スーパーマリオとZERO HALLIBURTONがコラボ! アルミニウム製ラゲージなどイベント限定アイテム3種

米国発「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」は、今冬に丸の内エリアで開催されるイベント「MARUNOUCHI BRIGHT HOLIDAY 2024 ~LET’S PLAY in MARUNOUCHI with SUPER MARIO~」限定アイテムを、2024年11月14日から数量限定で受注生産販売しています。

 

「ゼロハリバートン丸の内店」にて購入可能。

 

記事のポイント

マリオの宿敵クッパをはじめ、テレサやキラーなど、ファンにはおなじみの人気キャラクターをボディ前面にあしらった、おしゃれなケースです。付属のオリジナルステッカーを貼れば、さらに「マリオ」度がアップ!

 

・ZERO HALLIBURTON | スーパーマリオ Classic Aluminum 3.0 TR Limited

 

アルミニウム製ラゲージ。ボディ前面にマリオの宿敵「クッパ」の勇ましい姿を、背面にコラボレーションロゴを、レーザーエッチング加工で施しました。オリジナルステッカーと、マリオとクッパが描かれたオリジナルパッケージが付属します。

 

サイズは、W37×H55×D23cm。価格は税込、19万8000円です(お渡しは1月上旬予定)。

 

・ZERO HALLIBURTON | スーパーマリオ Classic Aluminum 3.0 ATT Limited

 

アルミニウム製アタッシェケース。ボディ前面に恥ずかしがり屋のオバケ「テレサ」を、背面にコラボレーションロゴを、レーザーエッチング加工で施しています。オリジナルステッカーと、マリオとテレサが描かれたオリジナルパッケージが付属。

 

サイズは、W42×H30×D12cm。価格は税込、13万7500円です(お渡しは1月上旬予定)。

 

・ZERO HALLIBURTON | スーパーマリオ C-series Limited

 

カメラをはじめとする、精密機器を持ち運ぶためのテクニカルケース。内装の全面にウレタンパッドを使用し、収納物によってレイアウトを自在にカスタマイズできます。

 

ボディ前面には、砲台から放たれた「キラ-」を、背面にコラボレーションロゴを、レーザーエッチング加工で施しています。オリジナルステッカーと、マリオとキラーが描かれたオリジナルパッケージが付属します。

 

サイズは、W31×H24×D15cm。価格は税込13万2000円です(お渡しは1月上旬予定)。

↑オリジナルステッカー(3商品すべて共通)

ポケモン、たまごっち、マリオにゼルダ!専門家が太鼓判を押すヒット確定ホビー商品5選

各ジャンルの専門家に次のヒットを予想してもらう「NEXTトレンド予報」。今回はホビーライター・河上拓さんが、気になるホビー5商品について解説します。

※こちらは「GetNavi」 2023年9月号に掲載された記事を再編集したものです

 

ホビーライター・河上拓
ホビー、エンタメ関連記事を執筆するほか、ボードゲームイベントの企画なども手がける。第2回ボードゲーム王選手権優勝。

 

【ホビーライター・河上拓さんのヒット確定モノ その1】

睡眠データを計測しポケモンの寝顔集めを楽しめる!

●画面は開発中のものです

ポケモン
Pokémon Sleep
基本プレイ無料(一部アイテム課金あり)

とある島に住むカビゴンと、ポケモンの睡眠研究を行うネロリ博士とともに、「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。プレイヤーの睡眠時間が長く、カビゴンのねむけパワーが大きくなるほど、たくさんのポケモンが集まる。

↑スマホを枕元に置いて眠ることでプレイヤーの睡眠状態を記録。睡眠タイプは3つに分類され、同じような睡眠パターンを持つポケモンが集まってくる

 

【ヒットアナリティクス】
良質な睡眠でゲームの進行がスムーズに!

「ポケモンの寝顔のかわいさにとにかく癒されます。ポケモンをたくさん集めるために必要なカビゴンのねむけパワーは、睡眠時間でも上がり、しっかり睡眠をとるほどゲームが有利に。7月発売の『Pokémon GO Plus+』を使えば、『Pokémon GO』とデータ連携も可能です」(河上さん)

先進技術:4
顧客ニーズ:4
市場の将来性:4
独自性:4
コスパ:5

 

【ホビーライター・河上拓さんのヒット確定モノ その2】

初のWi-Fi搭載で世界中のたまごっちとつながれる!

バンダイ
Tamagotchi Uni
8250円

シリーズ初となるWi-Fiを搭載し、世界中のたまごっちたちが集まるメタバース「Tamaverse」へのおでかけ機能が追加された。たまごっち同士の交流やコーディネートを通し、見た目も性格も個性あふれるたまごっちを育てられる。

↑Tamaverseでは、世界中のたまごっちと交流できる。世界旅行やパートナー探しなどに加え、今後のアップデートでイベントも開催予定だ

 

【ヒットアナリティクス】
IoT化でユーザー同士の交流が容易に

「今作の最大の特徴はIoT化! AWS(Amazon Web Servicesのクラウドサービス)を採用しており、安全かつ安定したサービスが期待できます。全身コーデなどのカスタム要素や、ユニークなたまごっちに育ちやすくなる既存の“ツーしん”機能も備え、いままで以上に愛着を持って育てられそうです」(河上さん)

先進技術:4
顧客ニーズ:5
市場の将来性:4
独自性:4
コスパ:3

 

【ホビーライター・河上拓さんのヒット確定モノ その3】

新ギミック「Xダッシュ」で歴代最速アタックを実現!

ドランソード3-60F

タカラトミー
BEYBLADE X
1980円(スターター)

新ギミック「X(エクストリーム)ダッシュ」を搭載した歴代最速シリーズ。ベイブレードの軸に付いている“ギヤ”と、スタジアムの“レール”が噛み合うことで、超加速を生み出す。戦略性が増し、アニメのように派手で激しいバトルを体感できる。

↑7月下旬には専用スマホアプリ(無料)もリリース予定。ランチャーに取り付け可能なデバイス「ベイバトルパス」(3300円)と連動し、計測したシュートパワーなどをポイント化できる

 

【ヒットアナリティクス】
ド派手な必殺技でエンタメ性がアップ!

「コマ、ランチャー、スタジアムが一新され、プレイヤーだけでなく観客も楽しめるド派手なアクションを実現。アプリなどデジタル施策の強化や、『ギアスポーツ』として競技大会の開催も予定され、誕生25周年を迎える来年に向けて盛り上がっていきそう!」(河上さん)

先進技術:3
顧客ニーズ:4
市場の将来性:4
独自性:4
コスパ:5

 

【ホビーライター・河上拓さんのヒット確定モノ その4】

「ゼルダの伝説」の立体パズルが日本おもちゃ大賞を受賞!

ハナヤマ
はずる ゼルダの伝説
マスターソード
3300円

“外して戻す”が特徴の大人向けパズルが、「ゼルダの伝説」とコラボ。ピースを回転し上下させることで台座からマスターソードを引き抜き、また元の状態に戻す。難易度は6段階中最上の6。金属の重厚感があり、飾っても映えるアイテムだ。

↑マスターソードを含めた3種展開。左は絡んだチェーンを外す「ハイラルの紋章(難易度4)」、右は内部に仕掛けられたロックを外す「トライフォース(難易度5)」(各3300円)

 

【ヒットアナリティクス】
マスターソードは発売後すぐに売り切れ

「マスターソードは、『日本おもちゃ大賞2023ハイターゲット・トイ部門』で優秀賞を受賞。特に人気が高く、発売後すぐに完売し、7月11日時点では入荷待ち状態です。ゲームの世界さながらに剣を引き抜くと同時に、はずるならではの快感も味わえます」(河上さん)

先進技術:3
顧客ニーズ:5
市場の将来性:4
独自性:4
コスパ:4

 

【ホビーライター・河上拓さんのヒット確定モノ その5】

マリオシリーズ初のRPGが27年ぶりに復刻!

任天堂
スーパーマリオRPG
PKG版6578円、DL版6500円

マリオシリーズ初のRPGが、Nintendo Switch向けにフルリメイク。原作は任天堂とスクウェアが共同開発し、1996年にスーパーファミコン向けに発売された同名作品だ。原作の雰囲気はそのままに、3Dグラフィックに一新されている。

↑マリオが得意とするジャンプアクションを使って様々なステージを探索でき、遊びやすさも向上している。懐かしのミニゲームも複数収録

 

【ヒットアナリティクス】
リメイク版の発表でSNSには歓喜の声多数

「原作の発売から27年、リメイクは絶望的と思っていた人は多いのでは? 6月に任天堂が公開した『Nintendo Direct 2023.6.21』でリメイク版が発表されると、SNSでトレンド入りするなど大反響。原作の懐かしさだけでなく、3Dグラフィックによる進化も楽しみです」(河上さん)

先進技術:4
顧客ニーズ:5
市場の将来性:5
独自性:4
コスパ:4

 

©Homura Kawamoto, Hikaru Muno, Posuka Demizu, BBXProject, TV TOKYO © TOMY ©Nintendo
© Nintendo/SQUARE ENIX Characters: © Nintendo, © SQUARE ENIX

【現地感動レポ】世界初の「マリオ」のリアル世界にイン!「スーパー・ニンテンドー・ワールド」がUSJに開業したので遊んできた!

ついに、この日がやってきた! ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に待望の新エリアが誕生! 世界初の、任天堂をテーマにした壮大な「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が、2021年3月18日にグランドオープンしました。今回はメディア先行体験会に潜入し、愛しのマリオや仲間たちと過ごした最高のひとときをレポートします。

 

【USJ「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の詳細をギャラリーで解説!】

 

「WE ARE MARIO!」華やかなオープニング・セレモニー

3月18日朝、盛大なオープニング・セレモニーが開催。合同会社ユー・エス・ジェイ社長CEO J.L.ボニエ氏、任天堂株式会社 代表取締役フェローであり、マリオの生みの親である宮本茂氏、さらにマリオやルイージ、ピーチ姫、キノピオもお祝いに駆けつけました。

 

「このような時代だからこそ、スーパー・ニンテンドー・ワールドで心の底から皆様を超元気にさせられると確信しています」とボニエ氏。

 

「開発をはじめてから6年以上、世界で初めてのリアルなスーパーマリオの世界を、マリオ生誕35周年にあわせて公開できることを大変うれしく思います。あらゆる世代の人が、五感を使って楽しめるアクティビティがいっぱいです。そして、任天堂とUSJが作るなら……と、最新の技術と今までの経験を全部ぶち込んだマリオカートが出来上がりました。初めて体験するインタラクティブなライドです。コロナウイルスが落ち着いた日には、世界中の人たちに遊びきてほしいと思っています。お待ちしています!」と宮本氏。

 

↑マリオを前に、我が子を見守る父のような顔になる宮本氏。2人の絡みが見られるなんて胸アツ!

 

↑ポーズを決めてくれた山本氏。マリオに関わる方はみんなノリが良い!

 

オープン前日には、マーケティング・コミュニケーション部長、山本歩さんのお話も。

 

「(グランドオープンが)想定していた時期からほぼ一年遅れてしまったけれども、この一年間は決して無駄ではありませんでした。ファンのためブランドのために、任天堂の方々が求めてくる非常に高いクオリティ、世界観を完璧に再現できました」と山本さん。

 

「僕たちは、皆さんにマリオになってほしかったんです。マリオカートをはじめ、世界最高で最新のアトラクションは、通常のアトラクションと違いゲーム性、競争性が高いものになっています。まさに等身大で楽しめます」とのこと。一人ひとりがマリオの世界に入り込み、唯一無二の体験ができるエリアというわけですね。

 

また、日本を代表し、世界に誇れるマリオの世界観を再現することで、これまでUSJが課題としていた「ファミリー層の獲得」が実現できると考えているのだそう。じつに50代以上の大人の方から小さな子どもまで、すべての年代が一緒になって真剣に戦って楽しめる場所は、世界にもほとんど例がないそうです。

 

「特におすすめは、土管を出た瞬間のビュー。これまで見たことがなかったゲームの世界が目の前に広がる様は、息を呑む楽しい瞬間です。ぜひご期待ください!」とのことでした。

 

夢にまで見たマリオの世界に突入! Here we go~!

皆が口を揃えて「自信を持ってお迎えできます!」と語るスーパー・ニンテンドー・ワールドへいよいよ潜入。入場ゲートでまず出迎えてくれるのが、大きな土管たち!

 

↑土管からひょっこり顔を出せば、テンションMAX! マリオや仲間たちになりきって記念撮影を

 

さあ、それではエリア内へ進みましょう!

 

エリア内を最大限に楽しむための必須アイテム「パワーアップバンド」

とその前に、スーパー・ニンテンドー・ワールドをより楽しむために、パワーアップバンドをGetしておきましょう!

 

パワーアップバンドを持っていると、エリア内でキーチャレンジに参加できたり、あちこちに隠れているコインやスタンプを集めたりと、ここでしか味わえないスペシャルな体験ができちゃうんです。

 

↑エリア入場ゲート近く「スーパースター・プラザ」内のカート、もしくはエリア内のカートで購入可能

 

↑パワーアップバンドは全6種類。筆者は、デイジーをチョイスしました

 

さらに、パワーアップバンドをユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式アプリと連携させると、集めたスタンプやその日のスコア、ランキングなどが確認できます。

 

パワーアップバンドの裏側にあるQRコードを読み込むだけ。データは、エリアを訪れるたびに加算されていくから、スコアをどんどん更新していけます。これは、リピートしないわけにはいかない!

 

準備が整ったところで、今度こそ、スーパー・ニンテンドー・ワールドエリアに突入です。

 

じつは、ゲーム内では土管の中の様子は描かれていません。「もし自分がマリオになったら、どんな土管を通ってワープするか」を任天堂とUSJのクリエイティブチームが何度も話し合い、誰も見たことがない「土管の中の世界」が完成したのだとか。

 

そんな、こだわり抜いた土管を抜けると……。

 

ピーチ城のエントランスにつながっていました! 流れている音楽は、「スーパーマリオ64」のBGM。ゲームファンが泣いて喜ぶ仕掛けも満載なので、ぜひ細かい部分までチェックを。

 

ピーチ城の外に出ると……。

 

(写真提供/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 

眼下に広がるのは、ゲームの中で見ていたあの世界! 鳥肌モノの大興奮です。思わず「うわ~!」と感嘆の声をもらしていた人も!

 

振り返れば、美しきピーチ城。運が良ければ、ピーチ姫に会えるかも!

 

おなじみのキャラクターが目の前に!

エリア内を見渡すと、おなじみのキャラクターたちが生き生きと動いています。これこそ、USJ山本さんが見どころだと教えてくれた光景です。本当に、マリオの世界に迷い込んだかのようで、この興奮だけで来た甲斐があったと思えるほど。

 

↑中央にそびえ立つマウント・ビーンポール

 

↑落ちそうで落ちない3連のクリボー。かわいすぎて踏み潰せない……

 

↑巨大パックンフラワー。これに食べられたら、ひとたまりもない!

 

ハテナブロックを見つけたら、ぜひたたいてみて。聞き覚えのある「コイーン」という音がするはず! パワーアップバンドをつけた手でパンチすると、Getしたコインがどんどんたまっていきます。

 

想像を遥かに超えたクオリティの高さに言葉を失います。クリエイティブのプロたちが本気を出すと、こんなすごすぎる世界が創り上げられるのか……ただエリア内を歩いているだけで、感動の連続です。

 

大興奮のアクティビティを少しだけ公開!

ここからは、アクティビティの一部をご紹介していきます。用意されたアクティビティは全部で5つ。それぞれをクリアするとキーがもらえ、3つ集めるとクッパJr.とのバトルに参戦できる仕組みです(キーチャレンジには、パワーアップバンドが必要)。

 

ノコノコをやっつけろ!「ねらえ! ノコノコ・POWブロックパンチ」

POWブロックをパンチ、うまく連鎖させて甲羅を飛ばして、土管の上で歩いているノコノコをひっくり返す「ねらえ! ノコノコ・POWブロックパンチ」。簡単そうに見えて、なかなかタイミングを合わせるのが難しい!

 

↑うまくいくと、甲羅がPOWブロックをパンチ!

 

ひっくり返る、かわいいノコノコの姿をお見逃しなく。

 

絶対に起こしちゃダメ!「とめろ! パックンフラワー・アラームパニック」

眠っているパックンフラワーの前に並ぶ12個の目覚まし時計。ランダムに鳴り出すので、パックンフラワーを起こさないようにすべて止める「とめろ! パックンフラワー・アラームパニック」。

 

参加可能人数は、最大4名まで。あちこちで鳴る目覚まし時計に、まさにパニック必至です!

 

爆発で体が小さくなっちゃう!「あつめろ! ボムへい・バラバラパズル」

怪しげな地下ステージでチャレンジするのは、「あつめろ! ボムへい・バラバラパズル」。ドキドキしながら進んでいくと、隠れキャラクターを発見できます。

 

↑Mマークにパワーアップバンドをかざすと、クッパが出現(写真提供/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 

(写真提供/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 

さらに進んでいくと、なんとボムへいの爆発をくらってしまった! すると、まるで自分の体が本当に小さくなってしまったような錯覚に。

 

↑ハテナブロックも、こんなに巨大に! だって、体が小さくなっちゃってるから!(写真提供/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 

元の大きさに戻るために、ボムへいのバラバラパズルを完成させよう!

 

ファイナルバトル「とりかえせゴールデンキノコ! クッパJr.ファイナルバトル」

キーが3つ揃ったら、最後の戦い「とりかえせゴールデンキノコ! クッパJr.ファイナルバトル」へ。体全身でクッパJr.の攻撃をかわして、ステージクリアを目指します。

 

立ち向かうのは、壁にうつる自分の影。ジャンプしたりしゃがんだり、アイテムを手に入れてゴールデンキノコを奪い返そう!

 

マリオと一緒にレースができる「マリオカート」が最高すぎた!

スーパー・ニンテンドー・ワールドには、2つのアトラクションがあります。そのうちのひとつが、世界中の人が心待ちにしていた「マリオカート~クッパへの挑戦状~」!

 

↑物々しい雰囲気のクッパ城

 

(写真提供/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 

一歩足を踏み入れると、迫力満点の内装にビックリ。ゲームでおなじみのモニュメントなども飾られていて、待ち時間も飽きることなく、むしろ興奮が高まります。

 

ヘッドバンドを装着し、ゴーグルをはめたら、いざレース開始! メガネをしている人でももちろん大丈夫。ヘッドバンドを強めに固定しておくと、レース中にメガネがずり落ちてくる危険を回避できます。

 

ARやプロジェクションマッピング、空間演出などの最新技術が織りなすマリオカートの世界は、まさに圧巻。いつもゲームで戦っていたマリオや仲間たちと、本当に勝負できる日が来るなんて。最高すぎる! 楽しすぎるの一言!

 

小さな子どもも楽しめる! 「ヨッシー・アドベンチャー」

こちらは、86cmの子どもから乗車できる(単独乗車は122cm以上)「ヨッシー・アドベンチャー」。ヨッシーの背中に乗って、お宝探しの冒険に出発します。エリア全体が見渡せるので、親子で絶景を楽しめるアトラクションです。

 

お腹が空いたら、絶品料理を求めて「キノピオ・カフェ」へ

(写真提供/ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)

 

めいっぱい遊んでお腹が空いたら、世界でここにしかいないキノピオシェフがつくる料理を食べに行きましょう! ドリンクに使う氷まで、キノピオたちが作ってくれているのだそうですよ!

 

マリオやルイージなど、キャラクターにちなんだメニューは見た目も味も絶品で、食べればパワーアップ間違いなし! キノコが苦手な人も、パクパク食べてキノコ好きになっちゃうかも。

 

大人も夢中! オリジナルグッズの数々

USJに来たら、忘れちゃいけないのがオリジナルグッズ。スーパー・ニンテンドー・ワールドにも、思わず目移りしてしまうほど魅力的なグッズがいっぱいです。

 

↑ハテナブロックの缶の中には、アソートスイーツが!

 

↑マリオになりきれるメガネ。カチューシャはちょっと……という大人男子にぜひ、パーク内でかけてほしい!

 

↑取引先から絶対に突っ込まれる、パックンフラワーのボールペン

 

女性や子どもはもちろん、大人の男性も使いたくなるデザイン性の高さは必見。パーク内のハリウッド大通りにある「マリオ・カフェ&ストア」にも、ここでしか手に入らないグッズやフードがあるので、そちらもぜひチェックを。

 

初めての体験づくし! スーパー・ニンテンドー・ワールドへGo!

すごいすごいと噂は聞いていたけれど、ここまでものすごいとは思わなかった「スーパー・ニンテンドー・ワールド」。パーク内には、かなりの数の消毒液も用意されていて、感染症対策は万全の体制です。個人でも十分気をつけながら、大興奮間違いなしのUSJ新エリアに足を運んでみてはいかがですか? マリオやルイージも待ってるよ!

 

写真/泉山美代子

 

©Nintendo

1位は誰もが納得のあの懐ゲー!! 所有ゲーム2万本超の芸人が選ぶ「不朽の名作ゲーム」ランキング【15位~1位】

暑い夏はクーラーの効いた部屋で、夏ゲーならぬ懐ゲーをプレイして郷愁に浸るのが一番! というわけで、今回は「GetNavi」本誌でもおなじみゲーム芸人フジタさんに、いま遊べる懐ゲーの名作36本をセレクトしてもらい、ランキング形式で紹介します。後半となる今回は、15位から1位を一挙に紹介します。「ドラクエ」や「ゼルダ」など、不朽の名作揃いです!

 

【選んでくれた人】

ゲーム芸人・フジタさん

「ファミコンは家族!」と言い切る芸人。ファミコンに限らず、膨大なゲームのコレクションでも有名で、その数は2万本を超えるとか。6月に発売されたエッセイ「ファミコンに育てられた男」(双葉社)も好評です。

 

■前編はコチラ↓

所有ゲーム2万本超の芸人が選ぶ「不朽の名作ゲーム」ランキング【36位~16位】

 

●本記事内のメーカー名はすべてゲーム発売当時のものです

 

【15位】4人バトルロイヤルで友情強化or友情崩壊!?

ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会!(1990年発売・テクノスジャパン)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】

4人同時プレイが導入された「くにお」シリーズ人気作。くにお率いる熱血高校、りき率いる花園高校などの4校が、殴る、蹴る、凶器ありの史上最凶運動会で得点を競います。ファミコン版は「クロスカントリー」「玉割り」「障害部屋競争」など4種目。

 

【フジタさんの推しポイント】

嫌いなヤツでもゲームで友だちに!

当時、ホリの4Pアダプターを持っている人はすごく少なかったんですけど、僕は何が何でもこの「大運動会」を4人で遊びたかったので4Pアダプターを買いました。2人用のゲームだと見ているだけのヤツが出てきてしまって、そこで冷める場合があるんですよね。

 

それに、2人きりだと気まずい奴がいても4人だと全然楽しく遊べるんですよ。友情を育んでくれる画期的なゲームでした。ミニファミコンは2人プレイまでなのが残念ですが、コミュニケーションツールとしてもオススメ。相手がいやらしい戦法を使ってきたとしても、自分も似たような戦法を使ったことがあって、それで意外と打ち解けられる、みたいな(笑)。

↑各キャラの能力は異なります。くにおの「マッハキック」、りゅういちの「龍尾嵐風脚」など、必殺技も重要です

 

 

【14位】エアーマンだけじゃない! ボスはみな強敵揃い

ロックマン2 Dr.ワイリーの謎(1988年発売・カプコン)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】

約150万本というシリーズ中最高の売上を記録し、「ロックマン」人気を確立した名作。ボスを倒すと入手できる多彩な武器を切り替えながらステージを進んでいきます。難易度は高く、のちに「エアーマンが倒せない」という歌も生まれたほど。

 

【フジタさんの推しポイント】

音楽もボスも最高! シリーズ屈指の傑作

数ある「ロックマン」シリーズのなかでも一番名作と言われているのが「2」です。僕の評価も同じですね。「3」のスライディングのように、シリーズが進むといろいろな技が追加されていくんですが、やれる動作が増えれば増えるほど、初期のシンプルさは失われてしまうんですよ。やれることが少なくても「2」の完成度は高く、「1」と比べてもボスのデザインも音楽も上でした。

 

当時は難易度が高くてクリアできなかった人も多いと思いますが、ミニファミコン版や「コレクション」版は、途中セーブができるようになっていて、当時より遊びやすくなっています。ぜひクリアを目指して下さい!

↑エアーマンやフラッシュマンなど、8体のボスが待ち受けます。恒例のボスデザイン公募も「2」から

 

 

【13位】バントであっという間にホームラン!?

燃えろ!!プロ野球(1987年発売・ジャレコ)

【バーチャルコンソール】

テレビ中継を思わせる投手後ろからの視点を採用した野球ゲーム。当時は珍しかった合成音声やリアルなグラフィックの本格志向に対し、各チームの主砲はバントでもホームランになってしまうというとんでもないプレイ感覚のギャップが語り草に。

 

【フジタさんの推しポイント】

フライが捕れない!?野球ゲームの異端児

「燃えプロ」はピッチャー目線のリアル感がいいんですよね。バントホームランも「野球の概念を崩してるなぁ」とは思ってましたけど(笑)、当時はそれほど違和感はなくて、ちょっとバカっぽい要素もあって面白いと感じてました。ただ、野球ゲームとしてダメなのは、フライがまともに捕れないんですよ。これがあるので勝負としては面白くない。ジャレコの勢いは感じましたが(笑)。

 

野球ゲームは何もかもやりました。「ベースボール」がきっかけで、「ファミスタ」で衝撃を受け、あとは「ハリスタ」とか「超人ウルトラ」とか……。「燃えプロ」はスタンダードな野球ゲームに色をつけてくれた存在でしたね。

↑ホームランでがっくり腰を落とす投手やリリーフカーの映像など、ビジュアル的な演出はリアル!

 

 

【12位】見た目が微妙に違う「裏ゼルダ」にワクワク!

ゼルダの伝説(1986年発売・任天堂)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】

ディスクシステム本体と同時発売された、任天堂の看板アクションアドベンチャーシリーズ第1弾。主人公のリンクとなって地上と迷宮を探索して謎を解き、大魔王ガノンの討伐を目指します。クリア後に遊べた「裏ゼルダ」の存在も人気を呼びました。

 

【フジタさんの推しポイント】

隠し要素満載で突き詰めたくなる!

これもやりまくったゲームです。ディスクカードなので、カセットの半分くらいの価格で、しかもボリュームはカセット以上。当時、なんだかスゴくおトクだと感じてました。隠し要素を探すため、全部のマスに爆弾を置き、全部のマスで笛を吹いて、全部の木を燃やしましたね(笑)。迷宮でもすべてのブロックを押してます。裏面でもやったので総プレイ時間はとんでもないことになってます。

 

そういえば、小学生のときクラスに、学校に来ない女の子がいて、その子がすごく「ゼルダ」をやり込んでいて上手かったんですよ。「やればやるほどディスクシステム」じゃないですけど、そういう突き詰めたくなるゲームです(笑)。

↑壁や地面には隠し階段や隠し通路が多数。秘密の部屋での「ミンナニ ナイショダヨ」は名ゼリフです

 

 

【11位】抜作先生や翼くんがピッコロ大魔王に挑む!?

ファミコンジャンプ 英雄列伝(1988年発売・バンダイ)

【ミニファミコン ジャンプ版】

当時黄金期を迎え500万部を突破した「週刊少年ジャンプ」の創刊20周年記念として実現したRPG。歴代ジャンプヒーロー16人の力を借りて、ピッコロ大魔王から「ジャンプワールド」を救うことが目的。おもちゃ屋だけでなく書店でも販売されました。

 

【フジタさんの推しポイント】

詰め込みすぎて大味もそのお祭り感が魅力!

「ファミコンジャンプ」は最初に人の家でプレイして、「これはないな」と思ったんですよ(笑)。でも、第一印象は「クソゲーかな?」って感じだけど、そこを乗り越えると結構遊べるゲームなんです。ほぼすべてのジャンプの人気キャラが出ているのもよかったし、いろいろなミニゲームも楽しかった。最後、ピッコロ大魔王を倒すのに抜作先生や翼くんを無理矢理使うというのもよかったですね、むちゃくちゃ感があって(笑)。

 

「こち亀」の両さんも作中で「数日でワゴンに行った」と言ってましたけど(笑)、僕もワゴンで980円で買いました。いま思えばおトクでしたね。5000円で買っても損はしないタイトルです。

↑「シティーハンター」の鬼ごっこ、「山下たろーくん」の野球ゲームなど、ミニゲームも多彩

 

 

【10位】「せかいのはんぶんをやろう」に心が揺れた

ドラゴンクエスト(1986年発売・エニックス)

【ミニファミコン ジャンプ版】【バーチャルコンソール】

国民的RPGシリーズ第1作。当時「週刊少年ジャンプ」でゲーム記事などを書いていた堀井雄二がゲームデザイン。キャラデザは「ドラゴンボール」連載中だった鳥山 明。クチコミで人気を呼び、「Ⅱ」以降の爆発的なヒットにつながりました。

 

【フジタさんの推しポイント】

すべてが完璧に揃った何度も遊べる完成度!

ドラクエで一番好きなタイトルを挙げろといわれたら「1」が最初に来ます。「1」「4」「3」「2」の順です。主流は「3」「2」「4」「1」みたいな順番でしょうから、自分でもちょっと珍しいかなと思います。「1」の良さは何回も繰り返し遊べるところ。いかに早く竜王を倒すか、のタイムアタックも楽しいですし、どこまで低いレベルでいけるか、みたいな縛りもやってました。

 

適度な時間で終わるからというのもありますけど、何回もやりたくなるのは「1」だけです。キャラデザもいいし、音楽もいいし、あの少ない容量のなかで全部が完璧でした。竜王の城がスタート時点で見えてるってのもいいですよね。

↑勇者ロトの血を引く主人公が、ローラ姫を救い出します。竜王が提示する選択肢はいまだに語り草

 

 

【9位】滑るけど、ジャンプ力のあるルイージ!

スーパーマリオブラザーズ2(1986年発売・任天堂)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】

ディスクシステムで発売されたシリーズ第2弾。「毒キノコ」も導入されるなど、前作と比べて難易度は格段に上がっています。標準的なマリオとジャンプ力はありますが滑るルイージを選択できました。

 

【フジタさんの推しポイント】

クリアできれば人気者になれた!

はっきり言って「マリオ2」は上級者だけが楽しめるゲームです(笑)。初心者にはクリア不可能でしょう。このゲームで僕はクラスの人気者にのし上がったんですよ。当時はゲームが上手いとモテモテになりましたから。まあ、小3までの話ですけど……(笑)

↑裏面のA〜Dワールドや、ワープなしでクリアすると出現する9ワールドなどのおまけ面もありました

 

 

【8位】不良たちが学校を支配していた時代

熱血硬派くにおくん(1986年発売・テクノスジャパン)

【バーチャルコンソール】【アーケードアーカイブス】

アーケードからファミコンに移植されて、大人気となった学園アクションのシリーズ第1作。熱血高校の番長・くにおがさらわれた親友・ひろしを救うため、不良や暴走族をなぎ倒します。

 

【フジタさんの推しポイント】

ファミコン版のサービス精神に感心

容量の少ないファミコン版への移植なのに、バイクのチェイスとか、最後の迷路っぽい敵の本拠地とかアーケード版にはない要素を追加。たくさん遊んでもらおうという心意気が素晴らしいですね。ただ、難易度的には子どもの指の限界を超えています(笑)。

↑ファミコン版は新宿駅から始まり、ラスボスの事務所まで全4面。難易度は3つから選べます

 

【7位】ワープの連続! えっ、そんなところに隠し扉!?

アトランチスの謎(1986年発売・サンソフト)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】

冒険家ウィンが行方不明の師匠を捜すため南大西洋の島・アトランチスを探索するアクション。100あるゾーンは謎だらけで、特定の場所で爆弾を爆発させないと扉が出ないなど、無茶な隠し要素多数! Bボタンを33回押す無敵コマンドもありました。

 

【フジタさんの推しポイント】

謎めいた全100面にワクワクがギッシリ!

クセのある操作感なんで、最初は思うようにキャラが動かないんですよ。でも、やり込むうちに慣れて自在に操れるようになる、その達成感が魅力です。全100面あって、行けない面や手抜きの面もあるんですけど(笑)、次はどんな面なんだろうというワクワク感がありますね。僕の人生で1万時間は軽く遊んでいるんじゃないかな?

 

このソフト、僕がネタなどでよく取り上げていて、そのおかげでミニファミコンに入ったという説があります(笑)。サンソフトの社長に聞いたところ、任天堂のほうから「アトランチスの謎」を入れたいという申し出があったとか。任天堂が僕へメッセージを送ったんだと勝手に解釈してます(笑)。

↑平原、地底、氷などゾーンは多彩。入ってはいけない恐怖のブラックホールゾーンの42面は有名です

 

 

【6位】探検家にあるまじきゲーム界最弱の主人公!

スペランカー(1985年・アイレム)

【バーチャルコンソール】

ファミコン史上屈指の最弱主人公である探検家を操作し、財宝を求めて広大な洞窟を探索するアクション。米国産ゲームを移植した際のバランス調整により、ちょっとした段差でも即死するようになった主人公の虚弱体質ぶりが、いまだに愛され続けています。

 

【フジタさんの推しポイント】

ひとりぼっちの夜を哀しい音楽とともに

これは個人的に思い出深い作品ですね。母親が亡くなって、小2のときお手伝いさんもいなくなり、完全に1人になったんですね。そのときによく遊んでいたのが「スペランカー」です。なぜかわからないんですけど、電気も点けずに窓からうっすら入る光のなかで夜中ずっとやっていました。僕が一番哀しいときに哀しい音楽のゲームをしていたという思い出ですね。基本的にはこうした難しくて細かいゲームは好きなんですけど。

 

カセットに発光ダイオードのランプがついているギミックも良かったですね。メガドライブは本体にLEDがあって光ったんですよね。あの通電してる感、ファミコンにもほしかったんです(笑)。

↑ちょっとした段差に耐えられず、コウモリのフンを浴びるだけでも死ぬ主人公。操作は慎重に!

 

 

【5位】大人の香りがしたホラー風味の世界観

悪魔城ドラキュラ(1986年発売・KONAMI)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】

ゴシックホラー的な世界観と硬派なゲーム性で海外でも絶大な支持を受けたホラーアクションシリーズの第1弾。ベルモンド一族のシモンがムチを手に、復活したドラキュラ伯爵に挑みます。

 

【フジタさんの推しポイント】

ノーダメのコツはジャンプのタイミング

操作性でいうと続編のほうがいいんですけど、初代は音楽が素晴らしくてどう考えても名作ですね。プレイのコツはジャンプの正確なタイミング! マスターできると最後のドラキュラもノーダメで倒せます。目に見えて上手くなるのがわかる良ゲームです。

↑当時のファミコンにはあまりないホラー映画のようなテイストが、大人っぽくてカッコ良かったです

 

 

【4位】2P対戦が本気のプロレスに発展!?

キン肉マン マッスルタッグマッチ(1985年発売・バンダイ)

【ミニファミコン ジャンプ版】

超人8人から2人を選んでタッグで対決する、バンダイ初のファミコンソフト。「キン肉ドライバー」などおなじみの必殺技もあり。2P対戦が可能で「格闘ゲームの先駆け」との声も。

 

【フジタさんの推しポイント】

プロ的に見ると最強キャラは……

当時は「キャラゲー=クソゲー」みたいな風潮でしたが、このゲームは対戦もできて盛り上がりましたね。バッファローマンやウォーズマンのスピード感もいい! ちなみに、ブロッケンJr.は反則として扱われがちですが、プロが本気でやるとアシュラマンが最強です!

↑ミート君がリングに投げ込む「命の玉」を取ると体力回復&必殺技が出せます。争奪戦が熱い!

 

 

【3位】次々と投げられるタルに右往左往

ドンキーコング(1983年発売・任天堂)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】【アーケードアーカイブス】

ドンキーコングが投げるタルなどの妨害をかいくぐり、マリオが恋人を助けるアーケードゲームの移植版。「ポパイ」「ドンキーコングJR.」とともにファミコンのローンチソフトでした。

 

【フジタさんの推しポイント】

ファミコン人生で最初に買ったソフト

僕がファミコンで一番最初に買ったゲームです。ゲーセンでも遊んでいたので思い入れが深いですね。ダブルスクリーンのゲーム&ウオッチ版もすごかった。あと、ドンキーコング系でトミーの「キングマン」も、唯一母親と遊んだゲームとして僕の心に刻まれてます。

↑マリオが助けるのはピーチではなく「レディ」。ファミコン版はアーケード版から1面減って全3面

 

 

【2位】本当の敵はカメじゃなくアイツ!

マリオブラザーズ(1983年発売・任天堂)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】【アーケードアーカイブス】

アーケードから移植された、マリオとルイージの兄弟が活躍するマリオシリーズ第1作。土管から現れるカメ、カニ、ハエといった敵を床下からパンチして気絶させ、蹴り落としていきます。

 

【フジタさんの推しポイント】

友だちを失うほど本気だった2P対戦!?

狭い一画面が舞台なんで、2人プレイだと、最初は協力するつもりでも、つい対戦になっちゃう。そう、僕にとっては対戦ゲームです! このゲームをやったことで実際に友人を1人失っていますから(笑)。当時はそれほど本気でやってました。そこが楽しかったんですね。

↑2人同時プレイもできましたが、いつの間にか邪魔し合いになるリアルファイト誘発ゲームとして有名

 

 

【1位】Bダッシュで駆け抜ける爽快感がたまらない!

スーパーマリオブラザーズ(1985年発売・任天堂)

【ミニファミコン】【バーチャルコンソール】

マリオが全8ワールドを進む横スクロールアクション。世界で4000万本以上を売り上げ、当時「世界一売れたゲーム」としてギネス認定もされました。2年連続で攻略本が年間ベストセラーに輝くなど、ファミコンが国民的ハードになる原動力となりました。

 

【フジタさんの推しポイント】

初心者から上級者まで誰でも楽しめる究極作

文句なしの超名作です。初心者だけでなく、ワープなしとか、パワーアップなしとか縛りをつければ上級者も楽しめる。タイムアタックなんていまだに世界中でやられてますからね。僕ももっと突き詰めて上手くなりたいです。

 

「スーパーマリオ」は発売日に買えなくて、初めて遊んだのは人の家だったんですよね。普通、友だちが持っていたら借りるとかするじゃないですか。でも、このソフトだけはどうしても自分で買いたくなった。そのくらい面白くて衝撃的な作品でした。これまでの人生でもう9000時間は遊んでるんじゃないですかね(笑)。その後のシリーズもすべてやり込んでいますし、本当にすごいゲームです。

↑クッパにさらわれたピーチ姫をマリオが助けます。3-1では階段を利用した無限1UPもできました

 

大人になったいまこそ遊びたい懐ゲーがある!

復刻ミニハードがヒットし、再び注目が集まっている〝懐ゲー〟。それにしても、どうして懐ゲーはここまで大人たちの心に刺さるのか? その魅力を本誌のゲームコーナーでもおなじみ、エッセイ「ファミコンに育てられた男」も好評のゲーム芸人フジタさんに聞きました。

 

「まずレトロゲームの魅力は、その多種多様な見た目。特にファミコンのカセットは色とりどりですし、パッケージもカセットサイズと同じ大きさのものやA4サイズ以上のもの、付属品が付いた豪華なものなどいろいろあって、部屋に飾っておくだけでも楽しいです。また、遊ぶにしてもレトロゲームはシンプルでとっつきやすい! 容量は小さいですが、独自のアイデアでプレイヤーを飽きさせない工夫がされています。子どものころはわからなかった昔のゲームのスゴさや面白さを大人になって気づくという場合も多いですね」(フジタさん)

 

ノスタルジーに浸れるばかりか、遊びとしても現役の〝懐ゲー〟。これぞまさに大人の趣味なのだ!

 

 

こんなの知ってた?ファミコン豆知識

ファミコン後期のソフトは中古でプレミア化しやすい

「ファミコン後期の名作は、あまり数が出回っておらず、そのぶん高額になっています。完品なら10万円を超えるものも! 市販品の高額ベスト3は『サマーカーニバル’92 烈火』『ギミック!』『バトルフォーミュラ』です」(フジタさん)

↑市販されない懸賞品はさらにレア。こちらは集英社の児童図書のプレゼントだった「キン肉マン マッスルタッグマッチ」

 

形状の違うファミカセは自社生産だからできた

「ファミコン発売当初からのサードパーティは、カセットの自社生産が認められており、独自形状が生まれました。金メッキ、光るダイオード、スケルトンなどは有名です。僕はカセットの形状で、何のソフトか盲牌できます(笑)」(フジタさん)

 

↑色も形状も多彩なファミコンカセット。タイトルを聞いて、カセットの色を瞬時に答えられるのもフジタさんの特技とか

 

 

いまできる懐ゲーの手ほどき

昔の機器をどこかから探し出さなくても、懐ゲーを手軽に遊ぶ方法はいくつかあります。ここでは、その方法とおよその費用を紹介。ミニゲーム機はインテリアとしても映え、ダウンロード販売は好きなタイトルだけを買えます。

 

01.「ミニゲーム機」でプレイ!

往年の人気作がプリインされ、HDMIケーブルでテレビに接続するだけで簡単にプレイができるミニゲーム機。カセットは挿せず、新たにDLもできませんが、時代を越えた名作が多数収録され、すぐに遊べるのは魅力的!

↑7月に発売したミニファミコン ジャンプ版。同誌黄金期のゲーム化作品が満載です!(おおよその費用:約1万円/20〜40タイトル)

02.「バーチャルコンソール」でプレイ!

3DSなどにレトロゲームをDLして遊べる任天堂のサービス。3DSならファミコン、スーファミ、ゲームボーイなど約280タイトルがラインナップ。PlayStationでも同種のサービス「ゲームアーカイブス」が展開されています。

↑配信ソフトはハードによって異なります。1タイトル500円ほどで買えるので気軽です(おおよその費用:約500円/1タイトル)

 

03.「アーケードアーカイブス」でプレイ!

ハムスターが展開する「アーケードアーカイブス」は、80〜90年代のアーケードゲームの忠実な再現を目指したDLサービス。各ゲームにオンラインランキングが搭載され、世界中のプレイヤーとのスコア争いが白熱します。

↑難易度は変更が可能。設定で、当時のブラウン管テレビの雰囲気も再現できます(おおよその費用:約800円/1タイトル)

 

Nintendo Switchでファミコンを遊べるオンラインサービスが開始!

今年9月に開始予定の有料サービス「Nintendo Switch Online」。加入者は厳選されたファミコンソフトが遊べるサービスも受けられます。第1弾ラインナップは「アイスクライマー」や「ドクターマリオ」など20タイトル。

↑月額料金は300円。タイトルは定期的に追加予定。オンラインでフレンドとの対戦や協力プレイもできます

 

 

文/卯月 鮎 撮影/高原マサキ(TK.c)

 

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