流暢な会話で必要なのは、会話のテンポ感とスムーズさ。「ポケトーク W」はどちらも叶えます!

ソースネクストは、「POCKETALK W(ポケトーク W)」を9月7日に発売します。ポケトークは、手のひらに収まる小型の音声翻訳・通訳機。話しかけるだけで世界各国の言語に翻訳する手軽さが特徴で、新型は翻訳スピードが向上し、設定もさらに簡単になりました。旅行好き、しかも先日シンガポールに渡航したばかりの筆者が試してまいりました。

 

↑eSIM(海外通信SIM)機能付きは3万2270円、eSIM非搭載モデルは2万6870円

 

日本語や英語、中国語、スペイン語など74言語に対応。二言語を選んで双方向で翻訳できます。使い方は、ボタンを押しながら話しかけるだけ。日本語と英語を選んだ場合、日本語のボタンを押しながら話すと英語に翻訳され、英語のボタンを押しながら話すと日本語に翻訳されます。

 

片手に収まるコンパクトさはそのままで、画面サイズは2.4インチに大型化。スマホのようなタッチ操作に対応し、使い勝手も改善されました。1.5Wの大音量スピーカーを2基搭載し、人混みの中でも聴き取りやすくなりました。

 

↑画面が大きくなり、翻訳前と翻訳後のフレーズを同時に表示できるように

 

↑カラーはブラック、ホワイト、ゴールドの3色

 

前のモデルから大きく向上したのはその翻訳スピード。旧モデルと比べて平均7.4倍高速になりました(Wi-Fi接続時)。英語の場合、話し終わってから翻訳された音声が再生されるまでの待ち時間は平均0.5~1秒としています。

 

↑翻訳はボタンを押しながら話すだけの簡単操作

 

翻訳精度も向上。特にアジア圏の言語ではNICT(情報通信研究機構)の音声翻訳エンジンを採用したことで、翻訳の適切さや流暢さが改善されました。また、言語の聴き取りでは、インド英語や南米のスペイン語などに対応。なまりの強い言語でもちゃんと聴き取れるように。

 

翻訳する言語を声で選択する機能が搭載されたのもポイント。長~い言語一覧画面をスクロールして選択する手間が省けます。言語選択画面で「スワヒリ語」などと話せば、言語の設定も可能。

 

↑言語選択も声で

 

モバイル通信では新たに4G LTEをサポート。Wi-Fiがない環境でも平均で2.5倍、翻訳スピードが向上しています。待ち時間が短くなったことで、テンポが良くなり、よりスムーズに会話できるようになりました。

 

eSIM搭載モデルでは、世界105の国と地域のモバイル通信をサポート。面倒な初期設定もなく、箱から出してそのままの状態で、海外に持っていって使うことができます。通信費用などは発生せず、購入から2年間は使い放題で利用できます(2年後経過の料金プランは今後発表予定)。

 

↑100以上の国と地域で使えるeSIMを内蔵(2年間は通信費無料)

 

また、eSIMとは別にnanoSIMスロットを搭載。ユーザーの自己責任のもと、現地のSIMカードなどを挿して使うこともできます。なお、オフライン翻訳機能は搭載しておらず、利用するためにはWi-Fiかモバイル通信を利用する必要があります。

 

このほか、語学学習に活用するユーザーに向けて、同社の語学学習プログラム「ロゼッタストーン」との連携機能も搭載。海外で話した会話の履歴をロゼッタストーンに転送して学習に活用する機能などが追加される予定です。

 

翻訳した内容をスマートフォンやパソコンのブラウザー上で表示する機能も追加。タブレット端末やプロジェクターなどに表示すれば、翻訳した内容を見せながらプレゼンテーションをすることもできます。Bluetooth搭載で、外部のスピーカーでの再生も対応します。

 

↑翻訳したフレーズの履歴をスマホなどで確認できる

 

連続利用で最大6時間程度の利用が可能。使っていないときは自動でスリープするので、海外旅行中の利用ならほぼ丸一日は使えそうです。充電端子はUSB Type-Cで、最近のAndroidスマートフォンのACアダプターを流用できます。

 

流暢な会話で必要なのは、会話のテンポ感とスムーズさ。展示機を試してみましたが、話し終わってから1秒前後で翻訳音声が再生されるなど、レスポンス面では問題なし。面倒なSIMも設定がなく、わかりやすい操作で機械に慣れていない人でもすぐに使いこなせそう。ユーザーの声を取り入れて、さらに便利に進化したポケトーク Wを持っていけば、海外旅行もより充実したものになりそうです。

もう外国語は怖くないぜ! いざという時でも焦らない使える翻訳機4選

2020年に開催される東京五輪。いまは外国人ツーリストが爆発的に増加しているので、東京五輪が近づくにつれ外国語で会話するシーンが増えるかもしれません。そこで今回ピックアップするのは、日常で使える最新鋭の翻訳機4選。外国人とスムーズに会話できたり、わからない単語をすぐに教えてくれるアイテムを取り上げたので、この機会に気になる1品をぜひゲットしておきましょう!

出典画像:「ログバー」公式サイトより

 

[その1]

52言語に対応した超小型翻訳機

出典画像:プレスリリースより

東江物産
Langie(ランジー)
超軽量小型翻訳機「Langie」はボタンを押して話すだけで、最大52言語に自動翻訳してくれます。外国人とのスムーズなコミュニケーションを可能にする機能「オンライン音声翻訳」は、細かい翻訳が必要なビジネスシーンに最適。またネット環境がない場所で使用できる「オフライン音声翻訳」も魅力的な機能です。

 

<注目ポイント>
・ボタンを押して話すだけで「自動翻訳」が可能
・「オンライン翻訳」機能で最大52言語を翻訳
・超軽量の125gで持ち運びラクチン
場所や建物名を相手に知らせたい時に役立つ「画像検索」機能を搭載しています。言葉だけでうまく伝えられなかった際に、画像を交えればより円滑な会話が可能に。集音の性能が従来機種と比べて格段に向上した「デュアルマイク&スピーカー」が備わっているので、騒音の多い場所でもしっかりと言葉を読み取ってくれますよ。

 

[その2]

言葉の壁をなくす「通訳」デバイス

出典画像:「ソースネクスト」公式サイトより

ソースネクスト
POCKETALK(ポケトーク)
外国語が話せなくても外国人と対話できる「POCKETALK」は英語や中国語、フランス語など50の言語に対応しています。ネットと自動通信するIoT性能が内蔵されていて、正確な音声認識、文字変換、翻訳、音声の合成などを瞬時に実現。日本語と外国語だけでなく選んだ2つの言語を翻訳してくれるので、外国人同士の会話も理解できますよ。

 

<注目ポイント>
・50の言語を自動翻訳
・クラウドで正確な翻訳を実現
・翻訳した言語は20件まで履歴表示
翻訳した言語は20件まで履歴を表示。以前に出てきた言語なら再び翻訳しなくても、履歴から検索できます。カラーバリエーションはシンプルな「ホワイト」と「ブラック」の2色を用意。海外旅行やビジネスシーンなどに大活躍するので、ぜひ利用してみてはいかが?

 

[その3]

安心して海外旅行が楽しめる音声翻訳機

出典画像:「ログバー」公式サイトより

ログバー
ili(イリー)
ログバーの「ili」は、旅行に特化した音声翻訳機です。オフラインで使えて、話した言葉を最速0.2秒で「英語・中国語・韓国語」の3言語に翻訳。同商品は翻訳機に多い双方向機能ではなく、「一方向翻訳」を採用しています。言葉を伝えることに特化していて、スピーディーなコミュニケーションを楽しめるのがポイント。

 

<注目ポイント>
・「英語」「中国語」「韓国語」の3言語に対応
・海外旅行にぴったりの機能が満載
・スピーディーなコミュニケーションを実現した「一方向翻訳」機能
旅行のシチュエーションに役立つ「こだわりの翻訳辞書」を内蔵しています。旅行中によく使うフレーズを収集した「ワンフレーズ翻訳」機能は、食事や買い物、タクシーなど旅の途中に欠かせないシーンをサポート。「言葉が通じるかな…」と不安な人でも安心して旅行を満喫できますよ。

 

[その4]

英文をなぞるだけで訳してくれるペン型スキャナー

出典画像:「シャープ」公式サイトより

シャープ
ペン型スキャナー辞書(英和モデル) BN-NZ1E
「BN-NZ1E」は、わからない英単語をなぞるだけで翻訳してくれるペン型スキャナー辞書です。スキャンすると、わずか2秒で日本語に訳してディスプレイに表示。見出しの大きな字から注釈の小さな字まで読み取りが可能なので、海外の本や雑誌を読む際に活用しましょう。

<注目ポイント>
・英文をなぞるだけでたった2秒で翻訳
・専門用語に強い「グランドコンサイス英和辞典」を搭載
・約86グラムの軽量コンパクトボディ
同商品には、理工・医学・社会科学・法律・スポーツなど専門用語に強い「グランドコンサイス英和辞典」を搭載しています。英字新聞や雑誌に出てくる難しい用語にも対応できるように、約36万の単語を収録。また調べた言葉は最大100件まで登録できるので、復習する時にひと目で見れて便利ですよ。