今年1月、カップラーメンの定番「スーパーカップ」とレトルトカレーの定番「ボンカレー」がコラボし、カレーうどんとカレーラーメンを発売。これが「コラボうどんうまい!」「一粒で2度おいしい的な感じだ!」と評判を集めている。
出典画像:プレスリリースより
ボンカレー×スーパーカップに大絶賛!
2018年にボンカレーが50周年、スーパーカップが30周年を迎えることを記念して作られたこのコラボ商品。1月22日から、「スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド中辛風 カレーうどん」と「スーパーカップ1.5倍 ボンカレーゴールド辛口風 カレーラーメン」が発売されている。
これには発売後から多くの反響が上がっていて、「ちゃんとボンカレーの味がする! 満足です」「なんか懐かしい。蕎麦屋のカレーラーメンっぽい」「普通においしいぞこれ」と高評価。「ちょっと味濃いからご飯投入すると最高」「麺食べてからの卵とご飯いいよ」とさっそくアレンジする人も。
ボンカレーとスーパーカップの歩み
1968年に誕生して以来根強い人気を誇るボンカレーは、手塚治虫の名作「ブラック・ジャック」にも登場。1975年の「報復」という回でブラック・ジャックが「ボンカレーはどうつくってもうまいのだ」と発言している。ちなみにその後、「ヤングチャンピオン」で連載されている「ヤング ブラック・ジャック」にもボンカレーが登場した。
ちなみにボンカレーを製造する大塚食品は、元々カレー粉や即席固形カレーを製造販売していた会社を引き継いでできた企業のため、ボンカレーの歴史がほぼそのまま会社の歴史。そのため50周年に気合十分で臨んでおり、なぜか農耕機具で知られるクボタともコラボを敢行。クボタグループの展示会などで“ボンカレー色の田植機”が公開された。
クボタさんの田植機も50周年ということで、ボンカレーとのコラボ記念スペシャル田植機までできちゃったよ!
クボタグループさんの展示会などの限定公開なんだって。非売品だよ。#ボンカレー #ボンカレー発売50周年 #おいしいお米でボンカレー pic.twitter.com/frNajMj7L5— ボンカレー【公式】 (@boncurry_jp) January 26, 2018
一方のスーパーカップは、1988年に登場した商品。当時の開発チームを引っ張っていたのが現在の社長であるというエピソードからも、エースコックがスーパーカップにかける思いの強さがうかがえる。
スーパーカップといえば、「1.5倍」という言葉が常にくっついていて「何と比べて1.5倍なのか」「1.5倍じゃない商品がそもそもあるのか」という疑問が定番だが、実は1988年から「1.5倍」のまま。それまで通常60gだっためんの量を、1.5倍の90gに増量したのがスーパーカップそもそもの始まりなのだ。
ボンカレーのほうは、今年3月に50周年記念の「ボンカレー50」が発売されることも決定している。記念イヤーとなる2018年の両者の展開からまだまだ目が離せない。