シャオミ、AI機能搭載の「Xiaomi Pad 7」シリーズ!高性能タブレットを、早割なら5万円未満で買える

シャオミ・ジャパンは、高性能タブレット「Xiaomi Pad 7」シリーズを3月13日より順次発売。3.2Kの高解像度ディスプレイ、高性能チップセット、豊富なアクセサリーで、エンターテインメントからビジネスまで幅広く活用できるのが特徴です。

記事のポイント
高性能でありながら、価格は上位モデル(Pro)でさえ9万円を下回るコスパの良さ。Xiaomi Pad7にもXiaomi Pad7 Proにも、最新のHyperOS 2を搭載しており、リアルタイム翻訳やAI電卓、AIアートなど、AIを活用した便利な機能を利用できますよ。

 

Xiaomi Pad 7シリーズは、3.2K解像度(3200×2136)の約11.2インチディスプレイを搭載。最大144Hzのリフレッシュレートに対応し、資料作成などはもちろん、動画視聴やゲームも滑らかに楽しめます。

 

厚さ6.18mm、重さ500gの薄型軽量ボディに、8850mAhの大容量バッテリーを搭載。長時間の使用でも安心です。67W(Xiaomi Pad 7 Pro)または45W(Xiaomi Pad 7)の急速充電に対応し、短時間で充電できます。

 

また、フォーカスキーボードやフォーカスペンなどのアクセサリーが豊富に用意されています。キーボードを装着すれば、ノートPCのように快適に文字入力が可能。フォーカスペンを使えば、イラスト制作やメモ書きもスムーズに行えます。

上位モデルのXiaomi Pad 7 Proには、光の反射を抑えるMatte Glass Versionモデルも用意。日差しの強い場所でも画面が見やすく、メモ書きやイラスト制作にも難がありません。

 

またSnapdragon 8s Gen 3 Mobile Platformを搭載し、高い処理性能を実現。動画編集やゲームなど、負荷の高い作業もスムーズに行えます。3200万画素のフロントカメラと5000万画素のアウトカメラは、オンラインミーティングや資料撮影に便利です。

 

Xiaomi Pad7は、Snapdragon 7+ Gen 3 Mobile Platformを搭載。仕事や学習、エンターテインメントなど、あらゆる場面においてバランスの取れたパフォーマンスを発揮します。

 

シャオミ
Xiaomi Pad 7 Pro
8GB/128GB版:6万7980円(税込)
12GB/512GB版:8万1980円(税込)
Matte Glass Version(12GB/512GB版):8万4980円(税込)

Xiaomi Pad 7
8GB/128GB版:5万4980円(税込)(早割価格:4万9980円(税込)※3月13日~3月31日)
8GB/256GB版:6万4980円(税込)

 

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開発中止騒動の「Pixel Tablet 2」、すごいアップグレードになるはずだった…?

先日、Googleの次期タブレット機「Pixel Tablet 2」は開発中止になったとの噂が流れました。続報が入り、実はPixel Tablet 2は120Hzのディスプレイを搭載し、4Kディスプレイ出力に対応するなど、素晴らしいアップグレードを提供する予定だったと報じられています。

↑Pixel Tablet 2は惜しくも開発中止?

 

Pixel Tablet 2は、Pixel 9シリーズと同じTensor G4チップを搭載し、5G対応モデルもあると見られていました。未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、その他の仕様をいくつか明らかにしています。

 

まず、内蔵ディスプレイは120Hzの液晶パネルになるとのこと。初代Pixel Tabletは時代遅れ感の強い60Hzパネルだったため、大幅な強化となります。以前の噂では上下のベゼルが少し細くなるとも伝えられていました

 

今回の報告では、ディスプレイの明るさが約10%向上すると付け加えています。自撮りカメラにはサムスン製の「S5K3K1」というセンサーが搭載され、解像度は8MPから10MPに上がる予定だったそうです。背面カメラはオートフォーカス付きの11MPとなり、さほど優れているわけではないものの、初代モデルから十分なパワーアップになるはずでした。

 

さらに、Pixel Tablet 2は最大4KのDisplayPort出力に対応する予定だったそう。GoogleはAndroidタブレット向けに複数のウィンドウを扱ったり、まるでパソコンのように操作できたりする新機能をテスト中だけに、発売されていれば興味深い製品となったでしょう。

 

残念ながら「Pixel Tablet 2」は市販されないようですが、2027年に発売の可能性がある「Pixel Tablet 3」に期待したいですね。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

開発中止騒動の「Pixel Tablet 2」、すごいアップグレードになるはずだった…?

先日、Googleの次期タブレット機「Pixel Tablet 2」は開発中止になったとの噂が流れました。続報が入り、実はPixel Tablet 2は120Hzのディスプレイを搭載し、4Kディスプレイ出力に対応するなど、素晴らしいアップグレードを提供する予定だったと報じられています。

↑Pixel Tablet 2は惜しくも開発中止?

 

Pixel Tablet 2は、Pixel 9シリーズと同じTensor G4チップを搭載し、5G対応モデルもあると見られていました。未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、その他の仕様をいくつか明らかにしています。

 

まず、内蔵ディスプレイは120Hzの液晶パネルになるとのこと。初代Pixel Tabletは時代遅れ感の強い60Hzパネルだったため、大幅な強化となります。以前の噂では上下のベゼルが少し細くなるとも伝えられていました

 

今回の報告では、ディスプレイの明るさが約10%向上すると付け加えています。自撮りカメラにはサムスン製の「S5K3K1」というセンサーが搭載され、解像度は8MPから10MPに上がる予定だったそうです。背面カメラはオートフォーカス付きの11MPとなり、さほど優れているわけではないものの、初代モデルから十分なパワーアップになるはずでした。

 

さらに、Pixel Tablet 2は最大4KのDisplayPort出力に対応する予定だったそう。GoogleはAndroidタブレット向けに複数のウィンドウを扱ったり、まるでパソコンのように操作できたりする新機能をテスト中だけに、発売されていれば興味深い製品となったでしょう。

 

残念ながら「Pixel Tablet 2」は市販されないようですが、2027年に発売の可能性がある「Pixel Tablet 3」に期待したいですね。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

次期「Pixel Tablet 2」、まさかの開発中止!?

先日、GoogleはPixelタブレットの第2世代モデル「Pixel Tablet 2」を開発中との噂が報じられていました。しかし新たな情報が入り、開発が中止されたと伝えられています。

↑Pixel Tablet 2を巡り情報が錯綜

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、Pixel Tablet 2が初代に近いデザインになると以前に報じていました。画面周りのベゼルが薄くなるほか、Google純正の専用キーボード(タッチパッド付き)も準備中とされており、期待が高まっていました。

 

ところが、Android Authorityは「GoogleがPixel Tablet 2の発売計画をキャンセルした」と情報源から知らされたそうです。別のAndroid情報サイトは「Pixel Tablet 3」の開発が中止になったと報じていましたが、Android Authorityは、中止されたのはPixel Tablet 2のほうだと主張。なぜGoogleがストップしたかと言えば、「損失を出すのではないかという懸念のため」と言います。

 

Android Authorityの報告は、2027年に噂されているPixel Tablet 3の可能性を否定するものではありません。Pixel開発チームが大画面のデバイスを完全に放棄するとの噂は今のところ見当たらないと別のメディアでは指摘されています。

 

その一方、GoogleがPixelブランドの高級ノートPCを開発中との噂もありました。いずれにせよ、同社の新たな大画面Android製品は数年のうちに登場する可能性が高そうです。

 

Source: Android Authority

次期「Pixel Tablet 2」、専用キーボード付きカバーを開発中!?

Googleの第3世代「Pixel Tablet」は2027年に発売されると噂されているなか、第2世代のPixel Tabletの開発が進んでおり、そこに搭載されるカメラや専用アクセサリーの詳細が分かったと報じられています。

↑次はどんな変化を見せてくれるの?

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、Pixel Tablet 2の全体的なデザインは「初代のPixel Tabletとそれほど変わらない」とのこと。もっとも、上下のベゼルは薄くなる可能性があり、初代と異なるボタンやカメラ配置を試しているそうです。新しいカメラが搭載される予定とのこと。

 

搭載プロセッサーは、Pixel 9シリーズと同じTensor G4か次期Tensor G5のどちらになるのかは不明。もっとも、2024年内に発売されるとすれば、Tensor G4となる可能性が高そうです。

 

さらにPixel Tablet 2では、背面のコネクターに取り付ける折りたたみ式のタブレットスタンド付きキーボードカバーが開発中と言われています。初代モデル用には純正スタイラスやキーボードを準備中との噂もありましたが、今回の情報源によれば、どちらも「品質上の懸念」からボツになったとのこと。

 

初代Pixel Tabletはメディア消費に使いやすい一方、生産性ツールとしての便利さは限られていました。第2世代モデルに専用キーボードが作られたら、仕事や勉強にバリバリ活用できるかもしれません。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

3日間限定、12インチタブレットが約2万で買えちゃう!? Teclast「T60 Plus」

Teclastは、12インチタブレット「T60 Plus」を11月5日に発売しました。通常価格が2万9900円のところ、11月7日までの3日間限定で、30%の早割価格で購入できます。

 

記事のポイント

12インチ2Kディスプレイでありながら8.2mmと非常に薄く、重さも550g未満。持ち運びに難がありません。8000mAhコバルトリチウム電池を搭載しており、長時間使えます。元々リーズナブルですが、期間中であれば更に安くなり、2万900円と求めやすい価格に。

 

T60 Plusの特徴は、TÜV Rheinlandが認定したブルーライト低減機能を備えている12インチ 2K IPSスクリーン。臨場感あふれる映像を楽しめます。

 

90Hzの可変リフレッシュレートにより、コンテンツをなめらかに見せてくれつつ、負荷の少ないタスク中に電力効率を最適化し、バッテリー寿命も延ばすとのこと。

 

6GBのRAMを搭載し、最大10GBまでの仮想メモリが拡張可能です。128GBの高速ストレージチップを搭載し、最大1TBまでのMicro SDカードをサポートします。

 

TDD+FDDデュアルモード、4G LTEネットワークのアクセスを提供。仕事でも遊びでも、高速でネットサーフィンできます。

 

8MPフロントカメラは、スムーズでクリアなビデオ通話を叶えるだけでなく、タブレットのロックを簡単に解除するための顔認識もサポート。13MPリアカメラはオートフォーカス搭載で、LEDフラッシュにより低照度下でも鮮明度を高めてくれます。

 

Teclast
「T60 Plus」
2万9900円 ※イベント価格2万900円

Google、Androidタブレットで「複数のウィンドウを開く」新機能をテスト中!

最近のiPadは、画面の中に複数のウィンドウを開ける「ステージマネージャ」を利用できます。これと同様の新機能を、GoogleがAndroidタブレット向けにテストしていることが明らかとなりました。

↑テスト中のデスクトップ・ウィンドウィング(画像提供/Google)

 

Googleは新機能「デスクトップ・ウィンドウィング(Desktop Windowing)」をテスト中とのこと。現在、Androidタブレットのアプリは基本的にフルスクリーンで開かれます。しかし、この新機能によってアプリのサイズを変更し、画面上に自由に並べられるようになり、複数のタスクをこなすことが簡単になります。

 

この新機能は、開発者向けプレビューとして提供されており、対応したアプリは複数のウィンドウを同時に開くこともできます。

 

新たなモードが有効になると、アプリは位置を変えたり、最大化したり、閉じるボタン付きのウィンドウで表示されたりするようになります。また、画面の下にはタスクバーが表示され、実行中のアプリが確認できます。

 

こうした機能は、すでにサムスンが何年も前から「DeX」として提供しています。タブレットのほか一部のサムスン製スマートフォンでも画面のなかで複数のウィンドウを開くことが可能。

 

今のところ、この新機能は開発者プレビュー版のAndroid 15 QPR1 Beta 2 for Pixel Tabletsのみで利用できます。この機能がいつAndroidタブレット全般に展開されるのか、Google Pixel 9 Pro Foldにも搭載されるのかは不明。もし利用可能となれば、生産性が上がりそうです。

 

Source: Android Developers Blog
via: The Verge

Sペン対応5万円台のタブレットが新発売! サムスン「Galaxy Tab S6 Lite (2024)」予約開始

サムスンは、スリムなボディに大画面・Sペン対応・高性能すべてを兼ね備え、仕事と遊び両方のために設計されたスタイリッシュタブレット「Galaxy Tab S6 Lite (2024)」の予約受付を開始。2024年7月31日(水)より販売します。

 

メモの生産性が一段と向上

「Galaxy Tab S6 Lite (2024)」はこれまで以上に簡単で楽しく、正確にアイデアを書き留めることができます。人間工学に基づいて設計されたSペンを付属し、長時間握っていても快適な書き心地を保ちます。ユーザーはタブレットのロックを解除することなく、Samsung Notesでスケッチをしたり、アイデアを書き留めたり、Sペンを使って文字や絵を書くことができます。

 

また、Sペンは充電する必要がないため、アイデアを思い付いた瞬間にいつでも使用することができます。またGalaxy Buds FEを含むGalaxyデバイスと互換性があり、複数のデバイス間でシームレスな接続が可能です。

 

スタイリッシュで持ち運びやすい

高級感のあるメタリックなデザインを採用。重量は465gと携帯性を高め、コンパクトかつ軽量なモデルとなっています。さらに、約10.4インチの大画面とスリムで対称的な9mmのベゼルによりコンパクトなサイズ感ながら没入感のある視聴体験を提供。さらに最大14時間のノンストップ動画再生を可能にするバッテリーを搭載しています。

 

microSD対応・DeXを搭載し、快適な作業が実現

クイックパネルのDeXボタンをタップするだけで、タブレットをまるでPCのように使用できる機能を搭載。一度に複数のウィンドウを開き、写真をメールにドラッグ&ドロップ、右クリックしてその他の機能を表示するなど便利に使うことも可能です。チップセットにExynos 1280を搭載し、よりWEB閲覧やノート作成もスムーズに行うことができます。また、最大1TBのmicroSDに対応し、写真や動画の容量を気にせず保存することが可能です。

※実際のUIと異なる場合があります。

 

端末間の接続に障壁をなくす「SmartThings」

「SmartThings」はタブレット画面上の操作だけでテザリング機能をONにすることが可能。GalaxyスマートフォンのデータをQuick Shareで簡単にタブレットへ共有することもできます。

 

効果的なタブレット学習ができる「業務用タブレット」としても活用可能

Galaxy独自の強固なセキュリティであるKnoxが標準搭載されており、業務用タブレットとしても安心安全に利用が可能。付属のSペンを活用して、ビジネスにおけるメモや編集、タブレット学習など、幅広い利用シーンで活躍します。

 

2年間の安心保証サービス「Galaxy Care」

「Galaxy Care」に加入すると、水没破損や落下等による画面割れ、故障や盗難時に、無料もしくはわずかな負担金で端末の修理・交換が可能です。

※1年に1回までとなります。
※Samsungがグローバルで提供している「Samsung Care+」とは内容が異なります。
※詳細および対象製品はGalaxy Care詳細ページ(https://www.samsung.com/jp/offer/galaxy-care/)をご確認ください。

 

サムスン

商品名:Galaxy Tab S6 Lite (2024)
価格:5万3600 円(税込)

※表示はSamsungオンラインショップ(2024年7月17日時点)の価格です。その他販売店での価格は異なる場合があります。また時期によって変動する可能性がありますのでご了承ください。

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

エンタメ楽しむにはこれで十分! 4万円台のAndroidタブレット「LAVIE Tab T11」発売

NECパーソナルコンピュータは個人向けAndroidタブレット「LAVIE Tab T11」を2024年7月11日より販売を開始。実売価格は4万7030円(税込)。

LAVIE Tab T11(T1155/HAS)は、高級感のある上質なボディにパワフルな8コアプロセッサ4GBメモリ、128GBストレージを搭載。高解像度WUXGAの広視野角液晶、Dolby Atmos対応クアッドスピーカにより、美しい映像と臨場感あふれるサウンドが楽しめるとのこと。

 

キーボードやタブレットカバー、デジタルペンなど、多彩なアクセサリーオプションも用意し、PCライクな使い方にも対応。また、安心して使える充実のサポートを備え、ファミリー利用や入門機としても最適なスタンダードタブレットです。

Editor’s Eye

価格が税込で4万円台と、スタンダードモデルらしい価格が魅力。それでいてエンタメを楽しむには十分な基本性能も備えているので、手ごろなタブレットがほしい人にとってはうってつけといえるでしょう。(GetNavi web編集部デジタル担当/西牧裕太)

 

LAVIE Tab T11(T1155/HAS)の特長

・8コアプロセッサMediaTek Helio G88、4GBメモリ、128GBストレージ搭載

・高解像度WUXGA(1920×1200ドット)11型ワイド広視野角液晶ディスプレイ、リフレッシュレート90Hz対応

・Dolby Atmos対応クアッドスピーカ

・バッテリ容量7040mAh(駆動時間約10時間)(注1)

・本体質量約465g、最薄部7.2mmの薄型軽量設計、スマートエレガントなデザイン

・国際認証機関「TÜV Rheinland」から認められたブルーライト低減ディスプレイ

・デュアルモードキーボードでPCライクな利用が可能(別売オプション)

・スタンドとしても使えるタブレットカバー、なめらかな書き心地を実現するデジタルペン3、傷がつきにくいガラス保護フィルム(別売オプション)

 

【別売オプション】

デジタルペン3(PC-AC-AD042C)
4096段階の筆圧感知。チルトセンサ、パームリジェクションに対応。Type-C充電で約35時間駆動

タブレットカバー(PC-AC-AD047C)
スタンドモードやペン収納機構を備えたタブレットカバー。高級感のあるグレーカラーに、カメラも保護する開閉バンド付き

ガラス保護フィルム(PC-AC-AD048C)
感度が高く、クリアで傷がつきにくい保護フィルム。取り付けが簡単に行えるキット付き

キーボード(PC-AC-AD049C)
マルチデバイス対応キーボード。タブレットに加えてWindows PCなど合計最大3台まで登録しておくことができ、Bluetoothチャンネルキーで手軽に接続するデバイスの切り替えが行えます。有線による接続も可能

サムスンの最新アイテムがおトクに! 「Galaxy Tab S9」シリーズや「Galaxy Watch6」シリーズがプライムデーセールに登場

サムスン電子ジャパンは、Amazonで7月11日0時から7月15日23時59分に開催される「Amazon プライムデー先行セール」と、7月16日0時から7月17日23時59分に開催される「Amazon プライムデー」にて、Galaxy対象製品をセール価格で販売します。

 

対象製品は、Amazon.co.jp内「Samsung Galaxy Store」(Galaxyのストア)で発売中の「Galaxy Tab S9シリーズ」をはじめとしたタブレット製品と、「Galaxy Watch6シリーズ」などのウェアラブル製品。割引率や値引き後の金額は、セール実施中に同サイトの各製品販売ページをご確認ください。

↑Galaxy Tab S9 Ultra/Galaxy Tab S9+/Galaxy Tab S9

 

タブレット製品は、フラグシップタブレットの「Galaxy Tab S9 Ultra」(約14.6インチ)、「Galaxy Tab S9+」(約12.4インチ)、「Galaxy Tab S9」(約11インチ)や、最新ペンつきタブレット「Galaxy Tab S9 FE」(約10.9インチ)、Galaxy Tab Aシリーズ最大サイズの「Galaxy Tab A9+」(約11.0インチ)が対象。

↑Galaxy Tab S9 FE

 

ウェアラブル製品は、スマートウォッチ「Galaxy Watch6」(40mm)、「Galaxy Watch6 Classic」(47mm)(43mm)が対象です。

↑Galaxy Watch6

スピーカーをなんと8基搭載! レノボが11.5型Androidタブレット「Lenovo Tab Plus」を発表

レノボ・ジャパンは7月2日、Androidタブレット「Lenovo Tab Plus」を発表。レノボオンライン価格は7万円前後(税込)。

 

Lenovo Tab Plusは、エンターテイメント性能を極限まで高めたタブレットです。JBLスピーカーを計8基(マトリックス・ツイーター×4基、フォース・バランスド・ベース・システム×4基)搭載し、最高のサウンド体験を提供するとのこと。

 

さらに、Bluetooth接続でポータブルBluetoothスピーカーとしても利用でき、スマートフォン等を接続してどこでも音楽を楽しむことができます。

目の疲れに配慮したディスプレイと大容量バッテリーで長時間コンテンツを楽しめる

Lenovo Tab Plusは、11.5型のTUV認証取得の低ブルーライト高解像度ディスプレイ(2000×1200ドット)を採用。バッテリーは8600mAhの大容量で、最大約12時間のストリーミング再生を実現。また、45Wの急速充電に対応し、約90分でフル充電が完了します。

 

MediaTek Helio G99オクタコアプロセッサー、8GBのRAM、256GBのストレージを搭載し、ゲームアプリも快適に動作。175°開くキックスタンド一体型デザインは、スタイリッシュで耐久性に優れ、さらにIP52の防滴・防塵性能を備えています。その他、機能をカスタマイズできるボタン付きのLenovo Tab Pen Plusをオプション製品として用意しています。

 

この製品のポイント

8基のスピーカー搭載はタブレットとしては多いうえに、Dolby Atmos対応なので音に期待できます。タブレットはエンタメ用途で求める人が多いと思いますが、まさにピッタリな製品といえそうです。

 

■Lenovo Tab Plus主な仕様

OS:Android 14
プロセッサー:MediaTek Helio G99 プロセッサー(最大2.2 GHz、8コア)
メモリ:8GB LPDDR4x
ストレージ:256GB(最大1TBまでのmicroSDカード対応)
ディスプレイ:11.5型(2000×1200ドット)、マルチタッチ対応
インターフェース:USB 2.0 Type-C(OTG機能付き)、マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
スピーカー:JBLスピーカー×8
カメラ:フロント800万画素、リア800万画素
バッテリー駆動時間:約12時間 ※1
通信機能:Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth v5.2
本体寸法:268.3(W)×7.8~13.6(D)×174.3(H)mm
本体重量:約650g

レノボオンライン価格(予定):7万円前後(税込)
発売日:2024年7月2日

※1 バッテリー駆動時間は、使用状況によって異なります。

サムスン、新たな動画を公開! 遠慮なくアップルの炎上CMを皮肉る

サムスンは公式アカウントにて、「Creativity cannnot be crushed(創造性は潰せない)」というCMを公開。先日、公開後に炎上し謝罪に追い込まれた、アップルのCMを皮肉るものとなっています。

↑露骨だけど、ライバルの失敗を見逃さない(画像提供/サムスン)

 

アップルは2週間前、「新型iPad Pro」と同時にCM「Crush!」を公開。プレス機でさまざまな楽器やカメラ、ゲーム機、画材や石膏像が押し潰され、iPad Proの薄さと多機能さをアピールする…というものでしたが、このCMは世界中で大不評。アップルは最終的に謝罪をし、またTVでのCM放送を見送ったのです。

 

サムスンのCMは、女性がプレス機の前でぼろぼろになってしまったギターを拾い上げ、「Galaxy Tab S9 Ultra」で楽曲のスコアを表示し、演奏するというもの。投稿には「#UnCrush」のハッシュタグもつけられており、まさにアップルのCMとは対照的な内容となっています。

 

アップルのCMとサムスンのCM、どちらが製品を消費者に強くアピールできたかは意見が割れそうですが、個人的には、後者のほうが安心して見ていられると感じました。みなさんは、どちらのCMが好きですか?

 

【アップルのCM】

 

Source: Samsung Mobile US via 9to5google

「Pixel Tablet」、充電スピーカーホルダーなしの単品販売を開始!

グーグルは5月8日、Pixelシリーズ初のタブレット製品「Pixel Tablet」の単品販売を開始しました。Googleストアで販売しており、価格は6万8800円(税込)~となっています。

↑用途次第では単品でも十分(画像提供/グーグル)

 

もともとPixel Tabletは昨年6月に発売されましたが、当時は充電スピーカーホルダーが同梱。このホルダー抜きで買うことはできませんでした。

 

しかし、グーグルは新たにPixel Tablet本体のみを再発売。充電スピーカーホルダーとのセットも7万9800円~で販売しており、差額は1万1000円です。スピーカーホルダーは単品で買うと1万7800円かかるので、両方とも買う場合はセット販売のほうが6800円だけお安くなります。

 

もっとも、Pixel Tabletを部屋に置いてスマートディスプレイ代わりにするのではなく、あくまでタブレットとして使うのであれば、スピーカーホルダーの必要性は薄くなります。家の中で持ち運んだり外で活用したりしたい人にとっては、単純にお手ごろ価格になったと言えそうです。

 

これに先立ち、リークアカウント@MysteryLupinは「グーグルがペンやBluetoothキーボードとともにPixel Tablet(ドックなし)を再発売する」と述べていました。もっとも、今のところPixel Tablet専用ペンやキーボードは登場していないようです。

 

今後、Pixel TabletもPixelスマホと同じく、Feature Drops(機能アップデート)により多くの新機能が使えるようになる見通しです。例えば、「かこって検索」は今月末までに広く展開されるはず。グーグルの生成AI機能Geminiも今年の夏に提供される模様です。

 

現在、Pixel Tablet単品はGoogleストアで予約受付中。配達予定は5月14日となっています。

 

Source: Googleストア
via: 9to5Google

PCのサブディスプレイにも! 大画面タブレット「LAVIE Tab T14」と、ゲーム向きの小型タブレット「LAVIE Tab T9」登場

NECパーソナルコンピュータ(NEC PC)は、高性能Androidタブレットの「LAVIE Tab T14」と「LAVIE Tab T9」を発表しました。2月15日から全国の量販店やオンラインで販売します。

 

タブレットの定番はやっぱりiPad、Androidタブレットは安くてほどほど……こうしたイメージを覆すのが今回発表されたLAVIE Tab T14/T9です。

 

LAVIE Tab T14は、14.5型の大きな画面で映像視聴やペン操作などマルチに使えるタブレットです。PCの映像入力も備えています。価格は14万2780円(税込み、以下同)。

↑LAVIE Tab T14

 

LAVIE Tab T9は、小型・軽量ながら高性能なタブレットです。両手で持ちやすい8.8型ディスプレイでリフレッシュレートが144Hz駆動対応。高性能なSnapdragonチップセットを搭載していて、モバイルゲームを楽しむのにちょうど良い1台です。価格は9万8780円から。

↑LAVIE Tab T9

 

Androidタブで最高峰の性能を実現したLAVIE Tab T14

LAVIE Tab T14の特徴は、なんといっても迫力のディスプレイです。iPad Proよりも大きな14.5型で、解像度も3K(3000×1876ドット)、リフレッシュレート120Hzと、ちょっとしたゲーミングディスプレイのようなスペックになっています。

 

ほかのタブレットでは見ない機能として、DisplayPort Altモードの“入力”をサポートしています。つまり、Windows PCやMacの外部ディスプレイとして使えるわけです。

↑右のノートPCからDisplayPort Altモードを経由して、LAVIE Tab T14に画面を表示させることも可能

 

サウンドはJBL製の4ch・8スピーカーを搭載し、サラウンド再生機能のDolby Atmosも対応。高精細な大画面に負けない広がりのある音を再生できます。

 

Androidタブレットとして、大きな画面を活用するための工夫も盛り込まれています。マルチタスク機能を備えていて、アプリを同時に3つや4つ並べて起動したり、画面上にフローティング表示させたりできます。

↑14.5型なので、画面を分割して表示させても見やすい

 

本体にキックスタンドを格納しているため、わざわざスタンドを用意する必要がないのも便利なところです。また、別売の「デジタルペン2」やキーボードカバーを併用すると、より本格的なクリエイティブ用途にも活用できます。

 

デジタルペン2は充電式で、タブレットの側面にペタッと貼り付けて充電するタイプです。4096段階の筆圧検知に対応します。

 

キーボードカバーは、タブレットを自由な角度で固定できるヒンジ機構付き。タッチパッドも備えていて、マルチタスク操作やアプリ起動のファンクションキーもあります。価格は3万8280円。

↑別売の製品も豊富にそろっているので、さまざまな使い方が可能

 

「LAVIE Tab T14(T1495/HAS)」の主なスペック

ディスプレイ:有機EL、14.5型ワイド(3000×1876ドット)、120Hz駆動

メモリー:12GB LPDDR5X

ストレージ:256GB(microSD利用で追加1TB)

チップセット:MediaTek Dimensity 9000(8コア)

OS:Android 13

Wi-Fi:Wi-Fi 6E

モバイル通信:非対応

防水仕様:IPX2/IP5X(防滴防塵)

生体認証:指紋・顔

背面カメラ:1300万画素+500万画素広角

インカメラ:1300万画素

大きさ:327.8×210.8×5.9mm

重さ:約735g

バッテリー容量:12300mAh

駆動時間:約6時間(Web閲覧時)

 

小型でパワフルなLAVIE Tab T9

LAVIE Tab T9は、小さくコンパクトなボディに、ハイパフォーマンスを詰め込んだAndroidタブレットです。価格は9万8780円。

↑LAVIE Tab T9の概要

 

画面は8.8型ワイドで、IPSディスプレイを搭載。最大144Hzの高リフレッシュレートもサポートします。

 

チップセットには、ゲーミングスマホに採用された実績もあるクアルコム製のSnapdragon 8+ Gen1を搭載。メモリーは最新のLPDDR5X規格で、8GBを搭載します。なお、直販サイトではメモリー12GB・内蔵ストレージ256GBの拡張版モデルも販売します。こちらは10万9780円です。

 

約365gと軽量で、大きさは両手持ちしたときにちょうど良いサイズ感です。Androidのモバイルゲームを大きな画面で楽しむのにちょうど良いタブレットになっています。

 

横持ちで長時間プレイするための配慮もあります。USB-C端子は本体の長辺側と短辺側の両方に組み込まれていて、横向きで両手持ちしたときに、充電ケーブルが画面の下側から配線できるようになっています。また、短辺側の端子ではDisplayPortによる映像出力もサポートします。

↑USB-C経由で大画面に映像出力も

 

バッテリーを経由しない「バイパス給電」も対応していて、長時間のゲームプレイ時でもパフォーマンスを落とさないよう配慮されています。

 

ソフトウェアでは、「ゲームアシスタント」機能があり、ゲームプレイ時のパフォーマンスを調整したり、画面録画などの機能を利用しやすくなったりしています。

 

ゲームに特化したような性能ですが、デザインは落ち着きのあるもので、仕事のシーンなどでも活用できます。手書き入力用に「デジタルペン3」(USB充電タイプ、1万978円)のオプションもあります。

 

「LAVIE Tab T9(T0995/HAS)」の主なスペック

ディスプレイ:8.8型ワイド(2560×1600ドット)、144Hz駆動

メモリー:8GB LPDDR5X/12GB LPDDR5X(直販限定)

ストレージ:128GB/256GB(直販限定)(microSD利用で追加1TB)

チップセット:Snapdragon 8+Gen 1(8コア)

OS:Android 13

Wi-Fi:Wi-Fi 6E

モバイル通信:非対応

防水仕様:非対応

生体認証:顔

背面カメラ:1300万画素+200万画素マクロ

インカメラ:800万画素

大きさ:208.5×129.5×7.6mm

重さ:約365g

バッテリー容量:6550mAh

駆動時間:約10時間(Web閲覧時)

エンタメ性能に力を入れた3万円台のAndroidタブレット「Lenovo Tab M11」

レノボ・ジャパンは1月23日、Androidタブレット「Lenovo Tab M11」を発表しました。想定価格は3万8280円(税込)。

 

Lenovo Tab M11は、高いエンターテインメント性能を備えたとうたうタブレットです。10.95型のディスプレイを搭載し、解像度は1920×1200ドット、リフレッシュレートは90Hzに対応。また、立体音響技術のDolby Atmosに対応したクアッドスピーカーを搭載しており、臨場感のある映像体験を実現しているといいます。

 

手書きでメモや数式を入力できるアプリ「Nebo」「Myscript Calculator 2」をプリインストール。さらに、4096レベルの筆圧感知機能を備えたLenovo Tab Penを同梱しているため、メモやイラスト制作もすぐに始められます。

 

Windows PCとシームレスな連携を可能にするLenovo Freestyleにも対応。Lenovo Tab M11をセカンドディスプレイとしても使えます。

 

本体サイズは約255.3×166.3×7.2mm、重さは約465g。またスペックは、MediaTek Helio G88 プロセッサー、4GBメモリー、64GBのストレージとなっています。インターフェイスはUSB Type-C、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャックを装備。バッテリー容量は7040mAhです。

「Galaxy Tab S6 Lite」など、Galaxy製品が特価に! Amazonと公式オンラインショップでブラックフライデーセール中

サムスン電子ジャパンは、Amazonで12月1日23時59分まで開催中の「Amazon ブラックフライデー先行セール」「Amazon ブラックフライデー」にて、Galaxy対象製品をセール価格で販売します。

 

今年のAmazon ブラックフライデー先行セールとAmazon ブラックフライデーの対象製品は、「Galaxy Tab S6 Lite」、「Galaxy Watch5(44mm)」、「Galaxy Buds2」、「Galaxy Tab S6 Lite Book Cover」です。

↑「Galaxy Tab S6 Lite」

 

セール期間中には、新製品タブレット「Galaxy Tab S9+」、「Galaxy Tab S9 FE」、「Galaxy Tab A9+」のクーポン割引も実施いたします。

↑「Galaxy Tab S9+」

 

また、11月22日からは、同社公式サイト「Samsungオンラインショップ」にて、対象製品をセール価格で販売する「Samsungオンラインショップ ブラックフライデー」を開催しています。期間は11月27日23時59分まで。

↑「Galaxy Buds2」税込1万4193円(25%オフ)

 

対象製品は、Galaxy Tab S6 Lite、Galaxy Buds2のほか、睡眠や健康測定ができるスマートウォッチ「Galaxy Watch5 Pro」や「Galaxy Watch4(40mm)」で、最大30%オフのセール価格で販売しています。

↑「Galaxy Watch5 Pro」税込5万3060円(30%オフ)

識者イチオシ! 2~5万円台の高コスパ「タブレット」4選

タブレットはプロセッサーの性能が全体的にアップし、マルチタスクも得意。特色は異なるが、高機能な5万円前後のモデルが増加中。薄型大画面にも注目した4アイテムを紹介。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

エンタメ視聴やゲームに最適!スリムなAndroidタブレット

シャオミ
Xiaomi Pad 6

実売価格:4万9800円

約11インチのタブレット。ディスプレイ解像度はWQHD+で、リフレッシュレートは144Hzまでサポートする。Dolby Atmos対応のクアッドステレオスピーカーも備える。別売で専用ペンやキーボードケースも用意。

SPEC●OS:Android 13●CPU:Qualcomm Snapdragon 870●ディスプレイ:11インチ(2880×1800)●メモリ+ストレージ:6GB+128GB、8GB+128GB●サイズ/質量:W165.18×H253.95×D6.51mm/490g

 

↑高リフレッシュレートに対応した画面は、ゲームプレイも快適。ブルーライトに配慮した目にやさしい機能も兼ね備える

 

↑バッテリー容量は8840mAh。充電はUSB Type-Cポートで行い、33Wの急速充電にも対応する。なお、充電アダプターは同梱される

 

【ここが価格以上!】

「ミドルハイのAndroidタブレットとして、いまチェックしておきたい一台。単体で5万円を切りつつ、ディスプレイ&オーディオ周りの仕様が充実しており、エンタメ・ゲーム用途なら高いパフォーマンスを発揮するはず」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

Fire史上最大の画面サイズ! 複数人での動画鑑賞にも

Amazon
Fire Max 11

実売価格:3万4980円〜

Amazon独自の「Fire OS」を採用し、専用のアプリストアで動画配信やゲームなどのアプリを追加できる。堅牢なアルミニウムボディは、落下テストでも高い耐久性を誇る。音声で操作できるアシスタントAI「Alexa」も搭載。

SPEC●OS:Fire OS●CPU:Arm Cortex-A
78(最大2.2GHz)×2、Arm Cortex A55(最大2GHz)×6●ディスプレイ:11インチ(2000×12
00)●メモリ+ストレージ:4GB+64GB●サイズ/質量:W259.1×H163.7×D7.5mm/490g

↑最新の高速Wi-Fi規格「Wi-Fi6」に対応(別途Wi-Fi6対応ルーターが必要)。8メガピクセルの自撮りカメラと合わせ、高品質なビデオ通話が可能だ

 

↑Fire初の11インチ液晶は、フルHDを超える2000×1200ピクセルの高精細。Made for Amazon認定スタイラスペンにも対応している

 

【ここが価格以上!】

「Amazonのサービスに誘導するためか、その高性能さに対してかなり安価に設定されている印象があります。Amazonのセール(ブラックフライデーなど)を利用すれば、さらにお安く買えるはずです」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

鮮やかな映像と迫力のサウンドでエンタメを存分に楽しめる

レノボ
Lenovo Tab B10 3rd Gen

実売価格:2万6840円

視野角が広い10.1型ワイドIPSディスプレイを採用し、色鮮やかな画質を楽しめる。レノボ独自のアイケアモードはブルーライトをカットし、眼精疲労を低減するアイプロテクション技術。強力なオクタコアプロセッサーも搭載する。

SPEC●OS:Android 12●CPU:Unisoc T610 プロセッサー●ディスプレイ:10.1インチ(1920×1200)●メモリ+ストレージ:3GB + 32GB●サイズ/質量:約W239.8×H158.6×D8.5mm/約460g

 

↑Dolby Atmosに対応したステレオスピーカーを搭載。コンテンツに応じた最適な音質に調節可能で、迫力のサウンドを楽しめる

 

↑ボディはデュアルトーン仕上げを施した高品質なアルミニウム合金製。スリムかつ460gの軽さで、長時間の動画視聴も快適だ

 

【ここが価格以上!】

「オクタコアのUnisoc T610 プロセッサーと3GBのメインメモリを搭載。内蔵ストレージは32GBとやや少なめですが、SDXCカードで補えます。強力なCPUやディスプレイの大きさを考えるとこの価格は出色」(「GetNavi」デジタル担当・上岡 篤)

 

お絵描きもノートも付属のペンでサクッと書ける

サムスン
Galaxy Tab S6 Lite

実売価格:5万6798円

10.4型のAndroidタブレットで、Sペンが付属する。バッテリー容量は7040mAhで、最大15時間の動画視聴が可能。本体カラーはグレーのみだが、ペン収納場所も兼ねた別売のブックカバーはグレー、ブルー、ピンクの3色を用意する。

SPEC●OS:Android 13●CPU:Snapdragon 720G●ディスプレイ:10.4インチ(2000×1200)●メモリ+ストレージ:4GB + 64 GB●サイズ/質量:W154.3×H244.5×D7.0mm/約465g

 

↑扱いやすい10.4型で、Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーを搭載。3.5㎜イヤホンジャックも備え、旅行時のコンテンツ視聴などにも好適

 

↑Galaxyスマホならば、同モデルとの連携も容易だ。端末間でのデータ共有操作や、自動テザリング機能などをスムーズに利用できる

 

【ここが価格以上!】

「5万円台で入手でき、ペンも同梱されているのが魅力。ちょっとしたお絵描きや、手帳・ノートのような運用、書類へのコメント記入など、様々な用途に対応できます。付属のSペンは本体側面に磁力で固定可能」(モバイルライター・井上 晃さん)

白銀比ディスプレイでコンテンツが見やすい、フラッグシップタブレット「OPPO Pad 2」発売

オウガ・ジャパンは、タブレットのフラッグシップモデル「OPPO Pad 2」を発売しました。直販価格は8万9800円(税込)です。

 

OPPO Pad 2は、2023年8月から9月にかけてクラウドファンディングの「GREENFUNDING」において期間限定で発売した製品。今回正式に一般販売がスタートしました。

 

ディスプレイは白銀比と呼ばれるアスペクト比7:5を採用しています。A4用紙や書籍などの、日常でよく目にする比率と近いため、電子書籍での読書やドキュメントの確認、ブラウジングなどで快適に使えるとのこと。ディスプレイサイズは約11.6インチで、リフレッシュレートは最大144Hzに対応。また2800×2000ドットの解像度や88%の画面占有率を実現しています。加えて、Dolby Visionにも対応しています。

 

本体左右には2基ずつスピーカーを搭載。スピーカーユニットは低音の奥行きを強化しています。加えて、独立したオーディオアンプを内蔵しており、迫力のある低音を実現したそうです。Dolby Atmosにも対応しており、映画などのコンテンツも楽しめます。

 

バッテリー容量は9510mAhを搭載し、たとえば動画視聴であれば12.4時間の使用が可能とのこと。さらに、急速充電技術「67W SUPERVOOC フラッシュチャージ」に対応しているため、約81分で100%まで充電できるとしています。

 

スペックはSoCがMediaTek Dimensity 9000、メモリーが8GB、ストレージが2256GB。本体サイズは約幅259×高さ190×奥行き6.6mm、重さ約552gです。

【プロが推す高コスパ家電】カラー表示でペン入力も使える! 6万円台の電子ペーパー搭載タブレット

「コスパ」=「激安」とは限らない——。ここでは、家電のプロたちが実体験を踏まえた各自の指標で、「価格以上のパフォーマンス」を保証できる逸品を厳選。その魅力を語り尽くす。今回紹介するのはOnyx Internationalの「BOOX Tab Mini C」。

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

【私が推します!】

モバイルライター・井上 晃さん

モバイルガジェットを中心に取材し、雑誌やウェブメディアに寄稿。国内外で取材を重ね最新のモバイル事情に精通する。

 

カラーの電子ペーパーを搭載し読書用や手帳用としてユニーク

Onyx International
BOOX Tab Mini C

実売価格:6万9800円

7.8インチのカラー「Eink Kaleido3」電子ペーパーディスプレイを採用したAndroidタブレット。前モデルと比べて彩度とカラー解像度が大幅にアップした。独立GPUである「BSR(BOOX Super Refresh)」を搭載し、高速レスポンスを実現。

SPEC●OS:Android 11●CPU:クアルコム8コア●ディスプレイ:7.8インチ(702×936 [150dpi、カラー])●メモリ+ストレージ:4GB+64GB● サイズ/質量:W136.5×H194×D8.3mm/308g

 

↑様々なテキストや画像ファイルのフォーマットに対応。Google Playストアから各種アプリをインストールすることもでき、クラウドストレージと連携すればファイルのやり取りも手軽に行える

 

↑フロントライトは、ディスプレイの表面から反射されるブルーライトの量を減らすように設計された「E Ink CmfortGaze」を採用。読書による目の疲れや頭痛を軽減できる

 

↑白黒モードでは16階調のグレー、カラーモードでは4096 色の豊かな色彩表現が可能。電子書籍リーダーやノート、ブラウザなどで画像や文字情報をカラフルに表示できる

 

電子書籍派で手帳用の端末を探している人に。価格も魅力

電子ペーパー搭載の電子書籍リーダーは一般化してきましたが、昨今はAndroidベースのOSで駆動している端末が増えてきていることがトピック。私がそうした端末に触れたのは数年前の海外の見本市でしたが、ここにきて日本市場でも目に入るようになってきた印象です。

 

今年登場した本機は、カラー表示対応や、ペン入力が使えることなどがポイント。Playストアから一部のアプリをインストールして使うこともできます。電子書籍リーダーとしての運用はもちろん、例えば、ノートアプリやカレンダーアプリでメモを取るうえで色付きの線をサッと描けるのが便利。ペンの筆跡が表示されるまでには少しタイムラグがあるので、本格的な絵を描く目的では物足りなさも感じますが、丁寧に文字を書くぶんには実用的です。

 

ペンを側面に固定できることや、電子ペーパー特有のバッテリー持ちの良さなど、取り回しの良さも魅力。電子書籍派で手帳用の端末を探している人は、他社同等品が10万円弱であることも念頭に、検討してみると面白いモデルです。

廉価版でおなじみ、サムスン「Galaxy Tab S9 FE+ 5G/FE」が日本上陸

サムスン電子ジャパンは10月12日、最新タブレット「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」および「Galaxy Tab S9 FE」(Wi-Fi版)の国内発売を発表しました。10月4日に韓国のサムスン電子が発表した製品が、日本でも販売されます。

↑Galaxy Tab S9 FE+ 5G

 

Galaxy Tab S9 FE+ 5GはKDDIおよび沖縄セルラーでの取り扱いとなり、予約は10月12日から、販売開始は10月19日です。一方のGalaxy Tab S9 FEはGalaxy Harajukuのほか、Amazonや主要なECサイト、家電量販店で販売し、予約と発売日は同じです。

 

両モデルともに、「エンターテインメント性」「表現力豊かなクリエイティビティ」「シームレスな効率性」を特徴としており、高いパフォーマンスをうたっています。本体にSペンが付属し、メモアプリのGoodnotes、映像編集アプリのLumaFusion、イラストやマンガ制作アプリのClip Studio Paintといったツールが搭載。メモからクリエイティブ作業までこなせます。

 

また、本体はIP68の防水防塵に対応しているため、キッチンでレシピを見ながらの使用や外出先で仕事、アウトドアで動画視聴といった使い方もできます。

 

加えて、Galaxy スマートフォンと接続して、たとえばGalaxy Tab S9 FEとBluetooth接続したキーボードやマウスでスマホを操作するマルチコントロールにも対応。スマホとタブレット間でコピー&ペーストやドラッグ&ドロップも可能です。

 

スペックで共通なのはSoCとストレージで、Exynos 1380搭載でストレージは128GB。microSD対応で最大1TBまで利用できるのも同じです。

 

一方で違いはいくつかあり、そのひとつは画面サイズです。Galaxy Tab S9 FE+ 5Gは約12.4インチでGalaxy Tab S9 FEは約10.9インチとなっており、これによりサイズや重量も違います。Galaxy Tab S9 FE+ 5Gは約高さ185×幅285×厚さ6.5mm/約628gで、Galaxy Tab S9 FEは約高さ165.8×幅254.3×厚さ6.5mm/約523gです。

 

また、メモリーとバッテリー、カラバリも差があります。Galaxy Tab S9 FE+ 5Gはメモリー8GB、バッテリー容量10090mAh、カラーはグレー1色です。Galaxy Tab S9 FEはメモリー6GB、バッテリー容量8000mAh、カラーはグレー/ミント/ラベンダーの3色展開となります。

↑ミントカラーのモデル

 

↑ラベンダーカラーのモデル

 

このほか、カメラ(Galaxy Tab S9 FE+ 5Gはリア2眼/Galaxy Tab S9 FEは1眼)、Wi-Fiの規格(Wi-Fi 6E対応/Wi-Fi 6対応)などの差異があります。

 

価格は、Galaxy Tab S9 FEが6万8800円(税込)。Galaxy Tab S9シリーズと比べるとやはり一部のスペックダウンはしていますが、その分Sペンも付属することを考えるとFEシリーズらしい、コスパの良いモデルといえそうです。

「PC持って帰るけど開かない」を解決!オフの効率化には「HUAWEI MatePad 11.5”」があればいい

ファーウェイからオールインワンタブレット「HUAWEI MatePad 11.5”」が8月28日に発売されます!ストロングポイントは、6コア構成のクアルコム Snapdragon 7 GEN 1といった同価格帯の中でも最強クラスのCPUを積んでいること。サッと持ち運べる軽量性と様々なワークスタイルに対応する機能性を兼ね備えた一台で、これはかなり幅広いシーンに使えそうです。

 

本記事では、 GetNavi web編集長・山田がその実力を検証。業務柄、オフの日も取材を兼ねた外出が多く、仕事のオンオフが日夜シームレスに切り替わる山田としては、「電車や飛行機の移動時間やワーケーション先で進化を発揮した」とのこと。その真価を紐解いていきます。

 

欲しいのは、移動中やオフの日でもリラックスモードで開けるタブレット

平日デスク業務はもっぱらPCでこなす山田。デスクを離れる際も、いつでも仕事ができるお守りがわりにどこへでも持ち運んでいます。しかし、重いしかさばるし、何よりPCを開くと否応なく仕事モードにならなければいけない・・・。反面、スペースの限られた電車や飛行機、オフモード優位のワーケーションでは、持ってきたものの結局開かずじまいなことも。

 

↑GetNavi web編集長・山田。在宅も多いハイブリッドワークを2年以上実行する中で、「ちょっとした移動やオフの時間にサクッと仕事ができたら効率がいいのに…」と思うように

 

そこで、今回はPCにお留守番してもらい、HUAWEI MatePad 11.5”を片手に日常を過ごしてみました。

 

●HUAWEI MatePad 11.5”

11.5インチ、約499g、約6.85mmと持ち運びに適した軽量ボディを備える。3:2のアスペクト比がユニーク。価格はオープンで、市場想定価格は4万3800円(着脱式マグネットキーボード 8800円、M-Pencil 1万3800円)

 

 

【シーン1】休日の長距離移動で活躍

 

この取材の期間中、20年以上好きなバンドの福岡公演に行く機会があったという山田。ツアーは週末だったため、金曜日に仕事を終えたら、オフィスから電車で飛行場へ。そういった際にも、隙間時間で進めておくといい業務があります。

 

そんな「出先で対応しよう」と思う業務は、最優先で対応しなくても良いものの“やっておくとあとが断然ラクなんだよ系作業”ですね。山田の業務でいえば、勤怠予定シートの更新/サイトトラフィックデータのチェック、メールやチャットの返信に当たります。

 

こういった業務をため込むと、例えば13時にスタートしようと思った作業に、30分遅れでとりかかるというのはビジネスパーソンではよくあること。こうした微妙な遅延をなくし、やる気にまでさせてくれるのが本機です。

 

簡単に言えば、軽くてジャストサイズだから、パッと開いてパッと作業できる。その一点に尽きるのですが、PCを開いて行うにはこういったちょっとした業務は取り掛かりに時間がかかったりするもの。すぐ取り出して開ける…それだけで取り掛かりを軽快にしてくれることはシンプルだけど大きなメリットです。

 

↑一般的なスマホおよそ2台分の約499gのボディは、想像以上に業務のスタートを軽快にしてくれる

 

ビジネスにおける「準備行動」をやる気にさせて良いサイクルを作ったあとは、ホテルでツアーの予習時間。歌詞を読み込んでサビを口ずさめるようにしたり、MVを観て作品の世界観を妄想したり、ライブに向けて気持ちを作っていきます。

 

そのためには、普通なら例えばアーティストの歌詞をウェブで見たり、YouTubeでMVを観たりといったことをすると思います。そこがHUAWEI MatePad 11.5”だと、例えば複数のアプリウィンドウを開ける「マルチウィンドウ」機能を使って、2画面でノートアプリに取り込んでいたアーティストインタビューを読みながら、MVを観るといった行為がいとも簡単にできます。

 

↑マルチウィンドウを活用して、ウェブページを見ながら旅行先のリストを作成

 

MVを観るのにも、4つのスピーカーを搭載しサラウンド音場を作り上げる本機ならホテルの室内でも高品位なサウンドで作品へのイメージを高められます!

 

↑4つの大迫力なスピーカーを搭載。Huawei Histen 8.1にグレードアップしたサラウンド音響で、音の世界へ没入

 

もちろん映像を観る面でも、120Hzの高リフレッシュレートを実現した11.5インチディスプレイで高画質を堪能できますし、山田が飛行機移動からライブ前まで本機を使っても十分にバッテリーはもったそう。7700mAhの大容量バッテリーに、急な充電も急速充電機能で対応できるなど、小旅行での使用に本機はぴったりのスペックを持っています。

 

シーン1:山田’s comment

「ちなみに、触り心地はめちゃくちゃ質感があって気持ちいいです。作品鑑賞だけに特化するならキーボードカバーを外して手持ちにしてもOK。それがこの価格帯で実現されているのって狡くないでしょうか」(山田)

 

 

【シーン2】立ちっぱなしの出張先、旅先の小回り

 

ところで、旅や出張のときに得られる、現地を歩き回っているから知れる情報ってたくさんありますよね。

 

飛行機での移動を終え、福岡に到着した山田。本機の機動性、気軽に使える利便性が優秀すぎて「旅からこぼれ落ちてしまったリスト」が簡単に作れてしまったといいます。活用したのは「HUAWEI Note」というノート作成アプリ。PDF文書などの一括インポートや、いちからメモを作成できるアプリです。

 

↑ウェブページを参照しながらHUAWEI Noteでメモをとる。M-Pencilによるクリアで滑らかなブラシ効果で、自由に図形作成も可能

 

例えば、今回は天神周辺を散策した際、国体通りに巨大なショッピングモールができていたり、地元で有名な焼き肉店を見つけたり。

 

いつもは「へー、こんなのあるんだ」で終わってしまうところを、今回は本機があったおかげで別の体験ができることに。スマホで現地の写真を撮っておいて、小休憩で寄ったカフェでファーウェイの共有機能「マルチスクリーンコラボレーション」を使って、スマホからタブレットに写真をドラッグ&ドロップしてメモアプリに入れる。同時に、マルチウィンドウで2画面にしてブラウザでスポット情報をコピペ。最後に、手書きペンでそのときの会話を記してみたりしたら、普段はこぼれ落ちてしまう情報をストックするといったシームレスな使いこなしが実現できた模様。

 

 

さらに、出張先・旅先では、普段とは違う景色に出会って、急にインスピレーションが湧いてきた!なんてことも。そんなときは、すぐに手書きメモ・写真メモを残せると便利です。そういった時もHUAWEI Noteが活躍するのではないかなと思います。

 

今回の検証をする前に、出張で熊本空港を訪れたときのこと。全面新装されてとてもキレイでシックな空港を見て、何か空港でイベントができないかなと一気に頭が仕事モードになったものの…。PCを取り出してメモするにはひと手間ですが、本機を使って空港のフロアマップをダウンロードして、ファイルに直接色々メモすることが出来たそう。立ったままふとした瞬間にこういったメモ・アイデアを高い熱量で保存出来る点が、HUAWEI Noteの真価と言えるでしょう。

 

シーン2:山田’s comment

「旅や出張では、ちょっとした隙間時間が多く発生するので、コツコツと旅の体験をストックしていくと充実度が変わってくると思います。本機があるとデバイスの切り替え、アプリケーションの切り替えがシームレスなので、ふと思いついた瞬間に流れで体験をストックできるのがとても便利だと思いました」(山田)

 

 

【シーン3】カフェの1人席やデスクの狭いホテルでの活用

出張先や旅先でホテルを利用したときに、異様に狭いデスクしか常設されていなかった、なんてことは、ビジネスパーソンならあるあるのシチュエーション。

 

出先で入ったカフェの1人席もしかり、限られたスペースで作業をするのなら、悪目立ちしないサイズ感はマストです。実際に、山田が出先のカフェで使ってみたところ、テーブルに実機と飲み物を置いてもスペースに余裕がある状態が確保できました。

 

あらためて7700mAhの大容量バッテリーにも注目です。本機を4時間近く画面オンにしながら何かしらのアプリを使い、画面の輝度MAXというかなりバッテリーを消費する環境で使っていましたが、20%も減っていませんでした。1日数時間の使用では、1週間近くバッテリーが持つ印象。これなら、バッテリーが心配になり電源のあるカフェや座席を探すという行為がなくなるし、大きめのモバイルバッテリーを別で持っておく必要もありません。

 

省スペース性に優れる本機ですが、使い勝手にも妥協はありません。PCに近い使い心地を実現するため、着脱式キーボードはキーストロークを1.5mmで設計。しっかりとした打鍵感が確保されていて、カフェの手狭なスペースでも集中して作業に取り組めます。Wi-Fi 6対応なのでどこでも安心した通信環境で使えるのも出先使用での大きなポイントですね。

 

シーン3:山田’s comment

「単体では機動力のあるデバイスであっても、周辺機器も含めると意外に軽量化できていないモデルは多いもの。本機は、サイズ、重量、使い勝手含めたトータルバランスが優秀だからこそ、どこにでも持っていきやすく開きやすい設計になっています」(山田)

 

 

【こんなシーンでも】オンラインセミナーのデバイス、自宅でサブPCとしても使える

3つのシーンで、どれだけ本機が出先で開きやすく、使いやすいかを山田目線でレビューしてきました。では普段のビジネスシーンや自宅での環境ではどうでしょうか?

 

リモートで参加できるオンラインセミナーやオンライン授業では、講師が映る画面を見ながら、投影された資料をチェックし、ノートを取りつつディスカッションもするといったマルチタスクが必須。そんなときでも本機があれば、前述した全ての作業が可能です。よく使う画面分割の組み合わせを保存しておいて、ワンステップで呼び出すことができるので、時間を有効に使いたい学生やビジネスパーソンには高ポイント!

 

↑オンライン会議中にメモもとれる

 

また自宅や会社なら、サブPCとして使用するのがおすすめ。在宅勤務では、メインPCをワークスペースに置きっぱなしで、場合によっては外付けディスプレイにつないで作業している山田。しかし、この環境ではメインPCを開いては作業をダラダラと続けてしまうし、終業後にも作業することが多くなってしまうとか。

 

そんな中、本機を導入してからは終業時にメインPCはバッグにイン!そうすると何が起こったかというと、「今日はもう諦めて明日やろう」という気持ちになり、本当に最低限のリアクションだけをするように。

 

↑資料の動画を映すサブディスプレイとしての使い方も◎

 

作業したとしても、前半で述べたような、“やっておくとあとが断然ラクなんだよ系作業”のみとQOLの向上も実感できました。

 

サブシーン:山田’s comment

「本機でもプレゼン資料作成などのこってりした作業は十分行えるものの、やはりメインで使っている環境と比較すると効率はいくぶんか落ちます。効率の悪い中でやるよりも翌日のスタートダッシュを決められる状況を本機で作ることで、業務の精度を上げる考え方が効率的かも」(山田)

 

 

まとめ:HUAWEI MatePad 11.5”があれば、スキマ時間も有効活用できる

移動中や出先では、ちょっとしたスキマ時間が大量発生するものの、PCを開くほどでもないし・・・と思って無駄にしがち。

 

そんなときに、HUAWEI MatePad 11.5”があれば、スッと取り出してサッと作業が可能です。精神的負担もなく仕事もクリエイティブにはかどり、空いた時間に趣味も楽しめて一石二鳥。オフの日のおともに、そばに置きたいデバイスです。

 

 

撮影/湯浅立志 イラスト/TOMOYA

ファーウェイ、若い世代に向けた4万円台の手ごろなタブレット「HUAWEI MatePad 11.5」発表

ファーウェイ・ジャパンは8月24日、タブレットの新モデル「HUAWEI MatePad 11.5」を発表しました。発売は8月28日で、予約は24日から。市場想定価格は4万3800円(税込)です。

 

HUAWEI MatePad 11.5は、いまラインアップされているファーウェイのタブレットとしては最も画面が大きい、11.5インチのディスプレイを搭載した製品です。解像度は2200×1440ドットで、リフレッシュレートは120Hz、輝度は400nit。また、製品の安全性などを認証するテュフ ラインランドの低ブルーライト認証とフリッカーフリー認証を取得し、長時間コンテンツなどを視聴しても目が疲れにくいとしています。

 

本体はメタリックデザインを採用しており、重量約499、厚さ約6.85mmを実現。触ると滑らかで手になじみやすいとしています。

 

製品に合わせて新しいノートアプリ「HUAWEI Notes」も登場。紙のように書き留めて、大切な情報を記録できるほか、テキストの重要部分にマーカーを引けたり、ブラウザー上のテキストを簡単にコピペしたりといった操作が可能です。また、PDFファイルのインポート、ファイルやノート内のテキスト検索などにも対応しています。もちろん、HUAWEI M-Penciを使用してメモも可能。仕事、授業、講義時に活躍してくれそうです。

 

このほか、臨場感のある音質を実現する4基のスピーカーや、1300万画素のアウトカメラ、7700mAhの大容量バッテリーなどを備えています。なお、OSは独自のHarmonyOSを採用。

 

先に触れたHUAWEI M-Penci(税込1万3800円)や、着脱式のキーボード(税込8800円)を使えば、より活用の幅が広がるでしょう。

 

ファーウェイ・ジャパンとしては「若者向けのオールインワンタブレット」とうたう製品。価格を見ると手に取りやすい製品であり、それでいて必要十分な性能を備えているので、確かに若い世代がタブレットを手にしてみたいと思ったときに候補に入るでしょう。

サムスン高性能タブレット「Galaxy Tab S9シリーズ」が日本で発売、クリエイティブ作業もいけそう

サムスン電子ジャパンは8月22日、最新タブレット「Galaxy Tab S9シリーズ」を発表しました。

 

7月に開催されたグローバルイベント「Samsung Galaxy Unpacked July 2023」で発表された製品が、日本でも発売が決定。「Galaxy Tab S9 Ultra」「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9」の3モデルがそろって販売されます。

↑最上位のGalaxy Tab S9 Ultra

 

Galaxy Tab Sシリーズとしては初の防水防塵に対応。本体、付属のSペンともにIP68に準拠しています。

↑屋外や風呂場でも使いやすい防水防塵仕様

 

また、3モデルすべてでDynamic AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したうえ、日光の下でも画面が見やすい「ビジョンブースター」に対応しています。リフレッシュレートは最大120Hz駆動です。

↑3モデルで大きさこそは違いますが、ディスプレイのスペックは同じです

 

クリエイティブ作業にも向いており、従来どおりイラスト制作が可能な「CLIP STUDIO PAINT」や動画編集アプリ「LumaFusion」が使えるのはもちろん、新たにメモアプリ「Goodnotes」とCAD描画アプリ「ArcSite」に対応。さらに、デバイス間の連携も強化し、タブレットのカーソルを使ってスマホ内のデータをドラッグ&ドロップで相互に移動させる「マルチコントロール」が可能になりました。

↑タブレットとスマホ間でデータを素早く転送できるクイック共有や、PCの画面をタブレット画面に拡張するセカンドスクリーンの機能なども備えています

 

スペックはSamsung Galaxy Unpacked July 2023で発表されたものとほぼ同じ。「Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy」が搭載されるなど、高性能なシリーズになっています。ただし、メモリーとストレージはそれぞれのモデルで決まっており、容量を選ぶことはできません。

 

【Galaxy Tab S9シリーズの主なスペック】

製品 Galaxy Tab S9 Galaxy Tab S9+ Galaxy Tab S9 Ultra
ディスプレイ 11インチ有機EL
120Hz可変駆動
12.4インチ有機EL
120Hz可変駆動
14.6インチ有機EL
120Hz可変駆動
大きさ 約165.8×254.3×5.9mm 約185.4×285.4×5.7mm 約208.6×326.4×5.5mm
重さ 498g 581g 732g
メインカメラ 13MP 13MP+8MP超広角 13MP+8MP超広角
インカメラ 12MP 12MP 12MP+12MP超広角
チップセット Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
メモリー+ストレージ 8GB+128GB 12GB+256GB 12GB+512GB
バッテリー容量 8400mAh 10090mAh 11200mAh

 

エンタメを楽しめて作業もこなせそうなGalaxy Tab S9シリーズ高性能なタブレットを探していた人にとっては待ち望んだ製品となりそうです。

 

↑発売記念キャンペーンとして、購入するともれなく純正のスリムカバーキーボードがもらえます。さらに、予約とスマホアプリからの応募でSamsungオンラインショップで使える3000円分のクーポンももらえます

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

10種類以上のソフト付きでお手頃、ワコム初心者向けの「Wacom One 液晶ペンタブレット」などが登場

 

ワコムは8月10日、新モデル「Wacom One ペンタブレット」および「Wacom One 液晶ペンタブレット13 touch」「Wacom One 液晶ペンタブレット12」を発表しました。8月29日から順次発売します。ラインナップと直販サイト「ワコムストア」での価格(税込)は以下の通りです。

 

Wacom One ペンタブレット small/1万5180円

Wacom One ペンタブレット small eStoreモデル/8800円

Wacom One ペンタブレット medium/2万2880円

Wacom One ペンタブレット medium eStoreモデル/1万4630円

 

Wacom One 液晶ペンタブレット13 touch/9万2180円

Wacom One 液晶ペンタブレット13 touch(USB Type-Cケーブル付属)/8万9980円

Wacom One 液晶ペンタブレット13 touch eStoreモデル/7万4580円

Wacom One 液晶ペンタブレット12/6万2480円

Wacom One 液晶ペンタブレット12(USB Type-Cケーブル付属)/5万9180円

Wacom One 液晶ペンタブレット12 eStoreモデル/4万4880円

 

「Wacom One」シリーズは、「新しい方法で自分を表現することに挑戦したい人に向けた」とうたうエントリーライン。初心者向けではあるものの、ワコムが40年以上培ってきたペンの技術や描くノウハウを詰め込んだシリーズです。

 

シリーズの特徴は、豊富なソフトウェアの搭載、カスタマイズ性、簡単にスタートできる利便性、オリジナルのコンテンツによる楽しみをまとめた「アドベンチャープログラム」です。ソフトウェアについては、「CLIP STUDIO PAINT」を含む10種類以上をバンドルしており、写真編集やPDF編集もこなせます。カスタマイズ性は、豊富なアクセサリーを別売りでそろえており、ペンの見た目を好みの色や材質に変えられるほか、リアカバーやスタンドも用意されています。

↑ペンのパーツだけでも豊富

 

↑新しいペンタブレットと同時に、ドクターグリップとコラボした「Dr. Grip Digital for Wacom」も登場

 

↑別売りのリアカバーを装着すれば、本体との間にステッカーなどを挿し込めます

 

また利便性は、USB Type-Cポートを備えているため、別途電源ケーブルが不要なほか、一部OS利用時を除いてドライバーのインストールが必要ないうえに、セットアップチュートリアルもそろっているので簡単に始められます。コンテンツは、イラスト講座やプロによるメイキング動画などを公開しており、今後も充実させていく予定とのこと。

 

これらの要素を含めたアドベンチャープログラムによって、長くクリエイティブを楽しめるのがWacom Oneのポイントだとしています。

 

Bluetooth接続かつコンパクトになったペンタブの新ライン

↑Wacom One ペンタブレット。手前左がsmallサイズで、右がmediumサイズ

 

ペンタブレットのラインナップはこれまで「One by Wacom」「Wacom Intuos」「Wacom Intuos Pro」だったので、Wacom One ペンタブレットは新しく登場したラインとなります。位置付けはOne by WacomとWacom Intuosの間です。

 

One by Wacomよりもコンパクトなサイズになっており、読み取り範囲は約幅252×高さ181mm、本体の厚さは約7.9mmです。また、One by Wacomでは不可だったBluetooth接続に対応しています。さらに、WindowsやmacOSなどにも対応。なお、Windowsはタブレットドライバーをインストールしなくても利用できますが、タブレットの設定やペンタブレットのフル機能を利用する際には、タブレットドライバーのインストールが必要です。macOSはタブレットドライバーのインストールが必須となっています。このほか、iOS/Android/ChromeOSにも対応。

↑Wacom One ペンタブレット medium

 

Wacom One ペンタブレットは同梱物に、USB Type-Cケーブル、Wacom Oneスタンダードペン、替え芯10本、クイックスタートガイド、レギュレーションシートが含まれます。eStoreモデルは本体とクイックスタートガイド、レギュレーションシートのみです。

 

エントリーとしては初めてタッチ対応の液晶タブレット

↑左がWacom One 液晶ペンタブレット13 touch、右がWacom One 液晶ペンタブレット12

 

Wacom One 液晶ペンタブレットは、元々ラインアップされていた13.3型モデルに、2モデル加わった形です。Wacom One 液晶ペンタブレット13 touchは13.3型で、エントリーとしては初めてマルチタッチに対応しています。ディスプレイはノングレア方式を採用しているうえに、指紋がつきにくいアンチフィンガーガラスを採用。また、既存モデルからコンパクト・軽量化し、本体サイズは336×222×12mm、重さは約0.9kgを実現しています。

↑Wacom One 液晶ペンタブレット13 touch

 

Wacom One 液晶ペンタブレット12は、11.6型サイズのよりコンパクトなモデル。マルチタッチには対応していませんが、それ以外の仕様はWacom One 液晶ペンタブレット13 touchと同等です。なお、対応OSは両モデルともにWindows/macOS/Android/ChromeOSとなっています。

 

Wacom One 液晶ペンタブレットとUSB Type-Cケーブル付属モデル、eStoreモデルは同梱物と販売チャネルが異なっており、Wacom One 液晶ペンタブレットは3 in 1ケーブル、電源アダプター、電源プラグ、Wacom Oneスタンダードペン、替え芯10本、芯抜き、クイックスタートガイドが含まれています。USB Type-Cケーブル付属モデルは3 in 1ケーブルの代わりにUSB Type-Cケーブルを2本追加、eStoreモデルはケーブルやペンを自分で選べるようにするため、本体とクイックガイドのみとなっています。

↑Wacom One 液晶ペンタブレットの同梱物

 

販売チャネルはWacom One 液晶ペンタブレットがワコムストアのほか、全国の家電量販店、Amazonで、ほかはワコムストアのみです。

パワポやOneNoteも使えるAmazon Fire Max 11で、どこまで仕事はできるのか?

Amazonが6月14日に、Fireタブレットでは初となる11型ディスプレイを搭載した「Fire Max 11」を発売した。

↑Fire Max 11 キーボード付きカバーセット

 

実を言うと、前モデルともいえる「Fire HD 10」をキーボード付きカバーやMicrosoft 365の付いた「エッセンシャルセット」で購入していて、少し不満があった。しかし、今回別売りで用意されているキーボードは、使いやすそうだ。

 

……そう感じていたのに、予約するのをうっかり忘れていた。各種Webメディアにニュース記事が掲載されているのを見て、慌ててスタイラス・キーボードカバー付きセットを注文。セット価格はストレージ容量が64GBのもので4万7980円(税込。以下同)だ。後述する理由から、主に“仕事道具としての”使い勝手をレビューしていきたい。

 

ディスプレイはシリーズ最大、バッテリーも強化されたFire Max 11

Fire Max 11は、Fire OSを採用し、シリーズの中では最も大きなディスプレイを搭載するタブレットだ。解像度は2K(2000×1200ドット)で、低ブルーライト認証機関であるテュフ ラインランドによるEye Comfort認定を受けている。

 

CPUはArm Cortex-A78(最大2.2GHz)×2、Arm Cortex-A55(最大2GHz)×6の合計8コア、4GBのメモリーと64GBまたは128GBのストレージを搭載し、1TBまでのmicroSDカードに対応。フロントとリアにあるカメラはいずれも8MP画質だ。

↑フロントカメラ。ディスプレイを横置きした際に、上部中央にくるよう配置されている

 

↑リアカメラ。カバーを付ければ、出っ張りが気にならなくなる

 

サイズは幅259.1×高さ163.7×厚さ7.5mmで、重さは490g。Fire HD 10が幅247×高さ166×厚さ9.2mm、465gだったことを考えると、幅が広がりはしたものの全体的にスリムになった印象だ。重量が増したのは、プラスチックからアルミニウムに変更されたボディの材質によるところが大きそうだ。

↑Amazonによれば「耐久性のあるアルミニウムボディを実現」したとのこと。これまでのプラスチックボディと比べて、高級感がある

 

バッテリー容量は7500mAhで、通常の使い方では最大14時間の連続利用が可能。Fire HD 10が最大12時間だったので、こちらも強化されている。なお、残量0からの満充電には付属の9W充電アダプターで約4.2時間かかる。

 

搭載端子はUSB 2.0対応USB Type-Cが1基。充電のほか、USB Type-C端子のあるオーディオ機器、またはUSB Type-C to 3.5mm変換プラグがあればオーディオ用としても使える。内蔵スピーカーは2基で、Dolby Atmos対応だ。

↑搭載端子はUSB Type-C1基のみ

 

無線規格はWi-Fi 6に対応する。Bluetoothは最新規格の5.3。対応機器であれば、消費電力の節減が期待できる。

 

エンタメ寄りからクリエイティブに使える端末に

オプションのスタイラスは、一部のChromebookで採用しているUSI 2.0規格に対応している。単6形乾電池を使用しているため充電は不要。また、Bluetoothを搭載していないため、ペアリングも不要である。4096段階の筆圧感知レベルがあり、アプリ側が対応していれば、ペンでの細かな描写も可能となっている。

↑Fire Max 11のオプションであるスタイラス。単6形乾電池を使う。替えのペン先が1つ付いてくる

 

キーボード付きカバーは、Fire Max 11本体の背面に取り付けるカバー部とキーボード部の分離タイプ。マグネット式なので、装着はワンタッチだ。キーボードはポゴピン接続式で、Fire Max 11から電力が供給されるため、こちらも充電いらず。Bluetooth接続と異なり、勝手にスリープに入ってしまうようなこともない。いちいちペアリングしなくて済むのも使い勝手が良い。

↑分離タイプのキーボード付きカバー

 

↑キーのキーピッチは実測で約17.5mm

 

これまでのFireタブレットは、コンテンツ消費用デバイス、つまりエンタメ寄り端末として開発・販売されてきた。しかし、Fire Max 11は少し異なる。スタイラスの登場、トラックパッド搭載キーボードのオプション、CPUやメモリーの強化など、クリエイティブ用途でも使えるような端末へと進化したのだ。

 

では、実際のところ、Fire Max 11で仕事をすることはできるのだろうか。

 

改善されたキー配列の専用キーボード

前モデルでも専用キーボードとのセットを購入した筆者。「これで、多少雑な扱いをしても気にならない高速入力デバイスを手に入れられたぞ」とニヤニヤしていたのだが、微妙にキー配列が変則的だったため、長文入力時にはストレスを感じていた。

 

Fire Max 11の専用キーボードでは、そのようなことはない。まず「む」と「ろ」のキーがJIS配列に準拠した位置にある。また、Fire HD 10やFire HD 10 Plusのキーボードでは文字キーの最上段が微妙に左にずれていたのだが、それが改善されている。いってみれば、ノートPCなどと同じ、ごく普通の入力体験を得られるようになったのだ。

↑左がFire Max 11専用キーボード、右がFire HD 10のキーボード。「む」と「ろ」の位置に注目

 

↑上がFire HD 10、下がFire Max 11のキーボード。文字キーの最上段(上から2番目の段)に注目。Fire HD 10のものでは、わずかに左寄りのため、入力しづらかった

 

Fire Max 11専用のキーボードは、Surfaceシリーズのタイプカバーと同程度に薄いのだが、タイプ感は悪くない。「ペチペチ」という感触で、一時期のMacBook Airほど固くないし、そこそこのストロークがあるため、入力できたのかできなかったのかの判断に迷うことなく、タッチタイピングが可能である。

↑そこそこのストローク

 

単体価格1万980円が高いのか安いのかは、判断しづらい。1万円のキーボードというと、高価で打鍵感が良いのだが、そこまで快適に入力できるわけではない。しかし、iPad向けのMagic Keyboardの4分の1の価格で、同様の体験ができると考えると安いと感じるからだ。

 

手書き文字の認識精度が非常に高いスタイラス

歴代のFireタブレットのうち、Fire Max 11の最大のポイントは、純正のスタイラスが登場したことだろう。もちろん、以前のFireタブレットでもタッチ操作するレベルで、静電容量式のタッチペンを使えたわけだが、それとはまったく別物である。

 

というのも、一部場面を除き、スタイラスによる手書き文字をテキスト変換して入力することができるようになったからだ。

 

また、ペンボタンを押したまま消したい文字の右側をタップしての削除や、単語をダブルタップして選択といったペンジェスチャー操作にも対応する。

 

手書き文字の認識精度は非常に高いと感じた。比較的に癖のある筆者の手書き文字でも、おおよそ正しくテキスト化されたからだ。いわゆる なぐり書きをした場合でもほとんどの場合は正しく認識してくれる。

 

手書き文字のテキスト変換は、たとえばMicrosoft OneNoteを使ったブレストに役立つだろう。手書きが素早くテキストとして入力されていくので、考えながらなぐり書きにピッタリ。もちろん、自分だけが見るものであれば、テキスト変換せず、描画機能を使って書き出していくのもいいだろう。

 

Fire Max 11だけでプレゼンテーション資料を作れるか?

……とまあ、ここまでFire Max 11を使って執筆してきたわけだが、デスクワークのほとんどが文字入力と関連しているとはいえ、ライターのように文字だけ書いていればいいというわけではないだろう。

 

そこで、ちょっとしたプレゼンテーション用の資料をFire Max 11だけで作れるかどうかを試してみた。

 

利用するアプリは、すべてプリインストールされているもので、Webブラウザーアプリの「Silk」、ブレスト用または情報の集約用に「Microsoft OneNote」、そして「Microsoft PowerPoint」だ。ダウンロードした画像を保管する「ファイル」アプリ、自動的にアップロードされるクラウドストレージの「Amazon Photo」も、画像の挿入で必要なため、アクティブにしておいた。

 

作成するのは、Fire Max 11が、Fire HD 10と比べてどれだけ仕事に向いているかをプレゼンする資料だ。手順を追っていこう。

↑調べものをする際、通常であればブラウザーのSilkを立ち上げるところだが、今回はFire Max 11についてまとめるので、Amazonでお買い物アプリを立ち上げた

 

まずは情報整理のために、分割画面機能を使って、目当ての情報を左側に、OneNoteを右側に表示させる。11型とタブレットとしては大型ディスプレイなので、分割画面でも見やすい。

 

【分割画面機能の解説フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

あとは、情報源を見ながら、OneNoteに書き出していくだけだ。これを元にPowerPointを作るので、特に数字は判別しやすいように書いていきたい。

↑OneNoteアプリにまとめ終わったところ。視差が少なく、遅延もほとんど感じられない反応の良い専用スタイラスと、拡大縮小が思いのままのOneNoteアプリという組み合わせのおかげで、記載したい情報をほとんど書き込むことができた

 

次に、OneNoteを見ながらPowerPointにまとめたいので、先程と同じ手順でOneNoteとPowerPointの2つのアプリを同時に表示させよう。なお、タスクスイッチボタンをタップせず、「fn」+「S」(Ⅱ)のショートカットでも分割画面にできる。

↑分割画面の2番目(右側)にMicrosoft 365アプリを表示させ、新規作成から「PowerPoint」を選んでいるところ

 

PCのように、テンプレートを選び、スライドを作成していく。画像の挿入は、ローカルの「ファイル」アプリか、クラウドストレージのAmazon Photoから。インストールしてアクティブにしてあれば、OneDriveからの挿入にも対応している。スライドは、枠線の太さや線種を変えられない、挿入した図形の書式を細かく設定できない、テーマの色を変えられないなど、デスクトップアプリと異なり制限があるが、それでもある程度まで形にすることができた。

↑OneNoteアプリを見ながら、プレゼンテーション資料の作成が完了。手書きなので、どのようなページ割にするか、何を記載するかなどをまとめやすかった。PowerPointでは、まとめたものの体裁を整えただけなので、思いの外スムーズに作成できた

 

Microsoft 365アプリを使ってFire Max 11で作成したドキュメントは、自動的にOneDriveに保存されるので、PCで仕上げてもいい。最もエネルギーを使う「ゼロイチ」の作業が終わっているので、それほど労力を使わないはずだ。

 

Google ドキュメントやDropboxは使えないけど、軽作業は十分可能

使ってみて、少なくとも、筆者のようなライター業であれば、文字打ちに困ることはほとんどないと感じた。HHKBのような高級なものを普段の業務で使わず、ノートPC搭載のキーボードのみで作業しているのであれば、ほぼ違和感はないだろう。

 

ただ、Google ドキュメントやDropboxといった、Amazonのサービスとバッティングするようなツールアプリが用意されていないのは、少しつらい。ブラウザーでアクセスする以外では、自己責任でAPKを使ってGoogle Playのアプリを無理やりインストールする方法もないわけではないのだが。

 

とはいえ、機能制限版ながらビジネスパーソンが親しんでいるMicrosoft 365アプリを使えること、分割画面で情報の正確性を保ちつつ文書を用意できることなど、デスクワークのうち軽作業は可能だ。

 

TeamsやZoomを使ったオンライン会議では、8MPのフロントカメラと、手書きで真価を発揮するスタイラスペンが役立つだろう。

 

指紋認証に対応しているので、パスワードを覗き見られることもない。万が一、落としたとしてもクラウドに保存した情報を盗み見られたり、Fire Max 11そのものを悪用されたりする危険性は低いだろう。

 

そこそこの作業ができる、「あり」なタブレット

使っていてもうひとつ感じたのは、バッテリー持ちのすばらしさ。丸一日作業していたとしても、バッテリー切れで作業が中断してしまうという心配がない。そのため、予備のモバイルバッテリーやACアダプターを持ち歩く必要もない。

 

そもそもコンテンツ消費に向いているので、休暇中の旅行先で積み動画を消費する端末としても使えるし、キーボード付きカバーがあれば「もしかしたら、メール対応が必要になるかも……」、「資料を作りたくるかも……」というニーズにもハマる。

↑重さはキーボード付きカバーとスタイラスペン込みで1kg切りの925gだった。仕事のない日でもバックパックに入れておける

 

Fire Max 11本体の価格はストレージ容量が64GBのもので3万4980円、128GBのもので3万9980円と、歴代のFireタブレットの中では高額な部類に入るかもしれないが、タブレットPCとして考えたら、それほど値が張るわけでもない。“とりあえず”バッグに放り込んでおいて、長文入力が必要になる場面でサッと取り出す、といった使い方もできる。

 

そこそこの作業ができ、そこそこの精度があるスタイラス対応のタブレットを探しているのであれば、Fire Max 11は、選択肢として「あり」だと感じた。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Google Pixel Tablet、純正スタイラスペンやキーボード準備中? 生産性が向上しそう

先週発売されたGoogleのAndroidタブレット「Pixel Tablet」は、自社製のスタイラスやキーボードが用意されていないこともあり、様々な反響を呼んでいます。

Image:Google

 

そんななか、GoogleがPixel Tablet用の「ペン」と「キーボード」の発売準備を進めている可能性を示す手がかりが見つかりました。

 

Pixel Tabletは基本的には優れたタブレットではあるものの、Nest Hubのようなスマートスピーカー的な使い方が強調されています。他社のOne Plus PadやFire Max 11が、生産性を高める純正スタイラスやキーボードを同梱、あるいはセット販売していることとは対照的ではあります。

 

しかし、Pixel Tabletのファクトリーイメージ(工場出荷状態に戻すためのイメージファイル)から、Pixel Tablet用のキーボードとペンを準備中だと示す文字列が見つかりました。これらのアクセサリーは単に 「Keyboard for Pixel Tablet」(Pixel Tablet用キーボード)と「Pen for Pixel Tablet」(Pixel Tablet用ペン)と書かれているだけで、それ以上の詳しいことは不明です。

 

さらに「スタイラスを最大限に活用するには、最新の Android アップデートをインストールしてください」などの文字列も発見されています。つまり、近い将来に純正スタイラスが発売される可能性があるようです。

 

すでにPixel TabletはUSI 2.0タッチペンに対応しており、充電スピーカーホルダーの設置に使われているピンは、マグネット式キーボードも装着できるように思われます。

 

現時点では、これらのアクセサリーがいつ登場するのか、どれくらいの価格になるのかは不明です。もしかすると、今後はスタイラスやキーボードとPixel Tablet本体セットが発売されるのかもしれません。

 

Source:Android Authority, 9to5Google

Google「Pixel Tablet」正式発表。大画面で2つのアプリ、充電スピーカーホルダーで迫力のサウンド!6月20日発売

Googleは11日午前2時に開催された開発者向けイベント「Google I/O」にて、Pixelシリーズ初のタブレット製品「Pixel Tablet」を正式に発表しました。昨年5月に本体デザインだけ披露していましたが、ようやく詳細なスペックや価格、発売日も明らかになった形です。

↑Pixel Tablet

 

Pixel TabletはTensor G2チップを採用し、RAM容量は8GB、ストレージはUFS 3.1の128GBまたは256GBを搭載。ディスプレイは10.95インチの液晶画面で2560×1600ドット、輝度は500ニトとなっています。そして前面と背面カメラともに解像度は8MP、マイク3基やクアッドスピーカー、Bluetooth 5.2、超広帯域無線チップ(正確な距離測定に使用)も備えているとのこと。ちょうど数日前に、日本のAmazonサイトに掲載された情報そのままです。

 

ディスプレイには防汚コーティングが施され、USI 2.0タッチペンにも対応。また、電源ボタンには指紋センサーも内蔵されています。

 

さらに、Pixel Tablet向けに、Google Meetをはじめ50以上のGoogle アプリがPixel Tabletに最適化されているとのこと。加えて、タブレットの大きな画面とAI機能により、Pixelスマホでおなじみの消しゴムマジックやピンボケ補正などのツールで写真を編集しやすくなりました。

 

そして画面分割機能により、2つのアプリを同時に使うこともできます。たとえばGoogle フォトからGmailに写真を貼り付けながら、音声入力(通常のタイピングの約3倍の速さ)を使ってメールを書くのも楽々です。

↑画面分割機能

 

また付属の充電スピーカー ホルダーと組み合わせれば、充電しながらPixel Tablet単体の4倍の低音を出すことができ、部屋いっぱいに広がるサウンドを楽しめます。

 

さらにPixel Tabletをハブモードにすると、ハンズフリーでも使える役立つスマートディスプレイに早変わり。音楽や動画プレイヤー、デジタルフォトフレームとしても活用できます。しかもGoogle Homeアイコンをタップすれば、互換性のあるすべてのスマートホーム機器にアクセスも可能です。

 

加えてタブレットとしては初めてChromecast機能を内蔵しており、ハブモード時にスマホの動画や音楽をキャスト(転送)することも可能です。

 

Pixel Tabletの本体カラーは、日本ではPorcelain、Hazelの2色。国内価格はストレージ128GB版が7万9800円、256G版が9万2800円(どちらも税込)で、Google ストアで予約受付中です。5月11日現在、東京都には6月20日~6月21日に配達予定とされています。

Source:Google Blog,Google Store

オンライン会議での印象が格段に良くなる「webカメラ」にプロが大注目!

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品。今回は「WEBカム」「シンクロタブレット」「モバイルプロジェクターを紹介!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

画面中央に1.5㎝角のカメラを配置できる好感度WEBカム

プラネックス
好感度WEBカム

実売価格1万4220円

相手の目を見て話せば“好印象”なウェブ会議に

ディスプレイ中央に配置できるウェブカメラ。画面を見ながらも、相手を見るような目線で映る。ホルダーが複数種類同梱されており、ノートPCや外付けモニターなどを問わず固定可能だ。画角の異なるレンズも用意されている。なお、焦点合わせは手動だ。

 

プロも注目

サイコロほどの小型カメラをディスプレイの前に吊り下げることで、画面を見ながらのビデオ通話でも自然な目線を再現できます」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
会議中の印象がアップニーズを捉えた一台

ウェブカメラとしては高額な部類だが、営業職など、ビデオ通話時の印象を優先したい人にとっては数少ない選択肢。オンライン会議が主流となっている昨今でも皆無だった、目線の位置にフォーカスするという、シンプルながらも着実にニーズを捉えた周辺機器と言える。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:4/独自性:4/コスパ:4

 

手元で書いた文字やイラストを読み込める手書きシンクロタブレット

MKトレード
DigiNote Pro3

実売価格9999〜1万780円

手書きをスマホ・PCなどにリアルタイムに反映させる

電子メモパッドとペンタブレットが一体化したような製品で、クラウドファンディングサイトで目標額を達成済み。ドロー系アプリやウェブ会議ツールのホワイトボード機能と連携でき、スマホでも使える。筆圧感知は8192段階対応。寿命後のLCDパネルは交換対応だ。

 

プロも注目

PCだけでなくスマホやタブレットとも書いた内容を連携できて便利。接続端子はUSB Type-Cを採用しており、幅広い機器と接続できます」(「GetNavi」デジタル担当・上岡篤)

 

【ヒットアナリティクス】
Officeとの連携が便利資料の作成に役立つ!

PowerPointやWord、ExcelといったMicrosoftの主要ビジネスソフトとも連携可能なのは便利。言葉で説明しにくい微妙なニュアンスを手書きでスラスラ描けて共有可能なのは、オンライン会議や資料作成時に重宝する。タブレットは脱着式で使い分けできるのも気が利く。

■先進技術:4/顧客ニーズ:4/市場の将来性:4/独自性:5/コスパ:5

 

壁や天井があればどこでも動画を楽しめるカベーニ

UENO-mono
カベーニ

実売価格3万7800円

スマホサイズで設置容易なモバイルプロジェクター

コードレスで使える小型プロジェクター。最大140インチで投影でき、スマホ・PCからのミラーリングに対応。Wi-Fiがあればプロジェクター本体だけでYouTubeやNetflixなどの視聴も行える。昨年末には画質やバッテリー容量を改良した「カベーニPRO2」も登場。

 

プロも注目

軽量でコンパクトなので旅行のお供にしたいプロジェクターです。映画鑑賞や推し活にもオススメ。天井に映して寝ながらゲームしたい!」(本誌AV担当・松山葉南)

↑サイズはW80×H145×D17㎜で一般的なスマホと並べてもほぼ同じ大きさ。コンパクトゆえ場所を選ばず設置可能

 

【ヒットアナリティクス】
とにかくコンパクトを求める人にはコレ

スマホサイズで壁にも天井にも投影可能なプロジェクター。ひとり暮らしの部屋でも簡単に設置し使用できる。約220gと軽く、持ち運びや収納にも困らない。単体で操作でき、YouTubeやNetflixなどを本体操作で見ることが可能。テレビを持たない若者の新生活にも◎。

Google「Pixel Tablet」がAmazonに一時出現! 価格は7万9800円(税込)~で6月20日発売?

Google Pixelシリーズ初のタブレット端末「Pixel Tablet」は、5月11日午前2時から開催される開発者向けイベント「Google I/O」にて発売日が発表される見通しです。そんななか、日本のAmazonサイトに一時的に製品ページが掲載され、詳細な情報が明らかとなりました。

Image:Google

 

アマゾン・ジャパンは、わずかな間だけPixel Tabletの主要なスペックを掲載し、予約受付を開始していました。このページは削除済みではありますが、海外掲示板Redditにはスクリーンショットが掲載され、Internet Archiveにもアーカイブが残っています

 

それによれば、Pixel FoldのカラーバリエーションはPorcelain(ベージュの背面に白いベゼル)とHazel(グリーン/ブラック)の2つ。ストレージ容量は128GBと256GBの2種類あり、128GB版の価格は7万9,800円(税込)で6月20日に発売予定とのことです。

↑スクリーンショット

 

搭載プロセッサーはTensor G2で、RAMは8GB(LPDDR5)、10.95インチの液晶画面で2560×1600、輝度500ニト。そして前面と背面カメラともに解像度は8MP、マイク3基やクアッドスピーカー、Bluetooth 5.2、超広帯域無線チップ(正確な距離測定に使用)も備えているそうです。

 

またディスプレイは防汚コーティングも施され、USI 2.0 タッチペンに対応とのこと。内蔵バッテリーは27Whで最大12時間の動画ストリーミングが可能、同梱の充電スピーカーホルダーまたはUSB-C充電器(別売り)で充電できると説明されています。

 

8万円弱は少しお高めな印象もありますが、充電ドック同梱であれば値頃感がありそうです。今後はアップルのiPadと、タブレット市場で競争を繰り広げるのかもしれません。

 

Source:Reddit ,Internet Archive
via: 9to5Google

Google「Pixel Tablet」がミラノのイベントに出現! 噂の新色もアリ

Googleのデザイン向けサービス「Google Design」は、世界最大規模のインテリアとデザインの祭典「ミラノデザインウィーク」に出展しています。この場に、Pixelシリーズ初のタブレット「Pixel Tablet」が置かれていることが目撃されました。

Image:Google

 

GoogleはすでにPixel Tabletのカラーバリエーションを2つ公開しており、1つはグリーンの背面ケースと黒のベゼル、もう1つは白のベゼルとベージュ/ホワイトの背面ケースを備えたものです。それぞれ「Hazel」(Pixel 7 Proに前例あり)や「Porcelain」と呼ばれることになりそうです。

Image:Instagram

 

先週、カラバリはあと2つ増えるとの噂がありましたが、現場から届けられたInstagram動画には、それらが写り込んでいたようです。その1つはピンク、あるいは珊瑚色のようでもあります。

Image:Instagram

 

それ以外に4色目があると予想されますが、動画では見当たりません。それぞれ複数の製品が近い色ごとに分けて配置され、黄色が集まったコーナーがあることから、黄色の可能性があります。

Image:Instagram

 

一方、Pixel Tabletの下端がハッキリと写っていますが、そこには先日の噂にあったようなプライバシースイッチはないようです。もっとも、米9to5Googleは最終モデルに近いレンダリング画像でこのスイッチを確認したと述べており、出展されたものも試作機にすぎないとも推測されます。

 

ほか、同じテーブルにはPixel Watch用のメタルリンクバンド も確認できます。メタルメッシュバンドとともに「春」に発売が予告されていたことから、正式な発売はもうすぐかもしれません。

 

Source:Instagram
via:9to5Google

Google「Pixel Tablet」の価格が判明? ストレージ容量は128GB/256GBの2種類かも

GoogleはPixelシリーズ初のタブレット「Pixel Tablet」の詳しい仕様や発売日を、現地時間5月10日に開催される年次開発者会議「Google I/O」にて発表するとみられています。それが残り数週間に迫るなか、価格についての噂話が届けられています。

Image:Google

 

すでにPixel Tabletの全ぼうは、しだいに明らかになっています。数日前には搭載RAMが8GBであることや、4つのカラーバリエーションがあること。それに続いて、充電スピーカードック単品の価格も流出していました

 

今回の新たな情報は、ドイツのテックサイトWinFutureのRoland Quandt氏が伝えていることです。それによれば、ストレージ容量は128 GBと256GBの2種類あるとのこと。これはPixelスマートフォンとも一致しており、アップルのiPad(非Proモデル)よりも多めの最低容量となります。

 

さらに注目すべきは、「価格設定は600~650ユーロのようだ」と述べられていることでしょう。これを4月21日現在の為替レートで換算すれば、657ドル~711ドルとなります。ちなみにPixel 7のEUでの価格は649ユーロで、米国では599ドルで販売されています。

 

ただし、Googleは国や地域ごとに戦略的に価格を設定しているようであり、海外の価格が為替レートのまま日本の価格に反映されるわけではありません。

 

たとえば、昨年のPixel 6aは米国価格が449ドルですが、日本向け価格は5万3,900円(税込)であり、当時の1ドル=137円~139円と比べてかなり安く抑えられていました。今回も同じ方針だとすれば、国内価格は8万円~8万5,000円程度になりそうです。

 

もっとも、充電スピーカードックの米国向け価格が129ドルとのAmazon発の情報もありました。Pixel Tabletの性能をフルに発揮するには、このドックを組み合わせる必要があるため、価格を上乗せして考えるのがいいかもしれません。

 

Source:Roland Quandt(Twitter) 
via:9to5Google

Google「Pixel Tablet」RAM 8GB搭載で4色のカラバリ、6月に発売の可能性高し!

Googleは昨年2つのイベントで、Pixelシリーズ初のタブレット「Pixel Tablet」を予告してきましたが、まだ詳しい仕様などは不明のままです。そんななか、新たに搭載RAMの容量やカラーバリエーションなどの追加情報が届けられています。

Image:Google ((5) Google Keynote (Google I/O ‘22) – YouTube 1:51:42)

 

すでにGoogle公式にPixel Tabletのカラバリは2色が公開されており、1つはグリーンの背面ケースと黒のベゼル、もう1つは白のベゼルとベージュ/ホワイトの背面ケースを備えたものです。

 

そして米9to5Googleの情報筋によれば、さらに2色、合計4色のカラーバリエーションが用意されているそうです。具体的にどういう色になるのかは、説明されていません。

 

またPixel Tabletの本体はアルミニウム製で、磁器のようなナノセラミック加工を施したものになるそうです。Googleは以前「ソフトマットな外観と質感」を実現すると説明していたことがあります。

 

そしてスペックについては、Tensor G2チップとAndroid 13を搭載し、RAMは8GB搭載されるとのことです。以前も開発者でリーカーのKuba Wojciechowsk氏は、「少なくとも1つのモデルには」8GB RAMが搭載されると述べていました

 

そして9to5Googleの情報筋によれば、ストレージ容量は2種類あり、両方のモデルには充電スピーカードックが付属するそうです。先日、プライバシースイッチ付きの写真が公開されていましたが、これはマイクとカメラ用だと確認できたそうです。

 

現地時間5月10日に開催される開発者会議「Google I/O」の直後には、ミッドレンジ・スマートフォン「Pixel 7a」が発売されるとの噂もあります。しかし、Pixel Tabletの発売は5月内にはなく、6月の可能性が高いとの情報も入っているとのことです。

 

Source:9to5Google

Pixel Tabletにプライバシースイッチが追加? Pixel 8の画面サイズも判明か

Pixel TabletはGoogle(グーグル)にとって久々となるタブレット製品で、OSには「Android」を搭載。独自開発プロセッサ「Tensor」の採用も特徴です。また今年は、次期スマートフォン「Pixel 8/8 Pro」の登場も期待されています。

↑9to5Googleより

 

リークアカウントのSnoopy Techが投稿した画像では、背面から見て左側の上端に、プライバシースイッチらしきものが追加されています。これは、Googleが以前に公開していた画像では確認できなかったものです。また本体下部右端には、ケースやキーボードなどのアクセサリを接続するためと思われる、2つの長い突起があります。

 

Pixel Tabletはスマートディスプレイとしても利用できるので、プライバシーの保護が重要。そのような意味で、カメラやマイクをワンタッチでオフにできるプライバシースイッチが搭載されるのかもしれません。

 

一方でディスプレイアナリストのRoss Young氏は、Pixel 8に6.16インチディスプレイが搭載されると報告しています。これは、現行モデルの「Pixel 7」の6.32インチから、わずかに小さくなっています。一方で「Pixel 8 Pro」には「Pixel 7 Pro」と同じ、6.7インチディスプレイが搭載されるようです。

↑9to5Googleより

 

じょじょに詳細が判明してきた、Pixel Tablet。5月10日に開催される「Google I/O」での、正式なリリースを期待したいものです。

 

Source: SnoopyTech / Twitter via 9to5Google 1, 2

次期タブレットGalaxy Tab S9は液晶から有機ELに進化、バッテリー容量も増えるかも!

サムスンの次期フラッグシップ・タブレット「Galaxy Tab S9」シリーズのうち、上位モデル「Galaxy Tab S9 Ultra」と「Galaxy Tab S9+」はプロセッサー以外は前モデルとほぼ変わらない仕様だと予想されています。

↑「Galaxy Tab S9」の劇的な進化に期待

 

が、標準モデルの「Galaxy Tab S9」はバッテリー容量が増やされ、ディスプレイが液晶から有機ELパネルに変更されるとの噂が伝えられています。

 

まずサムスンの未発表製品に詳しいGalaxyClubは、中国の認証機関CQC(中国品質認証センター)データベースに、Galaxy Tab S9用のリチウムイオン電池「EB-BX716ABY」が登録されていることを発見しました。

 

このバッテリーの定格容量(実際に蓄えられる電気の量)は8,160mAhであり、Galaxy Tab S8の7,760mAhを上回っています。そのため、前モデルよりもかなりバッテリー持ちに余裕ができると予想されます。

 

それに続きディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、Galaxy Tab 8の画面が液晶だったのに対して、Galaxy Tab S9は有機ELになるとツイートしています。

 

Young氏はiPhone 14 Proモデルの画面が最大120Hzの可変リフレッシュレート対応になることや、第6世代iPad miniの画面サイズが8.3インチになると正確に予想した実績があります。

 

もしもGalaxy Tab S9がGalaxy Tab S8 Ultaと同じ有機EL画面、すなわち高品質のSuper AMOLEDパネルを搭載するとすれば、動画の鮮明さとシャープさが劇的に向上するはずです。

 

またGalaxy Tab S9シリーズは全モデルが最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」を搭載することも確実視されています。Galaxy Tab S9 Ultraものらしきベンチマーク結果もかなりの高性能を示しており、標準モデルもパワフルになると期待できそうです。

 

Source:Ross Young(Twitter)
via:PhoneArena

11.5型の大画面! NECPC、Androidタブレット「LAVIE Tab T11」(T1175/FAS)を発売

NECパーソナルコンピュータは、個人向けAndroidタブレット「LAVIE Tab T11」のスタンダードモデルT1175/FASを、4月13日に発売しました。実売価格は税込6万280円。

 

同製品は、2K解像度(2000×1200ドット)でIPS液晶を採用した11.5型タブレット。リフレッシュレート120Hzに対応し、滑らかな映像表現が可能です。Dolby Atmos(R)対応のスピーカーを4つ備え、臨場感のある立体音響を楽しめます。

 

8コアプロセッサーMediaTek Helio G99、6GBメモリ、128GBストレージを搭載し、前世代モデルから大幅に性能を強化しています。通信規格Wi-Fi 6や、防塵防滴(IP52)に対応。

 

 

PC「LAVIE」との組み合わせで、LAVIE Tab T11をケーブルで接続することなく、PCのセカンドモニタや液晶タブレットとして活用できる「つながる!LAVIE for Android」を利用可能です。

 

別売オプションとして、なめらかな書き心地を味わえるデジタルペンG、ノートPCのように使えるスタンドカバー付きキーボード、スタンドとしても使えるタブレットカバーを用意しています。

サムスン、ついに折りたたみタブレット「Galaxy Z Tab」発売? 2024年内か

サムスンの次世代フラッグシップ・タブレット「Galaxy Tab S9」シリーズに関する噂が相次ぐなか、折りたたみできるタブレット「Galaxy Z Tab」が登場すると有名リーカーが主張しています。

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↑画像は3Dイラスト

 

TwitterユーザーのRevegnus(@Tech_Reve)氏は「独占情報」として、今年Galaxy Tab S9と一緒に折りたたみ式タブレットGalaxy Z Tabが発売されるとツイートしています。

 

どんな折りたたみなのか、搭載チップセットは何なのか……といった具体的な情報はありませんが、「今年中に出る可能性はかなり高い」「今年発売されなければ、来年発売される折りたたみ機の1つになるでしょう」と付け加えられています。

 

なお、これに先立ち数々の実績あるリーカーのYogesh Brar氏も、サムスンは次期折りたたみ機「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」のほか、3つ折りのデバイスに取り組んでいるとつぶやいていました

 

またサムスンは、「電子ペンを含む折り畳み式電子デバイス」なる特許を取得しています。その文書に添えられた図面には、二重折りたたみ式のタブレットが描かれていました

↑画像はSamsung/LetsGoDigitalより

 

このタブレットはディスプレイを内側に畳んで完全に閉じることも、また逆方向に畳んで横幅の広い画面にすることもできるというもの。2つのヒンジ(折りたたみ軸)を備えているため、画面を前にも後ろにも畳めるわけです。

 

もちろん特許の図面がそのまま製品化されるとは限りません。すでにサムスンはGalaxy Z Foldシリーズを4世代も送り出しており、そちらを単純にタブレットサイズに大きくする方がはるかに簡単なはずです。ともあれ、何らかの形で「折りたたみタブレット」が遠くない将来に登場する可能性は高いようです。

 

Apple(アップル)も2024年に有機EL版iPad Proを発売すると噂されていますが、大型タブレットはかさばって持ち運びにくくもあります。サムスンが折りたたみ可能なタブレットを投入すれば、新たな市場が開拓できるかもしれません。

 

Source:Revegnus(Twitter) 
via:GSMArena

次期タブレットGalaxy Tab S9 Ultra、Galaxy S23 Ultraより高性能? ベンチマーク結果が出現

サムスンの次期フラッグシップ・タブレット「Galaxy Tab S9 Ultra」は、Galaxy S23 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 2の特別バージョンを搭載すると噂されています。まだ正式発表されていませんが、なぜかのベンチマーク結果と称される数値が登場し、S23 Ultraよりパワフルかもしれない可能性が浮上しました。

↑写真は「Galaxy Tab S8 Ultra」

 

TwitterユーザーのRevegnus(@Tech_Reve)氏は、モデル番号「SM-X916B」ことGalaxy Tab S9 Ultraの定番ベンチマークアプリGeekbench 6による計測結果をツイートしています。それによると、やはりGalaxy S23 Ultraと同じSnapdragon 8 Gen 2が搭載されている模様です。

 

またプライムコア「Cortex-X3」は、通常版では3.2GHzで動くところが、本製品では3.36GHzで動作しています。こちらも、S23 Ultraに採用された「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」と一致しています。

 

そしてGalaxy Tab S9 Ultraのベンチマーク結果は、シングルコアスコアが2054でマルチコアスコアが5426とのこと。これらは両方とも、Galaxy S23 Ultraのスコアを上回っています。

 

これに先立ち、有名リーカーがGalaxy Tab S9 Ultraには最大16GBのLPDDR5X RAMが搭載されると述べていました。それに対してGalaxy S23 Ultraは12GBのLPDDR5であり、LPDDR5Xよりもアクセス速度が低くなっています。

 

つまり、Galaxy Tab S9 Ultraの性能が上回っている理由として、考えられる原因は2つ。1つは、より高速なRAMが搭載されていること。もう1つは、Galaxy Tab S9 UltraはGalaxy S23 Ultraよりもかなり筐体が大きいことから、それだけ余裕のある冷却システムを組み込める可能性があることです。

 

このGalaxy Tab S9 Ultraは、前モデルGalaxy Tab S8 Ultraと同じ14.6インチ画面を搭載し、バッテリー容量は重さも全く変わらないと予想されています。とはいえ、プロセッサーの性能やバッテリー持ちが改善されれば、それだけ使いやすくなるはず。

 

来年(2024年)のiPad Proは有機EL画面を搭載しながらも高価になると噂されており、コストパフォーマンスを考えればサムスンのタブレットも有力な選択肢となりそうです。

 

Source:Revegnus(Twitter) 
via:Wccftech

最強タブレット誕生? Galaxy Tab S9 Ultra、Galaxy S23と同チップ搭載か。性能もバッテリー持ちもパワフルに

サムスンのフラッグシップ機Galaxy S23シリーズは強力なスペックが好評ですが、その多くは特製チップ「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」のおかげとみられています。このチップが、次期フラッグシップ・タブレット「Galaxy Tab S9 Ultra」にも採用されるとの情報を、有名リーカーが報じています。

galaxytabs9-ultra
↑前モデルの「Galaxy Tab S8 Ultra」

 

有名リーカーIce universe氏は、Galaxy Tab S9 Ultraの一部スペックをツイート。Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxyや、最大16GBのLPDDR5X RAMを搭載すると述べています。ちなみに、前モデルであるGalaxy Tab S8 UltraのチップはSnapdragon 8 Gen 1、RAMは最大16GBでした。

 

これまでもサムスンの最上位タブレットはフラッグシップ・スマホと同じチップを採用してきたことから、特に驚きではないとは言えそうです。が、それでもGalaxy Tab S9 Ultraに「世界で最も速いAndroidスマートフォン」の可能性や、優れたバッテリー持ちをもたらしたプロセッサーがやって来るのは素晴らしいこと。

 

また新型チップに伴い、ストレージもより高速なUFS 4.0仕様になると予想されます。

 

ほかGalaxy Tab S9 Ultraの画面サイズや解像度、バッテリー容量や重さなどは、Galaxy Tab S8 Ultraと全く変わらないようです。もっとも、14.6インチもの巨大ディスプレイや、わずか5.5mmの超薄型は、これ以上の改善は難しいのかもしれません。

 

ともあれ、よりパワフルになったフラッグシップ・タブレットを楽しみに待ちたいところですね。

 

Source:Ice universe(Twitter)
via:9to5Google

背面カメラがギョロリ。OnePlusからハイエンドタブレット「OnePlus Pad」誕生

OnePlus Pad
↑OnePlus Pad

 

スマートフォンブランドのOnePlusは、同ブランド初となるハイエンドタブレット「OnePlus Pad」をリリースする計画を海外メディアで発表。1月に海外テックサイトのtechradar.で発表が予告されており、注目が集まっていました。

 

OnePlus Padは11.6インチ/144Hz駆動/縦横比7:5のReadFitディスプレイを採用した、Android OS搭載タブレットです。Dolby Vision HDR搭載やDolby Atmosオーディオでの再生が可能など、マルチメディア性能が高められています。

 

背面には電子式手ブレ補正に対応した1300万画素の大きなカメラを搭載。フロントには800万画素カメラを配置しており、プロセッサはMediaTekのDimensity 9000で、RAMは最大12GBです。バッテリー容量は9510mAhで、最大14.5時間の動画視聴が可能。67Wの高速充電に対応し、80分でフル充電することができます。またスタンバイ状態なら、充電が1ヶ月も必要ありません。

 

その他にも、マグネットで取り付けられる便利なフルキーボード、そしてスタイラス「OnePlus Stylo」が別売りされています。

 

OnePlus Padの価格は未定ですが、インド、北米、ヨーロッパ、中東で4月から予約受付が始まります。Androidタブレットでは数が少なくなりつつあるハイエンドモデルとなるOnePlus Pad、日本を含めたさらなる広い地域への展開を期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

噂の「Pixel Tablet Pro」は存在しない? スペック詳細の報告が登場

Google(グーグル)からの投入が噂されているハイエンドタブレット「Pixel Tablet Pro」について、その存在を否定するツイートをKuba Wojciechowski(クバ・ヴォイチェホフスキ)氏が発信しています。

↑「Pixel Tablet Pro」は存在していなかった…?

 

現在グーグルは、2023年に久々となるタブレット「Pixel Tablet」の投入を予定しています。一方で以前には海外テックサイトの9to5Googleが、ハイエンドモデルとなるPixel Tablet Proこと「Tangorpro」の存在について、報じたことがあります。

 

一方でWojciechowski氏によれば、グーグルは「Tangor」とTangorproの2つの製品を開発していたものの、現在はそれらの計画が統合され、Pixel Tabletとして発売されるとしています。Pixel Tabletのスペックとしては、「Tensor G2」チップや8GB RAM、256GBのストレージが搭載されるようです。さらに9to5Googleは、Pixel Tabletのディスプレイ解像度が2560 x 1600ドットとなり、本体側面に指紋認証センサーが搭載されると伝えています。

 

Pixel Tabletでは、2種類のスピーカードックが登場するという噂もあります。それらの詳細の発表も含めて、今年5月に開催される開発者会議「Google I/O」に期待したいものです。

 

Source: Kuba Wojciechowski / Twitter via 9to5Google

CPUが進化してWi-Fi 6Eにも対応、NECPCがプレミアムな「LAVIE NEXTREME Carbon」など新モデルを発表

NECパーソナルコンピュータは1月24日、2023年の春モデルとしてノートPCの「LAVIE NEXTREME Carbon」「LAVIE N13」「LAVIE N15」および、タブレット「LAVIE Tab T11」を発表しました。

 

LAVIE NEXTREME Carbonは、「プレミアム・モバイル」と位置付けられるモデル。自宅でもオフィスでも働く、ハイブリッドワークを実践している人をターゲットにしています。

↑XC950/FAG

 

製品の特徴は、約879g~からと超軽量でかつコンパクトなボディや、24時間駆動のバッテリー、14型で16:10比率のディスプレイ、こだわりのキーボード、外出先でも使用できるセキュリティ機能などをそろえている点です。

 

2022年に登場した前モデルからはCPUとメモリーを強化したほか、新たにWi-Fi 6Eに対応しています。また、ミーティング機能として、Web会議中のマイクの前後に集音範囲を絞り、周囲の音をカットするノイズキャンセリング機能が追加されています。

 

上位モデル「XC950/FAG」の主なスペックはこちら。

 

CPU:第12世代インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリー:16GB(LPDDR5)
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:14型(解像度は1920×1200ドット)
インターフェイス:Thunderbolt 4×2、USB 3.1(Type-A)、HDMI出力、microSDカードスロット
通信:LTE(nanoSIMスロット、eSIM対応)、Wi-Fi 6E対応
重量:約935g

 

発売は2月16日を予定しており、市場想定価格は25万8280円(税込)前後~です。

 

LAVIE N13は、コンパクトなモバイルノート。高性能なうえに、13.3型ディスプレイ搭載で約984g~と軽量なほか、最大で約18時間駆動のバッテリーを搭載しています。また、静音キーボードやMAMORIOのネットワークを活用したPC紛失防止機能なども採用。

↑N1375

 

前モデルからはCPUを強化したほか、Wi-Fi 6Eに対応。上位モデル「N1375/FA」シリーズのスペックはこちら。

 

CPU:第12世代インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリー:16GB
ストレージ:512GB SSD
ディスプレイ:13.3型(解像度は1920×1080ドット)
インターフェイス:USB 3.2(Type-C)、USB 3.2(Type-A)×2、HDMI出力、SDカードスロット
通信:Wi-Fi 6E対応
重量:約1035g

 

発売は1月26日を予定しており、市場想定価格は19万2280円(税込)前後~です。

 

LAVIE N15はスタンダードノートに位置するモデル。Wi-Fi 6Eや、スリープ状態で無線通信ができたりスタンバイ時からの復帰が速いためすぐにPCを使えたりする「モダンスタンバイ」に対応するほか、静音キーボード、指紋認証付き電源スイッチなどを搭載しています。

↑N1570

 

今回登場した中で上位モデルにあたる「N1570/F」シリーズのスペックはこちら。

 

CPU:第12世代インテル Core i7-1255U プロセッサー
メモリー:16GB
ストレージ:256GB SSD
ディスプレイ:15.6型
通信:Wi-Fi 6E対応

 

発売は3月2日~順次販売となっており、市場想定価格は16万4780円(税込)前後~です。

 

↑LAVIE Tab T11。キーボードとタッチペンは別売りです

は11型タブレットの中でハイエンドにあたるモデルです。タブレットとしては大画面なうえに、高性能と使い勝手の高さを実現しています。

 

 

ディスプレイは有機ELを採用した11.2型で、解像度は2560×1536ドット、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。また、スペックはCPUがオクタコアのMediaTek Kompanio 1300T、メモリーが8GB、ストレージが256GBです。

 

発売は2月16日予定で、市場想定価格は9万3280円(税込)前後となっています。

え!? グーグルの「Pixel Tablet」が個人売買でもう売られてる…

グーグルが2023年の発売を予定しているタブレット「Pixel Tablet」が、Facebook Marketplaceに出品されているのが発見されました。

↑ShrimpApplePro / Twitterより

 

Pixel Tabletはグーグルにとってひさびさとなるタブレット製品で、OSにはAndroidを搭載。独自プロセッサ「Tensor」の採用も特徴です。さらに、スピーカードック「Charging Speaker Dock」も登場します。

 

↑Facebook Marketplace

 

今回出品されたのは、Pixel Tabletとスピーカードックを含むセットです。出品価格は400ドル(約5万3000円)ですが、これが実際の製品価格と同じなのかは不明です。またPixel TabletのディスプレイにはPixel Launcherのホームスクリーンや、「Pixel 7」シリーズにも採用されている「Feathers」コレクションの壁紙が確認できます。

 

システムを確認すると、搭載ストレージは256GB。バッテリー残量は70%で、16時間弱の駆動が可能だと表示されています。スピーカードックにはおそらく30Wの電源アダプタが付属し、USB-C端子の充電ポートが存在しているようです。

 

グーグルの未発売製品はなぜかオークションに出品されることがあり、今回も同じ流れといえそうです。とはいえ、Pixel Tabletでも早めのリリース時期の決定を期待したいものです。

 

Source: ShrimpApplePro / Twitter via 9to5Google

大画面10.61型で、ファミリー利用にもぴったりのタブレット! NECPC「LAVIE Tab T10(T1075/EAS)」

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は、個人向けAndroidタブレット「LAVIE Tab T10」の上位モデル「T1075/EAS」の販売を、11月17日に開始しました。実売価格は税込5万3680円。

 

同製品は、現在販売中の「LAVIE Tab T10(T1055/EAS)」の上位モデル。最新OS Android 12に、8コアプロセッサーQualcomm SDM680を搭載し、メモリを6GB、ストレージを128GBに強化。

 

解像度2K(2000×1200)の10.61型IPSディスプレイとDolby Atmos対応クアッドスピーカーで、動画などの様々なエンタメコンテンツが楽しめます。

 

本体は質量約470g、最薄部7.45mmの薄型軽量設計で、スリムなベゼルにストームグレーとミスティグレーのツートンカラーデザインが特徴です。バッテリー容量は7700mAh(駆動時間約11時間)。

 

イラストやメモを書くときも便利なペン入力もサポート。各種コンテンツをパーソナライズ可能な「Google エンターテインメントスペース」や、保護者が子どもの使うアプリや利用時間などを制限できる「Google キッズスペース」、英語学習アプリ「Jazzles」「GLOBAL CROWN」なども備え、ファミリーでの利用にも適しています。

Pixel Tabletと折りたたみPixel、側面指紋認証を搭載?

米グーグルの新型タブレット「Pixel Tablet」と、今後のが噂されている折りたたみスマートフォン「Pixel Notepad / Pixel Fold(仮称)」について、本体側面に指紋認証センサーが搭載されるとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑グーグルより

 

Pixel Notepadはこれまで何度もその投入が噂されてきたデバイスで、現在は2023年3月の製品発売が報じられています。一方でPixel Tabletはすでに2023年の発売が正式発表されており、ドッキングステーションを利用した新たな使い方ができるタブレットになるとアピールされています。

 

9to5Googleによれば、Android OSのコードに「X-aligned」「Y-aligned」と呼ばれる、本体上部/側面の指紋認証機能を意味する文字列が発見されました。これは、「folded」「unfolded」という2つのデバイスに対応することから、Pixel TabletとPixel Notepadにおける同機能のサポートが予測されているのです。

 

また、Pixel Notepadの内側のディスプレイ解像度は1840×2208ドットに、そして外側のディスプレイの解像度は1080×2100ドットになることも伝えられています。一方で、Pixel Tabletのディスプレイ解像度は2560×1600ドットとなるようです。

 

折りたたみスマートフォンの側面に指紋認証センサーを搭載すれば、折りたたみ時/展開時のどちらでもセンサーが使えるという利点があります。またPixel Tabletでは、電源ボタンに指紋認証センサーが搭載されることが予測されます。

 

現在Pixelスマートフォンに採用されているディスプレイ指紋認証機能はあまり評判が良くなく、「Pixel 7」では顔認証機能が復活しました。一方で「枯れた技術」でもある本体側面の指紋認証機能なら、安定した動作が期待できそうです。

 

Source: 9to5Google

スマートディスプレイにもなる? 2023年登場のPixel Tabletの姿が見えてきた

米グーグルは2023年に発売予定のタブレット「Pixel Tablet」の一部詳細を発表しました。

↑グーグルより

 

今回発表された中での特徴は、「Charging Speaker Dock」と呼ばれる充電スピーカードックが用意されること。これにより、スマートディスプレイとしてハンズフリーでGoogle アシスタントを呼び出せるほか、動画再生、Google フォトのスライドショーなどを表示することが可能です。さらにOSには、フル機能のAndroid OSを搭載しています。

↑グーグルより

 

本体には「ナノセラミックコーティング」を採用し、プレミアムな質感を実現。これと100%リサイクルされたアルミニウム素材のボディを組み合わせています。

 

また、プロセッサーには最新の「Tensor G2」チップを搭載し、優れた機械学習、音声、画像処理を提供します。これは、ビデオ通話や写真編集、Google アシスタント機能の拡張にも利用されます。さらに明るいディスプレイの搭載や、スタイラスへの対応も特徴です。

 

とはいえ、本体スペックや価格、詳細な機能を含め、まだまだわからない点の多いPixel Tablet。米アップルの「iPad」シリーズに押され気味なAndroidタブレット業界に、新風が吹き込まれることを期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

設計機構を磨き上げて進化! ワコムの27インチ液タブ「Wacom Cintiq Pro 27」

ワコムは、27インチ液晶ペンタブレット「Wacom Cintiq Pro 27」を、10月12日に発売します。

 

同製品は、新しいペンテクノロジー「Wacom Pro Pen 3」により、描き味を大幅に改善。Wacom Pro Pen 3は、作業スタイルに合わせて付属パーツを入れ替え、グリップの太さ、サイドスイッチの有無、ペンの重心をカスタマイズすることができ、自分だけのペンにすることができます。ペン先が細く、視認性が向上した新しいペンデザインで、より自然な描き心地で使えます。3つのサイドスイッチにはソフトウェアごとに機能を割り当てて使用可能。同社独自のEMR(Electro-Magentic Resonance:電磁誘導方式)テクノロジーで8192レベルの筆圧検知に対応し、電池や充電も不要です。

 

仮想化環境で使用する場合も、直感的操作を実現する10点マルチタッチ機能に対応しており、指先でキャンバスを拡大・縮小、回転ができ、マルチタッチとペン操作を切り替えることができます。MacとWindowsで動作し、OS固有のジェスチャもサポート。Linuxでマルチタッチ機能を利用する場合は、各ソフトウェアの仕様に依存します。マルチタッチを無効にしたいときは、本体背面の右上部にあるオン/オフボタンで切り替えることができます。

 

従来よりも滑らかな操作と描画が可能なリフレッシュレート120Hz対応でペンの追従性が高く、視差も小さくなりました。リアルなカラーを再現するAdobe RGBカバー率99%、デジタルシネマ規格のDCI-P3カバー率98%の広色域とHDRガンマに対応し、高精細な4K解像度で10億7374万色の鮮やかな表現が可能。Pantone認証とPantone SkinTone認証を取得しています。

 

設置面積は同シリーズの「Wacom Cintiq Pro 24」よりも小さく、大画面ながら省スペース設計で、エッチング加工を施した液晶ガラスは、紙とペンで描くときのリアルな描き味を味わえます。

 

別売の専用スタンド「Wacom Cintiq Pro 27 Stand」は、モダンで洗練されたデザインが特徴で、高さや角度を自由に調整し、時計回り、反時計回りそれぞれ20度まで回転して、自然な姿勢で理想の線を描画できます。ディスプレイ背面にはVESAマウントを搭載しており、別のスタンドオプションを利用することもできます。

 

税込価格は、Wacom Cintiq Pro 27が48万1800円、Wacom Cintiq Pro 27 Standが7万2380円です。

 

なお、9月30日12時より、同社公式YouTubeチャンネルにて、同製品のこだわりポイントなどを紹介するYouTube Liveの配信も予定しているとのことです。

OPPO初のタブレットはお手頃価格! 「OPPO Pad Air」3万7800円

オウガ・ジャパン(OPPO)は、初のタブレット端末「OPPO Pad Air(オッポ パッド エアー)」を、9月30日より順次販売を開始します。税込価格は3万7800円。

 

同製品は、OPPOが日本市場で初めて発売するタブレット端末。薄さ約6.9mm、重さ約440gと、薄型軽量デザインが特徴です。

 

 

アルミニウム合金の背面パネルには、OPPO独自の背面加工技術「OPPO Glow(オッポ グロウ)」を採用。汚れや指紋がつきにくく、繊細な輝きと、つい触れたくなるサラサラとした高い質感を演出しています。

 

 

画面サイズは約10.3インチ、解像度は2000×1200の2Kディスプレイを採用。左右対称4か所に配置されたスピーカー、クアッドステレオスピーカーに加えて、映画館などでも採用される立体音響方式Dolby Atmosにも対応します。

 

 

バッテリー容量は7100mAhで、連続動画視聴時間は最大で約12時間、連続音楽再生時間は最大で約83時間、充電を行わずに様々なコンテンツを楽しむことができます。18Wの急速充電技術も搭載し、短時間での充電が可能です。

 

速い、薄い、軽い! Amazonが新世代「Fire HD 8タブレット」3機種を発表

Amazonが、新世代タブレット「Fire HD 8」「Fire HD 8 Plus」「Fire HD 8キッズモデル」の3機種を発表しました。

↑新登場した3機種(画像提供/Amazon)

 

まず、新世代Fire HD 8は2GB RAMを搭載し、前世代機に比べて最大30%の高速化を実現しました。また、USB-C充電を採用し、最大13時間の駆動が可能となっています。本体は薄型かつ軽量になりながら、前世代機と同等の強度を保っているそう。

 

新世代Fire HD 8は32GBモデルが1万1980円(以下すべて税込)、64GBモデルが1万3980円です。新世代Fire HD 8シリーズは本日(9月22日)より予約を開始し、10月19日から出荷が開始される予定。次世代Fire HD 8シリーズを購入すると、Prime Videoクーポン2000円分がプレゼントされます。

 

次に、新世代Fire HD 8 Plusは、3GB RAMや500万画素カメラを搭載し、前世代機同様にワイヤレス充電にも対応。価格は32GBモデルが1万3980円で64GBモデルが1万5980円となっています。

↑子どもたちもワクワクしそうな新世代Fire HD 8キッズモデル(画像提供/Amazon)

 

最後に、新世代Fire HD 8キッズモデルには専用カバーに新色が登場。ブルー、パープル、レッドの3色から選ぶことができます。前世代機と同じく、サブスクサービス「Amazon Kids+」の1年間使い放題と2年間の限定保証、ペアレンタルコントロールが付属。価格は1万5980円となっています。

Pixel Tabletに「Pro」モデルが準備中? カメラ性能などが違うかも

米グーグルが未発表タブレット「Pixel Tablet Pro(仮称)」を開発しているとの情報を、海外テックサイトの9to5Googleが伝えています。

↑グーグルから

 

今年5月にひさびさとなるタブレット「Pixel Tablet(仮称)」を投入すると発表したグーグル。同タブレットには、独自開発のプロセッサー「Tensor」が搭載されることも、すでに明かされています。

 

なお事前情報によれば、Pixel Tabletはプロセッサーやカメラスペックを抑えた、廉価版的な位置づけの製品となるようです。また据え置きのドックに設置することで、スマートディスプレイのような使い方もできると想定されています。

 

一方で9to5Googleによれば、Android 13のベータ版からは「tangorpro」と呼ばれる未確認のPixelデバイスが発見されたとのこと。以前にPixel Tabletは「tangor」のコードネームとして開発されていたことから、tangorproはそのProバージョンであることが推測されます。またそれ以外にも、tangorをt6に短縮したと思われる「t6pro」というコードネームも見つかっています。

 

最近グーグルはProモデルのデバイスを増やしており、今秋に投入されるPixel 7 Proだけでなく、ワイヤレスイヤホンの「Pixel Buds Pro」なども存在します。現時点ではPixel Tablet Proの詳細はわかっていませんが、9to5GoogleによればどうやらPixel Tablet Proは背面カメラのスペックが異なる模様。また、最新プロセッサー「Tensor G2」が搭載される可能性もあります。

 

グーグルは、10月6日にPixel関連のイベントを開催します。その場にて、もしかすると今回のPixel Tablet Proや、「折りたたみPixel(Pixel NotePad)」などが発表されるのかもしれません。

 

Source: 9to5Google

15.6インチの大画面! Web会議から家族だんらんの時間まで、様々なシーンで活躍するタブレットを発売……アイリスオーヤマ

アイリスオーヤマは、「LUCAタブレット TM152M8N1」を、9月15日に発売します。税込価格は12万1980円。

 

同製品は、15.6インチの液晶パネルを搭載。据え置き型モニターのような見やすさと、タブレットならではの携帯性を備えています。動画視聴や電子書籍の使用に適しているほか、複数人のWeb会議やオンライン授業などで、画面分割や資料共有時でも快適に使用することができます。

 

付属する専用スタンドでタブレットを自立・固定でき、長時間使用による手首への負担を軽減します。机の上に置いて料理や作業の最中に「ながら視聴」をしたり、家族で集まって画面をシェアしたりなど、様々な使い方が可能です。

Pixel Tabletはお家専用廉価なタブレットに? 一部仕様が報告される

米グーグルのタブレット「Pixel Tablet(仮称)」において、GPSやセルラー機能を搭載しないこと、「第1世代Tensor」プロセッサーを搭載することなどを、開発者のKuba Wojciechowski氏が報告しています。

↑グーグルより

 

グーグルが今年5月に本体デザインを発表した、Pixel Tablet。2023年に製品が発売されること以外は、本体スペックや機能などはほぼ明かされていません。

 

Wojciechowski氏がAOSP(Androidの開発者向けプロジェクト)のコードを分析して得た、今回の情報によると、Pixel Tablet(開発コード:Tangor)は「Citron」と呼ばれる開発ボードをベースとしており、「Pixel 6」と同じ第1世代Tensor(gs101)プロセッサーを搭載しているようです。

 

また、GPSやセルラー機能を搭載しないことから、Pixel Tabletは外に持ち出さずに自宅で利用する、ミドルレンジ向けの廉価なタブレットとなるようです。

 

そのほかにも、グーグルが「タブレットを合体できる次期Nest Hub」を開発しているとの情報もあります。Pixel Tabletは、この次期Nest Hubの一部としても利用できる可能性があります。

 

現時点ではまだまだ謎多きPixel Tabletですが、できれば今回の情報どおりに、お求めやすい価格の製品として登場して欲しいものです。

 

Source: Kuba Wojciechowski/Twitter via XDA Developers

楽天Koboから防水電子書籍リーダー「Kobo Clara Clara 2E」が発表

楽天コボは、新型電子書籍リーダー「Kobo Clara 2E」を発表しました。

↑コボより

 

Kobo Clara 2Eは6インチ/1072×1448ドット/300ppiの「E Ink Carta 1200」タッチスクリーンを搭載した、電子書籍リーダー。本体ライト「ComfortLight PRO」は明るさや色温度の調整が可能で、ダークモードも利用できます。標準的な利用方法だと、数週間のバッテリー駆動が可能です。

 

本体には16GBのメモリを搭載し、一般的な小説なら約1万5000冊、コミックは約375冊の保存が可能。またIPX8の防水使用に対応し、浴室やキッチンでも利用できます。本体サイズは縦112mm×横159mm×厚さ8.5mmで、重量は約170gとなっています。

 

端末外装の約85%に再生プラスチックとオーシャンバウンドプラスチックを使用しています。専用アクセサリーとしては、再生プラスチックを使用した自立式の専用スリープカバーと、専用ベーシックスリープカバーが販売されます。

 

Kobo Clara 2Eの本体カラーはディープオーシャンブルーで、価格は1万9900円(税込)。9月2日より楽天Kobo電子書籍ストアやECサイトにて予約が開始され、9月26日から販売が開始されます。

 

Kobo Clara 2EはKoboシリーズのなかでも廉価に購入できる防水モデルとして、気軽に利用できる製品となりそうです。

 

Source: PR Times

Android 12L搭載のLenovo Tab P11(第2世代)が海外発表

中国レノボは、OSに「Android 12L」を搭載した新型タブレット「Lenovo Tab P11(第2世代)」を海外発表しました。

↑レノボより

 

Android 12Lはタブレットや折りたたみスマートフォンに最適化されたOSです。クイックな画面分割やアプリ切り替えのためのタスクバー、OSとアプリ全体の2カラムレイアウトが利用できます。

 

Lenovo Tab P11(第2世代)は11.5インチ/2,000×1,200ドット/最大120Hzの液晶ディスプレイを搭載。プロセッサはMediaTek Helio G99で、4GB/6GB RAMと64GB/128GBの内蔵ストレージを搭載。バッテリー容量は7700mAhで、オプションによりLTE接続が可能です。

 

本体にはトラックパッドとBluetoothペンに対応した「ThinkPadデザイン」の着脱式キーボードが付属。少なくとも2回のAndroid OSのメジャーアップグレード、最大でAndroid 14まで、発売時から3年間のセキュリティアップデートが提供される予定です。

 

Lenovo Tab P11(第2世代)の海外向け価格は249ドル(約3万5000円)で、来年に発売されます。スペック的にはローエンドモデルですが、気軽にAndroid 12Lに触れられるタブレットとして、魅力的な製品といえそうです。

 

Source: 9to5Google

子どものタブレット入門機にもピッタリ! 家族で使えるタブレット「LAVIE Tab T10」

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は、8月25日に個人向けAndroidタブレット「LAVIE Tab T10」を販売開始します。実売予想価格は3万7180円(税込)~。

 

同製品は、オクタコアプロセッサーUnisoc T610、4GBメモリ、64GBストレージを搭載したAndroidタブレットです。WUXGA(1920×1200)のワイドな10.1型IPSディスプレイや、Dolby Atmos対応デュアルスピーカーにより、動画などのエンタメコンテンツも楽しめます。

 

本体質量約460g、最薄部8.5mmの薄型軽量設計に、プラチナグレー/ホワイトのツートンカラーを採用したモダンなデザインが特徴。子どもの使うアプリや利用時間など保護者がを制限できる「Google キッズスペース」や、英語学習アプリ「Jazzles」「GLOBAL CROWN」をプリインストールし、子どもの利用にも適しています。

「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4」はSnapdragon 870、8GB RAMの高性能タブレットに? ベンチマークサイトに登場

中国Xiaomiが開発中と噂されているタブレット「Xiaomi Pad 5 Pro 12.4インチモデル」(以下、Xiaomi Pad 5 Pro)らしきベンチマーク結果が、定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserに出現しました。

↑Image:Gizmochina

 

このタブレットは、前は「Redmi Pad 5G」(RedmiはXiaomiのお手ごろ価格ブランド)と推測されていたもの。今では「Xiaomi Pad 5 Pro」の名前となり、8月11日に中国で発売されるとみられています。

 

本製品は、すでに3CCMIIT(どちらも中国の認証機関)公式サイトに登場しています。そのデバイスがGeekbench Browserにも現れ、使用チップセットやRAM、OSなどの主立ったディティールが分かった次第です。

 

それによると、Xiaomi Pad 5 ProのCPUはクロック1.8Ghzの4コア、2.42GHzの3コア、3.19GHzの1コアで合計8コアとのこと。そしてGPUとしてAdreno 650も搭載されており、クアルコム製のSnapdragon 870であることは明らかです。

 

さらにRAMは8GBを搭載しており、タブレットとしてはかなりの大容量です。またOSはAndroid 12ベースのOSとされていますが、これはRedmi Note 10 Pro等でも動くMIUI 13と思われます。

 

その性能はといえば、Geekbench 5のシングルコアスコアが986点、マルチコアテストで3117点を記録しています。すでに日本でも販売中のXiaomi Pad 5(チップセットがSnapdragon 860、RAMは6GB)のスコアを軽く上回っており、なかなか性能に恵まれないAndroidタブレットとしてはかなり期待が持てそうです。

 

ただ、円安を受けてXiaomi Pad 5も8月に値上げされたばかり。いずれ国内でもProモデルが発売される頃には、円安が緩やかになっていることを祈りたいところです。

Source:Gizmochina

なんと「折りたたみGalaxyタブレット」が来年登場するかも

韓国サムスンが「折りたたみタイプのGalaxyタブレット」を2023年前半にも投入するとの情報を、韓国語ニュースサイトのNaverが報じています。

↑Framesira/Shutterstock.comより

 

すでに横折りタイプの「Galaxy Z Fold」シリーズや、縦折りタイプの「Galaxy Z Flip」シリーズを投入しているサムスン。一方で、同社が折りたたみタブレット「Galaxy Z Fold Tab」を投入するという噂も、以前に登場していました。

 

以前の噂によれば、Galaxy Z Fold Tabはヒンジが2個ある「三つ折りタイプ」のタブレットで、大画面をスマートフォンサイズで持ち歩けるとされています。さらに、折りたたんだ本体をスタンド/キックスタンドとしても利用することができるようです。

 

Naverの報道によれば、折りたたみGalaxyタブレットは「Galaxy Tab S9」シリーズと同時に投入されるとのこと。このことから、同製品は「Galaxy S23」シリーズとも一緒に発表される可能性があります。

 

もし報道が正しければ、業界初となる折りたたみタブレット。折りたたみデバイスに注力しているサムスンのこと、今回の噂も真実味があるといえそうです。

 

Source: Naver via 9to5Google

必要十分な内蔵メモリでエンタメ視聴も快適! レノボ「M10 HD」

早いもので、2022年ももう下半期!! そこで、上半期に売れたモノ・話題になったコトを総ざらい! 今回は「デジタル・AV」カテゴリの“売れたモノSELECTION”から、タブレット「Tab M10 HD(2nd Gen)」を紹介。

※こちらは「GetNavi」2022年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

M10 HD

必要十分な内蔵メモリでエンタメ視聴も快適

【タブレット】

2022年3月発売

レノボ・ジャパン

Tab M10 HD(2nd Gen)

3万6080円(ZA6W0116JP)

薄型・軽量設計の10.1型Androidタブレット。4GB(RAM)/64GB(ROM)メモリを搭載し、快適に操作できる。1280×800ドットのワイドIPSディスプレイは視野角が広く、ファミリーでの動画視聴がしやすい。音声検索にも対応。

 

↑背面に800万画素のアウトカメラを搭載。サウンド面では、フロントスピーカーとドルビーアトモスで臨場感のある音場を実現。動画や音楽、ゲームなどのエンタメを満喫できる

 

↑厚さ約8.25mmのメタルボディに質量約420gの薄型軽量設計。スマホ用充電器などと共用しやすいUSB 2.0 Type-Cポートを備える

 

【ヒットの裏付け】実売台数ランキングでApple製品に肉薄

BCNランキング(※)「タブレット」部門ではiPadが上位を占めるなか3月、4月ともに3位と健闘。10.1型高解像度ディスプレイで動画視聴やゲームを楽しみやすいと好評だ。
※:PC・デジタル家電のマーケティング調査を行うBCNがPOSデータを基に集計した売れ筋ランキング

DX時代のビジネスリーダーに聞いてわかった、E Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」の魅力は柔軟性にあり

本記事で紹介している「HUAWEI MatePad Paper」を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施中。記事を読んで最下部のURLからぜひ応募ください。

 

こんにちは。GetNavi webでデジタルガジェットの記事を担当している西牧です。早いもので、編集者になってからいつの間にか10年が経ちました。慣れてはきたものの、最近では、今後の10年をどのように過ごしていくべきか、悩みを持っています。1人のビジネスパーソンとして次のステージに進むためには、仕事のやり方を変えるのが重要な気がするのですが、どう変えたらいいのかがわかりません。

 

そんな折、ファーウェイの「HUAWEI MatePad Paper」という製品が発売されました。メールやWebサイトのチェックといったタブレットでこなせる基本性能を持ちながら、10.3型E Inkディスプレーの採用によって電子書籍リーダーや、電子メモとしての使い勝手を追求した製品です。

↑10.3型で解像度が1872×1404ドットと高精細なE Inkディスプレーを搭載する、HUAWEI MatePad Paper。メモアプリには議事録やToDoリストなどの9つのテンプレートがあるため、会議に自分のタスク管理にと、幅広く活躍してくれます。また、付属の「M-Pencil(第2世代)」は、26m/sの低遅延を実現するほか、4096段階の筆圧検知に対応。書き味は非常になめらかです

 

たとえばPDF資料を見ながら気になった部分にメモを入れ、その合間にメールを返信といった使い方ができそうです。

 

さらにはカレンダーアプリもあるため、スケジュール管理も可能。加えて通常利用で約6日間のロングバッテリーもビジネスにおいて魅力に見えます。これなら、一般的なノートPCやタブレットとは違った活用で、ビジネスに役立てられそうです。

 

デジタルガジェット担当としては、迷ったらまずはデバイスで解決。というわけでHUAWEI MatePad Paperを導入してみました。

 

ビジネスにデジタルを取り入れるプロに話を聞く

デバイスを手にするのはいいのですが、使用するだけではいつもと変わらないので、今後10年のキャリアを変えることはできません。そこで、ビジネスで成功を収めた人に話を聞き、そのアドバイスを元に、HUAWEI MatePad Paperの最高の使い方を探ることにしました。

 

話を聞きに行ったのは、株式会社βaceの取締役COO (Chief Operating Officer)である緒方恵さんです。緒方さんは、株式会社東急ハンズでDXに携わったのち、株式会社中川政七商店で取締役CDO(Chief Digital Officer)に就任。その後、株式会社βaceの経営に参画し、世界のカカオ農家からフェアトレードを徹底して良質なカカオ豆を仕入れ、職人が手仕事でチョコレートを造る「Minimal -Bean to Bar Chocolate -」の運営に携わっています。

 

いわばビジネスでデジタルを取り入れながら成功を収めてきた人。そんな緒方さんに、これから納得いくキャリアを築くにはどうしたらいいのかを聞きました。

↑株式会社βaceの取締役COO 緒方恵さん。取材はMinimal 富ヶ谷本店付近で実施しました。緒方さんいわく「Minimalのチョコレートは素材のカカオ豆に徹底的にこだわり余分なものを引き算することで、カカオそのものの多彩な風味が楽しめる新しい体験ができるチョコレート。国際品評会では6年連続・合計69賞を受賞しています」とのこと

 

 

アイデアを書き留めるツールに特化させることで、情報収集に貪欲になった

まず、キャリア形成に悩んでいることと、最近HUAWEI MatePad Paperを購入したことを伝えると、緒方さんは「デバイスを起点に何かをしたいと思ったら、使う目的を明確にした方がいいです」と一言。

 

「たとえば電子ペーパーデバイスなら、手書きをしながら、情報を整理していくような使い方にぴったり。テキストを入力して完結する作業ならPCで十分ですが、単なる情報の羅列ではなく、情報と情報の相関関係を手早くわかりやすくまとめるには、手書きの方が適していますよね」

↑「逆に文字情報だけで事足りるのであれば、無理に電子ペーパーを取り入れなくてもいいでしょう」と話す緒方さん

 

このアドバイスは、HUAWEI MatePad Paperを取り入れる際の、基本的な考え方を作るのに役立ちました。編集の仕事では、図を使って物事を考えることが多いです。時には、文字情報と組み合わせてラフを描くこともあります。その際、E Inkならではのアナログな使用感は、紙に書く感覚でざっくり情報を整理するのに最適です。

 

一方で、整理された文章で企画書などを作る際は、ノートPCの方が優れています。HUAWEI MatePad Paper導入当初は、複数の役割をこなせるから、これ1台でビジネスがよりスムーズになるだろうと考えていましたが、多機能だからといって、無理やりデバイスに業務を割り振る使い方は良くないわけです。

 

そこで、資料や企画書作りはPC、そこに至るまでの、まだ輪郭が明確でないアイデアやネタをラフに書き留めたり、ビジネスに役立ちそうな情報をメモ書き状態でストックしたりするのはHUAWEI MatePad Paperと役割を決めました。

↑図や矢印など、文字以外の情報を書き留めることで、頭の中にあるぼんやりとしたイメージを視覚化できるようになりました

 

手書きでアイデアを書くようになってからは、以前よりも貪欲に情報を集めようとする姿勢が生まれました。これまでは大事なことだけをノートPCで書くことが多かったので、実はおもしろいのに、無視したり、特に書き留めずに忘れていったりした情報があったのだと思います。

 

HUAWEI MatePad Paperの手書き文字テキスト化機能を活用して、検索させる

HUAWEI MatePad Paperでメモを取るのはいいのですが、問題なのがそのメモを見失いがちなこと。せっかくのアイデアも埋もれてしまっては意味がありません。その点を緒方さんに相談してみると、「メモは、日付とタイトルをどこかに入れておくと良いです。デバイスであれば、アクセスしたい情報に、検索ですぐに探せますから」とのこと。

 

HUAWEI MatePad Paperのメモアプリは、手書きの情報をテキストファイルに変換できます。たとえば、「6月30日 Minimal」とテキストで見出しをつけておけば、デバイスの検索窓から「6月30日」や「Minimal」と調べるだけで、そのテキスト情報を含むファイルがすぐに表示されます。

 

ノートPCの場合だとオフィスソフトやPDF、さらにはメールなど、情報は多岐にわたり、探すのも一苦労です。その点、私の場合はHUAWEI MatePad Paperをアイデアやネタの書き留めにと、役割を決めたため、そういったあらゆる形式のファイルを扱う必要がありません。だからこそ、メモを検索できるようにしておけば、いざというときにそのメモを活用できるわけです。

↑HUAWEI MatePad Paperで、手書き文字をテキストファイルに変換してみたところ。日付や見出しを入れておけば、後から参照したくなった情報を検索できるので、日にちと検索しやすい文字だけを変換するのもいいでしょう。なお、手書きからテキストファイルへの変換はかなり正確、という印象を持ちました

 

 

ビジネスを念頭に置いたインプットは絶対に電子書籍

ビジネスにおける情報のインプットで、大きな役割を持つ読書。私はこれまで、「読書は必ず紙」と決めていました。理由は主に手触りの良さや、カバンに気軽に放り込んでも故障の心配がない扱いやすさからです。しかし、HUAWEI MatePad Paperを持ったからには電子書籍も気になります。そこで緒方さんに聞いてみると、「ビジネスのインプットとして読書をするなら、絶対に電子書籍がいい」と話してくれました。

↑「若いうちのビジネスにおける読書は、役に立たせるときに読んでこそ血肉になりやすい」と話す緒方さん

 

「現代の仕事で大事なのは可能な限り、時や場所や物に縛られないこと。持ち歩いたら荷物になるような紙の本も、電子書籍なら、複数のタイトルをタブレットですぐに呼び出せます。

 

それから、読書をするうえで大事なのは、『読み始めるハードルを下げてあげる』ことでしょう。特に、キャリア形成に悩み始める年代の人は、『本を読んで、それを自己成長につなげたい』という考えが強いと思います。でも、『丁寧に1ページずつ読んで、その全部を血肉に変えていかないと……』と考えると、どんどん読書のハードルが上がっていきます。

 

そこで私が部下たちに伝えているのは、まずは目次だけでも、ざっくりと内容を入れておくという考え方です。ザッと読んで大まかな内容と目次が頭に入れば一旦、及第点です。読んだものが血肉に変わっていくときは、その情報をアウトプットするとき。つまり、実際に仕事で本に書かれていた内容を役立たせる段階です。

 

アウトプットするときは、インプットが必要。そこで目次や概要だけ頭に入れておき、いざというときにそれらを思い出し、書かれている情報を改めて熟読し、即アウトプットにつなげるのが血肉化の観点からも効率が良く、おすすめです。その際、複数のタイトルをいつでも参照できるタブレットはやはり優れています」

↑サイズは幅182.7×高さ225.2×厚み6.65mmで、本体重量は360g。片手で持てるほど軽量設計のHUAWEI MatePad Paperなら、いつでも持ち歩いておくことで、「まず読んでみる」という姿勢を作りやすいです

 

緒方さんのアドバイスに従って、私は「紙で読みたい」というこだわりを一度捨ててみました。

 

すると、仕事をするうえで、オフィスでも電車の車内でも、書籍の情報を参照できることの便利さを改めて感じました。これまでは自宅に戻って棚から必要な本を出し、それができないときはネットで検索でしたが、欲しい情報や資料にいつどこでも正確にアクセスできるのはうれしいポイントです。

 

また、読みたいと思っても、書店で取り扱っていなかったり、配送までに時間がかかったりして、読まずじまいになってしまうということもなくなりました。電子書籍なら、その場で読みたい本を購入し、すぐに読めます。これによって本を読み始めるハードルは下がり、隙間時間に読書のタイミングを差し込めるようにもなりました。

 

このまま習慣が続けば、「まずは読んでみる」という姿勢が、自分の中で定着しそうです。

 

HUAWEI MatePad Paperはライフスタイルに合った使い方ができる

ここまで、緒方さんのアドバイスを元に、HUAWEI MatePad Paperの活用法を探ってみました。その中で気づいたのが、HUAWEI MatePad Paperというデバイスの柔軟な使用感です。

 

買った段階では、タブレット代わりにもなる、電子ペーパーにも、電子書籍リーダーにもなる……という特徴を、最大限活用しようと思っていました。ところが私の場合、メモと電子書籍リーダーとしてシンプルに使った方が、かえって役割が明確になり、導入の効果が大きい結果になりました。

 

これは、私の目的と、HUAWEI MatePad Paperの持っている特徴の一部が、ぴったりと重なったからでしょう。

 

人によっては、スケッチブックとしての役割を持たせたり、メール端末および資料置き場としての役割を持たせたりと、もっと異なった、その人に合う役割を見出せるはずです。このように、使用者によって、使い方を選ばせ、そこにぴったりと入り込める柔軟性が、HUAWEI MatePad Paperというデバイスの最大の魅力なのでしょう。

↑自分のライフスタイルや、仕事環境に合わせて使えるHUAWEI MatePad Paper

 

私にとってのHUAWEI MatePad Paperは、いわばキャリア形成を手伝ってくれる相棒です。いい結果が出るまで活用しようと考えています。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

 

GetNavi web限定のコラボキャンペーン! アンケートに答えてHUAWEI MatePad Paperをゲットしよう!

本記事で紹介したE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」を、GetNavi webの読者限定で2名様にプレゼント! 以下のアンケートに答えていただくだけで応募できる素敵なキャンペーンです。記事を読んで興味を持った方は、ぜひふるって応募ください!

 

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

アンケートはこちらから!

 

執筆/海岡史郎、撮影/篠田麦也

お手頃価格がさらにお買い得に! 「プライムデー」でTeclastのタブレットやノートPCがセール

Teclastは、7月12日0時~13日23時59分までAmazonで開催される「プライムデー」にて、同社のタブレットやノートPCがお得に購入できるセールを実施します。

 

セールでは、タブレット「T40 PRO」が26%オフの税込2万5900円、「M40 AIR」が20%オフの2万3920円、「P30HD」が24%オフの1万6720円、「T50」が22%オフの2万7920円に。

 

また、ノートPC「F15 plus2」が20%オフの3万1920円、「F7 plus2」が15%オフの2万9733円となっています。

HTC復権の兆し? ひっそりと新型タブレット「A101」を海外で発表

台湾HTCはエントリー市場向けのタブレット「A101」を海外にて発表していたことが、Android Policeによって報じられています。

↑HTCより

 

かつてはAndroidスマートフォン業界の一角をになう存在だったHTCですが、近年は久々に新型スマートフォン「Desire 22 Pro」を投入するなど、以前の勢いを感じることはできません。また以前、同社はグーグルと提携してNexusブランドのタブレット「Nexus 9」を製造したこともありました。

 

A101は10.1インチディスプレイを搭載したAndroidタブレットで、プロセッサにはUnisoc T618を採用。RAMは8GBで内蔵ストレージは128GB/256GB、背面には1600万画素メイン+200万画素ワイドカメラ、前面には500万画素カメラを搭載。7000mAhのバッテリーやイヤホンジャックを搭載し、OSにはAndroid 11が採用されています。スペック的には、ごくごく標準的なローエンドタブレットです。

 

A101はアフリカ市場をターゲットにした製品となります。昨年にHTCはロシア向けにローエンドタブレット「A100」を発表しており、こちらは2万990ルーブル(約4万7000円)の値札がつけられています。A101が日本に投入されることはなさそうですが、同社からのさらなる魅力的なタブレットの登場に期待したいものです。

 

Source: HTC via Android Police

パネルだけでも、市場価値は大きいーーE Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」のガジェット有識者による評価は?

本記事で紹介している「HUAWEI MatePad Paper」を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施。記事を読んで最下部のURLからぜひ応募ください。

ファーウェイのE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」。その特徴は、同社のスマートフォンやタブレットでおなじみの「HarmonyOS 2」を採用しながら、10.3インチの大画面E Inkディスプレイを搭載している点。タブレットの利便性に、E Inkならではのアナログな使用感を組み合わせた、同社の意欲作だ。

この個性をどう活かすべきか。また、HUAWEI MatePad Paperはどのような使い方にこそフィットするのか。ビジネス書の作家として、またITガジェットの有識者として知られる戸田 覚(とだ・さとる)氏に聞いた。

 

↑150冊以上の著書を持つ作家の戸田 覚氏。デジタル関連製品に造詣が深く、月間30本以上の連載を執筆中。IT機器、ガジェットの最新モデルをレビューするYouTubeチャンネルも運営

 

 

【記事を読む前に製品の特徴を写真でチェック!】

 

大画面、高精細、高速書き換えと3拍子揃ったE Inkパネル

E Inkパネルは、これまで主に電子書籍リーダーの分野で使われてきた。パネルそのものが発光せず、自然光を受けて表示内容を読む感覚は本物の紙に近く、読書との相性は抜群にいい。だが、HUAWEI MatePad Paperのように、10.3インチで1872×1404ピクセル/227ppiという大画面で高精細なE Inkパネルを搭載している例は珍しい。戸田氏はまず、10.3インチという画面サイズについて触れた。

 

「まず、このサイズが大きくていいですよね。E Inkデバイスのニーズとして一番大きいのが、やはり電子書籍リーダーなんです。多くの電子書籍リーダーは7~8インチ程度のディスプレイを採用していますが、10.3インチというサイズなら、文字を大きくして読めるので、視力の弱い方や、近眼の方でも使いやすいと思います。このサイズで読むのに一番適していると感じたのが、ビジネス書。図解を掲載していることが多く、版型が大きいことが多いんです。あとは、マンガですね。スマホの小さい画面で読むのと印象がまったく違う。どちらも紙媒体で読むのと近いサイズで楽しめます」

↑10.3インチのディスプレイを採用するHUAWEI MatePad Paper。3辺が6.5mmの超狭幅ベゼル(枠)となっており、画面占有率も86.3%と電子書籍リーダーでは最高レベル

 

↑大きな画面でマンガを楽しめる。E Inkならではの紙のような質感も特徴。32段階で調整できるバックライトを備えているため、暗所での読書も可能だ

 

E Inkデバイスで、使用上のストレスになりうるのが、書き換え時の残像だ。E Inkパネルは、電圧をかけて粒子の位置を移動させることで、白黒を切り替えることのできる微細なカプセルの集合体。その特性上、粒子の移動が間に合わず、新しいページに、前のページの表示内容の一部が重なってしまうことがある。

 

「残像やムラはE Inkデバイスのひとつの課題。特性上、どうしても出てしまうものですが、HUAWEI MatePad Paperにはこうした残像がほとんど発生しない。E Inkデバイスをよく使っている人ならこのパネルの品質の高さには、すぐに気が付くと思いますよ。プロセッサーの処理性能が高いからだと思いますが、ここまで書き換えが速くて、残像が出ないE Inkデバイスは珍しいです

電子書籍リーダーのCPUは公表されないことも多いが、主流はシングルコアやデュアルコアだ。一方で、HUAWEI MatePad Paperが搭載するのは、「HUAWEI Kirin 820E」という自社開発のSoC。6コアのCPUを内蔵しており、同社のミドルシップスマートフォン「HUAWEI nova 8」などにも採用されている。これはE Inkタブレットとしても使用するために必要なスペックで、戸田氏が指摘する通り、パワフルなCPUがE Inkデバイスとしての使用感を高める要因になっている。

↑各種アプリをダウンロードでき、E Inkタブレットとしても使用できる

 

 

電子ノートとして使うにも最適なサイズ

続いて、電子ノートとしてHUAWEI MatePad Paperを見たときに、大きなメリットとなるのが、10.3インチの画面サイズと、フットプリント比で約86.3%というディスプレイの占有面積の大きさだ。「電子ノートとして使うときにも、これくらい画面が大きいといい」と戸田氏は語る。

 

「情報がまとめやすい、ベストな大きさで文字が書けるのがいい。特にスタイラスで文字を書くときは、紙に文字を書くときより、小さい文字が書きにくいうえに、手元をじっくり見ていられるとは限らないので、ささっと崩した字で書くこともあるじゃないですか。このくらいサイズに余裕があると、話を聞きながらメモを取りやすいです。また、私は相手に与える印象に配慮して、打ち合わせではタイピングをしない主義なのですが、これならさりげなく取り出してメモを取ることができます。線が飛ぶこともなく、ペンの書き味も良好ですね」(戸田氏)

また、戸田氏は、残像や色ムラが起きにくいというHUAWEI MatePad Paperのパネルの特徴を活かした使い方にも言及。

 

「HUAWEI MatePad Paperの電子ノートアプリは、万年筆、ボールペン、鉛筆、マーカーがすぐ切り替えられるようになっています。しかも白、黒、グレーの3色に切り替えられるので、黒に塗りつぶして、白いペンで文字を抜くと、すぐに見やすい見出しが作れる。これも、品質の高いE Inkパネルだから快適にできることですよね」

↑ササッと白抜き文字を書いてみせる戸田氏

 

なお、HUAWEI MatePad Paperのディスプレイ表面には少しざらっとしたマットな表面処理が施されており、これが紙を思わせる筆記時の適度な抵抗感を生んでいる。製品に同梱するHUAWEI M-Pencil(第2世代)は約26msという低レイテンシー(遅延)で、ペン先をパネルに置くのと、パネルの色が変わるのはほとんど同時。1秒の何百分の一という単位でもペン先の動きと描画が合っていないと人間は不自然に感じるものだが、HUAWEI MatePad PaperとHUAWEI M-Pencil(第2世代)の組み合わせは、紙にサッと文字を書いていく感触に限りなく近いといえる。

 

 

軽さと質感にこだわっているのは高評価

HUAWEI MatePad Paperのサイズは約幅182.7×奥行き225.2×厚み6.65mmで、重量は360g。同等クラスのディスプレイを搭載するタブレットはおおむね600g前後が多く、HUAWEI MatePad Paperは、このサイズにしては極めて軽いデバイスだ。

 

「実測だと、カバー付きでも約538gと軽い。500g台前半だと、出張に行くときに荷物に入れておいても、ほとんど負担にならない重さですね」

↑長時間の読書でも疲れにくい重さ。薄さ6.65mmながら堅牢な筐体も魅力だ

 

さらに戸田氏は、HUAWEI MatePad Paperの「モノとしての価値」に注目しているという。

 

「こういった種類のデバイスって、愛着が持てるかどうかがすごく重要。高級感のあるレザー調で、薄くてカッコイイ――単純ですが、これはこの製品の大きな魅力だと思います。レザー調の製品は実は多いんですが、さらに高級感があるものは少ない。『新しいものが出たから買おう!』と次々買い換えるようなタイプの商品ではないからこそ、質感にこだわっているのは高評価ですね。書籍でも革貼りの愛蔵版がありますけど、それは所有することで、革の高級な質感が長く楽しめることに価値がある。それと同じことです」

↑表/裏表紙にはヴィーガンレザーを採用。シンプルながら高級感があり、肌にも馴染みやすい

 

 

E Inkデバイス市場で自ずと支持を集めるモデルになる

最後に戸田氏は、HUAWEI MatePad PaperがE Inkデバイスの愛用者に深く刺さる可能性があると語る。

 

「E Inkデバイスって、使い始めると“E Inkデバイスにしかない魅力”に気付く製品ジャンルなんですよ。口で説明しようとすれば、『反射光でコンテンツを見るから視認性がいい』とか、『バッテリー持ちがいいから充電を気にしなくていい』とか言えるんですが、そうやって要素化しても説明し切れない、使ってみないと感じ取れない魅力がある。

 

しかし一方で、愛用者の分母が大きくはないジャンルなので、新製品もそれほど多くはない。だからこそ、E Inkデバイスには熱烈な愛用者がいて、新しいE Inkデバイスを常にチェックしていることも多いんです。その点、HUAWEI MatePad Paperは10.3インチという大きく高精細な画面で、E Inkパネルの書き換えが速くて残像も出ない。これだけでE Inkデバイスの市場では大きな価値になっていて、気になる人は多いと思います。さらに高級感もあってカッコイイとなれば、自ずと支持を集めるモデルになるでしょうね。僕としては、タブレットとしての使用感や連携性能というよりも、電子書籍と電子ノートがとにかく快適に使える点を評価したい。その点において、極めて完成度の高いE Inkデバイスといえるでしょう」

 

 

【製品の写真をあらためてチェック!】

 

GetNavi web限定のコラボキャンペーン! アンケートに答えてHUAWEI MatePad Paperをゲットしよう!

本記事で紹介したE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」を、GetNavi webの読者限定で2名様にプレゼント! 以下のアンケートに答えていただくだけで応募できる素敵なキャンペーンです。記事を読んで興味を持った方は、ぜひふるって応募ください!

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

アンケートはこちらから!

 

撮影/干川 修

Galaxyシリーズ最大級! 14.6インチのプレミアムタブレット「Galaxy Tab S8 Ultra」

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、タブレット「Galaxy Tab S8 Ultra」と、専用の純正アクセサリー「Book Cover Keyboard」を、6月23日に販売開始しました。実売価格は税込15万5980円(Book Cover Keyboardは税込3万800円)。

 

同製品は、約14.6インチの大画面有機ELディスプレイを採用。快適に使用できる画面比率で構成されたマルチウィンドウで、最大3画面までレイアウトを自由に分割し複数のアプリを同時表示できます。

 

Galaxy Tabシリーズ最速のプロセッサーを搭載し、ラグがなく応答が速い、快適なゲーム体験を楽しめます。チップセットには4nmプロセッサーを搭載し、リフレッシュレートは120Hz、タッチレスポンスは240Hz。

 

「Galaxy エコシステム」による、端末間での接続、連携が可能。自動テザリング、キーボードシェア、PCのセカンドスクリーン化など、あらゆるデータ転送だけでなく、使用しているアプリの状態をそのままGalaxy製品に移動できます。

 

ボディにはアーマーアルミニウム素材を採用し、折り曲がりやスクラッチ傷に強い強度ながらも、持ち運びに便利な軽さ(約726g)です。約5.5mmの薄さで、11200mAhのバッテリーを搭載。最大45Wの超急速充電に対応し、短時間で充電が完了します。

 

低レイテンシー2.8msのSペンは、紙に書くような書き味で、イラスト制作、資料へのメモ書きのほか、大画面を生かし、製図などの精密な作業も行いやすくなっています。同時編集機能やランドスケープスクロールも備えています。

 

120度の超広角インカメラと、自動で発言者にフォーカスするオートフレーム機能で、スムーズにビデオチャットが行えます。

 

別売りの、純正の専用キーボードを取り付けることでPCスタイルでも利用可能。キーボードの「DeX Key」を押すことにより、ワンタッチでPCのようなマルチタスク利用可能画面に変更できます。

暮らしのあらゆるシーンを楽しく、働きやすく。HUAWEI MateFamilyの魅力が発揮されたイベントが蔦屋家電で開催

ビジネスはもちろん、ホームユースにエンタメ、クリエイティブ用途まで、幅広く活用できるファーウェイのデバイス群「HUAWEI MateFamily」。それぞれのデバイスが高機能なうえに、デバイス同士で連携できる独自機能を備えるなど、見どころの多いシリーズです。

 

GetNavi webではこれまで、HUAWEI MateFamilyがビジネスでどう活躍するか、どんな活用方法があるのかを提案してきました。

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5月28日(土)には、二子玉川 蔦屋家電でGetNavi web制作による、HUAWEI MateFamilyのタッチ&トライイベントを開催。「あらゆる場所をあなたのワークスペースに」をテーマに、いくつかの暮らしのシーンの中で、HUAWEI MateFamilyを活用する方法を提案し、来場したユーザーにデバイスを体験してもらいました。

↑東京の二子玉川にある蔦屋家電でイベントを開催。ファーウェイとGetNavi webとのコラボでイベントを実施するのは今回で3回目です

 

本記事では、イベントで提案したポイントを紹介します。

 

3つのブースで、それぞれ違うHUAWEI MateFamilyの組み合わせ

会場では、自宅やオフィスなどの固定されたワークスペースを想定した「Home×Work」、旅先や外出先をワークスペースにすることを想定した「Outside×Work」、不特定多数が集まるカフェなどをワークスペースと想定した「Public×Work」の3ブースを展開。

 

いずれのブースも、HUAWEI MateFamilyのデバイスを組み合わせることで、快適なワークスペースになることを紹介しました。

 

Home×Workのブースでは、14インチのスタンダードノートPC「HUAWEI MateBook D14」、28.2インチの外部ディスプレイ「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」、ハイエンドスマホ「HUAWEI P40 Pro 5G」を展示。スマホの画面をノートPCに、あるいはノートPCの画面を大画面ディスプレイに、それぞれ“ワイヤレス”で投影できる連携性の高さを提示するとともに、オフィスなどのワークスペースにおいて、複数画面によって作業効率を高められることを紹介しました。

↑Home×Workのブース。デバイス同士を連携させると、たとえばHUAWEI P40 Pro 5Gにかかってきた電話をHUAWEI MateBook D14で通話することができたり、HUAWEI MateBook D14の画面をHUAWEI MateView 28 Standard Editionにミラーリング表示できたりと使い勝手の幅が広がります

 

Outside×Workのブースは、2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」、10.95インチタブレット「HUAWEI MatePad 11」に加えて、5月26日に発表されたばかりの「HUAWEI WATCH FIT 2」と「HUAWEI Eyewear」も展示。新製品を試せる場となりました。

 

ここでは、ワーケーションや外出先でビジネスを進める人向けに、携帯性の高いHUAWEI MateFamilyの組み合わせを提示しました。タブレット本体の重量が約709gと軽いうえに、最大でインテル Core i5-1130G7 プロセッサーを搭載するなど、高いパフォーマンスを備えたHUAWEI MateBook Eをメインに据え、ビジネス作業から、旅先で撮影した写真の編集までこなせることを紹介。

 

また、“ワイヤレス”で連携させたHUAWEI MatePad 11をセカンドスクリーンとして使用したり、HUAWEI MateBook Eで再生した音楽をオーディオグラスのHUAWEI Eyewearで楽しんだりといった活用方法を、来場者に体感してもらいました。

↑Outside×Workのブース。キャンプでワーケーションをするイメージでブースを展開しました

 

↑発表されたばかりのHUAWEI Eyewear

 

Public×Workのブースでは、14インチの高性能ノートPC「HUAWEI MateBook 14」と完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro」、そしてこちらも発表されたばかりのE-Inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」を展示。高性能なCPUや縦に広い画面などを搭載するHUAWEI MateBook 14と、強力なアクティブノイズキャンセリング機能を備えるHUAWEI FreeBuds Proにより、賑やかな場所でも快適に作業できることを示しました。

 

また、カフェでの読書を想起してもらうために、HUAWEI MatePad Paperを置き、電子書籍のよさや、メモの書き心地などを体感できる場に仕上げました。

↑Public×Workのブース。こちらはカフェをイメージし、HUAWEI MateBook 14で仕事を進め、ちょっと一息といったときに、コーヒーを飲みながらHUAWEI MatePad Paperで電子書籍を楽しむ提案です

 

いずれのブースも、豊富なデバイスをそろえるHUAWEI MateFamilyだからこそ成り立ちます。一方で、会場で示したシーンのみならず、自宅とコワーキングスペースの2拠点でビジネスする場合や、エンタメを存分に楽しむ場合など、ほかのシーンでもHUAWEI MateFamilyの組み合わせ次第で対応できそうなのが容易に想像できます。

 

こうした、あらゆるシーンで高いパフォーマンスを発揮できるのが、HUAWEI MateFamilyの最たる魅力と言えるでしょう。

 

幅広い層がタッチ&トライ

会場では、HUAWEI MatePad 11でスムーズに落書きを楽しむ小さい子供や、HUAWEI MateBook Eの有機ELディスプレイの精細さに驚く人、HUAWEI MatePad Paperでメモの書き味を試す人など、幅広い層から興味を集めました。

 

なかには、「アスペクト比3:2で縦に広い大画面のHUAWEI MateViewが気になっています。動画の編集などをするのですが、編集ソフトの画面下部に動画のシークエンスが表示されることが多く、縦に画面が広いとそのシークエンスが見やすいのではと思っています」と、具体的な活用方法を思い描いている人も来場しました。

 

今回はイベントという形で特別にHUAWEI MateFamilyのタッチ&トライを実施しましたが、デバイスは家電量販店などで手に取ることができます。どうやって使うかを想像しながらデバイスに触れてみると、いつもとは違った魅力に気づくかもしれません。

↑会場ではスタッフに熱心に話を聞く来場者の姿も見られました

 

今回展示したHUAWEI MateFamilyの新製品

HUAWEI MateBook D14

 

ディスプレイサイズ:14インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB/ストレージ:256GB SSD・512GB SSD(256GBはインテル Core i3プロセッサー搭載モデル、512GBはインテル Core i5プロセッサー搭載モデル)

 

 

HUAWEI MateView 28 Standard Edition

 

ディスプレイサイズ:28.2インチ/解像度3840×2560ドット/スタンド上下高:110mm

 

 

HUAWEI MateBook E

 

ディスプレイサイズ:12.6インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB/ストレージ:128GB SSD

 

 

HUAWEI MateBook 14

 

ディスプレイサイズ:14インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB・16GB/ストレージ:256GB SSD・512GB SSD(256GBはインテル Core i3プロセッサー搭載モデル、512GBはインテル Core i5プロセッサー搭載モデル)

 

 

HUAWEI MatePad Paper

 

ディスプレイサイズ:10.3インチ/OS:HarmonyOS 2/メモリー:4GB/ストレージ:64GB

 

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

撮影/中田 悟

最新タブを大プレゼント! 「HUAWEI MatePad Paper」がもらえるキャンペーン、7月31日まで

ファーウェイからタブレットの新モデル「HUAWEI MatePad Paper」が登場。これに合わせて、「HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン」を開催します! キャンペーンに参加すると抽選で2名様にHUAWEI MatePad Paperをプレゼント。みなさん奮ってご参加ください!

 

アンケートはこちらから!

 

ファーウェイ初のE Inkタブはビジネスツールにピッタリ

HUAWEI MatePad Paperはファーウェイとして初のE Inkディスプレイを搭載したモデル。価格は6万4800円(税込)です。

 

E Inkは紙に近い表示性能を備えており、長時間閲覧しても目が疲れづらいことから、電子書籍リーダーとして活用できます。

 

本製品は、Wi-Fiに接続すればWebサイトの閲覧やメールのチェックなどもでき、タブレット端末としても使用可能。

 

ディスプレイサイズは約10.3インチと大型で、画面が見やすいです。それでいて重さは約360gと軽量で、片手で持てる取り回しの良さがあります。

 

さらに、HUAWEI MatePad Paperは豊富なメモのテンプレートを用意。同梱のHUAWEI M-Pencil(第2世代)で、手書きのメモが取りやすくなっています。読書画面を分割して、書籍を読みながらメモを取るといった使い方も可能です。

 

電子書籍リーダー、タブレット、電子ペーパーと、多用途に使え、特にビジネスツールに取り入れるのにピッタリ。活用すればビジネススキルも向上しそうです。

 

アンケートに答えるだけでHUAWEI MatePad Paperがもらえる!

今回、HUAWEI MatePad Paperがもらえるキャンペーンを開催! キャンペーンの参加方法や期間などの概要は下記をご覧ください。

 

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント。

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

アンケートはこちらから!

E Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」が思いのほか「深いデバイス」と判明!GetNaviのマネージャーがレポート

本記事で紹介している「HUAWEI MatePad Paper」を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施。記事を読んで最下部のURLからぜひ応募ください。

ファーウェイから、ユニークなE Inkデバイスが登場した。その名は「HUAWEI MatePad Paper」。

 

↑E Inkディスプレイを採用したHUAWEI MatePad Paper。電子書籍リーダー、電子メモ、HarmonyOS 2搭載の汎用タブレットと3つの使い方ができる。価格は6万4800円(税込)

 

HUAWEI MatePad Paper最大の特徴は、10.3インチで1872×1404ピクセル/227ppiという、大きく高精細なE Inkディスプレイを搭載しながら、同社のスマートフォンやタブレットでもおなじみの「HarmonyOS 2」を採用している点。E Ink特有のアナログ的フィーリングと、タブレットの利便性を融合させた、新しいタイプのデバイスと言えるだろう。

 

↑HUAWEI MatePad Paperのサイズは約幅182.7×高さ225.2×厚み6.65mmで、重量は360g。14型で約1.4kgのノートPCと一緒に持ち歩いたとしても、2kgを切る軽さは魅力だ

 

↑HUAWEI M-Pencil(第2世代)をマグネットで本体側面に固定できる。レザー調のカバーは、どことなく高級文房具のような雰囲気

 

 

HUAWEI MatePad Paperの個性を存分に活かすためには、どのような使い方をするべきなのだろう。E Inkパネルは、表示内容の書き換えに若干のラグが生じる。そのためスピーディーに制作や資料作成でメイン使用するには、ハードルがあることは否めない。その一方で得られるのは、液晶や有機ELでは実現できない、アナログライクな感触や活字表示に適した「見やすさ」だ。

 

この見やすさに対する魅力は、職種で言うなら現場よりも上のレイヤーのポジション、すなわちマネジメント職に就く人物が、制作物や資料にじっくりと目を通していくようなシーンにこそ、フィットしそうに思えた。そこで実際に、マネジメントの業務にHUAWEI MatePad Paperを取り入れると、どのような化学反応が生まれるのか。GetNavi編集部を統括する松村広行に試してもらった。

 

株式会社ワン・パブリッシング

第4メディアプロデュース部 部長

松村広行

GetNavi編集部、腕時計情報誌の「WATCHNAVI」編集部、そしてカメラ情報誌「CAPA」編集部の3メディアを統括する担当部長。編集業務の管理に加えて、企画力・編集力を他社の制作にアウトソーシングするソリューション事業にも携わる。ライフワークとして個人で写真のグループ展に参加するほどのカメラ好き。

 

【記事を読む前に製品の特徴を写真でチェック!】

 

直感的な情報整理とオープンマインドを叶える「手書きメモ」

まずは松村に現状の業務について訊ねると、「私は3つのメディア事業を担当していますが、どのメディアも読者層や属性、嗜好は違ってきます。当然そうなると、取り扱う案件も違うし、クライアントも違う。部下の相談内容も多種多様なものになるので、他の仕事で管理職に就かれている方と同じように、毎日フレキシブルな対応と対人コミュニケーションが求められる立場ではありますね」と話してくれた。

 

そんな松村は、実はエンタメ誌の記者出身。かつては毎日現場に出て、取材を続ける日々だったという。松村が記者時代から続けている習慣のひとつが「手書きメモ」だ。

 

「ライブイベントの取材が多かったので、現場の様子やアーティストのMCの内容をよく手書きでメモしていました。イベントでは照明を落とすし、演出にも気を配るから、パソコンを広げていると迷惑になってしまう。その点、手書きなら暗いところでも手の感覚でメモを取れるので、暗闇でもメモを取っていましたね。HUAWEI MatePad Paperを見た時に、そうした現場での活用について思い浮かびました。E Inkは非発光パネルだから、周囲に気を配らないといけないシーンでも使いやすいでしょう」

 

↑手書きメモを取り入れている松村には、馴染みやすい質感

 

手書きメモの習慣は、マネジメント職に就いた今でも松村の仕事に組み込まれている。

 

「具体的に一番多い業務は、大きく括るなら『進捗管理』ということになると思います。それぞれのプロジェクトをどう進めていくか、予算を見ながらどう体制を整えて、どんな情報を揃える必要があるのか。そういうことを常に考えていますね」

 

「そんな中で、僕はやっぱり手書きメモに馴染みがあって、今でもよく手書きをしています。基本的には、自分の中で物事を整理していくために使う感じ。例えば、数字を試算するのに使ってみたり、イベント会場の設置イメージを図示してみたり。慣れたペンとノートの感覚で、すらすらと書けたのがHUAWEI MatePad Paperの第一印象です。他のタブレットより軽いのもさっと取り出して書くのに良いですね」

 

↑今でも、自分の中で情報を整理したり、気になる情報をまとめておく手段は手書きメモだという

 

「複数の事業に携わるためインプットも大事にしていて、そこでもメモが役立ちますね。カーラジオを情報収集に使うことが多いのですが、そこで耳にした情報は、赤信号で停車したすきにでもすぐメモするように習慣づけています。HUAWEI MatePad Paperだと、書いたメモは最終更新日順にソートされていくから、時系列でメモを探しやすいし、手書きのメモを仕事に取り入れている人なら、楽しく使えるはず」

 

また松村は、手書きメモのメリットを次のようにも話す。

 

「人と話している時にパソコンを取り出していると、自分と相手の前に壁があるような気持ちになることがあります。特に部下にとっては、上司と話している時に、何を書かれているのかと心配になるんじゃないかなと思っていて。手書きだと、いつメモを取ったかも伝わりやすいし、見ようとするかは別として、内容も見える状態で相手と向き合える。野球で言えば、監督であると同時に選手でもある、プレイングマネージャーの気持ちを持っていたいと常々思っています。そのために、なるべくみんなとの距離は近くありたいんです」

 

「HUAWEI MatePad Paperはノートのような雰囲気を持っているし、話しながら手元でメモを取っていても、その場に自然に溶け込んでいけそうだと思います。手書きでメモを取るっていうことは、オープンな姿勢を伝えて相手との距離を近づけることにも繋がるんじゃないかな」

 

 

タブレット的な利便性と「裏紙」のようなサクッと感

手書きメモを愛する松村の話に照らし合わせると、HUAWEI MatePad Paperの更なる魅力が浮かび上がってきた。ここからはポイントごとに製品の特徴をまとめていきたいと思う。

 

【ポイント1】サイズ感や感触について

その一つは軽量な設計だ。HUAWEI MatePad Paperの重量は360g。同等サイズのタブレットに多い重量は600g前後で、500g前半では軽いとされるが、それよりもはるかに軽い。

 

↑小脇に抱えられるサイズと軽さ

 

この軽さは、350mlの小さなペットボトルとほぼ同じだ。カバンに入れて持ち歩くのにも、苦にならないレベル。タブレットを取り出してメモを書こうと思うときには、どこか「デバイスを取り出す」という心理的な“構え”が起こる気がするが、片手で楽に持てるHUAWEI MatePad Paperは裏紙にサッとメモを取るような軽快さがある。

 

↑ややざらっとした表面が、本物の紙のような書き味を生んでいる

 

↑メモアプリでは、筆記用具の種類や太さも変更できる

 

フットプリントに対するディスプレイの占有面積は約86.3%で、目に入るほとんどがE Ink。これもアナログな感触を生んでいる。ノートやメモ帳にメモするときを想像してほしい。(罫線はあるものの)ページを区切る要素は何もなく、何をどこに書くか、どういう大きさで、どう書くかは書き手の自由だ。

 

HUAWEI MatePad Paperにおいても、目に映るほとんどの範囲に書ける上に、マットな表面処理と約26msというHUAWEI M-Pencil(第2世代)の低レイテンシーによって、裏紙やノートに書く時と同じようなフィーリングが生まれている。

 

↑付属のHUAWEI M-Pencil(第2世代)は約26msと極めて低レイテンシーだ

 

 

【ポイント2】アプリや独自のソフト機能について

そうしたアナログ的な良さに、HarmonyOS 2に由来するタブレットの使用感が加わっていることはわかりやすい魅力だが、ホーム画面もE Inkデバイス向けに開発されたものが適用されている。

 

↑ホーム画面

 

左カラムに「ホーム」「メモ」「本棚」「ブックス(HUAWEIブック)」「アプリ」というグローバルナビゲーションを設け、それぞれのプレビューを大きめのウィジェットで配置している。左カラムのメニューはちょうど、システム手帳に項目別の見出しを挟んでおくような感覚で扱え、常に目的の機能を素早く立ち上げられるのだ。

 

また、「画面分割」機能を使って他のアプリを開きながら常にメモをとれるのもポイント。例えば、ブラウザーを参照しながら気になった情報を書き留めたり、電卓で計算をしながらメモを取って資料作りの材料にしたりするといった使い方ができる。

 

↑画面分割機能を利用して、書籍を参照しながら、旅程を組んでいるイメージ

 

手書きのメモをテキスト化したり、PDFファイルに変換してメールで共有するなど、議事録向きの機能も備えている。面白いのは、内蔵マイクで音声を録音し、メモに紐付けて保存しておける機能。会議を通しで録音しておき、メモには要点を項目立ててまとめるといった使い方が想定できる。ちなみに全てのメモは、ユーザーの指紋認証によるロックをかけることができ、取り扱いに注意したい情報の保管場所としても優秀だ。

 

↑PDFファイルを参照しながら、気になる点を書き留めておくといった使い方にもぴったり

 

↑4つのマイクを内蔵している。会議を録音して、メモと紐付けて保存することも可能

 

これらの特徴を振り返ると、「手書きでメモを取ること」をメイン機能としつつ、そこに別の機能を付加する形で、HUAWEI MatePad Paperにしか出せない利便性を作り上げていることに気が付く。

 

 

【ポイント3】電子書籍リーダー機能について

電子書籍リーダーとしては、E Inkならではの視認性の良さに加えて、やはりその大きなディスプレイが特徴になるだろう。10.3インチというサイズはちょうど少年誌の単行本を開いた状態に近く、新書、文芸書、コミックなどを見開きにすると収まりが良い。227ppiという高画素密度のおかげで、文字を小さめにしても、つぶれが起きにくい。

 

↑10.3インチだと、片面表示でも十分な文字の視認性が得られる

 

E Inkパネル自体は非発光だが、HUAWEI MatePad Paperは32段階で調整できるバックライトも搭載。これも本体の薄さ、軽さからは想像できなかった部分で、軽快な使用感にデジタルの利便性をプラスしている。また、電子書籍リーダーから翻訳機能を呼び出せるので、日本語訳版が出ていない書籍を訳したり、語学学習に応用することもできるだろう。

 

【ポイント4】駆動時間の長さについて

そして、3625mAhバッテリーによる最大28日の駆動時間、1.5時間の充電で6日使えるという急速充電機能がHUAWEI MatePad Paperの魅力を一段上に押し上げている。28日間という駆動時間なら、バッテリーとは“ときどきチェックしておけばいい”という向き合い方になる。当然ながら紙にバッテリーはないが、HUAWEI MatePad Paperもデジタル機器でありながら、バッテリー管理のストレスからほとんど解放された存在だと言ってもいい。

 

 

手書き世代こそ試してほしい、唯一無二のデバイス

HUAWEI MatePad Paperの特徴をチェックしたところで、改めて松村にその魅力を訊ねてみた。

 

「昔、『PDA』(Personal Digital Assistant)という製品が人気だった時代がありました。そのころのPDAにも手書き機能があって、今みたいに『書き味がどうだ』ってレベルには達していなかったけど、あの頃からデジタルデバイスで手書きをしたいっていう考え方はあったんでしょうね」

 

「僕はノートの手書きもずっと続けてきたし、昔はPDAでも手書きに挑戦してきたけど、HUAWEI MatePad Paperの書き味は、本当に紙に書いているようだと感じました。E Inkだから目も全然疲れないし、老眼になってきた目にも優しい(笑)。見た目には高級感があるけど、造りは頑丈なので自分はやっぱり『裏紙』のようなラフな使い方をしたいですね」

 

「あと、画面分割機能が便利ですね。僕の職種だと『何かを参照しながらまとめる』という作業は特に多いから、それが1台で完結できるのはうれしい。手書き世代には特に使ってみてほしいのですが、それ以外の世代の人にとってもHUAWEI MatePad Paperは、手書きメモの良さを知るきっかけになるかもしれません」

 

松村へのインタビューを通して、管理職という多様な業務のある立場には、フレキシブルに対応できる姿勢とツールが必要であることがわかった。HUAWEI MatePad Paperの持つアナログ感と、現代の利便性が融合された姿は、役割を越えた働きが求められるこれからの時代にこそ、意味のある製品かもしれない。

 

【製品の写真をあらためてチェック!】

 

 

GetNavi web限定のコラボキャンペーン! アンケートに答えてHUAWEI MatePad Paperをゲットしよう!

本記事で紹介したE Inkデバイス「HUAWEI MatePad Paper」を、GetNavi webの読者限定で2名様にプレゼント! 以下のアンケートに答えていただくだけで応募できる素敵なキャンペーンです。記事を読んで興味を持った方は、ぜひふるって応募ください!

 

HUAWEI MatePad Paperがもらえる! GetNavi webコラボキャンペーン 概要

期間:6月10日(金) 17:00~7月31日(日) 23:59

参加:こちらのリンク先にあるアンケートに回答、送信でキャンペーンに参加できます。

賞品:HUAWEI MatePad Paperを抽選で2名様にプレゼント

※当選発表につきましては、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

 

アンケートはこちらから!

 

撮影/松川 忍

E-Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」は価格や仕様などで気になる点もあるけど、実力ある製品だ

ファーウェイ・ジャパンは5月26日、日本向けの新製品発表会を実施。一挙9製品を発表しました。なかでもユニークな製品が「HUAWEI MatePad Paper」。ハイエンドタブレットの性能を備えながら、ディスプレイに電子ペーパー(E-Ink)を採用しており、読書やメモ取りに特化した製品となっています。

 

本記事では新製品9製品のうち、HUAWEI MatePad Paperを含むPC関連の4製品をレポートします。なお、もう1つの目玉製品であるメガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」については、以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

ビジネスツールな風合いの電子ペーパー搭載タブレット

HUAWEI MatePad Paperはファーウェイ初となる電子ペーパー搭載のタブレット端末です。ディスプレイに10.8インチと大きめなタッチパネル付き電子ペーパーを採用。同梱のタッチペン「HUAWEI M-Pencil」(第2世代)による手書き入力にも対応します。

↑HUAWEI MatePad Peper。手書きの書き心地がよく、ペンの追従性も良いため、メモを取りやすいです

 

電子ペーパーは紙に近い表示性能を備えるディスプレイで、液晶や有機ELなどと比べると、長時間閲覧しても目が疲れづらく、また表示の書き換えが少ない電子書籍などの閲覧では省電力という特徴もあります。

 

背面は合皮製で、見た目はいかにもビジネスツールといった風合い。マグネット装着式の専用カバー(同梱)をカチャッと装着した様子は、大判のビジネス手帳か豪華な装丁本のようにも見えます。付属のHUAWEI M-Pencil(第2世代)は、本体にマグネットで取り付けて一緒に持ち歩けます。

↑電子ペーパーは目に優しく、直射日光下でも見やすい画面です

 

ケースなしでの大きさは約182.7×225.2×6.65mmで、重さは約360gとなっています。薄型で雑誌も見やすい大きさですが、片手持ちではやや持て余すサイズにも思えます。また生体認証は、電源ボタンが指紋認証対応型となっています。このほか充電はUSB Type-Cポートを備えており、ケーブルも付属します。

↑外装はフェイクレザーを採用。手帳のような質感です

 

ペン入力のレスポンスは良く、スピーカーの音響も良好

ペン入力では4096段階の筆圧検知に対応。レスポンス良く手書きメモを作成できます。メモのテンプレートとして、罫線やドット、グラフといった紙のノートブックでおなじみのものから、議事録やToDoリストなどの実用的なものまでそろっています。もちろん、電子書籍やオフィスファイルなどへメモを書き込むことも可能です。

 

なお、タブレット端末でもあるため、Wi-Fiに接続すればWebサイトなども閲覧できます。YouTubeの動画を再生することも可能です。とはいえ、電子ペーパーの性質上、動きのある映像を再生すると残像が残ってしまい、あまり実用的とは言えないでしょう。

 

ちなみに、ステレオスピーカーを内蔵しており、音響は良好。読書しながら音楽やWebラジオを聴くといった使い方もできそうです。

 

タブレットとしては高級だけど、価格相応の実力もある

OSはファーウェイ独自のHarmonyOS 2を搭載しています。Google アカウントやGoogle Play ストアには対応してません。この点は注意が必要でしょう。

 

ただし、HarmonyOSはAndroidと互換性があり、電子書籍アプリなども動作します。Amazon アプリストアなどを導入すれば、Kindleアプリも動作するようです。

↑アプリ一覧画面などは一般的なAndroidとはやや異なる作り

 

電子書籍に限って言えば、独自のストア「HUAWEI Books」で日本語版の電子書籍の取り扱いが開始されており、日本語書籍は約10万冊取り扱います。なお、6月30日までにHUAWEI MatePad Paperを購入した人にはキャンペーンとして、1000円分の電子書籍クーポンが提供されます。

 

もう1つ注意点として、HUAWEI MatePad Paperは一般的なAndroidタブレットのように横画面に回転させることができない仕様となっています。HUAWEI Booksでは横画面での見開き表示が可能ですが、Kindleなどの他社製アプリの多くでは見開き表示に非対応です。

↑HUAWEI Booksの電子書籍は設定メニューから見開き表示が選べます

 

また、実用面で気になるのは内蔵ストレージの容量が約64GBと控えめで、外部ストレージに対応していない点です。さらに、ケースとペンが付属するとはいえ、価格は6万4800円(税込)とタブレット端末としては高級な点も気になります。

 

もっとも、大画面の電子書籍デバイスかつ、レスポンスの良いデジタルノート機器と考えれば、価格相応の実力を備えているのは確かです。

 

PCやWi-Fiルーターも拡充

5月26日の製品発表会では、9製品が一挙に発表されました。PC関連製品では、Windows PC「MateBook」のマイナーチェンジモデルが2機種と、Wi-Fiルーターの高性能モデルが1機種投入されています。

↑PC関連では4製品が新発表

 

14インチのノートパソコン「HUAWEI MateBook 14 2022」には、AMD製のRyzen 5500Uプロセッサー搭載モデルが登場。メモリー8GBモデルが12万6800円(税込)、16GBモデルが13万6800円(税込)で、26日から販売しています。

 

狭額縁で縦横比3:2のIPS液晶ディスプレイを備えており、事務作業などを効率良く行える仕様となっています。また、USB Type-C端子での急速充電や、指紋センサー一体型の電源ボタン、キーボードに内蔵されているインカメラなど、見どころが多い1台です。

↑HUAWEI MateBook 14 2022

 

↑ファーウェイ製のタブレットを拡張ディスプレイとして使えます

 

↑カメラはキーボードの中に格納されています

 

2in1 PCの「HUAWEI MateBook E」には、メモリー16GB/ストレージ512GBのスペック強化モデルが登場。価格は16万9800円(税込)で、こちらも26日から販売しています。

 

12.6インチの有機ELディスプレイや、インテル製プロセッサー搭載するほか、重さは約709gと軽量なWindowsタブレットです。付属のフルサイズキーボード(約440g)を装着すると、ノートパソコンとしても活用できます。

↑HUAWEI MateBook E

 

↑キーボードを取り付けてPCとして、取り外せばタブレットとして使えます

 

Wi-Fiルーターは、メッシュWi-Fi対応の高機能タイプ「HUAWEI WiFi Mesh 7」が発表されました。1ユニットモデルが2万2880円(税込)で、2ユニットモデルは4万4880円(税込)。6月9日発売です。

 

メッシュWi-Fiは建物の各所に置いたWi-Fiルーターが連動して、建物全体をWi-Fiで満たすというシステムです。HUAWEI WiFi Mesh 7は最新規格のWi-Fi 6に加えて、ファーウェイ独自規格のWi-Fi 6 Plusをサポート。ファーウェイ製のモバイル機器で高速な通信が可能としています。発売済みの小型モデル「HUAWEI WiFi Mesh 3」など、ファーウェイのメッシュWi-Fiルーターと組み合わせても利用できます。

↑HUAWEI WiFi Mesh 7

 

↑Wi-Fiの電波の浸透具合をアプリで確認できます

 

メガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」をはじめとしたオーディオ、ヘルスケア製品計5機種については以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

Google Pencil誕生? Pixel Tabletはスタイラスに対応しそう

米グーグルが2023年の発売を予定しているタブレット「Pixel Tablet」について、スタイラスへの対応を示唆する情報が海外の認証機関に登場しています。

↑グーグルより

 

開発者向けイベント「Google I/O」にて発表されたPixel Tabletは、Android OSを採用したタブレット端末。内部にはグーグルが独自開発した「Tensor」プロセッサを搭載し、高性能かつ人工知能関連の処理も強化されています。物理ホームボタンがなく背面にシングルカメラが存在する以外は、そのスペックや機能の詳細は明かされていません。

 

今回Universal Stylus Initiative(USI)に登録された情報によれば、グーグルはこのタブレットを「Tangor(タンゴール)」と呼称しています。これは製品名というよりも、Pixel Tabletの開発コードである可能性が高そうです。

 

また、認証情報からは、このスタイラスがどのようなデザイン/スペックになるのかもわかっていません。参考までに、グーグルが以前販売していた2in1パソコン「Pixelbook」では、先端にボタンを備えGoogle アシスタントなどが起動できる専用スタイラス「Pixelbook Pen」が別途販売されました。

 

他社を見回すと、米アップルは「iPad」シリーズ向けに専用スタイラス「Apple Pencil」を販売し好評を博しています。もしPixel Tablet向けにもスタイラスが登場するのなら、それに負けないぐらい高性能なプロダクトになってほしいものです。

 

Source: USI Certified Products list via 9to5Google

ダークテーマがうれしい! Amazon FireタブレットのOSが更新

米アマゾンはタブレット「Fire」シリーズに搭載されているOS「Fire OS」の次期バージョンとなる、「Fire OS 8」の詳細を発表しました。

↑アマゾンより

 

電子書籍リーダーとしてだけでなく動画視聴やゲーム、さまざまなアプリが楽しめるFireシリーズ。先日には新型モデルの「Fire 7」「Fire 7 キッズモデル」が発表されています。

 

アマゾンが公開したFire OS 8のドキュメントによれば、これは「Android 10」「Android 11」の機能をまとめたアップデートとなります。なお、現行の「Fire OS 7」は「Android 9」をベースとしていました。

 

そしてFire OS 8ではシステム全体のダークテーマ、Direct Share、HEIFイメージ、アプリによるアクセス権の詳細な設定が可能になるとしています。ダークテーマは見た目にも大きな変化となるため、特に歓迎される新機能となることでしょう。

 

現時点では、新型Fire 7がFire OS 8への対応をうたっています。既存のFireシリーズがFire OS 8にアップデートできるかどうかは今のところわかりませんが、Fireシリーズのファンのためにもぜひ新ソフトウェアの配布を期待したいところです。

 

Source: アマゾン via 9to5Google

親子で買い替えようかな? 新型「Fire 7」と「Fire 7 キッズモデル」が6月に発売へ

米アマゾンは、新型モデルとなるタブレット「Fire 7」「Fire 7 キッズモデル」を国内外で発表しました。

↑Fire 7の新モデル(画像提供/アマゾン)

 

アマゾンがラインナップするFireシリーズの中で最も小型な7インチディスプレイを搭載したFire 7。 2019年に発表された前モデルのFire 7では、スペックの向上や16GB/32GBのストレージの搭載、音声アシスタント「Alexa」のハンズフリーモードなどが特徴でした。

 

Fire 7の新モデルでは、2.0GHzのクアッドコアプロセッサの搭載により最大30%もパフォーマンスが向上。さらにバッテリー持続時間も、7時間から10時間に延長されています。内蔵ストレージは標準モデルで16GBで、別売りのSDカードを使用すれば最大1TBまで拡張することも可能。

 

本体重量は282gと軽量で、厚さも9.7mmと薄いので、気軽に持ち運んでの利用が可能。タブレットでは読書だけでなく、アプリでのゲームや動画視聴もできます。また、充電/外部通信用として新たにUSB-Cポートを採用。

 

Fire 7の価格は6980円で、6月29日から販売を開始予定。現在はAmazon.co.jpで予約が始まっています。

↑Fire 7 キッズモデルの新モデル(画像提供/アマゾン)

 

一方、Fire 7 キッズモデルの新モデルは、Fire 7と同じく7インチディスプレイを搭載。本体にはハンドル付きの専用保護カバーがついているので、手軽に持ち運ぶことができます。

 

さらに子どもが安心して使うことができるように、ペアレンタルコントロール機能や「Amazon Kids+」の1年間サブスクリプション、壊れたら取り替え可能な2年間限定保証がセットになっています。

 

Fire 7 キッズモデルの価格は1万2980円で、発売日は6月29日を予定。こちらもAmazon.co.jpにて予約できます。

雪辱なるか!? グーグルが「Pixel tablet」を一部発表

米グーグルはGoogle I/Oイベントで、次期タブレット「Pixel tablet」のデザインや一部の仕様を公開しました。製品は2023年に発売予定。

 

2018年に「Chrome OS」を搭載したタブレット「Pixel Slate」を投入してたものの、一時的にタブレット市場から撤退していたグーグル。しかし、同社はPixel tabletにOSの「Android」を導入してリベンジするようです。

 

 

Pixel tabletの詳細はまだ発表されていませんが、「Tensor」プロセッサの搭載が大きな特徴。「Pixel 6/Pixel 6 Pro」にも搭載されている同プロセッサが、デバイスのパフォーマンスを高め、人工知能を活用しながら、さまざまな機能をより便利にすることが期待されます。

 

本体前面はホームボタンなどのないシングルカメラを搭載したシンプルな外見。背面はシングルカメラの搭載が確認できます。また、背面のグーグルロゴの下には4つのピンのようなものが存在しており、ドッキングステーション経由の充電ポートに利用される可能性を示唆しています。

 

現時点で、Pixel tabletにはホワイトとグリーンの2色が存在することが判明。パワフルなTensorプロセッサを搭載したPixel tabletがタブレット市場を盛り上げるかもしれません。

 

Source: グーグル via 9to5Google

紙をめくる感覚が蘇る!「折りたたみ可能な電子書籍リーダー」のプロトタイプが公開

電子書籍デバイスの人気ブランドE Ink社は、新製品のプロトタイプをYouTube動画にて公開しました。これまで様々な電子書籍ハードウェアを手がけてきたE Ink社ですが、本製品はおそらく世界初の「カラー電子ペーパー(E Ink)折りたたみ電子書籍リーダー」です。

 

電子書籍リーダーや、電子ペーパーを使ったタブレットやデジタルメモは、もう何年も前から商品化されて市販されています。Amazonの初代Kindle端末が登場したのは2007年のことで、すでに15年近くが経過しましたが、「本物の紙のようにページを畳んだり、めくれたりする」製品はいまだに現れていません。

 

デモ動画によれば、E Ink社による「8” Foldable E Ink Gallery 3 Color ePaper」は本物の紙の本のように折りたためるもの。端末を畳んでは開くごとにページが更新され、ページをめくる感覚で表示内容が更新されています。

 

実はE Ink社は2020年に、東京にある研究施設で開発された10.3インチの電子ペーパー端末の動画を公開していました。最近の折りたたみスマートフォン画面に使われる有機ELと違い、電子ペーパーは画素が自発光しないため、上部のバーにLEDを搭載するなどの工夫が凝らされていましたが、それから2年近くの進歩の跡が窺えるようです。

 

今回のカラー型プロトタイプはリフレッシュレートが低いためか画面の書き換えが遅く、まだまだ改良の余地がありそう。とはいえ「紙をめくるような感覚」が蘇るのは紙の本好きにとって歓迎されそうでもあり、また見開きの絵をじっくりと見る子ども向けの絵本ならば問題は少ないかもしれません。

 

そしてE Ink社のような規模が大きくない企業でこれが実現できたということは、Amazonのような大企業であれば製品化へのハードルは低くなるはず。今後「折りたたみ、めくれるカラーのKindle端末」が登場すると期待したいところです。

 

Source:8” Foldable E Ink Gallery 3 Color ePaper(YouTube) 
via:BGR

コントラストと彩度を改善し、より鮮明に! カラー電子ペーパー「BOOX Nova Air C」4月22日発売

ONYX Internatinalの正規代理店であるSKTは、7.8インチカラー電子ペーパーをパネル面に用いてGooglePlayが使用可能なAndroid 11タブレット「BOOX Nova Air C」を、4月22日に販売開始します。市場想定価格は5万9800円前後。

 

同製品は、最新のオンセルテクノロジーの採用により、コントラストや彩度が改善された7.8インチカラー電子ペーパーAndroid 11タブレット。各種電子書籍アプリの利用や、PDFやePubなどの読書、筆圧検知に対応したワコムスタイラスによる書き込み、ステレオスピーカーを使用してアプリによる語学学習など、様々な用途で使うことができます。

 

EInkによって開発された最新のePaperモジュール「Kaleido Plus On-Cell ePaper」を、EInkパネルとして採用。前作の「BOOX Nova3 Color」と比較し、フロントライトがオンの場合、色のコントラストが30%、彩度が15%改善。オフの場合でもコントラストは6%、彩度が14%改善されています。フロントライトは、従来の寒色のほか、暖色も追加されました。

 

GooglePlayから各種電子書籍アプリをインストールすれば、カラー電子ペーパーをより活用できます。電子ペーパーは長時間使用でき、子ども向けの学習アプリや、図や表や音声を用いた語学アプリなどにも最適です。「Kindle」「honto」「Sony Reader」「BOOKWALKER」「booklive」「DMMブックス」「Kinoppy」「doly」などの電子書籍アプリでは、音量ボタンでページめくりができたり、ページめくり効果オフに対応しています。

 

電磁誘導方式採用で4096段階の筆圧検知が可能なワコムスタイラス「BOOX Pen PLus」は、本体と同一の色合いにカラーリングを変更。タブレットの側面に磁力で取り付けられます。物理ボタン付きマグネティックケースを使用すると、本体とPogoピンで接続され、指による物理ボタンへのクリックで、ページをめくることができます。

スタンドカバー付きキーボードのプレゼントキャンペーンも! 「Galaxy Tab S8+」4月21日販売開始

サムスン電子のモバイル製品ブランドであるGalaxyは、タブレット「Galaxy Tab S8+」を4月21日に販売開始、「Galaxy Tab S8 Ultra」を6月下旬以降に発売予定です。Galaxy Tab S8+の価格は11万5500円(税込)です。

 

Galaxy Tab S8+は約12.4インチ、Galaxy Tab S8 Ultraは約14.6インチの大画面有機ELディスプレイを採用。マルチウィンドウは快適に使用できる画面比率で構成されており、最大3画面までレイアウトを自由に分割し複数のアプリを同時表示できます。

 

チップセットには4nmプロセッサーを搭載。リフレッシュレートは120Hz、タッチレスポンスは240Hzで、ダイナミックで迅速なレスポンスが可能です。Galaxy Tab S8+には10090mAh、Galaxy Tab S8 Ultraには11200mAhのバッテリーを搭載し、最大45Wの超急速充電にも対応しています。

 

端末間での接続、連携により、自動テザリング、キーボードシェア、PCのセカンドスクリーン化など、あらゆるデータ転送だけでなく、使用しているアプリの状態をそのままGalaxy製品に移動させることができる「Galaxy エコシステム」を利用できます。

 

レイテンシー2.8msのSペンは、紙に書くような書き味で使用できます。イラスト制作、資料へのメモ書きなど、様々なシーンでペン機能を利用でき、同時編集機能やランドスケープスクロールも搭載しています。

↑Sペン

 

本体と別売りの純正の専用キーボードを取り付けることで、ノートPCのようなスタイルでも利用できます。キーボードの「DeX Key」を押すと、ワンタッチでPCのようなマルチタスク画面に変更可能です。

↑「Book Cover Keyboard」装着時

 

120度の超広角インカメラと、自動で発言者にフォーカスするオートフレーム機能を搭載。本体素材には、アーマーアルミニウム素材を採用し、折曲がりやスクラッチ傷に強い強度と、持ち運びやすい軽さを備えています。

 

また、対象期間中にGalaxy Tab S8+を予約期間購入・応募すると、全員に、純正アクセサリー「Book Cover Keyboard」をもれなくプレゼントする“日本上陸記念 「Galaxy Tab S8+」予約期間購入キャンペーン”も実施。詳細は、キャンペーンの特設サイトをご覧ください。

ゲームも動画編集もできる、高性能なタブレットPC「ROG Flow Z13」がASUSから登場

ASUS JAPANは2月17日、ディスプレイとキーボードが着脱する2 in 1のゲーミングノートPC「ROG Flow Z13」シリーズを発表しました。ラインナップと価格、発売日はそれぞれ下記のとおりです。

↑ROG Flow Z13

 

GZ301ZE-I9R3050TE4K/26万9800円(税込)/2月21日発売予定
GZ301ZE-I9R3050TE/25万4800円(税込)/2月17日発売
GZ301ZC-I7R3050/23万9800円(税込)/2月17日発売
GZ301ZA-I5UMA/19万9800円(税込)/2月17日発売

 

ROG Flow Z13シリーズは、ゲーミング向けのWindowsタブレットPCというカテゴリの製品。Webブラウジングや動画鑑賞はもちろん、ゲームをプレイしたり、動画編集をしたりといったクリエイティブ作業も可能です。

 

最上位モデルのスペックは、インテル Core i9-12900H プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSD、GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU、Windows 11 Home 64ビットと高性能な仕様。またディスプレイはタッチ対応の13.4型で、解像度は3840×2400ドット(WQUXGA)、リフレッシュレートは60Hzとなっています。

 

さらに、外付けGPUを接続できるASUSの「ROG XG Mobile」に対応しているため、GeForce RTX 3080/GeForce RTX 3070といった、より高性能なGPUに接続できます。

 

インターフェイスはUSB Type-C(Thunderbolt 4対応)、USB Type-C、USB 2.0、microSDXC/microSDHC/microSDメモリーカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャックを装備。USB Type-Cはどちらもデータ転送と映像出力、本体への給電に対応しており、外部ディスプレイに接続すればより快適にゲームやクリエイティブ作業を楽しめます。

↑タブレット使用時。背面のスタンドは着脱できます

 

各モデルの詳細なスペックは下記のとおりです。

GZ301ZE-I9R3050TE4K GZ301ZE-I9R3050TE GZ301ZC-I7R3050 GZ301ZA-I5UMA
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i9-12900H プロセッサー インテル Core i7-12700H プロセッサー インテル Core i5-12500H プロセッサー
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD 512GB SSD
グラフィックス GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU GeForce RTX 3050 Laptop GPU インテル Iris Xe グラフィックス(CPU内蔵)
ディスプレイ タッチ対応13.4型ワイドTFTカラー液晶(3840×2400ドット、60Hz) タッチ対応13.4型ワイドTFTカラー液晶(1920×1200ドット、120Hz)
Webカメラ インカメラ:92万画素/アウトカメラ:799万画素
インターフェイス USB Type-C(Thunderbolt 4対応)、USB Type-C、USB 2.0、microSDXC/microSDHC/microSDメモリーカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー駆動時間 約6.5時間 約6.6時間 約7.3時間 約8.1時間
本体サイズ 幅302×奥行き204×高さ14.5mm(タブレット時)
重量 約1.18kg(タブレットのみ) 約1.12kg(タブレットのみ)

NECPC、どこでも生産性が求められる時代を意識したモバイルノートPCなどを発表

NECパーソナルコンピュータは2月1日、2022年の春モデルとしてモバイルノートPC2シリーズ、一体型デスクトップPC2シリーズ、Androidタブレット1シリーズを発表しました。

 

どこでも生産性が求められる昨今を意識したLAVIE NEXTREME Carbon

モバイルノートPCは、「Z世代の新入学・新生活を応援、軽量モビリティを備えた」とうたうモデル。モバイルワークに向いた「LAVIE NEXTREME Carbon」と軽量モバイルの「LAVIE N13」がラインナップに加わりました。

 

LAVIE NEXTREME Carbonは、モビリティ、プロダクティビティ、セキュリティを追求したとするモデルです。在宅ワーク、オンライン授業、コワーキングスペースで作業するテレワークなど、どこでも生産性が求められる昨今を強く意識して製品化したといいます。

↑LAVIE NEXTREME Carbonの最上位モデル「XC950/D」

 

モビリティにおいては、14型ディスプレイを搭載しながら約883g~の軽量ボディを実現。加えて、約24時間駆動するバッテリーを搭載しています。また、天板には東レが開発したカーボンを、底面には剛性を持たせつつ熱伝導率の高さとファンによる振動の低減を実現したカーボンを採用し、高い耐久性を確保しました。

 

プロダクティビティにおいては、ディスプレイのアスペクト比を16:10にすることで、画面の表示領域を広くしています。また、バックライト搭載キーボードのほか、フルHD解像度のWebカメラ、キーボード音やマイクに集音されてしまうノイズを抑制するヤマハのミーティング機能などを搭載。さらに、オンライン会議や飲み会においてWebカメラによる映像を演出するソフト「YouCam 9」も採用しています。

 

セキュリティ面では、ノートPCを左右から覗き込まれたときに検知する機能が採用されているほか、PC紛失時にスマホに通知が届くPC紛失防止機能「MAMORIO」を2年間無償で利用できます。

 

このほか、手持ちのPCをセカンドディスプレイとして活用できるアプリ「つながる!LAVIE」も新たに搭載。LAVIE NEXTREME Carbonと手持ちのPCを同じWi-Fiに接続し、アプリを立ち上げるだけで、ディスプレイを拡張できるうえに、2台のPC間でファイルの共有や移行が可能です。

 

LAVIE NEXTREME Carbonのラインナップは3モデル。最上位モデルのスペックは、インテル Core i7-1195G7 プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイはノングレアでWUXGA解像度(1920×1200ドット)となっています。

 

インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2(Type-A)、HDMI出力、micro SDメモリーカードスロットをそろえています。このほか、LTE通信にも対応。

 

市場想定価格は28万280円(税込)前後で、2月10日に出荷開始予定です。

 

持ち運びに適したLAVIE N13

LAVIE N13は13.3型ディスプレイを搭載したモバイルノートPC。バッテリー駆動は約10.5時間~で重量は約970g~と、持ち運んで使うのに適したモデルです。

↑LAVIE N13の最上位モデル「N1375/DA」

 

また、上位モデルのLAVIE NEXTREME Carbonと同様、キーボード音やマイクに集音されてしまうノイズを抑制するヤマハのミーティング機能、YouCam 9、つながる!LAVIEも搭載されています。

 

ラインナップは3モデル展開。最上位モデルのスペックは、AMD Ryzen 7 5700U、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイはノングレアでフルHD解像度(1920×1080ドット)となっています。

 

インターフェイスは、USB 3.2 Gen2(Type-C)、USB 3.2 Gen2(Type-A)×2、HDMI出力、SDメモリーカードスロットをそろえています。

 

市場想定価格は19万7780円(税込)前後で、2月中旬に出荷開始予定です。

 

チューナー搭載でテレビも見られる一体型デスクトップ

一体型デスクトップPCは27型ディスプレイの「LAVIE A27」と23.8型ディスプレイの「LAVIE A23」を用意。最上位モデルのスペックは、AMD Ryzen 7 5800U、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイの解像度はフルHDです。

↑LAVIE A27の最上位モデル「A2797/D」

 

また、地上・BS・110度CSデジタル対応のダブルチューナーを搭載。さらにBDXLも備えています。

 

市場想定価格は28万5780円(税込)前後で、4月上旬の出荷予定です。

 

タブレットは最上位モデルが登場

Androidタブレットは12.6型の「LAVIE Tab T12」が登場。NECパーソナルコンピュータの最上位に位置付けられ、エンタメ、クリエイティブ作業、ビジネス作業をこなせるモデルだそうです。

↑LAVIE Tab T12

 

主なスペックは、Qualcomm Snapdragon 870、8GBメモリー、256GBのストレージ、Android 11で、ディスプレイは有機ELを採用するほか、2560×1600ドットの解像度、120Hz対応のリフレッシュレート、600nitの輝度を実現しています。

 

また、JBLのスピーカーを本体左右に合計4基搭載。低音域の迫力とクリアなサウンドを楽しめます。

 

さらに、別売ではありますが、オプションとして専用のデジタルペンとスタンドカバー付きのBluetooth対応キーボード、タブレットカバーを用意しています。

↑キーボードを使ってノートPCライクに使ったり、ペンでクリエイティブ作業をこなしたりと、幅広い使い方ができそうです

 

市場想定価格は10万2080円(税込)前後で、3月17日の出荷予定です。

2Kの高解像度と4つのスピーカーで、ワイヤレス外部モニターとしても活躍! 12.6型プレミアムタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」

レノボ・ジャパンは、12.6型プレミアムタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」を、1月28日に発売します。想定価格は税込13万円前後。

 

同製品は、繊細で発色の鮮やかなOLEDディスプレイを採用した12.6型Androidタブレット。2K(2560×1600ドット)高解像度、高輝度600nit、Dolby Vision、HDR+、4つのJBLスピーカーを備え、臨場感あふれるサウンドを楽しめます。ブルーライトカットにも対応。

 

大型のタッチパッドを搭載したキーボードとスタンドカバーを同梱しており、ノートPCのような利用も可能。4096段階の筆圧感知や傾き検知機能を備えた「Lenovo Precision Pen 3」も付属しており、なめらかなペン入力が可能。ペン操作の利便性を高める、専用のメモアプリも用意。Lenovo Precision Pen 3は本体にマグネット接続でき、紛失しにくい設計になっています。

 

Windows PCのサブモニターとしても使用可能で、ワイヤレスディスプレイサポートアプリにより、本体を外部モニターとして設定できます。タッチ操作も行えるので、プレゼンテーションやビデオ会議、持ち運んでの利用などにも便利です。その他、プロセッサーにはQualcomm Snapdragon 870、8GBメモリ、256GBストレージを搭載しています。バッテリー容量は10200mAhで、45Wでの急速充電が可能。Wi-Fi 6にも対応。環境問題に配慮し筐体に100%リサイクルアルミニウムを採用しています。

MatePadシリーズ最新作「HUAWEI MatePad 11」に、新色「マットグレー」が追加!

ファーウェイ・ジャパンは、「HUAWEI MatePad」シリーズより、約11インチの大画面タブレット「HUAWEI MatePad 11」の新色「マットグレー」を10月22日に発売します。市場想定価格は5万4780円。

 

「HUAWEI MatePad 11」は、7月に発売したMatePadシリーズの最新モデル。スリムベゼルにより約10.95インチの大画面フルビューディスプレイを実現し、120HzのリフレッシュレートとHarman Kardonチューニングの迫力あるサウンドシステムで、動画鑑賞やゲームに最適です。PCやスマートフォンとの連携も進化し、別売の「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」や専用キーボードと組み合わせれば、イラストレーションやビジネスユースでの利便性も向上します。

 

主な仕様は、以下の画像の通りです。

外仕事を拡張する「最強のサブマシン」ーー10.95インチタブ「HUAWEI MatePad 11」の‟ビジネス力”を徹底解説

「テレワーク」という概念が普及し、場所を問わない働き方が求められるようになった昨今、どこでも使える取り回しの良いデバイスは重要な存在だ。自宅にスマートフォンしか所持していない人にとっては、PCライクな作業ができる端末は不可欠であるし、すでに据え置き型のデスクトップやノートPCを「母艦」として運用しているビジネスパーソンにとっても、外出時にさっと持ち出して書類のチェック等が行える「サブマシン」の存在は心強い。

 

これらの需要に適した選択肢の一つが、スタイラスペンや物理キーボードによって2 in 1風に運用できるタブレットである。今回は、ファーウェイ・ジャパンが21年夏に国内向けに発売した「HUAWEI MatePad 11」のWi-Fiモデルについて、紹介していきたい。

↑MatePad 11の価格は5万4780円(税込、以下同)

 

同機の価格は、本体が5万4780円で周辺機器の純正キーボードとタッチペンをセットにしても、7万5400円(Amazon.co.jpでの価格)で、2in1タブレット市場においては手頃だ(価格は2021年10月11日時点のもの)。当然、VPNなどの設定も行えるので、企業方針にはよるだろうが、「BYOD(Bring Your Own Device=私物端末の業務利用)」のモバイルデバイスとして使うこともできるだろう。

 

 

サブデバイスとして魅力ある機動性

読者の中には「外出時のサブデバイス=スマホ」という方もいるかもしれない。しかし、ディスプレイサイズの大きいタブレットならば、複数のアプリを大画面に表示できることで、作業の効率化につながる。特にOfficeやPDFなどの“書類”を扱わなければならないビジネスパーソンならば、この傾向は顕著だ。

↑10.95インチサイズのHUAWEI MatePad 11

 

HUAWEI MatePad 11のディスプレイサイズは10.95インチ。わかりやすく言えば、A4用紙の長辺を半分に折り曲げたものを重ねて、一回り余白があるサイズだ。要するに、WordをA4原寸大で表示したら、ちょうど書類の上半分が表示できるくらいになる。

 

HUAWEI純正のキーボード付き保護ケース「HUAWEI Smart Magnetic Keyboard(for MatePad 11)」を装着すれば、物理キーボードでのタイピングもスムーズに行える。出先で長文のメールを作成したり、書類ファイルの細かい修正を行ったりするには十分。この11インチ前後というサイズ感は、持ち運ぶために大きすぎず、キーボードを使うために小さすぎず、という絶妙なバランスだ。

↑仕様にディスプレイ輝度は表記されていないが、最大にすれば晴れた屋外でも使えそう

 

キー・ストロークは1.3mmと深め。キーピッチは仕様に表記されていないが、手元のノギスで測ってみると17〜18mm程度はあり、キーとキーの間隔がやや広めだが、”ほぼフルサイズ”の感覚で使えた。慣れれば筆者のような文筆業でも問題なく使えるだろう。なお、このキーボードケースはマグネットで本体に固定でき、固定したタイミングでペアリングと給電を自動かつワイヤレスで実行してくれる。周辺機器管理の手間を減らせるという意味でも、使い勝手は良い。

 

↑端末カラーは爽やかな印象の「アイルブルー」

 

本体外形については、W253.8mm × H165.3mm × D7.25mmで、PC用のポケットがないバッグでも収納しやすい。なお、重量は本体のみで約485g、純正キーボードとペンを装着した状態で手元のキッチンスケールで測ってみると833gだった。これは、最軽量クラスのノートPCの本体重量とほぼ同じくらいの軽さだ。

↑ポートはUSB Type-C。スピーカーは側面に4基揃えており、動画視聴やビデオ通話などでも活躍

 

バッテリー持ちに関しては、フル充電時で40時間弱の連続駆動が可能(※)。さらに、バックグラウンドでのアプリ動作を制限する「省電力モード」を有効にすれば、50時間弱(※)まで延ばせる(上記数値は、設定アプリ内に表示されるバッテリーの残り時間目安を参照した)。

※使用アプリ、画面表示の設定や音声再生有無等の利用状況によって実際のバッテリー持ち時間がかわります。

↑左上のコーナー付近側面に電源キーと音量上下キーを配置

 

↑リアカメラの解像度は13MP。アプリを使った書類のスキャンなども精細に行える

 

 

ミニマルながらもマルチウィンドウの活用で作業効率化

OS標準の機能としては、複数アプリを同時に表示させる手段に注目だ。「アプリマルチプライヤー」を活用すれば、タブレットを横向きで使う際に、アプリを2画面並べて表示できる。ただし、こちらは対応するアプリが限られており、たとえば「Microsoft Office」アプリでは利用できない。

 

一方、一部アプリについては、縦長のミニウィンドウとして表示することが可能。ウィンドウサイズは微調整できるので、こちらの方が柔軟に使えそうな印象を受けた。たとえば、「チャットツールをミニウィンドウで使いながら資料を表示する」「ブラウザで調べ物をしながら書類を作成する」など、ミニマルな環境のなかで作業を効率化できる。

 

↑「ブラウザ」アプリをメインで起動しながら、「Office」アプリのWordを小さいウィンドウで重ねて表示している様子

 

また、同社が展開する対応スマートフォンを利用している場合、MatePad 11上に、仮想のスマホ画面を表示できる。同画面を通じて、ドラッグアンドドロップ操作で機器間のファイル転送処理が行えるようになるなど、ブランドを揃えた際のメリットは大きい。

 

ちなみに、MatePad 11では、OSにファーウェイが独自カスタマイズをした「HarmonyOS(ハーモニーOS)」を搭載する。Androidでお馴染みのアプリストア「Google Playストア」が利用できないが、「AppGalery」という同社独自のアプリストアが展開されており、たとえば「Micosoft Office」アプリはインストールできた。まだ出来てから日の浅いアプリストアという点で、配信アプリ数に心配がある人もいるかもしれないが、一般的なオフィスワークでのサブマシン運用を想定するならば、不自由はあまり感じないだろう(ただし、OSアップデート直後のバグ発生などは起こる可能性はあるので、注意しておく必要はある)。

 

ペン入力やディスプレイを活かせる応用力の高さも魅力

また、リモートで働くことを想定すると、意外と欠かせなくなるのが“手書き”だ。タッチ操作非対応のノートPCでも、別途ペンタブレットなどを購入すれば対応できるが、ノートPCを持った状態で、さらにペンタブレットも持ち運ぶというのは、取り回しの面であまり賢明ではない。特に在宅勤務や外回りの仕事では、十分なデスクスペースを確保できるとは限らないので、そういった点で、スタイラスペンが使えるタブレットは小回りが効き、省スペースな運用にもつながる点でありがたい。

↑やはり、ペンが使えるのは大きな魅力だ

 

HUAWEI MatePad 11では、4096段階の筆圧感度と傾斜感度に対応した純正スタイラスペン「HUAWEI M-Pencil(第2世代)」が使える。特に、第2世代モデルは、ペン先が半透明になっているほか、丸みを帯びたデザインでグリップ感も安定するのが特徴だ。ペン軸のダブルタップ操作を行うことで、ペン先を消しゴムに切り替えるなど、素早い使い分けにも対応する。

↑第2世代の「M-Pencil」。側面の溝はMatePad 11の側面にフィットしており、マグネットで固定&充電できる

 

たとえば、メモアプリの「Nebo for Huawei」アプリを使えば、手書きのノートが作成できる。また、Officeアプリを活用して書類ファイルに電子署名をするような運用も可能だ。また、手書きの文字をテキスト変換できる「FreeScript」機能も備わっており、しっかり日本語も対応している。たとえば、ブラウザの検索ボックスにペンで文字を手書きすれば、それがテキストに変換されるわけだ。立ったままタブレットを使わなければいけないような場面や、派手にタイピング音を鳴らせない場面などで重宝するだろう。

 

また、カメラマンやデザイナー、編集者など、クリエイティブな職業では、データを確認するモニターとしてタブレットを運用したい人もいるかもしれない。その点、MatePad 11は対応する色域が広いので、正確な色味を把握しやすい。なお、ディスプレイ仕様については、WQXGA(2560×1600ピクセル)解像度で、画素密度275ppi。さらに1670万色をサポートし、DCI-P3の広域色もサポートしている。

↑ディスプレイは、写真やデザインの色味をなるべく正確に確認したい場合にも役立つ

 

特に、同社の対応ノートPCと連携させる場合、MatePad 11をセカンドスクリーン化できることは見逃せない。母艦にしたノートPCを利用している間も、モニターとしてMatePad 11を無駄なく活用できるのは嬉しいポイントだ。

 

 

機器のちょい足しやカスタマイズでさらに賢く運用も

MatePad 11は、SoCにQualcommの「Snapdragon 865」を搭載する。同SoCは、2020年のフラグシップスマホに多く搭載されたものだ。そのため、処理性能は十分で、一般的なオフィスワークを想定するならば、不安はあまりないと言える。ROMは128GB、RAMは6GBを搭載。なお、別途microSDカード(microSDXCカード)を用意すれば、最大1TBまでストレージを拡張することもできる。microSD分の追加費用はかかってしまうが、たとえば動画編集作業などを想定しており、128GBではストレージが全然足りないという場合には、拡張を検討しても良いだろう。

↑microSDカードでストレージを拡張できる

 

また、持ち運びを想定するとなると、気になるのがセキュリティ面だが、MatePad 11は顔認証に対応しており、セキュリティと利便性を両立しやすい。さらに、対応するウォッチなどがあれば、Bluetooth接続を前提に認証過程をスキップできる「スマートロック解除」機能も用意されている。これを活用すれば、マスクを装着する機会が増えた昨今でも、ストレスなく運用できるはずだ。

↑屋外へ携行することを考えても、セキュリティ面がしっかりしつつ、使い勝手がよいのは重要だ

 

さらに、設定したパスワードや生体認証を用いないとアクセスできないファイル保存場所を作る「セキュリティボックス」機能や、同じく認証しないと開けないホーム画面を作る「PrivateSpace」を備えていることも、ファーウェイデバイスならではの機能。たとえば、ビジネスシーンで秘匿性の高い情報を扱わなければならない一方で、家族のいる自宅では動画視聴やゲーミングなどのエンタメ用途に使うかもしれないという場合には、こうした機能をカスタマイズすることで、安全な運用が可能になるだろう。

↑「PrivateSpace」として設定した暗証番号で認証すると、通常のデバイスとは切り離されたホーム画面、データ等にアクセスできる。PCでいうところのユーザーを切り替えてログインする機能に近い

 

場所を問わずに使える機動性、ミニマルな環境のなかで作業を最大限効率化できる機能、周辺機器を用いた際の拡張性——と3拍子揃ったHUAWEI MatePad 11。「スマートフォンしか持っていなくてPC風のデバイスを安く入手したい」「外出時のサブデバイスが欲しい」と思っていた人は、ぜひ検討の際に思い出してほしい。

 

 

撮影/松浦文生、井上 晃

5G対応Androidタブレット! レノボ『Lenovo TAB6』ソフトバンクから10月22日発売

レノボ・ジャパンは、ソフトバンクから、5G対応したタブレット『Lenovo TAB6』を、10月22日に発売します。同製品は、Android OS搭載タブレット端末として日本向け初となる5G対応製品です。

↑Lenovo TAB6(アビスブルー)

 

↑Lenovo TAB6(ムーンホワイト)

 

5Gの高速通信に対応したチップセット「Snapdragon(TM) 690 5G」を採用。64GBのROM、4GBのRAMを搭載し、大容量コンテンツなどもストレスフリーで楽しめます。バッテリー容量は7500mAh。

 

IPX3の生活防水とIP5Xの防じんに対応しており、水回りや屋外でも場所を選ばずに使用できます。手持ちのスマホとタブレットを連携できるアプリ「連携しよう」を搭載し、スマホへの着信やメールの受信通知をタブレット上で受けられたり、スマホから写真を転送することなどが可能です。

 

未就学児向けの「キッズスペース」は、子どもの発見・想像・成長をサポートする子ども専用のモードで、Google が提供している「ファミリー リンク」を合わせて使用すれば、コンテンツの管理や利用時間の制限などもできます。小学生以上を対象とした「学習モード」では、学習に最適なアプリや機能をあらかじめ設定しているので、効率的な学習をサポート。「PCモード」では、簡単なアプリの切り替えや画面の分割表示にも対応し、アプリを効率的に表示することができます。

明るさの自動調節&ワイヤレス充電に対応したKindle Paperwhiteが新登場!

Amazonは9月21日、新世代「Kindle Paperwhite」と、新たに追加された「Kindle Paperwhite シグニチャー エディション」、そして子ども向けの「Kindle Paperwhite キッズモデル」の3機種を発表しました。

 

Kindle Paperwhiteは提供開始以来、Kindleシリーズで最も人気があり、今回発表された機種は新デザインのユーザーインターフェース、前機種に比べて大きいディスプレイ、向上させたバッテリー寿命、色調調整ライトを搭載するなど、より心地良い読書体験を提供できるモデルとなっています。

 

さらに、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションでは、自動明るさ調整機能を追加するとともにKindleシリーズ初のワイヤレス充電に対応しました。

 

より大きく、より暖かみのある色合いで読書ができるディスプレイに

 

新世代のKindle Paperwhiteは、Kindle Paperwhite史上最大となる6.8インチ、300ppiのディスプレイを搭載しています。光の反射をおさえ、くっきりとしたテキストで本物の紙のように表示するため、直射日光の下などどんな状況でも読書しやすいのが特徴です。ディスプレイの輝度も前機種に比べて最大10%向上し、目に優しく、安心して読書を楽しめます。

 

また、色調調節が可能になり、明るいホワイトや暖かみのあるアンバーから選べるので、昼夜を問わず、いつでも読書を楽しめます。さらに、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションには、自動調整フロントライトが搭載されており、周囲の明るさに応じてディスプレイが輝度を自動的に調整し、どのような状況でも心地よい読書が可能です。

 

バッテリーを気にせず、どこでも、より長時間読書を堪能

 

新世代Kindle Paperwhiteと、新機種Kindle Paperwhite シグニチャー エディションは、最大10週間持続可能となるKindle Paperwhite最長のバッテリー寿命を実現しました。さらに、USB-Cの高速充電により、9W以上のアダプターを使用した場合、わずか2時間半で充電が完了します。また、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションは、Kindleシリーズで初のワイヤレス充電に対応し、互換性のあるワイヤレススタンド(別売り)による充電が可能です。

 

さらに両機種とも、IPX8規格に準拠しており、偶発的な水没にも耐えられるように設計されているため、浴室やビーチ、プールなど場所を問わず読書を楽しむことができます。

 

Kindle Paperwhiteには8GB、Kindle Paperwhite シグニチャー エディションには32GBのストレージが搭載されており、多数の書籍、マンガ、新聞、雑誌などを保存できます。

 

環境にやさしい設計

新しいKindle PaperwhiteとKindle Paperwhite シグニチャー エディションには、再生利用プラスチック60%、再生利用マグネシウム70%がそれぞれ使用されています。さらに、新製品のパッケージの94%が木質繊維をベースにしており、その原材料については適切な方法で保全管理された森林またはリサイクル資源から調達されています。

 

新世代Kindle Paperwhiteのカラーはブラック、8GBのストレージ容量、広告付きの機種の価格は1万4980円、広告無しの機種の価格は1万6980円で提供しており、Amazon.co.jpですでに予約受付を開始しており、出荷開始は10月27日(水)を予定しています。

 

また、新たに追加されたKindle Paperwhite シグニチャー エディションのカラーはブラック、32GBのストレージ容量、価格は1万9980円で、Amazon.co.jpにて本日から予約受付を開始し、出荷開始は11月10日(水)を予定しています。

 

さらに、新Kindle Paperwhite 2機種に対応するカバーとして、コルクカバー (ダーク、ライト)、レザーカバー (ブラック、ディープシーブルー、ラベンダーヘイズ、メルロー)、とファブリックカバー(ブラック、ディープシーブルー、ラベンダーヘイズ)を用意しています。

子どもが安心して使えるNECPCの低価格タブレット「LAVIE T8シリーズ」などが登場

↑LAVIE T8シリーズ

NECパーソナルコンピュータは8月17日、個人向けのAndroidタブレット「LAVIE T8シリーズ」「LAVIE T7」を発表。8月19日から発売します。価格は、LAVIE T8シリーズの上位モデル「T0875/CAS」が3万8280円(税込)、下位モデル「T0855/CAS」が3万580円(税込)、LAVIE T7が2万2880円(税込)です。

 

LAVIE T8シリーズは、解像度1280×800ドットの8型ディスプレイを搭載したタブレット。Dolby Atmosに対応するなど、動画鑑賞やゲームに最適とうたうモデルです。

 

上位モデルのT0875/CASのスペックは、CPUがMediaTek Helio P22T、メモリーが6GB、ストレージが約128GB、OSがAndroid 11。また、バッテリー容量は5100mAhです。

 

下位モデルのT0855/CASのスペックは、CPUがMediaTek Helio P22T、メモリーが3GB、ストレージが約32GB、OSがAndroid 11。バッテリー容量は上位モデルと同じです。

 

また、本体サイズは共通で、約幅121.8×奥行き199.1×高さ8.15mm、重量は約305gとなっています。

 

一方のLAVIE T7は、7型ディスプレイ(1024×600ドット)搭載なうえに、本体重量約240gと、持ち運びに優れたエントリーモデル。

 

↑LAVIE T7

 

主なスペックは、CPUがMediaTek MT8166、メモリーが2GB、ストレージが約32GB、OSがAndroid 11(Go Edition)。バッテリー容量は3750mAhです。

 

本体サイズは約幅102.28×奥行き176.18×8.3mmとなっています。

 

なお、両モデル共通で、子どもが使用するアプリ、閲覧するWebページ、利用時間の制限設定が可能な「Google キッズスペース」を採用。また、子ども向け英語学習アプリ「ジャズルス」を搭載するなど、子どもが安心して使えるモデルです。

PCのセカンドディスプレイやゲーム機のディスプレイとしても使える、画質と音質を追求したレノボ「Lenovo Yoga Tab 13」

 

レノボ・ジャパンは、Androidタブレット「Lenovo Yoga Tab 13」「Lenovo Yoga Tab 11」を発表。どちらも8月6日に発売します。

 

両モデルは、モバイル通信の大展示会「MWC2021」でレノボが発表したもので、今回の発表で日本市場で販売されるのが決まった形です。

 

レノボ・ジャパンによると、コロナ禍においての外出自粛の影響などにより、自宅でタブレットを利用して動画やゲームを楽しむ層が増えているとのこと。そこで画質やサウンドで高い評価を得た「Lenovo Yoga Smart Tab」の後継モデルとして、Lenovo Yoga Tab 13とLenovo Yoga Tab 11を発表するに至ったとしています。

 

Lenovo Yoga Tab 13は、折りたたみスタンドを内蔵した13型のAndroidタブレット。ディスプレイは2160×1350ドットと高解像度なうえに、400nitの高輝度やsRGB規格の色域を100%カバーする色再現性を備えています。また、ドルビービジョンに対応しているため、美しい画質を実現しているとのこと。

 

 

さらに、ドルビーアトモスに対応した4基のJBL製スピーカーを搭載。サウンド機能も強化しているといいます。

 

主なスペックは、Android 11、Qualcomm Snapdragon 870、8GBメモリー、128GBストレージなど。このほか、バッテリー駆動時間は最大約12時間で、本体サイズは約幅293.4×奥行き204.0×高さ6.2~24.9mm、重量は約830gです。

 

また、外部インターフェイスには、USB Type-C(DisplayPort対応)、micro HDMIを装備。PCのセカンドディスプレイや、ゲーム機のディスプレイなど、モバイルディスプレイとして活用も可能です。

 

Lenovo Yoga Tab 13の市場想定価格は8万7780円(税込)前後となっています。

 

一方のLenovo Yoga Tab 11は、折りたたみスタンド搭載の11型Androidタブレットです。ディスプレイ解像度は2000×1200ドットを実現。また、Lenovo Yoga Tab 13と同様にドルビーアトモスに対応した4基のJBL製スピーカーを搭載し、こちらも画質とサウンドの強化を追求しています。

 

 

なお、Lenovo Yoga Tab 11はスペック違いの2機種をラインアップ。上位機種のスペックは、Android 11、MediaTek Helio G90T、8GBメモリー、256GBストレージで、下位機種はOSとCPUは同じで、4GBメモリー、128GBストレージとなっています。

 

このほか共通で、バッテリー駆動時間は最大約15時間、本体サイズは約幅256.8×奥行き169.0×高さ7.9~23.0mm、重量約650gです。

 

市場想定価格は、上位機種が4万9500円(税込)前後、下位機種が4万2900円(税込)前後となっています。

 

なお、全モデルでGoogle アシスタントに対応しています。

仕事でタブレットを使う人が急増中! ファーウェイがすすめる「テレワーク時代のタブレット仕事術」

ファーウェイ・ジャパンは、「テレワーク時代のタブレット仕事術」をテーマにしたトークイベントを開催しました。

↑会場にはファーウェイのタブレットが展示されていました

 

講演には「超速パソコン仕事術」「仕事のムダとり図鑑」などの著者で、クロネコキューブ株式会社 代表取締役の岡田充弘氏が登壇。働く環境が変わりつつあるなかで、デバイスにこだわらずに適所で使い分けながら効率的に仕事を進めてゆくワークスタイルの提案などが行われました。

↑クロネコキューブ株式会社 代表取締役 岡田充弘氏

 

社会の変化により働き方が加速度的に変わる

岡田氏は、この講演に際して実際に数週間ファーウェイのタブレットで仕事を行い、どのような業務に適しているかなどを検証したとのことです。

 

冒頭、岡田氏は新型コロナウィルス感染症の影響で、働く環境、働き方の変化の速度が上がるのではないかと分析。従来のピラミッド(指揮命令)型の組織構造から、フラットなプロジェクト(平面交差)型、役割による協力関係へとシフトしてゆくことが予想されると示されました。

↑組織構成はピラミッド型からプロジェクト型に

 

それに伴い、オフィスに集まって仕事をする働き方から、働く場所を選ばない、作業をする(価値創造する)場所すべてがオフィスになる業務も増えていくとしています。もちろん、オフィスで仕事をすることも無くなりませんが、フリーアドレスだったり、サテライトだったりと「自分の席」がなくなっている企業も増えてきました。

↑オフィスの形態も変わっていくと予想

 

企画書や発注書などといった紙を使っていた仕事が、メールやPDF、オンラインなどデジタルに置き換わったことが、「デバイスさえあればいつでもどこでも仕事ができる」ことを可能にしました。

↑オンライン化が進みデジタル情報のみで処理できる仕事が増えています

 

デジタル化の恩恵を主に受ける頭脳労働は、「探す」「考える」「作る」「伝える」という4つのプロセスで構成されており、デジタル化によって「探す」「作る」時間を短縮することができるとしています。それによって空いた時間を「考える」と「伝える」ことにあてたり、新たな挑戦に使うことで、仕事の質も向上するという考えが示されました。

↑デジタル化で圧縮できる時間を新たな挑戦に転用することができる

 

タブレットが仕事用デバイスとして普及

スマホやタブレット、パソコンを比較した時、それぞれのデバイスで使い方や活用に独自コツや適した使い方があります。タブレットは、スマホとパソコンだけでは不足する領域を絶妙にカバーするとのこと。動画や資料の再生、閲覧はスマホより大画面の方が見やすいですし、会議や商談の際にはキーボードのあるパソコンよりも心理的障壁のないタブレットの方が会話の促進が見込めるとしています。

↑タブレットはスマホやPCの不足をカバーできるデバイス

 

仕事においても、いままでは職場の全員にパソコンを配布されていましたが、全員がイチから資料を作ったりする必要はなく、作られた資料をもとに説明したりテンプレートに数値を入力するという業務だけの人も多く存在します。そのような潜在ユーザーが今後タブレットに置き換わってゆくのではないかという可能性が示されました。

 

今後の導入が見込まれるタブレットですが、導入前にやっておくことが3つあるといいます。それは、保護フィルムとスタンドの導入、初期設定と不要アプリの削除(非表示化)およびスマホやパソコンとのデータ連携だそう。

↑タブレットワークを始める前にやるべきこと

 

こうすることで、パソコンの傍に置いていつでも見ることができ、目の前の作業に集中することができるということです。

 

岡田流タブレットの仕事活用術

岡田氏が今回テストしたファーウェイ製のタブレットで気に入ったのは「HUAWEI MatePad T10s」で、自腹購入もしたほど。画面サイズ、質量、性能などのバランスが取れていることが決め手だったといいます。

↑3モデルを試し、最も気に入ったMatePad T10sを自腹で購入したそう

 

タブレットの利用シーンとしては、1位がパソコンのサブディスプレイとして、2位が雑誌の閲覧、3位がタスクやスケジュールの表示・管理だったそう。あえてメイン端末としての利用にこだわらないのがポイント。タブレットには高音質のスピーカーも内蔵されており、オンライン会議の端末としても活用できます。

↑岡田さんのタブレットの使用用途ベスト3

 

働き方の変容によってオンライン上で完結する仕事も増えていくと予想されますが、そういった新しい時代の働き方とデジタルデバイスの活用についてヒントが得られたトークイベントでした。タブレットを仕事に導入したいけど、どのように使えばいいかわからない、という方は岡田さんの活用方法を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

沖縄在住のマンガ家がレポート! 「ファーウェイタブレット」にしかできない使いこなし術

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今年4月に発売されたファーウェイの新タブレット「HUAWEI MatePad 10.4」(税込価格:3万3880円)。前バージョンからメモリの増量やCPUのバージョンアップにより、さらに快適な操作性を実現したモデルです。

 

 

HUAWEI MatePad 10.4は、約7.9mmのスリムベゼル仕様の2Kフルビューディスプレイを搭載した、10.4インチタブレットです。約7250mAhの大容量バッテリーにより、約12時間のローカルビデオ再生ができ、充電切れの心配がないのも大きな特徴。加えて、まるで紙の本を読んでいるかのような機能「eBookモード」や、高音質スピーカーによるオーディオサウンド、また、イラストを描くのに最適な「HUAWEI M-pencil」にも対応しており、さまざまなエンタテイメントの場面でも活躍します。

 

 

本記事では、沖縄在住のマンガ家、空えぐみさんに、実際にHUAWEI MatePad 10.4を使っていただきました。空さんは、普段からタブレットで動画視聴やマンガを読むのはもちろん、マンガの制作に、タブレットのメモアプリやペイントアプリを使っているそうです。多数のガジェットを使用した経験があり、そのぶん失敗も多くしてきたといいます。

 

そんな、デジタルガジェットに詳しい空さんのレビューをもとに、HUAWEI MatePad 10.4の魅力をご紹介します! それではまず、空さんのレポートマンガをお読みください。

 

■マンガを描いた人

マンガ家

空 えぐみ(そら えぐみ)

沖縄のマンガを描く為に3年前に移住したのち、現在「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」をくらげバンチにて連載中。Twitterアカウントはこちら

 

 

 

 

 

マンガ制作を中心に、HUAWEI MatePad 10.4ならではのさまざまなすぐれた機能を紹介していただきました。それでは、実際の空さんのレビューコメントを交え、その魅力をさらに詳しく紹介していきたいと思います!

 

 

レビュー1:基本スペックと快適な動作性について

 

まずは本製品の「動作性」を中心にコメントを紹介したいと思います。

 

空「私がタブレットでイラストを描くときに重要視するものは、『表面ガラスの厚さ』です。Windowsタブレットではガラスが厚く視差が生じていたのに対し、本製品は表面ガラスが薄く、描画位置との視差が生じないので、非常にすばらしいと思いました。ペンを浮かした状態でカーソルが出たら、もっと描きやすくなるかも?」

 

視差が生じないことにより、より細やかな描画をすることが可能に。またHUAWEI MatePad 10.4は、高レスポンスでラグがなく、まるで紙に描いているかのような感覚で直感的に描画することができたようです。

 

描画に関わる本製品の快適性についても空さんは満足いったよう。それらの動作をスムーズにしている理由は、「HUAWEI Kirin 820オクタコア」です。ファーウェイ独自開発のNPUを採用し、高度なエネルギー効率と計算能力を備え、高速で安定的な操作が可能となっています。

 

レビュー2:ペンの使い勝手と描きやすさについて

 

空さんにとって一番注目のポイントであったろうペンと、その「描きやすさ」はどうだったのでしょうか?

 

空:「ペンの充電に専用機器が必要なのが手間だなとも思いましたが、使い心地はとても良かったです。サラサラ描けるので、マンガのネーム、下書き作業にも役立ちそうです。ペン入れも慣れれば描けると思いますが、人によりそう。ペーパーライクフィルムを使うともっと描き心地が良くなりそうだと思いました」

 

HUAWEI MatePad 10.4は「HUAWEI M-pencil」に対応しています。HUAWEI M-pencilは、最大4096段階の筆圧を感知するスタイラスペンで、アナログのように滑らかに描くことができます。また、20秒のワイヤレスチャージで約10分、30分で約10時間の使用が可能となっており、パワフルなバッテリーによる長時間稼働も可能にしたペンです。

 

空さんは、タブレットでマンガ作業をする際には「メモ」アプリにも注目するそうです。HUAWEI MatePad 10.4の評価は以下。

 

空:「メモアプリの仕様は良い意味でクセがなく驚くほどすぐに使いこなせました。特に『えんぴつペン』は描き味がとても良くて、ラフスケッチなどにも使えますね。描いた絵を挿入するとき、文字がかぶってしまうので、そこの設定がしやすくなれば文句なしです」

 

 

ファーウェイのメモアプリでは、手書き機能で絵や文字を書き込むことはもちろん、重要なメモを共有したり、メモをお気に入りに追加したり、ToDoリストを作成したりすることも可能です。また、プリインストールされているアプリケーション「Nebo」では、手書きの文字をデジタルに変換する機能があり、同じくプリインストールアプリケーションの「MyScript Calculator」には、手書きの数式を自動で計算し、答えを出してくれる機能が搭載されています。

 

レビュー3:エンタメ性能について

 

HUAWEI MatePad 10.4は、動画を観たり「eBookモード」で電子書籍を読んだりとエンタメ用途にも便利なタブレット。そんなエンタメ性能については、どうだったのでしょうか? まずはディスプレイについて。

 

空:「ディスプレイは、撮った写真を取り込んだときに海の青と緑の差がはっきり出ていて、発色がすごくよいと感じました。この色合いなら色々な写真を閲覧する楽しみがぐっと上がりそうです」

 

470nitの高輝度2K(2000×1200ドット)ディスプレイを搭載したHUAWEI MatePad 10.4。そのため、写真や映画鑑賞はもちろん、ゲームをしたりイラストを描いたりするときにも最適です。また、色味の変更や、周囲の光に合わせて輝度を最適化する機能も搭載しているため、画面を自分の好きな色味に変更することもできます。続いて、動画にも関わるサウンドについて。

 

 

空:「これが本製品ではいちばん驚いたところです。音楽や動画も視聴してみましたが、人の声が特に聞きやすいなと感じました。個人的にはよく動画視聴をするので、声の聞こえやすさはすごく嬉しいところです」

 

HUAWEI MatePad 10.4は独立した4つの高出力スピーカーを搭載しています。この4つのスピーカーは世界的な音響ブランド「Harman Kardon」の監修によるクアッドスピーカーで、独自のサウンドチューニングにより、良質な聴き心地で映画や音楽に没入することができるのです。大音量でも音割れの心配はなく、臨場感あふれる大迫力のオーディオサウンドを聴くことができます。マンガのように、リラックスタイムに心地よい波の音を聴くのもいいですね。

 

まとめ:やっぱりコスパに驚いた!

 

最後に、空さんにとってHUAWEI MatePad 10.4の総合評価はどんなものだったのかを聞いてみました。

 

空:「はじめて値段を聞いた時は驚きました。自分としてはペン対応タブレットはiPad、Windows PC、Androidとさまざまなものを触ってきましたが、『HUAWEI Matepad 10.4』が一番安価。この価格帯でのペン対応タブレットは線がヨレたりするのですが、本製品はしっかりと線がひけたのも驚いたポイントです。iPadの半分以下の値段で買えるので、気軽にタブレットで絵を描きたいという方にはとてもオススメできると思います!」

 

あらためて、「HUAWEI MatePad 10.4」はなんと税込で3万3880円。ハードウェアとしての性能が非常に高いにもかかわらずこの価格。かなりコスパにすぐれたデバイスです。機能性にも優れていて、特に空さんが注目したのは意外なあのモード。

 

空:「キッズモードのアプリ制限機能を小さい子ども用に使うのではなく、サボり防止機能として使えるのではないかと思いました。ブラウザを10分制限してネットサーフィン防止など」

 

「キッズモード」では、アクセス設定をパーソナライズすることができ、アプリケーションの制限や時間管理が可能となっています。アプリケーションを起動する制限をかけることができるので、作業中についついほかのアプリケーションを開いてしまうことを防止できますし、〇〇分は作業に集中する!と時間を決めて制限をかけることができるのもよい点です。マンガ家の空さんならではの使いこなし術ですね。

 

HUAWEI MatePad 10.4は、多くの性能を持ちあわせているぶん、人によって用途が大きく異なるものでしょう。空さんのようにマンガを描くのはもちろん、ビジネスや趣味のために使用する人もいれば、デジタルメモや映画鑑賞のために使用する人もいるかと思います。

 

どの用途で使用しても、満足のいくデバイスです。空さんの「サボり防止キッズモード」のように、皆さんならではの使い方で、「HUAWEI MatePad 10.4使いこなし術」を、ぜひ見つけてみてください。

 

 

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執筆/関口愛理(ユニバーサル・パブリシング)

新たな読書体験、動画鑑賞を生む「世界をモノクロで映すタブレット」について

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ファーウェイから発表中の最新タブレット「HUAWEI MatePad T 10s」は、税込価格が2万7280円と優れたコスパモデルでありながら、便利な独自機能を豊富に備えたモデルです。

 

 

HUAWEI MatePad T 10sは、10.1型のボディサイズに約80%の画面占有率を実現したディスプレイを持つタブレット。手頃な価格ながら、同じアプリを2つのウィンドウに表示できる「アプリマルチプライヤー」や、子どもと兼用でも安心して使える「キッズモード」など役立つ独自機能を搭載しています。

 

 

そんな独自機能の中でも、本稿で特筆したい機能が「eBookモード」。タブレットを読書用に使う人も多いと思いますが、eBookモードは快適な読書体験を味わえる機能です。HUAWEI MatePad T 10sのeBookモードはどんなモードなのか…、マンガ家の鳶田ハジメさんが空想を広げてマンガを執筆してくれたので、そちらを追いながら解説していきたいと思います。

 

■マンガを描いた人

マンガ家・イラストレーター

鳶田ハジメ(とびた はじめ)

まだ見ぬ風景を求めて、さまざまな土地にあるモノ・人・景色を、その精緻で温かみのある筆致で描くマンガ家。初のコミックス「ぼっち旅 ~人見知りマンガ家のときめき絶景スケッチ」(フレックスコミックス刊)発売中。Twitterアカウントはこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

「モノクロ表示」というちょっとした遊びをもうけてタブレットを使うことで、ちょっとしたお散歩で見える景色、体験そのものが鮮やかになる。そんな素敵な視点のマンガを描いていただきました。ここからは、作中で描かれているeBookモード本来の特徴と、実はお散歩の中で発揮されていたHUAWEI MatePad T 10sの機能性について触れていきたいと思います。

 

 

タブレットで活字が読みやすくなる「eBookモード」

eBookモードとは、モードオンにすることでモノクロ表示にするモード。電子書籍で活字を読むのに読みやすくするモードで、快適に読書ができます。実はモードオン時には、電子書籍を読むときだけでなく、ウェブ閲覧や写真を見るとき、動画鑑賞時などでもモノクロ表示にすることができ、今回のマンガは「読書以外でeBookモードを使ったらどうなるだろう?」というアイデアから生まれたものなのです。

 

例えばタブレットを初めて選ぶ人にとっては、まずは動画鑑賞や電子書籍を読むことができれば…と考える人もいるはず。そんな方にとっても有能な機能と言えるでしょう。おまけ程度の情報ですが、タブレットで読書をする場合、暗所でも読めるというメリットがあります。夜風に当たりながら、読みやすいeBookモードで快適な読書体験を得られるのはHUAWEI MatePad T 10sならでは。

 

 

一日中持ち歩いても負担にならない軽量設計

 

HUAWEI MatePad T 10sはタブレットとしては標準的な10.1型ですが、軽量性を意識した設計が施されています。リアパネルにアルミ合金を採用することで、約450gの軽さを実現。7.9mmと持ちやすい厚さになっているのもうれしいポイントです。日中かけて楽しむお散歩にはもちろん、外出先で仕事するのにも取り回しに長けたサイズ感ですね。

 

ダイナミックで精緻な動画表現を生み出すディスプレイ&サウンド

 

eBookモードをオンにすることで、最新の映画もまるで名画のような味わい深い動画に。ぜひ一度試してみたい使い方ですが、HUAWEI MatePad T10sは普通に動画を観ても、素晴らしい体験を与えるスペックを持っています。独自の画像処理によって動画の輝度を自動調整する「HUAWEI ClariVu」により、色鮮やかなディスプレイ表示を実現。また、動画鑑賞の肝であるサウンドについても、オーディオブランド「Harman Kardon」のサウンドチューニングが施されているため、良質な聴き心地で動画に没入できるのです。散歩からお家でまったり過ごすひとときまで、HUAWEI MatePad T 10sは、優れたエンタメ性能で楽しい時間を提供します。

 

ファーウェイスマホがあれば、タブレット利用がもっと便利で楽しくなる!

 

ファーウェイ製品の大きな特徴である、ファーウェイ端末同士の連携について。作中の主人公さんも、鎌倉の大仏や景色をHUAWEI MatePad T 10sでモノクロ撮影して楽しんだあと、自身のスマホでも撮影→タブレットに転送という連携をしています。この主人公さん、生粋のファーウェイユーザーなんですね! というのはさておき、なぜこのようなことをしているかというと、ファーウェイのスマホは市場でもカメラ性能に特化したモデルを数多く持っています。今回はモノクロ散歩ということで、HUAWEI MatePad T 10sでのモノクロ撮影を楽しんでいますが、より優れたカメラを持つファーウェイスマホで撮った美麗写真を、HUAWEI MatePad T10sのディスプレイで閲覧、さらにはモノクロで眺めるといった楽しみが広がるのです。

 

今回のモノクロ散歩は、モノクロ表示で使うというだけではない、HUAWEI MatePad T 10sならではの特性を活かしたお散歩をしていたわけですね。持ち歩きやすく、様々なシーンにあると視点が広がる本製品の魅力が伝わりましたでしょうか? 冒頭にもご説明した通り、アプリマルチプライヤーなどのビジネスシーンでも使える機能、そしてキッズモードの共有性に優れた機能を揃えるタブレット、それがHUAWEI MatePad T 10sです。

 

最後になりますが、HUAWEI MatePad T10sには、もう少しだけお求め安くなった「HUAWEI MatePad T 10」という兄弟モデルも存在します。

↑HUAWEI MatePad T 10の価格は税込2万3980円

 

HUAWEI MatePad T 10sとサイズは同じですが、画面占有率はやや低くディスプレイサイズは9.7型。解像度も1280×800ピクセルと控えめで、HUAWEI ClariVuや、Harman Kardonチューニング、キッズモードのアラート機能の一部がカットされていたりしますが、動画性能や音響性能は高いことに変わりありません。より、動画視聴や電子書籍での読書に割り切った使い方をしたいという方は、こちらも検討してみてください。もちろんeBookモードも使えますよ!

 

 

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「おうち仕事」での書類処理はタブレットにお任せ!

新たな仕事様式が定着し、テレワークを継続する企業が増えている。「一時的に」とリビングで仕事をしていた人も多いだろうが、その作業環境を見直すべきタイミングが来た。今回は、「紙の書類がデジタル化されてメモ書きがしにくい……」と悩んでいる方にオススメしたいアイテムをご紹介!

※こちらは「GetNavi」 2021年5月号に掲載された記事を再編集したものです

 

★お悩み解決人

テクニカルライター

湯浅顕人さん

AV機器とPCを中心に、デジタル全般に精通するテックライター。自宅仕事歴も長い。

【お悩み】紙の書類がデジタル化されてメモ書きがしにくい……

決済書類や申請書など、これまで紙に印刷していた書面も含めてデジタル化が進んでいます。在宅ワークでは紙の書類は扱いにくいため、個人単位でも手書き入力環境の整備はマスト。そうした場面で活躍するのはやはり定番のiPadです。

 

《解消!》iPad一台で紙感覚は再現できます

慣れるほど使いやすいiPad+ペンのコンビ

タブレットのペン入力というとイラスト用途を想像しがちだが、メモ書きやPDFヘのコメント書き込みなど仕事で役立つ場面は意外と多い。現在主流のiPadにはノートアプリも豊富にあるが、まずはPDF編集アプリで手書きに慣れるのが良いだろう。ペンの書き味などにこだわるのはその後だ。

 

【タブレット】

Apple

iPad Air

6万9080円(64GB)〜

ホームボタンを省略し、10.9インチディスプレイを搭載した新型。プロセッサーには最新のA14 Bionicを採用。側面に磁力で貼り付けるだけで充電できるApple Pencil 2(1万5930円)に対応する。

 

【PDF編集アプリ】

Readdle

PDF Expert

無料(アプリ内課金あり)

PDF内のテキストや画像などを変更できる編集アプリ。マーキングや注釈付けなど、基本的な編集機能は無料。電子サインの記入やPDFデータ自体の編集は有料(年間5400円)となる。

 

★これだけで!

1.紙と同様PDFに手書きで書き込める

PDF Expertは手書き描画に対応する。PDFを表示して「ペン」または「マーカー」ツールを選択したら、あとは紙に書き込むのと同じ要領だ。

 

2.重要書類にパスワードをかけられる

編集したPDFにパスワードを設定できるのは、有料機能の目玉の一つ。重要な機密書類を、悪意ある第三者に読まれるリスクを低減できる。

 

3.フォルダ構造でファイルを管理

PDF Expert単体で、PCと同じフォルダを使ったファイル管理も可能。クラウドサービスなどとも連携して、PCレスで作業できる。

 

★iPadはPCとのデータのやり取りがラク

MacユーザーならiPadとのデータのやり取りはAirDropで迅速に行える。Windowsユーザーなら「Snapdrop」という類似サービスがオススメ。

 

★モデル選びは「目的に合わせる」のが正解

価格重視だとiPadのコスパの高さが目立つ。ただし、充電がラクなApple Pencil 2を使えるのはAir以上。手書き目当てなら狙い目はAirだろう。

 

【One Point】アクセサリーを使ってさらに紙に近い書き心地を

iPadでさらに書き心地を追求するなら触感をより紙に近づけるアクセサリーを使うと良い。iPadに貼るフィルムや、Apple Pencilの交換用ペン先などがある。

 

BELLMOND

ペーパーライク上質紙タイプ

1798円

適度に摩擦があり、紙のような書き心地を実現した液晶保護フィルム。光の反射を抑えたアンチグレア仕様で目が疲れにくい。

 

ブライトンネット

BM-APRPSIN

1518円

Apple Pencilの交換用ペン先。摩擦を調整し、鉛筆に近い書き心地を実現している。力を入れて文字を書くクセのある人に◎。

 

【こんな解決策も!】PCに板タブレットをプラスするのもあり

iPadがなく、ペンと併せて購入するのは予算的に厳しいという人は、板タブを使用するという手も。使用するには別途PCが必要になるが、慣れてしまえば手書き機能自体はiPadと差異はない。

 

■iPadと板タブの違いは?

大きな違いは、ペンが接触する面にディスプレイがあるかないかという点。画面があるiPadは直感的に操作しやすいが、板タブはそのぶん安価。

 

ワコム

Wacom Intuos Mediumワイヤレス

2万1780円

板タブ初心者にオススメの小型モデル。PCと無線接続が可能で、スッキリした机上で使用できる。傾き&筆圧検知対応の高性能なタッチペンが付属。

SPEC ●読取方式:電磁誘導方式 ●読取可能範囲:216×135mm ●読取精度:±0.25mm ●筆圧検知:4096段階 ●サイズ/質量:W264×H8.8×D200mm/410g

ファーウェイタブレットが「お家時間」にプラスする「ちょっと便利で豊か」なひととき

先日、ファーウェイから発表された新タブレット「HUAWEI MatePad T 10s」。10.1型で税込価格が2万7280円とコスパに優れたエントリークラスのタブレットです。

 

 

10.1型ディスプレイのベゼルは狭額縁設計になっていて、約80%の画面占有率を実現。充実のサウンドシステムとあわせて、動画鑑賞などのエンタメを楽しむ際にその実力を発揮します。そんなエンタメ性能が高いHUAWEI MatePad T 10sは、様々な役立つ機能を持ち「暮らしを豊かにする」側面のあるタブレットなのです。

 

 

本記事では、HUAWEI MatePad T 10sがあると暮らしがどう豊かになるのかを、マンガ家のフナヤマヤスアキさん執筆のマンガを交えて紹介していきます。

 

■マンガを描いた人

マンガ家・イラストレーター

フナヤマヤスアキ

GetNavi webで「ディストピア×家電」をテーマにした連載作品「エレクトロジー」を執筆中。オカルト・ホラー・SF・お笑い・稲川淳二が好き。Twitterアカウントはこちら

 

まずは、そちらのマンガをお楽しみください!

 

 

 

 

猫のハナちゃんの春夏秋冬を楽しく愉快にするHUAWEI MatePad T 10s。微笑ましい猫ちゃんとのお家での風景を描いたマンガでしたが、実はこのマンガの中にはHAUWEI MatePad T 10sならではの機能・特性がたくさん盛り込まれています。マンガのシーンを交えつつ、HUAWEI MatePad T 10sが暮らしにどんな豊かさを与えてくれるのかを紹介していきましょう!

 

 

どんな姿勢でも持って苦にならない軽量設計

 

HUAWEI MatePad T 10sは、重量約450g、厚さ7.9mmと、近しいスペックのタブレット製品の中でも軽く薄い仕上がり。軽さを実現したポイントでもあるアルミ合金採用のリアパネルは、サンドブラスト加工を施しマットな質感になっています。ハナちゃんがスリスリと顔をこすりつけていたのは、その質感を楽しんでいたんですね。

 

↑マット仕様のリアパネルのカラーは、ディープシーブルー

 

 

おうち用のタブレットとして使う場合でも軽さは正義になります。作中で、電子書籍を寝転がりながら読んでいますが重量のあるタブレットだと、腕に負荷がかかって楽には読めないものです。室内で自由にデバイスを使うには、モノ自体の扱いやすさが重要になります。その点、HUAWEI MatePad T 10sの軽量性は大きなポイントとなるでしょう。

 

サイズ、価格以上の動画体験を生み出すディスプレイ性能

 

ハナちゃんを魅了したイルカの動画ですが、それもそのはず。HUAWEI MatePad T 10sには、独自の画像処理テクノロジー「HUAWEI ClariVu」が搭載されているからです。HUAWEI ClariVuとは、再生している動画の輝度を自動調整し、より鮮明に見やすくするもの。彩度調整や、映像処理アルゴリズムによってシャープ差を向上させることで、動画体験の魅力を引き出してくれます。

 

いま家の中でどこでも動画を観る機会が増えているのは、言わずもがな。在宅時間そのものが増えているのはもちろんですが、一人暮らしでも家族で暮らしている方でも、パーソナルな時間で動画を観る機会も一気に増えました。特にタブレットなら、リビング、キッチン、プライベートルームなど場所を問わずいつでも観れるため、その動画の質が高いことはすなわちお家でのエンタメ体験そのものが充実することに繋がるでしょう。

 

また、HUAWEI MatePad T 10sの動画体験を特別にしている理由は、ディスプレイだけでなくサウンド面も関係しています。ハナちゃんが感じた感動は、「パシャ―」とダイナミックに再生されたサウンドのおかげでもあるのです。

 

 

エンタメにビジネスに、使い方の幅が広がるサウンドの良さ

 

さて、動画体験を向上させるHUAWEI MatePad T 10sのサウンドについて、詳しく解説していきます。HUAWEI MatePad T 10sは、高出力のステレオスピーカーに、スピーカーからイヤホンまで様々な高音質モデルを持つ、オーディオブランド「Harman Kardon」によるサウンドチューニングが施されているのもポイント。ここまでサウンドに注力したタブレットはなかなか存在しません。HUAWEI MatePad T 10sは、他にも優れたサウンド性能を持っています。イヤホン使用時に音質効果をもたらす、HUAWEI独自のサウンドシステム「HUAWEI Histen 6.1サウンドエフェクト」を搭載。低音域や音量レベルに応じた周波数パラメータを自動補正したり、9.1chサラウンドセットアップによりバーチャル3Dサウンド効果を体験できたりと、迫力のステレオサウンドを楽しめます。

 

↑友達とのオンライン飲み会や、仕事の会議でもクリアな音声を発揮します

 

「eBookモード」で、電子書籍ビューアーとしても優秀な使い勝手

 

eBookモードとは、モードオンにすることでモノクロ表示にするモード。電子書籍で活字を読むのに読みやすくするモードで、快適に読書ができます。良い動画体験と同様に、読書もいかにストレスなく楽しめるかが重要。HUAWEI MatePad T 10sが気になる人の中では、「とりあえず電子書籍を読む用にしたい」と割り切って使いたい人もいると思います。作中で描かれている通り、寝転ぶなど自由な体勢、読みやすい表示ができると、室内でのタブレット利用もよりナチュラルにできるでしょう。

 

ビジネス、家族使いそれぞれに優れた機能性

エンタメ機能と、その汎用性、便利さをお伝えしてきましたが、ストレートに「役立ち」に特化した機能も持っているHUAWEI MatePad T 10s。横画面で同じアプリを2つのウィンドウに表示できる「アプリマルチプライヤー」は、商品のデザインを拡大して見ながらオンラインショッピングを楽しんだり、関連するレポートを横に並べてニュースを読んだりと、様々な使い方ができる便利な機能です。

 

↑左右の画面サイズは調整可能です

 

家族で兼用のタブレットが一台欲しいという方にも、「キッズモード」が搭載されているのでおすすめ。適切なコンテンツやアプリのみに使用を制限したり、利用時間をコントロールが可能なモード。子どもの顔とタブレットとの間の距離を測る「近距離アラート」、タブレットを見る際に寝転んでいたりと悪い姿勢が継続された場合にアラートを表示する「姿勢アラート」、極端に明るい、または暗い環境でタブレットを使用していないかをチェックする「明るさアラート」、特定の揺れを検知するとアラートを表示する「でこぼこ道アラート」といった多彩なアラート機能を搭載しているのも特徴です。

 

これら2機能は、シンプルに家の中でHUAWEI MatePad T 10sが存在するだけで、暮らしがちょっと便利になったり、暮らし方の幅が広がるもの。キッズモードで安全にタブレットを子どもと共有することで、ハナちゃんと飼い主さんのようにまた新しいコミュニケーションも生まれるでしょう。

 

HUAWEI MatePad T 10sが一台あるだけで、多彩な楽しみと暮らしに幅が出ることが伝わったのではないでしょうか。マンガで描かれているように、お役立ちの側面だけでなく「HUAWEI MatePad T 10sがあるから生まれる瞬間」が生まれる、つまり暮らしに楽しみや豊かさが「ちょい足し」されるのではないかと思います。そんなひとときに興味がある方は、ぜひ購入を検討してみてください。ちなみに、「HUAWEI MatePad T 10」というさらにお求めやすいコスパモデルも存在します。

↑HUAWEI MatePad T 10の価格は税込2万3980円

 

HUAWEI MatePad T 10sとサイズは同じですが、画面占有率はやや低くディスプレイサイズは9.7型になります。解像度も1280×800ピクセルと控えめ。HUAWEI ClariVuや、Harman/kardonチューニング、キッズモードのアラート機能の一部がカットされていたりしますが、動画性能や音響性能は高いことに変わりありません。より、動画視聴や電子書籍での読書に割り切った使い方をしたいという方は、こちらも検討してみてください。

 

 

活用方法を投稿して豪華景品をGet!「#私のMateの使い方」キャンペーン開催!

HUAWEI MatePad T10s/T10の発売を記念して、MatePadユーザーを対象に、ハッシュタグ投稿によるプレゼントキャンペーンを開催中。旧製品のMatePadも対象となりますので、MatePadユーザーや今回のマンガでMatePadに興味を持った方は、この機会に是非参加してみてください!

 

■キャンペーン詳細はこちら

 

【マンガをもう一度読む】※タップすると一覧が表示できます。

iPad Air 4はPC代わりの仕事用途に耐えられるか?

iPad Air 4は、iPad Pro向けの周辺機器も利用可能で、トラックパッドを用いた操作などが快適に行える。そんな新型iPadは、仕事にも生かせるのだろうか? 今回は、同クラスの様々な機器と比較してみた。

※こちらは「GetNavi」 2021年1月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が検証します

フリーエディター

有馬真一

スマホはSIMフリーモデルを中心にチェックする。5G対応製品が想定していたよりも安かったため5Gへ移行を検討中。

 

A14 Bionicチップ搭載で処理性能がUP

Apple

iPad Air 4

6万9080円〜

iPad Proと同サイズの10.9インチディスプレイを採用した新型iPad Air。最新のA14 Bionicを搭載する。第2世代Apple PencilやMagic Keyboardといった、Proシリーズのアクセサリーを使用可能だ。

SPEC ●OS:iPadOS 14 ●CPU:A14 Bionic ●ストレージ:64/256GB ●ディスプレイ:10.9インチ(2360×1640ドット)●サイズ/質量:W178.5×H247.6×D6.1mm/約458g

 

Appleが設計した64bitの最新プロセッサーを搭載。6基のコア構成にすることで、高性能コアを4基用いたiPad Proに迫る処理能力を実現。リアルタイムの音楽ミキシングなども軽くこなす。

 

仕事に使いやすいアクセサリーも充実!

Apple Pencil(第2世代)

1万5950円

ピクセル単位の描画に対応したApple Pencilの第2世代。iPad側面に磁石で装着して充電する。

 

Magic Keyboard

3万4980円

新型のMagic Keyboardも使用可能。トラックパッドを備えており、よりPCのような操作性に。

 

vs

 

【Case 1】U-10万 2 in 1 Chromebook

Chrome OSを搭載するChromebookは多様なモデルが登場している。着脱式2 in 1タイプのIdeaPad Duetは、タッチ対応のモニターが分離し、タブレット感覚でも使用可能だ。

レノボ

IdeaPad Duet Chromebook

4万841円

Chrome OSは起動の早さも魅力。本機は、iPadより手ごろな価格だ。

 

【Case 2】Surface Go 2

iPadのライバル・Surfaceも要検討。Surface Go 2は、高解像度の10.5インチ液晶を搭載した最廉価モデル。別売のキーボードカバーやペンと合わせれば操作感はiPadと同様だ。

マイクロソフト

Surface Go 2

6万5780円

Windows OSを搭載する点が最大の魅力。PCと同様の環境で作業ができる。

 

【Case 3】U-10万円PC+板タブレット

PCに板タブレットを追加すれば、iPadと同じようにペン入力を活用できる。今回は、PCと板タブレットを合わせて、iPad Air 4と似た価格帯になるように製品を選出した。

HP

14s-dk 1000

5万5000円

Ryzenプロセッサーを搭載する14型機。USB Type-Cを備えるなど、拡張性も◎。

 

ワコム

Wacom Intuos Small

1万4080円

ペン入力の入門に最適な小型の板タブレット。Bluetooth接続にも対応している。

 

【その1】コスパ勝負

キーボードやペンまで一式購入した場合にかかるコストを調査。さらに、Performance Testを用いて各機のベンチマークスコアも計測した。これらを総合的に考慮して順位を付けた。

 

ノートPCと板タブのセットはバランスが良好

価格だけで見るなら着脱式キーボードが同梱のIdeaPad Duetは圧倒的に安いが、性能ではやや不利。一方で、iPadとSurface Go 2は、どちらもキーボードが別売だが、その価格に大きな差がある。iPadのMagic Keyboardは3万4980円で、1万6940円のSurface Goの「タイプ カバー」の倍以上。やはりApple製品はアクセサリーが高い。総合的な性能とコスパのバランスでは、HPの「14s-dk 1000」が非常に優秀だった。

CPUベンチマークスコア(※) 合計価格
iPad Air 4 1592 12万110円
U-10万円 2 in 1 Chromebook 1479 4万841円
Surface Go 2 1619 9万5700円
U-10万円PC+板タブレット 4227 6万7100円

※:PassMark SOFTWAREの「Performance Test」アプリを用いて計測したスコア

ペンやキーボードを考慮すると、iPadもSurfaceもやや高価。ノートPC+板タブの組み合わせは、ペン入力の操作性にクセがあるが、コスパは優秀だった。

 

【その2】携帯性勝負

実際の使用時に近づけるべく、本体に着脱式キーボードと専用ペンを加えた合計の質量を計測して比較した。目安としては、1500gを超えると持ち運ぶ際に重さを感じがちといえる。

 

新型iPad Airは本体の質量は軽かったが……

本体質量だとiPad Air は約458gであるのに対して、Surface Go 2は約544gとやや重い。だが、iPadのMagic Keyboardは600gとかなり重く、Surface Go 2が用いる「タイプ カバー」はわずか245gしかない。実際に持ち歩く一式では、Surfaceが最優秀。次点はIdeaPad Duetとなっている。

 

↑iPad Air 4はフラットなデザインも特徴。GetNaviよりも小さく、収納性は良好だ

 

合計の質量 備考
iPad Air 4 約1079g Magic Keyboardは600gと重め。とはいえ、合計質量で考えても、最新のMacBook Airなどよりは軽い。
U-10万円 2 in 1 Chromebook 約935g キーボードとスタンドは合計で470g。ただし、スタンドの磁石がつく本体側に重心が偏り、重く感じる。
Surface Go 2 約814g カバーと一体化したキーボードは250gと超軽量。だが、タッチパッドの左右クリックが誤反応しがち。
U-10万円PC+板タブレット 約1580g Wacom Intuos Smallは230gと軽く、接続もBluetoothならワイヤレス。とはいえ、やはり携帯はしにくい。

キーボードなしの単体での軽さは、新型iPad Airが圧勝だった。ペン入力は使うもののキーボードがなくても問題ないのであれば、iPad Airがオススメとなる。

 

【その3】作業効率勝負

仕事用マシンとして使用するなら必須のOfficeソフトの対応状況を調査。そのうえで、定型の文章を打って、キーボードの感触をチェックした。また、通信速度の平均値も調べた。

 

CPU性能と通信形式の差がDL速度の差につながった

Officeは全機種で使用可能だが、iPadとChromeのアプリは機能に制限アリ。着脱式キーボードの打鍵感はいずれも良好で、文字配置に違いはあるものの慣れの範疇だ。ダウンロード速度は3回試行した平均を比較。結果、IEEE 802.11gの通信までしか対応していなかったノートPCが最下位に。

 

↑IdeaPad Duet Chromebookのキーボード。深さが1.2mm以上あり、十分優秀

 

マイクロソフトOfficeとの互換性 キーボードの打感 1GBファイルのDL速度
iPad Air 4 △(制限あり) 2分13秒
U-10万円 2 in 1 Chromebook △(制限あり) 2分41秒
Surface Go 2 5分24秒
U-10万円PC+板タブレット 5分42秒

iPadは、Excelがマクロに非対応なので、同機能が必要な人は注意。とはいえ、通信速度が他機種よりも断トツで早く、ストレスなく作業できる点で1位とした。

 

【その4】ペン入力のしやすさ勝負

タブレットとしての使用感を決定づけるスタイラスペンの使用感の差を検証。手書きで線を引くだけでなく、ペンでアイコンをポインティングした場合などの操作感も検証した。

 

使いこなしに慣れが必要も精緻な入力は板タブが一番

IdeaPad Duetを除き、どの機種のペンも機能や色の切り替えを登録できるサイドボタンを装備していた。筆圧検知も4096段階で共通。板タブは傾き検知こそ非対応だが、タッチ操作への追従性ではトップだと感じた。ただし、操作性はクセがあり、習熟が必要。その点、iPadは初心者も使いやすい。

 

↑板タブの入力位置はモニターの同じ位置とリンクする。この感覚に慣れが必要

 

サイドボタン 感圧検知 傾き検知 使用感
iPad Air 4 4096段階 ペン先の滑る感覚が◎。ペンの平らな部分はサイドボタンだ。
U-10万円 2 in 1 Chromebook × × × 専用ペンはなく、指操作が主。タッチ操作はあくまで補助か。
Surface Go 2 4096段階 ペンの裏が自動的に消しゴムに割り当てられているのが◎。
U-10万円PC+板タブレット 4096段階 × プラスチックのペン先で、鉛筆のような書き心地だった。

安価な板タブには傾き検知機能がなく、イラストなどではやや使いにくい。しかし、写真のレタッチやPDFへの手書きコメントの付与などは十分快適に行えた。

 

<より描き心地を求めるなら、液タブであれば高精度かつ直感的に使える>

手元のディスプレイ上に直接書き込める液晶タブレットなら、板タブのように画面と手元の動きを体に染み込ませなくても作業可能。メモをとるだけなら、電子ペーパーという手段もオススメだ。

 

富士通クライアントコンピューティング

QUADERNO A5サイズ

3万9800円

膨大な資料を持ち運び、取り出して書くことに特化した電子ペーパー。一度の充電で約3週間も駆動するスタミナが魅力。鉛筆のような書き心地を実現したペンが付属し、メモには最適だ。

 

ワコム

Wacom One 液晶ペンタブレット 13

4万2900円

充電不要のスタイラスペン「Wacom One Pen」が付属する、13.3型液晶を採用したペンタブレット。60度までの傾き検知に対応し、自然な書き心地となっている。最大表示色は1677万色だ。

“木の板”に描き込めるペンタブ!? 「WoodPad」が新感覚すぎるデバイス

プリンストンは、天然素材を天板に使用した新感覚のペンタブレット「WoodPad」を10月9日に発売します。

↑左:10.4インチ「PTB-WPD10」税抜価格1万1000円/右:7.5インチ「PTB-WPD7B」税抜価格7000円

 

同製品は、ペンで紙に絵を描くように、PCでイラスト作成や写真へのコメント書き込みなどができるペンタブレット。

↑PTB-WPD10

 

天然素材を使用した天板は、インテリアにも自然になじむ、やさしいデザインとなっています。サイズは10.4インチと7.5インチの2種類から選べます。

↑PTB-WPD7B

 

4096レベルの筆圧、傾き検知±60度に対応し、お絵描きなどの創作活動にて、細かなニュアンスまで再現することが可能。 電源が不要な付属の専用ペンは、質量約13gと非常に軽量かつ握りやすく、長時間の作業でも疲れにくくなっています。

プリンター&スキャナーいらず! 在宅ワークで活用すべき“ペーパーレス”ガジェット&アプリ

“新しい生活様式”のなかで、座り心地の良いチェアやPCスタンド、モニターなどを購入し、自宅を仕事スペースとして構築し直した人も多いでしょう。とはいえ、オフィスレベルにまでは揃えられないアイテムがあるのも事実。例えば「プリンター」が、そのひとつかもしれません。

 

多くのオフィスに導入されている印刷複合機はスキャナー機能も搭載し、印刷だけでなく手書きデータの共有にも欠かせないツール。家庭用のプリンター複合機を導入したり、近所のコンビニのコピー機を使ったりするのも解決策のひとつですが、せっかくならデジタルツールを使いこなし、「ペーパーレス」にチャレンジしてはいかがでしょうか。モノトレンド情報誌『GetNavi』編集部でデジタルガジェットを担当する・森 有史さんに、オススメのツールやアプリ・サービスを教えてもらいました。

 

まずは手書きができるデジタルツールを手に入れよう

ビジネスの場で“紙”を使うおもな目的として、資料の閲覧、共有、手書きでの書き込み(記入)が挙げられますが、そのなかでPCではできないのが「手書きでの書き込み」です。そこでまず用意したいのは、手書きができるデジタルツール。

 

「手書きツールの代表格といえば、やっぱりiPadでしょう。iPadには4機種ありますが、オススメは“無印iPad”の愛称で親しまれる『iPad』です」(『GetNavi』デジタル担当・森 有史さん・以下同)

 

タブレットの代表「iPad」を購入するなら最安機種で十分

Apple「iPad(10.2インチ)」
3万8280円〜

名前からもわかるように、iPadのスタンダードモデル。容量は32GBと128GBから選べます。

「メモの作成や書類への書き込み、メールの送受信などに使用するなら、本機で十分。3万円台と手ごろな価格で購入できます。10月発売の新モデル(第8世代)は、2019年モデルよりもCPUが強化され、より高性能になりました。イラストの作成や凝った動画編集といった本格的なクリエイティブ作業以外に使うのであれば、過不足なく対応できます」

 

・iPad Pencilがあればよりスムーズに手書きできる

Apple「Apple Pencil」
1万1880円(第1世代/写真上)/1万5950円(第2世代/写真下)

iPad専用のデジタルペンシル。ピクセルレベルの精密さを持ち、思い通りに手書きができます。

「第1世代と第2世代の2モデルあり、iPadの機種によって対応するモデルが異なるので気を付けましょう。形と充電方法が異なりますが、書き心地はほぼ同じ。筆圧感知機能を搭載していて、アナログでの筆記のように、筆跡に濃淡や太さの変化も加えられます(アプリによる)」

 

↑「第1世代(iPad、2018年モデルのiPad air、iPad miniに対応)はペン後端のキャップを外し、中にあるLightning端子をiPadに挿し込んで充電します。第2世代(iPad pro、2020年モデルのiPad airに対応)はワイヤレス充電に対応しているので、iPad本体の側面にマグネットで取り付けるだけで充電できます」

 

・iPadの機種を選ばず使える! Apple Pencilのテクノロジーを採用したデジタルペンシル

Logicool「CRAYON」
9680円

2018年以降に発売したiPadシリーズであれば、機種を選ばずに使えるデジタルペンシル。Apple Pencil同様のテクノロジーが採用されていて、100種類以上のアプリに対応します。

「Apple Pencilには、iPadを買い換えたときに機種によっては、以前使っていたモデルが対応しないという可能性があります。また、家族で異なる機種を使っていた場合、併用できない可能性も。その点、本品ならどの機種でも使えます」

 

↑「ペアリングの設定が不要で、ペンの電源をONにするだけで書けるのが魅力です。フラットな形状なので、机から転がり落ちにくいのもポイント」

 

目に優しい電子ペーパー端末。ネットにつながらないことが逆にメリット!?

富士通クライアントコンピューティング「電子ペーパー『クアデルノ』」
3万9800円(A5サイズ)/5万9800円(A4サイズ)

手書きができるデジタルツールには、「電子ペーパー」という選択肢もあります。本機は画面にバックライトがついていないため、長時間使用しても目が疲れにくいのが特徴。デジタルノートやデジタル手帳として活用したり、書類を取り込んで書き込みをしたりできます。

「厚さ約5.9mm、重さ約251g(A5サイズ)、約350g(A4サイズ)と薄くて軽いので、iPadより持ち運びしやすいのもメリット。専用アプリを使いPCやスマホと連携させて、データの出し入れを行います。インターネットにつながらないので、ネットサーフィンやSNSなどの誘惑が少なく作業に集中できるのもポイントですね」

 

↑「静電容量方式タッチパネルと専用スタイラスペンの組み合わせで、本物の紙に書いたような書き心地を味わえます。ペンの色は黒・赤・青の3色。画面は白黒表示ですが、書き込んだデータをPCやスマホに書き出せばカラーになりますよ」

 

ここまでデジタルガジェットを見てきたところで、今度は森さんオススメのペーパーレスサポートアプリとウェブサービスを紹介します。

 

アプリやウェブサービスを活用すれば紙なしで仕事ができる

ここまでデジタルガジェットを見てきたところで、今度は森さんオススメのペーパーレスサポートアプリとウェブサービスを紹介します。

 

・スマホカメラが高性能スキャナーに早変わり!

Microsoft「Microsoft Office Lens」(iPhone・iPad・Androidに対応)
無料

スマホやタブレットのカメラ機能を使い、紙書類をデータ化できるアプリ。「紙の書類だけでなく、ホワイトボードや黒板に書いた文字も簡単にデータ化できます。OCR機能を搭載しているので、画像の中の単語を検索することもできます」

 

↑「傾き補正やトリミングといった自動画像処理機能を搭載しているため、真上から撮影できなくても問題ありません」

 

↑「このアプリの一番の特徴はMicrosoftアカウントと連携できること。デジタル化したデータをOneDriveやOneNoteなどのOfficeアプリに保存ができるので、PCにデータを共有するのも簡単です。もちろんスマホアプリからそのままメールに添付して送ったり、PDFとして保存したりすることもできますよ」

 

・回覧書類への捺印もPC上で完結

白舟書体「web認印」
無料
※PCのみに対応

ビジネスシーンでは認印を求められる機会も多くあります。そんなときに活躍するのが、ウェブ上で認印の印面データを作成できるサービスです。作りたい名字を入力して、書体・サイズ・色を選ぶだけ。日本の名字上位1万種類に対応しています。「電子印鑑や電子署名としては使えませんが、社内での回覧書類などへの認印として使うには十分です」

 

↑「書体は古印体、印相体の2種。サイズは10.5mm、12.0mm、13.5mmの3種、インクの色は朱、赤、紅の3色から選べます」

 

↑「完成した印面は別ウインドウに表示されるので、右クリックで画像保存するだけでOK。書類に画像として貼り付けて使います」

 

・PDFへの書き込みにも使えるファイル管理アプリ

Readdle「Documents by Readdle」
無料
※iPhone・iPadに対応

iPhone・iPad用のファイル管理アプリ。ドラッグ&ドロップでのファイルの移動や、zip圧縮・解凍などができ、PCのデスクトップ上で作業をするようにファイルを管理できます。「実はファイルの管理だけでなく、PDFへの注釈入れアプリとしても優秀。iPhoneやiPadで簡単に注釈を入れられます。私は雑誌の入稿や校正など編集作業を、ほぼこのアプリひとつで行っています」

 

↑「キーボードで打ち込んでも、デジタルペンで手書きしてもOK。メモを貼り付けることも可能です。また、AdobeのAcrobat Readerなど、他のPDFソフトで付けたメモを開いたり編集できたりするのも便利です」

 

↑「DropboxやGoogle ドライブ、Boxなど各種クラウドストレージとも連携し、データの共有も簡単。同じLANに繋がっているPCとデータのやり取りができる『Wi-Fi Transfar』機能も魅力ですね」

 

ペーパーレスを実現するには、複数のデジタルツールをうまく組み合わせるのが大切。それらの機能をフルに活用するには、もはやWi-Fi環境は必須です。最後に、大容量データのやりとりにもストレスフリーな、最新のWi-Fiサービスについて。

 

「Wi-Fi 6」を導入してプチストレスを解消

ペーパーレスを実現するには、複数のデジタルツールをうまく組み合わせるのが大切。それらの機能をフルに活用するには、もはやWi-Fi環境は必須でしょう。さらに最近ではオンライン会議なども増え、大容量データを扱う機会がグンと増えています。

「通信が遅いことで、知らないうちにプチストレスを感じている人は意外と多くいます。ちょうど今年の1月に、『5G』と同時に『Wi-Fi 6』がサービス開始になったので、通信環境を見直してはいかがでしょうか。Wi-Fi 6には、従来のWi-Fiに比べてスピードが早い、混雑に強い、省エネという3つのメリットがあります。今年はWi-Fi 6対応の機種が続々と登場しているので、仕事効率アップのためにも、ルーターの買い替えがオススメです」

 

スマホもPCもスイスイ繋がるからストレスフリー

バッファロー「WSR-5400AX6」
オープン価格(実売価格1万7200円)

高画質動画など大きなデータも安心して通信できるルーター。Wi-Fi 6にも対応しています。家全体にWi-Fiが行き渡るよう家の中心に置かれることを想定し、インテリアにも馴染むデザインを採用。

「ルーターを選ぶときは、スマホだけでなくPCでの通信も高速化したい場合、5GHzで160MHzに対応しているかを確認しましょう。本機はその基準を満たしているのと同時に、主要なiPv6サービスにもほぼ対応しています。遅延なくオンラインゲームをやりたい人も、本機なら問題なしです」

 

ペーパーレスは情報を簡単に共有できるだけでなく、ランニングコストが抑えられたり、自宅に紙書類が増えるのを防げたりと、メリットはたくさん。マクロな視点でいえば、環境保護にもつながります。最新のデジタルツールを駆使して、快適なペーパーレス環境を整えてはいかがでしょうか。

 

【プロフィール】

モノトレンド情報誌『GetNavi』ディレクター / 森 有史

創刊から20年超、デジタル機器など家電製品から自動車、食品にいたるまで、一貫してさまざまなモノに関する情報を提供してきた雑誌『GetNavi』で、ディレクターを務める。PCやスマホなどのデジタル機器からカメラ、ゲームまで幅広く担当する。在宅勤務導入によりほぼiPadのみで、雑誌の制作作業を行っている。

 

【給付金でいま買うべきモノ】<No.09>タブレット

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

エンタメに、仕事にと、幅広く活躍するタブレット。最近では、ペン入力対応が当たり前となってきており、さらに利便性を増している。数年前の旧型を持っている人でも買い替えはオススメだ。

 

押さえておきたい! タブレット最新トレンド

指での操作だけではなくペン入力対応が主流に

入力手段としてキーボードやマウスにも対応

機能を絞った普段使い用の低価格モデルが増加中

 

私がオススメします!

フリーライター

小松未都さん

家電、雑貨をこよなく愛するライター。iPad+Magic Keyboardでの仕事のしやすさにはまり、Surfaceの導入も検討中。

 

iPad一択の状況が変わり、各陣営の群雄割拠時代に

タブレット市場は長らく、iPadを擁するApple1強とも言える状況が続いていた。現行ラインナップでは、シリーズ全機種がApple Pencilによるペン入力に対応。さらにiPadOSが登場し、マウスやキーボードを接続して作業が可能になるなど、タブレットの枠組みを超え、大きく進化を遂げた。ここにきて、いわゆる2 in 1ノートとの垣根はかなり低くなりつつあるのだ。

 

そこで、iPadのライバルとして浮上してきたのが、マイクロソフトのSurfaceシリーズだ。同社の強みであるOfficeを標準搭載することで、ビジネスユーザーの獲得に成功。着実にシェアを伸ばし始めた。Android陣営もファーウェイがコスパの高さを武器にラインナップを拡充中。低価格化が進んだことで、陳腐化しつつあったタブレット市場は大きく様変わりした。その一方で、違った路線を歩むのがAmazonだ。Fireシリーズは、低価格でありながら十分なスペックを備えることをウリに、格安タブレット市場を制圧しつつある。

 

<その1>映像制作にも耐える高精細ディスプレイを搭載

OS iPadOS
ディスプレイサイズ 10.5インチ
カメラ 背面8MP/前面7MP
質量 456~464g

 

Apple

iPad Air

実売価格 6万280円~

A12 Bionicプロセッサーを搭載したiPadシリーズの中級機。周囲の光源に合わせてホワイトバランスを調整するTrue Toneディスプレイを採用。拡張端子のSmart Connectorも備えており、純正キーボードカバ―も用意される。

 

SPEC●CPU:A12 Bionic●ROM:64/256GB●メモリ:非公開●バッテリー駆動時間:約10時間●サイズ:W250.6×H6.1×D174.1mm

 

↑フロント、リアどちらのカメラも1080pのフルHDビデオ撮影に対応。文書を精細にスキャン可能で仕事にも使いやすい

 

【いま買うべき理由】筆圧対応で書き味バツグンなApple Pencilに対応

「第1世代のApple Pencilを使用可能。傾きと筆圧の検知に対応しており、手書きのような書き心地が得られます。ペンの充電は、キャップを外してLightning端子に挿すだけと手軽です」(小松さん)

↑ペン入力対応アプリも豊富に用意される。メモからイラストまで用途は多彩だ

 

<その2>仕事にプライベートに使える2 in 1ノート

OS Windows 10 Home Sモード
ディスプレイサイズ 10.5インチ
カメラ 背面8MP/前面5MP
質量 544~553g

 

マイクロソフト

Surface Go 2

実売価格 6万5780円~

上位構成では第8世代Core iプロセッサーを選択でき、マルチタスクも快適なWindowsタブレット。携帯性に優れ、バッテリー駆動は最大10時間。microSDカードリーダーを内蔵しており、最大1TBのストレージを追加可能だ。

 

SPEC●CPU:Pentium Gold 4425Y●ROM:64/128GB●メモリ:4/8GB●バッテリー駆動時間:約10時間●サイズ:W245×H8.3×D175mm

 

↑別売のキーボードカバー(1万6940円)は、スリムながらバックライトを搭載。使用時はやや角度が付くため、打ちやすい

 

【いま買うべき理由】Officeソフト標準搭載で仕事にすぐ使える

「買い切り版のMicrosoft Officeを標準で搭載。一般的な仕事であれば、一台で完結します。サブスク版のOffice365と異なり、クラウドサービスは利用できない点には注意を」(小松さん)

↑別売のOffice 365はサブスク版。サブ機でもOfficeを使いたい場合はこちらを

 

<その3>1万円以下で購入できるコスパ最強タブレット

OS Fire OS
ディスプレイサイズ 8インチ
カメラ 背面720p/前面2MP
質量 355g

 

Amazon

Fire HD 8

実売価格 9980円

1万円を切る価格でバッテリー駆動最大12時間を実現した8インチモデル。720pのHD動画撮影に対応したフロントカメラやDolby Atmos対応デュアルステレオスピーカーを備えており、ビデオ会議などの用途にも適した一台だ。

 

SPEC●CPU:クアッドコア2.0GHz●ROM:32/64GB●メモリ:2GB●バッテリー駆動時間:約12時間●サイズ:W202×H9.7×D137mm

 

↑大きすぎない8型モデル。音声操作が可能なAlexa対応スマートディスプレイとして、ベッド脇やキッチンなどに置いて用いることもできる

 

【いま買うべき理由】アプリを使えば格安のサブディスプレイにも!

「Fire HDシリーズは、Amazon独自のアプリストアを使用することが前提。無線接続でFire端末をサブディスプレイ化するアプリ『space desk』など、実用的なアプリが揃っています」(小松さん)

↑Fire TV Stick(別売)とも連携。タブレットの映像をテレビなどへ表示可能だ

 

<その4>パワフルなCPUでマルチタスクを軽々こなす

OS EMUI 10.1
ディスプレイサイズ 10.4インチ
カメラ 背面8MP/前面8MP
質量 約450g

 

ファーウェイ

MatePad

実売価格 3万2780円

約7.9mm狭ベゼル仕様の10.4型Androidタブレット。アプリの2画面表示に加え、フローティングウィンドウも表示できるマルチウィンドウ機能を搭載。4基のスピーカーと4基のマイクを備え、ノイズを抑えたビデオ会議が行える。

 

SPEC●CPU:HUAWEI Kirin 810●ROM:32GB●メモリ:3GB●バッテリー駆動時間:約12時間●サイズ:W245×H7.4×D155mm

 

↑eBook機能を新搭載。コントラストや輝度を自動で調整し、読書に最適な画面の明るさに調整する。ブルーライトカット機能にも対応

 

【いま買うべき理由】マルチウィンドウ機能で効率よく作業が可能

「画面を2分割するマルチウィンドウ機能で、メモを取りつつ、ブラウジングするといった作業を一台で行えます。より多数のアプリをPCのように使えるデスクトップモードも便利です」(小松さん)

↑2画面分割のほか、必要に応じてフローティング画面でもう1アプリを使える

 

【CHECK!】手書き入力アプリのオススメ!

ペン入力対応タブレットが一気に増え、手書き入力アプリの活躍の場が広がっている。以下で、他とは一線を画するオススメアプリを紹介しよう。

 

<その1>無料でも高機能なノートアプリ

MetaMoJi Corp.

MetaMoji Note Lite

無料

紙と同様の感覚で自由自在に文字が書ける手書きノートアプリ。ノートを取るだけでなく、簡単な写真の切り抜き加工や、PDFの読み込み&注釈の書き込みなどにも対応した多機能さが魅力だ。

対応OS●iOS、Android、Windows

 

<その2>ひと目でわかるシンプルなノート作りに

Ginger Labs

Notability

1100円

簡単に電子ノート作りができるアプリ。インポートまたはスキャンした資料、PDFにマーキング&書き込みができるほか、メモを取りながら録音ができ、議事録の作成などを手軽に行える。

対応OS●iOS

 

<その3>本格的なお絵描きが誰でもできる

ibis inc.

アイビスペイント

980円

362種のブラシ、1000種以上のフォント、2500点以上の素材などを使用し、イラストやマンガが描けるお絵描きアプリ。描いた絵を投稿し、ユーザー間で共有して楽しむこともできる。
対応OS●iOS、Android、Windows

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

【With・Afterコロナ時代の新しい“仕事”様式】タブレット超活用術

PC的な作業も自由な手書きも1台でこなせる!

自宅で仕事をする必要があるけど、PCは大仰すぎる――そんなときピッタリなのが、スマホの手軽さとPCの効率性を兼ね備えたタブレットだ。iPadを中心に、その使いこなしワザを解説しよう。

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

iPadは全シリーズペン入力に対応

iPadを使うなら、入力用のペン(スタイラス)を使うと快適性が格段にアップする。現行のiPadシリーズなら、全機種が専用ペン「Apple Pencil」に対応している。

 

【Tips 1】コレさえ知ればPC同様!「ファイル」アプリを使おう

Apple

ファイル

無料

本体内やクラウド内にあるファイルを一覧・管理できる純正アプリ。ファイルの検索やコピー、移動、タグ付けといった作業が行える。

 

1.iPadなら「カラム」表示が可能

「ファイル」アプリでは、様々な方式でファイルを一覧表示できる。iPad版だけ使用できるのが「カラム」表示。「ファイルのある場所(本体など)」→「その中のフォルダ一覧」→「その中のファイル一覧」といった階層表示ができ、大画面を生かせる。

 

↑「ファイル」の一覧。カラム表示にするには右上のアイコンを押す

 

↑カラム表示。ファイルをフォルダ間でドラッグ移動するのに便利

 

2.ZIPの圧縮・解凍に対応

ZIP形式のファイルの圧縮・解凍(展開)にも対応する。多数のファイルをまとめたい場合や大容量ファイルを送りたい場合、ZIPファイルを受信・ダウンロードした場合などに、PCを使わずiPadだけで作業を行えるのが便利だ。

 

↑解凍したい場合、ZIPファイルを長押しして、メニューの「伸張」をタップ。すると、同じフォルダ内に解凍される

 

3.メールへのファイル添付やDLに対応

本体内の写真や文書ファイルをメールに添付したい場合も「ファイル」が活躍する。また、メールに添付されているファイルを利用したい場面も便利だ。

 

↑目的のファイルを長押し。表示されたメニューから「共有」をタップ

 

↑「メール」をタップすれば、添付された状態で新規メッセージが開く

 

4.他社製クラウドにもアクセスできる

「OneDrive」「Google Drive」などの他社製クラウドにもアクセス可能。使いたいサービスの公式アプリをインストールし、サインインしておこう。

 

↑「場所」で「その他の場所」をタップ。目的のサービスをオンにする

 

↑「場所」にそのサービスが追加され、「ファイル」から利用できる

 

【Tips 2】操作性向上にはBluetoothのマウス&キーボードを

まるでPCのような使い勝手を実現

マウスとキーボードを使えば、ファイルの選択や移動、長文の入力などが格段にしやすくなる。Bluetooth接続なら、ケーブルが邪魔になることもない。オススメは、iPad Pro用に開発された「Magic Keyboard」だ。

 

↑ペアリング方法。「設定」画面の「Bluetooth」でキーボードを選択しよう

 

↑iPad Pro向けのMagic Keyboardを使えば、PCライクな使い勝手になる

 

【Tips 3】Split View&Slide Overを使えば画面分割で効率がアップ

横にしてDockからアプリアイコンを長押し&ドラッグする

画面を分割して2つのアプリを同時表示するのが「Split View」、アプリを起動中に別のアプリを小窓で表示するのが「Slide Over」。どちらも2つのアプリを同時に利用できる便利機能だ。

 

↑Split View。Dockでアプリを少し長押しして、画面左端や右端にドラッグ

 

↑Slide Over。Dockでアプリを少し長押しして、画面内のどこかにドラッグ

 

【Tips 4】タブレットならでは! ペン入力でペーパーレスを実現しよう!

1.「マークアップ」をフル活用して仕事効率を上げる

「メッセージ」「メール」「メモ」といったマークアップ対応アプリでは、画面内に手描きで図形や文字などを追加することができる。情報を直感的に追加できるため、作業効率が大幅にアップする。

 

「写真」のマークアップは「編集」→「…」で実行

描き込みをしたい画像を選択し、画面内に表示された「編集」を選択。次に「…」ボタンを押すとそのなかに「マークアップ」の項目が。

 

ペンの太さや色を選び自由に写真を装飾できる

マークアップツールバーを起動した状態。「ペンの種類」「色」「文字」「図形」といったツールを選んでタップし、描き込んでいこう。

 

マークアップを使いこなせば……書類へ直感的に書き込めるように!

 

[マークアップの裏技1]マーカーの透過度を下げて、見せたくない部分を目隠し

マークアップで描いた線の色は透過度を設定できる。色選択の際にスライダーの左右で線の透過度を設定しよう。

 

[マークアップの裏技2]フリーハンドツール以外で読みやすい資料を作る

マークアップツールバー右の「+」内には、テキストや定型の図形を描くツールが。手書きと組み合わせて見やすい資料を目指そう。

 

[マークアップツールのオススメ機能]

マーカーツール

なぞった部分を太い線で塗ることができる。文章を目立たせたいときなどに便利。

 

鉛筆ツール

細くシャープな線を書く機能。文字が小さなPDF文章へ注釈を入れるのに使える。

 

2.無料で高性能のPDF編集ソフトを使いこなす

Readdle

Documents by Readdle

無料(アプリ内課金あり)

PDFの閲覧・編集アプリ。テキストや注釈、図形などの追加や新規作成ができる。複数人で共有し、共同作業することも可能。ファイル管理機能を持ち、各種クラウドサービスと連携して使える。

 

↑線種の選択。色や太さのほか、透明度を調節して重ね描きもできる。対応するペンを使えば、筆圧検知も利用可能なのが魅力

 

↑暗号化などのPDF編集機能は、課金すれば追加できる。無料でも機能は十分だが、より高度な作業を行いたいなら検討しよう

 

3.タッチペンは目的に合わせて選ぼう

Apple Pencilは確かに便利だが、価格がやや高い。電池を使用しないタッチペンでもある程度の筆記は可能なので、自分の用途に合わせてペンを選んでみよう。

 

【アクティブ式】

Apple

Apple Pencil 2

1万5950円

Apple純正のiPad専用ペン。第2世代となり、iPad本体の側面に貼り付ることで、ワイヤレス充電が行える。

[こんな用途に◎]

対応アプリが豊富。傾き・筆圧検知などを備え、本格的なイラスト制作も十分に可能だ。

 

【アクティブ式】

ロジクール

Crayonデジタルペンシル

8778円

筆圧検知は非対応だが、方式は純正品同様。転がりにくいフラット形状で、充電はLightning端子から行う。

[こんな用途に◎]

Apple Pencil同様、ペンを持つ手を画面に置いても誤検出しない。メモ書き中心なら十分だ。

 

【パッシブ式】

サンワサプライ

PDA-PEN27SV

1148円

導電性シリコンゴムを用いた、充電の必要ないタッチペン。太さの異なる2種類のペン先が付いている。

[こんな用途に◎]

指で描画するよりは使いやすい。手を画面に乗せて書き込めないので、短時間の使用向き。

 

<iPadじゃなくてもOK!Android & Windowsならコレ!>

[OS Windows]PCとまったく同じ環境でOfficeソフトを活用できる

マイクロソフト

Surface Go 2

6万5780円

10.5インチのタッチパネルを搭載する2 in 1タブレット。544gと軽量で、別売のキーボードカバー込みでも800gを切る。専用ペンも用意されており、使い勝手に優れる。

[ココがイイ]

Windows 10搭載なのが魅力。会社や個人のPCで使っているアプリがそのまま使える可能性が高い。

[ココに注意]

価格対性能比で見るとやや高価。また、専用アクセサリーまで含めると、モバイルノート並みの価格に。

 

[OS Android]コストパフォーマンスはピカイチ! カスタマイズで高性能ワークマシンに

ファーウェイ

MatePad Pro

6万5780円

10.8インチ(2560×1600)液晶タブレット。指紋センサーを備えるほか、ビデオ会議を快適にするAF搭載カメラやサラウンドスピーカーなど、仕事にも使える装備が充実。

[ココがイイ]

2048段階の筆圧感知に対応した専用スタイラスペン(別売、1万890円)を用意。ペン入力が超快適だ。

[ココに注意]

Googleモバイルサービス非対応で、アプリストアは独自仕様。今後のアプリの充実度や互換性が気になる。

 

 

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プロがジャッジ! この冬買いたいAndroid/Windowsタブレット8選【2017】

タブレット端末は、プライベートで手軽に使えるAndroidタブレットと、ビジネスでも活躍するキーボード付きのWindowsタブレット(2in1タイプ)が人気。そこで今回は、各タブレットの人気機種4モデルを、デジタル製品に詳しいライターのナックル末吉さんのコメント付きで紹介します。この冬、新しい端末を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

20171128-i02 (2)↑ナックル末吉さんが実際に使ってチェック

 

【Androidタブレット】

1.スタンド付きで動画視聴に最適

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Lenovo「YOGA Tab 3 10」
実売価格2万3650円

可動式のスタンドを備え、利用シーンに応じてホールド、チルト、スタンド、ハングの4つのモードで使用可能。導電性の有無やパネルへの接触面積からタッチを認識し、一般的な鉛筆やペンをそのままスタイラスとして利用できる「AnyPenテクノロジー」を採用しています。

●CPU:Qualcomm APQ8009 クアッドコア(1.3GHz)●メモリ:2GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1280×800ドット)●バッテリー:連続使用約18時間●サイズ/質量:253×185×3.5-9.5mm/約655g

 

「スタンドを搭載したLenovo『YOGA Tab 3 10』は、動画視聴向き。外に持ち歩くにはやや重く、スタンドの分だけ厚みもあるので、自宅専用機が欲しい人にオススメです」(ナックルさん)

 

2.ガラス採用の薄型ボディがスタイリッシュ

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NEC「LAVIE Tab TE510/HAW」
実売価格3万6800円

本体背面に耐久性・傷耐性にすぐれた「Gorilla Glass 4」を採用し、厚さ約7.2mmの薄型ボディを実現。すばやくログインできる指紋認証の採用でセキュリティを強化しています。タブレットの起動から基本的な操作方法までがわかるセットアップシートや、Googleアカウントの登録方法、インターネットやメールのはじめ方などを解説したガイド「かんたん!LAVIE Tab for Android」など、初心者でも簡単に使い始められます。

●CPU:Qualcomm APQ8053 オクタコア(2Hz)●メモリ:3GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1920×1200ドット)●バッテリー:連続使用約8.8時間●サイズ/質量:246.8×172.5×7.2mm/約485g

 

「NEC『LAVIE Tab TE510/HAW』は、隙のないスペックと使いやすさなので、これを買っておけば不満なし、という意味ではタブレット初心者や初めての1台にオススメ。国内メーカーらしくサポートが充実しているので、お子さんや高齢者へのプレゼントにも最適です」(ナックルさん)

 

3.お手ごろ価格の10型タブレット

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ASUS「ZenPad 10(Z301M)」
実売価格2万1400円

独自の映像テクノロジー「ASUS VisualMaster」により、鮮明な映像を再生。ディスプレイには指紋がつきにくい「アンチフィンガープリント加工」を施しているので、いつでもきれいに使えます。本体カラーはダークブルー、クラシックホワイト、アッシュグレーの3色(画像はアッシュグレー)。

●CPU:MediaTek MT8163Bクアッドコア(1.3GHz)●メモリ:2GB、ストレージ:16GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型ISP(1280×800ドット)●バッテリー:連続使用約10時間●サイズ/質量:251.7×172.1×8.9mm/約470g

 

「ASUS『ZenPad 10(Z301M)』は価格は安いのですが、スペックは1世代前のものという印象。自分の用途に合ったスペックかどうか見極められる人なら、コスパが高いといえます。また、2台目、3台目としてもオススメです」(ナックルさん)

 

4.持ち歩きたくなる8型タブレット

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Huawei「MediaPad M3 Lite」
実売価格2万7670円(Wi-Fiモデル)

フルHD解像度の8型ディスプレイを搭載。Android 7.0をベースにした独自のUI「Emotion UI」を搭載しており、誰でも使いやすい操作性を実現しています。Wi-Fiモデルのほか、ナノSIMカードを挿して単独でネット通信が行えるLTEモデル(2万8962円)もラインナップ。

●CPU:Qualcomm MSM8940 オクタコア(1.4GHz)●メモリ:3GB、ストレージ:32GB●ディスプレイ:タッチ対応8型ISP(1920×1200ドット)●バッテリー:連続使用約時間-(4800mAh)●サイズ/質量:213.3×123.3×7.5mm/約310g

 

「HuaweiHuawei『MediaPad M3 Lite』は、持ち歩いて使うことを考えている人向け。今回はWi-Fiモデルを使いましたが、格安SIMを挿して便利に使えるLTEモデルもオススメです」(ナックルさん)

 

【Windowsタブレット(2in1)】

5.アルミボディ採用のエントリーモデル

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ASUS「TransBook T101HA」
実売価格3万2460円

アルミボディを採用したクラムシェル型ノートPCのようなスタイルが特徴。180度回転するヒンジにより、様々なスタイルで使うことができます。充電端子はマイクロUSBなので、モバイルバッテリーから給電することも可能。

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●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Atom x5-Z8350(1.44GHz)●メモリ: 2GB、ストレージ:eMMC 64GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型IPS(1280×800ドット)●インターフェイス:USB 2.0×1、マイクロUSB×1、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMI出力、ヘッドホン●バッテリー:約13.6時間●サイズ/質量:261×175×20mm(キーボード装着時)/約580g(本体のみ)、約1080g(キーボード含む)

 

「ASUS『TransBook T101HA』は、ほかに比べてスペック的にはやや見劣りしますが、マイクロUSB給電ができる点は魅力。ACアダプターは以外と重くて荷物になりますからね。キーボードは標準的な仕様ですが、ややたわむのでハードパンチャーは注意」(ナックルさん)

 

6.ビジネスでもプライベートでも活躍する2in1

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Lenovo「ideapad Miix 320」
実売価格3万8670円

堅牢なキーボードを備えたクラムシェル型スタイルの2in1タブレット。広い視野角のIPSディスプレイや、迫力のサウンドを再現する「Dolby Advanced Audio」を搭載し、ビジネスでもプライベートでも活躍します。本体にUSB Type-Cを装備するほか、キーボード部にフルサイズのUSB端子を2ポート備え、拡張性も優れています。

20171128-i02 (19)

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Atom x5-Z8350(1.44GHz)●メモリ: 4GB、ストレージ:eMMC 64GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型IPS(1920×1200ドット)●インターフェイス:(本体)USB Type-C×1、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMI出力、ヘッドホン、(キーボード)USB 2.0×2●バッテリー:約11.3時間●サイズ/質量:249×184×17.6mm(キーボード装着時)/約550g(本体のみ)、約1020g(キーボード含む)

 

「Lenovo『ideapad Miix 320』は低価格ながらフルHDディスプレイを搭載しており、USB Type-Cも備えているところがポイントです。キーの形状は正方形に近く打ちやすいですが、配列は上部にファンクションキーがない5列タイプなので、ショートカットを多用する人は慣れが必要でしょう」(ナックルさん)

 

7.持ち運びやすいキーボード一体型カバーを採用

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富士通「arrows Tab QH35/B1」
実売価格4万6380円

キーボード一体型の専用カバーが付属する2in1タブレット。カバーを折りたたんでスタンドにすることも可能。日本語入力の使いやすさに定評のあるATOKや、簡単な文章の作成・編集が可能なOffice Mobileもプリインストールしています。

20171128-i02 (14)

●OS:Windows10 Home(32bit)●CPU:Atom x5-Z8350(1.44GHz)●メモリ: 2GB、ストレージ:eMMC 128GB●ディスプレイ:タッチ対応10.1型IPS(1280×800ドット)●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 2.0×1、マイクロSDカードスロット、マイクロHDMI出力、ヘッドホン×1●バッテリー:約7.5時間●サイズ/質量:270×190×20mm(キーボード装着時)/約620g(本体のみ)、約999g(キーボード含む)

 

「富士通『arrows Tab QH35/B1』は国内メーカーらしく、Office MobileやATOKといったソフト面が充実しているので、これらが必要な人にとってはコスパが高いといえるでしょう。スタンドは場所をとる上、画面角度の調整もできないので、デスクの上以外では広げにくいので注意。キーボードはピッチが少し狭いですが使いやすさは及第点です」(ナックルさん)

 

8.スタイリッシュな大画面型モデル

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Huawei「MateBook E」(Core i5モデル/オフィスなし)
実売価格12万1672円

2K解像度の12型ディスプレイを備えたスタイリッシュモデル。付属のキーボード一体型カバーは高級感のあるレザー調で、背面のヒンジによりディスプレイ角度の調整も可能。静電容量式のペンに対応しており、オプションのMatePenを使えば繊細なイラストなども描くことができます。パワフルなCore i5搭載モデルのほか、モバイル向けのCore m3搭載モデルも用意し、用途に応じて選択可能。

20171128-i02 (20)

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Kaby Lake Core i5(m3モデルもあり)●メモリ: 8GB(m3は4GB)、ストレージ:SSD 256GB(m3は128GB)●ディスプレイ:タッチ対応12型IPS(2160×1440ドット)●インターフェイス:USB Type-C×1、ヘッドホン●バッテリー:約9時間●サイズ/質量:278.8×194.1×6.9mm(本体のみ)/約640g(本体のみ)、約1100g(キーボード含む)

 

「Huaweiの『MateBook E』は、Core i5を積んでいたり、大容量SSDを搭載していたりと、ノートPCと同じように使える高い性能を持っています。ディスプレイも明るく精細で、タブレットとして使っても優秀なモデル。価格は高めですが、複雑な表計算や写真・動画の編集などパワーが必要な作業を行うなら検討する価値があります」(ナックルさん)

 

ぜひ、プロのコメントを参考に、自分の目的や用途にあったモデルを探してみて下さい。