25年のバス釣りトッププロ生活を支える!「チュアンヌ」サポーターの魅力に迫る

バス釣りを愛する者にとって、避けられない悩み。それは腰痛。バスプロ界のレジェンド・イマカツ社長の今江克隆さんも例にもれず、長年腰痛に悩まされてきた。それが、あるサポーターとの出会いで、ずいぶんと痛みが軽減したのだとか……。今江さんを直撃取材し、神サポーターの魅力を探ってきた。

 

腰痛。それはバス釣りを愛する者であれば避けられない苦難

今江さんがバス釣りを始めたのは、小学5年生のとき。以来、すっかりバス釣りに魅せられ、いまやバス釣り界のレジェンドと崇められる存在だ。そんな今江さんが長年悩まされているのが、腰痛である。

↑片足に重心をかけたまま、10時間以上を過ごす

 

「バス釣りの基本姿勢が、片側に重心をかけた状態なんですね。片足でモーターを操作しながら、進行方向を定めているので。大会となると、朝から夕方まで10時間以上を同じ姿勢で、ロッド(竿)を投げてリールを巻いての繰り返しです。1000投以上はするかな。それが10日間続きます。

↑今江さんご自慢のオリジナルボート

 

最近はスポットロックと言って、GPSで座標を読み、留まりたい場所にボートを固定できるようになったので、昔に比べたらぐっと楽になりました。とは言え、基本は立ち仕事なので、やはり腰への負担は大きいです。

 

それ以上に堪えるのが、波の揺れ。バス釣りって、時速100㎞以上のスピードで水面を駆け抜けるんですよ。誰よりも先に、獲物が多くいる場所へ駆けつけなくては勝てませんから。天候が穏やかな日であればいいですが、荒れ模様のときは波がすごい。そんな中を猛スピードで走ると、ひどいときは真上に15mくらい吹っ飛んで、一気に着地します。

↑地上15mの高さから急降下……想像を絶する恐怖

 

もう、言葉では表現できないほどの衝撃です。腰を浮かして膝で衝撃を受けるようにしていますが、ズドーンと頭蓋骨まで響きます。そんなわけで、バス釣りをしている者は皆、背骨も腰もボロボロですよ」

 

耐えられない痛みと二度の手術。そして出会った神サポーター

 

「最初に本格的な激痛を味わったのは、25歳のときだったかな。アメリカのトーナメントに出た際、嵐でものすごく荒れたんですよ。乗っていたボートの運転席のシートが薄くて硬く、しかもパートナーの運転が下手すぎて(苦笑)。そのときの衝撃が引き金になったんでしょうね、帰国してすぐに、生まれて初めてぎっくり腰になってしまったんです。

 

落とした携帯を拾おうと思ったら、ピキン!と来て、崩れ落ちた。それからまったく動けなくて。この世でこんなに痛いことがあるとは……という感じ。腰って、一度痛めると癖になるので、以降、何度も激痛に泣かされました」

↑できるだけ衝撃を吸収できるよう、運転席もスペシャル仕様に

 

これまでに今江さんが受けた手術は二回。背骨の2番目と3番目の間の神経を焼いて、痛みを感じないようにする、プロのスポーツ選手も行っているという特殊な手術だそう。そんな手術と通院を続けながら、探し求めていたのは、日常的に腰をしっかりと支えるサポーターだ。

 

「市販されているものは、ほとんど試しました。そしてついに、探し求めていた神サポーターに出会ったんですよ。それが、フランス製のチュアンヌです。最初は病院の先生に勧められたんだったかな。30代後半のときのことです。当時はネットもあまり主流じゃなかったから、通販だったと記憶しています。

 

ウエストから骨盤まで、かなり広範囲でガッチリ支えてくれる点が、一番の魅力です。だいたいの商品は、細いんですよ。高さがない。見栄えを重視してるのかな。でも、それじゃ全然ダメ。骨盤ベルトも使ってみたけど、基本姿勢を良くするだけなんですよね。

 

やっぱり、腰をしっかり固定してくれないと意味がない。チュアンヌくらい幅広いタイプじゃないとね、我々みたいな腰痛持ちには。おかげで、チュアンヌを使い始めてからは、ひどいぎっくり腰を回避できています。出会って以降、ずっと使い続けてます。これがないと、外出できないくらい。腰痛持ちの救世主ですよ」

↑かなり使い込まれたチュアンヌサポーター( 今江さんの私物)

 

使い方のコツは「見た目にこだわらない」こと⁉

 

より効果が感じられるようなつけ方のコツを尋ねると、「綺麗につけようとしないこと」との回答が。

 

「サポーターの上下を綺麗に重ねて合わせようとすると、どうしても上部が浮いてきちゃうんですよね。だから、筋肉に沿うように、斜めにクロスさせるのがコツです。ちょっと前下がりに巻く、という感じかな。

 

見た目は上下がズレているから、ちょっと気持ち悪いけど。素材自体がすごく伸びるし、自分の体に沿わせながらしっかり巻くと、めちゃめちゃフィットします。その状態で少し下げて骨盤にあてれば、完璧です」

↑斜めにクロスさせて装着するのがコツ(装着しているのはロンバスキンの旧モデル)

 

ちなみに、普段使っているのはロンバスキン(高さ21㎝タイプ)、外付けとして愛用しているのはダイナクロス(高さ26㎝タイプ)なのだそう。

 

「肌触りが良くて長時間つけていても快適なロンバスキンを、常に着用しています。そして、今日は作業的にヤバいぞ!と日はダイナクロス。マズイかもと思ったら、速攻でダイナクロスを絞めなおすと、大事には至りません。

 

昔は白色しかなかったけど、最近は黒やネイビーのモデルが出たから、黒い服を着たときでも目立たなくて助かってます。指をひっかけるループがあるのも、装着しやすくて良いですね。

 

良いことだらけだけど、強いて言うなら、飛行機に乗るときの保安検査で絶対に引っかかるから、一旦外さないといけないことが難点ですね。素材的に仕方ないことだけど。あとは、四六時中装着しているから、夏場はちょっと蒸れます。夏仕様のものとかあったら、さらに助かるかな。

 

あ! ひとつ大事なことを言い忘れました。ウエストサイズはしっかり測って、サイズを選ぶこと。しっかりフィットさせないと効果が半減しちゃいますから、自分に嘘をつかず、適正サイズを購入しないとダメですよ!(笑)」

↑リニューアルしたロンバスキンV3を早速試着

 

腰痛で悩むすべての人に使ってほしい、と今江さん。バス釣りを愛する人はもちろん、腰を痛めやすい人、長時間同じ姿勢で作業することが多い人に、ぜひ試してほしいサポーターだ。

 

ロンバスキンV3

カラー:ネイビー/ベージュ

サイズ:1~4(ウエスト60㎝~125cm)

 

ダイナクロス

カラー:白

サイズ:1~5(ウエスト52㎝~120㎝)

 

プロフィール

今江 克隆(いまえ かつたか)さん

日本最大のトーナメント組織JB(JAPAN BASS PRO ASSOCIATION)シリーズにおいて、すべてのメジャータイトルを複数回にわたり獲得、常に頂点に君臨し続けているトーナメントプロ。15年間の商社勤務を経て、2004年株式会社イマカツ設立、同代表取締役を務める。

 

撮影:増田えみ

バスプロ界のレジェンドがおすすめ! 真冬のバス釣りを楽しむ必携7つ道具

釣りにはさまざまな種類があるが、なかでもバスフィッシングにハマる人は多い。しかし、真冬のバス釣りは、寒さとの我慢比べ。そこで、幾多のトーナメントのメジャータイトルを獲得しているバスプロ界のレジェンド・イマカツ社長の今江克隆さんを直撃取材し、極寒の中でもバス釣りを楽しめる7つ道具を教えてもらった。

 

どんなに寒くても、腰が痛くても、やめられない。それがバス釣りだ!

今江さんがバス釣りに出会ったのは、小学5年生のとき。友人に連れられて行った近所の池で、初めて雷魚を釣り上げた。

 

「友人に借りたルアーを池に入れたら、めちゃめちゃ大きいやつが釣れました。父親の影響で海釣りにはよく行っていましたが、釣れた魚の大きさが桁違いで。その後、中学1年生のときだったかな、東条湖にブラックバスがいるという噂を聞いて行ってみたら、おもしろいくらい釣れたんです。以来、すっかりバス釣りにハマってしまいました」(今江さん)

↑色とりどりのロッド

 

↑自慢のボートの上で、バス釣りの様子を実演してくれた

 

バスの居場所を探し、一目散にその場所へ向かい、より大きな獲物を狙う。このうえなくエキサイティングなバス釣りであるが、楽しさの反面、ツラいことも……。

 

「基本的にずっと同じ体勢でいるので、冬の寒さは堪えます。大会となると、嵐のような悪天候の中でも、朝7時から夕方6時頃までぶっ通しですからね。寒さ対策は万全を期して臨みます。

あとは、腰痛対策が欠かせません。片足に重心をかけた状態をずっとキープしなくてはいけないし、そしてなにより、時速100㎞ を超える速さで水面の上を走るので、場合によっては真上に15mほど飛ばされることもあります。着地の瞬間の腰への衝撃は、想像を絶しますよ。バス釣りをやっている人は、みんな腰痛に悩まされているはずです。

でも、これだけ体を痛めつけられても、やめられない。それがバス釣りなんですよね」(今江さん)

 

今江社長厳選! 真冬のバス釣りに欠かせない7つ道具

ここからは、今江さんがバス釣りに行くときに欠かせない7つ道具をご紹介していこう。

 

【その1】

真冬の屋外でも足先が冷えない最強カイロ

小林製薬
桐灰カイロ くつ下用 甲に貼る
価格:5足分入550円(メーカー希望小売価格・税込)

 

「足先が冷えるので、カイロは欠かせません。ただ、カイロって、酸素に触れることで発熱しますよね。よく靴の中(足の下に)カイロを入れる人がいますが、それだと酸欠になって、効果が半減しちゃうんじゃないかと思って、昔から足の甲に乗せて使っていたんですよ。そうしたら、この商品が出たので、僕が言っていた通りだなと!(笑) 8時間は余裕であたたかさが持続するので、重宝しています」(今江さん)

 

【その2】

首元から耳までしっかりガードしてくれるネックウォーマー

IMAKATSU
3 LAYER WIND PROTECT HEAT NECK WARMER (WIND BOUNCER)
価格:5500円(税込)
カラー:全8種類(ブラック×ホワイト、ブラック×ライム、チャコール×ブラック、チャコール×ホワイト、カーキ×ブラック、カーキ×ホワイト、ライトグレー、グレー)

↑IMAKATSUオリジナルのネックウォーマー

 

「首をしっかり守ることは、寒さ対策の基本。このネックウォーマーは、うちのオリジナルです。国内アウトドアベンチャー企業MXと共同開発した、3レイヤー素材『WIND BOUNCER(ウインドバウンサー)』を使用しています。上部にゴムひものコードストッパーをつけているから、フィット感も抜群。上部がカーブしているのも、首元から耳までをしっかり守るための工夫です」(今江さん)

 

【その3】

カジュアルに見えて防寒力抜群のフーディー&パンツ

IMAKATSU
3 LAYER WIND PROTECT HEAT ZIP HOODIE
価格:2万3100円(税込)
カラー:ブラック、チャコール、カーキ
サイズ:S / M / L / LL

 

IMAKATSU
3LAYER WIND PROTECT HEAT PANTS
価格:2万3100円(税込)
カラー:ブラック、チャコール、カーキ
サイズ:S / M / L / LL

 

「ネックウォーマーと同じ素材のフーディー&パンツです。本当に風を通さない。研究に研究を重ねて、この素材を開発しました。内側がフリース素材だから、薄着でもあたたかいし着心地も良いです。若い人なら、この上下とネックウォーマーだけで、真冬でも十分ですよ」(今江さん)

 

【その4】

これに勝る防寒&防水ウエアなし! ホットスーツセットアップ

エバーグリーン
E.G.ホットスーツ2 EGHS-02
価格:6万6000円(税込)
カラー:ファイアーオレンジ/ブラック, ディムグレー/ブラック, ブラック/ブラック
サイズ:M / L /LL / 3L

 

「若い人は、うちのフーディーとパンツだけで十分ですが、僕みたいに寒さがダメな人にはコレです。エバーグリーンのホットスーツ。これ以上のものはないですね。というのも、バス釣りをする者にとっては防寒+完全防水が必須なんですよ。でも、多くのスーツはもう少しライト仕様になっていて、防水対策まで徹底しているものは少ないんです。船釣りとか磯釣りであれば動きやすさが求められますし、釣りをしている時間も、長くて午前中だけですからね。

一方バス釣りは、土砂降りの中ででも丸一日釣りをするので、着用するスーツは、寒さだけでなく水にも強くなくてはいけない。お値段は張りますが、この上下を持っていたらどんな天候でも無敵です」(今江さん)

 

【その5】

まるで素手感覚。一年中活躍するグローブ

 THIRTY34FOUR
超高感度グローブⅢ
価格:7150円(税込)
カラー:ブラック
サイズ:WF(ウーマンフリー) / M / L / XL

 

「指先の細かな感覚は、釣りにおいて欠かせませんが、このグローブはほぼ素手感覚なんです。しかも、極寒でも耐えられる。使いやすくてあたたかい、これに勝るグローブは、今のところないですね。なかでも、おすすめはタイプⅢ。親指、人差し指、中指の先がないから、季節を問わず、すごく使い勝手が良いです」(今江さん)

 

【その6】

熱さも冷たさも長時間お任せ!ケータイマグ

サーモス
真空断熱ケータイマグJNL-505
価格:3080円(税込)
カラー:カーキ/ディープブラック/ラベンダー/ローズレッド/スノーブルー/ホワイトグレー

↑毎日欠かさず持ち歩いているのだそう

 

「サーモスおそるべしですよ。真冬の朝6時に熱湯で淹れたカフェオレが、一日中屋外でロケをした後、夕方6時過ぎに飲んでも、まったく冷めていないんですから。むしろ、午前中は熱すぎて飲めないくらい(笑)。逆に真夏の暑いときは、氷を半分くらい入れておくと、ドリンクがずっとキンキンに冷えてます。片手で開けられるのもいいですね」(今江さん)

 

【その7】

腰痛持ちの救世主現る! 神サポーター

チュアンヌ
ロンバスキンV3
価格:1万4850円(税込)
カラー:ネイビー/ベージュ
サイズ:1~4(ウエスト60㎝~125cm)

↑しっかりと筋肉に沿ってフィットさせるのがコツ

 

「バス釣りをやっている宿命ですが、長年腰痛に悩まされていて、手術も2回しました。でも、このチュアンヌのサポーターに出会って救われましたね。使い始めたのは30代後半だったかな……もう20年以上は使ってます。

ほかのサポーターと違うところは、ウエストから骨盤までをガッチリと包み込むように支えてくれる、この高さ。出かけるときは常に着用していて、『あ、ヤバイな、ぎっくり腰になるかも……』という予兆を感じたら、すぐにぎゅっと締めなおします。そうすると、最悪の事態を回避できる。肌触りも良いので、長時間つけていても苦になりません。これからもずっと使い続けます」(今江さん)

 

今江さんおすすめの寒さ&腰痛対策アイテムをチェックして、真冬のバス釣りを楽しんでみては!

 

プロフィール

今江克隆(いまえ かつたか)さん

日本最大のトーナメント組織JB(JAPAN BASS PRO ASSOCIATION)シリーズにおいて、すべてのメジャータイトルを複数回にわたり獲得、常に頂点に君臨し続けているトーナメントプロ。15年間の商社勤務を経て、2004年株式会社イマカツ設立、同代表取締役を務める。

 

撮影:増田えみ

サポーターは筋肉の代用品! プロトレーナーが解説する「チュアンヌ・ロンバファースト」の効果的な使い方

猫背などの不良姿勢が、腰痛や肩こりなどさまざまな症状を引き起こす要因となることは前回解説した通り。猫背を治すには、日頃から適度な運動を行い、正しい姿勢を保つことが大切です。

 

「猫背などの不良姿勢を治して、腰痛や肩こりを緩和したい」、そんな人におすすめなのが、フランスで創業150年の歴史をもつ老舗医療機器メーカー、チュアンヌの腰サポーター「ロンバファースト」です。

 

今回は、Jリーグのクラブでもプロトレーナーとして活躍した、姿勢矯正のスペシャリスト・田原穣さんに、このチュアンヌ「ロンバファースト」の使い方を紹介していただきます。

 

プロトレーナー/田原 穣(たはら・ゆたか)さん

1985年生まれ、神奈川県出身。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ指圧師。東京大学ハンドボール部、調布FCジュニアユースを経て、JリーグクラブのYSCC横浜、カマタマーレ讃岐のトレーナーを務める。現在は『亀田メディカルフィットネス』のトレーナーとして、これまで培ってきた経験を活かし、地域の人々の健康促進やケガ予防の指導、アマチュアからプロアスリートのリコディショニングやコンディショニングの指導などにあたっている。

 

スチールバックプレートが入っているのに洗濯もできる!

――今回、チュアンヌの腰サポーター『ロンバファースト』を用意しました。手に取ってみた感想はいかがでしょうか?

 

田原「触り心地がとてもいいですね。(生地を伸ばしながら)伸縮性もあります。腰用のサポーターやコルセットはフィット感が大事ですから。」

 

――伸縮性だけでなく、通気性と抗菌性を兼ね備えた素材でできています。

 

田原「長時間着用してもムレないのは大事なポイントですね」

 

――腰サポーターを選ぶポイントはありますか?

 

田原「素材フィット感、そして手軽さでしょう。腰をしっかりとサポートし簡単に着脱できる。使いやすいのが一番です。その点でいえば、このサポーターは軽くて伸縮性にも優れていて、しかもワンステップで着けられるのでおすすめです

 

――背面部分には反発性のあるスチールバックプレートが入っていて、しっかり腰をサポートする構造になっています。

 

田原「洗濯もできるんですか?」

 

――はい、できます。

 

田原「スチールが入っていながら洗濯できるのは素晴らしいですね! 運動すると腰サポーターって汚れますし、特に夏場は汗で臭くなりますから。衛生面を考えてもこのサポーターはとてもおすすめです」

 

――腰サポーターの着用はどういった方におすすめですか?

 

田原「やはり腰痛をお持ちの方ですね。サポーターをつけると痛みを軽減してくれますから」

 

――腰痛持ちの方がサポーターを巻く際、どのような点に注意すればよいでしょうか?

 

田原「強く締めると痛みが出るおそれがあるので、締め付けすぎに注意です。”心地良い”と感じるところで固定しましょう。『ロンバファースト』はマジックテープで自分好みに調整できるので、その点も高評価です」

 

【関連記事】猫背を改善! 肩こり・腰痛に効果的な驚きのストレッチ「キャット&ドッグ」とは?

 

筋肉の代わりになるサポーターを使って正しい姿勢を取り戻そう!

――体が固い方が腰サポーターを使っても問題ないのでしょうか?

 

田原「まったく問題ありません。私が働いている『亀田メディカルフィットネス』には、ぎっくり腰になってから、再び痛みが出るのが怖くてサポーターが外せない方もいます。そういった方にはサポーターは付けたままで、リハビリに取り組んでもらいます。ただし、ずっとつけっぱなしで生活をしていると、腰まわりの筋肉が硬くなるおそれがあります柔軟性が失われるので長時間の使用は禁物です

 

――私のように体が固くて、しかも猫背(不良姿勢)の人間でも、腰サポーターによる効果は得られるのでしょうか?

 

田原「腰サポーターは、猫背などの不良姿勢の方にもおすすめです。サポーターをつけると下腹部に力が入りますよね? これがいわゆる、インナーマッスル(体幹)の部分の筋肉を使っている状態です。本来、サポーターは障害予防としてうまく活用してトレーニングやリハビリを行っていけるようにするものですが、筋肉の代わりにもなりますサポーターをつけると、腹圧がかかって骨盤が立ちやすいので、正しい姿勢を保つことができます

「腰サポーターを使うと体幹の部分に腹圧がかかり、骨盤が立って姿勢が良くなります!」(田原さん)

 

――腰サポーターを使って正しい姿勢で生活していれば、肩こりや腰痛も解消されるのでしょうか?

 

田原「そのとおりです! 我々のストレングス&コンディショニングの考え方の一つとして、“ジョイント・バイ・ジョイント・アプローチ”という理論があります。身体の関節(ジョイント)の役割は大きくモビリティ(可動性)とスタビリティ(安定性)の2種類に分けられます。モビリティ関節は可動性を保つ役割を、スタビリティ関節は安定性を保つ役目を担っています」

 

――“ジョイント・バイ・ジョイント・アプローチ”という言葉は初めて聞きました。

 

田原「でんでん太鼓をイメージするとわかりやすいでしょう。背骨や腰の腰椎骨盤帯はスタビリティ関節(安定性)で、でんでん太鼓の持ち手の部分です。肩や股関節はモビリティ関節(可動性)で、でんでん太鼓に結びついている小鈴や玉の部分です。物理的に、スタビリティ関節が安定していなければ、モビリティ関節はうまく動きません。言い換えれば、体幹(軸)の部分(棒状の持ち手の部分)が安定していれば、肩や股関節がスムーズに動くようになります。このように体が正常に機能している状態であれば、肩こりや腰痛も解消されます

 

――なるほど! 腰サポーターにはいろんな使い方があるんですね! さっそく私もこの『ロンバ ファースト』を使って正しい姿勢を取り戻します!

 

田原「長時間使用すると筋肉が硬くなるので注意が必要ですが、うまく使って腰を守りながらエクササイズをして、健康寿命を伸ばしましょう!

↑「不良姿勢は百害あって一利なし!腰サポーターは、猫背などの不良姿勢の方にもおすすめです」(田原さん)

 

あらゆる腰の痛みを軽減するサポーター

チュアンヌ

チュアンヌ ロンバファースト

9900円(税込)

軽い装着感と弾力を兼ね備えた腰サポーター。急な腰痛からしつこい痛みまで、つらい腰をしっかりサポートします。

購入はこちら

 

【スペック】

●サイズ
・サイズ1:ウエスト60~80センチ
・サイズ2:ウエスト75~95センチ
・サイズ3:ウエスト90~110センチ
・サイズ4:ウエスト105~125センチ
※背部の高さは全サイズとも26センチです。

●色
ブラック

 

機能に関する3つのポイント

人間工学に基づいたデザインで腰をガード

人間工学に基づいたデザイン(スマートアングル)を採用。座った姿勢でも快適さは変わらないため、長時間のデスクワークの負担から腰をガードします。

 

背骨を正しい位置に調整するスチールバックプレート

反発性の高いスチールバックプレートを採用し、肋骨と腰のラインにしなやかにフィット。背骨を正しい位置に整えます。

 

薄さと軽さを実現するシームレス縫製

軽量で薄い生地をシームレスに縫製し「軽い・薄い・目立たない」を実現。快適な着け心地を実感できます。

 

【使用目的】

・デスクワークによる腰への負担を軽減したい方
・急性腰痛・慢性腰痛に悩んでいる方
・脊柱管狭窄相などの痛みがある方

 

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/中田 悟

猫背を改善! 肩こり・腰痛に効果的な驚きのストレッチ「キャット&ドッグ」とは?

体に負担のかかる姿勢で、長時間リモートワークをする人が増えています。プロトレーナーの田原穣さんによると、猫背や反り腰などの“不良姿勢”は、肩こりや腰痛などさまざまな症状を引き起こす原因になるといいます。そこで、猫背の原因や予防法について解説していただくとともに、猫背を改善させるストレッチを紹介していただきました。ぜひ参考に実践してみてください。

 

プロトレーナー/田原 穣(たはら・ゆたか)さん

1985年生まれ、神奈川県出身。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー、鍼灸あん摩マッサージ指圧師。東京大学ハンドボール部、調布FCジュニアユースを経て、JリーグクラブのYSCC横浜、カマタマーレ讃岐のトレーナーを務める。現在は『亀田メディカルフィットネス』のトレーナーとして、これまで培ってきた経験を活かし、地域の人々の健康促進やケガ予防の指導、アマチュアからプロアスリートのリコディショニングやコンディショニングの指導などにあたっている。

 

猫背の人は肩こりや腰痛になりやすい

――今回お邪魔した『亀田メディカルフィットネス』は、最新トレーニングマシンなどがあってすごく立派ですね。どのような方がこちらの施設を利用されるのでしょうか?

 

田原「アスリートの方から一般の方まで、老若男女問わず幅広い層の方に利用いただいています。同じ敷地に亀田病院があって、そのリハビリテーション施設でもあるんです」

 

――フィットネスとメディカルを掛け合わせた総合施設というわけですね。

 

田原「我々の施設には、大きく分けてメディカルフィットネス会員とアスレティック会員の2種類があります。併設している亀田病院のスポーツドクターや理学療法士、亀田メディカルフィットネスのアスレティックトレーナーや栄養士などが協力して、アスリートの競技復帰のためのリコンディショニングから、一般の方の腰痛や四十肩など整形外科的疾患の予防、肥満・運動不足の改善やメタボ予防など、あらゆる悩みをサポートします」

 

――私自身、40歳を超えてから運動不足もあってなかなかメタボリック症候群から抜け出せません……。しかもパソコンとにらめっこする日々で、慢性的な肩こりと腰痛に苦しんでいます。そのような症状も改善してくれるのでしょうか?

 

田原「もちろんです。最近は多くの方がリモートワーク中心の生活を送っています。コロナの影響で運動量が低下し、筋肉を使う機会が減っているのです。さらにデスクワークで前かがみの姿勢をとり続けると、どうしても姿勢が悪くなります。スマホを使用していても画面を覗き込むので、さらに頭が下を向いてしまいますよね?」

 

――そうですね。知らず知らずのうちに、猫背になっているかもしれません……。

 

田原「猫背とは、頭部が前に出て背骨が丸まり、骨盤が立たない姿勢のことで、猫背のような状態を不良姿勢といいます。また、筋肉は同じ姿勢を続けると固くなりやすい性質があります。つまり、不良姿勢のままでいると、背中の筋肉が丸まった状態で固くなるのです。猫背は肩こりや腰痛などさまざまな症状を引き起こします」

 

――なぜ猫背が腰痛の原因になるのでしょうか?

 

田原「人間の背骨は上から頸部・胸部・腰部に分かれています。頸椎がお腹側、胸椎が背中側、腰椎がおなか側にS字カーブを描いてわん曲する構造となっています。猫背は、そのS字カーブが急になった状態です。椎間板と呼ばれる背骨の間にあるクッションに対し、通常の座位姿勢より約2倍の圧迫がかかるのです。猫背は腰椎椎間板ヘルニアの原因にもなるので注意が必要です」

 

――ちなみに、肩こりの原因になるのはどうしてでしょう?

 

田原「座ったまま前屈みになり、頭が前に突き出た状態でいると、頭を支えようとして僧帽筋などの背上・背中・肩にある筋肉が緊張して固くなるからです。腰が丸まると、肩や首まで悪影響をおよぼします」

 

体の柔軟性を取り戻すストレッチ「キャット&ドッグ」

――猫背歴20年。頚椎と腰椎がすでに潰れているヘルニア持ちの私でも、柔軟な体を取り戻せるでしょうか?

 

田原「安心してください。さっそくいまから改善していきましょう。まずは立位体前屈で現在の柔軟性を測りましょう」

 

――はい、よろしくお願いします!

 

 

田原「これは想像以上にひどいですね(苦笑)。マイナス40センチくらいでしょうか……。今度は私が見本を見せましょう」

 

 

――背中がスッーと伸びていて、腰がガラケーを折り畳んだような形になっています。本当に私もこんなに柔らかくなるのでしょうか?

 

田原「大丈夫です。先ほど説明したように、筋肉は同じ姿勢をとり続けると固くなるため、時々緊張を和らげてあげる必要があります。そこで、筋肉を柔らかくするストレッチを紹介します。1つ目は『キャット&ドッグ』という腰や背中の筋肉を伸ばすストレッチです」

 

↑「キャット&ドッグ」と呼ばれるストレッチ。「これを続けていると背中と腰の筋肉が伸び、背骨のS字カーブが正しい位置に戻ります」(田原さん)

 

田原「まずは四つん這いになって、肩の真下に手のひら、お尻の真下に膝がつくようにします。手のひらでしっかり地面を押して安定させて、背骨を大きく動かします。背中を丸めるときはおへそを見るように、背中を反る際は上を向くように行ってください」

 

――やってみると確かに骨盤と背中、腰の筋肉が伸びているのがわかります。

 

田原「2つ目はハムストリングス(お尻の付け根から太ももの裏側、太ももからひざ裏周辺にある筋肉)を伸ばすストレッチを紹介します」

 

↑ハムストリングを伸ばすストレッチを実践。「体が固い人は、下腿や大腿の筋肉が固くて骨盤が立ちません。骨盤を立てられるようにストレッチを行いましょう」(田原さん)

 

田原「壁の正面にバランスボールを置いて、骨盤を立てて背筋を伸ばし、片足の裏をすべて壁につけて座ります。この状態を維持したまま、大腿前面の筋肉に力を入れながら、上体を前に倒していきます

 

――これもハムストリングスが伸びるのがよくわかります。膝の裏の筋肉が痛いくらいです。

 

田原「体が固い人は、下腿や大腿の筋肉が硬くて骨盤が立ちません。骨盤を立てられるようにストレッチを行いましょう。どちらも呼吸を止めずに、それぞれ1分間ずつゆっくりと行いましょう

 

――(15分後)想像以上にキツかったです。でも体が軽くなった感じがします。

 

田原「ではもう一度、立位体前屈をやってみてください」

 

↑トレーナーの田原さんに教えてもらったストレッチを実践したら……なんと指先がギリギリ地面に届くほど柔軟性がアップ!

 

――おぉ! ギリギリですが、地面に指先がつきました!

 

田原「素晴らしいですね! 特にキャット&ドッグは姿勢が改善されるストレッチです。これを2〜3セット、朝・昼・晩とやったらもっと変わると思います。1回頑張るだけでなく習慣化が大事です!」

 

――体の固さは、まさに百害あって一利なしということですね。

 

田原「そのとおりです。体が固いなって思う方は、今日からこまめにストレッチして、しっかりと正しい姿勢で生活することを意識してください。『筋肉が衰えてなかなか正しい姿勢を維持できない』『腰痛の痛みが出るのが怖い』という方は、腰用のサポーターをつけてストレッチするのがおすすめです。サポーターをつけると骨盤が立ちやすく、痛みが出にくいというメリットがあります。サポーターは筋肉の代わりになるものです。うまく利用しながら正しい姿勢・柔らかな体を手に入れましょう」

 

プロトレーナー・田原穣さん流
体の柔軟性を取り戻せる! 自宅で簡単にできる姿勢改善ストレッチ

不良姿勢と呼ばれる猫座は、肩こりや腰痛などさまざまな症状を引き起こします。そのため、普段から正しい姿勢を保って生活することが大切です。

 

筋肉の緊張を和らげ、柔らかくしてくれるのがストレッチ。ここでは記事の中で田原さんに教えていただいた「キャット&ドッグ」というストレッチを紹介します。体が固いと感じる人は、仕事の休憩時間などで実践してみてください。

 

【キャット&ドッグ】

「骨盤まわりを柔軟にし、背骨を正常なS字カーブに戻すストレッチです。ポイントは『おへそに力を入れて呼吸を止めずに行うこと』。やればやるだけ効果があります。時間を見つけて10回1セットを朝・昼・晩、1日3回行いましょう」(田原さん)

 

・目安=10回(1セット)

 

1.四つん這いの姿勢をつくります。肩の真下に手のひら、臀部の真下に膝を置きます。

 

2.その後、肘を伸ばして手のひらと膝で床を押すように背中(脊柱)を丸めていきます。

 

3.肩甲骨を寄せるようにして背中(脊柱)を反らせます。

 

腰の痛みが軽減する、
編集部おすすめ「腰サポーター」3選

今回は、プロトレーナーの田原さんに肩こりと腰痛の原因や予防法、ストレッチを教えていただきました。猫背を改善するには、骨盤をしっかり立てた正しい姿勢を保つ必要があります。骨盤を正しい位置で固定してくれるのが腰サポーター。そこで、おすすめのサポーターを編集部がピックアップしました。

 

↑Amazonサイトより

チュアンヌ
チュアンヌ ロンバファースト
腰サポーター
9900円(税込)

軽い装着感と弾力性を兼ね備えた腰サポーター。急な腰痛からしつこい痛みまで、つらい腰をしっかりサポートします。

 

↑Amazonサイトより

 

ミズノ
ミズノ バイオギアサポーター腰用
7590円(税込)

激しい動きに対応できるサポート力と動きやすさを両立した腰サポーター。ウエストベルトが薄くなってコンパクトに改良されています。

 

↑Amazonサイトより

 

マクダビッド 
ユニバーサル バックサポート
6820円(税込)

通気性とフィット感に優れた腰サポーター。ナイロンメッシュ素材を使用しているため快適な着け心地です。

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/中田 悟

転倒や捻挫の予防に! 元サッカー日本代表トレーナーが解説する足首サポーター「マレオアクション」の魅力とは?

日頃の運動で足首の捻挫を予防したい、負担を軽減したい……そんな人におすすめのサポーターが、チュアンヌ社製の足首サポーター「マレオアクション」。元日本代表のアスレティックトレーナー・久保田武晴さんに、マレオアクションの特徴や他のサポーターとの違いについて解説していただきます。

スポーツトレーナー/久保田武晴(くぼた・たけはる)さん

1968年生まれ、神奈川県出身。これまでにJリーグのガンバ大阪、東京ヴェルディ1969、横浜F・マリノス、サッカー日本代表のトレーナーを務める。現在は『くぼたスポーツ接骨院』の院長として、地域の方々の健康促進やケガ予防の指導、治療などを行っている。近著に『サッカー 勝つテーピングスキル 目的別完全マニュアル コツがわかる本』(メイツ出版)がある。

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足首の捻挫予防には「アーチ作り」が大事!アスリートも実践する簡単ストレッチも紹介します

 

歩行を安定させるアーチ構造が特徴

―――チュアンヌの足首用サポーター「マレオアクション」を用意しました。手に取ってみた感想はいかがでしょうか?

 

久保田「(手に取って伸ばしながら)素材もデザインもしっかりしていますね。実際に着けてみていいですか?」

 

―――もちろんです。

 

久保田「ぴったりフィットして着け心地がいいですし、装着しやすいですね」

 

↑「伸縮性が高いので足首の動きを制限せず、むしろ足に力を入れやすくなります」(久保田さん)

 

―――気になるポイントはありますか?

 

久保田「アキレス腱と土踏まずの部分がアーチ状になっている点です。アーチ構造が足首と足裏をほどよく圧迫するので、力を入れやすくなります。このサポーターを使えば、歩行が安定し、転倒などによるケガのリスクも防げます

 

↑アキレス腱や土踏まずの部分にほどよく圧がかかっているマレオアクション。「足に力を入れやすくなるので、歩きやすくなります」(久保田さん)

 

―――ほかの足首用サポーターと比べると、どのような特徴がありますか?

 

久保田「足首のサポーターは大きく2種類に分かれます。1つは伸縮素材を使い、足首の動きを制限しないサポーターです。もう1つは非伸縮タイプのもので、ガッチリと足首を固定して動きを制限します。マレオアクションは前者のタイプ。動きの邪魔をしないので、日常的に使いやすいと思います」

 

日常的な運動をサポートし、ケガの予防にもおすすめ!

―――マレオアクションは、どのような人に適しているサポーターだと思われますか?

 

久保田「捻挫を治療したい方ではなく、予防したい方におすすめです。マレオアクションのような伸縮性のあるタイプのサポーターは、足首の力の出し入れをスムーズに補助してくれる特徴があります。反対に捻挫を治療したい方は、固定力の高いサポーターを選んだほうがいいでしょう」

 

―――ケガの治療ではなく、予防向きなんですね。

 

久保田「生地が薄いので装着したままスパイクも履けます。例えばサッカーやバレーボールなど普段の練習で使えば、ダッシュやターンなどがしやすくなるでしょう。足首への力のかけ方がスムーズになって、捻挫など関節の無理なひねりを予防できます

 

↑「薄い素材を使っているので装着したままスパイクやシューズが履けます。スポーツや山登りなどの捻挫予防にもおすすめです」(久保田さん)

 

―――高齢者がこのサポーターを着けたら、どんなメリットがありますか?

 

久保田「歩幅が広がり、いつもより早く歩ける可能性が考えられます。年齢とともに足首など関節の可動域は狭くなっていきます。このサポーターを普段から使えば、足首だけではなく足の筋肉もしっかり使えるようになり、筋肉の衰えを防げます

 

―――年齢を重ねても運動は大事ですよね。

 

久保田「そのとおりです。運動の基本は歩くこと。健康寿命を伸ばすためにも、このサポーターを普段使いして日々歩きましょう」

 

伸縮性と耐久性に優れた足首サポーター

チュアンヌ

チュアンヌ マレオアクション 足首サポーター

4378円(税込)

独自の生地を使用した、伸縮性の高い足首用サポーター。足首を柔軟に固定し、負担を軽減する。

購入はこちら

 

【スペック】
●サイズ(足首回り)
サイズ1:19~21センチ
サイズ2:21~23センチ
サイズ3:23~25センチ
サイズ4:25~27センチ
サイズ5:27~30センチ 

【色】
黒×水色

 

●「マレオアクション」3つの特徴

1.着け心地を追求した快適設計
タブと補助テープが付いているので着脱が簡単。着け心地を追求した設計です。

2.伸縮性・耐久性に優れたサポート力
伸縮性・耐久性に優れた独自の編みで高いサポート力を発揮。痛みを軽減します。

3.形状に合わせてフィットする高い快適性
くるぶし部分は特殊な編み方を採用した「快適サポートゾーン」。形状に合わせてフィットするので快適です。

 

使用目的
・弱った関節や軽度の捻挫などで足首の負担を軽減したい
・弱った関節や軽度の捻挫などで足のむくみを軽減したい

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

秘策は足首と足裏の「アーチ作り」にあり! 捻挫(ねんざ)の予防法を元サッカー日本代表トレーナーに聞いた

捻挫(ねんざ)とは足首や指などをひねり、関節部分が傷つくことで起こります。予防には、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?

 

元サッカー日本代表のアスレティックトレーナー、久保田武晴さんが「足首の捻挫」の原因や予防法について解説。また、アスリートが実践する捻挫予防の簡単ストレッチも紹介していただきました。

スポーツトレーナー/久保田武晴(くぼた・たけはる)さん
1968年生まれ、神奈川県出身。これまでにJリーグのガンバ大阪、東京ヴェルディ1969、横浜F・マリノス、サッカー日本代表のトレーナーを務める。現在は『くぼたスポーツ接骨院』の院長として、地域の方々の健康促進やケガ予防の指導、治療などを行っている。近著に『サッカー 勝つテーピングスキル 目的別完全マニュアル コツがわかる本』(メイツ出版)がある。

 

捻挫予防には「ストレッチ」と「サポーター装着」が効果的

———久保田先生はJリーグや日本代表のトレーナーとしてご活躍されてきましたが、サッカーの現場ではおもにどのようなケガが多いのでしょうか?

 

久保田「足首と膝に関するケガが多いです。打撲、骨折もありますが、とくに足首の捻挫が多いですね。症状が軽いものもあれば重いものもあります。重症の場合は、専属医師の方たちと協力しあいながら、ケガが完治するまでリハビリから一緒に行います。ケガをした選手がフィールドに復帰していく瞬間が、トレーナーにとって一番うれしいですね」

 

———足首の捻挫は、どうして起こるのでしょうか?

 

久保田「捻挫は関節のねじれが原因です。大きく分けて内側捻挫(ないそくねんざ)、外反捻挫(がいはんねんざ)の2種類があります。内側捻挫は足関節が強制的に内側へ曲がって(内がえし)、外反捻挫は外側に曲がって(外がえし)、靭帯が伸びたり損傷したりするものです。一般的に頻度が高いのは、内側捻挫ですね」

 

———捻挫をした場合、どのように処置すればよいでしょうか?

 

久保田「症状のレベルによって異なりますが、まずは安静にして痛めた箇所を動かさないようにしましょう。『これくらいは大丈夫だろう』と自己判断せず、病院に行って適切な処置を受けるのが大切です。必要に応じてサポーターやテーピングを使いながらリハビリを行い、完治を目指していきます」

 

———では、足首の捻挫を予防する方法はありますか? 例えば、アスリートの人たちが捻挫予防のために、普段から気をつけていることはなんでしょう?

 

久保田「人それぞれですが、日頃から足首のストレッチを行うとよいでしょう。足首にかぎらず、身体が硬いとケガにつながりやすい傾向にあります。あとは普段から足首のサポーターをつけるのも、捻挫予防に効果があります」

 

———ケガをしていなくても、普段からサポーターをつけたほうがいいのですか?

 

久保田「はい。固定力の低いサポーターをつけると、ケガ予防になります。逆に、硬め(固定力の高い)のサポーターはNGです。足首が硬くなったり、筋肉が弱くなったりするので気をつけなければいけません」

 

アキレス腱も足裏も「アーチ状」を目指そう

———足首のサポーターを選ぶ際、良い形・悪い形の見分け方はありますか?

 

久保田「足首は、アキレス腱がアーチ状に締まっている状態は“良い形”、反対にアキレス腱が締まっていない状態は“悪い形”といえるでしょう。サポーターも同様です。アキレス腱の部分がしっかりと締まったものを選ぶとよいでしょう」

 

――アキレス腱がしっかり締まっているサポーターを使うと、どのような効果が得られるのでしょうか?

 

久保田「例えば、アキレス腱を手でつまんで押さえてみてください。そうすると自然と足の裏に力が入るのがわかると思います」

 

――(実際に試しながら)確かに力が入りますね!

 

久保田「アキレス腱が締まっていると力が入りやすく、普段の歩行が安定します。それから土踏まずもアーチ状のほうがよいでしょう。足裏には踵から足の指の付け根にかけて、足底腱膜という繊維状の腱が膜のように広がっています。アーチ状の土踏まずは、地面に着地する際のクッションになります。足底腱膜の働きが悪いと、ケガにつながる可能性があるんですよ」

 

↑「足底にアーチがあると転倒などのケガ防止にもつながります。靴の中敷の下にアーチ状のサポーター(写真)を入れることをすすめています」(久保田さん)

 

———捻挫予防にはアキレス腱と足底に「アーチ」を作るのが大切なんですね。

 

久保田「そうです。普段から足底が盛り上がっている靴を履いているとアーチができるので、アーチ状の中敷きや、もしくは中敷きの下にアーチ状のサポーターを入れることをすすめています。ぜひみなさんも“アーチ”を意識して、健康的な生活を過ごしてください」

 

プロトレーナー・久保田武晴さん流
足首の捻挫予防に効く!「アーチ」を作るための簡単ストレッチ

足首の捻挫予防には、アキレス腱や足底の「アーチ」を作りが大切です。そこで久保田さんに「アーチ作り」のストレッチを紹介していただきました。健康のために、仕事の休憩時間などを利用してぜひ取り入れてみてください。

 

【足の指の曲げ・伸ばし】

「足の指の柔らかさが足首の柔軟性につながります。タオルを地面に置いて指だけでつかんでみましょう。ポイントは、じゃんけんの“グー”“パー”のイメージでゆっくりと大きく行うことです。毎日続けていると、足底の筋肉がついてアーチが作れます。スキマ時間で10回1セットを朝昼晩、1日3回を目安に行いましょう」(久保田さん)。

・目安=10回(1セット)


1.地面にタオルを広げて足を置きます。

 


2.ゆっくり大きく足の指全体を使いながらタオルをつかみます。

 

足首の捻挫などの痛みを緩和!
編集部おすすめ「足首用サポーター」3選

今回は、プロトレーナーの久保田さんに捻挫の原因や予防法、ストレッチを教えていただきました。スポーツの場面だけでなく、日常生活でも捻挫を起こす可能性はあります。そんな捻挫の予防に役立つのが、足首用サポーターです。そこでおすすめのサポーターを、編集部が3モデルピックアップしました。

 

チュアンヌ

チュアンヌ マレオアクション 足首サポーター

4378円(税込)

独自の生地を使用した、伸縮性の高い足首用サポーター。足首を柔軟に固定し、負担を軽減します。

 

ザムスト

ザムスト(ZAMST) 足首サポーター 

2530円(税込)

トップアスリートも愛用する足首サポーター。患部にぴったりフィットし、安定感を生み出します。

 

バウアーファインド

Bauerfeind(バウアーファインド)SPORTS ANKLE SUPPORT 足首用サポーター

8800円(税込)

装着時の動きやすさが特徴の足首用サポーター。8の字型のクロステーピングで足首全体を加圧・固定し、運動時の捻挫や怪我のリスクを軽減します。

 

取材・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

フランス製腰サポーター「チュアンヌ ロンバスキンV3」がデスクワークに最適な理由をスポーツ医療用具専門薬局に聞く

「長時間クルマの運転をしていると腰がツラい」「デスクワークをしていて腰が重い」。そんな症状で悩む人におすすめなのが、フランスの医療機器メーカー、チュアンヌが2021年8月にリリースしたプレミアム腰サポーター「ロンバスキン V3」です。

 

約30年前からスポーツ医療用具も多数ラインナップ取り揃えている小川町薬局の店主・石津俊一さんに、この「ロンバスキン V3」の特徴や、他サポーターとの違いについてチェックしていただきました。

 


小川町薬局 店主/石津俊一(いしづ・しゅんいち)さん
1889年に創業した小川町薬局の4代目店主。神田スポーツ店街の中心で、病院・クリニックの処方箋を調剤しているほか、約30年前からスポーツ医療用具も取り揃えており、長年多くのアスリートたちに愛されている。

 

【関連記事】“スポーツの街”の老舗薬局店主に聞く! リモートワークに最適な腰サポーターとは?

 

人間工学に基づいた設計で、腰を守ってくれる安心感がある

―――今年8月、フランスの医療メーカー・チュアンヌから腰用サポーター「ロンバスキンV3」が発売されました。小川町薬局さんの店頭にもさっそく置かれていますが、実際に手に取ってみた感想はいかがでしょうか?

 

石津「今回の『ロンバスキンV3』は、チュアンヌの良さが全面に出ているサポーターだと思います」

 

―――どのような部分が、チュアンヌの良さだと思われますか?

 

石津「作りがしっかりしていて、高級感があります。チュアンヌは医療器具メーカーなので、人間工学に基づいたデザインが特徴的です。素材や機能性にもこだわりを感じます」

 

―――「ロンバスキンV3」は、従来のサポーターと比べて10%の軽量化を実現しているんです。

 

石津「たかが10%、されど10%ですよね。チュアンヌのサポーターは総じて生地がやわらかく弾力性があって、しっかり腰にフィットします。それにデザインもオシャレです。この『ロンバスキンV3』は腰を守ってくれる安心感が段違いだなと感じます」

 

―――背部にある4本の「スチールバックプレート」についてはいかがですか?

 

石津「これのおかげで、腰がしっかり支えられているなと実感します。骨盤を立たせて、背骨を正しい位置に調整してくれますね。あとは、着脱が簡単なのもいいですよね」

↑腰をしっかりと支える『ロンバスキンV3』のスチールバックプレート。「これが骨盤を立たせて、背骨を正しい位置に調整してくれます」(石津さん)

 

自分好みの装着感にチューニングが可能

―――左右対称のデザインになっていて、正しい装着位置も確認しやすくなっています。

 

石津「なるほど。あと、このループもいいですよね!」

 

―――これはフィンガーループです。装着するときには人差し指・中指・薬指をこのループに入れて、ベルトを両手でしっかりと伸ばしながらマジックテープで留めます。

 

石津「自分の好みに締め付けの強さを微調整できるので、フィット感が全然違います。すごくいいですよね」

↑石津さんお気に入りのフィンガーループ。「締め付けの強さを微調整できるので、フィット感が全然違います」(石津さん)

 

―――あと、生地には通気性・耐久性・伸縮性に優れた素材を使用しています。長時間着用してもムレにくく、“皮膚感覚“で快適に過ごせます。ここも魅力の一つではないでしょうか。

 

石津「肌の上に直接着けることができるのもいいですね」

 

―――このサポーターはどのような方におすすめしたいでしょうか?

 

石津「腰痛で悩んでいる方はもちろん、長時間の運転やデスクワークにもおすすめです。ロンバスキンV3を着用すると腹圧が高まるので、座った時に背筋が伸び、正しい姿勢が保てます

 

――なるほど。在宅ワークなどリモートワークも含め、デスクワーク向きのサポーターなんですね。ちなみに、あえて良くない点を挙げるとしたら……?

 

石津「もう少し価格が安ければ……という感覚はありますね(苦笑)。ただ、実際に私も着用してみて分かりましたが、これまでのチュアンヌのサポーターと比べて、腰への安心感とフィット感が違います。実際に試着していただいたら、価格にも納得していただけるのではないでしょうか。当店(小川町薬局)は、チュアンヌのサポーターを扱っている都内で数少ないアンテナショップです。フィッティングルームもありますので、ぜひ一度試着してみてください」

 

“皮膚感覚”で着用できる腰痛緩和サポーター

チュアンヌ
チュアンヌ ロンバスキン プレミアム腰サポーター
1万4850円(税込)

肋骨と腰のラインにしなやかにフィットし、“第2の皮膚感覚”で着用できるプレミアム腰サポーター。リモートワークで腰が悲鳴を上げている方、急性・慢性の腰痛持ちの方におすすめです。

【スペック】
●サイズ(ウエスト)
サイズ1:60~80cm
サイズ2:75~95cm
サイズ3:90~110cm
サイズ4:105~125cm
●カラーラインナップ:ネイビー、ベージュ

 

「ロンバスキンV3」4つの特徴

1.10%の軽量化に成功したフィット感

従来の腰サポーターより10%の軽量化に成功した特許取得済みの生地(コンビテックス)を採用。装着していないかのような極上のフィット感を実現しています。

 

2.“第二の皮膚感覚”で着用できる高い快適性

耐久性・伸縮性・通気性に優れた生地を使用し、肌の上に直接装着できます。長時間着用してもムレにくく、”第二の皮膚感覚“で快適に過ごせます。

 

3.背骨を正しい位置に整える高い反発性

反発性の高いスチールバックプレートを採用し、肋骨と腰のラインにしなやかにフィット。骨を正しい位置に整えます。

 

4.座った姿勢でも快適に過ごせるデザイン性

人間工学に基づいたデザインを採用。座った姿勢でも変わらず快適に過ごせます。デスクワークによる腰への負担、脊柱管狭窄相などの痛みを和らげます。

 

●使用目的
・デスクワークによる腰への負担を軽減したい方
・急性腰痛・慢性腰痛に悩んでいる方
・脊柱管狭窄相などの痛みがある方

 

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

「スポーツの街」の老舗薬局店主が教えるデスクワークに最適な「腰サポーター」とは?

スポーツショップがひしめく神田小川町に、最新スポーツ医療器具を豊富に取り揃える薬局がある———そんな噂を耳にして早速、取材に赴きました。店内には、「スポーツ医療用具専門」の看板とともに、最新のサポーターなどが所狭しと並びます。ここ明治22年(1889年)創業の老舗薬局・小川町薬局は、なぜスポーツケア用品を豊富に取り揃えているのでしょうか? 4代目店主・石津俊一さんに、最新サポーター事情と併せて、話をうかがいました。

 

さらに、最後におすすめの「腰サポーター」もピックアップ。合わせてチェックしてください。

 

小川町薬局店主/石津俊一(いしづ・しゅんいち)さん

1889年に創業した小川町薬局の4代目店主。神田スポーツ店街の中心で、病院・クリニックの処方箋を調剤しているほか、約30年前からスポーツ医療用具も取り揃えており、長年多くのアスリートたちに愛されている。

 

薬局なのに、フィッティングルームも完備!?

――これほど豊富にサポーターを取り扱っている薬局は、初めて訪れました。扱うようになったきっかけは何でしょうか?

 

石津「サポーターの取り扱いを始めたのは約30年前です。小川町薬局は明治22年からずっと、ここ神田で営んでいますが、昭和30年代ごろから周りにスポーツショップ専門店が増えて、いつの間にか“スポーツの街”になりました。私も小さい頃からスポーツが好きだったこともあり、薬局とスポーツをうまく融合できないか、と思って、サポーターに着目したのです」

 

↑130年超の歴史を誇る小川町薬局。約30年前から、チュアンヌなど主要メーカーの最新サポーターを取り揃えている

 

――石津さんご自身も、なにかスポーツの経験があるのですか?

 

石津「いろいろなスポーツに関心がありましたが、とくにスキーは長くやっていました。スキーは膝のケガが多いスポーツです。私もケガをしたり、スポーツ用品店でアルバイトをしたりするうち、サポーターに興味を持つようになったんです。その後、もっとサポーターについて知りたいと思い、大学を卒業後、社会人アメリカンフットボール部(下部組織)でトレーナーアシスタントを経験したり、スポーツケアの本場ロサンゼルスやシカゴのスポーツショップなどを視察したりしました。まさに手探り状態で、最先端のスポーツケア用品を見て回っていました」

 

――アメフトチームのトレーナーアシスタントもされていたんですか?

 

石津「NATA(全米アスレチックトレーナーズ協会)の資格を持った有名な先生がいらっしゃって、その先生の講義に週1回のペースで通い、トレーナー学を学びました。スポーツ好きが高じて、サポーターやテーピングなどを取り揃えるようになったのです」

 

――お店にはアスリートのお客さんも多いのでは?

 

石津「はい、いらっしゃいますよ。スキーヤー、スノーボーダーが多いですね。次に多いのは、柔道の選手でしょうか」

 

――ところで、お店の奥にあるスペースはなんでしょう?

 

石津「フィッティングルームです」

 

――えっ!? フィッティングルームもあるんですか?

 

石津「そうです。フィッティングルームがある薬局は、たぶんうちだけでしょう(笑)。先ほどもお話したように、スポーツ用品店でバイトした経験から、サポーターを取り揃えるのなら、フィッティングルームは必要だと思いました」

 

↑店内に設けられたフィッティングスペース

 

――たしかに、通販ではサイズ感や装着感がなかなかわかりません。店頭だからこそ実際に着用して確かめられるので、買い間違える心配はありませんね!

 

石津「試着は大事です。お客さまには自分に合っているものをしっかりと選んでいただきたい。そんな思いから作らせていただいたのです」

 

――お客さんの反響はいかがですか?

 

石津「ひと通りサポーターを着けられる! とすごく喜んでいただいています」

 

コロナ禍で需要が高まる腰痛緩和サポーター

 

――現在、スポーツケア用品はどのくらいの種類を取り揃えているのでしょうか?

 

石津「数えたことはありませんが、チュアンヌさん、マクダビッドさん、ザムストさんなど、主要メーカーの商品はほとんど取り扱っています。新商品が発売されたら、必ず自分の目でチェックしています」

 

――最新のサポーターは、昔に比べてどのあたりが進化していると思われますか?

 

石津「いろいろな種類があるので、一概にどこが進化したとは言えません。ただ、ひと昔前のものに比べたら、どの商品も本当によくできています。そんななか、自分が良いなと思ったものを選んで置かせていただいています」

 

――現在の売れ筋はどういったものですか?

 

石津「最近の傾向として、とくに腰用サポーターを買われる方が増えています。コロナ禍で、デスクワークが多くなった影響が大きいですね」

 

――腰痛は社会人の共通の悩みですね。

 

石津「そうですね。デスクワークで座っている時間が長くなって、腰痛が出始めた、悪化したというお客さんは本当に増えています。実は私も腰痛対策として、長い時間デスクワークをする際は、かならず腰サポーターをつけるようにしているんです」

 

――“デスクワークに適したサポーター”はあるのでしょうか?

 

石津「あくまで私個人の意見ですが、“幅の広いサポーター”がデスクワークに向いていると思います。背筋の湾曲に沿って包み込み、正しい姿勢を維持してくれます。また、サポーターはフィット感が大事です。幅の広いサポーターはいろいろなメーカーから発売されていますので、できれば実際に試着して、自分に合ったものを選ぶことをおすすめします」

 

――こちらのお店に来れば、石津さんからアドバイスをいただけるのでしょうか?

 

石津「もちろんです! 例えば腰用サポーターの場合、ベルトが伸縮するタイプとそうではないタイプがありますし、腰やお腹への圧力のかかり具合をチェックしながら選ぶ必要があります。薬と同じで、人それぞれ症状は異なります。ぜひ一度お越しいただければ、いろいろとアドバイスさせていただきます」

 

編集部が見つけた、デスクワークに最適な「腰サポーター」4選

小川町薬局4代目店主・石津さんに、薬局を営むかたわら「スポーツ医療用具専門」としてスポーツケア用品を取り揃える理由や、最新サポーターの売れ筋ライン、試着して購入する必要性について、お話をうかがいました。石津さんによると、コロナ禍でデスクワークが増えたことで、腰痛に悩んでいる人が増えているようです。

 

そこで今回は、ビジネスパーソンのために、デスクワークに最適な腰サポータ―を編集部がピックアップしました。

 

チュアンヌ
チュアンヌ ロンバスキン V3 プレミアム腰サポーター
1万4850円(税込)

肋骨と腰のラインにフィットし、“第2の皮膚感覚”で着用できるプレミアム腰サポーター。リモートワークで腰が悲鳴を上げている人、急性・慢性の腰痛持ちの人におすすめです。

 

チュアンヌ
チュアンヌ ロンバファースト 腰サポーター
9900円(税込)

優れた伸縮性と肌触りの良さで快適な着け心地を実現した腰サポーター。人間工学に基づいたデザインを採用し、座った姿勢でも着用できるため、長時間のデスクワークにも最適です。

 

マクダビッド
ユニバーサル バックサポート
6820円(税込)

動きを妨げず、腰をしっかり支える圧迫サポーター。両サイドのナイロンメッシュが通気性・快適性を高め、本体裏面のノンスリップゴムがズレを抑えます。スポーツから日常生活までマルチに使えます。

 

ザムスト
ザムスト ZW-7 (腰用サポーター)
8690円(税込)

患部をしっかり固定できるハードタイプのサポーター。3Dバックパネルと腹腔圧上昇効果を高める2枚構造の補助ベルトにより、高い固定力を実現します。

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

ゴルファー必携! 親指や手首の痛みを緩和するチュアンヌ「リガフレックス リゾ」のグリップ矯正にも役立つ使い方とは?

ゴルフは、クラブを握る親指や手首などの関節に負担がかかるスポーツ。関節のケガや炎症を予防し、楽しくゴルフを続けたい。そんなゴルファーにとっておすすめなのが、フランス医療機器メーカー・チュアンヌの親指用サポーター「リガフレックス リゾ」です。

↑チュアンヌ「チュアンヌ リガフレックス リゾ 親指サポーター」左手用

 

今回は、ゴルフレッスンのプロである土手陸さんに、このチュアンヌ「リガフレックス リゾ」を着けるメリット、さらにグリップ矯正に役立つ使い方を解説していただきます。

レッスンプロ/土手 陸(どて・たいら)さん

1991年生まれ、広島県出身。24歳でゴルフを始め、現在は森守洋コーチが主宰する「東京ゴルフスタジオ」でアマチュアからプロまで幅広くレッスンを行い、さらに京都でも「ゴルフギアベースD-UP」の代表を務めている。研究熱心でスイングとギアに深い造詣を持ち、プレーヤーとクラフトマン、両視点からの指導に定評がある。

 

レッスンプロが教える!ゴルフで親指や手首が痛くなる原因と予防法
https://getnavi.jp/healthcare/654018/

 

締め付けを調整して自分好みの着け心地に!

―――今回、チュアンヌの親指用サポーター『リガフレックス リゾ』を用意しました。実際に着けてみていかがでしょう?

 

土手「うわっ、これはいいですね! 2本のマジックテープで締め付けの調整ができるので、フィット感が素晴らしいです。手首から親指の付け根を挟むようにして固定できるのもいいですね。ほかのゴルフ用サポーターもいくつか知っていますが、素材もつくりもしっかりしています」

 

―――親指の付け根部分には、特許取得済みのバネ式ワイヤーを使用しているので、患部を圧迫しないで固定できるようになっています。

 

土手「なるほど。ちなみに素材は何でできているんですか?」

 

―――裏地は通気性と抗菌性をもつ素材でできています。

 

土手「それだったら長時間着用しても大丈夫ですね。しかも軽い! 着けていて違和感がありません」

 

↑親指の動きをジャストフィットで抑える『リガフレックス リゾ』について語る土手さん。「痛みが消えてきたら、リハビリやグリップ矯正にも使えますね!」(土手さん)

 

リハビリやグリップ矯正にも使える!

―――ゴルファーには、親指や手首を痛めてしまう方が多いと聞きます。そうした方がこのサポーターを着けるメリットとして、どのような点が挙げられますか?

 

土手「親指や手首に痛みが出るおもな原因は、グリップを強く握りしめてしまうことです(下写真)。とくに親指に力を入れすぎるとスイングするたびに負荷がかかって、親指付け根の腱に炎症を引き起こします。このサポーターは、親指をしっかり固定し脱力させてくれるので、手首や親指にかかる衝撃を緩和してくれます」

 

―――痛みを放置することに、どのようなリスクがありますか?

 

土手「痛いのを我慢してプレーし続けると、日常生活に支障をきたすおそれがあります。痛みが引くまでは、このサポーターを着けて安静するのがいいでしょう」

 

↑「クラブのシャフトにのせた親指に力が入りすぎると、手首など関節への負担になります」(土手さん)

 

―――ちなみに、このサポーターを着けながらプレーできるのでしょうか?

 

土手「できますよ。痛みが消えてきたら、リハビリやグリップ矯正にも使えます! このサポーターを着けてゴルフクラブを握ると、親指に力が入らなくなります。脱力した状態でグリップを握るコツをつかむための矯正グッズとしても期待できるでしょう」

 

↑「親指や手首のケガをした方にはハビリ用として、親指に力が入ってしまいがちなゴルフ初心者の方にはグリップ矯正グッズとしておすすめです」(土手さん)

 

―――なるほど、そのような使い道もあるんですね!

 

土手「そうですね。このサポーターはぴったりフィットし、親指をしっかり固定してくれますね。通気性と抗菌性をもつ素材で作られているので、長時間着けることができます。ケガをした方にはリハビリ用として使え、ゴルフ初心者の方にはグリップ矯正グッズとして有効です。いろんな用途で使えるので素晴らしいと思います!」

 

親指の付け根の痛みを軽減するサポーター

チュアンヌ
チュアンヌ リガフレックス リゾ
親指サポーター(左手)
5500円(税別)※右手用もあります

親指 付け根の痛みを軽減するサポーター。手首の可動域を制限しないので、装着したまま仕事や家事などに取り組めます。2つのファスナーストラップで楽に着脱でき、サイズ調整も簡単。裏地に通気性と抗菌性に優れた生地を使用し、ムレずに快適に着用できます。

【スペック】
●サイズ(手首まわり)
・サイズ1:13~17cm
・サイズ2:17~23cm

 

機能に関する3つのポイント

1.親指の形状にフィットした特許取得済みワイパー

特殊なバネ式のワイヤーを使用し、親指にぴったりフィット。痛みをやわらげる位置でしっかり固定します。

 

2.痛む部分への圧迫を抑えた構造

親指に沿った開きのある構造が痛みのある箇所への圧迫を抑えます。指根関節症の治療に最適です。

 

3.長時間着けてもムレにくい通気性・抗菌性のある生地

通気性と抗菌性に優れた生地を使用しているため、長時間装着してもムレにくく、快適に過ごせます。

 

●使用目的
・親指の軽度の捻挫
・親指の付け根の痛み

・症状骨の周囲の関節症など

 

撮影協力/東京ゴルフスタジオ(東京都三鷹市北野4-5-41)
インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

レッスンプロが伝授! ゴルフで親指や手首を痛めない「脱力の技術」とは?

ゴルフをしていて「手首が痛くてクラブが振れない!」。そんな経験をしたことのある人も多いのではないでしょうか? ゴルファーにとって怖いのが、手首の付け根あたりが痛くなる「腱鞘炎」です。ひどくなるとクラブを振れなくなるばかりか、日常生活に支障をきたすおそれがあります。楽しくゴルフを続けるためにも、痛みの原因を知ることが大切です。

 

そこで今回は、レッスンプロの土手陸さんに、親指や手首が痛くなる原因と予防法についてお話をうかがいました。併せて、スキマ時間に簡単にできる親指・手首痛を予防するストレッチも紹介します。ぜひ参考にしてください。

 

レッスンプロ/土手 陸(どて・たいら)さん

1991年生まれ、広島県出身。24歳でゴルフを始め、現在は森守洋コーチが主宰する「東京ゴルフスタジオ」でアマチュアからプロまで幅広くレッスンを行い、さらに京都でも「ゴルフギアベースD-UP」の代表を務めている。研究熱心でスイングとギアに深い造詣を持ち、プレーヤーとクラフトマン、両視点からの指導に定評がある。

 

アマチュアゴルファーに手首のケガが多い理由

―――4月に、プロゴルファーの松山英樹選手がマスターズ優勝を成し遂げました。その松山選手も以前、手首を痛めて大会をリタイアしたことがありましたが、ゴルフで手首をケガする人は多いのでしょうか?

 

土手「たくさんいらっしゃいます。たまにプロの方もいますが、アマチュアの方が多いです。わたしのお客さんでも、指がしびれたり手首が動かなくなったりして、クラブを持てなくなった方がいらっしゃいました。どのスポーツでも同じだと思いますが、プレーするたびにどこか痛くなると、モチベーションの低下につながります。ケガをしないことが長続きの秘訣です」

 

―――そもそも、どうして手首を痛めてしまうのでしょうか?

 

土手「ゴルフは、クラブをスイングしてボールを飛ばすスポーツです。重みのあるクラブを持って、それを力いっぱいに振り抜くわけで、ショットの瞬間は、手首には大きな衝撃がかかります。ボールの芯を外したり地面を叩いたりすると嫌でも手首などへの負担になります」

 

―――特にどういった方が手首を痛めやすいのでしょうか?

 

土手「初心者に多いかと思います。始めたばかりの頃は、ボールの芯をうまく叩けないからです。私も最初は手のひらがマメだらけになりました(笑)。道具(クラブ)さえうまく振ることができるようになれば、余計な力を入れなくて済むため、ケガをしづらくなります」

 

―――例えば、間違ったフォームのままスイングし続けていると、手首や肘などに過度な負荷がかかって痛めてしまうと?

 

土手「はい、そうです」

 

―――サッカーの場合、選手によって蹴り方が違っていたり、野球の場合は人によってバットの持ち方やボールの投げ方も違ったりします。ゴルフの場合も、決まった“正しい”フォームやクラブの持ち方はないのでしょうか?

 

土手「ありません。体型に応じてその人に合ったギアやクラブの持ち方、フォームがあります。例えば、『スライスしてしまうんです』という悩みのある方がゴルフショップに行ったら、スライスしないクラブを勧められるでしょう。人のクセがあるぶん、正しいフォームやクラブも無限にあります」

 

―――なるほど。

 

土手「フォーム(スイング)とクラブは表裏一体です。私の場合、レッスンコーチと、クラフトといってゴルフクラブを作ることができます。両方できるのが強みです。例えば、手が痛い方だったらグリップの素材を柔らかいものに変えるだけで痛みが消える場合もあります。クラブを直したほうがいいのか、フォーム(スイング)を直したほうがいいのか。その人に合ったアプローチを探してあげることが大事です」

 

グリップを握る手首を痛めない「脱力の技術」

―――これからゴルフを始める方が手首を痛めないようにするには、どのような点に気をつけたらいいでしょうか?

 

土手「無駄な力を入れないで打つことです。特にフォロースルーなんて意識することはありません。アマチュアの方は、プロのスイングをYouTubeで見て1から10まですべて真似しようとします。しかしプロの力強いフォロースルーを真似すると、どうしても余計な力が入ってしまいます。フォロースルーはあくまでオマケとして考えてください」

 

―――具体的にはどのようにクラブを振ればいいのでしょうか?

 

土手「トンカチを叩くイメージで振るとよいでしょう。トンカチって手のなかで取手を締め殺したら使えないじゃないですか。ゴルフクラブも一緒です。ヘッドの重さを利用して大きな円を描いて釘を打ち込むように、クラブもトンカチを振り下ろすイメージでスイングしましょう」

 

―――たしかに、トンカチは手のなかで“緩み”を持たせながら叩きますね!

 

土手「もっというと、トンカチのヘッドと釘がインパクトする瞬間、腕からは力が抜けていますよね? 手首を固定したまま釘を打ったり、思い切り叩きすぎたりすると、衝撃がダイレクトに腕へと伝わってしまうからです。ゴルフの場合も一緒です。早く当てたい気持ちが強いとクラブのヘッドが前に出ていき、手首がつまって故障の原因になります。

実際に練習用のスイングバッグを利用し、正しいスイング(写真1)と間違ったスイング(写真2)を紹介します。クラブのヘッドがバッグに当たる瞬間の、手首の角度の違いがわかると思います。見比べてみるとさらに理解が深まるでしょう」

 

↑正しいスイング。トンカチを打つように手首のスナップを効かせながら、脱力した状態でクラブを振っています

 

↑間違ったスイング。早く当てたい気持ちが強いと、クラブのヘッドが前に出て手首がつまってしまいます

 

―――力を入れすぎなければ、グリップの持ち方も自由でいいですか?

 

土手「本当にテキトーが一番です。『グリップはこう持ちましょう』と教えられると、そればかりに集中して、本来一番大事にすべき『トンカチの動作』を忘れてしまいがちです。そもそも、トンカチもゴルフクラブも、グリップの先端は太くなっています。つまり、小指さえ引っかかっていれば、すっぽ抜けないようにできているのです。クラブのスイングは、振り子の原理です。この原理がわかっていれば、どんどん力が抜けていって、ほとんどグリップを握らなくても打てるようになるでしょう」

 

―――脱力した状態からインパクトの瞬間に最大限の力を伝える、まさに脱力の技術ですね。

 

土手「そうです。ゴルフでは、リラックスした状態と緊張した状態をコントロールできるのが一流選手です。脱力は、スポーツの共通テーマだと思います。みなさんも『振り子の原理』を意識し、余計な力が入らないスイングを目指しましょう」

 

レッスンプロ・土手陸さん流
スキマ時間にできる!親指・手首痛予防ストレッチ

親指や手首の痛みに悩んでいるゴルファーのために、レッスンプロの土手さんからスキマ時間にできる簡単ストレッチを紹介していただきました。パソコンやスマホを酷使するビジネスパーソンにもおすすめです。ぜひ試してみてください。

 

親指の付け根をほぐす

「ゴルファーにとって、クラブのグリップを握る手のストレッチは重要です。そこで、プロアマ問わず、私がゴルファーにおすすめしているのが、左右の親指の付け根をしっかりほぐすことです。親指の筋肉が固まってしまうと力んでしまい、腱鞘炎などのケガにつながります。ゴルフの練習前はもちろん、スキマ時間を使って朝昼晩、1日3回を目安に行いましょう」(土手さん)

 

・目安=1分間(1回)

1. 手のひらを広げます。親指全体の筋肉を反対の手の親指と人差し指ではさみ、痛みが出ない程度に付け根からほぐしていきます

 

2. 手の甲の部分もしっかりとほぐしていきます。最初から最後までゆっくりと行うのがポイントです

 

腱鞘炎などの痛みを緩和させる、編集部おすすめ「親指・手首用サポーター」4選 

親指や手首の痛みは、多くのゴルファーが抱える悩みです。ゴルフのレッスンプロである土手さんには、親指や手首が痛くなる原因、痛めないためのポイントとなるグリップの握り方、痛みを予防するストレッチを教えていただきました。

 

ゴルフだけでなく、パソコンやスマホなどを酷使する現代社会では、日常のなかでも腱鞘炎になるおそれがあります。そんなときに痛みをやわらげてくれるのが、親指用や手首用サポーターです。そこで今回は、腱鞘炎などの痛みで悩んでいる方に、おすすめのサポーターを編集部がピックアップしました。

(Amazon商品ページより)

チュアンヌ
チュアンヌ リガフレックス リゾ

親指サポーター(左手用・右手用)
各6050円(税込)

親指付け根の痛みを軽減するサポーター。手首の可動域を制御しないので、装着したまま仕事や家事などができます。2つのファスナーストラップで楽に着脱でき、サイズ調整も簡単です。

 

(Amazon商品ページより)

チュアンヌ
チュアンヌ リガフレックス プロ
手首ブレスサポーター
1万780円(税込)

解剖学に基づき設計された手首のサポーター。通気性が良く、軽い素材を使用しているため長時間装着しても苦になりません。

 

(ザムストオンラインショップより)

ザムスト
サムガード(親指用サポーター 左右兼用
5720円(税込)

お湯で温め、指に合わせて型をつけるフィット感に優れた親指サポーター。手首の動きを妨げないショートタイプです。

 

(Amazonサイトより)

メディ
マニュメドアクティブ イーモーション
スタビライザー付きリストサポーター
9900円(税込)

人体構造に沿った形状でフィット感のある手関節のサポーター。抗菌性・通気性に優れ、長時間着用できます。

 

撮影協力/東京ゴルフスタジオ(東京都三鷹市北野4-5-41)
インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

妊娠中の腰痛や産後のゆがみが緩和されるサポーター、チュアンヌ「ロンバマム」を骨盤矯正の専門家はどう評価する?

「妊娠中の腰痛や骨盤痛がツラい」「産後、体型がなかなか戻らない」。産前産後の女性の悩みは深刻です。腰への負担がかかり続ける妊娠中にケアが必要なのはもちろん、産後は出産によって骨盤が開いているため、しっかりケアしなければ体型が変わってしまう可能性も。

 

そんな悩みを抱えている女性におすすめしたいのが、フランス医療機器メーカー、チュアンヌのマタニティ用サポーター「ロンバマム」。

 

そこで、プロの整体師・中西良行さんに、このチュアンヌ「ロンバマム」をチェックしていただきました。

 

中西さんのもとを訪れる患者さんの約4割は、産後の体型変化などに悩んでいる女性だといいます。骨盤矯正を得意とする専門家として、そもそも産前産後にマタニティ用サポーターをつける効果とメリットから、解説していただきます。

整体師/中西良行さん

元DEEPライトヘビー級・ミドル級チャンピオン。柔道、ロシアの格闘技「サンボ」の選手を経て、総合格闘家に転身。2010年にDEEP初代ライトヘビー級王者、2014年にミドル級王者となり、DEEP史上初の2階級制覇を成し遂げた。2019年に引退。格闘家の活動の傍ら、横浜整体療術院の故・内藤森雄院長に弟子入りし、整体師として独立した。現在は出張専門の接骨師として、一般からアスリートまで骨盤矯正によるコンディショニングケアを行っている。

【関連記事】腰痛緩和と産後ダイエットに効果的!「骨盤を正しい位置に保つ」方法を「キック整体」の伝道師に聞く

 

一般的なサポーターよりも“つくり”がしっかりしている

―――今回、チュアンヌのマタニティ用サポーター『ロンバマム』を用意しました。実際に手に持っていただいた感想はいかがでしょう?

 

中西「サポート力が効いているし、触り心地もとてもいい。これまでいくつかマタニティ用のサポーターを見たことがありますが、ほかのサポーターと比べて“つくり”がしっかりしていますね。色も爽やかですし。素材は何ですか?」

 

―――木と竹由来の天然素材でできています。

 

中西「なるほど、触り心地がやわらかいわけですね。これなら、妊娠中の敏感な肌にも安心して使えます。それに、背中から腰にかけて支えている部分(縦幅)を広くしているのもポイントですね。よく考えられてつくられていると思います」

 

↑中西さんは「サポート力が効いているし、触り心地もとてもいい。つくりがしっかりしている」と評価。さっそくお客さんにおすすめしたいともコメント

 

―――背中とから腰にかけてサポートする部分が広いと、どのようなメリットがあるんですか?

 

中西「骨盤が安定するんです。妊婦の方は、お腹が大きくなるにつれて腰や骨盤に負担がかかります。すっぽりと腰回りをつつみながら、腰全体から骨盤を支えることが大事です

 

―――妊娠中は骨盤をうまく支えることが大事なんですね。

 

中西「はい。妊娠すると、女性の骨盤は徐々に開き始めます。お腹が大きくなると、身体のバランスを取るために“反り腰”になって、骨盤がゆがみやすくなります。骨盤がゆるんだ状態で生活すると、ひどい骨盤痛や腰痛に苦しむことになるので、普段から骨盤を正しい位置に保つことが大切なんです」

 

―――マタニティ用サポーターは、腰全体を支えて骨盤を正しい位置に保って生活するための補助的な役割というわけですね。

 

中西「この『ロンバマム』は、まさにその役割を果たしていると思います。腰痛の位置に合わせてサポーターのベルト部分を調整できるようになっているので、より効果的に腰をサポートできますね。さらに、お腹部分には付属のストラップがついているんですね」

 

―――はい。妊娠9〜10か月になってさらにお腹が大きくなっても、サポーターの補助ベルトの位置を変えることで調整できるようになっています。

 

中西「なるほど。あえて一体型にしていないのもポイントですね。一体型のサポーターはどうしても無理な締め付けを与えてしまいます。お腹に負担をかけないように配慮した設計で、とても女性のことを考えてつくられているなと思います」

 

―――マタニティ用サポーターは妊娠中だけでなく、産後ダイエットにも効果があるのでしょうか?

 

中西「あります。妊娠して出産したら骨盤は最大まで開きますが、その状態が続くと、骨盤のゆるみにつながります。骨盤がゆるむと、腰痛や骨盤痛などの症状だけでなく、お腹やお尻・太ももなに余計なお肉がつきやすくなるのです。出産後、骨盤が開いたままの状態にしないよう、しっかりケアして骨盤矯正すれば、確実にダイエットは成功しますよ」

 

―――ちなみに、産後ダイエットはいつから始めたらいいのでしょうか?

 

中西「私のお客さんの場合は、産後1〜2か月あたりから来られる方が多いですね。自己流で骨盤矯正するより、プロの整体師の方などに施術してもらいながら、『ロンバマム』のようなサポーターを使うことをおすすめします」

 

↑産後ダイエットにも効くロンバマム。「産後、骨盤が開いた状態のままだと体型が変化します。産後もサポーターを使いながらケアしましょう」(中西さん)

 

腰や骨盤の痛みを緩和するマタニティベルト

チュアンヌ
ロンバマム
1万9800円(税別)

産前産後の女性の多くが抱える、腰や骨盤の痛みなどの悩みをケアするマタニティベルト。人間工学に基づいて設定されており、縦幅の広いベルトでお腹・背中・腰をやさしく包み込んでサポートします。

脊髄を正しい位置に保ち、背面タブを引っ張るだけで誰でも簡単に装着できます。長短2種類のサポートバンドが付いているので、お腹の大きさに合わせて産前から産後まで自在に調整が可能。起き上がる際の痛みが軽減されます。裏地には天然素材の竹繊維の生地を使用。サラッとした肌触りで、ムレずに快適に着用できます。

 

【スペック】
●サイズ(腰まわり)
サイズ82〜125cm

 

機能に関する3つのポイント

1. 人間工学に基づいた設計で正しい姿勢へ

産前産後の腰痛の原因に考えられるのが姿勢の変化です。人間工学に基づき設計された「ロンバマム」は、一体型の芯が脊椎を正しい位置に保ちます。

 

2. 自在に調整できるサポートバンド&ストラップ

長短2種類のサポートバンドと追加ストラップが付いているため、お腹が大きくなってくる産前から産後まで自在に調整が可能です。

 

3. 好みのフィット感と抜群のサポート力

背面タブを引っ張るだけで誰でも簡単にベルトをフィットさせることができるため、お好みのフィット感を得られます。縦幅の広いベルトが腰痛周り・お腹周り・背中部分まで優しく包み込むようにサポートし、守られているような安心感があります。

 

●使用目的
・妊娠による腰痛
・妊娠による骨盤痛
・妊娠による骨盤靱帯痛


https://jp.thuasne.com/

 

【中西良行さんへの施術依頼はこちらへ】
基本料金:(税込・出張料込み ※遠方の方は要相談)
メール:naka198504@gmail.com

 

【商品に関する問い合わせ】
輸入元/株式会社ワン・パブリッシング(TEL:03-6854-3028)

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/泉山美代子

腰痛緩和と産後ダイエットに効果的!「骨盤を正しい位置に保つ」方法を「キック整体」の伝道師に聞く

「自慢のキックで骨盤を矯正する元格闘家チャンピオンがいる!」そんな噂を聞きつけ、さっそく突撃取材を敢行。イメージとは裏腹にやさしい笑顔で迎え入れてくれたのは、“キック”を利用して身体のコンディショニングケアを行うキック整体師・中西良行さん。慢性的な腰痛の緩和や、産後ダイエットなどに効果的と言われる内藤式骨盤矯正「キック整体」と、日常生活でできるケアについて、話をうかがいました。

 

整体師/中西良行さん

元DEEPライトヘビー級・ミドル級チャンピオン。柔道、ロシアの格闘技「サンボ」の選手を経て、総合格闘家に転身。2010年にDEEP初代ライトヘビー級王者、2014年にミドル級王者となり、DEEP史上初の2階級制覇を成し遂げた。2019年に引退。格闘家の活動の傍ら、横浜整体療術院の故・内藤森雄院長に弟子入りし、整体師として独立した。現在は出張専門の接骨師として、一般からアスリートまで骨盤矯正によるコンディショニングケアを行っている。

 

「キックで施術すると改善効果が3倍速」

―――中西さんの施術は、手だけではなく足で蹴って骨盤を矯正するそうですが、なぜ足を使うのでしょうか?

 

中西「一言でいうと、足のほうが改善効果が高いからです。通常、整体の仕事はおもに手技で骨格のゆがみを矯正し、筋肉や内臓のバランスを整えていきます。骨盤のゆがみを正しくするためには、どうしても力を入れる必要があります。通常、足の筋肉は手(腕)の筋肉よりも多く、力の差は3倍あると言われています」

 

―――つまり施術効果も3倍の違いがあると?

 

中西「その通りです」

 

―――3倍速で痛みが消えるのはいいですね! でも、骨盤を蹴られるのを想像しただけで痛そうです。

 

中西「いえいえ、そんなことはありません。もちろん足を使う施術に抵抗感があるのであれば、遠慮なくお申し付けください(笑)。ただ、患者さんからはそういったリクエストはほとんどありません。蹴っているのに痛い! と言われるより、楽になる! と言われます」

 

―――蹴ってありがたがられるお仕事って、なかなかありませんね。

 

中西「そうですね(笑)。私の場合は、手だけではなく足も使って施術するため、患者さんから“キック整体”と呼ばれています。もちろん素人の方がただ蹴ったら、骨盤を痛めることになりますから絶対に真似しないでください」

 

25年間の治療実績をベースにした内藤式骨盤矯正

―――そもそも、“キック整体”をどのように身につけたのですか?

 

中西「この施術との出会いは、今から10年前です。当時、私は総合格闘技の選手として活動していました。怪我がつきものの仕事ですから、日々、身体のメンテナンスに追われていました。そこで怪我予防もかねて、いい整体師を探していたところ、この治療を行っている先生を紹介してもらいました」

 

―――最初は中西さんも患者さんとして“蹴られる”立場だったんですね(笑)

 

中西「そうです(笑)。正直、最初は私も患者さんが蹴られる姿を見て怖かったです。でも、たった一度の治療ですごく身体が軽くなって、身体のゆがみが消えたのが実感できたのです。身体が軽くなって身体のパフォーマンスも上がって、翌年には日本チャンピオンにもなれました」

 

―――中西さんの人生を変えた先生というわけですね。

 

中西「大恩人です。その方は横浜整体療術院の内藤森雄先生さんといいます。残念ながら今はもう亡くなられていますが、横浜の三ツ境という場所で25年間、毎日朝5時から夜まで治療にあたっていました。アスリートの方やお年寄りの方、末期がん患者の方まで、いろんな慢性疾患や難病を持った方たちが日本中からいらしていました」

 

―――それはすごい!

 

中西「クチコミだけなのに、なかなか予約が取れなくて連日長蛇の列ができていました。そこで『たくさんの人を治したい』という思いから、足の力を使うようになった。内藤先生が生み出した施術なので、正式にはキック整体ではなく、“内藤式骨盤矯正”といいます」

 

―――なるほど。そういう経緯があったのですね。

 

中西「通いはじめた頃、お弟子さんを募集していたのですぐに弟子入りし、格闘家の活動の傍ら、内藤先生のもと必死に骨盤矯正の技術を教わりました。現在は私を含め、お弟子さんたちが先生の遺志と技術を受け継いで活動しています」

 

↑ヘルニア痛に悩むライターが「キック整体」を体験! 最初はキックの衝撃に驚いたものの、あれ、痛くない……。施術後は骨盤のゆがみが取れ、「腰が軽くなった」と感激

 

腰痛緩和と産後ダイエットに効果的な“骨盤矯正”

―――その伝説の先生から受け継いだ「内藤式骨盤矯正」。具体的にはどのような理論と効果があるのでしょうか?

 

中西「内藤式骨盤矯正は、簡単にいうと、『骨盤のゆがみを取り除けば身体の健康は維持できる』というものです。骨盤がゆがむと、慢性症状、難病などあらゆる不調の原因につながります。そうならないために、骨盤矯正が必要なんです」

 

―――常に骨盤が正しい位置にある状態で生活していれば、健康でいられるのですか?

 

中西「そうです。骨盤は身体の中心にある、身体の健康を支える基本(軸)です。人間の身体は、日常生活を送るうちにいろいろなクセが出てきます。それによって骨盤がゆがんだまま生活をしていれば、当然、慢性の腰痛にもつながります。骨盤を矯正すればほとんどの腰痛は解消できるでしょう」

 

―――骨盤を矯正すると、ダイエットにも効果があると聞きますが?

 

中西「そうですね。姿勢が悪くなると、胃腸などの内臓も正常に働かなくなります。逆に言えば、骨盤を矯正すれば、内臓の働きが良くなって代謝が上がり、すぐにダイエット効果も期待できるわけです。私がこれまで施術したお客さんも、すぐに効果が出ています。統計的には、一度の施術でウエスト2〜3センチは細くなっていますね」

 

―――たった一度の施術で痩せるんですか?

 

中西「背骨も真っ直ぐになるので姿勢もよくなり、すぐにヒップアップもします。美容の観点からみても、骨盤のゆがみを解消させるのはおすすめです。お客さんのなかには産後ダイエットに悩んで来られる方も多く、4割くらいは妊婦の方です」

 

―――なるほど! では、骨盤を正しい位置に保つために、普段の生活から気をつけるべきことはありますか?

 

中西「何もしないことです(笑)。身体を動かさなければ骨盤や骨格はゆがまないので、身体のクセは生まれません」

 

―――それでは生活できません……。

 

中西「それは冗談として、とくに気をつけていただきたいのは、骨盤や背骨が曲がる動作は避けるということです。『椅子に座るときは足を組まない』『座敷や板の間で横座りをしない』『寝っ転がってひじ枕をしない』『前かがみになって自転車に乗らない』などに注意しながら生活を送るように心がけましょう。パソコンやスマホも、前屈みになって姿勢が悪くなる原因になるので控えたほうがいいですね」

 

―――現代社会では、パソコンやスマホがないと生活も仕事もできません。どうしたらいいでしょうか?

 

中西「とにかく暇さえあれば、“上を向く”ことを意識してださい。胸を張り、天井を見るように頭を上げて上体を反らすこと。そうすれば、背筋が伸びて骨盤が立って姿勢が良くなります。それでも、もし骨盤や背骨がゆがんでいるなって感じた場合は、私のところにご連絡ください。キック一発で取り除いてさしあげます」

 

キック整体師・中西良行さん流
スキマ時間にできる! 腰痛緩和&ダイエットに効果的なストレッチ

腰痛やコロナ太りに悩んでいるビジネスパーソンのために、キック整体師・中西さんから誰でも簡単にできるストレッチを紹介していただきました。産後ダイエットに悩んでいる女性にも効果があるそうですので、仕事の休憩時間などを利用して試してみてください。

 

<身体の上体を反らす>

「インタビューでも少し触れましたが、正しい姿勢を保つには、身体の上体を反らすストレッチ運動がおすすめです。まず、胸を張って背筋を伸ばして立ちます。続いて両手をお尻の位置にあて、上体を反らしていきます。首やお腹が伸びているのを感じながら、できるだけゆっくりと行います。骨盤がゆがんでいると、長く時間、上体を反らすことができません。健康のバロメーターにもなりますので、スキマ時間を使って日常生活に取り入れましょう」(中西さん)

・目安=5回

 


1. 胸を張って背筋を伸ばして立ち、両手をお尻の位置にあててから始めます。

 


2. 両手の置く位置は「腰」ではなく「お尻」です。上体を反らす際も両手でお尻を押しながら行います。

 


3.頭を上げ、首やお腹が伸びているのを感じながら、上体をゆっくり反らしていきましょう。

 


4. 限界まで上体を反らしてから、ゆっくりと元の体勢に戻します。写真のように天井まで見ることができれば骨盤が正しい位置にあるといえるでしょう。

 

妊娠中や産後の腰・骨盤を日常的に支える「マタニティサポーター」

腰や骨盤の痛みは、デスクワークの多いビジネスパーソンのほか、産前産後の女性の多くが抱える悩みです。中西さんには、骨盤を正しい位置に保つ重要性と、骨盤を整えるための上体を反らすストレッチを教えていただきましたが、骨盤を日常的に正しい位置に支えてくれるのが、マタニティサポーターです。

妊娠してお腹が大きくなると、腰や骨盤に負担がかかります。サポーターをつけると、体型の変化によって生じる背中や腹部、腰の痛みを圧迫感なく和らげてくれるのです。今回は、妊娠中や産後の腰や骨盤の痛みで悩んでいる人のために、マタニティサポーターを編集部がピックアップしました。

↑マタニティサポーターは、姿勢を矯正して痛みを取り除きます

 

1. 妊娠中から産後までベルトを調整しながら腰をやさしくしっかりサポート

↑チュアンヌ公式サイトより

チュアンヌ
ロンバマム
1万9800円(税込)

フランスの老舗医療メーカー・チュアンヌ社の姿勢矯正マタニティベルト。人間工学に基づいて設定されており、縦幅の広いベルトで妊娠中のお腹・背中・腰をやさしく包み込んでサポート。脊髄を正しい位置に保ちながら、背面タブを引っ張るだけで誰でも簡単に装着できます。長短2種類のサポートバンドが付いているので、お腹の大きさに合わせて産前から産後まで自在に調整が可能です。

【スペック】
・サポ-ト部位:腰
・サイズ:腰回り(82〜125cm)
・色:白

 

2. 骨盤周りの3つのポイント(仙腸関節〜大転子〜恥骨結合)を環状にサポート

※ワコール公式サイトより

ワコール
産前産後兼用 骨盤ベルト
7150円(税込)

ワコール社の骨盤ベルト。骨盤まわりの3つのポイント(仙腸関節〜大転子〜恥骨結合)を環境に支え、産前・産後のゆるみがちな骨盤をサポートします。滑りにくいテープや背中部分にストレッチ素材を使用し、ズレにくいのが特徴です。

【スペック】
・サポ-ト部位:腰
・サイズ:S(82〜90cm)・M(87〜95cm)・L(92〜100cm)・LL(97〜105cm)
・色:黒・ベージュ・ピンク・ターコイズ

 

3. 大きくなったおなかを下から持ち上げるようにサポート

※犬印本舗公式サイトより

犬印本舗
妊婦帯 骨盤ベルトタイプ
4950円(税込)

犬印本舗社が提供する産前・産後用の骨盤ベルト。下から持ち上げるように支える設計のため、大きくなったお腹を締め付けたり圧迫したりしません。産前は身体のバランスの変化にともなう腰痛の痛みを緩和し、産後は骨盤関節のゆがみの回復を促します。

【スペック】
・サポ-ト部位:腰
・サイズ:M(85〜98cm)・L(90〜103cm)・LL(95〜108cm、※LLは税込5170円)
・色:黒・ピンク

 

【中西良行さんへの施術依頼はこちらへ】
基本料金:(税込・出張料込み ※遠方の方は要相談)
メール:naka198504@gmail.com

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

膝痛はサポーターで緩和! プロトレーナーがサポート力を評価するチュアンヌ「ゲニュアクション」の効果とは?

昨今のランニング・ブームも手伝って、現在お年寄りだけではなく、若い人たちの間でも“膝の痛み”を訴える人が増えています。となると必要になるのが、膝サポーター。老若男女問わず、膝痛を抱える人なら持っておくべきでしょう。

 

↑フランス発のプレミアムブランド、チュアンヌが自信を持ってお届けする「ゲニュアクション」

 

そこで今回おすすめしたいのが、チュアンヌ社の膝サポーター「ゲニュアクション」。プロトレーナーである稲田信幸さんに、その効果とメリットを解説していただきます。

 

プロトレーナー/稲田信幸さん

トレーナー歴25年。「ITRANERS conditioning & care」代表。鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師。アビスパ福岡、コンサドーレ札幌、静岡FC(現・藤枝MYFC)など、Jクラブでの経験も豊富。現在は名門大学サッカー部(関東大学リーグ所属)のチーフトレーナーも務める。一般からアスリートまでの個人コンディショニングケアも受け付けている。

【関連記事】
猫背を治せば膝痛が治る!? 膝痛予防のための注意点と簡単ストレッチをプロトレーナーが伝授!

 

ほかのサポーターとは違う“締め付け感”

―――今回、チュアンヌの膝サポーター『ゲニュアクション』を用意しました。さっそくですが、実際に手に持っていただいた感想を聞かせていただけますか?

 

稲田「まず実感したのは、伸縮性とサポート力がしっかり効いていることです。膝まわりがしっかりサポートされているのに、すごく優しく包まれている。膝への絶妙な“締め付け感”が気に入りました

 

↑着けた瞬間、稲田さんは「ほかのサポーターより“締め付け感”がいいですね!」と、サポート力の凄さを実感したと言う

 

―――稲田さんはプロトレーナーとしてご活躍されていますが、膝サポーターは、スポーツの現場でどのようなときに使っていますか?

 

稲田「我々が活動しているスポーツの現場では、おもに怪我を防ぐ目的でも利用しています。リハビリ中は再発と痛みが出るのを防ぐために、サポーターを着けて練習するようにしています。テーピングを巻いても同じ効果はありますが、テーピングの場合、毎回千円以上かかってしまいます。コスト的な負担を考えても、怪我をした選手たちにはサポーターを1つ用意しておくように、と言っています

 

―――例えば、一般人の方が膝の痛みを感じたとき、サポーターを着けることでどのような効果が期待できますか?

 

稲田「痛みを軽減できます。サポーターは“筋肉の代わり”として膝を支えてくれるものなので、膝の動きを制限することで『膝の痛みを軽減する』という働きがあるのです。立ったり歩いたり、階段の上り下りなどのときに、膝の痛みを感じにくくなる効果が期待できます。まさに、サポーターは健康的な生活を送るための“補助”をしてくれるものです」

 

―――素朴な質問ですが、サポーターをずっと着けながら生活してもいいのでしょうか?

 

稲田「それはおすすめできません。なぜなら、ずっとサポーターを着けていると、筋肉が衰えてしまいます。ですから、移動するときはデイリーユースで使って、家にいるときはサポーターを取り外して生活するといったように、膝まわりの筋肉が衰えない程度に、使用する時間を減らすように心がけたほうがいいでしょう」

 

―――なるほど、そうだったんですね。

 

稲田「とくに、中高年になると膝まわりの筋肉が衰えて、膝の痛みで悩んでいる方が多いと思います。中高年になると膝まわりの筋肉が衰え、さらに膝の軟骨と呼ばれる部分が老化とともにすり減ります。しかも軟骨は一度すり減ったら元には戻りません」

 

―――筋肉の衰えは切実な問題です……。

 

稲田「ですから、膝の痛みを緩和させるためには、膝まわりの筋肉を鍛えることが大切なんです。ただ、膝の痛みが起きないようにトレーニングを行なうのは、大変な作業になります。トレーニングでも日常生活でもうまくサポーターを活用して、膝をいたわることが大事になります。そうした膝の痛みをケアするうえで、サポーターが有効なんです

 

膝がやさしく包まれる「快適サポートゾーン」に感動!

―――話題をチュアンヌの膝サポーター「ゲニュアクション」に戻します。ほかのサポーターと比べて、この「ゲニュアクション」はどんなところが優れていると思いますか?

 

稲田「膝のお皿の部分のフィット感がいいですね! “膝小僧”全体がスッポリとやさしく包み込まれるので、膝がぐらつかないし、本当にしっかりとした安定感を得られます。そこがほかのサポーターとの違いであって、このサポーターの一番の特徴でしょう」

 

↑「膝が安定する感じがするのはコレがあるからなんですね!」と、稲田さんはサポーターを裏返して「快適サポートゾーン」に感動した様子

 

―――それって「快適サポートゾーン」と呼ばれる機能だそうです。

 

稲田「しっかりと考えられていますよね。それと、上の部分(太もも側)はサポート力があるのにゆったりとした作りになっていて、逆にブルーの下の部分(ふくらはぎ側)はしっかりと固定されていて、ずれ落ちない。“着脱しやすくてずれにくい”というのは、サポーター選びにとって大事なポイントなんですよ。本当によくできています」

 

―――この『ゲニュアクション』は、どのような患者さんに適していると思いますか?

 

稲田「『ゲニュアクション』はリハビリしているアスリートはもちろんですが、とくに膝の慢性的な痛みで悩んでいる患者さんに適しているでしょう。とくに中高年の方は年齢とともに筋肉が衰えるので、膝のねじれやグラつきが起きてしまいます。このサポーターをつければ、そうしたねじれやグラつきによる痛みも和らげてくれる効果が期待できるでしょう」

 

↑伸縮具合を何度も確認する稲田さん。「(上の部分は)すごくストレッチが効いていて、太ももへの圧迫感がないのも着けやすさの理由ですね」

 

―――最後に、膝の痛みに悩んでいる方が『ゲニュアクション』を着けるメリットについて教えていただけますか?

 

稲田「このサポーターを着ければ、膝の痛みの緩和や膝のグラつき、転倒防止などの効果も期待できるでしょう。とくにこの『ゲニュアクション』は着け外しが楽ですし、締め付け感(サポート力)がしっかりしているので、十分にそうした効果を得られると思います」

 

――今日は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

 

1. 弱った関節による膝の痛み、軽度の膝関節捻挫に!

膝関節を適切にサポートし、負担を軽減してくれる、フランス・チュアンヌ社の伸縮性膝固定サポーターです。膝蓋骨部分(膝の丸い部分)や大腿部、側部など部位によって編み方を変えているため、膝の可動域を狭めることなく、適度に固定できます。急な痛みにも慢性的な痛みにも対応し、階段の登り下りや立ち上がりも楽になります。リハビリ作業を行なう際にも邪魔にならずにサポートしてくれる優れモノです。男女・左右両用。

【商品情報】
チュアンヌ
ゲニュアクション
5478円(税込)

【スペック】
●サイズ(膝まわり)
サイズ1:32〜34cm
サイズ2:35〜37cm
サイズ3:38〜41cm
サイズ4:42〜45cm
サイズ5:46〜49cm
サイズ6:50〜53cm
●材質
ポリアミドスパンデックス

 

機能に関する3つのポイント

1.最高レベルのサポート力と伸縮性
サポーターのサポート力の目安となる圧迫力クラス1〜3でレベル3(約23mmHg/30hPa)の伸縮性素材を使用しています。

2.解剖学的デザインのニット
“膝の皿”と呼ばれる膝蓋骨(しつがいこつ)と膝窩(しっか)という膝の裏にあるくぼみを快適にする解剖学的デザインのニットを採用。

3.快適サポートゾーン
膝蓋骨(しつがいこつ)部分に快適サポートゾーンを設置し、膝窩(しっか)部分には特殊編み素材を使用して“たるみ”を低減します。

●使用目的
・痛みを伴う関節や弱った関節(開度の捻挫など)を柔軟にサポート。
・固有受容性効果の向上をサポート。

 

2. スポーツからリハビリまで! 膝の痛みが強い人に

世界のプレミアムブランド・チュアンヌの膝サポーターシリーズより、膝関節まわりの障害予防・治療後のリハビリやスポーツまで対応する、膝用サポーターが登場。生地は通気性と汗の発散性に優れているため、長時間でも快適に着用可能です。また、特殊構造のシリコンパッドを搭載。伸縮性に優れたニット生地との組み合わせにより、「歩く」「走る」といった日常の動きからマッサージ効果を得られます。膝裏には3Dニットを使用し、膝を曲げたときの違和感が少なく、ピッタリとフィットするのでスポーツからリハビリまで幅広く使用できます。男女・左右両用。

【商品情報】
チュアンヌ
ゲニュプロ
1万780円(税込)

【スペック】
●サイズ(膝まわり)
サイズ1(S):31〜33cm
サイズ2(M):34〜36cm
サイズ3(L):37〜39cm
サイズ4(XL):40〜42cm
サイズ5(XLL):43〜45cm
●材質
前側=レーヨン52%・ポリエステル37%・ポリウレタン11%
内側布=綿92%・ポリウレタン8%
後側=レーヨン52%・ナイロン16%・ポリエステル16%・ゴム糸14%・ポリウレタン2%
※左右の補強材には金属を使用しています。

 

機能に関する3つのポイント

1.特殊構造のシリコンパッド&ボーン
膝頭にはY字にO字を重ねた形のシリコンカバーを採用。O字で膝頭を固定して膝のねじれを防止し、Y字で膝まわりの筋肉をサポートします。左右両脇には1本ずつ入ったコイル状のしなやかなスチールボーンが膝をしっかり支えます。

2.膝裏は3Dニット
裏部は屈伸しやすい蛇腹城の3D構造。「ゆるめ」の特殊編みで動きを妨げません。

3.伸縮性ニットで快適&強力サポート
前側は「きつめ」の編みで、筋肉を支えて膝への負担を軽減。後側は「ややきつめ」の編みで、筋肉の動きを妨げない締め付けでフィット感を高めています。

●使用目的
・膝関節の保護・固定に。
・膝の痛みが強い人に。

 

https://jp.thuasne.com/

 

【商品に関する問い合わせ】
輸入元/株式会社ワン・パブリッシング(TEL:03-6854-3028)

 

インタビュー・文/小須田泰二 撮影/我妻慶一

「山田君が鉛筆ちゃんと持ててる!」興奮したファンが大量ゲット!?

世間で注目を集めている商品が一目でわかるAmazon「人気度ランキング」。さまざまなカテゴリの注目商品がわかる同ランキングだが、商品数の多さゆえに動向を追いかけられていない人も少なくないだろう。そこで本稿では、そんなAmazon「人気度ランキング」の中から注目の1カテゴリを厳選。今回は「おもちゃ」のランキング(集計日:1月16日、昼)を紹介していこう。

出典画像:くもん出版公式サイトより出典画像:くもん出版公式サイトより

 

●1位「LUXON ドローン ミニドローン 小型 ドローン 2.4G 4CH 6軸ジャイロ ヘッドレスモード 玩具 プレゼント日本語取扱書付き 折り畳み式」

●2位「ベイブレードバースト B-103 ブースター スクリュートライデント.8B.Wd」

●3位「ベイブレードバースト B-102 ブースター ツインネメシス.3H.Ul」

●4位「妖怪ウォッチ 妖怪メダルトレジャー05 復活!大秘宝妖怪と歴戦のエンマたち!(BOX)」

 

オタクイベントの必須アイテムがランクイン!

●5位「【Amazon限定】MIX PENLa(ミックス ペンラ)PRO 24C ボタン電池式 キラキラベーシック Mサイズ(Amazon限定巾着仕様)」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

アイドルや声優などのイベントの会場をカラフルに彩るペンライトがランキングに登場。発光色を24色に変更することが可能で、色数やボタンを押す度に変わる色の順番もカスタムできる仕様となっている。

 

購入者からは、「色の種類が多いからこれ1本あれば充分楽しめる」「いろんな色に対応できて、ライブでブチ上がれた!」「色を事前に記録して、光らせたい色にすぐ変更できるのが最高」といった満足の声が。

 

1月は人気声優・水樹奈々の日本武道館ライブのほか、同じく武道館で開催されるアニメ音楽メディア「リスアニ!」のライブフェスなどペンライトが活躍するイベントが目白押し。万全の状態でイベントを楽しむために、ファンたちがペンライトを確保したのだろうか。

 

●6位「トミカ トミカプレミアム 25 キャデラック エルドラド ビアリッツ」

 

鉛筆の持ち方が独特な芸能人の手元に注目!?

●7位「こどもえんぴつ もちかたサポーター ES-10」

出典画像:Amazonより出典画像:Amazonより

 

正しく鉛筆を握れるようになるサポーターがランクイン。文字を書いている時の手元は意外と気になる箇所だが、ある芸能人の鉛筆の持ち方がネット上で話題になっている。

 

注目を集めているのは、ドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』でエリート警察官を演じるHey! Say! JUMPの山田涼介。ファンの間では以前から山田の鉛筆の持ち方が独特過ぎると話題になっており、1月13日に放送された同ドラマの第1話でも山田の手元が注視されていたようだ。

 

しかし山田は自身の考えをノートにまとめるシーンで、綺麗な鉛筆の持ち方を披露。山田の成長ぶりを見たファンからは「涼介ちゃん、鉛筆の持ち方が上手になってる! 練習したんだね。可愛い!」「山田君が鉛筆ちゃんと持ててる!!」と驚きの声が続出した。

 

鉛筆の持ち方を修正した山田に影響を受けたファンが、「もちかたサポーター」の購入に駆けつけたのかも!?

 

●8位「ちょうど良い大きさ 数字バルーン ゴールド 誕生日 ウェディング パーティーに (1)」

●9位「スイスイおえかき かく! きく! かぞえる! おしゃべりトーマス」

●10位「ディズニーキャラクターズ 天井いっぱい!! おやすみホームシアター」

 

ランキングは以上の通り。ライブイベントの必須アイテムから鉛筆の持ち方サポートアイテムまで、幅広い商品が注目を集めたようだ。今後の注目商品に期待したい。