らんの場での新定番ゲームとなること間違いなし!

hirap-12↑カード裏面は日の丸を彷彿とさせるカードデザイン、うつくしいひらがなを楽しめるので、訪日みやげにもぴったり

 

【商品概要】

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『ひらがなポーカーBOOK』
シエ、吉本圭美・案
価格:本体1143円+税

劇場版「マジンガーZ」から「Fate」のエクスカリバーまで! フィギュアの祭典「魂ネイション2017」要注目アイテム10選

バンダイの大人向け玩具ブランド「TAMASHII NATIONS」(タマシイネイションズ)が、アニメに登場するロボット・キャラクターや特撮ヒーローなどのフィギュアを中心に、未発表のものを多数含むハイクオリティなアイテム群・約700点を一挙展示。フィギュア界屈指となる大型イベント「TAMASHII NATION 2017」(魂ネイション2017)が、2017年12月1日(金)~3日(日)にかけ東京・秋葉原にて開催されました。

 

今年はブランド誕生から10周年ということもあり、例年以上の展示内容と盛り上がりを見せた「魂ネイション2017」。圧倒的物量となった展示品のうち、今回はおもちゃライターの筆者が特にプッシュしておきたい要注目の10点(ブランド誕生10周年だけに!)をご紹介します。

 

【その1】

S.H.MonsterArts ゴジラ(2017)

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ゴジラ初のアニメ映画として現在公開中の「GODZILLA 怪獣惑星」より、新たな姿のゴジラが全高170mmのアクションフィギュアに。映画で使用される3Dモデルから再現した“樹齢数千年の神木”を連想させる造形と体表、背びれの細かいディテールを手にとって確かめられます。こちらは現在発売中で、映画を観たあとすぐに楽しめるのがポイント高し。価格は税込9936円。

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【その2】

METAL BUILD マジンガーZ

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来年1月に公開される映画「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」に登場するマジンガーZが、「超合金」のリアルロボット系ブランドである「METAL BUILD」から登場。全高180mmのほどよいサイズ感にみっしりとメカが詰まっている感じ、メカニックデザイナー柳瀬敬之さんによる新解釈がほどよくきいたデザインがカッコいい! 価格は税込2万1600円、発売は2018年2月予定。

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20171208_y-koba3 (8)↑ロケットパンチやジェットスクランダーをはじめ、劇中の活躍を再現するオプションパーツもたっぷり付属します

 

【その3】

ROBOT魂 <SIDE MS> 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』シリーズ

20171208_y-koba3 (9)↑ROBOT魂 RX-78NT-1 ガンダムNT-1 ver. A.N.I.M.E.(2018年4月発売/税込5940円)

 

最新の技術で、アニメ放送当時のイメージを再検証した「機動戦士ガンダム」フィギュアシリーズ「ROBOT魂 <SIDE MS> ver. A.N.I.M.E」。ここに、ガンダムマニアにはかなりの人気を誇るOVA作品「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」のモビルスーツが新登場。地球連邦軍側の主役機・ガンダムNT-1と、ジオン公国軍側の主役機・ザクII改がお披露目されました。

20171208_y-koba3 (10)↑ROBOT魂〈SIDE MS〉 MS-06FZ ザクII改 ver. A.N.I.M.E.」(2018年5月発売予定/価格未定)

 

20171208_y-koba3 (11)↑2体に付属しているダメージ再現パーツを使うことで、劇中で死闘を演じたクライマックスシーンを楽しめるのが熱い!

 

【その4】

元祖SDガンダムワールド 影機甲神カオスガイヤー

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1990年代前半に「カードダス」や関連玩具で大ブームを巻き起こした「SDガンダム外伝」。その黄金期のシリーズ「機甲神伝説」より、主人公のライバル機的存在だった「影機甲神カオスガイヤー」が商品化決定。このシリーズは「機甲神」とよばれるガンダム顔の巨大メカたちが合体してさらに巨大な神になる……という驚愕の設定でしたが、本製品でもこの合体に対応。以前「プレミアムバンダイ」限定で販売された「機甲神5体セット」と合体させることで、「闇の超機甲神ガンジェノサイダー」が完成します(合体は男のロマンだ!)。こちらは組み立て式キットの「元祖SDガンダム」シリーズとなっており、価格は税込5400円、プレミアムバンダイ限定で販売予定。

20171208_y-koba3 (13)↑6体の機甲神が合体した、「闇の超機甲神ガンジェノサイダー」

 

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なお、「魂ネイション2017」の展示ブースでは「影機甲神カオスガイヤー」と対をなす、赤い主役機「機甲神エルガイヤー」も展示。この「エルガイヤー」は2体が展示されており、うち1つが未公開新バージョン(デザインが微妙に異なる)だったこともファンを喜ばせました。

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【その5】

アーマーガールズプロジェクト ヤマトアーマー×森雪

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リアルなメカ×美少女をミックスするノウハウで、「艦隊これくしょん -艦これ-」シリーズのフィギュア化も人気を集めた「アーマーガールズプロジェクト」。ここに、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」のヒロイン・森雪がまさかの参戦! 宇宙戦艦ヤマトそのものを装備してしまうという「艦これ」チックなアレンジに加え、波動砲発射モードをとらせたり、潜水艦モードに変形させたりといったオリジナルギミックが光ります。価格は税込1万3824円、発売は2018年2月予定。

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【その6】

S.I.C. 『仮面ライダー鎧武』シリーズ

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“フルーツ”ד鎧”という異色のモチーフが話題になった、「仮面ライダー鎧武(ガイム)」のフィギュアコーナー。こちらの展示は本来のキャラクターのフォルムを大胆にアレンジし、芸術作品に近い仕上がりに変えていく「S.I.C.」ブランドで統一されたもの。「鎧武」のなかでは敵サイドに位置するライダーたちを中心に集めていましたが、ダークヒーローとの相性が抜群の「S.I.C.」ならではのラインナップになっていました。大半は商品化未定の参考出品だったものの、ぜひとも揃えて並べたくなる仕上がり!

20171208_y-koba3 (22)↑S.I.C. 仮面ライダー鎧武 カチドキアームズ(プレミアムバンダイ限定で注文受付中/税込9500円)

 

20171208_y-koba3 (23)↑S.I.C. 仮面ライダーバロン レモンエナジーアームズ(参考出品)

 

20171208_y-koba3 (24)↑S.I.C. 仮面ライダーマリカ ピーチエナジーアームズ(参考出品)

 

20171208_y-koba3 (25)↑S.I.C. 仮面ライダー龍玄・黄泉 ヨモツヘグリアームズ(参考出品)

 

20171208_y-koba3 (26)↑S.I.C. ロード・バロン(参考出品)

 

【その7】

超合金魂 GX-77 ジプシー・デンジャー

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人気SF怪獣映画「パシフィック・リム」の主役機、アメリカ代表イェーガーこと「ジプシー・デンジャー」がいよいよ日本の超合金系ブランドから発売されます。こちらの展示では直立不動状態でしたが、実際の商品は全身が可動するほか、胸や眼など4か所が発光するギミックも搭載し、遊びまくれる超合金フィギュアに。価格は税込2万7000円で、続編映画「パシフィック・リム:アップライジング」公開間近となる2018年2月に発売予定です。

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【その8】

超合金魂 ドラゴンシーザー

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同じく「超合金魂」ブランドでもう1つ注目したいのが「ドラゴンシーザー」! こちらはスーパー戦隊シリーズで1992年放送の「恐竜戦隊ジュウレンジャー」より、6人目の戦士・ドラゴンレンジャーの“守護獣”。単体でもロボ感・恐竜感の混在が魅力的な一体ですが、それまで登場した5体の守護獣と合体することで巨大ロボ(守護神)になるのが最大の特徴。こちらは参考出品ながら商品化が決定しているもので、おそらく現在発売中の「超合金魂 GX-72 大獣神」と組み合わせて遊べるものになるとみられます。胸アツです!

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20171208_y-koba3 (32)↑超合金魂 GX-72 大獣神(発売中/税込3万2400円)

 

【その9】

PROPLICA 1/1 約束された勝利の剣(エクスカリバー)

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アニメ映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」』の公開を記念して製作が発表された、なんと全長115cmというリアルサイズの剣・エクスカリバー。アニメの劇中に登場する変身アイテムや武器を大人向けに商品化する「PROPLICA」ブランドから満を持しての登場です。1/1サイズで“セイバーの剣”を再現しただけではなく、刀身45か所のLED発光、セイバー役・川澄綾子さんによる録り下ろしボイスのサウンドギミックも内蔵した超本格なりきりアイテムに。コスプレイヤーはもちろんのこと、「Fate」ファンなら誰もが一度は手に取ってみたくなるはずの逸品です! こちらは「ANIPLEX+」限定販売で価格は税込2万3000円(通常版)、注文受付は2017年12月31日まで。

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【その10】

TAMASHII Lab アンク

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「魂ネイション2017」要注目アイテム10選のラストにご紹介するのが、参考出品として初お披露目になったこちら。アニメの劇中アイテム系ブランドが「PROPLICA」なら、特撮ヒーローの劇中アイテム系ブランドとなっているのが「TAMASHII Lab」(タマシイラボ)ですが、その新作はご覧のとおりの“腕”でした。こちらは“3枚のメダル”で変身する「仮面ライダーオーズ/OOO」に登場する相棒的キャラクターで、“意思を持った腕”である「アンク」。

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会場の展示には「TAMASHII Labならではの大人向けディスプレイモデル」「アンク役 三浦涼介氏の台詞を多数内蔵」といった説明があり、ただの1/1サイズの置き物ではなく、おもちゃとしてもかなり凝ったものが開発中のようです。楽しみすぎる……!

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■TAMASHII NATION 2017(魂ネイション2017)
http://tamashii.jp/special/tamashii_nation/

子どもを「英語嫌い」にしないための「聞く&話す」を自然に体得できるiOSアプリ「アルファベットストーンズ」

我が家には11歳になる娘がいますが、以前こんなことを言われました。

 

娘「NIKEって『ニケ』って読むんじゃないの?」

筆者「それはローマ字読み。NIKEはナイキといって、読み方のルールがあるんだよ」

娘「じゃあ、Nだけだと『エヌ』なのに、NIKEだと『N』が『ナ』になるのはなんで?」

筆者「……。うーん、それはそういう英語のルールなんだよ」

娘「英語って難しいんだねぇ」

 

先日、娘は英検5級に合格しましたが、このときの会話、一歩間違えると「英語嫌い」になっていたかもしれないと感じています。英語は同じ文字でも読み方が異なり、この「英語の文字と音の関係のルール」を学ばせる指導法のことをフォニックスと言うのですが、子どもに理解してもらうのはなかなか難しいこと。筆者も「漢字だって音読みと訓読みで読み方が違うでしょ」というのが精いっぱい。こういったものは構造を理解してもらうよりは、自然に体得できるのがベストだと感じています。

 

本日配信を開始した「アルファベットストーンズ(アルスト)」はまさにそんな悩みを解決してくれるiOSアプリ。本アプリは、“ツムツム”的なゲーム操作でパズルをクリアしていくことで英語に楽しく触れられます。

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アルファベットストーンズ(アルスト)の操作は簡単で、表示されるアルファベットを3つ以上つなげていくだけ。例えば、「APPLE」なら「A」「P」「P」「L」「E」の文字を画面上から探し、それぞれの文字をつなげられたらクリアとなります。このとき、「A」のアルファベットをつなげたときは「エイ」(※)、すべてつなげられると「アッポゥ」と音声が流れ(※)、アルファベットと英単語の音の違いをしっかり学べるのが特徴。クリア後は実際に自分で英単語を発話するコーナーもあるので、ネイティブの発声を「聞く」だけでなく「話す」も自然と反復練習できます。

※カタカナの読みは便宜上のもので実際の発音を正しくあらわしているものではありません。

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実際に娘にやってもらいましたが、親が説明せずともゲーム内容を理解しプレイ。このあたりの操作は「ツムツム」「妖怪ウォッチ ぷにぷに」のような定番パズルゲームのUIに近いので、多くの子どもたちが迷うことなく学べることができるでしょう。また、そうした内容を文字(アルファベット)とかけ合わせたものはほかにはないので、唯一無二の存在といえます。

 

ゲーム性を高めて飽きさせない工夫も満載

子どもを飽きさせない機能も充実。例えば、ステージクリアに応じてカードがゲットできる「ご褒美機能」や学習度に応じて付与される「トロフィー機能」、クリアした英単語を閲覧&再生可能な「単語帳コレクション機能」など、達成度を感じられる機能を搭載。さらに、一定の進捗ごとに「虫食いモード」が登場し、単語を隠して表示。聞く力の定着度を測ることもできます。

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このあたりは知育アプリで450万DLを誇るキッズスターとコラボしていることもあり、しっかり作りこまれている印象です。プロトタイプテストでは約9割の親が「子どもが英語に慣れ親しむことができる」と回答し、高い評価を得ているとのこと。現在のところ、100ステージ分(100単語分)は無料。随時、追加コンテンツ(有料)を充実させていくそうです。

 

2020年の英語必修化を前に、英語に慣れ親しむ環境を構築する家庭も増えてきています。部屋の壁に英語のポスターを貼ったり、トイレに英単語帳を作ってみたり、というのを実践しているのにイマイチ効果が出ていないかも、と感じている親御さんはぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

幼児から小学校低学年の「これから英語に出会う層」がいちばんのターゲットだそうですが、我が家は妻がやってみたいと息巻いていました。大人でもしっかり学べるし、気分転換にもオススメですよ。

 

 

名称 :アルファベットストーンズ
価格 :100ステージ(100語分)が無料(順次有料コンテンツ追加予定)
対応OS :[iOS 9以上]iPhone5以上/iPadAir以上/iPad miniシリーズ/iPad Proシリーズ
※Androidへの対応は未定

◆ストアページ
https://itunes.apple.com/jp/app/id1313632940

◆アプリ特設ページ
https://gk-zemi.jp/alphabet-stones/

“未来を切り拓く10大アイテム” は必見!! 魂を揺さぶる一大フィギュア祭り「TAMASHII NATION 2017」開幕

バンダイの大人向けコレクターズ商品の統一ブランド「TAMASHII NATIONS」(タマシイネイションズ)が、未発表のものを含む最新商品や歴代アイテムを一挙展示する大型イベント「TAMASHII NATION 2017」を東京・秋葉原(秋葉原UDX、ベルサール秋葉原の2会場)にて12月3日まで開催中。入場料は無料です。

 

アニメに登場するロボット、キャラクターや特撮ヒーローなどのフィギュアを中心に、約700点にもおよぶハイクオリティなアイテムが勢ぞろいする本イベント。会場限定の商品が販売されることもあり毎年かなりの盛り上がりをみせていますが、今年はさらに「TAMASHII NATIONS」誕生から10周年ということで展示内容もよりスペシャルな内容になっているのです! 本稿ではその見どころをご紹介します。

20171201_y-koba2 (2)↑「TAMASHII NATION 2017」オープニングセレモニーに登場した、スペシャルアンバサダーの内田理央さん、岩永徹也さん

 

会場に行かないと見られない! 今回最大の目玉となる10大アイテム

この「TAMASHII NATION 2017」の開催にあわせ、会場展示の目玉となる10大トピックも新たに発表されています。

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その正体は、

「S.H.MonsterArts 輝響曲 シン・ゴジラ」

「解体匠機」新ロボットコンセプトモデル「νガンダム」 「METAL BUILD ストライクガンダム」

「聖闘士聖衣神話 EX 火時計」

「METAL ROBOT 魂<SIDE KMF>ランスロット・アルビオン」

「超合金魂×魂MIX ゲッターエンペラー」

「TAMASHII Lab 仮面ライダーBLACK RX リボルケイン」

「新コンセプトモデル 仮面ライダー電王 ソードフォーム」

「新コンセプトモデル スーパーサイヤ人孫悟空」

「新コンセプトモデル キュアブラック&キュアホワイト」 

という10アイテム。

 

「TAMASHII NATIONS」Webサイトでは現在ティザー画像のみが掲載されていますが、これらは2018年以降に展開予定の新商品。いずれもイベント会場(秋葉原UDX)でコンセプト展示を見ることができます。

 

なかでも注目は、「S.H.MonsterArts 輝響曲 シン・ゴジラ」(ゴジラの鳴き声とともに、背びれと尻尾が赤色から紫色に変化しながら発光。さらに劇中BGMを流しながら楽しめるフィギュア)、「新コンセプトモデル スーパーサイヤ人孫悟空」(頭部内蔵のLED発光と効果音の組み合わせで、「スーパーサイヤ人」の金色から「スーパーサイヤ人ゴッド」の青色への変化を再現したフィギュア!)。いずれもかなりのビッグスケールとなっているので、会場に足を運べる人は、その迫力をぜひ体験してください。

 

スペシャルゲスト陣がプロデュースしたオリジナルフィギュアも!

イベントのオープニングセレモニーには、「TAMASHII NATIONS」には欠かせない仮面ライダーシリーズにまつわるスペシャルゲストとして、内田理央さん(「仮面ライダードライブ」に出演)、岩永徹也さん(「仮面ライダーエグゼイド」に出演)が登場。

20171201_y-koba2 (4)↑(写真左から)岩永徹也さん、内田理央さん、バンダイ 代表取締役社長・川口 勝さんの3名がテープカットセレモニーを行いました

 

「TAMASHII NATION 2017」会場(ベルサール秋葉原)では、このスペシャルゲスト2名のプロデュースによるスペシャルフィギュアも展示されています。

20171201_y-koba2 (5)↑「仮面ライダードライブ」より、詩島霧子役・内田理央さんプロデュースのオリジナルフィギュア「トライドロン 霧子パトロール中バージョン」

 

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20171201_y-koba2 (8)↑「仮面ライダーエグゼイド」より、檀黎斗役・岩永徹也さんプロデュースのオリジナルフィギュア「神話誕生」

 

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魅力的すぎて既に入手困難…!? なイベント開催記念商品

また、熱心なコレクターから熱い注目を集めているのがイベント開催記念商品。秋葉原UDXに展示されているラインナップをチェックしてきました。(なお今回、多くの商品は事前購入受付制となっており、会場で直接購入できるものは限られているのでご注意を!)

20171201_y-koba2 (11)↑イベント開催記念商品「S.H.Figuarts (真骨彫製法)仮面ライダージョーカー」

 

20171201_y-koba2 (12)↑イベント開催記念商品「METAL BUILD ガンダムF91 (ハリソン・マディン機)」

 

20171201_y-koba2 (13)↑イベント開催記念商品「S.H.Figuarts 仮面ライダーゲンム アクションゲーマー レベル2」

 

20171201_y-koba2 (14)↑イベント開催記念商品「聖闘士聖衣神話EX 十三番目の黄金聖闘士 ~ORIGINAL COLOR EDITION~」

 

20171201_y-koba2 (15)↑イベント開催記念商品「DX超合金 VF-31J改 ジークフリード(ハヤテ・インメルマン機)」

 

20171201_y-koba2 (16)↑イベント開催記念商品「超合金魂 GX-70CN マジンガーZ D.C. CHROME NOIR」

 

20171201_y-koba2 (17)↑イベント開催記念商品「S.I.C. 仮面ライダー鎧武 カチドキアームズ」

 

20171201_y-koba2 (18)↑イベント開催記念商品「ROBOT魂 <SIDE MS> RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ~ファーストタッチ2500~」(こちらはイベント会場での当日販売も実施!)

 

「TAMASHII NATION 2017」は12 月 1 日(金)から3 日(日)の3日間にわたって開催。入場料無料ということもあり混雑が予想されますが、今週末は最注目のイベントとなりそうです。多数展示されたフィギュアの内容については、さらに後日レポート予定ですので、お楽しみに!

 

■「TAMASHII NATION 2017」開催概要
日時: 2017 年 12 月 1 日(金)~3 日(日)
※1 日(金)、2 日(土) 10:00~20:00(最終入場 19:30)、3 日(日) 10:00~18:00(最終入場 17:30)
入場料: 無料(秋葉原UDX会場入場には入場申込(無料)が必要です。詳細はhttp://p-bandai.jp/tamashiiwebshouten/tn2017-entry/)
会場: 秋葉原 UDX 2F AKIBA_SQUARE:(東京都千代田区外神田 4-14-1)、ベルサール秋葉原 1F EVENT SPACE:(東京都千代田区外神田 3-12-8 住友不動産秋葉原ビル)

【秋葉原 UDX 会場<FUTURE ZONE>来場者特典】
秋葉原 UDX 会場の来場者特典として「豪華クリエイター描き下ろし mini 色紙」(全 7 種)を配布!
※開催日ごとに色紙の種類が異なります。 ※色紙の種類は選べません。 ※無くなり次第終了。

 

TAMASHII NATION 2017(魂ネイション2017)
http://tamashii.jp/special/tamashii_nation/

ゲーム芸人が「グラディウスⅡ」のノーミスクリアに挑戦【ゲーム芸人フジタの挑戦】

ゲーム芸人フジタがアラフォーに向けてオススメタイトルを紹介する本連載。今月は、シューティングの金字塔「グラディウスⅡ」のノーミスクリアに挑戦。

 

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KONAMI グラディウスⅡ 514円
アーケード発の名作シューティング。正体不明の敵「ゴーファー」に立ち向かう。ゲーム冒頭でパワーアップのパターンを4種類から選べた。

 

 

成功報酬は宇宙食!罰ゲームは巨大風船ガム!?

編集部(以下編) 今回の成功報酬は、第5回の「グラディウス」に続いて、JAXA認証の宇宙食「鮭おにぎり」と「プリ
ン」を用意しました。

フジタ(以下フ) 宇宙でおにぎりってできるんですか!?

編 それはクリアしてのお楽しみで。……そして罰ゲームは、リングを口から吐く敵のモアイにちなんで、巨大風船ガムを膨らませていただきます!

フ 僕、ガム好きなんで挑戦したい気もしますね(笑)。まあ、クリア失敗はないですけど。

 

 

ノーミスクリアで全7面を制覇せよ!

どうも~、フジタです! 「グラディウスⅡ」は当たり判定が微妙なところがあって、結構大きめに避けなくちゃいけないん
ですよ。ギリでかわしたつもりが当たったりして……。ファミコンとしてはクオリティがものすごいんですけど、こうした挑戦でプレイするのは厳しいタイトルですね。鬼門はやっぱり5面のボスラッシュ。オプション4個でもやられることもあります。見どころですね。

 

20171124_ashida_K↑「Ⅱ」では自機の分身「オプション」が4つまで付けられる。上限でさらにオプションを取ると自機の周りを回る「ローリングオプション」が発動

 

 

はい、それでは始めます。今回はノーミスクリアということで、パワーアップはしていきたいと思います。ファミコンで4個のオプションがつけられるのは奇跡的ですよね! このオプションは、めり込ませるとすごく役に立ちます。うわー、危ない危ない。はい、オプション3個目。それでこの火の輪なんですけど、すごく大きいのでアドリブでいくと、うぉー危ない、危ないんです、結構(笑)。しどろもどろになっておりますけど。

 

20171124_ashida_L↑1面のボスは「フェニックス」。美しいグラフィックはファミコンのMAXレベル。太陽から噴き出すフレアも8ビット機とは思えないほど華麗

 

さらに小さい火の鳥も攻撃してきます。これは無理に倒さず、太陽と太陽の切れ目を目指して進んでいくのが安全だと思います。はい、これでほぼほぼパワーアップは全開ですね。で、この鳥のボスが上から来ます。これはまあ、位置取りが大事です。わかります? 今の。くちばしの前のいい位置にいると、そのまま敵のビームを避けることができます。今のビームはアーケードよりも狭い範囲で避けなければいけないんですよ。

 

−−難なく1面をクリアし、触手がうごめく2面に進むフジタ。得意のシューティングでミスは許されない! 続きは動画で!!

 

●撮影:高原マサキ(TK.c) ©Konami Digital Entertainment

【超展開】波動拳を撃つコンボイ…だと!? 「ストII」コラボのトランスフォーマー、4体同時発売へ

タカラトミーの変形ロボット「トランスフォーマー」が、なんと「ストII」とコラボレーション。カプコンの人気格闘アクションゲーム「ストリートファイター」シリーズ30周年を記念し、「コンボイ」をはじめとするトランスフォーマー4体が「ストII」キャラの設定・カラーリングを反映したコラボ・フィギュアとなって登場します。

20171123_y-koba2 (2)20171123_y-koba2 (3)

今回発売される商品は「ストリートファイターII×トランスフォーマー リュウ vs ベガ」(税抜1万2000円)、「ストリートファイターII×トランスフォーマー ケン vs 春麗」(税抜8000円)の2種で、それぞれ可動・変形するフィギュアを2体ずつセットにしたもの。2017年11月22日より、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で予約受付中です。

 

今回はこの注目コラボをいち早く取材。デコマス(彩色見本用のサンプル)の数々を撮影させてもらうことができたので、商品のオフィシャルフォトとともにご紹介します。

 

リュウ&ベガに擬態した「コンボイ」&「メガトロン」

「ストリートファイターII×トランスフォーマー リュウ vs ベガ」は正義のトランスフォーマー軍団・サイバトロンのリーダー「コンボイ」が「リュウ」を、悪のトランスフォーマー軍団・デストロンのリーダー「メガトロン」が「ベガ」を、それぞれ擬態(スキャン)したという設定のフィギュア。

20171123_y-koba2 (4)↑“元ネタ”の「コンボイ」と「メガトロン」

 

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20171123_y-koba2 (6)↑コンボイ(リュウ)。白い胴着と黒い帯、赤いハチマキ、そして筋肉の肌の色が再現されています

 

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20171123_y-koba2 (8)↑メガトロン(ベガ)。赤い服と帽子、銀色のプロテクターといったカラーリングを再現

 

ケン&春麗に擬態した「ホットロディマス」&「アーシー」

「ストリートファイターII×トランスフォーマー ケン vs 春麗」は1986年放送のアニメ「超ロボット生命体トランスフォーマー2010」に登場する「ホットロディマス」が「ケン」に、女性戦士「アーシー」が「春麗(チュンリー)」にそれぞれ扮した変形フィギュアのセット。

20171123_y-koba2 (9)↑“元ネタ”の「ホットロディマス」と「アーシー」

 

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20171123_y-koba2 (11)↑ホットロディマス(ケン)。赤い胴着と黒い帯、筋肉の肌の色などを色分けで表現

 

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20171123_y-koba2 (13)↑アーシー(春麗)。青いコスチュームや特徴的な脚のタイツ・ブーツにより、ひと目で春麗だとわかるカラーリングに

 

コンボイ&メガトロンは3段変形! さらに“ヘッドマスター”のギミックも

今回発売される4体のフィギュアは、タカラトミーの「トランスフォーマーレジェンズシリーズ」をベースとしたリカラー(カラー変更)商品という位置づけとなるため、トランスフォーマー本来の特徴である変形ギミックもバッチリ搭載されています。「コンボイがリュウの姿形に無理やり変形する」のではなく、「コンボイがちゃんとカッコいいビークルに変形する」ところが今回のコラボの大きなポイントといえるでしょう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑トランスフォーマー4体をビークルモードに変形させたところ

 

もともとのトランスフォーマーの変形を踏襲しているだけあってギミックは多彩。コンボイ(リュウ)、ベガ(メガトロン)はいずれも「ロボット1形態・ビークル2形態」の3段変形が行えるほか、コンボイ(リュウ)、ベガ(メガトロン)、ホットロディマス(ケン)の3体はロボット頭部がミニロボットに変形する“ヘッドマスター”仕様に。このミニロボット自体も「ストII」各キャラを模したデザインになっており、さらにビークル状態の各機に乗せて遊ぶこともできます。

20171123_y-koba2 (15)↑コンボイ(リュウ)頭部に変形するミニロボット(=ヘッドマスター)

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑コンボイ(リュウ)のビークルモード(タンクローリー)をさらに変形させてジェット機形態に

 

20171123_y-koba2 (17)↑メガトロン(ベガ)頭部に変形するミニロボット(=ヘッドマスター)

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑メガトロン(ベガ)のビークルモード(戦車)をさらに変形させてジェット機形態に

 

20171123_y-koba2 (19)↑ホットロディマス(ケン)頭部に変形するミニロボット(=ヘッドマスター)

 

20171123_y-koba2 (20)↑ミニロボットはそれぞれビークルモードの本体に搭乗させることができます

 

 

ガシガシ動く!必殺技のポージングで飾れる!

タカラトミー内のストIIファン、カプコン内のトランスフォーマーファンがお互いにアイデアを出し合って生み出されたという今回の新商品。フィギュアの広い可動域を生かして、さらに“遊べる”工夫も加えられています。例えばリュウなら波動拳、ケンなら昇龍拳といった技が有名ですが、各商品パッケージにはこれらの「技のポーズを構えた状態」でフィギュアが収納される仕様になるとのこと。斬新!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑リュウの波動拳 VS ベガのサイコクラッシャーアタックを再現!

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑ケンの昇龍拳 VS 春麗のスピニングバードキックもこの通り!

 

この商品パッケージの台紙にはゲーム中のステージ背景が描かれており、対戦シーンを再現しながら飾ることもできるようになっています。

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なお、上の写真では宙に浮いた状態を再現するためにスタンドを使用していますが、このスタンドは別売りのもの。しかしポージングをつけて飾るには必須ですよね……ということで、本商品の早期予約者にこのディスプレイスタンドを特典としてプレゼントするキャンペーンも実施決定。

20171123_y-koba2 (25)↑早期(ターボ)予約キャンペーンでもらえる「TF専用ディスプレイスタンド」

 

こちらの特典は2017年11月27日(月)12:59まで、先着3000個限定となっているので、「すでに購入確定!」という人は早期(ターボ)の予約をおすすめします。

 

また、今回のコラボフィギュアは12月1日(金)~3日(日)に幕張メッセで開催の「東京コミコン2017」タカラトミーブースでも実物を展示予定。「じっくり検討」派はこちらでぜひチェックを!

 

■タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」
http://takaratomymall.jp

 

※商品の写真は開発中のものです

 

© TOMY ©CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED.

あのハル研究所がスマホアプリをリリース! かわいいUFOがせっせと働く「はたらくUFO」

ハル研究所は、スマホ向けブランド「HAL Egg」の第1弾アクションゲーム「はたらく UFO」の配信を開始しました。

 

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「はたらく UFO」は、ふわふわと宙に浮かんだUFOが自慢のクレーンで地球の仕事を手伝うクレーンアクションゲームです。農場での荷物運びやチアガールのサポート、レスランでのスイーツ作りや城の建築など、UFOが向かう先では、いろいろな仕事が待ち受けています。

 

↑オレンジの積荷作業するUFOがただただカワイイ。チアリーダーはシュールそのもの…!↑オレンジの積荷作業するUFOがただただカワイイ。チアリーダーはシュールそのもの…!

 

UFOを動かして自慢の装備「クレーン」でつかんだり、運んだり、積み上げたりして、仕事をやりとげましょう。仕事が終了するとバイト代がもらえ、「おきがえ」を買うことができます。虎柄の「タイガースーツ」や忍者の「シノビしょうぞく」など、UFOの見た目や性能が変わる様々な着替えを買うことができ、自分好みのUFOにカスタマイズできます。

 

↑左はお仕事ときがえを選ぶメニュー。右画像のチャプターでUFOをカスタムしていこう↑左はお仕事ときがえを選ぶメニュー。右画像のチャプターでUFOをカスタムしていこう

 

また、時には仕事を忘れて荷物を自由に積んでみるのも「はたらく UFO」の楽しさのひとつです。面白いカタチ、芸術的なカタチに積み上がったら、すかさず写真撮影をしてSNSなどで友だちに楽しさをシェアしてみてもいいですね。ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

【ゲーム詳細】

ジャンル:アクション

配信プラットフォーム:App Store、Google Play

対応端末:iOS 9.0 以降 Android 4.4 以降

プレイ人数:1 人

価格:480 円 (課金要素はありません)

 

©2017 HAL Laboratory, Inc.

渋谷がeスポーツの中心地に!? ロンブー田村 淳がスマホゲーム「ハチャメチャスタージャム」をアピール

海外では盛り上がりを見せているものの、日本ではいまいち浸透していない“eスポーツ”という言葉。eスポーツとは、スポーツ競技のようにゲームを個人/団体でプレイして競うもので、将来的にはオリンピック競技になる可能性もあると言われています。そのeスポーツを盛り上げるべく、東京・渋谷区が開催する「Dive Diversity Summit Shibuya(DDSS)」サテライトプログラムの一環として、日本eスポーツ協会主催のイベントが実施されました。

 

イベント前には、スマホゲームアプリ「ハチャメチャスタージャム」のリリース発表が行われ、芸人のX-GUN 西尾季隆さんや、同アプリのスペシャルサポーターを務めるロンドンブーツ1号2号の田村 淳さん、渋谷区観光協会の金山淳吾理事長、日本eスポーツ協会の筧誠一郎事務局長、アプリを開発したTeam STARJAMの枝廣 憲エグゼクティブプロデューサーが登壇しました。

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「ハチャメチャスタージャム」は、1対1で戦う3Dアクションゲーム。12人の個別の能力を持ったキャラクターをひとり選んでバトルします。1試合99秒のあいだに、相手の体力をゼロにするか、より減らした方の勝利。すでにauゲームにてリリースされており、日本eスポーツ協会公式イベントで採用されている初のモバイルゲームです。

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操作は、画面をタップしたりフリックしたりと簡単で、誰でもすぐに遊べるわかりやすさが特徴。現在はauのAndroidユーザー限定でしか遊べないのが残念なところですが、事前登録のウェブサイトがオープンしているので、近日中にはほかのキャリアやiOSデバイスでも遊べるようになるでしょう。

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今回、渋谷区がeスポーツのイベントを開催したのは、同区の国際都市化実現や新たな観光事業としてeスポーツを活用することが目的にあります。渋谷区観光協会は、国内外の観光客が渋谷を訪れハチ公像とスクランブル交差点を見たあとにどこに行けばいいかわからないという状況を脱却し、渋谷を様々なエンターテイメント体験ができる場所にしたいと考えているとのこと。

↑渋谷区観光協会理事長や日本eスポーツ協会事務局長、Team STARJAMの枝廣憲エグゼクティブプロデューサーによるトークセッションが行われました↑渋谷区観光協会理事長や日本eスポーツ協会事務局長、Team STARJAMの枝廣憲エグゼクティブプロデューサーによるトークセッションが行われました

 

スペシャルサポーターの田村 淳さんは、「eスポーツの選手には1億円稼ぐプレイヤーもいます。世界では子どもの憧れの職業のひとつにもなっています。このゲームがきっかけでeスポーツを認知してもらいたい」と語っていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↑スペシャルサポーターの田村 淳さん

 

トークセッションのあとには、西尾さんと田村さんのエキジビジョンマッチも行われました。大学受験のためゲームをあまりやっていなかったという田村さんに対して、ゲームをやりこんできた西尾さんが圧勝。対戦の楽しさだけでなく、人前でプレイする楽しさもアピールしていました。

↑西尾さんと淳さんによるエキジビジョンマッチ。近距離戦を得意とする田村さんのキャラクターがなかなか近づけず、西尾さんの圧勝↑西尾さんと淳さんによるエキジビジョンマッチ。近距離戦を得意とする田村さんのキャラクターがなかなか近づけず、西尾さんの圧勝に

 

発表会のあとには、一般から抽選で選ばれた約100名が参加するゲーム大会も開催。発表会のイベントでありながら、優勝賞金は100万円と、本格的なeスポーツ大会並の賞金が用意されていました。高額賞金は単純にモチベーションが上がるうえ、プロスポーツとして選手を生業にできるようになるので、今後も続けて欲しいところです。

↑約100人が参加。はじめてプレイする人も多く居て、誰もが100万円を獲得できるチャンス↑約100人が参加。はじめてプレイする人も多く居て、誰もが100万円を獲得できるチャンス

 

↑画面をタップするだけの簡単操作で、すぐに楽しめていました↑画面をタップするだけの簡単操作で、すぐに楽しめていました

 

eスポーツは、2022年のアジア大会でメダル種目になることが決まっており、オリンピックでも採用が検討されています。若者文化の発信地である渋谷区もeスポーツに力を入れており、日本においてもeスポーツが浸透する日はそう遠くないかもしれません。

イエス・ノー枕のように使えるガンプラって!? ガンプラ愛好家・片桐 仁が驚きの活用法を新提案!

20170726_y-koba1_01題字/片桐 仁

 

本連載は、ガンプラを愛してやまない片桐 仁さんがその魅力をお伝えします。今回のテーマは、イエス・ノー枕のように使えるガンプラです!

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今回紹介するのはRG 1/144 ユニコーンガンダム。最近、東京・お台場に実物大の立像が完成した、あのガンダムのガンプラです。

 

RGは「リアルグレード」の略なんですけど、細かいディテールや質感表現を1/144のサイズに凝縮するっていう、進化し続けるバンダイの技術力の、その時点での集大成を見せつけるようなブランドなんです。

 

で、このRGのユニコーンガンダムは今年の夏に発売されたんですけど、何がすごいって、MGのものとほぼ同じ行程で変形できるんです。

 

最初のMG、ユニコーンガンダム Ver.Kaが発売されたのが2007年。ユニコーンモードからデストロイモードに完全変形するってことに大騒ぎしていたあの頃の自分に、9年後、1/144サイズで変形が実現するってことを教えてあげたい! 写真だとわかりにくいけど、これ、全長15㎝くらいですからね。こんなに小さいのにいろんな技術が詰まっていて、膝とふくらはぎが連動してスライドする変形ギミックなんかは、ほぼMGそのまま! しかも変形中にパーツがポロポロ落ちないように設計されている! ストレスなく変形が楽しめます。

20171107_y-koba1 (2)↑ふくらはぎ部分を変形させると、連動してひざにピンクのパーツが出現

 

あと、驚いたのが組み立て説明図。もともとRGって小さいパーツが多いから、フルカラーになっていてアイコンでいろんな注意書きが描かれているんですね。

 

今回のユニコーンガンダムの説明書には、ニッパーのイラストに斜線が入った、見慣れないマークが至る所に描かれてる。これ、「絶対切り取っちゃダメ!」っていうマークなんです。

20171107_y-koba1 (3)↑説明書の至る所に、切っちゃダメマークが!

 

変形するから、パーツに可動用の小さな突起があるんですけど、この突起が小さすぎて、ランナー(枠)の切り残しと見間違えてしまう可能性があるんです!

 

このマークが描いてなかったら、数か所は間違って切り取って、変形できなくなってるところでしたよ! ほんと親切! できれば今後はMGの説明書もすべてフルカラーにしてほしい!

 

そして、内部フレームのジョイントが、すでに組み立て済みの状態でランナーに付いているのもポイント。作るのもずいぶん楽になっています。

 

あとは顔の変形ね。MGやPGでは、アニメと同様、デストロイモードの顔が頭の部分に入っていて、変形の際にはそれを引き出して、ユニコーンモードの顔にパカッと仮面のようにかぶせるんですけど、さすがにRGでは、小さすぎるので、頭のパーツをクルッと回すことで顔が変わる仕様に変更になってるんです。で、顔の部分を頭から抜いて回してはめると説明書に書いてあるんですけど、ヘルメットのような部分の左右のパーツが可動して、パカッと開く。これがあることで、顔をつまみやすくなっている。いっちゃえば、ほんと少しだけ変形がラクになるんですね。

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20171107_y-koba1 (6)↑こんな感じで開く! で、頭を回転して変形!

 

変形のためだけに、その部分が開くようになっている。もう、この過剰なサービス精神、完全にどうかしています!

 

で、今回のお題。変形するユニコーンガンダムは、夜の夫婦の営みの意思を伝える、イエス・ノーまくらとして使うのにピッタリ! 寝室に置かれているのが、変形前のユニコーンモードだったらノー。変形後のデストロイモードなら、イエスってことね!

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20171107_y-koba1 (8)↑夜の営みがノーならユニコーンモード(上)、イエスならデストロイモード(下)に。ビーム・サーベルでやる気をアピール!?

 

変形に慣れてきたら、今日は半分だけデストロイモードって感じで、気分を伝えることができるはず。寝室に置いていても嫌がられないし、夫婦仲もよくなるし、もう最高です!

 

【今月の一体】

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バンダイ
RG 1/144 ユニコーンガンダム
4104円

1/144では初となるユニコーンモード←→デストロイモードの変身を実現。最小限の部品で最大限の可動を実現している。

 

©創通・サンライズ

 

コミュニケーションロボとしては破格! 愛くるしすぎるAIロボット「COZMO(コズモ)」が家にやってきた

タカラトミーが9月に発売したAI搭載ロボット「COZMO(コズモ)」。とにかく愛くるしいと評判で前々から気になっていたのですが、今回ついに我が家にやってきました! ここでは実際に遊んでわかった魅力をご紹介します。

20171024_y-koba5 (1)↑COZMOはキャタピラーで自走し、フォークリフトのようなアームで物を持ち上げたりすることが可能。さらに顔に当たる部分にディスプレイが搭載されており、表情を変えるのでCOZMOの感情が推し量れるようになっています。COZMO本体と充電ドック、3つのパワーキューブがセットになっています

 

表情や動き、音で喜怒哀楽を絶妙に表現

一見するとスマホで操作するラジコン的なイメージですが、直接コントロールするのではなく、ある程度の指示を出してあげれば自分で判断して動きます。AIを搭載しているロボットなので、ユーザーとコミュニケーションを取ることも可能。例えば、自分の名前を登録しておくと、顔を認識して名前を呼んでくれたりもします。実際に「おかやす」と登録してみると、「おかーやすー」と独特のイントネーションで呼んでくれました。この独特のイントネーションが妙にかわいく、愛着がわいてきます。

20171024_y-koba5 (7)↑COZMOに顔と名前を覚えてもらいます。一度覚えると、顔部分に搭載したカメラで覚えた顔を認識して呼びかけてくれます

 

いわゆるコミュニケーションロボットのように、流暢な言葉で会話ができるわけではありませんが、顔の表情や動き、電子音でしっかりコミュニケーションを取ります。ある意味、言葉の壁を突き破っているとも言えるので、コミュニケーションの手段としてはかなり高度な感じすらします。

20171024_y-koba5 (2)↑顔のディスプレイには目が表示されており、この目を細めたり、弧を描いたりして、喜怒哀楽をきちんと表現しています

 

勝手に遊んでいる様子を眺めるだけでも癒される

専用アプリにはゲームがいくつか入っており、一緒に楽しむことができます。基本はテーブルの上で遊ぶのですが、ロボット掃除機のように段差を判断し、落ちないように行動してくれます。なので、テーブル上で勝手に遊ばせることができるわけです。

20171024_y-koba5 (3)↑パワーキューブと遊んでいる姿をみるだけで、なんとなく癒やされます

 

20171024_y-koba5 (4)↑パワーキューブを見つけて、ほかのパワーキューブの上に乗せようとします

 

20171024_y-koba5 (5)↑パワーキューブを運んでいます。パワーキューブは一度に2つまで持ち上げることができます

 

20171024_y-koba5 (6)↑パワーキューブをうまく乗せられました

 

ほかにも、付属のパワーキューブを使うことで、記憶力を競うゲームなどを遊ぶことができます。

 

COZMOは基本的には自分で動くのですが、スマートフォン、タブレット用アプリを使うとCOZMOを直接操作することも可能。その場合はCOZMOの顔の部分に搭載されているカメラの映像をスマホやタブレットで確認することができるので、COZMO目線で部屋の様子を見ることができます。

 

“世話をやく”感覚も楽しい

COZMOには、多彩な表情や動きのほかにも、愛着がわくような工夫が用意されています。「手がかかる子ほどカワイイ」とはよくいったもので、手間をかけることで、本当に世話をしている感覚になってきます。

20171024_y-koba5 (9)↑専用アプリの画面。青いバーは充電の状態、赤いバーは現状のコンディション、真ん中の黄色はCOZMOの満足度です

 

20171024_y-koba5 (10)↑青いバーが少なくなったら、「チャージ」をタップ。実際のペットでいうところの、「お腹を空かしているのでエサを与える」といった感覚です

 

20171024_y-koba5 (11)↑赤いバー少なくなってきたら、「チューンナップ」をして、最適な状態に戻します。最初は面倒に感じるかもしれませんが、だんだんと世話をやいている気分になってきます

 

20171024_y-koba5 (12)↑COZMOと遊んだり、世話をしたりすると、真ん中の黄色のメーターが溜まっていきます。全部溜まるとCOZMOが満足してくれます

 

専用アプリには「コードラボ」という機能があり、簡易プログラムの作成もできます。いわゆるキッズ用のプログラムアプリなので、COZMOにさせたい動きのブロックを組み合わせるだけで、簡単にプログラムを組むことができます。作ったプログラムは実際のCOZMOの動きに反映されるので、プログラム教育の一環としてもわかりやすく有用な感じです。

20171024_y-koba5 (13)↑自動モードやアプリからの直接操作に加え、「コードラボ」では簡単なプログラムでCOZMOを動かせます

 

ちょっとしたおもちゃとして見てしまうと、メーカー希望小売価格の2万6980円(税別)はやや高めに感じてしまうかもしれませんが、コミュニケーションロボットとして考えると、破格。しかもプログラム教育の一端も担えるとなればなおさらです。はじめてのロボットとしてはかなりオススメなので、クリスマスプレゼントとしてもアリですよ。この愛らしい仕草や表示に癒されること間違いありません!