ポテチのコイケヤから「困惑の届け物」再び! 今度は「お茶づけ界の巨人」とコラボした禁断のセットが届く

総合スナックメーカーの湖池屋(コイケヤ)さんから、また何かが送られてきました。そういえば、先日は生卵とともにすき焼き味のスナックをお送り頂きましたが、今度は何……? ダンボールの中身を見ると、以下のような内容でした。

これは…ポテトチップスとお茶漬けセット…? 今度は「お茶漬けにポテチを乗せて」というご提案でしょうか。ご丁寧にもお箸とお皿までつけて、相変わらず失礼なのか親切なのか、よくわかりません。同梱のリリースによると、「和の伝統と革新が生んだ“禁断のグルメ” 『湖池屋×永谷園』公認 『KOIKEYA PRIDE POTATO天ぷら茶塩』は二度おいしい! ポテチ®茶づけキャンペーン実施(※)とのことです。

※「ポテチ」は湖池屋の登録商標です

 

キャンペーンでお茶漬けにポテチを乗せる食べ方を提案

要するに、湖池屋さんが、一部ユーザーで親しまれている禁断のグルメ「ポテチ茶づけ」で新発売するポテトチップスを試してもらおうと考えた

そのキャンペーンのパートナーとして、インスタントお茶漬け界の巨人、「永谷園」に協力を要請

応募フォームに記入すると、抽選のうえ100名に「ポテチ茶づけ」のセットが当たるキャンペーンが実現

そのキャンペーンをPRするため、そのセットを編集部にお送り頂いた、というわけです。

↑同梱されていたポテチ茶づけの作り方。単にお茶漬けにポテチを乗せるだけ

 

なお、本キャンペーンは一見、ウケ狙いにも見えますが、個人的には一理あると感じました。さっぱりしたものに油分を足してコクを出す手法は、料理の方程式のひとつ。類似のものとして、お茶漬けに天ぷらをのせた「天茶(てんちゃ)」が挙げられますが、こちらは美食家として著名な芸術家、北大路魯山人(きたおおじ・ろさんじん)が好んだことで知られる黄金の組み合わせ。そして、今回送られてきた「KOIKEYA PRIDE POTATO天ぷら茶塩」は、天ぷらのようなサクサクとした食感が特徴とのことで、天茶の天ぷらと同様の役割を果たす可能性が高いわけです。

↑袋のウラには、お茶の産地と和食料理人のイメージ画像が

 

永谷園のお茶づけは全てを受け止める巨大な存在

↑ベースとなる永谷園「お茶づけ海苔」

 

さっそく同梱の 永谷園「お茶づけ海苔」を作ってポテチを乗せ、GetNavi編集部のご意見番、M副編集長に試食してもらいました。するとM氏は開口一番、「思い上がるな!」と一喝。「お茶づけのおかきが増えたようなものですよ。ええ、おかきが増えたようなものです。一時、永谷園を主食としていた私だからよくわかる。これはポテチの力じゃない、永谷園のお茶づけが偉いんだ! いわば、永谷園は世界を支える亀みたいなもの。イカの塩辛でも何でも合うし、何でも受け止める…そんなデケェ存在なんだよ!!」。何だこのアツさ。永谷園への愛、永谷愛があふれて、変なスイッチが入ってしまった模様です。

↑お茶漬けにポテチをオン

 

お茶漬けにポテチを乗せると、いもの美味しさがよくわかる

冷静な意見も欲しいので、編集部の20代女子、H氏に試食をお願いしました。「ポテチが温められて、ほくほくのじゃがいも感が出たというか。素材のおいもが良いからでしょうか、じゃがいもの美味しさがよくわかります。厚みがあるから、お茶漬けにしても歯ざわりがいいですね。お茶漬けだけじゃなくて、ポタージュとか、別のスープに入れても合いそうです」。なるほど、わかりやすいコメント。私も試食しましたが、まったく同じ意見です。ただし、そのジャンクな見た目から、人前で食べるのははばかられる印象。憧れの人にはもちろん、親や上司にも、決して食べる姿を見せられない…そんな「禁断性」も、本品の大きな魅力です。

↑完成した「ポテチ茶づけ」

 

ポテチ単体では自分へのごほうびとして楽しみたい上質な味

では、ポテチ単体の完成度はいかがでしょうか? リリースによると、「KOIKEYA PRIDE POTATO 天ぷら茶塩」は、「日本の誇り」を込めて、日本ならでは風土・文化・素材を発信するプロジェクトの第1弾だそう。そんな力の入った製品を、スナック好き30代男性編集のT氏に食べてもらい、感想を聞いてみました。

「厚みがあるんだよなー。しつこくないから、油が上質な感じがしますね。安いポテチだと、すぐ口の中で溶けちゃう感じだけど、これはしっかり噛んで食べてる感覚がある。あと、後味にすっごい深い『茶』っぽい味が……。いい感じ。何かいいですね! 複数でシェアするというよりは、一人の夜、自分へのごほうびとして、映画なんかを見ながら楽しみたい。そんな大人っぽい味がします」

 

さすがは湖池屋がプライドをかけて作った製品。何だかいい感じであることは伝わりました。食感が軽いので、手軽につまめるオトナのおつまみとしても良さそうです。永谷園ファンのみなさんも合わせて、ぜひ注目してみてください。

撮影/我妻慶一

 

キャンペーン内容

湖池屋×永谷園
KOIKEYA PRIDE POTATO 天ぷら茶塩は二度おいしい!
ポテチ®茶づけキャンペーン

◆当選人数 :100名
◆応募方法 :専用応募フォームに必要事項を入力して応募。
◆応募期間 :2018年5月14日(月)~5月28日(月)
◆プレゼント賞品:
湖池屋「KOIKEYA PRIDE POTATO 天ぷら茶塩」(6袋)
永谷園「お茶づけ海苔 4袋入」(1袋)
上記をセットにしてお届け。

■ 湖池屋「KOIKEYA PRIDE POTATO 天ぷら茶塩」製品情報

全国生産量の約20%を占め、日本一の抹茶の生産地として知られる愛知県西尾地域にて栽培される一番つみ茶葉より作られる抹茶と筑後川と矢部川の清流にはさまれた肥沃な土壌と豊富な伏流水に恵まれた福岡県八女にて育まれたてん茶をブレンドした「日本の誇り」を「KOIKEYA PRIDE POTATO」に込めた商品です。
商品名・内容量:「KOIKEYA PRIDE POTATO 天ぷら茶塩」・60g
価 格:オープン価格(実売価格150円前後)

■ 永谷園「お茶づけ海苔 4袋入」製品情報

永谷園の創業の商品「お茶づけ海苔」は、あられと海苔の香ばしさと、お湯をかけるだけの手軽さで、 誰からも愛される定番中の定番です。ちょっと小腹がすいたときやお酒を飲んだ後の締め、受験勉強の夜食にもぴったり。お好みの具を乗せてよし、夏は冷水をかけて冷やし茶づけにしてもよし、お好きな場面でお好きな食べ方でどうぞ。
商品名・内容量:「お茶づけ海苔 4袋入」・24g(6g×4袋入)
価 格:希望小売価格120円(税抜)

「卵が割れたらすみません」と送ってきたスナックがコレ! スコーンの上位版「スゴーン 和牛すき焼き」発売前レビュー

この「スゴーン 和牛すき焼き」は、「卵が割れてたらすみません」というナゾの連絡のあと、パック入りの卵と紙製の器とセットで編集部に送られてきたといいます。発売元の湖池屋(コイケヤ)によると、「すき焼きを食べるように、たまごをつけてお召し上がりいただくと、より一層深い味わいをお楽しみいただけます」とのこと。なるほど、どうしても卵と一緒に食べてほしいわけですね。でもこれ、「生鮮食品を送ってくるな!」と怒る人もいるだろうな……。そう思ったのですが、リスクを厭わない行為に意気を感じ、食べてみることにしました。

20171222-s3 (1)↑送られてきたセット

 

スコーンのスゴイ版の第3弾が「スゴーン 和牛すき焼き」

なんでも、この「スゴーン」とは、コイケヤのロングセラースナック菓子「スコーン」のスゴイ版らしいです。素材にこだわったものらしく、すでに先行して「スゴーン 海老まるごと」「スゴーン鶏炭火焼」が発売されています。発売は12月25日ということですので、つまりこれがコイケヤからのクリスマスプレゼント、クリプレなわけです。これは期待が高まりますね。

↑パーティ開けをした状態↑俗にいう「パーティ開け」をした状態

 

↑大きさの比較↑発売されたばかりのGetNavi本誌2月号との大きさ比較。70gと普通のスコーンに比べて少なめの容量です。あ、GetNaviの2月号にはナノ・ユニバースのLEDライト&トーチが付いてくるのですね…

 

まずはなにも付けずに食べてみましょう。おお、スコーンのわかりやすい味に対して、こちらは複雑な印象ですね。ちょっと焦げたような、香ばしい風味が……。何の先入観もなく試食したカメラマンの第一声は、「ねぎと割り下の風味がスゴイ」とのこと。解説を見てみると、たしかにすき焼きの砂糖としょうゆの味付けを再現し、京都産九条ねぎをきかせたと書いてあります。続いて、ほかの編集部員にも、卵を付ける前、付けたあとの食べた感想を聞いてみました。

 

編集部員が食べた感想は……?

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野球好き30代編集部員(男)によると、「香ばしい、ビーフっぽい風味のスナック菓子ですね。卵を付けることによって、よりビーフの味が感じられます」と、カメラマン以下の普通のコメント。

 

次は編集部に新しく来た30代丸メガネ編集部員(男)。まずは何も付けずにひとくち。「ウッマッ! ナニコレ! これ自体に卵の味が付いてる? あっ、お箸に卵がついてたのか! イヤ、卵とメチャメチャ合いますね! コレで150円? 安いと思う。200円くらいはするかと思った」と、メーカーとの癒着が疑われる最高のリアクション。

↑製品に同梱されていたニュースリリースには、ごはんに乗せる食べ方も紹介。↑製品に同梱されていたニュースリリースには、ごはんに乗せる食べ方も紹介されていました。さしもの丸メガネ氏も「さすがにこれは…大丈夫(食べる意思はない)です」とのこと

 

最後はお酒に詳しい編集部員(女)。「牛らしい味がちゃんと表現されています。溶き卵の冷やっとした食感がすき焼きっぽい。コレ(溶き卵)があって初めて完成する味ですね」と、大ざっぱな性格のわりに、卵の食感にフィーチャーしたなかなかのコメント。

↑イメージ…でしょうね↑袋裏の解説。牛本来の美味しさが際立つ味付けにしたとのこと。写真はさすがにイメージ…ですよね

 

ひとつ付け加えると、ちょっと味が濃いので、のどが渇く点に要注意。お酒のおつまみにはドンピシャですね。みなさんもぜひ、卵を用意したうえで、コイケヤからのクリプレを楽しんでみてください。

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湖池屋

スゴーン 和牛すき焼き

●実売予想価格:150円●内容量:70g●発売日/販売先:2017年12月25日/全国コンビニエンスストア、2018年 1月 8日/全国スーパーマーケット等、一般チャネル