AIでサウンドを強化したJBLのBluetoothスピーカー「Flip 7」「Charge 6」

ハーマンインターナショナルは、世界最大級のオーディオブランド「JBL」より、ポータブルBluetoothスピーカー「JBL Flip 7(フリップ)」と、モバイルバッテリー機能搭載ポータブルBluetoothスピーカー「JBL Charge 6(チャージ)」を2025年4月10日(木)より順次発売します。

「JBL Flip 7(フリップ)」。

 

記事のポイント

人気のJBLブランドのBluetoothスピーカーの最新作は、AIがリアルタイムで音を調整する機能を搭載し、サウンドを強化。持ち運びに便利なストラップも搭載され、ポータビリティも強化されています。

 

「JBL Flip 7」は、片手で持ち運べるコンパクト設計ながら、室内や屋外など場所を問わず迫力のあるサウンドを楽しめるのが特徴。新たに、スピーカーの振幅をリアルタイムでAIが分析する「AI Sound Boost」によるサウンドの強化に加え、付属のストラップを付け替えることにより、持ち運びの利便性も高めています。

「JBL Flip 7」のカラバリ。

 

また、より強力なアンプ内蔵にさらなるパワフルサウンドを実現し、モバイルバッテリーとしても使用できる「Charge」シリーズから最新モデル「Charge 6」も同時に登場。シリーズとしてはじめて、デタッチャブル・ストラップを付属し、ポータビリティを高めています。

「Charge 6」のカラバリ。

 

両モデルともに、2024年発売のBluetoothスピーカー「Go 4」「Clip 5」と同様の全9色のカラーバリエーションが用意され、自分好みの1色を選ぶことができます。

 

「Flip 7」「Charge 6」共通の特徴

●スピーカーの能力をリアルタイムで最大限に引き出す「AI Sound Boost」機能搭載

●心踊る9色の豊富なカラーバリエーション

●USB-C経由でのロスレスオーディオ再生に対応(最大48kHz/24bit) ※FWアップデートにより対応

●屋内から屋外までどんなシーンでも活躍する、より強化された防水・防塵(IP68)性能

●ワイヤレスステレオモードや複数台同時再生を実現する「Auracast」に対応

●7バンド25段階に強化したイコライザー搭載の「JBL PORTABLE」アプリ対応

 

「Flip 7」の特徴

●PushLockシステムでカラビナやストラップの交換可能

●ペットボトルサイズの筐体で片手での持ち運びも車内のドリンクホルダーへの収納可能

●最大14+2時間の再生時間(「Play Time Boost」で最大2時間延長)※充電・再生時間は使用環境により異なります。

 

「Charge 6」の特徴

●最大24+4時間の再生時間(「Play Time Boost」で最大4時間延長) ※充電・再生時間は使用環境により異なります。

●取り外し可能なストラップ仕様により用途に応じて使い分けができる3ウェイスタイル

 

また、昨年の実施で好評を得た、国内最大級のスニーカーアプリ「スニーカーダンク(スニダン)」とのコラボレーションを今年も開催。抽選でレアスニーカーが当たるプレゼント企画が実施されます。本企画では、「Flip 7」「Charge 6」の心躍るカラー展開に合わせたスニーカーを9足が用意され、豊富なカラーバリエーションでファッション性の高いポータブルBluetoothスピーカーとマッチするレアスニーカーがセットで当たります。さらに、「スニダン」でも会員登録の上で応募すると、当選確率が2倍にアップします。

 

<プレゼントキャンペーン概要>

・開催期間:2025年4月3日(木)~5月31日(土)

・応募方法:春キャンペーン特設サイトから好きなスニーカーとスピーカーのセットを選んで必要事項を入力。詳しくは特設サイトの応募規約を確認ください。

・春キャンペーン特設サイト:https://jp.jbl.com/spring2025

 

JBL
ポータブルBluetoothスピーカー「JBL Flip 7」
2025年4月10日発売
直販価格:1万9800円(税込)

 

JBL
ポータブルBluetoothスピーカー「Charge 6」
2025年4月24日発売
直販価格:2万7500円(税込)

AIが番組に合わせて音を最適化! コンパクトサイズのサウンドバー「S20A」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、「LG Soundbar」シリーズの新モデル「S20A」を、2025年3月10日(月)よりLG公式オンラインショップおよび一部販売店で順次発売します。実売予想価格は2万円前後(税込)。

LG Soundbar「S20A」

 

記事のポイント

価格とスペックのバランスのとれたエントリークラスのサウンドバー。サイズもコンパクトでテレビの前に置いても邪魔になりにくく、初めてサウンドバーを導入するという人にオススメです。

 

「S20A」は、最大出力50Wで、「Dolby Audio」や「DTS」に対応したエントリークラスのサウンドバー。くっきりと聴こえる明瞭なサウンドに加え、内蔵ウーファーによる深みのある低音が楽しめます。また、ウーファーだけではなく、低音域の増幅・補強を行うパッシブラジエーターを背面に2基搭載しているため、重低音に迫力をプラスし、音痩せを感じさせない、豊かなサウンドを再生します。

 

視聴コンテンツにあわせてAIが自動でサウンドを最適化する「AIサウンドプロ」機能により、ニュースを見るときは人の声を聴きやすく、映画や音楽を鑑賞するときは臨場感あふれるサウンドに切り替わります。

 

LGサウンドバーとLGテレビを連携させ、各種設定変更ができる「WOW Interface」に対応。「S20A」とLGテレビを接続すると、テレビ画面上のwebOSのメニューにサウンドバーの設定項目が追加され、サウンドバーの音量調整や設定変更ができます。また、手持ちのスマートフォンに「LG ThinQ」アプリをダウンロードすると、スマートフォンからサウンドバーを操作することも可能です。

 

横幅650×高さ63×奥行99mmのコンパクトボディでテレビ下にもすっきりと設置しやすく、前面にはスリムな印象を与えるデザインを施しています。また、テレビ下に設置しても光の反射が起きにくいマットな質感で、テレビ視聴の邪魔をしません。

 

LGエレクトロニクス・ジャパン
サウンドバー「S20A」
2025年3月10日発売
実売予想価格:2万円前後(税込)

5.4億円超の支援が集まる鹿島建設のスピーカー「OPSODIS 1」を体験! 「凄い、としか言いようがない」ワケ

数々の高層ビルやダム、コンサートホールなどを手掛けてきた建設会社、鹿島建設が“スピーカー”を開発したことをご存知ですか?

 

そのスピーカーとは、立体音響技術「OPSODIS」(オプソーディス)を活用したもので、その名もズバリ「OPSODIS 1」! 現在、クラウドファンディングサービス「GREENFUNDING」にてプロジェクトを展開中です。

 

今回、GetNaviが運営する”モノ好きのための、モノ好きによるコミュニティー”、GetNavi Salonは、メンバー向けの限定イベントとして「OPSODIS 1体験会」を実施しました。その模様をレポートします。

↑鹿島建設にて行われた、「OPSODIS 1体験会」の様子

 

鹿島建設がなぜスピーカーを開発したのか

↑「OPSODIS 1」について説明してくれたOPSODIS LIMITED 事業統括推進部長の村松繁紀氏、そして営業統括部長の渡邊明彦氏

 

まず誰もが気になるのは、「なぜ国内大手建設会社である鹿島建設がスピーカー開発に乗り出したのか?」という点ではないでしょうか。

 

そもそも鹿島建設が創業されたのは1840年、江戸時代にまで遡ります。いち早く洋風建築に取り掛かり、日本初の鉄道工事や原子力施設の施工など、常に先進的な挑戦を続けてきました。そして1949年に、建設会社として初めて独自の技術研究所を設立。研究テーマのひとつとして“騒音と振動の制御”に取り組みました。

 

その成果により、鹿島建設はサントリーホールやヤマハホール、「ZEPPのなかでも音が良い」と評判だというZepp Osaka BaysideやZepp Hanedaなどを建設してきました。

 

これらの音楽ホールの音響設計を通じて生まれたのが、立体音響技術「OPSODIS」です。この技術を世に広めるため、これまではオーディオメーカーなどへの技術提供を行ってきましたが、今回ついに自社で音響エンジニアのスペシャリストチームを結成し、「OPSODIS 1」スピーカーの開発に至った、というわけです。

立体音響技術「OPSODIS」が採用されたシャープのシアターバーシステム「8A-C22CX1」(写真奥)と、ウェアラブルネックスピーカー「AN-SX8」(写真手前)

 

体験会では村松氏による「OPSODIS」の詳細説明が行われましたが、なんといっても論より証拠。片方のchの音を打ち消すクロストークキャンセル技術のデモを体験してみると、スイートスポットではたしかに片chの音しか聴こえないのに、ちょっと位置を外れると左右chの音が聴こえだす手品のような現象に、参加メンバーからは「すごい! 不思議ですね」と笑みがこぼれていました。

 

またラジコンがぐるぐるとカメラ(マイク)の周りを走る様子を収録したデモでは、その立体感に思わず感嘆の声が上がるシーンも。前後・左右だけでなく、上下の再現性が高いことも「OPSODIS」の特徴だそうです。

↑「OPSODIS」のデモを体験した参加メンバーは、その効果に驚いていました

 

「22.2chを再生できる環境を構築できればいいですが、自宅にそれだけのスピーカーを置ける人がどれだけいらっしゃるでしょうか。前方のスピーカーだけで立体音響が再現できるのがOPSODISの強みです」という村松氏の説明に、参加メンバーはみな「確かに」と頷きました。

 

参加者が驚いた「OPSODIS 1」の実力

そしていよいよ、この「OPSODIS」技術を採用したスピーカー「OPSODIS 1」の試聴が始まりました。

 

「OPSODIS 1」は「周波数別スピーカー配置」に準じた3ウェイ6スピーカーを搭載、6チャンネルマルチアンプで駆動する方式。入力はUSB-C、3.5mmアナログ、光デジタル、Bluetoothを備えています。

↑スピーカー「OPSODIS 1」。カラーはブラックとシルバーの2色展開です

 

スマートフォンやタブレットで様々な映像コンテンツが楽しめるいま、デスクトップユースしやすい小型サイズなのが魅力的。サウンドバーとは異なり、スピーカーとリスナーの距離は60cmほどがベストで、離れればそれだけ音の定位がぼやけていくとのこと。もしテレビと接続したいときは、「OPSODIS 1」をテレビの近くではなく自分の近くに設置することで効果を最大化できます。

 

とはいえ多少距離があっても問題はなく、また「OPSODIS 1」を中心に90度の範囲に収まるようであれば立体効果は感じられるそうなので、スピーカーから少し離れた位置に2人並んで座って聴く、ということも可能です。小さなサイズから誤解されそうですが、決して「一人用スピーカー」ではないというのもポイントですね。

↑「OPSODIS 1」には操作リモコンやアプリは用意されておらず、天面のボタンから入力やモード切り替えを行います。これは自分の近くに置いて使用することが想定されているためで、シンプルな操作で使えるというメリットにもつながっています

 

「OPSODIS 1」のサウンドを聴いて、筆者がまずお伝えしたいのはとにかくスピーカー製品として高音質であるということ。これは当たり前のようですが、正直なところ、立体音響を再現するために音質を犠牲にしているオーディオ機器は少なくありません。高音質という当たり前を実現していることが、「OPSODIS 1」のレベルの高さを物語っています。

 

そして立体音響の再現性が驚異的で、背後の音まで明確に再現されます。試聴した会場は後ろに空間が大きく広がっていて、背後の音の再現が難しい環境でしたが、「OPSODIS 1」はそういった環境に左右されずに回り込む音まで描写できています。その再現性の高さは、実際にリアスピーカーを設置したサラウンドシステムにも引けを取らないと思わせるほどで、高音質と相まって非常にリアリティがあります。

 

村松氏も、

「今回は極限まで本体サイズを小さくしながら、立体効果は高く、なにより良い音は絶対に諦めない、という姿勢で開発しました。そもそもの音が良くなければ、サラウンド効果を高めても意味がありません。基礎的な再生能力が優れているからこそ、立体的に聴こえたときに“感動する音”になると考えています」

と音質へのこだわりを強調していました。

 

またバイノーラル音源やDolby Atomos(2chに落とし込まれたもの)のような立体音響として制作された音源はもちろん、ステレオ音源であっても広がりを感じられるのも「OPSODIS 1」の特徴です。これは「普通のステレオ音源であっても、位置情報が記録されていればそれを再現することで立体感が出るため」(村松氏)とのことですが、実際に音場に奥行きが出てきて、聴いていて楽しくなります。なお、サウンドモードは「Narrow」「Wide」「Simulated Stereo」の3種類が用意されていて、通常のステレオスピーカーを再現した再生も可能。どの音源もすべて立体的にしてしまう、ということはないのでご安心ください。

 

GetNavi Salonメンバー・くりさんコメント

サラウンドが好きで自分でも取り組んでいますが、サラウンドってどうしても音のクオリティが下がってしまうことが多いんですよね。だから正直にいうと今回そんなに期待していなかったんですが、「OPSODIS 1」はS/Nもすごく良いですし、素音のクオリティが高いのに驚きました。個人的にはもう少し重低音が欲しいので、気が早いですがスピーカー口径の大きな後継機にも期待したいです。

 

 

GetNavi Salonメンバー・つば輔さんコメント

凄い、としか言いようがないですね(笑)。戦争映画を視聴したら、弾が横をすり抜けていって、まるで自分が戦場にいるかのようでした。驚いたのは、聴く位置によって聴こえ方がぜんぜん違ったことです。技術の説明を受けて理解はしたつもりでも、実際にその効果がこれほどあるのかと。購入するかどうか、じっくり考えたいです。

 

とんでもない没入感、OPSODISの世界を体験してほしい

まさに「OPSODIS」の成り立ちがそうであるように、体験することに勝る納得はないでしょう。「OPSODIS 1」は、実際にその音を聴くか聴かないかで、大きく印象が変わる製品だと思います。具体的には、評判以上のサウンドで、“良い方向“に印象が変わるはずです。

 

鹿島建設としても「体験の場を今後増やしていきたい」そう。現在、実機展示が行われているSHIBUYA TSUTAYAおよび蔦屋家電+のほか、大阪、名古屋、広島、福岡、札幌など全国で試聴できるよう準備を進めているとか。

 

最新情報はクラウドファンディングサイトで告知されるそうなので、ぜひ定期的にチェックを。そして、もしお近くで試聴できるようになったら、ぜひ足を運んで「OPSODIS 1」の音を体験してみてください。その没入感の高さに、きっと驚かれることでしょう。

 

立体音響技術「OPSODIS」とは?

この「OPSODIS」について 簡単にいうと、「人が聞いている音をそのまま録音した『バイノーラル音源』をスピーカーで再現する技術」となります。

 

たとえば「良い音の音楽ホールを作りたい」といっても、「良い音」の捉え方は人それぞれ。そのイメージをホールの建設前に共有する必要がありますが、図面の段階でコンピューターシミュレーションを行って出てきた数字やデータでは、その意味がわかる研究者にしか音の想像がつきません。そこで、実際にどのように音が聴こえるのかを再現できるように、英サウサンプトン大学・音響振動研究所と共同開発されたのがOPSODISです。

 

「OPSODIS」は「Optimal Source Distribution Technology(最適音源配置)」という音響理論から命名されていて、次の4つのキーテクノロジーを採用しています。

 

周波数別スピーカー配置:スピーカーユニットを周波数別に配置することで、通常のステレオスピーカーで起こる左右スピーカーの干渉を防ぎ、全周波数にわたって制御パフォーマンスを高めて音質を向上する

 

クロストークキャンセル:左右スピーカーの音を適切にコントロールすることで、左耳には左耳だけに聴かせたい音、右耳には右耳だけに聴かせたい音を届ける技術。従来よりも音のロスを出さず、長時間でも聴き疲れしないサウンドを実現する

 

ステルス・スピーカー:スピーカーの音がリスナーの両耳に届くまでの伝達特性Cを無響室で測定して、その逆関数Hを用いて制御することでスピーカーの存在をステルス化。これにより、前方のスピーカーだけで左右・上下・前後・遠近など360度全方位の音を再現する

 

立体音響データベース:音波と両耳の関係にまつわる膨大かつ精密な実験データを元に、音に含まれる空間情報をスピーカーに付与することで、バイノーラル音源だけでなく、5.1ch音源や22.2ch音源なども立体音響として再現する

 

↑「OPSODIS 1」の筐体。正面に高音部(ツイーター)、その両側に中音部(ミッド)、外側に低音部(ウーファー)を配置

 

GetNavi Salon
トレンド情報誌「GetNavi」やモノ・コト・暮らしのレビューウェブメディア「GetNavi web」から派生したモノ系コミュニティ。
モノを買ったり、所有したりする「喜怒哀楽+得」を、「モノ」や「買い物」を愛するメンバーのみなさんと共有。“贅沢なモノ”ではなく、“贅沢にモノ”と出会い、それを語り合う機会や時間を作り出します。

 

鹿島建設
OPSODIS 1
価格:7万4800円(税込)

雨の中でも良音再生するポータブルスピーカー! プロ厳選「感動のサウンド」を奏でる最新機器

スマホのスピーカーでは物足りないが、コンポまではちょっと……という人にオススメなのが、ポータブルスピーカー。スマホとワイヤレスでつなぐだけで、やっかいな設定もなく手軽に良音が楽しめる。多くが小型・軽量で持ち運びできるので、自宅だけでなく外出先でも使えて便利だ。

 

感動のサウンドを奏でる、ワンランク上の最新ポータブルスピーカーを、テクニカルライターの湯浅顕人さんが紹介する。

 

Beats「Beats Pill」は内部がアップグレードされ、サウンドがパワフルに進化

Beats
Beats Pill
実売価格2万4800円

 

大型化した独自のレーストラックウーファー、再設計されたツイーターなど内部がアップグレードされ、部屋中を満たすパワフルなサウンドを創出。USB-Cケーブルでつなげば、優れた音質のロスレスオーディオを楽しめる。

 

サイズアップした独自のレーストラックウーファーを搭載。動かせる空気が90%増加し、より深みのある低音を実現した。

 

ロスレスオーディオの再生に対応。USB-CケーブルでPCやスマホ、DAPなどとつなげば、ロスレスオーディオの高解像度なサウンドを楽しめる。

IP67等級の防塵・ 耐水性能を持ち、プールやビーチ、雨の中でも安心。最大24時間持続するバッテリーを備え、日帰りキャンプなら余裕で稼働する。

 

湯浅’sCheck!
PCとつないで高音質なロスレスサウンドを堪能

「固定されたツイーターによる、中高音域の美しさが魅力。PCにUSB接続すると、ロスレス音質で出力できる外部スピーカーとして使え、ゲームや動画鑑賞を遅延を気にせず楽しめます」

 

ソニー「ULT FIELD 1」はコンパクトなボディながら、パワフルでクリアなサウンド

ソニー
ULT FIELD 1

実売価格1万7860円

 

アリーナの最前列にいるような臨場感を体感できる一台。ウーファーとツイーターを搭載し、コンパクトボディながらパワフルな低域とクリアな高域を再生する。縦置き、横置きどちらでも使用可能なので、置き場所を問わず楽しめる。

 

IP67等級の防水・防塵性能を備え、バスルームでもリスニングを楽しめる。サビにも強く、ビーチなどのアウトドアでも活躍。

 

ULTボタンを装備。ULT POWER SOUNDをオンにすると、ダイナミックな低音を創出する。ウーファーとツイーター搭載により幅広い音域をカバー。

 

湯浅’sCheck!
音楽を手軽かつ良音で楽しみたい人に!

「重低音の大迫力と、高域の美しさを兼ね備え、正面から向かい合って高音質で楽しみたい人向けです。防水・防塵だけでなく防錆性能も備え、風呂や海岸で高音質を楽しみたい人にも◎」

 

ビクター「ポータブルワイヤレススピーカー」は小型ながら上質なサウンドと豊かな音楽空間を楽しめる

ビクター
ポータブルワイヤレススピーカー SP-WS02BT
実売価格1万9800円

 

デスクトップサイズの小型ボディながらウーファーとツイーター、大型のパッシブラジエーターを搭載。クリアな中高域と重厚な低音のステレオ再生を満喫できる。エンクロージャーに天然木を採用し、インテリアにもなじむ。

 

ボディに天然木を採用。天然素材ならではの温もりのある質感が楽しめる。天面にはビクターを象徴する「ニッパー(犬のマーク)」のプリントも。

 

中央にウーファー、左右にシルクドームツィーター、リアに大型パッシブラジエーターを搭載。クリアな中高域と重厚な低音のステレオ再生が実現する。

 

湯浅’sCheck!
もう1台増設すれば、より広大なステレオ再生

「美しいウッドデザインは、場所を選ばず雰囲気を盛り上げてくれます。左右にツイーターを搭載し、1台でステレオ再生でき、2台つなげてさらに広がりのあるステレオシステムも構築可能」

 

アンカー「Soundcore Motion X500」は空間オーディオを搭載し、豊かな立体音響を再現

アンカー・ジャパン
Soundcore Motion X500
実売価格1万9990円

 

空間オーディオ搭載のHi-Fiモデル。独自の空間オーディオアルゴリズムと3つのドライバーにより、部屋全体を包み込むような立体音響を実現する。LDACコーデックに対応し、ワイヤレスでも原音に近いクリアな音楽を再現。

 

ボタンひと押しで、①空間オーディオ+低音強化、②空間オーディオ強化、③標準の3つのモードの切り替えが可能。シーンに合わせて使える。

 

15Wのフルレンジドライバーを正面に2基、10Wのフルレンジドライバー1基を上部に搭載。最大40Wの迫力サウンドを実現する。

 

湯浅’sCheck!
部屋全体に広がる音を存分に楽しめる

「360度に音が放出される空間オーディオで、部屋の中央に置いて全体に音の広がりを楽しめる。大出力なので、広めの部屋でも隅々まで音が行き渡り、食事や家事をしながら聴けます」

 

「Sonos Roam 2」はWi-Fi接続にも対応し、スマートスピーカーとしても活躍

Sonos
Sonos Roam 2
実売価格2万5800円

 

430gの軽量ボディながら、大型スピーカーに迫るクリアで深みのあるきめ細やかなサウンドを実現。1回の充電で最長10時間連続再生、IP67の防水・防塵設計で、アウトドアでも活躍する。Wi-Fi/Bluetooth接続に対応。

 

ツイーターとミッドウーファーを1基ずつ搭載。スピーカーの音響構造に合わせてチューニングされた2基のデジタルアンプも内蔵する。

 

「Sonosアプリ」を用意。ダウンロードしてWi-Fiに接続すると、ストリーミングサービスへアクセスしたり、流行の曲を検索したりできる。

 

湯浅’sCheck!
置き場所や環境を選ばず、どこでも良音を堪能できる

「省スペースな縦置きでも、安定した横置きでも、自動的に最適な音響に調整。水だけでなく砂や泥、暑さにも強い設計とあいまって、不安定な地形の岩場などでも高音質を楽しめます」

 

私が選びました!
テクニカルライター:湯浅顕人さん

AV機器やPC、ガジェットなど幅広くカバーするライター。週末にはキャンプをエンジョイするアウトドア派でもある。

 

※「GetNavi」2024月12号に掲載された記事を再編集したものです

 

低音は従来の約2倍! 大画面テレビに合わせたい9.1.4chサラウンドのサウンドバー「Sonos Arc Ultra」

⽶国発のオーディオブランドSonos(ソノス)は、次世代のホームシアター体験を実現するサウンドバー「Sonos Arc Ultra」と、ワイヤレスサブウーファー「Sonos Sub 4」を1月24日(金)に発売します。実売価格は、Sonos Arc Ultraが14万9800円、Sonos Sub 4が10万9800円(いずれも税込)。

「Sonos Arc Ultra」(ブラック)

 

記事のポイント

洗練されたワイヤレスオーディオ製品で知られるソノスから、フラッグシップモデル「Sonos Arc Ultra」が登場。前モデル「Sonos Arc」と比較してドライバーが3つ増え、次世代のSound Motionテクノロジーにより低音は約2倍の出力に強化されています。Sonosの他のスピーカーやサブウーファーとワイヤレスで連携させることができ、手軽にホームシアター環境を構築可能。日常のテレビ番組視聴から映画鑑賞までこれ1台で対応するマルチなサウンドバーです。

 

Sonos Arc Ultraは、Sound Motionテクノロジーと14のドライバーを搭載し、Sonos史上最もパワフルなプレミアムスマートサウンドバーです。Dolby Atmos(ドルビーアトモス)対応の9.1.4チャンネルサラウンドサウンドが全方位からリスナーを包み込み、圧倒的な臨場感でエンターテインメントに引き込まれます。また、高度なスピーチエンハンスメント機能を備え、セリフを一語一語クリアに再現します。洗練された曲線的なボディとマット仕上げのデザインは、あらゆるインテリアに調和します。

 

さらに、WiFiやBluetooth接続に対応し、音楽やポッドキャストをストリーミングで再生したり、サブウーファー「Sonos Sub 4」やリアスピーカーとして「Sonos Era 300」を追加することで、臨場感あふれるホームシアター環境を構築できます。家中のSonosスピーカーと連携すれば、どの部屋でもダイナミックなサウンドが楽しめます。

サブウーファー「Sonos Sub 4」やワイヤレススピーカー「Sonos Era 300」と連携させればリアルなサラウンド環境を構築可能

 

また、ブランド初のパーソナルリスニング分野への進出となったワイヤレスヘッドフォン「Sonos Ace」との連携により、ヘッドフォンのボタンをタップするだけで、テレビの音声をSonos Arc UltraからSonos Aceに瞬時に切り替えることができます。ヘッドフォンのダイナミックヘッドトラッキング機能により、体勢を変えても映画のシーンのなかにいるような没入感を損なわず、自分だけの空間オーディオを楽しめます。

 

「Sonos Sub 4」は、映画、音楽、テレビをより深く楽しむために設計された、圧倒的な低音を実現するワイヤレスサブウーファーです。Sonos独自のデュアルドライバーが深みのある力強い低音を生み出し、フォースキャンセリング技術が振動を相殺、音の歪みを排除します。バスレフ型エンクロージャーは低音のレスポンスを向上させ、胸に響くビートや迫力あるシーンをダイレクトに体感できます。デザインも進化し、新しいマットな仕上げが他のSonosスピーカーと美しく調和し、どのような空間にもスタイリッシュに馴染みます。

「Sonos Sub 4」(ソフトホワイト)

 

「Sonos Sub 4」(ブラック)

 

WiFi接続に対応し、さらに強化されたワイヤレス性能で他のSonosスピーカーとの接続性が向上します。加えて、増強されたメモリと処理能力により、将来のソフトウェアアップデートにも柔軟に対応します。Sonos Arc UltraやSonos Beamとの連携、さらにSonos Era 300スピーカーを追加することで、没入感のあるホームエンターテインメント体験が実現します。

 

ソノス
サウンドバー「Sonos Arc Ultra」
2025年1月24日発売
実売価格:14万9800円(税込)

ソノス
ワイヤレスサブウーファー「Sonos Sub 4」
2025年1月24日発売
実売価格:10万9800円(税込)

テレビの音が遠くまで届く! 高齢者にもやさしいテレビ専用スピーカー

ドウシシャは、「蔦屋家電+」および「SHIBUYA TSUTAYA 4階 TOUCH&TRYブース」に、GREEN FUNDINGでプロジェクト進行中のテレビの音が聞き取りやすく楽しめる「GRAND・SPEAKER(グランスピーカー) GS-SP1」の先行展示を開始しました。

 

記事のポイント

高齢者に聞き取りやすいモード、家族全員が満足できるモードと選択でき、テレビの音声を楽しめる専用スピーカー。現在、蔦屋家電+やSHIBUYA TSUTAYA 4階「TOUCH&TRY」ブースにて商品を展示中なので、気になった方は訪れてみては。

 

本製品は、音が進行方向に減衰せず遠くまで伝わる「ホーンスピーカー」と中低音域を再生する「ウーファースピーカー」のハイブリッド構造にすることで、テレビの音を遠くまで届けることが可能です。スピーカーの構成効果により、実験に使用したドウシシャ42型テレビのスピーカーと比較して約3m離れた場所で約1.5~1.7倍音圧が高くなることがわかりました。そのため、高齢者も含め誰にでも聞き取りやすいスピーカーとなっています。

 

 

サテライトスピーカーは手動で左右に可動させることが可能で、ニュースやドラマを視聴している時は視聴している人に向けることで真っすぐ音を届けることが可能です。また、映画や音楽を視聴するときは、大きく広げることで、よりステレオ感やチャンネルセパレーションが明確になり、臨場感のある音を楽しむことができます。

↑左右150℃開くウイングサテライトスピーカー

 

↑本体を手動で上部に最大3度傾けることができ、視聴する場所の高さに合わせて調整することが可能です

 

高齢者に聞き取りやすい機能も特徴。ノーマルモード、はっきりくっきりモード、ニュースモード、音楽モード、映画モードと、サウンドバーのように音楽や映画コンテンツも満足できる5つのサウンドモードを搭載しています。

 

■出展概要

出展期間:2024年12月2日~1月31日予定

出展会場:蔦屋家電+

URL:https://store.tsite.jp/tsutayaelectricsplus-futako/

所在地:〒158-0094 東京都世田谷区玉川1丁目14番1号
二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット子玉川 蔦屋家電1F
営業時間:10時~20時

 

出展期間:2024年12月2日~1月31日予定

出展会場:SHIBUYA TSUTAYA 4階「TOUCH&TRY」ブース
URL:https://shibuyatsutaya.tsite.jp/

所在地:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町21-6 SHIBUYA TSUTAYA 4F SHARE LOUNGE 内
営業時間: 8時~22時

 

ドウシシャ
GRAND・SPEAKER(グランスピーカー)GS-SP1
3万9600円(税込)

45度の傾きでデスクトップに最適化された小型スピーカー「Pebble NOVA」

クリエイティブメディアは、エレガントな球形デザインのデスクトップスピーカー「Creative Pebble NOVA」を2024年12月中旬に発売します。直販価格は4万1800円(税込)。

Creative Pebble NOVA

 

記事のポイント

PC用のデスクトップスピーカーとして人気のPebbleシリーズから、プレミアムモデル「Pebble NOVA」が登場。2way同軸ドライバーとパッシブラジエーター搭載で、PCスピーカーの枠を超えた高音質を実現しています。PCリスニング派にオススメです。

 

「Pebble Nova」は、Pebbleシリーズの特徴であるドライバーを45度の上向きに配置した球形状のスピーカーデザインによって、リスナーへサウンドがダイレクトに伝わるデスクトップスピーカーです。

 

3インチドライバーと1インチツイーターユニットを同軸上に配した同軸ドライバー構成を採用しており、低域から高域まで全域にわたって精度の高いクリアなサウンドを実現しています。この同軸ユニットを搭載するスピーカーの背面には、大型パッシブラジエーターも備えており、50W RMS/ピーク出力100Wのパワフルなオーディオで再生します。

同軸ドライバー構成

 

有線/無線接続に対応しており、USB接続で直接パソコンに接続できるほか、AUX接続で外部USB DACと接続したり、Bluetoothでスマホからワイヤレス再生を行うこともできます。

USB接続も可能

 

USB接続した場合は、専用ソフトウェア「Acoustic Engine」の独自のオーディオ処理技術によって、PCオーディオを自在にカスタマイズする事が可能です。

 

スピーカーの下面には虹色の様に全色に光るRGBライティングを備えており、オーディオとライティングを融合させて様々な光の演出を楽しめます。

 

クリエイティブメディア直販オンラインストア「クリエイティブストア」にて、これまでにUSB DACアンプ「Sound Blaster X5」やPCI-e内蔵サウンドカード「Sound Blaster AE-9」を購入した人を対象に、「Creative Pebble NOVA」が5000円オフで購入できる優待販売も実施されます。

 

クリエイティブメディア
「Creative Pebble NOVA」
2024年12月中旬発売
直販価格:4万1800円(税込)

1台で部屋全体を包むサウンドを実現!ホームBluetoothスピーカー「Onyx Studio 9」発売

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「Harman Kardon(ハーマンカードン)」から、新開発の独自音響技術「コンスタント・サウンドフィールド」を搭載したホームBluetoothスピーカー「Onyx Studio 9(オニキス スタジオ 9)」を、11月7日に発売します。

 

記事のポイント

独自の自動音質チューニング機能を搭載しており、スピーカーの設置場所が変わっても、高いレベルで安定した上質なサウンドを実現。最大8時間再生が可能な充電式バッテリー内蔵のため、コンセントが近くにない場所でもどこでも持ち運びでき、好みの場所に設置できるのが便利です。

 

「Onyx Studio」シリーズの第9世代となるOnyx Studio 9は、ミニマルなデザインと高いサウンドパフォーマンス、ポータビリティを兼ね備えたホームBluetoothスピーカー。サークル型をモチーフとした造型を高品位な素材で構成しており、インテリア空間にインスピレーションを与えるとのこと。

↑クラシックブラック

 

↑ライトグレー

 

独創的な2ウェイ・3チャンネル構成を採用し、左右のスピーカーを独自のアルゴリズムで制御。スピーカーの正面にいなくても、広いサウンドステージとエネルギー感あふれるサウンドを両立します。これにより、独自開発の「コンスタント・サウンドフィールド」技術を実現し、部屋全体を包む没入感の高い音場を実現するといいます。

 

さらに、Auracast対応により、Harman Kardonだけではなくブランドを超えたスピーカーとグループ再生も可能。また、専用の「Harman Kardon ONE」アプリを使用することで、音楽やムードに合わせて音をカスタマイズできるほか、Harman Kardonスピーカーの一元管理が可能になりました。

 

Harman Kardon
「Onyx Studio 9」
ハーマンカードン公式ストア価格:2万9700円(税込)

独自の音響技術で広がりのあるサウンド! アイコニックなデザインのBTスピーカー「Onyx Studio 9」

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「Harman Kardon(ハーマンカードン)」から、独自の音響技術を備えたホーム用Bluetoothスピーカー「Onyx Studio 9」を2024年11月7日に発売します。カラーはクラシックブラックとライトグレーの2色をラインナップ。直販価格は2万9700円(税込)。

Harman Kardon「Onyx Studio 9」

 

記事のポイント

Harman KardonらしいシックなデザインのBluetoothスピーカー。独自の音響技術「コンスタント・サウンドフィールド」により、部屋中を包むような広がりのあるサウンドを再生します。オーディオ製品の音だけでなく、デザインにもこだわりたい方にオススメです。

 

「Onyx Studio 9」は、Harman Kardonのアイコンである「Onyx Studio」シリーズの第9世代モデル。タイムレスなサークル型をモチーフとした造型を高品位な素材で構成しており、洗練された印象を与えるBluetoothスピーカーです。

 

スピーカーは20mmツイーター×3、120mmウーファー×1の2way・3チャンネル構成を採用し、左右のスピーカーを独自のアルゴリズムで制御。スピーカーの正面にいなくても、広いサウンドステージとエネルギー感あふれるサウンドを両立します。これにより、独自開発の「コンスタント・サウンドフィールド」技術を実現し、部屋全体を包む没入感の高い音を再生します。

 

また、独自の自動音質チューニング機能を搭載しており、スピーカーの設置場所が変わっても、高いレベルで安定した上質なサウンドを実現します。

奥行わずか13㎝のスリム設計

 

さらに、Auracast対応により、Harman Kardonだけではなく他社のAuracast対応製品とのグループ再生も可能に。また、専用の「Harman Kardon ONE」アプリを使用することで、音楽やムードに合わせて音をカスタマイズしたり、Harman Kardonスピーカーの一元管理が可能になりました。

 

本体は最大8時間再生が可能な充電式バッテリー内蔵のため、コンセントが近くにない場所でも使用可能。美しいデザインと相まって、インテリアのように空間を演出します。

 

出力端子として、レコードプレーヤーなどとも接続可能なAUX入力を装備。スマホ・タブレットへの給電可能なUSB-C端子も備えます。

AUX端子と給電用のUSB-C端子を搭載

 

Harman Kardon
「Onyx Studio 9」
2024年11月7日発売
直販価格:2万9700円(税込)

癒しの音でリラックス! 独自の3Dサラウンド技術を搭載したKORG「ON・YU-M」

電子楽器メーカーのKORG(コルグ)は、3Dサラウンドのヒーリングサウンドを再生する「ON・YU-M(モダン・ホワイト)」をMakuakeにて2024年9月18日に発売しました。

ON・YU-M (モダン・ホワイト)

 

記事のポイント

独自の3Dサラウンド技術で、自然の音によるヒーリングサウンドが楽しめるのが特徴。仕事の合間に、趣味の時間に、就寝時に、と生活の様々なシーンで手軽にリラックスすることができます。Makuakeでは早割などの先行割引販売を行っているので、気になった方はお早めにチェックしてみてください。

 

ON・YUは、本体にスピーカーを備え、内蔵された癒しの音を3Dサラウンドで再生する“ヒーリング・サウンド・インテリア”。一般的なアクティブスピーカーやワイヤレススピーカーなどとは異なり、音声入力は備えておらず手持ちの音楽を再生することはできません。

 

同社では、2024年6月にどんぐりをイメージした木製ボディの「ON・YU(音癒/おん・ゆ)-W」をMakuakeで発売したところ、開始3日目で完売となり、最終的に500万円を超える支援を集めました。

ON・YU-W

 

今回登場した新モデルは、より手軽に使えるように仕様を見直した廉価モデル。木製ボディをシンプルな純白のプラスティック成型に変え、コストが高い充電池をやめてAC電源に変更しています。収録されている3Dサウンドなど、その他の仕様は木製モデルと同じです。

 

ON・YUには、コルグが開発した「Acoustage」技術を採用。内蔵された2つのスピーカーで3Dサラウンド効果を実現するため、スピーカー設置位置の細かな調整や面倒なケーブル接続などが不要で、目の前に置くだけで広がりのある3Dサラウンドが楽しめます。

 

内蔵するサウンドは、「森のざわめき」や「小川の流れ」など自然の癒しを感じる音を選定。収録した音をただ再現するのではなく、適切な処理を加えて作り上げた多様な3Dサウンドを組み合わせて、BGM・効果音として音楽的にも完成されたものに仕上げています。

 

【内蔵サウンドの一例】

・森のざわめき
・小川の流れ
・虫の音
・ 焚き火
・そよ風
・さざ波
・雨音
・オルゴール
・鳥の声
・シンギングボウル

 

本体デザインはダチョウの卵のような真っ白なボディで、癒しのイメージから角のない丸みを帯びたデザインを採用。両手に収まるコンパクトなサイズで、重さもわずか約250gと簡単に持ち運べます。

 

シンプルなボタン配置で一度覚えれば簡単な操作を実現しており、ボタンは音量-、+とMODE、再生/停止の4つのみ。再生/停止ボタンは2度押すと次のトラック、3度押すと前のトラックを再生し、長押しで電源のオン/オフも兼ねています。

 

MODEは4パターンの再生モードを切り替えるボタンで、通常再生、全トラック・リピート、1トラック・リピート、ランダム再生を押すたびに切り替え。その状況は本体LEDにより確認できます。またMODEボタン長押しでタイマーのオン/オフを兼ねており、30分後に電源がオフになるタイマーを使用することができます。

 

コルグ
ヒーリング・サウンド・インテリア「ON・YU-M(モダン・ホワイト)」
2024年9月18日発売
実売価格:2万900円(税込)

 

JBLブランド初、AVアンプ「MAシリーズ」登場。上位機種は大型液晶も搭載

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」から、ブランド初のAVアンプ「MAシリーズ」を、2024年9月末に発売します。

 

ラインナップとして、ハイパフォーマンスモデル「MA9100HP」と、よりコンパクトな「MA710」の2機種が登場。両機種とも全チャンネルにクラスDアンプを搭載しています。

 

記事のポイント

昨今、家庭向け動画配信サービス上でもDolby Atmos 対応の作品が一般的になってきました。映像だけでなく、レコードやCDをリビングで楽しむ人も増えています。自宅にいながら、アナログからデジタルまであらゆるコンテンツを、映画館のような音質で堪能したい人にはもってこいの製品です。

 

8Kコンテンツに対応可能なHDMI 2.1端子、Dolby AtmosやDTS:Sといった立体音響技術のサポート、室内音響最適化ソリューションとして知られる「Dirac Live」への対応(MA9100HP)といった、映画館クオリティの音質を楽しめる仕様でありながら、使いやすさにも配慮しています。直感的な操作ができるよう、リモコンのボタンも極力シンプルにするなど、初めてAVアンプを触る人にとっても扱いやすい設計にしているとのこと。上位機種であるMA9100HPは、本体正面に液晶ディスプレーを用意しており、再生中の音源のジャケットなども表示可能です。

 

JBL MA9100HP
製品名:JBL MA9100HP WHT
タイプ:9.2ch AVアンプ
カラー:ホワイト
定格出力(2ch同時駆動、0.5% THD):8Ω 負荷時:140W、4Ω 負荷時:240W
HDMI:入力数6
HDMI:出力数2(eARC対応HDMI1)
HDMI性能:8K対応、HDMI2.1, HDCP 2.3 8K/60Hz, 4K/120Hz, Gaming-VRR, ALLM, QFT,
HFR(4K@120Hz), HDR 10+ / Dolby Vision パススルー対応
音声対応フォーマット:Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, DTS-HD Master Audio, DTS;X,
MP3, MPEG-4, AAC, WMA, ALAC, FLAC, PCM, WAV, AIFF
Wi-Fi:〇(2.4 / 5GHz)
Bluetooth受信:〇 (v5.3, Low Energy, APTX HD, APTX Adaptive)
Bluetooth送信:〇
デジタル入力:同軸×1、光×1、USB×1
ステレオアナログ入力:RCA×2、フォノ(MM)×1
プリアウト:ステレオゾーン2,サブウーファーX2
寸法(幅×高×奥):432mm x 135mm x 396.4mm
重量:7.6kg
発売日:2024年9月26日
価格:標準価格 25万3000円(税込)

↑MA9100HP

 

JBL MA710
製品名:JBL MA710 WHT
タイプ:7.2ch AVアンプ
カラー:ホワイト
定格出力(2ch同時駆動、0.5%THD):8Ω負荷時:110W、4Ω負荷時:160W
HDMI入力数:6
HDMI出力数:1(eARC 対応 HDMI 1)
HDMI性能:8K対応、HDMI 2.1, HDCP 2.3 8K/60Hz, 4K/120Hz, Gaming-VRR, ALLM, QFT,
HFR(4K@120Hz),  HDR 10+ / Dolby Vision パススルー対応
音声対応フォーマット: Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, DTS-HD Master , DTS;X,
MP3, MPEG-4, AAC, WMA, ALAC, FLAC, PCM, WAV, AIFF
Wi-Fi:〇(2.4 / 5GHz)
Bluetooth受信:〇(v5.3, Low Energy, APTX HD, APTX Adaptive)
デジタル入力:同軸×1、光×1、USB×1
ステレオアナログ入力:RCA×2、フォノ(MM)×1
プリアウト:ステレオゾーン2,サブウーファーX2
寸法(幅×高×奥):432mm x 109.9mm x 347.6mm
重量:6.3kg
発売日:2024年9月26日
価格:標準価格 12万1,000円(税込)

↑MA710

 

JBLのモダンなスピーカーシステム「STAGE 2」シリーズに新色追加

MAシリーズと合わせ、スピーカーシステム「Stage2」シリーズに新色のLatte(ラテ)が追加されます。

↑STAGE 280F

 

次世代バージョンのHDI(High Definition Imaging)ホーン技術を採用したスピーカーシステムで、フロアスタンディングスピーカー、ブックシェルフスピーカー、センタースピーカー、スピーカースタンド、イネーブルド・ハイトスピーカー、サブウーファーを展開するシリーズです。ホームシアターにもでき、単体購入も可能です。

 

MAシリーズのAVアンプと、Stage2シリーズのスピーカーシステムの組み合わせにより、音楽のステレオ再生だけでなく、本格的なマルチチャンネルシステムとして、あらゆるニーズに対応するとのこと。主な仕様は以下のとおりです。

 

JBL 280F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 280F WHT
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2.5ウェイ
200mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:33Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.1kHz / 2.1kHz
推奨アンプ出力:20-225W
寸法(幅×高×奥):357mm x 1,113mm x 420mm(ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:25.1kg(グリル含む)
付属品:ベース×1、ベース用ネジ×4、スパイク×4、六角レンチ×1、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 8万2,500円(税込)/1本

 

JBL 260F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 260F WHT
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2.5ウェイ
165mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:90dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:40Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz / 1.7kHz
推奨アンプ出力:20-225W
寸法(幅×高×奥):310mm x 1,036mm x 362mm(ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:19.5kg(グリル含む)
付属品:ベース×1、ベース用ネジ×4、スパイク×4、六角レンチ×1、グリル、
クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 6万8,200円(税込)/1本

 

JBL 250B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 250B WHT
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2ウェイ
130mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:86dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:50Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.7kHz
推奨アンプ出力:20-150W
寸法(幅×高×奥):200mm x 323mm x 253mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:5.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッド×8、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 5万5,000円(税込)/ペア

 

JBL 240B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 240B WHT
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2ウェイ
114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:85dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:53Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.4kHz
推奨アンプ出力:20-125W
寸法(幅×高×奥):175mm x 274mm x 238mm(グリル、金具、スリップパッドを含む)
重量:4.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッド×8、グリル、壁取付用ブラケット×1、締めネジ×4、発泡プラグ×1、
クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月
価格:標準価格 4万700円(税込)/ペア

 

JBL FS STANDスピーカースタンド
製品名:JBL STAGE FS STAND WHT
タイプ:スピーカースタンド
カラー:ラテ
寸法(幅×高×奥):310mm x 362mm x 706mm
重量:4.9kg
付属品:310mm x 700mm x 362mm(足を含む、スパイクを含まない)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 3万4,100円(税込)/ペア

 

JBL 245C センタースピーカー
製品名:JBL STAGE 245C WHT
タイプ:センタースピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2.5ウェイ
114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×4
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:55Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz / 2.0kHz
推奨アンプ出力:20-150W
寸法(幅×高×奥):740mm x 158mm x 228mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:12.0kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッド×6、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 5万5,000円(税込)/1本

 

JBL 240H DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
製品名:JBL STAGE 240H WHT
タイプ:DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
カラー:ラテ
スピーカー構成:2ウェイ
114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:87dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:85Hz-25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.6kHz
推奨アンプ出力:20-150W
寸法(幅×高×奥):180mm x 185mm x 270mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:3.5kg(グリル含む)
付属品:グリル、防振パッド、取扱説明書
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 5万5,000円(税込)/ペア

 

JBL 200P サブウーファー
製品名:JBL STAGE 200P WHT
タイプ:パワード・サブウーファー
カラー:ラテ
スピーカー構成:250mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
内臓アンプ:150W (RMS) / 300W(Dynamic)
クロスオーバー周波数:50Hz ~150Hz(連続可変)、-24dB/oct.
周波数特性:28Hz~クロスオーバー周波数設定値
入力:RCA×1
操作機能:オートスタンバイ オン/オフ、クロスオーバー周波数調整、フェーズ切り替え、レベル調整
消費電力:スタンバイ時:0.5W以下 / 最大:205W
寸法(幅×高×奥):350mm x 361mm x 411mm(足を含む、スパイクを含まない、端子含む)
重量:14.4kg(グリル含む)
付属品:電源ケーブル(1.4m)、スパイク×4、グリル、クイックスタートガイド(他国言語)
発売日:2024年9月末
価格:標準価格 6万8,200円(税込)/1本

サブウーファー並み重低音を実現! ハイセンスのサウンドバー「HS2000N」

ハイセンスジャパンは、最大出力120Wでパワフルな重低音を再生するシアターサウンドシステム「HS2000N」を2024年9月上旬に発売します。

 

記事のポイント

コンパクトなサイズながら、ウーファーの振動面積を従来比250%に向上させ、クラスを超える迫力の重低音を実現。バーチャルサラウンドにも対応しているので、これ1本でシアターのようなサラウンド音響と迫力の重低音が楽しめます。

 

「HS2000N」は、テレビの前に置いても邪魔にならないコンパクトな筐体ながら、最大120Wの高出力を実現したサウンドバー。

 

これまで同社のコンパクトタイプのサウンドバーは、およそ3インチのウーファーを搭載しており、70Hzまでの低音しか再生できなかったとのこと。そこで「HS2000N」では、4.75インチ相当の振動面積を持つレース型(楕円形)スピーカーを採用。3インチウーファー2つ分の振動面積を上回り、ウーファーの振動面積が従来比250%に向上しています。これにより従来モデルを越える60Hz以下の低音を再生できるようになりました。

 

本体上部には透明なアクリル板を配し、中のサブウーファーの形状が視認できるデザインを採用。重低音の迫力が耳だけでなく視覚でも感じられるデザインとなっています。

 

最新の立体音響技術「DTS Virtual X」や「Dolby Digital Plus 7.1」に対応しており、床から天井まで音が広がるバーチャルサウンドを再生します。

 

テレビとの接続はHDMIケーブル1本だけで簡単に接続でき、テレビリモコンでサウンドバーの音量操作も可能。光デジタルやAUX、同軸デジタルなど多様な音声入力にも対応しています。Bluetoothにも対応しており、スマホなどからワイヤレス伝送して音楽を楽しむこともできます。

 

ハイセンス
シアターサウンドシステム「HS2000N」
2024年9月上旬発売予定
予想実売価格:1万6800円前後(税込)

自宅に映画館クラスの高音質を。LGのコンパクトボディなサウンドバー「SE6S」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、「LG Soundbar」シリーズの新モデル「SE6S」を、9月中旬から順次販売します。最大出力100W 3.0ch サウンドで、Dolby AtmosとDTS:Xに対応しています。

 

記事のポイント

サブウーファーを本体に組み込んでおり、場所を取らないコンパクトボディ。その見た目とは裏腹に、映画館クラスの高音質を堪能できるそう。LGのテレビと接続するとメリットがあるので、ユーザーは要チェックです。

 

 

本体に搭載されている4基のパッシブラジエーターによる深く安定した迫力の重低音と、上から下まで3層にわたるサウンドレイヤーによる立体感のあるサウンドが楽しめます。

 

同品をLGのテレビと接続すると、サラウンドシステム「WOW Orchestra」を構築。テレビとサウンドバーからのダブルサウンドによって、臨場感のある音を響かせてくれる一品。LGテレビとの接続で得られるメリットは、ほかにも。「WOW Interface」によって、webOSのメニューにサウンドバーの設定項目が追加され、テレビのリモコンから各種調整ができるようになります。

 

さらに、ワイヤレス接続でHDMIケーブル不要な「WOWCAST Ready」にも対応。すっきりさせるのが難しいテレビ回りが、ごちゃつかずに済みますね。

 

「最大120HzのVRRと、なめらかで遅延のないALLM」に対応しており、ゲーマーにとってもプレイ体験を向上させてくれる製品です。なお、テレビとサウンドバーの両方がVRR(可変リフレッシュレート)/ALLM(自動低遅延モード)を、ゲーム機がVRRをサポートしている必要があります。

 

SE6S
予想実売価格:5万9400円前後(税込)

ちょい足しでスマホの音質がアガる!LEDライト付、ネオンっぽいマグセーフスピーカー

スマートフォンアクセサリーやパソコン周辺雑貨製品を手掛けるUI社は、手のひらサイズのMagsafe対応Bluetoothスピーカーを8月から販売しています。600mAhのバッテリーを内蔵し、LEDライトも付いています。

 

記事のポイント

コンパクトさと、音の力強さとが両立している点が魅力。持ち運びやすいと、活躍できる場が一気に広がりますよね。屋外で使う場合は置き場が定まっていないことが多いでしょうが、そこは内蔵のマグネットでカバー。スマホに吸着させればOKですし、いざとなればストラップでも引っ掛けられるので安心です。

 

低音から高音まで幅広い音域を再生できる、フルレンジスピーカーを採用。コンパクトなサイズながら、「力強いステレオサウンド、シャープでクリアな音質」を楽しめると言います。

 

内蔵のマグネットはMagSafeのサイズに合わせているため、対応機種であれば吸着させられます。スマートフォンが持ちやすくなるのはもちろん、スタンドとして使えば動画を見る時にも役立ちますね。ストラップも付いているので、持ち運びに難がありません。

 

音の臨場感や迫力がほしい時には、デュアル使用がおすすめとのこと。商品詳細は下図のとおりです。

マグセーフスピーカー
価格:2980円(税込)

テレビの音を手元で聴く、シンプルな発想のスピーカー! ±0より発売

デザイン家電ブランドのプラマイゼロは、9月初旬に「テレビ用ワイヤレススピーカー」を発売します。価格は1万4300円(税込)です。

記事のポイント

テレビの音を聞き取りやすくするスピーカーが最近いくつか登場していますが、プラマイゼロはデザイン性の高さが特徴。カラバリを用意しているところもいいですね。またラジオも聞けるので、幅広い使い方ができそうです。

テレビの音が聞き取りにくい高齢者や、ついボリュームを上げがちなシーンで使ってほしいという本製品。テレビのUSBポートに送信機を差し込むだけで簡単に接続が完了し、本体は手元や近くのテーブルに置いて使用します。ケーブルがないうえにコンパクト、そして防水なので、料理中にキッチンでテレビの音を聴きたいときや洗面所での使用も可能です。

 

音質は、中音域を増幅した音質で、斜め上に向けて配置されたスピーカーにより、ボリュームを上げなくてもしっかり聞こえる仕様です。また大きなダイヤルで直感的に操作できます。

 

側面のスイッチを切り替えればAM/FMラジオに早変わりする本製品。家の中で連れてまわりたい一台です。

 

スペック

サイズ:高さ131×幅112×奥行き113mm

連続使用時間(テレビ):約11時間、(スピーカー時)/約41時間(イヤホン時)

質量:約355g

充電時間:約4時間20分

 

ブランド名(メーカー名):プラスマイナスゼロ
商品名:テレビ用ワイヤレススピーカー(ラジオ付)
価格:1万4300円

RGBライティング搭載、重低音の効いたサウンドを楽しめるコンパクトスピーカー。ムーディーな演出もできちゃう

クリエイティブメディアは、コンパクトデザインのステレオスピーカー「Creative Pebble」シリーズから、RGBライティングを搭載したアナログ接続モデル「Creative Pebble SE」を8月1日に発売しました。

 

同社ホームページ内の直販オンラインストア クリエイティブストアにて、3300円(税込)で購入できます。なお、登場記念 特別価格として、8月18日までの限定で2979円(税込)で展開しています。

 

球形状のスピーカーに、ドライバーを45°の上向きに配置することで、サウンドがダイレクトに伝わるように工夫が凝らされています。スピーカー背面にはパッシブラジエーターを備えており、重低音の効いたサウンドを楽しめます。

 

ボディ下部にはRGB ライティングを搭載。ムードや好みに合わせて、7つの発光パターンから選べますよ。

 

電源ケーブルをノートパソコンのUSB Type-Cポートに接続して動作させられるほか、市販のUSB C-A変換アダプターなどを利用すれば、デスクトップパソコンなどのUSB Type-Aポートや、市販の一般的なUSB電源アダプターでも動かせるとのこと。

 

オーディオ入力用に3.5mmステレオ ミニジャックを備えているので、パソコンだけでなく、携帯音楽プレーヤーやスマートフォンなどともアナログ接続できるのもうれしいポイントですね。

夏のお出かけに連れて行きたい! シャオミ、屋外でも大活躍間違いナシのポータブルBluetoothスピーカーを発売

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、「Xiaomi サウンドアウトドア」と「Xiaomi サウンドポケット」を、8月6日より発売します。市場想定価格は、Xiaomi サウンドアウトドアが4990円(税込)、Xiaomi サウンドポケットが1990円(税込)です。

 

Xiaomi サウンドアウトドアは、30Wの高出力とダイナミックなサウンドが特徴のBluetoothスピーカーです。サブウーファーと2つのパッシブラジエーターで迫力の重低音を奏でます。フル充電で最大12時間の連続再生を楽しむことができ、屋外での長時間の使用にも適しています。USB-C経由で15Wの充電効率により、約2.5時間でフル充電することができます。

 

Xiaomi サウンドポケットは、200gの手のひらサイズ軽量設計と生活に溶け込むスタイリッシュな形状が特徴。5Wの出力により、クリアでバランスの取れたサウンドを楽しむことができます。フル充電で最大10時間の連続再生が可能で、約3時間でフル充電にできます。

 

両製品ともにIP67レベルの防塵防水性能に対応し、天候や場所を問わずに使用できます。

 

Xiaomi サウンドアウトドア

■カラー:ブラック/ブルー/レッド

■サイズ:196.6×68×66mm

■重量:約597g

 

Xiaomi サウンドポケット

■カラー:ブラック

■サイズ:90.8×74.4×42.6mm

■重量:約200g

小型で設置場所を選ばない! サウンドバー「Philips TAB6309」GREEN FUNDINGでお得な先行予約販売中

鑫三海は、同社が運営するAFU(アフー)ストアより、サウンドバー「Philips TAB6309」の先行予約販売を、クラウドファンディングサイトGREEN FUNDINGで開催中です。

 

同製品は縦幅37mm、奥行42mm、本体重量約600gのコンパクトサウンドバー。BluetoothはVer5.3で、次世代音声規格「LE Audio」にも対応。人の声やセリフをクリアにする「ダイアログエンハンスメント」、シチュエーションに合わせてた「4つのイコライザーモード」深夜でもサラウンドサウンドを楽しめる「夜間モード」などを搭載しています。

 

HDMI eARC/ARCに対応し、立体音響技術のDolby Atmos、ロスレスオーディオのDolby TrueHD、バーチャル3DサラウンドのDTS Virtual:Xなど様々な音声フォーマットにも対応しています。

 

専用アプリ「Philips entertainment」をダウンロードし接続することで、スマートフォンから様々な操作ができるようになります。音声・音楽・映画・スタジアムと4パターンのイコライザー設定や、バス、トレブルの微調整など、最適な音響をカスタマイズ可能です。

 

通常価格は6万3800円(税込)ですが、8月5日17時現在、GREEN FUNDINGの先行予約価格は、早割22%オフの4万9800円(税込)~となっています。実施期間は9月25日まで。

 

■チャンネル数:2.1ch

■総出力:RMS 160W @THD<=10% 上限320W

■ユニット構成:サウンドバー…フルレンジスピーカー×2(105mm*30.7mm)、ツイーター×2(42mm*30mm)/サブウーファー…115mm*90mm径ウーファー×2

■対応音声フォーマット:Dolby Atmos、Dolby TrueHD、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、DTS Digital surround 5.1、Dolby MAT、SBC、LC3、MP3、WAV、FLAC、LPCM(2ch-7.1ch)

■入出力関連:HDMI out×1(eARC/ARC)、USB、AUX in(3.5mm)、光デジタル入力×1

置き場所を選ばない! 2万円以下の縦型テレビ用ワイヤレススピーカー

エディオンは8月9日から、プライベートブランド「e angle」においてテレビ用ワイヤレススピーカー「ANGA-PS920-TV-W」の販売を開始。エディオングループ全店と、インターネット通販サイト( エディオンネットショップ )で取り扱います。

記事のポイント

テレビ用のスピーカーとしてはシンプルなデザインで、置く場所を選ばなさそうなところがいいですね。バッテリー内蔵で、30mの伝送距離内であれば持ち出しできるのも使いやすいところでしょう。

音が途切れにくく、聞き取りやすい!

ANGA-PS920-TV-Wは、送信機をテレビに接続することで、テレビの音を手元のスピーカーでも楽しめます。食卓やキッチンに置いてもスペースを取らない、スリムな縦型デザインが特徴。IPX2の防滴仕様なので、料理しながらでも安心して使用できるとのこと。

 

また、3段階の音質調整ができるので、家族と一緒にテレビを視聴する場合でも自身の聞きやすい音質に設定することが可能です。

 

電波干渉を受けづらい920MHzの周波数帯を採用しているので、音が途切れにくく、聞き取りやすいとしています。

 

e angle

テレビ用ワイヤレススピーカー「ANGA-PS920-TV-W

価格:1万9800円(税込)

 

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リビングで立体音響を堪能できる。JBLのモダンなスピーカーシステム「STAGE 2」シリーズ

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランド「JBL」から、スピーカーシステムの最新モデル「STAGE 2(ステージ 2)」シリーズを、7月25日に発売します。

↑部屋やインテリアによりなじむよう、モダンに昇華したキャビネットデザイン

 

STAGE 2は、フロアスタンディングスピーカー、ブックシェルフスピーカー、センタースピーカー、スピーカースタンド、イネーブルド・ハイトスピーカー、サブウーファーを展開するシリーズ。ホームシアターにもでき、単体購入も可能です。

 

自宅で本物志向の音楽を手軽に楽しめるよう、優れた音質とコストパフォーマンスを兼ね備えたホームエンターテインメント用のスピーカーシステムとして2018年に登場した「STAGE A」シリーズから、デザインを一新しています。控えめな木目調に、深い味わいのカラーリングを組み合わせ、さらにブランドカラーのオレンジを差し色に採用。高級感を保ちながら重厚さを押し付けず、ゆとりと遊び心もある印象になっています。

 

初代シリーズからの変更点として新たに、Dolby Atmos対応のイネーブルド・ハイトスピーカー「STAGE 240H」が加わりました。フロントスピーカーの上に置くだけで、天井反射を利用してトップスピーカーを設置したときのような高さ方向の音を再現できます。天井へのスピーカー設置が困難な場合でも安心ですね。

 

好みや設置環境に合わせてスイッチを切り替えれば、天井反射を利用しない通常のサラウンドやハイト用壁掛けスピーカーとしても使えますよ。

 

↑イマーシブサウンド(立体音響)を、JBLサウンドで手軽に実現できます

 

なお全モデル(サブウーファーSTAGE 200Pは除く)の高域ユニットに、プロ用モニタースピーカーのために開発されたHDI(High Definition Imaging)ホーン技術の次世代バージョンを採用。これにより、リスニングエリアのどこにいても、自然な音場定位と音響バランス、透明感あふれる高域を実現したといいます。ポリセルロース・リブドコーンを採用したウーファーユニットと合わせて、マルチチャンネルを組んだ際の音色の統一感も魅力のひとつとのこと。

 

各モデルの主な仕様は下記の通りです。

 

●JBL 280F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 280F BLK
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2.5ウェイ/200mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB (2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:33Hz – 25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.1kHz/2.1 kHz
推奨アンプ出力:20 – 225W
サイズ(幅×高×奥):357×1113×420mm(ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:25.1kg(グリル含む)
付属品:ベースX1、ベース用ネジ×4、スパイク×4、六角レンチX1、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 8万2500円(税込)/1本

 

●JBL 260F フロアスタンディングスピーカー
製品名:JBL STAGE 260F BLK
タイプ:フロアスタンディングスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2.5ウェイ/165mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×2/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:90dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:40Hz – 25kHz(±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz/1.7kHz
推奨アンプ出力:20 – 225W
サイズ(幅×高×奥):310×1036×362mm (ベースを含む、スパイクを含まない)
重量:19.5kg(グリル含む)
価格:標準価格 6万8200円(税込)/1本

 

●JBL 250B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 250B BLK
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2ウェイ/130mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:86dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:50Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.7kHz
推奨アンプ出力:20 – 150W
サイズ(幅×高×奥):200×323×253mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:5.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッドX8、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 5万5000円(税込)/ペア

 

●JBL 240B ブックシェルフスピーカー
製品名:JBL STAGE 240B BLK
タイプ:ブックシェルフスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2ウェイ/114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー/HDI(High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:85dB (2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:53Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.4kHz
推奨アンプ出力:20 – 125W
サイズ(幅×高×奥):175×274×238mm (グリル、金具、スリップパッドを含む)
重量:4.6kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッドX8、グリル、壁取付用ブラケットX1、締めネジX4、発泡プラグX1、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 4万700円(税込)/ペア

 

●JBL FS STANDスピーカースタンド
製品名:JBL STAGE FS STAND BLK
タイプ:スピーカースタンド
カラー:エスプレッソ
サイズ(幅×高×奥):310×362×706mm
重量:4.9kg
価格:標準価格 3万4100円(税込)/ペア

 

●JBL 245C センタースピーカー
製品名:JBL STAGE 245C BLK
タイプ:センタースピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2.5ウェイ/114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー×4/HDI (High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:91dB (2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:55Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.3kHz / 2.0kHz
推奨アンプ出力:20 – 150W
サイズ(幅×高×奥):740×158×228mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:12.0kg(グリル含む)
付属品:滑り止めパッドX6、グリル、クイックスタートガイド(多国言語)
価格:標準価格 5万5000円(税込)/1本

 

●JBL 240H DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
製品名:JBL STAGE 240H BLK
タイプ:DOLBY イネーブルド・ハイトスピーカー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:2ウェイ/114mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー/HDI (High Definition Imaging)ホーン付25mm径アノダイズ処理アルミニウム・ドーム・ツイーター
出力音圧レベル:87dB(2.83V/1m)
公称インピーダンス:6Ω
周波数特性:85Hz – 25kHz (±6dB)
クロスオーバー周波数:1.6kHz
推奨アンプ出力:20 – 150W
サイズ(幅×高×奥):180×185×270mm(グリル、スリップパッドを含む)
重量:3.5kg(グリル含む)
付属品:グリル、防振パッド、取扱説明書
価格:標準価格 5万5000円(税込)/ペア

 

●JBL 200P サブウーファー
製品名:JBL STAGE 200P BLK
タイプ:パワード・サブウーファー
カラー:エスプレッソ
スピーカー構成:250mm径ポリセルロース・リブドコーン・ウーファー
内蔵アンプ:150W(RMS)/300W(Dynamic)
クロスオーバー周波数:50Hz ~150Hz(連続可変)、-24dB/oct.
周波数特性:28Hz ~ クロスオーバー周波数設定値
入力:RCA×1
サイズ(幅×高×奥):350×361×411mm (足を含む、スパイクを含まない、端子含む)
重量:14.4kg(グリル含む)
付属品:電源ケーブル(1.4m)、カーペットスパイクX4、グリル、クイックスタートガイド(他国言語)
価格:標準価格 6万8200円(税込)/1本

ハンドバッグみたいに持ち運べるけど音質はスゴイ! ボーズのポータブルスピーカー発売

ボーズは、SoundLink Bluetooth speakerシリーズの音質をさらに向上させたスピーカー「SoundLink Max Portable Speaker」を発売。価格は5万7200円(税込)です。

 

本機は、スピーカー前面に3つのトランスデューサーを配置した独自の「Articulated Array設計」により、スピーカー正面以外にも音が広がるステレオ体験を提供してくれるといいます。また特別設計された2基のパッシブラジエーターが、力強い重低音を実現するうえに、サウンドバーに搭載された技術と独自のデジタル信号処理によりどこに置いても、楽器、ボーカル、音楽をクリアな音で聴くことができるとしています。

 

ボディ部分はパウダーコーティングとシリコン加工されたスチール製の筐体を採用。振動、落下、衝撃に強いほか、腐食や紫外線に対する耐性もあり、加えてIP67等級の防水、防塵にも対応します。約幅26.5×高さ12×厚さ10.5cmとサイズのコンパクトさもあいまって、ビーチやキャンプなどのアウトドアにも積極的に持ち運びたいスピーカーです。

 

重さは約2.1kg。取り外し可能なロープハンドル付き。カラーはブラックとブルーダスクの2色展開となっています。

 

メーカー:Bose

製品名:SoundLink Max Portable Speaker

価格:5万7200円(税込)

畳から音と振動が…!? ごろ寝して全身でサウンドを味わえる「畳スピーカー」

畳に「ごろ寝」すると、音と振動を全身で感じられる――なんとも粋なプロダクトが登場しました。八代産の畳の内部に振動スピーカーを4基内蔵した「畳スピーカー TTM-V20」です。希望小売価格は24万9800円(税抜・送料別途)。

 

こちらは八代産い草・畳表の再興をめざす「八代産畳表認知向上・需要拡大推進協議会」と、日本音響研究所の共同開発(販売元:山中産業)で、2024年7月4日から一般販売が始まっています。

↑ボディソニック(体感音響システム)搭載がウリ。畳縁やサイズ、形状のオーダーメイド特注生産も可能です

 

Bluetoothを搭載し、好きな音源を簡単に再生可能。目的に合った音源を作れば、さまざまな用途で活用できます。例えば、休憩所に置いてリラックスできる音楽をかければ、癒やしの空間を演出できますね。

↑銭湯や温浴施設のリラックススペースでも活躍する畳スピーカー(導入実績:小杉湯)

 

畳スピーカーを監修した日本音響研究所の鈴木 創所長は「マットレスだと柔らかくて振動が伝わらず、床だと硬すぎてリラックスできない」と指摘。「畳ならではの『ごろ寝文化』や『床座文化』と、振動を伝える機能が思いがけずマッチしています」とのこと。

 

また、鈴木氏は「部位によって感じやすい周波数が異なることなどから、その目的に合った音源を作ることで様々な活用可能性を秘めている」と語り、「休憩所などでのリラックスシーンだけでなく、イヤホンと連動させることによって、迫力のある音楽や映像作品の鑑賞にも対応可能」と語ります。

 

また、本製品の推薦者、北九州市立大学の森田 洋教授は、畳が持つ魅力に着目して以下のように語りました。

「『バニリン』をはじめとする、い草の香り成分(嗅覚)や、い草の色(視覚)はリラックス効果をもたらすことが知られており、また畳表は、い草を1本1本編んで作られていることから、畳目の触り心地やクッション性(触覚)も特徴です。この畳本来の良さに、今回、振動スピーカー(聴覚と振動覚)が加わったことで、畳のリラックス効果をより増幅して実感できるのではないでしょうか」

↑八代産畳表は、高いクッション性とリラックス効果のある香りが特徴

 

さらに、い草には吸音性もあるため、振動スピーカーを畳に仕込むと「周囲の人にとっても心地よい音響空間の創出にも繋がるのでは」と森田教授。畳が床材としての役割を超え、現代のライフスタイルやトレンドにフィットした形で、応用されることに期待を込めています。

Beats、噂の「新型ポータブルスピーカー」を6月25日に発表へ

アップル傘下のオーディオブランド・Beatsが、新型ポータブルスピーカーを6月25日に発表します。

↑Beatsの新型ポータブルスピーカー(画像提供/Beats by Dre/X)

 

Beatsは以前から、バスケットボール選手のレブロン・ジェームズ氏などを起用して、新型ポータブルスピーカーをチラ見せしていました。iOSのベータ版からはBeatsのポータブルスピーカーが見つかったこともあります。

 

Beatsは2015年10月に、ポータブルスピーカー「Beats Pill+」を海外で発売しました。同ブランドが6月25日に発表するのは、Beats Pill+の後継モデルに相当するようです。また、Beats Pill+と比較すると、より丸みを帯びた形状となり、ストラップホールも追加されています。

 

以前のリーク情報によれば、Beatsの新型ポータブルスピーカーはゴールド、レッド、ブラックの3色展開となるようです。日本でも発売されるかどうかが気になります。

 

Source: Beats by Dre / X via MacRumors

フジロック’24×KEENコラボレーション第5弾!脱ぎ履きの多いキャンプサイトも快適なサンダル

日本最大の野外ロックフェスティバル・フジロック’24×KEENコラボレーション第5弾が6月19日に発売。“木々に囲まれたフジロック”がコンセプトの本コラボは、フジロック公式オンラインショップ GRREN on RED、オフィシャルショップ岩盤/GAN-BAN店頭(渋谷パルコB1F)、KEEN公式オンラインストア、KEEN直営店、および取扱い各店舗にて発売します。

 

KEENの代名詞でもあるつま先を守る水陸両用サンダル

フジロック会場のある苗場は山々の木々に囲まれ、グリーンステージからフィールドオブヘブンをつなぐボードウォーク(木道)、そしてアーティストが演奏する楽器など、フジロック はウッディなエレメントと共存しています。内側にフジロックのロゴを配し、脱ぎ履きしやすいバンジーコードシステムには蓄光仕様を採用した水陸両用サンダル「NEWPORT RETRO(ニューポート レトロ)」は、メンズ・ウィメンズで展開。

↑「NEWPORT RETRO」1万5400円(税込)

 

つま先のトゥ・プロテクションが足先を守るので、人に踏まれても岩につまづいても安心。長時間の歩行を想定した疲れにくいソール構造とレーザーサイピングを施したグリップ力の高いアウトソールが、アクティブなフジロッカーの足元をサポートします。脱ぎ履きが容易なバンジーコードシステムは、脱ぎ履きの多いキャンプサイトも快適。水や汚れに強いポリエステル素材のアッパーはウォッシャブルで手入れも容易です。

↑そのまま川に入ったり、ステージからステージを巡る移動時間など、フジロックでのいかなる時間もサポートするフジロッカーの必須ギアで、フジロックを楽しもう!

 

 

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もうチラ見せは十分! Beatsの噂の「新型ポータブルスピーカー」は発売間近

アップル傘下のBeatsブランドの次期ポータブルスピーカーが、米国連邦通信委員会(FCC)に登録されていたことが、海外メディアのMacRumorsによって判明しました。

↑まもなく正式にお披露目か(画像提供/MacRumors)

 

Beatsは以前、ポータブルスピーカー「Beats Pill+」を販売していました。これはすでに生産が終了していますが、その後継モデルらしきポータブルスピーカーを持った元NBA選手のレブロン・ジェームズや、F1ドライバーのダニエル・リカルドの姿が目撃されています。

 

FCCへの登録は通常、製品発売の数週間前に行われるので、Beats Pill+の後継ポータブルスピーカーは6月中にも発売されることになりそうです。

 

「iOS 17.5」のベータ版から見つかったアニメーション画像によれば、Beats Pill+の後継ポータブルスピーカーは以前と同じピル型のデザインとなっています。また、ボタン類のデザインが変更され、ストラップホールとストラップも追加される模様。本体カラーはゴールド、レッド、ブラックの3色となっています。

 

Beatsの次期ポータブルスピーカーでは、USB-C充電やBluetoothバージョンの刷新などの改良も期待されています。以前のBeats Pill+と同じように、気軽にかっこよく持ち運べるポータブルスピーカーに仕上がっていてほしいですね。

 

Source: MacRumors

「Beats Pill+」の後継モデル? iOSベータ版で画像が見つかる

アップル傘下のオーディオブランド「Beats」からのリリースが期待されている、ポータブルスピーカー「Beats Pill+」の後継モデル。その本体らしきアニメーション画像が「iOS 17.5ベータ版」から発見されました。

↑後継モデルの兆候が次々に現れる

 

Beats Pill+とは、Beatsが2015年10月に市場に投入したワイヤレススピーカー。軽量コンパクトながら堅牢なデザインと、Androidアプリが用意されていることなども好評でしたが、2022年1月に惜しくも生産が終了しました。

 

しかし先日、レジェンドバスケットボールプレーヤーのレブロン・ジェームズが、Beatsの新型ポータブルスピーカーらしき製品をちら見せ。その後には、F1ドライバーのダニエル・リカルドが、同スピーカーを持ち歩いているのが見つかっています。

 

今回の画像を見ると、Beats Pill+の後継スピーカーの本体デザインはほぼ変わらないものの、ボタンの形状が変化し、ストラップホールが追加されているようです。

 

現時点では、Beats Pill+の後継スピーカーがいつ発売されるのかは不明。ただし、セレブによるちら見せが相次ぎ、iOSのベータ版に画像が含まれていたことを考えると、その投入時期はそう遠くなさそうです。

 

Source: Aaron / X via MacRumors

レブロンが手に持っているのは何? にわかに注目を集める「Beats Pill+」の次期モデル

米NBA史上最高のバスケットボール選手の一人と言われるレブロン・ジェームズが、生産終了したアップルの「Beats Pill+」の後継モデルらしきポータブルスピーカーをインスタグラムでちら見せしています。

↑レブロン・ジェームズ選手が持っていた「Beats Pill+」の後継モデルらしきもの(画像提供/Lakers/Instagram)

 

Beats Pill+は2015年10月に海外でリリースされたポータブルスピーカーで(国内導入は2016年1月)、Bluetoothによるワイヤレス接続ができます。12時間の連続使用が可能で、充電用にLightningポートとUSB-Aポートを搭載していました。堅牢なデザインとAndroid向けにもBeatsアプリが用意されていたことで好評だったBeats Pill+ですが、2022年1月に生産を終了しています。

 

2018年にはアップルがBeatsブランドのポータブルスピーカーを199ドル(約3万1000円※)で投入するとのが流れましたが、実現しませんでした。現在のBeatsブランドにポータブルスピーカーは存在せず、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンのみがラインナップされています。

※1ドル=約154.8円で換算(2024年4月24日現在)

 

今回レブロンがちら見せした謎のBeatsブランドのポータブルスピーカーですが、Beats Pill+とは異なりストラップホール(とストラップ)が用意され、より持ち運びやすくなっています。その他の仕様は不明ですが、充電ポートはUSB-Cに変更される可能性が高そうです。

 

現時点では、今回のInstagramでの投稿以外の一切の情報がない、Beats Pill+の次期モデル。Beatsらしいパンチのあるサウンドを聞かせてくれる、ポータブルスピーカーとして登場してほしいものです。

 

Source: Lakers/Instagram via 9to5Mac

2台同時接続に対応! 映画の世界に入り込んだような臨場感が味わえるソニーのネックスピーカー「HT-AN7」

ソニーはネックスピーカー「HT-AN7(BRAVIA Theatre U)」を、6月14日に発売します。市場想定価格は4万円前後(税込)。

 

同製品は、XRプロセッサ搭載BRAVIAと、別売りのトランスミッターを接続することで、Dolby Atmosなどの立体音響を再生可能。

 

ユニットサイズを拡大した新開発X-Balanced Speaker Unitを採用し、クリアなサウンドと迫力ある低音を楽しめます。

 

また、これまで要望が多かったという、Speaker Add機能を用いた2台同時接続に対応しています。

 

バッテリー持続時間約12時間ロングバッテリーを搭載。急速充電にも対応し、10分の充電で約60分の再生が可能です。

 

アジャスタブルネックバンド機構の採用により、首の太さなど個人の体形に合わせた幅調整が可能です。内部はソフトマテリアル素材を採用し、装着感も向上させています。

 

同梱ケーブル・変換アダプターを使用して、PlayStation 5のコントローラーやPCなどとの有線接続(Audio-in)に対応。低遅延でゲームをプレイできます。

ボタンひとつで低音強化、ソニーの新スピーカー「ULT FIELD 1」「ULT FIELD 7」

ソニーは4月16日、ワイヤレスポータブルスピーカー「ULT FIELD 1」および「ULT FIELD 7」を発表しました。発売日と市場推定価格(税込)は下記のとおりです。

↑ULT FIELD 1。ブラック/オフホワイト/フォレストグレー/オレンジの4色をそろえます

 

ULT FIELD 1 4月26日発売 2万円前後

ULT FIELD 7 5月24日発売 6万6000円前後

 

両モデルはともに、重低音に特化した新たなシリーズ「ULT POWER SOUNDシリーズ」として登場した新製品です。ソニーによると、ワイヤレススピーカーを購入する際にユーザーは重低音に注目しているとのこと。今回の新モデルはそうしたニーズに沿って発表したといいます。

 

ULT FIELD 1は自分の部屋やお風呂、アウトドアなど、好きな場所に持ち運んで使うことを想定したモデル。約幅206×奥行き76×高さ77mmとコンパクトながら、ダイナミックな低音を実現しています。スピーカーユニットは低域を担当するウーファーと中高域を担当するトゥイーターの2way構成。加えて、低域を強化するパッシブラジエーターを2基搭載しています。

 

またユニークなのは「ULTボタン」の搭載で、ボタンを押して「ULT POWER SOUND」モードをオンにするだけで低域とパワー感を高めてくれます。オンオフは専用アプリ「Music Center」でも切り替えられます。

↑本体操作部の端に搭載されたULTボタン。低域を強化し、音楽のパワー感を向上させてくれます

 

本体はIP67の防じん/防水に加え、防錆性も備えているため、お風呂場などで使用可能。さらに落下の衝撃に強く、高い耐久性を実現しています。また、横置き縦置きに対応しているうえに、ストラップも付いているので、好きな場所に設置しやすくなっています。

↑縦置き横置きとストラップで、シーンを選ばず使えます。なお、360度スピーカーではありません

 

このほか約12時間持続するバッテリー、ハンズフリー通話などの機能を採用しています。コーデックはAAC/SBCに対応。

 

ULT FIELD 7は自宅での音楽鑑賞や、アウトドアなどの際に大人数で音楽を楽しむのに向いているモデル。サイズは約幅512×奥行き222×高さ224mm、重さ約6.3kgと大きめです。

↑ULT FIELD 7。カラバリはブラックの1色展開

 

スピーカーの構成はウーファー2基とトゥイーター2基、パッシブラジエーター2基。ウーファーは振動板の面積を大きくした「X-Balanced Speaker Unit」を採用することで、パワフルな重低音を実現しているそうです。またトゥイーターも直径約46mm径サイズにすることで、広い帯域の再生に対応。これらのバランスを調整することで、重低音とクリアなボーカルを再現しているとのこと。

↑真ん中にウーファー、両サイドにトゥイーター、両端にパッシブラジエーターを搭載

 

こちらもULTボタンを搭載。深い重低音を再生するULT1、パワー感を強調した重低音を再生するULT2の2モードに対応しています。Music Centerからの切り替えも可能です。

 

このほか、約30時間持続するバッテリー、IP67の防じん/防水および防錆性能、縦置き横置き、LDAC/AAC/SBCコーデックなどに対応しています。

 

なお、カラオケでの使用を想定し、マイク/マイク・ギター端子とマイク入力時のキーコントロールボタン、マイクエコーボタン、オーディオ入力端子、音楽再生と給電が可能なUSB端子を搭載しています。

↑背面にインターフェースがまとまっています

JBL、Bluetooth スピーカー「JBL GO 4」「JBL CLIP 5」を同時発売。スマホ直聴きの人へ向けた新型は豊富な全9色がラインナップ

ハーマンインターナショナルは、JBLの新型Bluetooth スピーカーとして「JBL GO 4」と「JBL CLIP 5」を、4月5日から順次販売を開始した。オンラインストア販売価格は、JBL GO 4が7700円、JBL CLIP 5が9900円(いずれも税込)。

↑JBL GO 4(写真手前、左からファンキーブラック、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、スクワッド)、JBL CLIP 5(写真奥、ブルー)

 

スピーカーユーザーの潜在層を狙った新たな考え方

2024年に創設78年目を迎えるJBLは、高い技術力によるサウンドパフォーマンスが世界中で高い評価を得てきた。しかし、2015年の「Apple Music」のサービス開始以降、音楽サブスクの需要は年々高まり、2023年には音楽市場においてストリーミングが全体の約3割を占める結果となった。音楽の聴き方が激変した昨今、同社は「これまでと同じことをしていても仕方がない」と、商品開発に対する考えを改めたという。

 

その根拠の追求のため、同社は「日本の音楽聴取に関する調査」を実施。調査の結果、ストリーミングで音楽を聴いている層は、15歳~49歳の男女400人のうち約40%、20代で60%以上の人が利用していることが明らかとなった。この層に対して、「どうやって音楽を聴いているのか」を質問すると、72%がワイヤレスイヤホンを使用。33%がスマートフォンの内蔵スピーカー、17%がポータブルスピーカーを使用していた。

↑2024年3月25日~26日実施「日本の音楽聴取に関する調査」より

 

スマートフォンの内蔵スピーカーを使った、いわゆる「スマホ直聴き派」は、特に20代女性に多い。イヤホンにはコストを割くのに、なぜスマホのスピーカーを使うのか? という疑問を解消するために、同社はイヤホン/スピーカーを使うシーンを分析した。その結果、スピーカーは「朝のメイク中や身支度中」「料理や掃除など、家事の最中」など、いわゆる「ながら聴き」で使用するという声が多く挙がった。

 

ハーマンインターナショナル マーケティング部 シニアマネージャー 濱田直樹氏は「音楽の楽しみ方が多様化してきていることを実感しました。イヤホンは独りで没入するとき、スピーカーはメイクや料理などの家事、キャンプなどゆったりと “ながら” での利用、と住み分けができている」と、潜在的なポータブルスピーカーユーザーがいる可能性に触れ、この結果をチャンスと捉えたことを熱弁。

 

「ポータブルスピーカーの良さを、スマホ直聴き派の人たちへアプローチする余地は十分にある。使用シーンと合わせてスピーカーを使うことを提案していきたいです」と、スピーカーユーザー拡大の可能性についても述べた。

↑ハーマンインターナショナル マーケティング部 シニアマネージャー 濱田直樹氏

 

「スマホ直聴き」派に向けた、Auracast対応の高音質Bluetooth スピーカー

こうしたさまざまなライフスタイルシーンで音楽を楽しめるスピーカーとして、今回登場したのがポータブルBluetoothスピーカーJBL  GO 4とJBL CLIP 5。全世界累計販売5500万台を超える大人気シリーズが、4年ぶりにフルモデルチェンジを果たした新モデルだ。

 

いずれも45mmフルレンジ・ドライバーを搭載。JBL GO 4の搭載ドライバーは、前モデル比16%のサイズアップを果たした。新設計のパッシブラジエーターも共に搭載されている。JBL CLIP 5については前モデル比で10%拡大された。

 

パッシブラジエーターによりサウンドも進化。前モデル比10%深みの増した低域再生が可能となった。さらに、ユニットの強化に伴い、アンプも最適化することで、前モデル比最大20%の音圧強化をも可能とした。

↑手のひらサイズのコンパクトな筐体を維持しながらも、進化したパワフルサウンドを実現した

 

機能面では、GO/CLIPシリーズ初となる専用アプリ「JBL Portable」に対応。複数の機種を一元管理できるだけでなく、サウンドイコライザーの調整や製品のリネーム、起動音のOn/Off、製品のファームウェアアップデートなど、さまざまなカスタマイズが可能になった。

 

BluetoothはLE Audio対応で、2台のスピーカーを無線で接続する「ワイヤレスステレオ再生」が可能となり、より広いサウンドステージを実現。新機能「Auracast」により、複数の対応機器と連携して同時再生をするマルチスピーカー機能も備わっている。さらに、シリーズ初となるマルチポイント接続にも対応する。

 

JBL GO 4は、最大7時間の連続再生が可能だが、「プレイタイムブースト」によりバッテリー寿命が2時間増える。JBL CLIP 5は最大12時間連続再生が、3時間延長可能。いずれもIP67等級の防水防塵対応なので、安心して屋外での使用やボディの丸洗いをすることができる。

 

外観面では、JBL CLIP 5がモデル名の由来でもあるカラビナ構造をブラッシュアップし、ゲート開口部分を直径16mmから23mmに拡大。「直径23mmは、100円玉よりも少し大きい口径です。例えば、浴室の物干しポールなどにも引っかけやすいなど、さまざまなライフスタイルシーンでの使い勝手向上を目指しました」(濱田氏)と、多様化する音楽の楽しみ方への配慮にも余念がない。

↑JBL CLIP 5の使用シーンイメージ。カラビナのゲート開口部を直径23mmに拡大したことで、従来モデルより幅広い使用シーンでの使用が可能になった

 

カラーバリエーションは、両モデル共にスウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープルの全9色がラインナップされた。パープルは公式サイト限定販売とのこと。

↑JBL GO4のカラーバリエーション。上左から、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープル

 

↑JBL CLIP 5のカラーバリエーション。上左から、スウォッシュピンク、ウィンブルドングリーン、ファンキーブラック、ブラック、ブルー、レッド、ホワイト、スクワッド、パープル

 

イメージキャラクター・詩羽さんも「好きな色がギュッと詰まってる!」と大絶賛

4月5日からは、春のキャンペーン「わたし、響け!」の第1弾もスタート。同キャンペーンのイメージキャラクターに起用された、水曜日のカンパネラ・詩羽さんが、JBL Go 4と共に舞い踊る新WEBCM公開のほか、東京・渋谷エリアをはじめとした全国の主要都市をJBLがジャックする野外広告を展開していく。

↑春キャンペーン「わたし、響け!」のイメージ

 

取材の場に登壇した詩羽さんは、今回の新製品についての印象を聞かれると「色の配色が印象的です。お気に入りは、自分の好きな色がギュッと詰まったスウォッシュピンク! 意識してなかったんですけど、今日の服装にも合っていて、すごく私らしい色だなって」と、WEBCMでも使用した同カラーを手にニッコリ。

↑ビビッドな装いで登場した詩羽さん。「ピンクとイエローとミントグリーンの配色がめちゃくちゃ好み!」と大絶賛

 

スピーカー初心者に向けてのメッセージでは「GO 4はすごくコンパクトで、手が小さい人でも簡単に持てちゃう。皆にとってすごく馴染みやすいものになるんじゃないかと思うので、ぜひ音楽をもっと手軽に、気軽に、スピーカーで楽しんでもらえたらなと思っています」と、製品特徴のひとつであるコンパクトさにも触れアピールした。

↑「カラフルな春をGO 4と一緒に楽しんでほしいです」、と笑顔でアピールした

 

さらに、国内最大級のスニーカーアプリ「スニーカーダンク」と初のコラボレーションキャンペーンも実施中だ。個性あふれる9色のカラーバリエーションを持つJBL GO 4とJBL CLIP 5を、ファッションのコーディネート感覚で楽しんでもらいたい、という思いからスニーカーのプロが厳選したそれぞれのカラーとマッチするレアスニーカーをセットに、各色1セットの計18名にプレゼントされる。キャンペーン期間は5月31日(金)まで。春キャンペーン特設サイトから必要項目を記入して応募する。濱田氏はこの取り組みについて「スピーカーを持っていない人にも興味を持ってもらうきっかけになれば」と、締め括った。

↑「スニーカーダンク」とのコラボレーションセットの一例。どれもファン垂涎のレアスニーカーが選ばれている

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

2万円以下でより手頃に。テレビの聞こえづらさを改善する「ミライスピーカー・ミニ」発売

サウンドファンは、テレビから聞こえる言葉の聞こえづらさを改善する「ミライスピーカー」の新モデル「ミライスピーカー・ミニ」を発売しました。直販価格は1万9800円(税込)です。

 

ミライスピーカーは、「蓄音機の音は耳の遠い高齢者にも聞こえやすい」という仕組みをきっかけに開発された製品です。平板の振動板を湾曲させることで、広く遠くまではっきりとした音声を届けることが可能。耳に不自由を感じる人やその家族などに受け入れられ、累計約20万台を販売する実績を持っています。

 

ミライスピーカー・ミニは、聞こえ方/機能/サイズはそのままに、よりシンプルなデザインと手に取りやすい価格を実現したモデル。正面から見るとテレビの視聴を邪魔しない黒い長方形に見えるデザインに仕上げたほか、価格も構造をシンプルにすることで1万円台に抑えています。

 

このほか、付属品が紛失しにくいよう工夫した梱包箱や、図解入りで直感的に理解できるとする取扱説明書、テレビの大型化に合わせて長くなったケーブルなど、使い勝手も向上させています。

 

サイズは約幅90×奥行き200×高さ154mmで、重さは約0.6kgです。

 

これまで価格がネックという声もあったそうで、そうした要望にしっかりと応えたミライスピーカー・ミニ。プレゼントにも手頃なので、より普及しそうです。

ソニー、大人数・広い場所にピッタリな大音量ワイヤレススピーカー「SRS-XV500」

ソニーは1月23日、屋内外で使える大音量のワイヤレススピーカー「SRS-XV500」を発表しました。市場想定価格は6万円前後(税込)で、2月2日から発売します。

 

SRS-XV500は、友人/家族が集まったときや体育館で部活やサークル活動をするとき、さらにはイベント時に大音量で使うことを想定したワイヤレススピーカーです。約140×140mmの矩形ウーファーを採用したX-Balanced Speaker Unitを搭載。加えて、従来モデルの「SRS-XP500」よりも大きい直径60mmツイーターを搭載することで、歪みの少ない高域再生が可能になったうえに、低域をウーファーに集中させられるようになったとしています。

↑スピーカーユニットの配置イメージ

 

また、ダクトを前面に配置したことで、重低音もより強化されているとのこと。

 

バッテリーは約25時間駆動のため、電源に繋がずほぼ1日は使用可能です。またIPX4の防滴仕様となっているほか、移動時に持ち運びやすいハンドルを製品上部と底部に設置。これらにより、場所を問わず使いやすくなっています。

 

また、インターフェイスも豊富で、マイク入力およびマイク/ギター入力、オーディオ入力、スマホなどと接続するUSBを装備。加えて、マイク入力時のキーコントロールやエコーボタンも備えています。

 

音楽に合わせて光るライティング機能も搭載。ソニー製オーディオ機器を操作するアプリ「Fiestable」や「Music Center」を使って光り方を変更することもできます。

 

本体サイズは約269×564×294mm、重さは約11.2kg。

「パリピ待望」高音質スピーカーに注目! プロが推すヘッドホン&携帯用スピーカー4選

音楽鑑賞の基本アイテムといえば、ヘッドホンとスピーカー。シーン別に使い分けている人も多い。本記事では、セルフリスニングに最適なヘッドホン1種と携帯用スピーカー3種をピックアップ。マニアも満足する音質とNCの両立を実現したヘッドホンやパーティーシーンで映えるイルミネーションが印象的なワイヤレススピーカーなど、プロが注目ポイントを解説します。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

【その1】同社エンジニアにより人気ヘッドホンの音を一新

final
UX3000
実売価格1万5800円

ANC搭載のワイヤレスヘッドホン。agブランドより発売中の製品を、finalのエンジニアが海外別注モデルとしてサウンドを一新。ドライバーやBluetoothの見直しにより、マニアも満足する音質とNCの両立を実現した。

低音域:5
音声・ボーカル:4.5
定位感:4
装着感:3.5

SPEC●形状:オーバーヘッド型●接続タイプ:無線/有線●対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX LL●連続音楽再生時間(ANC ON/OFF):最大25時間/最大35時間

 

↑ハウジングが上下左右に回転するため様々な頭部の形状にフィット。音漏れを防止し、長時間での使用でも疲れにくい

 

野村‘s Check

無線のオーバーヘッドは屋外用として使いたい

「agブランドの製品をベースにドライバーを新規開発、音質の向上を実現したモデル。同社上位ヘッドホンは有線モデルなので、屋外用のセカンド機として使い分けましょう」

 

【その2】低音域&音圧が強化されゲームへの没入感がアップ

パナソニック
SC-GNW10
実売価格3万6300円

従来機より強化された4基のスピーカーユニットが立体的で奥行きのあるサウンドを再生。2.4GHz帯の専用無線による低遅延のワイヤレス通信で快適性も向上した。ゲームジャンルに合わせて3つの「サウンドモード」が選べる。

低音域:4
音声・ボーカル:5
定位感:4
装着感:4

SPEC●スピーカー口径:φ約38mm●実用最大出力:8W●接続方式:2.4 GHz 専用無線●連続再生時間:約9時間(Vol8)●サイズ/質量:約W256×H56×D221mm/約403g(本体)

 

↑人間工学に基づき、鎖骨と僧帽筋を避けるようにデザインされたボトム形状を採用。長時間の使用でも快適にプレイできる

 

↑新開発のスピーカーユニットと大容量Li-ion電池を搭載。低音・音量ともに強化され、中低域の音圧や音の透明度も向上した

 

野村‘s Check

小音量でも迫力のサウンドを楽しめる

「ワイヤレスながら独自接続によって低遅延を実現したゲーミング向けネックスピーカー。小ボリュームでも音の広がりが良いうえに、チャット時の人の声も聴きやすく、使い勝手が良好です」

 

【その3】派手目のイルミネーションがパーティーシーンに映える

Edifier
ED-QD35
実売価格2万9980円

イルミネーションが印象的なワイヤレス対応スピーカー。高効率なGaN(窒化ガリウム)テクノロジーを搭載し、スマホで音楽をかけながら高速充電できる。モノラルながらハイレゾに対応し、高音質再生が可能。

低音域:4
音声・ボーカル:4
定位感:2
装着感:3

SPEC●対応コーデック:SBC、LDAC●定格出力:合計40W●再生周波数帯域:60Hz〜40kHz●SN比:85dB(A)●サイズ/質量:W263×H165×D133mm/約2.7kg

 

↑USB Type-A、3.5mmステレオミニジャック、Bluetoothの入力が可能。Bluetooth接続はLDACコーデックに対応する

 

野村‘s Check

様々なシチュエーションで活躍しそう

「アプリでイルミネーション設定が行え、部屋の雰囲気やインテリアに合わせたり、パーティーで屋外へ持ち出したりと、様々なシチュエーションで活用できます。サウンドも良質でBGMにも最適」

 

【その4】奥行きのある立体音響を好きな場所へ持ち歩ける

アンカー・ジャパン
Soundcore Motion X600
実売価格1万9990円

空間オーディオ対応ポータブルスピーカー。部屋全体を包み込むような立体音響が満喫できる。独自のアルゴリズムにより、リアルタイムで音楽や音声を解析し、スピーカーそれぞれに最適な音を分配して立体音響を実現。

低音域:4
音声・ボーカル:4
定位感:5
装着感:4

SPEC●対応コーデック:SBC、LDAC●再生可能時間:最大12時間●充電時間:約6時間●出力:50W●防水:IPX7●サイズ/質量:約W310×H170×D81mm/約1930g

 

↑5つのドライバー(ツイーター5W×2/ウーファー15W×2/フルレンジ10W×1)を搭載。合計50Wの高出力を実現した

 

野村‘s Check

ステレオスピーカーとして手軽に良い音が楽しめる

「独自の空間オーディオによる立体音響はもちろん、ステレオスピーカーとしての音質の良さが光ります。手軽に良い音を楽しむ、まさにセカンドシステムにピッタリの製品です」

良質な音とド派手な光でアガる! プロが厳選したDTスピーカー3選

自室でのパソコン作業や動画鑑賞をはじめ、PCオーディオやPCゲームといったリラックスタイムに活躍するデスクトップ(DT)スピーカー。数ある機種の中から、本記事では、1680万色のイルミネーションが楽しめるDTスピーカー SteelSeries「Arena 7」、制作現場で活躍するモニタースピーカー Edifier「ED-MR4」、Bluetooth や USB-DAC を内蔵したコンパクトなアクティブスピーカー FOSTEX「PM0.3BD」の3機種を紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

【その1】1680万色のイルミネーションでゲームを盛り上げる!

SteelSeries
Arena 7
実売価格4万1770円

4インチドライバーとツイーターの2ウェイスピーカーとダウンファイアリングサブウーファーによる2.1chシステム。全音域で調整が可能な独自ソフト「SONAR」により、音楽も映画もゲームも本機のみで最高のサウンドを体験できる。

 

SPEC●スピーカー構成:2.1ch●実用最大出力:非公表●周波数帯域:35Hz〜20kHz●サイズ:W104.9×H126.2×D196.1mm(※スピーカー部)

 

↑4インチドライバーとツイーターの2ウェイスピーカーとダウンファイアリングサブウーファーによる2.1chシステム。全音域で調整が可能な独自ソフト「SONAR」により、音楽も映画もゲームも本機のみで最高のサウンドを体験できる。

 

↑1680万色のRGBイルミネーションを搭載。画面上のアクションや音声に反応し、ビジュアルでゲームや音楽を盛り上げる

 

野村‘s Check

PEQを駆使して好みの音にアレンジできる

「2.1chで定位感の良い迫力サウンドを楽しめるうえに、10バンドPEQで好みの音に調整できるのもうれしい。イルミネーションでデスクを積極的に演出したい人にピッタリ!」

 

【その2】制作現場で活躍する本格派モニタースピーカー

Edifier
ED-MR4
実売価格1万7980円

楽曲・映像制作など、原音を忠実に再現したいシーンで活躍するモニタースピーカー。細かい音までバランス良く再生でき、音楽の各パートのフレーズやノイズ、ズレなどを細かくチェックし、意図した音を制作可能だ。

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:42W●周波数帯域:60Hz〜20kHz●サイズ:W140×H228×D170mm

 

↑前面にAUX入出力を備え、ストレスなくヘッドホンへの切り替えが行える。右側のトグルでボリュームやモード変更も可能

 

↑背面の端子部。ノイズに強く、多くの録音機器に採用されるTRSバランス端子を搭載する。RCAアンバランスやAUXも装備

 

野村‘s Check

メリハリのある表現ができリスニング用にも最適

「フォーカスの良さや定位感の確かさなど音質は本格派。一方でメリハリのある表現も得意で、リスニング用にもピッタリ。この価格でこの音が楽しめるのは、まさにお値段以上!」

 

【その3】リスニングからエンタメまで幅広く活躍するDTスピーカー

FOSTEX
PM0.3BD
実売価格3万8500円

Bluetooth や USB-DAC を内蔵したコンパクトなアクティブスピーカー。サブスク音楽や動画配信を高音質なサウンドで楽しめる。USB端子は96kHz/24bitデータまで入力可能で、デスクトップでハイレゾ音源を堪能できる。

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:30W●周波数帯域:100Hz〜40kHz●サイズ:W110×H212×D133mm

 

↑「MUSIC/VOICE」モードスイッチを搭載。MUSICは音楽リスニング、VOICEはナレーションなど再生音源に応じて音質切換が可能だ

 

↑デジタルとアナログの入力に対応。スマホはBluetooth、PCはUSB、オーディオはAUXなど、入力を切り替えて使用できる

 

野村‘s Check

MUSIC/VOICEモードがユニークかつ便利

「2つのチューニングモードを搭載し、音楽再生だけでなくネット配信のナレーションなど声中心のモニターにも活用できます。デジタルとアナログ入力に対応するのも美点」

PC音源をグレードアップ!プロが推す「クリプトン」のDTスピーカー2選

自室でのパソコン作業や動画鑑賞をはじめ、PCオーディオやPCゲームといったリラックスタイムに活躍するデスクトップスピーカー。手軽にサウンドをグレードアップしたいなら、小型スピーカーながらハイレゾ音源も高音質で楽しめるクリプトン「KS-11G」「KS-33G」を選んでみてはいかがだろうか。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

パソコンのサウンドを簡単にグレードアップできる

デスクトップスピーカーは、パソコンで音楽や映画、動画配信を視聴する際はもちろん、PCゲームを迫力のサウンドでプレイしたいときなどにも活躍するアイテム。いずれもコンパクトなボディながら、ほとんどがアンプを内蔵しており、スピーカー非搭載PCとつないでも音声の出力が可能だ。

 

接続方法はBluetoothによるワイヤレス接続、USBやステレオミニ端子でのケーブル接続があり、クリプトンの2モデルのようにハイレゾ再生に対応したモデルなら、USB接続で高精細なハイレゾサウンドを堪能できる。スピーカー構成は、パソコンの左右に1台ずつ置く2.0ch、より重低音が楽しめる2.1chが一般的で、そのほか5.1chやサウンドバーなどもチョイス可能だ。

 

フルデジタル信号処理を施しハイレゾ音源も緻密に再現

クリプトン
KS-11G
実売価格6万5780円

Bluetooth受信が可能な小型アクティブスピーカー。バスレフの循環する空気量を増やすなどの音質チューニングを施し、上位モデルKS-33Gに迫るサウンドを実現した。PCMの最大192kHz/24bitまでに対応し、ハイレゾ音源も高音質で楽しめる。

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:70W●周波数帯域:70Hz〜20kHz●サイズ:W89.5×H176.5×D105mm

 

↑端子類はUSB(2.0)入力、アナログ(ステレオ3.5φミニジャック)入力、光デジタル入力を装備。Bluetooth受信にも対応する

 

↑Tymphany社製64mmコンケープ・メタル フルレンジ型ユニットを搭載。迫力の重低音と全域にフラットな再生特性をもたらす

 

↑コンパクトな専用リモコンが付属。手のひらサイズながら持ちやすく、ボタンもわかりやすく配置されており使い勝手は上々だ

 

野村‘s Check

コンパクトなのに豊かな音場を創出

「小型スピーカーとしては望外の空間的広がり感を持つなど、上質なサウンドを楽しめます。使い勝手に優れ、手軽にPCデスクの音環境をアップさせられるオススメモデル」

 

Upper Model

オールアルミボディ採用でよりクリアな音再生が可能

クリプトン
KS-33G
実売価格9万3280円

筐体のサイズ(※)とボディのフレーム部分にアルミの押し出しを使用しているのは「KS-11G」と共通だが、こちらはさらに両側面にアルミパネルを採用。オールアルミ採用で、余分な響きが音に乗らずよりクリアな再生ができる。

※ 幅が微妙に異なる(11G:89.5mm、33G:37mm)

 

SPEC●スピーカー構成:2.0ch●実用最大出力:70W●周波数帯域:70Hz〜20kHz●サイズ:W87×H176×D105mm

立体音響を手軽に実現! プロが厳選したサウンドバー2選

テレビの音だけでは物足りない、とセカンドシステム導入を考えているならサウンドバーがおすすめだ。本記事では、液晶や有機ELなど手持ちのテレビの音声を手軽にグレードアップできるサウンドバーからプロが厳選した2機種をピックアップ。テレビと連携できるアクティブスピーカーの情報もお見逃しなく!

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

バースピーカーのみで3.1ch構成を実現

ソニー
HT-S2000
実売価格7万1500円

幅80cmのコンパクトなボディながら、3基のフロントスピーカーとデュアルサブウーファーを搭載。Dolby AtmosやDTS:Xの立体音響規格に対応し、独自のサラウンド音場技術と合わせて、リアルなサラウンド音場を生成する。

 

SPEC●再生チャンネル:3.1ch●実用最大出力:250W●HDMI端子数:入力−/出力1●周波数帯域:非公表

 

↑新アプリ「Home Entertainment Connect」を採用。リモコンが近くにない場合でも、手元のスマホからすぐに機器の操作が行える

 

↑フルレンジ3基とバスレフウーファー2基を内蔵。センタースピーカーの搭載により、声の聴き取りやすさが向上した

 

野村‘s Check

セカンドシステムに最適なコンパクトさ

「高さ方向の立体音響を表現する『Vertical Surround Engine』技術により広がり感のあるサラウンド音声が楽しめます。コンパクトかつスマートなデザインもセカンドシステムにピッタリ!」

 

様々なエンターテインメントを最適な音場で楽しめる!

ヤマハ
SR-B40A
実売価格4万4200円

Dolby Atmosに対応し、TRUE SOUNDなど独自の音響技術と合わせて、放送番組から動画配信まで多彩なコンテンツを没入感の高い音場で楽しめる。ワイヤレスサブウーファーが付属しており、気軽に設置して迫力の重低音を体感できる。

 

SPEC●再生チャンネル:17.1ch●実用最大出力:200W●HDMI端子数:入力−/出力1●周波数帯域:33Hz〜22kHz

 

↑Dolby Atmosに対応。独自のTRUE SOUNDと相まって、没入感が高く自然で作品の持つ空気感を表した音場を再現する

 

↑eARC/CEC対応のHDMIを装備。ケーブル1本でテレビと接続でき、非圧縮の7.1ch音声信号やHDオーディオも伝送できる

 

野村‘s Check

映画や音楽が手軽に“いい音”に!

「独自のバーチャルサラウンド技術よる、広がり感のある空間表現が見事。音楽向け “ステレオモード” の完成度も高く、映画も音楽も楽しめます。テレビの音を少しいい音にしたい人にオススメ」

 

コレもチェック!

ELAC
Debut ConneX DCB-41
実売価格8万8740円

ドイツ・ELAC社のアクティブスピーカー。Bluetooth接続に加え、ARC対応のHDMI端子も備えており、テレビと連携もできる。フォノ・アンプを搭載したRCA入力を備え、MMカートリッジのターンテーブルをダイレクトに接続可能。

 

 

SPEC●再生チャンネル:2ch●実用最大出力:100W●HDMI端子数:入力1/出力−●周波数帯域:50Hz〜25kHz

 

↑入力はHDMI(ARC対応)、USB-B(最大96kHz/24bit対応)、光デジタル、Bluetooth(aptX対応)、アナログRCA(LINE/Phono切替)

 

野村‘s Check

テレビとオーディオをまとめるのに便利

「HDMI端子を搭載しているので、テレビのスピーカーとしても使用可能。サラウンド再生はできませんが、テレビとオーディオをひとつのシステムにまとめられる便利な製品です」

テレビの音が物足りない…だったら、JBLのサウンドバーはどう?

薄型テレビの音はひと昔前に比べて良くなっているものの、まだ物足りなさを感じる製品も多い。そこで本記事では、液晶や有機ELなど手持ちのテレビの音声を手軽にグレードアップできるJBLのサウンドバー2機種をピックアップ。

※こちらは「GetNavi」 2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が解説します

オーディオライター 野村ケンジさん
ハイエンドシステムから、ヘッドホン・イヤホンまで幅広い知識を持つ。テレビやラジオなどでも活躍中。

 

テレビの内蔵スピーカーに満足できなければコレを!

サウンドバーとは、コンパクトなバー型スピーカーのこと。設置が簡単で、手軽に迫力あるサウンド再生が楽しめる。テレビの内蔵スピーカーに物足りなさを感じている人に最適なテレビオプションだ。現在、本体のみの「ワンボディ」と、本体とサブウーファーで構成される「2ユニット」が主流で、前者は手軽さ、後者は迫力の重低音を求める人向き。上位モデルのなかにはJBL「BAR 1000」のように、リアスピーカー付属モデルもあり、より奥行き感のあるサラウンドを満喫したい人にオススメだ。

 

JBLのシアターサウンドを自宅で手軽に満喫できる!

JBL
BAR 500
実売価格7万1500円

7基のスピーカーを搭載したサウンドバー本体と、大口径のサブウーファー1基からなる5.1chシステム。独自の「Multi Beam」技術とDolby Atmosのハイブリッド方式により、手軽にリビングで本格的な立体音響を再現できる。

 

SPEC●再生チャンネル:5.1ch●実用最大出力:590W●HDMI端子数:入力1/出力1●周波数帯域:35Hz〜20kHz

 

↑サブウーファーには上位モデル「BAR 1000」と同じ出力数の大口径ユニットを搭載。身体に響く深い重低音を創出する

 

↑AirPlay 2、Alexa MRM、Chromecast built-inに対応。300以上のオンライン音楽ストリーミングサービスにアクセス可能だ

 

↑2Way構成のセンター左右用スピーカー5基に加え、両端にサラウンド用ビームフォーミングスピーカー2基を搭載する

 

野村‘s Check

空間オーディオのリアルな音場が楽しめる

「独自のMultiBeamによるリアルサラウンドに加え、バーチャルハイトスピーカー内蔵によってDolby Atmosにも対応。手軽に空間オーディオが楽しめるので、セカンドシステムにピッタリです」

 

無線リアスピーカー搭載のリアル7.1.4chシステム

JBL
BAR 1000
実売価格10万8170円

こちらは、Bar 500のハイエンドモデル。Dolby AtmosやDTS:Xに完全対応する7.1.4chサラウンドシステム。サウンドバーとワイヤレス・サブウーファー加え、充電式ワイヤレス・リアスピーカーを備え、最高峰の没入感とかつてない臨場感を体感できる。

SPEC●再生チャンネル:7.1.4ch●実用最大出力:880W●HDMI端子数:入力1/出力3●周波数帯域:33Hz〜20kHz

 

↑無線リアスピーカーと「MultiBeam」技術と採用。Dolby AtmosとDTS:Xの7.1.4chの立体音響を再現する

シャープ、設置しやすくお手頃価格なサウンドバー「HT-SB700」発売

シャープは、迫力ある立体音響が手軽に楽しめるとうたう、コンパクトなサウンドバー「AQUOS オーディオ HT-SB700」を11月25日に発売します。実売価格は2万9700円前後(税込)。

 

HT-SB700は、コンパクトサイズを実現しながらも、高音質を実現したというサウンドバー。設置しやすいよう横幅52cmに抑え、テレビ台やテレビスタンドの棚板の上など、限られたスペースにもすっきりと置けます。また、テレビとの接続はHDMIケーブル1本でOK。簡単に使い始められます。

 

音質については、立体音響技術「Dolby Atmos」を採用。コンテンツのBGMや効果音、セリフなどの臨場感を高めて、迫力ある音響を届けるといいます。スピーカー部には、前面に音を出すフロントスピーカーに加え、上向きのハイトスピーカーを搭載。音を天井に反響させることで、聴く人を包み込むような音場を作り出します。また、フロントスピーカーにバスレフダクト構造を採用。低音域の表現力を高めています。

 

テレビと周辺機器との連携機能「AQUOSファミリンク」に対応し、テレビのリモコンで、本機の音量操作やサウンドモードの切り換え操作が可能です。さらに、電子番組表の番組情報を読み取り、見ている番組に適したサウンドモードが自動で選択される「ジャンル連動」を搭載しています。

 

そのほか主な仕様は以下のとおりです。

 

チャンネル数

2.0.2ch

総合出力

70W

(フロントスピーカー20W+20W/ハイトスピーカー15W+15W)

本体サイズ

幅520×奥行113×高さ72mm

重さ

約1.7kg

電源入力

DC18V 2.0A(付属のACアダプターを使用)

定格電圧

/消費電力(待機時)

AC100V、50/60Hz

/15W(約1.1W)

音声入力端子

デジタル外部入力:角型光入力×1

アナログ外部入力:ステレオミニジャック×1

音声出力端子

デジタル外部出力:HDMI(eARC/ARC)出力×1

対応音声フォーマット

Dolby Digital/Dolby Digital Plus/Dolby TrueHD/Dolby Atmos/

MPEG-2 AAC/PCM(最大7.1ch)

対応Bluetooth

コーデック

SBC/AAC

無線通信方式

Bluetooth 5.3 + EDR A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)

AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile)

付属品

リモコン、単4乾電池×2、ACアダプター(1.5m)、

HDMIケーブル(1.2m)、拡散シート

これは価格以上!プロがオススメするコスパ最高のスピーカー5選

音の出口となるスピーカーは、サウンドの要。コスパモデルならアクティブ、ワイヤレス、ポータブルなど、使用シーンに合わせて使い分けできる! 識者がオススメする5台のスピーカーを紹介。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

デスクトップで高音質を楽しめるコンパクトモデル

 

FOSTEX
PM0.1e

実売価格:1万5400円

シリーズ最小ながら、5.5㎝のグラスファイバー振動板のフルレンジユニットを搭載し、クリアな音質とフルレンジらしい優れた音場再生を実現。自然な響きを生み出す木製エンクロージャーで、木へのこだわりを体現している。

SPEC●ドライバー:5.5cmフルレンジ●出力:5W+5W●周波数特性:80Hz〜35kHz●サイズ/質量:W86×H175×D152mm/約775g(アクティブ側)

 

↑アクティブスピーカー背面に入出力やボリュームなどを集約。付属のケーブルでステレオミニ出力のPCやDAPをRCA入力に接続できる

 

【ここが価格以上!】

この価格で、アンプまで内蔵しています。木製エンクロージャーの採用により、価格を感じさせない高級感のあるデザインも◎。小音量でも迫力ある低音が聴けるため、狭小スペースでも良い音で聴きたい人に最適です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

音楽再生から家電の音声操作までマルチに活躍するスマスピ

Amazon
Echo Pop

実売価格:5980円

Alexaを搭載したEchoシリーズの最新スマートスピーカー。AZ2プロセッサの搭載に加え、前面方向へのスピーカー配置により音質も良好だ。新設計された半球型のコンパクトな形状と4色のカラバリは、インテリアとの相性が抜群。

SPEC●ドライバー:49.5mm全面放射型スピーカー●接続:デュアルバンドWi-Fi(2.4/5GHz)、Bluetooth Low Energy Mesh、Matter●サイズ/質量:W99×H91×D83mm/196g

 

↑本体上部にはライトバーや音量ボタン(+/−)を装備。プライバシーにも配慮し、マイクのON/OFFボタン(中央)も搭載されている

 

【ここが価格以上!】

「歴代のEchoシリーズのなかでもかなりの低価格モデル。各種センサーは省略されていますが、IoT的な使い方をしないなら不要でしょう。Amazon製品なので、ビッグセール期間を利用すればさらに安く入手できるハズ!」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

リビングでも活躍するブックシェルフ型モデル

SHANLING
JET1

実売価格:8万3600円

30年以上にわたるハイエンドオーディオの製造技術を注ぎ込んで開発された2Wayパッシブ型スピーカー。コンパクトながら十分なパワーを持ち、デスクトップやブックシェルフだけでなくリビングルームでのリスニングでも活躍する。

SPEC●周波数特性:65Hz〜25kHz(±3dB)●感度:84dB(1m@2.83V)●インピーダンス:4Ω●推奨アンプ出力:25W〜50W●サイズ/質量:W203×H241×D156mm/3.75kg(1台)

 

↑ツイーターにAMT (Air Motion Transformer)を採用。歪みが少なく、精巧な空間表現と緻密で繊細なサウンドを実現する

 

【ここが価格以上!】

「ポータブルオーディオのイメージが強い同社初のデスクトップ向けスピーカー。一般的なオーディオスピーカーと同じパッシブタイプで、音質を重視しつつコンパクトに纏め上げ、デスクでの使い勝手を高めています」(AVライター・野村ケンジさん)

 

原音を忠実に再現しクリエイティブ環境に最適

Edifier
ED-MR4

実売価格:1万7980円

映像制作やDTMの作業時など、原音を忠実に再現するシーンで活躍するモニタースピーカー。細かい音までバランス良く再生でき、音楽の各パートのフレーズやノイズ、ズレなどを細かくチェックし、意図した音を表現可能だ。

SPEC●ドライバー:約106mmウーファー、約25mmツイーター●周波数帯域:60hz〜20kHz●出力:42W●サイズ/質量:W140×H228×D170mm/約4.5kg(2台)

↑背面の端子部。ノイズに強く、多くの録音機器に採用されているTRSバランス端子を搭載する。RCAアンバランスやAUXも装備

 

【ここが価格以上!】

「DTMなどでの利用を前提とした本格モニタースピーカーだけあって、音質はフォーカスの良さ、定位感の確かさが際立ちます。一方で、メリハリのしっかりした表現は、オーディオのリスニング用としてもナイス」(AVライター・野村ケンジさん)

 

煩わしいコードを気にせずリアスピーカーを設置できる

JBL
BAR 1000

実売価格:14万3000円

サウンドバー、ワイヤレス・サブウーファー、充電式ワイヤレス・サラウンドスピーカーによる7.1.4chサラウンドシステム。Dolby AtmosとDTS:Xに対応し、独自のMultiBeamを組み合わせることで完全な立体音響空間を再現する。

SPEC●最大出力:880W●音声フォーマット:Dolby Digital、Dolby Atmos、DTS、DTS:Xほか●HDMI:入力×3(ARC対応)、出力×1(eARC対応)●サイズ/質量(サウンドバー):W884×H56×D125mm/3.7kg

 

↑「3Dイマーシブサウンド」Dolby AtmosとDTS:Xに対応。独自のMultiBeamを組み合わせることで完全な立体音響空間を再現する

 

【ここが価格以上!】

「普段の視聴用にはサウンドバーで、しっかり映画を観るときにはちゃんとリアスピーカーを設置したい……というニーズを1台で満たせます。一見すると高価ですが、使い方の多様性や音質を考えれば高コスパと言えます」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

アクティブスピーカーからスマートスピーカーまで−−識者がオススメするコスパ最高のスピーカー5選

音の出口となるスピーカーは、サウンドの要。コスパモデルならアクティブ、ワイヤレス、ポータブルなど、使用シーンに合わせて使い分けできる! 識者がオススメする5台のスピーカーを紹介。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

テレビ音声もハイレゾ音源も躍動感溢れるサウンドで!

ELAC
Debut ConneX DCB41

実売価格:8万9350円

ドイツの老舗ブランドELACのアクティブスピーカー。Bluetooth接続に加え、ARC対応のHDMI端子も備えており、テレビと連携もできる。フォノ・アンプを搭載したRCA入力を備え、MMカートリッジのターンテーブルをダイレクトに接続可能。

SPEC●ドライバー:19mm ソフトドームツイーター、115mm ポリプロピン・コーン型ウーファー●出力:50W×2 クラスDアンプ内蔵●周波数特性:50Hz〜25kHz●サイズ/質量:W140×H245×D
203mm/3.5kg(アクティブ側)

 

↑サブウーファー専用の出力端子を搭載。別途サブウーファーを追加すれば、より迫力ある低音が楽しめる。

 

 

【ここが価格以上!】

「高価なアンプを別途買い揃える必要がないのがアクティブスピーカーの魅力。「激安!」という価格ではありませんが、多彩な入力端子を備え、コレ1台で家中の機器に使えることを考えればコスパは高いでしょう」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

「光デジタル入力からフォノイコライザー付きアナログRCA入力まで豊富な入力端子を装備。HDMI端子もあり、テレビやPC用のスピーカーとして活用できます。音質、機能性(特にHDMI搭載)の両面で望外です」

 

奥行きのある立体音響がポータブルで楽しめる

アンカー・ジャパン
Soundcore Motion
X600

実売価格:1万9990円

空間オーディオ対応のポータブルスピーカー。部屋全体を包み込むような立体音響が満喫できる。独自のアルゴリズムによりリアルタイムで音楽や音声を解析し、スピーカーそれぞれに最適な音を分配して立体音響を実現。

SPEC●対応コーデック:SBC、LDAC●再生可能時間:最大12時間●充電時間:約6時間●出力:50W●防水:IPX7●サイズ/質量:約W310×H170×D81mm/約1930g

 

↑5基のドライバー(ツイーター5W×2/ウーファー15W×2/フルレンジ10W×1)を搭載。50Wの高出力を実現した

 

【ここが価格以上!】

「独自の空間オーディオシステムを搭載し、360度に広がる豊かなサウンドを実現。ハイレゾコーデックLDACに対応し、50Hz〜40kHzというワイドレンジと併せて、迫力と繊細さを兼ね備えたサウンドを楽しめます」(AVライター・野村ケンジさん)

 

防水・防塵と十分なスタミナはアウトドアで大活躍!

ソニー
ワイヤレスポータブルスピーカー
SRS-XB100

実売価格:8750円

独自のスピーカーユニットにより、音のパワフルさとボーカルの明瞭さが向上。低域を効果的に増強するパッシブラジエーターを搭載し、迫力あるサウンドを鳴らす。2台をBluetooth接続すれば立体感のあるステレオ再生が可能。

SPEC●ドライバー:約φ46mmフルレンジ●対応コーデック:SBC、AAC●再生可能時間:約16時間●充電時間:約4.5時間●防水:IP67●サイズ/質量:約φ76×H95mm/約274g

 

↑独自の偏心ユニットを搭載。最適化された重量バランスを備えたオフセンターユニット設計により、クリアなサウンドを実現した

 

【ここが価格以上!】

「防水・防塵なので、リビングだけでなくバスルームやアウトドアなど、シーンごとにスピーカーを用意しなくて済むのでおトクです。2台用意すればステレオになり、段階的にグレードアップできるのもうれしいポイント」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

大口径ドライバーを採用した高音質ゲーミングモデル

SteelSeries
Arena 3

実売価格:1万9990円

圧倒的に大きな4インチ径のドライバーを採用。ゲームサウンドの澄み切った高音、生き生きとした中音、パワフルな低音を忠実に再現する。可変可能なスピーカースタンドを採用し、ベストなリスニングポジションを調整可能。

SPEC●ドライバー:4インチフルレンジ●接続:3.5mmステレオミニ、Bluetooth●周波数特性:50Hz〜20kHz●サイズ/質量:W104.9×H126.2×D196.1mm/1129g

 

↑ゲーミングでは最大クラスとなる4インチの有機繊維のコーンを使ったスピーカードライバーを搭載。迫力のサウンドを創出する

 

【ここが価格以上!】

「Bluetooth接続のほか、PCやプレーヤー用の3.5㎜アナログ端子も装備。ヘッドセットも接続できます。シンプルな機能性ですが、デスクトップでのPCゲームにピッタリのサイズ感、迫力サウンドは十分に魅力的!」(AVライター・野村ケンジさん)

 

部屋のどこに置いても高音質サウンドが響き渡る

LGエレクトロニクス
XBOOM360 XO3

実売価格:3万5360円

音が360度に広がり、スピーカーを部屋のどこに置いても高音質なサウンドを楽しめる。3Wayシステムがバランスの取れたサウンドを創出し、ダイナミックな音の感動を余すことなく表現。アプリで1677万色ものライティングカラー調整が可能だ。

SPEC●チャンネル数:1.1ch●対応コーデック:SBC、AAC●出力:50W●接続:3.5mmステレオミニ、USB Type-C、Bluetooth●サイズ/質量:W165×H327×D165mm/約3.2kg

 

↑独自技術を使用した最適なリフレクター構造により、サウンドがあらゆる方向に広がる。どこにいても歪みが少なく明瞭かつ立体的に聞こえる

 

【ここが価格以上!】

「シルクドームツイーター、グラスファイバースピーカー、ウーファーで構成されるスピーカーシステムにより、繊細と迫力を併せ持つサウンドを実現。高級感のあるフォルムに反して、価格は意外とお手ごろです」(AVライター・野村ケンジさん)

高齢者の家族に好評な「ミライスピーカー」が進化、音楽も聞きやすくなった新モデル

サウンドファンは、音がより耳に届きやすい「ミライスピーカー」の新モデル「ミライスピーカー・ステレオ」を発売しました。直販価格は3万9600円(税込)。

 

ミライスピーカーは、「蓄音機の音は耳の遠い高齢者にも聞こえやすい」仕組みをきっかけに開発された製品です。平板の振動板を湾曲させることで、広く遠くまではっきりとした音声を届けることが可能。耳に不自由を感じる人やその家族などに受け入れられ、累計約20万台を販売する実績を持っています。

 

ミライスピーカー・ステレオは本体にステレオアンプを内蔵したことにより、テレビから聞こえる人の声はもちろん、音楽も聞き取りやすくなったとするモデル。また、リモコンが付属し、スピーカーから離れた操作も可能になりました。加えてインターフェイスに光デジタル入力を搭載。テレビとの接続性も向上しています。

 

周波数帯域は150Hz~20kHz。出力は最大15W×2。本体サイズは約幅542×高さ87×奥行き169mm、重さは約1.7kgです。

高音質で1万円台は信じがたい!リーズナブルすぎるスピーカーに大注目【プロが保証! の高コスパ家電】

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはM-AUDIO「BX4 BT」。

 

【私が推します!】

テクニカルライター・湯浅顕人さん

AV機器やガジェット、PCなどデジタル全般に明るい。本誌お馴染みのテスターとして様々な機器の検証を行っている。

 

音域や音量を問わず高音質で2万円切りは信じがたい!

M-AUDIO
BX4 BT

実売価格:1万8900円

4.5インチの低域ドライバー+1インチの「ナチュラル・シルクドーム・ツイーター」を搭載するBluetooth対応モデル。最大120Wの大出力とクリアなサウンドを兼備する。「High&Low EQ」を採用し、使用環境に合わせて好みのサウンドバランスに調整可能。

SPEC●ドライバー:4.5インチ(LF)+1インチ、シルクドーム(HF)●出力:120W(PEAK)、25W×2 (RMS) ●周波数特性:69Hz〜22kHz●サイズ/質量:W156×H225×D175mm(1基)/4.5kg(ペア)

↑リアパネルには外部入力用にRCA端子、標準フォン(TRS)端子、ミニジャック(TS)端子を搭載。なお、フロントにはステレオミニジャックAUX入力端子とヘッドホン接続端子を備える

 

↑コンパクトかつ別途アンプが不要なので、プレーヤーなどの脇に置きやすい。左右ポジションがスイッチで変更でき、設置環境に合わせてスピーカーのL/Rを配置可能

 

↑音質に影響の少ない「MDFキャビネット」や、低音域のレスポンス向上に効果的な「リアポート・バスレフ方式」を採用。豊かで迫力ある音で、音楽制作のほかエンタメ視聴にも最適だ

 

大音量で聴いても音が割れず、小音量でも高音質で細部までしっかり聞こえる

アンプ内蔵スピーカーのコスパを判断するうえで重視すべきは、ズバリ音質に尽きます。本機は迫力十分な低音から高音まで全域にどっしりとした厚みがありながら、輪郭がボケずにクッキリ。原音に忠実で、音源の音質の良し悪しまでも如実に反映します。

 

大音量で聴いても音が割れず、例えば「20畳の部屋で50インチのテレビの脇に置く」場合でも余裕で使えます。一方、小音量でも高音質で細部までしっかり聞こえるのもナイス。「あまり大きな音は出せないけどスピーカーで楽しみたい」という人にもオススメです。

 

入力端子が多いのもうれしい。音声入力、ステレオミニ入力、アンバランス入力に加え、Bluetoothにも対応しています。普段はテレビやCDプレーヤーの脇に設置しつつ、スマホで動画を視聴するときだけ切り替えられます。

 

仮に中堅クラスのアンプとスピーカー(各2〜4万円程度)を別々に買ってつないでも、なかなかこのレベルの音質と汎用性は両立できないでしょう。それが1万円台で入手できるのはスゴい!

 

スピーカーでカラオケも楽しめる⁉ ワイヤレスマイク付属JBL PartyBox Encore新発売

ハーマンインターナショナルは、ワイヤレスマイク付きパーティースピーカー「JBL PartyBox Encore(パーティーボックス アンコール)」を2023年9月25日(月)より、JBLオンラインストア、JBLStore(横浜)、JBL公式楽天市場店、JBL公式Yahoo!店およびAmazonJBL公式ストアにて限定発売。価格は4万9500円(税込)

↑JBLPartyBoxEncore

 

高品位なワイヤレスマイクでカラオケなどを盛り上げる

今回発売となるPartyBoxEncoreは、ダイナミックで華やかなライティングに加え、JBLオリジナルのワイヤレスマイクを付属しているため、パーティーシーンやカラオケなどを一層盛り上げます。
専用のアプリJBLPARTYBOXアプリでは、“拍手”や“ホーン”などのサウンドエフェクトも調整可能。さらに、オプションで2本目のオリジナルワイヤレスマイクの追加購入も可能で同時に接続することができデュエットやラップバトル、講演での対談シーンなど幅広く活用できます。
また、筐体のバッテリーは約10時間の再生が可能なため、頻繁な充電切れを気にせずに長時間使い続ける事が可能です。筐体は防滴性能にも対応しているため、水が近いエリアでの使用、濡れた手で持ち運ぶこともできます。
小型設計でありながら、約100Wの大出力を実現したモデルとなっており130mmウーファーと、44mmのツイーター2基のほか、重低音を豊かにするバスレフポートも搭載しているため、パワフルで奥行きのある低音から、クリアで抜けのある高音域まで再生も可能。

↑ウーファー、ツイーター2基搭載

 

今回付属のワイヤレスマイクは正面の音声を集音する「単一指向性」のため、大音量でのカラオケやストリートパフォーマンスなど、周りに様々な音があるような環境でも効率的に声を拾うことが可能です。
また、エコー調整なども本体天面のノブおよび専用アプリJBLPARTYBOXアプリから操作できるため、曲や場面に合わせてお好みの音を創り出すことができます。

↑2本同時接続が可能

 

専用アプリでカスタマイズ可能な、音楽を視覚的にも盛り上げる進化したライトショー

PartyBox特徴でもある華やかなライトショーが進化し中央のウーファーの外周を彩るリングライトのほか、筐体の両端を縦に光が走るデュアルストライプライトを搭載。さらに上部で輝きを放つストロボライトが3つ並んでいます。それぞれのライティングは、専用スマートフォンアプリJBLPARTYBOXアプリに対応しており、本体とアプリとが連携することで、音楽再生だけでなく、ライティングカラーやパターンのカスタマイズ、3バンドのイコライザー調整などの細かい設定が可能。ライティングカラーは、6万5536色のカラーパレットから選択でき、光り方も調整できるため、お好みの演出ができます。

↑進化したライトショー

 

ワイヤレスでスピーカーを増設できるTWSモード

TWSモードでは、Bluetoothで2台のスピーカーを接続し、ワイヤレスでステレオ再生を楽しむことが可能です。本体にあるTWS ボタンを押すことで手軽にペアリングさせることができるだけでなく、JBLPARTYBOXアプリからペアリングさせることができます。
PartyBoxEncoreEssentialなど既存のPartyBoxシリーズ製品も、このTWSで接続が可能なため、すでに持っているモデルに加えスピーカーを増設も可能に。

 

今回のモデルはワイヤレスマイク付属でスピーカーの活躍の幅が広がった物となっています。また10時間再生可能ということで長時間もの間、様々な用途に使えカラオケなどで盛り上がること間違いなしです。

パナソニックがワイヤレスで迫力の音を楽しめるゲーミングネックスピーカー「SC-GNW10」を発表

パナソニックは9月12日、ゲーミングネックスピーカーの新モデル「SC-GNW10」を発表。11月17日から発売します。市場想定価格は3万7000円前後(税込)です。

 

パナソニックは2021年10月に、ゲーミングネックスピーカー「SC-GN01」を発売しており、販売実績が2021年で計画比2倍、2022年は計画比3倍のヒット商品になっているとのこと。

 

今回登場したSC-GNW10は、その従来製品をグレードアップさせたモデル。スピーカーユニットの大型化や、従来の有線からワイヤレスに変更など、さまざまな点で進化を遂げています。

↑SC-GN01は想定を上回る大ヒットだったそうです

 

↑SC-GNW10。手前にあるのはワイヤレス接続のための専用送信機

 

スピーカーユニットは従来34mm径を採用していましたが、新モデルに合わせて38mm口径のユニットを新たに開発しました。これにより、従来製品と比べて約2倍の音圧を実現したうえ、低音も強化されています。スピーカーは4基搭載で、首手前に2基、首の後ろに2基配置。さらに、音響分析と高性能DSPによる独自の4chサラウンド技術「TRUE M.A.G.E.S.S.」によって、立体的で奥行きのあるサラウンドを実現しています。

 

ゲーミングネックスピーカーの機能として、従来製品でも採用されていた臨場感と迫力を楽しめる「RPGモード」、正確な音の定位から足音などを聴き取りやすい「FPSモード」、シナリオに没頭しやすい「Voice」モードを引き続き搭載。さらに、新製品に合わせてリリースするオリジナルのPCアプリ「SOUNDSLAYER Engine」には、ユーザーで独自に音の設定ができる「ゲームモード」も用意されています。

↑SC-GNW10の音質面でのポイント

 

接続は、製品同梱の送信機にUSB Type-Cが搭載されており、PCやゲーム機をUSBで繋ぐ方式。送信機からスピーカーは、2.4GHz帯のワイヤレス接続です。データ通信用の低遅延無線技術を採用しているため、4chのサラウンドに加えて、マイクの2chも低遅延で送受信が可能といいます。

↑送信機はシンプルなボックスタイプ

 

なお、今回は4chのサラウンド伝送を優先させるという理由で、テレビなどと接続しやすいHDMIは非搭載となっています。あくまでPCやゲーム機で楽しんでもらうことを狙っているそうです。一方で、さらにゲーム音の低域を効かせたいニーズに応えるため、送信機に音声出力を装備し、サブウーファーなどとの接続も可能とうたっています。

 

低遅延以外でも「ストレスフリー」を製品のポイントのひとつとして位置付けており、操作性を快適にさせるため、操作ボタン類を本体右側に集約したり、装着性向上のために鎖骨と僧帽筋に当たりにくい形状を採用したりしています。

↑装着性向上のため、本体デザインに工夫を重ねたほか、ネックバンドには柔軟なエラストマー素材を採用

 

↑操作ボタンを本体右の内側に集約しています

 

また、ボイスチャットでのやり取りも想定し、マイクを首に対して左右両側に配置したほか、AIボイスプロセッサーとエコーキャンセリング技術により、本体のスピーカーから出力される音がチャット相手にほぼ聞こえないようにしたそうです。

↑ボイスチャットも快適にできるよう、さまざまな技術を取り入れています

 

立体音響に近い聴こえ方で、臨場感たっぷり

限られた時間でSC-GNW10を体験してみたところ、立体音響に近い音の出方が印象的でした。首の後ろに位置する2基のスピーカーは、その位置のとおり、背後から音が聴こえるため、首手前のスピーカーと相まって前後にゲーム音が駆け巡ります。たとえばオープンワールドのゲームだと、360度に近い形で音が聴こえるので、臨場感はたっぷり味わえるでしょう。

 

また、SC-GNW10を身に着けた人が隣にいる際は、それほど大きな音に感じないのですが、音量をそのままに自分が身に着けてみると、ヘッドホンを大音量にしたかのような音の大きさ。スピーカーユニット変更による、音圧の高さを実感できます。シナリオ重視のゲームで映像はもちろん、音でも迫力を感じたい人にも向いています。

 

それでいて、ヘッドホンのように耳を塞ぐわけではないので、横にいる人と会話できる利便性もあります。たとえば自室にこもってゲームをしていても、部屋のドアをノックする音などを聞き取ることもできそうです。

 

長時間のゲームプレイでヘッドホンを装着すると、どうしても蒸れたり耳が痛くなったりします。ゲーミングネックスピーカーはそうした装着の難点から解放されるのが第一のメリットと言えるでしょう。一方で、ヘッドホンのように大音量で迫力を楽しめるかが気になるところですが、SC-GNW10であればそのあたりも満足できそうです。

 

なお、パナソニックは新モデルのSC-GNW10と従来製品のSC-GN01を併売するとしています。

映画館の画質を自宅で楽しめる! プロジェクター、スマートモニターなど注目の3モデルを紹介 【2023年上半期で売れたモノSELECTION デジタル編】

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「デジタル編」からアクティブスピーカー・DLPプロジェクター・スマートモニターをそれぞれ紹介しよう。AV評論家の藤原陽祐さんが解説する、ヒットの秘密も見逃せない!

※こちらは「GetNavi」 2023年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が教えます

AV評論家 藤原陽祐さん
新聞記者、専門誌編集を経てフリーに。イヤホンからハイエンドオーディオまで明確に論評する。

 

【アクティブスピーカー】PCとつないで、デスクトップで手軽にハイレゾを満喫できる

エアパレス
A100 HD MONITOR
実売価格11万9980円
2022年9月発売

ハイレゾサウンドを手軽に楽しめるDAC内蔵アクティブスピーカー。精悍なブラックフェイスのフロントバッフルは25mm厚MDFを採用、強力なドライバーユニットのエネルギーをしっかりと受け止める。

 

↑硬質アルマイト処理を施した12.7mmアルミニウム合金コーン振動板を採用。音をリアルに、ダイナミックに表現する

 

【ヒットのシンソウ】

妥協なくデザインされたエンクロージャーを搭載

「同社人気モデルA100 BT5.0の音質強化版。エンクロージャーの剛性を高めたことで音の芯が明確になり、響きの鮮度が飛躍的に向上しました。思い切りパワーを入れても低音が甘くならず、リズム感も上々」(藤原さん、以下同)

売れ行き:★★★★
革新性:★★★
影響力:★★★★

 

【DLPプロジェクター】3色レーザー搭載により 映画館の画質を自宅で再現

JMGO
N1 Ultra
実売価格28万3360円
2023年5月発売

Android TV対応機としては日本初の3色レーザー搭載プロジェクター。小型化された国産レーザーモジュールの採用に加え、独自開発エンジンなどにより、明るい場所でもくっきりとノイズレスな映像が楽しめる。

 

↑自社開発の光学エンジンを搭載。光源には高効率で、小型化されたRGB3色レーザーモジュールを採用している

 

【ヒットのシンソウ】

フルオートの調整機能の使い勝手が画期的

「DMD素子はFHD解像度ですが、高度な画素ずらしで投影解像度は4K表示が可能。フォーカス、台形補正機能ともにフルオートで働き、画面をシフトしても自動的に画歪みが補正され、フォーカスもピタリと合います」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★★
影響力:★★★★

 

【スマートモニター】VODコンテンツもPC作業もコレ1台あればOK!

LGエレクトロニクス
LG SMART Monitor 32SQ780S-W
実売価格9万4800円
2023年4月発売

独自のwebOSを搭載した、31.5インチの4K液晶ディスプレイ。本体のみでYouTubeやNetflixなどのVODコンテンツが楽しめる。チルト角や高さの調整も行え、USB Type-C端子も備えるので、PCモニターと兼用するのも◎。

 

↑フルHDの4倍広く使える画面を駆使して、多くの情報表示が可能。5W×2の高出力スピーカーも搭載する

 

【ヒットのシンソウ】

自分専用テレビとしてデスクトップでVODを満喫

「Makuakeで先行販売し、今年1月までに5000万円を達成。地上波、BSチューナーは非内蔵ですが、多くのVODに対応しテレビとしても活躍します。4Kテレビで実績のある映像処理エンジンを搭載し画質面も◎」

売れ行き:★★★★★
革新性:★★★★
影響力:★★★★

分離するスピーカー、ソニー「HT-AX7」レビュー。ちっちゃい分身どこに置く?

↑ソニーのHT-AX7。ソニーストアでの価格は7万7000円(税込)

 

「立体音響」なる言葉をご存知でしょうか? 3Dオーディオと呼ぶこともありますが、これは音場を三次元的に捉える方式のこと。アップルの空間オーディオ、ソニーの360 Reality Audio、あるいはDolby Atmosなど、各メーカーが独自のシステムを提案しており、近年特に注目されている技術です。

 

右耳と左耳の2方向から聞こえているはずの音が、上や後ろなど、立体的な奥行きをもって感じられるのが立体音響の魅力。ただし、そのサウンド表現には技術的な難しさや、複数のスピーカーが必要になるなどの課題がありました。いわば映画館のような聞こえ方を再現するようなものですからね。

 

こうした課題を「スピーカーを好きな場所に置けるようにすれば良いのでは?」と、おもしろいアプローチで解決してきたのが、今回レビューするワイヤレススピーカー「HT-AX7」です。かなり独特な構造をしていますよ。

 

リアスピーカーを分離させて、立体的な音場を形成

↑一見するとスタンダードなワイヤレススピーカー

 

見た目こそシンプルでおしゃれなスピーカーですが、TOP画像を見てもわかるように、上部の円盤型の部分は取り外しが可能。つまり、オーバル型の本体(フロントスピーカー)+円盤型のリアスピーカー×2基の、合計3基のスピーカーが1つになっているんです。

↑天面はシリコンカバーで覆われており、再生や音量操作ボタンはカチッと押し込んで操作

 

使い方は一般的なワイヤレススピーカーと同様で、Bluetoothでスマホやタブレットと接続するだけ。映画鑑賞とも相性が良いため、テレビと無線接続するのもオススメです。

↑リアスピーカー設置部には充電端子が備わっている

 

フロントからリアスピーカーを取り外すと、その下には充電端子があります。フロント本体への充電はUSB Type-Cを使いますが、リアスピーカーへはフロント側から無線で給電するわけですね。バッテリー駆動時間はスピーカー全体で約30時間です。

 

リアスピーカー自身の裏側はこんな感じ。中央の丸い部分が充電端子で、本体の端子側に接触させると充電が可能です。

↑リアスピーカーの裏側には、電源ボタンやLRの向きが印字されている

 

↑インテリアのような優しい雰囲気を与えるファブリックカバー

 

フロントもリアスピーカーも、同色のファブリック素材で覆われています。ガジェット感が抑えられており、モダンなインテリアのようにも見えますね。

 

スピーカーのスペックは、フロントが49×71mmのドライバーを2基搭載、エンクロージャーはパッシブラジエーターを採用。リアスピーカーは60mmのドライバーを1基ずつ搭載し、エンクロージャーにはアコースティックサスペンションを採用しています。

 

前と後から音を出せば、それはもう確実に立体的

フロントとリアを分離させることによるメリットは、立体音響空間を即座に形成できること。映画館のような立体的な音響体験を、場所を選ぶことなく作り出せるのが最大の特徴です。

 

オフィシャルの動画では「ミニマルシアター」と銘打っており、ホームシアターのミニマル版を意識している感がありますね。ソニーは立体音響を形成できるスピーカーを数多く手掛けていますが、その多くは複数のスピーカー設置&購入が必要でした。HT-AX7なら、そうした複数購入が不要になるわけです。

↑リアスピーカーは頭の背後に置くのがベスト

 

たとえばこうして、ソファの背もたれにリアを配置し、自分の正面にはフロントを配置。この状態で音楽や映画を鑑賞すると、立体的な音響を感じられるわけです。ソファはテレビに向かって配置してあることが多いため、スピーカーをテレビと接続すれば、まさにミニマルシアターを構築できますね。

 

気になる音質は、音楽を再生すると音が正面からではなく全方位から聞こえる感覚があります。ジャンルによってはその効果がわかりにくいものもありますが、「普通のスピーカーとは違うな」という感じはしました。ちょっとした、包まれ感があります。

 

一方、音楽ではなく映画を視聴すると「効果音があちこちから聞こえる!」と、立体音響のウマ味をダイレクトに感じました。たとえば騎馬隊が突撃するシーンでは、蹄の音や剣戟の音などが四方八方から聞こえてきて、かなり映画館っぽい印象に。リアを背後に置いた場合と、あえてフロントに戻した場合とで比較してみましたが、格段に臨場感が違いました。

↑上向きではなく、あえて角度をつけて配置すると聞こえ方が変わる

 

リアから出る音は中低音がややカットされており、フロントから出ている音とチューニングが異なります。立体音響を作り出す「SOUND FIELDエフェクト」を、ボタンを押してオフにすると、フロントとリアとが同じ音を再生するようになります。こうなると部屋全体で同じ音が鳴ってくれるため、複数のスピーカーを繋ぐペアスピーカーのような使い方が可能です。リビングにはフロントを、キッチンにはリアを配置して、同じ音楽を楽しむといった使い方ですね。

↑スピーカー本体の持ち運びはスムーズ。あちこち設置してみて、お気に入りの場所を探すのも一興

 

従来のホームシアターのように、聴く場所を固定する必要がなくなったのは画期的。しかし、実際にフロントとリアをベストな場所に配置できるかは、ご家庭の間取りに左右されるでしょう。ソファがないお家もありますし、かといって床置きするのも気が引けるものです。

↑デスクの左右に置いても、一応の広がりは感じられる

 

たとえばデスクに置いて使うなら、無理してリアを背後に置かず、リスナーの左右、離れた位置に配置するという方法も。壁際に配置すると音が回り込んでくれるため、いくらか立体感は強まります。

 

タブレットでの映画視聴が特にオススメ。部屋全体を音楽部屋にすることも

HT-AX7はアプリでの細かいコントロール(低音の音量やリア単体の音量調整など)が可能なため、テレビよりもスマホやタブレットと繋ぎたくなります。しかし、映画を見るならテレビのような大画面で見たくなるのも事実。こうなると、アプリが使えてかつスマホよりも大画面であるタブレットとの接続がベストとなります。公式PVでもタブレットと繋いでいましたね。

↑デザイン性が高いため、ポンと置いていても絵になる

 

使い方としては、普段は一般的なポータブルスピーカーのように定位置に据え置いて、映画に没入したいときには、好きな場所にリアを設置してミニマルシアターを形成する、といった形が良いんじゃないかなと。普段から無理にリアを分離させて使おうとする必要はないでしょう。

 

一方で、音楽再生をする場合はフロントとリアを部屋の離れた場所に配置して、部屋全体をミュージックルームのようにするのもおもしろいですよ。これならリスニングポジションも問わないので、かなり気軽に使えます。低音をマシマシにすれば、かなりのパーティ感を醸し出せます。

 

などなど、HT-AX7はさまざまな使い方を提案できるスピーカーでした。3つに分割できるスピーカーがあったら、皆さんならどんな場所で鳴らしてみたいですか?

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

東芝の本気が見える、Aurexからカセット付きBluetoothスピーカーなど発売

東芝エルイートレーディングは、オーディオブランド「Aurex(オーレックス)」から、カセット付きワイヤレススピーカー「AX-R10/AX-R10C」「AX-T10」2機種と、ワイヤレスカセットプレーヤー「AX-W10/AX-W10C」1機種を発表。7月下旬から発売します。

↑AX-W10C(クリア)

 

Aurexは、ブランドスローガンを「心、躍る。」としたほか、ロゴマークも刷新するなど、誕生50周年を機にリブランディングを実施。Aurexに親しみのない若年層にも共感されるブランドにすることを目標に掲げ、登場したのが今回の新製品です。

↑イラストレーターpomodorosaさんのイラストを使ってプロモーション展開するなど、若年層に寄せています

 

新製品はカセットテープに注目し、曲線的なデザインを採用。また、操作ボタンをシンプルでカラートーンを抑えたピクトグラムに変更したことで、ノイズレスなデザインにしたとしています。

 

AX-R10/AX-R10Cは、室内で音楽を聴くスタイルをイメージし、6Wのモノラルスピーカーとパッシブラジエーターを側面に配置。迫力のある重低音と良質な中高音を再現したそうです。スマホと接続してBluetoothスピーカーとして使えるほか、手持ちのBluetoothイヤホンにカセット音源を送信して楽しめます。

↑AX-R10

 

AX-T10は、屋外でアクティブに音楽を聴くスタイルをイメージしたスピーカー。5W+5Wのスピーカーを左右に配置したうえ、背面に大型のパッシブラジエーターを搭載し、音源をパワフルに再生してくれます。また、本体正面のフレーム内側には、LEDライトを搭載。7色に変化する光で空間の雰囲気を盛り上げるとしています。このほか、Bluetooth送受信も可能なので、AX-R10/AX-R10C同様の使い方ができます。

↑AX-T10

 

バッテリーは両機種ともに2000mAhで、充電は約2.5時間。カセットテープの推奨はノーマルカセットC60です。

 

AX-W10/AX-W10Cは、1980年代に展開していたポータブルカセットプレーヤー「Walky」を、現代風にアレンジしたワイヤレスカセットプレーヤーです。外観デザインにもこだわったとしており、AX-W10はカセット窓を小さくし、AX-W10Cはカセット窓を大きく露出させクリアなデザインを採用しています。加えて、スライドスイッチで操作できるバーチャルサラウンド機能を搭載。複数のスピーカーで再生したような音響効果を実現し、音場の広がりを豊かに再現するそうです。

↑AX-W10C(クリア)

 

電源はUSB Type-C経由のDC5Vのほか、単3形乾電池×2本。また、3.5mmのステレオミニジャックを搭載しています。カセットテープの推奨はほか2機種と同じです。

 

店頭想定価格はAX-R10/AX-R10CおよびAX-T10が1万5000円前後(税込)、AX-W10/AX-W10Cが8000円前後(税込)。

 

ロゴを刷新するなどで、本気度が伺える製品。最近ではカセットテープの盛り上がりもあり、ターゲットとしている若年層にどこまで食い込めるか注目したいところです。

水辺でも安心のスピーカーは? プロが教える屋外&屋内シーン別オススメモデル4選

インテリアに合わせたり、屋外へ持ち運んだり、スピーカー選びのポイントは人にとってさまざまだと思う。そこで本記事では、AVライターの野村ケンジさんに教えてもらった、インテリア派と野外派、それぞれにぴったりのスピーカー4モデルを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

【シーン1】テラスやアウトドアでも音楽を聴きたい!

屋外へ気軽に持ち運び室内ではスタンドでリスニング

Polaroid
P4 Music Player(ワイヤレスプレーヤー)
実売価格3万9600円

ポラロイド初のBluetoothスピーカー「Polaroid Music」シリーズのひとつ。最大15時間の連続再生が可能。別売でホームリスニングに最適な専用スタンド(価格1万2500円)を用意する。2台をペア使用することでステレオ再生もできる。

再生チャンネル 1.0ch
スピーカー構成 3Way
周波数帯域 60Hz~ 20kHz
実用最大出力 60W

 

↑カジュアルなデザインのP4。W300 ×H220×D90mm/約2.7kgとシリーズ最大サイズで、パワフル&大音量再生が可能だ

 

プロの推しポイント!

インテリアに馴染むスタンド設置がオススメ

「2台使ってのステレオ再生も魅力的ですが、最大出力60Wと、ある程度の音量が確保されており1台でも充分楽しめます。室内では別売スタンドを活用してスマートに設置できます」(野村さん、以下同)

 

重低音とイルミネーションで屋外パーティも大盛り上がり

Tribit
StormBox Blast(ポータブルスピーカー)
実売価格2万2990円

TWSやBluetoothスピーカーを中心にハイコスパな製品を展開するTribitのポータブルスピーカー。大型スピーカーによる大音量や低域ブースト機能、最大20時間の連続再生、IPX7の防水性能など屋外で楽しめる。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 50Hz~ 20kHz
実用最大出力 90W

 

↑31mmトゥイーター×2、30Wの101mmウーファー×2、パッシブラジエーター×2の構成。パワフルなサウンドを実現する

 

プロの推しポイント!

高い防水性能と外部給電機能が便利

「大型スピーカーでIPX7の防水性能を確保している製品はレア。海岸や湖畔などの水辺でも安心して使えます。スマホへ充電できる外部給電機能も、いざというときにとても便利です」

 

【シーン2】インテリアに合わせて選びたい!

様々な場所に設置できるスリムなフォルムが魅力

BANG & OLUFSEN
Beosound Emerge(ワイヤレスプレーヤー)
実売価格9万3990円

B5判のブックシェルフ型Wi-Fiスピーカー。ウーファーを横向きに配置したことによりデスクで邪魔にならず、本棚やキッチンカウンターなど場所を選ばずスマートに設置できる。部屋に合わせて音響を最適化する自動音響補正機能も搭載。

再生チャンネル 1.0ch
スピーカー構成 3Way
周波数帯域 45Hz~ 22kHz
実用最大出力 120W

 

↑パールブラスト加工のアルミニウムやオーク材、Kvadrat社製ニットファブリックを採用。上質なデザインが魅力だ

 

プロの推しポイント!

どんなインテリアにも違和感なく溶け込みます

「一見しただけではオーディオ機器と気付かない、個性的かつスタイリッシュなデザインが特徴。コンパクトながら3基のスピーカーを搭載し、パワフルでクリアなサウンドが楽しめます」

 

音もデザインも個性的でロック&ジャズ好きは要注目

Marshall
WOBURN III(ワイヤレススピーカー)
実売価格9万9980円

ギターアンプを彷彿させるMarshall製Bluetoothスピーカー。新開発の3ウェイドライバーシステムを搭載し、高音から低音まで表現力の高いサウンドを実現した。HDMI端子を搭載し、テレビやPCの音も出力可能。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 3Way
周波数帯域 35Hz~ 20kHz
実用最大出力 150W

 

↑操作系もギターアンプそのもの。BluetoothコーデックはSBCのみだが、将来的にはLE Audioへの対応を予定だ

 

プロの推しポイント!

ギターフリークならずとも部屋に飾りたい逸品

「熱気溢れるサウンドや存在感のあるデザインなど、音楽好きにはたまらないモデル。HDMI端子を採用するスピーカーはまだ少ないので、テレビの音を鳴らせるのも嬉しいポイントです」

PCの音を3万円以下でグレードアップ!? プロがおすすめする高音質スピーカー4選

デスクトップをすっきりさせたいけど音質にもこだわりたい。そんなスピーカーを求めている人のために、本記事ではAVライターの野村ケンジさんが厳選した高コスパのモニタースピーカーなど、シーン別に注目の4モデルを紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました

AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。

 

【シーン1】PCの音を手軽にグレードアップしたい

PCと無線接続だからデスクトップがすっきり

PreSonus
Eris E3.5 BT(モニタースピーカー)
実売価格2万5740円

優れたコストパフォーマンスを誇るプロ用モニタースピーカーPreSonus「Eris」シリーズのBlutooth対応最小モデル。背面にはRCAをはじめ3系統の入力が用意され、高域/低域の調整が行える。前面には音量調整や3.5mmステレオ入力、ヘッドホン出力を配備。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 80Hz~ 20kHz
実用最大出力 25W

 

↑スタジオモニターながらRCA入力を装備。前面の3.5mmステレオ入力端子も含めて、多様な機器が接続可能となっている

 

プロの推しポイント!

PCデスクでさりげなくこだわりを主張できる

「まさにスタジオのモニタースピーカーそのもの。シックな佇まいは、デスクトップに派手なデバイスを遠慮したい人にはピッタリ。音質も十分納得いくクオリティを持ち合わせています」(野村さん、以下同)

 

3万円切りの製品ながら最高レベルの音を創出

JBL PROFESSIONAL
104-BTW-Y3(モニタースピーカー)
実売価格2万7280円

同軸スピーカーの採用による確かな定位感など、小型モニタースピーカーのなかでも高音質を誇る。既存製品とは異なる丸みを帯びたデザインの本体は、設置性の高さに加え、スマートさや可愛らしさからも人気を集めている。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 同軸構造
周波数帯域 60Hz~ 20kHz
実用最大出力 60W

 

↑同軸構造のスピーカーユニットは、音場表現の確かさが魅力。ユニットごとに高出力な30WのDクラスアンプに接続されている

 

プロの推しポイント!

サイズがちょうど良く使い勝手に優れている

「狭いデスクトップでも設置できるコンパクトサイズはなかなかうれしいポイントです。インプットを“ALL”にすると、Bluetooth以外の入力もすべてミックスしてくれるのも便利です」

 

モニター下側に設置して映画やライブ映像も大満足

JBL
Bar 2.0 All-in-one(MK2)(サウンドバー)
実売価格2万1600円

横幅約62cmのコンパクトなサウンドバー。大型のレーストラック型ウーファーを採用し、このサイズながらも迫力のサウンドを鳴らす。Bluetoothに対応しており、スマホと接続してワイヤレス再生を楽しむことも可能だ。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 70Hz~ 20kHz
実用最大出力 80W

 

↑背面の端子部には、光デジタルに加えてHDMIも配備。PCだけでなくテレビやゲーム機器などと手軽に接続することができる

 

プロの推しポイント!

普段はPCスピーカー時々シアターバーとして活躍

「幅62cmと、サウンドバーとしてはかなりコンパクトなサイズですが、迫力のサウンドを再生できます。PCでも映画や音楽ライブを迫力満点で楽しみたい、という人にピッタリ!」

 

【シーン2】ハイレゾの高音質を存分に楽しみたい!

Wi-FiとBluetoothに両対応する万能スピーカー

KEF
LSXII(ワイヤレススピーカー)
実売価格23万1000円

同社の特徴である同軸ユニットを搭載したモデル。本体にネットワークスピーカー機能を搭載し、Wi-Fi接続によって様々なストリーミングサービスを楽しめる。最大384kHz/24bitのハイレゾ音源の再生にも対応。

再生チャンネル 2.0ch
スピーカー構成 2Way
周波数帯域 49Hz~ 28kHz
実用最大出力 70W

 

↑24bit/384kHzまでのストリーミングに対応し、専用アンプを内蔵。小型ながらも最高品質のサウンドを提供する

 

プロの推しポイント!

ハイレゾのサウンドをスタイリッシュに楽しめる

「Wi-FiやBluetoothだけでなく、有線接続すればハイレゾも楽しめるなど、音質的にも高い実力を誇ります。音質とデザインのどちらも妥協したくない人にオススメの逸品です」

スピーカーフォンが50%オフで1万円台に! オンライン会議で役立つアイテムが「楽天スーパーSALE」で特価中

深セン壹秘技術は、現在開催中の「楽天スーパーSALE」に合わせ、「EMEET」製品を最大50%オフで販売しています。セール期間は6月11日1時59分まで。

 

セールでは、通常価格2万1900円の「EMEET M2 スピーカーフォン」が、50%オフの1万950円に。

 

通常価格8999円の「EMEET S600 4Kwebカメラ」が、30%オフの6299円となっています。

 

そのほか「EMEET M0 Plus スピーカーフォン」が5279円、「EMEET C960 webカメラ」が2399円と、限定お買い得価格で展開中です。

広い場所でもパワフルな音をお届け! ソニーから大型ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV800」登場

ソニーは、大型ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XV800」と、小型ワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB100」を、5月19日に発売します。

↑SRS-XV800

 

SRS-XV800は、約170mm×170mmの大口径ウーファーを搭載していることに加え、振動板の面積を拡大させた同社独自の「X-Balanced Speaker Unit」をウーファーに採用。迫力のある重低音と歪みの少ないクリアな音質を楽しめます。

 

持ち出し時に便利なキャリーホイールを装着。Bluetooth接続に対応し、マイク端子やギター端子、USB端子などの外部入力端子を搭載しています。また、JIS防水保護等級IPX4相当の防滴も対応しており、連続で約25時間再生ができるバッテリーを内蔵。屋内、屋外の様々な利用シーンに対応しています。

 

SRS-XB100は、同社独自の技術を活用したスピーカーユニットを採用することで、音のパワフルさとボーカルの明瞭さが向上。低域を効果的に増強するパッシブラジエーターを搭載し、迫力のあるサウンドが楽しめます。IP67の防水・防塵性能で、約16時間再生できるバッテリーを搭載しており、屋外での使用にも便利です。

↑SRS-XB100

 

スマートフォンとBluetooth接続して、ハンズフリー通話も可能。反響音を消すことでハウリングを防ぐエコーキャンセリングを搭載しており、オンライン会議時のPCスピーカーとしても活用できます。カラーはブラック、ライトグレー、ブルー、オレンジの4色展開。

 

市場推定価格は、SRS-XV800が8万円前後、SRS-XB100が1万円前後です。

Appleのスマートスピーカーって買っていいの?Sonosは?最新スマスピのトレンド

春は新しい生活が始まる季節です。そして今年は年初から注目のスマートスピーカーが次々に発売を迎えています。つまり、音楽などエンターテインメントを楽しむ環境を整えるならばいまが狙い目。

 

今回は「音質」にもこだわり抜いた、Appleの「HomePod」とアメリカの人気スピーカーブランドであるSonos(ソノス)の新製品「Era 300」の特徴を比較しながら、最新スマートスピーカーのトレンドを紹介したいと思います。

 

「音質」にこだわるプレミアム級スマートスピーカーがいまおもしろい

↑Sonos「Era 300」(左側)とApple「HomePod」(右側)。2つの最新プレミアムモデルのスマートスピーカーをレビューします

 

スマートスピーカーといえば、SiriやAlexaなどAIアシスタントを声で呼び出して、スマート家電を遠隔操作できるガジェットとしての印象を強く持っている方も少なくないと思います。

 

最新のスマートスピーカーはその機能をもちろん搭載しながら、いっそうオーディオ製品としての「音質」にこだわっています。今回注目するAppleのHomePodとSonosのEra 300は、代表的なプレミアムクラスの高音質スマートスピーカーで、そろって特徴的な機能をそなえています。

 

トレンドその1 今後増えそうな空間オーディオにいち早く対応

ひとつは、両製品ともに360度全方位から心地よいサウンドに包まれるようなリスニング体験を実現する「空間オーディオ」に対応していること。空間オーディオによる立体音楽体験はヘッドホン・イヤホンによるポータブルリスニング、サウンドバーによるホームシアターにも急速に広がりました。

 

これからは空間オーディオに対応するスマートスピーカーも続々と増えそうです。トレンドを先取りできることからもHomePodとEra 300は要注目です。

↑ストリーミングサービス内の空間オーディオ対応楽曲を再生すると、立体的な音楽リスニングが楽しめます

 

トレンドその2 空間に合わせてサウンドを自動で最適化

HomePodとEra 300は、スピーカーを置いた空間の音響に合わせてサウンドを自動で最適化する機能も搭載しています。初期設定の手間をかけることなく「自動で最高の音質」に調整できるスマートスピーカーも主流になりそうです。ただし、HomePodとEra 300の自動最適化機能は少し使い勝手が違います。後ほど実機による使用感をレポートします。

 

トレンドその3 スマートホームの最新規格「Matter」に注目

AppleのHomePodは「Matter(マター)」というスマートホームの新しい規格に対応しました。従来HomePodシリーズで遠隔操作ができるのはApple独自規格のHomeKitに対応するスマートホーム機器だけでした。今後はGoogleやAmazonもサポートするMatter対応の生活家電や照明器具、ホームセキュリティ機器も広く遠隔操作ができるようになることも覚えておきましょう。

 

なお、SonosのEra 300はAmazon Alexaによるスマートホーム機器のコントロールに対応しています。

 

HomePodとEra 300の共通点その1 ホームシアター環境にも発展

HomePodとEra 300の特徴を個別に掘り下げる前に、さらにふたつの製品に共通する点をチェックしておきましょう。

 

空間オーディオのほか、サウンドの自動最適化機能と音声によるスマートホーム機器の操作に対応していることは先に触れました。

 

音楽再生については2台同じスピーカーをそろえると、ステレオ再生が楽しめます。またHomePodはApple TV 4Kにペアリングして映画に音楽、ゲームなどコンテンツのサウンド再生を受け持つことができます。大画面テレビに内蔵されているスリムなスピーカーのサウンドを補強する手段としてとても効果的、かつ経済的です。

 

Era 300は同じスピーカーを2台ペアリングしたうえで、Sonosのサウンドバー「Arc」、または第2世代の「Beam」を介してドルビーアトモスに対応する映画を楽しむ本格ホームシアターに拡張ができます。

↑2台のEra 300に、Sonosのサウンドバーを追加すると本格的なサラウンド再生システムに発展できます

 

HomePodは4万4800円(税込)、Era 300は6万9800円(税込)と、単体でも価格がプレミアムなスマートスピーカーです。すぐに2台のスピーカーと、ほかに連携する機器をそろえることは予算的に難しいかもしれませんが、将来の発展性が確保されているので「長く楽しめるスマートスピーカー」であると言うことはできるでしょう。

 

なお、HomePodとEra 300はどちらも無料の専用アプリを使ってサウンドのバランスを整えたり、さまざまな機能を設定できたりします。

 

HomePodとEra 300の共通点その2 自宅内で設置する際の自由度の高さ

Wi-Fiでホームネットワークに接続すれば、AppleのAirPlayを使ってiPhoneやiPad、Macなどで再生したコンテンツのサウンドをよりいい音で楽しむことができます。

↑SonosのEra 300もAirPlayによるワイヤレスリスニングに対応しています

 

ふたつのスピーカーは本体にバッテリーを内蔵していません。電源ケーブルによる給電が必要です。よって、屋外での使用には不向きですが、設定を済ませた後はホームネットワークの通信範囲内で電源が確保できる場所であれば、自由に設置できます。都度、サウンドの自動最適化機能を活用すれば、いつでもベストなサウンドが楽しめるわけです。

↑スピーカーの電源はケーブルによる給電が必要。持ち運びは可能なサイズ感なので、電源が確保できれば室内で場所を自由に移動しながら楽しめます

 

カスタマイズの自由度がとても高いEra 300

ふたつのスピーカーの共通点を確認できたので、続いて各製品の特徴を掘り下げてみたいと思います。まずはSonosのEra 300から。

 

Era 300は音楽ファンだけでなく、オーディオを趣味として楽しむ方々のこだわりにも応えられる、カスタマイゼーションの自由度がとても高いスマートスピーカーです。

 

音質などのカスタマイゼーションは専用アプリ「Sonos」から行ないます。このアプリがiOSとAndroidの両方に対応している点もポイントが高いと思います。なぜならHomePodを楽しむためには、最新バージョンのiOS搭載iPhoneまたはiPadOSを搭載するiPadが必要だからです。

↑専用アプリのSonosはAndroid、iOS両方のプラットフォームに対応。見え方はほぼ同じです

 

Sonosアプリでは、ユーザーが利用しているさまざまな音楽配信サービスをひも付けることもできます。たとえばAmazon Music UnlimitedとApple Musicを連携しておけば、Sonosアプリの検索機能からふたつの音楽サービスが配信する楽曲やアーティストの「横串検索」ができます。

 

筆者はよく海外のラジオを聴きながら仕事をしています。その際、Sonosアプリに内蔵されているインターネットラジオの検索・聴取機能「Sonos Radio」がとても重宝します。

↑Sonosアプリには音楽プレーヤー機能のほか、独自のインターネットラジオのポータル機能「Sonos Radio」や、複数音楽サービスの横串検索が搭載されています

 

先に触れたサウンドの自動最適化は「Trueplayチューニング」という機能を使います。こちらの機能もiOSとAndroidの両方に対応しています。iPhoneの場合は「高度なチューニング」を選ぶと、iPhoneのマイクを使って部屋の隅々まで音響環境を測定しながらより正確なチューニングができます。

↑Era 300が搭載する自動最適化機能のTrueplayチューニング。iOSはiPhoneのマイクを使った高度なチューニングが可能

 

もうひとつEra 300が魅力的なポイントは「多彩な音楽ソースの入力に対応している」こと。Bluetooth接続に加え、専用アクセサリーを介してアナログ音声入力ができるスマートスピーカーなのです。

 

Bluetooth接続については、HomePodは対応していません。もしBluetooth対応のポータブル音楽プレーヤーやWindowsパソコンのサウンドを音のいいスピーカーで楽しみたいのであればEra 300を選ぶべきです。

 

専用アクセサリーとしては、SonosがEra 300のために販売する変換アダプター「Sonos Line-In Adapter」があります。外部の再生機器、たとえばアナログレコードプレーヤーも繋げられるので、「ジャケ買い」してしまったアナログ盤を聴く環境を整えてみてはいかがでしょうか。

↑Sonos純正のUSB-Cに対応するアダプターを使ってEra 300とさまざまな音楽ソースプレーヤーをケーブルで接続できます

 

「シンプルにいい音」のコンセプトを極めたHomePod

AppleのHomePodは、手軽にいい音を楽しみたいiPhone/iPadのユーザーにおすすめのスマートスピーカー。毎日の音楽再生やSiriによるスマートホームの音声操作もとにかくシンプルなところが大きな特徴です。

 

基本的には数ステップで完了する初期設定を済ませてしまえば、あとは操作方法などを覚えなくても誰でも簡単に使いこなせます。HomePodは常時自動でサウンドの最適化をしているので、ユーザーがその設定を意識する必要がないのも特徴です。もちろん、iOS/iPadOSの「ホーム」アプリには「低音を減らす」のような、夜間の音楽リスニングに便利な設定メニューなどもそろえています。

↑iOSのホームアプリからHomePodをコントロール。夜間の音楽再生に便利な「低音を減らす」機能もあります

 

音声による楽曲の検索・再生に対応する音楽サービスはApple Musicに限られますが、AirPlayを使えばほかの音楽サービスやYouTubeなど、動画配信サービスの音声をHomePodに飛ばして聴くこともできます。

 

また、HomePodにiPhoneを近づけるだけで、iPhoneで聴いているサウンドを素早くHomePodに引き継げるHandoffという機能もあります。iPhoneと連携する機能の完成度がとにかく高いので、スマートスピーカーの購入を検討しているiPhoneユーザーには、まずHomePodシリーズをおすすめしています。

↑iPhoneで再生中のコンテンツを素早くHomePodに引き継げるHandoffも便利。外出先から帰ってきたときなど、聴いている音楽をスムーズにHomePodで再生できます

 

先にお伝えしたように、スマートホームの新規格であるMatterに対応したこともHomePodの魅力です。先日ソフトバンクグループのSB C&Sが、いち早くMatterに対応するスマートリモコン「SwitchBotハブ2」を発売しました。今後も続くことが予想されるMatter対応スマートホームデバイスの拡大に先回りして、いまHomePodを手に入れる価値は大いにあると思います。

 

クリアな音の広がりのEra 300、一体感に富んだサウンドのHomePod

最後に音の違いを確かめるために、Apple Musicで配信されている空間オーディオ対応の、松任谷由実のベストアルバム「ユーミン万歳!」から『中央フリーウェイ』を選曲して、Era 300とHomePodのサウンドキャラクターを聴き比べてみました。

↑Apple Musicで配信されている空間オーディオ対応の作品で、Era 300とHomePodを聴き比べました

 

Era 300は本体に全6基のスピーカーユニットを内蔵しています。うち1基のドーム型トゥイーターを天面上向きに配置したことで、空間オーディオに対応する楽曲は特に高さ方向に鮮やかな音の広がりをつくり出します。さらに、Sonosアプリから「ハイトオーディオ」を選んで高さ成分の調整もできます。

↑高さ方向の音成分を調整できるハイトオーディオ機能

 

クリアな音の広がり感は、ほかのスマートスピーカーを圧倒するほどにハイレベルです。ボーカルの声の輪郭はディティールの描写力に富んでおり、ボーカリストが歌に込めた感情をリアルに引き出します。また、空間の見晴らしが透明感に富んでいて心地よいです。ベースは力強く瞬発力も豊か。底力を感じさせます。

 

一方のHomePodは、内部下側に5基のビームフォーミングトゥイーターを全方位に向けて配置。加えて1基の大型ウーファーを設けて、スムーズで一体感に富んだサウンドを再現できるスマートスピーカーです。

 

中高音域は明るく開放的。歌声や楽器のメロディラインが煌びやかに感じられます。タイトな低音は重心が低く安定感が抜群。音像の立体感がとても鮮明です。エレクトリックピアノやストリングスの演奏がふわっと包み込むような、空間オーディオ体験も熟成されています。爽快なベースラインの疾走感は、ドライブがテーマのこの楽曲の魅力を存分に引き出します。

 

AppleとSonos、どちらのスピーカーも開発者が明快に意図した音づくりの方向性をしっかりと感じられると思います。価格はプレミアムですが、手に入れたあとは「うちのメインスピーカー」として長く愛着を感じながら活用できる良い買い物になるでしょう。

 

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オンライン会議の「聞く・話す」環境を改善! 5色のアースカラーで選べるBluetoothスピーカー

「相手の声が聞こえにくい」「自分の声はちゃんと届いてるのか不安」……スマートフォンやタブレットでオンライン会議に参加すると、音量や音質が気になってしまいがち。

 

そんなときは、マイク付きのスピーカーを使ってみることをオススメします!

 

そこで今回紹介するのは、オウルテックから発売中のアルミニウム製モバイルスピーカー「OWL-BTSP03S-R」。アルミニウム合金素材を用いたスタイリッシュなデザインが特徴で、シンプルな外観とは対照的に、高域を奏でる弦楽器や中域を担うボーカルがクリアなサウンドで楽しめるBluetoothスピーカーです。

 

税込価格は4780円で、ブラック、グリーン、ネイビー、レッド、シルバー、全5色の美しいアースカラーで展開。マイクも搭載し、スピーカーとしてはもちろんのこと、快適にハンズフリー通話が可能で、オンライン会議などで活躍します。

 

また、同製品を2台用意して、スピーカー同士を接続することで、ワイヤレスステレオモードに切り替わり、より臨場感のあるサウンドにグレードアップ!

 

スピーカー2台のペアリング中にステレオボタンを押すだけで、ワイヤレスステレオモードに切り替えることができます。

 

「このBluetoothスピーカーは、人気商品をリニューアルした3代目になります。今回のリニューアルでは、オウルテックのア―スカラーに合わせたカラーチェンジと、本体上部のエッジ部分の変更です。2代目はエッジ部分が削られており、本体色のシルバーが見えていましたが、3代目はエッジ部分を削らず、全面がカラーになり、マット感を強めています」(オウルテック担当者)

 

 

直径約90mm、高さ約30mmのコンパクトサイズで、ポケットが大きめの衣類であれば、ポケットにもスポッと入るかもしれません。場所を取らない&持ち運びがラクなのも、愛着が湧きそうなポイントといえるでしょう!

 

写真/我妻慶一

 

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まるで装着しないヘッドホン、SteelSeriesから出た業界初の5.1chサラウンドスピーカーを体感

デンマークに本社を置くゲーミング機器メーカー・SteelSeriesは、同社初のゲーミングスピーカーとなるArenaシリーズ3モデルを発表しました。ゲーミングスピーカーとしては初とうたう5.1chサラウンドに対応した最上位モデルArena 9を筆頭に、いずれの製品もユニークで、ゲーミングスピーカーと名乗るだけの個性にあふれています。

 

その発表会も一風変わったもので、なんとDJパーティと同時開催。独創的な製品と発表会の模様を取材しました。

 

大型サブウーファーを備える上位機種と、小型ながらパワフルな音を鳴らすエントリーモデル

今回発表された新製品は、Arena 9、Arena 7、Arena 3の3台。そのうちArena 9とArena 7は大型のサブウーファーを装備しています。

 

最上位のArena 9は業界初の5.1chサラウンドに対応した一台。高音域と中音域を再生する2wayスピーカー4基、人の声に特化したセンターチャネルスピーカー1基、大型の6.5インチダウンファイアリングサブウーファー1基という構成です。

 

メーカーによると、人の声に特化したスピーカーを中央に配置した背景には、「ボイスチャットの音がクリアに聞こえるようにしたかった」という、ゲーミングスピーカーならではの配慮があったといいます。また、4基ある2wayスピーカーの背面や脚部の外周にはLEDが内蔵されており、そのLEDをコントロールするためのOLEDコントロールポッドが付属します。

↑Arena 9。左端がサブウーファー、画面の下にあるのがセンターチャネルスピーカーです。なおスペースの関係で、写真には2wayスピーカーが2基しか写り込んでいませんが、さらに2基・合計4基の2wayスピーカーが付属します

 

Arena 7は、2wayスピーカー2基、サブウーファー1基という構成。スピーカーそのものはArena 9と同様ですが、2.1chサラウンドにダウングレードされています。また、OLEDコントロールポッドが付属しないので、2wayスピーカーの背面LEDは、PCから専用ソフトを介して操作します。

↑Arena 7は、Arena 9から2wayスピーカー2基とセンターチャネルスピーカー、OLEDコントロールポッドを省略した構成。スピーカー自体は同じものを使っているので、サラウンド感こそ劣るものの、音の質はほとんど変わりません

 

今回発表された3機種のなかで、唯一サブウーファーを伴わないのが、エントリーモデルであるArena 3。構成は4インチフルレンジスピーカー2基となっています。サブウーファーこそありませんが、一般的なPCスピーカーと比べて大きな4インチのドライバーを搭載しており、スピーカーのサイズに似合わないパワフルな音を鳴らします。

↑Arena 3。スピーカーのサイズが小さいため、上位モデルと比べて設置がしやすいという強みがあります。なお、スピーカー背面のLEDは内蔵されていません

 

いずれのモデルも、有線接続のほか、Bluetooth 4.2による無線接続に対応しています。有線と無線を切り替えて使えるので、スマホやタブレットから音楽を流すことも可能です。

 

ヘッドホンの開発で培ったアルゴリズムを活かした”装着しないヘッドホン”

SteelSeriesはこれまで、多くのゲーミングヘッドホンを世に送り出してきましたが、スピーカーを発売したのは今回が初となります。その狙いについて、同社のジャパンカントリーマネージャー・石井靖人さんは「ゲーミングヘッドホンで培ったノウハウを活かした新しいスピーカーを開発することで、esportsの可能性をより広げたい」と語ります。

↑プレゼンテーションをする石井さん。同社は、マウス、キーボード、ヘッドホンなど、さまざまなジャンルのゲーミングデバイスを発売していますが、いずれの製品も「業界初」にこだわって開発に取り組んできたといいます

 

実際にこれらの製品は、同社がこれまで開発してきたヘッドホンと同様のアルゴリズムを搭載しています。また、音声を自由にコントロールできるイコライザーソフト・SONARと連携するのも、ヘッドホンと同様です。

 

このソフトを使うと、どの音域を強化するかパラメーターで自由に指定できるので、ユーザー自身の手で好みの音を作れます。また数多くのデフォルト設定が用意されており、「APEX Legends」のような有名なタイトルには、最適な音域設定があらかじめインストールされています。

↑SONARの操作画面。有名ゲームタイトルに向けた最適な設定が、あらかじめインストールされています。すでに多くの設定が用意されていますが、ソフトのバージョンアップにより、そのバリエーションは今後さらに増えていくそうです

 

現地で試聴してみたところ、パラメーター設定によって音の聞こえ方は大きく異なりますが、上位モデルになればなるほど、ヘッドホンで音を聞いているようなサラウンド感が強まります。特にArena 9では、スピーカーでありながら、音がどの方向から聞こえているのか感じとれるほどでした。”装着しないヘッドホン”と形容したくなるほどの音の響きです。

 

ただし、本シリーズには1つだけ欠点があります。それが指向性の狭さです。これらの製品は、PCの前に座ってゲームを楽しんでいるシーンを念頭に設計されています。そのため、PCから離れたり、立って音を聞くと、音が明らかに変わってしまうのです。各スピーカーをユーザーの方向に向け、1点に収束させてこそ、極上のサラウンド感を味わえます。

 

新製品発表会と併催したDJパーティは、「esports×culture」の実験

SteelSeriesは2023年のテーマとして、ゲームと別領域の文化を融合させることを掲げています。その第一弾として、今回の発表会は渋谷のカフェを貸し切り、DJパーティと併催する形で実施されました。

↑発表会会場にDJが出現。少なくとも、筆者にとっては初めての体験でした

 

製品開発だけでなく、発表会の形式でも”新しさ”を模索している同社。その姿勢には、メーカーとしてのこだわりが存分に感じられました。発表会では「今回のDJパーティは第一弾であり、今後はほかのジャンルとの融合も試していきたい」といった意欲も示されています。ゲーミングシーンをリードする新たな試みから、今後も目が離せません。

 

【製品の参考価格】

Arena 9:8万270円
Arena 7:4万3970円
Arena 3:1万9990円

【発売日】

3月10日

「Dolby Atmos」対応! ボーズ独自のテクノロジーも搭載した、コンパクトなサウンドバー「Bose Smart Soundbar 600」

ボーズは、同社独自のTrueSpaceテクノロジーを搭載し、Dolby Atmosに対応する、小型でスタイリッシュなサウンドバー「Bose Smart Soundbar 600」を発売しました。税込価格は7万4800円。

 

同製品は、高さ5.6cm、奥行き10.4cm、長さ69.5cmで、ブラックで統一された、マットなボディとラップアラウンドのメタルグリルが目を引くデザインです。

 

Dolby Atmosコンテンツでは、正確にチューニングされたデジタル信号処理(DSP)と同製品の5基のトランスデューサーが連携し、実際にはスピーカーが配置されていない場所からもサウンドを響かせます。

 

また、Dolby Atmos以外のコンテンツでも、5基のトランスデューサーをサポートするBose TrueSpaceテクノロジーが、ステレオや5.1などの信号もインテリジェントに分析・リミキシングして、Dolby Atmos対応のコンテンツのような、拡がりのあるサウンドを効果的に展開します。

 

Wi-Fi、BluetoothならびにChromecast built-inに対応し、様々な方法でコンテンツをストリーミングすることができます。対応するGoogleデバイスでWorks With Googleアシスタントの機能を使用したり、内蔵のAmazon Alexaで音声操作が可能。Bose Voice4VideoテクノロジーがAlexaの音声コントロール機能を拡張し、声だけでテレビの電源をオンにしたり、入力やチャンネルを切り替えるたりすることができます。

 

Bose SimpleSyncテクノロジーで、ボーズのスマートスピーカーやサウンドバーと連携させて、マルチルームオーディオシステムとしても使用できます。オプションのベースモジュールやリアスピーカーと組み合わせれば、ホームシアター環境を一層アップグレードすることも可能です。

コンパクトかつ良コスパ! Razerの新サウンドバー「Razer Leviathan V2 X」……ハイブリッドゲーミングヘッドセットの新色も追加

Razerは、「Razer Leviathan V2 X(レイザー リヴァイアサン ブイツー エックス)」と、「Razer Barracuda(レイザー バラクーダ)」の新色「Mercury(マーキュリー)」「Quartz(クウォーツ)」を、10月28日に販売開始します。

 

Razer Leviathan V2 Xは、Razerのサウンドバー「Leviathan」シリーズの、コンパクト&高コスパが特徴の新モデル。横幅約40cmで、モニター下にスッキリと収まるコンパクトサイズながら、2つのフルレンジドライバーとパッシブラジエーターを搭載。USB-Cでの給電とオーディオ入力に対応し、最大音量は90dBです。税込価格は1万7600円。

 

Razer Barracudaは、低遅延の2.4GHz、Bluetooth 5.2、有線の3タイプの接続に対応したハイブリッドなゲーミングヘッドセット。今回は新たに、ホワイトのMercuryとピンクのQuartzが加わります。税込価格はいずれも2万8600円。

クリエイティブのハイエンドゲーミングサウンドバーに下位モデルが仲間入り! サウンドバー体験会も実施

Creative Technology Ltdの日本法人クリエイティブメディアは、「Sound Blaster Katana V2X」を10月上旬に発売します。実売価格は4万2799円。

 

同製品は、2021年9月に発売したゲーミングサウンドバー「Sound Blaster Katana V2」の下位モデル。

 

上位モデルのSound Blaster Katana V2が採用する、トリプル アンプ/5ドライバー デザインや、HDMI ARCや光デジタル、USBやBluetoothなどの接続性、Dolby AudioやUSB マルチチャンネル再生などのサラウンド、Super X-Fi ヘッドホン ホログラフィやRGBライディング、Sound BlasterのAcoustic Engineによるオーディオ エフェクト、PCやスマホ用Creativeアプリでの操作性など、基本性能はそのままに、5.25インチ ドライバー搭載の小型化されたサブウーファーを採用し、スピーカー出力を総合90W/ピーク出力180Wとしています。

 

また、同製品やその他同社の製品を試聴できる「Creative サウンドバー体験会」を、東京都千代田区の「クリエイティブメディア 秋葉原オフィス内 デモルーム」で毎週木曜日と金曜日の13時~18時に開催中。詳細は同社公式サイトの当該ページをご覧ください。

Makuakeで目標金額325%達成! ヘッドセット不要で立体的なサウンドを楽しめるゲーミングスピーカー「GP3」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、7月に応援購入サービス「Makuake」で先行販売を行い、目標金額を325%達成したゲーミングスピーカー「GP3」を、10月中旬に全国の販売店で本格展開します。

 

同製品は、同社が展開するゲーミングブランド「LG UltraGear」モデルとして、独自技術を多数盛り込み、ユーザーにヘッドセットを使わないゲーム環境を提案するゲーミングスピーカーです。

 

同ブランドのスピーカーでは、GP3は第2弾となり、第1弾の「GP9」は、プロ用オーディオ機器と同等の設計・仕様と高品質DACを搭載したハイエンドモデルでしたが、GP3はGP9のメイン機能はそのままに、設計やインターフェイスをゲーマー向けに再構築。ヘッドセット不要の開放感と、3Dサラウンドの没入感で、自宅に快適なゲーム空間を作り出します。また、ゲームに限らず、映画や音楽など、自宅でのエンターテインメント全般を迫力のサウンドとともに楽しめます。

 

より“音”に集中するため、ハイクオリティなサウンドのヘッドセットを使用している人も多いなか、「イヤホンを付けっぱなしにしていて大切な電話に気がつかなかった」「ヘッドセットで締め付けられて耳や頭が痛い」「首や肩が疲れる」などの悩みも少なくありません。GP3はこのような悩みから解放し、独自開発の3Dゲーミングサウンドで、ジャンルに応じた立体音響を提供。HRTF(頭部伝達関数)に基づき、まるでその場にいるような立体的な音響効果を味わえます。

高齢者の家族に好評! テレビの音量を上げずに“聞こえやすく”する「ミライスピーカー」

早いもので、2022年ももう下半期!! そこで、上半期に売れたモノ・話題になったコトを総ざらい! 今回は「デジタル・AV」カテゴリの“売れたモノSELECTION”から、テレビ用スピーカー「ミライスピーカー」を紹介。

※こちらは「GetNavi」2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ミライスピーカー

音量そのままで聞こえやすく高齢者の家族に好評

【テレビ用スピーカー】

2020年5月発売

サウンドファン

ミライスピーカー・ホーム

実売価格2万9700円

テレビの音量は上げずに、音の伝え方を変換することで聞こえ方を改善するスピーカー。空間全体に音が広がる設計で、部屋のどこでもくっきりと聞こえる。サイズはW86×H143×D212mmと小型でテレビ台などに設置しやすい。

 

↑AC給電とテレビから本体イヤホンジャックへの端子接続のみで準備OK。機械の操作が苦手な人でも使いやすい

 

↑特許取得の「曲面サウンド」技術を採用。年配者には聞こえづらい高音域も、特殊な音波で広範囲に届けられる

 

【ヒットの裏付け】在宅時間増も影響し販売2年目で昨対4倍

在宅時間の増加もあり、発売1年目の販売台数1万台強から2年目は5万台強まで伸長。家族のテレビ音量に悩まされている人からの需要が多いほか、PCに接続して使う人も。

臨場感抜群の音響でゲーマーも満足! パナソニック「ゲーミングネックスピーカー」

早いもので、2022年ももう下半期!! そこで、上半期に売れたモノ・話題になったコトを総ざらい! 今回は「デジタル・AV」カテゴリの“売れたモノSELECTION”から、ネックスピーカー「ネックスピーカーシステム SC-GN01」を紹介。

※こちらは「GetNavi」2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

ゲーミングネックスピーカー

臨場感抜群の音響でゲーマーも納得

【ネックスピーカー】

2021年10月発売

パナソニック

ネックスピーカーシステム SC-GN01

実売価格1万9260円

人気ゲーム「FF XIV」のサウンドチームの協力で実現した4chネックスピーカー。RPG/FPS/ボイス強調と、3モードを切り替えられる。シリコンゴム製のパッドを採用し、質量約244gと軽量で、長時間プレイでも快適。

 

↑ボイスが届きやすい「エコーキャンセルマイク」を搭載。ゲームサウンドの干渉を抑え、快適なボイスチャットを叶える

 

↑側面に配したボタンでサウンドモードの変更やミュートの操作ができる。ゲームを中断せずに切り替えられて便利

 

【ヒットの裏付け】革新的な音響設計にゲーマーからの予約殺到

4基のスピーカー設計が革新的な「FF XIV」推奨モデルとして話題に。昨年10月の発売時には予約が殺到し、年明けの配送となる人が続出した。

この夏、海にも山にも連れて行きたいワイヤレスポータブルスピーカー! ソニーから3機種同時発売

ソニーは、Bluetooth対応ワイヤレスポータブルスピーカーのXシリーズとして、「SRS-XE300」「SRS-XE200」「SRS-XG300」の3機種を、7月8日に発売します。

↑SRS-XE300(左からブラック、ライトグレー、ブルー)

 

今回発売される3機種とも、高音質かつ大音圧の音楽再生が可能な、同社独自の「X-Balanced Speaker Unit(エックスバランスドスピーカーユニット)」を搭載。スピーカー自体のサイズはコンパクトなまま振動板の面積を拡大したことで、音圧やボーカルの明瞭さが向上。歪みの少ないクリアな音質を楽しめます。低域を効果的に増強するパッシブラジエーターも搭載しています。

↑SRS-XG300(左からブラック、ライトグレー)

 

SRS-XE300とSRS-XE200は、同社の新技術「Line-Shape Diffuser」により、コンパクトな本体ながら、広いリスニングエリアを作り出すことが可能。本体を縦置きすることで効果を最大限発揮できますが、横置きでのステレオ再生も可能です。

↑Line-Shape Diffuser

 

また、SRS-XE300はトゥイーターを搭載した「2Way Speaker System」により、明瞭度の高いボーカルや豊かな低音を再生可能。トゥイーターとウーファーが独立したバイアンプの構成により、低域と高域の分担を明確にすることで、幅広いジャンルに適したサウンドを再生します。

↑2Way Speaker System

 

3機種いずれもポータビリティ性に優れ、コンパクトで軽量な本体により、屋外などに気軽に持ち運び、複数人などで音楽を楽しめます。SRS-XE200は持ち運びに便利なストラップが付属。SRS-XG300は格納式ハンドルを装備しており、持ち運ぶ際はハンドルを出して掴むことができ、家の中などではハンドルを格納することでインテリアにも馴染みます。

↑SRS-XE200(左からブラック、ライトグレー、ブルー、オレンジ)

 

IP67の防水・防塵に対応するほか、SRS-XE300とSRS-XE200は防錆性能も備えており、プールなどの水回りのほか、海辺やキャンプなどのアウトドアシーンでも音楽を楽しめます。再生時間は、SRS-XE300が連続最大約24時間、SRS-XE200が連続最大約16時間、SRS-XG300が連続最大約25時間。いずれの機種も10分の充電で約70分の再生が可能な、急速充電にも対応します。また、SRS-XE300とSRS-XE200には、新機能「外音ノイズセンシング」を搭載。周囲のノイズにより聞こえにくくなる低音を自動的にカットし、音質の変化は最小限に抑えながらバッテリーを長持ちさせることができ、屋外などで電力を節約したいときに便利です。

↑SRS-XG300のハンドル

 

市場推定価格(税込)は、SRS-XE300が2万4000円前後、SRS-XE200が1万8000円前後、SRS-XG300が3万4000円前後。

 

小さなサブウーファー「Sonos Sub Mini」が登場間近か?

米Sonosのコンパクトサブウーファー「Sonos Sub Mini(仮称)」の本体デザインの一部が、FCC(連邦通信委員会)への提出書類により判明したと、海外テックサイトのThe Vergeが伝えています。

↑The Vergeによる予測画像

 

パソコンやスマートフォンとの連携機能を充実させた、Sonosのスマートスピーカー。同社のコンパクトスピーカーとしては、バッテリーを搭載したポータブルタイプの「Sonos Roam」と、コンパクトなサウンドバー「Sonos Beam」などが存在します。

 

今回FCCに登録されたSonos Sub Miniのデータによれば、Sonos Sub Miniの本体は円筒形のデザインとなるようです。また先述のBeamと同じく、ブラックとホワイトのカラーバリエーションがあるとのこと。

↑FCCより

 

現時点では、Sonos Sub Miniの価格は不明です。しかしこのサブウーファーが先述のSonos Beamと同時にテストされていることから、その価格はSonos Beamの5万9800円に近いものとなることが予測されます。

 

最後にSonos Sub Miniの発売時期ですが、今年夏の発売が予測されるとしています。Sonosのラインナップには廉価なサブウーファーが存在しないことから、先述のSonos Beamとの連携も含め、Sonos Sub Miniの登場は廉価なホームシアターシステムを構築したいユーザーにとって、歓迎されるものとなりそうです。

 

Source: FCC via The Verge

ヘイ、Sonos! 独自音声アシスタントがスピーカー向けに配布開始

米Sonosはアメリカにて、独自音声アシスタント「Sonos Voice Control」を一部スピーカー向けに配布を開始しました。

↑Vantage_DS / Shutterstock.comより

 

Sonos Voice Controlは今年5月に発表された音声アシスタントで、「ヘイ、Sonos(Hey Sonos)」と呼びかけることで楽曲のコントロールが可能です。音声ファイルの処理はデバイス上で行われるため、応答速度やプライバシーが向上。アメリカでは6月から、フランスでは今年後半からの配布が予定されていました。

 

今回Sonos Voice Controlの配布が開始されたのは、マイク内蔵のすべてのスピーカーです。機能の設定には、iOSかAndroidのアプリを利用します。

 

Sonos Voice Controlの設定後には、Apple Music、Amazon Music、Pandora、Deezer、Sonos Radioなどさまざまなサービスを音声で操作することができます。具体的にはアーティストやアルバム、楽曲、プレイリストの再生、音量の調整、楽曲の一時停止や再生、スキップが可能。また、今聞いている楽曲を教えてもらうこともできます。

 

Sonos Voice Controlの音声には、『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』にも出演した俳優のジャンカルロ・エスポジート氏を採用。今後はさらに、音声の種類を増やすことも発表されています。残念ながら日本でのリリース時期はまだ発表されていませんが、今後のグローバルでの展開を期待したいものです。

 

Source: Engadget

置き方に合わせて音を変える! ボーズの賢いBluetoothスピーカー「SoundLink Flex」レビュー

春を迎えて、いよいよ外出できる機会も増えてきました。いまこそポータブルスピーカーを色んな場所に持ち歩いて、音楽を楽しむのによい頃合いです。

 

ボーズからインドアで音楽を聴く時に便利な自動サウンド補正機能「Bose PositionIQ」や、コンパクトなボディにIP67に準拠した防水・防塵性能と“水に浮く”構造を採用したBluetoothワイヤレススピーカー「Bose SoundLink Flex」が発売されました。新製品を試した筆者が本機の特徴を解説したいと思います。

↑ボーズの最新Bluetoothワイヤレススピーカー「Bose SoundLink Flex」(スモークホワイト)

 

スピーカーの置き方に合わせて音を最適化

SoundLink Flexは質量が約580g、長辺が約20cm。持ち運びに適したサイズのポータブルスピーカーです。写真のホワイトスモークのほか、ストーンブルーとブラックの3色が揃っています。価格は1万9800円(税込)。

 

背面はソフトシリコン、フロント側はさらっとしたパウダーコーディングを施したスチールグリルです。厚み約5cmのフラットな形状で手に馴染みやすく、ユーティリティループと名付けられたカラビナ等が付けられるナイロンバンドが本体に固定されています。ユーティリティーループは強い力で引っ張っても、バンドが裂けたり、本体からちぎれないように強度・耐久試験を重ねているパーツです。

↑本体はフラットなデザイン。フロント側はスチールグリル仕様

 

↑本体に固定されているユーティリティループ

 

いまはアウトドアでの使用を想定した防水対応の安価なBluetoothスピーカーが数多くありますが、Bose SoundLink Flexの「ならでは」といえる大きな特徴がふたつあると筆者は考えます。

 

ひとつがボーズのBluetoothスピーカーに初めて搭載された自動サウンド補正機能「Bose PositionIQ」です。これはスピーカーの向きを自動で検知して、サウンドの聞こえ方を常に一定に保つように最適化する機能。本体に搭載する傾きセンサーがスピーカーの設置状態を「平置き」「横置き」「吊り下げ(縦位置)」の3種類から判別して、それぞれの置き方にベストなサウンドパターンへ瞬時に調整します。

 

Bose SoundLink Flexのように内蔵バッテリーで駆動するワイヤレススピーカーは、自由に置き場所を変えながら楽しめるのがメリットですが、置いた場所によって音質が大きく印象を変わってしまう場合もままあります。そういった影響を抑え、どこに置いてもいい音で楽しめるようにしてくれるのが「Bose PositionIQ」なのです。

↑本体を平置きにしても音のバランスが崩れません

 

筆者も自宅で試しました。仕事机やキッチンカウンターでは平置き・横置きに。ベランダに近い部屋では、読書と音楽を同時に楽しめるように壁面のフックにスピーカーを吊り下げました。

↑金具にユーティリティループをかけて吊り設置。低音のバランスを補正しながら力強いサウンドを再生します

 

Bose SoundLink Flexは、どのスタイルで設置した場合もサウンドのバランスが崩れず、一定の強さと広がりを再現します。また置き方を変えて補正機能が切り替わる瞬間をユーザーが意識することもなく、常に一定のいい音に保たれる自然なリスニング体験が得られました。

 

Bose PositionIQは、置き方によりスピーカーの再生周波数と指向特性を最適化しますが、スピーカーの周囲にある壁や置き物などを検知したり、スピーカーを置いた平面の音響特性などを測定するわけではありません。例えば剛性の弱いカラーボックスの上などに置いて再生を始めると、低音が不要に響いてだぶつきます。音の聞こえ方が安定しない場合は、スピーカーの置き場所を変えてみたり、スピーカーの下に振動を抑えるためのボードなどを敷いてみたりすると、本領が発揮されるでしょう。

 

水に浮く本体。真水以外の濡れにも強い

Bose SoundLink Flexはアウトドアスピーカーとして十分に高い防水・防塵性能を備えています。それだけでなく、水に浮く構造とした点がとても魅力的に感じられます。スピーカーを水に浮かべながら音楽を聴くためというより、むしろアウトドアでボートを漕ぎながら音楽を聴きたい時などに、スピーカーが誤って水中に落ちてしまい見つからなくなる、といった事態を避けられる機能としてとてもユニークだと思います。

↑本体は雨にも強いIP67等級の防塵・防水対応です

 

一般的な防水試験は真水を使って実施されることが多いのですが、ボーズでは石けん水も使ってBose SoundLink Flexの防水テストを行っているそうです。あまり積極的に真水以外にさらすことはおすすめできませんが、例えばスピーカーを風呂場やキッチンに持ち込んだ時に、石けんや洗剤の成分が混じった水をうっかりかけてしまった場合でも、拭き取れば故障が避けられます。海水が付着した場合もまた、真水ですすぎ洗いをすれば故障が避けられる仕様としています。

 

本体に内蔵するバッテリーにより最大約12時間の連続リスニングに対応します。充電用のUSB-C端子もキャップレス防水仕様。バッテリー残量がゼロの状態から約4時間で満充電が完了します。

 

明るく開放的なサウンド

筆者はiPhone 13 Proにペアリングして、Bose SoundLink Flexのサウンドをチェックしてみました。iOS/Android対応のアプリ「Bose Connect」からスピーカー本体の設定、および簡易な音楽プレーヤー機能が使えます。

↑iPhoneとペアリングしてSoundLink Flexのサウンドを確認しています

 

↑SoundLink Flexの設定はBose Connectアプリから行います

 

Bose SoundLink Flexにはカスタムデザインのドライバーが1基と、低音を増強させるパッシブラジエーターが前面・背面向きに1基ずつ、合計2基搭載されています。本機もまたボーズのスピーカーらしい、エネルギッシュで明るく開放的なサウンドを特徴としています。

 

ボーカルや楽器のメロディがとても鮮やかで抑揚に富んでいます。コンパクトなボディでありながら低音の肉付きもよく、アタックが鋭く立ち上がります。高音域は透明感が高く伸びやかです。音楽のスケール感を広々と描けるので、大編成のジャズバンドやオーケストラの演奏もホールで聴くような雄大さを感じることができました。解像度が高く、細かな音の粒立ちもきれいです。ゲーム音楽やダンスミュージックなど情報量が多い打ち込み系の音楽は、大満足の立体感が味わえました。

 

もう1台のBose SoundLink Flex、または片側はBose Connectアプリに対応するボーズの別のBluetoothスピーカーを組み合わせて、2台のスピーカーによるステレオ再生や、同じ音源を2台それぞれで再生する「パーティモード」も選べます。モードの設定はBose Connectアプリからセットアップ可能です。

↑2台のスピーカーによるパーティモード/ステレオモードも搭載しています

 

音楽の再生操作は天面のユニバーサルボタンから再生/一時停止、曲スキップ、Siriなど音声アシスタントの起動などが一通りできます。操作はとてもシンプルなので迷うこともありません。アプリからマニュアルでイコライザーを動かして、ユーザーが好みのサウンドにもっと近づけられる機能もあれば歓迎されそうですが、まずは何より「シンプルに、いい音が楽しめる本格派Bluetoothスピーカー」として、Bose SoundLink Flexは多くの方に勧めやすい選択肢だと思いました。

↑スピーカー天面にユニバーサルボタンなどリモコンを配置しています

 

本体に内蔵するマイクは、ペアリングしたスマホとの組み合わせによるハンズフリー通話や、音声アシスタントを呼び出す用途に使えます。PCによるオンラインミーティングも、こちら側が複数名のグループ単位で参加する場合には、スピーカーとマイクをシェアできる本機のようなハンズフリー通話対応のワイヤレススピーカーがあると便利です。きっとビジネスシーンでもBose SoundLink Flexは活躍してくれるでしょう。

 

外観がボーズのスピーカーらしく上品なので、毎日音楽を聴く環境に自然と馴染むはず。長く安心して使えるBluetoothワイヤレススピーカーとして「お得感」をかみしめられる、よき買い物になると思います。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

音と光で日常から切り離されたパーソナルな空間を演出……キヤノン、スポットライト型アルミスピーカーをMakuakeで先行販売

キヤノンマーケティングジャパンは、「albos Light & Speaker(アルボス ライト&スピーカー)」の先行販売を、応援購入サイトMakuakeで開始しました。

↑カラーバリエーションはブラックとシルバーの2種類

 

同製品は、「音響」と「照明」の2つの機能により空間を演出するスポットライト型のワイヤレススピーカー。スピーカーは、ボディ上部にフルレンジスピーカーを、下部にはパッシブラジエーターを配置。円筒型のフォルムによりボディ内の空気を振動させ、クリアで豊かな音の響きを360度全方位から体感可能。

 

ボディは美しさと堅牢性を兼ね備えたアルミ削り出しを採用。剛性の高いアルミ削り出しボディが共振を抑制し、大音量でも音割れしにくいサウンドを楽しめます。DSP(デジタルシグナルプロセッサ)を内蔵し、中高音から低音にかけての帯域バランスなどをデジタル技術によって調整。“人が心地よいと感じるサウンド”にこだわった音響処理を施しています。

 

ライト部、アーム部、ボディ部の3か所が可動できる設計です。片手で動かせる可動部はフリーストップ機構を採用し、任意の場所でピタッと止められます。

 

ライトには「高出力LED」を使用。検証を重ねたLEDの配置で、ムラのない均一ながつくられています。光色は「白色・暖色」の2色、調光(光の明るさ)は「弱・中・強」の3段階の切替えが可能で、目的やシーンに合わせて様々な使い方ができます。

 

先行販売期間は6月29日18時まで。価格は、各色先着100台まで3万6000円、以後各色先着150台まで3万8000円、各色250台までが4万円となっています。製品は、9月末頃までのお届けを予定しています。なお、正式発表および正式発売は未定とのことです。

夏のアウトドアに持ち出したくなる「マーシャルサウンド」! 新型無線スピーカー「Willen」は防塵防水にも対応!

マーシャルブランドは、超小型のワイヤレススピーカー「Willen」を国内外にて発表しました。

 

↑マーシャルより

 

ヘッドホンやスピーカーなど、さまざまなオーディオ製品をラインナップしているマーシャルブランド。同ブランドの小型ワイヤレススピーカーとしては、これまで直方型の「Emberton」などがラインナップされていました。

 

今回発表されたWillenはEmbertonよりもさらに小型なワイヤレススピーカーで、本体サイズは101.6 x 100.5 x 40.4mmと、まさに手のひらサイズ。重量も310gと軽量で、IP67の防塵・防水性能を達成しています。さらに本体背面にはストラップが配され、さまざまな場所に設置することができます。

 

本体には2インチ/10Wのダイナミックドライバーを内蔵し、温かみのあるマーシャルらしい音楽再生を実現。またマイクを内蔵したことで、スマートフォンと連携させての電話通話も可能です。フル充電状態では15時間以上の再生ができ、「Stack Mode」では複数のWillenを連携させることが可能です。

 

さらに、「Emberton」も新モデルの「Emberton II」へとリニューアル。バッテリー駆動時間が20時間から30時間以上へと増強されています。こちらでも、Stack Modeによる連携が可能です。

 

Willenの国内向けの価格は1万6980円で、Emberton IIの価格は2万7800円。Emberton IIはすでに販売を開始しており、Willenは販売を告知するためのメールアドレスの登録が可能です。両モデルとも、これからの夏のアウトドアシーズンにて大いに活躍してくれそうなワイヤレススピーカーとなりそうです。

 

Source: マーシャル

これからの季節にピッタリ! プールや海でも活躍しそうな、ボーズのポータブルBluetoothスピーカー「SoundLink Flex」

ボーズは、SoundLink Bluetoothスピーカーシリーズより、「Bose SoundLink Flex Bluetooth speaker」を発売しました。税込価格は1万9800円。

 

同製品は、独自のBose PositionIQテクノロジーを搭載し、置き方に応じてスピーカーの向きを自動検知。スピーカーを立てても、ストラップを使ってぶら下げても、上向きに置いても、自動で最適化されたサウンドを再生します。

 

IP67に準拠した防水・防塵性能を備えています。ソフトシリコンの背面とパウダーコーティングのスチールグリルは、落下や衝撃、腐食、紫外線に強く、厳重に密封された音響コンポーネントは、水、ほこり、ちりなどの侵入を防ぎます。本体は様々な場所に取り付けられるユーティリティループ付きで、誤って水面に落としても浮かび上がってきます。

 

最大12時間の連続再生が可能な充電式リチウムイオンバッテリーを搭載。充電はUSB-Cを使用し、充電ポートはユーティリティループの反対側に配置されているので、再生を中断することなく、どんな置き方でも充電が可能です。

 

サイズはW20.14×H9.04×D5.23cm、重さ約580gで、カラーは、ブラック、ホワイトスモーク、ストーンブルーの3色。

 

セットアップはBluetoothペアリングで簡単に行うことができ、最大8台のデバイスが記憶され、スムーズに接続を切り替えられます。「Bose Connect」アプリでは、本体の操作、設定のカスタマイズ、最新のソフトウェアのダウンロードなどができます。本体のボタンでは、電源オン/オフ、音量調節、Bluetooth接続、再生、一時停止、スキップなどの操作が可能。内蔵のマイクを使用して、スマートフォンの音声アシスタントへのアクセスや、通話もできます。

 

2台ペアリング、または1台を「Bose SimpleSync」に対応する同社Bluetoothスピーカーとペアリングすれば、左右の音声チャンネルを2台のスピーカーに振り分けて再生する「ステレオモード」や、2台のスピーカーから同じサウンドを同時再生する「パーティモード」で使用できます。Bose SimpleSyncに対応しており、同社のスマートスピーカーやサウンドバーに連携可能です。デバイスに接続した状態で、音声アシスタントにスマートスピーカーでの音楽再生を指示すると、同製品とスマートスピーカーの両方で同時に再生されます。

Razerからピカピカ光る新型サウンドバー「Leviathan V2」

ゲーミングデバイスメーカーの米Razerは、RGB発光機能を備えたPCサウンドバー「Leviathan V2」を国内外にて発表しました。

↑Razerより

 

Razerといえば、ラップトップからマウス、キーボード、さらにはウェブカメラなど配信機材まで、ゲーム向けデバイスをリリースしているメーカー。また同社は以前に、RGB発光機能などは備えないサウンドバー「Leviathan」をリリースしています。

 

Leviathan V2は「Razer Chroma RGB」に対応し、18のライティングゾーン、無数の発光パターン、ダイナミックなゲーム内ライティングエフェクトなどが楽しめます。発光パターンは、スマートフォンアプリにて調整可能です。

 

スピーカーとしては2個のフルレンジドライバー、2個のツイーター、2個のパッシブラジエーター、サブウーファーと、合計70Wの出力を実現。また「THX Spatial Audio」による、空間サラウンド再生にも対応しています。

 

再生機器との接続には、Bluetooth 5.2を利用。また、スマートフォンアプリを利用し、最大8台のデバイスで切り替えることも可能です。

 

Leviathan V2の希望小売価格は3万6850円で、5月20日から発売予定。美しく輝くPCサウンドバーをゲーミングPC周りに設置すれば、さらにゲームへの没入感が増しそうです。

 

Source: Razer

家庭内のテレビ音量問題を劇的解決! レトロ感がオシャレな「手元スピーカー」

「お茶の間でテレビを見ていて、音量を大きくしたいけど、大きくすると集中して勉強や仕事をしている他の家族に迷惑が掛かってしまう」「キッチンにいるときはテレビが遠く、音声が全然聞こえない」そんなことはありませんか?

 

そんな問題をサクッと解決してくれるのが、10月12日に発売する、オウルテックのテレビ用ワイヤレススピーカー「OWL-TMTSP01」です。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2種類。税込価格は1万4280円です。

 

同製品は、2.4GHz無線通信を使用した音声出力スピーカー。テレビのφ3.5mmジャックと送信機を接続し、手元に置いたスピーカーから音声を聞くことができます。通信距離は30mで、低遅延の通信で良質な音を届けます。

 

使い方は、シルバー世代にもやさしく、オン/オフスイッチを回すだけのかんたん操作。スピーカー本体は、ACアダプタを接続した送信機(充電器)に置くだけで充電が可能です。

 

本体はクラシカルなラジオ風の、シンプルかつレトロな感じがグッとくるデザイン。ちなみに、ワイドFMも聴くことができます。

 

「従来のラジオの形状を模すことで、シニアにも親しみやすいデザインにしました。ワイドFM対応のラジオも搭載しているので、災害などの緊急時にも役に立ちます」(オウルテック担当者)

 

テレビの手元スピーカーだけでなく、ラジオも聴けるので、見たい番組がなければラジオを流すもよし。レトロでスタイリッシュなデザインなので、お部屋のインテリアにもおすすめです。

よりパリピ感UP! ライティングとサウンドが進化したパーティースピーカー「JBL PartyBox 110」

ハーマンインターナショナルは、「JBL」ブランドから、防滴機能を搭載したワイヤレスパーティースピーカー「JBL PartyBox 110(パーティーボックス110)」を、9月17日に発売しました。実売価格は3万9600円です。

 

同製品は、前モデル「PartyBox 100」の多機能性を継承しつつ、音質、ビジュアル、機能を大幅に一新したアップデートモデル。

 

新たに対応した防滴機能(IPX4)や、本体上部に搭載した音・ライティングをコントロールできる大型ジョグダイヤルの採用など、より幅広いシーンで利用できるようになりました。専用スマートフォンアプリ「JBL PARTYBOX」に対応し、マイクのイコライザー設定や、場を盛り上げるサウンドエフェクト機能の操作など、娯楽性を高めた新機能も追加。本体には、マイク入力だけでなくギターのアンプ入力もシリーズを通して継承し、自宅でギターや歌の練習ができるほか、ダンスの練習や、イベントでのPAとしてなど、幅広い用途で活用できます。

 

シリーズの特徴である、ライトショー機能も大きく進化。ボディの正面に配置された2つのウーファー外周のリング状ライトに加え、2つのツイーターの外周も光るようになり、前モデルよりも発光面が拡大し、存在感のある華やかなビジュアルに仕上げています。3種類から5種類(ロック、ネオン、クラブ、フロー、リップル)に増えたライティングパターンは、本体操作パネルから設定できるほか、より細かいライティングパターンの切り替えや、カラーのカスタマイズは、専用アプリで設定可能です。

 

パーティーサウンドは、133mmウーファー2基と57mmツイーター2基の搭載で、最大約160Wという迫力のある出力を前モデルから継承しつつ、バスレフポートの構造を最適化することで低音を強化。本体中央のツイーターを外向きに配置することで、より深みのある重低音と広範囲に拡がる音場を実現。パワフルで奥行きのある低音からクリアで抜けのある高音域まで余すところなく再生し、ダイナミックな音楽体験を提供します。

よりパリピ感UP! ライティングとサウンドが進化したパーティースピーカー「JBL PartyBox 110」

ハーマンインターナショナルは、「JBL」ブランドから、防滴機能を搭載したワイヤレスパーティースピーカー「JBL PartyBox 110(パーティーボックス110)」を、9月17日に発売しました。実売価格は3万9600円です。

 

同製品は、前モデル「PartyBox 100」の多機能性を継承しつつ、音質、ビジュアル、機能を大幅に一新したアップデートモデル。

 

新たに対応した防滴機能(IPX4)や、本体上部に搭載した音・ライティングをコントロールできる大型ジョグダイヤルの採用など、より幅広いシーンで利用できるようになりました。専用スマートフォンアプリ「JBL PARTYBOX」に対応し、マイクのイコライザー設定や、場を盛り上げるサウンドエフェクト機能の操作など、娯楽性を高めた新機能も追加。本体には、マイク入力だけでなくギターのアンプ入力もシリーズを通して継承し、自宅でギターや歌の練習ができるほか、ダンスの練習や、イベントでのPAとしてなど、幅広い用途で活用できます。

 

シリーズの特徴である、ライトショー機能も大きく進化。ボディの正面に配置された2つのウーファー外周のリング状ライトに加え、2つのツイーターの外周も光るようになり、前モデルよりも発光面が拡大し、存在感のある華やかなビジュアルに仕上げています。3種類から5種類(ロック、ネオン、クラブ、フロー、リップル)に増えたライティングパターンは、本体操作パネルから設定できるほか、より細かいライティングパターンの切り替えや、カラーのカスタマイズは、専用アプリで設定可能です。

 

パーティーサウンドは、133mmウーファー2基と57mmツイーター2基の搭載で、最大約160Wという迫力のある出力を前モデルから継承しつつ、バスレフポートの構造を最適化することで低音を強化。本体中央のツイーターを外向きに配置することで、より深みのある重低音と広範囲に拡がる音場を実現。パワフルで奥行きのある低音からクリアで抜けのある高音域まで余すところなく再生し、ダイナミックな音楽体験を提供します。

ソノスの5万円台サウンドバーが進化! Dolby Atmos対応の「Sonos Beam」の注目点を開発者に聞いた

アメリカのオーディオブランド、Sonos(ソノス)がコンパクトサイズのサウンドバー「Sonos Beam」の第2世代機を発表しました。価格は5万9800円。日本では2021年内の発売が予定されています。

↑Dolby Atmos再生に対応した第2世代のサウンドバー「Sonos Beam」

 

第1世代のモデルから変更された点や、新モデルの上手な楽しみ方についてSonosの特任プロダクト・マネージャーであるスコット・フィンク氏がオンラインインタビューに答えてくれました。

 

演算処理能力を高めてDolby Atmos対応を実現

初代のSonos Beamは幅が約65cm、高さ約7cmという、40〜50インチ台の薄型テレビにベストマッチするコンパクトでスリムなサウンドバーでした。2018年にソノスが日本市場に本機を導入してから、シンプルで使いやすい5万円台のサウンドバーとして多くのファンを獲得してきました。

 

フィンク氏は「パンデミックの影響を避けるために自宅で仕事をする方が増えました。それならばより広い住まいに引っ越すことを決めて、リビングなど多目的スペースに手頃なサウンドバーを導入する方が増えています」と述べ、同社の製品を含むサウンドバーの市場がいま活況を呈していると語ります。

↑オンラインインタビューに答えてくれた米Sonos 特任プロダクト・マネージャーのスコット・フィンク氏

 

ソノスが展開するサウンドバーのラインナップには現在「Sonos Arc」というフラグシップモデルがあります。新しい第2世代のSonos Beamには上位のSonos Arcの開発から培った高音質技術が数多く投入されているとフィンク氏が説明しています。

 

初代機から大きく進化した点は、ひとつがDolby Atmosの立体音響コンテンツが再生できるようになったことです。

↑40-50インチ台の薄型テレビにもマッチするサイズとしています

 

前世代の機種よりも約40%高速化したCPUを搭載したことで処理能力が向上し、ソフトウェア制御によるスピーカーアレイの制御をより緻密にできるようになりました。このことにより「アップファイアリングスピーカーを用いず、音響心理技術をベースにしたバーチャライズ処理により、Dolby Atmos系コンテンツを再生した場合に高さ方向への音場の広がりを作り出す」のだとフィンク氏が説明しています。また演算処理機能が向上したことによって、サラウンド効果以外にも全体の解像度アップと広がり感の強化、そして人の声の明瞭度アップが実現しているといいます。

 

複数ユニットによるスピーカーシステムの構成は初代のSonos Beamと同じ。4基の楕円形ミッドウーファーと1基のセンタートゥイーターから成ります。加えて3つのパッシブラジエーターにより低音を増強。全体のバランスを揃えつつ、全5基のユニットをD級デジタルアンプによりパワフルにドライブします。

↑4基のミッドウーファーと1基のセンタートゥイーターを搭載

 

Dolby Atmos対応に伴い、本体に搭載するHDMI端子はeARC対応にアップデートされました。同じeARC対応のHDMI端子を備えるテレビにつなぐとDolby Atmos対応コンテンツがシンプルなハード機器の設定環境で楽しめるようになります。またテレビのリモコンによるサウンドバーの音量調整にも対応。なお、光出力のみ搭載するテレビにも付属のSonos光オーディオアダプタによる接続が可能です。

 

iPhoneによる自動音場設定やAirPlay 2に対応

サウンドバーの音場設定はTruePlay自動最適化を使うと便利です。TruePlayはSonos Beamを設置した場所のアコースティック環境に合わせて、音の聴こえ方を自動で最適化してくれる機能。Sonos(S2)アプリをiPhoneやiPadに導入して、デバイスの内蔵マイクを使って最適化を行います。残念ながらiPhoneやiPadをお持ちでない方は、自動音場設定を行う場合、家族や友だちに一時的に端末を借りて行う必要があります。

 

サウンドバーの本体にも高性能ビームフォーミングマイクを内蔵していますが、こちらはAmazon Alexaによる音声操作に対応するために設けられています。

 

インターネットへの接続は100/10 BASE-T対応のイーサネット端子にケーブルをつなぐか、またはワイヤレス接続はIEEE802.11b/g/n/acに対応しています。ワイヤレス接続を活用するAirPlay 2が使えるので、iPhoneからApple Musicをワイヤレスで飛ばしながら簡単に音楽再生ができます。なおBluetoothによるワイヤレスオーディオ再生機能は搭載されていません。

↑背面にeARC対応のHDMI端子、イーサネット端子を搭載しています

 

Amazon Music HDのハイレゾ再生が可能

Sonosアプリには国内で利用可能な80を超える音楽ストリーミングサービスを登録して、アプリから直接選曲したり、複数のサービスをまたいだ楽曲検索も行えるので、ぜひ活用することをおすすめします。

 

Sonosアプリは年末までに予定するソフトウェアアップデートを経て、Amazon Music HDのプラットフォームで配信されているハイレゾ楽曲の再生に対応する予定です。ただしハイレゾ再生の上限は、おそらくSonos Beamが内蔵するDACの関係で48kHz/24bitまでとなります。

 

同プラットフォームで配信されている3Dオーディオ楽曲はDolby AtmosベースのタイトルについてはSonos Beamで直接受けてストリーミング再生ができるようになります。Amazon Music HDではソニーの360 Reality Audioベースの3Dオーディオ楽曲も配信していますが、こちらはネイティブ再生には非対応。ステレオの音楽ソースと同様にアップミックスによるサラウンド再生になります。

 

なお、Apple Musicで今年の6月から配信が始まった「ドルビーアトモスによる空間オーディオ」や「ハイレゾ/ロスレスオーディオ」のコンテンツも、Apple TV 4KにSonos BeamをeARCベースのHDMI接続を介してつなげば再生はできるものと思いますが、フィンク氏によるとこちらは現時点で動作確認が取れていないため、今後の追加検証が必要であると述べています。

 

Sonosアプリによる簡単セッティングも特徴

Sonosアプリには高音・低音のバランスを調整できるイコライザー、ダイアローグの明瞭度を上げるスピーチエンハンスメント、夜間のリスニングに最適なナイトサウンドの機能もあります。

 

天板には静電容量式のタッチセンサーコントローラーがあります。再生・一時停止のほか音量調整やマイクミュートの操作に対応。スピーカーとマイクのステータスを表示するLEDは部屋の明るさに合わせて自動で照度を切り換えます。

↑天板にタッチセンサーコントローラーを搭載

 

なお本体の初期設定時、Sonosアプリを入れたNFC対応のスマホとワンタッチペアリングができるようになりました。

 

カラーバリエーションはブラックとホワイト。インテリアにさりげなく馴染むようマットフィニッシュとしています。ホワイトは本体全周囲がホワイトに統一されて、ケーブルもホワイトになることが第1世代機からのアップデートになります。

↑ブラック

 

↑ホワイト

 

外形寸法と外観は初代機からほぼ変わらずですが、パンチング加工されたポリカーボネイト製グリルの目がきめ細かくなり、拭き掃除による汚れ落としが簡単にできるようになったそうです。

↑パンチグリルがお手入れもしやすくなっています

 

価格は初代のSonos Beamよりも8000円ほどアップしますが、第2世代機によるサウンド体験がどれぐらい向上するのか、その音を聴いてみたいところ。機会があれば、音についてもレビューしたいと思います。

 

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パナソニックからネックスピーカー登場、ドラマやニュースの声をクリアに聴き取れる機能搭載モデル

パナソニックは、ワイヤレスネックスピーカー「SC-WN10」を発表。9月24日から発売します。市場想定価格は1万7000円(税込)前後です。

 

SC-WN10は、ワイヤレスネックスピーカーの市場拡大に加え、在宅ワーク時に耳をふさぐことなく、生活音も聞こえる製品として注目されていることが背景に発表されたモデル。

 

本体には、パナソニックのワイヤレススピーカーに搭載されている、人の声を強調する「快調音」機能を搭載。これにより、ドラマやニュースの音声をクリアに聴き取れるとしています。また、快調音機能をオフにしたときは、搭載されている専用スピーカーによる、量感のある低音域と、声やセリフを聞き取りやすい音を楽しめるそうです。

 

さらに、ネックスピーカー特有でもある、耳元で聴きやすい音によって、テレビの音量を上げすぎることなく、早朝や深夜でも周囲に配慮しながら視聴を楽しめるとのこと。

 

また、SC-WN10はテレビと接続するためのワイヤレス送信機が付属するだけでなく、Bleutoothにも対応。スマホなどと接続して使用できます。Bleutooth接続時の対応コーデックはSBCとAACです。

 

このほか、ハンズフリー通話が可能になる通話用マイクや、IPX4相当の防滴仕様を搭載しています。

 

本体サイズは約幅189×奥行き183×高さ36mm、重さは約108g。連続再生時間は約13時間で、充電時間は約6時間となっています。

コンパクトで使いやすい、お風呂で使える防水Bluetoothスピーカー4選

スマホやタブレットとワイヤレスで接続できるBluetoothスピーカー。コンセントを必要としないため、置く場所を選ばないのが魅力です。さらに、防水性能に優れていれば、お風呂やプールでも好きな音楽を楽しむことができます。今回は、そんな防水性能に優れたBluetoothスピーカーを紹介。お風呂の時間を楽しむために、導入してみてはいかがでしょうか。

 

目次

 


最大24時間の連続再生が可能


Anker Soundcore 2

持ち運びに便利なコンパクトサイズながら、豊かで鮮明なサウンドを楽しむことができるスピーカー。最大24時間(約500曲)の連続再生が可能で、1日中お気に入りの音楽を楽しむことができます。また、IPX7の防水規格対応なので、海やプールなどのアウトドアシーンでも、水に濡れて故障する心配は少ないです。ワイヤレス接続は、最大20mの接続範囲を誇るBlutooth 5に対応。離れていてもストレスなく接続できます。さらに、マイクを内蔵しているのでハンズフリー通話ができるのもポイントです。このほか、AUXも搭載しているので、ケーブルをつないで使用もできます。

【詳細情報】
サイズ(約):168×47×56mm
重量(約):414 g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


手のひらサイズで持ち歩きに便利


MIFA A1 Bluetoothスピーカー

片手に収まるサイズなうえに、重量はわずか175gと、持ち運びに便利なコンパクトさが魅力のスピーカー。また、このサイズからは想像できないほどの迫力あるサウンドを実現しています。バッテリーは1200mAh容量で、3~4時間の充電で最大約12時間の連続再生が可能。さらに、防塵防水仕様になっており、浴室や海辺、台所などの水周りでも気軽に使うことができます。このほか、音量は細かく調節可能で、小音量でも再生できるため、枕元で使っても快適です。

【詳細情報】
サイズ:85×46×86mm
重量:175g

 


音楽に合わせてカラフルにライティング


Anker Soundcore Flare Mini

全方位に向いたドライバーを搭載しており、360度に力強いサウンドを届けられるスピーカー。部屋のどこにいてもお気に入りの音楽を存分に楽しむことができます。バッテリーは、1度の満充電で最大12時間の連続再生が可能。さらに、IPX7規格対応の防水設計により、プールやお風呂場、キッチンなどでも気軽にお気に入りの音楽を堪能できます。さらに、Bluetoothスピーカーの底面に設置された円状のLEDライトが音楽に合わせてカラフルに変化するのも特徴の一つ。お風呂でのリラックスタイムに、電気を消して楽しんでみてはいかがでしょうか。

【詳細情報】
サイズ(約):86×86×141mm
重量(約):480g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


ラジオとしても使える優れもの


JBL TUNER 2 FM Bluetoothスピーカー

防水機能を搭載したワイドFM対応のポータブルスピーカー。スマホやタブレットと接続し、FMラジオ局に加えてAMラジオ局も楽しめます。また、ラジオから切り替えてお好みの音楽を再生することも可能です。さらに、5つのボタンでお気に入りのラジオ局に素早くアクセスできます。再生時間は、約3.5時間の充電で最大約12時間。このほか、IPX7規格対応の防水性能により、キッチンや浴室などの自宅の水周りをはじめ、屋外の使用シーンでも活躍してくれます。朝はラジオでニュースや天気予報を聞き、夜は音楽と、一日中楽しめる製品です。

【詳細情報】
サイズ:180×70×72mm
重量:540g

 

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スマホの音楽を高音質で楽しめる!人気のBluetooth接続ワイヤレススピーカー5選

普段音楽をスマホで聴いている方は多いですが、スマホの音質をより高音質に楽しみたいというときに役立つのがワイヤレススピーカー。特にBluetooth接続のワイヤレススピーカーならケーブルが不要なため、どこにでも持ち運びできるのが魅力です。そこで今回は、人気のBluetooth接続ワイヤレススピーカーを紹介します。

 

目次

 


最大20m離れても接続できるBluetooth 5規格を採用!


Anker Soundcore 2

Anker独自のBassUpテクノロジーにより、迫力と深みのある低音を実現しているため、幅広くバランスの取れたサウンドを楽しめます。IPX7の防水規格対応なので、海やプールなどのアウトドアシーンでも水濡れを心配することなく使用可能。また、最大24時間の連続再生ができ、スピーカーのバッテリー残量はペアリング中の機器からも確認が可能(iOS 6以降の機器のみ対応)です。最大20mの接続範囲を誇るBluetooth 5規格を採用しています。マイクを内蔵しているのでハンズフリー通話も可能。

【詳細情報】
サイズ(約):168×47×56mm
重量(約):414g
カラー:ブラック・ブルー・レッド

 


ソニーならではの重低音と中高域をクリアに楽しめる!


ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー SRS-XB12

約46mm口径のフルレンジスピーカーユニットを搭載。また、グリル開口部の大きさ・配置を改善し、従来機種に比べ開口率を約30%アップ。ソニーならではの重低音とボーカルなどの中高域をよりクリアに楽しめます。お風呂やキッチン、アウトドアでも音楽を楽しめる防水(IP67に対応)、防塵対応です。4.5時間の充電で約16時間再生できるバッテリーを内蔵しています。スピーカー本体の操作ボタンで再生・停止・曲送りが可能。付属のストラップを使えば、好きなところにかけることができます。

【詳細情報】
サイズ(梱包):Φ74×92mm
重量:243g
カラー:ブラック・グリーン・グレー・バイオレット・ブルー・レッド

 


500mlペットボトルのような円筒形デザイン!


JBL FLIP5 Bluetoothスピーカー

片手で掴みやすい円筒形デザインで、標準的な500mlのペットボトルと同等の太さ、重量のため、自転車や自動車のドリンクホルダーへ納めることも可能です。チューブ型の基本形状と丈夫なファブリック素材のグリル、およびラバーバンパーを採用することで剛性を確保し、不意の落下や衝撃にも耐えるタフな設計となっています。また、水深1mの水中にスピーカーを最大30分間入れても浸水しないと定義される防水性能IPX7に対応。4800mAhの大容量バッテリーを搭載し、連続約12時間以上のワイヤレス再生が可能です。

【詳細情報】
サイズ:69×181×74mm
重量:540g
カラー:ブラック・スクワッド・ティール・ブルー・ホワイト・レッド

 


重さわずか175gの手のひらサイズ!


MIFA A1 Bluetoothスピーカー

IP56防塵防水対応で吸盤付きの設計のため、お風呂場での使用にも最適なBluetoothスピーカーです。片手に収まるサイズで、重量はわずか175g。3つのボタンで音量調節、曲の前後送り、電源のオン/オフも簡単に操作できます。一度ペアリングすれば、再度電源をオンにしたときに、自動的に前回接続したデバイスとBluetooth接続されます。内蔵マイクでハンズフリー通話にも対応。1200mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大12時間再生可能で、中程度の音量で10時間程は持ちます。

【詳細情報】
サイズ:85×46×86mm
重量:175g

 


不必要な機能を省いたシンプルデザイン!


EWA A106 Bluetooth スピーカー

従来のミニスピーカーでは低音が弱点でしたが、独自の3Wネオジムドライバー搭載により、高音量でバランスの取れた音響を実現。防水保護等級IP67相当の優れた防水性能により、バスルームでシャワーの水がかかっても問題ありません。必要のないマイク、3.5mmジャック、不必要なボタンなどの機能をなくした、どこでも持ち運びできるサイズ感。一つのシリコンボタンのみでオン/オフ、一時停止、曲変更が行えます。

【詳細情報】
サイズ:48×39mm
重量:175g

 

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ソニーの「ガラス管スピーカー」に最新モデルが出た!4万円切りで買える「LSPX-S3」を体験

ソニーは、独自技術でガラス管を振動させて音を出す「グラスサウンドスピーカー」シリーズの新モデル「LSPX-S3」を8月6日に発売します。実売予想価格は3万9000円前後(税込)。

↑LSPX-S3

 

大口径ウーファーで音質が進化

グラスサウンドスピーカーは、本体の有機ガラス管を振動させて音を出し、どの位置から聴いても聴こえ方が変わりにくい独特な音場感が楽しめることが特徴。LEDライトを内蔵しており、キャンドルの灯りのようなゆらめく光で雰囲気を演出します。

↑LEDライトを内蔵しており、キャンドルのようなゆらめく灯りを演出できます

 

新モデルの「LSPX-S3」は、ウーファーユニットの口径の大型化により豊かな中低音を実現。さらに、底面に備えたパッシブラジエーターで低域を増強しています。

↑スピーカーユニットを並べたところ。左が前モデルS2のもので、右がS3。ひと回り大きくなっているのがわかります

 

↑底面にパッシブラジエーターを搭載

 

独自のスピーカー駆動技術を進化させた「アドバンスドバーティカルドライブテクノロジー」により、加振器が有機ガラス管を振動させて音を水平方向に放出。加振器を支える土台に新たに亜鉛合金を使用し、クセや歪みの少ない音質を実現しています。

↑加振器の土台に新たに亜鉛合金を採用

 

このほか、圧縮音源で失われた高音域を補完する独自の高音質化技術「DSEE」により、音楽ストリーミングサービスなどもクリアな音質で再生するほか、低音を増強させる「ベースブースター」機能も備えています。BluetoothコーデックはSBC/AAC/LDACをサポート。なお、LSPX-S3は前モデルと異なり、ハイレゾ非対応となっています。

 

雰囲気あるライティングが可能に

LSPX-S3では、前モデルのサイズ感などは踏襲しつつ、インテリアになじみやすいマットなミネラルシルバーのカラーを採用。よく使用するボタンは側面に、それ以外のボタンは底面に配置するなど、ガジェット感のないデザインとなっています。

↑ガジェット感のないシンプルなデザイン

 

↑右が前モデルのS2。並べるとサイズ感はほぼ同じ

 

ガラス管内部にあるイルミネーションLEDの明かりがキャンドルのように揺らぐ「キャンドルライトモード」は、新たに音楽との連動や3段階の強弱設定が可能に。明るさは32段階で調整できます。新搭載のタッチセンサーにより、触れるだけで明かりのオン・オフや明るさの調節も可能です。

↑キャンドルのように光るLEDライトを内蔵しています

 

本体を2台用意すればステレオ再生が可能な「ステレオペア」モードや、最大100台までBluetoothスピーカーを連動できる「パーティーコネクト」モードも用意されています。

↑パーティーコネクト時には最大8台まで、光を時間差で連動させることも可能

 

バッテリー使用時の連続再生時間は最大約8時間。充電端子はUSB Type-Cとなっています。

 

Editor’s Eye

発売前に前モデルLSPX-S2を交えて試聴させて頂いたところ、S2に比べて解像感が向上し、音の輪郭がよりハッキリくっきりしたサウンドになっていると感じました。また、低音を増強する「ベースブースター」をオンにすると、振動が空気を伝わってくるほどの重低音を感じることができます。再生する音楽のジャンルなどによって使いわけるとよいでしょう。

 

どこから聴こえるのかわからない独特な無指向性の鳴り方は健在ですが、2台並べてステレオ再生すると、空間上にステージが浮かび上がるような不思議な音場が楽しめます。

 

キャンドルライトモードは新たに音楽連動が可能となり、音に合わせて光が強くなったり弱くなったりして、より音と光のコラボレーションが楽しめるようになっています。また、最低輝度時の明るさが前モデルより暗くなり、より雰囲気のあるムードを演出できるようになっているのもポイントです。

↑前モデルS2(左)とS3(右)の最低輝度の明るさの比較。S3のほうが暗くできるので、ムードのある雰囲気を演出できます

 

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ソニーのネックバンドスピーカー「SRS-NB10」は“音声”に特化したサウンドで聴きやすい

ソニーは、耳を塞がず音楽やテレビの音声を聴けるワイヤレスネックバンドスピーカー「SRS-NB10」を7月30日に発売します。カラーはチャコールグレーとホワイトの2色。実売予想価格は1万5000円前後(税込)。

↑「SRS-NB10」

 

「SRS-NB10」は、肩に乗せて使用するネックバンドタイプなので、イヤホンやヘッドホンのように耳を塞がず音楽やテレビ音声を楽しめることが特徴。テレワークをしながら音楽を聴いたり、家事をしながらテレビの音声を耳元で再生したり、様々なシーンで使用できます。

↑肩に乗せて使用するネックバンド型

 

本体には独自に開発されたフルレンジスピーカーユニットとパッシブラジエーターを搭載しており、低域から高域までバランスのとれたサウンドを再生します。また、スピーカーユニットを上向きに配置することで、ボリュームを大きくすることなく、快適な音量で音声や音楽を聴けます。

↑裏側にはパッシブラジエータを備えています

 

さらに、2つの高性能マイクと高度な音声信号処理を行う「高精度ボイスピックアップテクノロジー」により、自分の声を正確に拾ってクリアな音質で相手に届けます。スマホでのハンズフリー通話やオンライン会議などにも最適です。

 

本体には、音量ボタンや再生/通話ボタンを備えるほか、オンライン会議などで便利なマイクミュートボタンを搭載。ボタンひとつでマイクのON/OFFを切り替えられます。また、マイクOFF時は7秒間隔で小さな通知音が鳴るので、マイクのON/OFFを音だけで確認できます。

↑右側にマイクミュートボタンを搭載しています

 

軽量設計の軽快な装着感に加えて、約20時間の連続使用が可能な長時間バッテリーを搭載し、一日中快適に使用することができます。また、キッチンでも気兼ねなく使えるIPX4の防滴仕様となっています。充電端子はUSB Type-C。BluetoothコーデックはSBCとAACをサポートしています。

 

Editor’s Eye

ソニーでは、映画やゲームの音声を迫力の重低音と振動で楽しめるネックバンドスピーカー「SRS-WS1」をラインナップしていますが、WS1が臨場感のある音を楽しむ用途であるのに対し、NB10はよりカジュアルにテレビ番組の音声を聴いたり、通話やオンライン会議などで音声コミュニケーションしたりといった用途を主眼に置いており、住み分けがされています。

 

また、WS1は専用のワイヤレス送信機とセットとなっていましたが、NB10は汎用性の高いBluetooth接続なので、テレビだけでなくスマホやPCなどと組み合わせて使える点もポイント。

 

NB10の音質は、ニュース番組のアナウンサーの声やドラマのセリフを聴き取りやすくすることを第一に考えてチューニングされているのか、人間の声の音域がとても聴きやすいです。テレビの音が聴こえにくいと感じている高齢者の方にもオススメですね。その反面、低域の迫力や高域の伸びなどはあまり感じられず、映画やゲームをリッチなサウンドで楽しみたいならSRS-WS1の方がよいでしょう。

 

ウリである内蔵マイクの性能は高く、声をしっかり拾ってノイズの少ないクリアな品質で伝送してくれます。また、マイクミュート時の通知音も、会話を妨げない程度の音量で鳴るので、ずっとOFFにしていても気になりませんでした。長時間使っていても疲れにくいので、オンライン会議用に購入するのもアリですね。

 

↑SRS-WS1

 

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パナソニックからCDステレオシステム「SC-PMX900」登場、CDからストリーミングまであらゆる音源を1台で再生可能

パナソニックは、CDステレオシステム「SC-PMX900」を7月30日に発売します。市場想定価格は7万6000円前後(税込)です。

 

SC-PMX900は、さまざまな音楽を高音質で楽しみたい人向けに、高音質機能を充実させたうえ、あらゆるコンテンツ再生に対応したモデルです。

 

音質は、Hi-Fiオーディオブランド「テクニクス」の設計思想を取り入れ、フルデジタルアンプ「JENO Engine」などを採用したり、音質チューニングを施したりすることで、上質なサウンドを実現。JENO Engineの採用は、ミニコンポのPMXシリーズとしては初めてとのことです。デジタル信号の揺らぎを削減し、自然ながら音の奥行きや豊かなニュアンスを表現するほか、約-20dbのノイズ低減を実現し、精度の高い信号処理により、音源に含まれる空間情報や音色を再現するとしています。

 

また、44.1kHz/16bitの音源をデジタル処理で88.2kHz/32bitに変換する高精度なリマスター処理も可能。これにより、CD音源をより高音質で楽しむことができます。

 

このほか、SC-PMX900とPCをUSB経由で接続するだけでハイレゾ音源を再生できる「USB-DAC機能」や、DSD再生、Bluetooth、iOSデバイスやMacからネットワーク経由で音源再生できる「AirPlay 2」、スマホから動画や音声をキャストできる「Chromecast built-in」に対応。あらゆる音源再生が可能です。

 

さらに、デザインにもこだわっており、高級オーディオユーザーから評価が高いとされる「アルミ製ボリュームノブ」を採用するうえ、スピーカー部には「黒光沢仕上げ」を施しています。

 

スピーカーユニットは、1本あたりウーハー×1基、ツイーター1基、スパーツイーター×1で、最大出力は60W+60Wとなっています。また、コーデックはSBC/AACに対応しています。インターフェイスは、ステレオミニ×2、USB Type-A、USB Type-B、有線LAN、ラインイン、光デジタル入力などをそなえています。

ソニーの「360 Reality Audio」はこれまでのサラウンド技術と何が違うのか? 開発者に聞いた

ソニーが推し進める「360 Reality Audio(サンロクマル リアリティ オーディオ)」(以下360 RA)は、対応するスピーカーやプレーヤー機器などのハードウェア、音楽配信サービスのアプリを組み合わせて立体的な音楽再生が楽しめる同社独自のエンターテインメントです。今回は春にソニーが発売した360 RA対応の新しいワイヤレススピーカーの試聴体験レポートとともにその魅力を紹介します。

 

ついに360 Reality Audio対応のワイヤレススピーカーが登場

360 RAは2019年に欧米からサービスが開始されました。ホームシアターやモバイル向けの立体音響技術としてはドルビー・アトモスやDTS:Xなども広く普及しつつありますが、ソニーの360 RAはユーザーの足もと方向を含む360度全天球に広がる仮想音響空間の中に、最大24個の音源を「オブジェクト」として配置してリアルな音楽体験が生み出せるところに大きな違いがあります。

 

筆者が本稿を執筆している2021年5月中旬時点で、日本国内で360 RAによる音楽体験に触れられる環境を整理してみます。

 

Wi-Fi接続のワイヤレススピーカーにはソニーが発売した「SRS-RA5000」「SRS-RA3000」の2機種以外にも、アマゾンのAlexaを搭載する「Amazon Echo Studio」があります。筆者が把握する限りでは海外にもまだ360 RA対応のワイヤレススピーカーは出ていませんが、HiFiオーディオブランドの米McIntosh(マッキントッシュ)が発売しているマルチチャンネル対応のAVプリアンプ「MX123」がファームウェア更新により初の360 RA対応ハイエンドアンプとして名を連ねたようです。

↑360 Reality Audioの技術に対応した最新のワイヤレススピーカー「SRS-RA5000」(左側)、「SRS-RA3000」(右側)をレポートします

 

スマホとヘッドホンによるポータブル再生にも対応

スマホで360 RAを楽しむ場合、音楽配信サービスのモバイルアプリが360 RA対応コンテンツの再生に対応する必要があります。アプリ(=音楽配信サービス)とコンテンツが360 RA対応であれば、スマホやタブレットの場合は一般的なヘッドホン・イヤホンにつないで立体音楽体験が得られます。

 

日本国内で360 RA再生が楽しめる楽曲は洋楽・邦楽を含めて約4000曲に上ります。現在、国内では「Sony ArtistConnection」のほか「Deezer」「nugs.net」のアプリが360 RA対応であり、それぞれに専用の楽曲を配信しています。Amazon Music HDの場合は360 RAコンテンツを楽しめる環境がまだスピーカー再生に限定されているため、モバイル対応はもう少し待つ必要があります。

 

モバイル環境の360 RA体験はANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)搭載ワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」など一部ソニーが発売するヘッドホン・イヤホンで聴くといっそうリアルな立体感が楽しめます。その理由は「Sony | Headphones Connect」アプリから、ユーザー個人の耳に適した音場を再現する「個人最適化」技術が使えるからです。

↑ソニーのWH-1000XM4など360 Reality Audio認定ヘッドホンを使うとさらにリアルな立体音楽体験が楽しめます

 

スマホでアプリを立ち上げてから、インカメラでユーザーの耳写真を撮影し、その画像情報を元にクラウド上で個人の耳の形状に最適化したプロファイルをすばやく生成します。このデータをSony ArtistConnectionをはじめとするアプリと連動させることによって、それぞれの360 RAコンテンツの再現性が高まるという仕組みです。この個人最適化が利用できる「360 RA認定ヘッドホン・イヤホン」は、これからソニー以外のメーカーにも広がっていくようです。

 

360 RA対応スピーカーを聴いてきた

今回はソニーの試聴室を訪問して、新製品のSRS-RA5000とSRS-RA3000を試聴してきました。Amazon Music HDで配信されている360 Reality Audio対応作品を聴いています。

↑上位モデルのSRS-RA5000

 

Doul(ダウル)の楽曲「Howl」はスタイリッシュなビートを効かせたダンスミュージックですが、初めて360 RAの楽曲を聴く方は、きっと足もとから分厚い低音に包み込まれるような斬新なリスニング感に驚くと思います。ボーカルやギターの音像はとても力強く、中高音域が天井の方向へ伸びやかに広がります。

 

リスナーの360度全天球に広がる音場の中を、「音のオブジェクト」として配置された音源が縦横無尽に動き回る効果が楽しめるところも360 RAの技術的な特徴のひとつ。Little Glee Monsterのライブ収録の楽曲「好きだ。-5th Celebration Tour 2019-」では、ステージで演奏するアーティストの歌声の臨場感だけでなく、会場いっぱいに広がる歓声が作り出すライブの空気感までもが鮮やかに蘇りました。

↑Amazon Music HDで配信されている360 RA対応楽曲を試聴しました

 

大編成のオーケストラによる演奏と360 RAの相性も抜群に良いと感じました。豊かなスケール感と小音量で演奏される弦楽器の繊細な音色のコントラスト感に引きつけられます。

 

ハイレゾ作品が耳の肥えたオーディオファンをも魅了するリアリティを持つのに対し、360 RAは「360度全天球に広がる音場感」が誰にでもわかりやすいのが特徴といえるでしょう。一般にも広く新鮮な音楽体験として受け入れられる、豊かな可能性を持つ技術だと感じました。

 

ステレオ音源で立体再生が楽しめる機能も搭載

スピーカーに注目すると、上位モデルのSRS-RA5000は音場の広がりが豊かなだけでなく、空間を埋め尽くす音のつながりもきめ細かく再現できる特徴を備えていました。スタンダードモデルのSRS-RA3000もまたクリアで見晴らしのよい音場感が魅力的です。中高域の切れ味はRA5000よりもRA3000の方がシャープで煌びやかな印象。より大きな筐体に数多くのスピーカーユニットを内蔵するRA5000は低音の滑らかさ、立ち上がる瞬間の力強いインパクトと粘っこさが一枚上手だと思います。

↑スタンダードモデルのSRS-RA3000

 

どちらのスピーカーにもソニー独自のアルゴリズムにより、2chのコンテンツを擬似的に立体化して360 RAふうの臨場感が楽しめる「Immersive Audio Enhancement」という機能があります。本体のボタン押し操作、またはMusic Centerアプリから機能をオンにすると鮮やかな音の広がり感が楽しめます。

↑Immersive Audio Enhancementの機能を使うとステレオ制作の音源が立体的なサウンドで楽しめるようになります

 

ワイヤレスオーディオ再生のコンテンツに限らず、スピーカーが搭載するステレオミニ音声入力にテレビをつなげば、歌番組にスポーツ中継、紀行ものなどテレビ番組のサウンドにも豊かな没入感が加わります。

 

360 RA開発チームに技術の特徴を聞いてみた

スピーカー製品の音響設計を担当する関 英木氏は、今回ソニーとして初めて360 Reality Audioに対応するスピーカーを開発した際の苦労を次のように振り返ります。

↑スピーカーの音響設計を担当する関氏

 

「ステレオ再生のスピーカーと音場の再現技術等がまったく異なるため、開発者としても技術の概念を正しく理解したうえで、音楽クリエイターが意図する体験を正しく引き出すことに腐心してきました。SRS-RAシリーズはワンボックス筐体のスピーカーシステムなので、マルチチャンネルスピーカー環境をリファレンスとしている制作スタジオのサウンドを、ホームリスニング環境で再現できることも容易ではありません。様々な課題を乗り越えながら、時間をかけてこれがソニーの360 RAスピーカーであると胸を張れる製品をつくってきました」(関氏)

 

360 RA対応の楽曲を制作するための汎用コンテンツプロダクションツール「360 Reality Audio Creative Suite」も、いよいよこの春にリリースされました。ソニーがアメリカのソフトウェアメーカーであるVirtual Sonics社と共同で開発したツールは、メジャーどころといわれるDigital Audio Workstation(DAW)に追加可能なプラグインとして提供されます。クリエイターは日ごろ使い慣れているDAWソフトを使って360 RA対応の楽曲制作が可能になると、ソニーで360 RAのプロジェクトリーダーを担当する岡崎真治氏がメリットを説いています。

↑360 RAのプロジェクトリーダー岡崎氏

 

360 RA対応の楽曲制作については、クリエイターが自由な発想をベースに取り組めるように、特別なガイドラインはもうけていないそう。ただ、一方でクリエイターがコンテンツを制作する際の手引きを提供する手間は惜しまないと岡崎氏は語っています。ソニーからTIPSのような形でノウハウを提供しつつ、クリエイターから寄せられるフィードバックに素速く対応できる環境を整えることにも注力しているそうです。

 

様々なハードウェアに広がる360 RA体験

360 RAのコンテンツ制作は、音楽配信サービスが先行導入された欧米のスタジオやアーティストの側で先にノウハウが蓄積されてきました。日本国内でもまたソニー・ミュージックスタジオ、ソニーPCLスタジオ、山麓丸(サンロクマル)スタジオが次々に360 RAのコンテンツ制作をサポートする環境を導入しています。今後は360 RA対応の新作楽曲から、大滝詠一の名盤「A LONG VACATION」のように、過去にリリースされたコンテンツがますます充実することも期待できそうです。

 

ソニーの岡崎氏は「360 RAは当初オーディオ機器で再生する音楽コンテンツを中心に拡大しますが、近く動画付きの音楽ビデオにも広げていきたい」と意気込みを語っています。

 

ライセンスビジネス担当の澤志聡彦氏は、今後も360 RA対応のエコシステムをホームオーディオ、スマホを含むポータブルオーディオから、車載エンターテインメントにも広げていきたいとしています。

↑取材に答えていただいたソニー株式会社 ホームエンターテインメント&サウンドプロダクツ事業本部の岡崎氏、関氏。右側がライセンスビジネス推進室の澤志聡彦氏

 

2020年にソニーが発表したコンセプトカー「VISION-S」にはクルマの中で360 Reality Audioを体験できるシステムが組み込まれ話題を呼びました。現在自動車メーカーとの共同開発にむけた取り組みも動き始めているそうです。

↑ソニーのコンセプトカー「VISION-S」にも360 RA再生機能が搭載されています

 

↑車内で楽しむ立体音楽体験も圧巻

 

ハイレゾやサラウンドに続く、豊かな音楽体験の新技術としてソニーの360 Reality Audioにはこれからも引き続き注目したいと思います。

 

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自宅のテレビを映画館に変える! JBLの三次元サウンドバー「Bar 5.0 MultiBeam」

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのテレビ用サウンドバー「Bar 5.0 MultiBeam」を2月5日に発売します。直販価格は3万9800円。

↑JBL「Bar 5.0 MultiBeam」

 

本機は、最大総合出力250Wのデジタルアンプと5基のスピーカー、4基のパッシブラジエーターを搭載。独自の「MultiBeam」技術の採用により、音のビームを壁に反射させることで実現した「リアルサラウンド」と、 空間の高低を仮想的に再現するDolby Atmosの「バーチャルハイト」とのハイブリッド方式により、前後左右の二次元的な平面空間に加え、 高低まで網羅した三次元的な立体空間に包まれる「イマーシブサウンド(没入感の高いサウンド)」を体感できます。

↑5基のスピーカーと4基のパッシブラジエーターを搭載

 

本体から壁までの距離を測定し自動で音の調整をする「AMC(Automatic Multibeam Calibration)」機能も搭載しているため、 設置した場所や部屋のサイズに応じて音のビームの反射を最適化。あらゆる部屋で形状や壁までの距離に影響を受けることなく最大のサウンドパフォーマンスを発揮します。

↑ビーム反射を最適化してどんな部屋でもサラウンドサウンドを楽しめます

 

本モデルのHDMI端子はVer.2.1に対応しているほか、デジタル放送やデジタルコンテンツの著作権保護技術であるHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)も最新の2.3に対応。ダイナミックHDRのDolby VisionとHDR10+のパススルーにも対応しており、 HDRに対応したテレビの色階調表現力を最大限に発揮させることができます。

 

またHDMI出力は、テレビの音声をHDMIケーブル1本で伝送可能なARC(オーディオリターンチャンネル)の上位機能「eARC(Enhanced ARC)」に対応します。

 

本体に2.4GHz/5GHzデュアルバンドWi-Fiを内蔵。Appleの「AirPlay2」をはじめGoogleの「Chromecast Built-in」、 Amazonの新機能「Alexa MRM(Multi-Room Music)」など、各社の提供する音楽のキャスト機能に幅広く対応しています。さらに、「Works with Hey Google」にも対応していますので、「Google Home」アプリを使って設定することで、Google音声アシスタントを使った声による操作も可能です。

↑質感の高い金属製のパンチンググリルを採用

 

このほか、Bluetoothにも対応しており、スマホやタブレットから音声データを伝送してサウンドバーで再生することも可能です。

 

自宅で映画やライブ映像を視聴する機会が増えたいま、ぜひ迫力のサラウンドサウンドでコンテンツを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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よりアウトドア志向に進化! カラビナ&防水防塵のワイヤレススピーカー「JBL CLIP4」

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのBluetoothスピーカー「JBL CLIP4」を1月29日に発売します。カラーは全6色で、直販価格は6480円。

↑「JBL CLIP4」

 

↑カラーは全6色

 

「CLIP」シリーズは、JBLが展開するBluetoothスピーカーの中でも、手軽さとコンパクトなデザインを特徴とするモデル。最新版の「CLIP4」では、従来のコンパクトさは継承しつつ、より持ち運びや取り付けに長けたデザインに大幅リニューアルされています。

 

本体は持ち運びやすい楕円形のボディに、より開閉しやすくなったビルトインカラビナを搭載。日常使いはもちろん、デイパックやベルトストラップにも取り付けて、気軽に持ち運ぶことができます。

↑バッグやベルトなどに掛けることができます

 

さらに、これまでの防水機能に加え、新たに防塵機能を搭載したIP67に準拠。台所や浴室など日常生活における水回りでの使用や、砂埃などが気になるアウトドアのシーンでも安心して使用できます。ボディの底に搭載された充電端子(USB Type-C)も防水・防塵対応のため、万が一ボディが汚れてもそのまま丸洗いが可能です。

 

スピーカー部には、独自の40mm径フルレンジスピーカーユニットとパッシブラジエーターを搭載。独自開発のデジタル信号処理技術により、アンプの最大出力は前モデルより50%アップ。これにより、コンパクトな手のひらサイズながら、サイズを超えた音の広がりを実現しています。

 

対応コーデックはSBC。連続再生時間は最大約10時間、充電時間は約3時間。

 

桐生選手のサイン入りスピーカーが当たるキャンペーンも

JBLは、全国の家電量販店やネットショップなどから収集した実売データ「BCNランキング」にもとづく、1年間の累計販売数量が最も多かった企業を部門ごとに表彰する「BCN AWARD 2020」において、ワイヤレススピーカー部門の第1位を3年連続で獲得。

 

これを記念して、JBLアンバサダー・桐生祥秀(陸上短距離選手)さんのサイン入りスピーカーなどが当たるプレゼントキャンペーンを実施しています。

↑JBLアンバサダー・桐生祥秀(陸上短距離選手)さん

 

【キャンペーン概要】

●キャンペーン名:BCN AWARDワイヤレススピーカー部門3年連続No.1記念プレゼントキャンペーン
●実施期間:2021年1月26日(火)7:00~2月9日(火)23:59
●応募条件:実施期間内にJBL Japan公式Twitterアカウント(@JBL_JAPAN)をフォローし、対象のツイートをリツイート
●プレゼント内容:
・桐生選手サイン入りJBL GO3 (1名様)
・JBL GO3 (2名様)
・JBL CLIP4 (3名様)
●当選発表:2月中旬予定
●発送時期:2月中旬予定

 

より持ち運びやすくなったコンパクトなBluetoothスピーカー「CLIP4」を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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2Wayバスレフの本格仕様でリアルな音質! JBL初のゲーミングスピーカー「JBL Quantum DUO」

ハーマンインターナショナルは、オーディオブランドJBLより、独自のゲーミング用音響技術とカラフルなライティング機能を搭載したゲーミングスピーカー「JBL Quantum DUO」を11月27日に発売します。直販サイトでの販売価格は1万6800円(税抜)。

↑「JBL Quantum DUO」

 

「JBL Quantum DUO」は、JBLのゲーミング用オーディオデバイス「JBL Quantum」シリーズ初となるゲーミングスピーカー。63mm径ウーファーと19mm径ツイーター、低音を強化するバスレフポートを装備した2Wayタイプで、L/Rの2台1セットとなっています。

↑背面にはバスレフポートを搭載

 

同社がこれまで手がけたゲーミングヘッドホンなどで培ったゲーミング用音響技術「JBL Quantum SOUND シグネチャ」を採用しており、ゲーム内のかすかな足音から爆発による轟音までリアルに再現します。

↑ゲーム内の音をリアルに再現します

 

また、Dolby Audio対応で、ステレオ音声だけでなく5.1chのマルチチャンネルソースにも対応。マルチチャンネルでデコードした音声信号は、JBL独自のバーチャルサラウンド技術で左右のスピーカーへ割り振られ、高精度の立体音響を実現します。

 

さらに、気分を盛り上げるカラフルなRGBライティング機能を搭載。本体側面に加え、前面のウーファー部分と操作部を光らせることができ、点灯だけでなくウェーブやフローといった、3種類のパターンでサウンドと同期させて明滅させることも可能。ライティングカラーは、プリセットされた13種類から選択でき、明るさも4段階に設定可能です。

↑カラフルに光るRGBライティング機能を搭載。本体のボタンで操作できます

 

接続はUSBによるデジタル接続のほか、3.5mmステレオミニ端子によるアナログ入力にも対応。パソコンだけでなく、家庭用ゲーム機などと組み合わせて使用することもできます。

 

Bluetooth機能も搭載しており、スマホやタブレットなどから音楽を伝送して、音楽用スピーカーとして利用することも可能です。

 

ゲーミングヘッドホンやイヤホンの装着感が苦手な方や、長時間のプレーで耳への負担が気になる方は、ぜひゲーミング用スピーカーを試してみてはいかがでしょうか。

 

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ニューノーマル時代のライブ視聴には“感じる”クッション型スピーカーが必要だ!【Makuake×GetNavi】

斬新なアイデアや機能を備えるモノは、人の心を躍らせる──新しいモノやサービスが誕生し続けるMakuakeとGetNaviのコラボで「新しいモノづくりプロジェクト」が始動!

 

【Makuakeとは?】

「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」をビジョンに掲げる、新しいモノや体験の応援購入サービス。2013年のサービススタート以来、累計1万件以上のプロジェクトが誕生し、数千万円を超えるプロジェクトも多数。

 

本取り組みでは、MakuakeとGetNaviチームが厳選した注目プロダクトをピックアップ。読者のみなさんとプロジェクト実行者をつなぐ橋渡し役を担います! また本記事では、新しいモノ・サービス大好きなGetNavi編集部の担当者が惚れ込んだポイントや、プロジェクト実行者による解説を交えて紹介。気になった製品はMakuakeで、ぜひ応援購入をお願いします!

 

【エントリーNo.02】“震動”により没入感MAXのもちもちクッション型スピーカー

マグクルーズ

マグニチュードサウンド

https://www.makuake.com/project/magnitude_sound/

再生中の低音と連動して“震動”を生み出すことで臨場感を高めるスピーカー。映画や音楽ライブ、ゲームなどを楽しむ際に気分を盛り上げる。音量や震動を調整できるリモコンも付属。低反発素材のクッションは、触り心地抜群だ。

SPEC ●電源:AC ●最大出力:24W ●再生周波数帯域:60Hz〜18kHz ●最大音圧:90dB サイズ:W425×H210×D130mm ●質量:1480g

※変更されることもあり

 

配信イベントが増えるいま、ニューノーマルのアイテムに

映画館やライブ会場での体験には、なぜ価値があるのか。理由のひとつは「低音」。音圧の振動が身体を揺らし、「聞く」だけでなく、「感じられる」のが醍醐味だ。

 

そんな“震動”を自宅で手軽に体験できるのが、マグニチュードサウンド。コンテンツを再生すると、低音と連動してスピーカーが震動を発生させる。クッション型の本機に身体を密着させれば震動をひしひしと感じられ、映画館やライブ会場にいるような、コンテンツの世界に入り込む感覚を味わえるのだ。スピーカーユニットが近くにあるため、小音量で楽しめるのもうれしい。

 

「目指したのは究極の臨場感。映画やゲーム、ライブなどのコンテンツを、スマホでどこでも気軽に楽しめるいま、その魅力を最大限に届けたいと考えました」(プロジェクトオーナーのマグクルーズ)

 

配信イベントが増えるいま、本機がエンタメ体験の「ニューノーマル」となるかもしれない。

 

【ココが新しい!】

1.リラックスしながら音の世界に没頭できる

クッションの素材には、低反発ウレタンフォームを採用。身体の形にぴったりフィットし、リラックス効果が抜群だ。首元や頭、腰などに当てて、快適に音を満喫できる。

 

2.音量や震動の度合いはリモコンで操作できる

スピーカーに頭を預けながらでも操作できるリモコンが付属。音だけでなく、震動の強さも調整可能だ。コンテンツの種類によって音量と震動を調整すると、より没入できる。

 

3.ミニクッションとして家中どこでも持ち運べる

モノトーンの落ち着いたデザインは、どんなインテリアにもすんなり馴染む。軽量コンパクトな設計で持ち運びが簡単なので、好きな場所で迫力の音を楽しめるのがうれしい。

 

【GetNavi編集長・川内一史もマグニチュードサウンドに太鼓判!!】

GetNavi編集長

川内一史

Amazon Prime VideoやYouTubeを利用して、映画や音楽を楽しむ。自宅ではヘッドホンよりスピーカー派。

 

「クッションだからこそ震動を最大限に感じられる 「クッション」にしたことで震動を最大限に感じられるという、画期的なアイデアが光ります。しかも、モチモチの感触でめちゃ気持ち良い! 一度使ったらもう手放せなくなりますよ」(川内)

 

■「新しいモノづくりプロジェクト」 エントリー大募集中!■

本企画にエントリーする実行者を大募集中! エントリーにあたっての相談や質問も気軽にお寄せください。本誌スタッフとMakuakeのキュレーターが企画を審査したうえで、プロジェクトの実現へ向けてサポートします。

エントリーはこちらへ! → ■getnavi@one-publishing.co.jp

 

■Makuake特集ページができました■

GetNavi webではこれまでに紹介・取材したMakuakeプロジェクトの製品やサービスを一覧できる、特集 Makuakeで見つけた「良いものたち」を立ち上げました。応援購入サービスだとプロジェクトが終わったら「記事の賞味期限終わりでしょ?」と思うかもしれませんが、プロジェクトのプロダクトを使ったレビューや、担当者に開発の裏話を聞いた記事など様々な記事を配信しています! ので、ぜひご注目ください。
https://getnavi.jp/features/makuake/

 

【Makuake公式サイトはコチラ!】

スマートスピーカー×ワイヤレス充電器のベルキン「SOUNDFORM ELITE Hi-Fiスマートスピーカー」を使ってみた

今年1月に行われた世界最大級の電子機器の見本市「CES」でスマホ関連アイテムを取材していた筆者が、「これ、いいなぁ〜日本でも発売してほしいなぁ〜」と思っていた製品が10月に発売されました。それがベルキンの「SOUNDFORM ELITE Hi-Fiスマートスピーカー」。フランスの高級オーディオメーカー・Devialet(デビアレ)の音響技術を採用したほかGoogleアシスタントにも対応し、スマホの充電もできるという製品です。

↑ベルキンの「SOUNDFORM ELITE Hi-Fiスマートスピーカー+ワイヤレス充電器」。実売価格は4万2550円(税別)

 

普段からスマートスピーカーとワイヤレスチャージャーを使っている筆者にとっては、それらが1つにまとまり、音質もグ〜ンとグレードアップするであろう画期的な製品。ということで今回、ベルキンさんに実機をお借りして、さっそく使ってみました。

 

場所を選ばす設置でき、スマホも充電できる

本体は丸く、サイズはH168.5×W162×D162mmと小さからず大きからずというサイズ感なので、場所を選ばすに設置でき、楽に動かせます。上部がワイヤレス充電のクレードルになっていて、スマホを縦向きにして設置可能。筆者はGoogle Pixel 5とiPhone 11 Proを充電しましたが、おそらくQi対応のスマホなら、どの機種でも充電できると思います。

↑同梱品一式。本体のほかにはACアダプターと簡単な説明書が入っているのみ

 

↑高さはペットボトルよりも500mlのペットボトルよりも低く、かなりコンパクト。重さは1.25kg

 

背面下部にACアダプターの挿し込み口があり、出っ張りが気にならないようにピタッと挿せるようにデザインされています。エンクロージャーは温かみのあるファブリック調。カラバリはブラックとホワイトの2色から選べますが、筆者はブラックを借りました。

↑ACアダプターは本体にピタリと挿し込めて、デザインを損なわない

 

↑ホワイトのエンクロージャーは淡いグレー

電源をオンにしたら、スマホにインストールした「Google Home」アプリを用いて設定を行います。筆者はすでにGoogle HomeやChromecastなどを使っていたので、新しいデバイスとしてSOUNDFORM ELITEを追加するだけで、あっという間に設定できました。初めての場合も、画面の案内に従って設定すれば自宅のWi-Fiにつなげられて、「OK Google」などと話すだけで操作できるようになります。

↑画面に表示される手順に従うと、あっという間に設定完了

 

このスピーカーは、スマホとBluetoothで接続して、スマホの音声をダイレクトに出力できることもセールスポイント。つまり、スマートスピーカーだけでなく、フツーのBluetoothスピーカーとしても使えるわけです。

↑上部にタッチセンサーがあり、ここをタッチして音量を調整したり、マイクをミュートしたりもできる。左のBluetoothボタンを押すとスマホとペアリングできる

 

低音が心地よく響き、迫力あるサウンドが部屋に広がる

スピーカーは35mmのフルレンジドライバーと、70mmのウーファードライバーを2基搭載。オリジナル音源を忠実に再現する「Speaker Active Matching(SAM)」というDevialet独自のテクノロジーも搭載されています。

 

気になる音質ですが、期待していた以上に迫力がありました。ボリュームをかなり大きくでき、一般家庭でフルボリュームにするのは禁物。絶対に近所迷惑になってしまいます。住環境にもよりますが、マンションなどの集合住宅では50%くらいで十分満足がいく音量を得られるのではないかと。筆者は賃貸マンション暮らしで、リビングとベッドルームが繋がった約20畳(40平方メートル以上あるかな)の部屋で使いましたが、音が部屋全体に広がり、振動が壁に反響して、音楽に包まれるような臨場感を味わえました。

↑音は前方と左右に響くようだが、丸い形状ということもあり、全方位に広がるように感じる

 

筆者はオーディオに詳しいわけではないので、音質を表現するのは難しいのですが、音量に関係なく、奥行き感のあるサウンドが聴こえて、よく響く感じ。とくに低音が心地よく響き、楽器の音が生演奏を聴いているかのように聴こえ、ボーカルもクリアに聴こえました。Wi-Fi経由、Bluetooth経由のどちらも音質は同等です。

↑Wi-Fi経由でスマートスピーカーとして音楽を聴く場合は、「Google Home」アプリのイコライザー機能で好みの音質に調整できる

 

「YouTube Music」や「Spotify」で、J-POP、K-POP、クラシックなど、いろいろ聴いてみましたが、とりわけ高音質を実感したのが、Googleアシスタントのアラーム音。これまで使っていたスマートスピーカーで毎朝聴いていた音だけに、音質が大きく向上したことを実感できました。

 

スマートスピーカーとして使い勝手も申し分なし

音楽を聴きながらスマホを充電できることも、このスピーカーの利点。画面が見えるように置けるので、「YouTube」を見つつ、スピーカーから音声を流すといった使い方も可能。スピーカーの振動でスマホがカタカタと動くかと思いきや、その心配は無用。全く動きません。これはDevialet社独自の「Push-Push」というデュアルウーファー構造によって振動が除去されるため。スマホを載せた状態でも、迫力のある低音を響かせることができます。

↑「YouTube」でミュージックビデオを見ながら、音声を高音質で楽しむのもオススメ

 

声で操作するスマートスピーカーとしての使い勝手は、Google純正モデルと同等といっていいでしょう。「Google Home」アプリで設定でき、声を聞き分ける「Voice Match」にも対応。ほかのスマートスピーカーやスマートディスプレイとグループ化して使うこともできます。

 

内蔵マイクの性能も良さげです。スマートスピーカーは音量を大きくしていると、大きな声で話さないと反応してくれないことがありますが、このスピーカーは、少し離れた場所から普通の声量で「OK Google」と話しても、しっかり聞き取ってくれて、続く指令を聞き取るべく、ボリュームが絞られます。

 

約4万円でデビアレが買えると思えば高くはない!?

SOUNDFORM ELITEはスマートスピーカーとしては、やや高めですが、Devialet社と共同開発したモデルであることが大きなポイント。筆者はDevialetのワイヤレススピーカーを使ったことはありませんが、主力モデルの「PHANTOM」シリーズの価格を調べると、20〜40万円くらいするんですね。その音響技術を採用したスピーカーが約4万円で手に入れられると考えると、むしろ安いと言えなくもありません。Googleアシスタント対応のスマートスピーカーを使っていて、音質に物足りなさを感じている人は検討してみる価値はあるでしょう。

 

ワイヤレス充電は、いわばオマケのような機能ですが、個人的にはものすごく気に入りました。スピーカーに載せるだけで充電できる手軽さは手放せなくなること請け合い。しかも、スマホが再生中の楽曲を表示するディスプレイの役割も果たすわけです。この仕様を考えた人に敬意を表したいです。

↑ワイヤレス充電は最大10W。ケーブルでの充電に比べると時間はかかる

 

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約1万円で音質にも大満足! 「Google Nest Audio」を使ってみた

Googleが10月15日に、新しいスマートスピーカー「Google Nest Audio」を発売しました。機種名に「Audio」と付けられているように、音響性能に注力した製品で、従来の「Google Home」よりも75%音量が大きく、低音が50%強くなっていることがセールスポイント。価格は1万1550円です。

↑Googleの最新スマートスピーカー「Google Nest Audio」。価格は1万1550円ですが、2台購入するごとに2500円割引されます

 

初代の「Google Home」から使っていて、現在はディスプレイ付きの「Google Nest Hub」を使っている筆者が、「Google Nest Audio」を使ってみました。

↑左が従来のGoogle Home。Google Nest Audioはひと回り大きく、重さは約1.2kg

 

置き場所を選ばないサイズ感

Google Nest Audioは、75mmウーファーと19mmツイーターを搭載し、音質を大幅に向上させたことがセールスポイント。サイズは高さ175×幅124×奥行き78mm。従来のGoogle Homeよりもかなり大きいかと思いきや、ひと回り大きい程度で、置き場所は選ばず気軽に動かせるサイズ感です。

↑Google Nest Audioの内容物一式。充電器と簡単な説明書だけというシンプルなパッケージ

 

カラバリはChalk、Charcoalの2色から選べますが、筆者が借りたのはCharcoal。エンクロージャーの70%はリサイクルプラスチック素材が使われていますが、表面は手触り感のいいファブリック素材で、部屋のどこに置いても変に目立つことなく、すんなりと馴染みそうです。

↑Chalk(画像提供:Google)

 

↑Charcoal(画像提供:Google)

 

本体前面の上部にタッチセンサーが搭載されていて、中央をタッチすると再生・一時停止、右をタッチすると音量を上げて、左をタッチすると音量を下げられます。もちろん「OK Google 音楽を止めて」「音量を下げて」などと声で操作できますが、スピーカーの近くにいる場合は、タッチで素早く操作可能。これは、従来のGoogle Homeと同じです。

↑フロント面の上部にタッチセンサーを搭載

 

背面には、マイクをミュートできるスイッチを備えています。音声操作を使わないならスイッチをオフにしておいてもよいでしょう。

↑背面にマイクをミュートできるスイッチがあります

 

↑付属の電源ケーブルで常時電源につないで使う仕様

 

低音から高音まで豊かな音質で再生。イコライザー機能も使える

筆者は、Googleのスマホ「Pixel 5」でGoogle Nest Audioの初期設定を行いました。すでにGoogleのスマートスピーカーを使っているので、「Google Home」アプリでデバイスを追加するだけであっという間に完了。初めて使う場合でも、スマホに「Google Home」アプリをインストールし、画面の案内に従って操作するだけで設定できます。

↑セットアップはアプリの指示に従って簡単に行えます

 

筆者は「YouTube Music」の有料会員なので、「YouTube Music」の楽曲が優先して再生されるように設定しています。

 

気になる音質ですが、Official髭男dism、あいみょんなどの最近のJ-POP、BLACKPINK、TWICEなどのK-POP、さらに、リラックスしたい時に聴くクラシック楽曲などを聴いてみました。

 

Google HomeやGoogle Nest Hubよりも音量を大きくできるので、低音の迫力が増したように感じます。従来のGoogle Homeは、音量を大きくすると音の厚みに欠ける印象がありましたが、Google Nest Audioは、音量の大小に関係なく、音に厚みが感じられました。音質には好みがありますし、どの程度の音質に満足できるかは人によって差があるでしょうが、このサイズで、この価格なら十分と思える人が多いのではないでしょうか。

↑低音と高音の強弱を調整できるイコライザー機能もあり、「Google Home」アプリで好みの音質に調整可能

 

筆者のように、すでにGoogle Homeなど既存のスピーカーを持っている人は少なくないでしょう。Google Nest Audioを買ったからといって、従来のスピーカーがお役御免になるわけではありません。「Google Home」アプリには、複数のスピーカーをグループ化して、同時に再生できる機能があります。2台で再生して、より迫力のあるサウンドを楽しんだり、あえて1台をオフにして、音量を控えめにしたりと、臨機応変にスピーカーをコントロールできるようになります。

↑「Google Home」アプリで、複数のデバイスをグループに設定することができるます

 

筆者は、Google Nest AudioとGoogle Nest Hubを使っていますが、再生する楽曲の情報はGoogle Nest Hubのディスプレイで確認でき、Google Nest Audioの音量も調整できるので、非常に重宝しています。

↑Google Nest Hubで2台のデバイスの音量を調整できるのが便利

 

↑スマホで選曲してから、スピーカー(Google Nest Audio)かディスプレイ(Google Nest Hub)を選んでキャストして再生することも可能。グループ(リビングルーム)を選択すると、両方のデバイスで再生されます

 

「OK Google」のレスポンスも良好

いまさらいうまでもないことですが、Google Nest Audioは「Googleアシスタント」機能を備えたスマートスピーカー。「OK Google」や「ねぇ、Google」と話しかけて、さまざまな情報を調べることができます。

 

Google Nest Audioは音量を大きくできることもあり、音声の聞き取り性能が気になっていたのですが、そこは心配無用でした。3つのマイクを搭載し、聞き取り感度も向上しているようで、「OK Google」と聞き取ると、瞬時に音楽の再生音が小さくなり、続いて話す指令をしっかり聞き取ってくれます。従来のGoogle Homeでは音楽再生中は、やや大きめの声で話さないと聞き取ってくれないことがあったのですが、Google Nest Audioは、普通の話し声でも聞き取ってくれます。

 

筆者はGoogle Nest Audioでニュースを聞くことも多いのですが、ニュースやラジオアプリ「radiko」の音質も従来モデルよりも向上し、さほど音量を上げていなくても、少し離れて場所でも、音声が聞き取りやすくなりました。

 

Google Nest Audioは、YouTube MusicやSpotify、AWAなどのサブスクの音楽サービスを高音質で楽しみたい人はもちろん、いま使っているGoogle Homeの音質や呼びかけの反応に物足りなさを感じている人も、試してみる価値があると思いますよ。

↑Google Nest Hubなど、すでにGoogleアシスタントデバイスを持っている人の2台目としてもオススメ

 

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オーディオテクニカ初! 目的に応じて選べる「ネックバンド式ワイヤレススピーカー」

オーディオテクニカは、同社初となるネックバンド式のワイヤレススピーカー「AT-NSP700TV」と「AT-NSP300BT」の2機種を11月13日に発売します。実売予想価格はAT-NSP700TVが1万7000円前後、AT-NSP300BTが1万円前後(いずれも税抜)。

↑「AT-NSP700TV」の装着イメージ

 

テレビの音声をしっかり聴き取れる「はっきり音」機能搭載

「AT-NSP700TV」は、テレビの音声をワイヤレスで楽しめるように、テレビに接続するBluetooth送信機がセットになったもの。テレビの音声が聴きやすくなる独自のデジタル音声処理技術「はっきり音」機能を搭載しており、人の声(中高域)の周波数を強調することで、ニュースやドラマなどのセリフもしっかり聞き取れます。

↑「AT-NSP700TV」

 

↑Bluetooth送信機がセットになっています

 

また、音が直接耳へ届きやすいようにスピーカーの位置が調整されており、首に掛けるだけで自然なサウンドが楽しめます。ワイヤレスなので、Bluetooth電波の届く範囲であれば、家じゅうどこでもテレビの音声を聴くことも可能。家事などをしながらの“ながら聴き”も行えます。

 

本体は首や肩にストレスなくフィットするシリコン素材を採用。軽量ボディで、長時間でも快適に使うことができます。また、置くだけ充電に対応しており、送信機の上に置くだけで自動的に充電を開始します。連続再生時間は最大約13時間。接続が切れると10分後に自動的に電源を切る「スピーカー自動電源オフ」機能も備えています。

↑送信機に置くだけで充電可能

 

子どもの学習に最適な聴覚保護仕様

「AT-NSP300BT」は、オンライン授業やタブレットなどの電子機器を使ったリスニング学習などに最適なワイヤレススピーカー。フリーサイズのネックバンドを採用しており、子どもはもちろん、家族みんなで使うことができます。

↑「AT-NSP300BT」

 

↑子どもの学習に最適

 

左右に配置されたスピーカーユニットは、首からかけるだけで耳の方向に向くよう調整されており、小さな音量でもクリアな音で聴くことができます。また、2つのパッシブラジエーターを搭載したサウンドバイブレーションテクノロジーにより、小さなボディながら豊かな音場を再現。小さい子どもでも安心して使えるように、聴覚を保護するための仕様として音量が常に85dB以下になるよう設計されています。

↑首からかけるだけでクリアな音を耳元に届けます

 

素材には首や肩にフィットしやすいエラストマーを採用。重さも約75gと軽量なため、自然な着け心地でリスニングに集中することができます。

 

本体にはmicroSDカードスロットを備えており、好きな音楽や音声データを入れたmicroSDカードを準備すれば、スピーカー本体だけで音楽再生可能(MP3ファイルのみ対応)。PCやタブレット、スマートフォンと接続することなくリスニング、繰り返し聴くなどの反復学習に利用することができます。

 

連続再生時間は最大約13時間。Bluetoothコーデックは、aptX/aptX Low Latencyもサポートしています。

 

オーディオテクニカならではの音響テクノロジーにより、首から掛けるだけでクリアな音声を聴けるネックバンド式のワイヤレススピーカーは、目的や用途に合わせて選べるのがうれしいですね。子どもや高齢の方へのプレゼントにも最適なので、家族や親しい方への贈り物を探している方は、ぜひチェックしてみて下さい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

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料理しながらでもテレビの音が聴こえる! JVCの手元用スピーカー「SP-A900」

テレビの薄型化や狭額化により、内蔵スピーカーが小型化され、音声が聴き取りづらいと感じる人が高齢者を中心に増えています。音量を上げても聴きとりにくいと感じるなら、テレビ用スピーカーを利用してみてはいかがでしょうか。

 

JVCケンウッドは、ビクターブランドより、テレビから離れた場所でもクリアな音声が手元で楽しめるテレビ用ワイヤレススピーカーシステム「SP-A900」を7月下旬に発売します。カラーはブラックとホワイトの2色。実売予想価格は1万6000円前後。

↑SP‐A900-B(ブラック)

 

↑SP‐A900-W(ホワイト)

 

「SP-A900」は、テレビの音量を上げても音声が聴きとりにくいと感じている高齢者や、家事やテレワークなどをしながら手元でテレビの音声を聴きたいという需要に応えたテレビ用のワイヤレススピーカー。テレビ側に送信機を接続することで、手元のスピーカーからテレビの音声をワイヤレス再生することができます。

 

2.4GHzデジタルワイヤレス方式を採用し、テレビから離れた場所で障害物があっても音が途切れにくく、ノイズの少ない音声で聞き取ることが可能(ワイヤレス伝送距離は最大約30m)。周囲への音漏れが気になるときなどは、イヤホンをつないでテレビ音声を聴けるイヤホン出力端子も搭載しています。

 

また、テレビの音量では物足りない時に、さらに大きな音量にすることができる「大きめ音量」機能や、人の声をクリアに聞き取りやすくする「はっきり音声」機能を搭載。IPX2相当の生活防水にも対応し、キッチンなどで家事をしながらでも快適にテレビ音声を楽しめます。

 

高齢者の方でも操作しやすいよう、電源や各種機能のオン/オフなどには大きなツマミと分かりやすい大きな文字を採用。

 

大容量充電池を内蔵し、最大約20時間の連続使用が可能。音声入力がない状態が一定時間続くと、スピーカー部と送信機の電源がともに自動で切れる「ツインオートパワーセーブ」機能も備えています。ワイヤレススピーカーは、送信機の上に置くだけで簡単に充電ができる「のせるだけ充電」に対応。また、充電中も音声を聞くことができます。

 

ワイヤレス&充電式で、誰でも手軽につかえる手元スピーカーは、高齢者やテレビをよく見る方へのプレゼントにも最適ですね。

 

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SF好きにはたまらない! クラファンで注目の球体ロボット型スピーカー「Gravastar」

ちょっと変わった面白いプロダクトが集まっているクラウドファンディング市場では、多くの注目を集めて一般販売までこぎつけたアイテムが日々登場しています。今回は、短期間で多額の支援金を集めたロボット型ワイヤレススピーカーを紹介します。

 

近未来感あふれる球体ロボット型スピーカー「Gravastar」(グラバスター)は、クラウドファンディングに登場するやSNSなどで拡散され、わずか4日間で1000万円の資金を調達。最終的に3000万円超の支援金を集めた話題のワイヤレススピーカーです。

↑球体ロボット型スピーカー「Gravastar」

 

この球体のデザインは、一般的な箱型スピーカーと比べてより均一に音を反響させることが可能で、サウンド面でも意味がある形体なのだとか。

↑スピーカー部分が青く光るなど、こだわりの設計

 

Bluetoothによるワイヤレス接続で最大約20時間の使用が可能で、2台用意すればステレオ再生させることもできます。今回は2台セットで10%オフになるプランも用意されているとのこと。より臨場感のあるサウンドを楽しみたければ、2台セットで購入してもよいでしょう。

 

また、今回は前モデルから仕様が変更され、1.スピーカーの内部構造を改善、2.高音質オーディオケーブルを導入、3.出力を15Wから20Wにアップ、という3つの改善が施されています。

 

さらに、ひとつひとつ手作業で外部塗装が施されたウェザリング加工バージョンも加えられ、よりプロダクトの世界観が強調されています。

 

【画像ギャラリー】(クリックすると拡大されます)

 

販売を行うクラウドファンディングサイト「きびだんご」では、7月20日~8月20日23:59まで、「日本正規輸入決定キャンペーン」を期間限定で開催中。価格は、キャンペーン期間限定で2万7200円~、2個セットは最大10%となります(予約販売)。

 

【価格(税・送料込)】
・Gravastar G1(パールホワイト):2万7200円
・Gravastar G1(メタルグレー):2万7200円
・Gravastar War Damaged(ウェザリングイエロー):4万400円
・Gravastar War Damaged(ウェザリングレッド):4万400円
・Gravastar G1 2個セット:4万8960円
・Gravastar War Damaged 2個セット:7万2720円

 

ロボット好きやSFファンなら絶対気に入りそうな球体ロボット型ワイヤレススピーカーを、ぜひチェックしてみて下さい!

 

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「携帯性」「音質」「デザイン」三拍子揃った超厳選キャンプ用スピーカー!

キャンプなどアウトドアアクティビティのハイシーズンを迎えているいま、防水仕様のポータブルスピーカーを探している人も多いのでは。音質をはじめとする基本性能はもちろん、デザイン性も優れたモデルをガイドします。

 

 

●キャンプ場などの不特定多数の利用者がいる施設でスピーカーを使用する際は、音量や使用時間(深夜などは使用しない)に注意が必要です。

 

【ジャッジした人】

テクニカルライター

湯浅顕人さん

AV&PCライター。音楽とキャンプをこよなく愛し、アウトドア向けのBTスピーカーは常にチェックしています。

 

 

デザインやカラバリに注力しSNS映えするモデルが人気

Bluetooth再生に対応するポータブルスピーカーは元々人気の高いジャンルですが、本格的にアウトドアシーズンへ突入したいま、さらに需要が高まっています。防水・防塵性能を備えるほか、携帯性や操作性に優れることはもちろん、最近では「見た目」を重視するユーザーが多いと、テクニカルライターの湯浅顕人さんは語ります。

 

「ライト層が手軽にキャンプを楽しめる環境が整備され、その模様がSNSに投稿されることも多くなりました。デザインがユニークで多彩なカラバリを揃えた“映える”モデルが人気を集めています」

 

今回紹介している4モデルは、すべてスピーカーの向きが一方向。音が埋もれてしまいがちな屋外でも良いサウンドで楽しむには、設置の仕方を工夫する必要があります。

 

「指向性のあるスピーカーは、サイト(キャンプの区画)の隅から真ん中へ向けて、できるだけ耳の高さへ来るよう設置するのが基本。平らな岩など、硬くて重いものの上に置くことで、クリアな音で鳴らせます。適した置き場所がない場合は、木やロープに吊り下げるのもアリです」(湯浅さん)

 

【その1

ラウンド形状で共振を防ぎクリアな重低音を鳴らす

 

ソニー

SRS-XB01

実売予想価格5000

10月6日発売予定

手のひらに収まるコンパクトサイズで軽量のため、持ち歩きに便利。ストラップも付属します。ラウンド形状を採用することで余計な共振を防ぎ、クリアな音を実現しました。屋外の不安定な場所に置いても倒れにくい設計です。

 

SPEC●スピーカーユニット:約37.5㎜径フルレンジ×1●充電:約3時間●再生周波数帯域:非公表●最大出力:非公表●接続端子:microUSB×1ほか●付属品:充電用USBケーブル、ストラップ●サイズ:W81.5×H57.5×D56.5㎜

 

↑USBケーブルやヘッドホンの端子は底面のシリコンカバー内に集約。カバーを閉じておけば、水に濡れたり汚れたりしても安心だ

 

↑天面の操作部で、再生/一時停止/通話やペアリング、音量調整が行える。ボタンは突起しており、見なくても直感的に操作可能

 

↑カラバリは4モデルのなかで最多の全6色を用意。ビビッドなカラーを多く備えており、アウトドアでも視認性が高い

 

<JUDGEMENT>

抜群のポータブル性と頼もしいサウンドを両立

4モデルで群を抜く軽さで携帯性はピカイチ。ストラップホールを備えるのもアウトドアアクティビティに向いています。低音が大きく鳴り、屋外でも頼もしいサウンド。

 

【その2】豊富なスピーカーユニットが大迫力の低音を実現!

 

JBL

CLIP 3

実売価格6350

同社独自の40㎜径フルレンジスピーカーに加えて、パッシブラジエーターを搭載し、クリアな中音域と強力な低音を実現します。エコーキャンセリング機能を搭載したハンズフリー通話に対応し、クリアな音質で利用可能。

SPEC●スピーカーユニット:40㎜径フルレンジスピーカー×1●充電:約3時間●再生周波数帯域:120Hz〜20kHz●最大出力:3.3W●接続端子:microUSB×1●付属品:充電用USBケーブル●サイズ:W97×H137×D46㎜

 

↑落ち着いたカラーリングの全5色をラインナップ。ビルトインカラビナの色を本体に合わせているのが、さりげなくスタイリッシュだ

 

↑丈夫な設計のビルトインカラビナを備え、キャンプ場のロープや木に吊り下げて鳴らせる。ベルトループやバッグにも取り付け可能

 

<JUDGEMENT>

エネルギッシュなボーカルがアウトドアでも鳴り響く

広がりがあり、透き通った音質。ボーカルがエネルギッシュで屋外でも際立ちます。デザインはシンプルですが、カラビナの存在感が効いていて、アウトドアシーンにマッチ。

 

【その3】2基のパッシブラジエーターがクリアな低音を鳴らす

 

オーディオテクニカ

AT-SBS50BT

実売価格1万670円

φ40㎜のフルレンジスピーカーユニットと2基のパッシブラジエーターを搭載し、低域から中高域まで滑らかなサウンド。アルミボディに施されたハニカムパンチングが高い開口率を実現し、音の再現性が高いです。

SPEC●スピーカーユニット:40㎜径フルレンジスピーカー×1●充電:約7時間●再生周波数帯域:非公表●最大出力:4W●接続端子:micro USB×1ほか●付属品:充電用USBケーブル(30㎝)●サイズ:W105×H100×D45㎜

 

↑カラバリは3種類を用意。全体がワントーンでまとめられている。横置きでも使用でき、より広がりのある音が楽しめる

 

↑側面の操作ボタン。電源ボタン(一番左)とBluetooth接続のボタン(左から2番目)はON時にライトが点灯する

 

<JUDGEMENT>

音声で案内してくれるから接続や再生に手間取らない

操作した内容を音声でフィードバックしてくれる機能が秀逸。音質はアウトドアで聴くにはおとなしめですが、細部まで繊細に描かれ、豊かで奥行きを感じられます。

 

【その4】水に浮かぶ設計なので川に落としても大丈夫

ハウス・オブ・マーリー

NO BOUNDS

実売価格8770円

IP67相当の防塵・防水仕様。コルクをベースとして、リサイクルアルミニウムなどを素材に使用したボディは水に浮く設計で、川やプールに落としても安心です。本機2台をBluetooth接続すればステレオ再生もできます。

SPEC●スピーカーユニット:非公開●充電:約2時間●再生周波数帯域:非公表●最大出力:3.0W●接続端子:microUSB×1、AUX×1●付属品:充電用USBケーブル(約52㎝)、カラビナ●サイズ:W108×H50×D108㎜

 

↑音量調節と再生/停止の操作ボタンを本体側面に備えている。片手で持った際に自然と指が当たる位置に来るため、手軽に操作しやすい

 

↑IP67相当の防塵仕様。砂場などに置いても故障の心配なく使用できる

 

 

↑カラバリは4色を用意。本体と同じ色のカラビナが付属し、ストラップに取り付けられる

 

<JUDGEMENT>

大音量でも歪まずキレイに音が聴こえる

コルクと大理石を模したシリコンを組み合わせたデザインがオシャレ! 輪郭は柔らかめですが、濁りのない音質。大音量でも、低音から高音まで歪まずキレイに聴こえる。

 

 

<自宅使いならコッチ!>

サウンドコンシャスなBTスピーカー

室内向けのBTスピーカーには、音質にこだわったモデルも多く登場しています。独自の技術により上質なサウンドを鳴らす3モデルをチェックしました。

 

木製キャビネットによる自然で豊かな音質

Olasonic

IA-BT7

実売価格3万2400円

木製キャビネットに高性能スピーカーユニットを搭載し、自然で豊かな低音と繊細な高音を再生。プロのエンジニアによるチューニングで、スタジオ録音のクオリティを再現します。

 

 

パワフルな重低音と連動するライトでアガる

ソニー

SRS-XB501G

実売予想価格3万5000円

10月6日発売予定

φ45㎜のサテライトスピーカー2基とφ125㎜径サブウーファーを装備し、パワフルな重低音を鳴らします。内蔵のライトは音に合わせて点滅します。Googleアシスタントによる音声操作に対応。

 

 

深くキレのいい重低音が部屋いっぱいに広がる

オーディオテクニカ

AT-SBS70BT

実売価格1万8230円

パッシブラジエーター2基を備え、深くキレのある低域を実現。さらに重低音専用のディフューザーが音を拡散し、部屋中に響かせます。IPX5相当の防水仕様のため、キッチンなどで使用可能。

 

文/ブルーラグーン

空中浮遊スピーカー、ってオシャレすぎでしょ!? この夏チェックしておきたいイケてるスピーカー4選

テクノロジーの進化は音楽の世界にも恩恵をもたらし、コンパクトながらハイクオリティのサウンドを奏でるスピーカーが続々と登場しています。とはいえ家電量販店に行くと、あまりに種類が多くて悩んでしまいます。そこで今回は、今チェックしておきたいイケてるスピーカー4選をご紹介。アウトドアシーンでも活躍するポータブルタイプや、見る人を釘付けにする先進的なフォルムのスピーカーなどをピックアップしました。これからは周辺機器にもこだわって音楽を聴いてみてはいかが?

 

出典画像:日本ポステック 公式サイトより

 

[その1]

軽量コンパクトかつ本格仕様!

出典画像:Bose 公式サイトより

Bose
SoundLink Mini Bluetooth speaker II
わずか680gという軽さで、バッグに入れて持ち運ぶのにも便利な小型スピーカー。薄型のデザインは置き場所を選ばず、重心が低いので倒れる心配もありません。1回の充電で約10時間の再生が可能。家で使う場合は「充電クレードル」に乗せておけば音楽を聴きながら充電できるので、電池の残量を気にせず外に持ち出せます。

 

<注目ポイント>
・重量はわずか680g
・1回の充電で約10時間の再生が可能
・Bluetoothデバイスを8台まで記憶
スピーカーに搭載された低音用ユニット「デュアルパッシブラジエーター」によって、小型化と豊かな低音再生を両立。さらにBluetoothデバイスは8台まで記憶できるため、家族や友人などのスマートフォンやタブレットにも簡単に切り替えられます。

 

[その2]

耳元に直接響いて圧倒的な臨場感を演出

出典画像:ソニー 公式サイトより

ソニー
ウェアラブルネックスピーカー SRS-WS1
首にかけて音楽を楽しめる一風変わったフォルムのスピーカーです。スピーカー開口部から放射状に音が広がるソニー独自のボディ構造により、これまでにない音場と振動体感を実現。映画やライブ映像、ゲームの視聴などでは、まるでその場に居るような気分になれます。

 

<注目ポイント>
・首にかけて使えるスピーカー
・耳元で響く大迫力サウンド
・長時間の使用でも快適な形状
ワイヤレスなので、スピーカーを首にかけたまま移動しても問題ありません。また首周りのラインに沿ったアーチ形状とインナークッションにより、長時間の使用やラフな姿勢でも快適。大きな音を出しにくい時間帯や住環境でも音が耳元で響くので、周囲を気にせずいつでも大迫力サウンドを楽しめます。

 

[その3]

世界屈指のアンプメーカー・Marshallのオシャレなスピーカー

出典画像:Marshall 公式サイトより

Marshall
STANMORE BLUETOOTH
Marshall特有のギターアンプデザインを踏襲した、インテリアとしても映えるスピーカーです。Bluetoothによる無線接続だけでなく、3.5mmカールコードケーブルを使った有線接続にも対応。コンパクトながらパワフルなステレオスピーカーで、クリアな中・高音と迫力の低音を再生します。

 

<注目ポイント>
・ギターアンプのようなオシャレなデザイン
・無線・有線の両方に対応
・3種類のカラーバリエーション
カラーバリエーションは、ブラック・クリーム・ブラウンの3種類を展開。音楽をカスタムコントロールする「インタラクション・ノブ」は、ロックンロールの黄金時代を髣髴させるレトロなデザインに仕上げられています。

 

[その4]

SF映画のような未来的デザイン!

出典画像:日本ポステック 公式サイトより

ASWY
AirSpeaker2
磁力の力で空中浮遊しながらサウンドを出力するBluetoothスピーカー。下部の台座には電磁石が内蔵されており、電源接続することで上部のスピーカー本体と磁力の反発を起こします。SF映画に登場するようなインパクトのある見た目に、誰もが驚くでしょう。

 

<注目ポイント>
・空中浮遊するスピーカー
・クリアで立体感のあるサウンド
・台座部分からの非接触給電
スピーカー本体を浮遊させることで床などへの共振が限りなくゼロになり、クリアで立体感のあるサウンドを実現しています。また上部のスピーカー本体にはバッテリーが内蔵されていますが、台座部分からの非接触給電によって充電が可能です。

“音だけじゃない”その個性は新時代の幕開けか? 音楽をさらに楽しめる一風変わったスピーカー4選

音楽を彩るアイテムとして、スピーカーなどの周辺機器にはこだわりたいもの。近ごろはスマートフォンの進化に伴い、スピーカーの機能やデザインも大きな変貌を遂げています。そこで今回は、一風変わったスピーカー4選をご紹介。思わず欲しくなってしまう魅力あふれる逸品をピックアップしているので、ぜひチェックして下さい。

出典画像:ダルトン 公式サイトより

 

[その1]

音楽に合わせて踊ってくれる!?

出典画像:ソニー 公式サイトより

ソニー
Smart Bluetoothスピーカー BSP60

Bluetoothでスマートフォンに接続すると、音声で操作できるワイヤレススピーカー。話しかけると音楽の再生以外にも天気やスケジュール、メッセージなどを読み上げてくれます。さらにスマートフォンと連動させて、スピーカーで通話することも可能。着信時はスピーカー本体をタッチして通話に切り替えれば、ハンズフリーで相手と会話できます。ビジネスシーンでも電話会議などで活躍してくれそうです。

 

<注目ポイント>
・Bluetooth接続で音声操作が可能
・ハンズフリー通話に対応
・音楽に合わせたアクション機能も搭載
楽曲に合わせてスピーカー本体がアクションする機能を搭載。スピーカーカバーが動いてLEDライトがシンクロするほか、本体が回転したり前進するなど多彩な動きを披露します。ペットロボットのように身近な存在として楽しめるかも。

 

[その2]

首にかけて楽しめるスピーカー

出典画像:BOSE 公式サイトより

BOSE
SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER

ヘッドホンのように周りの音を遮断せず、首にかけるだけで楽しめるウェアラブルスピーカーです。Bluetooth接続によるワイヤレス仕様なので、持ち運びもラクラク。自由に調整できる形状固定ワイヤーは、首や肩の形に合わせてぴったりフィットします。着信を振動でお知らせしたり、通話や「Siri」などにも対応します。

 

<注目ポイント>
・形状固定ワイヤーで首や肩の形にフィット
・アプリと連動させて設定のカスタマイズが可能
・多彩なデザインのオプションカバー
「BOSE CONNECT」のアプリを連動させれば、設定のカスタマイズなど様々なコントロールができます。またオプションのカバーは、サウンドに一切影響を与えないよう設計。静電気を防ぐため、髪の毛や糸くずを寄せつけません。どんな方向にも伸縮するので、身体にぴったりフィットしてくれます。

 

[その3]

電源いらずのオシャレなスピーカー

出典画像:ダルトン 公式サイトより

ダルトン
GLASS SOUND EXPANDER

蓄音機のようなホーンを搭載した特徴的な形のスピーカー。電源を必要とせず、本体の振動を使って音を増幅します。スマートフォンやポータブルオーディオプレーヤーを乗せるだけのシンプル仕様も特徴。ガラス製なのでインテリアとしても存在感を発揮してくれそうです。

 

<注目ポイント>
・ガラス製のオシャレなデザイン
・電気を必要としないエコスピーカー
・持ち運びにも適したコンパクトサイズ
電気を使わないため、これからの季節はアウトドアシーンなどでも役立ちます。オシャレなデザインゆえにまわりの目線を独り占めしてしまうかも。コンパクトサイズで持ち運びにも適していますが、割れないようにだけ気をつけましょう。

 

[その4]

使い方無限大? 進化し続けるスマートスピーカー

出典画像:Amazon 公式サイトより

Amazon
Amazon Echo

大きな注目を集めるスマートスピーカーですが、「Amazon Echo」はその先駆けともいえる存在。7つのマイクによる優れた音声認識機能を誇り、騒音のある場所や離れたところからでもしっかり声を聞きとってくれます。また搭載されるAIアシスタント「Alexa(アレクサ)」に対応した電化製品や赤外線コントローラーがあれば、自宅で使用しているテレビやエアコン、扇風機なども声で操作できます。

 

<注目ポイント>
・優れた音声認識機能
・対応製品を駆使すれば自宅のスマートホーム化も可能
・新しい機能・スキルが続々と追加中
「Alexa」の大きな特徴は、現在も新しい機能やスキルが続々と追加されていることです。個人でも独自の機能を追加できるので、上手く使えば利便性はさらにアップ。ちなみにAmazonプライム会員の様々なサービスとも連携しており、100万曲以上の楽曲が聴き放題の「Prime Music」は追加費用なしですぐに利用できます。

レトロな見た目ながら高性能! ダイヤル式テレビ型スピーカー「TIVOO」が話題

「写ルンです」や「スーパーファミコン」の復刻など、いま日本は“レトロブーム”のまっただ中。クラウドファンディングサイト「Makuake」にも郷愁感をくすぐられるアイテムが登場し、ネット上で「これは面白い商品!」と高い注目を集めている。

出典画像:「見た目はレトロ、でも超多機能!! ピクセルアートやゲームが楽しめるBTスピーカー」Makuake より

 

レトロな外観が「可愛い!」と大好評

「Makuake」で支援プロジェクトを展開しているのは、昔懐かしいダイヤル式テレビの形をした「TIVOO(ティブー)」。レトロ感たっぷりの外観でダイヤルを回してチャンネルを替えていたころを思い出す人も多いかもしれないが、その正体は「Bluetoothスピーカー」というから驚きだ。

 

TIVOOは指向性を持たないため、どの場所で聞いても同じ音質に。周囲360度に音を放つ6Wフルレンジスピーカーと、ウーファーの役割を果たすベースポッドの音圧が遠くまで響き渡る迫力満点の重厚サウンドを実現している。可愛らしいコンパクトサイズながら、部屋で聴くには少しのボリュームで十分なほど。

 

音だけではない「TIVOO」の魅力!

テレビ画面を彩るピクセルアートは専用アプリで自作でき、256種類のカラーを使って好きなデザインが楽しめる。またアプリ内では他ユーザーがアップしたアートのシェアや、文字・アニメーションのアレンジも可能。ほかに目覚ましアラームやミニゲームなどの機能が標準装備され、今後は写真をピクセル変換するカメラキャプチャ機能やアニメーションレコーダーも追加予定という。

出典画像:「見た目はレトロ、でも超多機能!! ピクセルアートやゲームが楽しめるBTスピーカー」Makuake より

 

プロジェクト実行者は、初めて商品を見たときに「これが何なのか分かりませんでした」と振り返る。それでも懐かしいフォルムとデザインに惹かれたそうで、「音を出さなくても、ただそこに置いてあるだけで、ついつい見てしまう本当に面白いスピーカーです」と魅力を語っている。ネット上でも注目が集まっており、「インテリアになるスピーカー探してたから応援します!」「可愛さのあまり速攻で支援ボタンをポチりました」「これでピクセル職人になれそう(笑)」「レトロな見た目と豊富な機能に惚れた!」と支援の声が相次いだ。

出典画像:「見た目はレトロ、でも超多機能!! ピクセルアートやゲームが楽しめるBTスピーカー」Makuake より

 

支援コースは8000円からで、目標金額30万円をはるかに上回る約87万円の支援が既に集まっている。(7月17日現在)。プロジェクトの終了日も近づいてきているので、支援を検討するなら急いだほうがいいかも?

一見、イロモノ製品と思いきや、違った。フランスのクラウドから生まれた「石畳のスピーカー」

フランスのクラウドファンディングプラットホーム 「KissKissBankBank」において32日間で159%を超える支持を得た、コンクリート・ファミリー社の「ル・パヴェ・パリジャン(Le Pavé Parisien)」。「パヴェ」には石畳に使われる”敷石”の意味がありますが、その名の通り、まるでパリの石畳から抜け出してきたかのようなキューブ状が特徴的なコンクリートでできたスピーカーです。このスピーカーが支持を得られた理由とは? その謎を解明していきます。

 

10cm角で1.3kg。小型ながらもハイスペックなスピーカー

ル・パヴェ・パリジャン(以下パヴェ・パリジャン)は、10cm角の大きさで、重量1.3kgの片手で持てるサイズのコンパクトスピーカー。小さいけど、その実力はなかなかのものです。

 

10cm角という大きさにもかかわらず、バランスの取れたパワフルで正確なサウンドを実現。これにはエンクロージャー(スピーカー周りの枠)として使われている、新世代の素材と呼ばれる「超高機能繊維コンクリート(以下UHPC)」に秘密があるようです。

 

UHPCは密で抵抗に強い素材で、オーディオスピーカーの素材には最適と言われています。エンクロージャーの材質が重ければ重いほど、また変形を最小限に抑えられることでインパルス応答に直接反映されるようになり、元の信号に近い音を返すことが可能になるのです。

音響以外の機能面も優れています。パヴェ・パリジャンは、スマートフォンとのペアリングが簡単にできるBluetoothや、エネルギー管理システム(EMS)を備えたリチウムイオンバッテリー(LiPo)を搭載。このバッテリーで6時間から8時間の再生ができるのです。

 

また、超高性能デジタルアンプ(20 WワットでRMS出力のD級アンプ)を搭載した同スピーカーは、スマホなどの充電器に搭載されているマイクロUSBの充電ケーブルを使用しています。このおかげで、世界中あらゆるところで充電可能。出入力用のミニジャックでステレオ機器と接続もできます。

 

スピーカーが劣化した場合は、エンクロージャーの枠から外して内側の部品を交換できます。修理サービスだけではなく拡張性もあり、外のコンクリート枠は残したまま、中のスピーカーをバージョンアップさせるなどのカスタマイズも可能となっています。

4兄弟によるスタートアップ企業「コンクリート・ファミリー」

パヴェ・パリジャンという製品名は、パリによくある石畳の敷石から着想を得たもの。日常的に目にするものにもっと注目してほしいとの思いから、パリ発のスタートアップ企業「コンクリート・ファミリー」創立者の4兄弟によって名付けられました。

 

「コンクリート・ファミリー」の「コンクリート」には、2つの意味があります。まずひとつは「素材」としてのコンクリート。もうひとつは、フランス人音響技師ピエール・シェフェールが提案した電子音楽のジャンルである「ミュージック・コンクレート(具体的な音楽)」へのオマージュでもあるのです。

 

ミュージック・コンクレートは、「音楽は音と時間の編成である」ことを考察した運動。通常の音楽が抽象的な構想を基に具体的な作品へと昇華することに対し、ミュージック・コンクレートは、日常的に聞いている音を抽象的な表現へと導くことを試みたもの。ミュージック・コンクレートの理念は、コンクリート・ファミリー社が持つ価値感のひとつでもあると言います。

ベルギーのモンスにある王立音楽アカデミーで電子音響学を研究しながら、コンクリートを使ったスピーカーに関する設計開発のアイデアを温めていたという創立者4兄弟の長兄であるピエール=アクセル。実の弟であり「コンクリート製カヌー」の研究をしていたエンジニアのスタニスラスとともに、実家の庭で製品開発を始めたのが同社創立のきっかけです。

 

最初の注文仕事はスイスの演劇カンパニーに依頼された、野外劇場に12個のオーディオスピーカーを設置するというもの。このスピーカーが機能的にも美観的にも屋外の劇場にマッチし、プロや専門家たちの厳しい要求へ見事に応えた形となりました。

 

クラウドファンディングを成功させた実績

クラウドファンディングでは、パヴェ・パリジャンの支援者先着100名に、希望販売価格350ユーロの40%オフ、つまり210ユーロで同製品を提供していました。260ユーロ以上の支援者には、ストリート・アーティストのペイントによるカスタマイズを頼むことができます。

 

支援は10ユーロから可能で、すべての支援者名は「コンクリート・ファミリー」社内の壁に名前が刻まれます。2018年4月に始まったクラウドファンディングでは先述した実績への評価も得られ、複数の企業から大口の寄付も集まり、約1か月間で目標金額の3万ユーロに達成。同年11月からの一般販売開始を目指しています。

 

音響学の世界において、コンクリートという素材は、ダイナミックなサウンドを正確に復元するのに適した材料として認識されています。1980年代には、重量が30kg以上もあるコンクリート製のスピーカーがすでに「LEEDH」というフランスのメーカーから開発されていました。同メーカーのファンでもあったコンクリート・ファミリー社の4兄弟は、コンクリートの特質を活かしながらもミニマルで軽量、高性能なスピーカーを仕立て上げたのです。

 

もうワイヤレスでいいんじゃない? と思える驚異の高音質BTスピーカー オラソニック「IA-BT7」

イヤホン、ヘッドホンはアウトドアで音楽を聴くために欠かせないアイテムですが、家の中ならやっぱりスピーカー再生が一番快適です。名機と呼ばれるコンパクトなデスクトップオーディオの数々を商品化してきた日本のブランド、オラソニックが発売したクリアな音質と温かみのある木製キャビネットのスタイリッシュなBluetoothスピーカー「IA-BT7」を紹介したいと思います。

↑オラソニック「IA-BT7」

 

木製キャビネットを採用する本格派スピーカー

小型・軽量、かつデザインにも凝ったBluetoothスピーカーはいま国内外の色々なブランドから発売されていますが、本体のキャビネットに「木=ウッド」を使って、細かなところまで音質に気を配りながら設計した製品は数多くはありません。IA-BT7はオイルド加工のウォルナットと、光沢感が美しいピアノフィニッシュのシルクホワイトの2色が揃うウッドキャビネットを外観の特徴としています。フロントパネルにアルミニウムをコンビにしたレトロなデザインが、リビングのインテリアに違和感なく馴染みます。こちらの2色以外にもウッドやカラーのバリエーションが現在検討されているそうです。

↑カラーはウォルナット(左)と、ピアノフィニッシュのシルクホワイト(右)の2色

 

本体にバッテリーは内蔵しておらず、AC電源ケーブルにつないでリスニングルームに固定して使う据え置きタイプのワイヤレススピーカーです。ハンズフリー通話機能も搭載していませんが、代わりに音質や音楽再生に関わる機能を徹底的にこだわりぬきました。NFCに対応するAndroidスマホやポータブルオーディオプレーヤーと簡単にワンタッチでペアリングができます。

 

スピーカーユニットは正面に向かって左右に2基の5.7cmコーン型フルレンジと、中央には大口径11cmのウーファーを搭載。さらにコンパクトなボディのスピーカーで迫力ある重低音が鳴らせるようにパッシブラジエーターも内蔵しています。ユニット別に搭載するデジタルアンプの最大出力は10W+10W+20W。サイズを超えた迫力あふれるサウンドを鳴らしきる秘密がここにあります。

↑重低音再生を強化するため背面にパッシブラジエーターを搭載

 

LDACやaptX HDなど高音質コーデックに対応

ワイヤレススピーカーとしての特徴はBluetoothの高音質コーデックに幅広く対応していること。コーデックとはBluetooth対応のワイヤレスオーディオ機器の送受信機のあいだで信号を伝送する際の圧縮技術であり、音質にも影響を与えます。ソニーが開発した「LDAC」は最大96kHz/24bitというハイレゾ相当の音楽ソースをBluetoothの技術をベースに伝送できる高音質なコーデックです。ソニーのワイヤレスオーディオ製品が多くこの技術に対応していますが、オラソニックのようにソニー以外のメーカーが音質にこだわるBluetoothオーディオ製品に採用しはじめています。

 

「aptX HD」は米クアルコムが独自に開発するaptXというコーデックの進化系で、最大48kHz/24bitまでのハイレゾに相当する豊富な情報量をBluetoothオーディオの仕組みで伝送できるところが特徴。IA-BT7はaptX HDとaptXの両方をサポートしています。このほかにもiPhone/iPadによる音楽再生の実力をフルに引き出す「AAC」、そして最もベーシックな「SBC」まで、IA-BT7は現在主流のBluetoothオーディオコーデックを全方位にカバーしています。

 

Bluetooth入力、ならびに本体の背面に設けた1系統のアナログ音声入力からのオーディオ信号はすべて自動的に96kHz/24bit変換して再生、つまり“ハイレゾ相当”のクオリティにアップコンバートする機能が本機に備わっています。スマホによる音楽再生のクオリティに確かな違いが感じられはずです。

 

ちなみ本機が搭載するアナログ音声入力端子は「AI/AUDIO IN」と名付けられています。そこにはアマゾンのEchoシリーズなど、AIアシスタントを搭載するスマートスピーカーの一部が搭載するアナログ音声出力に接続して使って欲しいというメッセージが込められています。筆者も自宅で使っているアマゾンのEcho DotをステレオミニプラグケーブルでIA-BT7に接続してみたところ、Echoに音声コマンドでAmazon Music Unlimitedから聴きたい曲をリクエストして、Echo Dotよりも数段パワフルな音楽リスニングが楽しめてとても快適でした。

↑アナログ音声入力は「AI/AUDIO IN」と表示

 

↑アマゾンのEchoシリーズを接続するとまるでオラソニックのスピーカーにAIアシスタントが搭載されているような感覚で楽しめる

 

サイズからは想像できない力強いサウンド

音楽制作のスタジオでは、出来たての音源の仕上がり具合をプロ用のモニタースピーカーだけでなく、ユーザーの手元により近い環境を想定してコンシューマー向けのスピーカーでチェックすることがよくあります。ミュージシャンの意図に近い音楽再生を家庭で手軽に再現できるスピーカーを目指したオラソニックの開発者は、プロのレコーディングエンジニアと一緒にIA-BT7のサウンドをチューニングしています。IA-BT7の音質を確かめてみると、バランスに偏りがなくニュートラルで、スピーカーに由来する不自然な色付けも感じられませんでした。スピーカーのサイズから想像もできないほど力強くインパクトのある音が体に染み渡ってきます。音像の鮮やかなイメージとワイドな音場感は、デスクトップなどスピーカーに近づいてニアフィールドで聴くスタイルの方がよりリアリティを感じられると思いますが、音量の調整も幅が効くので、リビングなど広い部屋に置いてBGMリスニング用のスピーカーとしても十分に使えると思います。

 

IA-BT7は様々なBluetoothのオーディオコーデックに対応していますが、スピーカーの側にコーデックを切り替える機能は付いていないため、スマホやポータブルオーディオプレーヤーなど送り出し側の機器で設定する必要があります。最近はAndroid 8.0を搭載したスマホなど、マルチオーディオコーデック対応とその切り替え出力ができる音楽プレーヤー機器も増えつつあります。筆者も今回ソニーのAndroidスマートフォン、Xperia XZ1を使って様々なコーデックによる音質の違いを聴き比べてみました。

↑LDAC/aptX HD/AACなど高音質コーデックで出力できるスマホ、Xperia XZ1で音質をチェックした

 

その差は同じくマルチコーデックに対応するヘッドホンやイヤホンよりも、スピーカーで聴いた方が明快に表れるようです。音のつながりがよく、きめ細かなテクスチャーを特徴とするLDACはクラシックのオーケストラやジャズの女性ボーカルに良く合いました。クリアで見晴らしの良いaptX HDのサウンドはEDMや洋楽ロック、J-POPにピタリとはまって、立体的なステージを描きます。AACの濃厚で力強いボーカルも聴き応えがあります。最近よく聴いているお気に入りの楽曲を、もう一度このスピーカーで復習してみたくなるような音質です。パソコンとのBluetooth接続も簡単にできるので、音楽だけでなく動画コンテンツを再生するときにも“いい音”の大切さを実感させてくれるスピーカーです。

 

もうワイヤレスでいいんじゃない? と思える驚異の高音質BTスピーカー オラソニック「IA-BT7」

イヤホン、ヘッドホンはアウトドアで音楽を聴くために欠かせないアイテムですが、家の中ならやっぱりスピーカー再生が一番快適です。名機と呼ばれるコンパクトなデスクトップオーディオの数々を商品化してきた日本のブランド、オラソニックが発売したクリアな音質と温かみのある木製キャビネットのスタイリッシュなBluetoothスピーカー「IA-BT7」を紹介したいと思います。

↑オラソニック「IA-BT7」

 

木製キャビネットを採用する本格派スピーカー

小型・軽量、かつデザインにも凝ったBluetoothスピーカーはいま国内外の色々なブランドから発売されていますが、本体のキャビネットに「木=ウッド」を使って、細かなところまで音質に気を配りながら設計した製品は数多くはありません。IA-BT7はオイルド加工のウォルナットと、光沢感が美しいピアノフィニッシュのシルクホワイトの2色が揃うウッドキャビネットを外観の特徴としています。フロントパネルにアルミニウムをコンビにしたレトロなデザインが、リビングのインテリアに違和感なく馴染みます。こちらの2色以外にもウッドやカラーのバリエーションが現在検討されているそうです。

↑カラーはウォルナット(左)と、ピアノフィニッシュのシルクホワイト(右)の2色

 

本体にバッテリーは内蔵しておらず、AC電源ケーブルにつないでリスニングルームに固定して使う据え置きタイプのワイヤレススピーカーです。ハンズフリー通話機能も搭載していませんが、代わりに音質や音楽再生に関わる機能を徹底的にこだわりぬきました。NFCに対応するAndroidスマホやポータブルオーディオプレーヤーと簡単にワンタッチでペアリングができます。

 

スピーカーユニットは正面に向かって左右に2基の5.7cmコーン型フルレンジと、中央には大口径11cmのウーファーを搭載。さらにコンパクトなボディのスピーカーで迫力ある重低音が鳴らせるようにパッシブラジエーターも内蔵しています。ユニット別に搭載するデジタルアンプの最大出力は10W+10W+20W。サイズを超えた迫力あふれるサウンドを鳴らしきる秘密がここにあります。

↑重低音再生を強化するため背面にパッシブラジエーターを搭載

 

LDACやaptX HDなど高音質コーデックに対応

ワイヤレススピーカーとしての特徴はBluetoothの高音質コーデックに幅広く対応していること。コーデックとはBluetooth対応のワイヤレスオーディオ機器の送受信機のあいだで信号を伝送する際の圧縮技術であり、音質にも影響を与えます。ソニーが開発した「LDAC」は最大96kHz/24bitというハイレゾ相当の音楽ソースをBluetoothの技術をベースに伝送できる高音質なコーデックです。ソニーのワイヤレスオーディオ製品が多くこの技術に対応していますが、オラソニックのようにソニー以外のメーカーが音質にこだわるBluetoothオーディオ製品に採用しはじめています。

 

「aptX HD」は米クアルコムが独自に開発するaptXというコーデックの進化系で、最大48kHz/24bitまでのハイレゾに相当する豊富な情報量をBluetoothオーディオの仕組みで伝送できるところが特徴。IA-BT7はaptX HDとaptXの両方をサポートしています。このほかにもiPhone/iPadによる音楽再生の実力をフルに引き出す「AAC」、そして最もベーシックな「SBC」まで、IA-BT7は現在主流のBluetoothオーディオコーデックを全方位にカバーしています。

 

Bluetooth入力、ならびに本体の背面に設けた1系統のアナログ音声入力からのオーディオ信号はすべて自動的に96kHz/24bit変換して再生、つまり“ハイレゾ相当”のクオリティにアップコンバートする機能が本機に備わっています。スマホによる音楽再生のクオリティに確かな違いが感じられはずです。

 

ちなみ本機が搭載するアナログ音声入力端子は「AI/AUDIO IN」と名付けられています。そこにはアマゾンのEchoシリーズなど、AIアシスタントを搭載するスマートスピーカーの一部が搭載するアナログ音声出力に接続して使って欲しいというメッセージが込められています。筆者も自宅で使っているアマゾンのEcho DotをステレオミニプラグケーブルでIA-BT7に接続してみたところ、Echoに音声コマンドでAmazon Music Unlimitedから聴きたい曲をリクエストして、Echo Dotよりも数段パワフルな音楽リスニングが楽しめてとても快適でした。

↑アナログ音声入力は「AI/AUDIO IN」と表示

 

↑アマゾンのEchoシリーズを接続するとまるでオラソニックのスピーカーにAIアシスタントが搭載されているような感覚で楽しめる

 

サイズからは想像できない力強いサウンド

音楽制作のスタジオでは、出来たての音源の仕上がり具合をプロ用のモニタースピーカーだけでなく、ユーザーの手元により近い環境を想定してコンシューマー向けのスピーカーでチェックすることがよくあります。ミュージシャンの意図に近い音楽再生を家庭で手軽に再現できるスピーカーを目指したオラソニックの開発者は、プロのレコーディングエンジニアと一緒にIA-BT7のサウンドをチューニングしています。IA-BT7の音質を確かめてみると、バランスに偏りがなくニュートラルで、スピーカーに由来する不自然な色付けも感じられませんでした。スピーカーのサイズから想像もできないほど力強くインパクトのある音が体に染み渡ってきます。音像の鮮やかなイメージとワイドな音場感は、デスクトップなどスピーカーに近づいてニアフィールドで聴くスタイルの方がよりリアリティを感じられると思いますが、音量の調整も幅が効くので、リビングなど広い部屋に置いてBGMリスニング用のスピーカーとしても十分に使えると思います。

 

IA-BT7は様々なBluetoothのオーディオコーデックに対応していますが、スピーカーの側にコーデックを切り替える機能は付いていないため、スマホやポータブルオーディオプレーヤーなど送り出し側の機器で設定する必要があります。最近はAndroid 8.0を搭載したスマホなど、マルチオーディオコーデック対応とその切り替え出力ができる音楽プレーヤー機器も増えつつあります。筆者も今回ソニーのAndroidスマートフォン、Xperia XZ1を使って様々なコーデックによる音質の違いを聴き比べてみました。

↑LDAC/aptX HD/AACなど高音質コーデックで出力できるスマホ、Xperia XZ1で音質をチェックした

 

その差は同じくマルチコーデックに対応するヘッドホンやイヤホンよりも、スピーカーで聴いた方が明快に表れるようです。音のつながりがよく、きめ細かなテクスチャーを特徴とするLDACはクラシックのオーケストラやジャズの女性ボーカルに良く合いました。クリアで見晴らしの良いaptX HDのサウンドはEDMや洋楽ロック、J-POPにピタリとはまって、立体的なステージを描きます。AACの濃厚で力強いボーカルも聴き応えがあります。最近よく聴いているお気に入りの楽曲を、もう一度このスピーカーで復習してみたくなるような音質です。パソコンとのBluetooth接続も簡単にできるので、音楽だけでなく動画コンテンツを再生するときにも“いい音”の大切さを実感させてくれるスピーカーです。

 

プールやシャワーのお供に! 夏に活躍する防水ワイヤレススピーカー「JBL CLIP 3」

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの防水対応ポータブルBluetoothスピーカー「JBL CLIP 3」を6月22日に発売します。カラーはブラック、ブルー、レッドの3色。公式通販サイトでの直販価格は5880円(税抜)。

 

JBL CLIP 3は、JBLのポータブルスピーカーのなかでも手軽さとコンパクトさが特徴の「JBL CLIP」シリーズの最新モデル。本体と一体化したビルトインカラビナの剛性を強化し、浴室やシャワーフックなどに簡単に掛けられるほか、デイパックやベルトストラップなどにも取り付けやすくなっています。また、バッテリーが強化され、連続ワイヤレス再生約10時間を実現。より長い時間音楽を楽しめるようになりました。防水性能は前モデル(JBL CLIP 2)と同様、万一の水没にも耐えられるIPX7相当となっています。

 

 

本体には40mm径フルレンジスピーカーを採用し、背面にパッシブラジエーターを搭載。小型ながらパワフルなサウンドを再生します。さらに、スマホでのハンズフリー通話時にクリアな音質で会話できる「エコーキャンセリング機能」も搭載しています。

 

水に強い防水性能IPX7相当の小型Bluetoothスピーカーは、これからの季節に活躍するアイテム。アウトドアだけでなく、入浴時やキッチンなどでも便利に使えるので、ぜひチェックしてみて下さい。

 

冬のスポーツ観戦&応援特集開催! 最高潮に気分を盛り上げる家電&ウィンタースポーツグッズ6選

スケートやスキー、スノーボードなど、ウィンタースポーツでの日本人活躍のニュースが届く時期になりました。2月はウィンタースポーツのベストシーズン! 楽天市場では、この時期にあわせて「冬のスポーツ観戦&応援特集」を開催。大迫力の映像と音響が楽しめるオーディオ機器や、ウィンタースポーツ定番のスキー、スノーボードグッズが登場します。期間は2月9日午前10時~2月26日午前9時59分までの17日間。掘り出し物が目白押しだから、ぜひともお見逃しなく!

 

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特設ページはコチラ

 

一瞬で引き込まれる映像美を実現

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SONY
BRAVIA A1 KJ-55A1

楽天市場実売価格 35万300円

「BRAVIA A1 KJ-55A1」は、吸いこまれるような黒を表現する“有機ELパネル”を採用した55V型テレビです。搭載される「X1 Extreme」は、ソニー独自の技術で開発された最先端の機能であり、映像表現力を最大限に引き出す4K高画質プロセッサー。臨場感抜群の圧倒的な高画質で観戦すれば、大興奮間違いなしです!

 

<注目ポイント>

・筐体が極薄のスタイリッシュなデザイン

・吸い込まれるような映像美を実現した「有機ELパネル」

・映像と音の一体感を高めた「アコースティック サーフェス」搭載

「BRAVIA A1 KJ-55A1」は、筐体を極限まで薄くして正面からスタンドが見えないように作られています。映像だけが浮かんでいるように見えるので、かつてない没入感が味わえる新感覚を実現。別売の壁掛けユニットを使えばテレビ台が必要なくなり、まるで映画館のようなダイナミックな映像を満喫できます。

 

スポーツ観戦にぴったりのサウンドバー

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ヤマハ
YAS-207

楽天市場実売価格 3万5300円

スタイリッシュなサウンドバー「YAS-207」には、面倒な配線が不要なワイヤレスサブウーファーを搭載。世界初の3D技術「DTS Virtual:X」を採用しており、前方・左右・後方・高さに立体感のある音を届けてくれます。人の声を強調して聴きとりやすくする「クリアボイス」機能も備えているので、スポーツ観戦にぴったりのおススメアイテムです。

 

<注目ポイント>

・置き場所自在なワイヤレスサブウーファー

・臨場感たっぷりの音を届ける世界初の技術「DTS Virtual:X」搭載

・人の声を強調する「クリアボイス」機能

「YAS-207」は、テレビの前に置いても画面の邪魔になりにくいバータイプのスピーカー。高さは60mmで、スタンドが低いタイプの薄型テレビにも対応しています。ワイヤレス型のサブウーファーは置き場所を選ばないので、テレビ台の横やソファーの横に置いてもOK。迫力のある音響で臨場感あふれるスポーツ観戦を満喫しましょう。

 

デザイン&機能性に優れたオシャレなスノーボードウェア

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BURTON
メンズ スノーボードウェアパンツ Reserve Bib Pant BRUSH CAMO(15003102300)

楽天市場実売価格 2万1300円

「Reserve Bib Pant BRUSH CAMO」は、「スタイル」「パフォーマンス」「サステナビリティ」にフォーカスして作られたスノーボードウェア。最近流行のビブパンツタイプで、デザインも男性からの人気が高い「カモ柄」。スノボ好きはもちろん、これからスノボを始める人も最新版のウェアを試してみては?

 

<注目ポイント>

・流行の「ビブパンツ」型

・防水性と透湿性に優れた「DRYRIDE 2 レイヤー素材」を使用

・男性からの人気が高いデザイン「カモ柄」

ビジュアルだけでなく機能性にも優れている「Reserve Bib Pant BRUSH CAMO」。防水性と透湿性に強い「DRYRIDE 2 レイヤー素材」を使用しているため、降りかかる雪や風を弾いてくれます。さらに「シームテープ加工」や豊富なポケット類など、ライディングに適した機能も満載しているのでスノーボーダーは要必見のイチ押しウェアパンツです。

 

ストレッチ性&透湿性に優れたスキーウェア

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Mammut
アウトドアウェア SNOW TRICK Jacket Men(1010-26240)

楽天市場実売価格 3万6100円

激しい動きに対応したスキーウェア「SNOW TRICK Jacket」。伸縮性に優れ高い透湿性を実現した「DRYtechnology Pro3」を内蔵しています。また冷気や雪の侵入を防いでくれる「スノーカフ」は、ファスナーで取り外し可能。極寒のゲレンデでも快適にスキーを楽しむための機能が目白押しなので、スキー初心者から上級者まで使い心地抜群です!

 

<注目ポイント>

・伸縮性や透湿性に優れた「DRYtechnology Pro3」

・雪や水の侵入を防ぐ「止水ファスナー」

・さまざまなヘルメットに対応した3方向に調整可能なフード

「胸」「脇」にあるポケットや「スキーパス用のリストポケット」には“止水ファスナー”が付いているので、中にしまった物が濡れる心配はありません。袖口から雪の侵入を防ぐ「ライクラハンドゲイター」や通気性を上げる「ベンチレーション」など、スキーに欠かせない機能も備わっています。

 

万が一の事故に備えたい! 人気のGIROヘルメット

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GIRO
メンズ スノーボードヘルメット NINE MIPS AsianFit

楽天市場実売価格 1万8144円

GIROの「NINE MIPS AsianFit」は、MIPS(多方向衝撃保護システム)を搭載した軽量ヘルメット。強い衝撃を受けても頭の周りがスライドして動く仕組みになっているので、脳に伝わるダメージを減少させます。また斜角からの衝撃の際は、内部ライナーと外部シェルを回転させて衝撃を緩和。万が一の事故でも安全を確保してくれます。

 

<注目ポイント>

・強い衝撃を緩和させる「MIPS(多方向衝撃保護システム)」

・クリアな視界をキープする「スタックベント」機能

・頭にジャストフィットする「インフォームフィットシステム」

視界をクリアにしてくれる機能「スタックベント」は、温かい蒸気が引き起こすゴーグルの曇りを解消してくれます。頭の形状に合わせてサイズを調節できる「インフォームフィットシステム」は、ダイヤルを回せば簡単にフィットさせることが可能。安定性も向上するので、スノーボード中にヘルメットがずれる心配もありません。

 

トップアスリートが監修した鮮明に見えるゴーグル

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SMITH
スキースノーボードゴーグル I/O ANGEL Athleate Collection

楽天市場実売価格 2万1500円

トップアスリート達がトップアスリートのために作った究極のゴーグル「I/O ANGEL Athleate Collection」。通常のスノーレンズに比べて対応範囲が広い「クロマポップレンズ」を搭載しています。凹凸をはっきり見せるコントラストや透明度の高いクリアな視界を実現。トップスノーボーダーとスキーヤーが協力して作り上げたモデルゆえに、機能性は群を抜いています!

 

<注目ポイント>

・透明度の高いクリアな視界を実現した「クロマポップレンズ」

・バリエーション豊富なレンズは全11種類

・トップアスリートも利用する機能性抜群のモデル

レンズはバリエーション豊富で全11種類を用意。さらにコンディションに合わせて「クロマポップ・サン」「クロマポップ・エブリデイ」「クロマポップ・ストーム」と3タイプに分けられているので、その時の天候にマッチしたレンズをチョイスしましょう。

 

提供:楽天市場

テレビの音を手軽に改善! 設置環境に応じて選びたいホームシアターのスピーカー4選

技術の進化により薄型化が進む液晶テレビ。でも、薄くなるにつれて音質が犠牲になってしまっていることも。テレビの音声が聴きとりにくくつい音量を上げてしまう、映画を見ていてもイマイチ迫力が出ない、そんな悩みありませんか? 薄型テレビの音質を改善したいなら、テレビ用スピーカーがオススメ。最近では置き場所をとらないバータイプや台座タイプなど、様々な形状のテレビ用スピーカーが登場しています。そこで今回は、高音質のサウンドを提供する4モデルを紹介。自宅の設置環境に合ったモデルを見つけてみて下さい。

 

置き場所を取らないバータイプならコレ

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ヤマハ

YAS-207

楽天市場実売価格 3万9300円

ヤマハの「YAS-207」は、スタイリッシュなサウンドバーと、面倒な配線が不要なワイヤレスサブウーファーのセット。その特徴は、世界初の3D技術「DTS Virtual:X」を採用していること。前方・左右・後方・高さの方向にバーチャルな音を届けるスピーカーで音楽&映画を楽しめます。また、ドラマのセリフやニュースのナレーションなど、人の声を強調して聴きとりやすくする「クリアボイス」機能も備えているので、日常のテレビ視聴にも最適ですね。

<注目ポイント>

・世界初のバーチャル3D技術「DTS Virtual:X」搭載

・セリフやナレーションを格段に聴き取りやすくする「クリアボイス」機能

・置き場所自在なワイヤレスサブウーファーを同梱

 

【設置性チェック】

テレビの前に置いても画面の邪魔になりにくいバータイプのスピーカーは、もっとも置きやすい種類のテレビ用スピーカー。このYAS-207のバースピーカーは高さ60mmと、スタンドが低いタイプの薄型テレビにも合わせやすくなっています。また、ワイヤレス型のサブウーファーは置き場所を選びませんので、テレビ台の横に置いても、ソファの横に置いてもOK。迫力の重低音を楽しめます。

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テレビを上に乗せるシアターボードならコレ

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パナソニック

SC-HTE200

楽天市場実売価格 2万7766円

パナソニック「SC-HTE200」は、テレビを上に乗せるボードタイプのスピーカー。本体にはフルレンジユニットとサブウーハーが備わっており、薄型ボディとは思えないほどの迫力あるサウンドが楽しめます。また4Kコンテンツの著作権保護技術「HDCP2.2」に対応した4Kパススルー機能により、ブルーレイディスクプレーヤーなどの機器から受け取った4Kの映像信号もテレビに送信可能。天板には傷がつきにくいガラス素材を採用しています。

<注目ポイント>

・迫力あるサウンドが楽しめる「フルレンジユニット」と「サブウーファー」を搭載

・4Kコンテンツの著作権保護技術「HDCP2.2」対応

・映像と一体になった音場を楽しめる「3Dサウンド」機能

 

【設置性チェック】

テレビを上に置けるボードタイプも設置性に優れています。バータイプに比べて筐体の容積を大きくできるぶん、単体での低音再生能力も高く、別途サブウーファーを用意しなくても迫力の重低音が楽しめます。ただし、テレビのスタンドによっては乗り切れない場合もありますので、事前にサイズを確認しておきましょう。

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ワイヤレスタイプは置き方自在

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ソニー

HT-ZR5P

楽天市場実売価格 3万9711円

ソニー「HT-ZR5P」は、片方をテレビとHDMIケーブルやアナログ音声ケーブルで接続すれば、もう片方との通信をワイヤレスで行えるので、置き方の自由性が高いのが特徴。USBやBluetooth、Wi-Fi接続にも対応しており、テレビ以外にもスマホやPCなど様々な機器とつないで音声を再生できます。また、独自の高音質コーデック「LDAC」にも対応しており、対応スマホとのワイヤレス接続時はハイレゾ相当の音質でワイヤレス再生が可能です。

<注目ポイント>

・ソニーが新開発した「LDAC」で高音質なワイヤレスリスニングを実現

・スマートフォンで一括管理・操作ができる「ワイヤレスマルチルーム」

・邪魔にならないコンパクトなデザイン

 

【設置性チェック】

スピーカー1本の設置面積はCDジャケットの面積とほぼ同じ大きさ。場所をとらず小さなスペースにも設置できます。また、左右のスピーカーの通信はワイヤレスなので、片方をテレビから離れた場所に置くことも可能。ロケーションフリーで自由にセッティングできます。

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余裕があるなら本格的な5.1chタイプの検討も

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オンキヨー

D-109XE 2ウェイ・スピーカーシステム 楽天市場実売価格 2万9284円

D-109XC センタースピーカーシステム 楽天市場実売価格 1万293円

D-109XM 2ウェイ・スピーカーシステム 楽天市場実売価格 7594円

SL-T300 アンプ内蔵サブウーファー 楽天市場実売価格 1万7139円

スマートなプロポーションのオンキヨー「D-109X」シリーズは、センター+フロント(L/R)+リア(L/R)+サブウーファーで構成される5.1chスピーカー。リアル5.1chならではの臨場感のあるサウンドを体感できます。ウーファーユニットには、固有ノイズが少ない不織布の3層コットンをハイブリッド成形して、量感豊かな低音再生を可能にした「N-OMFコーンウーファー」を搭載。MDF材をベースに、高級家具さながらの幾重もの入念な塗装を施した高品位なピアノ仕上げが特徴です。

 

<注目ポイント>

・リアル5.1chならではの本格的なサラウンド再生を実現

・高級感のあるピアノ仕上げ

・深い重低音が楽しめるサブウーファー「SL-T300」

 

【設置性チェック】

5.1chスピーカーは、置き場所に余裕のある方にオススメ。バーチャルサラウンドとは違った、リアルな臨場感が楽しめます。アンプ内蔵のサブウーファー「SL-T300」は、横置き・縦置きが可能で、横置き時はテレビラックの中などに、縦置き時は脚を取り外すことでスマートに設置できます。

 

※商品価格は、2018年1月10日時点の楽天市場の最安値を記載しています。

 

協力:楽天市場

Bluetoothスピーカーじゃ物足りないなら――手軽にハイレゾ再生が楽しめるオンキヨー「CR-N775」

オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、独自のパルス変換技術を搭載したハイレゾ対応のをネットワークCDレシーバー「CR-N775」と、2ウェイスピーカー「D-112NFX」「D-012EXT」を12月上旬に発売します。実売予想価格は、CR-N775が6万円前後、D-112NFXが4万6000円前後、D-012EXTが2万7000円前後(いずれも税抜)。

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CR-N775は、「コンパクトHi-Fi」というコンセプトのもと、小型のサイズながらフルサイズの単品コンポにも劣らない高音質設計を採用する「CRシリーズ」の最新モデル。CD、AM/FMラジオ、Bluetoothワイヤレス再生のほか、有線LAN接続によるネットワークオーディオやインターネットラジオ、音楽ストリーミングサービス「Sprtify」などを再生できます。

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AKM製の32bitプレミアムDAC“VERITA”シリーズ「AK4490」を搭載しており、USBメモリや有線ネットワーク経由によりPCM 192kHz/24bit、DSD 11.2MHzまでのハイレゾ音源のネイティブ再生が可能。スマホなどを使用し「e-onkyo music」のサイトから購入したハイレゾ音源を、PC端末を介さずに、本機に接続した別売のHDDに直接ダウンロードできる「e-onkyoダウンローダー」機能も備えています。

 

歪やスピーカーからの悪影響を大幅に低減した元の音楽波形に近い理想的な波形を生成する独自のパルス変換技術「3-state Bitstream」により、楽器のニュアンスや演奏の空気感まで再現する豊かな表現力を実現。回路基板はアンプ部、アナログ部、デジタル部、電源部をそれぞれ別のブロックにレイアウトしており、それぞれの信号に影響が及ばないよう設計されています。

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本体は高い質感のアルミニウム製フロントパネルとボリュームノブ採用。情報量の豊富なカラーLCD画面と直感的な操作が可能なJOGダイヤルにより、多くの情報表示とスムースな操作性を実現しています。カラーはシルバーとブラックの2色が用意されます。

 

好みで選べる2つのスピーカーも用意

CR-N775に合わせた新しいブックシェルフ型の2ウェイスピーカー2機種も用意されます。

 

「D-112NFX」は、ウーファーユニットに鉄の1/5の軽さで5倍以上の強度を持つセルロースナノファイバーを配合した独自開発の「ONF(Onkyo Nano Fiber)振動板」を採用。振動板の表面に墨を塗布する方法(特許出願中)により、表面の伝搬速度が向上しヤング率・内部ロス・SN比の改善を実現しています。また、ユニット中央には周波数特性の乱れを抑制する砲弾型のイコライザーを装備しています。

20171122-i01 (3)↑「D-112NFX」のカラーはブラウンとダークブラウンの2色(画像はダークブラウン)

 

「D-012EXT」は、不織布のコットンをベースに、アラミド繊維をハイブリッド成形した「N-OMF振動板」を採用。中央部には砲弾型イコライザーも備えています。

20171122-i01 (4)↑「D-012EXT」のカラーはブラウンのみ

 

いずれもツイーターには、中央部を駆動ポイントとするバランスドライブ構造のリング型振動板を採用。D-112EXTのみ、ツイーターのネットワークにドイツWIMA製のフィルムコンデンサーを使用しています。また、キャビネットは、独自のAERO ACOUSTIC DRIVE(エアロ・アコースティック・ドライブ)を採用したバスレフを設け、こもりのない豊かな低音を追求しています。再生周波数帯域は、どちらも60Hz~100kHzで、インピーダンスは6Ω。

 

手軽にハイレゾ再生やネットワークオーディオを楽しめるシステムコンポは、Bluetoothスピーカーの音質や音量に満足できなくなった人にオススメ! また、長年愛用したミニコンポなどからの買い替えを検討してもいいかもしれません。