「スムージーが続かない人」必見! Ninjaのコードレス&センサー付きミキサーが便利すぎ

ミキサーといえば、購入してもしまい込みがちな調理家電の代表格。そんな中、シャークニンジャの小型キッチン家電ブランド「Ninja(ニンジャ)」が昨年発売したミキサーは、コンパクトで持ち運びできる独自の技アリ機能で高い評価を受けました。そのNinjaが、さらにパワーアップした新製品を2モデル発売。それが、コンパクトで持ち運びにも優れた「Ninja Blast Max コードレスミキサー」(以下、Blast Max)と、パワフルで賢い「Ninja Stealth iQ ミキサー」(以下、Stealth iQ)の2製品です。

↑コードレスで持ち運びもできる「Ninja Blast Max コードレスミキサー」。実売価格は1万4960円(税込)。
↑本格的な料理にも使いやすいパワフルな「Ninja Stealth iQ ミキサー」。実売価格は3万9600円(税込)。

水筒のように持ち歩ける大ヒット製品がより使いやすく進化した

シャークニンジャの小型キッチン家電ブランド「Ninja(ニンジャ)」は、2024年2月にアメリカから上陸。その最初の製品となったのが、持ち運びができるコンパクトミキサー「Ninja Blast コードレスミキサー」(以下、Blast)です。Blastはコードレスでどこでも利用できるほか、作ったスムージーをボトルから直接飲めるという手軽さから、昨年夏のヒット家電となりました。新製品の新Blast Maxはこれらの特徴はそのままにボトルが大容量化。さらに使い勝手が向上し、攪拌パターンも増えました。

↑コードレスタイプなのでアウトドアでも楽しめる新製品のBlast Max。ボトル容量が従来モデルの470mlから530mlにアップしています。

使い勝手で注目したいのが、ボトル部分を本体(モーター部)から分離できる「Twist&Go」機能です。従来モデルでも本体とボトルを分離させることは可能でしたが、分離に力が必要だったほか、分離後はボトル底にカバーを装着しなければならないなど面倒な作業が必要でした。一方、新Blast Maxは軽くボトルをひねるだけで、本体とボトルがカチッと分離。そのままボトル部分を水筒のように持ち歩くことができます。


↑スムージー作成後に本体とボトルを分離したところ。本体とボトルを合わせると約1110gの重量がありますが、重いモーター部を切り離すことでボトルの持ち運びが容易になりました。
↑ボトルのフタにはワンタッチでキャップが開く飲み口を配置。
↑持ち運びに便利なシリコン製のストラップもついています。ボトルとフタは食洗機で洗えるなど、使いやすさと手軽さにこだわりを感じます。

新モード追加で「液体がほぼない状態での攪拌」が可能に

コードレスミキサーは非力な製品も多いなか、Blastシリーズは凍らせた食材や、角氷までしっかり攪拌できるのもうれしいポイントです。さらに、新Blast Maxはボトル容量が大きくなったぶんモーターもパワフルに。さらに、従来6枚刃だったブレードが8枚刃になるなど、より強力な攪拌が可能になりました。


↑モーターがパワフルになったことで、充電には専用アダプターが必要になった点が唯一気になるところ。従来のUSB-Cによる充電より、やや面倒になりました。満充電でだいたい20回超の攪拌が可能です。

そして、見逃せない新機能が運転モードの追加です。従来モデルは「刃を一定速度で回転する」というシンプルな運転モードしかありませんでした。一方、新Blast Maxは3つの運転モードを搭載。従来と同じシンプルに刃を回転させる「Blend」のほか、断続的な動きを取り入れることで固形食材をしっかり混ぜて滑らかに仕上げる「Smoothie」、そして角氷などの硬い食材もパワフルに調理する「Crush」の3つのモードを搭載しています。


↑モードボタンを押すだけで、Blendモードなら約30秒、Smoothie/Crushモードは約34秒自動攪拌。よくあるミキサーのように、運転中にボタンを押し続けている必要はありません。

SmoothieやCrushといった断続的に刃を回転させるモードが追加されたことで、従来のBlastでは難しかった「液体がほぼない状態での攪拌」も可能になりました。このため、凍ったフルーツなどを利用すればシャーベットやジェラートのような水気の少ない料理も楽しめます。


↑冷凍フルーツとはちみつ、そして少量の牛乳を使ってジェラートのようなスムージーボウルを調理。ヘルシーな夏のオヤツとして楽しめます。

おまかせで好みの滑らかさに調整してくれる「Ninja Stealth iQ ミキサー」

料理などにも本格的にミキサーを利用したいなら、Blast Maxと同時発売されるStealth iQがオススメです。こちらは同社が昨年発売した「Ninja Twisti ミキサー」(以下、Twisti)の上位モデルとなる製品。1Lタイプの大容量ピッチャーと700ml容量の大きめカップのどちらも使えるパワフルなミキサーです。


↑「Ninja Stealth iQ ミキサー」は大型のピッチャー(写真)とカップどちらでも利用可能。
↑カップならパーツも少なく片付けが簡単です。

従来製品からの最大の進化点は、食材を検知して刃の回転速度や攪拌時間を自動的に調整する「BlendSenseテクノロジー」の搭載。食材をいれてスタートボタンを押すだけで、食材を検知して自動的に「良い感じ」の仕上がりにしてくれます。ちなみに、仕上がりは「標準」「ROUGH(粗め)」「SMOOTH(滑らか)」の3タイプから選択可能。同じ素材を攪拌しても、選ぶ運転モードで異なる食感が楽しめます。


↑アナログダイヤルの中央には液晶モニター画面が配置され、選択した運転モードがわかりやすいです。マニュアルモードでは1~10まで刃の回転速度を選べます。

新製品発表会ではROUGHとSMOOTHふたつのモードで作ったコーンスープを食べ比べることができました。SMOOTHは滑らかでスルリと喉を通るのに対し、ROUGHはコーンの皮のシャリッとした食感が楽しめました。


↑左がROUGH、右がSMOOTHで作ったコーンスープ。左はスプーンですくうとコーンの皮が若干残っているのがわかります。

フタを開けずに空回りを解消できるタンパーが便利

Ninjaならではの「タンパー」機能も従来モデルのTwistiから継続搭載しています。従来のミキサーでは、水分が少ない食材を混ぜる際、刃が空回りしてうまく攪拌できないことがありました。そのため、途中で何度もミキサーを止め、蓋を開けてヘラで混ぜてから再び攪拌する必要があったのです。しかし、Ninjaのミキサーに内蔵されるヘラ状の「タンパー」を使えば、ミキサー運転中でもピッチャー内の食材をかき混ぜることが可能。これにより、水分が少ない濃厚なソースやペーストなども、手間と時間を大幅に減らして作れるようになっています。


↑ピッチャー内に見える2本のヘラが「タンパー」。フタの上にあるダイヤルをぐるぐる回すことで、ミキサー動作中でもピッチャー内の食材をかき混ぜることができます。
↑サーモンのテリーヌのような水分の少ない食材も、タンパーを回すことでフタを開けることなく全体を滑らかに仕上げます。
↑完成したサーモンのテリーヌ。

ちなみに、従来モデルのTwistiは1100Wというミキサーのなかでもかなり強力なモーターを搭載。このため、殻つきの海老なども滑らかに攪拌できるパワフルさも魅力でした。新Stealth iQは消費電力は800Wになりましたが、モーターにBLDCモーターを使うことで従来より攪拌力はアップ。パワフルさと省エネを同時に実現しています。

持ち運び可能で手軽な「Ninja Blast Max コードレスミキサー」。ボタン一つでセンサーが仕上がりを調整してくれる 「Ninja Stealth iQ ミキサー」 。どちらのモデルも、一般的なミキサーのデメリットだった「面倒くささ」や「手間」を軽減してくれる新機能を搭載しています。いままで「ミキサーを買ったものの続かなかった」という人にこそ、一度チェックしてほしい製品ですね。

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エアコンと併用してもっと快適空間に! 熱中症リスクも低減する、おすすめ冷涼家電

エアコンはまだ替え時じゃないけれど「さらに快適」を追求したい! という人にオススメの室内向け冷涼家電をピックアップ。

ファンや冷却まくら、体調を管理できる温湿度計など、エアコン+αで効果が倍増するアイテムを近藤さん、小口さんに選んでもらった。

【私が選びました!】家電ライター・近藤克己さん
家電をはじめ、デジタル、防災、アウトドアまで幅広い分野の執筆・編集を行う。家電量販店の顧問を務めた経験もある。

【私が選びました!】家電ライター・小口 覺さん
ITから家電まで業界のトレンドに精通し、自慢したくなる家電「ドヤ家電」の命名者として知られる。単行本の執筆など幅広く活躍。

エアコンとの組み合わせで快適度が高まる冷涼家電

エアコンは重要な熱中症予防機器だが、それに組み合わせることで快適度が増す家電にも要注目。

「エアコンによっては室温を均一に保つ機能がなく、部屋の中で温度差ができて不快な場合も。そんなときは、サーキュレーターや扇風機で部屋の空気を掻き回して均一にすると、部屋全体が早く冷えて快適になります」(家電ライター・近藤克己さん)

さらに、熱中症の予兆を検知し知らせてくれるアイテムも有効だ。

「直射日光が当たらない屋内でも気づかぬうちに熱中症になってしまうリスクがあります。そのため、特に高齢者や子どものいる家庭には、熱中症アラートなど、危険を知らせる家電の導入をおすすめします」(小口さん)

部屋全体の空気を循環できるスタイリッシュなサーキュレーター

アイリスオーヤマ
WOOZOO 360 barrel
直販価格2万5080円

左右360°/上下90°の首振り機能を備えたサーキュレーター。広範囲に風を届けることで、部屋全体の空気を循環させ、エアコンの効率を向上させる。最大24パターンのエリア設定が可能で、衣類や人にピンポイントで効率的に「狙い撃ち送風」が行える。

SPEC(KCF-CDP18TEC1)
●羽サイズ:18cm●電源・入力:AC100-240V、50/60Hz●電源・出力:DC24V・2A●定格消費電力:34W●適用床面積:40畳●コード長:約1.8m●サイズ/質量:約W225×H342×D225mm/約2.3kg

↑本体下部に視認性の高いディスプレイを配備。表示を見ながら設定が行える。リモコンも付属し、離れた場所からの操作も可能だ。
↑工具を使うことなく、簡単に全分解が可能。パーツを取り外して、モップでホコリを払ったり、水洗いしたりして常に清潔を保てる。

【近藤’s Impression】360°送風可能だからエアコンの効率もアップ
「左右360°、上下90°、全方位にぐるりと首を回して空気を循環させられます。部屋中の温度と湿度を一定に保てるので、どこにいても快適。リビングのエアコンの冷気をカウンターキッチンへと送り込めば、灼熱のキッチンも和らぎ、心地良く調理ができます」

-19度(※)の冷却力で一晩中快適!半導体×水流で冷えるまくら

ロウダン
サイバーチルピロー
2万9980円(一般販売価格/Makuake割あり)

最新の冷却技術を採用した快眠枕。ペルチェ素子による半導体冷却と水冷循環システムとの組み合わせにより、頭部を-19℃(※)まで冷却し一晩中快適な温度を維持する。ネックブリッジ構造が首のS字カーブにフィットし、寝返りを打っても安定した姿勢をキープできる。

※:「-19℃」の表記は、体温を36.5℃とし室温20℃で測定したときの枕と体温の温度差の数値(ロウダン社測定結果)

SPEC
●モード:強冷/睡眠(強)/睡眠(弱)/温熱/ドライ●消費電力(冷却/加熱):40W/6W●水タンク容量:150ml●動作音レベル:睡眠モード<35dB、強冷モード<45dB●素材:ポリウレタン/ABS/スパンデックス●サイズ/質量:W580×H110-117×D450mm/3.2kg

↑内蔵するアクアコアチューブを通じて冷やされた水が循環。これにより、頭を均一に冷やして一晩中快適な温度をキープする。

【小口’s Impression】体を冷やしすぎず頭を冷やして快適に
「熱帯夜で寝づらいが、エアコンで体を冷やしすぎるのは避けたい。そんな人に試してほしいのが、頭を冷やす冷却まくらです。ペルチェ素子と循環する水冷システムにより、快適な眠りをサポート。逆に寒い季節にはヒーターモードで、首元を温められます」

コードレスなのにパワフルだから屋内/屋外を問わず大活躍

シャークニンジャ
Shark FlexBreeze
実売価格2万9700円

最大20m先まで風が届くパワフルさを持ち、最大24時間稼働可能な内蔵バッテリーを搭載したコードレスファン。独自の“リフトアウェイ技術”により、ワンタッチでスタンドから扇風機本体を取り外してコンパクトサイズにできるため、様々なシーンで活躍する。

SPEC
●モーター:BLDCモーター●風力調整:6段階(5段階+ブーストモード)●左右首振り:45/90/180°(自動)●上下角度調整:55°(手動)●充電時間:5時間●消費電力:34W(最大)●サイズ/質量(本体+スタンド):W350×H940×D350mm/約5.5kg

↑BLDCモーターにより、パワフルでありながら、驚くほどの静音設計を実現。ポータブルだから、寝室に持ち込んで就寝時に使用できる。

【近藤’s Impression】付属のアタッチメントを使えば簡単にミストシャワーが楽しめる
「水道ホースにつないでミストシャワーを放射すれば、気化熱効果で温度を最大5℃下げられます。バッテリーを搭載しコードレス使用が可能なうえ、本体だけを取り外してコンパクトになるので、キャンプやピクニックなどアウトドアの熱中症対策にも有効です」

暑さの危険度がひと目でわかり、早めの熱中症予防が行える

ライフオンプロダクツ
暑さ指数表示付人感センサー マグネットファン
直販価格4378円

暑さの危険度をアラート表示するデスクファン。温度と湿度を計測した暑さ指数によって危険度を3段階でアラート表示し、室内が危険な暑さになったらひと目でわかる。人感センサーを搭載し、消し忘れや無人の部屋での稼働など、ムダな電力の消費を抑えられる。

SPEC
●充電池:リチウムイオン電池3.7V 4000mAh●充電時間:約9時間●合計駆動時間(満充電時):2.5時間(強)〜16時間(微風)●風量調整:4段階(微風/弱/中/強)●コード長:約750mm(USB Type-C)●サイズ/質量:約W177×H200×D110mm/約475g

↑本体の底面にはマグネットを内蔵。フック用ホールも備えており、吊り下げたり、高い箇所へ設置したりできる。

【小口’s Impression】危険の度合いが色分けされ、ひと目で警戒レベルが視認できる
「温度と湿度を計測し、3段階(3色)のアラートを表示することで、熱中症の予防ができます。バッテリー駆動かつ本体内蔵のマグネットやフックで、設置の自由度が高く、キッチンや脱衣所、トイレといった狭いスペースの熱中症対策にも有効。人感センサー搭載もポイントです」

温度・湿度を高精度に計測し、体のコンディションを見守ってくれる

リズム
COMFOMETER
実売価格3980円

USBで給電するとバックライトが常時点灯。昼夜を問わず表示が見やすい。温度と湿度の状態から画面上部に「快適」状態、「熱中症」「インフルエンザ」の注意報を文字で表示、画面左右のカーソル表示で快適な温度・湿度を上下2段階レベルで知らせてくれる。

SPEC
●機構:クオーツ時計/高精度温湿度計●バックライト常時点灯:2段階(Hi/Lo)、OFF※USB給電時のみ点灯●電源:USB給電(Type-C DC5V 500mAh以上)または単4アルカリ乾電池2本●サイズ/質量:W113×H81×D38mm/約150g(電池含む)

↑USBで給電するとバックライトが常時点灯。明るさは2段階切替で、使用環境や好みの照度に選択できる。

【小口’s Impression】ユーザーの体調変化をいち早く知らせてくれる
「部屋の状態を視覚的にわかりやすく表示することで、熱中症やインフルエンザへの注意を促す温湿度計。快適な環境から離れると、画面に「熱中症」もしくは「インフルエンザ」の表示を点滅させて知らせてくれるので、日々の体調管理に役立てられます」

※「GetNavi」2025月7号に掲載された記事を再編集したものです。
※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

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コードレスで最大24時間使える扇風機!パワフルかつ静音、シャークニンジャ「FlexBreeze」シリーズ新製品

シャークニンジャは、コードレス扇風機の新ラインナップとして「Shark FlexBreeze Pro Mist(シャーク フレックスブリーズ プロ ミスト)コードレスサーキュレーターファン」と「Shark FlexBreeze HydroGo(シャーク フレックスブリーズ ハイドロゴー)コードレスサーキュレーターファン」の2製品を発表しました。5月30日発売の第一弾「Shark FlexBreeze」に続く形で、より多様なニーズに応えるモデルが7月1日から順次販売されます。

 

記事のポイント

屋内外問わず使えるコードレスの利便性はそのままに、Pro Mistモデルでは屋外での使用に最適な高品質ミスト機能を、HydroGoモデルではコンパクトさと手軽なドライミスト機能を搭載。暑い夏をよりアクティブに、そして快適に過ごすための新たな選択肢となりそうです。

 

FlexBreezeシリーズ共通の魅力:コードレスでパワフル、そして静か

FlexBreezeシリーズに共通するのは、基本性能の高さ。コードレスでありながら最大20m先まで風を届けるパワフルな送風力(※ブーストモード時)は、庭でのガーデニングやバーベキュー、キャンプ、子供のスポーツ観戦といった屋外シーンはもちろん、エアコンの冷気を効率よく循環させたい屋内でも活躍します。

 

Shark独自の「リフトアウェイ技術」も健在。ワンタッチでスタンドから扇風機本体を取り外せば、卓上ファンとして使ったり、低い位置から送風させたりと自由自在です。BLDCモーター搭載による静音設計により眠りを妨げにくく、生活のあらゆる場面で使いやすいでしょう。

 

さらに、最大24時間(※Pro Mist、風量1、首振りなし、ミストなしの場合)という長時間バッテリー、IPX5の防水性能、耐UV仕様といったタフさも備え、まさに場所を選ばない一台と言えます。夏だけでなく、サーキュレーターとして通年で使えるのも嬉しいポイントです。

 

屋外での快適さを追求するなら「Shark FlexBreeze Pro Mist」

 

「Shark FlexBreeze Pro Mist」は、特に屋外での快適性を高めるミスト機能が充実しています。付属の4.5L大容量タンクから水を供給し、細かなミストを風と共に送り出すことで、気化熱により周囲の温度を最大6.7℃低下させる効果が期待できます(※タンクに氷を入れ、扇風機から2.7m離れた環境での試験結果)。

 

ミストモードは「連続強」「連続弱」「断続弱」の3種類から選択可能。天候や状況に合わせて最適な涼しさを得られます。ミストは最大3m先まで届き、夏の屋外イベントやテラスでのリラックスタイムを格段に快適にしてくれそうです。ミスト駆動時間は連続強モードで約60分、断続弱モードなら約120分と、実用的ですね。

 

Shark FlexBreeze Pro Mist コードレスサーキュレーターファン
価格:3万4980円(税込)

 

手軽さと多用途性を両立した「Shark FlexBreeze HydroGo」

 

一方の「Shark FlexBreeze HydroGo」は、よりコンパクトで手軽さを重視したモデル。重さ約2.0kgと持ち運びやすく、タンク一体型デザインが特徴です。

 

こちらのミストは超微細な「ドライミスト」。屋内でも家具などを濡らしにくいのが利点です(※風量1~3の場合)。ミストボタンを押すだけで、最大1時間(※断続ミストモード、1回の給水時)のミスト運転が可能。気化熱効果で最大2℃温度を下げ(※気温30℃、風量3で0.9m離れた環境での試験結果)、お風呂上がりの脱衣所やクーラーのないキッチンなど、家の中のちょっとした暑さ対策にもぴったりです。

 

コードレス運転時間は最大12時間(※風量1、ミストなしの場合)。もちろん、IPX5防水性能と耐UV仕様も備えているため、屋外への持ち出しも安心です。カラーはグレー、ホワイトに加え、公式オンラインストア限定のブルーも用意されています。

 

Shark FlexBreeze HydroGo コードレスサーキュレーターファン
価格:1万9800円(税込)

自動ゴミ収集ドック付き、お手頃なコードレススティッククリーナー!シャーク「Shark EVOPOWER SYSTEM FIT+」

シャークニンジャは、コードレススティッククリーナーの新モデル「Shark EVOPOWER SYSTEM FIT」および、自動ゴミ収集ドック搭載モデル「Shark EVOPOWER SYSTEM FIT+」を2025年3月6日に発売します。全国の家電量販店、インターネットショップ、Shark公式オンラインストアなどで購入可能。

 

記事のポイント

本製品は、累計出荷台数100万台を突破した「EVOPOWER SYSTEM」シリーズの新モデルです。23年発売「Shark EVOPOWER SYSTEM NEO/NEO+」シリーズの「軽いのにパワフル」という特徴や、優れた使い勝手をそのままに、手に取りやすい価格になりました。「自動ゴミ収集ドック付きの掃除機」を探している人は注目です。

 

今回展開するモデルは、「軽量でありパワフル、使い勝手が良く、手に取りやすい価格」であるとのこと。

 

「FIT+」には、累計出荷台数30万台を超えるシャーク独自の「自動ゴミ収集ドック」が付属。掃除機本体をドックに戻すだけで、充電しながらゴミが本体から自動的に収集されます。約30日分のゴミをドックに溜めておけるため、ゴミ捨ての手間が減ります。HEPAフィルターが細かいホコリやアレルゲンを99.99%ドックに閉じ込めるため、排気もクリーンです。

↑ゴミが溜まったダストボックスは、ワンタッチで簡単にゴミ捨て完了。ダストボックスは水洗いが可能です

 

また、ゴミの量に応じて吸引力を自動調整し、効率的な掃除を叶える「iQセンサー」や、フローリングからカーペットまで様々な床に密着し、一度で大小多くのゴミを取り除けるマルチフロア対応 Shark独自ヘッド「ブラシレスパワーフィン」を搭載。

↑「iQセンサー」は、ゴミの量に応じて、ハンディ上部のiQアイコンの色が緑、黄、赤の3色に変化。ゴミの取り残しや掃除の完了が一目でわかる

 

家具の上や狭い場所を掃除したい時には、片手でリリースボタンをつまんでハンディクリーナーに変えればOK。付属のアクセサリーを付け替えれば、色々な場所の掃除に使えます。ゴミ捨てはボタンを押すだけで完了し、ゴミに触れる必要がないため衛生的です。

また、インテリアになじみ、見えるところに置きたくなるスタイリッシュなデザインと、日本の住環境になじむカラーを採用しているといいます。

 

シャークニンジャ
Shark EVOPOWER SYSTEM FIT
市場想定価格:4万9500円(税込)
カラー :グレー

Shark EVOPOWER SYSTEM FIT+
市場想定価格:6万4900円(税込)
カラー :グレーシアブルー

【2024年の感動家電ベスト5】「そう来たか!」家電のプロが唸った電気ケトルって?

2024年に発売された数多くの家電のなかで、プロの心をもっとも動かしたアイテムは何だったのか? 今回は、テレビや雑誌、YouTubeなど数多くの媒体で活躍する家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさんにベスト5を挙げてもらい、感動ポイントを語っていただきました!

私が解説します!
家電ライフスタイルプロデューサー・神原サリーさん

新聞社勤務、フリーランスライターを経て、家電ライフスタイルプロデューサーとして独立。「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」べく、東京・広尾の「家電アトリエ」をベースにテレビやラジオ、雑誌やウェブなどさまざまなメディアで情報発信中。家電を「感動ベース」で語れる担い手として、その独自の視点にメーカーの開発者やマーケティング担当者のファンも多い。

 

1.「おいしくて使いやすくて、お手入れがラク。肌も胃腸も調子がいいのです」

ヒューロム 

スロージューサー H70ST

実売価格6万5780円(税込)

食材にかかるストレスや熱を最小限に抑え、ゆっくり、しっかりと搾汁。熱に弱い酵素やビタミンC等も壊さずに抽出でき、空気の混入も少ないため食材の酸化も抑えます。内径13cmのメガホッパ―を採用することで、食材を小さく切る手間が不要。皮ごと食材を入れスイッチを入れたら、ハンズフリーでジュースが完成します。アタッチメントを変えれば、凍らせたバナナやベリーなどの果実を使ったフローズンデザートも作れます。

↑内径13cmのメガホッパ―採用で、食品を細かく切らなくてもOK

 

【サリーさんの感動ポイント】

「果物や野菜の下ごしらえが不要でほったらかしでOK。おいしくて使いやすくて、お手入れがラク」これに尽きますね。また、静音性も優秀で、テレビのロケのときに、運転を止めずに話しても大丈夫だったほど。ヒューロムのメガホッパー付きスロージューサーのなかでも断然スリムで設置性がよく、シンプルで美しいデザインも気に入っています。

 

アトリエではほぼ毎日、これを使ったフレッシュジュースを飲んでいて、とにかく肌も胃腸も調子がいいのです。家族のリクエストで自宅にも一台導入。息子によるとダイエットにも役立ったようで、「おいしくて腹持ちがいいから、食べる量が減ってお腹の調子も快調」とのこと。野菜や果物をたっぷり摂りたいけれど、準備や後片付けが面倒なのは苦手という方にはぴったり。消化がよくて胃腸に優しいので、病後や高齢の方にもオススメです。

↑搾りかすの中に不溶性食物繊維を排出することで、舌触りがよく、消化吸収の良いジュースができます

 

2.「格調高いデザインに一目惚れ。カフェラテやラテマキアートがカンタンに作れます!」

ネスプレッソ 

ヴァーチュオ クレアティスタ

実売価格9万9000円(税込)

独自の「セントリフュージョン(遠心力抽出法)」を搭載。カプセルを回転させながら遠心力を使ってお湯を注入することでコーヒー豆全体にお湯を行き渡らせ、豊かなアロマと味わいを引き出します。フォームミルクの温度とテクスチャーの調節が可能な「ミルク温度ボタン」と「ミルクテクスチャーボタン」を搭載し、カフェラテやラテマキアートなどの各レシピに最適なフォームミルクを簡単に作ることができます。

↑「ミルク温度ボタン」と「ミルクテクスチャーボタン」でそれぞれ好みのレベルに設定。スチームボタンを押すだけで、レシピに応じた最適なフォームミルクが作れます

 

【サリーさんの感動ポイント】

ステンレススチールの質感となめらかな曲線を描くフォルムが織りなす格調高いデザインに一目惚れ。そこにあるだけで、まるでカフェにいるかのようで心が躍ります。スチームパイプの円を描く持ち手と、内側に施された赤い色も素敵!

 

使い方は、実はとても簡単。スチームボタンを押すだけで、ふわふわモコモコのカフェラテやラテマキアートを楽しめるなんて、まさに感動もの。これまでブラックで味わうことが多かったコーヒーにミルクレシピが加わって、仕事の合間のカフェタイムがぐんと充実しました。お客様にお出しすると驚かれるのも、ちょっとうれしいポイント。エスプレッソからラテマキアートまで多彩に楽しめるので、家族でコーヒーの好みが分かれる場合もおすすめですよ。

 

3.「取り回しの良さに納得。苦手だったアイロンがけが楽しくなりました!」

パナソニック 

コードレススチームアイロン NI-QL300-Y(サニーイエロー)

実売価格6600円(税込)

パナソニック史上最軽量クラスの約750gで、手に収まるサイズ感のコンパクトモデル。スタンドは長さ約235mmと省スペースで置けるのも特徴です。約50秒で素早く立ち上がるのでサッと手軽に使えるほか、スリムヘッド採用で細かい作業がしやすく、ドライ/スチームのモード切り替えもワンプッシュでOK。キャリーケースが付属し、準備も片付けもカンタンです。

↑収納に便利なキャリケースが付属

 

【サリーさんの感動ポイント】

コンパクトなデザイン、気持ちが明るくなるサニーイエローのカラーに感動! 小回りの利く機動性やコードリール付きで収納性がいいところなど、取り回しの良さに納得しました。パワフルなスチームショットで、衣類スチーマーのように使えるのも本当に便利。軽くて手軽に使えるので、苦手だったアイロンがけが楽しくなり、腕前も上達した気分です。アイロン嫌いな人、衣類スチーマーだけでは足りず、プレスできるアイロンを探している人、アイロンのコードが邪魔だと思っている人などにオススメ。お手ごろ価格なので、友人やお世話になった方へのプレゼントにしてもいいですね。

↑スリムヘッド採用で細かい作業がしやすいです

 

4.「電動ノズルが付属し、『最強の掃除機』に。コードレススティック掃除機が不要になりました」

シャークニンジャ

EVOPOWER DX(エヴォパワー デラックス) WV517JST

実売価格3万4980円(税込)

初期モデル「EVOPOWER W35」との比較で吸引力が2.5倍にアップ。駆動時間が従来の35分から最大40分に延びたほか、ハンドルの角度を変え、フィンガーグリップ部分にゴム素材を採用するなどしてより扱いやすくなりました。前モデルの「EVOPOWER EX」よりLEDヘッドライト照射の幅を広くし、より多くのゴミを照らし出せるのも便利です。

↑より手にフィットしやすいよう、ハンドルの角度を変えました

 

【サリーさんの感動ポイント】

「EVOPOWER」シリーズはスタイリッシュなデザインとカラーが魅力ですが、特に本機のライトモカは上品な色合いでアトリエにも馴染んでいて大好きです。さらに、吸引力も駆動時間もアップしたうえ、カーペットやラグにも使えるフロア用電動ノズルが付属したことで「最強の掃除機」になりました。コードレススティック掃除機が不要になり、もはやロボット掃除機とこのEVOPOWER DXがあれば十分。一人暮らしや高齢の方のメイン機としてもオススメです。

↑フロア用電動ノズルを使えば、通常の掃除機として使えます

 

5.「『そう来たか!』と唸るデザイン。沸くまでの時間で、目でも耳でも癒してくれる」

バルミューダ

MoonKettle(ムーンケトル) KPT02JP

実売価格2万7500円(税込)

古くから使われ続けるやかんの機能美をとり入れ、現代の道具としてコンパクトにデザインされた電気ケトル。湯沸かしを待つ間、電源ベースが優しく発光し、サウンドが流れるのがユニーク。半月型のハンドルによるスムースな注ぎ心地も特徴です。湯温は50℃から100℃まで1℃単位で温度設定が可能。KEEPボタンを押すと、30分間温かい状態を保つことができます。容量は900mlで、カラバリはブラックとホワイトを用意。

↑50℃から100℃まで1℃単位で温度調整が可能です

 

【サリーさんの感動ポイント】

円を描いた取っ手が何とも味わい深く、道具としての美しさが光るデザインで、発表会で初めて見たときに「なんとまあ、そう来たか!」と唸ってしまいました。現在は、ホワイトモデルをアトリエのデスクからもっともよく見えるところに置いて、見るたびに「うふふ」とほほ笑んでいます。眺めているだけで幸せになるのです。

 

お湯を沸かし始めると、ケトルの下のLEDライトが光り、ゆらゆらと炎のようなゆらめきを見せて電化製品ではないような趣があります。カチコチという時を刻むようなサウンドも聞こえてきて、目でも耳でも癒してくれるのはさすがバルミューダ。お湯が沸くまでの時間まで楽しいものに変えてしまうなんて! 温度調節機能がついているので、いろいろな飲み物に応じた湯温で沸かしたい人にもいいですし、何より、デザイン性や世界観を大切にしたい人にオススメです。

↑沸かしている間、電源ベースが発光してサウンドが流れます

 

2025年の家電は「インテリアそのもの」と言える質感、デザインを実現してほしい

2024年はコンパクトで高級感のあるもの、機能性にもデザイン性にも優れた家電が増えてきたのはうれしいことです。コンセプトモデルの段階でしたが、5月には日立の冷蔵庫「Chiiil(チール)」とカリモク家具がコラボした「家電なのに家具」といったモデルが登場したのも興味深いことでした。

↑日立Chiiilとカリモク家具が共同開発したプロトタイプ

 

10月には、シャープが隈 研吾さんの事務所に監修をお願いした木製の空気清浄機が登場していますし、「家電の家具化」や、バルミューダのMoonKettleに見られるような「和のデザイン」はこれからも顕著になるのではないでしょうか。そして、それは日本の家電が世界へと羽ばたいていく証になると思います。

 

2025年は、「インテリア性が高い」のではなく、「インテリアそのもの」として存在できるような質感、デザインの家電を望みます。また、「思いがけない場所に置ける〇〇」「思いがけない形をした〇〇」…というように、私たちが「当たり前」だと思っていた暮らしを変えてしまうような、新しい提案ができる家電の登場にも期待しています。