全世界スマートウォッチ市場、2024年に初の縮小。大きな原因はApple Watch?

これまでスマートウォッチ市場は年を追うごとに成長を続けてきましたが、2024年には初めて世界的に減少したとのレポートが発表されています。

↑ARM/Adobe Stockより。Apple Watchの出荷量減少が大きく影響しているようです

 

市場調査会社Counterpoint Researchによると、2024年は全世界のスマートウォッチ市場が前年比で7%減少し、初めて市場規模が縮小したとのこと。その主な原因はApple Watchの落ち込みであり、出荷量が19%減ったと述べています。

 

その一方で、サムスンのGalaxy Watchシリーズは3%の成長を記録。特に新型モデルのGalaxy Watch7、Galaxy Watch Ultra、Galaxy Watch FEが「高い採用率」となり、昨年よりも多くのスマートウォッチを出荷するのに貢献したとのことです。

 

全体としてサムスンはスマートウォッチ総出荷台数の9%ものシェアを獲得し、3位に付けています。昨年よりも1%アップですが、それでも35%増加したファーウェイや、数を減らしたもののトップを守るアップルには及んでいません。

 

なぜApple Watchの出荷が落ち込んだかといえば、「米国ではそれほど人気がないため」と分析されています。最上位モデルの後継機「Apple Watch Ultra 3」も登場せず、最新のSeries 10も買い替えるほど魅力がないと見られているようです。

 

興味深いことに、子供向けスマートウォッチは前年比で増えています。この分野のトップブランドはImooであり、日本では馴染みがありませんが、中国では大きな人気を勝ちえており、EUやイギリスでも展開しています。

 

こうした市場の変化が、サムスンが今年初めに「キッズモード」を搭載したGalaxy Watch FEを投入し、Galaxy Watch7などのモデル向けに「Galaxy Watch キッズバンド」を発売する決定に繋がったのかもしれません。

 

2025年のスマートウォッチ市場については、「緩やかに回復し、一ケタ台の成長率」が予想されています。新モデルには「より多くのAI機能と高度なセンサーが統合される」とみられており、健康機器としてのスマートウォッチの価値がますます高まりそうです。

Source:Counterpoint Research
via:Sammobile

自動で血圧モニタリング! 離れて暮らす家族の見守りにも便利なスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

ファーウェイ・ジャパンは、自動血圧モニタリング機能を搭載したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」を、2月13日に一般発売します。

 

記事のポイント

24年12月6日から「GREEN FUNDING」で支援受付を開始し、約1か月後には1億円超の累計支援額を集めたという前段があります(25年1月30日時点での支援総額1億6000万円)。その結果を受け、一般発売に踏み切ったそう。血圧測定だけでなく、さまざまなヘルスケアデータを可視化できるので、自身の健康管理に役立つのはもちろん、離れて暮らす家族の健康を定期的に知りたい人にとってもおすすめです。

 

同製品は、日本の管理医療機器認証(※1)を取得した血圧計を内蔵するスマートウォッチ。装着した腕をテーブル、または膝の上に平らに置き、反対の手の指でウォッチの右側面下側にあるボタンに約30秒間触れることで、ボタンに内蔵された電極と心電図アプリケーションが連携し、電気信号を読み取ります。このHUAWEIの心電図アプリケーションは、日本のプログラム医療機器の認証(※2)を取得しています。

 

スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリからデータをダウンロードし、PDF形式で出力することも可能。測定結果は「洞調律」「心房細動」「心拍数が110より上」「心拍数が50より下」「判定不能」のいずれかが表示されるといいます。

 

内部にはマイクロポンプを搭載しており、「ベルトと一体化されたカフにしっかりと空気を送り込む」とのこと。前モデル「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」と比べ、血圧測定時のカフの圧迫も、夜間の測定(※3)でも気にならないよう、より静かに、かつ効果的に行えるように進化しているそう。

 

高精度圧力センサーも搭載しているほか、24年よりファーウェイウェアラブル製品に新導入された「HUAWEI TruSense」生体センシングシステムにより、前モデルよりも血圧測定結果の精度が10%(※4)向上していると説明しています。

 

いつでも好きなタイミングで血圧測定できる、通常の「血圧測定機能」に加え、「自動血圧モニタリング機能(※3)」を新たに追加。開始時に日中と夜間(※3)それぞれの測定間隔など、モニタリングプランを設定すると、日中はリマインドののち定期的に測定し、夜間は就寝中に自動でモニタリングする仕組みです。

 

測定結果はそのままスマートフォンアプリ「HUAWEI Health」に連携され、蓄積されていきます。

 

より大画面になった点もポイントです。ディスプレイは前モデル比で、約1.82インチ大きくなりながらも、ウォッチ自体はよりコンパクトになっています。ベルトを含む重さが前モデルより約10%軽くなり、カフの役割も果たすベルトの幅は約12%スリムに(※4)。

 

前モデルではカフ部品に布製カバーをかけていましたが、『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』では、TPU樹脂を採用。肌にやさしく滑らかな質感なので、長時間でもより快適に装着できるといいます。カラーは汗に強いフルオロエラストマー素材の「ブラック」と、ホワイトレザーを採用しフォーマルな場にもなじむ「ゴールド」の2色展開です。

 

血圧測定のほかにも睡眠モニタリング、心拍数、血中酸素レベル、皮膚温、ストレスレベルなどの健康管理機能(※5)などを搭載しているうえ、ワンタップで総合的なヘルスケアチェックができる健康管理機能「Health Glance」も新たに追加。約90秒で現在の心拍数、血圧、血中酸素レベル、ストレスレベル、皮膚温をまとめて知ることができます。

 

 

「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」をはじめ、ファーウェイのウェアラブルデバイスを通じて取得したヘルスケアデータは、家族などに自動で共有できます。スマートフォンの「HUAWEI Health」アプリの「ヘルスケア共有」機能を使えばOK。共有するヘルスケアデータはアプリから選択できるほか、心拍数や血圧測定結果などが予め設定した値を超えた場合に、インスタントアラートメッセージを送信することもでき、離れて暮らす家族の見守りにも便利です(※6)。

 

ワイヤレス充電にも対応。フル充電の状態から、1日6回血圧測定をして約6日間使用可能です(※7)。

ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計
市場想定価格:6万280円(税込)

 

※1:自動電子血圧計の医療機器認証番号:306AGBZI00008000
※2:心電図(ECG)はHUAWEIの心電図アプリケーションを指します。プログラム医療機器の承認番号:30600BZI00035000。この機能は、心房細動の兆候の検出を補助的に行うものであり、従来の医師による診断に替わるものではありません。結果はあくまで参考です。また、この機能は18歳以上の成人の使用を意図しています。
※3:夜間の自動血圧モニタリング結果は、管理医療機器認証外のため、医療目的で使用できません。
※4:データはファーウェイ・ラボにて前モデル『HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計』と比較した結果です。
※5:血圧計、心電図以外の健康管理機能は医療目的では使用できません。
※6:本機能を有効化するにはユーザーの承認が必要です。承認を拒否した場合には利用できません。 ※7:バッテリーもち約6日間は、以下の使用条件でテストされています:1日に6回の血圧測定。健康管理機能(心拍数測定、睡眠測定、血中酸素レベル、ストレスレベル)の有効化。毎週90分のワークアウト、毎週30分の音楽再生、毎週30分のBluetooth通話、メッセージ通知の有効化(1日平均メッセージ50件、通話6件、アラーム3回)、1 日に合計30分間デバイス画面を点灯。データはファーウェイ・ラボによるものです。実際の数値は製品や使用方法及び環境要因によって異なる場合があります。

シナモロールやクロミのキャラボイスが流れる! 専用デザインベルト付き「サンリオスマートウォッチ GH-SMWL」

グリーンハウスは、スマートウォッチ「サンリオスマートウォッチ GH-SMWL」シリーズを、2月中旬に順次発売。サンリオキャラクターの専用デザインベルトを付属し、専用ボイスなども流れます。

記事のポイント

いずれも比較的安価に購入できるスマートバンド。着信通知や音楽コントロールといった基本的な機能はもちろん、血中酸素レベルや心拍数のモニタリング、ランニングなどのワークアウトにも対応可能なので、初めてウェアラブルデバイスを試すという人にぴったりかもしれません。

 

スマートウォッチとしては国内初をうたう、サンリオキャラクターズをあしらった製品。人気キャラクターである「ハローキティ」「クロミ」「シナモロール」「ポムポムプリン」の4モデルをラインナップし、画面表示はキャラクターごとに6種類の専用文字盤から選択できるほか、アラーム・SNSなどの通知音は専用ボイスを収録しています。

 

心拍数や睡眠モニター、歩数、活動距離、消費カロリー、表皮温度、血中酸素飽和度といった健康データの測定・管理が可能。スマホの音楽再生やリモートシャッター、「本製品からスマートフォンを探す」「スマートフォンから本製品を探す」機能など、便利な機能も盛り込んでいます。

 

また専用アプリ「CharaLife」は多言語対応で、本体の表示言語を日本語含む13言語から選択可能です。

 

アプリの対応OSは、Android 9.0またはiOS 12.0以降。Bluetooth 5.1通信に対応し、バッテリー駆動時間は約7~10日。IP68防水・防塵対応です。

 

グリーンハウス
サンリオスマートウォッチ GH-SMWL
直販価格:1万4080円(税込)

40代のうち3人に1人が”高血圧リスク”。 医師に聞く「ウェアラブル血圧計」から始める最新健康管理

Sponsored by ファーウェイ・ジャパン株式会社

 

日本人のおよそ3人に1人が「高血圧症」と推定されている現代。とくに男性は40代から、女性でも50代から高血圧症患者は増える傾向で、それまで健康だった人でも注意が必要となってきます。

 

一方で、自分が高血圧であるという自覚がない人も多くいます。純粋に気づいていないこともあると思いますが、健康診断で血圧が高いとわかっても、「たまたま今回だけ」「緊張したから数値が高く出た」「健康被害がないので気にしていない」と、目を背けてしまう人も少なくありません。本当にたまたまであればいいのですが、常に血圧が高い状態では、脳梗塞や心筋梗塞、腎臓障害、動脈硬化などのリスクが高まります。こういったリスクをなんとなく知ってはいても、高血圧にしっかり向き合えている人は多くないのではないでしょうか。

↑自動血圧モニタリングに対応する「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

 

近年、血圧測定技術は大きく進歩しており、「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」のように、小型の腕時計型デジタルガジェットで管理医療機器として認証を受けたものが登場しています。安静かつ測定姿勢を取った状態で日中の血圧を測定する「自動血圧モニタリング」により、別途専門的な計測器具を準備しなくとも、普段の生活の中で無理なく血圧を測る機会を作り出すことができるのは大きなメリットです。加えて、その他の健康管理用の機能(夜間の血圧測定・血圧以外の健康管理機能など)を多数搭載し、使い勝手のいい総合健康管理デバイスになっています。

 

では、高血圧と向き合うのになぜ血圧のモニタリングが重要なのか、日常的な血圧計測によって健康管理がどう変わるのかを、高血圧の専門家である医師・執行 秀彌(しぎょう ひでや)先生にうかがいました。

 

 

スマートな血圧測定を可能にする「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」

血圧と健康管理の関係についてうかがう前に、「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」について簡単に紹介しておきましょう。

↑一般的なスマートウォッチらしい機能に加え、心拍数や血中酸素レベル、睡眠トラッカー、アクティビティトラッカー、HUAWEI Healthアプリによるヘルスケアチェックといった豊富な健康管理機能も利用可能

 

軽くてコンパクトなスリムデザインとなっているため、一見するとよくある普通のスマートウォッチにしか見えません。しかし、マイクロポンプを内蔵し、バンド(カフ)部分で加圧することにより、一般的な手首式血圧計と同様の血圧測定が可能となっています。測るのも簡単で、装着した腕を胸に当てるよう斜めに持ち上げ、測定ボタンをタッチするだけです。

 

自動血圧モニタリング機能により、1日の血圧変動を手軽に測定可能なのが最大の特徴。その他の健康管理機能として、心拍数や血中酸素レベル、睡眠トラッカー、アクティビティトラッカー、HUAWEI Healthアプリによるヘルスケアチェック、食事管理などの機能も搭載しており、高機能な活動量計としても魅力的な製品となっています。このほか、スマートウォッチとしての機能が搭載されており、スマホの通知確認、Bluetooth接続による通話、音楽再生の操作といったことも可能です。

 

以前から比較的手軽に測れる手首式の血圧計はありますが、サイズが大きく、常時装着しておくものではありません。あくまで測りたいときに装着して使うものです。これに対し、HUAWEI WATCH D2は普段から使えるスマートウォッチとなっているため、常時装着していても違和感がありません。日常生活で気になったときにすぐ測れるため、血圧の日常的な管理に便利です。

 

わざわざ持ち歩かなくていいうえ、装着する手間もなく手軽に測れるというのは、一般的な血圧計にはないメリットといえるでしょう。

 

なぜ、日常における血圧測定が重要なのか

漠然と「高血圧=いけないもの」という認識はあるものの、なぜ血圧が高くなるのか、なぜ高血圧が続いてしまうのが問題なのかは、意外と知らない人も多いのではないでしょうか。

 

まずはこの点について、執行先生がわかりやすく説明してくれました。

↑執行 秀彌(しぎょう ひでや)先生。兵庫県「しぎょう循環器内科・内科・皮膚科・アレルギー科」院長を務める高血圧の専門家

 

「歴史を紐解いてみると、人類は敵と戦う、もしくは逃げるといった行動をするときに、血圧をバッと上げて瞬時に判断・行動できる人が生き残ってきました。そのため、基本的に我々は血圧を上げる能力が高いのです。しかし今の時代、争いが減ったり医療が進歩したりといったこともあって、多くの人が長生きできるようになってきています。その結果何が起きたかというと、本来生き残るのに必要だった血圧の上昇で心臓や血管を痛めてしまい、その結果命を落としてしまうというパラドックスに陥ってしまっているんです」(執行)

 

血圧を高くできるというのは、生きるうえで必要な能力ではあるものの、心臓や血管などを痛めてしまうリスクもある、という点が問題になるとのこと。

 

では、どういった人が高血圧になりやすいのでしょうか。

 

「人間の体を単純に考えると、中心に血管があり、周囲に肉があるという「ちくわ」みたいなものです。肉が薄ければ、圧力が低くてもジワッと血液が染みて全身に届くのですが、肉が厚いと、より高い圧力をかけなければ、肉の端まで血液が届きません。これと同じで、やせている人よりも、太っている人の方が高血圧になりやすい」(執行)

 

体形以外の要素としては、やはり食事の影響が大きいとのこと。

 

「食事、とくに塩分量の影響が大きいです。たとえば以前勤めていた病院の患者さんで、ラーメンの記事を書いているライターさんがいたのですが、この方は痩せててスタイリッシュな体形にもかかわらず高血圧だったんですね。仕事柄、年中ずっとラーメンを食べるわけです。そうすると、どうしても塩分摂取量が増えてしまい、血圧が上がりやすくなってしまう」(執行)

 

なお、塩分ほどではないものの、運動や睡眠などの影響もあるそうです。睡眠時間が長すぎてもよくないというデータはあるものの、一般的には8時間前後しっかり眠れているのが理想。ただし、いくら睡眠時間が十分でも、睡眠時無呼吸症候群の方だと、血圧が上がりやすい傾向があるとのことでした。

 

塩分を控えた食事と、適度な運動、質のいい睡眠が、高血圧予防に重要なポイントといえそうです。

↑自身も血圧測定を習慣にしているという執行先生。「加齢により血圧が上がっていくのは仕方ないことだが、しっかり状態を把握しておくのが大事」とのこと

 

高血圧のリスクや原因、予防のポイントが分かっていても、「具体的な影響が漠然としすぎていて、いまいち何を怖がっているのかわかりにくい」という人もいるのではないでしょうか。とくに中高年のビジネスパーソンにとって、実際にどういった問題が起こりやすいのかをうかがいました。

 

「実は、血圧が高くなると元気が出て、仕事もバリバリできたりします。その瞬間だけならいい影響もありますが、高血圧が続くと少しずつ動脈硬化が進行していき、ある日、突然血管が詰まったりする。その結果、脳梗塞や心筋梗塞などが起こってしまうわけです。男性だと50代前半から、女性だと50代後半から増えていくことが多いです。

 

高血圧が続くと血管が痛み、動脈硬化が進行。血管が硬くなると、圧をかけないと血液が廻らなくなるため、血圧が上昇。血圧が上がると血管が痛んで動脈硬化がさらに進行する……という悪循環に陥ってしまいます」(執行)

 

一般的な社会人が50代になると、重要なポストを任されている場合もしばしばあるため、周囲への影響も小さくありません。仕事であればプロジェクトが止まってしまいますし、家庭であれば収入減、治療費や看護などの負担が増えるといった影響があるでしょう。

 

こういった問題を避けるには、普段から高血圧予防を心掛け、そもそも高血圧になりにくい生活をするというのが大切です。しかし、いくら頑張ったところで、加齢による影響は避けられません。ではどうすればいいのでしょうか。ここで重要となるのが、日常的に血圧を測っておくことだと、執行先生は言います。

 

「加齢で血圧が上がっていくのは仕方がないことです。しかし、日常的に血圧を測っていれば、危険水準に近づいていることにいち早く気づけます。このとき、じゃあ体重を絞ろうとか、塩分をもっと控えようとか、自分でコントロールしやすくなるわけですね。また、早めに病院で受診できれば、血管がまだ痛みきっていない状態で治療を開始できます。予防や治療の観点からも、まずは血圧を把握しておくというのが大切です」(執行)

 

 

これまでの血圧計とウェアラブル血圧計はどう違う?

↑「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」では、一日に複数回の血圧測定を行いつつ、その履歴を簡単に確認可能

 

血圧を測るだけが目的であれば、一般的な上腕式や手首式の血圧計が利用できます。では、常に身に着けていられるウェアラブル血圧計だからこそのメリットはどこにあるのでしょうか。

 

これを知るため、まずは、普段患者さんに勧めている血圧の測定方法がどういったものか、どんな問題があるのかをうかがいました。

 

「血圧は日々の変動を把握することが大切なので、朝の食事前と寝る直前の1日2回、それぞれ2回測定した平均を記録してもらうのが基本です。でも、当然皆さん忙しいですし、測るのを忘れてしまいがち。しかも完璧を求めると、完璧にできないとわかった瞬間、やらなくなってしまう可能性が高くなります。つまり、1回でも測り忘れたら、それ以降まったく測らなくなってしまうという問題があるんです。ですので、ふだんは『朝だけでもいいよ』『2回平均ではなく1回だけでもいいよ』などと患者さんに伝えて、可能な限り毎日データが残るようお願いしています」(執行)

 

「また、血圧の測り方でよく聞かれるのが、『連続して2回、3回と測っても、測るごとにまったく違う数値が出る。どれが正しいのかわからない』ということ。血圧計で測れるのは、あくまでその瞬間だけ。そのため、3回測って3回とも違った数値になっても、どれが間違いといったことはないんです。血圧で大切なのは毎回の変動ではなく、長期間での変化を把握することですから、記録を残していくことが大切なんですね」(執行)

 

血圧計の使い方は、腕や手首に装着して、測定ボタンを押すだけと簡単です。しかし、血圧計が置いてある場所まで移動して装着し、リラックスしてから測定して数値をノートなどに記録する……という作業は、とくに朝の忙しい時間だと難しいという人も多いと思います。

↑実際に血圧を計測する執行先生。「計測のための姿勢を取る必要はあるものの、手間はそれぐらいなので非常に使いやすい」とのこと

 

ウェアラブル血圧計なら、最初から腕に装着されているため、わざわざ機器を取りに行き、装着する手間がありません。また、血圧のデータも自動で記録されますから、やることといえば測定ボタンを押すだけ。このハードルの低さに加え、「1日の異なる時間帯に何度も測れる」といった点もウェアラブル血圧計のいいところだと執行先生は指摘します。

 

「朝晩2回の測定だけだと、その間の血圧変動は問診などから予想するしかありません。これに対し1日の変動がわかると、血圧を下げる薬を飲んでもうまく効いてない時間帯、下がり過ぎている時間帯などを確認できるようになります。これが把握できれば、薬の種類を変えたり、飲む時間や量を患者さんごとに合わせられるので、大きな血圧変動の波を抑えられます。つまり、血管へのダメージが抑えられるわけです」(執行)

 

すでに、1日の血圧を15~30分ごとに自動で測る検査として、「24時間自由行動下血圧測定(ABPM)」というものがあります。一方でこの検査では、上腕にカフ、腰にデータを記録する測定器の装着が必要となるのがネック。身に着ける機器として大きいですし、活動のジャマになってしまいがち。お風呂に入るのも難しいですし、着脱も一人では苦労します。

 

医療機器とまったく同じ機能とは言えませんが、HUAWEI WATCH D2は「自動血圧モニタリング機能」を搭載。定期的に血圧を自動測定し、1日の血圧変動をチェックできる上、装着する機器はHUAWEI WATCH D2だけです。

 

「患者さん自身が血圧の変動を把握できていれば、この時間帯で血圧が高くなる、といった相談を医者にできるようになります。そうなれば、予想ではなく、より確実なデータに基づいた1つ上のレベルの治療ができるようになるでしょう」(執行)

 

医師の目から見て、ウェアラブル血圧計はどれほど効果的なのか

↑「上腕式の血圧計と比べても、精度はそこまで大きく変わらないと感じた」という執行先生

 

「普段使っている上腕式の血圧計と同時に測る、というのを1週間くらい続けてみたのですが、大きく差が開いても10mmHgくらいで、ほとんどの場合一桁くらいしか変わりませんでした。手首式ということもあって、もっとずれが大きくバラツキがあるものだと思っていたのですが、この結果には驚きました」(執行)

 

HUAWEI WATCH D2には血圧測定だけでなく、心拍数計測機能も搭載されています(編注:あくまで健康管理機能であり、医療目的では使用できません)。心拍数は運動強度の目安になったりもしますが、健康管理上でも役立つことはあるのでしょうか。この点をうかがうと、不整脈の早期発見に役立つことがあるとのことでした。

 

「普段なら70くらいの心拍数の人が、急に120以上に上がると、不整脈が起こった可能性が高くなります。運動や緊張でも心拍数は上がりますが、この場合は徐々に心拍数が上がっていきます。これに対し不整脈は、いきなり急激に心拍数が上がるという特徴があるからです」(執行)

 

最後に、執行先生にどんな人に「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」を使ってほしいかと尋ねたところ、「血圧検査で引っかかった人にはぜひ使って欲しい」という答えが返ってきました。

 

「すでに血圧計を買って測っているという人は、高血圧だという現実を受け入れ、これから医者と一緒に治療していくんだと覚悟を決めた人なんですね。その手前、検診で血圧が高めだから気を付けましょうと言われたくらいの人は、ほとんどが血圧計を買って測ったりしませんし、治療も受けません。翌年の検診まで、とりあえず塩分を控えようとか、軽い運動を続けようという目標を立てるくらいです」(執行)

 

ただし、これだと続いたとしても3か月くらいで、1か月以内にほとんどの人が脱落してしまうとのこと。手元に血圧計がないので効果もわかりませんし、仕方がない部分もあるでしょう。

 

しかし、HUAWEI WATCH D2ならスマートウォッチとして日常で使えるという強みがあります。その中の1つの機能として血圧計があると考えれば、単機能の血圧計を買うよりもハードルが下がるわけです。

 

「繰り返しになりますが、自分のだいたいの血圧を把握しておくのは、特に中高年世代にとっては非常に大事なことです。日頃からしっかり血圧を計測しておけば、早めに動脈硬化進行のサインが発見できますし、その後の治療も早く始められます。多くの人に、日常での血圧計測を習慣づけてみてほしいですね」(執行)

 

健康に不安を覚えはじめる40代から使いたい

 

インタビューを通し、高血圧のリスクと健康への影響を知れば知るほど、運動、睡眠、そして血圧のチェックが重要だということを痛感します。

 

中高齢の健康管理の一助となる「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」ですが、測定したデータはウォッチ上で確認できるほか、スマホアプリの「HUAWEI Health」を使うと、家族や友人などとデータを共有することも可能です。例えば、血圧や心拍数が急激に高くなったときのアラートを家族のスマホに出せるようにしておけば、体調の急激な変化……たとえば、意識を失って倒れたといったようなことをいち早く知ることができます。

 

健康が気になるビジネスパーソンはもちろんですが、高齢の親世代へのプレゼントなど、普段の健康管理や見守り用としても活躍してくれそうです。

 

【HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計 販売情報】

12月6日より、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて先行して予約販売を開始。

早割にて先着にて16%~20%OFFでお得に購入可能です。

実機は下記店舗にて展示しております。ぜひご体験ください。

 

■SHIBUYA TSUTAYA

東京都渋谷区宇田川町21-6 4階 SHARE LOUNGE内

■蔦屋家電+

東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット

■b8ta Tokyo – Yurakucho

東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階

■b8ta Tokyo – Shibuya

東京都渋谷区渋谷1丁目14番11号 小林ビル1階

■b8ta Osaka – Hankyu Umeda

大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店 8階

 

▼医師など健康と血圧の専門家の声を集めた特設ページはこちら▼

https://consumer.huawei.com/jp/community/healthforward/cardiovascular/?utm_medium=press_release&utm_source=Getnavi

 

撮影/高原マサキ

 

シャオミから5000円台で健康も睡眠もバッチリ管理できそうな「Xiaomi Smart Band 9」

シャオミ・ジャパンは、人気ウェアラブルシリーズの最新モデル「Xiaomi Smart Band 9」を8月14日に発売します。市場想定価格は5480円(税込)です。

記事のポイント

リーズナブルながらスペックはいい、いわゆるコスパの高い製品を投入し続けるシャオミですが、Xiaomi Smart Band 9もコスパに優れるモデル。5000円台でスポーツから睡眠まで健康管理できそうで、初めてのスマートウォッチとして選択肢に入る製品でしょう。

Xiaomi Smart Band 9は、カラフルなデザインで高級感のある質感、大容量バッテリーによる長時間駆動、最大輝度の向上による見やすさなど、基本スペックが全面的に進化したモデルです。

 

小型でありながら高性能センサーを搭載し、ヘルスケア機能のモニタリング性能が前モデル以上にアップデートされています。睡眠状況をリアルタイムに記録して、分析レポートの出力が可能で、より良い睡眠のためのガイド機能なども追加されました。

 

また、クイックリリース構造によるアクセサリーの付け替えが簡単になったほか、リニアバイブレーションモーターがもたらす機敏な通知バイブレーションでさらに使い勝手が向上しました。

 

カラバリはミッドナイトブラック、グレイシャーシルバー、アークティックブルー、ミスティックローズの4色展開で、マット質感のメタルフレームによる高級感のあるデザインを採用。さらに、Xiaomi Smart Band 9の発売と同時に、レザーストラップ、キューバンチェーンストラップ、アシンメトリーメタルストラップ、スマートバンドペンダント、ランニングクリップなど、ユーザーの使用シーンに合わせて、多彩なアクセサリーも用意されています。

 

低消費電力センサーと大容量バッテリーを搭載したXiaomi Smart Band 9は、標準使用で最大21日間の駆動時間を実現。また、最大輝度1200nitの明るいディスプレイを搭載し、屋外でも見やすく、高精度の環境光センサーによりディスプレイの明るさも自動的に調整されます。

 

ヘルスケアでは1日の心拍数、血中酸素濃度レベル、ストレスをモニタリングし、異常を検知するとアラートで通知。そのほか、女性の健康管理に重要な月経周期の記録や予測にも対応します。150以上のスポーツモードも搭載しています。

 

運動した後の最大酸素摂取量、回復時間、トレーニングパフォーマンス、トレーニングレベルなどを高度なアルゴリズムでサポート。さらにランニング機能では、ウォーキングから強度高めな有酸素運動まで、10種類のランニングモードをサポートします。加えて、装着が簡単になった新たなXiaomi ランニングクリップを使用することでケイデンスやストライドなど、13種類のデータをトラッキングし、Mi Fitnessアプリで確認することができます。

 

睡眠においては高精度のセンサーにより、睡眠のステージをより正確に把握することができます。睡眠中の心拍数や血中酸素濃度レベルの情報も詳細に見ることができ、長期間の睡眠サイクルを記録。Mi Fitnessアプリでの睡眠サイクルデータを参考にして、自分の睡眠習慣やパターンをより良く理解するのに役立ちます。

 

 

商品名:Xiaomi Smart Band 9

市場想定価格 :5480円(税込)

フラッグシップスマートウォッチ「Google Pixel Watch 3」が登場、健康管理とランニング機能が強化

Googleのフラッグシップスマートウォッチの最新作「Google Pixel Watch 3」の予約販売が開始。新しい45mmモデルを含む2つのサイズがそろい、充実したフィットネスとリカバリー機能などを実現しています。

 

 

ラインアップは41mmモデルおよび45mmモデル。どちらの文字盤も、ピーク輝度が2000ニトと前モデルの2倍の明るさを実現した、新しい「Actuaディスプレイ」を搭載しています。これにより晴れた日の屋外でも画面を確認することができます。また60Hzから1Hzまでリフレッシュレートが可変するため電力効率が向上し、応答性も向上。映画館などの暗い環境では、目立たないように自動的にディスプレイの明るさが調整されます。

 

本体はベゼルが小さくなり、Actuaディスプレイのサイズが大型化しています。45mmモデルの画面は「Google Pixel Watch 2」より40% 、41mmモデルは10%大きくなりました。

 

ディスプレイは常時表示にも対応し、加えて1日中使えるバッテリー駆動時間を実現。新しく改良された「バッテリー セーバー モード」により、健康とフィットネスの記録機能や安全機能に影響を与えることなく、両方のサイズでバッテリー駆動時間が最大36時間となっています。

 

さらに、45mmモデルには従来よりも35%大きなバッテリーが搭載されたほか、41mmモデルでは充電が20%速くなり、充電時間が最大15分短縮されます。

 

またGoogle Pixel Watch 3は「今日のエナジー」「有酸素運動負荷」「目標負荷」の3つの新しいツールを導入。

 

今日のエナジーは、これまで以上に身体の回復状態に連動し、改良されたアルゴリズムが安静時心拍数、心拍変動(HRV)、最近の睡眠など、身体の主要な回復生体指標を追跡、分析します。これにより、毎日のトレーニングに取り組むための身体の準備がどの程度整っているかを、より包括的に把握することができます。

 

有酸素運動負荷は、1日を通して有酸素運動中に心臓がどの程度激しく働いているかを記録。また、時間の経過に伴う傾向を記録してトレーニングの過不足、フィットネスの維持または向上を把握するのにも役立ちます。

 

目標負荷は、毎朝届くパーソナライズされた目標値。この機能は最近の有酸素運動負荷と今日のエナジースコアを考慮してすべてを結び付け、回復のバランスを取りながらフィットネス向上に向けたガイドを提供します。

 

Google Pixel Watch 3には、ランナー向けの新しい機能も搭載。ランニング中は触覚フィードバックと音声ガイダンスにより、ペースが遅れているときや、心拍数の目標値を超えているときなど、インターバルを変更するタイミングなどを把握できます。このリアルタイムガイダンスは、継続的なサンプリング、機械学習による心拍数トラッキングによって提供されるとのこと。

 

ランニング後には、フォームの分析もサポート。新しい高度なモーションセンシングと機械学習を組み合わせ、歩行のリズム、歩幅と高さ、地面との接触時間を総合的に分析するフォーム 記録を強化したといいます。Fitbitアプリの新しいランニングダッシュボードでは、時間の経過とともにペース、フォーム、走行距離がどのように改善されているかを確認できます。

 

Google Pixel Watch 3ではGoogleとPixelシリーズ間で連携も可能。たとえば、リモコンが見つからないときに、Google Pixel Watch 3がリモコンとして機能し、「Google TV Streamer」に接続されたスマートデバイスの一時停止、音量調節、チャンネル変更などができます。トレーニング中に玄関のドアベルに応答しなければならない場合、ライブカメラフィードを開いて、玄関先への置き配をお願いすることも可能です。

 

またGoogle Pixel Watch 3に搭載された新しいPixelレコーダー アプリを使えば、外出先で音声メモを取り、検索して書き起こし、スマホのPixelに自動同期させることができます。

 

カラバリは41mmモデルには、クラシックなマットブラックのObsidian、ポリッシュシルバーのPorcelain、シャンパンゴールドのHazelのほか、新色のRose Quartzを用意。45mmモデルにはObsidianとPorcelainに加え、新色のマットなHazel AluminumケースとマッチするHazelバンドが登場します。

 

ウォッチは、シーンに合わせて、レザーバンド、メタルバンド、ウーブンバンドなど、さまざまな色とプレミアム素材のバンドでスタイリングが可能。

 

Google ストア 販売価格(税込)

41mmのBluetooth/Wi-Fiモデル:5万2800円
41mmのLTEモデル:6万9800円
45mmのBluetooth/Wi-Fiモデル:5万9800円
45mmのLTEモデル:7万6800円

サムスンからタフに使い倒せるハイエンドな「Galaxy Watch Ultra」と相棒感強い「Galaxy Watch7」が登場

サムスン電子は、「FeliCa」に対応したうえに健康的な毎日のモチベーションとパフォーマンスを上げるとうたう、最新スマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra (LTE)」および「Galaxy Watch7 (LTE/Bluetooth)」を発表しました。両製品とも、Samsung オンラインショップ、Galaxy Harajukuなどのショーケースほか、主要ECサイトなどで7月17日から予約受付を開始します。販売開始時期はそれぞれ、Galaxy Watch Ultraが7月下旬以降、Galaxy Watch7は7月31日です。価格は以下のとおり。

 

Galaxy Watch Ultra:12万6940円

Galaxy Watch7<Bluetooth モデル> 44mm:6万2700円/40mm:5万7200円

Galaxy Watch7<LTE モデル> 44mm:7万9640円/40mm:7万3150円

※すべて税込
↑Galaxy Watch Ultra

 

記事のポイント
2024年から登場したGalaxy AIがスマートウォッチにも搭載されました。総合的に体の状態に関する主な指標を解析し、毎日のスコアを提供するそうで、まずは健康状態の管理にAIが使われます。ゆくゆくはスマホで対応しているような、通訳などに対応するとより使い勝手が上がりそうです。

 

シリーズで最も高性能なGalaxy Watch Ultra

「Galaxy Watch」シリーズにおいて最新かつ最も高性能な端末である本製品は、Galaxy Watch7の高度なヘルスモニタリング機能と強力なハードウェアを土台としつつ、新しいバイオアクティブセンサーがユーザーをしっかり追跡するこで、ワンランク上の成果を目指せる1本としています。

 

「マルチスポーツタイル」なら、水泳から自転車、ランニングまで、トライアスロン向けのマルチコースワークアウトをトラッキング。サイクリングにおいてはパワーメーターに接続することで、AIが 「Functional Threshold Power」(FTP)を測定し、最大限の力を引き出せるためにパーソナライズされたプロ並みの指標を提供してくれます。また、「パーソナライズされた心拍数ゾーン」機能も備え、自分の心肺能力に合わせた最適な強度のワークアウトを実現します。

 

ケースサイズは47mm、重量は約60.5g。また素材には航空宇宙産業グレードのチタニウム素材を採用しています。最高55度の温度耐性、9000mの高度耐性、10ATMの防水耐性を備えたタフなモデルとなっています。

 

日々のウェルネスをサポートするGalaxy Watch7

自分の健康について幅広く理解できるよう設計されたという本製品は、100種類以上のワークアウトを正確に記録し、高度なバイオアクティブセンサーで心拍数やエクササイズ、睡眠をトラッキング。さらに、Galaxy AIがエナジースコアやウェルネスのヒントなどを提供してくれるので、健康的な毎日を送るためのモチベーション維持に役立ってくれる一本です。

↑Galaxy Watch7<Bluetooth モデル>

 

Galaxy Watch UltraとGalaxy Watch7はともに、終末糖化産物(AGEs)を手首からトラッキングすることができる「AGEs 指数」が初搭載されました。AGEsは、食事とライフスタイルから強い影響を受け、代謝の状態を示す指標となるそうです。

 

さらに両モデルとも「FeliCa」に対応。対応サービスについては順次拡大予定としています。

 

各モデルのスペック

 

サムスンからタフに使い倒せるハイエンドな「Galaxy Watch Ultra」と相棒感強い「Galaxy Watch7」が登場

サムスン電子は、「FeliCa」に対応したうえに健康的な毎日のモチベーションとパフォーマンスを上げるとうたう、最新スマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra (LTE)」および「Galaxy Watch7 (LTE/Bluetooth)」を発表しました。両製品とも、Samsung オンラインショップ、Galaxy Harajukuなどのショーケースほか、主要ECサイトなどで7月17日から予約受付を開始します。販売開始時期はそれぞれ、Galaxy Watch Ultraが7月下旬以降、Galaxy Watch7は7月31日です。価格は以下のとおり。

 

Galaxy Watch Ultra:12万6940円

Galaxy Watch7<Bluetooth モデル> 44mm:6万2700円/40mm:5万7200円

Galaxy Watch7<LTE モデル> 44mm:7万9640円/40mm:7万3150円

※すべて税込
↑Galaxy Watch Ultra

 

記事のポイント
2024年から登場したGalaxy AIがスマートウォッチにも搭載されました。総合的に体の状態に関する主な指標を解析し、毎日のスコアを提供するそうで、まずは健康状態の管理にAIが使われます。ゆくゆくはスマホで対応しているような、通訳などに対応するとより使い勝手が上がりそうです。

 

シリーズで最も高性能なGalaxy Watch Ultra

「Galaxy Watch」シリーズにおいて最新かつ最も高性能な端末である本製品は、Galaxy Watch7の高度なヘルスモニタリング機能と強力なハードウェアを土台としつつ、新しいバイオアクティブセンサーがユーザーをしっかり追跡するこで、ワンランク上の成果を目指せる1本としています。

 

「マルチスポーツタイル」なら、水泳から自転車、ランニングまで、トライアスロン向けのマルチコースワークアウトをトラッキング。サイクリングにおいてはパワーメーターに接続することで、AIが 「Functional Threshold Power」(FTP)を測定し、最大限の力を引き出せるためにパーソナライズされたプロ並みの指標を提供してくれます。また、「パーソナライズされた心拍数ゾーン」機能も備え、自分の心肺能力に合わせた最適な強度のワークアウトを実現します。

 

ケースサイズは47mm、重量は約60.5g。また素材には航空宇宙産業グレードのチタニウム素材を採用しています。最高55度の温度耐性、9000mの高度耐性、10ATMの防水耐性を備えたタフなモデルとなっています。

 

日々のウェルネスをサポートするGalaxy Watch7

自分の健康について幅広く理解できるよう設計されたという本製品は、100種類以上のワークアウトを正確に記録し、高度なバイオアクティブセンサーで心拍数やエクササイズ、睡眠をトラッキング。さらに、Galaxy AIがエナジースコアやウェルネスのヒントなどを提供してくれるので、健康的な毎日を送るためのモチベーション維持に役立ってくれる一本です。

↑Galaxy Watch7<Bluetooth モデル>

 

Galaxy Watch UltraとGalaxy Watch7はともに、終末糖化産物(AGEs)を手首からトラッキングすることができる「AGEs 指数」が初搭載されました。AGEsは、食事とライフスタイルから強い影響を受け、代謝の状態を示す指標となるそうです。

 

さらに両モデルとも「FeliCa」に対応。対応サービスについては順次拡大予定としています。

 

各モデルのスペック

 

サムスンの最新アイテムがおトクに! 「Galaxy Tab S9」シリーズや「Galaxy Watch6」シリーズがプライムデーセールに登場

サムスン電子ジャパンは、Amazonで7月11日0時から7月15日23時59分に開催される「Amazon プライムデー先行セール」と、7月16日0時から7月17日23時59分に開催される「Amazon プライムデー」にて、Galaxy対象製品をセール価格で販売します。

 

対象製品は、Amazon.co.jp内「Samsung Galaxy Store」(Galaxyのストア)で発売中の「Galaxy Tab S9シリーズ」をはじめとしたタブレット製品と、「Galaxy Watch6シリーズ」などのウェアラブル製品。割引率や値引き後の金額は、セール実施中に同サイトの各製品販売ページをご確認ください。

↑Galaxy Tab S9 Ultra/Galaxy Tab S9+/Galaxy Tab S9

 

タブレット製品は、フラグシップタブレットの「Galaxy Tab S9 Ultra」(約14.6インチ)、「Galaxy Tab S9+」(約12.4インチ)、「Galaxy Tab S9」(約11インチ)や、最新ペンつきタブレット「Galaxy Tab S9 FE」(約10.9インチ)、Galaxy Tab Aシリーズ最大サイズの「Galaxy Tab A9+」(約11.0インチ)が対象。

↑Galaxy Tab S9 FE

 

ウェアラブル製品は、スマートウォッチ「Galaxy Watch6」(40mm)、「Galaxy Watch6 Classic」(47mm)(43mm)が対象です。

↑Galaxy Watch6

2万円台でカロリー管理もできるファーウェイ新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」

ファーウェイ・ジャパンは、新型スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」を5月22日から発売します。本モデルは5種類のカラーバリエーションを展開し、フルオロエラストマーベルトのブラック、ピンク、ホワイトは市場想定価格2万3980円(税込)、ナイロンベルトのグレーとEC限定のレザーベルトのホワイトは2万5080円(税込)で販売します。

 

HUAWEI WATCH FIT 3は、大画面と多機能性を兼ね備えたとうたう最新モデルです。約1.82インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、画面占有率が77.4%に向上。最大輝度約1500ニトで、屋外の強い光の下でも視認性が高く、輝度の自動調整機能にも対応しています。大画面化は実現しつつも、本体の薄さは約9.9mm、重さ約26g(ベルト含まず)と薄型軽量で、長時間装着しやすくなっています。

 

本体には新たにクラウンが追加され、物理ボタンが増えたことで操作性が向上しています。

 

健康管理機能では、ファーウェイ独自のボディメイカーアプリを搭載し、カロリー管理がより簡単になったとのこと。摂取カロリーと消費カロリーのバランスを常に確認でき、健康的な体型を目指せるとしています。さらに、睡眠モニタリング機能も強化され、独自アルゴリズム「HUAWEI TruSleep 4.0」により、入眠と覚醒の識別精度が向上したといいます。睡眠時の心拍数、血中酸素レベル、呼吸数などのデータも追加され、詳細な睡眠分析が可能となっています。

 

フィットネスにおいては、約160種類以上のフィットネスプログラムを利用でき、音声付きウォームアップ動画も収録されています。100種類以上のワークアウトモードに対応し、特にランニングでは5つの衛星測位方式に対応する高精度なGPSを搭載。トラックランニングモードも新たに追加され、競技場での精確なペースや距離の測定が可能となりました。

 

バッテリーは通常使用で約10日間持続。加えてBluetooth通話、メッセージ通知、音楽再生コントロール、リモートシャッター機能などのアシスタント機能を備えています。

夏本番!を迎える前に体を絞ろう、まずは「HUAWEI WATCH FIT 3」を着けてから

提供:ファーウェイ・ジャパン株式会社

今年ももうすぐ夏がやってきますね。年々暑さが厳しくなってくる日本の夏ですが、やはり旅行やスポーツなどのアクティビティに行きたくなるのはこの季節から。アウトドアの計画を立てている人もいるのでは?

 

一方で、薄着になることで体のシルエットがあらわになるのを気にしてしまうのも、この季節のあるある。「夏本番が始まる前に体を絞りたい……」と考えている人もいることでしょう。ですが、運動や筋トレはモチベーションが続かないのも事実……。

 

運動はしたい、でもモチベーションややる気が続かない。そんなときこそ便利なガジェットの出番です。なかでもHUAWEI(ファーウェイ)の新しいスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」は、スタイリッシュな見た目と機能性のおかげで、モチベーションを継続させる仕組みがたっぷり詰まっているんです。

 

 

よりスタイリッシュに進化した最新モデル

↑「HUAWEI WATCH FIT 3」ホワイト(フルオロエラストマーベルト)。市場想定価格 2万3980円(税込)

 

モチベーションが続くかも大事ですが、毎日身に着けるものなので気になるのは見た目。HUAWEI WATCH FIT 3で、まず目を引いたのが赤色のクラウン(リューズ)です。ラインナップにはブラック、ピンク、ホワイト、グレー(ナイロン)、ホワイト(レザー、EC限定)の5カラーが用意されています。カラバリごとにケースとクラウンのカラーリングが調整されており、ムーンホワイトはクラウンが赤色ですが、ブラックはケースもクラウンもブラックで統一されています。アクセントとして魅せたいか、あるいは自然なコーディネートとして魅せたいか、ユーザーのファッションに応じた選び方ができるのは面白い要素ですね。

【カラーラインナップ】

 

↑クラウンの操作性はとっても滑らか。振動フィードバックも心地良く、特に用事もないのについクラウンに触りたくなります

 

画面サイズは1.82インチで、HUAWEI WATCHシリーズでは初となるHybrid OLED(有機EL)ディスプレイを採用。347ppiという非常に高い解像度も相まって、小さな文字もくっきりと読み取れました。最大画面輝度は約1500ニトで、真っ昼間の晴天化でも視認性は充分。

↑画面のベゼルは、前モデルFit 2と比較して画面の上下で約15%、左右で約20%狭くなっています

 

ケースの厚みは約9.9mm。腕時計の厚みは10mmを下回ると薄型と呼ばれる部類に入りますが、スマートウォッチはおおむね10mm台が一般的です。そのなかでギリギリ10mmを下回っているのはかなり薄型と呼べる部類でしょう。

↑薄型だと服の袖にも引っかかりにくいし、運動時にも負担になりません。着けっぱなしを前提としているスマートウォッチにおいて、装着ストレスが少ないことは大いなるメリットです

 

健康管理のための便利な機能

また、2023年10月に発売された「HUAWEI WATCH GT 4」で追加された新アプリ「ボディメイカー」にも対応しています。消費カロリーと摂取カロリーをグラフィカルに表示してくれる機能で、ダイエットを心がけている人の強い味方となる機能です。今回のHUAWEI WATCH FIT 3に合わせて、摂取カロリーの入力が項目を選ぶだけで完了でき、より使いやすく進化しました。

 

摂取カロリーについてはスマホアプリ「HUAWEI ヘルスケア」に入力する必要があります。朝食、昼食、夕食、間食と、その日そのとき食べたものをキーワードで検索して、該当する食品を登録すればOK。消費カロリーはスマートウォッチを装着しているだけで自動計算されます。「摂取カロリーのわりに運動量が少ないな」と数値で理解できれば、ウォーキングや運動のモチベーションにつながりますね。

↑リアルタイムの総摂取カロリーや総消費カロリー、消費カロリーを一目で把握

 

そして、忘れてはいけないのが睡眠モニタリング機能。分析アルゴリズムは「HUAWEI TruSleep 4.0」へとバージョンアップし、より精度の高い睡眠ログが取れるようになりました。データ項目にも「呼吸数・心拍数・血中酸素の範囲」と「昼寝の測定」が新しく追加され、健康管理のために必要な情報をより詳細に知ることができます。

 

コンパクトで薄型のHUAWEI WATCH FIT 3なら、睡眠時に着けていても違和感なし。休息は運動と同じくらい大事とも言いますし、自分がどれだけ休めているのかを知るのは良い習慣になるはずです。

↑深い睡眠/浅い睡眠/レム睡眠といった睡眠段階をグラフで表示してくれます

 

運動についてもHUAWEI WATCH FIT 3は100種類を超えるワークアウトの計測に対応。GPS搭載だからランニングのコースも記録できますし、前モデルから新たにサッカー、バスケ、パデル、eスポーツ、運動場ランニングにも対応しました。

 

 

GetNavi web編集部員が⼀週間使ってみた

では体を絞るモチベーションは続くのでしょうか。このパートでは、GetNavi web編集部員・野田がHUAWEI WATCH FIT 3を使ってみて、カロリー管理機能やワークアウト、睡眠管理機能の感想を述べてもらいました。

 

◾カロリー管理機能

「ボディメイカーは摂取した食品のカロリーが記録できるので、昼食ではこれだけ摂取したから今日は間食を控えようなど、1日の食事量目安も立てやすくなります。または1日のカロリーバランスを見ながら、ウォーキングなど体を動かそうという気持ちにもなり、より健康的に目標の体型に近づくことができます。自身でカロリー算出する面倒な手間も省けるため、体型管理に集中できますね」(野田)

↑私の場合、1日の摂取カロリー目標数値が1917kcalと出ました。写真の場合、総消費量1091kcalに対して総摂取量463kcalで、不足カロリーが628kcal。もっと食べないといけませんね

 

「また、食べたものの栄養バランスを視覚的に確認できる点にも注目。脂肪が多い、タンパク質が足りていない、といった状況が一目でわかります。今まで自由気ままに食べたいものを食べていましたが、スーパーやコンビニで食品を選ぶとき『炭水化物が多かったから、もう少しタンパク質を摂取しよう』などと、意識が改善されました」(野田)

↑とある1日のカロリー記録。炭水化物と脂肪が多めなので、次の日は鶏のささみや納豆など、タンパク質が多めの食事を摂取しようと意識しました

 

◾ワークアウト

「今回は屋外ランニングを選択しました。まずはケガの予防のため、ランニング前の準備体操。HUAWEI WATCH FIT 3は推奨ストレッチを案内してくれるので、アニメーションガイドに従ってストレッチします。日本語音声で丁寧な解説もしてくれるのはビックリしました。写真は『ダイナミックグルートストレッチ』をしているときです」(野田)

↑ランニング前の準備運動は10パターンあり、合計6分。開始の合図と終了の合図を、振動で知らせてくれるのでわかりやすかったです

 

「準備体操を終えた後、ランニングスタート! HUAWEI WATCH FIT 3は軽量なので腕の振りや動作の妨げにならないので、装着していても気になりません。それと、視認性の高いディスプレイのおかげで日中の明るい屋外や日が落ちた暗い環境でも、ランニング中のデータをはっきりと確認できました。また、心拍数が一目でわかるディスプレイなので、心拍数から自身の状態やコンディションを把握することもできます。コンディションが悪く体力を温存したい場合は心拍数とスピードを抑えるなど、運動の内容をコントロールできます」(野田)

↑1kmごとに記録を音声で読み上げ、情報を提供してくれます(自身で音声設定は調整可能)。一人で走っていても、トレーナーと一緒に走っているように感じるから運動が続き、モチベーションが保てます

 

「ランニング終了後は、整理体操もコーチしてくれます。ランニングやウォーキングなど毎日の運動を記録しつつ体重の変化もわかれば、ダイエットやトレーニングのモチベーションアップにもつながりますよね」(野田)

 

◾睡眠モニタリング

「睡眠の質を100点満点で採点する睡眠モニタリング機能。睡眠状況がわかるだけでなく、スコアを改善するために必要な睡眠時間や、睡眠を改善する自分に合わせたアドバイスをしてくれました。深い睡眠/浅い睡眠/レム睡眠といった睡眠段階や仮眠も計測。睡眠を知ることで、自分の健康状態をより深く理解できます」(野田)

↑とある1日の睡眠評価。83点と、睡眠の質はなかなか良好という評価でした

 

運動を「続けたくなる」ギミックが盛りだくさん

薄型の本体は装着感も軽やか。なおかつ美しいデザインは装着していてもテンションが上がるものがあり、ファッションとしても楽しめます。画面も大きく見やすいため、運動中でも手首からさまざまな情報にアクセスが可能です。バッテリーは通常使用で最長10日間とかなりタフネス。

 

HUAWEI WATCH FIT 3は5月22日発売予定で、価格は2万3980円〜2万5080円(税込)。正直、これだけの使いやすさとデザインに対してリーズナブルなお値段だなと感じます。AndroidやiOSにも対応しているので、HUAWEIユーザーでなくとも利用可能ですよ。

↑「HUAWEI WATCH FIT 3」グレーナイロンストラップ。市場想定価格 2万5080円(税込)

 

たるんでしまった体型は、すぐには戻りません。健康的に体を引き締めつつ体重を減らすには、長期的な視点で食生活や運動習慣、そして睡眠の質を変えることが重要です。HUAWEI WATCH FIT 3を相棒にして、夏向けのカラダを作っていきませんか?

 

撮影/湯浅立志

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

サムスン、スマートウォッチ「Galaxy Watch FE」を準備中? Apple Watch SEより安くなるかも

サムスンが折りたたみスマホの廉価版「Galaxy Z Fold FE」や「Galaxy Z Flip FE」等を発売すると噂されているなか、スマートウォッチのお手ごろ価格モデル「Galaxy Watch FE」も準備中との噂が報じられています。

↑果たして“FE”は登場するのか

 

Android製品情報に詳しいAndroid Headlinesは、IMEI(国際移動体装置識別番号)」データベースにて「Galaxy Watch FE」なる製品を発見。これは米国と韓国を含む全世界で発売予定ながらも「SM-R866」という型番以外は不明です。

 

もっとも、数か月前にはGalaxy Watch4(2021年)を再発売するとの噂もあり、それと同じ製品の可能性もあります。

 

今年(2024年)、サムスンは次期「Galaxy Watch7」に3つのバリエーションを準備中と予想されています。まず標準モデルの「Galaxy Watch7」、そして「Galaxy Watch Classic」、最後に大容量バッテリーを搭載した「Galaxy Watch7 Pro」というラインアップです。

 

そこに低価格の「FE」モデルも加われば、アップルのApple Watchとかなり近い構成となります。現在、アップルはApple Watch Series 9やApple Watch Ultra 2とともに、お手ごろ価格のApple Watch SEを販売中です。

 

とはいえ、現行モデルGalaxy Watch6の米国価格は299ドル~、Apple Watch SEより50ドル高いだけです。もしかすると、199ドル程度の思い切った低価格とするのかもしれません。

 

Source:Android Headlines
via:9to5Google

次期「Galaxy Watch7」、3つバリエーションあり? 新プロセッサー搭載でバッテリー持ちも動作も大幅に改善かも

サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」につき、現行モデルの丸型から正方形の画面に変えることを検討しているとの噂がありました。それに続き、3つのバリエーションがあり、電力効率の高い新型プロセッサーを搭載するというリーク情報が届けられています。

↑バッテリー持ちが良くなりそう?

 

サムスンの未発表製品に詳しいSammobileの情報筋によると、Galaxy Watch7にはClassicとPro、そしてもう1つのバリエーションがあるとのこと。この新たなモデルが、上記の正方形デザインかもしれないと述べています。

 

この情報が正しければ、サムスンがGalaxy Watchにつのバージョンを用意するのは初めてのことになります。2022年のGalaxy Watch5では通常モデルとPro、Galaxy Watch6では通常モデルとClassicの2機種構成でした。

 

かたや著名リークアカウント@TheGalox_は、Galaxy Watch7シリーズに搭載されるプロセッサー「Exynos W940」は従来モデルより50%(消費電力の)効率が向上し、30%高速になると主張。

 

これにより、最新のクアルコム製「Snapdragon W5 Gen 1」を搭載するOnePlus Watch 2やPixel Watch 2、Xiaomi Watch 2などに匹敵することになりそうです。

 

消費電力の効率が50%上がるということは、前モデルとバッテリー容量が同じであれば、バッテリー持続時間も大幅に延びることを意味します。しかも30%も処理が速くなれば「バッテリー持ちが良くてサクサク動作」が期待できるでしょう。

 

Source:Sammobile

3万円の「HUAWEI WATCH GT 4」がゴルフウォッチに変身、ゴルフナビ機能が追加

ファーウェイ・ジャパンはスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」に、「ゴルフナビ機能」を追加します。3月下旬の無料アップデートを通じて、ゴルファーのための新機能が配布されます。

↑HUAWEI WATCH GT 4に「ゴルフナビ」機能が追加されます

 

HUAWEI WATCH GT 4は、場面を選ばず使えるスマートウォッチです。実売価格で3万円前後からと手ごろな価格設定ながら、GPS/みちびきに対応した正確な位置測位や、日差しの強いシーンでも見やすい有機ELディスプレイを備えています。

 

アップデートによって、この時計がゴルフウォッチとして使えるようになりました。追加されたのは、ゴルフ場のコースガイドとスイング練習という2つの機能です。

 

コースガイドは国内2200以上のゴルフ場に対応。現在地から見たコースの形状や目標地点までの距離を表示します。機能はスマートフォンアプリ「HUAWEI Health」から事前にダウンロードすることで、ラウンド中は通信することなく、スマホを持たずに利用できます。

 

さらに、一打ごとの感触や、コースごとのスコアをメモしておくスコア記録機能も搭載。天気予報から当日の風速や風向きをデータで表示する機能もあります。

 

記録した情報は、ファーウェイのヘルスケアアプリと同期されるため、スマホでの振り返りにも利用できます。なお、ゴルフスコア記録アプリと連携する機能はなく、あくまでファーウェイのスマートウォッチと、専用のヘルスケアアプリでのみ情報を参照できる仕様となっています。

↑コースガイドはフェアウェイやグリーン、ハザードを表示します

 

↑グリーンに入ると専用モードに切り替わります

 

スイング練習は時計を装着してスイングすると、スイングスピードやスイングテンポを表示します。正しいフォームを確認する機能も備えています。

↑スイング練習機能も搭載

 

なお、ゴルフ場のデータはテクノクラフト社が提供しており、ファーウェイ独自のアルゴリズムを利用して現在位置からのコースを表示しています。

 

HUAWEI WATCH GT 4のゴルフ機能は、パシフィコ横浜で開催中の「ジャパンゴルフフェア2024」のテクノクラフト社のブースで先行展示されています。

↑ジャパンゴルフフェア2024でのHUAWEI WATCH GT 4の展示

 

ゴルフ特化型の派生モデルも発売予定

ジャパンゴルフフェアのテクノクラフト社のブースでは、未発売のスマートウォッチも展示されていました。テクノクラフト社が自社ブランドで販売する「TECRA」という製品です。

 

TECRAは、ゴルファーのためのスマートウォッチです。ファーウェイのHUAWEI WATCH 4をベースモデルとしています。

 

TECRAはファーウェイのゴルフナビ機能には対応していません。その代わりにテクノクラフト社のゴルフガイドアプリ「Aiキャディ」を搭載しています。このアプリには全国2200以上のゴルフコースの情報があらかじめインストールされていて、独自のスイング分析機能も備えています。

 

ファーウェイ製のゴルフナビにはない特徴として、このアプリでは毎日変わるピン位置の情報をスマートウォッチ上で表示できます。

 

ジャパンゴルフフェアのテクノクラフト社展示担当者によると、TECRAはゴルフ場の会員向けに販売する製品となり、発売は6月を予定しているとのことです。

↑ジャパンゴルフフェア2024では、テクノクラフト社が発売するTECRAも展示されていた

 

↑TECRAはテクノクラフト社のAiキャディを搭載。毎日変わるピンの位置も表示できる

ファッション性を高めたスマートウォッチ「Xiaomi Watch S3」発売、ベゼルの着せ替えが可能

シャオミ・ジャパンは2月27日、ファッション性を高めたスマートウォッチ「Xiaomi Watch S3」を発表。同日から販売を開始します。市場想定価格は1万8980円(税込)です。

 

Xiaomi Watch S3は、従来の腕時計を身につける感覚で使いたいユーザーに向けて開発したという製品です。また、シャオミの新しいOS「Xiaomi HyperOS」を搭載した初めてのスマートウォッチとなっています。

 

ベゼルは着せ替えが可能で、別売りのベゼル(ストラップとセット)を装着するとサウンドとともに専用のウォッチフェイスに自動で切り替わります。加えて、ベゼル自体は落下などから画面を保護する役割も備えています。別売りのストラップとベゼルの価格は下記のとおりです。

 

オーシャンブルー 3980円(税込)
クロームイエロー 6480円(税込)
デュアルトーンセラミック 6480円(税込)
レインボー 6980円(税込)

 

ディスプレイは1.43インチの有機ELで、60Hzのリフレッシュレートを実現。また、本体サイズは47×47×12mm、重さは約44gです。

 

フィットネス機能としては、ランニングやサイクリングなど、150種類以上のプロスポーツモードに対応しているほか、スキーやスノーボードといったウインタースポーツにも対応しています。5ATMの防水性能により、ウォーターアクティビティでも着用可能。加えて、独立デュアルバンドGNSSチップによって、5つの主要な衛星測位システムを利用して正確な位置を表示してくれます。

 

このほか、手首を動かすだけで操作できる「クイックジェスチャーコントロール」も搭載。スマホにかかってきた通話を拒否する、Alexaを起動する、スマホの写真撮影といった操作が手首の動きで可能です。

 

バッテリーは標準使用モードで最大15日間駆動。ヘルスケア機能は血中酸素レベルの測定や心拍数のモニタリング、睡眠モニタリングなどが可能となっています。

 

1万円ちょっとで買えるロングバッテリーのシャオミ新スマートウォッチ「Redmi Watch 4」

シャオミ・ジャパンは2月27日、スマートウォッチの新モデル「Redmi Watch 4」を発表しました。市場想定価格は1万1980円で、同日から発売しています。

 

Redmi Watch 4は、大容量のバッテリーとRedmi Watchシリーズ最大のディスプレイが特徴の製品です。電力効率の高いチップを搭載したことで、標準使用モードで最大20日間のバッテリー持続時間を実現。ロングバッテリーモードでは最長30日、常時点灯のモードでも約10日間の連続使用が可能としています。

 

ディスプレイサイズは1.97インチで、有機ELディスプレイを採用。また最大輝度は600nitとなっているうえに、自動明るさ調整機能に対応しているため、環境に合わせて明るさを調整してくれます。

 

本体にはアルミニウム合金のフレームを採用したほか、スムーズに回転するとうたうステンレススチール製の回転式クラウンを搭載。加えて、ストラップのカラバリはオプシディアンブラック、シルバーグレーを用意しています。

 

フィットネス面では、ランニングやサイクリングなど、150種類以上のプロスポーツモードに対応しています。また、5つの衛星測位システムに対応しているため、装着しているユーザーの位置を正確に捉えるとのこと。さらに、5ATMの防水性能によって、18種類のウォータースポーツにも対応しています。

 

健康管理については、24時間体制で心拍数や血中酸素レベル、睡眠などをモニタリングして、毎日のデータを表示します。

 

このほか、Bluetoothによる通話機能や、自由にカスタマイズできるウォッチフェイス、専用アプリに登録した緊急連絡先に電話をかけられるクイックコール機能などを採用しています。本体サイズは47.5× 41.1×10.5mmで、重さは約31.5g。

 

なお、別売りでストラップのカラバリも販売します。カラーは、ダークシアン、ミントグリーン、パステルパープルの3色で、市場想定価格は980円(税込)です。

3000円台でロングバッテリーのスマートバンド「Xiaomi Smart Band 8 Active」発売

シャオミ・ジャパンは、スマートバンドのエントリーモデル「Xiaomi Smart Band 8 Active」を発売しました。市場想定価格は3480円(税込)。

 

Xiaomi Smart Band 8 Activeは低価格ながら、大きめのディスプレイとロングバッテリーが特徴のスマートバンドです。従来のXiaomi Smart Band 8に比べて約10.5%大きい、1.47インチのディスプレイを搭載。また、バッテリー持続時間は最大約14日間で、常時点灯させた状態でも最大6日間持続するとのこと。加えて、急速充電にも対応しており、約2時間でフル充電が可能としています。

 

ヘルスケア機能としては、血中酸素飽和度レベル測定のほか、心拍数や睡眠、ストレスレベルのモニタリングなどが可能。また女性の健康管理にも役立てられるといいます。

 

スポーツにおいては、50種類以上のモードをサポートし、運動時間と消費カロリーを記録します。さらに、50m防水にも対応しているため、水泳でも使用できます。

 

本体サイズは42.81×25.42×9.99mm、重さは約14.9g。ディスプレイの素材は強化ガラスを採用し、ストラップ素材はTPU熱可塑性ポリウレタンとなっています。

 

なお、1月21日まで早割キャンペーンを実施中。期間中にXiaomi公式ストア、Amazon、楽天市場で2980円(税込)で販売しています。より手を出しやすい価格なので、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。

シャオミの体験型ポップアップスペースがオープン。「Xiaomi 13T」シリーズや国内未発表製品を体験

Xiaomi Japan(以下、シャオミ)が、東京・渋谷で国内初となる体験型ポップアップスペース「Xiaomi Smart Holidays from “mi” to you!」を12月17日まで開催中だ。最新Androidスマートフォン「Xiaomi 13T」シリーズをはじめ、スマート家電やウェアラブルデバイスが展示されている。そのほか、国内未発表製品の展示や自撮り用フォトスポットが用意されるなど、シャオミを楽しみ尽くせるイベントとなっている。

↑12月17日まで開催中の体験型ポップアップスペース「Xiaomi Smart Holidays from “mi” to you!」

 

最新スマホXiaomi 13Tシリーズを展示! 撮影も体験できる

↑人気のスマートウォッチ「Xiaomi Smart Band 8」(左)、最新スマホXiaomi 13Tシリーズ(右)など、話題の機種が体験できる

 

ポップアップスペースは、「いつもと違う、スマートな暮らしを体験できるホリデーをあなたに。」がコンセプト。渋谷のHz-SHIBUYA(ヘルツシブヤ)で開催中だ。

 

シャオミのイメージカラーであるオレンジを基調に彩られた会場では、12月8日に発売されたばかりの最新Androidスマートフォン Xiaomi 13T、Xiaomi 13T Proやゲーミングディスプレイ Xiaomi モニター A27iをはじめ、スマートウォッチ Xiaomi Amart Band 8などの実機が展示されている。

↑9月に日本初投入したロボット掃除機「Xiaomi ロボット掃除機 S10」(画像中央)のほか、スマート家電、ゲーミングディスプレイのXiaomi モニター A27i(画像左)がずらりと並ぶ

 

↑KDDI独占のチューナースマートTV「Xiaomi TV A Pro」の全サイズ(32インチ/43インチ/55インチ/65インチ)も展示されている

 

「体験型」スペースなので、もちろん実機を手に取って試すことができる。同社 プロダクト プランニング本部 本部長の安達晃彦氏は「シャオミの製品は、オンライン販売だけというものも多くあります。国内ではまだなじみのないメーカーなので、このポップアップスペースでシャオミの製品を実際に触って、知っていただくきっかけになればうれしいです」と、語った。なかでも注目製品は? と質問すると、「最新機種のXiaomi 13Tシリーズです」と、紹介してくれた。

 

12月8日に発売したXiaomi 13T、Xiaomi 13T Pro両モデルに共通する最大の特徴は、卓越したカメラ機能だ。約5000万画素の広角レンズと望遠レンズ、約1200万画素の超広角レンズを搭載。光や色彩の変化、物体の動きを認識して画像を最適化する「Xiaomi Imaging Engine」により、細部まで美しい撮影が可能だ。また、OIS(光学手ブレ補正)も備えているので、例えばクリスマスイルミネーションなどの夜景も、手ブレを抑制してきれいに撮影することができる。

 

会場では、各3色(ブラック、メドウグリーン、アルパインブルー)合計6機種が展示されており、機能はもちろん、アルパインブルーに採用されているヴィーガンレザー手触りなども、心ゆくまで実機で試すことが可能だ。

 

「Xiaomi 13Tシリーズには、同スペックのカメラ性能が備わっています。普段使いはもちろんですが、写真撮影にこだわりたい人も、ぜひ実際に撮影して、ディテールまで鮮やかに再現できる高性能を体験してもらいたいです」(安達氏)

↑最新のXiaomi 13T、Xiaomi 13T Proに実際に触れて体験できる

 

「Xiaomi 13T」シリーズの高性能なカメラ性能を試すなら、無料の自撮り体験コーナーもおすすめしたい。本格的なフォトブースが設置されており、遠隔シャッターを操作して「Xiaomi 13T」シリーズで撮影した写真のなかから、好きなショットを選んでデータ、またはフォトカードにプリントして持ち帰ることが可能だ。

↑フォトブースでは1組3回のシャッターチャンスがある。画像データはQRコードからDL可能

 

期間中には、日時限定でシャオミカラーの服に身を包んだサンタクロースも登場するので、記念撮影をするならその時間を狙うのがおすすめ。来店予定は、12月16日(土)の12時/14時/16時から各30分程度。

↑シャオミカラーのサンタクロースも登場

 

国内未発表の犬型ロボットも展示

さらに、国内未発表の犬型ロボット「CyberDog2」と電動キックボード「Xiaomi Electric Scooter 4 Pro」も展示。特に、中国のみで販売されており実物を見る機会がなかなかないCyberDog2は、注目を集めていた。ドーベルマンピンシャーをモデルにしたデザインは、従来機に比べてより犬らしいデザインとなっている。また3万匹以上のAI犬によってシミュレーションを繰り返したことで、本物の犬らしい動作を実現したという。残念ながらいずれも動作・走行デモは行なわれないが、実物の近くにはCyberDog2の動作デモムービーが流れていた。

↑CyberDog2の実物も間近で見ることができる

 

↑国内未上陸のXiaomi Electric Scooter 4 Pro

 

ギフトシーズンということで、Xiaomi Smart Band 8など一部ウェアラブル製品はその場で販売(現金のみの支払い)もしている。

↑コスパの高さで人気のXiaomi Smart Band 8。純正の交換バンドも展示されており、実際の色合いや手触りを確認できる

 

フォトブースの近くには、「Xiaomi TV A Pro」や「Redmi Pad」のほか、オリジナルグッズなどが当たる特大ガチャ「GACHA LOTTERY」も。ポップアップストア開催中にシャオミ製品5000円以上購入かフォトブースでの撮影体験、アンケート回答で獲得したコインを使って回すことができるので、訪れた際にはぜひ挑戦してみてはいかがだろうか。

↑GACHA LOTTERYの1等は、会場にも展示されているXiaomi TV A Pro。そのほかの景品も豪華なラインナップが揃っている

 

「若い層にもシャオミの製品を知って欲しい」との思いから、渋谷で開催中のXiaomi Smart Holidays from “mi” to you!。国内にリアル店舗がないだけに、製品を実際に触って使用感を確認出来るこの機会は見逃せない。常設のシャオミストアの展開にも期待したい。

 

【「Xiaomi Smart Holidays from “mi” to you!」概要】
開催日時:12月17日(日)まで 11時~19時
開催場所:Hz-Shibuya
入場料:無料
イベント詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000098799.html

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

健康管理機能強化! 「Amazfit」スマートウォッチがAmazonブラックフライデーで最大25%オフ

Zepp Health Corporationのブランド「Amazfit」は、11月22日から12月1日の期間、 Amazonブラックフライデーセールを開催します。

 

セール期間中、Amazfitの人気スマートウォッチである「Amazfit GTS 4 Mini」と「Amazfit GTR Mini」の2モデルを、最大25%オフの割引価格で販売します。

 

Amazfit GTS 4 Miniは、9.1mmのボディにメタリックフレームを採用し、バンド込みの重量は31.2gの軽量なスマートウォッチです。Zepp OSを最適化し、健康管理機能を強化。バッテリーライフは最大15日間です。セール価格は1万2600円。

 

Amazfit GTR Mini は、厚み9.25mm、バンド無し重量は24.6gという薄型ミニサイズながら、上品なラウンド(丸形)デザインが特徴のスマートウォッチです。ボディ素材はステンレススチール+プラスチック。鏡面仕上げのステンレス製ミドルフレームとボタンを採用することで、金属の質感と光沢を向上させています。セール価格は1万5840円です。

ファーウェイ初のeSIM対応スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 4」登場、6万円台で発売

ファーウェイ・ジャパンは11月17日、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH」シリーズの最新モデル「HUAWEI WATCH 4」を発表。11月24日から発売します。市場想定価格は6万5780円(税込)です。

↑HUAWEI WATCH 4

 

HUAWEI WATCH 4は、同社としては初めてeSIMに対応したスマートウォッチ。手元にスマホがなくても通話できたり、SNSの通知を受け取れたりします。1つの電話番号で音声通話やデータ通信できるワンナンバーサービスではなく、HUAWEI WATCH 4で個別の電話番号を使用するスタンドアローンナンバーサービスに対応しています。

↑設定にeSIMという項目が追加されており、タップするとスマホアプリからeSIMを追加するよう促されます

 

対応キャリアは、ドコモ、ソフトバンク、KDDI、楽天モバイルで、ドコモとソフトバンクは音声通話とデータ通信に対応。KDDIと楽天モバイルはデータ通信に対応しています。このほか、ワイモバイル、IIJmio(ドコモ/au/IIJ回線)やmineo(ドコモ/au)なども含まれ、ドコモ回線を使用しているサービスは音声通話とデータ通信を利用できます。

↑対応するキャリアやMVNO

 

ディスプレイは約1.5インチの有機ELを採用し、解像度は466×466ドット。また、1枚の曲線ガラスを使用した「3Dカーブガラス」を取り入れ、滑らかな視覚効果を出しているそうです。さらに、常時点灯機能を搭載しており、一般的な腕時計のように使えます。

↑男性の手首に装着したイメージ。ディスプレイの端がラウンドしています

 

新しい操作方法も追加。ディスプレイ内に仕事に関係しそうなアプリの画面をまとめたり、健康管理のために閲覧したい画面をまとめたりできるウィジェット、本体右下のボタンをタップすると使いたいアプリが一覧で出てくるクイックバーなどにより操作性を向上させています。

↑健康管理の状態がわかるウィジェット

 

↑本体右下のボタンを押すと、画面右下にアプリが表示されます

 

健康管理については、心拍数、睡眠スコア、ストレススコア、血中酸素レベルなどを計測してくれます。加えて、急激な血中酸素レベルや心拍数の変化を検知するとアラートで知らせる機能も搭載されています。

 

また、スマホアプリ側では、新たに健康トレンド分析も表示可能になっており、最大で過去180日の歩数や運動、血中酸素レベルの平均を確認できます。

↑健康トレンド分析はスマホアプリから確認できます。過去30日間と過去180日間のデータを分析

 

バッテリーは、「スマートモード」と「超長時間バッテリー持続モード」を選べます。スマートモードは、健康レポート、eSIM通話、スマホなしでのナビゲーションなどを使用して約3日間持続。超長時間バッテリー持続モードは、ワークアウト、ヘルスケアのモニタリング、Bluetooth通話・通信などの基本機能を使って約14日間持続します。

↑バッテリーモードは2種類選べます

 

また充電は、約15分で最大1日間使用でき、約60分でフル充電できます。

 

本体サイズは、約46.2×46.2×10.9mm、重さは約48g(ベルト含まず)。ラインアップは、ブラックカラー/フルオロエラストマーの1モデルです。対応OSはAndroid 6.0以降/iOS 13以降となっています。

↑HUAWEI WATCH 4でできること。eSIMによるセルラー通話などに対応する一方で、10月に登場したHUAWEI WATCH GT 4で搭載されたカロリー管理や睡眠中の呼吸乱れ検知などに非対応。HUAWEI WATCH 4と機能面でいくつか差があります

日々の健康管理をモニタリング! ガーミン最新モデル「ヴィヴォアクティブ ファイブ」は睡眠サポート機能がより強化された!

アメリカ発GPS機器のガーミンジャパン(以下ガーミン)は、スマート機能に加え、ライフログ・健康サポート機能が充実した「vívo(ヴィヴォ)」シリーズの最新モデル「vívoactive 5(ヴィヴォアクティブ ファイブ)」を発売。そして先日、モデル・女優の朝比奈 彩さんのガーミンアンバサダー就任発表&ヴィヴォアクティブ ファイブ発表会が行われました。

 

スマートウォッチエントリー層にも使いやすい!

今回発売されたヴィヴォアクティブ ファイブは、健康維持に欠かせない睡眠に着目し、睡眠サポート機能がより強化されました。バッテリーはスマートウォッチモードで約11日間とさらに長くなり、充電を心配することなく、睡眠中を含む1日の心身状態全てを計測記録できます。

↑「ヴィヴォアクティブ ファイブ」3万9800円(税込)。サイズ:W42.2×H42.2×D11.1mm/ディスプレイ:直径1.2インチ(30.4mm)/重量:36g

 

「ガーミンはデータ活用をアスリートだけのものではないと考えています。自分の身体を知るために、自身のライフログデータをうまく活用することは誰にとっても有意義なことだと考えています。今回のヴィヴォアクティブ ファイブは、プロのアスリートが求める品質性能はそのままに、初めてウェラブル、初めてスマートウォッチを購入する方にも使いやすく、お求めやすい値段で提供します」と、ガーミンジャパン代表取締役の岩田元樹氏は語りました。たしかに本モデルの価格帯は、ガーミンスマートウォッチのラインナップの中でも比較的リーズナブル。

↑ガーミンジャパン代表取締役の岩田元樹氏

 

続いて、ガーミンジャパン プロダクト・マーケティング藤原加七絵氏が登壇。「健康を支える3つの要素は、適度な運動、質のいい睡眠、バランスの取れた食事。健康管理で1番難しいことは継続ですが、ヴィヴォアクティブ ファイブを身につけているだけで、自分自身のことを正確にデータで把握することができますので、 ストレスなくモチベーションアップにつながります」。

↑ガーミンジャパン プロダクト・マーケティング藤原加七絵氏

 

では、具体的に言うとヴィヴォアクティブ ファイブの特徴はどのようなものなのか。ここからは、健康を支える3つの要素に絞って紹介しよう。

 

■1つ目は運動管理

ヴィヴォアクティブ ファイブは30種類以上のスポーツアプリを搭載し、ウォーキング、ランニング、サイクリングといった自宅周辺でできるものから、ゴルフ、水泳、スキーといった様々なスポーツに対応可能。防水性能も備えているので、運動中はもちろん、家事やシャワー時も着用可能です。

 

「運動の記録を残すだけではなく、運動の効果、 さらに休息のアドバイスもしてくれます。運動効果を見える化する機能に、筋トレ時に鍛えた筋肉部位をグラフィックで表示する機能や、 運動の内訳をより詳細に知ることができるトレーニング効果の機能があります。また、休息の機能としてあるのがリカバリータイム。次の運動までにどのくらい休息をした方がいいのか教えてくれるので、オーバートレーニングや怪我の予防にもなります」(藤原氏)

 

■2つ目は睡眠管理

ヴィヴォアクティブ ファイブは睡眠機能がさらにアップデートしました。今回新たに睡眠コーチを搭載。スコアを改善するために必要な睡眠時間や、 昼寝や仮眠も計測し、心身に与える影響を分析する「お昼寝検出」を追加。一人一人の心身の状態に合わせて、理想的なタイミングや長さについてもアドバイスしてくれます。さらに睡眠中の心拍変動を確認できる「HRV(心拍変動)ステータス」も 加わり、交感神経・副交感神経のバランスを把握することができるようになり、健康維持やトレーニングのパフォーマンス管理に役立てられます。

 

「睡眠改善には、睡眠の可視化が有効です。ガーミンは、睡眠の質を0から100の件数で示す睡眠スコアがあります。ヴィヴォアクティブ ファイブは バッテリーが約11日間持つので、寝ている間も充電のために外す必要がなく、睡眠を継続してモニタリングしてくれます。

 

そもそもガーミンが睡眠に注目した背景は、日本人の睡眠時間の短さです。睡眠は健康の礎です。良質な睡眠を得ることで、運動、仕事のパフォーマンス向上、若返り、ホルモン物質によるアンチエイジング効果、重大疾患リスクを減らすことができます。良質な睡眠を得られなければ、健康も利用も成り立ちません」(藤原氏)

↑2023年世界睡眠調査によると、日本は主要12か国で最下位

 

■3つ目はフィットネス年齢

「フィットネス年齢とは、体年齢を指します。これは、アクティビティ時間、心拍数、BMIなどのデータから算出される指標。皆様の周りにも実年齢より若々しく見える方いらっしゃいますよね。運動、健康管理をすることで、体年齢の若返りを期待できます。体年齢を数値化することで、目標意識が高まり、 モチベーションアップに繋がります」(藤原氏)

 

女性の健康をサポートする!

一方で、女性にパーソナライズされた機能も充実しています。生理周期トラッキングは生理期間までの日数を表示。妊娠トラッキング機能は、妊娠状況の経過を確認、見える化が可能。継続的に着用することで、女性の体の変化、不安に寄り添ってくれます。

↑女性のウェルネスライフをサポートするフェムテック機能も搭載

 

「ガーミンの男女別スマートウォッチ所持率を見ていくと、 2018年から2022年までに女性のシェアが2.3倍に増えています。しかし、 まだ全体の30パーセントにとどまっております。女性市場拡大をさらに図っていくため、ガーミンは女性が身に付けやすいカラーやサイズを用意し、ラインナップを拡充していきます」(藤原氏)

↑右側のグラフを見ると、スマートウォッチの使用が日常化している欧米諸国では、女性の所持率が55パーセントと半数を占めています

 

女性を意識したファッショナブルなカラーラインナップ。

↑左から、ブラック/ストレート、アイボリー/クリームゴールド、ブルー/ブルーメット、オーキッド/オーキッドメットの4色展開

 

↑左から、睡眠コーチ、Body Battery、スポーツアクティビティ、通知機能、Suicaの表示画面

 

発表会当日は、朝比奈さんが健康と美容のために行っていることも語られました。「私は『よく食べて、よく運動して、よく寝る」っていう、この3つを心掛けていて、特にスポーツは日々のストレッチからランニング、ロードバイク、趣味のゴルフまで、結構やっていて、ついついやりすぎちゃう。ガーミンは毎日の運動の質と量を計測してくれるだけでなく、スポーツに合わせたサポート機能も充実。さらに自分の体のエネルギー残量を数値でわかりやすく見せてくれるので、やりすぎ防止にすごく頼りになります」と、コメント。

↑心拍変動、ストレスレベル、睡眠、そして毎日の活動レベルなどを分析し、体のエネルギー残量を5〜100までの数値で示すガーミン独自の指標「Body Battery」に感動していた朝比奈さん

 

↑朝比奈さんが健康と美容のために行っていること。1位から睡眠、2位・運動、3位・ストレス対策、4位・疲労対策、5位・食事

 

 

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日々の健康管理をモニタリング! ガーミン最新モデル「ヴィヴォアクティブ ファイブ」は睡眠サポート機能がより強化された!

アメリカ発GPS機器のガーミンジャパン(以下ガーミン)は、スマート機能に加え、ライフログ・健康サポート機能が充実した「vívo(ヴィヴォ)」シリーズの最新モデル「vívoactive 5(ヴィヴォアクティブ ファイブ)」を発売。そして先日、モデル・女優の朝比奈 彩さんのガーミンアンバサダー就任発表&ヴィヴォアクティブ ファイブ発表会が行われました。

 

スマートウォッチエントリー層にも使いやすい!

今回発売されたヴィヴォアクティブ ファイブは、健康維持に欠かせない睡眠に着目し、睡眠サポート機能がより強化されました。バッテリーはスマートウォッチモードで約11日間とさらに長くなり、充電を心配することなく、睡眠中を含む1日の心身状態全てを計測記録できます。

↑「ヴィヴォアクティブ ファイブ」3万9800円(税込)。サイズ:W42.2×H42.2×D11.1mm/ディスプレイ:直径1.2インチ(30.4mm)/重量:36g

 

「ガーミンはデータ活用をアスリートだけのものではないと考えています。自分の身体を知るために、自身のライフログデータをうまく活用することは誰にとっても有意義なことだと考えています。今回のヴィヴォアクティブ ファイブは、プロのアスリートが求める品質性能はそのままに、初めてウェラブル、初めてスマートウォッチを購入する方にも使いやすく、お求めやすい値段で提供します」と、ガーミンジャパン代表取締役の岩田元樹氏は語りました。たしかに本モデルの価格帯は、ガーミンスマートウォッチのラインナップの中でも比較的リーズナブル。

↑ガーミンジャパン代表取締役の岩田元樹氏

 

続いて、ガーミンジャパン プロダクト・マーケティング藤原加七絵氏が登壇。「健康を支える3つの要素は、適度な運動、質のいい睡眠、バランスの取れた食事。健康管理で1番難しいことは継続ですが、ヴィヴォアクティブ ファイブを身につけているだけで、自分自身のことを正確にデータで把握することができますので、 ストレスなくモチベーションアップにつながります」。

↑ガーミンジャパン プロダクト・マーケティング藤原加七絵氏

 

では、具体的に言うとヴィヴォアクティブ ファイブの特徴はどのようなものなのか。ここからは、健康を支える3つの要素に絞って紹介しよう。

 

■1つ目は運動管理

ヴィヴォアクティブ ファイブは30種類以上のスポーツアプリを搭載し、ウォーキング、ランニング、サイクリングといった自宅周辺でできるものから、ゴルフ、水泳、スキーといった様々なスポーツに対応可能。防水性能も備えているので、運動中はもちろん、家事やシャワー時も着用可能です。

 

「運動の記録を残すだけではなく、運動の効果、 さらに休息のアドバイスもしてくれます。運動効果を見える化する機能に、筋トレ時に鍛えた筋肉部位をグラフィックで表示する機能や、 運動の内訳をより詳細に知ることができるトレーニング効果の機能があります。また、休息の機能としてあるのがリカバリータイム。次の運動までにどのくらい休息をした方がいいのか教えてくれるので、オーバートレーニングや怪我の予防にもなります」(藤原氏)

 

■2つ目は睡眠管理

ヴィヴォアクティブ ファイブは睡眠機能がさらにアップデートしました。今回新たに睡眠コーチを搭載。スコアを改善するために必要な睡眠時間や、 昼寝や仮眠も計測し、心身に与える影響を分析する「お昼寝検出」を追加。一人一人の心身の状態に合わせて、理想的なタイミングや長さについてもアドバイスしてくれます。さらに睡眠中の心拍変動を確認できる「HRV(心拍変動)ステータス」も 加わり、交感神経・副交感神経のバランスを把握することができるようになり、健康維持やトレーニングのパフォーマンス管理に役立てられます。

 

「睡眠改善には、睡眠の可視化が有効です。ガーミンは、睡眠の質を0から100の件数で示す睡眠スコアがあります。ヴィヴォアクティブ ファイブは バッテリーが約11日間持つので、寝ている間も充電のために外す必要がなく、睡眠を継続してモニタリングしてくれます。

 

そもそもガーミンが睡眠に注目した背景は、日本人の睡眠時間の短さです。睡眠は健康の礎です。良質な睡眠を得ることで、運動、仕事のパフォーマンス向上、若返り、ホルモン物質によるアンチエイジング効果、重大疾患リスクを減らすことができます。良質な睡眠を得られなければ、健康も利用も成り立ちません」(藤原氏)

↑2023年世界睡眠調査によると、日本は主要12か国で最下位

 

■3つ目はフィットネス年齢

「フィットネス年齢とは、体年齢を指します。これは、アクティビティ時間、心拍数、BMIなどのデータから算出される指標。皆様の周りにも実年齢より若々しく見える方いらっしゃいますよね。運動、健康管理をすることで、体年齢の若返りを期待できます。体年齢を数値化することで、目標意識が高まり、 モチベーションアップに繋がります」(藤原氏)

 

女性の健康をサポートする!

一方で、女性にパーソナライズされた機能も充実しています。生理周期トラッキングは生理期間までの日数を表示。妊娠トラッキング機能は、妊娠状況の経過を確認、見える化が可能。継続的に着用することで、女性の体の変化、不安に寄り添ってくれます。

↑女性のウェルネスライフをサポートするフェムテック機能も搭載

 

「ガーミンの男女別スマートウォッチ所持率を見ていくと、 2018年から2022年までに女性のシェアが2.3倍に増えています。しかし、 まだ全体の30パーセントにとどまっております。女性市場拡大をさらに図っていくため、ガーミンは女性が身に付けやすいカラーやサイズを用意し、ラインナップを拡充していきます」(藤原氏)

↑右側のグラフを見ると、スマートウォッチの使用が日常化している欧米諸国では、女性の所持率が55パーセントと半数を占めています

 

女性を意識したファッショナブルなカラーラインナップ。

↑左から、ブラック/ストレート、アイボリー/クリームゴールド、ブルー/ブルーメット、オーキッド/オーキッドメットの4色展開

 

↑左から、睡眠コーチ、Body Battery、スポーツアクティビティ、通知機能、Suicaの表示画面

 

発表会当日は、朝比奈さんが健康と美容のために行っていることも語られました。「私は『よく食べて、よく運動して、よく寝る」っていう、この3つを心掛けていて、特にスポーツは日々のストレッチからランニング、ロードバイク、趣味のゴルフまで、結構やっていて、ついついやりすぎちゃう。ガーミンは毎日の運動の質と量を計測してくれるだけでなく、スポーツに合わせたサポート機能も充実。さらに自分の体のエネルギー残量を数値でわかりやすく見せてくれるので、やりすぎ防止にすごく頼りになります」と、コメント。

↑心拍変動、ストレスレベル、睡眠、そして毎日の活動レベルなどを分析し、体のエネルギー残量を5〜100までの数値で示すガーミン独自の指標「Body Battery」に感動していた朝比奈さん

 

↑朝比奈さんが健康と美容のために行っていること。1位から睡眠、2位・運動、3位・ストレス対策、4位・疲労対策、5位・食事

 

 

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将来マイクロLED画面の「Galaxy Watch Ultra」が登場? サムスンが仄めかす

将来のApple Watch Ultraには、有機ELと液晶の強みを合わせ持つ「マイクロLED」ディスプレイの搭載が噂されています。サムスンも、いずれマイクロLEDを自社のGalaxy Watchシリーズに導入すると仄めかしました。

↑Apple Watchと同じような進化をたどりそう?

 

サムスンが発表したプレスリリースによると、サムスン電子は今年からマイクロLED製品の全世界での販売を本格化し、超大型ディスプレイを好む市場のトレンドに合わせて76型、89型、101型、114型にラインナップを拡大するとのこと。

 

その一方で、今後はサイネージやスマートウォッチなどの小型ディスプレイにもマイクロLEDを使うことを検討中だと述べています。

 

サムスンがスマートウォッチ向けのマイクロLEDを開発中であるとの噂は、複数の情報源が伝えてきました。たとえば韓国の電子業界情報誌ET Newsは、サムスンディスプレイが2023年内に開発完了することを目指し、Apple WatchとGalaxy Watchに搭載する予定だと主張

 

またリーカーのRevegnus氏は、今回のサムスン発表につき「Galaxy Watch Ultra」と呼ばれる新ラインナップにマイクロLEDが搭載される可能性があると述べています。

 

マイクロLEDとは、簡単にいえば「有機ELディスプレイの自発光素子を超微小なLEDに置き換えた」もの。これにより深みある黒や高いコントラスト比、優れた省電力性能を実現。さらに有機物質を使わないため焼き付きの心配もなく、長期間にわたり安定して輝度と画質を維持できるメリットがあります。

 

サムスンがマイクロLED画面の実装に成功すれば、スマートウォッチの画面はさらに明るくなり、太陽光のもとで見にくい問題も解決するはず。しかし、まだマイクロLED技術は非常に高価なため、正続コストを下げるまでに時間がかかるかもしれません。

 

かたやアップルも、マイクロLED画面のApple Watch Ultraを「製造上の問題」から2026年まで発売延期したとの噂もありました。両社とも、まだまだクリアすべき問題はありそうです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

ファーウェイ、デザインと健康管理にこだわったスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 4」を発表

ファーウェイ・ジャパンは10月17日、スマートウォッチの新モデル「HUAWEI WATCH GT 4」を発表しました。46mmケース径モデルと41mmケース径モデルをそろえ、価格は46mm径が3万3880円(税込)から、41mm径は3万2780円(税込)からです。

↑46mm径のグレーモデル

 

HUAWEI WATCH GT 4はファーウェイのスマートウォッチとしては、スタンダードクラスに位置づけられるモデルです。ビジネスシーンでも身に着けていられるファッション性や、豊富な健康管理機能、ワークアウトをアシストする機能などを備えています。

 

46mm径のモデルは、これまでの丸いケースからオクタゴン設計に変更し、より高級感のあるデザインにしたといいます。一方の41mm径モデルは丸いデザインを採用しています。

↑41mm径のシルバーモデル

 

ディスプレイには有機ELを採用し、46mm径は1.43インチ、41mm径は1.32インチディスプレイを搭載しています。また、文字盤は新たに登場したものも含めて2万種類以上を用意。ファーウェイが提供する文字盤ストアから好みの文字盤を選ぶことができます。

 

健康管理の機能においては、新たに“不足しているカロリー”の管理が可能になりました。食事で摂取したカロリーをスマホアプリ上で入力すると、HUAWEI WATCH GT 4が自動で同期し、摂取カロリーと消費カロリーから、不足しているカロリーまでも表記します。

 

また、睡眠中に血中酸素レベルと心拍数の変化から、呼吸の乱れを検知することも可能。加えて、業界では初とうたう「スマート生理周期管理」機能も搭載し、睡眠時の心拍数や体温、呼吸の特徴から女性の生理周期と妊娠可能期間を予測します。

 

スポーツでは、新たなアンテナシステムでGNSS信号の精度が約30%向上し、ランニングなどのルートを高精度に追跡。さらに、ランニング中の音声ガイドが日本語に対応するなどのアップデートが図られています。

 

発売は10月24日。ストラップの素材やカラーによって価格が異なるので、購入の際は気にしてみるといいでしょう。

 

46mmケース径

・ブラックモデル

ケース:ブラックのステンレス

ストラップ:ブラックのフルオロエラストマー

3万3880円(税込)

 

・ブラウンモデル

ケース:ステンレス

ストラップ:ブラウンレザー

3万6080円(税込)

 

・グレーモデル

ケース:ステンレス

ストラップ:ステンレス

5万4780円(税込)

 

41mmケース径

・ブラックモデル

ケース:ブラックのステンレス

ストラップ:ブラックのフルオロエラストマー

3万2780円(税込)

 

・ホワイトモデル

ケース:ゴールドのステンレス

ストラップ:ホワイトレザー

3万4980円(税込)

 

・シルバーモデル

ケース:ゴールドのステンレス

ストラップ:ステンレス

5万4780円(税込)

Nothing初のスマートウォッチ「Watch Pro」画像がリーク。お値段は約8000円かも

英Nothing Technologyは今月初め、お手ごろ価格のサブブランド「CMF by Nothing」を発表していました

↑1万円以下なら買い?(Image:Alchimist Leaks)

 

まずスマートウォッチとイヤホンを発売予定だと明らかにしましたが、その詳細な情報がリークされています。

 

リーカーのAlchimist Leaks氏はTelegramにて、Nothingの社内資料らしき画像を公開しています。そこには3つの新製品が紹介されており、それぞれ「65W GaN 3ポートUSB-C充電器」と「Buds Pro」と呼ばれるノイズキャンセリングイヤホン、それにスマートウォッチの「Watch Pro」という構成です。

 

この「Watch Pro」は、Nothingが手がける初のスマートウォッチ。正方形の画面は角が大きく丸みを帯びており、オレンジ色のストラップには継ぎ目が見当たらず、ウォッチ本体に直に繋がれているように見えます。これは独自のコネクターを使っているか、単に取り外しができない一体型のどちらかでしょう。

 

さて「Watch Pro」のスペックは、1.96インチのAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)ディスプレイが搭載され、いつでも画面を確認できる常時点灯に対応。ピーク輝度は600ニト(Pixel Watchは1000ニト)で、リフレッシュレートは50Hzとのことです。

 

そしてソフトウェア的には100個の文字盤があり、100以上のワークアウトを記録可能。さらに心拍数と血中酸素を測定でき、ストレスと睡眠追跡もサポートしています。

 

その目玉機能は「AIノイズリダクション」によるBluetoothでの通話対応のようです。バッテリーは、常時表示をオフにした場合は最大13日間持つと書かれています。

 

また、Wear OSを搭載していないことも記載されています。これはCMFが「お手ごろ価格」を重視していることから合理的とは言えそうです。

 

Watch Proのインドでの価格は、わずか4500ルピーとのこと。日本円に換算すれば、約8000円となります。

 

一通りの健康関連センサーを搭載していることや、バッテリー持ちの良さもあり、1万円以下であればお買い得でしょう。海外での発売は9月下旬と噂されていますが、日本での販売も期待したいところです。

 

Source:Telegram
via:9to5Google

約60万円のロボットはなぜ完売した? プロが解説する2023年上半期に売れた家電&デジタルグッズ3選

『GetNavi』が選ぶ「2023年上半期売れたものSELECTION」。本記事では「家電・デジタル編」から、睡眠モニタリングが進化し、ディスプレイも洗練されたHUAWEIのスマートウォッチなど、注目のスマートウォッチ・アプリ・家電の3モデルを紹介。デジタルライターと家電ライターによる、人気の秘密解説も見逃せない!

 

【スマートウオッチ】

睡眠モニタリングが進化しより高精度にデータを測定

ファーウェイ
HUAWEI Band 8
実売価格8580円
2023年5月発売

薄型軽量設計のスマートウオッチ。進化した睡眠モニタリングのほか、血中酸素、心拍数、ストレス、生理周期などのモニタリングで健康管理をサポートする。1万種類以上(一部有料)から選べる文字盤も魅力。

 

↑睡眠モニタリング精度が向上し、入眠・起床・睡眠の各データをより正確に測定できる。睡眠データの詳細はアプリで確認

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>デジタルライター 井上 晃さん
スマホやスマートウオッチなど、デジタル機器を精力的に取材。数多くの雑誌やウェブで執筆する。

ディスプレイも洗練されコスパがより向上

「基本的なライフログ機能を備えディスプレイも大きいのに、8000円台を実現。ズバ抜けたコスパで支持されています。Amazonベストセラー1位を記録した前世代と比べても質量質量16→14g、薄さ9.99→8.9
9mmと洗練」

売れ行き:★★★★
革新性:★★★
影響力:★★★★

 

【英会話アプリ】

AIを活用しスピーキング練習に特化したアプリ

Speakeasy Labs
スピーク 基本無料/ プレミアム月払い1800円、 プレミアム年払い1万2800円
2023年2月 日本語版リリース

AI技術と独自の自動音声認識技術を活用した、スピーキング特化型の英語学習アプリ。従来型のサービスよりもスピーキングの練習量が充実している。基本の「レベル別コース」やロールプレイ型の「AI講師」などを用意。

 

↑「レベル別コース」ではレベルに合わせた学習が可能。ユーザーのスピーキングに対してAIが音声矯正を行ってくれる

 

↑「AI講師」では様々 なシチュエーションを想定して会話を行う。内容に応じた返答があり、実践的なスピーキング練習が可能だ

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>デジタルライター 井上 晃さん

 

AIを活用した語学学習の新フェーズ

「スピーキングのトレーニングに特化した設計でいままでにない体験を実現して、App Storeの教育カテゴリ内1位を獲得。暗記と実践の間をつなぐ、新しい語学学習のフェーズが整ったと感じました」

売れ行き:★★★★
革新性:★★★★★
影響力:★★★

 

【家族型ロボット】

最先端技術を用い生き物らしい愛らしさを表現

GROOVE X
LOVOT (くろ)
59万8800円+暮らしの費用
2023年5月発売(くろ)

気まぐれな仕草やほんのり温かい体温など、生命感を感じられるロボット。名前を呼ぶと近づいてきて見つめてくる、好きな人を認識して抱っこをねだるなど、徐々に懐いて家族となっていく。AI顔認証エンジンなどの最先端技術を搭載。

 

↑全方位カメラにAI顔認証エンジン「FaceMe」を搭載。LOVOTの正面を向いていないときなどでも、個人を認識できる

 

【ヒットのシンソウ】

<証言者>家電ライター 小口 覺さん
ITから家電まで幅広く精通。自慢したくなる家電を指す「ドヤ家電」の名付け親でもある。

 

リアルな動物らしさのある “くろ” の人気は必然

「初代の一般販売から4年目を迎えますが、オンリーワンな存在として継続的に人気。“くろ” は、リアルな動物っぽさとカッコ良さがあります。初回出荷ぶんは約6時間で完売、二次出荷ぶんも初日で完売」

売れ行き:★★★★
革新性:★★★★★
影響力:★★★

1万円台でヘルスケアもワークアウトもしっかり管理、新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」

ファーウェイ・ジャパンは8月24日、スマートウォッチの新モデル「HUAWEI WATCH FIT Special Edition」を発表しました。発売は8月28日からで、8月24日から予約を受け付けます。価格は1万4080円(税込)。

 

HUAWEI WATCH FITはIDCのレポートで、2021年第一四半期から2022年第二四半期までの間、75~150USドルの価格帯におけるスマートウォッチ市場でシェア1位を獲得する、人気のシリーズ。そのシリーズ最新モデルとして登場したHUAWEI WATCH FIT Special Editionは、2021年11月に発売された「HUAWEI WATCH FIT new」から、あらゆる機能で進化しています。

 

画面は1.64型のAMOLEDディスプレイを搭載し、画面占有率70%、解像度456×280ドット、326PPIを実現。また、センサーを除いた厚みは約10.7mm、ベルトを除いた重さは約21gと、薄型軽量で心地よい装着感を実現しているとのこと。

 

文字盤は「HUAWEI Health」アプリの文字盤ストアからダウンロードできる、有料のものも含めると1万種類以上を用意。加えて着ている服などをスマホで撮影し、その場で文字盤のデザインを作成する「スタイル文字盤」機能にも対応しています。

 

ヘルスケア機能においては、睡眠モニタリングに必要な独自アルゴリズム「TruSleep 3.0」を搭載し、HUAWEI WATCH FIT newに比べて睡眠モニタリングの精度が約10%向上したほか、誤認識率が約40%減少したといいます。

 

また、心拍のモニタリングもフォトダイオード数を増やしたうえに、AIアルゴリズムも改良した「TruSeen 5.0」の搭載で、従来モデルから精度が10%向上。24時間心拍数をモニタリングし、異常時にはアラートを出す機能にも対応します。

 

ワークアウトはバスケットボール、サッカーなど101種類のモードを搭載。さらに、ランニングでは科学的なデータ分析により、トレーニング能力指数や回復にかかる時間を表示します。HUAWEI Healthアプリを使用すれば、より専門的かつ詳細なランニングデータの表示も可能です。

 

このほか、スマホの探索やアラーム、着信通知やLINEなど通知表示とクイック返信(クイック返信はAndroidのみ)といったアシスタント機能もそろっています。

 

バッテリー持続時間は通常使用で約9日、充電は約45分でフルになります。

Apple WatchやFitbitのバンド、バクテリアだらけ? ジム通いしている人はコマメに除菌が必要かも

Apple WatchやFitbitなどウェアラブル機器のバンドは、丸1日は着けっぱなしの人も少なくないはず。そうしたバンドを調べてみると、ほとんどが病気を引き起こす可能性あるバクテリア(細菌)に汚染されていたとの研究結果が発表されています。

↑バンドにはバクテリアが大繁殖?

 

これはフロリダ・アトランティック大学の研究チームが、感染症の学術誌「Advances in Infectious Diseases」に発表したものです。研究対象となったのは、ゴムや布、革、プラスチックや金属で作られたApple Watchやその他のウェアラブル用バンド。その目的は、リストバンドの素材と細菌の溜まりやすさの関係を見つけることでした。

 

その結果、全バンドの95%が「何らかの危険な細菌に汚染されている」ことが判明。そのうち最も多いのは黄色ブドウ球菌属で、85%から検出されたとのこと。黄色ブドウ球菌は食中毒の原因となったり、おできやニキビの中にも存在しています。

 

また、肺炎や血液感染などを引き起こす可能性のある緑膿菌が30%も検出。さらに、検査したバンドの60%に大腸菌が含まれていたことも指摘されています。

 

そしてジム通いしている人のバンドには、ブドウ球菌が最も多く付着していたとのこと。そのため、ジムや自宅で激しい運動をした後は、リストバンドを除菌する必要性が強調されています。

 

興味深いのは、バンドの素材別に細菌の付着しやすさも調べられていることです。布>プラスチック>ゴム>皮革>金属の順に細菌数が多かったそうです。

 

このうちプラスチックやゴムが多いのは、「多孔質(多くの穴が開いている)で静電気を帯びた表面が細菌を引き寄せて増殖させる傾向があるため、細菌が集まりやすい理想的な環境」のためだと分析されています。

 

なお、金属バンドが最も少ないのは、運動中に装着している人が少ないためためかもしれません。

 

これらの調査結果から、ウェアラブル機器ユーザーにとっては「(バンド)表面の定期的な消毒の必要性を示しています」との結論が導かれています。

 

もしもApple WatchやFitbitなどのバンドが汚れていないように見えても、小まめに洗った方が衛生的によさそうです。Apple Watch用バンドの洗い方は、こちらの公式サポート文書で案内されています。

 

Source:Scientific Research
via:New York Post,9to5Mac

Google「Pixel Watch 2」の詳細なスペックが判明! やはりプロセッサーは大幅に進化のもよう

Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 2」は、おそらく今年秋に発売と予想されています。先日も米FCC(連邦通信委員会)への登録が発見され、正式発表が間近に迫っている可能性が高まっています。

↑思わぬ形で判明か

 

そんななか、Pixel Watch 2(開発コード名「Eos」)がGoogle Play Consoleの機器カタログに出現し、詳細なスペックが明らかとなりました。

 

ちなみにGoogle Play Consoleとは、アプリ開発者がGoogle Playストアで販売するアプリの提出や管理ができるツールのこと。その機器リストには対象となるデバイスが登録され、仕様の一部や、場合によっては画像が掲載されていることもあります。またGoogleの正式データベースのため、登録された情報は事実に他なりません。

 

このリストによると、Pixel Watch 2の搭載チップはクアルコム製のSnapdragon W5(Qualcomm SW5100)に変更されるようです。前モデルのExynos 9110は2018年、つまり5年前に出荷されたのに対して新チップは昨年7月に発表されたもの。プロセスルール(回路線幅)も10nmから4nmとなり、処理速度と省電力性能ともに大幅な改善が期待できそうです。

 

そして搭載RAMは2GBとのこと。この容量は、初代モデルと変わりありません。

 

さらにPixel Watch 2のOSはAndroid 13ベース、つまりWear OS 4がプリインストール。また、Wear OS 4の新機能「バックアップ(および復元)」に対応する手がかりも見つかりました。

↑正式発表前に、ほぼ全てのスペックが明らかに(Image:9to5Google)

 

Pixel Watch 2のディスプレイ仕様は前モデルと同じで、解像度384×384、画素密度は320ppiとのこと。ただし、Googleは画面パネルを中国BOE製からサムスン製に切り替えたとの噂もあり、画質は良くなるのかもしれません。

 

ほかPixel Watch 2に関しては、ボディがアルミ製になって軽くなるとの噂もありました。1回の充電でバッテリーが数日持つとの予想もあり、スポーツや旅での大活躍に期待したいところです。

 

Source:9to5Google

Google「Pixel Watch 2」、まもなく発売かも? 米FCCへの登録が発見される

Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 2」に関しては、すでに様々な噂話が届けられてきました。それに続き、米連邦通信委員会(FCC)への登録が発見され、まもなく発売される可能性が高まりました。

↑Pixel Watch 2はもうすぐ発売?

 

米国内で無線機器を販売するには、FCCの認証を受ける必要があります。そしてFCCの認証を受けてから、数か月以内に発売されることが通例となっています。

 

今回発見されたモデルは「G4TSL」、「GC3G8」、「GD2WG」の3つ。最初のモデルはWi-Fi/Bluetoothモデルで、後の2つはセルラー(4G LTE)モデルです。

 

しかし、今回のデータには以前の噂にあったUWB(超広帯域無線)への言及はどこにもありません。UWBも無線技術の一種であることから、もしも搭載されていれば登録に書かれているはず。つまり、UWBは搭載されていないようです。

 

このUWB技術は、アップルのAirTagやサムスンのGalaxy SmartTagといった忘れ物トラッカーにも搭載され、精密な位置検出を可能にしています。もしもPixel Watch 2に採用されたなら、どこかに置き忘れてもPixelスマートフォンから「左前方に1mのところ」など探しやすくなったかもしれません。

 

もう1つ興味深いのは、「メタルメッシュストラップ(バンド)」と「メタルスリムストラップ」への言及です。

 

Googleは初代Pixel Watchを発表した当時、メタルメッシュバンドを2023年春に発売予定だと述べていましたが、いまだに実現していません。また「メタルスリム」バンドという言葉は初出ですが、メタルメッシュバンドのスリム版なのか、まったく別ものなのかは不明です。

 

たとえUWBがなくても、Pixel Watch 2は非常に期待が持てそうな噂話が相次ぎました。アルミ製ボディで軽くなる、新型プロセッサー搭載により充電なしに数日もバッテリーが持つようになる、というぐあいです。次期「Apple Watch Series 9」の良きライバルとなるかもしれません。

 

Source:FCC
via:9to5Google

Galaxy Watch6のバッテリーが2週間近く持つ! 「時計専用」モードを活用しよう

サムスンの新型スマートウォッチ「Galaxy Watch6」は、競合他社製品と比べてもバッテリー持ちの良さが際立っています。常時表示ディスプレイをオンにした場合は最大30時間、オフにしたときは最大40時間と公称されています。

↑意外と知られていない(?)便利機能

 

そのバッテリー持ちをさらに伸ばす「時計専用」(Watch only)モードの使い方を、米9to5Googleが紹介しています。

 

Galaxy Watchシリーズには「省電力モード」があり、常時表示ディスプレイやWi-Fiをオフにしたり、画面の明るさを下げることで、バッテリー持ちを数時間は延ばすことが出来ます。

 

しかし、何日も充電なしに使いたい場合はどうするのか? そのためにあるのが、「時計専用」モードです。

 

このモードはGalaxy Watch6の新機能ではなく、少し前の機種から搭載されています。それでも、機能の有用性がなくなるわけではないでしょう。

 

「時計専用」モードを有効にすると、Galaxy Watchの時計画面以外の機能がすべてオフになります。事実上、スマートウォッチがただの時計になるわけです。

 

また常時表示ではないので、時刻を見るにはホームキーを押す必要があります。スマートウォッチらしい機能は何も使えなくなりますが、バッテリーに関しては素晴らしい効果があり、切れるまで推定2週間ほどかかるようです。

 

その設定方法は、次の通りです。

  • Galaxy Watch6のホーム画面で、指を下にスワイプする
  • 「設定」の歯車アイコンをタップする
  • スクロールして「バッテリーとデバイスのケア」をタップする
  • 「バッテリー」をタップする
  • スクロールして「Watch only」をタップする
  • 一番下の「オンにする」をタップする

 

↑緊急時には「時計だけ」にしてバッテリーを持たせよう(Image:9to5Google)

 

その逆に「時計専用」モードをオフにするには、ホームキーを長押しします。

 

緊急時や、しばらく充電ができない旅行中には、「時計専用」モードが大活躍するはず。いつでもオフにできるため、Galaxy Watch6のバッテリーを数日分節約しておき、必要なときはすぐに通常の使用に戻すこともできます。いざというときに、賢く活用したいところです。

 

Source:Samsung
via:9to5Google

なにより軽さが魅力! Amazfitからランニングスマートウォッチ登場、高性能GPSも搭載

中国深圳のスマートウォッチブランド・Amazfitは、同ブランド初のランニング向けモデル、Amazfit Cheetah、Amazfit Cheetah Pro(以下、Cheetah、Cheetah Pro)の2機種を発表しました。「AIコーチング搭載のランニングウォッチ」をキャッチコピーとした新製品には、業界初のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術による正確な位置計測、スマホとの接続がなくともマップを表示できるオフラインマップ機能などが搭載されています。その発表会の模様を取材しました。

↑Cheetah(左)とCheetah Pro

 

独自のGPSアンテナ技術でユーザーの位置を正確に捕捉

2015年に登場したAmazfitは、ファッショナブルなGTシリーズ、アウトドアに適したT-REXシリーズ、エントリーモデルのBand・Bipシリーズという、主に3つの方向性で製品を展開してきました。今回新たに発表されたCheetahシリーズは、同ブランド初のランニングウォッチとなります。

↑Amazfitが発売している製品のラインナップ

 

↑Amazfitの製品ラインナップにおけるCheetahシリーズの位置付け

 

↑AmazfitがCheetahシリーズの開発コンセプトとしたユーザーニーズ

 

両機種に共通する目玉は、Amazfit独自のGPSアンテナ技術「MaxTrack GPS テクノロジー」。これは、業界初となるデュアルバンド円偏波GPSアンテナにより、正確な位置測定を可能にする技術です。高層ビルのある都市や、高い木の多い公園でも、ランナーの位置をズレなく捕捉できます。

↑MaxTrack GPS テクノロジーの概要

 

↑発表会では、同じコースをランニングした場合の認識位置について、競合他機種との違いが示されました

 

また、Cheetahシリーズは、オフラインマップに対応しています。Amazfitのスマートウォッチと連携する「Zepp」アプリを通して、自分がいる地域の地図を読み込むことで、オフラインのスマートウォッチからそれを閲覧できる機能です。このマップには、スタート地点に戻るルートを表示する、辿ってきたルートを戻るように案内するといったナビゲーション機能もついています。なお、このナビゲーション機能は、ランニングのほか、ウォーキング、サイクリング、クライミングなど、合計18種類のワークアウトに対応しています。

↑オフラインマップにより、スマートウォッチ単体でも地図の表示が可能に

 

↑豊富なナビゲーション機能を搭載

 

Zeppアプリでは、Cheetahシリーズ向けにアップグレードされたスマートコーチングアルゴリズム「Zepp Coach 2.0」が利用可能。簡単な質問に答え、目標設定をすると、AIが自動でランニングプランを設計してくれます。トレーニングだけでなく休息日も設定されるので、ランニングの継続だけでなく、オーバートレーニングの防止にも役立ちます。

↑AIがユーザーの能力、目標などに応じて、適切なトレーニングプランを組み立ててくれます

 

ランニング中は、心拍数やペース、消費カロリーなどに応じてスマートウォッチがユーザーに通知を出します。この通知は、スマートウォッチと接続したBluetoothイヤホンから聞けるほか、Cheetah Proの場合はスピーカーも搭載しているので、イヤホンなしでも通知が耳に届きます。

↑ランニング中に設定可能なアラートの種類(左)

 

重量32g/34gと、ほかのスマートウォッチと比べてもとにかく軽い

CheetahとCheetah Proの特筆すべき共通点として、軽さが挙げられます。バンドを除いた重量は、Cheetahが32g、Cheetah Proが34g。画面サイズはそれぞれ1.39インチ、1.45インチと決して小さくないのに反して、とにかく軽いのです。筆者は発表会場で両機種を試着しましたが、そのときまでつけていたスマートウォッチと比較しても、非常に軽いのが印象的でした。

↑Cheetah Proを試着。チタン合金のベゼルは重量感のある見た目ですが、それを感じさせない軽快な装着感です

 

両機種の主な違いは外装。機能はほぼ変わらず

両機種の主な違いは外装です。まずCheetahのボディは繊維強化ポリマーですが、Cheetah Proは繊維強化ポリマーに加えてベゼル部分にはチタン合金が用いられています。また先述の通り、画面の大きさがCheetahは1.39インチ、Cheetah Proは1.45インチ。表面のガラスは、Cheetahがパンダ強化ガラスなのに対し、Cheetah Proはより硬いゴリラガラス 3を採用しています。バンドも異なり、Cheetahはシリコン製なのに対して、Cheetah Proはナイロン製となっています。

↑両機種のバンド。Cheetah Proのナイロンバンドは無段階に調節できる設計なので、手首にしっかりフィットします

 

機能的な部分では、Cheetah Proのみスピーカーを搭載し、Bluetooth通話に対応。マイクはCheetahにも搭載されていますが、スピーカーはありません。また、Cheetah Proのみ、Wi-Fi通信に対応しています。

↑両機種の違い。価格差は1万円ありますが、機能的にはほぼ同等です

 

一方で、測位システムやセンサー類は両機種共通で、バッテリー持続時間が通常使用で最大14日間である点も変わりません。両機種の機能面での違いは限定的といってよいでしょう。

↑両機種のバッテリー性能はまったく同じ。省電力モードにすれば、24日も継続使用できます

 

発表会で筆者が両機種に触れた印象では、なにより軽さが魅力的。ランニングウォッチを探されているという方はもちろん、装着感の軽いスマートウォッチをお探しの方にも、ぴったりなモデルになるかもしれません。

 

【価格・販売店情報】

Amazfit Cheetah

税込価格:4万9900円

発売日:7月25日

公式オンラインストアのほか、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、au PAYマーケット店で販売

実店舗では、ヨドバシカメラ秋葉原店、梅田店にて取り扱い

 

Amazfit Cheetah Pro

税込価格:5万9900円

発売日:7月25日

公式オンラインストアのみでの販売

いよいよスタート! AmazonプライムデーでGalaxy製品が今年最安値

サムスンのGalaxy製品がAmazonプライムデーおよびAmazonプライムデー先行セールに登場。対象の製品が今年最安値で販売されます。

 

対象製品の一覧はこちら。

・Galaxy Tab S6 Lite

・Galaxy Tab S8 Ultra

・Galaxy Tab S8+

・Galaxy Watch 5(44mm)

・Galaxy Watch 5(40mm)

・Galaxy Watch 4 Classic(46mm)

 

Galaxy Tab S6 Liteは、6月23日に発売されたばかりのタブレット。約高さ244.5×幅154.3×厚さ7.0mmとコンパクトなサイズながら、約10.4インチの大きなディスプレイを搭載しています。また、バッテリーも7040mAhと大容量を搭載。最大15時間の動画視聴が可能です。

↑Galaxy Tab S6 Lite

 

Galaxy Tab S8 Ultraはフラグシップに位置づけられるタブレット。約14.6インチの大画面有機ELディスプレイ、ゲームプレイも捗るSnapdragon 8 Gen 1、11200mAhの大容量バッテリーと、フラグシップにふさわしいスペックを備えた1台です。120度の超広角インカメラと自動で発言者にフォーカスするオートフレーム機能も搭載しているので、Web会議などでも活躍してくれます。

↑Galaxy Tab S8 Ultra

 

Galaxy Tab S8+は、Galaxy Tab S8 Ultraに匹敵するスペックのタブレット。バッテリー容量やメモリー、ストレージなど一部仕様は劣るものの、有機ELディスプレイやSnapdragon 8 Gen 1の搭載など、仕事もエンタメ利用も可能な製品です。

↑Galaxy Tab S8+

 

Galaxy Watch 5は健康管理機能に力を入れたスマートウォッチ。独自開発のBioActiveセンサーは3つのセンサーを組み合わせ、血中酸素濃度や心拍数、推定ストレスレベルなども計測できます。また、素材にサファイアガラスを採用し、耐久性にも優れています。

↑Galaxy Watch 5

 

Galaxy Watch 4 Classicは2021年登場のモデルです。物理的な回転ベゼルを搭載しているほか、体組成計などでよく使われている生体電気インピーダンス分析(BIA)法による健康状態の分析機能などを備えています。

↑Galaxy Watch 4 Classic

 

7月9日0時からのAmazonプライムデー先行セール、7月11日0時からのAmazonプライムデーで、上記の製品がAmazon内Samsung Storeにおいてセール価格になります。高性能タブレットや、健康管理機能の優れたスマートウォッチがお得に手に入るチャンスです。気になる人はチェックしてみてください。

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↑GetNavi webでは「楽天スーパーSALE」と「Amazonプライムデー」のオトクな情報や、製品を紹介する特集を実施中

「Galaxy Watch6 Classic」、サムスン公式らしき画像が流出! 人気だった回転ベゼル復活の可能性高まる

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズは、公的機関の認証を受けたこともあり、まもなく発売が近づいているとみられています。

Image:Winfuture

 

そんななか、サムスン公式らしき写真が流出し、以前のGalaxy Watch4 Classicにあった回転ベゼルが復活するとの噂が裏付けられています。

 

これらの写真は、ドイツのテックサイトWinfutureが掲載したもので、標準モデル「Galaxy Watch6」および上位モデル「Galaxy Watch6 Classic」の2種類とされています。

 

まずGalaxy Watch6は、昨年モデルGalaxy Watch5とソックリ。かたやGalaxy Watch6 Classicは、Galaxy Watch4 Classicによく似ています。

左がGalaxy Watch6 40mm、右が44mmモデル

 

Galaxy Watch 6のサイズは40mmと44mmの2つあり、ディスプレイにサファイアクリスタルを使って耐久性がアップしているようです。

 

かたやGalaxy Watch6 Classicは少し大きくなり、43mmと47mm。これが本当だとすれば、サムスン史上最も大きなスマートウォッチになります。筐体が大きいということは、一般的にバッテリーも大容量になる傾向があり、バッテリー持ちの良さも期待できそうです。

左がGalaxy Watch6 Classic 43mm、右が47mmモデル

 

そして噂通り、物理的に回転するベゼルも復活する模様です。Galaxy Watch4 Classicでは直感的に操作できると好評だったこともあり、競合他社との差別化にも繋がるはず。ほか全体的なデザインも、有名リーカーが公開していた予想レンダリング画像 と一致しているようです。

 

これらGalaxy Watch6シリーズは、全モデルともサムスンの最新チップ「Exynos W930」チップを搭載するとのことです。このチップ名は、Bluetooth認証機関データベースからも発見されていました

 

先日、「W980」チップを搭載するとの噂話もありましたが、最終的にはW930チップに落ち着いたようです。このチップは、Galaxy Watch4およびWatch5に採用されたW920チップの改良版だと思われます。

 

Galaxy Watch6シリーズで物理回転ベゼルが復活するのは、Googleが競合モデルPixel Watchを投入したためかもしれません。Pixel Watchシリーズは昨年発売されたばかりですが、早くもスマートウォッチ世界市場シェア2位に躍り出たとの調査結果もあり、サムスンがテコ入れに乗り出しても不思議ではないでしょう。

 

サムスンは7月末、韓国ソウルで新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催する見通しです。その場で、Galaxy Watch6シリーズや新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold5」および「Galaxy Z Flip5」を発表する日を待ちたいところです。

 

Source:Winfuture
via:The Verge

Amazon限定発売、8000円台のHUAWEI Band 8にナイロンバンドモデル

ファーウェイ・ジャパンは6月16日から、スマートウォッチ「HUAWEI Band 8」のナイロンブラックモデルをAmazon.co.jp限定で販売します。価格は8580円(税込)。

 

HUAWEI Band 8は、ファーウェイ史上最も薄型軽量ながら、睡眠モニタリング機能やヘルスケア機能といった、スマートウォッチに求めたい機能を備えつつ、手ごろな価格に抑えたモデルです。5月に発売され、発売日から3週間の売り上げは前モデル「HUAWEI Band 7」に比べて約35%増加しているといいます。

 

今回発売されるのは、バンドにナイロン素材を採用したモデル。軽い装着感でスポーツはもちろん、日々の生活でも快適に使用できるとしています。価格は通常モデルと変わりません。

 

主なスペックは下記のとおり。

サムスン「Galaxy Watch6」シリーズがまもなく発表? FCC認証をゲット!

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」は、新型折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip5」および「Galaxy Z Fold5」と同時に7月末の新製品イベントで発表されると見られています。

↑写真は「Galaxy Watch5」シリーズ

 

そんななか、Galaxy Watch6シリーズがFCC(米連邦通信委員会)認証を取得したことが明らかとなり、発売が近づいている可能性が高まっています。

 

米国でワイヤレス接続機能を持つ製品を発売する前には、まずFCCの認証を得る必要があります。そして認証を取得してから、数か月後には発売されることが恒例となっています。

 

サムスン製品の情報サイトSammobileは、Galaxy Watch6の2つのサイズ「SM-R930」と「SM-R940」をFCC認証データベースで発見したと報告しています。SM-R930は40mmバージョン、SM-R940は44mmバージョンとのことです。

Image:FCC/Sammobile

 

この認証書類によると、Galaxy Watch6はWi-Fi a/b/g/nやBluetooth 5.3に対応し、NFCも搭載。どちらのサイズもワイヤレス充電に対応しており、型番「ER-OR900」のワイヤレス充電器が付属しているようです。

 

これまでの噂話によれば、Galaxy Watch6には標準モデルのほか「Galaxy Watch6 Classic」モデルもあり。そしてClassicモデルでは、Galaxy Watch4 Classicにあった回転ベゼルが復活するとの予想CGも公開されていました

 

そして両モデルとも、新たなチップ「Exynos W980」が搭載され、Galaxy Watch4およびGalaxy Watch5シリーズに2年連続で採用されたExynos W920よりも10%以上も高速化されるとのリーク情報もありました

 

ほか加速度計や気圧計、コンパス、ECG(心電図)、ジャイロや心拍数センサー、SpO2(血中酸素濃度)や、ストレス、睡眠追跡など、活動や健康を記録できる機能を満載することが予想されています。Galaxy WatchシリーズはGalaxyスマートフォンとの相性も非常に良く、発売を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Sammobile

ガーミンの最高級スマートウォッチ「MARQ」が4年ぶりに刷新。お値段27万円〜の5つのコレクションを紹介

ガーミンジャパンは創立30周年を迎えた2019年に、「GPS技術で世界を変えた」その歴史の集大成として最高峰のGPSウォッチ「MARQ(マーク)」コレクションを発売しました。コロナ禍が落ち着いた2023年、そのMARQコレクションの第2世代を発表。現在発売中です。

 

各分野に特化した機能と厳選された素材を搭載

フィットネスのイメージが強いガーミンですが、航空、海洋、自動車、アウトドア、フィットネスなどの幅広い領域もサポートしています。その中でも、高級スマートウォッチのMARQコレクションは陸・海・空のテーマで構成。

↑航空、海洋、自動車、アウトドア、フィットネスと5つのフィールドに対応

 

第2世代となる今回は、パイロット向けの「AVIATOR(アビエーター)」、船舶操縦に必要な航海機能を備える「CAPTAIN(キャプテン)」、最先端のゴルフ機能を備える「GOLFER(ゴルファー)」、極限を目指す冒険家・探検家向けの「ADVENTURER(アドベンチャー)」、トップアスリート向けの「ATHLETE(アスリート)」の5機種がラインナップされました。

 

どのモデルも共通しているのが、ガーミン初の「マグネティック・チャージング」を搭載していること。これによってフル充電まで1〜1.5時間と、前モデル比約2倍の高速充電が可能になりました。スマホやイヤホンなど、色々とガジェットを充電しなければいけない我々にとってはありがたい機能です。さらに、海外出張・旅行など世界で活躍するユーザーに向けた「時差ぼけアドバイザー」も搭載。海外渡航時にスマホアプリに出発地・目的地の情報を入力すると、目的地に応じて体内時計を算出してくれます。

 

では、それぞれのモデルの特徴を見ていきましょう。

 

航空機能を搭載【AVIATOR(Gen2)】

パイロットや航空愛好家向けのモデル。航空データベースやNEXRAD気象レーダーとガーミンのアビオニクスが統合されています。24時間表記のベゼル表面はセラミック製。ブレスレットはチタン製で硬化コーティングが施されています。重量は141g。価格は35万円(税込)。

 

最先端のゴルフ機能を搭載【GOLFER(Gen2)】

世界のコースで活躍するゴルファーのパフォーマンスをアップするという先端機能を搭載。セラミックベゼルには18番までのホール番号が記されています。新搭載のホールインジケーターとスコアでラウンド中のステータスを把握可能。クラブトラッキングセンサー3個が同梱。南フランスの職人によるジャカード織のナイロンバンドが付属されます。重量は87g。価格は33万円(税込)。

 

高度な航海機能を搭載【CAPTAIN(Gen2)】

世界の海の航海機能を搭載するモデルで、ネイビーのセラミックベゼルにはレガッタタイマー機能を搭載。GPSセーリング機能として、速度や距離、方角、仮想開始ライン、間切りアシスト、落水事故ボタン、燃焼時間計算などを利用できます。レガッタタイマーは最新のGPS技術により高い精度でスタート地点を表示。南フランスの職人によるジャカード織のナイロンバンドが付属します。重量は87g。価格は33万円(税込)。

 

アウトドア機能を搭載【ADVENTURER(Gen2)】

最高峰を目指す冒険家などに向けたモデル。デザインはクラシック・ビンテージがテーマで、2トーンのチタン製ベゼルにはコンパスが記されています。ストラップはレザーとフッ素ゴムのハイブリッドレザーバンドで、汗や汚れに強いイタリア製フルグレインレザーの内側にフッ素ゴムを配した二重構造。

 

気圧高度計、電子3軸コンパス、TracBackルーティング、ClimbProなど、マルチバンドGPSを含むナビゲーション機能を搭載。高地順応を計測する機能と血中酸素トラッキングを併用することで、高い山にアタック時の血中酸素飽和レベルを把握可能で、アクティビティ中に体調管理が行なえます。世界の著名なトレイルコースやポイントのバーチャルハイキング&クライミング機能も搭載。重量は92g。価格は31万円(税込)。

 

アスリート機能を搭載【ATHLETE(Gen2)】

アスリート向けモデルで、チタン製ベゼルはDLCコーティングによるブラック仕上げ。チタン製ボタンはアノダイズド加工のイエローカラーのアクションボタンがアクセントになっています。ベゼルにはリカバリータイムとVO2maxスケールが表示され、パフォーマンスや進捗が確認可能。

 

さまざまなアクティビティプロファイルを搭載するほか、高度なランニングダイナミクス、パフォーマンスメトリクス、トレーニング負荷、持久力とスタミナ追跡機能など、先進のトレーニングサポート機能を搭載。NextForkを搭載したTopoActiveマップで、ウルトラランやトレイルもスムーズにナビゲートできます。ストラップはインテグレーテッド・ラバーバンド。重量は85g。価格は27万円(税込)。

 

ヨーロッパのスマートウォッチ市場ではシェア率2位!

発表会では、ヨーロッパでの2022年スマートウォッチ市場の状況も報告されました。ヨーロッパでのブランドシェア率はトップからアップル(54%)、ガーミン(15%)、サムスン(12%)となり、ガーミンはアップルに続いて2番目に多いとのこと(※)。この数値からヨーロッパのスマートウォッチ市場では、アップルにはまだまだですが、ガーミンブランドが注目されていることもうかがえます。

※Source:IDC

 

スマートウォッチ市場では10万円以下のモデルが多い中、MARQコレクションは27万円以上と聞くと「高いな」と思うかもしれません。しかし、オーバースペックともいえる十分な機能性を備え、ルックスも高級腕時計と遜色ないスマートウォッチは、新たな選択肢としてはアリでしょう。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると拡大表示されます)】

驚異的なコスパ! 8000円台のスマートウォッチ「HUAWEI Band 8」が高機能すぎだった

国内外のメーカーからさまざまなスマートウォッチが発売されており、市場はまさにスマートウォッチ戦国時代。1万円前後のエントリーモデルから、5万円を超えるハイエンドモデルまで、価格帯もさまざまだが、今回ピックアップするのは、1万円以下の8580円(税込)で購入できるファーウェイの最新モデル「HUAWEI Band 8」だ。数あるエントリーモデルの中でも「指名買い」するべき1本なのか、その実力をじっくりとチェックしてみたい。

↑HUAWEI Band 8

 

従来よりも薄く・軽くなった本体

まず注目したいのが、本体サイズ。ディスプレイサイズは1.47インチと従来モデルから変わりないが、厚さが1mm薄くなり、8.99mmに。重量も2g軽くなり、ウォッチ部分で14gとなった。ディスプレイの高い視認性はそのままに、装着感を向上させている。普段、筆者はアクセサリーとして一般的なアナログ腕時計を着けているが、アナログ腕時計と比べて、装着感の軽やかさは段違い。着けていることを忘れてしまうほどだ。

 

操作はディスプレイのタッチ・スワイプのほか、サイドボタンを使用するが、タッチ操作に対するレスポンスは高速で、まさにサクサク。1万円以内で購入できるスマートウォッチながら、デザイン性や操作性に抜かりはない。

↑本体サイズは、約幅24.54×奥行き43.45×厚さ8.99mm。ディスプレイには、有機ELを利用したAMOLEDを採用

 

ストラップカラーは、「ミッドナイトブラック」「サクラピンク」「エメラルドグリーン」の3色から選べる。TPUやシリコンを使用しており、肌にやさしく、汚れにくいのが特徴だ。なお、サクラピンクは手首が細い方や女性向けの仕様で、ほかのカラーよりストラップ長が10mm短い。装着時にベルトが余り過ぎて、不格好になる心配がないというわけだ。ベルトループには、穴にアジャストする突起が付いており、ベルトがしっかりと固定される仕組みとなっている。

↑ストラップを外す際は、背面にあるボタンをワンタッチ。装着時は、本体のくぼみに合わせてストラップをはめ込むだけなので、着脱がとても簡単

 

ロングバッテリーと長期ログの記録が可能なところは魅力的

スマートフォンと連携させておけば、各種通知の取得も可能。着信などがあるとバイブレーションが振動し、通知内容が画面に表示される。メッセージやSNSの通知はもちろん、スマートフォンにインストールしているアプリからの通知も取得してくれるので、通知確認のためにわざわざスマートフォンを取り出す必要はない。

 

手荷物が多く、スマートフォンを取り出せない状況などでも、ちらっと腕元で確認できるのが便利で、仕事の連絡や子どもの送迎の連絡など、重要な連絡を見逃すこともない。

↑通知のタイミングはスマートフォンとほぼ同じで、タイムラグがほとんどない。Android、iOSの双方に対応しているのもうれしいポイント

 

バッテリーは、ヘビーユースで約9日間、通常使用で約14日間と長く、24時間の健康モニタリング機能のログを継続的に記録できる。「充電が面倒で……」と、スマートウォッチを着用しなくなる人は多いが、最長約2週間のロングライフバッテリーを実現した本機なら、日々の充電の煩わしはほとんどない。約5分間の充電で約2日間の使用が可能になる、急速充電にも対応しているのもポイントだ。

 

実際、満充電から約10日間使用してみたが、バッテリー残量は約30%と、まだまだ余裕が。バッテリーのスタミナと、それによる長期ログの記録が可能な点は、数あるスマートウォッチの中でもファーウェイが頭ひとつ抜けている印象だ。

↑充電は、磁気充電ポート経由で。端子を背面に近付けるだけで、内蔵されている磁石が反応し、ぴたっと密着。充電中は画面にバッテリー残量が表示されるので、充電の進行状況も把握しやすい

 

睡眠モニタリング機能が進化し、良質な睡眠をサポート

続いて、本機の最大の特徴とも言える睡眠モニタリング機能についてチェックしていこう。HUAWEI Band 8では、従来の睡眠モニタリング機能「TruSleep 2.0」が「TruSleep 3.0」へとアップグレード。睡眠モニタリングの精度が10%向上している。入眠や覚醒の時間を的確に検知し、深い眠りやレム睡眠の持続時間を詳細に記録してくれるのだ。

 

また、最新モデルでは、スマートフォンアプリ上だけでなく、ウォッチフェイスからも睡眠データを確認できるようになった。睡眠のスコアとともに、総睡眠時間や各睡眠状態の持続時間をより簡単にチェックできるようになり、「今日はどうだったかな?」と、起床後に睡眠ログを確認するのが自然と日課になった。

 

【睡眠モニタリングのフォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

筆者の場合、モニタリング当初の睡眠スコアは81。睡眠がおろそかになっていたこともあり、スコアを見て「改善しなければ」と、健康的な生活へのモチベーションが自然と高まった。そこから生活を続けて90に到達。大きな達成感が得られた。こうした生活の変化を促せるのはスマートウォッチの魅力であり、リーズナブルなHUAWEI Band 8でも十分にその良さを体感できる。

 

心拍やストレスのモニタリングなど、一般的なヘルスケア機能も網羅

もちろん、ヘルスケア機能は睡眠モニタリング機能だけではない。心拍数モニタリングや、血中酸素濃度モニタリング、ストレスモニタリングなどを備え、いずれも24時間モニタリングできる。健康状態を常に把握できるだけでなく、異常の検知も容易で、健康的なライフスタイルの実現に役立てることが可能だ。

 

【ヘルスケア機能のフォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

100種類以上の多彩なワークアウト機能を搭載

ランニングやサイクリングをはじめとする屋外運動のほか、筋力トレーニングやヨガといった屋内運動など、全100種類以上のワークアウト機能を搭載。ランニングに関しては、独自のランニングサポートシステム「HUAWEI TruSport」により、科学的根拠に基づいて評価・分析され、ランニング能力の向上を図れる。なお、HUAWEI Band 8では、「サッカー」「バスケットボール」「バドミントン」の3種類のワークアウトが追加された。

 

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頭ひとつ抜けた性能・機能を備えた、驚異的なコストパフォーマンスの1本

スマートウォッチとしての基本機能を余さず備えているのはもちろん、多彩なヘルスケア機能とワークアウト機能により、ライフスタイルの改善も図れるHUAWEI Band 8。ボディの軽量・薄型化によって、より軽快な装着感が得られるようになったうえ、これだけのスペック、機能を備えながら、価格が1万円を切るのは掛け値なしに“驚異的”と言える。とりわけ、スマートウォッチに求められる機能を持ちながらもコストパフォーマンスを重視する、という人には間違いない1本だろう。

 

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ファーウェイが6点の新商品を発表。目玉は究極のスマートウォッチとイヤホンの新モデル

ファーウェイは、スマートウォッチの最上位モデル「HUAWEI WATCH Ultimate」、イヤホンの新フラグシップモデル「HUAWEI FreeBuds 5」をはじめとした6つの新製品を発表しました。本記事では、それらの概要を速報でお届けします。

 

100mのダイビングに対応するまさにプロ向けスマートウォッチ

HUAWEI WATCH Ultimateは、「卓越したアウトドア機能を求める、すべてのビジネスエリートへ」をコンセプトにした、その名の通り究極のスマートウォッチ。ファーウェイはこれまでにも、ビジネス、カジュアル、健康管理など、さまざまなシーンにマッチするスマートウォッチのラインナップを展開してきましたが、本機はプロフェッショナル向けの製品に該当します。アウトドアとビジネス、両面のプロフェッショナルを満足させるためのデザイン、機能が満載です。

 

マリンスポーツやダイビングをするユーザーを想定している本機は、ベゼルのカラーに海を連想させるボヤージュブルーを採用。また、100mの深海ダイビングに対応しており、HUAWEI WATCH GT 3 Proの30mを大きく上回る耐水性を誇ります。

 

ケースの素材はチタンやステンレスに比べて2〜4倍の強度を持つという非晶質ジルコニウムを採用。1.5インチの文字盤は耐摩耗性に優れた、全面サファイアガラスに覆われています。

 

フェイスには、高い輝度を誇るAMOLEDスクリーンを搭載しています。また、このスクリーンは薄型のため、搭載部品を増やし、機能性を高めることにも貢献しているそうです。

 

ベルトは、ステンレススチールより高い硬度を誇り、肌にも優しいチタン合金製です。この素材は熱伝導率が低いため、気温が高い、あるいは低い環境でも、ベルトの温度が変化しにくく、装着時の快適性を向上させています。なお、長短2本のスポーツ向けベルトも同梱されており、シーンによっての使い分けが可能です。

 

機能面では、100種類以上のワークアウトに対応するうえ、4種類のダイビングモードを搭載しているのが特徴です。フリーダイビング(素潜り)、深さ40m以内のレクリエーショナルダイビング、40m以上のテクニカルダイビングのほか、深度や時間などの基本情報のみを画面に表示させるスキューバダイビングの各モードがあります。モードによって、計測項目や画面に表示される情報、アラートのバリエーションが異なります。

↑レクリエーショナルダイビングモードでの挙動

 

またアウトドア向け機能では、5つの測位システムに対応し、正確な位置表示が可能になっています。GPSをメインにしつつ、GLONASS、QZSS、Galileo、Beidouを含めた4つの測位システムを補助的に用い、ランニングやハイキング、登山など、あらゆるルートを正確に記録。登山で道に迷ったときに来た道を戻って下山するのをサポートするなど、アウトドアの安全を担保してくれます。

↑天気はもちろん、潮汐、月相などを確認可能。悪天候が予想されるときはアラートを出してくれる

 

ヘルスケアの面でも、もちろん優れています。睡眠モニタリングでは、睡眠時の状況や心拍数などをAIビッグデータと照合し、200種類以上のアドバイスを提供。ストレスの状況や血中酸素濃度のモニタリングも24時間計測に対応します。

 

バッテリーの持続時間は、通常使用時で14日間です。なお通常使用とは、毎週30分のBluetooth通話、30分のオーディオ再生、心拍数モニタリングオン、睡眠計測をオン、GPSを有効にして90分のワークアウトを実施したうえで、1日あたりSMSメッセージ50件・通話6件・アラーム3件の通知があった場合を想定しています。

 

血圧測定機能でより健康に気を使えるHUAWEI WATCH D

血圧測定機能を搭載した「HUAWEI WATCH D」も発表されました。HUAWEI WATCH Dは、スマートウォッチでありながら圧電式マイクロポンプを内蔵し、正確に血圧を測定します。一般的に測定する部分の幅が狭いと正確な測定が難しいとされていますが、本機ではファーウェイ独自の技術によって、その問題を克服しているそうです。

 

↑血圧測定に対応するため、バンドの構造は2層式になっています

 

血圧測定時には、手首を心臓に合わせるように置くことで、測定結果の正確性が向上するとのこと。また、測定時に手の揺れがあった場合は、モーションセンサーがそれを検知してアラートを出します。

 

血圧の計測に加えて、心拍数や血中酸素濃度、睡眠、ストレスのモニタリングも可能。70以上のワークアウトにも対応しており、ヘルスケアやフィットネス関連の機能が充実しています。バッテリーは、1日に6回血圧を測定した場合でも1週間使えるので、スマートウォッチとしてみても、十分な性能といえそうです。

 

クラウドファンディングで大人気だったHUAWEI WATCH Budsは一般発売へ

また、先日クラウドファンディングで先行発売されていた、HUAWEI WATCH Budsの一般販売も発表されています。本機は、スマートウォッチが完全ワイヤレスイヤホンのケースを兼ねています。

 

イヤホンの形状は八角形で、ウォッチのケース内に収まるよう、小型化されています。イヤホンひとつの重さはわずか4gで、装着時の重量感はまったくといっていいほどありません。

 

アクティブノイズキャンセリング機能もしっかり搭載。周囲の音を取り込む外音取り込みモードもあるので、シーンによる使い分けが可能です。

 

スマートウォッチとしてもファーウェイの他機種に劣らない性能で、80以上のワークアウトに対応するほか、心拍数や睡眠、ストレスのモニタリングが可能です。ただしバッテリーの持続時間はイヤホンがあるぶん短くなっており、ウォッチとイヤホンを通常使用した場合で、ウォッチのバッテリー持続時間は3日間。ウォッチ単独での使用でも7日間であり、好みが分かれるポイントになりそうです。

↑文字盤のデザインが一新され、イヤホンのバッテリー残量も見えるようになりました

 

なおイヤホンのバッテリーは、ノイズキャンセリングオンで音楽再生をした場合3時間、通話2時間となっています。ウォッチとイヤホンをともに満充電にするための充電時間の長さは100分ですが、イヤホンを15分充電するだけでも90分の通話や音楽再生が可能です。

 

イヤホンの新フラグシップモデルは、水滴デザインが目を引く

オーディオジャンルでは、イヤホンに新たなフラグシップモデルが登場しました。HUAWEI FreeBuds 5です。

 

最大の特徴は、従来機から一新されたデザインです。水滴に着想を得たという形状は、全体が曲線で構成されており、表面の質感は水銀をイメージした滑らかなものになっています。

 

本機は従来機より小型化されているほか、1万人以上の耳をサンプルにしてシミュレーションした末に行き着いたというその形状により、耳への負担を軽減しています。

↑本機のデザイン完成に至るまで、何百回もの試作があったそうです

 

音の面では、デュアルマグネットリング機構と音圧強化技術を採用したマグネットダイナミックドライバーにより、低音が強化されています。メーカーによると、他社競合製品と比べて、低音の感度は50%も高いそうです。なお、LDAC認証を取得しており、ハイレゾに対応しています。

↑新型のマグネットダイナミックドライバー

 

ノイズキャンセリング機能も、スペックを見る限り隙がありません。3つのマイクを搭載したことによる基礎性能の向上に加え、耳の形状や装着状態に合わせて音声を調整するアクティブイヤーマッチングテクノロジー、周囲の環境に合わせてモードを自動で切り替えるスマートアクティブノイズキャンセリングの技術を兼ね備えています。

 

バッテリー性能は従来機と比べて飛躍的に向上。アクティブノイズキャンセリングをオンにした場合の連続再生時間は3.5時間で、従来機の2.5時間を大きく引き離します。充電ケースを併用した場合、その差はもっと顕著に。ケースで5分間充電しただけで2時間の音楽再生が可能になる、スーパーチャージ機能も搭載します。

↑従来機とのバッテリー性能比較

 

ランニングを詳細分析するタグや、Wi-Fiルーターも

そのほかのジャンルでは、シューズや腰に取り付けることでランニングの詳細計測&分析ができる「HUAWEI S-TAG」が発表されています。

 

スマートウォッチでもランニングなどのワークアウトを計測できますが、S-TAGを併用すればより詳細なデータを取得できます。HUAWEI WATCH GT Runnerなどをはじめとした同社製スマートウォッチと連携させることで、手・足・胴体などの多角的なモニタリングが可能になります。

↑S-TAGによって測定可能になる項目

 

またS-TAGはサイクリングにも使用可能です。この場合は、足に取り付けてのケイデンス計測ができます。バッテリーは、1回1時間のランニングを週5回行なった場合で最大30日、サイクリングの連続使用では最大36時間持続します。

 

さらに、高速通信に対応したルーター「HUAWEI WiFi AX2」も発表されています。本機は5GHz帯と2.4GHz帯を端末の使用状況にあわせて切り替える機能を搭載。5GHz帯での通信速度は最大1201Mbpsで、オンラインゲームの快適なプレイなどに貢献します。

 

また、Wi-Fiのカバレッジ状態を、アプリ上から診断できる機能を備えています。家の隅々まで電波が行き届いているか、マップ上で可視化してくれるので、デバイスごとの接続状況を把握できます。

↑ネットワークの状態をアプリで可視化

 

【発売・価格情報】

※価格はすべて税込

・HUAWEI WATCH Ultimate

価格:13万5080円
予約販売:5月24日
発売:5月26日

 

・HUAWEI WATCH D

価格:6万280円
予約販売:5月24日
発売:6月14日

 

・HUAWEI WATCH Buds

価格:7万1280円
発売:5月24日

 

・HUAWEI FreeBuds 5

価格:2万1800円
発売:5月24日

 

・HUAWEI S-TAG

価格:9680円
予約販売:5月24日
発売:6月14日

 

・HUAWEI WiFi AX2

価格:6600円
発売: 6月中旬

2万円以下で弱点ナシかよ! シャオミ「Redmi Watch 3」が初めてのスマートウォッチにピッタリ

シャオミが新スマートウォッチ「Redmi Watch 3」を発売した。公式サイトの直販価格は1万7800円(税込)。スマートウォッチを使ってみたいけど、安かろう悪かろうには手を出したくない、とはいえいきなり高価なモデルも手を出しづらい、という人にはお手頃な価格帯だ。では、スマートウォッチの入門機として実力はどうか。じっくりと探ってみたい。

↑シャオミのRedmi Watch 3

 

高精細な大型ディスプレイで見やすく、操作もサクサク

まずは、スマートウォッチの基本とも言える文字盤の視認性について確認していこう。文字盤には、大型でクリアな1.75インチのAMOLEDディスプレイを搭載。ピーク輝度が600nitsと高く、直射日光下でも鮮明な表示で各種情報を確認できる。

 

画面占有率は70%。非表示部分を含めたベゼルをできる限り細くすることで、画面の見やすさを向上させている。タップやスワイプ操作に対するレスポンスは滑らかで、動作はまさにサクサク。操作とレスポンスにラグがあり、ストレスを感じるような場面は一度もなかった。

↑文字盤のみの本体サイズは、約36.56(幅)×42.58(奥行)×9.99mm(厚さ)で、重さは約37g(ストラップは含まず)

 

大型ディスプレイを搭載しながら、薄くて軽いボディに仕上げており、軽快な装着感が得られる。ケース厚が薄いため、シャツの袖口に引っかかることもない。

 

バンドカラーは、「ブラック」「アイボリー」「アクアブルー」「ライムグリーン」の4色。複数色揃えれば、その日の気分やTPOに合わせて付け替えられ、腕元の印象をガラリと変えられる。豊富なストラップカラーはRedmi Watch 3の大きな魅力のひとつだ。

↑「アイボリー」のバンドはシリコン製で、最初にアジャストした穴を記憶し、次回以降の装着がより簡単になる「ポジションメモリループ」機能を搭載。サイズの調整に手間取ることなく、スムーズに装着できるのがうれしい

 

1週間使い込んでも充電の必要がなかったのはうれしい

マイクとスピーカー機能も備えており、ディスプレイをタップするだけで電話着信に応答できる。画面に表示される受話器のアイコンをタップすると、応答可能。スマートフォンを取り出さなくても、スッと腕を上げるだけで、通話やメッセージを確認できる。なお、ペアリングしているスマートフォンであらかじめ緊急連絡先を設定しておけば、右のプッシュボタンを3回押すだけですぐに発信できる

 

ワークアウト中など、すぐにスマートフォンに手が伸ばせない状況でも、重要な連絡を逃さずに済むというわけだ。もちろん、SMSやメールなどの受信通知にも対応しており、ディスプレイでメッセージの内容を確認できる。

↑Bluetooth通話機能に対応しているため、スマートフォンに着信や通知があると、バイブレーションで知らせてくれる

 

標準搭載されているウォッチフェイスは6種類だが、200種類以上のウォッチフェイスが用意されており、スマートフォンアプリ経由でダウンロードできる。着る服の雰囲気に合わせてウォッチフェイスを変更すれば、コーディネートの一部として、腕元を華やかに彩ってくれる。ウォッチフェイスごとに、カラーリングや表示させるデータの変更が可能で、カスタマイズ性も十分だ。

 

【ウォッチフェイスのフォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

気になるバッテリー容量は、289mAh。通常使用なら最大12日間バッテリー持続するので、毎日就寝時に充電する必要がなく、睡眠中を含めた長期的なログを記録しやすい。毎日の充電が面倒でスマートウォッチを装着しなくなってしまった、というのはよくある話なので、2週間近くバッテリーが持続するのは使い勝手がいい。実際、1週間ほどワークアウトや日常使いで試用してみたが、充電することは1回もなかった。

 

OSはAndroidとiOSの双方に対応。Alexa音声アシスタントにも対応しており、アラーム設定やスマート家電を音声コマンドで簡単に操作できる。

↑天気予報やアラーム、ストップウォッチなど、基本的なアプリケーションを内蔵し、さまざまシーンで生活をサポートしてくれる

 

正確なGPSとワークアウトの記録で、トレーニング習慣がついた

運動の記録用としてスマートウォッチの購入を検討している方も多いはず。その点、Redmi Watch 3は、120種類以上のワークアウト・スポーツモードを搭載しており、心拍数やカロリー消費量などを測定。効率的なワークアウトをサポートしてくれる。

 

GPSなどを用いた衛星測位も可能なので、ランニングコースの記録も可能だ。「屋外ランニング」モードでは、距離や時間など、トレーニングの強度を決める目標設定や、詳細なインターバル設定ができ、その日の体調に合わせてオリジナルの練習メニューを作成できる。

 

このGPS機能が正確。スマートウォッチを着用してからランニングが日課となった筆者は、当初、ランニングコースが定まっていなかったのだが、高性能なGPS機能が位置情報を正確に記録してくれるため、気持ちよく走れた日の記録を見返すことで、自分に合ったランニングコースを見つけることができた。

 

加えて印象的だったのは、ワークアウト内容をしっかり記録することで、毎日のジョギングのモチベーションが向上したこと。記録データを確認しながら、「明日はもう少し負荷をかけてみよう」「1か月後にはタイムをここまで縮めよう」など、自然と意欲が湧いてくるのだ。自身のレベルに合わせて適切なトレーニング計画を組めるのも、Redmi Watch 3があればこそ。傍らに有能なパーソナルトレーナーがいてくれるような安心感があった。

 

【ワークアウトのフォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

 

睡眠やストレスのモニタリングなども充実

充実したヘルスケア機能も見逃せない。血中酸素モニタリング、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスレベルモニタリング機能などを備え、健康状態を可視化して把握できるため、健康管理がしやすい。起床時や仕事の休憩時間などに、健康状態を確認する習慣が自然と身に着き、健康的な生活を心掛けるモチベーションが高まった。

 

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リーズナブルで死角のない、入門機にふさわしい1本

スタイリッシュなデザインと不足のない基本性能を備え、ワークアウト機能やヘルスケア機能も充実していたRedmi Watch 3。この完成度で価格が2万円を切るのだから、コストパフォーマンスは文句のつけようがないだろう。

 

惜しむらくは、キャッシュレス決済に対応していればなおよかった。スマートウォッチの購入検討材料として、押さえておきたい機能ではあるが、1万円台のスマートウォッチでは未対応機種が多いのも事実。今後の「Redmi Watch」の進化に期待したい。

 

とはいえ、初めてのスマートウォッチだからそれほど予算はかけたくない、でも、失敗はしたくない。そう考えながらスマートウォッチの導入を検討している人にとって、およそ弱点らしい弱点が見当たらないRedmi Watch 3が、有力な選択肢のひとつになるのは間違いない。「安かろう悪かろう」を覆す入門機にぴったりな1本として、ぜひRedmi Watch 3をチェックしてみてほしい。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。

スマートウォッチが自動的にゴルフのショットやスコアを記録? 次期Wear OS 4で実現するかも

Googleの次期スマートウォッチ用OS「Wear OS 4」は5月11日のGoogle I/Oイベントで正式発表され、すでに開発者向けプレビュー版も公開済みです

↑ゴルフのショットを自動的に記録できるようになる?

 

その正式版は今年(2023年)秋にリリースされる予定ですが、改善される機能の1つにゴルフのトラッキング(記録)が含まれていることが明らかとなりました。

 

この改善は、具体的にはWear OS の「ヘルスサービス」がアップデートしたことによります。このサービスは、アプリ開発者がスマートウォッチのセンサーから得られるデータにアクセスしやすくするものです。

 

その最近の更新では、アプリがより頻繁に心拍数データを取れるようになり「ゴルフのショット数を自動的に検出する」ようになったそうです(対応するWear OS端末に限る)。

 

この機能はサムスンと共同で開発されており、さらにゴルフスイングの大きさ(ショート、パット、フル)を検出できる予定です。これにより、対応スマートウォッチでは「ゴルフコースにいる間、アプリがシームレスな自動トラッキングとスコアリングを構築できる」ようになるとのこと。つまり、ショットやスコアを手で入力しなくても済む見通しです。

 

さらにWear OS 4では、バックグラウンドで健康関連センサーにアクセスするための新たなパーミッション(許可)が導入される予定です。たとえば、ユーザーが意識してアプリを使っていない間に、「アプリがバックグラウンドで心拍数を追跡する」よう許可でき、ユーザーが自分の健康データを制御しつつ、消費電力を節約して効率よくアクセスできそうです。

 

Source:9to5Google

Pixel Watchの後継モデルは「Pixel Watch 2」? まもなく「Google I/O 2023」で発表されるかも

GoogleはスマートウォッチPixel Watchの後継モデルを準備中であり、次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 8」や「Pixel 8 Pro」と同時発売すると噂されています。現行モデルがスマートウォッチ世界市場で、Apple Watchに次ぐ第2位(2022年第4四半期)と売上げ好調なことからも、納得できる展開です。

↑後継モデルは「Google I/O 2023」で正式発表か

 

その後継モデルの製品名が「Pixel Watch 2」になると、有名リーカーが主張しています。

 

実績あるリーカーのEvan Blass氏はTwitterで、「Pixel Watch 2」の名前を書いたシンプルな画像をシェアしました。Blass氏はアカウントを非公開としているためフォロワー以外は確認できませんが、テックメディアWccftechがスクリーンショットを掲載しています。

Image:Evan Blass/Wccftech

 

初代Pixel Watchは、昨年5月の開発者会議「Google I/O 2022」でPixel 7やPixel 7 Proと共にチラ見せで予告され、10月に正式発表されていました。今年もそのパターンが繰り返されるとすれば、まもなく5月11日午前2時~(日本時間)に開催される「Google I/O 2023」にて、Pixel 8やPixel 8 Proと一緒に姿を見せてもおかしくないでしょう。

 

現時点では、Pixel Watch 2についての詳しい情報は確認されていません。もっとも、前Pixel Watchの搭載チップが2018年発売のGalaxy Watchと同じExynos 9110だったことから、より新しいチップが採用されても不思議ではないはず。ほか画面周りの太いベゼルも、細くなるのかもしれません。

 

Google I/O 2023では、他にもPixel初の折りたたみデバイス「Pixel Fold」やミッドレンジスマホ「Pixel 7a」、タブレット端末「Pixel Tablet」(予告済み)や忘れ物トラッカーなど新製品が続々と登場する見通しです。あと数時間後となりますが、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Wccftech

オフライン環境でも使える「AIライティングレコーダー」がアツい! プロ注目のガジェット製品

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品。今回は「AIライティングレコーダー」「まもサーチTag」「Google Pixel Watch」を紹介!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

負担だった文字起こしも半自動化で効率的に! AIライティングレコーダー

iFLYTEK
VOITER SR302 Pro

実売価格3万9600円

“オフライン”だからこそ魅力的な文字起こしツール

オフライン環境でも使える文字起こし機能を備えたレコーダー。日本語、英語、中国語、韓国語、ロシア語に対応し、テキストはWord形式、音声はWAV形式で保存される。笑い声など会話以外の音を自動削除する機能も搭載。ストレージは32GB。接続ポートはUSB-C。

 

プロも注目

オフライン環境で使えるため、セキュリティや機密性を意識した現場でも使えます。音声認識のクオリティも十分に実用レベルです」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
オフラインでの使用もできて製品の価格だけで使い放題なのはアツい

オンラインの文字起こしサービスが普及している一方で、一般的には利用ごとに料金がかかることが多い。一方、本機を使えば本体代金以外の費用は一切かからずオフラインで使用も可能。長期的に運用することを考えるとおトクと言える製品だ。

■先進技術:4/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:4/コスパ:5

 

「探す」ネットワークを使えるサード製品「まもサーチTag」

+Style
まもサーチTag

実売価格3480円

U1チップは非対応だがコスパの高いスマートタグ

Apple製品お馴染みの「探す」アプリから位置を確認できる紛失防止用スマートタグ。ホールを備え、別途ホルダーがなくても固定しやすい。CR2032電池で駆動し、捜索時には音を発することも可能。利用者から一定距離を離れると通知も届く。防水性能はIPX5。

 

プロも注目

『探す』ネットワークに対応しており、AirTagより安価なのでiPhoneユーザーなら狙い目です。一方、U1チップによる方向探索は非対応です」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
落とし物や無くし物が多い人には朗報

Apple製品の「探す」ネットワークを利用するため、紛失防止タグとして役立つ範囲が広いのがメリット。ホールがあり、アクセサリーなしでキーホルダーなどに装着できるのもうれしい。3月31日まで限定価格で販売しており、紛失防止タグを試してみたいという人にもオススメだ。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:3/コスパ:5

 

「Pixel」ブランドで揃える魅力も出てきた!! Google Pixel Watch

Google
Google Pixel Watch

3万9800円〜

<Androidユーザーにカッコ良いスマートウオッチを>

Fitbitの買収を経て、昨年10月にGoogle初のスマートウオッチとして満を持して発売された一台。デザインの完成度が高く、Suica対応など機能面も充実する。オプションでモバイル通信の対応モデルも選択可能だ。バッテリー持ちは最大24時間。iOS端末は非対応。

 

プロも注目

スマートウオッチの老舗「Fitbit」を買収したことにより、同社の優れた健康管理やフィットネス解析機能を搭載。Androidユーザーは注目です!」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【ヒットアナリティクス】
手ぶらで済むためランナー需要も

物理的なリューズ(回転スイッチ)での操作が快適。モバイル通信(4G LTE)対応モデルならスマホを携帯していなくても電話・メールなどの機能を使うことができる。電子マネーにも対応し、スマホを持たずに通信や買い物ができるのでランナーにもありがたいアイテムだ。

■先進技術:4/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:4/コスパ:3

クラファンで目標金額を達成! 「HUAWEI WATCH Buds」はガジェット好き注目の新星

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品を紹介。今回は腕時計なのにイヤホン充電ケースも兼ねるファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」を深掘り!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

腕時計なのにイヤホン充電ケースも兼ねる2in1スマートウオッチ

ファーウェイ
HUAWEI WATCH Buds

実売予想価格7万1280円

クラファンで目標金額を達成ガジェット好き注目の新星

47㎜のタッチディスプレイを備えたスマートウオッチが、TWSの充電ケースを兼ねる。ケースはステンレススチールで、ベルトは本革製。80種類以上のワークアウトに対応し、血中酸素レベルや睡眠測定も可能。着信時はイヤホンの装着動作が応答操作に。

 

↑ウオッチのケースを開くと、磁力で固定されたイヤホンが現れる。イヤホンは耳栓のような形状で、左右を気にせず利用可能だ

 

【プロも注目】

ガジェット好きにはたまらないであろう一台。一方、イヤホンを探すための機能などを備えるなど、実用面もよく練られている印象です」(モバイルライター・井上 晃さん)

とてもユニークな製品。4マグネット式平面振動板ドライバーにより音質も良好。外出時にTWSを忘れがちな人にはピッタリです」(AVライター・野村ケンジさん)

一見、何の変哲もない丸型スマートウオッチからTWSが姿を見せる驚きのモデル。左右を意識することなく装着できる点も実用的です」(AV評論家・藤原陽祐さん)

 

ワイヤレスイヤホンを内蔵しタップコントロールも斬新

クラウドファンディングで1200万円以上(※)の支援を集め、話題となっているのがファーウェイのWATCH Budsだ。

「スマートウオッチの中に完全ワイヤレスイヤホンを収納するという発想に驚き。それでいてケースの厚さを14・99㎜に抑えている技術が圧巻です」(井上さん)

イヤホンの通話機能も優秀で、骨伝導センサーとデュアルマイクを搭載。通話時は独自のノイズリダクションアルゴリズムにより、周囲のノイズを抑えてクリアに通話が可能だ。

「イヤホン本体に触れずに耳介や耳の前に触れてタッチ操作できるのも便利です。触れることで位置がズレて装着感が悪くなるのを防いでくれます」(野村さん)

※:2023年3月12日現在

 

【ヒットアナリティクス】
イヤホンの音質調整や軽量性も優秀で期待値はクラファンでも証明済み

TWSはANC機能に加えて、ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、最適な音質に整える機能を備えた。イヤホン本体は約4gと小型軽量。クラウドファンディングで目標金額を達成して国内販売が決定するなど今後注目のアイテムだ。

■先進技術:5/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:3

 

【コレもCHECK】

ワークアウトに最適なコスパ最強スマートウオッチ

OPPO
OPPO Band2

実売価格8480円

1.57型の縦長有機ELディスプレイを備えるスマートバンドで、ストラップはシリコン製。100種以上のワークアウトをサポートし、バッテリーも最長14日間稼働する。マットブラック(写真)とライトブルーの2色を展開。

ランニングに特化したスマートウオッチ、プロが選んだ3品は?

一足のランニングシューズさえあればすぐに走れるが、せっかくなら最適なギアを選びたい。ランニング・フィジカルコーチの大角さんがシューズやウエア、ウオッチ、フードでターゲット・目的別にオススメのアイテムをピックアップしてくれた。今回は、自分にピッタリなウオッチを探そう!

※こちらは「GetNavi」 2023年02・03合併特大号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が教えます

ランニング・フィジカルコーチ

大角重人さん

ランニングイベントの運営などを行う会社イチキロを設立。大学時代は箱根駅伝を走り、現在ランニング・フィジカルコーチとして指導する。

 

ウオッチ選びの極意

1:使用目的に沿って必要な機能を吟味して選ぼう!

運動負荷をコントロールするために、速さと距離が測れる機能があれば最低限OK。機能が多すぎると直感的に操作しにくく、また高価格になるので自分に必要な機能を検討しよう。

 

2:ランニング中に邪魔にならないかサイズを確認!

ネットショッピングで購入すると失敗しがちなのがサイズ。多機能や電池持ちが良いタイプは比較的ゴツくて大きい傾向にあります。走行時に邪魔だとストレスになるので要注意。

 

【その1】多彩なトレーニング機能であらゆるランナーをサポート

SPEC●ディスプレイタイプ:MIP●画面解像度:260×260ピクセル●最大稼働時間:スマートウオッチモードで約14日間●内蔵メモリ:4GB●音楽保存最大可能数:500曲●サイズ(リストバンド除く)/質量:約W45.6×H45.6×D12.9mm/約49g

ガーミン

Forerunner 255 Music

5万2800円

健康志向のランナーから本格アスリートまでに対応するGPSランニングウオッチ。トレーニングプランをサポートするHRVステータスや多数のスポーツアプリなどを内蔵する。音楽配信サービスと同期し、再生しながら走れる。

 

 

↑GARMIN COACH機能を搭載。目標に応じてコーチからの専門的なアドバイスと、無料のトレーニングメニューを提供してくれる

 

【その2】身体にかかる負荷を計る実用的なランニングウオッチ

SPEC●ディスプレイタイプ: MIP●画面解像度:240×240ピクセル●CPUスピード:192MHz●メモリー:5MB●ストレージ:32MB●最大稼働時間:省電力モードで約100時間●サイズ(リストバンド除く)/質量:約W45×H45×D11.5mm/約40g

ポラール

Polar Pacer

2万9700円

ランナーに必要な基本性能や最大100時間のパワフルバッテリー、軽量設計など実用性に特化。Precision Prime(TM) 光学式心拍計測テクノロジーを搭載し、走行中の身体にかかる負荷もチェックできる。ミニマルなデザインだ。

 

 

↑人間工学に基づいた使いやすいグリップボタンを採用。ボタンを押すだけで簡単にアプリ機能をスタートできる。誤操作の心配もない

 

【その3】高精度な性能と軽さでランニングに専念できる1本

SPEC●ディスプレイタイプ:常時点灯型メモリーLCD●携帯電話接続:Bluetooth●防水性能:5ATM●充電時間:2時間未満●最大稼働時間:UltraMax GPSモードで約60時間●サイズ(リストバンド除く)/質量(ナイロンバンドの場合):約W42×H42×D11.7mm/約29g

カロス

PACE 2

2万9480円

まるで着けていないような軽さを実現。激しい運動時のストレスが軽減され、レースや試合に集中できる。従来品に比べてCPU処理速度が1.5倍、メモリ容量が4倍にアップし、多彩な機能を使いこなせるハイパフォーマンスに進化した。

 

↑トラックランモードでは、トラックのラップ数を正確に計測。距離の誤差は約数mで、ラップ数はストップウオッチとほぼ変わらない

Fitbitが開発中? 子ども用スマートウォッチの画像がリーク

Google傘下のウェアラブル企業Fitbitが子ども用スマートウォッチの開発に取り組んでいるとの噂は、昨年11月にも報じられていました。それに続き、開発中の試作機らしき写真がネット上に公開されています。

↑Fitbit

 

数か月前のBusiness Insider は「年長の子どもたちがスマートフォンやSNSと健全な関係を築けるようデザインされた」ウェアラブル機器が開発中だと報じていました。その計画名は「プロジェクト・イレブン」(人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』にちなんだもの)であり、発売済みの子ども向けアクティビティ・トラッカー「ace 3」とはかなり違うようです。

 

新たにリークされた写真では、平らな画面と角が丸みを帯びた腕時計が確認できます。実際のディスプレイは見かけよりもずっと小さく、黒いベゼルのため分かりにくくなっている(他のFitbit製品も同様)とのことです。

Image:9to5Google

 

画面の上側にはカメラと思しきものが写っていますが、これは先日のBusiness Insider報道では言及がありませんでした。当時はセルラー(携帯電話通信)とカメラを備えたスマートウォッチが開発中止にされたと述べられていましたが、その機能が持ち越されたようです。

 

デザイン的には、同社のSense/Versaをベースにケース本体を水色として、より厚めにした格好のようです。左側には2つのボタンがあり、それぞれ赤色と黄色。その間にマイクと思われる穴があり、反対側にはスピーカー穴があります。

 

このカラフルさはバンドも共通のようで、Fitbitのロゴもあるようです。ただし「ace 3」のように心拍センサーはなく、Sense/Versaと同じマグネット式充電器を使っているようです。

 

そして時計の電源を入れると、Fitbitのロゴと「Hello!」画面が表示されます。初期設定の画面も確認できますが、どうやらセットアップのプロセスを垣間見ることができるのは、言語ピッカーと、左上に現在のバッテリーパーセント、右側にセルラーバーが表示されるだけです。これはWear OSではなく、Fitbit OSのように見えます。

 

スマートウォッチ単体で通信ができれば、子どもにとってはSNSにアクセスして友達と連絡が取りやすく、親にとっては子どもにスマートフォンを持たせずに済むメリットもあります。こんな時計を待っていた! と喜ぶ家族も少なくなさそうです。

 

Source:9to5Google

Galaxy Watch6では回転ベゼルありのClassicモデル復活?バッテリー容量も大幅アップかも

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」シリーズのバッテリー容量が少し増えると噂されていました。それに続き、回転ベゼルのある「Classic」モデルが2年ぶりに復活し、Galaxy Watch4 Classicよりも大幅にバッテリー容量が大きくなると報じられています。

↑Galaxy Watch4

 

サムスン製品情報サイトSammobileは、中国の規制当局が公開している認証リストから、Galaxy Watch6 Classicが見つかったと伝えています。Galaxy Watch6は40mmと44mmの2サイズ、Classicモデルは42mmと46mmの2サイズあるそうです。

 

つい先日、Galaxy Watch6のProモデルのみに、物理的に回転するベゼルが追加されるとの噂がありました。しかし、今回の情報と合わせて考えると、回転ベゼルありのモデルはGalaxy Watch6 Classicを意味していたのかもしれません。

 

さて認証リストに戻ると、そこには各モデルごとのバッテリー容量が次のように書かれています。

  • Galaxy Watch6 40mm 300mAh
  • Galaxy Watch6 44mm 425mAh
  • Galaxy Watch6 Classic 42mm 300mAh
  • Galaxy Watch6 Classic 46mm 425mAh

 

これらをGalaxy Watch5シリーズと比べると、標準モデルGalaxy Watch6はおよそ5%の増量です。かたやClassicモデルについては、Galaxy Watch4世代から約20%も増えており(Galaxy Watch4 Classic 46mmは361mAh)、かなりスタミナが改善されることになりそうです。

 

ただし、Galaxy Watch5 Proは590mAhのバッテリーを搭載しており、それと比べれば、どちらのGalaxy Watch6 Classicも容量が減ることになります。もっとも、標準モデルやClassicとは別に、今年もProモデルが投入されるのかもしれません。

 

Source:Sammobile

シーンに合わせてケースを替えられる、ファーウェイ新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT Cyber」

ファーウェイ・ジャパンは3月16日、スマートウォッチの新製品「HUAWEI WATCH GT Cyber」を発表。3月23日から発売します。

↑HUAWEI WATCH GT Cyber。下に映っているのは同日発表の完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 5i」

 

HUAWEI WATCH GT Cyberは、ベルトと一体型になっているケースを付け替えられるモデル。たとえばビジネスの現場と普段使いで替えるなど、シーンごとにケースを付け替えて楽しめます。ムーブメントをケースから押し出すだけと、付け替え自体も簡単です。

↑ケースからムーブメントを外したところ

 

また、多彩な文字盤が用意されているのも特徴で、「スポーツ」や「デジタル」など、スタイルに合わせて表示できる文字盤が「HUAWEI Health アプリ」に5000種類以上そろっています。加えて、ウォッチ全体のテーマを設定することもでき、ホーム画面のテイストを気分に合わせて変更できます。さらに、お気に入りの服やバッグ、柄などを撮影すると、アプリ上で撮影した物のカラーや柄に合わせて文字盤を作成してくれる「スタイル文字盤」機能も新搭載。

↑文字盤の一例

 

本体は付け替え可能ながら、耐久性に優れており、高温/低温耐性試験や耐衝撃性試験など、16項目のテストをクリア。水深50mに相当する圧力に耐えうる5ATM防水性能も備えているため、過酷な環境でのスポーツでも使用できるといいます。

 

このほか、100種類以上のワークアウトモードや、HUAWEI Health アプリを通して睡眠モニタリング/心拍数モニタリング/ストレスモニタリングのチェック、スマホにかかってきた電話の受話など、スマートウォッチとしての基本性能もしっかり備えています。

 

本体サイズは約47.4×44.4×10.2mm、重さは約58g(ムーブメント)。ディスプレイは1.32インチの有機ELで、素材には強化ガラスとセラミックを採用しています。バッテリーは通常使用で約7日間です。

↑身に着けてみましたが、女性や細身の男性だと存在感があります

 

市場想定価格は、ムーブメントとミッドナイトブラックカラーケースのセットで3万2780円(税込)。ケースはほかに、ゴールデンブラック、シーブルー、ムーンホワイト(各8580円、税込)、スペースグレー(5280円、税込)をラインナップしており、これらはケースのみで販売します。

「Galaxy Watch6」、Proモデルのみ人気の物理回転ベゼルが戻ってくるかも!

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch6」のProモデルのみに、かつて好評だった物理的に回転するベゼルが復活するとの噂が報じられています。

↑物理回転ベゼルがGalaxy Watchに戻ってくる!?

 

この回転ベゼルは、2015年発売のGear S2に初搭載されたものです。クルクル回してアプリを選ぶことは便利かつ楽しいと評判で、 Galaxy Watch 4 Classicまでは残されていました。

 

それが、昨年発売されたGalaxy Watch5では標準モデルでもProモデルでも消滅。かわりにタッチ式のベゼルが採用されて操作性は引き継がれていますが、満足感に乏しいとの声もありました。

 

しかし韓国のYouTuber「Super Roader」氏によれば、次期Galaxy Watch6のProモデル限定で物理回転ベゼルが戻ってくるとのことです。

 

この人物は元サムスン社員を名乗っており、実際にGalaxy S22の発売前にデザインの正確な情報を提供した実績もあり、かなり信ぴょう性が高いと思われます。

 

Galaxy Watch5 Proは標準モデルよりもバッテリーが大容量ながらも、米国価格で170ドルも高価となっています。次世代での物理回転ベゼルの復活は、プレミアムモデルに相応しい付加価値となりそうです。

 

またGalaxy Watch6については、バッテリー容量が先代モデルより少し増えるかもしれないと報じられたこともあります。ますます使いやすく、充電せずに使える時間が長くなることを期待したいところです。

 

Source:Super Roader(YouTube) 
via:Tom’s Guide

Metaはスマウォを諦めない? 新バージョンの本体画像がリーク

Meta(メタ)の新バージョンのスマートウォッチのものとされる画像が、開発者のKuba Wojciechowski氏によってリークされています。

↑Kuba Wojciechowski / Twitter

 

Metaといえば、2022年6月には開発中とされるスマートウォッチの実機画像が流出。本体にデュアルカメラを搭載するなど、意欲的な設計でした。一方で昨年11月には、大規模レイオフによりスマートディスプレイ事業とスマートウォッチ事業が打ち切りになったことも報じられています。

 

今回リークされた画像からは、Metaの新バージョンのスマートウォッチのデザインが、以前のリーク画像からほぼ変わっていないことがわかります。ただし新バージョンのスマートウォッチの本体外周はプラスチック素材となっており、金属ケースを採用した最初のデザインから高級感は落ちているようです。さらに、腕時計のバンドをつけたまま手首からはずすこともできるとしています。

 

OSにはGoogle(グーグル)の「Wear OS」ではなく、Android OSのカスタムバージョンを搭載。プロセッサには、Qualcomm(クアルコム)のものが利用されていました。なお「V1」と呼ばれた前世代のスマートウォッチは、カメラと神経信号によるジェスチャーに問題があったと伝えられており、この問題が解決されているのかも気になります。

 

関係者によると、Metaはスマートウォッチを「Metaverse(メタバース)関連デバイスを使用する前に、ユーザーがフォームファクタに慣れるために」顧客に出荷するつもりだそうです。現時点では販売情報が一切不明な同社のスマートウォッチですが、いずれ単体の製品として発売されることはあるのでしょうか?

 

Source: Kuba Wojciechowski / Twitter via 9to5Google

イヤホン付きスマートウォッチ登場! ファーウェイ「HUAWEI WATCH Buds」クラウドファンディング中

華為技術日本(ファーウェイ・ジャパン)は、ワイヤレスイヤホンを「収納」できるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH Buds」を、CCC(TSUTAYA)グループのワンモアが運営するクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で、先行して公開・支援を募集しています。

 

同製品は、イヤホンとスマートウォッチが一体化しており、一緒に持ち歩けます。ウォッチのディスプレイ部分は外側に物理的についているケースボタンを軽く押すと開きます。イヤホンの収納はマグネット吸着により自動的に正しい位置に調整され、イヤホンを文字盤の裏側に近づけるだけで、正しい位置にセットすることが可能です。

 

 

1300℃で焼成した頑丈なウォッチケースに埋め込まれた、なめらかな3Dラウンドガラスのディスプレイは、クラシックなデザインで、耐久性があります。ケースボタンとリューズには、高級時計によく用いられる、ピラミッドのような鋲が710個ほど細かく格子模様に並ぶ加工(クルードパリ加工)が施されています。

 

スマートウォッチ内部に収納されるイヤホンはコンパクトなデザインで、片方約4gと軽量です。イヤホンにはアダプティブ・イヤーマッチング・テクノロジー(AEM EQ)が採用されており、左右のイヤホンは同じ形なので、左右を気にせず使うことが可能です。イヤホン内部には4つのマグネットと平面振動板ドライバーを搭載し、幅広い音域で、音源により近く、クリアで歪みの少ない音を届けます。ユーザーの耳の形や装着状態、音量を自動的に検出して、耳に入る音をリアルタイムに最適化します。

 

イヤホン本体だけでなく、耳介や耳の前の部分に触れるだけでタッチ操作が可能です。ダブルタップで電話に出る・切る、音楽を再生する・一時停止、トリプルタップでノイズキャンセリング機能のオン・オフなど、HUAWEI Healthアプリから設定やカスタマイズが可能です。

 

アクティブノイズキャンセリング機能をオンにすると、周囲のノイズを低減。外部音取り込みモードでは音楽を聴きながらも周囲の音が聞こえるため、周囲の音を把握したり、会話をすることができます。

 

 

AIによる通話時のノイズリダクション機能によって、よりクリアな通話体験が可能。骨伝導センサーとデュアルマイクおよびディープニューラルネットワークによる通話時のノイズリダクションアルゴリズムが搭載されており、周囲のノイズを抑え、ユーザーの声色を識別・強化するので、通話がよりクリアになります。着信時はスマートフォンやスマートウォッチで応答する必要はなく、イヤホンを片方装着するだけですぐに通話が始められます。イヤホンが見つからないときは「イヤホンを探す」機能で、ウォッチからイヤホンを鳴らして探すことが可能です。イヤホンのバッテリー残量もウォッチ画面ですぐに確認できます。

 

 

スマートウォッチで現在の身体の状態をモニタリングし、専門的なデータを可視化。ワークアウトで身体を鍛えるときも、モニタリングデータを記録できます。新しくアップデートされたHUAWEI TruSleep 3.0技術を用いた睡眠モニタリングによるアドバイスで、睡眠の質改善も期待できます。心拍数モニタリングは、予め設定した数値を超えるなど急激な変化を検出した場合、リアルタイムで通知。血中酸素レベルの可視化によって、24時間365日、血中酸素レベルの状態を確認できます。ストレスレベルが高くなると深呼吸、ストレス解消などをレコメンドしてくれるなど、ストレス状態も随時モニタリングしてくれます。

 

HUAWEI Healthアプリと連携すれば、自分に合ったランニングプランなどをカスタマイズできます。ウォーキング、サイクリング、縄跳びなど、ウォータースポーツ以外の様々なプロスポーツモードに対応しており、詳細なデータが取得できます。「HUAWEI EasyFit」の付け替え用ベルト(別売)22mmに対応しており、ソフトラバーのベルトに付け替えも可能です。

 

2月1日21時現在の税込価格は5万1322円~(超超超早割りプラン・28%オフ)。200台以上の支援を達成することでプロジェクト成立(販売)となります。3月15日まで、二子玉川 蔦屋家電1階の次世代型ショールーム「蔦屋家電+(プラス)」で、展示を行なっています。

60分の充電で最長14日間駆動! 5分間の充電で24時間使える急速充電も搭載した「OPPO Band 2」

オウガ・ジャパン(OPPO)は、急速充電に対応した「OPPO Band 2(オッポ バンド ツー)」を、1月27日より順次販売開始。現在、予約を受け付けています。税込価格は8480円。

 

同製品は、犬の散歩など日常的な運動から、ランニングやウォーキングなどの基本的な運動をはじめ、100種類以上の運動に対応。消費カロリーや心拍数、ワークアウト時間を記録し、運動の習慣作りをサポートします。ランニング、ウォーキング、ローイング、エリプティカルの4種類の運動は自動で認識して記録を開始。運動を一時的にやめると記録も一時停止します。

 

13種類のランニングメニューから自分に合ったメニューを選択し、安全な心拍範囲でランニングのペースをサポート。ランニング終了後はランニング中の走行ペース、心拍数などのデータに基づきレポートを生成し、次回のランニングに向けたアドバイスを行います。

 

同製品にはOPPO独自開発のプロテニスモードも搭載。サーブ、フォアハンドトップスピン、フォアハンドスライス、バックハンドトップスピン、バックハンドスライスをそれぞれ認識し、打球数やスイングスピードを計測。活動時間、心拍、カロリー消費量も計測可能で、自身の打球の傾向や試合中のパフォーマンスについて知ることができます。

 

それぞれのライフスタイルを持つユーザーの睡眠時間に対応し、設定した就寝時間に合わせて、リマインド、各種睡眠状況のモニタリング、起床後のレポートまで、総合的にユーザーの睡眠状況をモニタリングし、睡眠状況の改善をサポート。

 

15分程度の仮眠であっても自動的にモニタリングを行い、血中酸素レベルやいびき音を検知して睡眠中の呼吸障害リスクを評価します。異常ないびき音を検出をした際は、録音を行います。

 

仕事中、散歩中や、スポーツ時でも、心拍に異常を検知した際にアラートで知らせることができ、心拍数の画面から簡単に測定できます。そのほか、常時ストレスレベルを測定し、変化を感知して記録、レポートする24時間ストレスモニターや呼吸トレーニング機能
などを備えています。

 

60分の充電で最長14日間連続で使用可能。急速充電にも対応しており、5分間の充電で24時間使用することができます。

 

本体重量は約20gで、ストラップを含めた場合は約33g。約1.57インチのディスプレイを搭載しています。

 

HeyTap Healthアプリから選べる文字盤は150種類以上。AIコーディネート2.0では、その日の服装やアイテムを撮影するとAIが文字盤を自動生成し、自分の好きなコーディネートに合わせて、文字盤もコーディネートします。ほかにも、好きな写真やアプリで作成したライトペイント文字盤など、様々な文字盤のなかから、自分だけの文字盤選びが楽しめます。

Wear OS 3搭載スマートウォッチで、ついにスマホなしのターンバイターンナビが可能に!

米グーグルはスマートウォッチ向けOS「Wear OS 3」用Googleマップアプリに、母艦のスマートフォンなしにターンバイターン方式のナビゲーション機能が使えるようになったことを発表しました。

↑待望の機能!

 

ターンバイターンナビとは、目的地への移動中に現在地や最適なルートをユーザーに教えてくれる機能のことです。この機能は以前から待ちに待たれていましたが、ついに利用可能となりました。

 

このニュースは、Wear OSのヘルプフォーラムで今月初めに発表されたものです。LTE(4G)対応のスマートウォッチで利用できるほか、Wi-Fiモデルでも使えるとのこと。ただし、後者はWi-Fiに接続していないと機能しません。

 

ナビゲーションを利用したい場合は、Wear OSウォッチでGoogleマップアプリを開き、向かう目的地を音声等で入力すれば始められます。またスマートフォンとペアリングしている場合は、経路検索はスマホ側で開始できますが、スマホから遠ざかると直ぐにウォッチ側でルートを表示し始めるとの趣旨も付け加えられています

 

今のところ自転車、車、徒歩のナビに対応しているとのことです。他の交通手段についても、後にアップデートで追加される可能性がありそうです。

 

以前グーグルは、Wear OS向けGoogleマップアプリがオフラインでのナビにも対応することを約束していました。そちらも、近い将来に実現するのかもしれません。

 

Source:Google
via:Wccftech

上位のスマートウォッチと遜色ない性能で薄型軽量、ファーウェイがWATCH GT3 SE発売

ファーウェイは、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3」のエントリーモデルとして、「HUAWEI WATCH GT 3 SE」を発表。11月18日から発売しています。エントリー機種という位置付けではありますが、上位機種が搭載しているセンサーはそのままに、軽量化・小型化を図った別機種とも取れる新モデルです。

 

上位モデルと同じセンサーを搭載した、軽量薄型の姉妹機種

HUAWEI WATCH GT 3 SEの最大の特徴は、本体質量35.6g、厚さ11mmという驚愕の軽さ・薄さです。ケースサイズは46mmで、同サイズのHUAWEI WATCH GT 3が質量42.6gであることと比較すると、2割近くも軽量化されています。その装着感はとにかく軽く、つけていることを忘れてしまうほど。この軽量薄型に反して、バッテリーは通常使用で約14日間駆動するというロングスタミナです。しかも、Qi規格の非接触充電に対応しているので、iPhoneなどと同じ充電器で、非接触充電ができます。

↑本機を腕に装着。フェイスのサイズは46mmなので、十分な存在感があります。それに反し、つけていることを忘れるほどに軽量です。筆者が普段使っている他社製スマートウォッチとは雲泥の差がありました

 

また、スマートウォッチにとって大切なのが、その心臓部であるセンサー類です。同社によれば、HUAWEI WATCH GT 3 SEのセンサー類は、上位モデルのHUAWEI WATCH GT 3 Proと同様のものを採用しているとのこと。これにより、24時間の心拍数モニタリング、血中酸素レベルの測定、睡眠・ストレスのモニタリングを高い精度で行えます。

 

登山やスキーなどを含めた100以上のワークアウトに対応しており、スポーツウォッチとしての能力も十分です。さらに、ウォーキング、サイクリング、プールでの水泳、ハイキング、トライアスロン、縄跳びなど、18のワークアウトでは、詳細なスポーツモニタリングデータを測定できます。

↑本機の背面。センサー類には、上位機種と同様の装置を搭載しています

 

アウトドアに資するファーウェイのこだわりは、本機種でも踏襲されています。GPSによってこれまで進んできた方向を記録し、登山時などの帰り道を教えてくれるルートバック機能、日の出日の入りや潮の満ち引きの通知、悪天候の予測される場合の通知など、多彩な機能を装備。気圧の急激な変化や、血中酸素濃度が急激に低下した場合のアラート機能まで備えており、ユーザーの安全なアウトドアライフをサポートします。

↑ワークアウトモードにはスキーも搭載。同社担当者は「ウィンタースポーツシーンでの使用には、特に力を入れている」と言います

 

なお、リューズの回転による画面スクロール操作が不可能であることなど、一部の機能には上位モデルとの差異があり、バンドの素材も異なります。とはいったものの、機能面での遜色はほぼありません。

 

本機の価格は税込2万7280円であり、ワンランク上の機種・HUAWEI WATCH GT 3(46mmの場合、税込3万1680円)と比べて4000円ほど安くなっています。しかし、その程度の差に留まっていることを鑑みれば、エントリーモデルというより薄型軽量の姉妹機種として捉えた方が適切かもしれません。

↑カラバリは、ワイルドネスグリーン(左)と、グラファイトブラック(右)の2色展開

 

ヘルスケアアプリが大幅アップデート。「FiNC」「あすけん」との連携も

また、本機の登場にあわせて、HUAWEIヘルスケアアプリが大幅アップデート。「健康だけでなく、運動までサポートする」というメッセージを込め、アプリのロゴも変更しました。機能面では、データの見やすさが向上したと同時に、いびきや寝言の検知機能や、家族内での健康状況シェア機能を実装。家族内で励まし合いながら運動に取り組むといったような使い方ができそうです。

↑アプリロゴのデザインを、心拍を思わせるようなものから、「ワークアウトの要素を取り入れた」ものに刷新(画像左下が新しいロゴ)

 

今回のアップデートでは、他社との連携も発表されました。ヘルスケアアプリ「FiNC」および「あすけん」とコラボし、両アプリで配信されているコラムをHUAWEIヘルスケアアプリ内で読めるようになる予定です。さらに、HUAWEI公式サイトから、同機種を含むスマートウォッチを購入した場合、FiNCの有料プラン「FiNC Plus」が3か月間無料になるほか、アディダスオンラインストア・アプリで使用できる20%オフのディスカウントクーポンが配布されるキャンペーンもアナウンスされています。

↑アプリ内のメニューに「発見」というカテゴリが追加される予定。他社提供の健康や運動に関するコラムを無料で読める

 

【製品情報】

HUAWEI WATCH GT3 SE

  • 価格:2万7280円
  • サイズ:縦46.4mm×横46.4 mm×厚さ11mm
  • 質量:約35.6g
  • 搭載センサー:加速度・ジャイロ・磁気・光学式心拍・気圧
  • ディスプレイ:1.43 インチAMOLEDタッチスクリーン
  • 対応OS:Android 6.0以降、 iOS 9.0以降
  • 防水:5ATM

 

ウェルネスに特化したスマートウォッチ! Wear OS最新バージョン搭載「FOSSIL GEN 6 WELLNESS EDITION」

フォッシルは、Wear OS最新バージョン(Wear OS 3)搭載スマートウォッチ「FOSSIL GEN 6 WELLNESS EDITION」を、10月17日に発売しました。税込価格は3万8500円。

↑FOSSIL GEN 6 WELLNESS EDITION(ブラックIP)

 

同製品は、Snapdragon Wear 4100+プラットフォームによりスピードとパフォーマンスの向上。急速充電、Bluetooth 5.0 LE接続などを備えながら、ウェルネスに特化。ユーザーインターフェースの刷新、ウォッチナビゲーションの再設計、ウェルネス指標の性能と品質の向上が行われています。

 

専用ウェルネス・アプリを搭載。SpO2測定、カーディオ・フィットネス・レベルの推定、心拍ゾーンの確認、心拍数の継続的な追跡が可能です。ワークアウトの自動検出や、睡眠インサイトの取得もできます。

↑FOSSIL GEN 6 WELLNESS EDITION(シルバートーン・ステンレススチール)

 

そのほか、Spotify、YouTube Music、Facer、Amazon Alexa for Smart Watchesなども利用可能。

 

新デザインの44mmケースは、ブラックIP、シルバートーン・ステンレススチール、ローズゴールドトーン・ステンレスの3種類。耐久性があり、曲線的なラインの20mmシリコンストラップは、新しいシリコンストラップに交換することもできます。

↑FOSSIL GEN 6 WELLNESS EDITION(ローズゴールドトーン・ステンレス)

 

ウェルネス・ゲージ、ヘリテージ・ウェルネス、ヘリテージGMTの、3種類の新しいウォッチフェイスを用意し、使用スタイルやアクティビティに合わせて変更することができます。アナログ時計の文字盤からインスピレーションを受けたデザインで、ウェルネスに関する主要な統計データをハイライトします。

Galaxy Watch 5シリーズ登場。全モデルにサファイアガラス採用、Proモデルはバッテリーが大幅アップ!

サムスンは10日22時~の「Galaxy Unpacked」にて、最新のスマートウォッチ「Galaxy Watch 5」と「Galaxy Watch 5 Pro」を正式に発表しました。このうちProモデルについてはサムスン製としては最も耐久性が高くて機能が充実していること、全モデルについては健康とウェルネス機能の強化がアピールされています。

↑Image:9to5Google

 

最近スマートウォッチでは健康管理機能が重視される傾向にあり、Galaxy Watch 5でもそこに力が入れられています。まず独自開発のBioActiveセンサーは3つのセンサーを組み合わせ、血中酸素濃度や心拍数、推定ストレスレベルなども計測できるというもの。前モデルのGalaxy Watch4よりも手首に触れる面積が増えたことで、さらに精度が高まるようです。

 

また先代から心電図や血圧測定なども引き継ぎながらも、こちらは各国の規制機関から承認を得る必要があるため、「使える国」と「使えない国」が分かれそうです。睡眠トラッカー機能も充実しており、血中酸素濃度を測る「スリープスコア」(睡眠の質の点数)やいびき検出、睡眠パターンを検出して習慣の改善を助けるスリープコーチングシステムも搭載されているとのことです。

 

搭載プロセッサは標準モデルとProモデルともにExynos W920、RAM容量は1.5GB、内蔵ストレージは16GBということで、先代のGalaxy Watch4と全く変わらないまま。プロセッサのクロック数も同じ1.18GHzです。

 

ただしバッテリー容量については、それぞれのモデルで大きな違いあり。Galaxy Watch5の小型(40mm)モデルは284mAh、大型モデル(44mm)が410mAhに対して、Galaxy Watch5 Proには590mAhも積まれています。噂では572mAhと言われていましたが、それさえ上回っていました。充電速度も、Watch4より30%高速化したそうです。

 

ソフトウェア面では、全モデルともGoogleのWear OS 3.5をベースにしたOne UI Watch 4.5が搭載されました。これは音声入力のほかフルQWERTYキーボード、デュアルSIM対応、ウォッチフェイス(文字盤)のオプションが豊富、アクセシビリティの改善などが含まれています。

 

さらにハードウェア面では、やはり全モデルにサファイアガラスが採用され、前モデルよりも耐久性が増しました。これと強化された転倒検知機能(激しく転んだときに緊急連絡先に通報)が組み合わさることで、より多くの命が守られることになりそうです。

 

これだけ多彩な機能が詰め込まれて頑丈にされながら、Galaxy Watch5の価格はBluetooth版が279ドル、LTE版が329ドルから。そしてGalaxy Watch5 Proは、それぞれ449ドルと499ドルからとなります。

Source:Samsung

via:9to5Google

メタのデュアルカメラスマートウォッチがリーク。でも買えないの?

米メタ(旧フェイスブック)のデュアルカメラ搭載スマートウォッチ「Milan:コードネーム」とされる画像を、ブルームバーグが掲載しています。なお、このスマートウォッチはすでに販売計画が中止されているそうです。

↑Bloombergより

 

メタ(当時はフェイスブック)がスマートウォッチの販売を計画していることは、昨年にも海外メディアによって報道されていました。当時の報道では、このスマートウォッチはデュアルカメラと心拍数計を搭載し、2022年夏に発売されると伝えられていたのです。

 

しかし今回のブルームバーグの報道によれば、2023年春に349ドル(約4万7000円)にて発売予定だったMilanは技術的な問題、そしてメタ社内でのコスト削減により、販売が中止されたというのです。

 

なお開発されていたMilanは、ビデオ通話用の500万画素カメラを前面に、そして手首から外した時のために1200万画素の写真/ビデオ撮影用カメラを搭載していました。しかし報道では、後者のカメラが「手首からの神経信号を拾う機能」を阻害するという問題があったと伝えています。このスマートウォッチは、手首からの信号神経をARスマートグラスやメタバースデバイス向けのコントローラーとして利用することが、計画されていたようです。

 

その他に伝えられているMilanの機能としては、1回の充電で18時間のバッテリー駆動が可能だとしています。また他の企業と協力し、バックパックに取り付けるカメラとして使うためのアクセサリなども検討していたようです。

 

このデュアルカメラを搭載したメタのスマートウォッチは計画が中止されてしまいましたが、ブルームバーグによれば現在も同社は、その他のいくつかの手首に装着するウェアラブルデバイスの開発に取り組んでいるとのこと。SNSサービスをバックボーンとするメタが、どのような革新的なハードウェアを世に送り出すのかに注目したいものです。

 

Source: Bloomberg via The Verge

様々なカスタマイズでユーザーの健康を見守る! スマートウォッチ「Amazfit GTR 3 Pro」

Zepp Health Corporationは、スマートウォッチ「Amazfit GTR 3 Pro」を販売しています。税込価格は3万9800円。

 

同製品は、スマートウォッチブランド「Amazfit(アマズフィット)」のプレミアムモデルで、「ブラウンレザー」「インフィニットブラック」の2種類のデザインが用意されています。

 

ユーザーの心拍数やストレスレベルなどのヘルスケアデータを24時間常時チェックするほか、ワンタップで心拍数、血中酸素レベル、ストレスレベル、呼吸効率の4つのデータを測定できます。ランニングやサイクリングをはじめ、ヨガ、縄跳び、水泳などにも対応した150種類以上のアクティビティに対応し、カロリー燃焼などの指標も追跡可能です。

 

独自開発のZepp OSを搭載し、一度の充電で最大12日間の連続稼働が可能。1.45インチのディスプレイは331ppiの精細さで、明るい日光の下でもしっかりと画面を識別できます。

 

Amazfitシリーズに搭載されている健康評価システム「PAI(パイ…Personal Activity Intelligence)」は、日々の運動や生活行動が反映されます。PAIの7日間のトータルスコアを「100」以上に維持することで、生活習慣病のリスクが大幅に軽減できることが、ノルウェー科学技術大学の研究によって実証されているとのこと。体調不良時などに運動する必要はなく、1週間でスコアを整えながら、無理なく健康管理することが可能です。

 

スマートウォッチの機能として、スマートフォンとペアリングすることでSNSの通知やハンズフリー通話も本体で可能。Alexaも標準搭載されており、アラームの設定や翻訳なども行えます。「Zepp」アプリからは、歯磨きガイド、水を飲む時間通知などのアプリも導入でき、様々なカスタマイズが可能です。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

ファーウェイ・ジャパンは5月26日、日本向けの新商品を一挙9製品発表しました。ひときわ注目を集めたのはメガネ型スピーカー「HUAWEI Eyewear」です。日本のアイウェアブランド「OWNDAYS(オンデーズ)」とのコラボレーションモデルも発表されました。

↑OWNDAYS×HUAWEI Eyewear。“どこからどうみてもメガネ”なスピーカーです

 

スマホやパソコンからの音が聴こえるメガネ

HUAWEI Eyewearは“オーディオグラス”と呼ばれるタイプの製品。メガネのテンプル(つる)にスピーカーを内蔵し、ワイヤレスイヤホンと同様にスマホやパソコン、ゲーム機にBluetoothで接続、耳元で音を鳴らします。長時間装着しても疲れにくいうえに、周囲の音も聞こえるという特徴があります。

 

HUAWEI Eyewearの価格は3万2780円(税込)で、5月26日より量販店やAmazon.co.jpなどで順次販売されます。

 

フレームの色はブラックで、形状はボストン型のフルリム、 ウェリントン型のハーフリム、フルリム(Amazon限定)と3種類をラインナップしています。

↑上からウェリントン型のフルリム、ウェリントン型のハーフリム、ボストン型のフルリム

 

見た目はテンプルの縦幅がちょっと太めですが、「スピーカーがついています」と言われなければまったく気づかないようなスタイリッシュさ。重さも約37g~39g(形状によって変わります)と軽いため、普段からメガネをかけ慣れている人なら、長時間かけ続けても苦にならないでしょう。

 

スピーカーは耳の穴よりやや後方にあり、頭に直接響かせるような、立体感のある聴こえ方です。また、ノイズキャンセリング機能(ANC)も備えており、雑踏の中でもしっかりと音楽を楽しめます。

 

操作はテンプルをタップしたり、なぞったりして行います。トントンッとダブルタップで音楽の再生や停止、スーッとスワイプ操作で音量の調整といった具合です。操作方法はスマホアプリから設定・確認できます。

↑側面のテンプルをなぞって操作します

 

↑OWNDAYS×HUAWEI Eyewearと専用アプリの操作画面

 

セミオープンタイプのスピーカーということで、音漏れするかは気になるところでしょう。実機で試してみた感触は「よほど静かな場所で、大音量で聴かなければ、音漏れに気づくのは難しい」というものでした。

 

スマホ側のボリューム表示で80%以上の音量まで上げて、静かな場所で装着者に近い距離なら、シャリシャリとした音漏れに気づくかもしれません。ただし、そのときの装着者本人は、頭が痛くなるくらい大音量で音楽が鳴り響いています。

 

ファーウェイは2021年にメガネ型スピーカー「HUAWEI X GENTLE MONSTER Eyewear II」を発売しており、HUAWEI Eyewearは実質的な後継製品となっています。

 

筆者を含め、メガネをかける人にとってうれしい進化点は「度入りのレンズが入れやすくなった」ことでしょう。メガネ屋に持ち込んで度入りレンズを制作してもらいやすいように、レンズ部分が外れるようになっています。

 

また、新たに通話時の雑音カット(ノイズキャンセリング)にも対応。ノイズキャンセリングはメガネ本体側で処理するため、パソコンでのZoom会議などのシーンでも使えます。テレワークなどを意識した作りと言えるでしょう。

 

バッテリー持ちは音楽再生で約6時間、通話で約4時間半。10分間の充電で約80分の音楽再生が可能としています。メガネのテンプルの先に充電端子があり、付属の充電アダプターでUSB Type-Cケーブルに接続する方式です。

 

「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」はサングラス化も可能

OWNDAYSとコラボした「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」の基本的な機能は、HUAWEI Eyewearと共通で、レンズ部分はOWNDAYSオリジナルのデザインとなっています。

↑OWNDAYS×HUAWEI Eyewearのラインナップ

 

フレームはブラックとグレーの2色で、スクエアとウェリントンの2種類をラインナップ。通常版のHUAWEI Eyewearとはやや形状が異なっています。

 

価格はHUAWEI Eyewearと同じ3万2780円(税込)ですが、度入りレンズ込みの価格となっており、HUAWEI Eyewearよりもお得です。レンズは超薄型までが無料で選択可能。オプション料金を支払えばブルーライトをカットするPCレンズや遠近両用レンズ、曇り止めコーティング付きレンズも選べます。

↑度入りレンズで購入可能

 

コラボモデルでは、専用のアクセサリー「SNAP LENS」(別売・税込1500円)も用意。メガネの上からマグネットで取り付ければ、一瞬にしてサングラスに早変わりします。例えばクルマの運転のときだけサングラスにするといった使い方も手軽にできます。

↑ペタっと装着してサングラスになるSNAP LENSは、「OWNDAYS×HUAWEI Eyewear」だけのオプションです

 

「音量や音のクオリティは従来の他社製品をはるかに上」

なお、HUAWEI Eyewearはファーウェイのお膝元、中国をはじめ、世界各地で販売されていますが、今回のコラボモデルであるOWNDAYS×HUAWEI Eyewearは、当面は日本市場限定で販売されます。

 

オンデーズの田中修治社長はコラボモデルについて「言われなければスピーカー搭載と気づかないほどに軽量化されており、音量や音のクオリティは従来の他社製品をはるかに上回っている。ファーウェイが開発中の試作機を見て感銘を受け、共同開発を決断した」とコラボの経緯を説明。「どういった形状だと使いやすいのかなど、メガネ屋としてのノウハウを提供した」(田中氏)といいます。

↑ファーウェイ・ジャパンの楊涛氏(左、ファーウェイ デバイス 日本・韓国リージョン プレジデント)と、オンデーズの田中修治社長

 

ガンガン響くBluetoothスピーカーも投入

オーディオ関連の製品としては、Bluetoothスピーカー「HUAWEI Sound Joy」も発表されました。フランスのオーディオメーカーDevialet(デビアレ)の音響監修を受けた製品で、360度全方位に鳴り響く筒型スピーカーです。価格は1万4800円(税込)で、本日5月26日の発売です。

↑HUAWEI Sound Joy

 

大音量でガンガン鳴らせるタイプのスピーカーで、屋外でも使いやすいIP67相当の防塵・防水仕様。バッテリーは8800mAhと大容量で、最大26時間の長時間再生が可能です。ポータブルスピーカーとしては大きく、重めで、サイズは約73×73×202mm、重さは約680gとなっています。カラーはオブシディアンブラックとスプルースグリーンの2色をラインナップします。

↑大口径スピーカーに大容量バッテリーを搭載でずっしり重め

 

↑デビアレの特徴というPush-Push式のパッシブラジエーターを上下に搭載。低音を鳴らすとガンガン振動します

 

スピーカーユニットは20Wフルレンジドライバーと10Wツイーター、パッシブラジエーター2基という構成。大音量で鳴らすと筒の先端にあるパッシブラジエーターが勢いよく振動しているのが見て取れます。筒の円周にはカラフルに光るライトを配置し、音楽とあわせてムードを演出します。

 

また、スピーカーを2台用意すると、ステレオ再生が可能に。本体を“振る”という簡単な操作で2つのスピーカーをペアリングできます。

↑2台のスピーカーを振ってペアリング

 

ヘルスケア分野も3つの新製品

スマホと組み合わせて使うヘルスケア製品のジャンルでは、スマート体組成計「HUAWEI Scale 3 Pro」、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 2」、スマートバンド「HUAWEI Band 7」の3製品が発表されました。3製品はいずれも、iPhone/Android向けアプリ「HUAWEI Health」アプリと連携して、心拍数や歩数、体重などを記録します。

 

スマート体組成計のHUAWEI Scale 3 Proは、6月9日発売で価格は1万780円(税込)。足と手の両方を使って全身のデータを測定します。測定結果は体重、BMIや骨格筋量、体内水分率、基礎代謝量、心拍数などの10項目以上に対応。乗った人を自動識別する機能も備えており、家族で共有しやすいようになっています。

↑HUAWEI Scale 3 Pro

 

↑足と手の両方を使って測定します

 

スマートウォッチのHUAWEI WATCH FIT 2はシリコンバンドタイプが2万680円(税込)、レザーバンドタイプが2万3980円(税込)。計5色展開となっています。

 

有機ELディスプレイは画面サイズ1.74インチに大型化。またBluetooth通話機能を新たに搭載し、スマホをカバンに入れたままで、時計から着信に応答できます。さらにAndroidスマホから音楽データを転送して、時計本体で再生する機能も追加されました。

↑HUAWEI WATCH FIT 2

 

↑シリコンバンド3色、レザーバンド2色のラインナップ

 

ヘルスケア機能は24時間の心拍数計測や睡眠モニタリング、活動量や位置情報を組み合わせた各種ワークアウトの計測に対応。電池が持続するのが特徴で、1日200回画面を表示して毎週30分運動するという“一般的な使用条件”なら10日間、画面表示500回に運動60分の“ヘビーな使用条件”なら7日間は継ぎ足し充電なしで使えます。

 

スマートバンドのHUAWEI Band 7は8580円(税込)と、より手に取りやすい価格のウェアラブル製品です。1万円以下の製品としては珍しく、心拍数や血中酸素、ストレスレベルなどの常時測定に対応しており、身体の不調を検知した際のアラート表示も可能。電池持ちは通常使用で約14日間、ヘビーユースで約10日間とされています。

↑HUAWEI Band 7

 

↑カラーは4色展開

 

このほかにもファーウェイはE Inkディスプレイ搭載のタブレット端末「HUAWEI MatePad Paper」やWindows PC「HUAWEI MateBook」シリーズ、メッシュWi-Fiルーターを発表しています。次回の記事では、とりわけユニークなHUAWEI MatePad Paperを中心に紹介します。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

Google「Pixel Watch」、3年前のプロセッサーが搭載されるかも……

先日Googleは、同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を公式に発表。まだ発売が数か月先のため、具体的な仕様には軽く触れただけで、内蔵チップなどは謎に包まれたままです。

↑Googleから

 

ですが米9to5Googleが独自の情報源から、実はPixel Watchが2018年のサムスン製Galaxy Watchと同じExynos 9110チップを搭載している可能性が高いと報じています。

 

昨年末からPixel Watchにサムスン製のチップセットが使われる可能性が高いと噂されており、最新のGalaxy Watch 4に搭載されたExynos W920が使われると推測されていました。これにより、最新鋭に近い5nmプロセスで製造された「Cortex-A55」を2つ搭載した処理能力と省電力性能が実現すると期待されていたわけです。

 

しかしExynos 9110は10nmプロセス製造で、2つのCortex-A53コアを搭載したもの。サムスンはその後継機にあたるExynos W920を発表した当時「CPU性能は約20%、グラフィック性能は前モデルの10倍」とアピールしていました

 

なぜ、Googleが3年前のチップを使っている可能性が高いのか? それはPixel Watch開発プロジェクトが少し前に始まっていたから、だそうです。ちょうど初期開発の頃は9110が登場したばかりだったものの、Exynos W920が発表された頃には(すでにサムスンが他社に提供していると仮定して)Pixel Watchのコア部分を変更できなくなっていたと憶測されています。

 

このExynos 9110は初代Galaxy Watch(2018年秋に発売)に初採用され、2019年のGalaxy Watch ActiveとActive 2、そして2020年夏発売のGalaxy Watch 3にも搭載されています。

 

もっとも、チップセットの新しさが全てではありません。以前サムスン製ウォッチのOSはTizenのため、WearOSとなったPixe Watchでは性能やバッテリーの持ちが改善されている可能性もあります。またGoogleのPixel 6シリーズに搭載されたTensorチップも、世代の古いCortex-A76コアが使われており、それでもソフトウェアの最適化により十分なパフォーマンスが引き出せている実例もあります。

 

その一方、サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」を準備中であり、大画面かつ大容量バッテリーを搭載するとの噂もあります。かたやPixel WatchではPixelスマートフォンとの連携やフィットネス機能の充実が予告されており、サムスンとGoogleは「高性能 VS. サービスの充実」で競い合うことになるかもしれません。

Source:9to5Google

Fitbitの新スマウォ「Versa 4/Sense 2」はこんな姿に?

米Fitbitブランドの新スマートウォッチ「Sense 2/Versa 4(どちらも仮称)」のものとされる本体画像やデザイン変更に関する情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑9to5Googleより

 

米グーグルに買収されたFitbitは現在、スマートウォッチとして「Sense/Versa 3」を販売しています。その見た目はどちらもシンプルなスマートウォッチですが、Senseではストレス管理ツールや皮膚温度センサーが搭載されるなど、上位モデルとして位置づけられています。

 

そして上画像は、9to5Googleが投稿したVersa 4のものとされる画像です。スマートウォッチ本体の基本的なデザインは変わっていますんが、本体右側には新たに物理的なボタンが追加されていることがわかります。このボタンは、上位モデルのSense 3にも搭載されるようです。

 

事前情報によれば、Sense 2/Versa 4は現行モデルとかわらず336×336ドットディスプレイを搭載。OSにはグーグルの「Wear OS」ではなく、独自の「Fitbit OS」を搭載するようです。

 

Sense 2/Versa 4は以前には今年の春の投入が噂されていましたが、5月の記事執筆時点ではまだ製品は発表されていません。スマートウォッチ業界ではグーグルが「Pixel Watch」を投入するのではと噂されていますが、Fitbitのスマートウォッチがどのように独自性を確立するのかに注目があつまります。

 

Source: 9to5Google

シンプルだけどインパクトあり!「Pixel Watch」の新たな画像が流出

米Googleの未発表スマートウォッチ「Pixel Watch」について、新たなリーク画像や本体スペックに関する情報が海外で報じられています。

↑u/tagtech414がRedditに投稿した画像

 

Pixel Watchについてはレストランに置き忘れた実機とされる画像が先日公開され、ベゼルのないカーブディスプレイを搭載した円形の本体を確認することができます。本体サイドには物理的なリュウズ(竜頭)やボタンが搭載され、背面にはヘルスケア関連のセンサーが搭載されているようです。

 

u/tagtech414がredditに投稿した今回の画像では、実際にPixel Watchを腕にはめた様子が確認できます。そのサイズは意外と小さく、かなり薄く感じられるとか。さらに手首を曲げてもリュウズが手の甲に当たることはなく、快適だったとのことです。

 

Pixel Watchは背面にヘルスケアセンサーを装備。海外テックメディアの「9to5Google」によれば、これはGoogle傘下のヘルスケアブランド「Fitbit」のスマートバンドに搭載されているヘルスケアセンサーとかなり似ているそうです。

 

Fitbitの最新スマートバンドには、光学式の心拍計や酸素飽和度(SpO2)や赤色/赤外線センサー、皮膚温度計が導入されており、これによって、24時間365日の心拍数計測や有酸素運動のフィットネスレベル(VO2max)などが計測できます。それだけでなく、心電図センサーを搭載する可能性もあるとか。

 

その他にも、文字盤が40mmで厚さは14mm、ディスプレイ幅は30mmで重量は36gなどといった、詳細なスペック情報も伝えられています。「Apple Watch(40mm)」や「Galaxy Watch」と比較すると、かなりシンプルなデザインと言えるでしょう。

 

Pixel WatchはGoogleが2022年5月に開催する開発者向け会議「Google I/O」での発表が期待されています。本製品がこのままの姿で投入されれば、結構インパクトがありそうです。

 

Source: 9to5Google

 

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「Pixel Watch」がレストランに忘れ物? デザイン丸わかりな実機画像がリーク

「Pixel Watch」がレストランに忘れ物? デザイン丸わかりな実機画像がリーク

米グーグルのスマートウォッチ「Pixel Watch」のプロトタイプがレストランに忘れられていたとして、海外テックメディアのAndroid Centralがその詳細な画像を投稿しています。

↑Android Centralより

 

Pixel Watchはグーグルからの投入が噂されているスマートウォッチで、先日にはGoogleのオンラインストアに「スマートウォッチ」というカテゴリが新設されており、製品の近日投入が予測されています

 

↑Android Centralより

 

今回Android Centralが投稿した画像からは、Pixel Watchの非常に丸みを帯びた外観が確認できます。文字盤の周囲にはベゼルはなく、画面が大きくカーブしており、またシルバーカラーの本体底面や竜頭(リュウズ)、生体データのセンサーなどが確認できます。

 

Pixel Watchのバンドは交換が可能。バンドの取り付け部分には、隠しボタンが存在しています。本体の充電は背面から行い、ワイヤレス充電に対応する可能性も指摘されています。

 

↑Android Centralより

 

今回発見されたPixel Watchには充電器が付属しておらず、また電源を入れてもグーグルのロゴが表示されるだけで、利用することはできませんでした。

 

現時点では、まだわからない点が多いPixel Watch。レストランに置き忘れたプロトタイプがメディアに渡るという経緯は、米アップルの「iPhone 4」がバーに置き忘れられ、海外メディアによってその姿が公開されたのを思い起こさせます。

 

グーグルは5月11日から開発者向け会議「Googel I/O」の開催を予定しており、同イベントでのPixel Watchの発表が予測されています。グーグル初のスマートウォッチ、どれだけ完成度が高められているのかが実に気になるところです。

 

Source: Android Central

ガーミンのフラグシップに航空機能を搭載! マルチスポーツGPSスマートウォッチ「tactix 7 PRO Sapphire Dual Power」

ガーミンジャパンは、最先端のGPS機能とミリタリー仕様のタクティカル機能を盛り込んだ、マルチスポーツGPSスマートウォッチ「tactix 7 PRO Sapphire Dual Power(タクティクス セブン プロ サファイア デュアル パワー)」を、4月27日に発売します。税込価格は17万500円。

 

同製品は、Garminのフラッグシップシリーズ「fenix 7X Sapphire Dual Power」をベースに、ミリタリーや航空機能を追加し、より高難度のミッションやアクティビティに対応したソーラー充電対応マルチスポーツGPSスマートウォッチ。

 

ボタン操作とタッチスクリーンで操作性が向上し、1.4インチソーラー充電ディスプレイを搭載。カスタムフロントベゼルや、DLCコーティングチタニウム製ベゼル、PVDコーティングチタニウム製リアカバー仕様といった、タフで洗練された機能美を備えています。

 

「タクティカル機能」には、暗視用の緑色LEDライト、暗視ゴーグル着用時でも画面が視認できるナイトビジョンモード、ミリタリーレベルの高精度なデュアルポジションGPSフォーマット、航空降下をサポートするジャンプマスター、ポイント投影、ステルスモード、時計内の情報を瞬時に消去できるキルスイッチなど、ミリタリーミッションにも対応可能な機能を搭載しています。プリロードされた日本詳細地形図などのマップ機能とGNSSマルチバンド対応のナビゲーションも搭載。

 

「アビエーション(航空)機能」は、NEXRADムービングマップや、航空の標準であるMETAR&TAF気象レポートに対応し、プリロードされた世界空港データを元にフライトプランを作成。フライトログをはじめ、水平位置指示器、高度アラートと血中酸素アラートを搭載し、独自アプリ「Garmin Pilot」と同期して活用できます。

↑左から「キルスイッチ」「デュアルポジションフォーマット」「NEXRADムービングマップ」「METAR気象レポート」「水平位置指示器」

 

そのほか、ヘルスモニタリングやフィットネス機能、スマートフォンの通知機能、キャッシュレス決済機能なども搭載。ヘルスモニタリングでは、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリー、血中酸素レベル、体のエネルギー状態を数値化するBody Battery、ストレスレベル、睡眠スコアの計測など、毎日の健康管理をサポート。フィットネス機能では、ランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなど40種類以上のアクティビティに対応し、リアルタイムでのスタミナモニタリング機能も搭載しています。

↑左から「ランニング」「リアルタイムスタミナ」「Body Battery」「通知機能」「Suica」

「Pixel Watch」登場間近? Googleサイトでスマートウォッチ項目が新設

米グーグルの公式販売サイトにて、「スマートウォッチ」のカテゴリが新たに設置されました。このことから、同社が独自のスマートウォッチ「通称:Pixel Watch」を近日中にも投入するのでは、という噂が海外にて伝えられています。

↑グーグルより

 

 

↑Jon Prosser / Twitterから

 

グーグルはスマートウォッチ向けのOS「Wear OS」を展開していますが、まだ自社開発のスマートウォッチは投入していません。一方で同社のPixel Watchについては以前から投入が噂されており、すでに円形のベゼルレスディスプレイを搭載したレンダリング画像が登場したり、5月の開発者会議「Google I/O」での発表が噂されています。

 

以前のGoogle ストアのデザインでは、画面上部にPixel、Nest、Stadia、Fitbit、Pixelbookなどが並んでいました。しかしデザイン変更によって、スマートフォンの次にスマートウォッチの項目が設置されているのです。

 

なお現在、スマートウォッチの項目にはグーグル傘下となった米フィットビットの製品しか掲載されていません。このことからも、同項目にPixel Watchのような新たな製品が追加されることが予測されています。

 

現在のスマートフォン市場では、米アップルの「Apple Watch」が大きなシェアを占めています。一方でWear OSを搭載したスマートウォッチはサードパーティーの会社から投入されているもののの、存在感を示せていないのも事実です。グーグルがソフトウェアからハードウェアまで垂直統合的に開発したPixel Watchが登場すれば、スマートウォッチ市場の勢力争いが大きく変わることになるのかもしれません。

 

Source: グーグル via 9to5Google

コーデに合わせて付け替えるのもイイ! 腕に個性がキラリと光る、ファーウェイのスマートウォッチ用ベルト「HUAWEI EasyFit」

ファーウェイ・ジャパンは、「HUAWEI WATCH GT」シリーズや「HUAWEI WATCH 3」に付け替え可能なベルト「HUAWEI EasyFit」を、4月1日から発売します。また、同時に同社ウェアラブル製品専用充電端子の別売販売も開始します。

 

HUAWEI EasyFitは、「HUAWEI EasyFit」「HUAWEI EasyFit 2」などをまとめた製品名称。今後も様々な色・素材のベルトが発売予定です。

 

メタルシリーズ「ライトゴールド -20mm」は、繊細に編み込まれたステンレス製ミラネーゼループバンド。無段階調節でぴったりフィットするマグネット式バックルを採用しています。ボタンを押すだけでベルトを交換できる設計で、付け替えも簡単。互換性のあるファーウェイウォッチはHUAWEI WATCH GT 2 42mm、HUAWEI WATCH GT 3 42mmで、市場想定価格は税込9438円です。

 

レザーシリーズ「マットブラック -22mm」は、滑らかで上質な本革を採用。同社独自設計の、着脱しやすいスプリングバーを採用しており、工具を使わずに簡単にバンドの着脱ができます。HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 46mm、HUAWEI WATCH GT 2e、HUAWEI WATCH GT 3 46mmに互換性があります。市場想定価格は5038円。

 

スポーツタイプ・ナイロンシリーズ「ディスティルドブルー -22mm」「マットブラック -22mm」は、快適さにこだわった抗菌性ナイロン素材を採用。わずか約10グラムで、撥水性と通気性が良く、汗をかいても快適な着け心地です。ベルトの長さは無段階で簡単に調節でき、さまざまな形状や大きさの手首にフィット。ベルトはダブルループで固定します。HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 46mm、HUAWEI WATCH GT 2e、HUAWEI WATCH GT 3 46mmに互換性があり、市場想定価格は税込3938円。

 

スポーツタイプ・ソフトラバーシリーズ「ダークグリーン -22mm」「ブラック -22mm」「グラファイトグレイ -22mm」は、フルオロエラストマーを使用し、快適な装着感にこだわっています。約15gの軽さが特徴。同社独自設計の着脱しやすいスプリングバーで、工具を使わずにバンドの着脱が簡単にできます。HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 46mm、HUAWEI WATCH GT 2e、HUAWEI WATCH GT 3 46mmに互換性があり、市場想定価格は税込3938円です。

 

「HUAWEI WATCH Wireless Charger」は、無線充電クレードル一体型USBケーブルで、HUAWEI WATCH 3 46mm、HUAWEI WATCH GT 2 Pro 46mm、HUAWEI WATCH GT 3 46mm、UAWEI WATCH GT 3 42mmに対応。市場想定価格は税込2288円です。

 

HUAWEI WATCH Fit EasyCharge Cableは、HUAWEI WATCH FIT、HUAWEI WATCH FIT new、HUAWEI WATCH FIT mini、HUAWEI Band 6に対応する無線充電クレードル一体型USBケーブル。市場想定価格は税込1738円。

NFC決済やAlexaを搭載! フィットネスモードも豊富なスマートウォッチ「Xiaomi Watch S1」シリーズ

シャオミは、フラッグシップモデルのスマートウォッチ「Xiaomi Watch S1」「Xiaomi Watch S1 Active」を、3月18日に発売します。

 

同製品は、HIIT(高強度インターバルトレーニング)やエリプティカルマシンなど19種類のプロフェッショナルモードを含む117種類のフィットネスモードを搭載し、トレッドミルやウォーキングなどのワークアウトモードを自動的に検出。血中酸素レベル測定機能により、血中酸素レベル、心拍数、睡眠トラッキングを24時間モニタリングすることで、健康維持に役立てることができます。

 

スマートフォンとのBluetooth接続により、同製品をワンタップするだけで通話することができる電話応答機能を搭載。NFCにも対応し、マスターカードによる非接触決済も可能です。音声アシスタントAlexaも搭載しており、音声操作でその日の天気を確認したり、アラームを設定したり、IoTデバイスをコントロールすることができます。

 

 

標準的な使用において、スタンバイモードで最大12日間、バッテリーセーバーモードで最大24日間駆動可能なバッテリーを搭載。防水性は5ATM基準に対応しているので、装着したままの水泳も可能です。

 

同製品で計測したデータは、StravaやApple Healthのアプリケーションと同期可能。そのほか、ウォッチフェイスの壁紙デザインは200種類以上の多種多様なデザインから選ぶことができます。

 

カラーバリエーションは、Xiaomi Watch S1がブラック、シルバーの2色で、Xiaomi Watch S1 Activeがスペースブラック、ムーンホワイト、オーシャンブルーの3色。市場想定価格は、Xiaomi Watch S1が税込3万2980円、Xiaomi Watch S1 Activeが税込2万2980円です。

ヨドバシ限定モデル! フルオロエラストマー素材のストラップで快適さアップ……「HUAWEI WATCH FIT mini」タロパープル

ファーウェイ・ジャパンは、「HUAWEI WATCH FIT mini」の新色として、ストラップにフルオロエラストマー素材を使用した「タロパープル」を、ヨドバシカメラ限定で2月18日に発売します。市場想定価格は税込1万6280円。

 

HUAWEI WATCH FIT miniは、スタイリッシュなデザインで多機能な「HUAWEI WATCH FIT」シリーズから、2021年11月に発売された、クラシックでエレガントなデザインが特徴のスマートウォッチ。血中酸素の常時測定や、月経周期モニタリングをはじめ、心拍数モニタリング、睡眠モニタリング、ストレスモニタリングなどの、健康管理に役立つ機能を搭載。最大96種類のワークアウトモードに対応し、日々の運動を記録することでモチベーションアップにもつながります。通常使用で約2週間、ヘビーユースで約10日間持続するバッテリーを搭載しています。

 

現在発売中のレザーストラップモデル「フロスティホワイト」「モカブラウン」に加え、今回新たに発売されるタロパープルは、フルオロエラストマー素材のストラップで、汗をかくスポーツ中も快適に着用できます。

 

全15モデルのラインナップ! Suica決済機能も新搭載したガーミンのタフネスアウトドアGPSウォッチ「Instinct 2」シリーズ

ガーミンジャパンは、アウトドアGPSウォッチ「Instinct(インスティンクト)」シリーズを一新した、「Instinct 2(インスティンクト ツー)」シリーズを、2月11日に発売します。

 

「Instinct」シリーズは、アメリカ国防総省が定める標準規格のMIL-STD-810G(耐熱、耐衝撃、耐水)をクリアした頑丈さを備えたスマートウォッチで、デイリーユースから過酷な自然環境まで、あらゆるアクティブシーンをタフに自由にスマートに楽しめるアウトドアGPSウォッチ。ロングパワーを誇るバッテリーで稼働するスタンダードモデルに加え、ソーラー充電機能を備えた「Instinct Dual Power(インスティンクト デュアル パワー)」モデルを展開。

 

今回新たに発売される「Instinct 2」シリーズは、堅牢さや高精度なナビゲーション機能はそのままに、ディスプレイの高解像度が前シリーズに比べ約89%アップ。パワフルなバッテリーも進化し、「Instinct 2 Dual Power」では、スマートウォッチモードでバッテリーライフが無制限に。

↑*太陽光充電:1日中着用し、野外の50000ルクスの条件下で1日3時間置いた場合/**太陽光充電:50000ルクスの条件下で使用した場合

 

耐久性が要求されるアクティブシーンだけでなく、日常使いでの利便性や、毎日の健康管理に役立つ機能も充実させています。スマート機能ではSuica対応のキャッシュレス決済機能が追加。ヘルスモニタリング機能では、従来の心拍数、ストレスレベル、体のエネルギー残量を可視化する独自のBody Battery、血中酸素トラッキングなどのほか、睡眠の質を100までの数値で評価する睡眠スコアも追加されています。

 

スポーツアクティビティ機能も、従来のランニングやサイクリング、スキー、スノーボード、筋力トレーニングなどに加え、ゴルフ、屋内クライミング、ウィンドサーフィン、クロスカントリー、バーチャルランニング、ヨガ、ピラティス、HIIT(高強度インターバルトレーニング)などが追加され、30以上のアクティビティに対応します。アウトドアアクティビティでは、フィッシングやハンティングプロフィール機能も搭載。アウトドアでの突発的な事故に見舞われたときに自動的に事故を検出し、登録した緊急連絡先に現在地を送信する事故・転倒検出機能も新たに追加されました。

↑左から、睡眠モニタリング、ゴルフ、トレーニングステータス、Suica、事故検出機能

 

小ぶりで女性にも使いやすいサイズ40mmの「Instinct 2S」も登場し、用途やカラーなど幅広く選べる全15モデルを展開。ベーシックモデルに加え、暗視ゴーグルとの互換性やステルスモードなどのミリタリー機能を備えた「Tactical Edition」、タイドグラフ(潮汐表)、サーフィンからウィンドサーフィン・カイトボードまで対応する「Surf Edition」などの専門機能を追加したモデルもラインナップ。

↑左から、<Surf Edition>サーフィン、タイドグラフ、<Tactical Edition>ステルスモード、ナイトビジョン、通知機能

 

ラインナップの詳細や税込価格は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

スマホと連携強化でより便利に、ガーミン初の通話機能搭載スマートウォッチ「Venu 2 Plus」

ガーミンジャパンは、タッチスクリーン採用スマートウォッチ「Venu」シリーズの新モデル「Venu 2 Plus」を発表。2月3日に発売します。価格は5万4780円(税込)です。

↑Venu 2 Plus。左からIvory/Cream Gold、Powder Gray/Passivated、Black/Slateカラーのモデル

 

ガーミン初の通話機能搭載モデル

Venuシリーズは、ヘルスモニタリング機能やフィットネス機能に加え、スマホが受信する電話やメールの通知機能、Suica対応によるキャッシュレス決済機能などを搭載したスマートウォッチ。今回発表のVenu 2 Plusは、Venuシリーズのハイエンドにあたるモデルで、ガーミンとしては初の通話機能が追加されており、スマホと接続することで、スマートウォッチから通話発信や着信応答ができます。

 

また、スマホの音声アシスタントを利用して、スマホに通知が来たテキストメッセージへの返信や、スマートホームデバイスの制御も可能です。

 

ヘルスモニタリング機能はこれまで通り、心拍数、呼吸数、歩数、消費カロリーなどを測定。また、体のエネルギーを独自の指標で数値化した「Body Battery」のほか、ストレススコア、睡眠の質を0~100の間で数値化する「睡眠スコア」などをモニタリングできます。

 

フィットネス機能は、ランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなどに加え、屋内クライミングや短時間高燃焼運動「HIIT」(高強度インターバルトレーニング)など、 25種類以上のアクティビティに対応。さらに、トレーニング時に鍛えた筋肉部位をグラフィックで表示する機能も備えています。

 

これに加えて、スマートウォッチモードで約9日間駆動するバッテリーや、突発的な事故に見舞われたときに、自動で事故を検知して緊急連絡先に現在地を送信する機能などを搭載しています。

 

本体サイズは約幅43.6×奥行き12.6×高さ43.6mm、重さは約51g。ディスプレイは1.3インチで、416×416ピクセルのAMOLED液晶を採用しています。また、素材はベゼルがステンレススチール、バンドがシリコン、レンズ部分がCorning Gorilla ガラス3レンズです。

↑画面タッチで番号を押して通話が可能。なお、既存モデルの「Venu 2」に比べて液晶の解像度が高くなっているほか、ベゼル幅が薄くなり、視認性・操作性ともに向上しているように感じられます

 

このほか、50m防水、Amazon Music Unlimitedなどのストリーミングサービス対応による音楽再生機能、GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)などの衛星受信機能などを装備。

 

女性の腕になじみやすいスマートウォッチも登場

ガーミンジャパンは、スマートウォッチ「vivomove」シリーズのエントリーモデル「vivomove Sport」も発表。こちらも2月3日に発売します。価格は2万7500円(税込)です。

↑vivomove Sport。左からSlate/Black、Peach Gold/Ivory、Peach Gold/Cocoa、Silver Cool/Mintカラーのモデル。Peach Gold/Cocoaのみ3月中旬以降の発売です

 

vivomoveシリーズは、時計針式の文字盤にタッチすることで、隠れていたディスプレイが表示され、スマートウォッチの機能を使用できるハイブリッドスマートウォッチ。vivomove Sportは、女性の腕にもなじみやすいとする40mm径のウォッチフェイスを採用しています。

 

また、心拍数、呼吸数、歩数などに加え、Body Batteryやストレススコア、睡眠モニタリングなどのヘルスモニタリング機能を搭載。さらに、女性のウェルネスライフをサポートするために、生理周期トラッキングと妊娠トラッキングも備えています。

 

これに加えて、ランニング、ウォーキング、サイクリング、ヨガなどのアクティビティの計測も可能です。

 

本体サイズは約幅40×奥行き11.0×高さ40mmで、重さは約33.8g。素材はレンズが化学強化ガラスで、バンドがシリコンを採用しています。ディスプレイはサイズが8.6×18.5mm、解像度が72×154ピクセル。また液晶はOLEDを搭載しています。

 

このほか、50m防水やスマートウォッチモードで約5日間駆動するバッテリー、スマートウォッチと接続したスマホの通知機能などを備えています。

ランニングから健康モニタリングまで! ガーミンの計測技術を支える「Firstbeat」とは?

Garmin(ガーミン)のデータ統計には、「Firstbeat(ファーストビート)」の技術が使われています。

 

ファーストビートは、フィンランドに本社を構えるテクノロジー企業・Firstbeat Analytics社が提供するサービス。同社はガーミンだけでなく、多数の世界中のスマートウォッチメーカーに対して、心拍データを解析しサービスを提供。2020年6月30日にガーミンファミリーに加わりました。

 

 

フィンランドのオリンピックスポーツ研究室とユヴァスキュラ大学が共同で行った共同研究から始まり、VO2 Maxや、実験室でのエネルギー消費量測定など、20年間に蓄積された10万を超える実際のデータの評価を通じて、巨大なデータベースを開発。

 

消費者向けデバイスからの心拍データを情報へと変換し、パフォーマンスアップまたは健康向上へのアドバイスを行います。心拍変動を含むあらゆるセンサーデータを使用し、生理学と数学を組み合わせることで、ストレス、睡眠、VO2 Max、トレーニングステータス/負荷、トレーニング効果、呼吸数、消費カロリーの分野などで、最先端の分析と指標を提供します。

 

スマートウォッチによるデータトラッキングの根幹とも言える心拍変動を高度に分析。心拍変動を元にストレス指数を算出することで、いつリラックスすべきかのアドバイスを提供でき、心拍数のリズムだけで、ストレス値などの様々な健康情報を提供可能です。

オールマイティなヘルス&フィットネス機能で、初心者でも使いやすい! シャオミ「Redmi Watch 2 Lite」

シャオミは、フィットネス用スマートウォッチ「Redmi Watch 2 Lite」を12月中旬に発売します。

 

同製品は、1.55インチの大型タッチディスプレイを搭載し、健康指標や通知を表示できます。100種類以上のカラフルなウォッチフェイスは、ストラップの色に合わせて選べるように、様々なカラーバリエーションを用意しています。

 

最大10日間のバッテリー駆動が可能で、水深50mまでの5ATM規格に準拠した防水性能も備えているため、水泳や雨天時、シャワーを浴びているときなど、24時間様々な場所で使用できます。同製品に搭載されているマルチシステム・スタンドアローンGPSは、複数のGNSSシステムを利用し、屋外活動時の位置情報を正確に把握できます。記録したアクティビティは、Stravaに同期することもできます。

 

ユーザーが24時間体制で健康をモニターできるように、一連の健康トラッキング機能を提供。SpO2機能を搭載しており、睡眠中の血中酸素濃度をモニターできるほか、心拍数トラッキング、睡眠モニタリング、ストレスレベル、呼吸トレーニング、女性の健康トラッキングなど、他の重要な健康データを追跡・測定し、自分の健康状態を総合的に把握可能です。

 

17種類のプロフェッショナルモードを含む100種類以上のエクササイズモードと、ウォータースポーツ、フィットネストレーニング、コンバットスポーツ、ボールスポーツ、その他のレクリエーションスポーツなど、屋内外のあらゆる活動に対応する90種類以上の拡張モードを選択することができ、トレッドミル、屋外でのランニング、屋外でのウォーキングを自動的に検知し、ワークアウトを正確に測定できます。

 

カラーバリエーションは、本体がアイボリー、ブラック、ブルーの3色、ストラップがアイボリー、ブラック、ブルー、ピンク、オリーブ、ブラウンの5色。市場想定価格は8980円(税込)です。

グーグルとの協力で便利になったGalaxy Watch 4は打倒Apple Watchなるか

サムスン電子は11日、「Galaxy Unpacked」イベントでスマートウォッチ「Galaxy Watch 4」シリーズと、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」を発表しました。特にGalaxy Watch 4シリーズは、グーグルとの連携により、多くのアプリに対応するなど、飛躍的な進化を遂げています。

 

なお、このイベントではフォルダブル(画面折りたたみ型)スマートフォン2機種も発表されています。詳細は下記の記事でご覧ください。

 

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おなじみのアプリが使え、グーグル系のサービスと相性がよくなったGalaxy Watch 4

発表されたスマートウォッチは、スポーツウォッチ型のスタンダードモデル「Galaxy Watch 4」と上位モデルの「Galaxy Watch 4 Classic」の2モデル展開。米国での価格は、それぞれ249.99ドルと349.99ドルとなっています。

 

↑左がGalaxy Watch 4、右がGalaxy Watch 4 Classic

 

Galaxy Watchシリーズは今回、大きな変化を遂げました。サムスン電子が独自に開発していた「Tizen OS」が、グーグル系の「Wear OS」に統合。Android向けのGoogle Playストアから、Galaxy Watch 4シリーズにアプリをインストールできるようになりました。

 

これにより、音楽配信サービスのSpotifyの曲をGalaxy Watch 4シリーズから再生したり、Gmailに届いたメールに音声で応答したりと、スマホを取り出す必要なく、操作できるようになりました。

 

また、OSの統合によって、グーグル系のサービスを本格的に活用できるのも、これまでのGalaxy Watchシリーズにはなかったメリットと言えるでしょう。具体的にはGoogle マップのナビゲーション機能や、Google Payのタッチ決済などが使えるようになります。

 

↑WearOS by Google搭載のスマートウォッチではおなじみのGoogle マップのナビゲーション機能が、Galaxy Watch 4シリーズでも使えます

 

もちろん、Galaxy Watchシリーズならではの便利な使い勝手も残されています。たとえば、ベゼルをなぞってスクロールすることで画面を切り替える「回転ベゼル」機能は、Wear OS上でも再現。上位モデルのGalaxy Watch 4 Classicでは物理的な回転ベゼルを搭載し、スタンダードモデルのGalaxy Watch 4では、タッチパネルで回転ベゼルの操作感を実現しています。

 

↑心拍数の確認画面やウィジェットの追加画面に切り替えられる回転ベゼル機能

 

また、Galaxy Watch 4シリーズはAndroidスマホやiPhoneと連携できますが、Galaxyスマホと連携すると、より快適に使えるように設計されています。たとえば、スマホで設定したホーム画面のテーマを時計の盤面(ウォッチフェイス)に反映させたり、スマホで設定したアラームを時計から鳴らしたりできます。

 

世界初の“体組成計”機能搭載

Galaxy Watch 4シリーズは、スマートウォッチとしては世界初となる機能も搭載しています。それが、生体電気インピーダンス分析(BIA)法による健康状態の分析機能です。

 

このBIA法は、体組成計などでよく使われている技術で、体に微弱な電力を流して、その伝わり方で骨格筋量や体脂肪率、体水分率などを分析します。要するに、これまで体組成計に乗って測っていたような健康に関する情報を、スマートウォッチを身に着けるだけで常に確認できるようになる、というわけです。

 

もちろん、スマートウォッチでは一般的な、歩数や活動量の計測にも対応。心拍数を測定する機能も備えています。

 

また睡眠分析では、スマホと連携した「いびき検知」機能も搭載。自分では気づきにくい睡眠中のいびきを、枕元のスマホで検知して記録し、睡眠状態と合わせて確認できます。

 

再結集でApple Watchに対抗か

数年前まで振り返ると、Galaxy Watchシリーズは、もともとグーグル系のOS「Android Wear」を採用していました。その後、サムスン電子はスマートウォッチでグーグルと袂を分かち、主導で開発したTizen OSに乗り換えました。

 

一方でAndroid Wearは、2018年に「WearOS by Google」に改称。グーグルは独自のスマートウォッチを作らず、米フォッシルやカシオ、中国OPPOなどのメーカーにOSを提供する形で製品展開を進めてきました。

 

一度違う道を選んだサムスン電子とグーグルが再びOS統合に踏み切った背景には、スマートウォッチでも大きなライバルとなっているアップルの存在があります。

 

WearOS by GoogleもTizen OSも順風満帆とは言えず、米Counterpointの調査によると、2021年第1四半期の出荷台数のOS別シェアでは、Tizen OSが2位の8.0%、WearOS by Googleが5位の3.9%にとどまっています。首位はApple Watchを擁するアップルで、同社のwatchOSのシェアは33.5%と圧倒的に高く、さらに市場シェアを広げています。

 

↑米Counterpointの調査結果から

 

つまり、スマートフォン向けOSではアップルとシェアを二分しているグーグルも、スマートウォッチを含むウェアラブルデバイスの分野では、苦戦を強いられている状況でした。一方のサムスン電子はTizen OSで善戦していたものの、Galaxyスマホとの組み合わせでシェアを拡大し続けていくことは難しいと判断し、グーグルとの提携を選んだということになるでしょう。

 

またグーグルは、フィットネス系のウェアラブルデバイス市場で大きなシェアを持つFitbitを買収し、WearOS by Googleの開発チームに組み入れています。サムスン電子がGalaxy Watchで培った開発実績と、Fitbitのヘルスケア技術、そしてグーグルが作り上げたアプリ開発者のコミュニティという3つの強みを持ち寄って、アップルに対抗しようという思惑がありそうです。

 

アクティブノイズキャンセリングに対応した豆粒型のイヤホン「Galaxy Buds2」

冒頭でも触れましたが、11日のイベントでは、完全ワイヤレスイヤホンの「Galaxy Buds2」も発表されました。Galaxy BudsはアップルのAirPodsとも違う、豆粒のような独特な形状のイヤホンです。米国での価格は149.99ドルとなっています。

 

↑Galaxy Buds2

 

カラーはOlive、Lavender、White、Graphiteの4色。充電ケースは白色で、開くと本体色に合わせたカラーが現れる“裏地に凝る”色合わせになっています。

 

↑4色のカラバリをそろえたGalaxy Buds2。ケースには「Sound by AKG」の文字が入っています

 

曲面を多用したイヤホンの形は、多くの人の耳穴にフィットし、一日中着けていても疲れにくいとしています。さらに、人それぞれに違う耳の穴の形状を分析して、個人に合わせた聴こえ具合にチューニングする機能も搭載しています。

 

↑疲れにくい形状とうたうイヤホン本体

 

また、ノイズ音を低減するアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応し、周囲の音を最大98%カットできるとしています。ANCのための集音マイクとして、一つのイヤホンに3基のマイクを装備したことで、この高いノイズキャンセリング性能を実現したとのこと。

 

バッテリーはANCオンで5時間の連続使用に対応。ANCオフなら7.5時間利用できます。これに加えて、バッテリー付きケースを併用すれば、最大20時間利用可能。充電は専用ケースのUSB Type-C端子から行えます。

 

このほか、Bluetooth 5.2をサポートし、アプリを用いたスマホやPCとの接続にも対応。GalaxyスマホとGalaxy Watchの組み合わせなら、接続先のスマホとスマートウォッチを自動で切り替えることも可能です。たとえばちょっとランニングをするときに、スマホは家に置いたまま、スマートウォッチとGalaxy Buds2という組み合わせで音楽を楽しめます。

 

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ファーウェイが5製品を一挙発表! スマバン、ノイキャンイヤホン、タブレットとどれも破格のコスパ!

ファーウェイ・ジャパンは4月20日、ウェアラブルデバイスやタブレットの新製品を発表しました。4月14日には発表に先駆けてメディア向けの製品説明会が開催され、いち早く製品に触れることもできたので、ファーストインプレッションも交えて紹介しましょう。

 

今回発表されたのは下記の5モデル。

・HUAWEI Free Buds 4i(ワイヤレスイヤホン)
・HUAWEI Band 6(スマートバンド)
・HUAWEI WATCH FIT Elegant Edition(スマートウォッチ)
・HUAWEI MatePad T10s(タブレット)
・HUAWEI MatePad T10(タブレット)

 

さらに、発売中のタブレット「HUAWEI MatePad」に、Wi-Fi 6対応の64GBモデルが追加されることも発表されました。では、それぞれの特徴を紹介していきます。

 

ノイズキャンリングを搭載「HUAWEI Free Buds 4i」

ファーウェイは「FreeBuds Pro」「FreeBuds」「FreeBuds i」という3つの完全ワイヤレスイヤホンをラインナップしています。4月20日から発売されるのは、最も安いFreeBuds iシリーズの最新モデル「HUAWEI FreeBuds 4i」で、発売予想価格は9680円。

↑「HUAWEI FreeBuds 4i」のカラバリは、セラミックホワイト、カーボンブラック、レッドの3色。レッドのみ5月発売予定

 

耳にフィットするカナル型で10mmのダイナミックドライバーを搭載。FreeBuds iシリーズとしては初めてアクティブノイズキャンセングに対応しており、周囲の環境音を認識してノイズを低減し、通話時のノイズキャンセングも搭載します。もちろん、外部音取り込みモードに切り替えることも可能。

 

楕円形の充電ケースはコンパクトで手に馴染みやすく、約10分で約4時間分をチャージできる急速充電に対応。イヤホン本体のみで約10時間、ケースを含めて約22時間の連続再生を実現しています。

↑手になじみやすい楕円形の充電ケース

 

↑HUAWEI FreeBuds 4iの特徴

 

血中酸素レベルも測定できる「HUAWEI Band 6」

スマートバンドの最新モデル「HUAWEI Band 6」は、1.47インチの大画面ディスプレイを搭載し、スマートウォッチ並みに機能を強化されていました。24時間の心拍数モニタリング機能、睡眠やストレスのモニタリング機能に加えて、ニーズが高まっている血中酸素測定機能も搭載。24時間常時測定し、血中酸素レベルが低い場合に通知してくれる機能も備えています。発売予想価格は8580円。

↑「HUAWEI Band 6」のカラバリは4色。グラファイトブラック、サクラピンクは近日発売で、フォレストグリーン、アンバーサンライズは5月以降発売

 

↑前モデルのBand 5(左)のサイズ感はそのままに、画面の大型化が図られた

 

↑ウォッチフェイスを自在にカスタマイズできることも魅力

 

96種類のワークアウトモードで運動量を記録でき、スマホと連携する音楽再生コントロール機能やカメラのリモートシャッター機能も搭載しています。

 

わずか約18gながら、通常使用で約2週間バッテリーが持つこともセールスポイント。24時間の心拍数モニタリングや睡眠モニタリングをオンにした場合でも10日間の連続使用を見込めるとのこと。しかも、5分で約2日分をチャージできる急速充電にも対応しています。

↑HUAWEI Band 6の特徴

 

進化した「HUAWEI WATCH FIT Elegant Edition」

昨年10月に発売されたHUAWEI WATCH FIT(1万5180円)に、ボディとベルトのクオリティを向上させた「Elegant Edition」が追加されます。カラバリはフロスティホワイトとミッドナイトブラックの2色で、発売予想価格は1万9800円。

↑ステンレススチルベゼルを採用し、ハイグレードに進化したHUAWEI WATCH FIT Elegant Edition

 

HUAWEI WATCH FITの通常モデルはカジュアルな印象ですが、Elegant Editionはケースに上質なガラスとステンレスを用いて、エレガントな仕上がり。ベルトには装着感がよいフッ素エラストマーを使用。通常モデルではアップデートによって追加された血中酸素レベル測定機能も最初から搭載されています。

↑機能・スペックは従来モデルと共通

 

子どもにも安心「HUAWEI MatePad T10s/T10」

タブレットは、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル「HUAWEI MatePad T」シリーズに、「HUAWEI MatePad T10s」「HUAWEI MatePad T10」の2モデルが追加されました。

↑左がMatePad T10、右がMatePad T10s。MatePad T10sのほうがディスプレイが大きくて、ベゼルが細い

 

MatePad T10sは約10.1インチ(1920×1200ドット)、MatePad T10は約9.7インチ(1280×800ドット)の大画面ディスプレイを搭載。多くの仕様は共通していますが、MatePad T10sのディスプレイは「HUAWEI ClariVu」という画像処理テクノロジーによる自動画質調整機能を搭載。さらに、音響メーカーであるハーマン カードンの監修によるサウンドチューニングが行われています。映像コンテンツを楽しみたい人にはMatePad T10sが有利でしょう。

↑10.1インチのディスプレイを搭載するHUAWEI MatePad T10s

 

↑9.7インチ画面のHUAWEI MatePad T10は、縦向きでも使いやすそうな印象

 

どちらのモデルもキッズモードを搭載しているので、子どもに安心して使わせることもできます。

【クリックすると拡大します】

 

どちらもWi-Fiモデルのみで4月23日発売。発売予想価格はHUAWEIMatePad T10sが2万7280円で、HUAWEI MatePad T10が2万3980円。

↑カラーはディープシーブルーのみ。やや指紋が付きやすい印象

 

「HUAWEI MatePad」に64GBモデルが登場

発売中の「HUAWEI MatePad Wi-Fi 32GBモデル」は、CPUがKirin 810(最大2.27GHz)で、RAMは3GB、ROMは32GBという構成ですが、新たに登場する64GBモデルは、CPUがKirin 820(最大2.36GHz)で、RAMは4GB、ROMが64GBと、ワンランク上のスペックを搭載。22.5Wの急速充電に対応し、Wi-Fi 6に対応したことも差分です。4月23日発売で、発売予想価格は3万3800円です。

↑HUAWEI MatePadは、別売のM-PencilやSmart Magnetic Keyboardに対応。PCライクに使うこともできる

 

「HUAWEI AppGallery」のアップデートも発表

ファーウェイのスマホ・タブレットからアクセスできる「HUAWEI AppGallery」の最新情報も発表されました。世界に向けて提供を開始してから、まだ1年余りですが、2020年12月時点で、月間アクティブユーザーは5.3億人に達し、ダウンロード総数は年間で3844億回に達したとのこと。アプリ開発者の登録数は230万人で、数は公表されませんでしたが日本の開発者も増えているそうです。

↑ファーウェイ独自のアプリストアが、App Store、Google Playストアに続く、第3のアプリストアとして成長中であることがアピールされた

 

説明会では、日本のユーザーに向けたアプリが3つ紹介されました。例えば、タクシー配車アプリ「DiDi」は、AppGalleryでの配信開始を記念して、1000円分のクーポンがプレゼントされるキャンペーンを実施。

↑「DiDi」の1000円クーポンプレゼントは4月15日〜5月15日に実施

 

無料のイラスト・マンガ作成用アプリ「MediBand Paint」は、HUAWEIタブレットをテーマにしたイラストコンテストが実施されます。

↑無料ながら多彩なツールを使えることで人気の「MediBand Paint」もAppGalleyに登場。コンテストは5月上旬〜6月上旬に実施される

 

↑株式会社メディバンのシニアマネージャー・コンテンツディレクターの中常伸彦氏がゲストとして登壇。「MediBand Paint」アプリがファーウェイデバイスと親和性が高いと、コンテスト開催の主旨について語った

 

また、人気のニュースアプリ「ニュースダイジェスト」もAppGalleyに登場。マルチプライヤーに対応し、2画面分割で使う場合、ヘッドライン画面と記事画面を同時に表示することもできます。

 

今回発表された新製品にはスマホは含まれていませんでしたが、HUAWEI Free Buds 4iとHUAWEI Band 6は、スマホの機種を問わず、便利に使えるアイテム。HUAWEI MatePad T10s/T10はお手頃価格ながら、多目的に使えるスペックを備えています。スマートライフを充実させたい人は要チェックです。

↑会場では、スマホやパソコンなど、ファーウェイが発売中の他のデバイスにも触れることができた

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ファーウェイの物凄いスマートウォッチについて「仙人っぽい人との出会い」とともに語ろう

多彩な健康管理ができるフィットネス機能や、スマホのメール通知などのビジネスで役立つ機能を搭載したスマートウォッチ。今や一般的になったアイテムですが、市場でも種類が増えてどれを選んだらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。本記事では、ファーウェイの「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」が、他のスマートウォッチとひと味違う点について紹介していきたいと思います。

 

↑HUAWEI WATCH GT 2 Pro(クラシックモデル)の価格は、税込で3万9380円

 

HUAWEI WATCH GT 2 Proは上質なデザインと、ファーウェイ製スマートウォッチおなじみの豊富なアクティビティ機能を搭載した最新機種。日常の健康管理だけでなく、スキーやゴルフといった専門競技のデータを記録できる「プロスポーツ」モードなどのアクティビティを一歩上のレベルで楽しめる仕様になっています。

 

 

さて、GetNavi webではファーウェイの魅力的な製品をもとに実力派のマンガ家たちが独自のストーリーを描く企画を実施中です!

 

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在宅続きで憧れの人に会えない体に…!? ゆるんだ生活を正そうと努力するスマートウォッチユーザーのお話

喧騒から「静かな異世界」へ! 業界最高クラスのノイズキャンセリングイヤホンは日常を変える

 

今回は、HUAWEI WATCH GT 2 Proの特徴をもとにマンガ家の「凸ノ高秀」さんにマンガを描いていただきました。意外性たっぷりの驚きの作品に仕上がっていますのでぜひお楽しみください!

■マンガを描いた人

マンガ家

凸ノ高秀(とつの たかひで)

マンガ誌・ウェブで多数執筆するマンガ家。週刊少年ジャンプの連載作「アリスと太陽」のような王道のボーイ・ミーツ・ガールから、ちょっとした瞬間に起こる日常のコミカルな瞬間をSNSで描いたり活動は多岐に渡る。Twitterアカウントはこちら/Instagramアカウントはこちら

 

 

 

 

 

東京にも仙人(っぽい人)が存在することを感じさせるショートストーリー、いかがでしたでしょうか?もし、同じように何もかも自棄になってしまった人がいれば、どこかにあなたにとっての「仙人」がいるかもしれないことを、このマンガで思い出してほしいです。

 

さて、ここからはマンガの中で触れていた機能含めてHUAWEI WATCH GT 2 Proの特徴を紹介していきたいと思います。

 

 

【特徴1】仙人ルックにも馴染む!? 高級時計らしいデザイン

 

HUAWEI WATCH GT 2 Proと他のスマートウォッチを分ける最大の特徴は、どんなスタイリングにも合わせやすい「時計らしい」デザイン。スマートウォッチはガジェット然とした外観をしていることが多く、スーツなどのビジネススタイルに合わせにくいものも少なくありません。その点、本製品はフェイスにサファイヤガラス、ボディにはチタン素材を用いて、高級腕時計さながらの質感を実現しています。

↑ナチュラルなフェイスウォッチデザインと組み合わせれば、ひと目で時計製品と区別がないほど自然な見た目になる

 

洗練されたデザインは見た目の良さだけでなく、直接肌に当たるリアケースにセラミック、ベルトには本革を用いるなど装着感の高さにも寄与しています。また、フェイスウォッチのカスタマイズも可能で「ウォッチフェイスストア」から多彩なフェイスウォッチをダウンロード可能。仙人(っぽい)スタイリングにも違和感なく(?)馴染んだHUAWEI WATCH GT 2 Proは、ビジネス、プライベート問わずあらゆるスタイリングに溶け込めるスマートウォッチなのです。

↑スタイル、シーンに合わせたカスタマイズができる

 

【特徴2】通常使用で最大2週間充電いらず! タフで便利なバッテリー性能

 

HUAWEI WATCHシリーズで定番のロングバッテリー、本製品では約2週間という電池持ちを実現(※)。GPSを連続使用しても約30時間持ちます。デザインだけでなく、充電を気にしないで使える使用感も通常の時計さながらです。

※通常使用で2週間の使用は、次のテスト条件によります。心拍数モニターを24時間着用、睡眠時にHUAWEI TruSleepを有効にして、毎週30分のワークアウト(GPSを有効にして)、メッセージ通知を有効にして(SMSメッセージ50件、通話6件、アラーム3件/日)、画面は1日200回オンにした場合。

 

専用の充電器に接触させるだけで充電できるのもスマートなポイント。また、ワイヤレス充電にも対応しているためワイヤレス給電対応のスマホと接触させても充電できて便利です。悠久の時を生きていそうな雰囲気の仙人も、小まめに充電する必要のないその便利さを実感。果たして仙人が活動的に動いているかは謎ですが…。

↑充電器をボディ裏面に接触させるだけ。写真はHUAWEI WATCH GT 2 Proのスポーツモデル

 

【特徴3】本格的なデータ記録ができるアクティビティ機能の豊富さ

 

通常の歩数計測に加えて、85種類以上のワークアウトモードによりアクティビティに合わせた活動記録ができます。85種類のうち17種類は本格的なデータ分析が行える「プロスポーツモード」に対応。「プロスポーツモード」はHUAWEI WATCHシリーズ従来の機能ですが、HUAWEI WATCH GT 2 Proでは、新たに「スキー」と「ゴルフ(ドライビングレンジ)」のモードも追加されました。

↑プロスポーツモードの一覧。屋内ランニングなど汎用的なモードも用意されている

 

標準的な健康管理だけでなく、HUAWEI WATCH GT 2 Proを身に着けているだけでシームレスに日常でアクティビティを楽しんでいくことができるのです。クラシックモデルには、汗に強いフルオロエラストマーベルトも付属されているのでスマートウォッチをアクティビティ目的で探している人にもおすすめです。

 

【特徴4】身体の内側を可視化するサポート機能

 

虫嫌い、緊張しいという仙人の見た目に反した繊細さを暴いた機能は、HUAWEI WATCHシリーズ特有の健康管理機能。ボディ裏面に配置された心拍センサーで、ストレス値を計ったりできるわけです。

 

↑このシーンでは血中酸素レベル(※)を計測し、値が低くなっていることを知ることができる ※本製品は一般的なウェルネス・フィットネス目的の製品であり、医療機器として設計されたものではなく、病気などの診断、治療、予防の目的にはご使用いただけません。また、本機能は2021年1月下旬より順次アップデートにて追加予定です

 

その他、本製品を装着しながら睡眠することで睡眠の具合をモニタリングできたりと、普段はわからない身体の内側を数値で意識することができます。身に着けているだけで健康改善のモチベーションが上がるというのも、HUAWEI WATCH GT 2 Proの良さですね。

↑記録した健康面の数値は、HUAWEI Healthアプリで一括閲覧できる

 

スマートウォッチ然としたスタイルとは一線を画すHUAWEI WATCH GT 2 Proは、どんな時にも違和感なく着けられて、かつ普通の時計に近い形で毎日自然と着けられる。しかも、着けているだけで健康管理にもプラスがあるという「一石三鳥」のスマートウォッチです。おそらく仙人も「初めてのスマートウォッチにするなら…」と熟考の末、本製品にたどり着いたはず…。みなさんも、仙人に倣って本製品に一度触れてみてはいかがでしょうか?

 

 

【マンガをもう一度読む】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

期待の最新「HUAWEI WATCH」を使ってみた! 質感と機能性で満足度が高い「GT 2 Pro」と、想像以上にパワフルな「FIT」ともに好感触

ファーウェイがスマートウォッチ最新2モデルの日本発売を発表しました。2週間のロングバッテリーライフが魅力の「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」と、大きめで見やすい画面を搭載しつつ、リストバンド並みの軽さを実現した「HUAWEI WATCH FIT」です。市場想定価格は、HUAWEI WATCH GT 2 Proのクラシックモデルが3万5800円、スポーツモデルが3万1800円、HUAWEI WATCH FITは1万3800円。どちらも10月2日に発売されます。

 

↑ HUAWEI WATCH GT 2 Pro クラシックモデル

 

↑HUAWEI WATCH GT 2 Pro スポーツモデル
↑HUAWEI WATCH FIT

 

HUAWEI WATCHは従来からコスパの高さに定評がありますが、今回発表された両モデルは、それぞれ一般的なスマートウォッチとはひと味異なる便利な機能も備えています。実機をいち早く使える機会を得たので、筆者のファーストインプレッションも含めて、紹介したいと思います。

 

質感と機能がグレードアップした「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」

HUAWEI WATCH GT 2 Proは、従来のHUAWEI WATCH GTシリーズの正常進化形と言えるモデルです。通常使用で約2週間という電池持ちは健在。GPSを連続使用しても約30時間持つそうです。筆者は昨年12月に発売された「HUAWEI WATCH GT 2」を使っていますが、本当に2週間持ちます。

↑右手前がHUAWEI WATCH GT 2 Pro クラシックモデル。左がHUAWEI WATCH GT 2

 

進化のポイントはデザイン。フェイスにはサファイヤガラス、ボディにはチタン素材を用いて、高級腕時計さながらの質感を実現。さらに直接肌に当たるリアケースにはセラミックを用いて、装着感を向上させています。

↑ボディ素材にチタンを用いることで、質感が大きく向上

 

↑心拍センサーを搭載する裏側にセラミックを使用

 

クラシックモデルには本革のベルトを採用し、スポーツモデルのベルトには耐久性に優れ、手触りもいい「フルオロエラストマー」という素材が使われています。これはApple Watchのベルトにも採用されているものです。なお、クラシックモデルには、スポーツモデル用のベルトも同梱されているので、スポーツをする際に付け替えて使うことができます。

↑クラシックモデルが4000円高いが、汗に強いフルオロエラストマーベルトも付いているので、運動をする人にはお得

 

機能面では「スポーツモード」が進化。85種類以上のワークアウトモードを搭載し、そのうち17種類は本格的なデータ分析が行われる「プロスポーツモード」に対応しています。GT 2 Proでは、新たに「スキー」と「ゴルフ」のプロスポーツモードが追加されています。

↑新たに追加された「スキー」のプロスポーツモードの概要

 

↑「ゴルフ」のスイングを分析してくれる機能も追加された

 

さらに、ストレスや睡眠をモニタリングする機能もあり、自分の体調を可視化することができます。

↑睡眠をモニタリングした結果は、ウォッチでは睡眠時間だけを確認でき、スマホの「ヘルスケア」アプリで詳細な分析結果を確認できる

 

HUAWEI WATCH GT 2 ProはAndroid、iPhoneのどちらでもペアリングして使えますが、Androidなら「フェイスウォッチストア」から多彩な文字盤デザインをダウンロード可能。さらに、ファーウェイのスマホなら、お気に入りの画像を表示させてWATCHにかざすだけで、その画像をウォッチフェイスにできます。

↑多彩なデザインのウォッチフェイスをインストールできる

 

↑EMUI 10.1以上でNFCを搭載するファーウェイのスマホでは、スマホで撮った写真などを簡単にウォッチフェイスに設定可能

「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」のファーストインプレは?

現在、HUAWEI WATCH GTシリーズを使っている人は、おそらくデザインにもボディの素材にも満足していると思います。筆者も今使っているGT 2には、なんの不満もありません。ですが、GT 2 Proは、腕に巻いた瞬間に “いいモノ” ということがわかる仕上がり。レザーベルトはもちろん、フルオロエラストマーベルトでもビジネスシーンに合いそうです。

↑本革ベルトは肌に馴染む印象

 

↑内側はこんな感じ

 

あいにくゴルフやスキーのプロポーツモードは試していませんが、スポーツジムでは「屋内ランキング」「屋内ウォーキング」をよく使います。自分でオンにしなくても、走っていることを自動で認識して、トラッキングを開始しますか? といった通知が出るんです。ワークアウトの記録が更新された場合は、それを祝うような通知も出るので、モチベーションも向上します。

↑屋内ウォーキングのトラッキング画面。文字がくっきりと表示されるので見やすい

 

新機能で最も惹かれたのはワイヤレス充電。スマホと同じワイヤレス充電器が使えて、逆充電に対応しているスマホに載せてチャージすることもできます。出張や旅行の際に、充電器を持っていく必要がないのは便利ですね。

↑充電器は同梱されているが、ワイヤレス給電が可能なスマホに載せて充電することも可能。しかも結構スピーディーだった

フィットネス動画も見られる「HUAWEI WATCH FIT」

HUAWEI WATCHの新たなラインナップに加わった「HUAWEI WATCH FIT」は、ウォッチフェイスに1.64インチの縦長ディスプレイを搭載し、されどベルトを含む重さはわずか約34g。スマートウォッチとリストバンドの長所を合わせたような時計です。しかも、通常使用では電池は約10日間持つそうです。

↑1.64インチのウォッチフェイスはタッチ操作に対応

 

↑側面のボタンは1つだけ

 

↑同梱のケーブルを背面に取り付けて、USBで充電する仕様

 

ディスプレイは有機ELなので視認性は高く、周囲の環境に合わせて明るさを自動調整する機能も備えています。Androidスマホとペアリングする場合は、「フェイスウォッチストア」から多彩なウォッチフェイスをダウンロードして、カスタマイズすることもできます。

 

GT 2 Proと同じように85種類以上のワークアウトモードが用意されていて、11種類は本格的なデータ分析ができるプロスポーツモードに対応。さらに、GT 2 ProにはないFITだけの「フィットネスコース」がプリインされています。「腹筋の引き締め」「体幹のワークアウト」など短時間で行える12種類のエクサイズメニューから選ぶと、デモ動画が表示され、運動の仕方もわかる仕組みです。

↑フィットネストレーナーの3Dキャラクターが登場し、身体の動かし方をガイドしてくれる

 

ほかに、ストレスや睡眠もモニタリングでき、女性向けの「月経周期トラッキング」機能も搭載しています。ファーウェイのスマホとペアリングして使う場合は、カメラのリモートシャッター機能も使えます。

 

カラバリは、9月25日にオープンしたファーウェイオンラインストア「HUAWEI STORE」限定の「カンタロープオレンジ」を含めると全4色から選べます。若い世代向けの印象で、とくに「サクラピンク」は女性に好まれそうですが、性別・年齢を問わず、幅広い人に合いそうな「グラファイトブラック」も用意されています。

 

↑「HUAWEI STORE」限定で販売される「カンタロープオレンジ」

HUAWEI WATCH FITのファーストインプレ

1万3800円という安さながら、使い切れないほどの機能を搭載し、しかも電池が10日持つという、外観のカジュアルさとは裏腹にパワフルなモデル。腕に巻いていることを忘れそうになるくらい軽いので、スポーツのトラッキングには、HUAWEI WATCH GT 2 Proよりも、むしろFITが適していると思ったのが本音。筆者は試せていませんが、50mの耐水性能を備えているので、水泳のトラッキングもできます。

↑ベルトを含めて約34gという軽さなので、スポーツをする際には最適

 

↑内側はこんな感じ

 

面白かったのは、やはりワークアウトの「フィットネスコース」。やってみたいフィットネスメニューを選択すると、まずデモ動画が表示されて、その後、運動時間がカウントされる仕組み。カウント中も動画が表示されているので、FITを見やすい場所に置いて、見ながらエクササイズをすることもできます。仕事の合間や食事の後など、ちょっとした空き時間に体を動かす習慣が身に付くかもしれません。

↑フィットネスコースは12コースがプリインストールされていて、それぞれ所要時間が表示される。もちろん、コースの一部だけをすることも可能

 

↑タップすると画面にフィットネストレーナーが現れて、エクササイズがスタート

 

腕時計を付けるのは好きではないという人も試してみる価値はあると思いますよ。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

ソニー「wena wrist」からみるスマートウォッチの最新デザイン

スマートウォッチもApple watchをはじめ、ずいぶんと数が増えました。なかには、普通の時計と変わらないデザイン性を持ったものも少なくありません。今回は、ソニー製スマートウォッチの最新ニュースから、そのデザイン性の高さを感じて頂けたらうれしいです。

 

ソニーは、ベルト型スマートウォッチ「wena wrist」シリーズの発売2周年を記念し、限定ヘッド『「wena × beams」Chronograph Solar』を7月26日に発売します。wena wristシリーズは、おサイフケータイや活動ログの計測に対応した腕時計バンド型のスマートウォッチ。ヘッド(文字盤)には好みの文字盤を組み合わせられます。

 

↑「wena × beams」Chronograph Solar、想定実売価格は4万9550円

 

2周年限定モデルはwenaの人気ヘッド「Chronograph Solar」をベースに、BEAMSのデザインアレンジを加えてブラッシュアップ。普段使いにもスポーツシーンにも似合うスタイリッシュなモデルに仕上げられました。

 

「wena wrist」シリーズのどのバンドと組み合わせても似合うデザインになっており、シーンにあわせてバンドを使い分けられます。なお、wena wristシリーズのバンドは別売りです。

 

↑wena wrist proにマッチする精密な造形

 

↑wena wrist leatherと組み合わせてカジュアルシーンにも

 

文字盤の秒針・時針とインデックスは蓄光仕様となっており、暗いところでも時刻をはっきり確認できます。ソーラームーブメントを搭載し、電池交換が不要で半永久的に動作します。

 

↑暗闇でも時刻が分かる蓄光仕様

 

↑背面には「wena × beams」のロゴ入り。パッケージも限定仕様に

 

さらに、「wena × beams」Chronograph Solarの購入者から先着222名に、「wena × beams」特製のレザーブレスレットが当たるキャンペーンも実施。自分好みのデザインを腕元にあしらえるスマートウォッチ、この機にぜひ手にしてみてください。

スポーツから買い物まで腕元で管理! ガーミンの新GPSウォッチ「fenix 5 Plus」

ガーミンジャパンは、スマートウォッチ「fenix 5 Plusシリーズ」を6月28日に発売します。

 

↑fenix 5 Plusシリーズ。大きさやバッテリー容量が異なる3タイプの展開で、小型版のfenix 5S Plus(写真左)、標準サイズのfenix 5 Plus(写真中央右、写真右)、大型のfenix 5X Plus(写真中央左)というラインナップ。価格は9万6984円~14万184円

 

アウトドア系のGPSデバイスに強いガーミンだけに、スマートウォッチもGPS搭載。日本のみちびきやロシアのGLONASS、欧州のGalileoといった各国の位置情報衛星の電波の受信も対応し、世界中で位置情報を取得できます。

 

地図機能では、日本の道路地図と地形図や登山地図を搭載。GPSと併用することで、オフライン環境でもナビを利用できます。

 

↑日本地図をプリインストール。オフラインでもナビが使える

 

心拍計や加速度センサーなどを内蔵しており、さまざまなスポーツのアクティビティログ機能を搭載。運動時のパフォーマンスを記録して、スマートフォンアプリなどで振り返ることができます。

 

fēnix 5 Plusシリーズは、「Garmin Pay」という決済機能を搭載。三菱UFJ-VISAデビッドカードを登録して、時計をかざすだけで支払いが可能です。Visaのタッチ決済の加盟店にはマクドナルドやTSUTAYAなどの店舗が名を連ねています。

 

↑Garmin Payとして、Visaのタッチ決済(Visa payWave)に対応

 

そのほか、本体のストレージに搭載した音楽の再生、スマートフォンの通知表示や音楽のコントロールなど、スマートウォッチとして機能を一通り揃えています。

 

ディスプレイは1.2インチの円形で、直径は30.5mm。10気圧防水に対応。稼働時間は計測モードやバリエーションにより幅があり、時計表示のみのウォッチモードでは最大6~18日間、GPSと光学心拍計を動作させた状態で最大10~30時間となっています。

 

強みとしている多くのスポーツに対応したログ計測機能はそのままに、決済や音楽再生機能も追加されたfenix 5 Plusシリーズ。毎日のトレーニングなら、スマートフォンを持ち歩かずに使えるようになりました。スマートウォッチとしては高級機ですが、日々のトレーニングから本格的なトレッキングやツーリングまで記録したいという方にはピッタリな製品です。

何が違うの、スマートウォッチ!初心者が選ぶべき4選を徹底比較

「スマートウォッチ」という言葉は皆さんご存知でしょうが、どんな商品があるかは分からないという人も多いのでは? 今回はディスプレイをタッチして操作する4種類の代表的なモデルをご紹介。各機の概要と、健康管理という側面にフォーカスして、それぞれの特徴を解説します。

 

おなじみのApple Watch Series 3の実力は?

Apple Watchは、Appleが販売するスマートウォッチ。「watchOS」を採用しており、iPhoneとペアリングして利用します。2014年に初代「Apple Watch」が発表されてから3年以上が経過。いまでは、第3世代に相当する「Apple Watch Series 3」が最新モデルとなります。

 

↑「Apple Watch Series 3」の38mm・Nike+モデル。

 

 

同製品には、LTE通信が可能なモデルも選択でき、iPhoneを大手通信会社で契約している場合、専用のオプションプランを契約すれば、Apple Watch単体でモバイル通信を利用可能。iPhoneの電源を切った状態でも、あるいは屋内にiPhoneを置いて外出してしまった場面でも、ウォッチから電話を掛けられます。Apple Musicのストリーミング再生も可能です。Siriを用いた音声操作もできます。

 

↑Nike+モデルのバンドは通気性に優れており、丸一日装着していても蒸れにくい。ランニングなど、汗をかくワークアウトで活躍する

 

↑背面には光学式の心拍センサーを搭載。リアルタイムに心拍数をチェックできる

 

ケースは38mmと42mmの2種類。ケースおよびバンドも複数の組み合わせを展開しており、素材・種類によって価格が異なります。

 

↑アプリ一覧の画面

 

防水・防塵性能を備えるので、腕時計OKのプールや海水浴場でも使用可能。屋外のランニング中に雨が降ってきても故障を心配せずに使用し続けられます。そのほか、Apple Payが利用できることもメリット。Suicaを登録して、公共交通機関の利用やコンビニの決済に利用できるので、ちょっとした外出やワークアウトの際に、サイフを持ち歩く必要がなくなります。

 

↑ワークアウトの際の画面。ディスプレイサイズはコンパクトながら、文字表示がはっきりと見えるので、視認性もよい。GPSで経路のログも残る

 

運動の測定については、「アクティビティ」と「ワークアウト」の2種類のアプリを標準搭載。前者は日常生活で、どのくらいのカロリーを消費したのかモニターできます。後者はランニングなどの運動中のデータを測定できるアプリです。

 

↑Nike+モデル(38mmケース)では、総重量が50g台前半となる。マラソンなどの長距離を走る場合でも、使い勝手はよい

 

【Apple Watch Series 3(Nike+)の5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★★

拡張性:              ★★★★★

電池持ち:           ★★★★

見やすさ:           ★★★★

運動利用:           ★★★★★

 

【ここが良い】

  • iPhoneとの連携がしやすい&初期設定が分かりやすい
  • 軽くてかつ文字盤も見やすいので運動利用に最適
  • 運動しながらApple Musicを単体でストリーミング再生できる

 

【ここはやや注意】

  • Androidでは利用できない
  • LTEモデルは固定費が発生する
  • 画面がずっと点灯しているわけではない

 

AndroidユーザーならWear OS by Googleを検討しよう

一方、Android搭載のスマホを使っている場合には、「Wear OS by Google(旧Android Wear)」というOSを搭載したスマートウォッチを検討するとよいでしょう。多くのブランドからこうしたデバイスが登場しているので、一概にどれが良いかは判断しかねますが、自身の好きなデザインやブランドで選択するのがよいと思います。ネットで購入する場合には、Wear OS by Googleをサポートしている比較的新しい機種を選びましょう。

 

初期設定時には、Wear OS by Googleアプリからペアリングを行います。実はiOS版の同アプリも存在するので、iPhoneでも利用可能。ただし、このアプリを常に起動していないと接続が途切れますし、利用できる機能は限定されます。

 

↑「Diesel On」。ディスプレイが常に点灯しており、使用時以外にはアンビエント表示に切り替わる。時針らしいデザインというメリットがあるが、バッテリー消費量は多い

 

また、完全に円形のディスプレイを搭載しているモデルがオススメです。比較的古いモデルでは、ディスプレイが円形でも下端に切れ込みが入っていて、デザイン的に美しくありません。

 

本記事では、例として「ディーゼル」ブランドのスマートウォッチ「Diesel On」を取り上げます。

 

↑同モデルのバンドは革製で運動利用には適さない。ケースは防水対応だが、バンドはあまり濡らしたくない

 

 

↑同機のケースには心拍計が付いていない。リアルタイムに心拍数を計測したい場合には、心拍計が搭載された別ブランドのWear OS by Googleを選択したほうがよい

 

同機は、先述のWear OS by Googleを搭載。ディスプレイは完全に丸く、サイドにはリューズのほかに2つのボタンがあります。Wear OS by Googleのスマートウォッチは基本的な構成がほぼ一緒ですが、こうしたボタンの有無は機種によって異なるので、チェックしたいポイントです。

 

また、「OK Google」で音声操作が行えたり、手首をひねって操作するジェスチャー操作も利用できるのも特徴です。

 

↑「Step Goals」アプリから、1日の目標歩数を設定できる(200~30000歩)

 

 

↑Wear OS by Googleでは、筋力トレーニングの回数測定ができる

 

運動利用に関して、Wear OS by Googleでは、「Fitエクササイズ」というアプリが基本となります。ランニングやウォーキングの測定のほか、筋力トレーニングを測定できるのがポイントです。例えば、ベンチプレスやラットプルダウンなどを行った際に、腕の動きを検出して、候補の種目を提示。レップ数も自動で入力してくれます。重さは手動で入力する必要があります。

 

↑ただし、同機は重量が100g近いため、運動利用には向かない

 

 

【Diesel Onの5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★

拡張性:              ★★★★★

電池持ち:           ★★★

見やすさ:           ★★★★★

運動利用:           ★

 

【ここが良い】

  • AndroidでもiPhoneでも利用できる
  • アナログ腕時計に引けをとらないケースの重厚感
  • 非使用時にもディスプレイが省電力で点灯する

 

【ここはやや注意】

  • 重い&心拍計非搭載なので本格的な運動には不向き
  • ディスプレイ常時点灯のためバッテリー消費は早い
  • Wear OS by Googleの初期設定は、初心者にはやや難しい

 

 

 

Galaxyユーザーなら迷わず「Gear S」シリーズを選ぶべし

Androidのなかでも、サムスンのGalaxyシリーズを使っているなら、「Gear S」シリーズがオススメ。同シリーズは「Tizen(タイゼン)」をベースにしたウェアラブルOSを搭載しています。日本で入手できる現状の最新モデルは「Gear S3」で、「Frontier(樹脂バンド)」と「Classic(革バンド)」の2モデルを展開中。

 

ちなみに、Galaxy以外のAndroidや、iPhoneもペアリング可能。前者は「Gear Manager」、後者は「Gear S」アプリを通じて設定します。ただし、Galaxy以外では、一部の機能が利用できません。

 

↑「Gear S3 Frontier」のディスプレイサイズは約1.3インチ

 

最大の特徴は、ベゼルをくるくるっと回して操作できること。まるでダイバーズウォッチを触っているような感覚で、最小限の画面タッチで操作を行えます。ちなみに、右サイドにはバックキー(上)とホームキー(下)という物理ボタンも搭載。

 

↑ベゼルをくるくると回して操作できる。そのため、UIも円を意識したものになっている

 

 

↑Frontierのバンドは樹脂製。ただし、ちょっと脱着しづらい

 

 

↑背面には、光学式の心拍センサーが搭載されているが、LEDの数が少ないため精度は低め

 

 

運動に関しては、目標の歩数を設定できたり、ワークアウト時のデータを記録できたりするなど、基本をしっかり押さえている印象。

 

↑ランニング記録時の画面

 

 

↑心拍ゾーンの推移をグラフで確認できる

 

 

特徴的なのは、スマートウォッチ単体でもデータを後から見返しやすいということでしょう。なお、GPSもサポートするので、経路の情報も保存されます。

 

↑重量は軽くもなく、重すぎもせずといったところ。運動でも利用できるギリギリの範囲。ただし、マラソンなど、長距離走で使うには、不向きだ

 

 

【Gear S3 Frontierの5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★★

拡張性:              ★★★

電池持ち:           ★★★★

見やすさ:           ★★★★★

運動利用:           ★★★★

 

【ここが良い】

  • ベゼルを回す操作感が良い
  • GPSや防水をサポートし、運動測定にも適する
  • ワイヤレス充電用のドッグが付属する

 

【ここはやや注意】

  • 樹脂バンドの着脱がスムーズにしづらい
  • 細かい機能をフル活用するにはGalaxyで使う必要がある
  • マラソンなどの長距離走で使うには少しずっしり感じることも

 

拡張性にこだわらないなら「Fitbit Ionic」もあり

 

最後に紹介するのは、ウェアラブル健康デバイスで有名な「Fitbit(フィットビット)」が展開するスマートウォッチです。従来は、ディスプレイのないアクセサリータイプのデバイスを中心に展開してきましたが、スマートウォッチ黎明期に話題となった「Pebble(ぺブル)」を買収。その技術を取り込み、タッチディスプレイを搭載するスマートウォッチを発売するに至りました。

 

「Fitbit Ionic(フィットビット・アイオニック)」は、そんな同社が発売した新モデル。OSには独自のFitbit OSを採用。カラーディスプレイを搭載していて、タッチ操作が可能です。また、防水性能を備えるほか、本体に音楽を保存しておきワイヤレスイヤホンから再生できるなど、同社のラインナップのなかでは、ハイエンドに相当する仕様となっています。

 

↑「Fitbit Ionic」(写真はスレートブルー&バーントオレンジ)は、スクエア型の角張ったディスプレイがユニーク。バンド表面には凹凸で模様が描かれ、樹脂製だがチープさを感じないデザインになっている

 

ケースの側面には、左側にひとつ、右側にふたつの物理ボタンを備えます。左側のボタンは、ホームボタンのように機能。右上のボタンは短く押すと当日のログを、長く押すと音楽プレイヤーを起動します。右下のボタンは短く押すとエクササイズアプリをクイック起動、長押しすると通知一覧を確認できます。

 

↑バンド(「クラシック」タイプ)は樹脂製で、形状を維持できる程度に堅い。先端にピンがついていて、固定する仕様になっている。内側は滑らかで肌ざわりも良いが、滑らかな表面は汗をかくと蒸れやすい。付け替えも可能

 

 

↑背面には心拍センサーを搭載。GPSも内蔵する

 

 

運動に関しては、「エクササイズ」と「Coach」アプリの2つがメインとなるでしょう。前者はランニングなどの7種目の測定が可能。後者では、3つのワークアウトプログラムを実行できます。

 

↑「Coach」アプリでは、短いアニメーションで運動の解説があり、その後運動するための時間が表示される

 

 

また、ランニングの動作を検知し、自動でランニングモードに移行する機能も備わっています。

 

↑軽量さは4モデルのうち随一。普段使いでも軽やかに使用できるだろう

 

 

ちなみに「Fitbit Pay」機能にも対応していますが、日本ではFitbit Payがまだ使えません。

 

【Fitbit Ionicの5項目評価】

使いやすさ:       ★★★★

拡張性:              ★★

電池持ち:           ★★★★★

見やすさ:           ★★★★★

運動利用:           ★★★★

 

【ここが良い】

  • スクエア型のユニークかつ見やすいディスプレイ
  • iPhoneでもAndroidでも利用可能
  • 質量が非常に軽い

 

【ここはやや注意】

  • ケースがステンレス製なので肌ざわりはやや冷たい
  • 提携しているアプリは限定的
  • 充電端子(マグネット式)があり充電に少し手間がかかる

 

春はスマートウォッチデビューに最適な季節です。使い慣れれば、どれも面白い端末ですので、自身の環境や目的、好みにあった機種があれば、ぜひ挑戦してみてください。

※本記事の内容は2018年3月時点にレビューした情報を元にしています。ソフトウェアの詳細はアップデートで更新される可能性がありますので、ご留意ください。

健康のバロメーターを仕事中にさりげなく測定できる! 次世代血圧計はなんと腕時計に搭載

1月9日から12日まで、米ネバダ州ラスベガスで家電製品を中心とした展示会「CES 2018 (Consumer Electronics Show)」が開催されました。その中でオムロン ヘルスケアが、コンセプトモデルとして2点の製品を展示。

 

健康診断でよく見る上腕部にベルトをぐるりと巻き、空気を送り込みながら測定するのが当たり前だった血圧計を、なんと手首に巻いたままいつでも血圧を測定できるようにする腕時計型のウェアラブルデバイス「HEARTGUIDE」と、血圧と同時に心電を測定できる「OMRON BLOOD PRESURE MONITOR + EKG」です。まだ開発中とのことでしたが、実機を前にその機能や開発の目的などを伺ってきました。

↑毎年、年明けに開催されている展示会「CES」↑毎年、年明けに開催されている展示会「CES」

 

↑オムロンヘルスケアのブース↑オムロン ヘルスケアのブース

 

「HEARTGUIDE」で就寝中も自動的に血圧が測れるようになる!

「HEARTGUIDE」は、ふだんは腕時計や活動量計として使いながら、必要に応じて気軽に血圧も測れるウェアラブルデバイスです。

↑「HEARTGUIDE」↑「HEARTGUIDE」

 

見やすいディスプレイを備えた腕時計のようなデザインで、従来の手首式の血圧計からは想像できないほどコンパクト。ボタンを押して任意のタイミングで血圧測定ができるだけでなく、タイマー設定による自動測定も可能で、夜間、寝ている間にも自動的に血圧が測れるというのが大きな特徴です。

 

活動量計としては、歩数や移動距離、消費カロリー、睡眠のトラッキングなどができるほか、メールやメッセージ、着信などスマートフォンと連携した通知機能を備えており、サイドボタンを押すと表示が切りかわります。

↑歩数や消費カロリーも分かります↑歩数や消費カロリーも分かります

 

↑睡眠時間のトラッキングも可能↑睡眠時間のトラッキングも可能

 

↑スマートフォンからの通知も表示できます↑スマートフォンからの通知も表示できます

 

血圧の測定方法は従来の血圧計と同じで、バンドの内側に空気を送り込み、手首を圧迫して計測します。血圧の測定時間は1分ほど。精度を保つため、測定時は手首を心臓と同じ高さに合わせます。

 

タイマー機能は就寝中の測定を前提にしているとのこと。就寝中は横になっているので、心臓と手がだいたい同じ高さにあり、測定条件としては理想的だそうです。

↑測定中の様子。手首を心臓の高さに合わせることで精度を保ちます↑測定中の様子。手首を心臓の高さに合わせることで精度を保ちます

 

測定結果が正常ならディスプレイに緑色の円が表示され、問題があると判定されると赤い円になります。Bluetoothでスマートフォンと連携し、各種データはアプリで管理できます。

 

充電方法は未定ですが、バッテリーは1日10回測定したとして1週間はもつだろうとのこと。

 

担当者によれば、これまでは安定して測るためにある程度バンドに幅が必要でしたが、腕時計並みのバンド幅の中に入れ込んでおり、その技術がオムロンならではなのだとか。また、このサイズでFDAの認可をとったものはまだないとしています。着け心地は良好のようで、就寝中に測定がはじまっても起きてしまうことはないそうです。

↑こちらは従来の手首型の血圧計↑こちらは従来の手首型の血圧計

 

↑そんな血圧計が、腕時計サイズになりました↑そんな血圧計が、腕時計サイズになりました

 

↑バンド幅が大幅に細くなっています↑バンド幅が大幅に細くなっています

 

家族と共有したくなるかもしれませんが、本機は1人1台が前提です。なぜなら日常生活の中でひとりひとりの血圧の変動をトラッキングし、リスクを探し、大病を未然に防ぐのが目的だからです。

 

「HEARTGUIDE」はまず米国での発売を目標にしており、価格は未定。血圧計として販売を予定しているため、現在FDAの認可待ちとのことで、今年中にできればとしています。日本での発売も視野にいれていますが、薬事法の認可後となるとのことです。

↑判定結果は数値周りの円の色でわかります。赤は警告。日本と米国では基準が異なり、米国のガイドラインでは下が80を超えると高血圧と判定されるとのこと↑判定結果は数値周りの円の色でわかります。赤は警告。日本と米国では基準が異なり、米国のガイドラインでは下が80を超えると高血圧と判定されるとのこと

 

「BLOOD PRESURE MONITOR + EKG」で血圧と不整脈を同時にチェックできるようになる!

一方の「BLOOD PRESURE MONITOR + EKG」は据え置き型の血圧測定器です。

↑「BLOOD PRESURE MONITOR + EKG」↑「BLOOD PRESURE MONITOR + EKG」

 

血圧の測定には腕を使い、方法も従来通り。ただし、本体の両脇に電極がついており、指を添えると血圧を測りながら一緒に心電が測定できるというもの。電極の位置などデザインは変わる可能性があるようです。

 

不整脈と高血圧の両方を持っている人が脳梗塞や心筋梗塞を発症する確率は、高血圧だけの人よりもさらに高いとのことで、血圧と同時に心電を測ることで、不整脈がないかどうかを検知する目的があります。

 

心電の測定に要する時間は約30秒で、結果はアプリ上で確認します。問題があると判定されると、血圧と心電の履歴が医者に送信され、適切な診断を仰げるようになるといいます。

 

こちらも現在FDAに申請中で、2018年度春の発売を目指しています。

↑血圧を測りながら心電を測定)↑血圧を測りながら心電を測定

 

↑異常が見つかると医師にデータを送信。診断を仰げるようになるそうです↑異常が見つかると医師にデータを送信。診断を仰げるようになるそうです

 

自分が抱えるリスクを事前に知る

いずれの製品も、日々のコンディションを手軽にトラッキングすることで、心筋梗塞や脳梗塞の発症を防ごうという狙いがあります。

 

担当者によれば、日本人の3人に1人は高血圧とのこと。その中の4割しか病院に行かず、さらにその中できちんと薬を服用して血圧を下げている人は15%程度と言われているそうです。とはいえ、血圧は1年に1回健康診断で測るか、気になっている人が家で測っているのが現状です。

 

しかし、昼間働いているときや、夜寝ているときも、本人が気づかないうちに高血圧になっている人が多いとのこと。特に睡眠時無呼吸症候群の方は、寝ている間に血圧が高くなっていることがあるそうです。高血圧は心筋梗塞や脳卒中の原因で、日本人の死因の上位を占めますが、日常的に血圧を測っていないので、自分に潜むリスクに気づきません。

 

オムロンには、血圧計のメーカーとしてもっと血圧を測りやすくすることで、心筋梗塞や脳卒中など、血圧に起因する病気のリスクに早く気づき、対策を打つことで未然に防いで欲しいという狙いがあります。今後は遺伝の情報や本人の病気の履歴などのデータとあわせて解析し、その人にあった細かい診断の提供につなげていきたいとのことで、今回の製品はそのための第一歩となります。

 

これまでのウェアエラブルデバイスといえば、活動を促すことで健康に導こうというものが中心でしたが、医療機器として体内の状態をトラッキングできるというのは新しい切り口。腕時計感覚で使える血圧計なら、意識せずとも血圧測定が可能になりそうです。朝と夜はボタンで、就寝中はタイマーで測定すれば、自分の健康状態が可視化できます。

 

オムロンヘルスケア 経営統括部 広報渉外部長の中島 智氏は、「脳梗塞や心筋梗塞のリスクを早期に発見し、治療につなげたい。いかに減らしていけるか、いかに防ぐかが次の課題です。まずは高血圧かどうかを健康診断だけなく、定期的に調べてほしい」と語りました。

スントのフィットネスウオッチ製造技術が結集した「スント 3 フィットネス」は“健康意識高い系”のマストハブ!

フィンランド生まれのスントより、同社が得意とするフィットネスウオッチの機能を充実させた進化系を2018年春頃に発売すると発表しました。予定希望小売価格2万7000円〜という手頃な価格帯も魅力的で、ヒットモデルになりそうな予感!

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アクティブなライフスタイルに対応する新たなトレーニングガイドを搭載

春に発売される「スント 3 フィットネス」は、ただの腕時計ではありません。この製品はパーソナルトレーニングパートナーでもあり、フィットネスレベルに応じて個別にトレーニングをガイドすることでフィットネスへの意欲向上をもたらしてくれます。

 

時計には、生体識別センサー技術のリーディングカンパニーであるバレンセル社製の心拍数測定機能や、心拍数に基づいて現在のフィットネスレベルを判定するフィットネスインジケーターが搭載されています。

 

この時計のスゴいところは、ユーザーのフィットネスレベルとエクササイズ履歴全体に基づいて7日間のトレーニングプランを自動的に作成してくれるだけでなく、予定通りにエクササイズできなかったり、やりすぎてしまっても、ユーザーに応じたトレーニングプランを自動的に調整してくれるのです。さらに、毎回のワークアウト中に心拍ゾーンについてリアルタイムにガイドするため、トレーニング強度を適切に保つこともできます。

 

e75956f10eeca60cfdde5bd2457c5629↑スント「スント 3 フィットネス」ゴールドとオールブラックは予定希望小売価格3万1320円

 

Suunto_3_Fitness_quintet↑スント「スント 3 フィットネス」ブラック、オーシャン、サクラは予定希望小売価格2万7000円

 

時計自体は、24時間休むことなく歩数とカロリーを追跡し、わかりやすいサマリーで毎日のアクティビティを表示するので、トレーニングと休憩のバランスをとることが可能。睡眠の質も追跡し、睡眠による回復状況を表示するため、アクティブなライフスタイルの維持にも役立ちます。

 

スマートモバイル接続に対応しており、本機の発売と同時期にリリースされる新たなスントアプリと合わせて使えば、すべてのアクティビティをログに記録し、毎週のトレーニング目標の達成状況をユーザーに伝えてくれます。もちろん、着信やテキストメッセージ、カレンダー通知などを時計に表示する機能も使えます。

 

防水性能は、スイミングに対応する30m防水を確保。ランニング、スイミング、サイクリング、ジムトレーニングなどのスポーツモードを搭載するほか、ウォーキングやランニングの速度、ペース、距離を加速度計に基づいて測定できます。

 

2万7000円〜という価格でありながら、これだけ充実した機能を備えた「スント 3 フィットネス」は、北欧ブランドらしいデザインも魅力。シンプルながら上質感の漂う外装で、ジムにもオフィスにも溶け込みやすくなっています。

 

全貌公開が楽しみな期待のスマートフィットネスウオッチ「スント 3 フィットネス」。2018年を健康的に過ごすなら、この時計は手に入れておくべきでしょう。

どんな腕時計もスマートウォッチに変える「Wena Wrist」に上位モデルが! 腕時計の未来系はコレになるか?

2017年夏に発売された「Wena Wrist」は、バンド部分にスマートウオッチ機能を集約したことによって、普段使っている腕時計もスマート化できる優れた性能を備えていました。そして、そんな高機能モデルの高品位版が発表。ここでは従来モデルからの違いを中心に紹介します。

 

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ソニー

Wena Wrist Pro

実売価格3万7670円(シルバー)

電子マネー機能や通知機能、活動ログ機能などを備えた腕時計バンドの上位モデル。高品位なステンレス材「SUS316L」を採用し、前機種よりも幅と厚みを低減。体積比25%の小型を実現しました。2行表示の有機ELディスプレイも搭載します。

SPEC●対応OS:iOS 8.0以上/Android 5.0以上(※)●連続動作時間:約1週間●充電時間:約1.5時間●防水性能:5気圧●質量:85.0g

※:Bluetooth4.2のBLE機能に対応している必要あり

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シルバーのほかに、プレミアムブラックも用意。価格は3万9830円。

 

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ソーラー充電の文字盤を備えたヘッドもラインナップ。写真のクロノグラフ仕様は4万7390円です。

 

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Wena Wristに最適な各種ヘッドも用意しています。新たに追加された機械式ヘッドは、5万8190円~。

 

普段使っている腕時計をごく自然にスマート化

2017年夏発売のWena Wristは、バンド部分にスマートウオッチの機能を集約した画期的な製品でした。ヘッドを自由に選択可能で、普段使っている腕時計もスマート化できます。今回発表されたProとActiveは、先代のコンセプトを受け継ぎ、発展させた正統進化版です。

20171224_bln02_6Proと同時に発表されたWena Wrist Active(実売予想価格3万円/2018年3月上旬発売)。GPSと光学式心拍センサーが追加されたスポーツ向けモデル。ランニングなどに適したシリコンラバーを採用しています

 

 

いずれも有機ELディスプレイを備えることで、通知機能を強化。さらに、Proでは質感と装着感が改善され、Activeではスポーツ用途への最適化が果たされました。この「自然なスマートさ」は、スマートウオッチのひとつの解です。

 

 

 

カジュアルにスマートウォッチのうまみを体験したい人に! ノキア「Steel HR」を1週間着け続けてわかったコト

街中でApple Watch、Android wearを身に着けた人々が自然と世の中に浸透したと言えるでしょう。ノキアは12月15日、「Steel HR」を国内にて発売しました。「Steel」シリーズはアナログ文字盤を搭載しつつスマホと連携するスマートウォッチ。同機は文字盤にディスプレイを新搭載し、心拍数などをリアルタイムにモニターできるのが特徴です。実勢価格で2万5000円程度、とスマートウォッチにしては手ごろなことも魅力の一つ。今回は同機を約1週間使用してみたので、その使い勝手をお伝えします。

 

外観はアナログ時計の良さを生かしている

まずは、Steel HRの外観をチェック。文字盤はアナログで、上下には新搭載された円形ディスプレイと、活動量の目標達成率を記すサブダイヤルが並びます。ガーミンが12月27日より発売する「vivomove HR」などもそうですが、アナログ文字盤のスマートウォッチにディスプレイ表示を組み合わせるのは、今季のトレンドと言えるでしょう。

 

↑Steel HRの文字盤はアナログで、サブダイアルとディスプレイがある↑Steel HRの文字盤はアナログで、サブダイヤルとディスプレイがある

 

指針とインデックスはシンプルなバータイプを採用。風防は縁に寄った箇所がやや丸みを帯びており、曲面はベゼルへと滑らかにつながっています。円形のケースのベゼル部分には、5分おきに数字が刻まれていますが、自己主張しない控えめなデザインに抑えられている点は好印象。

 

↑右サイドに位置するシンプルなリューズは、ディスプレイを操作するボタンになっている↑右サイドに位置するシンプルなリューズは、ディスプレイを操作するボタンになっている

 

ケース背面には、光学式の心拍センサーを搭載。測定時には緑色のLEDライトがピカピカ光ります。ケースのサイズは36mmモデル(直径36.3mm、ケース部39g)と40mm(直径39.5mm、ケース部49g)モデルの2種類を展開。カラーバリエーションは前者が白と黒、後者が黒のみとなります。なお、ケース部も50 m、5ATM相当の耐水性を備えており、水中でも使用できます。

 

↑バンドはピンで固定するタイプなので、取り外しに工具は不要。40mmモデルなら20mm幅のバンドと付け替えられそうだ↑バンドはピンで固定するタイプなので、取り外しに工具は不要。40mmモデルなら20mm幅のバンドと付け替えられそうだ

 

バンドはシリコン製。非常に柔らかく、着け心地は軽め。肌に触れる面には、小さな凹凸があり、ムレを防止。留め具は一般的な尾錠タイプになっています。

 

↑充電は専用スタンドで行う。バッテリーは通常使用で最大25日間持つ↑充電は専用スタンドで行う。バッテリーは通常使用で最大25日間持つ

初期設定の難易度は“普通”

いざ、腕に装着――となる前に、まずは初期設定を済ませなくてはなりません。同梱されているスタートガイドに従って、スマホから専用アプリ「Health Mate」をインストール。アプリを起動したら、使用端末に「Steel HR」を選び、画面指示に従ってペアリングを実行します。同期やアカウント登録のために少々手間がかかるので、時間に余裕があるときに行いましょう。

 

↑スマホから初期設定をしよう↑スマホから初期設定を行う

 

初期設定が完了したら、ディスプレイが点灯。そのまま腕に装着して、使用していきます。心拍数を測定できるため、装着位置は手首の骨から1cmほど上の部分が理想。タイト過ぎず、ブレない程度にバンドで固定するといい感じに。

 

↑ここらへんに装着すると心拍数の測定精度が安定する↑ここらへんに装着すると心拍数の測定精度が安定する

 

余談ですが、筆者はノキアに買収される前の「Withings」の体重計を利用していました。同アプリで使用するアカウントはそれと同一のものでOK。以前にWithings製品を使ったことがある人、あるいはいまも使い続けている人は、同アプリ内にログを引き継げます。

ディスプレイで心拍数を確認可能

ディスプレイに表示される項目について確認しましょう。項目を列挙すると、「日付」「心拍数」「ステップ(歩数)」「移動距離」「消費カロリー」「アラーム(の設定時間)」「バッテリー残量」の7つとなります。

 

↑ディスプレイに表示される内容のイメージ。写真は「ステップ」の場合↑ディスプレイに表示される内容のイメージ。写真は「ステップ」の場合

 

使い方はシンプルで、リューズを押すと次の項目が表示される仕組み。切り替えの順番は片方向のみなので、一つ前に戻るといった操作はできません。「日付」以外の項目はなしにすることもできるので、必要最低限の項目のみを表示するようカスタマイズしておくと、ストレスなく使用できるでしょう。

 

なお、項目が切り替わる際には「アイコン」→「数値」という順番で表示されます。そのため、数値情報を視認できるまでに、約1秒の間が存在。例えば、心拍数の項目を表示させる場合、「ハートマーク」→「心拍数の値」のように切り替わるので、素早く情報を確認したいときには、少しもたつく印象を受けました。これはディスプレイのサイズが限られているため仕方ないですね。

 

↑使っていないとき、ディスプレイは真っ黒になる↑使っていないとき、ディスプレイは真っ黒になる

 

また、ディスプレイには、常に情報が表示されているわけではありません。Steel HRをしばらく放置しておくと、ディスプレイは暗転して、黒い丸になります。カラーバリエーションとしては36mmモデルが白・黒、40mmモデルが黒のみとなっているので、黒丸の存在も考慮して選択するとよいかも。

精度にこだわらなければ運動のログもとれる

スタートガイドを読んだところ、リューズを長押しすると、「ワークアウトモード」が起動するとのこと。細かい説明は一切ないので、恐る恐る試してみます。

 

リューズを1~2秒間長押しするとブルッと振動があり、ディスプレイの表示が「経過時間」と「心拍数」に限定されました。2項目は両方同一画面に表示されますが、片方が大きめに。リューズを押すと、大小が入れ替わる仕組みです。

 

↑ワークアウトモードの表示画面では、通常時のように切り替えのタイムラグがないので、素早く数字を確認できる↑ワークアウトモードの表示画面では、通常時のように切り替えのタイムラグがないので、素早く数字を確認できる

 

運動の検出は、運動後に自動で行われます。全種目を検証したわけではありませんが、「ウォーキング」「ランニング」「スイミング」などのワークアウトのほか、「卓球」「バレーボール」「ダンス」など数十種のアクティビティも自動で検出可能。よく判別できなかったアクティビティは「その他」に分類されました。ちなみに、中には「ボクシング」などもあり、“腕時計を付けたまま利用する人がいるのだろうか”と疑問に思うことも多々……。

 

↑測定される種目一覧↑測定される種目一覧

 

さて、実際に検証してみたところ、ディスプレイのサイズは、ワークアウト中に経過時間と心拍数を確認するには、やや小さく感じました。汗ばむ程度の軽いランニングなら問題ないですが、高強度のエクササイズを行う人には物足りないサイズです。

 

心拍数の誤差については、Life Fitness社製のトレッドミルでランニングした際に、マシンとSteel HR間で2~3bpm程度に収まっていました。カジュアルに運動のログを残したい人にとっては、十分に実用的だと思います。もちろん、装着方法によって誤差は上下するのでご留意を。

 

こうした運動のログは「Health Mate」アプリで確認可能。ランニングマシンで10分走ったときには、ほぼ正確にログが残っていました。カロリー消費量の計算も現実的な数値だったので、ある程度参考になるはずです。

 

↑ワークアウトのログは「日記」タブに自動で追加されていく↑ワークアウトのログは「日記」タブに自動で追加されていく

 

一方、水泳を行った場合、クロールは水泳と認識されましたが、平泳ぎは検出されず。また、プールから出て移動する徒歩がアクティビティとして検出されてしまい、水泳中の運動と併せて「その他」として統合されてしまうこともありました(※ごく一部の施設を除き、国内の一般的なプールではウェアラブルデバイスの使用が許可されない場合が多いのでご注意ください)。泳いだはずの距離も明らかに多く算出されてしまっており、精度にはやや疑問も残ります。

 

多種目の自動検出自体は手間がかからず便利ですが、種目によっては測定精度にあまり期待しない方が良いかもしれません。

 

↑心拍数の推移などをグラフや割合で確認できた↑心拍数の推移などをグラフや割合で確認できた

 

とはいえ、「心拍数を常にモニターできる」のは、種目を問わずに参考になること。ログもアプリから確認可能。平均値とピーク(最大値)を知ることができるので、運動強度を後から確認するには役立ちそうです。

 

↑その他、睡眠を自動検知する機能も搭載。睡眠時間やサイクル(浅い・深い睡眠)などを確認できる。目覚まし用のアラームも1個のみ設定できる。毎日の充電が必須ではない同シリーズならではの機能だ↑その他、睡眠を自動検知する機能も搭載。睡眠時間やサイクル(浅い・深い睡眠)などを確認できる。目覚まし用のアラームも1個のみ設定できる。毎日の充電が必須ではない同シリーズならではの機能だ

 

通知は一部アプリのみ

Steel HRは、スマホからの通知を連携します。しかし、対応アプリはごく一部。具体的には、「着信」「メッセージ」「カレンダー」の3つのみとなり、LINEの新規メッセージなどは反映されません。

 

↑着信時には振動とディスプレイ表示で通知される↑着信時には振動とディスプレイ表示で通知される

 

通知時にはバイブレーションが作動します。ややくすぐったく感じるような、キレのある振動が特徴的です。

 

普段からスマホをカバンに入れて持ち歩く人や、スケジュールをカレンダーアプリで一貫して管理している人は相性が良いでしょう。一方、TwitterなどのSNSや、株価・ニュースなどをいち早く手元で確認したいという人にとってはやや物足りないかもしれませんね。

 

こんな人にオススメ → 都市部でカジュアルに運動を楽しむ人

一言でスマートウォッチと言っても、Appleの「Apple Watch」を始め、Googleの「Android Wear」搭載スマートウォッチ、文字盤がアナログでスマホと連携するいわゆる「コネクテッドウォッチ」など、様々な選択肢が存在します。

 

Steel HRは「文字盤はアナログが良い」という時計が好きな人、「軽いジョギングをたしなむ」ように軽めの運動習慣がある(あるいは身に着けたい)人、そして「心拍数などのデータを手元で確認したい人」にオススメできる一品。価格も比較的手ごろで、手を伸ばしやすいと言えます。一方で、ワークアウトの測定精度や多機能さの面では、限界があるのも事実。測定精度や多機能さを求める人にとっては、GPSや電子マネー決済機能を搭載するApple Watchや、筋力トレーニングの測定などもできるAndroid Wearなども併せて検討してみると良いでしょう。