10月24日、株式会社スタートトゥデイが「ZOZOTOWN」で実施している“送料自由”サービスの利用状況を公開。“最もお金を払っていない県”が判明し「やっぱりこういうのって地域性がでるんだな…」と注目が集まっている。
出典画像:「株式会社スタートトゥデイ」公式サイトより
送料ワーストは納得の結果に!?
送料を利用者側が最低“0円”から自由に設定できる同サービス。今回の発表によると、全国の平均送料は96円。“0円”を設定した注文の割合は43%という結果になった。
そんな中注目を集めたのは「都道府県別 平均送料ランキング」。同ランキングは、サービス開始日の10月1日(正午)から10月23日(午前0時)までの平均送料を算出したものとなっている。
出典画像:「株式会社スタートトゥデイ」公式サイトより
さっそくトップ3を見てみると、1位が「福島県(111.73円)」、2位が「岩手県(111.08円)」、3位が「青森県(110.79円)」と東北勢が占める結果に。ネット上では「東北民あったけえ…」「業者さんにお茶を振る舞って立ち話する姿が目に浮かんだ」との声が上がった。
一方でワースト3は、47位が「奈良県(86.05円)」、46位が「大阪府(88.68円)」、45位が「兵庫県(88.78円)」と近畿地方が席巻。この結果には「関西圏www」「さすが堅実というかケチというか…」「納得の結果過ぎて笑ったわ」との声が続出。
そして関西に住んでいるユーザーからは、「奈良県民だけど余裕で0円にするわ」「0円で良いって言ってるのに0円にしない心理がわからん」「関西人だけど、これは紛れもなく地域性だと思う」との声が。意外とランキングに納得する人も少なくないようだ。
「関西人=ケチ」は早計かも?
一方で今回のランキングには「何でこれを発表したんや…」「関西民を晒すのやめて」「またこれで関西圏の人=ケチってイメージが定着するやん」との声も。確かに同ランキングではあまりに“予想通り”な結果だったため面白がる人が続出したが、集計はあくまで「ZOZOTOWN」利用者に限ったもの。それも0円から3000円の中で送料を設定出来る同サービスにおいて、1位と47位の差は約20円。これをもって「関西人=ケチ」と決めつけない方がよさそうだ。
とはいえ「見事に商人の街が送料低いな」との声もあるように、興味深い偏りが出たのも事実。例えば商人文化が栄えてきた関西圏は言わずもがな、東北地方の中でも“仙台商人”で知られる宮城県は30位(96.39円)と頭一つ抜けて平均送料が低い。
賛否の声が上がった「都道府県別 平均送料ランキング」だが話題性は十分。あくまで1つの“データ”として楽しもう。