AKB48坂口渚沙&大西桃香、白のチューブトップ水着で大はしゃぎ【独占カット】

AKB48の坂口渚沙と大西桃香が、4月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」5月号の水着グラビアに登場した。

AKB48坂口渚沙&大西桃香

 

4月26日(水)に61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」をリリースするAKB48。4月30日(日)のライブで活動休止するAKB48 Team8から、坂口渚沙と大西桃香がビキニグラビアを披露。桜の花びらが舞い散る中、ピンクの可憐なビキニ姿を。そして白のチューブトップ水着では、カラフルなTシャツとはしゃぐ。2人で想いを語ったインタビューも。

 

新曲選抜メンバーのフレッシュな17期研究生、佐藤綺星・平田侑希・山﨑空と、今のAKB48をリードする小栗有以・山内瑞葵の5人は、カラフルなシャツワンピースや、素肌感いっぱいのフリフリピンクコーデなど、かわいいがいっぱいグラビアと、普段はなかなか見ることができない、黒と白の世界観の少し大人っぽい濡れ髪グラビアを披露。

 

ボム初水着から約3年半、大盛真歩が久しぶりの水着グラビアに登場。3作連続でシングル選抜に選ばれ、AKB48を引っ張る存在になった彼女。オーバーオールにビキニの組み合わせはオシャレでかわいく、ナチュラルなコットン素材のビキニではしっとりとした雰囲気で魅せる。

 

結成7周年を迎えるTask have Funから熊澤風花が水着グラビアに登場。二十歳になり、先月には写真集も発売した彼女。ダークグリーンの三角ビキニでは雰囲気のあるしっとりとした物憂げな表情を。ペパーミントのチェックのチューブトップ水着では、可憐で儚い一瞬を。コットン素材のグレーのワンピース水着では髪をまとめ、美しいデコルテラインを。透明感あふれる春風のような水着グラビアは必見だ。

 

5年目に突入した≠MEから蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風の4人が登場。テーマは「イースター」。みんなで目玉焼きを焼いたり、うさ耳をつけてうさぎになったり、かわいいがギュッと詰まったグラビアに。

 

【通常版】

表紙:小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

裏表紙:大盛真歩(AKB48)

 

<W付録>

①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

 

②両面ピンナップポスター

大盛真歩/坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:熊澤風花(Task have Fun)

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

熊澤風花(Task have Fun)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

【セブンネット限定 ≠ME Edition】

表紙&裏表紙:≠ME

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>

乃木坂46の弓木奈於が、ボムグラビアに初登場。シングル「人は夢を二度見る」で3作連続で選抜に選ばれ、独特のワードセンスでバラエティに引っ張りだこ。ナチュラルなイメージのやわらかな彼女の魅力が満載だ。

 

この春テレビで流れていた予備校や塾、ゼミのCMに登場の美少女スペシャルとして、下田彩夏(駿台予備学校)、広瀬まのか(代々木ゼミナール)、咲田まい(進研ゼミ高校講座)を紹介。

 

そのほか、木下彩音、川口ゆりな、駒井蓮、宮下結衣、瑚々、みとゆな、BEYOOOOONDS、SUPER☆GiRLSなどインタビューも。

 

<掲載タレント>

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑 空(AKB48)

大盛真歩(AKB48)

坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

弓木奈於(乃木坂46)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

熊澤風花(Task have Fun)

下田彩夏

広瀬まのか

咲田まい

木下彩音

川口ゆりな

駒井蓮

宮下結衣

瑚々

みとゆな

BEYOOOOONDS

SUPER☆GiRLS

 

「ボム5月号」

特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)

発売日:2023年4月7日(金)

判型:AB判 電子版:なし

発行所:(株)ワン・パブリッシング

ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

 

【ご購入はコチラ】

<通常版>

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BX927QFV/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107383823

TOWER RECORDS ONLINE:https://tower.jp/item/5679778/

HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13797083

 

<限定版>

TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020538/

 

<セブンネット限定版>

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107383824

AKB48小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空がシャツワンピ姿でキュートな笑顔【独占カット】

AKB48の小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空が、4月7日(金)発売のアイドル誌「BOMB」5月号の通常版表紙&巻頭グラビアに登場した。

AKB48小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空

 

4月26日(水)に61枚目のシングル「どうしても君が好きだ」をリリースするAKB48。新曲選抜メンバーのフレッシュな17期研究生、佐藤綺星・平田侑希・山﨑空と、今のAKB48をリードする小栗有以・山内瑞葵の5人は、カラフルなシャツワンピースや、素肌感いっぱいのフリフリピンクコーデなど、かわいいがいっぱいグラビアと、普段はなかなか見ることができない、黒と白の世界観の少し大人っぽい濡れ髪グラビアを披露。

 

ボム初水着から約3年半、大盛真歩が久しぶりの水着グラビアに登場。3作連続でシングル選抜に選ばれ、AKB48を引っ張る存在になった彼女。オーバーオールにビキニの組み合わせはオシャレでかわいく、ナチュラルなコットン素材のビキニではしっとりとした雰囲気で魅せる。

 

4月30日(日)のライブで活動休止するAKB48 Team8から、坂口渚沙と大西桃香がビキニグラビアを披露。桜の花びらが舞い散る中、ピンクの可憐なビキニ姿を。そして白のチューブトップ水着では、カラフルなTシャツとはしゃぐ。2人で想いを語ったインタビューも。

 

結成7周年を迎えるTask have Funから熊澤風花が水着グラビアに登場。二十歳になり、先月には写真集も発売した彼女。ダークグリーンの三角ビキニでは雰囲気のあるしっとりとした物憂げな表情を。ペパーミントのチェックのチューブトップ水着では、可憐で儚い一瞬を。コットン素材のグレーのワンピース水着では髪をまとめ、美しいデコルテラインを。透明感あふれる春風のような水着グラビアは必見だ。

 

5年目に突入した≠MEから蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風の4人が登場。テーマは「イースター」。みんなで目玉焼きを焼いたり、うさ耳をつけてうさぎになったり、かわいいがギュッと詰まったグラビアに。

 

【通常版】

表紙:小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

裏表紙:大盛真歩(AKB48)

 

<W付録>

①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑空(AKB48)

 

②両面ピンナップポスター

大盛真歩/坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

 

【TSUTAYAほか店舗限定版】

表紙:熊澤風花(Task have Fun)

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

熊澤風花(Task have Fun)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

【セブンネット限定 ≠ME Edition】

表紙&裏表紙:≠ME

 

<W付録>

①両面超BIGポスター(743mm×526mm)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

 

②両面ピンナップポスター

※付録ピンナップは通常版と同じものです

 

<そのほかのラインナップ>

乃木坂46の弓木奈於が、ボムグラビアに初登場。シングル「人は夢を二度見る」で3作連続で選抜に選ばれ、独特のワードセンスでバラエティに引っ張りだこ。ナチュラルなイメージのやわらかな彼女の魅力が満載だ。

 

この春テレビで流れていた予備校や塾、ゼミのCMに登場の美少女スペシャルとして、下田彩夏(駿台予備学校)、広瀬まのか(代々木ゼミナール)、咲田まい(進研ゼミ高校講座)を紹介。

 

そのほか、木下彩音、川口ゆりな、駒井蓮、宮下結衣、瑚々、みとゆな、BEYOOOOONDS、SUPER☆GiRLSなどインタビューも。

 

<掲載タレント>

小栗有以・山内瑞葵・佐藤綺星・平田侑希・山﨑 空(AKB48)

大盛真歩(AKB48)

坂口渚沙・大西桃香(AKB48)

弓木奈於(乃木坂46)

蟹沢萌子・鈴木瞳美・谷崎早耶・冨田菜々風(≠ME)

熊澤風花(Task have Fun)

下田彩夏

広瀬まのか

咲田まい

木下彩音

川口ゆりな

駒井蓮

宮下結衣

瑚々

みとゆな

BEYOOOOONDS

SUPER☆GiRLS

 

「ボム5月号」

特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)

発売日:2023年4月7日(金)

判型:AB判 電子版:なし

発行所:(株)ワン・パブリッシング

ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

 

【ご購入はコチラ】

<通常版>

Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BX927QFV/

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107383823

TOWER RECORDS ONLINE:https://tower.jp/item/5679778/

HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13797083

 

<限定版>

TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020538/

 

<セブンネット限定版>

セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107383824

松本人志のアイデアを美大生がアート化「松本人志 なかみ展」4・29開催 メインビジュアル公開

4月29日(土・祝)より東京・お台場のフジテレビ本社屋25階・球体展望室「はちたま」にて、展覧会「松本人志 なかみ展」が開催。メインビジュアルが公開された。

「松本人志 なかみ展」メインビジュアル©フジテレビ

 

本展覧会は、松本人志の頭の中にある磨けば光る”かもしれない”アイデアの原石の数々を松本本人がデッサンし、美大生たちがそれを基にアート作品として表現するという、実験的展覧会となっている。メインビジュアルは松本人志の後ろ姿を中心に、展覧会のポイントである「絵画」を意識したデザインに。

 

今回は、約10年前に制作された17作品と、新たなアイデアから生まれ、本展覧会に合わせて制作された5作品、計22作品の油絵が展示。笑いの追求でもなく、大喜利でもない。アートを入り口に、これまで誰にも見せてこなかった松本人志のなかみに触れられる”かもしれない”企画展だ。

 

イベント情報

「松本人志 なかみ展」

2023年4月29日(土・祝)~2023年5月5日(金・祝)

 

会場:フジテレビ本社屋25階・球体展望室「はちたま」

観覧料:一般・高校生以上:1,200円(税込) 小・中学生:900円(税込)

 

主催:フジテレビジョン、吉本興業

特別協賛:くら寿司

 

特設サイト:https://www.fujitv.co.jp/widna-show/events.html

 

©フジテレビ

若月佑美、誕生日に初のフォトエッセー「履きなれない靴を履き潰すまで」発売決定「ドキッとするカットもあるので楽しみに」

若月佑美が初のフォトエッセー「履きなれない靴を履き潰すまで」を、自身の誕生日である6月27日(火)に発売することが決定。撮り下ろしカットからアザーカットが公開され、若月のコメントも到着した。

 

本書は2019年8月より「週刊SPA!」で連載してきたエッセーを中心に、連載時未掲載カットや、若月自身がコンセプトを考えた撮り下ろし写真も満載。さらに書籍化にあたり、新たに撮り下ろしたカットや、新作エッセーも収録される。

 

“誰かに寄り添う言葉になれば”という思いを込めて文章をしたためてきた、若月佑美の集大成となる1stフォトエッセーに。なお、表紙は通常表紙版、HMV限定表紙版、楽天ブックス限定表紙版の3パターンの装いとなり、豪華な仕様を予定している。

若月佑美 コメント

私が今まで愛と心を込めて書き続けていた文章たちが、一冊にまとまります。
また今回は新たに撮り下ろしたカットや、新作エッセーが収録されます!! 中にはちょっとドキッとするカットもあるので楽しみにしていてください。私の誕生日である、6月27日に発売されるので、絶対に覚えていてください!!
ぜひ、たくさんの方に手に取っていただければと思っています。よろしくお願いします。

 

書誌情報

1stフォトエッセー「履きなれない靴を履き潰すまで」
2023年6月27日(火)発売

定価:1,980円(税込)
著者:若月佑美
出版社:扶桑社

<予約リンク>
・通常表紙版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594094775
・HMV限定表紙版:https://www.hmv.co.jp/product/detail/13842298
・楽天ブックス限定表紙版:http://books.rakuten.co.jp/rb/17468750/

 

WEB

Official Site:https://yumiwakatsuki.com/
Instagram:https://www.instagram.com/yumi_wakatsuki_official/
Twitter:https://twitter.com/WAKA_Y_official
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCJwW_2WpiTlUrGeIpZauDgg/about

齊藤なぎさ、麻丘真央、福田ルミカ、小山璃奈、大里菜桜が『めざましテレビ』イマドキガールに加入【コメントあり】

『めざましテレビ』(フジテレビ系 毎週月~金曜 午前5時25分~8時)で放送中のトレンド情報コーナー「イマドキ」に出演する“イマドキガール”に、麻丘真央、大里菜桜、小山璃奈、齊藤なぎさ、福田ルミカの5人の加入が決定した。

『めざましテレビ』上段左から)齊藤なぎさ、麻丘真央、福田ルミカ 下段左から)小山璃奈、大里菜桜

 

注目は、指原莉乃がプロデュースする人気アイドルグループ・=LOVEの元メンバーで、今年1月にグループを卒業した齊藤。さらに人気デジタル声優アイドルから、次世代CM女王候補など、フレッシュなメンバーも仲間入りする。5人のプロフィールとコメントは以下を参照。

 

麻丘真央

『めざましテレビ』麻丘真央

 

<プロフィール>

生年月日:2004年10月6日(18歳)

出身地:東京都

趣味・特技:フェンシング、茶道、華道、中国語

 

秋元康が総合プロデュースを務めるデジタル声優アイドルグループ「22/7」(ナナブンノニジュウニ)に加入した新星。それまではフェンシング選手としてアスリート活動をしていたというギャップも魅力。

 

<コメント>

小さい頃、めざましくんの声マネをして遊んでいた私が、イマドキガールとしてめざましファミリーの一員になれて、本当にうれしいです!皆様の1日の活力になるようなトレンドの情報を、明るく元気に私らしくお届けしたいです。

 

大里菜桜

『めざましテレビ』大里菜桜

 

<プロフィール>

生年月日:2008年1月2日(15歳)

出身地:香川県

趣味・特技:盆栽、英語準1級

 

松盆栽の生産量日本一!香川県高松市の「たか松BONSAI大使」という肩書をもつ盆栽ガール。将来の夢である“ハリウッドスター”に向けて、語学や殺陣も勉強する努力家。

 

<コメント>

私は地元・香川県の松盆栽を世界にアピールする活動をしてきました。子供の時は盆栽ちゃんって呼ばれていましたが、 ここまで元気に成長できました。朝のひととき、ほんわかした幸せな気分になっていただけるレポートを頑張ります。

 

小山璃奈

『めざましテレビ』小山璃奈

 

<プロフィール>

生年月日:2003年3月4日(20歳)

出身地:神奈川県

趣味・特技:筋トレ、絵画、ダンス、散歩、料理、柔軟

 

人気アニメ『ラブライブ!』シリーズのスクールアイドルミュージカルに出演するなど、女優・モデルとして多方面での活躍が期待される。多趣味な彼女が発信するイマドキのトレンドにも注目。

 

<コメント>

初めての挑戦にとても緊張しますが、今から楽しみな気持ちでいっぱいです!イマドキガールとして自信を持ってイマドキなものを発信していける様に。そして皆様に素敵な1日のはじまりを迎えて頂ける様、笑顔と元気いっぱいで頑張りたいと思います!

 

齊藤なぎさ

『めざましテレビ』齊藤なぎさ

 

<プロフィール>

生年月日:2003年7月6日(19歳)

出身地:神奈川県

趣味・特技:カメラ、読書、大食い、スキー、口笛

 

指原莉乃プロデュースのアイドルグループ「=LOVE」メンバーとしてデビュー。今年1月に卒業し、現在は女優・声優として活躍の場を広げている。また若者に大人気の恋愛番組にも出演中で、同世代からも支持を集める。

 

<コメント>

幼稚園生の頃から、私の朝はずっと『めざましテレビ』でした!だからこそ、夢見ていたイマドキガールになることができて本当にうれしいです。食べることもおしゃれも大好きなので、お勉強しつつたくさん楽しみたいと思います!皆さんに朝から今日も一日頑張ろう!と思っていただけるように、元気を届けられるように頑張ります!

 

福田ルミカ

『めざましテレビ』福田ルミカ

 

<プロフィール>

生年月日:2005年5月15日(17歳)

出身地:東京都

趣味・特技:小鳥飼育、食べ歩き、模写

 

168センチの長身にすらりと伸びた長い足が印象的。さまざまなCMにも出演し、“新たなCM女王登場の予感”とSNSでも話題で、映画、ドラマなど女優として活躍の場を広げている。

 

<コメント>

食べることが大好きなので、皆さんにたっぷりおいしさが伝わるような 食レポをしたいです!おしゃれも大好きなので、活動していく中で洋服の組み合わせなども勉強できたらと思っています!イマドキガールとして朝から元気いっぱい、トレンドをお伝えできるように頑張ります。これからよろしくお願いします!

 

番組情報

『めざましテレビ』

フジテレビ系

毎週月曜~金曜 午前5時25分~8時 生放送

※「イマドキ」は午前6時50分すぎに放送

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/meza/

公式Twitter:@cx_mezamashi

公式Facebook:@cx.mezamashi

公式Instagram:@mezamashi.tv

公式LINE:@mezamashiline

公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCrrsHarrLoiLTqu1LHxDJpw

公式TikTok:@mezamashitiktok

 

©フジテレビ

ついに卒業! 「つばきファクトリー」浅倉樹々、メンバーとファンへの感謝を込めたファイナルインタビュー!!

2015年4月の結成から7年、ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ「つばきファクトリー」の1期メンバーとして、チームの中核を担い牽引してきた浅倉樹々。昨年9月7日にグループおよびハロプロからの卒業を発表した彼女が、4月2日に迎えるラストステージを前に、ラストシングルをはじめこれまでの活動や、今後のビジョン、音楽活動へのこだわり、現在の心境を、ともに歩んできたメンバーとファンに対する感謝を込めて真摯に語る卒業直前のファイナルインタビュー!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:サマンサ五郎)

浅倉樹々(あさくら・きき): 2000年9月3日生まれ。千葉県出身。モーニング娘。のメンバーオーディションを経て2014年10月にハロプロ研修生として活動を開始。2015年4月につばきファクトリー加入が決まり、インディーズ活動を経て2017年2月にシングル『初恋サンライズ/Just Try!/うるわしのカメリア』で待望のメジャーデビューを果たした。2017年と2019年に腰椎椎間板ヘルニアで一時的な活動休止を余儀なくされたが、無事に復帰を果たし、2021年10月18日に「つばきファクトリー コンサート2021『CAMELLIA~日本武道館スッペシャル~』」でグループ単独では初となる日本武道館のステージに立った。2022年9月にグループとハロー!プロジェクトからの卒業を発表。2023年4月2日、「Hello! Project ひなフェス 2023」の「つばきファクトリー プレミアム ~浅倉樹々 卒業スペシャル~」で卒業を迎える。卒業後は動物専門学校に進学し、音楽ソロ活動との両立を目指す

 

ラストシングルに込めたグループ&メンバーへの想い

――まずは、浅倉さんにとって最後のシングルとなる『間違いじゃない 泣いたりしない/スキップ・スキップ・スキップ/君と僕の絆 feat.KIKI』についてうかがえますか?

 

浅倉 今回のシングルは私にとってラストでもありますし、現在の12人体制最後の曲になるので想いを込めて歌いました。3曲とも新しい挑戦ができてよかったです。

 

――確かに「間違いじゃない 泣いたりしない」は、これまでにない新たなつばきファクトリーを感じさせる1曲でした。

 

浅倉 初めて聴いたとき、アニメの主題歌みたいだなって思うくらい曲調も歌詞も壮大で。今まで歌ってきた恋愛曲は、片思いの女の子だったり、想いを告げられないもどかしさを歌うことが多かったんですけど、今回は失恋した後の女性の心境を歌っていて、すごく表現が難しかったけど、徐々に大人になっていくつばきファクトリーと歌詞の大人っぽさがリンクしてる感じがしましたね。

 

――キーが低いパートも多く、歌唱の難易度も高かったんじゃないかと。

 

浅倉 難しかったです。Aメロ、Bメロの音程がすごく低いのに、サビは抑揚をつけて歌ったりするので波が激しくて。今までそういう曲調がなかなかなかったので、レコーディングでは引き出しの少なさを痛感しちゃって、ディレクターさんと意見交換しながら収録に臨みました。

 

――レコーディングで1曲すべて歌って後から個々の歌割りが決まる形だと思いますが、割り振られたソロパートについてはいかがでしたか?

 

浅倉 今回、私は2番サビ以降に歌割りをいただいたんですけど、「新しいストーリー歩む 次のステージ of love」というソロパートが卒業を控える自分にすごくリンクしていて、初めて聴いたとき、密かに「ここ欲しいな」と思っていたので選ばれて嬉しかったです。歌詞全体の内容も過去を受け止めて次のステップに進んでいくという意味が込められているので、失恋ソングではあるけど、私にとってはつばきファクトリーの活動を振り返って、今までやってきたことは間違いじゃないんだよと思わせてくれるような、そんな曲にもなっていると思います。

 

――一転して、次の「スキップ・スキップ・スキップ」は可愛らしいポップな曲調ですが、リズムがかなり跳ねていてハロプロらしさ溢れる楽曲というか、これも歌うのがなかなか難しい曲だったんじゃないかなと。

 

浅倉 リズムが難しかったんですよ。聴くよりも歌ったときの衝撃が大きくて、常にビートが跳ねてるし、言葉の数がすごく多くて、歌いながら「あ、ここにも言葉を入れてくるんだ」みたいな。でも、それくらい歌詞とメロディが盛り上げてくれるというか、すごく気分が上がる1曲になりました。

 

――MV はメンバーがワチャワチャ絡むカットも多々あって、撮影も楽しかったんじゃないですか?

 

浅倉 楽しかったです! けっこうストーリー仕立てになってるので、みんなのウキウキした表情だったり、あとはスマートフォンを使って自分たちでカメラを持ちながら撮影するというのを今回初めてやったので、ほんとに素に近い自撮り風の写真が出てきたりして、つばきらしさが溢れるすごく可愛くてポップなミュージックビデオになったと思います。この曲のリップシーンの撮影は私が一番最後だったんですけど、メンバー全員が見に来てくれて、終わったあとに「おつかれさまでしたー!」って一斉に声をかけられたときは、「あ、終わっちゃったんだ……」という驚きと、今までいっぱい作品を撮ってきたときのすごく大切な思い出を一気に感じた瞬間でもあったので、感動と涙と嬉しさといろんな感情が込み上げてきましたね。

 

――そして、浅倉さんの卒業曲「君と僕の絆 feat.KIKI」ですが、これはもともと『つばきファクトリーの夏祭り 2022~灼熱~』というライブで初披露された曲で、その歌割りを浅倉さんフィーチャーにバージョン変更してレコーディングされたんですよね?

 

浅倉 そうなんですよ。灼熱ライブのときに中島卓偉さんが作ってくださった楽曲です。だから、別に卒業を想定して書かれた曲ではなかったんですけど、歌詞の内容がこれまでつばきファクトリーの歩んできた歴史というか、仲間を思いやる言葉がすごく多いので、最初に披露したときも歌詞の深さに何人か泣いてるメンバーがいました。でも今回は、私からみんなへの想いだったり、みんなからの私への想いに変換して歌うことができて……。今までこういうしんみりするようなバラード曲はあまりなかったので、今後はこれがつばきファクトリーからメンバーが旅立つときの定番曲になるのかなと思います。

 

――この曲のMV は、結成メンバーがみんな並んで歩いてるカットから浅倉さんの歌い出しに入るじゃないですか。あれ、ずっと応援してきたファンは確実に泣きますよ。

 

浅倉 あぁー、最初にそのメンバーだけでいるというのが……本当に(笑)。今回、歌割りもけっこう同期ごとに分かれてたりするので、自然と同期のメンバーが集まりやすいんですよね。

 

――浅倉さんの歌い出しのあとに初期メンのソロパートが続いていく流れも……。

 

浅倉 泣かせに来てると思います(笑)。「泣いちゃうから回数をいっぱい観ることができない」ってけっこう言われますね。気持ちの準備が必要だからって。

 

――それこそ撮影してるときも来るものがあったんじゃないですか?

 

浅倉 来ました、来ました。メンバーと1人ずつハグするシーンもあったりして、そこはほんとに泣いちゃいましたし、その様子をカメラで撮影しててくれた女性スタッフさんも泣いちゃったんですよ。たぶん私たちの想いがカメラ越しに伝わって。そういうのを目の当たりにして、やっぱりちゃんと気持ちが入ると人の感情って動くんだなと思いました。

あと、スライドショーを見るシーンもあるんですけど、過去の写真を並べるとみんな「あっ、このときはこんなに若かったね」とか「このとき、こんな思い出あったよね」って、そうやって振り返るだけで、これだけ活動してきたんだな、そして卒業しちゃうんだなって感じる時間が生まれて。だから、「これで最後か」という気持ちで撮影していました。

 

――同期メンバーとは卒業について何か話されました?

 

浅倉 リーダーの山岸理子ちゃんはけっこうプライベートでも会うので、卒業のこともそうだし、これからのこととかいろんな相談をしています。あとはやっぱり今、みんなが一番気になってるのは、歌割りがどうなるんだろう? みたいな。そして、これからグループがどんな色になるんだろう? っていう、ちょっとソワソワしたりドキドキしてる雰囲気を感じますね。

 

――それって浅倉さんにとっても気になるところですか?

 

浅倉 楽しみです、すごく! 私が歌ってたパートを誰が歌うんだろうって。一番後輩の4人はまだ自分たちがレコーディングに参加してる曲が少なくて、過去の曲を歌うときにどうしてもユニゾンだけになっちゃったりするので、私のパートだったところをどんどん歌っていってほしいです。とはいえ、ずっと前からいたお姉さんメンバーたちにもまだまだ譲らないぞって気持ちでいてほしいですよね。遠慮するにはまだ早いぞって。そういうこともグループにとって大事だと思うので。

 

――そこはいい意味での競争というか。浅倉さんもずっとそういう気持ちを持って活動されてたわけですよね。

 

浅倉 ありました、ありました。歌割りが欲しいなとか……それは私に限らず、みんなそうです。だから、みんな歌を鍛えたり、自分の見せ場を作ったり、それがグループの強みに変わるので、そういうところはずっとあってほしいなと思います。

 

――新メンバーの4人についてはいかがですか? 今回のシングルでそれぞれ成長が見られたと思うんですが。

 

浅倉 まだ一緒に活動して2年も経ってなくて、それがちょっと信じられないくらい、ずっと一緒に活動してきたかのような安心感と信頼感がある4人で、パフォーマンスも確実に成長してるのが見ていてわかるし、これからのつばきファクトリーを引っ張っていくメンバーだと思うので、私が抜けたあとのつばきファクトリーがどうなっていくんだろうという楽しみも感じつつ、今も一緒に活動しながら本当に頑張って欲しいなって気持ちで見ています。

 

コロナ禍におけるグループの成長と念願のステージ実現

――ラストシングルのリリース翌日(2月23日)に開催された『つばきファクトリー メジャーデビュー6周年記念ライブ ~Moment~』は、浅倉さん念願の生バンドをバックに従えたステージでしたが、どういう経緯で実現したんですか?

 

浅倉 私もサプライズでお知らせされたので詳しい経緯はわからないんですけど、メジャーデビューするときくらいから「生バンドでパフォーマンスしたい」と言ってきてたので、そうやって口にしたことがちゃんと届いたんだなと思って本当に嬉しかったです。

 

――6周年とロックをかけて“ロック”周年というのも気の利いたコンセプトだなと。

 

浅倉 6周年でロックというのも私は別に考えてなかったんですけど、「あっ、そういうことになるな」と思って、全部が全部いいタイミングで物事が進んでいった感じはありますし、やっぱり念願のステージだったので本当に嬉しかったです。1日限りだったのがもったいないくらい、今でも夢みたいなライブでした。

 

――セットリストについてはメンバーの意向も?

 

浅倉 はい。私から「これを歌いたい」ってオーダーして、けっこう希望の曲を入れ込みました。全部はバンドでパフォーマンスできなかったんですけど、その中でも生バンドでやりたい曲を絞って選びましたね。サウンドが激しめの楽曲や盛り上がりそうな楽曲を。

 

――全16曲中、最初の4曲と10曲目以降の7曲がバンド編成で、10曲目の「光のカーテン」はいつもと歌割りも違い、1番が浅倉さんのソロパフォーマンス、2番からメンバーが次々登場してくるという、卒業を意識した演出でした。

 

浅倉 最初はピアノから始まるので、音も少ない中で歌うのは緊張する場面でもあったんですけど、卒業を決めてからソロで歌わせていただく機会が少しずつできて、自分の中で1人で歌うことに抵抗がなくなってきたタイミングだったので、上手く歌おうということよりも感情を込めて歌えたらいいなと思って……。歌詞も今までを感じる切ないものでしたから、これまでのことを頭に思い浮かべながら、あとは目の前のファンのみなさんがライトピンクのペンライトで応援してくれていたので、その景色にうっとりしながら歌いました。

 

――近年はコロナ禍で活動が制限され、当初はライブの開催もままならない状況のなか、ハロプロは、観客が声出しせず座って観られるようバラード曲のカバーによるハロメンのソロ歌唱ライブ(『Hello! Project 2020 〜The Ballad〜』『Hello! Project 2021春 花鳥風月』『Hello! Project 2021秋 続・花鳥風月』)を行い、試行錯誤しながらいち早くライブ活動を再開しました。その結果、メンバーのみなさんは様々なアーティストの曲をカバーすることになったわけですが。

 

浅倉 びっくりしました。ライブといえばハロー!プロジェクトの楽曲、自分たちの歌を歌うことだったので、これは未知の世界だなと思って。歌い方も普段と全然違うし、バラードだからテンポもゆっくりなので、より歌に集中できる分、粗が出ないようにとか歌に対して繊細な気持ちで取り組むことができて、すごくいい経験になりました。1人1人の個性とか自分の歌はこれだというのをちゃんと吸収して持ち帰って、グループとして見たときにまた大きくなってパフォーマンスできたんじゃないかと思います。

 

――2020年にグループ初のホールツアー、2021年に単独では初の日本武道館公演、2022年に9thシングル『アドレナリン・ダメ/弱さじゃないよ、恋は/アイドル天職音頭』で初のオリコン週間シングルランキング1位獲得と、グループとして着実に飛躍と達成を成し遂げていきましたよね。

 

浅倉 コロナ禍になってしまって活動の制限があったので、当初は本当にどうなっていくんだろうと思ってたんですけど、新しく4人が加入してから世の中の状況はともかくグループは活動を多くできるようになってきて、ファンのみなさんもいろんなルールに従って楽しんでくださって……。だから、そんな状況でここまでやることができたのは嬉しいことですし、夢だったことがひとつひとつ叶っていく瞬間に立ち会えたので、今はもう本当にやりきれたなという気持ちでいっぱいです。

 

――なかなか選べないとは思いますが、これまでで一番思い入れの深い曲は?

 

浅倉 えぇ〜、何だろうな……? 今までで一番歌ってきた楽曲は、メジャーデビューシングルの「初恋サンライズ」ですね。インディーズのときに3作リリースさせていただいたんですけど、そのときとはまた違うジャンルの楽曲をいただけて、歌詞の「何かが始まる予感」というフレーズはまさにその通りだなと思いました。

この曲を聴いたとき、一気にこれから歩んでいく道が見えたというか、炭酸水みたいなフレッシュさ、スパークリング感をすごく感じて、この曲でメジャーデビューできることにすごく可能性を感じたんです。インディーズのころはどうしたらいいんだろうってちょっと迷いつつのパフォーマンスだったんですけど、この曲で一気にグループのカラーが見えたので、メンバーもみんなすごく生き生きしてました。

メジャーデビューに向けて頑張ってたのもそうだし、メジャーデビューしたあとも一個一個目標を見つけながら歌ってきた曲なので、すごく思い入れがあります。サビの“サンライズジャンプ”でファンの人と一緒に飛ぶのもライブの楽しさのひとつだったので、まさにこの曲とともに歩んできたつばきにとって今でも大事な曲だし、これからもメンバーみんなに大切に歌っていってほしいなって思います。

 

――4月2日に行われる『Hello! Project ひなフェス 2023』の「つばきファクトリー プレミアム ~浅倉樹々 卒業スペシャル~」が、つばきファクトリーのメンバーとしては浅倉さんのラストステージになりますね。

 

浅倉 最後という実感が徐々に湧いてくるのか……意外と今はフワッとしちゃってる状態で。でも、本番当日はとにかく楽しみたい気持ちでいっぱいです。上手く見せようとかじゃなくて、そのときの感情でライブができたらいいなって。12人で見せる最後のパフォーマンスになりますが、12人になってからはまだ披露してない過去の楽曲もあるし、卒業ということでセレモニーも行いますけど、そのときに歌う曲の歌詞がけっこう沁みるんですよね。なので、大好きなつばきファクトリーの楽曲をメンバーと一緒に想いを込めてパフォーマンスできたらいいなと思いますし、観てくださるみなさんに想いが届くように最後まで全力で頑張ります。

 

グループ活動のピリオド、変わらない自分、新しい私の始まり

――卒業後は動物専門学校に通われるとのことですが、今後のビジョンは?

 

浅倉 私はもともと愛犬を3匹飼っていて、幼稚園の年長さんのときに最初にウチに来た子が去年の3月に亡くなってしまったんです。15年一緒にいて、最初はただただ可愛いなと思って私が面倒を見てる感じだったんですけど、ふと気づいたら私が支えてもらってるなと思う瞬間が増えて、この子たちがいるから明日も頑張ろうって思えるし、何かと側にいてもらえる存在で感謝しなきゃいけないなと思うことが多かったんですね。

だから、最初の子が亡くなってしまったのがすごくショックだったんです、当初は。というか今もそうなんですけど、どうやったら恩返しができるか考えときに、ただ可愛がるとか「ありがとう」って気持ちを伝えるだけじゃなく、動物のことに詳しくなって、動物たちや動物を飼われている飼い主さんをサポートできる、そんな人になれたらまた「ありがとう」の伝え方が変わるんじゃないかなと思って。それをきっかけに動物のことを深く学んでいきたいと思い卒業を決意しました。

ただ、学校に通っている期間も並行して音楽活動をやっていくつもりなので、音楽活動をしながら動物のことをちゃんと発信していければなと。SNSを通じて犬の知識だったり愛犬の日常を今よりももっと出していきたいし、動物タレントとしてバラエティとかにもガンガン出ていけるような人になりたいと思っています。

愛犬のエル(左)と琥珀(右)

 

――音楽活動に関しては、少し前のブログで「自分のプロデュースを卓偉さんにしてほしい」とすごく小さい文字で書かれていましたけど(笑)。

 

浅倉 (笑)。それは……ほんとにほんとにただの願望です。私は音楽も犬と同じくらい大好きで、その中でも90年代のロックに触れてきて、X-JAPAN だったりL’Arc~en ~Cielの音楽にすごく惹かれているので、1人でどこまでできるかわからないですけど、つばきにはなかったバンド形式で歌っていけたらいいなって。でも、アイドルとしての私を見たいという方もいると思うので、今までにない浅倉樹々というジャンルを生み出していけるようオールマイティに表現していきたいですね。

 

――ある取材で「カッコいいと言われたくてロック系の煽りやパフォーマンスに力を注いできた」とおっしゃっていましたが、そこのこだわりはかなりお強い?

 

浅倉 こだわってますね。ロックってひとつの言葉では表せないじゃないですか? パフォーマンスがロックとか、気持ちがロックとか、私はそのどちらもロックでいたいなと思っていて。生き様もロックな人でありたいし、パフォーマンスもそう。煽りのときにちょっと足をひっかけてみるとか、首を振って髪をなびかせてみるとか、そういうことをするメンバーが周りにいなかったので、私らしさってなんだろう? って思ったとき、好きなアーティストさんを見るとそういう動きをされていて、そういうところから盗んで自分らしさを見つけていった感じです。今後はソロになるので、そういう自分の色をもっと濃くしていきたいし、やりたいことを心から楽しんでやれたらなって思ってます。

 

――ハロー!プロジェクトでロックといえば、当時℃-uteの鈴木愛理さん、Berryz工房の嗣永桃子さんと夏焼雅さんの3人で結成していたBuono!(ボーノ)ですよね。

 

浅倉 私、Buono!さんが大好きで、そこも始まりのひとつとしてあります。Buono!さんってライブはDolce(ドルチェ)というバックバンドのみなさんとパフォーマンスされてたじゃないですか。こないだの「Moment」も幕が降りてバンドが見えてというステージングだったんですけど、私はそれをBuono!さんのときに観ていたので同じことをやれている喜びがあったし、鈴木愛理さんがゲネプロを観に来てくださって「ここはこうしたほうがいいんだよ」ってアドバイスをたくさんいただいたのが本当に嬉しすぎて、当時の自分に「こういう未来が待ってるんだよ」って言ってあげたくなりました(笑)。

 

――なるほど。念願だったスタイルでライブできただけじゃなく、自分のルーツに辿り着いたステージでもあり、そのルーツの当事者から助言もいただいて、浅倉さん的にはまるで盆と正月がいっぺんに来たような公演だったわけですね。

 

浅倉 そうなんですよ。本当に今、何が起こってるんだろうって思っちゃうくらい(笑)。で、気づいたら本番当日がやって来て、もう終わっちゃったみたいな。それくらいあっという間でした、あの夢の時間は。

 

――では最後に、改めてつばきファクトリーの活動を振り返って思うことは?

 

浅倉 私は腰のヘルニアで活動を2度休止していた時期があったので、当時はいろんな方に迷惑をかけてしまった申し訳なさを感じながら活動してたり、私が休んでいる間もつばきファクトリーの活動は続いていくので、戻って来たときにみんながすごく先にいるなと感じて「どうしようどうしよう、私だけ違うところにいる」と思いながら活動していた時期もありました。だから、本当に山あり谷ありの目まぐるしい日々の中で活動してきましたけど、つばきファクトリーじゃなかったら続けられなかったと思うことが多かったので、本当にメンバーには感謝しています。

 

――そういう意味では決して順風満帆とはいえない活動だったかもしれませんが、でも悔いはないと。

 

浅倉 悔いはないです(キッパリ)。本当にやりきりました。応援してくださるみなさんは私以上に私を好きでいてくださる方が多くて、けっこう自信をなくしがちだったんですけど、でもみなさんが褒めてくれるからその言葉に支えられて日々頑張ってこれたし、ライブをしてるときはみなさんと一緒に作れるからこそ最高のステージを生み出してこれたと思うので、感謝を伝えても伝えきれないくらい感謝しています。つばきファクトリーとしてはこれで最後だけど、浅倉樹々の人生はまだまだこれからなので、変わらず一緒に付いてきてもらえたら嬉しいですね。これからが新しい私の始まりなので。

 

【INFORMATION】

Hello! Project ひなフェス 2023

4/1()4/2(日)幕張メッセ 国際展示場4ホール (千葉)
4/2()17:00公演は「つばきファクトリープレミアム ~浅倉樹々卒業スペシャル~」

公演詳細ページ:

http://www.helloproject.com/event/detail/8d6c7db01c9166be4a96fbf3db4cb68274184b8e/

 

【書籍情報】

つばきファクトリー浅倉樹々写真集『cherie

発売日:2023322
仕様:B5判・全112ページ
価格:¥3,500 (税込)
発売元:オデッセー出版
撮影者:根本好伸

 

つばきファクトリー オフィシャルサイト

つばきファクトリー オフィシャルYouTubeチャンネル

つばきファクトリー YouTubeサブチャンネル「つばきファクトリーのhappyに過ごそうよ」

大原優乃 1st写真集「ゆうのだけ」が4度目の重版!高校卒業前の姿に「今の私と見比べて」

女優・グラビアアイドルとして活躍中の大原優乃が、3月23日にInstagramを更新。自身の1st写真集「ゆうのだけ」(集英社)が、4度目の重版決定となったことを報告した。

 

2017年6月に「週刊プレイボーイ」(集英社)でグラビアデビューを果たした大原優乃。本書はその翌年となる2018年3月で高校を卒業するのを機に刊行された、記念すべき1st写真集だ。常夏の島・ハワイを舞台に、青い海、白い砂浜、大自然の中ではちきれんばかりのカラダで魅了している。また、冬の北海道では制服姿での撮影も。

 

今回4度目の重版決定を受けて、大原は「なかなかない異例なことみたいで、本当に有難い限りです…! 高校卒業前の6年前の私。ぜひ、今の私と見比べていただきたいです」と感謝のコメントをつづった。

 

まだ幼さの残る表情と、現役高校生としての制服姿を捉えた写真にファンからは「天使すぎる」「可愛く歳を重ねてる」といった絶賛の声が。4度目の重版に対しても「おめでとう!」「グラビア史に残る超名作」と、ロングセラーの快挙に対する祝福のメッセージが寄せられている。

 

WEB

大原優乃Instagram:https://www.instagram.com/yuno_ohara/
大原優乃Twitter:https://twitter.com/yuno__official
大原優乃YouTube「ゆーのちゅーぶ」:https://youtube.com/@yuno_tube

 

古田愛理 1st写真集「体感温度」の表紙解禁!「めちゃえち」「可愛すぎる」などファン歓喜

1st写真集「体感温度」(KADOKAWA)の発売を控えるモデルで女優の古田愛理が、その表紙を自身のInstagramで解禁した。

 

雑誌「Popteen」専属モデルとしての活動や、恋愛リアリティ番組『オオカミくんには騙されない』シリーズへの出演など、女子中高生に圧倒的人気を誇る“あいりる”こと古田愛理が二十歳のメモリアル写真集を3月31日(金)に発売する。

 

その表紙解禁にあたり、古田がインスタライブで先行公開すると「めちゃえちやん」「可愛すぎる」などファンから歓喜のコメントが殺到。タイトルにちなんで「体感温度あがりそう」などのコメントも寄せられたそうだ。

 

また、写真集内でも対談している親友でモデルの莉子に前日に見せた様子を明かすと、莉子本人からもリアルタイムでコメントの書き込みが。このサプライズ登場に、ファンも一緒に盛り上がりを見せた。表紙はフィードでも公開され、「未成年でも買って良いですか?」「この世界で一番美しい」「表紙最高にカワイイ」などコメントが多数寄せられている。

 

なお、今回の写真集発売に際してイベント情報も公開されており、4月1日(土)と9日(日)に東京・渋谷で開催予定。古田本人も改めて、来場を呼び掛けていた。また、写真集公式Twitterでは連日オフショットが公開されており、そちらでも写真集の世界観を楽しめるだろう。

 

WEB

古田愛理Twitter:https://twitter.com/Airi1146
古田愛理Instagram:https://www.instagram.com/airi_furuta/
写真集公式Twitter:https://twitter.com/airiru_1st

佐野ひなこ 透け感ある黒ランジェリー姿に釘付け…!大人のひとり旅を捉えた写真集タイトルが決定

女優・モデル・グラビアなどマルチに活動する佐野ひなこの、4月7日(金)に発売する最新写真集のタイトルが「infinito」(読み:インフィニート)に決定した。

 

今作は、「沖縄・京都をめぐる旅」をテーマに撮影を敢行。タイトルの「infinito」は、写真集を読み終わった後もまだまだ広い世界へと旅路が続いていくように、という意味が込められているという。

 

 

真夏の沖縄では、夏らしくビーチやプール、リゾートホテルなどでバカンスを楽しんでいる様子を撮影。また、ドキッとするようなお風呂シーンも。京都では、打って変わって落ち着いた大人のひとり旅を展開。貴船神社や先斗町などの京都らしい街並みを巡っている様子や、温泉旅館でくつろいでいる様子などを撮影した。

 

これまでの佐野ひなこの写真集とは一味違い、一緒に沖縄旅行を楽しみ、そして京都ひとり旅をのぞき見している気分になるプライベート感満載の一冊に仕上がっている。また、写真集の発売記念イベントを開催することも決定した。詳細は下記サイトを参照。

 

発売記念イベント情報

■発売記念オンラインサイン会
2023年4月7日(金)19:00〜
詳細・申し込みは「MUVUS」HPにて
https://muvus.jp/muvus/cmdtyList.php?cat=PJqaQ62OoObL

 

■発売記念お渡し会
2023年4月8日(土)17:00〜 書泉ブックタワー
詳細・申し込みは書店HPにて
https://www.shosen.co.jp/event/7733/

 

書誌情報

「佐野ひなこ写真集 infinito」
2023年4月7日(金)発売

撮影:菊地泰久
定価:2,700円+税
判型:A4判/128ページ
発売:秋田書店

 

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第8回:「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

≠ME 河口夏音

 

TV LIFE webで連載中のコラム「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第8回は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008年)について、想いを語っていただきました。

 

第8回:「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!!

 

あと1週間ちょっとで4周年コンサートです! 今しかできないアイドルを、目いっぱい楽しみます。
みなさんにも楽しんでいただけるように頑張るぞー!

≠ME 河口夏音

 

さて、今回紹介する映画は、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」です!

 

誰もが一度は、若返りたいな〜と考えたことがあるのではないでしょうか?
私はしょっちゅう、JKに戻りたいと考えています。

 

今回の作品は、外見がおじいちゃんで生まれて、歳をとるにつれて若返っていくベンジャミン・バトンの人生の物語です。
最初はコナン君の逆状態、最後はコナン君状態みたいな感じですね。

 

この映画を見ると、人生について深く考えさせられて、今を大事にしようと思うようになります!
3時間弱あるので、時間がある時に一気に見るのがおすすめです。

 

ジャンルは、恋愛・アドベンチャー・ドラマ・ファンタジーで、私がよく見るジャンルとはまた違った映画なのですが、設定とテーマが好きで、お気に入りの映画の1つです!

 

おじいちゃんで生まれてだんだん若返るという設定が好きすぎて、何回かベンジャミン・バトンのモノボケをしたことがあります。
おじいちゃんのウィッグと赤ちゃんの人形があったら大体、ベンジャミン・バトンをしている気がします。

 

内容についてですが、現在で過去を語り、過去と現在の話が交互に繰り返されて、ストーリーが進んでいきます。
その、現在で語っている人の正体も見どころです!

 

私は最初、あらすじを見た時、若返っていくなんて最高じゃん! と思っていたのですが、実際に作品を見てみると、精神年齢と身体年齢が見合っていないと大変なことも多いし、普通の人生が良いと思うようになりました。

 

たぶん私たちが若返りたいのは、後悔をなくしたり、過去の栄光にすがったりしたいからだと思います。
普通に歳をとって、その時にできることを精一杯して生きていきたいと思うようになりました!

 

アイドルだって、外見ピチピチでも中身が60歳だとどうなるんだろう……?
曲やダンスやファンの方のお名前も今ぐらい早く覚えられない気がするし、やっぱり今を楽しむことが一番ですね!

 

心に刻まれるような名言がたくさん出てくるので、この映画を見て自分に響く名言をぜひ見つけてください!
それでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!

ベンジャミン・カワグチになったら……

 

PROFILE

≠ME 河口夏音

 

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

≠ME

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■6th Singleが2023年4月12日(水)に発売決定!

 

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

■「イコノイジョイ 2023」
2023年7月29日(土)・30日(日)富士急ハイランド コニファーフォレスト

 

出口夏希「ナチュラルな姿や大人っぽい表情も…」1st写真集で天真爛漫なヘルシー美脚を披露

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

「出口夏希1st写真集 liberte」(KADOKAWA)が、3月24日(金)に発売される。本作より先行カットと本人コメントが到着した。

 

ファッション誌「non-no」でモデルとして活躍するだけではなく、映画「沈黙のパレード」のメインキャストや連続ドラマ『ばかやろうのキス』ヒロイン、森七菜と共にW主演を務めた『舞妓さんちのまかないさん』(Netflix)で女優としても一躍注目を集め、ブレイクが期待される女優・出口夏希が、初の写真集を発売する。

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

このたび公開された先行カットでは、20歳という記念すべきタイミングで撮り下ろした、海で思い切りはしゃぐ等身大の素顔から、大人びたアンニュイな様子まで披露。女優として頭角を現しはじめた今の彼女だからこそ見せることができる表情が盛りだくさんだ。

 

2023年以降、目が離せないブレイク必至の女優・出口夏希のきらめきがつまった本作。その発売を記念した本人登壇のお渡し会イベントが3月25日(土)に東京、4月1日(土)に大阪で開催される。

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

出口夏希コメント

出来上がった写真集を見たとき、うれしくてドキドキしました! いままでのモデルのお仕事では見せてこなかった、ナチュラルな姿や大人っぽい表情もあるので、新しい出口夏希をたくさん見ていただけるとうれしいです!

 

書誌情報

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

「出口夏希1st写真集 liberte」
2023年3月24日(金)発売

価格:2,860円(税込)
仕様:B5正寸/96頁
撮影:熊木優
発売・発行:株式会社KADOKAWA

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322106000670/

 

©KADOKAWA/写真:熊木優

 

田中圭、舞台『夏の砂の上』を振り返る「演じるたびに役の感情が変化していく、深みのある作品でした」

映像のみならず、コンスタントに舞台出演も果たす田中 圭さんが昨年挑んだ舞台『夏の砂の上』。この作品が早くも衛星劇場にてテレビ初放送。厚い信頼を置く演出家・栗山民也さんとの二度目のタッグとしても注目を集めた本作。放送を前に、当時の思い出や作品への思いを語ってもらった。

 

田中 圭●たなか・けい…1984年7月10日生まれ、東京都出身。2003年、ドラマ『WATER BOYS』で一躍脚光を浴びる。近年の主演映画に『ハウ』『女子高生に殺されたい』など。4月より高畑充希とW主演ドラマ『unknown』が放送予定。

 

初舞台だった山田杏奈ちゃんは褒めるところがありすぎる

──『夏の砂の上』は劇作家・演出家の松田正隆氏が1999年に読売文学賞戯曲・シナリオ賞を受賞した、深淵さのある現代劇でした。最初に戯曲を読んだ時の印象はいかがでしたか?

 

田中 演出の栗山さんから戯曲をいただいた時は、「地味なお話だな」と思ったのが正直な感想でした(苦笑)。そもそも、登場人物や物語の背景の説明がほとんどない作品なんです。僕たち役者はそれぞれに、“こういうことなのかな?”と想像して演じていましたが、それをあえて共有することもしなくって。ただ、確実に感じるのは、長崎の少し寂れた港街が舞台になっていて、根底の部分には原爆をはじめとするいろんな深いテーマが流れているということ。でも、それを浮き彫りにするような内容ではなく、その街で生きている人たちの日常を描いているだけですので、僕らも明確な答えを示すようなお芝居をするのではなく、観る人によっていろんな捉え方ができる作品にするのが正解なのかなと思いました。

 

──田中さんが演じた主人公の治も、感情の起伏がほとんどない無気力な男性でした。

 

田中 幼い息子を亡くし、妻とも別れ、職も失って……。生きる活力をどこにも見出だせない気持ちは分かるような気がします。ただ、その彼が一体何を思って生きていたのかは、僕自身も最後まで分かりませんでした。理解できなかったという意味ではなく、公演のたびに僕の中で答えが変わっていったんです。舞台は日によって掛け合いのテンポなどが微妙に変化し、そうした違いによって、治として芽生える感情にも変化が生まれていって。今回の台本はこれまで僕が経験してきた舞台に比べて随分とセリフの量が少ないんですが、にもかかわらず、稽古ではよく細かいセリフの間違いをすることが多かったです。それぐらい、演じるたびに役の捉え方に変化があったんだと思います。

 

──セリフ覚えの難しさには、長崎弁という普段使い慣れない言葉に苦労されたこともあったのでは?

 

田中 きっとそれもあります。苦労しかなかったです(苦笑)。僕は東京生まれ、東京育ちなので、方言を使う機会がまずなくて。上京してきた方がよく、“地元の友達に会うと自然と方言が出てしまう”といった話をされますが、それもなくって。長崎弁はイントネーションも大きく違いますし、最初は呪文を覚えてるような難しさがありました(笑)。

──また、ずっと無気力だった治の日常に少しずつ変化をもたらしていったものとして、姪・優子の存在がありました。

 

田中 2人の関係性はすごく不思議でした。物語が進むごとにちょっとずつ距離が近づいていき、お互いの中で何かが芽生え、それぞれが抱えていた心の穴を埋めていくんです。でも、その“何か”が一体なんなのかは具体的に分からなくて。それに、きっとかけがえのないもののはずなのに、最後には全て消えてしまう。ネタバラシになってしまうので詳しくは言えませんが、ラストシーンのあとは治がどうなってしまうのか、非常に気になりました。

 

──田中さんはどのような“その後”を想像されました?

 

田中 これもやはり日によって考え方が変わっていきました。舞台の上演が始まった頃は、きっと治は自死するだろうなと思っていたんです。でも、“いや、そうじゃないな”と考えるようになり、今はまた一周回って、やっぱり死ぬのかなって思ってます(苦笑)。興味深かったのが、戯曲にあり、栗山さんも演出として入れたラストシーンの光。あの光の意味をどう解釈するかによって、観劇後の印象が大きく変わっていくんだろうなと思いました。

 

──また、ラスト前に優子の口から発せられる長いセリフも印象的でした。

 

田中 あのシーンは僕も稽古の時から楽しみにしていた一つでした。優子は治と会話をしているはずなのに体は客席を向いていて、優子が自分自身に向けて話しているようにも感じられるんです。そのことで、彼女の言葉を近くで聞いている治の心情もいろんな作り方ができますし、捉え方の数がたくさんあるだけに、“さらに上のお芝居ができるんじゃないか”と思いながら毎回本番に臨んでいました。

 

──優子を演じた山田杏奈さんとはほぼ初共演でした。一緒に演じてみていかがでしたか?

 

田中 杏奈ちゃんはこれが初舞台だったんです。でも、すごく堂々としていて。いつ、どんな場面の稽古をしていても、役者・山田杏奈の存在がまったく見えず、常に優子としてそこにいるんです。それはすごい才能だなと思いました。しかも、稽古初日の読み合わせで、すでに全部のセリフを入れてきていたんです。本人は「舞台の勝手が分からなかったので、とりあえず自分一人でできることをやってきました」と言ってましたけど、主演の僕としては“これは困ったぞ……”という気持ちになりました(笑)。それ以外にも、杏奈ちゃんに関しては褒めるところがありすぎます。いつかまた、別の作品でも共演してみたいです。

 

──演出の栗山民也さんとは2019年の『CHIMERICA チャイメリカ』以来、二度目のタッグとなりました。3年ぶりに演出を受けて、新たな発見などはありましたか?

 

『CHIMERICA チャイメリカ』でご一緒した時は、うまく言葉で説明ができないものの、“また一緒にやりたい”という気持ちが強く残ったんです。そうしたら、こんなにも早く実現して。決まった時はすごく嬉しかったです。また、今回改めて感じたのですが、栗山さんは最終的な判断をいつも役者に託してくれるんです。もちろん、具体的な指示や演出を出してはくださるのですが、“こうしてほしい”と決めつけることはなくって。反対に、役者が悩んでいたりとすると、何気ない会話の中にヒントを盛り込んで、役者に “なるほど、そういうセリフの捉え方もあるのか”と、何通りも答えがあることを気づかせてくれる。ですから、毎日の稽古がすごく刺激的でした。公演が始まってしまうとあまり劇場にはいらっしゃらず、“あとは役者だけで作品を育ててください”というスタンスを取られるのも潔いなと思いますし。ただ、だからこそ、たまに劇場でお見かけすると僕らもテンションが上がってました(笑)。終演後も何かしらダメ出しをもらえないかと、栗山さんの部屋の前をみんなウロウロしていました(笑)。

──今回の稽古で特に印象深かった言葉などはありましたか?

 

田中 先程、初見で台本を読んだ時は「内容が少し地味に感じた」とお話ししましたが、読み解いていくと、どんどんと面白さが分かっていって、非常に完成されたホンだなと思ったんです。ですから、稽古も日を追うごとに楽しくなっていったのですが、そこに気づく前ぐらいに栗山さんが、「今回は俳優に芝居をさせないようにするのが理想だ」とおっしゃっていたのが印象的でした。正直、最初は“なんて酷なことを言うんだろう……”と思ったんです(笑)。でも、すぐにその言葉の意味が理解できましたし、僕も栗山さんと全く同じ考えでしたので嬉しかったです。今回の舞台では極力、田中圭の存在がゼロになる芝居を目指していましたし、そうした姿を放送からも感じ取っていただければと思います。

 

──最後に、放送をご覧になられる方にメッセージをお願いします。

 

田中 この作品は何気ないセリフがすべて伏線になっています。にも関わらず、セリフそのものがあまり重要ではないんです。どういうことかというと、会話のあいだに流れる“間”の緊張感であったり、言葉の裏にある本当の思いが物語をより深いものにしている。何度も見返すことで、“こういうことだったのか”と気づくことがたくさんありますし、できれば繰り返しご覧いただけると、より楽しめると思います。また、僕らがこの舞台を作る上で共通認識として持っていたのは“乾き”でした。放送を観ながら喉が渇くような気持ちになってくれたら成功だと思っていますので(笑)、そうしたことも頭の片隅に置いて観ていただけると嬉しいです。

 

 

夏の砂の上

CS衛星劇場 2023年3月26日(日)後 4・00よりテレビ初放送!

 

(STAFF&CAST)
作:松田正隆
演出:栗山民也
出演:田中 圭、西田尚美、山田杏奈、尾上寛之、松岡依都美、粕谷吉洋、深谷美歩、三村和敬

(STORY)
長崎の港近く、坂の多い街に治の家はあった。息子を亡くし、造船所の職を失い、日がな一日、無気力に生活している。そんなある夏の日、家を出ていった妻・恵子が息子の位牌を取りに、治の家を訪れる。治は同僚と妻の関係に気づいているものの、強く咎めることもない。そのさなか、今度は治の妹・阿佐子が16歳の娘・優子と共に東京からやってきた。夏の間だけ娘を預かってほしいという阿佐子の願いを聞き入れ、その日から治と優子の同居生活が始まる。

【舞台「夏の砂の上」よりシーン写真】

 

取材・文/倉田モトキ

≒JOYインタビュー「タイトルどおり16歳ならではの心境が見事に表現されている曲です」『スイートシックスティーン』リリース

先日、4th Song「スイートシックスティーン」を配信リリースした≒JOY。アメリカ版成人式「Sweet 16」をモチーフにした多幸感あふれる本作の印象やMVの裏話などについて、江角怜音さん、大西葵さん、小澤愛実さん、髙橋舞さん、村山結香さんに聞きました。さらに歌詞にちなんだ質問では、5人の意外な素顔が明らかに!?

≒JOY

 

◆「スイートシックスティーン」を初めて聴いたときの印象はいかがでしたか?

小澤愛実:前作の「超孤独ライオン」がとてもクールな楽曲だったので“今回はどんな曲調なんだろう?”とワクワクしていたんですが、イントロを聴いた瞬間からとてもかわいくて。思わず「かわいい~!」とテンションが上がりました。

 

江角怜音:私もです!聴いた瞬間“めちゃくちゃかわいい!”と思わず笑顔になりました。センターの(天野)香乃愛が歌う姿やみんなでパフォーマンスする姿も想像できましたし、一度聴いただけで覚えられるようなメロディも印象的だなと思いました。

 

村山結香:明るくアップテンポな楽曲ではありつつも「≒JOY」や「笑って フラジール」とはまた違ったポップな印象があって。歌詞の中に「放課後にパーティー」や「ポップコーンは大盛り」といったようなキーフレーズがたくさん入っていたので、どんな雰囲気の撮影になるんだろうと想像が膨らみました。

 

大西葵:私はまず歌詞を読んだときに、タイトルどおり16歳ならではの心境が見事に表現されているなと感じました。個人的に、16歳って大人と子供の境目のように感じて、ちょっぴり背伸びをしたい年ごろでもあると思うんです。「分かる!」と共感できる部分がたくさんありました。

 

髙橋舞:私も16歳かつ学生だからこそできることが詰まっている歌詞が印象的だなと思いました。自分のためにパーティーを開くという設定も斬新ですし、全体を通して多幸感があふれていて、また一曲大好きな曲が増えました!

≒JOY・江角怜音

 

◆MVは誕生日を全員で祝うかわいらしい内容に仕上がっています。皆さんの表情も素に近い印象でしたが、撮影時はそれぞれ細かい設定などはあったんですか?

小澤:具体的な撮影内容を聞く前から「もしかしたら、今回みんなでパーティーできるんじゃない?」と話していたんですが、それが本当に実現して。みんな素で楽しんでいるところを撮影していただきました。

 

髙橋:パンケーキを作るチーム、ジェンガをするチームなどにざっくりと分かれてはいたものの、全体を通して自由度の高い撮影だったと思います。私はジェンガ組と遊んだり、インスタントカメラで撮ってもらったりしました。

 

村山:私はパンケーキの飾り付けをさせていただいたんですが、一緒のチームだった(山野)愛月や(市原)愛弓ちゃんと一緒に「これどうやって飾る?」「ホイップはこのくらいがいいかな?」などと話しながら撮影したので、見てくださった皆さんにもその楽しさが伝わるとうれしいです。

 

大西:私はずっとインスタントカメラを撮影してみたいという憧れがあったので、今回実際に撮ることができてうれしかったです。スマートフォンで撮る写真とは違って味があるし、撮ったインスタントカメラにシールやペンで落書きをするのもすごく楽しくて。たくさん撮った中で特にお気に入りなのは(大信田)美月に猫耳を描いたり、自分にクマの耳を描いたりしたものです。MVの中でも一瞬だけ映っているので、ぜひ一時停止して見つけてほしいです!

 

江角:かわいいよね、あの写真。私はみんなでホラー映画を見るシーンがお気に入りです。撮影中は監督さんが用意してくださった音を聴きながら演技をしていて。私は全然怖くなかったんですけど、みんなは結構びっくりしていたみたいです。

 

小澤:結構怖かったよね?

 

大西:怖かった!

 

村山:(笑)。監督さんが「来るよ~来るよ~」ってあおってくれたおかげで、リアルな表情ができたと思います。

 

◆では歌詞に出てくる“16歳のわがまま 宿題はおやすみで!”というワードにちなんで。皆さんが「これだけは許して!」というわがままはありますか?

大西:私は朝が本当に苦手で、どうしても二度寝がしたいので二度寝を許してほしいです。普段はアラームをかけて頑張って起きているんですが、正直に言うと五度寝くらいしたいんです(笑)。

 

村山:葵はどんなに朝が早くても目がくりくりしているし、眠そうな顔を見たことがないから意外!

 

大西:本当はずっと寝てたいんだよ~。なかなか起きられないから、誰かに起こしてほしい。

 

小澤:起こすよ~!

 

村山:私は家事が得意じゃなくて…。

 

小澤:でもお料理は好きだよね?

 

村山:うん。料理をするのは好き!でも片付けが苦手で…(笑)。絶対使わないであろうボウルを出してしまったりして、気づいたら台所が大変なことになってるんです。

≒JOY・大西葵

 

◆なるほど(笑)。この中でお手伝いをして助けてあげられる人は…?

江角:はい!私は基本的な生活能力は高い方だと思ってるので。

 

村山:え、本当?カッコいい~♡

 

江角:生きることに関するスキルはあるんじゃないかなって…。

 

髙橋:あるある!この前怜音ともんじゃ焼きを食べにいったんですけど、全部怜音が手際よく作ってくれて。しかもとても上手でびっくりしました。あと「何してるの?」と連絡すると「ご飯作ってるよ~」と言っていることが多くて、ちゃんと自炊していてえらいなと思います。

 

髙橋・江角以外:おお~!(拍手)

 

江角:恥ずかしい(笑)。もし困ったらいつでも呼んで!

 

小澤:私は普段から家事もするんですけど、料理は自分が食べる最低限のスープを作るか鶏肉を焼くことくらいしかできなくて…。まだまだ自立できそうにないので、ママには申し訳ないけど一生実家暮らしでいさせてというわがままを言いたいです。

 

小澤以外:かわいい~!

 

小澤:いきなり言ってもだめなので、今のうちから「私はずっと実家にいるからね!」と言い続けていて(笑)。ママには「はいはい、分かった分かった」とあしらわれています(笑)。

 

髙橋:私は寂しがり屋で、寂しくなると誰かに電話をかけたくなる癖があるんです。なので、もし電話掛かってきたら許してほしいし、相手をしてほしい(笑)。あと、寂しくてファンの方にもツイートやリプをたくさんしてほしいとよく言ってしまいます。

 

村山:かわいい!いつでも電話して!

 

小澤:待ってるよ!

 

◆ちなみにこの中でかかってきたことがある人は?

江角:はい!この前もしました(笑)

 

髙橋:したね(笑)。あと、葵にもかけたけど…。

 

大西:あ!そういえば来ました!でも私、電話が苦手で…(笑)。電話って顔が見えないし、相手が何を考えているかくみ取りづらいじゃないですか?でも直接会って話すのは好きだから…会いに来てくれる?

 

大西以外:かわいい~!

 

髙橋:うん!行く!話してね!

≒JOY・小澤愛実

 

◆電話がかかってくるのを待ってくれている人がいて、直接話すのも楽しみにしてくれている人がいるのはうれしいことですよね。江角さんは?

江角:私は最近浪費癖がすごくて(笑)。思い立ったらすぐに一人でパーッとどこかに行ったり、欲しいものを買ったりしてしまうので誰にというよりお金に許してほしいです。

 

村山:“使いすぎてごめんね”ってこと?

 

江角:そうそう(笑)。

 

小澤:浪費のループからは抜け出せたの?

 

江角:うーん…。実は今日も新しい漫画の発売日だから、買おうかどうか迷ってる…。

 

髙橋:抜け出せてないんだ!(笑)

 

◆では、本作が誕生日をテーマにした楽曲であることから、印象的な誕生日エピソードについて教えてください。

大西:私は去年の誕生日ですね。ニアジョイ(≒JOY)のメンバーになって初めての誕生日で、当日がTIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)だったんです。一年に一度しかない日にステージに立てたことも、ファンの方の顔が見られたことも、メンバーにケーキを用意してもらったことも全てがうれしくて。大げさではなく人生で一番楽しい誕生日でした。

 

江角:めっちゃいいエピソードじゃん!私は高校1年生のときの誕生日に、友達からパイ投げをしてもらったんです。でもそれが普通のクリームじゃなくて…。投げられて当たったところがベットベトになりました(笑)。

 

小澤:なんかアメリカみたい!(笑)そのパイ、食べたの?

 

江角:たまたま口に入って食べちゃった。

 

村山:愛されてるからこそのエピソードだよね!高1ってことはちょうど16歳じゃない?

 

江角:確かに!MV撮影ではパイ投げがなくてよかった(笑)。

 

髙橋:私も16歳のときの誕生日かな。当時、学校でお菓子タワーがはやっていて。友達がやってもらっている姿を見て「いいな~」と思っていたら、自分にも実際にやってもらえてうれしかった思い出があります。廊下ですれ違う人みんなに「おめでとう」と声を掛けてもらったのも、今考えると学生生活ならではですね。

 

大西:人気者だ!

 

小澤:すてきだね~。

 

村山:私も16歳のときの誕生日が思い出に残っているかも。高校生になって、お菓子の持ち込みが許される学校だったら、お祝いの仕方の幅が広がるじゃないですか? 私のクラスは、クラスメートみんなで誕生日を迎えた子の好きな物をたくさん買ってお祝いすることが多かったです。周りの子たちは好きなお菓子を大量にもらっていたりする中で、当時私はサラダをよく食べていた印象が強かったからか、ドレッシングを大量にもらって(笑)。机の上にいろんな種類のドレッシングがずらりと並んでいる光景は今でも忘れられないです。

 

江角:斬新だね(笑)。

 

村山:もらったドレッシングを使うのが楽しみでサラダを食べるのがより楽しくなったし、この出来事がきっかけで今でも家にドレッシングのストックをしておかないと気が済まないようになりました(笑)。

≒JOY・髙橋舞

 

小澤:私は幼少期のころのエピソードなんですが、当時キャラクターのデコレーションケーキがはやっていたので、私も好きなキャラクターのケーキが食べたいとお願いしたらお父さんが練習して作ろうとしてくれたんです。

 

小澤以外:え~!すごい!

 

小澤:誕生日当日はすごくクオリティの高いケーキをくれて、「パパ、頑張ったんだよ~」と自慢げに話すお父さんの姿がすごくカッコよかったし、純粋にうれしくて。でも後日たまたまケーキのレシートを見つけてしまって…。お店で買ったものを自分が作ったかのようにしていたんだと思うとショックでしたけど(笑)、私のために一生懸命作ろうとしてくれた優しさと愛を感じた日でした。

 

髙橋:お父さん、きっといいところ見せたかったんだね。

 

村山:これもまたすてきエピソードだ~。

 

◆今回は天野さんがセンターとなる楽曲でしたが、先輩の=LOVEさんや≠MEさんも楽曲ごとにセンターが変わったり、グループ内でユニットを組んだり、個性を生かしたソロ曲を披露したりしています。もし今後、新たにユニット曲やソロ曲が出来るとしたらどんな曲をやってみたいですか?

全員:え~!悩む!

 

村山:私は最近葵と歌うことが多くて、「超孤独ライオン」や≒JOY特別公演のステージでも一緒にハモリを担当していたんです。私は葵の歌声が大好きで一緒に歌えることがすごくうれしいので、いつか二人でデュエットに挑戦してみたいなという気持ちがあります。

 

大西:うれしい!私も結香ちゃんと歌っているとすごく自信を持って歌えるので、いつか二人で歌いたいです。バラードもいいし、結香ちゃんの感情のこもった歌声が好きです。

 

◆相思相愛ですね!ほかの皆さんは?

髙橋:私は先輩たちの楽曲の中でもかわいい曲が好きで。特に≠MEさんの「#おふしょるにっと」が大好きなので、いつかメンバーと一緒にカバーしてみたいです。特に山田杏佳は普段かわいい服を着ていたりして、趣味が合うんじゃないかなと思うので杏佳と一緒に披露してみたいです。

 

小澤:私は個人的にアップテンポな曲調だけど、聴いていてどこか切なくなるような楽曲が好きで。例えば元乃木坂46の松村沙友理さんのソロ曲「さ~ゆ~Ready?」や指原莉乃さんの「私だってアイドル!」のような楽曲を、メンバー全員で披露できたらいいなと思います。まだ挑戦したことのない曲調なので、また新たな私たちをお見せできるんじゃないかなと。

 

江角:私も誰かと、というよりはみんなでやってみたいのが椎名林檎さんのような雰囲気のあるカッコいい楽曲。前回の「超孤独ライオン」とはまた違ったカッコよさにも挑戦できたらうれしいです。あと、昔ベースとピアノをちょっとだけやっていたことがあるので、ニアジョイ内でバンドを結成してKing Gnuさんの曲をカバーしてみたいです。

 

村山:バンドいいね!楽しそう!

≒JOY・村山結香

 

◆もしこの5人でバンドを組むとしたら、それぞれどんなポジションにしますか?

江角:どうしよう~?

 

小澤:あ!私、ギターはドレミファソラシドだけなら弾けます!(笑)

 

髙橋:おお。練習すればもっと弾けるようになりそう!

 

江角:迷うけど…全員にボーカルやってほしい(笑)。

 

村山:怜音はピアノを弾きながらベースも弾くの?

 

江角:そうなるね(笑)。みんな歌うまいから、歌ってほしいんだよ~。

 

大西:でも、こうやってみんながやりたい曲やユニットを挙げていくと、≒JOYとしてのパフォーマンスの幅も広がっていく気がするよね。

 

小澤:そうだね。フレッシュさだけではいられないから、もっともっといろんなことに挑戦していきたいね。

 

村山:その一つとして、バンド…やってみる?

 

江角:今はまだ妄想だから、いつかね!(笑)

 

PROFILE

江角怜音

●えすみ・れのん…2005年4月26日生まれ。大阪府出身。B型。

 

大西 葵

●おおにし・あおい…2005年8月6日生まれ。東京都出身。B型。

 

小澤愛実

●おざわ・あいみ…2003年4月9日生まれ。神奈川県出身。

 

髙橋 舞

●たかはし・まい…2005年2月22日生まれ。兵庫県出身。O型。

 

村山結香

●むらやま・ゆうか…2004年2月15日生まれ。福岡県出身。O型。

 

楽曲情報

≒JOY 4th Song「スイートシックスティーン」

各種ストリーミングサービスにて配信中。

=LOVE 13thシングル「この空がトリガー」Type Dのc/wとして収録。

 

「スイートシックスティーン」MV

●text/矢嶋咲良

 

乃木坂46久保史緒里が史上初の「ニッポン放送ショウアップナイター公式応援マネージャー」就任!【コメントあり】

乃木坂46の久保史緒里が、『ニッポン放送ショウアップナイター』(4月4日(火)スタート 火~金・日曜 午後5時30分~/土曜 午後5時50分~)番組史上初の「公式応援マネージャー」に就任し、コメントが到着した。

「ニッポン放送ショウアップナイター公式応援マネージャー」久保史緒里

 

現在、『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送 毎週水曜 深夜1時~3時)のパーソナリティを務める久保は宮城県出身とあり、球団創設時からの熱烈な東北楽天ゴールデンイーグルスのファン。昨年には野球好きなニッポン放送のパーソナリティ陣がメンバーに名を連ねる「チームショウアップ」にも加入した。

 

そんな久保が今年新たに、リスナーに野球の楽しさや面白さを伝えていく「ニッポン放送ショウアップナイター公式応援マネージャー」に就任。放送開始から57年目のシーズンを迎える『ニッポン放送ショウアップナイター』だが、「公式応援マネージャー」の誕生は史上初めてのこと。

 

久保は今後、今季のプロ野球を盛り上げるべく、「開幕カウントダウン番宣」「開幕戦応援ジングル」、開幕戦で実施する「クイズコーナー」の出題ナレーションなどを担当。

 

『ニッポン放送ショウアップナイター』と『乃木坂46のオールナイトニッポン』の両番組が連動した企画も実施し、「久保史緒里からプロ野球選手への質問コーナー」など、年間を通じて愛する野球の魅力をたっぷりと伝えていく。

 

なお『ニッポン放送ショウアップナイター』では、昨年に続き令和初の三冠王に輝いた東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手をシーズンアンバサダーに迎え、中継はもちろん、SNSでの展開も含めてこれまで以上に充実した企画を送る。久保のコメントは下記に掲載。

 

久保史緒里 コメント

学生時代、最も憧れだった、野球部のマネージャー。

 

今回、形を変えて、野球界を盛り上げるために、「ニッポン放送ショウアップナイター公式応援マネージャー」に就任させていただくことが本当にうれしいです。野球がお好きな方に楽しんでいただくことはもちろん、これから野球に興味を持っていただくきっかけにもなれるよう、私自身も勉強しながら、これまで以上に野球への愛を深めていけたらと思っています。

 

開幕も迫り、さらに盛り上がりを見せる野球界。今年も熱い試合を応援できることが心から楽しみです!「ニッポン放送ショウアップナイター公式応援マネージャー」の役目を果たせるよう、精いっぱい頑張ります。

 

番組情報

『ニッポン放送ショウアップナイター』

2023年4月4日(火)スタート

火~金、日曜 午後5時30分~/土曜 午後5時50分~

※延長あり、試合終了まで完全実況生中継

 

公式応援マネージャー:乃木坂46・久保史緒里

シーズンアンバサダー:東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手

ツイッター:@showup1242 #ショウアップナイター

メールアドレス:89@1242.com

ホームページ:https://baseballking.jp/showup

港区なのに家賃3万7千円!YouTubeが話題のピン芸人・岡田康太。噂の自宅へ突撃訪問インタビュー

高級住宅が立ち並ぶ港区で、家賃3万7千円という奇跡の物件に住んでいるピン芸人・岡田康太。その素朴な生活ぶりに密着したYouTubeチャンネル『岡田を追え!!』は、現在登録者数49万人と大人気だ。今回は、その話題の自宅を直接訪問! 芸人としての歩みから、特殊な生活スタイル、謎多き交友関係まで、まるっと話を聞いてきた。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

岡田康太(おかだ・こうた)/1990年奈良県生まれ。ピン芸人として活動! YouTubeチャンネル「岡田を追え!!」を毎日更新

 

高校卒業後にフジテレビのレギュラー番組に大抜擢
「もう身体を張ることしかできなかったんです」

――岡田さんは、高校生のときに若手芸人発掘番組『新しい波16』(フジテレビ系)にお笑いコンビ・オレンジサンセットとして出演されて、話題になりました。出演の経緯を教えてください。

 

岡田 もともと僕たちは中学の同級生でコンビを組んでいて、高校3年生の時に『M-1甲子園』の地区大会で優勝したんです。でも、本選の決勝大会のメンバーには選ばれなくて。それを知った先輩が、東京でライブをやろうよ、と声をかけてくれたんです。そこにたまたま『新しい波16』のスタッフさんが見に来ていて「オーディションに来てほしい」と言われたのがきっかけでした。

 

――スカウトだったんですね。さらに、『新しい波16』の後継番組『ふくらむスクラム!!』ではレギュラーメンバーに大抜擢されました。

 

岡田 あの時は、めちゃくちゃ嬉しかったですね。でも同時に不安もあって。他のメンバーはニッチェさんや、かまいたちさんとか、すでにテレビに出ていた芸人さんばかりだし、一発目の撮影の時には、偉い大人の方がたくさんいて。プレッシャーを感じました。

 

――ですが、番組では他の芸人さんに引けを取らないくらい、身体を張って活躍されてました。

 

岡田 もう身体を張ることしかできなかったんですよ……! それで目立つしかないというか。エピソードトークとかも1日で引き出しがなくなっちゃって(笑)。舞台にもあまり立ったことがなかったくらいだったので、毎回収録の度に心臓がキュウッてなってました。

 

――高校を卒業して、いきなりのレギュラー番組ですもんね……。すごいことです。

 

岡田 当時は、とにかく勉強しようと思って、落語を聞いたり、バラエティ番組をたくさん見たりしていたんですが、“お笑いからお笑いを勉強している”感じで、あまり良くなかったなあ、とは思いますね。

 

――なるほど。ただそこは、難しい部分ではあるかと。

 

岡田 そうですね。今は、全然別のジャンルのことをお笑いに当てはめていこう、という考え方が主体になっているので、あのころとは真逆なことをしているんですけどね(笑)。

 

――その後は、どのような活動をされていたのでしょうか。

 

岡田 劇場に立ちつつ、月2~3回テレビに出るような感じで6年間活動していましたね。ですが、泣かず飛ばずな感じで。最終的にはボケツッコミを入れ替えたりして、試行錯誤していたんですが、2016年に一度解散したんです。それ以降も別の人と組んで吉本興業に所属したり、またフリーになって元相方とコンビを再結成したり。

 

――事務所の移籍やフリーに戻るなど、あまりない経歴ですね。

 

岡田 珍しいですよね。ただ、いま思い返すと、フリーでやっていた時期の方が調子が良かった覚えがあります(笑)。自分たちのペースで自由にやりたいことができたので。YouTubeを始めた時もフリーのタイミングで、ノウハウを自分で作ってそのまま軌道に乗れた感じですね。

 

奇跡の激安物件で、フワちゃんと共同生活も
「お金がなさすぎて、主食がジャガイモでした」

――現在、岡田さんは「港区家賃3万7千円男」としてYouTubeチャンネル『岡田を追え!!』を配信されています。本日は、噂の家賃3万7千円のお宅に実際にお邪魔させて頂いていますが、どのようなきっかけでこちらに住むようになったんですか?

 

岡田 住み始めたのは5年前くらいです。当時の事務所・ホリプロコムの先輩で仲良くさせてもらっているX-GUNのさがね(正裕)さんが紹介してくれたんですよ。初期費用が分割で支払えるという話で、最初5万ちょっとで住み出すことができたんですよね(笑)。

 

――安い……! さがねさんは、よくこの物件ご存じでしたね。

 

岡田 実はこの部屋、代々ホリプロコムの芸人が住んできた部屋で。僕の前はななめ45°の岡安(章介)さんが住んでいたんですよね。どこにも不動産情報が載っていない物件だと思うので、普通には見つけられないと思います。

 

―― 一時期、フワちゃんもよくこのお部屋にいたとか。

 

岡田 はい。週5でいたので、ほぼ居候ですよね(笑)。フワちゃんの当時の家が八王子のほうにあって、遠かったので都内で動ける場所が欲しいと言って住みついていました。

 

――かなり便利な場所にありますもんね。

 

岡田 港区なんでね~。当時は、僕ら二人ともお金がなさ過ぎて、ジャガイモをチンしただけのものを主食として生活していました。

 

――あははは。お二方とも売れる前の時期ですね。

 

岡田 フワちゃんだけでなくて、みんなの溜まり場になっていたんですよね。四千頭身とかもよく来ていましたよ。

 

――芸人さんがたくさん来て、ご近所さんからクレームはなかったのでしょうか?

 

岡田 それが今まで一度もないんですよ。 たぶん、この家の壁は薄いんですけど、周りの家がお金持ちなので、壁の強度や防音性があるんだと思います。大きな台風が来た時も、周りの家に守られていたので、無風だったんですよ。

 

――すごい……。本当に奇跡の物件ですね。

 

自宅トークライブがきっかけで、チャンネル開設
「責任をもって成功させようと思った」

――こちらに住み始められた後、YouTubeチャンネル『岡田を追え!!』がスタートしますが、始まったきっかけは何だったのでしょうか?

 

岡田 2019年からチャンネルを始めたのですが、それ以前からうっすらとYouTubeをやりたいな、と思っていたんです。暇だったので、こんなチャンネルにしたいとかを、ずーっと考えてノートに書いてました。

 

――以前から構想があったんですね。

 

岡田 はい。それで、そのころはほんまにお金がなかったので、この家でライブをしていたんですよ(笑)。僕が60分トークして、500円ワンコインって感じで。

 

――え? ここで…!? それはファンの方も喜びそうです。

 

岡田 8人入れば満席くらいなのですが、その時にお客さんの1人として来てくれていたのが、いま僕に密着して動画を撮ってくれている佐野(コウ生)くんだったんですよね。彼は当時大学生だったのですが、作家や裏方の仕事がしたいと言っていて、ある時「YouTubeやりませんか?」と誘われたんです。それがきっかけでした。

 

――初めから岡田さんに密着するチャンネルにしようと決めていたんですか?

 

岡田 そうですね。チャンネルのテーマや登録者数の目標は、しっかり最初に定めてから、スタートさせましたね。

 

――かなり具体的に決めていたんですね。

 

岡田 そのころ僕は28、29歳くらいで、本腰を入れてやりたいという思いがあったのと、結局佐野くんは岡田の密着だけに専念することになったので(笑)、責任をもって成功させようと思ったんです。

 

――実際に、チャンネル登録者数も49万人と大人気です。

 

岡田 ありがたいです。 ちなみに、動画の空気感も初期から何も変わっていないんですよ。例えば、僕がブラジルやコロンビアに行った話をすると、テロップで「嘘つけ」とか「かっこつけるな」とか「行ったことあるアピールだろ!」ってツッコミが入るんですが、それは“本当のことを言ってるのに、全然信じてもらえない”ってオモロいな~って考えから来ていて。

 

――いつも秀逸なテロップに笑っています!

 

岡田 そんな風になったのも、フワちゃんとAマッソの加納さんとの会話がきっかけなんです。3人で遊ぶ約束をしていた時に、僕がお台場で仕事があって遅れる日があったんですね。それが「本当かよ」って思われそうだったので、信ぴょう性を持たせるために「お台場で仕事があります」と丁寧に言ったら「いつまでフジテレビのこと言ってんねん」ってツッコまれて(笑)。

 

――あははは、なるほど。フジテレビでレギュラーがあったことをイジられたというか。

 

岡田 そうなんです。そのノリが今に至るまで続いている感じなんですよね。

 

動画のゲストがどんどん売れっ子に
「平成フラミンゴも登録者5万人くらいのころで…」

――岡田さんのチャンネルは、出演されるゲストの方も幅広くて、豪華なメンバーですよね。交友関係が広いなと感じます。

 

岡田 あまり意識したことないですが、基本はもともと知り合いだった人に出演してもらっている感じです。パンプキンポテトフライの谷(拓哉)さんや、3時のヒロインの福田(麻貴)さんは、昔から出てもらっていますし、元AKB48の大家(志津香)さんも以前から知っていて。

 

――初めてのゲストの方は、岡田さんからオファーをされているんですか?

 

岡田 いや、向こうから出たいって来てくださる方が多いですね。グラビアアイドルの方とか、こっちからオファーしたら、キモいじゃないですか……!

 

――(笑)。でも、逆オファーが来るってすごいことです。

 

岡田 平成フラミンゴなんかは『岡田を追え‼』のことを「面白い!」って言ってくれてたことが始まりで、僕も彼女たちの動画を見たらオモロかったので、コラボするように。当時は、平フラも登録者5万人くらいのころで……。

 

――今では登録者数300万人超えで、大人気のお二人ですから。

 

岡田 フワちゃんなんかもそうですが、周りの友達がびっくりするぐらい売れていく人が多くて驚きます。先日は、『お笑いワイドショー マルコポロリ!』(関西テレビ)に、フワちゃんを中心にAマッソ・加納さんやトンツカタン・森本(晋太郎)などの仲が良い人たちで出演してきました。

 

――皆さん、売れっ子ですごいメンバーですね。

 

岡田 実は、その収録の時に、僕の肩書きが「YouTuber芸人」になっていたんですよね(笑)。それは最初にフワちゃんが「YouTuber芸人」という肩書きで出演していたからなんですが、大御所の方々からは「なんやそれ」となって。でも、絡んで何回かラリーして「コイツめっちゃ芸人やな」と認識してもらった感じでした。見え方が難しくて、悩みどころです。

 

――岡田さんは、肩書きがいろいろありますもんね。

 

岡田 フワちゃんに相談したら「まあ、芸人の方がいいんじゃない?」と言われたんです。フワちゃんはYouTuberとして世に出たらしいんですけど。もしかしたら、今後は場所によって肩書きが変わる可能性もありますね。

 

自炊動画も話題に!影響を受けたのは、タモリさんとグッチさん

――岡田さんは、お料理動画も頻繁にアップされていますよね。もともと料理は得意だったんですか?

 

岡田 ずっと好きでやっていました。小学校のころ、タモリさんの「ジャングルクッキング」をよく見ていて、影響を受けましたね。その後は、料理もできるお笑いタレントとして、グッチ裕三さんに憧れていて。もともとグッチさんの『ハッチポッチステーション』(NHK)を見て「お笑いをやりたい!」と思ったんですよ。

 

――おお~、懐かしい。意外なきっかけですね。

 

岡田 タモリさんに関しては、料理以外にも、影響を受けていて。僕が毎日70点くらいを目指してYouTubeをやっているって話をZAZYにしたら「それタモリさんも『いいとも』のときに言ってたよ」って話になったんです。その後も、タモリさんも同じことを言ってたってことが多くて。

 

――共通点があったんですね。

 

岡田 僕の父親がタモリさんが好きで、小さいころからよく見ていたので、知らず知らずのうちに影響を受けて、染み付いているんですよね。タモリさんの細かいノリやニッチな部分を深掘りする感じが大好きですね。タモリさんには、まだ会ったことないので、ぜひお会いしたいです。

 

コラボしたいのは、本田圭佑
「共感できる部分があるんじゃないかなと思って」

――今後、YouTubeでコラボしたい方は誰かいらっしゃいますか?

 

岡田 本田圭佑さんですね。本田さんは自分の心の中に〝リトル本田〟がいると話されてるんですけど、僕は背後に〝ビッグ岡田〟がいるんですよ。

 

――!?  それはどういうことですか……?

 

岡田 2016年にハワイに行ったんですけど、そのころから僕をコントロールする存在が、僕の中に現れたんですよ。「これやったら、オモロいんちゃう?」とか問いかけて来るような人で。そこで、本田さんとは、何か共感できる部分があるんじゃないかなと思って。彼も自分で自分を操作している感じだと思うんです。

 

――なるほど。第三者的な視点が、自分の中にあるということですね。

 

岡田 そうなんです。だから、ぜひ一度会ってじっくりお話してみたいんですよ。いつか実現できたらと思います。

 

――最後に、今後の目標ややりたいことがあれば教えてください。

 

岡田 海外に行きたいですね。海外に行っても、いまYouTubeでやっていることと同じようなことやってるみたいな。例えば、ブラジル行ってるのにコンロで料理しているとか、アフリカ行ってるのに海苔の雑学をまだ言ってる、とか(笑)。

 

――それは面白そうですね~。

 

岡田 自分自身と背景の振り幅を見せたいんですよ。普段と変わらない僕が、海外にいる感じで画面に収めたいです。

 

――最終的に、岡田さんの目指すところとは何になるんでしょうか?

 

岡田 最後は、動画にせずに動画っぽいことをやっていたいですね。誰にも見られずに一人で。行動が染みつきすぎて、見せるものと自分がやることが、一体となる感じです。そうなったら最高ですね。

 

――(笑)。動画でなくとも、お客さんが数人いる場とかでも面白そうです。

 

岡田 アナログな場所もいいですね。絶対に見せる対象を狭くしようっていうタイミングが来るので、その時に自然にそういうことができていたら良いですね。

 

――今後も楽しみにしています。ありがとうございました!

佐野ひなこ ドキッとするようなショットも…!“大人のひとり旅”を捉えた写真集が発売

佐野ひなこ(撮影:菊地泰久/秋田書店)

 

女優・モデル・グラビアなどマルチに活動する佐野ひなこの最新写真集が、4月7日(金)に発売決定。本人からのコメントが到着した。

 

今作は、「沖縄・京都をめぐる旅」をテーマに撮影を敢行。真夏の沖縄では、夏らしくビーチやプール、リゾートホテルなどでバカンスを楽しんでいる様子を撮影した。また、ドキッとするようなお風呂シーンも。

 

京都では、打って変わって落ち着いた大人のひとり旅を展開。貴船神社や先斗町などの京都らしい街並みを巡っている様子や、温泉旅館でくつろいでいる様子などを収めている。これまでの彼女の写真集とは一味違い、一緒に沖縄旅行を楽しみ、そして京都ひとり旅をのぞき見している気分になるプライベート感満載の一冊に仕上がった。

佐野ひなこ(撮影:菊地泰久/秋田書店)

 

今回の発表に際して、佐野は「沖縄も京都もプライベートでよく行く場所だったので、リラックスして撮影に臨めました。撮影していても、意識せず素の部分が出ていたように思います」と振り返る。

 

そして「約1年ぶりの写真集ということで、1年前よりもアップグレードした姿を皆様に見せられたらと思っています。完成した作品をぜひ手に取ってもらえたらうれしいです」とメッセージを寄せた。

 

佐野ひなこ コメント

佐野ひなこ(撮影:菊地泰久/秋田書店)

 

沖縄も京都もプライベートでよく行く場所だったので、リラックスして撮影に臨めました。撮影していても、意識せず素の部分が出ていたように思います。
特に沖縄の撮影で使用させていただいたホテルが、プライベートでも友人と泊まったことがある場所だったので、本当にプライベートをさらけ出しているような恥ずかしい気持ちになりました(笑)。旅行がもともと好きなので、やっぱり旅っていいなぁ…と再確認できました。
約1年ぶりの写真集ということで、1年前よりもアップグレードした姿を皆様に見せられたらと思っています。完成した作品をぜひ手に取ってもらえたらうれしいです。

佐野ひなこ(撮影:菊地泰久/秋田書店)

 

書誌情報

佐野ひなこ写真集「タイトル未定(仮)」
2023年4月7日(金)発売

発売:秋田書店
判型:A4判/128ページ
定価:2,700円+税
撮影:菊地泰久

 

二刀流Mリーガー・岡田紗佳を解剖! 役満ボディの秘訣は「お腹が空くまで食べない」(後編)

いよいよ2022‐2023シーズンも佳境に入ったプロ麻雀リーグ「Mリーグ」。その人気プレイヤーであるKADOKAWAサクラナイツのメンバー、岡田紗佳さんインタビューの後編をお届けします。後篇では、おかぴーの愛称で親しまれる岡田さんのプライベートな一面が知られる一問一答や、麻雀に関するお悩み相談を行いました。

 

関連記事:Mリーグ終盤戦! Mリーガー・岡田紗佳「自分らしい麻雀で応援してくださる方が“明日も頑張ろう”と思ってもらえるために勝ちたい」(前編)

岡田紗佳●おかだ・さやか…1994年2月19日生まれ。東京都出身。O型。モデル、タレント、グラビアアイドルとして活動する中、2017年に日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士となる。2019年にKADOKAWAサクラナイツからドラフト指名を受け、Mリーガーとして活躍している。雀士としてのキャッチフレーズは「役満ボディ」「完全武装アフロディーテ」。TwitterInstagram

 

【岡田紗佳さん撮り下ろし写真】

好きな牌は「一萬(イーマン)」。今、相性がいいんですよね

──後編では岡田さんのプライベートな一面を知られるような一問一答をご用意しました。よろしくお願いします。

 

Q.1 好きな役、好きな牌はありますか?

岡田 好きな役は「リーチ」で、好きな牌は「一萬(イーマン)」。「国士無双十三面待ち(コクシムソウジュウサンメンマチ」のときも「一萬」で上がりましたし、最近はよく「一四萬(イースーマン)」待ちを上がっているので(笑)。今、相性がいいんですよね。

 

Q.2 座右の銘を教えてください。

岡田 「人生字を識るは憂患の始め(じんせいじをしるはゆうかんのはじめ)」です。人間は物を知り、勉強することで、かえって悩んだり心配することが多いという意味ですが、私は悩んでしまうことが多いので、「考えすぎんな!」と言い聞かせるためにも、あえてLINEのプロフィール欄にも書いています。

Q.3 自身のコンディションや体調などを図るものはありますか?

岡田 そういうことを考えると、冷静に判断できなくなってしまうので、逆に意識しないようにしています。

 

Q.4 いろんなことを学ぶのがお好きとのことですが、麻雀に限らず、勉強方法を教えてください。

岡田 できるだけ、アウトプットすること。勉強というと、知識を得ようとすることがメインになりがちですが、それよりも自分で問題を作って解いたり、覚えたものを書き出したりする方が身に付くと思うんです。それによって、思い出そうとする力を引き出せるから。「麻雀の点数計算ができないよ」という人も、他人から教えてもらって終わりというんじゃなくて、間違えてもいいから、自分で一度考えて言ってみる。それをやらないと身に付かないような気がします。

Q.5 グラビア活動で、「役満ボディ」をキープするため、食事などで意識されていることは?

岡田 時間が来たから食べるのではなく、お腹が空くまで食べないことです。基本、一日一食か二食。Mリーグの試合が終わって、家に着くと深夜1時ぐらいなのですが、夜中でもお腹が空いたら、サラダや豆腐といったヘルシーなものを食べます。ただすぐ寝るわけではなく、寝るのは4時とか5時ぐらいですね。

 

Q.6 プライベートでも仲の良い選手はいますか?

岡田 同じ麻雀の団体だと集まる機会も多いので、みんな仲がいいですよ。そうですね、特に家も近い、まるこ(丸山奏子「赤坂ドリブンズ」)と(高宮)まりさん(KONAMI麻雀格闘倶楽部)はよく会っていますね。あと、Mリーガーではないですが、まつかよ(松本圭世)さんとも、ご飯一緒に行ったりしています。

 

Q.7 緊張を乗り越えるためにしていることは?

岡田 緊張に慣れるのが大事ですが、あとは最初からうまくできると思わず、逆にうまくできないことを受け入れていたほうが緊張しないと思います。あと、局中は冷静に思われるかもしれませんが、相手に読まれないよう、気持ちを抑えて表情に出さないようにしています。

 

「ウマ娘」でコスプレするなら……アグネスデジタルですかね(笑)

Q.8 マンガやゲームもお好きな岡田さんですが、今どハマりしてるものは?

岡田 私はオタク気質なので、1つのものを長く深く好きになるタイプなんです。一番ハマったのが「ラブライブ!」で、ゲームで言えば「ポケモン」とか「モンハン」をひたすらコツコツやっています。そんななか、「ウマ娘」はリリースされてから、この2年間毎日ずっとやっていますし、アニメ版はBlu-rayを全巻持っています。

 

Q.9 そこまで「ウマ娘」にハマった理由は?

岡田 ゲームとして面白いし、好きだったことも大きいですが、キャラクターは面白いし、歌は中毒性があるし、「何かの目標に目指して頑張る」というスポ根に近い設定は、麻雀プロとして感情移入することがすごく多いのでハマりました。特にアニメの「2期」はよかったですね。そこから、元となっている馬に興味を持つようになりました。

Q.10 ちなみに「ウマ娘」でコスプレするなら、どのキャラクターですか?

岡田 コスプレ感を出すには、自分のキャラクターと違う方がいいと思うんですよ。ということで、アグネスデジタルですかね(笑)。衣装は思いっきりフリフリだし、ツインテールでリボンがボーン! みたいな感じで、どちらかというかっこいい系が多い私と真逆ですから。

 

Q.11 実際に好きな馬はいらっしゃいますか?

岡田 好きな馬はゴールドシップ。私が競馬にハマったのは「ウマ娘」からなので、ハマったときには、すでに引退していたんですが、常に強いわけでもなく、ムラのあるところがかわいいし、表情に愛嬌があるんですよね。引退した後も、よくYouTubeで今の様子を見ています。

 

Q.12 仕事現場に常に持っていくモノやアイテムを教えてください。

岡田 化粧品のパウダーなんですが、エレガンスの「ラ プードル オートニュアンス」。これを付けると、本当に肌がきれいに見えるので、常に持っていますね。すぐに自分のモノだと分かるように、「ちいかわ」のシール貼ってます(笑)。

Q.13 家電やガジェットでお気に入りのモノは?

岡田 SwitchBotは、買って本当によかったと思います。アレクサと連動していて、電気やTV、エアコンのスイッチのオン/オフをやってくれる上、よく失くしていた家のカギも持つ必要がなくなりましたし、QOLがすごく高くなりました(笑)。あと、洗剤や柔軟剤が自動投入される全自動洗濯機や、EMSで頭皮や顔に電気を流す電気バリブラシとか、家電や美容系もできるだけ新しいモノを取り入れています。

 

──ありがとうございました!

 

【お悩み相談「もうちょっと麻雀が強くなりたい!」】

赤い牌が入っただけでウキウキ気分になってしまうGetNavi web編集部の麻雀同好会のメンバーたちの願いは「少しでも麻雀がうまくなりたい!」。Mリーガー・岡田紗佳さんへのインタビューということで、メンバーから預かってきたお悩みに相談にのっていただきました!

●「国士無双十三面待ち」「九蓮宝燈(チューレンポウトウ)」などをビシッと決められた岡田さんに質問です。僕も「もっと役満を上がりたい!」 のですが、どうすれば上がれるのでしょうか?

岡田 とにかく見逃さないことが大事。暗刻(アンコ)が1個でもあったら、四暗刻(スーアンコ)を意識するとか、公九牌(ヤオチュウハイ)が7枚とか8枚あったら、ちょっと国士無双(コクシムソウ)を見るとか。四暗刻以外は、配牌から狙わないと狙えないのが役満ですから。ただ、役満を狙ったら上がれるかもしれませんが、麻雀自体に勝てるようになるわけではないですから(笑)。

 

●他家の捨て牌のツモ切り・手出しは、すべて記憶されているのでしょうか? アマチュアが捨て牌で気を付けること(他家の手の読み方)を教えてください。

岡田 私は完全に記憶する必要はないと思います。ただ、違和感を察した方がいいかもしれないですね。例えば、八萬(パーマン)・九萬(キュウマン)と切られたときに、「もうペンチャンを払うところまでいっているんだな」とか、「字牌の対子(トイツ)落としが入った」とか、五萬(ウーマン)の後に二萬(リャンマン)を切ったら、「なら、一萬(イーマン)とか三萬(サンマン)を持っているんだな」とか。少しでも情報になるものを逃さないようにすればいいかと。

●“麻雀が強そう”に見せたいです。どういう立ち回りをすればいいでしょうか?

岡田 “強そうに見せる”ということは、強くなくてもいいということですよね(笑)。なら、手つきをきれいに見せるだけで強そうに見えると思います。あと、「リーチ」「ツモ」といった発声をしっかりする。それから、ツモった後に点数をすぐに言えたり、小手先の技術じゃなく、いわゆる麻雀の所作といったものをスムースに行えるようになることじゃないでしょうか。

 

●2着3着ばかりで、トップが取れません。トップを取るには何が必要でしょうか?

岡田 さらに攻撃を強くした方がいいと思います。4着の回数も増えると思いますが、1着の回数も確実に増えますから。トップに立っちゃうと、どうしても「この点数を守りたい」という気持ちになると思うんですよ。でもそれでは最後にかわされてしまう可能性もあるので、最後まで攻める。点数を守るというよりは、点数を伸ばすイメージでやってください。

 

●麻雀がうまくなるためのMリーグ観戦の方法を教えてください。

岡田 まずは、試合中に解説者の話を理解すること。あと、個人的に一番おすすめなのは、試合後に選手が開設する牌譜検討を見ること。「なぜ、こうしたのか?」をちゃんと説明してくれるし、チャット欄で質問したら答えてくれますよ。

 

 

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<応募方法>

下記、応募フォームよりご応募ください。
https://forms.gle/hhQt28NhYJty11PH8

※応募の締め切りは3月31日(金)正午まで。
※当選は発送をもってかえさせていただきます
※本フォームで記載いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的での使用はいたしません。また、プレゼント発送完了後に情報は破棄させていただきます。

 

撮影/干川 修 取材・文/くれい響

Mリーグ終盤戦! Mリーガー・岡田紗佳「自分らしい麻雀で応援してくださる方が“明日も頑張ろう”と思ってもらえるために勝ちたい」(前編)

2018年に麻雀のプロスポーツ化を目指し発足したMリーグ。今年1月の『アメトーーク!』ではMリーグ芸人が行われるなど、老若男女問わず、ますます注目度は高まっています。そんななか、現在は、8チーム32人のMリーガーたちがしのぎを削る、2022-2023シーズンが佳境を迎えています。今シーズンはどんなドラマが生まれるのか、3月末で決まるセミファイナル進出チーム、その後続くファイナルまで目が離せません。昨シーズン(2021-2022)、劇的な優勝を飾った「KADOKAWAサクラナイツ」。そのメンバーであるMリーガーの岡田紗佳さんは、プロ雀士としての顔のほか、モデル、タレント、グラビアアイドルとしても知られています。岡田さんのMリーグへの思いや、活動などを伺いながら、Mリーグの魅力を前後編でお届けします。

 

岡田紗佳●おかだ・さやか…1994年2月19日生まれ。東京都出身。O型。モデル、タレント、グラビアアイドルとして活動する中、2017年に日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士となる。2019年にKADOKAWAサクラナイツからドラフト指名を受け、Mリーガーとして活躍している。雀士としてのキャッチフレーズは「役満ボディ」「完全武装アフロディーテ」。TwitterInstagram

 

【岡田紗佳さん撮り下ろし写真】

Mリーグができたことで今では憧れられる職業になったかなと思います

──『アメトーーク!』ではMリーグ芸人が放送され、岡田さんもご出演されましたが、放送後の反応や反響はいかがでしたか?

 

岡田 麻雀プロとして関わりがなかった関係者の方からたくさん連絡がきましたし、イベントでも親子連れの方が増えました。あと、Twitterのフォロワーが一気に増えました(笑)。一週間で、2~3万ぐらいでしょうか。「今まで麻雀に興味なかったけど、これを機に覚えたくなった」という声は、やはり嬉しいですね。あと、Mリーグサイドの見解としては、「これまでマイナーだった存在が、地上波の番組で大きいトピックとして扱われるまでになった!」という感じで喜んでいました。

 

──岡田さんはモデルやタレントとして活躍されていましたが、そんな中で17年にプロ雀士になりました。きっかけは何だったのでしょうか?

 

岡田 大学生のとき(16年)に『大学対抗麻雀駅伝in箱根』という番組に呼ばれたんですが、そのときに、今所属している日本プロ麻雀連盟の方に「プロに興味はありませんか?」とお声掛けしていただいたのがきっかけです。それまでプロになろうと思ったことはありませんでしたが、何でも勉強したり、挑戦したくなるタイプなので、「やってみようかな?」と。それから半年から1年ぐらいかけて、滝沢和典さんや山田浩之さんの勉強会で、点数計算や役から打ち方までいろいろ教えていただき、プロテストに合格しました。

 

──今はプロ雀士としても活動されていますが、プロ雀士の主な活動とは具体的にはどういったことでしょうか。

 

岡田 主に参加費を払って、リーグ戦や大会に参加することです。全国で3000人ぐらいプロ雀士いますが、その中で実況解説をしたり、イベントにゲストとして呼ばれたり、観戦記を書いたり、何かしらのメディアに携わっている人が50人ぐらい。そのほかの人は会社員や雀荘の店員など、兼業しているかと思います。そんななか、Mリーグができたことはとても画期的なことだと思います。Mリーグでは最低年俸も保証されているので、プロとして麻雀で生活できるようになり、子供たちにも楽しんでもらえるようになり、今では憧れられる職業になったかなと思います。

 

──『熱闘!Mリーグ』(テレビ朝日)でも「Mリーガーになりたい」と憧れている子供たちの声が多くなっているような気がします。そんななかで、岡田さんがプロとしての意識していることはありますか?

 

岡田 私は何かを意識しているとかではなく、自分らしい麻雀をして、その試合を見て応援してくださる方が「明日も頑張ろう」と思ってもらえるために勝ちたいと、常日頃から思っていますね。

 

2022-2023シーズンは一からやり直す気持ちで臨んでいます

──2019-2020シーズンから「KADOKAWAサクラナイツ」がMリーグに加わり、岡田さんもサクラナイツのメンバーとして、Mリーガーデビューされました。Mリーガーになったことでの心境の変化はありましたか?

 

岡田 Mリーグはあくまでも団体戦なので、自分のミスがチームのマイナスになってしまうんです。そのプレッシャーは通常の大会とは違いますし、チーム全体のサポーターになっていただける方が多いので、家族感が強い一方、背負う緊張感や責任感も違いますね。あと、試合中に控室にあるモニターを通して、いろいろと意見交換や勉強ができるんです。そんなチームメイトがいることがとても心強いです。

 

──となると試合前の緊張感も普段とは異なると思うのですが、試合前のルーティンなどはあるのでしょうか。

 

岡田 ルーティンは特にありません。前日もしっかり寝て、しっかり食事をとって、とにかく健康に気を遣って、通常の生活を送るだけですね。ルーティンを作ってしまうと、「あれをやらなかったら、負けるんじゃないか……」と思うようになりそうで、それがメンタルに一番良くないと思いますし。食事で気をつけていることは……基本食べたいものを食べているのですが、タンパク質と野菜、あとは脳を働かせるため、お米で糖分をとることかな。試合当日も、ラムネなどでブドウ糖をとるようにします。

 

──現在、2022-2023シーズンも佳境を迎えていますが、昨シーンのことを振り返らせてください。昨シーズンはサクラナイツが優勝しましたが、その時の心境を教えてください。また、優勝したことで、今シーズンの気持ちの変化はありましたか?

 

岡田 昨シーズンはチームメイトの沢崎(誠)さんが病気療養をされ、入院されていたこともあり、チーム全体で優勝に懸ける思いがより一層強くなりました。沢崎さんには「俺が出ないことで負けてしまった」と思ってほしくなかったですし、残りの3人の結束力が高まったと思います。昨シーズン優勝したとはいえ、新たに渋川(難波)さんが入った今シーズンでは心機一転、もう一度チャレンジャーとしての気持ちで、一からやり直す気持ちで臨んでいますね。

 

ペットボトルのキャップは締められないわ、食べ散らかすわ…サクラナイツはそんな人ばかり(笑)

──そんなサクラナイツのメンバーを紹介してください。

 

岡田 内川(幸太郎)さんは、とても男気ある優しい方。沢崎さんの後、チームを引っ張るというよりは、まとめようとしてくれるリーダー的な存在です。堀(慎吾)さんは、月に2~3回の勉強会で一緒に学ぶ機会が一番多いですが、とてもおちゃらけています(笑)。麻雀に関しては尊敬していますが、麻雀以外のことは何もできないんじゃないかと思っています(笑)。新しく入った渋川(難波)さんは堀さんと似ているところが結構あって、麻雀以外はどこか抜けている(笑)。あと、どこか柔らかさがあって、応援したくなるタイプの方ですね。森井(巧)監督はチームメイトと同じ目線で見てくれる仕事ができる方ですが、プライベートはやっぱり……(笑)。サクラナイツはそんな人ばかりで、ペットボトルのキャップは締められないわ、食べ散らかすわで……(笑)。誰も取り繕っている感じはないですね。

 

──そんな個性的なメンバーの中で岡田さんは、どのようなキャラクターですか?

 

岡田 私はツッコミがメインですね。試合中、森井さんがとにかく焦っていることが多くて、「もうダメだ!」とか「何でこんなツイてないんだ!」と言ったり、貧乏ゆすりが始まったりしてしまうんです。そこで私が「森井さん、大丈夫ですから!」と、できるだけチームの雰囲気をよくしようと思っています。あと、昨シーズン中に、堀さんが足首を骨折してしまったんですが、そのときは私がウーバーイーツで食べ物を送っていました。と言っても、内川さんが一番チームをまとめて面倒を見てくださっていて、私はその次だと思います。

 

沢崎さんからの言葉は今も大事にしています

──先ほどもお名前が上がりましたが、沢崎さんはデビュー時からチームメイトして戦ってきました。プロ雀士としても大ベテランでチームをけん引されていた沢崎さんからの教えで、特に印象に残っている言葉はありますか?

 

岡田 チームに入って、1年目のときはプレッシャーに押しつぶされることが多かったんです。そんなとき、沢崎さんから「おかぴーは他人の批判を気にせず、自分の麻雀を打ち続ければいいよ」「麻雀を楽しむことがいちばん大事」といった麻雀に対する心持ちを教えてくれました。その言葉は、今も大事にしています。沢崎さんの領域に行くには、まだまだ時間がかかりますが、いつかは沢崎さんのようなプロ雀士になりたいです。

 

──現在、「2022-2023シーズン」のレギュラーシーズンが佳境を迎えています。

 

岡田 レギュラーシーズンを突破できるか、この先どうなるか分からない状態なので、何とも言えないですが、私的にもチーム全体的にも、サクラナイツを常にファイナルに残るチームにしたいと思っているんです。なので、1ポイントでも多く稼いで、セミファイナル、ファイナルに行けるよう、常に先のことを見ていきたいですね。

 

サポーターが喜んでくれたり、Mリーグファンが増えたりすることの方が大事

──Mリーグのレギュラーシーズンの試合とは異なりますが、岡田さんは、昨年の「麻雀最強戦Mリーグスペシャルマッチ」で “国士無双十三面待ち(コクシムソウジュウサンメンマチ)”を上がられました。役満の中でもあまりお目にかかることのない役で、YouTubeでも多く切り抜き動画が上がっていてかなり見られていますが、テンパイしたときも、上がった際にもあまり表情が変わらなかったように見えました。内心はいかがでしたか?

 

岡田 普通のリーグ戦と違って、その半荘でトップを取らなきゃいけない決勝戦だったので、上がったときは逆にプレッシャーしかなかったです。私はネガティブな性格なので、“国士無双十三面待ち”で上がって嬉しい気持ちはあっても、「こんな幸運に恵まれたのに、もし優勝できなかったらプロとして恥ずかしい」とその時は思っていました(結果は優勝)。今となってはYouTubeで何回も見返していますが……(笑)。

 

──Mリーガーとしての岡田さんの今後の展望や目標を教えてください。

 

岡田 まだまだ若手ですが、これからチームを引っ張っていける存在になっていきたいです。私自身、個人で目立ちたいと気持ちは全然ないですし、サクラナイツが勝ってサポーターが喜んでくれたり、いい試合をすることでMリーグファンが増えたりすることの方が大事ですから。そのために、これまで以上にタレント活動をしていけたらいいな、と思っています。

 

※岡田紗佳さんへのインタビューは後編へ。後編では岡田さんのプライベートに迫ります。プレゼント企画も。

関連記事:二刀流Mリーガー・岡田紗佳を解剖! 役満ボディの秘訣は「お腹が空くまで食べない」(後編)

 

Mリーグ公式サイト:https://m-league.jp/

 

撮影/干川 修 取材・文/くれい響

女優・田中道子が1500時間の勉強を経て『一級建築士』に合格!! 「自分が納得するようにやりたかった」

2016年に女優としてデビューし、さまざまな役柄を演じる田中道子さん。バラエティ番組『プレバト!!』(MBS)で見せる絵画の上手さもプロ級です。その田中道子さんが合格率10%という難関資格「一級建築士」に合格したとのこと。その合格までの道程、これからの目標などをうかがいました。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:松本祐貴)

●田中道子(たなか・みちこ)/1989年8月24日静岡県生まれ。

 

芸能と建築の仕事の両立はずっと考えていた

ーーまずは、超難関、合格率9.9%といわれる一級建築士の合格おめでとうございます。

 

田中道子(以下田中) ありがとうございます。芸能界で鍛えられたおかげか試験では緊張しすぎることもなかったのですが、合格は本当に奇跡でした。

 

ーーそもそも二級建築士の資格を持っていて、さらに一級建築士を目指した理由はなんですか?

 

田中 大学生のころから「いずれ一級建築士を取りたい」と思っていました。理由は、2011年の東日本大震災です。未曾有の大災害で、多くの人がピンチのときに人の命を守る建築の仕事は改めてかっこいいと思いました。当時、大学3年生でしたが「一級建築士の資格を取り、プロとして人々の生活を守る仕事がしたい」とぼんやりとですが思ったんです。

 

ーー二級建築士は大学時代に取得したんですね?

 

田中 卒業しないと受験資格がないので、大学を卒業してすぐに取りました。

 

ーー当時は芸能界にデビューするかどうかというときですか?

 

田中 大学4年生のとき、ミス・ユニバース・ジャパン2011で3位入賞をして、知り合いがオスカープロモーションを紹介してくれました。

もともと私は中学生のころアクション女優に憧れていたんです。でも、地元は浜松で、周りにやってる人もいなければ、事務所もなく、目指す手段がなく、憧れだけだったんですね。就職活動中に芸能事務所に声をかけていただいて「今しかできないのはどっちだろう」と考えて、芸能を選びました。

それでも、事務所には「将来一級建築士を取りたいから、建築の実務を2年積ませてほしい」と頼んだんですが「なんのために東京に出てきたんだ」と怒られちゃいましたね。そのときから、芸能と建築を両立したかったんですよ。

 

ーーデビュー前からの思いが今回やっと叶ったんですね。

 

田中 はい。令和2年から一級建築士の受験資格が緩和されて、実務がなくても受験可能になったんです。これは追い風だと思いました。また、コロナ禍で、仕事が止まって、あらためて「自分って何がしたかったんだっけ」と自問自答して、こういう緊急事態のときに「すぐに動けるプロになりたい」と思い直しました。

 

ーーということは勉強への決意は2020年ぐらいからですね。

 

田中 ハードルの高さはわかってたので、いきなり一級建築士を目指してはいなかったです。そのときの勉強は、インテリアコーディネーターとか自分が興味がある分野でした。ただ、勉強する時間があるなら大きな資格を狙おうと気持ちが変わってきました。2021年の夏に「一級建築士」を目指す覚悟を決めました。そのときには、マネージャーさんにも「仕事には絶対影響ないように頑張るから。見守ってください」と宣言しました。事務所も応援ムードでした。自分で火を付けて、自分を追い込みましたね。

 

ーーなかなかできるることじゃないです。

 

田中 一時期は追い込みすぎて、目が回りそうなぐらいでした。私はうまくいかないとき、人から慰めてもらったり、別のリラックス方法を試しても、モヤモヤしちゃうんです。「仕事でうまくいかなかったときの解決策は、仕事がうまくいくこと」。私はそういう性格なんですね。『プレバト!!』でもそういう風に追い込んだから、いい結果が出たと思います。だから、マネージャーさんには「みっちゃんは追い込んだほうがいい」って思われているみたいですけど(笑)。

 

ーーしかし、それだけの努力ができるとは、学生時代から勉強が好きなタイプでしたか?

 

田中 受験シーズンになると1日10時間とかやるタイプです。やると決めたら納得するまで勉強します。

 

ーーそれだと、小中高など学校でも成績はよかったんじゃないですか?

 

田中 いや成績はよくなかったですよ。中学のとき、先生に市内で下から2番目ぐらいの高校しか受けられないと言われたぐらいです。でも、中3の夏に好きな男の子ができて、その人がいい学校に行くっていうから、一緒に通うために1日10時間勉強して合格しました。でも、その男の子は落ちちゃったんですけど……。どこでスイッチが入るかわからないですよね。

死に物狂いで勉強すれば努力が実るというのは、高校・大学受験で体験したので、私は、今回のような勉強を頑張れるんだと思います。成功報酬がない可能性もあるものに、何時間も費やす気持ちがわかるので、資格の勉強や、なにかをやろうとしてる人はジャンル関係なく尊敬しますね。

 

ーーテレビの印象では、田中さんは優等生タイプかと思っていました。

 

田中 優等生タイプは語弊がありますね。番組のアンケートなどは、最終日に手をつけるタイプです。優等生ではなく、夏休みの宿題も気づいたら8月末になっていることがありました。私生活でもズボラな部分はありますよ。

 

『プレバト!!』の絵は1枚50時間もかけている!?

ーー一級建築士に合格するには勉強時間が1000時間〜1200時間といわれていますが、どうでしたか?

 

田中 1年ちょっと月100時間プラス月4回の授業なので、トータル1500時間ぐらい勉強しているかもしれません。資格の学校に通い、授業は週1回、朝の8時から夜の11時ぐらいまでありました。

月に100時間の勉強もスキマ時間を合わせてです。いつもならベッドの上で漫画やゲームをしている時間を全部勉強にあてました。問題を解き続けて、携帯を握ったまま寝て、起きたらまた問題を解いているような状態でした。

 

ーー一級建築士の試験では、どんな問題が問われるんですか?

 

田中 一次試験は学科試験、いわゆるペーパーテストです。二次試験は製図を書く試験です。一次試験は、構造計算や足場の付け方、コンクリートの基礎、空調などの設備関係、もちろん法律も出ますね。ほかに「コルビュジェの作品はどれ」というような作品事例や歴史です。一次試験対策はスキマ時間を使えるんですよ。でも、二次試験の対策は机に向かってやらなきゃいけないので、時間を取るのも大変でした。

実際に見てもらえますか? これが製図の試験の1か月前の練習です。先生には練習不足といわれ、赤ペンだらけです。

 

私は実務経験がないので、資格の学校でも、周りの生徒から遅れてスタートしているんですね。本当に初歩的なとこで結構つまずくことが多くて。これなんか製図で、建物に階段を2個つけなければいけない法律があって、意味なく階段を並べて書いてたり、事務室の中に廊下があったりとか、本当にハチャメチャでした。

 

ーー製図試験の対策は大変そうですね。

 

田中 この製図の練習をしているころ、私は初舞台、初主演の最中でした。座長なので、みんなを引っ張る立場でしたが「本当に付き合いが悪い」と、後からみんなに言われました。みんな応援してくれて、仲はいいんですけどね(笑)。初舞台も楽しかったです。

ただ学科試験で覚えたことがセリフを覚えることで、ロケット鉛筆みたいに出ていっちゃうか心配でしたが、大丈夫でした。

 

ーー実際、一級建築士に受かったときはどんな気分でしたか?

 

田中 血管が切れたかと思いました。視界になにかが見えていますが、受験番号しか見えない。母と電話しながら合格発表を見ていて、絶叫しました。

母には普段から「プレバトもあるし、勉強もあるしどうしよう〜」と悩みを相談したりしています。そういうときに母は「タレント業が本業なんだから、それをやってから勉強しなさい」と、背筋を伸ばしてくれます。

今思い返すと、どっちもベストをつくそうと、がむしゃらだったので、二度とあの時間に戻りたくないです。でも、手を抜かずやれてよかったなとも思えますね。

 

ーー『プレバト!!』の絵画は、そんな悩みになるほどなんですね。

 

田中 そうです。宿題が出て家で描いてるんです。昔はロケで行って、絵をその場で描きあげてました。ハイレベルになるにつれて、宿題になって、10時間、20時間と制作時間をかけ始めました。最近は1枚の絵に50時間かけたりしています。裏ではめちゃくちゃ大変です。感情が大暴れする番組なので、涙も出ます。観てる人には絵ができあがったところだけじゃないですよと伝えたいです。

 

ーー伝わると思います。『プレバト!!』は田中さんをより有名にしましたね。

 

田中 父は最初、芸能界に反対してたんですが、今となってはこの番組の一番のファンです。今回の一級建築士の件で、実家に帰ったときに父から「建築に戻れ」と言われるかなと思ったんですが、逆に「『プレバト!!』があるからずっと芸能をやれ」と言われました。娘が頑張ってる姿を見られるのが父としてはうれしいらしいです。

それに地方ロケに行くと「『プレバト!!』観てます」と言われることが本当に増えました。先日は、ビルに入館しようとしたら警備員の方が「一級建築士合格おめでとう」と言ってくださって、それを聞いた周りの方も「おめでとう、おめでとう」って。うれしかったですね。

 

足湯カフェや子どもたちが夢見れる施設を建ててみたい

ーーちなみに一級建築士と二級建築士はどう違うんですか?

 

田中 設計できる建物の規模が違います。二級建築士は300平方メートル以内は2階建てまで、木造だと3階建てまで設計できるなど決まっていますが、一級建築士は縛りがありません。ビル、駅、代々木体育館など何でもOKになります。

 

ーー実際に建ててみたいものはありますか?

 

田中 学生のときは、両親が温泉好きなので、足湯があって、平屋の家を設計してあげたいと思っていました。でも、30歳を超えて、ちゃんと調べると家を建てるってお金かかるんですね。

 

ーーそうですね。それ以外に仕事につながるような建築物はどうですか?

 

田中 私自身「夢を持て」という言葉がすごく苦手なんですよ。子どもには実際にやらせてあげないと夢がわからない、学校にしか通っていない子どもにはそんなに選択肢はないですよね。だから、子どもが夢を見つけられるような楽器、運動、勉強などなんでもできるスクールというか施設を作ってみたいですね。イメージとしてはキッザニアみたいなところです。調べたことがあるんですけど、キッザニアで人気の職業を体験するには、朝早く行って並ばなきゃいけないみたいです。のびのび体験できたらいいのにと思います。

 

ーー自分の家を設計するならどうしますか?

 

田中 実は、私、静岡から仕事に通いたいと思ってるんですよ。自然豊かなところが安心します。私は音に敏感で、東京は夜中も騒がしいですね。浜松の地元では、家からコンビニ行こうとしても、音の振動がなくてシンっとしてるんですね。また、東京は父親と喧嘩して出てきてるので、戦う場所で、心を許しちゃいけないという思いが根っこにあるんです。実家だとまっさらの自分に戻れる気がします。

今の私の妄想では、両親のいる浜松と東京の間ぐらい、熱海に家を建てたいと思っています。それに足湯カフェを作りたいんですよ。まだ衛生面とか要勉強ですが考えてます。

 

ーーそのうち「こういうのを設計してほしい」とオファーも来るかもしれませんね。

 

田中 実務経験を2年積まないと一級建築士の登録ができないんです。だからまだ資格を得たスタートラインです。実務は2年分必要で、一級建築士の補助につくこと、資格の学校で教えること、研究でもいいそうで、手段はたくさんあります。どんな風に実務経験ができるか悩み中ですが、コツコツ積み重ねたいです。

 

一級建築士の資格をいかし、NHKの番組レギュラーも!?

ーーそれこそ大学時代の同級生は建築士をしていたりしますか?

 

田中 建築士の友達もいっぱいいます。人の命を直に預かるお仕事なんでみんな大変そうですね。納期が近くなれば休み返上ですし、依頼人と現場の人との板挟みにも合うそうです。

先日、結婚して産休、育休に入った友達が、今回の私のニュースを見て「もう1回一級建築士にチャレンジすることにした」と連絡をもらいました。ほかにもSNSでファンから「私も別の資格を諦めてたけど、刺激をもらいました」という反応もあってうれしいですね。

 

ーー一級建築士の資格をいかしたお仕事もありますか?

 

田中 2023年の4月から『解体キングダム』(NHK)という番組のレギュラーが始まります。今まではNHKBSプレミアムで城島茂さんと伊野尾慧さんがリポートしていましたが、ゴールデンタイムに枠が変更になり私が加わることになりました。番組では実際に高層ビルや鉄塔などの解体現場に行きます。

例えば、東京の日本橋、呉服橋にある高速道路に地下化プロジェクトがあり、その解体現場に行きました。近くを大きなトラックがバンバン走っていて、その出口をちょっとずつ剥がしていく現場で、すごく怖かったです。下は川で物も落とせないという難工事でしたね。

その解体する部分が、鉄筋もキレイで60年前のものと思えませんでした。日本はしっかり建てているから解体やコンクリートを砕くのも大変だそうです。近々、関西の解体現場も見に行く予定です。現場に行くまでは「私が見てて大丈夫かな」と考えてましたが、建築の勉強していたので、気になるところも出てきて、やってみたら楽しいお仕事でした。

 

悩んだときは、代わりに誰かに選択してもらうのもひとつの手

ーー田中さんが芸能の仕事をしながら、一級建築士の試験を受けようとした原動力はどこにあるんですか?

 

田中 人にはいろんな顔があっていいと思います。中学時代から憧れた女優も、大学時代から一級建築士を目指していたのも私のひとつの顔です。自分の中では一級建築士を取らずに人生が終わることは考えもしませんでした。ある意味諦めが悪いですね。

だから、私の一番の原動力は「自分が納得するかどうか」です。努力じゃ変えられない部分、例えば「私が宇宙飛行士になりたくて、でも視力が0.01しかない」のなら不可能です、諦めます。でも、不可能じゃないことを諦めることをしたくなかったんです。

 

ーーでは、女優・タレントとしての田中道子さんは、なにがあるから頑張れるんですか?

 

田中 女優やバラエティのお仕事は、観てくれる人がいるから成り立つものです。私は正直に話すと、好感度とかではなく、観てくださってる人が私を面白いと思い、元気になってもらえればいいと考えています。

実際に私が視聴者だとして、テレビにいい子ちゃんしかいなかったら絶対つまんないと思うんですよ。ハプニングや予期せぬ表情や感情がテレビの面白さだと思います。

私もせっかく公共の場に出るお仕事してるんだから毒にも薬にもならない人間になりたくないんです。だから、私を見たときに、ムカつくでも、刺激受けたでもいいから、なにかしら反応を受け取ってほしいですね。私も人付き合いするとき、場をかき乱す人も面白いと思ってしまうタイプです。結果的に私は周りを気にせず、のびのびと活動できていると思います。

 

ーー中学生のときのアクション女優への憧れが何度か出てきます。もう少し詳細を聞かせてください。

 

田中 近所にツタヤがあって、毎週家族の誰かが借りてきた作品をみんなで観ていました。姉はラブロマンス、私はファンタジー、兄はホラー、母はサスペンスと好きなジャンルがバラバラでした。でも、洋画のアクション物だと、かっこいいって家族みんなが観るんです。それでアンジェリーナ・ジョリーさんとミラ・ジョヴォヴィッチさんに憧れました。男性に負けない自立した大人のかっこいい女性のイメージです。子どものころは、理想の女性像とかぶっていて、アクション女優になれば、自立した女性になれると思っていましたね。当時は完璧な女性に憧れたんですけど、今は言い訳かもしれませんが、短所も魅力と思うようにしています(笑)。

 

ーー最後にこれだけ頑張ることができた田中道子さんだから伝えられる言葉もあると思います。人生で行き詰まったときの悩みにはどう対処すればいいでしょうか。

 

田中 うーん。プレッシャーですね……。悩んだとき、物事の決断にはものすごくストレスがかかると思います。そんなときは、私の行動基準は私の理想像ならどうするかを考えます。その理想像は、尊敬する先輩やお母さんでもいいです。あの人だったらどう行動するかな。悩んだときは、そんな風に代わりに誰かに選択してもらうことも重要です。すると、一歩引いて俯瞰的に見られますし、もしできるなら誰かの行動のマネをしてもいいと思います。

私は、女優として、母として、最近はドラマのプロデュースもなさっているMEGUMIさんが好きで尊敬しています。MEGUMIさんはタイムスケジュールの管理がスゴいんです。だから、自分がなまけそうなときには「MEGUMIさんなら今ジムに行くな」と考えて行動したりしています。

いろんな人の影響を受けながら私も作られているんです。もし今悩んでる人がいれば、理想の人やアニメのヒーローでもいいです、「あの人だったらどうするかな」と想像してもらうと、一歩踏み出せるんじゃないですか。私もよく使う手なのでやってみてください。

 

 

女優としての美しさ、バラエティ番組でのひらめきや絵の才能、さらに一級建築士の資格を取得するという努力家の面も持つ多才な田中道子さん。取材ではひとつの質問に真剣に考え込み、言葉を選んで的確に話してくれました。このマジメさ、一生懸命さが、田中道子さんのテレビで愛されるキャラクターにつながっているのだと思います。中学生からの女優、大学生からの一級建築士という大きな夢を叶え、つぎはどんなことでファンに夢を見させてくれるのでしょうか。楽しみに待っていましょう。

 

 

クロちゃんの彼女・リチにインタビュー。『水曜日のダウンタウン』で成立したカップルのラブラブ(?)生活&番組の裏話

安田大サーカスのクロちゃんが、『水曜日のダウンタウン』(TBS)の恋愛企画「MONSTER LOVE(モンスターラブ)」で、見事10年ぶりに彼女をゲットしたと話題になった。お相手は、20歳年下の熊本出身のタレント・リチさん。今回はリチさんに、お茶の間を賑わせた「モンスターラブ」を振り返ってもらうとともに、クロちゃんとのちょっと異色なカップル生活を語ってもらった。

 

「MONSTER LOVE(モンスターラブ)」とは?

クロちゃん(安田大サーカス)のことが本当に好きな2人と、好きなふりをする7人の中から、クロちゃんが「自分のことを好きではない」女性を見抜き、毎回誰かを脱落させて、残った一人とのカップル成立を目指す恋愛企画。番組の途中で、好きなふりをしている女性は「アイドル候補生」だと発表。最後まで残ったメンバー(リチ、ミク、ミナ)でアイドルグループ『都内某所』が結成された(その後、リチは脱退)。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

番組に出る前は「熊本ちゃん」として活動
「SNSをざわざわさせてしまいました…(笑)」

――リチさんは『水曜日のダウンタウン』のクロちゃんの恋人探し企画「モンスターラブ」で見事カップル成立されました。改めて、おめでとうございます!

 

リチ ありがとうございます。番組に出る前は、まさかこんなことになるとは思っていなかったので驚いています!

 

――「モンスターラブ」に出演される前は、リチさんはどんな活動をされていたのでしょうか? 番組での肩書きは「熊本PR大使」となっていましたよね。

 

リチ もともと、私は高校生のときに、出身の熊本県から東京に引っ越してきたんですが、その時に、熊本のいいところを同級生に紹介したり、SNSで発信していたら止まらなくなっちゃって。そこから、自分で熊本をPRするツイッターアカウントを開設したんです。

 

――熊本のPRを、自分で始めたということですか?

 

リチ そうなんです。それで「熊本ちゃん」というアカウント名で活動していたら、フォロワー数が増えていって、熊本の観光協会さんからお仕事の依頼が来るようになったり、地元のテレビ局のコーナーを持たせてもらったりして、どんどん活動が増えていきました。

 

――すごい。実際に、お仕事に繋がっていったわけですね。

 

リチ 社会人になってからも活動を続けていて、熊本の魅力を海外に発信する「モンバサダー」という資格も取得していたりしました。それで今回、番組に出演することになり、リチさんはどういった肩書きにしましょう? という話になったのです。

 

――なるほど。肩書きというと難しいですね。

 

リチ どうにか熊本愛と今までの活動については伝えたかったので、いろいろ考えてみたんです。PR活動家であったり、モンバサダーであったり、大使だったり。職業ではないので、限られた文字数でどう表現すればいいか悩んだ結果、県や市に限らず熊本全体をアピールしてきたので、熊本PR大使という肩書きがしっくりきて、それで出演させてもらいました。

 

クロちゃんが近所に住んでいることが判明!
「今日こそ会えるかも…と思いながら、過ごしていました」

――さて、今回の「モンスターラブ」の企画に、参加しようと思ったきっかけを教えて頂けますか?

 

リチ もともと『水曜日のダウンタウン』が好きで毎週見ていたのですが、番組内で度々クロちゃんの密着企画があったんです。その時にクロちゃんが歩いているのが、私の家の近くの道だったり、最寄りのスーパーだったりしたんですよね。それで、もしかしたらクロちゃんって、めちゃくちゃ近所に住んでいるのかも、と思って。それで、当時「クロちゃん 自宅」で検索したら、すぐ住所が出てきて、本当に近くに住んでいるって分かったんです!

 

――住所までバレバレだったんですね(笑)。

 

リチ それから存在が気になりだして、会えないかな~と思って、家の近くまで見に行ったりとか、帰り道にわざわざ遠回りをしてクロちゃんがよく行くパチンコ屋さんを覗いたりしていました。「今日こそ会えるかも!」と思いながら、何年も何年も過ごしていたんですよね。

 

――結局、遭遇したことはなかったんですか?

 

リチ それがなかったんです……。全然会えなくて余計に気になりました。そこで、私は普通のファンの人よりもクロちゃんを想う力が強いんじゃないか……と気付いたんです。さらに、思えば思うほど、どんどん好きになっていって……。 そんな時に「クロちゃん恋人募集」のお知らせを見て「これはもう応募しよう!」と決意しました。

 

――ちなみに、ご近所さんだと知る前も、ファンだったんですか?

 

リチ いえ。『水ダウ』に出ていても「めっちゃキモ!」と思っていました(笑)。

 

一同 (爆笑)

 

リチ 部屋も汚いし最悪~!と思っていたんですが、近くに住んでいると分かって親近感が湧いてきたんですよね。番組も面白く見れるようになったし、良い印象に変わっていった感じです。

 

〝好きな子は不安にさせたい〟クロちゃんがリチを翻弄……
「ガチで好きだから、その気持ちは誰にも負けないと思ってた」

――そして、見事オーディションに合格。初回放送では、ドレスを着てクロちゃんとご対面となりました。クロちゃんの最初の印象はいかがでしたか?

 

リチ 意外に小さくて、シュッとしていてビックリしました。もっとデカデカとしたドーンという身体つきの人が来ると思っていたので。フォルムや歩き方も”かわいい♡” という印象でした。

 

――クロちゃんのことをかわいいと言う方、初めてお会いしました……(笑)。

 

リチ 私、あの場で泣きそうになりましたもん。何年間も思い続けていたので。でも、泣いたらバレちゃう!と思って必死にこらえました。

 

――リチさんは積極的にクロちゃんにアピールしていたような印象です。「食べているときの口の中が見たい」という変態的なリクエストにも応えて……(笑)。

 

リチ ほんとに嫌でしたけど頑張りました……。あとで「好きな子の口の中が見たいからリチを指名したんだよ」って言われて。それは、ちょっと嬉しかったです。

 

――それでも、結果発表で1位にはなれなかったのは不思議でした。

 

リチ 本当に悔しかったです~。みんなアピールしてるとはいえ、私はガチで好きだから、その気持ちは誰にも負けないと思っていたので。それに、クロちゃんが「りっちゃんが一番だよ」って言ってくれてたから、え? って。

 

――クロちゃんは、なかなかの策士というか、駆け引きが好きなんでしょうか。

 

リチ そうみたいです。後々聞いたら「好きな子は不安にさせたくなる。ずっと俺のことを考えていて欲しいから」って言ってました。

 

――わ~(笑)。

 

リチ そのせいで、けっこう心揺さぶられたし、泣かされましたね……。おかげで、最近は涙もろくなっちゃいました(笑)。

 

目の前で、クロちゃんがミクと密着!
「さすがに嫉妬しちゃいました…!」

――沖縄の共同生活では、皆さんさらに積極的にアピールされていましたね。特に、ミクさんがグイグイ行っていた印象です。

 

リチ 海で、ミクちゃんがクロちゃんと一緒に浮き輪に入っていたときは、悔しかったです(笑)。目の前で好きな人が、他の女の子と肌を密着させている状態だったので。さすがに嫉妬しちゃいました……。

 

――ミクさんは、クロちゃんの部屋にも行ってましたもんね。

 

リチ そうなんですよ。実はクロちゃんは、私たちの部屋とは別の離れに泊まっていて、私は夜とかもめちゃくちゃ遊びに行きたかったんですが、駄目かなあ……と遠慮していたんです。それで、東京に帰ってきてミクちゃんと話したら「私、2回くらい行ったよ」って!

 

――すごい! 大胆ですね。

 

リチ ミクちゃんの行動力は本当にすごかったです。アイドル志望か本当にクロちゃんが好きかも、全然分かりませんでした。ミクちゃんのおかげで、私も負けてられないな、頑張らなきゃ! と思えましたね。

 

――リチさんもクロちゃんと二人っきりの状況で、自分からキスされてました。

 

リチ クロちゃんの口の臭いを嗅いで(笑)、めちゃくちゃ接近したので、ここしかない! と思ってキスしちゃいました。ああいった状況じゃないと、自分からは近づけないと思ったので。

 

――驚きました。かなり距離が縮まった感じがしましたが、沖縄生活で知ったクロちゃんの新しい一面はありましたか?

 

リチ 裏表がないというか、カメラが回っていない時や二人きりの時も、明るくたくさん話しかけてくれて、優しい人なんだなと感じました。スタッフさん一人一人にも礼儀正しくて、こういう人柄だからこそ、いろんな番組に呼ばれているんだろうなと思って、ますます好きになりましたね。

 

ドッキリに引っかかるクロちゃんを見て……
「私がクロちゃんを救いたい、幸せにしたい」

――最終的に、沖縄では人数が3人に絞られて、ついにアイドルデビューするメンバーが決まりました。グループ名は「都内某所」ということで、デビューへの準備がスタートしましたね。この時のお気持ちは?

 

リチ 勝ち残ったら、アイドルデビューする可能性があるというのは沖縄で聞いていたので、ちょっとした覚悟はありました。ただ、この企画に懸けてアイドルを目指していた子もいたので、そういった子に対しては、申し訳ないなという気持ちもあって……。

 

――複雑な気持ちになりますよね。

 

リチ はい。ただ、ここまで来たなら認めてもらえるくらい本気でやろうと決意して臨みました。もともと子どものころは、アイドルという職業に憧れを抱いていたこともあって、夢を叶えられて嬉しかったです。

 

――レコーディングやレッスンなどは大変でしたか?

 

リチ どれも初めての経験で楽しかったです。ただ、そこでもアイドル志望である演技をしなくてはいけなくて。YouTubeでレコーディング風景の動画を見て、手慣れてる感じを装ったりしてみました(笑)。

 

――なるほど、別の苦労もあったんですね。さらに、アイドル活動もしつつ、クロちゃんとのデートも進行していました。

 

リチ あ、今日つけているのが、最後のデートの時にクロちゃんからもらった「砂時計のネックレス」です。

 

――おお~。スタジオではイジられていましたが、実物を見るとミニチュア感があってかわいいですね。

 

リチ そうなんですよ~。私ももらった時は「???」となったんですけど(笑)、だんだん愛着が沸いて来ました。

 

――あの時にリチさんから「クロちゃんが幸せになれないドッキリを私が終わらせに来た」という名言も飛び出していました。

 

リチ 本心でした。今まで番組を見てきて、ドッキリを仕掛けられるたびにクロちゃんが泣いていて、本当に可哀想だな……と思っていたんです。いつもピュアな気持ちで恋愛しているのに幸せになれなくて。私がクロちゃんを救いたい、幸せにしたい!と心から思っていたんです。

 

クロちゃんのガチ告白……そして熱いキス!
「カップル成立直後とは思えないキスでしたよね…!」

――そして、運命の最終回。クロちゃんは、リチさんを選んで告白しに来てくれました。あの時の気持ちは、どうでしたか?

 

リチ 心の底から嬉しかったです。もうクロちゃんの姿が遠くに見えた瞬間から泣きそうになっちゃって。ただ、その時はまだ、私が騙されているんじゃないかって思っていたですけど(笑)。向き合って話したら、ガチの告白。いっぱい泣きながら想いをストレートにぶつけてくれました。

 

――リチさんも泣いてましたね。無事カップル成立、本当におめでとうございました!

 

リチ ありがとうございます。もうあの時は、感極まっちゃって……。そこからカメラに撮られているとか気にならなくなって、ひたすら泣いてしまいました。

 

――最終的にクロちゃんは、めちゃくちゃにキスしていました……!

 

リチ カップル成立直後のキスとは思えないくらい激しかったですよね……!離れようとしても、迫ってくるし(笑)。でも嬉しかったですよ!

 

――ただ、感動的なシーンの中、アイドルを辞めなくてはいけないという辛い決断もありました。

 

リチ 嬉しい半面、やめなきゃいけないと分かった時は、本当に辛くて。私個人としては、クロちゃんと付き合いながらも、アイドル活動を続ける覚悟があったんです。ミクちゃんとミナちゃんと3人で「世界を目指そう」と話していたばかりだったので。ですが、「アイドルとは付き合わない」というクロちゃんの意志は頑なでしたね。

 

――クロちゃんに頼まなかったんでしょうか?

 

リチ 話してはみたんですが、駄目でしたね(笑)。2人を裏切るような気持ちで辛かったです。リリースイベントでは、ファンの方もたくさん来てくれて。リチ推しですって言ってくれるお客さんもいたのに、悲しかったですね……。

 

―― 一応、今後はタレントとしての活動は続けていく?

 

リチ はい。アイドルではなく個人の活動になってしまいますが。タレントとして続けていく発表をしたときに、今まで応援してくれていた皆さんが、喜んでくれていたので良かったです。都内某所ではなくなってしまいますが、応援してもらえたら嬉しいです。

 

ラブラブ生活中もクロちゃんはクロちゃん
「トイレに行くのにも〝お花摘んでくるしん〟って言う(笑)」

――改めて、クロちゃんとのカップル生活が始まったわけですが、いかがでしょうか?

 

リチ 家が本当に近いので、毎日クロちゃんの家に通っていて、楽しいです。クロちゃんの仕事が終わって、夜遊びに行って泊まって、次の日帰るという生活です。

 

――ほぼ同棲のような形なんですね。

 

リチ でもクロちゃんは、同棲はしたくなさそうなんですよね~。まだ私のことを信用していないっぽいんですよ(笑)。

 

――ええ~それは何でですか?

 

リチ 早朝とかもクロちゃんが家を出る時間に一緒に叩き起こされて、外に出されるんです。他人が家にいると物を盗まれると思っているらしくて(笑)。

 

――そんな……!  神経質なんですかね。一緒に生活すると、やはり印象は変わりますか?

 

リチ クロちゃんの性格自体はそのままです。トイレに行くのにも「お花摘んでくるしん」って言うし、テレビの前で「みちょぱ~」って言ってるし。ちなみに、みちょぱさんのことは、今もライバルだと思っているので、家にいても気になります……!

 

――あははは。さすがにもう心配ないと思いますが。

 

リチ あとは、暇さえあればキスしてこようとしますね。特に人前で。クロちゃん的には、ラブラブだっていうことを見せつけたいんだと思います。逆に、お家で二人っきりでいるときは私からキスするほうが多いです(笑)。

 

――アツアツですね。先日、クロちゃんが記者会見で「いつか結婚したい」とお話しされていましたが。

 

リチ それも実は、直接言われてはいないんですよね。ネットニュースで知りました(笑)。もちろん、家では愛を伝えてはくれているんですが、まだ“結婚”のワードは聞いていないです。公の場で、みんなを喜ばせたいから言っているんじゃないかなと思うくらいですよ~。

 

――リチさん自身のお気持ちは?

 

リチ 結婚させてもらえるのであれば、嬉しいです。本当にそうなのであれば!

 

――嬉しいご報告待っています。最後に、リチさんの今後の目標をお聞かせください。

 

リチ 私個人としては「熊本ちゃん」としての過去があって、今ももちろん熊本が大好きなので、今後も熊本のPRに繋がるような活動を頑張っていきたいですね。クロちゃんと二人でも、テレビに出たり、YouTubeをやったり、一緒にお仕事できたらいいなと思います。

 

――今後も楽しみにしています。ありがとうございました。

“前職・看護師”モモチ・ンゲールはいかにしてレールを飛び出したか?【豆柴の大群の新メンバーインタビュー】

人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)から生まれたアイドルグループ、豆柴の大群。異色すぎるオーディションを経て合格したのは、アイカ・ザ・スパイ・ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、ハナエモンスター、カエデフェニックスの5人。クロちゃんがアドバイザーとなりスタートを切った彼女たちだが、結成3年目でカエデが脱退することに。同時に新メンバーオーディションが開催。過酷な合宿を経てメンバー入りした“前職・看護師”のモモチ・ンゲールさんに、あますことなくさらけ出してもらいました。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

●モモチ・ンゲール/2000年1⽉6⽇宮城県生まれ。<特技>ソフトテニス、ピアノ、湯婆婆のモノマネ(?)、採⾎、睡眠、ハーゲンダッツの早⾷い、⽣クリームの単体摂取<趣味>まんが、アニメ、買い物

 

師長だけが知っていたオーディション受験

ーー新メンバー合宿オーディション「豆柴の大群なりの合宿」に向けての二次審査では、現役看護師ということでクロちゃんに擬似採血したりと、場を盛り上げて話題となりました。それ以前からアイドルに興味はあったんでしょうか。

 

モモチ・ンゲール(以下、モモチ) 昨年4月に就職する前は、ほかのオーディションを受けていましたがなかなか通りませんでした。うちは家族がゆるい感じではなくて、「自由を尊重」というより「ちゃんとした道を行きなさい」という風潮で、レールを飛び出す勇気がなかったので就職したんです。

そもそも家族は、私がアイドルオーディションを受けていたことも知らないんですよ。

 

ーーずっと言っていなかったんですか!

 

モモチ はい、今回も言わずに受けて、しばらく知らなかったんです。友達にも話さず、唯一、看護師長さんだけに話していました。

 

ーー師長さんはなんとおっしゃっていましたか?

 

モモチ 「いい反応はされないだろう」と、罵声を浴びせられてもおかしくないとまで思っていました。泣きながら「こういうオーディションに参加したいので、お休みをください」と言うと、「いいことじゃん!」と言ってくださったんです。

「看護師はいつでもなれるんだから、今やりたいことをやりなさい」と、背中を押してくださって。

あの瞬間、とても心強かったです。職場でも師長さんしか知らないので、隠さなきゃいけないことや調整することが多くて、すごく大変だったと思います。

 

ーー師長さん、とてもステキな方ですね。

 

モチ はい! 師長さんが今の方じゃなかったら、たぶん受け入れられていなかったと思います。

 

ーーそういった背景があると、生半可な気持ちでは参加できないですね。そして一次の書類審査を通過し、二次は面談で、クロちゃんとWACK代表の渡辺淳之介さんと初対面を果たします。クロちゃんの印象はいかがでしたか?

 

モモチ 部屋に入った瞬間にいることがわかり、カメラもたくさんあったのでびっくりして、私はガッチガチだったんです。その緊張感を解くためにクロちゃんが採血ごっこをしてくれたのかなと思うと、「すごく優しいし、プロだな……!」と実感しました。

 

ーー二次審査では歌のワンフレーズ披露もありましたが、選曲は?

 

モモチ 大原櫻子さんの「明日も」を、おっきい声で歌いました。WACKのオーディションをこれまで見てきて「歌の上手さも大事だと思うけど、気持ちが大事なのでは」と思ったんです。

 

ーー企業研究がしっかりできていたんですね(笑)。

 

モモチ 企業(笑)、そう、なんかオーディション動画のコメント欄にも「就活みたい」と書かれていました(笑)。就活、経験しているからですかね(笑)。

 

ーーそして二次審査の合否は、水面下でクロちゃんが、モモチ・ンゲールさんが現役看護師ということを慮り、即日で連絡が来たんですよね。

 

モモチ その日にすぐいただきました。今まで受けたオーディションは、落ちたら連絡が来ないんですよ。だから「合格する人って、こんなに早く連絡が来るんだなあ」と客観的に思ってしまいました。

 

ーーいままではオーディションに通らなかったわけですが、今回といままでの違いはなんだったんでしょう。

 

モモチ うーん……いままでは、アイドルになる自分をあまりにも遠くに想像していたのかもしれません。WACKはオーディション動画をたくさん見せてくれる環境で、「自分もアイドルになる」という過程をリアルに想像させてくれたのかもしれません。

 

ーー二次審査を通過したことは、師長さんにはすぐに報告しましたか?

 

モモチ もちろん、一番に報告しました。友達にも家族にも話していないから、ずっと相談していたし、ずっと応援してくれていたので。

 

辛いものが苦手なのにデスソース!!

ーーそして三次審査の合宿が12月11日から開催されましたが、その直前に、カエデフェニックスさんの脱退が発表されました。どう思われましたか?

 

モモチ 5人の豆柴が大好きだったし、カエデさんの存在感は大きいですし、5人の中に入ることを想定していたので、「カエデさんがいないところに自分が入って、いいのかな……」と動揺して、合宿への参加にも迷いが生じました。

合宿中も、ほかの参加者の子たちともそれについては話していて、「ああ、やっぱりみんな同じことで悩んでいるんだ」とは感じました。

 

ーー無視できない、大きな出来事ですもんね。一方で、過酷な合宿は淡々と進んでいきます。まっさきに思い浮かぶシーンは?

 

モモチ デスソースです!

 

ーーデスソースをかけた昼食を、完食しなければいけなかったんですよね。

 

モモチ 覚悟はしていましたが、あんなに強烈だとは……。私はただでさえ辛い物が苦手で、甘口カレーしか食べられないんですよ。辛いカレーに、さらに辛いものが入っていて、人の食べるものじゃないと思いました(笑)。

絶対に食べきれないと思いました。でもなんとか食べきり、「私は、本能的にも豆柴に入りたいんだなあ……」と実感して、「アイドルになる!」という気持ちをより強く固めるための時間だったと認識しています。

「看護師を辞める」という決断も大事でしたし、「自分は意外と迷いがないんだな」と再確認もしました。

 

ーー合宿では毎日、順位が発表されていましたが、モモチ・ンゲールさんは常に上位に食い込んでいました。

 

モモチ でも、やっぱり「今日は上位でも、明日は最下位かもしれない。いつ落ちてもおかしくない」とずっと思っていましたし、順位が高くても結局は渡辺さんとクロちゃん次第だと思っていましたし、自分のなにが評価されているのかもわからなかったし、気が抜けませんでした。

 

ーーデスソース以外に、乗り越えられたことはありますか?

 

モモチ 今回の合宿はずっと生配信されていて、元々自分を作るタイプではないものの、作る隙がまったくない環境で素を出さなきゃいけませんでした。カメラの前で素を出すことが気にならない、と思えたことが、乗り越えられたことでしょうか。

クロちゃんと渡辺さんが、みんなに言っていたのが「殻を破らないと」ということ。殻を破る=がむしゃらさを見せることは恥ずかしかったけど、それどころではなく、破らざるを得ませんでしたね。

 

ーー参加メンバー同士の切磋琢磨も、いい刺激になったかと思います。

 

モモチ やっぱりカエデさんが抜けるという事実が大きいこともあり、「豆柴を守りたい」と思うオリジナルメンバーの方たちが、命をかけて参加しているのを感じました。

ガリガリ君を早食いしたり、デスソースを食べたり限界までスクワットをしたり、「豆柴に残りたい!存続させたい!」という本気度を感じたとき、「すでに活躍している方たちと同じ気持ちで、夢に向かっているんだ」と実感できたことが、自分にとっていちばん大きな出来事でしたね。

 

ーー配信ではみなさん泣いている瞬間もあったかと思いますが、モモチ・ンゲールさんはいかがでしたか?

 

モモチ クロちゃんと渡辺さんとの面談中です。クロちゃんから、自分が言語化できなかった部分を見破られたとき、「あ、見透かされてる」と実感して。自分がアイドルになることに対して、厳しくもあたたかく真剣に向き合ってくれていることに、涙が出てきました。

私は「アイドルになりたい」という気持ちを親にも妹にも、友達にも言ってこなかったし、真剣に相談したこともなかったので。

 

ーー「アイドルになりたい」という本音を、隠したかったんですか?

 

モモチ そうですね……友達には「アイドルになればいいのに」と言われることはありましたが、親に少しでもその片鱗を見せると「いやいやいや、アイドルは見るだけにしておきなさいね」でしたし、覚悟もなかったし。

でも一方で、ある日突然アイドルになって、みんなを驚かせたい、という気持ちもありました。

 

親に初報告も信じてもらえず

ーーそれが現実になったのが、12月17日東京・ヒューリックホールで開催された「WE MUST CHANGE TOUR FiNAL」での合格発表でした。

 

モモチ 最初にレオナが呼ばれて納得したんです。「絶対に合格するだろう」と思っていたので。とはいえ、誰が合格してもおかしくないほどみんなが魅力的で。

キャラクター性が強い子、歌が飛び抜けて上手い子、ビジュアルがすごくいい子、WACKが求めていそうな子……たくさんいて、「じゃあ、自分が受かる理由は?」と顧みたときに何も思い浮かばなくて、正直自信はありませんでした。

もちろん半分は「どうか名前を呼ばれますように」と願っていたんですけどね。

 

ーー名前が呼ばれた瞬間のことを覚えていますか?

 

モモチ 信じられませんでした。スモークや光の影響で視界が白くモヤモヤしていて「夢なのかな?」と思っちゃったくらい(笑)。

今でも思い出しますもん、白いモヤモヤの向こうから、気づいたらメンバーがワーーッと集まってきてくれるあの光景……。

 

ーーそして、肝心のご家族への報告ですが、いつ報告したんですか?

 

モモチ 合格に関するネットニュースが出てから、そのスクショを送ったのが初報告です。

 

ーー突然すぎる!(笑)

 

モモチ でも、それでもまったく信じていなかったんですよ。私が騙されていると思ったみたいです。

 

ーーどういうことですか?

 

モモチ 「それほんとうにちゃんとした事務所なの?」とか「レッスン費とかって、お金取られるんじゃないの?」とか。

そもそも、私が上京したときに「芸能のスカウトに声をかけられてもついていっちゃダメ。あなたはそういうことをするような人間ではないし、絶対に詐欺だから」とずっと言われてきまして。

「エイベックスさんやタワーレコードさんも関わっているんだよ」と言っても、「いやいや、あなた歌もダンスもできないでしょ?」と。「顔も良くないし年齢も若くないし、何がよかったの? 受かった理由はなんなの?」とすごく詰めてきて。

 

ーー自分の意志と無関係に反対され続けると、たしかに反骨精神というか「突然アイドルになって驚かせたい」と思う気持ち、わかります。

 

モモチ だから信用してもらうために「クロちゃんにも会ったから大丈夫だよ」とLINEしたら、さらに信用を失ってしまって。

 

ーーあはははははは!

 

モモチ 「確かにそうだよな……」と(笑)。親はテレビでのキャラクターしか知らないですから。私が合宿を通してクロちゃんの誠実さを感じていたので、信じてもらえるかなと思ってしまったんです。

ただ、妹もWACKが大好きだったので、彼女が全力で親を説得してくれました。

 

ーー頼もしい妹さんですね!

 

モモチ 熱弁してくれて、それでやっと信用してもらえました。さらに、その後に渡辺さんと親との面談があり、そこで全面的に信用されました。

 

ーーさすが渡辺さん。

 

モモチ きちっとした会社説明から理路整然と話してくれて。父は契約書をめちゃくちゃ読み込んでいた一方、母は素直に受け入れていました。

 

ーーギリギリでどうにかなって、よかったです(笑)。

 

モモチ 師長さんにもずっと親に話していないことは言っていて、「最後まで反対されたらどうするの?」と心配してくれていたんですけど、なんだかんだ、私の親は応援してくれるだろうと思っていました。

 

ーーようやく枷も外れて豆柴のメンバーとしてスタートをきりましたが、お披露目ライブ「豆柴の大群のりりりスタート」は1月6日に開催されたとあり、練習期間が数週間しかなかったんですよね。

 

モモチ 前職の事情もあり、家で一人泣きながら必死に練習していました。ライブ直前まで泣いていました。

ほんとうに全然できなくて、終電直前までみんなで練習して。いま、家の中が過去イチで汚いです。

 

ーーそれほど没頭していたんですね。当日はいかがでしたか?

 

モモチ いやー、一瞬でしたね。豆粒(※ファンの総称)の方たちは、「誰も応援してくれないんじゃないか」「笑ってくれないんじゃないか」と思っていたら、めっちゃ応援してくれるし笑ってくれるし、ニコニコしながら相槌を打ってくれるんですよ。あったかいな……と思いました。

 

平手友梨奈とエヴァンゲリオン

ーー今後、ファンの方にどんな自分をアピールしていきたいですか?

 

モモチ そうですね……元気いっぱいです! 明るいです! 優しいです! あと、うーん……元気です!

 

ーー元気さが伝わります(笑)。オーディション動画では、モモチ・ンゲールさんの応募した際の写真がたびたび映りましたが、ショートカットで笑顔がなく、いまとまったく違うイメージですよね。

 

モモチ 二面性を出したいと思ってあの写真にしたのと、実は昔から平手友梨奈さんが大好きでして。私の好きなアイドル像が平手さんに凝縮されているんです。「アイドルって、“可愛い”“女の子らしい”以外にもいるんだ」と衝撃を受けたころから、アイドルになりたい気持ちが芽生えました。そしてBiSHさんを知り、WACKさんを知り、今があります。

 

ーーじゃあ平手さんが所属していた、欅坂46の握手会にも行かれましたか?

 

モモチ はい、自分のできる範囲で、10枚以上積んでいました(笑)。

 

ーーガチ勢ですね。ほかにハマっているものはありますか?

 

モモチ 『エヴァンゲリオン』です! 観るのも好きだしグッズも集めていて、この前もエヴァの1番くじを引いたら初号機の模型が当たったんです! エヴァコーナーがあって、そこにずらっとフィギュアとかを置いているんです。あと私はメモを取るのはノート派なんですが、ノートもエヴァだしペンもそう。

 

ーー突然、熱量が高くなって早口になりましたね(笑)。好きなキャラは?

 

モモチ 渚カヲルくんです!

 

ーー21年公開『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は何回観に行きましたか?

 

モモチ 映画館で4DXとかIMAXとか通常版とか……設備違いで7回観て、そのあと家で3回くらい見ました。4DXは農業をやるシーンで土の匂いがしたり、水が出てきたりして面白かったですね。

何度も観てはYouTubeの考察動画を観て、「なるほどね」と思って、それを確かめるためにまた行って、自分でも考察を深めてまた行って……みたいな観方をしています(笑)。

 

ーー考察動画まで(笑)。

 

モモチ お風呂とかメイク中、料理しているときとか、ずーーっと観ています。

 

ーー熱さが伝わりました(笑)。最後に、今後も目標を教えてください。

 

モモチ 豆柴としては「日本一チケットが取りづらいアイドル」になりたいですね。私個人としては、今はパフォーマンスではみんなを追いかける場所にいるので、これから頑張って「パフォーマンスで好きになった」「歌声が好き」と言ってもらえるようになりたいです。

 

ーーご両親も手放しで応援してくれることを願っています。

 

モモチ あ、母の推しメンはナオさん(※ナオ・オブ・ナオ)だと思います。母はナオさんのことを「一番背負っているね」と頼もしい目で見ているようで。メンバーを支える存在感の大きさに注目しているようです。

それに「応援しているよ」というLINEとともに、ブルーレイの写真が送られてきました。私が加入する前の作品を買い集めているみたいです(笑)。

 

ーーもうすでにじゅうぶんに豆粒なんですね!

 

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アイドルになるために上京! レオナエンパイアの強固な信念とWACK愛【豆柴の大群の新メンバーインタビュー】

人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)から生まれたアイドルグループ、豆柴の大群。異色すぎるオーディションを経て合格したのは、アイカ・ザ・スパイ・ナオ・オブ・ナオ、ミユキエンジェル、ハナエモンスター、カエデフェニックスの5人。クロちゃんがアドバイザーとなりスタートを切った彼女たちだが、結成3年目でカエデが脱退することに。同時に新メンバーオーディションが開催。過酷な合宿を経てメンバー入りしたのは、「絶対にアイドルになりたい」という信念を持つレオナエンパイアさんでした。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

●レオナエンパイア/1998年8⽉9⽇徳島県生まれ。<特技>バレーボール、そろばん、側転、1センチがわかる<趣味>アニメ、アイドル鑑賞

 

アイドルになるので就職しません!

ーーレオナさんは、上京してからは「いつでも活動できるようにアルバイト生活をしていた」と、新メンバー合宿オーディション「豆柴の大群なりの合宿」に際するインタビューで答えています。ずっとアイドルを志していたんですね。

 

レオナエンパイア(以下、レオナ) 地元でご当地アイドルをやっていたこともあり、大学4年生の進路を決めるために企業へインターンに行ったときに、「なんか違うな」と思っていました。それで進路を提出するとき学生科に、「私、アイドルやりたいので就職しません」と宣言したんです。

 

ーーかっこいい! どんな反応でしたか?

 

レオナ 「うわーーやめてくれ……」という顔をされて気まずくなりました(笑)。

それで21年9月、4年生のときに当時のWACKオーディションに応募したんですが、面接は通過したものの落ちてしまいまして。その時点ではご当地アイドルも辞めていました。このオーディションに受かるつもりでいたので。

 

ーー決意と覚悟がはっきりとしていたのですね。そこからは、就職せずにアイドルを目指す生活を送っていたのですね。

 

レオナ 融通が効くアルバイトをやりつつ目指していました。

 

ーー「絶対にWACKさん!」という強い意志を感じますが、揺るぎなかったんですね。

 

レオナ そうなんです。WACKの考え方がすごく好きで。初めて2020年の合宿オーディションの様子を動画で見たときに、「すごいな!」と感動したんです。それで私もまずは合宿に挑戦してみたくて。

 

ーーWACKのアイドルに、というよりも、合宿に?

 

レオナ そう、歌って踊ることよりも、過酷な合宿に挑戦してみたい! という気持ちで燃えたんです。

 

ーー今回はその願いが叶い合宿に参加しましたが、まずは二次審査についておうかがいしたいです。会場にはクロちゃんとWACK代表の渡辺淳之介さんがいらっしゃいましたが、どう思いましたか?

 

レオナ とにかくびっくりしたのと、クロちゃんはテレビの印象と違い「優しい人なんだ」と思いました。みんなの書類を見ながら語りかける口ぶりから、優しさがにじみ出ているといいますか。

 

ーーレオナさんは、応募書類に添付した写真が証明写真サイズであることをツッコまれていました。

 

レオナ オーディション用の写真は基本、バストアップと全身写真が必要だということはわかっていたんですが、用意が締め切り日前日の夜になってしまったので、「小さい写真でもいいや!イケるでしょう!」と思って撮りにいったんです。そうしたら、それはダメでした(笑)。

 

ーー(笑)。でも一次の書類審査はそれで通過しました(笑)。なぜそんなにギリギリになってしまったんですか?

 

レオナ ギリギリに用意しちゃうんです……そういう性格なんです。

 

合格の連絡を無視!

ーーそして二次審査も通過されて。合格の連絡はすぐに来ましたか?

 

レオナ すぐに来たんですが、私は知らない番号からの着信には出ないんですよ。何度もかかってきてずっと無視して、番号をネットで検索しましたがなんの情報も出てこないので、そのまま何日か放置しました。それでもまだ同じ番号からかかってくるので、そこでようやく「あれ……? もしかしてWACKかな……?」と思ったんですけど、やっぱり出なくて。

 

ーースタッフの方、肝を冷やしたでしょうね(笑)。

 

レオナ そうしたらWACKから「電話に出てください」というメールが届きました。

 

ーーWACKからの電話だとは、まず思わなかったんですね。

 

レオナ オーディション会場で渡された書類に書かれた番号とは、違う番号だったので。怪しいと思ったんです。

 

ーー危機管理能力が高いですね。その時点では、ご家族やバイト先には報告しましたか?

 

レオナ 家族には言いました。ずっと応援してくれていたし、上京するときに「アイドルになるから」と言って実家を出たので。

 

ーー上京時のご家族の反応はいかがでしたか?

 

レオナ やっぱり不安そうではありました。バイトをして生活すること以外、何も決まっていない状態でしたし、一人暮らしのお金は全部自分で工面しなきゃいけなかったので。

 

ーー東京や家賃が高いですが、どうやってやりくりしていましたか?

 

レオナ コンビニは絶対に行かないようにしていました。あと、自炊が嫌いなんですが、作らないとお金がかかるので頑張って何かしら作っていました。カレーとか、もやし炒めとか。

 

222は絶対に忘れない数字

ーーそれで「合宿に参加したい」という目標を有言実行して、信念を貫く姿勢はかっこいいと思います。念願の合宿についておうかがいしたいのですが、いちばん印象に残っているのは?

 

レオナ 私がこれまで見ていた合宿オーディションとはまったく違いました。いつものWACKの合宿は、いちばん最初に歌唱審査をするはずなんです。私たちは何も聞かされずに合宿に集まったので、従来どおり歌唱審査をすると思い、合宿会場までのバスの中で歌詞を読んだりMVを観たり、いろいろ準備していたんですよ。

で、いざ蓋をあけてみたら、まず最初に体力測定で。ほんとうにびっくりしました。「これから何が始まるんだろう!?」とドキドキしたことが印象的でした。

 

ーーそんな意外な展開だったんですね。モモチ・ンゲールさんは「デスソースが大変だった」と話していました。

 

レオナ そうなんですね。私は意外とイケました。今までの合宿動画を観て「水を飲んだらいけない」とか「噛まないほうがいい」とか予習をしていて、その通りにやりつつ、アイカさんが同じグループだったので教えてもらいながら食べたら、意外と完食できました。

あ! でも、トイレのとき死んだかも……。

 

ーーどうなるんですか……。

 

レオナ もうやばいです。あんなの初めて。痛いし、熱いんですよ。

 

ーー壮絶ですね……。

 

レオナ あと私は、3日目に順位が下位になり、脱落しそうになったんです。翌日の最終日はパフォーマンス審査があると聞いていたし、やっぱりパフォーマンスを見せるところまではいたかった。だから絶対にここで落ちて帰るわけにはいかなかったんです。

脱落を免れるためには、最終日の朝にスクワットをやってその回数で上位に食い込めばいいのですが、3日目の夜にひとりでトイレで練習して、動きやすいズボンを履いて、真剣に挑みました。結果、222回達成して脱落を免れて。222は、絶対に忘れない数字です。

 

ーー食らいつく姿勢が思い浮かびます。クロちゃんや渡辺さんから言われた言葉で、覚えているものはありますか?

 

レオナ ハナエさんやミユキさんたちとグループでパフォーマンスをするときに、クロちゃんから「レオナは前世があるんだから、もっと出来ると思っていた。現メンバーを食う勢いでやってほしかった。『ここまでやったら誰かが褒めてくれる』と、レオナは思っているよね」と言われたんです。

確かにそのとき、そんな自分に気づいていたけど、気づかないふりをしていた。その「気づかないふりをしていた自分」の存在を知ることができました。

ほかにも「自分で限界を決めちゃっている」とも指摘してくれて。そのとき、「せっかくここまできたのに、自分、やらないでどうするんだ!」と悔しくなって泣いてしまいましたね。

それを経て最後のパフォーマンスで「見ていてください」と言って、自分の変化を見せることを意識して挑みました。スクワットのあとだから足が上がらない状態だったんですが、パフォーマンスをしているときは痛さを忘れるくらいにのめり込んで、「変わった姿を見せられたんじゃないのかな」と少しだけ自信を持つことができたんです。

 

ーーパフォーマンスについて、渡辺さんが高評価をしていましたよね。

 

レオナ 「キレイにまとまっていたわけではないけど、心を打たれた」と言ってくださってうれしかったです。

 

崖っぷちの状況での合格。そして……

ーーそして12月17日、東京・ヒューリックホールでのライブ「WE MUST CHANGE TOUR FiNAL」で合格発表が行われることになりましたが、合宿後からそれまでは、どんなふうに過ごしましたか?

 

レオナ 普通にバイトしていました。朝からフルで。

 

ーーそして当日、合格者のひとり目として名前を呼ばれました。

 

レオナ 「やっとここまで来たか……」という安心感で、感無量でした。年齢的にあとがない状況で受けましたし、ずっとWACKのアイドルになりたかったから。WACKのアイドルって、以前は応募要項が28歳くらいまででしたが、今は24歳までなんです。来年には23歳に下がる可能性もあるかもしれない……と考えたら、もうあとがなかった。

「これが最後だ」と賭ける気持ちで合宿に挑んでいたんです。今までのバイト生活では先が見えない状況でしたしね。「来年は24歳……このままこれが続いていくのかな」という思いがよぎると、そのたびに怖くもなりました。だからほんとうに安心したんです。

 

ーーこういった状況にいると自暴自棄になってしまう人もいるかと思いますが、信念を貫いて誠実に生きる姿は尊敬します。どうやってバランスを保っていたんですか?

 

レオナ 私は「アイドルになりたい」しか考えていませんでしたが、それって「絶対にこの会社に就職したい」という感覚と同じなんですよね。特定の企業の社員か、アイドルか、の違いで。はたから見ると「アイドルになりたい」は、そう思わない人にとっては理解できないかもしれませんが、夢を追う気持ちは誰しも同じだし……と思ってモチベーションを保っていました。

 

ーーネガティブな自分とは、どう付き合っていましたか?

 

レオナ 私はネガティブになると部屋で泣くタイプで、もう涙が枯れ果てるまでめちゃくちゃ泣き尽くして、解消します。それで寝たら治る、とわかっているので、泣いたらすぐ寝るようにしています。

 

ーー自分のコントロールの仕方を知っているんですね! 大人……!

 

レオナ (笑)。あとは、カラオケでめちゃくちゃ歌うとか。発散方法はだいたいわかっているんです。

 

ーーバイト仲間には、豆柴の新メンバーになったことはいつ報告したんですか?

 

レオナ 自分からは伝えず、Twitterで流れているのを見て知ってくれていた子が「受けていたんだ。応援しているね!」と言ってくれたりして、正式に伝えたのはバイトを辞めるときです。

バイトを急に辞めることになってしまい申し訳なかったのですが、みんなすごく喜んでくれました。控室に「レオナさんが豆柴の大群オーディションに受かりました!」という張り紙を貼ってくれたりもしました。

 

ーー地元の駅に「○○高の○○さん、オリンピック出場おめでとう!」と垂れ幕が出る感覚ですね。

 

レオナ そんな気分でした(笑)。送別会もしてくれて「おめでとう」と送り出してくれて。ほんとうにありがたかったです。

 

ーーご家族はいかがでしたか?

 

レオナ 合宿オーディションのニコ生配信を、ほぼずっと見てくれていたみたいで、めちゃくちゃ喜んでくれました。たぶん、親が見たことがない姿がいっぱい映っていたと思うんですが、恥じらいはありませんでしたね。

 

もっとみんなの魅力を前に出したい!

ーーその後、1月6日にお披露目ライブ「豆柴の大群のりりりスタート」が開催されました。

 

レオナ 練習期間は3週間くらいで、すべて体に叩き込んで、気の抜けない毎日でしたね。練習の合間にレコーディングもあるし、寝る間もないし、「24時間じゃ足りない!」とずっと思っていました。

 

ーーファンの方々の前に立った瞬間は、いかがでしたか?

 

レオナ 始まる前は、どっしりと構えてくれるオリジナルメンバーがいてくれたのでまったく緊張しなかったんですが、モモチがめちゃくちゃ緊張していて、なんかヒィヒィ言っていたんですよ。それが移っちゃって、めちゃくちゃ緊張してきて。私は緊張するとお腹が痛くなるタイプで、なにも食べられなくなるし吐きそうになるんです。そんな状態で舞台に出て、すごいテンパってしまって。

でもそれは最初だけでした。3曲目くらいからは、ただただ「楽しい!」だけで、めちゃくちゃ楽しみました。

 

ーー「豆柴の一員だ」と実感した瞬間は?

 

レオナ 『豆柴の大群 -お送りするのは人生劇場-』という曲が一番好きで、何度も何度もMVを観て「豆柴を象徴する歌」だと思っていたんですが、それを自分も豆柴として歌っているとき「あ、私、すごい豆柴だ!」と実感しました。たぶんこれからも、『人生劇場』を歌うたびにそう感じると思います。

 

ーーファンの方々に伝えたい、ご自身のアピールポイントを教えてください。

 

レオナ えーっと、めげないところ! あと忍耐力、根性だけはあります。何がやってきても耐える自信があります。

 

ーーそれは今日のお話でひしひしと感じました。信念を貫きましたね。ファンの方とはもう交流があったりしますか?

 

レオナ この前、初めてファンレターをいただきました。高校生くらいの女の子なんですが、2、3枚綴りで、「レオナちゃんに悩みがあっても、大丈夫だよ!」「なにかがあったら、私がやっつけにいくからね!」と、すごくポジティブなことを書いてくださっていて。感動しかなかったです。メンバーの前で読んでいたので、泣きそうになったのをぐっと堪えました。

「豆柴は、こういう方たちが応援してくれるんだな。私たちのそばにいてくれるんだな」と思って、嬉しさと心強さを教えてくれたこの手紙は、一生大切にしようと思います。

 

ーー今、手紙はどこにありますか?

 

レオナ バッグに入れたり、今は机の上です。何度も読み返したいからすぐに読めるように。いつも励まされています。

 

ーー最後に、今後の目標を教えてください。

 

レオナ みんなと力を出し合って、東京ドームに立ちたいです! あと、もっとみんなの魅力を前に出したいんですよ。みんなの楽屋での面白い姿とか、知ってほしいんです。だから常々動画や写真を撮っているんです、いつかどこかに出せるように。

 

ーーファンというか、マネージャーのような動き!(笑)率先してやっているんですか?

 

レオナ 元々モモチがよく撮るタイプで、「私も撮っていこう」と意識してみんなの魅力的な姿を撮っています。

 

ーーこれまで見た、「このメンバーのここがイイ!」という姿は?

 

レオナ 今思い浮かんだのは、ナオさん! 私は合宿のとき一度も同じチームにならず、話す機会がなかったんです。それで実際お喋りしてみたら、声がキレイで可愛くて! そういう一面を知らない方がいたら、絶対に知ってほしい  仕草も可愛いんです!

 

ーーヲタ目線でいいですね(笑)。

 

レオナ 新メンバーという立場だからこそ、私たちが発見したみんなの魅力も発信していきたいです。

 

ーーレオナさん個人としての目標は?

 

レオナ MCなどでしゃべるのが苦手なので、たくさん本を読んで語彙力を身につけて、しゃべれるようになりたいです!

 

 

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原つむぎ “令和グラドル最強最高ボディ”を大胆に露出…!「たくさん見てたくさん愛して」

原つむぎの1st写真集「つむと一緒」(竹書房)が、3月24日(金)に発売決定。本人からのコメントが到着した。

 

身長170cm、バスト101cm、ヒップ100cmで「令和グラドル最強最高ボディ」とも称される原つむぎ。2020年にイメージDVD『ミルキー・グラマー』でグラビアデビューを果たし、持ち前のスーパーボディで一躍トップグラドルに。そんな彼女が、待望の1st写真集を発売する。

 

至高のHカップをあらゆる角度から余すことなく堪能できる本書。かわいらしい笑顔とダイナマイトなヒップは健在で、これまでになかった大胆な露出と大人っぽい表情は、まさにグラビアデビューから2年経った集大成とも呼べる出来となっている。

 

ラッパーにして、名うてのグラビアディガーとしても知られる呂布カルマが本書に帯コメントを寄せており、「つむちゃん、そんなとこまで見せてくれるの??」というその言葉通り、グラビアヘッズたち垂涎の新たなクラシックの誕生と言えるだろう。

本書について、原は「普段通りの何気ない私から今まで見せてこなかった私までいろんな原つむぎが楽しめる作品です! 本当に呂布カルマさんの帯コメントの通りなのでぜひ発売を楽しみにしていて頂けるとうれしいです!!」とメッセージを寄せた。

 

原つむぎ コメント

この度、念願の1st写真集を出させて頂くことになりました!
私の写真集「つむと一緒」は普段通りの何気ない私から今まで見せてこなかった私までいろんな原つむぎが楽しめる作品です!
本当に呂布カルマさんの帯コメントの通りなのでぜひ発売を楽しみにしていて頂けるとうれしいです!!
原つむぎ1st写真集「つむと一緒」たくさん見てたくさん愛してください♡

 

書誌情報

原つむぎ 1st写真集「つむと一緒」
2023年3月24日(金)発売

 

著者:原つむぎ、小塚毅之(写真)
本体価格:3,900円
ISBN:978-4-8019-3477-1
出版社:竹書房

 

井桁弘恵インタビュー「今は夢の先を進んでいる感じ」『自由な女神』で1年ぶりドラマ主演

『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-』井桁弘恵 ©東海テレビ

 

3月4日(土)からスタートする『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨークー』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)で主演を務める井桁弘恵さんにインタビュー。役の印象や共演する武田真治さんの印象などを聞きました。

 

本作は、「comipo」「DLsite comipo」「めちゃコミック」「コミックシーモア」「ピッコマ」などで絶賛配信中の『バックステージ・イン・ニューヨーク』(オーツカヒロキ/forcs 刊)を、ニューヨークから東京に舞台を移しドラマ化。

 

どこか、地方ならではの倦怠感の中、永遠に続くかのような日常があって、何者でもない自分を変えたくても何ができるわけでもない。そんな思いを抱えたヒロイン・サチ(井桁)が伝説のドラァグクイーン・クールミント(武田真治)と出会い、デザイナーを目指して上京する。

 

◆ドラマの出演が決まった時の感想教えてください。

1年ぶりに主演をさせていただけるということで、お芝居ができるというのが純粋にすごくうれしくて。以前私が主演を務めさせていただいた『メンタル強め美女白川さん』の時と同じ池田千尋監督が今回も監督をなさっています。以前ご一緒した方と、またお仕事できるっていうのはすごくうれしかったです。漫画の原作も読ませていただいて、主人公のサチは自分に雰囲気が似ているところもありましたし、お話の内容もすごく面白かったので、純粋にうれしかったというのが一番大きいですね。

 

◆役の印象はいかがですか?

サチは、自分の人生を客観的に見て諦めてしまっている。考え方が大人すぎる故に、いろいろなことを早々と諦めてしまった、自分にあまり期待をしてないような女の子です。そのサチが、自分の夢や信念に真っすぐ突き進むミントさんに出会うことで、どう心情が変化していくのかというところがこの作品のテーマで、メインの軸になっていると思います。

 

◆サチを演じる上で気をつけていること、意識していることはありますか?

サチは最初、自分の人生に対して悲観しているというか、期待をしていないというマイナスの状況から始まっていて。そこからミントさんやいろいろな人に出会うことで、スタートラインに立って、前に進んでいきます。いろいろな人の言葉や行動に影響を受けるシーンが多かったので、「こういうふうに演じよう」と自分はあまり考えすぎずに、周りの方がどうサチにアプローチしていくか、ということをちゃんとキャッチして、私自身もいろいろな人の言葉や行動を吸収しようと思いました。アクションするというよりは、リアクションをすることの方が多かったので、柔軟に、なんでも吸収しようという気持ちで挑んでいました。

『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-』井桁弘恵 ©東海テレビ

 

◆サチに共感するところがたくさんあるとお話しされていましたが、具体的にどのような部分に共感することが多かったですか?

私もサチと同じで、自信がすごくあるタイプでもないですし、なんとなく自分の社会を知っているつもりというか…。「どうせこれくらいだろう」と基準を決めてしまうところとか、良くも悪くも大人びてしまっているというか、分かっているふうになってしまうところとか、妙に冷静なところとか。 そういう点が全てすごく似ているなと思いました。
それから、東京に出てきた後に、さまざまな人のいろいろなものを吸収しようとしてるところも、自分と似ているなと思った部分でした。

 

◆サチは、好きなことがあってもその仕事をする才能は自分にはないと思っていますよね。

そうですね。私もそう思う時があります。でも、そう思っているだけじゃ何もできないと思っている自分もいて。分かっているからこそ葛藤していて、どっちに進んだらいいのか分からない、というもどかしさは私もサチも似ていると思います。きっとこういう考え方をされている方ってたくさんいるんじゃないかなと。なので、そういう方たちの背中を押せるような作品になったんじゃないかなと思います。

 

◆ミント役の武田真治さんとのシーンが多いと思いますが、武田さんの印象や、ドラァグクイーン姿を見た時の第一印象などを教えてください。

武田さんは、以前から私もテレビで拝見していた方だったので、最初は緊張したのですが、そんな緊張が一瞬で吹き飛ぶくらい本当に優しくて温かくて、気配りのできる方。武田さんが一番気を使っていたんじゃないかっていうくらい、本当に周りを見ていらっしゃる方でした。私がすごく印象的だったのは、ミントのステージでお客さん役のエキストラの方が15人くらいいらっしゃった時。スタッフさんが「拍手をしてください」とか声掛けをしてくださっていたんですけど、その後に武田さん自身がドラァグメークをした状態で、皆さんの前に立って、 前説を自らやっていて。今までそういう場面を見たことがなかったですし、それがすごく衝撃的で…。もしかすると武田さんにとっては普通のことだったのかもしれませんが、その日の撮影でも踊りのシーンがあったり、武田さん自身ハードなスケジュールの中だったにもかかわらず、率先して全力で場を盛り上げているところがすごく印象的でした。ベテランの武田さんがそうやっていろいろやられているところを見ると、私も弱音を吐けないなと思いましたし、私もこんな大人になりたいと思いました。
ドラァグメークをした武田さんは本当にきれいでした。もちろん普通のメークの時も顔立ちがすごくはっきりされていて、きれいなんですけど、また見違えるというか、本当に別人になったかのような感じで。うっとりしちゃう(笑)。見とれちゃうような美しさがあって、そこに肉体美もプラスされていて、本当に美術館に来たみたいな、アートを見ているような感じでした。そこがこの作品の目玉にもなっていますし、皆さんほれちゃうんじゃないかなと思います。

『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-』井桁弘恵 ©東海テレビ

 

◆サチとして、注目してほしいところや見どころはありますか?

4話という話数の中で、サチの成長をどう表現するかとなった時に、1話のサチと4話のサチでは思い切りグラデーションをつけました。東京に出てくる前のサチと出てきた後のサチで、表情だったり、目の動きだったり、服装、メーク、髪形など、成長している度合いがちゃんと伝わればいいなと思って演じたので、その変化も楽しみにしていただきたいです。あとは、三角関係のような恋愛要素もあって。正反対の男性が出てきて、その中でサチはどうするのか…。そういった恋模様も楽しみにしていただけたらと思います。

 

◆印象的だったシーンはありますか?

毎話、それぞれいろいろなシーンがあって、好きなシーンもたくさんありますが、一番印象的だったのは、1話で初めてサチがミントさんの衣装を手掛けて、それを自分で見るシーン。ミントさんが「この衣装を作ってくれたのはサチなのよ」とお客さんに言って、サチにスポットライトが当たるシーンがあるのですが、その時は自分の中でもすごく胸が高まって、興奮したのを覚えています。いつもショーや雑誌では出る側として立たせていただいていますが、作る方の気持ちを味わえたのがすごく印象的でした。自分が出ているわけじゃなくてもこんなにうれしいんだ、というのを役を通して疑似体験することができました。そこはすごく胸熱なシーンになっていると思います(笑)。

 

◆サチが“上京して夢を追いかける”というところからお話が始まりますが、井桁さんご自身が東京でやりたいことや夢があれば教えてください。

私は、上京する時は、ここまでのことをやらせていただけるなんて思っていなくて。生放送の情報バラエティにも自分が出るなんて想像していなかったので、既に夢のようといいますか…。夢見ていたところに今いるな、と思っています。主演のドラマをやらせていただけるということも、もはや夢にも思っていなかったことなので、今は夢の先を進んでいるという感じで。でも、こういう経験をさせていただいたことで、新たに夢が広がったので、自分の将来の道を開いてくださった周りの皆さんにすごく感謝だなと思います。

『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-』井桁弘恵 ©東海テレビ

 

◆夢が広がったとのことですが、具体的にかなえていきたいことはありますか?

私自身、お芝居に自信もなかったですし、現場での立ち振る舞いも分からなかったですし、お仕事の後は毎回反省して帰ることも多いんです。なので、今回も最初は不安だったのですが、現時点ですごく撮影が楽しくて。あらためてもっといろいろなお芝居をしたいなと思いましたし、どっぷり役に入り込めるような作品に挑戦していきたいと思っています。

 

◆本作はサチが上京する物語ですが、井桁さんご自身が上京した際の思いなどがあれば教えてください。

私は福岡から上京してきましたが、福岡にいる時って、福岡が周りの県からどう思われているのかも分からないですし、どんな魅力があるのかもよく知らなかったんです。でも、東京で福岡出身って言うだけで、すごくうらやましがられたり、同郷の人がいると親近感が湧いたり。他県からも福岡県民からも愛されているような場所だったんだなっていうことをあらためて知ることができました。福岡に貢献できる仕事はたくさんしていきたいなと思っています。

 

◆視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

このドラマは、一言では表せないくらい、いろいろな魅力が詰まっています。登場人物それぞれがミントさんと出会うことで、少しずつ前に進んでいく様子であったり、三角関係の恋愛の要素も面白いです。ミントさんのドラァグクイーンのショーや、メーク、衣装など、全部が見ていて1分1秒も飽きない作品になっていますので、スピード感も含めて楽しんでいただきたいです。見てくださる方も、ミントさんの発言や行動に背中を押してもらえる瞬間がきっとあると思うので、ぜひこの世界に視聴者の皆さんも入っていただいて、 楽しんでいただけたらと思います。

『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-』井桁弘恵 ©東海テレビ

 

PROFILE

井桁弘恵
●いげた・ひろえ…1997年2月3日生まれ。福岡県出身。O型。

 

番組情報

『自由な女神-バックステージ・イン・ニューヨーク-』(全4回予定)
東海テレビ/フジテレビ系
2023年3月4日(土)~3月25日(土)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

<CAST>
井桁弘恵、古川雄輝、三浦獠太、宇垣美里/武田真治 ほか

<STAFF>
原作:「バックステージ・イン・ニューヨーク」(オーツカヒロキ/forcs 刊)
企画:市野直親(東海テレビ)
脚本: 櫻井智也、下田悠子
音楽:平本正宏
演出:池田千尋
プロデューサー:後藤勝利(東海テレビ)、齋藤寛朗(カズモ)
協力プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)
制作:東海テレビ、カズモ

衣装:オールインワン(BELPER)
スタイリスト:中野雅世
ヘアメイク:田鍋知佳

 

©東海テレビ

似鳥沙也加 バニーや制服など新たなコスチュームに挑戦!大胆カット満載のカレンダー発売決定

似鳥沙也加 1st写真集「Ribbon」書影

 

似鳥沙也加が昨年9月に発売した1st写真集「Ribbon」が、発売半年にして5刷りという快挙を記録。さらに3月31日(金)には「似鳥沙也加カレンダー2023.4-2024.3」の発売も決定し、本人からコメントが到着した。

 

ハッシュタグ「#インスタグラビア」での画像投稿が大バズりし、現在総フォロワー数約150万人超えの「SNSの女王」、グラビアモデルの似鳥沙也加。そんな彼女が昨年の誕生日(9月28日)に発売した1st写真集「Ribbon」が、発売半年が経った現在も反響を呼んでおり、今回5刷りという快挙を果たした。

 

また、同発した電子版とその後発売されたアザー版電子写真集も累計32000DL超えという異例の数字を叩き出しており、デジタル写真集というジャンルでも新たな金字塔を打ち立てている。海を越え台湾・韓国でも話題になっているという同写真集。インスタグラマーというネットの世界の中で活躍する彼女にこそできた、偉業と言えるだろう。

「似鳥沙也加カレンダー2023.4-2024.3」アザーカット

 

そんな中、3月31日(金)に自身初のB4ビッグサイズのスクールカレンダーが発売決定。昨年発売した1st写真集でも大胆カットで世間を驚かせた彼女だが、今回もバニー・制服・ドレス…等々、今までに見たことがない新たなコスチュームに挑戦。珠玉の撮りおろしカットが満載で充実の仕上がりとなっており、自身も太鼓判の内容となっているようだ。

 

なお、Amazon・楽天ブックス・セブンネット・書泉グランデ/ブックタワー・海外通販で絵柄の異なる大判ブロマイドのスペシャル特典もあるとのことで、こちらの画像も合わせて公開された。

 

似鳥沙也加 コメント

「似鳥沙也加カレンダー2023.4-2024.3」アザーカット

 

1st写真集「Ribbon」5度目の重版本当にありがとうございます!!
たくさんの方に見て頂けて嬉しいです。
3月31日にカレンダーも発売されることになりました。
こちらも是非チェックして頂けたら嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。

 

商品情報

「似鳥沙也加カレンダー2023.4-2024.3」

 

「似鳥沙也加カレンダー2023.4-2024.3」
2023年3月31日(金)発売

価格:2,200円(税込)
判型:B4変形判

 

WEB

公式Twitter:@nitori_sayaka
公式Instagram:@uw.sayaka

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第7回:「ピーウィーのビッグ・ホリデー」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第7回は「ピーウィーのビッグ・ホリデー」(2016年)について、想いを語っていただきました。

 

第7回:「ピーウィーのビッグ・ホリデー」

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!!

 

2月24日は≠ME結成日です! 4周年! 早い! ノイミーに出会ってくれて、見つけてくれてありがとう!
5年目もノイミーの応援よろしくお願いします! いや、応援したくなるようなグループになります! もっともっと精進していくぞー! おー!

 

今回紹介する映画は、「ピーウィーのビッグ・ホリデー」で、Netflix限定の映画です。

 

子供番組で人気になったポール・ルーベンス演じるキャラクター、ピーウィー・ハーマンが主人公の作品で、他にもティム・バートン監督の「ピーウィーの大冒険」などがあります。

 

レストランで働いている主人公、ピーウィー。運命的な出会いをして友人となった人物がきっかけで、人生で初めて休暇を取り、旅に出ることに。ピーウィーがさまざまな出会いや冒険を体験する物語です。

 

ジャンルはコメディで、少しだけミュージカル要素もあります。子供と一緒に見られる作品だと思います!

 

「Mr.ビーン」のコメディ要素と「チャーリーとチョコレート工場」のファンタジー要素を混ぜた映画な気がします。

 

芸人さんの、野性爆弾さんや天竺鼠さん、私のTwitterやTikTokの動画が好きな人は、多分この映画好きです! 多分!

 

内容は非現実的なところもありつつ、とんでもなく濃い旅の物語です。

 

先の展開がどうなるか全く予想できなくて、ストーリーはぶっ飛んでいます。結構シュールなシーンもあったり、ツッコミどころ満載だけど、この映画の中に入りたいと思う映画です!

 

なぜこの映画に入りたいかというと、例えば、朝の準備で壮大な「ピタゴラスイッチ」や「ホーム・アローン」みたいなシーンがあるのですが、見ているだけでワクワクします。
町並みも可愛くて、絵本が映画になったみたいにカラフルで美しいです。

 

他にも、ピーウィーの好物のお菓子、ルートビア・キャンディも食べてみたいです。飴にストローを刺して飲んでいて、ヤシの実を飴にしたバージョンみたいです。
調べてみたら本当にあったのですが、本物のルートビア・キャンディはストローを刺さない? みたいです。
どんな味がするんだろう……気になります。

 

≠ME 河口夏音

 

映画の中で、「ここに残るか、人生を楽しむか」というセリフがあるのですが、旅に出たらいろいろな出会いがあり、しかもキャラが濃い人々と出会うピーウィーを見て、私もいろいろな場所に行って人生を思いっきり楽しみたいと思いました。

 

ノイミーとしてもいろいろな場所に行って現地のファンの方と会いたいし、プライベートでもたくさん旅行したいです!(実は、趣味が一人旅です)。皆さんも人生楽しんでいきましょう!

 

「ピーウィーが所持している車たち」

 

また、町の人々はもちろん、出会った人々にどんどん好かれていくピーウィーは、人に愛される天才だと思いました。

 

この映画を見たら、心がほっこりして、人生が豊かになる気がします。もし今悩みがある人は、この映画を見たら悩みがどうでも良くなると思います。少しでも気になった方は、ぜひこの映画を見てね!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。また次もお楽しみに〜!

 

PROFILE

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

■6th Singleが2023年3月29日(水)に発売決定!

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

中川翔子インタビュー「20年続けられたのは、歌があったからだと思うんです」『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』

中川翔子さんが、芸能生活20周年記念アルバム『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』(すーぱー!しょこたんべすと)を2月22日(水)にリリース。収録曲27曲、全5形態、多数の特典も付く今作はまさに“超ベスト”な大作に! 20年の歌にまつわる思い出、自身にとってのSNSやYouTube、今後目指したいもの…、今も変わらず“貪欲”なしょこたんがさまざまな話題を赤裸々に語ってくれました。

 

◆デビュー10周年記念の『しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』から約10年ぶり、2枚目のベストアルバムとなります。

ぎっしりと並んだ楽曲名を見て、こんなにも積み重なったんだと思いました。デビューから20年、毎回これが最後のリリースになるかもしれないという覚悟で走り続けてきたんですけど、おかげさまで生きた証が残せた気がします。

 

◆収録曲はどのように決めたのですか?

取りあえずシングル表題曲は全部入れようと。コラボシングルもあるから、それだけでかなりの数になるんです。結果的にDisc1はアニソンを歌うという夢がかなった喜びと、どんどん世界が広がっていく中、がむしゃらに走り続けた思い出が詰まった感じになりました。Disc2はいろいろな方とコラボしたり、子どもたちが合唱してくれたり。ここまで生きててよかったという思いのあふれた1枚だと思います。

 

◆並んだ楽曲を見て、思い出されることはありますか?

「空色デイズ」は思い出深いですね。ロボットアニメのオープニング曲だったので、作品を背負うことへのプレッシャーもあって。喉を潤すため、ポットから出る蒸気に顔を突っ込んで何十回と歌ったのをよく覚えています。今でも私の名刺代わりのような曲ですし、海外で披露すればみんなが日本語で大合唱してくれる、20年間ずっと支えてくれた曲ですね。「綺麗ア・ラ・モード」は、松本隆さんが作詞、筒美京平さんが作曲してくださった、ものすごい曲で。おふたりがそろってレコーディングに来てくださったもんだから緊張しすぎちゃって、「ヘタクソだね」って言われたのをよく覚えてます(笑)。

 

◆そのおふたりに見られていたら、緊張しない方が難しいと思います(笑)。

でも面白いもので、後になって武道館でコンサートがあったとき、ちょうどメンタル的にキツい時期で。それでも無理やり振り絞るように歌ったら、松本さんが「めちゃくちゃよかったよ」って褒めてくださったんです。ギリギリの状況だから生まれる何かがあるんだなと思いました。今でも結構、それこそ「超!完全生産限定盤」に付くDisc3はセルフカバーということで再録したんですけど、「綺麗ア・ラ・モード」はわりとすぐ終わって。なかなか褒めてくれないマネージャーさんが夜中に電話してきて、「めちゃくちゃいい、超リピートしてる」って言ってくれて、「よっしゃ!」って感じでした。

 

◆以前リリースした曲をあらためて歌ったことで、いろいろ発見もあったのでは?

当たり前ですが、歌声は全然変わりましたね。あらためて「Brilliant Dream」をレコーディングしてみたら、意外とエモくなっていて。当時はまさかトランスでデビューするとは思っていませんでしたけど(笑)。「ストロベリmelody」はキーが高くて、当時は苦戦したんです。でも今は力を入れず、スッと歌うことができて。「RAY OF LIGHT」も今の方がうまくつかめている気がしますし。「calling location」は、あらためて好きだなって思いました。自分の曲で一番好きかもしれませんね。Disc3の収録曲は皆さんからのリクエストなのですが、アルバム曲なのにこの曲を選んでいただけたのはうれしかったです。

 

◆Disc2には新曲「ヌマルアクマ」も収録されています。この曲は中川さん自身が作詞を手掛けられていますが、かなり“攻めた”詞になってますね。

20周年らしく、「平和」や「ピース」をテーマにした曲を書き下ろそうということになりまして。でも出来上がったのは、これでした。ちょうどこのころ、『チェンソーマン』を見ていたんですよ(笑)。

 

◆ひょっとしてこの曲、詞先だったんですか?

一応は曲先で、いくつか候補がある中からメロディーを選ばせてもらったんです。でも、平和やピースを訴えるような音数じゃないんです。なので、どうしてこの曲を選んだんだろうと(笑)。でも、よく考えたら私、楳図かずお先生の作品が大好きで。楳図先生の作品ってホラーでグロテスクだけど、すごい美少女が出てきたりするじゃないですか。ライブのときも、「ハラワタ引き出して食いちぎってやるぜ!」とか叫んでたりするから、割と知ってる人は知ってるだろうし、むしろ私の原点な感じでいいのかもなって。

 

◆歌詞を見たスタッフさんたちの反応はいかがでした?

それが、あっさりOKが出たんです。平和とか、ピースって言われていたのに(笑)。ただこれまでのシングルを振り返ると、かなり真面目なんですよね。私、ブログやSNSだとオタク全開にしているのに、歌だと真面目だったりするので(笑)。その分、カップリングやアルバムには、はっちゃけた曲を入れるようにしているんですけど。自分ではっちゃけた詞を書いたことはなかったので、そういう意味でもよかったのかなと思いました。

 

◆この曲を歌唱する上で、心掛けたことはありますか?

曲調や文字数が多いところは令和っぽいですし、今回はあえて引き算をして。誰が歌っているのか分からない感じにしようと思いました。感覚的には、TikTokやアニメのアフレコに近いかもしれないです。私が歌手をやっていることを知らない方が、何かのきっかけでこの曲を聴いてくれて。何も知らずに歌ってくれたら、それも面白いかもなって。

 

◆ということは、アニメのアフレコのときは個性を消すようにしているんですね。

そうですね。個人的なオタクマインドとしても、声をあてた人の顔が思い浮かぶのが嫌なので(笑)。「塔の上のラプンツェル」のときも“しょこたん”をいかに消すか全力を尽くしました。誰だか分からなかったという言ってもらえたときは、「よっしゃ!」って感じでした。ただ難しいのが、歌は基本的に逆なんですよ。

 

◆プロは単にうまいだけではなく、その人ならではの要素も必要ですからね。

だから私、曲ごとに歌声が違うことに悩んでいた時期があって。私らしさ、個性が歌の中にほしいなって。でも2019年の「タイプ:ワイルド」のとき、プロデュースしてくださったヒャダインさんが「今の子どもたちはあなたのことをアニソンのお姉さんとして受け入れているし、ちゃんと癖もあるから。大丈夫だよ」って言ってくださって。その言葉が一つ自信になって、考えすぎずに歌えるようになりました。

 

◆20年間歌い続けてきた今、思うことはありますか?

歌があったからこそ、20年間芸能活動を続けてこられたのかもしれないとは思います。イベントをすれば、いろいろな方がいろいろな報告をしてくれて、たくさんの子どもたちも来てくれて。歌があるから人と出会えるし、思い出を届けられるんだろうなって。ただ私のメンタル的に、歌だけでも続かなかったと思うんです。ずっとネガティブで、自己肯定感が低かったので。でも落ち込んだり、つらかったりしたときは、ブログやSNS、ツイッター、最近はYouTubeで発信することで助けてもらいました。

 

◆中川さんにとって、ネットメディアもまた大事な存在なんですね。

今年に入ってすぐ入院して手術を受けることになったときも、“歌えなくなるかもしれない”“お仕事できなくなるかもしれない”って、不安で怖くて仕方がなかったんです。でも、たくさんの方から頑張れってエールを頂いて。アニソンとかいろいろな夢も、自分の思いを発することで叶えられたわけですし。ただ、ちょっとツイートしたらすぐネットニュースで取り上げられちゃうので、なるべくポジティブなことを発信したいとは思っています(笑)。

 

◆昨年発売した20周年記念写真集「ミラクルミライ」も、きっかけはYouTubeでした。

まさか、このタイミングで写真集を出すとは思いませんでした(笑)。2021年に水着の動画をアップしたら、めちゃくちゃバズって。“誰に需要あるねん!”とも思ったんですけど、今思えばいい生きた証ができました。これを機に、20周年を意識しましたし。それまでは誰も、もうすぐ20周年だってことに気づいてなくて(笑)。

 

◆ここから20年後、どうなっていたいと思いますか?

最近は“しょこたん”だけじゃなく、“中川翔子さん”って呼ばれることも増えてきたんです。自分でもよく分からないときがあるんですよ。バラエティとかでは特に“しょこたん”を求められるけど、写真集や文化人のお仕事しているときは“中川翔子”として扱われることが多いですし。でも考えると、私の憧れの松田聖子さんは“松田聖子さん”としてキラキラ輝くように歌いながら、みんなが大好きな“聖子ちゃん”でもいてくれる。私も“中川翔子さん”であり“しょこたん”でもあるのを目指していけたらなと思っています。

 

◆そのために取り組んでいることはありますか?

聖子さんを見ていると見た目も大事だと思うので、スタイルが変わらないように頑張ろうって。写真集を作ったときぐらいから意識するようになりました。口にするのは簡単だけど、やってみたらめちゃくちゃ大変ですよね。何気に、昨年9月にすべてのシングルを歌うライブをやったときも苦労しました。「当時の衣装を着る!」って自分で言っちゃったので、めちゃくちゃ頑張らなくちゃいけなくなって(笑)。

 

◆今でも努力は続けているんですか?

一応、続けてはいます。プランクで腕や腹筋、体幹をバランスよく鍛えて、あとはやっぱり食事。私、食べようと思うと結構大食いなんですよ。だからなるべく量はセーブして、アプリを利用しながら、ファスティングダイエットをしたり。と言いつつ、さっきカフェでチョコレートのたっぷり入ったフラペチーノを注文してしまったんですけど(笑)。でも、あまり追い込んでばかりだと人生楽しくないし、たまにはご褒美も必要かなって。

 

◆そう思うようになったのも20周年がきっかけですか?

そうですね。今まではお仕事のためいろいろ我慢して犠牲にして、それが幸せでもあったけど。ここからはバランスを大事に、ドラクエで言うところの、「いのちだいじに」を作戦にしようと。

 

◆何かプライベートで叶えたい夢はありますか?

祖母の遺言が「シャンソンを歌いなさい」「麻雀を覚えなさい」だったんですけど、その理由だったシャンソンを歌っていた方が、油絵も描かれていて。祖母がその方の絵をいっぱい買って、家に飾ってあるんですよ。毎日それを眺めていると、油絵もいいなと思い始めて。いつかアトリエを作って、いっぱい絵を描いて。その絵が売れる人になりたいです(笑)。

 

◆では新曲「ヌマルアクマ」にちなんでの質問を。最近“沼ってる”趣味はありますか?

入院中、やることがなくて『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を見始めたんです。で、いい機会だから、ファーストガンダム(シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』の通称)を一気見しようと。そうしたら、ドハマりしちゃいました。これから他の『ガンダム』シリーズを見たりガンプラを作ったりしようと思ったら、もう楽しみで。いいインプットの時間になりました。

 

◆ファーストガンダムで印象的なシーンやキャラクターを挙げるなら?

ミハルさんは衝撃的でしたね。良かれと思ってレバーを引いたら、爆風で吹っ飛んじゃうっていう。命って、はかないんだなと思いました。あとはやっぱり、スレッガーさん。ああいう口調の男性、最近いないじゃないですか。「ほらほら優男さん、メガネが行ったぜ」みたいな(笑)。一周回ってカッコいいなと。グフに乗っているランバ・ラルがカッコいいと思ったら、もう年下なのにもびっくりしました(笑)。

 

◆…もしかしたらこの沼、かなり深いかもしれませんね。

いや、本当ですよ。「ファーストガンダムにハマった」って軽くツイートしたら、ぐわーっとリプが来て。ガンダムの大気圏突入の真似したときの反応もすごくて、うれしかったです。これからすっごく楽しみだけど、ちょっと怖さもありますね(笑)。

 

PROFILE

●なかがわ・しょうこ…5月5日生まれ。東京都出身。A型。2006年にシングル「Brilliant Dream」でアーティストデビュー。現在、『ポケモンとどこいく!?』(テレビ東京系)で、番組ナビゲーター・コッカーの声を担当。吹き替えを担当したアニメ映画「長ぐつをはいたネコと9つの命」が3月17日(金)公開。舞台「SHOW BOY」が7月1日(土)より上演。

 

リリース情報

『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』(読み方:すーぱー!しょこたんべすと)
2023年2月22日(水)発売

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』超!完全生産限定盤

超!完全生産限定盤
3CD+Blu-ray+フォトブック:1万9800円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』初回生産限定盤A

初回生産限定盤A
2CD+Blu-ray:5980円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』初回生産限定盤B

初回生産限定盤B
2CD+Blu-ray:5980円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』初回生産限定盤C

初回生産限定盤C
2CD+Blu-ray:5980円(税込)

 

中川翔子『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』通常盤

通常盤
2CD:3980円(税込)

 

●text/小山智久

菜々緒 神々しき美ボディが屋久島で…!衝撃の菜々緒ポーズから10年ぶりの写真集発売

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

菜々緒の写真集「DIVINE」(講談社)が、3月21日(火)に発売される。それに先駆け、本人コメントが到着した。

 

2009年より本格的に芸能活動を始め、現在はドラマ、映画、雑誌、CM等幅広く活躍中の菜々緒。『主に泣いてます』(12年/フジテレビ/紺野泉役)で連続ドラマ初出演・初主演を務めた後、悪女役を演じたドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(15年/フジテレビ/橘カラ役)で数々のドラマ賞を受賞し、注目を集めた。

 

最近では『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(21年/TBS/宝来麗子役)で恋愛に不器用な鬼編集長、『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(21年/TBS/蔵前夏梅役)でシングルマザーの看護師を演じるなど役の幅を広げている。

 

そんな彼女の最新写真集「DIVINE」が、3月21日(火)に発売決定。タイトルの「DIVINE」とは「神聖な」「神から授かった」ことを意味する。そのタイトルから浮かび上がる「菜々緒」の神々しい被写体。ロケーションとして迎え入れたのは、神聖なる地「屋久島」だ。

 

世界中の神聖なるシーンを撮り続けるフォトグラファー「Badboi」の手により、ここに仕上がった神からの授かりもの「DIVINE」。手にすることで圧倒的なエネルギーが感じられるような、全ての人に贈る菜々緒の最新写真集が完成した。

 

菜々緒 コメント

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

◆10年ぶりに写真集を出そうと思ったきっかけは?

ここ数年、私だけじゃなく誰もが変化の年で、いろんなことに揺られながら自分とたくさん向き合って過ごしていた時、今の自分を残したいと強く思ったんです。数年前、私の友達がフォトグラファーのMat(Badboi)を紹介してくれて、彼が撮った写真を見た時に、自分も一度は撮ってもらいたい。タイミング的に10年ぶりにふさわしい写真集を撮れたら。と思ったのがきっかけです。

 

◆タイトルに込めた意味、想いを教えてください。

「DIVINE」は、神聖な、神々しい、素晴らしく良い、すてき、という意味があって、屋久島が持っているエネルギーと、撮ってもらった写真たちを見た時に、これ以外の言葉が見つからなかったんです。

 

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

◆実際の撮影時期、場所、期間などに加えて、どんな雰囲気での撮影だったか教えていただけますか?

去年の5月の終わり頃、4日間の撮影でした。世界中を飛び回っているMatと私のスケジュールが合ったのが奇跡のようでした。場所は大好きな屋久島で、美しい自然をメインに撮影をしました。ちょうど雨季にも関わらず、晴れ間やきれいなサンセット、虹や雷などが迎えてくれて、屋久島に歓迎されているような雰囲気でした。

 

◆出来上がりを見ての感想をお聞かせください。

屋久島の自然の豊かさと美しさ、Matの撮るパワフルな写真の力、たくさんの好きなもの、人に囲まれて、いろんな巡り合わせが重なりできた写真集。自分の中にたくさんの波がある時期に撮ってもらった写真は、1枚1枚違う私で、見ていてとても面白く愛おしく感じました。さまざまな繋がりを感じながら、愛と感謝を込めて、皆様にこの写真集を届けたいと思います。

 

書誌情報

菜々緒「DIVINE」(講談社)

 

菜々緒「DIVINE」
2023年3月21日(火)発売

ISBN:978-4-06-529013-2
定価:4,400円(税込)
判型:B4
ページ数:128ページ
発行元:講談社

 

椿野ゆうこ 天真爛漫な少女が垣間見せるオトナの表情にドキッ…!迫力ボディに釘付け

椿野ゆうこ(ひめもすオーケストラ)の写真集「椿野ゆうこ 1st写真集 椿の色」(KADOKAWA)が、2月14日(火)に発売された。

 

アイドルグループ・ひめもすオーケストラのメンバーで、“愛嬌満点なたぬき顔&迫力ボディ”と話題沸騰の椿野ゆうこ。その1st写真集から、大人っぽい表情が垣間見れる表紙と掲載カットが公開された。

 

カメラマンは細居幸次郎で、鹿児島県内の各地でロケ。アイドルとしての姿からは常に笑顔の印象があるが、今回の写真集では今までに見たことのない彼女の素顔が垣間見れる。天真爛漫な幼さと時折見せる大人っぽさ、そのはざまを行き来する彼女の表情は、まさに今この瞬間にしか目撃できないだろう。

 

各法人では購入特典として、限定絵柄ブロマイドをプレゼント。また、発売後の2月18日(土)にオンライン1対1トークイベント、2月25日(土)には書泉グランデでのリアルイベントの実施が予定されており、そちらも見逃せない。

 

書誌情報

「椿野ゆうこ 1st写真集 椿の色」
2023年2月14日(火)発売

撮影:細居幸次郎
定価:3,300円(税込)
仕様:A4判 オールカラー128ページ
ISBN:9784040748580
発行・発売:株式会社KADOKAWA

 

久間田琳加「“女優業もやってるんだ!”と認識してもらえるようになりたいです」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第51回はドラマ『ブラザー・トラップ』(TBSほか)で主演を務める久間田琳加さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」久間田琳加

 

◆本作で久間田さんが演じられる主人公・立花あかりはどんなキャラクターですか? 久間田さんが感じたあかりの魅力についても教えてください。

台本を読んだときに、こんなにも優しくてこんなにも周りに気を遣える女の子がいるんだと思ったのが最初の印象でした。あかりは自分に自信が持てなくて、自分の気持ちを抑えてしまうところがあるんですけど、意外とへこたれず、いざというときには行動力もあって。思わず応援したくなるようなかわいらしい子だなと思いました。

 

◆ご自身と似ているところも多いのでは?

そうですね。でも、困っている人を放っておけないあかりに対して、私は助けたいと思いつつも“自分が手を差し伸べていいのかな”“ウザいと思われないかな…”と自問自答をしてしまって少し躊躇してしまうタイプなので、あかりのすぐに行動に移せるところはすてきだなと思います。

 

◆本作は原作ものの実写化ですが、原作を忠実に再現されている部分もありますか?

はい。むしろ一歩も間違えたくないといいますか、誰かが責められる展開にはしたくなかったので、監督さんをはじめ、スタッフさんやキャストのみんなでものすごく話し合いましたし、入念にリハーサルをした上で撮影に臨みました。私自身、台本を読んで“この言い回しはちょっと違うんじゃないかな”とか“手の重ね方はこうした方がドキッとするかも?”などと考えたりして。原作を読んでいる方々にも受け入れていただけるように、そのあたりのすり合わせはかなり細かくしていったと思います。タイトルだけを見ると一見ドロっとしているように思えるかもしれませんが、実はほわっとした優しい空気が流れている作品で。三角関係の行方が気になる展開ではありますが、登場人物一人ひとりが応援したくなるようなキャラクターなので、それぞれの思いにも注目して見てもらえたらと思います。

 

◆主演として撮影に臨むにあたって意識しているところはありますか?

これまでさまざまな現場でいろんな座長さんの姿を見てきましたが、今回のように同世代のキャストの方たちが集まるドラマでは撮影中以外でのコミュニケーションが大事だなと思って。私も皆さんとなるべくたくさんコミュニケーションがとれるように頑張りました。でも、私以上に大和役の塩野(瑛久)さんがみんなのお兄さん的存在として引っ張ってくださって。自分も頑張りつつ、塩野さんに頼らせてもらっています。

 

◆あらためて共演の塩野さん、山中柔太朗さんの印象を教えてください。

お二人とも今回のキャラクターに近い性格をされているなと思いました。大和役の塩野さんは一番年上でコミュニケーション能力が高くて、現場を誰よりも盛り上げてくださいます。一方で、和泉役の山中さんはものすごくしゃべるわけではないけど、ポッと出る言葉が面白かったり、穏やかでおっとりしている印象です。

 

◆あかりの恋は成瀬兄弟との三角関係に発展していきますが、久間田さんから見て和泉と大和はそれぞれどんなところが魅力的だと思いますか? ちなみに兄・弟どっち派?

それがすごく悩ましくて…(笑)。最初に原作を読んだときは、どっちもいいなと思っていたのですが、いざ撮影に入ると最初は大和先輩とのシーンが多かったこともあって「あっ先輩、強引でいいかも」って思ったりもして(笑)。でも、後半になって和泉君とのシーンが増えてきて彼の優しい空気も魅力的だなと感じています。

 

◆視聴者の方も「成瀬兄弟どっち派?」と盛り上がりそうですね。

そうですね。撮影現場でも日々スタッフさんたちと「どっち派ですか?」という話で盛り上がっていて。僅差で大和の方が人気なんですけど、意外と分かれるのでぜひ視聴者の方にもどっち派?と言いながら盛り上がっていただけたらうれしいです。個人的には真逆の二人だからこそ、どっちもいいなと思う要素がありすぎて…一番は二人が合体するのが理想です(笑)。

 

◆確かに、二人が合体したら最強になりそうですね。

はい。見ている方にもあかりのドキドキがリアルに伝わるように頑張って撮影しているので、思う存分成瀬兄弟にキュンキュンしていただきたいなと思います。

◆本作にも胸キュンシーンがたくさん詰まっていますが、演じていてドキッとシーンやキュンとしたせりふはありますか?

和泉君と一緒にいるときに、お兄ちゃん(大和)から電話がかかってきて「あっ、大和先輩だ」って携帯に手を伸ばしたときに、和泉君にパシッと抑えられて「出ないで」って言われるシーンですね。そういった行動も年下がやるからこその魅力があるといいますか。ちょっと強引な感じもドキッとしました。あと、本作では会話が敬語だったりさん付けで呼ばれたりするのですが、今まで演じてきたラブストーリーではそういう経験がなかったので新鮮だなと思います。

 

◆ちなみに久間田さん自身が最近キュンとしたことは?

映画「プラダを着た悪魔」の冒頭のシーンですね。すごくおしゃれで世界観に引き込まれるんです。“今日仕事のモチベーション上げたいな”っていうときは、サントラでその部分の音楽を聴いて過ごすようにしています(笑)。

 

◆キュンと言えば、久間田さんの明るくかわいらしい笑顔にキュンとくる方も多いと思います。いつも笑顔でいるための秘訣はありますか?

何だろう…? いつも笑顔でいようと意識しているわけではないんですよね。でも強いて言うなら、食べることが好きなので食べたいものを三食きっちり食べてハッピーに過ごすことが秘訣だと思います(笑)。

 

◆我慢しないことが大事だと。

はい(笑)。今、何が食べたい? 今、何がしたい? と常に自問自答しています。

 

◆ドラマの撮影が終わって自分へのご褒美として食べたいものは?

(即答で)焼き肉! おいしいお肉が食べたいです。

 

◆我慢しない代わりに、スタイル維持のためのダイエットなどをしているんですか?

ダイエットというよりは、食べたいものを食べるために運動をするという感じですね。もともと体を動かすことが好きなので、撮影期間中も週2でジムに通っているんです。この間も山中さんに「またジム行ってきたんですか? 寝てください」って言われたばかりで(笑)。

 

◆心身健康でいることが自然と笑顔に結びつくと。

そうですね。もちろん落ち込んでしまうこともあるのですが、引きずらないように常にリフレッシュするように心掛けています。

◆ではタイトルの“トラップ”にちなんだ質問を。ご自身は罠や誘惑に引っかかってしまいやすいタイプ?

(即答で)はい。現場の差し入れとかに目がなくて。“今日は絶対甘いものは食べない!”と思っていても、あるだけ持って帰っちゃうんです。そういう食トラップにはすぐ引っかかっちゃいますね(笑)。

 

◆ドッキリを仕掛けられたらすぐに気づくと思いますか?

どうなんだろう~。でも、意外と人の変化には敏感で。例えば髪形を変えたりしたら、すぐに気づいて相手に「切ったでしょ?」って言うので、この人いつもとは違う動きしてるぞ! と思ったら何かあるかも? もしかしてドッキリかな? と怪しむかもしれないです(笑)。

 

◆なるほど(笑)。最近は女優として主演作が続いていたり、バラエティなどにも出演されてますます活躍の場が広がっていますが、久間田さんにとって2022年はどんな1年でしたか?

女優としていろんな現場を経験させていただいて、今まで生きてきた中で一番時が過ぎるのが早かった1年でしたね。

 

◆それだけ充実した1年だったと。2023年はどんな年にしたいですか? 今後の目標を教えてください。

『ブラザー・トラップ』をはじめ、2023年もいろんな作品に出演させていただけたらうれしいですし、「久間田琳加って女優業もやってるんだ!」と認識してもらえるようになりたいです。役としては、これまで原作のある役柄やおっとりした優しい役が多かったので、機会があれば一切笑わないような真逆のキャラクターも演じてみたいなと思っています。これからも幅を決めず、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っていますので、ぜひ皆さん期待して応援してもらえるとうれしいです!

 

PROFILE

●くまだ・りんか…2001年2月23日生まれ。東京都出身。AB型。主な出演作はドラマ『お茶にごす。』『青春シンデレラ』など。主演映画「おとななじみ」が5月12日(金)公開予定。

 

番組情報

ドラマストリーム『ブラザー・トラップ』(※一部地域を除く)
TBSほか 毎週火曜 深夜0時58分~1時28分
※Paravi・U-NEXTで各話1週間有料先行配信中
※地上波放送後、「TVer」「TBS FREE」「GYAO!」「Yahoo!」にて無料1週間見逃し配信

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/brothertrap_tbs/
公式Twitter:@drama_streamtbs
公式Instagram:tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

 

●photo/中村 功 text/星野彩乃

小日向ゆか、純白チューブトップビキニ姿で美ボディ披露【独占カット】

小日向ゆかが、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号のグラビアに登場した。

 

小日向ゆかはボム2度目の水着グラビア。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BQHGR41Q/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107365559

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020330/

 

豊田ルナ、美バスト際立つチューブトップ水着姿披露【独占カット】

豊田ルナが、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号のグラビアに登場した。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

小日向ゆかがボム2度目の水着グラビアに登場。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
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<限定版>
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櫻坂46大園玲、BOMB初ソロ表紙&ノスタルジックな冬グラビア披露【独占カット】

櫻坂46の大園玲が、2月9日(木)発売のアイドル誌「BOMB」3月号の表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

表紙巻頭は、2月15日(水)に5枚目のシングル『桜月』をリリースする櫻坂46。ボム初ソロ表紙を飾るのは、初の櫻エイトに選ばれ、カップリング曲のセンターも務める大園玲。街歩きの途中、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でクリームソーダを飲んだり、ストーブで手足を温めたり、鬼のお面をつけて豆まきをしたり(豆は殻付き落花生)、部屋着を着てこたつでゴロゴロしたり、真っ白い文鳥を手のひらにのせて遊んだり…ノスタルジックな冬のグラビアに。坂道研修生時代を振り返ったインタビューも必見。

 

井上梨名と増本綺良の2人は“二期生”“兵庫県出身”“1月生まれ”“血液型A型”と共通点ばかり。撮影日が増本の誕生日ということで、2人でバースデーパーティーというグラビアを。新幹線でいつも一緒だった“同期”コンビの友情秘話インタビューも。

 

女優としても活躍中の豊田ルナが4度目のボム水着グラビアに登場。二十歳になって増した大人の女性らしさと変わらない笑顔を披露している。

 

【通常版】
表紙:大園玲(櫻坂46)
裏表紙:井上梨名・増本綺良(櫻坂46)

<W付録>
①両面超ビッグポスター(743mm×526mm)
大園玲(櫻坂46)

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)

【TSUTAYAほか店舗限定版】
表紙:豊田ルナ

<W付録>
①両面超BIGポスター(743mm×526mm)
豊田ルナ

②両面ピンナップポスター
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)/正源司陽子(日向坂46)
※付録ピンナップは通常版と同じものです

<そのほかのラインナップ>
日向坂46のメディア賞でボム賞を受賞した正源司陽子がボム初登場。『100%天使』と題したグラビアでは、正源司の誕生日が2月14日ということで、セーラー服でチョコを渡すシチュエーションから、得意の空手の型を本物の道着を着て実演する姿、透明感たっぷりなルームウェアでおでんの大根を食べるかわいい姿など、天使感いっぱいのグラビアに。

2月22日(水)に13枚目のシングル『この空がトリガー』をリリースする=LOVEから野口衣織が久々のボムソログラビアに登場。水や風、光といった自然の恵み×天性の透明感は最高で最強。

テレビプロデューサー・佐久間宣行氏がプロデュースする大喜利もできるアイドル・ラフ×ラフがボムに初参戦。元気いっぱいのタンクトップ&短パンで緊急撮り下ろし。メンバーの素顔に迫るアンケート&大喜利も。

小日向ゆかがボム2度目の水着グラビアに登場。大人の色気漂う純白のチューブトップ水着姿を披露している。

2月8日(水)に16枚目のシングル『君はもっとできる』をリリースするHKT48は、今年の夏でのグループ卒業を発表した一期生の本村碧唯と、初選抜された六期生の最上奈那華の2人の対談を。

初主演映画『いちばん逢いたいひと』の公開を控えるAKB48の倉野尾成美のスペシャルインタビューも。

そのほか、木下彩音、豊嶋花、吉柳咲良、鶴嶋乃愛などインタビューも充実。

<掲載タレント>
大園玲(櫻坂46)
井上梨名・増本綺良(櫻坂46)
正源司陽子(日向坂46)
野口衣織(=LOVE)
ラフ×ラフ
小日向ゆか
豊田ルナ
本村碧唯・最上奈那華(HKT48)
倉野尾成美(AKB48)
木下彩音
豊嶋花
吉柳咲良
鶴嶋乃愛

 

「ボム3月号」
特別定価:本体1,064円+税(税込:1,170円)
発売日:2023年2月9日(木)
判型:AB判 電子版:なし
発行所:(株)ワン・パブリッシング
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

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<通常版>
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セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107365559

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「ずぶ濡れSKE48 Team S」通常版表紙は青海ひな乃!びしょびしょで頑張る姿を激写

名古屋・栄を拠点に活動するSKE48 Team Sのメンバー19名が掲載される写真集 「ずぶ濡れSKE48 Team S」が、2月27日(月)に発売決定。通常版表紙を飾る青海ひな乃より、コメントが到着した。

「ずぶ濡れSKE48 Team S」通常版表紙

 

SKE48のメンバーたちが、びしょびしょになって頑張る姿を撮影する企画「ずぶ濡れSKE48」(2019年9月より「週刊SPA!」にて連載中)。2021年9月に書籍化された人気企画だが、今回は2022年5月に約11年ぶりにオリジナル新公演を開催したTeam Sのメンバー総勢19人にフォーカスした「ずぶ濡れSKE48 Team S」の発売が決定した。

 

表紙には、青海ひな乃、野村実代、坂本真凛、北川愛乃の4名が登場。通常版は青海、Amazon限定版は野村、セブンネット限定版は坂本、星野書店限定版は北川がそれぞれ表紙を飾る。

SKE48 野村実代

 

連載のアザーカットに加えて、Team Sのオリジナル新公演「愛を君に、愛を僕に」のパフォーマンスで汗をかくメンバーたちの写真、そして現在のTeam Sの新たな歴史を切り開く熱量を感じさせる全員のインタビューを掲載。

 

さらには、グループの創世記を支え、ファンから“鬼軍曹”とも呼ばれた振付師で、新公演でも振り付けを担当した牧野アンナとTeam Sリーダーの松本慈子、副リーダーの上村亜柚香の座談会も敢行。新公演に向けたレッスンで感じたTeam Sに足りなかったもの、そして新公演を経て生まれ変わった彼女たちの姿について語っている。

 

また、前作ではずぶ濡れ7にも選ばれたずぶ濡れの申し子で、Team Sのグラビアクイーン・竹内ななみを撮り下ろしたずぶ濡れグラビアも掲載されるとのことで、こちらも見逃せない。

 

青海ひな乃 コメント

SKE48 青海ひな乃

 

18歳の頃にSKE48に入ってもう5年目。最初は弱いところを見せたくなくて1人でがむしゃらに頑張ってきましたが、今はTeamのメンバーやファンの皆さんが側にいてくれるので、弱い自分も「それだけ本気でアイドルをしてるんだ」ってポジティブに受け止められます。

 

これからも“汗と涙”の多いアイドルだと思いますが(笑)ずっとついてきてくれるとうれしいです!本気でアイドルをしている私達、良い顔してるでしょ?これからもTeam Sをよろしくお願いします!

 

書誌情報

「ずぶ濡れSKE48 Team S」

2023年2月27日(月)発売

 

Total Producer:秋元 康

提供:週刊SPA!編集部

定価:2,200円(税込)

 

通常版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594620094

Amazon限定版:https://www.amazon.co.jp/dp/4594620388

 

WEB

SKE48公式HP:http://www.ske48.co.jp/

日向坂46影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世出演 ひなこい『恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービーが公開!

©Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. ©10ANTZ Inc.

 

日向坂46・影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世出演のスマートフォン向けゲームアプリ「ひなこい」の『恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービーが公式YouTubeにて初公開。さらにアプリ内では撮り下ろし映像40本以上が配信されることが決定した。

 

「ひなこい」は、東京から片道2時間、のどかな田舎町にある日向坂高校に転校してきた主人公が、ひょんなことから“アイドル部”の一員となり、アイドルを目指す22名の部員たちと泣いて笑って恋をする青春恋愛ストーリーを描いたスマホゲーム。ゲーム内では、世界観・ストーリーと連動した日向坂46のさまざまな衣装での写真や映像、ボイスなどが手に入れることができる。

 

2月9日(木)午後3時より開催のゲーム内イベント HINAKOI CHOICE『恋するバレンタイン・ウォーズ』には、影山優佳、佐々木久美、富田鈴花、山口陽世が出演。「ひなこい」内で新規撮り下ろし映像40本以上配信される同イベントでは、ユーザーの選択によって物語の結末が変わるインタラクティブな恋愛体験を楽しめる。

 

日向坂46と同じ高校に通い、学生生活を過ごし、バレンタインデーを迎えたときメンバーの誰から本命チョコをもらえるのか。そんなゲームならではの“If<もしも>”を体験できるオリジナルストーリーで、本日公開されたプロローグムービーではそのシナリオの冒頭が視聴可能だ。

 

さらにゲーム内にて “HAPPY VALENTINE FOR YOU♡本命チョコにリボンをかけてガチャ”も開催。バレンタインらしいピンクのチョコの箱をモチーフに、本企画撮り下ろしのメンバー写真が、ゲーム内デジタルカード「ひな写」として登場。同時開催のゲーム内イベント『恋するバレンタイン・ウォーズ』を有利に進める特効付きデジタルカードとなっている。

 

撮影を振り返り、影山は「いろいろな表情の影山優佳や日向坂46メンバーを楽しめる企画だと思います」とコメント。佐々木はペアで撮影する機会の多かった「富田鈴花の乙女な一面がたくさん見られたのでとってもかわいかったです!」と振り返った。

 

いっぽう、富田も「佐々木久美さんとの撮影が多かったのですが、楽しすぎて、思わずコントが始まるのではないかというシーンが何回かありました(笑)」と。山口は「実はメンバーとの絡みは素やアドリブの部分もあります。本当に学校生活を送っているような距離感を感じられると思うので、ぜひプレイして映像を見てください」とアピールした。

 

なお、日向坂46と全力で恋するスマホゲーム「ひなこい」では、2月9日から最大150連無料ガチャ、さらに毎日無料で10連ガチャが引けるお得なキャンペーンを実施中。

 

影山優佳コメント

©Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. ©10ANTZ Inc.

 

撮影はとても楽しかったです! 私の印象はサッカーやクイズ企画などの頭脳的なイメージが強いと思います。その印象通りの映像もあったり、素の笑うことが大好きな自分、アイドルらしい王道の胸キュンせりふがあったりと、いろいろな表情の影山優佳や日向坂46メンバーを楽しめる企画だと思います。さらに選択次第で内容が変わるストーリーということで、ぜひハッピーエンドを目指していただきたいのはもちろんですが、それ以外のエンディングも楽しめるシーンが多いと思うので、ぜひ全てのシナリオ・映像を楽しんでもらえるとうれしいです。

 

佐々木久美コメント

©Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. ©10ANTZ Inc.

 

メンバーが主人公1人を取り合うような設定で、バレンタインのかわいらしいコミカルなお芝居ができて楽しかったです。普段からたくさんお話ししている富田鈴花の乙女な一面がたくさん見られたのでとってもかわいかったです!

 

富田鈴花コメント

©Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. ©10ANTZ Inc.

 

マイナスそうな選択肢なのに、意外とプラスだった! みたいな楽しさがたくさんあったので、プレイしたらすごく楽しそうだなと思いました。佐々木久美さんとの撮影が多かったのですが、楽しすぎて、思わずコントが始まるのではないかというシーンが何回かありました(笑)。
きっと照れ屋さん二人の頑張りも感じ取ってもらえるような映像になっていると思います。王道のかわいさを楽しんでいただけるような展開になっているので、ぜひたくさんプレイしていただきたいです。

 

山口陽世コメント

©Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. ©10ANTZ Inc.

 

今回の企画は“選択肢”でストーリーが変わるとお聞きして、前後の流れを意識して撮影に臨みましたが、ゲーム感があって楽しみながらの撮影でした。(ペアで撮影する機会の多かった)影山優佳さんのせりふや表情がとても上手で、引き込まれるように同じテンションで収録できました。実はメンバーとの絡みは素やアドリブの部分もあります。本当に学校生活を送っているような距離感を感じられると思うので、ぜひプレイして映像を見てください。

 

『HINAKOI CHOICE恋するバレンタイン・ウォーズ』プロローグムービー

©Seed&Flower LLC/Y&N Brothers Inc. ©10ANTZ Inc.

 

玉城ティナインタビュー「私も“社畜”向きだと自覚はしています(笑)」『社畜OLちえ丸日記』

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

話題のYouTube「社畜OLちえ丸」チャンネルをエッセーとしてまとめた「自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる」(著・ちえ丸)が『社畜OLちえ丸日記』としてドラマ化され、2月10日(金)午後9時よりHuluで独占配信がスタート。バリキャリ営業OLとして地獄の日々を送る主人公・ちえ子を演じる玉城ティナさんが、仕事との付き合い方や息抜き法なども交えつつ、ドラマの見どころを語ってくれました。

 

◆原作や台本、企画を聞いたときの率直な印象をお願いします。

会社内で繰り広げられる「こんなことある?」という感じのやりとりが面白く、想像をかき立てられました。ただ、今までに演じたことのないキャラクターでしたし、コメディ色も強くて。私にできるのかなという不安もありました。

 

◆演じるちえ丸はどんな人でしょう?

バリキャリOLになるんだという強い夢を持ち、それを自分の力でつかみ取って。でも現実は厳しくて、超えなければいけない壁が立ちふさがって。それでも負けずに、できることからやっていこうとする強いメンタルの人だと思います。でも強さだけではなく、とぼけた部分や天然でかわいらしい部分も見えてくると、キャラクターとして深みが出ると思ったので。あまりこういう人だと決めつけずに、多面的に演じるようにしました。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆演じる上で心掛けたことは?

タイトルにもある「社畜」は強い言葉ですし、ちょっと間違えると社会問題っぽく見える可能性もありますよね。もちろん仕事は真剣だし大変でもあるけど、傍から見たら何か笑えるみたいな、そのバランス感は大事にしました。あとは場面によって、ボケとツッコミの役割分担みたいなところも変わっていくので。そのあたりのメリハリは付けつつ、でも計算高くは見えないようにと考えました。

 

 

◆先ほどコメディに対する不安もあったとお話ししていましたが、やってみてどうでしたか?

なじみやすい、覚えやすいせりふが多かったからか、想像していたよりも自然にできた気がします。大橋彰さん(アキラ100%)やコウメ太夫さんとのやりとりも、相手が芸人さんだからと意識し過ぎずに、素の人間、役者同士としてのお芝居ができた気がしますし。こういった作品で芸人の方がいらっしゃるとコメディ要素をお任せしたくなっちゃうんですけど、一緒に担いでいけたかなと思います。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆原作者のちえ丸さんご本人とお会いした印象は?

YouTubeで見た感じだと髪の長さはセミロングぐらいかなと思っていたら、私ぐらいのボブで。違ったら恥ずかしいから、「私に合わせてくれたんですか?」とは聞けなかったんですけど、ちえ丸さんから「おそろいにしました」って言ってくださいました(笑)。世代も近いからか、初めてお会いした感じもしなくて。考え方や、抱えている思いも近かったですし。撮影の合間であまり時間がなかったんですけど、もっとお話してみたかったなと思いました。

 

◆玉城さんとちえ丸さんに共通する部分は?

仕事に対して真っすぐなところですかね…自分で言うのも何ですけど(笑)。私もちえ丸さんと同じように、自分で選んだ道を自分なりに頑張っているので。ちえ丸さんは動画だとちょっとふざけた雰囲気にされていますが、言葉選びが絶妙で、結構刺さることを言ってくださるんです。だから動画を見ている人は思わずクスッと笑っちゃったり、ほろっと来ちゃったりするんだろうなと思います。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆ちえ丸さんはちょっと不器用なところがありますが、玉城さんはどうですか?

器用だったら、もっと楽しく生きられていると思います(笑)。あまりすぐ人と仲良くなったりできないし、人と話しているときに途中まで頭の中で話して、途中から声に出す癖があるんです。だから取材などでも、言いたいことがうまく伝わってなかったりして(笑)。そこはあまりよくないなと思っています。

 

◆どんな仕事でもつらいこと、大変なことがあると思います。玉城さんはそれをどう乗り越えていきますか?

過ぎちゃえば、あまり気にしません。そのときは気になっても、また次の日は来るし、次のお仕事もあるので。もちろん思い返してみると、“あのときは無理してたのかな”“頑張り過ぎていたのかな”ということはあります。

 

◆例えばこの仕事ならではの「寒い」「長い」「せりふ量が多い」といったことだと、どういう過酷さが一番堪えますか?

どれもキツくないわけではないですけど、仕事で起こることは大体、仕方がないと刻み込まれています(笑)。例えば“お昼まだかな”“おなかがすいたな”と思っても、一人で食べる方が嫌なんです。子供のころから、わりと場の雰囲気に合わせなければいけないみたいな思考が刷り込まれていて。その延長線上として、今のお仕事をしている感じですね。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆お話を聞いていると、わりと「社畜」体質な気が…。

だと思います(笑)。染まり切ったらダメだと思うけど、向いてはいるでしょうね。

 

◆こんな上司は嫌だとか、逆に理想の上司はいますか?

理想の上司は、うるさくない人(笑)。あと、自分のことを気にかけてくれる先輩がいたらよかったなと思うことはあります。もちろん、現場の方は全員先輩という心づもりではいますが、誰かから直々に教えてもらうということはなかったので。もし近い間柄の先輩がいたら気軽に相談できますし、「私のときは…」みたいな経験談も聞けるじゃないですか。直接的には生かせなくても、そういう話ができるだけで気が楽になったりしますし。今でもちょっと憧れてはいますね。

『社畜OLちえ丸日記』©︎NTV

 

◆ちえ子は週末の料理が気分転換になっていますが、玉城さんはいかがですか?

私は家にいること自体が気分転換かもしれないです。もう人にはお見せできないような格好で(笑)、何もしません。映画を見たり本を読んだりするのもいいけど、何かの役に立たないかなって思っちゃうところがあるので。何もしないという時間は大切だと思います。

 

◆最後にドラマの見どころと、頑張って働いている人たちへのエールを。

物語は会社の人たちとの会話を中心に進んでいきますが、今回はモノローグもたくさんあって。ときどき、ちえ丸が心に残るようなことを思ったり感じたりしているので、それが見てくださる方々にも響くといいなと思っています。「社畜」と聞くとネガティブな印象がありますけど、ちえ丸はやりがいを持って日々を生きているので。“大変そうだな”“自分だったら嫌だな”ではなく、“頑張ってほしいな”という目線で見ていただいて、その方にとっての活力になったらうれしいです。

 

PROFILE

●たましろ・てぃな…1997年10月8日生まれ。沖縄県出身。O型。最近の出演作にドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』『NICE FLIGHT!』『鉄オタ道子、2万キロ』、映画「恋のいばら」「窓辺にて」など。「零落」が3月17日(金)公開。

 

番組情報

『社畜OLちえ丸日記』
2023年2月10日(金)午後9時よりHuluで独占配信スタート
以降、毎週金曜21時に新エピソード更新[全15話]

出演:玉城ティナ、望月歩、佐藤玲、田村健太郎、大橋彰(アキラ100%)、コウメ太夫/内田慈、阿南敦子、平山祐介/鶴田真由

原作:『自己肯定感が低くて挫けそうな時、明日の自分のためにゆでたまごをつくる』(著者:ちえ丸/KADOKAWA刊)
脚本:蛭田直美
監督:横尾初喜、小山亮太
コンテンツプロデューサー:吉田絵、岩長真理
プロデューサー:星野恵(AX-ON)
Hulu:茶ノ前香、中村梓
宣伝:荒井智美、木之下ゆり子
制作:AX-ON
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/drama-chiemaru/

©︎NTV

アンジェラ芽衣「桃月なしこから“あなたのうるささは才能だよ”と褒め言葉をもらいました」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。記念すべき第50回は『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』に出演中のアンジェラ芽衣さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」アンジェラ芽衣

 

◆『仮面ライダーサーベラ&仮面ライダーデュランダル』の制作が決まったときの心境はいかがでしたか?

とにかくうれしかったです。本編の撮影中から、お兄様と呼ばせていただいている庄野崎(謙)さんと「いつか私たちのスピンオフをやりたいね」と話していたので“ついにきた!”と。ありがたいことにいつも応援してくれている皆さんからも「神代兄弟のスピンオフが見たい」という声をたくさん頂いていたので、情報解禁前は「早くみんなに言いたい!」とウズウズしていました(笑)。

 

◆庄野崎さんとも喜びを分かち合いましたか?

はい。「やったじゃん! イェーイ!」って(笑)。スピンオフが決まったこと自体うれしかったのに、庄野崎さんと一緒に撮影ができて喜び倍増でした。庄野崎さんとは本編を撮影していたときから本当の兄弟のような関係性で、いつも相談に乗ってもらっていたんです。落ち込んだり悩んだりしてしまいがちな私を何度も励ましてくれて、その優しさにたくさん救われましたし、「ここはいいところだから自信持って」「やり方は一つじゃないから大丈夫だよ」などと声を掛けてくれたおかげで、今回も気負い過ぎず伸び伸びやれたような気がします。

 

◆本作は玲花が兄の凌牙(庄野崎)から結婚を勧められるという予想外の始まりでした。メーンビジュアルのウエディングドレス姿もおきれいですね。

ありがとうございます! ビジュアルと同じように劇中でもドレスを着てヒールを履いた状態で撮影したのですが、アクションシーンが特に大変でした。

 

◆すごくカッコよく決められていた印象ですが…。

いやいや。撮影前に、スーツアクターの(宮澤)雪と森(博嗣)君が付きっきりで教えてくれたおかげです。二人から提案してもらった動きを私が実践すると、どこかどんくさく見えてしまって全くスマートにできなかったんです。そういうときも「じゃあこれはどう?」と新たな形を提案してくれて。たくさん試行錯誤してもらったおかげで運動神経が悪い私でも何とか形になりました。ほかにも爆破の中を駆け抜けたり、何度も撮影できないような緊迫感のあるシーンが多くて本当に貴重な経験をさせていただいたなと思います。

 

◆あらためて見どころを教えてください。

ひと言では言い表せない、笑いあり涙ありのストーリーになっています。私たちの思いだけでは実現しなかった作品ですし、皆さんが神代兄弟への愛を語ってくれたり、イラストを描いて送ってくれたりしたからこそのことだと思っていますので、感謝の気持ちでいっぱいです。本編では描かれることのなかった神代兄弟の新たな魅力が詰まっていますので、ぜひご覧ください!

◆ではここからはプライベートについてお伺いさせてください。まず先程動画内の「自分を動物に例えると?」という質問で「ニワトリ」と答えていたのが気になったのですが。

以前友達と「お互いを動物に例えると何だと思う?」という話をしたときに、私だけ何も当てはまらなくて。試しにネットで動物診断をしてみたら小鹿だったので「かわいいじゃん♪」と思っていたら「それはない」と否定されてしまって…(笑)。特徴を挙げながら考えていったら“うるさい”“よくしゃべる”“すぐに忘れる”という点がニワトリにぴったりだったらしく、それ以降ニワトリっぽいと言われることが多くなりました。自分でも納得しています(笑)。

 

◆嫌なことも忘れてすぐに切り替えられるタイプですか?

それが嫌なことだけは忘れられないんです(笑)。一度気分が沈むと、しばらく引きずってしまいます。なので細かく言うと“繊細なニワトリ”ですね。

 

◆なるほど(笑)。弊誌で行っていた『仮面ライダーセイバー』の連載当時からたくさん話してくださって、明るい印象があったので少し意外でした。

よくギャップがあるとは言われます。最初は少し人見知りしてしまうので静かな面もあるのですが、慣れるといっきに話すようになるのでその温度差にびっくりされるのかなと(笑)。それこそ庄野崎さんも「最初に会ったころは、クールであまり人と慣れあわない感じの人だと思ってた」と言っていました。話すのが好きなのでずっとしゃべっているんですよね。控室でもよくうるさいと言われます(笑)。でも、同じ事務所の(桃月)なしこから「あなたのうるささは才能だよ。いるとその場が明るくなる」という褒め言葉をもらって。なしこは普段あまり褒めたりしない人だからこそ、本当にそう思ってくれているんだなと思えてうれしかったです。

◆ちなみにお休みの日は何をしていますか?

基本ベッドの上にいます(笑)。寝すぎて体が痛くなるくらい。ごろごろしながら携帯でSNSを見たりゲームしたりして、何もせずに一日が終わることもよくありますね。でも、そうじゃないと休んだ気にならなくて。例えば二日間お休みがあったら、一日は外に出て遊んで一日はだらっと過ごしていたいんです。もちろん、友達に誘われたときは出掛けるんですが、基本的に一人でどこでも行けるタイプなので自分発信で人を誘うことはないかもしれません。

 

◆インドア派なんですね。では最後に今後女優として演じてみたい役や出演してみたい番組について教えてください。

女優としては、殺人鬼などとことん悪い役を演じてみたいです。玲花を演じる中で学んだミステリアスな部分を生かせる役どころに挑戦できたらいいなと。あと、以前『ドッキリGP』(フジテレビ系)に出演させていただいたのですが、今後もいろんなバラエティに出てみたいですし、動物が好きなので動物番組にも興味があります。私は毎年「去年より絶対に飛躍してやるぞ!」という気持ちで過ごしているので、今年も昨年以上に羽ばたけるように精いっぱい頑張っていきたいです。

 

PROFILE

●あんじぇら・めい…1997年4月29日生まれ。埼玉県出身。O型。主な出演作は『仮面ライダーセイバー』『ゼロイチファミリアは褒められたい』など。

●photo/中村 功 text/矢嶋咲良

 

今年はライブ活動を! 早見 優がデビュー曲『急いで!初恋』から今までのミュージックヒストリーを語る!!

2022年にデビュー40周年を迎えた早見 優さん。アイドルの伝説的な当たり年として知られる「花の82年組」のひとりとして、石川秀美、小泉今日子、シブがき隊、中森明菜、堀ちえみ、三田寛子といった面々とアイドル全盛期を盛り上げた。

 

個性豊かな82年組の中でも、早見さんの「ハワイ育ちの帰国子女で英語が堪能」という才色兼備のキャラクターはひときわ輝いていた。歌うことが大好きで、ポップ、ロック、ジャズ、ミュージカルと活躍のステージを広げてきた早見さんの音楽史をたっぷり伺った。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:牛島フミロウ)

 

●早見 優(はやみ・ゆう)/歌手。日本生まれ。3歳から14歳までをグァム、ハワイで育つ。14歳でスカウトされ82年「急いで!初恋」で歌手デビュー。「夏色のナンシー」や「PASSION」などのヒット曲がある。バイリンガルと国際感覚を生かしTV、舞台などで活躍。上智大学比較文化学部日本文化学科を卒業。2008年にワインエキスパート認定。2018年4月にダンスフィットネスZUMBA®のインストラクター認定、AFAAプライマリー・フィトネス・インストラクター認定。NHK World「Dining with the Chef」やNHKラジオ「深夜便ビギナーズ」(毎月第三土曜日)のレギュラー出演中。2022年にはデビュー40周年迎え、ベストアルバム「Affection~Yu Hayami 40th Anniversary Collection~」を発売。

 

花の82年組について

――デビュー40周年おめでとうございます。振り返ってみて、どんな40年間でしたか?

 

早見優(以下、早見)「ありがとうございます。あっという間だったという気持ちもあります。でも、その間にプライベートでは子どももひとり成人してますし、私のミュージックヒストリーを考えても、ずっと音楽を続ける中でミュージカルをやったりジャズをやったりしてきて、今回40周年記念ベストアルバムを出したと思うと、あっという間ではなかったのかな、とも思います」

 

――40年の歳月を一口にはなかなか言えないですよね。

 

早見「アイドル時代のことを考えると、本当に濃い5、6年間だったので、そこはあっという間だなとは思うんですけど」

 

――早見さんのデビューは1982年、いわゆる「花の82年組」ですが、裏を返すとライバル同士ともとれます。皆さんとの仲はどうだったんですか?

 

早見「仲良かったですよ。当時は3か月に1回シングル曲を出しましたから、タイミングが合う同期のメンバーとは歌番組でよく一緒になっていました。歌番組も『ザ・ベストテン』(TBS)、『歌のトップテン』(日本テレビ)、『夜のヒットスタジオ』(フジテレビ)、『カックラキン大放送!!』(日本テレビ)『8時だョ!全員集合』(TBS)などたくさんありましたし、地方局でも一緒になったりもしたので、共演がきっかけで仲良くなったっていうのもあります」

 

――お仕事でご一緒するなかで仲良くなったと?

 

早見「一番の理由は、みんな年齢が近かったことですよね。同期でも、私たちが15歳くらいで、例えば相手が19歳、20歳だとそんなに仲良くはなれなかったと思うんです。40年経った今も仲良くいられるっていうのは、本当に宝物だなって思いますね」

 

――交友がずっと続いてるんですね。

 

早見「でも、あのころはプライベートでは全然会ってないんですよ。時間もなかったですし。仕事が終わるのが夜中だったので、帰って4時間ぐらい寝てっていう毎日でした」

 

――当時、早見さんは15歳じゃないですか。すごい生活ですね。

 

早見「そうですね、コンプライアンスが緩やかな時代でしたから」

 

――あくまで仕事の現場で会って、合間合間の時間で親交を深められたと。

 

早見「SNSとかがある今の方が仲良くなれそうですけどね。プライベートでは全く会ってないけど、毎日のように歌番組や何かの収録で会っていたので、『おはよう、学校行った?』『行った、早退』みたいな、割とカジュアルな会話を交わしていました。歌番組の本番を終えて、『お疲れ~、じゃあ明日ね』みたいな感じでした」

 

――クラスメイトとか、同じ部活の仲間に近い感覚なんでしょうか?

 

早見「そんな感じです。収録の控室も、今みたいに個別の控え室じゃなくて大部屋だったので、新人の私たちはいつも出口のところに集まって、誰かがお菓子を持ってると『ちょうだい!』という感じでシェアして」

 

――同世代同士で過ごすその時間は楽しそうですね。

 

早見「はい、楽しかったです!」

 

デビュー曲秘話

――デビュー曲のお話を伺いたいと思います。ファーストシングルは『急いで!初恋』(1982年)でしたが、この曲の思い出は?

 

早見「実は、『急いで!初恋』のB面に収録された『潮風の予感』が本当はデビュー曲になる予定だったんです。デビュー前に資生堂のコマーシャルが決まったということで、『それに合わせてコマーシャルソングを作ったので、レコーディングしてください』っていうのが『急いで!初恋』だったんです」

 

――デビュー時にそういう出来事があったんですね。

 

早見「『潮風の予感』は、先生について何回も練習したんですけど、『急いで!初恋』は決まってすぐレコーディングして、練習もほとんどしないで歌ったのを覚えてます。新曲が出るとだいたい『おはようスタジオ』とか『ヤンヤン歌うスタジオ』(どちらもテレビ東京)で歌わせていただくんですけど、すっごい緊張しました」

 

――早見さんは住んでいたハワイでスカウトされて、デビューされるまでの間にどれくらい歌のレッスンをされたんですか?

 

早見「レッスン期間はあまりなかったです。10月にハワイから日本に来て、もう11月には『ヤンヤン歌うスタジオ』の中にあった近藤真彦さんの青春ドラマにチョイ役で出させていただいていたんです。同時にお芝居とか、たまに歌のレッスンがあったぐらいですね」

 

――お仕事やデビューが一気に決まって、一気にやるみたいな感じだったんですか。歌やお芝居をレッスンする準備期間は、もっとあるものだと思っていました。

 

早見「もっとあればよかったのにって思いますけどね」

 

――不安はなかったですか?

 

早見「でも、デビューの時は比較するものがないので、『こんなものかな?』って感じでした」

 

――たしかに。そうやってデビューされて、ご自分のレコードが出るというのはどんな気持ちでしたか?

 

早見「あまり実感がなかったです。テレビに出ている自分を今みたいに簡単に見られないじゃないですか。デビューしたという実感が初めて湧いたのは、シングルを買ってくださった方との握手会ですね。握手する時に初めて直にファンの皆さんにお会いして、話した時に感想をいただけるんです。『この歌いいですね』とか『歌ってる時の振り付けが可愛いですね』とか。その感想を聞いて『本当に届いてるんだな』って感じました」

 

大ヒット曲『夏色のナンシー』について

――早見さんの代表曲でもある『夏色のナンシー』(1983年)についても聞かせてください。作詞が三浦徳子さん、作曲が筒美京平さんという黄金コンビです。

 

早見「『夏色のナンシー』は5枚目のシングルなんですけど、それまでは割と大人っぽいバラードが続いたんです」

 

――早見さんのデビュー時のキャッチフレーズは「少しだけオトナなんだ」でしたね。

 

早見「アメリカに住んでいて、日本に来た時に『よろしくお願いしまーす!』みたいな感じじゃなかったんです。どこか大人びていて、声も低めだったので、そういうイメージになったのかなと思います」

 

――早見さんはじめ、82年組の皆さんはキャラクターも豊かでした。

 

早見「それまでの4枚のシングルはいろいろ試行錯誤があって、5枚目でコカ・コーラのコマーシャル出演が決まるんですけど、コカ・コーラのイメージに合わせて作っていただいたのが『夏色のナンシー』でした。この曲で覚えているのが、キー合わせの時にディレクターさんに『ちょっと半音あげよう』って言われたんです。すごく高くて、えー!? と思ったんですよ。でも『このほうが声がいいから』って、それからずっとそのキーで歌うことになりました。すごく辛かったなって思うんですけど、聴き心地がいいんでしょうね」

 

――その前の『love Light』、レコード大賞で新人賞をとった『アンサーソングは哀愁』(どちらも1982年)は、大人っぽくて静かな曲でしたけど、『夏色のナンシー』から雰囲気がポップで爽やかな感じに変わりましたもんね。

 

早見「『夏色のナンシー』のカセットテープを最初にもらって聴いた時に、すっごく爽やかで、一気にハワイの青空と海を想像できたんです。『こういう歌を歌いたかった』って強く思ったのを覚えてます」

 

――三浦先生と筒美さん、そして早見さんそれぞれの良さが完璧に出ている曲だと思います。コカ・コーラのイメージにもぴったりだし。

 

早見「ほんとに。その後、『渚のライオン』『ラッキィ・リップス』(どちらも1983年)とずっと筒美京平先生に曲を書いていただくんですけど、『渚のライオン』のカセットテープをもらって、ディレクターさんに『明後日レコーディングするから覚えてきて』って言われた時に、もう『夏色のナンシー』の期間が終わっちゃうんだと思ったのを覚えてます。寂しかったですね」

 

――すごく好きだったんですね、『夏色のナンシー』が。

 

早見「好きでしたし、初めてチャートインした歌だったので、歌う機会がものすごく増えたんです。いろんな番組で歌わせていただいたし、ようやくうまく歌えるようになってきたって思っていたんですが『あ~、もう新曲なんだ』って思いました」

 

――3か月ごとに新曲をリリースするしばりの辛いところですね

 

アン・ルイスさんからのアドバイス

――その後、『PASSION』や『CLASH』(どちらも1985年)など、ロックな曲調へと移っていきました。どういう経緯でその流れに?

 

早見「そのあたりからアン・ルイスさんにすごく可愛がっていただいていたんです。私、ライブがすごく好きなんです。ファンの方と同じ空間にいて盛り上がれるライブの雰囲気が好きなので、アンさんに『ポップな歌もいいんだけど、ライブでみんなで手を上げてわーっと盛り上がれる感じの歌を歌いたいんだよね』って言ったら、『早見はね、1年間休んで、私のコーラスについて勉強したほうがいい』とおっしゃっていただいて、『それいい!』と思って、マネージャーさんに相談したら『絶対ダメだ』と言われました(笑)」

 

――そうですよね(笑)。

 

早見「でも、アンさんからいろいろなアドバイスをいただいて、もう少しビートのきいた歌を歌いたいっていうお話をディレクターさんに話していた時に、ちょうど映画『KIDS』の主演のお話をいただいたんです。そのイメージに合わせて、中原メイ子さんに書いていただいたのが『PASSION』なんです」

 

――そういう流れだったんですね!

 

早見「私、レコーディングっていつも風邪をひいてたんです。タイトなスケジュールでしたから、夜中にレコーディングすることが多かったからかもしれません。でも、『PASSION』のレコーディングはコンディションがバッチリで、3回ぐらい歌ったところで、いつもは厳しいディレクターさんが『はい、オッケー』って言うんです。『本当に? マジで? えーっ!』ってすごく嬉しかったのを覚えてます」

 

――歌に関して、早見さんの「自分はこうしたい、こういう曲が歌いたい」というオーダーも通ったんですか?

 

早見「希望はけっこう言っていて、それが通る時もありましたし、なかなか通らない時もありました。歌を歌って、現場でファンの皆さんの反応とかを見ると『もう少しこういう歌が歌いたいな』とか、そういう気持ちはやっぱり出てくるので。『PASSION』の頃はハッキリと『この後はもう少しダンスっぽい曲を歌いたい』っていう風にはお願いしてました」

 

――ご自分のやりたいことが見つかると、提案もしていける状況になってたということですね。

 

早見「そうですね。嬉しかったですね、思ってるものができるっていうのは」

 

ジャズ、ミュージカルについて

――その後、ジャズやミュージカルに活躍の場を広げて行きます。どのようなきっかけで?

 

早見「ジャズは、私がちょうど20、21歳ぐらいの時に、事務所から『もうレコードやCDが売れる年齢ではないので、方向転換しなきゃいけない』って宣言されるんです。それで、大好きな歌がもう歌えないんだって落ち込んでいたら、父から『じゃあ今からジャズを歌えば40、50歳ぐらいになったら一人前になれるよ』って言われたんですね」

 

――早見さんのお父様はジャズシンガーですよね。

 

早見「はい、亡くなりましたが井上良というジャズシンガーです。それで、そこから父と一緒にジャズを歌っていくんですが、『ジャズはエイトビートじゃなくて、フォービートだから』ってもう本当に何度も注意されて……あと、彼は割とスタンダードな歌い方だったので『メロディーを大切に』という風にも教わりましたね」

 

――ジャズは、それまで歌ってきたポップスやロックと唱法からビートから何から違うわけですからね。難しかったのではないかと思います。

 

早見「ジャズは小さいころから聴いていたので、割と耳馴染みがあったんですね。だから知ってる歌を歌えるっていうのは嬉しかったです。でも、『歌ってたら40、50歳になったら一人前になれる』って父は言ってたはずなんですけどね、あれ? みたいな(笑)」

 

――ミュージカルはどうですか。また全然違うジャンルですよね。

 

早見「ミュージカルは、もうレコードを出せないって言われて本当に落ち込んでいる時に、『グリース』っていう作品のオファーをいただいたんです。もう何がなんでも歌を続けたいと思っていたので、『こういう形で歌を歌えるんだ』と気づいたんです。特に『グリース』ってあまりミュージカルっぽくなくて、大林宣彦監督が映画を基にして演出されたんですが、『(早見さんが演じるサンディ役の)オリビア・ニュートン・ジョンの『Hopelessly devoted to you』(邦題/愛すれど悲し)とかの歌い方を聴きながら、本当にポップな感じで歌えばいいんだよ』って言われました」

 

――そういった大林監督のアドバイスもあり、歌を歌えるミュージカルもいいなっていう感じで新たな道を見つけたと。

 

早見「私はおばあちゃん子だったんですけど、小さいころにミュージカル映画を一緒に見てたんです。『雨に歌えば』とか、『イースター・パレード』『上流社会』とか。だから、ミュージカル自体はすごく好きだったんです」

 

――早見さんの歌手としての下地には、お父さんやおばあちゃんから吸収されたものがたくさんあるんですね!

 

40周年記念アルバムについて

――40周年記念アルバム『Affection ~YU HAYAMI 40th Anniversary Collection~』についても伺わせてください。歴代の名曲もさることながら新曲が3曲入っています。『今が一番好き!』は作詞に野村義男さんのお名前がありますね。

 

早見「その3曲をプロデュースしてくださったのが川原伸司さんで、よっちゃん(野村義男さん)のバンドTHE GOOD-BYEのディレクションをされていたんです。今回、川原さんが『キューティーモリモリの3人(早見さん、松本伊代さん、森口博子さん)で形になるものを作ると楽しいんじゃない? 曲は僕が作るから、詩はよっちゃんに頼んでみる』って提案してくださったんです。よっちゃんもOKしてくれて」

 

――川原さんのアイデアだったんですね。

 

早見「そう。私もデビュー当時によっちゃんの映画『三等高校生』(1982年)に出演させていただいたり、一緒になる機会が多かったのですごく仲良かったんです。でも、そこから何十年も会っていなかったんですけど、レコーディング当日によっちゃんが来てくれて、『あー、久しぶり!』って言った時、もう一気に10代に戻ったみたいでした。セリフを入れるアレンジもその場で生まれたりして楽しかったですね」

 

――皆さんのいい関係を感じる楽しい曲です! そして、二人のお嬢さんと早見さんで歌われている『make lemonade』。こちらは優しくて元気が出る歌詞です。

 

早見「アメリカに留学している娘たちが日本に戻ってくるタイミングで一緒にレコーディングできるねっていうことで、一緒に歌っています」

 

――作詞は早見さんとお嬢さんですね。

 

早見「メインは私なんですけど、娘たちに見せたら『これは譲れない。ここは変えたほうがいい』とか意見をもらって。曲名の『make lemonade』って、アメリカでは人生で辛いことが起きた時に 『レモンをいっぱい放り投げられた』って言い方をするんです。そうやって辛酸を味わった時、考え方を変えて、美味しいレモネードを作っちゃえ(make lemonade)って、要するに、『ピンチがチャンス』のような意味なんです。小さいころ、私も言われてたし、子どもたちが小さい時に私も言ってたみたいなんです。たとえばクラブ活動を頑張ったけど、チームから外れちゃったら、『じゃあmake lemonadeね!』って言ってたんですね。子どもたちが『ママがいつもこれ言ってたよね、これテーマにしない?』って言ってくれまして、じゃあそうしよう! という感じで生まれた曲です」

 

――早見さんと娘さんたちの絆を感じさせる曲なので、ぜひみなさんも親子で聴いてほしいですね。さて、3曲目はアン・ルイスさん作詞の『Your Last Woman』です。

 

早見「今回、アメリカに住んでいるアンさんに曲を作ってってお願いしたら、『私は詩を担当するので、息子の美勇士に曲を書いてもらおう』って提案がアンさんからあったんです。美勇士君から上がってきたものを山川さんがちょっと素敵にアレンジしてくれました」

 

――3曲とも、それぞれに40周年らしいエピソードがあるんですね。それを知ってから聴くとまたひと味違いますね。

 

今年の活動予定について

――今年はこういうことやってみたいな、こういう年にしたいなっていうお考えってありますか?

 

早見「今年はデビュー41年ではあるんですけど、『夏色のナンシー』をリリースしてから40年目なんですね。だから昨年あまりできなかったライブ活動をしたいなと思っています。1回ではなくて、何回かできればいいなって」

 

――コロナ対策も整ってきていますし、また好きなライブをファンの皆さんと一緒に。

 

早見「同じ空間で歌いたいです。昨年7月に、キューティーモリモリで、博子ちゃんと伊代ちゃんと一緒にジョイントコンサートをした時のことなんですが、お客様が、私の娘と同い年ぐらいの20歳前後の方と親子でいらしてくださいました。その姿を見て、世代を超えて私たちの音楽を聴いてくれてるんだっていうのがすごく嬉しかったんです」

 

――ファン世代が親になり、子どもとコンサートに来るなんていいですね。

 

早見「今はサブスクリプションで音楽を聴く時代になっているので、若い人は、昔の歌だから……とかそういう感覚じゃなくて、あいみょんを聞いた後に松本伊代ちゃんや早見優の歌を聴いていただけると嬉しいなって思います」

 

――三浦さん、筒美さんをはじめ、素晴らしい作詞作曲家の作品ばかりですから、当時のヒット曲は今聴くとまた新鮮さを感じます。この40周年のベスト盤を通じて、新しい世代のお客さんにも届くといいなと思います。

 

早見「そうですね、ありがとうございます!」

 

【information】

Affection
~YU HAYAMI 40thAnniversary Collection~

デビュー40周年を迎える早見優のアニバーサリーアイテム第3弾! 早見優の魅力を詰め込んだCD3枚組。40年のヒストリーを感じさせる輝かしい代表曲の数々、今回初CD化のレア曲、そして新曲までを網羅した41曲、3CDアルバム。新曲は、野村義男作詞で松本伊代、森口博子と歌う「今が一番好き」、娘のありさ・かれんと作詞し一緒に歌った「make lemonade」、Annieことアン・ルイスが作詞の「Your Last Woman」の3曲。「ナチュラル」をテーマに優しさ、包容力も兼ね備えた肩肘張らない自然体の早見優を捉えた最新写真満載、スージー鈴木氏によるライナーノーツを掲載したブックレットも付属。

● 2022年10月12日発売
●定価:6600円(税抜価格6000円)
●音源同時デジタル配信

 

YU HAYAMI / LIVE 1984~1985

デビュー40周年を迎える早見優のアニバーサリーアイテム第1! 早見優の1984年と1985年のLIVE過去、レーザーディスクなどでしかリリースされていない映像2本と、カセットでしか世に出なかったそのライブを完全収録した音源をDVDCD初復刻。初々しくもエネルギッシュな早見優がここに!当時のコンサートパンフレット2冊も復刻!

 ●2022年4月20日発売
定価:1万6500円(税抜価格1万5000円)

澄田綾乃 1st写真集で限界ギリギリの撮影に挑戦…!“令和最強のメリハリボディ”を惜しげもなく披露

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社)が、2月25日(土)に発売決定。タイトルが発表されると共に、限界露出カットが初解禁となった。

 

「令和最強のメリハリボディ」などと称され、「週刊プレイボーイ」の表紙を飾るなど、グラビア界での活躍が著しい澄田綾乃。2月25日(土)に発売される1st写真集では、これまでのグラビアでは見せていなかった、限界カットに挑戦している。

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

撮影が行われたのは長崎県の五島列島と、夜の東京。五島列島パートでは、透き通る海の波打ち際で開放感たっぷりに笑っている姿をはじめ、等身大で可愛らしい表情のほか、これまでのグラビアでは見せてこなかった、限界ギリギリの“手ブラ”などの撮影にも挑戦。雄大な自然の中で、過去最大の露出を披露した。

 

さらに東京パートでは、五島列島パートとは打って変わり、彼女の持つ真の強さにフィーチャーした力強い美しさを撮影テーマに掲げ、夜の渋谷で雑踏の中たたずむ姿のほか、ホテルの室内ではTバック姿を披露。その美しすぎる圧倒的ボディを惜しむことなく披露してくれている。

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」(東京ニュース通信社刊) 撮影/カノウリョウマ

 

また、タイトルが「PURITY」に決定。“純度”や“純粋”の意味を持つこの言葉は、澄田の“澄”の字にヒントを得て、1st写真集だからこそできる、不純物のない彼女のありのまま、高純度たっぷりな姿をたっぷり収めるという意味を込めているとのことだ。

 

発売日の翌日2月26日(日)には、澄田自身初の対面イベントが東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて開催される。詳細は澄田のTwitterもしくは「B.L.T.」のTwitterを参照。

 

書誌情報

「澄田綾乃1st写真集 PURITY」
2023年2月25日(土)発売
※一部、発売日が異なる地域あり

定価:3,300円
発行:東京ニュース通信社

Amazon限定表紙版:https://www.amazon.co.jp//dp/4867015458

 

超人気コスプレイヤーの立花はる×コスチュームデザイナーの鳴海ゆい、「衣装はコスプレイヤーの背中を押してくれる存在」

1月23日に配信がスタートしたVR作品『Pharfaite VR Session ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会』に出演し、映像ディレクションも担当した立花はるさん。コスプレイヤーにとってもっとも重要ともいえるコスチュームについて、作品に登場するコスチュームの開発デザインを手掛けている鳴海ゆいさんとトークセッションをしていただきました。

 

 

立花はる(写真左)●たちばな・はる…愛称/ふとんちゃん。1月20日生まれ。千葉県出身。身長164cm、B85・W55・H85 。趣味/コスプレ・ゲーム全般。特技/デザイン・洋裁・クレープ作り。鳴海ゆい(写真右)●なるみ・ゆい…2月14日生まれ。愛知県出身。身長160㎝。株式会社スタニングアーツ所属。pharfaite統括ブランドマネージャー。

 

きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを目指して

立花はる(以下、立花) Pharfaite(以下、パルフェット)の衣装は、正直コスプレイヤー界のトップオブかわいいオリジナル衣装だと思っていて。オリジナル衣装のメーカーさんって今は多いんですけど、段違いでかわいいし、こだわりが詰まっていて、360度どこから撮られてもかわいいと思うし、女の子のボディーの良さをたとえ細い子でも、ちょっとふくよかな子でもすごく美しく見せてくれる、すごく素敵な衣装だなと思います。

 

鳴海ゆい(以下、鳴海) そう言っていただけるとうれしいですね。とにかくスタイルやボディーラインが美しく見えるっていうことに、一番こだわりを持っています。紐の長さや位置もミリ単位で検証しながら、ここが一番美しく見える形になる! という配置のバランスを計算して作っています。

 

立花 私のカラダって、普通の女の子よりはスマートっていうか、そんなに凹凸がない系なんですけど、だから貧相な衣装を着ると貧相オブ貧相になっちゃうんですよ(笑)。なので、華やかさであったりとか、スタイルを良いほうに強調してくれる衣装っていうのをやっぱり選びたいなって思っています。最近だとパルフェットの競泳水着は、すごくきれいにラインを見せてくれるので注目しています。細く見えるんですけど、出るところは出るみたいな、お尻まわりだったり胸だったりとか、ストーンってならずにちゃんとウェーブが見える衣装っていうのがパルフェットの魅力なのかな。

 

──コスチューム製作を始めたきっかけを教えてください。

 

鳴海 私自身も以前はコスプレイヤーやモデルとして活動していまして、そのときにはまだオリジナルコスチュームっていうのがあまりない時代で、あってもホントに布面積がめちゃめちゃ小さいビキニとか、めっちゃハイレグのレオタードとか、男性目線でのエッチなコスチュームっていうのが多かったんです。だから、もっと女性目線で見て、きわどくても女の子が挑戦しやすいかわいいデザインを取り入れたいと思って、デザインをし始めたのがきっかけです。

レースリミテーション(当時はまだ名前もなく)がパルフェットとして初めて制作したオリジナルランジェリーなんですけど、それをイベントに出るときに衣装として作って着て写真をSNSに投稿すると、「この衣装どこかで買えるんですか?」という反応を結構いただいたので、これは作っちゃうしかないかなというノリでした。そのときは、自分が着られれば良かったのですが、商品として世に出せるように様々な調整を施して、商品化していきました。

 

立花 すごく覚えています。最初にレースリミテーションを知ったのはクラウドファンディングをされてたときですね。そのPRサイトを見て、なんてエッチでかわいい衣装なんだって思いました。めっちゃかわいくて、そのときは鳴海さんもモデルとして出ていらしていたりとか、結構人気のある女のコたちもモデルに起用していて、話題性もすごかったイメージがあります。

 

──今回の作品に登場するコスチュームについて詳しく教えてください。

 

鳴海 先ほど立花さんのお話にも出た、フラットシーマーという競泳水着。実際の競泳水着に使われているフラットシーム縫製を採用していて、縫い目が重ならないので、機能性だけじゃなく、見た目や着心地の面でも優れた仕様になっています。ボディーラインを無駄なく、美しく補正することを一番の目的としていて、モチーフとしては矢をイメージしたウエストラインに色が入っていて、それでウエストがきゅっとしまったように見えるというのが特徴的なデザインですね。こまかな仕様を説明すると専門的な話になっちゃうんですけど、一言でいうと”魅せる競泳水着”です。実際に着て泳いでみましたが、もちろん全然泳げます(笑)。

 

立花 着るのが大変そうに見えると思うんですけど、めちゃ伸びる素材だから全然そんなことなくて。それでぴったり張り付いてくれるので、体のラインをきれいに見せられます。

 

↑フラットシーマーレーシングスイムウェアを着用する立花はるさん

 

鳴海 次に今回の作品の中でもトーンが違ってすごくインパクトがあるのが、ブラックマテリアルっていうSCHE/MEE(スキーミー)というパルフェットのセカンドラインで出しているタイプ。すべて黒をテーマにした素材違いのシリーズでして、同じ黒なんですけど素材の表面感とか柄などで様々な表情になるっていうところを楽しんでいただけたらと思っています。オーロラに輝くエナメル素材や、カーボンファイバー調の表面とか、上質感や素材の特徴にこだわっているからこそ、シンプルなデザインが映える製品だと思っています。独自で素材を開発したり、常に魅力的なを取り入れて、パルフェットの世界観を表現していきたいと思っています。

 

立花 実はランジェリータイプのフェアリーケージのほうが肌の露出は多いんですよ。なんですけど、あのスキーミーのドキッと感はすごいですよね。パルフェットの競泳水着へのこだわりがすごいなって、日々思います(笑)。VRでホント体感してほしいです。

 

↑スキーミーを着用するとみこさん、やなぎばころんさん、立花はるさん(写真左から)

 

↑フェアリーケージを着用するとみこさん

 

鳴海 カフェメイド・スイムウェアは、もともとBLUE EGGっていう秋葉原にあるパルフェットのプロデュースするメイドカフェで着られているメイド服を水着のデザインに落とし込んだものでして、特徴は2本のベルトをバストで挟み込んでいるデザインなのですが、かなりタイトな仕様になっているのでバストがすごい盛れるし、スタイルが良く見える。かわいらしさとセクシーさを両立したデザインになっているんじゃないかなと思います。実際のメイド服より布面積が小さくなっているので、ベルトの長さのバランスは何度もサンプルを作り直しました。マネキンに着せてもわからないところがあるので、サンプルが届いたらとりあえず私が着てみて、所属しているタレントとかにもちょうど出勤しているときとか試着してもらったりして調整していきました。

 

立花 モデル側としてもこういった衣装が登場することで、表現の幅が広がりますよね。しかも水着になっているので、耐久性もあって屋外でも着やすいです。

 

↑カフェメイド・スイムウェアを着用するやなぎばころんさん(手前左)、立花はるさん(後方)、とみこさん(手前右)

 

これだけ至近距離で着用した衣装を見る機会はないと思います

──今回のVR作品で見てほしいポイントを教えてください。

 

鳴海 よくあるセクシー衣装って、前はかわいいけど後ろ向いたらえ⁉⁉ って事、よくあるじゃないですか(笑)。その点、パルフェットの衣装は、どんな角度からでもかわいく見えるように想定しつつ、安っぽくならない仕様でパターン製作をしています。360度かわいい衣装だという自負があるので、いろんな角度から見られるVRで、それを堪能していただきたいです。あとは高級コスチュームブランドとして展開しているので、使用している素材も自社開発の独自素材や、上質感にこだわった素材を使用しています。角度によって光の反射が変化したりだとか、これだけ至近距離でじっくりと衣装を見る機会はあまりないと思いますので、そのあたりとかも是非ゆっくりと眺めていただき、美しい素材感を感じていただければと思います。

 

立花 今回、このVR作品のディレクションをさせていただいて、パルフェットがとってもかわいくて、セクシーだけど下品じゃない=“エッチかわいい”っていうのをテーマにしたいなと思っていたので、その雰囲気がVRという新しい動画のスタイルで伝えられたらなって思っています。モデルさんもかわいいし、衣装もかわいいしで、かわいいとかわいいが融合してすごいことになっているので、楽しんでいただけたらなと思います。

 

鳴海 ディレクションを立花さんにお任せしていて、立花さんだったらパルフェットの魅力を理解した上で作っていただけるだろうなっていう信頼があったからこそ、こういうカタチで取り組めたのかなと思っています。

 

──最後に着られる側と着る側、お互いに望むことはありますか?

 

鳴海 女の子全員、皆さんがそれぞれ個性的で魅力があると思うので、自分に自信を持ちながら、いろんな活動の中で自分の個性を生かしつつ少しでも世の中を明るくしていってほしい。そのときにウチの衣装が相応しいって思ってもらえるような製品を作っていきたいですし、彼女たちのコンテンツのプラスアルファになってほしいです。

 

立花 もうすでにコスプレイヤーの需要にめちゃめちゃ応えてもらっている気がするんですけど。。。私は肌の露出とかあんまりしたりしないタイプなので、パルフェットさんの衣装だったら大丈夫だなっていう安心感があって。かわいく見せられるからエッチ過ぎない下品に見えないっていうのがあるんですけど、最初のレースリミテーションっぽい、がっつり攻めたランジェリー系のもまた見てみたいなって思います。

 

鳴海 本当にそうやって自分の肌を見せたいって思ってもらえるような衣装が作れるのが一番理想かなって思いますね。あと一歩、勇気を後押しできるような衣装が作れれば。

 

【この記事の写真一覧】

 

Pharfaite VR Session
ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会

配信期間:2023/1/23 18:00から
販売期間:2023/1/23 18:00から2025/1/20 20:00まで

予価:3,300円(税込)

販売URL https://share.blinky.jp/s/NTE4Mw

※ご購入の前に、下記テストコンテンツが再生可能かどうか、ご確認ください。
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撮影/プシュカ 取材/編集部

吉田美月喜、映画「あつい胸さわぎ」で“思春期の揺れる思い”を等身大で体現「18歳は大人のようで子供の部分も」

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

連ドラ『ドラゴン桜』(2021年4月期)やNetflixドラマ『今際の国のアリス』(2020年12月配信)で鮮烈な印象を残し、注目の若手女優の1人となった吉田美月喜さん。2022年11月には主演映画「メイヘムガールズ」が公開されるなど、2023年はさらなる飛躍が期待されている。

 

そんな彼女が常盤貴子とのW主演を果たした映画「あつい胸さわぎ」が、2023年1月27日(金)に全国公開される。若年性乳がんと診断された大学生の千夏(吉田)が、自らの境遇や恋心に思い悩んでいく姿を、母・昭子(常盤)との関係を織り交ぜながら温かく描いた本作。思春期特有の揺れる思いをどう表現したのか? 撮影エピソードと併せ、吉田さん自身の初恋や母親との関係もお聞きしました。

 

◆「あつい胸さわぎ」の概要や脚本に触れたとき、どのようなことを感じましたか?

私が演じる千夏が乳がんになり、母親の昭子さん(常盤貴子)との関係やそれぞれの恋の悩みがあって…と書かれた企画書を読んだとき、シリアスで重い話かなと思ったんです。でも脚本を読んでみたら、何とも言えない温かさを感じて。作中、千夏はいろいろ思い悩み、ときには誰かと衝突したりもするんですけど、それでも周りの人たちはずっと千夏と向き合い続けてくれるんですね。そんな、人の温かさが詰まった作品だと思いました。

 

◆もし自分が千夏の立場だったら…といったことは考えましたか?

やっぱり、考えちゃいましたね。自分ががんになる、重い病気になるなんて、今まで考えたこともなかったですし。自分なりにいろいろ調べてみたんですけど、今は情報があふれ過ぎているから、結局どうしたらいいのか分からなくなるんです。きっと千夏も調べてはみたけど答えは分からなくて、同じような気持ちになったんだと思います。

 

◆千夏を演じるうえで意識したこと、大事にしたことはありますか?

ちょうど撮影したときは私も千夏と同じ18歳だったから、共感できる部分もたくさんあって。いい意味であまり悩まず、演じることができた気がします。18歳って大人のようだけど、自分ではいろいろ決断できない、子供の部分もあるんです。それと、千夏は子どもの頃の経験から胸に対してコンプレックスがあるんですけど、きっと誰もが同じように、何かしらのコンプレックスを抱いているでしょうし。大人と子供が同居していることの危うさ、感情の揺れ動きの激しさみたいなものは意識しました。

 

◆年齢以外に、千夏に共感するところは?

お母さんと仲が良いことですね。だから千夏が昭子さんに抱いている思いみたいなものも、分かるところがあります。劇中、昭子さんは新しく職場に来た木村さん(三浦誠己)と親しくなるんですけど、それを知った千夏は「気持ち悪い」という言葉をぶつけちゃうんです。でもそれは昭子さんとの関係性が近いからこそで、「気持ち悪い」というのは額面通りの意味だけじゃなくて。相手はちゃんとした人なのかな、大丈夫なのかっていう心配も入っている。そんなふうにも想像しながら演じていました。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆実際、吉田さんも同じ状況だったら、母親を拒絶してしまいそうですか?

でも私、普段から母のプライベートなこともいろいろ聞いていて。昔の恋愛話とかも、結構知っているんです。

 

◆ちょっと驚きですね。聞くのも抵抗ありますけど、そもそも話したがらない気がします。

友人からも、「おかしくない?」って言われました(笑)。だからある意味、耐性が付いているというか。うちのお母さん、透子ちゃん(前田敦子)と昭子さんを掛け合わせた感じなんです。透子ちゃんみたいに何でも相談できるし、休みが一緒だと2人でテーマパークに行ったりもしますし。普段の会話も姉妹みたい、コントしてるみたいって言われるので。もちろん、千夏と昭子さんみたいに、ささいなことで衝突することもありますけど。

 

◆例えば、勝手に部屋の掃除をされたら、千夏みたいに怒りますか?

自分の空間に入られるのは嫌だなって感じは分かりますね。どんなに仲よくても、人に見られたくないものもあると思いますし。

 

◆作中でもあるように、トーストを焦がされても平気?

あれ、千夏は“いつものこと”みたいに受け入れていましたけど、結構ひどい焦げ方ですよね。「食べれるとこないやん」どころじゃない(笑)。あんなに焦げたトーストを出されたらもう怒りを通り越して、笑っちゃう気がします。

 

◆母親とは、どんなことでけんかになることが多いですか?

「早く寝なさい」「早くお風呂入りなさい」「早く起きなさい」。…そんな感じです(笑)。あと、私のことを心配してくれているからこそ、この仕事のことで意見が食い違うこともありますし。ただ、お母さんは私の思いをしっかり聞き入れたうえで、意見を言ってくれるので。そういう点では昭子さんより、気軽に話しやすいかもしれません。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆病気と並行して千夏の初恋も描かれるわけですが、吉田さん自身の初恋の思い出は?

小学校のときですね。給食を残すことに厳しい学校で、食べるのが遅い子たちが集められて、食べ終わるまで何もしちゃいけなかったんです。私は当時、食べるのが遅かったんですけど、好きな子も遅くて。一緒に食べている時間が好きでした。私はシンプルに食べるのが遅いだけで好き嫌いはなかったから、その子の苦手なもの、きゅうりを食べてあげたり(笑)。頭のいい子だったから、放課後に勉強を教わったりもしました。

 

◆劇中で千夏は自分の恋心を、「胸が躍る」「胸が騒ぐ」と表現していますが、その感覚は分かるところもありますか?

当時は恋だと、はっきり認識はしていませんでしたけど、似たような感じだったと思います。振り返ると我ながら、ほほ笑ましくて。勉強を教わるために、わざと分からない問題を増やしていたんです(笑)。あとはおそろいのネコの消しゴムをくれたことが、すごくうれしかったりもして。

 

◆光輝(奥平大兼)の前での千夏の言動も共感できる感じですか?

分かります! 私、劇中で初めて光輝と会話を交わすシーンが好きなんです。千夏は何気ない会話をしているふうを装っているけど、頭をフル回転させて、何か一緒にできることがないか考えているんですね。それで思わず、「1人暮らししようと思ってる」なんて口走っちゃたり。まぁ演じているのは私なんですけど(笑)、分かる分かるって思いながら試写を観ました。

 

◆ちなみに今、吉田さんが「恋しているもの」はありますか?

2年前、コロナをきっかけに犬を飼い始めたんです。ヨークシャテリアで「ちょこ」って名前なんですけど、もうかわいくて。ストレッチしようと思って脚を広げると、足の太もものところでゴロンとするんです。遊んで、かまってって。普段はお転婆娘で、布団をかんで中身を出しちゃったりするのに。あざといなって思います。

 

◆犬を飼い始めることで、生活も変わったのでは?

家の中が平和になりました(笑)。それこそお母さんとけんかすることも減りましたし、ちょっと機嫌悪そうだなと思ったら、「ちょこが遊びたがってるよ」って言うと機嫌がよくなったりするので。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

◆撮影は主に和歌山で行われましたが、どんな思い出がありますか?

皆さん、すごく温かかったんです。撮影していると、「頑張ってるね」「できたら見るね」みたいな言葉をかけてくれて。私も東京の中ではわりとご近所同士の関係が近い環境で育ったんですけど、ロケ先で出会った人たちは知らない人に対しても距離感が近いというか。こういう町で育ったからこそ、千夏と昭子さんみたいな関係性になれたんだろうな、ちょっと住んでみたいなと思いました。

 

◆印象的だった景色、風景はありますか?

撮影が行われた雑賀崎は、“日本のアマルフィ”(「世界一美しい海岸」とも称されるイタリアの人気観光地)と呼ばれているんです。確かにそう言われるのも納得できるほど、自然の美しさにあふれた、居心地のいい、ステキな場所で。あの風景を背景に撮影していると、勇気がもらえる気がしました。

 

◆ご当地ならではの食べ物、飲み物は味わえましたか?

和歌山ラーメンは食べましたね。あとは前田さんが、「グリーンソフト」を現場に差し入れてくださって。ふと見かけて、食べてみたいなと思っていたんです。抹茶味だからほっとする、優しい味で。すごくおいしかったです。

 

◆公開されるのは1月ということで、2023年、個人的にやりたいことはありますか?

スポーツしたいですね。学生時代ずっと運動してきたのに、高校を卒業したらそういう機会もなくなっちゃって。一番やりたいのはテニスです。何気に難しいんですよ。相手とのスケジュールを合わせて、空いているテニスコート探して、ラケットやボールも用意して…ってなると、気軽にできないから。テニスでなくても、何かしら体を動かしたいです。

 

◆ということは、アクションに興味も?

あります! 映画「メイヘムガールズ」でワイヤーアクションは経験させていただいたんですけど、誰かと戦ったことはなくて。アクションができる女優さんってカッコいいなと思うし、タイミングが合えば挑戦してみたいです。

 

◆どんな殺陣がしたいですか?

武器を使うより、素手同士がいいですね。武器には頼らない、みたいな(笑)。でも、やるからにはちゃんとした知識が必要ですし、けがしないためにもたくさん練習しないといけないと思うので、まずちょっと体験してみたいなと。運動神経は悪くないほうだと思うし、根拠はないですけど、自信はあります(笑)。

 

◆最後に改めて、「あつい胸さわぎ」の見どころをお願いします。

千夏や昭子さんだけじゃなく、本当にいろんなキャラクターの目線から見られる作品なんですね。(第35回東京)国際映画祭のときにいただいた意見も、結構バラバラで。昭子さんの目線で、娘が千夏と同じ状況になったらという人もいれば、昭子さんの恋愛部分に注目した人もいたし、あるいは透子ちゃんからの目線とか。千夏のもう1人の幼なじみであるター坊(佐藤緋美)やそのお母さん(石原理衣)との関わり合いとか。いろんな人、いろんなところに焦点を当てて見られる作品だと思うし、千夏が病気になったことの重さより、人の温かさを感じる作品だったりしますから。ぜひ劇場に足を運んでいただけたらと思います。

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

 

PROFILE

吉田美月喜
●よしだ・みづき…2003年3月10日生まれ。東京都出身。連ドラ『ネメシス』『ドラゴン桜』第2シリーズ、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』、映画「メイヘムガールズ」などに出演。映画「パラダイス/半島」「カムイのうた」が、2023年公開予定。

 

作品情報

「あつい胸さわぎ」
2023年1月27日(金)全国ロードショー

出演:吉田美月喜 常盤貴子
前田敦子 奥平大兼 三浦誠己 佐藤緋美 石原理衣

原作:横山拓也「あつい胸さわぎ」(戯曲)
監督:まつむらしんご
脚本:髙橋泉
製作:映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

公式サイト:https://xn--l8je4a1a7e6m7952c.jp/
公式Instagram:https://www.instagram.com/atsuimunasawagi_movie/
公式Twitter:https://twitter.com/atsuimunasawagi
公式Facebook:https://www.facebook.com/atsuimunasawagimovie

 

●text/小山智久

©2023映画『あつい胸さわぎ』製作委員会

久保田紗友がラジオパーソナリティ初挑戦「素の部分をお届けできれば」『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』

久保田紗友が、1月22日(日)に放送される特別番組『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』(ニッポン放送 午後7時~8時)でラジオパーソナリティに初挑戦することが分かった。

年始から『やっぱそれ、よくないと思う。』(テレビ朝日)、『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)とドラマ出演が続いており、2月には主演ドラマ『弁当屋さんのおもてなし』(北海道テレビ)も控えている久保田。そして2023年は「軽やかに、何ごともやってみる!」という所信表明のとおり、かねてからチャレンジしてみたかったというラジオ・パーソナリティに挑戦する。

 

そんな久保田が舞台初主演を務めるオールナイトニッポン55周年記念公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」(3月17日(金)から東京・愛知・高知・大阪で上演)は、劇作家だけでなく、今や映画・ドラマ・アニメにと引っ張りだこの人気作家であるヨーロッパ企画・上田誠の脚本・演出によるもので、宮沢賢治の不朽の名作「銀河鉄道の夜」を大胆にアレンジしたSFコメディ。

 

番組は、この舞台のテーマやキーワードをお題に展開。それにまつわるエピソードトークや影響を受けた楽曲紹介などを交えて、素の久保田の魅力に迫っていく。

 

久保田紗友 コメント

今回、念願のラジオパーソナリティを務めさせていただきます久保田紗友です。1時間1人で話すのも回すのも初めてのことですが、本日1月18日リリース日がなんと23歳の誕生日。最高の誕生日プレゼントとなりました!

 

舞台「たぶんこれ銀河鉄道の夜」に絡めたお題をテーマに、普段あまりお見せできていない久保田紗友の素の部分を日曜日の夜、皆さんにお届けできればと思います。無事に1時間しゃべりきれるのか祈るばかりですが、楽しい時間にしたいので、ぜひお付き合いください!

 

番組情報

『たぶんこれ久保田紗友 初めてのラジオ』

ニッポン放送

2023年1月22日(日)午後7時~8時

パーソナリティ:久保田紗友

 

公演情報

オールナイトニッポン55周年記念公演「たぶんこれ銀河鉄道の夜」

脚本・演出:上田誠(ヨーロッパ企画)

キャスト:久保田紗友、田村真佑(乃木坂46)、鈴木仁、戸塚純貴、藤谷理子(ヨーロッパ企画)、石田剛太(ヨーロッパ企画)、土佐和成(ヨーロッパ企画)、中川晴樹(ヨーロッパ企画)、後藤剛範、加藤啓、槙尾ユウスケ(かもめんたる)、岩崎う大(かもめんたる)

 

【東京公演】

2023年3月17日(金)~4月2日(日)

会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAほか 愛知・高知・大阪公演

今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは何?【インタビュー後編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで界隈を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

【インタビュー前編はコチラ

 

メンバーの〝こんなところを知ってほしい〟大発表!「怜那ちゃんのギャップは、みんなに知ってもらいたい!」(忽那)

――ダウ90000のドキュメンタリー映画では、メンバーの皆さんのことをそれぞれ深掘りしていましたね。この機会に、お互いのことで、さらにファンの方に知ってほしい部分がありましたら、教えてください。

 

忽那 私は、怜那ちゃんの礼儀正しさをもっと知ってほしいなと思います。

 

吉原 え、初めて言われたけど……(笑)。

 

忽那 ギャルみたいな見た目なんですけど、誰よりも言葉使いが綺麗だし、一番年下なのに気も遣えるし、頭もいいし……! この怜那ちゃんのギャップをもっとみんなに知ってもらえたらいいなって思いますね。

 

吉原 なんか、ありがとうございます……!(笑)

 

中島 私も怜那ちゃんのことを言おうとしてた! 普段とってもしっかり者なんですけど、たまにナヨナヨしちゃったり、自信なさそうに話したりする時もあって。そういう、かわいらしい部分をもっと私たちが引き出していきたいなって思います。

 

――まだファンの方に見えてない部分があるんですね。

 

蓮見 じゃあ、吉原はどう?

 

吉原 それこそ百依子さんは、今まで後輩があんまりできたことがなかったんですって。

 

中島 年下の子と関わる人生じゃなかった……。

 

吉原 で、私が入ってきたタイミングで一番先輩らしいことをやってくれました。

 

中島 おしゃれなトルコ料理屋さんとかに誘って連れてってあげたんです。あんまり上手くいかなかったんですけど……(笑)。

 

吉原 お淑やかで、おっとりしてそうに見えるんですけど、めちゃくちゃ芯がある人なんです。お姉さんタイプですね。

 

――お姉さんな一面をもっと知ってほしいということですね。

 

忽那 えっと、ほかにもいろいろありますよ!

 

中島 忽那……もういいから(笑)。

 

蓮見 もう十分だってさ。

 

忽那 え~もっと言いたいことある!

 

――なんでも言っていただいて大丈夫です。

 

忽那 じゃあ、園田さんのことなんですけど。

 

一同 あははは!

 

忽那 今まで私は、園田さんの笑顔が作り過ぎて怖いなって思ってたんです。

 

蓮見 あ、わかる、わかる。

 

忽那 でも無理に笑わなくても、園田さんはそのままで十分魅力的なんだなって、ドキュメンタリーを見て気づいたんです。

 

蓮見 それまで思ってなかったんだ?

 

忽那 いやいや……最近それを見せてくれるようになったんですよ。嘘の笑顔で隠さないで、自然体でいてほしいです。

 

園田 わかったよ(笑)。ありがとうね。

 

蓮見 でも、本当にそうですね。なんなら、まだ全員楽屋のほうが面白い感じなんで。テレビに出るときは、テレビの顔をしちゃうし、張り切って話している若者で終わるんですよ。もっと素で話せるようになればいいな、とは思いますね。

 

上原が園田に問いただしたい〝トイレの蓋事件〟「排泄はエンタメにならないんだよ(?)」(蓮見)

――上原さんはいかがですか?

 

上原 すみません、ちょっと文句みたいになってしまうんですが、いいですか……? また、園田さんなんですけど(笑)。

 

園田 さっきから目が合うなと思ってたよ……!

 

上原 園田さん、よくうちに泊まりに来るんですけど、トイレの便座を閉めないんですよ……。それで「便座を閉めてくれ」って言ったら「いや~悔しい。俺、普段は閉める人間なのにな」って言うんですよ!?

 

一同 (爆笑)。

 

蓮見 ダッサ、マジで!

 

忽那 それはやだー!

 

飯原 俺ですら閉めてるのに。

 

上原 しかも「閉めるのにな」って言った次の日に閉めないで帰ってくんですよ。閉めないことよりも「俺、閉める人間なのに」って言っちゃうところがダメです。

 

蓮見 汚れた便器じゃなくて、その薄汚れた性格が気に食わないってことだ(笑)。

 

園田 上手いこと言うな……!

 

――園田さん、その件についていかがでしょうか?

 

園田 いや~ウケると思ってやってるだけなんですよ、単純に。

 

吉原 笑ってほしいんだ。

 

蓮見  “天丼”ってこと?  もう一回開けっぱなしにしたら、ウケるかなって。

 

園田 そうそうそうそう。

 

蓮見 いや、まず謝れ……!

 

上原 『ダウドキュ』でもそうだったんですが、園田さんは、思ってることと口から出る言葉が違ったり、わざとかっこつけたりするタイプなんです。そういう部分がプライベートでも垣間見えるんですよね。

 

――園田さん、どうでしょうか?

 

園田 いや、それに関しては「ごめん」で終わっても、つまらないな~って思ってやっただけなんです。上原の家に泊まりに行くのって、すげえ楽しいんですよ。だから、少しでも盛り上げたくて。

 

蓮見 じゃあ、閉めろよ。盛り下がることをするな(笑)。

 

園田 俺が閉めておしっこしたらつまんないじゃん。

 

吉原 いや、開けておしっこしても盛り上がらないですよ。

 

蓮見 あのな、排泄は、エンタメにならないんだよ。

 

園田 あ、そうなんだ。

 

一同 あはははは!

 

蓮見 もう、これこいつの戒めとして見出しにしてください。「排泄はエンタメにならない」って。

 

――わかりました(笑)。

 

汚部屋だけじゃなかった!? 飯原に対する新たなクレーム「〇〇が汚いことはどうすんの? って言いたい」(道上)

――道上さんは、メンバーの皆さんのことで知ってほしいことはありますか?

 

道上 私は常々、飯原という人間が面白いので、もっと知ってほしいと思っています(笑)。これからどんどん掘られて、未知の面白い部分がまだまだ出てくると思うので。だけど……。

 

中島 なになにー?

 

道上 彼は、部屋が汚れていたことに関して「誰にも迷惑かけてないんで」って言っていたんですが、それはいいとしても、服が汚いことはどうすんの!? って文句を言いたいです。私たちは、私服を衣装に使うことが多いんですが、シワシワなだけじゃなくて、食べこぼしで汚れていたり、破けている服を平気で使うんですよ……!

 

蓮見 あ~それは嫌だね。

 

――飯原さんは「ん?」って顔をしていますが……。

 

道上 部屋が汚いとかは、こっちは知ったこっちゃないんですが、服は綺麗にしてほしい。そこは怒ってます!

 

中島 珠ちゃんは、誠実に怒ってくれる人なんですよ。

 

道上 でも、全然響かない……!

 

飯原 ん~申し訳ない。

 

道上 部屋は綺麗になったんだから、身だしなみもマジで頼むよって思っています。

 

飯原 でもねえ……洗濯がね、できないんだよ。本当にできない!

 

蓮見 できないんだよな。

 

――皆さん気になっているようですが、飯原さん、どうでしょうか。

 

飯原 え~みんな本気で言ってるのか。そっかあ……。

 

一同 (爆笑)。

 

上原 単独公演で、大穴空いたままの服で出てたもんね。

 

蓮見 それはちゃんとしてほしいわ。

 

飯原 わかりました……。じゃあ衣装については気をつけたいと思います。

 

蓮見 うん、よろしくな。

 

園田が服をあげまくる問題を議論!「無地の服だから、ラーメンズに憧れている若者3人って感じ」(蓮見)

蓮見 ちなみに、服で言ったら僕も一つやめてほしいことがあるんです。園田が後輩男子2人に服をあげるんですけど、全部無地の服をあげるんですよ……! 無地の服って他人にあげるものじゃないじゃないですか。

 

――たしかに、そうかもしれないです。

 

蓮見 で、こいつらもあんまり服を持ってないから、それを着るんですよ。すごく嫌なんですよね。ふんわりした色味の服を着ている集団になっちゃって。

 

――同じ雰囲気の服装の人が3人。

 

蓮見 そうなんです。無地の服なので、ラーメンズに憧れている若者3人って感じになってて恥ずかしい……!

 

――新しい服を買いたくないとかですか?

 

上原 いや、買ってるんです。

 

蓮見 その服はいいんですよ。なのに、洗濯のスケジュールがあるから、月火水は自分の服で、木金は園田になっちゃう(笑)。

 

園田 わかった! じゃあ、あげるのやめるし、捨ててくれ。

 

中島 2人が「服ください」って言い始めたわけじゃないの?

 

上原 くださいとは言ってない。

 

蓮見 そうなの? (笑) 園田、反論してもいいよ。くださいって言った?

 

園田 くださいって言ったけどなあ……。

 

蓮見 ほら、だからあげてるわけだろ?

 

上原 「いる?」が先だったよ。

 

飯原 ゼロの状態から園田さんに「服ください」なんて言わないでしょ。

 

蓮見 でも「その服いいっすね」って言って「でもちょっと飽きてきてんだよな」「じゃあくださいよ」って流れは会話としてあり得る。そういう感じ?

 

園田 そう、それだよ、それ!

 

一同 (苦笑)。

 

飯原 いや「もう着ねえからあげる」って先に言ってた!

 

上原 初めて服を貰った時は、園田さんちに僕が泊まりに行って、いきなりタンスからバババッて出して、ハイって渡された。

 

中島 私もこの前、急に園田さんが紙袋を渡してきて「どうしたの?」って聞いたら「服が小さくなっちゃったんだ。だから、この前コレいいねって言ってたからあげる」って言われて。かわいいし嬉しかったんだけど、服は小っちゃくならないよな~って。

 

蓮見 園田が太っただけじゃん。服が急に百依子のサイズに小さくならない(笑)。

 

道上 私も「バケットハットが欲しいな。挑戦したいな」って言ってたら「あげるよ」って言われて。バケハをくれたのは、たしかに嬉しかったんですけど、その他に5個くらい帽子がついてきて……!そんなにいらないよって。

 

園田 ねえ、何でみんなそのとき言わないの!  何で世に出るタイミングで全部言うの……。

 

道上 なんか余計なおせっかいが多いんすよ。

 

一同 あはははは!

 

飯原 ヤッバ! それは思ってないよ!

 

園田 さすがに泣いちゃうよ、俺……。

 

上原 服くれたのは嬉しかったし。

 

道上 んん~。まあ、園田さんは優しいから……なんでしょうね……。

 

蓮見 無理だよ、もう(笑)。おせっかい呼ばわりから入ってるんだから。

 

園田 おーい、なめんなよ……!

 

道上 いやいや……! 求めてないのに、押し付けられるとこっちも困っちゃうんですよ。

 

――園田さんは「何かしてあげたい」というお気持ちなんですか?

 

園田 僕はネットでよく服を買うんですが、サイズが合わないこともあって。それを処理したいのと、あげたら喜ぶかなっていう思いが、半分ずつくらいです。

 

道上 その捨てるならあげちゃえって精神が嫌なんです。断捨離に使われている感じで、無責任ですよ!

 

蓮見 あ~なるほどね。そういうニュアンスだと嫌だな。

 

園田 何かを捨てるのが、自分の中でもったいなく思えて……。あげるなら、いいかって。

 

蓮見 じゃあ、これからは1回グループLINEで確認したらいいじゃん。誰かいりますかって。

 

園田 フリマみたいな感じか。じゃあ、そうしようかな。

 

蓮見 それでいいよ。まあ、俺が言ってんのは、すぐ服をあげるなっていうのはもちろんで、他のみんなもやすやすと着るなよって話!

 

――(笑)。これからは、あげるのも着るのも一度精査してからってことで。

 

蓮見 ですね。この話、いつまでもできてしまいそうなので、あとでよく話し合いたいと思います……。

 

2023年のダウメンバーの目標を聞く! 「今年は、ダウで全国ツアーに行きたい!」(道上)

――では、最後に皆さんの2023年の目標を聞いて行きたいと思います。

 

吉原 私は、ダウでコマーシャルの分野に進出できたらと思っています。昨年は、サントリーさんのBOSSとNetflixさんのコラボWEBムービーに出演することができて、良い経験ができたので。

 

――すごいことだと思います!

 

吉原 ありがたいです。テレビCMはまだなので、そこまで行けるくらい、頑張れたらいいなと思いますね。何かに使っていただけたら、すごくハッピーだなって。

 

蓮見 あっても良さそうなのにな。メルカリとか……な、園田?

 

一同 (爆笑)。

 

蓮見 「捨てるのもったいないな~」

 

園田 「みんなに断られちゃった~」

 

蓮見 無地の服いっぱい持ってくるんだろ!

 

――(笑)。あるかもしれないです。園田さんは何か目標はございますか?

 

園田 1人で企画ライブや大喜利ライブに呼ばれたら嬉しいなと思います。

 

蓮見 それは、いいね。

 

園田 誰かダウから出してください、ではなく、園田さんぜひ来てくださいって言われたいです。

 

蓮見 園田主催でもいいんじゃない?  面白いと思う。

 

――それこそ主催ライブを開いていたら、いろんな企画に呼ばれそうです。

 

蓮見 出たい人なんだってなりますよね。

 

園田 なるほど。僕としては、やっぱりウケるのが好きなのと、芸人さんたちとも仲良くしたいっていう気持ちもあるので、〝絶対的に面白い〟って信頼を得られるように努力したいな、とは思ってはいるんです。

 

――昨年は大喜利ライブなどには出演されなかったんですか?

 

園田 主催している方と会ったりはしたんですけど、まだスベるのが怖くて……出してくださいとまでは力強く言えなかった。そこをちゃんと自信がつけられたらいいなと思います。

 

――ぜひ出演していただきたいです。ほかの皆さんはいかがでしょうか。

 

道上 私は、みんなで全国を回りたいってずっと言ってますね。

 

――全国ツアーいいですね。

 

道上 とりあえず主要都市から回っていければ嬉しいです。一度、お笑いライブで大阪の方に呼ばれて行ったんですけど、今度は自分たち主催で地方に行ってみたいです。

 

――それはファンの方も楽しみですね。

 

道上 実現したいです。あとは、これは嫌な顔されそうなんですけど……私はネット活動をやりたいんです。歌ってみたとか踊ってみたとか、めちゃくちゃ好きだったんで、やってみたくて。

 

蓮見 やればいいと思うよ。去年は8人で活動できたし、ここからはそれぞれ個性を出すタイミングだと思うしね。

 

道上 え!!  意外な反応でビックリしてます……。

 

蓮見 でも、スタッフさん集めて編集するって部分をどこか面倒臭がってるじゃん(笑)。いまいち一歩踏みきれてない部分も少なからずあるはずなのに、俺が嫌がるからって理由つけてたから~。

 

――そうなんですか?

 

道上 うふふ、ちょっとね、そうなんですよ(笑)。

 

蓮見 いや、まあたしかに難しいよな~。

 

道上 でも気持ちはあるんで、今年は挑戦したいですね。

 

吉原 動画投稿だったら、1人でもできるんじゃない?

 

蓮見 いや、やるんだったら、クオリティ高いものを出してほしいとは思うんだよ。

 

吉原 なるほど。映像としてちゃんとしているものを出してほしいと。

 

道上 生半可な気持ちではやらないようにしたいです。乞うご期待ってことで!

 

趣味を生かした活動もあり?「自分がお酒を飲んで、人に喜んでもらえることってあるんだなって」(中島)

――楽しみにしております。次は、中島さんはいかがですか?

 

中島 私は強いて言うなら、演技をすることがすごい好きで、この世界に入っているので、まずは演技のお仕事をキツイ! って思えるまで取り組みたいですね。現段階だと、楽しいって気持ちが勝っていて、まだまだそういった立場になれているわけでもないので、もっと努力したいです。ほかに好きなことも見つかっていないので。

 

蓮見 あるじゃん。そのうちお酒の仕事が来るよ。

 

中島 あ、日本酒好きのこと?

 

――お好きですもんね。ドキュメンタリーでもおいしそうに飲んでいたのが印象的でした。

 

中島 いや、飲まれないってわけじゃないんですよ?

 

蓮見 それ飲めるヤツしか言わないから(笑)。

 

吉原 おいしそうに、たくさん飲むからね。

 

中島 みんなに言われました。まさか、自分がお酒を飲んで人に喜んでもらえるとは。思いもよらなかったことなので、驚きました……!

 

蓮見 飲み姿を見せていこう。

 

――お酒のリポートやハシゴ酒の動画、期待していますね。続いて、忽那さんはいかがですか?

 

忽那 昨年は、ドキュメンタリーとかでみんなの個性を知ってもらったことで「より面白くコントを見れるようになった」っていうお客さんの声があったんです。それで、自分の内面を知ってもらえると、プラスなことがいっぱいあるなって思ったので、自分を知ってもらうツールを何か持ちたいな、と考えています。最近はnoteを始めてみて。まだ更新できてないんですが……。

 

中島 下書きがいっぱいあるんだよね。

 

蓮見 たまってんだ、すごいなあ。

 

忽那 でも、全部途中までしか書けてない(笑)。努力したいとは思います。あとは、みんなを知ってもらうって意味で、ダウでロケに行きたいなって思ってます。

 

――わ~それは楽しそうですね。

 

蓮見 忽那はディズニーに行きたいだけでしょ?

 

中島 よくあるじゃないですか。食べ歩きグループとアトラクショングループに分かれるロケ。私たち8人もいるからできるんですよ!

 

――なるほど!

 

蓮見 女子は向いてるけどさ~。

 

飯原 じゃあ、俺たちはパチンコの実践動画だな。

 

蓮見 やろう! まじで!

 

中島 なんで急にディズニーからパチンコになっちゃうの~。

 

蓮見 女子がディズニーのとき、俺らガーデン(パチンコ店)行くからさ!

 

忽那 一緒に行きたいです。

 

蓮見 え、ガーデンに?

 

吉原 何でそっちについてくの!!

 

――(笑)。

 

新たなフィールドに挑戦したい。「何も武器がないなかで、どれだけ堂々とできるか大事」(飯原)

――次は、上原さんどうでしょうか?

 

上原 僕は、ダウの中で自分がどういう存在か、自分の個性をどう出せるかをちゃんと考え始めたのが最近なんで、まずはしっかりそこを見つけたいですね。みんなで話している時に、自分が何をしゃべりたいかよりも「うーん、やめておこう」が勝っちゃうので、それもしっかり考えられるようにしたいです。

 

――これからバラエティ番組やトークイベントも増えそうですよね。

 

上原 バラエティは苦手なんですけど、好きではあるので話す力は磨きたいです。あと、僕はサッカーが好きなんですけど、ワールドカップの時に蓮見さんが全然詳しくないのに、ラジオでサッカーの話をしていて。あんなに興味ない人が公共の場でサッカーの話してんのに、なんでこんなにサッカー好きな俺が視聴者側で聴いてるんだ!って (笑)。

 

蓮見 あははは! たしかにな~。

 

上原 悔しかったですよ! だから、自分の好きなものが話せるような場に行きたいですね。

 

――なるほど、それは4年後を楽しみにしていますね! 次は、飯原さんはどうでしょうか?

 

飯原 まあ、僕はパチンコの実践動画をやりたいっていうのと……。

 

蓮見 それはやろう。必ずやろう。

 

飯原 あと、映画に出たいですね、今年中に。ドラマと何が違うのか知りたいですし、ベテランの俳優さんの中で自分がどうなるか試したい。そういった現場では、自分が本当に出せるものは、まずは度胸だけというか、何も武器がないなかでどれだけ堂々とできるかが大事だと思ってます。

――飯原さんは、いつも堂々となさっているイメージがありますが。

 

飯原 あー、本当にそこだけは取り柄なのかもしれないですね。自分を繕っても仕方がないので。僕は何もできませんっていうのを提示した上で、でも言われたことはしっかりやりますって態度を示しています。

 

――大事なことだと思います。

 

飯原 そう思ってはいますね。最近だと「『有吉ゼミ』見たよ」って話から始まるんで、変に自分を作らなくて良くて。「この子は何にもできない子なんだ」って、最初に思われてる(笑)。

 

蓮見 あんな汚い部屋に住んでて。

 

飯原 そうね。それでも現場ではちゃんとしますよ、と。

 

――映画出演、期待しています。

 

飯原 まだ、何も決まってないですけどね。できたら嬉しいです。

 

さらなる飛躍を遂げる一年へ。「クオリティがひとつ上がった新たなバージョンを皆さんに見せたい」(蓮見)

――それでは最後に蓮見さん、今年のダウ90000の展望をお願いします。

 

蓮見 はい。吉原も言っていましたけど、2022年は順風満帆に活動しているように見せたまま終わることができたので、それは本当に良かったなと思います。人前に出す部分じゃない、難しかったり、もがいていた部分を隠しつつ、活動できたことには、一安心といった年でした。

 

――本当に素晴らしい活躍でした。

 

蓮見 ですが、2023年はそうはいかない。昨年、訳わからないくらい忙しくさせてもらって、ありがたいのと同時に、全然できないことだらけだったので。それを一個ずつ潰していけたらいいなと自分では思っています。まずは、2022年のクオリティーがひとつ上がった新たなバージョンを皆さんに見せていきたいです。

 

――蓮見さんご自身の個人的な目標はありますか?

 

蓮見 まずは、各々がもっと目立つようになってくれたら嬉しいなと思います。その後で自分がやりたいこともやっていけたら。あ、あとは個人のYouTubeを始める予定なので、皆さんチェックお願いします!

 

――いいですね。宣伝しておきます。

 

中島 ちょこっと、わかる人にだけでいいですよ!

 

吉原 一番目立つ見出しは「排泄はエンタメにならない」だからね。

 

中島 そっちも、もういいよ…!!

 

蓮見 あ、ちなみにそれでいうと、俺が笹塚のサイゼリヤでうんち漏らした話もありますけど……?

 

――!?!? それは、また今度聞かせてください……!

 

蓮見 はーい(笑)。とにかく、2023年も8人で何事もなく仕事をこなしていけたらと思いますので、皆さん今年も宜しくお願いします。

 

――応援しております。ありがとうございました。

 

【ダウ90000 アンケート<女性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

 

道上珠妃(みちがみ・たまき)
1998年10月2日、タイ出身

1)年齢的に動けるうちにいっぱい動く系のスポーツバラエティに出たいです

2)薄利多売

 

忽那文香(くつな・あやか)
1999年4月10日、兵庫県出身

1)たくさん色んなドラマに出る

2)ぼちぼちいこか

 

中島百依子(なかしま・もえこ)
1999年8月21日、福岡県出身

1)個人としては役者業でもっと活躍したいと考えているんですが、わたしには強いキャラがあるわけではないので、細かいところまで積み重ねられるような演技でどんな役でも任せてもらえるように成長したいです。

2)いままでの人生で大きく影響するような言葉にまだ出会ってないので、今年はもっと本を読んで言葉に触れたいです。意味ではないんですが、「承」の形が書いていて大好きです。

 

吉原怜那(よしはら・れな)
2001年2月22日、東京都出身

1)ユニットコント番組のレギュラーになる!

2)女は皆正気じゃない

超人気コスプレイヤーの立花はる(ふとん)、やなぎばころん、とみこが、パルフェットとコラボでコスプレVR作品に挑戦!

1月23日に配信開始となるVR作品『Pharfaite VR Session ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会』に出演する、立花はるさん(ふとん)、やなぎばころんさん、とみこさん。趣味としてコスプレを楽しみながら、公式レイヤーやモデル、イベント出演など、プロのコスプレイヤーとしても大活躍の3人に、コスプレを始めたきっかけやコスプレの楽しみ方、初体験となったVR撮影の裏側などたっぷりと語ってもらいました。

 

↑左から、やなぎばころんさん、立花はるさん、とみこさん

 

【立花はるさん、やなぎばころんさん、とみこさんの撮り下ろし写真】

 

コスプレを始めてなかったら全然違う人生

──コスプレを始めたきっかけを教えてください。

 

立花はる(以下、立花) 高校生の時に、えなこさんのコスプレを見て、コスプレをしたいって思ったのがきっかけですね。ただ当時はまだ衣装を買うお金が無くて、大学生の時にお金を貯めて始めました。人前で初めてコスプレを披露したのは2015年だったかな? アニメジャパンっていうイベントのコスプレエリアに一般参加で。

 

やなぎばころん(以下、ころん) 高校生の時にマンガの同人即売会に出ていて、あ、その時はマンガを描いているほうです。で、売るにあたってなんか着てたほうがいいよねってことになってコスプレをして。それがきっかけです。イベントで初コスプレっていうと、東方Projectの例大祭っていうイベントがあって、その同人即売会が初めてです。

 

とみこ コスプレをやり出したのは高校生になってアルバイトをするようになってから。コスプレをしたい欲はもっと前からあって、「COSPLAYERS ARCHIVE」っていうwebサイトを見たりして、コスプレイヤーさんの写真を見て、自分もやってみたいなって思ったのがきっかけです。そのサイトのフリマのコーナーで好きなキャラクターのコスプレを一式買って、最初は家で1人でコスプレしていました(笑)。初めて人前でコスプレを披露したのは、としまえんかなぁ(「水と緑の遊園地 としまえん」2020年8月閉園)。

 

全員 (笑)。

 

立花 いーねー!としまえん‼

 

とみこ 毎月のようにとしまえんでコスプレイベントがあったんですよ。

 

立花はる●たちばな・はる…愛称/ふとんちゃん。1月20日生まれ。千葉県出身。身長164cm、B85・W55・H85。趣味/コスプレ・ゲーム全般。特技/デザイン・洋裁・クレープ作り。

 

──コスプレの楽しいところを教えてください。

 

とみこ いつもと違う自分になれるところ! 好きなキャラクターになりきれること。

 

ころん 変身願望が満たされます。あとはかわいい衣装が着られて、しかも普段、着られないようなもの。そしてコスプレとしてなら着ても許される。

 

立花 なりきれるのはやっぱり楽しいですよね。あと、友達が増えました。ヲタクを隠してたわけじゃないんですけど、まだコスプレを始めた当初は今ほどコスプレもメジャーじゃなくて、そんなに表に出してなかった時代だったので。腹を割って話せるヲタク友達が出来たのはコスプレのおかげですね。

 

ころん 生涯付き合っていく人たちは、今仲いいレイヤーたちなんだろうなって感じがしますね。公私一緒になってる。

 

とみこ コスプレを始めてなかったら全然違う人生だと思う。私の周りも理解はあったんですけど、私くらいディープな感じのヲタクっていなくて。初めて感情とか知識とかを共有できてめちゃくちゃうれしかったですね。

 

やなぎばころん…愛称/ころんたそ、ギバチャン。7月6日生まれ。東京都出身。身長156cm。B78・W59・H89。趣味/コスプレ・ゲーム(音ゲー・シミュレーション全般)。特技/絶対音感・ホルン。

 

──コスプレを楽しむうえで大変なことってありますか?

 

とみこ 衣装をそろえるのにお金がかかる。キャラクターのジャンルにもよるんですけど、どんなに簡素な衣装のキャラクターでも、だいたい3万円くらいはかかるかなぁ。

 

立花 それが基本は一回きりですからね。このイベントにはこの衣装、このキャラクターで出ようって決めるので、何回もは着ないんです。

 

ころ 普通の洋服だったら何回も着れるんですけど。このお金あったら、今まで何できたんだろうって思いますよね。あと部屋の圧迫がすごい(笑)。思い入れがあったりすると、衣装をなかなか人にゆずったりできない。

 

とみこ コスプレの衣装って装飾が付いてたりするとたためなくて、タンスにしまったりできないので、段ボールに空間作って吊り下げていたり。場所をとります。

 

立花 実家は衣装で半分埋まってます(笑)。あと、同じようなウィッグが多すぎて、どれがどれだかわからない。実家の犬の毛にウィッグの毛が付いてて、「(赤とか緑の)宇宙人の毛が付いてるよ」てママに言われます。

 

とみこ…愛称/とみこ、おとみちゃん。9月8日生まれ。東京都出身。身長160cm。B83・W62・H87。趣味/コスプレ・メイク・コスメ・動物鑑賞。特技/料理・メイク・自撮り。

 

会うより恥ずかしいです(照)

──初挑戦となったVR作品に出演してみた感想を教えてください。

 

立花 私は今回この作品のディレクションをさせていただいていています。そして、衣装はサロンドアーツさんとのコラボで、Pharfaite(パルフェット)とSCHE/MEE(スキーミー)を着させていただいています。今までパルフェットの衣装を着て、本格的な動画の撮影というのをしたことがなくて。パルフェットの衣装着て動いてみてわかったのが、安い衣装とかだと、動いたらはじけ飛んだりとか(笑)、破壊が起きたりとか。正面から写真と撮ったらかわいいけど、斜めや後ろから見ると雑に作られててかわいくないってことがあるんですけど、パルフェットの衣装は360度回どこから見てもかわいいなっていうのを、今回VR作品を撮ってみてあらためて思いました。

 

ころん 今まで自分が衣装を着た姿って、撮ってもらった写真でしか見たことがなかったので、自分が衣装を着てる姿を客観的にしかもVRで立体的に見ると、この凹凸こういうふうに光るんだって気づいたり、VRだと角度的に見ちゃいけないものが見えちゃうんじゃないかなって心配もあったんですけど、意外とホールド力があって全然そんな心配なくて。

 

とみこ 写真撮影でポージングっていうのは慣れてるんですけど、動きながらポージングって、ポージングとポージングの間の流れもきれいにしないといけないじゃないですか。そこを考えるのが難しいなと思って、一秒たりとも気が抜けない感じがありました。

 

立花 動画も慣れてないし、VRというのが初めてだったので、最初のほうはみんな結構どうやったらいいんだろう? みたいな手探り感あったけど、後半なるとみんなわかってきたよね。

 

ころん ようやく最後くらいにね(笑)。

 

立花 これか! みたいな。みんな最後はニッコニコだった。

 

とみこ 私はこつつかむのに結構時間かかりましたね。セリフは無理です……ほんとにしゃべるの苦手なんですよ。アドリブでわーってしゃべるのは好きなんですけど、台本みたいなのガチで苦手なんだなって思いました。顔が恥ずかしくて沸騰しそう。

 

──どんなところを見てほしい?

 

立花 ウチら動いてもかわいいよっていう(笑)。

 

全員 (笑)。

 

立花 写真だけだと、本当に存在しているのかわからないってよく言われるんです。遠い存在に見られがちなんですけど、動いてパルフェットのかわいい衣装を着て、カメラ越しですけど、VRでめちゃくちゃ距離が近く感じられるので、これまでにないカタチで触れ合えるのかなっていう感じがしますね。

 

ころん 普段見られない距離で私たちのこと見てもらうので、恥ずかしさはあるんですけど、こんなに近くで見られるのはレアだと思います。空間にのめり込むことが出来るので、空間含めて見てほしいなって思います。

 

とみこ 自分のところはもう恥ずかしくてあまり見られなくて……自分は置いておいて、二人のは冷静に見れたんですけど、やっぱり二人かわいいなって。

 

立花 おそらくヲタクもそういう気持ちになると思います。あ、かわいいなってなると思います。

 

とみこ めっちゃドキドキしますよ。ホント近いんで。会って話すより近い。見てるこっちがのけぞっちゃうくらい(笑)。直接会うより恥ずかしいと思います。

 

 

──今後、どんな活動をしていきたいですか?

 

ころん コロナでなかなかイベントに参加できなかったので、イベントにはめちゃくちゃ行きたいですね。

 

立花とみこ そうだねぇ。

 

とみこ 昔やったコスプレを今のクオリティーでやりたいかなぁ。写真を見返したりすると、メイクとかも今見ると下手くそだなって思うので、今のクオリティーでやり直して写真もきれいにして、かけられるお金も昔と違うので、リメイク版をやってみたいなって。

 

立花 年齢を重ねて大人のキャラができるようになったと思うんですけど、逆に限界に挑戦したいなと思い始めて、ロリやりたくなってる。小学生キャラとか。昔は無理だろうなって思ってたのが、今だったらもう羞恥心もないし、なんでもできるんじゃないかと思って。自分の顔面を超えてやっていこうかと。あとコスプレ以外だと、静止画よりは動画のほうが向いてると思っていて、動画やMCのほうでやっていきたいです。アニメとゲームの知識を持っててしゃべれる女の子ってそんなに存在してないと思うので、そこの分野を突き詰めて、配信だったりできたらなと思ってます。

 

ころん 今回のVR撮影をしてみて動画ありだなぁって。今まで結構グラビアのDVDとかお断りしてたんですけど、やってもいいのかなって思えました。今後、動画の需要が増えていくなら、勉強しながら挑戦してもいいかなと思いました。

 

とみこ 被写体としてこう成功したいというのはあんまりなくて、別のスキルを磨いていきたいなと思っています。デザインしたりするのが好きなので、今も少しやっているんですけど、ほかのレイヤーさんのお手伝いしたり。

 

立花 とみこってセルフプロデュースがすごく上手だから、人のプロデュースっていうか、衣装のプロデュース系が合いそうだよね。

 

とみこ モノづくり好きなんですよ。モデルやめたいとかではなくて。本来やりたかったのはそっちのほうだと思うので、突き詰められたらいいなって。ふんわりした目標なんですけど、これからはそこを強化していきたいって思っています。

 

 

Pharfaite VR Session
ふとん・ころん・とみこのコスプレ女子会

配信期間:2023/1/23 18:00から
販売期間:2023/1/23 18:00から2025/1/20 20:00まで

予価:3,300円(税込)

販売URL https://share.blinky.jp/s/NTE4Mw

※ご購入の前に、下記テストコンテンツが再生可能かどうか、ご確認ください。
https://share.blinky.jp/s/NTE4NQ

 

撮影/プシュカ 取材/編集部

今年、最も注目の8人組・ダウ90000全員に聞く! 2023年にやり遂げたいことは?【インタビュー前編】

いま、業界最注目といわれる、8人組ダウ90000。演劇、コント、地上波ドラマなどさまざまなフィールドで活動し、2022年に開催された、第4回演劇公演『いちおう捨てるけどとっておく』はチケットが即日完売。また、昨年7月に行われた『第43回ABCお笑いグランプリ』では決勝戦に進出するなど、八面六臂の活躍ぶりで業界を賑わせている。

 

今回は、ダウ90000のメンバー全員にインタビューを敢行。2022年の活動を振り返ってもらうとともに、2023年の抱負を語ってもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

 

●ダウ90000(左から)飯原僚也、忽那文香、上原佑太、中島百依子、蓮見 翔、道上珠妃、吉原怜那、園田祥太

 

『ABCお笑いグランプリ』で決勝進出。「賞レースは〝世間に認めてもらいに行く場〟だと意識しました」(蓮見)

――昨年はさまざまなメディアや舞台で大活躍だったダウ90000の皆さんですが、まずは2022年を振り返っていただきつつ、ご自身が成長したなと思う経験を教えていただきたいです。

 

蓮見 そうですね。昨年は公演やライブだけでなく、いろいろとテレビ番組やドラマなどにも出させていただきまして、活動の場はかなり広がった1年だったと思います。

 

飯原 僕は自分の部屋までテレビに出ちゃいましたから。

 

――『有吉ゼミ』(日本テレビ)の飯原さんの汚部屋掃除の回ですね。面白かったです。

 

飯原 SNSでめちゃくちゃ叩かれました(笑)。まあ、そりゃそうなんですけど……。

 

中島 めっちゃ怒られてる!と思って、面白くなっちゃいました。

 

吉原 部屋が汚いって本当にダメなんだなって思いました……。

 

――大変でしたね……。

 

蓮見 「人間性を疑う」って言われてたもんな(笑)。

 

――お部屋は維持されているんですか?

 

飯原 もちろんです。

 

蓮見 偉いね。タバコも辞めたんだよね?

 

飯原 辞めました。唐橋 充さんに、部屋が燃えるからやめたほうがいいよって言われたので。それも一つの成長ということで。

 

――なるほど(笑)。それでは、それぞれ2022年を振り返っていただければと思います。

 

中島 はい。昨年、私の中では「ABCお笑いグランプリ」の決勝戦に出場できたことが、大きかったです。あの時、賞レース独特の圧を感じたんですよね。決勝で披露したネタは、その2か月前くらいに単独公演で何回もやっていたネタなので、だいぶ慣れているはずだったのですが、口は動くのに、頭が飛んでいきそうな感覚になっちゃって……!

 

――緊張していたということですか?

 

中島 ん~、あの感覚は言葉にできないですね。緊張にやられていたのかもしれないし、逆に高揚していたのかもしれない……。ふわふわしてるけど、セリフは出る。あの気持ちを味わう前と後では大違いなので、経験できてよかったと思います。

 

――やはり賞レースは普段の舞台とは違うものなんでしょうか。

 

吉原 そう思いますね。私も初めて2021年に蓮見さんと女子4人で「M-1グランプリ」に出場した時は、1回戦からいつも以上に緊張していました。

 

――そうだったんですね。

 

吉原 2021年は「キングオブコント」にも出場したんですけど、1回戦で落ちてしまったんですよ。だから、2022年はABCで決勝に進んでいた手前、絶対に負けられないし……落ちたら終わる、くらいの気持ちで本番に挑みました。それこそ2022年はお仕事をいろいろ貰えるようになってきたけど、賞レースでしっかりしないと……と思って、プレッシャーを感じていましたね。

 

――皆さん、普段は緊張されるタイプですか?

 

吉原 一番緊張しやすいのは……園田さんですかね。

 

園田 僕はもう、毎回緊張してるから、どれが一番緊張したとか、区別もできないですけど(笑)。ただ、僕としては賞レースに出たことで“勝ち負け”の感覚が生まれたのが大きかったですね。スベるとかうまくいかないとかじゃなくて、勝つとか負けるっていうのが、すっごい重圧に感じました。

 

――通常の舞台にはない部分ですもんね。蓮見さんはいかがですか。

 

蓮見 ん~。やるべきことをやるまでなので、プレッシャーは特に感じないタイプなのですが、賞レースは“世間に認めてもらいに行く場”なんだというのは強く意識するようになりましたね。今まで自分たちの中で進めてきたことをいろんなルールに乗っ取ってやらなきゃいけなくなったというか。賞レースだけでなく、昨年はドラマもそうで。映像の中で、できることと、できないことを知ることができました。

 

――活躍のフィールドが広がると、やり方も変えなくてはいけないということですね。

 

蓮見 はい。昨年は、いい意味で自分の好きなようにものづくりをできなくなった年でしたね。難しいなと思うことが多くて、あまり全部を掴みきれないまま終わりましたよ、2022年は。

 

テレビの仕事が増えて……「肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていました」(吉原)

――さきほどのお話にありました初の冠ドラマ『深夜1時の内風呂で』(フジテレビ)や『今日、ドイツ村は光らない』(Hulu、日本テレビ)などのドラマ出演も大きなできごとだったかと思います。

 

蓮見 そうですね。メンバーは特にそこを目指してた人が多いんで。やれたのは良かったですよね。こんな言い方したらアレですけど……みんなすごいちゃんとやってました(笑)。

 

一同 あははは!

 

蓮見 俺、けっこう現場で眠かったりしたんですけど(笑)、メンバーはそんな感じじゃなかったんですよ!“かかっている”というか。やっぱりみんな好きなんだなと思いましたね、そういう現場が。

 

忽那 私はめちゃくちゃ緊張しましたよ。舞台は今までやってきたことの延長だったんで、ドキドキするのにも慣れているんですけど。ドラマは、まず現場に行くっていうのが初めてだったんで。周りの大人も全然違うし……。

 

――大所帯でロケ撮影は大変ですよね。

 

忽那 そうなんです。スタッフさんの人数にも驚いたりして。そんな中、今この目の前のセリフを読むことしか自分にできることがない状態で。必死でした。あの時の自分どうだったかなって思います。ちゃんとできてたかなあ……って。

 

――ドラマやってみて、新たに知ったことや勉強になったことは何かありますか?

 

忽那 自分の演じている姿をより意識できました。映像だと自分ってこう動いてるんだ、こう映っているんだっていうのをちゃんと認識しながら、進んでいくので……あれ、質問何でしたっけ? この話合ってます……?

 

一同 (爆笑)

 

――映像で残ると、いつもは気づかない部分にも目が行くということですね。

 

忽那 はい! そうです。新しい経験でした。

 

蓮見 みんなドラマを経験して、度胸が付いたと思いますよ。現場に慣れてカメラに怖気づかなくなったというのは、全員あると思います。

 

吉原 なんなら肝が座っているようにだけは見せなきゃって、思っていましたね。

 

――皆さんそう見えました。

 

道上 それこそ私たちって、8人でテレビに出始めたのが、2022年の1月から。『ネタパレ』(フジテレビ)が初テレビで、まだ1年しか経ってないんです。それがまず信じられない…。『ももクロちゃんと!』(テレビ朝日)やメンバー4人でしたが『ダウンタウンDX』(日本テレビ)、『アンタウォッチマン!』(テレビ朝日)など、芸能界のすごい方にたくさんお会いした。もう会っちゃったのかあ……って気持ちです。

 

――まだ不思議な感覚というか。

 

道上 そうです。個人的に、収録でメイクさんがメイクやってくれるじゃないですか。あれがすごい楽しくて。自分のメイク用品が変わりました! 良いものを揃えようと。

 

中島 あ、たしかに~。みんな新しい化粧品を買ってます。

 

――皆さん自身も芸能人であることを意識し始めた感じ?

 

吉原 私は、親からも言われるようになりました。ちょっとリーズナブルな靴や小物を買おうとすると、母が怒るんです。他人に見られる仕事なんだから、身なりや持ち物も意識しなさい、細かいところも大人はちゃんと見ているよ、と。もちろん私も自覚は芽生えてるんですけど、母のほうも娘がプロになったことを実感してくれている感じなんです。

 

――周囲の方の反応も変わってきたわけですね。

 

道上 そうですね。当たり前ですが、聞こえてくる世間の方の反応もだいぶ変わりました。テレビに出るとダウ90000を知らない人たちも見るので、「おもしろくねえ」って声もSNSで目にする。見たくないときは自己防衛する力も身に付きましたね。

 

――それこそ飯原さんは、『有吉ゼミ』の後のSNSの反応はどう受け止めたんですか?

 

飯原 僕は元々世間の反応は、あまり気にしないタイプなんです。叩かれたことより、部屋が綺麗になったことのほうがプラスなんで(笑)。

 

一同 あははは!

 

飯原 昔、僕のおじいちゃんがテレビに対して文句を言っていたんですけど、それと同じだよな、と思ってるんです。それでストレス解消になるんだったら別にいいかなって考えですね。

 

初冠ドラマで勝村政信さんと共演。「〝演技って楽しい〟と感じることができたんです」(上原)

――上原さんは、昨年を振り返ってみていかがでしょうか?

 

上原 んん~そうですねえ。

 

蓮見 あ、しゃべった(笑)。

 

上原 いや、振られたから! 2022年を振り返ると、ダウが始まった最初の1年に比べて、活動の幅が広がって、爆速すぎるくらいの伸び方をしたと思うんです。でも僕としては、そのスピードについて行けなくて、自分がいま何を楽しいと思って活動しているのか、分からなくなってしまうこともありました。

 

――お仕事が増えて、環境も急に変わったわけですもんね。

 

上原 地上波でドラマをやりますってなっても、現実味が湧かないし、意識も足りない。昨年は、そこと向き合い始めた年になりました。ただ、そんな中、『深夜1時の内風呂で』の撮影で勝村政信さんと共演させていただいた時に、「演技って楽しい!」と感じることができたのが良かったと思っています。

 

――それは撮影中にでしょうか?

 

上原 はい。演じている時に不安もなくて、なんならすごく楽しくて。自分の実力不足も演技中に自覚できるレベルなのですが、それ以上に楽しいが勝っていましたね。

 

飯原 何十年もキャリアを積んでいる人と一緒にやるんだから、自分ができないのは前提だけど、落ち込んでいる暇もないくらいでもあるよね。

 

上原 そうなんだよね。やるしかない状況なんですよ。あれは、人生の中で忘れられないくらい大きな経験になりましたね。

 

――素晴らしい経験ですね。

 

吉原 それで言うと、私もすごくもがいた一年だったと思います。外の方には「躍進の年」とか「順風満帆」とか言っていただけるのですが、個人的には悩んだことも多かったので。

 

――例えば、どんなことで悩まれたでしょうか。

 

吉原 大きい仕事との対峙の仕方や、8人の中での自分の役割などですかね。常に考えることが多かったです。ただ、2022年に悩み抜いた感じはあるので、2023年は上手く活動できるように繋げていきたいですね。

 

メンバーそれぞれに注目が集まった一年。「初めて個人でファンレターをもらったんですよ!」(園田)

――昨年はファンもかなり増えたんではないでしょうか。

 

中島 そうですね。私としては、10月にあった演劇の本公演にたくさんお客さんが来ていただいたのが嬉しかったです。ドラマやバラエティで見てもらえる機会が増えたけど、公演の集客に繋がらないと、やっぱり私たちはやっていけないので。

 

――チケットはすぐに完売だったとお聞きしました。

 

中島 ほんとにありがたいです……!

 

蓮見 公演のアンケートを見ると、ドラマを見て来ました、と書いてくださってる方もいましたね。

 

吉原 遠いところから、わざわざ足を運んでくれた方もいて。ありがたいですよね。

 

忽那 集客の話に繋がるんですけど、私たちは昨年、ドキュメンタリー映画も公開したんです。

 

――ダウ90000ドキュメンタリー『耳をかして』ですね。忽那さんはテーマソングを歌っていらっしゃいました。

 

忽那 はい、恥ずかしい……(笑)。はじめ、『ダウドキュ』を見に来てくれるお客さんがいるのか不安だったんです。コントも演劇もトークもしなくて、集客できるのかと。でも、結果的に劇場が満員になるくらい来てくれて、自信になりました。

 

――演劇やコントの公演以外で、というのがファンの方が増えている証拠かと。

 

忽那 みんなの中身を見にきてくれたのが、嬉しかったですね。

 

園田 個人に注目してもらえてきた実感はあります。僕は、昨年初めて個人でファンレターをもらったんですよ!

 

――嬉しいですね!

 

園田 それがめちゃくちゃ自信に繋がった感じで。もしたとえ僕が世間で嫌われ始めても、手紙を送ってくれた人は最後まで付いてきてくれるかもしれないって……(笑)。頑張ろうと思いました。

 

――素敵ですね。皆さん、ドキュメンタリーをご覧になってどうでしたか?

 

吉原 私もくっちゃん(忽那)と同じで、コントじゃないからお客さんが来てくれるか不安でした。作品としても、自分はちゃんと動けているのかな、とか。

 

――拝見しましたが、とても面白かったです。

 

吉原 本当ですか? 不安があったけど、最終的には、大きな劇場の大きなスクリーンでみんなで一緒に見れたっていう体験を含めて、感動しましたね。

 

中島 お客さんの反応を見れてよかったです。

 

忽那 わ~拍手笑い起こってる~!とか。

 

飯原 エンディングで、僕以外のメンバーが全員泣いてたんです。あれ、前に座ってたお客さんどう思ったんだろうな……。

 

一同 あはははは!

 

上原 近くのお客さん相当、気まずかったんじゃないかなと。

 

飯原 嗚咽みたいな声で、みんなボロボロ泣いてた。

 

――蓮見さんも上映後のステージで。

 

蓮見 いや~あとちょっとで泣くとこでした……!

 

吉原 いやいやいや!

 

中島 座り込んで泣いてましたよ!

 

――かが屋さんと一緒に。

 

蓮見 何故か加賀(翔)さんがビショビショに泣いてましたね(笑)。

 

道上 ドキュメンタリーを撮影したのが、昨年の夏だったのですが、秋以降どんどんみんな成長していったので、ちょっと懐かしい気分になりました。みんなの思いもいろいろ知ることができましたし、良かったです。

 

中島 そうだね。お互いの話をすることはちょっと恥ずかしいし、あんまり求めてないのかなって思ってたんですけど、案外みんな「知れて良かった」と話していて、良い機会でした。

 

蓮見 僕としては、メンバー個人のことをもっと知ってもらいたいという思いがあったので、そういった意味で『ダウドキュ』は成功だったな、と思いますし、公開できて良かったと思いますね。

 

→インタビュー後編に続く。

 

【ダウ90000 アンケート<男性編>】

1)個人の今後(将来)の目標
2)好きな言葉、座右の銘

蓮見 翔(はすみ・しょう)
1997年4月8日、東京都出身

1)自分の劇場を持つ

2)できないことはやらない

 

園田祥太(そのだ・しょうた)
1998年3月2日、東京都出身

1)個人でライブにもっと出たい!企画、大喜利、任せられる人になる!

2)despair

 

飯原僚也(いいはら・りょうや)
1998年6月2日、徳島県出身

1)映画に数え切れないほどでる!

2)それが当たり前と言うには俺はまだ若すぎる

 

上原佑太(うえはら・ゆうた)
1998年10月6日、神奈川県出身

1)好きなもの(嵐、ラブライブ、サッカー、VTuberなど)の話をみんなでして楽しみたいので、きちんと堂々と喋れるようになりたいです。ダウの中での活動の他にも個人での出演もさせてもらえるようになったので、いただいた色々な仕事を通じて自分にはどういうことが出来て何がしたいのかを見つけていきたいです。

2)どうにかなる、なるようになる、きっと大丈夫

横野すみれ ピンクのシースールー衣装で“可愛い”に全振り!「一緒に暖まってほしいです」

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

ゼロイチファミリア所属の横野すみれが、アイドル誌「BOMB」の完全オール撮り下ろし水着グラビア別冊『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』通常版の表紙に掲載。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

2021年5月に、NMB48メンバーとしての活動辞退をした横野。そこから約1年を経た2022年4月30日に自身のTwitterアカウントで画像4枚に渡る文書を発表し、自身の想いと新たにゼロイチファミリアに所属することを発表していた。

 

そんな彼女が『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』の表紙に登場。「アイドルの頃から密かに単独表紙をしてみたい…! と思っていた」という掲載への喜びから、撮影のエピソードやお気に入りの衣装についてもインタビューで語っている。

 

横野すみれ インタビュー

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

◆『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』表紙おめでとうございます。

たくさん思い出のある『BOMB』さんに掲載していただけることができて本当に光栄ですし、ありがたいです。
アイドルの頃から密かに単独表紙をしてみたい…! と思っていたので、今回応援してくださる皆さんも私と同じぐらい喜んでくれたみたいでうれしかったです。
もう冬本番で寒い日が続いていますが、『BOMB』を見て一緒に暖まってほしいですね。

 

◆お気に入りの衣装やシチュエーションはありますか?

“ラブスペシャル”ということで、ピンク色のかわいいスタジオでピンク色の羽を飛ばしてピンク色のシースールー衣装を着て、まさにピンク尽くしの撮影でした!
こんなに全部がピンクなのは今までにない感じだったので、すごくテンション上がりましたー! 一度、可愛いに全振りした撮影をしてみたかったので、今回それができてうれしかったですね。
あとはベッドで着ている白いランジェリーも可愛くてお気に入りです。私は可愛い下着を着たり集めるのが好きなんですが、白いランジェリーのレースのデザインがきれいで欲しくなっちゃいました(笑)。

 

◆ファンコミュニティ「すーふぁみりー」について教えていただけますか?

「すーふぁみりー」は私のファンコミュニティで、ほぼ毎日、日記、ボイス、動画、ギャラリーなんかのコンテンツが更新されております。SNSには書ききれないことだったり、私の気持ちや日常などが見れちゃいます!
生配信では、雑誌の撮影風景だったり、フォトブックの内容をファンの方から意見もらったりして一緒に方向性など決めたりもしています。今年はすーふぁみりー会員限定のイベントも計画中なので、ぜひ遊びにきてください!

『BOMB Love Special 2022-2023 WINTER』(C)佐藤裕之/BOMB

 

WEB

横野すみれ 公式Twitter:https://twitter.com/yokono_sumire
横野すみれ 公式Instagram:https://www.instagram.com/yokono_sumire/
すーふぁみりードットコム:https://suufamily.com

©佐藤裕之/BOMB

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第5回:「ヘアスプレー」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第5回は「ヘアスプレー」(2007年)について、想いを語っていただきました。

 

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!

 

今回紹介するのは、「ヘアスプレー」というミュージカル映画です!

 

毎回紹介するにあたって、その映画を見返しているのですが、今回は私の記憶と「ヘアスプレー・ライブ!」(2016年)という「ヘアスプレー」を元にした生放送ミュージカルを参考にして紹介していきたいと思います!

 

地元のダンス番組に憧れ、オーディションに挑戦する主人公、トレーシー。個性のあるキャラクターたちの歌とダンス、レトロでキュートなファッションが見どころです。

 

60年代アメリカ、ボルティモアのかわいらしい街並みがすてきで、レトロな雰囲気が好きな人は絶対に好きな映画だと思います。というより、この映画は誰もが好きになる映画だと思います!

 

面白いだけではなく、メッセージ性があり、大事なことを教えてくれます。また、明るい雰囲気で見終わった時に多幸感があふれます!

 

音楽がとっても良くて、ポップでノリやすい曲が多いので、友達と集まった時やパーティーをする時にこの映画を見ると楽しい気分になること間違いなしです!

 

また、私はずっとミュージカルに憧れがあって、ついにこの間、ツアーの広島公演のMCできらりん(落合希来里ちゃん)、みるてん(本田珠由記ちゃん)と私が脚本を書いたミュージカルをしたんです!!!

 

自分的には大満足で、次は12人全員でミュージカルをしたいのですが、「ヘアスプレー」で縦一列になって自己紹介していくシーンがあり、とっても大好きなので、またミュージカルができたらこのシーンを再現したいです!

≠ME 河口夏音

 

トレーシーのような明るくて自信のある女性に憧れて、コスプレをした時の写真です!

 

続いて、「ヘアスプレー・ライブ!」の話になるのですが、とにかく生放送なのが信じられないくらい、演技も歌もカメラワークや演出も素晴らしくて、舞台と映画のいいとこ取りになっています。そして、キャストがめちゃくちゃ豪華で、アンバー役のダヴ・キャメロンが可愛いです。

 

「ヘアスプレー」もおすすめですが、特に舞台が好きな方には「ヘアスプレー・ライブ!」も見ることをおすすめします。どちらにも良さがあると思います! また、他におすすめの生放送ミュージカルがあったら教えてください!!!

 

今回の絵は、ヘアスプレーになっちゃったトレーシーちゃんを描きました。

ということで、今回は大好きなミュージカル映画「ヘアスプレー」を紹介しました。ぜひ周りに映画に興味がある方がいたら、この連載をおすすめしていただけたらうれしいです!

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました! また次回もお楽しみに〜。

 

PROFILE

≠ME 河口夏音

 

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

5th Single『はにかみショート』Type C

 

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■『≠ME 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』Blu-ray & DVD
2022年10月12日(水)発売

■4周年コンサート「≠ME 4th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」
2023年3月31日(金)東京国際フォーラム ホールA

 

石田亜佑美×岡村ほまれ×為永幸音×北原ももがグループを越えてロックダンスに挑戦!『ハロプロダンスアカデミー』

『ハロプロダンスアカデミー』左から)為永幸音、岡村ほまれ、北原もも、石田亜佑美

 

ハロプロメンバーが、プロのダンサーや振付師にさまざまなジャンルのダンスを基礎から教えてもらい、ダンススキルを高める新番組『ハロプロダンスアカデミー』が2023年1月から放送スタート(メ~テレ 2023年1月10日(火)スタート 毎週火曜 深夜1時34分~/CSダンスチャンネル 2023年1月11日(水)スタート 毎週水曜 午後10時30分~)。初回から#3では石田亜佑美さん・岡村ほまれさん(モーニング娘。’22)、為永幸音さん(アンジュルム)、北原ももさん(OCHA NORMA)がロックダンスに挑戦。TV LIFE webでは、収録直後の4人にロックダンスに挑戦した感想や、見どころを聞きました。

 

◆番組に出演することになった感想を教えてください。

石田:ダンスチャンネルで放送中の番組『ハロプロダンス学園』でダンスをたくさんやらせてもらっているのですが、この番組では後輩たちとダンスができるのが新鮮だなって思いました。『ハロプロダンス学園』のメンバーだけでなく、ハロー!プロジェクトには、ダンスがすてきな人、ダンスが好きな人が、たくさんいることも知っていたので、こうやって選ばれてきた後輩たちと一緒に踊れたこともすごくうれしかったです。

岡村:モーニング娘。’22の中では、自分はダンスに特化したメンバーではないと思っていたので、今回出演者に選ばれて、結構びっくりしました。普段はハロー!プロジェクトのダンスにしか、ほぼ触れていないので、外部の先生に教えてもらってダンスができるのは、すごくいい経験になるなって思いますし、これからの活動にも生かすことができるなと思いました。

為永:『ハロプロダンス学園』の皆さんがすごく熱量を持って撮影やショーケースに挑んでいるのを見ていたので、みんなで成し遂げることにすごく憧れがありました。今回、みんなでダンスをできて、すごくうれしかったですし、決まったときは「『ハロプロダンス学園』みたいにできるんだ」っていうことで、ドキドキしながらもすごく楽しみでした。

北原:以前『ハロプロダンス学園』の新メンバーオーディションに参加させていただいて、そこでダンスの楽しさをより感じることができたんです。(オーディションの模様はダンスチャンネル『ハロプロダンス学園 課外活動Vol.10』で放送)今回、こうやって新しい番組に出演させていただくことができて、本当に夢みたいですし、実際に参加させていただいて、ダンスって本当に楽しいなって強く思った1日でした。

 

◆今回はICHI先生に習ってロックダンスに挑戦されましたが、実際に踊ってみていかがでしたか?

石田:とても楽しかったです! ロックダンスの手を回す振り付けは、意外とハロー!プロジェクトの曲のダンスにも出てくるんです。これまでは、その振り付けをあまり意識してやっていなかったのですが、今回、シャッフルの1、2、3という細かいリズムを教えていただいて、「本当のロックをやっと知れた」みたいな喜びがあります。今度、ハロー!プロジェクトに帰ったときに、手を回す振り付けが出てきたら、ちょっとドヤって踊ってしまうかもしれません(笑)。それぐらい基礎を学べる1日でした。

岡村:最後に私たちも習ったロックダンスで振り付けをしたんですが、「なかなか振り付けは降ってこないな」と。ICHI先生は基礎から応用までいろんなロックダンスを知っているし、ずっと踊り続けているから、いろんな振り付けが次々出てきてすごかったんです。私も何かひとつを極めたいなと思いました。

為永:私は、ロックは止めるっていうイメージがあったんですが、その止めがただ力を入れるだけではなくて、力を抜くことも大切だということを学びました。実際にやってみると、すごく難しかったので、今後応用できるようにしたいなと思いました。それと、一番楽しかったのは、コンビでロックダンスをするところ。みんなと目を合わせて踊るっていうのがすごく楽しかったです。

北原:新しく学ぶことがすごく多かったです。普段のOCHA NORMAとしての活動に生かせることだなと強く感じたので、学んだことを持って帰って、また挑みたいなと思います。

『ハロプロダンスアカデミー』

 

◆石田さんは『ハロプロダンス学園』にも出演されていますが、違いはありますか?

石田:『ハロプロダンス学園』のメンバーは、個が完成されているので、協力もするんですが、お互いを見て、盗んで、自分も高めるみたいなライバル心をみんなが抱きながらやっているイメージ。この『ハロプロダンスアカデミー』で集められたメンバーは“チーム”って感じがして。それはICHI先生が掛けてくださる言葉の数々で盛り上がったからというのもあるんですが、みんなで作って、盛り上げて、踊ったという一連の流れをとても感じられました。

 

◆収録中の石田さんの笑顔が印象的でした。

石田:『ハロプロダンス学園』にはアンジュルムの佐々木莉佳子ちゃんとか、陽なキャラクターがいるので、私はそこまで出てないけど、今回は私がそのポジションだったのかもしれないですね。みんなの頑張りをすごく感じたので、それに胸が熱くなりました。

『ハロプロダンスアカデミー』

 

◆ハロー!プロジェクトのメンバーとしてグループの垣根を越えて、コンサートなどで交流があるかと思うのですが、今日の収録を経て、あらためて感じた印象などありますか?

石田:意外とまだそんなに一緒にコンサートに立てていなくて…、どうかな?

北原:先輩方とこうやって踊らせていただくこともそうですが、バキバキにダンスを踊る機会も少ないので、とても緊張しました。こうやって好きなダンスを踊れて、しかも先輩方と一緒っていうのは、うれしいです。新しい発見というよりも、やっぱりすごいなとあらためて感じましたね。オーディションのときに、石田さんからひと言「良かったよ」と声をかけてもらったんですが、それが今頑張る糧になっているので、存在にすごく助けられました。

岡村:分かる。石田さんのひと言って胸に来るものがあるよね。石田さんがいてくれたので頑張れました。

石田:ほまれ、どうした?(笑)

岡村:『ハロプロダンス学園』に所属されている先輩と一緒に出演することになっていて、 「誰のグループなんだろうな」と思っていたら石田さんで心強かったです。

石田:ハロー!プロジェクトのメンバーがソロでパフォーマンスをするソロフェスがあったときに、為永幸音ちゃんの表情の表現力が素晴らしくって! そのときから表現者という印象だったんですが、今回一緒に踊ってみて、ハートが強くてとてもカッコいいなって思ったんです。一緒に踊れて、うれしかった。

岡村:元気出ましたもん!

石田:分かる!

岡村:私だったら「緊張する、無理かも」ってなるところを「頑張りましょう!」みたいな。

為永:そんなに明るかったですか!?

岡村:明るいエネルギーにたくさん助けられました。

石田:あ、そういえば、北原ももちゃん、最初は長ズボンだったんです。キックを頑張ったら、破けちゃってね。

北原:本当は、ひざのところが空いているデザインの長ズボンだったんですが、思いっきり蹴ったらひざがその空いているところに入ってしまって…。そのままキックしたので、ビリっといっちゃったので急きょ切りました。

 

◆それほど真剣にロックダンスと向き合っていたということですね。では、岡村さんの印象は?

石田:とても頑張ってたよね。

岡村:(石田にアピールしながら)頑張りましたよ。

石田:普段、モーニング娘。’22として一緒に活動していて、私とモーニング娘。’22の加賀楓ちゃんが踊るパートが多い中、ほまれも最近、ダンスパートに選ばれることが多くて。それが個人的にうれしくて。今回もほまれがいてうれしかったし、今までと違うダンスのジャンルに触れることを私もやってきた中で、その違うジャンルに触れたから得られた、自分の表現があるので、それをほまれに体感してもらえると思うと、それもうれしいなと。ついつい、親心で見てしまいます。

岡村:優しいことを言ってくれるんですよ。だから頑張れます、ありがとうございます。

 

◆このようなダンス企画に再度呼ばれたとき、どんなジャンルを踊りたいでしょう?

為永:私は昔からやってきたHIPHOPをあらためて習ってみたいっていう気持ちもあるんですが、ダンスをやる上でバレエがすごく大事と聞いて。一回だけではあまり意味がないかもしれないんですが、やってみたいなっていう気持ちがあります。

北原:私、テーマパークのパレードのバックダンサーになるのがずっと夢で。テーマパークダンスをやりたいです。

石田:(北原とハイタッチ)

 

◆石田さんも先日の『ハロプロダンス学園』でのインタビューで、テーマパークダンスをやりたいとおっしゃっていましたね。

石田:そうなんです! だから、ついハイタッチを(笑)。

北原:個人的に通っているダンスのレッスンでも、テーマパークダンスをやっているのですが、テーマパークダンスの先生がいらっしゃると思うので、ぜひ教わりたいです。

岡村:似合いそう!

石田:見たいし、見てほしい!一緒にできたらいいよね。

岡村:私、大人っぽいのがまだ苦手なんですが、来年、18歳になるので、大人っぽさも出したいと思っていて。なので、フロアを使うようなガールズを学びたいです。

 

◆最後に、注目ポイントを教えてください。

岡村:ロックダンスって、意外と表情や目線を使うんだなと思いました。なので、一つのストーリーを見ているように感じるなと思ったので、見ていても面白いんじゃないかなと思います。

為永:1、2、3のリズムを感じながら、意識して踊ったので、それでみんなの息が合っているところは注目してほしいポイントだなって思います。

北原:人を楽しませる要素が強いなって思いました。最初に踊ったときと、最後の本番では表情などが全く違うと思うので、そういった表情や笑顔に注目してほしいです。

石田:ダンスだけで曲のAメロ、Bメロ、Cメロみたいな、メリハリをすごく感じたんです。よくダンスの見せ方でメリハリって言葉を聞きますが、「これがメリハリか!」と。イントロはニュアンスっぽい感じから始まって、縦一列になった後に斜めになってウィッチウェイというステップに移っていくところは分かりやすく盛り上がって、「ここがサビです」と見ていて分かると思います。そのメリハリを見てもらいたいです。

 

PROFILE

『ハロプロダンスアカデミー』石田亜佑美

石田亜佑美
●いしだ・あゆみ…1997年1月7日生まれ。宮城県出身。O型。モーニング娘。’22のメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』岡村ほまれ

岡村ほまれ
●おかむら・ほまれ…2005年5月9日生まれ。東京都出身。A型。モーニング娘。’22のメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』為永幸音

為永幸音
●ためなが・しおん…2004年2月9日生まれ。長野県出身。O型。アンジュルムのメンバー。

 

『ハロプロダンスアカデミー』北原もも

北原もも
●きたはら・もも…2006年8月30日生まれ。東京都出身。A型。OCHA NORMAのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンスアカデミー』左から)為永幸音、岡村ほまれ、北原もも、石田亜佑美

 

『ハロプロダンスアカデミー』
メ~テレ(名古屋テレビ)
2023年1月10日(火)スタート
毎週火曜 深夜1時34分~

CSダンスチャンネル
2023年1月11日(水)スタート
毎週水曜 午後10時30分~(リピート放送あり)

<配信>
Amazon Prime Video チャンネル 「ダンスチャンネル オンデマンド」
配信開始
【#1】2023年1月17日(火)午前0時
【#2】2023年1月24日(火)午前0時
【#3】2023年1月31日(火)午前0時

番組サイト:https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-academy.html

 

●photo/徳永徹 text/田中ほのか

葵わかな、実年齢の24歳役に共感「人生や将来のことを考え出すタイミング」『三千円の使いかた』

『三千円の使いかた』葵わかな ©東海テレビ

 

2023年1月7日(土)からスタートするドラマ『三千円の使いかた』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)で、主演を務める葵わかなさんにインタビュー。脚本の印象や役を演じるうえで意識していることなどを聞きました。

本作は、姉妹、母、祖母という御厨家の3世代の女性たちが、それぞれ直面する人生の悩みに正面から向き合い、コツコツ節約をして貯金し、その夢をかなえるために奮闘する物語。

原作は「読めばお金がたまる!」と話題になり、去年の発売以降各所で話題を呼び累計76万3千部を突破 (2022年12月2日現在) している原田ひ香の人気小説。節約や貯蓄にまつわるちょっと得するエピソードだけでなく、女性3世代の悩みがリアルに描かれ、「共感できる!」と女性の支持を集めている。

 

◆オファーを受けたときの感想

題材やタイトルを聞いて、「どんなドラマなんだろう?」と気になりました。その後、原作を読ませていただきましたが、お話もすごく面白いと思いましたし、ぜひやらせていただきたいと思いました。

 

◆脚本を読んだときの感想

原作はもちろん、脚本も、すごくリアルだなと感じました。私が演じる美帆と私自身は同い年なのですが、“何も考えていない”という最初の美帆の設定も、自分の周りの友達や同世代との会話の中で納得できるというか。「だいたい24歳ってみんなこんな感じだよね」という、心からの共感がありました。ストーリーの中で美帆が成長していく段階もすごくリアルで。美帆が人生や将来のことを考え出すタイミングが24歳というところも共感できます。23歳では少し早くて、でも25歳だと少し遅くて、ちょうど24歳というところが納得。最後まで続きが気になる脚本です。

 

◆役柄について

私が演じる美帆は24歳で、一人暮らしをしていて会社に勤めています。大学を卒業して収入もあって、今一番充実して事足りている感じがよく分かる。自分の同世代の子たちと同じことを言っているなと共感できるような、等身大の女の子です。明るくて、足りない部分はあるものの、あることをきっかけに将来のことを見つめ直し、自分自身で「今後どうなっていくんだろう」と思い直す。節約や貯金を通して、自分の将来設計をしていく役どころになっています。

 

◆葵さんご自身の将来設計はいかがですか?

正直まだ何も考えていないというか、分からないです(笑)。それこそ美帆に共感するというか。考えないといけないなと思いつつ、今自分が頑張っていること、今日明日がすごく大切だと思っているので、このドラマを通して考えていければと思っています。

『三千円の使いかた』葵わかな ©東海テレビ

 

◆演じるうえで意識されていることはありますか?

私自身は結構しっかりして見られることが多いので、あまりしっかりしていなさそうな感じに見えるように意識しています。逆に気合を入れすぎずに、作り込みすぎずに、ナチュラルに演じられるように。あまり言葉に責任感がなさそうな感じがいいなと思っているので、能天気で言葉がふわふわしているようなところを目指しながらやっています。

 

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

家族のシーンの撮影がすごく楽しいです。それぞれのキャラクターが演じられるご本人に近くて。お芝居をしているときも、普段お話をしているときも、空気感が変わらなくてやりやすいです。御厨家の皆さんが現場にいるときは、本当に家族として私もそこにいる気持ちになりますし、好きな空間です。一人のシーンを撮っていると、「次、家族のシーンいつあるんだったっけな」と思い出しますし、すてきな家族になれているなと思います。

 

◆2022年を振り返っての思いと2023年への意気込み

2022年は、舞台やドラマなど撮影が続いていてすごく忙しかったなと思うのですが、その分、振り返ってみると、良い出会いや良い時間を過ごせていたなと思います。2023年も新しい役や作品に出会えるように、健康に、体調を崩さずに一年を過ごしたいと思います。

 

◆ドラマの見どころは?

美帆は、家族・御厨家の皆さんとの掛け合いが多く、家族を中心としたお話になっています。実際に家族のシーンを撮影していても、すごくほっこりするというか、本当にこういう家族がいるんじゃないか、と思います。自分もこの人たちと家族になっている世界があったんじゃないかと思うくらいすごく居心地が良くて、楽しく撮影しています。
このドラマはお金がテーマではありますが、それぞれのキャラクターの悩みが等身大なところが面白いと思っていますし、今後もどのように撮影が進んでいくのかすごく楽しみです。家族のシーンを撮っていると、自分の本当の家族にも会いたくなるんです。もちろんためになるドラマではありますが、そういう温かさも感じていただけるのではないかと思います。

 

◆視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。

お金を通していろいろな世代の方たちが、自分の人生について、これまでとこれからを考え直すお話になっています。その中で、お金だけがあっても生きていけないという、もう一歩踏み込んだテーマがあるんじゃないかと思っていて。どうやったら豊かに幸せに人生を過ごしていけるかということを考え続けるストーリーなので、さまざまな世代の方に共感していただけると思います。男女問わず、このドラマを見て、納得したり共感したり、逆に「自分はどうなんだ?」と自分に問いかけてみたり。少しでも隣にいるように思ってもらえるような作品になればと思います。撮影も頑張ります!

 

PROFILE

葵わかな
●あおい・わかな…1998年6月30日生まれ。神奈川県出身。A型。

 

番組情報

『三千円の使いかた』(全8話予定)
東海テレビ/フジテレビ系
2023年1月7日(土)~2月25日(土)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分(予定)

 

●hair&make/竹下あゆみ styling/岡本純子 photo/栗林伸幸

年末年始まとめ見したい「クルマ・バイク要素多め」の芸能人YouTubeチャンネル4選

YouTubeで活躍する芸能人のチャンネルでは、幅広いジャンルの趣味や特技などが紹介されています。そのなかには、クルマ・バイク愛を熱く、深く紹介しているチャンネルも数多く存在。滅多に見ることができない貴重な旧車や、ユニークなカスタムバイクなど、年末年始だからこそ見ているだけでわくわくした気持ちになりたい人におすすめしたい、芸能人のクルマ・バイク系YouTubeチャンネル4つをご紹介します。

 

【その1】徳井video(チュートリアル 徳井義実)

出典:徳井video

 

お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実さんは、バイク好きとして有名。YouTubeチャンネル「徳井video」でも、ツーリング動画が多数上げられています。「新幹線とバイク【GB350】で富士山を目指す」「バイクでキャンプ」など、バイクに乗らない人でも興味をひかれる企画が多いのが嬉しいところ。

 

そんな徳井さんは、大のクルマ好きでもあります。愛車のハイエースでバンライフを楽しむシリーズでは、車中泊のモーニングルーティンや料理の様子を見ることができ、ファンからも「忙しい中でちゃんと『自分時間』を大切にされてるとっくん、素敵だね」「徳井さんのキャンプ動画ほんと好きです」など好評を博しています。

 

例えば、2022年10月に公開された「キャンプ場スタッフがDIYで作ったキャンピングカー【VANLIFE】」は、雑誌の取材で訪れた埼玉県ときがわ町のキャンプ場・NONIWAが舞台。キャンプ場スタッフ・ヘンミさんのクルマがすごいと撮影を開始したのだそう。マツダのBONGOを自身でカスタムしたというキャンピングカーの天井に貼られた杉の板や、キャンプ用品をかけるための「見せる収納」壁など、オシャレなカスタムに徳井さんもテンションが上がっている様子でした。日々の生活に追われる中で、ほっと一息つきたい。そんな人は、そのヒント探しに徳井さんのバンライフ動画を見てみてはいかがでしょう。

 

 

【関連リンク】まるで秘密基地! チュートリアル・徳井さんが興奮したこだわりのキャンピングカー

 

【その2】中尾明慶のきつねさーん(中尾明慶)

出典:中尾明慶のきつねさーん

 

俳優でタレントの中尾明慶さんは乗り物好きとしても有名。なんと2017年には、ホンダ・N-ONEのワンメイクレースでアマチュアドライバーデビューもしているほどの腕前です。中尾さんのYouTubeチャンネル「中尾明慶のきつねさーん」でも、バイク・クルマ関連の動画がズラリ。愛車のためのガレージDIYや、ビンテージのアメ車「1971年 プリムス・クーダ」購入の様子なども見ることができます。納車の喜びを始終笑顔で伝えてくれる中尾さんを見ていると、こちらまで嬉しい気持ちになっていきます。

 

バイク動画も必見です。例えば、2022年11月に配信された「【スーパーカブ】ヤバい変○カスタムカブを集めて爆走ツーリング」と題した動画の中では、群馬県にあるカスタムカブ専門店「GARAGE52」の店長が出演。イベントで集まっていた、さまざまなカスタムカブを紹介してくれました。

 

ハンドルの幅をかなり狭くカスタムした「だっちゅーの号」、前輪が23インチ、後輪が21インチもある日本一車高が高い?カブなど、中尾さん曰く「すっごい変態w」な、こだわり抜かれたカブが次々登場。

 

ネット上でも、「人によって好みやこだわりが違うから面白いですよね」「カブってこんなにもカスタムで雰囲気が変わるんですね!」と好評でした。バイク・クルマ愛を存分に感じられる動画をお探しの人は、ぜひ中尾さんの笑顔もまぶしい「中尾明慶のきつねさーん」をチェックしてみてください。

 

 

【関連リンク】個性派カスタムカブが大集結! 中尾明慶さんの選んだNo.1変態カブは?

 

【その3】濱口優と秘密基地(よゐこ 濱口優)

出典:濱口優と秘密基地

 

お笑いコンビ・よゐこの濱口優さんいえば、「獲ったどー!」のセリフから釣りのイメージが強いですが、YouTubeチャンネル「濱口優と秘密基地」では、キャンピングカーやバイクなどの動画も多く上げられていますチャンネル名にもなっている「秘密基地」候補のひとつとして、軽キャンピングカーを見に行ったときに衝動買いしてからその魅力にハマッた濱口さん。これまでに、軽キャンの納車や内装のDIY動画などが配信されています。

 

動画の中では、軽キャンピングカーで道の駅を巡るシリーズも人気。例えば、2022年8月に配信された動画「【軽キャン】濱口優の道の駅巡り!伊豆編」では、道の駅「伊豆ゲートウェイ函南」を訪れ、施設内の洋食店で一番人気の鶏のトマト煮定食とスタッフに勧められたフレッシュトマトジュースを購入。

 

キャンピングカーへ戻って「めちゃくちゃ美味しい」「甘い!とろけた!」と舌鼓を打つ姿に、ネット上では「トマト好きじゃないけどすごく食べたくなりました」「まさるさんの食レポいいっすね!」との声が。カスタムやドライブだけではない、軽キャンならではの遊び心ある濱口さん流の楽しみ方は、見ていると自分も軽キャンを手に入れたくなってきます。

 

 

【関連リンク】濱口優さんが「うんめぇ~」「キレがすごい良い」と大絶賛! キャンピングカーで訪れた“道の駅グルメ”に注目

 

【その4】ハンバーグ師匠チャンネル(スピードワゴン 井戸田潤)

出典:ハンバーグ師匠チャンネル

 

お笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤さんは、バイク芸人としてバラエティ番組に出演したこともあるほどのバイクマニア。井戸田さんのYouTubeチャンネル「ハンバーグ師匠チャンネル」では、カスタムバイク購入やツーリングなどバイク関連動画が多数上げられています。そんな井戸田さんは大の旧車好きでもあります。70スープラやスカイライン32GT-Rなど、往年の名車を紹介する動画のほか、プロレーシングドライバーのプライベートガレージを訪問するなど、クルマ好きにはたまらない内容が盛りだくさん。

 

なかでも、2022年8月に配信された動画「日本一と言われるガレージには億越えの車だらけだった。」では、 “超” がついてもおかしくない貴重なクルマが続々と紹介されました。まず紹介された「トヨタ 2000GT」は、映画「007は二度死ぬ」で使用されたボンドカーでありレジェンドな一台 。6億円ほどの価値があるそうです。「日産スカイラインGT-R(R32)」や、世界限定99台「NISMO 400R」タイプの「日産スカイラインGT-R(R33)」なども紹介され、ファンも「スゲーとしか言いようがない」「これは一日中居れますね!」と大喜び。名車好きの人はぜひチェックしてほしいチャンネルです。

 

 

【関連リンク】ボンドカーの値段にびっくり仰天! 希少車両が並ぶ“日本一のガレージ”をハンバーグ師匠が訪問

 

往年の名車からゆったり時間を楽しむバンライフまで。年末年始は、ゆっくりくつろぎながらクルマ・バイクの世界を深く堪能してみてはいかがでしょうか。

年末年始、絶対イッキ見して欲しい「芸人&タレント」YouTubeチャンネル5選

GetNavi webでは日々、芸能人のYouTube動画をピックアップ。そこで今回は、年末年始にイッキ見したくなる、芸人・タレントのおすすめ趣味系YouTubeチャンネル5つを紹介。キャンプ、DIY、音楽など、思い思いの趣味を語る姿には有意義な時間の過ごし方のヒントもありそうです。

 

【その1】「くっきー ! の引田くっきー !」(野生爆弾 くっきー)

出典:くっきー ! の引田くっきー !

 

芸人のほかに、画家、ミュージシャンとしても活動している野生爆弾 くっきーさん。YouTubeチャンネル「くっきー ! の引田くっきー !」では、バイク、音楽、革製品など、幅広いジャンルがディープに紹介されています。独創的なセンスが光るくっきーさんは、カスタム系動画でもそのセンスを発揮。革ジャンをコレクションするなど革グッズマニアでもあるくっきーさんは、鋲ジャンカスタムやドクターマーチンの塗装などの動画も多く上げています。

 

後輩芸人のフットボールアワー・後藤輝基さんと老舗革ブーツブランド「WESCO」の恵比寿店に一緒に訪れてオリジナルブーツを作った動画では、オーダーから約1年半を経てついに開封する様子が公開されました。お揃いで作ったオリジナルブーツを開封するかと思いきや、既にオーダーした編み上げオーダーブーツをすでに履き慣らしていたくっきーさん。後藤さんの鋭いツッコミが飛び交うなど、面白さも抜群でネット上でも大好評です。趣味をディープに楽しみたい人におすすめしたいチャンネルです。

 

 

【関連リンク】くっきー!さんとフット後藤さんがついにWESCOブーツ披露! 一緒に開封のはずがまさかの!?

 

【その2】「SATAbuilder’s」(バッドボーイズ 佐田正樹)

出典:SATAbuilder’s

 

お笑いコンビ・バッドボーイズ 佐田さんのYouTubeチャンネルは、DIY・旧車の動画が中心。バイクのカスタム動画も人気で、100万再生数を超える動画もあるほど。「きれいな仕上がりの加工がすばらしい!」「カスタム具合がカッコ良すぎる」など、神回の多いチャンネルとなっています。

 

DIY動画も人気が高く、倉庫を「秘密基地」へと作り上げていくシリーズでは床塗装などの内装から棚製作まで、秘密基地が完成していく様子を見ることができます。なかにはDIYだけではなく、購入した家具の紹介動画もあるのでインテリアのアイデアにもつながりそうです。

 

佐田さんお気に入りのソフビ人形を飾る “映え棚” の作成動画では、照明まで付けるこだわりぶりを発揮。ライトが目立ち過ぎないように、棚の後ろに隠して間接照明したり端材を棚の横に使用したり、随所に工夫がうかがえました。「見ていて勉強になることが多いし面白い!」「僕も真似して棚を作ったりしてます!」などDIYの参考にする人も多いようです。DIYを極めてみよう、と思う人は「SATAbuilder’s」を参考にしてみるのも良いのではないでしょうか。

 

 

【関連リンク】秘密基地がさらに進化! バッドボーイズ・佐田さんがソフビ人形を飾る映え棚を作成

 

【その3】「大チャンネル」(宮川大輔)

出典:大チャンネル

 

グルメ動画やフィッシング動画をアップしている芸人の宮川大輔さん。2022年11月には、突如「新車購入! 大輔バイク 買いました」という動画を上げ、なんと本来デリバリーバイクとしてよく使われるHONDAのBENLYを購入。この面白いチョイスは、ファンから「このバイク選ぶのサイコー」「このバイクがどう進化していくのか楽しみすぎる!笑」と大絶賛され注目を浴びることに。

 

そんな宮川さんですが、実は大のラグマット好きでもあります。同11月に公開された動画「宮川大輔 大好きなラグマット オリジナルで自作しました」では、「欲しいなっていうのが中々売ってないじゃないですか」とオリジナルのラグマットを作ることに。なければ自分で作る楽しさを伝えてくれる動画には、「めっちゃ楽しそう~~」「やってみたーい」と共感の声が多く見られました。宮川さんの軽快なトーク力と、普段テレビでは見られない素の一面も楽しめる「大チャンネル」で、新しい趣味探しのきっかけにしてみるのはいかがでしょう。

 


【関連リンク】なければ自分で作ればいい! 楽しそうにラグマットを作る宮川大輔さんに共感の嵐

 

【その4】「Hiromi factoryチャンネル」(ヒロミ)

出典:Hiromi factoryチャンネル

 

タレントのヒロミさんのYouTubeチャンネル「Hiromi factoryチャンネル」は、登録者数100万人超えと大人気。バイクやクルマ系動画では、ハンバーグ師匠こと井戸田潤さんとツーリングをする動画「【初コラボ】ハンバーグ師匠とハンターカブで初ツーリング」の再生数が129万回、フワちゃんとのコラボ動画「フワちゃんバイクを届けたぞー」は、なんと302万回! 「フワちゃんが喜んでるの見て私もなんだか嬉しい」「親子みたいな仲良さ」など大評判です。

 

ヒロミさんといえば大のDIY好きとしても有名で、DIY系動画も数多く上げられています。ガーデニングやジャグジー設置、家具のリメイクなど、見ているだけでの楽しめる動画が目白押し。ここでは、11月に配信された動画「【キャンプ場】冬超えられるか色んな草を植えてみる」をピックアップしてみます。ヒロミさんは自身でキャンプ場を作る計画を立てていて、これまでにもいろいろな工程を配信していました。この動画では、キャンプ場に植える植物が冬を越すことができるか試しています。

 

ヒロミさんが「俺のアベンジャーズ」と豪語する仲間に囲まれて作業する様子には、「みんな笑顔なのがいい!」「良いお仲間ですね!」などといった声が続出。キャンプ場がどのように完成していくのか、続編も気になります。工具の使い方解説動画もあって、DIYを本格的に始めてみたいという人いぜひおすすめしたいチャンネルです。

 

 

【関連リンク】ヒロミさんのキャンプ場は今!? 開拓中の土地に新たな植物を植えてみた!

 

【その5】「ホトゴルフ」(蛍原徹)

出典:ホトゴルフ

 

芸能界屈指のゴルフ通としても有名な芸人 蛍原徹さんのYouTubeチャンネルは、もちろんゴルフコンテンツ専門。芸人とのコラボ動画では、ゴルフ以外の部分のトークも面白いので、ゴルフ初心者やゴルフをしたことのない人でも楽しむことができます。「究極の一本を求めて」シリーズの動画では、オリジナルウェッジを作るまでの様子を見ることもできます。

 

2022年9月に公開された動画「高麗芝の超高速グリーンは速さも硬さもヤバかった!」では、福岡県にある名門・芥屋ゴルフ倶楽部のコースを蛍原さんがおひとり様でプレイ。芝目の影響が強く玄人向けだという高麗芝にトライします。

 

10番ホールの第1打では、「左バンカー右裾方向がオススメ」とのキャディさんのアドバイスもむなしく右側へスライスしてしまうなど、四苦八苦しつつも、始終ほのぼのとした雰囲気で進んでいくので見ていてほっこりします。今からゴルフを始めてみたい人にはもちろん、蛍原さんのゆったりしたコメントは、ふと疲れたときなどに見るのにもぴったりだと思います。

 

 

【関連リンク】果たして寄せられるのか! 蛍原徹さんが玄人向けの超高速グリーンに挑戦

 

年末年始には自宅でゆっくり、YouTubeチャンネルのイッキ見というのも贅沢な過ごし方。ぜひ、お気に入りのチャンネルを見つけて、来年からの新しい趣味を始めるアイデアにしてみてください。

アイドルはもっと自由でいい!! 室井ゆうの目指す理想と壮大な野望とは?

ライブハウスを主な拠点として活動するライブアイドル・地下アイドルの中には、スケジュールや予算、音源制作などの管理やマネジメントといった、いわゆる“運営”の業務をメンバー自らが行う、セルフプロデューススタイルが一定数存在する。

 

室井ゆう。セルフプロデュースのアイドルグループ・エレクトリックリボンのリーダーとして活動しながら、20年7月にはミ米ミとの2人組ユニット・グデイを結成、2つのグループで演者と運営をつとめ続ける日々を駆け抜けてきた。12月18日。グループ加入から5年となる節目に、室井は残るメンバーにグループを託し、エレクトリックリボンを卒業。ほぼ同時期に、室井は次のステージへの扉を開けていた。

 

12月5日にデビューライブを開催しお披露目されたばかりのアイドルグループ・ねおち。今度はメンバーとしてではなく、「プロデューサー」として、新たなグループをスタートさせた。

●室井ゆう@muroiyu) 12月18日生まれ。セルフプロデュースの2人組“超自由音楽ユニット”グデイのメンバーとして活動。12月5日にデビューライブを開催したアイドルグループ「ねおち」では、音楽家のDaijiroNakagawaと共同プロデュースを手掛ける。アイドル、お笑い、バンド、そしてお茶割と餃子の王将が好き。

 

AKB48とバナナマンにハマって芽生えた野望

2つのグループのパフォーマーとして、運営として。ライブアイドルの世界を見続けてきた20代現役アイドルがゼロから作り上げ届けるアイドルグループとは。室井ゆうがその先に抱く野望とは。

 

「モーニング娘。さんの安倍なつみさんがめちゃくちゃ好きだったんです。小さいころは、ミニモニ。さんなど、ハロプロさんのアイドルが大好きでした」

 

そんなアイドル好きの熱量は、小学生時代にさらに加速する。

 

「AKB48さんにハマって(笑)。秋葉原のAKB48劇場にランドセルを背負ったまま通っていました」

 

お笑いにもドハマりする。

 

「バナナマンさんです。単独ライブのDVDを全部レンタルして、ずっと見てました」

 

そこでひとつの野望が生まれる。

 

「バナナマンさんといつか一緒にお仕事がしたい! って。そして、進路について考える時期になったとき、乃木坂46さんのオーディションを受けてみたんです」

 

そう、乃木坂46の番組のMCをつとめるのがバナナマンだったからだ!

 

「アイドルになりたいというよりは、バナナマンさんとお仕事ができるということで(笑)。だけど、途中で自分がいる場所はここではないのかなと感じて辞退しました」

 

その後、秋葉原にあったライブアイドル・地下アイドルたちがパフォーマンスを披露するステージがあるカフェを併設したドラッグストアでアルバイトをするようになる。

 

「そこで毎日ライブをするアイドルさんたちのステージに触れることで、こういうライブアイドルという世界があるんだ、アイドルってこんなに身近な存在なんだと感じたときに、見て楽しんでいたアイドルという存在が、バナナマンさんとも関係なく、“なってみたい”存在に変わりました」

オーディションに合格し、お笑い芸人・髭男爵の山田ルイ53世プロデュースのアイドルグループ「まどもあ54世」のメンバーとして14年にアイドル・室井ゆうは誕生した。

 

お笑い好きということで、芸人を目指すという選択肢はなかったのだろうか。

 

「放送作家という道は考えました。バナナマンさんや他のお笑い芸人さんともお仕事ができるわけですし(笑)。アイドルか放送作家の二択でした」

 

アイドルを選んだ理由はこうだ。

 

「今よりもアイドルの年齢的な節目が低かったので、まずは後からは目指せないかもしれないアイドルに挑戦しようと」

 

約2年の活動後、グループは解散、その後、17年にエレクトリックリボンへの加入が決まり、18年にグループがセルフプロデュースに移行した時にリーダーに就任している。実際にアイドルになってみて、感じたことがある。

 

「アイドルってもっと自由に楽しんでできたらいいのにという思いがあって。自分が自由に楽しんでいる姿を見てもらいたい、楽しそうだなと思ってもらいたい。そう考えたときに、グループだってひとつに縛られる必要もないんじゃないか、卒業して新たに始めるのではなく、あえて違うスタイルのものを両立させることで、新しい発見やそれぞれへのいい影響が生まれるんじゃないかと思ったんです」

 

室井の言う「楽しんでいる姿を見せたい」という言葉のままに、バンドサウンドやポップソング、正統派アイドルなど、ジャンルの枠にとらわれることなく、「楽しい」「好き」と感じるものを詰め込みまくったかのような2人組の“超自由音楽ユニット”グデイは、そうして誕生した。

 

とはいえ、グデイ結成自体は室井の発案ではない。ミ米ミに、ある日、「何か一緒にやりたい」と言われたことがきっかけだった。

 

「一緒に焼肉を食べているときに突然言われて(笑)。もともと仲の良い友達で、びっくりしたけどうれしかったです。私はとにかくミ米ミの歌声が好きでしたし、その声と一緒に歌えて、楽しいことを一緒に作れるかもしれない、そこが何よりもうれしかったです」

 

すべてが「自由形」であることにこだわる。

 

「2人が楽しいこと、好きなことをやるんだからのなら、自由がいいよねって。まずは、自分たちが好きな人に楽曲をお願いしようというところからスタートさせました」

 

音楽好きの2人が、それぞれの「好き」にこだわり依頼し、作り上げられていく楽曲。エリボンとは違う道、扉が眼前に一気に広がっていく。

 

SPARK!!SOUND!!SHOW!!、ナードマグネット、PARIS on the City!、cinema staffなど、グデイの楽曲には現在ライブシーンで活躍し注目を集めるアーティストたちの手によるものがズラリと並ぶ。それらは、2人が「愛をもって」お願いした結果だ。

 

「愛で動かせることって、やっぱりあると思うんです。私が大好きなこの人には私が、ミが好きなあの人にはミがと、全力の愛をもってお願いするというかたちをとっています」

 

アイドル活動の「お金」事情

エレクトリックリボンとグデイ。ひとくちにセルフプロデュースといっても、両者の動かし方には異なる部分が多いという。

 

「まずグループの場合、その人数ぶんの衣装代やレコーディング費用がかかります。エリボンの運営はメンバーみんなで行い、最終決定権はリーダーである私にというスタイルなのですが、メンバー個々の思いをできるだけ反映させたいためにそれぞれ話をする時間も必要です。グデイは私とミの2人だけなので、そういう部分はすごくシンプルです」

 

予算の管理の方法も異なる。

 

「エレクトリックリボンには、『グループ費用』というものを設けていて、それを軸に、この予算をいつまでにどのぐらいかけるかを考えて活動内容を決めていました。いっぽうでグデイはまずやりたい、やろう、お願いしよう、なんとかなるっしょ! っていう考え方なんです。そうです、真逆です(笑)。グデイは基本的に持ち出し方式です(笑)」

 

まず走り出してしまうと、ピンチの月だって……。

 

「あります、あります! そこはもう、とにかくがんばるしかない。グデイのライブの本数が突然増えたりしたら、もしかしたらそういうことだったりするのかもしれません(笑)」

 

チェキ撮影やチケット売上が収入に直結するライブアイドル、しかも少人数のセルフ運営だからこそできることかもしれない。ところで「グデイ」という名前の理由は?

 

「ミは、カタカナがいいという希望があって。あとは、略されない名前がいいねと言っていて、そのためにはカタカナ4文字以下ぐらい、そういう条件のもとで候補をいくつか出し合った中から決めました」

 

いつか海外に進出したいという野望のもと、海外でも通じるという意味も込め“GOOD DAY”の略で「グデイ」。

 

「なので、英語表記では“GOODDAY”としています……というのが表向きの理由です」

 

表向きじゃない理由はというと……

 

「私がグリーン・デイが大好きだからです(笑)。だからアカウント名を『@Gday』にして、こっそり愛を隠しています(笑)」

 

グデイの一部のロゴや楽曲にもオマージュが込められている。

 

「『BLASTER』という曲は、ほぼほぼグリーン・デイの『AMERICAN IDIOT』へのリスペクトです(笑)。いつかうちらがめちゃくちゃ売れたときにグリーン・デイみがないと愛が伝わらないんじゃないかと思って」

 

壮大な野望がある。

 

「グリーン・デイを自分たちで呼ぶには、一体いくらぐらいあればいいんだろうって(笑)。イベンターさんなどに聞いたりしました。そうしたら、2億円ぐらいあったら来てくれるんじゃないかと言われたことがあったので、必要経費として2億円をためています(笑)」

 

ファンのこと、自分がいなくなったあとのグループのことを考え、エレクトリックリボンからの卒業には発表から約1年をかけた。

 

「活動しながら裏で引き継ぎを進めて直前に発表するということもできたのですが、それだとファンの方をびっくりさせちゃうし、心配されちゃうでしょうし。あえて期間の余裕をもって発表することでファンの方も心の準備ができたりメンバーたちの成長過程を見守ることもできるかなと思って」

 

結果的に室井と同時に複数のメンバーが卒業、エレクトリックリボンは大きく形を変えた。

 

「仮に私が『もうちょっとやらない?』と説得して残ってくれたとしても、先に気持ちに区切りをつけていなくなる私が言うべきではない。私のいないところでみんながたくさん話し合って決めたその気持ちは尊重したくて。みんなともそれぞれ話をしました。みんな、大丈夫です! それで自分ができることは、卒業のタイミングを合わせるということでした。残るpippiちゃんが中心になって作られていくエレクトリックリボンは、私がいた時代のものときっと違うものになる。そこは純粋に楽しみです!」

 

妄想を実現させたアイドルグループ「ねおち」のプロデュース

そしていよいよ始動した、おもに楽曲面を担当するDaijiroNakagawaとの共同プロデュースによるアイドルグループ・ねおち。

 

「ずっと妄想していたことを、ようやく現実にすることができました」

 

アイドルグループを、ゼロからプロデュースしたいという「妄想」。その妄想には最初からメンバーとしての室井ゆうは存在していなかったという。

 

「アイドルになってすぐぐらいにはもう、次の目標はこれだなと思っていました。指原莉乃さんのように、ご自身も活躍しながら=LOVEなどのアイドルグループをプロデュースするというのも憧れです。小さいころからアイドルが好きだったからこそ、アイドルたち自身が楽しんで活動できる環境を作ってあげたい。ライブはもちろん、バラエティに出たり水着撮影をしたり、アイドルとして依頼される仕事、アイドルだからできる仕事は一通り全部自分で経験しておこうという気持ちもありました。何かがあったときに、私のときはこうだったよ、こんなふうに感じたよ、と経験として語ってあげられることもできたらいいなって思ったので」

 

ねおちの目指すものを一言で言うと、「癒し」だという。

 

「アイドルをやってきた中で感じたことがあって。見る側のがんばる必要がないアイドルがいてもいいんじゃないかっていう思いがあったんです。必ず同じフリをしたりコールをしなければならないものではないと思うし、がんばって応援することに疲れてしまう人もいると思います。周りを気にせずねおちにゆだねて癒されてほしい。女性も学生も、身体が不自由な方だって、それぞれの楽しみを感じられるようにしたい。だから、主催ライブのときはあえて着席というスタイルにこだわりました」

開催されたデビューライブは、一定のコンセプトが貫かれた楽曲と、それに合わせた統一感あるパフォーマンス、さらにはモニターでの映像も駆使した、室井ゆう流の「癒し」に包まれていた。無事デビューライブを終えた室井を直撃すると、

 

「メンバーみんなががんばったことが伝わってきましたし、終わったあとにファンの方にも『着席ということに意味があったんだね』と言っていただき、ねらいはちゃんと伝えられたのかなと、ほっとしました。椅子の位置にもこだわりました。いい形でお披露目できたのではないかと思っています」

 

手応えを感じながら、少しリラックスしたように笑っていた。

 

「楽曲も、もう少し分かりやすかったりポップなものにしたほうがいいのかとも思ったのですが、自分が今のベストだと信じるものを届けました。これまで考えてきたこと、今やってみたいことが、ねおちだということですね。ライブで流した映像も私が作りました。パフォーマンス以外の運営チームでできることは全部やるという感じです」

 

ねおちのライブ会場で、室井は場内設備の整理や終演後の物販でのチェキ撮影など、スタッフ業務に徹していた。

 

「レコーディングに立ち会ったときなんかに、この曲歌ってみたいなと思ったりもしましたが、(ステージには)出ないです。断言しておきます(笑)」

 

この先、ねおちが大活躍し、バナナマンとの共演を先に叶えてしまうことだってあるかもしれない。

 

「ついていきますが、見守っています(笑)。私の夢を叶えてくれたということに満足します」

 

室井ゆう、ますます忙しい2023年がやってきそうだ。

 

「エレクトリックリボンでの活動が終わることでグデイの活動が増える予定です。いろいろなものに縛られず、飛び越して、スピード重視というこれまでのグデイとは違う見せ方も、いろいろたくらんでいます。ねおちは、まずは名前や存在を知ってもらうこと。たくさんの方に愛されるグループにしていきます」

 

やりたいこと、好きなことは増えるばかりだと笑う。

 

「どんどん増えていく(笑)。頭の中の妄想、想像がありすぎて。時間だけが足りないです。……分身したい!(笑)」

 

2億円もためないといけない。

 

「年末ジャンボ、買ってあります!」

 

突如グリーン・デイの来日が発表され、しかもそれがグデイとのツーマンライブだったりしたら……

 

「室井、1等当てたんだ! と思ってください(笑)」

(執筆:太田サトル/撮影:我妻慶一 ※グデイ アーティスト写真、ねおち 写真をのぞく)

 

【INFORMATION】

GOODDAY!!!!!!

日時:2022年12月30(金)
会場:高円寺HIGH
開場:18:30 / 開演:19:00
出演:RAY/CONFVSE/グデイ

ADV ¥3000 / DOOR ¥3500
【詳細はこちら】https://tiget.net/events/216757

広瀬アリスが新年一発目の『オールナイトニッポン』パーソナリティに!【コメントあり】

広瀬アリスが、新年一発目となる2023年1月2日(月・祝)放送の『オールナイトニッポン』(ニッポン放送 深夜1時~3時)のパーソナリティを担当することが決定した。

『広瀬アリスのオールナイトニッポン』

 

明るい笑顔と飾らない人柄で人気の広瀬は、2022年は『探偵が早すぎる~春のトリック返し祭り~』『恋なんて、本気でやってどうするの?』、映画「劇場版ラジエーションハウス」「七人の秘書 THE MOVIE」、アニメーション映画「バブル」に出演し、大活躍の1年に。

 

2023年は初出演となるNHK大河ドラマ『どうする家康』に徳川家康の側室・於愛の方役で出演。そんな“今最も輝いている女優”である広瀬が『オールナイトニッポン』に初挑戦する。

 

番組では「広瀬が判定!インドア派VSアウトドア派」をテーマにメールを募集。自宅が好きすぎて外で遊ぶ魅力を詳しく教えてほしいという広瀬が、リスナーから送られてきた室内・屋外の楽しい過ごし方を公平にジャッジし、最終的にインドア派とアウトドア派はどちらが有利なのかを判定していく。

 

他にも、リスナーの日常の小さな愚痴・モヤモヤを紹介するコーナーや、漫画が大好きで特にバイオレンス描写の強い作品が好きだという広瀬が、リスナーから送られてきた2023年の抱負から、彼らの背中を押すバイオレンス漫画を提案するコーナーも予定。さらには番組内でリアルエゴサーチも。

 

詳細はオールナイトニッポン公式Twitterにて公開。なお番組は「radiko」のタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。

 

広瀬アリスコメント

2023年『オールナイトニッポン』一発目、まさかの私、広瀬アリスが務めさせていただくことになりました。ニッポン放送さん、務まりますかね? 私で大丈夫ですか? とにかく不安を抱えております。自分らしさMAXになりそうな『オールナイトニッポン』になりそうですが皆さま、ぜひ頑張ってついてきていただけるとうれしいです。そして広瀬アリスという人間を知っていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。

 

番組情報

『広瀬アリスのオールナイトニッポン』

ニッポン放送

2023年1月2日(月・祝)深夜1時~3時(3日(火)午前1時~3時)

 

パーソナリティ:広瀬アリス

 

番組メールアドレス:hirose@allnightnippon.com

番組Twitter:@Ann_Since1967

神田愛花がフジ昼帯『ぽかぽか』に“プレーヤー”参戦で「生放送はやったもの勝ち。積極的に動いていきます!」

神田愛花

 

2023年1月9日(月)からスタートする新番組『ぽかぽか』(フジテレビ系 毎週月曜~金曜 午前11時45分~午後2時45分)の囲み取材が行われ、MCのハライチ(岩井勇気、澤部佑)と共に番組に出演する神田愛花が出席した。

 

この番組は、毎週月曜日から金曜日までのデイタイムに、スタジオ生放送で放送するバラエティ番組。『笑っていいとも!』(1982年~2014年)、『バイキング』(2014年~2020年)を手掛けてきたフジテレビのバラエティ制作陣が再び総力を結集して挑む、新時代の“平日お昼の生バラエティ”となる。

 

◆番組のオファーを受けたときの心境

最初に打診を頂いたときは、まさか自分がこんな大きなお仕事を頂けるはずがないと思って、この話はきっとなくなるんだろうなと思いました。なので、早く忘れようと思って日々生活していました(笑)。ですがある日、正式にご依頼を頂いて、「本当だったんだ!」と思って。帯ということなので、自分自身が体力的に大丈夫なのか、本当に私でいいのか、最初はすごく考えました。「私には荷が重いな、本当にやれるのかな?」と自分に問いただしまして。そして、事務所のスタッフとも相談をして、フジテレビの皆さんが誠心誠意受け止めてくださることも分かったので、ぜひ受けさせていただこうと決心いたしました。
ハライチさんとご一緒させていただけるということが分かって、そこでだいぶ気持ちが軽くなった部分もあります。お二人がいてくだされば、もう大船に乗った気持ちで、気楽に構えることができています。ただ、私としてはお二人ともすごく話しやすい方たちだと思っているのですが、お二人が私のことをどう思っているのかまだ確認できていないので、少し不安です(笑)。

 

◆このお話が来た後にハライチのお二人とお話はされましたか?

先日お仕事で澤部さんにお会いしましたが、「とにかく楽しくやりましょうね」という話になりました。まだ番組の全容が決まっているわけではないのですが、とにかく楽しくやることを大事にしようと。

 

◆番組が決まってどなたか周りの方にお話しされましたか?

母に報告しました。母はびっくりしていて、「今さら愛花に何の用なの?」って(笑)。まさか娘にこんな大きなお話が来ると思っていなかったようで、とにかくびっくりしていましたね。

 

◆番組でやってみたいことはありますか?

生放送は、撮り直しが利かないし、やったもの勝ちとも言えると思うんです(笑)。収録の番組では、「ゲストの方にこんなことを聞いたら変な空気になっちゃうかな」とか、ためらうような場面がたくさんあって、自分を抑え込んでいたような部分があったんですよね。でも生放送となると、聞いちゃったもの勝ちですからね(笑)。しかもハライチさんが一緒だから、絶対に変な空気にはならないと思うんです。なので、「聞きたいことは素直に聞く」ということを大事にしたいと思っています。

 

◆ハライチのお二人と共演するに当たって、楽しみにしていることはありますか?

単純に、お二人のやりとりがとても面白いので、それを毎日横で見られるということが楽しみです。でも、まだお二人と連絡先を交換していないんです。連絡先を知りたいですと言ったのですが、「それは始まってからおいおいでいいんじゃないですか」って言われて(笑)。私はスタート前に連絡先を交換して、「頑張りましょうね」みたいな会話をしたかったのですが、ハライチのお二人からするとそれはおいおいでいい、と…(笑)。

 

◆スタートに向けて準備していることはありますか?

今のところ大きな病気はせずにここまでこられたので、両親に感謝しているのですが、体調を崩すとしたらちょうど今の年齢から先だと思うんですよね。なので、小まめに人間ドックに行くということをやりたいと思っています。それと、今までロケなどで朝が早かったり、食事をする時間がなかったりすることがよくあったのですが、この番組がスタートしたら決まった時間にお仕事をすることになるので、リズムを取りやすくなると思うんです。なので、食生活を整えていこうと思います。

 

◆今回、神田さんは “進行役”ではなく“プレーヤー”として抜てきされたようですが、意気込みはありますか?

そうなんですよね。まず“プレーヤー”って何なんだろうって思って(笑)。元NHKアナウンサーということで、一番の特技は進行なのですが、そこをはく奪されてしまいました(笑)。しかも、ベテランのハライチのお二人がMCとして出演されますし…。プレーヤーとして存在することがお仕事で初めてなんですよ。なので、まずプレーヤーを理解するところから始めたいと思います(笑)。素直に感想を言ったり、積極的に動いていきたいと思っています。

 

◆お昼の番組ということで、主婦層の方々にアピールしたいことはありますか?

子育てをされている主婦の皆さんの大変さは、体感できておらず分かっていないところもあるかもしれませんが、わが家にも、たくさん食べて、洗濯物をすごく出す人間がいるので(笑)、一応、自分なりに主婦として毎日頑張っています。自分の経験を生かしながら、思ったことは素直に表現して、「こういうタイプの主婦もいるんだな」と少しでも共感していただけたらと思っています。

 

◆最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。

2023年1月9日から、これまでになかった新しい楽しい番組が始まります。真剣に見ていただかなくて大丈夫です!(笑)チャンネルをフジテレビに合わせたら、その日一日が楽しくなるような番組ですので、ぜひ楽しみにしていてください。

 

PROFILE

神田愛花
●かんだ・あいか…1980年5月29日生まれ。神奈川県出身。O型。

 

番組情報

『ぽかぽか』
フジテレビ系
2023年1月9日(月)スタート
毎週月曜~金曜 午前11時45分~午後2時45分 ※生放送

 

プラモデルと世界をつなぐアイドル「LINKL PLANET」初の単独ライブ直前インタビュー

BANDAI SPIRITSのプラモデル公式アンバサダーとして結成された、現在5人組のアイドルグループ、LINKL PLANET(リンクルプラネット)通称“リンプラ”。プラモデルの魅力を発信し、プラモデルのパーツのように、プラモデルとファン、プラモデルと世界(=プラネット)をつなぐ存在となるべく活動するアイドルだ。

 

7月27日に配信され連続ドラマ「量産型リコ-プラモ女子の人生組み立て記-」のエンディングテーマに選ばれた1stシングル「ツクッテクミタテテ」を皮切りにコンスタントに楽曲を配信、11月30日には5thシングル「SIGNAL」が配信されたばかり。他のアイドルグループと大きく異なる点は、言うまでもなく「プラモデルの魅力を発信する」という点。模型関連のイベントに出演したり、動画でもプラモデルの開封、組み立て動画を配信するなど、コンセプト重視型だ。

 

まずは自作キットとともに自己紹介!

プラモデルを作って楽しむ女子は、昔も今も少数派かもしれない。リンプラメンバーも、お父さんやお兄ちゃんの影響で組んでみたことがあるメンバーがいれば、まったく触れたことのないメンバーもいて、経験値もそれぞれだ。

パーツとパーツをつなぐプラモデルのように、プラモデルとファン、プラモデルと世界(=プラネット)をつなぐアイドルを目指し、BANDAI SPIRITSのプラモデル公式アンバサダーとして結成されたアイドルグループ。現在は荒井芽依(20)、安藤玲菜(16)、石川恵里加(17)、大音奏依(18)、宮﨑菜々(23)の5人組で、新たに2期生の加入が決定。2022年7月に1stシングル「ツクッテクミタテテ」を配信リリース、12月26日には6thシングル「PLAMO NIGHT」が配信リリース予定。12月27日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEで初単独ライブ開催予定。

 

この日もメンバーそれぞれが組み立てたキットを持参して登場してくれたリンプラの5人。アイドルグループで時々ある「セクシー担当」「ダンス担当」「バラエティ担当」のような役割もまた、リンプラ独自の世界観に基づいた、プラモデルづくりにおける特性をいかした「マスター」を目指すというものになっている。オーディションの過程でも、自宅に未組み立てのキットが送られてきて、それを仕上げて持ってくるというなど、他のアイドルグループではまずありえない審査があったりもした。

 

グループの特性だけでなく、もちろんLINKL PLANETのメンバーもそれぞれの個性、魅力を放っている。その作品とともにメンバーを知っていこう。

まずは「デコレーションマスター」、宮﨑菜々さん。

 

「最年長で水色担当、宮﨑菜々です。アニメとお笑いが大好きです。作品は……まずこのベースを見てください! これは海底をイメージしているんです。全体にちりばめられた緑や青、これ、ランナー(プラモデルのパーツがついている枠)を細かく切ったものなんです! 海底に光が差しこんでいるイメージをどうやって表現しようかなと思ったときにランナーが目に入って。ライティングするとめちゃくちゃ綺麗です! 本体もブルーとシルバーをアクセントにして綺麗めでカッコいいところを目指しました」

 

続いては「早組みマスター」の石川恵里加さん。

 

「赤色担当です。特技はどこでも寝られることです! 今のプラモデルは説明書も見やすくて初心者でも組み立てやすいものが多いので、まずは早組をして、塗装や他のパーツを組み合わせるアレンジを考えるなど、他のことにこだわる時間を増やせたらいいなって思っています。この作品では全体の色に統一感を出せるようにして、サビも塗装で表現してみました。ベースは私も海底のイメージなのですが、市販のものにお父さんがパテを盛って海の底ぽい凸凹を作ってくれました。そこに緑色で光っているような塗装をしてみたところがこだわりです」

 

「ポージングマスター」を担当するのが大音奏依さんだ。

 

「担当カラーは白、おしゃれとカワイイを追求することが好きです。私の作品のテーマは火の鳥、フェニックスです! 全体を赤系で仕上げてみました。もともとカッコいいプラモデルにカワイイを加えてみたいなと思って。それで羽をくっつけてみたり、このスカートのような部分も、もとは爆発を再現するエフェクトパーツなのですが、それをつなぎあわせてカッコよくてカワイイ見えるようにしてみました」

 

メンバーから「ガチ度が高い!」と言われていたのがこのあとの二人。安藤玲菜さんは、「塗装マスター」として塗装の道を究める。

 

「最年少のピンク担当です。みんなを笑顔にすることが好きで、だいたいふざけてます(笑)。ドラマと音楽、あと寝ることが好きです! この作品を作る前に、川口名人(川口克己氏。1980年代のガンプラブームをけん引した伝説のモデラー。現BANDAI SPIRITSシニアアドバイザー)にラップ塗装(ラップを使用して複雑なまだら模様を表現する塗装法)を教えてもらい挑戦してみました。私も水中のイメージで、ギラギラ感を塗装で表現してみました。全部をラップ塗装にするとくどくなりそうなので、メリハリやバランスも考えています。あと、水中なのでボンベも背負っています!」

 

そして、「オールラウンドマスター」を目指すのが、荒井芽依さんだ。

 

「関節好きの関西人です。人間もプラモデルも関節が大好きです。担当カラーはグリーンです。オタクです。オールラウンダーという、全部ひっくるめたやべぇマスターの名前をいただいたので、がんばります。実は今回は基本塗装はほとんどしていなくて、ウェザリング、汚し塗装をめちゃくちゃがんばってみました。砂漠や荒野のイメージで、砂ぼこりなどの汚しを意識してます。武器も盛り盛りにしてます!」

「プラモデルは自由」と言われることもあるが、リンプラメンバーも、女子ならではの発想をプラモデルに柔軟に取り入れていく。

 

菜々「ネイル、マニキュアでも塗装ができるんですよ! フリーダムガンダムの背中の翼のようなところ、あれを上のほうまで全開にせず、下のほうに広げてスカートぽく見えるようにしてみたり。キラキラな色を塗って“フリーダムガンダム・女の子バージョン”みたいにしました」

 

玲奈「私もガンプラをピンク色に塗装したり、桜の花びら型のマスキングシールを使って塗装したことあります」

 

恵里加「恵里加ももともとお裁縫とか細かいことが好きで、プラモデルを作ってみたらそれと似た部分もあるかなと思いました。同じようにプラモデルづくりも好きになってくれそうな女の子、多い気がします。ちなみに最初に作ったのは、袋入りで発売でされているエントリーグレードのガンプラでした。作りやすかったです!」

 

奏依「奏依はなぜかRG(小スケールだがパーツ数も多い精密なシリーズ)が最初だったんですよね(笑)。何も知識がなかったので、こういうものなんだと思っていたのですが、あとからそれがすごいシリーズなんだって知りました(笑)」

 

初の単独ライブを前に意気込み語る!

プラモデル作りの楽しさを啓蒙するいっぽうで、もちろんアイドルらしく(?)ステージで歌ったり踊ったりもする。歌やダンスも経験者、初心者さまざま。

 

菜々「私は地元広島でアイドル活動をしていた経験があるのですが、LINKL PLANETのメンバーとしてステージに立ったときに、見てくださる方が手を振ってくれたり手拍子をしてくれたりというのがまた経験できて、やっぱりアイドルっていいなって思いました」

 

玲菜「私は歌もダンスも初めてで、全部初心者。フリを覚えるのも遅くて落ち込んだりもしました。だけど、メンバーのみんながアドバイスくれたり、ステージから見える皆さんの笑顔に励まされてがんばってます」

 

恵里加「恵里加は歌うことは好きだったのですが、ダンスはほんとに苦手……学校でダンスしたりすることが時々はやったりするじゃないですか、そういうのにもノレなかったタイプなので……(笑)。努力を続けています」

 

友達どうしのダンスの流行にはノレないが、いわゆる「陰キャ」というわけではないという恵里加さん。失礼ではあるけれど、「陰キャ」の自覚がある人は……? と聞くと、スッと挙手する玲菜さん。一斉に「絶対違う!」とツッコミが入る。

 

玲菜「学校ではめちゃくちゃ抑えてるの! 学校でエネルギーを貯めておいて、みんなと会ったときにそれを爆発させてるんです! どっちもできるってことですね、イエィ(笑)」

 

奏依「うん、当たり前のことだけど、本番でファンのみなさんに見てもらう以上、努力は必要ですよね。努力をしたぶんだけ感動を与えることができると思っているので、今できること以上のことができるよう、努力を続けます」

 

芽依「奏依、最近自信がついてきたって言ってたね」

 

奏依「プラモデルのマスターを目指すこととは別に、アイドルとしての課題もそれぞれあるので、それをみんなで協力しながら高めあっていけるグループにできたらいいなって思っています」

 

芽依「いいこと言うなぁ……って、うまくまとまったからもういいかなって油断してました(笑)。みんなできない、できないって言うけれど、けっこうできるんですよ! 私はけっこう緊張しいなので、そこをみんなに支えてもらいながら自信を少しずつつけていっています」

 

12月27日には初めての単独ライブが渋谷duoで開催される。

 

芽依「緊張しいの荒井は、緊張した日々を過ごしながらもメンバー、お客さん、みんな一緒に楽しめたらいいなって思っています」

 

奏依「デビューからここまでがんばってきたからこそ、思い切り楽しいものを!」

 

玲菜「初期から見てくださっているファンの方には成長した姿を見てもらいたい」

 

菜々「単独ライブっていうことは、私たちのファンだけの空間! そこがまず楽しみです。曲もギッシリ詰め込んでいるので、途中でバタンキューしないよう体力づくりもがんばります」

 

恵里加「恵里加はみなさんと直接会えることは楽しみ。ソロコーナーがちゃんとできるか不安ですが、うまくいくよう毎日がんばっています!」

 

単独ライブでは、リンプラにしかできないパフォーマンスも予定されている。そしてこの日にLINKL PLANETの2期生もお披露目される。ますますパワーアップするリンプラは、アイドルシーンとプラモデルのシーンを飛び越えて、思わぬ「リンク」でつなぎ合わせた作品を送り出してくれるかもしれない。

 

LINKL PLANET 1st LIVE ツクッテクミタテテ

日時:2022年12月27日(火)
18:00開場/18:30開演
会場:渋谷duo MUSIC EXCHANGE
前売券:3000円 

※未就学児入場不可
※整理番号順入場
※ドリンク代600円(税込)別途必要
※お一人様2枚まで

【詳しい情報は下記URLより】
https://bandai-hobby.net/site/plamogirlsproject/news_20.html

 

(執筆:太田サトル/撮影:我妻慶一)

声優・井澤詩織が水着やランジェリーから猫のコスプレまで…!1st写真集の発売決定

声優・井澤詩織の1st写真集が、2023年2月に発売決定。先行カットと合わせて、本人からのコメントも到着した。

「井澤詩織 1st写真集(仮)」先行カット

 

『チェンソーマン』ポチタ役や『メイドインアビス』シリーズのナナチ役、ゲーム『Tokyo 7th シスターズ』芹沢モモカ役などで知られる人気声優・井澤詩織の1st写真集が発売決定。彼女の誕生日となる、2023年2月1日(水)に発売される。

 

写真集のロケ地は、本人初上陸となった沖縄。「友達目線」「兄弟目線」「恋人目線」「猫目線」とさまざまな視点で井澤の魅力を切り取っていく。衣装はカジュアルな服装やお出かけ時のオシャレな服装のほか、水着やランジェリー、猫のコスプレなども披露。写真が趣味である本人による、こだわり満点の1冊となりそうだ。

 

今回の発表に際して、「まさかデビューから16年経って写真集を出してもらえるとは」と語った井澤。さらに「“10年遅ぇ!”とか言わないで!(笑)。10年前よりたぶん良い顔してると思います。“今”だから見せる私を楽しんでください」とメッセージを寄せた。コメント全文は下記に掲載。

 

井澤詩織 コメント

デビューしたばっかりの頃は笑顔もポーズもなんにも分からなくて、悩んだ挙句に写真写りがよくなるように神社にお願いに行ったくらい。そもそも写真を撮ってもらう機会も少なかったわけですが、まさかデビューから16年経って写真集を出してもらえるとは。積み重ねとは偉大です(笑)。

 

念願の沖縄ロケ!しかも今回はダメ元でお願いしたカメラマンの岡本武志さんに撮影していただくことができました。友達&兄弟&恋人&猫目線、いろんな角度から楽しめるようにさまざまなシチュエーションが詰まっています。

 

「10年遅ぇ!」とか言わないで!(笑)。10年前よりたぶん良い顔してると思います。「今」だから見せる私を楽しんでください。

 

書誌情報

「井澤詩織 1st写真集(仮)」

2023年2月1日(水)発売

出版社:主婦の友インフォス

幸澤沙良インタビュー「いろんなことを学んで吸収して、たくさん刺激を受けた作品です」『差出人は、誰ですか?』

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

いよいよ12月12日(月)から最終週を迎える、よるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』(TBSほか 毎週月曜~木曜 深夜0時40分~0時55分 ※一部地域を除く)。12月8日放送の第36話で、立花先生(柄本時生)が亡くなったことが分かり、2年D組が絶句するという衝撃の展開に。これまでも多くの注目を集めてきた本作で、初のドラマ出演にして主演を務めた幸澤沙良さんに、クランクアップ時の心境や最終週の見どころを聞きました。

 

◆クランクアップを迎えられたということですが、その時のお気持ちを教えてください。

すごく楽しかったですし、達成感があります。ですが、もっとこうすれば良かったなって思うところもあったので、悔しい気持ちもあって。そして、3か月一緒にやってきた共演者の方や、スタッフさんと離れることも寂しいなと思ってクランクアップ時は号泣しました。

 

◆どんなシーンで、クランクアップを迎えられたのでしょうか?

みんな違うシーンでクランクアップだったんですが、私は小畑先生(薄幸)との2人のシーンでした。その時、オーディションで一緒にやってきた3人(大嵩愛花、馬越友梨、大平くるみ)が駆け付けて来てくれましたし、藤原(大祐)さんはスタッフさんとテレビ電話をつないでくださって「お疲れ様」と言っていただきました。

 

◆大嵩さんたちとは何かお話をされましたか?

「ここのシーン、もっとこうしたらよかったね」と反省会をしました。スタッフさんたちからは「ここが良かったよ」と声をかけてもらいました。

 

◆本作を振り返って、一番印象に残っているシーンはどこでしょう?

第10週(12月12日から放送)で立花先生が手紙ゲームを始めた理由や目的が分かるのですが、台本を読む際、こういう理由だったんだっていうことを美月の視点で読みました。理由や目的が分かった時には感動して思わず号泣しました。

 

◆実際にそのシーンを撮影されていかがでしたか?

一番印象に残っているシーンでもあり、一番大変だったと思うシーンでした。作品の中でも大切なシーンなので、その分、泣くお芝居や、泣くのをこらえるお芝居があって大変でした。

 

◆そのシーンを乗り越えるために、意識されたことはありますか?

その撮影のときに泣く芝居について悩んでいたのですが、スタッフの方にいろいろ質問して、アドバイスをもらって。櫻井(海音)さんからもアドバイスをくださいました。

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

◆どんなアドバイスだったのでしょうか?

泣きの芝居のときに、カメラが向いてないときは、素直に相手の言葉や、その場の状況を受け入れて涙が出るのですが、カメラが自分のほうを向くと、どうしても緊張してしまって、集中できずに泣けませんでした。それを櫻井さんに相談したら、「自分にカメラが向いているときを1番正当な気持ちでお芝居ができるように、いろんな角度から撮るために何回も同じシーンは撮影するけど、それを毎回全部受け取ろうとしなくていいんだよ。自分の大切なシーンのときにちゃんと真正面から役とぶつかって、力を抜いていいところは抜いていいんだよ」と言っていただきました。

 

◆一番好きなシーンはどこでしょう?

彩花(大嵩)と仲直りするシーン。彩花とは全体を通して何回かけんかをしていて、その中で美月の成長も感じられるし、彩花とちゃんと親友になれたなと感じるところなので好きです。そして「美月、良かったね」と思いながら読んでいたので、撮影中も彩花が全部受け入れてくれるところは自分もうれしくなりました。

 

◆YouTubeで公開されているメイキングでも、和気あいあいとした現場だったことが伝わってきますが、皆さんと過ごした期間はいかがでしたか?

本当に楽しくて、実際に学校へ行っているような感覚でした。私が通っている学校の行事もコロナの影響でなくなってしまったんですが、このドラマの撮影を通して青春を取り戻しているなって思うぐらいすごく楽しかったです。

 

◆文化祭シーンでは、成田(櫻井)が美月に壁ドンするなど印象的なシーンもありましたね。

私自身、学校の文化祭がなくなってしまったのでやったことがなかったので、文化祭のシーンの撮影はとても楽しみでした。その壁ドンも人生初だったので、すごく緊張しました(笑)。この撮影を通して、いろんなことを経験できたのですごく楽しかったです。

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

◆今回、初のドラマ出演で初主演を務められましたが、よかったと思えた瞬間は?

多くの人と演技ができたことですね。私は成田、一ノ瀬君(藤原)、健(駒木根葵汰)、彩花といったクラスメートや多くの人と関わるシーンが多いので、お芝居のことなど学ぶことがありました。刺激にもなりました。

 

◆では、難しかったこと、大変だったことは?

1人のシーンも多くて。部屋で1人LINEや手紙を読むシーンでは、最初は自分1人でその周りにカメラマンさんや音声さんといった大人の方がたくさんいる中で芝居をするということにすごく緊張して難しかったです。そして、主役だから自分がちゃんとしないと、というのも考えていたんですが、「最初だからそんなに気負わなくていいんだよ」と共演者の方々に言っていただきました。でも、どうしても自分の中では主役だから、自分がちゃんとしないといけない、共演者さんを自分がサポートしなきゃといったことを考えて焦ってしまうことが多かったです。今振り返ってみると、もっとみんなに頼ればよかったなと思います。

 

◆このドラマを通して、成長したなと思う部分はどこでしょう?

自分ではあんまり自覚ないんですけど、「堂々とできるようになったね」と周りの方に言っていただくことが増えました。たしかに、最初は緊張して縮こまっていたのですが、カメラの前に立って演技をすることに慣れたのか、自信がついたのか分からないのですが、日がたつにつれて、自然とちゃんと声が出せるようになったとは自分でも感じているので、堂々と人前に立てるようになったのかなって思います。

 

◆最初のインタビューの時と比べて、とても表情豊かに受け答えしてくださっていますが、気持ちの部分で成長したなと思うところはどこでしょうか?

自分では緊張しますし、どうしようとずっと思っているんですけど。ただ、最初は緊張や「うわ、どうしよう」という不安やマイナスの気持ちがたくさんありました。最近は撮影の中でも楽しいなって思うことが増えてきて、もちろん緊張とか不安もあるのですが、その場を楽しめるようになって、そこは変わったなって思います。

 

◆幸澤さんにとって本作はどんな作品になりましたか?

いろんなことを学んで吸収して、たくさん刺激を受けた作品です。お話の中でも、美月の成長する姿や、美月や他の共演者の方から学ぶこともたくさんありました。最初に出演したドラマがこの作品でよかったなって思いますし、本当にすごく大切な作品です。

 

◆本作に出演されて、家族や友達といった周りの反響はいかがでしょうか?

最初のころ、友達から「幸澤沙良が話しているように感じて、桑鶴美月として見るのが難しい」と言われました。ただ、どんどん物語が進んでいくにつれて、「ちゃんと美月として見られるようになった」と言われました。それがとてもうれしくて、ちゃんと成長できているのかな、ちゃんと美月になれているのだなと、それがうれしかったです。

 

◆駒木根さんのインタビューで成田と馬場(窪塚愛流)の仲直りのシーンで、「幸澤さんが泣いていて、すごく感情豊かで繊細な方なのだなと思った」と言われていたのですが、いかがでしょうか?

そのシーンは私自身も台本を読みながらボロボロ泣きましたし、美月としてその2人の掛け合いを見ていてもすごく感動するところでした。そして、櫻井さんと窪塚さんの芝居に引き込まれたのもあると思います。泣きの芝居は相手や自分が見ている方の演技に助けられることが多いんだなって実感したときでもあるので、そうやって繊細って言ってくださったのはうれしいです。

 

◆駒木根さんが「撮影の合間に幸澤さんがオンラインで授業を受けているのを見て驚いた」とも言われていたのですが、学業との両立はいかがでしたか?

1回授業に出なかっただけで、どんどん置いていかれちゃうのですごく大変でした。みんなも合間にやっていたので、台本も覚えなきゃいけないし、英単語も覚えなきゃいけないしという状況でしたが、頭がパンクしそうになりながらやっていました(笑)。

 

◆この3か月ほど、学業と俳優業を両立してきて、救われたなと思う言葉や存在は?

一緒にオーディションからやってきたメンバーには支えてもらったなと感じています。同じように初めてのドラマ出演でしたし、演技も始めてから少ししかたっていないという同じ境遇の人がいたというのはすごく大きかったなと。そして、言葉で救われたのは三浦(獠太)さん。私が「演技が納得いかなくて…」と相談をした時に、「頑張ってやっても、きっとどこかで『ここはもっとできたな』とか、 自分が納得することのない職業だから」と言っていただいたんです。そこから、できなくて落ち込みそうになったときに、この言葉を思い出して、次につなげられるように努力しようと思うことができました。

『差出人は、誰ですか?』©TBS/撮影:加藤春日

 

◆どんなシーンで相談されたんでしょうか?

第32話(12月1日放送)の美月が健に「私はずっと健の味方だよ」と言うシーン。美月と健にとって大切なシーンなのでうまくやろうと思って焦ったり、カメラを向けられて緊張してしまったり、いろいろとうまくいかないところがあって相談しました。

 

◆手紙がキーアイテムとなっているドラマですが、撮影中やクランクアップの時に手紙を交換したなどのエピソードはありますか?

実はオーディションからやってきたメンバー3人に今書いています。あとはクランクアップのときに内海誠子さんからお手紙をいただきましたし、三浦さんからはマスクの包装にメッセージを書いたものを頂きましたし、たくさんの方にメッセージをもらいました。

 

◆最終週の見どころを教えてください。

ひとつは立花先生がなぜ手紙ゲームを始めたのか、その目的です。あとは美月と一ノ瀬君の恋模様にも注目して見てもらいたいです。

 

PROFILE

幸澤沙良
●こうざわ・さら…2005年9月27日生まれ。神奈川県出身。O型。オーディション番組『私が女優になる日_』season2でグランプリを獲得し、本作で主演デビュー。

 

番組情報

よるおびドラマ『差出人は、誰ですか?』
TBSほか ※一部地域を除く
毎週月曜~木曜 深夜0時40分~0時55分
毎週金曜 TBS公式YouTubeにて全話配信

<出演者>
桑鶴美月…幸澤沙良
成田育…櫻井海音
一ノ瀬斗也…藤原大祐
御手洗健…駒木根葵汰
馬場浩人…窪塚愛流
佐伯彩花…大嵩愛花
柊ひかり…馬越友梨
難波桃子…大平くるみ
諸祐太郎…三浦獠太
氏田誠二…野村康太
野木静香…那須ほほみ

原田…サイプレス上野
カズタ…さなり

小畑きみ…薄幸(納言)
桑鶴雅巳…金子昇
桑鶴夏樹…島田珠代(吉本新喜劇)

立花純太…柄本時生

企画・原案:秋元康
脚本:藤平久子、濱田真和、灯敦生
音楽:G.B.’s Band Produced by GeG(変態紳士クラブ)
プロデュース:橋本梓、佐久間晃嗣
演出:加藤亜季子、宮崎萌加、熊坂出、宮本秀光

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sashidare_tbs/
公式Twitter:@sashidare_tbs
公式Instagram:sashidare_tbs
公式TikTok:sashidare_tbs

 

©TBS/撮影:加藤春日

兒玉遥 オーバーオールから美バストが…!「攻めすぎ」な6年ぶりの写真集が話題沸騰

元HKT48のメンバーで現在は女優を中心に活動している兒玉遥の写真集「Stay 25」(ワニブックス)が、話題を呼んでいる。

兒玉遥

 

兒玉はHKT48の1期生でセンターを務めた経験もあり、指原莉乃や宮脇咲良と並ぶ当時のHKT48の中心メンバーの1人だ。3年前にグループを卒業してからは、女優を中心に活動しており、2022年は主演映画2本が公開され、テレビ東京系ドラマ『何かおかしい2』にもレギュラー出演した。

 

そんな彼女の6年ぶりとなる写真集「Stay 25」が、11月25日に発売。本人が語る「過去最大露出」に注目が集まっていたが、実際に写真集を見た読者からの反響が盛り上がりを見せている。

兒玉遥

 

実際に写真集を見たファンからは、「兒玉遥攻めすぎw」「20キロ痩せてのセクシーBODYやばい」「世の中の男子を寝れなくする写真集」など賞賛の声が続出。オリコンの写真集ランキングでは第4位にランクインし、同週の女性写真集では一番の売上を記録した。

 

兒玉のYouTubeチャンネルの写真集関連動画は累計100万再生に迫るなど、まだまだ本写真集の話題は広がっていきそうだ。さまざまなジャンルで話題を届けている兒玉遥の活動から、今後も目が離せない。

 

書誌情報

兒玉遥 2nd写真集「Stay 25」

2022年11月25日発売

 

価格:3,300円(税込)

発売:ワニブックス

付録:B3ポスター(2種のうち1種をランダム封入)

 

WEB

兒玉遥Twitter:https://twitter.com/haruka_kdm919

兒玉遥Instagram:https://www.instagram.com/haruka_kodama919/

兒玉遥YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC2KSyJh26B00bDWd9gw-YMA

河本景インタビュー「女優として新たな経験ができました」『キス×kiss×キス』

『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』出演する河本景©エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会

 

恋愛疑似体験型ショートドラマ『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜1時)の出演者にインタビュー。第6回は本作が初の地上波テレビドラマ出演となる河本景さん。役作りで意識したことや共演者とのエピソードなどを伺いました。

 

シリーズ累計再生回数が2.2億回を超え、500万人以上の女性が視聴しているdTV®発のオリジナルコンテンツ『キス×kiss×キス』シリーズを、テレビ東京とavexがタッグを組んで地上波ドラマ化する本作。配信発のコンテンツとしては異例のヒットを記録中の同シリーズを、完全オリジナルの新作として放送用に書き下ろし、地上波の舞台に初進出する。

 

キスに至るまでのドラマをボリュームアップさせ、スリル満点な妄想を具現化した、背徳感と緊張感があふれ出るさまざまなシチュエーションのキスを描く地上波版。視聴者が「見たい!」シーンを徹底的に追求して撮り下ろした”一人でこっそり楽しむ“恋愛疑似体験型ショートドラマとして、毎週2本立てで全20エピソードを送る。

 

◆出演が決まったときの心境はいかがでしたか。

キスシーンが初めてだったので、かなり緊張しました。歯磨きってどのタイミングでしたらいいんだろう?とか(笑)。不安だったので、過去作に出演している事務所の先輩にアドバイスをもらいにいきました。

 

◆先輩からはどんなアドバイスが?

「とにかく気持ちで負けるな」と言っていただいて。あとは「頑張ってね」と背中を押していただきました。

 

◆キスシーンは初めてとのことですが、演じるにあたり何か参考にした作品はありますか。

キスシーンではないんですけど、監督さんが「『ドライヤーキス』は『花束みたいな恋をした』の前半部分みたいにラブラブなイメージ」とおっしゃっていたので見ました。もともと好きな映画だったので2回以上は見ていたんですけど。

 

◆イメージ通りにできましたか。

恋愛作品をやること自体が初めてだったので、難しかったです。あと、現場では監督から「あざとさを出してほしい」と言われたんですけど、どうしたらあざとくなるかが分からなくて。取りあえず声のトーンを上げてみたり、できるだけゆっくりしゃべってみたり。自分が想像できるあざとさを出し切りました。

 

◆撮影で印象的だった出来事はありますか。

「ドライヤーキス」は緊張だけじゃなくて、ドライヤーの熱もあったので撮影中、汗だくになってしまって。お風呂上がりの設定なのに、これからお風呂に入らなきゃいけないくらいでした(笑)。

 

◆そんな苦労があったんですね。でも「ドライヤーキス」のシチュエーションは憧れる方も多そうですよね。

私もドライヤーはしてほしいです(笑)。髪が長いので、毎日20分くらいかかるんですよ。不器用な彼氏だったらなかなか乾かせないと思うんですけど、それもそれでキュンとします。

 

◆共演した仲野(温)さんとは現場で相談しながら撮影されたんですか。

撮影中の会話はアドリブでやる部分が多かったんですけど、仲野さんが「普通に話していいからね」とおっしゃってくださいました。会話をリードしてくれたので、とてもやりやすかったです。あと、この日はキスシーンから撮影したので、打ち解ける間もなくいきなりキスという感じで。だけど、そのおかげでその後の会話もナチュラルにできた気がするので逆にありがたかったです。

『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』「ドライヤーキス」河本景、仲野温©エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会

 

◆「当てつけキス」の撮影で難しかったことはありますか。

ト書きに「彼氏の浮気は初めてじゃなくて数回目。だから彼氏が他の子とキスをしているところを見て、悲しいというよりどういう気持ちなんだろうって興味が沸いた」って書いてあったんです。こんな経験ないから不安だったんですけど、とにかくこの子の気持ちを想像しました。悲しむんじゃなくて自分も浮気してみようって思うような子だから、きっと強い子なんだろうなって。ビールを力強く飲んだり、ジョッキをドンっと置いたり、強いほうに振り切って演じました。

 

◆キスシーンの撮影はいかがでしたか。

とにかく長くて…。10分くらい回してたこともあったんじゃないかな。でもこの作品でキスシーンに挑戦したことで、女優としてレベルアップできたと思います。その日に初めてお会いした方とキスすることなんて作品とはいえ、なかなかないじゃないですか。女優として新たな経験ができたなと。

 

◆出演作以外で楽しみなエピソードはありますか。

「オオカミキス」が楽しみです。この作品に出演している後藤聖那はミスコンの後輩で、同じ雑誌に出ていたんです。だから、台本に名前を見つけたときに久しぶりに連絡したんですけど、そのときに撮影の話も聞いたので楽しみです。あと、連絡したときに「俺ら一緒にならなくてよかったね」って話もして(笑)。もし、ここでキスシーン演じていたら雑誌のときのスタッフさんとか私たちを知っている人はどんな気持ちで見るんだろうねって話しました(笑)。

 

PROFILE

河本景
かわもと・けい…2001年9月22日生まれ。千葉県出身。A型。

<本作での出演回>
11月23日放送(#6)「ドライヤーキス」(共演:仲野温)
12月7日放送(#8)「当てつけキス」(共演:三宅亮輔)

 

番組情報

水ドラ25『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』
テレビ東京系
毎週水曜 深夜1時~
※テレビ大阪は毎週木曜 深夜2時35分~

配信:dTVにて1週間独占先行配信中※毎週水曜 午後10時配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP・TVer・GYAO!)にて見逃し配信

<出演>
葵うたの、赤羽流河、伊藤あさひ、井口綾子、岩崎藤江、宇佐卓真、岡宏明、鬼倉龍大、
樫尾篤紀、河本景、喜多乃愛、窪田彩乃、栗林藍希、後藤聖那、立野沙紀、出口亜梨沙、
仲野温、那須泰斗、日影舘まい、三宅亮輔(※五十音順)

主題歌:Da-iCE 「Answers」(avex trax)
主題歌:THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「KIMIOMOU」(rhythm zone)
企画プロデュース:鈴木健太郎(エイベックス・ピクチャーズ)
脚本:内平未央
監督:森田亮、畑山創、小菅規照
プロデューサー:正井彩夏(テレビ東京)、寺原洋平(テレビ東京)、梶原富治(ROBOT)
制作:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション:ROBOT

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/kiss3kiss3kiss3/
Twitter:@tx_kiss3kiss3

©エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会

川津明日香、落ち着いた女性に憧れも「明るすぎてこわいと言われます(笑)」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第47回は現在放送中のドラマ『君の花になる』(TBS系)に出演中の川津明日香さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」川津明日香

 

◆あらためてドラマ『君の花になる』の出演が決まったときの気持ちを教えてください。

私が演じるリリカはお天気キャスターなのですが、過去に手に職のある役柄を演じたことがなかったのでうれしかったです。せりふを通して専門用語を覚えたり、実際に放送されているニュース番組のお天気コーナーのようにTBSの前で撮影したりと初めての経験が多くて日々ワクワクしながら演じています。

 

◆作品についてはいかがですか?

台本を読んだときの第一印象は“今っぽい”でした。高橋文哉君をはじめとした8LOOMのメンバーたちが実際にデビューして、ボーイズグループとしてドラマ以外でも活躍するというのはこれまでにない試みだと思うのでとても魅力的だなと感じました。一度世間から終わったと言われるような崖っぷちのボーイズグループ・8LOOMがあす花(本田翼)との出会いをきっかけに夢に向かって努力していく姿にはきっと胸を打たれると思いますし、共感できる部分もあると思います。

 

◆8LOOMの中には過去に共演された方もいらっしゃいますよね。

はい。高橋文哉君は仮面ライダーのバトンタッチイベントと映画で、綱啓永君は『モトカレ←リトライ』でご一緒させていただきました。その他の皆さんは初めましてなので顔と名前を覚えるのが大変で…。インスタを見て顔と名前を照らし合わせながら覚えていきました(笑)。8LOOMの皆さんは常に全員で行動していて、男子校みたいな雰囲気。合間にTikTokを撮ったりゲームやマジックをしたりしていて、すごく和気あいあいとしています。以前私も交ぜてもらったことがあるんですが、既に出来上がった輪の中に入る形だったので「お邪魔します…」といった感覚で。ちょっと恥ずかしかったです(笑)。

 

◆ちなみに8LOOMの中で川津さんの推しメンを一人選ぶなら?

難しい~! 現場でも同じ話になって、本田翼さんや女性のスタッフさんに聞いたんですが、そのときは9割が宝(山下幸輝)だったんです。普段目が合うとにこっとしてくれたりするみたいで。ちょっとあざといのかな? 私はまだ一緒のシーンが少ないのですが、不思議な雰囲気を持っていて気になります。

 

◆ではプライベートについて聞かせてください。普段友達や周りの人からどんな人だと言われますか?

「明るすぎてこわい」と言われます(笑)。私は落ち着いたタイプの女性に憧れるんですけど…。もちろん、ずっとポジティブなわけではなく落ち込むこともあります。でもお酒を飲みながら友達に話しているうちに解決できていて。友達も明るい子ばかりなので、似たような考え方の子が多いんですよね。例えば「せりふをかみました」と失敗の報告をしても「口動かなかったの?」「そういうときもあるよ!」と笑い飛ばしてくれるんです(笑)。そういう友達の存在があってこそ、前向きに過ごせているような気がします。

 

◆ちなみに先程の動画撮影で“自分を動物に例えると?”という質問にカワウソと答えていらっしゃった理由は…?

よく「姿勢がいいね」と褒められるのでカワウソかな~って(笑)。イヌやネコはよくある答えだし、変化球でいきたいと思ったんです。

 

◆確かに過去にはいらっしゃらなかったかもしれません(笑)。休日は何をして過ごしていますか?

ご飯を食べることが好きなので、おいしいご飯屋さんを調べて食べに行ったりすることが多いですね。最近一番おいしかったのは餃子。そのお店はビールもおいしくて、箱買いしちゃいました。24本届くので12本ずつ友達と分けようと思っています。

 

◆お酒はお好きなんですか?

そうですね。すごく強いというわけではないのですが飲んじゃいます。でもご飯を食べたりお酒を飲んだりする予定を数日前から決めておくことが苦手で。「今から行ける?」「今日どう?」と思い立ったときに友達を誘ってふらっと行くことが多いですね。

 

◆フットワークが軽いですね。

今だけかもしれないです。気分屋なので日によって変わりますし、冬になるにつれて寒さに負けてインドアになるような気がしています…(笑)。

 

◆これから挑戦してみたいことはありますか?

プライベートでは一人で海外旅行に行ってみたいです。よく「若いうちに行っておいた方がいいよ」と言われるので、今は正直恐怖心の方が強いけどいつか行ってみたいなとは思ってます。お仕事面で言うと、お芝居の回数をもっと増やしていきたいですね。いつかは大河ドラマにも出演してみたいですし、興味を持ったことには何でも挑戦していきたいと思っています。

 

◆最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

『君の花になる』や『覆面D』(ABEMA)など出演作を見ていただけることがすごくうれしいです。情報解禁をする前って、「どんな反応があるんだろう?」とやっぱりドキドキするんですよね。今はInstagramやTwitterで発表をさせていただくことが多いですが、コメントやいいねがもらえるとありがたいですし、モチベーションになります。これからもよろしくお願いします!

 

PROFILE

●かわづ・あすか…2000年2月12日生まれ。東京都出身。A型。主な出演作は『仮面ライダーセイバー』『モトカレ←リトライ』など。現在『君の花になる』(TBS系)、『覆面D』(ABEMA)に出演中。

 

 

●photo/干川 修 text/矢嶋咲良

元櫻坂46菅井友香が11代目・沖田総司に!つかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」上演決定

菅井友香主演のつかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」が、2023年1月28日(土)~2月12日(日)に東京・紀伊國屋ホール、2023年2月17日(金)~19日(日)に神戸・AiiA 2.5 Theater Kobeで上演されることが決定した。

つかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」

 

「演劇界の風雲児」と言われ、戦後の演劇界に一時代を築いた偉大な劇作家・つかこうへい。2010年7月10日、62歳という若さで惜しまれつつこの世を去った彼の遺した名作は数知れず、彼の手によって開花していった俳優が多いことでも知られている。

 

2022年の夏、12年間続いていた追悼公演も、十三回忌を終えて一つの節目を迎えたが、演劇界におけるつかこうへいの輝きはいまだ衰えることはない。そんな中、2023年新春、本拠地の新宿・紀伊國屋ホールで、つかこうへい復活祭「新・幕末純情伝」が上演されることが決定した。

 

「幕末純情伝」は、幕末の京都を舞台に、新撰組の沖田総司が実は女だったという、つかこうへいのユニークな着想の下、1989年8月PARCO劇場で幕上げ。それ以降「熱海殺人事件」「飛龍伝」と並ぶつかの代表的な作品として愛され、これまで幾度となく上演され続けている。

 

女性は一人だけしか登場しない「新・幕末純情伝」は、つかこうへい独特の論法「女、恋に狂わば時代を覆す」というテーマが壮大な物語を突き動かしていく。歴代の沖田総司には、牧瀬里穂、広末涼子、石原さとみ、鈴木杏、桐谷美玲、松井玲奈らそうそうたる女優が並び、伝説とも言える歴史を作ってきた。

 

そして今回、紅一点、沖田総司の11代目を務めるのは、欅坂46、櫻坂46のキャプテンを歴任し、今年11月9日東京ドームでの櫻坂46ツアーファイナル公演で卒業したばかりの菅井友香。本作がグループ卒業後、第一弾の晴れ舞台となる。

 

3年前、「飛龍伝2020」のヒロイン・神林美智子役で熱演、振り切った演技で高い評価を得た菅井。つかこうへい作品の二大ヒロインと言われる沖田総司と神林美智子を両方を演じたことがあるのは、長い歴史の中で広末涼子と桐谷美玲の二人のみ。菅井は三人目の歴史的ヒロインとなる。

 

共演者には、NHK朝ドラ『エール』で鮮烈な印象を残し、『新・信長公記』では今川義元役を演じた松大航也、つかこうへい十三回忌特別公演「初級革命講座飛龍伝」で主演を務めた高橋龍輝、モデルとして世界で活躍し、今回初の舞台に挑戦する晃平、『仮面ライダーリバイス』オルテカ役で注目を集めた関隼汰、2022年度関西演劇祭でベストアクター賞を受賞した北野秀気らが集結し、幕末メンバーを一新。そして北区つかこうへい劇団の重鎮、吉田智則が歴史をつなぐ。

 

さらに演出は、9代目の松井玲奈以来、7年ぶりに指揮をとる日本エンターテインメント演劇の巨匠・岡村俊一。当時「もう松井以外では上演したくない」と発言していた岡村が、「菅井友香なら演じられる!」と闘志を燃やしている。

つかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」

 

公演情報

つかこうへい復活祭2023「新・幕末純情伝」

2023年1月28日(土)~2月12日(日)東京・紀伊國屋ホール※1月30日(月)、2月6日(月)休演

2023年2月17日(金)~19日(日)神戸・AiiA 2.5 Theater Kobe

 

チケット料金:8,500 円(全席指定・税込)※未就学児童入場不可

チケット一般発売日:2023年1月7日(土)

 

作:つかこうへい

演出:岡村俊一

出演:菅井友香、松大航也、高橋龍輝、晃平、関隼汰、北野秀気、吉田智則ほか

 

公式サイト:http://www.rup.co.jp/

 

提携:紀伊國屋書店(東京公演)

運営協力:サンライズプロモーション大阪(神戸公演)

制作:つかこうへい事務所

主催:アール・ユー・ピー

脚本家・寺田御子による“官能短歌”写真展の開催決定!4編のラブストーリーを写真とショートフィルムで紡ぐ

脚本家・寺田御子と写真家・福島裕二による映像作品展が、12月3日(土)から11日(日)までアトリエY原宿で開催されることが決定した。

作品テーマは、“満たされない女たち”。31文字の外にあるままならない心とからだを映し出していく、ストーリー形式の新しい写真展だ。本展のために書き下ろした“官能短歌”を元に、4編のラブストーリーを写真とショートフィルムで紡いでいく。

 

等身大の女性たちの欲望と揺らぎ、細部に込められたフェティシズムを、被写体の心の奥まで写し撮る作風から「スピリチュアル・フォトグラファー」の異名を持つ福島裕二がレンズを通して余すことなくすくい取る。

 

出演者は元人気ジュニアアイドルでモデルの彩月貴央、現在9社のCMに出演中の高嶋香帆、「大人ゲーマー女子」としてグラビア・バラエティ・女優とマルチに活躍する野々宮ミカ、「VOCE」美容モデルのグラビア女優・繭。すべて福島裕二が撮影し、監督・脚本・演出を寺田御子が手掛ける。

 

寺田御子 コメント

寺田御子

 

言葉にならないものを心の底に沈めたとき、わたしたちは歌を聴いたり、詩を読んだりするのでしょう。わたしにとってはそれが、物語をつくることでした。

 

脚本ではなく短歌をつくるのは初めての試みですが、わたしは想像の余白がある短歌が好きです。手探りでつくった31文字はなんだかさみしそうで、両手ですくえば指の隙間からこぼれ落ちそうでしたので、一首一首に寄り添うような写真とショートフィルムをつくりました。短歌を添えることで写真に文脈が生まれ、ショートフィルムによって短歌の外の世界を体現できるのではないかというのが、本展の企画の出発点でした。

 

どうして“官能短歌”なのかというと、ロマンポルノが好きだからというのがひとつの理由です。ロマンポルノでは10分に1回の濡れ場という制約が物語の推進力になっていて、情事の前と後とでは嫌が応でも関係性が変わってしまいます。その不甲斐なさがたまらなく愛おしく、本展のテーマを「満たされず満たせずそばにいる夜に」としました。わたしたちはままならない心とからだを抱えて生きていますが、作品を通して、あなたも、あなたの人生も美しいと謳っていけたらと思います。

 

開催にあたり、繊細な写真と映像で官能短歌の世界をつくってくださった福島裕二さんには大変お世話になりました。レンズを通してなにもかも見透かされているのではないかと思うほど、福島さんの撮った作品には心が溶け出していました。厚くお礼申し上げます。

 

そして、快くご出演いただいた彩月貴央ちゃん、高嶋香帆ちゃん、野々宮ミカちゃん、“あざといのにピュア”なヘアメイクでお世話になったmonmoさん、撮影をお手伝いいただいた湯澤祐紀さん、ギャラリー展示でお世話になった上野翔太さん、関係者の皆さまに心から感謝を申し上げます。

 

最後になりましたが、企画から長らく本展を支えてくださった繭ちゃん。わたしの創作活動は、美しい友人である彼女を撮りたいというのが発端だったりします。彼女の存在が私を誘惑し、突き動かし、導いてくれました。彼女がいなければこの写真展は成立しなかったでしょう。心から感謝を申し上げるとともに、引き続きラブコールを送らせていただきたいです。

 

写真展情報

官能短歌写真展「満たされず満たせずそばにいる夜に」

2022年12月3日(土)から11日(日)アトリエY原宿

 

時間:平日 15:00〜20:00/土日祝 13:00〜20:00(休館日:火・水)

入場料:無料(一部有料スペースあり)

 

アトリエY原宿:https://ateleiry-harajuku.storeinfo.jp/

クリス松村「音“楽”家(おんらくか)」として「いい音楽」を伝えていきたい

昭和歌謡やシティポップ、そして現在のヒットチャートのエキスパートとして、多数の音楽番組レギュラーを持つクリス松村さん。2時間以上にわたって、大好きな音楽はもちろんのこと、ラジオ論から日本人論まで全方位的に語り尽くしてもらった!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:小野田衛)

クリス松村(くりす・まつむら)◎オランダ・ハーグ生まれ。バラエティ番組で強烈なキャラで人気を博す。現在は音楽番組を中心に八面六臂の活躍を展開。番組出演にとどまらず、テレビやラジオの番組監修、CDの音楽解説、航空会社の機内放送オーディオプログラムの構成、ナレーションなども手掛ける。アナログ盤、CD、DVDなどを約2万枚以上所有し、現在も絶賛収集中。

 

「音“楽”家(おんらくか)」として、DIY精神での番組作り

──現在、クリスさんはラジオで3本、テレビで1本の音楽番組を持っています。現場で心掛けていることはありますか?

 

クリス松村 ラジオDJをやり始めたとき、スタッフさんからは「もっとヒット曲をかけてくれ」と言われることが多かったんです。「リクエスト曲を増やしてほしい」というリスナーの声も結構ありましたね。だけど、そういう構成だったら別に私じゃなくてもいいわけですよ。やるからには、すべてこだわって取り組みたかったんですよね。たくさんいい音楽はあるということを伝えたかったです。

 

──番組ごとにコンセプトは明確に分けています?

 

クリス たとえば、ラジオ日本の『クリス松村の「いい音楽あります。」』は選曲がマニアック。bayfm『9の音粋 Thursday』は、生放送ということもあり、「今」を取り上げたかったんです。おかげさまでどれも聴取率や再生数がいいんです。でも、SNSのリアクションと実際の数字が必ずしも比例しなくて……。改めてラジオって難しいです。

 

──そういったネットの声も気にされるんですか。

 

クリス もちろん。エゴサーチは結構します。私は裸の王様にはなりたくないので。かと言ってリスナーに寄り添い過ぎの構成なってしまったら、番組としてはつまらなくなっちゃうんですけど。私は出来る限りこだわって取り組みたいので、番組の構成作りから使用音源までも持参しています。だから当日も作業は大変ですよ。Twitterを見て、メールを読んで、番組を進行して、レコードをかけるときは自分で針まで落として(笑)。

 

──DIY精神での番組作りというわけですね。

 

クリス たとえば“テーマ縛り”ってあるじゃないですか。「6月になったから雨の曲」みたいな。私もたまにやることはあるけど、そうするとどうしても流す曲の傾向が狭くなっちゃうんですよね。だからテーマを決めないで、始まりから終わりまで番組全体の流れを意識したオーダーメイド感覚で毎回作っています。

ただ、たのしい企画物もありますよ。「妄想ザ・ベストテン」という企画。すべての順位は私自身が当時の記録で妄想の音楽番組を作っています。放送の中で私が慌てふためいているのも実は当時の黒柳徹子さんのバタバタした雰囲気を再現したかったから。昔の華やかな音楽番組や芸能界が大好きだから、その空気感を私なりに伝えたいんです。

 

──クリスさんは音楽全般に造詣が深いので、そこも大きな強みなのでは?

 

クリス でも、私は楽譜も読めないし楽器も弾けない。だから音楽理論とか構造的なことは全然わかっていないんです。単なるリスナー上がりの音楽ファン。同じラジオのDJでも、たとえばピーター・バラカンさんみたいに分析できる評論家タイプとはアプローチがまったく違うんですよね。音楽が好きなだけだから、自分では「音“楽”家(おんらくか)」だと名乗っています。

 

──ラジオの現場で変化を感じることはありますか?

 

クリス 洋楽が苦手だというリスナーが確実に増えていますね。これはちょっと危機感を覚えます。やっぱりなんだかんだ言っても、日本の音楽というのは少なからず洋楽から影響を受けているんですよ。これはロックだろうがジャズだろうがヒップホップだろうが全部同じ。どのミュージシャンに聞いても、否定しないはずです。今年、歌い手として出てきたギタリストのスティーヴ・レイシーなんかピンときて才能を感じたし、そういう発見は楽しい。ぜひとも幅広く聴いてほしいです。

 

──日本は良くも悪くもガラパゴスなのかもですね。

 

クリス アメリカのHOT100の40位内に入った日本人アーティストって、いまだに坂本九さんとピンク・レディーさんだけじゃないですか。もちろん私だってTravis Japanには頑張ってほしいと思っていますよ。やるからにはBTSを超えてほしい。全米進出はジャニー(喜多川)さんの悲願でしたから。

 

──では、なぜ日本ではBTSのようなグループが生まれないのでしょうか?

 

クリス これは複雑な問題ですけれど、海外の人が日本に抱くイメージって、寿司に着物にサムライ、富士山みたいなそういうものが基本的にあって、それを打破するぐらいの英語力と独特の音楽、パフォーマンスが求められていると思うんです。それを打破したのがBTSだと思います。ですけれど、先ほども触れましたが、ジャニーさんは60年代からそれを始めていたわけで、ジャニーズ(※グループ名)さんもフォーリーブスさんもチャンスがあったはずなのにと残念でなりません。挑戦している最中に帰国しなければいけないという当時の日本の芸能界の環境もあったように思います。

そんな中でも松田聖子さんは諦めずに何度も挑戦して、ついにジャズ部門でも結果を残したわけだから、すごいと思います。いずれにせよ、そもそもの見られ方が違うので、海外の音楽市場のトレンドだけを追っかけていても難しいと思います。日本発の新しい風を吹かせてほしい。

 

──日本発とは?

 

クリス 今の日本のミュージシャンってすごく器用なんですよ。演奏も上手だし、クオリティも決して低くはない。だけど、そこに突出した個性があるかというと、それは別問題。もともと日本人は職人気質だから質が高いものを作るのは得意なんだけど、アメリカで成功するにはオーラが求められるわけですね。アデルはラスベガスのコロシアムで何か月にもわたって定期公演をやる。ブルーノ・マーズは急に来日が決まったにもかかわらず、何万円もするチケットが即ソールドアウトした。そのスケール感に対抗するにはカリスマ性がどうしても必要なんだけど、なかなか難しいですよね

ミュージカルで言えば、ブロードウェイやウェストエンドのような場所もないし、そういう楽しみ方が日常の中にない文化という基本的なハードルがあるように思うんです。

 

──たしかにそこは難しい問題かもしれません。

 

クリス 日本人は「新しいものを作り上げる」とか「議論を重ねて変革を進める」といったことを嫌う一面もあるように思います。横並びで荒波は避けると言いますか……。でも、そこがうまくいかない要因になるのかもしれません。

音楽に関しても、テレビ、ラジオでの選ぶ側に偏りが見られると個人的には感じているので、テレビはテレビ、ラジオはラジオ、個々の番組が金太郎飴のようにならなくなればいいなと思います。

 

──旧態依然とした体質は、いまだに根強く残っていますからね。

 

クリス 私もこういうインタビューが文字になったとき、偉そうに見えたら困りますが(笑)。

番組を放送するためにはスポンサーは必要なわけで、そうするとその意向は無視できないですから。でも、今の日本のチャートって、売れるもの売れないものが極端で、それはやはり売る側の事情の結果だと感じることもあります。

アメリカのチャートも間違いなく売れるミュージシャンはいるけれど、先ほど触れたスティーヴ・レイシーのように100位に初登場して3か月ぐらいかけて1位になるという曲もたくさんあります。日本だと今はないですよね、そういうヒット曲。ヒット曲と売上枚数は、今は昭和の時代と意味が違うと思います。願わくばヒット曲が生まれてほしいです。

 

新しいアーティストを発見することが音楽番組DJのひとつの楽しみ

──ところで、なぜここに来て昭和歌謡など過去の音楽が見直されていると思いますか?

 

クリス 売上枚数はすごいけれどヒット曲がないということも関係しているかもしれません。昔に戻るということは、基本に帰るとも言えますが、それは現状に満足していない方々もいらっしゃる証拠。人気のある曲はあっても、大衆の心に届く曲が少ないのかもしれない。

私自身は回顧主義者ではないし、ノスタルジーに浸る気もありません。だから新しいアーティストも取り上げています。藤井風さんは売れる前からずっと応援してました。才能ある人って目立ちますからね。いわゆる有名な音楽番組に出ていなくても素晴らしいアーティストはたくさんいるんです。

なので、私の番組では、そういう有名な音楽番組にまだ出ていない新しいアーティストを積極的に取り上げています。デビューの頃から取り上げている藤井風さんもVaundyさんも今や紅白出場ミュージシャンですが、あまり知られていないうちがラジオDJ的には旬(笑)。それは音楽番組DJのひとつの楽しみじゃないかな……。

 

──シティポップなんてNight Tempoなどによって注目される前から、クリスさんはプッシュし続けていましたよね。今のブームをどう思っているんですか?

 

クリス シティポップにきますよね、この流れだと(笑)。そもそもシティポップという言葉の定義がどうなのかという問題があると思うんです。だって、当時は誰もシティポップなんて言っていなかったですから。今は山下達郎さんや大瀧詠一さんとかだけじゃなく、下手したらYMOすらもシティポップ扱いされちゃうでしょ? ディスコだろうがテクノだろうが、あの当時に人気だったものが全部シティポップということになっていますし。──そもそも言葉自体がブームですからね。

この前、あるインタビューで「山下達郎が目指していたシティポップとは何だったと思いますか?」と最初に質問されたんです。それを聞いて、椅子からズッコケそうになりましたよ。山下達郎さんは、一部の若い方々からすると、シティポップを目指したというふうになってしまうぐらい、シティポップというカテゴリが流行なんだなって。私たち世代は、昔、フォークかニューミュージックか議論していましたから、なんかそのころは熱かったなって思ってしまいました(笑)。

 

──では、改めてクリスさんなりにシティポップを定義すると?

 

クリス まず当時の時代背景を考えてほしいんです。79年にソニーのウォークマンが登場した。大学生がカーステで好きな曲を流しながらクルマを運転するようなった。丸井のカードを使ってDCブランドの洋服を若者が買うようになった。70年代では許されなかったようなことが当たり前になったんですね。もちろんそこにはバブル経済も密接に絡んできます。そういった都市型のゴージャスな文化に対する憧れが、シティポップの前提にはあるわけですよ。

 

──実際のサウンド面はいかがでしょうか?

 

クリス 一流のスタジオミュージシャンが完璧な演奏をしているのだから、悪いはずがない。YMOの方々も、結成前も後も数多くの作品に関わっています。デヴィッド・フォスターは来生たかおさんの無名時代に関わっていたり、「嘘でしょ!」ということの連続。ただ再評価するのは大いに結構なのですが、「シティポップがなぜ当時はそこまで売れなかったのか?」という点も考えるべきだと私は思うんです。

 

──ズバリ、なぜでしょうか?

 

クリス その後に誰もが知るヒット曲やアルバムを出された方々もいらっしゃるわけですが、当時はテレビの時代でしたから、テレビに合う、合わない、出る、出ないは間違いなく関係あります。また、音が素晴らしすぎてインスト感覚に聴いてしまって、ヒット曲にはなりにくかったという部分もありますね。それと今でも大切ですが、ファッションという部分も大きいと思います。そういう意味では、50年前からすべてが完璧だったのが松任谷由実さんでしょう。半世紀前からってところが別格です。すごいとしか言いようがありません。

 

──う~ん、考えさせられる話です。

 

日本の音楽業界は曲がり角に来ている!?

クリス 今、日本の音楽界では過去に経験したのないことが起こっている最中なんです。非常に悲しいことだけど、私たちは吉田拓郎さんや小椋佳さんの引退を見届けなくてはいけない。ひょっとしたら山下達郎さんや桑田佳祐さんだって、遠くない将来に歌わなくなる日が来るかもしれない。彼らは間違いなく音楽界のレジェンドじゃないですか。そのレジェンドが最前線で変わらず今も活躍しているし、現役バリバリ状態のまま引退をするかもしれないという過渡期なんです。桑田さんもそうですし、山下達郎さんもおっしゃられていましたけれど、このぐらいの年齢の方々が新しい曲でCMソングなんて、昔では考えにくいですよね。新曲、ニューアルバムをリリースして未だに1位、昭和では考えられない新しい歴史の最中なんです。

 

──そう考えると、レジェンドたちの存在感は圧倒的ですね。

 

クリス 本当に勇気を与えてくださいます。でも頼ってばかりいてもいけませんよね。音楽には、今、生まれた新しいミュージシャンの活躍が常に必要です。ですから、レコード会社もテレビ局もラジオ局もスポンサーも勇気をもって「新しいミュージシャンが活躍できるチャンスを!」という気持ちが音楽ファンとしてはあります。今、CMで使用される曲って、70年代、80年代のものが多いでしょ? それは嬉しいことでもありますが、なんだかちょっと心配。「21世紀はどうしたの?」って。

 

──業界全体が保守的になりすぎているのかもしれませんね。

 

クリス もっとも、今は新しい音楽を探すのが難しくなっているという側面もありまして。特にサブスクが普及してからはその傾向が強くなっていますね。サブスクは何でも聴くことができるけど、同時に「何から聴けばいいのかわからない」という意見も多いんです。そういうとき、私のラジオ番組が良質な音楽を知るための案内役になれたらいいんですけど。この“きっかけ作り”というのは今の時代にラジオが果たす役割としては大きいと思います。テレビはもっと幅広い層を対象にしているから、それをやろうとしても現実的に難しいので。

 

──今の若い人たちはYouTubeやサブスクのおかげで昔の音楽に精通しているケースも多いです。

 

クリス 私の番組もリスナーは若い方が確実に増えています。Twitterでも反響がわかります。年齢が書いていなくても、大体どれくらいの世代なのか雰囲気でわかるところがあるじゃないですか。こっちが「え!?」って驚くくらい若い人たちが昔の曲に興味を持ってくれているのを見ると、さすがに感慨深いものがあります。

 

──音楽の消費のされ方も、ここ数年でだいぶ様変わりしました。TikTokで新たな音楽に触れるというパターンも多いですし。

 

クリス 今はフィジカル(※CD、レコード、カセットなど実物のあるメディア)でリリースしないアーティストも増えていますしね。アメリカやヨーロッパではCDを出さず、アナログレコードと配信だけ販売するというパターンも多くなっています。私自身は物欲が強い人間だし、手元に物体がないとソワソワしちゃって落ち着かないんですよね。ジャケットや歌詞を眺めることも好きですし。

 

──話を聞いていると、改めて音楽業界は曲がり角に来ているようですね。

 

クリス そうですね。聴き方すべてが変わってしまったので、曲がり角……なんでしょうけれど、変わっていく聴き方を決めることはできません。自由ですから。でも、私は自分ができる範囲で音楽に貢献していきたいです。「私にできることは何なのか?」と悩むこともありますが、とにかく流されないで、ひとりのDJとして個性を生かしてアプローチしたいです。

 

──現在は昭和歌謡やシティポップのオーソリティとなったクリスさんですが、バラエティ番組での活躍で存在を知ったという人も多いはずです。これはご自身で意図的に立ち位置を変えていったということですか?

 

クリス 「オネエタレント」として世に出たのは手段だったんです。最初に芸能事務所に所属したのは1980年でしたが、何も動きがなく、サラリーマンになって、ダイエットのために始めたエアロビクスが副業になり、そんなときにテレビ出演。チャンスのつもりでバラエティ番組に出演しましたが、それが、「オネエ」と結びつき、次々と新しい芸能活動の場が広がりました。いわゆるブームにもなりましたし、その波には乗りましたが、社会の空気感が世界的にも変わりましたよね。ある意味、ピエロを演じることしか手段がなかったと思っていた私も変わる必要がありました。

 

──そういう背景があったんですか。

 

クリス ラジオのプロデューサーから声をかけていただいたのが12年前。しかし、当時オネエタレントとしてのイメージが強すぎて、最初のうちは音楽番組とはまったく関係のない、かなり差別的なことをリスナーからは言われました。そんなときに出会ったのが山下達郎さんでした。「時間がかかるよ」「クリスさんは自分の持っているマニアックともいえる部分をやられたほうがいい」って励ましてくださって、その言葉を力に自分のやりたい方向性でやっていき、今に至る感じです。

 

──全部が繋がっていますね。

 

クリス そうなんです。もっと細かく言えば、ラジオに関しては昔、ラジオ関東(現・ラジオ日本)の美少年オペレーターボーイズに応募して、電話受付をやっていたこともあるんですよ。だからラジオの世界に飛び込んだときも「戻るべき場所に来た」という感覚でしたね。今こうやってラジオで仕事していても天職だと思いますし。

 

──今後、どういったことを目指していきたいですか?

 

クリス 番組をやっていて痛感するんですけど、やっぱり時代というのは確実に進んでいるんですよ。音楽知識においては私が当たり前だと思っても、若いスタッフさんは知らないし、逆にベテランのスタッフさんは記憶が曖昧なところもあって……。ラジオに育ててもらった私としては、「頑張らなきゃ!」と思っています。頑張ると言っても楽しくて仕方ないわけですが、DPAとかEPAとかそういう記憶に良いとされるサプリメントをとって努力しています。(笑)。

 

──いやいや、クリスさんの記憶力は尋常じゃないですよ。

 

クリス たとえば中島みゆきさんは知っていても『わかれうた』は聴いたことがないとか、サザンオールスターズでいえば『いとしのエリー』を知らないといった世代が増えているのは事実ですから。私たちの世代にとっては当たり前のことが当たり前ではないんです。だとしたら、ちゃんと次の世代にも過去の「いい音楽」を伝えていかなくちゃいけないし、同時に昔の曲しか聴いていない中高年に向けて今の「いい音楽」も届けていきたい。ジャンルも年代も私に言わせれば関係ないですよ。いいものはいい。それだけの話です。

 

 

【取材協力】

ラジオ日本
クリス松村の「いい音楽あります。」
放送日時:毎週日曜日 20:00~21:00

古畑星夏インタビュー「闇金からは絶対にお金を借りちゃいけないなって(笑)」『闇金サイハラさん』

映画「闇金ウシジマくん Part2」から登場した、丑嶋馨の最大の宿敵・犀原茜(高橋メアリージュン)を主人公にしたドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』(TBS 毎週火曜 深夜1時28分ほか)に出演中の古畑星夏さん。本作で演じているのは風俗嬢のシングルマザー・ともか。ドラマの見どころと共に、自身の趣味である車への思いなど、プライベートでの姿も話してくれました。

 

◆ともかを演じる上でポイントにした部分は?

普段のともかはどこにでもいるような、ごく普通のお母さんなんです。でも、ともかの借金の取り立てに来るハザマ(宮世琉弥)やお客さんといるときは、やっぱり風俗嬢ならではの水商売の人らしい振る舞いをするというか。そんな感じで、誰と一緒にいるかによって雰囲気を変えるようにしました。

 

◆風俗嬢役というのは初めてだと思いますが、そういった部分の役作りはどう取り組まれたんですか?

そういう世界に詳しい知り合いから話を聞いて、あとは想像力を働かせました(笑)。初めての役柄で不安はあったんですけど、監督が親身になっていろいろ相談に乗ってくださって。アットホームな現場だったので、伸び伸び演じられました。

『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』

 

◆現場ではどなたと一緒にいることが多かったですか?

琉弥君が多かったですね。明るくて、一緒にいると楽しくて、誰とでも仲良くなるタイプです。他の皆さんも、すごく役とギャップありました。メアリーさん(高橋メアリージュン)も役柄と全然違って、物静かだけど話しやすい雰囲気で。皆さんフレンドリーだったので、撮影の合間はいつも楽しくおしゃべりしていました。

 

◆印象的だったシーンは?

借金のある風俗嬢を演じるということもなかなかないですし、どのシーンも新鮮でした。元旦那との激しいやりとり、無理やり手を引っ張られるみたいなシーンもあって。非現実な体験がたくさんできて楽しかったです。

『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』

 

◆この作品のどんなところに注目してほしいですか?

ワケありの人がたくさん出てくるので、人間模様には注目ですね。『闇金ウシジマくん』が好きな人にとっては、また別の視点からこの世界を見る楽しさがありますし。まだ『闇金ウシジマくん』を見たことのない人は、ぜひこの作品から入ってほしいです。テンポがいいから見やすいですし、怖さと好奇心をくすぐられる感じがうまく出ているので。

 

◆古畑さんはそもそも『闇金ウシジマくん』の世界観が好きだったそうですね。

CMで見て面白そうだなって。ドラマと映画を見たんですけど、どちらかと言うと映画の方が生々しくて好みでした。お金を返せない人の体にワインをかけて樹海に放置するって、すごい発想ですよね。闇金からは絶対にお金を借りちゃいけないなって(笑)。なので自分がそんな作品の一員になれることはうれしかったし、作品の世界観を壊さないようにしなきゃと思いました。

 

◆もともと裏社会やアングラ系の話が好きだったんですか?

好きです。それこそYouTubeを見ていると、裏社会の裏話や今だから話せるみたいな動画がたくさんアップされているじゃないですか。『クレイジージャーニー』(TBS系)で有名になった丸山ゴンザレスさんの動画とか、そういうのをつい見ちゃうんです。もちろん普通の動画、食レポや車関連の動画も見ますよ。おかげで私の関連動画、いろいろ入り混じってカオスな状態です(笑)。

 

◆古畑さんは車好きとしても有名ですが、どんなところに魅力を感じているんですか?

私、エンジン音が好きなんです。“この車、走っているときはどういうエンジン音がするんだろう”みたいな視点から車を見ていて。低音が好きなので、爆発音みたいな音が出れば出るほどカッコいいなって思っちゃいます。

 

◆もし新しい車が欲しいなと思ったら、エンジン音の聞き比べをするんですか?

できればしたいです。ただ最近購入したBMW M3は限定車で、お店で音が聞けなかったんです。オートマのM3は置いてあったので、そっちのエンジン音を聞かせてもらって参考にしました。あと親戚のおじさんが車好きで、「M3はいい音がする」って言っていたから大丈夫だろうと。デザインも好みでしたし、実際、最高のエンジン音でした(笑)。

 

◆モータースポーツ好きの人に話を聞くと、エンジン音が好きという人が結構います。

私もF1が好きですし、将来の夢の一つが、モナコでF1を見ることだったりするので。もちろん運転自体も好きで、先日もサーキットでの運転を体験しました。楽しかったけど、もっと(アクセルを)踏み込めばよかったかなって(笑)。せっかくなので公道では見られない車の限界を見たいです。

 

◆普通にドライブを楽しむ感じかと思いきや、もっとガチなんですね!

ドライブも好きで、友達と一緒にアウトレットモールや箱根に行ったりします。基本的に私が運転しますね。人の運転だと、ブレーキのタイミングとか違って気になるし、“ちょっと左に寄りすぎてない?”とか考えちゃうので、自分で運転した方が気楽です。

 

◆そんな趣味が詰まった古畑さん自身のYouTubeもなかなかカオスな感じですね。

そうなんです。メイクに車、Vlog(Video blog)と、私の趣味を詰め込んでいるので(笑)。視聴者ウケみたいなのはあまり気にしていないです。意外な動画がたくさん再生されたりするので、あまり気にしていると楽しくなくなっちゃうかなって。でも視聴者の皆さんからコメントを頂いて交流できたりするので、そういう面白さは感じています。

 

◆自身のYouTubeで一番やりたいことは?

一番はやっぱり車ですね。もっとサーキットを走りたいです。できれば鈴鹿で! ライセンスも興味がありますけど、まずプロのドライバーさんの車に乗せてもらいたい。カーブに入っていくときにどんな目線なのか、どれぐらい体に“G”(重力加速度)がかかるのか。自分では踏み込めない直線のスピード感など、プロの世界を体験してみたいです。

 

PROFILE

●ふるはた・せいか…1996年7月8日生まれ。東京都出身。B型。2012年に『パパドル!』で女優デビュー。最近の出演作にドラマ『スイートリベンジ』『教場Ⅱ』『半分、青い』、映画「きらきら眼鏡」「青夏 きみに恋した30日」など。現在、ViVi専属モデルとしても活躍中。

 

番組情報

ドラマ『闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん』

MBS 毎週火曜 深夜0時59分~
TBS 毎週火曜 深夜1時28分~
CBC 毎週水曜 午前9時55分~
IBC岩手放送 毎週火曜 深夜1時28分~
RSK山陽放送 毎週水曜 深夜1時25分~
RKB毎日放送 毎週月曜 深夜1時55分~

配信:dTV・Netflixにて先行配信中

 

©2022 真鍋昌平・山崎童々・小学館/ドラマ「闇金サイハラさん」製作委員会・MBS

モーニング娘。’22、アンジュルム、Juice=Juice、つばきファクトリーらハロプロ全6グループの23年版カレンダー発売決定

「ハロー!プロジェクト2023年カレンダー」の2023年1月始まりの壁掛けカレンダーが12月3日(土)、4月始まりの卓上カレンダーが2023年春(予定)に発売される。

カレンダーは、”ハロプロファン”である女性社員が企画~製造に携わり、権利元協力の下、各グループの撮影コンセプト、メンバーごとの撮影シチュエーションまで設定したこだわりたっぷりの内容。発売されるのは、モーニング娘。’22、アンジュルム、Juice=Juice、つばきファクトリー、BEYOOOOONDS、OCHA NORMAの全6グループ各2種類(年内卒業予定のモーニング娘。’22・加賀楓は不参加)。

 

「ステージ上では見られない姿」を全体のテーマに、モーニング娘。’22「ミニマリズム」、アンジュルム「ホームパーティ」、Juice=Juice「GRWM(Get Ready With Me)」、つばきファクトリー「アンティーク」、BEYOOOOONDS「メルヘン」、OCHA NORMA「パジャマパーティ」というコンセプトの下、撮影されている。

 

壁掛け1月始まりカレンダーは大きな写真をポスター感覚で楽しむことができるA2サイズ、卓上カレンダーは飾りやすいA5サイズで、好きな写真とカレンダーをカスタム可能なセパレートタイプ。どちらも異なる写真が使用されている。

 

商品情報

「ハロー!プロジェクト2023年カレンダー」

 

【1月始まりカレンダー】

2022年12月3日(土)発売

仕様:壁掛け A2サイズ 13枚

価格:3,498円(税込)

 

【4月始まりカレンダー】

2023年春発売予定

仕様:卓上 A5サイズ 14枚

価格:2,992円(税込)

 

全国有名書店、ネットショップ他カレンダー取り扱い店にて順次予約開始

 

出版社:株式会社ハゴロモ
URL:https://www.hagoromo.com/

谷まりあ “かわいいとセクシー”を併せ持つ魅力を凝縮…「明日の元気の源の一部になれますように」写真集発売決定

「sweet特別編集 谷まりあ写真集 You and Me」(宝島社)が、12月21日(水)に発売決定。先行カットと本人コメントが到着した。

谷まりあは、1995年7月28日生まれの東京都出身。ファッション誌「ViVi」の専属モデルとしての活動を経て、多数の雑誌に出演してきた。幅広いジャンルのアイテムを着こなすモデルとして人気を博しており、ハイブランドとのタイアップやキャンペーンなども数々こなす。

 

また、タレントとしても『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)にて「出川ガールズ」として活動しており、その他の番組にも多数出演。モデルや女優などマルチな活躍を見せ、Instagramでは250万人超のフォロワー数を持つなど、スタイルアイコンとして年代や国籍を問わない支持を得ている。

 

そんな彼女が、「sweet特別編集 谷まりあ写真集 You and Me」を12月21日(水)に発売する。本書ではSNSでは見せない世界観を披露しており、“かわいいとセクシー”を併せ持った魅力を余すところなく詰め込んだ1冊に仕上がった。

 

また、NFTのミニ写真集付き(ミニ写真集・動画コメント・手書きメッセージのセット3種のうち1種をランダム封入)の特装版も同時に発売する。さらに、東京と大阪で書店イベントも開催予定とのことで、そちらも見逃せない。

 

谷まりあ コメント

応援してくれる皆さんのおかげで、写真集を作ることができました!

 

あなたとわたし、1人ひとりの皆さんとの繋がりを意識しながら作った1冊です。

 

あなたにとって明日の元気の源の一部になれますように。

 

いつもありがとうの思いを込めて。

 

まりあ

 

書誌情報

「sweet特別編集 谷まりあ写真集 You and Me」

2022年12月21日(水)発売

定価:2,540円(税込)

特装版:3,080円(税込)

Amazon予約ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4299037162/

2年で4000時間! 小籔千豊が語る「フォートナイト」愛とゲームで変わった親子関係

11月11日に『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』(辰巳出版・刊)を刊行した小籔千豊さん。ゲーム反対派だった小籔さんがいかに『フォートナイト』にハマっていったのか。そして、ゲームをすることで親子関係がどのように変わっていったのかをじっくり伺いました!

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

●小籔千豊(こやぶ・かずとよ)/吉本興業所属のお笑い芸人。 1973年生まれ。吉本新喜劇の座 長を15年以上にわたり務める傍 ら、俳優やバンド活動など多方 面で活躍する。フォートナイト というオンラインゲームにハマ り、「フォートナイト下手くそ おじさん」としてゲーム YouTuber活動も始めている。 「姫」は配信中の小籔さんの愛 称として知られている

 

かつてのゲーム少年が子どもからの誘いで『フォートナイト』にどハマり

ーー15年以上ゲームをやっていないなか、40代後半で突然2年で4000時間以上をゲームの生配信に費やすようになったそうですが、幼少期はどれほどゲームと関わっていたのでしょうか。

 

小籔 ハードはファミコン、ディスクシステム、スーパーファミコンと一通りやり、ソフトは『ドラクエ』に『マリオ』に『信長の野望』に、200本以上家にありいろいろとやりました。

ーー結構な数ですね!

 

小籔 誕生日とクリスマスプレゼントに1本ずつ、さらにお年玉や、おばあちゃんがなんでもない日に買ってくれることもあり、そのくらいいきました。

 

ーー時間の制限はありましたか?

 

小籔 時間は全然決まっていなくて、夜中もやっていたら一応怒られはしましたけど、わりとバリバリやっていました。「勉強せい」と言う家でもなかったので。

 

ーーそんなにもヘビーユーザーだったのに、大人になってからはやらなくなり。

 

小籔 結婚と同時に貧乏になったので、「金も稼いでいない旦那がずっとゲームをやっているのものちょっとなあ」と。それに新喜劇のことを考えたり、アルバイトにも時間を費やしていたので、自然とゲームをやらなくなっていったんです。

 

ーーそれが、お子様きっかけで突然ゲーム熱が再燃したのですね。

 

小籔 子どもがゲーム好きになり、「一緒にやろう」と言われて、最初はちょっと付き合う程度だったんです。いろんなタイトルを勧められ、『フォートナイト』も最初は「いやだ」と言いつつちょっと付き合っていたら、だんだん「めっちゃおもろいな」となり、自分のSwitchを買い、子どもにやり方を教えてもらい、気づいたらめちゃくちゃやっていました。

でも、仕事場に出る以外にも休日でも考えないといけない仕事があるんですよね。「もっとしないといけないことあるのに。ドラムの練習とか、新喜劇の台本のことを考えないといけないのに。その時間を費やしてゲームをやるのって、ええんかな」と。でも、やりたいんです。

そんなふうにすごい葛藤があったとき、知り合いのディレクターから「YouTubeやらへん?」と声をかけられて、「『フォートナイト』のゲーム実況をYouTubeでやれば、仕事のテイになって罪悪感が消えるかな」と思い始めたら、「ええんかな」という罪悪感が消えて、無尽蔵になり2年間で4000時間になってしまった、ということですかね。

 

ーーほかのゲームにはない、ハマるほどのおもしろさが『フォートナイト』にはあったのでしょうか。

 

小籔 『フォートナイト』は、日々のコツコツが謙虚に現れるゲームなんですよね。大人になってからほかのゲームはやっていないので比較対象はないのですが、子どものころからやってきたゲームの中でいうと、ここまで基礎練習や日々の鍛錬が必要なゲームはなかったように思います。クラブ活動のような、スポーツのように思えたのがほかとの違いですね。50歳前にして改めて、「なんでもコツコツやるものなんやなあ」と感じられたゲームでした。

最初のころは「毎日やっているのに上手くならない」「みんな上手いのになんで俺だけこんなに下手やねん」と自分に腹が立つ日が続くんですが、半年経って当初の映像を見ると、「だいぶ上手くなってるやん! コツコツやってたら上手くなんねんな。できることができるようになるんやな」と。ドラムでも同じことを思いますが、フォートナイトは特にそう思います。

 

ーードラムやスポーツなどの趣味と、同じ軸なんですね。

 

小籔 そう思えたのは、ゲームが進化したからという部分もあると思います。

 

凝り性が『フォートナイト』にハマった結果、2年で4000時間を費やすことに

ーー本書には、新喜劇の方たちもやり始めそれぞれハマっていると書かれていますが、みなさん小藪さんと同じくらいどっぷりハマっているのでしょうか。

 

小籔 みんなそれぞれですね。僕はTouTubeの世界に来させてもらっているので、先人のYouTuberの方々やゲーム実況の道を切り拓いた方々、僕の配信を観てくれている人たちに、「こいつは生半可な気持ちでTouTubeの世界に来たわけじゃないんだな」とわかってもらいたいんです。努力してある程度のところまで上手くなり、結果を出しているところを見せないと筋じゃないと思っているんですよね。親子大会をやらせてもらっているのもありますし。

でも、本来は上手くなる必要もなくて。新喜劇の子たちは本業を大切にしながら楽しんでやっています。すっちーは「スナイパーが上手になったかなと思います」なんて話したり、酒井藍ちゃんはゲームのゲの字も言ったことがないのに「知り合いとやっていたら楽しいですね」と言っていたり。ほかにも、「風呂に入って寝つくまで2、3回やってから寝ます」みたいな、上手に息抜きとしてやっている人もいます。”エンジョイ勢””ガチ勢”なんて言葉がありますが、ゲームに対するアプローチの仕方はそれぞれですよね。

僕はYouTubeや親子大会があるから「上手くならならなければ」というプレッシャーを自分に課しているのでめちゃくちゃやっていますけど、元々「やるぞ」と思ったら凝るタイプではあるんです。ハマったもの全部ではないですが、これまではダーツやカメラに関しては、自分自身を振り返ると「上達しよう」「詳しくなろう」とやっていたので、そのときに似ているかもしれません。

 

ーーカメラは2013年に『アメトーーク』(テレビ朝日系)で「カメラかじってる芸人」としてご出演され話題になったり、『コヤブガチピン写真館』(フジテレビONE)という冠番組を持っていらっしゃいましたが、ダーツにハマっていた時期もあったんですね。

 

小籔 ダーツも上手くなる必要がなかったんですよ。結婚して少し経ったころ、ちょっとお金を持てて夜に飲みに出られるようになった30代半ばですね。まわりのみんながダーツをやり始めたんです。僕は誘われても「新喜劇もあるし、バイトもしているし、自分らを連れてバーでごちそうするほどの金は持っていないから、ダーツはいいわ」と言っていたんです。でも、みんなが「3本のうちの1本は真ん中に入るようになった」と言い出すようになったので「すごいことやんけ! やばい、差をつけられる前に俺も行かな!」と思って、無理やり行きだしたのがきっかけでした。店を調べて1人で行き始めたら、めちゃくちゃハマってしまって。店の人と戦ったり、大阪で強い人とはだいたい友達になり、大会にも出たりしたんです。週5で通ったり、39度の熱があっても行っていたんです。

 

ーー39度!

 

小藪 「仕事で2日行っていないし、3日行かないとマジでヤバなる」と思って、熱があったけど夜中1時から4時まで行って練習したり。その当時、「これだけ時間を費やしていたら、せめてお金にしないと」と思ったんですが、テレビにも出ていないし、仕事に繋がることはありませんでしたね。お金にならないことに時間を費やすのは芸人としてどうなんだろうと、「新喜劇の台本のこととか考えるべきやな」と痛感したんです。

 

ーーそんな背景があった上で、『フォートナイト』にハマったんですね。

 

小藪 だから息子が「ゲームをやろう」と誘ってきても、「いやいや、俺はダーツにむちゃくちゃ時間を費やしたけどお金にならなかったんやぞ。この時間を本業に費やしたら芸人としてどれだけよくなっていたんやろうか」と思ったから「いや、やらん」と。でもハマってしまい、「やばい、これ、またダーツっぽくなってる! 同じ轍を踏むのか……」と思っていたところ、時代はYouTubeがあった。ディレクターの知り合いもいるし、あのときより仕事もいただけている。YouTubeは大して登録者数もいないし、生配信ばかりやっているからお金にはなっていないんですけど、1年に1度親子大会を開催しているし、当時の”お金にならなさ”と違うとは自覚しています。

 

ーー超多忙ななか、どうやって4000時間費やせたんでしょうか。

 

小藪 最初の1年はほんとうに睡眠不足で、1日3時間睡眠でやっていました。夜10時から始めて朝8時まで生配信をやっていたんですよ。だからコメント欄に「私が見ながら寝落ちして、起きたらまだやっていて、いま出勤途中の電車の中で見てますよ」と書き込まれたりもしました。

 

ーー鬼配信っぷりに、同業者の方はどんな反応をしましたか?

 

小藪 たまに会う先輩には、「いつYouTube開いてもおまえがゲームやってるらしいな。仕事あるやろ? なにしてんねん。なんで急にゲーム?」と言われたりしましたね。新喜劇のメンバーが興味を持ち出したのも、ゲームのゲの字も言っていない、仕事のことしか考えていない僕が急にゲームをやり始めて、全国ツアーのバスの中で誰とも喋らずにSwitchを持ってヘッドホンをつけてずーーっとやっているのを見て、「そんなにおもろいんですか?」と。めっちゃ聞かれました。

 

『フォートナイト』をやっていなかったら、子どもの気持ちがわからなかった

ーーハマったきかっけとなったお子様とのご関係についておうかがいしたいです。本書には、当初は家庭のルールとして「ゲームは1時間」だったと書かれています。ご自身のご家庭では時間設定はなかったものの、制限を設けたのはなぜでしょうか。

 

小藪 僕の子どものころのゲームは、やることの意義や将来への繋がりなど、今よりだいぶ見えていない状態でした。「なんとなく身にならないことをダラダラとやっている」というイメージが当時もつきまとっていたし、父親になってから過去を振り返ると、「あのとき俺がゲームをやったことが、いま何かに生きているのかといえば、時間を費やしたわりにはそこまでではないな」と。だから肯定的になれなかったんです。それに、こんな思考回路もありました。

どうせ俺の子だからゲームをめっちゃ好きになるに決まっている→テスト勉強せなあかんのにゲームを2、3時間やって勉強をちょっとしかせんと寝てしまう→テストの点数が悪い→そのループになる→子どもが不幸になる→止めさせたい

別に子どもに対する意地悪でやらせないのではなく、俺が踏んだ失敗は踏まんといてほしいと思うのはどの親も同じだと思いますし、深く考えていませんでした。

嫁はんはもっと厳しかったんです。1時間を越えようもんなら、「越えてんで!」と怒気のこもった声を出して、それでもやっていたら「まだやってんで!」と言っていたのにもかかわらず、嫁はんからなんですよね。「うちの子、もっとゲームやらせてもいいかな」と言い出したのは。時代の後押しとゲームの進化に、お金になる可能性を見出せたんです。今は競技で賞金を稼いだり、子どものころにゲームをやっていたからゲーム会社で働く、という人も多くなったと思うし、YouTubeもある。当時なかった前例が、いまはあるんですよ。

たとえば将棋は、「1日6時間やっている」と言うと「偉いな」と親戚とかは言うと思うんです。これがゲームを「1日6時間やっている」と言うと、「んんん?」となる。なんでかというと、将棋をやっている人は、賢い人が多いというのがなんとなくみんなわかっているから。それに、将棋が強かったらプロ棋士になってお金持ちになる可能性があるというのが、見えているから。そういう将来が、見えているか見えていないかだけの差かなと、いまゲーム肯定派の僕は思います。

ゲーム界に、ふたつのゲームの二刀流で「どっちもすごい!」と言われて、ヨーロッパで賞金を稼ぎまくってスポンサーがつきまくって、しかも行儀がよくて、ゲームの歴史を塗り替えるような記録を連発する大谷翔平さんのような日本人スター選手が現れたら、親たちは一斉に「ゲームやっていいよ!」と言い出すと思います。

 

ーーたしかに、すぐに手のひらを返したくなる気持ちがわかります(笑)。一方で、個人的に『フォートナイト』への偏見も否めません。YouTubeなどで、とんでもない暴言を吐きながら『フォートナイト』をする小学生の動画などが散見され、「こんなに暴言を吐きまくるゲームをやらせるのは、いかがなものか」と思ってしまいます。

 

小藪 ゲームは家でやるので、子どもが暴言を吐くところが親は見えるんですよね。でも、たとえば公園で野球をやっているお子さんが、一切暴言を吐いていないのかというと、どうでしょう。友達の家でボードゲームをやっているお子さんは? ゲームはしていないけれど、外で暴言を吐いて親が気づかない子どもと、ゲーム中に親に見える場所で暴言を吐く子どもがいて、目の前で暴言について「あかん」と注意できたほうが、大人になったときにマシにあるのではないかなと思います。だからうちはチャンスができたというか、逆に良かったんじゃないかなと思うんです。

みなさん品行方正かもわかりませんが、僕は子どものころ、親の前で言ったことがない言葉を学校や友達には言ったりしていました。となると、親が見ていないところで悪いことや嫌な発言をしたりする可能性は、うちの子に限っては絶対にあると思うんです。僕がそうだったから。そんな僕の子どもだからって、友達の家で遊んでいるときに僕がずっと隣で見張るのなんて、友達もうちの子もイヤだろうし。それを今は、『フォートナイト』によって近くで見るチャンスがあるんですよ。親御さんからしたら、それってラッキーじゃないですか? そういう考え方もあるんじゃないですか? というご提案をさせてもらったらなと思っています。

 

ーーご提案ありがとうございます!(笑)課金についてもうかがいたいです。小藪さんは子どもの課金と、どう付き合っていますか?

 

小藪 最初は嫁はんが「課金なんて一切なし! そんなもんしたって意味なし!」と、旧来の親ですわ。僕も「せんでええ」と言っていました。僕らにしたら無価値なものに見えますが、この子たちにとっては欲しい物ではあるんですよね。僕も子どものころ親に、たとえば仮面ライダーのカードをせがむと、「お前にいままで買うたおもちゃ、いまやってへんやろ。だからそんなカードなんて集めてもどうせやらんようになる」と言われました。そう言われても僕はめっちゃほしかった一方で、たしかに、あんなにほしいと思っていたのに今はどこに行ったのかもわからない。親の言う通りでもあるんです。

それでいま、うちの子が「仮面ライダーのカードが欲しい」とせがんできたら、僕も欲しかったからリアルに気持ちがわかるんです。でも、彼らが欲しい物は画面の中にある。その感覚は僕にはないから、意味がわからないんですよ。「なんでこんなもんが欲しいねん」と。でも『フォートナイト』をやるうちにスキンの価値がわかり、僕は子どもの気持ちがわかっていなかったことに気づいた。それで、無尽蔵に課金する気はないもののある程度は交渉しながら課金する、というふうにはなりました。

だから、課金の良し悪し以前に、親の一方的な考えで「ない!」と突っぱねていたことが、実は子どもの気持ちがわかっていない親の言動だったと気付かされたことが僕の中での大きな変化でした。僕らが子どもの頃にはなかった感覚だから、考えるより先に「理解できへん」という物差しで測っていましたが、その前に子どもの「これが欲しい」という気持ちについて立ち止まって考えられるようになったんです。

これは課金についてだけではなく、子どもが何かほかのことで訴えてきたときに、真っ先に「それはなしやな」と断じていたことを、一緒に『フォートナイト』をやるようになってから、「ちょっと待てよ、こいつの気持ち的にどうやろう」と、立ち止まって考えて接するようになれたのは、僕自身が成長できた点です。

 

ーー子どもへの尊重を感じます。向き合い方が変わったことで、お子様との関係にも変化が生じましたか?

 

小藪 『フォートナイト』をやっていなかったら、子どもの気持ちがわからなかったし、子どもの立場になろうとせずに親のルールをただ押し付けて、それが正しいと思い込み、でも子どもとは心が通っている……という感覚でいたと思います。でも、全然通っていなかったことがわかったわけです。

いろいろな育て方があるので僕の育て方が正しいとは思いませんが、僕は子どもにはある程度、「理不尽についての免疫をつけさせなあかん」とは思っています。子どもの要求を丸呑みするという育て方は僕の中にはなくて、ある程度「世の中は思い通りにいかんぞ」という最初の理不尽は親なんだぞと。でも、それが行きすぎていたのかなと。そんなつもりはなく、むしろ「俺、子どもの気持ち汲んでるほうなんちゃう? 子どもの将来のことめっちゃ考えてるやん」と思っていましたが、「そうでもなかったな」とすごく思います。

あと変化といえば、子どもから「ゲームの中に嫌な人がおった」という話をされたとき。「自分がされたら嫌やろ。真似せんとき。『顔見えへんからする』って奴は日常生活にも嫌なところが出てしまうから、顔見えへん知らん人にこそ行儀よくしとかなあかんで」と伝えますが、それとよく似たことを僕が『フォートナイト』をやる前に言っても、共通のものがないのでピンと来ていませんでした。それが一緒にゲームをやるようになり、共通のもので話が進められるので、子どもに沁みる度合いが違うように思います。

 

ーー子どもから相談事が増えたりも?

 

小藪 そうですね、世間話を含め会話は増えたので、前よりも心が開いているような気はします。子どもが変わったというより、僕が変われたことがよかったです。

 

『フォートナイト』で変わる親子関係

ーーさきほどもお話に出ましたが、昨年から親子大会を主催され、今年4月には『GALLERIA presents 第2回 親子大会 Featuring Fortnite』 の決勝大会も行われました。開催のきっかけと、大会での印象的なシーンを教えてください。

 

小藪 各所で「僕は子どもに教えてもらい一緒にゲームをやるようになり、YouTubeもやるようになった」と話すと、「うちもです。子どもにハメられて一緒にやっています」という方が結構多かったんです。それで「どこの子が一番強いのか決める大会をみんなでやりましょうかね」と、上手くいくかわからなかったので、第1回目として小さなプレ大会を開催したんです。

そのとき、めちゃくちゃ下手くそなプレイヤーとむっちゃ上手いプレイヤーの2人組がいて、明らかに上手いほうが子どもで下手くそなほうは親なんです。下手くそな親が子どもに必死でついていって、良い武器や回復を子どもに渡したりして、親が子どもを軸にしてサポートをしていました。一方で、親がやられたら子どもがめっちゃ助けていて。声は聞こえませんが、「パパこっち来て! 俺助けるわ!」と言わんばかりに子どもが大人を担いで毒霧の中を走るシーンが映ったとき、動画のコメント欄が「泣ける!」という言葉で埋まっていました(笑)。僕のチャンネル登録者は30〜50代が多いのでね。

 

ーードラマチックですね!

 

小藪 1位の親子へのインタビューでは、お父さんが「いつもは僕が下手すぎて一緒にやってくれませんが、親子大会があるということで、『お父さん、大会に向けて一緒に練習しよう』と言ってくれて。2人で日々めっちゃ練習していたんです。本番も僕が失敗してやられてしまったとき、子どもが助けにきてくれておぶって走ってくれたときは、ほんとうに泣きました」と言うんです(笑)。そんな思わぬほっこりエピソードや感動があったので、「親子大会、イケるかもな」と確信しました。

 

ーーそれが第2回大会の開催に繋がったのですね。

 

小藪 第2回は大きくなり、いろいろなご家庭が集まりました。学校が楽しくないうえ親子の会話もないご家庭や、思春期のお子様がいるご家庭が、フォートナイトをやったら会話も増え、「一生懸命やる子どもを応援したい」というスタンスに変化した、みたいな。

第2回大会で印象的だったのは、仕事のために週6日お子さんと離れ離れで暮らす、シングルファザーのお父さんですね。お子さんは祖父母の家で過ごしていて、インタビューをすると「正直、寂しいです」と。お父さんも「子どもには苦労をかけている」と話していました。でも、離れていても毎夜一緒に『フォートナイト』をやりながら会話をしているそうなんです。「遠く離れたところにいながらもできる共通の趣味があって、ほんとうに助かっています」と言っていました。親子大会の決勝はほんとうにレベルが高くて親子とも上手な人ばかりなんですが、彼らも決勝に勝ち上がり、動画視聴者はおのずと彼らに心を寄せるじゃないですか(笑)。その親子が活躍するシーンがあると、コメント欄が、おじさんおばさん視聴者の「がんばれ! がんばれ!」というコメントで埋まっていました。

なので、この本を読んでいただいて「ほんまかいな」と思う人は、親子大会の動画を、インタビュー部分だけでもいいのでご覧いただけたらと思います。ちょっとはゲームに対する考え方や、子どもに対する接し方について「いままでマズかったかもな」と思い直すきかっけになってくれたらと思います。

こんなことを言うと、「うちの家は完璧な親子関係で子どももええ子に育っている」と聞こえるかもわかりませんが、0点です。うちの子どもも僕に対してどう思っているかわからないし、100点の親ではないですが、10点だったのが『フォートナイト』をやって子どもの立場になり考えなおして、30点にはなれたような気がします。

 

【書籍紹介】

ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由

著者:小籔千豊
発行:辰巳出版

ゲーム禁止だったはずの小籔家が一変。フォートナイトがキッカケでできた予期せぬ親子関係とは!?おっさんとして、そして親として、フォートナイトに出会って驚かされた。たくさんのことを伝えるべく、小籔千豊がペンを執った!
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椿野ゆうこ 愛嬌満点なたぬき顔と迫力ボディを堪能…!“初めて”を詰め込んだ写真集が発売決定

椿野ゆうこ(ひめもすオーケストラ)の1st写真集が、2023年2月14日(火)に発売決定。先行カットが公開された。

 

アイドルグループ・ひめもすオーケストラの赤色担当で、“男子の理想形を具現化した美少女”と評される、椿野ゆうこ。その愛嬌満点なたぬき顔と迫力ボディを堪能できる、1st写真集が発売決定した。

 

初のランジェリー撮影に初の長距離ロケ、初の写真集と“初めて”を詰め込んだ今作は、彼女との初旅行がテーマの一冊。付き合いたての初々しさはもちろん、素朴さとは裏腹なその抜群のスタイルも惜しげもなく披露している。

 

発売3か月前の11月14日より、予約受付が開始され、特典情報も解禁された。Amazon、楽天ブックス、セブンネット、タワーレコード、書泉では1冊購入ごとに限定絵柄ブロマイドをプレゼント(※各法人1種。全て異なる絵柄)。カドカワストアでは、直筆サイン入りの限定絵柄ブロマイドのプレゼントも。

 

また、発売日となる2023年2月14日(火)にオンラインサイン会、2月18日(土)にオンライン1対1トークイベント、2月25日(土)には書泉グランデでのリアルイベントの実施を予定しているとのことで、いずれも見逃せない。

 

書誌情報

「椿野ゆうこ 1st写真集」

2023年2月14日(火)発売

 

予価:3,300円(税込)

仕様:A4判 オールカラー128ページ

ISBN:9784040748580

発行・発売:株式会社KADOKAWA

※上記は全て予定事項につき、予告なく変更になる可能性あり。

カドカワストア:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322210000872/

トリンドル玲奈 “ありのままの姿”を捉えた初カレンダー発売「ほっとする写真がたくさん」

モデル・女優・タレントとして活躍するトリンドル玲奈の「2023年カレンダー」が、12月3日(土)に発売決定。本人コメントが到着した。

トリンドル玲奈

 

本作は、2013年に発売された写真集「コトリんどる。」を撮影したカメラマン・川島小鳥による完全撮り下ろし。本人がプライベートでも訪れるという鎌倉を舞台に撮影された。

 

30歳を迎えた等身大の自分を表現すべくセルフプロデュースで企画立案も行うなど、トリンドル玲奈の魅力が詰まった作品に仕上がっている。トリンドル玲奈の自然体で、かつ特別感のある“ありのままの姿”を堪能できるカレンダーだ。

 

今回の発表に際して、トリンドル玲奈は「写真家の川島小鳥さんに、日常を描いたような、ほっとする写真をたくさん撮っていただきました。一からコンセプトや撮影場所を考え、スタッフさんの力を借りながら完成した作品です。手に取って頂けたらうれしいです!」とメッセージを寄せた。全文は下記に掲載。

 

トリンドル玲奈 コメント

初めてカレンダーを出させて頂くことになりました。

 

写真家の川島小鳥さんに、日常を描いたような、ほっとする写真をたくさん撮っていただきました。

 

一からコンセプトや撮影場所を考え、スタッフさんの力を借りながら完成した作品です。手に取って頂けたらうれしいです!

 

イベントもぜひ来てください♡

 

商品情報

トリンドル玲奈「2023年カレンダー」

2022年12月3日(土)発売予定

仕様:14枚スタンド付き

価格:2,970円(税込)

新谷真由「特にお風呂での撮影がギリギリすぎてドキドキ(笑)」大胆ショット満載の初写真集が発売

新谷真由のファースト写真集「まゆのとなり」(秋田書店)が、11月11日(金)に発売。本人からコメントが到着した。

 

天性のあざとさを持ち、グラビア界屈指の愛おしさを誇る“かわいいの天才”新谷真由。アイドルグループ・パラディークのメンバーとしても活動する彼女が、待望のファースト写真集を発売する。

 

今作は「もしも新谷真由が僕の彼女だったら…」をテーマに、石垣島・竹富島で彼女感たっぷりな撮影を敢行。澄み渡った青いビーチやプールではしゃいだり、バーベキューやマリンスポーツをしたり、自転車や水牛車に乗って島内を回ったり、2人きりの旅行を全力で楽しむ様子が満載だ。

 

かと思えば、ホテルの部屋では今までに見せたことのない大人っぽい表情だったり、持ち前のプロポーションを前面に活かした本人史上最大露出の大胆ショットだったりと、“可愛い”から“大人セクシー”までの振り幅を目いっぱい利かせた自信作に仕上がっている。

 

今回の発表に際して、新谷は「新谷真由の全部が詰まっていて、見どころ満載の写真集となりました! 印象的だったのは、衣装を着てないことです(笑)。特に、お風呂での撮影がギリギリすぎてドキドキしました(笑)」と期待をそそるメッセージを寄せた。

 

新谷真由 コメント

新谷真由の全部が詰まっていて、見どころ満載の写真集となりました! 印象的だったのは、衣装を着てないことです(笑)。特に、お風呂での撮影がギリギリすぎてドキドキしました(笑)。
他には、写真集のためにずっと温めておいたオーバーオールも印象に残っています。写真集の打ち合わせの時に、最初に「自分からオーバーオールをやりたいです!」と言わせていただいたくらいなので、実際に着ることができてうれしかったです!
私の隣にいるような目線で、今まで見せたことない表情だったり、かわいい、カッコいい、きれい……今まで見たことのない、いろんな新谷真由が見られると思います。 新谷真由の“となり”にいるような気持ちでぜひ見てください!

 

PROFILE

新谷真由
にいや・まゆ…2001年4月3日生まれ。東京都出身・身長148cm。「高一ミスコン2017」でファイナリストに選出。当初からTikTokで「あざとかわいい」と話題になった後、持ち前のあざとさと小悪魔っぷりを活かしてアイドル活動や、抜群のプロポーションを活かしてグラビア活動を始める。現在はアイドルグループ・パラディークのメンバーとして活動中。

 

書誌情報

新谷真由ファースト写真集「まゆのとなり」
2022年11月11日(金)発売

撮影:藤本和典
判型:A4判/128ページ
定価:3,000円+税
発売:秋田書店

HKT48田中美久、美谷間まぶしいビキニショット披露【独占カット】

HKT48の田中美久が、11月9日(水)発売のアイドル誌「BOMB」12月号の表紙&巻頭グラビアに登場した。

 

表紙巻頭特集は11周年を控えたHKT48。表紙を飾った田中美久は18ページの水着グラビアを。髪の毛を切って少し大人っぽくなった彼女と、この夏、最後の思い出を…。白地にカラフルなドットモチーフのニットビキニで、海辺のカフェで一休み。サクランボの乗ったレトロなプリンをパクり。

 

健康的なオレンジのビキニでは、波打ち際ではしゃぐ&跳ねる姿も。水鉄砲で遊ぶ姿も愛くるしい。ボディラインが際立つニットタンクトップ&スカートのコーデでは、畳でごろごろ。濃いグリーンのチューブトップビキニでは可憐なガーベラと共に。短かった夏の思い出を振り返るエモーショナルなグラビアとなっている。

 

初水着グラビアから1年半、ボム2度目のソロ水着グラビアに武田智加が登場。グッと大人っぽくなった表情で魅了する。小花柄のチューブトップビキニからあふれるヘルシーボディ、海辺での爽やかな水色ビキニで、19歳の弾けるボディを披露している。

 

小田彩加と栗山梨奈は初のペア水着グラビアを。期もチームも違う2人だが、イラストが得意という共通点が。芸術の秋、砂浜に、パンケーキに、窓ガラスに…たくさん絵を描いている。もちろん海で、部屋で、2人ならではの“ラビリンス”な水着グラビアも。

 

10月19日に18歳になったばかりの令和最強女子高生・菊地姫奈は青春感いっぱいの水着グラビアを。小さな花柄の水色ビキニとブラウス、濃紺のチューブトップ水着でのバスタブでシャワー、そして透明感のあるシャーベットカラーのワンピース水着のボディライン…リアル制服の切なさも相まって、映画のワンシーンのようなグラビアに。

 

【通常版】
表紙:田中美久(HKT48)
裏表紙:武田智加(HKT48)

<別冊W付録>
両面超BIGポスター
田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
沢口愛華・安倍乙・吉田莉桜・安藤咲桜・豊田ルナ・澄田綾乃・雪平莉左・高崎かなみ・熊澤風花・大和田南那・菊地姫奈・都丸紗也華・志田音々

【限定版】
表紙:菊地姫奈
裏表紙:田中美久(HKT48)

<別冊W付録>
両面超BIGポスター
菊地姫奈/田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
※付録カレンダーは通常版と同じもの

<そのほかのラインナップ>
東宝芸能のアイドルグループ・PiXMiXのメンバーとして活躍し、ミスマガ2021グランプリに輝くなど注目の18歳、和泉芳怜がボム水着グラビアに初登場。

170センチの抜群のスタイルに透き通るような肌の北向珠夕は、休日を一緒に過ごす妄想水着グラビアを。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、福田ルミカ、古賀成美、Juice=Juice、≠ME、高嶺のなでしこなどインタビューも充実。

好評『色紙のテーマパークR』では、直筆色紙プレゼントも。アイドルとボムがコラボした、ここでしか買えないアイドルグッズの販売サイト『ボムアイドル工房』には都丸紗也華と愛猫ルナちゃんのグッズが登場。

恒例のオール水着付録ブックインブックカレンダーも要チェック。

<掲載タレント>
田中美久(HKT48)
武田智加(HKT48)
小田彩加・栗山梨奈(HKT48)
和泉芳怜(PiXMiX)
北向珠夕
菊地姫奈
木下彩音
井頭愛海
福田ルミカ
古賀成美
Juice=Juice
≠ME
高嶺のなでしこ

「ボム12月号」
特別定価:本体1,091円+税
発売日:2022年11月9日(水)
判型:AB判 電子版:なし
ボム編集部公式Twitter:https://twitter.com/idol_bomb

【ご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0BHD5V2KH/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107341154
TOWER RECORDS ONLINE:https://tower.jp/item/5568382/

<限定版>
TSUTAYA:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080021221/

 

HKT48武田智加、ビキニ姿で弾けるヘルシー美ボディ披露【独占カット】

HKT48の武田智加が、11月9日(水)発売のアイドル誌「BOMB」12月号でソロ水着グラビアを披露した。

 

表紙巻頭特集は11周年を控えたHKT48。初水着グラビアから1年半、ボム2度目のソロ水着グラビアに武田智加が登場。グッと大人っぽくなった表情で魅了する。小花柄のチューブトップビキニからあふれるヘルシーボディ、海辺での爽やかな水色ビキニで、19歳の弾けるボディを披露している。

 

表紙を飾った田中美久は18ページの水着グラビアを。髪の毛を切って少し大人っぽくなった彼女と、この夏、最後の思い出を…。白地にカラフルなドットモチーフのニットビキニで、海辺のカフェで一休み。サクランボの乗ったレトロなプリンをパクり。

 

健康的なオレンジのビキニでは、波打ち際ではしゃぐ&跳ねる姿も。水鉄砲で遊ぶ姿も愛くるしい。ボディラインが際立つニットタンクトップ&スカートのコーデでは、畳でごろごろ。濃いグリーンのチューブトップビキニでは可憐なガーベラと共に。短かった夏の思い出を振り返るエモーショナルなグラビアとなっている。

 

小田彩加と栗山梨奈は初のペア水着グラビアを。期もチームも違う2人だが、イラストが得意という共通点が。芸術の秋、砂浜に、パンケーキに、窓ガラスに…たくさん絵を描いている。もちろん海で、部屋で、2人ならではの“ラビリンス”な水着グラビアも。

 

10月19日に18歳になったばかりの令和最強女子高生・菊地姫奈は青春感いっぱいの水着グラビアを。小さな花柄の水色ビキニとブラウス、濃紺のチューブトップ水着でのバスタブでシャワー、そして透明感のあるシャーベットカラーのワンピース水着のボディライン…リアル制服の切なさも相まって、映画のワンシーンのようなグラビアに。

 

【通常版】
表紙:田中美久(HKT48)
裏表紙:武田智加(HKT48)

<別冊W付録>
両面超BIGポスター
田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
沢口愛華・安倍乙・吉田莉桜・安藤咲桜・豊田ルナ・澄田綾乃・雪平莉左・高崎かなみ・熊澤風花・大和田南那・菊地姫奈・都丸紗也華・志田音々

【限定版】
表紙:菊地姫奈
裏表紙:田中美久(HKT48)

<別冊W付録>
両面超BIGポスター
菊地姫奈/田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
※付録カレンダーは通常版と同じもの

<そのほかのラインナップ>
東宝芸能のアイドルグループ・PiXMiXのメンバーとして活躍し、ミスマガ2021グランプリに輝くなど注目の18歳、和泉芳怜がボム水着グラビアに初登場。

170センチの抜群のスタイルに透き通るような肌の北向珠夕は、休日を一緒に過ごす妄想水着グラビアを。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、福田ルミカ、古賀成美、Juice=Juice、≠ME、高嶺のなでしこなどインタビューも充実。

好評『色紙のテーマパークR』では、直筆色紙プレゼントも。アイドルとボムがコラボした、ここでしか買えないアイドルグッズの販売サイト『ボムアイドル工房』には都丸紗也華と愛猫ルナちゃんのグッズが登場。

恒例のオール水着付録ブックインブックカレンダーも要チェック。

<掲載タレント>
田中美久(HKT48)
武田智加(HKT48)
小田彩加・栗山梨奈(HKT48)
和泉芳怜(PiXMiX)
北向珠夕
菊地姫奈
木下彩音
井頭愛海
福田ルミカ
古賀成美
Juice=Juice
≠ME
高嶺のなでしこ

「ボム12月号」
特別定価:本体1,091円+税
発売日:2022年11月9日(水)
判型:AB判 電子版:なし
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<通常版>
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<限定版>
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HKT48小田彩加&栗山梨奈、美肌きらめくペア水着グラビア披露【独占カット】

HKT48の小田彩加、栗山梨奈が、11月9日(水)発売のアイドル誌「BOMB」12月号で初のペア水着グラビアを披露した。

 

表紙巻頭特集は11周年を控えたHKT48。小田彩加と栗山梨奈は初のペア水着グラビアを。期もチームも違う2人だが、イラストが得意という共通点が。芸術の秋、砂浜に、パンケーキに、窓ガラスに…たくさん絵を描いている。もちろん海で、部屋で、2人ならではの“ラビリンス”な水着グラビアも。

 

表紙を飾った田中美久は18ページの水着グラビアを。髪の毛を切って少し大人っぽくなった彼女と、この夏、最後の思い出を…。白地にカラフルなドットモチーフのニットビキニで、海辺のカフェで一休み。サクランボの乗ったレトロなプリンをパクり。

 

健康的なオレンジのビキニでは、波打ち際ではしゃぐ&跳ねる姿も。水鉄砲で遊ぶ姿も愛くるしい。ボディラインが際立つニットタンクトップ&スカートのコーデでは、畳でごろごろ。濃いグリーンのチューブトップビキニでは可憐なガーベラと共に。短かった夏の思い出を振り返るエモーショナルなグラビアとなっている。

 

初水着グラビアから1年半、ボム2度目のソロ水着グラビアに武田智加が登場。グッと大人っぽくなった表情で魅了する。小花柄のチューブトップビキニからあふれるヘルシーボディ、海辺での爽やかな水色ビキニで、19歳の弾けるボディを披露している。

 

10月19日に18歳になったばかりの令和最強女子高生・菊地姫奈は青春感いっぱいの水着グラビアを。小さな花柄の水色ビキニとブラウス、濃紺のチューブトップ水着でのバスタブでシャワー、そして透明感のあるシャーベットカラーのワンピース水着のボディライン…リアル制服の切なさも相まって、映画のワンシーンのようなグラビアに。

 

【通常版】
表紙:田中美久(HKT48)
裏表紙:武田智加(HKT48)

<別冊W付録>
両面超BIGポスター
田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
沢口愛華・安倍乙・吉田莉桜・安藤咲桜・豊田ルナ・澄田綾乃・雪平莉左・高崎かなみ・熊澤風花・大和田南那・菊地姫奈・都丸紗也華・志田音々

【限定版】
表紙:菊地姫奈
裏表紙:田中美久(HKT48)

<別冊W付録>
両面超BIGポスター
菊地姫奈/田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
※付録カレンダーは通常版と同じもの

<そのほかのラインナップ>
東宝芸能のアイドルグループ・PiXMiXのメンバーとして活躍し、ミスマガ2021グランプリに輝くなど注目の18歳、和泉芳怜がボム水着グラビアに初登場。

170センチの抜群のスタイルに透き通るような肌の北向珠夕は、休日を一緒に過ごす妄想水着グラビアを。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、福田ルミカ、古賀成美、Juice=Juice、≠ME、高嶺のなでしこなどインタビューも充実。

好評『色紙のテーマパークR』では、直筆色紙プレゼントも。アイドルとボムがコラボした、ここでしか買えないアイドルグッズの販売サイト『ボムアイドル工房』には都丸紗也華と愛猫ルナちゃんのグッズが登場。

恒例のオール水着付録ブックインブックカレンダーも要チェック。

<掲載タレント>
田中美久(HKT48)
武田智加(HKT48)
小田彩加・栗山梨奈(HKT48)
和泉芳怜(PiXMiX)
北向珠夕
菊地姫奈
木下彩音
井頭愛海
福田ルミカ
古賀成美
Juice=Juice
≠ME
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特別定価:本体1,091円+税
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菊地姫奈、水着姿で透明感あふれるフレッシュ美ボディ披露【独占カット】

菊地姫奈が、11月9日(水)発売のアイドル誌「BOMB」12月号で水着グラビアを披露した。

 

10月19日に18歳になったばかりの令和最強女子高生・菊地姫奈。青春感いっぱいの水着グラビアでは、小さな花柄の水色ビキニとブラウス、濃紺のチューブトップ水着でのバスタブでシャワー、そして透明感のあるシャーベットカラーのワンピース水着姿を披露。リアル制服の切なさも相まって、映画のワンシーンのようなグラビアに。

 

表紙巻頭特集は11周年を控えたHKT48。表紙を飾った田中美久は18ページの水着グラビアを。髪の毛を切って少し大人っぽくなった彼女と、この夏、最後の思い出を…。白地にカラフルなドットモチーフのニットビキニで、海辺のカフェで一休み。サクランボの乗ったレトロなプリンをパクり。

 

健康的なオレンジのビキニでは、波打ち際ではしゃぐ&跳ねる姿も。水鉄砲で遊ぶ姿も愛くるしい。ボディラインが際立つニットタンクトップ&スカートのコーデでは、畳でごろごろ。濃いグリーンのチューブトップビキニでは可憐なガーベラと共に。短かった夏の思い出を振り返るエモーショナルなグラビアとなっている。

 

初水着グラビアから1年半、ボム2度目のソロ水着グラビアに武田智加が登場。グッと大人っぽくなった表情で魅了する。小花柄のチューブトップビキニからあふれるヘルシーボディ、海辺での爽やかな水色ビキニで、19歳の弾けるボディを披露している。

 

小田彩加と栗山梨奈は初のペア水着グラビアを。期もチームも違う2人だが、イラストが得意という共通点が。芸術の秋、砂浜に、パンケーキに、窓ガラスに…たくさん絵を描いている。もちろん海で、部屋で、2人ならではの“ラビリンス”な水着グラビアも。

 

【通常版】
表紙:田中美久(HKT48)
裏表紙:武田智加(HKT48)

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田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
沢口愛華・安倍乙・吉田莉桜・安藤咲桜・豊田ルナ・澄田綾乃・雪平莉左・高崎かなみ・熊澤風花・大和田南那・菊地姫奈・都丸紗也華・志田音々

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表紙:菊地姫奈
裏表紙:田中美久(HKT48)

<別冊W付録>
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菊地姫奈/田中美久(HKT48)

グラビアアイドル総勢13人登場!オール水着カレンダー
※付録カレンダーは通常版と同じもの

<そのほかのラインナップ>
東宝芸能のアイドルグループ・PiXMiXのメンバーとして活躍し、ミスマガ2021グランプリに輝くなど注目の18歳、和泉芳怜がボム水着グラビアに初登場。

170センチの抜群のスタイルに透き通るような肌の北向珠夕は、休日を一緒に過ごす妄想水着グラビアを。

そのほか、木下彩音、井頭愛海、福田ルミカ、古賀成美、Juice=Juice、≠ME、高嶺のなでしこなどインタビューも充実。

好評『色紙のテーマパークR』では、直筆色紙プレゼントも。アイドルとボムがコラボした、ここでしか買えないアイドルグッズの販売サイト『ボムアイドル工房』には都丸紗也華と愛猫ルナちゃんのグッズが登場。

恒例のオール水着付録ブックインブックカレンダーも要チェック。

<掲載タレント>
田中美久(HKT48)
武田智加(HKT48)
小田彩加・栗山梨奈(HKT48)
和泉芳怜(PiXMiX)
北向珠夕
菊地姫奈
木下彩音
井頭愛海
福田ルミカ
古賀成美
Juice=Juice
≠ME
高嶺のなでしこ

「ボム12月号」
特別定価:本体1,091円+税
発売日:2022年11月9日(水)
判型:AB判 電子版:なし
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出口亜梨沙インタビュー「まさかこの年になってセーラー服を着るとは(笑)」『キス×kiss×キス』

『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』出演する出口亜梨沙©エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会

 

恋愛疑似体験型ショートドラマ『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』(テレビ東京系 毎週水曜 深夜1時)の出演者にインタビュー。第3回は情報番組のリポーターとして活動を始め、現在はドラマや映画で女優としても活躍する出口亜梨沙さん。本作では水着や制服姿などキャスト陣の中でもバラエティに富んだ衣装でキスシーンに挑戦したそうです。

 

シリーズ累計再生回数が2.2億回を超え、500万人以上の女性が視聴しているdTV®発のオリジナルコンテンツ『キス×kiss×キス』シリーズを、テレビ東京とavexがタッグを組んで地上波ドラマ化する本作。配信発のコンテンツとしては異例のヒットを記録中の同シリーズを、完全オリジナルの新作として放送用に書き下ろし、地上波の舞台に初進出する。

 

キスに至るまでのドラマをボリュームアップさせ、スリル満点な妄想を具現化した、背徳感と緊張感があふれ出るさまざまなシチュエーションのキスを描く地上波版。視聴者が「見たい!」シーンを徹底的に追求して撮り下ろした”一人でこっそり楽しむ“恋愛疑似体験型ショートドラマとして、毎週2本立てで全20エピソードを送る。

 

◆出演を聞いた時の心境はいかがでしたか。

すごく楽しみだったんですけど、「どういう反響があるのかな」「相手役はどんな方なのかな」と、気になることも多くて。視聴者だったときは、ただキュンキュンしていただけだったんですけど、自分が出演するとなるとドキドキも止まらなかったです。

 

◆過去の配信作を見返したりはしましたか。

いろいろ考えながら見返しました。でも、いざ撮影が始まったら、思っていたのと全然違って。キスシーンって単純そうに見えるけど実際はかなり難しかったです。

 

◆どんなシチュエーションでのキスシーンに苦戦しましたか。

机を挟んでキスするシーンがあったんですけど、机が見た目よりもかなり離れていたし、お相手の方も身長が高かったので、かなり複雑な態勢を取っていました。見ている方には「こんなキスいいな」って思ってもらえると思うんですけど、実際にやっているときはちょっとプルプルしていました。

 

◆台本を読んだときの印象はいかがでしたか。

「インタビューキス」はすごくロマンティックな物語だなと思ったんですけど、「ハート救命キス」はどういう意味?ってなりました(笑)。撮影が始まって、ようやく物語がつかめました。

 

◆確かに「ハート救命キス」は水中での撮影などもあり複雑そうですよね。監督からも指示は多かったんですか。

プールでのシーンは、動きが多かったので「こういうふうにしてほしい」みたいな指示はいただきました。でも、タイミングやカメラの位置など気をつけることが多かったので、撮影中もこれであってるのかな?と思いながらやっていました。

『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』「ハート救命キス」鬼倉龍大、出口亜梨沙©エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会

 

◆「インタビューキス」はいかがでしたか。

「ハート救命キス」のような難しさはなかったんですけど、回想シーンでセーラー服を着ていて、それが不安です(笑)。30なのに制服姿でテレビに出て大丈夫かなと…(笑)。

 

◆セーラー服に対する周囲の方からの反応はいかがでしたか?

マネージャーさんはすごい笑っていました(笑)。あと、高校時代のシーンは私の事務所で撮影をしたので、現場に知っているスタッフさんも多くて…。この撮影は長く感じましたね(笑)。学生時代はブレザーだったので「セーラー服いいな~」と思っていたんですけど、まさかこの年になって着るとは思いませんでした(笑)。

 

◆懐かしさもありましたか。

「高校生の時ってどんな恋愛していたっけ」と、昔の記憶を一生懸命掘り起こして撮影していました。あの頃みたいな恋愛はもうできないなと思うと、切なくなりますね。

 

◆共演者の方とは今回が初共演ですか。

そうですね。鬼倉(龍大)さんとの撮影が先だったので、その時はかなりドキドキしていたんですけど、2回目の岡(宏明)さんのときはそこまで緊張せずにできました。あと、鬼倉さんと岡さんは元から友達だったらしいんですけど、鬼倉さんから「岡君はめっちゃ変わってるよ」って言われていて。それで少し緊張していたんですけど、撮影のときはかなり楽しませてもらいました(笑)。

 

◆何か印象的なエピソードはありますか。

岡さんが現場にカメラを持って来ていたんですよ。でも、かなりタイトなスケジュールで撮影していたので、なかなか使えるタイミングがなかったみたいなんです。だけど最後の高校生のシーンでいきなり写真を撮り始めて(笑)。私はセーラー服姿だったので「やめて~」と思いましたが、きれいに撮っていただきました。

 

◆今回は全20エピソードありますが、ご自身の出演作以外で楽しみな作品はありますか。

犬が登場する「カフェカー休憩チュウ」(OA済み)が楽しみです!動物と恋愛ドラマは私が癒やされるものトップ2なんです。だから犬が登場するこの作品は台本を読んで、いいなーと思いました。

 

◆出口さん自身はペットを飼われていたりするんですか。

ずっと飼いたいなと思っているんですけど、まだ飼えていなくて…。実家で犬と猫の両方を飼っていたのでどっちの魅力も知っているからこそ、どっちを飼うか決められないんですよ。

 

◆ご自身が出演される作品のシチュエーションへの憧れはありましたか。

「インタビューキス」では私が翻弄する立場なんですけど、そういうお互いが好きというより、片方がすごい好きで振り回されるみたいなシチュエーションは演じられてよかったです。やっぱり恋愛ドラマって駆け引きが楽しいなと思うので。

 

◆では、最後に見どころをお願いします。

この作品は、普通の恋愛ドラマのラストシーンだけを切り取ったような作品です。だから、そこにいくまでにどんなドラマがあったのかを想像しながら見てもらえたら、より楽しんでもらえると思います。

 

 

PROFILE

出口亜梨沙
●でぐち・ありさ…1992年9月18日生まれ。大阪府出身。B型。

<本作での出演回>
11月2日放送(#3)「ハート救命キス」(共演:鬼倉龍大)
11月16日放送(#5)「インタビューキス」(共演:岡宏明)

 

番組情報

水ドラ25『キス×kiss×キス~メルティングナイト~』
テレビ東京系
毎週水曜 深夜1時~
※テレビ大阪は毎週木曜 深夜2時35分~

配信:dTVにて1週間独占先行配信中※毎週水曜 午後10時配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP・TVer・GYAO!)にて見逃し配信

<出演>
葵うたの、赤羽流河、伊藤あさひ、井口綾子、岩崎藤江、宇佐卓真、岡宏明、鬼倉龍大、
樫尾篤紀、河本景、喜多乃愛、窪田彩乃、栗林藍希、後藤聖那、立野沙紀、出口亜梨沙、
仲野温、那須泰斗、日影舘まい、三宅亮輔(※五十音順)

主題歌:Da-iCE 「Answers」(avex trax)
主題歌:THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「KIMIOMOU」(rhythm zone)
企画プロデュース:鈴木健太郎(エイベックス・ピクチャーズ)
脚本:内平未央
監督:森田亮、畑山創、小菅規照
プロデューサー:正井彩夏(テレビ東京)、寺原洋平(テレビ東京)、梶原富治(ROBOT)
制作:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション:ROBOT

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/kiss3kiss3kiss3/
Twitter:@tx_kiss3kiss3

©エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会

石田ニコル 初カレンダーで史上最大の露出度に挑戦…!NFTのコラージュアートも販売

「石田ニコル 2023-2024年カレンダー『Which is…』」の発売が決定。合わせて、コラージュデザイナーのカズシ フジイによるNFTのコラージュアートも販売されることが発表された。

石田ニコルは「KOBEコレクション モデルオーデション2010」グランプリ獲得を機に芸能界デビューし、数々のファッション誌やランウェイで一躍人気モデルに。一方で2012年にはミュージカル「RENT」のミミ役に抜擢される等女優業を本格化させ、以後ドラマや映画等数々の作品に出演。

 

2019年よりミュージカル作品にも本格的に出演を開始し、「ブロードウェイミュージカルIN THE HEIGHTS」(2021)や、「マドモアゼル・モーツァルト」(2021)、「恋のすべて」(2022)、そして新橋演舞場で現在公演中の劇団新感線「薔薇とサムライ2-海賊女王の帰還-」に出演し、来年1月30日からはミュージカル「MEAN GIRLS」の出演も決定するなどミュージカル界で存在感を発揮してきた。

 

また自身でゲームの実況をYouTubeで配信するなど、女優・モデル・バラエティでマルチに活動をしている彼女が、初のカレンダーとなる「石田ニコル 2023-2024年カレンダー『Which is…』」を発売する。

 

今回のカレンダーは、「今までしたことのない表現」「見せたことのない表情」を切り取るために、「グラビア」的な衣装やポージングを取り入れ、石田ニコル史上最大の露出度に挑戦。男性ファンのみならず、女性にも手に取ってもらえるカレンダーにすべく、カメラマンはファッションを主戦場として活躍している花盛友里に依頼し、セクシーな中にヘルシーな美しさがみえる見せ方にもこだわった。

 

カズシ フジイとコラボしたコラージュ作品はNFTとして販売予定

 

さらに、今回惜しくもカレンダーでセレクトされなかったカットを、別の切り口の作品に昇華させるべく、NFTアートの製作・販売を決定。数々のNFT作品を手掛けているコラージュデザイナー兼NFTクリエイターのカズシ フジイとのコラボが実現した。石田ニコルの一糸まとわぬ姿が、どんなコラージュアートに仕上がるかも注目だ。

 

なお、今回のカレンダーはアーティストオンラインショップ「A!SMART(アスマート)」、HMV&BOOKSにて、11月8日(火)18時より、先行予約受付がスタート。また、カレンダーの発売を記念して、2023年3月4日(土)にHMV&BOOKS SHIBUYAにて、対面式イベントの開催も決定している。

 

石田ニコル コメント

この度、初のカレンダーを発売させていただくこととなりました。

 

やってみたかったグラビアに挑戦したので、それをどう受け取ってもらえるかドキドキな面もありますが、

 

3000枚を超えるカットの中から

 

セレクトも自分で行い、全てのカットがこだわりの1枚になっています。

 

是非お気に入りの1枚を見つけてください。

 

また今回はカレンダー撮影で撮り下ろした写真をNFTアートにするという試みも行いました。

 

新しい試みですが、ご注目いただけるとうれしいです。

 

一緒に2023年を良い年にしていきましょう!

 

商品情報

「石田ニコル2023-2024年カレンダー『Which is…』」

2023年2月中旬発売予定

 

仕様:A5サイズ/卓上カレンダー/リングタイプ/全13枚(片面印刷)

[2023.4.1〜2024.3.31]

価格:2,800 円(税込)

発行元:株式会社アミューズ

 

2022年11月8日(火)午後6時より、予約販売開始

A!SMART:https://www.asmart.jp/ishida_nicole

HMV&BOOKS(対面イベント参加特典付き)https://www.hmv.co.jp/store/event/46495/

 

WEB

石田ニコル アミューズオフィシャルサイト:https://www.amuse.co.jp/artist/A8248/

石田ニコル Instagram:https://www.instagram.com/nicole_ishida/

石田ニコル Twitter:https://twitter.com/ishida_nicole_/

石田ニコル YouTube:https://www.youtube.com/c/nicole_ishida

石田ニコルNFT Twitter:https://twitter.com/IshidaNicoleNFT/

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第3回:「きっと、うまくいく」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第3回は「きっと、うまくいく」(2009年)について、想いを語っていただきました。

 

第3回:「きっと、うまくいく」

やっほー! なっちゃんこと河口夏音です!!
大大大好きなハロウィンの季節だ〜。今年のハロウィンはどんな仮装をするか、お楽しみに!

 

そしてまもなく11月23日に、≠MEの5thシングル『はにかみショート』が発売されます。
わーい! 寒い冬は、この楽曲をたくさん聴いて心をポカポカにして乗り越えましょう〜!

 

それでは本題に移ります! 今回は、ホラーでも、ダークファンタジーでも、洋画でもありません。インド映画です。
映画が好きな人は知っている人も多いと思います。「きっと、うまくいく」を紹介します!

 

私自身、インド映画にはなかなか踏み出せずにいたのですが、自己肯定感が上がる映画としてこの作品が紹介されていたのを見て、「きっと、うまくいく」を見てみました。

 

インドの名門大学に通う3人が巻き起こすドタバタコメディ。友達想いで自由人な天才、ランチョー。しかし、彼は10年後行方不明に。他の2人がランチョーを追っている現在(10年後)と3人の学生時代が交差する物語です。

 

ミュージカル調の、私が想像していた通りのインド映画で、ストーリーが面白く、とても見やすく、前向きになる映画です!

 

そして、スカッとするシーンがたくさんあります。ランチョーの頭の良さ、友達想いの人柄にも惹かれて、こんな人間になりたいと見ていて何度も思いました。

「きっと、うまくいく手裏剣」

 

また、見終わった時にびっくりしたのですが、なんとこの映画は3時間近くあるんです!
そういえば途中で「interval」と画面に出てきたのですが、インドでは映画館で見る時に途中で5〜10分ほどの休憩があるみたいですね。
そんなに長かったことを感じないくらい引き込まれる作品でした!

 

この映画を見て改めて、人の意見ではなくて、自分が行きたい道、自分が選んだ道が正解なんだと感じました。
私自身アイドルの道は自分で選んで、後悔をしたことがないです。
もし親や人の意見に左右されてしまう方が今読んでいたら、この映画を見て、本当に自分のやりたい道を見つけられるといいなと思います!

 

きっと、この映画を見終わったら、胸に手を当てて「うまーくいく、うまーくいく」って言いたくなるはずです!

PROFILE

≠ME 河口夏音

 

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

≠ME

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

5th Single『はにかみショート』Type C

 

■5th Single『はにかみショート』
2022年11月23日(水)発売

詳細:https://not-equal-me.kingrecords.co.jp

 

■『≠ME 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』Blu-ray & DVD
2022年10月12日(水)発売

 

■≠ME全国ツアー2022「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」
2022年9月4日(日)宮城 仙台サンプラザホール
2022年9月17日(土)埼玉 さいたま市文化センター
2022年10月8日(土)千葉 松戸森のホール21 大ホール
2022年10月15日(土)千葉 幕張メッセイベントホール
2022年11月7日(月)東京 LINE CUBE SHIBUYA
2022年11月18日(金)愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール
2022年11月20日(日)広島 上野学園ホール
2022年11月23日(水・祝)大阪 オリックス劇場
2022年11月27日(日)福岡 福岡市民会館

 

青山ひかる 20代最後の写真集発売で滝や海に…「カメラマンさんが私より先にびちょ濡れに」

ゼロイチファミリア所属の青山ひかるが、11月1日に新作写真集「blueprint」(講談社)を発売。アザーカットと本人インタビューが到着した。

“お尻が汚いグラビアアイドル”として『有吉反省会』(日本テレビ)に出演した際、大きな反響を呼んだ青山ひかる。2019年には「映画ふたりエッチ」の主演を務めた。「Iカップの野生児猫娘」としてテレビ・雑誌などで活躍するほか、「ゼロイチゲーム部」副部長も務め、ゲーム配信番組MCなどでも活動している。

 

そんな彼女が、新たな写真集「blueprint」を11月1日に発売した。「20代最後に128ページという大きいものを発売できて本当にうれしいです」という喜びの気持ちから、タイトルの由来や撮影時のエピソードについても語ったインタビューは下記に掲載。

 

青山ひかる インタビュー

◆写真集「blueprint」発売おめでとうございます!

ありがとうございます!写真集がなかなか出せない中、20代最後に128ページという大きいものを発売できて本当にうれしいです。実物も電子書籍もたくさんの人に見てもらいたいので、11月1日を楽しみな気持ちとちょっとプレッシャー(?)みたいな感じでかなり緊張していました。

 

◆タイトルの「blueprint」には、どういった意味を込められたのでしょうか?

青山ひかるの「青=blue」と写真集の「写真集=print」という、「私の写真集!」って分かりやすい感じで「blueprint」と決めました。

 

他にも「青写真を描く」=未来について想像する、という「未来志向」的な意味もにじませました!

 

◆撮影でのエピソードがあれば、教えていただけますか?

表紙になっている写真が、衣装1着目で滝に行って朝早くから撮影を開始したものになります!まさか表紙に選ばれると思っていなくて驚きましたが、1番光も良く神秘的な感じに撮れたり、「blueprint」らしさが出ているので大変満足しています!

 

最初はすっごく寒かったけど、日が昇るにつれて暑くなってきたのでちょうどよくなりました。

 

あ、あとカメラマンさんが深いところに落ちてしまって、私より先にびちょ濡れになってました(笑)。

 

カメラは、ちゃんと上にあげて濡れないように対処していたので流石プロだなって感じしました!カメラ守ってました!←

 

◆今後の抱負を教えてください。

今後はゼロイチゲーム部をたくさん盛り上げつつ、自分もまた個人配信などたくさんゲームや自分の趣味のことを広げていきたいなと思います!

 

まずゲーム部で掲げている目標が「大会で1勝する」なので、いろんなゲームタイトルの中からひとつでも「1勝」したいな。と思っています!

 

今、平日もゲーム部で配信していますのでまだ見たことない方は、チャンネル登録などしていただけるとうれしいです(月曜日:霜月めあ、火曜日:くるす蘭、水曜日:青山ひかる、木曜日:池田ショコラ)。

 

◆最後に読者に向けて、一言メッセージをお願いします。

いつも応援いただいている皆さんとスタッフさんのおかげで、20代最後にグラビアとして大判な写真集を作ることができました。

 

ハードルはかなり高いものでしたが、力作になっているのでたくさんの方に手にとってほしいという思いがあります。

 

11月5日(土)渋谷TSUTAYAで行われる写真集発売記念イベントも、たくさんの方にお会いし、見ていただいた感想などお話できるのを楽しみにしております!

 

書誌情報

「blueprint」

2022年11月1日(火)発売

詳細:https://bookclub.kodansha.co.jp/buy?item=0000371490

 

WEB

ゼロイチゲーム部:https://www.youtube.com/channel/UCOdTdSfuXKN9pNPL8fd9nlg

写真集発売記念イベント:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02tggm7gvfm21.html

青山ひかるTwitter:https://twitter.com/hikaru06kon

青山ひかるInstagram:https://www.instagram.com/hikaru0613kon/

 

©撮影:佐藤裕之/「青山ひかる写真集 blueprint」(講談社)

其原有沙が京王電鉄イメージキャラクター“プラットガール”に就任「大好きな京王線や沿線の魅力を伝えたい」

女優の其原有沙が、京王電鉄沿線の魅力を発信する「プラットガール」新イメージキャラクターに就任した。

「プラットガール」メインビジュアル

 

電車で“プラッと”出かけることが大好きな「プラットガール」は2013年度からスタート。京王線・井の頭線沿線のおすすめスポットを情報誌「あいぼりー」やポスターでPRするほか、京王電鉄が主催するイベントにも出演し、京王沿線の魅力を伝えていく。

 

其原は11月16日(水)発行の「あいぼりー」134号から登場。特集テーマに沿った表紙や特集ページのほか、京王沿線の1つの街の魅力を掘り下げ、主に20代後半~30代の女性が楽しめるような飲食店や雑貨店などのおすすめスポットを紹介する「あの街プラット」に登場する。

「あいぼりー」表紙(イメージ)

 

其原有沙 コメント

皆さん、はじめまして!このたび「プラットガール」に就任しました其原有沙です。

 

大好きな京王線のすてきな場所やお店などを訪れたり、さまざまなイベントに出演できることにワクワクしています。京王線や沿線周辺の魅力をたくさんお伝えできるよう精いっぱい努めます。よろしくお願いいたします!

 

PROFILE

●そのはら・ありさ…2001年8月24日生まれ。東京都出身。舞台「ワールドトリガー」「鬼滅の刃」といった人気作品のメインキャストとして出演。表情豊かな演技力で高い評価を得ている。ほか出演番組に『すイエんサー』(Eテレ)、『ウルトラマンR/B』(テレビ東京系)など。2023年初春配信予定のWEBアニメ「幼女社長R」では、オープニング主題歌を担当する。特技はクラシックバレエ。

山下美月「人の温かさやつながりをたくさん感じられる作品」『舞いあがれ!』

『舞いあがれ!』山下美月 ©NHK

 

現在放送中の連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK総合ほか)で望月久留美役を演じる山下美月からコメントが到着した。

 

連続テレビ小説第107作は、オリジナル作品『舞いあがれ!』。1990年代から今にかけ、福原遥演じるヒロインの岩倉舞がものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら空を飛ぶ夢に向かっていく姿を描く、挫折と再生のドラマだ。

 

山下演じる久留美は舞の同級生。幼い頃に両親が離婚して父子家庭で育ち、実業団のラグビー選手だった父がけがで失職したせいで経済的に貧しい子供時代を過ごす。舞が気にかけてくれたのをきっかけに親友になるが、舞とは対照的に堅実な看護師の道を目指すようになる。

 

山下美月 コメント

◆『舞いあがれ!』に出演することが決まったときのお気持ちは?

初めてお話を聞いたときは「まさかあの“朝ドラ”に!」という驚きが本当に強かったです。私自身、“朝ドラ”がとても好きで、いつか出られたらいいなという夢を持っていました。こんなにありがたい機会をいただけるとは思っていなかったので全力で頑張ろうと思いました。情報解禁までは誰にも言えなかったので、情報が解禁されると一番に母に電話しました。「“朝ドラ”に出るよ」と伝えると、本当にすごく喜んでくれて、実家もお祭り騒ぎになっていたようです。

 

◆ご自身の役柄についての印象や演じる上で楽しみにしていること、役のここに注目してほしいという点などを教えてください。

久留美ちゃんはお父さんを支えながら苦しい幼少期を過ごしてきたけれど、周りの人に恵まれて、ちゃんと強くたくましく芯のある女性に育ったなと思います。看護師という堅実な仕事を選んだのはお母さんが看護師だったからというのもありますが、お父さんを金銭面や健康面などあらゆる面でサポートしたいという思いがあったからこそだと思います。実際に、もしもこんなお父さんだったら…でも、やっぱり支えたくなっちゃうと思います。母性が出てくるのは分かりますね。私も久留美ちゃんと同じく一人っ子なので、家族に対する愛情の強さ、お父さんを支えたい気持ちがすごく共感できるなと思います。最初に監督から「舞ちゃんとは逆のタイプの女の子にしたい」と聞いたので、声も低くして話すテンポを速くして、ちゃきちゃき感みたいなものを意識しています。大阪ことばでの演技が最初は難しかったので、ひとりでランチに行ってカフェの店員さんが話している声が聞こえるように、一番レジに近い席に座って聞き耳を立てたりしました(笑)。芸人さんの動画を見て突っ込んだり、現場でカメラが回っていない時も舞ちゃんと大阪ことばで話したりしています。

 

◆物語や主演の福原さんにどんな印象を持っていますか?

登場人物それぞれが葛藤を持ちつつも、みんな諦めずに前向きに頑張っているので、人の温かさやつながりをたくさん感じられる作品だと思います。台本を読んで、イメージしていた通りの舞ちゃんを、遥ちゃんがそのまま演じていると思います。舞ちゃんの明るくてあったかくて優しくてみんなから愛される人間性は、遥ちゃんそのものです。初めての共演ですが、イメージ通り過ぎて、私も最初から演じやすかったですし、すぐに仲良くなれました。ロケで五島に行った時に、3人で五島のきれいな海をずっと見ているというシーンがあったのですが、その時に、幼なじみだから「青春な写真」を撮ろう!と3人でピースしている写真を自分たちのスマホで撮りました! そんなことをする機会はなかなかないので「一生思い出に残るね」って3人で話しました。五島での撮影では、3人の絆を感じられることがいっぱいあってとても印象に残っています。

 

◆放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

朝から勇気をもらえたり、一緒に今日も頑張ろうと思えたりする作品になっていると思います。幼なじみ3人でのシーンはとても温かくて、見ていて懐かしい気持ちになるような関係性だと思います。お父さんとの親子のシーンは、久留美が抱える心の葛藤と戦う場面もあったりして、久留美の力強さや芯を持っている部分に、演じている私自身もすごく助けられることが多いので、皆さんにも笑顔になっていただけるように頑張りたいなと思います。東大阪でのロケで、地元の方たちが「絶対に見るね!」と言ってくださったので、東大阪の方々にも喜んでいただける作品にしたいなと思っています。皆さんにたくさんの勇気や元気を与えられるようがんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

番組情報

連続テレビ小説『舞いあがれ!』
NHK総合ほか
毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分ほか

 

WEB

公式HP:https://nhk.jp/maiagare
公式Twitter:https://twitter.com/asadora_bk_nhk/
公式Instagram:https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/

©NHK

ナナランド 峰島こまきが“ひょこりさん”や“ほっぺたぷく顔”に…1st写真集の未掲載カット公開

ナナランド・峰島こまきの1st写真集「ふるさと」(扶桑社)が、10月17日(月)に発売される。それを記念して、“可愛い”をテーマに選定した未掲載カットと本人からのコメントが到着した。

 

ナナランド 峰島こまき 1st写真集『ふるさと』未掲載カット

 

本作は、彼女の故郷・静岡県をめぐる2泊3日の旅を写した作品となっている。初挑戦のランジェリーショットや、タレント写真集では珍しい、モデルの実家での撮影など、見どころ満載の作品に仕上がった。

 

青空の下、ビーチで元気にはしゃぎ、沼津漁港の海鮮丼やうなぎなど、地元の名産品を笑顔でほおばったり、飼い犬や猫、水族館のイルカとたわむれ、実家ではリラックスしきった“素の表情”も。夜には少しのお酒でほろ酔いになり、自身初となる下着の撮影ではこれまで見せたことのない大人の顔に…。

 

ナナランド 峰島こまき 1st写真集『ふるさと』未掲載カット

 

ステージ上ではくるくる表情が変わる、“愛嬌の塊”のようなパフォーマンスを見せ、特典会では隠し持ったあざとさでファンを魅了する。そんな彼女の魅力が詰まった一冊だ。撮影は、数々の女性タレントの写真集やポートレートを手掛けてきた、細居幸次郎が担当。

 

今回到着した写真集未掲載カットは、“可愛い”をテーマに選定されたという。階段の手すりに座りながら、“ほっぺたぷく顔カット”。黒ビキニを着た峰島が柵から顔を出す“ひょこりさんカット”。水族館でイルカとの戯れている時に激写された“びっくり表情カット”。純白水着の峰島が、プールにあった“浮き輪でプカプカカット”が公開された。

 

ナナランド 峰島こまき 1st写真集『ふるさと』未掲載カット

 

また、峰島自身からのコメントも到着。「写真集に掲載できなかった、アザーカットを公開します! “可愛い”というテーマで選定されたと伺い、大変お恥ずかしいです(照れ笑い)」とまずは恥じらいを見せる。

 

続けて「アピールできるポイントは、笑顔です。目が線になっちゃうぐらい“よく笑うね”と言われることが多いので、“可愛い笑顔”が注目ポイントです! また、あざとい表情を作った時の、“ほっぺ”にも注目してもらえるとうれしいです! みなさんも私の“可愛いポイント”を、ぜひ探してみて下さい(照)」とメッセージを寄せた。

ナナランド 峰島こまき 1st写真集『ふるさと』未掲載カット

 

書誌情報

「ナナランド 峰島こまき 1st写真集『ふるさと』」

2022年10月17日(月)発売

「ナナランド 峰島こまき 1st写真集『ふるさと』」表紙画像3種

 

予価:本体3,000円+税

出版社:扶桑社

 

・通常カバー版 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594092721

・Amazon限定カバー版 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594093043

・タワーレコード限定カバー版 予約リンク:https://tower.jp/article/feature_item/2022/08/01/3001

 

●photo/細居幸次郎 hair&make/夢月 styling/八杉直美

『ハロプロダンス学園 シーズン8』段原瑠々&広本瑠璃が新加入!メンバー7人が語る新たな挑戦

(後列左から)平井美葉、秋山眞緒、佐々木莉佳子、加賀楓、石田亜佑美(前列左から)広本瑠璃、段原瑠々

 

ハロー!プロジェクトから選抜されたダンス好きなメンバーが出演するバラエティ『ハロプロダンス学園』(ダンスチャンネル)の最新シーズンが、10月20日(木)にスタート。石田亜佑美さん(モーニング娘。’22)、加賀楓さん(モーニング娘。’22)、佐々木莉佳子さん(アンジュルム)、秋山眞緒さん(つばきファクトリー)、平井美葉さん(BEYOOOOONDS)の5人に加え、今回からJuice=Juiceの段原瑠々さんとOCHA NORMAの広本瑠璃さんが参加。メンバー7人での初収録の感想や、今回挑戦したHOUSEダンスについて、さらに今後の目標などを聞きました。

 

◆段原さん、広本さんはこの収録が初参加です。『ハロプロダンス学園』に参加することになったときの気持ちを教えてください。

段原:まずすごくうれしかったです。でも、皆さんダンスが大好きで、すごく上手ですし、踊られているのを見ることが私自身好きだったので、その中に入ることが想像つかなくて、大丈夫かなっていう不安もありました。実際に踊ってみると楽しかったですし、本当に皆さんダンスが好きなんだなっていうのが伝わってくるような、みんな笑いながら楽しそうに踊っている様子が刺激になりました。

広本:OCHA NORMAのメンバーでオーディションをして選んでいただいたんですが、やっぱりOCHA NORMAみんなの気持ちを背負っている分、メンバーや見てくださる方に広本でよかったなって思ってもらえるように頑張りたいなって思って来ました。本当に心から楽しんで踊れたので、その思いが見てくださる方に伝わったらいいなって思います。

 

◆既存メンバーの皆さんは、お2人と一緒に収録されていかがでしたか?

石田:この番組がハロー!プロジェクトからダンスが好きなメンバーが集まって始まった番組なので、ダンスが好きっていう共通の思いがあるだけで、グループが違うから、新メンバーだからという垣根が本当に何にもないんです。2人とも最初は緊張して「どうしようかな」と感じはあったと思うのですが、踊り出したらそういうのは一切関係ないよって思っていたし、いざ踊ってみたらそれぞれ目立つパートもあって、すごくよかったです。ダンスは、そういうふうにみんなを1つにしてくれるなっていうのを感じられました。

加賀:長い間、同じメンバーでダンス学園をやってきたので、そこに新しく2人が加わって、どんな雰囲気になるんだろうっていうのは、私たちももちろん見てくださる方も興味のある部分だと思うんです。2人がかなり新鮮な風を吹かせてくれて、新しいダンス学園のレギュラーが出来上がったっていう感じがして、今日1日すごく楽しく収録ができました。

佐々木:2人ともなじむのが本当に早くて、既にしっくり来ています。自分たちに必死だったこともあって、2人のダンスをまだじっくりは見ていないんですけど、2人とも上手だなって思って。これからこのメンバーで一緒にいろいろなジャンルのダンスにどんどん挑戦していけるんだって思ったら、すごく楽しみです。

秋山:瑠璃ちゃんと段原さんはすごくかわいらしい雰囲気を持っていて姉妹みたいだなって印象があって。前までガツガツした感じのダンス学園のイメージがあったんですが、2人の加入でちょっと柔らかくなったような気がしますし、新しい風が吹いて、すごく楽しいなって思います。

平井:2人が入っての収録の雰囲気がどういう感じになるのか想像つかなかったので、ドキドキしながら私も収録したんですけど、本当に秋山さんがおっしゃったように、ふわってしている雰囲気が「ああ、こういう感じで、これから回を重ねていけるんだな」って感じました。そして、初めてのジャンルで、初めてのメンバーでしたけど、お互いのグルーブ感を感じながらダンス撮影できたので、すごく楽しかったですし、これからいろんなジャンルをもっとやっていきたいなって思いました。

 

◆今回、“HOUSE”というジャンルに挑戦されましたが、実際に踊ってみていかがでしたか?

石田:ほとんどのメンバーが初めてでしたね。

佐々木:そうそう。

石田:みんな共通してやってみたかったジャンルの1つだったんです。

加賀:憧れがありました。HOUSEっていうジャンルを見たときに、すごくおしゃれだし、軽やかに踊るイメージだったので、「やってみたいな、こういうダンス踊りたいな」っていう気持ちがありました。

佐々木:真似しようと思っても、自分たちにはできない領域だったんです。なので、今日できてよかったなと思いますが、あのステップの数はちょっと多すぎて、もっと勉強しないと…。

一同:そうだね。

石田:今日、11個のステップを習いました。

加賀:それだけ習得できたことも、うれしいですよね。

佐々木:11個はもうできるってことですよ!

秋山:そうですよ!

佐々木:組み合わせたら無限大ですよ!

加賀:最初に先生が音楽に合わせてフリーで踊って登場されましたが、そのときも私たちがやったステップ以外にもやられていて。

平井:たくさんありましたよね。

加賀:応用が面白いダンスのジャンルなんだろうなと感じました。

佐々木:アクロバットもすごかったですよね!

秋山:瑠璃ちゃんもアクロバットしていて!

石田:最初からそういう特技が活かせる場ができてよかった。

広本:見せ場をもらえて、とてもうれしかったです!

 

◆皆さん、休憩中にストレッチや足上げをしてケアをされていましたね。

石田:たくさんステップを踏むので常に足を動かしているんですが、足だけが疲れるんじゃなくて、体幹の内側からじわりじわりと汗をかいて、そこから疲労がくる感じなんです。ダイエットに向きそうだなって思いました(笑)。

段原:すごくじわじわと汗かきましたよね。

平井:重心の置き方がすごくクラシックバレエに似ているなっていうのを感じて、私はまだいけます(笑)。クラシックバレエも止まるところが一瞬もないぐらいの感じで踊るんですが、HOUSEも同じぐらい止まらないので、そこも共通点だなって思いました。

 

◆広本さんはいかがでしたか?

広本:曲がかかったらノリでいけたんですが、1つ間違えてしまうと戻るのが難しくて…。

一同:分かる…!

広本:ああ~って、そこから修正するのが難しかったです。そして、奥が深いなって思いました。

石田:一番先生の近いところで踊っていたけど、緊張した?

広本:はい。めっちゃ緊張しました。真横にいらっしゃって、蹴ったらどうしようって…。先生のオーラがすごかったです。

 

◆SHUHO先生からアドバイスなどありましたか?

石田:HOUSEは男性と女性で違いがあるそうなんです。

段原:全然違いましたよね。

加賀:それぞれ男性、女性のHOUSEを踊ってくださったんですが、両方踊れるんだっていうすごさもありましたし、本当にその違いが目に見えて分かりやすかったので、せっかくなら、女性らしいHOUSEをできるようになりたいなって思いました。そして、ステップの意味やルーツも知っていて、HOUSEのダンスが好きだから、自然と身に付けていったんだろうなって、とても博識でした。

 

◆次に挑戦してみたいダンスのジャンルは何でしょう?

佐々木:POPをやりたいです。POPは、筋肉の使い方など1日に習得できるものでは、多分ないとは思うんですが、HOUSEもやる前はみんなそう思っていたので、挑戦してみたいです。

秋山:私もずっとPOPをやりたいって何年も前から言っていて。でもレッスンに全然行けていなくて…。きっとみんなでやったら楽しいと思いますし、また違う作品ができそうだなって!

平井:WAACKもやりたいです。

佐々木:やりたいね。

平井:昔から好きなジャンルなんですが、WAACKはイチからやるというよりは、なんとなく分かっていると思うんです。なので、踊れば、みんな楽しいって言ってくれそうなので、一緒にやりたいです。

加賀:私、ヴォーギング系をやりたいです。一時期、AyaBambiさんにめちゃめちゃハマって、いろいろな動画を漁ったり、VOGUEやっている方のTikTokを見たりしていて。ただ、実際に踊ったことはなくて、HOUSE以上に日本ではあんまり流通していないジャンルなので、この番組だからこそできる機会があればいいなと思います。

平井:石田さんとも話していたんですが、テーマパークダンスをやりたいです。バレエにも共通しているんですが、見てもらうっていうこと込みの作品作りをしたいなと。

秋山:楽しそうです!

石田:表現者として幅が広がりそうだなと思うので、そろそろお客さんを呼びたいっていう気持ちが強いですね。

一同:やりたいですね!

 

◆前回、KENZOさんとコラボして披露した「怪物」がYouTubeで119万回(9月末現在)再生されていますが、周りの反響はいかがでしたか?

秋山:つばきファクトリーはメンバー全員が褒めてくれました。一緒に振りを真似して、動画を作ったり(笑)。YouTubeという誰でも見られるツールでアップされたことで、いろんな人から連絡が来て、「毎日見ているよ」って言ってくれるメイクさんがいたりして、すごくうれしいです。

佐々木:私もハロー!プロジェクトじゃない、他のアイドルの方や、アーティストさん、お仕事が一緒になった方に、会うたびに「怪物見た!めっちゃカッコいい」って言われます。やっとこのダンス学園がKENZOさんのおかげで、皆さんに届いたのかなって思うと、めちゃくちゃうれしかったです。

石田:ありがたかったですね。

加賀:この間、お仕事で夏焼雅さんにお会いしたときに、「めちゃめちゃ見ている」って言われて、めちゃくちゃビックリしました。

一同:えー、うれしい!

 

◆今後の目標を教えてください。

石田:新しいメンバーになり、前回のメンバーで作った「怪物」のような作品がたくさんの方に見ていただけたので、そういうふうにいつかみんなで残すのもいいですし、ファンの方に来ていただいて、実際に見ていただくのもいいですよね。みんなのダンスが好きな気持ちは、普段のハロー!プロジェクトのグループ内で活動していたら、完全に伝わり切らないところもあると思うんです。この番組を通して、「あ、こんなにダンスに熱意があるんだ」「こんなにいろいろなこと考えて、パフォーマンスしているんだ」っていうことが皆さんに伝わって、それがグループに還元されたらいいなって。実際に生で見に来てほしいですし、学園祭にも出てみたいです。

 

PROFILE

(後列左から)秋山眞緒、段原瑠々、佐々木莉佳子、加賀楓(前列左から)広本瑠璃、平井美葉、石田亜佑美

 

石田亜佑美
●いしだ・あゆみ…1997年1月7日生まれ。宮城県出身。O型。モーニング娘。’22のメンバー。

加賀楓
●かが・かえで…1999年11月30日生まれ。東京都出身。A型。モーニング娘。’22のメンバー。

佐々木莉佳子
●ささき・りかこ…2001年5月28日生まれ。宮城県出身。A型。アンジュルムのメンバー。

段原瑠々
●だんばら・るる…2001年5月7日生まれ。広島県出身。A型。Juice=Juiceのメンバー。

秋山眞緒
●あきやま・まお…2002年7月29日生まれ。大阪府出身。B型。つばきファクトリーのメンバー。

平井美葉
●ひらい・みよ…1999年12月11日生まれ。東京都出身。A型。BEYOOOOONDSのメンバー。

広本瑠璃
●ひろもと・るり…2003年6月18日生まれ。広島県出身。B型。OCHA NORMAのメンバー。

 

番組情報

『ハロプロダンス学園 シーズン8』
ダンスチャンネル
初回放送:2022年10月20日(木)午後11時30分~ ほか
Amazon Prime Videoチャンネル「ダンスチャンネル オンデマンド」
2022年10月21日(金)~配信開始
https://www.dance-ch.jp/all/haropuro-gakuen8.html

<出演者>
MC:タイムマシーン3号

石田亜佑美(モーニング娘。’22)、加賀楓(モーニング娘。’22)、佐々木莉佳子(アンジュルム)、段原瑠々(Juice=Juice)、秋山眞緒(つばきファクトリー)、平井美葉(BEYOOOOONDS)、広本瑠璃(OCHA NORMA)

●photo/徳永徹 text/田中ほのか

『うる星やつら』ラム役・上坂すみれインタビュー!「だっちゃ」のせりふに「何だか不思議な気持ちになりました」

漫画家・高橋留美子さんが生んだ不朽の名作『うる星やつら』が、完全新作テレビアニメとなって帰ってくる。地球“最凶”の高校生・諸星あたると、宇宙から舞い降りた“鬼っ娘”美少女・ラムの出会いから始まるラブコメで、小学館の創業100周年を記念し再アニメ化。選び抜かれた原作エピソードが4クールにわたって放送され、その第1期が2022年10月13日(木)よりフジテレビの『ノイタミナ』(毎週木曜 深夜0時55分)他にてスタートする。ラムを演じるのは、もともと『うる星やつら』のファンだったという上坂すみれさん。作品への思いや意気込みをお聞きしました。

 

◆ラムを演じることが決まった時のお気持ちを教えてください。

完全新作アニメが始まること、そしてラムちゃん役のオーディションがあることにまずは驚きました。大好きな作品のオーディションを受けられるだけでも光栄でしたが、出演できることになって本当にうれしかったです。いまだに信じられなくて、びっくりしています。

 

◆名作故のプレッシャーもありましたか?

収録が始まる前は、やっぱりドキドキでいっぱいでした。でも、スタッフさんもキャストも全員がこの作品に最大限の愛をぶつけていて。同じ気持ちでいる同志たちと作品を作っていくことに、心強さを感じました。

 

◆もともと大好きな作品とのことですが、出会いはいつごろでしたか?

ちゃんと認識したのは高校生のときです。『うる星やつら』のアニメがCSで放送されていたのを見て、それをきっかけに原作も追い、よりハマっていきました。ドタバタ劇のコメディだけじゃなく、すごく純愛な話もあるのが面白くて。(三宅)しのぶやサクラなど、ラムちゃん以外のヒロインたちにちゃんとストーリーがあるのもいいんですよね。

 

◆フィギュアなどのグッズも集めてらっしゃるそうですね。

そうなんです! ラムちゃんのキャラクターデザインって本当に魅力的で。ちょっとつり目のメイクとか、アニメだと青いアイシャドウとか。レトロな感じだけども廃れないかわいさがありますよね。そのビジュアルに惹かれて、グッズも集めるようになりました。

 

◆原作や前作のアニメでお気に入りのエピソードは?

「ボーイミーツガール」です。日常のドタバタ回も好きなのですが、「ボーイミーツガール」は「『うる星やつら』ってちゃんとラブストーリーだったんだ」と分かるようなお話だったので、印象に残っています。

 

『うる星やつら』©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 

◆演じるラムには、どういう魅力を感じていますか?

たくさんあります。インベーダーで人間離れしていますけど、一貫してダーリン(あたる)への思いがブレないところとか。あと、ラムちゃんってあたるのクラスメートから好かれていたり、宇宙にも友達がいっぱいいたりするんです。それはきっとラムちゃんが相手を見た目で判断せず、人によって態度を変えることがないからなんですよね。突拍子のない振る舞いをすることもあって、次に何をするのか予想がつかないところも好きです。

 

◆理想の女性キャラによく挙げられるほど、ラムのファンはとても多いです。

ラムちゃんってかわいいのはもちろん、常にビキニ姿ですけど、いやらしさがないというか。健康的なセクシーさですよね。あとは、どうすればそこまで献身的になれるんだろうというくらい、ダーリンのことを第一に考えているところにも引かれるんじゃないかと思います。

 

◆ラムに共感できる部分はありますか?

ラムちゃんっていろいろな物を作るのが好きなんですけど、大体説明書を読んでいないんです。あれは共感できます(笑)。

 

◆あたるに一途という面は共感できますか?

好きの対象がずっと変わらないという点で言えば共感できます。私も、声優やアニメが好きという気持ちは昔からずっと変わっていません。一途とは少し違うかもしれませんが、途中で「やっぱりいいや」とならないのは、似ているような気がします。

 

◆前作のテレビアニメでは、平野文さんがラムを演じていらっしゃいました。今回演じるにあたり、平野さんのお芝居から何か影響は受けていますか?

ラムちゃんというキャラクター自体、私の中で平野さんの声と強く結びついているので、そこを意識せずに演じるというのは無理でした。なので、まずは平野さんの声に引かれるのはなぜなんだろうって考えたんです。それで気がついたのは、平野さんの声はかわいいだけではなくて、表情豊かで一貫した“品”があるということ。だからラムちゃんがあたるにお仕置きをしても、かわいく見えるんだろうなと。なので、私もそこは意識するようにしています。それは、平野さんの物まねをするということではなく、あくまで1つのエッセンスとして意識しながら、自分なりのラムちゃん像を模索しています。それに、今作のラムちゃんは髪の毛の色や顔のメイクも以前のテレビアニメとは少し違うんです。なので、新しいラムちゃんの魅力を出せるように頑張っています。

 

◆実際にラムを演じてみて、面白さや難しさを感じた点は?

ラムちゃんの「ダーリン」や「だっちゃ」というおなじみのせりふは、いろいろな言い方ができますし、それによっていろいろな表情を出せるように意識しています。ニュアンスを考えながら演じるのが楽しいです。でも、ラムちゃんがあえて「だっちゃ」を言わないところもあって。そこでどうラムちゃんらしさを出すかが難しいです。

 

◆「だっちゃ」をアフレコで最初に言ったときはどんなお気持ちでしたか?

収録をしていたときは夢中でしたが、家に帰って1話の台本を読み返したときに「あぁ、私、このフレーズを言ったんだ」と、何だか不思議な気持ちになりました。にわかに信じられないというか。きっと放送されたらもっとちゃんと実感できて、うれしくなるのかなと思います。

 

『うる星やつら』©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 

◆あたるを演じる神谷浩史さんの印象は?

神谷さんは『うる星やつら』や高橋留美子先生作品のファンだそうで、その世界を全力で楽しもうという熱量と愛情を感じます。神谷さんが演じるので当然神谷さんの声なんですけど、あたると完全にシンクロしていて。ちょっとひょうきんだったり、気が多いけども何だかんだラムのことを意識していたりするあたるの魅力を、神谷さんの声から感じます。

 

◆アフレコは、神谷さんをはじめ他のキャストさんとご一緒でしたか?

神谷さんとはほぼずっとご一緒させていただいています。あとは話数によって掛け合いが多い方とその都度、という感じです。今作はクラスメートや街の人を演じるキャストの方々が先に収録をして、その後にメインキャストが収録をするというスタイルなんです。『うる星やつら』って、原作でもひとコマにたくさんの人がいることが多いのですが、皆さんが収録された声を聞いていると、そういう空気感がしっかり再現されているなと感じます。

 

◆アフレコはどのような雰囲気ですか?

他のキャラクターを演じるキャストの皆さんがイメージどおり…いえ、イメージ以上なんです。なので、より没入感のあるアフレコができています。

 

◆『うる星やつら』には、メインキャラクター以外にも個性的なキャラクターがたくさんいます。今回のアニメには、そういうキャラクターも多数登場する?

はい。その話数にしか出てこないキャラクターも登場するので、楽しみにしていていただきたいです。

 

『うる星やつら』©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

 

◆第1話の見どころをお聞かせください。

『うる星やつら』って、タイトルは知っていても、ラムちゃんとあたるがどのように出会ったのかまでは知らない方もいらっしゃると思うんです。今作では2人の出会いがすごく丁寧に描かれていますし、若い世代の方にも新鮮な気持ちで楽しんでいただけるようにスタッフさんもキャストも全力で愛情を注いでいるので、ぜひご覧いただきたいです。きっと、ご覧くださる方の世代によって印象も変わってくると思います。昭和っぽいアイデアや小道具が面白かったという方もいれば、純粋にラムちゃんとあたるの掛け合いが楽しいという方もいたり。子供のころに見ていた『うる星やつら』がグレードアップしていると感じてくださる方もいらっしゃるかもしれません。どんな感想を持っていただけるか、私も楽しみです。

 

◆原作の連載から40年以上を経て新作アニメが製作されるというのは、やはり高橋留美子先生の力が大きいですよね。

そうですね。今ってたくさんのアニメがありますが、『うる星やつら』に影響を受けている作品も多いんじゃないかと思います。高橋留美子先生がある種の“型”を作ったというか。40年以上前の作品なのに、今見てもぜんぜん色あせないところがすごいですよね。

 

◆前作のテレビアニメでは、オープニング・エンディングも人気でした。

すごくチャレンジングで、それまでのアニソンとは毛色が異なるものでしたよね。映像も斬新でしたし。今作のオープニングとエンディングは、当時と同じような衝撃を受けてもらうにはどうしたらいいかと考えて作られています。誰も予想がつかないものになっていると思いますので、期待していてください。

 

 

PROFILE

●うえさか・すみれ…12月19日生まれ。神奈川県出身。O型。主な出演作は、『うまゆる』(アグネスタキオン)、『トニカクカワイイ』(有栖川綾)、『スター☆トゥインクルプリキュア』(キュアコスモ)、『ウルトラマントリガー』(カルミラの声)など。アーティストとしても活動し、ニューアルバム「ANTHOLOGY & DESTINY」を10月26日(水)にリリースする。

 

作品情報

『うる星やつら』
2022年10月13日(木)スタート
フジテレビ『ノイタミナ』
毎週木曜 深夜0時55分~1時25分 ほか

<STAFF&CAST>
原作:高橋留美子
監督:高橋秀弥、木村泰大
シリーズディレクター:亀井隆広
アニメーション制作:david production

声の出演:神谷浩史、上坂すみれ、内田真礼、宮野真守、高木 渉、沢城みゆき、花澤香菜、小西克幸、早見沙織、石上静香、水樹奈々、三宅健太、櫻井孝宏、井上麻里奈 ほか

 

●photo/金井尭子 text/M.TOKU  hair&make/北川恵(クララシステム) styling/佐野夏水 ©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会

えなこのコラボコスプレ写真集「こすみっくわーるど」が9月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

えなこ るーみっくわーるど コラボコスプレ写真集『こすみっくわーるど』写真/藤城貴則

 

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2022年9月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、「えなこ るーみっくわーるど コラボコスプレ写真集『こすみっくわーるど』」が第1位になったことが分かった。

 

人気コスプレイヤー・えなこの最新写真集『こすみっくわーるど』では、“るーみっくわーるど”厳選10キャラのコスプレに加えて、高橋留美子先生描き下ろしの新作オリジナルキャラクターのコスプレも披露。フォトジェニックな写真を収めた奇跡のコラボ写真集となっている。

 

9月4日に書泉ブックタワーで開催されたファンとの対面イベントには、撮影で着用したコスプレ衣装で出演し、大盛況となった。

 

えなこは「1st写真集に続いて、また高橋留美子先生の作品のコスプレができてうれしいです!今回の写真集用に、先生にデザインしていただいた衣装もあるので楽しみにしてください♪」とコメントを寄せている。

 

2022年9月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:えなこ るーみっくわーるど コラボコスプレ写真集『こすみっくわーるど』
出版社:小学館/発売日:2022年9月6日

2位:Juice=Juice工藤由愛写真集「多幸感~タコカン~」
出版社:オデッセー出版/発売日:2022年9月28日

3位:大和田南那 カレンダーブック 2023 ぶちうさ Love it!
出版社:光文社/発売日:2022年9月15日

4位:OCHA NORMA中山夏月姫写真集「夏月姫17歳」
出版社:オデッセー出版/発売日:2022年9月7日

5位:Aoi 藤乃あおい写真集
出版社:双葉社/発売日:2022年8月25日

6位:小日向ゆかファースト写真集 はじメェ~まして。
出版社:徳間書店/発売日:2022年9月2日

7位:日向坂46 東村芽依1st写真集 見つけた出版社:白夜書房/発売日:2022年9月13日

8位:塩地美澄写真集 瞬間
出版社:竹書房/発売日:2022年9月16日

9位:まいにちメイリ メイリ写真集
出版社:双葉社/発売日:2022年8月29日

10位:染谷有香写真集 Dyed in a dream
出版社:光文社/発売日:2022年9月27日

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。
※店頭イベント販売数含む。

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/196367/

 

高橋みなみインタビュー「細かい作業に集中することはすごく好き」『プレバト!!』で「パラパラ消しゴムはんこ」に参戦

高橋みなみ

 

10月13日(木)の『プレバト!!才能ランキング』(MBS/TBS系 午後7時~10時)で放送される名人・特待生による「パラパラ消しゴムはんこ」に参戦した特待生5級の高橋みなみさんにインタビュー。今回の「パラパラ消しゴムはんこ」についてや、一発特待生になったときの心境を聞きました。

 

◆これまでAKB48メンバーが数多く挑戦し、才能ナシを連発していた鬼門査定と言われてきた「消しゴムはんこ査定」。9月8日放送回で特待生になりましたが、いかがですか?

収録の時に浜田(雅功)さんから鬼門査定だということを言われて、「ここで打破せねば」と元総監督のプライドを持って臨みました。実際に特待生になれてすごくうれしかったですし、1つルートが作れたのかなと思います。

 

◆周りの反響はいかがでしたか?

旦那さんに出来た作品の写真見せたら、「めちゃくちゃうまいじゃん。そんな才能があるとは知らなかった」と言われてうれしかったです。

 

◆今回、消しゴムはんこを使ったパラパラ漫画に挑戦されました。

特待生に昇格したときはハガキサイズの作品で、なおかつ1枚の静止画でした。今回は動きがあるパラパラ漫画ということで、システムが違うのでできるか不安がありました。初めは物語の起承転結に悩んで、ちょっとドツボにはまってしまったのですが、一つの軸を決めてからは、「こういうふうに動かしたい」なとイメージが出来て、先を見据えてはんこを押すことができました。私は漫画がすごく好きで、漫画家になりたいと思っていた時期もあったので、『プレバト!!』で漫画を作ることができてうれしかったですし、実際にちょっとずつ動く自分のパラパラ漫画を見て楽しかったです。

 

◆工夫されたことはありますか?

今回は物語なので、はんこの数を減らして、なるべく同じはんこを使って作成したほうがいいんだろうなと思ったんです。1つのはんこでも、角度や位置を変えて押すことで動いて見えることに気づいたので、意識してはんこを作りました。

 

◆消しゴムはんこの難しさはどこでしょう?

細かい作業に集中することはすごく好きなので、彫る作業は楽しいです。ですが、夢中になればなるほど、首が痛くなるという…。下を見て作業しているので、気づいたらものすごく首が痛くなっていて、そこが難しいところです。過去に、障子サイズの作品を作る回があったと聞いて、想像がつかない部分が多いですが、きっと首が大変なことになっちゃいますよね(苦笑)。

 

◆『プレバト!!』にチャレンジしてみてほしいと思うAKB48のメンバーはいらっしゃいますか?

メンバーの画力をあまり知らないので、未知なる可能性を秘めているメンバーがいるかもしれないんですけど、現・総監督の向井地美音ちゃんですかね。後に続いて頑張ってほしいなと思います。

 

◆この10月で『プレバト!!』が10周年迎えますが、どんな印象でしたか?

テレビ番組っていうよりも試験会場というイメージが強いです。なので、初めて出させていただいたときは他の番組では感じない緊張感がありました。趣味で絵を書く、模写することはあっても、先生に評価してもらうことはあまり経験してこなかったので、戦いの場所なんだろうなと感じます。

 

◆最後にメッセージをお願いします。

今回、皆さんそれぞれが起承転結のある物語になっていると思います。実際にやってみて、本当に難しいですし、時間と労力がかかるので、ぜひそういうところも含めて見てほしいです。「パラパラ消しゴムはんこ」には櫻坂46の小池美波さんも出場されているので、プロデューサー・秋元康が手掛けるアイドル対決にもなっていると思います。

 

PROFILE

高橋みなみ
●たかはし・みなみ…1991年4月8日生まれ。東京都出身。AB型。

 

番組情報

『プレバト!!才能ランキング』
MBS/TBS系
2022年10月13日(木)午後7時~10時

©MBS

泉里香インタビュー「華さんを演じるときは振り切ってやろうと決めていた」『高嶺のハナさん2』

10月1日(土)から放送される『高嶺のハナさん2』(BSテレ東/BSテレ東4K 毎週土曜 深夜0時〜0時30分)で、主演を務める泉里香さんにインタビュー。

 

前作は2021年4月クールにBSテレ東・テレビ大阪「真夜中ドラマ」枠で放送。ドラマ初主演を果たした泉さんの全力のコメディ演技が注目を集め、BSテレ東の番組で史上初、第1話の見逃し配信が1週間で100万回再生を突破した。

 

原作はムラタコウジの同名人気コミック「高嶺のハナさん」(日本文芸社「週刊漫画ゴラク」連載)。続編では、会社では高嶺の花として一目置かれているバリキャリOL・高嶺華(ハナ)が、前作の小学5年生の恋愛レベルからようやく一つ進級し、年下のダメ社員・弱木強と超ピュアなお付き合いを始めるものの、まさかの破局…。インスタフォロワー数133万人超えの泉さんが、“バリキャリOL×恋する小学生のような乙女”という二つの顔を、さらにギャップ満載で愛らしく演じる。

 

◆前作が初主演作となりましたが、Season1の撮影はいかがでしたか。

(前作は)初主演ということで責任感やプレッシャーもありましたが、キャストやスタッフの皆さんの力をお貸りできたので、楽しくもいい緊張感を持って華さんを演じることができました。

 

◆原作がある作品ならではの難しさもあったのではないかと思いますが、そのあたりはいかがでしょうか。

原作ファンもたくさんいる作品なので、イメージをなるべく壊さないようにしつつ、原作ファンの方にもオリジナルドラマとして新しく楽しんでもらえるように意識していました。

 

◆“高速まばたき”など泉さんの振り切った演技も話題になりました。

華さんを演じるときは振り切ってやろうと決めていたので、「これはやりすぎ?」と思う場面もありつつ、監督と相談していかに楽しく見せるかにこだわりました。カメラ前でどこまで自由に表現するか、という点で私自身も成長できたと感じています。

 

◆思い出深いシーンはありますか。

どのシーンもエネルギーを使いながら全力で取り組んでいたので、すべてが思い出です。

 

◆弱木(小越勇輝)君にコーラをかけられるシーンなどもありましたね。

あの撮影は一発でうまくいったのでよかったです。撮影前に弱木くんを演じる小越さんには「思い切りお願いします」とお伝えしました。おかげでインパクトの強い、すごくいい映像になったと思います。

 

◆小越さんの印象はいかがでしたか。

小越さんが演じる弱木くんは、漫画の中から飛び出してきたのかと思うくらい“弱木くん”だったので、華さんを演じる上で助けられましたし、撮影中はいろいろな姿にキュンキュンさせてもらいました。

 

◆season2決定を聞いたときの心境はいかがでしたか。

驚きが大きかったです。けど前作の放送後「すごく面白かった」っていう声をたくさん頂きましたし、配信のランキングにも入ったりもして「おめでとう」という声も多かったので、Season2ができるのはすごくうれしかったです。

 

◆華さんにはすぐ戻れましたか?

ちょっと心配だったので、撮影前に気持ちを盛り上がらせるために前作のDVDや台本を見返してから現場に入りました。

 

◆前作をあらためて見てみていかがでしたか。

一視聴者として、やっぱり今まで見たことがないラブコメで面白い作品だなと思いました。

 

◆Season2を迎えるにあたり、前作を見て感じた課題はありましたか。

華さんのかわいい部屋の中でのシーンですかね。うさぎの着ぐるみを着ているかわいい華さんというのが象徴強いシーンなので、仕事中の華さんとの違いが出るように演じたいです。今作から見た人にも、びっくりしてもらえるように頑張りたいです。

 

◆泉さんが華さんを演じる上で、意識してSeason1から変化させたところはありますか。

変化はあまり意識していないのですが、Season1から数年が経過し、華さんもキャリアアップしてみんなを引っ張るかっこいい上司の一面にますます磨きがかかったので、恋愛となると変わらず臆病な姿とのギャップは前回よりもはっきり表現したいです。

 

◆Season1と今作との違いはどんな部分でしょうか?

今までの4人の中心キャラクターにプラスして、うめ(中村里帆)と不動(小柳友)さんというパワフルなキャラクターが増えます。この2人が加わったことによって、さらにハラハラドキドキする面白い展開になっているので、楽しんでいただきたいです。

 

◆新たなレギュラーキャストも増えた中で、泉さんの一押しキャラクターは?

どのキャラクターも現実にはいないような人ばかりなので、それぞれ面白くてみんな好きです。特に新しく加わった2人が前作からいる4人のキャラクターを上回るくらい本当に個性的なので、どんな活躍をするのか楽しみです、不動さんには華さんと近い部分を感じるので、2人一緒にいるとどうなるんだろうとワクワクしています。

 

PROFILE

●いずみ・りか…1988年10月11日生まれ。京都府出身。A型。

 

番組情報

真夜中ドラマ『高嶺のハナさん2』<4K制作ドラマ>
BSテレ東(BS⑦ch)/BSテレ東4K(4K⑦ch)全国無料放送
2022年10月1日(土)スタート
BSテレ東 毎週土曜 深夜0時~0時30分
テレビ大阪 毎週土曜 深夜1時~1時30分

配信:NTTドコモ「ひかり TV」で1週間先行
※広告付無料動画配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer、GYAO!)では、テレビ大阪での放送直後より配信

原作:「高嶺のハナさん」ムラタコウジ(日本文芸社「週刊漫画ゴラク」連載)
主演:泉里香
出演:小越勇輝、香音、中村里帆 /小柳友、猪塚健太ほか
監督:内藤瑛亮、高杉考宏、塚田芽来
脚本:岡庭ななみ、宮本勇人、渋谷英史
プロデューサー:瀧川治水(BSテレ東)、清家優輝(ファインエンターテイメント)
コンテンツプロデューサー:清水俊雄(BSテレ東)、久保田渉(BSテレ東)、渡辺瑞希(BSテレ東)
制作:BSテレ東/ファインエンターテイメント
製作著作:「高嶺のハナさん2」製作委員会 2022

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/takanenohana2/
公式Twitter:@BS7ch_hanasan
公式Instagram:@bs7ch_hanasan
公式アメーバブログ:https://ameblo.jp/bs7ch-hanasan/

 

ナナランド 峰島こまき 1st写真集「ふるさと」の通常版カバー公開「ほぼすっぴんなんです」

アイドルグループ・ナナランドの峰島こまきの1st写真集が、10月17日(月)に発売される。そのタイトルが「ふるさと」に決定し、通常版カバーが公開。合わせて、オフショット画像と本人コメントが到着した。

 

本作は、彼女の故郷・静岡県をめぐる2泊3日の旅を写した作品となっている。初挑戦のランジェリーショットや、タレント写真集では珍しい、モデルの実家での撮影など、見どころ満載の作品に仕上がった。

 

青空の下、ビーチで元気にはしゃぎ、沼津漁港の海鮮丼やうなぎなど、地元の名産品を笑顔でほおばったり、飼い犬や猫、水族館のイルカとたわむれ、実家ではリラックスしきった“素の表情”も。夜には少しのお酒でほろ酔いになり、自身初となる下着の撮影ではこれまで見せたことのない大人の顔に…。

 

ステージ上ではくるくる表情が変わる、“愛嬌の塊”のようなパフォーマンスを見せ、特典会では隠し持ったあざとさでファンを魅了する。そんな彼女の魅力が詰まった一冊だ。

 

そんな写真集のタイトルが、「ふるさと」に決定。撮影を担当した細居幸次郎が投影した情緒を感じる原風景と、清楚感あふれる峰島が放つオーラが、見事な調和で表現されており、どこか懐かしい匂いも感じ取れる。収録される写真の数々からは、どことなく“ふるさと”という言葉を思い浮かべることができ、郷土愛を伝えたいという想いを込めて、本タイトルに確定したという。

 

今回公開された通常カバーの図柄は、静岡・伊豆の海を望めるリゾートホテル内のプールで撮影したカットを採用。水面に顔を出しながら、カメラのレンズを真っすぐと見つめる峰島の姿を捉えている。吸い込まれそうな美しい瞳と可憐な濡れ髪が好相性で、思わず写真集を手に取りたくなる、最高なビジュアルが完成した。

 

また到着したオフショットは、休憩時間中に撮られたもので“こまきピース”を披露しているキュートなカットに。表紙について、峰島は「写真集らしい顔がドアップな表紙に決まりました! 大人っぽさと、清純さを表現できたと思います」と。

 

続けて「プールの撮影では、水泳を10年間習っていたので、経験を活かせたと思っています(笑)。実はこのカットは、ほぼすっぴんなんです(照)。タイトルの『ふるさと』も、気に入っています。自分が育った静岡を、アピールできたと思います。私と一緒に、旅を楽しんでいただきたいです」とメッセージを寄せた。

ナナランド 峰島こまき オフショット

 

書誌情報

「ナナランド 峰島こまき 1st写真集『ふるさと』」

2022年10月17日(月)発売

予価:本体3,000円+税

出版社:扶桑社

 

・通常カバー版 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594092721

・Amazon限定カバー版 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594093043

・タワーレコード限定カバー版 予約リンク:https://tower.jp/article/feature_item/2022/08/01/3001

 

撮影/細居幸次郎 ヘアメイク/夢月 スタイリング/八杉直美

大家志津香がAKB48卒業後初グラビアで大人の色気満開…2nd DVD『しーちゃん、どうしちゃったの?』発売決定

元AKB48の大家志津香が、2年ぶりとなる2nd DVD『しーちゃん、どうしちゃったの?』を11月25日(金)に発売決定。

 

イメージカットと合わせて、本人コメントが到着した。2020年に発売した1st DVD『ぼくの、MERMAID。独占中!』以来、2年ぶりのイメージDVDとなった本作では、前作よりも大人っぽさを前面に出している。衣装も水着だけではなく、ランジェリーや網タイツなど大人の色気をより一層引き立たせる衣装に挑戦。

 

さらに、本作でしか見られない特別インタビューも収録。グラビアの仕事についてや自身の恋愛観についても告白しているとのことで、こちらも見逃せない。ファン必携かつ永久保存版の1枚になりそうだ。

 

今回、奇跡のダイエットで美ボディを手に入れたという大家。「1st DVDと2nd DVDのスチールカメラマンさんが同じなのですが、タイトルにある、【しーちゃん、どうしちゃったの?】はそのカメラマンさんが撮影時に何度も言ってくださった言葉です!」と明かしている。コメント全文は下記に掲載。

 

大家志津香 コメント

この度、2nd DVDを発売させて頂くことになりました!

 

色気のイメージゼロの大家なので2nd DVDを出せると思っていなかったのでうれしいです。

 

1st DVDと2nd DVDのスチールカメラマンさんが同じなのですが、タイトルにある、【しーちゃん、どうしちゃったの?】はそのカメラマンさんが撮影時に何度も言ってくださった言葉です!

 

1st DVDの爽やかなイメージとは変わって、少し大人な部分が見られるんじゃないか、と思います!

 

是非おとなしーちゃんも見てください!

 

商品情報

2nd DVD『しーちゃん、どうしちゃったの?』

2022年11月25日(金)発売

 

価格:4,180円(税込)

収録時間:82分

品番:COPER011

JAN:4580696570118

発売・販売:株式会社コペル

販売協力:ハピネット・メディアマーケティング

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第2回:「アス」

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第2回は「アス」(2019年)について、想いを語っていただきました。

 

第2回:「アス」

やっほー! ≠MEのなっちゃんこと河口夏音です!

 

ただいまノイミーは全国ツアー2022「もしこれが恋ならば君しか無理なんだよ」の真っ最中で、いろいろな場所に行っております。
まだまだツアーは始まったばかりなので、少しでも気になっている方は、会いに来てくださるとうれしいです!

 

さて、第2回はジョーダン・ピール監督の「アス」を紹介していきます。
大天才、ジョーダン・ピール監督の作品は絶対に面白いと、勝手に信頼しています!

 

幼少期にミラーハウスでもう1人の自分に会うという恐怖体験をした主人公。やがて大人になり母親になったが、そのトラウマとなった恐怖体験「わたしたち」がまたやってくることに…。

 

ジャンルとしてはホラーですが、大きな音で驚かすホラー映画が苦手な人や、ある程度ホラー耐性がある人におすすめです。

 

この作品は2回以上観たほうが面白いです! 見れば見るほど細かい伏線が散りばめられていることに気付けて、結末を知っていても楽しめます。
そして、2回目は主人公アデレード役の方の演技力にさらに度肝を抜かれます。

 

また、共感してくださる方がいるかは分からないですが、私はホラー映画の怖いシーンで陽気な音楽が流れるのが大好きなんです!

 

この映画にもそういうシーンがあるのですが、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(2021年)にもあった気がします。
調べてみたら、コントラプンクトと呼ばれる演出法らしいです。好きな人いるかな〜?

 

あと、気に入った作品を見終わったら、レビューを見るのも好きなのですが、いろいろな人がいろいろな考察をしていて、とても面白いです!
これはどういうことなんだ? というシーンも、考察を見て理解できたり、私と違う捉え方をしている人もいて、これは…ジョーダン・ピール監督に徹底インタビューするしかないですね!

 

あ、でも全て分かってしまっても、面白味がなくなってしまうか!
この作品を見たことがある方や、これから見る方、私と語り合いましょう。
とにかく一番言いたいことは、絶対に最後まで見てください。

 

今回の絵は「こちらハッピー探検隊」(≠MEの4thシングル『す、好きじゃない!』収録)のメンバーが、「アス」の映画の中に入ったら…をテーマに描きました!

 

 

ジョーダン・ピール監督の一番最新の作品、「ノープ」も映画館へ観に行きました! またいつか「ノープ」についても書きたいです。

 

それでは、読んでくださりありがとうございました!

 

 

PROFILE

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

INFORMATION

■4th Single『す、好きじゃない!』
2022年8月3日(水)発売

■≠ME全国ツアー
2022年10月8日(土)千葉 松戸森のホール21 大ホール
2022年10月15日(土)千葉 幕張メッセイベントホール
2022年11月7日(月)東京 LINE CUBE SHIBUYA
2022年11月18日(金)愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール
2022年11月20日(日)広島 上野学園ホール
2022年11月23日(水・祝)大阪 オリックス劇場
2022年11月27日(日)福岡 福岡市民会館

■≠MEの結成3周年を記念して開催されたコンサートの映像商品が発売!
『≠ME 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』Blu-ray & DVD
2022年10月12日(水)発売

■2022年11月9日(水)≠ME 5thシングル発売決定!

詳細はキングレコードHPを参照

 

“美しすぎるバスケ女子”菜波が『Going!』バスケットボールサポーターに決定「バスケ・イズ・マイライフです!」

モデルの菜波が、『Going!Sports&News』(日本テレビ系 毎週土曜・日曜 午後11時55分~深夜0時55分)の「Going!バスケットボールサポーター」に決定した。

『Going!Sports&News』菜波 ©日本テレビ

 

2023年8月25日に開幕する「バスケットボールワールドカップ2023」までちょうど1年に迫り、菜波が「Going!バスケットボールサポーター」に就任。9月3日(土)放送回から出演する。

 

「CanCam」専属モデルとして活躍中の菜波は、中学高校の6年間、コートで汗を流してきた熱血バスケ女子で、自身のインスタグラムに投稿した動画から「美しすぎるバスケ女子」として話題になっていた。スポーツニュース番組にレギュラー出演するのは今回が初めてとなる。

 

番組では、バスケットボールをこよなく愛する菜波が、日本代表戦やBリーグを取材し、選手のスゴ技や日本代表の強み、時には普段見せないプライベートのマル秘情報などを伝えていく。

 

Going!バスケットボールサポーター・菜波 インタビュー

◆『Going!』にサポーターとして加わると決まったときはどうでしたか?

私自身、中高6年間バスケを休みもないぐらい死に物狂いでやって、Bリーグも個人的に見るぐらい好きだったので、それがお仕事につながるというのは本当にうれしいです。家族にも、ずっと「バスケに関する仕事したい」と言っていたので、一緒に住んでるおばあちゃんからも「ほらね!頑張ってきたからよ、ななちゃん」と言われました。まさかこんな形でお話を頂けると思わなかったので、ただただうれしかったですね。聞いた時はずっとニヤニヤしてました。(笑)

 

◆バスケットボールを始めたきっかけは?

もともと水泳を8年間やっていたんですけど、兄が中学のときにバスケ部で、その試合を母と見に行ったときに、顧問の先生が優しくしてくれて、「中学生になったら菜波ちゃんもおいでよ」と言われたのがうれしかったので体験にいって入ったのがきっかけですね。

 

◆ポジションは?

センターでずっと副キャプテンをやっていました。声が大きいので試合中のまとめ役でした。昔から背は高かったですね。母が165センチあって、父も兄も190センチ近くあるので、遺伝ですかね。

 

◆番組の印象は?

「スポーツニュース」なので最初は堅苦しいイメージかと思ったのですが、見始めると温かい雰囲気の番組だなと思ってずっと見続けてきたので、そこに加わることができてうれしいです。『Going!』は身近な部分をテーマにしているので、スポーツに興味がない人でも興味を持ちやすい、入ってきやすい番組だと思います。

 

◆MCは上田晋也さんで、質問もフェイント気味に来ますが?

生放送を見ていて「これは上田さんのアドリブなのかな?」と思うところもあったので、すごいドキドキしています。最近は頭の中で「こういう質問が来るかな?」とイメージアドリブやってます(笑)。

 

◆SNSでは「美しすぎるバスケ女子」と話題にもなりましたが、バスケ愛はどのくらいですか?

バスケ・イズ・マイライフですね!現役時代は、バスケのことしか考えられないぐらいで、チャイムが鳴ったら体育館に行って、朝も朝練してダッシュで教室に戻って、2限目と1限目の間に早弁して、昼練してという本当にバスケ漬けの毎日だったので、バスケのない人生は考えられないです。

 

◆当時の憧れの選手は?

田臥(勇太)選手、富樫(勇樹)選手とかですね。世界の選手を見ていると背がすごく高い方が多いので、その中でNBAなど世界に出て行って戦えるのはすごいなと。小柄なのに高く見えて、圧がすごい。相手にそういうプレッシャーがかけられるのは、死ぬほど努力してきている結果だと思うので、メンタルの部分なども素晴らしいなと思います。

 

◆14日の日本xイラン戦をご覧になっていかがでしたか?

生で代表戦を見たのは初めてだったのですごかったです。会場も選手と観客の距離感が近くて見やすいなと。私はベンチ裏から見させていただいたので、普段見られない様子などが見られて、もっとバスケが好きになりました。

 

◆取材はされたんですか?

はい、(トム・)ホーバスヘッドコーチや代表選手に取材させていただいたのですが、すごく緊張してしまって言葉を詰まらせたりしたのですが、皆さん温かい言葉をかけてくださって、世界で活躍する選手はプレー以外の部分も素晴らしいから活躍できるんだなと思いました。

 

◆1年後のW杯で楽しみにしていることは?

ホーバスヘッドコーチになってから、3ポイントとディフェンスのところがどんどんレベルが上がっていると思いますし、世界ランクで格上のイラン相手に連勝したのは日本のバスケ界の第一歩じゃないかなと。ファンとしてうれしかったです!

 

◆最後に意気込みをお願いします。

ここから日本のバスケ界を盛り上げます!ダンクなど技術面もそうですが、スピードもあってすごい選手のおちゃめな部分など素顔の部分を知ると、知らない人も応援したくなってくれると思うので、そういう身近な部分から伝えていければいいなと思います。

 

日本テレビスポーツ局プロデューサー・秋山雅美 コメント

13年目を迎えた『Going!』ですが、野球以外では一つの競技に特化して取材をするキャスターは初めてとなります。1年後に開幕するバスケットボールワールドカップへ、またその後のパリ五輪へ向け、バスケを盛り上げ、その面白さを広く知ってもらいたく「バスケットボールサポーター」の起用を決めました。プライベートではBリーグなどの試合観戦だけでなく、時間があればバスケの練習をするという菜波さん。体験取材にも期待が高まります。『Going!』のキャスターとして、一人のバスケファンとして、深い知識と深いバスケ愛、そして視聴者に近い目線で、新たなバスケの魅力を発信していただけたらと思います。

 

番組情報

『Going!Sports&News』

日本テレビ系

毎週土曜・日曜 午後11時55分~深夜0時55分

 

公式HP:http://www.ntv.co.jp/going

公式Twitter:@Going_SN

公式Instagram:@going_ntv

 

©日本テレビ

松井玲奈インタビュー「荒木君とは本当の先生と生徒のような距離感でお芝居をしました」『少年のアビス』

現在放送中のドラマ特区『少年のアビス』(MBS 毎週木曜 深夜0時59分/tvk 毎週木曜 午後11時ほか)に出演する松井玲奈さんにインタビュー。役作りについてや、乃木坂46で一緒だった北野日奈子さんら共演者とのエピソードを聞きました。

 

本作は閉塞感が漂う田舎町という小さな世界の中で、行き場がない少年と、その家族、幼なじみ、教師ら強烈な個性を放つ登場人物たちのスーサイドラブストーリー。

 

松井さんが演じるのは、荒木飛羽さん演じる令児の担任で、生徒たちから“柴ちゃん先生”と呼ばれている柴沢由里。令児とナギ(北野日奈子)の心中を止めた日を境に感情を爆発させる。

 

◆原作を読んでみていかがでしたか?

原作を読めば読むほど、こんなに面白いキャラクターはいないと言いますか。この役を今やらずして、いつやるんだ、もう二度と出会えないかもしれないと思わせてくれるくらい柴ちゃん先生はとても魅力的なキャラクターでした。自分自身も学生時代に、この場所から出ていきたいみたいな感覚や、少しダウナーな気持ちになることがあったので、主人公の令児が感じている息苦しさみたいなものに共感できました。

 

◆柴ちゃん先生を演じるに当たって、意識されたことはありますか?

柴ちゃん先生のことを調べれば、調べるほど、原作ファンの方たちが柴ちゃん先生を好きだっていうのが出てきました。なので、できるだけ漫画に寄せながら、漫画から受け取れる柴ちゃん先生のトリッキーさや良さをちゃんと自分の中に落とし込んで、自分が演じる意味も作っていかなきゃいけないという部分は難しく…。精神をすり減らしながらも柴ちゃん先生を演じることを楽しんでいました。

 

◆9月8日放送の第2話で、柴ちゃん先生が令児にキスをするシーンがありました。今後、先生と生徒の禁断の愛も描かれていきますが、撮影時のエピソードを教えてください。

このシーンの撮影は結構序盤だったので、令児を演じている荒木君との距離感が難しかったです。距離感を縮めてしまうと、お互いやりづらいのかなと思ったので、荒木君とはあまりコミュニケーションを取らずに、ある意味、本当の先生と生徒のような距離感でお芝居をしました。ふとした瞬間に見せる荒木君演じる令児のまなざしが強いので、私自身、演じている時にドキリとする瞬間もあったり、心を動かされるタイミングが何度もありました。

 

◆荒木さんと初共演ですが、印象はいかがですか?

最初は本当にお話をしないようにしていたので、 すごく令児っぽい物静かな子だなという印象でした。ただ、日を重ねていくごとに荒木君の無邪気さや明るさが、撮影してない時にたくさん出ていて、役との切り替えができるのがすごいなと思って見ていました。私は、柴ちゃん先生を演じるに当たって、日常から役を引きずりながら生活をしていたので、うらやましいなと。

 

◆どのような感じで柴ちゃん先生が日常生活でも出ていたのでしょうか?

柴ちゃん先生が出ちゃったというよりも、役のもつ重苦しい空気感をまとっていた感じです。彼女が誰にも言わずに隠していた胸の内を自分の口から出す時には、深くて暗いものを持った精神状態でいないと、すぐにはその雰囲気が出せない気がして。その重苦しい気持ちをずっと引きずっていたなという感覚がありました。

 

◆北野さんとは今回共演されていかがでしたか?

私の知っている日奈子ちゃんは少女っていう感じのかわいらしい感じだったので、今回ナギちゃんを演じている姿を見て、親心のように『大人になって』と思いました。日奈子ちゃん自身が既にナギちゃんだなと感じましたし、ナギちゃんの憂いのある表情を見せてくれた時は、ドキッとして、こんな表情もするんだと思いながら撮影をしていました

 

◆『都立水商』ではキャバクラ科の教師役、今回の柴ちゃん先生も生徒と禁断の愛に落ちるという、少し変わった先生役が多いのかなと思いますが、いかがですか?

お話を頂いた時は進路指導の相談もしているし、真っすぐな先生のイメージがあったので、「やっと普通の先生がやれる」とうれしい気持ちもあったんですが、柴ちゃん先生のことを検索したら、面白いことがたくさん出てきて(笑)。彼女は確かに真っ当な先生の一面を持っているのですが、生徒を真っ当な道に進めたいっていう気持ち、誰かに必要とされたっていう気持ちが、彼女の中でちょっと掛け違えた感じで、突き進んでいってしまうんです。時折見せる、女としての表情と先生としての表情を変えて演技をすることが、楽しくもあり、やりがいのある役だなと思っています。

 

◆今後やってみたい役はありますか?

お母さんの役をやりたいですね。幸せな家庭の中にいる母親をいつか演じたいです。

 

◆このドラマが“縛られているものから解放されたい”というのがひとつのテーマだと思いまうが、松井さんが少し現実から解放されたいなと思うときは何をされますか? また、令児とナギのような運命的な出会いはありますか?

ディズニーランドに行きます。ショーやパレードを見たり、キャラクターにグリーティングしに行くのが、1番のリフレッシュになっています。あと最近、完全に分かり合えるディズニー好きの友人もできて、その友人とはディズニーの話をし出したら止まらなくて(笑)。友人の家の近くに引っ越してしまおうかなって思うくらい、運命を感じる友人に出会いました。

 

◆最後に視聴者へのメッセージをお願いします。

柴ちゃん先生が自分の気持ちを吐き出すところは、原作でも一つの見せ場といいますか、ぐっと流れが変わるところなので、そこがどういうふうになっているのか、私も楽しみにしています。『少年のアビス』は原作もそうですが、ドラマもとても好きな作品になので、ぜひ皆さんにも楽しんでいただけたらうれしいです。

PROFILE

松井玲奈
●まつい・れな…1991年7月27日生まれ。愛知県出身。O型。最新の出演作には、『プロミス・シンデレラ』『オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜』など。9月16日(金)には、映画「よだかの片想い」が公開予定。

 

番組情報

ドラマ特区『少年のアビス』
MBS:毎週木曜 深夜0時59分 ~
テレビ神奈川:毎週木曜 午後11時~
チバテレ:毎週金曜 午後11時~
とちテレ:毎週木曜 午後10時30分~
テレ玉:毎週木曜 午後11時30分~
群馬テレビ:毎週木曜 午後11時30分~

Huluにて見放題独占配信
※TVer、GYAO!、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり

 

原作:峰浪りょう『少年のアビス』(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載中)
出演:荒木飛羽、北野日奈子
本田望結、堀夏喜、和田聰宏、片岡礼子/松井玲奈
監督:かとうみさと、湯浅弘章
脚本:狗飼恭子
制作プロダクション:ホリプロ
製作:「少年のアビス」製作委員会・MBS

 

公式HP:https://www.mbs.jp/boys_abyss/
ドラマ公式Twitter:@dramatokku_mbs
ドラマ公式Instagram:@dramatokku_mbs
ドラマ公式TikTok:@drama_mbs

 

©峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS

 

「母と違って私は用心深いです(笑)」舞台初出演初主演の斉藤由貴の長女・水嶋凜が爆笑エピソードを披露

10月7日(金)から大阪公演を控えるミュージカル『シンデレラストーリー』でシンデレラ役を務める女優・水嶋凜が、大阪のカンテレ本社で囲み会見を行った。

水嶋凜

 

本作はファンタジーとして物語の大筋は変えることなく、「魔法が解けたのに、ガラスの靴だけはそのままだったのはなぜ?」「家事ばかりしていたシンデレラが、華麗なダンスを踊れたのはどうして?」などリアルに考えると避けては通れない問題に鴻上尚史が独自の視点で回答していく物語。シンデレラ役は加藤梨里香と水嶋凜のWキャスト。王子役を大野拓朗、廷臣・ピエール役を入野自由、王妃・ガードルート役を彩吹真央、シンデレラの継母・ベラドンナを佐藤アツヒロが演じ、シンデレラを助ける魔法使い役として今回が舞台初出演となるアン ミカも出演。東京公演の後、愛知公演、福岡公演を経て大阪公演で大千秋楽を迎える。

 

斉藤由貴を母に持ち、今春に美術大学を卒業したばかりで初舞台が初主演と話題性十分の水嶋。9月12日までに東京で4公演を終えた現在の心境を「毎日出てくる課題に追いついていませんが、毎日ひとつでも克服できるように頑張っています。毎回すごく楽しくて、新しい発見とワクワク感で幸せオーラに包まれています」と語った。

 

初出演初主演という壁については、「周りの方々が素晴らしい先輩ばかりで、自分のできなさ、覚えの悪さに直面しました」と。特に振り付けに苦労したそうで、「舞台だと『え?』と聞くだけでも、自分が思っている100倍くらい体を大きく動かさないと大きな会場では伝わらないんです。そういった体の使い方、立ち姿などは王妃役の彩吹真央さん、ピエール役の入野自由さんが中心となってアドバイスしてくださっています。皆さん本当に優しい方ばかりで、ただただ楽しく、甘やかされていると思います」と感謝した。

 

水嶋凜

 

一方で、既に数度観劇している母・斉藤からは“ダメ出しシート”を渡されると明かし、「たくさん書いてあるので全部は覚えていませんが、最後のまとめのところに『心から、本心で思ってそのセリフを言えば、演技も心も動くから』と書いていたことは覚えています」とその内容を告白。初出演で初主演の大役を務めることに関しても「私がくよくよする性格なので、(心配な気持ちを)一回とっぱらって、堂々としていればいいというニュアンスのことを言ってくれました」と母子の絆をのぞかせた。

 

そんな母に似ているところは「落ち着きのあるところ」と水嶋。「違うのは私は用心深くて、母は用心深くないところ。私は今も楽屋に置いている携帯が心配になるくらい物を置いて行けないのですが、母は海外でも財布まるだしで置いてるんです」と話し笑いを誘っていた。

 

公演情報

ミュージカル「シンデレラストーリー」大阪公演

日程:10月7日(金)~10日(月・祝)

会場:梅田芸術劇場 メインホール

作:鴻上尚史 音楽:武部聡志 作詞:斉藤由貴 演出:ウォーリー木下

出演:加藤梨里香・水嶋凜(Wキャスト)/大野拓朗/佐藤アツヒロ

入野自由/ゆいP(おかずクラブ)/まりゑ/彩吹真央/吉野圭吾/アン ミカほか

主催:関西テレビ放送/サンライズプロモーション東京

Five emotionから石川翔鈴・海老野心・大塚美波が卒業…!9・18に卒業イベント開催

SNS総フォロワー数350万人超の5人組ユニット、Five emotionからメンバー3人の卒業が発表に。合わせて、卒業イベントの開催も決定した。

Five emotion

 

“5えもん”ことFive emotionは、ティーン女子に絶大な人気を誇る石川翔鈴、向葵まる、大橋あかり、大塚美波、海老野心の5人組ユニット。そのメンバーの中から、石川、海老野、大塚の3名がグループから卒業することを9月1日に公式Twitterで発表した。

 

発表に際して、石川は「突然のご報告となってしまって本当にごめんなさい。この卒業は決して後ろ向きなものではなく、今後もっと自分らしく大きく目標に向かって前に進んでいくため自分自身で決断をさせて頂きました」と語る。

 

いっぽう、向葵は「姉さんたちからたくさんのことを学べたし、これまでたくさんの思い出ができてすごく充実した日々を送ることができたのは3人がいなければ絶対にないことでした。姉さんたちが卒業するのは、本当に寂しい!けど、3人の卒業を絶対無駄にしないように頑張ります!」と今後への意気込みを。

 

大塚も「話したいことは自分から話したいので、ぜひ最後のイベントに来て下さい!9月22日まで精一杯頑張ります!応援よろしくお願い致します!」とメッセージを寄せた。5人からのコメント全文は下記に掲載。

 

卒業発表に伴い、最後までできる限りファンに向けて感謝の気持ちを伝えたいというメンバーの強い要望により9月18日(日)に卒業イベントの開催が決定。また、9月7日(水)には過去の未公開楽曲が入ったアルバムをデジタル配信予定とのことでそちらにも注目だ。

 

なお、石川、海老野、大塚の3名は9月22日(木)の結成2周年記念配信をもって卒業する。

 

メンバーコメント

石川翔鈴

突然のご報告となってしまって本当にごめんなさい。

 

この卒業は決して後ろ向きなものではなく、今後もっと自分らしく大きく目標に向かって前に進んでいくため自分自身で決断をさせて頂きました。

 

9月22日まで、Five emotionメンバーとして楽しく精一杯頑張ります!暖かく見守っていただけるとうれしいです!

 

海老野心

突然の発表で申し訳ございません。

 

文面にもある通り9月22日をもちグループから卒業する形となりました。

 

グループ活動を通して改めて皆様の大切さに気づけました。

 

また、卒業についてはYouTubeにてお話しておりますのでご覧ください!

 

大塚美波

先程の発表の通り9月22日、結成2周年をもちグループを卒業する運びとなりました。

 

自分自身を見つめ直し、何をしたいか明確な答えがわかり本格的に夢に向かってその活動をしたいため、卒業という形を取らせていただきました。

 

話したいことは自分から話したいので、ぜひ最後のイベントに来て下さい!

 

9月22日まで精一杯頑張ります!応援よろしくお願い致します!

 

大橋あかり

先程かれん、こころ、みなみの卒業発表がありました。

 

2年間思い出も感謝もいっぱいです!

 

一緒に過ごしてきたメンバーが卒業してしまうのはとても寂しいですが、3人の目指す道を全力で応援していきます。

 

引き続き、5えもんを応援して頂けるよう精一杯私らしく頑張っていくので宜しくお願いします!

 

向葵まる

先程かれん、こころ、みなみの卒業発表がありました。

 

姉さんたちからたくさんのことを学べたし、これまでたくさんの思い出ができてすごく充実した日々を送ることができたのは3人がいなければ絶対にないことでした。

 

姉さんたちが卒業するのは、本当に寂しい!けど、3人の卒業を絶対無駄にしないように頑張ります!

 

リリース情報

Digital Album『これはきっと、』

2022年9月7日(水)発売

 

イベント情報

「Five emotion卒業式」

2022年9月18日(日)SHIBUYA THE GAME ※1部・2部制

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/Five_emotion

公式Instagram:https://www.instagram.com/five_emotion_staff/

公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC31S2c2I7Ldi3FaZQchtiQw

小日向ゆか 25歳…大人の女性へと成長した姿を披露!初のランジェリーショットも

グラビアアイドル・小日向ゆかが25歳の誕生日を記念して、初写真集「小日向ゆか ファースト写真集 はじメェ〜まして。」を9月2日に発売。誌面カットと合わせて、アザーカットも公開された。

 

2021年2月のグラビアデビュー後、またたく間に人気アイドルとなった小日向ゆか。女性ファッション誌「Ray」(主婦の友社)のウェブモデル「Raygirl」という一面を持ち、CMや舞台出演など、タレント、女優としても活躍している。

 

ファン待望のファースト写真集は、最初の企画会議から小日向自身も参加し、コンセプトや撮りたいシーンを打ち合わせて作り上げていったという。その中で彼女が掲げた必須のシーンは、オフ日に単身で動物園に行くほど愛してやまない“ヤギとの共演”。そんな彼女の想いに答えるべく、ヤギと共演できるいくつかのロケ地候補の中から、本作では宮古島に決定した。

 

撮影は当初はあいにくの悪天候に見舞われたというが、自他ともに認める「超・晴れ女」の彼女が外に出ると、不思議と雨も止み、日が差しはじめ、ミヤコブルーと称される青く美しい海をバックに、健康的な美ボディを激写することに成功。

 

ほかにも小日向の希望であったプールでの水中写真はセクシーかつフェティッシュに。初めての下着でのグラビア写真や、透明感あふれる彼女が溶け込むような雨上がりの草原など、豊富なバリエーションで見ごたえともに十分なファースト写真集に仕上がった。

 

今回公開されたアザーカットは3点。雨上がりの小径で濡れた木々を照らす日射しと笑顔がまぶしいショットに、ヴィラのバスルームで本人も「盛れた」とご満悦のカット、さらに下着グラビアでは黒を基調にシースルーのレースを合わせて、上品かつセクシーに魅せている。

 

 

書誌情報

「小日向ゆか ファースト写真集 はじメェ〜まして。」
2022年9月2日(金)発売

撮影:野澤亘伸
定価:3,300円(税込)
発売元:徳間書店
商品URL:https://www.tokuma.jp/book/b610834.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4198655049

 

久保田紗友&横田真悠インタビュー「すべての行動に意味があるので、ぜひ逃さずに見て」『トモダチゲームR4』

左から)久保田紗友、横田真悠

 

原作を山口ミコト、漫画を佐藤友生が手掛ける累計440万部突破の人気コミック「トモダチゲーム」(講談社「別冊少年マガジン」連載)を美 少年×HiHi Jetsらの共演で映像化した本作。

友一(浮所飛貴)らと共に「トモダチゲーム」に参加する沢良宜志法役の久保田紗友さん、心木ゆとり役の横田真悠さんに、本作に感じる魅力や今後の見どころをお聞きしました。

 

◆9月10日(土)についに最終話を迎える本作ですが、ここまでご自身の役柄を演じられていかがですか?

久保田:私は志法ほど品行方正なタイプではないのですが、彼女の正義感は、私も似たものを持っているので演じやすいです。志法としては、常に目の前にあることを真っすぐに受け止めて、彼女なりの“正義”を最後まで貫き通せたらと思いながらやっています。

横田:私が演じるゆとりは、すごくおっとりしているし口数も少ないので、普段の私とは全く違うんです。なので、声の調節や感情の表現がすごく難しくて…。友一たちを前に、どういうテンションでいたらいいのかなと常に模索しています。

 

◆あらためて感じる本作の魅力を教えて下さい。

久保田:視聴者の方が考察しながら見られるエンターテインメント性かなと。振り切った内容の作品だと思うのですが、友達同士の裏切り合いはもちろん、あらためて友達について考えることができるところも魅力だと思っています。

横田:確かに。私自身も、台本を読んでいて「友達って、実はこういうものなのかな…」と考えさせられることがすごく多いです。私たちがいるゲーム会場と運営ルームの雰囲気の違いも対照的ですごく面白いですし、2話で既に「トモダチゲーム」に申し込んだのが天智(佐藤龍我)というのが明かされたことで、「本当の裏切り者は誰?」というのがよりいっそう掻き立てられたなと思います。

 

◆今まで放送された中で、それぞれが一番衝撃的だったシーンを挙げると?

横田:(2話の)志法がモテモテだったシーンですね。天智も四部(井上瑞稀)も「みんな志法が好きなんだ!」っていう(笑)。そんな中で、ゆとりは1人でいるというのが、私としてもすごく切なかったです。

久保田:でも、志法としては逆にゆとりのほうに行ってしまう友一を見て、切なさを感じていました。あと、ゆとりを信頼していたからこそ、(2話の「暴露スゴロク」で)やられたことのひどさに衝撃を受けましたし、あの暴露をみんなが真に受けていたのもすごく悲しかったですね。

 

『トモダチゲームR4左から)久保田紗友、横田真悠

 

◆お話にもあったように、劇中ではそれぞれ対立するシーンも多かったかと思うのですが、撮影現場での皆さんの距離感は…?

横田:私たちCグループは“友達”という関係性でありながら、仲良くしているシーンがすごく少ないまま撮影が進んでいったので監督も空気感を心配して下さっていたんですけど、私たち2人は元々仲が良かったので問題なかったですね。頻繁に連絡を取ったりするような、もうそこも超えた関係なので(笑)。

久保田:そうだね。全然会っていなくても変わらないし、会っても変わらないし…(笑)。なので、今回初めて一緒にお仕事をさせていただいたんですけど、変に意識する感じも全くなかったです。

横田:劇中でバチバチしている時も、空き時間は普通に隣に座って仲良くしゃべっていました(笑)。

 

◆第2ゲームで挑んだ“暴露スゴロク”にちなみ、そんなお2人だからこそ知っている、お互いの意外な一面を教えて下さい。

久保田:最近、現場で真悠と占いをしていたんです。誕生日で性格とかが分かるっていうものだったのですが、真悠の結果に「よくしゃべる」ということが書いてあって。そしたら、真悠が「えっ、私そんなにしゃべらないよね?」って聞いてきたんです。「いや、よくしゃべるよ!」っていう(笑)。

横田:自分ではそんなにおしゃべりだと思ってなかったから!(笑)。

久保田:きっと皆さんから見てもそんなにおしゃべりに見えないと思うんですけど、実はすごくしゃべってくれます。

横田:ありがとう(笑)。紗友は、すごく健康志向!

久保田:…えっ、健康に見えない!?(笑)。

横田:いや、すごくいろんなことを知ってるっていうこと!(笑)。酵素ドリンクだったり、ボディケアアイテムだったり、紗友が「これがいいよ」って言っていたものはほとんど買っている気がします。

 

◆Cグループの皆さんとは撮影の空き時間など、どのように過ごされていますか? また、思い出に残っているエピソードがあれば教えて下さい。

久保田:基本的に、他愛のない会話をずっとしてるよね?

横田:「今日のお昼は何かな?」「今日の晩ご飯はこれがいいな~」みたいな会話を1日に1回はしていますね(笑)。いつもお弁当を数種類用意して下さっているんですけど、大体みんな同じものを選ぶんですよ。それで「やっぱりそれだよね!」って(笑)。

久保田:本当に、空き時間は和やかな雰囲気です。

横田:あと、あれやったよね。「こっちむいてふたりでまえならえ~」っていうやつ!

久保田:やったね(笑)。誰かが「“アルゴリズムたいそう”したい」って言い始めて、「じゃあ私が振り付け覚えてこようか」って。

横田:本当に覚えてきてくれたんだよね(笑)。それでみんなで踊りました。

久保田:Cグループみんなで「アルゴリズムたいそう」したのが思い出です!(笑)。

 

◆ゲームに参加していた志法が運営チームに寝返ったり、ゆとりが「大人のトモダチゲーム」から追放されてしまったりと怒とうの展開を迎えていますが、クライマックスに向けて、今後の見どころをお願いします。

久保田:志法が運営チームに入り、視聴者の方も驚かれていると思うのですが、私以外のCグループのメンバーも全員意味のないことはしていないですし、すべての行動に意味があるので、ぜひ逃さずに見ていただきたいなと思います。

横田:志法の行動の謎が見えたり、誰が「大人のトモダチゲーム」を勝ち抜くのか、展開が本当に面白いと思います。結局、誰が一番の“悪”なのかという部分を楽しんでいただけたらうれしいです。

 

SPECIAL TOPIC

左から)久保田紗友、横田真悠

 

Q.“トモダチ”と同じくらい大切な存在は?

久保田:家族です。周りで支えて下さってる方々や応援して下さっている方々にも感謝しているのですが、やっぱり家族は何にも代えられない存在。そして、私も自分の友人たちにとって、家族のような存在になれたらいいなと思っています。

 

横田:応援して下さる方々です。実際にお会いできる機会は多くないのですが、SNSをできるだけ更新して、皆さんとコミュニケーションが取れたらいいなと思っています。

 

PROFILE

久保田紗友
●くぼた・さゆ…2000年1月18日生まれ。北海道出身。A型。舞台「パルコ・プロデュース2022 VAMP SHOW」、ドラマ『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系)、『僕の姉ちゃん』(テレビ東京ほか)にも出演中。

 

横田真悠
●よこた・まゆう…1999年6月30日生まれ。東京都出身。O型。『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『ラヴィット!』(TBS系)に出演中。10月14日(金)公開の映画「カラダ探し」に出演。「non-no」(集英社)専属モデルとしても活躍中。

 

番組情報

オシドラサタデー『トモダチゲームR4』
テレビ朝日系
毎週土曜日 後11・00~深0・00

公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/tomodachigame_r4/

 

●photo/徳永徹 text/片岡聡恵 hair&make/吉田太郎、stylist:瀬川結美子(久保田) 衣装協力/ダイアグラム・ダイアグラム表参道ヒルズ店 TEL:03-6804-3121(久保田)、IRENE(横田)

乃木坂46・久保史緒里「手紙の深さみたいなものをあらためて感じています」パルコ・プロデュース2022 舞台「桜文」(さくらふみ)

ラジオ『乃木坂46のオールナイトニッポン』のパーソナリティはもちろん、新曲「好きというのはロックだぜ!」収録の3期生楽曲「僕が手を叩く方へ」でセンターを務めるなど、幅広い分野で活躍中の久保史緒里さん。MC力や歌唱力に加えて演技力も高く評価されている彼女がこの秋、明治時代の花魁役で舞台に主演を務めることに。初めてづくしという役作りの感想や、明治という時代のイメージ、また自身の近況などについて聞きました。

 

◆久保さんが明治時代の花魁を演じるというニュースが流れたときは驚きました。

乃木坂46のメンバーも、最初に私のビジュアルが解禁になったときにびっくりしたみたいで(笑)。みんな「見たよ」って言ってくれましたし、先輩の樋口日奈さんには「きれいだね」と言っていただいてうれしかったです。花魁を演じることは私自身にとって大きな挑戦ですし、いろいろなものをグループに持ち帰れるのではと思っています。

 

◆そのビジュアル撮影で花魁の衣装を着てみてどうでしたか?

とても重かったです(笑)。かつらもかぶると本当に重くて…。高下駄を履いたりもしたのですが、立っているだけでも大変でした。これから舞台上で長時間それらを身に着けるというのが、今でも信じられないぐらい怖いです(笑)。でも当時の吉原に出かけた人々と同じように、観劇してくださるお客様にも美しいと感じていただくことが一番の理想なので。歩き方なども含めて稽古しているので、私なりに表現できたらと思っています。

 

◆特に花魁の所作や言葉は独特だと思いますが、やってみてどうですか?

今まで演じたことのない、せりふ回しやイントネーションだったりするので、台本を覚えるところから苦戦しました。立ち稽古が始まってからは和装をしているのですが、和装ってすごくカッチリしたイメージがあるじゃないですか。なので座るところも正座じゃなきゃいけないのかなと思っていたんですけど、桜雅は日常のシーンでは足を崩したりしていて。そのきれいすぎない感じというか、意識的にはずすというところも難しかったりします。

 

◆花魁の世界にはどんなイメージがありますか?

もともと妖艶な美しい世界というイメージはありました。でも当時の資料をいろいろ調べてみたら、遊女が涙している絵があったりもして。人前に出ていないときの様子や、吉原に来るまでの背景がそれぞれあるんですよね。その苦しみを誰にも見せることなく花魁として生きていたというのが、見た目からは全く想像できなかったので。そこはすごく衝撃を受けました。あとこれも驚いたのですが、私が見た資料だと当時の花魁は21歳が一番多かったらしいんです。自分と同い年の女性がそんな苦しみを味わっていたんだと想像すると、お芝居する上で身が引き締まりましたし、知ることができてよかったなと思いました。

 

◆今回演じる桜雅という女性についてはどんな印象ですか?

やっぱり、笑わないキャラクターというのが私の中ではすごく大きくて。花魁ではない1人の女性としての日常のシーンがあって、その日常のやりとりの中でついほほ笑んでしまいそうな場面も出てくるんですけど。そこでも一切笑わないので、あらためて難しい役だと感じています。でも冷酷な女性というわけではなく、ある事情から笑顔を封印していたりするんです。きっと砕けた部分を秘めていると思うので、稽古を通じて探っていきたいです。

 

◆演出の寺十吾さんは、同じ乃木坂46の筒井あやめさんが主演した「目頭を押さえた」も演出されています。筒井さんとは何か事前にお話しましたか?

私は寺十さんとは初めましてだったので、あやめちゃんに稽古場の雰囲気などを聞きました。それで、一つひとつのせりふや動きにどういった意味があるとか、この場面ではどういう気持ちなのかというのを細かいところまで一緒に考えてくださる演出家さんだというのを教えてもらって。あやめちゃんは初舞台だったけど安心してお芝居できたと話していたので、私も不安にならずに稽古に入ることができました。

 

◆実際に寺十さんの演出を受けてみてどうですか?

本当に細かく作り上げてくださいますし、寺十さん自らその場で桜雅を演じてくださったりするんです。でも最終的には演者に任せてくださるので、寺十さんから頂くヒントを毎回持ち帰ってどう演じるかをじっくり考えています。寺十さんからは一つ、悲しみに引っ張られすぎないようにというアドバイスを頂いたので、そこは常に意識するようにしています。

 

◆今回は、桜雅の少女時代の雅沙子という女性も演じます。1人物の2つの時代を演じることに関しては?

今回のような経験は今まであまりなかったので、そこも大きな挑戦だなと思います。雅沙子はまだ16歳で、物事に対する諦めみたいな気持ちも桜雅ほどはないので。そんな年相応の、真っすぐな感じを出していけたらと思っています。また、桜雅と雅沙子の見え方が離れていれば離れているほど、物語が深いところにいくと思うので。より違いを出せるように頑張りたいです。

 

乃木坂46・久保史緒里インタビュー

 

◆台本は秋之桜子さんの書き下ろしですが、読んでみての感想は?

話が進むにつれて衝撃的な展開になっていくというか。苦しいと思う部分が1段階ではなく、その波が何回も来るんですよね。読んでいて、今まで自分がやらせていただいた作品とはひと味違うなと感じました。台本としては、せりふ以外のト書きの部分が印象的で。登場人物の動きだけではなく、そのシーンの風景までも細かく書かれてあるので。当時の描写が鮮明に頭によぎりましたし、いろいろ想像がしやすかったです。

 

◆今想像する明治時代のイメージを教えてください。

お家柄というのも重要視されていたこともあって、今と比べると自由があまり利かない時代だったんじゃないかなと思います。あとはこの作品のカギにもなっているところなんですけど、“文(ふみ)”、つまり手紙ですよね。もちろん当時は携帯電話もなかったので、人と交流を深めるためには手紙がどれほど大事な手段だったか。手紙が持つ意味の深さみたいなものを、この作品を通じてあらためて感じているところです。

 

◆久保さんは普段よくメンバーに手紙を書いたりしていますよね。

口では直接言えないことも、手紙だから伝えられるというのがあって。そこが手紙の一番の良さだなと思うんです。もちろん今は電話で連絡することが主流だと思いますが、私はあまり電話で連絡ができなくて(笑)。というのは、相手が返事に困って気を遣わせてしまうのが申し訳ないんです。でも手紙だったら、自分の思いだけを伝えることができるので。そこがいいなと思います。ただこの作品に出てくる手紙は、救いになるところもあれば怖い存在になるところもあって。そこはちょっとハラハラするので楽しみにしていただきたいです。

 

◆最後に、久保さん自身の近況についても教えてください。

毎年夏になると、実家から果物を送ってもらっていて。今年の夏も福島の桃と金沢のすいかが届いて、それを食べながら夏を感じています(笑)。たくさん量があるので、メンバーにもおすそ分けしようかなって。グループの近況としては、林瑠奈ちゃんが髪を切ってショートカットになりました。久しぶりにメンバーの中にショートの子がいる感じがあって。瑠奈ちゃんのカッコよさにみんなキュンキュンしていて、モテ期が到来していますね。私も「一緒に写真撮ってください~」って言いに行ったりしています(笑)。

 

乃木坂46・久保史緒里インタビュー

 

PROFILE

●くぼ・しおり…2001年7月14日生まれ。宮城県出身。O型。乃木坂46・3期生。『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のメインパーソナリティ、「Seventeen」専属モデルとしても活躍中。主演映画「左様なら今晩は」が11月11日(金)公開、映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」が2023年公開予定。

 

作品情報

パルコ・プロデュース2022
舞台「桜文さくらふみ
9月5日(月)~25日(日)東京・PARCO劇場
10月1日(土)・2日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
10月5日(水)愛知・名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)
10月8日(土)長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホール

<STAFF&CAST>
作:秋之桜子
演出:寺十吾
出演:久保史緒里(乃木坂46)、ゆうたろう/松本妃代、石田圭祐、阿知波悟美、加納幸和、木村靖司、有川マコト、塾一久/中山朋文、永澤洋、福永マリカ、こぴ、白浜そら/石倉三郎、榎木孝明

<STORY>
明治後期の吉原遊郭。当代随一と謳われる花魁・桜雅おうが(久保)は、その妖艶な佇まいと共に、決して笑顔を見せないことでも知られていた。何とか桜雅の笑顔を引き出したい紙問屋の旦那・西条宋次郎(榎木)は、その財力で豪華絢爛、贅を極めた花魁道中を開くことに。いっぽう、吉原のような世界とは全く縁のない堅物で生真面目な若き小説家・霧野一郎(ゆうたろう)は、新聞社の依頼で花魁道中の記事を書くため見物に参加していた。

 

●photo/干川 修 text/橋本吾郎

「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」第1回:「チャーリーとチョコレート工場」

≠ME 河口夏音

 

新連載「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」が、TV LIFE webでスタート。≠ME(ノットイコールミー)は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、=LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに観てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け! 第1回は「チャーリーとチョコレート工場」(2005年)について、想いを語っていただきました。

 

第1回:「チャーリーとチョコレート工場」

はじめまして、≠MEの河口夏音です!
私のことを好きで、今読んでくださっている方が多いのでしょうか?

 

改めて自己紹介します。
河口夏音(かわぐち・なつね)。7月29日生まれで、好きな食べ物はさくらんぼです!
8月3日発売「す、好きじゃない!」を歌っている≠MEのメンバーです!
7月にアメリカヒューストンで開催された、「Anime Matsuri 2022」でコンサートをしました、≠MEのメンバーでございます!

 

大好きな映画に関する連載、とってもとってもうれしいです!
私の好きなジャンルは、ホラー、ダークファンタジーですが、それに限らずいろいろなジャンルの映画を紹介していきたいです。

 

早速ですが、記念すべき1つ目に紹介する作品は、「チャーリーとチョコレート工場」です!

 

誰もが知っているこの作品、私も数えきれないほど見ています。
最初はティム・バートン監督の作品にしたくて、この作品を選びました!

 

長い間封鎖されているのに、チョコレートだけが出荷されているチョコレート工場。その工場が見学できるゴールデンチケットをゲットした少年の物語です。

 

小学生の頃にお菓子工場に遠足で行った時のワクワク感を、この映画を観ると思い出しますよね!
特にチョコの滝がある、なんでも食べられる部屋。一度は誰もが行ってみたいと憧れたことあるんじゃないかな?
チョコの川を下るシーンのアトラクションができたら、ジェットコースターは苦手だけど絶対に乗りたいです。

 

また、この作品が人気な理由の1つに、“音楽”があると思います!
思わず口ずさみたくなるような頭に残る曲ばっかりで、私は「Violet Beauregarde」の英語バージョンが好きです。みなさんの好きな曲はありますか?

 

バイオレットつながりで、バイオレット(※登場人物のバイオレット・ボーレガード)がガムをずっと噛み続けているのに、小さい頃憧れていた時期があって。
バイオレットが他のものを食べる時にガムを首の後ろにくっつけているシーンを見て、私もやってみようと思ったのですが、確かお母さんに止められてやめた気がします。

 

この作品は、ファンタジー映画だけど、現実的なことも上手く複合されていて、だからこそ大人になった今の私にも刺さる作品なのかと思います。
テーマとして「家族愛」があると思っていて、チャーリーの家族は見ていてほっこりします。
特にお母さん役の方は、「ハリー・ポッター」のベラトリックス(・レストレンジ)役の方だとは昔は全く気づきませんでした。演技力がすごすぎます。

 

ウンパルンパの役者さんもすごくて、ウンパルンパはたくさんいますが、その1人ひとりの動きを何回も何回も撮影したそうです。何時間かかったんだろう……。

 

私のキャラクターであるマイケルとウンパルンパを合わせて、「マイケルンパ」を描いてみました!

 

実は、アメリカのテレビでたまたま前の作品の「夢のチョコレート工場」(※本作と同じくロアルド・ダールの小説「チョコレート工場の秘密」を原作とする、1971年製作の映画)が放送されていたんです! 初めて見られました!
原作、「夢のチョコレート工場」、「チャーリーとチョコレート工場」で違うところが結構あったので、見比べてみるのもいいかもしれないですね!

 

それでは、読んでくださりありがとうございました!

 

 

PROFILE

河口夏音
●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味:映画鑑賞、特技:ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐に渡り活躍中。

公式Twitter:@kawaguchi_natsu

 

≠ME
●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。=LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。

公式サイト:https://not-equal-me.jp/
公式Twitter:@Notequal_ME

 

 

INFORMATION

■4th Single『す、好きじゃない!』
2022年8月3日(水)発売

■≠ME全国ツアー
2022年9月4日(日)宮城 仙台サンプラザホール
2022年9月17日(土)埼玉 さいたま市文化センター
2022年10月8日(土)千葉 松戸森のホール21 大ホール
2022年10月15日(土)千葉 幕張メッセイベントホール
2022年11月7日(月)東京 LINE CUBE SHIBUYA
2022年11月18日(金)愛知 名古屋国際会議場センチュリーホール
2022年11月20日(日)広島 上野学園ホール
2022年11月23日(水・祝)大阪 オリックス劇場
2022年11月27日(日)福岡 福岡市民会館

 

乃木坂46・久保史緒里「ここまで毒舌キャラなんだって思いました(笑)」Paraviオリジナルストーリー『塩介と甘実-蕎麦ができるまで探偵-』

有村架純さん&中村倫也さんがW主演を務める異色のリーガル・エンターテインメントドラマ『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系)が放送中。そのParaviオリジナルストーリーで、おいでやす小田さんが主演を務める『塩介と甘実-蕎麦ができるまで探偵-』も、本編と共に話題に。主人公・塩介(小田)の相棒役として、蕎麦店を訪れる客の悩みを解決する東大生・甘実を演じるのが乃木坂46の久保史緒里さん。役作りのポイントや、現場の楽しい撮影エピソードなどを聞きました。

 

◆Paraviオリジナルドラマは同期のメンバーも出られていますよね。

そうですね。みんな頑張っているなとか、キラキラしているなと思いながら見ていて。そんなすてきな場所にまさか自分も出られるとは思わなくて、お話を頂いたときは、すごくうれしかったです。映像のお芝居は久しぶりですし、私自身まだまだ経験が浅いので、ありがたいなと思いました。

 

◆最初に台本を読んだ感想は?

『蕎麦ができるまで探偵』というサブタイトルのとおり、お蕎麦屋さんのお客さんの悩みを塩介さんと甘実が一緒にひもといていくというお話になっていて。台本を読んだとき、“この問題はどういうことなんだろう…?”って自分自身も探偵になったような気持ちになりました。甘実はいつも“さすが東大生だな”と思わせる名推理をズバズバしていくんですけど。気持ちのいいせりふもたくさんあって、楽しんでやらせていただいています。

 

◆気持ちのいいせりふというのは毒舌な部分ですか?

はい。毒舌なキャラクターというのは何となく聞いていたんですけど、台本を初めて読んだときに“ここまで言うんだ!”ってびっくりしました(笑)。しかも回が進むごとに毒舌のレベルもどんどん上がっているんです。甘実は頭がいいので、こういうインテリチックな言葉が出てくるんでしょうね。以前やらせていただいたドラマ『クロシンリ』にもちょっとそういう節はありましたけど、また違った毒舌っぷりだなと思います。

◆せりふ量は大変ではないですか?

結構苦戦して、何度も練習しました。でも、現場に入って小田さんと一緒にやらせていただくとせりふがスッと出てくるんです。小田さんが本当に塩介さんのままでいてくださるので、私も甘実でいられる感じがして。私が塩介さんにツッコむようなシーンも自然とできました。

 

◆その塩介のキャラクターとしての魅力は?

すごく的はずれな推理をしているのに、どこか放ってはおけないというか。甘実が塩介さんの店に通い詰める理由の1つとして、もちろんお蕎麦がおいしいからというのがあるんですけど。塩介さんの何げない言葉の中にも、“この人は本当にお蕎麦が好きなんだろうな”というこだわりが感じられるんですよね。そんな塩介さんの人柄を、甘実も面白がっているんだろうなって。2人の関係性も楽しんで見ていただけたらうれしいです。

 

◆あらためて小田さんの印象を教えてください。

以前『ラヴィット!』でご一緒したときにたくさん助けてくださって、優しい方だなという印象があって。今回またご一緒させていただいて、監督さんによく「今の芝居どうでした?」と確認されていらっしゃるのを拝見するんですけど。本当にお仕事に真摯に向き合っている方なんだなと思いました。あと心が広い方なので、話したくなる存在なのは塩介さんと重なるところなのかなと思います。劇中でも、いろいろなお客さんが塩介さんに悩みを相談しに来るので。

 

◆撮影の合間などに何かお話をしましたか?

『ラヴィット!』の反省会を開いてもらいました。私がラジオ『乃木坂46のオールナイトニッポン』などでよく言っている『ラヴィット!』で結果を残せなかった話を、小田さんにも聞いていただいたんです(笑)。結構ずっと引きずっていたんですけど、小田さんが優しく聞いてくださったおかげでモヤモヤを解消できました。小田さんのおかげで“『ラヴィット!』やってよかったな”とちゃんと思えたので、本当に感謝です。

 

◆印象に残っているシーンは?

たくさんあるんですけど、さすが小田さんだなぁと思ったのは、会話がテンポよく重なっていくところです。もちろん台本はあるのですが、本当にひと言とか一文字ぐらいの間をつなぐ言葉を言われていたりするんです。台本を読んでいる側からすると、すごいなと思う部分がとても多くて。小田さんが大声でツッコむシーンも、そばで見ていて毎回感動します。私が次のせりふを言うまでの間を埋める言葉も入れてくださるので。すごく助けていただいていますし、お芝居もしやすい環境をつくってくださっています。

 

◆ワンシチュエーションドラマですが、お蕎麦屋さんでの撮影はどうですか?

お客さんはいろいろな席に座るんですけど、甘実はいつも同じ席から塩介とお客さんのやりとりを見守っていて。お店に入ったお客さんがどの席に座るかというのが、私のちょっとした楽しみになっています(笑)。どこに座るのか予想するのがすごく面白いんですよ。

 

◆甘実は鋭い推理力を持っていますが、久保さん自身はどうですか?

ミステリーを見ていて途中で犯人が分かるという方がいますが、私は全くないですね(笑)。でもメンバーと人狼ゲームをやるときは結構強いです。市民役のときに人狼を当てるのは苦手なのですが、人狼側に回るとみんなをうまくだませるんです(笑)。

 

◆そんな久保さんから見て、推理力が高そうだと思うメンバーは?

推理…とは若干違うかもしれないですけど、先輩の樋口日奈さんはメンバーのささいな変化に気づくのがすごく早いです。誰も気づけないところを気づいてくださいますし、空元気すら見抜かれます(笑)。なので樋口さんが話しかけてくださるときは、気持ちを気づかれないように振る舞っているときが多いんですけど(笑)。その優しさは支えになっています。

 

◆そういうときは相談したり、アドバイスを求めたりすることも?

最近はあまりメンバーに相談しなくなりました。以前は先輩方をすごく頼っていたんですけど、ご卒業が相次いだこともあって、そろそろ私も自立しなきゃなと思って。そうやって少しずつ大人の女性を目指せたらと思っています。

 

◆最後にもう一つドラマにちなんだ質問を。身の回りのちょっとした悩みがあったら教えてください。

夏場によくやるんですけど、部屋のエアコンを暖房にしてしまうんです。しかも、自分ではなかなか気づかないんですよ。“何か暑いな…”と思いながらも、1日たってようやく暖房だったことに気づいたりして(笑)。多分、実家にエアコンがなかったからだと思うんです。暖房をつけた感じが、エアコンのない実家の感じに似ているので。それは毎年夏になると、10回ぐらいやってしまいますね(笑)。

 

PROFILE

●くぼ・しおり…2001年7月14日生まれ。宮城県出身。O型。乃木坂46・3期生。『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のメインパーソナリティ、「Seventeen」専属モデルとしても活躍中。主演舞台「桜文」が9/5(月)より上演。主演映画「左様なら今晩は」が11/11(金)公開予定。映画「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」が2023年公開予定。

 

作品情報

Paraviオリジナルストーリー
『塩介と甘実-蕎麦ができるまで探偵-』
動画配信サービス・Paraviで独占配信中

<STAFF&CAST>
脚本:高矢航志、富安美尋
演出:府川亮介
プロデューサー:新井順子、阿部愛沙美

出演:おいでやす小田、久保史緒里(乃木坂46)ほか

<STORY>
「そば処 塩崎」で働く塩崎啓介=塩介(小田)は、女性に弱いお調子者。塩介は石子(有村架純)と羽男(中村倫也)がトラブルを解決する姿に憧れ、店を訪れた客の悩みを推理で解決しようとする。そこに、常連客の東大生・甘露果也実=甘実(久保)も参加していく。

©TBSスパークル/TBS

 

●photo/田中和子(CAPS) text/橋本吾郎

 

坂ノ上茜 最初で最後の水着姿も…!1st写真集「あかねいろ」86P増のデジタル版リリース

(C)光文社/週刊FLASH 写真◎矢西誠二

 

女優・坂ノ上茜の1st写真集「あかねいろ」(光文社)が、86ページ増のデジタル版として8月26日(金)より配信開始。それに先駆け、本人からのコメントが到着した。

 

月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ)でも、注目された坂ノ上茜。現在は『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS)にレギュラー出演中だ。そんな彼女の1st写真集「あかねいろ」は2021年2月に発売され現在も好評発売中だが、このたびデジタル版のリリースが決定。

 

ロケ地は、生まれ故郷の熊本県。実家や通っていた高校、学生時代によく友達と遊んでいたという熊本の街でも撮影されるなど、本人のルーツも巡っている。さらに、「最初で最後の水着」も掲載。デジタル版は、本人チョイスによる86ページの写真を追加収録しており、見応えたっぷりな作品となっている。

 

今回の発表に当たり、坂ノ上は「86ページ増のデジタル版を出すにあたって、撮った写真をすべて見返したのですが、紙の写真集を作ったときにはセレクトしなかった写真を『これいいじゃん!』と思うことがとても多くて驚きました。月日がたったからこそ選ぶことができた、デジタル版でしか見られない表情にぜひ注目してほしいです」と語っている。

 

(C)光文社/週刊FLASH 写真◎矢西誠二

 

坂ノ上茜 コメント

86ページ増のデジタル版を出すにあたって、撮った写真をすべて見返したのですが、紙の写真集を作ったときにはセレクトしなかった写真を『これいいじゃん!』と思うことがとても多くて驚きました。月日がたったからこそ選ぶことができた、デジタル版でしか見られない表情にぜひ注目してほしいです。
そしてデジタル版の魅力はやっぱり手軽さだと思います。『あかねいろ』を気軽に何度も見返していただけたらと思います。そして本当に全部私の大好きな場所で撮影しているので、お時間があればロケ地巡りとかしてもらえたらすごくうれしいです!

 

作品情報

【電子版86ページ増】坂ノ上茜1st写真集 あかねいろ
2022年8月26日(金)配信開始

撮影:矢西誠二
発売:光文社

©光文社/週刊FLASH 写真◎矢西誠二

Z世代女子によるガールズグループ「Veil」始動!「いい子ちゃん、辞めます」をコンセプトに活動

Veil(L→R):RINKA、KOTONE、JURI、HARUKA、YUA

 

Z世代を中心に高い支持を集めるモデル・タレント・インフルエンサーによって結成された、5人組ガールズグループ「Veil」が活動をスタートさせた。

 

メンバーはJURI、YUA、KOTONE、HARUKA、RINKA。JURIはABEMAの恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。』出演をきっかけにティーンから高い支持を集め、TikTokフォロワー数は50万人越え。

 

RINKAは昨年、ABEMAで放送されたグローバルガールズグループデビュープロジェクト『Girls Planet 999:少女祭典』に出演し、世界中から注目を集めたうちの1人。YUAは人気ティーン誌の元専属モデル、KOTONEとHARUKAも企業広告モデルやファッションショーに出演するなど、幅広い経歴を持つメンバーで構成されている。

 

Veilは「いい子ちゃん、辞めます」をコンセプトに、メンバーそれぞれが初めてセルフプロデュースに挑戦するガールズグループ。Z世代の若者が抱えている身近な人や日常、社会への不満や不安を、17歳から20歳のメンバーで構成された5人によって、音楽で代弁していく。

 

メンバーのほかに、2人の若きクリエイターもVeilの活動をサポート。ちゃんみな「ハレンチ」やTOYOTAカローラのCMソング「千円ちょうだい」ほか、さまざまなアーティストへ楽曲を提供している作曲家のBENAは、Veilの楽曲プロデュースでいい子ちゃんを辞めるお手伝いを。

 

企業やアーティストのロゴデザイン、CM制作、MV制作やライブ映像演出など、さまざまな視覚表現でブランド形成をサポートしてきた安村俊介(映像/グラフィックデザイナー)は、Veilの運営サポート、ロゴデザイン、ミュージックビデオの監督・制作で、いい子ちゃんを辞めるお手伝いをしている。

 

Veilは、8月10日に1stシングル「“Taste”」をリリース。グループ結成を飾る「“Taste”」は、彼女たちが今リアルに感じている言葉、感情を表現している。8月16日には同楽曲のMVも公開された。

 

動画

Veil「“Taste”」MV

 

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