次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip4」の実物写真が公開? やはりカバーディスプレイは広そう

サムスンの次期折りたたみスマートフォンのうち、縦折りする「Galaxy Z Flip4」の噂話は次々と届けられてきました。予測レンダリング画像ほぼ完全なスペック情報、ついには「8月10日に発表される」など具体的な日にちまで飛び出しています。

↑SamMobileより

 

すでに丸裸の感もあるGalaxy Z Flip4ですが、新たに実物とされる写真が公開されました。

 

これらの写真の出どころは、サムスン製モバイル端末情報サイトのSamMobileです。それら数枚のライブ画像は、一見したところでは前モデルのGalaxy Z Flip3とよく似た印象を与えています。メイン画面のサイズも変わらず、背面のデュアルカメラも同じ配置で、目立った変更はないようにも思われます。

↑SamMobileより

 

が、目立たない小さな変更はあります。それはカバーディスプレイ(折りたたんだ状態での外側にある画面)がわずかに広くなっていることです。

↑SamMobileより

 

有名リーカーのYogesh Bar氏は前の1.9インチから2.1インチに大型化すると述べていましたが、今回の画像はそれを裏付けているようです。「No music Playing」と表示されていますが、いろいろな通知が確認しやすくなりそうです。

 

先日SamMobileは、Galaxy Z Flip4の最大ストレージは512GBになるとも伝えていました。これは前モデルでの最大128GBから2倍となりますが、やはり「SDカードスロットなし」の仕様も引き継がれるとも推測されます。

 

Galaxy Z Flip4は、もう1つの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold4」(横折りで、広げるとタブレットサイズに)とともにスワイプ操作での画面分割に対応するとの噂話もあります。Flip4の6.7インチ画面は“分割”するには小さすぎる予感もありますが、何か便利な使い道が見つかるのかもしれません。

Source:SamMobile

Pixel 6aはポケットに入れやすい? 新たなハンズオン動画が登場

↑Fazli Halim/YouTubeより

 

米グーグルが7月の販売を予定している廉価スマートフォン「Pixel 6a」について、発売前にもかかわらず新たなリーク動画が登場しています。

 

今年5月に開催された開発者向け会議「Google I/O」にて発表されたPixel 6aは、「Pixel 6シリーズ」と同じく独自プロセッサー「Tensor」の搭載が特徴です。一方でどういうわけか、発売前に公式開封動画がアップロードされたり、オンラインストアにて販売されるなど、不可思議な事例も報告されています。

 

今回Pixel 6aの開封動画を公開したのは、マレーシアで活動するYouTubeチャンネルのFazli Halimです。まず外観のレビューでは、背面のカメラ突起がPixel 6シリーズに比べてかなり抑えられていることがわかります。これにより、カメラ部分と本体の厚さの差が小さく、より持ち運びやすくなっていることが予測されます。

 

さらに背面素材は指紋がつきやすい光沢のあるプラスチックで、フレーム部分はかなり分厚いようです。

 

ディスプレイに埋め込まれた指紋認証センサーは、十分に高速に動作しています。これは以前のPixel 6aの公式レビュー動画でも確認されており、Pixle 6シリーズからの性能向上が期待されます。また、カメラのシャッター操作もスムースに動作しているようです。

 

今回のレビューで用いられたPixel 6aで動作するソフトウェアのバージョンは確認できず、製品版ではその動作が異なる可能性もあります。しかしこれまでで判明している情報によれば、Pixel 6aは完成度が高く、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンとなるようです。

 

Source: Fazli Halim / YouTube via 9to5Google

メタバース特化? HTCが「VIVERSEスマホ」を今月発表へ

↑HTCより

 

台湾HTCは久々となる新型Androidスマートフォンを6月28日に発表すると、公式ツイッターアカウントにて発表しました。

 

かつてはAndroidスマートフォン分野トップメーカーの一角を占めていた、HTC。しかし近年ではその存在感を示すことができず、Androidスマートフォンの新機種の投入もストップしています。一方でVRヘッドセット「VIVEシリーズ」を擁する同ブランドは、新たなメタバース構想「VIVERSE」を発表しています。

 

今回HTCが投稿したティーザー画像からは、新型スマートフォンの具体的なデザインやスペック、機能は見えてきません。しかしVIVERSEのロゴが存在することから、このスマートフォンがメタバース機能を取り入れたものとなることが想定されます。

 

なおメタバースとは、XR(ARやVR、MRの総称)を利用した新たな空間でのコミュニケーションやサービスを意味します。HTCの新型スマートフォンもそれ自体、あるいはVRヘッドセットと連携して、メタバースを活用する機能が搭載される可能性があります。

 

HTCといえば、以前には暗号通貨に利用されるブロックチェーン技術を取り入れたスマートフォン「EXODUS(エクソダス)」を販売したことがあります。EXODUSは販売後にあまり話題となることはありませんでしたが、次のメタバーススマートフォンでは大きなブームを起こすことを期待したいものです。

 

Source: HTC / Twitter via 9to5Google

Watch5も同時に!? Galaxy Z Fold4/Flip4の発売詳細が判明したかも

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4」やスマートウォッチ「Galaxy Watch5/Watach5 Pro」が8月10日のイベントにて発表されるとの情報を、著名リークアカウントのJon Prosserが伝えています。

↑Smartprix/OnLeaksより

 

 

これまでも毎年夏に、Unpackedイベントを開催してきたサムスン。昨年のイベントでは「Galaxy Z Fold3」や「Galaxy Z Flip3」、「Galaxy Watch4」、そしてワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」が発表されました。

 

 

今回の報告によれば、Galaxy Z Fold4/Flip4、Galaxy Watch5/Watch5 Proはすべて8月10日に発表され、8月26日に製品が販売されます。また8月26には、「Galaxy S22」のラベンダーカラーも投入されるようです。

 

Galaxy Z Fold4のカラーラインナップは3色で、Galaxy Z Flip4のカラーは4色。Galaxy Watch5(40mmモデル)は3色で、Galaxy Watch5(44mmモデル)は3色、Galaxy Watch5 Proは2色展開になることも伝えられています。

 

その他にも著名リークアカウントのIce universeは、Galaxy Z Fold4/Flip4に「スワイプで画面分割」機能が搭載されると伝えています。まもなく登場するであろうサムスンの次期折りたたみスマートフォン、ハードウェアとソフトウェアの両方の進化に期待したいものです。

 

Source: Jon Prosser / Twitter, Ice universe / Twitter

プレミアムモデルに格上げ!?「Galaxy Z Fold4/Flip4」のストレージ容量が倍増か

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(仮称)」について、どちらも最大ストレージ容量が、現行モデルを倍増した1TB/512GBになると、海外テックサイトのSamMobileが伝えています。

↑Galaxy Z Fold4/Flip4のストレージが大幅にアップ(画像提供/Smartprix/OnLeaks)

 

横折りスマホの「Galaxy Z Fold」シリーズと、縦折りの「Galaxy Z Flip」の現行モデルとなるGalaxy Z Fold3/Flip3では、それぞれ最大512GB/最大256GBの内蔵ストレージ容量が設定されています。

 

しかしSamMobileによれば、Galaxy Z Fold4/Flip4には最大1TB/最大512GBの内蔵ストレージ容量モデルが登場するとのこと。1TBという内蔵ストレージは「Galaxy S22 Ultra」などのごく一部のプレミアムモデルでしか提供されておらず、これはGalaxy Z Fold4がサムスンにとって、Galaxy Sシリーズと同等のプレミアムモデルであることを意味しているのかもしれません。

 

また、Galaxy Z Flip4にも512GBモデルが登場することで、同スマホの容量ラインナップは128GB、256GB、512GBの3モデルになることが予測されます。Galaxy Z FlipシリーズはZ Foldシリーズに比べて廉価に販売されていますが、次期モデルの512GBでは1500ドル(約20万円※)を超える高額モデルになる可能性も。

※1ドル=約134円で換算(2022年6月9日現在)

 

画面の折り目が目立たなくなることやディスプレイ仕様の変更など、さまざまなアップデートが噂されているGalaxy Z Fold4/Flip4。噂が本当だとすれば、どうやら外観だけでなく、内部のスペックも大幅に刷新されることになりそうです。

 

Source: SamMobile 1, 2

ようやく解決!「Pixel 6シリーズ」がDACの不具合を修正

米グーグルのスマートフォン「Pixel 6シリーズ」で発生していたDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)の不具合が修正されました。

↑ついにPixel 6シリーズがDAC問題に対応

 

2021年10月に発売されたPixel 6シリーズですが、ユーザーから「DACが作動しない」と報告されていました。しかし、これまでグーグルはこの問題に対処していなかったのです。

 

最近、グーグルは定期的な機能アップデート「Feature Drop」の配信を始めましたが、これによってDAC問題が解決されたのです。

 

具体的にはPixel 6シリーズに「Direct USB Access」という機能が搭載され、外部のDACと通信し、Hi-Fiオーディオを処理できるようになっています。

 

すでにRedditでは、Pixel 6シリーズのユーザーが「USB Audio Player Pro」というアプリとDACを組み合わせて検証しており、無事に高音質での再生ができることも確認されています。

 

DAC問題が解決されるまでに、これほどの時間を要したことは若干驚きではありますが、それでも不具合が修正されてユーザーも一安心。今後はPixel 6シリーズでも、きちんと高音質で音楽が楽しめそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

これが新ライカカメラ搭載スマホ? シャオミとのコラボモデルがリークか

↑OneLeaks / Twitterより

 

中国シャオミからの投入が予定されている、カメラブランド「ライカ」とのコラボレーションモデル。それに相当するであろう「Xiaomi 12 Ultra(仮称)」の予測レンダリング画像を、著名リークアカウントのOneLeaksが投稿しています。

 

シャオミは先月に、ライカとの長期的な戦略パートナーシップの締結と、フラッグシップスマートフォンへのライカカメラの搭載を発表しました。このようなライカとスマートフォンメーカーとのコラボレーションは、中国ファーウェイやシャープも以前におこなっています。

 

今回のXiaomi 12 Ultraのレンダリング画像では、本体背面の1/3以上を占める、背面カメラエリアが印象的です。ただしこの背面カメラエリアは巨大な一つのレンズというわけではなく、内部に4つのカメラセンサーが埋め込まれています。情報によれば、ここには5000万画素メイン+4800万画素超広角+4800万画素ズームカメラが配置されているとのこと。また、前面カメラは2000万画素になるとも伝えられています。

 

その他に伝えられているリーク情報としては、画面は6.6インチ/QHD+解像度/120Hzの曲面有機ELディスプレイを搭載し、プロセッサは最新の「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用。背面にはセラミック、フレームにはアルミニウム素材を採用し、本体サイズは161.9 x 74.3 x 9.5mmになるとのこと。Ultraの名前にふさわしい、高級モデルとなりそうです。

 

シャオミの現行モデルのフラッグシップ機「Xiaomi 11 Ultra」はそのカメラ撮影性能で、高い評価を得ています。この技術にライカのノウハウが加わることで、スマートフォン業界をリードするカメラ性能の実現が期待されます。

 

Source: OneLeaks / Twitter via XDA Developers

発売前のPixel 6aがなぜかネットで転売、Googleの管理大丈夫?

「Googleといえば流出」と言われることは、発売前の「Pixel 7」プロトタイプがなぜかeBayに出品されていたり、かと思えば「Pixel 7 Pro」をそれとは知らずに3週間も知らずに使っていた人がいたりで、改めて証明されている感があります。

↑グーグルより

 

それに続いて、今度は発売前の「Pixel 6a」がネットで売りに出されているとの目撃情報がありました。

 

これはTwitterユーザーのNils Ahrensmeier氏が、マレーシアのFacebookマーケットプレイス(日本からはアクセス不可)での販売リストを発見したと報告しているもの。TikTokにPixel 6aの開封動画を投稿したのと同一人物らしく、ユーザー名まで一致しています。現地での価格は2200~2300RM(リンギット)、日本円にして6万5000円前後といったところです。

 

また米9to5Googleによると、マレーシアではほかにもPixel 6a本体がいくつか出品されており、すべて同じユーザーによるものだそうです。見つけたものをリストアップしたBrandon Lee氏は、間違いなく転売屋だと指摘しています。プロフィールを確認するとほかにもいくつかデバイスを販売しており、この見方が最も可能性が高いようです。

 

これらPixel 6aはPixe 7やPixel 7 Proと違ってプロトタイプではなく製品版のようですが、それでもGoogle正規の発売日(7月21日)よりも1か月半ほどは早く登場した格好です。また、この程度の時間差であれば、Googleが小売向けパッケージをすでに用意していることもあり得ると思われます。

 

たしかに発売前の新製品を事前に確認できるのはうれしい面もありますが、やはり「初めて手に取る喜び」や、誰しもが同じ時期に入手できる平等さも大切なはず。Googleには製品が流出しないよう、管理体制の見直しが求められるかもしれません。

Source:Nils Ahrensmeier(Twitter) 
via:9to5Google

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip4」は折り目が目立たない?

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4」について、その折り目が大幅に改善されるとの情報を、著名リークアカウントのIce universeが伝えています。

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

画面を縦に折りたたむことで、コンパクトに持ち運ぶことができるGalaxy Z Flip4。これまでのリーク情報では上画像のような予測レンダリング画像や、ほぼ完全なスペック情報が伝えられています。さらに横折りタイプの次期スマートフォン「Galaxy Z Fold4」では、その折り目が軽減されるとの情報も登場しています。

 

Ice universeによれば、Galaxy Z Flip4の折り目は現行モデル「Galaxy Z Flip3」よりもずっと目立たなく、ほとんどの人が満足するだろうと伝えているのです。これは、先述のGalaxy Z Fold4での改善とも共通しています。

 

Galaxy Zシリーズにとって(そして多くの折りたたみスマートフォンにとっても)、フレキシブルディスプレイの折り目は大きな問題でした。これは画面がヒンジの中で鋭角に折れ曲がるのが原因で、中国OPPOや米モトローラなどの一部メーカーは、ディスプレイが緩やかに折れ曲がるように工夫しているケースもあります。

 

現時点ではGalaxy Z Flip4/Fold4に、どのような工夫が取り入れられるのかは不明です。前述のようにその曲がる角度が緩やかになる可能性や、あるいはディスプレイ素材としてより折り曲げ動作に強いものを採用するのかもしれません。今年は折りたたみスマートフォンがさらに一歩進化するのかどうか、注目したいものです。

 

Source: Ice universe / Twitter via 9to5Google

お手頃価格のGalaxy Note!? TCL Stylus 5Gはスタイラス内蔵でわずか約3万4000円

中国TCLは、スタイラスを内蔵した大画面スマートフォン「TCL Stylus 5G」を海外発表しました。

↑TCLより

 

かつてスタイラスを内蔵した大画面スマートフォンといえば、韓国サムスンの「Galaxy Noteシリーズ」の独壇場でした。しかし同社はGalaxy Noteの新モデルを投入せず、一方で「Galaxy Sシリーズ」や「Galaxy Z Fold」シリーズをスタイラスのSペンに対応させています。また最近では、米モトローラブランドからもスタイラス内蔵スマートフォンがリリースされています。

 

TCL Stylus 5Gは6.81インチの巨大なディスプレイを搭載し、スタイラスを内蔵するなど、Galaxy Noteシリーズを彷彿とさせるスマートフォンです。しかしディスプレイ解像度が1080pであるなど、コストを下げる工夫が取り入れられています。

 

スタイラスではアプリを組み合わせて、手書きの文字をテキストに変換したり、手書きの数式を解く電卓機能も用意されています。また、スタイラス操作を支援するポップアップ機能も提供されます。

 

本体スペックとしては、プロセッサがDimensity 700で4GB RAM、128GBの内蔵ストレージを搭載。背面には5000万画素メイン+500万画素超広角+200万画素マクロ/深度センサーを、前面には1300万画素のセルフィーカメラを搭載。バッテリー容量は4000mAhで、ミリ波による5G通信にも対応しています。

 

TCL Stylus 5Gの海外価格は260ドル(約3万4000円)で、米キャリアのT-MobileとMetroから発売されます。廉価に購入できる、スタイラス内蔵の大画面スマートフォンとして、日本市場への投入にも期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

そんなことってある? Pixel 7 Proを気付かず3週間も使っていたなんて……

米グーグルが今年秋の発売を予定している次期スマートフォン「Pixel 7 Pro」を、部外者のユーザーが気づかずに3週間も使っていたという報告が、海外掲示板のRedditによせられています。

↑Redditより

 

今年5月に発表されたPixel 7シリーズは、独自プロセッサ「Tensor 2」の搭載と、前モデル「Pixel 6シリーズ」から引き継がれたデザインが特徴です。前述のようにその発売は秋を予定していますが、以前には標準モデル「Pixel 7」がなぜか米オークションサイトのeBayに出品されていたことも話題となっていました。

 

今回Redditに寄せられた報告によると、AMC20_さんはFacebook Marketplaceから「Pixel 6 Pro」として出品された商品を購入したそう。そして3週間はなんの問題もなくスマートフォンを利用していたのですが、その後にこれがPixel 6 ProではなくPixel 7 Proだと気づいたのです。

 

その後、事態は急変。Pixel 7 Proが流出していることが話題になると、グーグルの遠隔操作によってこのPixel 7 Proはデータが消去され、使用することができなくなったというのです。なお、このユーザーがグーグルから何らかの補償を受け取ったのかどうかは明かされていません。

 

以前のPixel 7のプロトタイプの流出にしろ、今回のPixel 7 Proの流出にしろ、グーグルや製造メーカーの情報管理体制に疑問符がつくニュースともいえます。秋には発売されるPixel 7シリーズですが、それまでにもさまざまなリーク情報が登場することになりそうです。

 

Source: Reddit via 9to5Google

サブディスプレイがデカくなる?「Galaxy Z Flip4」のスペックが新たに流出

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」の詳細なスペック情報を、リークアカウントのYogesh Brarが伝えています。

↑期待が高まるGalaxy Z Flip4(画像提供/OnLeaks / 91 Mobiles)

 

韓国サムスンの折りたたみスマートフォンの中でも、画面を縦に折りたたむタイプとなるGalaxy Z Flip4。以前のリーク情報によれば、バッテリー容量が3300mAhから3700mAhに増加することや、プロセッサがSnapdragon 8+ Gen1に刷新されることなどが伝えられています。

 

Yogesh Brar氏によれば、先述したようにGalaxy Z Flip4ではプロセッサやバッテリー容量がスペックアップしますが、それらに加えて、本体外側に配置されているサブディスプレイのサイズも1.9インチから2.1インチに大型化するとのこと。そうだとすれば、これにより、通知が見やすくなるなどの変化が生まれるかもしれません。

8月のUnpackedイベントでの発表が期待されるGalaxy Z Flip4。これからもさまざまな情報がリークされそうです。

 

Source: Yogesh Brar / Twitter via

Pixel 7はより省電力に? プロセッサ「Tensor 2」に4nmプロセス採用の噂

↑グーグルより

 

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7シリーズ」の搭載プロセッサ「Tensor 2」について、4nmプロセスでの製造を指摘する報道が登場しています。これにより、同スマートフォンはより省電力な設計となるかもしれません。

 

Pixel 7シリーズは今年5月に発表されたスマートフォンで、その特徴としてプロセッサにグーグル独自開発の「Tensor 2」を搭載。これにより、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化される予定です。本体デザインは現行モデルの「Pixel 6シリーズ」を受け継いでおり、ワイヤレスイヤホン「Pixel Budsシリーズ」やスマートウォッチ「Pixel Watch」とのスマートな連携機能も実現しています。

 

今回のDDaily.co.krの報道によると、Pixel 7のTensor 2は韓国サムスンの4nmプロセスにて製造されるとのこと。これは台湾TSMCの5nmプロセスで製造されている「Tensor」と比較し、性能向上や省電力化が期待できます。

 

またDDaily.co.krは、Pixel 7シリーズが今年10月に発売されると伝えています。これは、グーグルが発表した「今年秋に発売」というタイムスケジュールにも合致しています。

 

そのほかにもPixel 7シリーズでは、上位モデル「Pixel 7 Pro」のディスプレイに省電力機能が搭載されることも、海外テックサイトの9to5Googleにより指摘されています。これらの情報をあわせると、Pixel 7シリーズは現行モデルからさらに省電力なスマートフォンとなるのかもしれません。

 

Source: DDaily.co.kr via 9to5Google

大画面&大容量バッテリー&4眼カメラを備えた“Awesome”な一台! 「Galaxy A53 5G」ドコモ、au、UQで発売

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、スタンダードモデルのスマートフォン「Galaxy A53 5G」を、NTTドコモ、au、UQ mobile向けに、5月27日に発売しました。税込価格は、ドコモ版が5万9400円、au、UQ mobile版が5万9835円です。

 

 

同製品は4眼カメラを搭載し、幅広いシーンに対応。精細な約6400万画素のメインカメラ、細かなディテールも鮮明に捉える接写専用マクロカメラ、人間の視野角と同等の約123度の風景をおさめる超広角カメラ、被写体との距離を把握し背景をぼかす深度測位カメラを備えており、シーンに合わせレンズを切り替え、自由な撮影が可能です。

 

スタンダードモデルながら、光学式手振れ補正対応カメラを搭載し、うす暗い環境など手振れしやすいシチュエーションでも、クリアな写真や動画をとることができます。

 

屋外の直射日光下でも、見やすく鮮明な画面を表示できる800nitの高輝度ディスプレイを搭載。約6.5インチで狭額縁ベゼル「Infinity-O Display」を採用したディスプレイは、リフレッシュレート120Hz対応で指に吸い付くような滑らかな操作性を味わえます。環境に合わせブルーライトを自動調整する機能で、目の疲れを軽減。ステレオスピーカーは、映画館などにも導入されている立体音響技術DolbyAtmosに対応しています。

 

容量5000mAhのバッテリーを搭載し、バッテリー寿命は最大2日間。短時間で充電が可能な25Wの急速充電にも対応します。RAM6GBとROM128GB搭載に加え、5G対応の高速通信で、スムーズな動画視聴が可能です。指や顔での生体認証機能や、防水・防塵機能も搭載しています。

 

GalaxyのSDGsへの取り組みのひとつとして、パッケージに再生紙を利用しているほか、サイドボタンとSIMカードトレイにもポストコンシューマー素材を使用しており、環境に配慮しています。

 

カラーはオーサム ブルー、オーサム ホワイト、オーサム ブラックの3色展開(※ドコモ版は半角スペースなし)。カメラ部分までシームレスに覆われたデザインで、背面に特殊な加工を施した、指紋の目立ちにくい滑らかな質感が特徴です。

↑スペック詳細(ドコモ版はカラー名に半角スペースなし)

謎のハイエンドPixelスマホを開発中? 画面スペックはPixel 6 Proと酷似

米グーグルが未発表のハイエンドPixelスマートフォンを開発している可能性が、海外にて報じられています。どうやらこのデバイス、「Pixel 7シリーズ」でも「Pixel Tablet」でもない未知の製品のようです。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

現在グーグルは「Pixel 6a」を7月に、Pixel 7/7 Proを今年秋に、そしてPixel Tabletを2023年に投入すると予告しています。また先日には、折りたたみスマートフォン「Pixel Fold(仮称)」の計画が再度延期されたことも伝えられました。

 

一方で海外テックサイトの9to5Googleによれば、グーグルの開発者向けサイトから「G10」とタグ付けされている、未知のデバイスが発見されたとのこと。このデバイスは中国BOE製の1440×3120ドット/120Hz駆動かつ71×155mmサイズのディスプレイを搭載するなど、その画面スペックは「Pixel 6 Pro」とも酷似しています。

 

現時点でわかることは、このG10はハイエンドスマートフォンであり、またPixel 6a、Pixel 7シリーズ、Pixel Tablet、そして未発表のPixel Foldにも相当しないということだけです。グーグルはこれまで年に2機種のハイエンドスマートフォンと、1機種の廉価スマートフォンを発表してきたのですが、もしかすると将来的にはさらなる多機種展開を目指しているのかもしれません。

 

Source: グーグル via 9to5Google

メタルパーツがクール! Pixel 7プロトタイプがなぜかeBay出品

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7」のものとされるプロトタイプ端末が、米オークションサイトのeBayに一時出品されていたとして、話題になっています。

↑eBayより

 

Pixel 7シリーズはグーグルが2022年秋に投入を予定しているスマートフォンで、次世代プロセッサ「Tensor 2」の搭載が特徴です。本体デザインは現行モデル「Pixel 6シリーズ」を引き継ぎつつも、背面のカメラ突起部分にはメタル素材を採用。また、イヤホンやスマートウォッチといった他のグーグル製品とのスマートな連携機能も特徴となっています。

 

↑eBayより

 

今回eBayに出品されたPixel 7の画像からは、その外観をすべて確認することができます。公式画像でも発表されていたように、背面のカメラ突起はガラスからメタルパーツへと変更。また、フレームもテクスチャー調のデザインに変更されています。さらに、ミリ波用のアンテナも確認できます。

 

ディスプレイ表示に目を移すと、このPixel 7は128GBのストレージを搭載しているようです。これは、Pixel 6の内蔵ストレージ容量(128GB/256GB)から変わっていません。

 

Pixel 7では今回のオブシディアンだけでなく、スノーやレモングラスといったカラーバリエーションも用意されています。今回なぜPixel 7がオークションサイトに出品されたのかは謎ですが、その開発が順調に進んでいることを示唆するニュースともいえそうです。

 

Source: eBay via 9to5Google

ガッツリ性能UP? Galaxy Z Fold4の全スペックがみえてきた

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4(仮称)」について、そのほぼすべてのスペックとされる情報が、海外にて伝えられています。

↑Smartprix/OnLeaksより

 

サムスンが展開する折りたたみスマートフォンシリーズの中でも、横折りタイプとなる「Galaxy Z Fold4」。これまでの情報では、ディスプレイアスペクトが横長に変更されることや、折り目が目立たなくなること、また本体の軽量化背面カメラのスペックアップなどが伝えられています。

 

 

今回情報を伝えたリークアカウントのYogesh Brarによれば、Galaxy Z Fold4では次世代プロセッサの「Snapdragon 8+ Gen1」を搭載。さらに最大RAM容量も16GBに拡張されるなど、内部スペックがかなり向上しそうです。

 

また前述のように、背面カメラスペックも5000万画素メイン+1200万画素超広角+1200万画素3倍望遠に。Galaxy Z Fold3の1200万画素メイン+1200万画素超広角+1200万画素2倍ズームから、撮影性能が向上していることがわかります。さらに、セルフィーカメラも画素数がアップしています。

 

一方でGalaxy Z Fold4の画面は7.2インチ/120Hz駆動のメインディスプレイ+6.2インチ/120Hz駆動のサブディスプレイと、Galaxy Z Fold3から変わらず。また、バッテリー容量も4400mAhかつ25Wの高速充電と、現行モデルと変わっていません。

 

このように、内部スペックの向上が主な変更点となりそうなGalaxy Z Fold4。しかしその完成度の高さから、今後も折りたたみスマートフォン業界をリードしていく端末となりそうです。

 

Source: Yogesh Brar / Twitter via Wccftech

2億画素スマホやばい。ビル広告にも使える高解像度撮影が可能!

韓国サムスンは、2億画素のスマートフォン向けイメージセンサーを用いたデモ動画を公開しました。動画では、その高解像度さを際立たせる内容となっています。

↑サムスンより

 

ますます高解像度化するスマートフォンのカメラですが、サムスンは2021年に業界初となる2億画素イメージセンサーを発表。モトローラの未発表スマートフォンなどを含め、近日中の製品投入が期待されています。

 

今回のデモでは、2億画素イメージセンサーを組み込んだデバイスで、猫の写真を撮影。これを拡大し、616平方メートルという巨大なビル広告として用いるというストーリーとなっています。

 

なお注意したいのは、今回の撮影には一眼カメラ用のレンズが用いられており、実際のスマートフォンでの撮影結果とは異なる場合があります。また照明などの撮影環境もプロ向けのもので、一般的な撮影シーンとはいえません。

 

しかし2億画素のイメージセンサーが市場に投入されれば、手持ちのスマートフォンでもさらなる高解像度撮影、あるいは複数ピクセルを合わせた高感度撮影が可能になるはず。今年も、さらなるスマートフォンカメラの性能向上に期待したいものです。

 

Source: サムスン/YouTube via XDA Developers

Pixel 7 Proはバッテリー長持ち? ディスプレイスペックが判明か

米Googleの次期スマートフォン「Pixel 7/7 Pro」について、省電力機能の追加を含めたディスプレイスペックの一部が判明したと、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑Googleより

 

Pixel 7/7 Proは5月にGoogleが外観を先行公開したスマートフォンで、本体には次世代プロセッサー「Tensor 2」を搭載。本体デザインやカメラスペックは現行モデル「Pixel 6/6 Pro」のものを引き継ぎつつ、ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds」やスマートウォッチ「Pixel Watch」との連携を強化しています。製品は今年秋に投入される予定です。

 

今回9to5Goolgeが入手した情報によれば、上位モデルのPixel 7 Proでは「ネイティブ1080pモード」に対応するとのこと。これはすべての画像や動画を1080p解像度でレンダリングし、ディスプレイにて1440p解像度に変換するというものです。これによりプロセッサーでの処理が軽減され、省電力化につながることが予測されます。

 

そのほかのスペックは、下位モデルのPixel 7では最大90Hz駆動が可能な1080×2400ドットディスプレイ、Pixel 7 Proでは最大120Hz駆動が可能な1440×3120ドットディスプレイを搭載。ただし、これらのスペックはPixel 6/6 Proと共通しています。

 

現時点ではPixel 7/7 Proに関してわかっている情報は少なく、現時点ではプロセッサーの刷新が最大のアップグレードとなりそうです。なお現行モデルのPixel 6/6 Proではディスプレイ指紋認証センサーの反応がいまいち良くないとの声も寄せられており、その点の改善も期待したいところでしょう。

 

Source: 9to5Google

スマホでいびき/咳の検知が可能に? Googleに開発の痕跡アリ

米GoogleがAndroid OSやPixelスマートフォンにて、いびきや咳の検知機能を追加しようとしている痕跡が見つかったと、海外テックサイトの9to5Googleが報告しています。

 

いびきや咳の検知は、サードパーティーによるデバイスやアプリを利用することで、以前から可能でした。またPixelスマートフォンでは本体カメラを用いることで、対象者の心拍数や呼吸のモニタリングをすることもできます。

 

今回「Google Health Studies」アプリの内部コードから発見された「夜間の咳といびきのモニタリング(nocturnal cough and snore monitoring)」という記述は、スマートフォンのマイクを利用して睡眠中のいびきや咳を検知する機能だと予測されています。なお、同様の機能はすでにスマートディスプレイ「Nest Hub」でも提供されています。ただしこちらではマイクではなく、Soliレーダーによる「Motion Sense」を用いたものです。

 

また、Googleはすでに同社初となるスマートウォッチ「Pixel Watch」を今年秋に投入すると予告しています。いびきや咳の検知機能は、このPixel Watchとスマートフォンが連携することで提供されるのかもしれません。

 

Googleはヘルス・センシング(Health Sensing)チームによって、睡眠活動に関する高度なセンシング機能とアルゴリズムをAndroid OS向けに開発しています。今回発見されたいびきと咳の検知機能も、そう遠くないうちにAndroid OSやPixelスマートフォンに組み込まれるのかもしれません。

 

Source: 9to5Google

サムスンには遠く及ばない? Googleの「Pixel Fold」が2度目の発売延期と報じられる

Googleは、5月初めに開催された開発者会議「Google I/O」で、Pixel Tabletや翻訳機能を搭載したスマートグラスなど、2022年中に出そうにないものを含めて新たなハードウェア製品を発表しました。逆に、これまで何度も噂されている折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(あるいはPixel Fold)」は姿を現さず、言及もされませんでした。

↑折りたたみスマホはサムスン一強で、Googleは慎重になっているかも(画像はGalaxy Fold 5G)

 

どうなったかといえば、発売が“また”延期されたとのサプライチェーン情報が伝えられています。

 

このPixel Foldは2021年から噂に上っていましたが、11月にはディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏が「折りたたみ式スマートフォンの最高峰にあるサムスンのGalaxy Z Foldと Z Flip Phoneに対抗できないことを恐れて、部品の発注をキャンセルしたと述べていました

 

そして、2022年1月にはプロジェクトが見直された上で再起動したとの噂が。より低価格にして「Fold」という名前を止め、「NotePad(メモ帳)」に改めたという具合です。

 

さらに5月、やはりRoss Young氏が「Pixel NotePadのほうがGalaxy Z Foldシリーズよりもアスペクト比が広くなって使いやすい」との予想をツイート。改めて期待が高まっていたなか、今回の報道が飛び込んできた格好です。

 

韓国の電子産業誌「The Elec」によれば、Googleは2022年の第4四半期(10~12月)にPixel Foldを発表する予定がなくなったとのこと。同社は当初、2021年末に本製品を発表する予定だったとも付け加えています。

 

また、情報筋いわく、延期は「Googleが望むほど製品が完全ではないことに起因する可能性が高い」とのこと。つまり品質に満足できず、このまま市場に出してはダメだという判断が下されたと推測されます。

 

一方サムスンは、2022年中に折りたたみスマホの販売台数を710万台から1500万台へと倍増させたいと考えている模様。さらにThe Elecは、Googleが折りたたみ製品についてサムスンディスプレイと交渉していたことにも触れています。

 

今回のニュースはPixel Foldを待ち望んでいた人々にとって残念な報道ですが、中途半端なクォリティで出されるよりは、時間を掛けてでも完成度を高めてもらえたほうが有り難いかもしれません。

 

Source:The Elec 
via:PhoneArena

世界初の2億画素カメラ搭載スマホ!? モトローラが新機種を7月に発売へ

米モトローラは中国向けSNSのWeiboにて、2億画素を搭載したスマートフォンを2022年7月にも発売するとのティーザー画像を掲載しました。さらに、同社の次期折りたたみスマートフォン「razr 3」の実機らしきリーク動画も登場しています。

↑2億画素時代に突入(画像提供/モトローラ)

 

現在のスマートフォンカメラの画素数は、最大でも約1億画素。しかし韓国サムスンは2021年に、業界初となる2億画素イメージセンサーを発表し、それ以降このイメージセンサーがいつ、どのメーカーのスマートフォンに搭載されるのかが注目されていました。

 

↑WinFutureより

 

その先陣となりそうなのが、モトローラのスマートフォン。現時点では2億画素カメラ以外の公式情報はないものの、ドイツ語テックサイトのWinFutureには、そのプレス向けとされる画像が掲載されています。背面のメインカメラが特徴的と言えるでしょう。

 

 

一方、razr 3に関しても、著名リークアカウントのevleaksが実機らしき動画を公開。すでに過去のリーク画像からも予測されていますが、韓国サムスンの「Galaxy Z Flip3」に似た、より正方形に近い洗練されたデザインになっていることが確認できます。

 

2億画素ともなると撮影画像のファイルサイズが心配になりますが、現代のイメージセンサーでは複数の画素をまとめ、より明るい写真を描写することも可能。世界初の2億画素カメラスマートフォンがモトローラから誕生することになるのか、注目が集まります。

 

Source: Weibo via 9to5Google, Ev / Twitter

最大の難関を突破!?「Galaxy Z Fold4」が画面の折り目を軽減したとのウワサ

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4(仮称)」では、同様のデバイスで最大の課題とされる「画面の折り目」が軽減される、と海外のリークアカウントが報じています。

↑折り目が気になる……(画像提供/Smartprix/OnLeaks)

 

サムスンが展開する、横折りタイプのスマートフォンこと「Galaxy Z Fold」シリーズ。次期モデルとなるGalaxy Z Fold4ではすでにディスプレイが横長アスペクトになることや、本体の軽量化カメラスペックの改良が噂されています。

 

5月24日にリークアカウントのIce universeが伝えたところによると、Galaxy Z Fold4の折りたたみディスプレイは現行モデル「Galaxy Z Fold3」よりも折り目が軽減され、スムーズに見えるとのこと。ただし、まったく折り目がなくなるというわけではないようです。

 

ディスプレイの折り目は、折りたたみスマートフォンの最大の課題とされており、完全に折り目をなくした製品は現時点で存在していません。中国OPPOや米モトローラはヒンジ内部の構造を工夫し、折り目ができにくいような仕組みを採用しています。

 

各社の研究開発やディスプレイ素材の進化により、いつかは折り目がまったくない折りたたみスマートフォンが登場するのかもしれません。

 

Source: Ice universe / Twitter via 9to5Google

路線図がスマホになるってどういうこと!? Nothingが同社初のスマホの中身を続々に公開

英Nothingが、2022年夏に投入を予定しているスマートフォン「phone (1)」のコンセプト画像を多数公開しました。

↑スマホの中身が透けて見える(画像提供/Nothing)

 

2021年にワイヤレスイヤホン「ear (1)」を国内外で発売し、キュートなデザインと高いコストパフォーマンスで話題となったNothing。さらに、同社初となるスマートフォンのphone (1)の開発を発表し、先行してインターフェイス「Nothing Launcher」の無料配布も行なっています。

 

 

Nothingによれば、phone (1)は「カメラやワイヤレス充電コイルなど、興味深いパーツをあえて強調する」とのこと。内部が透けるスケルトンデザインを採用したear (1)と同じデザイン系統となることがわかります。

 

さらに、複雑なシステムを美しく魅せるために「路線図からインスピレーションを得た」とか。その詳細は不明ですが、かなりインパクトのある外観となりそうです。

 

その一方、複数のリーク情報によれば、phone (1)は2022年7月に発売され、ヨーロッパでの価格が500ユーロ(約6万8000円※)程度のミドルレンジスマートフォンになる模様。先日、米クアルコムが発表した「Snapdragon 7 Gen 1」などの搭載もあり得るかもしれません。

※1ユーロ=約136円で換算(2022年5月26日現在)

 

ますます高価になるデジタルガジェットへのカウンターパンチとして登場したNothing。日本でも発売予定のphone (1)に注目です。

 

Source: Nothing / Twitter 1, 2, 3, 4 via 9to5Google

サムスンより先に最新チップ搭載? モトローラが折りたたみスマホ「Razr 3」への搭載を示唆

米モトローラが開発中と噂される、次期折りたたみスマートフォン「Razr 3(仮)」。今年中にリリースと予想されているなか、同社の幹部が最新チップの「Snapdragon 8+ Gen 1」を採用すると思しき画像を中国SNSに投稿しました。

Motorola/Weibo

 

モトローラは2019年に初代折りたたみスマホ「Razr 2019」を発売。さらに2020年には後継モデル「Razr 5G」をリリースしていますが、いずれのモデルもSnapdragon 700番台のミッドレンジを採用していました。

 

そんななか、モトローラのゼネラルマネージャーShen Jin氏は中国のSNSサイトWeiboに、新たな画像を投稿しています。それは「Snapdragon 8+ Gen 1」のロゴが浮かび上がり、下にはV字型に開かれた何かのデバイスがうっすらと見えるもの。モトローラの折りたたみスマホといえばRazrであり、うわさのRazr 3に次世代プロセッサの搭載が予告された、と推測されているしだいです。

 

Snapdragon 8+ Gen 1は、台湾TSMCの4nmプロセスにより製造され、前モデルSnapdragon 8 Gen 1よりもCPUとGPUともに10%高速となり、電力効率も最大30%改善していると謳われています。

 

先日も実機とされる画像がインドメディアの91mobilesにより公開されており、ベゼルは薄くなってGalaxy Z Flip 3のような正方形に近づき、背面カメラはシングルからデュアルに強化されていることがうかがえました。

91mobiles

これまでの情報を総合すると、画面は前モデルと同じくFHD+解像度、背面カメラは1300万画素+5000万画素、前面カメラは3200万画素でRAM容量は8GB/12GB、内蔵ストレージは256GB/512GBとなるようです。

 

有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のEvan Blass氏は、Razr 3が中国で7月下旬~8月上旬に発売され、グローバル版は後日に登場すると予想していました。競合するサムスンの次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 4」や「Galaxy Z Flip 4」(どちらも仮称)は9月に発売との予想もありますが、モトローラが先に最新チップを搭載するとすれば、注目度も高くなりそうです。

 

Source:Weibo
via:PhoneArena

指紋認証はサクサク? Pixel 6aの公式開封動画が流出か

米グーグルが7月から販売を開始する廉価スマートフォン「Pixel 6a」の公式と思われる開封動画が流出したとして、海外で話題になっています。

↑Google Retail Training Franceより

 

2021年に発売されたハイエンドスマートフォン「Pixel 6」シリーズと同じ「Tensor」プロセッサを搭載しつつ、国内価格は5万3900円と比較的廉価に販売されるPixel 6a。廉価な「Pixel Xa(Xは数字)」シリーズとして初めてイヤホンジャックを廃止しただけでなく、Pixel 6シリーズとは異なるディスプレイ指紋認証センサーの搭載も明言されています。

 

今回の動画は、グーグルのフランス向け公式チャンネルとなるGoogle Retail Training Franceに誤ってアップロードされたものです。動画の内容はよくある開封ムービーですが、そこで注目したいのはディスプレイ指紋認証センサーが機敏に反応していること。前述のように、Pixel 6シリーズから性能が改善していることが期待されます。

 

その他に気になる点としては、パッケージを開けるとTensorプロセッサをアピールするブランド表記が存在します。パッケージには電源アダプタは同梱されておらず、USB-CケーブルとUSB-A to USB-Cアダプタを搭載。廉価スマートフォンらしい、シンプルな内容です。

 

ディスプレイ指紋認証センサーはロック解除のために一日に何度も使う機能ですから、Pixel 6aではぜひともその性能向上を楽しみにしたいものです。

 

Source: Streamble via 9to5Google

画質に期待! ライカカメラスマホがシャオミから7月登場へ

中国シャオミはカメラメーカーのライカと提携し、コラボレーションによるハイエンドスマートフォンを今年7月に発売すると発表しました。

↑Robson90 / Shutterstock.comより

 

ライカとのコラボレーションを実現したスマートフォンとしては、中国ファーウェイのPシリーズやMateシリーズ、それにシャープのAQUOSシリーズが存在します。どちらも先進的なイメージセンサーやレンズを搭載しているだけでなく、専用の撮影モードの採用も特徴です。

 

シャオミの発表によれば、今後同社はライカと「長期的な戦略パートナーシップ」を締結し、今後のフラッグシップスマートフォンのカメラ性能を改善、向上させるとしています。

 

現時点では、シャオミから発表されるライカコラボレーションスマートフォンがどの機種になるのかは明かされていません。しかし同社はハイエンドスマートフォン「Xiaomi Mi 11 Ultra」の後継モデル「Xiaomi 12 Ultra(仮称)」の投入を予定しており、同スマートフォンへのライカカメラの搭載が期待されます。

 

一方で、ファーウェイはアメリカからの経済制裁のあおりを受け、ライカカメラを搭載するような新型ハイエンドスマートフォンの投入が難しいという状況もあります。そのような背景が、今回のシャオミとの提携を後押ししたのかもしれません。

 

ライカだけでなく、ツァイスやハッセルブラッドなどさまざまなカメラブランドが手を広げる、スマートフォンメーカーとの提携。伝統あるカメラメーカーのライカとしても、うかうかしてはいられない、といったところでしょうか。

 

Source:  via 9to5Google

ゲイツもお手上げ? Surface Duo 2ではなくサムスン折りたたみスマホを使っているらしい

米マイクロソフトの共同創業者であり現在も技術担当アドバイザーを務めるビル・ゲイツ氏は、自社の折りたたみスマートフォン「Surface Duo 2」ではなく韓国サムスンの「Galaxy Z Fold3 5G」を利用していると、海外掲示板のRedditにて発言しています。

↑Frederic Legrand – COMEO / Shutterstock.comより

 

Surface Duoシリーズは折りたたみ可能な本体内部に2枚のディスプレイを搭載したスマートフォンで、2020年に初代モデル、2022年に2世代目のSurface Duo 2が発売されました。一方でGalaxy Z Fold3 5Gでは、内側に継ぎ目のない7.6インチの折りたたみディスプレイ、外側に6.2インチのサブディスプレイが搭載されています。

 

 

ゲイツ氏によれば、いろいろなスマートフォンを利用しつつも現在所有しているのはGalaxy Z Fold3 5Gとのこと。同スマートフォンについて、「このスクリーンのおかげで素晴らしいポータブルPCとスマートフォンが手に入り、他にはなにも要らない」と発言しているのです。

 

2020年に発売された初代Surface Duoは本体スペックやカメラ画質などについて、厳しい指摘が寄せられていました。後継モデルのSurface Duo 2ではそれらの弱点を塞いだものの、常に最新技術やスペックが採用されるGalaxy Z Fold3 5Gと比べると、見劣りするのも事実です。

 

ゲイツ氏が使っていなからといってSurface Duo 2の魅力が下がるわけではありませんが、彼を振り向かせるような先進的な新モデルの登場が待たれるのも事実です。

 

Source: Reddit via 9to5Google

1時間長くゲームできる、次世代スマホ向けプロセッサー「Snapdragon 8+ Gen 1」登場

米クアルコムはモバイルデバイス向けの新プロセッサー「Snapdragon 8+ Gen 1」「Snapdragon 7 Gen 1」を発表しました。

↑クアルコムより

 

ハイエンドAndroidスマートフォンなどのモバイル向けプロセッサーで大きなシェアを持つ、クアルコム。同社は2021年に、最新モバイルプロセッサーの「Snapdragon 8 Gen1」を発表しています。

 

Snapdragon 8+ Gen 1の特徴は、電力効率が30%向上していること。これにより、60分長いゲームプレイや80分長い動画ストリーミング再生、50分長いソーシャルメディア閲覧、5.5時間長い通話時間に17時間長い音楽再生をうたっています。

↑クアルコムより

 

内部設計としては、台湾TSMCによる4nmプロセスを採用。内蔵するKryo CPUとAdreno GPUはそれぞれ10%高速化され、これにより1ワットあたりの性能が20%向上しています。

 

Snapdragon 8+ Gen 1を搭載したスマートフォンは2022年第3四半期(7月〜9月)に投入される予定です。今後発売されるハイエンドスマートフォンへの搭載が予定されており、それらのバッテリー駆動時間を延長することになりそうです。

 

Snapdragon 7 Gen 1はミドルレンジ向けのプロセッサーで、既存の「Snapdragon 778G」と比較してGPU性能が20%以上高速化。さらに2億画素イメージセンサーへの対応、Trust Management Engineの追加によりセキュリティ機能「Android Ready SE」のサポート、第4世代X62 5Gモデムや第7世代AIエンジンの搭載が特徴となっています。

↑クアルコムより

 

Snapdragon 7 Gen 1を搭載したスマートフォンは、2022年第2四半期(4月〜6月)に投入される予定です。

 

Source: 9to5Google

80Wでギュギュッと充電できるスマホ「OnePlus Nord 2T 5G」が海外発表

中国OnePlusは80Wでの高速充電機能を搭載した新型スマートフォン「OnePlus Nord 2T 5G」を、海外向けに発表しました。

↑OnePlus Nord 2T 5G

 

日本市場には未上陸ながら、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンやイヤホンを次々と投入するOnePlus。さらに2023年には複数の折りたたみスマートフォンを投入するとの噂も登場しています。

 

今回のOnePlus Nord 2T 5Gでは、上位モデルと同等となる80Wでの高速充電機能を搭載。搭載した4500mAhバッテリーを、わずか30分で100%まで充電できます。

 

画面は6.43インチ/FHD+解像度/90Hzの有機ELディスプレイで、本体プロセッサには台湾メディアテックの「Dimensity 1300」を採用。これに8GB/12GBのRAMと128GB/256GBの内蔵ストレージが組み合わされます。

 

背面には5000万画素メイン+800万画素超広角+200万画素モノクロカメラを搭載。前面には3200万画素のセルフィーカメラを搭載しています。OSにはAndroid 12を採用し、3年間のセキュリティーアップデートと2回のOSアップデートが保証されています。

 

OnePlus Nord 2T 5Gのカラーバリエーションはグレーとグリーンの2色で、海外価格は8GB RAM/128GB 内蔵ストレージモデルが399ユーロ(約5万4000円)。すでに予約を受け付けており、5月24日に発売されます。

 

ハイエンドからミドルレンジまで、コストパフォーマンスにすぐれたスマートフォンを投入するOnePlus。親会社のOPPOのスマートフォンはすでに日本で販売されているので、OnePlus製スマートフォンの早めの国内上陸にも期待したいものです。

 

Source: OnePlus via 9to5Google

視覚障碍者に優しく。Android 13は点字ディスプレイに標準対応

米グーグルは公式サポート文章にて、次期モバイル向けOS「Android 13」にて点字ディスプレイを標準サポートすると発表しました。

↑zlikovec / shutterstock.comより

 

点字ディスプレイ(リフレッシュ式点字ディスプレイ)では、平らな面から丸いピンが飛び出すことで、視覚障碍者のユーザーに文字を伝えます。またAndroid 13は年内のリリースが予定されており、すでに開発者向けとなる「Beta2」が公開されています。

 

グーグルによれば、Android 13の数週間後にリリースされるBeta版では、AndroidのスクリーンリーダーであるTalkbackで点字ディスプレイがすぐに使えるようになります。これまでは点字ディスプレイの接続に「BrailleBack」アプリを別途ダウンロードするか、Talkback内の仮想キーボードを使用する必要がありました。

 

これにより、Android 13では点字ディスプレイを使用して画面の操作、電子メールの作成、電話の発信、テキストメッセージの送信、本の閲覧などができるようになります。

 

またTalkbackで点字ディスプレイを使うための新しいショートカットも追加されており、スクロールして次の文字、単語、行に移動するのがより簡単に。また文書の最後にジャンプしたり、選択、コピー、貼り付けなどの編集のためのショートカットも用意されています。

 

Android 13ではデバイス超えのコピー&ペースト機能が実装されるなどさまざまな機能改善が揚程されており、今回の点字ディスプレイの標準サポートもアクセシビリティを着実に改善することになりそうです。

 

Source: グーグル via Engadget

Galaxy Z Flip4は大幅パワーアップ!? 次期プロセッサやバッテリー容量の噂

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」について、搭載プロセッサやバッテリー容量に関するアップグレードの報道が伝えられています。

 

サムスンは現在、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip」シリーズと横折りタイプの「Galaxy Z Fold」シリーズを展開しています。以前の予測レンダリング画像によれば、Galaxy Z Flip4では現行モデル「Galaxy Z Flip3」とほぼ変わらないデザインや、若干本体の厚みが増えるなどの変化が予測されています。

 

 

今回リークアカウントのIce universeが発見したGeekbenchのスコアでは、Galaxy Z Flip4に未発表の次世代プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」が搭載されることが示唆されています。これはGalaxy Z Flip3に搭載されている「Snapdragon 888」から、大きなスペックアップです。

 

また、MyFixGuideが公開した認証情報によれば、Galaxy Z Flip4には3700mAhのバッテリーが搭載されるとのこと。こちらも、現行モデルのGalaxy Z Flip3の3300mAhから大きなジャンプアップです。

 

例年どおりなら今年8月のUnpackedイベントでの発表が期待されている、Galaxy Z Flip4。同時発表が予測されている横折りタイプの「Galaxy Z Fold4」と同じく、折りたたみスマートフォン業界を牽引するモデルとなりそうです。

 

Source: Ice universe via WccfTech , MyFixGuide via 9to5Google

ツァイスレンズ搭載!「Vivo X80 Pro」がグローバルデビュー

中国Vivoは、新型ハイエンドスマートフォン「Vivo X80」と「Vivo X80 Pro」をグローバル向けに発表しました。

↑Vivo X80 Pro(画像提供/Vivo)

 

中国シャオミやOPPOなどと並び、中国国内外にて激しいシェア争いを繰り広げているVivo。2022年4月には折りたたみスマートフォン「Vivo X Fold」を発表するなど、高い技術力を誇っています。

 

中国向けには2022年4月に発表されていた、Vivo X80およびVivo X80 Proですが、上位モデルとなる後者は、6.78インチ/QHD+解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。同画面には2本指によるロック解除も可能なディスプレイ指紋認証機能が採用されています。

 

プロセッサには最新の「Snapdragon 8 Gen 1」を導入。RAM容量は12GBで内蔵ストレージは256GB、背面には5000万画素メイン+4800万画素超広角+1200万画素2倍ズーム+800万画素5倍ズームのクアッドカメラを搭載し、これらのレンズはすべてツァイスが認証しています。さらに独自イメージングプロセッサ「Vivo V1 Plus」により、画像処理の時間が短縮したり品質が向上したりしているとのこと。

 

バッテリー容量は4700mAhで、80Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電に対応しています。IP68の防塵・防水性能も兼備。OSはAndroid 12で、3回のAndroid OSのメジャーアップデートと3年間のセキュリティアップデートが保証されています。

 

Vivo X80 Proの価格は8GB RAM/128GB 内蔵ストレージモデルが約709ドル(約9万1250円※)。まず2022年内に中国で、その後にグローバルで発売される予定です。

※1ドル=約128.7円で換算(2022年5月19日現在)

大容量と急速充電でバッテリーの心配が不要な4万円台のシャオミ「Redmi Note 11 Pro 5G」が発売へ

シャオミは5月19日、5G対応スマートフォン「Redmi Note 11 Pro 5G」を発表。同日から各取扱店で予約受け付けを開始し、5月30日に発売します。希望小売価格は4万4800円(税込)です。

 

Redmi Note 11 Pro 5Gは、シャオミの中でミドルレンジにあたるモデル。1月にグローバルで発表されており、今回日本でも発表された形です。

 

カメラは、1億800万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角、約200万画素のマクロの3眼構成です。メインカメラは、1/1.52インチの大型センサー「Samsung HM2」を搭載するほか、9つの小さなピクセルを1つにまとめてより多くの光を取り込む「9 in 1 ビニングテクノロジー」と、環境に合わせてISO感度を変える「デュアルネイティブISO」を採用。あらゆる明かりの条件でもきれいに撮影できるといいます。

↑色の鮮やかさや細部ディテールまで豊かに表現できるうえに、暗所に強い「ナイトモード 2.0」も搭載。しっかり描写できるといいます

 

また、バッテリーは5000mAhとハイエンドモデル並みの容量を搭載。加えて、67Wの急速充電にも対応しています。さらに、67W対応の急速充電器が同梱されており、15分の充電で約50%まで充電可能。シャオミによると、約50%のバッテリーでSNS利用などの日常使いで1日は使えるといいます。

↑大きい電流を流す際に、より速く安全に充電できる「MMTバッテリー」技術や、充電中のスマホの温度上昇を抑える「LiquidCoolテクノロジー」も搭載

 

ディスプレイは、約6.67インチの有機ELディスプレイを採用。最大輝度は1200nitで、太陽の下でも画面が見やすいとしています。また、リフレッシュレートは120Hzで、タッチサンプリングレートは360Hz。日常使いではスクロールが快適で、ゲームプレイも滑らかとのこと。

↑DCI-P3準拠の色域も確保しており、シャオミいわく映画基準のクオリティになっているそうです

 

このほか、FelicaやeSIMに対応しています。

 

主なスペックは、SoCがSnapdragon 695 5G、メモリーが6GB、ストレージが128GB、OSがMIUI13(Android 11ベース)となっています。また、本体サイズは約164.1×76.1×8.12mm、重さは約202gです。

 

↑カラバリは3色

 

なお、Redmi Note 11 Pro 5Gはシャオミのスマホとしては初めて楽天モバイルからも販売されます。予約も可能で、楽天モバイルの公式サイトで受け付けています。

モトローラからプレミアムな一台! 「motorola edge30 PRO」……6月3日発売

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「motorola edge30 PRO」を、6月3日に発売します。

 

税込価格は、メインメモリ12GB/内部ストレージ256GBモデルが8万9800円、メインメモリ8GB/内部ストレージ128GBモデルが8万6800円です。

 

同製品は、2021年秋に登場した、プレミアム製品ラインmotorola edgeシリーズの最新モデル。CPUにQualcomm Snapdragon 8 Gen 1オクタコアプロセッサーを搭載。

 

リフレッシュレート144Hzの6.7インチFHD+(2400×1080)の有機ELディスプレイを採用し、高精彩かつなめらかな映像を楽しめます。

 

5000万画素メインカメラ+5000万画素超広角/マクロカメラ+200万画素深度センサーで構成したトリプルカメラシステムと、6000万画素フロントカメラで、低光量でも明るく鮮明な写真撮影が可能。インスタントオールピクセルフォーカスにより、暗所でも鮮明な動画撮影が可能。

 

HDR10+対応6.7インチ有機ELディスプレイで、10億色の色彩表現が可能。144Hzリフレッシュレートによる、なめらかな映像表示も可能です。

 

バッテリー容量は4800mAh。15Wのワイヤレスチャージと5Wのパワーシェアに対応しています。68W TurboPowerチャージャーを同梱し、急速充電ができます。

 

Ready For機能により、ワイヤレスでテレビに接続や、スマートフォンからPCに接続など、各種アプリやビデオ通話、動画視聴などを、大きな画面で楽しむことができます。

3万9800円! モトローラ、防水防塵でFelica搭載の日本オリジナルモデル「moto g52j 5G」を6月3日に発売

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「moto g52j 5G」を、6月3日に発売します。税込価格は3万9800円。

↑本体カラーはパールホワイト(左)とインクブラック(右)の2色

 

同製品は、コストパフォーマンスを重視したmoto gシリーズの、日本オリジナルモデルの5G対応スマートフォン

 

同社初となるIP68相当の防水・防塵性能と、おサイフケータイ対応「FeliCa」を搭載。主要なFeliCa対応アプリも動作検証済みで、マイナンバーカード、運転免許証の読み取り、ワクチン接種証明書アプリにも対応しています。

 

6.8インチ Max Visionディスプレイを搭載し、20:9のアスペクト比を採用しています。リフレッシュレート120Hzで、なめらかにゲームや動画視聴、Webブラウジングが可能です。

 

カメラは5000万画素メインカメラ+800万画素超広角/深度センサー+200万画素マクロカメラで構成したトリプルカメラシステムと、1300万画素フロントカメラを採用。4つのピクセルを1つに組み合わせるクアッドピクセルテクノロジーにより、低光量でも明るく鮮明な写真撮影が可能です。

諦めも肝心? 折りたたみ式「Galaxy Z Fold4」は控えめなカメラ性能アップに留まると予想

サムスンの次期折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold4(仮)」のメインカメラが大幅に改善され、解像度が4倍以上になるほか光学ズーム性能も良くなるとの噂が報じられています。

↑出典:Smartprix/OnLeaks

 

現行のGalaxy Z Fold3は1200万画素のトリプルカメラを搭載し、最大2倍の光学ズーム(望遠レンズ)が可能となっています。特に性能が悪いと言うほどでもありませんが、国内では20万円以上のスマートフォンとしては少し物足りないとの声もありました。

 

これは同じサムスンのフラッグシップ機、Galaxy S22 Ultraと比べれば顕著となります。2020年の「S20 Ultra」から3年連続で1億800万画素のセンサーが採用されており、次期「Galaxy S23 Ultra(仮)」がうわさ通り2億画素センサーを搭載すれば、差はいっそう開くことにもなります。

 

しかし、サムスンの未発表製品に詳しいリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Ice universe氏によれば、Galaxy Z Fold4はメインカメラが5000万画素となり、光学ズームは最大3倍になるそうです。

 

それでもGalaxy S22 Ultraには及ばず、もっと優れたカメラを搭載することを望む人も少なくないはず。では、サムスンはなぜGalaxy Z Foldシリーズのカメラ性能を控えめにしているのか?

 

Ice universe氏いわく「260g未満の折りたたみ式スマートフォンに劇的な変化(カメラ性能の向上)を期待するな」とのこと。サムスンは折りたたみ式デバイスに「薄くて使いやすくする」哲学を持っており、カメラ性能はほどほど(enough)にしてソフトウェアによる最適化で補うと述べています。

 

つまりカメラ性能を上げれば折りたたみスマホが重くなりやすいため、あえて抑えめにしていると示唆しているようです。Ice universe氏は「Galaxy Z Fold4が260g未満」だと何度も主張していますが、本当だとすればiPhone 13 Pro Max(238g)よりも約20g重いだけという驚異的な軽さとなります。

 

さらにIce universer氏は「あなたは何もかもやりたい、大きなカメラや10倍レンズ、5000mAhバッテリーやSペンも欲しいという」「できるけど、重さは350g、(折りたたんだ)厚さは18mmにもなって、折りたたみスマホは意味が無くなる」と付け加えています。

 

折りたたみ式デバイスは「大きな画面を小さく畳んで持ち運べる」ことに主な狙いがあるため、ほかはある程度は諦めるしかないのかもしれません。

Source:Ice universe(Twitter) 
via:Tom’s Guide

Google「Pixel Watch」、3年前のプロセッサーが搭載されるかも……

先日Googleは、同社初のスマートウォッチ「Pixel Watch」を公式に発表。まだ発売が数か月先のため、具体的な仕様には軽く触れただけで、内蔵チップなどは謎に包まれたままです。

↑Googleから

 

ですが米9to5Googleが独自の情報源から、実はPixel Watchが2018年のサムスン製Galaxy Watchと同じExynos 9110チップを搭載している可能性が高いと報じています。

 

昨年末からPixel Watchにサムスン製のチップセットが使われる可能性が高いと噂されており、最新のGalaxy Watch 4に搭載されたExynos W920が使われると推測されていました。これにより、最新鋭に近い5nmプロセスで製造された「Cortex-A55」を2つ搭載した処理能力と省電力性能が実現すると期待されていたわけです。

 

しかしExynos 9110は10nmプロセス製造で、2つのCortex-A53コアを搭載したもの。サムスンはその後継機にあたるExynos W920を発表した当時「CPU性能は約20%、グラフィック性能は前モデルの10倍」とアピールしていました

 

なぜ、Googleが3年前のチップを使っている可能性が高いのか? それはPixel Watch開発プロジェクトが少し前に始まっていたから、だそうです。ちょうど初期開発の頃は9110が登場したばかりだったものの、Exynos W920が発表された頃には(すでにサムスンが他社に提供していると仮定して)Pixel Watchのコア部分を変更できなくなっていたと憶測されています。

 

このExynos 9110は初代Galaxy Watch(2018年秋に発売)に初採用され、2019年のGalaxy Watch ActiveとActive 2、そして2020年夏発売のGalaxy Watch 3にも搭載されています。

 

もっとも、チップセットの新しさが全てではありません。以前サムスン製ウォッチのOSはTizenのため、WearOSとなったPixe Watchでは性能やバッテリーの持ちが改善されている可能性もあります。またGoogleのPixel 6シリーズに搭載されたTensorチップも、世代の古いCortex-A76コアが使われており、それでもソフトウェアの最適化により十分なパフォーマンスが引き出せている実例もあります。

 

その一方、サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch5」を準備中であり、大画面かつ大容量バッテリーを搭載するとの噂もあります。かたやPixel WatchではPixelスマートフォンとの連携やフィットネス機能の充実が予告されており、サムスンとGoogleは「高性能 VS. サービスの充実」で競い合うことになるかもしれません。

Source:9to5Google

Pixel 6aは指紋認証を大幅改善? Google幹部「Pixel 6シリーズとは違うセンサーを使う」と回答

いよいよGoogleの最新スマートフォン「Pixel 6a」が発表となりましたが、気になるのが画面内指紋認証センサーがどうなるのか? ということでしょう。昨年10月末に発売されたPixel 6とPixel 6 Proでは認証が遅い、認証されないといった苦情が相次いでいたからです。極端な場合になると、指紋が登録できないこともあったとの証言も聞こえてきます。

↑写真はPixel 6

 

ではPixel 6aの画面内指紋センサーはどうかといえば、Google幹部が「Pixel 6シリーズとは違うセンサーを採用する」と答えたことが報じられています。

 

Android情報サイトAndroidCentralは、Googleのデバイス・サービス担当上級副社長Rick Osterloh氏に話を聞き、「Pixel 6aにはPixel 6およびPixel 6 Proとは異なる画面内指紋センサーが搭載されています」との回答が得られたそうです。

 

Pixel 6シリーズの指紋センサーは最新の超音波式ではなく、光学式が採用されています。そのため認証速度が遅いとの憶測もありましたが、Googleは謝罪しつつもセキュリティを強化したため、要はソフトウェアのためだと回答していました

 

その後に修正アップデートが配信されたものの、テックメディアThe Vergeは「左手の親指は問題なかったが、右手の親指はいつも2、3回試す必要がある」「ベストの場合でも、Galaxy S20より遅い」という、一概に改善されたとは言い難いユーザーらの声を紹介していました。

 

ちなみに指紋認証が速いと評判のGalaxy S22シリーズは、クアルコム製の超音波式指紋センサー「3D Sonic Sensors Gen 2」を搭載しています。スマートフォン情報サイトPhoneArenaは光学式指紋センサーが(一般的には)超音波式よりコストが安いと指摘しつつ、Pixel 6aのセンサーを変更することに「Googleも特定の部品を節約しようとすると、それが裏目に出る可能性があることを理解したようだ」とコメントしています。

 

ただしGoogle幹部は、最新モデルに超音波式センサーを採用すると言ったわけではありません。Pixel 6aはPixel 6シリーズと同じくTensorチップを搭載しながらも、背面カメラは3世代前のPixel 3と同じ12.2MPに据え置かれており、非常に割り切った仕様となっています。指紋認証は1日に何度も使いストレスにも繋がりやすいため、そこは割り切らないよう祈りたいところです。

 

Source:Android Police
via:PhoneArena

1機種だけじゃない? OnePlusから折りたたみスマホ登場のウワサ

中国OnePlusが2023年にも複数の折りたたみスマートフォンを投入するとの情報を、著名リークアカウントのMax Jamborと海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑In Green / Shutterstock.comより

 

韓国サムスンや中国ファーウェイ、米モトローラなど、次々とメーカーから新モデルが投入される折りたたみスマートフォン。2021年にはOnePlusの親会社となるOPPOが折りたたみスマートフォン「OPPO Find N」を発表したことも、話題となりました。

 

現時点では、OnePlusが投入するであろう「複数の折りたたみスマートフォン」に関する詳細は報じられていません。現在の折りたたみスマートフォンは縦折りタイプ(サムスンのGalaxy Z Flipシリーズなど)と横折りタイプ(OPPO Find Nなど)の2種類が存在しますが、OnePlusからはその両方が投入されるのかもしれません。

 

また一方で、OnePlusはOPPOの子会社となった影響もあり、似たような製品を投入する傾向があります。ですので、OPPO Find Nのバリエーションモデルが投入される可能性も十分あります。

 

スマートフォンデザインのコモデティ化(一般的な商品になること)を打ち破ることが期待されている、折りたたみスマートフォン。OnePlusに限らず、さらなる新たなメーカーの参入に期待したいものです。

 

Source: Max Jambor / Twitter via 9to5Google

ケース買い替えかも? Galaxy Z Flip4の予測画像がリーク

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip4(仮称)」のものとされる予測レンダリング画像を、海外テックサイトの91Mobilesが掲載しています。

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

サムスンが展開する折りたたみスマートフォンの中でも、縦方向に画面を曲げることで大画面をコンパクトに持ち運べるGalaxy Z Flipシリーズ。先日のリーク情報では、最新プロセッサ「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」の搭載やバッテリー容量の増加などが伝えられています。

↑91Mobilesが掲載したGalaxy Z Flip4の予測レンダリング画像

 

今回の予測レンダリング画像では、Galaxy Z Flip4の本体デザインが「Galaxy Z Flip3」と大きくは変わらないことが示唆されています。背面のデュアルカメラや大型なサブディスプレイなど、その外観はGalaxy Z Flip3からほとんど違いはありません。

 

91MobilesによればGalaxy Z Flip4の寸法は165.1×71.9×7.2mmとなり、Galaxy Z Flip3と比べて若干小さく、そして分厚くなるようです。このことから、本体ケースなどのアクセサリ類の流用が難しい可能性も想定されます。

 

Galaxy Z Flip4は横折りタイプの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」とともに、8月のUnpackedイベントでの発表が予測されています。Galaxy Z Fold4では内外のディスプレイが横長になることでユーザビリティの変更が予想されていますが、それと比べてGalaxy Z Flip4はマイナーアップデートモデルとなるようです。

 

Source: 91Mobiles

かなり軽くなるらしい! 折りたたみ式「Galaxy Z Fold 4」の情報がリーク

サムスンの次期折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold 4」と「Galaxy Z Flip 4」(どちらも仮称)は、2022年8〜9月頃に発売されると予想されています。すでに両機種ともバッテリー容量や画面アスペクト比の噂が伝えられてきましたが、最近ではGalaxy Z Fold 4の予想レンダリング画像や360度動画が公開されています。

↑リークされた「Galaxy Z Fold 4」(画像出典/@OnLeaks x @Smartprix)

 

これはスマートフォン情報サイトSmartprixが、有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)@Onleaks氏ことSteve H.Mcfly氏との協力のもと、独占的に提供しているものです。

 

おおむね6.2インチのカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)と7.6インチの折りたたみ式メイン画面という全体的なデザインは、前モデルのZ Fold 3とほぼ変わっていない模様。もっとも寸法は広げたときに高さ155ミリ×横幅130ミリ×厚さ7.1ミリであり、前モデルの158.2ミリ×128.1ミリ×6.4ミリよりも少し分厚く、横長になっているようです。この見通しは、やはり有名リーカーのIce universe氏の予想ともほぼ符合しています。

 

また、Galaxy Z Fold 4の背面カメラは3つのレンズとLEDフラッシュから構成され、同社のGalaxy S22 Ultrに似たデザインとなっているとのこと。そのうえ、折りたたんだ内側にはディスプレイ下カメラが再び搭載されるものの、改良版が搭載されると言われています。前モデルでは400万画素だったものが1000万画素に強化されるとの予想は、中国メディアMyDriversも伝えていました。

 

今回の噂話では言及されていませんが、上記のIce universe氏はGalaxy Z Fold 4がiPhone 13 Pro Max+ケースよりも軽い、あるいは260g未満だともツイートしていました。もし本当であれば、Galaxy Z Fold 3の271gよりも軽くなるはず。折りたたみ式スマートフォンの愛好者の方々は、期待していいかもしれません。

Source:Smartprix

約2万円のお手頃価格! eSIMやワイヤレス充電も利用可能、5G SA対応スマホ「TONE e22」

ドリーム・トレイン・インターネット及びトーンライフスタイルは、5G StandAlone対応の新端末「TONE e22」を、全国のドコモショップ、一部のカメラのキタムラ、Webにて、6月1日に発売します。

 

同製品は、5Gに最適化した「TONE Ware 5G A」による、5Gの低遅延を活かした音声サービスや、新プログラミング環境として、Ethereum互換の「Solidity runtime」を搭載し、分散化したプログラム動作が可能。5G StandAloneに対応したユーザー向けサービスの開始時期については、現在検討中とのことです。

 

価格は、後述の「TONE Labo」加入ユーザーは税込2万1780円、非加入の場合は税込3万2780円です。

 

TONE Laboは、Web3・メタバース・5G時代の新しいスマホの利用方法を検証し、時代を先取りしてユーザーにメリットを届ける、ユーザー協力型プロジェクト。無料で参加できます。第1弾のサービスとして、健康管理機能「ライフログ」などAIと連携したオンライン健康サービス「TONE Care」や、充電中にプログラムを動かすだけでポイントがたまる新しい社会貢献型ポイントシステム「TONE Coin」、アンチフィルターバブル環境「free pass」などを提供。「TONE Labo」での検証が終わったサービスは、トーンモバイルブランドの基本サービスとして展開を予定しています。

↑「TONE Care」

高性能なのに5万円台! グーグルが「Pixel 6a」を7月に発売へ

米グーグルは廉価に購入できる新型スマートフォン「Pixel 6a」を発表しました。

↑十分な機能を備えた「Pixel 6a」

 

2021年にハイエンドモデルとなる「Pixel 6/6 Pro」を発売したグーグル。そのうち画面サイズが小さいPixel 6は現在6万988円から購入できますが、新しいPixel 6aは5万3900円と、価格がさらに低くなったことが大きな特徴の1つです。

 

Pixel 6aでは、Pixel 6シリーズと同じく背面カメラが飛び出したデザインを採用。ただしガラスや金属素材を廃止し、リサイクルアルミニウムのフレームやポリカーボネートのバックプレートを使用することで、コストダウンが図られています。

 

プロセッサには、グーグル独自の「Tensor」を搭載。これによりリアルタイム翻訳、写り込みを消去できる消しゴムマジック、文字起こし機能付きのレコーダーや動画・音声の自動字幕起こしなどの機能が追加されました。

 

バッテリー駆動時間は最大72時間で、Pixelスマートフォンとしては最長。また、機密データを保護するTitan M2セキュリティ チップも搭載されています。また、セキュリティ機能やOSのAndroidを含む最新のアップデートが販売から5年間提供されます。

 

Pixel 6aの画面は6.1インチ/60Hzの有機ELディスプレイで、6GBのRAMと128GBのストレージを搭載。背面カメラは1220万画素メイン+1200万画素超広角で、前面カメラは800万画素。5G通信やIP67の防塵・防水仕様に対応し、Android 12を搭載して出荷されます。

 

Pixel 6aのカラーバリエーションはチョーク、チャコール、セージの3色。7月21日から予約を開始し、同月28日に販売されます。また、専用の半透明ケースも3630円で発売予定。すでに次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 7」シリーズが2022年内に投入されることが発表されていますが、普段遣いに十分なスペックを実現したPixel 6aも、魅力的な選択肢となるはずです。

 

Source: グーグル

「Tensor 2」搭載で機能が大幅に強化! グーグルが「Pixel 7」シリーズを発表

米グーグルは、次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 7」「Pxiel 7 Pro」の外観を先行公開しました。

↑大きな注目を集める「Pixel 7」

 

2021年にグーグルが投入した「Pixel 6」シリーズは、独自プロセッサ「Tensor」を搭載。人工知能処理に秀でた同スマホは高く評価されました。そして次期モデルとなるPixel 7シリーズでは、その後継プロセッサとなる次世代型Tensor(Tensor 2)が導入される予定です。

 

 

Pixel 6シリーズのデザインを引き継ぎつつ、Pixel 7シリーズは背面のカメラ突起にアルミニウム素材を採用。また、大画面を搭載したPixel 7 Proでは背面に3カメラ、Pixel 7では2カメラを搭載しています。

 

Pixel 7シリーズではTensor 2の搭載により、写真や動画、セキュリティ、音声認識に関する機能が強化される模様。また、より細かなカスタマイズも可能です。

 

2022年5月に販売される新型ワイヤレスイヤホン「Pixel Buds Pro」や、秋に発売される予定のスマートウォッチ「Pixel Watch」との連携も特徴。例えば、「ファストペアリング」で異なるデバイスを簡単に接続することができ、音楽の再生やそのほかの操作がそれぞれのデバイスから可能。また、アラームや「デバイスを探す」機能により、置き忘れたデバイスをすぐに見つけることができます。これらに加えて、スマートホームデバイスへのアクセスも可能です。

 

Pixel 7シリーズは2022年秋に発売予定ですが、グーグルが早い段階にPixel 7の外観を発表したことに海外メディアは驚いた模様。本体カラーはPixel 7がオブシディアン、スノー、レモングラス、Pixel 7 Proはオブシディアン、スノー、グリーンヘーゼルとそれぞれ3色で展開されます。

 

Pixel 7シリーズではTensor 2のパフォーマンスだけでなく、Pixel WatchやPixel Buds Proとのスマートな連携機能にも注目です。

 

Source: グーグル via 9to5Google

ソニーから新フラッグシップモデル「Xperia 1 IV」登場、望遠光学ズームレンズ搭載などでカメラがさらに強化

ソニーは5月11日、Xperiaの新モデル「Xperia 1 IV」「Xperia 10 IV」「Xperia Ace III」を発表しました。発売はXperia 1 IVが6月上旬以降の予定、Xperia 10 IVが7月上旬以降の予定、Xperia Ace IIIが6月中旬以降の予定となっています。

 

85-125mmの望遠で光学ズームを実現するなど、カメラ性能を強化

Xperia 1 IVはソニーの新しいフラッグシップモデル。これまでカメラ、ゲーミング、AVにおいてこだわりを持つユーザーに対して製品を提供してきましたが、ソニーによると、今回もそこは変わらないとしています。

↑Xperia 1 IV

 

その言葉どおり、Xperia 1 IVは前モデルの「Xperia 1 III」からカメラ、ゲーミング、AV性能で進化を遂げており、特にカメラ性能は大きく向上しています。

 

カメラ性能で大きなトピックは、85-125mmの全域で光学ズームを実現する、スマホとしては世界初をうたう望遠光学ズームレンズを搭載していること。前モデルでは70-105mmの可変式望遠レンズがデジタルズームだったために、解像度の劣化が起きていましたが、その劣化がなくなるほか、AF性能にも影響が出ないとしています。

↑望遠光学ズームのイメージ

 

また、イメージセンサーも刷新し、AF性能を向上させたうえに、4K/120fpsの高速な読み出しが可能。120fpsの読み出しは超広角、広角、望遠のすべてのレンズで対応しています。これにより、すべてのレンズで4K/120fpsの、最大5倍のスローモーション動画撮影なども可能になりました。

 

さらに動画については、これまで静止画で対応していたオブジェクトトラッキングと瞳AFに対応。被写体にフォーカスを合わせ続けられるほか、人や動物の瞳を自動で検出して正確にピントを合わせることができます。

 

このほか、動画ではすべてのレンズの重ね合わせ処理によるダイナミックレンジの改善や、16mmから375mmまでシームレスにズーム可能など、性能を向上させています。

 

加えて、独自の動画撮影機能「Videography Pro」において、簡単にライブ配信できるストリーミングモードを搭載。Videography ProによるAF性能や画質設定などを活用して、YouTubeなどのサービスで配信が可能です。

↑ライブ配信がより手軽にできるようになったといいます

 

ゲームはライブ配信が簡単に、ディスプレイとスピーカーも強化

ゲーミング面では、ゲームプレイ環境を好みの設定に変更できる「ゲームエンハンサー」において、プレイ画面のライブ配信が可能になりました。また、配信中に視聴者のコメントをオーバーレイで表示や、配信時の画面レイアウトを簡易的にカスタマイズといったこともできます。

↑ゲーム配信も可能に

 

ディスプレイは、約6.5インチで4K/HDR対応の有機ELと、前モデルと変わりませんが、輝度が約50%向上。また、輝度のトーンカーブを最適化することでHDRコンテンツの明暗部の視認性を向上させる機能「リアルタイムHDRドライブ」を採用しています。

 

さらに、音質/音圧も強化。新しいドライバーとエンクロージャーを搭載することで、低音域の音圧を向上させており、ベースやバスドラム系の音に迫力が増したとしています。

 

主なスペックは下記のとおりです。

SoC Snapdragon 8 Gen 1
メモリー 12GB
ストレージ 256GB/512GB
カメラ 16mm超広角/24mm広角/85-125mm望遠(すべて12MP)
ディスプレイ 約6.5インチ/4K/120Hz/有機ELディスプレイ
オーディオ フルステージステレオスピーカー、3.5mmオーディオジャック
バッテリー 5000mAh
サイズ 165×71×8.2mm
重さ 185g(Sub6対応モデル)、187g(Sub6+ミリ波対応モデル)

 

Xperia 10 IVは軽量モデル、Xperia Ace IIIはエントリー向けのコンパクトモデル

Xperia 10 IVは、5000mAhのロングバッテリーを搭載する5Gスマホとしては世界最軽量をうたう、161gを実現したモデル。

↑Xperia 10 IV

 

カメラは16mmの超広角、27mmの広角、54mmの望遠の3眼仕様。また、光学式の手ブレ補正機能を搭載しており、静止画・動画問わずブレずに撮影できるといいます。さらに、夜景をクリアに撮影できる「ナイトモード」が進化したほか、日中の動画撮影で白とびや黒潰れを抑える「ビデオ逆光補正」などに対応しています。

 

主なスペックは下記のとおりです。

SoC Snapdragon 695 5G
メモリー 6GB
ストレージ 128GB
カメラ 16mm超広角/27mm広角/54mm望遠
ディスプレイ 約6.0インチ有機ELディスプレイ
バッテリー 5000mAh
サイズ 153×67×8.3mm
重さ 161g

 

Xperia Ace IIIは、エントリーユーザー向けのモデル。4500mAhのバッテリーを搭載する5Gスマホとしては世界最小とするボディを実現しています。

↑Xperia Ace III

 

また、安心して長く使えるよう、傷が目立ちにくいテクスチャー加工を施しているほか、傷がつきにくい「Corning Gorilla Glass Victus」を搭載しています。

 

加えて、文字が大きくて見やすい「かんたんホーム」や、マスクを装着したままでもロック解除できる指紋認証、おサイフケータイなど、エントリーユーザーが扱いやすい機能を備えています。

 

主なスペックは下記のとおりです。

SoC Snapdragon 480
メモリー 4GB
ストレージ 64GB
カメラ 26mm広角(13MP)
ディスプレイ 約5.5インチディスプレイ
バッテリー 4500mAh
サイズ 140×69×8.9mm
重さ 162g

 

Tensor 2に期待? Pixel 7 Proのケース付き画像がリークか

↑ TechGoingより

 

米グーグルの次期スマートフォン「Pixel 7 Pro」のものとされる、本体を含めたケース画像がTechGoingにより公開されています。

 

グーグルの独自スマートフォンであるPixelシリーズですが、昨年販売された「Pixel 6」シリーズでは本体デザインを一新。さらに独自開発プロセッサ「Tensor」の搭載により、独自色をさらに強めたモデルとなっています。

 

↑ TechGoingより

 

今回TechGoingが公開した画像は、Pixel 7 ProのデザインがPixel 6 Proから大きくは変わらないことを示唆しています。本体前面にはベゼルが細いカーブディスプレイを搭載し、背面には横長に飛び出たカメラ突起を配置。また、イヤホンジャックは搭載されていないようです。

 

背面のカメラシステムとしては、Pixel 6 Proと同じく3カメラとLEDフラッシュ、ノイズキャンセリング用のセカンダリーカメラが搭載されています。

 

Pixel 7 Proの事前情報によれば、プロセッサには次期ハイエンドプロセッサとなる「第2世代Tensor(Tensor 2)」を搭載。画面は6.7〜6.8インチ/QHD+解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイで、最大12GB RAM/最大512GBの内蔵ストレージを搭載。OSには次期バージョンの「Android 13」を採用するようです。

 

最後に、Pixel 7シリーズでは「ストーミー・ブラック」「カインダ・コーラル」「ソータ・シーフォーム」「クラウディ・ホワイト」の4色が投入されることが予測されています。Pixelシリーズは例年10月頃に投入されてきたので、このPixel 7 Proも「Pixel 7」と同じく、今年の10月頃に投入されることになるのかもしれません。

 

Source: TechGoing via 91Mobiles

動画がより見やすくなる? Galaxy Z Fold4/Flip4の進化のウワサ

↑9to5Googleより

 

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4」に関して、画面アスペクト比やバッテリー容量の変更に関する情報を、著名リークアカウントのIce universeが伝えています。

 

Galaxy Z Fold/Flipシリーズは前者が画面を横方向に、後者が画面を縦方向に折りたたむスマートフォン。現行モデルの「Galaxy Z Fold3」は内側の画面の縦横比が4:5、外側の画面の縦横比が24.5:9と、どちらかというと縦長なディスプレイを搭載しています。

 

 

しかし今回の報告によれば、次期モデルのGalaxy Z Fold4では内側が6:5、外側が23:9と、より正方形に近づいた縦横比のディスプレイを搭載するというのです。これにより、動画や書籍、コミックなどがより大画面で楽しめることが予測できます。

 

 

またバッテリー容量に関しては、Galaxy Z Fold4は4400mAhと現行モデルと同じ、Galaxy Z Flip4は3700mAhで現行モデルよりも大容量なバッテリーを搭載することが伝えられています。これにより、Galaxy Z Flip4ではより長時間の駆動時間が期待できそうです。

 

さらに本体スペックに関しては、Galaxy Z Fold4/Flip4の両方が次期ハイエンドプロセッサとなる「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」を搭載すると伝えられています。

 

横折りタイプと縦折りタイプの両方を投入し、折りたたみスマートフォン市場をリードするサムスン。その次期モデルとなるGalaxy Z Fold4/Fliip4ではさらに完成度を高めて、ライバルの突き放しにかかるようです。

 

Source: Ice universe / Twitter 1, 2, 3 via 9to5Google

洗練を極めた“カメラスマホ”! シャープ「AQUOS R7」が7月発売

シャープはAndroidスマートフォンのフラッグシップモデル「AQUOS R7」を発表しました。NTTドコモとソフトバンクの2キャリアから7月以降に発売されます。

↑シャープが5月9日に発表したフラッグシップモデル「AQUOS R7」

 

AQUOS R7は、前世代モデルのAQUOS R6で初搭載した「ライカコラボの1インチカメラ」や「240Hz駆動のなめらかディスプレイ」といった特徴はそのままに、デザインや操作性を磨き上げたスマートフォンです。発表時点では価格は公表されてませんが、これまでのハイエンドスマートフォンと同様に、発売当初は10万円台半ばで販売されるものと思われます。

 

また、エントリーモデル「AQUOS wish2」も同時に発表されました。NTTドコモの2022年夏モデルとして販売されます。

↑NTTドコモ向けのエントリーモデル「AQUOS wish2」(左)も発表されました

 

洗練された“カメラスマホ”

2021年発売の前世代モデル「AQUOS R6」では、カメラの著名ブランド「Leica(ライカ)」との提携を実現し、背面カメラを大きく刷新。高級コンパクトデジカメで使われている1インチセンサーを搭載して、趣きのある風景写真を撮れるスマホとなりました。AQUOS R7ではこの路線を踏襲しながらも、細かな使用感を改善。前世代モデルの“弱点”をひとつひとつ潰すような、細かな改良が加えられています。

↑AQUOS R7のカラーはブラックとシルバーの2色展開

 

ボディはブラックとシルバーの2色展開。背面は光沢のある磨りガラス仕上げで、大きなカメラが引き立つデザインとなっています。画面サイズは約6.6インチで、前世代モデルのAQUOS R6と同じ。ただし、画面端の仕上げがカーブ(2.5D)ディスプレイから平らな2Dディスプレイに変更されています。

↑トレンドマークの大きな背面カメラには、ライカのスマホブランド「Leitz」のロゴが刻まれています

 

カーブディスプレイは“画面を持っている”かのようなダイナミックさが魅力ですが、画面端がゆがんで表示されたり、画面端のタップが難しいといった弱点もあります。フラットディスプレイに回帰したことで、こうした弱点が解消されたと言えるでしょう。

↑額縁が目立ちやすいものの、誤操作の不安が少ないフラットディスプレイになりました

 

大きさ、重さは発表時点では“測定中”とされていますが、試作機を手にとった印象では、前世代モデルのAQUOS R6と大きくは変わらないように思えます。フラットディスプレイになった分、全体的に角張った形状となっています。2022年時点のスマホの中では重量級といえますが、厚みがあるぶん、手にフィットしやすいように感じました。

↑側面に厚みがある分、手にフィットしやすくなっています

 

1インチカメラの弱点“ブレやすさ”を克服

AQUOS R7の背面カメラでは、前世代モデルの弱点となっていた「ピント合わせの遅さ」を大幅に改善。人の撮影に特化した「ポートレートモード」も強化されました。

 

メインカメラのレンズは、Leicaの一眼カメラ用のレンズに由来する「ズミクロン」を名乗っており、F値は1.9。レンズの構造は基本的にはAQUOS R6と共通しており、ライカの開発担当者による画質監修を受けています。

↑レンズの構成はAQUOS R6を踏襲しています

 

センサーサイズは同じ1インチですが、約4720万画素という高解像度なスマホ向けCMOSセンサーに置き換えたことで、実際の撮影性能は大きく向上。具体的には、暗い場所のピント合わせが速くなり、遠くのモノをズームで撮った時の画質低下が抑えられています。

 

どれだけ暗い場所で撮影できるかの目安となる集光量は、前世代モデル比で約1.8倍向上しており、オートフォーカスの速度が約2倍に高速化しています。ただし、前世代のAQUOS R6はスマホとしてはフォーカス速度が遅い傾向があったため、弱点が解消されたということになりそうです。

↑フォーカス速度は2倍高速化

 

カメラアプリでは広角0.7倍(35mm判換算で19mm相当)、標準画角(同24mm相当)、望遠最大6倍(同約145mm)相当で画角の切り替えに対応。画角切り替えがしやすくなるなど、細かな点が改良されています。

 

オートフォーカスではAIによる被写体検知も活用。人物の瞳や顔、犬や猫といった動物などを検知してピント合わせを行います

↑AQUOSとしては初めて瞳AFに対応

 

また、人の静止画撮影に特化した「ポートレートモード」を搭載。ポートレートモード専用のモノクロセンサーや、被写体の髪の毛や肌などを識別するAIを併用して、くっきりとした写真が撮影できるとしています。

 

動画では、2年前のAQUOS R5Gが搭載していた「8Kビデオ撮影」が復活。8K画質の高解像度で撮影できます。この8Kビデオ撮影機能は、1回の撮影で1分間までという制限がありますが、従来機種よりも格段に明るく撮影できるため、多くのシーンで使えるようになっています。

 

なお、インカメラはAQUOS R6と共通で、撮影解像度は1260万画素。F値は2.3となっています。

 

テレビのような“超解像”機能も

ディスプレイは前機種と同じく、シャープの国内工場で製造された「Pro IGZO OLED」ディスプレイを搭載しています。屋外でも明るくくっきりと表示できる画面輝度の高さに加えて、映像を色鮮やかに表示する“HDR”もサポートしており、NetflixやAmazon プライム・ビデオなどの動画配信サービスを楽しむには十分な性能を備えています。

↑Pro IGZO OLEDディスプレイを搭載

 

さらに、動きをなめらかに表示する1~240Hzまでの可変リフレッシュレートに対応するなど、スマホのディスプレイの中では最高クラスの性能を備えています。

↑240Hzの「4倍速駆動」に対応。フレームの切り替えの合間に黒いコマを見た目のなめらかさをさらに高めている

 

スマホにしては上等なディスプレイを備えているAQUOS R7。その性能を生かすべく、リッチに再生するための2つの機能が追加されました。「AI超解像」と「フレーム補間」という2つの機能で、どちらもYouTubeやスマホで撮影した動画を再生する時に適用されます。AI超解像は、荒い動画をAIで補って、HD動画として再生する機能。フレーム補間は30FPS以下の動画をコマとコマの間をAIが補完して、動きをなめらかに表示する機能です。テレビではおなじみの機能ですが、AQUOSスマートフォンとしては初めての搭載となります。

↑YouTubeなどの動画の画質をAIで強化する機能を搭載

 

最新機能を多数搭載したフラッグシップにふさわしい1台

スマホの性能の要となるチップセットは2022年夏モデルとしては最新、最高性能の「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載。メモリ(RAM)は12GBで、ゲームなどヘビーなアプリを動かす上でも不足はないでしょう。本体ストレージ(ROM)の容量は256GB。1TBまでのmicroSDカードも利用できます。

 

細かな使い勝手を支える機能も充実しています。画面ロックやパスワード入力時に使う生体認証は、「超音波式の指紋認証」に対応。画面に指をかざした瞬間にロック解除が可能です。

 

通信関連の機能では、ドコモ版・ソフトバンク版ともに5Gをサポート。多くのスマホが対応しているSub-6周波数帯のほか、より高速に通信できるミリ波帯にも対応しています。また、キャリア向けのAndroidスマホとしては珍しく、microSIMとeSIMのデュアルSIMに対応。2回線の同時待ち受けが可能です。もちろん、おサイフケータイや防水・防じん性能にもしっかり対応しています。

↑5Gはミリ波にも対応。エリアは限られるものの、固定回線並みの高速通信も可能です

 

充電周りではAQUOSシリーズとしては久しぶりに「ワイヤレス充電」にも対応。Qi規格の充電器に置くだけで充電できます。バッテリーは容量5000mAhとAndroidスマートフォンの中でも大容量と言えます。

 

前世代モデルのAQUOS R6は、1インチカメラや高性能ディスプレイなどを初めて搭載した意欲的なモデルでした。AQUOS R7はそれと比べると、目立った変化が無いように思えるかもしれません。実際に、斬新な機能変更はありませんが、AQUOS R6が物足りなかった部分を補うような着実な機能改善が図られています。AQUOS R6の個性を生かしつつ、より洗練したスマホが「AQUOS R7」といえるでしょう。

↑AQUOS R7の主な特徴まとめ

 

気になる価格ですが、AQUOS R7はNTTドコモとソフトバンクからの販売となるため、価格を明らかにしていません。ただし、前世代モデルのAQUOS R6(キャリアによって11万円~13万円程度)から性能がアップしている分、同等の価格帯か、やや上回る価格となるようです。

性能がちょっとアップした「AQUOS wish2」も同時発表

AQUOS R7の発表とあわせて、価格を抑えたエントリーモデル「AQUOS wish2」も発表されました。AQUOS wish2はNTTドコモの夏モデルとして、6月下旬以降に発売予定です。

↑エコロジーでエコノミーなスマホ「AQUOS wish2」

 

前世代モデルのAQUOS wishは、2021年12月に発表された5Gスマートフォンで、これまでau、ソフトバンク、楽天モバイル、UQ mobile、ワイモバイルといった各キャリア向けモデルと、SIMフリー(メーカー直販)向けモデルが投入されている人気モデルです。コンセプトは「シンプルで飾らないスマホ」で、再生プラスチックを使用しているエコなボディに、動画視聴やSNSなど、スマホで使われる用途にあった必要十分な性能を備えています。

 

AQUOS wish2は、初代wishの外観や機能はそのままに、チップセットを Snapdragon 480 5Gから「Snapdragon 695 5G」へと変更。処理性能が約10%アップしたとしています。基本的な機能は初代wishと共通で、5.7インチの液晶ディスプレイや、1300万画素のメインカメラ、おサイフケータイ、指紋認証などを搭載。MIL規格に準拠した高レベルな防水・防塵性能も備えています。

↑AQUOS wish2の主な機能

 

AQUOS wishがauやソフトバンクなど様々なキャリアで販売されているのに対して、AQUOS wish2はNTTドコモ向けに投入されることになります。ドコモ向けのwishシリーズの投入まで日があいた分、性能が若干強化されている、ということになるでしょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

忍者風の巻取りスマホが登場? モトローラが製品開発の噂

米モトローラブランドが初の巻取りスマートフォン「コードネーム:Felix」を開発しているとの情報を、海外テックサイトの91Mobilesが独占情報として伝えています。

↑Framesira / Shutterstock.com

 

折りたたみタイプの登場などにより、さらに多様化するスマートフォンの形状。巻取りスマートフォンとは本体内部のディスプレイを巻き物のように外側に引き出すことで、表示面積を拡大できる機構です。画面中央にヒンジを搭載した折りたたみスマートフォンと比べて、設計がよりシンプルになるなどのメリットが存在します。

 

91Mobilesによれば、モトローラの巻取りスマートフォンは普段は画面の約1/3ほどが本体内部に収納されており、垂直方向に画面が拡大されるとのこと。これにより、大画面をより小型なサイズで持ち運ぶことができます。

 

巻取りスマートフォンとしては、韓国LGが「LG Rollable」の開発を発表したものの、後に同社はスマートフォンビジネスからの撤退を発表し、LG Rollableの計画も中止されました。一方で中国OPPOはコンセプト巻取りスマートフォン「OPPO X 2021」を展示していますが、製品投入の予定などはまだ決まっていません。

 

先述のように、折りたたみスマートフォンよりは廉価に大画面を実現できる、巻取りスマートフォン。果たしてモトローラとOPPOのどちらが一番乗りとなるのか、今後に注目です。

 

Source: 91Mobiles

Google新スマホ「Pixel 6a」がインドでテスト中? まもなく発売カウントダウンか

今週の11日(米現地時間)から開催される開発者会議Google I/Oが目前に迫り、Googleの次期廉価スマートフォン「Pixel 6a」を含む様々な製品にまつわるリークや噂が大量に飛びかっています。そんななか、未知の「Pixelスマートフォン(おそらくPixel 6a)」がインドでプライベートテストを受けていると報告されています。

↑廉価モデルが発売直前にテスト中?(画像はPixel 6)

 

TwitterユーザーのMukul Sharma氏は「新たなGoogle Pixelスマートフォン」がインドでプライベートテスト(観客を入れない秘密のテスト)を受けていることを明らかにしています。Sharma氏は完全な確信はないものの、Google Pixel 6aである可能性があると述べています。

 

 

ちなみに「噂の新製品が、発表直前にインドでテストされている」ことはアップル製品でも前例があり、第3世代iPhone SEと第5世代iPad Airらしき未発表製品がインドに持ち込まれたとの話もありました。スマートフォン業界全体に、そうした慣例があるのかもしれません。

 

Google Pixel 6aは、リフレッシュレート90Hzの6.2インチFHD+ディスプレイと、ディスプレイ内指紋センサーを搭載すると予想されています。上位モデルPixel 6と同じTensorプロセッサが搭載されつつも、コスト削減と差別化のために3世代前の旧型カメラが採用されるとの噂もあります

 

またPixel 6aは米連邦通信委員会(FCC)の認証も通過しており、登録から「GX7AS」、「GB17L」、「G1AZG」および「GB62Z」の4モデルが登場する可能性も浮上しています。これらの噂が当たりか外れかは、まもなく行われるGoogle I/Oにて確認したいところです。

 

Source:Mukul Sharma(Twitter)
via:Gizmochina

やはりiPhoneはリセールバリューが下がりにくい? 米スマホ販売大手が分析結果を公開

いつも最新のスマートフォンを持っておきたい人にとって、気になるのは「今持っているスマートフォンの下取り価格」でしょう。一般にiPhoneほかアップル製品が他社より高価であれよく売れるのは、リセールバリュー(手放すときの価値)が高いからと言われています。

 

では実際に、どれほど競合他社製品と違いがあるのか。米国のスマートフォン販売最大手のSellCellが発売後2か月間を調査したところ、サムスンのGalaxy S22シリーズは、iPhone 13シリーズよりも約3倍の速さで値下がりが進んでいたと報告しています。

 

このデータはSellCellが社内データを使い、アップル、サムスンとGoogle製端末の「新品同様」ないし「良好」な状態の下取り価格につき分析した結果です。

 

それによると今年2月に発売されたGalaxy S22シリーズは、わずか2か月で46.8%の値下がり。またGoogle Pixel 6も発売から2か月で41.5%も下がっており、あまり良い結果とは言えませんでした。

 

これに対して iPhone 13シリーズの値下がりは、発売後2か月で16.8%に留まりました。またiPhoneやPixelは一時値上がりしたことがあるものの、Galaxyだけは値下がりし続けたと指摘されています。

↑SellCell

 

各モデル別に見れば、Samsung Galaxy S22+ 5G(ストレージ128GB)は2か月で53.8%も値下がりし、リセールバリュー的には最もパフォーマンスが良くなかったとのこと。かたやPixel 6 Pro(128GB)は44.2%であり、iPhoneのうち最も値下がりが激しかったiPhone 13 mini(128GB)は、発売2か月後には29.2%の価値を失ったそうです。

 

またサムスン製品のうち最も善戦したのはSamsung Galaxy S22 Ultra 5G(128GB)で41.7%の値下がりですが、これもPixel 6(128GB)の33.1%を下回っています。そして最も値下がりが少なかったのはPhone 13 Pro Max(128GB)で、同期間に3.8%に踏み止まっています。

 

お気に入りのスマホを何年も使う人にとっては縁の薄い話ですが、頻繁に買い替えたいユーザーにとっては頭の片隅に入れておいていいかもしれません。

 

Source:SEllCell https://www.sellcell.com/blog/depreciation-data-samsung-s22-iphone-13-google-pixel-6/
via:MacRumors https://www.macrumors.com/2022/05/09/galaxy-s22-depreciated-more-than-iphone-13/

折りたたみでもカメラ画質競争が激化? モトローラの次期スマホ画像が公開される

↑91Mobileより

 

米モトローラの次期折りたたみスマートフォンとなる「razr(第3世代)」の実機とされる画像を、海外テックサイトの91Mobilesが公開しています。

 

モトローラは2019年に同ブランド初となる折りたたみスマートフォン「razr」をリリースすると、2020年には5G通信に対応した「razr 5G」を投入(日本での発売は2021年)。どちらでも6.2インチのフレキシブルディスプレイを縦方向に折りたたむことで、コンパクトに持ち運ぶことができます。

 

今回91Mobilesによって公開されたrazr(第3世代)の画像では、シングルからデュアル仕様に強化された背面カメラが確認できます。これによりカメラ画質の向上や、複数の画角の選択が可能になることが予測されます。

 

さらに本体デザインも変更されており、本体を折りたたんだ時にカメラ上部に位置していた「こぶ(飛び出し)」がなくなっていることがわかります。これにより、本体外側のサブディスプレイが大きくなるなどの変化があるかもしれません。

 

事前情報によれば、razr(第3世代)は現行モデルと同じくFHD+解像度のディスプレイを搭載し、プロセッサーは最新のSnapdragon 8 Gen 1を採用。背面カメラは1300万画素+5000万画素、フロントカメラは3200万画素でRAM容量は8GB/12GB、内蔵ストレージは256GB/512GBとなるようです。

 

razr(第3世代)は7月か8月に、まず中国にてリリースされると予測されています。また本体カラーとしてはクワート・ブラックとトランキル・ブルーの2色が存在するようです。折りたたみスマートフォン分野では韓国サムスンが次々と新モデルを投入していますが、カメラ画質を向上させたrazr(第3世代)がどれだけ市場で対抗できるのかに注目したいものです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

スマホストレージが2倍速く! サムスンが「UFS 4.0フラッシュ」を量産へ

↑サムスンより

 

韓国サムスンは従来より2倍高速なストレージ規格「UFS 4.0」のフラッシュメモリを、今年の第3四半期(7月〜9月)に量産開始すると発表しました。

 

UFSとは「ユニバーサルフラッシュストレージ(Universal Flash Storage)」の略で、主にスマートフォンやデジタルカメラ、家電などに利用されています。現在一番新しい規格は「UFS 3.1」で、レーンあたり1450MB/s、最大総帯域幅は2900MB/sというスペックを実現。「Galaxy S22シリーズ」などの、ハイエンドスマートフォンにて採用されています。

 


一方で今回のUFS 4.0では、レーンあたりの速度が2900MB/sへと2倍に向上。これにより、5G通信によってダウンロードされた大容量ファイルや、ますます高度になる車載デバイス、さらにはARやVRといった拡張現実/仮想現実での応用が期待されています。

 

サムスンのUFS 4.0によるフラッシュストレージでは独自コントローラーの採用により、最大4200MB/sのシーケンシャルリードと最大2800MB/sのシーケンシャルライトを実現しています。さらに、電力効率も46%向上。モジュールサイズは11 x 13 x 1mmで、最大1TBの容量がラインナップされています。

 

日進月歩で進化するフラッシュメモリ技術ですが、このUFS 4.0を搭載したスマートフォンでは、さらなる「サクサク」な動作が期待できそうです。

 

Source: サムスン / Twitter via Engadget

使いやすさはサムスン超え! Googleが最強の「折りたたみスマホ」を開発中とのウワサ

米Googleは、2022年内に折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(あるいはPixel Fold/いずれも仮称)」を発売すると予想されています。これまでの折りたたみデバイスと同じく「内側には折りたたまれた広いディスプレイ、外側には小さめの画面」となるはずですが、畳んだ状態ではサムスンの次期製品Galaxy Z Fold4(仮)より使いやすいかもしれないとの噂が報じられています。

↑Googleのほうが使いやすい?(画像はサムスンのGalaxy Z Fold3)

 

この噂話の発信源は、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏のツイート。Young氏はディスプレイ関連サプライチェーン調査会社DSCCのCEOであり、サムスンやGoogle、Appleの未発表製品について何度も予想を的中させてきました。例えば、第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになることを発売前に言い当てています

 

Young氏によれば、Galaxy Z Fold4とPixel Notepadは、どちらも似たようなサイズの折りたたみディスプレイを搭載するそう。ただしPixel側のカバーディスプレイ(外側の画面)は5.8インチとなり、Fold 4の6.19インチよりも小さいかもしれないと言います。つまり、Pixel Notepadのほうがアスペクト比が広くなる(横幅が広い)ということ。

Galaxy Foldシリーズは、折りたたんだときに縦長すぎるとの指摘もあります。例えば、Galaxy Z Fold3のカバーディスプレイはアスペクト比が24.5:9であり、一部のアプリではレイアウトが崩れたり、必要な情報が隠れて見えなくなったりすることもありました。この問題は、Oppo Find N(カバーディスプレイのサイズは5.49インチ、アスペクト比は18:9)では解消されています

 

いつも通りYoung氏の情報が正確であれば、Pixel NotepadはGalaxy Z Fold 4よりも畳んだ状態で片手で使いやすいはず。また、Google製品だけに他社よりも早くAndroidアップデートを受けられるうえ、アプリの表示もサムスン製品より最適化が期待できそうです。

 

Pixel Notepadの価格は1399ドル(約18万2000円※)となり、Galaxy Z Foldシリーズよりも大幅に安くなるとの噂も。発売時期については、以前Young氏が2022年の第4四半期(10~12月)と予想していたことがあります

※1ドル=約130円で換算(2022年5月4日現在)

 

かたやGalaxy Z Fold4は2022年8月中旬に発売され、前モデルよりも軽く薄く、縦長デザインも修正されるとの予想もあります。かつては高価かつ扱いがデリケートで手が出しにくかった折りたたみスマートフォンですが、各社が競い合うことで、価格は下がり、より使いやすく進化していくのかもしれません。

 

Source:Ross Young(Twitter)

via:BGR

Pixel 6のか弱い通知バイブレーション、アプデで修正されました

グーグルのスマートフォン「Pixel 6/6 Pro」において、通知を伝えるバイブレーション(触覚フィードバック)の強度が弱いという問題が、アップデートにより修正されました。

 

↑Mr.Mikla / Shutterstock.comより

 

2021年10月に発売されたPixel 6シリーズですが、これまでソフトウェアに関する問題が相次いでいます。先月4月にはソフトウェアアップデートにてワイヤレス充電に関する問題が修正された一方、3月のソフトウェアアップデートにより着信などのバイブレーションが弱くなったとも報告されています。

 

今回グーグルが配布を開始したPixel 6向けの5月のアップデートでは、「特定条件と使用状況における触覚フィードバックの改善」として、このバイブレーションが弱い問題を修正しました。

 

5月のPixelスマートフォン向けのアップデートではその他にも、ユーザーが入力をしていないにも関わらず、ディスプレイが点灯する問題が解決されています。また、Pixelのランチャーがクラッシュする問題や、最新のAndroidのセキュリティパッチも含まれています。

 

Pixel 6向けの5月のアップデートは、数週間中に展開が行われる予定です。Pixel 6スマートフォンの通知バイブレーションが弱くてメッセージや着信を見逃してしまった…という方も、アップデートが適応されるのをしばらく待ってみましょう。

 

Source: Pixel Phone Help via Engadget

eスポーツに最適化されたゲーミングスマホ! 「Black Shark 4 Pro」日本向けモデル発売

Black Sharkの日本法人であるブラックシャーク科技ジャパンは、5G対応のゲーミングスマートフォン「Black Shark 4 Pro(ブラックシャーク4プロ)」日本向けモデルの一般販売を開始しました。税込価格は8万9980円で、カラーバリエーションはXシャドウブラックと無地コスモスブラックの2種類。

 

同製品は、QualcommのフラッグシッププロセッサであるQualcomm Snapdragon 888を搭載。フラッグシッププロセッサは、8コアアーキテクチャを備えた高度な5nmプロセス技術を採用しています。「Black Shark 3」と比較して、CPUパフォーマンスで最大25%、GPUグラフィックスレンダリングは最大30%向上、第6世代AIエンジン計算能力が最大70%向上し、少ない消費電力で高速な処理能力を発揮します。

 

LPDDR5ROMとUFS 3.1RAMを備えており、高速なデータ転送処理が可能です。6400Mbpsの帯域幅では、メモリ速度が16%向上し、アプリの読み込み速度が20%向上。

 

特許取得済みの溶接技術を使用して設計された2つの液体冷却ユニットは、内部コンポーネントを挟む「サンドイッチ」構造を採用。前モデルの構造をアップグレードし、全体の放熱力が30%増加しています。

 

eSportsテクノロジーを搭載した4500mAhのダブルセルバッテリーで、1日中ゲームやエンタメコンテンツなどを楽しめます。充電は急速充電120Wまでの充電機能を備えており、100%までの充電時間は15分です。

 

5G デュアルモードのSA/NSAやWi-Fi 6Eは、利用可能な最速のデータ通信を提供。「X」アンテナ設計とインテリジェントネットワークスイッチングで、可能な限り最速の通信速度を得ることができます。

 

ディスプレイはSamsung最新世代のE4 AMOLED(有機EL)を採用。前モデルのE3に比べ消費電力が15%削減された省電力ディスプレイです。144Hzのリフレッシュレートと、MEMCテクノロジーを適応することにより、スムーズに動画やゲームを表現できます。 ゲーム以外の画面表示も120Hz、90Hz、60Hzの3つから選択可能。最大720Hzのタッチサンプリングレート(複数指でのマルチタッチは360Hz)により、タッチ遅延時間は8.3ms。

 

「MagicPress」と呼ばれる感圧タッチ機能があるディスプレイを搭載。物理的なポップアップトリガーと同じように、好きなボタンにマッピングし、強く押したときにマッピングしたボタンの機能が作動するので、例えばジャンプしながら撃つ、移動しながら撃つなども簡単にできるようになります。最大7レベルの幅広いプレス感度をサポートし、ミスタッチ防止も改善されました。

 

ハイパワーアンプと特大のサウンドキャビティを備えたデュアル対称リニアステレオスピーカーを搭載しています。DTS、Cirrus Logic Technologyとのパートナーシップにより、25の音階すべてがきれいに聴こえるブラックシャーク社専用の調音で、良音質を提供します。

 

ユーザーと対話できる視覚化されたスマートアシスタント「Shark Chan」を搭載。さまざまな感情を持っており、設定で目覚まし時計、壁紙、充電中に現れ、壁紙にいるShark Chanをタッチすると反応してくれます。

 

プロフェッショナルゲームシステム「Shark Space 4.0」を使用すると、ネットワークステータス、パフォーマンス、サイレント機能、マスタータッチ設定、その他の機能を、ゲームの没入感を損なうことなく素早く調整可能。ゲームスタジオでダイブモードを選択し、ゲームへの外部干渉を排除することもできます。60秒まで遡って録画が可能なシャークタイム機能やマジックプレス、マクロ設定、モーションセンシング設定、様々なゲーム構成設定も可能です。

 

軽いタッチで素早く反応できるトリガーボタンは、マグネットリフトテクノロジーにより、使用していないときは本体サイドに収納可能。ショートカット機能など、カスタマイズもできます。

業界に価格破壊をもたらすか? モバイルライターが期待する「折りたたみスマホ」をチェック!

本誌でお馴染みの評論家やインフルエンサーたちに“いま欲しいモノ”をリサーチする企画。今回は、家電&デジタル製品の注目製品を独自の視点で選んでもらった!

※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです

OPPOの市場参入によりフォルダブルスマホが身近に(井上)

モバイルライター井上 晃さんの買い物リスト

スマホやスマートウオッチなど、最新モバイル事情に精通。国内外で取材し、雑誌やウェブを中心に執筆する。

 

【スマートフォン】

OPPO

Find N

日本発売未定

OPPO初のフォルダブルスマートフォン。開いた状態ではアスペクト比8.4:9の7.1型、閉じた状態ではアスペクト比18:9の5.49型ディスプレイを使用できる。高い精度のヒンジ構造を採用し、より一体感ある外観を実現した。

SPEC●ディスプレイ(解像度):メイン7.1インチ有機EL(1920×1792)、カバー5.49インチ有機EL(1972×988)●サイズ/質量:W73×H132.6×D15.9mm/275g(折りたたみ時)

 

折りたたみのスマホには興味があるが、まだ価格が高くて二の足を踏む人に、オススメのモデルを井上さんに聞いた。

 

「OPPO Find Nですね。21年、サムスン電子が発売した防水・ペン対応のモデルを筆頭に、様々なフォルダブルデバイスが身近な存在になりましたが、それでも価格面で手が届きづらいのが現状。コスパに定評のあるOPPOが同市場に参入してきたことで、今後より安価なフォルダブルが登場するのでは、という期待感が高まりました。ただし、現時点では本機が日本市場で販売されるのかどうか、そしてその場合どのくらいの価格になるのかは不明。そのうち国内キャリアで販売されたら面白いな、くらいの姿勢で見ておくのが良いと思います」

↑136個の部品を0.01mm単位の高精度のヒンジ構造で構成。閉じるとヒンジが水滴のような形になり、完全に折りたたむと隙間が生じない

 

【私はこう使う】 電子書籍やマンガを大画面で楽しみたい

ブラウジングしながらSNSでの共有を行ったり、動画を見ながら友人とチャットをしたり、といった運用を快適にできたら良いですね。また、電子書籍やマンガを大画面で読みたいです。

 

5分で50%の超高速充電ができるスマホ、「OnePlus Ace」が海外デビュー

中国OnePlusは150Wという圧倒的な高速充電スペックを実現したスマートフォン「OnePlus Ace」を中国にて発表しました。

↑OnePlusより

 

スマートフォンの有線高速充電技術は年々過激になっており、例えば中国シャオミは120Wの高速充電技術を採用したスマートフォン「Xiaomi 12 Pro」を投入しています。さらに有線充電だけでなく、ワイヤレス充電技術も年々高速化をとげています。

 

今回のOnePlus Aceでは従来のスマートフォンのスペックをさらに上回る、150Wでの有線充電に対応。搭載する4500mAhのバッテリーを、わずか5分で50%まで充電することが可能です。さらに1600回充電しても80%の性能が保たれるなど、バッテリー寿命も配慮されています。

 

画面は6.7インチ/120Hz駆動の有機ELディスプレイで、プロセッサーはMediaTekの「Dimensity 8100 Max」を採用。RAM容量は8GB/12GBで内蔵ストレージは128GB/256GBです。背面には5000万画素メイン+800万画素超広角+200万画素マクロのトリプルカメラを、前面には1600万画素カメラを搭載しています。OSには、Android 12をカスタムした「ColorOS 12.1」が搭載されています。

 

OnePlus Aceの中国向けの価格は2499元(約4万9000円)で、4月26日から販売が開始されます。朝の忙しい時に充電を忘れたスマートフォンを一気にチャージできるモデルとして、OnePlus Aceは便利に使うことができそうです。ただし、日本での発売はアナウンスされていません。

 

Source: OnePlus via 9to5google

3D描写がより滑らかになり、ゲームを快適にプレイできる! 「AQUOS sense6」が進化した「AQUOS sense6s」<SHG07>、auとUQで発売

シャープは、「AQUOS sense6」のスタイリッシュなデザインと1週間の電池持ちはそのままに、「Snapdragon 695 5G mobile platform」を搭載した「AQUOS sense6s」を、KDDIと沖縄セルラー電話の「au」「UQ mobile」から発売します。税込価格は4万470円で、カラーバリエーションは、ライトカッパー、シルバー、ブラックの3色。

 

同製品は、Snapdragon 695 5G mobile platformを搭載することで、CPU性能が約12%、GPU性能が約35%向上。3Dグラフィックスの描写が、より滑らかになりました。

 

AQUOS sense6同様、IGZO OLEDディスプレイ採用、容量4570mAhのバッテリーを搭載し、薄さは約7.9mm。指紋センサーの画面内配置による狭額縁化や、手当たりが良く持ちやすい側面・背面形状の、スタイリッシュなデザインが特徴です。ディスプレイの省エネ性能と大容量バッテリーの組み合わせにより、フル充電からの使用で1週間の電池持ちも可能。「インテリジェントチャージ」機能も搭載しており、電池残量が90%に達すると充電を停止し、端末への直接給電に切り替えて、電池への負荷を低減。使用開始3年後も電池容量を90%以上維持できるとしています。

 

アウトカメラには標準、広角、望遠の3つのカメラを搭載。標準カメラは約4800万画素のセンサーと、F値1.8のレンズを採用しています。画質エンジン「ProPix3」との組み合わせで、細部まで自然な表現の写真撮影が可能です。

かわいい! 「Galaxy Z Flip3」のポケモンコラボモデルが海外発表

↑サムスンから

 

韓国サムスンは、韓国向けの公式サイトにて、折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」とゲーム『ポケットモンスター(ポケモン)』とのコラボレーションモデルを発表しました。

 

現在韓国ではポケモンが大ブームとなっており、菓子パン「ポケモンパン」は付属する「ポケモンシール」のおかげもあり、大人気。またGalaxy Z Flip3はサムスンが2021年に発売したスマートフォンで、6.7インチディスプレイを内側に折りたたむことで、コンパクトに持ち運びが可能。また外側にも、通知用のサブディスプレイを搭載しています。

 

今回のGalaxy Z Flip3のポケモンコラボモデルでは、外箱からスマートフォンケース、ネックポーチなどのアクセサリまで、ポケモンのデザインを各所に取り入れています。また、ピカチュウのしっぽ型のスマホリングや、ポケモンシールも付属しています。

 

さらにスマートフォンの壁紙や着信メロディ、テーマもポケモン仕様に揃えられています。同ゲームのファンにはたまらないコラボレーションモデルといえるでしょう。

 

Galaxy Z Flip3のポケモンコラボモデルは、4月24日から韓国にて予約が開始されます。現時点では情報はありませんが、“ポケモンの里”こと日本においても、本コラボレーションスマートフォンが投入されれば、人気が沸騰することは間違いないでしょう。

 

Source: サムスン

3万4800円のお手頃価格! 防水+Felica対応5Gスマホ、シャオミ「Redmi Note 10T」

シャオミは、ソフトバンクとオープンマーケット向けに開発した、5G対応のエントリーモデルのスマートフォン「Redmi Note 10T」を発表しました。

 

同製品は、昨年ソフトバンク向けに発売された「Redmi Note 9T」の後継機で、ソフトバンク版は4月22日、その他のチャンネルでは4月26日に発売されます。

 

日本のオープンマーケット版スマートフォンでは同社初となる、IP68の防水・防塵とFeliCaに対応。約6.5インチ(90Hz)の大画面ディスプレイに、5000万画素のカメラ5000mAhのバッテリーを備えています。

 

オープンマーケット版の税込価格は3万4800円。カラーバリエーションは、ナイトタイムブルー、アジュールブラック、レイクブルー(オープンマーケット版のみ)。

↑4月14日~6月30日の期間中、Redmi Note 10T購入者を対象としたキャンペーンも実施。詳細はシャオミ公式HPをご覧ください

 

 

「Pixel 6a」が登場間近か!? FCC登録やベンチマークに痕跡見つかる

米グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 6a(仮称)」の登場が近づいていることを予感させるFCC(連邦通信委員会)やベンチマークスコアへの登録が、海外メディアにて報告されています。

↑ Pixel 6aがまもなく明らかになりそう(画像はPixel 6)

 

Pixel 6aは、これまでの「Pixel Xa(Xはモデルナンバー)」シリーズと同じく廉価なスマートフォンとして、5月11日から開催される開発者会議「Google I/O」での発表が予測されています。またプロセッサには、既存のハイエンドスマートフォン「Pixel 6」と同じ「Tensor」 が搭載される見込み。

 

今回発見されたFCCへの登録では、「A4RGB62Z」「A4RG1AZG」「A4RGX7AS」の3モデルが確認されており、これらは使用する電波の周波数が極めて類似していることから、いずれもPixel 6aであると言われています。

 

さらにベンチマークアプリの「Geekbench」にも、Pixel 6aらしきスマートフォンの登録が登場。そのスコアはPixel 6とほぼ変わらず、このことからもPixel 6aにはTensorプロセッサが搭載されることが指摘されているのです。

 

Pixel 6aに関してはすでに予測レンダリング画像も登場しており、Pixel 6と同じく特徴的な背面カメラ突起などのデザインが採用される模様。カメラスペックなどに違いはあるでしょうが、最新プロセッサを搭載した新型スマートフォンが廉価に投入されれば、人気を集めるかもしれません。

 

Source: MySmartPrice, Android Police

Vivoから「7インチ大画面スマホ」や初のタブレットが登場

中国のVivoは、7インチの大画面スマートフォン「Vivo X Note」や、ブランド初となるタブレット「Vivo Pad」を海外向けに発表しました。

↑Vivo X Note(画像提供/Vivo)

 

Vivo X Noteの最大の特徴は、側面がカーブした7インチの有機ELディスプレイ。QHD+解像度や120Hzでの高速駆動、1500ニトのピーク輝度と高いスペックを実現しています。また、画面には指紋認証センサーも搭載。

 

プロセッサは最新の「Snapdragon 8 Gen 1」と若干古めで、8GB/12GB RAMと256GB/512GBの内蔵ストレージを搭載。背面には5000万画素/1インチセンサーメイン+4800万画素超広角+1200万画素ポートレート+800万画素5倍ズームのクアッドカメラを、前面には800万画素のセルフィーカメラを採用。バッテリー容量は5000mAhと大容量で、80Wの有線急速充電/50Wの無線充電にも対応しています。

 

Vivo X Noteの本体カラーはブルー、ブラック、グレーの3色で、価格は5499元(約10万9000円※)から。中国国外での販売予定については現時点で明らかにされていません。

※1元=約19.7円で換算(2022年4月13日現在。以下同様)

 

↑Vivo Pad(画像提供/Vivo)

 

一方、Vivo Padはブランド初となるタブレットで、11インチ/2.5K解像度/120Hz駆動の有機ELディスプレイを搭載。この画面はスタイラス「Vivo Pen」による書き込みにも対応しています。

 

こちらもプロセッサは「Snapdragon 870」と若干古めで、8GB RAMと128GB/256GBの内蔵ストレージを搭載。背面には1300万画素メイン+800万画素超広角カメラを、前面には800万画素のセルフィーカメラを搭載。バッテリー容量は8040mAhで、44Wでの高速有線充電に対応しています。

 

Vivo Padの本体カラーはブルー/ブラック/ホワイトの3色で、価格は2499元(約4万9300円)から。こちらも当初は、中国国内のみの販売を予定しています。

 

先日にはブランド初の折りたたみスマートフォン「Vivo X Fold」を発表するなど、新製品をまとめて投球してきたVivo。7インチ画面を搭載したVivo X Noteは、いまでは少なくなった超大画面スマートフォンとして人気を集めそうです。

 

【関連記事】

中国Vivo初の折りたたみスマホ「Vivo X Fold」登場。画面しわを防ぐ工夫も採用

 

 

Source: GizmoChina 1, 2

中国Vivo初の折りたたみスマホ「Vivo X Fold」登場。画面しわを防ぐ工夫も採用

中国Vivoはブランド初となる折りたたみスマートフォン「Vivo X Fold」を海外発表しました。

↑Vivoから

 

折りたたみスマートフォンは、フレキシブルな画面を本体の内側(あるいは外側)に曲げることで、大画面をコンパクトな本体に収納できるデバイスです。韓国サムスンや中国ファーウェイなど、複数のメーカーがすでに製品を投入しています。

 

Vivo X Foldは本体内側に、8インチの有機ELディスプレイを搭載。このディスプレイはスマートフォン内部からジルコニウム合金プレートにより押し出されることで、画面中央の折り目が目立たないように工夫されています。画面アスペクトは横縦比が4:3.55と横長なデザインで、より動画などが見やすくなっています。

 

本体外側にも6.53インチのサブディスプレイを搭載。折りたたんだ状態でも、普通のスマートフォンとして利用できます。この内側と外側のディスプレイの両方にディスプレイ指紋認証機能を搭載したほか、120Hzでの高速駆動が可能なのも、Vivo X Foldの特徴です。

 

プロセッサーには「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載するほか、背面には5000万画素メイン+4800万画素超広角+1200万画素ポートレートカメラを搭載。内側のディスプレイにも1600万画素のセルフィーカメラを配置しています。また、バッテリー容量は4600mAhで、66Wの高速有線充電/50Wの高速ワイヤレス充電/10Wのリバースワイヤレス充電に対応。さらに、ステレオスピーカーや3個のマイクを搭載するなど、ハイエンドなスペックに仕上がっています。

 

Vivo X Foldは現時点では中国のみでの販売を予定しており、本体カラーはブルーとグレーの2色。価格は12GB RAM/256GBストレージモデルが8999元(約18万円)、12GB RAM/512GBストレージモデルが9999元(約20万円)となっています。画面の折り目を防ぐ機構がどれだけ有効に動作するのか、ぜひ動作する実機を見てみたいスマートフォンといえるでしょう。

 

Source: Engadget Chinese

サムスンがスマホ向け独自チップを開発か、低発熱で長時間駆動が可能に?

韓国サムスンがスマートフォン向けの独自プロセッサーを開発しているとの情報を、韓国メディアが報じています。

↑4月7日に日本でも発表された「Galaxy S22」「Galaxy S22 Ultra」

 

サムスンといえば、すでにスマートフォンやタブレット、スマートウォッチ向けの独自プロセッサー「Exynosシリーズ」を展開しています。また今年1月には米AMDと提携し、強力なGPUアーキテクチャ「RDNA2」を採用したプロセッサー「Exynos 2200」も発表しました。

 

今回のiNewsの報道によれば、サムスンのスマートフォン向け独自プロセッサーの計画は、同社電子事業部社長のノ・テムン氏によって明かされたものだそうです。これには、現在同社が直面している「ゲーム最適化サービス(GOS)」と「位置情報システム(GPS)」の問題を同時に解決することが狙いだと伝えられています。

 

GOS問題とは、Galaxyスマートフォンにて意図的にパフォーマンスを落とし、発熱やバッテリー駆動時間の低下を防ぐ機能です。サムスンはユーザーに説明なくこの機能を搭載したことで、批判を浴びていました。しかし発熱や消費電力を抑えたプロセッサーを自社開発できれば、このような問題は発生しないはずです。

 

また先述のExynos 2200では、GPSが正常に動作しないという問題も報告されています。この問題に関する解決も、ユーザーから待たれています。

 

ライバルの米アップルは独自プロセッサー「Aシリーズ」をスマートフォンに、そして「Mシリーズ」をパソコンやタブレットに搭載することで、デバイスの発熱や消費電力を削減することに成功しました。同様のサクセスストーリーを、サムスンも狙っているのかもしれません。

 

Image: サムスン電子

Source: iNews

今年の折りたたみGalaxyはカメラがすごい? OnePlusやVivoの新製品も……折りたたみスマホの噂まとめ

韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(仮称)」について、海外で詳細なスペック情報が伝えられています。また、中国メーカーのOnePlusやVivoから折りたたみスマートフォンの投入に関する噂も登場しています。

↑サムスンのサイトから

 

画面を折りたたむことで、大画面をコンパクトに持ち運ぶことができる折りたたみスマートフォン。すでにサムスンからは、横折りタイプの「Galaxy Z Foldシリーズ」と縦折りタイプの「Galaxy Z Flipシリーズ」が展開されています。またファーウェイやOPPOからも、折りたたみスマートフォンが発表されています。

 

今回Galaxy Clubが報じた情報によると、次期モデルとなるGalaxy Z Fold4/Flip4では現時点のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S22シリーズ」と共通する、5000万画素のメインカメラや3倍望遠カメラなどが搭載される可能性があるとのこと。さらに画面を折りたたむヒンジ構造も刷新され、強度の向上やコストの削減などが期待されています。

 

一方でBusiness Koreaは、Galaxy Z Fold4/Flip4ではディスプレイ指紋認証機能は搭載されず、従来どおりの電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵するだろうと伝えています。

 

他メーカーを見渡すと、中国OnePlusやVivoからも、折りたたみスマートフォンが投入されるとの情報を、複数のリークアカウントが伝えています。それによると、OnePlusの折りたたみスマートフォンはOPPOが昨年投入した折りたたみスマートフォン「Find N」のリブランドモデルとなり、一方のVivoからは8インチ画面を搭載した折りたたみスマートフォンが登場するとのこと。

 

一般市場に普及したとはまだ言い難い折りたたみスマートフォンですが、今後も多数のメーカーから新製品が投入されることにより、さらに盛り上がりをみせることになりそうです。

 

Image: サムスン電子

Source: Galaxy Club, Business Korea, Max Jambor / Twitter, Ishan Agarwal / Twitter

世界で使えるMVNOのGoogle Fi、高速データ通信容量が50GBに拡大して値下げも

米グーグルはMVNO(仮想移動体通信事業者)サービス「Google Fi」にて、上位プラン「アンリミテッド・プラス(Unlimited Plus)」や「アンリミテッド・シンプル(Unlimited Simple)」の値下げと、通信容量の拡大などを発表しました。

↑グーグルのサイトから

 

Google Fiは、グーグルが世界中の携帯キャリアと提携し、MVNOとして主に米国内で提供しているサービス。その特徴は世界中でローミング通信が利用できることで、従来のアンリミテッド・シンプルでは22GBまでの高速データ通信容量が提供されていました。

 

今回のアップデートではアンリミテッド・シンプルがアップデートされ、35GBまでの高速データ通信と、5GBまでのテザリング通信が可能となっています。さらに、1回線契約の場合の月額料金は60ドル(約7500円)から50ドル(約6200円)へと値下げ。ただし従来どおり、アメリカ、メキシコ、カナダ以外でのデータ通信は利用できません。

 

アンリミテッド・プラスでは、高速データ通信容量が22GBから50GBへと大幅に拡大。追加で4デバイスによるテザリング通信の利用や、100GBのGoogle Oneのクラウドストレージも含まれています。さらに、月額料金も1回線契約なら70ドル(約8700円)から65ドル(約8100円)へと値下げされています。

 

強力なMVNOネットワークにより、特に世界を移動して活動するビジネスマンなどに人気のGoogle Fi。現時点では北米のみでの提供に限定されていますが、早めの日本を含めたグローバル展開を期待したいものです。

 

Image: グーグル

Source: 9to5Google

グーグルもスマホ「Pixel」の自己修理が可能に iFixitと提携

米グーグルはスマートフォン「Pixel」に対するユーザーによる自己修理プログラムを、修理業者のiFixitと提携して提供すると発表しました。

↑グーグルのサイトから

 

近年では特にアメリカにて、消費者による電子機器を自分で修理する権利が盛んに議論されています。これをうけて、米マイクロソフトやサムスンはiFixitと提携し、修理パーツや修理用のツール、マニュアルなどの提供を開始すると発表しています。

 

今回のグーグルとiFixitの提携では、グーグルが提供するPixelシリーズの純正部品がiFixitの公式サイトから購入できるようになります。これにはバッテリーや交換用ディスプレイ、カメラなどのパーツ、それにドライバービットやスパッガーなどの修理用ツールが含まれます。

 

iFixitとの提携による修理パーツの提供プログラムは、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、EU諸国にて今年後半から開始されます。対応モデルは「Pixel 2」から「Pixel 6 Pro」、および将来のPixelです。

 

また今回のユーザーによる自己修理プログラムと並行して、プロの認定技術者による修理プログラムの拡大も発表されています。アメリカとカナダではuBreakiFixと提供して、カナダ、ドイツ、日本、イギリスでも同様のサポートプロバイダーと提携して、Pixelの修理対応を提供しています。

 

今回のようなスマートフォンの事故修理プログラムは端末の寿命を伸ばし、業界全体での廃棄の削減とリサイクルの向上が期待できます。Pixelの人気が高い日本でも、早めのプログラムの導入を待ちたいものです。

 

Source: グーグル

Image: グーグル

撮影で失敗しないカメラ、使い勝手の高いSペンなど、性能を極めたGalaxy S22 Ultra/Galaxy S22レビュー

2月にグローバルで発表されたGalaxyの最新フラッグシップモデル「Galaxy S22」シリーズが、日本でも発売決定。4月21日から販売します。

 

グローバルでは、画面サイズが異なる「Galaxy S22」「Galaxy S22+」「Galaxy S22 Ultra」の3モデルがラインナップされていますが、日本で発売されるのはGalaxy S22とGalaxy S22 Ultra。どちらもNTTドコモとau(KDDI)が取り扱います。

 

これらのモデルをいち早く試用できる機会を得たので、使い勝手やカメラ性能をチェックしてみました。

 

Galaxy S22は万人向けハイエンド、Galaxy S22 UltraはSペン搭載の最高峰モデル

まず、両モデルの主要スペックを押さえておきましょう。

Galaxy S22 Galaxy S22 Ultra
ディスプレイ 約6.1インチ(2340×1080ドット)有機EL 約6.8インチ(3088×1440ドット)有機EL
CPU Snapdragon 8 Gen 1(最大2.9GHz)
メモリー RAM 8GB/ROM 256GB RAM 12GB/ROM 256GB
バッテリー容量 3700mAh 5000mAh
アウトカメラ 広角(5000万画素/F1.8)+超広角(1200万画素/F2.2)+望遠3倍(1000万画素/F2.4) 広角(1億8000万画素/F1.8)+超広角(1200万画素/F2.2)+望遠3倍(1000万画素/F2.4)+望遠10倍(1000万画素/F4.9)
フロントカメラ 約1000万画素 約4000万画素
サイズ 約146×71×7.6mm 約163×78×8.9mm
重さ 約168g 約229g

 

↑左がGalaxy S22、右がGalaxy S22 Ultra

 

Galaxy S22は、そこそこ大きい6.1インチの画面を搭載しつつ、ボティ幅は約71mmに抑え、片手でも操作しやすいことがポイント。高性能とコンパクトを両立させた、需要が高いボリュームゾーンに向けた端末と言えそうです。

↑Galaxy S22は片手で持ちやすいことが利点。デザインは前モデルのGalaxy S21を継承しています

 

Galaxy S22 Ultraは、6.8インチの大画面を搭載し、エッジにカーブが施されています。加えて、スマホとしてはトップクラスの1750nitという明るさを実現していることも特徴。

 

また、本体にSペンを内蔵していることもアドバンテージ。2020年10月から発売された「Galaxy Note20 Ultra」を最後にリリースされていない、Galaxy Noteシリーズを継承するモデルと捉えることもできそうです。

↑Galaxy S22 Ultraは左右が曲面のエッジディスプレイを採用

 

↑Galaxy Sシリーズで初めてSペンを搭載

 

なお、どちらの画面もリフレッシュレートは最大120Hz。さらに、IP68の防水・防塵や、おサイフケータイにも対応しています。

 

カメラは100倍ズームまで。あらゆる被写体を綺麗に撮れる!

Galaxy S22、Galaxy S22 Ultraともに高性能なカメラを搭載していますが、とりわけGalaxy S22 Ultraは1億800万画素をメインとするクアッドカメラ構成で、光学10倍、デジタルズームを組み合わせて最大100倍で撮れるという、スマホのカメラでは最高峰のスペックを実現しています。

↑Galaxy S22(右)はトリプルカメラ、Galaxy S22 Ultra(左)はクアッドカメラを搭載。 Galaxy S22 Ultraは5眼に見えるかもしれませんが、右上の部位はAF用のセンサーです

 

Galaxy S22 Ultraのカメラ構成は主要スペックの部分で記載しましたが、実は、有効画素数やF値は前モデルのGalaxy S21 Ultraと同じです。しかし、レンズや画像センサー、画像処理エンジンなどの全面的な改良によって、画質向上が図られたとのこと。特に、暗い場所での撮影性能が向上したことをアピールしています。

 

実際に、いろいろな被写体を撮ってみましたが、「どんな状況でも失敗しない」と思えるほど、きれいに撮れました。Galaxyのカメラは、そもそも評価が高く、いわゆる “映える” 写真が得意でしたが、Galaxy S22 Ultraは、見たままの色合いを再現するナチュラルさが増したように感じます。

 

【Galaxy S22 Ultraの作例をチェック】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

 

ちなみに、1億800万画素のメインカメラで撮った画像は、デフォルトでは1200万画素(4000×3000)で記録されます。これは9つの画素を結合して、多くの光を取り入れる仕組みのため。パッと見できれいな写真を撮れるのはもちろん、細部まできめ細やかな、解像感の高い写真に仕上がる印象です。

 

一方の、Galaxy S22は、Galaxy S22 Ultraに比べるとスペックは若干低いものの、カメラの基本性能は共通しているようで、同じように明るく高精細な画質で撮れました。

↑Galaxy S22で撮った作例

 

↑Galaxy S22の「夜景」モードで撮影した作例

 

不要な写り込みや影を消せる機能が便利

撮ったあとの編集機能も進化していました。重宝しそうなのが「AI消しゴム機能」。グーグルのPixel 6にも搭載されて話題になった機能ですが、意図せずして映り込んでしまったものなどを簡単に削除できます。ぼかしたり、塗りつぶしたりするのではなく、あたかも最初から存在しなかったように消せることがポイント。

 

さらに、影を消せる機能や、ガラスなどへの反射や写り込みを消去できる機能もあるので、思いどおりに撮影できない状況でも、とりあえず撮っておいて、後から補正することができます。

↑タップして指定した人や物を消去することが可能。ただし、柵と重なる部分などは細かく指定しないと右の写真のように残ってしまうことがあります

 

↑レストランで料理を撮って影を避けることができなかった場合、ある程度までは消去できます

 

Galaxy S22 UltraのSペンはすぐにメモを書けるなど、 “Note” 同様に使える!

Galaxy S22 Ultraの最大の利点は、Sペンを使えることでしょう。前モデルのGalaxy S21 UltraもSペンに対応していましたが、本体には収納できないうえに、別途購入して持ち歩く必要がありました。

 

Galaxy S22 UltraのSペンは本体の左下に格納されていて、カチッと押して取り出せる仕様。落下の心配はなく、充電の手間もいりません。

 

しかも、Sペンを抜き出すだけで画面にメモを書けるように設定できたり、ワンタップでSペン専用メニューを呼び出せたりと、その使い勝手は、まさに “Galaxy Noteシリーズ譲り” といった印象です。

 

【Galaxy S22 UltraのSペンをチェック】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

Sペンは紙に鉛筆やサインペンで書くような書き心地。使い慣れたら、アナログのペンより書きやすく感じるかもしれません。決して、過剰に評価しているわけではなく、筆者が普段使っているシャープペンやボールペンよりも心地よく感じました。

 

また、手書きで入力した文字をテキストに変換してくれる機能も非常に便利でした。

↑グーグルの検索欄にSペンを使って入力することも可能

 

パフォーマンスや電池持ちにも不安要素はない

スペックにおいては、Galaxy S22、Galaxy S22 Ultraともに「Snapdragon 8 Gen 1」という、クアルコム社の最高峰プロセッサーを搭載しています。RAMはGalaxy S22が8GB、Galaxy S22 Ultraが12GBと差がありますが、どちらもストレスなく操作できました。

 

バッテリー容量はGalaxy S22が3700mAh、Galaxy S22 Ultraが5000mAh。画面サイズやハードウェアのスペックに差があることを考えると、バッテリー駆動時間は近いと言ってもいいでしょう。筆者は5日間ほど使ってみましたが、その期間中は1日でバッテリーがなくなることはなく、むしろ、かなりハードに使っても50%くらいは残るという印象でした。

↑Galaxy S22 Ultraのバッテリーはフル充電から余裕で2日持ちます

 

↑バッテリーは急速充電やワイヤレス充電に加えて、ほかのデバイスへの給電にも対応

 

Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraは比較対象ではない?

Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraは画面サイズも使い勝手も大きく異なるので、どちらを選ぶべきかを迷う人はそんなにいないかもしれません。むしろ、Galaxyには “折り畳み” という選択肢があります。

 

ですから、Galaxy S22にするか、約6.7インチの大画面ながら幅約72mmとコンパクトで縦に折り畳めるGalaxy Z Flip3にするか? あるいは、Galaxy S22 Ultraにするか、Sペン対応で横に折り畳めるGalaxy Z Fold3にすべきか? と迷うかもしれません。

↑左がGalaxy Z Flip3、右がGalaxy Z Fold3

 

SシリーズとZシリーズを比べた場合、やはりカメラはSシリーズに軍配が上がります。カメラ性能を重視するならGalaxy S22、Galaxy S22 Ultraを選ぶべきでしょう。また、Galaxy S22 UltraとGalaxy Z Fold3では、Galaxy Z Fold3がSペンを本体に収納できないこともあり、携帯性や使い勝手でもGalaxy S22 Ultraに利がありそうです。

 

なお、Galaxy S22とGalaxy S22 Ultraの価格ですが、4月7日現在、NTTドコモは「価格未定」としています。auはGalaxy S22が12万5030円(税込)で、Galaxy S22 Ultraは17万8820円(税込)。端末の返却を条件とする「スマホトクするプログラム適用時」の実質負担金は、それぞれ7万1990円(税込)、10万7180円(税込)となります。

 

両社ともに4月7日から予約受付が始まっていて、予約して購入した人を対象とするプレゼントも用意されています。気になる人は、早めに検討したほうがいいかもしれませんよ。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

多才な4眼カメラ搭載スタンダードモデル! 「Galaxy A53 5G」ドコモ、au、UQモバイルで5月下旬以降販売開始

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、スタンダードモデルのスマートフォン「Galaxy A53 5G」を、NTTドコモ、au、UQ mobile向けに、5月下旬以降に販売開始します。

 

同製品は4眼カメラを搭載。精細な約6400万画素対応のメインカメラに加えて、細かなディテールも鮮明に捉える接写専用マクロカメラ、人間の視野角と同等約123度の風景をおさめる超広角カメラ、被写体との距離を把握し背景をぼかす深度測位カメラにより、幅広いシーンに対応します。光学式手振れ補正対応カメラを搭載し、うす暗い環境など手振れしやすいシチュエーションでも、ブレの少ないクリアな写真や動画を撮ることができます。

 

バッテリー容量は5000mAhで、最大2日間利用できます。25Wの急速充電にも対応。5Gに対応し、RAM6GBとROM128GBを搭載。指や顔での生体認証機能や防水・防塵機能も搭載しています。

 

屋外の直射日光下でも見やすく、鮮明な画面を実現する800nitの高輝度ディスプレイを搭載。大画面の約6.5インチで狭額縁ベゼル 「Infinity-O Display」を採用したディスプレイはリフレッシュレート120Hzに対応。環境に合わせブルーライトを自動調整する機能により、目の疲れを軽減できます。

 

前機種よりもハイパワーになったステレオスピーカーは、立体音響技術「DolbyAtmos」に対応。左右に搭載されたスピーカーから出る大音量でクリアな音質により、スピーカー使用時だけでなく、イヤホン使用時も迫力のサウンドを楽しめます。

 

パッケージには再生紙を利用し、サイドボタンとSIMカードトレイにポストコンシューマー素材を使用することで、環境に配慮しています。

 

カラーバリエーションは、やわらかな印象のパステルカラーを基調とした「オーサム ブルー」「オーサム ホワイト」「オーサム ブラック」(※ドコモ版は半角スペースなし)の3色展開です。カメラ部分までシームレスに覆われたデザインを採用し、背面に特殊な加工を施すことで、指紋の目立ちにくい、滑らかな質感に仕上げています。

「Galaxy」日本初のSIMフリーモデル登場! 「Galaxy M23 5G」4万975円

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、スマートフォン「Galaxy M23 5G」を、Amazonと、Galaxyのショーケース「Galaxy Harajuku」で、4月21日に販売開始します。カラーバリエーションはディープグリーンとライトブルーの2色で、税込価格は4万975円です。

 

同製品は、「Galaxy Z Fold2 Thom Browne Edition」「Galaxy Z Flip Thom Browne Edition」などの数量限定特別仕様モデルを除いたオープン販路モデルとしては、Galaxyブランドとして国内初のSIMフリーモデル。

 

5000万画素のメインカメラを搭載。超広角カメラは人間の視野角と同等の123度の画角撮影が可能です。マクロカメラは、約40mmの近距離にある被写体でも精細に写し出すことができます。

 

写真や動画に多様なエフェクトを施すことが可能な「ファンモード」を搭載しているほか、「スーパースローモーション」で、より迫力のある撮影が可能。「シングルテイク」を使用すれば、シャッターを一度タップするだけで、最新のAI機能により、10秒程の動画撮影から複数のベストショットを自動で抽出してくれます。

 

約6.6インチの大画面に狭額縁ベゼル「Infinity-V Display」を採用。120Hzのリフレッシュレートに対応しています。RAM6GBとROM128GB搭載に加え、5Gにも対応。バッテリー容量は5000mAhで、25Wの急速充電も可能です。

 

通話中のマイクモードでサウンドを自由にコントロールすることも可能で、周囲のノイズを軽減したり、周囲の音も拾いながら音声をクリアに届けたりと、自由なコントロールが可能です。別売りステレオヘッドセットやBluetoothスピーカーを用意すると「Dolby Atmos」が利用できます。

 

また、対象期間中に同製品を予約期間購入・応募すると、全員に「Micro SDカード(256GB)」をもれなくプレゼントする“日本上陸記念「Galaxy M23 5G」予約期間購入キャンペーン”も実施。詳細は、キャンペーンの特設サイトをご覧ください。

冷却システムが向上! 「Snapdragon 8 Gen 1」搭載、ハイスペックゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」

ZTE傘下のスマートフォンメーカーNubia Technologyは、ゲーミングスマホ「REDMAGIC 7」を、4月18日に日本国内で発売します。

 

税込価格は、「REDMAGIC 7 18GB+256GB(Supernova)」が11万6000円、「REDMAGIC 7 12GB+128GB(Obsidian)」が9万1000円。4月11日から4月17日まで先行予約を受け付けており、先行予約特典として、先着100名まで3000円オフで購入できます。

↑REDMAGIC 7 18GB+256GB(Supernova)

 

同製品は、Qualcommの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載。内蔵のAdreno GPU性能を25%、レンダリング効率を30%向上。最新のAndroid 12バージョンを用したカスタムビルドOS「REDMAGIC OS 5.0」を採用し、ソフトウェアとハードウェアを徹底的に最適化。REDMAGIC OS 5.0では、Touch Choreographer(TC)機能を進化させ、フレームレートをより安定させています。

 

いかなる場面でも最適なフレームレートでゲームがプレイできるように、最新アダプティブ フレームレート技術の「Touch Choreography 4.0」を採用。リアルタイムプリロード機能を備え、ゲーム世界とビジュアルの間にバッファを作るため、画面がカクついて見えるスタッタリング現象が発生しません。リフレッシュレートは最大165Hzで、6.8インチフルHDのAMOLEDスクリーンを搭載。あらゆる場面のフレームレートを最適化できる60/90/120/165Hzの多段階調整に対応します。

 

GaN Flash高速充電技術により、付属の65W急速充電器を使い、25分でデバイスを100%に充電できます。充電分離機能にも対応し、バッテリーを通さず端末本体に直接電量供給をすることでバッテリーを冷却させ、使用寿命を延長できます。

 

放熱冷却システムは、「ICE 7.0冷却システム」から「ICE 8.0多次元冷却システム」にアップグレードしています。ICE 8.0多次元冷却システムは、9層の冷却構造を持ち、冷却材面積が最大4万1279平方mm、4124平方mmの超大型VC冷却シートを搭載。

 

熱伝導率を400倍に高めた航空級の複合相変熱伝導素材を採用し、熱伝導率を向上。リアカバーの開口部、熱伝導性ジェルの新採用などレアアース配合、ベイパーチャンバー(VC)、ミドルフレーム、グラファイトシートなどの放熱性を備えています。

 

前世代と比較して、コア熱源温度を3℃抑えながら、最大2万rpmまで到達するターボファンを内蔵。本体には2つ目の空気導入口があり、従来の同シリーズ端末と比較して、風量を35%増加させています。キャニオンエアダクトの素材は金属製で、背面に新たに追加された45度の角度の開口部が二重の空気取り入れ口を形成し、2.4℃まで温度低下が可能。内蔵ターボファンには、エネルギー効率が高く、28デシベルで静かな、ブラシレスモーターを採用。CPUのコア温度を16℃冷却し、コア性能を継続的かつ安定的に出力できます。

 

また、ゲームに特化したカスタマイズ機能も搭載。本体の側面にあるスイッチをスライドすると、「REDMAGICゲームスペース」に入ることができます。REDMAGICゲームスペースでは、省電力モード、通知遮断などの機能がまとめられており、ゲーム中のメッセージの完全ブロックや、ゲームを中断せずその場で簡単にメッセージを読んだり返信したりすることができます。ゲームプレイの録画機能や、ゲーム中にメモを取ったり、見直したりするためのメモシステムなどの機能も用意されています。

↑REDMAGIC 7 12GB+128GB(Obsidian)

Pixel 6に4月アップデートが配信 ワイヤレス充電問題を修正

 

米グーグルは自社のスマートフォン「Pixel 6」シリーズに対し、4月のソフトウェアアップデートの配信を開始しました。

 

Pixel 6シリーズは2021年10月に発売されたスマートフォンで、独自開発したプロセッサ「Tensor」の搭載が特徴。これとグーグルのソフトウェアやネットサービスを組み合わせ、AI(人工知能)やML(機械学習)を活用したリアルタイム翻訳機能、画像加工機能などを提供しています。

 

今回のアップデートの主な修正内容としては、特定のワイヤレスアクセサリからの充電パフォーマンスの向上があります。またカメラ機能でも、特定のアプリで前面カメラによるプレビューが勝手にズームしたり、あるいはカメラプレビューにてグリーンのスクリーンが出現するという問題が修正されています。

 

またPixel 6だけでなく「Pixel 3a」以降のスマートフォンでも、ライブ壁紙の問題やピクチャーインピクチャー使用時におけるクラッシュ、通知のシェードとクイック設定が暗転する可能性がある問題も修正されています。

 

Pixel 6シリーズではこれまでも複数の不具合が報告されており、ソフトウェア・アップデートのたびに修正されてきました。これには、Wi-Fi接続やカメラ、Bluetoothの接続問題が含まれています。

 

今回のアップデートはPixelスマートフォンの販売キャリアやデバイスに応じて、段階的に提供されます。手元の端末にアップデートがまだ配信されていない場合は、すこし気長に待ってみましょう。

 

Image: グーグル

Source: The Verge

コントローラーが交換可能なゲーミングスマホ「GPD XP Plus」がデビュー

小型PCで有名なスタートアップのGPDは、本体サイドのコントローラーの交換が可能なAndroidスマートフォン「GPD XP PLUS」のプロジェクトを公開しています。

 

これまでも、手のひらサイズの小型Windows PC「GPD WINシリーズ」などを展開してきたGPD。またゲームプレイにおける操作性を重視しているのも特徴で、本体にはアナログスティックや十字キーなどが搭載されています。

 

一方でGPD XP PLUSは、OSにAndroidを搭載したスマートフォン。プロセッサーにMediaTekの「Dimensity 1200」を採用し、LPDDR4x 4266のRAMやUFS 3.1の内蔵ストレージを搭載するなど、ゲームでの活用を想定した高性能なスペックとなっています。

 

スマートフォンの左側(持ち方によっては下側)には、アナログスティックと十字キー、ボタンを搭載。そして右側には、複数のモジュールタイプのコントローラーが用意されており、単純なボタンタイプから、アナログコントローラを備えた本格的なものまで、プレイするゲームの種類によってモジュールを切り替えて利用できます。また持ち運び用に、ボタン類のない薄型のモジュールも用意されています。

 

外部端子としてはUSB Type-Cを搭載し、Display Port 1.2による画面出力も可能。7000mAhバッテリーの充電速度は最大65Wに向上しており、4G通信やWi-Fi 6による高速な通信にも対応しています。

 

GPD XP PLUSのプロジェクトはクラウドファンディングサイトのIndiegogoにてプレビュー公開されており、今後に資金調達と製品化が予定されています。ゲームプレイをとことん追求したゲーミングスマートフォンとして、GPD XP PLUSは大いに注目されることになりそうです。

 

Source: GPD 1, 2

世界初のLightningポート搭載Androidスマホ、海外ハッカーが開発

世界初となる「Lightningポートを搭載したAndroidスマートフォン」を開発したとして、海外エンジニアのKenny Pi氏がYouTubeにて動画を公開しています。

 

Lightningポートは2012年に「iPhone 5」から採用されたインターフェイスで、コネクターの表裏関係なく挿入できるのが特徴。現在はiPhoneだけでなく、iPadやiPod touch、アクセサリーのような幅広い商品に搭載されています。一方で米アップルの認証を取得することができないAndroidスマートフォンでは、USB Type-Cコネクターの採用が一般的です。

 

今回Kenny Pi氏は韓国サムスンのスマートフォン「Galaxy A51」をベースとし、その外部ポートをLightningへと改造。このLightningポートでは充電だけでなく、データ転送も可能だと報告されています。また一方で、LightningケーブルがAndroidスマートフォンではなくiPhoneに接続していると認識させるための工夫が難しかったとも伝えているのです。

 

実はKenny Pi氏、以前には「世界初のUSB-C搭載iPhone」を開発した経験のある人物。彼が改造したiPhoneは、オークションで10万ドルを超える価格で落札されました。一方で今回のLightningポート搭載Androidスマートフォンについては、今後改造の解説ビデオを制作するものの、端末の販売は行わないと伝えています。

 

Androidスマートフォンに対応アクセサリの少ないLightningポートを搭載するメリットは、あまり大きくないかもしれません。それでも、実際に動作する端末を作ってしまうハッカーの探究心は称賛したいものです。

 

Source: Kenny Pi / YouTube

Android版Twitter、まもなく「テキストの選択」が可能になりそうな手がかり見つかる

↑Jane Manchun Wong氏のツイートから

 

Android版Twitter公式アプリは、実はiOS版より何年も遅れを取っているところがあります。そんな欠点の1つが解消され、まもなく「ツイート内のテキスト選択」が出来るようになる可能性があることが明らかとなりました。

 

iPhoneとAndroidの両方とも使っていないと気づきにくいことですが、実はiOS版ではできる「ツイート内の一部テキストを選ぶこと」がAndroid版ではできません(「画面長押し」により全文コピーはできましたが)。

 

この新機能を報告しているのは、アプリやサービスの解析で知られるJane Manchun Wong氏です。Wong氏はTwitterの有料プラン「Blue」(まだ海外展開のみ)をいち早く見つけたなどの実績があります。

 

Wong氏のツイートによると、Android版Twitterは「テキストを選べる」機能に取り組んでいるとのことです。つまり今の時点では使えず、開発している手がかりが見つかったというわけです。

 

これまでもAndroid標準の機能として、タスク切り替え画面でテキストを選択できたものの、この機能は一部の機種でしか利用できないとの報告もあります

 

一見して簡単とも思える機能の開発に、これほどの時間がかかっているのは不思議ですが、「当然できる」と思えることが当たり前にできるのはありがたいことでしょう。

 

とはいえ、最近のTwitterは新機能を海外のみの有料プラン「Blue」の特典にする傾向もあるため、続報を待ちたいところです。

Source:Jane Manchun Wong(Twitter)

via:Android Police

Androidの安全性向上へ? 紛失防止タグ検出機能が追加の見込み

Android OSに「紛失防止タグ」の検出機能が搭載される見込みであることを、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

 

紛失防止タグとは、お財布やバッグなどに装着できるキーホルダーサイズのデバイス。スマートフォンやパソコンとBluetoothで通信することによりその場所を通知したり、あるいは同メーカーのデバイスを所有するユーザー同士で信号を検知しあう「クラウド検出」などの機能を備えています。

 

一方で紛失防止タグには、ストーカーや車両の盗難に利用されたとの報告が複数登場しています。これは、紛失防止タグ自体の悪用防止機能がまだ充実していないこと、さらにメーカーの垣根を超えた検出機能が用意されていないことが理由となっています。

 

一方で9to5Googleによれば、Androidのストアアプリ「Google Play」のベータバージョンには「不審なデバイスの警告(Unfamiliar device alerts)」「不審なデバイスの通知(Unfamiliar Tag Detected Notification)」といった機能が発見されたそう。また実際に、設定アプリの「安全と緊急」の項目にこれらの機能が用意されていることも確認されています。

 

またこの機能では「ATag」「Finder tag」「Tile tag」という文字列も発見されており、米アップルの「AirTag」やTileの紛失防止タグが検出できる可能性も指摘されています。

 

米アップルはAirTagにて安全性を高める機能を次々と追加しており、またAndroidスマートフォンでAirTagを検出できるアプリ「Tracker Detect」もリリースしています。現時点ではいつこの機能がAndroid OSに追加されるのかは不明ですが、ユーザーの安全性を向上させるためにも早めの実装を待ちたいものです。

 

Image : 9to5Google

Source: 9to5Google

海外でGalaxy折りたたみスマホから「Z」が消える

韓国サムスンは海外の一部地域にて、折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold3 5G」「Galaxy Z Flip3 5G」の商品名から「Z」の文字を削除していることが確認されています。

 

現在も進行している、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻。その際にロシアは自軍の認識記号として「Z」の文字を、戦闘車両などにマーキングしています。そしてロシアへの国際的な非難が高まる中、さまざまな企業が「Z」の文字を自社の製品/ブランド名から外す動きが出ているのです。

 

今回サムスンがGalaxy Z Fold3 5G/Flip3 5GからZの文字を外したのは、リトアニア、ラトビア、エストニアの3カ国。これらのバルト三国は一時は旧ソ連に編入されていたものの、反ロシア感情が高い国々として知られています。そのような国民感情に配慮して、サムスンはまずこれらの国々にてブランド名を変更したことが推測されます。

 

サムスンはロシア向けの経済制裁として、すでにスマートフォンだけでなく全ての製品の出荷を停止しています。また同様に、韓国LGや米アップルもロシア向けの製品出荷を中止しているのです。

 

記事執筆時点(2022年4月1日)では、日本向けのサイトでは「Galaxy Z Fold3 5G」「Galaxy Z Flip3 5G」の名称は変更されていません。しかしロシアへの国際的な非難が益々高まる中、特にヨーロッパやアメリカにて、同様の製品名の変更が行われる可能性は高そうです。

 

Image: サムスン電子

Source: サムスン電子, 9to5Google

サムスンがiFixitと提携し、純正修理部品を一般提供へ

韓国サムスンは修理業者のiFixitと提携し、アメリカにて純正の修理部品やマニュアルを今夏からユーザーへと提供すると発表しました。

 

近年盛り上がりをみせる、消費者によってガジェットを修理する権利の主張。すでに昨年末には、米マイクロソフトとiFixitの提携による純正修理部品の販売も発表されています。さらに、米アップルも2022年からユーザーに修理部品を提供する予定です。

 

サムスンによれば、今回のプログラム部品の対象となるのは「Galaxy S20」「Galaxy S21」「Galaxy Tab S7+」の3機種。提供されるのは純正部品、修理ツール、直感的なステップバイステップの修理ガイドです。純正部品としてはディスプレイ部品、背面ガラス、充電ポートなどがあげられています。さらに、今後はより多くのデバイスと部品がプログラムの対象となる予定です。

 

サムスンは今回のプログラムのメリットについて、「消費者が製品の寿命を伸ばす方法を増やし、利便性と環境への配慮を向上させることができる」と述べています。

 

このようなユーザーによる修理プログラムの提供はサムスンが指摘するように、スマートフォンやタブレットなどが故障した際に高額なメーカー修理に頼ることなく、デバイスを自分で修理できるというメリットがあります。一方で電子機器の修理に慣れていないユーザーの場合、デバイスを損傷してしまうリスクも存在します。

 

サムスン製デバイスの純正部品の販売価格などの詳細は、今後発表される予定です。今後もサムスンやマイクロソフト、アップルに続き、さらなる大手メーカーがユーザー修理の集団の提供に踏み切るのかどうかに注目が集まります。

 

Image: サムスン電子

Source: サムスン電子

楽天モバイルはちゃんとつながる? 5Gは本当に速い? 「Rakuten Hand 5G」で試してみた

2022年2月4日に4Gの人口カバー率が96%に達したことを発表した楽天モバイル。加えて、大都市部を中心に5Gにつながるエリアも徐々に広がっているようです。

 

また、2月14日には、5G対応の楽天モバイルオリジナルスマホ「Rakuten Hand 5G」が発売されました。持ちやすいスリムなボディが人気を集めた「Rakuten Hand」を5Gにアップデートさせたモデルです。

↑「Rakuten Hand 5G」は、ただ5Gに対応しただけでなく、メインカメラが約4800万画素から約6400万画素へと向上したほか、防塵・防水はIP52からIP68に進化。さらに、4Gモデルでは1回線しか使えなかったeSIMは、2回線を同時に使えるよう、改良されています

 

着実に通信が可能なエリアが広がっていますが、気になるのはやはり、楽天モバイルのネットワークは、大手3キャリアと比べて遜色がなく使えるのか? という点でしょう。また、5Gエリアでは、どのくらいの実行速度が得られるのでしょうか? 今回は、Rakuten Hand 5Gを2週間ほど使い、検証してみました。

 

片手でサクサク操作できるコンパクトさが魅力

まず、Rakuten Hand 5Gの使用感から見ていきます。本体サイズは4Gモデルと同じ約138×63×9.5mm。重さは約129gからわずかに増えて約134gになりましたが、軽くてコンパクトであることに変わりはありません。片手でラクに持てて、ほとんどの操作も両手を使うことなくこなせます。

 

ただ、普段から大画面のスマホを使っている筆者が持つと、小さくて不安になったりもしました。ストラップ穴があるケースに収めて、首からぶら下げるなど、工夫するといいかもしれません。

↑縦に長いディスプレイを搭載し、横幅が約63mmに抑えられています

 

カラバリはブラック、ホワイト、クリムゾンレッドの3色。筆者が借りたのはブラックで、光沢が強めなほか、ツルツルとした手触りです。

 

【Rakuten Hand 5Gの外観をチェック】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

Rakuten Hand 5G にはSIMスロットがなく、eSIM専用であることも大きな特徴。さらに、2回線に対応したので、楽天モバイルのeSIMに加えて、他社のeSIMもインストールして有効化できます。万が一、楽天回線につながりにくい場合は、他社のSIMを併用でき、海外渡航時にも重宝しそうです。

↑eSIM専用のため、物理SIMは装着できないので注意が必要

 

ディスプレイは約5.1インチの有機EL。解像度はHD+(1520×720ドット)なので、画質に不安を感じる人もいるかもしれませんが、実際には明るくパキッとした画質で、小さな文字もクッキリと表示されます。大画面化にともない、フルHDのディスプレイを採用する機種が増えていますが、Rakuten Hand 5Gの画面サイズでは、HD+がちょうどいいように思えました。

 

なお、指紋センサーはディスプレイ内に搭載されており、登録には多少時間を要しましたが、ロック解除自体はスムーズでした。

↑スペックだけ見ると少し不安ですが、ディスプレイの視認性は良好

 

パフォーマンスは及第点。電池持ちは1~2日程度

Rakuten Hand 5Gのスペックを見て気になっていたのがパフォーマンスです。4GモデルのRakuten HandのプロセッサーはSnapdragon 720G(最大2.3GHz)でしたが、Rakuten Hand 5GはSnapdragon 480(最大2.2GHz)。ミドルハイの7シリーズからミドルローの4シリーズにダウングレードしています。

 

しかし、実際に使ってみると、Rakuten Hand 5Gのアプリ起動やタッチレスポンスは的確で、ストレスなく操作できました。

 

「Geekbench 5」というアプリで処理速度のベンチマークを測定してみても、Rakuten Hand 5Gのスコアは、以前に測定したRakuten Handのスコアとほぼ同等でした。これは、5G向けのSnapdragonが、4G向けよりも性能が大きく向上していることを意味しています。数字はダウンしているものの、Snapdragon 480は、4G向けのミドルクラス相当のパフォーマンスを出せると期待していいでしょう。

↑「Geekbench 5」というベンチマークアプリでの測定結果。左がRakuten Hand、右がRakuten Hand 5G。5Gモデルのスコアは若干下がりましたが、実際に使用感には差がありません

 

メモリーはRAMが4GBで、ROM(ストレージ)は128GB。microSDには対応していませんが、よほどのヘヴィユーザーでなければストレージは足りるでしょう。

 

バッテリー容量は2630mAh。5Gスマホは4000mAh以上のバッテリーを内蔵する機種が多いので、かなり少ないという印象は否めません。ディスプレイやプロセッサーのスペックが低めなため、そもそも消費電力が少ない仕様にはなっていますが、電池持ちは1〜2日程度と考えるべきでしょう。

↑省電力機能はAndroid標準の「バッテリーセーバー」と「自動調整バッテリー」のみ

 

カメラの画素数は向上したが……

アウトカメラは2眼で、広角(約6400万画素)+深度測位(約200万画素)という構成。AIによる自動補正にも対応しています。ただ、実際撮影してみたときの画質は、昨今のスマホの中では低め。ナチュラルな色調で撮れるのですが、やや暗めで、鮮やかさに欠けるように感じました。

 

【Rakuten Hand 5Gのカメラをチェック】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

ただし、スリムで持ちやすいので、片手でサクッと撮影できることは利点です。また、1600万画素のインカメラはビューティー補正や「SNOW」のようなエフェクト機能を備えており、必要十分と言えます。ただ、やはりカメラ性能を重視するなら、ほかのモデルを選ぶべきでしょう。

 

都内ではほぼ全域で楽天モバイル回線につながる

さて、多くの人が気になっているであろう “つながりやすさ” について報告しましょう。ただし、ネットワークの状況は場所や時間帯によって大きく異なるので、あくまでも東京で行動する場合の例として参考にしてください。

 

楽天モバイルは自社回線だけではなく、パートナー回線としてau(KDDI)の回線も使っています。自社回線の人口カバー率は96%に達して、パートナー回線につながるエリアは徐々に少なくなっているのが現状です。東京都では、すでにパートナー回線へのローミングは実質的に停止し、パートナー回線につながるのは一部の地下や商業施設内などに限られています。

↑楽天モバイルのサービスエリアはWebで確認できます

 

筆者は、東京都世田谷区に住んでいて、自宅で仕事をし、取材や買い物などで、ときどき都心部に足を延ばします。その筆者の行動範囲では、ほとんど圏外になることはなく、楽天回線の4Gにつながりました。通信速度を測ってみると、50Mbpsを超えることが多く、快適にネットが使えています。

↑4Gでも下り70Mbpsを超える速度を記録する場所もありました

 

5G対応エリアでは600Mbps超を記録

筆者の日常的な行動範囲に、すでに5Gに対応しているエリアがあり、そこでは下り600Mbpsを超える速度を記録しました。ただし、渋谷や銀座に出かけたときに、5Gに切り替わることはなかったので、5Gエリアはまだまだ限定的という印象です。

↑東京・世田谷区の5G対応エリアでは600Mbpsを超えるスピードを記録

 

また、楽天回線にはつながらず、パートナー回線につながったのは、地下鉄、デパート、ホテルなど。なお、どちらの回線につながっているかは「楽天モバイル」アプリで確認できます。パートナー回線は5GBまでを高速で利用でき、5GBを超過すると最大1Mbpsに減速されますが、パートナー回線になる場所を把握しておけば、そこでの通信をセーブするなどの対策を取ることができます。

↑どちらの回線に接続しているかは「楽天モバイル」アプリで確認可能。「データ高速モード」をオフにして、パートナー回線用の5GBが消費されないようにも設定できます

 

ちなみに筆者が「地下鉄」と書いたのは、具体的には東急田園都市線の地下部分。東京メトロはすでに多くの駅・区間で楽天回線が開通しているそうなので、今後、私鉄の地下区域にも広がることを期待したいところ。

 

なお、渋谷の「スクランブルスクエア」や「ヒカリエ」など、比較的新しい商業施設では楽天回線につながりました。

 

以前、まだ東京都内にパートナー回線エリアが多かった頃には、楽天回線からパートナー回線への切り替えがスムーズにいかなかったり、電話が途切れたりといった不具合が報告されていました。しかし、今回筆者が使った範囲では、そうしたトラブルはなく、回線の切り替えを意識することなく使えました。

 

ただ、古い建物の奥のほうや地下では、つながりにくくなったり、圏外になったりすることもありました。飲食店などでは、なるべく窓に近い席を選ぶなどの意識づけが必要、と注意しないといけない部分があるのは惜しいところでしょう。

 

4Gモデルよりも高いが、実質1万4800円で買える場合も

最後に、Rakuten Hand 5Gの価格は3万9800円(税込)。4GモデルのRakuten Handは1万2980円(税込)なので、2万円以上高いのですが、それでも5Gスマホとしてはお手頃です。

 

また、初めての申し込みで5000ポイント、他社からの乗り換えで1万5000ポイント、さらに「10分通話かけ放題」の申し込みで5000ポイントの、合計最大2万5000円相当の楽天ポイントが還元されます。つまり、実質的な購入費用は1万4800円に抑えられるわけです。お手ごろに5G対応スマホを手にしたいのであれば、Rakuten Hand 5Gを選ぶのが得策でしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

5G対応「シンプルスマホ」発売! シリーズ初の指紋認証搭載……シャープ「シンプルスマホ6」ソフトバンクから

シャープは、5G対応のスマートフォン「シンプルスマホ6」を発表。ソフトバンクの「ソフトバンク」ブランドから4月8日に発売予定で、3月31日から予約受け付けを開始します。

 

同製品は、5.7インチの液晶ディスプレイを採用。大きな文字やアイコンとシンプルなホーム画面で、見やすく直感的な操作が可能です。本体下部には、不在着信や未読メールを光って知らせる「電話」や「メール」の専用ボタンを配置。ボタンのサイズを従来機比1.3倍に大きくすることで、より押しやすく、使いやすくなりました。「インターネットにつながらない」「着信音が鳴らない」など、困ったときは「押すだけサポート」機能を使えば、簡単に初期設定に戻せるほか、サポート窓口に電話をかけることができます。

 

「シンプルスマホ」シリーズ初の指紋認証を搭載。マスクをしたままでもすばやくセキュリティの解除が可能で、ホーム画面で指紋センサーを長押しすれば、「PayPay」などの決済アプリが即座に立ち上がります。

 

アルコール除菌シートで手入れができ、ハンドソープでの洗浄も可能で、端末を清潔に保つことができます。バッテリー容量4000mAhで1週間を超える電池持ちや、ポケットやバッグから落としても壊れにくい耐衝撃性能などを備えています。

 

カラーバリエーションは、シャンパンゴールド、インディゴブルー、ルビーレッドの3色です。

高性能でコンパクト・軽量なソニー「Xperia 5 III」にSIMフリーモデル登場

ソニーは3月23日、プレミアムスマホ「Xperia 5 III」のSIMフリーモデルを発表。ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」ほか、ソニーの直営店や一部の家電量販店などで、4月22日に発売します。市場想定価格は、11万5000円前後(税込)です。

 

フラッグシップモデル「Xperia 1 III」と同等のカメラ機能やバッテリーを搭載しながら、よりコンパクトかつ軽量なモデルとして2021年11月に発売されたXperia 5 IIIが、SIMフリーモデルになって登場しました。各キャリアから発売されているモデルとの違いは、デュアルSIMへの対応、ストレージが256GBに増量、カラバリにブラックがラインナップしている点です。

↑SIMフリーモデルで登場した特別カラーのブラック。157×68×8.2mmのサイズと、約168gの重量は変わっていません

 

カメラは、超広角16mm、広角24mm、70mmと105mmの可変式望遠という構成で、画素数はいずれのレンズも12MP。また、子どもやペットの瞳からフォーカスを外さない「リアルタイム瞳AF」や、動く被写体をタップするとその被写体を捉え続ける「オブジェクトトラッキング」、最高で20コマのAF/AE追従高速連写を備えるなど、カメラの機能に変更はありません。

 

オーディオ面でも変更はなく、さまざまな音源をハイレゾ相当にアップスケールする「DSEE Ultimate」や、独自の360度立体音響技術「360 Reality Audio」などの、高音質・立体音響技術が搭載されています。

 

スペックは、CPUがSnapdragon 888、メモリーが8GBで、ストレージは先に記載したとおり256GBです。なお、ディスプレイは変わらず、6.1型の有機EL仕様で、21:9の比率を実現したほか、フルHD解像度のままとなっています。

“かんたんスマホ”シリーズからも抗菌・抗ウイルスボディ登場! ワイモバイル「かんたんスマホ2+」3月24日発売

京セラは、「ワイモバイル」向けの新製品として、抗菌・抗ウイルスボディの「かんたんスマホ2+」を発表しました。カラーバリエーションはホワイト、ローズ、ブルーの3色展開で、現在、事前予約を受け付けており、3月24日にワイモバイルから発売予定です。

 

同社の独自調査によると、新型コロナウイルス感染拡大以降、「スマートフォンの汚れの付着や衛生面が気になる」と回答した人が74.8%、「スマートフォンを拭く、泡ハンドソープ等で洗う」と回答した人が52.7%と、多くの人がスマホの衛生面を気にして、清潔に保つための行動をしている結果となりました。

 

今回発売される同製品は、抗菌・抗ウイルスボディを採用したことにより、端末表面の菌の増殖を抑制、ウイルスの数を減少させます。アルコール除菌や泡ハンドソープなどでの手入れも可能で、91%の医師が推奨した、清潔に使えるスマートフォン。

↑地方独立行政法人 桑名市総合医療センター医長 堀田康広氏

 

初めてスマートフォンを利用する人にも安心で便利な機能も備わっており、振り込め詐欺などの危険な電話を警告表示でお知らせする「迷惑電話対策」機能を搭載。

 

約5.6インチの縦長大画面でアイコンやキーボードが見やすく、「かんたん文字入力」機能で数字や英字などの文字種の変更も一目でわかりやすい仕様です。同製品の便利な機能やサービスなどが調べられる専用スマホサイト「使い方ナビ」も開設し、楽しく使える機能も充実させています。

↑身の回りの物を調べられる「Google レンズ」機能

 

被写体にカメラを向けるだけで、花の名前など身の回りの物を調べられる「Google レンズ」を搭載。端末側面の音声検索ボタンを押してスマートフォンに話しかけると、「Google アシスタント」による乗換案内や天気情報などが利用可能です。

↑端末側面の音声検索ボタン

抗菌・抗ウイルスボディ! 京セラ、泡ハンドソープで洗える清潔5Gスマホ「Android One S9」をワイモバイルから発売

京セラは、「ワイモバイル」向けの新製品「Android One S9」を発表。カラーバリエーションはライトブルー、シルキーホワイト、ブラックの3色展開で、3月18日から事前予約受付を開始し、3月24日にワイモバイルから発売予定です。

 

同製品は、Android Oneシリーズ初となる5G対応スマホ。端末には抗菌・抗ウイルスボディを採用しており、端末表面の菌の増殖を抑制し、ウイルスの数を減少させます。アルコール除菌や泡ハンドソープなどでの手入れも可能で、清潔に使用できます。地方独立行政法人 桑名市総合医療センター医長 堀田康広氏ら、91%の医師が推奨しています。

↑地方独立行政法人 桑名市総合医療センター医長 堀田康広氏

 

約69×153×8.9mmのコンパクトサイズでありながら、約6.1インチの大画面ディスプレイを搭載。バッテリー容量は4500mAhで、ワイドカメラやナイトモード(夜景モード)などのカメラ機能も充実しています。

↑ナイトモード(夜景モード)で撮影した写真

 

防水・防塵で水濡れやほこりにも強く、ポケットなどから落としても壊れにくい耐衝撃にも対応しています。

↑左がビューティーモードOFF、右がビューティーモードONで撮影した写真

映画のような映像体験! シャオミの新フラッグシップスマホ「Xiaomi 12シリーズ」3機種発表

シャオミは、フラッグシップカテゴリーを再定義する最新モデルXiaomi 12シリーズの「Xiaomi 12 Pro」「Xiaomi 12」「Xiaomi 12X」3機種をグローバル市場向けに発表しました。

↑カラーリングはいずれも、パープル、グレー、ブルーの3色

 

同シリーズは、同社独自の進化したAIアルゴリズムを活用し、低照度などの難しい撮影環境や動く被写体の撮影など、あらゆる状況でも容易に撮影が可能。3機種ともに、5000万画素のメイン広角カメラを含むプロ級のトリプルカメラを搭載し、多彩な撮影ができます。Xiaomi 12 ProとXiaomi 12では、8K動画撮影も可能です。

 

Xiaomi 12 Proは、最先端のSony IMX707超大型メインセンサーを搭載した、3つの5000万画素カメラ構成が特徴です。同センサーで大量の光を捉えることができ、より速いフォーカススピードと色精度の向上により、高度な撮影性能を備えています。Xiaomi 12とXiaomi 12Xは、1300万画素の超広角カメラと500万画素のテレマクロカメラを搭載し、様々な角度から日常を撮影できます。

 

同社独自のAIアルゴリズムで進化したXiaomi ProFocusは、オブジェクトを識別して追跡し、動く被写体やぼやけた被写体のブレやピンぼけを防止するほか、目や顔のオートフォーカス機能も搭載。同社独自のアルゴリズムを使用し、極端な低照度下でも映像を記録することができるUltra Night Videoは、ムーディで雰囲気のある映像を、従来以上に鮮明に撮影できます。そのほか、撮影した映像を編集できるOne-click AI Cinemaも利用することができます。

 

また、同シリーズは先進のQualcomm Snapdragonモバイルプラットフォームを採用しており、Xiaomi 12 ProとXiaomi 12は、クアルコムの最先端プロセッサであるSnapdragon 8 Gen 1を搭載しています。4nmプロセスで製造された同プロセッサは、前世代と比較して、GPUグラフィックレンダリング能力が30%向上し、エネルギー効率が25%向上。Xiaomi 12Xは、フラッグシップの5GプロセッサであるSnapdragon 870を搭載しています。3機種とも、優れた読み込み速度とデータ転送速度のUFS 3.1と、メモリ速度最大6400MbpsのLPDDR5 RAMを搭載しています。バッテリー効率は、超大型ベーパーチャンバーと多層グラファイトによって強化された、高性能な冷却システムを搭載。

2万円以上の値下げ! 「BALMUDA Phone」SIMフリーモデルが7万8000円に

バルミューダは、IT機器やサービスを領域とするブランドBALMUDA Technologiesの5Gスマートフォン「BALMUDA Phone」SIMフリーモデルの価格を税込7万8000円に改定。同社オンラインストア、BALMUDA The Store Aoyama、ブランドショップ(松屋銀座、阪急うめだ本店)にて、同価格で販売します。

 

同製品は、手のひらに収まる4.9インチディスプレイと、なめらかなカーブの背面で構成されたスマートフォン。5G、FeliCa、非接触充電にも対応しています。同社独自開発のアプリケーションを搭載し、同日には計算機アプリのアップデートを行ない、為替換算通貨を5通貨から24通貨に拡大しました。長さ・面積・温度といった3つのパラメーターの単位変換機能も追加され、単位変換が直感的に使いやすくなっています。ほかにも、ホーム、スケジューラ、メモ、時間と天気、カメラなどの基本アプリを搭載。今後もアップデートが行われる予定です。

 

SIMフリーモデル2年補償サービス「BALMUDA Phone Care」では、バッテリー消耗や画面割れ、水没などによる全損など、どんな故障・破損にも2年間対応し、同一機種への交換を行います。詳しく使い方を説明したサポートページや、サポートデスクの対応のほか、旗艦店BALMUDA The Store Aoyamaでは使い方から購入、契約、修理などに関する相談に、専門スタッフが対応します。

 

専用アクセサリーとして、美しい曲線を最大限に生かすため1mmの薄さで仕上げ本体にフィットするケース「スキニー」と、クラシックで立体的なパターンが個性的な専用ケース「チェスターフィールド」の、2種類の専用ケースや、フィルムやアダプターなどを用意しています。

3月10日発売! 90Hz有機ELディスプレイ搭載、シャオミ「Redmi Note 11」2万4800円

シャオミは3月10日、日本市場向けにエントリーモデル「Redmi Note 11」を発売。現在、予約を受け付けています。税込価格は2万4800円。

 

同製品は、90Hzの6.43インチ大型FHD+ AMOLED DotDisplayを採用。プロセッサーはQualcomm Snapdragon 680を搭載し、5000mAhの大容量バッテリーと33Wの急速充電を備えています。

 

90Hzのディスプレイリフレッシュレートと最大180Hzのタッチサンプリングレートで、スムーズな映像とラグのないトランジション、タッチ感度もより正確になりました。DCI-P3広色域を採用した 6.43インチの大型FHD+ AMOLED ディスプレイは、より鮮やかな色と細部を表現し、1000nitの輝度で、明るい日中でも鮮明に画面を表示できます。端末の上部と下部に配置された2つのスーパーリニアスピーカーにより、没入感のあるステレオサウンドを提供します。

 

フラッグシップクラスの6nmプロセスで製造されたSnapdragon 680プロセッサにより、パフォーマンスを向上させながら、より優れた電力効率を提供。5000mAhのバッテリーと、従来製品より21%向上した充電効率で、約1時間で0から100%に充電することができる33Wの急速充電にも対応します。

 

軽量でスタイリッシュなデザインを採用しながら、滑らかな質感と優れたハンドフィーリングを両立。薄さ8.09mm、重さ179gのボディに大容量バッテリーを搭載し、手になじむグリップ感が特徴です。カラーバリエーションは3色で、グラファイトグレーとトワイライトブルーは、指紋が付きにくいだけでなく、滑らかな質感と高級感のあるマット仕上げのデザイン、スターブルーは鮮やかでプリズムのようなデザインに仕上がっています。

 

カメラは5000万画素AIクアッドカメラを搭載。5000万画素メインカメラで鮮明な写真を、800万画素超広角カメラで118度の広範囲を、200万画素マクロカメラで細部を、200万画素深度カメラでより自然なポートレートを撮影可能です。ナイトモード 2.0、万華鏡モードなど、日常生活のスナップショットやビデオを撮影するのに適したソフトウェア機能も搭載。フロントカメラは1300万画素で、より鮮明な自撮り写真を撮ることができます。

 

OSはシャオミの最新OS「MIUI 13」を標準搭載。高速ストレージ、バックグラウンドプロセスの効率化、高度な処理性能、バッテリー寿命の保持など、コアエクスペリエンスを向上させるオールラウンドアップグレードを提供します。

楽天モバイル「Rakuten Hand」が進化した! スリムな5Gスマホ「Rakuten Hand 5G」

楽天モバイルは、国内で販売されている5G対応スマートフォンで最もスリムな、オリジナルスマートフォン「Rakuten Hand 5G(ラクテン ハンド ファイブジー)」を、2月14日から「楽天モバイル」公式サイト、「楽天モバイル公式 楽天市場店」「楽天モバイルショップ」で発売します。税込価格は3万9800円。

 

 

同製品は、国内で発売されている5G対応スマートフォンで最もスリムな横幅約63mmかつ、約134gの軽量な本体重量で、「手にしたくなる」デザインに作られています。本体のデザインは、4G対応オリジナルスマートフォン「Rakuten Hand」を踏襲しつつ、基本性能を進化させています。

 

約6400万画素のメインカメラと約200万画素の深度測位カメラ、約1600万画素のフロントカメラを搭載。カメラの撮影機能は、背景を柔らかくぼかす「背景ぼかしモード」や、暗い場所でも色鮮やかで高精細な撮影が可能な「夜景モード」、好みの補正によって自撮りを綺麗に撮影できる「美顔モード」など、様々な撮影モードを備えています。

 

約5.1インチの有機ELディスプレイや、動画再生最大20時間、音楽再生最大50時間が可能なバッテリーを搭載。IPX8の防水機能や、IP6Xの防塵機能、指紋や顔による生体認証、おサイフケータイなどの機能も搭載しています。デュアルeSIMにも対応。

 

オリジナル機能も搭載しており、カメラで商品のバーコードを読み取ることで、ウェブブラウザにて「楽天市場」で商品検索をすることが可能。初期設定時に「my 楽天モバイル」アプリにログインすることで、初期インストールされている楽天グループサービスのアプリに、ワンタップでログインすることができます。

「2極化が進んだ一年」2021年のスマホ主要20機種を改めて振り返る【後編】

2021年に登場した製品を見ることで、スマホ市場を改めて振り返る本稿。前編では人気モデルや各メーカーのハイエンドモデルを見てきましたが、後編となる今回はカメラ機能に特化したモデルや折りたたみスマホを取り上げて振り返っていきます。

 

【その11】味わい深い写真を撮影できるAQUOS R6とLeitz Phone

スマホの数ある機能の中でも、「カメラ」はメーカーの個性が出る部分です。2021年はカメラ機能を磨き上げたハイエンドスマホが多数登場しました。

 

スマホらしからぬアプローチを仕掛けたのがシャープです。「AQUOS R6」はコンデジ向けの1インチイメージセンサーをスマホの薄型ボディに詰め込んで、味わい深いボケ感のある写真を撮れるようにしました。また、このAQUOS R6の派生モデルとして、カメラの名門・ライカと共同で開発した「Leitz Phone」も発売されました。

↑シャープのAQUOS R6。ディスプレイは明るく省電力な120Hz駆動のIGZO有機ELディスプレイを初搭載しました

 

↑カメラメーカーのライカが初めて作ったLeitz Phone

 

AQUOS R6とLeitz Phoneの写りは良くも悪くもスマホらしからぬ出来。料理や動く被写体などは苦手ですが、スナップショットはほかのスマホでは表現できない味わいがあります。

 

一方で「スマホのカメラ」らしい機動性や、手軽さを失わせてしまった部分もあります。カメラを起動してからシャッターを切るまでのスピードや、光学ボケを入れたくないシーンでボケてしまうといった点は、1インチセンサーの構造的な弱点と言えるでしょう。

 

また、ライカのスマホ参入はそのこと自体がニュースですが、Leitz Phoneは、AQUOS R6の派生モデルと言える程度のカスタマイズにとどまっています。ただし、Leitz Phoneの発表と同時に、ライカはシャープとの長期的な提携締結も発表。2022年以降の新モデルでは、“カメラの流儀”を融合させたLeitz Phoneの登場も期待できそうです。

↑ライカとシャープは長期的な提携を発表しており、Leitz Phoneブランドでは今後も新機種が投入される見込みです

 

【その12】スマホと高級コンデジを合体させたようなXperia PRO-I

ソニーはカメラに特化したSIMフリーモデル「Xperia PRO-I」を発売しました。スマホと高級コンデジを1台に合体させたようなモデルです。カメラ向けイメージセンサーで高いシェアを持つソニーらしく、高速連写や瞳AFといった、デジカメ譲りの特徴を備えています。センサーサイズはAQUOS R6と同じ1インチですが、より純粋にカメラとしての機動性を追求した仕上がりになっています。

↑カメラに特化したXperia PRO-I。SIMフリーモデルのみで価格は19万8000円(税込)とXperiaスマホ史上最高額

 

1インチセンサー搭載という点では、7月に発表されたAQUOS R6に先行されましたが、その使い方はよりこなれたものとなっています。

 

ややマニアックな話になりますが、Xperia PRO-Iのセンサーは、フォーカスあわせが高速な「像面位相差AFオートフォーカス」をスマホで初めて搭載し、瞳AFに対応するなど、動体撮影にも強くなっています。また、2段階の光学式絞りの搭載で「全体がボケない」写真を撮りやすくなっていることも見逃せません。

 

さらに、描写が甘めになりがちなセンサーの周縁部はあえて撮影領域とせず、手ぶれ補正などで活用するなど、よりカメラとしての機動性を重視した仕様。ソニーは一眼レフカメラ「αシリーズ」やイメージセンサーそのもの開発も手がけていますが、Xperia PRO-Iは、まさにその総力を結集してスマホにつぎ込んだ“カメラ特化型スマホ”です。スマホカメラと高級コンデジの両方の機能を併せ持つ分、どうしても値段は高くなってしまいますが、カメラ専用機を使っている人ならば、その価値を理解できるでしょう。

↑1インチセンサーは中心部のみを撮像に使うトリッキーな仕様。周辺部は強力な手ぶれ補正に活用されています

 

【その13】デジタルズーム最大100倍の望遠を実現したGalaxy S21 Ultra

スマホらしいアプローチを貫徹したのが、サムスン電子の「Galaxy S21 Ultra」です。背面カメラを4つ備え、組み合わせて動かすことで超広角からズームまで幅広くカバーします。さらに、デジタルズーム併用で最大100倍の望遠も可能。2021年は高倍率ズームを備えたスマホが多く登場しましたが、この機種が随一の高倍率スマホとなりました。

 

また、カメラ以外にも、Galaxy Sシリーズでは初めて手書き入力の「Sペン」に対応した点も特徴となっています。

 

サムスン電子では長らく、最上位モデルを「Sシリーズ」とペン対応の「Noteシリーズ」の2種類投入してきましたが、2021年はNoteシリーズの投入は見送られました。その代わり、このGalaxy S21 Ultraと、折りたたみ型のGalaxy Z Fold3がSペン対応となり、“ペンで書けるスマホ”という強みを受け継いでいます。

↑2020年のGalaxy S20 Ultraが国内ではau独占販売だったのに対して、Galaxy S21 Ultraはドコモ独占で販売されました

 

【その14】背面カメラを物理的に動かせるフリップカメラ搭載のZenfone 8 Flip

ASUSの「Zenfone 8 Flip」は、背面に備わった3眼カメラを動かして、そのままセルフィー(自分撮り)に使えるというギミックが楽しいスマホです。自分撮りでも高画質な写真を撮影可能。カメラが自動で動いてパノラマ撮影する機能も備えています。

↑フリップするカメラ機構はZenFone 6以来3世代連続で搭載されています

 

単に自分撮りがきれいに撮れるという以上に、起動時のユーモラスな動きも魅力となっています。また、ディスプレイの“切り欠き”がなく、画面が引き立つという点もメリットです。

 

ただし、Zenfone 8 Flipにも弱点はあります。それは、重さです。6.67インチと画面やカメラを動かすモーター、大容量のバッテリーなどを詰め込んだ結果、重さは約230gと片手持ちではややつらい重さになっています。

 

なお、ASUSはZenfone 8 Flipと同時に発表された小型の5Gスマホ「Zenfone 8」も発表しています。こちらの日本向けモデルはZenFoneシリーズとしては初めて「おサイフケータイ」への対応を果たしている点がポイントです。

 

 

【その15】顕微鏡カメラ搭載のFind X3 Pro

カメラを特徴としながらも、変わったアプローチを取ったのが、OPPOのフラッグシップモデル「Find X3 Pro」です。このスマホはマクロならぬ「顕微鏡カメラ」を搭載。植物の葉脈や布地の繊維まで拡大して撮れるというトリッキーな機能を売りにしています。さらに、世界初の機能として、静止画・動画ともに10ビットカラーの広色域撮影にも対応しました。

↑10ビット撮影+顕微鏡カメラという独自路線なOPPO Find X3 Pro

 

↑顕微鏡カメラでの撮影はコツがいりますが、これまでのスマホでは撮れない世界を写せます

 

OPPOの上位モデルが繰り出してくる“ちょっとおもしろい機能”は、スマホウォッチャーとしては毎年楽しみなものとなっています。2018年に発売されたFind Xでは電動式カメラが上部に飛び出すギミックを搭載し、“切り欠きなし”の画面を実現しました。2020年にスマホ市場で起きた“高倍率ズーム”競争の先駆けも、OPPOの「Reno 10× Zoom(リノ ジュウバイズーム)」でした。

 

2021年に出たFind X3 Proの顕微鏡カメラや10ビットカラー対応もOPPOらしい“ちょっとおもしろい機能”という試みではありますが、どちらも長く続くかは微妙なところです。というのも、顕微鏡カメラは確かにうまく撮れればマクロの世界を写せますが、被写体にしっかりとピントを合わせるのがかなり難しいです。撮影物から数mmの位置でスマホを上下させるのには苦労します。

 

また、10ビットカラーで夕焼けなどを色鮮やかに撮影できて、本体のディスプレイで鮮やかな色味をそのまま写せる、というのは画期的なことですが、やや時期尚早な機能と言えるかもしれません。色鮮やかに撮った夕焼けをSNSでシェアしても、大抵はSNS側や表示するスマホ側で8ビットに減色されてしまうからです。

 

これらを鑑みると、先駆的な機能をいち早く手にしたい人にとっては注目したいブランドと言えるでしょう。

 

【その16】日本に展開された、折りたためるGalaxy Z Fold 3とGalaxy Z Flip 3

ディスプレイを折りたためる「フォルダブルスマートフォン」は、日本ではサムスン電子とモトローラ、そしてマイクロソフトの3社が新製品を投入しました。サムスン電子は、開くとタブレットのように使える横折りタイプの「Galaxy Z Fold 3」と、ポケットにすっぽり入る縦折りタイプの「Galaxy Z Flip 3」の2製品。それぞれ使い勝手を意識した改良がなされており、折りたたみスマホの弱点だった防水に対応するほか、日本向けにはおサイフケータイもサポートしました。

↑Galaxy Z Fold3とGalaxy Z Flip3

 

ドコモとauが「Galaxy Z Fold 5G/Z Flip 5G」を予約開始! 折りたたみスマホ初の防水・おサイフ対応

 

【その17】razr 5Gはモトローラ初の縦折りスマホ

モトローラは同社初となる縦折りスマホ「razr 5G」を日本に投入。Galaxyの取り扱いがないソフトバンクが国内独占販売で取り扱っています。

↑モトローラの縦折りスマホrazr 5G。海外では2020年末に発表ですが、2021年春に日本投入となりました

 

モトローラの折りたたみスマホとしては2018年に海外で発売した「razr」が初の製品で、razr 5Gは形状そのままで5Gに対応した2代目の製品となります。

 

Galaxy Z Flip3と比べると防水に非対応な点や画面解像度などで見劣りする部分もあります。ただし、モトローラの往年の人気機種をモチーフとしているだけあって、モノとしての魅力はたっぷり。折りたたみスマホを“かっこよさ”で選ぶならrazr 5Gは有力候補になるでしょう。

 

【その18】電子手帳のように使えるSurface Duo 2

2画面タイプのAndroidスマホでは、マイクロソフトが「Surface Duo 2」を発表し、話題を呼びました。電子手帳のように使えるスマホの第2弾で、新たに5Gもサポート。前モデル「Surface Duo」と比べると販売国も拡大し、日本では2022年1月11日に発売されました。

 

価格は約18万円からとスマホとしては高価ですが、2つのアプリを各画面で開いてマルチタスク操作ができるといった点では、Galaxy Z Fold3のような折りたたみスマホとも負けず劣らず。電子書籍を見開き表示したり、カレンダーの予定を参照したりといった操作では、文庫本のような形状のメリットを存分に発揮できそうです。

↑Surface Duo 2

 

【その19】中国メーカー各社も折りたたみスマホを展開

折りたたみスマホは韓国のサムスン電子が先行していますが、2021年には中国メーカー各社も競って新製品を発表しました。ファーウェイは横折りタイプの「Mate X2」を中国市場向けに投入したほか、同社初の縦折りタイプの「HUAWEI P50 Pocket」を発表しています。

 

また、春にはシャオミが「Mi MIX FOLD」を、冬にはOPPOが「Find N」を発表し、フォルダブルスマホに進出しました。両社の折りたたみスマホは、中国市場を中心に展開していますが、2022年以降に日本で展開する可能性もありそうです。

↑Find N

 

【その20】ユニークな2画面スマホを展開していたLGは撤退

一方で、2画面スマホでユニークな機種を投入していたLGは、2020年末発売の「LG VELVET」を最後にスマホ市場からの撤退を発表しています。LG VELVETは、専用ディスプレイ付きケースをオプションとして用意し、単体では1画面スマホで、ケースを装着すると2画面で使える製品です。海外ではさらに風変わりなT字型に変形する2画面スマホ「LG Wing」も発売していました。

 

2022年のスマホ市場は2極化傾向がさらに強まる

2021年は低価格な5Gスマホが多数登場する一方で、高価格帯のスマホはより個性的なモデルが増えるなど、2極化が進んだ年となりました。この傾向は2022年にもさらに強まることになるでしょう。

 

ハイエンドスマホは、カメラや折りたたみなど、特徴的な機能をさらに磨き上げて、デジカメやテレビなどの家電製品と融合したような製品がでてくるかもしれません。また、ライカやバルミューダのように、著名なブランドが進出するケースも増えそうです。

 

もう1つの方向性として、AQUOS wishのようにライフスタイルにあわせて選ぶスマホも増えていくでしょう。高価格帯のスマホでは、ファッションブランドやスポーツチーム、人気アニメなどとのコラボモデルが増加するかもしれません。ちょうど3Gの「ガラケー」(フィーチャーフォン)の全盛期の頃がそうだったように、性能や機能を競うだけの勝負ではなくなっていくことになるでしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

ラインナップは4種類! シャオミ、「Redmi Note 11 シリーズ」を発表……次世代OS「MIUI 13」搭載

シャオミは、「Redmi Note 11 Pro 5G」「Redmi Note 11 Pro」「Redmi Note 11S」「Redmi Note 11」の4つのラインナップを持つ、新たな国際市場向けスマートフォン「Redmi Note 11 シリーズ」と、同シリーズにも対応した次世代OS「MIUI 13」を発表しました。

 

今回発表された同シリーズは、過去のRedmi Noteシリーズから、さらに機能を充実させ、カメラ性能、充電性能、ディスプレイ、SoCを大幅にアップグレード。

 

Redmi Note 11 Pro 5G、Redmi Note 11 Pro、Redmi Note 11Sは、1億800万画素のプライマリセンサーを搭載。1/1.52インチのSamsung HM2センサーを採用したメインカメラは、9-in-1ピクセルビニングテクノロジーとデュアルネイティブISOにより、より高いダイナミックレンジとカラーパフォーマンスで、薄暗い場所でも美しい写真が撮れます。118度の視野角を持つ800万画素超広角カメラと、至近距離から細かいディテールをとらえる200万画素マクロカメラも搭載。200万画素深度カメラでは、ポートレート写真の背景ぼかしを自然に作り出すことができ、フロントに搭載された1600万画素フロントカメラでは、クリアで自然な自撮り写真も撮影できます。

 

同シリーズは、最大120Hzのリフレッシュレートと最大360Hzのタッチサンプリングレートで、より滑らかなアニメーションと遅延のない反応が楽しめます。より正確な指紋を登録することも可能です。画面サイズは6.67インチ(Redmi Note 11 Pro 5G、Redmi Note 11 Pro)と6.43インチ(Redmi Note 11S、Redmi Note 11)で、DCI-P3広色域を特徴とするFHD+ AMOLED DotDisplayを搭載。1200nitもの高輝度で明るい日中でも画面の鮮明さを確保できます。

 

本体はフラットエッジボディデザインにディスプレイを埋め込み、デュアルスーパーリニアスピーカーをスマートフォンの上部と下部に配置しています。

 

Redmi Note 11 Pro 5Gは、オクタコアプロセッサSnapdragon 695を搭載。このチップセットは、フラッグシップレベルの6nmテクノロジーと最大2.2GHzのクロック速度により、5G接続と、高い処理性能を発揮します。Redmi Note 11 ProとRedmi Note 11Sは、オクタコアMediaTek Helio G96プロセッサーと最大8GBのRAMを搭載しています。Redmi Note 11は、フラッグシップレベルの6nmプロセスで製造されたSnapdragon 680プロセッサを搭載しており、電力を節約しながら優れたパフォーマンスを発揮できます。4機種すべて、バッテリー容量5000mAhを搭載。Redmi Note 11 Pro 5GとRedmi Note 11 Proでは、シャオミのフラッグシップレベルの67Wターボ充電が可能で、約15分でバッテリーの50%を満たすことができます。また、Redmi Note 11SとRedmi Note 11は33WのPro急速充電を搭載し、約1時間で100%まで充電可能です。

iPhoneの評価は? 2021年のスマホ主要20機種を改めて振り返る【前編】

2021年もさまざまな新製品が登場したスマホ市場。本稿では、そのなかで象徴的な機種を挙げながら、スマホのトレンドを改めて振り返ります。

 

2021年のスマホは「2極化」がトレンド

スマホカテゴリでは、ここ数年来続いていた性能の強化が落ち着きを見せており、特にハイエンドモデルでは一度購入したら3~4年は買い換えずに済むようになってきました。

 

また、日本では携帯キャリアが販売するスマホの値引き規制が実施され、一昔前のような「スマホと携帯回線のセットで5万円引き」といった割引を実施しづらい環境となりました。

 

そんななか、2021年のスマホ全体に見られるトレンドは「2極化」です。高価格帯のスマホは、カメラなど特定の機能を磨き上げて魅力を訴求したモデルが増えています。一方で、多くの人にとって必要十分な性能を備えた3万円台までの低価格モデルも増えており、さらには5Gに対応した機種も登場しました。

 

では、2021年はどんな機種が登場したのでしょうか。まずは人気モデルから見ていきましょう。

 

【その1】Xperia 1シリーズの集大成ともいえる高い完成度のXperia 1 III

ソニーの「Xperia 1 III」は、2019年から続けてきた「Xperia 1」シリーズのひとつの集大成といえるスマホです。すりガラスの一枚板のような形状のボディは、質感の高さを感じられます。また、エンタメに強いソニーらしく、ディスプレイ、カメラ、オーディオのそれぞれで、こだわりをもって作りこんでいる印象です。なお、小型モデルの「Xperia 5 III」も投入されています。

↑Xperia 1 III。カメラに「可変式望遠レンズ」という特徴的な機構を備えています

 

Xperia 1 IIIはまた、望遠カメラに「可変式望遠レンズ」という新しい機構を搭載した点も注目。ひとつのイメージセンサーで焦点距離を70mmと120mmで切り替え可能となっています。スマホカメラの進化の方向性にひとつのアイデアを示したものと言えるでしょう。

 

【その2】大画面ながら操作しやすいサイズのGalaxy S21 5G/S21+ 5G

世界シェア1位であるサムスン電子の「Galaxy S21 5G/S21+ 5G」は、高性能を手のひらにぎゅっと詰め込んだような旗艦モデルです。極細ベゼルなうえに発色が鮮やかなディスプレイと、動作の安定感はピカイチ。大画面ながら操作しやすく作られています。NTTドコモからは東京2020オリンピックの記念モデルも発売されました。

↑Galaxy S21の東京2020オリンピック記念モデル

 

↑飛び出したカメラを特徴的なデザインにうまく組み込んでいます

 

昨年度のGalaxy S20シリーズからと比較すると、性能面の強化は小幅なものにとどまっていますが、価格は10万円前後からと、手に入れやすい設定になっています。

 

高画質なディスプレイ、明るく写るカメラ、コンパクトなボディといった総合力を備えたAndroidスマホがほしいなら、ぜひ検討したい1台でしょう。

 

【その3】iPhoneは順当なアップデート

iPhoneシリーズは、「iPhone 13 mini」、「iPhone 13」、「iPhone 13 Pro」、「iPhone 13 Pro Max」の4モデルが発売されました。前年度の「iPhone 12」シリーズと同様に「小型5Gスマホ」、「普及版」、「上位版」、「最上位版」という4モデルの展開です。

 

iPhone 13 Pro/Pro Maxは、Androidスマホのフラッグシップモデルの多くが採用している120Hzの高速駆動ディスプレイを新たに搭載。また、4モデルともカメラを強化し、映画のようなカメラワークで簡単に撮れる「シネマティックモード」を搭載しました。

 

外観はiPhone 12シリーズから大きな変化はなく、順当なアップデートという印象です。

 

そのほか、小幅な機能強化と基本性能の増強にとどまり、コロナ禍で重要性が増した指紋認証のTouch IDが復活することもありませんでした。2022年の新モデルでは、より大きな変化が見られるかもしれません。

↑iPhone 13 Pro。基本形状は前世代の12シリーズを踏襲。カメラを大型化しています

 

↑iPhone 13 mini。現時点で「世界で2番目に軽い5Gスマホ」です

 

なお、アップル製品では、「iPad mini」(第6世代)が大きなモデルチェンジを果たしました。高速なチップセットやUSB-C端子などを搭載したほか、ホームボタンを廃止して上位モデルに近いデザインを採用。取り回しの良いサイズ感と高い機能性を兼ね備え、デジタル文房具のようなアイテムに生まれ変わりました。

 

【2021年発売のiPhone】

iPhone 13 Pro Max

iPhone 13 Pro

iPhone 13

iPhone 13 mini

 

“尖った”モデルも多数登場

ここ数年来、スマホの性能は飛躍的に向上しており、今では低価格なスマホを選んでもほとんどの用途はまったく問題なくこなせるようになってきています。

 

こうした状況下で、2021年のハイエンドモデルはメーカーそれぞれの視点から機能を磨き上げた製品が増えており、全般的に高価格化する傾向にあります。特に携帯キャリアが扱うスマホでは、10万円台後半~20万円という値札もしばしば目にするようになりました。そんな尖ったモデルを見ていきましょう。

 

【その4】年末に話題をさらったBALMUDA Phone

2021年末に話題をさらったのはバルミューダの「BALMUDA Phone」。スマホ市場に初参入ながらも、大手キャリアのソフトバンクがキャリア独占販売を発表し、全国で販売されています。懐かしさも感じる丸っこい形状で、5G対応のAndroidスマホとしては世界最軽量クラスの軽さも備えています。

↑製品仕様や価格でさまざまな話題をさらったBALMUDA Phone

 

↑小石のような持ちやすい形状と独自開発の基本アプリが特徴です

 

バルミューダは「基本アプリ」の作り込みこそがBALMUDA Phoneの強みとしており、電子手帳のような「スケジューラー」など、専用アプリを複数搭載。一方で、カメラではバルミューダ独自の「料理モード」を搭載し、料理を見たまま写すのではなく、思い出の中で“美味しさ”を追体験できる色味で撮れる点を特徴としています。

 

また、BALMUDA Phoneは「ブランド家電のバルミューダ」がスマホに参入するというニュースとともに、その価格設定でも話題となりました。ソフトバンク版では14.3万円と、かなり強気な価格設定となっています。なお、製造は国内メーカーの京セラが担当。

 

ですが、スマホとしての基本性能は競合他社の最上位クラスからは一段落ちるものとなっています。ディスプレイや音響設計、電池持ちなど、古参スマホメーカーの同価格帯モデルと比べて、見劣りする面があるのも確かです。

 

バルミューダでは2022年に、スマホ以外のスマートデバイス(おそらくタブレット端末でしょう)の発表も予定しており、基本アプリは発売後も追加すると予告しています。今後のアップデートや新モデル投入でのブラッシュアップを期待したいところです。

 

【その5】驚くほど軽いAQUOS zero6

ハイエンドではありませんが、シャープが2021年秋に発売した「AQUOS zero6」もとにかく軽さにこだわったモデルです。6.4インチという大画面ながら、重さは146gと二回り小さい5インチスマホ並み。手に取った瞬間に「え?」と驚いてしまうような軽量感に仕上がっています。

↑AQUOS zero6(右)。手にすると違和感を感じてしまうほど軽く作られています

 

AQUOS zero6の凄みは、スマホとしての基本性能をほとんど落とさず、軽量化を実現したことです。準ハイエンド級の性能で5Gはもちろん対応。6.4インチと大きな画面で、色鮮やかかつなめらかに動作する有機ELディスプレイも搭載しています。

 

カメラへのこだわりが鮮烈な個性となったフラッグシップモデル「AQUOS R6」に対して、AQUOS zero 6は軽さへのこだわりで、フラッグシップに負けないくらいの“キャラ立ち”しています。

 

【その6】AI処理の性能が高いPixel 6

グーグルの「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」は、Pixelシリーズ初の独自開発チップ「Tensor」を備えたスマホ。AI処理に強く、録音を自動で文字起こししたり、話した言葉を数秒で翻訳したりできるなど、グーグルらしい独特の使い勝手が特徴です。

↑グーグル初の独自チップ搭載した「Pixel 6 Pro」。デザインも一新しました

 

カメラはAI処理能力を生かした高解像度ズームや、動きのある瞬間を捉える「モーションモード」といった機能を搭載。デザインでは多眼カメラの出っ張りを「カメラバー」として強調するなど、これまでのPixelシリーズにはない発想も取り入れています。

 

OSはAndroid 12を搭載し、操作パネルなどのカラーパターンを“自分色”にカスタマイズできる仕組みも導入されました。

 

前世代の「Pixel 5」ではCPUやカメラの性能が控えめでしたが、今回はまさに「グーグルの最上位スマホ」にふさわしハイスペックとなっています。その反面、やや大きく、重くなってしまっている点がネックと言えます。

 

【その7】頑丈なアウトドアギアと言い切れるTORQUE 5G

京セラはタフネススマホ「TORQUE」の5G版を発売。無骨なデザインのアウトドアギアで、落としても水に入れても雪山でも壊れないという頑丈さが売りです。アウトドアブランドのコールマンとのコラボモデルも発売されました。

↑TORQUE 5G。京セラ初の5Gスマホとなりました

 

タフネス設計は米軍の物資調達規格(MIL規格)に準拠した21項目の耐久テストをクリア。さらに高さ2mからの落下試験や、60分海水に浸ける試験など独自基準の検証も行っています。

 

まるでキャンプグッズのようなカラフルなカラーリングなど、デザイン面でもアウトドア好きの心をくすぐる仕様ですが、ただかっこいいデザインなだけではありません。今時のスマホとしては珍しく、電池パックを脱着できる仕様となっていて、予備を持ち歩いて素早く交換することが可能です。水中で使えるフローティングストラップや、カラビナ装着型のハードホルダーなど周辺機器も揃っていて、アウトドアで存分に活用できるスマホとなっています。

 

【その8】根強いファンの声に応えて復活した「G’zOne TYPE-XX」

スマホではありませんが、4G LTEケータイ「G’zOne TYPE-XX」も年末に発売されました。すでに携帯メーカーとしては撤退したカシオがデザインを手がけた、京セラ製のタフネスケータイです。auの3G停波を目前に、根強いファンの声に応える形で伝説のブランドが復活しました。

↑ファンの期待から4Gケータイとして復活したG’zOne TYPE-XX。カシオデザイン・京セラ設計、auプロデュースとなっています

 

デザインは往年のG’zOne TYPE-Xを踏襲し、モータースポーツをモチーフとして取り入れています。円形になったサブディスプレイや、押しやすくなったテンキーなどは、10年の技術の進化が反映されている部分です。

 

かつてのau ケータイと異なり「EZweb」には非対応ですが、スマホ向けのWebサイトを閲覧可能。また、アウトドア系のアプリ「OUTDOOR GEAR」を搭載しています。

 

さらに、友情出演(?)として、往年のカシオケータイの人気キャラ「カシペン(アデリーペンギン)」もちらっと登場します。

 

【その9】ゲームに特化したROG Phone 5

ASUSはSIMフリーゲーミングスマホ「ROG Phone 5」を発売。ゲームのグラフィック処理に特化したスマホで、高い性能を持つだけでなく冷却ファンを装着したほか、充電しながら横持ちで遊べるといった特徴を備えています。さらにチップセットメーカーであるクアルコムのファン向けモデル「Smartphone for Snapdragon Insiders」も登場しました。

↑ゲームのために作られたスマホ「ROG Phone 5」

 

↑コントローラーや外付けファンも装着できます

 

ROG Phone 5の性能の高さは、「ゲームを楽しむ」というただ一点のために研ぎ澄まされています。高画質な3D処理をともなうアクションゲームやシューティングゲーム、反応速度の速さが求められる音楽ゲームには最適で、隙がありません。ちなみに、端末背面のROGロゴはイルミネーションが仕込まれていて、七色に光ります。

 

【その10】低価格モデルも進む5G対応、注目はAQUOS wish

2021年は低価格なAndroidスマホも5G化が進みました。5Gスマホの価格競争の火ぶたを切ったのはソフトバンクで、シャオミ製の「Redmi Note 9T」を税込2万1600円という価格で独占販売しました。

↑格安5Gスマホラッシュの火ぶたを切ったRedmi Note 9T

 

その後、低価格な5Gスマホは2021年後半にはSIMフリー市場でも次々発表。薄さが魅力のシャオミ「Mi 11 Lite 5G」、1億800万画素カメラ搭載の「motorola edge20 fusion」、なめらかディスプレイの「OPPO A55s 5G」、軽くて電池長持ちな「AQUOS sense6」などが登場しています。

 

最近では高性能なスマホに特化していたソニーも、4G LTE対応の入門モデル「Xperia Ace II」を投入。NTTドコモ独占で、2万2000円という低価格で販売されました。

 

そんな数ある低価格スマホの中で、トレンドを占う意味で注目は「AQUOS wish」です。このスマホは2万円台前半と低価格ながら、基本的なスペックを抑えたオーソドックスな製品。一方で、筐体には再生プラスチックを35%使用しており、「環境への配慮」というアピールポイントも有しています。

↑安さだけではないエントリーモデルのAQUOS wish

 

【2021年発売の主な低価格モデル】

シャープ AQUOS sense6/AQUOS sense5G/AQUOS wish

FCNT arrows We

シャオミ Mi 11 Lite 5G/Redmi Note 10 JE/Redmi Note 9T

OPPO OPPO Reno5 A/OPPO A54 5G/OPPO A55s 5G

グーグル Pixel 5a(5G)

ソニー Xperia 10 III/Xperia 10 III Lite/Xperia Ace II

サムスン電子 Galaxy A54 5G/Galaxy A32 5G/Galaxy A22 5G

モトローラ moto g50 5G/moto g100

 

以上、前編はここまでです。後編では、2021年に注目が集まったカメラ機能に特化したモデルを振り返るほか、今後増えそうな折りたたみスマホを見ていきます。

 

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高精彩6.4インチFHD+有機ELディスプレイ搭載! お手頃価格なモトローラのSIMフリースマホ「moto g31」

モトローラ・モビリティ・ジャパンは、Androidスマートフォン「moto g31」を、1月28日に販売開始します。市場想定価格は税込2万5800円。

 

同製品は、moto gファミリー「moto g30」の後継モデルで、充実した機能とお手頃な価格帯を両立したミドルレンジ端末。SIMロックフリーで使用できます。

↑moto g31(ベイビーブルー)

 

6.4インチFHD+(2400×1080)の有機ELディスプレイを採用。1インチあたり400ピクセルの超高精彩液晶で、鮮明な映像が楽しめます。

 

5000万画素メインカメラ+800万画素超広角レンズ/深度センサー+200万画素マクロレンズで構成したトリプルカメラシステムにより、低光量の環境でも明るく鮮明な写真を撮影できます。

 

MediaTek Helio G85 オクタコアプロセッサー搭載。内蔵ストレージは128GBで、最大1TBのmicroSDが利用できます。バッテリー容量は5000mAh。

 

顔認証と指紋認証のどちらにも対応し、マスクで顔が隠れていても指紋センサーによりスムーズなサインインが可能です。カラーバリエーションはベイビーブルーとミネラルグレイの2種類。

↑moto g31(ミネラルグレイ)

デュアルスクリーン端末「Surface Duo 2」1月11日発売! 「Surface Pro X WiFiモデル」「Surface Go 3 LTEモデル」も販売開始

日本マイクロソフトは、2021年9月に発表したデュアルスクリーン端末「Surface Duo 2」を、1月11日に販売開始します。

 

同製品は、大型化された8.3インチの「PixelSense Fusion」ディスプレイ、Snapdragon 888 5G モバイルプラットフォーム、トリプルレンズカメラ、NFC、ステレオオーディオを搭載し、Microsoft 365やTeamsとの連携や、二画面で2つのAndroidアプリの同時利用、デュアルスクリーンに対応した新しいアプリ体験など、様々な使い方が可能。本体はグレイシアとオブシディアンの2色展開で、アクセサリーにはペンの持ち歩きと充電機能を兼ね備えたペンカバーや、4色展開のバンパーがあり、好みのスタイルに合わせたカスタマイズができます。

 

税込価格は、記憶域128GBモデルが18万4580円、記憶域256GBモデルが19万6680円、記憶域512GBモデル(カラーはオブシディアンのみ)が22万880円です。

 

また、“Windows 11のために創られた新たなSurface”として既に発表している「Surface Pro X WiFiモデル」や、各種Surfaceアクセサリーも、同日より順次販売開始。「Surface Go 3 LTEモデル」は、2月8日より順次出荷となります。Surface Pro X WiFiモデルとSurface Go 3 LTEモデルの価格は、以下の表をご覧ください。

基本料金ゼロ円や1円スマホなど、2021年のモバイル業界5つのビッグニュース

2021年のモバイル業界は、3キャリアの「オンライン専用プラン」や、楽天モバイルなどの話題でにぎわいました。ここでは、ジャーナリストの石川温さんが、2021年に起きた5つのビッグニュースと、2022年の注目ポイントを解説します。

 

【その1】「基本料金ゼロ円」までに突入した値下げ競争

2021年のモバイル業界を語るうえで欠かせないのが「値下げ競争」だろう。3月に3キャリアが相次いでオンライン専用プランをスタート。データ容量20GBで月額3000円を切る値付けにより、日本の通信料金は一気に安くなった。

 

実際、「世界に比べて高すぎる」という指摘があったが、3キャリアからオンライン専用プランが登場したことで、総務省の調べでは世界でも2番目にデータ通信料金が安い国に生まれ変わった。

 

この値下げは、菅首相(当時)からの圧力により、3キャリアとも仕方なくオンライン専用プランを新設することで実現したが、一方で3キャリアはユーザーの「囲い込み」を強化している感がある。

 

たとえば、KDDIとソフトバンクはUQモバイルとワイモバイルというサブブランドに注力し、電力サービスや家族でまるごと契約をすれば安くなるというアプローチを行い、家族ごと囲い込もうと必死だ。これまでは格安スマホと呼ばれるMVNOにユーザーが流出していたが、電気料金や家族をまるごと対象にすることで、ユーザーの流出を防ぎ、MVNOからユーザーを獲得しようとしている。NTTドコモも来年3月「ドコモでんき」をスタートさせる。

↑UQモバイルは2021年9月に家族全員が月額990円(税込)で利用できる「自宅セット割」をスタート。UQモバイルが提携しているインターネットサービス、もしくはauでんき・UQでんきを利用していると割引される

 

また、KDDIでは基本料金がゼロ円、自分の必要なデータ容量をトッピングで選べる「povo2.0」をスタートさせた。これまでは「毎月の基本料金」がベースであったが、povo2.0は必要なデータ容量を必要なタイミングに購入するという新しい契約スタイルになっている。

↑2021年9月からスタートしたpovo2.0

 

これは、基本料金ゼロ円でユーザーを集める楽天モバイルに対抗した格好だ。ただ、ソフトバンクとNTTドコモは「ゼロ円競争には距離を置く」としており、今後、楽天モバイルとKDDIの「ゼロ円戦争」が本格化していきそうだ。

 

【その2】エリア面での信頼性向上が課題の「楽天モバイル」

その楽天モバイルが、ゼロ円から始まる新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」を始めたのは、当時、20GBで月額2980円という、楽天モバイルを意識した値付けをしてきたNTTドコモ「ahamo」などに対応する意味合いが大きかった。

↑Rakuten UN-LIMIT VIは、月間データ利用量が1GB以下の場合で月額0円からの料金プラン

 

そんな楽天モバイルの目下の課題は「エリア展開」になるだろう。全国でサービスを提供するにあたり、開始当初は自分たちでエリア展開できていないところはKDDIのネットワークにローミングするかたちをとっていた。しかし、ユーザーがローミングエリアで通信を行うと、楽天モバイルは「赤字」となってしまう。楽天モバイルが黒字化をするには早期に自社ネットワークを全国で構築する必要があるのだ。

 

楽天モバイルは2021年夏までに人口カバー率96%を達成するとしていた。しかし、半導体不足により基地局の開設が遅れ、計画達成は2022年に持ち越されることとなった。半導体が入手できれば新たに1万局から電波を吹くことが可能となり、エリアが一気に広がる見込みだ。

↑2021年12月6日時点での楽天回線エリアの人口カバー率は94%を突破しているが、96%には届かなかった

 

楽天モバイルユーザーとしても、それだけデータ通信使い放題の場所が広がるだけに、早急な全国展開が求められる。

 

さらに、一部では「iPhoneだと音声が着信しない」という問題も浮上している。こうした品質向上も課題だ。

 

【その3】Xperia復活の起爆剤となった「1円スマホ」戦争

2021年、大ヒットとなったスマートフォンといえば「1円スマホ」だ。

 

アップル「iPhone SE(第2世代)」やNTTドコモ「Xperia Ace II」などが、週末を中心にショップや家電量販店で「1円」で売られていた。

 

現在、総務省の意向により、スマートフォンを販売する際、回線契約が紐付いている場合は高額の割引は認められていない。上限額が2万円という設定にされている中、Xperia Ace IIは本体価格が2万円程度に抑えられていることで、2万円を割り引き、1円で売られることとなった。

↑2021年5月に発売されたXperia Ace II

 

ソニーはXperia Ace IIの大ヒットによって、国内での販売シェアが回復。これまでシャープが4年連続でAndroidナンバーワンだったが、MM総研の調べでは2021年上半期でソニーがAndoridシェアでナンバーワンとなった。シャープは2022年1月に、店頭では1円で売られるであろう「AQUOS wish」を投入し、挽回する構えだ。

 

一方、iPhone SE(第2世代)においては、回線契約が紐付いていなくても、キャリアが割引原資を負担しているため、端末自体に割引が適用されて販売されていた。他社ユーザーに購入されてしまう恐れもあるが、ほとんどの場合は、そのキャリアで契約している人が買っていく。結果として、ユーザーの囲い込みにつながっているのだ。

↑2020年4月発売のiPhone SE(第2世代)

 

【その4】独自チップを開発し、AIのチカラで存在感を示したグーグル「Pixel 6」

今年、モバイル業界内で評判を上げたのがグーグルだ。Pixel 6シリーズが思いのほか、出来が良かった。

↑日本では2021年10月28日に発売されたPixel 6シリーズ。「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」がラインアップされている

 

自社開発のチップセットである「Tensor」を搭載。グーグルがクラウドで培ってきたAI技術がスマートフォン上で処理される。カメラでは、撮影した画像に対して、背景から余計なものを消すことが可能。ボイスレコーダー機能においては、その場でサクサクと音声をテキストに変換してくれる。

 

グーグルとしては、これまでクアルコム「Snapdragon」を搭載してきたが、スマートフォン業界で独自のポジションを確立しているアップルのiPhoneと戦うには、独自開発チップが不可欠と判断したのだろう。

 

かつて、勢いのあった中国・ファーウェイも独自チップで差別化していたし、サムスン電子のGalaxyシリーズも独自チップを展開している(日本は除く)。

 

まさにスマートフォンの競争は「チップセット」の戦いに突入しようとしているのだ。

 

【その5】小粒な進化に終わったiPhone 13。驚異的なパフォーマンスを見せる「M1チップ」

2021年に発売となったiPhone 13シリーズは、昨年のiPhone 12シリーズと比べて小粒な進化に留まっており、世間的にはあまりインパクトがなかった印象だ。iPhoneは過去を振り返ってみても、2年に1回、大きな進化を遂げており、昨年は5G対応など劇的な機能強化がはかられていたこともあり、今年は「小休止」といったところなのだろう。来年にぜひ期待したいところだ。

↑iPhone 13シリーズは特にカメラ機能に注目が集まった

 

一方で、自社開発チップセット「M1」シリーズの横展開が強烈であった。

 

昨年、MacBook Pro、MacBook Air、Mac miniに搭載された「M1」であったが、今年はMacBook Proに加え、iPad Pro、iMacにも広がった。特にMacBook Proにおいては「M1 Pro」「M1 Max」という上位スペックも登場。プロがこなすような本格的なグラフィック処理や動画編集がノートパソコンでできるようになった。

↑M1 ProはM1チップに比べてCPUパフォーマンスが70%向上。M1 MaxはCPUの構成こそM1 Proと同じだが、グラフィックス性能がさらに高くなっている

 

今後、期待したいのがアップルのモデム開発だ。アップル自身がチップセットだけでなく通信モデムも開発できるようになればiPhoneだけでなく、MacBook ProやMacBook Airも「5G対応」になる可能性がある。Wi-Fiがなくても、いつでもどこでも通信ができるMacBook ProやMacBook Airの登場に期待が持てる。

 

【2022年の注目】「なんちゃって5G」から「真の5G」へ

2022年、モバイル業界で注目しておきたいのが「5G SA」の開始だ。

 

5Gは2020年からスタートしているが、4Gネットワークの設備などを共用する「NSA(Non Stand Alone)」と呼ばれる仕様で稼働している。4Gネットワークとの併用のため、必ずしも5Gで期待されている機能が提供されているとはいえず「なんちゃって5G」と揶揄されているのだ。

 

これに対して、5Gのコア設備を使い、5Gに特化したネットワークは「SA(Stand Alone)」と呼ばれている。ネットワークをスライスして、スマートフォンだけでなく、IoTや自動運転など、用途に合わせたネットワークを提供できるようになるという。

 

すでに各キャリアでは実証実験をしていたり、法人向けにサービスを提供していたりする。NTTドコモでは来年夏にもSA対応のスマートフォンを一般ユーザー向けに販売する予定だ。

 

ただ、5Gのさらなる高速化などが期待されるものの、現状「5Gならではのキラーサービス」が登場しているとは言いがたい。2022年、各キャリアは5Gならではのサービスを見つけ出し、5Gをさらに盛り上げる秘策が求められることになりそうだ。

 

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クリエイター・ワタナベカズマサに聞く! 2022年はコレがくる!

インフルエンサーは、家電やガジェット、ファッションなどの様々な情報をライフスタイルとともに発信し続けています。 今回は常にトレンドの前線に立ち、時代をリードしてきたクリエイターのワタナベカズマサさんに、2022年に爆売れ必至のアイテムを占ってもらいました!

※こちらは「GetNavi」2022年2月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

日本市場での普及が待たれる折りたたみスマホ

中国メーカーでは主力となりつつある折りたたみスマホですが、日本市場はいまだ発展途上。メーカー間の競争による低価格化が普及のカギとなりそうです。

 

タブレットのような大画面でコンテンツを快適に楽しめる折りたたみスマホ

サムスン電子
Galaxy Z Fold3 5G
実売価格23万7565円(256GB)

開くとタブレットのように大画面でゲームや動画視聴を楽しめる折りたたみスマホ。シリーズで初めて同社のSペン(別売)に対応し、描画や細かい画面操作を快適に行えます。また、折りたたみスマホとしては世界初の防水機能を搭載しています。

 

↑約7.6インチの大画面を最大3分割してアプリ同時表示が可能。ネット検索とweb会議、メモを同時に行えるなど、ビジネスシーンでも活躍

 

↑5nmプロセッサーを採用し、Galaxy Zシリーズ史上最速の処理能力を誇る。12GB RAMを備え、最先端のゲームプレイ時も快適

 

▼選んだのはこのインフルエンサー

[動画クリエイター]ワタナベカズマサさん
YouTube「ワタナベカズマサガジェットチャンネル」はわかりやすいレビュー動画が好評。ロマンを感じられる最新デバイスが大好物。

シャープから「シンプルで飾らないスマホ」登場! 2022年1月中旬発売、ベーシックモデル「AQUOS wish」

シャープは、“シンプルで飾らない”ライフスタイルに寄り添う新シリーズとして、5G対応スマートフォン「AQUOS wish」を、2022年1月中旬以降に発売。スマートフォン「AQUOS」のラインナップに、新たなコンセプトのベーシックモデルが追加されます。

 

同製品は、持ち心地の良さを追求し、優しい手触りのマットな質感や指がかりの良い側面形状などを採用。植物などの自然をモチーフとした、年齢や性別を選ばないカラーバリエーションに加え、ノイズを抑えたシンプルで飽きのこないデザインです。

↑カラーバリエーションは、左からオリーブグリーン、アイボリー、チャコール

 

米国国防総省の調達基準(MIL-STD-810G)に準拠した試験を実施し、防水・防塵・耐衝撃に対応。2年間で最大2回のOSのバージョンアップもサポートするので、長期間安心して利用できます。

 

「おサイフケータイ」のほか、決済アプリを一瞬で起動する「Payトリガー」機能も搭載しており、日々の買い物もスマートな支払いが可能です。

 

本体の筐体には再生プラスチック材を35%使用。紙の使用量を削減した薄型でシンプルな仕上げのパッケージと合わせ、環境にも配慮しています。

シャオミの製品をお得にゲット!最大20%オフになるブラックフライデーセール11月26日から開催

北京に本社を置くXiaomi(シャオミ)は、11月26日から12月2日の期間、対象製品が最大20%オフになるブラックフライデーキャンペーン「Xiaomi Friday」を開催します。

全国の販売店またはオンラインショップで、最新機種「Xiaomi 11T(8GB /128GB)」を購入すると、Mi Smart Speakerがプレゼントされるほか、Mi.comやAmazonでは「Xiaomi 11 Lite 5G」などの対象製品が、最大20%オフで購入できるキャンペーン内容となっています。

↑「Xiaomi 11T ムーンライトホワイト」(Xiaomi公式サイトより)

 

また、セール開催当日の26日20時から23時にはタイムセールを実施。「Mi スマート抗菌加湿器」が通常価格より20%オフの5440円(税込)で入手できるチャンスです。

ユーザーの声から防水防塵に! お値段3万円台の5Gスマホ「OPPO A55s 5G」

OPPOは、5G対応の最新スマートフォン「OPPO A55s 5G(オッポ エーゴーゴーエス ファイブジー) 」を11月26日より販売開始。現在、予約を受け付けています。実売価格は税込3万3800円。

 

同製品は薄さ約8.2mm、重さ約178g。持ちやすさを重視し、横幅を約74.7mmに抑え、片手でも画面の端に指が届きやすいように設計されています。背面は指紋のつきにくいマットな質感で、本体のカラーバリエーションはブラックとグリーンの2色を用意。約6.5インチのフルHD+の液晶ディスプレイは、90Hzのリフレッシュレート。

 

ユーザーの要望を受け、Aシリーズ初となるIP68防水防塵規格に対応しています。4000mAhの大容量バッテリーを搭載し、約450時間の待ち受けが可能。バッテリー残量が5%になった場合でも、超省エネモードを使用すれば、1.5時間のテキストチャットが可能です。

 

様々なシーンに対応する豊富なカメラ機能を搭載し、ウルトラナイトモードや、ポートレートモード、AIシーン強化など、OPPOの先進的イメージング技術を駆使したAIアルゴリズムによって、動画も写真も夜景・逆光・手ブレに強く、人物の年齢や特徴に応じて自然に美しく補正したり、風景写真に最適な色合いを自動調整します。

 

Android 11をベースに便利な機能を追加したColorOSは、Androidの機能や、アプリ、Google PlayストアなどのGoogleサービスもそのまま利用可能。データ移行で写真や連絡先のデータも簡単に移行できます。OPPO独自のジェスチャー機能「アイコンプルダウンジェスチャー」は、画面の端を上にスライドすると、アプリが手元に集まり、片手で操作する時に便利です。3本指で画面を上からなぞると素早くスクリーンショットが撮れます。画像内の文字を翻訳することもできます。内部メモリは、RAM4GB、ROM64GBを搭載。最大1TBのmicroSDXCにも対応しており、写真や動画をたくさん保存できます。別売りの有線イヤホンを使えば、FMラジオも聴けます。チップセットは、ミドルクラスのCPUを上回るベンチマークスコアを記録した、Qualcomm Snapdragon 480 5Gを搭載しています。

ROG史上最強スペック搭載! Snapdragon 888+、RAM最大18GB……「ROG Phone 5sシリーズ」

ASUS JAPANは、5G対応ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 5s」「ROG Phone 5s Pro」計5モデルを発表。11月19日からROG Phone 5sと「ROG Phone 5 Lighting Armor Case」を、11月26日にはROG Phone 5s Proを発売します。

↑ROG Phone 5s

 

↑ROG Phone 5s Pro

 

ROG Phone 5sシリーズは、Qualcomm Snapdragon 888+ 5G Mobile Platformを搭載。従来のROG Phone 5に比べると約25%の性能が向上しています。

 

ROG Phone 5sは12GBと16GB、ROG Phone 5s Proは18GBのメインメモリを搭載し、負荷の高いゲームや複数のアプリ起動時でも安定したパフォーマンスを提供。内蔵ストレージは最大512GB搭載しており、より多くのゲームをダウンロードして遊ぶことが可能です。

 

144Hzのリフレッシュレートと1msの応答速度に対応した、高速駆動のHDR10+対応AMOLEDディスプレイで、滑らかで鮮明な画面でゲームや動画を楽しめます。画面サイズは6.78型の大画面。

 

また、ROG Phone 5sシリーズの発売を記念し、ゲーム「PUBG: NEW STATE」を使用したストリーマーフェスをオンラインで開催。当日は賞品のROG Phone 5sをかけて、有名ストリーマーたちによる熱いバトルが繰り広げられる予定です。実況解説はストリーマーの「みしぇる」さんが行います。配信ではROG Phone 5sのデモや機能もわかりやすく説明、視聴者プレゼントも用意される予定です。詳細は後日、ROG Japan公式ツイッター(@ASUSROGJP)で発表されます。

 

同日発売のROG Phone 5 Lighting Armor Caseは、光るROGロゴを背面に搭載したスマートフォンケース。好きな色でROGロゴを光らせることができます。ROG Phone 5sシリーズに装着すると、専用壁紙や、Xモード用の特別なアニメーションなども使用できるようになります。

↑ROG Phone 5 Lighting Armor Case(左下)

 

ROG Phone 5sはファントムブラックとストームホワイトの2種類のカラーバリエーション(ROG Phone 5s Proはファントムブラックのみ)。税込価格はそれぞれ、ROG Phone 5s 12GBが10万4800円、ROG Phone 5s 16GBが12万4800円、ROG Phone 5s Proが14万2800円、ROG Phone 5 Lighting Armor Caseが4980円です。