ニューバランス「Fresh Foam X 2500 v4」はプロゴルファーが満足するだけある! 履き心地は最上位モデルだ

ニューバランスのゴルフシューズの中でプロゴルファーの使用率が最も高かった「Fresh Foam X(フレッシュフォームエックス)  2500 v3」がバージョンアップし、「Fresh Foam X 2500 v4」として2024年2月16日に発売。その試着&体験ラウンドがあり、大利根カントリークラブ(茨城県)で開催されたメディアイベントに参加してきました。

↑Fresh Foam X 2500 v3はニューバランスのブランドアンバサダー稲見萌寧プロ(写真右)が長年愛用していたモデル。2022年シーズンと2023年シーズンの2年連続で年間女王に輝いた山下美夢有プロ(写真左)も着用していました

 

「Fresh Foam X 2500 v4」は3機種6色のラインナップ

筆者がニューバランスのゴルフシューズ試着&体験ラウンドに参加するのは2年連続2回目になります。昨年は2023年春夏モデル「FuelCell 1001 v4」シリーズで、今年は「Fresh Foam X 2500 v4」シリーズ。

↑Fresh Foam X 2500 v4のラインナップは3機種6タイプ。ソフトスパイクのシューレースモデル(ひもタイプ)が2種類(右上と右下)。ソフトスパイクのBOAモデルが1種類(上段真ん中)。スパイクレスのBOAモデルが3種類(左上と左下と下段真ん中)です

 

新作のFresh Foam X 2500 v4シリーズにおいてスパイクレスがBOAモデルだけなのは、過去の販売実績やマーケティングリサーチでひもタイプを好む人はほぼ100%、ソフトスパイクを選択するというデータが出ているのでしょう。

↑スパイクレスのカラーバリエーションは、WHITE/BLACK(写真)以外にWHITE/BLUEとBLACKがあります

 

ミッドソールには「Fresh Foam X」が採用されています。Fresh Foam Xというのはニューバランスが独自に開発したミッドソール設計で、18ホールを歩いても高い快適性能を発揮するクッション機能が搭載されています。また、かかと全体を包み込むTPUパーツ(黒い部分)がかかとのホールド感を高め、ショット時と歩行時の安定性を提供してくれます。

↑「Fresh Foam X 2500 v4 SL BOA」2万3100円(税込)

 

Fresh Foam X 2500 v4 SL BOAのアッパーは、足当たりの柔らかいメッシュに薄いPUを張り合わせゴルフに必要な剛性、撥水性を発揮します。

↑アウトソールにはニューバランスの名前の由来となったチキンレッグをモチーフにしたTPUプレート(黒い部分)を配置しています。抜群の安定性とクッション性の両立を実現しています

 

ただ、これらの文章はメーカーの受け売りで、実際にゴルフ場で履いてみないと、どのくらい安定性が高いか分からないというのが正直なところであります。

他のラインナップはコチラ↓

 

イベント会場はニューバランスの世界観が満載

ニューバランスのイベントに参加するといつも感心させられるのが、世界観の作り方が上手なんですよね。

↑今回はクラブハウスの入り口でニューバランスファミリーのロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(左)、女子陸上1000メートル、1500メートル、3000メートル、5000メートル日本記録保持者の田中希実選手(左から2番目)、稲見プロ(左から3番目)、東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手(右)4人のパネルが

 

↑クラブハウスの2階に上がると、後ほどステージに登壇する山下プロ(左から3番目)と稲見プロ(右から2番目)に加え、ニューバランスのゴルフシューズを着用して2023年シーズンに勝利を挙げた櫻井心那プロ(左から2番目)、岩井千怜プロ(左)、山内日菜子プロ(右)のパネルが飾られていました

 

↑商品の展示の仕方もオシャレで、ここがゴルフ場のクラブハウスの2階であることを忘れそうになります

 

稲見プロは自らもゴルフシューズの開発に携わり、共同開発モデル「UG3000 v1」(2024年3月発売予定)を世に送り出します。稲見プロはコロナ禍で2シーズンが統合された2020-2021年シーズンの賞金女王なので、ニューバランスのゴルフシューズが3シーズン連続で女王奪取に貢献したことになります。同社がゴルフシューズを最初に発売したのは2016年ですから、それから10年も経たないうちにこの実績ってすごい!

↑トークショーが始まると、大勢のメディア関係者がステージの前に集まり、山下プロと稲見プロの話に耳を傾けていました

 

その稲見プロと山下プロがトークショーを行い、ニューバランスのゴルフシューズの魅力を語り合ってもらった後、コースに向かいました。

↑今まさに自分が着用しているゴルフシューズを山下プロが「これ、いいよ!」と言わんばかりに掲げており、期待感が高まります

 

↑12番パー3に行くと、プロゴルファーとのニアピン対決にチャレンジするアトラクションが用意されていました

 

ティーイングエリアには左足がつま先上がりで、右足がつま先下がりになる特殊な人工芝が設置されています。いくらシューズが良くたって、この状況で普段どおりのショットを打つのは難しいです。筆者は低い当たりが出てグリーンの左サイドに外しました。でも、そこからのアプローチショットがピンそば2メートルに寄り、このパットを決めてパーが取れたのはうれしかったです。

↑プロだけがこの難しい条件から打つのかと思いきや、アマチュアも同じ条件で打つとのこと

 

その後は、Fresh Foam X 2500 v4の歩き心地の良さを満喫しながら18ホールをラウンド。プロゴルファーはこんなに柔らかい履き心地のゴルフシューズで試合を戦っているのかと、うっとりした気持ちになりました。やっぱり最上位モデルの最新モデルは履き心地抜群です。

 

正直に申しますとゴルフシューズの最上位モデルは高価なので、自分の財布ではなかなか手が出ませんが、やはり高価格帯商品は高品質であることをハッキリと実感した1日でした。

 

写真/保井友秀、オフィシャル素材

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

ニューバランス「Fresh Foam X 2500 v4」はプロゴルファーが満足するだけある! 履き心地は最上位モデルだ

ニューバランスのゴルフシューズの中でプロゴルファーの使用率が最も高かった「Fresh Foam X(フレッシュフォームエックス)  2500 v3」がバージョンアップし、「Fresh Foam X 2500 v4」として2024年2月16日に発売。その試着&体験ラウンドがあり、大利根カントリークラブ(茨城県)で開催されたメディアイベントに参加してきました。

↑Fresh Foam X 2500 v3はニューバランスのブランドアンバサダー稲見萌寧プロ(写真右)が長年愛用していたモデル。2022年シーズンと2023年シーズンの2年連続で年間女王に輝いた山下美夢有プロ(写真左)も着用していました

 

「Fresh Foam X 2500 v4」は3機種6色のラインナップ

筆者がニューバランスのゴルフシューズ試着&体験ラウンドに参加するのは2年連続2回目になります。昨年は2023年春夏モデル「FuelCell 1001 v4」シリーズで、今年は「Fresh Foam X 2500 v4」シリーズ。

↑Fresh Foam X 2500 v4のラインナップは3機種6タイプ。ソフトスパイクのシューレースモデル(ひもタイプ)が2種類(右上と右下)。ソフトスパイクのBOAモデルが1種類(上段真ん中)。スパイクレスのBOAモデルが3種類(左上と左下と下段真ん中)です

 

新作のFresh Foam X 2500 v4シリーズにおいてスパイクレスがBOAモデルだけなのは、過去の販売実績やマーケティングリサーチでひもタイプを好む人はほぼ100%、ソフトスパイクを選択するというデータが出ているのでしょう。

↑スパイクレスのカラーバリエーションは、WHITE/BLACK(写真)以外にWHITE/BLUEとBLACKがあります

 

ミッドソールには「Fresh Foam X」が採用されています。Fresh Foam Xというのはニューバランスが独自に開発したミッドソール設計で、18ホールを歩いても高い快適性能を発揮するクッション機能が搭載されています。また、かかと全体を包み込むTPUパーツ(黒い部分)がかかとのホールド感を高め、ショット時と歩行時の安定性を提供してくれます。

↑「Fresh Foam X 2500 v4 SL BOA」2万3100円(税込)

 

Fresh Foam X 2500 v4 SL BOAのアッパーは、足当たりの柔らかいメッシュに薄いPUを張り合わせゴルフに必要な剛性、撥水性を発揮します。

↑アウトソールにはニューバランスの名前の由来となったチキンレッグをモチーフにしたTPUプレート(黒い部分)を配置しています。抜群の安定性とクッション性の両立を実現しています

 

ただ、これらの文章はメーカーの受け売りで、実際にゴルフ場で履いてみないと、どのくらい安定性が高いか分からないというのが正直なところであります。

他のラインナップはコチラ↓

 

イベント会場はニューバランスの世界観が満載

ニューバランスのイベントに参加するといつも感心させられるのが、世界観の作り方が上手なんですよね。

↑今回はクラブハウスの入り口でニューバランスファミリーのロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手(左)、女子陸上1000メートル、1500メートル、3000メートル、5000メートル日本記録保持者の田中希実選手(左から2番目)、稲見プロ(左から3番目)、東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手(右)4人のパネルが

 

↑クラブハウスの2階に上がると、後ほどステージに登壇する山下プロ(左から3番目)と稲見プロ(右から2番目)に加え、ニューバランスのゴルフシューズを着用して2023年シーズンに勝利を挙げた櫻井心那プロ(左から2番目)、岩井千怜プロ(左)、山内日菜子プロ(右)のパネルが飾られていました

 

↑商品の展示の仕方もオシャレで、ここがゴルフ場のクラブハウスの2階であることを忘れそうになります

 

稲見プロは自らもゴルフシューズの開発に携わり、共同開発モデル「UG3000 v1」(2024年3月発売予定)を世に送り出します。稲見プロはコロナ禍で2シーズンが統合された2020-2021年シーズンの賞金女王なので、ニューバランスのゴルフシューズが3シーズン連続で女王奪取に貢献したことになります。同社がゴルフシューズを最初に発売したのは2016年ですから、それから10年も経たないうちにこの実績ってすごい!

↑トークショーが始まると、大勢のメディア関係者がステージの前に集まり、山下プロと稲見プロの話に耳を傾けていました

 

その稲見プロと山下プロがトークショーを行い、ニューバランスのゴルフシューズの魅力を語り合ってもらった後、コースに向かいました。

↑今まさに自分が着用しているゴルフシューズを山下プロが「これ、いいよ!」と言わんばかりに掲げており、期待感が高まります

 

↑12番パー3に行くと、プロゴルファーとのニアピン対決にチャレンジするアトラクションが用意されていました

 

ティーイングエリアには左足がつま先上がりで、右足がつま先下がりになる特殊な人工芝が設置されています。いくらシューズが良くたって、この状況で普段どおりのショットを打つのは難しいです。筆者は低い当たりが出てグリーンの左サイドに外しました。でも、そこからのアプローチショットがピンそば2メートルに寄り、このパットを決めてパーが取れたのはうれしかったです。

↑プロだけがこの難しい条件から打つのかと思いきや、アマチュアも同じ条件で打つとのこと

 

その後は、Fresh Foam X 2500 v4の歩き心地の良さを満喫しながら18ホールをラウンド。プロゴルファーはこんなに柔らかい履き心地のゴルフシューズで試合を戦っているのかと、うっとりした気持ちになりました。やっぱり最上位モデルの最新モデルは履き心地抜群です。

 

正直に申しますとゴルフシューズの最上位モデルは高価なので、自分の財布ではなかなか手が出ませんが、やはり高価格帯商品は高品質であることをハッキリと実感した1日でした。

 

写真/保井友秀、オフィシャル素材

 

 

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原英莉花ら女子ゴルフ3選手が“お揃いコーデ”でプレー! 珍しい光景に反響相次ぐ

国内女子ゴルフツアーで見られた“珍しい光景”が話題だ。

 

11月10日~12日の3日間にかけて千葉県・グレートアイランド倶楽部で開催され、西郷真央の優勝で幕を閉じた女子ゴルフの国内ツアー『伊藤園レディスゴルフトーナメント』。その最終日、インスタートの第14組では、岩井千怜、原英莉花、脇元華の組が3人お揃いのウェアでラウンドし、ゴルフファンから熱い視線が注がれている。

 

JLPGA公式インスタグラムは大会終了後、「第14組の #三つ子コーデ」と文面に綴り、3人の姿を捉えた2枚のオフショット、中継映像の一部を共有。ゴルフウェアブランド『MASTER BUNNY EDITION』と契約を結ぶ3人は今回、揃って黒のシンプルなトップス、千鳥柄のロングパンツを着用しており、プレー以外でも観る者を魅了した。

 

これを受けてコメント欄には、ファンからの反響が続々。「珍しい、初めて見ました!」「これは、素晴らしいファンサービス」「最初びっくりしたけど楽しかった」「3人ともお似合いだね〜」「話題になってましたね」「なかなかセンスのあるパフォーマンス」「スポンサーさんも大喜び」などなど、多くの反応が寄せられている。

 

また同日、公式インスタグラムを更新した脇元は、「同じ組だったので皆んなでペアルックしてみました!」と報告すると、「また一緒だったらやろうね」と2人に対して呼びかけ。1〜3枚目の画像にはコース上での3ショット、4枚目には、大会2日目に撮影された原との2ショットを掲載し、「最後の写真はたまたまお揃い」と綴っていた。

 

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脇元華 wakimoto hana(@hana.wakimoto)がシェアした投稿

 

多くのギャラリーを惹きつけた3人。いよいよシーズンの佳境を迎えている国内女子ゴルフツアーだが、残りの大会でも彼女たちの活躍に注目だ

スマイリング・シンデレラ 渋野日向子、全英予選落ち後の“神対応”に大会公式が注目!

スマイリング・シンデレラの“神対応”に現地から脚光が注がれている。

 

海外女子ゴルフの今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンに出場した2019年女王の渋野日向子は、初日、2日目ともに「75」とスコアを伸ばせず、通算6オーバーの105位で予選落ち。前週のスコットランド女子オープンでは、2日目まで首位を走り、16位フィニッシュするなど、今大会を上り調子で迎えていたが、決勝ラウンドに進むことはできなかった。


不本意な結果に終わった渋野だが、そんな中で今回、注目を集めているのが、予選落ち後に見られた振る舞いだ。大会公式X(旧ツイッター)が掲載した動画には、ラウンド後もしばらく会場に残り、ファンサービスをする渋野の姿が収められている。ゴルフボールやキャップにサインをすると、記念撮影にも快く応じ、「ありがとー」と笑顔を見せていた。

 

投稿の文面には、「ヒナコ・シブノは予選落ちを喫したかもしれない…。ただ、スマイリング・シンデレラは、いつもファンのために時間を割き、敬意を忘れない」と綴られており、大会公式もその神対応ぶりに感心した様子。海外ファンからも多くの称賛コメントが寄せられ、悔しい敗戦後も変わらないその物腰柔らかな人柄は、観るものを大いに魅了しているようだ。


また、悔しい結果で大会を後にした渋野は、14日にインスタグラムを更新し、「うまくいかない日々が続き久しぶりの投稿をこういう文章でまとめないといけないことがとても悔しくて、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と現在の心境を吐露。キャディーやマネージャー、ファンへの感謝を記し、「まだまだこれからも前を向いて頑張ります」と決意を綴っていた。


海外女子ツアーのシーズン終盤を迎えている渋野。次戦は、現地24日からカナダ・バンクーバーで開催のCPKC女子オープンに出場予定だ。

スマートウォッチが自動的にゴルフのショットやスコアを記録? 次期Wear OS 4で実現するかも

Googleの次期スマートウォッチ用OS「Wear OS 4」は5月11日のGoogle I/Oイベントで正式発表され、すでに開発者向けプレビュー版も公開済みです

↑ゴルフのショットを自動的に記録できるようになる?

 

その正式版は今年(2023年)秋にリリースされる予定ですが、改善される機能の1つにゴルフのトラッキング(記録)が含まれていることが明らかとなりました。

 

この改善は、具体的にはWear OS の「ヘルスサービス」がアップデートしたことによります。このサービスは、アプリ開発者がスマートウォッチのセンサーから得られるデータにアクセスしやすくするものです。

 

その最近の更新では、アプリがより頻繁に心拍数データを取れるようになり「ゴルフのショット数を自動的に検出する」ようになったそうです(対応するWear OS端末に限る)。

 

この機能はサムスンと共同で開発されており、さらにゴルフスイングの大きさ(ショート、パット、フル)を検出できる予定です。これにより、対応スマートウォッチでは「ゴルフコースにいる間、アプリがシームレスな自動トラッキングとスコアリングを構築できる」ようになるとのこと。つまり、ショットやスコアを手で入力しなくても済む見通しです。

 

さらにWear OS 4では、バックグラウンドで健康関連センサーにアクセスするための新たなパーミッション(許可)が導入される予定です。たとえば、ユーザーが意識してアプリを使っていない間に、「アプリがバックグラウンドで心拍数を追跡する」よう許可でき、ユーザーが自分の健康データを制御しつつ、消費電力を節約して効率よくアクセスできそうです。

 

Source:9to5Google

【4月14日~16日】ゴルフ大好き芸人のファッションショーも!? ゴルフの祭典「PING Gフェス!2023.」6年ぶりに開催

ピンゴルフジャパンは、4月14日から4月16日までの期間、東京都世田谷区の二子玉川ライズにて「PING Gフェス!2023.」を開催します。

 

同イベントは2017年以来となる、6年ぶりの開催。ステージ・展示・体験の3構成で、4月14日のステージブースでは、ゴルフ大好き芸人の蛍原 徹さんが登場し、最新クラブの試打や、最新のPINGアパレルを身にまとって、ファッションショーに挑戦。4月15日にはファッションモデルの三枝こころさん夫妻トークショー、4月16日にはPING契約プロの亀代順哉さんとゴルフYouTuberのなみきさんによる、100切りゴルフワンポイントレッスンも実施します。

↑蛍原 徹さん

 

そのほか、PINGアパレル公式YouTubeチャンネルで活躍する「GOLF120(ゴルフ ワン ツー オー)」メンバーとPING契約ティーチングプロ(カーステンスタッフ)によるトークショーなども行われます。

↑三枝こころさん

 

展示ブースでは、2022年11月に販売開始した「G430シリーズ」や「PLD MILLED PUTTER」、を展示。「PINGアパレル」コーナーでは最新のデジタルサイネージを使ったバーチャルフィッティング(試着)体験を楽しめます。PINGの最新クラブの試打やフィッティングが体験できるほか、豪華賞品付き「激飛!ドラコンチャレンジ」、「ピン♪ワンパットチャレンジ」、子どもを対象にした「ゴルフで遊ぼうスナッグゴルフ」など、様々なアトラクションを用意しています。

↑なみきさん

 

開催時間は、14日が11時30分~20時まで、15日が11時~19時まで、15日が11時~18時まで。入場料は無料。詳細は、同イベントの公式ページをご覧ください。

↑亀代順哉さん

通気・伸び・環境に配慮……「快適」にこだわったゴルフニットがルコック「RIJOUME」から

デサントジャパンが展開するフランス生まれのスポーツブランド「ルコックスポルティフ」のゴルフウェアライン「RIJOUME(リジューム)」は、通気・伸び・環境に配慮した快適性を追求したゴルフニットを、順次発売中です。

 

今回発売のアイテム3種類は、同社のスポーツアパレル研究開発拠点「DISC OSAKA」の独自研究により、身体の中で汗をかきやすい場所を裏付けた「スウェットマッピング理論」をもとに、汗をかいた際の通気を考慮し、特に発汗量の多い脇と背中にメッシュ編みを採用することで「快適」をサポート。

↑左:背中のメッシュ部分、右:脇のメッシュ部分

 

伸縮性に優れており、1着まるごと編み機から直接、立体的に編み上げる「ホールガーメント」製法を採用しているので、身頃には縫い目による伸び止まりもありません。身頃に縫い代がないため肌当たりも良く、快適な“伸び”を提供。また、ニットは型崩れしやすいのでスポーツウェアとして使用するときは耐久性も必要ですが、素材にポリエステルやポリエステルと綿の混紡糸を使用しているので、一般的な毛や綿のみのニットよりも型崩れしにくく、自宅での手洗いも可能です。

↑【RIJOUME】ホールガーメント(R)セーター(ブラック)

 

素材には再生ポリエステルを使用し、さらに1本の糸で編み上げるホールガーメント製法を採用。原料にムダがなく、着用する人だけでなく環境にも配慮しています。

【RIJOUME】ホールガーメント(R)半袖ニットシャツ(グレー)

 

「【RIJOUME】ホールガーメント(R)セーター」「【RIJOUME】ホールガーメント(R)半袖ニットシャツ」「【RIJOUME】ホールガーメント(R)モックネック半袖ニットシャツ」いずれも、デザイン面では、全体的に汎用性のあるシンプルなデザインながら、ワンポイントでロゴを配置することによりスポーティな要素を取り入れています。加えて、素材はポリエステルやポリエステルと綿の混紡糸で編んでおり、サラッとした着心地と柔らかい素材感を併せ持った“快適性”も備えています。

↑【RIJOUME】ホールガーメント(R)モックネック半袖ニットシャツ(ベージュ)

 

税込価格は、【RIJOUME】ホールガーメント(R)セーターが1万5400円、【RIJOUME】ホールガーメント(R)半袖ニットシャツが1万5400円、【RIJOUME】ホールガーメント(R)モックネック半袖ニットシャツが1万4300円。

あなたは猫背タイプ? 反り腰タイプ? 「鴻江理論」に基づいたゴルフキャップ「鴻江キャップ」

デサントジャパンが展開する「デサント」は、アスリートコンサルタントの鴻江寿治(こうのえひさお)さんの「鴻江理論」に基づき、猫背・反り腰それぞれに応じた庇の長さ、重量感、帽子の深さを追求し、被ることで頭の位置や目線が定まったスイングに導けるように開発されたゴルフキャップ「鴻江キャップ」を、3月より新発売します。

 

鴻江理論では、人間は元々、骨盤の開き方に左右差があるということに基づき、人間を猫背型の「うで体」と反り腰型の「あし体」に分類。右側の腰が閉じて(前傾して)、左側の腰が開いた(後傾した)状態が「うで体」で、その逆を「あし体」としています。

↑鴻江寿治さん

 

ゴルフキャップについては、自分の姿勢の特徴を把握せずに、合わないキャップを被っていると、運動時に体の負担が増えたり、本来発揮できる力が損なわれることにも繋がるとしており、自分の姿勢がうで体、あし体のどちらに分類されるかをまず把握し、各分類の特性に合わせて開発したキャップを被ることで、自分の姿勢をあえて変えずに、頭の位置や目線を本来あるべきポジションに固定しやすくなることを期待。頭の位置や目線を固定することで、体への負担軽減や、体をうまく活用し本来その人が持っている力を発揮したスイングが期待できるとのことです。

 

今回発売となるのは、「ミニマルロゴキャップ」「エンブレムロゴキャップ」の2種類で、うで体を「猫背タイプ」、あし体を「反り腰タイプ」に分類。

 

猫背タイプは、首が前にでて、目線も下を向きやすいため前重心になりやすいのが特徴です。帽子を浅くかぶることによって、視界が広く保たれるので、体への負担軽減を期待できます。

 

反り腰タイプは、あごが上がりやすく、目線も上の方を向きやすく後ろ重心になりやすいのが特徴です。帽子を深くかぶることによって、反り腰のプレイヤーが力を発揮しやすい、顎が少し上がったポジションになることを期待できます。

 

ミニマルロゴキャップは、鴻江理論を応用した「猫背ゴルファー(うで体)」におすすめのキャップ。庇短め、クラウン(本体高さ)は浅めに仕上げており、浅く上向きにかぶることで猫背のプレイヤーに合う仕様です。税込価格は4950円。

 

エンブレムロゴキャップは、鴻江理論を応用した「反り腰ゴルファー(あし体)」におすすめのキャップ。庇長め、クラウンを深めに仕上げており、庇を下げて深くかぶることで反り腰の方に合う仕様です。税込価格は4950円。

全天候型や冷感持続ウェア、艶やかな花柄デザインも。「テーラーメイド」2023春夏コレクションを見てきた!

2023年もテーラーメイドアパレルは、プロゴルファーのスイングモーションデータを活用して動きやすさを追求した『ツアー テーラーメイド』と、着心地と機能性を確保しながらもトレンドを取り入れたデザインで日常使いも可能な『クラブ テーラーメイド』の2つのラインを展開していきます。

 

1日着られるレインウェア

ツアーラインで今季イチオシアイテムが全天候型ウエア「TMWS(テーラーメイド・ウェザープルーフ・システム)」。ゴルフは小雨程度ならばプレイするし、夏にはにわか雨にも遭遇します。雨が降りそうな天候の場合は予めレインウェアを持って行き、雨が降ったら急いで着用するのですが、一般的なレインウェアはゴワゴワして動きづらかったり、夏は蒸し暑かったり、デザイン的にイマイチだったり、そもそも脱いだり着たりが面倒だったりします。

 

TMWSはその不満を解消したウェア。3層構造の防水透湿ストレッチ素材の採用により不快なゴワゴワ感がなく、動きやすさも確保しているので、雨天時だけでなく好天時にも着用し続けることができます。

 

TMWSを採用した「ツアーTMオールウェザージャケット」(3万1900円・税込)は、初期耐水圧10,000mm、透湿性10,000g/平方メートル/24hrs。レインウエアながらタイトなシルエットでデザイン性もあり、高いストレッチ性で動きやすい。ダブルジッパー式なので上だけで留めて着ることもでき、開放的になり体から出る蒸気と熱を逃がせます。袖も脱着できるので、梅雨の蒸し暑い時に便利。カラーはホワイト、ブルー、ブラック、ツアーレッドの4色。

 

TMWSを採用した「ツアーTMオールウェザーパンツ」(2万3100円)も用意しています。初期耐水圧と透湿性能はジャケットと同等。ジャケット同様、ストレッチ性のある柔らかい素材なので、オーバーパンツとしてだけでなく、普段のプレイ用としてそのまま着用可能。カラーはブラック、ツアーレッド、ブルー、ライトグレーの4色展開。防水性の高いパンツは、早朝プレイ時に朝露で足元がびしょ濡れにならずに済むというメリットもあります。

↑TMWSを採用した、ツアーTMオールウェザーパンツとツアーTMオールウェザージャケット

 

↑ツアーTMオールウェザージャケットの袖は、メッシュタイプのハーフライナーと一体型になっており、汗で蒸れたりベタついたりするのを防ぐ。脱着もファスナーで簡単

 

TMWSではこのほかに、高撥水の「パッカブルレインハット」(7150円)と「ウォーターリペレントソックス」(3300円)も用意しています。

↑パッカブルレインハットは小さく折り畳めるのでカートバックに入れて持ち歩ける

 

↑ウォーターリペイントソックスは水を弾く。雨天時に、シューズに水が侵入した際の不快感を軽減する

 

汗をかき続ければずっと涼しい

もう一つの目玉が、クーリング機能の「T-ICE」。一般的な冷感ウエアは、触れた時だけ瞬間的に冷たく感じる接触冷感ですが、T-ICEは生地の内側にプリントされた温度調節マイクロカプセルとキシリトール系給水冷却材が汗に反応して冷却し続ける仕組みです。吸湿速乾とも違う、新しい冷感素材なのです。

 

「T-ICE ワードグラフィックS/Sモック」(1万4300円)はホワイト、ブラック、イエローの3色展開、「T-ICE ベンチレーションパンツ」(1万9800円)はライトグレー、ブラック、ブルーの3色展開となっています。

↑T-ICE ワードグラフィックS/Sモックと、T-ICE ベンチレーションパンツ。シャツは幾何学的な模様が都会的でおしゃれ。パンツは名前のとおり、サイドにベンチレーションジッパーを備え、体から出る熱を放出できる

 

今年のテーマはマスターズの花

クラブラインの春夏コレクションは、前半と後半で別のテーマを設定しています。前半はザ・ガーデンシティ。マスターズ・トーナメントを開催するアメリカのオーガスタ・ナショナルゴルフクラブからインスピレーションを受け、花柄やグリーンをあしらったデザインのポロシャツを発売します。オーガスタは各ホールにカメリアやピーチフラワーなど花の名前がつけられており、マスターズ開催期間の4月上旬はコース上に花が咲き乱れ、美しいコースとして有名です。

↑左は「フラワージャガードS/Sポロ」(1万5400円)で、オーガスタ・ナショナルゴルフクラブの10番ホールを飾るカメリアをイメージ。中央と右が「バンドカラーS/Sポロ」(1万4300円)。中央は3番ホールの名称であるピーチフラワー、右はオープニングホールを飾るティーオリーブをイメージ

 

↑「ヤーンダイボーダーS/Sポロ」(1万4300円)はグリーンのボーダーデザイン

 

後半はニューヨークのメトロポリタンをイメージしたデザイン。5月の全米プロゴルフ選手権がニューヨーク州での開催となるため、マンハッタン島の航空写真をデザイン化したものです。

↑右が大都市の航空写真をグラフィック化した「MET GRAOHIC S/S POLO」(1万5400円)、左は高ストレッチの「テックスブリツドベーシックパンツ」(1万2100円)

 

リバティ社、ユナイテッドアローズとのコラボ製品も発売

イギリスの老舗デパート、リバティ・ロンドンを経営するリバティ社とのコラボデザインも発売します。リバティ社のデザイナーが手書きした花柄をあしらったショートスリーブ・ポロ「リバティファブリックS/Sポロ」(1万7600円)はホワイト、ネイビー、ブラックの3色展開です。

↑イギリスの老舗ブランドとコラボした「リバティファブリックS/Sポロ」

 

また、昨年実施したユナイテッドアローズとのコラボを今年も展開します。今年は「NO BOUNDARIES」「GENDERLESS」「STREET」をテーマに、男女兼用でタウン着としても使えるデザインとなっています。「ストレッチ テーラード ジャケット」(3万800円)は軽量かつストレッチ素材を採用し、リラックス感のあるシルエットで着心地がよく、街中でもおしゃれに着こなせます。内側の大胆なメッセージグラフィックプリントも遊び心を刺激して楽しい気持ちになります。

↑「ストレッチ テーラード ジャケット」は都会的なデザイン。最近ではジャケット着用を義務付けるゴルフ場は減ったが、おしゃれとして着こなしたい

 

夏向けにはT-ICE素材を採用したシャツを用意しています。メッセージグラフィックを背面下部にプリントした「メッセージ クーリング S/S ポロ」(1万8700円)と「メッセージ クーリング S/S モック」(1万6500円)。

↑襟付きのシャツ「メッセージ クーリング S/S ポロ」は背面下部にアクセントとしてメッセージグラフィックをプリント

 

↑モックネックの「メッセージ クーリング S/S モック」は背面に大胆なメッセージグラフィックがプリントされている

 

↑ユナイテッドアローズコラボのキャップとソックスも発売。パステルカラーで春を感じるデザインに仕上がっている

 

これから春に向かい、ゴルフ場はより賑やかになっていくでしょう。テーラーメイドアパレルの新作は、テーラーメイドらしい正統派デザインをベースにしながらも、機能性と遊び心を盛り込んだラインも増え、ラウンドに華を添えてくれる存在になりそうです。

 

 

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初心者でもすぐ分かる!ゴルフ・キャディバッグの選び方を解説

ゴルフクラブのフルセット(14本)やハーフセット(7本)を購入するのであれば、キャディバッグも同時に入手したほうが便利です。ゴルフ場でラウンドする際は、クラブをキャディバッグに入れることが必須条件になります。

 

ですが、ゴルフショップに行くとさまざまな種類のキャディバッグがあります。何を基準に選んだら良いのでしょうか。「ゴルフ5フラッグシップストア新宿店」の大川舞子さんに聞いてみました。

<識者紹介>


Alpen TOKYO

ゴルフ5 フラッグシップストア 新宿店

大川舞子さん

渋野日向子選手や勝みなみ選手と同学年のいわゆる“黄金世代”。高校時代はプロゴルファーを目指していましたが、大学時代にエンジョイゴルファーに転向。現在はゴルフ5認定レッスンプロ兼クラブフィッターとしてアマチュアゴルファーのクラブ選びをサポートしています。

 

ゴルフのキャディバッグとは?

キャディバッグはゴルフクラブを入れて持ち運ぶケースです。持ち運ぶと言っても、ゴルフ場でのラウンド中、常に自分で手に持って運ぶわけではありません。セルフプレーであれば乗用カートに積んだり、手引きカートに乗せたりします。キャディ付きプレーであれば、キャディさん用の手押しカートに積み込みます。

 

学生ゴルファーは、キャディバッグを自分で担いでプレーすることもあります。このスタイルを“担ぎプレー”と言います。ただし、通常営業のゴルフ場では一般的でありません。ですので、ゴルファーがキャディバッグを持ち運ぶのは、ゴルフ場までの行き帰りのみです。ゴルフ場には車で行くことが多いですから、実際には自宅から車までの距離となります。

 

ただし、今の日本は都市部を中心に自家用車を持たないライフスタイルを選択する人が増えています。カーシェアリング利用者や、友人や同僚の車に同乗させてもらう機会が多い人は、そのことを踏まえてキャディバッグを選んだほうが良いでしょう。

 

カート型、スタンド型の2種類

キャディバッグは、大別するとカート型とスタンド型の2種類があります。どんな特徴があるのか比較してみましょう。

 

■カート型

カート型は、名前の通り、乗用カートに積み込みやすいように設計されています。土台部分が安定しており、地面の上に立つので自立型と呼ぶこともあります。キャディバッグ自体の安定性を高めるために、重量感のある商品が多いです。最近はカート型でも軽量をウリにする商品が増えていますが、重量で比較するとスタンド型のほうが軽いので優位!カート型は安定感重視です。

 

■スタンド型

スタンド型は2本の足が付いており、地面の上に斜めに立て掛けるように設計されています。ですので、クラブの出し入れがしやすくなっていますね。傾けて立たせることができるので、傾斜地でも安定して使える点もメリットです。また、担ぎプレーが主流の時代に開発された商品なので、肩に担ぐためのショルダーベルトが装着されています。軽量で持ち運びに便利なのも特徴!

 

口径サイズについて

キャディバッグは、口枠の縦の長さによって口径のサイズが表示されます。標準的なサイズは、男性向けが9型(直径9インチ=22.86cm)~9.5型(直径9.5インチ=24.13cm)、女性向けが8.5型(直径8.5インチ=21.59cm)です。口径が大きければ大きいほど収納能力が高くなります。

 

口枠のパターンは6分割がオーソドックスですが、8分割や14分割のモデルもあります。どのパターンが使いやすいかは、人それぞれ好みが分かれます。

 

初心者・中級者に向けたキャディバッグの選び方

初心者・中級者に向けたキャディバッグの選び方を大川さんに聞いてみました。

 

「正直なところ、キャディバッグを選ぶにあたって気を付けるポイントはないです(笑)。なぜかと言いますと、キャディバッグはファッション性がほとんどですから、どれを使ったら気分が一番上がるかということで決めて良いです。

 

ポケットの数が多くて収納力が高いのはカート型ですが、スタンド型でもラウンドに必要なアイテムは一通り収納できます。ゴルファー自身がどういう用途で使いたいかをイメージして選んでください。ゴルフを始めたばかりでゴルフ場に行く機会はまだ少なく、練習場に行く頻度が高いのであれば、軽くて持ち運びやすいスタンド型が向いています。練習場にはそれほど行かず、ラウンド中心という方はカート型が向いていますね。

 

価格帯としてはスタンド型のほうが安いので、ゴルフ5での販売数割合はスタンド型が6割、カート型が4割になっていますよ。」(大川さん)

 

キャディバッグ選びでアドバイスを1つ加えるのであれば、ゴルフ場に宅配便でキャディバッグを送るときは必ず専用カバーを掛ける必要があります。専用カバーは宅配会社の営業所で購入できます。専用カバーのサイズは縦143cm前後、横70cm前後。ラウンド中は専用カバーを外しますから、折り畳んでキャディバッグのポケットに入れておけると便利です。キャディバッグを宅配便で送る機会が多くなりそうな人は、専用カバーの収納を念頭に置いて選ぶことをおすすめします。

 

口枠内の中仕切りは、上だけのタイプと下までつながっているタイプがあります。上だけのタイプは仕切りがめくれやすいので、下までつながっているタイプが使いやすいとのこと。さらに、内部でクラブ同士がぶつかりにくくなり、クラブが傷付きにくくなります。

 

クラブケース、スタンドバッグがあれば便利

最近はラウンド用のキャディバッグに加え、練習用のクラブケース(スタンドタイプや肩掛けタイプ)もよく売れているとのこと。

 

「肩掛けタイプのクラブケースは練習場に行くときに便利ですし、スタンドタイプのクラブケースは練習場でもショートコースでも使えますから、かなり売れていますね。」(大川さん)

 

最近は、ゴルフ練習場にクラブを持っていくときに使うクラブケースだけでゴルフ場に来る人も増えているようですが、ゴルフ場は対応に困っています。なぜかと言うと、クラブケースは乗用カート後部のキャディバッグを積み込む場所に固定できないからです。

 

ゴルフのプレースタイルは、“セルフプレー”と“キャディ付きプレー”の2パターンがあります。セルフプレーは乗用カートを使用するのが主流です。乗用カートの後部には、キャディバッグを4個積み込むスペースがあります。左右に2個ずつ積み、ベルトを通して固定する仕組みになっています。クラブケースだと細すぎて固定できません。

 

また、スタンドタイプのクラブケースは持ち込み禁止のゴルフ場もあります。その理由はクラブケースをグリーン上に持ち込み、グリーンの表面に傷が付く被害が多発しているからです。ですので、ゴルフ場でラウンドする際はクラブケースだけで行くのはNGです。キャディバッグの購入後、練習場に行くときのサブバッグとしてクラブケースを活用してください。

 

■取材協力

Alpen TOKYO

住所:東京都新宿区新宿3丁目23-7ユニカビル

営業時間:平日11時〜22時/土日祝10時〜22時

 

撮影/中田 悟 文/保井友秀

テーラーメイドの新ゴルフクラブ「ステルス2」 はより遠くまで飛び、よりやさしく扱いやすい

昨年、50年続いた金属製フェースの時代に終止符を打つべく、満を持してカーボン製フェースドライバー「STEALTH(ステルス)」を発売し、ゴルフ界の話題をさらったテーラーメイド。2023年モデル「STEALTH 2」のカーボンフェースドライバーはさらに磨きをかけ、より遠く、より優しくなりました。今年もテーラーメイドの新年発表会に参加してきましたので、その模様をレポートします。

 

やさしく・遠く「FARGIVENESS」が合言葉

「2022年はテーラーメイドにとって信じられない1年になりました。ステルスドライバー発表後の最初の週末において、ドライバー販売部門で市場シェア80%を獲得という前例のない記録を打ち立て、年間でもハードグッズジャンルで販売シェア1位となったのです」と、冒頭あいさつに立ったマーク・シェルドン-アレン社長は興奮気味に話します。

↑マーク・シェルドン-アレン社長

 

そこまで大人気となったステルスドライバーが今年はどう進化したのでしょうか。「テーラーメイドは2023年、“ファーギブネス(FARGIVENESS)”を提唱します」と高橋伸忠ディレクターは高らかに宣言します。この聞き慣れない言葉はテーラーメイドによる造語で、遠くを意味する“FAR”と、やさしさ・寛容性を意味する“FORGIVENESS”をかけ合わせたものです。つまり、より遠くまで飛び、よりやさしく扱いやすいクラブへと進化したのです。

↑高橋伸忠ディレクター(ハードグッツプロダクト)

 

ステルスドライバーはカーボン化によってボールが当たるフェース面が軽くなり、エネルギー伝達効率が向上しました。フェース面を軽くなることはすなわち、ボディに重量を割り振ることができるので、インパクトの瞬間、遠心力で加速してきた重いボディが後ろからフェースを強い力で押し出し、ボールをより遠くに飛ばすことができるのです。

↑フェースをカーボンにしたことで、国際ルールで決められたヘッド重量の9割をボディに割り振ることができ、慣性モーメントが向上した

 

新ゴルフクラブ「ステルス2」

2022年のステルスドライバーは2021年のチタンフェースドライバーに比べて重量を40%も削減することに成功しています。しかし、新発売のステルス2シリーズは前年比2gの重量削減にとどまっています。「たかだが2gかと思うでしょうが、昨年に43gから26gに大幅削減したものをさらに絞るのはボクサーの減量並みに大変なことでした」(高橋氏)。

 

今年の場合、重量よりも構造の変化に注目です。ステルスツーではフェースのカーボン積層を改良しています。中心部をやや厚く、周辺部をやや薄くすることで、ボールの初速を上げるホットゾーンが昨年モデルより広くなっているのです。これらにより、前モデルに比べてより遠く飛び、よりやさしくなったのです。

↑フェースのカーボン積層を改良することで、新製品ではホットゾーンが拡大した

 

ステルスツーシリーズは3種類を用意。前年モデルも3種類を用意していましたが、今年はモデルごとの差異をはっきりとさせ、より自分に合ったクラブ選びがしやすくなっています。

 

まずはショップ限定で販売する「ステルス2 プラス ドライバー」(9万6800円~11万6600円、税込)。これはスコア90を切り、ストイックにゴルフを追求するアスリート向けモデルです。ロフト角を調整できる「FCTロフトスリーブ」、いわゆるカチャカチャは3モデル全てに搭載しますが、ヘッド左右方向の重心位置を調整できる「15gスライディングウェイトシステム」はこのモデルのみの搭載となり、より自分のスイングに合った、自分が目指したい軌道に調整できます。

 

「ステルス2 ドライバー」(9万3500円~11万3300円)は、100前後のスコアで安定してラウンドするアベレージゴルファー向け。ソールのウェイトをややヒールよりにすることで、ドロー傾向をやや強くしています。

 

「ステルス2 HD ドライバー」(9万3500円)のHDはハイ・ドローの略で、高弾道でつかまりやすく、ミスヒットに対する寛容性の高い、やさしいクラブ。シャフトを1/4インチ短くしており、前モデルに比べてスイートスポットが広がっていることも併せて、扱いやすく、100切りを目指すゴルファーのよき相棒となるでしょう。

↑ステルス2 ドライバーは昨年同様3モデル用意。バックウェイトの重量と、ソールウェイトの位置を変えることでそれぞれの特性を引き出している

 

↑ステルス2 プラス、無印、HDに行くに従い、やさしいクラブになっている

 

なお、前年モデルは3タイプともに同じライ角でしたが、今年は2度ずつ変化をつけています。ライ角が大きいほどにボールがつかまりやすくスライスがしにくくなるため、スライスに悩む初心者にとってHDモデルはより扱いやすくなっているのです。

↑3モデルそれぞれの前年モデルとの違い。3モデルともに慣性モーメントが増加しており、より飛ぶクラブになっている。HDはドロー傾向を強く、ライ角をアップ、クラブを短くすることでよりやさしいクラブになっている

 

フェアウェイウッド・レスキュー・アイアンにもHD

ドライバーと併せて、フェアウェイウッド、レスキュー、アイアンも発表されました。フェアウェイウッドはドライバー同様にスイートエリアが拡大し、ミスヒットに対する寛容性が向上しています。

 

アスリート向けの「ステルス2 プラス フェアウェイウッド」(6万500円~8万300円)はソール部分にウェイトを前後に調整できる「スライディングウェイト50g」を搭載し、ロフト・ライ調整機能との組み合わせでボールの打ち出し角とスピン量を自分好みに調整できます。

 

新たにラインアップに加わった初心者向けの「ステルス2 HD フェアウェイウッド」(5万8300円)はドライバー同様にハイ・ドロー弾道の“上がってつかまる”クラブで、テーラーメイド史上最も優しいフェアウェイウッドとなっています。

↑フェアウェイウッドも3種類。アスリート向けのプラスは前後に動くスライディングウェイトにより自分好みの弾道を作れる

 

↑プラスモデルの可変域。ロフト、バックスピン量ともに広い

 

↑HDモデルは上下幅が狭いシャローヘッド設計により、重心が低くなり“上がる”クラブに仕上がっている

 

レスキューに関しては、従来のアイアン型の新製品「ステルス2 プラス レスキュー」とウッド型の新製品「ステルス2 レスキュー」に加え、こちらもHDシリーズが新たにラインアップしました。ハイロフト設計、ボールが上がりやすく左右のミスに強いシャローヘッド設計、および低重心化でより高く大きく飛ばすことができます。

↑レスキューも3種類。プラスモデルはアイアン型、無印とHDモデルはウッド型

 

↑レスキューもHDモデルはシャローヘッド設計。ビギナーの“ボールが上がらない”問題の解消を狙う

 

さらに、アイアンにもHDシリーズが加わりました。テーラーメイドでは米国、日本、欧州さまざまな地域でたくさんのゴルファーに対して「アイアンではどんな球を打ちたいか」というヒアリングをした結果、高い弾道でつかまりがよく、スピンがかかって、グリーンに落ちた時に転がらずに止まる球を打ちたい、というのは万国共通の願いでした。このニーズに答えるべく今回、アイアンでもHDシリーズを新たに導入したのです。

 

「ステルス HD アイアン」(6番~PWの5本セットで13万7500円/12万1000円)は、ソールの幅が拡大したワイドソールを採用、重心を低く、後ろにもっていくことで、高弾道でバックスピン量の多い打球を打ち出せるようになっています。また、継続販売となる上位モデルの「ステルス アイアン」に比べて5番からピッチングまでのロフト角を大きくし、高く“上がる”ようにしています。なお、アイアンもHDモデルはシャローヘッド設計を採用しています。

↑「ステルス HD アイアン」はシャローヘッド設計、ワイドソールにより低重心化が実現し、高弾道でバックスピン量の多いショットが打てる

 

↑上位モデルに比べてロフト角が大きくなり、高い打ち出し角を保てる

 

テーラーメイドではビギナー・エンジョイ層向けには「ステルス グローレ」シリーズを展開していますが、ステルスシリーズの中でも比較的やさしいHDシリーズがドライバーからアイアンまで揃ったことで、ステップアップ意識の高いユーザーを幅広く取り込めるようになりました。

 

少し前まではゴルフ人口の減少が危惧されていましたが、新型コロナウイルスの流行で若者たちが密にならないアウトドアアクティビティに興味を示し、ゴルフでも若年層のプレイヤーが急激に増えています。中にはステルスドライバーを手に持つ若者もいます。うかうかしていると若者にあっという間に抜かれてしまうので、もっと練習しなければ(笑)。

 

 

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フードを収納スペースにしました! 裏返すとポケットが出現する「フード一体型 軽量コンパクトキャディバッグ」

デサントジャパンは、同社が展開するフランス生まれのスポーツブランド「le coq sportif(ルコックスポルティフ)」にて、2023年春夏シーズンの新作「フード一体型 軽量コンパクトキャディバッグ」を発売しました。

 

同製品は、運搬時の保護を目的として付いているフード部分の“ポケット”が特徴。ラウンド時には邪魔になることもあったフードにポケットを付けたことにより、ラウンド時の収納スペースとして利用できます。ポケットの開口部が上側に向くよう配慮されているので、フードを開けた状態での物の出し入れがスムーズに行えます。

 

本体下部の収納は比較的大きくスペースを確保しており、重さのあるペットボトルやボールなども収納可能です。

 

フードの裏表には、ブランドロゴやモノグラムのグラフィックを施しており、フードの縫い付け方を工夫することで、フードを下ろした際も不格好にならないようなデザイン設計が行われています。

 

また、持ちやすさも工夫を施し、フードを上下したいずれの状態でも、ハンドルとショルダーベルトが使えるよう配慮し、フードに大きなスリットを入れています。

 

カラーバリエーションは、BK00(ブラック)、WH00(ホワイト)、RD00(レッド)の3種類。税込価格は2万9700円です。

ゴルフウェア「ランバン スポール」誕生25周年! フランス本国のデザインチーム作成「25周年限定コレクション」を展開

デサントジャパンが展開する「ランバン スポール」は、1889年にフランス・パリで創業したメゾン「ランバン」のセカンドライン。ゴルフウェアを展開するコレクションとして日本で誕生し、今年で25年を迎えたことを記念して、フランスのデザインチームによって作成された25周年アニバーサリーロゴやグラフィックを、ウェアやバッグなどのデザインに落とし込んだ「25周年限定コレクション」を発売します。

 

25周年限定コレクションは、ニットやシャツなどのゴルフウェア、バッグやサンバイザーといった小物まで、23年春夏シーズンではレディース28型、メンズ11型の計39型を、百貨店や同社公式通販「DESCENTE STORE オンライン」などで、2月上旬より順次発売します。

 

「【25周年】ロゴジャカートブロッキング5分袖シャツ」は、25周年アニバーサリーロゴを縦にリピートした凹凸ジャカードジャージーを使用。襟、袖などに使用している部分使いの生地は速乾機能素材を使用し、5分袖丈の袖口には太めのリブをつけ、モダンなイメージに仕上げています。カラーはBG02(ベージュ×ホワイト)、BK03(ブラック×ホワイト)、NV03(ネイビー×ブラック)の3種類で、税込価格は2万7500円です。3月展開予定。

 

「【25周年】ロゴデザインモックネック半袖シャツ」は、25周年アニバーサリーロゴをフロントにダイナミックにプリント。カラーによってロゴのレイアウトを変え、それぞれ違った印象に仕上げています。リサイクルポリエステルを使用したソフトな風合いのベア天竺素材を採用。カラーはBG04(ベージュ)、BK04(ブラック)、BL04(ブルー)の3種類。税込価格は2万6400円で、6月展開予定。

 

「【25周年】前開きジップアップカットソー」は、25周年アニバーサリーロゴを左胸にプリント。本体素材は吸汗性のあるストレッチ素材を使用しています。肩部分や前立てに、配色の利いた切り替えラインがポイントとなっている、シャープかつスポーティーなデザインが特徴のジップアップカットソーです。カラーはWH01(ホワイト×ブラック)、GR02(グリーン×ブラック)、NV03(ネイビー×ブラック)の3種類で、税込価格は3万9600円。3月展開予定です。

 

「【25周年】半袖シャツ」は、25周年アニバーサリーのモダンなグラフィックをプリントした半袖シャツ。太陽光を反射することで衣服内の温度上昇を抑えるクーリング機能をもつ「SUNSCREEN/サンスクリーン」素材を使用。程よく伸縮性もあり、動きやすく快適なプレーをサポートします。カラーはBK04(ブラック×ブルーグレー)、GY04(グレー×ホワイト)、BG04(ベージュ×ホワイト)の3種類。税込価格は2万6400円です。3月展開予定。

 

特設サイトでは、同コレクションのスタイリングや、同ブランドの品質へのこだわり、製品ができるまでのストーリー、モノづくりに込めた思いなどのエッセンスを紹介するコラムを公開。パリのアトリエから発信されるデザインイメージをベースに、日本人に似合う快適なゴルフウェアに仕上げていくまでのこだわりを通して、ブランドの魅力を伝えています。

ニューバランスの新ゴルフシューズ「FuelCell 1001v4」シリーズの歩きやすさとグリップ力に感動!

ニューバランスは1906年創業の世界を代表するスポーツシューズメーカーです。しかし意外なことにゴルフシューズを最初に発売したのは2016年でした。そこからわずか7年で多くのプロゴルファーが愛用する人気メーカーとなりました。今回、2023年春夏モデル「FuelCell 1001v4」シリーズの試着&体験ラウンドがあり、平川カントリークラブ(千葉県)で開催されたメディアイベントに参加してきました。

 

「FuelCell 1001v4シリーズ」は3機種のラインナップで、2機種がスパイクレス

筆者は2019年発売モデルの「1001v2」シリーズを長年愛用してきました。v2はバージョン2でv4はバージョン4ですから、2世代前の機種になります。

 

2021年発売モデルの「1001v3」シリーズを購入しなかった理由は、2019年に購入したシューズがまだ履けたからです。ゴルフシューズをどのくらいのペースで買い替えるかは、ゴルファーのラウンド回数や練習頻度によって変わります。筆者は年間ラウンド数15~30回で、練習時はゴルフシューズを着用せずにスニーカーを着用するので、1足のゴルフシューズが4~5年履けます。

 

そもそもゴルフシューズを買い替えるタイミングは、ソフトスパイクの鋲がすり減ってきたり、シューズの表面が汚れてきたり、雨の日のラウンドのアフターケアを怠ってイヤなニオイがついたりしたときくらいです。スパイクの鋲はすり減ったら鋲だけ取り替えができますし、シューズ表面の汚れや雨の日の水濡れはラウンド後に必ず手入れしますから、いいシューズは長持ちします。

 

ただ、メーカーとしては新しい素材やテクノロジーを日々研究しているので、よりよい商品を次々と開発し、世の中に送り出しているわけです。4年前のモデルと比べてどんな進化を遂げているのか楽しみです。

↑入り口で受付を済ませると、「本日着用していただくシューズはロッカーの中に入れてございます」とのこと。申し込みの際に足のサイズを伝えていたので、筆者の足に合ったシューズをロッカーに用意してありました

 

さっそく箱を開けると、まぶしいほどのイエローが目に飛び込んできました。

↑まったく予想していなかったカラーリングだったので一瞬ひるみました

 

そしてもう一つ意外だったのは、ソフトスパイクではなくスパイクレスシューズが入っていたことです。ソフトスパイクが入っていると勝手に思い込んでいたので完全に意表をつかれました。スパイクレスシューズはゴルフショップで試着したことはありますが、購入したことはありません。

↑今回が人生初のスパイクレスシューズでのラウンドになりました

 

ラウンド前に商品説明会がありました。説明によるとロッカーに入っていたのはFuelCell 1001v4シリーズ、スパイクレスタイプで防水性能に優れた「UGH1001v4」のイエローだということが分かりました。パネル上に直接BOA(R)ダイヤルを配置し、甲周りと踵のホールド感を同時に高める構造が特徴。そして、ニューバランス特有のFuelCell(フューエルセル)ミッドソールを使用しています。

↑「UGH1001v4」2万6400円(税込)。イエローとホワイトの2色展開です

 

このほかにスパイクレスタイプで防水性能よりも通気性能を重視したメッシュ素材の「UGS1001v4」と、ソフトスパイクで防水性能に優れた「UGB1001v4」の商品説明もありました。UGS1001v4はブラックとグレーの2色展開で、UGB1001v4はホワイトの1色展開です。すなわちFuelCell 1001v4シリーズは3機種中2種類がスパイクレスということになります。ソフトスパイクはほとんどオマケという位置づけです。

↑「UGS1001v4」2万3100円(税込)

 

↑「UGB1001v4」2万9700円(税込)

 

その理由は「ゴルフシューズを1足で済ませたい方はソフトスパイクよりもスパイクレスシューズを選ぶ傾向が高まっているので、そのニーズに応えるためスパイクレスのラインナップを充実させた」とのこと。

 

補足説明をすると、ソフトスパイクはゴルフ場の芝の上でのグリップ性能は高いのですが、練習場のマットの上ではスパイクの高さがあるのでボールとの距離が微妙に変わり、練習に適さないといわれています。筆者もそのことを考慮して練習ではスニーカーを着用しています。

 

しかし、スニーカーで練習するとスニーカーが傷みやすく、ボールを打つ瞬間に足元が滑ると感じる人もいるようです。そういう人は練習場でもゴルフ場でも履けるスパイクレスシューズを選びます。

 

数年前までは、スパイクレスシューズはソフトスパイクと比べるとゴルフ場では滑りやすいと言われていましたが、近年のスパイクレスシューズ人気の高まりによってメーカー各社が開発に本腰を入れ始めました。プロゴルファーが試合で着用しても不満を感じないほどグリップ性能が高いモデルが次々と発売されています。

 

ニューバランスでは、プロゴルファーが試合で着用するのはソフトスパイクの「2500v3」シリーズが圧倒的に人気ですが、そのテクノロジーをアマチュア向けモデルに搭載したFuelCell 1001v4シリーズではスパイクレスタイプをメインに打ち出したわけです。

 

そして商品説明会の最後にゴルフシューズの履き方レクチャーがありました。

↑初めて聞く内容で面白かったです

 

「シューズを履くときは、まずボアを全開に緩めます。そして1つ目のポイントはかかと側の硬い素材(ヒールカウンター)にかかとをしっかり合わせることです。2つ目のポイントはシュータンを引っ張ってラップ部分が縒れないようにすることです。3つ目のポイントはかかとを合わせたままつま先を上げながらボアを締めることです」。教わったとおりに着用すると、シューズのフィット感が明らかに向上しました。

 

ソフトスパイクと遜色のないスパイクレスのグリップ性能に感動

シューズUGH1001v4を着用し、いよいよラウンド開始。今回はシューズの体験ラウンドですからスコアは気にしません。スイング中のフットワーク、フェアウェイとラフと傾斜地を歩く感触、バンカーショット時のフットワークなどを確かめます。

 

普段履いている「1001v2」と比べて明らかに違うのは軽さです。どのくらいの重量差があるかは定かではありませんが、圧倒的に軽いので足取りが極めてスムーズです。

 

スイング時と歩行時のグリップ性能も、ソフトスパイクと比べて劣っているようには感じませんでした。スタッフの方によると「FuelCell 1001v4シリーズのソフトスパイクとスパイクレスを比較すると、やはりソフトスパイクのほうが、グリップ性能が高い」そうですが、「ひと昔前と比べて両者の差は明らかに縮まっている」とのことでした。

 

それとミッドソールのFuelCellの効果なのか、歩き心地が柔らかく感じます。これは靴裏にスパイク鋲が存在しないことも関係しているのでしょう。歩きやすさはスパイクレスが間違いなく上です。

 

続いてパー5のティーイングエリアで、ドライバーショット時の足のブレが抑制されていたかどうかをチェックするアトラクション。しかし残念ながらスイングのブレがひどくて、シューズの性能を体感することができませんでした。

 

ニューバランスのゴルフシューズを長年愛用する稲見萌寧プロも絶賛

ラウンド後はニューバランスのゴルフシューズを高校時代から愛用し、2020-2021シーズンの賞金女王に輝いた稲見萌寧プロのトークショーが開催されました。普段はソフトスパイク「2500v3」のシューレースモデル(ひもタイプ)を着用している稲見プロですが、この日はスパイクレスUGS1001v4のブラックを着用して登場。

 

↑「ニューバランスさんのシューズは柔らかくて、フィット感もあって、歩いていて疲れにくいのが一番いい点かなと私は思います」と新商品を絶賛しました

 

ちなみに稲見プロは、自分の足のフィット感が変わってしまうのがあまり好きではないので、練習場でもソフトスパイクを履いているとのこと。なので、ゴルフシューズを1足で済ませたいからといって必ずしもスパイクレスを選ぶ必要はなく、自分の好みで選べばいいとのこと。

 

一方で、ゴルファーの中には筆者のように「スパイクレスシューズはソフトスパイクよりも滑りやすい」という偏見を持っている人はいまだに多いと思いますので、FuelCell 1001v4シリーズのスパイクレスはゴルフ場でもまったく滑らなかったということは強調しておきたいです。

 

撮影/保井友秀、オフィシャル

 

 

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ユナイテッドアローズ ゴルフとゼロハリバートンがコラボ! ネイビー×白のコーディラシリーズ「NAVY COLLECTION」を展開

ユナイテッドアローズは、同社が展開する「UNITED ARROWS GOLF/ユナイテッドアローズ ゴルフ」にて、バッグメーカーのエースが展開する米国発トータルラゲージブランド「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」とコラボレーションしたゴルフアイテムを、3月17日に発売。2月18日よりオンラインストアにて先行予約会を開催予定です。

↑キャディバッグ

 

コラボアイテムは、ゼロハリバートンが展開するゴルフコレクションの「Codura Series(コーデュラシリーズ)」のなかからセレクト。コーデュラシリーズは、ゼロハリバートンを象徴するダブルリブのデザインがさりげなく施されたシリーズで、本体素材にはPUを裏張りしたコーデュラナイロン1000dnを使用し、高い耐久性と撥水性が特徴です。

↑クラブケース

 

今回のコラボ「NAVY COLLECTION」は、新たに開発した深いネイビーカラーで別注。ブランドの象徴であるダブルリブデザインやブランドロゴを鮮やかなホワイトカラーにすることで、深いネイビーとのコントラストが、ゼロハリバートンの堅牢なイメージに遊び心とクリーンな印象をプラスします。Wネームのオリジナルサークルロゴやファスナーの引手など、細部にもこだわっており、一部バッグ類は、旅行やビジネスなどでも使えるよう、ネイビーのワントーンにしています。

↑ボストンバッグ

 

税込価格は、キャディバッグが6万9300円、クラブケースが2万9700円、ボストンバッグが3万9600円、カートバッグが1万7600円、カートポーチが1万7600円、シューズケースが1万4300円、スコープケースが1万4300円、ヘッドカバー ドライバー用が1万1000円、ヘッドカバー フェアウェイウッド用が9900円、ヘッドカバー ユーティリティ用が8800円、ヘッドカバー パター(マレット/ブレード)が8800円です。

↑スコープケース

スタイルを格上げする艶やかな輝き! 「ゼロハリバートン」ゴルフコレクションから高級ジャカードを使用したハイエンドモデル

エースは、米国発トータルラゲージブランド「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」のゴルフコレクションから、コーデュラシリーズをベースに、イタリア・リモンタ社の高級ジャカード「CARBODACAM BIG」を使用したハイエンドモデルを、2月より順次発売します。

 

CARBODACAM BIGは、細い繊維が綿密に織り込まれ、独特の光沢を放ち、光の当たり方によって様々な見え方を楽しめるジャガードナイロン。肉厚ながら手ざわりも良く軽量で、生地の裏にPUの裏張りをすることで張りを持たせ、撥水加工も施しています。

 

カラーバリエーションは、ブラウンカモ、ネイビーカモ、ベージュカモの3色。キャディバッグ2種類と、ヘッドカバー、トートバッグ、カートトートをそれぞれ販売し、トータルコーディネートも可能です。

 

税込価格は、キャディバッグが14万3000円、スタンド式バッグが13万2000円、ドライバーカバーが1万6500円、フェアウェイウッドカバーが1万4300円、ユーティリティカバーが1万3200円、パターカバーが1万3200円、トートLが6万6000円、トートMが5万5000円、カートトートが3万3000円。

み〜んな2000年度生まれ!今知っておきたい「女子ゴルフプラチナ世代」注目の5選手

2000年度、すなわち00年4月〜01年3月生まれの選手たちが、日本の女子ゴルフ界を席巻中。国内はもちろん海外ツアーで活躍する選手も現れており、「プラチナ世代」と呼ばれる。「プラチナ世代」はゴルフが強いだけじゃない。コース外ではプライベートの趣味を楽しみ、SNSで素顔を垣間見せる、ごく普通の女性なのだ。数多くいる有力選手のなかで、特にいま知っておきたい注目の5人をピックアップした!

※こちらは「GetNavi」 2022年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【その1】 果敢にピンデッドを狙う超攻撃的ゴルフが持ち味

後藤未有●ごとう・みゆう…2000年9月29日生まれ、福岡県出身。身長157cm。やまやコミュニケーションズ所属。Instagram

 

男子ツアーのトップ選手である兄弟子・時松隆光と同じベースボールグリップが特徴。ゴルフを始めたきっかけであり、目標の選手でもある宮里 藍さん同様にプレー中も朗らかで、見ていて応援したくなる選手です。

 

Off Shot

↑トーナメント会場でバースデーサプライズ。周りの選手やスタッフに愛される存在だ

 

↑地元球団・福岡ソフトバンクホークスの試合を観戦。オフには気分転換も欠かさない

 

【その2】 米ツアーで優勝を飾ったプラチナ世代のエース

古江彩佳●ふるえ・あやか…2000年5月27日生まれ、兵庫県出身。身長153cm。富士通所属。22年から米国LPGAツアーを主戦場とする。Instagram

 

19年にアマチュアとして出場した富士通レディースでの鮮烈Vを皮切りに実績を重ねるプラチナ世代のトップランナー。今季から米ツアーに参戦すると、ルーキーイヤーで初優勝を飾った。海外メジャー制覇に最も近い存在です!

 

【その3】 プレー中にも見せるキュートな笑顔が魅力

安田祐香●やすだ・ゆうか…2000年12月24日生まれ、兵庫県出身。身長163cm。NEC所属。Instagram

 

古江とは滝川第二高校での同級生で、アマチュア時代から輝かしい成績を残してプロ入り。プレー中にも見せるキュートな笑顔にファン多数!

 

【その4】 飛んで曲がらないドライバーが武器

吉田優利●よしだ・ゆうり…2000年4月17日生まれ、千葉県出身。身長158cm。エプソン所属。Instagram

 

平均飛距離は240ヤードに迫り、しかも曲がらないドライバーショットが武器。今季は何度も優勝争いに食い込み、9月の国内メジャー・日本女子オープンでも最終日最終組を経験しました。歓喜のときはまもなく!

 

【その5】 圧倒的な爆発力で来シーズンはアメリカを目指す

西村優菜●にしむら・ゆな…2000年8月4日生まれ、大阪府出身。身長150cm。スターツ所属。Instagram

 

ルーキーイヤーの20年、樋口久子 三菱電機レディスで最終日に65をマークして、勝みなみをまくっての初優勝は衝撃でした。以来コンスタントに優勝を重ね、ツアー通算6勝を挙げています。来季は米ツアーを目指し予選会にエントリー中。

今さら聞けないゴルフシューズの選び方。1万円台で買える、おすすめ2022年最新ゴルフシューズ!!

コースデビューすることになったら、ゴルフシューズの購入&メンテナンスは必須。ゴルフ場は傾斜のある芝生の上を歩いたりするので、想像以上に滑ります。ですので、靴底に滑り止めの付いた専用シューズを履かなければなりません。

 

しかし、ゴルフシューズは1足1万円以下のものから、3万円以上のシューズまで多種多様。何が違うのか、どれが良いのかさっぱりですよね。そこでおすすめしたいのが、1万円台のゴルフシューズ。機能性とデザインを両立して長く使えるものもたくさんある価格帯です。

この記事では、2022年おすすめの最新モデルを紹介。そしてメンテナンス方法まで識者がレクチャー。良いシューズと出合えればスコアも上がる!ということで徹底的に解説していきます。

 

<識者紹介>
保井友秀さん

出版社勤務、ゴルフ週刊誌勤務を経て独立し、フリーライターとしてゴルフ雑誌やウェブメディアに記事を寄稿。ゴルフ歴22年。週1回ペースでレッスンに通い、月2回ペースでラウンドを楽しんでいるエンジョイゴルファー。

 

押さえておきたいゴルフシューズを選ぶ際のポイント

ゴルフシューズを選ぶ際は、「ソフトスパイク」か「スパイクレス」の2択と、「ひも靴タイプ」か「ダイヤル式」の2択の組み合わせのなかから好みのタイプを選ぶのが基本。これに、ソールの固さやアッパーの素材など、いくつかの選ぶポイントが加わってきます。足の形は人によって違いますから、誰にどんなタイプのゴルフシューズが合うかは人それぞれ。次に挙げるポイントに沿って選んでいくことは、買って後悔することを防ぐことができます。

 

【ポイント1】サイズの選び方

ゴルフシューズのサイズは、基本的に普段履いているスニーカーや革靴を基準に選んでOK。ただし、普段履きのシューズでも日本のメーカーと海外メーカーでサイズが異なるケースがあるように、ゴルフシューズも日本のメーカーと海外メーカーでサイズが微妙に異なるケースがあります。そのため、試着してサイズが合っているか確認したほうが安全です。

 

【ポイント2】ソフトスパイク、スパイクレスについて

ゴルフシューズの靴底のタイプは、大別すると「ソフトスパイク」と「スパイクレス」の2種類です。

 

グリップ力が高いのはソフトスパイクで、ほとんどのプロゴルファーはソフトスパイクを着用しています。ただし、ソフトスパイクは練習場で着用するのは好ましくないと言われています。その理由はスパイク部分が地面にめり込むように設計されているため、練習場のマットの上だと少し浮き上がったような状態になるからです。また、ソフトスパイクは鋲が摩耗するため、ある程度消耗したら鋲を取り換える必要があり、ランニングコストがかかる点も考慮しなければなりません。

 

スパイクレスはソフトスパイクに比べてグリップ力はやや下がりますが、ゴルフ場でも練習場でも着用できるので人気が高まっています。各メーカーもそのようなトレンドを認識しており、スパイクレスでもソフトスパイクに匹敵するグリップ力を備え、プロゴルファーが試合で着用できるモデルを次々と開発しています。

 

【ポイント3】ソールの硬さがラウンド中に与える影響について

ソールの硬さは一般的に、柔らかいと衝撃吸収力が高いので疲れにくく、硬いと疲れやすいと言われています。ただし、これは好みの問題でソールが硬いほうが疲れにくいという人もいます。ゴルフショップで試着して店内を歩き回り、感触の良いモデルを選ぶのがおすすめです。

 

【ポイント4】アッパーの素材に関して

ゴルフシューズのアッパーの素材は、水ぬれに強いものを選んだほうがベター。ゴルフは自然の中でプレーするスポーツですから、雨が急に降ってくることもあります。また、芝生は生き物ですから、ゴルフ場は芝生の育成のために散水します。早朝に散水を行うことが多いですから、朝のゴルフ場は芝生がぬれていることがあります。水をしっかりはじいてくれる素材のゴルフシューズを選んだほうが長持ちします。

 

【ポイント5】ひも靴タイプ、ダイヤル式について

ゴルフシューズは「ひも靴タイプ」と「ダイヤル式」の2種類があります。

 

ダイヤル式のメリットは着脱のしやすさ。ダイヤルをカチッと外すだけで簡単に脱ぐことができ、ダイヤルを回すことで締め具合を調整できるので、アマチュアゴルファーの7~8割がダイヤル式を着用しています。

 

一方で、プロゴルファーはひも靴タイプを愛用している選手が多いです。その理由は足のコンディションに合わせて締め具合を微調整できるから。プロゴルファーは1試合で4日間72ホール、練習ラウンドも含めると1週間で90~108ホール歩きますから、微調整しながら自分の状態に合わせます。アマチュアゴルファーは月1~2回のラウンドペースの人が大半なので、細かな調整はそこまで必要ありません。着脱のしやすさを優先する人が多いです。

 

【ポイント6】ゴルフ場のドレスコードについて

ゴルフ場によっては、入場退場時のドレスコードとしてスニーカーOKとNGのコースがあります。こちらに関してもゴルフ場のホームページを見れば、ドレスコードの記載があるので確認したほうが良いでしょう。ホームページを見ても、入場退場時のドレスコードが分からない場合は、できればスニーカーは避けて革靴にしておいたほうが安全です。

 

お値段以上の満足感ある1万円台ゴルフシューズメンズ3選、レディース2選

ここから実際に1万円台で購入できるおすすめのゴルフシューズを紹介していきましょう。ピックアップしたのは、マンシングウェア、ルコックスポルティフ ゴルフのゴルフシューズ。

 

マンシングウェアは、アメリカ生まれの歴史あるゴルフウェアブランド。ペンギンをシンボルマークにあしらい、快適なゴルフライフを求める大人のためのゴルフウェアを提案しています。最近ではベーシックを突き詰めた「スタンダードコレクション」が登場。1〜2万円台のゴルフシューズをそろえています。

 

ルコックスポルティフ ゴルフは、フランス生まれのブランド。機能性とファッション性あふれるスタイリングを提案しています。機能的でおしゃれなデザインが、プロからアマチュアまで幅広いゴルファーに人気。1万円台のゴルフシューズをラインナップしています。

 

【メンズその1】マンシングウェア/ゴルフシューズスパイクレスクラシック

1万6500円(税込)

クラシックスニーカータイプのシンプルでカジュアルなスパイクレスシューズ。ひも靴タイプでフィット感の微調整が可能です。アッパーは防水仕様で多少の雨でも安心。アウトソールは柔軟性があり、グリップ力も優れています。ホワイト、ブラックの2色展開。

 

【メンズその2】ルコックスポルティフ ゴルフ/ゴルフシューズスパイクレスLCSGモデル

1万4300円(税込)

ルコックスポルティフを代表するスニーカーとして進化を遂げているランニングシューズ「LCS R」。その機能性をゴルフシューズに応用しているひも靴タイプのスパイクレスシューズです。足をアーチ形状に保ち足指をしっかり使えるようサポートすることで、バランスを取るための踏ん張りと地面を捉える感覚があります。ホワイト、ホワイト×ブラックの2色展開。

 

【メンズその3】ルコックスポルティフ ゴルフ/ダイヤル式ゴルフシューズスパイクタイプ

1万81500円(税込)

かかと部に付いたダイヤルによるワイヤーロックシステムにより、スムーズな着脱と抜群のホールド感を実現したソフトスパイク。日本人の足型を元に設計した3Eアナトミカルラストを採用し、フィット性を高めています。アッパーは防水仕様。ホワイト×グレー、ホワイト×ネイビー、ブラックの3色展開。

 

【レディースその1】マンシングウェア/ゴルフシューズダイヤル式スパイクグラデーションレディス

1万8700円(税込)

ワイヤーロック式のアジャストシステムを採用した、着脱しやすいスパイクレスシューズ。軽量で通気性の高い合成繊維素材を使用していながら防水性能も優れています。グリップ性の高いラバーソールと、軽量かつクッション性の高いミッドソールを搭載。ライトグレーの1色展開。

 

【レデュースその2】ルコックスポルティフ ゴルフ/ダイヤル式ゴルフシューズスパイクタイプ(レディース)

1万7050円(税込)

上で紹介している「ダイヤル式ゴルフシューズスパイクタイプ」のレディース用。ヒール部のワイヤーロックシステムにより抜群のホールド性を実現します。シルバー、ホワイト×グレーの2色展開。

 

予算追加で買える! 2万円以上のゴルフシューズ

【その1】マンシングウェア/ゴルフシューズダイヤル式スパイク

2万900円(税込)

サイドに配置されたダイヤルによるワイヤーロック式のアジャストシステムによって、スムーズな着脱を実現したソフトスパイク。履き口にストレッチ素材を配置し、履きやすさと足首のホールド感を両立しています。ホワイト×ネイビー、ホワイト×レッドの2色展開。

 

【その2】デサントゴルフ/ゴルフシューズコウノエベルト

2万5300円(税込)

「コウノエベルト」とはベルトを締めることで指先が開き、指全体で地面を捉え、アドレス時に左右のブレを軽減し、効果的に力を伝える構造のこと。新たなコンセプトで開発されたひも靴タイプのソフトスパイクです。ホワイト、ブラックの2色展開。

 

ゴルフシューズのお手入れ方法

ゴルフシューズを履いて18ホールをラウンドすると、シューズ内には汗がしみ込んでいます。そのまま放置するとカビや悪臭の原因に。最も簡単なお手入れ方法は、ゴルフ場のロッカールームや浴室にある新聞紙の束を利用すること。新聞紙を丸めてシューズの中に詰め込むと、シューズ内の水分を吸い取ってくれます。帰宅したら水分を吸い込んだ新聞紙を取り出し、ベランダなどの風通しの良い場所で乾燥させると次回のラウンドでも快適に着用することができます。

 

ゴルフシューズの外側の汚れは、気の利いたゴルフ場であればシューズクリーナー(靴底に付いた芝草をエアーガンで吹き飛ばす場所)の横にぬれタオルが置いてあります。それを使って汚れを拭き落とします。ただし、シューズの外側の汚れは、芝生を踏んだときに芝が千切れて飛び散る汁、土、砂によって付着しますから、ぬれタオルで拭いたからといって汚れが完全に落ちるわけではありません。ラウンドを重ねるごとに汚れが増えるのは仕方がないことです。

 

シューズの汚れが気になるタイプの人は、汚れが目立たない色のシューズを購入することをおすすめします。黒いシューズは汚れが比較的目立ちません。白いシューズは最初のうちはきれいですが、汚れが目立ちやすいことは承知しておいたほうが良いでしょう。

 

ソフトスパイクについてはラウンドごとに鋲を外し、中の汚れやゴミを取り除いてください。特に土埃などは固まってしまい、鋲を交換する際に動かなくなることもあります。こまめなお手入れをおすすめします。

 

おすすめのゴルフシューズケース

ゴルフシューズはむき出しで持ち歩くわけにはいきませんから、シューズケースに入れて持ち歩きます。最初のうちは安価な巾着袋タイプのシューズケースでも構いませんが、シューズに付いた細かい砂が開口部からこぼれ落ちるのでストレスになります。ファスナーですき間なく収納できるシューズケースのほうが、長い目で見たら使い勝手が良いでしょう。

 

【その1】デサントゴルフ/サイドエアメッシュシューズケース

8690円(税込)

サイドがエアメッシュ素材の通気性の良いシューズケース。正面にはボディ同色でデサントロゴが入っており、そんなにブランドを主張しないさりげないデザインです。マットな質感もポイント。ブラック、ホワイトの2色展開。サイズ:W21×H34.5×D10cm。

 

【その2】ルコックスポルティフ ゴルフ/【ECO】RENUシューズケース(ミニポケット付)

4290円(税込)

開口部が広めの設計でシューズの出し入れがしやすいシューズケース。外装にはファスナー付きのミニポケットが装着され小物入れとしても便利です。再生ポリエステルのRENU(レニュー)を素材に採用したサステナブルな商品です。ブラック、レッド、イエローの3色展開。サイズ:W22.5×H32×D13.5cm。

 

【その3】マンシングウェア/『Goods』RENUベーシックロゴデザイン巾着シューズケース

5390円(税込)

両サイドで絞り込むコンパクトな巾着型で、再生ポリエステルのRENUを使用したサステナブルなシューズケース。ハンドル付きで持ちやすく、内装にはファスナーポケットが装着されており収納に便利です。ブラック、ネイビー、レッドの3色展開。サイズ:W22×H37×D11cm。

 

撮影/松川 忍、文/保井友秀

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

5ヤードも飛距離が伸びて真っ直ぐ飛んだよ! 芹澤信雄プロデュース「ゴルフ練習キット」は新品クラブ買うより身になる力になる

新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、「ゴルフは屋外で密集せずに楽しめるスポーツ」として、今改めて世界的なブームになっています。一方で、ゴルフを楽しむために真面目に練習しても、なかなか上達しないという悩ましい声もよく耳にします。今回は、そんな悩みを解消してくれる、練習器具なのに実際に打てるという画期的なゴルフ練習器具「LAGトレーナー by SERIZAWA」をご紹介します!

 

そもそもの話、“手打ち”スイングになりがちなワケ

ゴルフクラブはグリップ(手で握る場所)とフェース(ボールが当たる場所)が延長線上に位置してないため、ボールを真っすぐ打つのがとても難しいものです。また、ゴルフクラブと自分の体の接点がグリップと手のひらのみなので、どうしても手の動きと腕の動きだけでクラブを振ろうとしてしまいます。これは俗に言う “手打ち” という現象で、ボールを真っすぐ遠くに飛ばすのが難しくなります。

 

本来は、下半身の大きな筋肉の力を使ってボディターンで打つのが正しいスイングなのですが、実際にその動きを習得できないゴルファーが大半だといえます。そんなゴルファーに向けて開発されたのが、「LAGトレーナー by SERIZAWA」。さっそくその画期的な練習器具を試してみました。

 

ボディターンスイングを4種類のアイテムで習得

「LAGトレーナー by SERIZAWA」が名称に冠している「LAG」とは、上半身と下半身のねじれのこと。このねじれを作ることによって手打ちスイングになることを防ぎ、理想的なボディターンスイングを身につけられます。

 

「by SERIZAWA」は、その名の通りプロゴルファーの芹澤信雄がプロデュースしている証です。芹澤氏は、これまでに男子ツアーで5勝を挙げているトッププロであり、また教え上手なことでも知られています。

そんな芹澤氏が率いる「TEAM SERIZAWA」のスイングポリシーをアマチュアゴルファーに伝授するため、ゴルフ練習器具の製作に定評があるTabata(株式会社タバタ)とコンビを組んで開発された最新ゴルフ練習器具が、この「LAGトレーナー by SERIZAWA」なのです。

 

中身を開けてみると、シャフトが短い(約65センチ)素振り用のクラブ(以下、ポジションチェッカー)、ピッチングウェッジと同じくらいの長さ(約91センチ)の練習用クラブ(以下、マスターアイアン#10)、水色のプラスチック器具(以下、ベンディングアーム)、黒色のゴム状の器具(以下、エクステンドコード)という4つのアイテムが入っていました。ポジションチェッカーとマスターアイアン#10はいずれも、グリップエンドに器具が装着できるようにねじ穴がついています。

↑「LAGトレーナー by SERIZAWA」一式  ※ボールは別売り

 

ポジションチェッカーは室内でもフルスイングできる素振り用クラブ

ポジションチェッカーは、室内でもフルスイングできるコンパクトな設計。シャフトにリング状のサウンドマグネットがついており、このリングがスイング中に上下動します。その際にカチッと音が鳴るタイミングで、スイングの良し悪しを判断することができるのだそう。

 

マスターアイアン#10は、なんと実際に練習場などでボールを打つことができる設計です。これらに、ベンディングアームやエクステンドコードを装着した状態でボールを打つことで、スイングの悪いクセを実感することができ、理想的なスイングが体にしみこみ、その会得につながりやすくなるという機能を備えているのです。

↑ポジションチェッカーのシャフトに付いているリング状のサウンドマグネット

 

ベンディングアームで方向性のよいスイングが身につく

今回は室内での撮影でしたが、マスターアイアン#10も十分に振れるスペースだったので、さっそくベンディングアームから装着して体験してみることにしました。

 

ベンディングアームは、アドレスの際にアームが左手の内側に当たるようにグリップエンドに装着し、正しく手首を動かすとクラブを振り上げたときにアームの先端が左手の外側に移動する仕組みです。逆に、フォームが正しくないとアームの先端は左手の内側に残ってしまうので、すぐに気づくことができます。

↑ベンディングアーム装着の流れ。アドレスの際には、アームが左手の内側に当たるようにグリップエンドに装着する

 

その性能を確かめるために、クラブをインサイドに上げる、オンプレーン(正しい軌道)に上げる、そしてアウトサイドに上げるの3パターンを試してみました。すると、確かにクラブをオンプレーンに上げたときのみ、アームの先端が左腕の外側に移動しないようになっていたことには感心しました。

↑クラブをオンプレーンに上げると、アームの先端が左腕の外側(手前側)に移動する

↑クラブをインサイドやアウトサイドへ上げると、アームの先端は左腕の内側(奥側)に残る

 

エクステンドコードで飛距離アップが実現できる

次に試したのは、エクステンドコード。こちらも、グリップエンドに装着してから使用します。装着後は、コードを右肩に引っかけ、背中側から左脇に回してアドレスします。

↑エクステンドコードもグリップエンドにねじで装着できる
↑エクステンドコードを右肩にかけ背中側から左脇に回したら準備完了だ

 

左脇から背中にコードの張りを感じながら深いねじれを作ることで、コードが伸縮する勢いを利用し、フィニッシュまで一気に振り抜くことができる仕組みです。

要するに、ゴムの伸び縮みを利用することでボディターンスイングが自然発生する器具だということです。エクステンドコードを使用することで、普段のスイングでは出せない加速感を楽しめる上に、手打ちスイングも矯正されるのが嬉しいですね。

 

ベンディングアームとエクステンドコードの同時装着も可能

さらに、ベンディングアームとエクステンドコードは同時に装着することも可能。ベンディングアームのねじを外し、エクステンドコードのねじを差し込んでグリップエンドに同時に装着すれば、方向性と飛距離を同時に強化することができるのです。

↑ベンディングアームとエクステンドコード装着の流れ。方向性と飛距離をあわせて矯正したいときには、この使用方法がおすすめだ

 

器具を装着したまま、実際にボールを打てる画期的アイテム

↑画像はナナ福神公式サイトのドリル動画から。ポジションチェッカーとエクステンドコードを合わせて使うことで方向性と飛距離が改善される

 

器具の使い方が分かれば、器具を装着した状態で実際にボールを打ってみたくなるのがゴルファーの性です。とはいえ、屋外の開放的なゴルフ練習場で、いきなりこの器具を装着した状態でボールがちゃんと打てるかどうかも、まずやってみなければ分かりません。ということで、今回は個室に区切られているインドアゴルフスタジオに、マスターアイアン#10を持ち込んで試打してみることにしました!

 

さて、まずはベンディングアームを装着して試し打ち。クラブを振り上げたときにアームの先端が左手の外側に移動するかどうかに意識が向くので、クラブを振り抜く動きが少しおろそかになってしまい、ボールがやや右方向に飛び出しました。慣れてくればフォロースルー側の動きもスムーズになるのですが、テークバックの方向性を整えるだけではボールは真っすぐに飛んでくれないことを実感する結果となりました。

 

次に、エクステンドコードを装着して打ってみました。すると、ダウンスイングからフォロースルーにかけてヘッドが普段よりも加速するので、ボールがやや左方向に飛び出してしまいました。こちらもコツをつかむと、スイング軸を安定させて真っすぐ打つことができるようになるのですが、軸がブレてしまうと左に引っかかります。ただし、さすがというべきか、ヘッドスピードは器具装着前よりもアップし、飛距離も5ヤード程伸びる効果を実感することができました。

 

最後にベンディングアームとエクステンドコードを同時に装着して打つと、テークバックとフォロースルーのバランスがよくなったことで、前述の通り方向性と飛距離の改善が両立していることが実感として得られました。これらの練習のコツは、ナナ福神の公式サイト内で、ドリル1~7として紹介されており、動画でも確認することができるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

器具なしの状態でボールを打ったとき、個人的により効果を感じられたのはヘッドの加速感。体が覚えていたようで、飛距離が5ヤード程伸びた状態をキープすることが出来たのです。例えば、陸上競技の短距離走のトレーニングで、チューブの力で体を前方に牽引してもらうことで走者が自力で走る以上の速さを出すという練習方法があると思います。エクステンドコードは、それのゴルフスイングバージョンのようなイメージだと思いました。

 

このように、ゴルフレベルの向上に「LAGトレーナー by SERIZAWA」は実に効果的ですが、実際にボールを打ってみた印象として、初心者がいきなり当該商品を使ってボールを打つのは難しいとも感じました。ボールを打つ練習をするのであれば、普通のクラブで10球のうち8~9球はそれなりに当たる人が使うとより効果的でしょう。初心者の場合は、素振り練習であれば十分に「LAGトレーナー by SERIZAWA」の良さを体感することができると思います。

 

LAGトレーナー by SERIZAWA」は、テレビ東京が運営する公式クラウドファウンディングサイト「ナナ福神」でプロジェクト支援の募集が始まったばかりのアイテム。価格は、先着50セット限定特別先行割引が1万5800円、先行割引がこちらも50セット限りで1万7800円、通常販売が1万9800円です。正直、この価格を見た人のなかには、「新品のクラブが1本買えるじゃん」と感じた人もいると思います。しかし、ゴルフクラブは新品であろうが、性能が優れていようが、フェースにボールがしっかり当たらなければ真っすぐ飛びません。それらを左右するのはゴルファー自身がどのように体を動かし、またどのようにゴルフクラブが動くのかを知ることが重要なのです。

 

そのために、「LAGトレーナー by SERIZAWA」は効果的かつ効率的な練習器具であるといえるでしょう。「独学で練習してもなかなか上達しない」「レッスンに通っているけどスイングのコツが今イチつかめない」という人は、正しいスイングを身につけるための投資としてぜひ「LAGトレーナー by SERIZAWA」を活用してみてはいかがでしょうか。

 

【関連リンク】

芹澤信雄プロデュース「LAGトレーナー by SERIZAWA」

ゴルフウエアは垢抜けないからと敬遠している人に新提案! ショーパンスタイルで爽やか&オシャレに決まる

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。しかし、ゴルフに興味はあれど、様々な理由で始められない、あるいは長年遠ざかっている読者は多いはず。それらのハードルを取り除く!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

≪ゴルフをしない理由≫

ウエアがどうにも垢抜けない……

ゴルフウエアって、どうもオジサンのイメージで抵抗あるんですよね。いやほんとにオジサンなので良いんですけど……。できたら、爽やかでオシャレなスタイルでプレイしたい!

 

≪アプローチ≫

夏はショーパンスタイルで軽やかにいきましょう!

 

ファッションのプロが教えます!

スタイリスト

栃木雅広さん

様々なファッションメディアでスタイリングを手掛ける。早朝ゴルフをプレイしてから仕事へ向かうこともしばしば。

 

専用ウエアじゃなくてもプレーできちゃうんです

「ゴルフをするからといって、わざわざガチなゴルフウエアを着なければいけないルールはありません」

 

ゴルフ好きのスタイリスト、栃木雅広さんはそう断言する。サッカーやバスケットボールようにダッシュしたりジャンプしたりするわけでもないゴルフは、“動きやすい服装”くらいの感覚で十分。コースによってドレスコードは異なるが、いまではほとんどのコースにおいて、襟付きのトップスを着ていればセーフ。また、ある程度格式の高いコースでも、ショートパンツを穿いてのプレイが認められていることも多い。

 

「最近はゴルフブランドからも普段着のように着られるデザインのウエアが多く展開。これらは吸汗速乾や接触冷感、ストレッチ性など高機能な素材が使われているので、うまく取り入れればスマートにプレイできます」(栃木さん)

 

タウンユースもできるアイテムを組み合わせてイマドキのスタイリングを楽しめば、ラウンドするのが待ち遠しくなるはずだ。

 

【STYLE.1】グリーンが映える、技ありのモダンレイヤード

↑ニットベスト1万5400円、ポロシャツ1万3200円、キャップ6380円〈すべてサタデーズ ニューヨークシティ〉、ショートパンツ1万7600円〈ビームス ゴルフ〉、グローブ1760円〈フットジョイ〉、シューズ 2万6400円〈グラビスゴルフ〉、その他はスタイリスト私物

 

ブラックとホワイトの大胆な切り替えしがモダンな印象を与えてくれるクルーネックタイプのニットベストをチョイス。インナーのポロシャツとショートパンツは同系色のグリーンで統一感を持たせた。キャップやシューズなど小物はホワイトにして清涼感をプラスしている。

 

[Point] 3色ルールでミニマルに

「グリーン、ブラック、ホワイトの3色でまとめたいわゆる“3色ルール”で、色合いをガチャガチャさせないのがポイント。サイズはややルーズめのアイテムを選びましょう」(栃木さん)

 

【STYLE.2】トラッド感たっぷりの王道ネイビー×ホワイト

↑ポロシャツ1万9800円、ショートパンツ1万8700円、キャップ8800円〈すべてポロ ゴルフ〉、グローブ1980円〈フットジョイ〉、シューズ オープン価格(参考価格1万5400円)〈アディダス ゴルフ〉

 

左胸部分のロゴ刺繍がワンポイントとなっている、シンプルで肌なじみの良い上質ポロは、長めの前立て部分がアクセントに。ネイビーのショートパンツはセンタークリース入りなのでキチンと感を演出してくれる。シューズはスタンスミスのデザインを踏襲したゴルフシューズだ。

 

[Point] 好印象なシンプル白ポロ

「オールマイティに活躍する白ポロシャツは挑戦しやすいアイテム。ネイビーのショートパンツとキャップを合わせれば、正統感あふれるゴルフスタイルが完成します」(栃木さん)

 

【STYLE.3】大人エレガントな洗練のグレーマジック

↑ポロシャツ1万4300円〈エイチアイピー バイ ソリード〉、ショートパンツ1万9800円、シューズ オープン価格(参考価格2万7000円)〈ともにニューバランス〉、サンバイザー1万4300円〈マーク & ロナ〉、グローブ1760円〈フットジョイ〉

 

襟と袖口部分のトーンに変化をつけたデザインコンシャスなグレーポロが洒脱。ワッフル地のような柔らかい素材感で、ストレスフリーな着心地が得られる。ショートパンツにはブラックの側章入りで、個性的で遊び心のある雰囲気を演出。

 

[Point] 濃淡のあるグレートーン

「メランジ調ライトグレーポロはタウンユースでも使い勝手抜群。濃いめグレーのショートパンツを合わせれば、メリハリをつけながらも自然なアレンジに仕上がります」(栃木さん)

 

【STYLE.4】リゾートテイストなこだわりセットアップ

↑シャツ1万5400円、ショートパンツ1万5400円、キャップ4950円〈すべてトラヴィスマシュー〉、グローブ3850円、シューズ1万8700円〈クウェーター バイ トラヴィスマシュー〉

 

左胸にポケットが付いた旬のオープンカラーシャツは、1枚でもセットアップでも使い勝手良好。シャツとショートパンツの全体に配されたリーフ柄のプリントがクールだ。ゆったりとしたシルエットに加え、サラッとドライな素材で気持ち良くプレイできる。

 

[Point] 艶感のある同柄使い

「ダークトーンのリーフ柄シャツとショートパンツを合わせた、こなれ感のあるセットアップスタイル。キャップとシューズは白にすることで重すぎないイメージにしました」(栃木さん)

 

【STYLE.5】攻めのレオパードが冴える新感覚ストリートミックス

↑ポロシャツ2万8600円、キャップ1万2100円、グローブ(ホワイトとセット)1万890円〈すべてオブシディアン〉 ショートパンツ2万900円〈F.C.レアルブリストル〉、シューズ1万5400円〈コンバース〉

 

シャカシャカとして着心地が良く、ストレッチ性も文句なしのレオパード柄ショートパンツが主役。シンプルで飽きのこないブラックポロは、左胸のロゴ刺繍を同色にしたことで、これ見よがしではないデザインセンスを光らせている。

 

[Point] 存在感のあるアニマル柄

「ミニマルシックで精悍なブラックポロと、パンチの効いたレオパード柄ショートパンツを組み合わせたストリートスタイル。プレーのテンションがグッと上がります」(栃木さん)

「レオパードが冴える新感覚ストリートミックス」ショーパンスタイルで決める! ゴルフウエアに新提案

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。しかし、ゴルフに興味はあれど、様々な理由で始められない、あるいは長年遠ざかっている読者は多いはず。それらのハードルを取り除く!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

攻めのレオパードが冴える新感覚ストリートミックス

↑ポロシャツ2万8600円、キャップ1万2100円、グローブ(ホワイトとセット)1万890円〈すべてオブシディアン〉 ショートパンツ2万900円〈F.C.レアルブリストル〉、シューズ1万5400円〈コンバース〉

 

シャカシャカとして着心地が良く、ストレッチ性も文句なしのレオパード柄ショートパンツが主役。シンプルで飽きのこないブラックポロは、左胸のロゴ刺繍を同色にしたことで、これ見よがしではないデザインセンスを光らせている。

 

[Point] 存在感のあるアニマル柄

「ミニマルシックで精悍なブラックポロと、パンチの効いたレオパード柄ショートパンツを組み合わせたストリートスタイル。プレーのテンションがグッと上がります」(栃木さん)

 

ファッションのプロが教えます!

スタイリスト

栃木雅広さん

様々なファッションメディアでスタイリングを手掛ける。早朝ゴルフをプレイしてから仕事へ向かうこともしばしば。

「リゾートテイストなこだわりセットアップ」ショーパンスタイルで決める! ゴルフウエアに新提案

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。しかし、ゴルフに興味はあれど、様々な理由で始められない、あるいは長年遠ざかっている読者は多いはず。それらのハードルを取り除く!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

リゾートテイストなこだわりセットアップ

↑シャツ1万5400円、ショートパンツ1万5400円、キャップ4950円〈すべてトラヴィスマシュー〉、グローブ3850円、シューズ1万8700円〈クウェーター バイ トラヴィスマシュー〉

 

左胸にポケットが付いた旬のオープンカラーシャツは、1枚でもセットアップでも使い勝手良好。シャツとショートパンツの全体に配されたリーフ柄のプリントがクールだ。ゆったりとしたシルエットに加え、サラッとドライな素材で気持ち良くプレイできる。

 

[Point] 艶感のある同柄使い

「ダークトーンのリーフ柄シャツとショートパンツを合わせた、こなれ感のあるセットアップスタイル。キャップとシューズは白にすることで重すぎないイメージにしました」(栃木さん)

 

ファッションのプロが教えます!

スタイリスト

栃木雅広さん

様々なファッションメディアでスタイリングを手掛ける。早朝ゴルフをプレイしてから仕事へ向かうこともしばしば。

「大人エレガントな洗練のグレーマジック」ショーパンスタイルで決める! ゴルフウエアに新提案

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。しかし、ゴルフに興味はあれど、様々な理由で始められない、あるいは長年遠ざかっている読者は多いはず。それらのハードルを取り除く!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

大人エレガントな洗練のグレーマジック

↑ポロシャツ1万4300円〈エイチアイピー バイ ソリード〉、ショートパンツ1万9800円、シューズ オープン価格(参考価格2万7000円)〈ともにニューバランス〉、サンバイザー1万4300円〈マーク & ロナ〉、グローブ1760円〈フットジョイ〉

 

襟と袖口部分のトーンに変化をつけたデザインコンシャスなグレーポロが洒脱。ワッフル地のような柔らかい素材感で、ストレスフリーな着心地が得られる。ショートパンツにはブラックの側章入りで、個性的で遊び心のある雰囲気を演出。

 

[Point] 濃淡のあるグレートーン

「メランジ調ライトグレーポロはタウンユースでも使い勝手抜群。濃いめグレーのショートパンツを合わせれば、メリハリをつけながらも自然なアレンジに仕上がります」(栃木さん)

 

ファッションのプロが教えます!

スタイリスト

栃木雅広さん

様々なファッションメディアでスタイリングを手掛ける。早朝ゴルフをプレイしてから仕事へ向かうこともしばしば。

「印象なシンプル白」ショーパンスタイルで決める! ポロゴルフウエアに新提案

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。しかし、ゴルフに興味はあれど、様々な理由で始められない、あるいは長年遠ざかっている読者は多いはず。それらのハードルを取り除く!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

トラッド感たっぷりの王道ネイビー×ホワイト

↑ポロシャツ1万9800円、ショートパンツ1万8700円、キャップ8800円〈すべてポロ ゴルフ〉、グローブ1980円〈フットジョイ〉、シューズ オープン価格(参考価格1万5400円)〈アディダス ゴルフ〉

 

左胸部分のロゴ刺繍がワンポイントとなっている、シンプルで肌なじみの良い上質ポロは、長めの前立て部分がアクセントに。ネイビーのショートパンツはセンタークリース入りなのでキチンと感を演出してくれる。シューズはスタンスミスのデザインを踏襲したゴルフシューズだ。

 

[Point] 好印象なシンプル白ポロ

「オールマイティに活躍する白ポロシャツは挑戦しやすいアイテム。ネイビーのショートパンツとキャップを合わせれば、正統感あふれるゴルフスタイルが完成します」(栃木さん)

 

ファッションのプロが教えます!

スタイリスト

栃木雅広さん

様々なファッションメディアでスタイリングを手掛ける。早朝ゴルフをプレイしてから仕事へ向かうこともしばしば。

「3色ルールでミニマルに」ショーパンスタイルで決める! ゴルフウエアの新提案

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。しかし、ゴルフに興味はあれど、様々な理由で始められない、あるいは長年遠ざかっている読者は多いはず。それらのハードルを取り除く!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

グリーンが映える、技ありのモダンレイヤード

↑ニットベスト1万5400円、ポロシャツ1万3200円、キャップ6380円〈すべてサタデーズ ニューヨークシティ〉、ショートパンツ1万7600円〈ビームス ゴルフ〉、グローブ1760円〈フットジョイ〉、シューズ 2万6400円〈グラビスゴルフ〉、その他はスタイリスト私物

 

ブラックとホワイトの大胆な切り替えしがモダンな印象を与えてくれるクルーネックタイプのニットベストをチョイス。インナーのポロシャツとショートパンツは同系色のグリーンで統一感を持たせた。キャップやシューズなど小物はホワイトにして清涼感をプラスしている。

 

[Point] 3色ルールでミニマルに

「グリーン、ブラック、ホワイトの3色でまとめたいわゆる“3色ルール”で、色合いをガチャガチャさせないのがポイント。サイズはややルーズめのアイテムを選びましょう」(栃木さん)

 

 

ファッションのプロが教えます!

スタイリスト

栃木雅広さん

様々なファッションメディアでスタイリングを手掛ける。早朝ゴルフをプレイしてから仕事へ向かうこともしばしば。

 

小物やデジタル機器で“わかってる”ゴルファーを演出! コースで差が付く傑作14選

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。様々な周辺アイテムを揃えるのもゴルフの楽しみ。小物からウエア、デジタル機器まで、“わかってる感”を出せるアイテムをスタイリストの栃木雅広さんがセレクト。コラボ品やエクスクルーシブな傑作で差を付けよう!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

スタイリスト

栃木雅広さん

様々なファッションメディアでスタイリングを手掛ける。早朝ゴルフをプレイしてから仕事へ向かうこともしばしば。

 

その1.【ショルダーバッグ】

マンハッタンポーテージ ブラックレーベル×CLUBHAUS

ハイライン メッセンジャーバッグ

2万5300円

マンハッタンポーテージと、大阪発のセレクトショップCLUBHAUSとのコラボモデル。タフで軽量な「コーデュラ(R)305P」素材を採用した。着替えのウエアやシューズが入るほか、13インチまでのノートPCが収納できる専用ポケットを備える。

 

↑スタイルに取り入れやすいブラック。ゴルフ用としてはもちろんのこと、普段使い用としても重宝する

 

その2.【ポーチ】

ゼロハリバートン

ポリカーボネート ゴルフポーチ

8800円

同ブランドのスーツケースをモチーフとしたポーチ。ティやマーカーなどのアクセサリ類をひとまとめに収納できる。普段使いでは、クラッチの代わりとして財布やスマホなどを入れて持ち運べて便利だ。

 

↑両開き仕様で内部はしっかりセパレートされている。グリーンフォークやグローブ、コインなども小分け可能

 

その3.【スマートウオッチ】

ガーミン

アプローチS62

6万8200円

全世界約4万2000コース以上のデータを収録。コースレイアウト、ヤーデージ計測、風速・風向きなど欲しい情報が簡単に得られ、バーチャルキャディ機能も備える。見やすいフルカラーで、タッチスクリーンの操作感も良好。

 

↑グリーンの傾斜や形状を表示する機能「グリーン コンツアー」を搭載。より戦略的にゴルフを楽しめる(※)

※:ガーミン ゴルフ アプリのサブスクリプション契約が必要(有料)

 

その4.【ドリンクボトル】

ロサーセン

コラボボトル

6050円

真空断熱構造のドリンクボトル「ハイドロフラスク」に、気鋭のアーティスト、ルーズマンのイラストをあしらったロサーセンのトリプルコラボモデル。保冷は最大24時間、保温は6時間で、結露しないため快適に使える。5色展開。

 

その5.【キャディバッグ】

ブリーフィングゴルフ

CR-4 #02 AIR CR

7万2600円

タフで軽量な1680デニール×840デニールエアバリスティックナイロン素材を使用。鮮やかなオレンジのボディにブラックロゴでコントラストを効かせた、インパクトのある色使いが特徴だ。収納力の高さはラゲージブランドならでは。

 

↑マグネット式で手軽に開閉できる大きめのポケットを搭載。ボールなどをラクに出し入れ可能だ

 

その6.【ハット】

マンシングウェア

SEASONコットンツイルバイザー

8690円

ハワイアンシャツのパイオニアブランド、レインスプーナーとのコラボによるリバーシブルハット。リゾート感のある南国柄プリントがチャーミングだ。エコ素材を使用しており、内側の額が当たる部分には抗菌素材を採用している。

 

↑裏はシンプルなホワイトで気分に応じて使い分け可能。ペンギンの“リトル・ピート”もさりげなくあしらう

 

その7.【キャップ】

RADDA GOLF

RGトーンスナップバック キャップ

7700円

2019年にニューヨークとロサンゼルスを拠点にスタートしたゴルフブランドによる、ベーシックなベースボールキャップ。個性的なグリーン生地に刺繍された同色の「RG」ロゴが上品さを醸し出している。スナップバック仕様。

 

その8.【サングラス】

フォーナインズ・フィールサン

F-37NP

3万8500円

リムがフラットなクラウンパントのサングラス。独自の逆Rヒンジを採用し、掛け心地は快適だ。クリアなイエローグリーンの個性的なフレームカラーも、スタイルのアクセントとして重宝する。

 

その9.【パーカ】

プーマ ゴルフ

PTCコラボパーカ

1万2100円

ノルウェー出身のDJ兼プロデューサー、KYGOによるブランド「PALM TREE CREW」とのコラボコレクション。左胸に、パームツリーとプーマキャットのスペシャルなワッペンが輝く。

 

↑右サイドにはさりげなくファスナーポケットを搭載。ティやマーカーなどを収納しやすい小ぶりなサイズだ

 

その10.【ポロシャツ】

ホーンガーメント

HAWAIIAN AIRLINES コラボポロ

1万8700円

ヴィンテージ感と愛らしさが漂うHAWAIIAN AIRLINESとのコラボモデル。左胸の「H」マークはコラボ専用にデザインされたスペシャルな刺繍だ。オレンジのボタンもアクセントに。

 

↑背面のデザインにもこだわりアリ。「Fly Hawaiian Air」の文字と、フラダンサーの姿があしらわれている

 

その11.【モックネックシャツ】

ウィークエンダー×ビームス ゴルフ

ボーダーモックネックシャツ

1万8700円

遊び心のあるアウトドアアイテムで知られるウィークエンダーと、ビームス ゴルフとのコラボモデル。Tシャツ感覚で着られるネイビー×グリーン×ホワイトのボーダー柄で、1枚で着ても良し、インナーとして使うも良しだ。

 

その12.【ショートパンツ】

Lee GOLF

ストレッチショートパンツ

1万3200円

デニムブランド、リーのゴルフラインからリリースされたヒッコリー柄ショートパンツ。ワークウエアのようなユニークなデザインに同ブランドらしさが光る。速乾性、撥水性、ストレッチ性に優れ、着用感の良さは抜群だ。

 

↑ウエストにはベルトを備えておりラクに調節できる。左のバックポケットにあしらわれた緑のロゴがアクセントに

 

その13.【シューズ】

フットジョイ

ドライジョイズプレミア ターロウ バイ トッドスナイダー

オープン価格(実売予想価格5万5000円)

●7月末発売予定

米国ファッションブランド、トッドスナイダーとのコラボシューズは、ネイビーの効かせ方が絶妙。英国ピタード社製の天然皮革「フルグレインレザー」による極上のアッパーで、高級感漂う一足に。

 

↑ヒール部分には、トッドスナイダーのネイビータグがあしらわれている。スペシャル感を演出するデザインだ

 

その14.【シューズ】

コール ハーン

グランドプロ エーエム ゴルフ スニーカー

2万8600円

米国の老舗ブランドが手掛けた、スニーカー感覚で履けるスパイクレスタイプの軽量ゴルフシューズ。ベージュ系のカモフラ柄がスタイリッシュな足元を演出する。足元を優しく包み込んでくれるようなレザーのフィット感が上質だ。

 

↑アウトソールの突起部分の向きが交互になっているのが特徴。よりグリップ性を高めるための設計だ

ゴルフを“しない理由”にアプローチ! ギア選びやラウンドの不安をプロが解決

Withコロナ時代のいま、“3密”を避けるアクティビティとしてゴルフが人気だ。しかし、ゴルフに興味はあれど、様々な理由で始められない、あるいは長年遠ざかっている読者は多いはず。それらのハードルを取り除く!

※こちらは「GetNavi」 2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

↑「意外とサマになってるでしょ?」(松井) 「松井さん、ゴルフの楽しさに気付きましたか?」(山田プロ)

 

貴族の社交場として発展したゴルフは、現代でもビジネスマンのコミュニケーションツールとして活用されている。ゴルフには「審判」がおらず、スコアは自己申告制。ルールやマナーを守ることはプレイヤーに委ねられている点が“紳士のスポーツ”たる所以だ。一度でもともにラウンドすれば、お互いの人柄が丸わかり。だからこそグッと親交を深められる(逆もあるが)。

 

さて、ワン・パブリッシングのビジネスを統括する取締役であり、ゲットナビのプロデューサーを務める松井謙介(46)にも、社内外から数多くのゴルフの誘いがある。そのたびに松井は「やりましょう」と答えるものの、一向にクラブを握る気配はない。海外ツアーのトーナメント中継を視聴するほどゴルフ熱は高い松井だが、様々な理由をつけて“見る派”を貫いているのだ。もしかすると、読者貴兄にも身に覚えがある話ではないだろうか。

 

ギアの買い方がわからない、マメに練習するのが面倒、ウエアがダサい……そんな先入観でゴルフを諦めるのはもったいない。最新のゴルフ事情をチェックして、いますぐハードルを取り去ろう。

 

私が教えます!

ティーチングプロ

山田祐衣さん

YUI GOLF ACADEMY代表取締役。PGAPティーチングプロ。ゴルフを始めたのは8歳のころ。初心者から上級者まで、各々のレベルに合わせた的確な指導に定評がある。

 

私が体験します!

GetNaviプロデューサー

松井謙介

「ゴルフやるやる詐欺」歴10年。幼少期は空手に没頭したが、現在は水彩画やバンド活動に励むインドア派。好きなプロゴルファーは“ゴルフの科学者”ことブライソン・デシャンボー。

 

ココへ行きました!

Alpen TOKYO

ゴルフ5 フラッグシップストア

アルペングループ史上最大規模のスポーツ総合店「Alpen TOKYO」が4月にオープンした。6~8階のゴルフ5 フラッグシップストア新宿店では、最新のギア&ウエア、中古クラブが充実。レディースも充実し、スペシャルなアイテムも!

住所:東京都新宿区3-23-7 6〜8F

営業時間:11:00~22:00

定休日:年中無休

 

 

≪僕がゴルフをしない理由≫

ギアの選び方がわからない……

ゴルフはギアがなければ始められない。しかし、初心者は何を買えば良いのかわからない。最低限必要なギアは? どんな基準で選べば良い? プロ、教えてください!

 

≪アプローチ≫

モチベーションが上がるギアを選びましょう!

↑「タイガー・ウッズと同じクラブにしちゃおうかな!」(松井) 「ステルスはいま大人気のドライバーです♪」(山田プロ)

 

クラブ選びのキモ

★シャフトの重量とフレックス(硬さ)を重視

★上限の14本すべてを揃えなくても問題ナシ

★最初はデザインの好みでチョイスしてもOK

ヘッドよりもシャフトのほうが重要。スポーツ経験者で力のある人なら「S」など硬めのシャフトを選び、練習してクラブにスイングを合わせていこう。クラブの上限は14本だが、少ないぶんには問題ない。少ない本数でのセッティングはショップスタッフに相談してみよう。

 

↑「ユーティリティは初心者に必須です!」(山田プロ)

 

オススメ4選

【その1】革新的な赤いカーボンフェースで飛ばす

【ドライバー】

テーラーメイド

ステルス

8万6900円~

従来のチタンフェースではなく、カーボンシートを60層重ねたカーボンフェース仕様。高慣性モーメントと低スピンを両立させる突起「イナーシャジェネレーター」が、圧倒的な飛距離を生む。

 

【その2】初心者でもボールをつかまえられる

【ユーティリティ】

ピン

G425 ハイブリッド

3万7400円~

ボールの初速を出す「新フェース・ラップ・テクノロジー」を搭載。ソールに高比重ウエートを備え、深低重心設計にしてボールをつかまえる。初心者に難しいロングアイアンの代わりに。

 

【その3】ミスショットにも寛容で安心して打てる

【アイアン】

キャロウェイ

ローグST MAX

2万6400円~(1本)

AIが解析したデータから番手ごとに設計された「FLASHフェース SS22」を採用。打感が良く、ミスヒットにも寛容だ。飛距離性とコントロール性を高い次元で融合させ、初心者にも最適。

 

【その4】バンカーやグリーン周りでの強い味方

【ウェッジ】

タイトリスト

ボーケイ・デザインSM9

2万7500円

ウェッジマスター、ボブ・ボーケイ氏のクラフトマンシップが詰め込まれた逸品。様々なスイングタイプに合わせた各種グラインド(ソール形状)を展開する。バンカーや短い距離でのショットに。

 

パター選びのキモ

★ボールの直進性が高くしっかり転がるマレット型

★シャフトの長さは身長や前傾具合に合わせて選ぶ

★グリップの太さは手のサイズに合わせる

繊細なタッチが要求されるパターは、とにかく色々なモデルを試して、フィーリングが合うものを選ぶのが吉。ヘッドの大きいマレットタイプなら、ボールを真っすぐ転がしやすい。

 

【コレがオススメ!】孤高の巨匠によるアートピース

スコッティキャメロン

スペシャルセレクト フローバック5.5

6万500円

パター界の重鎮・スコッティ・キャメロン氏が手がける、削り出しフェースによるマレット型。美しい仕上がりと、極上のフィーリングは、一生モノの出来栄えだ。

 

ボール選びのキモ

★とにかく飛びを重視したディスタンスタイプ

★ロストボールも含めて安価なものを探す

★慣れてきたらパターやウェッジとの相性も考慮

初心者はラウンド時に数多くのボールを失くす。最初から高価なボールを使うと、池ポチャやOBになったときのダメージが大きい。まずは安価で、飛ばしに特化したものを選ぼう。

 

【コレがオススメ!】飛距離性能を追い求めた高反発球

イグニオ

ディスタンス ボール

1016円(12個)

ソフトな打感で、男女問わず幅広いゴルファーが使える2ピース構造の高反発モデル。優れた反発性能をもたらすアイオノマーカバーを採用し、飛距離を高めた。公式競技では使用不可。

 

グローブ選びのキモ

★ジャストサイズか小さめを伸ばして使う

★汗や雨で滑りにくいタフな合皮タイプ

★消耗品なので最低でも3枚はストック

グローブは消耗品。ラウンド中に破れてしまうこともしばしばある。また、汗や雨などでグローブが湿ると、スイング時に滑りがちなので、少なくとも3枚は持っていると安心。

 

【コレがオススメ!】ナチュラルで滑らかなフィット感が心地良い

フットジョイ

GTエクストリーム

1540円

独自のシームレス構造により、ナチュラルで滑らかなフィット感を実現した合皮タイプ。雨天時でも高いグリップ性能を誇る。甲部分のパワーネットメッシュで、伸縮性も通気性も抜群だ。

 

シューズ選びのキモ

★靴ズレしないようジャストサイズを選ぶ

★手軽に着脱できるBOAシステムが便利

★ゴルフ場の行き帰りに履けるスパイクレスもアリ

1ラウンドあたりの歩行距離は10km以上に及ぶことも。靴ズレしないよう、普段履きの靴よりタイトなサイズを選ぼう。靴ひもではなくダイヤル式のBOAシステムなら着脱も簡単だ。

 

【コレがオススメ!】難ライでも安定したショットをサポート

フットジョイ

FJ フューエル BOA

1万6500円

中足部に、安定性とねじれを抑えるためのスタビリティブリッジを搭載。新開発の「パワースタビライザーアウトソール」を備え、斜面など難しいライからでも安定したショットが打てる。

 

 

≪僕がゴルフをしない理由≫

ちゃんとラウンドできるか不安……

初心者にとっては「コースを回る」ことも高いハードル。日々の練習が大事とわかってはいるけれど、多忙なビジネスマンとしては効率良く上達する方法を知りたい!

 

≪アプローチ≫

ショートゲームだけでスコアは案外作れます

初心者は、やみくもに練習してもなかなか上手くならない。頭を使って練習しよう。

 

「大切なのは、ピンまで残り100ヤードになってから。そこからいかに少ない打数で上がれるか、を考えたうえで練習をするだけで、スコアはまとまります」(山田プロ)

 

すなわち、アプローチとパッティングの精度を上げることが先決。短いクラブで練習すれば、ほかのクラブも自然と打てるようになる。

 

↑「初心者でも2パットを目指しましょう」(山田プロ) 「芯に当たればキレイに転がりますね!」(松井)

 

山田プロが教える! これさえやれば大丈夫

初心者がいきなりフルスイングしても、そう簡単にはミートしない。確実に当てられる“振り幅”を特訓して、徐々にブラッシュアップしていこう。

 

【パッティング】テイクバックとフォローの振り幅は一定に

「パッティングは、一定のリズムとスピードで、テイクバックとフォローを一定の振り幅で打つのが大切です。そうすることで安定したストロークを体得でき、ボールの転がりも安定。振り幅による距離感もつかめるようになります」(山田プロ)

 

↑「コースデビューイケそうな気がする~」(松井)

 

【グリーン周り】7番アイアンを使って振り幅の大きさで距離を打ち分ける

「スタンスは肩幅で、ボール位置は正面。10時から14時の振り幅で、7番アイアンのフェースの芯に当てられるよう練習しましょう。これで飛距離は20~30ヤードくらい。振り幅を変えて距離を調節できます」(山田プロ)

 

↑「7番アイアンはすべての基本です」(山田プロ)

 

多忙なビジネスマンでも通えて効率的に上手くなれる!

インドアスクールのススメ

酷暑でも雨天時でも快適に練習できるのがインドアの長所だ。短期間でのラウンドデビューを叶える、個性的な4つのスクールを紹介!

 

【その1】リーズナブルな料金で楽しみたい人に!

ステップゴルフプラス

6578円~

ステップゴルフは、関東エリアを中心に86店舗を展開する業界最大手。同「プラス」は、定額制の通い放題で24時間営業(一部店舗除く)にもかかわらず、圧倒的な価格の安さがウリだ。気軽にゴルフを始めたい人にうってつけといえる。

●打席数:4~7●クラブレンタル:有●測定器/解析機:有●シャワールーム:無

 

↑基本的に駅近やショッピングモールなどの商業施設内に展開。スポーツジムのようにカジュアルに利用できる

 

【その2】クラブフィッティングも受けたい人に!

プレミアムゴルフスタジオ

8800円~

有名ツアープロも数多く指導するカリスマコーチの植村啓太さんを筆頭に、経験豊かなスタッフが実践的で質の高い最新のレッスンを提供。VIPルームを含む全打席にシミュレーションを完備し、落ち着いた空間で着実に上達できる。

●打席数:7●クラブレンタル:有●測定器/解析機:有●シャワールーム:有

 

↑クラブフィッティングの達人、吉田 智さんが在籍。閑静な代官山で最適なクラブ選定をしてくれるのは特別感あり

 

【その3】パッティングを上手くなりたい人に!

GPC恵比寿

初回パットレッスン(90分)1万5500円/通常レッスン(45分)8800円

「4スタンス理論」をベースにしたシンプルで効率的なスイング作りが特徴。スコアメークのカギを握るパッティングのデータ解析をはじめ、個々に適したマンツーマンレッスンが受けられる。身体をほぐせるストレッチマシンも設置。

●打席数:3●測定器/解析機:有●クラブレンタル:有●シャワールーム:無

 

↑JR恵比寿駅から徒歩3分。ゴルフメディアでおなじみのティーチングプロ・大本研太郎さんがヘッドコーチを務める

 

【その4】スタイリッシュな空間で練習に励みたい人に!

ビームス&ウィンズステーション

1万2000円~

ゴルフアパレルにも注力するセレクトショップ、ビームスが手掛ける会員制スタジオ。人気コーチの堀尾研仁さんが率いる「KEN HORIO GOLF ACADEMY」によるワンランク上のレッスンカリキュラムで、スイングが格段に改善される。

●打席数:8●クラブレンタル:有●測定器/解析機:有●シャワールーム:有

 

↑アパレルショップのようなスタイリッシュな空間はビームスならでは。JR有楽町駅から徒歩1分という好立地だ

体幹の筋肉を鍛える20分! SIXPAD HOME GYMの「スイング&コア for ゴルフ」を体験してきた

SIXPAD(シックスパッド)といえば、EMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)を中心としたトレーニング・ブランドとして確固たる地位を確立しています。このトレーニング・ブランドを展開するMTGは、短時間・高効率のトレーニングが自宅で楽しめるEMSオンラインジム「SIXPAD HOME GYM(シックスパッド ホームジム)」を2020年10月に開発しました。

 

シックスパッド ホームジムは、全身7部位14箇所に電極を配置した「SIXPAD Powersuit(シックスパッド パワースーツ)」を着用して自宅でオンラインレッスンに取り組むことで、速筋と遅筋を同時に鍛えることができ、短時間・高効率のトレーニングが可能になります。そのオンラインレッスンの中にYouTubeチャンネル登録者数37万人を誇るゴルフティーチングプロ・菅原大地氏監修のゴルフスキルアップメニュー「スイング&コア for ゴルフ」が加わったということで、今回体験会に参加してきました。

 

競泳水着のようなパワースーツを着用し、電極から電気刺激が流れる

体験会は「シックスパッド ホームジム」と「スイング&コア for ゴルフ」の説明からスタート。約20分のプレゼンテーションが終わると、身長とウエストの寸法を元にパワースーツのサイズを選びます。

 

電極部分に水を吹きかけることで通電する布製電極「Eledyne(エレダイン)」を搭載しているため、パワースーツは受け取った時点で水に濡れています。基本は全裸の上から着用。どうしても気になる方は紙パンツを用意していますとのことです。着用してみると、プールに入った後の水着を着たような感触でした。

↑パワースーツの上着と、「パワースーツHip & Leg」を着用するとこんな感じ

 

着替えが終わるとスタッフの方がトレーニング体験ルームに案内してくれました。そこでEMSの電気刺激を流す専用コントローラーをセット。ボタンを入れると、EMSがウォームアップ、運動、クールダウン……と変わっていきます。

↑トップスとパンツ、それぞれ1箇所ずつ電気刺激を流す機械をセットします

 

電気刺激の強弱はモニターで操作します。若い女性スタッフが「私はいつもレベル8でトレーニングしています」とのことでしたから、40代後半のおじさんはレベル5でスタートしようとしたら、レベル10まで勝手に上げられてしまいました。男性はそのくらいの刺激を入れてトレーニングしてくださいということなのでしょう。

↑電気刺激の強さはレベル1からレベル20までの20段階

 

パワースーツとウォーターウェイトのコンビでゴルフの動きを強化

今回考案されたゴルフスキルアップメニュー「スイング&コア for ゴルフ」は、パワースーツを着用することに加え、水の特性を活かして体幹を効率よく鍛える、フィットネスアイテム「SIXPAD Water Weight(シックスパッド ウォーターウェイト)」を使用するのもポイントです。ウェイトの中に入っている水の動きに負けないように体のバランスを保つことで、ゴルフのスイング動作や飛距離アップに必要な体幹の筋肉を鍛えることができます。

↑水の特性を活かして体幹を効率よく鍛える「SIXPAD Water Weight(シックスパッド ウォーターウェイト)」1万5180円(税込)。アウターマッスルとインナーマッスルを強化します

 

トレーニングの所要時間は10分×2セットの合計20分。1セット目はゴルフの動きのベースとなる体を鍛えることをコンセプトにしており、ゴルフツイスト、ワンレッグランジ、ワイドパルスクワットという3つのムーブメントで構成されています。2セット目は鍛えた体に対してゴルフの刺激を入れることをコンセプトにしており、ノースウェイワンレッグツイスト、バックスイングツイスト、フォロースルーツイストという3つのムーブメントで構成されています。

 

トレーニングの動きはインストラクターの「SIXPAD WAVER(シックスパッド ウェイバー)」のENA(エナ)さんが目の前で実演してくれます。これと同じようなオンラインレッスンがライブや、アーカイブでいつでも見られる仕組みになっているわけです。

↑ウェイバーのENA(エナ)さんの動きに合わせて一緒にトレーニング

 

今回はウェイトの中に入っている水の量が2リットルでしたから、持つだけではそれほど重くありません。ただし、体をねじったり、ゴルフスイングのように動かしたりすると水が動きますから、バランスを取るのが難しくなります。自宅でスイング&コア for ゴルフする場合も、シックスパッド ウォーターウェイトが必要となります。

↑水の量は自分で調整できます(体験会時は2リットル)

 

最初は余裕の表情でトレーニングに取り組んでいましたが、次第に汗がジワッと吹き出し、20分のトレーニングが終了した時点では500ミリリットルのミネラルウォーターをすべて飲み干すほどのノドの渇きを感じていました。

↑ウェイト自体はそれほど重くないが、水が動くのでバランスを取るのが難しい

 

速筋と遅筋を同時に鍛え、今まで使っていなかった筋肉に刺激が入った

トレーニング終了後にスタッフの方から「明日は筋肉痛になるかもしれませんよ」と言われたのですが、正直なところ筋肉痛になるなんて想定していませんでしたから、翌日と翌々日にゴルフのスケジュールを2日連続で入れていました。「筋肉痛でクラブが振れなくなったら困るな」と思いながら帰宅。しかしながら、翌日のゴルフは雨のため中止に。結果的にこれが幸いでした。

 

体験会翌日は筋肉痛とは少し違うのですが、全身が重く感じました。今まで使っていなかった筋肉に刺激が入ったということでしょう。その刺激が翌々日のゴルフで効果を発揮したということはなかったのですが、翌週のゴルフでは明らかに上昇気流に転じ、何だかジワジワ効いている気もします。ゴルフのためのトレーニングは普段からしていますが、新しい刺激が入って体が反応したのかもしれません。その効果をしばらく見届けたいと思います。

 

SIXPAD Powersuit(シックスパッド パワースーツ)11万8800円(税込)分割:1900円/月~

SIXPAD HOME GYM(シックスパッド ホームジム)オンラインレッスン4180円(税込)/月

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

22SS新作も紹介! デサントのゴルフブランド旗艦店「DESCENT GOLF COMPLEX GINZA」に行ってみた

デサントジャパンは、ゴルフウェアの直営旗艦店「DESCENT GOLF COMPLEX GINZA」を東京・銀座にオープンしました。同店は「デサントゴルフ」をはじめ、「ランバン スポール」「マンシングウェア」「ルコックスポルティフゴルフ」の4ブランドを扱う複合型店舗で、ベテランプレーヤーからビギナーまで、幅広いニーズに対応しています。

 

同店は数寄屋橋交差点すぐ側の好立地に建つ地上3階建てビルで、1階がデサントゴルフ、2階が他3ブランドのメンズ製品、3階が同ウイメンズ製品もフロア構成となっています。それでは、メンズ製品を中心に、4ブランドの2022SS新製品を見ていきましょう。

 

【その1】デサントゴルフ(DESCENTE GOLF)

デサントゴルフのメンズトップコレクション「g-arc(ジーアーク)」は2018年から、“これまでにないようなゴルフウェアの開発”をテーマに展開してきましたが、2022SSでは全く新しいサスティナブル素材を使用した「AIRRENU涼黒ニットポロシャツ」を発売します。価格は2万4200円(税込、以下同)。

 

ソニーグループが開発した新素材「Triporous(トリポーラス)」と、古着や製造時に出た残反を原料にした再生繊維「RENU(レニュー)」を組み合わせて作られているのが特徴。トリポーラスは、年間何十万トンと廃棄されるお米の籾殻を炭化させた多孔質カーボン素材で、籾殻が持つ微細構造により吸着特性に優れ、消臭・抗菌効果を有しています。炭化した籾殻がベースのため濃色しか作れず、特に黒は熱を吸収するため夏場は体温の上昇を招きます。そこで、レニューに衣服内の温度上昇を抑制できる「涼黒」加工を施し、さらに吸汗速乾性、UPF50+のUVケア機能も付加しました。

 

なお、トリポーラスを採用した製品はポロシャツの他に「T/Rトリポーラスストレッチパンツ」(4万2900円)と「キャップ」(9790円)も同時発売します。

↑g-arcのAIRRENU涼黒ニットポロシャツ

 

↑生地は柔らかく、肌触りはサラサラしており、着心地は良さそう

 

g-arcからはスタンド式の「カスタムキャディバッグ(9.5型)」もデビュー。特徴的なのは、ドイツのアタッチメントメーカー、FIDLOCK製のマグネットを採用し、キャディバッグからポーチ、シューズケース、小物入れ2つ、合計4つのパーツが取り外せること。シューズケースは外してロッカールームに置き、ポーチはカートバッグとして、小物ポーチはボール入れに利用と、これまでにないユニークな使い方ができます。価格は9万9000円。

↑カスタムキャディバッグ(9.5型)

 

↑キャディバッグの横からポーチを取り外し、カートバッグとして利用できます

 

次はロングパンツです。夏は熱を反射する白色の服を着たいけど、白いパンツは下着が透けるから格好悪いと、これまで避けてきた人も多いのではないでしょうか。そんなニーズに応えるのが、「神白ボトム」(2万900円)。透けにくい素材を使用しているのと同時に、キープクリーン加工により汚れも落ちやすい。きれいな白のまま着続けることができます。もちろん、ストレッチ性、吸汗速乾、衣服内の温度上昇を抑えるUPF50+のUVケア機能付き。

↑神白ボトム。目の覚めるような白が美しい

 

↑手を差し込んで伸ばしても透けません

 

個人的にはコウノエベルトを搭載した「BMZスパイク ゴルフシューズ」(2万5300円)に注目しています。スポーツトレーナーの鴻江寿治氏が開発したコウノエベルトは、身体の歪みや故障を解消させ、身体本来のポテンシャルを引き出すと言われています。このベルトをシューズに採用することで、足をしっかり固定し、指先が開いて指全体で地面を捉えることができるとのこと。ゴルフコースは起伏が激しく、しっかり踏ん張らないと安定したショットが打てません。筆者のようなフェアウエイキープ率が低いアベレージゴルファーにぴったりではないでしょうか。アウトソールには遮熱・断熱素材のGAINAを採用、夏場の芝生から上がってくる熱をシャットアウトし、シューズ内の温度上昇を抑えます。

↑BMZスパイク ゴルフシューズ。くるぶし下に付いているのがコウノエベルト

 

↑アウトソールには遮熱・断熱素材を採用し、芝生から上がってくる熱気を防ぎます

 

↑BMZスパイクシューズを入れるには、ピッタリな「CORDURA シューズケース」。正面のポケットにはグローブやタオルなど汚れたものを区分けして収納可能です。価格は8690円、サイズW25×H32×D13cm

 

デサントは月別展開をしており、5月には書道家の万美さんがデザインしたウェアも登場します。筆で「デサント」とカタカナで書かれたカラフルなデザインで、現在、「キャディーバック」(4万2900円)が先行発売されています。

↑5月に登場する書道家・万美さんデザインのウェア。カラフルで格好良く、コースで映えそう

 

↑先行販売されている万美さんデザインのキャディバッグ。初夏のゴルフコースによく似合いそうです

 

 

【その2】ランバン スポール(LANVIN SPORT)

2階にはランバン スポール、マンシングウェア、ルコックスポルティフ ゴルフのメンズコレクションが並んでいます。まずはランバンから。ランバンはパリ発のファッション性とスポーティーさを兼ね備えたブランドですが、2022SSのイチオシアイテムの一つが「半袖モックネックシャツ」。ジャガード生地を採用したボーダー柄で、シンプルだけど清涼感にあふれるデザインになっています。価格は2万4200円。カラーは、ブルーとホワイトのボーダー柄の2色展開。

↑胸のロゴと大人しめのボーダーが上質感を醸し出すランバンの半袖モックネックシャツ

 

ストレッチジャガード素材を採用した「ロングパンツ」は、惑星を表現したコスモ柄がおしゃれです。伸縮率60%以上で動きやすさもしっかりと確保しています。3万800円。

↑ストレッチジャガード素材を採用したランバンのロングパンツ

 

↑惑星が線で描かれています

 

格式高いゴルフ場でプレーするためのジャケットも用意されています。「ハイゲージ天竺ジャケット」は、ストレッチ性の高い変形天竺編素材を採用。最近パリで流行っているグログランテープ(左前身頃と右前身頃を留める帯)を付属しており、ボタンを開けて着た時にチラリと見えるワンポイントがおしゃれです。価格は5万3900円。

↑ハイゲージ天竺ジャケットはクラブハウスでの利用だけでなく、日常生活でも使い回しが効きそう

 

ランバンはゴルフだけでなく、普段の生活に使えるウェアも多く発売していますが、「【LIMONTA】ボストンバッグ」もその一つ。ボディにイタリアの高級ナイロン素材である「LIMONTA(リモンタ)」、持ち手と肩掛けはロゴジャガードを採用し、スポーティーながら高級感を感じさせるデザインになっています。1泊2日の小旅行やビジネストリップにも使えそうです。価格は3万9600円。

↑高級なボストンバッグ然とした見た目。ゴルフだけに使うのがもったいない

 

【その3】マンシングウェア(Munsingwear)

続いてはマンシングウェア。アメリカの伝統的なブランドであるマンシングウェアは、蝶ネクタイをしたペンギンがカワイイと最近ではレディースが大人気。メンズもデザイン性に富みながら、高い機能性でプレーをサポートします。

 

若者向けのENVOY(エンボイ)ラインからは、「SUNSCREEN&FUSION MOVEテープロゴプリント半袖シャツ」(1万6500円)を紹介します。太陽光を反射して衣服内の温度上昇を抑えるサンスクリーン機能と、運動パフォーマンスを向上させるパターン設計のフュージョンムーブを採用。特徴的なのが、肩の部分に縫製がない1枚布で仕上がっていること。肩の動きを邪魔せず、違和感を払拭させて快適なスイングを実現します。

↑マンシングウェアのSUNSCREEN&FUSION MOVEテープロゴプリント半袖シャツ

 

↑肩の部分に縫製がない。1枚布で作ることで、スイングの動きを邪魔しないようにしました

 

続いては、ちょっと肌寒い日にオススメの「FUSION MOVEエンボスビッグロゴフーデッドカットソー」。エンボス加工されたビッグ「m」ロゴが、シンプルながらも清潔感のあるストリートファッションを表現します。カラーはブルー、ブラック、ホワイトの3色展開です。価格は2万4200円。

↑カジュアルだけどおしゃれなパーカー。最近のゴルフ場ではファッショナブルなパーカーを着る若者が増えています

 

最大の目玉が、おそらくゴルフ業界初のメンズレインコート。多くのメーカーがレディースではレインコートをラインアップしているものの、メンズはパンツとセットのレインウエアのみ。しかし、雨の日にレインパンツを穿きたくないと思っているゴルファーは多いです。動きにくいし、蒸れるし、昼食時に脱いだり履いたりするのが本当に面倒。そうした声に応えるべく、今年初めて投入するのがこのメンズ用ロングレインコートです。

 

撥水性、透湿性に優れているほか、スイングの邪魔にならないようウエストが絞れるドローコードを付属したり、カートに座った時に腿の裏が濡れないよう背側の丈を長めにしたり、スルーポケットで中のパンツのポケットから予備のボールやマーカーを簡単に取り出せるなど、プレー時の利便性を確保する工夫が随所に施されています。価格は3万1900円です。

↑おそらくゴルフ業界初のメンズロングレインコート。袖が途中から切り離せ、半袖にもなります。雨男の筆者もこれは欲しい

 

↑背面に大きなベンチレーションと、ボールポケットを装備

 

【その4】ルコックスポルティフ ゴルフ(le coq sportif GOLF)

最後に、ルコックスポルティフ ゴルフの【RIJOUME】コレクション。シャープでスタイリッシュなアスリートスタイルに、同ブランドの洒落た柄使いや印象的なマーキング、遊び心のあるデザインをプラス。仕事もゴルフも生活も喜びに溢れた、豊かな人生を送る大人に向けたアイテムを展開しています。ひとつめが「ストレッチフルジップブルゾン」。2つの同色異素材を曲線で組み合わせることでスタイリッシュさとスポーティーさを演出しています。独特のロゴは異色異素材を使うことで、さり気なく目立つ工夫をしています。価格は1万7600円。

↑カラーはブラック、ブルー、ホワイトの3色展開

 

もうひとつが「ボディーシェル半袖ポロシャツ」。こちらは、両脇にメッシュ状の同色異素材を曲線で配置しています。吸汗速乾性能に優れたストレッチ素材と、メッシュによる熱の発散で真夏のラウンドを快適にします。こちらもロゴだけ異色を使うことでワンポイントとして際立たせています。再生ポリエステルを使用し環境に配慮した一枚。価格は1万3200円。

↑カラーはブラック、ブルー、ホワイトの3色展開

 

DESCENT GOLF COMPLEX GINZA は、1つのビルに4つのブランドが同居することで、カップルやファミリーで訪れても、それぞれが好みのアイテムに出会える可能性が高くなります。ゴルフウェアはファッション性と機能性を兼ね備えているので、ゴルフ以外のスポーツでも利用できるのが大きな特徴。人とは異なる個性的なスポーツウェアを探している人にも、同店は楽しい店となるでしょう。

 

■DESCENTE GOLF COMPLEX GINZA
住所:東京都中央区銀座5-5-18
電話番号:03-6228-5963
営業時間:11:00〜20:00

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

一体成形のソールが超画期的! アディダスの新作ゴルフシューズに、元ゴルフ誌編集者のGetNavi編集長も思わず感動の「ファーーー!」

2022年で創刊40周年を迎えた、押しも押されぬモノ誌の決定版「モノ・マガジン」と、創刊23年目を迎えたピチピチの“新卒世代”「ゲットナビ」とのコラボ連載は第2回。世界的スポーツブランド・アディダスのゴルフライン、その名もアディダスゴルフのショールームを訪れました!

 

アディダスゴルフが扱う製品のカテゴリはウエア、シューズ、バッグ、アクセサリーなど。すなわち“クラブ以外”と多岐に渡りますが、今回はシューズのフラッグシップ「TOUR360」の最新世代に注目。なんでもアウトソールに画期的な機構を備えていて、いまゴルフ界で話題沸騰中だというのです。

↑アディダスゴルフの森 悠馬さん(右)と田中温子さん(左)にお話を伺った。幼少期からゴルフに親しんできた森さんはプレーヤーとしてもかなりの腕前だという

 

元ゴルフ雑誌編集者としてアディダスの着用歴は15年以上!

何を隠そう、私は週刊のゴルフ雑誌で編集者としてのキャリアをスタートさせた男であります。プロツアー担当として、シーズンに入ると北は北海道から南は沖縄まで、トーナメント取材のため全国各地の開催ゴルフ場を訪れていたあのころ。一日中コース内を歩き回っていた私の足は、いつもアディダスのゴルフシューズをまとっていました。

 

アディダスのシューズを選んだ理由は、オジサン臭くないデザインだからとか、信頼のブランドだからとかそんな感じでしたが、何だかんだ4年くらい愛用。もちろん自分がラウンドするときも履いていたので、マイファーストゴルフシューズとして非常に愛着のあるブランドなのです。私が初めてアディダスのゴルフシューズに足を通してから15年以上。圧倒的に進化を遂げた(当たり前か)最新のフラッグシップモデル「TOUR360 22」が登場しました!

↑アディダスゴルフ期待の新製品だけに、森さんのプレゼンもアツくなります。編集長2人は思わず引き込まれました

 

※モノ・マガジン前田編集長のレポートは記事の最後にリンクがあります!

 

二つの目で見ればピントが合う!

ゲットナビ×モノ・マガジンの「ヒット」スコープ
– Target 2.アディダス「TOUR360 22」-

↑3月10日に発売されたばかりの「TOUR360 22 BOA」(2万7500円/編集部調べ。以下同。BOAモデルは、ダイヤルを回してレースの締め付け具合を調整できることと、足を包み込むようなラップ構造が特徴。一般的なシューレースを採用した「TOUR360 22」(2万4200円)も発売中

 

「スパイク」と「スパイクレス」の違いとは?

まず簡単に説明しますと、ゴルフシューズは「スパイク(ソフトスパイク)」と「スパイクレス」の2タイプに大きく分けられます。「スパイク」はソールに樹脂製の鋲がいくつも埋め込まれていて、これが地面に刺さることでグリップ力を生み出し、ショットする際の安定性を確保してくれます。スパイクはそれなりにシューズ全体が硬く、鋲がソールから飛び出ていることで多少の突き上げ感があるため、長時間履いていると足への負担は大きいです。かつてスパイクは金属製でしたが、芝を傷めることなく生育を促すという観点から、現在は多くのコースで金属製スパイクの着用が禁止されています。

 

もう一方の「スパイクレス」は、文字通りスパイクのないゴルフシューズです。見た目は一般的なスニーカーに近く、ソールを滑りにくい素材や形状とすることでグリップ性を担保しています。スパイクに比べて足にかかる負担は小さいがスイングの仕方によっては安定性という点では劣ることがある……というのが筆者のゴルフ編集者時代の定説でしたが、最近ではスパイクレスの技術が大幅に進化により、試合で着用するプロも数多くいるとのことです。

↑硬いプラスチックの鋲が埋め込まれているスパイク(左)と、スニーカーに近い感覚で履けるスパイクレス(右)

 

ざっくりまとめると、地面に刺さることでブレにくいぶん足に負担がかかるのがスパイク、足裏がフラットで快適性が高いぶん、状況やゴルファーの振り方によっては安定性に欠けるのがスパイクレス。どちらも一長一短があり、そのデメリットを少しでも解消するために、アディダスゴルフほかのシューズメーカーは日々研究を重ねているというワケです。

↑アディダスゴルフのシューズは、「TOUR360」のほか、軽量でありながらアグレッシブに振れる安定性を高めたスパイクの「ZG21」、快適な履き心地と運動性能を追求したスパイクレスの「コードカオス」をラインナップ。このほか、タウンユースにも向く「レベルクロス」がリリースされました

 

画期的な機構を備えた“第3のゴルフシューズ”

と、前置きがたいそう長くなりました。長年に渡って繰り広げられてきたこのゴルフシューズ論争に新機軸を打ち立てるのが、アウトソールに新機構「スパイクモア」を採用した「TOUR360 22」なのです。

 

この「スパイクモア」、見た目は従来のスパイクに近いのですが、液状のTPU素材を型に流し込むダイレクトインジェクション製法による一体型構造を採用したのが特徴。接地する「タービン」が動きや用途に合わせて形状が変化することで、歩行時とスイング時の性能を自動的に差別化し、スパイクとスパイクレスのいいとこ取りを実現できるというのです。……って、つまりどーゆーことだってばよ? 元ゴルフ誌編集者の私も理解が追いつきません!

↑「TOUR360 22」の「スパイクモア」アウトソール。オレンジ色のタービンが取り付けられているように見えるが、実は青いソール部分と一体成型なのです

 

もう少し詳しく説明していきましょう。比較的柔らかいTPU素材を採用する接地部分のタービンは、歩行時にバネのように反応してクッションの役割を果たし、足への負担を軽減してくれます。よりアウトソールに負荷(体重)のかかるスイング時には、タービンがさらに広がって芝を巻き込むように噛むとともに、歩行時は接地しないタービン内部やソールの適所に設置された鋭い突起物が剥き出しになり地面に刺さることで、高いグリップ性能を発揮するのです。

 

ショールーム内で実際に履かせてもらいましたが、確かに接地の感触はふんわり。ラウンド時は、スタート前練習やランチ休憩も含めると8時間以上もスパイクを履きっぱなしということもザラですし、コース内はアスファルトで舗装されているところも多いので、途中で足裏が痛くなってくるんですよね。その点、このスパイクモアならストレスを感じにくそうです。

↑つまりはこーゆーこと!

 

アウトソール一体成型のメリットはもうひとつあります。それは、シューズのサイズに応じてタービンのサイズや位置を自由に調整できるという点。

 

従来スパイクの鋲は取り外し・交換が可能という利点はあるものの、取り付けるための台座が必要となり、この台座によって設置箇所のソールの柔軟性が著しく失われ、重量も取ってしまいます。これに加えて、シューズのサイズが30cmでも22cmでも同じ大きさ・規格の鋲を使うため、クリートとその台座が占有する面積がサイズによって異なり、各サイズで必ずしも最適な性能にならないというわけです。

 

台座などが一切ないスパイクモアなら、性能的に柔軟性を持たせたかったり構造的に従来クリートでは設置できなかったりする箇所でも配置が可能になり、スイング時と歩行時の両性能を高次元で両立し、追求するとスパイクモアに分があることは間違いありません。

 

スパイクモアだけじゃない! TOUR360 22の快適設計

「TOUR360 22」には、アウトソール以外にも見どころが満載です。元々はアディダスのバスケットボールシューズで使われていた「Feet You Wearラスト」をゴルフシューズとして初めて採用。これは人間の足の微妙なカーブや形状を忠実に再現したもので、シューズの適所にゆとりとホールド感のメリハリをもたらします。

 

また、BOAモデルは、包み込むようなラップ構造の新システム「360WRAP BOA」を搭載。スイング時のアッパーの膨張やブレを抑え、安定したパフォーマンスを快適に発揮できるのです。そして、BOAといえばやっぱりフィット感を微調節できるダイヤルと、ワイヤーのように強靭なレース。ゴルフは繊細なスポーツなのでショットやパットの際にシューズのフィーリングは結構気になりますし、ラウンド後半は足がむくんでしまうこともあるんですね。この快適さは、BOAモデルでこそ実感できるものでしょう。

↑BOAモデルを分解するとこんな感じ。包み込むような設計が特徴だ

 

↑ソールをさらに細かく分解。シューズと足をシームレスにフィットさせる「デュアルスタック・ミッドソール」や「360WRAP」により快適性を高めている
↑調節ダイヤルを側面に搭載。好みに合わせて細かくフィット感をコントロールでき、もちろんレースがゆるんだりほどけたりするストレスもない

 

そうこうしているうちに、季節は春。ゴルフシーズンが到来です。実はもう3年以上もラウンドから遠ざかっている私ですが、「TOUR360 222」でゴルフ欲を刺激されて、久々にコースへ出てみたくなりましたよ! 寒すぎず、暑すぎず、芝もイイ感じに育ってくるこのシーズンのラウンドは気持ち良いんですよね~。まあ、その日を気持ち良いまま終われるか、不快なものになるかは気候よりスコアに影響されるので、とりあえず練習しないとな……。

↑モノ・マガジンの前田賢紀編集長(右)はゴルフ未経験とのことですが、筆者(左)よりもはるかにゴルファーらしい風貌。いつか仲良くラウンドできる日が来るといいな

 

前田編集長のレポートはこちら→https://www.monomagazine.com/40888/

 

写真/鈴木謙介

BOAタイプ、ニューバランスゴルフ「UGB2500 O」の履き心地は高級ホテルのベッドのよう!

GetNavi webではニューバランス関連のニュースやレビューを多々扱っていますが、今回ぜひとも取り上げたいのがゴルフシューズ。

 

というのも、昨年には同ブランドを象徴する一足である「1300」からインスパイアされた「MG1300JP」が登場。また、ランニングシューズではお馴染みの素材「フレッシュフォーム」を搭載しているなど、ニューバランスのライフスタイル商品やランニング商品と地続きで語れる部分がたっぷりあるからです。

 

コロナ禍によってゴルフの魅力が再定義され、ゴルフ熱も高まっています。ゴルフには広い場所で身体を動かしながら一緒にプレイする人とじっくりとコミュニケーションが取れるという特性を持つので、新しい生活スタイルとして単に趣味で行うスポーツ以上の価値があるアクティビティになっています。

 

さて、今回紹介するのは、「UG2500」から派生してダイヤル式を実現した「UGB2500 O」というモデル。本商品は、ディテールを見ていくほどにニューバランスらしさを表現した一足となっており、ゴルフプレーヤーはもちろん、これからゴルフを日々の生活に採り入れたいと思っている人には避けて通れないプロダクトなのです。

 

【ニューバランスゴルフ「UGB2500 O」の写真を先見せ(画像をタップすると拡大表示されます)】

 

 

「UGB2500 O」はいいとこ採り系

↑ニューバランス「FRESH FOAM UGB2500 O」(WHITE/ORAGE) オープン価格(編集部予想実売価格: 2万8600円(税込))

 

ニューバランスの「UG2500」は同社のゴルフシューズのフラッグシップであり、東京オリンピック女子ゴルフ競技で銀メダルを獲得し、2020-21シーズンの賞金女王にも輝いた稲見萌寧選手が愛用しているモデルでもあります。

 

しかし2500シリーズはプロモデルのため、これまで紐タイプしかありませんでした。この紐タイプというのがポイント。

 

というのも、プロゴルファーとアマチュアゴルファーはシューズの選び方が分かれます。プロゴルファーは毎週木曜日から日曜日まで試合で4日間着用し、月曜日から水曜日も練習ラウンドやプロアマ大会でコースを歩くのでフィット感を重視。足の形やコンディションによって締め方を自由に調節できる紐タイプを好む選手が多数派です。

 

一方で、アマチュアゴルファーは1週間に6~7日もコースを歩く人はほとんどいませんから、着脱がスムーズで紐がほどけるわずらわしさがないダイヤル式が圧倒的に好まれています。ダイヤル式というのは、シューズ側面などに搭載されたダイヤルでシューズのフィット感を調整できるもの。ゴルフショップでの販売足数も7~8割がダイヤル式になっています。

 

履き心地の紐タイプと、着脱のスムーズさのダイヤルタイプーーそう、プロゴルファーが好む履き心地をダイヤル式で実現したのが「UGB2500 O」というわけです。

 

BOAが目指すのはパフォーマンスフィットソリューション

↑BOAテクノロジー社のBOAフィットシステム

 

というわけで、「UGB2500 O」の要となるダイヤル式の構造について説明。同商品にはBOAテクノロジー社のBOAフィットシステムが搭載されています。

 

回り道にはなるのですが、ダイヤル式を巡る変遷を知ることでより理解が深まり、「UGB2500 O」のこだわりがわかるため、少し手前から解説していきます。

 

そもそも、ダイヤル式ゴルフシューズが誕生したのは2006年。着脱の煩わしさから解放されるということで、多くのアマチュアゴルファーが魅力を感じ、ダイヤル式に履き替えた、という過去があります。

 

BOAが多くのゴルファーに受け入れられたのは脱ぎ履きのしやすさ、細かな調節のしやすさでしたが、BOAテクノロジー社が目指したのはさらにその上、各シューズメーカーがシューズに落とし込んだ性能をより引き出すためのフィットソリューションでした。

 

同社の研究施設内ではさまざまな運動をシミュレートした生体力学的研究を行っており、その結果、足を包み込むような形状のアッパーをBOAフィットシステムでフィット制御する構造が、左右のすばやい切り返しなど主要な動作においてパフォーマンスを向上させることを証明しました。それが「パフォームフィットラップ」と呼ばれる構造です。ニューバランスのハイパフォーマンスモデルである「UGB2500 O」もこの構造に着目し、BOAとの共同開発によって「Wing Wrap POWERED BY THE BOA FIT SYSTEM」を採用しているのです。

↑ユーザーの好みで、足を包み込むパネル形状のアッパーのフィット感を調節できます。これが履き心地の良さの秘密

 

ちなみに筆者はパフォームフィットラップ構造が採用される以前のモデル「MG1001v2」を愛用しており、それで十分に満足しているのですが、「UGB2500 O」を履いてみたら違いがよくわかりました。従来の構造でも足をしっかりホールドしてくれるのですが、パフォームフィットラップ構造のほうが履き心地が柔らかく、動きも滑らかです。プロゴルファーが愛用するモデルはこれほどまで繊細な動きができるのかと驚きました。

 

ニューバランスの企業DNAである「フィット感」を、ゴルフに最適化した形で実現。日常生活ともランニングとも違うフィールドで、ニューバランスの快適さが表現されている点において「UGB2500 O」の素晴らしさが際立ちます。

 

BOAフィットシステム自体ももっと深堀っていきます

「UGB2500 O」の要となるBOAフィットシステムはまだまだ語りたいところがあるので、どんどん深掘りしていきます。

 

同機構を開発・製造するBOA Technology Inc.は、アメリカ・コロラド州デンバーに本社がある企業。パフォーマンス向上を目的としたフィットソリューションを提供するBOAフィットシステムは、スノースポーツ、サイクリング、ハイキング/トレッキング、ゴルフ、ランニング、コートスポーツ、ワークウェア、メディカルブレース、義肢装具などの製品に採用されているんですね。

 

そのBOAフィットシステムのダイヤルプラットフォームも、今回「IP1」から「Li2」に進化しています。「Li2」の特徴は薄くてコンパクトな形状と滑らかな操作性。締める方向だけでなく緩める方向にも微調節ができるので、素早く精密なフィットが可能になりました。

↑BOAフィットシステムの新しいダイヤルプラットフォーム「Li2」を搭載。従来の「IP1」と比べて薄くてコンパクトになり、耐衝撃性や耐摩耗性が向上しています

 

従来のダイヤル式ゴルフシューズだと「少しキツく締め過ぎたな」と感じたとき、いったん緩めてから締め直さないといけないのがやや難点でした。しかし「Li2」は緩める方向にも回すことができますから、一段階緩めるだけで好みの締まり具合に調節できます。

↑「Li2」は締める方向だけでなく緩める方向にも回転するので、よりフィット感のある微調整が可能

 

また、「Li2」は過去製品よりも耐衝撃性、耐摩耗性、泥や砂塵などへの防汚性能が向上しているとのこと。「IP1」搭載モデルですと乗用カートの乗り降りの際にダイヤルがぶつかり、その拍子にワイヤーが緩んでしまうことがたまにありますが、「Li2」はその点も解消されているのではないかと感じました。

 

「UGB2500 O」の細部をチェック!

パフォームフィットラップ構造やBOAフィットシステムなど、外側から見た特徴をこれまで取り上げてきましたが、「UGB2500 O」の最大の特徴は履き心地の良さです。これはシューズの中に足を入れればすぐに分かります。足全体がすごく柔らかく包み込まれているような感じで、ゴルフシューズでは今までに味わったことがない感触です。以前どこかで味わったことがあるような気がして記憶をさかのぼったところ、海外の高級リゾートコースを取材で訪れた際、コースに併設するホテルのベッドの中に足を滑り込ませたときと同じ感触でした。それほどのラグジュアリー感があります。

 

柔らかな履き心地を実現しているのはラスト(足型)に秘密があります。ニューバランスのラストには代表的な2種類があります。SL-1とSL-2です。SL-1はほっそりした形で、自然な履き心地が特徴。SL-2は全体的に幅が広く、ゆったりした履き心地が特徴です。ニューバランスの基本の形はSL-1ですが、日本人の足に合うのはSL-2だと言われています。

↑日本人に適していると言われるゆったりした履き心地のラスト(足型)SL-2をゴルフパフォーマンス向けに日本で改良しています

 

「UGB2500 O」はSL-2をゴルフパフォーマンス向けに日本で改良しています。本来の良さであるBALL GIRTH(親指の付け根から小指の付け根までを取り巻く長さ)周辺のゆとりはキープしつつ、踵を締めて前足部を少し上げることでフィット性を向上させています。

↑外付けの「CRカウンター」で踵をしっかりホールドし、横ブレを抑制してくれます

 

そしてシューズ内部の履き心地を最高の感触にするため、インソール、ミッドソール、アウトソールのすべてにおいて最新の素材とテクノロジーを投入しています。

↑ミッドソールはニューバランス独自の軽量素材「FRESH FOAM X(フレッシュフォームエックス)」が搭載されています

 

↑インソールには防滑性に優れたメッシュカバー「infiniGRIP(インフィニティグリップ)」を使用。繊維自体が持つグリップ力で、スイング中もシューズ内での足の滑りを軽減してくれます

 

↑ソフトスパイクはスイングの力点となる母指球、子指球、踵骨を囲むように配置されており、踏ん張りが効きます。TPU PLATE(赤いプレート)は中足部のねじれを抑制するために封入されています

 

靴紐でなく、ダイヤルを回して締める・緩める!

ゴルフシューズの一般的なイメージとして、紐タイプのほうがソフトなホールド感で、ダイヤル式はハードという印象を持っているゴルファーは多いと思います。しかし、「UGB2500 O」は紐タイプのソフトな締まり具合をダイヤル式で完全に再現しているように感じました。今回は残念ながらシューズを着用してプレーすることはできなかったのですが、この履き心地で18ホールを歩いたら疲労の感じ方が大きく変わるかもしれません。

 

乗用カートの普及によって、アマチュアゴルファーが18ホールをすべて歩いてプレーする機会は少なくなりました。しかし、ラクをしているせいでラウンド終盤に足の踏ん張りが効かなくなり、目標スコアにわずかに届かなかったという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。「UGB2500 O」であれば歩行とスイングに抜群の安定感がありますから、最終ホールまで高いパフォーマンスを持続し、スコアアップが狙えそうです。

 

カラーバリエーションはWHITE/ORAGE一色のみですが、ゴルフ5限定でWHITE/GREENも販売されています。オレンジよりもグリーンが好みという人はゴルフ5で探し求めてください。

↑ニューバランス「FRESH FOAM UGB2500 G」(WHITE/GREEN) オープン価格(編集部予想実売価格: 2万8600円(税込))※ゴルフ5限定カラー

 

 

撮影/大田浩樹

 

「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」、ブランド初のGOLF Collectionが登場

米国発トータルラゲージブランド「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」は、ブランド初のGOLF Collectionを、直営店および公式サイトと一部百貨店・専門店にて3月18日より発売します。

 

ラゲージブランドならではの豊富なバッグのラインナップはもちろんのこと、アパレルからグローブやボールといった小物類まで展開します。これまで高い技術力とデザインで人々の移動をサポートしてきた開拓者精神を継承し、洗練された大人へ送るGOLF Collectionとなっています。

↑シューズ以外をトータルでコーディネートできる充実の商品ラインナップ

 

注目の「スタンド式キャディバッグ」は本体素材にコーデュラナイロン1000デニールを使用し、耐久性・ 撥水性に優れる。ブランドの象徴であるダブルリブデザインフを丁寧な刺繍で表現。ボストンバッグやシューズケースなども取り揃えた同素材のバッグシリーズと合わせて使うことによりトータルコーディネートも可能です。カラーはブラック無地、ブラックカモ、ネイビーカモの3色。

↑「スタンド式キャディバッグ」6万6000円(税込)

 

撥水性とストレッチ性に優れる「SOLOTEX(R)」素材を使用した「ライトウェイトジャケット」。裾が柔らかくラウンドしていて、アドレス時も美しいシルエットを保ちます。タイトなシルエットで快適にプレーできるのはもちろん、街でも使えます。セットアップの九分丈パンツとのコーディネートもおすすめです。カラーはブラック、ネイビー、ブラウンカーキの3色。

↑「ライトウェイトジャケット」2万7500円(税込)

 

↑セットアップの九分丈パンツ 1万9800円(税込)

 

↑バッグもラインナップ。写真はモノグラム柄バッグ

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

ゴルフを楽しく華やかに。「テーラーメイド」のアパレル2022S/Sは初のカジュアルラインを投入!

ゴルフギアのトップブランドである、テーラーメイドゴルフは2022年春夏シーズンから大きく舵を切りました。従来は、どちらかというとアスリートゴルファーを意識し、機能性と洗練されたデザインの融合をテーマとしたウェアを世に送り込んできましたが、今シーズンは従来路線を踏襲しつつも、新たにカジュアルなシリーズも追加し、幅広いユーザーに訴求する戦略を打ち出しています。

 

アスリート向けのウェアは契約プロと共同開発

テーラーメイドが今シーズン投入するのは「TOUR TAYLORMADE」と「CLUB TAYLORMADE」の2ライン。TOURラインはベストスコアを目指す時、スポーツとしてのゴルフに真摯に向き合う時に身にまとうウェア。一方、CLUBラインはプレイおよびプレイ前後を含めた1日まるごとを楽しめるウェアです。一緒にプレイするメンバーや、プレイする日の気分によって2つのラインを使い分けることもできます。

 

TOURラインは、諸見里しのぶプロと塩見好輝プロの契約ツアープロ2人の協力を得て開発しているのが大きな特徴。プロ2人のスイングを3Dスキャンとモーションキャプチャーによりデータ化、プロの3Dアバターにウェアを着せ、スイングデータと掛け合わせてウェアにかかる着圧(負荷)をシミュレーションしていきました。そうして出来上がった試作品をプロに着用してもらい、機能とデザインの両面でプロ2人と議論を重ねて作り上げて完成したものです。

↑契約プロのスイングをデータ化し、ウェアにかかる負荷をシミュレーションしてプレイの邪魔にならない素材を開発

 

TOURラインから2月登場となる「ハイブリッドジャケット」は、前身頃と肩、背中の3か所にレインウェアに匹敵する防水性能を持つ素材を採用しています。防水ながら透湿性も高く、ストレッチ性能やUV性能、防風性能も兼ね備え、それでいて柔らかく、レインウェアのようにカサカサしない着心地の良さを保っています。両脇はより軽く柔らかく、ストレッチ性の高い素材で身体の動きを阻害しない素材を採用、袖口と腰の部分はニット素材で伸縮性を保ちながらバタつきを抑えるように工夫しています。

↑右の赤いジャケット2体がTOUR TAYLORMADEラインの「ハイブリッドジャケット」。左の青いポロシャツ2体が「アシンメトリーS/Sポロ」

 

テーラーメイドアパレルの大きな特徴として「マルチマテリアルデザイン」という製法があります。ドライバーなどゴルフクラブでも採用されている製法で、異なる性質の素材を複数組み合わせることで複数の機能を同時に実現しているものです。ハイブリッドジャケットの場合は、マルチマテリアルデザインにより雨風を凌ぐウインドブレーカーとして機能しながら、決してプレイの邪魔をしない動きやすさを確保しており、まさにアスリート志向のゴルファーに最適なジャケットになっています。同ジャケットは女性用も用意されており、価格は男女ともに3万800円(税込、以下同)です。

↑ハイブリッドジャケットのメインカラーは、ドライバーの新作「ステルスドライバー」と同じ赤黒。前身頃と肩に防水・透湿素材を採用、袖はニット素材でバタつきを抑えてスイングの邪魔にならないよう工夫

 

↑脇はストレッチメッシュで通気性を確保してムレを防ぐ。腰の後ろ身頃部分もソフトストレッチのニット素材でスイング時のストレスを軽減する

 

パンツは、アドレスの際に最も自然な姿勢を保てるよう立体裁断した「ハイブリッド3Dパンツ」がキーアウトフィットとなります。前面は撥水機能を持つ張りのある素材で型崩れを防ぎ、ふくらはぎ部分はストレッチ性の高い素材により、スイングの際に力が入っても突っ張り感を防ぐというように、こちらもマルチマテリアルデザインを採用しています。膝上に入ったラインは、スタンスの確認にも良さそうです。価格は2万2000円(男性用)。なお、女性用のスコートはストレッチ素材にプリーツを組み合わせた、スポーティーの中にもフェミニンな要素を取り入れたデザインになっています。価格は1万7600円です。

↑立体裁断のハイブリッド3Dパンツは前面が撥水加工で少々の雨や朝露を弾く。膝上のラインは「ステルスドライバー」をイメージしたカーボン調のワンポイントで、スタンスの確認に良いと感じた。奥に見えている女性用スコートはプリーツがフェミニンな印象を与える

 

4月から登場となる「アシンメトリーS/Sポロ」もマルチマテリアルデザインです。青い部分はスーパーストレッチ素材を採用していますが、斜めに裁断してあるのは意味があります。多くのゴルファーは右利きであり、バックスイングの際に左の肩甲骨から広背筋にかけて最も負荷がかかります。この部分にストレッチ性の高い素材を採用することで、バックスイングの際のストレスを解消し、気持ちよくフルスイングできるようにしているのです。ただ、ウェア全体をスーパーストレッチ素材にしてしまうと形状を保てないため、黒い部分に張りのあるストレッチ素材を採用して型崩れを防いでいます。価格は男女ともに1万7600円。

↑アシンメトリーS/Sポロの斜め裁断は、体の動きをウエアが邪魔せずにストレスなくスイングするためのもの

 

↑裏に縫い目のないシームレス加工で着心地がよい

 

↑4月登場となる「バックメッシュS/Sポロ」も注目。背中に大きなメッシュを装着して通気性を確保している。価格は1万7600円

 

男性用の「ハイブリッドメッシュパンツ」は、メイン素材として撥水ストレッチ素材を採用したほか、ウエスト部分と膝裏からふくらはぎにかけてメッシュ素材を採用して暑い時期でも快適にプレイできるよう工夫しています。価格は1万9800円。

↑ハイブリッドメッシュパンツの膝裏から下の部分はメッシュ加工によりムレを防ぐ

 

大胆だけど派手すぎないモダンプレッピースタイル

今シーズン初めて投入する「CLUB TAYLORMADE」ラインは、生き生きとした色合いとデザインで遊び心を表現しています。自宅から着て行き、クラブハウスのロッカールームで着替えることなくコースに出て、そのまま帰ってくることができるデザイン。最近、クラブハウス内でのジャケット着用を義務付けないゴルフ場が多くなり、思い思いのファッションで訪れるゴルファーが増えていますが、CLUBラインなら、そうしたシチュエーションにも対応できます。

 

ここからは、CLUBラインの2月登場となるアイテムを紹介します。トップスの「クラシックロゴスウェットフーディ」(男性用)は、コットンと化繊素材の混紡により、肌触りの良さとストレッチ性を両立したパーカー。一般的なパーカーと異なるのが肩周り。フロントがブロックショルダー、バックはラグランスリーブと変形カッティングを採用することで、肩周りに窮屈さを感じたり、逆に服がダボついて邪魔になるといったことなく、スムーズにスイングできるよう工夫しています。また、胸には1990年代までドライバーに使用していたクラシックロゴをあしらい、レトロの中に新しさを感じるデザインに。特徴的なピンクの他にグリーンやネイビーなども用意。価格は1万4300円。

↑これがテーラーメイド!? と初見では驚くほどカジュアルな「CLUB TAYLORMADE」ライン。2月登場となる「クラシックロゴスウエットフーディ」はタウン着としても使用できるデザインながら、高いストレッチ性と肌触りの良さでゴルフも気持ちよくプレイできる

 

↑前はブロックショルダー、後ろはラグランスリーブという変形カッティングで肩周りの可動域を確保している

 

パンツの「スウエットジョガー」も特徴的です。フーディと同じコットンと化繊の混紡により、着心地の良さと動きやすさを両立しています。ジョガーパンツというとかなりカジュアルなイメージですが、最近のゴルフ場ではよく見かけるファッションで、スリムテーパードのスッキリしたシルエットは精悍な印象を与えてくれます。ウエストはドローコード付きで、タウン着として使用する際にはラフに着こなせますが、ゴルフ場ではベルト着用がマナーなので、そのためのベルトループも備えています。男性用で価格は1万3200円。

↑スウエットジョガーパンツはカジュアルチックだが、ベルトループやスペアボールなどを入れるサイドポケット付きのゴルフ場仕様となっている

 

4月には「カラーブロックS/Sポロ」が登場。2022年春夏のシーズンカラーを大胆に配置しているのが特徴です。価格は1万3200円。

↑大胆な色使いの「カラーブロックS/Sポロ」クイックドライ、UVカット、ストレッチと機能性も高い

 

↑「カラーブロックS/Sポロ」の色違いと男性用の半ズボン「ウインドウペンショーツ」(1万3200円)の組み合わせ

 

↑女性用の「カラーブロックS/Sポロ」と「センタースリットスコート」(1万5400円)の組み合わせは、まさにモダンプレッピースタイル

 

テーラーメイドが初めて投入したCLUBラインは、カジュアルですが派手になりすぎない、モダンプレッピースタイルをテーマとしています。“友人同士、恋人同士でワイワイ楽しむファンゴルフスタイルでも、エレガントさやスタイリッシュさを忘れずにいて欲しい。”そんな願いを込めたデザインに仕上がっています。ゴルフはスポーツであると同時に社交場的な性格も持ち合わせています。気のおけない仲間や仕事関係との社交の場でファッションを楽しむ、それもゴルフの醍醐味です。

 

なお最後に、その他の注目アイテムも紹介しておきます。

↑CLUBラインから5月登場となる、男性用「ディンプルグラフィックS/Sポロ」(1万5400円)と「ソフトシェルショーツ」(1万1000円)。そして、女性用「ユナイトカラーC/Sポロ」(1万1000円)と「ディンプルグラフィックスコート」(1万4300円)

 

↑テーラーメイド初のワンピース「クラブTMワンピース」(2万4200円)

 

↑男性用「TMスタッフS/Sポロ」(1万3200円)。右胸にパター名機の「スパイダー」をイメージしたマーク、左袖にはボールのブランド「TP5」のロゴ入り

 

↑男性用「ラインドパンツ」(1万7600円)。防透け素材を採用しており、ホワイトモデルながら下着が透けません。表面は撥水加工が施されているので汚れも落ちやすい

 

↑ソフトな撥水ストレッチ素材を採用した、男性用ジャケット「ソフトシェルスウイングトップ」(1万9800円)

 

 

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ドライバーの常識を覆す究極の1本! テーラーメイドがカーボンフェースウッドを発売

「新しい時代の幕開けです」と、テーラーメイドゴルフの高橋信忠ハードグッズプロダクトディレクターは開口一番、高らかに宣言しました。昨年発売した「SIM2ドライバー」の完成度が高く、今年はどのような進化を遂げるか期待を持って説明会に望みましたが、その冒頭でのこの発言。どんな驚きの新製品が飛び出すのでしょう。1月中旬に都内で開催されたテーラーメイド2022新作発表会の模様をレポートします。

↑「2022年がドライバー新時代のスタートラインです」とテーラーメイドゴルフの高橋氏

 

テーラーメイドが実現したカーボンフェース

「新製品はフェースにカーボン素材を使用しているのが最大の特徴です。今日を境に、今後発表するフラッグシップドライバーはすべてカーボンフェースになります」と高橋氏。1979年にテーラーメイドが世界で初めてステンレス製メタルウッドを開発し、それまで100年続いたパーシモンウッド(柿の木)の時代に終止符を打ちましたが、その後、チタンに取って代わるものの、この50年間は金属フェースの時代が続いてました。そして今度は、金属時代を終わらせるのです。

 

新ドライバーの名前は「STEALTH(ステルス)」。2月4日から発売となります。このネーミングには理由があります。実はテーラーメイドがカーボンに目をつけたのは2000年。20年以上も前に金属フェースの次はカーボンだと予測し、この間、どこにも漏れることなく、誰の目にもとまることなく水面下で密かに開発を続けてきたのです。だから「ステルス=隠密」。

↑ステルスドライバーのフェースの色は赤。新時代の幕開けにふさわしい、情熱的な赤を採用したとのこと

 

↑クラブを構えると、真っ黒なクラウンに情熱的な赤いフェースがチラリと見え、高揚感が高まります

 

開発に20年もの歳月をかけたのは、カーボンフェースの実現が困難を極めたからです。カーボンの利点は軽く、強く、自由に成形できること。その利点を活かし、既にシャフトやドライバーヘッドのクラウン(ヘッド上部)、ソール(ヘッド下部)などにカーボンが使われています。ただ、強度が高いといっても引っ張り方向に対しての強さであって、1点にかかる強い衝撃には比較的弱いという特性があります。そのままではボールが当たるフェースには採用できないため、カーボンの上からチタンを貼ったり、ポリマーコーティングをしてみたりと強度を上げるべく様々な方法を試したものの、打ち出すボールのスピン量が安定せず、ボールを打ち出す初速もチタンに比べると遅かったりと、実用には適さないものばかりでした。

 

そこでまず、カーボン自体の強度を上げるため、60層のカーボンシートを採用。地面に衝突して強い衝撃を受けることがあるソールでさえもカーボンシートは9層にとどまっていますが、それを遥かに上回る枚数です。60層の中には星型にクロスしたシートを3層組み込んであります。これにより中心が肉厚になり、スイートエリアが拡大する効果が生まれました。

↑60層ものカーボンシートの組み合わせ。3組の星型シートを組み込むことで中心が肉厚になり、スイートエリアが拡大する効果が得られました

 

強度は得られましたが、そのままでは、フェースが乾いた状態の時にはスピンがかかりすぎ、濡れた状態では逆に大きくスピン量が激減してしまうと現象が起こりました。そこで、フェースの表面にポリウレタンコーティングと、ナノレベルの微細な表面加工を施すことでドライ・ウエットの両方の状態でも最適なスピン量を維持することが可能になりました。

↑カーボンシートの一番上にポリウレタンコーティングとナノレベルの微細な加工でスピン量が安定

 

これらの結果、チタンフェースに比べて44%の軽量化に成功しています。しかも、チタンに比べてフェース面積を20%拡大してなおの軽量化。フェース面積が大きくなるということはスイートエリアが拡大し、よりミスヒットに強くなるということです。

↑60層ものカーボンシートを採用してなお、チタンフェースに比べて大幅な軽量化に成功

 

↑フェース面積は、チタンフェースの初代SIMドライバー(2020年モデル)に比べて20%も拡大

 

カーボンを採用したのはただ単に軽量化するためだけではなく、慣性モーメントを高める狙いがありました。慣性モーメントが高いと、芯を外した時にヘッドのブレが少なくなり、ボールの曲がりや飛距離のロスを防ぐことができます。つまり、優しいクラブとなるのです。慣性モーメントを高めるには長いシャフトに重いヘッドをつければよいのですが、それではスイングしづらくなります。ステルスドライバーは、カーボンの採用によってフェースを軽量化できたことで相対的に後ろのボディ部分が重くなり、ヘッドの重量を変えることなく慣性モーメントが高めることに成功したのです。

↑ドライバーヘッドの全体重量のうちフェースが占めるのはわずか10%。残り90%の重さを持つボディによって慣性モーメントが高まり、安定したボールを打ち出せる

 

フェースの軽さはエネルギーの伝達効率も向上させました。ボールにインパクトした瞬間、軽いフェースと重いボディの間にはスピードの差が生まれます。軽いフェースの後ろから重いボディが強い力で押し出し、一瞬遅れたフェースがその力を利用してボールを弾き出すのです。「その結果、チタンでは絶対に成し得なかった高いエネルギー伝達効率を生み出し、圧倒的なボールの初速を生み出します。チタンフェースは既に進化の限界にきていました。カーボンフェースにはさらなる未来が待ち受けています。今日がそのスタートラインです」(高橋氏)。

↑従来のチタンフェースに比べて圧倒的なボール初速を生み出す

 

なお、カーボンフェースというとインパクト音が気になるところです。ドライバーショットの爽快感は飛距離だけでなく、音と打感が伴ってこそのものですが、テーラーメイドではステルスドライバーのためだけに米サンディエゴ本社にサウンドエンジニアリングチームを組織して、徹底的に研究したそうです。その結果、打った時の手応え、音ともに従来のSIMドライバーに匹敵する爽快感となっており、言われなければこれがカーボンフェースだとは気づかないほどです。

↑ステルスドライバーのラインアップ。新製品はモデルによって性格がかなり異なるため、店頭で試打をして自分に合ったモデルを見つけましょう

 

ステルスドライバーは4種類の発売となります。プラスマイナス2度調節可能な“ロフトスリーブ”を搭載したアベレージゴルファー向けの「STEALTH」は8万6900円(税込)〜。ロフトスリーブ、左右スライディングウエイト(10g)を搭載したハードヒッター/アスリート向けの「STEALTH PLUS+」はテーラーメイド・セレクトフィットストア限定で9万200円(税込)〜。高弾道でよりつかまりのよい、初心者向けの「STEALTH HD」もロフトスリーブ搭載で8万6900円(税込)。女性向けの「STEALTH Women’s」は8万6900円(税込)。いずれもテーラーメイド独自のミスヒットに強い“ツイストフェース”機構、ヘッドの空気抵抗を減らしてスイングスピードを上げる“イナーシャジェネレーター”を搭載しています。

 

 

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マスターピースのGOLFシリーズ。機能性とファッション性を高い次元で融合した機能美が光る!

バッグブランドのmaster-piece(マスターピース)から、今冬GOLFシリーズが登場しました。マスターピースのフラッグシップシリーズ「potential(ポテンシャル)」を、GOLFで使えるギアとしてアップデート。

 

キャディーバッグをはじめとした9アイテムが登場!

本体素材にはCORDURA(R)との共同開発により誕生した3レイヤー構造の耐水性20,000mmレベルの防水機能を備えた「MASTERTEXTM」を使用。「potential」シリーズから踏襲されたオリジナルの金属パーツやコンビネーションで配されたレザーは使い込むほどに表情を変えていきます。

 

ファーストラインナップとなるキャディーバッグをはじめとした9アイテム、その全てにマスターピースが追求する「機能性とファッション性を高い次元で融合した機能美」が反映されています。各アイテム、ブラックとネイビーの2色展開。全国直営店、取扱店にて発売中です。

↑「CADDY BAG」7万5900円(税込)・H910mm〜1290mm。対応クラブ:47インチ、口径:9型/口枠:5分割

 

↑「2WAY TOTE」3万9600円(税込)・W420×H320×D200mm

 

↑「ROUND POUCH」1万6500円(税込)・W210×H145×D75mm。「CART TOTE」1万9800円(税込)・W260×H210×D95mm

 

↑「SCOPE BOX」9350円(税込)・W90×H140×D40mm。「BALL CASE」7700円(税込)・W55×H145×D45mm

 

↑「HEAD COVER for DR」8800円(税込)・W180×H360×D35mm。「HEAD COVER for FW」8250円(税込)・W140×H330×D35mm。「HEAD COVER for UT」7700円(税込)・W110×H260×D35mm

 

 

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withコロナ2年目の2021年に売れたゴルフシューズ3選

ゴルフは新型コロナウイルスの流行をきっかけに屋外で安全に楽しめるスポーツとして注目を集め、若い世代を中心に新たに始める人が増えています。

 

日本最大手インドアゴルフスクールの「ステップゴルフ」のプレスリリースによると、2021年初夏(4・5月)に開催した無料体験キャンペーンに1690名が参加。2021年秋(9・10月)に開催した無料体験キャンペーンには1950名が参加したそうです。2020年5月に1万1000名弱だった会員数が2021年10月には1万8389名まで増加しています。

 

しかも、20代の入会時におけるラウンド経験の割合は、54%がラウンド経験なしで、女性に限ると68%がラウンド経験なしの新規ゴルファーです。そこで今回は2021年に売れたゴルフシューズを調査し、今どきのゴルファーの動向を探ってみました。

 

【その1】人気だったのは選手着用モデルではないゴルフシューズ

ニューバランス

MGS1001B

ニューバランスと言えば、契約アスリートで女子プロゴルファーの稲見萌寧選手が2020-2021シーズンで9勝を挙げ、賞金女王に輝きました。しかし、2021年に最も売れたのは稲見選手着用モデルの「UG2500」ではなく、選手の着用がない「MGS1001B」でした。このモデルが売れた理由についてニューバランスは次のように分析しています。

 

「日本人の足に合わせ、こだわった履き心地と、通気性、ミッドソールの反発性、確かなグリップ性と屈曲性を発揮するアウトソール、瞬時に最良のフィットが得られるBOA(R)フィットシステムなど、ゴルフに合わせた機能性と斬新なデザインがポイントで、ニューバランスならではの履き心地と機能性で多くのゴルファーに選んでいただきました」

↑2021年はソフトスパイクタイプよりもスパイクレスタイプが売れた

 

2021年にゴルフを始めた人の特徴として、プロゴルフツアーをきっかけにゴルフに興味を持ったわけではないことが挙げられます。今まで取り組んできたスポーツが自由にできなくなったり、周りでゴルフを始める人が増えたりして興味を持った人が圧倒的多数です。

 

そして、すでにコースデビューしている人もいれば、まだ練習場やゴルフスクールでコースデビューの準備をしている人たちもいます。ゴルフシューズにはソフトスパイクタイプとスパイクレスタイプがあり、プロゴルファーは多くの選手がグリップ力の高いソフトスパイクタイプを着用します。

 

ただし、ソフトスパイクは芝生の上を歩くことを想定して設計されているため、練習には向いていません。ゴルフ場でも練習場でもシューズを兼用したい人がスパイクレスシューズを選んでいるようです。

 

 

【その2】史上最軽量スパイクレスシューズが人気だった

フットジョイ 

SUPERLITES XP(スーパーライトエックスピー)

フットジョイのゴルフシューズも多くのプロゴルファーに愛用されていますが、2021年に最も売れたのはツアープロ用のモデルではない「SUPERLITES XP」でした。同シューズはフットジョイの数あるメンズシューズの中で最軽量の269グラム(26.0cm/片足 自社調べ)でありながら、かつてないほど優れたフィット感を実現しています。このモデルが売れた理由をフットジョイは次のように分析しています。

 

「単に軽いだけのシューズではなく、アウトソールのパターンに、世界中のプロゴルファーから絶大な支持を得るスパイクレスシューズ『PRO/SLシリーズ』にも採用される同型状のインフィニティアウトソールを導入しています。これにより、非常に高いグリップ力を発揮し、スイング時の優れたグリップ力と安定性を提供できるテクノロジーをベースに、ゴルフパフォーマンスの向上をサポートします」

↑メンズシューズ史上最軽量を実現しながら、インフィニティアウトソールで高いグリップ力を発揮している

 

「踵・甲部分をまんべんなく包み込むようにホールドする新構造“WRAPID(ラピッド)”を採用したことで、足とシューズの動きをより一体化し、足元のズレやブレを制御し、快適性と安定を両立させています」

 

プロゴルファーの着用も多い2社で、アマチュア向けのスパイクレスシューズが同時に売れているのは決して偶然ではないでしょう。

 

 

【その3】国内男子プロ着用による露出で人気に!

アシックス/ダンロップ

GEL-ACE PRO5 BOA(ゲルエース プロ5 ボア)

アシックスはゴルフシューズ分野でダンロップスポーツと業務提携しています。同社の2021年に発売したゴルフシューズの中で最も売れたのは「GEL-ACE PRO5 BOA」でした。このモデルが売れた理由をダンロップスポーツは次のように分析しています。

 

「国内男子プロゴルファー着用によるテレビ露出や、使用プロの着用感の良さを伝えるコメントムービー配信によるプロモーション効果と考えています」

 

↑こちらは多くの国内男子プロゴルファーが着用するソフトスパイク

 

コメントムービーを見ると、小池一平選手、塚田陽亮選手、植竹勇太選手、片岡尚之選手、稲森佑貴選手の5人がコメントを寄せていました。片岡選手は2021年5月のジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品でツアー初優勝を挙げています。

 

「片岡選手にはクッション性がよくて疲れにくいのと、特にホールド感が高くて履きやすいとコメントをいただきました」とのこと。

 

 

2022年は二極化がさらに加速!

ゴルフシューズ市場は今、プロゴルフツアーを通じて訴求する商品と、アマチュア向けに開発した商品に二極化していますが、今後はその流れがさらに加速していくことになりそうです。

 

そして2021年にゴルフシューズを購入した若い人たちが、数年後に2足目のゴルフシューズを購入するような展開になれば、今のゴルフブームが一過性のものではなく、本当のゴルフ人気が定着するのでしょう。

 

 

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コレ欲しい! ニューバランス「1300」ゴルフシューズにマッチする限定コレクション7アイテム

ニューバランスジャパンとTSIは、ゴルフシューズ「MG1300JP」を限定発売しました。今回はシューズだけでなくINSPIRED PAC として、アパレルやアクセサリーのコレクションも限定展開。

 

復刻を重ねる度に完成度が増す名品「1300」からインスピレーションを受け、1300ゴルフシューズにマッチするアパレルを考案したパッケージシリーズ。ニューバランスブランドの最高峰を象徴するシューズにふさわしいコレクションが誕生しました。

 

【その1】環境配慮と機能性を両立した中綿ブルゾン

FULL ZIP WIND BLOSON

5万3900円(税込)

高い撥水性と透湿性を持つ機能素材「Diaplex TypeC」を使用したハイスペック中綿ブルゾン。身頃裏地全面に中綿と裏地が一体化した機能メッシュ素材「Octa cpcp」を採用し、さらに重ねた薄い中綿には「ソロナ」を使い、環境配慮と性能を高いレベルで両立した1着。 後身頃にはレトロフューチャームードのある1300ロゴを厚盛のラバープリントを、右前身頃には1300が持つ飽くなき追求を14本のインジケーター風のグラフィックで表現しています。

 

【その2】1枚で2つの効果を得られる防寒効率の高いミドラー

HYBRID L/SLEEVE CREW NECK PULLOVER

2万8600円(税込)

1970年代後半にアメリカのポーラテック社が開発した高機能フリース素材「POLARTEC WINDPRO」をメインに使用しつつ、機能面を考慮しストレッチタフタを部分使いしハイブリッドなデザインに仕上げたプルオーバー。一般のフリースの4倍の防風力と保温性により、1枚で2つの効果を得られる防寒効率の高い高機能なミドラーです。

 

【その3】穿き心地も抜群のジョガーパンツ

JOGGER PANT

2万5300円(税込)

ハイパワーなストレッチ性とイージーケア、マットな表面感が特徴のストレッチタフタ素材「LYCRA」を使用。裏地全面に中綿と裏地が一体化した機能メッシュ素材「Octa cpcp」を採用し、中綿の吹き出しや片寄りも少ない軽量かつ高い保温性を実現。股下72㎝/9分丈のリラックスシルエットにしたジョガーパンツは穿き心地も抜群。

 

【その4】ミリタリーテイストのヘビーデューティーキャディバック

CADDIE BAG

7万5900円(税込)

サープラスをイメージソースに、番手・組成・カラーの異なる「CORDURA」素材をパッチワーク状に配し、1300からインスパイアされたカラーリングや人工スエードを加えたミリタリーテイストのヘビーデューティーキャディバック。46インチのクラブの出し入れもスムーズに行え、一目で番手が分かりやすい機能的な設計となっています。[9インチ/46インチ対応/4Kg/仕切り数5/フルレングスセパレーター]

 

【その5】抜群の耐久性を誇るカートバッグ

CART BAG

1万9800円(税込)

抜群の耐久性を誇る組成の違う多種類の「CORDURA」を使用したカートバッグ。フロント正面とサイドには、ウェビングテープを使ったモールシステムを採用。ボールやTEEを入れるのに便利で、脱着が可能なモールドウレタンポーチが接続されています。背面にはスコアカードや携帯電話、小物などを収納できる3つに小分けされたポケットに人工スエードのフラップポケットを採用し、ミリタリー感をプラス。取り外しできるアルミコーティングシートがインナーにセットされ、ドリンクなどの保温保冷に役立ちます。

 

【その6】3WAY仕様のヘッドウエアは今シーズン特にオススメしたいアイテム

3WAY HYBRID CAP

8580円(税込)

高い撥水性と透湿性を持つ機能素材「Diaplex TypeC」と中綿と裏地が一体化した機能メッシュ素材「Octa cpcp」を抱き合わせた、軽量かつ高い保温性を有する3WAYの6パネルキャップ。脱着式のニットイヤーマフには継承ポリエステル糸「AMOSSA」を使用し、側面にNBロゴを刺繍で入れたスポーティーなデザイン。ミニマルなデザインながら高い機能性を合わせ持ちます。

 

【その7】履きやすさと機能性を細部まで追求したミディアムショートソックス

MEDIUM SHORT SOCKS

2310円(税込)

履きやすさと機能性を細部まで追求したミディアムショートソックスのレッグ部分には、毛羽が少なくきれいな光沢が特徴の高品質コットン繊維「DUAL ACTION」を使用。背面に1300のロゴを大きく表現したデザイン。ソールのラバープリントは、スイング時の体重移動を抑える滑り止めの効果も兼ね備えています。

 

 

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気分を上げ、最高のパフォーマンスも約束してくれる「テーラーメイド」の21秋冬コレクション

依然としてゴルフブームです。「ゴルフの若者離れ」が一気に解消したのは以前にも述べたとおり。特に最近の若い人たちはファッションに対してこだわりが強く、ゴルフ場でもお気に入りのウェアに身を包み、華やかな装いでゴルフ場により一層の活気を与えています。ベテランゴルファーも負けていられません。機能性・ファッション性に優れる最新ウェアでさっそうとゴルフ場に乗り込み、気分を上げてスコアアップを目指したいものです。

 

というわけで今回、ゴルフウェアの定番中の定番であるテーラーメイドゴルフが9月から順次発売を開始した「TaylorMade APPAREL2021 FALL&WINTER」コレクションを紹介します。今季から、“最高の瞬間を飾れ。TAILORED WIN”をブランドコンセプトに、スポーツウェアとしてもファッションアイテムとしても最高のパフォーマンスを提供します。

 

最高の瞬間を飾るゴルフウェア!

最初に紹介するのは、ちょうど今の季節にぴったりのセットアップです。トップスは「ビッググラフィック ドライL/Sポロ」で、生地の肌面には肌触りの良い吸汗速乾性の微起毛素材を採用しており、秋口や春先の1枚としてだけでなく、冬場のインナーとしても活躍します。今季の吸汗速乾機能を有したウェアは、吸水性ファイバーと非吸水性ファイバーを交編することで、汗によるベタつきを抑えています。肌面の生地に水分を残さないので汗冷えを防ぎ、保温効果も期待できます。まさにこの時期にピッタリのウェアです。なお、ドライL/SポロはUVケア、ストレッチ性能も保持しています。

 

パンツは「シームレス テーパードパンツ」で、テーパードシルエットが美しく、ストレッチ性の高い素材を採用するとともに、部分的にシームレス加工をすることで動きやすさと快適性を確保しました。撥水性と防風性も兼ね備えています。ポロ、パンツともにバックに「TAYLORMADE」ロゴがあしらわれ、フィニッシュ時のバックシルエットをクールに魅せます。

↑ビッググラフィックドライL/Sポロ(1万5400円・税込※以下同)はホワイト/ブラック/ブルーグレーの3色。シームレステーパードパンツ(1万9800円)はブラック/ブルーグレーの2色展開。ベルトは「バックルレザーベルト」(ブラック、1万1000円)

 

次はちょっと攻めたセットアップを紹介します。テーラーメイドといえばタイガー・ウッズ選手。タイガー・ウッズ選手といえば赤と黒のコーデ。この組み合わせはウッズ選手のラッキーカラーである勝負服。今年春、米男子ゴルフツアー初戦の最終日に、多くの選手が赤と黒の勝負服に身を包み、自動車事故で負傷を負ったウッズにエールを送ってゴルフファンに感動を与えたのは有名な話。

 

そんなウッズにあやかってちょっと派手に決めてみましょう。トップスは真っ赤な「TMプリントL/Sモック」、ポロ同様、肌面に吸汗速乾性の微起毛素材を採用しています。全面に散りばめられたTAYLORMADEのグラフィックが攻め感をより増しています。パンツは「アウトポケットパンツ」。裾をリブ仕様にすることで足首周りのもたつきをなくし、動きやすさを高めました。また、カジュアルな着こなしにもよく合うので、ウォーキングやランニングなど他のスポーツ、普段の街歩きなどにも合いそうです。フロントの大きなアウトポケットが特徴的でもあります。今回はネイビーを合わせてみましたが、ブラックモデルもあるので、よりウッズに近づきたいならブラックがオススメ。

↑TMプリントL/Sモック(1万5400円)は、ホワイト/ブラック/レッドの3色。アウトポケットパンツ(1万5400円)は、ブラック/ネイビーの2色展開。ベルトはウィンターメッシュベルト(ネイビー、9900円)

 

レディースのコレクションも紹介します。最近のゴルフ場ではカップルや、大学のサークルか職場の気の合うグループか、若い男女が一緒にラウンドする姿がよく見られます。ゴルフ場で花咲く恋もあるでしょう。実に微笑ましいことです。いえ、おじさんの僻みじゃないですよ、決して。男女のコーディネートがビシッと合っていたら、それはもう絵画のようですものね!

 

というわけで、最初のセットアップは、トップスは「タイポグラフィープリントS/Sポロ」と「Vシェイプクルーベスト」のコーディネート。ここで注目して欲しいのはベストです。ストレッチ素材を採用しているのは当たり前ですが、激しい動きでも型くずれせずに美しいラインを保ちます。胸元の深いVラインが大胆なオシャレを演出しています。スカートは「ニットスコート」。ニットタイプでやさしくモダンな印象を与えます。インナーショーツが付いていないので、写真のようにレギンスとの組み合わせがオススメです。

↑タイポグラフィープリントS/Sポロ(1万2000円)は、ブラック/レッドの2色。Vシェイプクルーベスト(1万5400円)は、ホワイト/ブラック/ブルーグレーの3色。ニットスコート(1万5400円)は、ネイビー/ライトグレー/ブルーグレーの3色展開

 

2つ目のセットアップは、トップスがメンズと同じ「TMプリントL/Sモック」です。同系色でTAYLORMADEのグラフィックが全体的に散りばめられていますが、メンズと異なるのは左肩にあしらったTAYLORMADEのロゴ。アドレス時にちらりと見えるワンポイントがオシャレです。スカートはニットスコートの色違い(ネイビー)を組み合わせてみました。

↑TMプリントL/Sモック(1万5400円)は、ホワイト/ブラック/ブルーグレーの3色展開

 

最後に、今季から新たにチームテーラーメイドとなった俳優の岸田タツヤさんとフリーアナウンサーの鷲見玲奈さんが着用している、テーラーメイドアパレルいち押しのセットアップを紹介します。メンズのトップスは「TMSジャケット」で、耐水性と透湿性に優れた軽量素材採用のウインドジャケット。アンシンメトリーのファスナーがデザイン性を高めているとともに、首元のもう一つのファスナーに隠れたTAYLORMADEのワンポイントロゴがオシャレ。首元のファスナーは、少し肌寒い時や小雨の時はファスナーを閉じ、スイング時などに首元がちょっと窮屈と感じたら開けてゆったり使う、ということができて便利です。パンツは前述のシームレス テーパードパンツ。

 

レディースのトップスは「VシェイプニットL/Sモック」。再生繊維(テンセル)90%/ウール10%使用の軽くてソフトな肌触りが特徴のニットタイプのモックシャツで撥水加工が施されています。大胆な配色と大きなVラインがオシャレです。スカートは前述のニットスコート。

↑メンズのTMGジャケット(2万2000円)はネイビー/ブラック/ホワイトの3色。レディースのVシェイプニットL/Sモック(1万5400円)はネイビー/ピンクの2色展開

 

↑TMGジャケットは首元のファスナーを開閉することで、首周りの装着感を変えられます

 

テーラーメイドいち押しのバッグセットも紹介します。メンズ用は、「シティテック トートバッグ」、「シティテック ポーチ」、「シティテック ラウンドトート」。丈夫な合成皮革ポリエステルと止水ポケットを採用しており汚れや雨に強く、白地に黒のファスナーやベルトがクールさを演出しています。

↑左からシティテック トートバッグ(1万4300円)、シティテックポーチ(4950円)、シティテック ラウンドトート(6600円)。トートの「TAYLORMADE」ブルーロゴがオシャレ

 

レディース用バッグは「フラワーエンボス クラブケース」、「フラワーエンボス ボストンバッグ」、「フラワーエンボス ラウンドトート」、「フラワーエンボス ボールケース」。名前の通り、ところどころ薄桃色に染められたエンボス加工の花びらが全体に散りばめられた、やさしく美しいデザイン。練習場やゴルフ場に華を添え、ゴルフに行く楽しみを与えてくれます。

↑左からフラワーエンボス クラブケース(1万1000円)、フラワーエンボス ボストンバッグ(1万4300円)、フラワーエンボス ラウンドトート(6600円)、フラワーエンボス ボールケース(2530円)。レディースはこの4点に「フラワーエンボス キャディバッグ」(3万800円)を加えた5点で、ゴルフ場お出かけセットとして打ち出しています

 

ゴルフ場はハレの場。秋晴れの中、個性が光るお気に入りのウェアに身を包み、気の合った仲間たちとラウンドを楽しみましょう!!

 

 

撮影/我妻慶一

 

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ニューバランス「1300」がゴルフシューズとなって登場!しかも約130足なんてプレミア間違いなしやで!!

ニューバランスは1906年に米国マサチューセッツ州ボストンで誕生した100年以上の歴史を持つスポーツメーカーですが、ゴルフシューズに参入したのは割と最近で、2017年春夏シーズンからです。長年にわたって蓄積してきた足に関するデータを駆使し、機能性とファッション性の高いアイテムを次々と提案。瞬く間に確固たる地位を築きました。

 

女子プロゴルファーの稲見萌寧選手はニューバランス「UG2500」を着用して東京オリンピックで銀メダルを獲得し、今シーズン8勝を挙げて賞金ランキング1位を独走しています(10月4日時点)。そのニューバランスが10月23日にゴルフシューズ「MG1300JP」を約130足限定で発売します。ランニングシューズの最高峰モデルのテクノロジーをゴルフシューズに注ぎ込んだ渾身作です。

 

ランニングシューズの名作モデルをゴルフシューズで完全再現

まずは、ニューバランスのシューズ「1300」のおさらい。1985年にクッション性の高いミッドソールENCAP(エンキャップ)を初搭載して発売されたフラッグシップモデルです。

 

1976年発売モデルの「320」からニューバランスは数字を使ったネーミングを開始しましたが、すべて3ケタの数字でした。「1300」は商品名に初めて1000番台を使用し、130ドル(日本の価格で3万9000円)という当時としては極めて高額な商品だったにもかかわらず大人気となりました。

↑ファッションデザイナーのラルフ・ローレン氏が初めて履いたとき「まるで雲の上を歩いているようだ」と大絶賛した逸話が語り継がれています

 

「1300」はやがて生産終了となりましたが、1980年代後半から1990年代前半にスニーカーブームが起こった際、ファッションアイテムとして再注目されます。そこで1995年に復刻版の「M1300」が誕生しました。その後、5年おきに復刻されています。

 

2020年7月には米国製の復刻モデルとは別に初のMade in Japanスニーカー「M1300JPJ」を発売しました。このモデルは2018年からニューバランスとグローバルパートナーシップ契約を締結しているM.Lab(ミムラボ)が製作しました。ミムラボとは靴職人の三村仁司氏が率いる工房で、普段はアスリート向けの競技用シューズを製造しています。その職人たちがオールハンドメイドで仕上げることで、極上の履き心地を実現しました。

 

今回の「MG1300JP」もミムラボが製作を手がけており、「M1300JPJ」のゴルフシューズバージョンという位置づけになります。サイズ展開は25.0~28.0、29.0㎝/ D、カラーはブランドを象徴するグレーです。

↑「MG1300JP」7万4800円(税込)

 

ゴルフはプレー中に走ることはほとんどありませんが、1ラウンドで6~7キロの距離を歩きます。「MG1300JP」は長く歩くことを想定し、プロゴルファーや一般ゴルファーのフィードバックを取り入れて開発したゴルフ専用のソールを採用しています。ゴルフのための機能性と快適性に優れた仕上がりになっています。

↑ウォーキングシューズで培ったノウハウを生かし、安定性とグリップ性に優れたアウトソールに仕上げています

 

↑ソフトスパイク社のピンを採用し、付け替え用のピンも2個ついています

 

↑ミッドソールには軽量性とクッション性を両立した「REVLITE(レブライト)」を採用しています

 

この商品はニューバランスのゴルフシューズを愛用するゴルファーの間で大きな話題になりそうですし、「1300」のファンからの注目も集まりそうです。約130足の限定発売で希少価値が高くなるのは確実です。入手希望者は先行抽選予約申し込み期間内(10月13日12:00~10月18日23:59)に必ず特設ページへアクセスしてください。

↑クッション性の高いCushoningインサートが標準装備されていますが、安定性の高いStabilityインサートも付属されています

 

↑オリジナルのシューズバッグもついています

 

撮影/我妻慶一

 

 

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あのグレゴリーからゴルフのキャディーバッグなどが登場、8月2日先行予約開始

 

アウトドアバッグを手掛けるグレゴリーに、ゴルフカテゴリーが登場。キャディーバッグやゴルフアクセサリーが、8月2日から先行予約販売されます。

 

キャディーバッグは、「クラシックキャディーバッグ」と「ハイブリッドキャディーバッグ」の2モデルをラインアップ。

 

クラシックキャディーバッグは、グレゴリーの代名詞である「デイパック」が、そのままキャディーバッグになったかのようなデザインを実現しています。また、ライフスタイル製品と同じ素材を採用し、定番スタイルに仕上げたとのこと。価格は5万8300円(税込)です。

 

↑クラシックキャディーバッグ

 

一方のハイブリッドキャディーバッグは、ライフスタイルのデザインとアウトドアパックの機能が融合した、アウトドアブランドならではの機能性と品質を体感できるとうたうモデルです。価格は5万2800円(税込)。

 

↑ハイブリッドキャディーバッグ

 

ゴルフアクセサリーは、キャディーバッグ同様、ライフスタイル製品と同じ素材を採用したドライバーカバー(税込8800円)や、大容量のゴルフトート(税込1万3200円)などをそろえています。

 

↑ドライバーカバー
↑ゴルフトート

 

先行予約販売は、グレゴリーの公式オンラインストアのほか、ビームス公式オンラインショップや、ビームス&ウィンズ 有楽町、ビームス ゴルフ 神戸など。また、発売は9月下旬を予定しており、グレゴリー公式オンラインストア、CLUBHAUS、GOLF SHOP PALなどで取り扱う予定です。

昨年完売のキャロウェイ「スターストレッチ」が今年もお目見え。ゴルフ&街着としての実力は?

つい2~3年前までは、プレイヤーの高齢化により、ゴルフ人口は先細りすると言われていました。しかし昨年来、状況が大きく変わってきています。20~30代の若い世代でゴルフを始める人が増え、練習場もコースも大賑わい。コロナ禍によりさまざまな制限を受けてストレスを感じている中、ゴルフならば密にならず屋外で思い切り体を動かせる、屋外なので適度な距離を保ちながら仲間と楽しんでプレイができる、という理由で人気となっているようです。

 

これによりクラブなどのギアの売り上げが拡大していますが、ゴルフウエアの市場も同時に活性化しています。ゴルフウエアは動きやすさなどの機能性が高いだけでなく、ファッショナブルなことも大きな特徴で、ゴルフ場は老若男女が日頃できないオシャレを楽しむ場となっているのです。

 

そんなゴルフウエアのトレンドにも最近ちょっとした変化が起こっています。家からそのまま着て行ける、ゴルフが終わっても着たまま帰って来られる、スポーツウエアだけどタウン着としても違和感のない、さりげないデザインが流行りつつあるのです。その理由の1つに、感染症を意識してロッカーを使わないゴルファーが増えていることが挙げられます。

 

多機能で軽くて薄く着心地も良い「スターストレッチ」アイテム

キャロウェイが9月に発売を予定している「スターストレッチ」シリーズも、今年のトレンドをがっちりつかんだ高機能ウエアです。同シリーズは昨年も発売しましたが、その機能性から人気となり早々に売り切れてしまいました。今年はデザインを変えてよりスタイリッシュになっています。

↑2021秋冬モデルの「スターストレッチ・フルジップスウェットパーカー」。価格は1万7600円(税込)

 

スターストレッチはその名の通り、高ストレッチ性能でスイングの邪魔をしないのが一番のウリ。さらに、風を通さない防風性能で保温力を高めます。撥水性もあり、少々の雨ならば弾いてくれ、ドロ汚れも弾きます。それでいて透湿性能も高いので、汗による蒸れを防ぎます。そして、撥水生地にありがちな生地のこすれによる“シャカシャカ”感がなく、着心地が良いのが大きな特徴。

↑ストレッチ性が高くスイングの邪魔をしない

 

2021秋冬コレクションではフルジップスウェットパーカーをラインアップしました。前身頃にスターストレッチ素材、背中と袖、前身頃の裏地にフリース素材を使い、伸縮性に富みながら着心地は柔らか。ブラック、グレー、カーキ、ホワイトの4色展開となります。

↑前身頃以外はフリース生地を使って柔らかでストレスのない着心地

 

便利だと感じたのがフードストッパー。フードがあるとちょっとした雨の際に頭が濡れずに済むのですが、フードを使わない時は邪魔になります、風に煽られて顔にまとわりついたり、スイングの際に振り子のように左右に揺れ気になったり。ストッパーでフードを止めれば、スイングの際に気なることもないでしょう。

↑フードの揺れを防ぐフードストッパー付き。ショットに集中できる

 

キャロウェイでは通常のラインとは別に、直営店・オンライン・百貨店向けのラグジュアリーブランド「レッドレーベル」を用意しています。同レーベルでもスターストレッチ素材を使用したブルゾンを同時発売します。全面的にスターストレッチ素材を使用し、より動きやすい作りになっています。ポケットのドローコードや肩にワンポイントで赤を使い、レッドレーベルの特別感を醸し出しています。ブラック、ホワイト、カーキの3色展開です。

↑レッドレーベルの「スターストレッチ・ブルゾン」。ワンポイントの赤がさりげなくオシャレ。価格は3万5200円(税込)

 

↑レッドレーベルは素材に高級感がある。体温を逃さないようドローコードで裾を絞ることができる

 

レディース向けには中綿ベストを発売します。輻射熱保温性を持つヒートフェスタ素材を使っているのが特徴で、秋から初冬、春先の肌寒い時期には手放せないアイテムとなりそうです。ブラック、ホワイト、レッド、ネイビーの4色展開です。

↑レディース用「スターストレッチ・中綿ベスト」。輻射熱保温性生地を使用して温かさを保つ。価格は1万8700円(税込)

 

スターストレッチシリーズはいずれも洗練されたデザインで、タウン着としても利用できるのが特徴。主張しすぎないデザインによりさりげないオシャレを楽しめ、それでいて動きやすくて暖かい。密を避けて自転車通勤している人や、健康のためのウオーキングにも利用できそうです。

 

 

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知っているようで知らなかったタイガー・ウッズの真の姿がここにある

タイガー・ウッズ』(ジェフ・ベネディクト、アーメン・ケテイヤン・著/ゴルフライブ・刊)を、是非とも読みたい。そう思いました。私はゴルフをしませんが、彼の試合をテレビで観戦する度に、驚愕していたからです。機械のように正確なショット、腰や膝に故障を抱えながらも、痛みをこらえ苦悶の表情でプレーを続けるその姿……。ゴルフができなくても、それがどんなに大変なことかわかります。

 

届いた本を見てぶっ飛んだ

今年の2月、タイガー・ウッズが自動車事故を起こし、重傷を負ったというニュースが飛び込んできました。「あぁ、これは大変だな。しばらくは復帰できないだろう」と思っていたら、事故から2か月後にはリハビリのためグリーンに姿を表したというではありませんか。「すごい! やはり、普通じゃない」と、驚かずにはいられません。彼は2009年にも事故を起こし、それをきっかけに数々のスキャンダルが露呈、大騒ぎとなりました。一時は、ゴルファーとしての復帰は難しいとまで言わながらも、見事復活を遂げました。

 

改めて彼に興味をかきたてられた私は、早速、『タイガー・ウッズ』を注文し、楽しみに待っていたのですが、届いた本を見て「えっ! 嘘〜〜」と、のけぞりました。これほど分厚い本とは予想していなかったのです。物差しで測ってみると、厚さ5センチもあります。おまけに、細かな字が566ページにわたってぎっちりつまっています。ところが、お値段はというと、税別で2980円。しかも、わかりやすい翻訳がなされた本です。タイガーを知って欲しいという願いをこめて、ぎりぎりの価格を設定したのではないでしょうか。

 

いざ読み始めてみると、ページごとにぶっ飛ぶような内容でした。タイガー・ウッズとは、これほど悲しい人だったのかと、胸がいたみ、しばし天井を見上げてしまったほどです。世界的なセレブとして有名な彼が、こんな思いに耐えていたなんて。よけいなお世話と分かっていても、真っ白な歯を見せてにっこり笑うあの素敵な笑顔の裏に、こんなにも暗く深い苦悩があったとは……。

 

不思議な子ども

タイガー・ウッズは幼いころからゴルフ漬けの毎日でした。なんと生後6か月からゴルフを始めたというのです。もちろん、まだ歩くこともできず、おむつもしていましたから、クラブを振ったわけではありません。父のアール・ウッズが息子をガレージに連れて行き、ハイチェアに座らせると、5番アイアンで延々とボールを打ち込む姿を見せていたというのです。ひとり息子を溺愛していた母のクルティダも協力しました。

 

クルティダが片手にスプーン、片手に離乳食を持って、ハイチェアの横に座ることもあった。クルティダの話によれば、アールが球を打つたびにタイガーが口を開けるので、そこにすかさず離乳食を流し込み、完食するまで、それを繰り返したという。

(『タイガー・ウッズ』より抜粋)

 

生後11か月になると、タイガーはハイチェアから自分で降り、短く切ったクラブを使って、スイングをするようになります。日本の伝統芸能などでも、幼いころから、芸を叩き込む慣習があります。けれども、まだ1歳にもならない子どもに離乳食を食べさせながらゴルフを教えるとは、驚きのあまり口あんぐりです。

 

2歳になると、父のアールはタイガーをゴルフコースに毎日連れて行くようになりました。そして、自らテレビ局に売り込みをかけます。紹介者がいたわけではありません。電話をかけて自分の考えを述べたのです。

 

「二歳になる息子のことなんですがね」とアールは切り出した。「ずばり言いましょう。うちの子はゴルフ界に旋風を巻き起こすこと間違いなしです。息子の登場ですべてが大きく変わるでしょうね。人権問題に関しても」

(『タイガー・ウッズ』より抜粋)

 

この電話がきっかけとなり、タイガーはテレビに出演することになりました。まだ60センチほどの身長なのに、きちんとしたフォームで、まっすぐにボールを打ってみせます。その姿に大人達は夢中になりました。それでも、現実にはタイガーはまだ2歳の男の子です。インタビューを受け、「ゴルフのどこが好きなの?」と何度も聞かれても、ため息をついてクビをかしげるだけで答えません。そして、わざとなのか、本当にそうだったのか「ぼく、ウンチする」と言いながら、父親の膝から飛びおりてしまいます。周囲は大爆笑となりましたが、本人の心のうちはどうだったのでしょう。

 

華々しい経歴

2歳で既に人気者になったタイガーについて、著者は次のように表現しています。

 

タイガー・ウッズは、ハレー彗星のごとく一生に一度、お目にかかれるかどうかという希有なスター選手だった。どこからどう観ても、彼ほど才能あふれるゴルファーはいない。(中略)ゴルフ競技でタイガーが紡ぎ出した伝説は、ほとんど想像の範疇を超えている。

(『タイガー・ウッズ』より抜粋)

 

タイガーの成し遂げた偉業は膨大で、ここにはとても書き切れません。ハイスピードで、多くの歴史をぬりかえていきます。思いつくままに書いてみると、アフリカ系アメリカ人で初めて、メジャー選手権で優勝を果たしました。それも最年少での快挙です。メジャーの優勝回数は14回を超え、稼ぎ出した賞金も世界1位。コマーシャル契約を結んだ有名企業も数え切れないほどです。

 

私生活でも、美しい妻を持ち、子どもにも恵まれ、誰もがうらやむ生活をしっかりとつかみ取っているように見えました。けれども、タイガーもひとりの人間です。神様ではありません。2009年の交通事故の後、数多くの女性関係が暴かれ、スキャンダルにまみれ、幸福を手放すことになります。離婚を経て、子どもたちとも離ればなれにならざるを得ませんでした。

 

神のような存在として君臨していたタイガーは、弱さを抱えたひとりの人間として、世界中の目に曝されたのです。

 

謎の人、タイガー・ウッズ

どんなにスキャンダルに曝されようと、タイガー・ウッズはアメリカが生んだスターであることに変わりはありません。そんな人物の伝記を書くのは、ある意味、無謀な試みだったに違いありません。おまけに、タイガー本人からの協力を仰げない状態で仕事を進めなければなりませんでした。彼は自分について語られることを極端に嫌い、周囲に厳しすぎるほど厳しい箝口令を強いているためです。そのため、タイガーの私生活は謎に包まれており、分からないことばかりです。

 

けれども、著者ジェフ・ベネディクトとアーメン・ケテイヤンはあきらめませんでした。タイガーが今まで行った320回以上の公式記者会見を文字に起こし、精読します。さらに、タイガーが受けたおびただしい数のインタビュー記事を読み、タイガーに関する新聞、雑誌、論文記事を集め、数千件のすべてに目を通したといいます。映像におさめられたタイガーの姿も細かくチェックし、彼の実像を明らかにしようとしました。

 

タイガーの関係者へのインタビューも、400回以上行いました。その中には、今までインタビューを受けたことがなかった人も多く含まれていました。だからこそ、今までにない新しいタイガー・ウッズ像を浮き彫りにするのに成功したのでしょう。

 

この分厚い本を私は一気に読み終えました。謎が謎を呼びながら、少しずつタイガーの実像に迫る様子に寒気を感じるほど惹きつけられたからです。これまで、タイガーは人間とは思えない偉業を成し遂げ、生きながらにしてレジェンドになりました。

 

アメリカン・ドリームの達成者として、祭り上げられたと言っていいと思います。そのおかげで得た幸福もあったでしょう。同時に、だからこそ見舞われた不幸もありました。彼は自分を守るために、謎の人として生きるしかなかったのかもしれません。

 

これだけ分厚い本でもまだ収まりきれないほどの人生をタイガーは既に味わいました。そして、これからも物語は続きます。彼はまだ45歳なのですから。

 

【書籍紹介】

タイガー・ウッズ

著者:ジェフ・ベネディクト、アーメン・ケテイヤン
発行:ゴルフライブ

米国の著名なスポーツジャーナリスト、ジェフ・ベネディクトとアーメン・ケテイヤンが、タイガー・ウッズの関係者250人以上、実に400回以上のインタビューを通して、アメリカン・レジェンドの真の人物像を描いた決定版。

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キャロウェイアパレルが石川 遼プロと共同開発した“男がカッコ良く見える”ゴルフウェアを発売!

ゴルフウェアメーカーのキャロウェイアパレルはこのほど、契約プロである石川 遼プロとの共同開発による「TOUR PRO EDITION」シリーズを発売しました。これまで、既存製品に対して石川プロからアドバイスをもらって改善することはありましたが、素材からデザインまでをイチから石川プロが監修したのは今回が初めて。

↑「TOUR PRO EDITION」シリーズは、直営店および一部量販店のみの限定販売となる「CALLAWAY RED LABEL」内のラインアップ。そのため、店舗限定の販売となります

 

“男がカッコ良く見える服”にとことんこだわった

今回の新製品は機能性もさることながら、「男がカッコ良く見える服を作りたい」という石川プロらしいデザインへのこだわりが随所に盛り込まれています。

 

【その1】ポロシャツ、シャツ

「TOUR PRO EDITION」シリーズは、「ポロシャツ」3色、「モックネックシャツ」3色、「3Dカッティングパンツ」3色、および「ベルト」3色の4モデル12製品(すべてメンズ用)で構成されています。まずはシャツから見ていきましょう。

↑「TOUR PRO EDITION」ポロシャツは価格1万7600円(以下、すべて税込)。このほかにオンライン販売限定色も用意しています

 

シャツ2種類は襟の形が異なるだけで機能面は全く同じです。特徴的なのが、前と後ろで肩まわりのデザインを変えていること。前身は肩のラインがきれいに見え、精悍で美しいシルエットになるセットイン。後ろ身はラグランにすることで動きやすさを確保しています。

↑セットインデザインで肩のラインがきれいに見える工夫

 

↑後ろ身はラグラン。スイング時、肩周りの違和感を払拭し、バックスイングからフォロースルーへの動作をスムーズにします

 

袖まわりには後ろ側にだけ色違いのラインが入っているのですが、これは、ティーショットのトップとフィニッシュ時にチラリと見えるアクセントとして機能しています。石川プロがこだわった、さりげないお洒落。

↑袖のアクセントラインは、トップとフィニッシュ時の姿勢を美しく見せる効果。各色でところどころに「CALLAWAY RED LABEL」の赤をアクセントカラーとして使用しているのもお洒落です

 

↑「TOUR PRO EDITION」モックネックシャツは1万5400円。同じくオンライン限定色も用意

 

「男がカッコ良く見える服」を作りたい。それが石川プロのこだわりなのですが、まさにそれ! と激しく同意したくなる機能があります。それは、後ろ身の裾に縫い込まれたシリコンテープ。街着ではシャツの裾をパンツから出すのがもはや一般的ですが、ゴルフ場ではシャツを出すのはマナー違反。男性はしっかりタックインしてプレイする必要があります。しかし、大きく上半身を動かすスポーツなので、どうしてもシャツがパンツから出てしまいます。中途半端にはみ出たシャツも、それを直す仕草もカッコ良くない。そこで、シャツの後ろ身を長めにし、さらにシリコンテープを付けて下着に密着することでシャツの飛び出しを防ぎました。

↑シャツの後ろ身を長めにし、シリコンテープもつけてパンツからの飛び出しを防ぎます

 

【その2】パンツ

続いての3Dカッティングパンツは、美しいシルエットと足を動きやすくした立体的な3Dカッティングが特徴です。

↑3Dカッティングパンツ3色は2万7500円、同じくオンライン限定色あり

 

前述したシリコンテープ機能が3Dカッティングパンツにも搭載されています。パンツの内側の後ろ、腰の部分にシリコンテープが縫い込まれているとともに、後ろ側が若干高くなり、お尻を包み込むようなシルエットになっています。グリーン上でパッティングラインを読む時など、ゴルフはよく腰を屈めるスポーツなのですが、その際にシャツが飛び出すのを防止するとともに、背中や下着が見えないよう工夫されているのです。

↑パンツの後ろ側を上げてお尻を包み込むようにして横から見たときのヒップラインを美しく見せるととともに、シリコンテープも内蔵してシャツの飛び出しを防ぎます

 

裾は流行りのテーパード。しかし、裾が細すぎると、屈んだ時に裾がずり上がり、立ち上がった時にも直らずにスネが出たまま。カッコ悪いです。これを防ぐために、ずり上がっても立った時にストンと裾が落ちる、そんな計算された微妙な細さで作られているのも隠れたこだわり。

↑お尻から裾にかけてきれいなシルエットです。計算されたテーパードデザインで、裾の不快なずり上がりを防止

 

石川プロは軽さにもこだわったそうです。プレイ中の動きを阻害しないためにストレッチ素材を使用するのはもちろん、軽さも動きやすさを担保するための重要なファクターです。しかし、多くの夏用の軽い素材は動くとカサカサ音がし、着心地もゴワゴワ。これではプレイに集中できません。そのため、しなやかで軽い素材を採用し、動きやすさと着心地を両立しています。もちろん、吸汗速乾素材です。

↑パンツの裏は凹凸加工により、通気性確保と汗での貼り付きを防止

 

【その3】ベルト

最後にベルトですが、120gを切る軽さが大きな特徴です。パンツが軽くても、ベルトが重かったら腰に負担がかかるし、スイングの時に邪魔にもなります。バックルにアルミ素材を採用することでこの軽さを実現したのですが、実際に手に持ってみるとその軽さに驚きます。

↑「TOUR PRO EDITION」のベルトは1万6500円

 

さらにデザイン性の高さにも注目。石川プロが、プレイ中でもカッコ良く、プレイが終わったらそのまま記者会見やパーティーに参加できるようにと、オン/オフ両方で使えるカッコ良さを追求したデザインになっています。一見シンプルだけど、「CALLAWAY RED LABEL」の赤いワンポイントがアクセントになり、とてもお洒落です。ゴルフだけでなく通勤や、結婚式のようなハレの場でも使えそう。

↑驚異的な軽さで付けていることも忘れそう。赤いラインがお洒落です

 

「TOUR PRO EDITION」シリーズは派手すぎず、洗練されたお洒落を楽しめる、まさに大人の男のウェアという印象。おじさん世代でもカッコ良く着こなすことができそうです。近年、ゴルファーの高齢化に伴うゴルフ人口の減少が課題となっていましたが、昨年、コロナ禍の影響により若い世代でゴルフを始める人が増えているといいます。

 

他者と接触したり大声を出したりせず密にならないアウトドアスポーツ、居住エリアの近くでできるスポーツということが理由のようです。若者はウェアにもこだわりがあってお洒落なので、若者が増えることでゴルフ場に華やぎが増してきています。おじさん世代も負けていられません。石川プロのように引き締まったボディを作り、「TOUR PRO EDITION」シリーズを着こなせるようにしたいところ。まずは、在宅ワークでさらに肥えてしまったこの腹をなんとかしなければ。

 

 

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松山英樹のマスターズ優勝にお祝いの声続々。サッカー本田圭佑は独特の表現で……

日本人が待ち望んだ悲願の瞬間がついに訪れた。男子ゴルフの松山英樹が海外メジャー初戦のマスターズにて初優勝を果たした。

 

 

 

まさに圧巻のプレーだった。2位と4打差をつけての首位でスタートした最終日。松山はこの日も5ボギーの73でラウンド。終わってみれば通算10アンダーとなり見事優勝。この優勝は、日本人男子初の海外メジャー優勝に加えアジア人初のマスターズ制覇という快挙となった。

 

 

この歴史的な快挙に、各界からお祝いと感動の声が届いている。MLBのミネソタ・ツインズに所属する前田健太は、「松山選手おめでとうございます!そして名前を出していただきとても嬉しい。」とSNSで発信。これは、優勝インタビュー内で松山が「若い選手の模範のためにアメリカでゴルフをしているのか」という質問に対して、野球界のダルビッシュ有や前田健太、大谷翔平の名前を挙げたことに由来しているようだ。

 

 

お笑い界からは、とんねるずの石橋貴明も「こんな瞬間を見れるとは!!!松山君おめでとう!!!」と発信。年末年始の特番などでも交流のある松山に対して、手放しで称賛を送った。

 

 

サッカーの本田圭佑も、自身のSNSでゴルフとクラッカーの絵文字を投稿。本田らしい独特な形で、松山の快挙を祝った。

 

 

両手を上に掲げるシーンがなんとも印象的な松山の優勝。今後益々日本ゴルフ界を引っ張る存在になっていくのは間違いない。松山のこれからの活躍により一層期待が高まる。

アベレージゴルファーの強い味方、テーラーメイドの新作「SIMグローレ」はよく飛ぶ!!

筆者のメインドライバーはテーラーメイドの「M GLOIRE(エム グローレ)」です。日本人のために日本人が開発した日本規格のドライバーで、誰が打っても上がる・つかまる・飛ぶ、やさしいドライバーとして、2018年の発売時には11週連続でトップセールスを記録した人気モデル。そのグローレシリーズがさらに進化した「SIM GLOIRE(シム グローレ)」が2020年10月に発売されました。今回、新製品を試打することができたので、その感想とともに進化のポイントをレポートします。

 

筆者は昨年、Mグローレに乗り換えましたが、それまで使っていたドライバーも初心者向けの優しいモデルだったため、大きな違いは感じられませんでした。左右に大きなバラケはなく、安定して真っ直ぐは飛ぶものの、飛距離に大きな変化はなく、キャリーで175ヤード、ランで200ヤードくらい。ところが、以前レポートしたように、「テーラーメイド銀座店」でのクラブフィッティング体験の際にグローバルモデルの「SIM MAX-D」を試したところ、キャリーで195ヤード、ランで約220ヤードを出すことに成功。SIMドライバーの性能に驚愕したものです。ただ、「SIM MAX-D」はグローバルモデルで中上級者向けのため、初心者の筆者にはとっては安定性に欠け、クラブに振られているという感覚が残りました。

 

新製品のSIMグローレはその名の通り、グローレシリーズとSIMシリーズの良さを合体させた、まさに理想のドライバー。やさしさはそのままに、より“飛ぶ”仕様になっています。

↑SIMグローレのドラーバーとフェアウエイウッド

 

風を切ってヘッドスピードを上げる

まずは、SIMドライバーの代名詞である「イナーシャジェネレーター」をグローレシリーズに初めて搭載しました。ダウンスイングからインパクトにかけての最もクラブが加速する局面において、クラブフェースにぶつかる空気を後方に整えて流すことで、クラブの加速を止めない仕組みです。SIMドライバーではソールに流線型のウエイトを取り付けましたが、SIMグローレはボールのつかまりをよくするためにソールのヒール側にウエイトを寄せ、ソール側と段差を設けることで風の流れを整えています。このウエイト「イナーシャジェネレーター」を取り付けることで重心を低い位置に維持でき、ボールを上げることができます。また、「イナーシャジェネレーター」により低重心が確保できるため、クラブのソールを持ち上げてより空気抵抗が少ない流線型に近づけることができました。これらによりヘッドスピードの向上が図れます。

↑SIMドライバーはソール中央に台形のイナーシャジェネレーターがついています

 

↑新作のSIMグローレはつかまりをよくするためヒール側にイナーシャジェネレーターを寄せました

 

↑ソールを上げて風の流れを整え、空気抵抗を減らしてヘッドスピードアップを図ります

 

↑写真では分かりづらいですが右側に段差があり、これが空気の流れを整えてヘッドスピード上げるイナーシャジェネレーター

 

次に、弾道を整える機能です。いわゆる、つかまる機能。クラブヘッドのヒール寄りに23.5gのドローバイアスウエイト、バックウエイトも23.5gと合計47gのウエイトにより、大きめの重心角30度を実現しました。これによりヘッドの返りがよくなり、ボールがつかまるのです。スライスに悩むビギナーに最適です。

↑2つのウエイトにより重心角30度をキープ。ヘッドが自然に返ってボールをつかみます

 

独自のチタン素材ツイストフェースで真っ直ぐぶっ飛び

ボールの初速を上げるため、フェースも改良しました。テーラーメイド独自素材の「ZATECチタン」をフェース全面に採用、硬くて極薄のフェースにより反発係数をルールの最上限まで高めるとともに、どこで打ってもハイスピードボールが打ち出せるようになります。

↑新素材ZATECチタンを採用、強くて薄いフェースによりハイスピード化

 

また、SIMドライバーの特徴として、一度ルールを超えた反発係数のヘッドを作り、その後、ヘッドにレジンを挿入することでルール限界値まで戻す「スピードインジェクション」テクノロジーを採用していますが、このレジンの注入口を塞ぐためのネジがフェース前面下部に2つ設置されています。SIMグローレではレジンの注入口をトウ側に穿つことでフェース面のネジを廃止しました。これにより、フェース下部の反発性能を落とさずにすみます。さらに、フェースとボディの金属同士が接触しない貫通型のスピードポケットも採用しており、フェース下部にボールが当たった際の初速のロスを抑えます。これらの結果、前モデルよりもスイートエリアが拡大し、よりミスに強いドライバーに進化しました。

↑側面からレジンを注入することでフェース面には穴がなくなり、フェース下部の反発係数を維持できました

 

↑スイートエリアが大幅に拡大し、ミスに強く、どこで打っても飛ぶやさしいクラブに

 

実際にコースで打ってみると、ミスヒットに対するカバー性能の高さと飛距離の向上が実感できます。もともとテーラーメイドのドライバーは「ツイストフェース」という、ねじれたフェース面によりミスヒットに強いとされています。トウ寄り、ヒール寄りに当たっても真っ直ぐ飛ぶように弾道を補正してくれる機能です。SIMグローレも当然ツイストフェース搭載なのですが、スイートエリアが拡大したことで、よりミスヒットに強くなった印象です。トウ寄り・ヒール寄りで打ち、ボールが右や左に飛び出していっても空中でククッと曲がり、フェアウエイへと戻るシーンが多々ありました。

 

また、飛距離も伸びています。力を入れず、クラブに任せるよう打ってみると、鋭い打ち出しからの高い弾道で真っ直ぐ飛び、ランもしっかり出ます。正確には測っていませんが、目測で230ヤード近くは飛びました。ゴルフを始めてまだ4年、現在54歳の筆者にとって230ヤードは小さな夢だったのですが、クラブを変えただけで叶ってしまったのは嬉しいことです。

↑通常のラウンドでの使用だったため、他のプレーヤーに迷惑がかからぬよう撮影はアドレスのポーズをしたところですが、実際に打ってみると構えやすく、振り抜きやすく、ボールは真っ直ぐ高く上がりました

 

↑シャフトはフジクラがテーラーメイド用に開発したエアスピーダー。軽量化して振りやすく、先端にしなりをもたせたことでつかまりがよくなっています

 

↑レディースはおしゃれなコーラルブルーのヘッド

 

アイアンは1番手上の飛び

テーラーメイドでは、ドライバーと同時に「SIMグローレ」ブランドのフェアウエイウッド、レスキュー、アイアンも発売しました。フェアウエイウッドは重心角30度、貫通型スピードポケット、ツイストフェースと、ドライバーとのマッチングに重点を置き、スイングの連続性を高めるとともに、ソール形状の変更により摩擦を減らして芝生からの抜けを高めてスピードアップ。さらにヘッドサイズを大型化して飛距離性能と寛容性が向上しました。

↑フェアウエイウッドも重心角は30度なので、ドライバーからのつながりがとてもよい

 

アイアンは、ソールに49gのタングステンウエイトを埋め込んだことで、テーラーメイド史上最低重心となり、ワイドソール形状と相まって芝生からの抜けの良さを実現。多少手前から入ってダフリ気味でもソールが滑り、ボールの芯を捉えて高い弾道で打ち出します。ワイドスイートエリア、貫通型スピードポケットでミスヒットにも寛容。ヘッド、シャフトともに軽量化を図っており、非力なシニアでも振りやすいアイアンです。

↑ワイドソールと低重心でミスに強く、高く上がるアイアン

 

実際にコースで打ってみると、低重心ゆえ弾道が高く、直進性も高い印象。何より、飛距離の伸びを実感しました。普段は7番アイアンでグリーンを狙える距離が、いつもどおりに打つとグリーンオーバー。感覚的に1番手上の飛びです。飛びすぎてアプローチの感覚を掴むのにちょっと苦労しましたが、慣れたらパーオンの強い味方になりそうです。バンカーからサンドウエッジも打ってみましたが、こちらはしっかりとスピンが効いてグリーン上でピタッと止まります。SIMグローレシリーズは総じて扱いやすく、ゴルフが楽しくなります。

↑キャビティバックながら野暮ったさはなく、洗練されたデザインのSIMグローレアイアン

 

↑SIMグローレシリーズの価格一覧。ドライバー 9万2400円/フェアウェイウッド 5万3900円/レスキュー 4万2900円/アイアン5本セット 14万3000円(すべて税込)

 

筆者はシニア向けと言われるやさしいクラブセットを使っていますが、SIMグローレシリーズはそれよりも扱いやすく、飛距離も伸びました。100切りも夢じゃないかもしれません(笑)。さすがにフルセットは買えないけど、自分へのプレゼントとしてドライバーだけでも買おうかなと悩み中。

 

 

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オンライン会議にゴルフウエアが最適!? 「キャロウェイアパレルの秋冬」は1枚でオン・オフ本当にイケる!

朝晩めっきり涼しくなってきて、ようやくスポーツに最適な季節がやってきました。今年はコロナ禍で例年とは状況が異なりますが、コロナ自粛で鈍った体を鍛えるためにも、密にならず、濃厚接触しないよう気をつけながらスポーツを楽しみたいものです。

 

で、スポーツするならウエアも大切。スポーツメーカーのウエアは動きやすいだけでなく機能性が充実しています。汗をかいてもすぐに吸収して発散させる吸汗速乾性能があれば、体が冷えて風邪をひくことを防げるのです。この時期だからこそ、余計なリスクは負いたくないものですよね。

 

そのようなスポーツウエアの中でも、今回注目したいのがゴルフウエア。機能性だけでなく、襟付きのシャツやベルト前提のパンツなど、ビジネスカジュアルとして利用できるほか、そのままランニングやウォーキングに出られるアスレジャースタイルとして着こなすこともできます。まさに一石二鳥。というわけで、ゴルフウエアメーカーの『キャロウェイアパレル』の秋冬コレクションを取材してきました。

 

機能性とデザイン性の「スターストレッチ」シリーズ

昨年発売して人気となった「スターストレッチ」シリーズが今年も登場しました。同シリーズは、どんな動きも阻害しない高ストレッチ性、冬の冷たい風を通さず保温力を高める防風性、ちょっとの雨なら弾いてしまう撥水性、激しい動きで汗をかいても蒸れない透湿性といった多機能なウエア。肌触りが柔らかく軽い着心地、シワになりにくいイージーケア、生地がこすれても音が少ないと、ゴルフをするためのウエアです。

↑今年もイチオシのスターストレッチシリーズ

 

まずはイチオシの「フルジップブルゾン」から紹介。薄手の素材でコンパクトにたためるから気軽に持ち歩け、気温や体温の変化にすぐに対応できます。多くのゴルファーは肌寒い季節になるとベストや薄手のカーディガンを羽織ってプレイしますが、最近では洗濯などのケアの面倒さから敬遠されがち。スターストレッチは高い防風性と体にフィットする密着性により暖かく、ケアも簡単なため、初冬まではこれ1枚でゴルフできそうです。

↑スターストレッチのフルジップブルゾン(ネイビー)1万3200円(税込、以下同)。グリーン・ブラック・ホワイト・ネイビーの4色展開。名前のとおり、すごい伸縮性

 

↑水を垂らすと球になって転がっていくほどの撥水性

 

寒い時期用に中綿モデルも用意。「フルジップ中綿ベスト」は1万8700円、「フルジップ中綿ブルゾン(長袖)」は2万900円、それぞれ、中綿の量を抑え気味にし、クロスステッチによりモコモコ感を解消、暖かくて動きやすいアウターです。ともにブラック・ホワイト・ワイン・ネイビーの4色展開。10月には「中綿パンツ」も発売。1万7600円で、こちらもブラック・ホワイト・ワイン・ネイビーの4色です。

↑暖かくで動きやすいスターストレッチの中綿モデル

 

↑もちろん、女性用もラインナップ。「フルジップパーカー」1万3200円、「フルジップ中綿ブルゾン」2万900円ほか、「中綿スカート」1万5400円、「中綿ワンピース」1万9800円、「中綿パンツ」1万7600円も近日発売

 

春夏に続いてコレクションテーマは「FROM TOKYO TO CALLAWAY」

スターストレッチ以外のアイテムも紹介しましょう。「ツアープレシジョンBOAシューズ」は、石川遼プロがデザインの段階からアドバイスして開発されたゴルフシューズ。足の甲全体を締め上げるラップフィットシステムにより高いフィット感を得られ、歩きやすく疲れにくいシューズです。クラシカルなウイングチップデザインとパステルカラーのソールがとてもオシャレです。

↑ツアープレシジョンBOAシューズはホワイト、ネイビー、ブラックの3色展開で、実売価格は2万900円。ホワイトはどんなファッションにも合わせやすいデザインです。ブラックエナメル素材のモデル(実売価格2万5300円)もあります

 

街歩き用にも使える「シリコンポーチ」は、ハート型とキャロウェイのトレードマークであるベア型の2種類のデザイン。ゴルフで使うときはボールや糖分・塩分補給用の飴などを入れてキャリーバックにぶら下げる使い方です。

↑シリコンポーチは通勤バッグにぶら下げてもカワイイ。価格は1個3080円

 

今年の秋冬コレクションのテーマは春夏コレクションに続いて「FROM TOKYO TO CALLAWAY」。TOKYOへの思いを熱く刻んだスタイリッシュなコレクションです。ポロシャツは空港の滑走路や、飛び立った飛行機の窓から見下ろす東京湾の水面をイメージしたデザイン、東京を盛り上げくれた人々に感謝の気持ちを送る花束をモチーフとしたデザインを用意しています。秋口・春先には半袖ポロシャツと長袖のコンプレッションウェアを組み合わせて着こなすゴルファーが多く、出番の多いポロシャツを複数枚持つのは必須です。

↑左から「滑走路柄 半袖シャツ(女性用)」1万450円、「滑走路柄 ストレッチスカート」1万3200円

 

↑飛行機から見下ろした東京湾の海をイメージした「半袖シャツ」は1万5400円。ブルーとグレーの2色展開です

 

↑感謝の花束をイメージした「B.D半袖シャツ」も1万5400円。ピンク、グレー、ブルーの3色展開です

 

真冬の寒い時期に向けたブルゾンは、上質なホテルの壁紙がモチーフ。高いストレッチ性でスイングの邪魔にならず、柔らかくて軽く着心地が良いので、タウン着にも最適。女性用は中綿が入って保温力が向上、男性用はニット素材だけど裏地にストレッチ性の防風素材を使用し、保温性を確保しています。

↑ホテルの壁紙をモチーフにした女性用のブルゾン。軽くて動きやすいのでタウン着にも最適。価格は3万5200円

 

↑男性用はニット素材。小さい柄が目立たず、さり気なく着こなせます。価格は3万5200円

 

↑男性用のブルゾンの裏地は防風素材を使用して冷たい風の侵入をシャットダウン

 

石川遼プロなど、プロゴルファーが着用して人気となったモックネックシャツも市販化しました。流行のロゴを大きくあしらったロゴTシャツ仕様で、ストリートファッションとしても活躍しそうです。こちらはオンラインストア限定での販売となっています。

↑モックネックとデカロゴという流行の2大要素を取り入れた「モックネックシャツ」は7260円。ネイビー、ブラック、ホワイトの3色展開です

 

まだまだ注目のアイテムがあります!

おしゃれな小物もいっぱいあります。フェイクファーのボールポーチはカワイさにあふれ、普段のカバンにもぶら下げたくなります。最近流行りの立体マーカーもラインナップ。キャロウェイベアがグリーン上で個性を主張します。女性用ですが、筆者も欲しくなった千鳥格子柄シリーズは、近世イギリスを彷彿とさせるデザインで街中でも映えそう。

↑こう見えてボールポーチです。「フェイクファーボールポーチ」の価格は3080円

 

↑キャロウェイベアの「立ち上がり式立体ベアマーカー」は、グリーン上で目立つこと間違いなし。価格は4180円

 

↑同じく「立体ベアマーカー」4180円。写真のようにキャップやバイザーなどにクリップで挟んで装着することができます

 

↑伝統的な千鳥格子柄は街歩きのお供にも最適。左から「ベアボールホルダー」4290円、「ベアグローブクリップ」3520円、「チェック柄カートバッグ」6380円、「チェック柄キャップ」5060円

 

コロナ禍により、家に閉じこもってばかりで鈍った体を鍛えなおそうと、日常にランニングやウォーキングを取り入れる人が増えていますが、オンラインミーティングの合間にちょっとウォーキングをという時にゴルフウエアは最適です。オンでもオフでも着こなせるデザインなので、いちいち着替える必要がないからです。今年の秋冬はゴルフウエアに注目ですよ!

 

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テーラーメイドで「初クラブフィッティング」! 飛距離が伸びて100切りも夢じゃない!?

ゴルフを始めて4年。最初はスライスばかりでまっすぐ飛ぶ気配が全くなし。使っていたクラブは知り合いの上級者から譲ってもらったセットだったので、調べてみたらドライバーも上級者向け。これは道具が自分に合っていないと思い、中古で初心者向けの“つかまる”クラブを買ったことで、まあまあ良くなりました。

 

でも、飛ばない。とにかく飛ばない。

 

そんな時、昨年取材した「テーラーメイド 銀座」でクラブフィッティングを実施しているのを思い出しました。道具から入る筆者としては、腕の悪さを道具に助けてもらえれば、今後もゴルフ人生を楽しく過ごせるに違いない、そう信じて取材を申し込んでみたのです。

↑テーラーメイド銀座

 

ゴルフスコア100を切るぞ! 期待に胸を膨らませて銀座へ!!

私の年齢は53歳。ドライバーはキャリー175ヤード、ラン200ヤード前後が平均飛距離です。ヘッドスピードは35-6m/s。初心者50代男としてはこんなもんでしょうかね。でも、できればランで230ヤードまではもっていきたいのですよ。いまだにスコア110前後をうろちょろしており、アベレージゴルファーと呼ぶのもおこがましい私ですが、ティーショットで230ヤード飛べば、100切りも夢じゃなくなるんじゃないですかね!?

 

という夢を抱いてテーラーメイド 銀座に行ってきました。同店はテーラーメイド直営の旗艦店で昨年11月にオープンしたばかり。1階はクラブとボールを中心としたハードグッズを販売、2階ではウエアやバッグ、アクセサリーなどを販売しています。そして地下には最新測定器を備えた試打室とパターコーナーを設置。今回はここが目的地となります。

 

そこで迎えてくれたのは本日私のフィッティングを担当してくれる銀座店の阿部 将さん。阿部さんによると、新型コロナウイルスの騒動が起こる前は1日平均10-15人のフィッティング客が訪れていたそうで、こうしたたくさんのお客のフィッティングを担当してきた頼りになる存在です。

↑地下1階にはフィッティング用のたくさんのドライバーシャフトが並んでいます。その数250本!

 

↑フィッターの阿部さんは一打ごとに数値を見ながら丁寧にアドバイスしてくれます

 

フィッティングをする際には、自分が使っているドライバーを持参し、球筋やクセを分析してもらい、店舗在庫のクラブと比較するのが良いらしいのですが、そんなことはつゆ知らず、筆者は着の身着のままで来てしまいました。なので、自分が現在使っているクラブの情報と、悩みを伝えるところから始まります。悩みとは、「上がらない」「まっすぐ飛ばない」「飛距離がでない」と、まあ、全てです(笑)

 

銀座店でフィッティングできるドライバーヘッドは、今年2月に発売された「SIM」と「SIM MAX」、そして5月に発売されたばかりの「SIM MAX-D」の3種類。フェースをねじることで打点のブレによる左右の曲がりを軽減し、ボール落下点のバラつきを抑える「ツイストフェース」と、ダウンスイング中の空気の流れをスムーズにして力強い加速を助ける「イナーシャ ジェネレーター」を斜めに搭載し、ヘッドスピードアップが実現した戦略モデルです。SIM MAXはSIMよりフェースサイズが8%大きく、SIM MAX-Dは18%大きくなっています。フェースが大きくなるにつれてスイートエリアが大きくなり、寛容性が高くなります。つまり、よりミスヒットに強くなるということ。

↑左から「SIM」、「SIM MAX」、「SIM MAX-D」。ヘッドサイズは460ccで変わらず、フェースサイズの大きさだけが異なります

 

↑クラブヘッドの下側に搭載した「イナーシャ ジェネレーター」がダウンスイング中の空気抵抗を減らしてヘッドスピードを上げます

いざクラブフィッティングを体験!

筆者の腕前を考えるとSIM MAX-Dが最適に思えますが、まずはフラグシップモデルであるSIMドライバーから試してみます。ロフト角は10.5度。シャフトはSIMドライバーの標準シャフトである「TENSEI SILVER TM50 CARBON」でフレックスはS、キックポイントは「中」です。なお、コロナ禍前はグローブとシューズの貸し出しを行っていましたが、現在は中止しているとのこと。

↑まずは基準を作るために標準仕様で打ってみます

 

打ち始めから3球目で、キャリー177ヤード、ラン206ヤードと、いつもの自分の球筋が出ました。ヘッドスピードは35.5m/sと、これまたいつも数値です。「打ち出し角が低く、スピン量が少なめ。だから球が上がらない。打ち出し角が低いのはフェースの下に当たっているから。まずはティーを高めに設定しましょう。スイング軌道がアウト・インが強いのでフェースの返りやすく、ミスヒットをカバーすべくスイートエリアが低いヘッドにして、スピン量を稼ぐために柔らかいシャフトにしましょう」(阿部さん)

↑中上級者向けのスペックではうまく飛ばず、バラツキがあります。クラブじゃなくて筆者の腕の問題なのですが(笑)

 

↑当たり損ないでも200ヤードまで転がるクラブ性能の高さに驚きです。でも、相変わらずヘッドスピードが遅い

 

阿部さんのアドバイスにより、ヘッドをSIM MAX-D、シャフトは同じTENSEI SILVERでフレックスSRに変えてみます。しかし、あまり変わったようには見えません。でも、「スイングが力強くなりました。キャリーで183ヤード出ており、先程より10ヤードくらい伸びています。ボール初速も少し上がっています。振りやすくなったためでしょう。ヘッドをDタイプに変えたことでボール落下点のバラツキも少なくなっています。でもまだスピン量が足りない。より柔らかいシャフトのほうが良さそうですね」(阿部さん)

↑Rシャフトにして再挑戦。さあ、どうなるか

 

ということで、TENSEI SILVERのRシャフトに変えてみます。「これまで安定してドローボールを打っています。Rシャフトにするとヘッドが返りやすくなって余計に左に行ってしまう可能性もあるので、もっと右に打ち出す意識を持ち、身体を使って思い切り振り切るように打ってみてください。右に行くのを怖がらずに」と、打つ前にくれたアドバイスを心に刻み、思い切り振ってみました。

↑Rシャフトにして再挑戦

 

キャリー195ヤード、ラン219ヤード!! ヘッドスピードは38.3m/s! しかもドまっすぐに飛んでいます! すごいすごい!! ミスヒットでも189ヤード出ているのだからすごいですね。「Dタイプはオートで球がつかまるので人間が合わせる必要がない。クラブ任せで思い切り振ればよいのです。先程まではクラブヘッドを置きに行っていましたが、今回は思い切り振り切っており、シャフトのしなり戻りもちょうどよい場所で行われています。そのため、ヘッドスピードが38出ており、ボール初速も今までで一番速くなっており、球も高い。230ヤードも夢じゃないです。あとは芯に当てられるよう練習の積み重ねです」(阿部さん)。うひゃー!うれしー!

↑シャフトを変えて2球目、3球目でキャリー190ヤードが出ました

 

↑2球目はヘッドスピード38m/sをマークしています。こんなの初めて!

 

↑3球目はトゥ側に当たっているに関わらず真っ直ぐに打ち出され、ランで217ヤードも飛びました。さすがミスヒットに強いツイストフェース

 

↑3球目の弾道(緑のライン)は本当に真っ直ぐ! それまで左に曲がっていたのが嘘のよう

 

まさにフィッティング効果。感動です! これはゴルフが楽しくなります。実はこれまで筆者はカッコつけていました。というのも、周囲の同年代ゴルファーの多くがSシャフトを使っているため、Rシャフトはシニアが使うもの、50代前半で使うのはカッコ悪いと思い込んでいたのです。なので、頑なにSR以上のシャフトを選んでいました。でも、そんなところ誰も見ていないんですよね。

 

「自分の思い込んでいるカッコよさにこだわっていると、自身が本来持っている良さが消されてしまう。本当は速く振れるのに、道具が合わなくて速く振れない。自分が思い切り振れるスペックのクラブを選ぶのが上達のコツです」と、阿部さんは爽やかに笑います。何の役にも立たないプライドはかなぐり捨てて、素直に自分の技量と筋力と経験に合った道具を選ぶべき、ということが痛いほどよく分かりました!

250本って! シャフトのラインナップも豊富ですね

で、こうなるとさらに欲が出ます。もっと飛ぶクラブはないかと。そこで、銀座店にある250本のシャフトラインアップの出番です。「私に合ったシャフトで、見た目がカッコ良くて、もっと飛びそうなやつ」という、なんとも漠然としたリクエストで阿部さんに2本を選んでもらいました。

↑ずらーっと並ぶシャフトとヘッドは壮観!

 

まずは、フジクラのスピーダー・エボリューション。ブルーがカッコいい。でも、合いません。同じRシャフトなのに飛ばないのです。オリジナルシャフトより軽いけど、硬く感じて合わせづらい。「このシャフトは先調子なので、先程の中調子よりタイミングを合わせづらく感じるかもしれません」(阿部さん)。

↑普段使っているクラブがフジクラのスピーダーなので愛着があるけど、実は筆者には合わないシャフトだったことが初めて分かりました

 

次は三菱ケミカルのディアマナ。ブラックボディにレインボーロゴが強そう! でも、これもちょっと硬い。そして突然、右に飛んでしまう。「オリジナルがつかまりすぎて左に飛んでしまいスピードが乗らない人には、ディアマナのようなヘッドが返りづらいシャフトがおすすめなのですが、硬すぎるようですね」(阿部さん)。筆者のひ弱なスイングではヘッドを返すことができず右に行ってしまうようです。

↑ディアマナも世紀末覇者みたいに強そうでカッコいいのだけど、合いませんでした

 

↑ディアマナに変えたら突然大きく右に曲がってしまいました(水色のライン)

 

このように、同じRシャフトでもメーカーによって、ブランドによって性能が全く異なることが、試打によって体感できるのです。たくさんの種類のシャフトから自分にあった1本を探せるのがクラブフィッティングの醍醐味ですね。ちなみにフィッティングは無料で、筆者はオリジナルシャフトがばっちり合っていたため+αの費用はかからず、標準価格でクラブが購入できることになります

 

世界で1本の自分だけのオリジナルパター

なお、銀座店ではオリジナルパターの制作も大人気。テーラーメイドと言えば「スパイダー」。そのスパイダーおよび「スパイダーX」をマイカラーに染め上げて世界で1本のパターに仕上げることができます。

 

選べるのはネック形状、真っ直ぐ打ち出すためのサイトラインの有無と形状/カラー、そしてヘッド/ウエイト/フェースインサート/テーラーメイドバッジ/スパイダーバッジ/グリップそれぞれのカラー、シャフトの長さ。その組み合わせは実に400億通り。銀座店でカラーサンプルを見ながらパソコンに打ち込むだけでマイスパイダーが注文できます。仕上がりは4週間後とのことです。

↑構え方やスイングのクセを見て、最適なパターの選び方も指南してくれます

 

↑カラーサンプルも用意されているので実際の出来上がりをイメージしやすい

 

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全部5000円以下! ゴルフ初心者にオススメしたい便利アイテム5選

ゴルフは年齢を選ばず始めることができ、シニアになっても楽しめる生涯スポーツとして人気です。以前は中高年のスポーツというイメージがありましたが、最近ではオシャレなウェアやアイテムが増え、若者や女性のゴルファーも増えてきました。社会人になったのをきっかけにゴルフの練習を始めた、という方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、ゴルフを始めたばかりの方に役立つ便利グッズを紹介します。

 

1.便利なスタンド付きクラブケース

アトラス
セルフスタンド クラブケース(ATCC-501)

楽天市場実売価格3980円

クラブを5~6本収納できる自立型クラブケース。プレイ時に2打目以降に使用するクラブを入れておけば、都度カートにクラブを取りに戻らなくても済み、時間を短縮できます。ボールやペットボトルなどを入れておける小物ポケットのほか、グラブを掛けておけるフック付きホルダーなどを搭載。打ちっぱなし練習場などへの運搬にも最適です。

 

2.ついスコアを忘れてしまいがちな初心者にオススメ

タバタ
EASY ONE plus

楽天市場実売価格1620円

初心者はプレイに集中するあまり、自分がいま何打目なのかついつい忘れてしまいがち。そんなときに便利なのが、スコアを数えておけるスコアカウンター。ヒモが伸びて片手で操作でき、サッと入力してスコアを記録しておけます。全スコアとパットのみを分けて表示することも可能。全18ホール分を一覧表示でき、スコアの計算も自動で行ってくれます。雨などに強い生活防水仕様です。

 

3.邪魔にならないゴルフボールケース

キャロウェイ
Active Ball Case

楽天市場実売価格1480円

OBしてしまったときなどに備えて、プレイ中は常にゴルフボールを3~4つほど携帯しておきたいもの。予備のボールをポケットに入れていると、スイング時などに違和感を感じて集中できないこともあります。そんなときに活用したいのが、ゴルフボールを携帯できる専用ケース。ベルトループなどに掛けておけば、邪魔にならずにボールを持ち運べます。

 

4.ギラギラを抑えて視界くっきり

コールマン
偏光オーバーグラス

楽天市場実売価格2548円

夏のゴルフでは日光がまぶしくてプレイに支障をきたすことも。裸眼やコンタクトレンズを装着していればサングラスを掛ければいいのですが、メガネを使用していると困りますよね。そんなときは、メガネの上から掛けることができるオーバーサングラスを使いましょう。偏光レンズは、光量を抑えるだけでなく、太陽光の乱反射によるギラギラとしたまぶしさをカットし、快適な視界を確保します。スポーツだけでなくドライブ時や釣りなどにも最適です。

 

5.正しい握り方をマスターできる定番アイテム

アイリスソーコー
グリップ先生

楽天市場実売価格1029円

初心者はまずグラブの正しい握り方をマスターすることが上達への近道。この「グリップ先生」は、正しい指の位置を覚えるのに便利なガイドを備え、素振りをしながら握り方をマスターできます。グリップ先端部にはウェイトバランスが内臓されており、ヘッドの重みを意識して本番に近い感覚でスイング可能。グリップ先端の半楕円形フラップとカラーシールで、スイング時のクラブフェースの向きと、インパクト時の腕の返りもチェックできます。初心者の練習に最適な定番アイテムです。

 

便利なアイテムを活用して、楽しくゴルフをプレイしてみましょう!

着けるだけで“理想のグリップ”が実現!? ゴルファー必携のグローブ「シングル・ナイン」がクラウドファンディングで大人気

ゴルフの基礎にして最も重要なのは「クラブの握り方」。正確なスイングでクラブを振るには正しいグリップの習得が不可欠だが、自力で身につけるのはなかなか難しい。現在クラウドファンディングサイトCAMPFIREでは、“理想のグリップ”が習得できるグローブの支援プロジェクトが展開されている。

出典画像:「目指せシングルゴルファー! 着けるだけで正しいグリップが習得できるゴルフグローブ!」CAMPFIRE より

 

正しいグリップが身につく“魔法のグローブ”

今回製作される「シングル・ナイン」は、「グリップを握る位置」「クラブを支える箇所」といった重要なポイントを押さえたゴルフグローブだ。手の甲側だけを見ると普通のグローブだが、手のひら側には点や線がビッシリ。指のつけ根部分には黒い線が引かれており、線にピッタリ重なるようクラブを持てばしっかりと手のひらで固定できる。続いて左右の手に書かれたピンクの点線を合わせてクラブを握ると、無駄な力みのないスイングが実現可能に。

出典画像:「目指せシングルゴルファー! 着けるだけで正しいグリップが習得できるゴルフグローブ!」CAMPFIRE より

 

クラブの握り方に難儀する人はやはり多いようで、ネット上には「20年ゴルフをやってるけど、正しいクラブのグリップが未だに分からない…」「人によって手の大きさも違うし、クラブの握り方はマスターするのも教えるのも難しいと思う」「手にマメがすごいできるんだけど、グリップが原因な気がしてきた」といった声がチラホラ。そんなゴルファーにとって夢のようなアイテム「シングル・ナイン」は、支援達成率300%を超えるほどの注目を集めている(6月28日現在)。

 

ゴルフレッスンのプロがデザインを考案!

グローブを製作したのは、日本女子プロゴルフ協会に所属する竹内弓美子さん。これまで6万人以上のゴルファーを育ててきた“指導のプロ”だが、「正しいグリップやスイングを伝えることはとても難しい」「私が思う程(正しいグリップが)生徒さんに定着しない」という悩みを抱えていた。

 

そこで色々な指導法をトライするうちに、「正しくグリップするためのポイントをマジックインキでグローブに書く」という方法に辿り着いたそう。ポイントつきのグローブを試した生徒のスイングには大きな改善が見られ、「ぜひ商品化してほしい」とリクエストの声が続出。しかし「手書きで一人ひとりに手渡しでは限界がある」と考え、今回のプロジェクトを立ち上げることに。気になる人は、ぜひ支援を検討してみては?

ゴルフの練習もますますスマートに! LEDライトとレーザーでスイングを改善してくれる「Smart Putter」

ゴルフはアプリを使って練習することができます。自分のスイングを録画して投稿するとプロが評価するアプリがある一方、スイングをモニタリングしてアプリで確認できるゴルフクラブも市場に出ています。

 

この手の研究・開発はクラウドファンディングでも活発。そんななか、最近Kickstarterを通して世に出て注目されているのが、パターの傾きをリアルタイムにLEDライトで表示し、ボールにもレーザーポインターで狙いを照射してくれる「Smart Putter」。デザインと製造は韓国のクラブメーカーAhwa Golfで、高い評価を得ています。

 

LEDライトで傾きを表示。レーザーで芯を捉える

Smart Putterの一番の特徴はLEDライトでパター自体の傾きを表示してくれるというもの。リアルタイムで修正ができるので練習に最適です。

 

多くの人は新しいスポーツを始めると最初は失敗を繰り返します。「ボールがこっちに行ったってことはもうちょっと左にしないといけないのか」なんて頭では分かっていても、身体の動きは別問題。そんな微妙な感覚をトレーニングするために、リアルタイムでパターの角度を教えてくれる本製品はありがたい道具ですよね。

そして、もう一つの特徴はレーザーによるボールのスイートスポット(芯)の照射。ゴルフ初心者が空振りすることは珍しくありませんが、パターでもちゃんとボールの中心に当てるのは意外と難しいものです。傾きと狙いをリアルタイムで指導してくれることで、正しいバランスを確認しながら何度も練習できるということ。これは初心者にとって嬉しいですよね。

モニタリング+3D分析

もちろん、他のスマートクラブと同様に、スイングをモニタリングしてアプリで確認することもできます。Smart PutterWiFiBluetooth9軸の加速度センサー、ジャイロスコープ、コンパスを搭載。インパクトスピード、角度、パッティングのルートなどを記録し、スイングを3D分析してくれます。

 

連携したミニゲームもついてきます。これなら自宅でちょっとした時間にパッティングの練習をして遊ぶことも可能。使うのが楽しくなりそうです。

 クラブ自体は防水デザインになっているので、屋外のゴルフコースでも安心して使うことができます。Kickstarterでは目標金額を超える約400万円の開発資金を獲得。現在は公式ウェブサイトで1300ドルで購入することができます。全長91.9cm、重さ384グラムとなっています。

Kickstarterでの購入者の手元には既にプロダクトが届いています。評価は上々。「今日コースで使ってみたけど、すごい良かった!スムーズなパッティングだった。ありがとう!」と、あるユーザーは書き込んでいます。

フォルクスワーゲン・ゴルフにマイクロハイブリッド仕様が登場

フォルクスワーゲンはこのほど、1.5リッター直4ターボエンジンにモーターを組み合わせたマイクロハイブリッドパワートレイン「1.5 TSI ACT BlueMotion」を現行型のゴルフに搭載したと発表した。

1.5リッター直4ターボエンジンは、高性能スポーツカーに搭載するターボチャージャー「VTG(ヴァリアブル・タービン・ジオメトリー)」を採用、130psを発揮する。トランスミッションは7速デュアルクラッチのDSGを組み合わせる。

その一方で、130km/hまでの車速、1400〜4000rpmまでの回転域で作動する気筒休止機構(2気筒モード)や、12V電装システムを組み合わせることにより、複合モードで20.8km/L、高速モードで24.3km/Lの欧州モード燃費を実現している。

12V電装システムは48Vシステムより小規模なシステムで、コンパクトなリチウムイオンバッテリーと組み合わされる。アイドリングストップ時など、エンジンが停止しているときに電装パーツの電力を供給する役割も担う。

今後、この新しいパワートレインは、フォルクスワーゲンの他のモデルにも搭載されていく見通しだ。

【1分でわかる】フォルクスワーゲン「eゴルフ」ってどんなクルマ?

注目モデルをコンパクトに紹介するこのコーナー。今回は、定番インポートハッチバックのEVモデルをピックアップ。出来映えは上々で、作り手独自のキャラクターも実感できる仕上がりです。

 

ゴルフ初のピュアEVが上陸

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フォルクスワーゲン
eゴルフ

SPEC【eゴルフ】 ●全長×全幅×全高:4265×1800×1480mm ●車両重量:1590㎏ ●モーター種類:交流同期電動機 ●最高出力:136PS/3300〜11750rpm ●最大トルク:29.5kg-m/0〜3300rpm ●バッテリー総電力量:35.8kWh ●最大航続距離:301km

 

EVモデルでもゴルフらしい良質な走りを実現する

コンパクトカーの「お手本」として長年君臨してきたゴルフに、ピュアEVモデルが追加されました。

 

すでにプラグインHVはGETの名前で導入済みでしたが、こちらは完全なゼロエミッションを実現。その航続距離は、最大で301kmとなっており、ほぼ同じタイミングで発売された新型日産リーフと比較すれば控えめな数値ですが、EVとしてはこちらも十分に実用的です。日本仕様は「CHA de MO」の急速充電にも対応するので、長距離のドライブ時でも不安は少ないです。

 

その走りは、EVというよりクルマとしての高い完成度を強く意識させるものです。低速から力強く、スムーズで静粛な点はいかにもEVらしいが、常に良質なツール感を醸す点は、さすがゴルフという出来映えです。

 

【注目ポイント01】使い勝手はガソリン仕様と同じ

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メーター回りを中心にEVモデル専用の装備が与えられていますが、基本的な仕立てはノーマルなガソリン仕様のゴルフと変わりません。それだけに新鮮味は薄いものの、使い勝手は秀逸です。

 

【注目ポイント02】バッテリーは前後シート下に搭載

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Der neue Volkswagen e-Golf

総電力量35.8kWhのリチウムイオン電池は、前後のシート下に搭載。ガソリンエンジンがあった場所には電気モーターが収まります。充電は、200V&急速充電に対応。

これが「ゴルファー・トランプ大統領」だ!来日中のラウンドの様子を自ら公開

アメリカのドナルド・トランプ大統領が5日に来日。安倍晋三首相との会談や天皇、皇后両陛下との会見など様々など日程をこなし、7日午前、アジア歴訪2番目の訪問国となる韓国へ向かった。

5日と6日に行われた日米首脳会談では、北朝鮮対応や通商問題などを中心に話し合った両者。そうしたなかで、来日早々の5日午後には名門・霞ケ関カンツリー倶楽部(CC)でゴルフを楽しむ姿が見られた。

 

昨年、安倍首相がトランプ大統領との初会談で訪米した際にも注目された「ゴルフ外交」だ。

今回は世界ランキング4位のプロゴルファー、松山英樹を交えて9ホールを回ったという。そのときの映像をなんとトランプ大統領が自らTwitterで公開している。

この豪快なフォーム!さすが、多数のゴルフコースを所有するトランプ大統領である。

こちらはその一つ、世界でもっとも高額の工事費(2億6400万ドル)をかけて作られたというロサンゼルスのトランプナショナルゴルフクラブ。こうした壮大なコースで磨かれた技術が今回のラウンドでも披露されたとみられる。もっと見てみたい!

これが新時代のゴルフかも……「二人三脚」的なスーパーショットがすごい!

どちらかというと“堅いスポーツ”の印象が強いゴルフ。そうしたなかで、驚きのプレーを連発する「アーティスト」が話題となっている。

彼の名前はジョシュア・ケリー。特に、最近公開したこのトリックショットが見た目的にもスゴイと話題だ。

なんと下のプレーヤーがクラブでリフティングしたボールを、そのまま豪快に打ち抜いた。ゴルフ流二人三脚のようなスーパートリックショットである。

ケリーはこうしたトリックショットの動画を熱心に配信しており、それらを見ているだけで楽しくなってしまう。一部になるが紹介したい。

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クラブだけでなく足でゴルフボールをリフティングするのも上手いため、ショットのバリエーションはかなり豊富。“二人三脚”系では他にこんなショットもあった。

※よいこはマネしないでね!