プロがヒットを大断言する時短家電!メンテが面倒な人にぴったりの「ドック付きコードレスクリーナー」

2025年に流行するモノは何か、専門家が大断言する「GetNavi NEXTトレンド」。

 

今回は、掃除は好きなときに自分の手でしたい、でもメンテは面倒という人に大好評の「ドック付きコードレスクリーナー」と、ドラム式は大きくて置けないという悩みを見事に解消した「小型ドラム式洗濯乾燥機」のトレンドを追う!

 

自動でゴミ収集&充電!【ドック付きコードレスクリーナー】

ロボット掃除機でおなじみの「自動ゴミ収集ドック」を備えたコードレスクリーナー。本体をドックに戻せば、自動でゴミを収集し、充電も行う便利さで人気に。ドックに紙パックをセットして、パックごと捨てられるタイプに注目。

 

「マイクロミスト」機能初搭載のセパレート型スティックモデル

パナソニック
セパレート型コードレス
スティック掃除機 MC-NX810KM
実売価格8万9100円

 

クリーンドック(自動ゴミ収集機能)搭載のセパレート型スティック掃除機。ダストボックスを本体から廃し、充電スタンドと一体化させてゴミ捨ての手間を省き、メンテナンスを容易にした。本機は「マイクロミスト」機能を搭載。

 

SPEC ●集じん方式:フィルターレスサイクロン式(本体)、紙パック式(ドック) ●集じん容積:本体0.15L/ドック 0.9L ●サイズ/質量(本体):W220×H1127×D202mm/1.9kg

 

↑マイクロミストをノズル前面から噴霧して、粒子が目に見えないゴミに付着。これまで取り切れなかった細かいゴミもしっかり吸引する。

 

↑スティックで吸引したゴミは、毎回自動で収集され、クリーンドック内の紙パックに蓄積。スティック本体も常に清潔に保てる。

 

↑紙パック式なのでゴミが舞い上がらず、片手で取り出して手を汚さずにゴミ捨てが可能。ゴミ捨ては約3.5か月に1回でOKだ。

 

【ヒット確定の根拠】ドック付きの利便性に加え、ミストの可能性に注目

「自動ゴミ収集ドック付属モデルは、利便性の高さからますます増加傾向。さらに、微細なゴミをマイクロミストで浮き上がらせて吸引するという新機構を投入してきた本機のようなモデルに、新たな可能性を感じます」(家電ライター・近藤克己さん)

 

メンテは70日に1度だけ!こまめに掃除したくなる

東芝
トルネオコードレス VC-SL130DS
実売価格4万9490円

 

紙パック式ダストステーションと「オートエア洗浄」により、ゴミ捨てやお手入れの頻度を約70日に1回に軽減。強力パワーに加え、軽快に走行するヘッドや操作がしやすいグリップなどを採用し、時短かつ効果的な掃除が可能だ。

 

SPEC ●集じん方式:サイクロン式(本体)、紙パック式(ドック) ●集じん容積:本体0.03L/ドック0.8L ●充電時間:約3時間 ●サイズ/質量(本体使用時):W258×H1092×D118mm/1.4kg

 

↑吸引掃除と拭き掃除を同時に実現する、新開発の「吸い拭き2WAYワイパー」を採用。シートの上にワイパーを重ねるだけで簡単に装着できる。

 

【ヒット確定の根拠】掃除前後の手間が少ないほど使用頻度はアップ

「掃除機は使用前後の手間が少なければ、使用頻度が格段に上がります。そういう意味で、コードレスやドック付きは大前提。さらに床拭きまでできれば、ほかの掃除道具を引っ張り出す手間もなく、家中を常にキレイに保てます」(家電ライター・田中真紀子さん)

 

<コレも注目!>シンプルな紙パック式だから思い立ったときに掃除開始!

パナソニック
紙パック式コードレススティック掃除機 MC-PB61J
実売価格4万9500円

 

軽くて使いやすい紙パック式コードレススティックモデル。ダストボックスやフィルターなどの定期的なお手入れも不要で、ゴミ捨ては3か月に1回でOKだ。ゴミが溜まった紙パックに触れて手を汚す心配もない。

↑大容量紙パックなので、ゴミ捨ては約3か月に1回でOK。ゴミが溜まっても吸引力が持続するよう、モーター位置を工夫した。

 

マンションサイズながら上位機並みの機能!【小型ドラム式洗濯乾燥機】

ドラム式洗濯乾燥機は、家事の手間の軽減や節水効果が高いなどメリットの反面、サイズや価格で諦めていた人が多い。昨今、幅60cm程度のマンションサイズながら、上位機並みの機能を備え価格も抑えられたモデルが増え好評だ。

 

タテ型洗濯機のスペースに置けるコンパクト&薄型設計!

アクア
ドラム式洗濯乾燥機「まっ直ぐドラム2.0」 AQW-D8R
実売価格19万8000円

 

ドラムを水平に配置することで、容量はそのままに小型化と省スペース設置を実現した「まっ直ぐドラム2.0」シリーズの8kgモデル。洗濯〜乾燥は標準コースで約132分、消費電力量は1480Whと、家事の時短と省エネにも貢献する。

 

SPEC ●洗濯・脱水容量/乾燥容量:8kg/4kg ●標準使用水量(定格):洗濯時約69L ●標準コース運転目安時間(洗濯時/洗濯乾燥時):約29分/約132分 ●サイズ/質量:W595×H943×D616mm/約81kg

 

↑普段のメンテは「排水フィルター」だけ。自動清掃した糸くずやホコリは「乾燥フィルター」がしっかりキャッチ。

 

↑ドラムの回転で衣類を持ち上げ、高い位置からたたき洗い。洗いムラ・乾燥ムラを抑え、シワの少ない仕上がりに。

 

【ヒット確定の根拠】サイズがコンパクトになり、手頃な価格でぐっと身近に

「ドラム式は大型サイズのため、設置スペースが取れず諦めていた人も多かったでしょう。幅60cmを切る本モデルなら、マンションの防水パンにも設置可能。価格的にも手が届きやすくなり、多くの人を取り込みそうです」(家電ライター・小口 覺さん)

 

洗浄力や使い勝手をそのままコンパクトボディに詰め込んだ

パナソニック
ななめドラム洗濯乾燥機 NA-SD10UAL
実売予想価格19万7010円

 

コンパクトサイズながら、内部構造を見直すことで、まとめ洗い・乾燥が可能な容量と使い勝手を両立。「液体洗剤・柔軟剤自動投入」と「スマホで洗濯」を搭載し、外出先からスマホで洗濯を開始したり、洗濯状況を確認したりできる。

 

SPEC ●洗濯・脱水容量/乾燥容量:10kg/5kg ●標準使用水量(定格):洗濯時約78L ●標準コース運転目安時間(洗濯時/洗濯乾燥時):33分/195分 ●サイズ/質量:W639×H1010×D650mm/約65kg

 

↑「液体洗剤・柔軟剤自動投入(2タンク)」に対応。液体洗剤・柔軟剤は適量を自動で投入するので、面倒な計量・投入の手間を省ける。

 

【ヒット確定の根拠】単身者や2人暮らしにちょうどいいサイズがウケる

「これまでドラム式洗濯乾燥機は、ファミリー向けがメインでしたが、家事をする時間がないのは仕事をしている単身者や2人世帯も同じ。価格も抑えられているので、やっと置ける! やっと買える! と待ち望んでいた人も多いはず」(家電ライター・田中真紀子さん)

 

<コレも注目!>ドラム式の“いいとこ取り”を実現したコンパクトな衣類乾燥機

ニトリ
3kg衣類乾燥機 (NH30DE1)
実売価格2万9990円

 

設置工事が不要な床置き型のコンパクトな回転ドラム式衣類乾燥機。最大約3㎏の衣類を約150〜210分で乾燥可能で、Tシャツ2枚、Yシャツ1枚であれば約60分で乾燥できる。

↑W480×H560×D400mm/約15kgと小型なので、設置場所に困らない。20/30/40分の速乾モードを搭載し、乾燥時間を選べる。

 

家電ライター:近藤克己さん
家電をはじめ、デジタル、防災、アウトドアまで幅広いジャンルを編集・執筆。特に家電は流通分野に詳しい。

家電ライター:田中真紀子さん
家電のトレンドや活用法を研究し、年間300以上の執筆監修に携わる。生活総合情報サイト「All About」白物家電ガイド。

家電ライター:小口 覺さん
ITから家電まで、業界のトレンドに幅広く精通。自慢したくなる家電を指す「ドヤ家電」の命名者としても知られる。

 

※「GetNavi」2025月2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。

1.1kgの軽さで吸引力もアリ!日立のコードレススティッククリーナー「ラクかるスティック」

日立グローバルライフソリューションズは、軽さと強い吸引力を両立したサイクロン集じん方式のコードレススティッククリーナー「ラクかるスティック」PV-BL3Mを、3月上旬に発売。

記事のポイント
頻度の高い家事こそ、少しでもラクにやりたいですよね。掃除機でいえば、「軽さ」を重視して選んでいる人は少なくないのでは。本製品はとにかく使い勝手に配慮し、床面はもちろん、高いところや階段などでも掃除がすんなりできるよう、工夫が凝らされています。

 
「ラクかるスティック」PV-BL3Mは、使い勝手に配慮して本体のデザインを一新。電池を交換して便利に使えるカセット式リチウムイオン電池を採用したほか、本体や延⾧パイプ、ヘッドそれぞれの構造や組み合わせなどを工夫したといいます。

 

さらに、新開発の小型・軽量のファンモーターも採用し、従来機種より空気を吸い込む力を約20%アップさせているとのこと。

 

ヘッドには、従来機種と同様に「パワフル スマートヘッド light」を採用。同ヘッドに搭載している「ごみくっきりライト」は、暗いところはもちろん、明るいところでも見えにくかったごみを浮かび上がらせます(*1)。

(*1) 日立グローバルライフソリューションズ調べ。ごみの種類や量、床、周囲環境などの条件によって効果は異なります。

ダストケース内筒に髪の毛などがからまりにくく、お手入れがラクな「からまんプレス構造」や、ダストケースを外さずにボタンを押して簡単にごみ捨てできる「ごみダッシュ」などは、従来機種から継続で採用しています。

 

日立グローバルライフソリューションズ
「ラクかるスティック」PV-BL3M
参考小売価格:7万6780(税込)

パワフルで軽く、しかもお手頃! ニトリ×エディオンの「コードレススティッククリーナー」

ニトリは、エディオンとの共同開発商品「コードレススティッククリーナー(MA201SC)」を、エディオンネットショップおよび店頭で11月15日から取り扱いを開始します。価格は1万9990円(税込)です。

 

記事のポイント

様々な場所に対応できる、2Wayノズル付きのコードレススティッククリーナー。パイプやノズルを外せばハンディクリーナーとしても使えて、机やベッドの下、壁際なども掃除しやすいです。丈夫ながら軽いので、段差や高い位置の掃除もラクにできますよ。

 

同製品は、本体に最大毎分約13万回転の高速吸引モーターを搭載し、パワフルな吸引力で効率よくゴミを吸い取ることができます。

 

モーター駆動の回転ブラシで、ゴミをかきだしながら吸引。フローリングや畳、カーペットも簡単にキレイにしてくれます。

 

質量は、スティッククリーナー時で約1.1kg(本体、パイプ、ノズルを含む)。アルミパイプの採用により、強度を損なうことなく、軽量化を実現しています。さらに、握りやすいハンドル形状にすることで手元にかかる負担も抑えています。

 

集じん方式はサイクロン式。溜まったゴミは、本体からダストケースを外さずにワンタッチで捨てられます。ゴミに直接触れずに捨てられるので衛生的です。

↑集じん容量は約0.25L

 

ニトリ×エディオン
コードレススティッククリーナー (MA201SC)
外形寸法:スティッククリーナー/(約)幅209mm×奥行195mm×高さ970mm
本体のみ/(約)幅79mm×奥行148mm×高さ344mm
価格  :1万9990円(税込)
カラー :ホワイト、ブラック

「エッジセンサー」搭載で壁際の吸引力が2.5倍に!クリーナーの新モデル「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ/NEO Ⅱ+」新登場

シャークニンジャは、コードレススティッククリーナーの新モデルとして、「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ(シャーク エヴォパワーシステム ネオ ツー)」「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ+(シャーク エヴォパワーシステム ネオ ツー プラス)」(自動ゴミ収集ドック搭載モデル) を2024年9月2日(月)から発売します。

 

「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ/NEO Ⅱ+」は、2023年に発売した「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+」シリーズを進化させた新モデル。“1.5kg以下のコードレス掃除機の中で最も優れた掃除性能”(※1)という特長はそのままに、壁際や部屋の角を検知して吸引力を最大で2.5倍(※2)アップする「エッジセンサー」を新たに搭載し、さらに効率的に、快適なお掃除が可能になりました。

※1 LC400Jシリーズ。IEC 62885-4に則り、自社専門施設によるカーペットでの測定結果に基づく。全国有力家電量販店の販売台数実績(2023年7月から2024年6月まで)の上位85%の本体重量1.5kg以下の製品と比較。第三者機関調べ
※2 シャークニンジャのテストによる。エコモード時の吸引力との比較。

 

また、Shark独自の「自動ゴミ収集ドック」モデルと通常の充電ドックモデル、かがまなくても家具下の掃除ができるShark独自の「FLEX(フレックス)」パイプとストレートパイプのバリエーションも用意されています。

 

■「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ/NEO Ⅱ+」ラインナップ

【Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ】左:LC400JOR ライトテラコッタ/右:LC400JWH ブリリアントホワイト

 

【Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ+】(自動ゴミ収集ドック搭載モデル) 左:LC551JBK グレープブラック (FLEX機能付き)/右:LC501JGY アルミニウムグレー

 

日本の住環境に合わせて開発した上質なオリジナルカラー

「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ/NEOⅡ+」もこれまでのシリーズ同様に日本のデザイン事務所と連携し、日本の住環境に合わせた上質なオリジナルカラーを開発しました。

↑LC551JBK グレープブラック

 

↑LC501JGY アルミニウムグレー

 

↑LC400JOR ライトテラコッタ

 

↑LC400JWH ブリリアントホワイト

 

1.軽量なのに驚きの掃除性能

「エッジセンサー」「iQセンサー」「フロアセンサー」というShark独自の3つのセンサーが掃除モードを自動調整して、より効率的にゴミを残さずお掃除することができるとのこと。

 

エッジセンサー

「エッジセンサー」が壁際や部屋の角を検知して吸引力を自動で最大2.5倍アップ(※3)させる ことで、徹底的に取り残しを防ぎます。エッジセンサー発動時は、反応している側のライトが明るく調整される仕様になっています。

※3シャークニンジャのテストによる。エコモード時の吸引力との比較。

 

iQセンサー

ゴミの量に合わせて吸引力を自動調整することで、効率的にゴミを吸い取ります。吸引するゴミの量に応じて、ハンディ上部の「iQリング」の色が緑色、黄色、赤色の3色に変化するので、見えないゴミも見逃さず、キレイになったことをひと目で確認できます。

 

フロアセンサー

フローリングやカーペットなど床材に合わせてブラシの回転速度を自動調整します。カーペットではブラシの回転スピードを高めることでゴミをかき出しながら取り除きます。

本製品は独自のヘッドと独自のセンシング技術を組み合わせ、1.5kg以下のコードレス掃除機の中で最も優れた掃除性能(※4)を実現しました。

※4 LC400Jシリーズ。IEC 62885-4に則り、自社専門施設によるカーペットでの測定結果に基づく。全国有力家電量販店の販売台数実績(2023年7月から2024年6月まで)の上位85%の本体重量1.5kg以下の製品と比較。第三者機関調べ。

 

パワーフィンとソフトローラーを組み合わせたSharkの独自ヘッド「ハイブリッドパワー クリーン」があらゆる床に常に密着し、大きなゴミから細かいほこりまで、あらゆるゴミをしっかり取り除くとのこと。コンパクトなヘッドで、狭い場所も簡単にお掃除でき、長い髪の毛もペットの毛もブラシロールに絡まないといいます(※5)。

※5シャークニンジャのテストによる。長さ45cmの毛0.25グラムを0.6m2のフローリングで10サイクルテストした結果。

2.好みに応じて選べる自動ゴミ収集ドックとFLEX機能

今回は、Shark独自の「自動ゴミ収集ドック」搭載モデルと通常の充電ドックモデルを用意。そして、かがまなくても家具下の掃除ができるSharkのシグニチャー「FLEX」パイプとストレートパイプのバリエーションを用意し、より幅広いニーズに対応しています。

 

自動ゴミ収集ドック の特徴 (LC551JBK/LC501JGYに搭載)

■掃除機本体をドックに戻すだけで、充電しながら本体からゴミが自動的に収集。約30日分のゴミをドックに溜めておけるため、面倒なゴミ捨てが月1回(※6)に。

※6 30日分に相当する容量は部屋の状況、掃除頻度および広さによって異なります。

■ほこりが飛び散り、手が汚れてしまう掃除機本体からのゴミ捨てが不要に。

■HEPAフィルターが細かいほこりやアレルゲンを99.99%ドックに閉じ込めるため、排気もクリーンで衛生的。

■ゴミが溜まったダストボックスは、ワンタッチで簡単ゴミ捨てが可能。

■紙パックが必要ないため、ランニングコストがかかりません。また、ダストボックスは 水洗いが可能。

■「自動ゴミ収集停止ボタン」(月のマーク)を押すことで、自動収集は行われず、充電のみが行われるので、作動音が気になる深夜などのお掃除にも活用できる。

 

Shark独自の「FLEX」機能(LC551JBKに搭載)

ボタンひとつでパイプが曲がるFLEX(フレックス)機能により、かがまず立ったままの姿勢で家具の下をスムーズに掃除できるとのこと。家具前に十分なスペースがなくても、パイプが曲がるためしっかり奥まで入り込みます。ソファやベッド、テーブルや椅子といった脚付き家具の下のお掃除が一段とラクになるといいます。

 

3. Sharkならではの優れた使い勝手

片手でリリースボタンをつまむだけで強力なハンディクリーナーに変身し、家具上や狭い場所のお掃除も、気づいた時にサッと取ってサッと使えます。また、ボタンを押すだけでワンタッチで簡単にゴミ捨ても行えて、ゴミに触らなくていいので衛生的。

 

また、付属の豊富なアクセサリーで、床や家具の上だけでなく、布団やマットレス、狭い場所やすき間、ソファなど、家じゅうのさまざまな場所を掃除できます。

 

Shark EVOPOWER SYSTEM NEOⅡ+
(LC551JBK/LC501JGY:自動ゴミ収集ドック搭載モデル)

市場想定価格 :8万8000円(税込)

カラー :グレープブラック(LC551JBK) / アルミニウムグレー(LC501JGY)
本体サイズ
・スティック時:高さ1040 x 幅228 × 奥行160 mm
・ハンディ時:高さ510 x 幅91 × 奥行71 mm
・収納時:高さ1060 x 幅280 × 奥行262 mm

 

Shark EVOPOWER SYSTEM NEO Ⅱ
(LC400JOR / LC400JWH)

市場想定価格 :7万1500円(税込)
カラー :ライトテラコッタ(LC400JOR) /ブリリアントホワイト(LC400JWH)
本体サイズ
・スティック時:高さ1040 x 幅228 x 奥行160 mm
・ハンディ時:高さ510 x 幅91 x 奥行71 mm
・収納時:高さ1069 x 幅258 x 奥行206 mm

 

シャープ、最新サイクロン式掃除機3種が登場。「RACTIVE Air」史上最強パワーと、最小クラスの運転音を両立

シャープは、サイクロン式のコードレススティック掃除機「RACTIVE Air POWER(ラクティブ エア パワー)」2機種と、「RACTIVE Air(ラクティブ エア)」1機種の、計3機種を8月に発売します。独自の低騒音化技術により、やさしい運転音を実現しているそう。

↑左から <EC-SR10-W(ホワイト系)/-B(ブラック系)>、<EC-PR10-B(ブラック系)>、<EC-AR10-W(ホワイト系)/-B(ブラック系)>

 

製品スペックや発売日情報は、以下のとおりです。

 

品  名

愛  称

形 名

標準
質量

運転音

希望
小売価格

発売日

 

 

 

コードレス
スティック
掃除機

 

 

RACTIVE Air POWER

EC-SR10

1.7kg

60~約52dB

 

 

 

オープン

8月29日

EC-PR10

1.6kg

64~約57dB

8月22日

RACTIVE Air

EC-AR10

1.2kg

64~約57dB

8月8日

 

最上位モデルの<EC-SR10>は、「RACTIVE Air」史上最強のパワーはそのままに、本体のモーター音や排気音、駆動音を抑える「ノイズリダクション設計」により、「RACTIVE Air」史上最小クラス60dBの運転音になっているとのこと。さらに、運転音に含まれる不快に感じる耳障りな音も抑制しているそうです。

 

<EC-PR10/AR10>も同様に低騒音化を図り、人だけでなく音に敏感な犬や猫などのペットにも配慮していると説明しています。

 

また、暗い場所の掃除に便利な「どこでもライト」を、新製品全機種の手元スイッチ上部に新搭載。床だけでなく、すき間の掃除やハンディ掃除に切り替えたときも、ライトで照らせば、見落としがちなごみまできれいにできますね。

 

ほかにも、壁際などのほこりを回転ブラシでかき取る「端までブラシ」や、すき間掃除やハンディ掃除への切り替えを屈まずにできる「新スグトル構造」といった独自機能も、引き続き搭載していると言います。

 

■紙パック式のコードレススティック掃除機<EC-KR2>も発売

↑<EC-KR2-B(ブラック系)>、右はごみ捨てのイメージ

 

9月5日発売の「RACTIVE Air」<EC-KR2>は、着脱式のダストカップの中に紙パックをセットする「パックinカップ」構造が特徴です。ごみを捨てる際は、ダストカップを取り外し、ボタンを押せばOK。紙パックに触ることなく、簡単にごみを捨てられるようになっています。ダストカップは丸ごと水洗いできるうえ、新たに抗菌加工も施したことで、より清潔に使えるようになったそう。

 

前述の<EC-SR10>などと同様に、新しく「どこでもライト」を、既存機能の「端までブラシ」や「新スグトル構造」を搭載しているとのこと。低騒音化技術により、運転時に不快に感じる耳障りな音を抑制していると言います。

 

標準質量は1.3kg、運転音は64~約57db、メーカー希望小売価格はオープンです。

時短掃除を徹底追求!東芝の自動ゴミ収集機能付きコードレススティック掃除機がしかもカッコイイぞ

東芝ライフスタイルから、自動ゴミ収集機能(ダストステーション:以下DS)付きのコードレススティック掃除機「VC-SL130DS」が2024年8月下旬より発売予定。カラーはシフォンベージュとアッシュブラックの2色展開。

 

面倒なゴミ捨てやお手入れの負担を軽減し、時短で効率的な掃除が可能

コードレススティック掃除機VC-SL130DS、最大の特徴は以下の4つです。

 

【その1】ゴミ捨てもお手入れも約70日に1回

DS内の紙パックの取り付け向きやモーター位置の最適化によって、紙パック内でゴミをしっかり圧縮するため、ゴミ捨て頻度は約70日(※1)に1回。直接触れずにゴミを捨てられ、ホコリの飛散も少ないため清潔、快適に使うことができます。

※1:東芝ライフスタイル試験ゴミを1g/日で本体に吸引。1gごとにダストステーションに吸引させ、DSお知らせランプが点滅するまで繰り返す。掃除する場所のゴミの状態・使用環境により異なります。

 

また、本体フィルターに付着した細かいホコリを、空気の流れで剥がしてDS内に吸引する「オートエアー洗浄」も搭載。DSに戻すたびに洗浄するため、本体フィルターのお手入れ頻度も約70日に1回となっています。お手入れが必要な部品も少なく、お手入れ自体も簡単です。

 

【その2】とにかく操作がしやすい!

左右・斜めも軽快に走行する「なめらか自走ヘッド」を新開発。旋回輪を採用したことで壁際や家具の脚回りもらくらく軽快に走行できます。

 

また、どこを握っても滑りにくく安定した操作が可能な「フィットグリップ」も新開発。スティック状の持ち手に小さな突起をつけることで、掃除中の前後の走行や、ひねり操作、スイッチ操作をサポートします。

 

【その3】強力パワーでゴミをしっかり吸引

軽量化しながらパワーを約18%向上(※2)させた、新開発の「ハイパワーコンパクトモーター」を採用。標準質量1.4kgと、軽量・コンパクトでありながら、強力パワーでゴミをしっかりと吸引します。

※2:VC-CLX52モーターとの比較。

 

【その4】吸引掃除と拭き掃除を同時に実現

時短かつ効率的な掃除を実現する「吸い拭き2WAYワイパー」を新開発。ワイパーに市販のフローリングシートを装着することで、掃除機で固形のゴミを吸い取り、同時にべたつき汚れはシートでふき取ることが可能です。また、シートの上にワイパーを重ねるだけで簡単に装着できるため(※3)、フローリングの汚れが気になるときにサッと掃除することができます。

※3:シートの種類によっては重ねるだけの簡単装着ができない場合あり。

東芝ライフスタイル
コードレススティック掃除機「VC-SL130DS」
店頭予想価格:7万円前後

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

パナソニックからクリーンドック搭載スティック掃除機の新モデル登場! 用途に合わせた3製品がそろう

パナソニックは10月24日、クリーンドックを搭載したセパレート型コードレススティック掃除機「MC-NX700K」「MC-NS100K」「MC-NS70F」を発表しました。発売はMC-NX700Kが2024年3月下旬で、ほかの2機種は2023年11月下旬を予定しています。

 

パナソニックは2021年に業界で初めてとする、クリーンドック搭載セパレート型コードレススティック掃除機を発売。ダストボックスを本体から充電スタンドに移し、ゴミ捨ての手間が省けたことが好評を受け、累計販売台数が13万台を突破したといいます。

 

今回登場した製品も全機種にクリーンドックを搭載しています。本体をドックに戻すだけで、ゴミを紙パックに自動で収集。ゴミ捨ては最大約2か月に1回で済むそうです(MC-NX700Kの場合。ほかの2機種は約50日に1回)。また、紙パック式のため、ゴミが舞うこともなく清潔性も保たれています。

↑MC-NS100Kの紙パック

 

MC-NX700Kは、広い住居の使用を考慮した、大容量のバッテリーを搭載したモデル。1回のフル充電で強モードだと約10分、ロングモードだと約35分使用できます。

↑MC-NX700K

 

掃除性能においては、高い回転数のモーターに加え、じゅうたんの奥のゴミまでしっかりかき出すパワーノズルを搭載しています。また、プラスに帯電したハウスダスト・菌をマイナスイオンで床面から引きはがす「フローリングの菌までふき掃除」も搭載。

↑MC-NX700Kに搭載されたモーターのイメージ

 

このほか、じゅうたん・フローリング・畳をきれいにできる2種類のブラシや、ごみを見逃さない「クリーンセンサー」、髪の毛やペットの毛を自然に除去する「からまないブラシ」などを採用しています。

↑円すい形のダブルブラシが、からんだ髪の毛やペットの毛を自然に除去してくれる、からまないブラシ

 

集じん容積はスティック本体が約0.15L、クリーンドックが約0.9L。充電時間は約3時間です。スティック本体のサイズは幅253×奥行き193×高さ1130mm、重さは約2.0kgとなっています。

 

MC-NS100Kは、MC-NX700Kにも搭載されたフローリングの菌までふき掃除やパワーノズルを搭載するなど、優れた掃除性能を実現したモデルです。集じん容積はスティック本体が約0.05L、クリーンドックが約0.8L。使用時間は強モードで約6分、オートモードで約10~15分となっており、充電時間は約3時間です。

↑MC-NS100K

 

またスティック本体のサイズは幅213×奥行き130×高さ1045mm、重さは約1.5kgとなっています。

 

MC-NS70Fは、障害物に合わせて変形する、新開発の「動くノズル」を搭載したモデルです。ノズルの羽が動いて変形するため、すき間掃除のほか、机や椅子の脚まわり、壁際の掃除も手軽にできるといいます。最近のマンション、アパートなどに多い、フローリング面積が多い住宅に向いた仕様とのこと。

↑MC-NS70F

 

↑ノズルは左右にはみ出した羽のような部分が動く仕組み

 

↑狭いすき間は羽がしまわれるような形になり、入り込めます

 

集じん容積はスティック本体が約0.05L、クリーンドックが約0.8L。使用時間は強モードで約6分、オートモードで約10~15分となっており、充電時間は約3時間です。また、スティック本体のサイズは幅214×奥行き152×高さ1045mm、重さは約1.2kg。今回登場したモデルの中では最も軽量です。

 

直販価格はMC-NX700Kが7万9200円(税込)、MC-NS100Kが6万5340円(税込)、MC-NS70Fが5万4450円(税込)です。

シロカ、0.98kgの超軽量クリーナー「かるピカ パワー」に便利なスタンドが付いた「SV-SP371」登場

シロカは、モーターでブラシを回転させる「パワーブラシ」によるパワフルな吸引力に加え、0.98kgの超軽量設計が特徴の「2way コードレススティッククリーナー かるピカ パワー」に、収納に便利な「スティックスタンド」が付いた「SV-SP371」を、10月14日に発売します。

 

SV-SP371は、0.98kgの超軽量クリーナー「かるピカ パワー」と、本体を立てたまま収納でき、充電アダプターを取り付ければ同時に充電もできる「スティックスタンド」がセットになったモデル。スティックスタンドは室内に置いても場所を取らないコンパクトサイズで、うっかり失くしてしまいがちな付属品も収納できる設計です。コードは背面に沿わせてきれいに収納できるので、充電中もすっきりとしたたたずまいを実現しています。

 

パワーブラシは掃除しづらいカーペットや畳などのごみも吸い取り可能。場所を選ばずに使用できて、部屋中すみずみまできれいに掃除できるとうたいます。また、スティッククリーナーとしてはもちろん、ハンディクリーナーとしても使用できます。

 

 

製品名:2way コードレススティッククリーナー かるピカ パワー

型番:SV-SP371

カラー:ホワイト

電源(充電アダプター):〈入力〉交流100-240V、50/60Hz共用〈出力〉直流13.5V、0.65A

消費電力(充電アダプター):本体充電時約10W、本体を外した状態約0.1W

集じん容積(約):0.2L

運転音(約):75dB

コードの長さ(充電アダプター):約2m

本体サイズ(約):幅7cm×奥行8cm×高さ42cm

本体サイズ組み立て時(約):幅21cm×奥行15cm×高さ105.5cm(本体+延長パイプ+フロアブラシ)

本体サイズ スティックスタンド収納時(約):幅23.3cm×奥行20.3cm×高さ111.3cm(スティックスタンドに本体、延長パイプ、フロアブラシを収納した場合)

本体重量(約):0.6kg(本体)、0.98kg(本体・延長パイプ・フロアブラシの合計)

使用電池:リチウムイオン電池(2500mAh、セル数:3本)

充電時間(約):4時間(室温や使用時間などにより異なります)

運転時間(約):強10分、標準25分(満充電時)

強い吸引力が持続、東芝のコードレススティック掃除機「TORNEO」に新モデル

東芝ライフスタイルは、強い吸引力が掃除の最後まで持続するコードレススティック掃除機「TORNEO」シリーズ「VC-CLX72」ほか3機種を、9月上旬に発売します。

 

VC-CLX72は、従来機種から風量を向上させた新開発の「Hi-Power DC モーター」を搭載しています。また、目詰まりするサイクロン部のプリーツフィルターをなくし、高速気流でゴミと空気を99%以上分離する「パワーキープシステム」を採用。掃除の最後までパワフルな吸引力が99%以上持続するとしています。

 

さらに、「自動」モード運転時に、床面に合わせて吸引力とブラシの回転スピードを制御する「床見極めセンサー plus」を新採用。フローリングなどの抵抗が小さい床面は吸引力と回転スピードを落としてゴミの弾き飛ばしを抑えながらしっかり吸引し、じゅうたんなどの抵抗が大きい場合は吸引力と回転スピードを上げてゴミをかき出します。これにより、無駄なバッテリー消費を抑え、効率的な掃除が可能。加えて、LEDランプを搭載して床見極めセンサー plusの動きを2段階で可視化します。

 

ダストカップの構造を見直し、細かいホコリを集める「粉ゴミポケット」も新採用。大きなホコリと細かいホコリを分離し、大きなホコリはダストカップ内で風の流れを変化させる「トルネードプレス」により、約4分の1まで圧縮します。細かいホコリは粉ゴミポケットに集めるので、ゴミ捨て時に舞い上がらず、簡単に捨てられるとのこと。また、ダストカップは丸ごと水洗いが可能で、清潔な状態を保てます。さらに、ワンタッチでスムーズに着脱できるようになったうえ、分解も簡単なので、お手入れがラクそうです。

 

VC-CLX72の主なスペックは、集じん容量が0.13L、連続運転時間は標準で約35分、自動で約10~20分、強で約8分、充電時間は約2.5時間。また本体サイズはスティック時で約幅228×奥行き180×高さ1070mm、重さは約1.6kgです。

0.98kgの超軽量。それでいてパワフルなシロカ最新クリーナー「かるピカ パワー」登場!

シロカは7月29日に、パワーブラシによるパワフルな吸引力に加え、0.98kgの超軽量設計を実現した「2wayコードレススティッククリーナー かるピカ パワー(SV-SP351)」を発売します。

 

シロカは2020年から「2wayコードレススティッククリーナー」を販売しており、本体の軽さやパワフルな吸引力で好評を得ているといいます。新製品のSV-SP351は、本体の軽さを維持しつつ、より快適に掃除できるパワーブラシを搭載しています。

 

重量は、女性やご年配の方でも軽々使える0.98kgの超軽量ボディを実現。高いところの掃除も負担なく行なえます。コンパクトで収納にも困らないので、2台目の掃除機としてもニーズがあるでしょう。

 

新搭載のパワーブラシはモーター駆動で、カーペットや畳などのゴミもしっかりと吸い取れます。また、スティック掃除機としても、ハンディ掃除機としても使える2way仕様も特徴。テーブルの上や階段、車の中など、掃除したい場所によって使い分けられます。

 

 

 

スティッククリーナー時は、手首をひねるとヘッドが縦横に回転。壁際などの掃除もラクとしています。また、床とほぼ水平になるまで本体を倒してもヘッドが浮かないため、ベッドやソファーの下などの狭い場所も手軽に掃除可能です。

 

本体サイズは約幅7×奥行き8×高さ42cm。そのほか仕様は、充電時間約4時間、運転時間が強モードで10分、標準で25分、集じん容量は約0.2Lです。

日立のコードレス掃除機が37%オフで驚きの1万円以下、プライムデー限定セール

Amazonでは、7月13日の23時59分まで、年に1度の大型セール「プライムデー」を実施中。日立のコードレススティック&ハンディ掃除機 「CV-GB10V」が、37%オフの9980円(税込み)で販売されています。

 

CV-GB10Vは、集じん容量0.56L、連続使用時間約15分、充電時間約30分というバランスの取れたスペックと、1.4kgという軽量が魅力。

 

また、ダストケースを回転させることで、プレフィルターに付着したゴミをかき落とす機構を持っているため、手を汚さずにプレフィルターをお掃除できます。

 

国産メーカーの掃除機がこの価格で手に入るのはうれしいところ。掃除機の買い替えを検討していた人は、この機会にいかがでしょう?

買い替えにいいかも、プライムデーで8000円台のツインバード製コードレススティッククリーナー

Amazonでは、7月13日の23時59分まで、年に1度の大型セール「プライムデー」を実施中。ツインバードの3WAYコードレススティッククリーナー「TC-5109W」は、通常販売価格1万5000円(税込み)のところ、41%オフの8780円(税込み)で販売中。

 

通常のスティックスタイル、吸引ユニットのみで使うコンパクトなハンディスタイル、そして窓のレールの掃除などに便利なハンディ+パワーヘッドというスタイルで使える便利な製品。約2.1kgなので、持ち運びもラクラクです。

 

掃除機の買い替えを検討していた人は注目ですよ!

まさに名前通り! 1.4㎏ながら風量10%アップの日立「パワかるスティック」新モデル

日立グローバルライフソリューションズは、軽さとパワーを両立させたコードレス スティッククリーナー「パワかるスティックPV-BL50J/PV-BL30J」を11月中旬から発売します。また、軽量で取り回しのしやすさにこだわったモデル「ラクかるスティックPV-BL3J」を12月中旬に発売します。実売予想価格は「パワかるスティックPV-BL50J」が8万8000円(税込:以下同)前後、「PV-BL30J」が8万2000円前後、「ラクかるスティックPV-BL3J」が7万1000円前後となっています。

↑ラクかるスティック「PV-BL3J」(左)、パワかるスティック「PV-BL30J」(中)、「PV-BL50J」(右)。カラーは3つともシャンパンゴールド

 

パワーと軽さを両立させた「パワかるスティックPV-BL50J/PV-BL30J」

本製品は、三次元形状のファン(斜流ファン)を搭載した「ジェット3Dファンモーター」を採用することで、空気の流れを効率的に制御し、加えて「極異方4マグネット」のモーターにより高効率を実現。高速回転を可能にし、従来機種から風量を約10%向上させたパワフルなモデルです。

↑「ジェット3Dファンモーター」斜流ファン(左)を採用しています

 

標準質量も1.4kgと軽量なため、高いところでも手軽に掃除できます。ヘッド裏の回転ブラシには、先端をループ状にした「からまんブラシ」を採用し、髪の毛などが絡まりにくくなりました。また、暗いところでもはっきりとゴミを視認できる「ごみくっきりライト」のほか、カセット式電池や、「からまんプレス構造」のダストケースなど、手入れの負担を軽減する便利機能が引き続き採用されています。

↑「からまんブラシ」を採用したヘッド

 

↑もっとも明るく感じる波長に近い緑色のLEDライトにより、ゴミをはっきりと視認できます

 

PV-BL50Jには、付属のツールが全て収納できる新デザインのスタンド式充電台が、PV-BL30Jには布団やソファの掃除ができる「ファブリックヘッド」が付属します。

 

また、軽さとパワーを両立させた「ラクかるスティックPV-BL3J」は、標準質量1.1kgとなっており片手でラクに使える軽さです。本体には三次元形状のファンを採用した「ハイパワー3Dファンモーター」を搭載。素材にアルミを使用することで、小型・軽量と強力パワーを実現しています。

開発から「特別扱い」だったのか…! 充電台がゴミを吸うパナソニックの「棒クリーナー」がトガっている理由に納得

パナソニックから、掃除する“前”から掃除した“後”までのあらゆるストレスを大幅に軽減してくれる画期的な掃除機が登場しました。それがセパレート型コードレススティック掃除機「パワーコードレス MC-NS10K」です。商品名に「セパレート型」と表記されているように、なんとスティック掃除機から「ダストボックス」を分離し、ゴミ収納機能を充電台に移してしまったのです。

↑セパレート型コードレススティック掃除機「パワーコードレス MC-NS10K」 SPEC●集じん方式:紙パックレス式(スティック)/紙パック式(クリーンドック)●集じん容積:0.05L(スティック)/0.8L(クリーンドック)●運転時間:HIGH約6分/AUTO約10~15分●充電時間:約3時間●運転音:72dB~約64dB(スティック掃除機使用時)/約69dB~約27dB(クリーンドック)●サイズ/質量(スティック時):W213×H1030×D130mm/1.5kg

 

画期的な進化を果たした新クリーナーの誕生秘話を聞く!

これにより掃除機はこれまでになくスリムになり、部屋にすっきり設置可能に。掃除中の取り回しも断然スムーズで、吸引力(ゴミ取り能力)も文句なしです。さらに注目なのは掃除後。掃除機本体をクリーンドック(充電台)に戻すと、掃除機の中のゴミをドックが吸引して内部の紙パックに自動回収。掃除後の面倒なゴミ捨てが不要になり、ゴミ捨ては約1か月に1回の紙パックの交換だけで済むようになりました。

 

ダストボックスを分離することで、これだけのブレークスルーを成し遂げたのはまさに画期的といえます。これは開発者の方にぜひ同モデル誕生の裏話をうかがいたい! ということで、MC-NS10Kのデザイン担当の藤田和浩さん、技術部門を担当した堀部 勇さんにお話をうかがいました!

 

【お話をうかがったのはこの方たち】

パナソニック デザインセンター AD1部

藤田和浩(ふじた・かずひろ)さん

1992年入社。掃除機、アイロン、炊飯器など同社の白物家電全般のデザインを担当。2014年からは掃除機全体のデザインを統括している。MC-NS10K開発の立ち上げ時からプロジェクトに携わり、同機のメインデザインを手がけた。

 

パナソニック  クリーナー技術部 主任技師

堀部 勇(ほりべ・ゆう)さん

2010年入社。入社後から一貫して掃除機の開発に従事。2015年頃から同社の新型掃除機の要素開発を担当するようになり、キャニスター掃除機 MC-JP800Gのアタッチメントや「からまないブラシ」の開発を担当。2019年からMC-NS10Kの開発に携わる。

 

若手社員の何気ない一言からアイデアが生まれた

本機の開発が始まったのは2019年。パナソニックのコードレススティック掃除機の共通コンセプトは「ラクに使えて、しっかりキレイ」で、これは掃除機の使い勝手の良さと吸引力の強さを兼ね備えるという意味。デザイン担当の藤田和浩さんによると、新モデル開発に当たってはさらに「心まで軽くしたい」という目標があったそうです。

 

「掃除は長年嫌いな家事の1位2位に入ります。その『やりたくない』というハードルをできるだけ下げたい。それをデザインで実現できないかというのが開発のきっかけです。今回は掃除をしていない時間も含めて『使う人のストレスにならない』とはどういう掃除機なのか、ということをメインに考えました」(デザイン担当・藤田さん)

 

そのなかで、藤田さんたちがイメージしていたのは「箒(ほうき)」だそうです。

 

「箒みたいに軽くできないかという思いが昔からありました。できれば1本の棒にノズルがついているだけ、といったものを実現したいと思っていましたが、モーターも必要、ダストボックスも必要、と考えていくと普通の掃除機になる。『棒にするにはどうしたらいいか』というのが長年の課題でした」(デザイン担当・藤田さん)

↑クリーンドック(充電台)に収まっている姿はまさに1本の“棒”。マットな白のカラーリングは幅広いインテリアに溶け込みます

 

そんななか、デザインのアイデアを検討するミーティング中にちょっとした“奇跡”が起きます。「箒のような掃除機」というテーマからいったん離れ、「どんな掃除機が使いやすいか」をブレインストーミングしていたとき、デザイン部の若手社員がふと「充電台にダストボックスを持っていったらどうなりますか?」と聞いてきました。彼は日頃からゴミ捨ての際、ホコリが舞うのがとにかくイヤで、それをなくせないかと思っていたそうです。

 

「『これはひょっとしたら使えるぞ』と思いました。ダストボックスがなくなれば、本体を“棒”に近づけることができる。充電台は少々大きくても、ゴミ捨ての手間やホコリが舞う不便が解消できるならいいじゃないか! ということで、その2つをセットにし、弊社のデザインセンターで毎年行う『先行デザイン提案』の場で発表しました」(デザイン担当・藤田さん)

↑充電台(クリーンドック)の紙パックにゴミを溜めるしくみ

 

このアイデアが社内で大きな反響を呼び、従来の開発では「このデザインだと既存のパーツをどう配置するか」というパーツ優先の流れになるところを、今回は「棒状のデザインを実現するため、各部品の小型化をどう進めるか」という、デザイン優先の流れになったそうです。つまり、アイデア優先のコンセプトモデルが、商品化に向けて本格的に動き出したということ。その高いハードルに対し、技術チームも静かに燃えていたようです。

 

「最初のイメージモデルを開発スタッフに紹介した3、4か月後のこと。事業部に行ったら、すでに技術試作ができていたんです。そのとき『あ、技術部も本気なんだ!』と感じて、とても感動したのを覚えています。試作品を囲んでワイワイしゃべる時間は楽しかったですね。いいものができるぞ! という高揚感がありました」(デザイン担当・藤田さん)

 

本体のゴミをクリーンドックにうまく移動できない!

こうしてスタートした本機の商品開発。なにしろ初めての試みばかり。クリーナー技術部の堀部 勇さんも「こんなに細い本体の中にどうやって部品を入れるのか……何度も何度も試行錯誤しました」と語ります。

 

「今回はモーターも新しく製作し、電池も小型化しました。しかも弊社のモットーは『ラクに使えて、しっかりキレイ』ということで、『吸引力』にこだわりがあります。その絶対条件を守りながら小型化しなければならない。一度積み上げては壊し、また積み上げては壊し……を繰り返し、ムダな部分を省いて製品を作っていきました。プロトタイプは少なくとも数十個は作っていますね」(技術部・堀部さん)

 

特に難しかったのは掃除機で取ったゴミをクリーンドック(充電台)にどうやって移送するか。吸引力の強いキャニスター掃除機のモーターをクリーンドックに搭載することは決まりましたが、試作機を作るとモーター吸引力を上げても本体のゴミを十分に移送できなかったのです。

 

「これを解決するには、3つのポイントがありました。ひとつはクリーンドックの吸引に強弱をつけること。一度吸引をかけただけだとどんなに吸引力が強くてもフィルターに引っかかるゴミがあります。そこで釣り針の“根がかり”を外すときに一度引っ張る力を緩めて引っかかりを取りやすくするように、吸引力を一度弱めてからまた強くする『2ステップ吸引』を採用しました。2つめは本体のノズルから空気が入り、クリーンドックの吸引力が落ちる問題を解決するため、収納時にノズルが90度の状態になると風が通らない機構を開発したこと。3つめは、本体内のフィルターを、プリーツフィルターからゴミ離れが良いコップ型のフィルターに変えたことです」(技術部・堀部さん)

↑ノズルの角度が90度になると、ノズル側からは風が通らない仕様に。つまり、収納時は風が通らない状態になります

 

↑従来型のヒダのあるプリーツフィルターではなく、ゴミ離れがいいコップ型のフィルターを採用

 

本体重量よりも手元を軽くすることにこだわった

一方で、ダストボックスの分離で掃除機本体のデザインの自由度も一気に上がりました。本機では装飾的な要素をなくし、使わないときは一切掃除機に見えないようにしたそうです。

 

「今回の商品は短時間でサッと掃除することにフォーカスし、ハンドルは握りやすさに配慮しながら掃除機本体の凹凸も最小限にしました。クリーンドックも前から見たときにできるだけ薄く見えるようレイアウト。本体をいかに簡単に、本当に“置くだけ”のイメージで充電台に戻せるかにも注力しています」(デザイン担当・藤田さん)

↑スリムなクリーンドック

 

本機の重さは1.5kg。他社ではより軽いモデルも登場していますが、これらを超える軽さを追求するより、重視した点があったそうです。

 

「『ラクに使えてしっかりキレイ』が我々の目指す掃除機。特に『しっかりキレイ』の部分、つまり、吸引力やノズルの性能にこだわり続けているため、これを担保できる性能を込めた結果、この重さになりました。一方で、ユーザーが実際に感じる「軽さ」は、すなわち『手元にかかる負担』です。つまり、本体全部を軽くしなくても、手元を軽くすれば掃除はラクになる。ということで、なんとかペットボトルより軽くしたい! と思い、手元重量0.45kgを実現しました」(技術部・堀部さん)

↑掃除機自体が軽量なのに加え、主要パーツがすべて掃除機の下部に集中することで下重心に。手元にかかる負担がより軽くなり、まさに箒を使うような軽快感で掃除機がけができます

 

本体をクリーンドックに装着するシーンにもこだわりが

さらに、本体をクリーンドックから外すときやクリーンドックに戻すときの装着感にもこだわったとか。ノズルをどの方向から入れてもキレイに装着できるよう、ノズルが入る斜面の角度を工夫したうえで、密かにノズルが外れないための突起も設けられています。

 

「当初、技術部からは『ノズルを完全にホールドしたい』といろいろな突起やフックの提案をされたのですが、それはやめたい、と伝えました。デザイン部からは、極力何もなくして『本体を戻すだけで良い』とわかるようにしてください! とお願いしたんです」(デザイン担当・藤田さん)

 

「今回は、掃除機を収納する向きを変えたのも大きなこだわり。従来はスティック掃除機を充電台にセットするとき、一度掃除機の向きをユーザー側に向けるひと手間がありました。しかし本機は掃除した向きのまま、ノズルをスライドさせるだけでクリーンドックにセットでき、掃除を始めるときも、ドックから外してそのまま掃除できる。着脱のときに手元にかかる負荷もかなり少なくなっています」(技術部・堀部さん)

↑掃除が終わったら、そのままヘッドをクリーンドックにスライドさせます。真正面からだけではなく、多少斜めからスライドさせてもOK

 

↑ワンタッチでクリーンドックにピタリとハマります。掃除を始めるのもカンタン

 

「ナノイーX」と「からまないブラシ」も搭載

メンテナンスのしやすさにもこだわりが。本体をクリーンドックに戻すと、1日あたり約4時間、微粒子イオン「ナノイーX」が放出され、紙パック内に集めたゴミを除菌・脱臭。紙パック内でのニオイの発生を抑制します。掃除後のゴミは紙パック内に約1か月留まるので、特にペットユーザーには大いに役立ちます。

↑クリーンドックの天面には「ナノイーX」のロゴが

 

さらに本機に搭載の「からまないブラシ」は、その名の通り毛がからみにくく、面倒なブラシの毛がらみ除去がほとんど不要。2020年発売のパワーコードレスから採用され、大好評を得ている技術です。今回、本機への「からなまいブラシ」の搭載にあたって、最も苦労したのはブラシの小型化。ノズルはブラシの角度や内部の形状を少し変えただけで空気の流れが変わり、十分な吸引力を得られなくなるそうです。

 

「実は今回の『からまないブラシ』は円錐型ブラシの角度はほとんど変えていません。変わったのはブラシの直径で、径を小さくしたことでゴミが取りにくくなる問題をどう解消するかが課題でした。個人的にも『からまないブラシ』のノズルを少しでも軽くしたいと考えていたところ。ノズルの構成そのものを見直してリメイクし、なんとか課題をクリアできたのは本当に良かったです」(技術部・堀部さん)

↑「からまないブラシ」は長さもブラシの径も小型化

 

↑ノズルの横幅は21.3㎝とコンパクト。取り回しがラクになり、汚れを見つけてサッと掃除するのには最適です

 

「従来のような塗装や加飾は一切やめよう」と最初から決めていた

↑余計な線や突起を配し、流麗なデザインを実現。表面にはシボ(凹凸)加工を施してマットな質感に

 

まさに1本の棒のようなシンプルなデザインでどんな部屋にも圧迫感なく置ける本機。その“部屋なじみの良さ”に寄与しているのがマットな質感と白のカラーリングです。

 

「本機では、従来のスティック掃除機のような塗装や加飾は一切やめようと最初から決めていました。本当に棒のようなシンプルな外観を目指していたので、開発現場では本機のことを『棒』と呼んでいましたね(笑)。色に関しても、シャンパンゴールドや赤ではなく、白ベースで考えましょう、と。質感に関しては、インテリアの中に置いて違和感がないマットな質感に仕上げています」(デザイン担当・藤田さん)

 

しかし、デザインにこだわるあまり、開発の過程では技術部への注文がどうしても多くなってしまったようです。

 

「デザイン部と技術部のやりとりは3D CAD(3次元コンピュータ支援設計)で行ないますが、ほんの少し内側の面を調整するだけでも何度もやりとりしました。技術部が作ってくれた3Dデータに対して『この線を一本減らしてほしい』『この穴を移動してほしい』 というような要求を投げ返すと、また条件が変わるので、技術部がそれを基に試験機を作って問題がないかを検証する。そんな途方もないステップを繰り返す中で、もちろん何度も衝突もありました。しかし、『使う人のストレスにならない掃除機を実現する』という目標に向かって、開発に携わる全員が思いを一つにしながら開発を推進できたことが大きかったと思います」(デザイン担当・藤田さん)

 

インタビューを通し、改めて「特別な存在」だと知った

こうして若手社員の何気ないひと言から始まったMC-NS10Kは、約2年の試行錯誤の日々を経てついに完成。2021年の10月、商品として世に送り出されることになりました。アイデア優先の、いわばコンセプトモデルをパナソニックが本気で商品化したという点、開発過程で「デザインを実現するために、パーツそのものを開発する」というモノづくりの醍醐味を経ている点で、本機がいかに特別な存在であるかがうかがえます。

 

また、本機は冒頭で藤田さんが語った「掃除のハードルをできるだけ下げたい。サッと掃除できる、使う人のストレスにならない掃除機を作りたい」という思いが実現したもの。デザイナーが突き詰め、技術者が形にした「掃除の理想形」のひとつでもあるわけです。なるほど、今回のインタビューで開発の裏側を知り、なぜここまでトガった製品ができたのか、大いに納得ができました。これは掃除機と掃除の歴史を変えるかも……そんな予感すら抱かせる、ワクワクする製品だと感じました。

デュアルブラシが掃除を変える!家電プロレビュアーが解説する最新「コードレススティック掃除機」選び

自宅にいることが多くなった今、コンパクトで手軽に掃除ができる「コードレス掃除機」の需要がますます拡大しています。それに伴い、各メーカーから高性能モデルが続々と登場。なかでも最近発売が続いているのが、ヘッドに2本のブラシを搭載した、“デュアルブラシ型”の掃除機です。

 

2020年末に話題となったバルミューダの「BALMUDA The Cleaner」や、ダイソンの「Dyson omni-glide」は、デュアルブラシ掃除機の代表例。今回は、デュアルブラシのメリットや搭載モデルの選び方を、家電プロレビュアーの石井和美さんに教えていただきました。

 

コロナ禍で変化した掃除機トレンド
今後はますます「手軽さ」が求められる時代へ

技術革新により、ますます進化するコードレス掃除機。そのトレンドと、背景にある消費者のニーズはどう変わってきているのでしょうか?

 

「コードレス掃除機は『吸引力が弱い』というイメージを持つ人が多かったため、これまでは吸引力の強い掃除機に注目が集まっていました。でも、そのニーズはコロナ禍で変化しつつあると感じています。

家にいる時間が長くなり、掃除をする頻度が増えた今、消費者のニーズは『より気軽にサッと掃除ができる掃除機』へとシフト。扱いやすい軽量化モデルや、力を入れなくてもごみを吸うことができるもの、手入れが簡単なものなど、“手軽さ”をより追求した掃除機が多く発売され、人気を博しています」(家電プロレビュアー・石井和美さん 以下同)

 

こんな人にオススメ! 注目の“デュアルブラシ掃除機”4モデル

ブラシが2つあるデュアルブラシ掃除機も、“掃除の手軽さ”を追求した上で開発されたものばかり。とはいえ、その目的と方向性は各社さまざまだと石井さんは話します。現在発売されている4つのデュアルブラシ掃除機の特徴と、どういった人に向いているのかを、解説していただきました。

 

1. 話題をけん引する、独自の浮遊感が魅力の「BALMUDA The Cleaner」

バルミューダ「BALMUDA The Cleaner」
5万4000円+税

 

デュアルブラシ掃除機の国内での先駆けとなったのが、2020年11月に発売されたバルミューダの「BALMUDA The Cleaner」。独自の「ホバーテクノロジー」により、浮遊感のあるかけ心地を実現しています。

 

「『BALMUDA The Cleaner』は、2つのブラシを内側に回転させることで床との摩擦を減らし、浮いているかのような感覚で掃除できるのが最大の魅力です。さらに、ヘッドが360度くるくると回転するため、操作は自由自在。いろいろな方向に動かすことができるので、これまでの“押して引く”掃除スタイルよりも、短時間でササッと掃除することが可能になりました」

 

↑起動するとヘッドに搭載された2つのブラシが内側に回転し、床との摩擦を軽減。まるで浮いているかのような感覚で掃除が可能です

 

↑柄が長いので、両手で持ちながらほうきのように掃除することが可能。たたずまいもスタイリッシュで、どんなインテリアにも馴染むデザイン性も魅力

 

「ヘッドが大きめなので、広いフローリングのある家にお住まいの方にはオススメです。しかし、浮遊感がある分、少し吸引力は弱め。カーペットやラグが多いお部屋にはあまり向いていないかもしれません。

また、稼働中はとても軽いかけ心地なのですが、本体自体の重さが3.1kgあり、持ち上げたり移動させたりする際は重たく感じる人も多いかもしれません。そのため、女性よりも男性にオススメしたい掃除機ですね。浮いているかのようなスムーズなかけ心地はとても気持ちいいので、パートナーの男性に掃除をしてもらうきっかけにもなるのでは、と思います」

 

【Spec】
・製品重量=約3.1kg
・最長稼働時間=標準モード30分・強モード10分
・付属品=ハンディハンドル・すきま用ノズル・充電スタンド・充電アダプター・メンテナンスブラシ

 

2. ダイソン史上、最高の操作性を兼ね備えた「Dyson omni-glide」

ダイソン「Dyson Omni-glide Complete (SV19 OF)」 
6万4900円+税

 

韓国で2020年7月に先行発売され、好評を博していた「Dyson omni-glide」。2021年4月に満を持して、日本でも発売となりました。「BALMUDA The Cleaner」と同様、2つのブラシを搭載することで“浮遊感”と“自由自在な操作性”を実現した、ダイソンの掃除機のなかでもより操作性に特化したモデルです。

 

↑「オムニダイレクショナル フラフィクリーナーヘッド」には、360度回転するホイールと、2本のブラシを搭載。床面との抵抗を抑え、スムーズな操作が可能となりました

 

「バルミューダの『BALMUDA The Cleaner』と同じように、2本のブラシの効果で床を滑るような、なめらかなかけ心地を実感できる掃除機です。縦にも横にも動かすことができるので、障害物の周りもストレスなく掃除することができます。従来モデルと比べると吸引力が弱いと感じる人もいるかもしれませんが、押しても引いても大小のごみをよく吸い取ってくれるので、より効果的に掃除できます」

 

↑「ミニモーターヘッド」に付け替えれば、ハンディクリーナーとして布団やマットレス、車の中なども掃除可能。その他にも、高所の掃除に便利な「コンビネーション隙間ノズル」や、机の上の掃除に最適な「卓上ツール」が付属しています

 

「バルミューダと異なっている点は、『フローリング専用』と言い切っているところ。しかし、付属のアタッチメントである『ミニモーターヘッド』に付け替えれば、ちょっとしたラグの上なども掃除可能です。広範囲は大変かもしれませんが、玄関やキッチンのマットなどを掃除する際にとても便利です」

 

↑専用の自立式充電ドック。再度にはアタッチメントを収納することができ、より手軽に付け替えられます

 

「さらに注目は、専用の充電ドックが付属している点。本体と各種アタッチメントを収納できる自立式です。これまでの充電ドックとは違い、壁にネジで取り付ける必要がないので、賃貸住宅に住んでいる方も安心してお使いいただけます。ごみを見つけた時に、ぱぱっと手に取って掃除することができるのは高ポイント。こまめに掃除をしたい方にはオススメです」

 

↑ワンタッチで簡単に捨てられる仕様。フィルターやブラシバーは取りはずして水洗いが可能なので衛生的です

 

「溜まったごみの捨てやすさもメリットです。ダストボックスのボタンを押しながら下にスライドさせることで開閉し、ごみやほこりに触れることなく捨てることができます」

 

 

「また、ヘッドが小さ目でクルクルと動くので、家具の下や隙間など、細かい部分も掃除しやすいんです。ひとり暮らしの方にも向いているコンパクトな掃除機だと思います。かつ本体が1.9kgととても軽く、女性も扱いやすいモデルです。

逆に、広い家を掃除する際は、少し時間がかかってしまうかもしれません。ダイソンからはさまざまなモデルが発売されているので、自分の家に合った掃除機を選んでみてはいかがでしょうか」

 

【Spec】
・製品重量=1.9kg
・最長稼働時間=20分
・付属品=ミニモーターヘッド・コンビネーション隙間ノズル・卓上ツール・収納用ブラケット・専用充電ドック

 

バルミューダとダイソンは、より「かけ心地」や「操作性」を追求したデュアルブラシ掃除機でした。次に紹介するのは、また別の方向性で2つのブラシを搭載した掃除機です。

 

3. パワフルな吸引力でごみを逃さない「TORNEO VC-CL3000X」

東芝「TORNEO(トルネオ)VC-CL3000X」
8万7780円(実勢価格)

 

バルミューダとダイソンが、吸引力を弱めてでも使い勝手を重視したモデルなのであれば、東芝の「TORNEO VC-CL3000X」は、より吸引力を追求したパワー重視型のモデル。2本のブラシも、その吸引力を高めるために搭載されていると言います。

 

「東芝の『TORNEOシリーズ』は、メーカーのプライドをかけたフラッグシップモデルです。なかでも2021年2月に発売された最上位機種の『VC-CL3000X』には、2本の異なるブラシを搭載した新開発の『オシドリヘッド』を採用し、シリーズ史上No.1のごみ取れ性能を実現しています」(家電プロレビュアー・石井和美さん 以下同)

 

↑新開発の「オシドリヘッド」。2本の異なるブラシをそれぞれ異なる方向に回転させ、中央の吸引口に向かってごみをかきこむことができます

 

「前方のブラシは正回転、後方のブラシは逆回転と、2本のブラシを異なる方向に回転させることでごみをからめとり、中央の吸引口に集める仕様。絨毯やカーペットのごみもしっかりとかきだすだけでなく、フローリングは拭き掃除も同時に行うことができ、床の菌を99%除去する優れものです。

掃除機をかける際、押して引いてを繰り返すと思いますが、実は押している時ってあまりごみを吸い取っていないんです。しかしこの掃除機は、押した時にもしっかりとごみを吸うことができるよう開発されているので、掃除時間の短縮につながるというメリットがあります」

 

↑目詰まりしやすいサイクロン部のプリーツフィルターをなくした「フィルターレスサイクロン構造」。これにより吸引力は99%持続。さらに、強力な気流でごみを圧縮するトルネードプレス構造で、ごみを約1/4に圧縮するので、ごみ捨ても簡単です

 

「独自のサイクロン技術でゴミ詰まりを抑えているため、吸引力が99%持続。掃除中吸引力の低下を気にしなくていいので、ストレスなく掃除できます。しかし、それだけハイクラスな機能を搭載しているので、少し本体は重たく感じてしまうかもしれませんね。

とにかく吸引力重視なので、1週間分まとめて掃除したい人や、とにかくしっかり掃除をしたい! という人にオススメです」

 

【Spec】
・製品重量=約2.9kg
・最長稼働時間=標準 約 40分・おまかせ:約10分~30分・強モード 約 10分
・付属品=ふとん用ブラシ、2WAYブラシ、すき間ノズル、お手入れブラシ、充電台

 

4. 髪の毛が99%以上からまない「パワーコードレス MC-SBU840K」

パナソニック「パワーコードレス MC-SBU840K」
6万円前後(実勢価格)

 

2020年7月に発売されたパナソニック「パワーコードレス MC-SBU840K」も、2本のブラシを搭載した掃除機のひとつです。

 

「『パワーコードレスシリーズ』は、パワフルな吸引力に加えて、髪の毛やペットの毛がからみにくい『からまないブラシ』を搭載しているのが最大の特徴です。これまで紹介したデュアルブラシ掃除機とは異なり、2つの円錐状のブラシをV字に配置しているのがポイントです」

 

↑中央に向かって先端が細くなる円すい形のダブルブラシ構造を、V字に配置したヘッド。真ん中に髪の毛を集め、中央で吸い込む仕様。99%以上の髪の毛がからみつかない実証結果も

 

「それぞれのブラシを高速回転させることで、サイドでからめとった髪の毛を中央へと移動、真ん中の吸引口で吸い込むという構造になっています。さらに従来製品と比べて、ブラシの毛量を1.9倍にアップ。よりキャッチした毛がブラシにからみにくいように改良されています。

面倒なブラシの手入れの手間を軽減できるので、髪の毛の長い女性や、ペットを飼っている人にオススメしたい掃除機です」

 

【Spec】
・製品重量=2.6kg
・最長稼働時間=強 約6分・自動 約18分~30分・ロング 約40分~90分(ノズルブラシ回転オフ)
・付属品=ふとん清潔ノズル・ペタすき間ノズル・すき間用ノズル・ロングホース・充電台

 

 

デュアルブラシ掃除機と言っても、その目的と用途はそれぞれ異なっています。それぞれの機能をよく見極めて、自分のライフスタイルに合った掃除機を探してみてください。

 

【プロフィール】

家電プロレビュアー / 石井和美

家電プロレビュアー歴15年。白物家電や日用品の製品レビューを中心に、新聞、雑誌、WEB媒体や企業のオウンドメディアなどでも多数執筆中。家電をテストするための一戸建てのレビューハウス「家電ラボ」のオーナー。
HP=http://kaden-blog.net

 

【マンガでわかる】パナソニックの「新パワーコードレス」で髪の毛もペットの毛もほぼ絡まない生活

コードレススティック掃除機は、隙間時間にササっと使えて便利。でも、使用前のノズルの毛がらみ除去を負担に感じている人も多いはず。パナソニック調べでは、掃除機ノズルの毛がらみに不満を感じている人は9割以上。新パワーコードレスは、そんな悩みに応えた革新モデルです!

 

メンテナンス性を追求した掃除機の“ニューノーマル”!!

MC-SBU840Kは、ノズルには独自開発の円すい形ダブルブラシを採用し、ブラシに毛がからまない構造を実現したモデル。さらに同モデルはハイパワーモーター搭載で高いゴミ除去性能を確保。ワンタッチで外せる親子ノズルや、親子ノズルのLEDナビライトなど、使いやすさに直結する機能が満載なのもうれしいポイントですね。吸引力や操作性に加え、ブラシのお手入れのしやすさが掃除機買い替えの“ニューノーマル”です!!

パナソニック

コードレススティック掃除機 パワーコードレス MC-SBU840K

オープン価格

髪の毛やペットの毛がほとんどからまない回転ブラシを採用。ブラシの毛量を従来の1.9倍に増やして吸引力も増強し、高いゴミ除去性能と快適なメンテナンス性を両立しています。目に見えない微細なゴミもセンサーで検知して、取り逃しが極めて少ないのが特徴。

SPEC●吸込仕事率:205~約10W●充電時間:約3時間●運転時間:強約6分、自動約18~約30分、ロング約40分(ブラシ回転オフ時約90分)●集じん容積:0.2L●サイズ/質量:W253×H1150×D218mm/2.6kg

★商品の詳細はコチラ!

 

【マンガの前に革命的ブラシの仕組みをお伝えしたい!】

中央に向かって先端が細くなる円すい形ダブルブラシを採用。かき取った毛をほどきながら中央に集めて吸引します。同社実証実験では髪の毛が99%以上(※1)からまないことを確認済み。

※1:パナソニック調べ【試験方法】人毛(長さ20cmと40~45cm)を1サイクル0.25gとし、3畳のフローリングにまき「強」「自動」運転で掃除機をかける。これを10サイクル行う。【試験結果】1サイクル後の回転部のブラシへの絡みつく毛量が1%以下 ●毛の太さや長さ、ペットの種類によってからむ場合がある

 

【ココもすごい〜密集ブラシ】

密集したブラシ毛で、毛髪やペットの毛がブラシ根元に入り込むのを抑制。Y字ブラシと硬質ブラシの根毛により確実にかき取ります。

 

【ココもすごい〜円すい形状】

ブラシの高速回転で髪の毛が巻き締まる力を利用し、ブラシ径の太いほうから細いほうに毛を移送。毛は移動するにつれて巻きが緩みます(※2)。

※2:写真は試作品のためブラシの色は製品版と異なる

↑巻きつけながら同時にほどく

 

【ココもすごい〜中央部空間】

ダブルブラシが向き合うノズル中央部には隙間が。移送されてきた髪の毛はここでブラシからスルリと抜け、掃除機本体に吸引されます。

↑吸引口で吸い取る

 

<さて、本題>

【使った人】マンガ家 奈良裕己さん

イラスト・マンガの創作を中心に雑誌、ウェブなど幅広く活躍。妻と娘の3人家族で、夫婦とも最新家電に興味津々。

 

<他の性能もチェック!>

【清潔性】クリーンセンサー搭載で「見えないゴミ」も捕集!

ゴミが多い場所ではランプが赤く点滅し、吸引力が自動でアップ。きれいになるとランプが青点灯に変わり、ゴミが取れたことがわかります。

 

【吸引力】モーターパワーを強化し、史上最高の吸込仕事率!

モーターを小型・軽量化しつつ、回転数を上げてパワーを強化。同社コードレススティック史上最高の吸込仕事率205Wを実現しています。

 

【使い勝手】「親子ノズル」で床掃除から隙間掃除に瞬時に移行

延長パイプとノズルの接続部に、隙間掃除用の「親子ノズル」を装備。ノズルのペダルを踏むと親子ノズルが外れ、隙間をクイックに掃除できます。

 

親子ノズルのLEDナビライトで奥のゴミも逃さない

親子ノズル先端にLEDナビライトを装備。薄暗い家具の隙間も明るく照らして掃除できる。光の照射角度は5度でゴミが浮いて見えます。

 

<「からまないブラシ」搭載のキャニスターもラインナップ>

新開発の「からまないブラシ」は、8月発売のキャニスター掃除機にも搭載されます。コード式キャニスターにこだわる人にはこちらがオススメ。

紙パック式掃除機

Jコンセプト

MC-JP830K

業界最軽量(※3)の本体2.0kgで取り回し抜群の紙パック式。「からまないブラシ」、親子ノズルのLEDナビライト、クリーンセンサーを装備。

※3:2020年06月23日現在、家庭用床移動形掃除機において

★商品の詳細はコチラ!

 

サイクロン式掃除機

プチサイクロン

MC-SR580K

ゴミ付着を抑えるメタル素材採用のダストボックスは約2年間メンテ不要(※4)。親子ノズルなどMC-JP830Kと同じ便利機能を搭載。

※4:ダストボックス及び本体クリーンフィルターのお手入れ。お手入れ期間はゴミの種類や条件など使用環境により異なります。試験基準:当社試験ゴミ(家庭塵埃)で評価。1日3.2 g×365日×2年分=約2350 gを吸わせてもパワーが持続。通常の試験基準は家庭ゴミ1日分の平均量=1 g(日本電機工業会の調査において)ですが、調査において最もゴミが多かった家庭のゴミの量=3.2 gを基準に試験を行いクリア。

★商品の詳細はコチラ!

 

文/平島憲一郎 撮影/島本一男(BAARL) マンガ/奈良裕己

コードレス掃除機、どのメーカーから何が出てる? 最新12モデルの機能とスペックを一気に見せ!

売り上げ伸長中のコードレススティックは、2017年も多数の製品が登場しました。そのなかでも、下半期に発売したモデルを中心に人気の12機種をピックアップ。集じん機能の特徴をチェックするとともに、収納性、メンテナンス性、拡張性を採点しました!

 

重心位置や紙パックの有無ヘッドの動きにも注目を

コードレススティックはシェア拡大とともに種類も増え、製品選びに悩む場面も。だがいくつかのポイントを押さえれば選びやすいです。

 

ひとつは手元重心型か自立型か。手元重心型は重さが手元に集中するぶんヘッドが動かしやすいです。ダイソンなどが該当するが、最近は総質量が軽量化し長時間の掃除も可能になってきました。一方、自立型は重心が下にあり手首への負担が少なく、自立して置けます。エレクトロラックス製品がこれに当たります。

 

もうひとつのポイントは集じん方法。フィルター式、サイクロン式は集じん部やフィルターの掃除がやや面倒。紙パック式はコストがかかるがその手間を解消できます。

 

ヘッドのタイプも重要で、ブラシをモーター駆動するパワーヘッドなら、より効率良く集じんが可能です。さらに自走式ならブラシ回転の推進力でラクに掃除できます。これらを吟味し自分の掃除スタイルに合う製品を選んでください。

 

その1

本体1.9㎏の軽さに加えゴミを逃さない工夫が魅力

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パナソニック

MC-SBU410J

実売価格6万4800円

●集じん容積:0.3リットル
●運転時間:約3.5時間/ ●約15〜約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:ガバとりパワーノズル
●W252×H1100×D203㎜/1.9㎏(質量は本体、ヘッド、延長パイプの合計・以下同)

本体1.9㎏の軽量設計で、手や腕への負担が軽い機種。ヘッド部分が壁に当たるとノズル前面がガバッと開き、ブラシが壁際まで届いてゴミをかき取ってくれます。床置き可能な充電台が付属。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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ハウスダスト発見センサーを搭載し、ゴミが多いと自動で吸引力を上げます。V字構造のブラシで吸引力の強い中央にゴミを集めます。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●拡張性:3(※)

※:「拡張性」はアタッチメント(付属ツール)の種類や床以外の掃除に適した機能を元に判定。以下同。

 

その2

軽快操作が魅力の「iT」に初の紙パック式が登場!

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パナソニック

「iT(イット)」紙パック式

MC-PBU510J

実売価格8万1000円

●集じん容積:0.5リットル
●運転時間;約3時間/約15〜約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:くるっとパワーノズル
●W252×H1160×D153㎜/2.3㎏

持ち手をひねるとノズルがI字型に変わり、狭い隙間も快適に掃除可能。同シリーズ初の紙パック式でゴミ捨て頻度を軽減でき、ダストボックスのこまめなお手入れも不要です。ハウスダスト発見センサーも搭載。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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紙パックを斜めに配置し、ダストボックス内で紙パックが最大限に膨らむ構造に。集じん容積はサイクロン式(左)よりも大きいです。

●収納性:4.5
●メンテナンス性:5
●拡張性:4

 

その3

ステンレスガードで面倒なフィルター掃除が簡単!

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パナソニック

「iT(イット)」サイクロン式

MC-SBU510J

実売価格8万1000円

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約3時間/約15〜約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:くるっとパワーノズル
●W252×H1160×D153㎜/2.2㎏

「iT」の2017年サイクロンモデル。フィルター部にゴミが付きにくいステンレスガードを採用し、より手入れがしやすくなりました。こちらも“ガバとり”ヘッドやハウスダスト発見センサーを搭載。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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持ち手の回転で通常の「T字」ポジションから「I字」にスイッチするヘッドを採用。ノズルの付け替えなしに狭い隙間を掃除できます。

●収納性:4.5
●メンテナンス性:4
●拡張性:4

 

その4

キャニスター型以上の集じん力を持つ最上位モデル

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ダイソン

Dyson V8 Fluffy

実売価格6万7500円

●集じん容積:非公表
●運転時間:約5時間/約40分(標準モード・モーター非駆動)
●ヘッドの種類:ソフトローラークリーナーヘッド
●W250×H1244×D224㎜/2.61㎏

「ダイソンデジタルモーターV8」の搭載でキャニスター型以上の集じん力と長時間運転を実現。運転音も従来機(V6)の1/2に軽減しています。延長パイプを外せばハンディ機になり、ふとん掃除も可能。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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独自技術「ダイソンデジタルモーターV8」の採用でV7よりもさらにパワフルな吸引力を実現。運転音もV6よりも小さくなっています。

●収納性:4
●メンテナンス性:4.5
●拡張性:4.5

 

その5

最上位機とほぼ同じ性能で価格が安いおトクモデル

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ダイソン

Dyson V7 Fluffy

実売価格6万1340円

●集じん容積:非公表
●運転時間:約3.5時間/約30分(標準モード・モーター非駆動)
●ヘッドの種類:ソフトローラークリーナーヘッド
●W250×H1243×D210㎜/2.4㎏

最上位機の「V8」に比べると最長運転時間と吸込仕事率でやや劣りますが、そのほかはV8とほぼ同じ性能。高性能フィルターを搭載し、0.3μmの微粒子を99.97%捕集可能です。V8よりやや軽いのも魅力。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki9

右の「V8」同様に柔らかいフェルト素材のローラーヘッドを採用。ゴミを包み込んで捉えるため、大小のゴミを同時に集じんできます。

●収納性:4
●メンテナンス性:4.5
●拡張性:4

 

その6

ヘッドのフラップ開閉で大小のゴミをしっかり除去!

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日立

パワーブースト

サイクロン

PV-BEH900

実売価格9万7200円前後

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約3.5時間/約40分(標準運転)
●ヘッドの種類:パワフルスマートヘッド
●W255×H1012×D308mm/2.1㎏

8種のツールで家中の掃除ができます。独自のヘッドで前進時にフラップが開いて大きなゴミを、バック時には逆に閉じて微細ゴミをしっかり捕集します。ヘッドにLEDライトを搭載し、暗所も掃除しやすいです。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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付属ツールのスマートホースは通電式で、スマートヘッドやミニパワーヘッドを接続して使えます。高い場所もラクラク掃除可能です。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●拡張性:5

 

その7

手元レバーでハンドルの高さが変えられる自立型

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日立

パワーブースト

サイクロン

PV-BE700

実売価格6万5760円

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約3.5時間/約40分(標準運転)
●ヘッドの種類:パワフルスマートヘッド
●W255×H1015×D230㎜/2.3㎏

掃除中でもそのまま立てて置ける自立型。手元レバーでパイプの長さを調節でき、ハンディにも切り替えられます。「PV-BEH900」と同じヘッド搭載で、大きなゴミから微細なゴミまで、サッと吸引可能。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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「PV-BEH900」も採用の小型ハイパワーファンモーターで強力集じん。付属の伸縮曲がるブラシ吸口で、高い場所も快適に掃除できます。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●機能性:4

 

その8

持ち手とヘッドに使いやすい工夫を施した一体型タイプ

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東芝

2Way

コードレスクリーナー

VC-WL100

実売想定価格3万2270円(11月下旬発売)

●集じん容積:0.2リットル
●運転時間:約5.5時間/約32分(標準モード)
●ヘッドの種類:パワーヘッド
●W264×H1080×D187㎜/2.7㎏

スティックとハンディの一体型。スティック時には、ラウンド形状の持ち手を採用。姿勢に合わせてラクな位置で持てます。ヘッドも軽い動きで左右約90°に可動して小回りが効き、掃除しやすいです。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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スティック本体からワンタッチで外してハンディタイプに。持ち手近くにモーターとバッテリーを配置した設計で、手首の負担が軽いです。

●収納性:4
●メンテナンス性:4
●機能性:3.5

 

その9

バッテリー2個で約60分も連続掃除可能な超軽量機種

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シャープ

RACTIVE Air EC-A1RX プレミアム

パッケージモデル

実売価格8万800円

●集じん容積:約0.13リットル
●運転時間:約80分(バッテリー1個)/約60分(標準モード[約30分×バッテリー2個])
●ヘッドの種類:コンパクト自走パワーヘッド
●W222×H980×D220㎜/1.5㎏

超軽量1.5㎏で、部屋中掃除しやすいと人気の「EC-A1R」の特別仕様モデル。着脱式バッテリーを2個付属しており、最長約60分の運転が可能です。「ふとん掃除パワーヘッド」も同梱されています。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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新開発の「タテヨコ曲がるすき間ノズル」が付属。ノズル部分が自在に曲がり、家具と壁のあいだや家具の下に溜まったホコリを取り除けます。

●収納性:5
●メンテナンス性:4
●機能性:5

 

その10

下重心で軽々操作できる1台3役の自立型掃除機!

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エレクトロラックス

エルゴラピード・リチウム プレミアム

実売価格6万9720円

●集じん容積:0.5リットル
●運転時間;約4時間/約48分(通常モード)
●ヘッドの種類:180°イージーステアヘッド
●W265×H1070×D140㎜/2.5㎏

スティック・ハンディ・ふとん掃除と、3 in 1で活躍する自立型。下重心で手首に負担をかけずに操作できます。ゴミ除去率98%で最長運転時間約48分と長めなので、一度の充電で家中を掃除可能です。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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UVライト付きふとんノズルを付属。強力なブラシ回転でふとん内のアレル物質を浮かせて除去します。ダニアレルゲン除去率は99.3%。

●収納性:4
●メンテナンス性:4.5
●機能性:5

 

その11

超軽量設計&紙パック式と使いやすさにこだわる機種

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アイリスオーヤマ

極細軽量スティッククリーナー

KIC-SLDC4-R

実売価格2万4800円

●集じん容積:0.3リットル
●運転時間:約3時間/約30分(自動モード)
●ヘッドの種類:サイクロンストームヘッド(ブラシレス)
●約W236×H1003×D162㎜/約1.2㎏

標準質量約1.2㎏で階段や棚の上などの掃除もラク。ヘッド内部に発生する気流でゴミを掻き上げて吸引するため、床面を傷つけにくいです。ゴミに触れずに手入れができる紙パック式なのもうれしいです。

【集じん機能の特徴はコチラ】

20171219_suzuki23

ほこり感知センサーがほこりの量に合わせて吸引力を制御。ゴミが少ない場所でのムダな電力消費を抑え、より広い面積を掃除できます。

●収納性:4
●メンテナンス性:5
●機能性:3

 

その12

左右に自在に動くヘッドやLEDライトで掃除が快適!

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シロカ

サイクロン式

コードレスクリーナー

SV-H101

実売価格1万9980円

●集じん容積:0.35リットル
●運転時間:約4時間/約25分(標準モード)
●ヘッドの種類:スネークヘッド
●約W227×H1055×D211㎜/約2.1㎏

左右90°ずつ首振りできるヘッドを搭載し、家具の多い部屋でもスムーズに掃除可能。暗い場所の掃除に便利なLEDライトも装備しています。ワンタッチでハンディタイプにもなる2Way型です。

【集じん機能の特徴はコチラ】

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パワーヘッドがゴミを掻き出して吸引します。ダストピックアップ率(ゴミ除去率)は97%。強モードでも最長15分間運転できます。

●収納性:3.5
●メンテナンス性:4
●機能性:3.5

 

【番外編】

ロボット掃除機にも注目!

ロボット掃除機はスマホ連携が当たり前になりました。外出先からの操作や、掃除状況の確認が行えるモデルが増えています。

ロボット掃除機その1

800シリーズにWi-Fi対応モデル登場

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アイロボット

ルンバ890

実売価格6万9880円

●質量:3.8㎏
●集じん容積:非公表
●サイズ:φ353×H92mm
●連続運転時間:約60分
●充電時間:約3時間

高速応答プロセスiAdaptが室内状況を把握して掃除。特殊素材のローラーでゴミを浮かせて集じんします。専用アプリで出先からの操作やスケジュール設定が可能。

 

ロボット掃除機その2

ゴミが溜まりやすい場所を学習して効率的に動く

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パナソニック

RULO(ルーロ)

MC-RS800

実売価格15万円

●質量:3.0㎏
●集じん容積:0.25リットル
●サイズ:W330×H92×D325mm
●連続運転時間:約100分
●充電時間:約3時間

3種の障害物検知センサーで約2cm幅の障害物も見分けます。RULO AI 8.0で間取りやゴミが多い場所を学習し、効率良く集じんします。専用アプリで屋外からも操作可。

 

ロボット掃除機その3

360度カメラで室内を把握し、徹底集じん!

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ダイソン

Dyson

360Eye

実売価格14万9040円

●質量:2.42㎏
●集じん容積:非公表
●サイズ:W230×H120×D240㎜
●連続運転時間:約40分
●充電時間:2時間45分

独自開発のモーターでパワフルな吸引力を実現。高性能サイクロンを搭載し微粒子ゴミも除去します。360°カメラセンサーで室内の状況を把握し、効率良く掃除。