スマホの性能の要となるチップセットは2022年夏モデルとしては最新、最高性能の「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載。メモリ(RAM)は12GBで、ゲームなどヘビーなアプリを動かす上でも不足はないでしょう。本体ストレージ(ROM)の容量は256GB。1TBまでのmicroSDカードも利用できます。
巻取りスマートフォンとしては、韓国LGが「LG Rollable」の開発を発表したものの、後に同社はスマートフォンビジネスからの撤退を発表し、LG Rollableの計画も中止されました。一方で中国OPPOはコンセプト巻取りスマートフォン「OPPO X 2021」を展示していますが、製品投入の予定などはまだ決まっていません。
[Exclusive] A new Google Pixel smartphone is undergoing private testing in India. Though not entirely sure, there are chances that it could be the Google Pixel 6a.#Google#Pixel6a#GooglePixel6a
事前情報によれば、razr(第3世代)は現行モデルと同じくFHD+解像度のディスプレイを搭載し、プロセッサーは最新のSnapdragon 8 Gen 1を採用。背面カメラは1300万画素+5000万画素、フロントカメラは3200万画素でRAM容量は8GB/12GB、内蔵ストレージは256GB/512GBとなるようです。
BREAKING: Samsung has developed the industry’s highest performing Universal Flash Storage (UFS) 4.0 storage solution, which has received JEDEC® board of director approval. What is UFS 4.0 and what does it mean for the future of storage? Read on to learn more. pic.twitter.com/4Wxdu0J2PD
— Samsung Semiconductor (@SamsungDSGlobal) May 3, 2022
サムスンのUFS 4.0によるフラッシュストレージでは独自コントローラーの採用により、最大4200MB/sのシーケンシャルリードと最大2800MB/sのシーケンシャルライトを実現しています。さらに、電力効率も46%向上。モジュールサイズは11 x 13 x 1mmで、最大1TBの容量がラインナップされています。
米Googleは、2022年内に折りたたみスマートフォン「Pixel NotePad(あるいはPixel Fold/いずれも仮称)」を発売すると予想されています。これまでの折りたたみデバイスと同じく「内側には折りたたまれた広いディスプレイ、外側には小さめの画面」となるはずですが、畳んだ状態ではサムスンの次期製品Galaxy Z Fold4(仮)より使いやすいかもしれないとの噂が報じられています。
Young氏によれば、Galaxy Z Fold4とPixel Notepadは、どちらも似たようなサイズの折りたたみディスプレイを搭載するそう。ただしPixel側のカバーディスプレイ(外側の画面)は5.8インチとなり、Fold 4の6.19インチよりも小さいかもしれないと言います。つまり、Pixel Notepadのほうがアスペクト比が広くなる(横幅が広い)ということ。
Z Fold 4 and Google foldable will have similar sized foldable displays, but the Google cover display will be quite a bit smaller at 5.8". This should mean it will have a wider aspect ratio than the Samsung 6.19" Fold 4. Hear more at our conference next week.
Black Sharkの日本法人であるブラックシャーク科技ジャパンは、5G対応のゲーミングスマートフォン「Black Shark 4 Pro(ブラックシャーク4プロ)」日本向けモデルの一般販売を開始しました。税込価格は8万9980円で、カラーバリエーションはXシャドウブラックと無地コスモスブラックの2種類。
プロフェッショナルゲームシステム「Shark Space 4.0」を使用すると、ネットワークステータス、パフォーマンス、サイレント機能、マスタータッチ設定、その他の機能を、ゲームの没入感を損なうことなく素早く調整可能。ゲームスタジオでダイブモードを選択し、ゲームへの外部干渉を排除することもできます。60秒まで遡って録画が可能なシャークタイム機能やマジックプレス、マクロ設定、モーションセンシング設定、様々なゲーム構成設定も可能です。
韓国サムスンは、韓国向けの公式サイトにて、折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip3」とゲーム『ポケットモンスター(ポケモン)』とのコラボレーションモデルを発表しました。
現在韓国ではポケモンが大ブームとなっており、菓子パン「ポケモンパン」は付属する「ポケモンシール」のおかげもあり、大人気。またGalaxy Z Flip3はサムスンが2021年に発売したスマートフォンで、6.7インチディスプレイを内側に折りたたむことで、コンパクトに持ち運びが可能。また外側にも、通知用のサブディスプレイを搭載しています。
今回のGalaxy Z Flip3のポケモンコラボモデルでは、外箱からスマートフォンケース、ネックポーチなどのアクセサリまで、ポケモンのデザインを各所に取り入れています。また、ピカチュウのしっぽ型のスマホリングや、ポケモンシールも付属しています。
中国のVivoは、7インチの大画面スマートフォン「Vivo X Note」や、ブランド初となるタブレット「Vivo Pad」を海外向けに発表しました。
↑Vivo X Note(画像提供/Vivo)
Vivo X Noteの最大の特徴は、側面がカーブした7インチの有機ELディスプレイ。QHD+解像度や120Hzでの高速駆動、1500ニトのピーク輝度と高いスペックを実現しています。また、画面には指紋認証センサーも搭載。
プロセッサは最新の「Snapdragon 8 Gen 1」と若干古めで、8GB/12GB RAMと256GB/512GBの内蔵ストレージを搭載。背面には5000万画素/1インチセンサーメイン+4800万画素超広角+1200万画素ポートレート+800万画素5倍ズームのクアッドカメラを、前面には800万画素のセルフィーカメラを採用。バッテリー容量は5000mAhと大容量で、80Wの有線急速充電/50Wの無線充電にも対応しています。
Vivo X Noteの本体カラーはブルー、ブラック、グレーの3色で、価格は5499元(約10万9000円※)から。中国国外での販売予定については現時点で明らかにされていません。
Vivo X Foldは本体内側に、8インチの有機ELディスプレイを搭載。このディスプレイはスマートフォン内部からジルコニウム合金プレートにより押し出されることで、画面中央の折り目が目立たないように工夫されています。画面アスペクトは横縦比が4:3.55と横長なデザインで、より動画などが見やすくなっています。
本体外側にも6.53インチのサブディスプレイを搭載。折りたたんだ状態でも、普通のスマートフォンとして利用できます。この内側と外側のディスプレイの両方にディスプレイ指紋認証機能を搭載したほか、120Hzでの高速駆動が可能なのも、Vivo X Foldの特徴です。
プロセッサーには「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載するほか、背面には5000万画素メイン+4800万画素超広角+1200万画素ポートレートカメラを搭載。内側のディスプレイにも1600万画素のセルフィーカメラを配置しています。また、バッテリー容量は4600mAhで、66Wの高速有線充電/50Wの高速ワイヤレス充電/10Wのリバースワイヤレス充電に対応。さらに、ステレオスピーカーや3個のマイクを搭載するなど、ハイエンドなスペックに仕上がっています。
Vivo X Foldは現時点では中国のみでの販売を予定しており、本体カラーはブルーとグレーの2色。価格は12GB RAM/256GBストレージモデルが8999元(約18万円)、12GB RAM/512GBストレージモデルが9999元(約20万円)となっています。画面の折り目を防ぐ機構がどれだけ有効に動作するのか、ぜひ動作する実機を見てみたいスマートフォンといえるでしょう。
韓国サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4/Flip4(仮称)」について、海外で詳細なスペック情報が伝えられています。また、中国メーカーのOnePlusやVivoから折りたたみスマートフォンの投入に関する噂も登場しています。
↑サムスンのサイトから
画面を折りたたむことで、大画面をコンパクトに持ち運ぶことができる折りたたみスマートフォン。すでにサムスンからは、横折りタイプの「Galaxy Z Foldシリーズ」と縦折りタイプの「Galaxy Z Flipシリーズ」が展開されています。またファーウェイやOPPOからも、折りたたみスマートフォンが発表されています。
今回Galaxy Clubが報じた情報によると、次期モデルとなるGalaxy Z Fold4/Flip4では現時点のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S22シリーズ」と共通する、5000万画素のメインカメラや3倍望遠カメラなどが搭載される可能性があるとのこと。さらに画面を折りたたむヒンジ構造も刷新され、強度の向上やコストの削減などが期待されています。
一方でBusiness Koreaは、Galaxy Z Fold4/Flip4ではディスプレイ指紋認証機能は搭載されず、従来どおりの電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵するだろうと伝えています。
同製品は、Qualcommの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載。内蔵のAdreno GPU性能を25%、レンダリング効率を30%向上。最新のAndroid 12バージョンを用したカスタムビルドOS「REDMAGIC OS 5.0」を採用し、ソフトウェアとハードウェアを徹底的に最適化。REDMAGIC OS 5.0では、Touch Choreographer(TC)機能を進化させ、フレームレートをより安定させています。
今回サムスンがGalaxy Z Fold3 5G/Flip3 5GからZの文字を外したのは、リトアニア、ラトビア、エストニアの3カ国。これらのバルト三国は一時は旧ソ連に編入されていたものの、反ロシア感情が高い国々として知られています。そのような国民感情に配慮して、サムスンはまずこれらの国々にてブランド名を変更したことが推測されます。
【Rakuten Hand 5Gの外観をチェック】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。
Rakuten Hand 5G にはSIMスロットがなく、eSIM専用であることも大きな特徴。さらに、2回線に対応したので、楽天モバイルのeSIMに加えて、他社のeSIMもインストールして有効化できます。万が一、楽天回線につながりにくい場合は、他社のSIMを併用でき、海外渡航時にも重宝しそうです。
↑eSIM専用のため、物理SIMは装着できないので注意が必要
ディスプレイは約5.1インチの有機EL。解像度はHD+(1520×720ドット)なので、画質に不安を感じる人もいるかもしれませんが、実際には明るくパキッとした画質で、小さな文字もクッキリと表示されます。大画面化にともない、フルHDのディスプレイを採用する機種が増えていますが、Rakuten Hand 5Gの画面サイズでは、HD+がちょうどいいように思えました。
Rakuten Hand 5Gのスペックを見て気になっていたのがパフォーマンスです。4GモデルのRakuten HandのプロセッサーはSnapdragon 720G(最大2.3GHz)でしたが、Rakuten Hand 5GはSnapdragon 480(最大2.2GHz)。ミドルハイの7シリーズからミドルローの4シリーズにダウングレードしています。
しかし、実際に使ってみると、Rakuten Hand 5Gのアプリ起動やタッチレスポンスは的確で、ストレスなく操作できました。
「Geekbench 5」というアプリで処理速度のベンチマークを測定してみても、Rakuten Hand 5Gのスコアは、以前に測定したRakuten Handのスコアとほぼ同等でした。これは、5G向けのSnapdragonが、4G向けよりも性能が大きく向上していることを意味しています。数字はダウンしているものの、Snapdragon 480は、4G向けのミドルクラス相当のパフォーマンスを出せると期待していいでしょう。
↑「Geekbench 5」というベンチマークアプリでの測定結果。左がRakuten Hand、右がRakuten Hand 5G。5Gモデルのスコアは若干下がりましたが、実際に使用感には差がありません
最後に、Rakuten Hand 5Gの価格は3万9800円(税込)。4GモデルのRakuten Handは1万2980円(税込)なので、2万円以上高いのですが、それでも5Gスマホとしてはお手頃です。
また、初めての申し込みで5000ポイント、他社からの乗り換えで1万5000ポイント、さらに「10分通話かけ放題」の申し込みで5000ポイントの、合計最大2万5000円相当の楽天ポイントが還元されます。つまり、実質的な購入費用は1万4800円に抑えられるわけです。お手ごろに5G対応スマホを手にしたいのであれば、Rakuten Hand 5Gを選ぶのが得策でしょう。
同社独自のAIアルゴリズムで進化したXiaomi ProFocusは、オブジェクトを識別して追跡し、動く被写体やぼやけた被写体のブレやピンぼけを防止するほか、目や顔のオートフォーカス機能も搭載。同社独自のアルゴリズムを使用し、極端な低照度下でも映像を記録することができるUltra Night Videoは、ムーディで雰囲気のある映像を、従来以上に鮮明に撮影できます。そのほか、撮影した映像を編集できるOne-click AI Cinemaも利用することができます。
バルミューダは、IT機器やサービスを領域とするブランドBALMUDA Technologiesの5Gスマートフォン「BALMUDA Phone」SIMフリーモデルの価格を税込7万8000円に改定。同社オンラインストア、BALMUDA The Store Aoyama、ブランドショップ(松屋銀座、阪急うめだ本店)にて、同価格で販売します。
SIMフリーモデル2年補償サービス「BALMUDA Phone Care」では、バッテリー消耗や画面割れ、水没などによる全損など、どんな故障・破損にも2年間対応し、同一機種への交換を行います。詳しく使い方を説明したサポートページや、サポートデスクの対応のほか、旗艦店BALMUDA The Store Aoyamaでは使い方から購入、契約、修理などに関する相談に、専門スタッフが対応します。
サムスン電子では長らく、最上位モデルを「Sシリーズ」とペン対応の「Noteシリーズ」の2種類投入してきましたが、2021年はNoteシリーズの投入は見送られました。その代わり、このGalaxy S21 Ultraと、折りたたみ型のGalaxy Z Fold3がSペン対応となり、“ペンで書けるスマホ”という強みを受け継いでいます。
【その16】日本に展開された、折りたためるGalaxy Z Fold 3とGalaxy Z Flip 3
ディスプレイを折りたためる「フォルダブルスマートフォン」は、日本ではサムスン電子とモトローラ、そしてマイクロソフトの3社が新製品を投入しました。サムスン電子は、開くとタブレットのように使える横折りタイプの「Galaxy Z Fold 3」と、ポケットにすっぽり入る縦折りタイプの「Galaxy Z Flip 3」の2製品。それぞれ使い勝手を意識した改良がなされており、折りたたみスマホの弱点だった防水に対応するほか、日本向けにはおサイフケータイもサポートしました。
Galaxy Z Flip3と比べると防水に非対応な点や画面解像度などで見劣りする部分もあります。ただし、モトローラの往年の人気機種をモチーフとしているだけあって、モノとしての魅力はたっぷり。折りたたみスマホを“かっこよさ”で選ぶならrazr 5Gは有力候補になるでしょう。
【その18】電子手帳のように使えるSurface Duo 2
2画面タイプのAndroidスマホでは、マイクロソフトが「Surface Duo 2」を発表し、話題を呼びました。電子手帳のように使えるスマホの第2弾で、新たに5Gもサポート。前モデル「Surface Duo」と比べると販売国も拡大し、日本では2022年1月11日に発売されました。
価格は約18万円からとスマホとしては高価ですが、2つのアプリを各画面で開いてマルチタスク操作ができるといった点では、Galaxy Z Fold3のような折りたたみスマホとも負けず劣らず。電子書籍を見開き表示したり、カレンダーの予定を参照したりといった操作では、文庫本のような形状のメリットを存分に発揮できそうです。
また、“Windows 11のために創られた新たなSurface”として既に発表している「Surface Pro X WiFiモデル」や、各種Surfaceアクセサリーも、同日より順次販売開始。「Surface Go 3 LTEモデル」は、2月8日より順次出荷となります。Surface Pro X WiFiモデルとSurface Go 3 LTEモデルの価格は、以下の表をご覧ください。
香港をベースに活動するフォトジャーナリスト。日本のカメラ雑誌の編集者を経て独立し、国内外のカメラショーやアートフェアなどを取材しレポートする。現在はCAPA CAMERA WEBの製品情報を担当するなど、カメラ関連の新製品にも精通する。取材のかたわらアジア各地のストリートスナップを撮り歩く、自称ストリートスナイパー&ナイトフォトグラファー。https://www.instagram.com/club_kowloon/
なお、10月下旬からAmazonのストリーミングサービス「Amazon Music Unlimited」で、360 Reality Audio対応のコンテンツが配信されています。加えて、ソニーは、対象のXperiaを購入し、応募フォームから応募したユーザーに特典をプレゼントする「Xperiaで好きを極める! 体験クーポンプレゼントキャンペーン」を実施中。Amazon Music Unlimitedの3カ月無料クーポンがもらえるため、360 Reality Audio対応コンテンツを気軽に楽しめます。
ソニーでは現在、対象のXperiaを購入し、応募フォームから応募したユーザーに特典をプレゼントする「Xperiaで好きを極める! 体験クーポンプレゼントキャンペーン」を実施中。Adobe Lightroomの2カ月無料クーポン、Amazon Music Unlimitedの3カ月無料クーポン、Call of Duty Mobileをより楽しめる5000円相当(3240CP)のゲーム内ポイントがもらえます。
概要は下記のとおりです。
購入期間:2022年1月10日(月) 23:59まで
応募期間:2021年9月30日(木) ~ 2022年1月17日(月) 10:00まで
対象モデル:Xperia 5 III、Xperia 1 III、Xperia 5 II、Xperia 1 II
Xperia PRO-Iは、ソニーが定める“イメージングコミュニティー”において、好きを極めたい人に向けたとするモデル。スマホとしては世界で初めて像面位相差AFをそなえた1型イメージセンサーを搭載するほか、画像処理エンジン「BIONZ X for mobile」やαシリーズにも搭載されているチップ「Front-end LSI」、さらにはスマホならではの高い処理性能によって、画質の向上を実現しているといいます。
Google Tensorは、スマホの主要な処理機能を集約した統合チップセット(SoC)です。スマホのさまざまな機能を担う重要な部品ですが、グーグルがこだわったのは「TPU」と呼ばれる、いわゆるAI処理(ディープラーニング)を担うチップ。このTPUはグーグルが独自に回路を設計して、性能を高めています。
矢澤氏 振り返ると、特別な魔法の杖があったわけではなく、工事会社のみなさん、NTT東西の関係者のみなさん、部品の納入会社のみなさん、そして社員の頑張りに尽きると思います。全員が同じ目標に向かってワンチームで動けたことが一番重要だと思っています。今は、コロナ禍でFace to Faceでお話しができない状況ですが、それ以前に、顔と顔を合わせて打ち合わせをして、信頼関係を築けたことが大きいと感じています。
そのノウハウが、映像の色域再現を高める「トリルミナスディスプレイ for mobile」です。この技術により、鮮やかな色が描写可能。たとえば、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどで配信されている映画やドラマを再生すると、その鮮やかな色彩や、メリハリを効かせた明暗の再現力がよくわかると思います。
Xperiaには、WALKMAN(ウォークマン)やワイヤレスヘッドホン・イヤホンの開発で培ってきた高音質再生のための技術がぎっしりと詰まっています。Xperia 10 III Liteにもその技術が取り入れられており、さまざまな音楽コンテンツを楽しめるスマホですが、筆者は本機のオーディオ機能について、主に3つの点に注目しました。
ひとつめは、Xperia 10 III Liteがクアルコムの「aptX Adaptive」というBluetoothオーディオのコーデック(符号化技術)に対応していることです。同じaptX Adaptiveに対応するワイヤレスヘッドホン・イヤホンにペアリングすると、最大48kHz/24bitまでのハイレゾ音源を楽しめます。
2つめは、Xperia 10 III Liteに搭載されている、どんな音源もCDを超えるハイレゾ相当の音質にアップスケーリングしながら再生する「DSEE Ultimate」という機能です。これは、「設定」アプリから「音設定」に入り、「オーディオ設定」に並ぶDSEE Ultimateをオンにすることで、音楽配信サービスのストリーミング、MP3形式などでダウンロードできる音楽ファイル、YouTubeのサウンドなど、圧縮された音声データを再生時にリアルタイム補完。圧縮された際に失われがちな中高音域の伸びやかさや、滑らかさをよみがえらせます。
このDSEE Ultimateでは、AI解析の技術を使って原音の属性に合わせた自然なアップスケーリングを行います。人の声は繊細なニュアンスを引き出し、楽器はそれぞれの特徴を捉えながら音色に彩りを追加。Xperia 10 III Liteに無線・有線どちらのヘッドホン・イヤホンを接続した場合でも効果がある機能なので、ぜひ常時オンで利用することをおすすめします。
そして3つめに注目したいポイントは、本体の上側にある3.5mmイヤホンジャックです。イヤホンジャックからの出力は音質の劣化を伴いません。しかもXperia 10 III Liteはハイレゾ音源再生に対応しています。このため、Apple MusicやAmazon Music HD、mora qualitasなどのサービスで開始されているハイレゾやロスレスの音楽配信を最も高音質に、かつ手軽に楽しめるのです。ぜひハイレゾ対応の有線ヘッドホン・イヤホンをつないで試してください。
↑本体上部に3.5mmイヤホンジャックを搭載しています
一方でXperia 10 III Liteが内蔵するスピーカーは残念ながらモノラル仕様です。スマホの内蔵スピーカーによる再生にもこだわりたいのであれば、上位モデルの「Xperia 1 III」を選ぶべきでしょう。こちらの内蔵ステレオスピーカーは立体的なサウンド表現が可能なDolby Atmosや、ソニー独自の360 Reality Audioのような最先端の立体音楽再生にも対応しています。
モバイル通信では、5Gのミリ波帯にも日本向けのGalaxy Z Foldシリーズとして初めて対応。5Gのミリ波帯は提供エリアが限られていますが、エリアに入れば超高速な通信ができるという特性があります。
なお、Galaxy Z Fold3を含め多くのAndroidスマホでは、販売キャリアの提供するネットワークに最適化されています。5Gの通信性能を最大限に生かしたいと思うなら、NTTドコモ網で使うならドコモ版を、au網で使うならau版を選ぶのをおすすめします。
折りたたみスマホの初代モデル「Galaxy Fold」は画期的なスマホであったものの、防水に非対応だったり、外側のディスプレイが小さいといった弱点が多く存在するモデルでもありました。今回で3世代目となるGalaxy Z Fold3は、そうした弱点を1つ1つ潰した結果、より洗練されたスマホに仕上がっています。
↑歴代Galaxy Z Foldシリーズ。折りたたみ機構の改善が進み、ディスプレイも高性能になっています
Galaxy Z Fold3のあえて難点を挙げるとするならば、やはり272gという重さは、片手持ちで使うには腕に負担がかかるようにも思えます。それこそ手帳のように、ビジネスバッグに入れて使うのがピッタリなスマホかもしれません。
グーグルは8月18日、Google Pixel A シリーズ スマートフォンから最新の「Google Pixel 5a(5G)」を発表。8月26日から発売します。価格は5万1700円(税込)です。なお、Google ストアや各販売店、オンラインストアのほか、ソフトバンクからも販売されます。
Google Pixel 5a(5G)は、シリーズとしては初めて防水に対応。IP67の防塵・防水性能を実現しています。また、ボディの素材にはプレミアム金属製ユニボディを採用し、高い耐久性を確保しています。さらに、バッテリー容量は4680mAhと大容量を搭載しており、使い勝手に優れたモデルに仕上がっています。
Galaxy Z Flip3 5Gの進化点はいくつかありますが、使用感に関わるところでは、ディスプレイのリフレッシュレートが120Hz駆動に対応したことは大きな変化と言えるでしょう。ディスプレイの書き換え速度が高速になったため、たとえばアプリ上でスクロールしたときなどでも、なめらかに表示できるようになります。
特に、Galaxy Z Flip3 5G において120Hz駆動が威力を発揮するのは、縦長のページをひたすらスクロールするとき。たとえばGetNavi webのようなニュースサイトや、TwitterのようなSNSアプリを閲覧する際に効果を実感できるでしょう。動きがなめらかになるため、目への負担を軽減できます。
生体認証は本体側面に指紋センサーを装備しています。また、開いたときの大きさは72.2×166.0×6.9mmで、閉じたときは72.2×86.4×17.1(ヒンジ部)~15.9mm(先端部)。重さは183gで、防水対応や耐久性を実現しつつも前モデルのGalaxy Z Flip 5Gと変わりません。バッテリー容量も3300mAhで前モデルと同じです。
Sペンにはペンタブレットで長い実績を持つワコムの技術を採用。今回のGalaxy Z Fold3 5Gでは、折りたたみディスプレイに初めて対応することになります。内側に折りたためるディスプレイは、画面中央に浅い凹みがある構造ですが、ワコムはこうしたディスプレイでも滑らかに手描きできるようにチューニングを施したとしています。
Galaxy Z Fold3 5Gは、合計5つのカメラを搭載しています。背面のカバーディスプレイではない側に搭載されたメインカメラユニットは、超広角12メガピクセル、広角12メガピクセル、2倍望遠12メガピクセルというトリプルカメラ構成。カメラのスペックそのものは前モデルのGalaxy Z Fold2と共通です。
サムスン電子ジャパンによると、日本向けの展開は「11日23時時点で言及できることはありません」としています。前モデルのGalaxy Z Fold2はauの独占販売となり、限定モデルのThom Browne EditionはSIMフリー版として限定販売されました。今回のGalaxy Z Fold3 5Gの日本での発売にも期待したいところです。
5月、Googleは開発者向けのイベントでスマートウォッチ向けOSの「Wear OS by Google」と「Tizen」を統合すると発表しました。このTizenはGalaxy Watchシリーズが搭載しているスマートウォッチ向けのOSです。新しいスマートウォッチ向けOSは今夏から提供される予定で、現行のGalaxy Watchシリーズも新たなOSへと更新されます。
Mi 11 Lite 5Gは、6.55インチの有機ELディスプレイを搭載しながら、幅75.73×高さ160.53×厚さ6.81mmで重さは159gと、薄さと軽さが特徴のモデルです。また、最新のミドルハイ向けSoC「Snapdragon 780G」(最大2.4GHz/オクタコア)を搭載するほか、おサイフケータイに対応するなど、セールスポイントの多いモデルに仕上がっています。
そんな魅力の多いMi 11 Lite 5Gですが、実際の使い勝手はどうか、使ってみてから気づく弱点はないかなどを、1週間ほど使って探ってみました。
必要な機能を備えたスマホとは思えないほど薄く軽い
Mi 11 Lite 5Gを手にして最初に驚いたのがやはり薄さと軽さです。本体の厚さ6.81mm、重さ159gは、例えとして適切ではないかもしれませんが、板チョコのような印象を受けます。詳細は後述しますが、これだけの薄さ・軽さであっても、バッテリー容量は決して少ないわけではなく、機能を削っているわけでもありません。むしろ、最新の5Gスマホとして必要な機能をもれなく備えており、技術の高さを感じます。
バッテリー容量は4250mAh。5Gスマホは、4Gスマホよりもバッテリーを消費するため、ほとんどの機種が4000mAh以上の電池を内蔵しています。Mi 11 Lite 5G の4250mAhは妥当な容量と言えるでしょう。実際に動作確認のためにややヘヴィーに使ってみたところ、1日は持ったので、使い方によっては2日以上の連続使用を見込めるはずです。
6400万画素カメラは、4つの画像を1つに結合して、光を効率よく取り込む「4 in 1ピクセルビニング」という技術が採用され、デフォルトで有効になっています。これにより、薄暗い場所でも鮮明な画質で撮影できます。もちろん、夜景撮影においても力を発揮。試しにさまざまな被写体を撮ってみましたが、どんなシチュエーションでも実際よりも明るく鮮やかな色で写る印象でした。
なお、Mi 11 Lite 5Gには、AIが被写体やシーンを認識して最適な設定が行われる機能も搭載。この設定はあくまで自然な色付けをしてくれる印象で、色が鮮やかになりすぎたり、不自然な色味になったりすることはなかったので、常時オンにしておくのが良さそうです。
Mi 11 Lite 5Gを1週間ほど使ってみましたが、快適に操作できるうえに、機能に不足を感じることもありませんでした。特に本体の薄さと軽さはほかにはない魅力で、それでいてバッテリーはそれなりに持ち、本体が熱くなりにくいことも利点です。個人的には、端末価格が5万円以上でもおかしくはなく、非常にコスパの高い端末と思えました。強いて弱点を挙げるとするならば、日本でも徐々に普及しつつあるeSIMに対応していないことくらいでしょう。