とにかくタフなスマホ!高耐久&長寿命が魅力、シャオミ「Redmi Note 14 Pro 5G」

シャオミ・ジャパンは、耐久性とバッテリー性能を向上させたスマートフォン「Redmi Note 14 Pro 5G」を3月22日より順次発売。AIを活用したカメラ機能が豊富です。

記事のポイント

スマホは一度買うと、数年にわたる付き合いになる人が多いはず。AI機能はもちろん重要ですが、さまざまな場所に持ち運んで長く使ううえで、「高耐久である」点は譲れない要素では。4月20日までの期間中、Redmi Note 14 Pro 5Gを買うと、製品の急速充電に対応した67W充電器がもらえるキャンペーンを実施しています。なくなり次第終了なので、気になる方はお早めに。

 

アウトカメラは2億画素のメインカメラを含むトリプルレンズ構成で、光学式手ブレ補正(OIS)にも対応。夜景撮影や最大4倍のロスレスズームが可能です。Xiaomi Imaging Engineにより、AI消しゴムPro、AI画像拡張、AIボケ処理、AIカットアウトなど、AIを活用した撮影・編集機能も利用できます。

 

耐久性も特徴の一つです。ディスプレイにCorning Gorilla Glass Victus 2 を採用し、落下や傷に強い設計です。筐体もアルミニウム複合フレームや衝撃吸収フォームなどで保護されています。

 

「300回のローラー耐久試験」「3000回の圧縮試験」などの各種試験もクリアしており、IP68の防水防塵設計。水深1.5メートルで30分間の水没に耐えることができるとのこと。また、濡れた手でも操作できるウェットタッチテクノロジーも搭載しています。


5110mAhの大容量バッテリーを搭載し、バッテリー充電管理システムにより、バッテリーの劣化を効果的に遅らせることができる、としています。約4年間使用した場合でも、80%のバッテリー容量を維持できるそう。OSアップデートは最大3回、セキュリティパッチは4年間提供されるので、長期間安心して使えます。

 

そのほか、Google Gemini、Googleかこって検索にも対応しています。

 

シャオミ
Redmi Note 14 Pro 5G
価格: 8GB/256GBモデル:4万5980円(税込)、12GB/512GBモデル:5万5980円(税込)
カラー: ミッドナイトブラック / ラベンダーパープル / コーラルグリーン
販売チャネル: 量販店、Xiaomi Store、オンラインストア

シャオミとライカが共同開発した、2億画素望遠カメラ搭載!AI機能も豊富「Xiaomi 15 Ultra」

シャオミ・ジャパンは、ライカと共同開発したカメラシステムを搭載する最新フラッグシップモデル「Xiaomi 15 Ultra」を3月18日に順次発売。シリーズ初の大型イメージセンサーと、2億画素望遠カメラを含むライカ共同開発のクアッドカメラシステムを搭載し、撮影体験の頂点を目指したモデルです。

 

記事のポイント

カメラのような見た目のスマホです。そのデザインがあらわす通り、「より高品質な撮影体験」をスマホに期待している人にとっては見逃せない一台でしょう。バッテリーも大容量で、AI機能も豊富に搭載しています。

 

「Xiaomi 15 Ultra」は、ライカカメラ社のLEICA VARIO-SUMMILUX光学レンズを採用。大口径と優れた光学性能により、低光量下でも美しいディテール、優れた色再現、コントラスト、解像度を実現するとのこと。

 

特に注目は、業界最高レベルの焦点距離100mmを誇る、ライカ2億画素超望遠カメラです。1/1.4インチの大型センサーと、F値2.6の絞りを組み合わせることで、Xiaomi 14 Ultraよりも136%多くの受光性能を実現。撮影距離や明暗環境を気にせず、高品質な望遠撮影が可能です。

 

メインカメラには、5000万画素のSony LYT-900イメージセンサー(1インチ型)を搭載。ライカSummilux光学レンズとの組み合わせにより、F値1.63の絞り、23mm、28mm、35mmの可変焦点距離、14EVのハイダイナミックレンジを実現し、低照度下でも鮮明で忠実な画像を撮影できるそう。

 

ポートレートやストリート撮影には、70mmのフローティング望遠カメラが活躍。約10cmまでのテレマクロ性能も備え、細部までしっかり撮影可能。

「Xiaomi 15 Ultra」には、「Snapdragon 8 Elite Mobile Platform」が搭載され、前世代と比較してCPU性能が45%、GPU性能が44%向上。Xiaomi IceLoop冷却システムにより、写真・動画撮影、AI活用、ゲームなど、負荷の高い処理を求められた時も安定したパフォーマンスを発揮するといいます。

 

また、最新のXiaomi HyperOS 2を搭載。Xiaomi HyperCore、Xiaomi HyperConnect、Xiaomi HyperAIの3つにより、「快適な使用体験を提供する」としています。AI文章作成、AI音声認識、AI翻訳などの機能に加え、AI画像編集、AI画像拡張などのクリエイティブツールも機能に含まれます。

 

期間中、同製品を購入し、応募した人限定で「Xiaomi 15 Ultra Photography Kit Legend Edition」がもらえます。特徴的な赤い装飾リング、ファストショットモード、取り外し可能なサムサポートレストとレリーズシャッターボタン、67mmフィルターアダプタリング、2000mAhバッテリーを内蔵しています。

 

購入期間:2025年3月13日(木)~2025年4月15日(火)
応募期間:2025年3月18日(火)~2025年4月22日(火)
応募サイト

 

シャオミ
Xiaomi 15 Ultra
価格:16GB/512GBモデル:17万9800円(税込)、16GB/1TBモデル:19万9800円(税込)
カラー: シルバークローム / ブラック / ホワイト

シャオミ、AI機能搭載の「Xiaomi Pad 7」シリーズ!高性能タブレットを、早割なら5万円未満で買える

シャオミ・ジャパンは、高性能タブレット「Xiaomi Pad 7」シリーズを3月13日より順次発売。3.2Kの高解像度ディスプレイ、高性能チップセット、豊富なアクセサリーで、エンターテインメントからビジネスまで幅広く活用できるのが特徴です。

記事のポイント
高性能でありながら、価格は上位モデル(Pro)でさえ9万円を下回るコスパの良さ。Xiaomi Pad7にもXiaomi Pad7 Proにも、最新のHyperOS 2を搭載しており、リアルタイム翻訳やAI電卓、AIアートなど、AIを活用した便利な機能を利用できますよ。

 

Xiaomi Pad 7シリーズは、3.2K解像度(3200×2136)の約11.2インチディスプレイを搭載。最大144Hzのリフレッシュレートに対応し、資料作成などはもちろん、動画視聴やゲームも滑らかに楽しめます。

 

厚さ6.18mm、重さ500gの薄型軽量ボディに、8850mAhの大容量バッテリーを搭載。長時間の使用でも安心です。67W(Xiaomi Pad 7 Pro)または45W(Xiaomi Pad 7)の急速充電に対応し、短時間で充電できます。

 

また、フォーカスキーボードやフォーカスペンなどのアクセサリーが豊富に用意されています。キーボードを装着すれば、ノートPCのように快適に文字入力が可能。フォーカスペンを使えば、イラスト制作やメモ書きもスムーズに行えます。

上位モデルのXiaomi Pad 7 Proには、光の反射を抑えるMatte Glass Versionモデルも用意。日差しの強い場所でも画面が見やすく、メモ書きやイラスト制作にも難がありません。

 

またSnapdragon 8s Gen 3 Mobile Platformを搭載し、高い処理性能を実現。動画編集やゲームなど、負荷の高い作業もスムーズに行えます。3200万画素のフロントカメラと5000万画素のアウトカメラは、オンラインミーティングや資料撮影に便利です。

 

Xiaomi Pad7は、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platformを搭載。仕事や学習、エンターテインメントなど、あらゆる場面においてバランスの取れたパフォーマンスを発揮します。

 

シャオミ
Xiaomi Pad 7 Pro
8GB/128GB版:6万7980円(税込)
12GB/512GB版:8万1980円(税込)
Matte Glass Version(12GB/512GB版):8万4980円(税込)

Xiaomi Pad 7
8GB/128GB版:5万4980円(税込)(早割価格:4万9980円(税込)※3月13日~3月31日)
8GB/256GB版:6万4980円(税込)

 

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シャオミ初のWi-Fi対応ワイヤレスイヤホン!高音質&ノイズ遮断性にも優れる「Xiaomi Buds 5 Pro」

シャオミ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5 Pro」を3月13日に発売しました。

↑エレガントで洗練されたデザイン

 

記事のポイント

より上質なサウンドをじっくり味わいたい人はWi-Fi版(ブラック)にご注目。Wi-Fi対応のワイヤレスイヤホンは、設定の手間こそBluetoothよりかかりますが、音質や接続の安定度では上回ります。そのほか、仕事の効率向上をサポートする機能も豊富に搭載しています。

 

上質なオーディオ体験を提供するために、パワフルな同軸トリプルドライバーを搭載。11mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーにより、パワフルな低音とワイドな音域を楽しめるとのこと。PZTツイーターはクリアな高音を、プラナーは広いサウンドステージを再現します。

 

前モデルからノイズリダクションの深さが55dBにアップグレードされ、ノイズ遮断性に優れています。環境や好みに合わせてノイズキャンセリング強度を調整できます。

aptX Losslessオーディオ、LE Audioに対応し、Bluetooth版で最高48kHz/24bitの伝送が可能に。「高音質・低遅延・低消費電力を実現した最高のロスレスオーディオ」を堪能できるそう。Wi-Fi版では初のXPAN Wi-Fi Technologyを搭載し、Xiaomi 15 Ultraとの組み合わせにより安定した接続を提供します。

 

そのほか最大4時間のボイスレコーディング、接続したXiaomiスマートフォンのシャッター操作、ボイスアシスタントの起動ができます。20言語のAI翻訳と文字起こし機能も搭載し、ビジネスシーンでも活躍します。

※Xiaomi Earbudsアプリのダウンロードが必要です

 

オーディオテストで個々人の耳の形状や頭の動きを分析し、カスタマイズされた音響体験を提供。音楽モードではスタジオで聴く生演奏、ビデオモードでは映画館気分を味わえます。

 

人間工学に基づいた設計と5.6gの軽量性により、長時間装着していても快適です。

 

シャオミ
 Xiaomi Buds 5 Pro
市場想定価格:Wi-Fi版(ブラック)2万7980円(税込)/Bluetooth版(チタングレー・ホワイト)2万4980円(税込)

・アマゾン 商品ページはこちら 

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明るさ400ISOルーメンで高精細な映像を投影!「Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro」で自宅が映画館に

Xiaomi(シャオミ)は、400ISOルーメンの明るさを実現した「Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro」を2月25日に発売しました。

 

スリムかつシンプル設計の新型モニター「Xiaomi 2Kモニター A27Qi」も同日に発売。

↑Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro

 

記事のポイント

「Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro」は高画質である点はもちろん、Dolby Audioのプロフェッショナルグレード認定を受けた5Wフルレンジスピーカーを2ユニット内蔵しているため、音質も〇。自宅で映画館のような体験をしたい人は注目です。

「Xiaomi 2Kモニター A27Qi」はVESA規格(75×75mm)に対応しているので、好きなレイアウトで設置できる便利なモニターです。複数画面をつなげれば、臨場感たっぷりに!

 

高精細な映像を大画面に投影できるスマートプロジェクター

1月に発売された「Xiaomi スマートプロジェクター L1」より、さらに明るくなったポータブルなプロジェクターです。400ISOルーメンの輝度と、リアルな色出力を可能にする1080p HD解像度、さらに完全密閉型光学エンジン搭載により、高精細な映像を楽しめます。

 

Google TV内蔵で、1万以上のアプリと40万本以上のコンテンツに対応。Googleアシスタントによる音声操作も可能です。

 

デュアルループ冷却システムにより効率的に放熱し、熱放出時の静音性も向上させ、コンテンツへの没入感を妨げないように配慮。デザイン面でも、インテリアを邪魔せず部屋になじみます。

 

自社開発のアルゴリズムを搭載しており、小さな部屋や複雑な間取りであっても好きな場所に設置可能。垂直・水平台形補正、フォーカス調整、スクリーンサイズに合わせて投影サイズを調整するスクリーンフィット、投影時に障害となる物体を感知し映像をリサイズする障害物回避など、4つの自動補正機能を備えています。

 

Xiaomi スマートプロジェクター L1 Pro
重量:2.0kg
市場想定価格:3万9980円(税込)

 

鮮明で自然な画像を表示できる、スリムなモニター

↑Xiaomi 2Kモニター A27Qi

 

「Xiaomi 2Kモニター A27Qi」は、最大視野角178度、解像度2560×1440のIPSハードスクリーンで、色深度は1670万色と鮮明でナチュラルな画像表示が叶うモニターです。画面占有率90%の超スリムベゼルで、集中を妨げられずに作業に集中できるのもうれしいポイント。

 

リフレッシュレートは最大100Hzに対応。ラグやフリーズが効果的に軽減されるため、作業効率が向上するだけでなく、ゲームや動画コンテンツを楽しむ際もダイナミックで滑らかな映像に没入できます。

 

DC調光技術による画面のちらつきの低減に加え、低ブルーライト設計により、長時間の作業やゲームプレイにおける目への負担を軽減するとのこと。

 

インターフェースはDisplayPort 1.4、HDMIを搭載。VESAマウント(75x75mm)にも対応しており、モニターアームなどに取り付けて利用できます。

 

Xiaomi 2Kモニター A27Qi
画面サイズ:27インチ
市場想定価格:1万8980円(税込)

メカっぽいモバイルバッテリー! シャオミ史上最大出力「Xiaomi 212W HyperCharge Power Bank 25000mAh」

Xiaomi(シャオミ)は、最大合計出力212Wのマルチポートを搭載したモバイルバッテリー「Xiaomi 212W HyperCharge Power Bank 25000mAh」を2月25日に発売しました。Xiaomi公式サイト、Xiaomi公式楽天市場店、Amazon.co.jpなどで購入できます。

↑Xiaomi 212W HyperCharge Power Bank 25000mAh

 

記事のポイント

表面が透明で、機械的な内部が見えるユニークなデザインが目を引きます。ただカッコいいだけでなく、充電状況がわかりやすく表示されるので、使い勝手も〇。重さはそこそこありますが、外出先でのデバイス利用が多いユーザーにとって、頼もしい製品でしょう。

 

「Xiaomi 212W HyperCharge Power Bank 25000mAh」はスマートフォン、タブレット、ノートPCなど、複数のデバイスを3台同時に急速充電できます。単ポートでは、PD3.1に対応したケーブルを使うことで最大140Wの出力、デュアルポート使用時は、65W+120Wの最大合計185Wを供給するとのこと。

 

5000mAhのセルを5つ搭載した、25000mAhの大容量バッテリー。使用時にボタンを2回押すと低電流放電モードにも切り替え可能で、イヤホン・スマートウォッチなども簡単に充電できるそう。

 

カラーディスプレイでバッテリー残量や充電速度などのステータスを直感的に確認できます。USB-Cポートは最大100Wでのモバイルバッテリー本体充電に対応し、約2.5時間で充電完了。温度保護機能、短絡保護機能、リセット保護機能なども備えています。

 

Xiaomi 212W HyperCharge Power Bank 25000mAh
価格:1万2980円(税込)
製品重量:630g

ハイエンド級スマホで、約5万円とコスパ良し! ゲームや動画体験を高める、シャオミ「POCO X7 Pro」

シャオミ・ジャパンは、ハイエンド級のチップセットを搭載したスマートフォン「POCO X7 Pro」を2月12日に発売しました。POCO X シリーズは日本初投入です。

 

記事のポイント

昨今は、専用機ではなくスマホでばかりゲームをするようになった、という人も少なくないのでは。ハイエンドチップによる機能の高さはもちろん、従来のVC冷却技術より効率が高いクーリングシステムが、ゲーム時のスマホのピークパフォーマンスを最大限に維持してくれるそう。しかも価格は8GB/256GBで5万切り、とコスパも良し。スマホゲーマーは注目の一台です。

 

オールビッグコアCPUアーキテクチャ、フラッグシップレベルのGPU、業界最先端のAIエンジンを採用した、最新のハイエンドチップ「MediaTek Dimensity 8400-Ultra」を日本初搭載しているとのこと。

 

また、POCO Xシリーズ初搭載の「WildBoost Optimization 3.0」機能により、ゲームプレイ中のより安定したフレームレート、ディスプレイ輝度、高パフォーマンス、そして低電力消費を実現しているといいます。

 

6.67インチの1.5K(2712×1220) CrystalResディスプレイが、ゲームプレイも動画視聴においても没入感を高めます。最大輝度3200nitsを実現する発光素材を採用し、リフレッシュレートは最大120Hzに対応。16000レベルの明るさ調整や、1920HzのPWM調光が長時間使用や夜間での使用時に目を保護するとのこと。

 

ボディは、ブラックとグリーンが約160.75×75.24×8.29mmで195g、イエローが約160.75×75.24×8.43mmで198g。スリムながら、POCO Xシリーズ史上最大の6000mAhのバッテリーを搭載しています。1600回の充電サイクル後も80%の容量を維持する、長寿命設計です。90Wハイパーチャージにより、約42分(※)で 100%まで急速充電可能。

※ このデータは Xiaomi の社内ラボの試験によるものです。実際の結果は異なる場合があります。90W ハイパーチャージには同梱の Xiaomi 90W 充電器を使用する必要があります。

メインカメラには、約5000万画素のソニーのIMX882センサーを採用。F値 1.5の広い絞り値により、光の取り込みが大幅に向上しているほか、光学式手ブレ補正(OIS)搭載により、直感的なスナップショットが楽しめるそう。不要なオブジェクトを削除できるAI消しゴムProや、画角を拡げるAI画像拡張といったAI機能もあります。

 

シャオミ・ジャパン
POCO X7 Pro
市場想定価格:8GB/256GB:4万9980円(税込)、12GB/512GB:5万9980円(税込)
カラー:ブラック / グリーン / イエロー

ペットのニオイや抜け毛の悩みを一挙解消! 犬猫暮らしを快適にする最新家電

大切な家族の一員であるワンちゃん・猫ちゃんの幸せを考えた、“ペットファースト”な暮らしのお役立ちアイテムを紹介! ペットだけでなく飼い主の負担も減らし、おうち時間もお出かけ中も、ともに安心して過ごせる環境を整えよう。

 

今回のキーワードは「室内清浄」。ペットと暮らしていると、ペットの体臭やおしっこ・うんち臭、抜け毛などが気になりがち。清掃効率の高い家電を取り入れることで、いつでも清潔で快適な室内をキープできる。

 

トイレの下に敷くだけ! 多頭飼いでも健康状態を識別できる「ペットファースト」家電

 

安全性に配慮しながら、生活のニオイを強力脱臭

ペットがいる家庭では、室温管理や脱走防止のために窓を閉め切る機会も多いはず。そうするとどうしても空気がこもり、ペット臭など生活の中で発生するニオイが定着しやすくなってしまう。そこでオススメしたいのが、次亜塩素酸 空間除菌脱臭機「ジアイーノ」シリーズだ。

 

ジアイーノは、元々業務用として使われていた次亜塩素酸による高度な除菌・脱臭性能を備える。次亜塩素酸というと濃度によっては取り扱いに注意が必要だが、本機は人体や動物に害のないpH値と濃度に着目し、効果と安全性のバランスを重視。空間に放出される気体状の次亜塩素酸は、空気中の塩素ガスの環境基準(0.5ppm)よりも低い濃度となっている。F-MV5400には「集中クリーンモード」が搭載されているが、これも安全性に配慮した範囲内で濃度がアップ。来客前や調理後など、集中的に脱臭したいタイミングに便利だ。

 

さらに、花粉やハウスダスト、PM2.5などの空気中の微細な汚れから、ペットの抜け毛まで“集じん”する保護エレメント(HEPAフィルター)も搭載し、毎日の掃除の負担を軽減。次亜塩素酸によりカビ菌が発生しにくい“加湿”機能も備え、乾燥するこれからの季節にも最適な1台だ。

 

空間除菌脱臭機】布製品に付着した菌やニオイも、次亜塩素酸の力で除菌・脱臭

パナソニック
次亜塩素酸 空間除菌脱臭機 ジアイーノ F-MV5400
実売価格16万3350円(〜21畳/※1)

 

塩タブレットを投入することで生成される次亜塩素酸により、浮遊菌から付着菌まで除菌。脱臭効果も高く、調理臭などの一時的なニオイに加え、ペット臭などの発生し続けるニオイも脱臭する。加湿・集じんも可能な1台4役。

空気中を浮遊する菌を吸引し、本体内部で生成する次亜塩素酸水溶液で除菌(※2)。さらに、放出した気体状の次亜塩素酸が、付着菌も除菌する(※3)

 

次亜塩素酸の濃度を一時的にアップする「集中クリーンモード」を搭載。布製品などに付着した菌やニオイを集中的に除菌(※4)・脱臭(※5)

 

【エアコン】高濃度イオンでスピード消臭!進化したエコ自動運転も搭載

シャープ
プラズマクラスターエアコン Xシリーズ
実売価格14万9500円(AY-S22X/6畳用)~

 

CO₂濃度の上昇に応じて自動で室温を制御する「エコ自動運転」機能と、AIと連携した省エネ制御機能を搭載。5万個以上/cmまでイオン濃度を高めた「プラズマクラスターNEXT」が、菌やウイルスなどの作用を抑制し、付着したニオイを素早く消臭する。

スマホアプリ「COCORO AIR」との連携で、ペットモードに設定可能。ペットにとって快適な運転を行い、外出中も部屋の状態を通知してくれる

 

EDITOR’S RECOMMEND
消臭スピードがアップし、ペット特有のニオイも抑制

「従来のプラズマクラスター7000に比べ、消臭スピードが約2.6倍に。閉め切った室内でもペットの排泄物臭などが留まらず、イオンが風に乗って空気を浄化します(編集部)」

 

コードレススティック掃除機】シリーズ史上最軽量(※7) を実現! 毛が絡まず吸引力も持続する

東芝ライフスタイル
トルネオコードレス VC-CLW33
実売価格6万5780円

 

標準質量(※8)1.0kgの圧倒的な軽さを実現。床面に合わせてブラシの回転を制御する床見極めセンサーを搭載し、フローリングも絨毯もしっかりとゴミが取れる。デュアルトルネードシステムにより、吸引力が99%以上持続(※9)。

特殊編み込み加工を施した「からみレスブラシ」。絡みの原因となるブラシの根元に、髪の毛などが入り込みにくい構造になっている。

強力な気流でゴミを小さく圧縮。ダストカップは帯電防止加工(※10)でゴミが付着しにくく、ゴミ捨て時のホコリの舞い上がりも少ない。

 

EDITOR’S RECOMMEND
軽くて取り回しが良く、ゴミ捨ての手間も解消

「軽量かつ自走ヘッドでスイスイ掃除できます。ブラシに髪の毛などが絡まりにくく、ゴミが毛玉のようにまとまるので、抜け毛が多いペットのいる家庭にピッタリ!(編集部)」

 

布用洗浄機】吸引力はそのままに軽量化!布の汚れが水だけで落ちる

アイリスオーヤマ
リンサークリーナー ハンディタイプ RNS-B200D
実売価格1万7170円

 

同社のリンサークリーナー史上最軽量、約1.2kgのハンディタイプが登場。布製品の汚れに水を散布し、本機を滑らせるだけで汚れを強力に吸引する。DCブラシレスモーターを採用し、運転音が従来モデル比(※11)で約8db低減した。

細かい場所や高い場所の掃除もしやすい約60cnのバキュームホース付き。コードレス式なので、電源のない屋外や車内でも使える。

 

EDITOR’S RECOMMEND
ペットの吐き戻しや粗相を掃除したいときに活躍

「水や洗浄液を吹きかける機能は付いていませんが、コンパクトで気軽に手に取れます。ペットを飼っていると布の上に吐き戻しや粗相をすることも多く、あると便利!(編集部)」

 

除菌脱臭機】ニオイを上からキャッチ!壁に掛けられる除菌脱臭機

サンスター QAIS-air- 04A1J
実売価格3万2800円

 

独自の光触媒技術とUV光を使用した脱臭方式で、菌やウイルス、ニオイの原因物質を抑制。空気より軽いアンモニア臭を上から垂直吸引し、ニオイが広がるのを防ぐ。壁掛けができない場合は、専用スタンド(※6)で設置可能だ。

 

EDITOR’S RECOMMEND
省スペース&静音で設置場所を選ばない!

「ニオイが気になるペットのトイレやゴミ箱などの近くに省スペースで設置でき、運転音もとても静か。フィルター交換がなく経済的で、お手入れも簡単です!(編集部)」

 

編集部員がお試し!
ライター:保谷恵那 ニコ、テト

食いしん坊でケンカは負けなしのハチワレ猫・ニコと、遊ぶのが大好きでおしゃべりな黒猫・テトの保護猫兄弟。ともに4歳のオス。

 

室内環境だけでなく、「お出かけ」時のことにも気を配りたい。お留守番中のペットを見守ってくれるAIカメラから、一緒に外出する際のストレスを軽減するカートやキャリーまで、お出かけシーンの不安を解消するアイテムを紹介する。

 

編集部員がお試し!
ゲットナビ編集部:鈴木亮平、アビー

フレンチブルドッグの女の子、4歳。おやつと散歩が大好き。よくよく見るとTWICEのツウィに似ているのではと思う今日この頃。

 

高解像度カメラの見守りで、安心も癒しも同時に体感

留守中、ちゃんと過ごせているのだろうか。変なモノを口にしたりしてないかな。椎間板ヘルニアの手術をしてからというもの、ソファに飛び乗ったりして腰を悪化させていないか……外出するたびに、常に心配になっていた。そんななか、スマートカメラが悩みを解決してくれると聞き、高解像度でペット検出機能があるシャオミの「スマートカメラ C500 Pro」を使ってみることに。

 

まずはシャオミのスマートホームアプリ「Mi Home」を使って初期設定。アプリで画面を確認すると、500万画素の3K動画のため、画質はかなり良し。低照度の条件でもフルカラーの画像を撮影するので、1日を通して見づらいということはない。

 

結局、アビーは終始爆睡。たまーに起きて水を飲んだらまた眠る……。走り回ったりすることもなく、誰かが帰ってくるまで寝てる、そんな1日だった。でも自由気ままな姿に、また癒される。心配を軽減させてくれるスマートカメラ、癒しも十分に得られるのがイイ。これはオススメしたい。

画面を見ながら、上下左右気になるところをズーム。高画質なので、ちょっとした動きや表情も確認できる

 

ちなみに、スピーカーも搭載しており、留守番中の相手との会話なども可能。子どもやお年寄りが1人で留守番をしていて心配なとき、また緊急時などの会話に活躍してくれるはずだ。

録画したデータはクラウドまたはSDカードに保存可能。万が一誤飲などをしたときに原因を見つけることもできる。

 

スマートカメラ】広範囲でも指定エリアでも細部まで鮮明に記録できる

シャオミ
スマートカメラ C500 Pro
実売価格6680円

 

500万画素と3K解像度(※)の鮮明な画質を実現。音や動きを検知するAI検出機能では、広角の360度見守りに加え、最大6エリアの局所的な見守りも設定可能だ。ストレージはmicroSDカード、NAS、クラウドの3つに対応。
※:最大2960×1666ドット

アプリ「Mi Home」との連携で、各種設定のカスタマイズや双方向音声通話が可能。AIが異常を検出した際はプッシュ通知を受け取れる。

 

セキュリティ性能重視ならコレ!

スマートカメラ】最新のAIによる自動検知で、屋内外のセキュリティを強化

三井住友海上
MS LifeConnect AIスマートカメラ 屋内用 ADC-V523
3万4800円(本体) 月額1980円〜

 

損害保険会社が手掛けるセルフセキュリティのサブスクサービス。定期的な無償アップデートで常に最新の機能を利用でき、映像のクラウド保存も可能だ。屋外用カメラ(6万9700円)も同一アプリで管理できる。

最新のAIが人や動物などを見分け、設定したルールに基づいてスマホへ通知する。カメラを通じて、スマホから会話することも可能だ。

 

EDITOR’S RECOMMEND
動画をクリップ保存でき、防犯対策としても心強い

「1日のクリップ動画を短くまとめるハイライト機能があり、いつ何が起こったかを手軽に振り返れます。屋外カメラとの併用もでき、防犯対策としてもオススメ!(編集部)」

 

ペットカート】片手で簡単に折りたためて、収納しやすいコンパクト設計

GEX
OSOTO GRACE QC
実売価格2万6950円

 

本体バスケットごとワンタッチで折りたためる、犬猫兼用のペットカート。コンパクト収納かつ自立式で、クルマへの載せ降ろしや、玄関での保管がしやすい。リバーシブルハンドルなので、シーンに合わせてハンドルの向きを変えられる。

前輪とフレームの計4か所に、振動を吸収するサスペンションを搭載。でこぼこ道でも走行しやすく、ペットの負担も軽減する。

カートが使用できない場所での移動もラクなキャリーハンドル付き。荷物やペットを抱えながらでも、たたんだ状態で持ち運べる。

 

EDITOR’S RECOMMEND
快適な走行と使いやすさで外出のハードルが下がる

「片手で折りたためて、収納や持ち運びがスムーズ。走行に安定感があり、ペットと向き合うようにハンドル方向を変えれば、移動中もこまめに様子を確認できます(編集部)」

 

ペットキャリー】クルマ移動時の安全性と、ペットの負担軽減を両立!

OGK
ドライブペットキャリー PET-003
S:1万5620円 M:1万7270円

 

振動や急ブレーキ時のペットの負担を軽減するため、前面と底面に衝撃を約85%吸収するクッションを採用。ペットの飛び出しを防止するリードホルダーや、内側から開かないロックファスナーも備える。シートベルトで簡単に取り付け可能だ。

クルマだけでなく、自転車や徒歩移動にも便利な軽量設計。側面に3か所のベルト付きで、自転車のバスケットにしっかりと固定できる。

 

EDITOR’S RECOMMEND
軽量で折りたためるソフトタイプなのに丈夫!

「上部と左右が開閉し、ペットがスムーズに入りやすい仕様。ソフトキャリーながら丈夫で自立し、肩に掛けても変形しません。コンパクトに折りたためるのもイイ!(編集部)」

※価格はすべて税込 
※1:揮発した次亜塩素酸が一定濃度届く範囲の目安
※2:浮遊菌の場合、本体内の次亜塩素酸水溶液による、約6畳の密閉空間、約15分後の効果
※3:付着菌の場合、放出した気体状次亜塩素酸による、約21畳の居室空間、約12時間後の効果
※4:約21畳の居室空間における、約6時間後の効果
※5:脱臭効果は、周囲環境(温度・湿度)、運転時間、臭気によって異なる
※6:本体とのセットで実売価格3万6800円、単品で実売価格5500円
※「GetNavi」2024月12号に掲載された記事を再編集したものです

 

「見た目プレミアム」なモバイルバッテリー出た! ケーブル内蔵・急速充電対応のシャオミ新モデル

シャオミ・ジャパンは、ケーブル内蔵で急速充電にも対応した2種類のモバイルバッテリー「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」、「Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」、を2025年1月28日より発売開始します。

 

記事のポイント

「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」、「Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」2種類のモバイルバッテリーは、毎日の通勤や小旅行に適したコンパクトでパワフルなアイテムです。特に「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」は、表面にスマートカラーディスプレイを搭載しており、実用性と外観のインパクトを両立。どちらも内蔵ケーブルをストラップとして使えるのが便利かつユニークです。

 

「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」は、120W+45Wの同時最大出力で、4個のバッテリーセルを搭載し、2台のスマートフォンや、ノートPCとタブレットなど、2台のデバイスを同時に急速充電することができます。内蔵ケーブルはXiaomi 120Wハイパーチャージに対応し、スマート急速充電機能を搭載したXiaomi/Redmiスマートフォンで使用すると、デバイスの最大充電電力に合わせて最大120Wの充電が可能です。

 

持ち運びに便利なコンパクトサイズでありながら、合計10000mAhのバッテリー容量を備えています。見た目のポイントとしては、モバイルバッテリー表面にスマートカラーディスプレイを搭載。プレミアムな外観のインターフェイスに、情報が色で区別され、充電スピードや充電時間、残容量などの詳細情報が簡潔に読みやすく表示されます。

 

「Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」は、スマートフォンやモバイルバッテリー本体を充電できる格納式のUSB-C内蔵ケーブルを搭載。スマート急速充電機能を搭載したXiaomi製のスマートフォンに使用すると、最大33Wの急速充電が可能です。さらにモバイルバッテリー本体の充電も、USB-C内蔵ケーブル経由で最大30Wに対応し、充電時間を効果的に短縮できます。また、多様なデバイスに対応可能で、最大3台のデバイスを同時に充電することができます。ポケットや片手にすっぽり収まるコンパクトサイズ。

 

Xiaomi

「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」
市場想定価格:5480円(税込)

「Xiaomi 33W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)」
市場想定価格:2980円(税込)

ランプが上向き下向き、両方あると何がいい? 長時間作業のお供にしたい「Xiaomiスマートフロアランプ」が登場

シャオミ・ジャパンは、スマート機能を搭載したフロアランプ「Xiaomiスマートフロアランプ」を1月23日に販売開始しました。

記事のポイント

ヘッド部分の両面にランプを搭載し、部屋全体を照らすことで目に優しい環境を作るフロアランプです。長時間机に向かう作業にぴったりなので、作業デスクの脇などに設置したいところ。音声アシスタントでコントロールできるのもうれしい点です。

 

高さ2055mmの大型フロアランプ。周辺を明るく照らす最大光量7000ルーメンの上向きランプと、デスクを照らす最大3000ルーメンの下向きランプを搭載。上向きの照明は間接照明となり、周囲の明るさとデスクのコントラストを低減させるため、目が疲れにくくなるとしています。また、ヘッド部分は90度回転に対応しており、照らす範囲を微調整可能です。

 

下向きランプには、内蔵する144個のLEDにそれぞれレンズを搭載。全方向に光を分散しつつ、さらにディフューザープレートと高密度マイクロプリズムプレートを通して均等に配光し、反射によるまぶしさや目の負担を軽減するとのこと。ランプ下への影の入り込みを防止することで、絵や文字を書くときも集中しやすくなるとしています。

 

光源には「カスタムフルスペクトルLED」を採用。絵を描いたり読書をするのに最適な環境をつくるだけでなく、ライブ配信の照明への適性をうたいます。一般的なシングルピークブルーライトLEDと比べ、ブルーライトが大幅に低減しているのも特徴のひとつです。

 

Bluetoothリモコンによる操作に加え、AlexaやGoogleアシスタントとのペアリング、Xiaomi Homeアプリを使った他のスマートデバイスとのリンクにも対応します。

 

なお、同時に発表された「Xiaomi スマートプロジェクター L1」も1月23日に販売を開始。市場想定価格2万9980円とプロジェクターとしては比較的安価ながら、垂直・水平台形補正、フォーカス調整、スクリーンサイズに合わせた自動調整機能などを用意し、斜め方向からの調整も可能です。投影可能サイズは40~120インチで、解像度はフルHDとなっています。

↑同時発表のプロジェクター「Xiaomi スマートプロジェクター L1」

 

シャオミ・ジャパン
Xiaomiスマートフロアランプ
市場想定価格:4万9800円(税込)

シャオミ・ジャパン
Xiaomi スマートプロジェクター L1
市場想定価格:2万9980円(税込)

モバイルバッテリーに見えない! 金属の光沢を持つカード型モデル発売

小米技術日本(以下「シャオミ・ジャパン」)は、旅行に使いやすいモバイルバッテリー「Xiaomi 20W Ultra Slim Power Bank 5000mAh」および「Xiaomi 7.5W Magnetic Power Bank 5000mAh」を12月24日より発売開始します。

 

記事のポイント

シャオミから2種類のモバイルバッテリーが登場。薄型タイプ、コンパクトタイプとどちらも持ち運びに便利で、旅行や出張などで役立つでしょう。Xiaomi 20W Ultra Slim Power Bank 5000mAhは、モバイルバッテリーに見えないシンプルなフォルム、メタルの質感を併せ持つデザインが魅力ですね。

 

Xiaomi 20W Ultra Slim Power Bank 5000mAhは、カードスタイルの約10mm薄型デザインです。NCVM表面処理によるなめらかでメタリックな光沢が特徴。手のひらにも快適にフィットし、洗練された雰囲気を演出します。最大20Wの急速充電に対応し、スマートフォンへはわずか30分間※で最大37%の充電が可能です。また、18W入力のUSB Type-Cポートは双方向急速充電に対応し、本製品を付属のケーブルで充電した場合、最短1.75時間※で満充電が可能です。

※このデータはXiaomiの社内ラボの試験によるもの。実際の結果は異なる場合があります

↑Xiaomi 20W Ultra Slim Power Bank 5000mAh

 

もう一方のXiaomi 7.5W Magnetic Power Bank 5000mAhは、Magnetic充電テクノロジーを採用し、磁気で接続して即時に充電できます。10Nの強力な磁力で、 Magsafe対応のケースであれば入れたままでも充電することが可能です。充電中もワイヤレス出力に対応。これ1台でモバイルバッテリーとしても、ワイヤレス充電パッドとしても使用可能です。

↑Xiaomi 7.5W Magnetic Power Bank 5000mAh

 

「Xiaomi 20W Ultra Slim Power Bank 5000mAh」

・市場想定価格:2780円(税込)

・早割価格  :2490円(税込)

※12月24日~1月7日に購入の方が対象。

「Xiaomi 7.5W Magnetic Power Bank 5000mAh」

・市場想定価格:2990円(税込)

・早割価格  :2690円(税込)

※12月24日~1月7日に購入の方が対象。

 

 

 

停電したって給水できる! コードレスで置き場を選ばない「Xiaomi スマートペット給水器 2」

シャオミ・ジャパンは、「Xiaomi スマートペット給水器 2」を12月12日に販売開始しました。

 

記事のポイント

コンセントからの常時給電を必要としない、バッテリ―内蔵タイプの給水器。犬や猫を飼っていると長時間家を留守にするのは難しいと思いますが、「一日のうち数時間は外出する」といった家庭も多いはず。緊急時の対応なども考えると、少し長めの外出時にも安心できる給水器があるといいかもしれません。

 

充電式のコードレス給水器。バッテリー容量は4000mAhで、最大100日間の連続使用が可能としています。リビングや寝室、キッチンなど置き場所を選ばず設置でき、停電時にも継続的に給水が可能なほか、ペットがコードを噛む心配もありません。

 

最大で成猫1匹の15日分の飲料水をまかなえるとする、容量3Lの大容量給水タンクを内蔵。タンクのフィルターは高密度の微孔PPフィルター、活性炭顆粒フィルター、混合イオン交換樹脂フィルター、抗菌コットンフィルターの4層構造とし、猫の毛やエサの粒子がタンク内に入るのを防止しています。

 

また、スマートフォンアプリ「Xiaomi Homeアプリ」と連携が可能。水の残量が少なくなった時、フィルター交換が必要な時、バッテリーの残量が低下した時などに、スマートフォンへ通知を自動送信します。そのほか、近づいてきたペットを検知して10秒間給水を行うセンサーモード、スケジュールモード、連続給水モードの切り替え操作が可能です。

 

シャオミ・ジャパン
Xiaomi スマートペット給水器 2
市場想定価格:5280円(税込)

最大1万円オフ! 11月21日からのブラックフライデーで「POCO」高性能スマホとタブレットがお得に

シャオミ・ジャパンは、POCOブランドの最新フラッグシップ製品「POCO F6 Pro」「POCO Pad」を対象とするブラックフライデーを、11月21日に順次開始します。

 

記事のポイント

通常、約8万円の「POCO F6 Pro(12/512GB)」が、約7万円で買えるのは、かなりインパクトが大きいのでは。 製品のセール価格はチャネルによって異なるようなので、購入検討の際はご注意を。

 

対象製品とセール期間は、下記のとおりです。

 

Xiaomi公式サイト ブラックフライデー
期間:11月21日(木)20:00〜12月6日(金)23:59

 

Xiaomi公式 楽天市場店 ブラックフライデー
期間:11月21日(木)20:00〜11月27日(水)01:59

 

Amazonブラックフライデー
期間:11月27日(水)0:00〜12月6日(金)23:59

 

・POCO F6 Pro

フラッグシップクラスの「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform」のチップセットと、「リキッドクールテクノロジー4.0」を掛け合わせて、ゲーミング性能を更にパワーアップ。

 

また、5000mAhの大容量バッテリーと、120W Xiaomiハイパーチャージにより、場所や時間を選ばず快適に使用できます。

↑さらに、2K解像度(WQHD+ 3200×1440)の120Hzリフレッシュレート対応有機EL(AMOLED)ディスプレイで高いグラフィッククオリティを保証

 

・POCO Pad

POCOブランド初のタブレット。2.5K解像度(2560×1600)で約12.1インチ、120Hzリフレッシュレート対応のディスプレイにより、映画鑑賞や、ゲームプレイ時にレベルの高い視覚体験を楽しめます。

 

日常使いに十分な「Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 Mobile Platform」のチップセット、10000mAhの大容量バッテリーを搭載。

 

2980円からの廉価モデルも。Xiaomi、スマートバンド新製品2モデル発売

シャオミ・ジャパンは、同社ウェアラブルシリーズのスマートバンド2製品「Xiaomi Smart Band 9 Pro」「Xiaomi Smart Band 9 Active」を発表しました。11月14日より順次発売。

↑Xiaomi Smart Band 9 Pro

 

記事のポイント

いずれも比較的安価に購入できるスマートバンド。着信通知や音楽コントロールといった基本的な機能はもちろん、血中酸素レベルや心拍数のモニタリング、ランニングなどのワークアウトにも対応可能なので、初めてウェアラブルデバイスを試すという人にぴったりかもしれません。

 

Xiaomi Smart Band 9 Proは、1.74インチの有機ELベゼルレスディスプレイと、最大21日間の長時間持続バッテリーを搭載したスマートバンド。測位精度が向上したGPSに加え、新たにコンパス機能を搭載したことでワークアウト機能の利便性が高まるなど、従来モデルよりも使い勝手が向上しています。急速充電にも対応し、最短75分で満充電が可能。

 

カラバリは3色のメタルフレームと新型ストラップの組み合わせを用意しており、クイックリリース構造が引き継がれているため前世代のストラップも装着可能とのこと。

↑Xiaomi Smart Band 9 Active

 

Xiaomi Smart Band 9 Activeは、最大18日間の長時間持続バッテリーと1.47インチの液晶ディスプレイを搭載する廉価モデル。

 

価格を抑えつつ加速度センサー・PPGセンサーを内蔵することで、50種類のスポーツモードに対応。さらに5ATMの防水規格に準拠するほか、心拍数や睡眠時間のモニタリングにも対応可能です。

 

シャオミ・ジャパン
Xiaomi Smart Band 9 Pro
市場想定価格:9280円(税込)

シャオミ・ジャパン
Xiaomi Smart Band 9 Active
市場想定価格:2980円(税込)

シャオミ、大容量モバイルバッテリー2種発売! コンパクトサイズで、保護機能も充実

シャオミ・ジャパンは、モバイルバッテリー「Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Lite」、ワイヤレス充電対応の「Xiaomi 15W Magnetic Power Bank 6000mAh」を10月30日に発売しました。

 

記事のポイント

今回発売する二商品はいずれも、大容量バッテリーを搭載していながらもコンパクト。Xiaomi公式サイトなどで購入できるほか、11月4日までであれば、渋谷PARCOで開催中の「Xiaomi POP-UP Store」でも買えますよ。

 

・Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Lite

↑軽量設計でいて、大容量10000mAhバッテリーを搭載。スマートフォンであれば1回以上フル充電できます

 

10000mAhの大容量バッテリーを搭載しつつも、本体は厚さ15mm、重さ227gと、軽くて持ち運びやすい設計です。

 

USB-Cポートを1つ、USB-Aポートを2つ備えています。それぞれが、単ポート利用時に22.5Wの最大出力が可能で、3台のデバイスへの同時充電も最大15Wでできます。

 

PDやQC3+など、複数の急速充電プロトコルにも対応しています。モバイルバッテリー本体を充電する場合も、約4.5時間と短時間で充電できます。

 

充電時の安全性を確保するため、温度保護、短絡保護、リセット保護、過電圧・過電流保護など9つの機能も搭載しています。

 

 

・Xiaomi 15W Magnetic Power Bank 6000mAh

↑背面全体に、繊細な質感のナノテクレザーを採用

 

片手で持てるコンパクトサイズでいて、6000mAhのバッテリーを搭載。スマートフォンの背面に磁力でピタッとくっつき、最大15W出力のワイヤレス充電ができます。例えば「10分の充電で、60分間連続でドラマを鑑賞できる」とのこと。

 

最大15Wのパススルー充電にも対応しているため、モバイルバッテリー本体の充電中にも使用可能。1本のケーブルがあれば、デバイス本体とモバイルバッテリーを同時に充電できます。

 

背面には折りたたみ式のスマホスタンドを搭載しており、シーンに合わせて縦横自由に向きを変えられます。

 

Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Liteと同様、温度保護、短絡保護、リセット保護、過電圧・過電流保護など、9つの安全保護機能を搭載しています。

 

Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh Lite
市場想定価格:1880円(税込)

Xiaomi 15W Magnetic Power Bank 6000mAh
市場想定価格:5480円(税込)

シャオミ、2万円切りのエントリースマホ。120Hzディスプレイ搭載の「Redmi 14C」

シャオミ・ジャパンは10月17日、エントリークラスのスマートフォン「Redmi 14C」を販売開始しました。

 

記事のポイント

価格を抑えつつ5000万画素のデュアルカメラ、120Hzディスプレイを搭載したエントリースマホ。バッテリー容量も多めなので、通話とちょっとしたアプリだけ利用できれば問題ない、という方には十分なスペックではないでしょうか。

 

OSはAndroid 14で、搭載SoCはMediaTek Helio G81-Ultraで、メモリ/ストレージ構成は4GB/128GB、8GB/256GBをラインナップ。バッテリー容量は5160mAhと、この価格帯の製品としては大容量なのが特徴で、18Wの急速充電にも対応します。

↑カラバリは3色展開。細かい話ですが、それぞれわずかに重量が異なります

 

本体は6.88インチサイズ、リフレッシュレート120Hzのディスプレイを採用。カメラは5000万画素の背面デュアルカメラ、1300万画素のフロントカメラを装備します。カラバリはスターリーブルー、セージグリーン、ミッドナイトブラックの3色展開です。

 

SIMスロットはnanoSIM×2で、無線通信はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)、Bluetooth 5.4に対応します。本体サイズは約77.8×171.88×8.22mm、重量は約204.8~211.9g。販売価格は4GB/128GBモデルが1万7980円、8GB/256GBモデルが2万3980円 。

 

シャオミ・ジャパン
Redmi 14C
実売予想価格:1万7980円(税込)~

かなりの良コスパでは? 満充電わずか19分、ライカ共同開発のトリプルカメラ採用「Xiaomi 14T シリーズ」

シャオミ・ジャパンは10月10日、ライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載するハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14T シリーズ」を発表しました。発売は、「Xiaomi 14T Pro」が11月下旬以降、「Xiaomi 14T」が12月中旬以降の予定。

 

記事のポイント

ハイエンドスマホとしてはコスパを抑えた注目製品で、「Xiaomi 14T Pro」は11万円切りとかなりの良コスパ。写真性能にこだわるユーザーは大いに検討すべきでしょう。

 

シリーズモデルは「Xiaomi 14T Pro」および「Xiaomi 14T」の2機種。ディスプレーはリフレッシュレート144Hz、約6.7インチの有機ELパネルを採用し、IP68相当の防水・防塵に対応、おサイフケータイが利用可能といった共通点を備えます。

↑ライカ共同開発のトリプルカメラシステムを搭載。上位モデルと下位モデルでイメージセンサーが異なります

 

Xiaomi 14T Proは、搭載SoCがMediaTek Dimensity 9300+ で、メモリ/ストレージ構成は12GB/256GB、12GB/512GBをラインナップ。バッテリー容量は5000mAhと大容量で、120Wの超急速充電により、わずか19分間の充電で0%からの満充電が可能としています。加えて、充電回数(充電サイクル)が1600回に達しても80%の最大容量を維持できるとのこと。無線通信は最新規格のWi-Fi 7に対応します。

 

前述したライカ共同開発のトリプルカメラシステムに加え、Xiaomi 独自の1/1.31インチ大型イメージセンサー「Light Fusion 900」を搭載。望遠ズームは最大2.6倍、デジタルズームは30倍で、様々な画角の撮影が可能となっています。自然なボケ効果を高めたポートレート撮影モードに加え、動画撮影では「映画モード」を搭載。デフォルトで2.39:1のフィルムアスペクト比となり、映画のような背景ぼかし効果、自動焦点切り替え機能などにより、映画や物語のような動画を撮影しやすくなっています。

 

本体サイズは約75×160×8.4mm、重量は約209g。販売価格は12GB/256GBモデルが10万9800円、12GB/512GBモデルが11万9800円 。

↑2モデルとも急速充電が可能ですが、上位モデルはわずか19分で充電が完了するとのこと

 

Xiaomi 14Tは、SoCにMediaTek Dimensity 8300-Ultraを搭載し、メモリ/ストレージ構成は12GB/256GBのみ。バッテリー容量は5000mAhですが、こちらは急速充電が67Wまで対応で、50分間で満充電が可能としています。無線通信はWi-Fi 6Eに対応。

 

トリプルカメラシステムは画素数こそ上位モデルと共通ですが、イメージセンサーは ソニー製の「 IMX906 イメージセンサー」(1/1.56インチ)になり、望遠ズームは最大2倍とややスペックを抑えています。

 

本体サイズは約75.1×160.5×7.8mm、重量は約195g (レモングリーンのみ約193g) 。

 

シャオミ・ジャパン
Xiaomi 14T Pro
実売予想価格:10万9800円(税込)~

ライカ共同開発カメラ搭載でコスパ抜群。シャオミのハイエンドスマホ「Xiaomi 14Tシリーズ」が発表

Xiaomiは10月10日、ライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載するハイエンドスマートフォン「Xiaomi 14Tシリーズ」を発表しました。この記事では、発表に際して実施された製品内覧会の様子をレポートします。

↑Xiaomi 14T Pro(左)とXiaomi 14T(右)

 

Xiaomi 14Tシリーズは、高い性能・機能性を備えながらも手の届きやすい価格帯を実現したハイエンドモデル。日本で販売されるTシリーズとして初めて、ライカと共同開発したカメラシステムを採用している点が注目です。

 

直近のXiaomiは、グローバル市場において16四半期連続でスマートフォンブランド第3位を維持しており、日本市場においても出荷台数ベースで第3位(シェア6%)に躍進しています。日本市場では「Xiaomi 14 Ultra」という弩級のフラッグシップモデルを投入していますが、今回発表されたXiaomi 14Tシリーズは、それよりも手ごろなコスパ重視のモデルという位置づけです。

 

Xiaomi 14T Proは11月下旬以降、Xiaomi 14Tは12月中旬以降に発売予定。Xiaomi 14T ProのSIMフリー版は12GB RAM・256GB ROMモデルが10万9800円(税込)、12GB RAM・512GB ROMモデルが11万9800円(税込)で提供されます。キャリアモデルに関しては、ソフトバンクの「神ジューデン対応モデル」第3弾として11月下旬以降に発売されますが、現時点で価格は未定となっています。

 

Xiaomi 14Tはau版とUQモバイル版が12月中旬以降に発売される予定です。両者とも価格は現時点で未定となっており、SIMフリー版の販売は予定されていません。

 

カラーは2機種とも3色展開。超急速充電への対応も注目

新シリーズはチタンカラーを全面的に採用し、Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tで異なる色展開を提供しています。

↑Xiaomi 14T Proのカラバリはいずれも高級感ある”チタンカラー”を採用

 

Xiaomi 14T Proは3色展開で、チタンブラック、チタングレー、チタンブルーをラインナップしています。チタンブラックは14T Pro特有のカラーで、マットな仕上げに微細な粒子感のあるテクスチャーを備え、光を吸収するような質感で深みのある高級感を演出しています。

↑Xiaomi 14T Proのブラック。素材は同じですが、表面処理によって光沢感がある仕上げになっています

 

チタングレーとチタンブルーは14T Proと14Tに共通の色です。チタングレーは、チタン本来の色味に近い独特の風合いを持ち、光の当たり方によっては茶色系にも見える深みのある色合いが特徴です。サテンのような柔らかな光沢を持ち、なめらかで上品な印象を与えます。チタンブルーは、柔らかな光沢を持つメタリックな仕上げで、光を繊細に反射します。表面は滑らかで均一であり、青みがかった薄紫色が高級感とモダンな印象を醸し出しています。

↑Xiaomi 14T(上)とXiaomi 14T Pro(下)の背面。Proはやや丸みを帯びた形状です。側面の仕上げもより高級感があります

 

↑Xiaomi 14Tのカラバリはチタンカラーに加え、ヴィーガンレザーを採用したレモングリーンをラインナップ

 

一方、Xiaomi 14Tは、チタングレーとチタンブルーに加え、このモデルだけのカラーとしてレモングリーンをラインナップしています。レモングリーンは14T独自の色で、ヴィーガンレザー(人工皮革)を採用。手に馴染むような柔らかさと温かみのある触感を持ちながら、フレッシュな色味を兼ね備えているのが特徴です。

↑Xiaomi 14Tのレモンイエロー。自然由来の素材を含む100%リサイクル素材で皮のすべすべした質感を表現しています

 

急速充電への対応も注目ポイントです。Xiaomi 14T Proは120W Xiaomiハイパーチャージに対応し、わずか19分で1%から100%まで充電可能。一方、Xiaomi 14Tは67W Xiaomiターボチャージに対応し、15分で約50%まで充電できます。両モデルとも5000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、充電器も同梱されています。また「Xiaomi 14T Pro」のみ、Qi規格で最大10Wのワイヤレス充電に対応するとのこと。バッテリーの長寿命化技術も搭載しており、充電回数(充電サイクル)が1600回に達しても80%の最大容量を維持できる設計となっています。

 

トリプルカメラは機種ごとにセンサーと最大ズーム倍率が異なる

新シリーズの目玉は、ライカと共同開発した高性能カメラシステムです。両モデルともライカブランドが付いたズミルックスレンズを搭載しています。このレンズは7枚組の非球面レンズで構成され、優れた光学性能を発揮します。光を効率的に取り込む設計で、特に夜間や低光量環境での撮影性能が向上しているのが特徴です。

↑ライカとコラボしたトリプルカメラシステムを搭載

Xiaomi 14T ProとXiaomi 14Tは、共にトリプルカメラシステムを採用していますが、イメージセンサーと望遠ズーム上限に違いがあります。Xiaomi 14T Proは、独自ブランドの1/1.31インチ大型イメージセンサー「Light Fusion 900」を搭載しています。望遠ズームは最大2.6倍、デジタルズームは30倍です。

 

このセンサーは、13.5EVという高いダイナミックレンジを持ち、14ビットの色深度により、約1兆6000万色という豊富な色彩表現が可能としています。明暗差の激しいシーンでも細部まで鮮明に撮影でき、より自然で繊細な色表現に優れています。

 

一方、Xiaomi 14Tは1/1.56インチのソニー製IMX906イメージセンサーを使用しており、こちらも高品質な撮影が可能なのは同じ。ただし望遠ズームは最大2倍と、Proよりもやや短くなっています。

 

ポートレート撮影においては、2つの特徴的なモードを搭載。まず、ライカポートレートモードでは、ライカカメラ特有の自然な描写で、より立体感のある人物写真を撮影できます。もうひとつのマスターポートレートモードでは、23mm、35mm、50mm、75mmの4つの固定画角が選択でき、渦巻き状などの印象的なボケ効果を加えられます。被写体をより際立たせ、アーティスティックな雰囲気の写真を簡単に撮影できるわけです。

 

発表会の会場で実機での撮影を体験する機会がありました。体験したのは下位モデルのXiaomi 14Tでしたが、ライカならではの質感が感じられるポートレートモードや、夕暮れ時の低光量環境での撮影を試すことができました。

↑JPEG プロポートレートでソフトフォーカスに仕上げた写真。AIによる輪郭検出特有のブレ感が見られますが、柔らかい雰囲気になっています

 

↑JPEG ポートレートモードでモノクロームフィルターを使い撮影。ライカゆずりのフィルターを多数搭載しています

 

↑JPEG 超広角でビルを撮影。やや手振れが入ってしまいましたが、異なる照明環境を正しい色味で検出できていることが分かります

 

Geminiの「かこって検索」などAI機能もカバー

Xiaomi 14T ProはフラッグシップSoC「MediaTek Dimensity 9300+」、Xiaomi 14TはDimensity 8300-Ultraを搭載。AI関連の機能も利用可能で、Google Geminiもサポートしており、画面をなぞるだけで検索ができる「かこって検索」機能にも対応します。

 

写真編集においては、たとえばAI拡大機能を使用すると、写真の背景に合わせて周辺の様子を自動的に生成し、画角を広げられます。さらにAIポートレート機能では、人物のモデルを作成し、プロンプトで指示した通りにその人物を入れたポートレートを作成可能です。20枚ほどの写真で人物を学習する手間はありますが、架空の旅先での記念写真や仮想空間での写真のような面白いポートレートを作成できます。

↑人物の顔を覚えて、仮想のポートレートを作成できるユニークな機能があります

 

動画編集においても、AIフィルム機能を使用することで、短いハイライト動画を簡単に作成可能。AIレコーダー機能は、録音の書き起こしや話者認識、さらには翻訳まで対応しています。これにより、会議や講義の内容を効率的に記録し、後で容易に参照することができます。

 

Xiaomi 14Tシリーズは、これらのAI機能をオンデバイス(端末単体)で処理できる性能を備えていますが、画像生成AIや文字起こしなどの機能は現時点ではクラウドを使っているそうです。

 

ディスプレーは両モデルとも6.7インチ有機EL。リフレッシュレートは最大144Hzサポート

両モデルとも、6.7インチの1.5K解像度(2712×1220)有機EL(AMOLED)ディスプレーを搭載しています。薄型ベゼルデザインを採用し、最大144Hzのリフレッシュレートにも対応。新しいカスタム発光素材を採用することで、より鮮やかで力強い視覚体験を実現したとのことです。AI機能により、使用シーンや時間に応じて色温度と輝度を最適に調整するなど、アイケア効果にも配慮しています。

↑6.7インチの狭額縁ディスプレーを搭載

 

防水防塵性能においては、両モデルともIP68規格に対応し、セキュリティ面ではディスプレー内蔵タイプの指紋認証センサーとカメラによる顔認証の両方をサポート。そのほか、日本市場向けのおサイフケータイもきっちり対応しています。

 

ネットワークに関しては、Xiaomi 14T Proは最新のWi-Fi 7、Xiaomi 14TはWi-Fi 6Eをそれぞれサポート。もちろん両機種とも5G対応で、SIMは物理的なnanoSIMとeSIMの両方を利用可能です。

 

100インチの超大型チューナーレススマートTVなど複数製品もあわせて発表

今回の発表会では、スマートフォン以外にも複数のカテゴリの製品が発表されました。

 

スマートウォッチは「Redmi Watch 5 Lite」と「Redmi Watch 5 Active」の2機種が登場しています。「Redmi Watch 5 Lite」は、GPSを搭載し、価格は6480円(税込)です。1.96インチの有機ELディスプレイを採用し、スマートフォンなしでもランニングなどのワークアウトが可能です。「Redmi Watch 5 Active」は、3980円(税込)とより手頃で、2インチの液晶ディスプレイを搭載。両モデルとも最大18日間の長時間バッテリー持続を実現し、アウトドアや旅行時の使用に適しています。

↑5種GPS対応の「Redmi Watch 5 Lite」(右2製品)と、低価格な「Redmi Watch 5 Active」(左2製品)

 

↑Xiaomi Smart Band 8にもチタン風の新色が追加されました

 

また、新たなワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5」も発表されました。1万1480円(税込)で、アクティブノイズキャンセリングを搭載したインナーイヤー型モデルです。

 

11mmデュアルマグネットドライバーを内蔵し、Qualcomm aptX Losslessによるハイレゾ再生に対応。AI搭載のノイズリダクション機能により、風速12m/sの風の中でもクリアな通話が可能としています。ユニークな機能としてワンタップで最大3時間の録音ができる機能を搭載しています。電池持ちも優れており、イヤホン単体で6.5時間、充電ケース併用で最大39時間の音楽再生が可能。10分の急速充電で約2時間の音楽再生ができます。

↑ANC対応ワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 5」

 

さらに、昨年の86インチモデルを上回る100インチの超大型チューナーレススマートテレビ「Xiaomi TV Max 100 2025」も発表。4K解像度の量子ドット(QLED)パネルを採用し、10億色以上を表現する広色域を実現しています。144Hzのリフレッシュレートに加え、ドルビービジョンのようなHDR規格や、ドルビーアトモスなどの空間オーディオもサポート。OSはGoogle TVを搭載し、各種配信アプリにも対応します。市場想定価格は29万9800円(税込)。

↑Xiaomi TV Max 100 2025。人物は左からXiaomi Japanのプロダクトプランニング担当の安達晃彦氏と、Xiaomi Japanの大沼彰社長

 

新しいロボット掃除機は「Xiaomi ロボット掃除機 X20 Max」と「Xiaomi ロボット掃除機 X20 Pro」の2モデルをラインナップ。フラッグシップモデルとなるX20 Maxは、壁や家具の近くで自動的に伸びる伸縮モップアームと、吸い込んだ髪の毛を自動的にカットする毛絡み防止ブラシを内蔵。届きにくい場所もしっかり掃除でき、自動モップ洗浄と乾燥機能を備えたオールインワンステーションにより、掃除機本体の手入れも簡単となっています。

↑Xiaomi ロボット掃除機 X20 Max。カラバリはハイエンドならではの特別感を意識したブラックを用意

 

↑Xiaomi ロボット掃除機 X20 Pro。こちらは一般的なホワイトのボディ

 

X20 Proもオールインワン型で、両モデルとも部屋の形や障害物を正確に把握するための構造化光方式とレーザーナビゲーションシステムを搭載。家具や壁を避けながら効率的に掃除ができるとしています。吸引力については、X20 Maxが最大8000Pa、X20 Proが7000Paと強力で、さまざまな床の種類でも効果的に掃除ができます。価格はX20 Maxが7万4800円(税込)、X20 Proが6万9800円(税込)。

↑Xiaomi スマート空気清浄機 4 Compact。背が低く置き場所を選びにくい設計です

 

「Xiaomi スマート空気清浄機 4 Compact」は、背の低いコンパクトサイズながら高性能な3-in-1フィルターを搭載。0.3μmの粒子を99.97%捕捉する能力を持ち、粒子状物質センサーにより清浄の強弱を自動で調整可能とのこと。静かな動作音と効率的な省エネ設計が特徴で、Xiaomi Homeアプリによる遠隔操作にも対応し、価格は9580円(税込)です。

 

このほか、モバイルバッテリーの「Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh(Integrated Cable)」とUSBハブ「Xiaomi 5-in-1 Type-C ハブ」も発表されています。

↑Xiaomi 33W Power Bank 20000mAh(Integrated Cable)は、USB-Cケーブルを格納できるモバイルバッテリー。価格は3080円(税込)です

 

↑Xiaomi 5-in-1 Type-C ハブ。1つのType-CポートをUSB 3.0ポートやHDMIポートに拡張できます。価格は3380円(税込)

 

今後もストア展開を継続か

冒頭でも少し触れましたが、Xiaomiは日本市場での存在感を着実に高めています。8月には約20製品、そして10月には31製品ものスマートライフ製品を一気に発表し、販売を開始しました。これらの製品群は掃除機から筆記用具まで多岐にわたり、まさに店舗の棚を埋め尽くすほどの幅広いラインナップとなっています。

 

ちなみに日本でのXiaomiの実店舗展開は、現在渋谷パルコのポップアップストアのみ。このポップアップストアは好評を博しているとのことで、発表会では2度目の出店期間の延長がアナウンスされました。

↑渋谷パルコのポップアップストアは2回目の出店期間延長が発表されました

 

これは、将来的な日本でのMi Store(Xiaomiの直営店)展開を見据えた伏線と考えられます。多様な製品ラインナップを一気に揃え、ポップアップストアでの反応を慎重に観察することで、日本市場での本格的な小売展開に向けた情報を収集し、戦略を練っているようです。

 

この動きは、Xiaomiが単にスマートフォンメーカーとしてだけでなく、総合的なスマートライフブランドとして日本市場に浸透しようとする野心的な計画の一環と言えるでしょう。豊富な製品ラインナップとポップアップストアでの成功を足がかりに、本格的な店舗展開に向けて着々と準備を進めているのではないでしょうか。

2万以下のロボット掃除機! 掃除・水拭きを同時にできる「Xiaomi ロボット掃除機 E10」

シャオミ・ジャパンは、水拭きも可能なロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 E10」を、9月26日から販売しています。市場想定価格は1万7800円(税込)。

 

記事のポイント

2万円以下で購入できるロボット掃除機です。吸引力はハイエンド製品ほどではないものの、水拭きもできる2-in-1設計なのが嬉しいポイント。

 

本体にはゴム製メインブラシと柔軟性の高いサイドブラシ、ダストボックスフィルター、スマートウォータータンクなどのパーツを搭載。通常の掃除に加え、水拭きも同時に行えるのが本製品の最大の特徴となっています。

 

3段階の水量レベルをサポートし、床が濡れすぎないよう、排水を調整できるとしています。ダストボックスとウォータータンクは取り外しや取り付けが簡単な設計で、手入れもしやすいとのこと。また、本体の吸引力は4000Paで、吸引レベルを4段階に調整可能です。

↑高さを抑えており、狭い場所の掃除にも活躍します

 

Xiaomi Homeアプリとの連携にも対応。外出時の掃除予約はもちろん、リアルタイムモニタリング、掃除プランおよびモードの変更など、スマートにロボット掃除機をコントロール可能です。Amazon Alexa、Googleアシスタントと連携しての音声操作もサポートしています。

 

バッテリー容量は2600mAh。吸引掃除と水拭き掃除の標準モードでは、110分間の連続駆動が可能としています。重量は約3.1kg。

 

シャオミ・ジャパン
Xiaomi ロボット掃除機 E10
市場想定価格:1万7800円(税込)

床掃除と水拭きが同時にでき、強力な吸引力を実現する「Xiaomi ロボット掃除機 S20」

強力な吸引力で、床掃除と水拭きが同時にできる「Xiaomi ロボット掃除機 S20」が7月9日から日本で販売を開始しています。価格は2万4800円(税込)。

 

音声アシストでハンズフリー操作も可能!

Xiaomi ロボット掃除機 S20は、通常の床掃除モードと水拭きモードを同時に行えます。業界最先端のレーザーナビゲーションテクノロジーを搭載し、周囲の高速認識、高精度のマッピングを実現。この優れたナビゲーションシステムにより、正確なマッピングや、質の高い掃除だけでなく、障害物の衝突防止、効率的なルート設計、暗い場所での正確な動作などを実現。掃除残しや重複作業を効率的に改善し、ユーザーの負担を減らします。

↑高性能のレーザーナビゲーションシステムではスマートなルートシミュレーションに対応しています

 

高精度のレーザーシステムで部屋内の状況を360°の広範囲で素早くスキャンしたあと、Mi Homeアプリでユーザーのニーズに合わせて掃除プランを設定することが可能です。ジグザグとY字型のルートセッティングや、水拭きと合わせた掃除により、髪の毛や床の皮脂汚れも効率的に除去します。

↑障害物を素早く感知し、衝突や巻き込みを防止

 

床の隙間に潜むほこりや髪の毛を逃すことなく掃除する最大5000Paの吸引力を内蔵し、部屋の状況に合わせて3つの掃除モードをサポート。大容量の400mlダストボックスに270mlのウォータータンクも一体型され、頻繁なクリーニングや注水作業は不要です。吸引口にダストバリア設計を施し、ほこりのこぼれ落ちを防止します。また、コンパクトサイズなため、Xiaomi ロボット掃除機S20は部屋のタイプを選ばず設置、収納することができます。

↑5000Paの強力な吸引力と大容量ウォータータンク一体型ダスクボックスを搭載

 

Mi Homeアプリを活用して、豊富な機能でよりスマートにロボット掃除機をコントロールすることが可能。リモートコントロールや、掃除進捗確認、掃除プランおよびモードの変更、外出中の掃除予約、ソフトウェアのアップデートなど、アプリで簡単に操作ができます。さらに、スマートスピーカーと接続すれば、音声コマンドで制御することで、ハンズフリーで掃除を行うことも可能です。

↑スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすれば、アプリ経由でリモートコントロールや、掃除の進捗を確認できます

 

Xiaomi「Xiaomi ロボット掃除機 S20」
2万4800円(税込)

 

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6万円切りでステーション型の安すぎるロボット掃除機も シャオミが家電・ライフスタイル製品を大量投入

シャオミ・ジャパンは8月28日(水)、合計31点のスマート家電製品やライフスタイル製品を発表しました。

 

発表された製品は、チューナーレスTV、ゲーミングモニター、ロボット掃除機、炊飯器、スピーカー、照明器具、スマート給餌器など多岐に渡ります。日本国内ではコストパフォーマンスに優れるスマートフォンやタブレットのイメージが強い同社ですが、特に中国本国では、家電を中心としたユニークかつ幅広い製品展開でも知られています。今回のプロダクトはいずれも価格競争力が強く、市場に大きなインパクトを与えるかもしれません。

 

オールインワンタイプで6万円切りのXiaomi ロボット掃除機 X20+

↑ステーション一体型のXiaomi ロボット掃除機 X20+

 

Xiaomi ロボット掃除機 X20+は、多機能なOmniステーション一体型の製品です。最長75日分のごみを貯め込める大容量ダストボックスが自動で掃除機本体のゴミを吸い出し、本体モップの自動洗浄・乾燥といったメンテナンスを定期的に実施することで、長期にわたり快適な掃除を実現します。

↑ロボット掃除機の自動集塵に加え、内部にウォータータンクを備えることでモップの洗浄・乾燥まで自動で作業してくれます

 

↑吸引とデュアルモップによる拭き掃除で効率よく清掃します

 

本体性能も特徴で、吸引力6000Paのファンブロワー、180rpmの高速回転デュアルモップ、広角認知に優れる光障害物回避システム、屋内環境をスキャンして経路をプランニングするLDSレーザーナビゲーションシステムといった、いずれもフラッグシップ級のスペックを備えています。

 

本体サイズは直径350×高さ97mm、重量は3.67kg。Omniステーションは約586×427×340mm、重量約8.39kgです。ステーションがあるぶん設置スペースは相応に取られますが、メンテナンスの手間がかかりにくい快適性は大きな魅力でしょう。

 

価格は5万9800円(税込)で、発表同日から販売を開始しています。また、9月10日までの購入で早割価格4万9800円(税込)が適用されるキャンペーンも実施中です。

↑発表会会場で開催されていたデモ。壁を避け、一段高いカーペット部分にもしっかり移動できています

 

↑吸引性能は6000Paで、従来モデルの5000Paよりアップしています

 

↑本体内部のダストボックス

 

同時発表のXiaomi ロボット掃除機 S20+は、ステーションのない独立型の製品です。現行製品であるXiaomi ロボット掃除機 S20の上位モデルという位置づけで、6000Paファンブロワーやデュアルモップといった基礎スペックは同時発表のX20+と同等ですが、モップ洗浄などのメンテナンスは自分で行う必要があります。

 

価格は3万6800円(税込)で、本日から販売開始です。こちらもキャンペーンにより、9月10日までの購入で早割価格3万2800円(税込)が適用されます。

 

Mini LED搭載チューナーレススマートテレビ Xiaomi TV S Mini LED 2025 シリーズ

↑リーズナブルな価格で人気のチューナーレステレビも一挙に複数モデルが投入されました

 

↑Xiaomi TV S Mini LED 2025 シリーズ。ミニLEDと量子ドット技術により、高いコントラストと豊かな色再現性を実現しています

 

↑解像度は4K。フレームレートも高く、ゲームなどにも向いているスペックです

 

Xiaomi TV S Mini LED 2025 シリーズは、QD-Mini LEDバックライトを採用したチューナーレステレビです。画面サイズは55インチ、65インチ、75インチの3種類をラインアップし、OSはいずれもGoogle TVを採用。昨今のトレンドとも言える量子ドット技術とMini LED技術により、高いコントラスト比や豊かな色表現を実現しています。

 

パネルは1200nitsの高輝度で、解像度は4K(3840×2160ドット)、リフレッシュレートは144Hz、色域はDCI-P3 94%カバーと、映像コンテンツ視聴からゲームプレイまで堪能できるスペックです。計4つのドライバーを搭載した12.5W×2のスピーカーシステムは、Dolby Vision IQ/ Dolby Atmosに対応するなど、当然ながらサウンド面にもこだわっています。

 

価格は55インチモデルが8万4800円(税込)、65インチモデルが10万9800円(税込)、75インチモデルが14万9800円(税込)で、本日から順次販売開始となります。

 

量子ドットで色鮮やかな4Kチューナーレステレビ Xiaomi TV A Pro 2025 シリーズ

↑Xiaomi TV A Pro 2025 シリーズは量子ドット技術のみを採用。広い色域や色の表現力は上位モデルに比肩します

 

Xiaomi TV A Pro 2025 シリーズは、43インチ、55インチ、65インチ、75インチと幅広い画面サイズをラインアップするチューナーレステレビです。いずれも量子ドット技術を採用しており、色の再現性に優れています。

 

解像度は4K(3840×2160ドット)、リフレッシュレートは60Hz、色域はDCI-P3 94%をカバー。スピーカーシステムは10W×2構成で、Dolby Audioにも対応します。

 

価格は43インチモデルが3万9800円(税込)、55インチモデルが6万4800円(税込)、65インチモデルが8万9800円(税込)、75インチモデルが11万9800円(税込)で、本日から順次販売開始となります。

↑Xiaomi TV A 2025 シリーズ。手頃な4Kチューナーレステレビとしての需要が高そうな下位モデルです

 

さらに同製品の下位モデルであるXiaomi TV A 2025 シリーズは、55インチ、65インチの2種類をラインアップ。量子ドット技術こそ採用していないものの、解像度4K(3840×2160ドット)、リフレッシュレート60Hz、10W×2のスピーカーシステムといった構成は上位モデルを踏襲しています。

 

価格は55インチモデルが5万4800円(税込)、65インチモデルが7万6800円(税込)で、本日から販売開始です。

 

スタンドから取り外して懐中電灯に Xiaomi フレキシブル充電式ランプ

↑マグネット式のスタンドから取り外して使えるXiaomi フレキシブル充電式ランプ

 

↑簡単に取り外せるので、懐中電灯のように使うことも可能です

 

↑付属のクリップに装着すればクリップライトにも

 

Xiaomi フレキシブル充電式ランプは、Type-Cポートを使って充電可能な3Wayライトです。2000mAhのリチウムバッテリーにより、最大照度で3.5時間、最低で40時間前後の稼働が可能となっています。また、スタンドとの接続部がマグネットとなっており、取り外すことで懐中電灯のように使用したり、付属のクリップによりクリップランプとしても利用できたりするのも魅力です。

 

価格は2980円(税込)で、発表同日から販売開始です。

 

小便利に使えるバー型卓上ライト Xiaomi LEDデスクランプ 2

↑バー型で卓上のカバー範囲が広いXiaomi LEDデスクランプ 2

 

Xiaomi LEDデスクランプ 2は、デスクを広くカバーできる横長の卓上ランプです。本体正面のバー部分にタッチ式のボタンを採用しており、直感的な操作が可能なほか、音声操作にも対応。バーの角度は前後25度まで調節可能で、シャフト部分は1万回の耐久テストにより強度を担保しています。

 

価格は5980円(税込)で、発表同日から販売開始です。

 

コンパクトな炊飯器!?  Xiaomi 多機能炊飯器 1.5L

↑1~2人暮らし向けのXiaomi 多機能炊飯器 1.5L。「シャオミが炊飯器を!?」と驚く人もいるかも

 

↑内窯は日本語仕様になっていました

 

Xiaomi 多機能炊飯器 1.5Lは、コンパクトサイズで1~2人暮らしの家庭を想定した多機能炊飯器です。米1~3カップ、ご飯6杯分までの炊飯が可能です。本体上部にガラス製タッチパネルを搭載し、30分の高速炊飯、24時間調理予約、保温機能や吹きこぼれ防止のモニタリングセンサーなどを備えています。内窯には食品グレードのコーティングを施しており、手入れのしやすさをうたいます。ちなみに製品名は中国本国の表記にならって「1.5L」となっていますが、内窯はしっかり国内仕様にローカライズされていました。

 

本体サイズはおよそ196×221×181mm、重量は約2.2kg。

 

価格は5980円(税込)で、本日から販売開始です。

 

なお、発表会で紹介された製品は、渋谷PARCOにて開催中のXiaomi POP-UP Storeにも順次展開される見込みです。

シャオミから5000円台で健康も睡眠もバッチリ管理できそうな「Xiaomi Smart Band 9」

シャオミ・ジャパンは、人気ウェアラブルシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 9」を8月14日に発売します。市場想定価格は5480円(税込)です。

記事のポイント

リーズナブルながらスペックはいい、いわゆるコスパの高い製品を投入し続けるシャオミですが、Xiaomi Smart Band 9もコスパに優れるモデル。5000円台でスポーツから睡眠まで健康管理できそうで、初めてのスマートウォッチとして選択肢に入る製品でしょう。

Xiaomi Smart Band 9は、カラフルなデザインで高級感のある質感、大容量バッテリーによる長時間駆動、最大輝度の向上による見やすさなど、基本スペックが全面的に進化したモデルです。

 

小型でありながら高性能センサーを搭載し、ヘルスケア機能のモニタリング性能が前モデル以上にアップデートされています。睡眠状況をリアルタイムに記録して、分析レポートの出力が可能で、より良い睡眠のためのガイド機能なども追加されました。

 

また、クイックリリース構造によるアクセサリーの付け替えが簡単になったほか、リニアバイブレーションモーターがもたらす機敏な通知バイブレーションでさらに使い勝手が向上しました。

 

カラバリはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、アークティックブルー、ミスティックローズの4色展開で、マット質感のメタルフレームによる高級感のあるデザインを採用。さらに、Xiaomi Smart Band 9の発売と同時に、レザーストラップ、キューバンチェーンストラップ、アシンメトリーメタルストラップ、スマートバンドペンダント、ランニングクリップなど、ユーザーの使用シーンに合わせて、多彩なアクセサリーも用意されています。

 

低消費電力センサーと大容量バッテリーを搭載したXiaomi Smart Band 9は、標準使用で最大21日間の駆動時間を実現。また、最大輝度1200nitの明るいディスプレイを搭載し、屋外でも見やすく、高精度の環境光センサーによりディスプレイの明るさも自動的に調整されます。

 

ヘルスケアでは1日の心拍数、血中酸素濃度レベル、ストレスをモニタリングし、異常を検知するとアラートで通知。そのほか、女性の健康管理に重要な月経周期の記録や予測にも対応します。150以上のスポーツモードも搭載しています。

 

運動した後の最大酸素摂取量、回復時間、トレーニングパフォーマンス、トレーニングレベルなどを高度なアルゴリズムでサポート。さらにランニング機能では、ウォーキングから強度高めな有酸素運動まで、10種類のランニングモードをサポートします。加えて、装着が簡単になった新たなXiaomi ランニングクリップを使用することでケイデンスやストライドなど、13種類のデータをトラッキングし、Mi Fitnessアプリで確認することができます。

 

睡眠においては高精度のセンサーにより、睡眠のステージをより正確に把握することができます。睡眠中の心拍数や血中酸素濃度レベルの情報も詳細に見ることができ、長期間の睡眠サイクルを記録。Mi Fitnessアプリでの睡眠サイクルデータを参考にして、自分の睡眠習慣やパターンをより良く理解するのに役立ちます。

 

 

商品名:Xiaomi Smart Band 9

市場想定価格 :5480円(税込)

1980円で「音質に自信」は本当? シャオミ完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 Active」レビュー

リーズナブルで知られるシャオミ(Xiaomi)の完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Budsシリーズ」に、新たなエントリーモデル「Redmi Buds 6 Active」が加わりました。

 

なんとその市場想定価格は1980円(税込)。かなりのお手頃価格ですが、そのうえで「音楽も楽しみたい方向け」に開発したと、サウンドにも自信をのぞかせています。とはいえ、さすがにこの価格だと本当か疑わしいという方もいるのではないでしょうか? ということで、実際にそのクオリティを確認してみました。

↑シャオミの新しいエントリー完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 6 Active」(1980円/税込)

 

普段使いに申し分ない最低限+αの機能を搭載

いまや100円ショップにも、100円ではないですが完全ワイヤレスイヤホンが並ぶ時代。かなり価格がこなれてきたのも確かですが、それでも世界的メーカーが1980円という価格で打ち出してくるのはなかなかインパクトがあります。

 

まずデザインは、アップルの「AirPods」などと同じインナーイヤー型になっています。カラーはブラック、ホワイト、ブルー、ピンクをラインナップ。安価なモデルではブラックのみ、あってもホワイトと2色展開のことも多いので、4色をそろえているのはプラスのポイントです。

↑写真左からホワイト、ブラック、ブルー、ピンクの4色を展開

 

インナーイヤー型は耳を完全に塞がないため周囲の音が聴こえる、耳に密着しないため疲れにくい、音漏れがしやすい、といった特徴があります。再生音については広がり感が得られる一方で、密閉されないため低音が弱いとされています。それを補うためか、搭載するダイナミックドライバーは14.2mm口径と従来のエントリーモデルよりサイズアップ。Xiaomi Acoustic Labのチューニングによって、パワフルな低音を実現したとアピールしています。

↑14.2mm口径のダイナミックドライバーを搭載。インナーイヤー型にあわせて前エントリーモデルよりもサイズアップしています

 

また「Xiaomi Earbuds」アプリと連携することで、好みに応じてサウンドモードを使い分けることが可能。モードは「スタンダード(標準)」のほか、「高音強化」「低音強化」「ボーカル(音声増幅)」「ブーストボリューム(音量を上げる)」の計5つが用意されています。

↑Xiaomi Earbudsアプリからはサウンドモードの選択やタッチ操作のカスタマイズなどが行なえます

 

さらにバッテリー寿命はイヤホン単体で最大6時間、充電ケース併用で最大30時間の再生が可能。10分の充電で約1時間の再生が可能な急速充電にも対応と、最低限以上の水準をしっかりクリアしています。

 

このほかにも、Bluetoothは最新の5.4をサポート、イヤホン本体はちょっとした汗や雨程度なら耐えられる防滴性能IPX4をサポートしていたり、通話時に最大4m/sの風切り音を低減するというデュアルマイクノイズリダクションを搭載、空間オーディオにも対応、本体やケースから音を鳴らしてイヤホンを探せる機能を備えていたりと、普通に使う分にはまったく問題ない性能です。

 

アクティブノイズキャンセリング機能は非搭載ですが、インナーイヤー型で搭載しているモデルの方が少ないですし、そもそも密閉性の低いインナーイヤー型では効果が得にくい機能でもあるため、不満は感じませんでした。

↑耳の穴に引っ掛けるようにして装着するインナーイヤー型は遮音性が低いため、外音が聴こえてきます

 

再生/一時停止や曲送り/戻しといった本体のタッチ操作は軽めのタッチで認識してくれて、アプリから好きにカスタマイズすることもできます。Google Fast PairでAndroidデバイスと簡単にペアリングできますし、使い勝手についてはシンプルにまとめられている印象です。

 

付属品は取扱説明書のみ。充電には別売りのUSB-Cケーブルが必要ですが、いまや家庭に1本はあるはずと見込んで、ここでコストカットを図っているのでしょう。

↑小さくて薄い充電ケースはUSB-C端子を備えています

 

このように機能面を見てみると、最低限+αが備わっており、価格を考えれば十分といえます。

 

1980円とは思えないバランスの取れた音楽再生能力

それでは気になるサウンドはどうでしょう。方向性としては素直に音楽を再生するナチュラル派といったところ。変な色付けのない再現性で、質感は軽めかつドライです。同じような傾向でインナーイヤー型のあまり良くないモデルでは音が「シャカシャカ」しているものも多いですが、Redmi Buds 6 Activeはそうなっておらず、“価格以上”の情報量を聴かせてくれます。

↑さまざまなジャンルの音楽や動画をチェックしてみました

 

低音はインナーイヤー型のためどうしても不足しがちでパワフルさはないですが、それでもちゃんと必要と思える分が聴こえてきます。ただ、ボリュームはちょっと大きめにしないといけないかもしれません。

 

相性が良さそうなジャンルとしては男女問わず歌もの、音数がそれほど多くない楽曲などが挙げられそうです。たとえばNovelbright「ツキミソウ」のように伸びやかな歌声を聴かせてくれる楽曲は自然とボーカルに集中できますし、スピッツ「美しい鰭」やあいみょん「ハレノヒ」のような楽曲はいっそう軽やかに楽しめます。

 

外音が聴こえてくるインナーイヤー型ならではの特徴を活かした遊びもできました。あえてセミの声をバックに久石譲「Summer」を流せば、日本の夏らしさが膨れ上ってノスタルジーな気分に浸れます。TM NETWORK「Get Wild」を喧騒のなかで聴くのもテンションが上がります。

 

一方で広がり感はインナーイヤー型としては若干物足りなさもあります。またヒップホップなども重みがなく“それっぽさ”を感じにくいかもしれません。

 

総じてどの帯域も無理に鳴らし切ろうとしておらず、音楽にとって美味しい要素を残してそれ以外を削ることで、できる限りの範囲で楽しく聴けるようにまとめてあるイメージです。

 

サウンドモードですが、高音強化と低音強化は高域と低域、そして音声増幅は中域と、それぞれ強化する帯域を持ち上げて、それ以外の帯域を少し引っ込めるような効かせ方をします。特に高音強化は変化量が大きく感じますね。だいぶピーキーなチューニングになっていて音楽としてのバランスが崩れてしまうため、曲を選ぶはず。メインで使うのは標準で、シーンによって「音量を上げる」を選び、これぞという曲では「強化を試す」という運用が良さそうです。

 

ちなみに動画鑑賞くらいであれば遅延も気にならないので、耳の疲れにくさと相まってYouTubeを見るのにも使いやすいです。

 

気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方に

初めて完全ワイヤレスイヤホンを買うという方が、いきなり1万円のモデルに手を出すのはハードルが高いかと思います。完全ワイヤレスイヤホンがどういったものか体験したい、でも安物買いの銭失いをしたくはない。そんな方に、Redmi Buds 6 Activeはオススメできます。

↑手に取りやすい価格なので、気軽に使い回せるのが魅力です

 

ほかにも、すでにメインのイヤホンをお持ちの方が、サブとしてカバンに忍ばせておくのにも良さそうです。メインのバッテリーが切れたり、忘れてしまったりしたときなど、念のために用意するのもこの価格なら無理せずできるのではないでしょうか。

 

このようにRedmi Buds 6 Activeは、「あまりお金は出さずに、そこそこ良くて気軽に使える完全ワイヤレスイヤホンが欲しい」といった方に、手にとってみて欲しいモデルです。

 

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夏のお出かけに連れて行きたい! シャオミ、屋外でも大活躍間違いナシのポータブルBluetoothスピーカーを発売

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、「Xiaomi サウンドアウトドア」と「Xiaomi サウンドポケット」を、8月6日より発売します。市場想定価格は、Xiaomi サウンドアウトドアが4990円(税込)、Xiaomi サウンドポケットが1990円(税込)です。

 

Xiaomi サウンドアウトドアは、30Wの高出力とダイナミックなサウンドが特徴のBluetoothスピーカーです。サブウーファーと2つのパッシブラジエーターで迫力の重低音を奏でます。フル充電で最大12時間の連続再生を楽しむことができ、屋外での長時間の使用にも適しています。USB-C経由で15Wの充電効率により、約2.5時間でフル充電することができます。

 

Xiaomi サウンドポケットは、200gの手のひらサイズ軽量設計と生活に溶け込むスタイリッシュな形状が特徴。5Wの出力により、クリアでバランスの取れたサウンドを楽しむことができます。フル充電で最大10時間の連続再生が可能で、約3時間でフル充電にできます。

 

両製品ともにIP67レベルの防塵防水性能に対応し、天候や場所を問わずに使用できます。

 

Xiaomi サウンドアウトドア

■カラー:ブラック/ブルー/レッド

■サイズ:196.6×68×66mm

■重量:約597g

 

Xiaomi サウンドポケット

■カラー:ブラック

■サイズ:90.8×74.4×42.6mm

■重量:約200g

イッキに6アイテムが同時に登場! シャオミ、夏のお出かけにピッタリなサングラスやスーツケースなどを発売

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、ライフスタイル製品カテゴリより、「Xiaomi 偏光サングラス」、「Xiaomi 偏光オーバーグラス」、「Xiaomi スポーツサングラス」、「Xiaomi ブルーライトカットグラス」、「Xiaomi スーツケース Classic Pro」、「Xiaomi 保温ポット 1.8L」を、8月5日に発売しました。

 

Xiaomi 偏光サングラスは、クラシックなティアドロップ型のデザインが特徴。99%紫外線防止レンズで日差しを防ぎます。高精細ナイロン偏光レンズでぎらつきを抑えクリアな視界を維持し、両面耐油性フィルムのコーディングを施しており、ひと拭きで指紋や油脂を取ることができます。

 

Xiaomi 偏光オーバーグラスは、眼鏡の上からかけられるような特別設計で、ユニセックススタイルで様々なフレームに対応します。高精細TAC偏光レンズでぎらつきを抑え、99%紫外線防止レンズにより日差しを防ぎます。

 

Xiaomi スポーツサングラスは、圧迫感がなく快適に顔にフィットするラップアラウンドデザインで、大型カーブレンズはスポーツ、ドライブなど様々な場面で広い視野を確保できます。高精細ナイロン偏光レンズは95%以上の偏光度で、クリアでソフトな視界を維持でき、99%紫外線防止レンズで日差しを防ぎます。

 

Xiaomi ブルーライトカットグラスは、レンズがブルーライトを効果的にカットして、科学の力で目を守ります。アーティスティックなセンスを醸し出すビンテージスタイルのデザインが特徴。透過率90%以上の高精細ナイロンレンズで実際の見え方を再現し、両面OARコーティングのレンズで反射光の侵入を低減して、快適さを向上させています。

 

Xiaomi スーツケース Classic Proは、Covestro製ポリカーボネートの多層複合化技術による、高い堅牢性と耐久性が特徴。耐久仕様のファスナーで荷物を詰め込んだ時の破裂を防止します。大径キャスターホイールと弾性のあるTPEラバーによって移動しやすく、4:6分割設計で荷物の出し入れがしやすくなっています。フラットトップデザインでポータブルデスクにもなります。

 

Xiaomi 保温ポット 1.8Lは、多層構造の保温および保冷設計で温度を効果的に維持できるポット。1.8Lの大容量設計で、ワンタッチでオープン、スムーズに注水可能。71mmの広口仕様で、洗いやすくなっています。「iF Design Award 2023」を受賞。

 

■実売価格

Xiaomi 偏光サングラス…4580円(税込)

Xiaomi 偏光オーバーグラス…2280円(税込)

Xiaomi スポーツサングラス…4580円(税込)

Xiaomi ブルーライトカットグラス…2280円(税込)

Xiaomi スーツケース Classic Pro…1万2800円(税込)

Xiaomi 保温ポット 1.8L…3280円(税込)

予約からすでに人気! シャオミからプロ仕様のMini LEDゲーミングディスプレイ登場

シャオミ・ジャパンは、「Xiaomi Mini LED ゲーミングモニター G Pro 27i」を7月25日に発売します。市場想定価格は4万9980円(税込)です。7月16日から予約販売をスタートしていましたが、予約分はすでに売り切れ。ですが、公式Xでは「調達中」とアナウンスしており、追加販売はありそうです。

 

Xiaomi Mini LED ゲーミングモニター G Pro 27iは、ゲーミングにおいてより高い視覚体験を追求するユーザーに向けた、プロレベルとうたう製品です。ディスプレイは1152ゾーンに分割され、計4608個のMini LEDを内蔵したバックライトテクノロジーを採用。同社が開発したダイナミックバックライトシステムが、コンテンツに合わせて4種類の輝度制御モードに対応します。これにより、1000nitsのピーク輝度と0.001nitsの輝度で明るさと黒を再現し、「細部まで美しく、魅力的な光と影の効果を実現する」といいます。

 

リフレッシュレートは最大180Hzで、テンポの速いゲームでもスムーズなパフォーマンスを可能にしてくれるとのこと。

↑応答速度は1ms(GTG)と高速なため、ゲーム中にありがちな「残像が残って反応がちょっと遅れた」なんてことはなさそうです

 

また、FreeSync ティアリング防止テクノロジーにより、グラフィックカードとモニターフレームレートがリアルタイムの同期を維持。ティアリングとラグを低減し、安定した操作性を実現しているそうです。

 

さらに、最大限に狭めたベゼルによる広範囲の視野や、直感で操作しやすい背面のジョイスティック、幻想的に発光するリング状のRGBライトなど、ゲーム体験を高める工夫が随所に。高さ、チルト、水平角度、縦横置きについても、各種調整が可能です。壁面やディスプレイアームの取り付けにも対応しているので、どんな姿勢でも快適に使えるとのこと。

 

そのほかTÜVの低ブルーライト認証を取得しており、低ブルーライトモードを有効にすると、モニターが短波ブルーライトを低減してくれます。少しでも目に配慮したいユーザーにはうれしいですね。

 

製品スペックは以下のとおりです。

1980円のお安い完全ワイヤレスイヤホンをシャオミが発売! しかも「音楽を楽しみたい方向け」

シャオミ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Budsシリーズ」の最新作「Redmi Buds 6 Active」を発売しました。市場想定価格は1980円(税込)で、ブラック、ホワイト、ブルー、ピンクの4色展開です。

 

Redmi Buds 6 Activeは、エントリーモデルながら「音楽も楽しみたい方向け」とうたった製品。14.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、パワフルなサウンドを実現しているそうです。

 

記事のポイント

この価格帯であれば当然音質はそれなり、と判断しそうなところですが、性能に対して価格を抑えてくるシャオミ。どこまで音質を高められているのかが気になるところです。

↑ブラックとホワイトの充電ケースはマット仕上げで指紋が付きにくく、ブルーとピンクはクリアケースカバーに加えて、イヤホンの一部もスケルトンデザイン

 

イヤホン単体だと1回の充電で最大6時間、充電ケース込みなら最大30時間の音楽再生が可能とのこと。バッテリー残量が少ないときも、10分の充電で最大1時間の使用をサポートしてくれるので、急なオンラインミーティングが入っても乗り切れそうです。

 

またセミインイヤー型なので、耳に負担がかかりにくいのがうれしいですね。

 

通話時には、 「デュアルマイクノイズリダクション」が最大4m/sの風切り音や騒音を低減してくれ、屋内を問わずクリアにやりとりできるそう。

 

Xiaomi Earbudsアプリをダウンロードすれば、オーディオ設定を調整したり、イヤホンのソフトウェアをアップデートしたりできます。さらにRedmi Buds 6 Activeのタッチコントロールを好みに合わせてカスタマイズもできますよ。

 

加えて5つのイコライザー設定を内蔵しているので、ダイナミックなドラムビートを楽しみたいときは低音強化モード、歌手の声をよりクリアに聴きたいときはボーカルモードといったように、さまざまなシーンに対応できるとのこと。

 

製品スペックは以下のとおりです。

 

メーカー:シャオミ

製品名:Redmi Buds 6 Active

市場想定価格:1980円(税込)

シャオミから初のオープンイヤー型イヤホン登場! 低音強化、音漏れ軽減で高まる期待

シャオミ・ジャパンは、強化された低音ドライバーとワイヤレスでもハイレゾ音質を楽しめるブランド初の、オープン型完全ワイヤレスイヤホン「Xiaomi OpenWear Stereo」を7月4日から発売します。市場想定価格は1万4980円(税込)となっています。

 

本機はGoogle Fast Pairに対応してAndroid端末とスムーズにペアリングできるほか、Xiaomi HyperOSの接続性の高さによって、視聴中のコンテンツを2機のイヤホン間でシェアすることが可能です。

 

製品のポイント

コスパの良さが魅力のシャオミもついにオープン型の完全ワイヤレスイヤホンを発売します。今回も価格のお手頃感はありつつも、装着感にこだわったデザイン、強化された低音、音漏れ防止機能など、オープン型イヤホンに求められる性能をしっかりと盛り込んでいます。

 

イヤーフック部分は人間工学に基づいて設計されており、素材には高い柔軟性と耐性を持つニッケルチタン形状記憶合金ワイヤーと、肌にやさしいシリコンを採用。イヤホン本体の重量は9.6gと軽量で、長時間の装着による耳の疲れを軽減します。また、カーブエッジ部分はメガネに干渉しにくいスリムなデザインになっており、これまでメガネとの相性が悪くオープンイヤー型を諦めていた人には新たな選択肢となるでしょう。

 

本機に搭載された17×12mmの楕円形ドライバーは、奥行きのあるダ イナミックな低音を実現。また、Hi-Res AUDIO WIRELESS認証で、高音質のワイヤレスコーデックLHDC(96kHz/24bit)対応により、繊細な音楽体験を提供します。音質は保ちながらも、イヤホン内部に内蔵された別ユニットのドライバーから発生する逆位相音波により、音漏れはしっかりと低減してくれます。

 

なお充電の持ちは、イヤホン単体で最大7.5時間、充電ケースと合わせて、最大38.5時間の音楽再生が可能。約10分の充電で1.5時間の使用ができます。

 

冒頭でも触れたとおり、対象のXiaomiデバイスとの接続で「オーディオシェア」機能を使えば、視聴中のコンテンツを2機のイヤホンで楽しむことができます。そのほか、Xiaomi HyperOS搭載のデバイスでXiaomi OpenWear Stereoからデバイスのカメラやビデオのシャッター操作、Voice Assistantの操作が可能になるなど、Xiaomiのデバイスとセットで使用することで利便性がさらに向上するオープンイヤー型イヤホンです。

期間限定! シャオミのアイテムを購入&体験できる「Xiaomi POP-UP Store」渋谷PARCOに登場……9月1日まで

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、5月25日から渋谷PARCOの5階にて「XiaomiPOP-UP Store」を期間限定でオープンします。

 

今回の出店は、グローバルで展開しているXiaomi Storeのデザインコンセプトを踏襲した内容で、日本では初の試み。

 

5月に発売した「Xiaomi 14 Ultra」「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」「Redmi Note 13 Pro+ 5G」をはじめ、最新のウェアラブル製品や、テレビ、モニター、ロボット掃除機などのIoT製品を含む、シャオミ製品の体験や購入が可能。POCOブランド最新スマートフォン「POCO F6 Pro」とタブレット「POCO Pad」をはじめとした、オンライン専売の製品も数多く展示します。

 

Xiaomi Storeは中国、インド、ヨーロッパ、南米、東南アジアなど世界各国で展開されており、今年は8周年を迎えます。ブランドのシンプルさとユーザーフレンドリーなデザインを反映した、ミニマリストでモダンな美学を強調した店舗デザインで、シャオミが発表した最新のテクノロジーを体験することができます。

 

オープンイベントも開催され、店舗で5000円(税込)以上購入すると、先着100名にシャオミ製品をプレゼント。

 

また、Xiaomi JapanのXアカウント(@XiaomiJapan)をフォローしたうえで、来店時に、店舗内のおすすめ製品の写真や動画を、@XiaomiJapanへのメンションとハッシュタグ「#渋谷でシャオミ」をつけて投稿し、スタッフへ投稿を見せると、製品購入の有無にかかわらず、シャオミグッズをプレゼントします。

 

 

開催期間は9月1日までで、時間は11時~21時。入場は無料です。

お手頃価格で高解像度/AI検出機能を備えた見守りカメラ「Xiaomi スマートカメラ C500 Pro」

シャオミ・ジャパンは、「Mi Home アプリ」と連携して使う室内向けの見守りカメラ「Xiaomi スマートカメラ C500 Pro」を発売しました。実売価格は6680円(税込)です。

 

Xiaomi スマートカメラ C500 Proは、高解像度とAIによる検出機能を備えた見守りカメラです。500万画素と3K解像度レンズ(2960×1666ドット)のカメラを搭載し、自宅を細部まで撮影可能。また、超低照度カラーモードと、赤外線暗視機能によって低照度時や暗闇でも鮮明な画像を撮影できるとしています。

 

さらに音や異常を検知するAI検出機能を搭載。たとえば赤ちゃんの泣き声やペットの動作、大きなノイズなどを検知するとスマホにプッシュ通知を送信します。加えて、見守るエリアを最大6か所設定でき、エリアに人物が立ち入った際も検出します。

 

本体にはデュアルモーターによるパン/チルトズーム設計を取り入れ、レンズは上下左右/水平方向に360度、垂直方向に114度回転可能。また、内蔵のスピーカーで双方向の音声通話もできます。

 

このほか、通信の安全性とユーザーのプライバシーを保証する専用セキュリティチップやスマホから操作できる物理レンズを内蔵しています。

 

ストレージはmicroSDカード、NAS、クラウドの3つに対応。また本体サイズは78×78×124mm、重さは約301gです。

約7.5mmと薄さ際立つ、シャオミ「Xiaomi モニター A24i」が1万円で発売

シャオミ・ジャパンは、薄型のディスプレイ「Xiaomi モニター A24i」を発売しました。実売価格は1万980円(税込)です。

 

Xiaomi モニター A24iは約7.5mmの薄さを実現した23.8型のディスプレイです。スリムかつシンプルなデザインにしているほか、VESA規格準拠による壁掛けにも対応しています。

 

アスペクト比は16:9、解像度はフルHD(1920×1080ドット)、リフレッシュレートは最大100Hz、応答速度は6ms、視野角は178度に対応しています。また、1670万色表現できるうえに、sRGB99%の色域によって、鮮やかでナチュラルな画像を表示できるとのこと。

 

インターフェイスはDisplayPort、HDMI 2.0、DC入力をそろえています。また重さは約2.98kg。

 

販売はシャオミの公式サイト、Amazon、楽天市場など。手頃な価格で省スペースなディスプレイなので、とりあえず1台用意したいといったニーズにハマりそうです。

大きめの画面と必要十分な機能が備わった、1万円以下のスマートバンド「Xiaomi Smart Band 8 Pro」

シャオミ・ジャパンは、スマートバンドの新モデル「Xiaomi Smart Band 8 Pro」を発売しました。市場想定価格は8980円(税込)。

 

Xiaomi Smart Band 8 Proは、前モデル「Xiaomi Smart Band 7 Pro」から全面的に刷新したという製品。ディスプレイやバンド交換の機構、位置情報のトラッキングなどがアップデートされています。

 

ディスプレイは1.74インチの有機ELで、リフレッシュレートは60Hzを実現。また600nitの最大輝度に加えて、自動で明るさを調節する機能にも対応しています。

 

画面が大きくなったことで、ウィジェットのデザインも新しくなっています。文字盤のスワイプで画面のレイアウトをカスタマイズでき、健康のモニタリングや天気、スケジュールなど、よく見る画面を自由に組み合わせることが可能です。

 

バンド部分は「クイックリリース構造」を刷新し、シーンに合わせてバンドを気軽に交換できるとのこと。別売りのバンドは9種類用意。素材やカラー違いで980円(税込)から販売しています。

 

位置情報については、衛星測位チップを内蔵することで5つの衛星測位システムに対応。スマホがなくても正確な位置情報をリアルタイムでトラッキングできるとしています。

 

フィットネス機能やヘルスケア機能も備わっており、150種類以上のワークアウト、24時間血中酸素のモニタリング、睡眠モニタリングに対応しています。

 

このほか仕様は、バッテリー持続時間が標準使用モードで最大14日、5ATMの防水性能、重さ約22.5g、本体サイズ46×33.35×9.99mmとなっています。

ファッション性を高めたスマートウォッチ「Xiaomi Watch S3」発売、ベゼルの着せ替えが可能

シャオミ・ジャパンは2月27日、ファッション性を高めたスマートウォッチ「Xiaomi Watch S3」を発表。同日から販売を開始します。市場想定価格は1万8980円(税込)です。

 

Xiaomi Watch S3は、従来の腕時計を身につける感覚で使いたいユーザーに向けて開発したという製品です。また、シャオミの新しいOS「Xiaomi HyperOS」を搭載した初めてのスマートウォッチとなっています。

 

ベゼルは着せ替えが可能で、別売りのベゼル(ストラップとセット)を装着するとサウンドとともに専用のウォッチフェイスに自動で切り替わります。加えて、ベゼル自体は落下などから画面を保護する役割も備えています。別売りのストラップとベゼルの価格は下記のとおりです。

 

オーシャンブルー 3980円(税込)
クロームイエロー 6480円(税込)
デュアルトーンセラミック 6480円(税込)
レインボー 6980円(税込)

 

ディスプレイは1.43インチの有機ELで、60Hzのリフレッシュレートを実現。また、本体サイズは47×47×12mm、重さは約44gです。

 

フィットネス機能としては、ランニングやサイクリングなど、150種類以上のプロスポーツモードに対応しているほか、スキーやスノーボードといったウインタースポーツにも対応しています。5ATMの防水性能により、ウォーターアクティビティでも着用可能。加えて、独立デュアルバンドGNSSチップによって、5つの主要な衛星測位システムを利用して正確な位置を表示してくれます。

 

このほか、手首を動かすだけで操作できる「クイックジェスチャーコントロール」も搭載。スマホにかかってきた通話を拒否する、Alexaを起動する、スマホの写真撮影といった操作が手首の動きで可能です。

 

バッテリーは標準使用モードで最大15日間駆動。ヘルスケア機能は血中酸素レベルの測定や心拍数のモニタリング、睡眠モニタリングなどが可能となっています。

 

1万円ちょっとで買えるロングバッテリーのシャオミ新スマートウォッチ「Redmi Watch 4」

シャオミ・ジャパンは2月27日、スマートウォッチの新モデル「Redmi Watch 4」を発表しました。市場想定価格は1万1980円で、同日から発売しています。

 

Redmi Watch 4は、大容量のバッテリーとRedmi Watchシリーズ最大のディスプレイが特徴の製品です。電力効率の高いチップを搭載したことで、標準使用モードで最大20日間のバッテリー持続時間を実現。ロングバッテリーモードでは最長30日、常時点灯のモードでも約10日間の連続使用が可能としています。

 

ディスプレイサイズは1.97インチで、有機ELディスプレイを採用。また最大輝度は600nitとなっているうえに、自動明るさ調整機能に対応しているため、環境に合わせて明るさを調整してくれます。

 

本体にはアルミニウム合金のフレームを採用したほか、スムーズに回転するとうたうステンレススチール製の回転式クラウンを搭載。加えて、ストラップのカラバリはオプシディアンブラック、シルバーグレーを用意しています。

 

フィットネス面では、ランニングやサイクリングなど、150種類以上のプロスポーツモードに対応しています。また、5つの衛星測位システムに対応しているため、装着しているユーザーの位置を正確に捉えるとのこと。さらに、5ATMの防水性能によって、18種類のウォータースポーツにも対応しています。

 

健康管理については、24時間体制で心拍数や血中酸素レベル、睡眠などをモニタリングして、毎日のデータを表示します。

 

このほか、Bluetoothによる通話機能や、自由にカスタマイズできるウォッチフェイス、専用アプリに登録した緊急連絡先に電話をかけられるクイックコール機能などを採用しています。本体サイズは47.5× 41.1×10.5mmで、重さは約31.5g。

 

なお、別売りでストラップのカラバリも販売します。カラーは、ダークシアン、ミントグリーン、パステルパープルの3色で、市場想定価格は980円(税込)です。

シャオミ、音にこだわった1万円以下の完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 5 Pro」発売

シャオミ・ジャパンは、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「Redmi Buds 5 Pro」と「Redmi Buds 5」を発売しました。市場想定価格は、Redmi Buds 5 Proが9980円(税込)、Redmi Buds 5が6980円(税込)です。

↑左がRedmi Buds 5 Pro、右がRedmi Buds 5

 

Redmi Buds 5 Proは、音にこだわったとうたうイヤホンです。独自の同軸デュアルドライバー音響システムを採用しており、11mmのチタン製ウーファーと10mmのセラミックツイーターによって鮮明でクリアなサウンドを実現したといいます。さらに、没入感を高めるイマーシブサウンドモードも搭載しています。

 

また、最大52db/4kHzのアクティブノイズキャンセリングを搭載。前モデルに比べてノイズキャンセリング性能が30%向上しているとのこと。加えて、3基のマイクとAI通話ノイズリダクションも搭載し、通話性能を高めています。

 

バッテリーは本体のみで約10時間、ケースを含めると最大約38時間となっているほか、急速充電に対応しているため、約5分の充電で最大2時間使用できるそうです。また、コーデックはSBC/AAC/LC3/LDACに対応。

 

Redmi Buds 5は、充電ケースをコンパクトなボディに仕上げたモデル。イヤホンとしては、最大46dB/2kHzのアクティブノイズキャンセリング性能を実現したほか、外音取り込みモードによって、さまざまな環境で快適に使用できるとしています。

 

バッテリーは本体のみで約10時間、充電ケースを含めると最大約40時間の使用が可能です。また、こちらも急速充電に対応で、約5分の充電で最大2時間使用できるといいます。

 

ドライバーは10mm径で、コーデックはSBCとAACに対応。

 

なお、1月21日まで早割キャンペーンを実施中。期間中にXiaomi公式ストア、Amazon、楽天市場で、Redmi Buds 5 Proは8980円、Redmi Buds 5は4880円で販売しています。

3000円台でロングバッテリーのスマートバンド「Xiaomi Smart Band 8 Active」発売

シャオミ・ジャパンは、スマートバンドのエントリーモデル「Xiaomi Smart Band 8 Active」を発売しました。市場想定価格は3480円(税込)。

 

Xiaomi Smart Band 8 Activeは低価格ながら、大きめのディスプレイとロングバッテリーが特徴のスマートバンドです。従来のXiaomi Smart Band 8に比べて約10.5%大きい、1.47インチのディスプレイを搭載。また、バッテリー持続時間は最大約14日間で、常時点灯させた状態でも最大6日間持続するとのこと。加えて、急速充電にも対応しており、約2時間でフル充電が可能としています。

 

ヘルスケア機能としては、血中酸素飽和度レベル測定のほか、心拍数や睡眠、ストレスレベルのモニタリングなどが可能。また女性の健康管理にも役立てられるといいます。

 

スポーツにおいては、50種類以上のモードをサポートし、運動時間と消費カロリーを記録します。さらに、50m防水にも対応しているため、水泳でも使用できます。

 

本体サイズは42.81×25.42×9.99mm、重さは約14.9g。ディスプレイの素材は強化ガラスを採用し、ストラップ素材はTPU熱可塑性ポリウレタンとなっています。

 

なお、1月21日まで早割キャンペーンを実施中。期間中にXiaomi公式ストア、Amazon、楽天市場で2980円(税込)で販売しています。より手を出しやすい価格なので、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。

シャオミの体験型ポップアップスペースがオープン。「Xiaomi 13T」シリーズや国内未発表製品を体験

Xiaomi Japan(以下、シャオミ)が、東京・渋谷で国内初となる体験型ポップアップスペース「Xiaomi Smart Holidays from “mi” to you!」を12月17日まで開催中だ。最新Androidスマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズをはじめ、スマート家電やウェアラブルデバイスが展示されている。そのほか、国内未発表製品の展示や自撮り用フォトスポットが用意されるなど、シャオミを楽しみ尽くせるイベントとなっている。

↑12月17日まで開催中の体験型ポップアップスペース「Xiaomi Smart Holidays from “mi” to you!」

 

最新スマホXiaomi 13Tシリーズを展示! 撮影も体験できる

↑人気のスマートウォッチ「Xiaomi Smart Band 8」(左)、最新スマホXiaomi 13Tシリーズ(右)など、話題の機種が体験できる

 

ポップアップスペースは、「いつもと違う、スマートな暮らしを体験できるホリデーをあなたに。」がコンセプト。渋谷のHz-SHIBUYA(ヘルツシブヤ)で開催中だ。

 

シャオミのイメージカラーであるオレンジを基調に彩られた会場では、12月8日に発売されたばかりの最新Androidスマートフォン Xiaomi 13T、Xiaomi 13T Proやゲーミングディスプレイ Xiaomi モニター A27iをはじめ、スマートウォッチ Xiaomi Amart Band 8などの実機が展示されている。

↑9月に日本初投入したロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」(画像中央)のほか、スマート家電、ゲーミングディスプレイのXiaomi モニター A27i(画像左)がずらりと並ぶ

 

↑KDDI独占のチューナースマートTV「Xiaomi TV A Pro」の全サイズ(32インチ/43インチ/55インチ/65インチ)も展示されている

 

「体験型」スペースなので、もちろん実機を手に取って試すことができる。同社 プロダクト プランニング本部 本部長の安達晃彦氏は「シャオミの製品は、オンライン販売だけというものも多くあります。国内ではまだなじみのないメーカーなので、このポップアップスペースでシャオミの製品を実際に触って、知っていただくきっかけになればうれしいです」と、語った。なかでも注目製品は? と質問すると、「最新機種のXiaomi 13Tシリーズです」と、紹介してくれた。

 

12月8日に発売したXiaomi 13T、Xiaomi 13T Pro両モデルに共通する最大の特徴は、卓越したカメラ機能だ。約5000万画素の広角レンズと望遠レンズ、約1200万画素の超広角レンズを搭載。光や色彩の変化、物体の動きを認識して画像を最適化する「Xiaomi Imaging Engine」により、細部まで美しい撮影が可能だ。また、OIS(光学手ブレ補正)も備えているので、例えばクリスマスイルミネーションなどの夜景も、手ブレを抑制してきれいに撮影することができる。

 

会場では、各3色(ブラック、メドウグリーン、アルパインブルー)合計6機種が展示されており、機能はもちろん、アルパインブルーに採用されているヴィーガンレザー手触りなども、心ゆくまで実機で試すことが可能だ。

 

「Xiaomi 13Tシリーズには、同スペックのカメラ性能が備わっています。普段使いはもちろんですが、写真撮影にこだわりたい人も、ぜひ実際に撮影して、ディテールまで鮮やかに再現できる高性能を体験してもらいたいです」(安達氏)

↑最新のXiaomi 13T、Xiaomi 13T Proに実際に触れて体験できる

 

「Xiaomi 13T」シリーズの高性能なカメラ性能を試すなら、無料の自撮り体験コーナーもおすすめしたい。本格的なフォトブースが設置されており、遠隔シャッターを操作して「Xiaomi 13T」シリーズで撮影した写真のなかから、好きなショットを選んでデータ、またはフォトカードにプリントして持ち帰ることが可能だ。

↑フォトブースでは1組3回のシャッターチャンスがある。画像データはQRコードからDL可能

 

期間中には、日時限定でシャオミカラーの服に身を包んだサンタクロースも登場するので、記念撮影をするならその時間を狙うのがおすすめ。来店予定は、12月16日(土)の12時/14時/16時から各30分程度。

↑シャオミカラーのサンタクロースも登場

 

国内未発表の犬型ロボットも展示

さらに、国内未発表の犬型ロボット「CyberDog2」と電動キックボード「Xiaomi Electric Scooter 4 Pro」も展示。特に、中国のみで販売されており実物を見る機会がなかなかないCyberDog2は、注目を集めていた。ドーベルマンピンシャーをモデルにしたデザインは、従来機に比べてより犬らしいデザインとなっている。また3万匹以上のAI犬によってシミュレーションを繰り返したことで、本物の犬らしい動作を実現したという。残念ながらいずれも動作・走行デモは行なわれないが、実物の近くにはCyberDog2の動作デモムービーが流れていた。

↑CyberDog2の実物も間近で見ることができる

 

↑国内未上陸のXiaomi Electric Scooter 4 Pro

 

ギフトシーズンということで、Xiaomi Smart Band 8など一部ウェアラブル製品はその場で販売(現金のみの支払い)もしている。

↑コスパの高さで人気のXiaomi Smart Band 8。純正の交換バンドも展示されており、実際の色合いや手触りを確認できる

 

フォトブースの近くには、「Xiaomi TV A Pro」や「Redmi Pad」のほか、オリジナルグッズなどが当たる特大ガチャ「GACHA LOTTERY」も。ポップアップストア開催中にシャオミ製品5000円以上購入かフォトブースでの撮影体験、アンケート回答で獲得したコインを使って回すことができるので、訪れた際にはぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。

↑GACHA LOTTERYの1等は、会場にも展示されているXiaomi TV A Pro。そのほかの景品も豪華なラインナップが揃っている

 

「若い層にもシャオミの製品を知って欲しい」との思いから、渋谷で開催中のXiaomi Smart Holidays from “mi” to you!。国内にリアル店舗がないだけに、製品を実際に触って使用感を確認出来るこの機会は見逃せない。常設のシャオミストアの展開にも期待したい。

 

【「Xiaomi Smart Holidays from “mi” to you!」概要】
開催日時:12月17日(日)まで 11時~19時
開催場所:Hz-Shibuya
入場料:無料
イベント詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000098799.html

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

シャオミの新ロボット掃除機などがブラックフライデー特価に! Amazon・楽天・公式サイトでそれぞれお得な特典も

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、Amazon、楽天、Xiaomi 公式サイト(mi.com)の各ECサイトで、Xiaomi製品をお得に購入できる「BLACK FRIDAY(ブラックフライデー)」を実施します。

 

セールでは、新製品「Xiaomi ロボット掃除機 S10」や、「Xiaomi Smart Band 8」などが、お得なパッケージで登場します。

↑Xiaomi Smart Band 8

 

Amazon ブラックフライデーでは、先行セール期間(11月22日0時~)も含めた、12月1日23時59分まで開催。先行セールの対象アイテムはAmazon ブラックフライデーの両方の期間を通じて同一のセール価格で購入できますが、在庫がなくなり次第終了となります。

↑Xiaomi ロボット掃除機 S10

 

楽天市場では11月27日1時59分までセールを開催しており、対象製品(Xiaomi ロボット掃除機 S10、Redmi 12 5G、Xiaomi Smart Band 8)へのレビュー投稿で、店内購入金額5000円以上で利用できる1000円オフクーポンを進呈。

↑Redmi 12 5G

 

Xiaomi 公式サイトでは、11月23日まで先行セールを開催中。第一弾セールを11月24日~11月27日に、第二弾セールを11月28日~11月30日まで開催します。「Xiaomi Pad 6(6GB+128GB)」を4万6800円で販売(クーポンも使用可能)するほか、Xiaomi Smart Band 8と専用ストラップを同時に購入すると、専用ストラップが1円になるチャンスもあります。公式サイトに毎日サインインして40Miポイントを獲得でき、3日間連続サインインで、さらに100Miポイントを獲得できます。獲得したMiポイントはクーポンと交換できます。

↑Xiaomi Pad 6

識者イチオシ! 2~5万円台の高コスパ「タブレット」4選

タブレットはプロセッサーの性能が全体的にアップし、マルチタスクも得意。特色は異なるが、高機能な5万円前後のモデルが増加中。薄型大画面にも注目した4アイテムを紹介。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

エンタメ視聴やゲームに最適!スリムなAndroidタブレット

シャオミ
Xiaomi Pad 6

実売価格:4万9800円

約11インチのタブレット。ディスプレイ解像度はWQHD+で、リフレッシュレートは144Hzまでサポートする。Dolby Atmos対応のクアッドステレオスピーカーも備える。別売で専用ペンやキーボードケースも用意。

SPEC●OS:Android 13●CPU:Qualcomm Snapdragon 870●ディスプレイ:11インチ(2880×1800)●メモリ+ストレージ:6GB+128GB、8GB+128GB●サイズ/質量:W165.18×H253.95×D6.51mm/490g

 

↑高リフレッシュレートに対応した画面は、ゲームプレイも快適。ブルーライトに配慮した目にやさしい機能も兼ね備える

 

↑バッテリー容量は8840mAh。充電はUSB Type-Cポートで行い、33Wの急速充電にも対応する。なお、充電アダプターは同梱される

 

【ここが価格以上!】

「ミドルハイのAndroidタブレットとして、いまチェックしておきたい一台。単体で5万円を切りつつ、ディスプレイ&オーディオ周りの仕様が充実しており、エンタメ・ゲーム用途なら高いパフォーマンスを発揮するはず」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

Fire史上最大の画面サイズ! 複数人での動画鑑賞にも

Amazon
Fire Max 11

実売価格:3万4980円〜

Amazon独自の「Fire OS」を採用し、専用のアプリストアで動画配信やゲームなどのアプリを追加できる。堅牢なアルミニウムボディは、落下テストでも高い耐久性を誇る。音声で操作できるアシスタントAI「Alexa」も搭載。

SPEC●OS:Fire OS●CPU:Arm Cortex-A
78(最大2.2GHz)×2、Arm Cortex A55(最大2GHz)×6●ディスプレイ:11インチ(2000×12
00)●メモリ+ストレージ:4GB+64GB●サイズ/質量:W259.1×H163.7×D7.5mm/490g

↑最新の高速Wi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応(別途Wi-Fi6対応ルーターが必要)。8メガピクセルの自撮りカメラと合わせ、高品質なビデオ通話が可能だ

 

↑Fire初の11インチ液晶は、フルHDを超える2000×1200ピクセルの高精細。Made for Amazon認定スタイラスペンにも対応している

 

【ここが価格以上!】

「Amazonのサービスに誘導するためか、その高性能さに対してかなり安価に設定されている印象があります。Amazonのセール(ブラックフライデーなど)を利用すれば、さらにお安く買えるはずです」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

鮮やかな映像と迫力のサウンドでエンタメを存分に楽しめる

レノボ
Lenovo Tab B10 3rd Gen

実売価格:2万6840円

視野角が広い10.1型ワイドIPSディスプレイを採用し、色鮮やかな画質を楽しめる。レノボ独自のアイケアモードはブルーライトをカットし、眼精疲労を低減するアイプロテクション技術。強力なオクタコアプロセッサーも搭載する。

SPEC●OS:Android 12●CPU:Unisoc T610 プロセッサー●ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)●メモリ+ストレージ:3GB + 32GB●サイズ/質量:約W239.8×H158.6×D8.5mm/約460g

 

↑Dolby Atmosに対応したステレオスピーカーを搭載。コンテンツに応じた最適な音質に調節可能で、迫力のサウンドを楽しめる

 

↑ボディはデュアルトーン仕上げを施した高品質なアルミニウム合金製。スリムかつ460gの軽さで、長時間の動画視聴も快適だ

 

【ここが価格以上!】

「オクタコアのUnisoc T610 プロセッサーと3GBのメインメモリを搭載。内蔵ストレージは32GBとやや少なめですが、SDXCカードで補えます。強力なCPUやディスプレイの大きさを考えるとこの価格は出色」(「GetNavi」デジタル担当・上岡 篤)

 

お絵描きもノートも付属のペンでサクッと書ける

サムスン
Galaxy Tab S6 Lite

実売価格:5万6798円

10.4型のAndroidタブレットで、Sペンが付属する。バッテリー容量は7040mAhで、最大15時間の動画視聴が可能。本体カラーはグレーのみだが、ペン収納場所も兼ねた別売のブックカバーはグレー、ブルー、ピンクの3色を用意する。

SPEC●OS:Android 13●CPU:Snapdragon 720G●ディスプレイ:10.4インチ(2000×1200)●メモリ+ストレージ:4GB + 64 GB●サイズ/質量:W154.3×H244.5×D7.0mm/約465g

 

↑扱いやすい10.4型で、Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーを搭載。3.5㎜イヤホンジャックも備え、旅行時のコンテンツ視聴などにも好適

 

↑Galaxyスマホならば、同モデルとの連携も容易だ。端末間でのデータ共有操作や、自動テザリング機能などをスムーズに利用できる

 

【ここが価格以上!】

「5万円台で入手でき、ペンも同梱されているのが魅力。ちょっとしたお絵描きや、手帳・ノートのような運用、書類へのコメント記入など、様々な用途に対応できます。付属のSペンは本体側面に磁力で固定可能」(モバイルライター・井上 晃さん)

シャオミが2万円台の高機能ロボット掃除機を日本初投入。低価格とは思えない多彩な機能搭載

Xiaomi Japan(以下、シャオミ)は、9月27日に「事業戦略・新製品発表会」を開催した。スマートフォン、スマートバンド、タブレット、テレビ、ロボット掃除機など7製品を一挙に発表。なかでも注目を集めたのは、同社にとって日本初投入となるロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」とグローバルで発表されたばかりの新型スマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズ。本記事では、この2製品を中心に新製品について紹介していこう。

 

LDSレーザーナビゲーション搭載、4000Paの吸引力で粉塵も簡単に取り除く

↑シャオミが日本初投入したロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」

 

「Xiaomi ロボット掃除機 S10」は、9月27日から同社公式ストア(Mi.com)、アマゾン、楽天市場で発売を開始している。実売価格は2万4800円(税込、以下同)。同モデル最大の特徴は、LDSレーザーナビゲーション技術が搭載されていること。

 

360度スキャンにより住環境を素早く特定し、正確なマッピングを構築。マップをもとに、クリーニングスケジュールをカスタマイズする。異なるホームエリアを自動的に分割してくれるので、例えば掃除したいエリアとそうではないエリアを設定することも可能だ。もちろん、段差や障害物をリアルタイムで検知して、衝突やスタックを最小限に抑える機能も備えている。

↑内蔵センサーで端からの落下も防止する

 

同じ価格帯のロボット掃除機には、基本的にセンサーやカメラを通じて部屋をマッピングする機能が備わっていないことが多い。そのため、あらかじめ決まった動きで掃除をすることしかできなかったが、同モデルでは自由度の高いマッピング機能により、環境に合わせて掃除方法を選択することができる。

 

掃除ルートは「Y字」と「ジグザグ」を組み合わせたものとなっており、「Y字」で手作業での掃除をシミュレートし、「ジグザグ」で掃除の効率性を高めるのだそう。加えて、水拭き機能も備わっており、モップヘッドの水分量を適切に調整できるスマートウォータータンクを搭載している。

 

驚くべきは吸引力にもある。同価格帯では2000Pa程度の吸引力のロボット掃除機が多いなか、同モデルは4000Paの強力なファンブロワーを搭載。掃除のモードも「サイレントモード」「標準モード」「ミディアムモード」「ターボモード」の4段階を備えており、粉塵や髪の毛も簡単に取り除く。

 

掃除状況の確認や遠隔操作、タイマー設定などは、スマートフォンにシャオミの共通アプリ「Mi Home」をインストールして行うことが可能。バッテリー容量は3200mAhで、フル充電時に標準モードで最長130分間稼働する。

↑スマートフォンアプリ「Mi Home」の使用イメージ。システムアップデートをオンラインで入手することもできる

 

同社 プロダクトプランニング部 本部長の安達晃彦氏は、「価格を見ていただくと、多彩な機能を備えたワンランク上のロボット掃除機であることがおわかりいただけたと思います」と、同モデルへの自信を覗かせた。そのうえで、「価格面で今までロボット掃除機の導入に躊躇していた人や、2台目の掃除機の導入を考えている人にぜひおすすめしたい」と、締めくくった。

 

「Xiaomi 13T」シリーズ、19分でフル充電可能な最上位機種も登場

↑12月上旬以降に発売予定の「Xiaomi 13T」「Xiaomi 13T Pro」

 

同社の新型スマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズは、エントリーモデルの「Xiaomi 13T」とハイエンドモデルの「Xiaomi 13T Pro」がラインナップされる。「Xiaomi 13T」はau、UQ mobileで、「Xiaomi 13T Pro」はソフトバンクと家電量販店で、いずれも12月上旬以降に発売予定。価格は追って公開される予定とのこと。

 

両モデルに共通する最大の特徴は、高機能カメラだ。約5000万画素の広角レンズと望遠レンズ、約1200万画素の超広角レンズを搭載。広角レンズは1/1.28インチ大型センサーとなっている。さらにOISを備えており、手ブレを抑えて夜景など暗いシーンでも高精度の撮影が可能となる。望遠ズームは光学2倍ズームでのポートレート撮影に対応。

 

光や色彩の変化、物体の動きを認識してディテールまで鮮やかに再現する「Xiaomi Imaging Engine」、人物や動物を自動的にフォーカスし追尾する「Xiaomi ProFocus」にも対応する。

 

また、約6.7インチ有機LEディスプレイを搭載。解像度は1.5K(2712×1220)で1インチ当たりの画素数は446ppi。リフレッシュシートは144Hzに対応し、動きの早い滑らかで快適な使い心地を実現した。

 

各モデルの特徴については次の通りだ。「Xiaomi 13T」は、SoCに「MediaTek Dimensity 8200-Ultra」を採用した。バッテリー容量は5000mAhで、急速充電機「67W Xiaomi ターボチャージ」(別売り)により15分で約50%まで充電可能だ。メモリは8GBで最大13GBまで拡張できる。

 

「Xiaomi 13T Pro」はSoCに、より高性能な「MediaTek Dimensity D9200+」を採用。こちらもバッテリー容量は5000mAhだが、同梱の急速充電機「120W Xiaomiハイパーチャージ」により19分で100%の充電が可能となる。メモリは12GBで、最大20GBまで拡張可能。

↑「Xiaomi 13T」シリーズはいずれも3色展開。左からブラック、メドウグリーン、アルパインブルー

 

そのほか、約6.8インチのディスプレイや約5000万画素のメインカメラを搭載した、新型スマートフォンのプレミアムエントリーモデル「Redmi 12 5G」、エントリーモデルのタブレット「Redmi Pad SE」から6GB+128GB版/4GB+128GB版、人気スマートバンドシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 8」、Google TV搭載のスマートテレビ「Xiaomi TV A Pro」が発表された。

↑新型スマートフォンのプレミアムエントリーモデル「Redmi 12 5G」は10月6日から順次発売開始。実売価格は、2万9800円

 

↑エントリーモデルのタブレット「Redmi Pad SE」は9月27日から発売開始している。実売価格は、6GB+128GBが2万9800円、4GB+128GB版が2万1800円

 

↑9月27日から発売開始した、人気スマートバンドシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 8」。実売価格は5990円。バッテリー持続時間が最大14日間から16日間に進化した

 

↑10月中旬より順次発売予定の「Xiaomi TV A Pro」。実売価格は、32インチ 3万2780円/43インチ 5万4780円/55インチ 7万6780円/65インチ 10万9780円

 

同発表会では、Xiaomi Japanの取締役社長に就任した大沼彰氏が、同社の今後の展開について語った。国内ではスマートフォンのイメージが強い同社だが、近年ではIoT家電にも注力しており、グローバルでは6億5000万以上ものデバイスが繋がっているという。

 

同社は「優れたテクノロジーを誰もが利用できるようにする」というメッセージをグローバルに打ち出しており、製品をユーザーの手が届きやすい価格で提供できるための取り組みとして、年間純利益が5%を超えないようにしている。大沼氏は「『スマートな暮らしをすべての人へ』ということが私達の使命だと思っています。シャオミの革新的な技術によるスマートな製品を適正な価格でお客様に提供していきたい」と、日本での事業展開について宣言した。

↑Xiaomi Japan 取締役社長 大沼彰氏

 

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国内企業の撤退続くなかで、Xiaomi・OPPO・Lenovoと攻勢強める中国スマホメーカー

2023年、スマホ市場に異変が生じています。国内スマホメーカーの撤退が相次ぐ一方で、グーグルは自社開発のPixelシリーズを国内3キャリアで展開するなど、攻勢を強めています。

 

そんななかで、存在感を高めているのが中国メーカーです。Xiaomi Japan、OPPO、Lenovoグループの最新の動向をまとめました。

 

国内メーカー不在の空白地帯を攻めるXiaomi。auではテレビも販売

Xiaomi Japan(シャオミ)は9月27日、日本向け新製品を発表しました。スマホは準ハイエンドの「Xiaomi 13T」シリーズと、お手頃価格のミッドレンジモデル「Redmi 12 5G」の2つのシリーズです。国内の携帯キャリア(MNO)向けと、オープンマーケットモデル(MVNO向け)の2種類を投入します。

 

・Xiaomi 13T Pro 5G――ソフトバンク向け、オープンマーケット版

・Xiaomi 13T 5G――au/UQ mobile向け、オープンマーケット版

・Redmi 12 5G――au/UQ mobile向け、オープンマーケット版

 

いずれのモデルもおサイフケータイに対応する日本仕様。一方で、Xiaomi 13Tシリーズは、海外版でレンズメーカーのLeicaとコラボしていましたが、日本向けモデルではコラボ無しになっています。

↑Xiaomi 13T Pro。カメラや急速充電が特徴です

 

携帯キャリアとの協力体制をしっかりと整えているのもポイントです。ソフトバンクとは、Xiaomi 13T Proの急速充電を「神ジューデンスマホ」といううたい文句でアピールしています。

 

また、KDDI(au)では、スマホのXiaomi 13Tだけでなく、日本初投入となるスマートテレビなどの取り扱いも表明しています。Xiaomiのスマートテレビは日本で初投入となる製品で、auショップや量販店のauコーナーで販売するとのこと。

↑Xiaomiとしては日本初投入となるスマートテレビを発表。au Shopの店頭で販売されます

 

Xiaomiの日本市場参入は2020年と遅めですが、3年が経過した今は、おサイフケータイなどの日本向け仕様にもしっかり対応し、大手キャリア2社での取り扱いも実現しています。カメラや急速充電といった明確な特徴がありながらも、価格は控えめというコスパの良さを武器に、国内メーカー不在の空白地帯に攻勢をかけています。

 

OPPOは「戦略変更」した新スマホを投入

オウガ・ジャパン(OPPO)は9月28日、日本向けの新スマートフォン「OPPO Reno 10 Pro 5G」を発表しました。特徴は、手触りにこだわったデザイン性の高さと、4眼にソニー製センサーを採用した高品質なカメラ、そして、28分でフル充電できる急速充電機能です。ソフトバンクはXiaomiと並ぶ「神ジューデンスマホ」としてOPPO Reno 10 Pro 5Gを取り扱います。

↑OPPO Reno 10 Pro 5G

 

OPPOの発表会の注目点は、「製品ポートフォリオ戦略を変更」が宣言されたことです。OPPOは日本向けにここ2年ほど高性能モデルを投入せず、お手頃価格なスマホのみを販売してきました。最上位モデルは2020年の「Find X2 Pro」が最後で、投入からすでに3年が経過しています。そんななかで、ミドルハイに位置づけられるOPPO Reno 10 Pro 5Gが登場したわけです。

 

ただし、OPPO Reno 10 Proはここ2年のOPPOの日本向けスマホに比べると性能は高めですが、同じ価格帯の他社製品と比べると、性能では見劣りしがちです。ボディの質感や手触りの良さなど、スペックシートには現れない部分を強化したスマホという印象も受けます。

↑OPPO Reno 10 Proのグロッシーパープル(真ん中)はツヤ感のある光沢仕上げ。「OPPO Glow」という背面加工技術を取り入れたシルバーグレー(右)は、柔らかな手触りで指紋が付きづらい仕上げです

 

なお、最上位モデルの投入計画について、オウガ・ジャパンの河野謙三専務は「ハイエンドモデル投入の計画はあるが、どの製品からどのタイミングで出すかは決まっていない」とコメントしています。OPPOブランドは海外ではFindシリーズの最新モデルFind X5のほか、折りたたみ型のFind N3 Flipも発売しています。日本向けの折りたたみスマホの投入も期待したいところです。

 

FCNTがLenovo傘下に。「日本製スマホ」はどうなる?

5月末に民事再生法を申請したFCNTは、Lenovoグループの傘下で再出発することになりました。FCNTはもともと富士通の携帯電話事業から独立した企業で「arrows」や「らくらくスマートフォン」などの耐衝撃に強いスマホで知られています。

↑富士通グループの携帯電話事業の流れを組む「FCNT」がLenovo傘下で再出発します

 

FCNTのスマホ事業はPC大手の中国Lenovoグループが100%出資する新会社のFCNT合同会社に移管が完了。10月1日に事業運営を開始しました。

 

Lenovoは中国でLenovoブランドのスマートフォンを展開しており、また米国や南米市場に強いスマホメーカー「Motorola(モトローラ)」も傘下に収めています。日本市場で認知度の高いFCNTのブランドが加わることで、日本市場への浸透を図る狙いがありそうです。

↑モトローラは日本向けに折りたたみスマホ「Motorola razr 40 ultra」を投入しています

 

この買収で気になるのが「日本製スマホ」の今後です。FCNTは従来、「日本製スマホ」を訴求点のひとつとしていました。経営破綻後、このスマホ工場を運営するJEMS社は、京セラなどが出資するファンドが経営を引き継いでおり、新生FCNT合同会社との資本関係はなくなっています。

 

経営の合理化を考えるなら、FCNTがJEMSへの製造委託を終了し、Lenovoグループの工場での製造に切り替える可能性もあります。一方で、「日本製のarrows」を売りにしていた経緯があるため、工場の海外移転はブランド戦略の大きな変更となりそうです。

 

この点について、FCNT広報に質問したところ、「事業戦略とひもづく施策は、まさに協議を進めているところです。今後、事業が安定かつ継続的に発展させていくために、FCNT社内及び、レノボのモバイルビジネスグループ内や、アジアパシフィックでの地域での協議や検討を現在すすめています」という回答を得ました。こちらも今後の舵取りに注目したいところです。

 

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シャオミから2000円以下の完全ワイヤレスイヤホン登場、日常で安心して使えそう

シャオミはエントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Active」をAmazon限定で発売しました。価格は1990円(税込)です。

 

Redmi Buds 4 Activeは充電ケースと併用で約28時間使用できるバッテリー、Androidスマホに表示されるポップアップのタップでペアリングできる「Google Fast Pair」、Bluetooth 5.3による低遅延モードなどに対応しながら2000円以下の製品。

 

音質では12mmの大型なダイナミックドライバーを搭載し、パワフルな低音を楽しめるとのこと。

 

このくらいの価格感であれば、日常使いでも安心して使える、という人も多そうです。IPX4生活防水性能で、多少の雨なら心配ないほか、ジムで使用なども可能でしょう。

激薄折りたたみスマホ「Xiaomi Mix Fold 3」デビュー!

Xiaomi(シャオミ)は新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi Mix Fold 3」を海外発表しました。

↑Xiaomi

 

Xiaomi Mix Fold 3の特徴は、ファイバーモデルで10.86mm(ガラスモデルで10.96mm)という本体の薄さ。これは、Samsung(サムスン)の「Galaxy Z Fold5」の約13mmや、Google(グーグル)の「Pixel Fold」の12mm強と比較しても、際立って薄い数値です。本体重量はファイバーモデルが255g、ガラスモデルが259gとなっています。また新開発のヒンジは、50万回の折りたたみに耐えることができ、45度から135度の間で自由な確度で固定することも可能です。

 

本体スペックとしては内側ディスプレイが8.06インチで外側ディスプレイが6.56インチ、どちらも120Hz駆動が可能。プロセッサはSnapdragon 8 Gen 2でRAMは12GB、内蔵ストレージは256GB、外側に5000万画素メイン+1200万画素超広角+3.2倍/5倍の1000万画素望遠カメラを搭載。67Wの急速充電と50Wのワイヤレス充電が可能です。

 

Xiaomi Mix Fold 3の中国向け価格は8,999元(約18万円)で、今週末から販売が開始されます。日本を含む国際版の発売情報はまだ発表されていませんが、この魅力的な折りたたみスマートフォンの早めの国内上陸が待たれます。

 

Source: 9to5Google

シャオミ、2000円台で機能がそろった完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売

シャオミは6月29日、エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売しました。直販サイトでの価格は2480円(税込)。

 

Redmi Buds 4 Liteは、イヤホン本体に独自のセミインイヤーデザインを採用したうえ、片耳約3.92gの軽量化を実現。長時間の使用でも疲れにくい設計にしたといいます。

 

音質においては12mmのダイナミックドライバーを搭載し、深みのある低音からクリアな高音までを表現するそうです。また、独自の調査によって、音や歪みを表す指標であるTHD率が0.1%と判明し、レコーディング時の音源を忠実に再現できるとうたっています。

 

バッテリーは充電ケース利用で最大18.5時間持続。本体のみだと最大4.5時間使えるとしています。また、充電時間はイヤホン本体が1.5時間、ケースが2時間となっています。充電はUSB Type-C経由からです。

 

このほか、通話時にAIによるノイズキャンセリングや、充電ケースのフタを開けてAndroidスマホに近づけるだけでペアリングできるGoogle Fast Pairに対応しています。

 

カラバリはブラックとホワイトの2色展開です。

シャオミ、2000円台で機能がそろった完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売

シャオミは6月29日、エントリーモデルの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 4 Lite」を発売しました。直販サイトでの価格は2480円(税込)。

 

Redmi Buds 4 Liteは、イヤホン本体に独自のセミインイヤーデザインを採用したうえ、片耳約3.92gの軽量化を実現。長時間の使用でも疲れにくい設計にしたといいます。

 

音質においては12mmのダイナミックドライバーを搭載し、深みのある低音からクリアな高音までを表現するそうです。また、独自の調査によって、音や歪みを表す指標であるTHD率が0.1%と判明し、レコーディング時の音源を忠実に再現できるとうたっています。

 

バッテリーは充電ケース利用で最大18.5時間持続。本体のみだと最大4.5時間使えるとしています。また、充電時間はイヤホン本体が1.5時間、ケースが2時間となっています。充電はUSB Type-C経由からです。

 

このほか、通話時にAIによるノイズキャンセリングや、充電ケースのフタを開けてAndroidスマホに近づけるだけでペアリングできるGoogle Fast Pairに対応しています。

 

カラバリはブラックとホワイトの2色展開です。

「1インチセンサー搭載」のスマホカメラを比較! シャオミ、OPPO、vivo、現時点最高クラスの写りを見よ!

2023年のハイエンドスマートフォンのカメラは性能が大きく向上しています。ソニーの「Xperia 1 V」は新型センサーを搭載して暗所撮影性能も高まり、シャープの「AQUOS R8 Pro」は大型センサーを搭載したりフィルター装着できるケースが登場したりと、本格的なカメラにまた一歩近づきました。この動きは海外も同様で、もはやデジタルカメラの使い勝手に近づいたスマートフォンが相次いで発売されています。今回は海外で販売中のカメラ性能に優れたスマートフォン3機種を紹介しましょう。

 

カメラメーカーとコラボ、大型センサーでコンデジクラスの性能

今回取り上げるのはシャオミ「Xiaomi 13 Ultra」、OPPO「Find X6 Pro」、vivo「X90 Pro+」の3台。中国スマホメーカーは「カメラメーカーコラボ」「大型センサー」「オールメインカメラ」「カメラ風デザイン」という4つの特徴を次々と発売しています。Xiaomi 13 Ultraはライカとコラボ、Find X6 Proはハッセルブラッド、X90 Pro+はカールツァイスレンズ搭載と、各社のハイエンドカメラフォンは日本でも発売してほしいと思えるほど高性能なカメラを搭載しているのです。なお日本ではライカがシャープと、カールツァイスはソニーと提携を行なっています。

↑OPPOのFind X6 Proはハッセルブラッドと提携している

 

3機種ともカメラのセンサーはソニーの「IMX989」を搭載。センサーサイズは1インチと大型で、AQUOS R8 Proと同等です。センサーが大きければ光を取り込める面積も大きく、高精細かつ暗いところでの撮影も得意とします。その反面、最短焦点距離が長くなってしまうという特性を持っていますが、3機種とも超広角カメラや望遠カメラのテレマクロで接近した近距離撮影をカバーしています。

 

オールメインカメラは、複数搭載するカメラすべてが高画質なことを意味します。一般的なスマートフォンはメインカメラは5000万画素など高画質ですが、超広角や望遠カメラは1300万画素など画質を落しています。これはコストを下げるためでしょう。しかし今回紹介する3機種はいずれも複数のカメラがすべて5000万画素クラス以上。つまりどの画角で撮影しても高画質な写真が撮影できるのです。

↑5000万画素カメラ4つを搭載するシャオミのXiaomi 13 Ultra

 

そして3機種に共通するのは本体の仕上げがカメラそのものなこと。iPhoneのようにカメラを背面の片側に寄せているのではなく、中央上部に円形のベースを設置して、その上に複数のカメラ・レンズを配置しています。AQUOS R8 Proよりもさらにカメラっぽく見えるデザインというわけです。

 

背面は本革の質感のようなビーガンレザーを採用し、落ち着いた色合いに仕上げアナログ感のあるカメラ風に仕上げているのです。本体にカバーをつけて使うのがもったいないと思えるような上質な質感で、持っているだけでいい写真が撮れそうな気分にもしてくれるのです。それでは3機種の特徴を見ていきましょう。

 

絞りの調整も可能、フィルターやグリップ装着可能な「Xiaomi 13 Ultra」

2022年5月にシャオミはライカとのコラボを電撃的に発表しました。シャオミの名前を聞くとコスパに優れた低価格モデルを得意とするメーカーと思うかもしれませんが、折りたたみスマートフォンなど最新技術を搭載したハイエンドモデルも多数出しています。2022年7月に1インチセンサー搭載のライカコラボモデル「Xiaomi 12S Ultra」を発売し、その後継機として登場したのが2023年4月発表のXiaomi 13 Ultraです。

↑Xiaomi 13 Ultra

 

Xiaomi 13 Ultraのカメラは広角が1インチ5000万画素 f/1.9、超広角が5000万画素 f/1.8、3.2倍(75mm)望遠が5000万画素 f/1.8、5倍(120mm)望遠が5000万画素 f/3.0です。4つのカメラすべてが5000万画素で、ポートレート撮影に向いた3.2倍と遠距離用の5倍と、望遠を2つ搭載しているのは贅沢な組み合わせでしょう。他に深度測定用カメラも搭載してます。

↑望遠カメラも2つ搭載している

 

ライカとコラボしたカメラはライカモードでの撮影も可能。AI処理による人工的な仕上げを抑え、アナログカメラ時代の淡い色合いの仕上げで撮影できます。またライカフィルターも搭載しており、特にモノクロはフィルムカメラの白黒フィルムを思わせる深みのある色を再現します。ポートレート撮影では自動的に3.2倍に切り替わり、手軽にボケを効かせた人物撮影も可能です。

↑Xiaomi 13 Ultraで撮影した夜景

 

本体のカラバリはブラック、ホワイト、オリーブグリーンの3色でどちらも革風仕上げ。なかでもオリーブグリーンはよりアナログ感を増しています。さらに別売のカメラキットには専用ケースが含まれ、AQUOS R8 Proのようにカメラ部分にはフィルター(67mm径)を装着できるほか、ワイヤレスシャッターも備わるグリップも取り付けることができます。カメラとして使うことも十分考えられた設計になっているのです。

↑3色のカラバリはどれも魅力

 

独自開発のイメージセンサー搭載「OPPO Find X6 Pro」

OPPOのフラッグシップモデルであるFindシリーズの最新機種が2023年3月に発表されたFind X6 Proです。OPPOとハッセルブラッドの関係は、元々は関連メーカーであるOnePlusが2021年3月に同社とカメラの提携を開始し、その後OPPOも上位モデルでのコラボをはじめました。なおハッセルブラッドは2016年にモトローラの合体式スマートフォン「moto Z」シリーズ向けとなるカメラモジュールを提供したことがあります。

↑OPPO Find X6 Pro

 

Find X6 Proは1インチ5000万画素 f/1.8の広角カメラに加え、5000万画素 f/2.2の超広角、5000万画素 f/2.6の2.8倍望遠という3つのカメラを搭載します。2023年3月の発売直後、スマートフォンのカメラ指標であるDXOMARKで堂々の1位に輝くなど、カメラ性能の高さは業界が認めるところです。

↑トリプルカメラ搭載、DXOMARKで登場時1位だった

 

OPPOは自社で各種チップの開発も行なっており、Find X6 Proには「MariSilicon X」を搭載しています。搭載しているクアルコムのチップセットに内蔵されたAI処理などを行うNPU(Neural network Processing Unit)を使わず、MariSilicon Xでさらに高速な処理を実行します。

 

これにより夜景モードの撮影では、多くのスマートフォンはシャッターを押してから保存まで数秒かかるのに対し、Find X6 Proは昼間の写真撮影同様、一瞬で保存が可能です。また暗い場所での動画撮影でもノイズの低いムービーの撮影が可能で、動画カメラとしての性能も優れています。

↑OPPO Find X6 Proで撮影した夜景

 

Find X6 Proはブラック、グリーン、ブラウンの3色のカラバリがありますが、ブラウンが革風仕上げになっています。背面はレンズ部分の中央を境に上半分がシルバー(ガラスコーティング)、下半分がビーガンレザー。アナログカメラに茶色の革ケースを取り付けたようなデザインは3機種の中で最もクラシカルなイメージです。カメラの円形ベース部分にはまるで交換レンズを取り付けるときの合わせのしるしとなる赤い小さな点が描かれているのも細かい演出です。

↑ブラウンとシルバーの組み合わせがクラシカル、カメラベース下部の赤い点にも注目

 

SNS映えする夜景が撮れる「vivo X90 Pro+」

vivoは日本にも参入しておらずあまり知られていないメーカーですが、カメラに関しては2020年12月にカールツァイスと提携を発表し、スマートフォンメーカーの中でも早い時期から老舗カメラメーカーのノウハウの採用を始めていました。2021年3月に「X60シリーズ」を発表、それ以降「X70シリーズ」「X80シリーズ」と半年ごとにカールツァイスレンズ搭載モデルを展開し、2022年11月に1インチセンサーを搭載した「X90 Pro」とX90 Pro+を発表しました。なお両者の違いは3カメラと4カメラ、120W充電速度と80W充電速度などで、本体デザインや基本性能はほぼ同等です。

↑vivo X90 Pro+

 

vivo X90 Pro+のカメラは広角1インチ5000万画素 f/1.8、超広角4800万画素 f/2.2、2倍望遠(50mm)5000万画素 f/2.4、3.5倍望遠(90mm)6400万画素 f/3.5。Xiaomi 13 Ultraより望遠倍率は低いものの、50mmレンズを搭載していることでカメラ同様より広い撮影シーンに対応できます。

 

ツァイスレンズでおなじみの「T*コーティング」により光の反射がレンズに写り込むことを抑えるため、逆光下などでも良好な撮影結果が得られます。さらにはツァイスの「名レンズ」4製品のボケをソフトウェアで再現。レンズ交換するように光学的なボケを切り替えて使用できます。

↑レンズにはT*コーティングを採用している

 

vivoのカメラ性能はDXOMARKでトップ5位に入っていないものの、夜間の撮影性能に定評があります。AI処理による明るく写る夜景は人によってはやりすぎと思えるほどですが、SNSで映える夜景を撮るならvivoのXシリーズ、という人も多いくらいです。また前モデルまでは超小型ジンバルを内蔵し手振れ補正も物理的に強化していました。X90シリーズではジンバルの代わりに新セパレートコントロール手ブレ防止を搭載、星空の撮影も手持ちで出来るといいます。

↑vivo X90 Pro+で撮影した夜景

 

カラバリはブラックとレッド。深みのあるレッドは落ち着きある色合いですが大きな存在感を示します。単調になりがちな背面デザインもシルバーのラインでカメラ部分を区切り、そのカメラにはツァイスの青いロゴがワンポイント入っています。一目でvivoのカメラフォンとわかる、そんなデザインを目指しているようです。

↑深みのあるレッドモデル(写真はvivo X90 Pro)

 

今後のスマホカメラの進化を先取り

3つの製品のカメラは現時点ではほぼ最高クラスと呼べるものであり、スマートフォンのカメラの進化もここで一段落ついたと言えるかもしれません。一方他社のスマートフォンの多くは前述したように高画質カメラは広角のみであり、望遠や超広角では暗所撮影性能が落ちるなどカメラ性能に不満を持つ人もいるでしょう。

 

また年々巨大化するカメラモジュールを背面の片側に寄せたデザインは重量バランスも悪く、ケースをつけてもデザインバランスはあまりいいものでもありません。3社のカメラフォンはこれからのスマートフォンの進化を先取りした製品と言えそうです。

↑3社のカメラフォンはスマホカメラの進化の姿

 

3モデルのうちシャオミの製品はグローバルで販売が予定されています。ただし日本への投入はシャープがライカモデルを出していることもあり、ライセンスの関係から期待はしにくいところです。OPPOとvivoは中国国内のみの販売ですが、海外メディアがレビューを行うなどカメラ性能はグローバルから注目を集めています。OPPOは日本に参入しており、以前はFindシリーズを販売していました。最高のカメラフォンをぜひ日本にも投入してほしいものです。

 

【ギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

2万円以下で弱点ナシかよ! シャオミ「Redmi Watch 3」が初めてのスマートウォッチにピッタリ

シャオミが新スマートウォッチ「Redmi Watch 3」を発売した。公式サイトの直販価格は1万7800円(税込)。スマートウォッチを使ってみたいけど、安かろう悪かろうには手を出したくない、とはいえいきなり高価なモデルも手を出しづらい、という人にはお手頃な価格帯だ。では、スマートウォッチの入門機として実力はどうか。じっくりと探ってみたい。

↑シャオミのRedmi Watch 3

 

高精細な大型ディスプレイで見やすく、操作もサクサク

まずは、スマートウォッチの基本とも言える文字盤の視認性について確認していこう。文字盤には、大型でクリアな1.75インチのAMOLEDディスプレイを搭載。ピーク輝度が600nitsと高く、直射日光下でも鮮明な表示で各種情報を確認できる。

 

画面占有率は70%。非表示部分を含めたベゼルをできる限り細くすることで、画面の見やすさを向上させている。タップやスワイプ操作に対するレスポンスは滑らかで、動作はまさにサクサク。操作とレスポンスにラグがあり、ストレスを感じるような場面は一度もなかった。

↑文字盤のみの本体サイズは、約36.56(幅)×42.58(奥行)×9.99mm(厚さ)で、重さは約37g(ストラップは含まず)

 

大型ディスプレイを搭載しながら、薄くて軽いボディに仕上げており、軽快な装着感が得られる。ケース厚が薄いため、シャツの袖口に引っかかることもない。

 

バンドカラーは、「ブラック」「アイボリー」「アクアブルー」「ライムグリーン」の4色。複数色揃えれば、その日の気分やTPOに合わせて付け替えられ、腕元の印象をガラリと変えられる。豊富なストラップカラーはRedmi Watch 3の大きな魅力のひとつだ。

↑「アイボリー」のバンドはシリコン製で、最初にアジャストした穴を記憶し、次回以降の装着がより簡単になる「ポジションメモリループ」機能を搭載。サイズの調整に手間取ることなく、スムーズに装着できるのがうれしい

 

1週間使い込んでも充電の必要がなかったのはうれしい

マイクとスピーカー機能も備えており、ディスプレイをタップするだけで電話着信に応答できる。画面に表示される受話器のアイコンをタップすると、応答可能。スマートフォンを取り出さなくても、スッと腕を上げるだけで、通話やメッセージを確認できる。なお、ペアリングしているスマートフォンであらかじめ緊急連絡先を設定しておけば、右のプッシュボタンを3回押すだけですぐに発信できる

 

ワークアウト中など、すぐにスマートフォンに手が伸ばせない状況でも、重要な連絡を逃さずに済むというわけだ。もちろん、SMSやメールなどの受信通知にも対応しており、ディスプレイでメッセージの内容を確認できる。

↑Bluetooth通話機能に対応しているため、スマートフォンに着信や通知があると、バイブレーションで知らせてくれる

 

標準搭載されているウォッチフェイスは6種類だが、200種類以上のウォッチフェイスが用意されており、スマートフォンアプリ経由でダウンロードできる。着る服の雰囲気に合わせてウォッチフェイスを変更すれば、コーディネートの一部として、腕元を華やかに彩ってくれる。ウォッチフェイスごとに、カラーリングや表示させるデータの変更が可能で、カスタマイズ性も十分だ。

 

【ウォッチフェイスのフォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

気になるバッテリー容量は、289mAh。通常使用なら最大12日間バッテリー持続するので、毎日就寝時に充電する必要がなく、睡眠中を含めた長期的なログを記録しやすい。毎日の充電が面倒でスマートウォッチを装着しなくなってしまった、というのはよくある話なので、2週間近くバッテリーが持続するのは使い勝手がいい。実際、1週間ほどワークアウトや日常使いで試用してみたが、充電することは1回もなかった。

 

OSはAndroidとiOSの双方に対応。Alexa音声アシスタントにも対応しており、アラーム設定やスマート家電を音声コマンドで簡単に操作できる。

↑天気予報やアラーム、ストップウォッチなど、基本的なアプリケーションを内蔵し、さまざまシーンで生活をサポートしてくれる

 

正確なGPSとワークアウトの記録で、トレーニング習慣がついた

運動の記録用としてスマートウォッチの購入を検討している方も多いはず。その点、Redmi Watch 3は、120種類以上のワークアウト・スポーツモードを搭載しており、心拍数やカロリー消費量などを測定。効率的なワークアウトをサポートしてくれる。

 

GPSなどを用いた衛星測位も可能なので、ランニングコースの記録も可能だ。「屋外ランニング」モードでは、距離や時間など、トレーニングの強度を決める目標設定や、詳細なインターバル設定ができ、その日の体調に合わせてオリジナルの練習メニューを作成できる。

 

このGPS機能が正確。スマートウォッチを着用してからランニングが日課となった筆者は、当初、ランニングコースが定まっていなかったのだが、高性能なGPS機能が位置情報を正確に記録してくれるため、気持ちよく走れた日の記録を見返すことで、自分に合ったランニングコースを見つけることができた。

 

加えて印象的だったのは、ワークアウト内容をしっかり記録することで、毎日のジョギングのモチベーションが向上したこと。記録データを確認しながら、「明日はもう少し負荷をかけてみよう」「1か月後にはタイムをここまで縮めよう」など、自然と意欲が湧いてくるのだ。自身のレベルに合わせて適切なトレーニング計画を組めるのも、Redmi Watch 3があればこそ。傍らに有能なパーソナルトレーナーがいてくれるような安心感があった。

 

【ワークアウトのフォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

睡眠やストレスのモニタリングなども充実

充実したヘルスケア機能も見逃せない。血中酸素モニタリング、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスレベルモニタリング機能などを備え、健康状態を可視化して把握できるため、健康管理がしやすい。起床時や仕事の休憩時間などに、健康状態を確認する習慣が自然と身に着き、健康的な生活を心掛けるモチベーションが高まった。

 

【ヘルスケア機能のフォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

リーズナブルで死角のない、入門機にふさわしい1本

スタイリッシュなデザインと不足のない基本性能を備え、ワークアウト機能やヘルスケア機能も充実していたRedmi Watch 3。この完成度で価格が2万円を切るのだから、コストパフォーマンスは文句のつけようがないだろう。

 

惜しむらくは、キャッシュレス決済に対応していればなおよかった。スマートウォッチの購入検討材料として、押さえておきたい機能ではあるが、1万円台のスマートウォッチでは未対応機種が多いのも事実。今後の「Redmi Watch」の進化に期待したい。

 

とはいえ、初めてのスマートウォッチだからそれほど予算はかけたくない、でも、失敗はしたくない。そう考えながらスマートウォッチの導入を検討している人にとって、およそ弱点らしい弱点が見当たらないRedmi Watch 3が、有力な選択肢のひとつになるのは間違いない。「安かろう悪かろう」を覆す入門機にぴったりな1本として、ぜひRedmi Watch 3をチェックしてみてほしい。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

お値段イチキュッパから! シャオミ、エントリーモデル「Redmi 12C」を発売

Xiaomi(シャオミ)は、エントリーモデルのスマートフォン「Redmi 12C」を3月16日に発売しました。税込価格は、3GB+64GB版が1万9800円、4GB+128GB版が2万3800円です。

 

同製品は、容量5000mAhのバッテリーを搭載し、一日中使用しても充電が長持ちする設計になっています。また、10WのACアダプタ(試供品)、USBケーブル(試供品)も同梱しています。

 

同価格帯の他製品と比べ、ベンチマークスコアが約2倍のチップセット「MediaTek Helio 85」を搭載。RAM拡張機能も搭載しており、速度低下やメモリ不足による不具合もカバーしています。

 

エントリーモデル最大級の6.71インチHD+ディスプレイを採用。長時間使用しても目の負担を軽減する「読書モード」も搭載しています。

 

そのほか、暗闇でも高解像度な写真を撮ることが可能な約5000万画素のメインカメラに加えて、3.5mmオーディオジャックや FMラジオ、指紋認証/顔認証など日常をサポートする機能も備えています。

 

カラーバリエーションは、ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープルの3色。ラベンダーパープルは4GB+128GB版のみで、3月下旬発売予定です。

多機能&高音質のフラッグシップモデル! シャオミ「Xiaomi Buds 4 Pro」発売

Xiaomi(シャオミ)は、フラッグシップモデルのワイヤレスイヤホン「Xiaomi Buds 4 Pro」を、3月2日に発売しました。

 

同製品は、最大48dBのノイズキャンセリング深度で、周囲の騒音を最大99.6%低減。ノイズキャンセル帯域は最大4000Hzで、より幅広い種類のノイズに対応できます。6段階のマニュアルノイズキャンセリング機能を搭載しているほか、異なるノイズ環境を識別し、3つのモードによるノイズキャンセリングの自動切り替えが可能です。

 

同社カスタマイズの第2世代ウルトラダイナミックデュアルマグネットリングによる、高音質な低周波が特徴。センタリングディスクの最適化された設計により、ライブ感のあるアコースティックなサウンドを体験できます。96kHzのオーディオ解像度を提供するLDACオーディオコーデックを採用しており、Hi-Res Audio Wireless認証による高音質を楽しめます。

 

また、同社の独自技術により、スマートフォンだけでなく、PCやゲーム機などあらゆるデバイスで、没入感のある空間オーディオ機能を体験することができます。

 

税込価格は2万6800円。カラーバリエーションは、スターゴールドとスペースブラックの2種類です。

充電めちゃ早いとスマホの使い方が少し変わる? 19分でフル充電のXiaomi 12T Proレビュー

スマホで動画サイトをだらだら見ていたら寝落ちしてしまい、もう出かけなければいけない時間。しかし充電は残り数%……ピンチ! スマホを使う人なら、誰しも経験がありそうな瞬間でしょう。2022年12月に発売されたシャオミのフラグシップモデル「Xiaomi 12T Pro」は、このような“ちょっとしたピンチ”を解決できるスマホです。

↑Xiaomi 12T Pro

 

↑背面はシンプルなデザイン。カメラユニットが目立ちます

 

とにかく早い! 約19分でフル充電

Xiaomi 12T Proの一番の売りは、充電の速さです。独自の120W急速充電技術により、電池残量が0%の状態から、約19分でフル充電が可能としています。

 

実際にACアダプターに挿してみると、瞬く間に充電されていきます。充電中は電池残量が0.00%単位で表示されるようになっており、ストップウォッチで時間を計るかのように残量が増えていきます。室温20度の環境で、電池残量1%からフル充電にかかった時間は18分。ほぼ公称通りの時間で充電できました。室温が約5度の寒い部屋では充電のペースを若干落としているようですが、それでも30分で満充電になっていました。

↑充電端子を差し込んで10秒ほどで1%充電されました

 

↑「バッテリーログ」アプリで電池残量の推移を計測。ものすごい勢いで充電されていることがわかります

 

単純に充電が速いというだけなく、たっぷり使えるのもXiaomi 12T Proの特徴です。バッテリー容量は5000mAhもあり、YouTubeやNetflixなどの動画再生をメインに使っても1日半は継ぎ足し充電なしで使用できました。あまりスマホを使わない日なら、1日使っても10%程度しか減りません。

 

急速充電だから「ながら充電」が減り、結果的にバッテリー消耗も抑えられる

力強い急速充電があると、スマホの使い方が変わります。たとえば、スマホの電池残量が10%を切っているときは、使い切ったときの充電の手間を考えて動画再生をやめるなど、抑制した使い方になりがち。また、スマホの電池消耗の原因として挙げられる「ながら充電」をしてしまう、なんて人もいるのではないでしょうか。

 

その点、急速充電があることで、短時間でフル充電できるため、たとえばシャワーを浴びて出かける準備をしている間に充電が可能。ながら充電を減らすことができ、結果的にバッテリー消耗を抑えられそうです。すぐに充電できるわけですから、少し待てば動画の再生も再開できるでしょう。

 

それでも急速充電によるバッテリー劣化が不安という人に対して、Xiaomiはバッテリー交換サービスを提供しています。Xiaomi 12T Proに限っては、発売から24か月以内なら、無償でバッテリー交換を受け付けるとしています。

↑バッテリー関連の設定項目。超急速充電だけでなく、一晩かけて充電してバッテリーの劣化を抑える設定も用意されています

 

「2億画素カメラ」は夜景にも強く、「SNS映え」な写真に

19分でフル充電の急速充電が目を引きますが、Xiaomi 12T Proはそれ以外もフラグシップにふさわしい機能、性能を備えています。

 

背面カメラはメイン、超広角、マクロの3眼仕様で、メインカメラは「2億画素(200MP)」と、スマホとしてはトップクラスの高画素センサーを搭載します。このセンサーは4つの画素を1つの大きな画素として撮影するピクセルビニング機能を備えており、暗所撮影に強いという特徴もあります。

↑メインカメラに2億画素のイメージセンサーを搭載

 

実際の写りを確認してみても、特に都会の夜景のような明暗差が激しいシーンの表現が秀逸でした。AIオートで撮る色味は、ぱっきりくっきりとした色味になり、実物を目で見るよりも目を引く仕上がり。いわゆる「SNS映え」な写真を撮りやすいカメラという印象です。写真のトーンを簡単に変えられるカメラフィルターも用意されており、トイカメラ的な遊び方もできます。

↑手軽に写真の雰囲気を変えられるフィルター機能が便利

 

オートモードでも被写体によってはボケ効果が強調されることがあり、手軽に雰囲気の良い写真を撮れます。ただし、髪の毛のような細かい被写体をうまく検出できず、ボケ効果がかかりつつも輪郭に不自然さが残った写真となることもありました。

 

【Xiaomi 12T Proの作例フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

動画もゲームも快適なパフォーマンス

Xiaomi 12T Proの見どころは、まだあります。ディスプレイは2712×1220ドットの有機ELディスプレイで、リフレッシュレート120Hzの滑らかなディスプレイ表示にも対応します。SNSアプリのタイムラインの閲覧も、Webサイトのブラウジングもストレスはありません。

 

HDR10+とDolby Visionもサポートし、オーディオではDolby Atmosのステレオ再生に対応。スピーカーのチューニングは高級オーディオブランドのHarman Kardonが手掛けています。6.7インチと大きな画面もあいまって、卓上に置いて動画を視聴するには使い勝手が良いスマホといえます。

 

スマホの性能の要となるチップセットは2022年後半時点で最上位モデル「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。メモリーは8GBです。加えて、本格的な水冷システムを搭載しており、重めの3Dゲームをプレイしても負荷を掛けずに処理できるようになっています。

 

生体認証は画面内指紋認証に対応。ロック解除までのスピードは早めで、ストレスを感じることはありません。このほか、おサイフケータイ(FeliCa)とNFCも対応しています。

 

シンプルなデザイン、防水は非対応

背面のデザインは落ち着いた仕上がりで、カラーはブルーとブラックの2色展開。3眼カメラの出っ張りがトレードマークとなっているほか、「Xiaomi」のロゴは横向きに配置されています。大きさは約163×76×8.8mm、重さは205g。画面サイズに見合う程度の厚みや重さに抑えていますが、手に持ってみるとずっしりとした重みを感じます。

 

両面ガラス張りの仕上げで、背面はすべすべとした質感。また、背面の左右はなだらかなカーブを描いており、手に持ったときに角が当たることはありません。ただし、手に持ったときの重心が安定しにくく、若干持ちづらいと感じました。

 

【Xiaomi 12T Proの外観フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

持ちづらさは付属のシリコン製クリアケースを併用すれば見事に解決。スマホを持つときには滑り止めとしてもよく機能します。なお、ケースはカメラ周辺までカバーしつつも、ボタンも覆う形状です。とはいえ、ボタンが押しづらくなることはありません。

 

ちなみに、防水仕様はIP53相当の生活防水で、日本の一般的なスマホとは違い、水洗いは難しいと思うので注意が必要です。

 

付属の充電器はPCも充電できる

Xiaomi 12T Proに付属する充電器は、USB Type-C端子を備えるほかのスマホやタブレット、ノートPCなどへの給電も対応しています。筆者の手元にあったiPad Air(第4世代)やタブレットPCの「Surface Pro 8」も問題なく充電できました。他社製品への給電はUSB PD規格と互換性があり、最大30Wでの給電となるそうです。

 

Xiaomi 12T Proで120Wの急速充電を行なうためには、スマホと急速充電器、USBケーブルのすべてがXiaomiの独自規格「Xiaomi HyperCharge」に対応している必要があります。実質的には、付属の充電器以外では120Wで充電できないと考えた方がいいでしょう。Xiaomiでは独自の充電ICチップ「Surge P1」を開発しており、このチップにより20V・3Aの急速充電を可能としています。

 

その急速充電器はシングルポートのUSB充電器としてはやや大きめ。ケーブルもしっかりとした作りで束ねづらい作りとなっています。

 

個人的には自宅用と職場用など、可能であれば予備の充電器を確保しておきたいところです。ただ、Xiaomiによると充電器の単体販売は発売時点ではなく、2023年の上半期までに公式オンラインショップで販売する方針で検討しているとしています。

 

【Xiaomi 12T Proの充電器フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

ややネックなのは販売価格

総評すると、Xiaomi 12T Proは、夜景も明るく撮れるカメラや、大画面で高精細なディスプレイなど、ハイエンドスマホに求められる機能をバランス良く取り入れたスマホと言えます。そして、スマホとしての使い勝手を変えるポテンシャルを秘めているのが、19分でフル充電できる超強力な急速充電技術。動画を視聴し続けたり、ゲームを存分に遊んだりしていて、充電切れが多いという人なら、Xiaomi 12T Proの急速充電は生活を変える機能となるでしょう。

 

なお、購入方法についてざっくり紹介すると、日本で販売されるXiaomi 12T Proは「オープンマーケット版」と「ソフトバンク版」の2種類が存在します。

 

「オープンマーケット版」はいわゆるSIMフリー版で、Xiaomiのオンラインショップでの価格は10万9800円(税込)となっています。家電量販店やいくつかのMVNOでも販売されており、たとえばIIJmioでは9万8820円(税込)で販売されています。

 

「ソフトバンク版」は基本的にはオープンマーケット版と同等の仕様ですが、大きな違いとしてストレージ容量が256GBに倍増されています。Xiaomi 12T ProはSDカードスロットが非搭載となっているため、本体にアプリやデータをたくさん保存したい場合は、ソフトバンク版を選ぶと良いでしょう。

 

ちなみに、ソフトバンク版もSIMロックフリーでeSIM対応となっており、他キャリアの回線を入れて使うこともできます。ネックなのは、ソフトバンクの直営店での価格は14万3280円(税込)とやや高めの設定なこと。ただ、「新トクするサポート」に加入すると、2年後の端末返却を条件に半額相当の負担で購入できます。こうしたサービスを利用するのがいいでしょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

なんと5000円未満! スマートバンドを手軽に始められるエントリーモデル「Redmi Smart Band 2」

Xiaomi(シャオミ)は、スマートバンドのエントリーモデル「Redmi Smart Band 2」を、2月7日に発売します。税込価格は4990円。

 

同製品は、1.47インチの大型ディスプレイを搭載し、重量は14.9gで、同社のスマートバンドでは最軽量。厚み9.99mmの大画面液晶ディスプレイ(TFT)を採用しており、大画面でワークアウト機能を表示できます。

 

バッテリー寿命は、最大連続14日間使用可能な長時間バッテリーを搭載。防水性能は5ATMを有しています。100種類以上のウォッチフェイスと、ブラック、アイボリー、ピンク、オリーブ、ブルー、グリーン6色のストラップ(ブラックとアイボリー以外の4色は別売)により、ユーザーのTPOに合わせたスタイルを楽しめます。

 

24時間バイタルデータの心拍数モニタリングが可能で、心拍数が上がり過ぎると警告を出すことができます。血中酸素レベルが測定できるほか、睡眠レベルモニタリング、女性向けの健康記録機能などの健康管理モードを搭載しており、自分の健康状態を把握できます。

 

また、10種類のワークアウトモードと20種類以上のスポーツモードを搭載。ワークアウト・スポーツモードを詳細に選択できます。

 

2月6日23時59分まで、Xiaomi公式ストア「Mi.com」、Amazon、「Xiaomi 公式楽天市場店」にて、先行販売期間限定「早割キャンペーン」を実施中。現在予約販売を行なっており、期間中は税込4490円で購入できます。

AIカメラ技術が進化! 映像品質と監視領域がアップした見守りカメラ「Xiaomi スマートカメラ C300」

Xiaomi(シャオミ)は、ユーザーが遠隔で確認できる室内向け見守りカメラ「Xiaomi スマートカメラ C300」を、2月7日に発売します。税込価格は5980円。

 

同製品は、2K映像対応で、300万画素のウルトラクリアHDカメラと、940nmの赤外線LED、F1.4大口径・6Pレンズを搭載しており、薄暗い室内でも鮮明に部屋の様子をフルカラー映像で見ることができます。また、AIカメラ技術の向上で人体検知の誤認知を効果的にフィルタリングし、より精度を高めています。

 

水平視野角360度、垂直視野角108度の2軸パンチルトズームモニターを搭載し、パノラマビューで死角のない全方位モニターが可能。取り付けが簡単なねじ込み式のベースアクセサリーを付属し、標準および倒立設置に対応しています。

 

H.265ビデオコーディング技術を採用しており、従来の同ピクセルH.264ビデオに比べ、ストレージ容量と帯域幅が共に50%カットされるので、通常のネットワーク状況下でのシームレスな視聴が可能です。セキュリティーを強化するため、microSDカード(最大256GB)、Wi-Fi経由でのデータ自動保存(NASを利用して、microSDカードに保存されているデータを自動でバックアップ)、クラウドにデータ保存(直近7日間まで無料で保存できるクラウドストレージを用意)の、3通りのストレージ方式に対応。同製品に搭載されているXiaomi Security ChipはBSI認証を取得しています。

 

2月6日23時59分まで、Xiaomi公式ストア「Mi.com」、Amazon、「Xiaomi 公式楽天市場店」にて、先行販売期間限定「早割キャンペーン」を実施中。現在予約販売を行なっており、期間中は税込5380円で購入できます。

ぜーんぶライカカメラ。Xiaomi 13/13 ProがSnapdragon 8 Gen 2搭載しデビュー

シャオミは新型フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 13 Pro」「Xiaomi 13」を中国向けに発表しました。

↑シャオミより

 

上位モデルに相当するXiaomi 13 Proは、プロセッサに最新の「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載。背面にはライカブランドの1インチ/5000万画素メイン+5000万画素の3倍ズーム+5000万画素の超広角/マクロカメラを搭載しています。画面は6.73インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイで、バッテリー容量は4820mAh、最大120Wの急速充電と50Wのワイヤレス充電に対応しています。

 

Xiaomi 13 Proは本体サイドにアルミフレーム、背面にはセラミック/レザー素材を採用し、IP68の防塵/防水性能やIRリモコン機能、Dolby Atmos、Head Trackingに対応。カラーラインナップはホワイト、ブラック、グリーン、ライトブルーの4色で、中国向け価格は4,999人民元(約9万9000円)となっています。

 

↑シャオミより

標準モデルのXiaomi 13もプロセッサにSnapdragon 8 Gen 2を搭載していますが、背面のライカカメラは5000万画素メイン+1000万画素3倍ズーム+1200万画素超広角にダウングレード。画面も6.36インチ/120Hz駆動となっています。

 

Xiaomi 13の本体カラーはホワイト、ブラック、グリーン、ライトブルーと、限定色のレッド、イエロー、グリーン、グレー、ブルーの8色で、価格は3,999人民元(約7万9000円)。本日より中国で予約受付を開始しています。

 

Source: シャオミ via 9to5Google

ソフトバンクに「“神ジューデン”スマホ」登場! シャオミの新フラッグシップ「Xiaomi 12T Pro」12月16日発売

Xiaomi(シャオミ)は、フラッグシップモデル「Xiaomi 12T Pro」を、12月16日にソフトバンクから発売します。

 

同製品は、19分で100%充電ができる120Wのハイパーチャージ(急速充電)に対応し、容量5000mAhのバッテリーを搭載。バッテリーは24か月以内であれば無償で交換が可能です。42の安全機能と9つの温度センサー搭載により、800回充電しても最大80%のバッテリー容量を維持することができ、ユーザーの使用習慣に合わせて過充電を抑えるXiaomi AdaptiveChargeにも対応。本体だけでなく他の製品にも使用できる120W専用急速充電器も同梱しています。

 

カメラは2億画素のイメージシステムを搭載。1/1.22インチの大型イメージセンサーでの2倍ズームにより、詳細なポートレート撮影が可能です。加えて、2億画素を生かした4×4ピクセルビニング、8枚のレンズ、OIS(光学手ブレ補正)などにより、極端な低照度下でも、明るく綺麗に撮影ができます。これらの性能に高度なソフトウェアアルゴリズムを組み合わせることで、動きの速い被写体などでもブレを防止。また、2億画素カメラで撮影後、対象物をAI分析し写真の構図を自動で生成・提案する新機能「Xiaomi ProCut」も搭載しています。

 

Qualcomm Snapdragon 8+ Gen1を搭載し、CPUを16%、GPUを11%まで向上。Xiaomi 11T Proと比較し、65%大きいベイパーチャンバーと、125%高い熱伝導率で構成されるサーマルシステムを採用しており、本体の発熱を抑えます。

 

約6.7インチのCrystalRes 有機EL(AMOLED)ディスプレイは、680億色以上の表現が可能で、電力効率とのバランスを取る設計がされており、1220pの解像度でクリアな映像体験が楽しめます。ディスプレイには最大120Hzのリフレッシュレートを調整するAdaptiveSyncや、ブルーライトの量を減らすAdaptive Readingモードなど、ユーザーの環境に適応する機能を搭載。Adaptive Readingモードではブルーライトの発光量を抑え、長時間使用でも目への負担を抑えます。また、Adaptive True DisplayとAdaptive HDRにより、鮮やかな色彩とより多くのコントラストを表現。背面にはカーブフロスト加工が施され、指紋がつきにくくなっています。カラーバリエーションはブルーとブラックの2色。

空冷ファン、ゲームボタン、背面が光る…「ゲーミングスマホ」の進化が止まらない

高度なバトルゲームも快適にプレイできるゲーミングパソコンは、派手に点滅するライトや大型のファンを搭載するなど、一般的なパソコンには見られない外観が大きな特徴です。しかしゲーミングパソコンはゲーム用途だけではなく動画編集など映像を処理する能力にも優れており、ゲーマー以外にも利用者が広がっています。実はパソコンのこの進化と同じ動きがスマートフォンの世界にもやってきています。「ゲーミングスマートフォン」と総称されるゲームプレイに特化したスマートフォンは、各メーカーのフラッグシップモデルとは異なるラインの製品でありながらも、ハイパフォーマンスな性能と相まって人気を集めつつあります。

 

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スペック重視ならゲーミングスマホを選ぼう

ゲーミングスマートフォンの特徴はゲーミングパソコン同様、基本スペックがかなり高めです。最新のチップセット・CPUを搭載するのはもちろんのこと、メモリやストレージも大容量。たとえばメモリ搭載量が18GB、ストレージが1TBなど、普及型のパソコンを大きく凌駕する性能のモデルもあるほどです。スマートフォンのチップセットは半年おきにマイナーアップグレード、1年おきにメジャーアップデートをする関係から、ゲーミングスマートフォンもほぼ半年おきにモデルチェンジが行われています。

↑ゲーミングスマホの代表的なモデル、ASUSの「ROG Phone」シリーズ

 

しかしゲーミングスマートフォンの魅力はスペックだけではありません。外観もゲーミングパソコン同様、派手なライトやファンが回転するなど目立つものが多いのです。最近のゲーミングスマートフォンは本体を冷やすための空冷ファンを外付けできるものも多く、ポータブルゲーム機には見られない合体ギミックが楽しめるものも増えています。日本でも販売中のASUS「ROG Phone 6 Pro」のクーラー「AeroActive Cooler 6」はゲームボタンも備えた本格的なもの。装着した姿はもはやスマートフォンには見えないでしょう。

↑背面にAeroActive Cooler 6を取り付けたROG Phone 6 Pro

 

ゲーミングスマートフォンにとって冷却機能はCPUやメモリ、バッテリー性能と並んで重要な性能となります。空気で強制的に冷やす機構としては、日本でもゲーミングスマートフォンを展開しているNubiaのREDMAGICシリーズが本体に空冷ファンを内蔵。しかも背面を透明にしてファンの部分はRGBカラーで光るLEDライトでライトアップ。背面の写真を見ると、何やらカラフルに光っている部分がありますね。ここにファンが入っています。

↑NubiaのREDMAGIC 7。背面の七色に光る部分に注目

 

スマートフォンの背面にくるくる回るファンが入っているなんて、普通のスマートフォンでは考えられません。なにせファンのための空気の取り入れ口と排出口が必要になりますから、防水機能が無くなってしまうわけです。しかしゲーミングスマートフォンはゲームを快適にプレイすることが求められます。防水性能を犠牲にしてでも本体を冷やす性能が重要視されるわけです。

↑超小型の回転ファンが入っている。スマホの内部に扇風機を当てて冷やしているようなものだ

 

iPhoneにも対応、外付けファンで本体を冷やせ

ASUSのROG Phone 6 Proも海外では派生モデルとして「ROG Phone 6D Ultimate」が登場。先ほどの写真にある外付けの空冷ファンを取り付けできますが、ファンを回すとスマートフォンの本体側の空気取り入れ孔が開き、そこから直接スマートフォン内部に空気を送り込みます。これも防水機能など完全に無視した「極限まで冷やせるスマホ」を目指した機能と言えるでしょう。ファンのON/OFFに応じてスマホ背面の小さな孔が閉じたり開いたりするさまを見るのも面白いものです。

↑スマホの中に直接冷気を送り込むROG Phone 6D Ultimate

 

スマートフォンを冷やすだなんてマニアックな話が続きますが、Nubiaの外付け空冷ファンはデュアルファン仕上げで2つのファンが回転します。なお、これらのファンはスマートフォンとの接触面にはペルチェ素子を採用。接地面を10度以下に冷やして冷却効果を高めています。しかしこんな製品が出てくるとは、そのうちファンが3つ、あるいは4つといった巨大な外付けファンが登場するのも時間の問題でしょう。

↑冷却効果を高めるデュアルファンクーラー

 

なおiPhoneでも高度なゲームをプレイすると本体がかなり加熱しますが、ゲーミングスマートフォンの一部の空冷クーラーはiPhoneへ装着できるものもあります。またiPhone 12以降のMagSafeに対応した製品もあり、マグネットで手軽に貼り付けできる製品もあります。ただしファンを回すために別途USBケーブルは必要です。日本でも手に入る製品としてはBlack Sharkが「Magnetic Cooler」を販売しています。

↑iPhoneが凍るまで冷えそうなイメージ。Black Sharkの「Magnetic Cooler」

 

ゲームパッドを合体させればゲーム機以上の操作性

ゲーミングスマートフォンというからにはゲームの操作性も重要になります。ほとんどのゲーミングスマートフォンは本体を横向きに持つことを考えた設計になっており、側面の両端にはタッチ式や機械式のゲームボタンを備えています。画面タッチだけではなく、本体を握って左右の人差し指で高速な動作をコントロールできるのです。

↑本体側面にゲーム専用ボタンを備えるBlack Shark 4 Pro

 

また本体左右に取り付けるゲーム用パッドを用意しているモデルも多くあります。サイズはかなり大きくなるものの、高速動作が可能なハイスペックなゲーミングスマートフォンでゲームをするなら必須のアクセサリと言えるでしょう。

↑ROG Phone 6にゲームパッドを取り付けてみた

 

この横向きスタイルで使う設計をつきつめたゲーミングスマートフォンがレノボの「Legion」シリーズです。初代と2世代目のモデルは本体の側面からポップアップ式のフロントカメラが飛び出します。つまり横向きに持ってゲームをプレイしながら、自分の顔を写してライブ配信も行うことができるというわけです。こんな位置にフロントカメラを搭載したスマートフォンは後にも先にもレノボしか出していません。

↑レノボの「Legion 2 Pro」。フロントカメラが側面から飛び出す

 

このように普通のスマートフォンとは異なる外観やデザイン、特徴を持ったゲーミングスマートフォン。各メーカーがどんなシリーズを出しているかまとめておきます。

 

・シャオミ:Redmi Kシリーズ
・Black Shark:Black Sharkシリーズ
・OPPO:Kシリーズ
・vivo:iQOOシリーズ
・realme:GT Neoシリーズ
・Nubia:REDMAGICシリーズ
・ASUS:ROG Phoneシリーズ
・レノボ:Legionシリーズ

 

このうち日本ではROG Phone、Black Shark、REDMAGICが発売されています。どのゲーミングスマートフォンも期待を裏切らないパフォーマンスを提供してくれるでしょう。この各社の中でASUSはゲーミングパソコン「ROG」とスマートフォンを両方展開しており、どちらもメジャーな存在になっています。ROG Phone 6 Proは背面に小型ディスプレイを搭載してゲーム状態やロゴを表示できるなど、あらゆるスマートフォンの中でも唯一無二の機能も搭載しています。ゲーミングスマートフォンは価格ではなくパフォーマンスで選びたい製品だけに、もしも興味がわいたら価格ではなく性能をじっくり見比べることをお勧めします。

↑ROG Phone 6 Proは背面に小型ディスプレイを搭載している

 

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海外で急増する「折りたたみスマホ」、日本にないもの一気見せ!

サムスンの「Galaxy Z Fold4」「Galaxy Z Flip4」は画面を二つに折りたたむことのできる折りたたみスマートフォンという新しいジャンルの製品です。開くと7.6インチ画面の小型タブレットになるGalaxy Fold4、閉じると手のひらに収まるコンパクトサイズになるGalaxy Z Flip4とどちらも魅力的な製品ですが、価格が高めなことや折りたたみモデルの選択肢が少ないことから、まだ知名度はあまり高くありません。

↑サムスンの最新折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」

 

ところが海外に目を向けると、すでに折りたたみスマートフォンは多くのメーカーから製品が出てきています。世界のスマートフォンのシェア上位メーカーのうち、アップル以外のメーカーはすべてラインナップの最上位モデルに折りたたみスマートフォンを加えているのです。それではどんな製品が出ているのか、特徴的な製品を紹介しましょう。参考に2022年11月時点での現地価格も記載します。なお折りたたみスマートフォンには横側に開く小型タブレットスタイルと、縦に開くスマートフォンスタイルの2種類があります。まずは横折式のモデルをいくつかピックアップしました。

 

折りたたみ方式も様々、大画面から小型サイズまで魅力的な横折り式モデル

1.シャオミ「Xiaomi MIX Fold 2」

日本でも格安スマートフォンを次々と出して存在感を高めつつあるシャオミも折りたたみスマートフォンを出しています。Xiaomi MIX Fold 2は角をシャープに仕上げた全体的にスクエア感の強いボディーが特徴で、画面サイズは開くと8.02インチ、閉じると6.56インチ。閉じたときの画面サイズは折りたたみスマートフォンの中で最大であり、閉じたときもスマートフォンとして使いやすい画面サイズです。本体サイズは開くと161.1×144.7×5.4mmで最薄サイズ。閉じると161.1×73.9×11.2mm、重量は262gになります。

↑シャオミの「Xiaomi MIX Fold 2」

 

カメラにも大きな特徴があり、老舗のカメラメーカーであるライカとコラボした5000万画素カメラを搭載しています。ライカならではのフィルム時代を思わせる味のある写真を撮ることができるというわけです。カメラは他に1300万画素の超広角、800万画素の2倍望遠を搭載。チップセットにSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しており、価格は8999元(約12万2000円)です。

↑ライカ監修のカメラを搭載

 

2.ファーウェイ「Mate Xs 2」

日本でのスマートフォン新製品の投入が停滞しているファーウェイですが、海外では現在も年間数モデルの新機種を投入しています。ファーウェイはサムスンと共に2019年から折りたたみスマートフォンを手掛けており、これまで数機種を販売してきました。最新モデルのMate Xs 2は他メーカーのモデルとは異なり、横に折りたたむタイプですが、画面は表示面を表にした状態で折りたたむ「山折り式」を採用しています。画面サイズは7.8インチ、本体サイズは開いたときが156.5×139.3×5.4mm、閉じたときが156.5×75.5×11.1mm、重量は255g。シャオミのXiaomi MIX Fold 2と並んで最薄モデルとなります。

↑ファーウェイの「Mate Xs 2」

 

カメラはシャオミ同様に5000万画素カメラを搭載。超広角1300万画素、光学3倍800万画素というトリプル仕上げ。なお以前ファーウェイはライカと協業していましたがライカはシャオミとのコラボに切り替えており、ファーウェイのこちらのモデルのカメラからはライカの名前が消えています。とはいえ「スマホのカメラと言えばファーウェイ」と誰もが認める実績をそのまま引き継いでおり、カメラも十分な性能を持っています。チップセットはSnapdragon 888を搭載、通信方式は4Gのみに対応し、価格は9999元(約20万2000円)となっています。

↑他社にはない画面を外にして折る構造

 

3.OPPO「Find N」

日本ではRenoシリーズを中心にしているOPPOも折りたたみスマートフォンを海外で販売しています。Find Nは折りたたみモデルながら本体の形状はやや小ぶり。横折り式ながら閉じたときはコンパクトな大きさで持ち運べるのが魅力になっています。画面サイズは開いたときが7.1インチ、閉じると5.49インチ。閉じたときの画面の縦横比は18:9で一般的なスマートフォンと変わらず、違和感なく使うことができます。サイズは開いたときが132.6×140.2×8.0mm、閉じると132.6×73×15.9mmで、厚みはあるものの閉じたときの大きさも他社品と比べると小型です。重量は275g。

↑横折りスタイルでコンパクトサイズのOPPO「Find N」

 

小型ながらもカメラは5000万画素+1600万画素+1300万画素光学2倍望遠と手を抜かない設計。発売が2021年12月と他社の最新モデルよりやや早いこともあり、チップセットはSnapdargon 888を搭載するなど若干性能が劣りますが、それでもハイエンドモデルであることには変わりありません。また開いたときの画面の形状も横が長く縦が短いため、タブレット画面としても使いやすくできているわけです。価格は6989元(約14万1000)です。

↑タブレット同様、開くと横手方向を長くしたデザイン

 

カメラを強化したハイスペックモデルも登場

4.HONOR「Magic V」

HONOR(オナー)は元々ファーウェイのスマートフォンのサブブランドでしたが、現在は独立したメーカーになっています。ファーウェイ時代からの高品質なスマートフォン設計を引き継いでおり、HONORの製品はカメラ性能にも優れています。そのHONORの折りたたみスマートフォンMagic Vは、折りたたみスマートフォンの中でも最強のカメラスペックを誇ります。画面サイズは開くと7.9インチ、閉じると6.45インチ。本体サイズは開いたときが160.4×141.1×6.7mm、閉じたときが160.4×72.7×14.3mmです。重量は288g。

↑ファーウェイから独立したHONORの「Magic V」

 

カメラは5000万画素の広角、5000万画素の超広角、5000万画素のスペクトル測定と3つの5000万画素カメラを搭載。さらにフロントカメラも4200万画素と超高解像度のものを外画面、内画面のどちらにも搭載。5つのカメラの総画素数は2億3400万画素にも達します。カメラ性能を重視しても購入できるモデルと言えるでしょう。チップセットはSnapdragon 8 Gen 1、価格は9999元(約20万2000円)です。

↑折りたたみスマホとして最強のカメラを搭載する

 

5.vivo「X Fold+」

vivoは日本に一切絡んでいない謎のスマートフォンメーカーと思われるかもしれません。しかし世界のスマートフォン出荷台数の上位に入る大手メーカーです。vivoは2022年4月に初の折りたたみX Foldを発売し、わずか5か月後の9月にチップセットを乗せ換えたマイナーチェンジモデルX Fold+を投入しました。画面サイズは閉じたときが8.03インチでこれは折りたたみスマートフォンの中で最大サイズ。閉じると6.53インチです。本体サイズは開くと162×144.9×6.3mm、閉じると162×74.5×14.6mm。重量は311gあります。

↑開くと最大画面サイズのvivo「X Fold+」

 

vivoもスマートフォンのカメラ性能には定評があり、ソニーのXperiaシリーズと同様にレンズメーカーのツアイスと提携したレンズを搭載しています。X Fold+のカメラは5000万画素+4800万画素超広角+1200万画素2倍望遠+800万画素5倍望遠。望遠を近距離、遠景と2つ搭載。デジタルで最大60倍の望遠撮影も可能です。チップセットはSnapdragon 8+ Gen 1。価格は9999元(約20万2000円)。

↑HONOR Magic Vにも負けないカメラ性能

 

縦折り式はスタイル重視

続いて縦に折りたたむコンパクトモデルを紹介します。同じ折りたたみスマートフォンと言っても、縦折り式のモデルは開けば一般的なスマートフォンと大きさは変わりませんから、小さく持ち運べることや、たたんだときの外パネルの色を活かして身の回りのアクセサリのように使えることで、女性を中心に人気になっています。

 

1.ファーウェイ「Pocket S」

製品名にポケットとついていることからわかるように、縦折り式スマートフォンはたためばポケットにもすっぽりと入ってしまいます。ファーウェイが2022年11月に出したPocket Sは5988元(約12万1000円)と比較的買いやすい価格であり、パステル系の色も含めた5つのカラバリでファッション性を大きくアピールしています。開いたときの画面サイズは6.9インチ、本体サイズは開くと170×75.5×7.2mmですが、閉じると87.3×75.5×15.2mmと本当に小さくなります。

↑ファッショナブルな折りたたみモデル、ファーウェイ「Pocket S」

 

2.モトローラ「razr 2022」

モトローラは日本でも折りたたみスマートフォンを出していましたが、最新モデルrazr 2022は本体デザインを大きく変え、より使いやすさを追求した2022年モデル。最大の特徴は閉じたときもスマートフォンとしてある程度操作できるように大型の外画面を搭載していること。2.7インチ画面を上蓋に搭載することでカメラのプレビューやメッセージを読むなど閉じたままでも簡単な操作を行えます。開いたときの画面サイズは6.7インチ、本体サイズは開くと167.0×79.8×7.6mm、閉じると86.5×79.8×17mmで重量は200g。価格は5999元(約12万1000円)です。

↑モトローラはデザインを一新した「razr 2022」が登場

 

折りたたみスマホはどこで買える? 日本への投入はある?

今回紹介した折りたたみスマートフォンは価格を見るといずれも人民元になっています。つまりこれらのモデルはすべて中国国内で販売されているのです。それでは中国以外では購入できないのでしょうか? 現時点ではファーウェイがアジアやヨーロッパの一部の国で製品を販売していますが、グーグルサービスが搭載されていないというデメリットもあります。またモトローラは中国以外への販売も今後行うと見られており、他にはHONORが次の折りたたみモデルからはグローバル展開すると明言。

 

シャオミやOPPOなど日本でもある程度知名度が高まっているメーカーは、ぜひ日本に折りたたみスマートフォンを出してほしいところです。価格が高価なことや折りたたみディスプレイの修理体制などを考えるとまだ投入するタイミングではないと考えているのかもしれません。しかしiPhoneの最上位モデルが20万円を越えているだけに、高価な製品でも性能や仕上げが優れていれば日本の消費者も興味を示す可能性は大いにあります。日本で実績のあるモトローラにはぜひrazr 2022の投入を期待したいものです。

コナン、セーラームーン、鉄腕アトムのスマホ!? 中国で広がる日本アニメの「コラボスマホ」

有名アニメなどのキャラクターとコラボしたスマートフォンはこれまで日本でもいくつか登場しています。ちょっと古いですがジョジョスマホ「JOJO L-02K」や、さらに古くなるとドラクエスマホ「SH-01F DRAGON QUEST」などが販売されました。しかし最近はあまりこの手のコラボ製品は出てきていません。日本のスマートフォンの売り方はまだまだキャリア売りが主流のため、「キャラクタースマホ」をメーカーが自由に販売しにくいのもその一因でしょう。

 

ところが海外では日本のアニメとコラボしたスマートフォンが今も続々と登場しています。特に中国では年に数機種が発売されています。中国と聞くと著作権を無視した違法なものと思われるかもしれませんが、大手メーカーがしっかりと版権を取って大々的に販売しているのです。日本のアニメは中国でもMZ世代を中心に人気であり、キャラクタースマートフォンは発売されるやすぐに完売するほどです。

 

こんなスマホのパッケージは見たことがない!

しかもその出来栄えは「キャラクターをスマホの背面に印刷した」なんてレベルではありません。たとえばこのスマートフォンの「箱」を見てください。普通はスマートフォンを買うと小さな箱に入っていますよね。ところがこちらは大きな段ボール箱がお店から出てきて、その中からこんなものが現われるのです。

↑巨大なマンションの模型、これはそう、日本人の多くが知っているアレだ

 

これはOPPOが2021年7月に発売した名探偵コナンのコラボモデル「OPPO Reno6 Pro+ 5G 名探偵コナン限定版」。名探偵コナンに出てくる毛利小五郎探偵事務所そのものがスマートフォンのパッケージになっているのです。屋根を開けると中にはおせち料理のお重箱が重なっているような構造になっており、スマートフォン本体の箱とアクセサリが入った箱、続いてアクセサリの箱も出てきます。アクセサリはコナンを知っている人なら「なるほどな」と思えるデザインのものばかり。

↑コナンに出てくる小道具が様々なアクセサリとなって付属してくる

 

そしてスマートフォン本体には背面に江戸川コナンと毛利蘭のイラストが入っているのですが、このスマートフォンに中国語で「真実はいつもひとつ」と語りかけると背面の色が変わるという機能まで搭載。マニアが喜びそうな作り込みがされています。

↑「真実はいつもひとつ」と語りかけると背面の色が変わる

 

ここまで凝った製品を出すとは中国メーカーもなかなかのものですよね。しかしメーカーに力があるだけではなく、中国はメーカーが自由にスマートフォンを開発し販売できる環境にあります。つまり通信キャリアの都合に合わせて新製品を投入する必要がありません。もちろん開発した製品が売れ残ればメーカーだけの責任になります。しかし各メーカーの「中の人」には確実にマニアがおり、確実に売れるモデルを出すために人気の日本のキャラクターモデルを出しているわけです。中国メーカーのスマートフォン新製品発表会を取材しても、メーカー側で対応してくれるスタッフはほぼ20代の若い人たち。日本のアニメを見て育った社員が多くいます。

↑ストラップにもこだわり。マニアな社員がいなければここまでやらないだろう

 

Z世代の「中の人」が開発する日本のアニメキャラのスマホ

名探偵コナンスマートフォンはOPPOのキャラクターモデルの中でも行くところまで行ってしまったと思えるほどの製品でした。ここまで箱が大きいと輸送も大変ですよね。こんな製品を出せたのは、その前にも凝ったマニアックなコラボモデルを出したからできたのでした。OPPOの目立ったコラボスマートフォンとして有名なのは2019年の「OPPO Reno Ace GUNDAM Limited Edition」。そう、ガンダムとのコラボモデルです。このモデルは2019年がガンダム放送開始40周年ということを記念して発売されました。日本ではなく中国のガンダムファン向けというのが面白いところですね。白、赤、青のトリコロールカラーを纏い、モビルスーツのデザインはRX-78-2を忠実に再現しています。

↑OPPOがガンダム40周年を祝って投入したガンダムスマホ

 

この「ガンダムスマホ」は好評版でそれに気をよくしたOPPOは2020年に今度はエヴァンゲリオンとコラボした「OPPO Ace2 EVA Limited Edition」を発売。そのパッケージは誰もが「まさか?」と思わせるもの。エヴァンゲリオンに出てくる円筒状のエントリープラグをそのままスマートフォンのパッケージにしてしまいました。

↑ここまでくるとOPPOの本気度合いがマジなレベルであることがわかる

 

もはやスマートフォン本体だけではなくパッケージも含めたすべてが製品の世界観を表しており、マニア心を大きくくすぐる製品になっていると言えます。版権を取るだけでもかなり大変だと思いますが、メーカー側の熱心な働きかけが日本側を動かしたのでしょう。また中国メーカーの社内も意思疎通が早く、このような製品を迅速に出せるのかもしれません。しかしここまで完成度が高ければ日本で出しても売れそうな気がしますね。

 

セーラームーンも中国では大人気

OPPOほどパッケージにこだわらなくとも、付属のアクセサリでキャラクターの世界観を明確にアピールしたスマートフォンも過去には出ていました。「自撮りスマホ」としてアジアで人気だったMeituが2017年に発売した「M8 セーラームーン限定版」です。パッケージはピンク色でセーラームーンのシルエットがゴールドで入っています。これを見るだけでもわくわくできる仕上げです。

↑Meitu M8 セーラームーン限定版のパッケージ

 

パッケージを開けて出てくるのはピンク色のM8。背面は同様にシルエット入りです。付属の透明カバーをつけてもハートのエンブレム状の飾りはそのシルエットを隠しません。カバーも含めてしっかりとデザインを設計しているというわけです。

↑セーラームーンファンにはたまらない。これを作ったのは中国のスマホメーカーなのだ

 

さらに自撮りスマホらしく自撮り棒が付属するのですが、これが「スパイラルハートムーンロッド」そのものなのです。セーラームーンがいざという時に取り出すこのスティックを握りながら自撮りができる、これはもうセーラームーンファンにとって至福のひとときでしょう。ここまで凝ったアクセサリが出てきたのは、おそらくこのM8 セーラームーン限定版が最初だと思います。

↑この自撮り棒だけでも欲しいと思う人はいるかも(後に別売された)

 

実はMeituは以前からハローキティやドラえもんとコラボしたスマートフォンを出していましたが、パッケージや本体や壁紙にキャラクターを配置する程度のものでした。自撮りスマートフォンメーカーであったMeituは「次は自撮り棒を付属させたモデルを出したい」と考え、最適な自撮り棒とキャラクターの組み合わせとしてセーラームーンとのコラボを実現させたのでしょう。もちろん社内にセーラームーンファンがいたことは想像に難くありません。

↑Meituは次々と日本のキャラクターを採用。セーラームーンは2モデル出している

 

Meituはその後も「セーラームーンスマホ第二弾」や「ドラゴンボールZ」「カードキャプターさくら」「ちびまる子ちゃん」など次々と日本のコラボモデルを投入。しかしスマートフォンメーカーとしての体力が続かずシャオミに買収されてしまい、歴史に終止符を打ちます。ただしMeituは元々美顔アプリ「BeautyPlus」を開発していた企業であり、今でもアプリメーカーとして残っています。

↑MeituのドラゴンボールZスマホ

 

こんなアニメキャラもスマホになった

キャラクタースマートフォンに熱心だったのはこの2社だけではありません。たとえばシャオミは2018年に「Mi 6X 初音ミクモデル」を投入。初音ミクと言えば2013年にドコモから「Xperia feat.HATSUNE MIKU SO-04E」が発売になりましたが、それから5年後にシャオミからも同じキャラクターのモデルが出てきたわけです。シャオミは2021年にブルース・リーのコラボモデルなども出しており、2022年5月には鉄腕アトムをモチーフにした「Redmi Note 11T Astro Boy Edition」を発売。まさか鉄腕アトムまでも中国でスマートフォンになるだなんて、日本のアニメは古い作品も人気なのです。

↑鉄腕アトムまでスマホ化された

 

日本のキャラクター以外でも各メーカーは様々なコラボを行っています。ZTE傘下のNubiaはゲーミングスマートフォンでトランスフォーマーとコラボ。一方OPPOから分離したRealmeは無印良品などのデザイナー、深澤直人氏コラボ製品を出して「おしゃれなスマホメーカー」を演出しています。しかし2022年5月にナルトとコラボした「Realme GT Neo 3 Naruto Edition」を発売するなど、やはり日本のキャラクターにも注目しているようです。Realmeは日本でスマートウォッチやモバイルバッテリーなどIoT製品を出していますが、まだあまり知られた存在になっていません。「ナルトスマホ」などを出せば一気に知名度が上がると思いますがどうでしょうか。

↑日本で出せばRealmeの知名度も広がりそうだ

 

日本に参入する中国メーカーの数もここ数年でかなり増えました。コスパに優れた製品が目立ちますが、実は日本人の知らない間に海外でキャラクタースマートフォンを次々と出しているのです。もしかすると海外から逆輸入の形で日本人のよく知っているキャラクターのスマートフォンがそのうち出てくるかもしれません。日本での販売に期待したいものですね。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

iPhoneっぽい? Xiaomi 13シリーズの予測画像が登場

中国シャオミの次期フラッグシップスマートフォン「Xiaomi 13」「Xiaomi 13 Pro」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントのSteve H.McFlyが投稿しています。

↑Steve H.McFly / Twitterより

 

シャオミは今年3月に、「Xiaomi 12」シリーズを海外発表。ハイエンドモデルのXiaomi 12 Proでは最先端のSony IMX707超大型メインセンサーを搭載し、8K解像度の動画撮影にも対応しています。

 

今回投稿されたXiaomi 13シリーズの予測レンダリング画像では、その背面カメラのデザインがXiaomi 12シリーズから変化し、Proモデルでは同じ大きさのトリプルカメラが配置されています。これはどこか、「iPhone 14 Pro」シリーズを連想させるデザインです。

 

Xiaomi 13では6.2インチのフラットディスプレイを搭載し、画面中央にパンチホールカメラを配置。サイドフレームもフレットな形状となっています。一方でXiaomi 13 Proは6.55インチのカーブディスプレいを搭載し、こちらもパンチホールカメラを採用。本体サイドはカーブしたものとなっています。

 

現時点ではXiaomi 13シリーズのスペックに関する詳細については伝えられていませんが、2023年末までに中国にてリリースされる可能性が指摘されています。今回の予測レンダリング画像は若干インパクトに欠けるものですが、ライカと提携したカメラ性能の進化に期待したいものです。

 

Source: Steve H.McFly / Twitter via 9to5Google

ライカレンズがスマホに合体! シャオミのスマホ案がワクワクしかしない!

シャオミはライカのカメラレンズを合体できるコンセプトスマートフォン「Xiaomi 12S Ultra Concept」を発表しました。

↑Agatha Tang / Twitterより

 

すでにライカと提携し、カメラ性能を追求したスマートフォンを市場に投入しているシャオミ。今回のコンセプトのもととなった「Xiaomi 12S Ultra」でも1インチセンサーとライカブランドのレンズ「Leica Summicron 1:1.9-4.1 / 13-120 ASPHカメラシステム」を組み合わせています。

 

Xiaomi 12S Ultra Conceptでは本体背面にリングマウントを設けることで、ライカの「Mレンズ」が装着可能。カメラモジュールを保護する、サファイアガラスレイヤーも採用されています。またスマホでMレンズを利用するために、スピードブースター/レンズエクステンションチューブも存在するようです。

 

スマートフォンの本体には、2個の1インチセンサーを搭載。イメージセンサーの詳細は不明ですが、片方は通常の背面カメラ、そして片方はMレンズ用に利用しているようです。また、本格的なカメラでおなじみのフォーカスピーキングやヒストグラム表示、さらには10ビットでのRAW画像撮影が利用できるとアピールしています。

 

現時点では、Xiaomi 12S Ultra Conceptが実際に発売されるかどうかは不明です。光学的な性能が極めて高いライカMレンズをスマートフォンと組み合わせることで、どれだけ美しい写真や動画が撮影できるのか、ぜひ見てみたいものです。

 

Source: Agatha Tang / Twitter via 9to5Google

シャオミのスマートバンドに「Pro」モデルが出た! GNSS内蔵「Xiaomi Smart Band 7 Pro」

Xiaomi(シャオミ)は、同社のスマートバンド製品初の「Pro」モデルとなる、ヘルスケアサポート機能を強化したスマートバンド「Xiaomi Smart Band 7 Pro」を10月28日に発売します。税込価格は1万4800円。

 

同製品は、1.64インチ角型有機EL(AMOLED)スクリーンを搭載。画面占有率は70%と拡大した表示領域、自動輝度調整機能により、情報の視認性を大幅に向上。

 

新たにGNSS(全球測位衛星システム)を内蔵。より迅速な測位と正確なルート追跡が可能になり、ランニングなど屋外スポーツでの活躍の幅が広がりました。

 

「Xiaomi Smart Band 7」と同様に、心拍数や血中酸素レベルを24時間モニタリングするなど、健康志向のニーズに対応しています。

 

アプリ内ウォッチフェイスは150種類以上から選べるほか、2種類のバンドカラー、6種類のストラップオプションから、自分の好みに合わせてカスタマイズすることが可能です。

iPad Pro対抗? 大画面なXiaomi Pad 5 Proがお手ごろ価格で登場

中国シャオミは新型タブレット「Xiaomi Pad 5 Pro」を海外発表しました。

↑シャオミから

 

Xiaomi Pad 5 Proは2021年8月に海外発表された同名のタブレットを刷新したものです。具体的には、より大きなディスプレイやバッテリー、大容量のRAMを搭載しています。

 

新モデルのXiaomi Pad 5 Proは12.4インチ/2560×1600ドット/リフレッシュレート120Hz駆動のディスプレイを搭載。なお画面はスペックアップだけでなく、タッチサンプリングレートが240Hzから120Hzへと下がっていたり、色深度が10ビットから8ビットへと変更されたりもしています。

 

プロセッサーはSnapdragon 870で、RAM容量は6GB/8GB/12GB、内蔵ストレージは128GB/256GB。背面には5000万画素メイン+200万画素深度センサーのデュアルカメラを、前面には2000万画素のセルフィーカメラを搭載しています。

 

バッテリー容量は8600mAhから10000mAhへと増え、2日以上持つとしています。また67Wの高速充電に対応しており、68分での満充電が可能です。さらに、フルサイズのキーボードやスタイラスにも対応しています。

 

Xiaomi Pad 5 Proの中国向けの価格は3000元(約6万円)からとなっています。スペックはそれなりではありますが、12.4インチの大画面タブレットがこの価格で入手できるというのは、なかなか魅力的ではないでしょうか。

 

Source: Phone Arena

中国Xiaomi、人型ロボット「CyberOne」発表。ステージを歩く姿に驚きの声!

Xiaomiは中国・北京で開かれたイベントにて、初のフルサイズ人型ロボット「Cyber One」を公開しました。昨年8月に犬型ロボット「CyberDog」を発表してから1年後のことで、米テスラの人型ロボット「Optimus」の手強いライバルとなりそうです。

↑Image:Xiaomi

 

このCyberOneは、身長177cm、体重52kgでほぼ人間サイズのロボットです。愛称は「Metal Bro」(鋼鉄兄弟?)で、なぜか星座の「獅子座」も与えられています。ロボットの顔には湾曲した有機ELパネルが使われており、リアルタイムでインタラクティブな情報が表示できるそうです。

 

また世界を3Dで認識でき、2つのマイクにより「85種類の環境音と人間の感情45タイプ」を聞き分けられるそうです。これにより幸せを感知したり、ユーザーが悲しんでいるとき慰めたりできるとのことです。

 

Xiaomi独自開発の全身制御アルゴリズムを搭載しており、13の関節により合計21の自由度を備え、各自由度は0.5ms以内に応答ができるそう。上肢(腕)のアクチュエーターは最大30Nmトルクを出力できつつ、最小で1Nmによる精密な動きも可能で、優しく触れることができると説明されています。

 

また脚部には、「最大300Nmの瞬間トルク」が出せるアクチュエータを搭載しているとのこと。ステージでは実物が歩く姿がデモされており、よちよち歩きながらも腕を振って司会に近づいたり、なぜかファイティングポーズを取ったりしています。

 

今すぐにでも発売できそうな完成度にも見えますが、今の段階では1台60万元~70万元(約1187~1380万円)になってしまうため、企業として量産できると判断するまで、しばらくかかるだろうと語られています。

 

このCyberOneは人型ロボットの第1世代に過ぎないということで、数年後には小さくしたりシンプルかつお手ごろ価格にした量産モデルが家庭に送り込まれ、しだいに日常に溶け込んでいくのかもしれません。

 

Source:Xiaomi
via:Engadget

とにかく薄い折りたたみスマホ「Xiaomi Mix Fold 2」が中国デビュー

中国シャオミは新型折りたたみスマートフォン「Xiaomi Mix Fold 2」を、海外向けに発表しました。

↑シャオミより

 

Xiaomi Mix Fold 2の最大の特徴は、5.4mmという本体の薄さ。これは、先日発表された韓国サムスンの「Galaxy Z Fold4」の6.3mmよりも、さらに薄くなっています。

 

スペックも最先端で、プロセッサに米クアルコムの「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。これに、12GBのRAMと最大1TBのストレージを組み合わせています。内部には8.02インチ/最大120Hz駆動ディスプレイを、そして外側には6.56インチ/最大120Hz駆動ディスプレイを搭載しています。

 

メインカメラには、ライカブランドの5000万画素カメラを搭載。その他にも、1300万画素超広角カメラや800万画素望遠カメラを採用しています。なお、外部ディスプレイ側にはセルフィーカメラは搭載されていません。

 

バッテリー容量は4500mAhで、67Wの有線充電機能を搭載。本体サイドの指紋センサーや、Harman Kardonがチューニングしたデュアルスピーカーの搭載も特徴です。OSにはAndroid 12Lをベースとした「MIUI 13」を搭載し、折りたたみスマートフォン向けに最適化されています。

 

Xiaomi Mix Fold 2では、スターゴールドとムーンシャドウブラックの2色が用意。ベースモデルの12GB RAM/256GB ストレージモデルが8999元(約18万円)で、まず中国から販売が開始されます。先述のGalaxy Z Fold4よりも廉価ということもあり、かなり注目のモデルとなりそうです。

 

Source: XDA Developers

「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はSnapdragon 870、8GB RAMの高性能タブレットに? ベンチマークサイトに登場

中国Xiaomiが開発中と噂されているタブレット「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチモデル」(以下、Xiaomi Pad 5 Pro)らしきベンチマーク結果が、定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserに出現しました。

↑Image:Gizmochina

 

このタブレットは、前は「Redmi Pad 5G」(RedmiはXiaomiのお手ごろ価格ブランド)と推測されていたもの。今では「Xiaomi Pad 5 Pro」の名前となり、8月11日に中国で発売されるとみられています。

 

本製品は、すでに3CCMIIT(どちらも中国の認証機関)公式サイトに登場しています。そのデバイスがGeekbench Browserにも現れ、使用チップセットやRAM、OSなどの主立ったディティールが分かった次第です。

 

それによると、Xiaomi Pad 5 ProのCPUはクロック1.8Ghzの4コア、2.42GHzの3コア、3.19GHzの1コアで合計8コアとのこと。そしてGPUとしてAdreno 650も搭載されており、クアルコム製のSnapdragon 870であることは明らかです。

 

さらにRAMは8GBを搭載しており、タブレットとしてはかなりの大容量です。またOSはAndroid 12ベースのOSとされていますが、これはRedmi Note 10 Pro等でも動くMIUI 13と思われます。

 

その性能はといえば、Geekbench 5のシングルコアスコアが986点、マルチコアテストで3117点を記録しています。すでに日本でも販売中のXiaomi Pad 5(チップセットがSnapdragon 860、RAMは6GB)のスコアを軽く上回っており、なかなか性能に恵まれないAndroidタブレットとしてはかなり期待が持てそうです。

 

ただ、円安を受けてXiaomi Pad 5も8月に値上げされたばかり。いずれ国内でもProモデルが発売される頃には、円安が緩やかになっていることを祈りたいところです。

Source:Gizmochina

Fold4よりすごいかも。「Xiaomi Mi MIX Fold 2」が激薄ボディで8月11日発表へ

中国シャオミは次期折りたたみスマートフォン「Xiaomi Mi MIX Fold 2」を8月11日に発表します。事前情報によれば、こちらはどうやら「世界最薄の折りたたみスマートフォン」としてデビューするようです。

↑シャオミより

 

 

上のプロモーションビデオが示すように、Xiaomi Mi MIX Fold 2の本体はUSB-Cポートとほぼ同程度の薄さ。リークアカウントのIce universeによれば、同スマートフォンの本体厚は5mm台で、韓国サムスンが8月10日に発表する「Galaxy Z Fold4」よりもずっと薄くなるようです。

 

動画からはその他にも、外部ディスプレイにはパンチホールカメラがあり、一方で内部ディスプレイにはパンチホールやノッチが存在しないことも確認できます。以前の噂では、両者のサイズは6.5インチ/8インチになり、120Hzでの高速駆動に対応するようです。また、最新プロセッサのSnapdragon 8+ Gen 1の搭載も報じられています。

 

Galaxy Z Fold4/Filp4のイベント翌日に発表されるXiaomi Mi MIX Fold 2は、消費者の注目をすべてさらってしまうような折りたたみスマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source: Ice universe/Twitter via WccfTech

iPhone 13 Pro Max、ゲーム性能でXiaomi 12S Ultraに敗北! Snapdragon 8+ Gen1のスゴさと冷却性能のおかげか

2022年7月現在、アップルのiPhone 13シリーズに搭載されたA15 Bionicは最速のモバイル向けチップと思われています。しかし、クアルコムの最新チップSnapdragon 8+ Gen1を搭載したXiaomi 12S Ultra(7月初旬に発売)がゲームの性能においてiPhone 13 Pro Maxを上回ったと報じられています。

↑Qualcomm Snapdragon

 

YouTubeチャンネルのGolden Reviewerが『原神』を両デバイスで実行したところ、Xiaomi 12S Ultraは平均57.7fps(1秒間に57.7フレーム)を記録。これはiPhone 13 Pro Maxばかりか、Snapdragon 8 Gen 1を積んだGalaxy S22 Ultraを上回っています。なお『原神』のゲーミングテストは画質設定を最高にして、室温25度の環境で実施されたものです。

 

そして平均温度は、Xiaomi 12S UltraがiPhone 13 Pro MaxとGalaxy S22 Ultraの両方を下回っています。つまり低温に抑えてスロットリング(CPUの温度が上がり過ぎたときにクロック周波数を下げて温度を下げるしくみ)を起こりにくくしたことが大きく貢献したと推測されます。

 

もともとSnapdragon 8 Gen1はサムスンが製造を請け負っていましたが、後継チップのSnapdragon 8+ Gen1は製造がTSMCに移行しています。どちらも多くの仕様や機能はほぼ同じであり、ともに4nmプロセス製造です。

 

が、動作クロックや電力効率はTSMC製が大きく改善したと公式に謳われています。つまり、サムスンとTSMCの技術力の差ではないかとの指摘もあり。ほか、サムスンの歩留まり率が低い(約35%)ことに嫌気が差したクアルコムが、TSMC(初期生産で70%以上)に移行したとの噂もありました

 

またXiaomi 12S Ultraは冷却性能の高さもアピールしており、その点も有利に働いたと思われます。

 

ただしA15 Bionicの強みは、Snapdragon 8+ Gen 1よりも電力効率(図表の「1ワット当たりFPS)が優れていることです。つまりiPhone 13 Pro Maxで『原神』を遊ぶ場合、Xiaomi 12S Ultraよりバッテリー持ちが良くなると思われます。

 

しかし、同じA15 Bionicを搭載した第6世代iPad miniは、より多くの電力を消費しつつも、Xiaomi 12S Ultraの平均fpsを上回っています。iPad mini 6の方がiPhone 13 Pro Maxよりクロック周波数が低いはずですが、iPhoneよりも筐体が大きいため熱設計にも余裕がありそうです。

 

クアルコムの次世代チップ「Snapdragon 8 Gen 2」もTSMCの4nm技術で製造され、さらに電力効率が上がるとの噂話もあります。iPhoneのゲームでの優位も、そろそろ危ういのかもしれません。

 

Source:Golden Reviewer(Twitter) 
via:Wccftech

6月発売のフラッグシップ端末が「プライムデー」に! 「POCO F4 GT」5000円オフ

シャオミから生まれたスマートフォンブランドPOCOは、7月12日0時~13日23時59分までAmazonで開催される「プライムデー」にて、日本で6月23日に発売した最新フラッグシップ機種「POCO F4 GT」がお得に購入できるPOCO「レベルアップ セール」を実施します。

 

同セールでは、日本市場向けにゲーミング機能を強化した、POCO F4 GT 12G+256G(三色)が、通常価格の税込8万4800円から、5000円割引となる税込7万9800円で購入できます。

 

POCO F4 GTについての詳細は、6月24日掲載「スマホはもうこれでいい? POCO F4 GTが最新スペック/7万円台で日本上陸」をご覧ください。

ライカカメラ x ソニーの新1インチセンサー搭載! ハイエンドスマホ「Xiaomi 12S Ultra」が正式発表

↑シャオミより

 

中国シャオミは新型ハイエンドスマートフォン「Xiaomi 12S Ultra」を海外発表しました。ライカブランドのカメラと、ソニー製の新型1インチセンサーの搭載が特徴です。

 

Xiaomi 12S Ultraで注目したいのは、なんといってもライカと提携したカメラシステム。1インチ/5030万画素のソニー製イメージセンサー「IMX989」をメインカメラに搭載し、(Sony Xperia Pro-Iとは異なり)クロッピングせずに1インチセンサーの全域にて撮影が可能です。そのほかにも、背面に1/2インチ/4800万画素広角カメラ+1/2インチ/4800万画素望遠カメラ、フロントに3200万画素カメラを搭載しています。

 

これらのイメージセンサーに、ライカブランドレンズ「Leica Summicron 1:1.9-4.1 / 13-120 ASPHカメラシステム」が組み合わされています。こちらには、レンズのまぶしさを軽減し、レンズ間の画質を統一させるためのコーティングを実施。カメラアプリでは、ライカのフィルターやフォトスタイルが利用可能です。さらに動画撮影では、Dolby Vision HDRでの撮影(最大4K解像度/60fps)が利用できます。

 

スペックに目を向けると、画面は6.73インチ/3200 x 1440ドット/120Hz駆動でプロセッサはSnapdragon 8+ Gen 1、RAMは最大12GBで内蔵ストレージは最大512GB。バッテリー容量は4860mAhで、Xiaomi Surgeチップを2基搭載することで67Wの高速有線充電、50Wの高速無線充電、10Wのリバース無線充電が利用できます。また、IP68の防塵・防水性能も達成。本体上部の赤外線リモコンポートからは、家電の操作も可能です。

 

Xiaomi 12S Ultraは中国にて予約が開始されており、7月6日から発売予定。価格はRAM 8GB/256GB内蔵ストレージモデルで5999元(約12万円)からとなっています。カメラスペックをとことん突き詰めた本スマートフォン、日本を含む国際展開にぜひ期待したいものです。

 

Source: シャオミ via Engadget

スマホセンサーの巨大化競争! シャオミとソニーが「IMX989」を共同開発

中国シャオミは、ソニーと共同で、スマートフォン向けの1インチサイズのセンサー「IMX989」を開発したとWeiboに投稿しています。

↑でっかく「1インチサイズ」をアピール(画像提供/シャオミ)

 

ますます巨大化と高画質化を続ける、スマートフォン向けのイメージセンサー。すでにソニーの「Xperia Pro-I」やシャープの「Aquos R6/R7」には、1インチセンサーが搭載されています。一方、韓国のサムスンは先日、2億画素イメージセンサーを2種類も発表しました。

 

IMX989の詳細は現時点では明かされていませんが、「より優れた集光能力」とか「より速いフォーカス」「より優れたダイナミックレンジ性能」がうたわれています。シャオミによれば、「クロッピングなしでの1億画素」も達成しているとか。つまり、以前登場した1インチセンサーよりも高画質になることが期待できます。また、IMX989の開発に1500万ドル(約20億円以上※)を費やしたことも明かされています。

※1ドル=約136.5円で換算(2022年6月30日現在)

 

IMX989を搭載したスマートフォンとしては、7月4日に中国で発表される「Xiaomi 12S Ultra」が投入されることになります。こちらはカメラブランドのライカとのコラボレーションも発表されており、同じくライカカメラを搭載した「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」も投入される予定です。

 

スマートフォンのカメラ性能としては、高解像度かも一役買っていますが、やはりセンサーサイズの拡大が重要。新たな1インチセンサーを搭載したXiaomi 12S Ultraの画質がどれだけのものになるのか、楽しみですね。

 

Source: Weibo via 9to5Google

廉価ながらミドルレンジ、POCOからポコポコと高コスパスマホ登場

中国シャオミから派生したスマートフォンブランドのPOCOは、廉価なミドルレンジスマートフォン「POCO X4 GT」「POCO F4」を海外発表しました。

↑POCOより

 

POCO X4 GTは144Hz駆動/タッチサンプリングレート270Hzの、ゲーム向け6.6インチ有機ELディスプレイの搭載が特徴です。また本体の冷却機構も強化されています。

 

プロセッサーは「Dimensity 8100」で8GB RAMと128GB/256GBの内蔵ストレージを搭載。背面カメラは6400万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロで、前面カメラは2000万画素となっています。また、本体に3.5mmイヤホンジャックを搭載しているのも特徴です。

 

POCO X4 GTは6月27日より、オンラインストアや一部小売店にて発売。海外価格は380ユーロ(約5万4000円)からとなっています。

 

↑POCOより

 

POCO F4は、POCOのスマートフォンとしてはじめてカメラに光学手ブレ補正(OIS)機能を採用。背面カメラは6400万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロ、前面カメラは2000万画素となっています。

 

本体スペックは、画面が6.67インチ/120Hz駆動/タッチサンプリングレート360Hzで、プロセッサーはSnapdragon 870、RAM容量は6GB/8GBで内蔵ストレージは128GB/256GBです。

 

POCO F4は6月27日からオンラインストアや一部小売店にて販売が開始され、海外価格は400ユーロ(約5万7000円)からとなっています。

 

POCOは先日、廉価なハイエンドスマートフォン「POCO F4 GT」の日本での発売を発表しています。将来的には、今回海外向けに発表されたようなミドルレンジのスマートフォンも、ぜひ国内向けに投入してほしいものです。

 

Source: GSMArena

スマホはもうこれでいい? POCO F4 GTが最新スペック/7万円台で日本上陸

中国シャオミから生まれた高コスパスマートフォンブランドのPOCOから、新型ゲーミングスマートフォン「POCO F4 GT」が日本向けに発表されました。最新スペックが7万4800円から手に入る、お値打ち感が特徴です。

↑シャオミより

 

POCO F4 GTは、プロセッサに最新の「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載し、もちろん5G通信に対応。内蔵RAMには最大6400MbpsのLPDDR5 RAM、内蔵ストレージにはUFS 3.1 ROMが採用されています。画面は6.67インチの有機ELディスプレイで、120Hzのリフレッシュレートと480Hzのサンプリングレートを実現しています。

 

充電システムとしては120Wのハイパーチャージ(急速充電)に対応した、4700mAhの大容量バッテリーを搭載しています。これに冷却システム「LiquidCool3.0」を組み合わせることで、ヘビーなゲームでも安定して動作させることが可能です。

 

ゲーム向けの機能としては、マグネット式のポップアップトリガーを本体に搭載。ボタンはゲームだけでなく、カメラや録画、懐中時計などにも割り振ることができます。本体にはクアッドスピーカーを搭載し、迫力のオーディオ再生が可能です。

 

POCO F4 GTは6月23日から、Amazon.co.jpや楽天市場にて販売が開始されています。価格は8GB RAM+128GB ROMモデルが7万4800円で12GB RAM+256GB ROMモデルが8万4800円ですが、6月26日23時59分まではセール価格として、それぞれ6万4800円/7万9800円で販売されます。極めて高いコストパフォーマンスを誇るPOCOのスマートフォン、今後の日本での展開が楽しみです。

 

Source: シャオミ, PR Times

複数のプロ機材が1台で完結、Xperia PRO-Iの撮影性能がすごい

各ジャンルの有識者たちに“栄誉ある”金字塔的アイテムを聞き込み。最新のテクノロジーを結集したベストバイをドドンと紹介していく!!

 

トレンドのデジタルガジェットを、各ジャンルに精通するプロがレコメンド。新商品のなかでも、後世に残る“傑作”の数々を紹介する。いま何を買うべきか、迷った際の指針にしてほしい! 今回はソニーの「Xperia PRO-I」だ。

※こちらは「GetNavi」 2022年4月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ハイスペックなカメラ機能を備え撮影の仕事にも使える

【スマートフォン】

ソニー

Xperia PRO-I

実売価格19万8000円

1.0型イメージセンサーを搭載するモデル。同社ミラーレス一眼や上位コンデジなどのパーツやテクノロジーを受け継ぐとともに、4K HDR対応有機ELディスプレイや即時データ伝送を行える5G通信機能を備える。

 

SPEC●CPU:Snapdragon 888 5G●内蔵メモリ:12GB(RAM)、512GB(ROM)●カメラ:約1220万画素/約800万画素●ディスプレイ:約6.5インチ有機EL/4K/21:9/HDR対応/120Hz駆動●サイズ/質量:約W72×H166×D8.9mm/約211g

 

私が激推しします!

モバイルライター

井上 晃さん

スマホやスマートウオッチなどを中心に新製品やサービスを取材。情報誌やウェブメディアに寄稿する。

 

カメラ機能に特化したスマホの人気が高まっている。なかでも「PRO」の名を冠し高い撮影性能を誇るXperia PRO-Iを、井上さんは推す。

 

「約20万円と、決して安い買い物ではありません。パッと見、エントリークラスのXperiaと大きな違いはありませんが、中身はネーミングが示すように、静止画や動画を高い次元で追求するプロも納得のモデル。単に1インチセンサーのカメラを搭載しただけではなく、ハイレベルな用途を想定した撮影アプリも備わり、仕事道具として十分活躍します。また、シューティンググリップや外付けディスプレイなど、周辺機器も豊富なので、予算があれば柔軟な使い方に対応可能です」

 

どのように使うかのイメージもすでに広がっている。

 

「YouTubeやSNS等に戦略的な動画投稿をする機会があるのならば、凝った動画を撮影するうえで、ぜひ入手して利用したいです。5Gにも対応しているので、容量無制限の通信プランなどを契約しておけば、現場で撮影したデータをその場で共有することもできるでしょう。これまではいくつものプロ用機材を使わなければできなかったことがスマホ一台で完結するのはスゴいことです」

 

↑本機に搭載する1.0型イメージセンサー「Exmor RS」。同社のプレミアムコンパクトカメラ「RX100 VII」のものを本機向けに最適化している

 

↑本体側面のシャッターボタン。こちらもRX100シリーズで使用されているスイッチ部品を用いて、カメラ同様の使い心地を実現した

 

↑動く被写体を追い続ける「オブジェクトトラッキング」を搭載。タップした被写体にピントを合わせることも可能で、動画撮影時も被写体を逃さない

 

トリプルカメラを搭載で7万円弱のハイコスパスマホにも注目!

Xiaomi

Xiaomi 11T Pro

実売価格6万9800円(8GB+128GB)

日本初登場のXiaomi旗艦モデル。7万円弱ながらSnapdragon 888を搭載し、1億800万画素メインを含む3眼カメラも備える。生活防水やおサイフケータイ対応など、使い勝手も抜かりない。

↑HDR10+の撮影に対応。10億色以上の色を使って、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く、細部まで鮮明に表現できる

これが新ライカカメラ搭載スマホ? シャオミとのコラボモデルがリークか

↑OneLeaks / Twitterより

 

中国シャオミからの投入が予定されている、カメラブランド「ライカ」とのコラボレーションモデル。それに相当するであろう「Xiaomi 12 Ultra(仮称)」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントのOneLeaksが投稿しています。

 

シャオミは先月に、ライカとの長期的な戦略パートナーシップの締結と、フラッグシップスマートフォンへのライカカメラの搭載を発表しました。このようなライカとスマートフォンメーカーとのコラボレーションは、中国ファーウェイやシャープも以前におこなっています。

 

今回のXiaomi 12 Ultraのレンダリング画像では、本体背面の1/3以上を占める、背面カメラエリアが印象的です。ただしこの背面カメラエリアは巨大な一つのレンズというわけではなく、内部に4つのカメラセンサーが埋め込まれています。情報によれば、ここには5000万画素メイン+4800万画素超広角+4800万画素ズームカメラが配置されているとのこと。また、前面カメラは2000万画素になるとも伝えられています。

 

その他に伝えられているリーク情報としては、画面は6.6インチ/QHD+解像度/120Hzの曲面有機ELディスプレイを搭載し、プロセッサは最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。背面にはセラミック、フレームにはアルミニウム素材を採用し、本体サイズは161.9 x 74.3 x 9.5mmになるとのこと。Ultraの名前にふさわしい、高級モデルとなりそうです。

 

シャオミの現行モデルのフラッグシップ機「Xiaomi 11 Ultra」はそのカメラ撮影性能で、高い評価を得ています。この技術にライカのノウハウが加わることで、スマートフォン業界をリードするカメラ性能の実現が期待されます。

 

Source: OneLeaks / Twitter via XDA Developers

画面がでっかく! シャオミが「Mi Band 7」を海外発表

中国シャオミは新型スマートバンド「Mi Band 7」を、中国市場向けに発表しました。

↑シャオミより

 

シャオミのMi Bandシリーズはスリムな本体に心拍数や睡眠、エクササイズの計測機能を搭載したスマートバンド。また、スマートフォンからの通知を表示することもできます。前モデルの「Mi Band 6」は国内価格が5,990円と、気軽に購入できるのも特徴でした。

 

Mi Band 7の最大の特徴は、有機ELディスプレイが前モデルの1.52インチから1.72インチへと拡大。326ppiかつ25%も広い表示エリアを実現してます。さらに画面を常時点灯させる「Always-on」機能にも対応し、すぐに情報を閲覧することが可能になりました。

 

ヘルスケア機能としては、心拍数やSpO2(血中酸素濃度)、消費カロリーや120種類のスポーツのトラッキングが可能。血中酸素濃度が90%以下になると振動で通知する機能も追加されています。バッテリー駆動時間は最大14日間で、過酷な使用状況でも最大9日間の稼働が可能です。

 

Mi Band 7の本体カラーはブラック、ブルー、グリーン、ピンク、ホワイト、オレンジの6色で、中国向け価格は239元(約4500円)。すでに予約が開始されています。日本でも人気の高いMi Bandシリーズ、ぜひ本製品も早めの国内投入を待ちたいものです。

 

Source: 9to5Google

画質に期待! ライカカメラスマホがシャオミから7月登場へ

中国シャオミはカメラメーカーのライカと提携し、コラボレーションによるハイエンドスマートフォンを今年7月に発売すると発表しました。

↑Robson90 / Shutterstock.comより

 

ライカとのコラボレーションを実現したスマートフォンとしては、中国ファーウェイのPシリーズやMateシリーズ、それにシャープのAQUOSシリーズが存在します。どちらも先進的なイメージセンサーやレンズを搭載しているだけでなく、専用の撮影モードの採用も特徴です。

 

シャオミの発表によれば、今後同社はライカと「長期的な戦略パートナーシップ」を締結し、今後のフラッグシップスマートフォンのカメラ性能を改善、向上させるとしています。

 

現時点では、シャオミから発表されるライカコラボレーションスマートフォンがどの機種になるのかは明かされていません。しかし同社はハイエンドスマートフォン「Xiaomi Mi 11 Ultra」の後継モデル「Xiaomi 12 Ultra(仮称)」の投入を予定しており、同スマートフォンへのライカカメラの搭載が期待されます。

 

一方で、ファーウェイはアメリカからの経済制裁のあおりを受け、ライカカメラを搭載するような新型ハイエンドスマートフォンの投入が難しいという状況もあります。そのような背景が、今回のシャオミとの提携を後押ししたのかもしれません。

 

ライカだけでなく、ツァイスやハッセルブラッドなどさまざまなカメラブランドが手を広げる、スマートフォンメーカーとの提携。伝統あるカメラメーカーのライカとしても、うかうかしてはいられない、といったところでしょうか。

 

Source:  via 9to5Google

大容量と急速充電でバッテリーの心配が不要な4万円台のシャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」が発売へ

シャオミは5月19日、5G対応スマートフォン「Redmi Note 11 Pro 5G」を発表。同日から各取扱店で予約受け付けを開始し、5月30日に発売します。希望小売価格は4万4800円(税込)です。

 

Redmi Note 11 Pro 5Gは、シャオミの中でミドルレンジにあたるモデル。1月にグローバルで発表されており、今回日本でも発表された形です。

 

カメラは、1億800万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角、約200万画素のマクロの3眼構成です。メインカメラは、1/1.52インチの大型センサー「Samsung HM2」を搭載するほか、9つの小さなピクセルを1つにまとめてより多くの光を取り込む「9 in 1 ビニングテクノロジー」と、環境に合わせてISO感度を変える「デュアルネイティブISO」を採用。あらゆる明かりの条件でもきれいに撮影できるといいます。

↑色の鮮やかさや細部ディテールまで豊かに表現できるうえに、暗所に強い「ナイトモード 2.0」も搭載。しっかり描写できるといいます

 

また、バッテリーは5000mAhとハイエンドモデル並みの容量を搭載。加えて、67Wの急速充電にも対応しています。さらに、67W対応の急速充電器が同梱されており、15分の充電で約50%まで充電可能。シャオミによると、約50%のバッテリーでSNS利用などの日常使いで1日は使えるといいます。

↑大きい電流を流す際に、より速く安全に充電できる「MMTバッテリー」技術や、充電中のスマホの温度上昇を抑える「LiquidCoolテクノロジー」も搭載

 

ディスプレイは、約6.67インチの有機ELディスプレイを採用。最大輝度は1200nitで、太陽の下でも画面が見やすいとしています。また、リフレッシュレートは120Hzで、タッチサンプリングレートは360Hz。日常使いではスクロールが快適で、ゲームプレイも滑らかとのこと。

↑DCI-P3準拠の色域も確保しており、シャオミいわく映画基準のクオリティになっているそうです

 

このほか、FelicaやeSIMに対応しています。

 

主なスペックは、SoCがSnapdragon 695 5G、メモリーが6GB、ストレージが128GB、OSがMIUI13(Android 11ベース)となっています。また、本体サイズは約164.1×76.1×8.12mm、重さは約202gです。

 

↑カラバリは3色

 

なお、Redmi Note 11 Pro 5Gはシャオミのスマホとしては初めて楽天モバイルからも販売されます。予約も可能で、楽天モバイルの公式サイトで受け付けています。

3万4800円のお手頃価格! 防水+Felica対応5Gスマホ、シャオミ「Redmi Note 10T」

シャオミは、ソフトバンクとオープンマーケット向けに開発した、5G対応のエントリーモデルのスマートフォン「Redmi Note 10T」を発表しました。

 

同製品は、昨年ソフトバンク向けに発売された「Redmi Note 9T」の後継機で、ソフトバンク版は4月22日、その他のチャンネルでは4月26日に発売されます。

 

日本のオープンマーケット版スマートフォンでは同社初となる、IP68の防水・防塵とFeliCaに対応。約6.5インチ(90Hz)の大画面ディスプレイに、5000万画素のカメラ5000mAhのバッテリーを備えています。

 

オープンマーケット版の税込価格は3万4800円。カラーバリエーションは、ナイトタイムブルー、アジュールブラック、レイクブルー(オープンマーケット版のみ)。

↑4月14日~6月30日の期間中、Redmi Note 10T購入者を対象としたキャンペーンも実施。詳細はシャオミ公式HPをご覧ください

 

 

NFC決済やAlexaを搭載! フィットネスモードも豊富なスマートウォッチ「Xiaomi Watch S1」シリーズ

シャオミは、フラッグシップモデルのスマートウォッチ「Xiaomi Watch S1」「Xiaomi Watch S1 Active」を、3月18日に発売します。

 

同製品は、HIIT(高強度インターバルトレーニング)やエリプティカルマシンなど19種類のプロフェッショナルモードを含む117種類のフィットネスモードを搭載し、トレッドミルやウォーキングなどのワークアウトモードを自動的に検出。血中酸素レベル測定機能により、血中酸素レベル、心拍数、睡眠トラッキングを24時間モニタリングすることで、健康維持に役立てることができます。

 

スマートフォンとのBluetooth接続により、同製品をワンタップするだけで通話することができる電話応答機能を搭載。NFCにも対応し、マスターカードによる非接触決済も可能です。音声アシスタントAlexaも搭載しており、音声操作でその日の天気を確認したり、アラームを設定したり、IoTデバイスをコントロールすることができます。

 

 

標準的な使用において、スタンバイモードで最大12日間、バッテリーセーバーモードで最大24日間駆動可能なバッテリーを搭載。防水性は5ATM基準に対応しているので、装着したままの水泳も可能です。

 

同製品で計測したデータは、StravaやApple Healthのアプリケーションと同期可能。そのほか、ウォッチフェイスの壁紙デザインは200種類以上の多種多様なデザインから選ぶことができます。

 

カラーバリエーションは、Xiaomi Watch S1がブラック、シルバーの2色で、Xiaomi Watch S1 Activeがスペースブラック、ムーンホワイト、オーシャンブルーの3色。市場想定価格は、Xiaomi Watch S1が税込3万2980円、Xiaomi Watch S1 Activeが税込2万2980円です。

映画のような映像体験! シャオミの新フラッグシップスマホ「Xiaomi 12シリーズ」3機種発表

シャオミは、フラッグシップカテゴリーを再定義する最新モデルXiaomi 12シリーズの「Xiaomi 12 Pro」「Xiaomi 12」「Xiaomi 12X」3機種をグローバル市場向けに発表しました。

↑カラーリングはいずれも、パープル、グレー、ブルーの3色

 

同シリーズは、同社独自の進化したAIアルゴリズムを活用し、低照度などの難しい撮影環境や動く被写体の撮影など、あらゆる状況でも容易に撮影が可能。3機種ともに、5000万画素のメイン広角カメラを含むプロ級のトリプルカメラを搭載し、多彩な撮影ができます。Xiaomi 12 ProとXiaomi 12では、8K動画撮影も可能です。

 

Xiaomi 12 Proは、最先端のSony IMX707超大型メインセンサーを搭載した、3つの5000万画素カメラ構成が特徴です。同センサーで大量の光を捉えることができ、より速いフォーカススピードと色精度の向上により、高度な撮影性能を備えています。Xiaomi 12とXiaomi 12Xは、1300万画素の超広角カメラと500万画素のテレマクロカメラを搭載し、様々な角度から日常を撮影できます。

 

同社独自のAIアルゴリズムで進化したXiaomi ProFocusは、オブジェクトを識別して追跡し、動く被写体やぼやけた被写体のブレやピンぼけを防止するほか、目や顔のオートフォーカス機能も搭載。同社独自のアルゴリズムを使用し、極端な低照度下でも映像を記録することができるUltra Night Videoは、ムーディで雰囲気のある映像を、従来以上に鮮明に撮影できます。そのほか、撮影した映像を編集できるOne-click AI Cinemaも利用することができます。

 

また、同シリーズは先進のQualcomm Snapdragonモバイルプラットフォームを採用しており、Xiaomi 12 ProとXiaomi 12は、クアルコムの最先端プロセッサであるSnapdragon 8 Gen 1を搭載しています。4nmプロセスで製造された同プロセッサは、前世代と比較して、GPUグラフィックレンダリング能力が30%向上し、エネルギー効率が25%向上。Xiaomi 12Xは、フラッグシップの5GプロセッサであるSnapdragon 870を搭載しています。3機種とも、優れた読み込み速度とデータ転送速度のUFS 3.1と、メモリ速度最大6400MbpsのLPDDR5 RAMを搭載しています。バッテリー効率は、超大型ベーパーチャンバーと多層グラファイトによって強化された、高性能な冷却システムを搭載。

3月10日発売! 90Hz有機ELディスプレイ搭載、シャオミ「Redmi Note 11」2万4800円

シャオミは3月10日、日本市場向けにエントリーモデル「Redmi Note 11」を発売。現在、予約を受け付けています。税込価格は2万4800円。

 

同製品は、90Hzの6.43インチ大型FHD+ AMOLED DotDisplayを採用。プロセッサーはQualcomm Snapdragon 680を搭載し、5000mAhの大容量バッテリーと33Wの急速充電を備えています。

 

90Hzのディスプレイリフレッシュレートと最大180Hzのタッチサンプリングレートで、スムーズな映像とラグのないトランジション、タッチ感度もより正確になりました。DCI-P3広色域を採用した 6.43インチの大型FHD+ AMOLED ディスプレイは、より鮮やかな色と細部を表現し、1000nitの輝度で、明るい日中でも鮮明に画面を表示できます。端末の上部と下部に配置された2つのスーパーリニアスピーカーにより、没入感のあるステレオサウンドを提供します。

 

フラッグシップクラスの6nmプロセスで製造されたSnapdragon 680プロセッサにより、パフォーマンスを向上させながら、より優れた電力効率を提供。5000mAhのバッテリーと、従来製品より21%向上した充電効率で、約1時間で0から100%に充電することができる33Wの急速充電にも対応します。

 

軽量でスタイリッシュなデザインを採用しながら、滑らかな質感と優れたハンドフィーリングを両立。薄さ8.09mm、重さ179gのボディに大容量バッテリーを搭載し、手になじむグリップ感が特徴です。カラーバリエーションは3色で、グラファイトグレーとトワイライトブルーは、指紋が付きにくいだけでなく、滑らかな質感と高級感のあるマット仕上げのデザイン、スターブルーは鮮やかでプリズムのようなデザインに仕上がっています。

 

カメラは5000万画素AIクアッドカメラを搭載。5000万画素メインカメラで鮮明な写真を、800万画素超広角カメラで118度の広範囲を、200万画素マクロカメラで細部を、200万画素深度カメラでより自然なポートレートを撮影可能です。ナイトモード 2.0、万華鏡モードなど、日常生活のスナップショットやビデオを撮影するのに適したソフトウェア機能も搭載。フロントカメラは1300万画素で、より鮮明な自撮り写真を撮ることができます。

 

OSはシャオミの最新OS「MIUI 13」を標準搭載。高速ストレージ、バックグラウンドプロセスの効率化、高度な処理性能、バッテリー寿命の保持など、コアエクスペリエンスを向上させるオールラウンドアップグレードを提供します。

ラインナップは4種類! シャオミ、「Redmi Note 11 シリーズ」を発表……次世代OS「MIUI 13」搭載

シャオミは、「Redmi Note 11 Pro 5G」「Redmi Note 11 Pro」「Redmi Note 11S」「Redmi Note 11」の4つのラインナップを持つ、新たな国際市場向けスマートフォン「Redmi Note 11 シリーズ」と、同シリーズにも対応した次世代OS「MIUI 13」を発表しました。

 

今回発表された同シリーズは、過去のRedmi Noteシリーズから、さらに機能を充実させ、カメラ性能、充電性能、ディスプレイ、SoCを大幅にアップグレード。

 

Redmi Note 11 Pro 5G、Redmi Note 11 Pro、Redmi Note 11Sは、1億800万画素のプライマリセンサーを搭載。1/1.52インチのSamsung HM2センサーを採用したメインカメラは、9-in-1ピクセルビニングテクノロジーとデュアルネイティブISOにより、より高いダイナミックレンジとカラーパフォーマンスで、薄暗い場所でも美しい写真が撮れます。118度の視野角を持つ800万画素超広角カメラと、至近距離から細かいディテールをとらえる200万画素マクロカメラも搭載。200万画素深度カメラでは、ポートレート写真の背景ぼかしを自然に作り出すことができ、フロントに搭載された1600万画素フロントカメラでは、クリアで自然な自撮り写真も撮影できます。

 

同シリーズは、最大120Hzのリフレッシュレートと最大360Hzのタッチサンプリングレートで、より滑らかなアニメーションと遅延のない反応が楽しめます。より正確な指紋を登録することも可能です。画面サイズは6.67インチ(Redmi Note 11 Pro 5G、Redmi Note 11 Pro)と6.43インチ(Redmi Note 11S、Redmi Note 11)で、DCI-P3広色域を特徴とするFHD+ AMOLED DotDisplayを搭載。1200nitもの高輝度で明るい日中でも画面の鮮明さを確保できます。

 

本体はフラットエッジボディデザインにディスプレイを埋め込み、デュアルスーパーリニアスピーカーをスマートフォンの上部と下部に配置しています。

 

Redmi Note 11 Pro 5Gは、オクタコアプロセッサSnapdragon 695を搭載。このチップセットは、フラッグシップレベルの6nmテクノロジーと最大2.2GHzのクロック速度により、5G接続と、高い処理性能を発揮します。Redmi Note 11 ProとRedmi Note 11Sは、オクタコアMediaTek Helio G96プロセッサーと最大8GBのRAMを搭載しています。Redmi Note 11は、フラッグシップレベルの6nmプロセスで製造されたSnapdragon 680プロセッサを搭載しており、電力を節約しながら優れたパフォーマンスを発揮できます。4機種すべて、バッテリー容量5000mAhを搭載。Redmi Note 11 Pro 5GとRedmi Note 11 Proでは、シャオミのフラッグシップレベルの67Wターボ充電が可能で、約15分でバッテリーの50%を満たすことができます。また、Redmi Note 11SとRedmi Note 11は33WのPro急速充電を搭載し、約1時間で100%まで充電可能です。

これが掃除機? しかも6000円切り! プロが選んだ「Amazon高コスパ家電」セレクション

いまやAmazonは、生活に欠かせないという人も多いショッピングツール。自力で良品を探し当てるのもAmazonの楽しみのひとつだが、手っ取り早く“買い”の家電を知りたい人は要チェック。今回は、あらゆる家電ジャンルに精通したプロ・平島憲一郎さんに、コスパ最強のオススメモデルを聞いた!

※こちらは「GetNavi」 2021年12月号に掲載された記事を再編集したものです。価格は2021年10月8日時点のもの(編集部調べ)

 

スリムなデザインとパワフルな吸引力を兼備して6000円切り!!

【ハンディ掃除機】

Xiaomi

Mi ハンディクリーナー ミニ

実売価格5940円

スリムなデザインのハンディクリーナー。高性能「ブラシレスモーター」を搭載し、見た目以上にパワフルな吸引力を誇る。付属する2種類のノズルを用途に合わせて付け替えて、床からPCのキーボードの隙間まで掃除できる。

SPEC●電圧:10.8V●吸引力:1万3000Pa●集じん容量:50mℓ●運転音:60dB●サイズ/質量:φ55×267mm/約0.5kg

 

 

↑ワンタッチでゴミ捨て可能。スライドでロックがかかり、誤ってタッチしてゴミを散らかしてしまう心配がない

 

↑2種類の吸引モードを搭載。標準モードで約30分、強力モードで約9分程度バッテリーが持続する

 

【平島’s Check!】 デザインとサイズ感が絶妙で使いやすい

コンパクトで、部屋に出しっぱなしでもインテリアに馴染むデザインが秀逸。気づいたときにサッと掃除できます。USB充電式で車内でも充電でき、車内用としての購入もオススメです。

家電ライター

平島憲一郎さん

掃除機や空調系、調理系など白物家電の記事を数多く執筆。雑誌やウェブ媒体での検証記事で活躍している。

オールマイティなヘルス&フィットネス機能で、初心者でも使いやすい! シャオミ「Redmi Watch 2 Lite」

シャオミは、フィットネス用スマートウォッチ「Redmi Watch 2 Lite」を12月中旬に発売します。

 

同製品は、1.55インチの大型タッチディスプレイを搭載し、健康指標や通知を表示できます。100種類以上のカラフルなウォッチフェイスは、ストラップの色に合わせて選べるように、様々なカラーバリエーションを用意しています。

 

最大10日間のバッテリー駆動が可能で、水深50mまでの5ATM規格に準拠した防水性能も備えているため、水泳や雨天時、シャワーを浴びているときなど、24時間様々な場所で使用できます。同製品に搭載されているマルチシステム・スタンドアローンGPSは、複数のGNSSシステムを利用し、屋外活動時の位置情報を正確に把握できます。記録したアクティビティは、Stravaに同期することもできます。

 

ユーザーが24時間体制で健康をモニターできるように、一連の健康トラッキング機能を提供。SpO2機能を搭載しており、睡眠中の血中酸素濃度をモニターできるほか、心拍数トラッキング、睡眠モニタリング、ストレスレベル、呼吸トレーニング、女性の健康トラッキングなど、他の重要な健康データを追跡・測定し、自分の健康状態を総合的に把握可能です。

 

17種類のプロフェッショナルモードを含む100種類以上のエクササイズモードと、ウォータースポーツ、フィットネストレーニング、コンバットスポーツ、ボールスポーツ、その他のレクリエーションスポーツなど、屋内外のあらゆる活動に対応する90種類以上の拡張モードを選択することができ、トレッドミル、屋外でのランニング、屋外でのウォーキングを自動的に検知し、ワークアウトを正確に測定できます。

 

カラーバリエーションは、本体がアイボリー、ブラック、ブルーの3色、ストラップがアイボリー、ブラック、ブルー、ピンク、オリーブ、ブラウンの5色。市場想定価格は8980円(税込)です。

ミニマルで日常使いに最適! シャオミの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 3」

シャオミは、ハーフインイヤータイプの完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 3」を、12月中旬に発売します。市場想定価格は5490円(税込)。

 

同製品は、本体重量4.5gの軽量イヤホン。バッテリーは1回の充電で最大5時間、充電ケースとの組み合わせで最大20時間のリスニングが可能。充電ケースは手のひらにすっぽり収まるミニマルなサイズで、持ち運びにも便利なモデルです。

 

Qualcomm QCC3040チップと12mmの大型ダイナミックドライバーを搭載し、シャオミ社内のサウンドラボでチューニング。Bluetooth5.2をサポートし、低消費電力、高速伝送によって、人込みでも途切れにくい安定した接続が可能です。QualcommのデュアルマイクcVcエコーキャンセラーとノイズサプレッションテクノロジーで、クリアな音声品質を提供します。

 

MIUI搭載のスマートフォンと連携すると、イヤホンケースを開くとウィンドウがポップアップしてスマート接続を確認できます。接続後はイヤホンとケースのバッテリー残量を確認でき、イヤホンを耳から外すと音楽が止まり、イヤホンを再装着すると音楽が再生されるインイヤー検出機能を搭載しています。

シャオミの製品をお得にゲット!最大20%オフになるブラックフライデーセール11月26日から開催

北京に本社を置くXiaomi(シャオミ)は、11月26日から12月2日の期間、対象製品が最大20%オフになるブラックフライデーキャンペーン「Xiaomi Friday」を開催します。

全国の販売店またはオンラインショップで、最新機種「Xiaomi 11T(8GB /128GB)」を購入すると、Mi Smart Speakerがプレゼントされるほか、Mi.comやAmazonでは「Xiaomi 11 Lite 5G」などの対象製品が、最大20%オフで購入できるキャンペーン内容となっています。

↑「Xiaomi 11T ムーンライトホワイト」(Xiaomi公式サイトより)

 

また、セール開催当日の26日20時から23時にはタイムセールを実施。「Mi スマート抗菌加湿器」が通常価格より20%オフの5440円(税込)で入手できるチャンスです。

シャオミの旗艦スマホ「Xiaomi 11T Pro」が日本上陸! 超急速充電&1億画素カメラ&おサイフ対応で“鬼コスパ”

シャオミは、Androidスマートフォン「Xiaomi 11T Pro」など新モデルを発表しました。同社が日本向けに投入する初のフラッグシップ級スマートフォンとなるXiaomi 11T Proは、120Wの超急速充電や1億画素センサーのカメラ、おサイフケータイ対応など見どころが多い端末です。

 

このほか、準ハイエンドスマホ「Xiaomi 11T」や高性能なAndroid タブレット「Xiaoi Pad 5」、スマートスピーカー「Mi Smart Speaker」、完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 3 Pro」と、注目のモデルを怒涛のごとく発表しました。これらの新製品はこの記事の後半でまとめて紹介します。

↑大量の新製品が発表されました

 

いよいよ上陸のフラッグシップ「Xiaomi 11T Pro」

シャオミは今年で創業11年になる、中国発のスマホメーカーです。低価格なスマホが強みで、出荷台数ではアップルを追い抜き世界2位に位置付けています。日本では2018年12月に参入し、5G時代にはauやソフトバンクへの製品を投入。オープンマーケット(SIMフリー市場)向けにも多くのスマホを投入してきました。

 

そんなシャオミが今回、満を持して投入するフラッグシップ(旗艦)モデルが「Xiaomi 11T Pro」です。Snapdragon 888という、2021年時点で最高クラスのチップセットを搭載しながら、価格は約7万円からと、他のハイエンドスマホの半分程度に抑えています。

↑カラバリは3色

 

Xiaomi 11Tメモリ8GB+ストレージ128GBモデルが6万9800円(税込、以下同)、8GB+256GBモデルが7万9800円。発売日は11月5日を予定しています。

↑ストレージは128GBと256GBの2種類

 

その性能の割りにはかなり控えめな価格設定ですが、発売日前日の11月4日までに予約した人には、5000円引きの予約特典も用意されています。予約特典はシャオミ公式サイトのMi.comと家電量販店限定で、1300台の台数限定となっています。

 

17分でバッテリー満タン、120W超急速充電

Xiaomi 11T Proは見どころが多いスマホですが、中でも注目は急速充電です。大容量の5000mAhバッテリーを搭載しながら、独自規格の「120W Xiaomi ハイパーチャージ」によって、17分でバッテリーをフル充電にできます。充電する時間がたった10分しかなくても、7時間分の動画再生ができるほど、高速に充電できます。

↑120Wで高速充電が可能

 

この充電の速さの秘密はスマホの中にあります。バッテリーパックを2つに分けて搭載していて、充電用のチップも2系統分備えているのです。

 

この急速充電システムでは、安全性にも配慮されています。スマホ内部に複数の温度計を配置して、不慮の過熱が起きないように制御するなど、34種類の安全対策を実施し、外部認証機関による「安全な急速充電」の認証も取得されています。

↑温度をリアルタイムで計測し安全性にも配慮

 

結果として、電池の劣化も一般的なスマホよりも抑えられるとしています。一般的なスマホは充電を重ねるごとに最大容量が減っていき、約500回でバッテリー容量が80%まで下がるとされています。一方で、Xiaomi 11T Proはシャオミの検証によると、容量80%に低下するまでに、約800回の充電が可能だったとしています。

 

なお、付属の120W急速充電器は、シャオミ独自の規格の充電器ですが、USB Type-C標準の充電規格との互換性も備えています。USB PD準拠のノートパソコンやスマホの場合、最大65Wで充電可能としています。

 

Dolby対応の豪華なディスプレイ

Xiaomi 11T Proは6.67インチの有機ELディスプレイを搭載。パンチ穴型のインカメラを内蔵しています。10億色(10ビットカラー)の色表現が可能な仕様で、ダイナミックな映像表現ができる「Dolby Vision」や「HDR10+」といったHDR規格にも対応しています。加えて120Hz駆動にも対応しており、画面の動きや3Dゲームの表示をなめらかに動かすことができます。

↑6.67インチの有機ELディスプレイを搭載

 

ゴージャスな映像にはリッチな音も欲しいということで、サウンドはステレオスピーカーを内蔵。音響のチューニングは有名オーディオ機器ブランドのHarman Kardonが監修しています。映画などの映像は、Dolby Atmos規格でサラウンド再生が可能です。

↑ステレオスピーカーを内蔵

 

スピーカーは横持ちしたときに持ちやすい形状に設計されていて、スピーカーは動画を見るときに手でふさがらない場所に配置されています。

 

映像を見るだけでなく、撮るほうもHDR10+規格に対応。見ごたえのある映像を撮影できます。

 

映画風に撮れる1億画素カメラ

背面カメラには「1億画素」こと108メガピクセルの高画素カメラを搭載。このカメラでは実際に1億画素の写真を取ることもできますが、暗いシーンで明るい写真を撮影したり、デジタルズームをしても映像が荒れにくいという強みがあります。

↑トリプルAIカメラを搭載

 

108メガピクセルのメインカメラの他に、視野角120度の超広角カメラ(8メガピクセル)と、マクロカメラ(5メガピクセル)を装備。メインカメラとの組み合わせで、広角や接写といったシーンにも対応します。

 

また、動画撮影では8Kや4K HDRといった高画質な映像も撮影可能。さらに、映画でよく使われる特殊効果を簡単に撮れる「ワンクリックAIシネマ」という機能を備えています。例えば周りの風景を止めて人だけが動きだしたり、人以外の動きをスローシャッターにして疾走感を出したりといった特殊効果をかけたりできます。

 

しっかりハイエンド性能でおサイフケータイも対応

Xiaomi 11T Proは8コアの最上位チップセットSnapdragon 888を搭載。メモリは8GBと、2021年現在のハイエンドスマホとして十分な性能を備えています。

 

モバイル通信は国内4キャリアの5G/4G LTEに対応しています。5Gでは、通信速度が出やすい周波数帯のミリ波帯にも対応。仕様上はau、ソフトバンク、楽天モバイルの3キャリアのミリ波帯につながります。デュアルSIM仕様になっており、2枚のnanoSIMをセットして5Gと4G LTEの同時待受が可能です。

 

OSはAndroid 11を搭載し、もちろんGoogle Playにも対応。Xiaomi独自のユーザーインターフェイス「MIUI 12.5」を搭載し、メモやレコーダーなどツール系のアプリを多く備えています。生体認証は指紋センサーを装備しています。

 

日本版だけの仕様として、おサイフケータイにも対応しています。SuicaやiD、QUICPay、楽天Edy、WAON、nanacoなど国内の電子マネーが利用可能。一方で、防水防塵はIP52相当規格準拠で、つまり防水ではなく防滴仕様となっています。

↑スペック概要

 

【Xiaomi 11T Proの主なスペック】
ディスプレイ 6.67インチ有機EL
解像度:FHD+(2400×1080ドット)
Dolby Vision/HDR10+対応
120Hz駆動
オーディオ ステレオスピーカー内蔵
Dolby Atmos対応
Harman Kardon監修
チップセット Snapdragon 888
メモリ 8GB(LPDDR5)
ストレージ 128GB/256GB(UFS 3.1)
背面カメラ 1億800万画素(広角)+800万画素(超広角)+500万画素(テレマクロ)
インカメラ 1600万画素
バッテリー 5000mAh
急速充電 120W Xiaomiハイパーチャージ(USB PD互換)
ワイヤレス充電 非対応
生体認証 指紋センサー
おサイフケータイ ○
モバイル通信 5G(サブ6:au/ソフトバンク/楽天モバイルの周波数に対応)、4G LTE
デュアルSIM(nanoSIM×2)
Wi-Fi Wi-Fi 6
OS Android 11(MIUI 12.5)
大きさ 164.1×76.9×8.8mm
重さ 204g
カラー セレスティアルブルー、ムーンライトホワイト、メテオライトグレー

 

カメラは同じでさらに安い「Xiaomi 11T」も

Xiaomi 11T Proのほかに、一部の機能を抑えた準ハイエンドモデル「Xiaomi 11T」も発表されました。こちらも11月5日発売で、価格は5万4800円。予約特典の5000円引きは1600台限定で用意されています。

↑一部機能を抑えた「Xiaomi 11T」

 

Xiaomi 11Tは、形状やバッテリー容量、カメラの構成など大部分がXiaomi 11T Proと同じ仕様となっています。大きな違いとしては、チップセットは同じ8コアですが、性能が近いMediaTek製の最上位モデル「Dimensity 1200-Ultra」に変更されています。

 

急速充電は最大67Wとなっており、Dolby Visionなど一部の機能に対応していません。おサイフケータイも非対応となっています。

↑スペックの比較表

 

【Xiaomi 11Tの主なスペック】
ディスプレイ 6.67インチ有機EL
解像度:FHD+(2400×1080ドット)
HDR10+対応
120Hz駆動
オーディオ ステレオスピーカー内蔵
Dolby Atmos対応
チップセット MediaTek Dimensity 1200-Ultra
メモリ 8GB(LPDDR4X)
ストレージ 128GB(UFS 3.1)
背面カメラ 1億800万画素(広角)+800万画素(超広角)+500万画素(テレマクロ)
インカメラ 1600万画素
バッテリー 5000mAh
急速充電 67W Xiaomiターボチャージ(USB PD互換)
ワイヤレス充電 非対応
生体認証 指紋センサー
おサイフケータイ 非対応
モバイル通信 5G(サブ6:au/ソフトバンク/楽天モバイルの周波数に対応)、4G LTE
デュアルSIM(nanoSIM×2)
Wi-Fi Wi-Fi 6
OS Android 11(MIUI 12.5)
大きさ 164.1×76.9×8.8mm
重さ 203g
カラー セレスティアルブルー、ムーンライトホワイト、メテオライトグレー

 

コスパ良好なAndroidタブレット「Xiaomi Pad 5」

シャオミはまた、Androidタブレット「Xiaomi Pad 5」も発表しています。Androidタブレットとしては珍しく高性能なタブレットとなっています。

↑Androidタブレット「Xiaomi Pad 5」

 

11インチディスプレイを備えており、厚さが約6.85mmというスリムなボディが特徴。専用のペン「Xiaomi Smart Pen」での描画にも対応します。

 

価格と発売日はストレージ128GBモデルが4万3780円で10月21日発売、256GBモデルが5万4780円で11月末発売です。Xiaomi Smart Penは別売で、価格は1万1800円となっています。

 

ディスプレイはXiaomi 11Tシリーズと同じく、120Hz駆動のなめらかな表示に対応し、HDR/Dolby Visionの再生をサポート。スピーカーは4基を内蔵し、Dolby Atmos規格の迫力のあるサラウンド再生が可能です。発表では、NetFlixアプリの高画質再生が可能だとアピールされました。

↑4つのスピーカーを搭載

 

チップセットはSnapdragon 860でメモリは6GBとAndroidタブレットとしては高性能な構成。指紋認証には非対応ですが、インカメラを使った顔認証が利用できます。

 

バッテリー容量は8720mAhで、22.5Wの急速充電に対応。モバイル通信には対応しない、Wi-Fi版のタブレットとなっています。OSはAndroid 11で、「MIUI 12.5 for Pad」を搭載します。

↑スペック概要

 

スペックだけで比較するならiPad Proとも引けをとらない内容で、価格はその半分以下というXiaomi Pad 5。高性能なAndroidタブレットを求めていた人には待望の選択肢となりそうです。

 

【Xiaomi Pad 5の主なスペック】
ディスプレイ 11インチ
解像度:WQHD+(2560×1600ドット)
HDR10+/Dolby Vision対応
120Hz駆動
オーディオ 4スピーカー内蔵
Dolby Atmos対応
チップセット Snapdragon 860
メモリ 6GB(LPDDR4X)
ストレージ 128GB/256GB(UFS 3.1)
背面カメラ 1300万画素
インカメラ 800万画素
バッテリー 8720mAh
ワイヤレス充電 非対応
生体認証 インカメラによる顔認証
おサイフケータイ 非対応
モバイル通信 非対応
デュアルSIM(nanoSIM×2)
Wi-Fi Wi-Fi 5
OS Android 11(MIUI 12.5 for pad)
大きさ 254.69×166.25×6.85mm
重さ 511g
カラー パールホワイト、コズミックグレー

 

スマートスピーカー「Mi Smart Speaker」

Mi Smart Speakerは、Google アシスタント対応のスマートスピーカー。価格は6480円で、11月下旬発売です。

↑Mi Smart Speaker

 

機能はGoogle Nestシリーズとほぼ同等で、スマート家電を操作したり、音楽配信サービスを聴いたりできます。シャオミならではの機能として、Mi Home対応のスマート家電やIoT機器を音声操作する仕組みも備えています。

 

シンプルな筒形のデザインで、2.5インチスピーカーを装備。同じ部屋に2台を置けば、ステレオ再生も可能です。大きさは131×104×151mm、重さは842g。カラーはホワイトのみの展開です。

 

7000円のノイキャンワイヤレス「Redmi Buds 3 Pro」

ノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホン「Redmi Buds 3 Pro」も発表されました。価格は6990円で、10月29日発売となっています。

↑Redmi Buds 3 Pro

 

シンプルなクリスタルグレーとオブシディアンブラックの2色展開で、アクティブノイズキャンセリングに対応。スマホやノートパソコンなど2台に同時接続して、接続先をスムーズに切り替えることができます。

 

充電ケースを含めた再生時間はノイズキャンセリング適用で6時間、非適用で28時間。Type-Cポートからの急速充電に対応し、10分充電すれば3時間の再生が可能。ワイヤレス充電もサポートします。

↑ワイヤレス充電に対応

 

低価格かつ魅力的なスペックの新製品が多数登場した今回の発表で、国内市場でのシャオミの躍進が一段と進みそうです。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

シャオミ2万円台の格安5Gスマホ「Redmi Note 10 JE」はどこまで実用性があるのか

コスパの高いスマホを続々とリリースし、日本でもファンを増やしつつあるシャオミ。8月13日には、auから「Redmi Note 10 JE」が発売されました。「JE」とは「Japan Edition」の意。おサイフケータイと防水・防塵に対応させた日本専用モデルで、5G対応ながら端末価格は2万8765円とお手頃です。

 

このRedmi Note 10 JEはどんな人に向いているモデルなのか? そこそこ使う人でも満足できるのか? じっくり使って検証してみました。

↑シャオミがKDDIと共同開発した日本専用モデル「Redmi Note 10 JE」。auから発売されており、9月上旬以降にはUQモバイルでも発売予定です。サイズは約163×76×9.0mmで、重さは約200g。背面にはトリプルカメラを搭載しています

 

エントリーモデルとしては十分に満足できる操作性

まずは操作性から見ていきましょう。Redmi Note 10 JEのプロセッサーはSnapdragon 480 5G。まだ採用する機種が少ない新しいチップで、クアルコムの5G向けチップの中では、最もグレードの低いエントリーモデル向けのものです。

 

また、メモリー(RAM)も4GBと、昨今のスマホの中では少なめ。カタログスペックだけ見ると、正直パフォーマンスにはさほど期待できません。

 

しかし、実際に使ってみると、アプリの起動速度やタッチレスポンスは十分実用性があります。サクサクと操作できるハイエンドモデルに比べると若干もたつく印象はあるものの、電話、メッセージ、カメラなど、基本アプリの操作で不便に感じることはありません。

 

試しにスマホの処理速度を比較するベンチマークテストも実行してみましたが、ミドルクラス並みのスコアを記録しました。

↑ベンチマークテストアプリ「Geekbench 5」で測定した結果。従来のSnapdragon 4シリーズ(400番台)よりは圧倒的に高く、その上のクラスにあたる6シリーズ(600番台)に匹敵するスコアを記録しました

 

ただし、使い続けていると、タッチレスポンスにタイムラグを感じたり、カクカクした反応になったりすることもありました。処理負荷の大きいゲームをプレイすることや、マルチタスク操作などには不利と考えておいた方がいいでしょう。

 

バッテリー容量は4800mAh。電池持ちは非常に良く、ややヘヴィーに使っても余裕で1日持ち、使い方によっては2〜3日持続しそうな印象です。テストとして、フル充電にしてから「Netflix」の映画を2時間再生しても電池は9%しか減っていませんでした。

↑フル充電から2時間の映画を再生しても91%の電池が残っていました。さらに、2種類の省電力モードも備えています

 

大画面ディスプレイは魅力だが、スピーカーの音質には不満も

ディスプレイは液晶で約6.5インチ。有機ELに比べると、明るさに劣る印象はありますが、普段使いで気になることはありませんでした。液晶の落ち着いた色調を好む人にとっては使いやすいはずです。また、解像度は2400×1080ドットなので、小さい文字もクッキリと表示されます。

↑約6.5インチの液晶ディスプレイは、ナチュラルな色で表示され、Webページの小さな文字も見やすいです

 

ディスプレイサイズが大きいため、「YouTube」や「Netflix」などの動画をフリスクリーンに拡大して表示すると、字幕が読みやすいことも利点。

 

リフレッシュレートは最大90Hzで、コンテンツに合わせて自動でリフレッシュレートが切り替わる機能も備えています。この価格で90Hzに対応しているのは画期的。ただ、筆者が試した範囲では、初期設定の60Hzから90Hzに切り替えても、さほどの差を感じられなかったというのが本音です。

↑リフレッシュレートの初期設定は60Hzで、90Hzに切り替えることも可能。90Hzでは画面をスクロールした際の残像が低減されるはずですが、筆者には、画面表示がさほど滑らかになったとは感じられませんでした

 

それでもエントリーモデルであることを考えたら、ディスプレイ部分は普段使いでも概ね満足できるでしょう。

 

一方で気になったのが内蔵スピーカーの音質です。シングルスピーカーが底部に搭載されていて、そこそこの音量は出せるのですが、モノラルなので、動画を見ていると少々物足りなさを感じました。

↑底部にスピーカーとUSB Type-Cポートを搭載。スピーカーはモノラルで、フラットでやや乾いた感じの音質です

 

↑上部に3.5mm穴のイヤホンジャックを搭載。ステレオ音声を楽しみたいのであれば、イヤホンを準備した方がいいでしょう

 

カメラの性能は価格相応。AIの使い分けが難しい

アウトカメラは3眼構成。メイン(約4800万画素/F値1.79)+マクロ(約200万画素/F値2.4)+深度カメラ(約200万画素/F値2.4)という構成です。

↑2万円台ながら、4800万画素をメインとするトリプルカメラを搭載

 

マクロカメラは最短で4cmの距離で撮れますが、200万画素なので、さほど鮮明に撮れるわけではありません。深度カメラは、被写界深度を測るためのセンサーのようなもの。つまり、実際には、ほとんどの状況で約4800万画素のメインカメラを使うことになります。

↑マクロモードで撮影した作例。4cmまで近づいて撮れますが、AFが使えず、ピントが合っているかどうかを確認しづらかったです

 

メインカメラで撮った画像は1200万画素(4000×3000)で記録されます。つまり、4つの画素を1つに結合して撮影する仕組みです。ただし、「48M」モードに切り替えて、4800万画素(8000×6000)で記録することもできます。

↑撮影モードの選択画面。4800万画素で撮るには、撮影モードを「48M」にします

 

気になる画質ですが、やや色が濃く写り、シチュエーションによっては若干暗く写るように感じました。ただし、「夜景」モードは、かなり明るく写りました。2万円台のスマホで、ここまで撮れたら上々と評価したいところです。

 

AIによるシーン検出にも対応していて、オンにすると、わかりやすく色調が変わります。使いやすいのですが、シーンによっては色が不自然になってしまうこともあり、頻繁にオン・オフの切り替えが必要だと感じました。

 

【作例フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

インカメラはF値が2.0で約800万画素。画質はエントリーモデルとしてはかなり良く、AIによる補正や、背景をぼかすポートレートモードでも撮影できます。

↑約800万画素のインカメラは、2万円台で買えるスマホとしては十分に満足できる画質で撮れると考えてよいでしょう

 

おサイフケータイと防水への対応は素直に歓迎

この機種の最大のセールスポイントとなっているが日本独自仕様。シャオミのスマホとしては、ソフトバンク向けに発売した「Redmi Note 9T」に続いてFeliCaを搭載しており、おサイフケータイや、Google Payで電子マネーを利用できます。

↑FeliCaを搭載しているので、おサイフケータイが利用可能。「Suica」や「PASMO」も使えます

 

↑Google Payで電子マネーを使うことも可能

 

さらに、シャオミのスマホでは初めて、IPX8の防水とIP6Xの防塵に対応しています。IPX8は一定時間水没させていても、端末内部に浸水しない性能を示します。プールにドボンと落としてしまったり、突然の大雨に濡れてしまったりしても、速やかに対処すれば、故障する心配はありません。

 

シャオミのスマホが気になっていたものの、おサイフケータイや防水に対応していないことを理由に選択肢から外していた人には朗報と言えるでしょう。

 

シャオミによると、今後日本で発売するすべてのモデルが、おサイフケータイや防水に対応するわけではないそうですが、キャリア向けモデルでは対応機種が増えることが期待できそうです。

 

SIMフリーだが、5GはauとUQモバイルに最適化

Redmi Note 10 JEは、エントリーモデルながらボディの質感も悪くありません。背面パネルは光沢が強めのグラデーションで、サラサラとした手触り。カラバリは、使用している「グラファイトグレー」のほかに「クロームシルバー」があります。ちょっと地味なのですが、飽きが来ない色とも言えます。

↑背面パネルは高級とは言えないまでも、美しい仕上がり

 

↑クリアケースが同梱されています

 

指紋センサーは、本体右側面の電源キーに搭載。また、フロントカメラによる顔認証にも対応しています。指紋センサーの認証速度は遅くもなく、速くもなくと言ったところ。顔認証はスピーディーにロックを解除できました。

↑電源キーが指紋センサーを兼ねています。ただ、スムーズに認識してくれないこともあるため、認証スピードを重視するなら顔認証を使うのがベター

 

なお、キャリアモデルということもあり、SIMは1枚しか挿せません。ただし、SIMロックはかけられていないので、他社のSIMを挿して使うことができます。

↑左側面にあるSIMスロットには、nanoSIMに加えて、microSD(最大1TB)も装着可能。64GBの内部ストレージで足りない場合は、microSDで拡張できます

 

5Gの周波数はKDDIが使うn28、n77、n78に対応しています。ドコモやソフトバンクが独自に使う周波数には対応させていないそうなので、KDDIの5G回線に適した端末と言い切って差し支えないでしょう。

 

じっくり使い込んでわかった○と×、必要な性能はきっちり仕上がっている

最後に、Redmi Note 10 JEの気に入った点と、不満を感じた点をまとめてみました。

Redmi Note 10 JEの○
・Webや動画が見やすい大画面ディスプレイ
・おサイフケータイと防水・防塵に対応
・余裕で2日以上使い続けられるバッテリー

Redmi Note 10 JEの×
・カメラの画質がイマイチ
・内蔵スピーカーがモノラル
・シャオミのほかのモデルに比べるとデザインが地味

こうして見ると、スマホの使い勝手として必要な部分はしっかりと仕上げ、それ以外のところは多少性能を抑えることで、低価格を実現していることがわかります。気に入った点と不満を感じた点を見て、購入を検討してみるのがいいでしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

シャオミが2万円台の5Gスマホ「Redmi Note 10 JE」発表、auとUQ mobileから発売へ

↑クロームシルバーモデル

 

シャオミは8月2日、auとUQ mobileから日本限定モデル「Redmi Note 10 JE」を発売すると発表。auからは8月13日に発売し、価格は2万8765円(税込)です。UQ mobileは、9月上旬以降の発売としています。

 

Redmi Note 10 JEは、おサイフケータイやIP68等級の防塵防水性能を持つなど、日本で人気の仕様をおさえながら低価格を実現した5G対応のエントリーモデルです。

 

主なスペックは、MIUI 12.5(Android 11)、Qualcomm Snapdragon 480 5G、4GBメモリー、64GBストレージ、4800mAhバッテリーなどを備えています。また、ディスプレイは約6.5型で、解像度は2400×1080ドット(フルHD+)、リフレッシュレートは最大90Hzに対応。

 

カメラは、4800万画素のメインカメラのほか、200万画素のマクロカメラ、200万画素の深度カメラの3眼構成。これらのカメラにより、クリアな被写体とボケ味のある背景を、指先で簡単に調整して撮影可能としています。さらに、AIによる撮影シーンの自動識別で、色や明るさを最適化し、明るい場所から夜景までさまざまな場所で活躍するとのこと。

 

このほか、本体側面の指紋認識センサーや、ブルーライトを低減して読書に集中できる「読書モード」などを搭載しています。

 

低価格ではありながら、スペックや機能面を見るとぬかりのない1台となっています。5Gスマホをお手軽に手に入れたいなら購入検討の候補に挙がるでしょう。

 

↑グラファイトグレーモデル

 

なお、au公式アクセサリー「au +1 collection」では、Redmi Note 10 JE向けのアクセサリーを発売。さらに、シャオミの「Mi スマートバンド 6」を8月下旬以降に発売するとしています。

シャオミ5Gスマホ「Mi 11 Lite 5G」レビュー、これは弱点のないお買い得モデルです

 

シャオミが7月2日に、SIMフリーの5Gスマホ「Mi 11 Lite 5G」を発売しました。

 

Mi 11 Lite 5Gは、6.55インチの有機ELディスプレイを搭載しながら、幅75.73×高さ160.53×厚さ6.81mmで重さは159gと、薄さと軽さが特徴のモデルです。また、最新のミドルハイ向けSoC「Snapdragon 780G」(最大2.4GHz/オクタコア)を搭載するほか、おサイフケータイに対応するなど、セールスポイントの多いモデルに仕上がっています。

 

さらに、SIMフリースマホ市場においては、比較的上位に位置付けられる仕様ですが、市場想定価格4万3800円(税込)というアグレッシブな価格設定もポイントで、今夏、最も注目を集める1台になることは間違いないでしょう。

 

そんな魅力の多いMi 11 Lite 5Gですが、実際の使い勝手はどうか、使ってみてから気づく弱点はないかなどを、1週間ほど使って探ってみました。

 

必要な機能を備えたスマホとは思えないほど薄く軽い

Mi 11 Lite 5Gを手にして最初に驚いたのがやはり薄さと軽さです。本体の厚さ6.81mm、重さ159gは、例えとして適切ではないかもしれませんが、板チョコのような印象を受けます。詳細は後述しますが、これだけの薄さ・軽さであっても、バッテリー容量は決して少ないわけではなく、機能を削っているわけでもありません。むしろ、最新の5Gスマホとして必要な機能をもれなく備えており、技術の高さを感じます。

 

↑本体の厚さは、わずか6.81mm

 

その薄型化に大きく貢献しているのが、折り曲げられるほど薄い有機ELを採用していること。さらに、ゴリラガラス6(強化ガラス)で保護して、堅牢性も確保しています。

 

↑6.55インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度は2400×1080ドットで、小さい文字もクッキリと表示。リフレッシュレートは60Hzと90Hzに切り替え可能

 

本体右側面には音量キーと、指紋センサーを兼ねる電源キーを搭載し、下部にはSIMスロットとUSB Type-Cポートを装備。SIMスロットは表裏にnanoSIMを1枚ずつ装着でき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応しています。なお、2枚目はmicroSDとの排他利用になっています。

 

また、イヤホンジャックはありませんが、USB Type-C to 3.5mmの変換アダプターが同梱されているので、手持ちのイヤホンを接続して音楽を聴くことが可能です。

 

内蔵スピーカーは本体の上下に搭載。横向きにして「YouTube」や「Netflix」などを見ると、周囲に広がるような立体的なサウンドを楽しめます。

 

↑本体右側面に音量キーと電源キーを搭載。電源キーは指紋センサーを兼ねています。このほか、生体認証はインカメラによる顔認証にも対応しています

 

↑下部にはSIM/microSDスロットとUSB Type-Cポートを搭載

 

↑SIM/microSDスロットは表裏に1枚ずつ装着可能。周波数は国内全キャリアの5G(sub6)に対応しています

 

背面パネルは擦りガラスのような質感で、サラサラとした手触り。筆者はミントグリーンを借りて使いましたが、光の当たり方によって表情が変わり、価格以上にリッチな印象を受けます。

 

↑背面パネルはガラスを使用。ハイエンドモデルに引けを取らない高級感のある仕上がりです

 

操作感は小気味よく、バッテリー持ちも及第点

SoCとして搭載されたクアルコムのSnapdragon 780Gは、5nmプロセスで製造された最新チップセットで、クアルコムによると前世代の「Snapdragon 768G」に比べて性能は40%も向上しているそうです。

 

その性能を確かめるために、「Geekbench 5」アプリでベンチマークテストを実施したところ、ミッドレンジではトップクラスのスコアを記録。公式発表の高い性能は伊達ではないようです。

 

↑「Geekbench 5」アプリで実施したベンチマークテストの結果、Snapdragon 7シリーズでは最も高く、1世代前のハイエンドモデルと同等のスコアを記録しました

 

実際に使った印象は、タッチレスポンスがキビキビとしていて、小気味よい操作感。もちろん、上位クラスのSoCである8シリーズ(800番台)を採用するモデルのような、タッチ操作に滑らかに追随する、いわゆる “ヌルサク” の操作感は得られませんが、ストレスを感じることはなく使えそうです。

 

バッテリー容量は4250mAh。5Gスマホは、4Gスマホよりもバッテリーを消費するため、ほとんどの機種が4000mAh以上の電池を内蔵しています。Mi 11 Lite 5G の4250mAhは妥当な容量と言えるでしょう。実際に動作確認のためにややヘヴィーに使ってみたところ、1日は持ったので、使い方によっては2日以上の連続使用を見込めるはずです。

 

また、フル充電から「Netflix」の映画を2時間再生したところ、電池は83%残り、さらに30時間以上使える見込みが表示されました。外出先でも電池の減りを気にせずに、動画を見たり、ゲームを楽しんだりできそうです。

 

↑2時間の映画を再生しても、電池は17%しか減りませんでした

 

 

さらに、33W出力の急速充電器が付属され、スピーディーに充電できることも利点。充電に要する時間は計っていませんが、就寝時に充電しなくても、外出前のちょっとした時間に充電すれば十分という印象でした。

 

↑同梱の充電器を使って、33Wの急速充電が可能。出かける前のわずかな時間に充電すれば、1日に必要なバッテリーを十分チャージできます

 

もう一つ特筆すべき点は、長時間のゲームや動画視聴でも本体がさほど熱くならなかったことです。発表会などで放熱効率に関する言及はなかったのですが、これはSnapdragon 780Gの電源効率の良さに加えて、熱が発生しにくい構造になっているのではないかと思われます。

 

カメラは鮮明な色の表現が特徴的、撮影モードの多さも魅力

アウトカメラは、メイン(6400万画素/F1.79)、超広角(800万画素/F2.2)、テレマクロ(500万画素/F2.4)という3眼構成。テレマクロは、望遠でマクロ撮影ができるレンズです。被写体に近づかなくても、引き寄せてクローズアップ撮影ができるので、撮影時にスマホが影になることがなく、使いやすく感じました。

 

↑6400万画素をメインとする3眼カメラを搭載

 

6400万画素カメラは、4つの画像を1つに結合して、光を効率よく取り込む「4 in 1ピクセルビニング」という技術が採用され、デフォルトで有効になっています。これにより、薄暗い場所でも鮮明な画質で撮影できます。もちろん、夜景撮影においても力を発揮。試しにさまざまな被写体を撮ってみましたが、どんなシチュエーションでも実際よりも明るく鮮やかな色で写る印象でした。

 

なお、Mi 11 Lite 5Gには、AIが被写体やシーンを認識して最適な設定が行われる機能も搭載。この設定はあくまで自然な色付けをしてくれる印象で、色が鮮やかになりすぎたり、不自然な色味になったりすることはなかったので、常時オンにしておくのが良さそうです。

 

↑超広角で撮影した作例。119度の視野角を撮影できます

 

↑メインカメラで撮影した作例。ナチュラルな色調です

 

↑背景をぼかす撮影も可能

 

↑料理も自然な赤が表現され、美味しそうな色の写真を撮れました

 

↑「夜景」モードで撮影した作例。画質は若干粗いものの、スマホの画面で見るには、ほとんど気になりません

 

↑「マクロ」モードで撮影した作例。葉脈が細部まで表現できているのは見事と言えます

 

また、6400万画素で撮影可能な「64M」モードも用意されています。64Mモードで撮った写真は、ディスプレイで拡大させても精細な画質で表示でき、高画質のままで一部をトリミングすることも可能です。

 

↑64Mモードで撮影した画像を拡大していくと、途中で「HDプレビュー」に切り替わり、精細な画質を維持して拡大できます

 

このように、Mi 11 Lite 5Gのカメラは多くの撮影モードを備えていますが、個人的に特に気に入ったのは「Vlog」モードです。14のテンプレートが用意されていて、簡単に音楽付きのショートビデオを撮影できます。普段、動画を撮ることが少ない人でも使ってみる価値アリです。

 

↑多彩な撮影モードを搭載

 

 

↑「Vlog」モードで撮った作例。シーンの切り替わりは自然に見えるので、いろいろな動画を撮影して試したくなります。なお、最後の「VLOG」というロゴは仕様で挿入されます

 

一方のインカメラは2000万画素(F2.24)で、背景をぼかせる「ポートレート」モードや、肌をきれいに写す「ビューティー」機能があるので、自撮りを楽しみたい人も満足できるはずです。

 

スピーカーをクリーニングするなどのユニークな機能も搭載

シャオミのスマホはこのモデルに限らず、Androidをベースにした「MIUI」という独自OSを搭載していることも特徴。Mi 11 Lite 5Gの初期搭載OSは、Android 11がベースのMIUI 12です。

 

これにともない、ホーム画面に見慣れないアプリがあったり、「設定」画面に表示される項目が、一般的なAndroidスマホとは若干異なったりします。ただ、操作に迷うほどではありません。Androidのベーシックな仕様に、シャオミ独自の機能が追加されていると思えばいいでしょう。ユーザー自身がカスタマイズできる機能も多く用意されています。

 

↑「設定」画面に表示される項目や並び順は、一般的なAndroidスマホとは若干違います

 

 

例えば、片手で操作しやすいように画面表示を縮小する「片手操作モード」のほか、スピーカーの目詰まりを直すという、他メーカーの機種では見かけない珍しい機能を備えています。使いこなすことができれば、一般的なAndroidスマホよりも便利になるでしょう。

 

↑「片手操作モード」は画面サイズを選択可能

 

↑スピーカーの目詰まりを直すクリーニング機能も用意

 

↑ダークモードのほかに、目への負担を軽減する「読書モード」も用意されています

 

これといった弱点が見当たらないオールラウンダーモデル

Mi 11 Lite 5Gを1週間ほど使ってみましたが、快適に操作できるうえに、機能に不足を感じることもありませんでした。特に本体の薄さと軽さはほかにはない魅力で、それでいてバッテリーはそれなりに持ち、本体が熱くなりにくいことも利点です。個人的には、端末価格が5万円以上でもおかしくはなく、非常にコスパの高い端末と思えました。強いて弱点を挙げるとするならば、日本でも徐々に普及しつつあるeSIMに対応していないことくらいでしょう。

 

冒頭でも触れましたが、海外メーカー製のSIMフリーモデルながらおサイフケータイが使えることも大きなメリット。これらの機能が充実していることから、使う人を選ばない万人向けモデルといった印象です。5Gに対応するMVNOのユーザーや、ahamo、povo、LINEMOなど、今年始まった各キャリアの新しいプランと合わせて使うにも最適でしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

シャオミの「Xiaomi Redmi 9T」が20%オフ、Amazonプライムデーでさらにお買い得に

Amazon.co.jpでは、6月22日の23時59分まで、年に1度のセール「Amazonプライムデー」を実施中。

 

これにともなって、シャオミのSIMフリースマホ「Xiaomi Redmi 9T」が通常価格から20%オフの1万3990円(税込)で販売中です。製品ページはこちら

 

Xiaomi Redmi 9Tはエントリークラスのモデルです。かなりリーズナブルな価格ながらも、リアに4800万画素のメインカメラのほか、800万画素の超広角カメラとマクロカメラ、200万画素の深度センサーを搭載。OSにはAndroid 10.0を採用し、プロセッサーにはクアルコムの「Snapdragon 662(オクタコア、最大2.0GHz)」を採用しています。

 

ディスプレイサイズは6.53インチで、解像度は2340×1080ドットと大きいほか、SIMスロットはデュアルnanoSIM方式となっています。また、6000mAhとバッテリー容量が大きめなのも特徴で、連続待受時間は最大で28日、連続通話時間は最大で56時間と長寿命を実現しています。

 

通常販売価格は1万7490円(税込)と、ただでさえコストパフォーマンスに優れたモデルなのですが、3500円オフでさらに手に取りやすい価格となっています。SIMフリーモデルなので、格安SIMと組み合わせてサブマシンとしてはもちろん、メインスマホとしても十分に活躍できる性能を備えています。この価格なら、「とりあえず予備用として買っておく」というのもアリかもしれません。

“ハードの利益率5%以下”をポリシーに、トライアスロン型ビジネスモデルを実現した「シャオミ」を深掘り!

手ごろな価格で性能十分な家電を多数手がける“バリューブランド”のルーツや、製品開発にかける想い、アプローチ方法についてインタビューを行う企画。今回は、シャオミのヒット商品を紹介しながら、同社の成長の経緯とモノ作りの哲学に迫る!

※こちらの記事は「GetNavi」 2021年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

社名:Xiaomi Corporation

創業:2010年4月

本拠地:中国・北京

ヒット家電第1号:Mi 1(Xiaomi Phone)

2010年の創業後、わずか4年で中国のスマホシェア1位を獲得するほどの驚異的な成長を遂げる。IoT家電なども販売し、現在ではスマホの世界シェアは第3位。日本市場には2019年に本格参入。ハイコスパなモデルを中心に展開している。

 

【今回ピックアップする製品】

ハイエンド機同等のカメラとディスプレイを搭載

シャオミ

Redmi Note 10 Pro

実売価格3万4800円

120Hz駆動の6.67型有機ELディスプレイや、1/1.52型センサーを用いた1億800万画素カメラなど、ハイエンド機並みのスペックを誇る4G対応ミドルクラス端末。デュアルスピーカーを搭載し、ボディ側面には指紋センサーも備える。

SPEC●プロセッサー:Snapdragon 732G●ストレージ:128GB●メモリ:6GB●ディスプレイ:6.67インチ有機EL(2400×1080)●サイズ/質量:約W76.5×H164×D8.1mm/約193g

 

↑4眼カメラを搭載。1億800万画素のメインカメラに加え、800万画素の超広角、500万画素のマクロ、200万画素の深度カメラからなる

 

↑スマホとしては大型の1/1.52型センサーを搭載し、夜景などを低ノイズに撮影可能。9つのピクセルを1つに束ねる高画質化機能も備える

 

↑テレマクロ撮影が可能な500万画素カメラを備えるのはユニーク。小物を撮るときだけでなく、料理を撮影するときなどにも効果を発揮する

 

↑高強度なCorning Gorilla Glass 5を用いたディスプレイ。120Hzのリフレッシュレートに対応し、滑らかな映像でゲームなどを楽しめる

 

【開発ストーリー】ユーザー視点でメリットを熟慮して仕様を研ぎ澄ます

世界的な人気を誇るRedmiシリーズで初めて有機ELディスプレイを搭載した本機。このディスプレイは、ユーザーメリットを考慮し、いたずらに解像度を追求するのではなく、操作感に直結するリフレッシュレートの向上を選択したという。こうした様々な取捨選択を適切に行うことで、ミッドレンジ帯の価格帯でフラッグシップ級の機能を実現した。

 

↑同じRedmiシリーズのSIMフリー端末Redmi 9T。こちらは6000mAhのバッテリーを装備する実用的な仕様で2万円を切る価格を実現した

 

【この人に聞きました】

Xiaomi シニアPRマネージャー

齊木更沙さん

エンタメ業界での広報を経て、2020年7月よりXiaomi Japanの広報を担当。同社の扱うプロダクト全般を熟知する。

 

伝説的な創業者によるマンガのような成り立ち

創業は2010年と、シャオミの歴史は比較的短い。しかし、同社はわずか4年で中国ナンバーワンのスマホメーカーへと急成長し、現在では世界展開を進めている。躍進する中国を象徴するような、その足取りの背景には、立志伝中の人である同社CEO雷軍さんの思想と戦略があったと、シニアPRマネージャーの齊木さんは語る。

 

「携帯電話業界に一歩も踏み入れたことがなかった雷軍は、まず『世界で一番の携帯電話を他社の半額で提供して皆が買えるようにする』という目標を掲げました。その秘策は、“トライアスロン型”のビジネスモデルにあります。これは、一つの企業が①ソフトウェア②ハードウェア③インターネットサービスを提供するというもの。販売チャンネルをオンライン化し、最小限のマーケティングでインターネットサービスを提供するという、当時のインターネット業界にあったマインドセットを基に考案したものです」(齊木さん)

 

これを実現するために、雷軍さんはOSの開発から着手。こうして現在も続く同社独自のOSであるMIUIが誕生した。MIUIはインターネット上で徐々にファンを獲得。ローンチから1年も経たずにユーザー数は30万人を突破したという。しかし、同社初のスマホであるMi1の発売までは、一筋縄ではいかなかった。

 

「当初、Mi1は1500人民元(約1万8000円)で発売する予定で、販売台数は30万台程度を想定していました。ところが、パーツの供給元にすべて業界でトップに君臨しているサプライヤーを選んだ結果、予算がオーバー。販売価格を2000人民元(約2万4000円)程に変更しないと大幅な赤字になることが判明したんです。当時、中国国内のメーカーが販売しているスマホの平均価格は700人民元(約8400円)程度。Mi1を1999人民元で発売したとして、高すぎて1台も売れないかもしれないと、雷軍は眠れない夜を過ごしたそうです。ところが発表会当日、雷軍が会場に到着すると、会場は参加者で溢れかえっており、ステージに上がることもままならないほど混み合っていました。壇上で1999人民元の価格を発表すると観客から30秒間ほど続く拍手が沸き起こりました。それは『プレミアムなデバイスを手ごろな価格で』という方針が受け入れてもらえた瞬間でした。発表会終了後、Mi1は30万件のプレオーダーが入り、最終的に700万台売れました。以降もこの方針は変わらず、2013年に誕生した新ラインのRedmi Noteシリーズは世界での累計販売台数で2億台を超えるほどのヒットになっています」(齊木さん)

 

その後、成長を続けたシャオミは、2018年に香港証券取引所に上場。その直前、雷軍さんは決定的なステートメントを発表した。それが「ハードウェア事業は純利益5%を超さない」という方針だ。これは、各方面からの圧力が加わる上場後も、適正な価格で高品質な製品を作り続けるためのもので、以後、今日に至るまで、この約束は守られている。

 

「スマホ×AIoT」を中核戦略にさらに成長

現在のシャオミは「Smartphone×AIoT」を中核戦略として、生活家電を含む2000を超えるIoTデバイスを販売している。日本でも2020年秋にMi スマートバンド5が発売されたが、これは同社の製品群のほんの一部だ。

 

「スマホとAIoT機器は共生関係にあります。今後、AIやインテリジェントなコネクティビティの進化につれて、その重要性は増加し、未来のライフスタイルを構築していくでしょう。私たちはこうした業界でリーダーシップを保持できるように、この先5年において70億USドルを投資する予定です。日本ではまだまだ展開できていないものが多いですが、今後にご期待ください」(齊木さん)

 

【Miスマートバンド5】

↑4490円の安さで、心拍数の計測や運動のトラッキングに対応したスマートウオッチ。2週間のバッテリー駆動を誇り、ストレス計測も可能

 

【Mi 空気清浄機 3H】

↑GoogleアシスタントやAmazon Alexaに対応した格安空気清浄機。HEPAフィルター採用で、0.3μmの粒子を99.97%以上捕集する

 

Mi ハンディクリーナー ミニ】

↑8万8000rpmのブラシレスモーターを搭載した500gのコードレス掃除機。5940円という安さで吸引力1万3000Paを誇る

 

【バリューブランドの真髄】コスパ品だけでなく付加価値アイテムも得意

日本ではまだシャオミは「コスパ重視のメーカー」と考えられがちだ。だが、それは同社の一面でしかない。世界的に熱狂的なファンを持ち、ハイエンド製品も精力的に開発・販売するメーカーでもあるのだ。グローバルでは、1/1.2インチセンサーを搭載した端末や最先端の折りたたみスマホなどもラインナップ。こうした製品の日本投入も待たれる。

 

Mi Mix Fold】

↑開くと8.01インチとなる折りたたみスマホ。世界で初めてリキッドレンズを採用したカメラを搭載するなど、最先端技術を満載した一台だ

 

Mi 11 Pro】

メインカメラに、独自開発の1/1.2型という大型センサーを採用したフラッグシップモデル。ディスプレイは6.81型有機ELで、防水仕様だ

この機能で4000円台? スマホ連携が便利すぎるシャオミ「Mi 体組成計2」のコスパに驚愕!

在宅勤務や外出自粛で運動不足になったという話はよく聞きますよね。かく言う筆者もほとんど在宅勤務となり、外出しなくなった分、お腹の肉が気になってきました……。よし、ダイエットを始めよう! という時に強力なパートナーになるのが体組成計です。せっかくならスマホ連携機能があるものがいい! と思って調べてみると意外とお高い……。

 

5000円以下のスマホ対応体組成計をお試し!

↑Mi 体組成計2(Mi Body Composition Scale 2)

 

そんな中、スマホ連携&高コスパな体組成計が発売されました。その名も「Mi 体組成計2」。実売価格は4840円(税込)。スマホ対応体組成計は、日本メーカー製なら実売価格で8000円からという価格となっているなかで、この製品は群を抜く安さです。

 

Mi 体組成計2は中国企業「シャオミ」の製品。もともとスマホメーカーとして創業した企業です。コスパの高いスマホが強みのメーカーですが、スマホと連携する家電や周辺機器も多く手がけています。スマホメーカーが手がけるだけに、家電でも「スマホ・ファースト」な機能が盛り込まれています。実際に使い込んでみると、安いだけではない使い勝手やデザインの良さも見えてきました。

 

ボタンが無い! 省略の美学

多機能な家電なら、ボタンがたくさん並び、案内の文字が並ぶもの……そう思っている人が「Mi 体組成計2」をみると、あまりにすっきりとしたデザインに驚くかもしれません。

 

上下左右が対称で、中央のささやかな「mi」ロゴ以外に一切文字がないシンプルな外観。裏返すと背面の中央に単3形乾電池を入れるボックスはありますが、電源ボタンらしきものはありません(ちなみに、電池は付属しません)。

↑外観はシンプルでロゴも控えめ

 

実は、台座の部分がセンサーになっており、人が乗ると起動する仕組みになっています。乗ってみるとガラスの下にデジタル数字が現れて、体重が浮かび上がります。

↑裏面もシンプル

 

スマホとの接続は極めてスムーズ

Mi 体組成計2の真価はスマホをつないでこそ発揮されます。まずはiPhone/Android対応の「Mi Fit」アプリをインストール。Mi Fitアプリでアカウントさえ作ってしまえば、接続はこれ以上ないほど簡単です。アプリから機器の追加メニューを選んで、体組成計に乗るだけ。体組成計が起動すると、自動でアプリに登録されます。一度登録すれば、あとは乗るだけでスマホにデータが転送・記録されます。

↑スマホへの登録も体組成計に乗るだけと簡単

 

家族みんなで使いたい場合も大丈夫。ひとつの体組成計を最大16人まで使うことができます。複数台のスマホで家族それぞれのMi Fitアカウントを登録できますし、1つのアカウントに親子など複数のメンバーを登録することも可能です。

 

Mi 体組成計2には、誰が乗ったかを判別する自動識別機能もついています。つまり、体組成計に乗るだけで誰が乗ったかを識別して、個人ごとにデータを保存できるというわけです。

 

筆者は以前、とある国内メーカーの体組成計を使っていましたが、1万円弱の製品でも、体重を計測するまでに操作に手間がかかっていました。まず、「電源」オンボタンを押し、「矢印」ボタンで測る人を選んで、「設定」ボタンで確定して、ようやく計測……といった具合です。

 

それに対してMi 体組成計2は乗ったら起動して、そのまま個人を識別して測定、というシンプルさ。デザインも良い上にスマホ連携に対応してこの価格とは……。シャオミ、なかなか侮れませんね。

 

結果に対する評価をわかりやすく表示

肝心の測定内容ですが、体重のほかにBMI、体脂肪率、筋肉量、水分率、タンパク質率、内臓脂肪レベル、基礎代謝など13種類の指標が表示可能です。本体上には体重の結果しか表示されないため、詳しい結果はアプリで確認する形です。

結果が表示されても、それぞれの指標にどのような意味があるのかが分からないと役立ちません。Mi Fitアプリでは、その点もきっちりカバー。例えば体脂肪率は年齢に応じて「非常に低い」~「高い」の5段階の線グラフで表示されます。

 

タンパク質を適切に取れているのか、骨量はどうなのかといったことも一目瞭然。身体全体の健康状態は「ボディスコア」という数値で可視化されます。

↑ボディスコアの表示例

 

↑同じ身長・年齢のユーザーとの比較も表示されます

 

↑目下在宅勤務中の筆者はやや運動不足気味という結果に

 

バランス能力もゲーム感覚で計測できる

さらに、Mi 体組成計2では「バランス能力」も計測できます。目をつぶって体組成計の上で片足立ちをして、立っていられた時間を計測します。計測中は体組成計の表示部がタイムカウントになり、まるでWii Fitのバランスゲームのような感覚です。33秒間、片足立ちを保っていた筆者はなんとか「良い」の評価を獲得できました。

↑片足立ちでバランス感覚を測定できます

 

ちなみに、Mi Fitアプリでは同社の活動量計「Mi スマートバンド5」のデータも同期可能。Mi スマートバンド5では活動状況や睡眠状態を記録できるので、より総合的なデータを保存できます。

 

シャオミ製品はこの体重計しか使わないという人にも便利な機能があります。Mi Fitアプリの健康データはiPhoneの「ヘルスケア」アプリやAndroidスマホの「Google Fit」へ送ることができるのです。スマホの歩数計や食事管理アプリや睡眠記録アプリのデータと一緒にまとめて登録すれば、ダイエットの進捗管理も捗ります。

 

人以外の小さなモノの重さも測れる

体組成計とバランス能力の計測以外に、Mi 体組成計2には隠し機能があります。人以外の小さなものの重さを測る機能です。

 

小物計測機能では、0.1kgから10kgまでの小さなものの重さを測れます。100g単位と大雑把ではありますが、計量秤の代用になります。

 

小物を測るには、まず一度体組成計に乗って起動し、測りたいものを置くという手順になります(手でギュッと押しても起動します)。

↑100g単位で小物の重さを測る機能も。小物を計る際は、天面のガラスをアルコール消毒をするなどして使うと良いでしょう

 

普段は足を乗せている台で食べ物のようなものを測るのはちょっと気が引けますが、普段はあまり使わない秤を購入せずに使えるのは便利です。料理好きな人であれば、たとえば梅酒やジャムを作るときにたくさん用意した果物の重さを測るといった用途で使えるでしょう。

 

実用的なスマホ連携と優れたデザインでこの価格は安い!

「スマート家電」というとハードルが高いようにも思えますが、Mi 体組成計2の場合、スマホアプリとの連携方法から洗練されていて、使い始めるときのハードルも高くありません。

機能面で他社の体組成計と遜色ないうえ、スマホ連携機能を取り入れつつ、5000円を切る低価格に仕上げたという点でも魅力的。デザインの面でも余計な要素を廃しており、家の中に置いたときの佇まいも優れたものに仕上がっています。総じて、「スマホ連携ができる安価な体組成計が欲しい」という人に加え、「スタイリッシュなデザインの体組成計がほしい」という人におすすめしたいと思える製品でした。昨今の“コロナ太り”に立ち向う強力なパートナーになることは間違いありませんね。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

 

5G・おサイフ対応で2万円! 「コスパの鬼」シャオミがソフトバンクに~「Redmi Note 9T」発表

コスパの高いスマホで知られる中国メーカーのXiaomi(シャオミ)が、新モデル2機種を発表しました。ソフトバンク独占販売の「Redmi Note 9T」はシャオミ初のおサイフケータイ対応で約2万円と怒涛の安さです。

 

SIMフリーでは大画面・4眼カメラで1万5900円(税抜、以下同)の「Redmi 9T」も発売します。また、スマートウォッチ2製品とホームカメラも発表されました。

 

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5Gの“格安”スマホ「Redmi Note 9T」

 

Redmiシリーズはシャオミの中でも特にコスパ重視のブランドです。そのRedmiで初の5G対応となる「Redmi Note 9T」は、日本ではソフトバンクが独占販売することとなりました。発売日は2月下旬以降で、2月3日に予約開始です。

 

ソフトバンクオンラインショップでの販売価格は一括1万9637円。さらにMNPでソフトバンクに加入する人には一括1円で販売されます。

↑ソフトバンクの5Gスマホの中でも群を抜く安さですが、安いだけではありません。シャオミのスマホとしては初めて、おサイフケータイにも対応します

 

チップセットは日本では採用例が少ない台湾Mediatek製のDimensity 800U(8コア)を搭載。メモリは4GB、ストレージは64GBと価格相応に抑えられています。モバイルゲームをガンガン遊ぶ人には動作が物足りなく感じられるかもしれませんが、Webサイトを見たり動画再生をしたりするような使い方なら必要十分な性能と言えるでしょう。

 

ストレージは64GBですが、microSDスロットを備えており、最大512GBのmicroSDを追加できます。ディスプレイは6.53インチと大きめのTFT液晶を搭載。解像度はフルHD+(2340×1080)となっています。本体の上下にスピーカーを搭載し、横向きでのステレオ再生に対応。大画面で動画を楽しむには不足の無い仕様です。

↑3.5mmイヤホンジャックも装備しており、イヤホンを有線接続すればFMラジオも利用できます

 

バッテリー容量の大きさも特徴で、5000mAhを搭載します。22.5W充電器が付属し、スマホ本体には15Wの急速充電に対応します。バッテリーについては、2年間繰り返し充電しても劣化が少ないとしています。

 

カメラは3眼構成で、メインが4800万画素。200万画素の深度カメラと200万画素のマクロカメラによって、夜景撮影やマクロ撮影の画質も高めています。前面のパンチ穴型インカメラは約1300万画素です。

 

大きさは約77×162×9.1mmで、重さは約200g。大容量バッテリーを搭載することから、やや厚みがあります。背面には手になじみやすいよう独特なカーブ形状がつけられています。

↑カラーはナイトフォールブラックとデイブレイクパープルの2色展開です。背面素材はポリカーボネート製で指紋がつきづらく独特の質感です。防水は非対応ですが、水ハネへの耐性があるとしてます

 

5Gは主力の3.7GHz帯(Band n77)をサポート。ミリ波帯は非対応です。4G LTEはソフトバンク向けに割り当てられたほとんどの帯域をカバーします。OSはAndorid 10。生体認証は指紋センサーを備えています。

 

画面保護シートが貼り付け済みで、ソフトケースも付属。急速充電対応のACアダプターやUSB Type Cケーブルも同梱と付属品が充実しているのもうれしいポイントです。

↑大容量かつ節約の効くバッテリー機能も備えています

 

↑その他、この価格では考えられないほど多彩な多機能性

 

SIMフリー向け「Redmi 9T」

SIMフリー市場向けには4G LTE対応の「Redmi 9T」が発表されました。メモリ4GB、ストレージ64GBの構成で価格は1万5900円。大画面やデュアルSIM対応など、コスパだけではない魅力を備えています。

↑発売は2月5日で、MVNOではイオンモバイル、IIJmio、OCNモバイルONE、BIGLIBEが取り扱い予定。Amazonなどのオンラインストアやビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダデンキなど家電量販店でも販売されます

 

チップセットはクアルコム製のミドルレンジ向けSnapdragon 662を搭載。ディスプレイは6.53インチTFT液晶で解像度はフルHD+。テュフ ラインランド社の認証試験でブルーライトの少ない目に優しいディスプレイとして認証されています。

↑「しずく型」の切り欠きにインカメラを搭載。デュアルスピーカー内蔵で3.5インチジャックも装備しています

 

背面カメラは4眼で、4800万画素・1/2インチセンサーが主力。超広角を800万画素カメラで対応し、200万画素の2つのサブカメラでマクロや深度情報を補う構成です。インカメラは800万画素カメラを搭載します。

 

デュアルSIMに対応し、さらに最大512GBのmicroSDスロットを搭載します。バッテリーは6000mAhで、18Wの急速充電に対応します。生体認証では側面に指紋センサーを備えています。このほか、有線ヘッドホンを接続してFMラジオを利用可能。赤外線センサーを備えており、スマートリモコンとしても使用できます。

↑カラーはカーボングレーとオーシャングリーンの2色。こちらも22.5W対応の急速充電器同梱です

 

スマートウォッチとホームカメラも発表

シャオミの魅力は、コスパだけではありません。スマホと連携して使える周辺機器の豊富さも特徴です。今回はスマートウォッチ「Mi Watch」「Mi Watch Lite」と家庭用カメラ「Mi 360°家庭用スマートカメラ 2K」が発表されました。3製品とも2月以降の発売を予定します。

↑「Mi Watch」の価格は1万1800円

 

1.39インチの円形有機ELディスプレイを備えたスマートウォッチで、明るい画面表示と32gの軽さが持ち味。117種類のエクササイズや睡眠の記録に対応し、心拍数や血中酸素濃度、ストレスレベルの計測も可能です。

 

1回の充電で最大16日間使える省エネ仕様。50m防水仕様で、スイミングや雨天での利用も問題ありません。気圧センサーやGPSも備えるなど、アウトドア向けのスマートウォッチとしては「全部入り」という趣があります。

↑血中酸素濃度を計測することもできます

 

「Mi Watch Lite」は6800円と手ごろな価格のスマートウォッチ。角型の1.4インチ液晶ディスプレイを装備します。GPSや心拍モニタリング、睡眠計測に5気圧防水など、スマートウォッチとしての基本機能はしっかり抑えています。

↑電池もちが最大9日間とロングバッテリーを誇る「Mi Watch Lite」

 

↑心拍・睡眠モニタリング、防水性能などキャッチ―な機能が揃っています

 

家庭用スマートカメラの「Mi 360°家庭用スマートカメラ2K」は4800円で販売。スマホと連携し、家の中の防犯や、子供やペットの様子の見守りに使える製品です。

 

コンパクトサイズながらモーター可動式のカメラを搭載。天井や壁などへの設置も対応。アプリからの音声を送る機能もあり、見守り用途なら留守番中の子供とやり取りするような使い方も可能です。

 

記録解像度は2K解像度(2304×1296ドット)。赤外線による暗視も対応し、夜間でも色味をとらえた記録が可能です。AI技術によって、人の動きを検出して知らせる機能も備えています。

↑可動域は水平360度、垂直108度で、アプリから画角を調整可能

 

 

2018年に日本に進出し、2019年には大手キャリアの一角auへの5Gスマホを供給を果たしたシャオミ。今回、ソフトバンクにも採用となりました。「コスパの鬼」の快進撃からは目が離せません。

 

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シャオミの「Mi スマートバンド5」は、4490円でスマートバンドに求める機能が詰まった逸品!

シャオミの新たなスマートバンド「Mi スマートバンド5」が、1月8日より発売中。Mi スマートバンド5は、2019年末に日本市場で発売し、好評を博しているMi スマートバンドシリーズの最新モデルです。

↑Mi スマートバンド5の価格は税込で4490円

 

Mi スマートバンド5は、以前のモデルより20%大きくなった大型の1.1インチ カラー有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載。ユーザーは65種類以上の画面デザインを選ぶことができ、独自のスタイルを表現できます。鮮やかなディスプレイとスポーティなデザインも特徴的です。

 

 

また、Mi スマートバンド5は、あらゆるワークアウトをカバーできる性能を備えていることも特徴です。5気圧防水により、水泳、サーフィン、シャワーにも使え、活動範囲は陸上にとどまりません。インドアサイクリング、クロストレーナー、ヨガ、ローイングマシーン、縄跳びなど、11種類のエクササイズモードを備え、ユーザーがどのように動いてもワークアウトの進捗を記録することができます。

 

フィットネス以外にも、心拍数モニタリング機能の精度が50%向上した光学式心拍センサーによって、24時間365日の睡眠状態、ストレスレベル、さらには毎月のサイクルに関するより多くのデータで、心臓の健康状態を常に把握することが可能です。さらにこのデバイスは、すべての測定データを収集し、パーソナル・アクティビティ・インテリジェンス(PAI)値を出力するので、健康レベルを簡単に把握することができます。

 

大画面とこれらの新しく追加された機能をパワフルに実行するために、最大14日間の連続使用を可能とする強バッテリーもポイント。背面の磁力部分に充電器を繋げるだけで、充電時にはバンドからトラッカーを取り外すことなく充電できるのも便利でありがたいです。

 

気軽で手間なく使えるファッショナブルなスマートバンドに仕上がっていますが、その価格は4490円! スマホ、家電、イヤホンと強力なハイコスパアイテムで日本でもその名を定着しつつあるシャオミのテクノロジーを、まずはこのMi スマートバンド5で体感してみてください。

なんと2490円~! シャオミの“格安”完全ワイヤレスイヤホンを使ってみた!

コスパの高いスマートフォンで世界的に人気を集めるシャオミ(Xiaomi)が、昨年8月31日に完全ワイヤレスイヤホン2機種の日本発売を発表しました。当初は「近日発売」と予告されていたのですが、近日はそんなに近くはなく、年が明けて1月6日にようやく正式な発売日が発表されました。

 

通話のノイズキャンセリング機能を備えた「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」(3990円)は1月8日発売。さらに安い「Mi完全ワイヤレス小型イヤホンBasic 2」(2490円)は2月以降に発売される予定です。

 

どちらも価格面だけ見るとかなりの安さですが、音質はどうなのか? スマホと同じように、お値段以上の性能を備えているのか? 発売に先駆けて使ってみました。

↑auの5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」とペアリングして検証を行った。Androidスマホだけでなく、iPhoneともペアリングして使える

 

タッチ操作がしやすい「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」

「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」は音楽好きな人だけでなく、ビジネスで使いたい人にも向けて開発されたモデル。デュアルマイクのノイズキャンセリング機能を搭載し、片方のマイクでバックグラウンドノイズをフィルタリングしつつ、もう片方のマイクでユーザーの声を拾う仕組みです。

↑「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」

 

音質面では、14.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、SBC/AACコーデックに対応。フル充電から連続5時間利用でき、充電用ケースからは3回充電できるので、合計20時間の使用を見込めます。充電端子はUSB Type-Cを採用しています。

↑充電ケースに入れると3回ほど充電可能

 

形状は、アップルのAirPodsと同じ「オープン型」で、タッチセンサーやマイクを搭載する棒の部分がAirPodsよりも太くて大きく、かなり目立ちます。AirPodsは “うどんイヤホン” と揶揄されましたが、こちらは “極太うどん” という印象です。

↑左がAirPods(初代モデル)、右がMi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic

 

反面、タッチセンサーが操作しやすいのが利点。音楽を一時停止・再生したり、ハンズフリーで電話に応答したりといった操作をスムーズに行えます。片方を取り外すと、自動的に音楽が一時停止するので、仕事で使うにも便利だと感じました。ただし、イヤホンのタッチ操作で音量調整やスキップはできません。スマホのGoogleアシスタントを有効にしていれば、音声で操作することはできます。

↑イヤホンの背面にセカンドマイクとタッチセンサーを搭載。メインマイクはイヤホン下部に搭載

 

気になる音質は、やや厚みに欠けて、高音域ではややシャカシャカしました。自然に外音が取り込めるようになっているのか、音量は控えめで耳にやさしい印象。ちょうどいいと感じる人がいる一方、物足りなく感じる人もいるかもしれません。個人的には、バラードのボーカル曲やイージーリスニング、エコーを用いた楽曲などを聴くにの適しているように思いました。通話音声も、すごくクリアというわけではないのですが、及第点といえるでしょう。

↑装着するとかなり目立つ。フィット感には個人差が出そうで、運動時には向かない印象

 

装着感がいい「Mi完全ワイヤレス小型イヤホンBasic 2」

2490円の「Mi完全ワイヤレス小型イヤホンBasic 2」は、コンパクトな「カナル型」。人間工学に基づいて設計された形状で、安定して装着できることが特徴です。

↑「Mi完全ワイヤレス小型イヤホンBasic 2」

 

イヤホンの側面がカチッと押せる物理ボタンになっていて、音楽の再生・停止、着信した電話への応答、Googleアシスタントの起動などを行えます。

↑イヤホンに物理ボタンを搭載

 

フル充電から連続4時間利用でき、充電ケースと併用で合計12時間の使用を見込めます。こちらは充電端子にmicro USBを採用。充電ケーブルが同梱されていないので、注意が必要です。

↑充電ケースもコンパクト

 

片耳が約4.1gと軽いこともあり、装着感は良好。3サイズのイヤーチップが付属しているので、おそらく、ほとんどの人の耳にフィットするはず。筆者はジョギング時に使っても、位置がずれたり、落ちそうになることなく、非常に心地よいフィット感でした。

↑イヤーチップはS・M・Lの3サイズが用意されている

 

この価格なので音質には期待していなかったのですが、意外とよく、いい意味で予想を裏切られました。低音がよく響き、音量も大きくできます。若干まろやかさに欠けて、尖った印象の音質ですが、ボーカルがクリアに聞こえて、ポップスを聴くには十分。音質よりも価格を重視する人は十分満足できるはず。正直なところ、このイヤホンよりも高くて音質が悪いイヤホンは結構ありますからね。

↑耳にしっかりと収まり、装着感は◎

 

初めてのワイヤレスイヤホンとして適しているのは?

2モデルを使い比べた結果、初めての完全ワイヤレスイヤホンとしてオススメしたいのは「Mi完全ワイヤレス小型イヤホンBasic 2」。Bluetooth 5.0に対応し、お値段以上の音質で聴けて、片耳モードにも対応。電話の通話音声もクリアでした。まずこのモデルを試して、物足りなく感じるようなら、より高性能な上位モデルに買い替えるのもアリでしょう。

 

「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」は、音楽を聴きながら仕事をして、そのまま通話もこなしたいという人にオススメ。外音を取り込めるので、周囲の音にも配慮できます。電池持ちがいいので、出張に持っていくにもよいでしょう。ただし、音楽をメインで楽しみたい人は不満を感じるかもしれません。

 

いずれにしろ、どちらのモデルもコスパがすごいことは事実。今年もシャオミがリリースする製品は要チェックですよ!

 

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2020年の「ベスト5Gスマホ」はどれだ? モバイルライターが選ぶトップ5ランキング

2020年3月に商用サービスが開始された5G。新たに発売されたスマホは、ほとんどが5G対応で、まさに “5G元年” といった様相でした。でも、まだ5Gにつながるエリアは限定的。せっかく5Gスマホを買ったのに、「5G」という表示が出ず、虚しい気持ちになった人もいることでしょう。また、そんな噂を聞いて、5Gスマホへの機種変更を躊躇している人もいるかもしれませんね。

 

5Gに関してはそんな2020年でしたが、日本で発売された5Gスマホの、ほぼ全機種に触れた筆者が “初めての5Gスマホ” としてレコメンドしたい5機種を選びましたので、紹介していきましょう。一応、順位をつけましたが、それぞれ個性が異なり、価格も異なる端末なので、同率1位と言ってもいいほどです。予算に合って、惹かれるモデルがあれば、ぜひお店に行って触れてみてくださいね。

 

第5位:Galaxy Z Flip 5G

スマホの新しいトレンドとして注目される「フォルダブル」、つまり折りたためるディスプレイを搭載するモデル。海外では、複数のメーカーがリリースしていますが、日本では今のところGalaxyの独壇場。今年は、本のように開ける「Galaxy Z Fold2 5G」に加えて、縦開きの「Galaxy Z Flip」「Galaxy Z Flip 5G」も発売されました。

↑au/サムスン電子製/価格:18万5835円(かえトクプログラム適用時:11万1435円)。開くと約H167×W74×D6.9mmで、折りたたむと約H87×W74×D15.4mmになる

 

Galaxy Z Flip 5Gは、2月に発売された4GモデルのGalaxy Z Flipを5Gに対応させたもの。5Gになってもサイズ感はそのまま。コンパクトに折りたたんで持ち歩けて、使うときに開いて約6.7インチの大画面を利用できます。折りたたみ時には小さいサブディスプレイで時刻や通知を確認できます。世代によっては、ガラケーの使い勝手が返ってきたようで、懐かしく感じるかもしれません。

↑時刻や電池残量などを確認できるサブディスプレイを搭載。閉じた状態で、このサブディスプレイでプレビューを確認して撮影することも可能

 

半開きにすると、端末を置いて撮影できたり、ハンズフリーで動画を見たり、ビデオ通話ができたり、フォルダブルならではの使い勝手も考え尽くされています。使っているだけで注目され、人に自慢できること請け合いですが、ネックは価格。次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用しても10万円超え。でも、この端末は返したいくないですよね?

↑半開きにすることで卓上に置いて操作するなど、折りたたみ形状を生かした使い方が可能

 

第4位:iPhone 12 mini

秋に発売されたiPhone 12シリーズも全4機種が5Gに対応。最も注目されたのは、最も小さくて軽いiPhone 12 miniでしょう。

↑SIMフリー、NTTドコモ、au、ソフトバンク/アップル製/価格:8万2280円(SIMフリー版 64GBモデル)〜。サイズはH131.5×W64.2×D7.4mmで、重さはわずか133g

 

5.4インチの有機ELディスプレイを搭載し、重さは133g。横幅は64.2mmしかないので、片手で楽に操作できます。されど、最新のA14 Bionicチップを搭載し、パフォーマンスは他の3機種と比べて遜色なし。ゲームやマルチタスク操作はもちろん、4Kビデオの編集もサクサクと行えます。

↑5.4インチのSuper Retina XDRディスプレイを搭載。4Kビデオの再生・編集もスムーズに行える

 

上位モデルのiPhone 12 Pro/12 Pro Maxは超広角+広角+望遠のトリプルカメラを搭載していますが、12/12 miniは超広角+広角のデュアルカメラ。されど、実際に撮り比べてみたところ、画質にはさほど差はない印象。望遠がなくても、デジタルズームでも2〜3倍くらいまでなら鮮明な画質で撮れます。

↑左がiPhone 12 Pro Maxで、右がiPhone 12 mini。超広角(1200万画素)+広角(1200万画素)のデュアルカメラを搭載。デジタルズームは最大5倍

 

ボディが小さい分、バッテリー容量が少なめで、電池持ちは今ひとつ。しかし、大きく重くなりがちな5Gスマホで、このサイズを実現したことは高く評価すべきでしょう。

 

第3位:TCL 10 5G

ここ数年、世界市場でテレビの出荷台数を伸ばしている中国の大手家電メーカー・TCL。2019年から自社ブランドのスマホの製造・販売を開始しましたが、早くも2年目にして5Gスマホをリリース。SIMフリーモデルで、3万9800円という激安価格をしました。

 

6.53インチの液晶ディスプレイは、パンチホール型のインカメラを搭載することで、91%の画面占有率を実現。テレビの開発で培った「NXTVISION」という高画質化技術によって、写真や動画、ゲームをより鮮やかな画質に拡張したり、SDR動画をリマスターして、HDR並みのコントラストと色合いにアップコンバートすることが可能。

↑SIMフリー/TCLコミュニケーション製/価格:3万9800円。6.53インチの液晶ディスプレイを搭載。解像度はフルHD+(2340×1080ドット)で、自分好みの画質にカスタマイズすることも可能

 

6400万画素をメインとする4眼カメラを搭載し、超広角撮影に加え2cmまで近づけるマクロ撮影も楽しめます。AIによる被写体・シーン認識にも対応し、不自然には見えない範囲で、映える写真を撮ることが可能。さらに、4500mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、満足度が高い仕様です。

↑背面にはクアッドカメラと指紋センサーを搭載

 

ボディが210gとやや重く、SIMを1枚しか挿せないことは残念ですが、この価格なら納得。コスパを重視する人は、TCLというメーカーを覚えておいて損はないでしょう。

↑SIMフリースマホは2枚のSIMを挿せる機種が多いが、TCL 10 5GはシングルSIM仕様。なお、microSD(最大1TB)は装着可能

 

第2位:Xperia 5 II

今年2機種の5Gスマホをリリースしたソニーモバイル。「Xperia 1 II」は約6.5インチの4Kディスプレイを搭載し、「Xperia 5 II」は約6.1インチのフルHD+ディスプレイを搭載。どちらも1220万画素のトリプルカメラを搭載しています。Xperia 1 IIの方がグレードが高く、価格も高いのですが、個人的には、Xperia 5 IIの使い勝手に強く惹かれました。

↑NTTドコモ、au、ソフトバンク/ソニーモバイルコミュニケーションズ製/価格:9万9900円(スマホおかえしプログラム適用時:6万6600円)*NTTドコモ版の場合。約6.1インチの有機ELディスプレイを搭載しつつ、ボディ幅は約68mmに抑えられているので、片手でも楽に操作できる

 

Xperiaは縦横比が21:9の「シネマワイドディスプレイ」を搭載し、大画面ながらボディ幅が細く、片手で操作しやすいことが利点。Xperia 1 II/5 IIにはデジカメライクに設定・撮影できる「Photography Pro」というアプリがプリインされていますが、とくにXperia 5 IIとの相性は◎。横向きにして構えて、側面のカメラボタンをシャッターにする操作感はデジカメそのもの。

↑デジタル一眼カメラと同じように詳細な設定ができる「Photography Pro」アプリは、横向きで使う仕様。側面のカメラボタンをシャッターにして、デジカメライクに撮影できる

 

さらに、Xperia 1 IIにはない5 IIのアドバンテージが、120Hzの高速リフレッシュレートに対応したこと。ゲームや動画再生に有利であることはもちろん、通常の画面スクロール時にもなめらかな表情が得られます。

↑リフレッシュレート(画面の更新速度)は120Hzに設定でき、ゲームプレイ時はタッチサンプリングレート(タッチ反応の頻度)は最大240Hzにできる

 

性能と使い勝手のバランスが良く、ボディの質感などデザイン面での完成度も高い。価格がもう少し安ければ、1位にしたかったモデルです。

 

第1位:Mi 10 Lite 5G

1位に選んだのは、auからリリースされたシャオミ製の5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」。最大の魅力は価格です。9月に発売された当初から5Gスマホでは最安だったのですが、さらに値下げされて、12月28日現在、一括価格は3万2470円。次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用すれば、なんと実質2万5990円で購入できるんです。

↑au/シャオミ製/価格:3万2470円(かえトクプログラム適用時:2万5990円)。約6.6インチの有機ELディスプレイを搭載。しずく型ノッチに搭載されたインカメラは約1600万画素

 

ちょっと心配になるような安さですが、性能や使い勝手はお値段以上。プロセッサーはSnapdragon 765G(最大2.4GHz)で、メモリ(RAM)は6GB。ミドルクラスの最上位と言える仕様で、日常的な用途での操作感はハイエンドモデルと比べて遜色なし。約6.6インチの有機ELディスプレイを搭載し、画面内に指紋センサーを内蔵。4800万画素をメインとするクアッドカメラは4Kビデオの撮影にも対応。4160mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池持ちも安心。

↑指紋センサーはディスプレイ内に搭載。画面オフの状態からでも素早くロックを解除できる

 

↑背面パネルは光沢が強めで、ハイエンドモデルに見える仕上がり。4眼カメラはメイン(広角)+超広角+マクロ+深度センサーという構成

 

強いて弱点を挙げるとしたら防水とおサイフケータイに対応していないこと。それらがなくても平気なら、買って損なしのモデルでしょう。

 

気になるモデルはありましたか? ビビッと響くモデルがなかった人は、2021年に発売されるモデルに期待しましょう。筆者は、さらに高性能で、価格的にも魅力がある5Gスマホが増えるのではないかと予測しています。

 

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冬の新作スマホで“買い”なのは? 価格帯別オススメ3選

今冬の家電市場では、例年以上に魅力的な新製品が続々と登場している。ここでは、なかでも注目を集めるジャンルを取り上げて、価格帯別にトレンドと“買い”のポイントを解説。さらに、各価格帯でプロが認めたイチオシのアイテムも紹介していく。今回取り上げるのは、スマホ。国内では5Gサービスのスタートから半年以上が経過。新型iPhoneの発売を機に、不十分だった5Gエリアの整備の加速も期待されている。今日では、中級機以上のスマホであれば5G対応は当たり前といえる。

※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

★最新スマホ、“買い”のポイント

新型iPhoneは全機種が対応! いまや5Gは常識

「とりあえずハイエンド」はNG。コスパ抜群の中級機が狙い目

低価格帯の端末でもカメラはデュアル構成以上が望ましい

 

私たちが解説します!

フリーエディター

有馬真一さん

スマホはSIMフリーモデルを中心にチェックする。5G対応製品が想定していたよりも安かったため5Gへ移行を検討中。

モバイルライター

まきはらとよかずさん

モバイルギア全般を愛するフリーライター。スマホは国内製品だけでなく、海外向け製品の動向も日々追いかけている。

 

端末価格が高まるなか狙い目はミドルクラスに

国内では2020年3月にスタートした5G(第5世代移動通信)サービス。各キャリアがサービスエリアの整備を進めるなか、5Gに対応するスマホも続々と登場している。

 

「10月には“大本命”のiPhone 12シリーズが発表されました。新たに発表された4機種すべてが5G対応モデルとなったこと、そしてiPhone 12が予想よりも手ごろな価格だったことを機に5Gエリア整備が加速すると期待しています」(まきはら)

 

さらに各キャリアの端末展開も5G普及を後押ししていく。

 

「今日では中級機も5G対応が当たり前になり、まだ4Gでいいと考える人でも買い替え時は5Gを検討せざるを得ない状況です。5Gは使い放題プランが主流で、動画配信サービスなどを利用しやすいため、画面サイズの大きなRakuten BIGやバッテリー持ちの良いPixel 5なども人気機種になるでしょう」(有馬)

 

【《松》クラス】予算額10万円以上

各メーカーのフラッグシップ端末が揃う価格帯。5Gへの対応や高いカメラ性能は当たり前で、注目すべきは、その機種ならではの「個性」だ。新型iPhoneでは「Pro」と「Pro MAX」が10万円を超える。

 

【No.1】カメラ性能がさらに向上した5G対応の最上位モデル

Apple

iPhone 12 Pro Max

12万9580円〜

最新のA14 Bionicチップを搭載し、演算能力やカメラ性能が大きく向上した6.7インチモデル。背面カメラと並ぶ形で、照射したレーザーの反射から空間情報を高精度で計測できるLiDARスキャナを搭載。これより、ナイトモード時のポートレート撮影にも対応している。

SPEC ●OS:iOS14 ●カメラ:超広角約1200万画素、広角約1200万画素、望遠約1200万画素 ●サイズ/質量:W78.1×H160.6×D7.4mm/約226g

CPU A14 Bionic
ストレージ 128GB 256GB 512GB
質量 約226g
ディスプレイ 6.7インチ

 

↑MagSafeシステムに新対応。端末背面にマグネットを内蔵し、ケースやカードポケット、ワイヤレス充電器などを吸着できる

 

↑Proシリーズは共通で、落ち着いたトーンのカラバリ4色をラインナップ。最注目は、新色となるパシフィックブルー(写真右)だ

 

↑iPhone 12 Pro Maxの画面サイズは6.7インチ。12 Proは6.1インチで、ひと回り大きい。側面のエッジが立った新デザインも魅力

 

↑ディスプレイのカバーガラスに「セラミックシールド」を新採用。従来の4倍という耐落下性能を確保し、画面が割れにくくなった

 

<クロスレビュー!>

耐久性がアップしておりもしものときも安心

「長期間使うことを考えると、セラミックシールドの採用で、耐久性は従来機から大きく向上した点が魅力。ただ、ディスプレイがゲームで有利な高速駆動に対応しなかったのはやや残念です」(まきはら)

 

リセールバリューが高く次の買い替え時に有利

「光学2.5倍ズームに新対応しており、カメラ機能重視ならオススメ。価格は高めですが、iPhoneはリセールバリューも高いので、次の機種変時の下取りまで考慮すると、この価格も許容できます」(有馬)

 

【No.2】手書き派も納得できる高精度なペン入力がイイ!

Galaxy

Galaxy Note20 Ultra 5G

14万5728円(ドコモ)

手書き入力が可能なSペンを収納できる「Galaxy Note」シリーズの最新作。ディスプレイがリフレッシュレート120Hzの高速駆動をサポートしたことで、書き心地がさらに自然に。パワフルなCPUに大容量のメモリ&バッテリーを備えており、ゲームプレイも快適だ。

SPEC ●OS:Android 10 ●カメラ:超広角約1200万画素、広角約1億800万画素、望遠約1200万画素 ●サイズ/質量:W77.2×H164.8×D8.1mm/208g

CPU Snapdragon 865+
ストレージ 256GB
質量 208g
ディスプレイ 6.9インチ

 

↑背面カメラは1億800万画素の広角を含む3眼仕様。光学5倍ズームが可能なほか、最大50倍の超解像ズーム撮影にも対応する

 

↑イヤホン「Galaxy Buds Live」(実売価格2万2740円)も用意。ANC対応で、人間工学に基づいた装着感の良さが魅力

 

<クロスレビュー!>

処理性能が非常に高く効率重視派も満足

「パワフルな最新のオクタコアCPUを搭載するほか、メモリは12GBと大容量で、バッテリーも4500mAhと十分です。急速充電やワイヤレス充電にも対応し、とにかく高性能!」(まきはら)

 

メモにも動画視聴にもSペンが大活躍!

「スマホとしてはほぼ本機のみが対応する高精度のペン入力が何より魅力。手書きと相性の良い6.9インチの大画面は、動画視聴にも便利です。Sペンを各種リモコンとして使用できるのも◎」(有馬)

 

【No.3】映画もゲームも音楽もOK! エンタメに強い国産スマホ

ソニー

Xperia 5 2

10万9425円(au)

縦横比21:9の6.1インチ有機ELディスプレイを搭載。ディスプレイ上にノッチやパンチホールがなく、動画視聴時は映像に集中できる。リフレッシュレートは120Hzで、タッチ検出レートは240Hzと高速駆動に対応し、ゲームとの親和性も高い。オーディオ端子も装備。

SPEC ●OS:Android 10 ●カメラ:超広角約1220万画素、標準約1220万画素、望遠約1220万画素 ●サイズ/質量:W68×H158×D8.0mm/約163g

CPU Snapdragon 865
ストレージ 128GB
質量 約163g
ディスプレイ 6.1インチ

 

↑一般的な端末より縦長なデザインで、大画面と片手での持ちやすさを両立。2つのアプリを同時に使う画面分割機能との相性も良好だ

 

↑ゲーム中の動作を最適化できる「ゲームエンハンサー」に対応。動作パフォーマンスや通知表示の設定などを細かく変更可能だ

 

<クロスレビュー!>

静止画も動画も美しく撮れる高いカメラ性能

「リアルタイム瞳AFに対応するなど、超広角・標準・望遠で構成される3眼カメラに、デジタル一眼『α』シリーズで培ったノウハウを注入。ツァイスレンズを搭載する点も魅力です」(まきはら)

 

場所を選ばずエンタメを楽しみたいなら有力候補

「ハイレゾヘッドホン装着時に高音質再生できるDSEE機能に対応したほか、内蔵ステレオスピーカーも高音質で、エンタメ用途に最適。スリムで軽い点も魅力で気軽に高音質を持ち運べます」(有馬)

 

【《竹》クラス】予算額5万円〜10万円

価格性能比に優れたミドルクラス機が揃う価格帯。近年、市場全体が盛り上がりを見せており、iPhone 12やGoogle Pixel 5 などの人気製品も含まれる最注目ゾーンだ。

 

【No.1】有機ELを新採用しさらにお買い得になった王道モデル

Apple

iPhone 12

9万4380円〜

A14 Bionicチップを備え、5G通信をサポートしたほか、6.1型ディスプレイが有機ELへと変更されるなど大きく進化した新型iPhone。磁力を用いて安定したワイヤレス充電が可能なMagSafeシステムに対応した点も「Pro」と同様だ。

SPEC ●OS:iOS14 ●カメラ:超広角約1200万画素、広角約1200万画素 ●サイズ/質量:W71.5×H146.7×D7.4mm/約162g

CPU A14 Bionic
ストレージ 64GB 128GB 256GB
質量 約162g
ディスプレイ 6.1インチ

 

↑カメラは前期種同様、超広角と広角の2眼仕様。広角カメラのF値がF1.8からF1.6へ明るくなっている

 

↑「Pro」同様、エッジの立った新デザインに。筐体素材はアルミニウムを使用する。カラバリは全5色だ

 

<クロスレビュー!>

ズーム性能が不要なら格段にハイコスパ

「上位モデルの『Pro』との大きな違いはカメラ性能。iPhone 12は、望遠カメラを搭載しないため、ズーム性能では不利があります。逆に言えば、それ以外はほぼ同等。非常に高コスパな一台です」(まきはら)

 

さらに小さなminiも用意されたのが◎

「これまで不満だったディスプレイが改善されたのは魅力大。大きさとバッテリー容量以外はほぼ差がない5.4インチモデルの『mini』が登場したことで、好みに合わせて選べるのもうれしいです」(有馬)

 

【No.2】使い勝手を最重視したGoogle初の5G端末

●画像提供:Google

Google

Google Pixel 5

7万4800円〜

5Gに対応したGoogleのフラッグシップ端末。超広角と広角で構成される背面カメラは、機械学習を活用しており、シーンを問わずキレイに撮れる。IPX8の防水設計で、おサイフケータイやワイヤレス充電に対応するなど、使い勝手に優れる。

SPEC ●OS:Android 11 ●カメラ:超広角約1220万画素、広角約1600万画素 ●サイズ/質量:W70.4×H144.7×D8mm/151g

CPU Snapdragon 765G
ストレージ 128GB
質量 151g
ディスプレイ 6.0インチ

 

<クロスレビュー!>

3年のアップデートが保証されており長く使える

「Google製だけあって、3年間のOSアップデートが保証される点が魅力。5Gにも対応しており、長く安心して使えます。指紋認証対応なのも便利」(まきはら)

 

丸1日安心して持ち歩ける優れたバッテリー性能がイイ

「消費電力を抑えたミドルレンジ向けCPUを搭載。賢いバッテリー自動調整機能に対応するほか急速充電も利用可能で、高いスタミナが魅力です」(有馬)

 

【No.3】約6.9型ディスプレイにカメラを内蔵した5G対応モデル

楽天モバイル

Rakuten BIG

6万9800円

インカメラと指紋センサーを6.9インチ有機ELディスプレイに内蔵した5G端末。IP68の防塵防水に対応するほか、おサイフケータイも利用可能。背面には、超広角、広角、マクロと深度測定からなる4眼で構成されたカメラを搭載する。

SPEC ●OS:Android 10 ●カメラ:超広角約800万画素、広角約6400万画素、マクロ約200万画素 ●サイズ/質量:約W80×H174×D9mm/約227g

CPU Snapdragon 765G
ストレージ 128GB
質量 約227g
ディスプレイ 約6.9インチ

 

<クロスレビュー!>

安価に入手・運用できる大画面機として注目

「約6.9インチ有機ELを搭載しながらこの安さは破格。5Gプランも使い放題月額3278円と安価で、1年間無料キャンペーン中と、とにかく安い!」(まきはら)

 

SIMカードスロットがないeSIM専用な点には注意

「本機は、スマホ利用に必要な情報を電子的に書き込むeSIM専用設計。ほかの格安SIMに乗り替えようとしたとき選択肢が限られる点に注意を」(有馬)

 

【《梅》クラス】予算額5万円未満

このクラスは、安さを重視したエントリーモデルが中心。5Gに対応したモデルはまだごく一部のみだが、十分に実用的な4Gモデルはある程度の数が出揃っている。

 

【No.1】 AI処理を生かした高画質なカメラを楽しめる廉価機

●画像提供:Google

Google

Google Pixel 4a

4万2900円

Pixelシリーズで最廉価の5.8インチモデル。機械学習を活用して暗所でも明るくキレイに撮れるシングルカメラを備える。おサイフケータイにも対応し、発売から3年間のアップデートが保証される。5G通信や防水には非対応だ。

SPEC ●OS:Android 11 ●カメラ:標準約1220万画素 ●サイズ/質量:W69.4×H144×D8.2mm/143g

CPU Snapdragon 730G
ストレージ 128GB
質量 143 g
ディスプレイ 5.8インチ

 

↑カメラの高画質は上位モデル譲り。夜景モードで撮る写真は明るく低ノイズで、5万円未満の機種としては十分すぎる実力だ

 

↑純正ケースにはリサイクルプラスチックを原料とするファブリック素材を使用。洗濯機で洗うことも可能だ

 

<クロスレビュー!>

いち早く最新のOSにアップデートされる

「低価格モデルですが、Googleの純正端末なので、発売から3年間、OSなどのソフトウェアについてはいち早く最新の内容が提供されます。OSの進化を体感したい人にもオススメです」(まきはら)

 

ディスプレイやカメラなどトレンドを押さえたつくり

「安価ながら5.8インチ有機ELディスプレイを搭載するなど、トレンド機能を押さえたつくりです。ステレオミニ端子を備えており、有線イヤホンを使用できる点も地味にうれしいポイント」(有馬)

 

【No.2】シリーズ出荷台数300万台を突破した人気の4Gモデル

シャープ

AQUOS sence3

3万1680円

5.5インチIGZO液晶ディスプレイを搭載した廉価モデル。4000mAhという大容量バッテリーを装備しており、指紋認証にも対応。お風呂でも使えるIP68の防塵防水設計が採用されたほか、おサイフケータイもサポートするなど、機能が充実。

SPEC ●OS:Android 10 ●カメラ:広角約1200万画素、標準約1200万画素 ●サイズ/質量:W70×H147×D8.9mm/約167g

CPU Snapdragon 630
ストレージ 64GB
質量 約167g
ディスプレイ 5.5インチ

 

<クロスレビュー!>

後継モデルが登場してさらなる値下げに期待も

「5Gに対応した後継モデルなどが先日発表され、間もなく型落ちに。機能的にはさほど古びてはいないのに、さらなる値下がりが期待できます」(まきはら)

 

安価でも必要十分な機能は揃っているのが人気の理由

「低価格で必要十分な機能を備えるというコンセプトを体現した点が人気の理由。2年間のOSバージョンアップ保証されており、まだ現役です」(有馬)

 

【No.3】この価格で5G対応を実現した高コスパモデル

シャオミ

Mi 10 Lite 5G

4万2740円

約6.6インチ有機ELディスプレイを搭載し、5Gにも対応したハイコスパ端末。背面カメラは4眼設計で、夜間撮影から超広角撮影、マクロ撮影、ポートレート撮影と幅広く対応する。家電を操作できる赤外線リモコン機能を備える点も魅力だ。

SPEC ●OS:MIUI 11 ●カメラ:超広角約800万画素、標準約4800万画素、マクロ約200万画素 ●サイズ/質量:W75×H164×D8.7mm/約193g

CPU Snapdragon 765G
ストレージ 128GB
質量 約193g
ディスプレイ 約6.6インチ

 

<クロスレビュー!>

性能的には極上だが国内向け機能はやや不足

「この価格で5Gに対応しただけでなく、端末の処理能力やディスプレイの性能なども優れています。ただ、防水やおサイフケータイは非対応です」(まきはら)

 

世界的メーカーの実力が存分に発揮された買い得機

「世界シェア3位のシャオミとして国内キャリアでは初採用となる端末ですが、その完成度の高さは見事。コスパの高さでは他の追随を許しません」(有馬)

 

【Topic1】高価でも気になる「折りたたみスマホ」のいま!

大画面と持ち運びやすさを兼備したのが折りたたみスマホ。まだまだ高価な存在だが、日本にも特徴の異なる5G対応モデルが上陸している。

 

【No.1】

Galaxy

Galaxy Z Flip 5G

18万5835円

縦向きに折りたためてコンパクトに持ち歩ける5G対応スマホ。開くと約6.7インチのフルHD+ディスプレイが現れ、“普通のスマホ”と同様に扱える。

SPEC ●OS:Android 10 ●カメラ:超広角約1200万画素、広角約1200万画素 ●サイズ/質量:W73.6×H167.3×D7.2mm/約183g

CPU Snapdragon 865+
ストレージ 256GB
質量 約183g
ディスプレイ 約6.7インチ

 

【No.2】

Galaxy

Galaxy Z Fold2 5G

25万9980円

タブレット級に大きい約7.6インチの画面を横向きに折りたためる5G対応スマホ。背面にもディスプレイを備え、折りたたんだ状態でも操作可能だ。

SPEC ●OS:Android 10 ●カメラ:超広角約1200万画素、広角約1200万画素、望遠約1200万画素 ●サイズ/質量:W128×H159×D6.1mm/約282g

CPU  Snapdragon 865+
ストレージ 256GB
質量 約282g
ディスプレイ 約7.6インチ

 

【Topic2】急速充電に対応! USB Type-Cアダプターのすすめ

スマホの充電ケーブルは本格的にUSB Type-Cへ統一されつつある。急速充電が可能なUSB Type-C端子付きアダプターへ切り替えよう。

 

【No.1】

RAVPower

PD対応 90W 2ポートUSB-C×2 急速充電器

4844円

USB Type-Cポートが2口ついたアダプター。USBケーブルも付属する。出力90Wと余裕があるので、スマホだけでなくUSB PD対応のPCなども充電できる。

 

【No.2】

ANKER

PowerPort III 65W Pod

2990円

USB Type-Cポートは1口のみだが、筐体が小さいため、他のコンセントと干渉しにくく、場所をとらないことが最大の利点。PCの充電などにも活用できる。

 

【No.3】

ANKER

PowerPort I PD – 1 PD&4 PowerIQ

3499円

USB Type-Cポート1口に加えて、Type-Aポートも4口ついている。コンセントへの接続はコードを介するタイプのため、ほかの機器とも干渉しにくいのが◎。

国内最安の5Gスマホ「Mi 10 Lite 5G」は、5G入門機として最良のハイコスパスマホだった。

ついにiPhoneも5Gに対応し、“次のスマホから5G” が現実的になってきました。今年の春に5Gサービスが始まった当初は5Gスマホはハイスペックモデルが中心で、価格も高めでした。ですが、秋以降は、比較的安い価格で買えるミドルレンジモデルが増えています。

 

2020年11月現在、日本で買える最も安い5Gスマホは、auだけが取り扱うシャオミの「Mi 10 Lite 5G」です。一括価格は4万2740円で、次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用すると、なんと実質2万9900円で買えるんです。iPhone 12シリーズで最も安いiPhone 12 miniの64GBモデルは一括9万65円で、「かえトクプログラム」利用で実質4万8185円なので、Mi 10 Lite 5Gは、それよりも4割ほど安いわけです。

 

シャオミは海外ではコスパの高さで人気を集めているメーカーですが、日本では馴染みが薄く、性能に不安を感じる人も少なくないでしょう。そこで、筆者が、この激安5Gスマホを使ってみました。でね、結論を先に言うと、めちゃくちゃ驚きました。とても4万円台のスマホとは思えないんですよね。

 

有機ELディスプレイを採用し、画面内指紋認証にも対応

Mi 10 Liteは約6.6インチの有機ELディスプレイを搭載しています。この価格帯では液晶を採用することが多いのですが、上位モデルと同じ有機ELを採用し鮮やかでメリハリのある画質が得られます。解像度は2400×1080ドットで、縦横比20:9の縦長ディスプレイで、インカメラはしずく型ノッチに搭載されています。

↑約6.6インチの大画面ディスプレイを搭載。しずく型のノッチを採用することで、画面占有率を高めている

 

↑有機ELなので、ロック画面に時刻などを表示する「常時オンディスプレイ」を利用可能

 

↑ボディ幅は約75mmだが、片手で操作しやすい画面表示に切り替えることも可能

 

右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載し、上部にイヤホンジャック、底部にUSB Type-Cポートを搭載。ごくごく当たり前のレイアウトですが、誰にとっても使いやすいのではないかと思います。

↑電源ボタンと音量ボタンは右サイドに

 

↑上部に3.5mmイヤホンジャックを搭載

 

↑底部にUSB Type-CポートとSIMスロット。microSDは挿せないが、内部ストレージは128GBなので、標準的なユーザーなら不足することはないだろう

 

指紋センサーはディスプレイ内に搭載。強く押さずとも軽く指を当てるだけでアンロックできますが、顔認証も利用でき、顔認証のほうがスピーディーにロックを解除できるように感じました。

↑指紋センサーを搭載しているので、マスク着用時もスピーディーにロックを解除できる

 

背面パネルは光沢が強めのリッチな仕上がりで、エッジ部にラウンド処理が施されているので、手にも馴染みやすい印象。クアッドカメラを搭載していることもあり、パッと見ではハイスペックモデルに見間違えそうです。

↑背面パネルは高級感のある質感。カラバリは、この「コズミック グレー」のほかに、「ドリーム ホワイト」が用意されている

 

↑クリアケースも同梱されている

 

↑プリインストールされている「Miビデオ」アプリで、動画にフィルターをかけたり、エフェクトを追加したりして、オリジナルビデオを編集できる

 

AIカメラの効果は好き嫌いが分かれるかも

クアッドカメラはメイン(約4800万画素/F1.79)+超広角(約800万画素/F2.2)+マクロ(約200万画素/F2.4)+深度センサー(約200万画素)という構成。望遠カメラは搭載しておらず、最近の上位モデルに比べるとスペックはやや低めです。

↑4眼カメラは左上がメイン、右上がマクロ、左下が超広角、右下が深度センサー

 

気になるのは画質ですよね。明るく撮れますが、AIを有効にすると、彩度とコントラストが高くなる印象。いわゆる “映える” 写真が撮れますが、ナチュラルな画質を好むのなら、AIはオフにしたほうがよさそうです。

↑AIオンで超広角で撮影

 

↑AIオンでメイン(広角)で撮影

 

↑AIオンでデジタル2倍ズームで撮影。画質劣化はほとんど気にならない

 

↑AIオンで料理を撮影。色が強く出て、やや不自然な印象に

 

↑AIオフで撮ると、明るさは落ちるが、ナチュラルな色で撮れた

 

↑「夜景」モードで撮影

 

↑「ポートレート」モードは、背景ボケを調整できる

 

↑文書を撮影して、ドキュメントして保存できる機能も便利

 

動画は4K(30fps)での撮影に対応。手ブレ補正は電子式ですが、期待以上に補正されて、片手で持って動かしながら撮影しても、なめらかな画質で撮れました。編集機能も充実しているので、動画をSNSなどでシェアしたい人もチェックする価値がありそうです。ミドルレンジなので、動画編集時に反応が遅くなったり、フリーズしたりするかも……と気になっていたのですが、ストレスなくスムーズに操作できました。

↑プリインストールされている「Miビデオ」アプリで、動画にフィルターをかけたり、エフェクトを追加したりして、オリジナルビデオを編集できる

 

日常使いでのパフォーマンスは上位モデルと比べて遜色なし

スマホのパフォーマンス(処理速度)は、プロセッサーとメモリ(RAM)に大きく依存します。5Gのハイスペックモデルの多くは「Snapdragon 865」というプロセッサーを採用していますが、Mi 10 Liteは、ワンランク下の「Snapdragon 765G」を採用しています。ミドルレンジ向けとは言え、7nmプロセスで製造され、最大2.4GHzで8コアというスペックですから、日常的な操作で上位モデルとの差を感じることはないはずです。

↑「GeekBench 5」というアプリでベンチマークを測定した結果、Snapdragon 765G搭載モデルとして順当なスコアをマークした

 

メモリは6GBで、これも普段使いには十分な容量。ハイスペックモデルでは8GB以上のメモリを搭載する機種が増えていますが、相当なヘヴィユーザーでない限りは6GBで不満を感じる場面はほぼないでしょう。

↑スマホを快適に使うための統合アプリもプリインされている

 

バッテリー容量は4160mAh。筆者が1週間ほど使った印象では、1日で電池残量がピンチになることはなく、ゲームをしたり、動画を観たりしなければ、余裕で2日持ちそうな印象でした。5Gスマホは4Gスマホよりも消費電力が多く、大容量のバッテリーを搭載する傾向があるので、電池持ちは5Gスマホとして順当といったところでしょう。

 

5Gエリアが広がるほどに使用満足度も高まるはず!?

筆者の自宅付近は、残念ながら、まだ5Gエリアになっていません。なので、auのウェブサイトで5Gエリアを探して、広範囲で5Gの電波をつかめそうな渋谷に行ってみました。渋谷駅周辺は「5G」のピクトが表示され、概ね200〜600Mbps程度の実行速度を確認できました。

↑5Gエリアでは高速通信を利用可能

 

大事なことなので、あらためて書きますが、このスマホの一括価格は4万2740円で、「かえトクプログラム」を利用すると実質2万9900円です。この価格で、5Gの高速通信を体感できるんです! 5Gスマホを使ってみたいけど、どれも高くて……と二の足を踏んでいる人は、Mi 10 Lite 5Gを検討してみてはいかがでしょうか?

 

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