三原羽衣が初めての水着やランジェリー姿に…!枝優花の撮影による1st写真集発売決定

9月22日(木)に発売される女優・インフルエンサー三原羽衣の初写真集のタイトルが、「三原羽衣 1st写真集 ういういしい、」(宝島社)に決定。発売に先駆けて、収録カットが公開された。

 

三原羽衣は兵庫県出身、SNS累計フォロワー数210万人超のインフルエンサー。2020年、第7回日本制服アワードでグランプリを受賞。映画「死刑にいたる病」、ドラマ『異世界居酒屋「のぶ」Season 2〜魔女と大司教編〜』(WOWOW)ほか、多くの作品に出演し、女優としても活躍している。

 

8月14日から放送開始された『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』(ABEMA)への出演も決定し、注目を集める存在の彼女が1st写真集を9月22日(木)に発売。

 

本書の撮影には、若手映画監督として注目されている枝優花を迎え、三原の故郷・兵庫〜大阪で実施された。幼少期から10代までの思い出の地を巡り、10代の少女から20代の大人の女性へ、インフルエンサーから女優へと変化を遂げる彼女を、フィルムとデジタルを組み合わせた枝ならではの優しく愛情に満ちた世界観で表現した。

 

撮影を手がけた枝は、映画「少女邂逅」などを手掛けた映画監督であり、脚本家、写真家とマルチな活動で国内外で注目を集めている。故郷を一緒に巡り、三原の飾らない素顔を切り取ることに成功。

 

そんな枝に対し、芝居や今の悩みを相談したりと、とてもいい機会になったと話す三原。なかには、スタッフやマネージャーも退席し、2人っきりで撮影したカットもあるという。今回、初挑戦した水着やランジェリー姿も含めて、必見の1冊となりそうだ。

 

三原羽衣 コメント

1st写真集を発売することが決まったとき、本当にうれしかったです!
初めて水着やランジェリーにも挑戦し、とても緊張しましたが、カメラマンを引き受けてくださった枝さんとたくさんお話しすることができ、リラックスして撮影をすることができました。
生まれ育った兵庫での撮影で、普段あまり見せたことがない自然な表情も見せることができました。
映画監督でもある枝さんとの撮影は、女優としてのこれからの私の転機となりました。
見どころたっぷりの写真集になったと思うので、ぜひ楽しみにしていてください!!

 

枝優花 コメント

この依頼をお受けした際「私が撮ると、グラビアにならないですが、それでもいいでしょうか?」と伺いました。写真集の撮影、水着や下着姿の女の子を撮ることも初めてだったので。
「いいです、むしろそれが」と言っていただき、ではこちらの100%の愛を持って、10代最後の三原羽衣を収めさせていただきます、と心の中で決意しました。
きっとこれから彼女が大人になっていく過程で、さまざまな壁にぶち当たり、どうしてこんなに上手くいかないの? と答えのない途方もない夜を過ごすこともあるでしょう。そんなとき、ふとこの写真たちを見返して、それでも大丈夫だと思えるものをプレゼントしたかったです。そうなっていることを願います。

 

書誌情報

「三原羽衣 1st写真集 ういういしい、」
2022年9月22日(木)発売

定価:2,090円(税込)
出版社:宝島社

 

大原優乃「なりたい自分になるために、これからも自分磨きを続けていきたい」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第40回はParaviオリジナルドラマ『-50kgのシンデレラ』に出演中の大原優乃さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」大原優乃

 

◆大原さんが演じる佐伯陽芽は、恋をしてなりたい自分になるために-50キロのダイエットに成功します。陽芽を演じる上で大変だったことや心掛けたことはありましたか?

大変だったのは、特殊メークとファットスーツを身に着けて撮影したことです。特殊メークは完成するまでに3時間30分かかりましたし、ぽっちゃりしている陽芽ちゃんの状態での撮影は5日間あったのですが、体力的にとても大変でした。最初に台本を読ませていただいたときは、ダイエットに成功する前と後の陽芽ちゃんをどう演じ分けたらいいのか、すごく悩んでいたんです。ただのビフォーアフターとして捉えたくなかったですし、見た目は大きく変わっても内面は変わらないことが大切だなと思ったので、監督さんにもそれをお伝えさせていただきました。でも、ファットスーツで重みを感じながら演じることができたので、それが役に生かされて変に演じ分けなくても自然と演技に違いが出たと思います。

 

◆食べることが大好きな陽芽ですが、大原さんが大好きなことは?

陽芽と一緒で、私も食べることです。差し入れのおやつやアイスを合間に食べるのが撮影中の楽しみでした(笑)。

 

◆ちなみに最後の晩餐として一品だけ挙げるとしたら?

お母さんが作った煮物です。本当に大好きなんです。

 

◆ご自身でも料理をされるそうですが、得意料理は?

和食全般です。お母さんの味と故郷である鹿児島の味が恋しくなって、煮物にザラメを入れたりして。甘めに仕上げるのがこだわりです。

 

◆大原さん自身も実際にダイエットをしたり、なりたい自分になるために努力していることはありますか?

私はグラビアのお仕事もさせていただいているので、体形管理は日々の大きな課題の一つで。パーソナルトレーニングに週2で通っています。筋トレと有酸素運動を組み合わせるといいと聞いて、最近はそれにプラスしてランニングマシーンの傾斜を上げて1時間ウオーキングするようにしていて。ただ体重が落ちればいいということではなく、引き締めるところは引き締まっていて女性らしさはちゃんと残すというのが私の理想なので、その体形をイメージしながらトレーニングに励んでいます。

 

◆美は一日にしてならず、継続は力なりですね。

そうですね。これまで食べないダイエットなどいろいろと試してきて、そのたびに失敗して(笑)。ようやく自分に合った体形維持の方法を見つけられたような気がします。体重の変動で一喜一憂することも多いのですが、陽芽ちゃんを演じる中で私自身がたくさん勇気をもらいましたし、ダイエットやさまざまな事柄とポジティブに向き合えるようになりました。

 

◆では普段の大原さんについて。お友達や周囲の人からはどんな人と言われることが多いですか?

「真面目だね」と言われることが多いです。そこは自分でも長所であり短所でもあると思っています。

 

◆真面目過ぎちゃう部分がある?

そうですね。人生一度きりだなと思うので、目標をかなえるための努力は惜しまないです。でも、頑張りすぎてしまうからか周りの人からは「あんまり焦らないようにね」と言われます(笑)。

 

◆こうだと思ったらなりふり構わず突き進んでいくタイプ?

うーん…。むしろその逆で、自分を客観的に見すぎているところがあるのかなって思います。

 

◆自身を俯瞰から冷静に見ていると。一見フワフワした穏やかな印象ですが、実際は地に足をつけて行動していらっしゃるんですね。

そう言われるとものすごく恥ずかしいです(照笑)。

 

◆もしかして、褒められるのは苦手?

あはは! 確かに。でも、できれば褒められたいです(笑)。褒められて伸びるタイプだと思います!

 

◆では今後出演してみたい作品や演じたい役柄を教えてください。

陽芽ちゃんもそうだったんですが、最近はかわいらしく見せる役が多かったので、反対にどこか影をまとっているような今皆さんがイメージしてくださっている私のイメージとは遠いキャラクターを演じてみたいですね。あと、体を動かすことが好きなのでアクション系の作品にも挑戦したいです。

 

◆カッコいい女性を演じてみたい?

はい。陽芽ちゃんは内に秘めている芯の強さが魅力的ですが、今後機会があれば強さが前面に表れている女性にも挑戦したいです。

 

◆最後に、本作のタイトル『-50kgのシンデレラ』にちなんで“○○なシンデレラ”とご自身を表すなら?

難しい~(しばし悩む)。

 

◆YouTubeの動画でサプライズをされていたので、“サプライズ好きなシンデレラ”とか?

確かにサプライズは大好きです! う~ん…何だろう(再び悩む)。あ、思いつきました!“-5キロのシンデレラ”で!

 

◆その理由は?

自粛期間中に-5キロのダイエットをしたんです。痩せた自分に対してファンの方からいろいろなご意見をいただいて考えさせられる時期もあったんですが、-5キロという目標を達成できたことで、自分に自信を持つことができて。いろいろお仕事に対してより意欲的になれたんです。でも、実現できたら終わりではなく、なりたい自分になるために、これからも自分磨きを続けていきたいと思っています。そんな私を応援していただけたら幸せですし、私の姿を見て「自分も目標に向かって頑張ろう」と思ってくださったらうれしいです。

 

PROFILE

●おおはら・ゆうの…1999年10月8日生まれ。鹿児島県出身。A型。最近の主な出演作はドラマ『あせとせっけん』『真夜中にハロー!』『名探偵ステイホームズ』など。

 

番組情報

Paraviオリジナルドラマ『-50kgのシンデレラ』
Paraviにて独占配信中

 

●photo/干川修 text/星野彩乃

 

単独ライブ直前!バイきんぐインタビュー「西村、お前、オーバーオール芸人目指してるのか⁉」

バイきんぐが、2012年のキングオブコントで優勝を獲得してから10年! 今年も恒例のバイきんぐ単独ライブが開催される。その名も「キャバレー」(2022年8月26日(土)、27日(日)@ヒューリックホール東京)。2日間とも笑いの渦に包まれる夜になりそうだ! そんなバイきんぐの2人に、聞きたいことをずっしり詰め込んだ質問箱を用意。時間が許す限りいろいろ語ってもらいました。

 

バイきんぐ●ばいきんぐ…1996年5月結成。2012年『キングオブコント』優勝。小峠英二●ことうげ・えいじ(写真左)…1976年6月6日生まれ。福岡県出身。西村瑞樹●にしむら・みずき(写真右)…1977年4月23日生まれ。広島県出身。YouTube

【バイきんぐさん撮り下ろし写真】

 

10年後……56歳。体が動く限り単独ライブをやっていたい

──まずは西村さんから。「西村さん、最近、キャンプのお仕事が多いですがキャンプはビジネスですか? 趣味ですか?」

 

西村瑞樹 今となってはビジネスになっていますね(笑)。もちろんプライベートで行くこともあるんですけど……お仕事で行かせてもらっているキャンプは「ビジネスキャンプ」って呼ばせてもらっています(笑)。小峠はオレのキャンプ仕事どう思ってる?

 

小峠英二 なんとも思ってねぇ! ビジネスであろうが趣味であろうがどっちでもいい!

西村 少しは気にしろよ。ビジネスキャンプは大変なこともあります。僕、スイーツを普段食べないのに「キャンプで食べるスイーツを作ってください」とか。僕、パンも全然食べないのに「パンを作ってください」って言われたり。だからこの間、ホットサンドメーカーで、練習でホットサンドを作りました。作ったホットサンドは奥さんの朝食に。

 

小峠 ホットサンド作るんだ。

 

西村 小峠、ホットサンド好きだろ? 今度、作ってやるよ。

 

小峠 いらねぇよ!!

西村が勃起した状態でエロ本読むってコント……面白いと思ったんだけどな

──小峠さん、お願いします。「小峠さん、前回の単独ライブの反省点は?」

 

小峠 あんまりコンプライアンスとか関係なくやったので、テレビでできるネタがないんです(笑)。テレビでもできるネタを作って腕をみがくってことで、これまで単独ライブをやってきたんですけど……ただそれだと、じゃあライブってなんなんだってことにもなって。前回はテレビでできるネタとか考えず、ライブでしか見られないネタをやったんですけど。西村が勃起した状態でエロ本を立ち読みしてるってネタがあるんですけど……。

 

──ちょ、ちょっとすごいネタですね(笑)。

 

小峠 そうなんですけど、あれは完全に失敗でした。暗転から明転して明るくなったら、西村が勃起したチ●コを支柱にスーパーマンのように浮いているってシーンがあるんですけど、これが全くウケませんでした(笑)。

 

西村 もっとウケると思ったんですけどね。

小峠 実際、ワイヤーで西村が吊るされている状態になるんですけど、1日目、暗転中に西村にワイヤーを付けるのに時間がかかったから、そこの時間を縮めたり、西村の吊るされる角度を変えたり、いろいろ調整して、2日目に挑んだんですけど……。

 

西村 それでも全くウケませんでした(笑)。

 

小峠 暗転が長かろうが短かろうが、単純につまらなかったんですよ(笑)。

 

西村 面白くなかったんだろうな。

 

小峠・西村 ……(反省)。

西村のキャンプの実力は、竹山さん以上、ヒロシさん以下だろ!

──続いて「西村さん、キャンプの実力は誰以上、誰以下ですか?」

 

西村 これは難しい質問ですね。キャンプって競技じゃないんで、上も下もないんです。

 

小峠 つべこべ言わないで早く答えろよ!

 

西村 いやいや「キャンプの達人」とか言われるの好きじゃないんです。ただ人よりもキャンプに行ってる回数が多いだけですから。

 

小峠 (カンニング)竹山さん以上、ヒロシさん以下だろ。早く言えよ。

 

西村 いやいや、そんなこと言ってないわ!(笑) そういう上下がないのがキャンプのいいところじゃないですか。

 

小峠 いいじゃねぇか、竹山さん以上、ヒロシさん以下で(笑)。

──「バイきんぐに、もう1人メンバーを追加するなら誰ですか?」

 

西村 去年(2021年)、ザコシショウさんとバイきんぐの3人でライブをやったんです。その時のザコシショウさんのパワーがすごくて。もう、圧倒されました。なのでザコシショウさんかな。普段やらない真面目なサラリーマンとかやってもらいたいですね。ザコシショウさんも今年も単独ライブやるみたいですけど、単独ライブは行ける時は毎回行かせてもらっています。

 

小峠 オレはヒロシさんに入ってもらって、キャンプに特化したコントグループでもいいかもな。

 

西村 舞台上で焚火したりして、火気厳禁なのに(笑)。

 

小峠 キャンプに関連したコントしかやらないっていう(笑)。

 

西村 そんなのやらせてもらったらむちゃくちゃ楽しい。いろんなキャンプ場でイベントできるな。

 

小峠 すぐにビジネスにしようとするな!

単独ライブの1日目が終わった後に2人とも病院で喉に注射を打ってもらっている

──「単独ライブをやり続ける理由は?」

 

小峠 ネタで出てきたコンビなので、単独ライブはやらなきゃいけないうちの一つなんだろうなって思っています。ただ単独って結構、しんどいんですよ。それでもやり続けなきゃって。

 

西村 袖に酸素の缶を用意してもらったこともあります。コントが終わるごとに酸素を吸って。体力がいつまで続くか分からないけど、単独ライブはやり続けたいです。

 

小峠 10年後だと、オレは56歳かあ。56歳でできるかな?

 

西村 ここ何年かは、オレも小峠も1日目が終わって、声が出なくなるから耳鼻科行って、喉に注射を打ってもらっています。すでにだましだましやってますね(笑)。

全国ツアーやって、打ち上げで地の物を食べてお酒が飲みたい

──なるほど、今は東京で全2公演ですけど、全国ツアーとかは厳しそうですね。

 

西村 とは言え、僕はやりたいんですよ、全国ツアー。小峠がやりたがらないんです。以前、1度だけ、初日1公演、2日目が昼夜の2公演で計3公演やったことがあって。小峠が3公演目で「もう飽きた!」って言いだして。「なんで同じコントを3回もやらなきゃいけねぇんだよ! 1日1公演やって、駄目な所が分かって、それを修正して2日目やって、それでいいじゃねぇか。3本目ってなんだよ!」って(笑)。

 

小峠 今、改めて聞いてもそのとおりだなって思う。やりたいか? 3本目とか全国ツアー?

 

西村 オレは全国を回って、ライブ後の打ち上げで地の物の料理を食べながら酒を飲みたいんだよ!

 

小峠 勝手にプライベートで行ったらいいじゃん。地の物食べたいんだったら、食べたい県に行って、食べればいいじゃん!

 

西村 いやいや、単独ライブ後の飲み会って普通の飲み会と違うじゃん。満足感、開放感、達成感とかあって、そういう思いに浸りながら地の物を頂きながら、酒を飲みたいのよ。

小峠 へぇーーーーーー。じゃあ、福岡でやるとしたら何公演やんだよ。

 

西村 1公演。

 

小峠 1公演!? それで収益的なものは成り立つの?

 

西村 成り立つでしょ。それで地の物食べてさ。

 

 

小峠 さっきから地の物、地の物ってうるせぇな!(笑) 勝手にプライベートで行けよ。めちゃくちゃ面白いならやってもいいけど。

 

西村 東京と同じモノをやるんだから地方公演が特別面白いってわけじゃないから。じゃあ、全国ツアーやるってことで!

 

小峠 いやいやいやいや、分かんない分かんない。考えたこともなかったから。

 

西村 今回じゃなくていいから、1回やってみようよ。1回やって嫌だったら止めればいいし。

 

小峠 確かにそうかもしんねぇけど、本当に面白いのか?

 

西村 だから面白いとかじゃないから!

健康の話をする中年だけにはなりたくない!

 

──「こんな中年になりたくない。どんな中年ですか?」

 

西村 最近、若い子のネタをみて、分からないことがあるんです。自分がズレてきているのか……ちょっとコワって思いました。

 

小峠 それ、面白くなかったんだろ!

 

西村 どうだろう、センスの問題なのか、歳を取ったから気づけなかったのか。原因が分からない。こういう中年にはなりたくなかった(涙)。

 

──若手の礼儀にうるさくなったとかは?

 

西村 小峠、礼儀とかはうるさく言わないよな。

 

小峠 そうね、あまり気にしないかな。あー、そういえば、この間、にゃんこスターのスーパー3助のLINEの返事が遅すぎるから恵比寿の路上で首絞めてやったよ!(笑)

 

西村 首絞めたかー。

 

小峠 あ、思い出した! こんな中年になりたくないってこと。健康の話ばっかする中年になりたくない。すっごい冷めちゃうんだよ、楽屋で健康の話とかされると。やれ、血糖値がどうとか、ガンマなんとかが高いとか。

 

西村 それはお前が健康だから。1個もないじゃん悪いところ。オレは大体、悪いから。オレなんか数値悪すぎて、医療番組からひくてあまただよ。血糖値も、肝臓の数値も血中コレステロールも悪いから。ちょっと数値よくなったら、スタッフががっかりする(笑)。健康の話は情報交換なんだよ。同じ健康の悩みがあったら盛り上がるぞ。

 

小峠 いやいやいや、健康の話で盛り上がってるの、ホントに嫌! 早くこの話題終わんねぇかなって思ってる(笑)。

 

西村 小峠は結構、お酒も飲むのに健康だよな。

 

小峠 青汁飲んでるからでしょ! 20年以上飲み続けてるからな! お前も飲め!

──最後になります。「相方に言いたいことは?」

 

西村 健康だと思っているけど、病は忍び寄ってるから。「オレは大丈夫」って思いすぎ。年齢的なこともあるし、過信しちゃ駄目。

 

小峠 健康だから大丈夫だよ!

 

西村 小峠、健康診断行かないじゃん。やっぱり年イチ、人間ドックに行ってもらわないと。

 

小峠 じゃあ、お前はオレのどこが悪いと思ってんだよ。

 

西村 小峠、酒飲むから肝臓の数値とか?

 

小峠 オレ、新型コロナに罹患してから、毎日、酒飲まなくなったんだよ。それまでは365日の内、360日飲んでたから。

 

西村 今、週に何回飲まない日ある?

 

小峠 週2は飲まない。

 

西村 とはいえ、健康診断は受けた方がいい。

 

小峠 家まで健康診断やりに来てくれたらいいけどね。

 

西村 なに家に呼びつけてんだよ!

 

小峠 変なバスみたいなやつが家の前まできてくれるならやるよ。

 

西村 胃カメラとか大腸検査とか受けろよ。

 

小峠 肛門にカメラ入れるくらいなら、病気の方がいい。

 

西村 舞台上で大腸カメラをぶち込むか。これは多分誰もやってないから。

 

小峠 お前がやれよ!

──小峠さん、西村さんに言いたいことは?

 

小峠 うーん(5分程度考え込み)

 

西村 なんかあるでしょ。俺、この先さ、どうしたらいい?

 

小峠 いやいや、今のまんまでいいよ。

 

西村 そういうことじゃなくて。どうしたらいい? 今のまんまが一番難しいから。

 

小峠 キャンプでいい感じになってるんでしょ。

 

西村 いつまで続けられるか分からないじゃん。ブームにのっかってるだけだから。

 

小峠 好きだからやってるんだろ、キャンプは。

 

西村 キャンプブームが終わったからってやめるもんでもないけど。なんか言いたいことあるだろう。

 

小峠 オーバーオール以外着ないの?

 

西村 見た目?

 

小峠 ほぼオーバーオールじゃん。

 

西村 10着ぐらいもってるから。お前の革ジャンと一緒だよ!

 

小峠 オレの革ジャンと一緒っていうけども、革ジャンは冬だけだから。お前、オーバーオール、一年中着てるじゃん。なんなんだよ!!

 

西村 腹が出てきて、体形が変わったというのもあるんだよ。衣装さんがオーバーオール用意してくれて、着てたら「いいね」って言われて。それで着るようになって。いいじゃん、オーバーオール。

 

小峠 いや、別にいいけど、ずっと思ってたよ。オーバーオールしか着ないじゃん。

 

西村 まぁ、確かに多いな、8割くらいそうだな。

 

小峠 いや、その着てない2割は、キャンプの時の半ズボンみたいなやつだろう。あれは作業着みたいなもんだろ。プライベート、マジでオーバーオールしか着ないじゃん。なんなの? それ。どういうつもりで着てるの?オーバーオールは控えめにしてください(笑)。昔、ジーパンとか履いてたよな? 今は持ってないだろ?

 

西村 持ってはいるけど、段々似合わなくなってくるんだよ。

 

小峠 ジーパンなんて誰だって似合うだろ。そういえば、お前、オーバーオールの上に革ジャン着たりするじゃん。合ってるよ、合ってるけど。一体、どこに向かってるんだよ。

西村 (笑福亭)鶴瓶師匠がまだ髪形がアフロの時にオーバーオールキャラを確立して、その次がホンジャマカの石塚英彦さんがオーバーオールを着て。

 

小峠 石塚さんのは衣装じゃん。西村はガチじゃん!

 

西村 あのオーバーオールポジションを次はオレが欲しいの。服のイメージって大事だと思う。お前の革ジャンもそうだけど。

 

小峠 お前、別にオーバーオールのイメージないだろう。

 

西村 あるでしょ。

 

小峠 お前が思っている以上にないよ。

 

西村 言われるよ、「キャンプの時はオーバーオールじゃないんですね」って。

 

小峠 えー、そうなんだ、オーバーオールのイメージついてんだ。

 

西村 目指せ、オーバーオール芸人だね。

 

小峠 勝手にやってろ!

 

バイきんぐ単独ライブ「 キャバレー 」

2022年8月26日(金)18時00分開場/18時30分開演
2022年8月27日(土)16時30分開場/17時00分開演

会場/ヒューリックホール東京

バイきんぐ単独ライブ初、全国12都市映画館でのライブビューイング決定!
詳しくは、https://eplus.jp/viking-cabaret_lv/

 

撮影/植田あすみ 取材・文/浦澤 修

倉科カナ&福本莉子「悪に対する美学や哲学を持っている稀代の悪女は演じていて本当に楽しい役でした」舞台『お勢、断行』

江戸川乱歩が描いた魅惑的な悪女・お勢。彼女の圧倒的な存在感をそのままに、新たなオリジナルストーリーとして気鋭の作家・倉持 裕さんが戯曲化・舞台化した『お勢、断行』が衛星劇場にて早くも放送される。一時はコロナ禍で公演中止となりながらも、2年越しでお勢を演じたのは倉科カナさん。また、彼女が溺愛する少女・晶には福本莉子さん。公演を終えたばかりの2人に、今作への思いをたっぷりとうかがった。

【倉科カナさん&福本莉子さん撮り下ろし写真】

 

 

倉科カナ●くらしな・かな…1987年12月23日生まれ、熊本県出身。2009年に連続テレビ小説『ウェルかめ』で主演を務める。近年は舞台でも活躍し、主な作品は『CHIMERICAチャイメリカ』、こまつ座『雨』、『ガラスの動物園』など。また、最近のドラマでは『寂しい丘で狩りをする』(テレビ東京系)、『正直不動産』(NHK総合)、『刑事7人』(テレビ朝日系)など。Instagram公式HP

 

晶のすべてを求めるあまり、劇中で莉子ちゃんに抱きついちゃってました(倉科)

──今回の舞台を終え、改めてどのような作品だったと感じていますか?

 

倉科 キャストも物語も本当に素晴らしい作品でした! どのキャラクターもしっかりとフィーチャーされていましたし、何度かタイムリープをして同じ場面が繰り返されることがあるのですが、それによって物語を多角的に見せることも出来ていて。今まであまり見たことのない舞台になっていたのではないかと思います。

 

福本 江戸川乱歩の原作を題材にしていますので少しダークさがあるものの、倉持(裕)さんの演出によってユーモアが加わり、とても見やすい作品になっているなと感じました。それに、倉科さん演じるお勢さんのお着物など衣装も見応えがあって。放送だと、そうした細部も楽しんでいただけるのではないかと思います。

 

──お2人が演じたお勢と晶にはそれぞれどのような印象を持たれましたか?

 

倉科 お勢は“稀代の悪女”と呼ばれているほどの女性で、すごくクレバー。悪に対する美学や哲学も持っていますし、ただの悪人とは呼べない存在感がありますね。掘り下げれば掘り下げるほど魅力的な人物ですし。しかも、その一方で晶さんを溺愛したりと感情を顕にするところもあるので、“稀代の悪女”である一面とは別に、人間味のある女性として演じたいなと思っていました。

 

福本 晶はお勢さんとは対照的に、純粋無垢すぎるお嬢様ですね。今作は登場人物のほとんどが悪人なので(笑)、その中で晶は翻弄されてしまう。誰が味方で誰が悪なのか分からない状況になってしまうんです。でも、唯一、お勢さんのことだけは慕っていて。けど、そのお勢さんにも翻弄されるから、また悩んでしまう(苦笑)。そうしたどこまでも純粋な姿を大事にしました。

 

──では、お互いから見た、それぞれの役の魅力は?

 

倉科 莉子ちゃんが話してくれたように、晶さんはとても純粋ですね。でも、だからこその残酷さも感じます。お勢はどちらかというと汚れている身なので(笑)、晶さんのことが光のように見えることがあるんです。そうした、一見するとまるで正反対のような2人ですが、でも実は根本の部分で繋がっているようなところもあって。だからこそ、お互い引き寄せられたのかなと思います。

 

福本 お姉様として慕ってしまう気持ちはすごくよく分かります。……ただ、お勢さんってたまに難しいことを言うんですよ(笑)。

 

倉科 たまにじゃないよ。ほぼ難しいことばかり言ってる(笑)。

 

福本 ですよね! だから、一緒にお話をしていても晶はたまに置いてけぼりになっちゃうんです。しかも、お勢さんは賢いから、晶がちょっと疑問を口にしただけで、聞きたかった答えの先のさらにその先のことまで話してくれる。すると、逆に困惑しちゃって(笑)。だって、酷い時にはお勢さんってどんどんと一人でしゃべってるんです。晶としては、「えっ、ちょっと……お勢さん!?」という感じです(笑)。

 

倉科 ごめんね。そうなっちゃうよね(笑)。

 

福本 しかも、言ってる内容はよく分からないんですが、それでもきっとすっごく恐ろしいことを話してるに違いないというのは伝わってくるので、たまにお勢さんのことが本気で怖くなります(笑)。

 

倉科 (笑)。けど、私としては、お勢って本当に晶さんのことを大切に思っていると解釈して演じてるの。言い方を変えれば、“なんとしてでも、この子が欲しい”という感情すらある。だから、本番でも晶さんへの執着が日に日に増していってて。

 

福本 そうだったんですね。でも、そうした態度をあからさまにお芝居で見せることはされていませんよね? 2人だけのシーンでも晶の前ではお勢さんって淡々としている感じがしますし。それに、常に“あなたはどう思ってるの?”という感じで心の中を覗かれているような気持ちになるんです。ですから、そこまで晶に執着していたというのは意外でした。

 

倉科 淡々としていても、心の中では、“晶さんが望むもの、求めているものをすべて私が叶えてあげたい!”という気持ちでいっぱいで。その証拠に公演の途中ぐらいから私、やたらと晶さんをベタベタ触るようになったでしょ?(笑)

 

福本 あ、確かに!「悔しくってたまらないわ!」のセリフのところですよね?

 

倉科 そう! なんだったら、抱きついちゃってるし(笑)。

 

福本 今言われて思い出しました。“あれ? 今日は距離が近いな”“今日はハグされたぞ”って思ってましたもん(笑)。

 

──そうした役へのアプローチに関しては、演出の倉持さんとはどのようなお話をされたのでしょうか?

 

倉科 今回は自由にやらせていただきました。でも、すごく細かく見ていらして、芝居がおかしくなっていくと的確な言葉をくださるという感じでした。印象的だったのが、私が稽古場で焦っていた時期があったんです。周りは素晴らしい役者さんばかりですし、“稀代の悪女”と謳っているので佇まいもしっかりしないといけなくて。そうしているうちに、逆に立ち姿や動きに変なクセがついてしまったんですね。それを見た倉持さんから、「少し表現を抑えて」と言われてしまって(笑)。でも、そのひと言があったおかげで、一度ギアを目いっぱいまで上げて、引き算するように場面に合わせてどんどんと芝居を抑えていくという方法を取るようになりました。

 

福本 私は台本を一人で読んでいただけでは分からないことがたくさんあったんです。セリフにも本音と建前がたくさんあり、心の奥底では別の真意があったりして。それが見えづらかったので、倉持さんに相談したことがありました。そうしたら、「裏の言葉ばかり考えてしまうとどんどんと混乱していくから、シンプルに台本どおりにやってみては?」というアドバイスをいただいて。それからはすごくラクになりましたね。

 

倉科 確かにこの作品は本当に難しいんです。時間軸もバラバラですし。場面の時間が急に戻ったりすると、それに合わせて私たちもギアを……。

 

2人 (同時に)グッ!と。

 

倉科 そう!(笑) グッとギアを上げなきゃいけない。

 

福本 当然、お客さんにも時間が戻ったことをすぐに分からせないといけないですし、視覚的にだけでなく、見る側の気持ちまで一緒にその時間軸に引き戻さないといけないので本当に大変でした。

 

倉科 ただ、大変ではありましたけど、考える楽しさもありました。倉持さんは私たちが提示した演技をいつも肯定してくださって。決して否定することなく、一度受け止めてくれたうえで、プラスアルファの演出を付けてくださるので、やりがいがあるんです。ラストシーンもほぼ任せてくださいましたし。そうした演出だからこそ、キャスト全員が生き生きしているんだと思います。

 

福本 とはいえ、私はやっぱりプレッシャーがありました。特に幕開けがそうで。この舞台は私のセリフからスタートするから、最初の頃は本当に余裕がなかったんです。でも、実際にはその余裕のなさが、逆にいいテンポ感になっていたみたいなんですね。というのも、少し慣れてから、“ここで気持ちを溜めたほうがいいかな”といろいろ試していたら、倉持さんに「最初のシーン、もうちょっとテンポを上げていこう」とダメ出しをされて(笑)。私がトップバッターでゆったりしたテンポを作っちゃうと、そのあとの共演者のテンポも緩くなってしまうからって。“それ、もうちょっと早くに言ってほしかったなぁ”と思いつつ(笑)、もう一度作り直したら、わざわざ楽屋まで来て「すごくよかったよ!」と言ってくださって。普段は寡黙ですけど、細かい気配りのある、本当に優しい方だなと思いました。

 

福本莉子●ふくもと・りこ…2000年11月25日生まれ、大阪府出身。2016年、第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞。2018年、映画『のみとり侍』で役者デビューを果たす。2020年の主演映画『思い、思われ、ふり、ふられ』では大きな評価を得た。現在、ドラマ『赤いナースコール』(テレビ東京系)に出演中。TwitterInstagram公式HP

 

私、窮地に立たされるほうが結構燃えるタイプです(福本)

──また、この公演は当初2年前に上演を予定していましたが、コロナ禍によって延期となり、このたび待望の上演となりました。公演が決まった時はいかがでしたか?

 

倉科 当時は公演が中止になるなんて思ってもみなかったので、信じられない気持ちでした。本番初日直前での中止だったので、せめてゲネはやろうということになったのですが、共演者さんやスタッフさんたちの顔を見るのがつらかったですね。泣いちゃいそうでしたから。でも、すぐに倉持さんが「必ず再演しましょう!」と言ってくださって、それがこんなにも早く実現して。今回、初日が開いた時は、“お客さんの前でお芝居ができるってこんなに幸せなことなんだ!”と喜びでいっぱいでしたし、まだまだ暗いニュースが続く中、こうして2年越しに幕を開けられたことは、多少なりとも演劇界に光が指し始めたというメッセージにもなるんじゃないかと思いましたね。

 

福本 私はこの復活公演からの参加になるのですが、ほぼ2年前のキャストがそのまま出演されていらっしゃったので、稽古場で孤立しちゃうかなと思っていたんです。でも、皆さんすごく優しくて。私のことを事前にいろいろと調べて話しかけてきてくださる方もいて、おかげですぐに馴染むことができました。ただ、皆さんにとってはある意味で二度目になるので、稽古のスピードがびっくりするぐらい早くって。それが一番の不安要素でしたね。

 

倉科 そうだよね。私もあの早さには驚いたもん(笑)。

 

福本 倉持さんがどんどんと進めていくから、私としては“え〜……ちょっと待ってぇ”と思ってて(笑)。しかも、周りはすごすぎるキャストさんばかりですし、私にとってはこれが初めてのストレートプレイだったこともあって、常にトップギアの稽古に必死についていくだけでした。

 

倉科 今回から参加してくれたのは莉子ちゃんと堀井(新太)くんだけだったもんね。でも、普段は放置主義の倉持さんが2人には寄り添って、丁寧に指示を出されていたから、それを見てほかの共演者さんと「いいなぁ〜」って羨ましく思ってた(笑)。

 

福本 あの時は本当にありがたかったです。あの倉持さんの指導があったおかげでなんとか無事に舞台に立つことができましたから。

 

倉科 本来なら心が折れてもしょうがない状況だったもんね。本当にすごく頑張っているなって思ってた。

 

福本 私、窮地に立たされるほうが結構燃えるタイプみたいなんです(笑)。だから今回も“よし、やってやろう!”って思ってて。あの状況、わりと嫌いじゃなかったです(笑)。

 

──お2人は今作が初共演でしたが、一緒にお芝居をされてどのような印象を持たれましたか?

 

倉科 莉子ちゃんはこんなに可愛らしいんですけど、中身は結構ゴリッとしているんです(笑)。芯がしっかりしていて。でも、サッカーをされていたと聞いて腑に落ちました。それにすごく機転が利くし、堂々としているし、柔軟性もある。何よりも頼もしいんです! 私がいつもフワッとしているタイプなので、いつも莉子ちゃんに「倉科さん、こっちですよ!」って助けてもらっていて。実は裏でお勢を操ってたのは莉子ちゃんでした(笑)。

 

福本 いやいや(苦笑)。倉科さんは所作の一つひとつがとてもきれいなんです。また、お勢さんは長ゼリフが多く、しかも古典的な言葉遣いなんですが、それをいろんな世代のお客様に伝えるために本番に入ってからもずっと試行錯誤されていて。そうした姿を拝見して、“かっこいいなぁ、プロフェッショナルだなぁ“って、いつも思っていました。

 

倉科 お芝居が定まっていないという意味では、ダメなのかもしれないけどね(苦笑)。

 

福本 いえ、どうすればよりよくなるかを毎日考えていらして。その姿勢が本当に素敵だなって感じていました。

 

倉科 でもそうした挑戦は、舞台上に莉子ちゃんが晶さんとしているからできたことなの。私が何をしても全部受け取ってくれるから。だからいつも本番で舞台に出る前は、“私はひとりじゃない。莉子ちゃんがいるから大丈夫!”って念じていて。毎公演、そうやって心の中でも助けてもらってた。

 

福本 本当ですか! 嬉しいです。私なんかでよければいつでも救います!(笑)

 

倉科 こちらこそありがとね!

 

──では最後に、放送に向けて楽しみにされていることを教えてください。

 

倉科 今回はどのシーンもすごく気になります!

 

福本 私もです。だって、本番中も2人して舞台裏でずっとモニターを見てましたもんね(笑)。

 

倉科 そのモニター越しでも、全部のシーンが本当に美しくて。だからこそ、今回の放送ではどういうふうに編集されているのか、私も楽しみなんです。

 

福本 セットや装置も含め、本番の舞台をご覧になられた方々からよく「立体的に見えた」という感想をいただいたので、はたして映像だとどう映っているのか、私もワクワクしながら放送を待ちたいと思います。

 

 

『お勢、断行』

CS衛星劇場 2022年8月28日(日)後 6・00よりテレビ初放送!

(STAFF&CAST)
原案:江戸川乱歩
作・演出:倉持 裕
音楽:斎藤ネコ
出演:倉科カナ、福本莉子、江口のりこ、池谷のぶえ、堀井新太、粕谷吉洋、千葉雅子、大空ゆうひ、正名僕蔵、梶原 善

(STORY)
時は大正末期、女流作家のお勢は資産家である松成千代吉の屋敷に身を寄せていた。屋敷には千代吉の娘・晶や住み込みの女中・真澄、そして小姑の初子からの圧力に苦しむ後妻の園がいた。ある日、園は代議士の六田とともに松成家の財産をすべて奪い去ろうと計画を立てる。が、思わぬところで殺人事件が起き、やがて計画は予想外の惨劇を生み出していく──。本編終了後に、倉持 裕、倉科カナ、福本莉子、大空ゆうひによるスペシャルインタビューも放送。

 

撮影/宮田浩史 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/北原 果(KiKi inc.)(倉科)、冨永朋子(アルール)(福本) スタイリスト/道端亜未(倉科)、武久真理江(福本)

廣川奈々聖の彼女感たっぷりな写真が満載!わーすた 4か月連続ソロ写真集企画が始動

わーすた・廣川奈々聖の1st写真集が、9月22日(木)に発売決定。先行カットが公開された。

 

2015年に結成し、現在まで11か国の国でライブ出演するなど、世界に照準を合わせ活動しているデジタルネイティブ世代アイドル・わーすた。そんなわーすたの4か月連続メンバーソロ写真集企画が始動し、その第1弾をリーダーの廣川奈々聖(ひろかわ・ななせ)が務める。

 

廣川は1999年5月12日生まれ、福岡県出身。グループでの担当カラーは、パステルグリーンだ。自身がリーダーを務めるわーすたでは、『アイドルタイムプリパラ』『キラッとプリ☆チャン』など、多数のアニメの楽曲を担当。LINE CUBE SHIBUYA、豊洲PIT、TOKYO DOME CITY HALLなど、大会場でのワンマンライブを続々と成功させてきた。

 

メンバーそれぞれ四者四様のテイストやロケ地で撮影に臨んだ今回の写真集企画で、廣川のロケ地は沖縄。青い空に澄み渡ったきれいなビーチ、リゾート感あふれるヴィラやプール、美ら海水族館、またフェリーに乗って離島に足を伸ばしたりと、沖縄の地で撮り下ろした爽やかで彼女感たっぷりな写真が満載だ。

 

まるで一緒に沖縄旅行に来ているかのような気持ちに浸ることのできる一冊に仕上がった。なお、下記の書店やネット書店で予約・購入すると、それぞれ異なる絵柄の限定2L判生写真が特典としてついてくるとのことで、こちらも見逃せない。

 

 

店舗別購入特典(※絵柄は追って公開)

・セブンネットショッピング:特典A
https://7net.omni7.jp/detail/1107324439

・HMV&BOOKS online:特典B
https://www.hmv.co.jp/product/detail/13193964

・タワーレコード:特典C
https://tower.jp/item/5519911

・ヨドバシカメラ:特典D
https://www.yodobashi.com/product/100000009003611298/

・書泉グループ:特典E
https://www.shosen.co.jp/info/192255/

 

書誌情報

「わーすた 廣川奈々聖 ファースト写真集」
2022年9月22日(木)発売

撮影:前 康輔
定価:3,000円(税込)
出版社:主婦の友インフォス

ハリウッドザコシショウ「1年分のクレイジーを提供するので楽しみにしていてください!」

「R-1ぐらんぷり2016」王者・ハリウッドザコシショウ! 毎年夏の恒例の単独ライブは8月に東京・静岡・大阪で開催中! 9月には単独ライブ初の追加公演&配信も決定! 抱腹絶倒! 独特のザコシワールドで笑いの渦に巻き込まれる⁉ 今回、特別企画として、「単独ライブへの思い」や読者のお悩み相談に答えてくれました!

 

ハリウッドザコシショウ●1974年2月13日生、静岡県出身。本名・中澤滋紀(なかざわ・しげき)。趣味:ゲーム全般(ファミコン)、音楽鑑賞(テクノ)、スポーツ(プロレス)、特技:イラスト、ものまね(誇張)。『R 1ぐらんぷり2016』優勝。同大会の審査員を2021年・2022年と2年連続で務める。Amazonプライムビデオ・松本人志プレゼンツ「ドキュメンタル」3度優勝。テレビ朝日系 「凪咲とザコシ」、 MBS ラジオ「アッパレやってまーす!」、AuDee 「逆襲ザコシのチョゲチョゲ PARK」に出演中。話題の政治家・俳優・女優・芸人など、独自の視点で体現する“やりつくされた○○”“誇張しすぎた○○”などのものまねは、老若男女問わず支持を獲得。その個性芸は他の追随を許さず、現在テレビ・舞台など幅広い活躍を見せている。TwitterYouTube

 

【ハリウッドザコシショウさん撮り下ろし写真】

ライブ中の幕間VTRも楽しみにしていてください

──いよいよライブツアーです。東京での追加公演&配信も決まりました。

 

ザコシショウ 今回の単独ライブも全て新ネタでやります。もちろん「誇張ものまね」もあります。ネタの作り方をよく聞かれるんですが、単純に大袈裟にやるだけですよ(笑)。作家さんに見せて意見を聞いたりはしますが、稽古は基本的に1人でやってます。知っている人もいるかもしれませんが、僕、YouTubeチャンネル「ザコシの動画でポン!」に1日1個動画を上げているんです。編集も自分でやっています。細かい作業が向いてるんですよ、A型ですから(笑)。この動画の中からライブで使う動画も用意しているので、ライブ中の幕間VTRも楽しみにしていてください。

 

──ザコシショウさんは毎年単独ライブをされていますね。

 

ザコシショウ 毎年単独ライブを行うのは、新しいネタがお客さんにどれくらいウケるか肌で感じられるので。例えば、「誇張し過ぎた福山雅治」は単独ライブとYouTubeで試して、そこから進化させてテレビでやっています。今回、東京以外で生まれ故郷の静岡、育ちの故郷の大阪でもライブをやります。3都市周るのも「ツアーライブ」がやりたかったんですよ。本当は東名阪で回りたかったんですけど、名古屋はほとんどゆかりがなくて。それに名古屋の劇場もよく分からないし。福岡もやろうと考えたんですけど、福岡の劇場もよく分からないので今回はやめました。劇場の大きさだったり、見やすさだったりとかは結構、気にするので。あんまり広すぎても駄目ですからね。僕は顔芸が多いので、大きな劇場だと、よく分からないでしょ? だから日本武道館でやることはないですね(笑)。

 

──では意気込みをお願いします。

 

ザコシショウ 昔は男のお客さんが多かったけど、最近は女性のお客さんも多くて。とにかく1年分のクレイジーを提供するので楽しみにしていてください!

 

【ハリウッドザコシショウに聞け! お悩み相談】

うそ偽りなく生きていれば人は寄ってくるんじゃないですかね

 

Q.仕事ができてむかつく後輩がいるんですが、ぶん殴ってもいいですか?(30代男性)

ザコシショウ 駄目ですよ、殴っちゃ!(笑)なんで殴るんですか。殴る理由なんてないじゃん。自分が頑張ればいいことですよ。

 

Q.そろそろ結婚したいと思っているのですが、ザコシショウさんはどうやって結婚できたんですか?(30代男性)

ザコシショウ 僕はアルバイト先の人とたまたま結婚できただけだから、大したアドバイスもできないよ。僕はお互い年も年だったので、「結婚したい」と言われていたから、なんとなく「結婚するか」って感じで。36か37歳ぐらいの時かな。僕が結婚した時は、収入は安定していなかったですけど、なんの不安もなかった。ただ子供ができると、さすがに収入のこととかを考えるようになったかな。今、子供も5歳になったんで。あれ?  アドバイスになってないな。まぁ、結婚はあまり急ぐ必要はないです。急ぐと失敗しますから。

Q.なぜ何十年もウレなかったのにお笑い芸人を辞めなかったのですか?(20代男性)

ザコシショウ 辞めようと思った時は何度もあります。コンビを解散した時とか。でも紆余曲折して、辿り着いたのが今の事務所(SMA)で。その時に仲間に助けられたというか。例えば、錦鯉とかバイきんぐとか。僕、1回コンビを解散して孤独を味わっているんですよ。ネタを見てくれる人もいないし、話し相手もいないから、これじゃ何もできないなって。それでこのSMAに来たら同じ境遇の芸人ばっかりいて。「ザコシさんですよね?」とか声かけてくれて。売れない日々も仲間のおかげで楽しく過ごせました。

 

Q.東京になじめません。ザコシショウさんは東京にどうやってなじんだんですか?(20代女性)

ザコシショウ 僕は仲間がいたから寂しくなかった。もちろん1人でいるのも好きです。ただ仲間がいない状態で1人でいるのは辛い。1人ではどこでも地獄です。うそ偽りなく生きていれば人は寄ってくるんじゃないですかね。

 

Q.アホな上司に嫌気がさしてます。会社辞めてもいいですか?(20代男性)

ザコシショウ いや、会社辞めてもいいですか? って言われてもね、自分の人生やからな。人に決めてもらうのはよくないよ。というかね、オレが「やめろやめろ!」って言うのを真に受けて、会社辞めて失敗したら「お前のせいで失敗した」とか言われそうじゃないですか。君が会社を辞めようが辞めまいがどうでもいいが、自分の人生は自分で決めろ!!

Q.後輩に人前で怒られましたが、言い返すことができませんでした。そんな経験ありますか?(30代男性)

ザコシショウ 僕も怒られましたよ。バイきんぐの小峠(英二)とかに。「ウケないのを人のせいにしない方がいいですよ!」って(笑)。たまたま飲んでいる時に「今日、ウケなかったんだよ、客が悪いな」って話したら怒られました。この時、周りがどんどん売れてるのにオレだけ売れてなかったから自分自身腐っていたんでしょうね。

 

Q.同級生が出世や成功している姿を見ると、嫉妬してしまいます。そういう場合、ザコシショウさんはどう対応していましたか?(40代男性)

ザコシショウ 僕なんてたくさん経験していますよ。同期が売れた時も、後輩のバイきんぐが売れた時も。あの時、自分も売れていて、もっと自分に余裕があれば、「頑張ったな」って言ってあげられたんですけどね。自分もまだまだでしたから。素直に喜べるようになるには、自分が売れるしかないなって思いましたよ。

 

Q.独立してIT会社を立ち上げたいのですが、勇気がありません。何か勇気が出る一言お願いします!(30代男性)

ザコシショウ え? IT企業⁉ 分かるか! 勝手にやったらええやん! ただ勢いだけでやっちゃ駄目! 失敗する場合もあるから。いろいろ調べた方がいいよ。オレもピン芸人になった時に「ケンコバ(ケンドーコバヤシ)はどんなネタやってんのかな」ってネタ見たりして参考にした。自分が出てる番組も見て、どこが使われているのかチェックしてますし。ただ使われなさ過ぎて見るのを嫌になったことが多々ありますけど(笑)。

Q.ザコシショウと同じテンガロンハットを購入したいのですが、種類がわかりません。教えてください!(50代男性)

ザコシショウ え? オレもよく分からないけど、(帽子のタグを確認して)BRIDEって書いてありますね。今日かぶっているこのテンガロンハットは1万円ちょっとです。上野のアメ横で買いました。全部で5個ぐらい持ってるかな。

 

Q.ピン芸人やってます。ザコシショウさんのような強烈なネタを考えたいのですが、思いつきません。ネタを考える上でのこだわりを教えてください(20代男性)

ザコシショウ こだわり? うーん、面白いと思うことを突き詰めることじゃないですか。つまり妥協しないということですね。

 

Q.赤いおしっこが出たよ。どうしよう(7歳男の子)

ザコシショウ 早く病院行け!!!!!!

 

<ハリウッドザコシショウの今日の言葉>

↑悩み相談を受けてザコシショウさんが色紙にメッセージを

 

 

 

ハリウッドザコシショウのミニ単独ライブシリーズSEASON⑬ツアーしょんべん-6
「説教ザコシの劇場版ションベンストーリー珍棒尿道小便」東京追加公演

2022年9月19日(月・祝)14時30分開場/15時30分開演
会場/座・高円寺2

【配信視聴チケット】
対象公演:2022年9月19日(月・祝)
チケット料金:2,500円(税込)
配信チケット発売期間:現在発売中~9月26日(月)23時59分
アーカイブ期間:9月19日(月・祝)公演終了後~9月26日(月)23時59分
配信チケット購入URLアドレス:https://stagecrowd.live/

 

撮影/植田あずさ 取材・文/浦澤 修

“可愛すぎるビールの売り子”伊藤愛真が魅せる真っ白やわらかボディ…!手ブラにも初挑戦

(C)KADOKAWA  (C)TWIN PLANET PHOTO/MAKINO SHOTA

 

“可愛すぎるビールの売り子”としてSNSで話題になった伊藤愛真の写真集「伊藤愛真1st写真集 soleilーソレイユー」(KADOKAWA)が、9月22日(木)に発売される。その発売に先がけ、先行カットが公開された。

 

高校3年生の頃から東京ドームの売り子として活動していた伊藤は2017年頃、“可愛すぎるビールの売り子”としてSNSを中心に話題となり、スカウトをきっかけに芸能界デビュー。東京ドームの1日のビール総売上450杯の記録を持つ。

 

亜細亜大学在学中には、全国のミスキャンパスから“日本一美しい女子大生” を決めるミスコンテスト「Miss of Miss CAMPUS QUEEN CONTEST 2018」において4つの賞を受賞。現在は各誌のグラビアを飾るほか、自身の公式YouTubeチャンネル「えまもち(仮)」の配信にも力を入れている。

 

(C)KADOKAWA  (C)TWIN PLANET PHOTO/MAKINO SHOTA

 

9月22日(木)に発売される1st写真集では、25歳になった伊藤のぐっと大人になった姿をたっぷりと収録。「初めての写真集ということで、たくさん私のこだわりや好みを入れてみました!」と自身がコメントする内容は、バストアップのグラビア写真はもちろん、これまでほとんど見せてこなかったというバックショットも含めたポーズやアングルが盛りだくさん。

 

水着やボディスーツ、Tバックのランジェリー姿など、ほぼすべてのページで肌見せ全開。クライマックスシーンでは手ブラにも初めて挑戦している。伊藤は「写真集は私の夢であり目標でした! それを実現できたのはみんなのおかげです。いつもありがとう! これからも頑張ります! 」とメッセージを寄せた。

 

なお、Amazon.co.jp 限定電子特典、電子版限定電子特典として、それぞれ表紙アザーカットと撮りおろし別カット6ページ、直筆のメッセージ付きデータ配信が予定されており、どちらも見逃せない。

 

(C)KADOKAWA  (C)TWIN PLANET PHOTO/MAKINO SHOTA

 

書誌情報

「伊藤愛真1st写真集 soleilーソレイユー」
2022年9月22日(木)発売

著者:伊藤愛真
撮影:槇野翔太
定価:本体3,000円+税
仕様:A4判/128ページ
ISBN:978-4-04-605861-4
発行:KADOKAWA

 

©KADOKAWA  ©TWIN PLANET PHOTO/MAKINO SHOTA

足立梨花が国宝級桃尻を大胆披露…!セミヌードにも挑戦したメモリアル写真集の発売決定

「足立梨花メモリアル写真集(タイトル未定)」が、10月14日(金)にKADOKAWAより発売決定。本人からコメントも到着した。

 

足立梨花 ©KADOKAWA/写真:三瓶康友

 

2022年10月16日で30歳を、11月25日でデビュー15周年を迎える足立梨花。そんな記念すべきタイミングに、「今だから表現できる」大人の魅力をふんだんに凝縮した写真集を発売する。

 

足立自身の強い要望から、写真家・三瓶康友を迎え、7月中旬に沖縄で撮影を敢行。本人も何度も打合せに参加し、撮影テーマに関して話し合ってきたという。さらに、本書撮影に向けて、美尻専門トレーナーの下で定期的にトレーニングを受けるなど、本格的にボディメイキングにも挑んできた。

 

足立梨花 ©KADOKAWA/写真:三瓶康友

 

そんな足立が「30台に突入する今だから表現できた」セクシーな大人の魅力を本書では惜しみなく披露。20代前半までグラビア誌で魅せていた、爽やかで溌溂とした表情やポージングとは一線を画しただけではなく、チャームポイントである美尻の見せ方にもこだわり、今までのグラビアや写真集では見せてこなかった、セミヌードにも挑戦した一冊となっている。

 

今回の発表に際して、足立は「30歳、そして15周年とメモリアルなものなので、今までにお見せしていない新しい足立にもチャレンジしてみました。まだ『あだっちぃー』と呼んでいていいのか!? 『足立さん』と呼ばれるような大人な一面もお見せできていればとてもうれしいです」とメッセージを寄せた。全文は下記に掲載。

 

足立梨花 コメント

足立梨花 ©KADOKAWA/写真:三瓶康友

 

私が大好きだったグラビア!久しぶりに復活できました!それも皆様のおかげです。30歳、そして15周年とメモリアルなものなので、今までにお見せしていない新しい足立にもチャレンジしてみました。

 

まだ「あだっちぃー」と呼んでいていいのか!?「足立さん」と呼ばれるような大人な一面もお見せできていればとてもうれしいです。

 

私の私がたっぷり詰まった、そして私の「イマ」を三瓶さんに切り取ってもらった、自信のある新しい写真集をお楽しみに!

 

書誌情報

「足立梨花メモリアル写真集(タイトル未定)」

2022年10月14日(金)発売予定

 

価格:2,530円(税込み)

仕様:B5正寸/128頁

撮影:三瓶康友

発売・発行:KADOKAWA

 

WEB

写真集公式Instagram:@adachirika_PhAl1014

 

©KADOKAWA/写真:三瓶康友

≒JOYインタビュー「指原さんから『“私の歌声を聴いて泣いてください!”って気持ちで歌って』と言われて…」

≒JOY・藤沢莉子、市原愛弓、山田杏佳、村山結香、小澤愛実

 

指原莉乃さんがプロデュースを務めるアイドルグループ=LOVE、≠MEに続く“第3のグループ”として誕生した≒JOY。夏のイベント出演が続々決定し、YouTubeで公開されているオリジナルファーストソング「≒JOY」のMV再生回数は公開から1か月で100万回を突破するなど飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍の場を広げている。今回はグループを代表して市原愛弓さん、小澤愛実さん、藤沢莉子さん、村山結香さん、山田杏佳さんに「≒JOY」の聴きどころや普段の人柄などについてたっぷりとお聞きしました。

 

◆今回「TV LIFE web」初登場となります。テレビ誌のWeb媒体なので、好きなテレビ番組と併せて自己紹介をお願いします!

小澤愛実:神奈川県出身19歳の小澤愛実です。好きな番組は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)をはじめとした音楽番組です。バラエティも好きで、『有吉の壁』(日本テレビ系)もよく見ています!

村山結香:福岡県出身18歳の村山結香です。好きな番組は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などのトーク番組も見ることが多いです。

藤沢莉子:藤沢莉子です。埼玉県出身の18歳です。私はダウンタウンさんが大好きなので『ガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)と『水曜日のダウンタウン』(TBS系)は欠かさず見ています!

山田杏佳:神奈川県出身、16歳の山田杏佳です。私も音楽番組が好きなので『ミュージックステーション』はよく見ています。あとドッキリ系も大好きで、いつも『ドッキリGP』(フジテレビ系)を見て笑っています(笑)。

市原愛弓:福岡県出身、18歳の市原愛弓です。私は『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)が大好きです。よろしくお願いします!

≒JOY・藤沢莉子、山田杏佳、市原愛弓、村山結香、小澤愛実

 

◆皆さんご覧になる番組は意外とバラエティが多いんですね。では早速ですが皆さんにとって初のオリジナル曲「≒JOY」について、聴きどころやパフォーマンスをする際に意識していることなどを教えてください。

市原:「≒JOY」は明るく元気でパワフルな楽曲です。いい意味でアイドルらしくないというか。私自身初めて聴いたときに「バンドっぽいな」と思ったほどで、普段アイドルの曲をあまり聴く機会がないような方にも聴いていただきやすいんじゃないかなと思います。

藤沢:確かに。歌詞の通り、愛や恋じゃなくて夢を歌っているからこそそう感じるのかも。

市原:個人的にはそのパワフルさを表現するために“ギラギラ感”を意識していて。いつもより目力を強くしてみたり、ソロパートではおなかから声を出して気持ちを伝えようとしています。

山田:愛弓ちゃんの歌声を聴くとおなかから声が出ているのがよく分かるんだよね。

村山:分かる! すごくずっしり響くというか。

市原:声が低いからそう聴こえるだけだよ~。

村山:いやいや、そうじゃないのよ。

小澤:私はこの曲のメッセージをファンの方一人ひとりに届けたいという思いで歌っています。以前指原(莉乃)さんから「“私の歌声を聴いて泣いてください!”って気持ちで歌って」と言われたことがあって。実際に泣いてもらえるくらい聴く人の心を動かすには、自分に自信を持ってパフォーマンスする必要があるなと思ったんです。自信を持つためには練習あるのみですし、たとえ不安になっても「あれだけ頑張ったんだから大丈夫」とポジティブに考えられるので、日々の練習は欠かせません。その結果がパフォーマンスに表れているといいなと思います。

藤沢:この曲には“諦めずに夢をかなえてほしい”という思いも込められていて。以前ファンの方のツイートで「ニアジョイの子たちは全てを捨ててアイドルになってくれたんだから、俺らも応援を頑張ろう」というような内容を見かけたときに、曲とリンクする部分があってグッと来てしまいました。ファンの方も貴重な時間を削ってオンラインお話し会に参加してくださったり、SHOWROOM配信を見てくださっていると思うので、その期待に応えられるように頑張りたいなと。あと、私はDメロの地面に倒れるような振りがすごく好きで。メンバーそれぞれの感情があらわになっている部分だと思うので、ぜひMVも見てほしいです。

山田:私も莉子が言っていたDメロのところが好きです。その他にも歌詞に合わせた表情をしたり、みんなで振りをそろえたりしているのでそういった細かい部分も見ていただけたらうれしいです。

村山:私は高音パートを歌っているんですが、「外さずに歌えるかな…」と考えてしまうと高い音が出づらくなると思ったので自信を持って歌うことは意識しています。パフォーマンスに関しては先輩たちの動画を見て勉強していたときに「首の角度や体の向きを一つ変えるだけでこんなにも雰囲気が変わるんだ!」と驚いて。私も自分の好きな角度やきれいに見える角度を研究した上で表現するようにしています。

≒JOY・市原愛弓、山田杏佳

 

◆先日行われた『イコノイジョイ2022』がデビューステージとなりました。初披露とは思えない圧巻のパフォーマンスでしたが、手応えや周りの方からの反響はいかがでしたか?

藤沢:私はもともとダンスが好きで。今回もダンスパートをいただいたり、≠MEさんの「ワタシアクセント」という楽曲に参加させていただいたことで自分の持っていたダンススキルをお見せすることができたんじゃないかなと思います。もちろんまだまだではありますが、その後のオンラインお話し会やTwitterのリプライなどで「すごくよかったよ」「莉子ちゃんのダンス好きです!」といった声を頂けて、頑張ってよかったなと思えました。

村山:私もSHOWROOM配信で「歌もダンスも好きです」ということは常に言っていたのですが、これまでしっかりと披露する機会がなくて。ファンの方は「イコノイジョイ2022」で初めて私のパフォーマンスを見てくださったと思うんです。莉子も言っていましたが、その後のお話し会やTwitterなどで「期待以上だったよ」などという声を頂けたときはほっとしました。あと、家族や親戚も「配信見たよ」「すごかったね」と言ってくれて。ファンの方から頂く言葉とはまた違ったうれしさがありました。

山田:反響で言うと、仲良くしていた学校の先輩が会場に見に来てくれて。私のうちわを持ってくださっていたことが本当にうれしかったです。本番では=LOVEの齊藤なぎささんと私が一緒にカメラに映るシーンがあったんですが、先輩から「一緒に映っている姿を見てすごく感慨深かったよ」と言っていただけて。あらためて身近な人にも支えられているんだなと思いましたし、大先輩と一緒にステージに立てたことのすごさを実感しました。

小澤:私は≒JOYに途中加入させていただいたんですが、その発表が「イコノイジョイ2022」の開催1週間前くらいで。きっと皆さんから「どういう子なんだろう?」と思われていたと思いますし、私自身も「どう思われるんだろう?」と気になっていました。でも、ライブを終えて「愛実ちゃんの笑顔が輝いていたから大人数の中でも見つけられたよ」「笑顔がよかったよ」と言っていただけて。私は“大変なときこそ笑顔を忘れずに”をモットーにしているので、あの広い会場で皆さんに少しでも笑顔を届けられていたのかなと思うとうれしかったです。

市原:みんなが言うようにお話し会などでのファンの方の声はすごく励みになります。「イコノイジョイ2022で気になって応援することにしました」と言っていただけたときは、ステージを機に新たな出会いが生まれたような気がしてうれしかったです。みんなでたくさん練習したので…成功させることができてよかったなと思います。

≒JOY・藤沢莉子、村山結香、小澤愛実

 

◆今お話を伺っていると皆さんすごくしっかりとした印象を受けますが、普段のキャラクターについて教えてください。

山田:愛弓ちゃんは最年長なのでしっかりしていると思いきや実は抜けているところもあったりして、すごくかわいらしいです。テンションも落ち着いていて、常に周りを客観視しているというか。

市原:いやいや…。コメントとかこういったインタビュー中のトークが得意ではなくて…文章の構成がへたなので、自分でも何を言っているのか分からなくなっているんですけど(笑)。頑張っておしゃべりします!

村山:愛実ちゃんはお姉ちゃんみたい。真剣な場面ではグループの中心に立って物事を考えてくれるんですが、私たちより視点が大人というか。

山田:途中加入ということもあって最初は気を遣うところもあったかもしれないけど、それでもミーティングのときに率先して意見を出してくれたりして。同じ仲間だけどアイドル歴では先輩。私たちはまだまだ分からないことばかりなので、これまで培ってきたことを教えてもらえるのはありがたいですし、すごく頼りになっています。

小澤:これまでは周りにお姉さんが多くてどちらかというと周囲に甘えてきた方なんです。でも≒JOYでは最年長で「お姉ちゃんにならなきゃ!」「しっかりしなきゃ!」という気持ちがあって。甘えるのが好きだから、これからみんなに甘えちゃうところもあるかもしれないけど…。

藤沢:全然いいよ~!

小澤:ありがとう! まだお姉ちゃんキャラでいけそうでよかった(笑)。莉子ちゃんは、顔立ちも中身もオーラもまさにセクシー。

一同:おおー!

小澤:でも話すと結構フレンドリーで話しやすいので…好きです♡

藤沢:照れるねこれ(笑)。

山田:莉子は積極的に発言する方ではないと思うけど、自分の意見はしっかりと持っていて。いつも的確な答えを出してくれるし、個人でというよりもグループでこうなりたいという熱い思いを持っているんです。最年長らしくて頼りになります。

藤沢:ありがとうございます…(照)。普段メンバー間でこういう話をする機会がないから恥ずかしい!

≒JOY・藤沢莉子、山田杏佳、市原愛弓、村山結香、小澤愛実

 

◆皆さんで褒め合ったりすることはないんですか?

藤沢:最初のころは定期的に行っているミーティングで褒め合いがあったんですけど、慣れあいになるのは自分たちのためにならないし、意味がないからやめようっていうことになって。

村山:お互い近くにいるからこそ分かることや改善点を中心に伝え合おうと決めました。結果的にその話し合いがグループのためにもなっているし、パフォーマンスにもつながっていると思います。

 

◆では山田さんについては?

村山:メンバーのことが大好きな人。いいことも悪いことも素直に伝えてくれるんです。愛嬌があってかわいいなと思います。

小澤:「あいちゃん(小澤)ずるいー」とか思っていることを正直に言ってくれるところを見ると「かわいい!」ってなります(笑)。尊敬もしていますし、ひと言で言うといとおしいです。

山田:そんなの初めて言われた! 恥ずかしいから見ないで~!

市原:あと杏佳ちゃんは若いしほんわかした雰囲気なので、最初は女の子らしい性格なのかな? と思っていたらすごくしっかりしていて。思ったことをはっきりと言ってくれるし、グループをまとめる力もあって。すごく必要な存在です…!

山田:うれしい! 愛弓ちゃんからこういう言葉を聞く機会はないので、今の発言はレアです!!

藤沢:結香は、最年長らしく意見を言ってくれるけど意見を言ってない子のことも心配してくれる優しさの持ち主。例えば一人でご飯を食べている子がいたとしたら、その子を一人にしないようにそっと側にいてあげるというか。視野がすごく広いんです。それでいて料理もできて家庭的で…将来絶対にすてきな大人の女性になるんだろうなって。

山田:「ありがとう」と「ごめんね」をちゃんと言えるところが大人だなって思います。私は直接相手に言うのをためらってしまうときもあるので、感謝と謝罪をすぐに伝えられるのは素晴らしいなと思いますね。手料理に関してはすごく上手と聞いているので私も食べたいです!

小澤:私も食べたい!

 

◆ちなみにこの中で手料理を食べたことがある人は?

村山:この中にはいないですね…。前にラタトゥイユを作ったときに(大西)葵とかにあげたことはあるけど…

藤沢:ラタトゥイユを作る⁉

山田:作るものがおしゃれ! 私たちは結香ちゃんが作るご飯を“結香メシ”と呼んでいるんですが、いつかオフィシャルYouTubeの企画で“結香メシ”を食べる動画を撮りたいなと思っています。

村山:期待しないで~!(笑)

 

◆では最後にグループとしての今後の目標を教えてください。

市原:前にみんなで話し合って決めたことがあるよね?

村山:うん。日本武道館、東京ドーム、みんなの出身地でライブをしたいというのは決めました。

山田:あと冠番組も! =LOVEさん、≠MEさんもそれぞれ番組をやられているので、いつか私たちのことを知ってもらえるような内容のバラエティをやりたいです。

小澤:番組内のスタジオライブも憧れるね。

山田:冠番組だと自分たちの楽曲をフルサイズで披露できるコーナーがあって。企画を通して見せる素の部分だけではなく、パフォーマンスも見てもらえるきっかけになるんじゃないかなと思います。

藤沢:≒JOYとしてまだまだ始まったばかりですが、かなえたい夢がたくさんあるので一生懸命頑張ります。これからも応援よろしくお願いします!

≒JOY・藤沢莉子、市原愛弓、山田杏佳、村山結香、小澤愛実

 

PROFILE

市原愛弓
いちはら・あゆみ…2003年8月21日生まれ。福岡県出身。A型。

小澤愛実
おざわ・あいみ…2003年4月9日生まれ。神奈川県出身。

藤沢莉子
ふじさわ・りこ…2004年1月16日生まれ。埼玉県出身。B型。

村山結香
むらやま・ゆうか…2004年2月15日生まれ。福岡県出身。O型。

山田杏佳
やまだ・ももか…2006年2月2日生まれ。神奈川県出身。O型。

 

Information

ファーストソング「≒JOY」がLINE MUSICほか各種ストリーミングサイトにて現在配信中。

≒JOY第一回定期公演が10月10日(月)東京・山野ホールにて、「イコノイジョイ大運動会 2022」が10月15日(土)幕張メッセ イベントホールにて開催決定。

 

●photo/小澤正朗 text/矢嶋咲良

聖菜の白い肌が際立つ“天使ボディ”満開!「10代の頃には見せられなかった大人な表情」も…

ギャル雑誌「egg」の専属モデルとして活躍する聖菜の初写真集が、9月7日(水)に発売決定。それに先駆け、先行カットと本人コメントが到着した。

 

聖菜は2002年3月18日生まれ、神奈川県出身の20歳。現役女子高生である16歳の時に妊娠、17歳で愛娘を出産し現在1児の母だ。令和時代を代表するギャルママとして仕事、育児と全力で、楽しみながら向き合っている。

 

そんな白い肌で人気のギャル・聖菜が、20歳になった記念に「大人の表情を見てもらえたらうれしい!!」とコメントする「聖菜1st写真集 anela」(KADOKAWA)。本書は、Tバックのランジェリーや水着、ボディスーツと、ほぼすべてのページを肌見せ全開で迫った1冊だ。

 

 

「10代の頃には見せられなかった大人な表情や、完璧に仕上げた姿をぜひ多くの方に見てもらえたらうれしいです」と語る聖菜が、この写真集のために必死にボディメイク。白い肌が際立つ“天使ボディ”を本格的なグラビアで披露している。

 

初めて挑戦した白のTバック、かわいらしいピンクのランジェリーや黒の大人っぽい下着、浴衣からはだけた花柄の下着姿、天使を思わせるような真っ白なボディスーツ、横からバストがのぞくサロペット、もっとも本人のテンションが上がったというピンクバニーなど、聖菜の完璧に仕上げた姿をたっぷり楽しめる内容だ。

 

なお、タイトルの「anela」は、ハワイ語で“天使”という意味。撮影は青い海が広がるリゾートホテルで行われたという。このたび公開された先行カットからも、その雰囲気を味わうことができるだろう。聖菜のコメント全文は、下記に掲載。

 

聖菜 コメント

初めまして! 聖菜です!
17歳のとき「egg」専属モデルになって約3年が経ち、
今年の3月に聖菜は20歳、娘の蘭愛は3歳になりました!
ママ、モデル、1人の女性として毎日をHAPPYに過ごしています!
写真集のお話をいただいてから、
最高のコンディションで撮影に臨みたくて
妥協を一切しないで必死にボディメイクしました!
10代の頃には見せられなかった大人な表情や、
完璧に仕上げた姿をぜひ多くの方に見てもらえたらうれしいです。
そして全てのママさんたちの
モチベーションアップになれたらとってもうれしいです。

 

書誌情報

「聖菜1st写真集 anela」
2022年9月7日(水)発売

 

著者:聖菜
撮影:槇野翔太
定価:本体3,000円+税
仕様:A4判/128ページ
ISBN:978-4-04-605677-1
発行:KADOKAWA

 

©KADOKAWA ©Lovers PHOTO/MAKINO SHOTA

加藤 諒「“真似していい?”って言われたりするので、結構、流行の最先端行ってるんだな、自分って思います(笑)」舞台「パタリロ!」~ファントム~

9月1日(木)から上演される舞台「パタリロ!」〜ファントム~に主演する加藤 諒さん。劇場版も含めるとパタリロ役は今回で5回目。原作者である魔夜峰央氏とのエピソード、前回の舞台から一新されたキャストのことなど、作品への愛が伝わるお話をいろいろ教えてくれました。

加藤 諒●かとう・りょう…1990年2月13日生まれ、静岡県出身。個性派俳優として舞台、映画、ドラマと幅広く活躍中。主な出演作は、ドラマ『ナンバMG5』『ネメシス』、映画『翔んで埼玉』『老後の資金がありません』『おそ松さん』など。Twitter

 

【加藤 涼さんの撮りおろし写真】

小林顕作さんからは「諒くんはすごく計算高くて腹黒いんだから、そこを出せばパタちゃんと一緒じゃん」とアドバイスを(笑)

 

──舞台「パタリロ!」としては4作目となりますが、新作公演が決まったときの心境はいかがでしたか?

 

加藤 うれしかったです。パタリロを『男はつらいよ』の寅さんみたいにずっと演じ続けられたらいいなって夢を持っていたので。初演と『スターダスト計画』のときの最後の曲は、“次回予告だNEXT!”と言って「次はいついつやるよ」って日程が入っていたんです。でも途中から具体的な内容が出てこなくなっていって、それ以降は“もうこれが最後かな”と思うようになりました。今回また新作を上演することができるので、うれしい気持ちでいっぱいです。

 

──パタリロを演じる上で、初演から何か変化はありましたか?

 

加藤 初演は初めて演じることもあり、パタリロって感情が破綻したキャラクターなので、まず「これをどうやって演じたらいいんだろう」ってつまずいたんです。そこから演出の小林顕作さんが導いてくださった感じです。「諒くんはすごく計算高くて腹黒いんだから、そこをちゃんと出していけばパタちゃん(パタリロ)と一緒じゃん」と、1つひとつアドバイスしてくださって、それを蓄積してパタリロというキャラクターが出来上がっていきました。

 

──ナンセンスギャグだけに、その主人公を演じるのは難しそうです。

 

加藤 難しかったです。説明ゼリフが多かったというのもありますが、説明ゼリフを普通に言うだけではパタリロではないし……ということで、顕作さんが「夜なべしているお母さんのようにしゃべってほしい」「ここは時代劇風に」といった演出してくださったんですね。そういう“〇〇風”を入れていくことで、顕作さんの指導の下、ここは感情が破綻しているんじゃないかと思うところを自分の中で繋げていく作業をしていきました。

 

僕たちが迎えるよーって雰囲気が舞台「パタリロ!」にもあると思います

 

──「パタリロ!」は原作者の魔夜峰央先生も太鼓判を押す加藤さんのハマリ役となりました。魔夜先生とも回を重ねるごとに変化はありましたか?

 

加藤 初演のときは稽古場にたくさん足を運んでくださったり、みんなでご飯に行ったりしました。でもコロナ禍になり『霧のロンドンエアポート』はご家族で千秋楽に来てくださったときしか会えませんでした。一番交流があったのは、劇場版「パタリロ!」の宣伝でいろんなところを一緒に回ったときですね。僕が「ミーちゃん(魔夜峰央)先生そろそろです」と呼びに行ったら、「はい、これ」って紙の裏に描いた落書きをくださいました(笑)。あとは印刷ミスだと思うんですが、表面に絵は描いてあるんですけど、裏面に「魔夜峰央」と印刷されていないレア名刺をいただきました。そういう関わり方をしてきましたね(笑)。

 

──舞台4作目ということで改めて感じる「パタリロ!」の魅力を教えてください。

 

加藤 座組そのものがギクシャクしたところがなく家族みたいなんです。そこに演出の小林顕作さんという近所の面白おじさんみたいな方が加わって、みんなでわぁ~って感じで稽古しています(笑)。原作の「パタリロ!」にも読み手の人をいつでも迎えてくれる温かさがあり、そのアットホームな感じが舞台にもある気がします。「いつでもみんな来ていいんだよ」って受け入れ体勢、僕たちが迎えるよーって雰囲気が舞台「パタリロ!」にもあると思いますね。そこが舞台「パタリロ!」の魅力かなと思います。

 

──『霧のロンドンエアポート』からはシーズン2ということで、キャストも一新されました。共演者の皆さんの印象はいかがですか?

 

加藤 フレッシュでしたね! みんなキャッキャしていて、自分が人見知りしちゃいそうでした。若い人たちの中に入っていけるかな、まぶしいんだけど! みたいな(笑)。前回はコロナ禍ということもあり、稽古終わりにご飯に行くこともできず、いつもより交流が少なかったんですよね。でもネットゲームが好きな子が多くて、ネットで繋がっていました。「桃太郎電鉄」や「モンスターハンター」をやりましたね。「はい、みんなそっち行って!」「はい、罠仕掛けました!」みたいなやりとりをして楽しかったなー。時々またみんなでゲームやりたいなって思います。みんなかわいかったです(笑)。

 

お兄様方がやってくださっていたことを僕がやらないと

 

──キャストが変わるとカンパニーそのものの雰囲気も変わりそうですね。

 

加藤 以前は30歳オーバーの方も結構いらっしゃって、お兄様方という感じがありましたね(笑)。顕作さんと何度もご一緒して、プライベートでも親交がある方もいらっしゃって、その方々が顕作さんからの「この作品の世界観はこうやって作っていくんだよ」ということを感じ取って引っぱってくださったんです。シーズン2では、お兄様方がやってくださっていたことを僕がやらないと、今回は僕がその立場になったんだって思いました。

 

──新作『ファントム』は濃いキャラクターも増えて、見どころも盛りだくさんになりそうです。

 

加藤 新しいキャラクターであるザカーリを演じるさとちゃん(佐藤永典)は同じ年で共演したことはありますが、ガッツリ同じ舞台をやるのは初めてなんです。顕一さんの學蘭歌劇『帝一の國』という舞台に出演していたさとちゃんがザカーリをどう演じてくれるのかという楽しみもあります。そしてミスターフーを演じるいくみん(井阪郁巳)は、同じ事務所で一緒に活動もしていたんですが、お芝居をガッツリやるのは初めて。彼がミスターフーという超能力者をどう演じるのかも楽しみですし、後藤 大くん演じるマライヒも含めた3人でバンコランを取り合うらしいので、その恋模様も見どころかなと思います(笑)。そしてタイトルにもなっていますが、ファントムの正体は誰なのかというミステリー要素も楽しんでいただけたらいいなって思っています。

 

「この瞬間がおいしい!」って切り取り方にグッときたら買ってしまいます

 

──ここからは「モノ」や「コト」に関するお話をお聞かせください。現場や仕事に必ず持っていくものがあれば教えてください。

 

加藤 前回はみんなとゲームする用のNintendo SwitchとポケットWi-Fiでしたけど……僕は持ち物がすごく少ないんですよ。荷物はだいたいリュックひとつ。持ち物というか、ウーバーイーツを配達する人が背負っているカバンがありますよね? あれがすごくイケてるなと思って(笑)。容量もいっぱい入るので、旅公演のときにウーバーのリュックを背負って行きます。以前飛行機で大阪に行ったことがあって、ちょうど芸人の丸山 礼ちゃんと会ったんですね。その後、荷物が流れてくるベルトコンベアに僕のウーバーイーツのリュックが流れてきて、出てきた時点でざわついていることが分かるんですよ(笑)。“やば、みんなざわついてる!”と思ったんですけど、リュックを取って背負ったら、礼ちゃんからすぐ「諒さんのかい!!」って連絡が来ました。

 

──何泊くらいからウーバーのリュックになるのですか?

 

加藤 2、3泊だとウーバーのリュックになりますね。旅公演に背負っていって、駅のホームでキャストのみんなに会うと、「え、その発想はなかった! 真似していい?」って言われたりするので、「結構、流行の最先端行ってるんだな、自分」って思います(笑)。

 

──今後役者さんたちの間で流行るかもしれないですね(笑)。ではつい集めてしまうものはありますか?

 

加藤 食品サンプルが大好きで、ガラスケースの棚にバーッと並べています。合羽橋とかに行くとお財布が緩んじゃいますね。「この瞬間がおいしい!」って切り取り方にグッときたら買ってしまいます。

 

──特にお気に入りの食品サンプルは?

 

加藤 僕は卵かけご飯が大好きで、卵かけご飯の食品サンプルはお気に入りですね。「まいづる」さんというお店で買ったものなんですが、今は閉店してしまったので幻の作品です。生卵がご飯の上に乗っていて、ちょっと醤油を垂らした感じが表現されていて、本当においしそうなんです。ふたをペリってめくった途中のツナ缶もいいんですよ。ツナのオイリー感が表現されていてお気に入りです。

 

──ではつい熱くなってしまうものは?

 

加藤 最近はガチャオタクですね。楽屋弁当シリーズがあるんです。今半、喜山飯店、おつな寿司といった食品サンプルがあってやっちゃいますね。発売日を調べて、これはすぐなくなってしまうであろうものは早めに回しに行くようにしています。最近は駅の中にガチャが置いてあって、自分が狙っているものがポッとあったりするので、そういうときは3回は回します。かぶったものはマネージャーさんにあげたりしますよ。「これ良くない?」って楽しさを共有したいので(笑)。最近よく一緒にいる友達もガチャにハマっていて、その子と動物園に行くことにもハマってます。今、動物園も僕の中で激アツ案件です。

 

──動物園にハマったきっかけは?

 

加藤 その友達が年に200回くらい動物園に行ってる人なんです。いろんな動物園に連れていってくれて解説もしてくれます。もちろん最初は動物をかわいいなと思っていたんですが、最近は動物を観にくる常連客や飼育員さんも気になってます。自分たちは(飼育員さんを)飼育男子と呼んでいるんですが、飼育男子の人たちにいろいろお話を聞いたりするのも楽しいです。多摩動物園に推しがいて、すごく優しい人なんですよー。

 

──推し飼育男子は新しいですね(笑)。

 

加藤 飼育男子グッズも本気で欲しいと思っていたんですけど、天王寺動物園に飼育員さんが写ったタオルハンカチが売っていて、「これレアじゃん!」と思って全種類買いました(笑)。

 

 

舞台「パタリロ!」〜ファントム~

東京:2022年9月1日(木)~9月11日(日)天王洲 銀河劇場
大阪:2022年9月17日(土)~9月19日(月・祝)サンケイホールブリーゼ

 

(STAFF&CAST)
原作:魔夜峰央「パタリロ!」(白泉社刊)
脚本:池田テツヒロ
演出:小林顕作
出演:加藤 諒、宇野結也、後藤 大、佐藤永典、井阪郁巳、原嶋元久、佐川大樹、田村升吾、武本悠佑、小沢道成、愛太、笹尾ヒロト、中村 中、丘山晴己

★日替わりゲストも出演!

 

撮影/関根和弘 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/大西智雄 スタイリング/久保田姫月

“インスタグラビアの女王”似鳥沙也加が限界ショットに挑戦!沖縄のプールや海辺で…

「似鳥沙也加1st写真集(仮)」(KADOKAWA)が、9月28日(水)に発売決定。本人コメントが到着した。

 

2016年より自身が考案したInstagramのハッシュタグ「#インスタグラビア」と同時に投稿した写真が次々と大バズリし、漫画雑誌の表紙を総ナメ。現在総フォロワー数約150万人と、誰もが認める「SNSの女王」となった似鳥沙也加。

 

そんな彼女の待望の1st写真集が、ついに発売される。小学生の頃から引っ込み思案でコニュニケーションが上手くできず、引きこもり経験もあるという彼女。Instagramというツールで他人とコミュニケーションができるようになり、「イイネ!」をもらえることで少しずつ自分を肯定できるようになった感謝の気持ちを込めて、ファンのために本気で作り込んだ1冊となっている。

 

本書では今まで語ることのなかった、幼少期から今に至るまでの想いをつづったロングインタビューなども掲載。似鳥は「たくさんの話し合いを重ねながら、完成した写真集なのでぜひ手に取って見ていただけたらうれしいです!」とメッセージを寄せた。コメント全文は、下記に掲載。

似鳥沙也加 コメント

今回、1st写真集が発売されることになりました。
初めての沖縄での撮影だったので、沖縄の穏やかな雰囲気を楽しみながら、あまり今まで撮ってこなかったプールや海辺などでの撮影をしてきました。
たくさんの話し合いを重ねながら、完成した写真集なのでぜひ手に取って見ていただけたらうれしいです!

 

書誌情報

「似鳥沙也加1st写真集(仮)」
2022年9月28日(水)発売

価格:2,500円(10%税込)
発売・発行:KADOKAWA

 

 

佐々木ありさインタビュー「“いい子”と言われるのが嫌でした(笑)」舞台「初級革命講座 飛龍伝」

学生運動の波に身を投じたヒロインと機動隊員の燃え上がる恋と生きざまを描き、つかこうへいの代表作となった舞台「飛龍伝」シリーズ。つかの十三回忌にあたるこの夏、その原点である「初級革命講座 飛龍伝」が上演されることに。多くの候補の中からヒロインに抜てきされたのが、期待の新人・佐々木ありささん。稽古を経て本番に臨む心境や、目指す役者像などについて話してくれました。

 

◆出演が決まったときの感想は?

正直、驚きました。ちょうど今年の春につかこうへいさんの「熱海殺人事件」を観劇させていただいたのですが、役者が発するエネルギーが客席まで伝わってきて。自分にこんなことができるのか、しかもヒロイン役ということで、とてもプレッシャーを感じています。でも、とにかく一生懸命しがみつきながら演じていきたいです。

 

◆「初級革命講座 飛龍伝」の台本を読んだ印象は?

まずセリフ量がすごいのと、今と社会背景が全く違うので、分からない単語がたくさんあることに驚きました。自分なりにいろいろ調べてみましたが、当時の「革命」というものがどういうものなのかがピンと来ない部分もあって。ただ、“自分たちがこの国を変えるんだ”という熱はすごく伝わってきましたし、今の私たちはこの気持ちをどこかに置いてきてしまったのかなとも感じました。

 

◆どんなことを意識して稽古に臨まれていますか?

稽古のときから本番さながらの勢いで、全力で演じています。そうしたら先日、別の作品の撮影があったときにも、つい声を張り過ぎてしまって(笑)。朝、稽古場に行くときからテンションを高めにしているので、終わるとグッタリして夜9時には寝ちゃうんです。でも、夢にまで「飛龍伝」が出てくるんですよ(笑)。

 

◆ヒロインの小夜子に共感する部分はありますか?

小夜子は主人公の山崎(高橋龍輝)のことを心から愛していて。立場としては敵なのに、気持ちを抑えられない。時代背景は違いますが、そういう感情は共感するところもあります。

 

◆小夜子は革命闘士でもありますが、その点はどうですか?

本当の意味での革命がどういうものかは分からないですけど、私はリーダータイプではないかなって。黙って付いていくか、外から眺めているか。小夜子が見ていたら第三者として見ている自分に腹が立ってしまいそうです。

 

◆イメージしやすいものとして学生時代のイベント、例えば文化祭だとどういう役回りでしたか?

お化け屋敷の受付をしていました。中心人物ではないけど、一応は仲間に加わっていることへの安心感があり、居心地がよかったです。あと、お化けに驚いているお客さんを見るのが好きでした。…ということは、私、革命も傍観しちゃうのかな(笑)。

 

◆佐々木さん自身、周囲からどんな人と言われることが多いですか?

昔からよく“いい子”って言われます。いい子=つまらないと言われている気がして、すごく嫌でした(笑)。いい子にしてしまうのは、人目を気にして、本音が言えないだけなんです。だからこそ、自分ではない人になって思い切り感情を出せるお芝居が好きになったのかなとも思いますし。でも最近は“ちゃんと自分自身としても思ったことを言おう”“相手に何と思われようとも考えを主張しよう”と心掛けています。

 

◆そもそも演技に興味を持ったきっかけは?

4歳からダンスを習っていて。中学生のころに出たコンテストで賞を取ったときに、副賞として1年間無料で演技と歌とダンスが習えることになったんです。それで演技のプログラムを受けてみたら、言葉による表現も楽しいことを知って。そこから役者を目指すことにしました。

 

◆プロのダンサーを目指すことは考えなかった?

その演技のプログラムを受けるまではダンサーになる気満々でした。部活代わりに週5、6回レッスンを受けていましたし、コンテストにもどんどん出て。なので私、ダンサーの友達がすごく多いんです。みんなダンサーになっているから(笑)。今でも家ではダンスをしています。部屋の窓の一面が鏡なので、休みの日はずっとそこで踊っていて。自分の好きなように好きなだけ踊れることも楽しかったりします。

 

◆ダンス以外の運動経験は?

夏は水泳も好きでした。大会に出るレベルではなかったですけど、よく個人メドレーをやっていて。バタフライも本格的にやっていたので、中学生のころの肩幅はすごかったです(笑)。

 

◆新しくやってみたいスポーツはありますか?

スケボーをやってみたいです。完全にオリンピックの影響ですけど(笑)。スノボもいいですね。とにかくシューッと滑ってみたくて(笑)。運動は結構得意だったんです。体育の成績も5でしたし。ただ、球技は苦手でした。

 

◆今後目標としている役者像や、やってみたい作品はありますか?

映画は普段からよく見ますし、自分でもやっていきたいと思っています。映画「ノマドランド」や「スリー・ビルボード」に出ていた、フランシス・マクドーマンドさんが大好きで。目標と言うとおこがましいですけど、ひそかな憧れです。ダンサーも役者も、何かを表現するという意味では一緒だと思いますし、私はその“表現する”ことが好きだったりするので。どんな形でもいいから表現し続けていきたいですし、そのために努力していきたいです。

 

PROFILE

●ささき・ありさ…2000年3月22日生まれ。神奈川県出身。2019年のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で水泳の日本代表選手・小島一枝を演じ注目を浴びる。他の出演作に、映画「消せない記憶」「Orange girl friend」「みかんのはなし」「常神バルカローレ」、舞台「無風/あの匂い」「アイ・アム・エー・アイ」など。

 

●photo/干川修 text/小山智久

26時のマスカレイド・来栖りん 初のフォトブック発売決定!はしゃぐ姿やまったりショットも

来栖りん(26時のマスカレイド)のさまざまな表情を切り取ったフォトブックが、9月30日(金)にKADOKAWAより発売決定した。

 

9月14日(水)に日本武道館での単独ライブが決定し、10月30日(日)には東京国際フォーラム ホールAでラストライブを開催する予定の26時のマスカレイド。同グループで結成当初から変わることなくセンターに立ち続けるのが、来栖りんだ。

 

そんな彼女が、初のフォトブックを9月30日(金)に発売することが決定した。2021年5月より「グラビアザテレビジョン」(KADOKAWA)にて連載中の、来栖りんが“何かをしている姿”を写し出す連載「RIN-ING!」。

 

その連載を未公開カット中心にまとめて掲載するだけでなく、メインビジュアルは連載の延長線上として、来栖りんが“旅している”姿を撮り下ろし。遊園地やプールで楽しそうにはしゃぐ様子から、熱海のビーチやリゾートホテルでまったりくつろぐ様子まで、いろんな姿を見ることができる。

 

また、それ以外にも親友・峰島こまき(ナナランド)とのデート企画や愛犬・ちまきとの2ショット撮り下ろし、100問100答やパーソナルに迫ったロングインタビューなど、さまざな企画が満載。これを読めば今の来栖りんのすべてが分かる、珠玉の一冊となりそうだ。

 

 

書誌情報

「来栖りんフォトブック(仮)」
2022年9月30日(金)発売

価格:2,200円(税込)
発売・発行:KADOKAWA

入山法子インタビュー「重岡さんは真っすぐで裏表のない方」『雪女と蟹を食う』

現在放送中のドラマ『雪女と蟹を食う』(テレビ東京系 毎週金曜 深夜0時12分〜)で、雪枝彩女を演じる入山法子さん。強盗に入った主人公の北(重岡大毅)と共に2人旅に出る謎多きセレブ妻の彩女を演じる難しさや、実際に各所を回りながら行われた撮影での思い出を聞きました。

 

◆今回演じる彩女の第一印象はいかがでしたか。

原作の彩女の第一印象は、つかみどころがなくて、男性が思い描く“いい女”を具現化したような女性だなと思いました。

 

◆そんな彩女をドラマで演じるに当たり、どのようなことを意識して演じられましたか。

原作には彼女の心境について描かれてない部分が多いんですけど、それが彼女のミステリアスさに結びついていると思うんです。ドラマではそんな原作の彩女を大切にしつつ、原作には描かれていない彼女の思いを肉付けできるよう精いっぱい演じました。

 

◆実際に彩女を演じて、苦戦したことなどはありますか。

お芝居するときって普通は相手の感情を受けて動くと思うんですけど、本作では彩女の雪女的な部分を表現するために、相手の感情を受け取りながらも、それを返さないというお芝居をしました。エンジンはずっとかかっているけど、発進できないみたいなもどかしさがあって、最初苦戦したんですけど、撮影していくうちにだんだん彩女の心情と自然と寄り添えるようになって、そのあたりのもどかしさはなくなりました。

あと、客観的に映像を見たときに、あまりまばたきをしていないことに気がついたんです。彩女を演じているときは、自然とまばたきが減っていたようです。

 

◆彩女とご自身の共通点などはありますか。

彩女との共通点が本当になくて……。普段は考え方など共通しているところから役に寄り添っていくのですが、今回はそれが難しくてたくさん悩みました。撮影が始まってからも悩みましたけど、監督とも相談しながら徐々に彩女に寄り添うことができました。

 

◆内田英治監督の印象はいかがでしたか。

内田監督はいつかご一緒したいと思っていたので、このドラマのお話を聞いたときはすごくうれしかったです。役者に寄り添ってくださって、言葉数は少ないんですけど、信頼できる監督でした。またご一緒したいです。

 

◆撮影では物語と同じようにさまざまな場所を訪れたそうですが、特に印象に残っている場所はありますか?

その土地を感じながらの撮影ができるというのは贅沢なことだと思いますし、お芝居する上で本当にありがたいことなので、思う存分その土地の空気を吸い込みながらのびのびと撮影させていただきました。中でも旅の始まりに寄り道した栃木県の中禅寺湖は印象が強いです。こんなにきれいなところがあるんだというのはもちろん、いよいよ旅が始まるんだな、という感慨深い気持ちもあって特に印象に残っています。

 

◆北海道も実際に訪れたそうですね!

北海道で食べたホタテが本当においしくて!でも、ここは蟹っていうところでしたかね(笑)。蟹も本当においしかったです。

 

◆入山さん自身が「大人の夏休み」を過ごすなら、行ってみたい場所はありますか。

いつになるか分からないけど海外旅行は行きたいです。コロナ禍になる直前にクロアチアへの旅行を考えていたんですけど、それができていなくて。なので、まとまったら休みがとれたらクロアチアに行きたいです。

 

◆本作ではジャニーズWESTの重岡大毅さんが主演を務められますが、共演した印象はいかがでしたか。

重岡さんとは初共演だったんですけど、以前、濵田(崇裕)さんとは舞台でご一緒させていただいたことがあって。そのときのメンバーは今でもやりとりをするくらい仲が良いんですけど、濵田さんにもジャニーズWESTのライブにお誘いいただいたことがあって。なので、ステージに立つ重岡さんは拝見させていただいていたのですが、そのときから、真っすぐで裏表のない方なんだろうなという印象でした。今回の現場では、重岡さんを中心にみんなで盛り上げようという雰囲気が強かったので本当に印象そのままの方だなと感じました。

 

◆本作は“死生観”というのも大きなテーマとなりますが、作品に参加してご自身の心境に変化はありましたか?

撮影前は自分の考え方も大きく変わるのかなって思っていたのですが、特に変化はなかったです。だけど、これまで以上に自分の近くにいる人にはしっかり感謝を伝えたいと思いましたし、人からもらった愛情ややさしさを還元できる人生にしたいと思いました。

 

◆最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

物語が進むに連れてさらに面白くなっていくので、最後まで見届けてほしいです。そして、だんだんと変化していく彩女の衣装にも注目してもらうと、さらに物語が楽しめるはずです!

 

PROFILE

入山法子
●いりやま・のりこ…1985年8月1日生まれ。埼玉県出身。A型。

 

番組情報

ドラマ24『雪女と蟹を食う』
テレビ東京系
毎週金曜 深夜0時12分~

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/yukionnatokani/
Twitter:@tx_yukikani
Instagram:@tx_yukikani

 

©「雪女と蟹を食う」製作委員会

雪平莉左 1st写真集が2度目の重版!「一度でも二度でも味わって」初出しオフショットも

雪平莉左の1st写真集「とろける。」が4月21日の発売以降も売上好調につき、2度目の重版が決定。それを記念して初出しオフショットが公開され、本人コメントも到着した。

 

6月7日に行われたボクシングの世界戦でラウンドガールを務め、「あの美女は誰!?」と一気に注目を集めたことでSNSフォロワー数が計11万人も急増したという雪平莉左。その後もテレビ出演や数々の週刊誌・グラビア誌の表紙を飾るなど、話題が絶えない。

 

4月に発売した彼女の1st写真集「とろける。」は3週間という異例の早さで重版となったが、今回ラウンドガールで話題を集めた直後にも各販売サイトで売り切れが続出するなど大きな反響を呼び、このたび2度目の重版が決まった。

 

今回の写真集のテーマは「美」、求めたものは「1枚の写真のグラビア強度」だという。その2つを実現するため、磨き上げた「令和最高の美ボディ」をかつてないほど大胆に解禁。

 

ロケ地は小浜島・屋久島・北海道と全シチュエーションでイメージが変わり、どこを開いても違った見応えを感じられる仕上がりに。衣装・シチュエーション・表情・露出度…全てがマッチして、全ページがクライマックスな一冊となっている。

 

2度目の重版を受けて、雪平は「まさかこんなにたくさんの方に見て頂けるなんて、自分でもびっくりして驚きとうれしさでいっぱいです!!!改めて皆さんに愛されての今だと感じています、ありがとうございます」と喜びの言葉を。

 

さら「雪平莉左が凝縮されています『とろける。』皆さん一度でも二度でも味わって、ぜひとろけて下さい!! そして、これからも雪平莉左をよろしくお願いします!!」とメッセージを寄せた。全文は下記に掲載。

 

雪平莉左 コメント

2度目の重版ありがとうございます!!

 

まさかこんなにたくさんの方に見て頂けるなんて、自分でもびっくりして驚きとうれしさでいっぱいです!!! 改めて皆さんに愛されての今だと感じています、ありがとうございます。

 

雪平莉左が凝縮されています「とろける。」皆さん一度でも二度でも味わって、ぜひとろけて下さい!! そして、これからも雪平莉左をよろしくお願いします!!

 

書誌情報

雪平莉左 1st写真集「とろける。」

2022年4月21日(木)発売

価格:2,970円(税込)

撮影:佐藤佑一

ヤングジャンプ特別編集・集英社刊

詳細:https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-%20790072-9

 

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安倍乙 初写真集タイトルは「吐息の温度」…!「温度感を感じ取って楽しんでほしい」

「劇団4ドル50セント 安倍乙1st写真集 吐息の温度」(撮影:前 康輔 発行:集英社)

 

劇団4ドル50セントに所属する安倍乙が、8月2日(火)にファースト写真集を発売する。そのタイトルが「吐息の温度」に決定し、表紙ビジュアルがこのたび解禁された。

 

2017年に劇団4ドル50セントでデビューして以降、数々のグラビアに出演してきた安倍。現在は『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)の“あざと連ドラ”にも出演するなど、注目を集めている。

 

本作は、沖縄・慶良間諸島で撮影。“世界が恋する海”と呼ばれる美しいビーチでたたずむ姿など、初めて見せるフィルターのかかっていない“等身大”の安倍乙がつまった一冊だ。このたび公開された通常版の表紙には、そんな彼女のナチュラル&ヘルシーな一面がうかがえるカットが使用されている。

 

さらに、劇団のプロデュースを務める秋元康が執筆した帯文が到着。「安倍乙の表情は、変幻自在だ。人間とは、その時々の感情を、こんなにも豊かに表せるものなのか? まるで、吐息の温度まで操っているようである」とのコメントを寄せた。

 

そんな帯文にある、「吐息の温度」が今作のタイトルに決定。この帯文に対し、安倍自身は「とても光栄でうれしいです」「笑っているところや大人っぽい姿など、温度感をそれぞれ感じ取って楽しんでほしいです」とコメントしている。

 

書誌情報

「劇団4ドル50セント 安倍乙1st写真集 吐息の温度」
2022年8月2日(火)発売

撮影:前 康輔
定価:2,300円+税
発行:集英社

写真集公式Twitter:https://twitter.com/abeoto_1st

 

阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこらが出演!松尾スズキ2年ぶりの新作「ツダマンの世界」

松尾スズキが作・演出を務めるCOCOON PRODUCTION 2022「ツダマンの世界」が11月よりBunkamuraシアターコクーンにて上演されることが決定。あわせて、阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこ、吉田羊ら豪華キャストも発表された。

COCOON PRODUCTION 2022「ツダマンの世界」に出演する阿部サダヲら

 

作・演出を務めるのは、シアターコクーン芸術監督の松尾スズキ。就任後初の書き下ろしは、20年ぶりにミュージカルを手掛け“真日本製・本格ミュージカル”と謳った「フリムンシスターズ」(2020)。沖縄音楽を駆使し、人間の因果・許し・贖罪をテーマに、多様なバックグラウンドを持つ人々がトラウマと向き合いながら前に進む姿を描き、多くの観客の心を掴んだ。「シブヤデアイマショウ」(2021)では総合演出として、歌・踊り・笑いを交えた大人の歌謡祭を開催、シアターコクーンならではの新たなエンターテインメントショーが話題り、「パ・ラパパンパン」(2021)では作家・藤本有紀とのタッグで豪華出演者と共にミステリーコメディ作品に挑んだ。そんな松尾スズキの期待の最新作は「ツダマンの世界」。日本の昭和初期から戦後を舞台に、「ツダマン」を中心とした小説家たちの濃密な愛憎劇を描く。

 

物語の主人公・ツダマンこと、弟子に翻弄される小説家・津田万治を演じるのは、シアターコクーンには「フリムンシスターズ」以来の登場で、映画「死刑にいたる病」で主演を務めるほか、ドラマ『空白を満たしなさい』での演技が話題を呼んでいる阿部サダヲ。自己愛と名声欲の強い弟子・長谷川葉蔵には、ドラマ『奇跡のバックホーム』や『ナンバMG5』、現在公開中の映画「破戒」と立て続けに主演を務め、シアターコクーン初登場となる間宮祥太朗。

 

この物語の語り部となる女中・オシダホキには、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や話題作に次々出演、シアターコクーンの数々の舞台でも個性を発揮してきた江口のりこ。葉蔵の世話係・強張一蔵には、松尾スズキ作品には欠かせない存在で、ドラマ『失恋めし』『私のエレガンス』でも唯一無二の個性を示す、大人計画の村杉蝉之介。劇団員で歌手志望の津田の愛人・神林房枝には、『フリムンシスターズ』での絶大な歌唱力とコミカルな演技が記憶に新しい笠松はる。房枝にあこがれる文学少女の大学生・兼持栄恵には、映画・ドラマ・CMと目覚ましい活躍を見せ、今作が初舞台となる見上愛。

 

ツダマンの友人の小説家・大名狂児には、松尾からの信頼厚い大人計画の怪優、ドラマ『あなたの番です』やクボタのCMで大注目の皆川猿時。そして津田万治の妻・津田数には、ドラマ『妻、小学生になる。』や映画「沈黙のパレード」、現在上演中の主演舞台「ザ・ウェルキン」ほか、各ジャンルでしなやかな魅力を発揮し、今年デビュー25周年を迎え、ますます活動の幅を広げる吉田羊。松尾スズキの舞台作品には今回が初出演となる。

 

さらに、町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河合克夫ら実力のある舞台俳優が集結した。

 

作・演出 松尾スズキ コメント

昭和の文豪たちの逸話を読むたび“この人たちやってること滅茶苦茶だな”と思うのに、今では人から許され、愛され、尊敬されている。そうやって近代文学というジャンルを切り開いたパイオニアたちが、コンプライアンスという概念がない時代に、意外と狭い世界でもつれあい周囲を巻き込んで愛憎を繰り広げる悲喜劇姿にはエモさを感じるんです。そんな彼らの生き様を、文学に憑りつかれたエリートたちに巻き込まれた名もなき人々への鎮魂の意味も込めて描いていきたい。

 

また、個人的には自分の父親が佐賀県にいて原爆のキノコ雲を目にしていたりして、年齢的に戦争というものと地続きのところにまだ自分はいると感じられる今だからこそ、ここで少し戦争の話を書いておきたいという考えもありました。期せずして、まさに戦争が身近に感じられるタイミングになってしまったわけですが。とはいえ、実はちょうど現在のこの紛争が起こった当初、自分はギックリ腰になってしまっていて、それはそれで大変な時期だったんです。個人の中の宇宙とは、現実の戦争に匹敵するほどのカオスでもある。そういうことも今回、書きたいと思っています。実際に戦時中も、まったく関係のないことばかりをのんきに書き綴っていた作家もいて、そういう人たちの中の個人的な宇宙では、きっと戦争はまた別の世界線という認識で捉えられていたはず。とにかくそれぞれの人間の中に広がる宇宙というものは、どでかいんです。振り返ると結局、自分はこれまでそういうことばかり書いている気もしますけど。

 

今回、阿部に演じてもらう津田万治という男は、周囲の人たちがみんな極限状況で、直情的に気持ちを表す中、一人だけちょっと何を考えているかわからない、不気味な空洞のような人物。彼に関わる人がみんな、抱く印象がそれぞれ違ってくるような不思議な人物像で、その彼の世界をいろいろな人が口々に語るような話になると思います。

 

僕が芝居を作る時にいつも思うのは“人間の頭の中は何があろうと自由だ”、ということ。そして同時に“劇場の中も常に自由でありたい”、ということ。今回はそれを上回り、“日常生活にまで自由があふれ出してしまっている”、そんな人たちの頭の中を覗ける劇体験をぜひとも味わっていただきたいと考えています。

 

公演情報

COCOON PRODUCTION 2022「ツダマンの世界」

作・演出:松尾スズキ

出演:阿部サダヲ、間宮祥太朗、江口のりこ、村杉蝉之介、笠松はる、見上愛、

町田水城、井上尚、青山祥子、中井千聖、八木光太郎、橋本隆佑、河井克夫、

皆川猿時、吉田羊

 

■東京公演

2022年11月23日(水・祝)~12月18日(日)

会場:Bunkamura シアターコクーン

主催:Bunkamura

東京公演チケット一般発売:2022年10月1日(土)午前10時~

 

■京都公演

12月下旬予定

会場:京都ロームシアターメインホール

主催:サンライズプロモーション大阪 共催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)

 

企画・製作:Bunkamura

モーニング娘。’22 森戸知沙希 写真集「Cheers」が6月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2022年6月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、『モーニング娘。’22 森戸知沙希 写真集「Cheers」』が第1位になったことが分かった。

モーニング娘。’22 森戸知沙希 写真集「Cheers」

 

6月20日に日本武道館で開催された卒業コンサートをもって、グループおよびハロー!プロジェクトを卒業した森戸知沙希。その直前の6月10日に発売された自身5冊目となる写真集「Cheers」は沖縄・宮古島でロケが行われ、卒業前最後の写真集として、森戸の魅力が詰まった集大成の1冊となっている。写真集の発売当日には書泉ブックタワーでリリースイベントが開催され、大盛況となった。

 

森戸は「卒業前ラストの写真集発売!喜んでいただけたらうれしいです!ポイントは初めての宮古島でたくさんはしゃいでる私です(笑)。『こういう場所に行きたい!』『こんな衣装が着たい』という自分の夢もかなった一冊になりました!今までの写真集とは衣装&ヘアメイクも雰囲気が違うと思うのでいろんな私をお楽しみください!」とコメントを寄せている。

 

2022年6月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:モーニング娘。’22 森戸知沙希 写真集「Cheers」

出版社:オデッセー出版/ワニブックス/発売日:2022年6月10日

 

2位:乃木坂46賀喜遥香 1st写真集 まっさら

出版社:新潮社/発売日:2022年6月7日

 

3位:あまつまりな写真集See-through

出版社:秋田書店/発売日:2022年6月21日

 

4位:生 天木じゅん写真集

出版社:双葉社/発売日:2022年6月16日

 

5位:中川翔子写真集 ミラクルミライ

出版社:講談社/発売日:2022年6月8日

 

6位:文春ムック 原色美人キャスター大図鑑2022

出版社:文藝春秋/発売日:2022年1月19日

 

7位:相良茉優2nd写真集 いざよい

出版社:秋田書店/発売日:2022年6月21日

 

8位:MOMO 藤田もも写真集

出版社:双葉社/発売日:2022年6月22日

 

9位:ギャラリー オブ ザ ノーズアート クイーンVol.5 通常版

出版社:大日本絵画/発売日:2022年6月28日

 

10位:雪平莉左 ファースト写真集「とろける。」

出版社:集英社/発売日:2022年4月21日

 

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。

※店頭イベント販売数含む。

 

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/188797/

ハロプロ期待の新グループOCHA NORMA・北原ももちゃんのニッチな収集癖ってなに?

個性的な魅力を放つグループを生み出し続けるハロー!プロジェクトから、7月、新たなグループがデビューする。10人組アイドルグループ、OCHA NORMA。6月15日にはアンジュルムの日本武道館公演オープニングアクトを担い、そのみずみずしくも力強いパフォーマンスで、百戦錬磨のハロヲタたちを唸らせた。今回は、その美少女フェイスからは想像できないニッチな収集癖を持つ、メンバーの北原もも(15)さんにインタビュー。ルーズソックスを片手に、熱く語ってもらった。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春

北原もも(キタハラ モモ)/2006年8月30日東京都生まれ。趣味は、もものグッズ集め、イラストを描くこと。座右の銘は「いつも太陽のほうを向いて」

 

【北原ももさんの写真はコチラ】

 

【関連記事】
ハロプロ期待の新グループOCHA NORMAサブリーダー広本瑠璃ちゃんの深い深い帽子愛に脱帽!!

 

靴下コレクションは190足!!

ーー2020年6月9日放送『ハロドリ。』(テレビ東京系)で、靴下の収集癖があり、その数なんと170足だと紹介していました。いつから集めていらっしゃいますか?

 

北原 小学5年生です。おしゃれに目覚め、お正月にお店で靴下詰め放題に参加したことがきっかけです。普段履かないような個性的な色の靴下を手に入れて、そこからコーディネートのアクセントとして取り入れるようになりました。カラーアイテムからレース、パールなどのワンポイントが入ってるもの……ほんとうにいろいろな靴下を持っています。ちなみに今は、190足を越えています。

 

ーー190! 当時のお気に入り靴下コーデを覚えていますか?

 

北原 当時はピンクや紫が好きで、全身ピンクコーデに靴下はよりビビットなピンク、とか。左右色違いの靴下を履くこともありました。

 

ーーなかなか上級者コーデですね。

 

北原 そういう服装の子が周りにいなかったこともあって、お友達からは「おしゃれだね」と言ってもらえて嬉しかったです。

 

ーー初心者におすすめの靴下コーデはありますか?

 

北原 差し色として取り入れるのがいいと思います。服はモノトーンで、靴下はアクセサリーと同じ感覚でカラーアイテムにすると、いい感じにまとまりそう。私は全身同系色でしたが、それは難しいので(笑)。

 

ーー今もピンク靴下推しですか?

 

北原 最近は緑系が好きです。OCHA NORMAでのメンバーカラーがライトグリーンになってから、初めて緑色の靴下を買い、どんどん好きになっていきました。今ではライトグリーンの服もすごく増えました。大好きな色だから、緑色の靴下をずっと大切にしていきたいなって思います。

 

ーー今日も持ってきていただいていますね。ほかには……ルーズソックスですか?

 

北原 最近流行っていることもあり、ルーズソックスに興味を持ちまして、水色のなんちゃって制服と合わせて履いて、Instagramにアップしたこともあります。すごく反響がありましたね。これは長さは60センチです。もうひとつ、母が100センチの黒いルーズソックスを買ってきてくれました。とても長くて、どうやってコーデしようかなって考え中で、まだ履けていないんです。

 

ーーいまのところ、どんなコーデを考えていますか?

 

北原 うーん、そうですねえ、全身黒でかっこよくしようかな。

 

ーーもうひとつ、桃の柄が入った靴下を持ってきてくれました。

 

北原 桃の靴下は誕生日にいただくことが多くて、家に5足以上あります。これもそうなんですが、可愛くて履くのがもったいないので、新品の状態なんです。

 

ーーどのくらいのペースで購入していますか?

 

北原 靴下を見るとすぐに欲しくなっちゃうので、結構な頻度ですね。『靴下屋』の「3足○円」を2セットいっきに買ったり。最近は学校でも白靴下指定なので、なかなかカラーアイテムを履けないんですけどね。

 

ーー190足もあると、収納が大変じゃないですか?

 

北原 バケツに入れています。

 

ーーバケツ!? 豪快!

 

北原 あ、全部じゃないですよ? 履くのには汚れが目立ってきた靴下を、母が「掃除に使いたから、もったいないから捨てないで」と言ってバケツに促しています。ほかにも、新品のまま履く機会がなかった靴下でマスクを作ったり、ペットボトル入れにしたり、ハンドメイドで再活用しています。

 

ーーアップサイクルしているんですね!

 

北原 ペットボトル、意外と靴下にぴったりサイズなんですよ。マスク作りは一時期、母と一緒に作ることにハマっていて、「靴下でも作れるんじゃない?」と試してみたらちょうどよく作れました。

 

ーーすばらしいSDGs精神ですね。じゃあ、穴が空いても履き続けますか?

 

北原 はい、レッスン用の靴下はすぐに穴が空いてしまうので、縫って使うようにしています。すぐに空いてしまうので、いつも予備を2足は持ち歩いて、他にも穴が空いたメンバーに使ってもらったりしています。

 

ーー激しいレッスンが垣間見えるエピソードですね。

 

北原 特に研修生のときはそうでしたね。研修生曲はつま先をよく使うような激しいダンスが多いので、すぐに破れちゃうんです。発表会があると、リハの時点で破けちゃいます。何度も縫って使い古しているから、すぐ破れちゃうんでしょうけど。

 

船木結さんに憧れてオーディションに

ーーハロプロ研修生に加入したのは、2019年の「モーニング娘。’19 LOVEオーディション」への応募がきかっけですよね。オーディション参加のきっかけは?

 

北原 アンジュルム元メンバーの船木結さんの存在です。『おはスタ』(テレビ東京系)で毎日見ていて、すごく元気をもらっていて、「私もこういう存在になりたい」と思っていました。それと同時にモデルへの憧れがあり、一度読者モデルとしてファッションショーに出させていただいたことがあって、初めてのショーでとても感動したんです。それから、「人前でパフォーマンスをしたい!」と思うようになりました。それが小学6年生のときです。

 

ーー学校でも人前で何かをする機会がありましたか?

 

北原 小学1年生のときからダンスを習っていたのですが、TWICEが大好きで友達と2人でよく真似して踊っていたんです。そしたら、優しい担任の先生が人前で踊る機会を設けてくださって。給食の時間、イヤリングつけたりおめかしして、ほかのクラスに行って踊らせてもらいました。自分たちは給食を食べずに(笑)。

 

ーーかわいい! 小1からすでにアイドルの片鱗が覗いていたんですね。そしてオーディションで本格的にアイドルの道へ進むわけですが、残念ながら落ちてしまいました。

 

北原 でも、第3次審査まで通ったこと自体がすごいことだなあと、残念というより「ここまでこられると思っていなかった」という気持ちでした。その後、通常ならば合宿オーディションの合否連絡があるのですが、私には来なくて。「どうなったんだろう」としばらくドキドキ緊張していたら、「研修生として加入しませんか」という連絡をいただき、すぐに「やります!」と返事をしました。

 

ーー研修生としての生活はいかがでしたか?

 

北原 礼儀やマナーを叩き込まれました。私が最初に指摘されたのが「人と話すときは、目をそらしてはいけない」ということ。挨拶など、基本的なことを当たり前にできるようになるのって実は難しいんだって、初めて知ることがたくさんあって、社会の大変さを目の当たりにしました。

 

ーー普通の小学6年生は意識しないことですもんね。

 

北原 大人の方と接するときに、小6だからきちんとした言葉を使えないことも多くて、そのたびに指摘していただいて徐々に使えるようになりました。

 

ーー研修生の生活スタイルは?

 

北原 土日は11時からストレッチが始まり、12時から19時までぶっ通しで練習していました。実は初めてのリハ前日の夜、「リハ中はご飯を食べる時間もない」という夢を見たんです。実際もその通りで、当然夢よりも大変なので、夢を超えてきたな……と(笑)。初リハ後に撮った写真、めちゃくちゃ疲れ果てた顔をしています。

 

ーーよく投げ出さなかったですね!

 

北原 研修生発表会に初めて出たときの楽しさが忘れられず、「続けていきたい!」と思ったんです。

 

ーーそして2021年7月、『ハロドリ。』で後のOCHA NORMAとなるユニットへの加入が発表されます。

 

北原 当時は中学3年生で、高校受験もあり「高校生になったら研修生を辞めようかな」と悩んでいた時期でした。だからこそ、デビューできることに、信じられない気持ちと嬉しい気持ち、安心が重なって……とにかく嬉しかったです。これからも楽しい活動が続けられるんだ! やったあ! 嬉しい! って。

 

ーー辞めることも視野に入れていたんですね。

 

北荒 「デビューできないから辞めます」ではなく、「研修生として楽しかったです」というポジティブな感じで辞めたかったので、高校進学を区切りにしようと思っていたんです。

 

ーー誰かに辞めることを相談していましたか?

 

北原 母にはよく話していました。2021年5月の『Hello! Project 研修生発表会2021 ~春の公開実力診断テスト~』の前には、「このテストが最後になると思うから、頑張ろうね」と励まし合いました。

 

メンバー達の印象は?

ーーデビューが発表されたのは今年3月13日、『Hello! Project 研修生発表会 2022 3月 BREATH~息吹~』でのことでした。集まったメンバーについて、それぞれの印象を教えてください。まず、最年長でリーダーの斎藤円香さん。

 

北原 研修生ユニット時代もよく喋っていましたが、デビューが決まってからはもっと話すようになりました。頼れるリーダーの一方で、おちゃらけたりもするから、すごく接しやすいです。円香自身も、私のことが「好き!」と言ってくれます。

 

ーー広本瑠璃さん。

 

北原 研修生の同期で、初めてのユニットも一緒でした。そのときは歌割りも少なくて、お互いにバックダンサーのような形で参加しましたが、その後にまた一緒になったときは、歌メインでユニットに参加できるようになっていて、一緒に成長した感じです。とても明るくて、瑠璃ちゃんの笑顔が大好きです。

 

ーー石栗奏美さん。

 

北原 グループを支えてくれて、すごく頼りになります。パフォーマンスでも、「ここはこのほうがいいよ」など、優しく教えてくれるので助かっています。賢く見える一方で可愛らしさもあって、たとえばいっぱい食べたり(笑)、ギャップがたくさんあります。

 

ーー米村姫良々さん。

 

北原 研修生のときからすごく先輩で、同じユニットになってからも敬語が抜けなかったんですが、「敬語なくていいよ」と言ってくださってすごく話すことが多くなり、冗談を言い合える仲にまでなってとにかく嬉しいです。おもしろいし努力家だし、憧れています。

 

ーー窪田七海さん。

 

北原 自分のことを「可愛い」というキャラでおもしろいのですが、実際すごく可愛いです! 実はすごく真面目で、パフォーマンス面でもよりよくなるような意見を出してくれて、助かっています。MCもおもしろいことばかり言うので、さすがだなと思います。

 

ーー田代すみれさん。

 

北原 ビジュアルが強くて女子力が高いです。肌がすべすべで、ボディークリームを塗っているというのを聞きつけ、私も同じものを買いました。おかげでグループ全体の女子力が上がっています。初対面は大人しい印象でしたが、最近はお喋りすることが多くて「ギャル!」という感じです(笑)。

 

ーー中山夏月姫さん。

 

北原 研修生のときは先輩で、同じユニットに加入してから話すことが多くなりました。当時はライバル意識を持っていましたが、今は協力しあい高め合える存在です。おもしろいし、歌もダンスも個性があって魅力的です。

 

ーー西﨑美空さん。

 

北原 研修生の同期で、そのときからずっと仲良しです。同じ年だし、一緒にいることが多いんです。みんなと違ったかわいらしい天然さがあって、私とは真逆な存在なので、憧れもありつつもツッコミを入れたりしています。

 

ーー筒井澪心さん。

 

北原 研修生ユニットのときは私が最年少でしたが、「最年少らしくない」と言われることが多かったんです。それで最年少らしい澪心ちゃんが入ってくれて、ほっとしています(笑)。わんちゃんのように甘えてくるので可愛い一方で、透き通る声を持っていて、歌もダンスもすごく上手なんです。負けたくない! がんばらなきゃ! と思う存在です。

 

ーーいよいよ7月13日にシングル『恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!』でデビューします。

 

北原 『恋の~』は以前からパフォーマンスしているとにかく思い入れの強い曲なので、これがデビュー曲になると知ったときは、とにかく嬉しかったです。『お祭り~』は、初体験のかっこいい曲。OCHA NORMAのふたつの顔を見ていただけると思います。

 

ーー最後に、今後の目標を教えてください。

 

北原 大きな目標は、「日本のアイドルといえば、OCHA NORMAだよね」と言ってもらえるようになりたいです。そのためには世界でも活躍したいですね。あとは、メンバー全員、出身地がバラバラなんです。みんなの出身地で活動して、いろいろな地域の方に「OCHA NORMA、最高だね!」と言っていただけるようにがんばります!

 

【INFORMATION】

OCHA NORMAメジャーデビューシングル
「恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!」発売中!

ハロプロ期待の新グループOCHA NORMAサブリーダー広本瑠璃ちゃんの深い深い帽子愛に脱帽!!

個性的な魅力を放つグループを生み出し続けるハロー!プロジェクトから、7月、新たなグループがデビューする。10人組アイドルグループ、OCHA NORMA。6月15日にはアンジュルムの日本武道館公演オープニングアクトを担い、そのみずみずしくも力強いパフォーマンスで、百戦錬磨のハロヲタたちを唸らせた。今回は、帽子収集癖のあるサブリーダーの広本瑠璃(19)さんにインタビュー。撮影前、広本さんが持参した帽子をスタッフが並べると、角度が違ったらしく数ミリ単位を動かし自分で並べ直すなど、さっそく深い帽子愛を見せてくれたのだった。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:有山千春)

●広本瑠璃(ヒロモト ルリ)/2003年6月18日広島県生まれ。趣味はヘアメイク、ダンス、アクロバット、バトントワリング。座右の銘は「最後まで諦めない」

 

【広本瑠璃さんの写真はコチラ】

一番似合うのはベレー帽

ーー2020年6月9日放送『ハロドリ。』(テレビ東京系)で、帽子をコレクションしていると紹介していました。ハットとキャップ、ベレー帽など、合計20アイテムもお持ちだとか。いつごろから集めているのでしょうか。

 

広本 一番最初の記憶は2歳です。母がかぶせてくれたオレンジ色のキャップを、いつでもどこでもかぶっていました。キャップ以外にも、ベレー帽やカンカン帽とか、ほんとうにいろいろ。その後も意図があって集めたのではなく、好きな帽子を買っているうちに、気づいたらすごい量になっていたんです。母も帽子好きで、買い物先で私に似合うと思ったものを買ってきてくれるのも、増えた原因ですね。

 

ーーお母様がおしゃれなんですね。

 

広本 可愛らしいテイストが好きみたいです。私自身はカジュアル派なんですが、可愛い服を着たいときは、母のパフスリーブを借りたりしています。

 

ーー今日はお気に入りの帽子をお持ちいただきました。まずチェック柄の帽子からうかがいたいです。

広本 これはお店で一目惚れしたんです。最初に母が、これと同じ柄のカチューシャを、私に「似合うんじゃない?」と持ってきてプレゼンし始めました。でも私は帽子に一目惚れしていたので、「それよりこっちはどう!? 似合う!?」とプレゼンし返して、母が根負けしました(笑)。

 

ーー仲良し母娘ですね! どんなコーデに合わせますか?

 

広本 落ち着いた大人っぽい、白やブラウンコーデのときに使います。

 

ーーピンク色のベレー帽は?

 

広本 これは、母が上京したときに買ってきてくれました。だから母の趣味が全面に出ているんですよね。コーデは、白や黒のチュニックやミニ丈のアイテムを着るときに、ワンポイントとして取り入れています。

 

ーーちなみに今日はどんな帽子をかぶってきましたか?

 

広本 今日はヘアメイクをする予定を見越して、髪も顔もナチュラルなままで、顔が隠れるくらいのバケットハットをかぶってきました。

 

ーーご自身に一番似合う形はなんだと思いますか?

 

広本 ベレー帽ですかねえ。だからとにかくたくさんあります。黒、白、赤、茶色、チェック、ホットピンク、パステル……。

 

ーー色とりどり! すべてお母様に買ってもらったものですか?

 

広本 そうですね。でもメジャーデビューが決まってからは、「自分で買い物をしてみたら?」と、暗に「ママから卒業してよ」と匂わされました(笑)。買い物は基本的に母と一緒で、帽子屋さんじゃなくて洋服屋さんで買っています。

 

ーー親離れを求められてるのですね(笑)。もう自分で買い物はしましたか?

 

広本 しました! 帽子じゃないのですが、デビューが決まってから5回ほど買い物に行き、自分で買ったのが2回。あとの3回は母です(笑)。でも今までは、5回中5回が母だったので……!

 

ーー徐々に、ですね(笑)。

 

広本 帽子も買いたいんですが、なかなかお気に入りに出会えないんですよねえ。母からは「めんどうくさい!」と言われちゃうんですが、どストライクを見つけるまで、朝から閉店までウィンドウショッピングして、次回に持ち越す……みたいなこともよくあります。最近は仕事の合間に一人で物色して、翌日に母を連れて行きます(笑)。

 

ーーそして最後に、アディダスのキャップは?

 

広本 私は広島アクターズスクール出身なんですが、当時結成していたグループのメンバーの子が、ハワイ旅行で買ってきてくれたお土産です。年下の可愛い妹のような子で、すごく仲が良かったんです。だからずっと大切にしたくて、最近ようやく、帽子をキレイに掛けられる専用ハンガーを見つけて買いました。それまではずっと、ワイヤーネットにフックをつけて掛けていたんです。

 

ーーとても物持ちがいいですね。今でもかぶっていることを、お友達は知っていますか?

 

広本 知らないと思います。知ったら、びっくりしつつ、嬉しいと思ってくれたらいいなあ。

 

アクターズスクールからハロプロオーディションに!

ーーアクターズスクールにはいつから通っていましたか?

 

広本 小学4年生から、ハロプロ研修生に加入する直前まで、です。きっかけは、それまでずっとバトントワリングをやっていたのですが、次の大会に向けての大技の練習中、怪我をしてしまったんです。バトンを投げてアクロバットするとき、真上に投げすぎて、アクロバットから起き上がった直後のわたしのおでこにゴンッ! となって、パカッとなってしまって。それで3針縫いました。

 

ーー大怪我をしてしまったんですね。

 

広本 それがトラウマになって、以降、バトンを投げることはできても取りに行くことができなくなってしまったんです。そんなときにコーチから「こういうダンススクールがあるよ」と薦められたのがアクターズスクールでした。

 

ーーそれから、アクターズスクールに所属しながらハロプロのオーディションを受けるようになるのですね。まず2015年に「2015アンジュルム新メンバーオーディション」を受けています。

 

広本 母が教えて、薦めてくれました。室田瑞希さんと勝田里奈さんが好きだったし、なんでも挑戦してみたいタイプなので、「受ける?」「うん!」と、すぐに飛び込みました。結果は2次まで進み落ちてしまい、悔しかったけど母が「まだまだあるよ」と言ってくれて、すぐに前向きになりました。

 

ーーオーディション用の練習もしていたのでしょうか。

 

広本 元々すっごいオンチなんです。家族でカラオケに行くと、いつも最初の音にはめることができなくて、みんなずっこけるのがお約束で(笑)、だからカラオケに付き合ってもらう回数を増やして、少しずつオンチ克服を頑張っていました。

 

ーー2017年には「ハロー!プロジェクト新メンバーオーディション」を受けています。

 

広本 シンプルに、歌って踊ることが好きになっていたので、自然と参加しました。このときも落ちましたが、同時期、スクール内のオーディションも落ちたり、調子が良くなかったんです。それもあって、落ち込む以前に考えることを放棄していましたね。

 

ーーなぜ調子が悪くなったのでしょう?

 

広本 やっぱり遊びが楽しい時期だったんだと思います。

 

ーーそして2019年に「モーニング娘。’19 LOVEオーディション」を受けていますね。

 

広本 このときは高校2年生で、アクターズスクールのことも、母から「やりたくないなら、やる気がないならやめなさい」と言われていた時期でした。だからこのオーディションも「これでダメだったら、きっぱりと、スクールもオーディションも辞めよう」という考えで参加したんです。

そしたら合宿審査まで行かせてもらい、落選しましたが同時に「ハロプロ研修生になりませんか」と連絡をいただいたので、落選の残念さよりも「加入できるんだ!」という喜びがすごく大きかったです。

 

ーーお母様はどんな反応でしたか?

 

広本 母は元々、私か姉のどちらかをアイドルにさせたかったようで、私の研修生加入について、すごく嬉しそうにしていました。

 

研修生時代は”妹たちのお姉さん”

ーー研修生としても生活はいかがでしたか?

 

広本 私はほかの同期研修生より年上で、周りの大人からいろんなことが「できて当たり前」と思われていたので、どうすればいいのかわからないときに「これを質問していいのかな……?」と、いろいろなことで悩んだ記憶があります。そういうときはいつも母に相談していました。

あと、広島在住で、レッスン日はいつも関西の同期研修生と一緒に新幹線で上京していたのですが、私が最初に座席を取って「何両目の何番を取ったよ」と伝えたら、みんながその周囲を取るというシステムで。”妹たちのお姉さん”な気分でしたね。

 

ーー結構責任重大ですね!

 

広本 そうなんですよ。私が取り忘れていると「瑠璃ちゃんどこ取ったの?」と催促の連絡が来て、しまった! すぐ取らなきゃ! って。最年少が小学6年生なので、高校生の私がしっかりしなきゃ! と思わざるを得ませんでした。

 

ーーレッスンはいかがでしたか?

 

広本 加入後すぐにコロナ禍になったので、リモートレッスンばかりで、対面レッスンができない状況でした。だから家でひとりで練習することのほうが多かったですね。指定曲だけじゃなくて、自分の好きな曲でダンスカバーしたり、楽しみながらやっていました。

 

ーーそのころにはオンチは克服していましたか?

 

広本 果たして直せたのかは不安ですが……家族からは「昔はすごかったけど、歌えるようになったよね」と言ってもらえるので、成長はしているのかなあ(笑)。だって、手がつけられないくらいオンチでしたから(笑)。アクターズスクール時代、あきらかに毎回歌の担当がほかの人より少なかったくらいですから。

 

ーー7月13日にシングル『恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!』でデビューすることが決まったときの心境を教えてください。

 

広本 シンプルに、嬉しい! です。ほんとうに、今後が楽しみでいっぱいになりました! あと、デビューが確定してからは、研修生としての活動でも肩の力が抜けたというか、気持ちに余裕ができましたね。

 

ーー最後に、今後の目標を教えてください!

 

広本 メンバーが揃ったあとにふと気づいたのが、みんな出身地がバラバラなこと。だからみんなの地元でライブをしたいし、いろんな出身地のお客様に会いに行きたいですね。47都道府県をめぐるツアーをやってみたいです!

 

 

【INFORMATION】

OCHA NORMAメジャーデビューシングル
「恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!」発売中!

26時のマスカレイド・メンバー5人が贈る今の想いとメッセージ「ニジマスのこれ愛してマス」最終回

26時のマスカレイド

 

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。そんな彼女たちが、10月30日(日)に東京国際フォーラム ホールAで開催するラストライブ「curtain call」での解散を発表。個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に執筆してもらってきた本連載も今回で最終回となる。最後はメンバー全員からこれまでのコラムを振り返っての想いと、ラストライブや初の武道館ライブに向けての意気込みを語ってもらった。

 

来栖りん

26時のマスカレイド・来栖りん

 

どうも! 来栖りんです。
いよいよ続いてきたこのコラムも最終回ということで、毎回何を書こうかなあと悩んでいたのがなくなると思うと少し寂しいです……。

今まで活動してきたなかで、こうして自分の言葉がそのまま文章になることって珍しくて。
私が口にした言葉をうまくまとめていただいたり、分かりやすくして掲載していただくことがほとんどなので、なんだか自分の言葉がそのまま皆さんの目に届くと思うと最初は恥ずかしかったです(笑)。

でも、自分の好きなものについて語った言葉がそのままの熱量やボリュームで伝わるってうれしくて!
自分のSNSでは長々と話すことなんて、グループのこと以外なかったので新鮮でした。

ファンの方も毎回毎回このコラムを楽しみにしてくれていて、掲載される度に私が熱く語ったものにご自身が直接触れてくれたり興味を持ってくれて、ファンとアイドル、という関係のなかでこうして好きなものを共有できたり、“あれいいよ!”って教えてもらえることもあったり、おそろいが増えたり(笑)。
このコラムを通して改めて、アイドルとファンの関係性って絶対にアイドルとファンたちにしか味わえない、独特で面白くて、とってもすてきな関係だなって思いました。

そんな私たちも10月30日をもって、解散が決定しております。
15歳から私にはニジマスじゃなかった瞬間がなくて、今これを書いている私もニジマスなのにその日を迎えたら、日付けがすぎたら、もうニジマスっていう魔法が解けちゃうんだって思うとすごくすごく、ほんとにすごく寂しいです。あんまり言ってこなかったけど、寂しいです。
でもこれは何度も話し合いを重ねて決めた、前向きな決断ってことをみんなに理解してもらいたくて、だからそれを理解してもらうためにも、ラストライブに向けて最高のステージを届けていきたいなって思ってます。

終わりを意識してみんなと接することなんてなかったから、あと何回会えるのかなってファンのみんなと話してる時にふと思ったりします。
私たちアイドルは、どうしてもファンのみんなを会場で待つことしかできないから。私たちがファンの子を探して、そこに直接会いに行くことはできないから。
あと何回会いたい! っていくら私たちが思っても、ファンのみんなに同じ気持ちになってもらえなかったらそのお願いはかなわないから、最後まで会いたいって気持ちがおそろいになるようにひたすら頑張ろう頑張るしかない! って、思います。
気持ちが伝わってたらいいな!
どうかアイドルである私たちの最後を、5人で並ぶ最後を、私が6年間守り続けてきた、積み上げてきた宝物の最後を見届けてくれたらうれしいです。

最後までよろしくね!

森みはる

26時のマスカレイド・森みはる

 

これまでいろんな私がハマっているものや、好きなものを紹介させて頂きました!
読んでくださったファンの方が同じものを使ってみてくれたり、興味を持ってくれたりしてうれしかったです!
毎回、なににしようかな〜って考えながら書いていたので、それを楽しみに読んでくださることがとても幸せでした!
これからもまたどこかで好きなものやハマってるものなど、ファンの皆さんもお互いに共有できたらうれしいです。

そして、ついに念願の武道館公演が決定しました。
ずっとメンバー全員で頑張ってこれたのは5人全員の夢が“武道館に立つこと”。という大きな1つの目標があったからだと思っています。
なので、今回こうしていつも支えてくださっているファンの皆さんやスタッフさんのおかげで私たちの夢をかなえて頂いたからには、1人でも多くの方に来て頂き、1人でも多くの方の心に残る最高のライブを作り上げていきたいです!
精一杯頑張ります!

 

江嶋綾恵梨

26時のマスカレイド・江嶋綾恵梨

 

連載を読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。
メンバーのパーソナルな部分を知ってもらうきっかけになってくれているとうれしいです。
私は多趣味が高じて、紹介したいことがたくさんだったので、ファンの皆さんにも私の好きがたくさん届いているといいなと思っております。
特に、印象に残っているのはヨガのことを書いた時ですかね。確か去年の連載で書かせていただいたんですが、ハマった後しっかり勉強をして今年ヨガインストラクターの資格を取得するまでに。
このことはファンの皆さんに一番褒めていただけたのでとてもうれしかったです!

文章を通して、自分の好きなことや趣味を伝えられる場所ということで私にとって連載を書くことが、すごく楽しみでした。
読んでくださったファンの皆さんと趣味や好きなことを共有したり深い話ができたり…、本当にいつも記事をチェックしてくださって感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう!

そして、ニジマスラストライブまで半年を切りました。
このグループでの活動に、そしてアイドルというずっと続けてきたお仕事に、最後まで誇りを高く持ち続けて、ラストライブの日、笑顔で「やり切ったぞ〜! 本当にありがとう」って言えるように1日1日を大切にしながら活動をしていきたいなと思っています。
これから武道館ライブも控えているので、皆さんに私たちのことをしっかり目に焼き付けて頂きたいなと思います。

 

吉井美優

26時のマスカレイド・吉井美優

 

こんにちは。26時のマスカレイドの吉井美優です。
連載をさせて頂いてたくさん紹介させて頂いたんですが、自分がハマってることだったり、最近していることをこうして発信することもあまりなかったので、こういう機会に皆様にお伝えできてありがたかったですし、ファンの方も喜んで下さっていたらうれしいです。
記事を読んで“私も〜”って共感してくれたり、新たに教えてくれたりしてくれる方もいて、話が広がって楽しかったです。
これからも皆様のハマってることだったり、好きなこと聞かせてね。お話しましょう!

そして10月30日に、国際フォーラムにてラストライブがあります。
この6年間アイドルでいさせてくれて、好きでいてくれてありがとうという感謝の気持ちで返せたらいいなっと思っております。
私たちのアイドル最後の姿を見届けてくれたらうれしいです。
9月にも武道館公演が決定いたしました。
まだまだ会える機会もたくさんありますが最後まで駆け抜けていきますので、変わらずついてきて下さい。
いつもありがとうございます!

 

中村果蓮

26時のマスカレイド・中村果蓮

 

こんにちは!
26時のマスカレイドの中村果蓮です!
暑いけど元気にしてますか!?
今回自分の番もラストになってしまったということなんですけど、この企画を通して少しでも中村果蓮のこと知ってもらえましたか??

1番初めの内容はお散歩のコースをひたすら書かせてもらったんですけど、最近は暑すぎて全然歩けてなくて…(笑)。
またお散歩のコースを紹介したいなって思ったり、みんなに共有したいコースがあった場合は頑張って自分自身が歩いて紹介をちゃんとできるようにします!
地元の滋賀はたまに帰ったりすると、違う建物が建ってたり、道が変わってたりするのでまた滋賀でのコースも新しくなりそうなので探検したいと思います!

あとは、健康に関わる紹介までさせてもらって。
結果的に自分って、お散歩したり健康なことしたりしててめっちゃ元気やん! って! 毎回思いませんでしたか??(笑)
今からおばあちゃんみたいな生活だなと(笑)。まぁ大事なんですけどね!
このコラム、毎回出すときになに紹介しようかなとか結構迷うんですけど、「同じことしてるよ!」とか「今度してみる!」とか、そうゆう言葉をもらったりすると、自分のしてることが正解な気がして自信を持ってみんなに紹介できそうで、最近の自分の近況を知ってもらえることがうれしかったです!
いっぱい読んでくれて、ありがとうございました。また皆さんの近況なども教えてください!

あとは! 近況といえば……!
ニジマスの武道館ライブが楽しみすぎて! ほんとに武道館とかやばいです!
自分があの大きいステージに立てるなんて、びっくりです! ラストライブもその武道館の勢いで、みんなと最後まで楽しみたいです!
ラストのライブなので自分もみんなもそれぞれ覚悟を持ってると思うんですけど、今までで1番パフォーマンスも良かったって、みんなが今までで1番満足したってゆうライブができるように頑張るのでぜひ楽しみにしててください!
最後まで見守って応援してくださるとうれしいです!!! ほんとにいつもいつもありがとうございます!

では! 長々と話させてもらったんですけど、この辺で終わりたいと思います!
これからも中村果蓮のこと紹介する場面があるかもしれないので、その時はよろしくお願いしますね〜。
ばいばーい!!!!

 

PROFILE

来栖りん
●くるす・りん…2000年11月8日生まれ。東京都出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でセンターを務める。週刊ヤングジャンプ「制コレ’18」にてグランプリを受賞し、さまざまな雑誌の表紙や巻頭での掲載も多数。ほかにもテレビCMや、多数のバラエティー番組などへの出演で活動の幅を広げている。2019年11月には、1stメジャー写真集「Lakka」を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_rinrin
公式Instagram:https://www.instagram.com/ringring_rin/

 

森みはる
●もり・みはる…1996年10月14日生まれ。兵庫県出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。関西出身でキレのあるツッコミを特徴とし、バラエティでも活躍を見せる。アイドルになる前から読モとして活躍しており、美容やファッションについても造詣が深い(美容師免許も保持)。天真爛漫な性格で、女子からも大人気。2021年2月に1st写真集「24」を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_paru
公式Instagram:https://www.instagram.com/miharu_mori/

 

江嶋綾恵梨
●えじま・あえり…1996年5月4日生まれ。福岡県出身。AB型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でリーダーを務める。趣味はカメラ、団子屋めぐり、サウナ(サウナ・スパアドバイザー資格保持)。カメラ女子として配信番組の出演やメディアでの連載など、趣味や特技を活かして活躍中。2021年1月に自身のアイドル活動10周年を記念したアニバーサリーブック『memorial.』を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_aeri
公式Instagram:https://www.instagram.com/aeringoooo/

 

吉井美優
●よしい・みゆ…1999年3月2日生まれ。神奈川出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。アイドル活動以外にも、ファッション誌でのモデルやグラビアなどで活躍中。無類のラーメン好きで、お笑いが大好き。クールビューティーな見た目に反して、バラエティで見せる意外な一面も魅力となっている。 2021年には1st写真集を発売予定。特技は歯笛。

吉井美優 Twitter:https://twitter.com/nijimasu_miyu
吉井美優 Instagram:https://www.instagram.com/miyu_yoshii32/

 

中村果蓮
●なかむら・かれん…2001年12月11日生まれ。滋賀県出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。2020年に約2,000人のオーディションから選ばれ、新たに加入したシンデレラガール。おっとりとした性格と関西弁が特徴で、グループ最年少の妹的存在。その一方、物怖じしない性格で、途中加入を感じさせない。特技は津軽三味線。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_karenn
公式Instagram:https://www.instagram.com/nakamura_karen_/

 

26時のマスカレイド

 

26時のマスカレイド
●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

26時のマスカレイド「トゥインクル・ディバディ・ドゥ」

 

■Digital Single「トゥインクル・ディバディ・ドゥ」
配信中

配信リンク:https://lnk.to/Twinkle-Dibadi-Doo

■26時のマスカレイド・ワンマンライブ
2022年9月14日(水)日本武道館

■26時のマスカレイド LAST LIVE「curtain call」
2022年10月30日(日)東京国際フォーラム ホールA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

 

愛美インタビュー「もうすべてを見せてしまってもいいかなって(笑)。それでも受け止めてくれるファンの方がいるのはすごく幸せなこと」ニューアルバム「AIMI SOUND」

2021年4月にアーティスト活動を再始動させた声優の愛美さんが、7月13日(水)にニューアルバム「AIMI SOUND」をリリース。歌を愛し、真摯に音楽に取り組む愛美さんに、今回のアルバム制作でこだわったポイントや、10月から開催される初のソロライブツアーに向けた現在の心境を語ってもらいました。

 

◆7月13日にニューアルバム「AIMI SOUND」がリリースされます。制作を始める際、どんなアルバムにしたいと考えていたのでしょうか?

私自身エンターテインメントが大好きということもあって、ファンの方に楽しんでもらえるものにできたらいいなという気持ちが一番にありました。あと、これまで声優の仕事を通じて出会ったアーティストの方々に楽曲提供をお願いしたいと提案しました。そうそうたるアーティストの方々だったんですが、オファーを受けていただけて本当によかったです!

 

◆音楽的にはどういうものにしたいと思っていたんですか?

バラエティに富んだアルバムにしたいと思いました。アーティストの皆さんに曲をお願いするときも、“この方にどういう楽曲を作ってもらったら楽しいものになるか”ということを考えるのも楽しかったです。1曲1曲、「こういうサウンドでお願いします」とか「歌詞はこういう感じでお願いします」とある程度方向性をお伝えして。その後は、アーティストの皆さんが最高の音楽にしてくださいました。

 

◆曲はバラエティに富んでいながら、全体的にはバンドサウンドで統一されている印象があります。

バンドサウンドは、アーティストとして再始動した「ReSTARTING!!」というシングルからずっとこだわっているところです。というのも、私の原点はBUMP OF CHICKENさんで、もともとバンドサウンドが大好きなんです。昨年7月にリリースした「カザニア」というシングルのカップリング曲になっていた「瞬間SummerDay!」という曲が、今回のアルバムでは“AIMI SOUND Ver.”で収録されています。なにが違うかというと、もともとは打ち込みだったドラムが生のドラムになっていたり、コーラスのバランスやミックスを変えてみたり、よりサウンドにこだわったバージョンで収録しているので、ぜひ原曲と聴き比べてみてください!

 

◆先ほども話に出たように、愛美さんはしばらくソロでの音楽活動をお休みして、昨年活動を再開させました。お休みしている間に音楽に対する考え方に変化はありましたか?

めちゃめちゃ変わりました! デビュー当時は“アニソンが歌えるだけで幸せ!!”という感じだったんですけど、今の愛美はやりたい音楽が見つかったような気がしています。声優としていろいろな活動をさせていただく中でギターを弾くようになって、ギターが相棒のような存在になって…なので、ギターを大事にしたい気持ちがありましたし、幼いころから憧れていたバンドサウンドでギター&ボーカルとして挑戦したいというこだわりも芽生えました。あとは、いろんな作品でキャラソンやアニソンを歌わせていただいたことで、作詞の無限大の可能性に気づいたんです。言葉が持つパワーや面白さに惹かれて、ソロに再挑戦することが決まったときに、“絶対に作詞は力を込めてやりたい!”と思ったので、音楽を作る上での心構えからしてすごく変わったと思います。

 

◆作詞は以前からされていましたが、作詞に対する考え方も変わった?

変わりました。浮かんでくる言葉も違いますし、メロディーとフレーズの相性、母音のことなど、細部まで考えられるようになったかなと思います。

 

◆今回のアルバムに収録されている「不完全ドリーマー」も愛美さんが作詞されていますが、声優アーティストでここまで自分のことをリアルに歌詞にする人は珍しいと思います。

私は新しく出会った人には笑顔の印象が強いみたいなんですが、ずっと応援してくれているファンの方には泣いている姿を見せてしまったこともあったんです。一時期“闇ポエム”を書くのにハマっていて、ある番組の中の“そのとき感じたことをポエムにする”というコーナーで2年間ぐらい闇ポエムを創作し続けたこともよかったかもしれないです。YouTubeで自分は短所だと思っていることを打ち明けても、ファンの皆さんは喜んでくれる。そこで“ファンの方たちは受け入れてくれるんだ”という安心感が生まれて、それがどんどん蓄積されていったことで、私もここまで自分をさらけ出した歌詞が書けるようになったんだと思います。

 

◆しかも、その「不完全ドリーマー」がアルバムのリード曲というのも面白いです。

声優として10年以上やってきて、30歳にもなったし、もうすべてを見せてしまってもいいかなって(笑)。これまでの活動で“全部がうまくいくわけじゃない”という部分もファンの方は見てくれていたと思いますし。ただ、この歌詞を10代のときに書いたとしても、聴いた人にあまり刺さらなかったんじゃないかなと。今の愛美が書いたからこそ、より皆さんに受け取ってもらえるんじゃないかと思っています。

 

◆実際、この曲の歌詞にはどういった思いが込められているんですか?

これはElements Gardenの上松(範康)さんが曲を作ってくださったんですが、上松さんと愛美というと『BanG Dream!』という作品を思い浮かべる人が多いんじゃないかと思って。そこからヒントを得て、“BanG Dream!”→“Dream”→“夢”ときて、“そうだ、夢追い人をテーマにしよう!”と思ったんです。

 

◆そこまではすごくポジティブな印象を受けますが…。

夢を追いかけるって大変なこともあるし、頑張ったからといって必ずしも報われるわけではないんですよね。いろいろな活動をする中で、そうした現実を目の当たりにしてきて。そんな中、精一杯やってきたらこうして再スタートできたし、いろいろな舞台にも立たせてもらっている。性格的に「努力は必ず報われる」と言い切ることはできないけど、続けてきたからこそ今があるのは間違いないので、それがみんなに伝わって、少しでも勇気を出してもらえたらいいなと思っています。これまで、めちゃくちゃ悔しいことも、“もうダメかも…”と思ったこともたくさんありましたけど、それでも私は今ここにいて、自分をさらけ出しても受け止めてくれるファンの方がいるのはすごく幸せなことだし、やってきてよかったなと心から思っています。

 

◆3曲目に収録されている、大石昌良さん作詞・作曲の「かかった魔法はアマノジャク」は、大石さんらしいキャッチーなナンバーです。

私の性格があまのじゃくなところも素敵な歌詞にしていただいて、“どこまで見透かされてるんだろう!?”と思いました(笑)。この曲は、自分で聞き返しても“なんでこんなに不貞腐れて歌ってるんだろう!?”と思うような歌い方をしていて、歌い方にも私のあまのじゃくが表れているようで面白いです(笑)。

 

◆5曲目、uno blaqloさん作曲の「フリクホリカ」もカッコいい曲ですね。

実は、この曲は「ReSTARTING!!」のころにデモを聞かせてもらって“いつか歌いたい!”と思って温めていた曲なんです。最初にメロディーを聞いたときから言葉遊びをしたら楽しそうな曲だなと思っていたので、作詞ではたくさん言葉遊びをしました。歌い方もほかの曲とかなり違うので、これまで見たことのない愛美を見てもらえるんじゃないかと思います。

 

◆この曲はブラックミュージックのようなグルーブが魅力的です。

今回のアルバムはいろいろなタイプの曲を歌ったので、すごく勉強になりました。「フリクホリカ」は、まさにグルーブやリズムを強く意識した曲。バックの音数が少ない分、より繊細なニュアンスを聞き取っていただけそうだなと思って。今回、大石さんの「かかった魔法はアマノジャク」と、DECO*27さんに作っていただいた「ドレス」のレコーディングでは、それぞれご本人がディレクションしてくださったんです。いろいろな引き出しにチャレンジさせてもらったので、めちゃめちゃ勉強になりました。お2人に「いいテイクが録れました!」と言っていただくと、安心できたし、うれしかったです。全部の曲が印象深いですが、直接ディレクションしていただいたこともあって、大石さんとDECO*27さんのレコーディングは特に思い出に残っています。

 

◆ラストの「愛世界」のあとに、ボーナストラックとして愛美さんが作詞・作曲した「※おこめぞん」が収録されています。

「愛世界」は、早くライブで声が出せるようになって、みんなと一緒に歌いたい曲。かなりライブを意識して作った曲で、実はこの中に大好きなBUMP OF CHICKENさんへのリスペクトが入っているんです。気づいてくれた人がいたらうれしいです。そして今回、ボーナストラックの「※おこめぞん」で初めて自分で作曲にも挑戦しました! これまでも作詞はたくさんさせていただいていたんですが、ファンの方から「作曲はしないんですか?」という声をたくさんいただいて。自分では曲はプロの方に作っていただくほうがいいだろうなと思っていたんですが、「AIMI SOUND」というアルバムタイトルだし、素敵なアーティストの皆さんにお力を貸していただいたからこそ、愛美も新しい何かを生み出したいと思って。ただ、これだけのラインナップの中に入るような曲を作る自信はなかったので、ボーナストラックという形にさせてもらいました(笑)。あと、ボーナストラックにしたのはリスペクトしているBUMP OF CHICKENさんがやられている隠しトラックみたいにしたかったのもあるんです。なので、最初は曲名リストに表記するかどうかですごく迷ったんですけど、初の作曲ということもあり、ファンの方に事前に知っていただいたほうがいいんじゃないかということで、今回はボーナストラックとして明記させてもらいました。

 

◆初めての作曲作業はいかがでしたか?

思い浮かんだメロディーを打ち込んで、歌詞と一緒に送ったんですが、アレンジで素敵な曲に仕上げていただいてすごくうれしいです。まず最初にサビの歌詞とメロディーがひらめいて、それにつながるようにBメロ、Aメロ、イントロと考えていって。ほんとに手探りな感じでしたけど、思っていたよりはスムーズにできたかなと思います。

 

◆曲を作る段階で歌詞のテーマは決まっていたんですか?

決まっていました。やっぱり最初なので、自分が好きなものを歌詞にしたほうが曲も作りやすいかなということで、私は白米が好きなのでお米について書こうと(笑)。

 

◆お米に対する愛が伝わってくる曲ですが、ちなみに愛美さんが白米に一番合うと思うおかずは?

豚汁です! しょうが焼きと迷いますけど、最終的に豚汁に落ち着きました(笑)。

 

◆豚汁をおかずにご飯を食べる?

“豚汁はおかずなのか?”と思う部分がなくはないんですが、白米を食べるときに私はおかずと汁物が絶対に欲しくて。豚汁はおかずの要素も満たしているし、汁物の要素も満たしているハイブリッドな存在なんですよね(笑)。なので、私は豚汁最強説を推してます!

 

◆そして今回、初回限定盤TYPE-Lと初回限定盤TYPE-Sには、それぞれPhotoBook(写真集)が付いてきます。

ついに写真集を撮っちゃいました(笑)。実はこれまでひとりでビジュアルメインの作品を作ったことがなかったんです。

 

◆写真を撮られるのが苦手とか?

苦手というか、基本的に自分の見た目に自信がなくて、それにお金を出していただくのが申し訳ない気がしちゃって…。ただ、作曲と同じぐらい「写真集を出してください」というファンの方の声が多かったんですよ。今回はリスタート後初のアルバムということもありますし、“愛美のファンの方が見るんだったらいいかな”と思って、勇気を出して写真集を付けさせていただくことにしました。水着とまではいかないですけど、ファンのためならひと肌脱ごうと(笑)。

 

◆しかも、TYPE-LとTYPE-Sで写真集の内容が違うんですね。

TYPE-LのLはロングのLで、ロングヘアの写真。TYPE-SのSはショートのSで、こちらはショートヘアの写真になっています。ジャケット写真もロングヘアとショートヘアに分かれているんですけど、これ実は同じ日に撮ったんです。まずはスタジオに作ったセットでロングヘアの写真を撮って、髪を切ってもらっている間にスタッフさんがセットチェンジをしてくれて、そのままショートヘアで撮るということをして(笑)。ファンの方の中にもロング派の人とショート派の人がいるみたいなので、ぜひ自分の好きなほうをお求めていただければと思います♪

 

◆そして、10月から12月にかけて全国4か所を回るライブツアーも開催されます。ライブに向けた今の気持ちを聞かせてください。

ライブはすごくやりたいんですけど、私かなりの心配症なんです…(笑)。そこもあまのじゃくな感じで、皆さんにお会いしたい気持ちはすごくありながらも、“ちゃんとできるかな…?”という不安も拭えなくて。でも、昨年12月のライブは皆さんのおかげで大好評だったので、今回も大丈夫だと信じて準備していきます! 今回はこの「AIMI SOUND」を引っ提げてのツアーですからね。アルバムを、時間をかけてじっくり作った分、その間に成長した部分もあると思いますし、いろんなアイデアや引き出しも増えたので、それをうまくライブに生かせたらいいなと思ってます。

 

◆やはりギターは弾くわけですよね?

弾きます! あと、「フリクホリカ」はスタンドマイクでオシャレなダンスを踊ったらカッコいいんじゃないかとか、「愛世界」はアコースティックギターが合いそうだなとか、いろいろ考えているだけで楽しいですね。とにかく、できることは全部やって、みんなに楽しんでもらいたいという気持ちが一番にあります。でも、たぶんどの公演もめちゃめちゃ緊張していると思うので、会場に応援しに来てくれたらうれしいです!!

◆今回、TV LIFE webのインタビューに初登場ということで、テレビはよく見るほうですか?

バラエティ番組をよく見ます。『有吉の壁』とか『相席食堂』とか。お笑い芸人では、千鳥さんとジャルジャルさんが好きですね。

 

◆出身が関西(兵庫県)ということで、やはりお笑い好きなのでしょうか?

お笑いは大好きですね。子供のころから吉本新喜劇を見ていましたし。でも声優の仕事を始めてから、トークにおけるボケとツッコミの重要性に気づいて、改めて芸人さんってすごいなと思うようになったんです。

 

◆やっぱり関西の人と話すと、自然と関西弁になるもの?

自然に出るようになりました。上京してから何年かは、声優として標準語でしっかり話せないといけないということで、なるべく標準語でしゃべろうと頑張っていたんです。でも、あるときラジオで話すときはナチュラルであればあるほど面白いということに気づいて、最近はかなり素の関西弁でしゃべったりしています(笑)。

 

◆関西弁の印象があまりないので、ちょっと意外です。

そうですよね。声優のスクールに通っていたときに、友達に「関西弁でしゃべられるとイントネーションがうつるから、標準語でしゃべって!」と言われたのがすごく印象的で。それもあって、当時は標準語でしゃべろうと頑張っていたんです。

 

◆ところで、愛美さんはボケ、ツッコミのどちらなんですか?

自分ではかなりボケボケだと思うんですけど(笑)、まわりからは「ボケもツッコミも、どっちもいけるよね」と言われたりします。ボケたがりなところはあるんですけれど、ボケにもテクニックが必要なんだなと気づいて、日々学んでいるところです(笑)。ちょうど7月から放送が始まった『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』というお笑いを題材にしたアニメでツッコミ役を担当させていただいているんですが、それがなかなか難しくて…。アニメの『銀魂』を見てツッコミの勉強をしています(笑)。

PROFILE

愛美
●あいみ…12月25日生まれ。兵庫県出身。2010年、TVアニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ』で声優デビュー。2011年にはアーティストデビューも果たし、2013年までにシングル5枚とアルバム1枚をリリース。2021年4月に、シングル「ReSTARTING!!」で再始動。2021年12月26日は東京・Zepp DiverCityでライブ「愛美 ONEMAN LIVE“AI Mean It!!”」を開催した。今年8月26日には「Animelo Summer Live 2022 -Sparkle-」にソロとして初参加、さいたまスーパーアリーナのステージに立つ。

 

リリース情報

ニューアルバム「AIMI SOUND」
2022年7月13日(水)発売

初回限定盤TYPE-L(CD+Blu-ray+PhotoBook):6800円(税込)
初回限定盤TYPE-S(CD+Blu-ray+PhotoBook):6800円(税込)
通常盤(CD ONLY):3300円(税込)

 

ライブ情報

「愛美 LIVE TOUR 2022 “AIMI SOUND”」
2022年10月22日(土)福岡・ももちパレス 大ホール
開場 午後5時/開演 午後6時
2022年11月3日(木・祝)愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール
開場 午後5時/開演 午後6時
2022年12月10日(土)兵庫・神戸国際会館こくさいホール
開場 午後4時30分/開演 午後5時30分
2022年12月25日(日)東京・TOKYO DOME CITY HALL
開場 午後4時/開演 午後5時30分

料金:全席指定8800円(税込)

公式サイト:https://aimi.info/
公式Twitter: @aimi_sound
公式Instagram:@aimin_official

photo/TOMO(tweety) text/水上じろう(ファッシネイション)hair&make/小林麗子(do:t) styling/渕上カン

安倍乙「フィルターをかけていない私のつまった一冊」ファースト写真集の発売決定

安倍乙(撮影:前 康輔/集英社)

 

劇団4ドル50セントに所属する安倍乙が、8月2日(火)にファースト写真集を発売することが決定した。

 

2017年に劇団4ドル50セントでデビューして以降、数々のグラビアに出演してきた安倍。現在は『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)の“あざと連ドラ”にも出演するなど、注目を集めている。

 

今回のファースト写真集は、沖縄本島・慶良間諸島の座間見島で撮影。美しいビーチでたたずむ姿など、初めて見せるフィルターのかかっていない“等身大”の安倍乙がつまった1冊に仕上がった。

 

発売にあたり、安倍は「普段の私はわりと明るくてふざけたりもしているんですが、この写真集にはそんなリラックスした姿や、家族じゃないと見られないような表情が写っていると思います。フィルターをかけていない私のつまった一冊を、多くの方に手に取っていただけたらうれしいです」とアピールしている。

 

安倍乙(撮影:前 康輔/集英社)

 

書誌情報

「劇団4ドル50セント 安倍乙ファースト写真集」
2022年8月2日(火)発売

撮影:前 康輔
定価:2,300円+税
発行:集英社

写真集公式twitter:https://twitter.com/abeoto_1st

 

高梨瑞樹 ファースト写真集「はだかんぼ。」発売決定!「全体的にかなりセクシー」

高梨瑞樹のファースト写真集「はだかんぼ。」(ワニブックス)が、7月12日(火)に発売される。それに先駆け、本人コメントが到着した。

 

高梨瑞樹(たかなし・みずき)は1997年12月21日生まれ、栃木県出身。身長163cm、B85、W63、H86。「グラジャパ! アワード2021」では、最優秀YouTube賞を受賞した実績を持つ。

 

これまでに発売したDVDでは売り上げ1位を記録するなど、グラビア界で注目を集める彼女のファースト写真集が発売決定した。タイトルどおり、まさに“はだかんぼ。”になっての撮影はセクシー&ビューティーなのに、ちょっとコミカルさも加わった作品に仕上がっているという。

 

本書について、高梨は「ほとんどの衣装で身も心もはだかんぼになって、ありのまま、そのままのわたしを撮影していただけた本当に大切な一冊です。恋人とだけ共有するような空間や表情を感じてもらえるように自然体の空気感を心がけました」と語る。

 

さらに「漁港での撮影では防寒用で着ていたレインコートを急遽衣装として使用しました。レインコートの下はまさにはだかんぼ状態で透け感もあったり、全体的にかなりセクシーに仕上がっていると思いますので、目を凝らして見てください!」とメッセージを寄せた。コメント全文は下記に掲載。

 

なお、7月16日(土)にはブックファースト新宿店 地下2階 Fゾーンイベントスペースにて、発売記念のお渡し会も実施される予定だ。

 

高梨瑞樹 コメント

デビューしてからずっと夢だった写真集の発売が決定しました。
ほとんどの衣装で身も心もはだかんぼになって、ありのまま、そのままのわたしを撮影していただけた本当に大切な一冊です。
恋人とだけ共有するような空間や表情を感じてもらえるように自然体の空気感を心がけました。
さまざまなシチュエーションでいろいろなわたしを引き出して頂き、たくさんのすてきな写真を撮っていただけました。
漁港での撮影では防寒用で着ていたレインコートを急遽衣装として使用しました。レインコートの下はまさにはだかんぼ状態で透け感もあったり、全体的にかなりセクシーに仕上がっていると思いますので、目を凝らして見てください!

 

イベント情報

高梨瑞樹ファースト写真集「はだかんぼ。」発売記念お渡し会
2022年7月16日(土)午後1時〜 ブックファースト新宿店 地下2階 Fゾーンイベントスペース

詳細:http://www.book1st.net/event_fair/event/page1.html#a_1673

 

書誌情報

高梨瑞樹ファースト写真集「はだかんぼ。」
2022年7月12日(火)発売

撮影:藤本和典
定価:3,300円(税込)
発売元:ワニブックス

 

WEB

高梨瑞樹 Twitter:https://twitter.com/tkns_mzk

 

櫻井海音「初めての舞台にプレッシャーは感じます。でも、経験しなければその楽しさも分かりませんから」

三宅弘城さん演じる完璧なる執事・鎌塚アカシの活躍を描いた人気シリーズの第6弾『鎌塚氏、羽を伸ばす』がいよいよ開幕! 第4弾で強烈なインパクトを残したチタルお嬢様の再登場や初めての列車の旅など話題が満載のこの作品で、新たなキャラクラーとして登場するのが庭師見習いの真鍋リョウスケ。演じるのはこれが初舞台となる櫻井海音さん。「楽しみでいっぱい!」と語る彼に、作品への意気込み、そして演じることへの思いを伺った。

櫻井海音●さくらい・かいと…2001年4月13日、東京都出身。バンド「インナージャーニー」のドラマーとして活動し、2020年からは俳優としても活躍。出演作に連続テレビ小説『エール』(NHK総合)、『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)、『未来への10カウント』(テレビ朝日系)、映画『嘘喰い』など。公式HPInstagram

 

【櫻井海音さん撮り下ろし写真】

 

登場する人物がみんな個性的で、どの役を見ても興味しかわかないです(笑)

──ついに初舞台ですね。今の心境は?

 

櫻井 たくさんの緊張感と、舞台に立つということに対していまだに実感がないのが本音です。ただ、“どうなるのかな?”という不安がある一方で、“絶対に面白くなる!”という期待感やワクワクもあって。それになにより、舞台を経験することで自分の新たな引き出しを見つけられそうなので、後悔しないようにしっかりと楽しんでいきたいなという思いでいっぱいです。

 

──オファーがあった時はあまり迷われなかったのでしょうか?

 

櫻井 そうですね。これはいい機会を頂けたぞと思っていました。お話を頂いたのは1年くらい前で。その時は正直不安もあったのですが、今回のオファーは、共演させていただく二階堂ふみさんが僕のことを推薦してくださったことがきっかけだったと伺い、それがすごく嬉しかったんです。二階堂さんとは一度、朝ドラ『エール』撮影の際にごあいさつさせていただいた程度で、どこで僕の芝居を見てくださっていたのか分からないのですが、僕に期待してくれているということが本当に嬉しくて。同じ事務所の先輩ですし、その思いに応えたいという気持ちもありました。

 

──過去のシリーズ作品をご覧になったことは?

 

櫻井 二階堂さんが出ていらした『鎌塚氏、腹におさめる』(2017年/シリーズ第4弾)を映像で拝見しました。テンポやセリフ回しが印象的で、コメディの面白さがすごく出ている作品だなと思いました。また、僕がこれまで経験したことのない世界観でしたので、自分が演じたらどんな感じになるんだろうという楽しさもあって。それに、舞台だからこそのお客さんの生のリアクションを存分に体感できそうなので、たくさん笑ってもらえるように頑張りたいなと思いました。

 

──主人公・鎌塚アカシを演じる三宅弘城さんはグループ魂で《石鹸》としてドラムを担当されていますので、櫻井さんとも共通するところがありそうですね。

 

櫻井 そうなんです。スチール撮影の時にあいさつをさせていただいたのですが、そこでも少しドラムの話になりました。そうした話題があるだけでコミュニケーションが取りやすくなる気がするので稽古も楽しみでいっぱいです。

 

──また、今作で櫻井さんが演じるのは、二階堂さん扮するチタルお嬢様の屋敷で庭師見習いとして働く真鍋リョウスケ役です。チタルお嬢様にはどのような印象をお持ちですか?

 

櫻井 チタルさんはお嬢様特有のキャラクラーで面白いですよね。一見すると気が強そうですが、実は内面には弱いところもあって。そのチタルさんにリョウスケがどう絡んでいくのか楽しみです。そもそも、この作品は登場する人物がみんな個性的で、どの役を見ても興味しかわかなくて(笑)。主人公の鎌塚さんも「私は完璧な執事だ!」なんて言って、確かに働きっぷりはものすごいんですが、ちょっと抜けたところもある。そうしたなかで、自分がどう染まっていくのかも想像がつかなくて楽しみですね。

 

──作・演出を手掛ける倉持 裕さんとはどんなお話を?

 

櫻井 役についての具体的なお話はこれからですが(※取材時)、映像と舞台でのお芝居の違いについて伺いました。そうしたら、「根本的な部分で“演じる”ということに違いはないから」という言葉を頂いて。それで不安要素が1つなくなりました。倉持さんはいつも穏やかで、話しやすい雰囲気をお持ちの方ですので、稽古場では積極的にコミュニケーションを取って、いろいろとアドバイスを頂こうと思っています。

自分に似た部分を見つけてそこから深掘りしていきます

──そもそものお話になりますが、櫻井さんが俳優の仕事をしようと思ったきっかけは何だったのでしょう?

 

櫻井 実は目指そうと思って始めたわけではなかったんです。コロナ禍でバンドの活動ができなくなり、ライブもできなくなって。そうしたもどかしさから、個人でできる仕事に挑戦しようと考え始めたタイミングでお話を頂いて。それで、いざやってみたらすごく面白かったんです。

 

──どういったところに魅力を感じたんですか?

 

櫻井 僕は普段からいろいろと思考するのが大好きで、映像の現場でも “ここはこういうふうに動いたほうが、視聴者さんには分かりやすいかな”ということをリハーサルでよく考えるんですね。そうやって、自分も含めて周りの状況を俯瞰で捉える時間がすごく楽しくて。ただ、いざ本番を迎えると、そのイメージどおりに動けることもあれば、全く別のことが起きて、想像とは違う演技になったりする。そうした予測不能なことも演じることの楽しさにつながり、どんどんと役者の仕事に面白さを感じるようになっていったんです。

──役者のお仕事だと、やはり自分とは別人になる楽しさもあるのでしょうか?

 

櫻井 よくそういう話を聞くんですが、僕はあまりそれを感じたことがないんです。もしかしたら、まだそれほど現実離れした人物を演じたことがないからかもしれませんが、どの役でも自分の頭の中に浮かんだ人物像を形にしていくという感じなので、全くの別人を演じているという感覚がなくて。それに、人って日常でも、相手によってちょっとしゃべり方や態度が変わったりして、どこか演じている部分があると思うんですね。特に僕にはその意識が強いから、役を演じる時にも違和感を持たないのかもしれません。

 

──ちなみに今回演じるリョウスケは殺人犯の容疑をかけられている男という役ですが……。

 

櫻井 そうなんですよね。ある意味で現実離れしていますよね(笑)。同じ人間である以上、共感したり、自分に似た部分がどこかしらにあると思いますので、そこから少しずつ深掘りしていったり、稽古で皆さんと一緒にお芝居をしながらリョウスケというキャラクラーを作っていけたらなと思っています。

 

──また、今回のような舞台への挑戦もそうですが、初めてのことにチャレンジする際はプレッシャーを感じるほうですか?

 

櫻井 結構感じちゃいます(笑)。でも、緊張やプレッシャーって、初めて挑むものに対してはどんなことでも一生持ち続けると思うんです。だからといって逃げてばかりもいられないので、いつも“やるしかない!”という精神で開き直っています(笑)。それに、経験しなければその仕事の楽しさを知ることはできませんし、続けていくことで自然と緊張もほどけていくのではないかと思いますので、どれだけ最初はプレッシャーを感じていても、まずは飛び込んでみる。そこを一番大事にしていますね。

──では最後に、GetNavi webということで、ご登場いただく皆さんに愛用しているガジェットをお聞きしているのですが、どんなものがありますか?

 

櫻井 ちょうど今愛用していて、常に持ち歩いているのがひげ剃り。メイクさんが持っていて、すごくよさそうだったので僕も購入したんです。細長いコンパクトな形状で、持ち運びが便利で。現場に向かう車の中でいつも使っていて、もはやクセという趣味みたいに剃っています。本当は肌を痛めてしまうので剃りすぎないようにしないといけないのですが、最近はコツを編み出しました(笑)。

 

──では、最近購入したアイテムなどはありますか?

 

櫻井 いろいろ買ってますね……。というのも、少し前に部屋の模様替えをしたんです。まだ住み始めて一年も経っていないんですが、急に部屋の雰囲気を一新したくて。そのときに家具を新調しました。一通りそろえ直したので、次は家電も買おうかなと考えていまして。今欲しいのは加湿器。それと、これからの季節も考慮に入れて、あわよくばビールサーバーとかも買っちゃおうかなと目論んでいます(笑)。

 

 

M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、羽を伸ばす』

【東京公演】 2022年7月17日(日)〜8月7日(日) 本多劇場
【富山公演】 2022年8月11日(木・祝) 富山県民会館ホール
【愛知公演】 2022年8月13日(土)・14日(日) 東海市芸術劇場大ホール
【島根公演】 2022年8月16日(火) 島根県民会館 大ホール
【岩手公演】 2022年8月21日(日) 北上市文化交流センター さくらホール 大ホール
【新潟公演】 2022年8月24日(水) りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館・劇場
【大阪公演】 2022年8月27日(土)・28日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

(STAFF&CAST)
作・演出:倉持 裕
出演:三宅弘城、二階堂ふみ、櫻井海音、玉置孝匡、マキタスポーツ、西田尚美

 

撮影/中村 功 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/高草木 剛(VANITES) スタイリスト/藤井晶子 衣装協力/th products、JUHA、SHINGO KUZUNO、grounds

篠崎こころ 「ドール」をテーマにしたファースト写真集発売!「多面性を楽しんでほしい」

トレードマークの金髪ショートと洗練されたビジュアルで人気を博す、篠崎こころのファースト写真集「ココロモヨウ」(秋田書店)が7月7日(木)に発売。合わせて、本人コメントが到着した。

 

篠崎こころ(しのざき・こころ)は7月7日生まれ、神奈川県出身。グラビア、モデル、DJ、コスプレなど幅広いジャンルで活動している。「第8回カバーガール大賞」では、同じ事務所(PPエンタープライズ)に所属する、えなこ、伊織もえに次ぐ第3位に入賞した。

 

そんな彼女のファースト写真集となる今作は、「ドール」をテーマに撮影。見知らぬ海岸に流れ着いた1体のドールは、心のおもむくままにさまざまな地をさまよい、大冒険の末、ついに運命的な出会いを果たす。しかし、そんな幸せが長続きするはずもなく……。

 

どこまでが現実で、どこからが空想なのか。そんな対となる2つの世界観が混ざり合うストーリーの中で、ドールであったはずの彼女の心が動き、揺れ、さまざまな感情が交錯する様子を「ココロモヨウ」として表現している。

 

実際に写真集では、感情をなくしたドールになりきる様子から、感情を持って動き出し、まるで一緒にデートしているような気持ちにさせる彼女感まで、いろんな姿を披露。

 

表紙は、新婚旅行に訪れた先で迎える1シーンにて撮影されたカット。真っ直ぐなようで、どこか儚げでもある彼女の眼差しが意味するところとは……。また裏表紙は、雨が降りしきる夜の路地にて撮影されたカット。壊れた傘と感情をなくしたかのような立ち姿が、物語の終幕としてあまりにふさわしすぎる1枚となった。

 

 

撮影場所やコンセプトも、今までのグラビアシーンでは見たことのないようなものばかり。スクラップ工場で鉄クズの中に埋もれているカットや、漁船で網に引き上げられるカット、他にもUFOキャッチャーの中に入っているカットなど、見どころ満載だ。

 

また、写真集のロケ地としてはおそらく史上初となる、和歌山県・友ヶ島での撮影も実施された。明治時代に使用したとされている砲台跡が観光名所となっており、それはまるで「天空の城ラピュタ」の世界のようだと言われるほど、神秘的でノスタルジックな世界観が広がっている無人島。

 

そんな友ヶ島でゴシック調の衣装を身にまとって撮影した、壊れかけのドールが動き出しているかのようなカットは必見だ。これまでのグラビア写真集界に一石を投じると言っても過言ではない、前代未聞の衝撃作が完成した。

 

今作について、篠崎は「ずっと目標だったファースト写真集の撮影のお話を聞いたのは撮影日まで1週間を切った日のことでした。事務所の社長が緊張してしまう私を思って、伝えるのを直前にしてくれたそうです」と明かす。

 

収録カットに関しては「遊園地で遊んだり、ウェディングドレスを着たり、UFOキャッチャーに入ったり変わったシチュエーションも多く、基本はドールを演じているんですけど笑っていたり、セクシーだったり多面性を楽しんでほしいです」とメッセージを寄せた。

 

篠崎こころ コメント

ずっと目標だったファースト写真集の撮影のお話を聞いたのは撮影日まで1週間を切った日のことでした。事務所の社長が緊張してしまう私を思って、伝えるのを直前にしてくれたそうです。
この写真集は「ドール」がコンセプトで、空想の世界と現実の世界が混ざり合って不思議なグラビアになっていて、とても気に入っています。
遊園地で遊んだり、ウェディングドレスを着たり、UFOキャッチャーに入ったり変わったシチュエーションも多く、基本はドールを演じているんですけど笑っていたり、セクシーだったり多面性を楽しんでほしいです。
衣装では素材がテカテカしたスクール水着が気に入っています。
誕生日の7月7日。自分でもまだ信じられないんですけど、写真集が出ます。
ぜひ楽しんでいただければうれしいです。

 

書誌情報

篠崎こころファースト写真集「ココロモヨウ」
2022年7月7日(木)発売

撮影:横山マサト
定価:2,700円+税
発売:秋田書店

久野静香が『よ~いドン!』出演決定!フリー転身後、初のカンテレ出演に「いつか真の関西人に」

『よ~いドン!』久野静香©カンテレ

 

フリーアナウンサーとして新たなスタートを切った久野静香が、7月11日(月)放送の情報番組『よ~いドン!』(カンテレ 午前9時50分~11時15分)に出演する。

 

関西の朝の顔としておなじみの情報番組『よ~いドン!』。7月11日(月)放送に、7月にフリーアナウンサーとして新たなスタートを切った久野静香が登場する。

 

関西の番組には、「とにかく楽しくワイワイ!」というイメージを持っているという久野。『よ〜いドン!』についても、「スタジオが常に笑いに包まれていて、出演できるのが楽しみです! 特に“となりの人間国宝さん”は、いつもどんな方がいるのかワクワクしながら拝見しています。見ているだけで、自然と笑顔に、そして心がほっこりする番組です!」とコメントを。

 

また、フリー転身後、今回が関西のテレビ番組初出演となり、「愛知県で生まれ、東京で10年間社会人生活を送り、この度関西に移り住んできました。いつか真の関西人になれるよう、少しでも関西の番組に馴染んでいきたいです!」と意気込んでいる。

 

番組情報

『よ~いドン!』
カンテレ ※関西ローカル
2022年7月11日(月)午前9時50分~11時15分
出演者:円広志、谷元星奈(カンテレアナウンサー)、未知やすえ、ミルクボーイ、女と男
ゲスト:久野静香

©カンテレ

伊織もえ「僕ヤバ」コラボ写真集のタイトル決定!「大胆になっていると思います」

伊織もえ(撮影:Takeo Dec.)

 

コスプレイヤー、グラビアアイドル、YouTuber など、さまざまな顔を持つ伊織もえが、人気少年漫画「僕の心のヤバイやつ」とのコラボレーション写真集を8月8日(月)に発売する。そのタイトルが『伊織の心がヤバイやつ 〜伊織もえ×「僕の心のヤバイやつ」コラボ写真集〜』に決定し、本人コメントも到着した。

 

「僕の心のヤバイやつ」は、「このマンガがすごい!-オトコ編-」2年連続受賞。「次にくるマンガ大賞-2020webマンガ部門-」第1位。「Anime Japan 2021第4回アニメ化してほしいマンガランキング」1位。「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」第1位など、多くの漫画賞を受賞。

 

現在発売中の第6巻までで発行部数累計200万部を突破している、思春期ラブコメディだ。“中二病”真っ最中の陰キャ少年・市川京太郎と陽キャで天然な学園の美少女・山田杏奈という本来交わるはずがなかった2人の、もどかしくて甘酸っぱい日々を描く本作に、夢中になる著名人も多数存在するという。

 

伊織もえ(撮影:Takeo Dec.)

 

本写真集では、そんな「僕ヤバ」のファンの1人である伊織もえとのコラボが実現。化学室で即席デザートを作ってぶちまけたり、かき氷シロップで青くなった舌を突き出してみたり、けがをして保健室で泣きながら鼻血を出したり、ハプニングで試着室に入ることになってしまったり……と、どきどきハラハラ、ズキュンとするシーンの数々を忠実に再現した。

 

さらには、そこから派生したちょっとセクシーな妄想シーンも掲載。また、伊織と原作者・桜井のりおの対談や、伊織が選ぶ「僕ヤバ」の好きなシーン、聖地巡礼MAPのほか、ここでしか見られない原作者・桜井による描き下ろし漫画なども収録され、見応え、読み応えのある一冊となっている。

 

伊織もえ(撮影:Takeo Dec.)

 

そんな本書のタイトルが『伊織の心がヤバイやつ 〜伊織もえ×「僕の心のヤバイやつ」コラボ写真集〜』に決定。本書について、伊織は「本当に連載当初からずっと好きな漫画なので、最初お話を頂いた時、本当はちょっと断ろうかと思ってたんです。『好きだからこその気持ち!』で分かってくれる人がいたらいいんですが(笑)」と明かす。

 

だが「私の微力ながらの力がちょっとでも作品を広めることができたら、それって私の活動の意味もあるのでは…と思ったんです」ということで実現に至った本書。「写真集、大胆になっていると思います。漫画とともに、ぜひお手に取ってみてください!!」と力強くアピールした。

 

また今回、オンラインや書店などで伊織もえのイベントが決定した。オンラインサイン会やお渡し会などが開催決定している。こちらの詳細は各イベントページを参照。

 

伊織もえ コメント

伊織もえ(撮影:Takeo Dec.)

 

「僕ヤバ」とのコラボ写真集、「伊織の心がヤバイやつ」!
発売がすごく楽しみです。

 

この企画は元々ヤングチャンピオンさんのグラビアページでのコラボ企画から始まったのですが、本当に連載当初からずっと好きな漫画なので、最初お話を頂いた時、本当はちょっと断ろうかと思ってたんです。「好きだからこその気持ち!」で分かってくれる人がいたらいいんですが(笑)。

 

でも、私の微力ながらの力がちょっとでも作品を広めることができたら、それって私の活動の意味もあるのでは…と思ったんです。

 

本当にそのあとも何度もコラボさせていただいて、今回ついにたくさんの撮り下ろしとともに写真集まで作ってしまったので、これからもどんどん好きなものをたくさんの人にもっと見てもらえるような、自分だけじゃなくて「自分の好きなもの」の幅を広げられる活動ができたらなって思いました。

 

写真集、大胆になっていると思います。
漫画とともに、ぜひお手に取ってみてください!!

 

イベント情報

発売記念オンラインサイン会
2022年8月8日(月)午後6時〜
詳細:https://www.corazon-store.com/event/2022/07-05/5773/

発売記念お渡し会(1)
2022年8月11日(木・祝)正午〜 書泉ブックタワー
詳細:https://www.shosen.co.jp/event/188378/

発売記念お渡し会(2)
2022年8月11日(木・祝)午後5時〜 SHIBUYA TSUTAYA
詳細:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/021pqe4pf6f21.html

発売記念お渡し会(3)
2022年8月11日(木・祝)午後7時〜 SHIBUYA TSUTAYA
詳細:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/021pqe4pf6f21.html

発売記念お渡し会(4)
2022年8月20日(土)大阪
詳細は後日発表

※イベントは予告なく変更、中止になる可能性あり。

 

書誌情報

『伊織の心がヤバイやつ 〜伊織もえ×「僕の心のヤバイやつ」コラボ写真集〜』
2022年8月8日(月)発売

撮影:Takeo Dec.
判型:B5判/128ページ
定価:本体2,500円+税
発売:秋田書店

Shibu3 project金井柚那がグラビア初挑戦で「ミスマガジン2022」ベスト16進出!

グラビアイドルのコンテスト「ミスマガジン2022」のベスト16が7月5日(火)に発表され、Shibu3 projectの金井柚那(かない・ゆうな)が進出決定した。

 

金井は、今回がグラビア初披露となる現役高校3年生(17歳)。「ミスマガジン2019」グランプリの豊田ルナ、「ミスマガジン2021」で「ミス週刊少年マガジン」を受賞した天野ききを輩出してきた大型プロジェクト・Shibu3 projectの新世代のエースとして活動中だ。

 

本日行われた「ミスマガジン2022」ベスト16進出者の記者会見では、高校生ながら数多くの記者を前に臆する様子もなく堂々とした姿を見せたが、時折見せるあどけなさに会場もなごやかなムードに包まれた。

 

今回の発表に際して、金井は「芸能活動を始めさせてもらってから約半年の私にとって全ての芸能活動1つ1つが初めてで、グラビアも初挑戦です。少し恥ずかしいという気持ちと不安な気持ちもありますが、自分を忘れず、精一杯全力で頑張ります」と意気込みを述べた。金井からのコメント全文は、下記に掲載。

 

なお、「ミスマガジン2022」は、「週刊ヤングマガジン」(講談社)第32・33号(それぞれ7月11日・15日に発売)に付属のハガキによる投票や、同誌のウェブサイト「ヤンマガWeb」での投票、ライブ配信アプリ・SHOWROOMでの審査などで、グランプリや各賞が決定される。

 

グランプリに選ばれると賞金200万円が贈られ、ソロ写真集が発売されるほか、「週刊ヤングマガジン」の表紙を飾る。グランプリと各賞の発表は10月の予定だ。

 

金井柚那 コメント

◆「ミスマガジン2022」への意気込みをお願いします。

芸能活動を始めさせてもらってから約半年の私にとって全ての芸能活動1つ1つが初めてで、グラビアも初挑戦です。少し恥ずかしいという気持ちと不安な気持ちもありますが、自分を忘れず、精一杯全力で頑張ります。

 

◆今後の目標を教えてください。

何事にも全力で取り組み、オールジャンルで活躍する女優さんになるために、つまずいても立ち上がって直進していきたいです! 幅広い世代の方々に認知してもらえるような女優さんとしても1人の人間としても素晴らしい人になるのが目標です!

 

◆「ミスマガジン」で見てほしいポイントは?

メイクや服装によって変わる、見た目の年齢。幼くも、大人っぽくもなれます!

 

◆自己PRをお願いします。

生まれも育ちも千葉県の高校3年生17歳です!
私の強みはいっけん幼く見られがちなこの顔面ですが、メイクによって大人っぽくも見てもらえることです! どんなテーマにも合わせられる自信があります!!
特技はクラシックピアノと柔軟性があることです。
負けずぎらいで悔しいと思えば思ったぶん、努力を怠らないところは自分の長所です。
まだまだ未熟な私ですが、私なりに何事にも全力で頑張りますので応援して頂けるとうれしいです!

 

WEB

「ミスマガジン2022」最終メンバー投票に関して:https://yanmaga.jp/columns/articles/1929
金井柚那Instagram:https://www.instagram.com/_o.pink_/
金井柚那Twitter:https://mobile.twitter.com/yuna_227

 

能條愛未 初写真集のお気に入りは朝イチのお風呂カット「素のまんまの私が写っている」

元・乃木坂46の1期生・能條愛未のファースト写真集「カーテンコール」が、6月30日に発売された。そのお渡し会が、7月3日にHMV&BOOKS SHIBUYAで開催。2018年12月に乃木坂46を卒業して以来、約3年ぶりにファンとの触れ合いが実現した。以下、オフシャルレポートを掲載する。

 

2泊3日の沖縄ロケにて撮影されたという本作。食事をしたり、横になってくつろいだり、風に吹かれてみたり……。流れゆく時間、変わりゆく景色のなかで現在、舞台女優として活躍する彼女が抱く素直な感情を、写真家・熊谷直子が丁寧に切り取っている。ボリューム満点の写真のほか、約1万字に及ぶロングインタビューも収められており、まさに27歳・今の能條愛未を知ることができる一冊と言えるだろう。

 

お渡し会の前には、各媒体が集まるマスコミイベントに登場した能條。「こんなに多くの媒体さんにお集まりいただけるとは思っていなかったので、緊張しています」と、お辞儀をしながら照れ笑いを見せた。

 

発売から3日経ったものの、反響については「まだあまり聞けていない」とのこと。「このあとのお渡し会でファンの方に聞いてみたいと思います。みんな、何て言ってくれるかな。ちょっと怖いです(笑)」と期待と不安が入り混じった心境を述べる。

 

実際、乃木坂46の卒業から3年がたったタイミングでの写真集のオファーには「いつか(写真集を)出してみたい気持ちはありましたが、あまり現実的な願望じゃなかったのが正直なところ」と告白。

 

「乃木坂46にいた頃も、周りのメンバーが写真集を出すたびに『スゴいなぁ、おめでとう』とお祝いしては、『私にはまだまだ先の話かなぁ』と思っていたので」と、驚きしかなかったそうだ。

 

「いまだに信じられない」といった表情で受け答えしつつも、「一冊のなかに自分の写真だけが並んでいるのを見たときは感動しましたね。少しウルッときました」と、素直に完成した写真集への喜びも示していた。

 

そんなファースト写真集を撮影するにあたり、意識したのは体づくり。「やっぱり写真集というと、水着やランジェリーでの撮影があるじゃないですか。普段は見せないお腹や足、腕が露わになるので、恥ずかしくない程度に引き締めようと、筋トレをしてみました」と、気合いを入れて臨んだことも明かす。

 

全編沖縄ロケとはいえ、4月上旬の撮影は少し肌寒かったそう。「本作に収録されている夜の海で遊んでいるシーンは、結構寒かったです(笑)。顔が強張っていないか心配でしたけど、スゴく爽やかな写真に仕上がっていたので安心しました」と撮影時の状況を振り返った。

 

特に気に入っているのは、朝イチにお風呂で撮影した見開きのカットだという。「今まで、(ほかのお仕事含め)いろんな写真を撮っていただきましたけど、本当にすっぴんの状態で撮られると『うわぁ、写真集なんだなぁ』と、より実感したというか(笑)。緊張しましたが、素のまんまの私が写っているのでお気に入りです」と微笑んだ。

 

タイトル「カーテンコール」は、舞台や演劇などで演目が終わったあとに、観客が拍手喝采を送り、舞台上に再び出演者らを呼び戻すことを意味する言葉。能條は「“カーテンコール”を受けてお客さんに感謝の気持ちを述べる瞬間は、何にも替えがたい幸福感や達成感があります」と。

 

「緊張しいで、小心者で、怖がりな私が芸能活動を続けられているのは、まさに、あの瞬間が忘れられないから。撮影を終えたあとも、なかなかしっくりとくるタイトルが浮かばなかったのですが、本作中のインタビューを受けているときに、自然とこのワードがたくさん出てきて。『もう、これしかないっ!』って思いましたね(笑)」と、命名の理由を語る。

 

イベントの最後には「本作は、今の私の全てが詰まっている写真集です。写真の見応えはもちろん、インタビューでは、生い立ちから乃木坂46時代の葛藤、卒業して女優業をやらせてもらっている今の気持ちなんかを、赤裸々に語らせてもらいました」と。

 

続けて「ぜひ、じっくり読んでいただきたいなと思っています。たくさんの方に見ていただけますように」とメッセージを寄せた能條。去り際の笑顔からは、ファンへのお渡し会に向けて、さらに発売の実感が湧いているような印象も漂わせていた。

 

なお、7月31日(日)には、大阪梅田の蔦屋書店でもお渡し会が予定されており、そちらでも生の能條愛未を感じることができるだろう。イベント詳細は、公式サイトを参照。

 

 

書誌情報

能條愛未 ファースト写真集
「カーテンコール」
2022年6月30日(木)発売

撮影:熊谷直子
価格:3,300円(税込)
発売元:株式会社blueprint

blueprint book store:https://bit.ly/noujo-1st-blueprint

 

イベント情報

「能條愛未ファースト写真集『カーテンコール』発売記念お渡し会」
2022年7月31日(日)大阪 梅田 蔦屋書店 4thラウンジ

詳細:https://store.tsite.jp/umeda/event/art/27405-1942290623.html

 

WEB

特設サイト:https://blueprint.co.jp/lp/noujo-ami-curtain-call/
写真集公式Twitter:https://twitter.com/noujo_ami_1st
写真集公式Instagram:https://www.instagram.com/noujoami_photobook

 

永野芽郁インタビュー「お仕事を頑張っている人は男女問わず素敵です」『ユニコーンに乗って』

『ユニコーンに乗って』©TBS

 

7月5日(火)からスタートする『ユニコーンに乗って』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分)で主演を務める永野芽郁さんにインタビュー。作品の見どころや撮影エピソード、共演者の印象などを聞きました。

 

本作は、教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若き女性CEOの元に、ある日突然会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマンが部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちが成長していく姿を描く“大人の青春”ドラマ。

 

永野芽郁が演じるのは、スタートアップ企業の女性CEO・成川佐奈。佐奈の元に部下として転職してくる、おじさんサラリーマン・小鳥智志役に西島秀俊。佐奈と共に「ドリームポニー」を起業し、最良のビジネスパートナーとして一番近くで苦楽を共にしてきた須崎功役に杉野遥亮。さらに、坂東龍汰、前原滉、石川恋、青山テルマ、山口貴也、武山瑠香、広末涼子が出演する。

 

◆オファーを受けた時のお気持ちはいかがでしたか?

TBSの火曜10時のドラマ枠は、仕事に恋に頑張る女性のドラマだと思っていたので、そこに自分が出演できるのはうれしかったですし、私もその枠に出演できる年齢になったんだなと思いました。

 

◆本作でCEOを演じるに当たって、CEOの印象や心掛けていることはありますか?

最初はCEOという役職に戸惑いがありました。私がCEOになって会社を引っ張っていく立場にふさわしい女性像を演じられるのか…と思いましたが、私が演じさせていただく成川佐奈という女性は、フラットで、会社のみんな全員で前に進んでいこうという人だったので、そこにはとらわれすぎずに演じられるかなと思いました。

 

◆台本を読まれた時の印象はいかがでしたか?

本当に個性豊かなキャラクターが集合しているのですが、西島さん演じる小鳥さんなど、年齢も性別も違うけど全員で同じ目標を持っているという、1つの思いが交わる部分があれば皆で成長していけるんだと感じて面白かったです。

 

『ユニコーンに乗って』©TBS

 

◆オリジナルストーリーで演じるに当たり、結末を細かく知らなかったりと原作のある作品とは違いが出るかと思います。その上でオリジナルの面白さなどはいかがでしたか?

IT企業や教育企業、ユニコーン企業って何だろうとか、そもそもドラマのベースになっているところの知識が全くなかったので、事前にみんなで会社の方たちの話を聞いたり、資料をもらって勉強したりしました。演じながらその部分もみんな自分の中で理解していって、本当にみんなで大きな企業を目指そう!という気持ちでできているのは新しくて。今までのドラマにはない感覚で現場を過ごしている気がします。

 

◆成川佐奈は貧しい家庭に育って、学校では周りとなじめなかったりと、少し暗い学生時代を過ごしていますが、そこをバネにして会社を設立する佐奈に、共感するところや尊敬できるところなどはありますか?

自分にとっては不遇な時期があって、あまり恵まれていない時期があった過去を思い起こしながら今につなげられるのは佐奈の魅力だと思います。思い起こして何かをするって、良いことだったら楽しい気持ちになれるけど、自分の中で引っかかっている時のことを思い出すのは大変なことだし、それを誰かのためにと変換できるのはすごいと思います。

 

◆逆に、自分とここは違うなと思うところはありますか?

行動力はやっぱり違います。佐奈の行動力は普通じゃないというか。もちろん自分がやりたいことをかなえる努力はみんなすると思いますが、自分のことプラス自分が経験してきたことで誰かを救いたい、それによって結果的に自分も救われる、みたいなループを自分で作れて。会社を立てて人を入れて、みんなで成功させるためにどうすればいいかと考えられる行動力はすごいです。

 

◆スタートアップ企業に取材されたりもしていますが、面白いところやギャップなどはありましたか?

もともと脚本を読んだ時に、こういう会社って本当にあるのかな?と思っていたんですけど、実際に会社の方とお会いしてみたら本当に皆さん自由にやられていて。それぞれが得意な分野で自分の才能を伸ばすということに特化していたんです。脚本と実際の企業にギャップがあると思っていましたが、入ってきたときに皆さんがそれぞれ好きなお洋服を着ていて、会社の滞在時間もおおよそは決まっているけど、基本的にその前後は自分たちで決めて、残りたい人は残ればいいという感じでした。ドラマだから脚色した感じがなくて「あ、こういう会社あるんだ。良いな、面白い!」と思いました。

 

『ユニコーンに乗って』©TBS

 

◆それでは役に関してお伺いしたいのですが、佐奈を演じるに当たって工夫していること、意識していることなどはありますか?

周りに引っ張ってもらっている女性ではあるけれど、周りのことも考えられている女性になりたいと思っています。ちょっとした変化に気づいているけどあえて言わない時もあれば、杉野さん演じる須崎功だったら言えるな、という関係性もあったり。距離感の詰め方みたいなものはなんとなく意識しながら演じられたらいいなと思っています。

 

◆現場で監督と話し合いながら決めたことはありますか?

監督とはいろいろ相談させてもらいながら撮影をしています。それぞれの関係性をどう見せたいのか、細かく計算が必要だなと思うシーンもあったりするので、どういう気持ちでこの台詞を言ったのか、など監督と意見を交わしながら、共通認識を持って撮影をしています。みんな疑問に思ったことをそのままやらずに、みんなで話し合いながら疑問点を解決していくことができる現場になっている気がします。

 

◆若いスタッフ・キャストの方たちで撮影されているかと思いますが、ドラマとリンクするものもありそうですね。

そうですね。それがそのままドラマのシーンにも生きている気がします。

 

◆若くしてCEOを務めている佐奈ですが、仕事をバリバリ頑張る佐奈の生き方はどう思われますか?

素敵!仕事を頑張れる人って、男女問わず素敵じゃないですか。大変なことももちろん経験しながらだけど、それでも頑張れるっていうのは素敵ですよね。

 

◆最初はCEOは難しいイメージが…みたいなお話もありましたが、見え方が変わったりしましたか?

たしかに見え方は変わりました。すごくドンって構えて、みんなのいろいろなものを吸収しないといけない責任重大な人、という印象があったから、最初は大丈夫かなと思いましたが、そこだけではない穏やかな部分が会社によっては流れるということも分かりました。素敵な立場の人だなとは思ったけど、やっぱり私には無理ですかね…(笑)。

 

『ユニコーンに乗って』©TBS

 

◆現場のお話をお聞きしたいのですが、雰囲気はいかがですか?

みんなできゅっとまとまって楽しくお芝居する時間や、そうじゃない時は各々やりたいことをやっていたりと、居心地がいい現場です。

 

◆ムードメーカーはどなたですか?

ムードメーカーは青山テルマさんだと思います。本当に楽しい方で、お話も上手ですし。でもお芝居のことになるとすごく真面目に取り組まれていて。そのギャップもキュンとくるところですよね。

 

◆西島さんと一緒にお芝居されてみていかがですか?

なんでも受け止めてくれるんだろうな、と思います。西島さんが演じる小鳥さんが持つボールペンもそうだし、衣装もそうだし、役に対しての見え方を細かく研究されている方だなと思っていて。企業の方と勉強会みたいなことをした時も、「ずっと作業をしている時に何か食べるものはあるんですか?」とか、すごくリアルなものを吸収しようとされていて。そうやって細かく自分にないものを自分の中に蓄えるのはすごいなと思いましたし、勉強になりました。

『ユニコーンに乗って』©TBS

 

◆杉野さんはいかがですか?

杉野さん演じる功と、前原滉さん演じる栗木と佐奈の3人で会社を立ち上げているんですけど、功と栗木のバランスがすごく絶妙で。栗木がいるから功もクールで俯瞰で見ることができる、でも栗木も功と佐奈のことを俯瞰で見ているっていう、本当にいいバランスの3人です。

 

◆佐奈の憧れの人・羽田早智を演じている広末さんとは久しぶりの共演ですが、いかがですか?

広末さんは本当に明るい方で。朝から明るくて気さくで、どれだけ長い台詞があるシーンでも最後まで付き合ってくれて、「芽郁ちゃんなら大丈夫だよ」って励ましてくださるので心強いです。私も広末さんに憧れるし、佐奈が早智さんに憧れているので、そのままの関係性でできちゃいます。早智さん役が広末さんで本当にありがたいです。

 

◆撮影で印象に残っている台詞やシーン、見どころなどがあったら教えてください。

佐奈が、仕事がうまくいかなくて落ち込んでいる時に、小鳥さんと会話するシーンは印象的です。小鳥さんとちゃんと2人でお芝居したのもそのシーンが初めてだったし、落ち込んでいる時にスッと入って来てくれるのが小鳥さんのすごいところ。こっちもあまり構えずにいられるというか、佐奈としてすごく救われたシーンでした。

 

◆難しい台詞も多いと思いますが、苦労した台詞などはありますか?

イントネーションはみんなで苦労しています。どっちでも伝わる言葉が結構多くて。アバターとかエドテックとか。台本で覚えている時のイントネーションでそのまま撮影して、「あ、イントネーション違います」って言われたらすっごく焦るんですよ。なので、事前に監督に正しいイントネーションを聞いてそれを覚えています。

 

◆セットや小道具もかわいいものが多いと思いますが、お気に入りポイントはありますか?

どこを抜いても色とりどりなセットです。佐奈が座っているCEOのデスクはらしさが溢れている、緑を基調とした色合いで揃っていて。ほかの人たちも、キャラクターの個性が出るように、それぞれがちゃんと細かく再現されるように私たちが入る前から作ってくれていてすごいと思いましたね。

 

◆このドラマは、新しいことにチャレンジする人を応援したい、というテーマがありますが、今までご自身が応援されて励みになったことやうれしかったエピソードなどはありますか?

『ユニコーンに乗って』は撮影が始まって1か月くらいたって、(取材時では)まだ放送されていないので、視聴者の方の感想も聞けないじゃないですか。なので、どんな感じのドラマになるかな、という楽しみもあり不安もあり…みたいな感じなんですけど…。放送がスタートして見ていただいた方から、「頑張ろうと思った」とか「自分の心が前向きになった」とか感想をもらえると、励みにもなるし、頑張ろう!とも思うので、見てくれている方たちの言葉っていうものはいつも自分たちの力になっています。

 

◆最後に、視聴者の方へのメッセージをお願いします。

頑張る人たちの背中を押したいというのはもちろん、ドラマを通して、頑張っている人って素敵だな、見ていて楽しいなと思ってもらえるような、面白くてスッキリするドラマになったらいいなと思っています。火曜10時はテレビの前で皆さんが楽しんでいただけるように頑張りたいと思います。ぜひ楽しんでください!

 

PROFILE

永野芽郁
●ながの・めい…1999年9月24日生まれ。東京都出身。AB型。

 

ストーリー

成川佐奈(永野芽郁)は23歳で起業した、教育系アプリを手掛けるスタートアップ企業(※1)「ドリームポニー」のCEO。無謀かもしれないが10年以内にユニコーン企業(※2)となり、世界中の人々が利用できるようなビジネスにすることを目標に日々奮闘している。立ち上げ当初こそ急激に成長したものの、次なるサービスの展開が打ち出せず設立から3年目を迎え、売上・技術ともに行き詰まる毎日に焦っていた。プライベートでも日々仕事を第一優先にしており、恋愛に関して無頓着。共同創設者の須崎功(杉野遥亮)からひそかに思いを寄せられるも、全く気づいておらず…。
そんな彼女の元に、ある日スタートアップ企業の雰囲気とは似ても似つかない中年サラリーマン・小鳥智志(西島秀俊)が転職してくる。歳が離れた小鳥が転職してきたことで、佐奈の環境は大きく変化していく。
最初は小鳥を疎ましく思う佐奈だが、その経験の豊富さからくるアドバイスや生き方に助けられ、親しみを持つように。一方、佐奈の絶対的ビジネスパートナーの須崎も、小鳥の出現により長年胸に秘めていた佐奈への思いが抑えきれなくなり、チームの均整が崩れる危機に。突如仕事と恋のトライアングルに巻き込まれた佐奈たちの、切ない大人の青春模様が動きだす。
果たして競争の激しいIT業界で「ドリームポニー」はユニコーン企業となり成功するのか。

※1…スタートアップ企業…誰もが考えつかないアイデアで市場を開拓し、短期間で急成長する企業。
※2…ユニコーン企業…評価額が10億ドル以上(1ドル110円換算で1,100億円)、設立10年以内の非上場のベンチャー企業を指す言葉。

 

番組情報

火曜ドラマ『ユニコーンに乗って』
TBS系
2022年7月5日(火)スタート
毎週火曜 午後10時~10時57分

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/unicorn_ni_notte_tbs/
番組公式Twitter:@unicorn_tbs
番組公式Instagram:@unicorn_tbs
番組公式Tiktok:@unicorn_tbs

 

©TBS

「母親として夢を叶える」ママアーティスト・かなまるが伝えたい想いとは?

子ども番組「シナぷしゅ」(テレビ東京系)で、「赤ちゃんが泣き止む歌」として一部で話題を集めている曲「フルーツのマーチ」。「yummy! yummy!」の掛け声も耳に残る軽快な楽曲だが、その歌い手・かなまるさんは、「ママでも夢を叶えられる!」をテーマに、ママになってから本格的な活動を開始した“ママアーティスト”。このほどコロナ禍で休止していた3年ぶりの有観客ワンマンライブを成功したばかりの若きママアーティスト・かなまるってどんな人? コロナ禍をどう生き抜いた? そして、彼女が伝えたい思いとは?

 

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●かなまる/神奈川県厚木市出身。ミスiD2018のスカイハイ賞受賞をきっかけに、「ママでも夢を叶えられる!」をテーマに、「ママアーティスト」として活動。個人事務所&音楽レーベル「FRUITS」代表。21年の1stシングル「Circle」がオリコンデイリー7位にランクイン、子供番組で放送された楽曲「フルーツのマーチ」も話題に。アイドルグループ・APOKALIPPPSのメンバー・ゆらぴことの2人組ユニット「1009-thank you-」でも活動中。7月10日(日)に「かなまるbirthday event」(渋谷PARCO・GG Shibuya cafe&bar)を開催

 

3年ぶりのライブで気づいたこと

「ありがとうございました!」ライブハウス・渋谷スターラウンジを埋めたファンに向かい、曲の合間ごとに何度も感慨深げにそう言い、深くお辞儀を繰り返した。

 

4月10日に行われたライブは、〝ママアーティスト〟かなまるにとって2019年以来3年ぶりとなる、有観客でのワンマンライブとなった。コロナ禍によって20年春に予定していた自身最大規模でのワンマンライブが中止となって以来、ファンもかなまる本人も、ずっと待ち望んでいた光景がそこに広がっていた。

「ようやくでした(笑)。3年という長い期間、直接会える機会がほとんどなかったことで、ファンの皆さんと溝が出来てしまっていないか、みんな離れていってしまったんじゃないかという不安もありました。以前から知っている笑顔には、待っていてくれてありがとうの気持ち。コロナ禍で続けていた配信ライブなどをきっかけに私を知ってくれた、はじめましての方の笑顔にも、この機会に会いに来てくれてありがとうの気持ち。そんな笑顔を見て、思いがあふれかえってしまって、何度も『ありがとう』と口にしていました(笑)」

 

2020年4月、最初の緊急事態宣言。当時、ほとんどの歌手やアーティストは、予定されていたライブやコンサートを中止・延期した。無観客での配信ライブなどの期間を経て、会場や来場者の協力のもと、人数制限やマスク着用、検温・消毒など、さまざまな対策を講じながら少しずつ有観客での公演は実現してきた。そんな状況の中でも、かなまるの有観客ワンマンの実施はかなり後発にあたる。

 

「何度か行ったライブも、ずっと無観客でのオンラインライブで、ほとんどのアーティストやアイドルが有観客でライブを行う中、『まだ無観客なの?』と言われたこともあります」

 

3年の間に、もう有観客ライブをやっていいんじゃないかと思ったことはなかったのだろうか。

 

「もちろん何度もありました(笑)。だけど、これだけ環境が整ってきていても、やっぱり心のどこかで『もし私のライブでお客様がコロナになったらどうしよう』という思いがずっとつきまとい、『ワンマンやりたい』という単純な気持ちだけで気軽に踏み出しちゃいけないという思いもありました」

 

アーティストやアイドルという出演者側、ホールやライブハウスの会場側、それぞれの感染対策の足並みがそろってきたと感じられるようになったことに加え、もうひとつの理由があった。

 

「娘が小学校に入学するという、個人的な節目であったこともあります。世の中が新たに大きく環境が変わる出会いと別れの季節、私も娘と一緒に大きく踏み出したかった。そして、新曲としてサブスクでリリースした『春風』。これを春のうちにみなさんの前で披露したかった。そういったいろいろな思いや理由が重なったタイミングがここだったのかな、やる理由、行く理由がそれぞれしっかりあるんじゃないかな、というところでした」

 

一人娘“ゆめまる”ちゃんの存在

一人娘“ゆめまる”ちゃんを、シングルマザーとして育てながらアーティスト活動を続ける。10代のころには地下アイドルグループのメンバーとして活動していた。

 

「もともと歌を歌いたいという思いがあったのですが、『アイドル活動から始めたほうが近道だよ』と言われて。だけど、遠回りだった気がします(笑)。当時はAKB48さんが頂点のような存在でしたが、みなさんライブを重ねることで売れていったので、同じようにしていかないと売れないぞと言われ、そういう世界なんだなと、何も分からずライブやイベントを重ねていきました。そんな活動の中で、自分が何をやりたいのか、今やっていることはプロの仕事なのか趣味の延長なのか、分からなくなってきて」

 

葛藤の中で、アイドルとしての活動は終了となった。

 

「たぶん、私、この人いい人だって感じる基準が低いんだと思います(笑)。これをすれば売れますよ、こういうところに出られますよという話にホイホイついていっちゃうタイプです(笑)。アイドル時代の経験があったから今があると思っているのですが、いまだに友人や古いファンの方には心配されます(笑)」

 

ほどなくしてゆめまるちゃんが授かり、シングルマザーとして育児に追われる日々に。

 

「病みやすいタイプで、口癖も『死にたい』でした。娘がいなかったら今ここにいなかったかもしれません。今の私の中では『生きる』と『娘を育てて守る』が、イコールでつながっています。その責任がある限り、自分からは自分の命を終わらせない。娘の存在、成長に奮い立たされる人生。おかげで強くなれました(笑)」

 

ママアーティストと名乗る理由

世の中には母親とアーティストの二足のわらじを履く女性はたくさんいるが、かなまるはなぜあえて〝ママアーティスト〟と名乗るのか。

 

「ママでありながらも活躍されているアーティストの方は、ママである前に、もともとずば抜けた才能、実力があって、アーティストとして確立された方が多いと思うんです。それに比べると、私は歌も人並み、これといった武器もないと思う。ママになってから本格的に歌い始めた私は、ママであること自体を武器にしていきたい。アーティストとして成功してからママになったのではなく、ママとして子育てしているけれど、アーティストとしての夢を叶えられるような存在になりたい。そういう意味を込めて、〝ママアーティスト〟と名乗っています」

 

子育てをしながら芸能活動するタレントやアーティストには、一部の風当りが強いことは昔から珍しくない。かなまるも、SNS上などで叩かれることが珍しくないという。

 

「自撮りをあげるだけで『母親なのに恥ずかしくないのか』と言われたり。『こんなママに育てられて子どもがかわいそう』とか『これだから若い母親は』という書き込みも、よくあります」

 

ゆめまるちゃんが小学校に入学したことで環境もまた変わり、平日の遅い時間帯でのライブ活動などはなかなかできない状況だというが、そんななか、身近なママ友たちの存在も支えだという。

 

「小学校で新しくできたママ友は年上の方が多くて、『なんでも話してね』と言ってくださったりするので助けられています。とてもいい環境です。今まで、若いとしっかりしていなさそう、お前に子どもが育てられるのかなど言われ続けてきたので。母親には年齢や職業、経歴なんて関係ないんだなと勇気づけられています」

 

コロナ禍において、かなまるの活動の中心となったライブ配信活動。自宅から配信する機会も多いことは、子育てという面ではプラスに作用した。

 

「娘は私が歌っていることはもともと知っていましたし、こういう仕事をやっているんだよという姿を間近で見せることもできたので、いい面もたくさんありましたね」

 

かっこよく配信するママの姿を見て憧れたりしそうだ。

 

「(配信に)出たがります(笑)。真似したがります。たまに私のスマホを使って、『ゆめまるでーす』と、ごっこ遊びをしています(笑)。最近では将来の夢は配信者と言い始めてて、それはちょっと待ってほしいなと思うのですが(笑)」

 

ゆめまるちゃんの存在や成長は、ママアーティストとしての内面ばかりでなく、目に見える形にも結実した。子ども番組「シナぷしゅ」(テレビ東京系)の5月期のテーマソングとして、かなまるの曲「フルーツのマーチ」が採用された。この曲のコーラスに、ゆめまるちゃんも参加しているのである。

 

「私の夢のひとつが、いつか娘と一緒に仕事をすることだったのですが、それがこんなに早く叶えられました。『フルーツのマーチ』でエゴサすると、お子さんが初めて声を出して歌った曲だとか、流れるとノリノリになるというツイートがあったり、ご家族で歌ってくださったり、耳にこびりついて離れないと言ってくださっていたり(笑)。もちろん、プラスではないご意見もありますが、そこも音楽だな、十人十色の反応があるんだなと勉強になりました」

 

常に強くかっこいいママでありたい

かなまるとしての活動のいっぽうで、2021年秋からは、新たなユニット活動もスタートさせている。アイドルグループ・APOKALIPPPS新メンバー・ゆらぴことの2人組ユニット「1009-thank you-」だ。

 

「お互いのファンの方はよくご存知だと思うのですが、私とゆらは、中学時代に知り合い、同じ高校に通っていました。高校卒業後、それぞれの道を歩いてはいるものの、近い世界にずっといるわけですから、いつか一緒に何かやりたいねという話はいつもしていました。アイドルでもなければアーティストでもない、私たちとファンのみなさんにとっての〝居場所〟のようなユニットとしていければいいな、と思ったのがきっかけです」

 

1009のお披露目は昨年12月5日。二人の出身地である神奈川県厚木市のライブハウス「Thunder Snake ATSUGI」で開催された。かなまるにとっては、ソロワンマンに先駆ける形での、ファンの前でのパフォーマンスとなった。

 

「すごく不思議な気持ちでした。やっぱり少し怖いような気持ちもありましたが、ゆら本人も、ゆらのファンの方も熱い熱量を持つ方が多いので(笑)、その熱さにも助けられました。その手応えが、最終的に4月のワンマンライブの最後の背中を押してくれた、ひとりでもやれるという思いにつながったと思っています」

 

ママアーティスト・かなまるが歌う楽曲は、この先は「フルーツのマーチ」のような子ども向けのものが増えていくのだろうか。

 

「『フルーツのマーチ』が話題になったからそちらに偏るとか、過去に歌っていたようなロック調のものに戻るとか、固定はしたくないんです。どんな曲調でも、ソロでも1009でも、〝かなまるが歌う歌〟が好きだといってもらえるようになれたら。いろんな場面でいろんな人の気持ちに寄り添えるような楽曲をこれからも届けたいですね」

 

ゆめまるちゃんにとって、常に強くかっこいいママでありたいと言っていた。

 

「ステージで歌って夢を叶えている姿を見せて、いつかママみたいになりたいって言ってもらえるようになりたいですね! いつか娘がちゃんと歌えるような日がきたら、デュエットもいいですね(笑)」

 

取材・執筆:太田サトル/撮影:我妻慶一、山中善正

浅田美代子&ジミー大西が『MISIAのオールナイトニッポンGOLD』に生出演

MISIAが月に一度、金曜の夜に“会いたい人”をゲストに迎えてトークと音楽を届ける『MISIAのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)。7月1日(金)は、浅田美代子とジミー大西をゲストに迎えることが決定した。

 

浅田とMISIAは保護犬の里親を探す活動、保護犬里親会「HELLO LOVE DOGS」を2人が主催で開催するなど、公私ともに親交がある。

 

また、ジミー大西はお笑い芸人とし活躍する一方、画家としても活動しており、今年画業30周年のキャリアを持つ。ジミーが「お笑い」から「世界的画家」になるまでの物語を描いたドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話』では主題歌をMISIAが担当した縁がある。2017年のMISIAのバースデーライブに、ジミーが駆け付けたこともあり、貴重なアーティスト同士のトークになりそうだ。

 

番組では、ゲストやMISIAへの質問やメッセージも募集中。

 

番組情報

『MISIAのオールナイトニッポンGOLD』
ニッポン放送ほか
2022年7月1日(金)午後10時~深夜0時生放送

パーソナリティ:MISIA
ゲスト:浅田美代子、ジミー大西

番組メールアドレス:misia@allnightnippon.com
番組Twitter:@MISIA_ANNG
番組ハッシュタグ:#MISIAANNG

江嶋綾恵梨がどっぷり魅力にハマったものとは…「ニジマスのこれ愛してマス」第30回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第30回は、江嶋綾恵梨さんが最近ハマっているという「サウナ」についてご紹介!

 

こんにちは、こんばんは。
26時のマスカレイドのリーダー江嶋綾恵梨です。

 

今回私が紹介するのは、サウナです。
好きが高じて…サウナスパ健康アドバイザーの資格を以前、取得しました(笑)。

 

昔は、サウナの熱さがすごく苦手で岩盤浴にしか入れなかった私が、友達の勧めで久しぶりにサウナに入ったところ、なんと苦手克服しておりまして…(笑)。
不思議なものです。

 

初めて水風呂に入った時の感動は、忘れられません…!!
周りのサウナーの皆さんから、よく「水風呂のためにサウナがあるんだよ!」と教えてもらうことが多くて、最初の頃は意味が分からなかったけど、最近はすごく理解できます(笑)。

 

おすすめのサウナ、いきつけのサウナはいくつかあるんですけど…。
みんなと裸のおつきあいになってしまうのはいろいろと気まずいので、紹介は控えます!(笑)

 

でも最近は、個室サウナやテントサウナなど、いろんな温泉施設でもさまざまな種類のサウナを楽しめるところが増えてきたので、まだサウナに興味がない方も一度チャレンジしてみてほしいな〜と思います!
自分好みのサウナに出逢えた時の感動は、本当に凄まじいので!!!(笑)

 

今年の夏は、自然の中でサウナに入って、川に飛び込んだり自然を感じながら外気浴をしてみたい! と思っているので、体験できたらまたお知らせしますね!

 

最近、可愛いサウナグッズも増えてきたので、たくさん集めたいな〜と思っています!
どっぷりサウナの魅力にハマってしまった…(笑)。

 

みんな、良いサ活を!!

 

江嶋綾恵梨 PROFILE

●えじま・あえり…1996年5月4日生まれ。福岡県出身。AB型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でリーダーを務める。趣味はカメラ、団子屋めぐり、サウナ(サウナ・スパアドバイザー資格保持)。カメラ女子として配信番組の出演やメディアでの連載など、趣味や特技を活かして活躍中。2021年1月に自身のアイドル活動10周年を記念したアニバーサリーブック『memorial.』を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_aeri
公式Instagram:https://www.instagram.com/aeringoooo/

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■Digital Single「トゥインクル・ディバディ・ドゥ」
配信中

配信リンク:https://lnk.to/Twinkle-Dibadi-Doo

■「DIAMOND FES2022 GIRLS EDITION」
2022年6月28日(火)Zepp Haneda(TOKYO)

■26時のマスカレイド LAST LIVE「curtain call」
2022年10月30日(日)東京国際フォーラム ホールA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

福本莉子が『めざまし』7月のエンタメプレゼンターに就任!「出られるなんて、とワクワク」

『めざましテレビ』福本莉子

 

『めざましテレビ』(フジテレビ系)7月のマンスリーエンタメプレゼンターに、福本莉子の就任が決定。さらに、本人からコメントが到着した。

2018年6月よりスタートした、『めざましテレビ』のマンスリーエンタメプレゼンター。7月担当のプレゼンターとして、福本莉子が就任することが発表された。

 

6時台のエンタメコーナーをはじめ、「イマドキ」、「めざましじゃんけん」、生原稿読みなどを行い、7時台からはMCとして番組終了まで登場。エンタメ担当の軽部真一アナウンサーと共に、さまざまなエンタメニュースを伝えていく。

 

福本は、2016年に行われた第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、デビューを果たした。今年は、「君が落とした青空」「20歳のソウル」と話題の映画に続々出演。さらに、7月29日(金)公開の映画「今夜、世界からこの恋が消えても」では、眠ると記憶を失ってしまう「前向性健忘」という難病を患ったヒロイン・日野真織役を演じている。

 

就任に当たり、福本は「学生の頃からいつも『めざましテレビ』を見ていたので、その番組に出られるなんて、とワクワクしています。ただ朝早いので、そこだけ少し心配です。早起きはちょっと苦手で、寝るのが好きなのですが、『めざましテレビ』の日は頑張って起きます!」と意気込みを。

 

2016年、グランプリ獲得翌日の生出演については、「ほとんど覚えていないですね(笑)」と。「興奮したまま、ほとんど眠れずに急に生出演だったので、生放送で緊張しすぎて、放送が終わった後にホッとしてスタジオで泣いたのを覚えています」とエピソードを明かした。

 

福本莉子 コメント

◆エンタメプレゼンター就任を初めて聞いたときの感想は?

めちゃくちゃびっくりしました。学生の頃からいつも『めざましテレビ』を見ていたので、その番組に出られるなんて、とワクワクしています。ただ朝早いので、そこだけ少し心配です。早起きはちょっと苦手で、寝るのが好きなのですが、『めざましテレビ』の日は頑張って起きます!

 

◆2016年、東宝シンデレラオーディションでグランプリを獲得した翌日に、『めざましテレビ』のスタジオに来ていただきましたが、覚えていますか?

ほとんど覚えていないですね(笑)。グランプリを受賞して、興奮したまま、ほとんど眠れずに急に生出演だったので、生放送で緊張しすぎて、放送が終わった後にホッとしてスタジオで泣いたのを覚えています。

 

◆スタジオで一緒に出演する軽部アナウンサーには、どんな印象がありますか?

軽部さんは、シンデレラオーディションの合宿から来て下さっていたので、感慨深いです。いつもテレビで見ていた方という印象で、オーディション中も見守られていたような気がします。

 

◆めざましドラマ『めぐる。』にも出演していただきました。

めざましドラマの出演前にインタビューしていただいた時、井上(清華)アナウンサーとお話するのが楽しかったので、今回CM中などで、おしゃべりできるのが楽しみです! 原稿の生読みなど初めてのこともたくさんあるので、いろいろとアドバイスいただけたらうれしいです。

 

◆スタジオでやってみたいことや意気込みをお願いします。

お天気お姉さんを呼ぶ、というのをやってみたいです! スタジオにいないとできないことですし、いつかやってみたいと思っていました(笑)。あと、原稿の生読みはやったことがないのですが、制限時間内にかまずに読んで、みなさんにニュースをお届けするということ。新しいチャレンジですが、精いっぱい頑張りたいと思います! よろしくお願いします。

 

番組情報

『めざましテレビ』
フジテレビ系
毎週月曜〜金曜 午前5時25分〜8時
※福本の生出演は7月5日(火)・11日(月)・19日(火)を予定

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/meza/

©フジテレビ

能條愛未 大人な表情で魅せる先行カット公開!大阪での発売記念お渡し会開催も決定

元・乃木坂46の1期生・能條愛未のファースト写真集「カーテンコール」の大阪での発売記念お渡し会開催が決定。合わせて、新たな先行カットも公開された。

 

乃木坂46の1期生として活動し、2018年12月にグループを卒業した能條愛未。その後、女優として舞台を中心に活動してきた彼女が、初の写真集を6月30日(木)に発売する。写真を担当したのは、熊谷直子。

 

今回の写真集は、全編が沖縄ロケ。晴天に恵まれた沖縄の海、自然などを舞台にさまざまな衣装やメイク、表情の彼女を1冊にまとめた。着替えや入浴シーンなどプライベートなひとときも惜しむことなく披露。あたかも2人で旅行を楽しんでいるかのような、素の“能條愛未”が感じられるだろう。

 

そんな本書の発売を記念して、大阪・梅田 蔦屋書店での発売記念お渡し会の開催が決定。7月31日(日)15時より開催されることが発表され、予約受付も開始された。参加特典などは、イベント詳細ページを参照。

 

また、写真集より新たな先行カットも公開。今回公開された写真は、夕方の海辺で遠くを見つめる表情が印象的な1枚。これまでの公開写真とはまたイメージの異なる、大人な表情に注目だ。

 

書誌情報

能條愛未 ファースト写真集
「カーテンコール」
2022年6月30日(木)発売

撮影:熊谷直子
価格:3,300円(税込)
発売元:株式会社blueprint

blueprint book store:https://bit.ly/noujo-1st-blueprint

 

イベント情報

能條愛未 ファースト写真集「カーテンコール」発売記念お渡し会
2022年7月31日(日)午後3時〜5時 大阪・梅田 蔦屋書店 4thラウンジ

イベント詳細:https://store.tsite.jp/umeda/event/art/27405-1942290623.html
申し込み受付:https://eventmanager-plus.jp/get/17437e9673f55472a7d1f96b7fab823500b72897c7fe4b2ae90886c04ec00893

 

WEB

特設サイト:https://blueprint.co.jp/lp/noujo-ami-curtain-call/
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HKT48インタビュー「先輩が築き上げてくれた空気感のおかげで不思議なぐらいメンバー同士の仲がいいんです」

6月22日(水)に15thシングル「ビーサンはなぜなくなるのか?」をリリースしたHKT48。本作は夏を先取りするような疾走感あふれるサマーチューン。本作の聴きどころや振り付け、衣装のポイントなどについて、メンバーを代表して田中美久さん、渡部愛加里さん、運上弘菜さん、石橋颯さん、竹本くるみさんに聞きました。歌詞にちなんだ“HKT48の七不思議”の話題では意外なエピソードも!

◆約1年ぶりのリリースとなる新曲「ビーサンはなぜなくなるのか?」は「突然 Do Love me!」や「君とどこかへ行きたい」とはまた違ったアイドルソングです。皆さんがこの曲を初めて聴いた時の印象をひと言で表すなら?

田中:私は“イントロ神”! イントロでその曲の印象が決まるってぐらい、私にとってはイントロが大事で。この曲は今までの楽曲の中でも1、2を争うぐらいお気に入りのイントロ曲です。

渡部:分かりますー!

 

◆美久ちゃんの発言中、ずっと大きくうなずかれていましたが愛加里ちゃんがこの曲をひと言で表すなら?

渡部:“めっっちゃ好き”!!

渡部以外:(笑)。

渡部:個人的にゆっくりなイントロからガーって一気に盛り上がるアイドルソングが好みで。まさに好みのど真ん中の曲調だったので、それを歌えるんだと思うととてもうれしかったです。

運上:私は“HKT48にありそうでなかったHKT48らしい曲”だなって。今までカッコよくてかわいい曲はあったんですけど、今回は今のHKT48にピッタリというか。イントロからバンっと明るくなるところもそうですし、これからライブでやっても盛り上がりそうな、いろんな意味で希望が見える楽曲だなって思いました。

石橋:私は(軽快に)“爽やかっ! 好きっ!”って思いました。夏にぴったりの爽やかなサウンドで聴いた瞬間めっちゃ好きな曲だ~って思いました。

竹本:私は“青春”! スニーカーとか普通の靴じゃなく、脱ぎやすくて落としやすいビーサンで恋を楽しんでいるところがとてもかわいらしいなと思いましたし、個人的には旅先で海に行ったりしていた「君とどこかへ行きたい」の延長線にあるような感じもしました。

 

◆振り付けの見どころは?

石橋:全体的に難しい振りになっていますが、ところどころキャッチーな部分もあるので、そこは皆さんもまねしやすいんじゃないかと思います。

田中:特にセンターの(矢吹)奈子が最初にやっている手振りは、難易度がめちゃくちゃ高くて。簡単にまねできない分やりがいを感じられると思うので、ぜひTikTokとかでチャレンジしてほしいです。

運上:手をクロスにして指を立てるポーズは簡単にできるんじゃない?

竹本:あと、ビーサンをさしてる振りも!

渡部:確かに。実はこの振りは最初の段階ではなかったんです。でも、入れたことでより歌詞の世界観を表現できたと思います。

 

◆衣装のポイントは?

田中:今回はピンク、ブルー、グリーン、イエローの4色で色分けされているところですね。しかも、このメンバーがこの色なんだ!? って意外な色を着ているメンバーもいるので、ファンの方にはその点も含めて注目してほしいです。

 

◆特に意外だったメンバーを挙げるとすると?

一同:なっちゃん(松岡菜摘)!

田中:なっちゃんはお姉さんメンバーでもあるし、ピンク色のイメージがなかったので見た瞬間ビックリしました。あと、センターの奈子がグリーンなのも意外でした。

 

◆現在「HKT48 LIVE TOUR 2022~Under the Spotlight~」で各地を回られています。ツアーを経てあらためて感じたHKT48の良さ、魅力はありましたか?

運上:先輩たちが多く卒業されたあとに開催された久しぶりのツアーだったので、今まで後輩だったメンバーも自分が引っ張っていかなきゃっていう気持ちでやっていたんです。さらに6期生も入ってきたことで、一人ひとりの意識も変わりましたし、新たなHKT48を見せようとそれぞれが自覚を持って行動をするようになりました。

田中:オープニング楽曲が昼公演と夜公演で違っていたんですけど、どっちもカッコよくアレンジされていて、途中でフリーダンスが加わったんです。そのおかげで一人ひとりのダンスのスキルが上がって、パフォーマンスの魅せ方がさらにレベルアップしています。

竹本:あと、チャレンジコーナーではメンバーがそれぞれ歌唱に特化した楽曲や、ダンスをメインにした楽曲などを披露したんです。そこであらためて“このメンバーはこんな歌声をしているんだ”“こんな踊り方ができるんだ”という個性やすごさを感じました。

石橋:くるみが言っていたように、HKT48の代表曲をたくさん披露することができて、私たちの魅力を凝縮したコンサートになったと思います。

渡部:これまでのツアーではAKB48さんや他のAKB48グループの楽曲を歌わせていただくことが多かったんですけど、今回のツアーではチャレンジコーナーを除くとほぼHKT48の楽曲で。今まであまりやってこなかった楽曲も披露できて、ファンの方たちが喜んでくださっているのが分かってうれしかったですし、より皆さんを喜ばせられるようなステージや楽しんでもらえるパフォーマンスをもっともっとしていきたいなという気持ちになりました。

 

◆このメンバーの中で、ツアーを経て一番成長や変化を感じられたのは誰だと思いますか?

運上:私はくるたん(竹本)ですね。もともとパフォーマンスが優れていたのですが、今回のツアーで前に出るようになったことで、より注目度が上がったと思います。ファンの方はもちろん、スタッフの方たちからもよかったという話をたくさん聞きましたし。私自身も成長したなって思いました。

竹本:えぇー! 初めて聞きました。前回のツアーは全部を回れなかったんです。でも今回は選抜メンバーとして、全箇所回らせてもらえたので、前回の私のように出演できなかったメンバーの分も頑張ろうと意気込んでツアーに臨みました。

田中:もともとくるみは歌番組でもカメラ目線でしっかりウインクを決めたり、まさにアイドルになるために生まれてきたんじゃないかって思う子なんですよ。

竹本:(照笑)。

田中:ダンスもすごく上手だし。くるみだけでなく颯もそうなんですけど、ただ小さくてかわいいだけでなく、実力がちゃんと伴っていて。初期の頃から同期を引っ張っているイメージがあったんですが、このツアーでより頼もしくなっていましたね。

石橋:イエーイ!(ガッツポーズ)

竹本:(笑)。本番直前まで二人で練習した甲斐がありました。

石橋:HKT48のことを常に考えて支えてくれている美久さんに褒めてもらえるなんて、本当にうれしいです。でも、そう言っていただいたからこそこれからもっと頑張って、少しでも美久さんの支えになれたらいいなって思います。

田中:あと二人に限らず、愛加里の成長もすごくて。愛加里にはコンサート中のあおりを任せているのですが、指原(莉乃)さんのお墨付きだけあって、本当に上手ですし、後輩なのに先輩たちにしれっと紛れて誰よりもベテラン感があって…。

一同:(笑)。

田中:そのくらい着実に成長しているのが分かりますし、いることで安心できる必要不可欠なメンバーですね。

渡部:美久さんに必要不可欠って言葉を言っていただけるとは…! 自分の中での目標でもあったので信じられない気持ちなんですけど、さらにファンの方や見に来てくださった全員に認められるようにこれからもっと努力したいと思います。

田中:後輩の成長が感じられたツアーになりましたし、先輩メンバーたちも後輩からたくさん刺激を受けて、より一層進化を遂げることができたと思います。

 

◆成長した皆さんで、この夏にやりたいことはありますか?

石橋:海でバーベキュー!

田中:いいね。私は日本らしいことをしたくて。みんなで浴衣を着て、ファンの方を招いて、お祭りをやりたいです。

田中以外:やりたいー!

田中:HKT48ってお祭り感のあるグループだと思うので、綿菓子とかスーパーボールすくいとか、メンバーごとにいろんな屋台を開いてファンの方たちと一緒に夏を楽しみたいです。

 

◆ちなみにそれぞれがやりたい屋台は?

竹本:私は結構、握力があるので、かき氷の屋台をやりたいです!

田中:食べたいー!

竹本:何味がいいですか?

田中:イチゴ味で!

竹本:じゃあ、おまけに練乳もいっぱいかけちゃいます♡(笑)。

田中:(急に冷静になって)あっダメだ…。ファンの方たちがくるみのかき氷だからって、たくさん食べたらおなかこわしちゃうから。

竹本:じゃあ、一人1個に制限します!

田中:それなら安心だね。

石橋:私はたこ焼きとか焼きそばの屋台。私がお祭りに行ったら、必ずその二つを買っちゃうので。こっそりつまみ食いをしながら、「(大声で威勢よく)へいらっしゃい!」って叫びたいです(笑)。

運上:私はくじ引き! メンバーのグッズや生写真を景品にします。

田中:さすが商売上手(笑)。ちょうどおなかが膨らんできたところで、くじ引きで遊ぶって最高の流れだ~。私は綿菓子を作るのが得意なので、綿菓子の屋台かな。

渡部:私は小さいころにじゃんけんで勝ったら、冷やしパインを1本おまけしてもらえてうれしかった記憶があるので、じゃんけんする側になってチョコバナナとかいちご飴とか、何でもいいので皆さんにおまけをたくさんしてあげたいです(笑)。

 

◆では最後に、歌詞の中に出てくる“僕の七不思議”にちなんで、HKT48の七不思議を教えてください。

田中:アイドルになる前は、女の子のグループだし正直バチバチしてるのかなって思っていたんですけど、先輩が築き上げてくれた空気感のおかげで不思議なぐらいメンバー同士の仲がいいんです。

渡部:仲良しの延長じゃないですけど、先輩後輩関係なく、差し入れは早い者勝ちというのが七不思議。もはやHKT48のルーティーンのようになっています。

石橋:一応、先輩に「もらっていいですか~?」って聞いてみるんです。そしたら、弘菜ちゃんが「もらっちゃえ、もらっちゃえ!」って(笑)。

運上:ふふ。どんどん若い子が食べてくれたらいいなって思って。

一同:(笑)。

 

◆弘菜ちゃんもまだまだ若いです。そんな弘菜ちゃんが感じた七不思議は?

運上:前からずっと不思議に思っていたことなんですけど、お仕事に行くと必ず楽屋にメイク道具を忘れている人がいて。でも、「これ、誰のですか?」って聞いても、誰もいないという。

運上以外:不思議~。

運上:でも、気づいた人が持って行ってくれたらいいなと思って鏡に貼っておくといつの間にか消えていて。

田中:こわ!(笑)きっと大人数だから、自分と同じのを持っている人がいるかも? って思って、すぐには言えないのかも。

運上:確かに。

田中:あと、冷蔵庫の中に自分用で保管していたものが消えていることは結構あります。名前をちゃんと書いているから大丈夫だと思って「よし、今日食べよう~」って楽しみにしていたら、なくなっていてめちゃくちゃテンションが下がるっていう。

一同:分かります~!

田中:前に一度犯人を突き止めたことがあったんですけど、そのときは社長でした。

一同:(笑)。

田中:もう一つ、個人的なことなんですけど…。私はメンバーの誕生日に下着をプレゼントするというのがお決まりになっていて。

渡部:私もらいました! しかも、美久ちゃんとおそろいっていう。正直、最初は「えっ、下着?」ってプレゼントの癖の強さにびっくりしたんですけど、今やHKT48の七不思議というか恒例行事になっていて。

田中:(笑)。でも何も言っていないのに、ライブの日にみんながその下着を履いてきてくれるのも七不思議というか。

 

◆もはやゲン担ぎ的なアイテムになっているとか?

田中:そうだったらうれしいですね。

竹本:私が思うHKT48の七不思議は、チームごとに楽屋の雰囲気が違うこと。みんなでわちゃわちゃしているチームもあれば、静かで落ち着いているチームもあったり…。そもそも所属しているメンバーの雰囲気が似てるのかなって。

渡部:分かるー! 楽屋の端と端とか、いたるところでポンポン会話が飛び交っていると思えば、それぞれが一人行動していたりね。

石橋:変に気を遣うことがないから、居心地がいいんですよ。

田中:逆にわちゃわちゃしているチームのメンバーが、シーンとしているチームの楽屋に行くと「うるさい!」って言われちゃうから(笑)。

運上:お互いの楽屋に行くと、不思議な気分になりますね。

田中:仲がいいのは本当に魅力的だと思います!

 

PROFILE

田中美久
●たなか・みく…2001年9月12日生まれ。熊本県出身。B型。

渡部愛加里
●わたなべ・あかり…2004年10月18日生まれ。神奈川県出身。A型。

運上弘菜
●うんじょう・ひろな…1998年8月9日生まれ。北海道出身。B型。

石橋颯
●いしばし・いぶき…2005年7月22日生まれ。福岡県出身。A型。

竹本くるみ
●たけもと・くるみ…2004年2月22日生まれ。東京都出身。A型。

 

リリース情報

「ビーサンはなぜなくなるのか?」
2022年6月22日(水)リリース

 

●photo/加藤千絵(CAPS)text/星野彩乃

林ゆめ 愛猫との生活を描いた漫画で原作者デビュー「可愛く漫画にしてもらいました」

ゼロイチファミリア所属の林ゆめが、6月16日発売の「ねことも」(秋水社)で漫画原作者デビュー。本人からコメントが到着した。

 

「世界でもっとも美しい顔100人」に2019年〜2021年と3年連続でノミネートされ、世界規模でその美しさが評価を受ける林ゆめ。身長168cmと恵まれたスタイルとビジュアルを武器に、数々の雑誌でのモデル活動に加えて、近頃ではバラエティ番組にも多く出演している。

 

自身の念願であった地元・北海道富良野市の「ふらの観光親善大使」にも2021年に任命され、2022年も継続。ドラマ『凛子さんはシてみたい』(MBS/TBS)では、坂崎舞香役で初のレギュラーキャスト出演も果たした。

 

そんな彼女が、漫画原作者デビュー。「林ゆめの のんびりネコらいふ」というタイトルの本作について「私と飼っている2匹の愛猫との生活を漫画家の猿山長七郎さんに描いていただきました! 猿山さんと猫とのエピソードを話しながら、一緒に考えて実際に可愛く漫画にしてもらいました」と語る。

 

続けて「愛猫のしろとちょっかくがすごく可愛く描いてもらって、エピソードも全部私の実際起きたお話を漫画にしてもらったので、絵ももちろんですが内容にも注目して見てほしいです! あとは漫画の中にお父さんも登場するのですが、似ているのでそこもお気に入りです!(笑)」と明かした。

 

林ゆめ コメント

◆漫画原作者デビューおめでとうございます。

ありがとうございます!
「林ゆめの のんびりネコらいふ」という名前にある通り、私と飼っている2匹の愛猫との生活を漫画家の猿山長七郎さんに描いていただきました!
猿山さんと猫とのエピソードを話しながら、一緒に考えて実際に可愛く漫画にしてもらいました。
私自身が漫画になることももちろんうれしいですし、飼っている猫まで漫画に描いていただけるなんて本当に光栄です!

 

◆今回の漫画の見どころやポイントがあれば教えてください。

愛猫のしろとちょっかくがすごく可愛く描いてもらって、エピソードも全部私の実際起きたお話を漫画にしてもらったので、絵ももちろんですが内容にも注目して見てほしいです!
あとは漫画の中にお父さんも登場するのですが、似ているのでそこもお気に入りです!(笑)

 

WEB

ねことも:https://www.shusuisha.com/book/102090
林ゆめ Twitter:https://twitter.com/h_yume_1018
林ゆめ Instagram:https://www.instagram.com/___yuume.18/
林ゆめのゆめチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCbEnFGu9AHboTcAtPbYX91g

 

©秋水社

花咲ひより 限界露出に挑んだ2nd写真集が重版出来!新たな書影&アザーカット公開

花咲ひより (C)光文社/週刊FLASH 写真◎岡本武志

 

花咲ひより「2nd写真集 Metamorphose 2.0」が売れ行き好調のため重版出来となり、アザーカットと新たな書影が公開。本人コメントも到着した。

 

アイドルグループ「ワッツ◎さーくる」と「ネコプラpixx.」という2つのグループで活動している、花咲ひより。漫画誌、週刊誌のグラビアでも活躍し、「1000年に1度のロリ巨乳」と呼ばれている。

 

そんな彼女が今回の2nd写真集では、沖縄を舞台にB92センチのGカップボディを躍動させ、初の手ブラや一糸まとわぬ姿など過去最大露出に挑戦。4月19日に発売後も売れ行き好調で、重版出来となった。

 

「ファンの応援があってこそ」という感謝の気持ちを込めて、重版分は帯を新装。限定生産の手書きのメッセージを込めたデザインとなっている。さらに重版を記念して、サイン会とトーク会の2部制によるオンラインイベントを開催することも決定。

 

今回の発表に際して、花咲は「皆さんの応援や支えによりこの度2nd写真集が重版することが決定しました!! 本当にうれしい気持ちと共に、たくさんの方が手に取って下さったと思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいです! 本当にありがとう!」とメッセージを寄せている。

 

花咲ひより コメント

花咲ひより (C)光文社/週刊FLASH 写真◎岡本武志

 

皆さんの応援や支えによりこの度2nd写真集が重版することが決定しました!!
本当にうれしい気持ちと共に、たくさんの方が手に取って下さったと思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいです! 本当にありがとう!
6月28日(火)に重版を記念してオンラインイベントが行われることになりました!!
重版分の写真集は帯が手書きになったりと、限定仕様となっています。
平日の遅めの時間帯になっていますが、皆さんのご参加お待ちしています。

 

イベント情報

第一部 花咲ひよりオンラインサイン会
2022年6月28日(火)午後6時〜(予定)※視聴は無料

予約詳細:https://muvus.jp/muvus/cmdtyList.php?cat=WX1RnNoqIov0

第二部 花咲ひよりオンライントーク会
2022年6月28日(火)午後8時〜(予定)

予約詳細:https://talkport.com/ja/2e767602

 

書誌情報

「花咲ひより 2nd写真集 Metamorphose 2.0」
2022年4月19日(火)発売

定価:3,000円+税
発売:光文社

 

©光文社/週刊FLASH 写真◎岡本武志

木村達成インタビュー「『SLAPSTICS』はコメディ作品ではあるけれど、描かれているのは喜劇映画を題材にした重みのある人間模様」

劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)さんの戯曲を人気演出家たちが新たに創り上げるKERA CROSSシリーズの第4弾。三浦直之さんが演出、木村達成さんを主演に迎えて送る『SLAPSTICS』は、サイレント映画からトーキーへと転換期を迎えるハリウッドを舞台に、史実を交えながら映画製作に情熱を燃やす人々を描いた1993年初演の作品。稽古・本番を通して感じた映画人たちの思い、そして作品の奥に込められた“表現”することの意味について、たっぷりと語ってもらった。

 

木村達成●きむら・たつなり…1993年12月8日生まれ、東京都出身。2012年、ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン(海堂薫役)でデビュー。帝国劇場での『エリザベート』など数々の話題作に出演したのち、2020年に『銀河鉄道の夜2020』でストレートプレイ初挑戦、初主演をはたす。最近の作品にミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』『四月は君の嘘』、ドラマ『卒業タイムリミット』(NHK総合)、『オールドファッションカップケーキ』(FOD)など。

【木村達成さん写真一覧】

 

今と昔では“笑い”そのものが違う。そこに今、この作品を上演する意味がある

──公演を終えてみて、『SLAPSTICKS』はどのような作品だったと感じていますか?

 

木村 喜劇映画を愛する映画人たちの物語で、皆さんの強い思いを感じながらも、同時に、彼らがいなくなっていく過程を看取るような切ない作品でした。コメディと銘打ってはいるものの、あくまで扱っている題材がコメディ映画というだけで、その中で描かれているのは重い人間模様でしたし、決して気持ち的に楽な舞台ではなかったですね。

 

──映画を愛するあまり常軌を逸した行動に出る奇人たちが多くいる中で、木村さんが演じたビリーは純粋すぎるほどの青年だったように感じます。

 

木村 確かに舞台ではすごくスマートな役でしたね(笑)。ただ、僕が最初に抱いたイメージは、あんなにもかっこいい人物ではなかったんです。情けなくて不器用で、それでいてちょっとダサい映画好きの青年。そんな彼が映画を作る側の世界に入り、映画を愛し抜いた偉人たちと一緒にいるという印象を持っていました。とはいえ、周りの個性的なキャラクターたちを際立せるために、ビリーを真っ白なキャンパスのような存在にしようとは一切思っていなくて。彼らと同じように、映画が好きで好きでたまらないという“奇人感”を出していけたらなと思ってました。

 

──稽古前には脚本を書かれたKERAさんから、ほかの共演者と一緒にこの時代のお話や喜劇映画の面白さについてのレクチャーを受けたそうですね。

 

木村 ええ。でも、KERAさんの脚本を通して、いかにあの時代の人たちが喜劇映画を撮ることに命を削っていたのかとか、今作にも登場するロスコー・アーバックルの事件についても少しは理解していたので、当時作られた実際の喜劇映画を見ても、純粋な気持ちでは笑えなかったです。思わず笑ってしまうことはあっても、すぐにつらさや切なさを感じてしまって。それに、この舞台の初演が1993年で、約30年前に書かれたものなんですね。なのでKERAさん自身も、『あのころどんな気持ちで書いたのか、実はあんまり覚えていないんだよね』とおっしゃっていて。『だからこそ、僕も今回の舞台を観るのが楽しみなんだ』とお話しされていたのも印象的でした。

 

──なるほど。とはいえ、当時の映画人たちに対するKERAさんの愛が詰まった作品になっているように思いました。

 

木村 それは僕も強く感じました。また、僕は主人公のビリーって、実はKERAさん自身なんじゃないかとも思っていて。それをラジオで話したことがあり、KERAさんもそれを聞いてくださっていたみたいなんですね。そうしたら後で、『ラジオ聞いたよ。あの役は……多分、俺だね』っておっしゃって(笑)。だから、当時起こったアーバックルの事件についても、KERAさんは彼が犯人だと認めたくなくって、それでビリーの役にご自身の気持ちを投影したんだろうなと思いました。そうした話を実際にKERAさんとできたことも、僕にとってはすごくプラスでしたね。

──木村さん自身は普段、喜劇作品やコメディをご覧になるほうですか?

 

木村 誰かが犠牲になるような笑いは好きではないのですが、お笑い自体は大好きです。あ、あと自虐も好き(笑)。今回、初めてコメディ作品に挑戦しましたが、いざやってみて感じたのは、誰かを笑わせることって、すべてのジャンルの中で一番難しいということでした。いろんな物事がしっかりと成り立った上でじゃないと“笑い”って発生しないと思うので、絶対に中途半端にはできない。それに、先ほどもお話ししたように『SLAPSTICKS』は30年ほど前に書かれたものなので、当時と今とでは“笑い”そのものが違うと思うんですね。きっと演出の三浦(直之)さんも、そこにこの作品を今上演する意味や意義を感じたんだと思います。昔は笑えていたのに、今は笑えなくなってしまったもの……そこにもフォーカスを当てようと思ったんじゃないのかなって。例えば、今だと誰かをたたいて笑いをとるようなことが許されない風潮になっていて。でも、以前は文字どおり、本当に命を懸けて笑いを作っていた人もいたわけです。その良し悪しの議論はひとまず置いておいて、そうやって何にでもすぐ蓋をするような社会に僕自身も息苦しさを感じているので、その意味でも、この作品に参加できて本当によかったなと思いますね。

 

──では、“笑い”以外で共感する部分はありましたか?

 

木村 当時も今も、モノを作ることへの熱意は変わらないんだなと感じました。僕らは今、コロナ禍の影響で、簡単に舞台が作れなかったり、いつ中止になってもおかしくない状況にあります。それでも舞台を作り続けているし、ステージに立ち続けている。そこは通ずるものがあるなと思いました。ただ、ビリーに関していえば、彼は心が優しすぎたんですよね。だからいつまでもあの世界にいることに苦しさを感じ、最後には離れる道を選んでしまったんだろうなと思います。

 

──演出についてもお聞きしたいのですが、三浦さんとはこれまで朗読劇で何度か一緒に舞台を作られていました。ストレートプレイの演出を受けるのは初めてでしたが、違いを感じるところはありましたか?

 

木村 基本的には同じでした。三浦さんはいつも、最初は役者に委ねてくださるんです。そこから、どうしても譲れない部分だけは細かく指示してくる。今回の作品でいえば、前半の電話のシーンのような、ズレた会話から生まれる笑いなどですね。それと、コカインの粉が舞うシーンで、舞い方にもなぜかすごくこだわっていました(笑)。しかも、これが大変で。稽古で何度も練習すると、当然稽古着に粉が付着するんです。で、そのまま車に乗って帰ると、翌日、車の中が龍角散の臭いで充満していたりして(笑)。本番中も、一度モロに粉が顔にかかったことがありました(笑)。

──気管などに入ったら大変そうですね。

 

木村 でも、それも舞台の醍醐味だと思うんです。粉が舞い飛ぶシーンなので、仮に日常で起これば顔にかかることだってある。そう考えると、お芝居として別に失敗ではないんですよね。むしろ、それこそコメディであり、スラップスティック(ドタバタ喜劇)だと言える。ですから、本番中に起こるアドリブやハプニングは最高の栄養だと思って、いつも楽しみにしていました(笑)。何かが起きた時、それを調理するのが役者の仕事だからって。

 

──本番中はそんなにもいろんなことが起こっていたんですか?

 

木村 この作品に限らず、やはり舞台はいろんなことが大小問わず毎日のように起こります。特に今回は桜井玲香ちゃんというハプニング女王がいましたから(笑)。笑っちゃうようなことをよく巻き起こしていたので、一緒にお芝居をしていてすごく楽しかったです(笑)。

 

──(笑)。では、今回の放送に向けて、楽しみにされているシーンを教えてください。

 

木村 第2幕の冒頭にあるラジオのシーンですね。ステージの上段ではアーバックルを批判するラジオ番組のシーンが描かれ、ステージ左側ではそれを聞いている僕らがいて、反対側には刑務所に入れられているアーバックルがいる。それぞれ別の場所にいる3組をお客さんはどのように感じながら見ていたのか、すごく気になりますね。

 

──舞台を拝見しましたが、第1幕は笑いの要素が多く、反対に第2幕からは映画人たちそれぞれの思いが描かれ、物語自体も混沌としていったので、見ていてとても切なかったです。

 

木村 僕も第2幕は演じていてつらかったです。途中休憩が終わるころに舞台袖に向かうと、どんどん心が苦しくなっていって。第1幕はまだよかったんです。ほぼ出ずっぱりだったので、物語の流れに沿って役の感情を作っていけたんですけど、第2幕は要所要所で登場し、どんどんとつらくなっていく状況に毎回直面しなければいけなかったので、本当に苦しかったですね。

相手を突き抜けるくらいの言葉の強さを持ったお芝居をしていきたい

──ではここからは、少しプライベートによった質問を。稽古場に持っていく必需品などはありますか?

 

木村 ないです(苦笑)。ルーティーンとかも全くないんです。その時々のコンディションを、そのまんま楽しむタイプなので。その意味では、体調が良かろうが悪かろうが、常にその状態でい続けることがルーティーンと言えるかもしれないです。

 

──なるほど。ということは、オンとオフの切り替えもあまり意識してされないんですか?

 

木村 以前は意識してやっていましたが、それもなくなりましたね。というのも、僕は稽古をしていて、その時に感じたことを全部台本にメモする癖があって。それを後で読み返すんですが、“俺、なんでこんなこと思ったんだろう?”と分からないことが多いんです(笑)。それってつまり、オンとオフに境界線がないからとも言えますし、逆に無意識のうちに切り替えられているからなのかなとも思って。真相は分かりませんけどね(苦笑)。

──では、木村さんにとってのリラックス方法は?

 

木村 ふと頭に浮かんだのは、湯船に浸かって、スマホで動画を見ること。ただこれも習慣的にしているわけではなくって。時にはシャワーを浴びるだけですごく気持ちがリフレッシュすることもあるし、部屋をきれいに掃除するのがストレス解消になることもある。僕って本当に計画性がなく、その時に自分がやりたいと思ったことを素直に実践するのが、一番のリラックスにつながっているんですよね。

 

──それは昔からなんでしょうか?

 

木村 そうです。しかも、こうやって日常を本能的、衝動的に生きることって、お芝居にもつながっているなと思っていて。日々、気持ちを素直に出して行動に移すことで、演技をしている時にも些細なセリフやちょっとした動きに魂が乗る感じがするんです。僕は相手に届く芝居ではなく、相手を突き抜けるくらいの言葉の強さを持ったお芝居をしていきたいと思っているので、これからもこの生活スタイルは変わらないと思います。

 

 

KERACROSS 第四弾『SLAPSTICKS』

CS衛星劇場 2022年6月26日(日)後 6:00~9:00 テレビ初放送!

(STAFF&CAST)
作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
演出:三浦直之(ロロ)
出演:木村達成、桜井玲香、小西遼生、壮 一帆、金田 哲、元木聖也、黒沢ともよ、マギー

(STORY)
時は1920年。ハリウッドにある映画会社「マック・セネット・コメディズ」に入社した若きビリーは、“喜劇の神様”と呼ばれるマック・セネット監督の元で仕事に追われていた。面白い映画を撮るためには入院することすらいとわない彼らの感覚に麻痺しながらも、ハリウッドの世界にビリーは心酔。そんなある日、深夜に編集作業をしていた彼の前に、ずっと憧れていた女優メーベル・ノーマンドがふらりと現れる……。

 

撮影/宮田浩史 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/齊藤沙織 スタイリスト/部坂尚吾(江東衣裳) 衣裳協力/colon

能條愛未 妖艶な色香漂うランジェリーカット公開…!写真集特設サイトもオープン

元・乃木坂46の1期生・能條愛未のファースト写真集「カーテンコール」の特設サイトがオープン。合わせて、先行カットも公開された。

 

乃木坂46の1期生として活動し、2018年12月にグループを卒業した能條愛未。その後、女優として舞台を中心に活動してきた彼女が、初の写真集を6月30日(木)に発売する。写真を担当したのは、熊谷直子。

 

今回の写真集は、全編が沖縄ロケ。晴天に恵まれた沖縄の海、自然などを舞台にさまざまな衣装やメイク、表情の彼女を1冊にまとめた。着替えや入浴シーンなどプライベートなひとときも惜しむことなく披露。あたかも2人で旅行を楽しんでいるかのような、素の“能條愛未”が感じられるだろう。

 

そんな本書の発売に先駆けオープンした特設サイトでは、表紙デザインや特典ポスターデザインはもちろん、これまでに公開された先行カットも掲載。ギャラリーとして楽しむことができるサイトとなっている。そのほかにも各種限定カバーの予約情報や、7月3日(日)に開催されるイベント情報なども掲載。

 

また、写真集より新たな先行カットも2点公開された。無防備なランジェリー姿で畳に横たわるカットは、これまでにない妖艶な雰囲気を漂わせており、思わず生唾を飲み込んでしまいそうな仕上がりに。

 

いっぽう、もう1枚の写真はデコルテの美しさが際立つ横顔の絵画的なショットとなっている。発売まで2週間を切ったが、ますます写真集の仕上がりに期待が高まらずにはいられないカット2枚だ。

 

 

書誌情報

能條愛未 ファースト写真集
「カーテンコール」
2022年6月30日(木)発売

撮影:熊谷直子
価格:3,300円(税込)
発売元:株式会社blueprint

blueprint book store:https://bit.ly/noujo-1st-blueprint

 

WEB

特設サイト:https://blueprint.co.jp/lp/noujo-ami-curtain-call/
写真集公式Twitter:https://twitter.com/noujo_ami_1st
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えなこが『うる星やつら』『犬夜叉』ら人気作品のヒロインに…!コラボコスプレ写真集発売

えなこが漫画家・高橋留美子の生み出した作品のヒロインたちを演じた「えなこ×るーみっくわーるどコラボコスプレ写真集(タイトル仮称)」が、9月6日(火)に小学館より発売決定した。

 

カバーガール大賞4冠、Twitter・Instagram合計フォロワー数300万人超、テレビ・ラジオ・雑誌などで数多く活躍する「日本一のコスプレイヤー」えなこ。そんな彼女が今回演じるのは、累計発行部数2億冊突破の大ヒット漫画家・高橋留美子が生み出した作品のヒロインたちだ。

 

『うる星やつら』『めぞん一刻』『らんま1/2』『犬夜叉』から厳選したヒロインコスプレ10キャラ。さらに高橋留美子が今回のために描き下ろしたオリジナルキャラクター1キャラを加えた合計11キャラのコスプレを収録予定となっている。

 

再現度MAXのコスプレを収録した「えなこ×るーみっくわーるどコラボコスプレ写真集(タイトル仮称)」は、9月6日(火)発売。えなこの技術と熱量が詰まったコスプレは、以前から彼女のファンだったという高橋留美子自身も唸る完成度の高さで、作者お墨付きの一冊に仕上がった。

 

えなこ コメント

1st写真集に続いて、また高橋留美子先生の作品のコスプレができてうれしいです!
今回の写真集用に、先生にデザインしていただいた衣装もあるので楽しみにしててください♪

 

高橋留美子 コメント

えなこさんに自分のキャラを再現していただけるなんて、無上の喜びです。
可愛さ、クオリティ、最高の仕上がりになるぞと楽しみにしています。

 

書誌情報

「えなこ×るーみっくわーるどコラボコスプレ写真集(タイトル仮称)」
2022年9月6日(火)発売

定価:2,970円(税込)
体裁:オールカラー96ページ/A4判
発売:小学館

写真集公式Twitterアカウント:https://twitter.com/enakorumic_0906

 

●撮影/藤城貴則

原菜乃華インタビュー「ツヨ兄の思いに共感できる部分も多いんです」『ナンバMG5』

小沢としおの人気漫画「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」を初めて映像化した、ドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時〜10時54分)。筋金入りのヤンキー一家・難破家の次男・剛(間宮祥太朗)が「ヤンキーをやめたい」と家族に内緒で健全な高校に入学し、“ヤンキー”と“シャバい(ひ弱な)”二重生活を送るさまを描いている。

 

そんな本作で、剛の妹・吟子役を演じる原菜乃華さんにインタビュー。6月22日(水)の最終回に向けてクライマックスを迎える中、撮影現場の雰囲気や本作に感じる魅力をはじめ、“原さんご自身が剛のマスクに1文字書くなら?”などのユニークなテーマについても語ってもらいました。

 

◆いよいよドラマも終盤ですが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?(※取材は5月)

この作品は晩ご飯のシーンなど、家族のやり取りを見て笑って下さっている視聴者の方が多いようなのですが、もう現場はそれ以上に、笑いでNGが出るくらいに明るくて最高な雰囲気です! 皆さんすごくテンションが高くて面白いので、お芝居中に笑わないよう毎回頑張っています(笑)。

 

◆皆さんからは本当の家族のような温かい雰囲気を感じます。

そうですね。自分が出ていないカットの時も、監督からの「OK」がかかると家族全員でモニターを見に行って、「この顔、面白かったね!」などと感想を話しながら盛り上がるのですが、その時間が本当に楽しくて、温かい皆さんに囲まれているなと感じています。現場で皆さんと一緒にいるだけで、お話を聞いているだけで幸せです。

 

◆SNS等を拝見していると、兄・猛役の満島真之介さんがはじけていた印象なのですが…。

それはもう、満島さんが一番はじけていたと思います!(笑)。撮影初日から「クランクアップするのが悲しい…」とおっしゃっていて、母ちゃん(ナオミ)役の鈴木紗理奈さんに「いや、まだ初日だから!」とツッコまれていました(笑)。

 

◆原さんが演じられている吟子は、どのようなキャラクターだと捉えていますか?

吟子ちゃんはヤンキー一家の末っ子なので、言葉遣いが汚くなってしまうこともあるのですが(笑)、根はすごく優しくて素直な子。それに、愛嬌があってとてもかわいらしいですし、頑張り屋さんなところが魅力的ですよね。(飼い犬の)松に次ぐマスコットキャラクターだと思っているので、演じる上で“ヤンキーに全振りしないように”ということも意識しています。

 

◆原さんご自身に“ヤンキー”な部分はありますか?

私自身はヤンキーさとは無縁なんです…。でも、吟子ちゃんはドラマでも原作を読んでいてもよく食べるイメージがあるのですが、私も食べることが大好きなので、そこは共感できる部分だなと思います。

 

◆第3話(5/4放送)では、吟子が作った剛の「乳」マスクが大きな話題になりました。原さんが剛のマスクに1文字書くなら…?

「輝(かがやく)」です! ツヨ兄(剛)は輝いているので、これが一番ふさわしいかなと思います。あと、学生時代って授業の時に「漢字1文字で今後の目標を」とかあるじゃないですか。そういう時に私自身も「輝」を書くことが多かったので…(笑)。

 

◆原さんがこのドラマに感じる魅力を教えて下さい。

地味な学生がヤンキーデビュー、という作品は今までに見たことがあったのですが、この作品のような逆のパターンは見たことがなかったですし、その設定がまずすごく面白くてひかれました。あと私自身、芸能活動をしながら学校に通っていて、学校の行事や部活にあまり参加できなかったので、「普通の高校生活を送りたい」というツヨ兄の思いに共感できる部分も多いんです。家族愛をはじめ、友情や恋愛といろんな要素が入っていますし、1日の終わりに見て、笑って、「明日も頑張ろう」と思えるところがすてきだなと感じています。

 

◆最後に、今後の見どころをお願いします。

この先、ツヨ兄と家族の関係に変化が訪れたりとさらにさまざまな展開が進展していきますが、変わらずに笑える部分もたくさんあるので、ぜひ何度も繰り返し見て楽しんでいただけたらうれしいです。

 

SPECIAL TOPIC

◆本作で剛が“脱ヤンキー”するさまを描くことにちなみ、原さんが“脱〇〇”したいことは…?

脱“冷え性”です。末端冷え性で、冬はもちろん、夏でも冷房が点いていると手足が冷えてしまうことがあって…。なので、運動して代謝を上げるなど、健康な体になれるように心がけています。あと、18才になったので、脱“人見知り”もできるように頑張りたいです。自分のことを話したり、共演者の方に話しかけたりすることが苦手なので、もう少し上手にお話ができるようになれたらいいなと思っています。

 

PROFILE

原 菜乃華
●はら・なのか…2003年8月26日生まれ。東京都出身。A型。主な出演作はドラマ『真犯人フラグ』『村井の恋』、映画「罪の声」「胸が鳴るのは君のせい」など。

公式Instagram:https://www.instagram.com/nanoka_hara_official/

 

番組情報

『ナンバMG5』
フジテレビ系
毎週(水)午後10時~10時54分
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/nanbaMG5/

 

●photo&text/片岡聡恵 stylist/津野真吾(impiger) hair&make/馬場麻子 衣装協力/SAAAGE boutique

伊織もえ「僕ヤバ」コラボ写真集で天然な学園の美少女に…!セクシーな妄想シーンも

コスプレイヤー、グラビアアイドル、YouTuber など、さまざまな顔を持つ伊織もえが、人気少年漫画「僕の心のヤバイやつ」とのコラボレーション写真集を8月8日(月)に発売することが決定。本人からコメントが到着した。

 

「僕の心のヤバイやつ」は、「このマンガがすごい!-オトコ編-」2年連続受賞。「次にくるマンガ大賞-2020webマンガ部門-」第1位。「Anime Japan 2021第4回アニメ化してほしいマンガランキング」1位。「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」第1位など、多くの漫画賞を受賞。

 

現在発売中の第6巻までで発行部数累計200万部を突破している思春期ラブコメディだ。“中二病”真っ最中の陰キャ少年・市川京太郎と陽キャで天然な学園の美少女・山田杏奈という本来交わるはずがなかった2人の、もどかしくて甘酸っぱい日々を描く本作に、夢中になる著名人も多数存在する。

 

本写真集では、そんな「僕ヤバ」のファンの1人である伊織もえとのコラボが実現。化学室で即席デザートを作ってぶちまけたり、かき氷シロップで青くなった舌を突き出してみたり、けがをして保健室で泣きながら鼻血を出したり、ハプニングで試着室に入ることになってしまったり……と、どきどきハラハラ、ズキュンとするシーンの数々を忠実に再現した。

 

さらには、そこから派生したちょっとセクシーな妄想シーンも掲載。また、伊織もえと原作者・桜井のりおの対談や、伊織もえが選ぶ“僕ヤバ”の好きなシーン、聖地巡礼MAPのほか、ここでしか見られない桜井のりおによる描き下ろし漫画なども収録され、見応え、読み応えのある一冊となっている。

 

伊織もえ コメント

大好きな「僕ヤバ」とコラボして写真集を出させて頂くことになりました!
これまでにグラビア企画でコラボしたことはあったのですが、一冊の本になるので、今からとてもわくわくしています。撮影では、漫画を手に仕草や体の角度を真似してみたり、シチュエーションや小道具を用意してみたり、頑張りました!
また、写真も見どころ満載ですが、桜井のりお先生と対談をさせて頂いたりと、読み応えのあるページも多いので、ぜひたくさんの方々に見て頂きたいです!

 

書誌情報

「伊織もえ×僕の心のヤバイやつコラボ写真集(仮タイトル)」
2022年8月8日(月)発売

判型:B5判/128ページ
定価:本体2,500円+税
発売:秋田書店

 

●撮影/Takeo Dec.

能條愛未 無防備なキャミソール姿で朝を迎えた姿も…!特典ポスターデザイン3種解禁

能條愛未 ファースト写真集「カーテンコール」blueprint book store限定版ポスター裏

 

元・乃木坂46の1期生・能條愛未のファースト写真集「カーテンコール」が、6月30日(木)に発売される。それに先駆け、封入特典のポスターデザインが公開された。

 

乃木坂46の1期生として活動し、2018年12月にグループを卒業した能條愛未。その後、女優として舞台を中心に活動してきた彼女が、初の写真集を発売する。写真を担当したのは、熊谷直子。

 

今回の写真集は、全編が沖縄ロケ。晴天に恵まれた沖縄の海、自然などを舞台にさまざまな衣装やメイク、表情の彼女を1冊にまとめた。着替えや入浴シーンなどプライベートなひとときも惜しむことなく披露。あたかも2人で旅行を楽しんでいるかのような、素の“能條愛未”が感じられるだろう。

 

能條愛未 ファースト写真集「カーテンコール」通常版ポスター表

 

このたび公開されたポスターデザインは、全部で3種類。blueprint book store限定版、楽天ブックス限定版、通常版でそれぞれデザインが異なる3種が封入され、400×494mmと見応えのあるサイズだ。表と裏の両面で楽しめるデザインになっており、部屋に飾れば能條愛未と2人きりで沖縄旅行を堪能しているような気分になれるかもしれない。

 

通常版封入のポスターデザインは、優しく微笑みながらこちらを見つめる癒しの1枚と、畳に横たわってしっとりとした眼差しを向けるドキドキの1枚がセットに。楽天ブックス限定版のデザインは、白のキャミソール姿で枕を抱えるヌーディーな1枚と、表紙にも使用された透け感のある黄色のドレスをまとった1枚。

 

能條愛未 ファースト写真集「カーテンコール」楽天ブックス版ポスター表

 

そして、blueprint book store限定版のデザインは、沖縄の海をバックに自転車に乗る爽やかな一枚と、無防備なピンクのキャミソール姿で朝を迎えた姿を切り取ったセクシー仕様になっている。

 

さらにblueprint book store限定版は、本人直筆のサイン入り。能條の息遣いが感じられる限定版は数に限りがあるということで、ファンは早めの予約が必須のアイテムとなりそうだ。

 

書誌情報

能條愛未 ファースト写真集
「カーテンコール」
2022年6月30日(木)発売

撮影:熊谷直子
価格:3,300円(税込)
発売元:株式会社blueprint

blueprint book store:https://bit.ly/noujo-1st-blueprint

 

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中村果蓮が体調に合わせて毎日飲んでいるものは…「ニジマスのこれ愛してマス」第29回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第29回は、中村果蓮さんが毎日飲んでいるという「サプリ」についてご紹介!

 

こんにちは!
中村果蓮です!

 

今回も中村の番が回ってきました。
なに話しましょーか!(笑)
前回は筋膜リリースのお話をしたので、健康繋がりでお話しようかなと!

 

その筋膜リリースのエステの方からサプリとかも普通の薬局で売ってたりするものよりも飲むのならこっちのほうがいいって教えてもらったやつがあるんですけど…、これがすごく良いんですよ!

 

NUTRILITE™」というブランドのサプリです。
かれん、結構サプリとかも「飲んどけばいいかー」みたいな感じで特に何も考えてなかったんですけど、これを飲み始めてからすこぶる体の調子が良くて!

 

一人暮らししてからやっぱりどうしても食生活が乱れたりしちゃうんですけど、このサプリとかはオーガニックでそこも安心して飲めるし、とりあえず飲んどけば問題解決します(笑)。
野菜食べてなくても食べた気持ちになる(笑。ダメやけど…)。

 

ってな感じでちょっとしたことなんですけど、体調に合わせて毎日飲んでるものの紹介でした! 特に朝飲むといい感じです!

 

自分なんでこんなに健康意識してるんやろってたまに思うんですけど、これからもいろいろ試してみよっかなー(笑)。

 

ではでは! また今度!

 

中村果蓮 PROFILE

●なかむら・かれん…2001年12月11日生まれ。滋賀県出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。2020年に約2,000人のオーディションから選ばれ、新たに加入したシンデレラガール。おっとりとした性格と関西弁が特徴で、グループ最年少の妹的存在。その一方、物怖じしない性格で、途中加入を感じさせない。特技は津軽三味線。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_karenn
公式Instagram:https://www.instagram.com/nakamura_karen_/

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■Digital Single「トゥインクル・ディバディ・ドゥ」
配信中

配信リンク:https://lnk.to/Twinkle-Dibadi-Doo

■「DIAMOND FES2022 GIRLS EDITION」
2022年6月28日(火)Zepp Haneda(TOKYO)

■26時のマスカレイド LAST LIVE「curtain call」
2022年10月30日(日)東京国際フォーラム ホールA

 

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公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

鈴井貴之インタビュー「AIだらけの世界で人間は機械を100%信用して共存できるのか……。僕には絶対無理です(笑)」

鈴井貴之さんによるプロデュース公演・OOPARTS(Out Of Place ARTiSt)の最新作『D-river』(ドライバー)がCS衛星劇場にて放送される。渡辺いっけいさんや温水洋一さんなどベテランを揃え、集大成として挑んだ本作。また、コロナ禍において鈴井さん自身は舞台の創作活動についてどのように感じたのか――。公演を終えた彼に、今の思いを聞いた。

 

鈴井貴之●すずい・たかゆき…大学在籍中に演劇の世界に入り、1990年に劇団「OOPARTS」を結成。「OOPARTS」解散後は、タレント・構成作家としてHTB「水曜どうでしょう」などの数々の番組の企画・出演に携わる。2010年、「OOPARTS」再始動。2021年までに6作の舞台公演を上演、表現の枠にとらわれない作品を生み出している。所属事務所クリエイティブオフィスキューのタレントが総出演する「CUE DREAM JAM-BOREE」が7月30日(土)、31日(日)に札幌市「北海きたえーる」での開催が決定している。

 

自分たちで地球に対して墓穴を掘って、今になって埋めてる。
そんな人間の情けなさを以前からずっと抱いていたんです

──OOPARTSの最新作『D-river』は人間とAI(人工知能)との共存がテーマでした。まず最初に、この物語が生まれた経緯から教えていただけますか?

 

鈴井 今の時代って、実生活の至るところにAIが使われていますよね。炊飯器にまで《AI搭載》って書かれていると、“何ぞ!?”と思ってしまいますけど(笑)、それぐらい日常にあふれている。そうした中で、今回はクルマの自動運転に着目してみたんです。実際に自動アシスト機能が付いたクルマに乗っている方に話を聞くと、性能が非常に優れていて、僕らが想像している以上に便利らしくて。ただその一方で、僕が今乗っているクルマにもたくさんのカメラが付いていて、バックで駐車する時なんかもとてもラクなんですが、少し前にそうした機能を搭載していないクルマにたまたま乗ったら、駐車場で何度も切り返さないといけないぐらいバックが下手になっている自分がいたんです。昔は切り返しなしで、一発で駐車することに美学を持っていたぐらいなのに(笑)。その時、AIの進歩は人間の暮らしを助けるけれど、その反面、退化させることにもつながっているんじゃないかと思い、そこから今回の物語を考えていきました。

 

──以前からOOPARTSの作品では人間のエゴを描いている印象がありますが、今作でも決してウソをつかないロボットに対して人間が放つ、「機械が一番人間らしい」というセリフが皮肉めいていて、すごく心に残りました。

 

鈴井 自分も含めてですが、やっぱり人間が一番身勝手だと思うんです。ほかの生き物に対してもそうですし、機械や道具に対しても、どこか自分より下の存在として扱っているところがある。それに、今僕は北海道の赤平という大自然に囲まれた田舎で暮らしているのですが、そこで生活していると、どうしても“地球って人間だけのものじゃないよな”っていう思いが湧き上がってしまって。ヒグマが札幌市内に現れたというニュースや、海岸にプラスチックゴミがあふれているという問題にしたって、どれも人間が自分の都合で動物たちや地球の環境を破壊して墓穴を掘り、それに対して、今頃になってSDGsだとかいって自分たちでその穴を埋めようとしているように思える。そうした人間のバカげた行動への情けなさは昔から抱いていたことなんです。

 

──自然の中で暮らすようになり、その思いがより強くなっていったんですね。

 

鈴井 そうですね。特に自分の中の変化として顕著だなと思ったのが、ヘビ嫌いがちょっとずつなくなってきているんですよ(笑)。「水曜どうでしょう」をご覧になっていた方ならお分かりだと思いますが、昔はヘビを見るだけでギャーギャー騒いでました。でも、山の中で暮らしてると、当然ながら年に十数回は出くわしますし、今年もすでに5回は見ています。それで最近は慣れてきて、じーっと見ていたら、“あれ? 俺、コイツ、手で触れるなぁ”と思えるようになってきたんです(笑)。

 

──それは大きな変化ですね。

 

鈴井 ホントに。それに考えてみたら、もともとは彼らが生息していた森に僕が後から入ってきたわけで。なのに、“もう、おまえどっか行けよ!”って、偉そうな態度を取っているのはどうなんだろうって(笑)。それからは「ヘビさん、これまで嫌っていてごめんね」みたいな気持ちになりましたし(笑)、そうした思いも今回の物語に少しは投影されているのかなと思いますね。

──また、今作でAIをテーマにしたということは機械もお好きなんですか?

 

鈴井 いや、それが僕は機械というものを全く信用していないんです。“100%壊れないものなんてない!”と思っていて。だから遊園地のジェットコースターとかもスピードや急降下が苦手なんじゃなく、“ネジが外れたらどうするんだ!?”という考えが先に立って、不安になるから乗れないんです。普段、家の中にある機械をいじる時だって、常に最悪の危険を想定しながら使ってますからね(笑)。

 

──(笑)。ということは、今回の物語に登場するAIを信用しない渡辺いっけいさんの役柄には、ご自身の思いが反映されているんですね。

 

鈴井 それはすごくありますね。将来的にクルマの自動運転が実用化したり、なんでもAIがこなす時代になった時、人間はそれを100%信じられるのか……というのも、今作で描きたかったことの一つでしたから。

部下の行動を我慢して見守るのが理想の上司像。僕はそれが全くできなかったですね(苦笑)

──今作の出演者には渡辺さんをはじめ、温水洋一さんなどベテラン勢が揃いました。

 

鈴井 皆さん、過去に何らかの形で一緒にお仕事をさせてもらった方ばかりです。特にいっけいさんは稽古初日から全力できてくれる素晴らしい役者さんで。稽古序盤だからといって手探りで芝居をするようなことが一切ないんです。僕と同年代で、年長者でもあるので、そんないっけいさんの姿を見せられると、当然ほかの共演者たちも全力で挑まないといけない。それもあって、今回の芝居は完成するのがものすごく早かったです。

 

──温水さんに関しては、物語が進むに連れて、どんどんかわいく見えてくる不思議さがありました。

 

鈴井 それは狙いとしてありました。実際に稽古場でもそうでしたから。こういう言い方をすると失礼かもしれませんが、どんどんチャーミングに見えてくるし、マスコットキャラクターみたいに感じて(笑)。でも、役柄的にもそれがすごく合ってましたよね。

 

──ネタバラシになるので、どんなキャラクターなのかを言えないのがもどかしいです。また、そうした中で鈴井さん自身は久々に“イヤな男”を演じていらっしゃいました。

 

鈴井 “下請けの人間はすべて自分より下”と思っている男でしたよね。こういう人間って、いなさそうで、実は結構いると思うんです。僕自身も、昔はたくさん経験してきましたから。ただ、そこに対して問題提起を投げかけたかったわけではなくって。今回はおっしゃっていただいたように、純粋に“イヤな男”を演じたかったというのが大きかったですね。

 

──ちなみに、作品の中にはいろんなタイプの上司やリーダーが登場しますが、鈴井さんが思う理想の上司像とはどんな人間でしょう?

 

鈴井 そうですねぇ……僕、これまで上司がいたことがないんですよ(苦笑)。会社務めをした経験がないし、師匠や指針となった先輩というのもいないので、理想の上司がどんなものなのか分からなくて。ただ、自分が上に立つ立場になって“これはできなかったな……”と思うのが、部下の意見を尊重し、我慢して待つということ。慣れない仕事を頼んでも、経験値がないと当然スムーズに事を運べない。僕はせっかちなんで、そういう部下を見ると、「いいよ、俺がやってやるよ」って手を差し伸べちゃうんです。けど、それって部下の成長につながらないからダメなんですよね。本当はじっと我慢して、「いいよいいよ、頑張ってやってみなよ」って待ち続けなきゃいけない。そのほうが下の人間もやる気を感じるだろうし、成長していくんじゃないかと思いますから。ただ、僕は本当にそれが苦手でしたね(苦笑)。

本当は今回でOOPARTSを一回閉めようと思っていたんです

──今作は鈴井さんにとってコロナ禍になって初めての舞台でした。やはりこれまでと違いを感じることはありましたか?

 

鈴井 SNSなどを通していろんなお客さんの声が聞けましたね。「久々に劇場に足を運びました」という方もいれば、「かなりの覚悟を決めて来ました」という方もいて。もちろん、中にはチケットを買っていたけど、ギリギリで断念された方もいて。ですから、チケット自体は売れていても、空席が目立っていたりしたんです。そうした空席についても、これまでとは意味が違って感じられました。“本当は見たかったのに……”という皆さんの悔しい思いが感じられましたし、そんな無念さが聞こえてくるような体験も初めてのことでした。それもあって、最終公演では「ぜひまたお会いしましょう」というメッセージを残すことにしたんです。これで終わりにしないからって。というのも、実は前作の『リ・リ・リストラ~仁義ある戦い・ハンバーガー代理戦争』(2019年)を上演している時に、“OOPARTSはもういいかな”と思い始めていたんです。自分の気力や体力を考えて、ここらで一回閉めようかなって。

 

──それは活動に区切りをつけるという意味ですか?

 

鈴井 そうです。ですから、今回の『D-river』ではスタッフにも「これで最後かもしれないよ」と伝えた上でスタートさせてもらっていて。でも、あの空席を見て考えが変わったんですよね。いろんな方が待ち望んでくださっているのを実感しましたし、舞台を完走させるために多くの方が背中を押してくれて、協力もしてくださったので、逆に今回でやめるわけにはいかないという思いに駆られたんです。ですので、また2年後か3年後……もうマスクなんて必要なくて、なんの気兼ねもなく劇場に足を運んでいただける状況になったら、また芝居をやりたいなと思っています。

 

──なるほど。となると、今回の『D-river』については当初、ご自身の中で集大成にしようという思いもあったのでしょうか?

 

鈴井 ありました。それもあって、今回は結果的にAIをテーマにした作品になりましけど、それとは別に、原点回帰といいますか、自分が20代のころに感化されたり、感銘を受けた映画・マンガ・音楽に触れ直すというところから創作活動を始めていったんです。『ブレードランナー』や『レザボア・ドッグス』を見たりして。それに、今回の放送では残念ながら使われていないのですが、舞台の幕が開く時のオープニングの曲もOOPARTSの初期のころから使っていたものを復活させたりしてました。そうやって最後の作品に向けて、“自分は何か好きだったのか”“どんなことをやりたかったのか”ということを検証しながら舞台を作っていったんです。……ただ、何度も言いますが、これで最後じゃありませんからね(笑)。

──そうだったんですね。実は最初に出演者のお名前を見た時に、“オールキャストだな”という印象を受けましたので……。

 

鈴井 そう、それもこの作品を最後にしようと思ったからですね。もう一度、皆さんと共演したいなという気持ちが強くありましたから。

 

──ではOOPARTSの新作はもう少し先まで待つとして、2022年も半分を過ぎたということで、残りの後半でやりたいことはありますか?

 

鈴井 そうですね……本を書きたいなと思っています。それも2冊。1つは物語……つまり小説ですね。それともう1つはエッセイ。なぜ僕が森で生活しているのかという思いや、そこで経験したことを綴っていきたいな、と。これは“書きたい”というより、“書かなきゃいけない”という義務として感じていることですね。

 

──楽しみです! また、コンサドーレ札幌の社外取締役としての活躍も期待しています。

 

鈴井 ありがとうございます。ただ、コンサドーレ札幌に関しては立派な肩書きを頂いてますけど、別に球団経営を任されてるわけではないですからね(苦笑)。サポーターの皆さんや来場者が楽しんでくださる企画を考えたりする、いわゆるアドバイザー的な立場ですので、頑張ってJリーグとコンサドーレ札幌を盛り上げていきたいと思ってます。

 

 

TAKAYUKI SUZUI PROJECT OOPARTS vol.6 「D-river」(ドライバー)

CS衛星劇場 2022年6月12日(日)後 4・00よりテレビ初放送!

 

【TAKAYUKI SUZUI PROJECT OOPARTS vol.6 「D-river」(ドライバー)よりシーン写真】

(STAFF&CAST)
作・演出:鈴井貴之
出演:渡辺いっけい、温水洋一、田中要次、竹井亮介、大内厚雄、舟木健(NORD)、藤村忠寿(北海道テレビ)、鈴井貴之

(STORY)
高額な報酬に引き寄せられて集まった、互いの素性を知らない3人の中年男性たち。出された指示に従って自動車に乗り込むも、一人はペーパードライバー、一人は免停中、もう一人は免許すら持っていなかった。だが、彼らが乗る自動車には最新の自動運転装置が備えられ、どんなトラブルも回避していく、はずだった。さらには3人のうちの一人が実はロボットであることも判明し……。はたして、人間は機械を信用し、命を預けることができるのか!?

 

取材・文/倉田モトキ

能條愛未 透け感のあるドレス姿に意味深なお風呂カットも…写真集の表紙解禁

能條愛未 ファースト写真集「カーテンコール」通常版

 

元・乃木坂46の1期生・能條愛未のファースト写真集「カーテンコール」が、6月30日(木)に発売される。それに先駆け、表紙デザイン3種が公開された。

 

乃木坂46の1期生として活動し、2018年12月にグループを卒業した能條愛未。その後、女優として舞台を中心に活動してきた彼女が、初の写真集を発売する。写真を担当したのは、熊谷直子。

 

今回の写真集は、全編が沖縄ロケ。晴天に恵まれた沖縄の海、自然などを舞台にさまざまな衣装やメイク、表情の彼女を1冊にまとめた。着替えや入浴シーンなどプライベートなひとときも惜しむことなく披露。あたかも2人で旅行を楽しんでいるかのような、素の“能條愛未”が感じられるだろう。

 

能條愛未 ファースト写真集「カーテンコール」楽天ブックス限定版

 

このたび公開された表紙デザインは、全部で3種類。それぞれ沖縄ロケのワンシーンを切り取っており、旅のストーリーを感じられるようなものに。2人きりの沖縄デート気分を味わえるものとなっている。

 

通常版カバーは、花柄が印象的な透け感のある黄色のドレスをまとった1枚。アンニュイな表情が大人っぽく、いつもの明るい彼女とはひと味違った魅力が感じられる仕上がりだ。

 

楽天ブックス限定版カバーは、沖縄の自然をバックにした1枚で、隣にたたずむ能條愛未との親密な空気感を味わえる。そして、blueprint book store限定版カバーは、お風呂に入った能條愛未がしっとりとした眼差しで見つめてくる意味深なカットに。

 

さらにblueprint book store限定版は、本人直筆のサイン入りとなっている。また、7月3日(日)に開催されるHMV&BOOKS SHIBUYAでの写真集発売記念お渡し会のチケットの受付が、6月4日(土)午前10時から開始される。詳細はイベント情報ページを参照。

 

能條愛未 ファースト写真集「カーテンコール」blueprint book store限定版

 

書誌情報

能條愛未 ファースト写真集
「カーテンコール」
2022年6月30日(木)発売

 

撮影:熊谷直子
価格:3,300円(税込)
発売元:株式会社blueprint

blueprint book store:https://bit.ly/noujo-1st-blueprint

 

イベント情報

「能條愛未 ファースト写真集発売記念お渡し会」
2022年7月3日(日)HMV&BOOKS SHIBUYA 6Fイベントスペース
※1部・2部制を予定

イベント詳細:https://www.hmv.co.jp/store/event/45489/

 

WEB

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髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世、影山優佳の思いとは…『セルフ Documentary of 日向坂46』新作放送決定

『セルフ Documentary of 日向坂46』の新作が、2年4か月ぶりにTBSチャンネル1で放送決定。2022年6月は“新三期生”の髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世、7月は一期生の影山優佳が出演する。

#7に出演する髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世

 

2019年9月から2020年2月まで月1回、計6回放送してきた『セルフ Documentary of 日向坂46』は、日向坂46が3人一組になり、インタビューする側とされる側をローテーションしながら、メンバー同士ならではの距離感で、それぞれの本音や素の表情を引き出すドキュメンタリー番組。2022年7月8日(金)に彼女たちのドキュメンタリー映画・第2弾が公開されることを記念して、2年前の放送時に出演していなかった4人のメンバーが取り上げられる。

 

6月は、2020年2月に加入した髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世が登場。乃木坂46、欅坂46(当時)、けやき坂46(ひらがなけやき/当時)の合同オーディションに、後に三期生としてグループに加入する上村ひなのらとともに参加。研修生を経て、上村から一歩遅れてメンバーとなった“新三期生”の3人が、「オーディションを受けたきっかけ」「研修生時代の思い出」など、互いに質問する。同じ時間を共有してきた3人が、ときに涙を流しながら、これまでの苦悩や喜びを分かち合っていく。

 

#8に出演する影山優佳

 

7月は、2年前の放送時に学業のため休業していた影山優佳が1人で出演する特別編。縁の地や、いま影山が行きたい場所を訪ねながら、幼少期、けやき坂46時代など、歩んできた道のりを振り返る。休業期間中にグループは日向坂46に改名し、夢だった東京ドーム公演の開催を発表。グループの節目を少し離れた場所から見届けてきた彼女が、心のうちに秘めた思いを口にする。

 

番組情報

『セルフ Documentary of 日向坂46』

TBSチャンネル1

#7:2022年6月放送/髙橋未来虹、森本茉莉、山口陽世

#8:2022年7月放送/影山優佳

※放送日時は決まり次第、番組HPでお知らせ

番組HP:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/v2776/

松井咲子 “20代最後の妄想”からまたひとつ大人に…2nd写真集は入浴シーンに秘書姿も

松井咲子の最新写真集「松井咲子2nd写真集delusion」(KADOKAWA)が、7月21日(木)に発売される。それに先駆け、先行カットと本人コメントが到着した。

 

松井咲子は、1990年12月10日生まれ、埼玉県蕨市出身。2008年よりAKB48に所属し、2015年8月に卒業した。現在はテレビ、ラジオなどで幅広く活躍するほか、特技のピアノを生かした活動もしている。

 

2021年1月に1st写真集「咲子」を発売し、本作はそれに続く2作目の写真集となった。「またひとつ大人になったわたしのまだ見せたことのない姿を見てください」とコメントする松井の「30代最初の妄想」をテーマにした、大人の魅力全開の写真集だ。

 

温泉の入浴シーンや和室で見せる色っぽい浴衣、紫のボディスーツ、黒のTバックやピンクのランジェリー、秘書、ブルーのチャイナ服や白のバニーガールなど、松井の妄想がさらに広がっている。

 

タイトルの「delusion」(ディリュージョン)とは「妄想」という意味。「20代最後の妄想」をテーマにした1st写真集「咲子」より、さらに2nd写真集はサイズも中身もボリュームアップを果たした。

 

今回の発表に際して、松井は「新しいけどどこかちょっと懐かしい。妄想だけどなぜかちょっとリアル。昔のアルバムを開くような気持ちで、あ? 咲子さんとこんな日々過ごしたっけな? とあなたなりの妄想をしながらぜひご覧ください!」とメッセージを寄せている。

 

松井咲子 コメント

再び写真集を出せるなんて。
ありがとうございます。
“20代最後の妄想”から少しの時が経ち、
またひとつ大人になりました。
昔から変わらない部分も、
今までお見せしてこなかった姿も、
この一冊に詰め込みました。
どうかまるっと愛してください。
新しいけどどこかちょっと懐かしい。
妄想だけどなぜかちょっとリアル。
昔のアルバムを開くような気持ちで、
あ? 咲子さんとこんな日々過ごしたっけな? と
あなたなりの妄想をしながらぜひご覧ください!

 

書誌情報

「松井咲子2nd写真集delusion」
2022年7月21日(木)発売

著者:松井咲子
撮影:田中智久
定価:2,700円+税
仕様:A4判/128ページ
ISBN:978-4-04- 605501-9
発行:KADOKAWA

©KADOKAWA  ©SOMEDAY PHOTO/TANAKA TOMOHISA

来栖りんが大切だからこそ今まで語らなかったものは…「ニジマスのこれ愛してマス」第28回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第28回は、来栖りんさんがお気に入りの「香りもの」についてご紹介!

 

どうも、26時のマスカレイドの来栖りんです!
今回も私の好きな何か、について長々と語らせていただければと思います。

 

今回は何について書くかと言いますと……、私のファンの方ならご存知の通り重度の香りフェチの自分。お気に入りの「香りもの」について語っていきたいと思います!

 

といってもですね、私の中で「香り」というものが結構プライベートなイメージで、フレグランスだったりとか部屋の香りだったりとか、恥ずかしいというか知られたくないというかいろいろな感情があって。好きな割には、愛用のものを実はあまり公開してこなかったんです。

 

でも最近手持ちのものが増えてきて、考え方も、自分の中のいろいろなものの位置関係も、その他もっとたくさんのことがいろいろ変わって、「せっかく好きだし話したい!!」となったのでお話したいと思います!

 

香りもの、というくくりになるといくつかあると思いますが、何から行こうかな…。
じゃあ、ディフューザーから!

 

お家には、ネブライザー式のディフューザーとリードディフューザーのどちらも置いています。
ネブライザー式ディフューザーのほうは、アットアロマのorbを使っています!
これは見た目に一目惚れして買ったんだけれど、何よりすごーく香りが広がるのが特徴! エッセンシャルオイルを原液のままフラスコの中に入れて、それがミストになって出てくるもの!

 

逆に聞きたいんだけれど、おすすめの精油ありますか?? 自分はずっと桃を使ってたんだけど、最近気分を変えたくていろいろ変えてみてて……。今はコーヒーを使ってるよ! 本当にコーヒーを淹れてる時の香りがお部屋に充満します(笑)。
これから暑くなってくるし、次は大好きなペアーの香りにしようかなと思ってます!

 

そしてリードディフューザーのほうは、ドットール・ヴラニエスのザクロ&ミントを使ってます!
orbを店舗に買いに行った時に近くに並んでいて、横を通った時にフワッと好きな香りがして「何だこの香りは…!?!?」となって、大量のディフューザーの中から鼻だけでその記憶をたどって見つけたものです!(笑)
ビビッ! となった時の香りはその場でいろいろ混ざってただろうけど、きっとその中に感じたこれの香りに惹かれたの! 多分!

 

ちなみに好きな香りはフルーツで言うと、イチジクとザクロ、ペアー、ピーチが好きでよくつけます!
その他で好きなのはカカオ、バニラ(あんまりバニラが強いと苦手なんだけど、後ろに少しいるのが好き)、トンカビーン、ムスク…。
逆にレザーとか、メンズっぽい香りはだめみたいです。

 

とこんな感じのお話をしたところでフレグランス、体につける香りの話に行きたいと思います!
これに関しては、完全にわたし「オタク」です。

 

みんなご存知、仲良しのお友達、峰島こまきちゃんもかなりの香りオタクでして。あの子はいついかなる時もいい匂いがします。
オタクと言うだけあって、あの子はいろいろな香りを使い回してると思うんだけど、でも不思議といつも「こまきの匂いだー!」ってなるんです。不思議!

 

そんなこまきにプレゼントでいただいたのが、メゾンマティンのプンプン
誕生日が近いからお互い好きな香りを交換こしてプレゼントしようよってことで、私は同じメゾンマティンのワルニワルニという香りをプレゼントしました。
ノーズショップでどちらも試せるから、ぜひ行ってみてね!

 

あとはあんまり外につけていくことはないんだけれど、超王道! ジルスチュアートのホワイトフローラル。これはすんごく昔から持ってて、リニューアルしてからもずっと持ってるものです。
人気なのもあってかなり被るから外につけていくというより、寝れない時お布団とかにシュッとして寝るとゆっくり眠れるので、自分だけでこっそり楽しんでます!

 

本当に日替わりってくらいころころ変えるから、全部なんて絶対紹介できないんだけれど(笑)。
一番のお気に入りは、トムフォードのソレイユネージュっていう香り!

 

これは「雪の上できらきらしてる冬の光をイメージした香りなんですよ」ってBAさん(ビューティーアドバイザー)に教えてもらいました。
冬好き雪好きの私は説明だけでちょっと惹かれてしまったよ〜。でも「本当にその通りだー!」ってなるすてきな香りだから、ぜひ試してみてね!

 

と、かなり長々長々とお話してしまったんだけれど!(笑)
どうだったかなー…、かなり質問系でも多くいただくことだから、需要があると信じて!

 

さっきも「私の中で香りはプライベートで大切なものだ」って説明したんだけれど、生活してる中、香りで記憶していることが自分は本当に多くて!
誰かのお家に入った瞬間、前にそのお家に行った時の記憶がぶわーー! っと蘇ってきたり、シャンプーを昔使ってたものに戻した時、そのシャンプーを使ってた時の記憶を思い出して「いろいろあったなー!」ってなったり。

 

あとは、街で歩いててフワッと知ってる香りがしたら、「〇〇ちゃん!?!?」って振り返っちゃったり(笑)。
それくらい自分の中で記憶とか人とか、直結してるものだったから大切で大好きなものなんだ〜。

 

長々とお話してしまいましたが! ここまで読んでくれてありがとうございます!
みんなもお気に入りの香りに出会えますように。
ではでは!

 

来栖りん PROFILE

●くるす・りん…2000年11月8日生まれ。東京都出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でセンターを務める。週刊ヤングジャンプ「制コレ’18」にてグランプリを受賞し、さまざまな雑誌の表紙や巻頭での掲載も多数。ほかにもテレビCMや、多数のバラエティー番組などへの出演で活動の幅を広げている。2019年11月には、1stメジャー写真集「Lakka」を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_rinrin
公式Instagram:https://www.instagram.com/ringring_rin/

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■Digital Single「トゥインクル・ディバディ・ドゥ」
配信中

配信リンク:https://lnk.to/Twinkle-Dibadi-Doo

■「@JAM 2022 Day2〜SUPER LIVE〜」
2022年5月29日(日)Zepp DiverCity(TOKYO)

■「DIAMOND FES2022 GIRLS EDITION」
2022年6月28日(火)Zepp Haneda(TOKYO)

■26時のマスカレイド LAST LIVE「curtain call」
2022年10月30日(日)東京国際フォーラム ホールA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

 

能條愛未 プライベート感あふれるソファ&お風呂カット公開!写真集タイトルが決定

元・乃木坂46の1期生・能條愛未のファースト写真集タイトルが、「カーテンコール」に決定。それに合わせて、本人コメントと先行カット2枚が公開された。

 

乃木坂46の1期生として活動し、2018年12月にグループを卒業した能條愛未。その後、女優として舞台を中心に活動してきた彼女が、初の写真集を発売する。写真を担当したのは、熊谷直子。

 

今回の写真集は、全編が沖縄ロケ。晴天に恵まれた沖縄の海、自然などを舞台にさまざまな衣装やメイク、表情の彼女を1冊にまとめた。着替えや入浴シーンなどプライベートなひとときも惜しむことなく披露。あたかも2人で旅行を楽しんでいるかのような、素の“能條愛未”が感じられるだろう。

 

そんな写真集のタイトルが決定し、本人からのコメントも到着した。「今回の1st写真集『カーテンコール』には“女優”能條愛未としての覚悟や、未来への希望を込めたとっておきの一冊になっています」と力強く語る能條。

 

「タイトル“カーテンコール”には、私がこの世界で戦い続ける一番の理由が込められています」というとおり、女優として活動する彼女の思いが込められたタイトルだ。その思いは、写真集に収録のロングインタビューにもつづられている。

 

また今回写真集から先行公開されたカットは、朝方にソファで横たわるカットとお風呂でリラックスしているカットの2枚。彼女をより身近に感じられる、プライベート感あふれるものだ。

 

そして、7月3日(日)にはHMV&BOOKS SHIBUYAにて写真集発売を記念したお渡し会も決定。チケットの受付開始は、6月4日(土)午前10時から開始を予定している。詳細はイベント情報ページを参照。

 

能條愛未 コメント

今回のファースト写真集「カーテンコール」には“女優”能條愛未としての覚悟や、未来への希望を込めたとっておきの一冊になっています。
私を知っている方の大半は、元乃木坂46のバラエティ担当というイメージを持たれているかと思います。
それはとてもありがたいと思う一方で、“今の私”をもっとたくさんの方に知ってもらいたいという歯痒さもあり、まだまだ頑張らなくてはと自分に対し貪欲な気持ちが増すばかりの日々です。
そんな私の「今」をこの一冊に詰め込みました。
舞台に立つ時の緊張感。何度経験しても呼吸することさえ忘れてしまいそうな恐怖心があります。
でも幕が降り“カーテンコール”をいただいた瞬間、何ものにも代え難い幸福感を味わえるんです。
どんなにしんどかったことも、一瞬で忘れてしまう。まだここで頑張ってやろう! って思えてしまう。
この瞬間がたまらなく好き。
タイトル“カーテンコール”には、私がこの世界で戦い続ける一番の理由が込められています。

 

書誌情報

能條愛未 ファースト写真集
「カーテンコール」
2022年6月30日(木)発売

撮影:熊谷直子
価格:3,300円(税込)
発売元:株式会社blueprint

blueprint book store:https://blueprintbookstore.com/items/6284d8848d26fa3cee6681df

 

イベント情報

「能條愛未 ファースト写真集発売記念お渡し会」
2022年7月3日(日)HMV&BOOKS SHIBUYA 6Fイベントスペース
※1部・2部制を予定

イベント詳細:https://www.hmv.co.jp/store/event/45489/

 

WEB

写真集公式Twitter:https://twitter.com/noujo_ami_1st
写真集公式Instagram:https://www.instagram.com/noujoami_photobook

あまつまりな 見透かすような瞳と誘うようなセクシーさが…最新写真集のタイトル決定

「ぱんつのお姫様」、「フィクションの存在」など数々の異名を持つ、2.5次元モデル・あまつまりなが最新写真集を6月21日(火)に発売する。そのタイトルが「See-through」に決定し、本人コメントが到着した。

 

あまつ様時代から数えて3冊目となる写真集は過去最高傑作にして、「See-through」(シースルー)」というタイトルに違わぬ、全て透けた衣装を身にまとった“過去最高の露出度”となっている。

 

「妄想の権化」と称されるほどの美貌と曲線美で魅せる2.5次元モデルの圧倒的“フェチ感″を醸し出す姿は、まさにこの世のものとは思えない幻想的な作品に仕上がっている。今回公開されたカバー写真は、視線が合った読者から裸が透けているように見えるドキッとしたショットが本人によって選ばれた。

 

英語では「見透かす」という意味もある、今回のタイトル。あまつは「透けて見える幻想的な雰囲気と、見透かすような瞳の鋭さや誘うようなセクシーさが同居しているのが、今回の3rd写真集のテーマにピッタリだと思ったので『See-through』に決めました」とその理由を明かす。

 

カバー写真については「たくさん候補を出していただいた中から、スタッフの皆さんと相談して決めました。かなり意見が割れて悩んだのですが、可愛らしい雰囲気の中に『見透かす』ような瞳があって、タイトルや帯とのデザインのバランスが良くて気に入っています」と述べている。コメント全文は下記に掲載。

 

あまつまりな コメント

タイトルの意味「シースルー」は日本語では「透けて見える」という意味が一般的ですが、英語では「見透かす」という意味でも使われています。

 

透けて見える幻想的な雰囲気と、見透かすような瞳の鋭さや誘うようなセクシーさが同居しているのが、今回の3rd写真集のテーマにピッタリだと思ったので「See-through」に決めました。

 

カバーの写真はたくさん候補を出していただいた中から、スタッフの皆さんと相談して決めました。かなり意見が割れて悩んだのですが、可愛らしい雰囲気の中に「見透かす」ような瞳があって、タイトルや帯とのデザインのバランスが良くて気に入っています。

 

写真集「See-through」、タイトルやカバーからイメージを膨らませていただき、より中身を楽しんでいただけるとうれしいです。

 

書誌情報

あまつまりな写真集「See-through」

2022年6月21日(火)発売

定価:3,000円+税

撮影:藤本和典

出版社:秋田書店

ヤングチャンピオン特別編集

「ミスSPA!オーディション2022」開催決定 グランプリ獲得者には撮り下ろしグラビアなど豪華特典

創刊34年を迎える「週刊SPA!」が新人グラビアアイドルの中から「ミスSPA!2022」を決めるオーディションを開催することが決定した。

「ミスSPA!2021」(左から)山田愛穂、山本栞、ツジ・ルイス

 

昨年開催された「ミスSPA!2021」では、現在女優・モデルなどさまざまな分野で活動する山本栞、アイドルグループ「うたた寝シエスタ」の歌って踊れる飲兵衛リーダーとして活動する山田愛穂、“ミス東スポ”の称号を持ち、社長の肩書を持つツジ・ルイスの3人が初代グランプリを獲得。「週刊SPA!」誌面上で水着グラビアを披露し、デジタル写真集発売、お披露目イベントなどで注目を集めた。

 

「週刊SPA!」石井智編集長は企画の開催意図として「昨年初めて開催した『ミスSPA!』オーディションを、本年も開催する運びとなりました。まだコロナ禍の影響で苦慮するグラビアアイドルたちに、少しでも輝ける場所を提供できればと思っております。新時代のグラドルを、精いっぱい応援していきます」とコメントしている。

 

なお、グランプリ獲得者には「ミスSPA!2022」の称号ほか、「週刊SPA!」裏表紙・撮り下ろしグラビア掲載権、デジタル写真集の発売権など、豪華特典が用意されている。

 

「ミスSPA!オーディション2022」の詳細は「週刊SPA!」公式サイト(https://nikkan-spa.jp/1831760)をチェック。

阿部サダヲ「自分からは遠い存在の作品だと思っていたので、出演が決まった時は驚きました」

“21世紀の不幸を科学する”をコンセプトに松尾スズキ氏が立ち上げた「日本総合悲劇協会」。その第一作として1996年に発表した『ドライブイン カリフォルニア』が新たなキャストで18年ぶりに再再演される。“悲劇”をテーマにしながらも、ユーモラスな人間模様を描いたこの作品で主演を務めるのは阿部サダヲさん。大人計画の本公演ともひと味違う本作の魅力についてお話をうかがった。

阿部サダヲ●あべ・さだを…1970年4月23日、千葉県出身。1992年、大人計画の舞台『冬の皮』でデビュー。1995年に結成したバンド・グループ魂ではボーカルの「破壊」として活動。最近の主な出演作に、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、映画『MOTHER マザー』など。現在、映画『死刑にいたる病』が公開中。6月26日(日)よりドラマ『空白を満たしなさい』(NHK総合)を予定している。

【阿部サダヲさんの撮りおろし写真】

自分に当て書きされた役じゃないからこそ、自由に楽しめると思えるようになりました

──『ドライブイン カリフォルニア』は再再演になりますが、阿部サダヲさんが出演されるのはこれが初めてになります。出演が決まった時はどんなお気持ちでしたか?

 

阿部 驚きました。僕の中で『ドライブイン カリフォルニア』って、“阿部サダヲ”とは遠いところにある作品というイメージを持っていたんです。松尾(スズキ)さんが脚本を書いてはいますけど、僕が出ることはないだろうなって思っていて。ましてやアキオはこれまで初演では徳井(優)さんが、再演では小日向(文世)さんが演じてらした役なので、それを僕が演じることも意外で。

 

──どういった点にそれほどの意外さを感じていらっしゃったのでしょう?

 

阿部 初演が1996年で、僕が26歳の頃だったんですよね。大人計画に入ってまだ3〜4年目ぐらいで、客席で見ながら、ほかの大人計画の作品とは作風がちょっと違うなって思ったのを覚えてるんです。物語も、セットもいつもよりおしゃれでしたし。それに、大人計画の公演ではなく、日本総合悲劇協会としての作品でしたから、僕や宮藤(官九郎)さん、皆川(猿時)さんといった劇団員もあまり出てなくて。そうした“別世界の作品”という記憶があったので、今回声をかけてもらったことに驚いたんです。

──では、出演の話がきた時は少し迷われたんですか?

 

阿部 いえ、それはなかったです。松尾さんから直接「この役をやってくれないか」と言われたわけではないのですが、近年はあまり演じたことのない役を再演で任せていただくことが増えてきたので、そういうふうに見てもらえているのかなという嬉しさもありましたし。それに、改めて戯曲を読み返してみたら、アキオの役をちょっと演じてみたくなったんです。松尾さんが僕に当て書きしたものではないからこそ、興味が沸いて。……あ、でも、少し照れもありましたね(笑)。長年、一緒にやっている大人計画のメンバーの前でこれを演じるのかと思うと、なんとも言えない気持ちになって。特に冒頭のセリフとか、どういう感じで言えばいいのかなって。そこは今からすごく恥ずかしいです(笑)。

 

──こうした人気の再演作品に初めて挑む役で出演するのはやはり緊張しますか?

 

阿部 昔は確かに、“やだなぁ”っていう思いがありました。“前回演じた人がまたやればいいのに”って(笑)。例えば、2012年に出させてもらった『ふくすけ』って、初演(1991年)では温水洋一さんが演じてらして、2001年の『マシーン日記』は初演(1996年)が有薗芳記さんだったんです。どう考えても初演の役者さんのほうがインパクト強いじゃないですか(笑)。それを再演で新たに演じなきゃいけないって、正直つらいですよね。ただ、そうした気持ちも最近ではちょっとずつ薄れてきて。開き直ったわけではないんですけど、逆に面白く感じるようになりましたね。

 

──それは何かきっかけがあったのでしょうか?

 

阿部 2018年に『ニンゲン御破算』をやらせてもらったことが大きいです。初演(2003年/当時は『ニンゲン御破産』)で中村勘三郎さん(当時は勘九郎)が演じてらした役でしたので、明らかにお芝居のスタイルも、役者としてのキャリアも、人間性も違うから、“もう、どうなったっていいや”って思えて(笑)。それからは考えても仕方がないなって思えるようになったんです。むしろ、自分に当て書きされたものではない役なら、逆にいろんなことができそうだなって。

普遍的で分かりやすい物語。普段、舞台を観ない方にこそおすすめしたい作品です

──アキオ役については、今どのような印象をお持ちですか?

 

阿部 弱い男ですよね。主人公っぽくないところもあるし。それに、言葉に負けちゃう人でもある。自分の気持ちをうまく出せないところがあるので、共感を持ってくれる人は多いのかなって思います。あと、彼は主人公なのに、そんなに出ずっぱりじゃないところもいい(笑)。にも関わらず、まわりの人間がアキオのことをたくさん語ってくれるから彼の印象だけが残って。本当、いい役だなって思います(笑)。

 

──(笑)。また、妹のマリエ役には麻生久美子さん。2019年の大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺~』(NHK総合ほか)や、舞台『キレイ〜神様と待ち合わせした女〜』(2019-2020年)でも共演されています。

 

阿部 麻生さんは何でも出来る方という印象ですね。シリアスな作品からコメディまでこなされていて。それに勝手なイメージですけど、脚本に対して、「これはどうしてこうなるんですか?」と聞かなさそうな雰囲気がありますよね(笑)。というのも、松尾さんはそうやって聞いてくるタイプの役者が苦手っぽい気がして。だからこそ、松尾さんは麻生さんともよく一緒にお仕事をされているのかなと思います。だって、“どうしてこうなるの?”っていう疑問を持っていたら、松尾さんの作品なんて出られませんから(笑)。説明がつかなくて、訳が分からないところがたまにありますし。もちろん、そうした難解さも面白さのひとつで、僕も大好きなところなんですけど。

──とはいえ、先ほど阿部さんもおっしゃっていましたが、この『ドライブイン カリフォルニア』は、いわゆる大人計画の作風とは少し毛色が違い、とても分かりやすい物語になっていると感じます。

 

阿部 そうなんです。物語がすごくしっかりしている。それに、どの時代でも通用する普遍性があるから、こうして時間を経ても再演されるんでしょうし。その意味では、まだ舞台を一度も観たことがないという人にもおすすめしたい作品ですね。反対に、普段僕たちの作品をよくご覧になっている方にとっては、僕がこのアキオを演じる姿に新鮮さを感じていただけるのではないかと思います。

 

──初演が96年で、阿部さんは当時26歳だったというお話をされていましたが、当時と今とで松尾さんの演出に違いは感じられますか?

 

阿部 優しいところはずっと変わらないですね。というより、以前よりももっと優しくなっているかもしれないです。大人計画のメンバーも年齢とキャリアを重ねてきているので、お互いの実力が分かってきているからというのもあるのかもしれませんが。あと、変わらないところと言えば、“あんまりこっちを見ないでくれ”という雰囲気を出しているところです(笑)。ようは、“演出家の顔色をうかがうな”っていうことなんですが、たまーにいるんです。稽古中に、松尾さんが笑っているかどうかを確認する人が(笑)。それはあまり好きじゃないみたいです。それぐらいかな。怒鳴っている姿を見たこともないですし。それは大人計画の公演でも、プロデュース公演でも同じで。役者さんが無理してそうな演技をしていると、すぐに演出を変えて別の方法を考えたりして。そうしたところにも優しさを感じます。

 

──では、演出の面以外で変化を感じるところは?

 

阿部 そうですね……台本を書くのは早くなったかも。以前は稽古をしながら台本を作り上げていくということが多かったんです。でも、2年前に僕も出させてもらった『フリムンシスターズ』は稽古前には出来上がっていて驚きました。

今気になっているのは六波羅蜜寺の空也像の模型。初めてフィギュアを買ってみようかと思ってます

 

──古いお話になりますが、阿部さんは役者になる前、家電量販店にお勤めでしたね。やはり家電がお好きだったんですか?

 

阿部 ……いや、それが違うんですよ(苦笑)。僕は楽器が好きで、そっちの売り場に行きたかったんです。でも、その第一希望が通らなかったことでやる気もなくなって。そこから僕の役者への人生が始まった感じですね。

 

──では、普段家電を買われる時は……。

 

阿部 基本的に奥さん任せですね。ただ、最新家電を触るのは好きです。最近のものって音声機能があって、給水する時に「ありがとうね」ってしゃべりかけてくれたりして面白いじゃないですか。そういえば、先日うちの奥さんが給水したら、「おおきに」って関西弁でしゃべったっていうんです。そんなことってあります?(笑)

──方言機能ですか?(笑)

 

阿部 聞いたことないですよね。で、少し調べてみたら、ないことはないみたいで。ただ、奥さんが耳にしたような会話は絶対になさそうでした。「苦労かけてすまんのぅ」みたいな(笑)。

 

──そんな機能があれば和みそうですけどね(笑)。ちなみに楽器が好きだったということは、何かお持ちなんですか?

 

阿部 いえ、店を辞めてからは一切興味がなくなりました。大人計画でグループ魂を始める前に宮藤さんたちと四天王っていうバンドを組んでいたんですけど、その時、「ギター弾けます」って嘘をついて。すぐにバレましたけどね。「阿部くん、これチューニングもできてないよ」って言われて(笑)。それからは、「僕はもう、何も楽器はやりません」って宣言しました(笑)。

 

──では、最近購入されたお気に入りの家電や、普段コレクションされているものなどはありますか?

 

阿部 最近買ったものといえば、プロジェクターですね。popIn Aladdinというメーカーが出している室内照明にもなるもので。それを使って、夜中にテレビやNetflixを見たりしています。最近見たのは『永遠の門 ゴッホの見た未来』。仕事でゴッホについて知る機会があり、その流れで見たのですが、主演のウィレム・デフォーが本物そっくりで(笑)。作品自体もちょっとドキュメント風になっていて面白かったです。コレクションしているものは……特にないかなぁ(苦笑)。そもそも、あまりそういう習慣がないんです。……あ、でも、京都の六波羅蜜寺というお寺に空也の像があり、それをわざわざ観に行ったことがあるんです。そうしたら現地で、「今、上野の博物館に行ってるから、ここにはいないよ」って言われて(笑)。そんな近いところにいたのかと悔しくなりましたね。その展覧会でフィギュアが売っているらしく、それはちょっと欲しいので、今度初めてフィギュアを買ってみようかなと思ってます。

 

日本総合悲劇協会Vol.7『ドライブイン カリフォルニア』

【東京公演】 2022年5月27日(金) ~6月26日(日) 本多劇場
【大阪公演】 2022年6月29日(水) ~7月10日(日) サンケイホールブリーゼ

(STAFF&CAST)
作・演出:松尾スズキ
出演:阿部サダヲ、麻生久美子、皆川猿時、猫背 椿、小松和重、村杉蝉之介、田村たがめ、川上友里、河合優実、東野良平、谷原章介

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/中山知美 スタイリスト/チヨ(コラソン)

SKE48 江籠裕奈が舌をペロっとするお茶目な姿も…1st写真集より未公開カット解禁

3月29日に発売された『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』より、新たに未公開カットが解禁された。

 

グループゆかりの地・小豆島での撮影をメインに、「ありのままの私」をテーマの一つとして、素の魅力を引き出すべくシャッターが切られていったという本作。“天使”と称され愛されてきた江籠は11歳でSKE48に加入し、2021年にはアイドル活動10周年を迎えた。

 

そんな彼女のステージで見せる表情とも違う、ナチュラルな魅力を存分に詰め込んだ作品に仕上がっている。今まで見せたことがないヘルシーなランジェリーカット、すっぴんショット、大人な色気も感じとれるドキッとする写真が盛りだくさんの1冊だ。

 

発売前重版、書店などの売上ランキングで上位に入るなど、好評を博している本作。読者から寄せられた賞賛コメントを受けて、江籠も「“可愛い”と言ってもらえて、本当にうれしいです。10年間アイドルやってきて、本当に良かったなと実感しました」と語り、1st写真集を出版できた喜びを、噛みしめている様子だという。

 

そんな江籠から、出版社に対して「写真集を読んだ方たちから、たくさんのすてきなコメントをもらえてとてもうれしいです! この反響にお応えしたいので、もっと未公開カット出してください!」というリクエストが。本作のタイトルどおり、本人からの“可愛いわがまま”を受けて、秘蔵の未公開カットが解禁された。

 

今回のカットでは、“晴れ女”を自負する江籠が日傘をさしながら日光を浴びる“天使降臨”カットから、華やかドレスをふわっとなびかせるお姫様のようなカットも。さらに黒レオタードの水着をまとい、舌をペロっとする茶目っ気たっぷりな瞬間から、少し恥ずかしそうに花柄水着を披露する様子まで、江籠の可愛いらしい姿を拝むことができる。

 

さらに江籠からは「5月29日(日)に、オンライン個別お話し会が開催されます! 写真集の感想を、ぜひ教えて下さい! 褒めてもらえるとうれしいです(笑)。そしてまだまだ『わがままな可愛さ』を、楽しんでほしいです」とのメッセージが寄せられた。

 

書誌情報

『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』
2022年3月29日(火)発売

Total Producer:秋元 康
著者:SKE48 江籠裕奈
撮影:桑島智輝
定価:2,500円(税込)

通常表紙カバー 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594090281
Amazon.co.jp限定表紙カバー(数量限定) 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594091385
セブンネットショッピング限定表紙カバー(数量限定) 予約リンク:https://7net.omni7.jp/detail/1107277932

元・乃木坂46 能條愛未がランジェリー姿に…!ファースト写真集でセクシーカット初挑戦

元・乃木坂46、1期生・能條愛未のファースト写真集が6月30日(木)に発売決定。先行カット2種が解禁となった。

 

乃木坂46の1期生として活動し、2018年12月にグループを卒業した能條愛未。その後、女優として舞台を中心に活動してきた彼女が、初の写真集を発売する。写真を担当したのは、熊谷直子。

 

今回の写真集は、全編が沖縄ロケ。晴天に恵まれた沖縄の海、自然などを舞台にさまざまな衣装やメイク、表情の彼女を1冊にまとめた。着替えや入浴シーンなどプライベートなひとときも惜しむことなく披露。あたかも2人で旅行を楽しんでいるかのような、素の“能條愛未”が感じられるだろう。

 

自身初となるセクシーカットも収録。このたび先行公開されるカットは、ベッドで横たわるほぼノーメイクのカットとランジェリー姿という、どちらも挑戦的なものとなっている。

 

加えて、約1万字に及ぶロングインタビューも掲載。沖縄ロケの思い出はもちろん、乃木坂46在籍時の話や俳優としての自覚と葛藤、現在のキャリアにつながる生い立ちなど、読み応え十分の内容だ。

 

なお、写真集の発売決定に合わせて、公式Instagram、Twitterも開設。本人による動画コメントや先行カットなどを公開していく予定とのことで、こちらも見逃せない。そして、blueprint book storeではサイン入り写真集の購入予約も受け付けている。そのほか詳細は下記URLを参照。

 

 

書誌情報

能條愛未 ファースト写真集
「(タイトル未定)」
2022年6月30日(木)発売

撮影:熊谷直子
価格:3,300円(税込)
発売元:株式会社blueprint

blueprint book store:https://blueprintbookstore.com/items/6284d8848d26fa3cee6681df

 

WEB

写真集公式Twitter:https://twitter.com/noujo_ami_1st
写真集公式Instagram:https://www.instagram.com/noujoami_photobook

バイクにクルマに植物まで! バッドボーイズ・佐田正樹が語る「男のホビー道」がカッコ良すぎる!

元暴走族総長という経歴をもつお笑い芸人・バッドボーイズ佐田正樹が“総長系YouTube”と銘打ち、その知識を活かして旧車のバイクやクルマをカスタムしたりレストアしたり。ほかにもD.I.Y.に観葉植物にソフビフィギュアなど、佐田の趣味の世界にひたすらこだわり掘り下げるYouTubeチャンネル「SATAbuilder’s」。

 

本気でこだわり本気で楽しむ“男のホビー”の世界は共感を集め、2020年2月のチャンネル開設以来、チャンネル登録者数はどんどん上昇、5月現在でチャンネル登録者数80万人を超え、再生回数もコンスタントに50万回を超え、200万回超の回も珍しくない人気チャンネルとなっている。

 

そんな佐田の趣味とライフスタイルを一冊に収めた書籍が発売され、YouTube動画の勢いもそのままにベストセラーとなっている。その名も『佐田のホビー』(KADOKAWA刊)。

本書は多岐にわたる佐田の趣味、クルマ、バイク、D.I.Y.、ソフビ、プラモ、植物、ファッション、アート……それぞれのジャンルにどういう楽しさがあり、どういうこだわりがあるか、自らのコレクションや作業風景などの写真も満載に、うんちくも含め解説。見ているだけで、もともと好きな人はもちろん、深く知らないジャンルでも興味が惹きつけられる一冊だ。

 

さらに、ある意味「秘密基地」や「おもちゃ箱」のような自宅の公開や、佐田オリジナルのステッカーセットや愛車「ローレル」「ハイエース」を再現できる「愛車ペーパークラフト」が付録としてついてくるなど、読むだけでなく自分の手を動かして楽しむこともできる。

 

大人が本気で楽しむこだわりの世界について、佐田が自らの口で語ってくれた。

 

四季折々で楽しむ趣味を変える

多岐にわたる「佐田のホビー」の世界。優先度のようなものはあるのだろうか。

 

「どれを優先させるかというよりも、季節に合わせて楽しむ趣味が変化していくところがあります。気候がいいとツーリングしたくなりますし、植物に手を入れたりやメダカを育てたりすることが楽しくなったり。逆に寒くなってくると、今度は暖かい部屋の中でソフビを愛でたくなってきたり……。

どれが一番好き、優先させるというよりも、そういうふうに季節によって気分が変わっていくんです。梅雨に突入して雨の日が増えるこれからの時期は、D.I.Y.など、室内でものづくりをして楽しみたくなる期間になると思います」

 

元総長という経歴から、クルマやバイクが身近な存在であることはわかるが、そのほかの趣味も、もともと興味のあったものなのだろうか。

 

「その趣味を極めた人の話を聞いたり作業をする姿を見るのが大好きなんです。そういうところからハマっていくことはありますね。金魚に関しては、『デメキン』という自伝小説を書いたことがあるのですが(2009年、ワニブックス。漫画化や映画化もされたベストセラー)、『デメキン』の作者が金魚飼ってないのはおかしいだろうというところがはじまりです。

それで、いろんなお店を見に行くようになると、デメキンだけでも尾びれが短い『ショートテール』がいるんだとか、いろんな種類がいることがわかる。他の種類だって、こんな形のがいるんだ、こう進化してきたんだと勉強していって奥深さがわかるにつれて、どんどん好きになってハマっていきましたね。

僕はそういうふうに勉強することで魅力にとりつかれてハマっていくことが多いです。絵や写真、アートも好きです。どうやって描くんだろう、どうやって撮るんだろうと考える時間が好きですね」

 

それぞれの趣味の世界で頂点を極めた人へのリスペクトがある。

 

「学校の勉強も、どの教科が好きというよりも、惹きつけられる授業をしてくれる先生が好きでした。同じように、伝えるのがうまい人には惹きつけられます。そうなると吸収の仕方、興味の持ち方が全然違ってきます」

 

自身も“てっぺん”を目指したいという部分はあるのだろうか。

 

「てっぺん取るかどうかよりも、中途半端な好きはないですね。興味を持ったらなんでもルーツを知りたくなりますし、質問されたら答えられるようになりたくなります。すべてのジャンルにおいて、知識として把握してしゃべれるぐらいになりたいという思いがあるので、そのために日々勉強はしています」

 

ハマったジャンルの趣味にはとことんこだわり楽しみ抜く佐田だが、逆にこれまであまりハマれなかった趣味は、「釣りとゴルフ」だという。

 

「道具にこだわるなどもいいんですけどね(笑)。特にゴルフは、『こうやって打たないとダメだよ』とか、人格が変わったかのように上から教えてくる人もいたりして、それは僕は楽しめないかなと。あと、練習しないとうまくならないものなんだということがわかったということもあります。空いている時間を全部ゴルフに費やしたりする人も多いですよね。そうなると、単純に練習する時間がない、他の趣味を楽しむ時間がなくなってしまう。そういう理由もあります。

そして、クルマ好きな人がソフビも好きとは限りませんし、バイク友達にスノボ行こうよと言われても行かないですし。その人が興味ないものを好きになってもらおうとも思わない。それぞれの趣味ごとにそれを極めた仲間がいて、自然と増えていくような感じですね」

 

流行廃りは関係ない、元カノと同じで嫌いになることはない!

「SATAbuilder’s」や「佐田のホビー」を見ることで、バイクや金魚などに興味を持つ人も少なくない。では、世間が注目している、流行しているということで興味をもったりハマったりすることはあるのだろうか。

 

「ファッションもそうなのですが、あまり流行りのものにはいかないかな。すでに大勢の人に“こすられて”いるものには興味を持たない。結果的に流行っていたことはあっても、流行ってるからやってみようということは、ないです」

 

逆に、あまりにも世間で流行ってしまったことで冷めてしまうことはないのだろうか。

 

「そこはないと思います。流行ってきたら、自分の好きなものを共有できる人がこんなにたくさんいるんだと、うれしくなるほうだと思います」

 

新しい趣味ができることで、今まで好きだったものへの思いが褪せてしまうようなことはないのだろうかと聞くと、

 

「好きなものを嫌いになることはないですね。元カノのことを嫌いになったりしないのと同じです(笑)」

 

クルマやバイクへの車種等へのこだわりについては、「全体的なバランスで」と語る。

 

「オトナになったのかな。子どものころは、漫画とかで憧れていたバイクを買ったりしていました。そこから歳を重ねていろんなものを見て、いろんな経験をして、情報や知識が増えたことで、エンジンのここがいいなとか、またがってみたときにしっくりくるとか、自分に似合う『バランス』というものがわかるようになってきたと思います。

バイクでいうと、400CCぐらいのものが一番興味あります。あと、ヤマハXJ、“ペケジェイ”への思い入れは特別です。初めて買ったバイクなんです。当時でも60〜70万円ぐらいしたのかな。父に一部立て替えてもらって。免許取り消しになったときに手放しちゃったのですが、新しく買い戻しました」

 

佐田が惹きつけられる“旧車”の魅力とはどういったところにあるのだろうか。

 

「無骨というか、無駄がないというか、剥き出しの何にも守られていないようなところがたまらないですね。俺が守ってやる、みたいな気持ちになれます」

 

新しいものは古くして、古いものは新しくする

佐田がハマる趣味は、自らの手を動かすことでより楽しめるものが多い。それらの技能も知識とともに身についていったものなのだろうか。

 

「工作などの基礎は、子どものころに覚えた部分があります。実家の隣が大工さんで、子どものころからその作業を見るのが好きだったりしました。バイクのカスタムも、ショップでやっているところを見て覚えました。だいたいのことは、その道のプロがやっているところをじっと見て、そして実際にやってみることで覚えます。たいてい一回で覚えられますね。だってそれは好きだから。それでわからないところが出てきたら、何のためにそれをやるのか、理由やルールを聞いたりしていく感じですね」

 

佐田のこだわりは、D.I.Y.にも存分に発揮される。「エイジング」という、塗装や加工で長年使い込んだような風合いを出す技法で家具や車にオリジナリティを出す。

 

「綺麗なものが子どものころから嫌いなんですよ(笑)。新しいノートを買ったりしてもすぐ汚したくなってましたし、新品の家具も嫌い。

『キレイ』って言われるのが、なんか苦手で。なんでも自分色に染めたいんですよね。『エイジング』については、使い込まれている家具やクルマを見て、どうやって汚れたんだろうと考えたりするのも好きでしたし、キレイなものよりも汚れていることが味だと思えますし、それを考えながら手を動かすうちに極めて特技になっていったと思います」

 

ただし、エイジングにも「佐田的ルール」が、特にクルマやバイクには存在する。

 

「新しいクルマやバイクを汚す、エイジングして『なんでこんなに錆びてんの!?』というのはアリですが、古いものはダメです。たんに古いだけのクルマになってしまうじゃないですか(笑)。古いクルマ、バイクは、逆に『なんでこんなにピカピカで新しいんですか!?』となるように磨きまくります。新しいものは古くして、古いものは新しくする感じです」

 

頼りになる兄貴的存在に

多くのチャンネル登録者数と再生回数を誇るYouTubeは、自身にとって大きな存在となっていると語る。

 

「好きでもないものを好きになってもらうのは難しいですからね。こういうことが楽しいから俺は好きなんだよとわかりやすく伝えられるYouTubeという存在は大きいですね。コメントが直接できたりしますし、テレビに出たりするときよりもダイレクトに感想も伝わります。『佐田さんのYouTube見て植物育てるようになりました』とか『ソフビ買いました』とか『バイクの免許とりました』と言われるのは本当にうれしい。

あと、YouTubeによって、身近な存在、頼りになるお兄ちゃんみたいに感じてもらったりするようになってきているのか、『佐田さん、今度バイクをアレとコレどっち買おうか迷ってるんですが、どっちがいいですか?』と質問されたりもします。そういう相談もすべてのってあげたいのですが、性格上、全部にちゃんと答えたくなってしまうので(笑)。でもコメントは全部読んでます!」

 

バッドボーイズとしての活動やネタなどにも変化はあるのだろうか。

 

「バッドボーイズのネタに関しては、相方(清人)がつくっているので、僕のYouTubeへの反響や趣味の世界などが直接反映されることはないです。YouTubeもそうですが、そもそも僕、昔から個人でやる仕事は、仕事とは思っていません(笑)。職業は何ですか? と聞かれたら、胸をはって『お笑い芸人です』と答えます。芸人というのは、客前に立って話芸で笑いをとるもの。そこはずっと続けていきたいですね。芸人でい続けられてこその趣味だと、僕は思っています」

 

憧れの存在をたずねると、所ジョージ、木梨憲武、藤井フミヤ、ヒロミらの名をあげた。

 

「仕事を極めつつ、好きなことについても極めている先輩たち。いいなぁって子どものころから憧れてました。男の子なら誰だって憧れる生き方じゃないですか。それこそ好きなジャンルについて、みなさん本当に詳しい。僕の目指したい生き方です」

 

趣味をとことん極める佐田のとことん極めた一冊

趣味をとことん極める佐田正樹の世界が詰め込まれた本著「佐田のホビー」。

 

「タイトルの響きが大好き。デザインにはいろいろこだわらせていただいて、何パターンも無理言って出していただいて、選びぬきました。紙の質感もすごくいいので、ぜひ手にとってそれを実感してもらいたいです」

 

もちろん特典のペーパークラフトの出来ばえにもこだわり抜いた。

 

「実車を見てもらったりミニカーをお貸ししたりして、実車に近い感じをできる限り再現していただけるようお願いしました。すでに手に取っていただいた方が、好きな色で塗ったり、レース仕様バージョンで仕上げてくれたり、みなさんそれぞれの楽しみ方をしていただけているようなのがうれしいですね」

 

「佐田のホビー」を読むことで、新たにそれぞれの趣味の世界に興味を持つ読者もたくさん出てくるだろう。

 

「この本や僕のYouTubeによって、僕が進んで切り開いていくことから興味を持っていただけたらとてもうれしいですね。今はなんでもすぐ調べられる時代なので、極めた人が身近にいなくても、学ぶことができる。別に極めなくてもいいんです。興味を持って、自分なりに調べて学んで、自分なりに楽しんだもん勝ちなんだと、そういったことをこの本を読んで感じていただけたらいいですね」

 

趣味の世界で「弟子」的な存在が欲しいと考えることもある。

 

「僕の技術や考えを後世に伝えたいという意味で、弟子はほしいです。この本で、少しでも伝わるかもしれません。弟子の条件ですか? 本気で相通じるものがあること、あとは裏切ったり犯罪をしないこと!(笑)」

 

新たな買い物で、最近ワクワクする毎日だと、最後に教えてくれた。

 

「それをどうやってカスタムして遊んでいこうかなということを考えるのが楽しくて! YouTubeでも紹介していくと思いますが、これから夏に向けて、ハマっていくと思います。遊んでいきます!」

 

(文・太田サトル)

 

【書籍紹介】

佐田のホビー

著者:佐田正樹
刊行:KADOKAWA

趣味チャンネルが人気爆走中!芸人・バッドボーイズ佐田のライフ&愛用品を全部見せ。いい歳こいたオトナよ、共に遊び倒そう。

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浅川梨奈、自身最大露出で大人の色気開放 デビュー10周年記念、3年ぶりの写真集「GR∞WTH」発売決定【先行カット3点】

女優の浅川梨奈が、芸能デビュー10周年を記念して6月29日(水)に写真集「GR∞WTH」を発売することが決定した。

 

アイドルとして活動しながら「カバーガール大賞」のコミック雑誌部門賞で3年連続受賞するなど、グラビア界の超エースに上り詰めた浅川梨奈。3年前にアイドルを卒業し本格的に女優業に専念。映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」シリーズなどのヒット作に出演するほか、8月放送予定のWOWOWオリジナルドラマ『ワンナイト・モーニング』にも出演するなど、数々の作品で活躍している。

 

そんな彼女のデビュー10周年記念写真集となる「GR∞WTH」は、広島県・尾道からしまなみ海道を渡り、愛媛県・内子町まで旅をしながら撮影された。王道のビーチでのカットから夜の街並みで撮影した大人かっこいいカット、旅館での色気全開のカット、大正5年から続く芝居小屋「内子座」での撮影など見どころが満載。

 

中でも浅川史上最大露出となる、一布もまとわず臨んだ温泉でのカットは、大人の余裕すら感じられる妖艶な姿を披露。表情、しぐさ、雰囲気、全てにおいて大人に成長した彼女の「今」を切り取った、3年ぶりの写真集となっている。

 

写真集のタイトル「GR∞WTH」(グロース)は“過去を大切にしながら無限に成長し続けていきたい”という思いで名付けられ、浅川は「これまでとは違った、とても自然体な部分を切り取っていただき、この10年での成長、応援してくださる皆様への感謝の気持ちをお届けしたい。私の愛する家族を初解禁したり、思いのこもった1冊、ぜひご期待ください」とコメントしている。

 

なお、オンラインサイン会の開催やアザーカットで構成されるデジタル写真集の発売も決定している。

 

浅川梨奈 コメント全文

6月12日でこのお仕事を始めて10周年となります。
大切な年に久しぶりに写真集を出させていただけること、とてもうれしく思います。
タイトル「GR∞WTH」はこれからも“過去を大切にしながら無限に成長し続けていきたい”という思いを込めて名付けました。
これまでの写真集とは違った、とても自然体な部分を切り取っていただき、浅川梨奈のこの10年での成長、応援してくださる皆様への感謝の気持ちをお届けしたいと思います。
私の愛する家族を初解禁したり、思いのこもった1冊、ぜひご期待ください。

 

写真集概要

浅川梨奈写真集「GR∞WTH(グロース)」

発売日:2022年6月29日(水)
撮影:細野晋司
予価:2970円(税込)
B5判・ソフトカバー・144ページ

 

浅川梨奈 プロフィール

●あさかわ・なな…1999年4月3日生まれ。埼玉県出身。身長160センチ。
映画「14の夜」で長編映画デビュー後、数々の映画・ドラマに出演。映画初主演作「人狼ゲーム マッドランド」や「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」シリーズ、ドラマ『女子高生の無駄づかい』『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』『ハレ婚。』など多数のドラマや映画に出演。
WOWOWオリジナルドラマ『ワンナイト・モーニング』も8月に放送を控えている。

 

大倉孝二「大変さで言えば、役者人生の中で間違いなくベスト3に入る作品」ナイロン100℃本公演『イモンドの勝負』

昨年上演されたナイロン100℃の約3年ぶりの劇団本公演『イモンドの勝負』が衛星劇場にてテレビ初放送! 劇団主宰ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)にしか生み出せないナンセンスな世界が炸裂した本作は、これまでにない境地へと達し、観客だけでなく、キャスト陣にも衝撃を与えた。そこで主演を務めた大倉孝二さんにご登場いただき、当時の稽古場の様子や、公演を終えてみての思いをたっぷりとうかがった。

大倉孝二●おおくら・こうじ…1974年7月18日、東京都出身。1994年に劇団ナイロン100℃入団。近年の出演作に舞台『マシーン日記』、大河ドラマ『青天を衝け』(NHK総合ほか)など。現在、ドラマ『妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー』(テレビ朝日系)に出演中。映画『妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー』が6月17日(金)より公開。8月より舞台『世界は笑う』に出演。Twitter

【大倉孝二さんの写真一覧(画像をタップすると閲覧できます)】

 

この劇団もどんどん恐ろしいことになってきたなぁ、と(笑)

──今回の舞台では、大倉さんが普段以上に疲れている様子だったのが印象的でした。

 

大倉 そうですね。疲れ具合で言えば、この作品は役者人生の中で間違いなくベスト3に入る作品でした(苦笑)。感染症対策をしっかりとった上での稽古でしたので、そうした精神面での大変さもあったのですが、それ以上にとにかく出番が多くて(笑)。台本の続きが届くたびに、“どれだけ俺を出すんだ!?”と思うぐらいでした。しかも、場面がぶつ切りで展開されていくので、テンションがまったく違うシーンが立て続けにやってくる。それを、どううまく成立させられるのかを考えるのも大変でしたね。

 

──作・演出のKERAさんからはどのような演出があったのでしょう?

 

大倉 それが、あまり説明をしてくれなかったんです(笑)。僕は普段、自分から演出家に質問をするほうではないんですが、今回に限っては意外と多くて。にもかかわらず、「俺も分からないんだよね」とか「そのあたりはなんとかやってみて」みたいな感じだったんです(笑)。もちろん、KERAさんも投げやりで言ってるわけではなく、今回の作品はナンセンスコメディだったので、そもそも分かりやすい正解なんてものはないですし、そうした“なんとかやってみる”ということも含めて、役者と一緒に楽しんで作っていこうという意図があったんだと思います。

 

──公演を終え、この『イモンドの勝負』についてどのような印象を持たれましたか?

 

大倉 きっと作品をご覧になられた方以上に、キャストのほうが不思議で変わったものをやっていたという感覚があったと思います(笑)。KERAさん自身も、「今後、こういう感じのナンセンス作品はしばらく作らないと思う」とおっしゃっていましたし。シーンの一つひとつを細かく見ると、ナイロン100℃の初期の頃を彷彿とさせるエッセンスを感じるところもありました。でも作品全体で見ると、やはり今までやったたことがなく、見たこともない、初めて経験する舞台だったなという印象が強いですね。

 

──その“初めての経験”というのは、具体的にどういったことでしょう?

 

大倉 例えば、今回演じたスズキタモツという男性は、場面によって年齢も人柄も変わっていくので、摑みどころがないんですよね。ですから、どれだけ必死に演じてもカタルシスがなくって。やっぱりお芝居って、感情の動きに理由があるから役に入っていけるわけです。実際、昔は、“しっかり気持ちが伴った芝居をしなさい”といろんな方から言われてきましたから。それなのに今回は、「感情と行動が一致しないんだけど、とりあえずやってみて」と言われて。この劇団も恐ろしいことになってきたなと思いましたね(笑)。

 

──とはいえ、笑いの部分はやはりナイロン100℃らしく緻密さが感じられました。

 

大倉 そうですね。そこはうちの劇団の特徴でもありますから。アドリブがたくさんあるようで、すべてが緻密に作られている。KERAさんがグズグズなノリを好まないので、仮にそう見えるシーンでも、実はどれもコントロールされているという作り方なんです。ですから、キャスト陣はいろんな不安を抱えながらの稽古でしたが、いざ本番を迎えたら、お客さんはすごく喜んでくださっていて。劇場でたくさんの笑い声を頂けたことですごく安心感も生まれましたし、カーテンコールでの皆さんの拍手にホッとする毎日でした。

──また、今回は客演として山内圭哉さん、池谷のぶえさん、赤堀雅秋さんが参加されていました。共演してみていかがでしたか?

 

大倉 強烈な個性のある方ばかりですし、今回もものすごく支えてもらいました。皆さん、自分が出ているシーンは一律不安そうな顔をされていましたけど(笑)、稽古場ではすごく楽しそうに笑っていて。それになんと言ってもKERAさんからの信頼が厚い方ばかりですからね。KERAさんが求めているものを的確に表現されるし、むしろ、それ以上のものを見せてくださる。特にこうした不思議な作品だと、より力強く感じられましたね。尊敬するところ、見習うところが多く、僕も皆さんのように年齢を重ねていけたらなと思いました。

 

──では、今作の放送に向けて、楽しみされているシーンを教えてください。

 

大倉 僕は、自分が出ている映像を見るのが苦手なんです(笑)。あまりにも“ダメだなぁ……”と思って挫けそうになってしまうので。それに今作に関しては、本当に自分がどうお客さんから見られていたのか、まったく分からなくて。ですから、僕自身が楽しみにしているシーンというより、大変だった場面を挙げさせていただくと、一幕のラストです。急にタモツの感情があふれ出すので、気持ちを作るという意味でも苦労したのを覚えています。また、そこからの二幕の序盤も見どころかもしれません。休憩にもならないような休憩時間を挟んで(笑)、ヘトヘトの中、いよいよタモツの“勝負”が始まるんです。しかも、その内容が本当にくだらなくて。正直、体力的に“もう、勘弁して!”という気持ちにもなったこともあったんですが(笑)、お客さんがすごく喜んでくださっているのが伝わってくるし、演じる側としてはそれ以上の喜びはないので、いつも気力を振り絞って頑張ってましたね。

お客さんの笑い声をたくさん聞いて、芝居をする楽しさを思い出しました

──なお、今作は約3年ぶりの劇団本公演でした。大倉さんにとってやはり劇団公演は特別なものなのでしょうか?

 

大倉 ……いや、もはや恥ずかしいですよ。劇団員と一緒に稽古をしていると照れちゃいますから(笑)。だって、30年も一緒にやっていますからね。例えば、子どもの頃は無邪気に一緒になってふざけていたのが、大人になって同じ遊びをしろといわれたら、ちょっと恥ずかしくなると思うんです。そういう感覚です。それでも劇団公演が楽しみなのは、やっぱり一緒にやっていて落ち着くし、みんなのお芝居が見ていて面白いからなんですよね。

 

──そうなんですね。また、現在はドラマ『妖怪シェアハウス』(テレビ朝日系)に出演中ですが、映像とは違い、舞台の面白さはどんなところだと感じていらっしゃいますか?

 

大倉 やっぱりお客さんを前にしてお芝居をし、たくさんの笑い声や拍手を頂けるとすごく嬉しいですね。この『イモンドの勝負』でも、久々に本多劇場に立って、ドンッ! っていう音が聞こえてきそうなくらいの笑いを劇場で感じることができたんです。その時、“そうそう、こういうのが嬉しくて芝居をしていたんだな”っていう気持ちになれて。それって、決して映像では得られないものなんです。ですから、観に来てくれる方がいる限り、舞台は続けていきたいと思っていますね。

 

──一方、ご自身の演劇ユニット「ジョンソン&ジャクソン」(大倉とブルー&スカイのユニット)は大倉さんにとってどのような場所なのでしょう?

 

大倉「ジョンソン&ジャクソン」は純粋に自分がやりたいことをするために始めたユニットでした。でも、最近はよく分からなくなってきてます(笑)。というのも、このユニットでは役者だけじゃなく、台本や演出、それ以外のものにも携わっているので、ほかの舞台作品と比べて、明らかに演劇との関わり方が違うんです。しかも、自分の考えやセンスなんかが全部バレてしまうという恐ろしさが常につきまとうので、やっていて楽しいかと聞かれたら、もはや楽しくはないです(笑)。

 

──(笑)。それでも続けるのはなぜでしょう?

 

大倉 常に守られている環境ではなく、あえてそういうところに身を置いたほうがいいんじゃないかと思ったからです。自分にとって居心地のいいラクな場所だけにいると、自分がダメになってしまいそうで。だから、わざわざリスクのあることもしないといけないなって。それと、「ジョンソン&ジャクソン」を続けることに関しては、劇作家・演出家のブルー&スカイといういまいち世に分かられていない奇人がいまして(笑)。彼の面白さをちょっとでも多くの方に見てもらえたらなっていう意味合いも強いですね。

──では最後に、大倉さんの普段の休日の過ごし方についてもお聞きしたいのですが、オフの日にハマっている趣味などはありますか?

 

大倉 唯一といっていいぐらいなんですけど、楽しみはレコードを聴くことです。休日に余力があるとレコード屋さんに行くのも、いい気分転換になってますね。真空管のアンプを持っていて、それで音楽を聴くのが、僕にとっては最高の癒やしの時間だったんです。“だった”と過去形にしたのは、当然ながら、真空管アンプで音楽を聴けば自動的に心が安らぐってわけでもないということに、最近になって気づいたからです(笑)。結局のところ、オフの日に疲れを取れるかどうかは自分次第なんですよね。……そういえば、これは余談なんですが、先日、僕のアンプを作ってくれた方から、「新しいアンプが出来た」と写真が送られてきまして。おそらく買えということなんでしょうけど、今のところ無視しています。高い買い物ですからね。そう簡単には手は出ないです(笑)。

 

 

ナイロン100℃ 47th SESSION『イモンドの勝負』

CS衛星劇場 2022年5月29日(日)後 3・30よりテレビ初放送!

(STAFF&CAST)
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:大倉孝二、みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、峯村リエ、松永玲子、長田奈麻、廣川三憲、喜安浩平、吉増裕士、猪俣三四郎 / 赤堀雅秋、山内圭哉、池谷のぶえ

(STORY)
母親に連れられてひと気のない公園へとやってきたスズキタモツ。母親と母親の愛人はタモツに毒を飲ませ、保険金を得ようと企んでいるらしく、そんな不穏な空気を感じとったタモツは紆余曲折を経て孤児院で暮らすことになる。ただその孤児院も健全な施設ではないようで……。一方、良い探偵は依頼人のイシダイラから4つの依頼を受け、それらの調査を開始する。

 

撮影/宮田浩文 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/山本絵里子 スタイリング/JOE(JOE TOKYO) 衣装協力/西海岸アンカー原宿、nonnative

休井美郷 完全すっぴんで挑んだ大人の下着ショットも…!1st写真集のタイトル決定

休井美郷が6月21日(火)に発売する写真集のタイトルが、「Qun(きゅん)」に決定。発売に先駆け、先行カット2種が解禁された。

 

ネクストあざとカワイイミューズとして話題の休井美郷(きゅういみさと)。『バチェラー・ジャパン』シーズン4(Amazon Prime video)にも出演している彼女が、1st写真集を6月21日(火)に発売する。

 

このたび、そのタイトルが「Qun(きゅん)」に決定。彼女の頭文字であるきゅういのQと、写真集を見た人に何度でもキュンとしてほしいという願いをかけて、このタイトルになったという。

 

それに伴い、ストイックに鍛え上げた腹筋がまぶしいカットと、完全すっぴんで挑んだ大人の下着ショットという2種の追加先行カットが解禁。12%体脂肪を落としたという美腹筋と大人の色気漂うすっぴん姿に、ますます写真集への期待が高まることだろう。

 

さらに6月25日(土)には、HMV渋谷にてサイン本お渡しイベントも開催決定した。期間中にHMV&BOOKS Onlineで対象商品を予約した人を対象に先着で、休井本人からサイン本のお渡しや一緒に2ショット撮影できるスペシャルなイベントとなっている。

 

書誌情報

「休井美郷写真集 Qun(きゅん)」
2022年6月21日(火)発売

価格:2,900円(税込)
出版社:主婦と生活社

 

イベント情報

サイン本お渡し&2ショット撮影イベント
2022年6月25日(土)午後1時〜 HMV&BOOKS SHIBUYA

詳細:https://www.hmv.co.jp/store/event/45380/
写真集公式Instagram:@kyuui_photobook

 

鶴嶋乃愛「中途半端になるのだけは嫌。どれも手を抜かず、しっかり努めたいです」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第34回は今期2本のドラマに出演している鶴嶋乃愛さんが登場です!

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」鶴嶋乃愛


◆現在ドラマ『村井の恋』(TBS系)と『恋に無駄口』(テレビ朝日系)に出演中ですが、それぞれで演じる役どころについてどちらが素の自分に近いと思いますか?

それがどちらも遠いんです(笑)。ここまで遠い役を同時に演じることは今までなかったので新たな挑戦でもありましたし、最初は不安もありました。でも、現場に入って演じていくうちにどんどん感覚がつかめてきて。逆にこんなに遠いキャラクターを演じられて楽しいなと思いました。

 

◆まず『村井の恋』で演じる西藤悠加はどんなキャラクターですか?

推しと恋がテーマになっているドラマということで、彼女もまた推しへの愛が強く、常にテンションが高めなんです。紙絵師で、二次創作や絵を描くのが得意でもあって。歴史上の人物である上杉謙信が好きな個性豊かな女の子ですね。

 

◆莉子さん演じる西藤仁美と双子役でもあるんですよね。

そうなんです。双子役ということで、同じタイミングで動いたりせりふを言ったりもするんですが、お互いが空気で感じ取り合って合わせなくちゃいけないシーンが多くて。

 

◆それは大変でしたね。

はい。莉子ちゃんとは、専属モデルをやらせていただいた雑誌が一緒で。以前から仲が良かったのですが、お芝居の現場で共演するのは初めてだったので「どうなるんだろう?」という不安もほんの少しあったんです。でも、最初から息ピッタリで、双子役の相手が莉子ちゃんで本当によかったなと思いましたね。現場ではずっと二人で一緒にいて、衣装に着替えると二人ともスーッと役に入って悠加と仁美になるんです。キャストのみんなからも「ニコイチだね~」と言ってもらえてうれしかったです。

 

◆一方、『恋に無駄口』で演じる麗華はどんなキャラクターですか?

とにかくツンデレです(笑)。強気で遠慮なくいろんな場所や人の心にズカズカ入っていきますが、実は繊細な部分もあって。生徒会長として真面目に振る舞おうとするものの、ちょっと抜けていたり、好きな人に対してだけは甘々だったりと、振り幅が面白い愛らしいキャラクターですね。

 

◆出演者は同世代のキャスト方々が多いと思いますが、現場はどんな雰囲気ですか?

どちらも本当に学校みたいな雰囲気で、カメラが回っていないところでもお互いの趣味の話をしたり、好きな食べ物の話をしたり、原作を読んだ感想を言い合ったり…常に和気あいあいとしています。また『恋に無駄口』では、無駄部の4人対私という構図が多かったのですが、私が現場に入ったときには4人の関係性が既に出来上がっていて…。でもみんながわちゃわちゃしているところを見たことで、ドラマの世界に入ったような感覚になれて私自身も役に入り込みやすかったです。

 

◆最終回に向けての見どころやご自身のこんなところに注目してほしいという部分を教えてください。

それぞれ甘酸っぱい青春が味わえるドラマとなっていますが、『村井の恋』は最終話に近づくにつれて、田中先生(髙橋ひかる)と村井(宮世琉弥)の恋がどんどん発展していきます。そして、西藤姉妹も村井の恋をサポートしながらどんどんテンションが上がっていきます(笑)。誰にでも好きなものが必ず一つはあると思うので、悠加の推しへの愛の強さや真っすぐさには共感してもらえると思いますし、個性の強いキャラクターがそろっているので、自分に一番近いキャラクターを見つけてその視点から楽しんでいただくのもいいと思います。また、『恋に無駄口』は普通のラブコメとは違ってそれぞれの男の子にそれぞれのヒロインがいるので、1つのドラマで4つの恋物語があるんです。4人の恋の行方はもちろんですが、麗華のクスっと笑えるシーンもたくさん出てきますので、ぜひ麗華にも注目して、いとおしいなと思ってもらえたらうれしいです。

 

◆ちなみに鶴嶋さんの今の推しは?

最近は『魔法つかいプリキュア!』ですね。もともと『美少女戦士セーラームーン』や『カードキャプターさくら』などの魔法少女系のアニメが大好きで。今年からリアルタイムで『プリキュア』を見始めました。サブスクで過去の作品もさかのぼっているのですが、結構本数がある分見応えがあってキャラクターたちを追うのが楽しいんです。その中で自分のお気に入りのキャラクターを見つけたりしています。

 

◆まさに鶴嶋さんはリアルプリキュアのようなかわいさです。

そう言っていただけてすごくうれしいです!私自身年齢を重ねても変身アイテムなどにはときめきますし、これからもずっと乙女心を忘れずにいたいなと思います。

 

◆そんな鶴嶋さんに対して、お友達や周囲の人からは何と言われることが多いですか?

“不思議ちゃん”ですね(笑)。

 

◆ご自身でもそう思われますか?

いえ、これが私の普通です(笑)。保育園のときからずっと不思議ちゃんと言われ続けているのですが、自分では一度もそう思ったことがなくて。むしろみんなのほうが不思議なのに、なんでだろう?って。例えば『プリキュア』に関しても、「何で好きなの?」と聞かれると「逆に何で好きじゃないの? こんなに面白いし、こんなに魅力的なのにどうして?」って思ったり…。

 

◆不思議ちゃんでもあり、天然な一面もある?

う~ん…自分ではよく分からないです(笑)。でも、同世代の子たちとは趣味や好きなものがちょっと違うなというのは前から思っていましたね。私は流行のものよりも、昭和のアニメや歌謡曲が好きなので。

 

◆昭和の歌謡曲で好きな方というと?

松田聖子さんと河合奈保子さんです。もともと父が中森明菜さんのことが好きで。その影響を受けて自分で『ザ・ベストテン』や『夜のヒットスタジオ』の映像をインターネットで見るようになってから、どっぷりとハマって昔の映像をずっと見ています。私、一度気に入ったら、同じものを何回でも繰り返し見ちゃうんです。見た目や歌、歌詞も素晴らしいんですが、何より皆さんの言葉遣いが美しくて。「えぇ」と相づちを打たれているのを聞いて、自分の配信や収録などでも自然と使っています。

 

◆休日は何をして過ごしていることが多いですか?

絵を描いたり、本を読んだり…。あと、フィルムカメラも好きで、空の写真を撮ったりしています。でも、なかなか自分の理想とする空に出会うことが少ないので、最近は星空や夕焼け空、こんな空を見てみたいなという理想の空を透明水彩で描いています。納得のいくまで加筆しているので、一つの作品ができるまでかなり時間がかかるのですが水彩も奥が深くて楽しいです。

 

◆すてきですね。では最後に今後の展望を教えてください。

女優さんのお仕事を軸にしつつ、モデルやエッセイの執筆、お洋服のプロデュースなどやりたいことが本当にたくさんあるんです。さまざまな役を演じることによってインスピレーションが湧いてくるので、そこから刺激を受けていろんな表現を届けていきたいなと思っています。中途半端になるのだけは嫌なので、どれも手を抜かず、しっかり努めたいです。

 

◆憧れの女優さんはいますか?

それぞれの方にそれぞれのすてきな部分がたくさんあるので、“この人です”という方はいなくて。それよりも自分にしかできない、“これは鶴嶋乃愛じゃないとダメだね”と思ってもらえるような人になっていけたらいいなと思います。

 

PROFILE

●つるしま・のあ…2001年5月24日生まれ。高知県出身。B型。主な出演作は『仮面ライダーゼロワン』など。

 

●photo/干川 修 text/星野彩乃

堀田茜、初の刑事役で「男社会に生きるかっこいい女性を演じたい」『インビジブル』インタビュー

高橋一生さん主演のTBS金曜ドラマ『インビジブル』(毎週金曜 午後10時~10時54分)で、捜査一課の刑事・五十嵐夏樹を演じる堀田茜さんにインタビュー。撮影中のエピソードや本作の見どころなどについて聞きました。

 

本作は警察すら存在を知らない“クリミナルズ”と呼ばれる凶悪犯を捕らえるために、刑事と犯罪コーディネーターという絶対に相いれないはずの2人が異色のバディを組む犯罪エンターテインメント。

 

◆初めて本作の台本を読んだ時の感想は?

初めて読んだときは、まず1話の渋谷の爆破から始まるという展開にすごく引き込まれましたし、登場人物がとても魅力的に描かれているなと思いました。高橋さん演じる志村はもちろん、柴咲コウさん演じるキリコ、刑事の面々など…。展開が早いのと同時に、それぞれのキャラクターがすてきになりそうだなと感じました。

 

◆今回初の刑事役ということですが、演じるに当たって準備など何か行ったことはありますか?

初めての刑事役で、かつ女性刑事のキャラクターも本作では少なくて。私が演じる夏樹は、周りの男性刑事の方々にしっかりと馴染んでいて男らしい印象なので、女性らしさよりは、男社会に生きるかっこいい女性を演じたいなと思って、まず姿勢などを意識しました。私は最近キックボクシングを始めたのですが、キックボクシングをやると自分の中の野性の部分が目覚めるというか(笑)。アグレッシブな気持ちになれるので、それも少しは役に立つかなと思って回数を増やしたりしていました。

 

◆夏樹は眉毛がきりっとしている印象ですが、メークなどこだわった点はありますか?

気づいてもらえてすごくうれしいです。いつもは髪の毛と一緒に眉毛を染めていたのですが、今回は眉毛を染めずにいってみようと思って。少しきりっとした、野暮ったい感じが出ればいいなと思ってチャレンジしてみました。

 

◆夏樹の内面で意識したことなどはありますか?

夏樹はプライベートの私とフィットするところがたくさんあります。私も兄の影響で少年漫画が好きなのですが、夏樹も少年漫画が好きだったりとか、男っぽい性格で勝ち気だったりとか。ここ数年出さないようにしていた素の自分と似ている部分があったので、思い返して役で出すようにしました。勝ち気でサバサバしているところは普段の自分と変わらないので、兄とけんかしているときと変わらなくて(笑)。台詞一つ一つに意思が出るように意識しました。

 

◆監督から演じる上で意識するように言われたことはありますか?

頭も切れるしサバサバしているのですが、志村へのリスペクトがすごくあるキャラクターなので、監察官の猿渡(桐谷健太)派か志村派かって言われたら志村派だという設定があります。志村のように向こう見ずに事件に飛び込んでいくところや、居ても立ってもいられなくて自分で捜査してしまうような熱っぽさは意識するようにしています。

 

◆高橋さんの演技を見ながら取り入れる部分も多いということですね。

夏樹は志村の熱っぽさや荒々しさに憧れを抱いていると私は思っています。全く同じではなくても、そのエキスを自分の中に落とし込んだ時にこの台詞を言ったらどうなるかなと思って挑んでいますね。

 

◆高橋さんや有岡大貴さんと共演してみての印象はいかがでしょうか?

高橋さんは、一つのシーンでも役に合わせてしっかり動きや言葉を作っていくという姿が印象的です。撮影裏では、細かいみんなの悩みなども聞いて解決策のアドバイスをくださったり、詰めるところはとことん詰めるという姿が志村そっくりだなとも思います。
有岡さんは、テレビで見る印象と変わらないです。飾らずに誰にでもフランクに話しかけてくださいます。ちょっと天然なところが垣間見えるところがありますが(笑)、いつも楽しく一緒のシーンを撮影させてもらっています。

 

◆物語は緊迫感のあるシーンが多いですが、現場の雰囲気はいかがですか?

緊迫感のあるシーンはその空気感も大事にしつつ、空き時間や待ち時間はみんなオフモードになっています。(原田)泰造さんはサウナの話をされていますし、「昨日何時間寝れた?」とか、ほんわかした雰囲気で皆さんお話していますね。ムードメーカ―な人が多くて、和気あいあいとっていう感じです。初めての刑事役で緊張していたので、すごく救われました。

 

◆夏樹を演じてみて、周りからの反響はいかがですか?

これまでは女の子らしい役が多かったので、今までと違うキャラクターで新鮮、と言われます。自分としても新しいチャレンジでしたが、こういうキャラクターの方が演じていて楽というか、座る時も足を閉じなくていいですし、立ち方も女性らしく上品に…と気にしなくていいので、普段の自分に近い感覚で演じることができますね。

 

◆夏樹を演じることで普段の生活に影響があったりはしましたか?

雑誌の撮影の時に足を閉じなくなってしまって…(笑)。座り方など、ポージングが男らしくなった気もします(笑)。

 

◆『インビジブル』の魅力や今後の見どころをお願いします。

キリコが何の目的で志村に近づいているのか、伏線がたくさんありすぎて気になるところがたくさんあるとは思うのですが…。志村は同僚の安野(平埜生成)が殺されてしまった事件をずっと追っています。その真相や、なぜ事件が起こったのかなど、1話からずっと続く伏線を追いかけながら毎回さまざまなクリミナルズも出てくるので、その両面を感じながら見ていただけると面白いかなと思います。
第5話(5月13日(金)放送)では衝撃な展開が最後にやってきます。5話は特に見逃せない回になっていると思いますので、楽しんでいただけたらうれしいです。

 

◆今後夏樹の注目してほしいポイントは?

1話からずっと磯ヶ谷(有岡)と2人で捜査を任されることが多く、いろんなところに行って、志村に振り回されながら、若手なりに足を使って捜査をしているところも見ていただきたいですし、捜査一課でそれぞれの事件を究明しながら、夏樹も鋭いところに気づいたりもします。夏樹らしさを感じながら演じていけたらと思っているので、そこも注目していただきたいです。
志村を見て、今後も夏樹として成長していきたいと思いますし、磯ヶ谷も途中で挫折があったりもしましたがその後少しずつ成長していっていて、夏樹はそれを一番近くで見るキャラクターでもあるので、同僚に刺激を受けながら、若手刑事が成長していく姿に注目していただきたいと思います。

 

PROFILE

堀田茜
●ほった・あかね…1992年10月26日生まれ。東京都出身。B型。

 

番組情報

金曜ドラマ『インビジブル』
TBS系
毎週金曜 午後10時~10時54分

番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/invisible_tbs/
番組公式Twitter:@invisible_tbs
番組公式Instagram:invisible__tbs

出演:高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴、堀田茜、原田泰造、桐谷健太ほか
脚本:いずみ吉紘、槌谷健
プロデュース:佐藤敦司、浅野敦也
演出: 竹村謙太郎、棚澤孝義、泉正英
製作:TBSスパークル、TBS
写真提供:TBS

森みはるが美髪・美肌のために飲んでいるものは…「ニジマスのこれ愛してマス」第27回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第27回は、森みはるさんが最近よく飲んでいるというプロテインについてご紹介!

 

こんにちは! 森みはるです!
私が今回紹介するのは「プロテイン」です!!

 

私は最近たくさん運動をするようにしていて、行けるときは1週間に1回パーソナルトレーニングのジム、キックボクシング、ピラティスにそれぞれ通っています!
週に3回の運動にライブ前だとそれにプラスでダンスをする日が増えたり…と、まあまあ動いているのでそういうときにプロテインは欠かせません!!!!!!!

 

以前、遺伝子検査というものをしてもらったときに、私の身体は筋肉が付きにくいということを知ったので「なるべく動くように! そして、動いたらプロテイン!」を意識しています!

 

一般的に体重1kg×約1gのたんぱく質を1日に摂取するのが理想(?)で、運動をする人だと体重1kg×約1.5〜2gくらいを必要とするそうで、プロテインを飲むとムキムキになるみたいなイメージがあるかもしれませんが、そんなに簡単にムキムキになれるわけもなく…!
効率よくたんぱく質を摂取するには、プロテインは必須ですね〜〜(笑)。

 

筋肉を作るにはもちろんたんぱく質が必要だけど、髪やお肌にもたんぱく質は必要なので、美髪・美肌のためにもしっかりと摂るようにしています!

私は体質的に牛乳があまり身体に合っていないみたいなので最近はミルクプロテインは控えて、おうちではパウダーのものを水で割ってシェイクして飲んでます!

 

コンビニだとミルクプロテインが多いので、運動したとき毎回ではないけどそれを飲むこともある中で、最近見つけたソイプロテインで美味しかったものがあるので共有しておきます!!!

 

プロテインはめっちゃ美味しい!!! っていう感じでは飲んでないけど、これは本当に豆乳のドリンクっていう感じで飲みやすくて、豆乳好きの方には特におすすめです!!
みんなもおすすめの飲みやすいプロテインがあったら教えてね〜♪

 

 

森みはる PROFILE

●もり・みはる…1996年10月14日生まれ。兵庫県出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。関西出身でキレのあるツッコミを特徴とし、バラエティでも活躍を見せる。アイドルになる前から読モとして活躍しており、美容やファッションについても造詣が深い(美容師免許も保持)。天真爛漫な性格で、女子からも大人気。2021年2月に1st写真集「24」を発売。

公式Twitter:@nijimasu_paru
公式Instagram:@miharu_mori

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

■「@JAM 2022 Day2〜SUPER LIVE〜」
2022年5月29日(日)Zepp DiverCity(TOKYO)

■「DIAMOND FES2022 GIRLS EDITION」
2022年6月28日(火)Zepp Haneda(TOKYO)

■26時のマスカレイド LAST LIVE「curtain call」
2022年10月30日(日)東京国際フォーラム ホールA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

 

若月佑美インタビュー「あのとき決断してよかったと思えるように、自分自身も変化していかなきゃって」映画「劇場版ラジエーションハウス」

現在公開中の「劇場版ラジエーションハウス」に、交通事故に巻き込まれてしまう妊婦・高橋夏希役で出演中の若月さん。“昏睡状態”という限られた芝居の中で物語のキーパーソン的存在を見事に演じた彼女が、撮影中のさまざまなエピソードを教えてくれました。また、キャッチコピーである「別れと旅立ちのとき」にちなんで、3年前にグループを卒業したときの気持ちや、一人で活動することについての思いなどについても聞きました。

 

◆出演のお話が来たときはどう思いましたか?

たくさんの方に愛されている作品ですが、ドラマの続編だけでなく、映画化もされるということにまず驚きました。そしてそこに私が出演させていただけるということで、とてもうれしかったです。

 

◆役どころとしては、交通事故に巻き込まれてしまう妊婦・夏希を演じました。

演じるのは苦しかったです。フィクションで、もちろん原作もありますが、何もかもうまくいくような展開には作られていないというか。事故に突然巻き込まれて、一瞬にして幸せが崩れてしまうという…そこはすごくリアルに描かれているなと思いました。

 

◆いわゆる“昏睡状態”を演じるというのはどうでしたか?

せりふも表情も、また動きもない役なので、やっぱりすごく難しかったです。ただ無でいるというのも、ちょっと違う気がして。旦那さんの圭介(山崎育三郎)に対して夏希はこういう思いを抱いているんじゃないかなとか。せりふはないですけど、頭の中でいろいろ考えさせられることは多かったです。

 

◆難しかったのは、具体的にはどういった部分ですか?

実際の患者さんは自分の意志で眠っていないというか、眠る状態にさせられているということなんですけど。私は健康体のままお芝居として眠らなければいけないので、そこの違いは大きいなと思いました。動くことはもちろん、咳をすることもできなかったので。カメラが回っているときは、ずっと気を張っていました。

 

◆MRIなど、いろいろな機械に囲まれる経験もなかなかないですよね?

MRIに入ると、監督の「カット」の声がほとんど聞こえないんです。しかも自力では出られないので、そこはスタッフの方に操作していただくという(笑)。すごく不思議な体験でした。

 

◆山崎さんとは現場でどんなコミュニケーションを?

事故のシーンがわりと序盤で出てくることもあって、実は山崎さんとせりふを掛け合うことはほとんどないんです。なので夫婦役としてのイメージを膨らませるには、空き時間にお話するしかないなと思ったんですけど。今回は初めましてのキャストの方が多くて山崎さんもその中のお一人だったのですが、なかなか自分から話しかけられなくて。どうしようかと思っていたら山崎さんのほうからたくさん話しかけてくださって、とてもありがたかったです。

 

◆どんな会話をされたんですか?

お芝居のお話から日常のたわいのないお話まで、いろいろさせていただきました。あと撮影時期が夏だったのですが、アイスを買って来てくださったりもして。そうやってお互いに人としてのコミュニケーションが取れたことが、いろいろなシーンに生きたような気がします。

 

◆確かに回想シーンでは、圭介と夏希の仲の良さが伝わってきました。

監督からは「とにかく笑顔が印象に残るように演じてほしい」というオーダーを頂いたので。夏希が元気なころのシーンは、明るく笑うのを意識していました。その回想シーンの中でも、恋人になる前から結婚、妊娠まで描かれているので。夏希の視線のベクトルが今どこに向かっているのか、圭介なのかそれともおなかの子供なのか…ということも考えたりしました。

 

◆物語全体としての印象はどうですか?

現場もそうだったのですが、チームの強さということはすごく感じました。まだ私は完成した作品を見られていないのですが(取材時)、台本を読んでいて特に私はラストシーンがグッと来たので。あれがどう映像化されているのかがすごく気になります。早く映画館に行きたいです(笑)。

 

◆「ラジエーションハウス」のチームは、現場で見ていてどうでしたか?

仲良し度がすごかったです(笑)。そこにゲストとして飛び込むのは最初は不安でしたが、皆さんがどんどん引き入れてくださって。いろいろなお話ができたのも、すごくうれしかったです。現場に貼り紙があって、それが役者さん同士のメッセージ交換の場だったりするんですよ。パート1、パート2、そして劇場版と、長く一緒にやってこられたからこその結束力だなと思いました。私自身も今後、こういったシリーズ化される作品にたくさん出会っていけたらと思っています。

 

◆今回の映画には「別れと旅立ちのとき」というキャッチコピーもあります。その部分に関して、今思うことはありますか?

最近は私の周りでも、スタイリストさんやメイクさんなど、新しい挑戦をするスタッフの方が多くて。お話を聞くと、皆さん行動派なんですよね。計画を練って準備をして挑戦するというよりも、挑戦してからいろいろなことを頑張っていこうと考えられていて。私はどうしてもまず頭の中で考えないと行動に移せないので、そういうところは尊敬します。そのときの直感を大事にして動くというのも、今の時代はアリなのかなと思っていて。メディアにしても、動画サービスや映画配信など選択肢や幅がどんどん広がっているので。自分も変化を恐れずに生きていかなきゃとあらためて思い始めています。

 

◆若月さん自身も、3年前にグループを卒業して一人で活動をするようになりました。新しいことに挑戦するときはどんな気持ちでしたか?

あのタイミングで決断しないと、何も変われないまま甘えて生きてしまう気がしたんです。ただ私は自分をアピールできる武器が少なかったので、そういった部分の不安はありました。卒業した後は悩みが自分一人のものになってしまったというか、自分の中で答えを出さないといけなくなったので。でも少しずつその解決方法も見つけられるようになりましたし、あのとき決断してよかったなと思えるように自分自身変わっていかないといけないなと思っています。

 

◆その変化に必要なのはどんなことだと思いますか?

どの現場に行っても、私はまだまだ「初めまして」の方々のほうが多くて。「お久しぶりです」の方々を増やせるように頑張らなきゃと思っています。女優一本になってから1、2年目のときは、とにかく初めましてのごあいさつ回りをするのが常だったんですけど。こうして3年たってみると、少しずついろいろな方々に「お久しぶりです」と言っている自分がいて。今回の「劇場版ラジエーションハウス」で言うと、舞台「恋のヴィネチア狂騒曲」でご一緒した浅野和之さんやドラマ『共演NG』でご一緒した山口紗弥加さんとまた現場で再会させていただくことができました。またこの撮影の後に、丸山智己さんと『アンラッキーガール!』の現場で、遠藤憲一さんと『ユーチューバーに娘はやらん!』の現場でお会いすることもできて。一度共演していただいた方とは前の現場の思い出話もできますし、関係性が築けている分、遠慮なくお芝居ができるので。もっともっと「お久しぶりです」の方を増やして、自分自身成長できたらなと思っています。

 

◆最後に作品にちなんで、若月さん自身の病院にまつわるエピソードを教えてください。

病院にはすごくお世話になっています。私、“自分に分からないことはプロに聞け!”という精神なので。体に変調があったときは自然治癒を待つのではなく、すぐに病院に行って先生に聞くんです。昨年初めてアレルギー検査をしたら、自分が花粉症だということを知りました。そこで自分の体を知ることと病院で薬をもらう大切さをあらためて感じて、この春も病院にお世話になっています(笑)。検査をする前は“自分は花粉症じゃない”ってずっと認めていなかったんですけど(笑)。いざ自分が花粉症だと分かったら、対策が取れるんですよね。本当にありがたいなって感謝しています。この作品に出てくるMRIもそうですけど、自分の体の中を自分で見ることはできないので。病院に行って、医療スタッフの皆さんのお力をお借りして、体の異変を発見するのは大事なことだなと思います。

 

 

PROFILE

●わかつき・ゆみ…1994年6月27日生まれ。静岡県出身。O型。最近の出演作にドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京)、Netflix映画「桜のような僕の恋人」など。現在、『MBSヤングタウン月曜日』(MBSラジオ)にレギュラー出演中。「Oggi」美容専属モデルとしても活躍中。主演舞台「薔薇王の葬列」が6/10(金)より上演予定。

 

作品情報

映画「劇場版ラジエーションハウス」
全国公開中

<STAFF&CAST>
原作:「ラジエーションハウス」(原作:横幕智裕、漫画:モリタイシ 集英社「グランドジャンプ」連載)
監督:鈴木雅之
脚本:大北はるか
出演:窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、
鈴木伸之、佐戸井けん太、浅見姫香、山口紗弥加、遠藤憲一、
山崎育三郎、若月佑美、渋谷謙人、原日出子、高橋克実、キムラ緑子、
八嶋智人、髙嶋政宏、浅野和之、和久井映見 ほか

<STORY>
甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織(窪田)は落ち込んでいた。大好きな甘春杏(本田)が、放射線科医としての腕を磨くため、ワシントン医大へ留学することが決まったからだ。お別れまでのカウントダウンを胸に刻む唯織のことを、ラジエーションハウスのメンバーは元気付けようとするが、唯織への秘めた想いを抱える広瀬裕乃(広瀬)だけは、自らの進むべき道について悩んでいた。そんな中、杏の父親・正一(佐戸井)が危篤との連絡が入る。

公式サイト:https://radiationhouse-movie.jp/

©2022横幕智裕・モリタイシ/集英社・映画「ラジエーションハウス」製作委員会

 

●photo/中田智章 text/橋本吾郎 hair&make/沼田真実 styling/角田かおる

元NMB48横野すみれがゼロイチファミリア所属を発表「グラビアは私に変わるきっかけをくれた」

元NMB48・横野すみれが、4月30日に自身の公式Twitterアカウントにて新たにゼロイチファミリアに所属することを発表した。

 

横野すみれ

 

2021年5月にNMB48メンバーとしての活動辞退をした横野。今回の発表に際して公開された画像4枚に渡る文書は「1年前にアイドル活動を辞退し、みなさんにたくさんのご迷惑と心配をかけて、何より悲しませてしまって本当にごめんなさい」という謝罪から始まる。

 

続いて当時の心境を振り返り、「自分を責める気持ちはもちろんですが、とにかく自分のためにそして応援してくださる方みなさんとともにがむしゃらに頑張ってきた3年間だったので生き甲斐を失い自分の心に穴が空いたような気持ちになったり、目標がなくなってしまうことによって生きる意味を見出せなくなっていました」と明かす。

 

そんな中でも母親の支えもあり、辞退から半年たった頃から少しずつ自分と向き合えるようになったという彼女。「最近では冷静に自分のことを見ることができるようになり、そして改めてどれだけたくさんの人に迷惑をかけ、期待を裏切り心配をかけたかということを感じ、またそのことの重大さに震えました」と自省する。

 

昨年11月には迷いながらもSNSの更新を再開。応援する声と共に痛烈な批判の声も目にする中で、気付いたことがあるという。「自分は今までそんな温かい応援してくださる方の支えや期待でアイドルや芸能活動をすることができてて、私自身もそれに応えたいと思う気持ちが生き甲斐でアイドルや芸能活動をやってきて」と思いを語った彼女。

 

その上で「だからこそ辞めてからの1年は正直伝えきれないくらい反省し葛藤してきたし、私が葛藤している理由はその夢をあきらめなければいけないと思いながらも心のどこかではまだやらせてもらうことはできないか。と自分勝手だけどみんなに聞きたくてお願いしたくて仕方がなかったからなんだと気づきました」と本心を述べていく。

 

「もう全ては元には戻らないし、みんなに嫌な思いをさせて傷つけたという事実を消すこともできないと本当の意味で理解しています」という境地に至った中で、彼女は勇気を振り絞り新たな行動を起こす。それが、ゼロイチファミリアへの応募だ。

 

18歳の時に初めてソロで雑誌にグラビア出演した際、不安を抱えていたところにゼロイチファミリア所属の川崎あやからSNSで反応をもらい、その後の自信につながっていったことが今回の応募の大きな理由になったという。

 

ホームページからの応募、面接を経て、ゼロイチファミリアへの所属が決まった彼女。「グラビアは、それまで18年間とにかく自信がなかった私に変わるきっかけをくれた大事な大好きな仕事です」と語る。

 

「だから0からやり直す、また自信をなくした私が少しでも自分に自信が持てるようになるために、まだ何も決まってないけど改めて水着での撮影から活動を再開していけたらなと願っています」と決意を述べた。

 

最後に「後悔しても過去には戻れない。なので私は前を向いて歩き始めることを決意しました。これからの横野すみれ見といてください」と力強く宣言した彼女の今後に注目だ。

 

(※上記コメントは横野すみれ公式Twitterアカウントより抜粋。弊誌フォーマットに合わせて一部、表記などを変更。全文は、公式Twitterアカウントを参照)

 

参照元Tweet:https://twitter.com/yokono_sumire/status/1520357404256264192?cxt=HHwWgICjxaDAspkqAAAA

 

WEB

横野すみれ 公式Twitter:https://twitter.com/yokono_sumire

#ババババンビ 岸みゆと北海道お泊まりデート気分…!“初体験”がテーマのアートブック発売

ゼロイチファミリア所属の#ババババンビ 岸みゆが、初の単独でのアートブック「DOLCE DOLCE DOLCE」(小学館)を発売。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

桃月なしこやアンジェラ芽衣など人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリアから生まれた、7人組アイドルグループ・#ババババンビ。活動開始から2周年を迎え、8月にはZepp Nambaでの単独公演、10月には中野サンプラザでのワンマンも控えている。

 

そんなグループで赤色を担当する岸が、アートブック・#ババババンビ 岸みゆ × Takeo.Dec「DOLCE DOLCE DOLCE」を4月25日に発売した。岸は「初めてのアートブック発売、とってもうれしいです!今回“初体験”をテーマに撮影していただきました!」とコメント。

 

続けて「初めての北海道お泊まりロケ、初めての雪、初めてのスキー、初めての露天風呂、初めてのデートなど…キュートな初めてがふんだんにつまった1冊が完成しちゃいました!」と充実感を漂わせる。

 

さらに「岸みゆがまるでずっと目の前にいるかのような…お泊まりデートしてるかのような…無邪気な素の表情だったり、時には大人の表情も…北海道の雪景色と一緒にたっっっぷり堪能してもらえると思います!」とアピールした。

 

最後は「この1冊で岸みゆとの北海道お泊まりデートをたくさん味わってください!岸みゆの普段見れないいろんな顔は、ゲットしてくれたあなたと岸みゆだけのものだよ!」とメッセージを寄せた。

 

#ババババンビ 岸みゆ インタビュー

 

◆初アートブック「DOLCE DOLCE DOLCE」(岸みゆ×Takeo Dec.)発売おめでとうございます!

ありがとうございます!#ババババンビ・赤色ポニーテールの覇者!大きいリボンが本体!145cmの岸みゆこと岸みゆです!

 

初めてのアートブック発売、とってもうれしいです!今回“初体験”をテーマに撮影していただきました!

 

初めての北海道お泊まりロケ、初めての雪、初めてのスキー、初めての露天風呂、初めてのデートなど…キュートな初めてがふんだんにつまった1冊が完成しちゃいました!

 

そしてカメラマンは、絶対撮って頂きたかった、先輩もたくさんお世話になっているTakeo Dec.さんです!写真見ていただければ、すごさが分かると思います!

 

全部で64ページ…こんなにたくさんの岸みゆをお届けできるのも初めてなので、今までで1番いろんな岸みゆが見れると思います!

 

◆初のロケでの撮影とのことですが、どちらに行かれましたか?

北海道の美瑛で撮影をしてきました!ロケ撮影自体が初めてで、それが大好きなご飯の美味しい北海道だったのがうれしかったです。

 

岸みゆは埼玉県出身で雪をあまり見たことがなかったので、辺り一面の雪に囲まれてテンション上がっちゃいました!

 

真冬の雪の中で水着になったので鳥肌まで映ってないかな……(笑)。でもここ最近で1番体張って頑張ったので、絶対に見てほしいです!

 

あとは北海道の美味しいご飯を食べたり、馬や羊と戯れたりしました!普段は暴れん坊さんらしい羊がなついてくれてうれしかったです!ぎゅうしました?

 

岸みゆがまるでずっと目の前にいるかのような…お泊まりデートしてるかのような…無邪気な素の表情だったり、時には大人の表情も…北海道の雪景色と一緒にたっっっぷり堪能してもらえると思います!蟹も美味しかったなあ…。

 

◆「DOLCE DOLCE DOLCE」 というタイトルについて、最初の印象でどういう意味だと思いましたか?

最初は読み方から困惑しました(笑)。ドルセ?ドル…?ドレス…!!!というのは半分冗談で半分本当です?

 

「DOLCE DOLCE DOLCE」の由来は、甘くて柔らかいまるでデザートのような、ステージとはまた違う岸みゆを見てもらいたいという意味が込められています!

 

そして大事なことだから3回言っています!

 

◆Paraviでの冠番組も始まったそうですが。

そうなんです!ずっとやりたかった初めての冠番組『#ヤバババンビ』の放送がスタートしました!

 

個人的にParaviは昔からとても愛用させていただいていたので、それも相まって本当にうれしくて…。KT Zepp Yokohamaでのワンマンライブ中にサプライズ動画が急に流れてきて、みんなで涙して喜びました。

 

初回の放送#0、#1ではワンマンライブの裏側やメンバーの思いなど、ぐっとくるものがありました。『#ヤバババンビ』という番組名がちょっと恐ろしいですが(笑)、時には体も張って頑張ります!

 

番組ロゴも自分たちで描いたのでとっても愛着が湧いています!みんなにも気に入ってもらいたいな!岸みゆは鹿のイラストを真面目に描いたのですが、なぜか大爆笑されました!

 

私たちの念願の初冠番組『#ヤバババンビ』、Paraviで放送中です!絶対見てほしいです!

 

◆夏以降の#ババババンビとしての活動を教えてください。

8月14日(日)にZepp Namba、10月21日(金)に中野サンプラザでライブがあります!どちらも初めてのステージで過去最大規模なので緊張や不安もあるけれど、会場いっぱいのみんなと馬鹿騒ぎをして最高を更新するのが本当に今から楽しみです!なによりZepp Nambaも中野サンプラザも憧れの「いつか絶対立とうね」って話してたステージなので、当日絶対感動するんだろうなって思います。

 

そして、「ハナビガタリ」の短編ドラマMVの撮影も決定しています!「ハナビガタリ」は結成当時からある大切な1曲でずっとMV出したいなって思っていたし、そういう声も多かった。

 

で、念願!!!って感じで楽しみです!撮影頑張ります!

 

そしてそして3月27日の全国ツアーファイナル&デビュー2周年ライブin KT Zepp YokohamaのDVDも5月発売予定なので、私たちの全力で踊って歌う姿も目に焼き付けてほしいです!

 

◆皆さまへ一言メッセージをお願いします。

たくさんの応援ありがとうございます!初めてのアートブック発売ということでまたステップアップできたのかなって、うれしいです。ずっとお知らせしたかった。そのくらい私にとって大切な1冊なので、たくさんの人が手に取ってくれたらうれしいです!この1冊で岸みゆとの北海道お泊まりデートをたくさん味わってください!岸みゆの普段見れないいろんな顔は、ゲットしてくれたあなたと岸みゆだけのものだよ!

 

 

WEB

商品ページ:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682397

岸みゆTwitter:https://twitter.com/miyu_kishi0213

岸みゆInstagram:https://www.instagram.com/miyu_kishi0213/

 

©Takeo Dec./小学館

田鍋梨々花「最近は役に関係なく、純粋にお仕事をしている時間が楽しいと思えるようになりました」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第32回は女優、モデルとしても活躍中の田鍋梨々花さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」田鍋梨々花


◆最近ではドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』に出演し注目を集めましたが、撮影を終えての感想や同世代のキャストの方々との共演で刺激を受けたことなどあれば教えてください。

今まで同世代の方と共演することはあっても、長期間ずっと一緒にいる現場はなかなかなくて。男女6人の高校生の友情や恋愛を描くストーリーだったこともあり、常にみんなで過ごしていたのですが、本当に学校に通っているような感覚でした。撮影の合間も全員で話したり、ドラマの中でも素で笑えるようなシーンがあったりと、撮影全体を通して青春が味わえてとても楽しかったです。実年齢と近いキャラクターが多く登場する物語だっただけに共感できる部分もたくさんありましたが、共感できるからこそ演じ方が難しくて。視聴者の方に伝わるように自分自身と役を切り替えて演じるという点ではすごく勉強になりました。

 

◆現在、女優だけでなくモデルとしても活動されています。表現という意味では共通している部分もあるかと思いますが、それぞれのお仕事が生かされているなと感じる瞬間はありますか?

数え切れないほどあります! 特にモデルのお仕事をしている中で「こういう表情をしてみて」と言われたときに、それを想像して表現する力というのはお芝居を通して身に付けることができたと思います。

 

◆それぞれに対してどんなやりがいを感じますか?

完成した作品を見たときや評価をしていただけたときはもちろん、自分がやっていて「楽しい」と思えたときや全力で取り組めた後にはやりがいを感じます。子供のころ…あ、まだ子供なんですけど(笑)、お仕事を始めた当時はそういったことを考える能力がなかったというか。ただ好奇心だけだったのが、最近は役に関係なく、純粋にお仕事をしている時間が楽しいと思えるようになりました。今日の撮影もすごく楽しくて。つい最近まで舞台をやっていて、カメラの前に立って撮影したのは久しぶりだったのであらためてモデルのお仕事って楽しいなと思いました。

 

◆逆に、お仕事をする中でつらくて逃げ出したいと思ったことは?

あります。口では「こんなのできない!無理!」って言うんですけど(笑)、そうは言ってもちゃんとやります。一度口に出すことで気持ちを切り替えるようにしていて。もともと自分がやりたいと思ってやっていることなので、最後まで責任を持ってやり遂げたいと思っています。

 

◆18歳であることが信じられないほどの落ち着きを感じますが、友達や周囲の人からはどんなふうに言われることが多いですか?

私、そんなにお友達が多くなくて…。周りの人からはよく「何を考えているのか分からない」と言われることが多いです(笑)。『卒業式に、神谷詩子がいない』のキャストのみんなからも「実はあのとき話しかけるなオーラがすごかったよ」って言われて「え、そう見えてたの!?」と驚きました。ただボーっとしているだけなのに、なぜか思慮深そうに見られるんです。でも、実際は何も考えてなくて。考えていたとしても“おなかすいたな”“今日は暖かいな”という程度(笑)。普段からオンとオフの切り替えをしっかりしようと思っていて、カットがかかるといきなり真顔になることも多いので、私の性格を何も知らない人から見たら「不機嫌なのかな?」と勘違いされてしまうのかもしれません。どちらかと言えば、自分からよく話すほうではないですし、黙っていようと思えばいつまでも黙っていられるし…。決してお話するのが嫌、距離をとりたいといったことではなく、私もみんなと仲良くなりたいんですけど、そう思われてしまうのは一つの悩みでもあります(苦笑)。

 

◆お話を聞くまで全くそう感じなかったので意外でした。ちなみにご自身ではどんな性格だと思いますか?

適当だなって思います(笑)。いい意味でも悪い意味でも、物事を深く考えるのが苦手で。とてもシンプルな思考回路だと思いますね。

 

◆休みの日はどのように過ごすことが多いですか?

もともとお家が大好きなのでお休みの日は夕方まで寝て、食べて、お風呂に入って、寝るといった生活をしています(笑)。あと、おうち時間が増えたことで入浴剤にはまって。毎日違う入浴剤を選んでお風呂に入るのが楽しみになっています。

 

◆お気に入りの入浴剤はありますか?

香りも大事ですが、最近お湯の色が変わるものが好きだと気づいて。白やピンクなど色がついているものを選ぶことが多いです。あとは「きき湯」や日本名湯シリーズなどドラッグストアで手ごろな値段で買える入浴剤を見つけてはいろいろ試しています。

 

◆イメージ的に海外製の高価なものなどインスタ映えするようなものを購入されているかと思いきや…?

いえいえ(笑)。200円~300円するとちょっと高いからどうしようって躊躇します。普段は基本的にドラッグストアで買うことが多いんです。私、とにかくドラッグストアが好きで。仕事でヘトヘトになっていてもドラッグストアでいろいろと物色していると元気になれるんですよね。特に人が少ない店舗は独り占めができて最高です(笑)。両手に大きな袋をぶらさげるぐらいついつい買いすぎてしまって、マネージャーさんに「買いすぎだよ(笑)」と言われるのですが、「これは消耗品だからしょうがないです。いつかなくなるときのためにストックしています」と言い訳をしています(笑)。

 

◆では最後に今後の展望を教えてください。

モデルのお仕事はもちろん、お芝居ではいろんな役を演じられるようになりたいし、そのためにももっと知識や経験を増やしたいと思います。プライベートでは自給自足の生活をしたいです。今、豆苗を育てているんですが今後はお家の隅でミニトマトなどを育ててみるのも楽しそうだなと思います。

 

◆お花などのガーデニングではないのも、また田鍋さんらしいですね。

鑑賞用ではなく、私の場合は最終的に食べるのが目的なので(笑)。食べることが大好きな分、育てるところから楽しんでみたいなと思います。

 

PROFILE

●たなべ・りりか…2003年12月24日生まれ。千葉県出身。最近の主な出演作はドラマ『卒業式に、神谷詩子がいない』『しまねがドラマになるなんて!』など。現在雑誌「Seventeen」専属モデルとしても活動中。

 

●photo/大石隼士 text/星野彩乃

山田杏奈「ボクシングを練習している今が“青春”です!」『未来への10カウント』インタビュー

◆ボクシング部のコーチ・桐沢を演じる木村さん、顧問・葵を演じる満島さんとの共演は、部室のシーンが多いですよね。ボクシングシーンの撮影エピソードはありますか?

とにかく大変でした。私が元々全く運動をしないので、運動神経もよくないんです、本当に!(笑) 他のキャストさんを見ていると私って本当にセンスがないんだなと痛感しますが、努力で何とかしなきゃという思いで頑張っています。ボクシング練習自体は昨年の10月から始めて、撮影合間もみんなに練習相手になってもらって。第2話で、サンドバッグを打って「私は…早く強くなりたいんです」っていうシーンがあったんですけど、うまさではなく気持ちでやろうと思って無我夢中でパンチしました。桐沢コーチの指導を受けているので、あかりとしてはまだまだボクシングをうまくならなきゃいけないんですけど、私がついていけるのか少し心配です。

 

◆ドラマ、映画など映像作品だけでなく、初舞台の出演も決定している山田さん。忙しい日々の中でのリラックス方法はありますか?

基本家にいるのが好きなので、お休みができたら家でごはんを作るか、サウナや岩盤浴に行きます。料理は、冬は鍋ばかり作っていたんですけど、冷蔵庫にあるもので和食を作ることが多いですね。なかなか予定を立てるのが難しいんですが、友達と温泉に出掛ける時もあります。でも遠出しても結局、温泉になっちゃうんですよね(笑)。

 

◆これまでさまざまな学生役を演じてきた山田さんが、ご自身の学生時代について思うこと、また“青春”だなと感じることは?

私は学生時代をお仕事をしながら送ってきたので、やっぱり少しおろそかにしてきた部分があるのかなと。勉強ももっとちゃんとしといた方がよかったなとか、制服で放課後どこかに行くっていうこともしてこなかったので、今になってうらやましいです(笑)。部活も…何かに打ち込んでいてもよかったのかもしれない。ただ役を通していろんな部活も経験しているので、お仕事自体が部活のような気もします。以前、出演させていただいた映画「小さな恋のうた」という作品で、同世代のキャストたちでバンド練習をしていた時も青春してるなって思いました。だからボクシングを練習している今が“青春”です!

 

PROFILE

山田杏奈
●やまだ・あんな…2001年1月8日生まれ。埼玉県出身。A型。『17才の帝国』(NHK総合)が5月7日(土)スタート。2022年11月には、舞台初出演作「夏の砂の上」の公演を控える。

 

番組情報

『未来への10カウント』
テレビ朝日系
毎週木曜 午後9時~9時54分

ホームページ:https://www.tv-asahi.co.jp/10count/
Twitter:@miraten_tvasahi
Instagram:@miraten_tvasahi

©テレビ朝日

photo/金井尭子 text/山下紗貴 stylist/武久真理江

人気インフルエンサー・ききまるが限界ギリギリのランジェリー姿に…!初の写真集発売

Instagramなどで活躍する人気インフルエンサー・ききまるの初めてとなる写真集「ききまる1st写真集 maru」(KADOKAWA)が、7月6日(水)に発売決定。先行カットと本人コメントが到着した。

 

ききまるは、TikTokのフォロワーが34.1万人、Instagramは30.3万人という人気を誇るフリーランス・インフルエンサー。1997年8月21日生まれで神奈川県出身、今年で25歳を迎える彼女が、初めての肌見せ全開の写真集を発売する。

 

テーマは、“写真集ならではの新しいききまるを見せる”。写真集限定で限界ギリギリのランジェリー姿ほか、“大人セクシー”な彼女がいっぱい。これまでInstagramでは見せたことがなかったグラビア写真を掲載。

 

本人は「24歳の私をキレイに撮っていただきたいと思いました。今、この瞬間の自分を撮ってもらいたかったので、肌見せもできるだけいろいろ挑戦したいなって。あと、Instagramでは笑顔とか、元気はつらつな感じが多いので、アンニュイな表情や大人っぽい雰囲気の私を見せたいなと思いました」と語る。

 

初披露となる白のTバックやブルーのランジェリーでのシャワーシーン、黒のボディスーツ、ピンクの水着、ブルーのバニーや、セクシーな真っ赤なチャイナ服のコスプレなど、いろいろな衣装を着たききまるがグラビアで迫ってくるさまは圧巻だ。

 

なお、タイトルの「maru」とは、“ききまる”の“まる”であり、『人生、×か○でいったら○でしょ!』というポジティブな考えから付けたものだという。さらに、本写真集も最高の一冊になっているという意味も込めての「○(maru)」ということだ。

 

人生初というエッセイも掲載している本書。ききまるは「普段、着ないようなランジェリーにも挑戦したのでドキドキでした!!ロングヘアもショートヘアも、可愛いいもかっこいいも、いろんなききまるを見てほしい!と欲張りまくりの写真集になっています!ぜひ見てください!」とメッセージを寄せた。全文は下記に掲載。

 

ききまる コメント

 

小学5年生から始めたSNS。大好きなSNSに没頭しすぎて親に止められた時期もありました。

 

高校生の時は、SNSがきっかけで、携帯を解約させられ、こっそりと新しい携帯を契約してSNSに励んでいました。

 

そんな私も今年で25歳。Instagramのフォロワーもなんと30.3万人に。

 

たくさんの方から応援していただき、念願の写真集を出すことができました。感謝の気持ちでいっぱいです!

 

初めて着るボディスーツはこんなに可愛いものがあるのかと、感動しました。

 

なかなか着る機会もないのでうれしかったです!

 

普段、着ないようなランジェリーにも挑戦したのでドキドキでした!!

 

ロングヘアもショートヘアも、可愛いいもかっこいいも、いろんなききまるを見てほしい!と欲張りまくりの写真集になっています!ぜひ見てください!

 

書誌情報

「ききまる1st写真集 maru」

2022年7月6日(水)発売

 

著者:ききまる

撮影:槇野翔太

定価:3,000円+税

仕様:A4判/128ページ

ISBN:978-4-04-605655-9

発行:KADOKAWA

 

©KADOKAWA  PHOTO/MAKINO SHOTA

橋本環奈&上白石萌音「千と千尋の神隠し」の舞台裏に密着 真逆な2人の絆の物語『ふたりのディスタンス』

『ふたりのディスタンス』左から)橋本環奈、上白石萌音

 

5月5日(木・祝)の『ふたりのディスタンス』(NHK総合 午後10時00分~10時45分)は、橋本環奈と上白石萌音がWキャストで主演を務めた舞台「千と千尋の神隠し」を特集する「千と千尋の神隠しスペシャル」を放送。2人からコメントが到着した。

 

気になる“ふたり”に密着し、その“ふたり”ならではの距離を見つめるドキュメンタリー番組『ふたりのディスタンス』。5月5日(木・祝)放送回では、話題沸騰の舞台「千と千尋の神隠し」で主人公・千尋を演じる橋本環奈と上白石萌音の密着映像を、番組初となる45分のスペシャル版で放送する。ナレーターは新垣結衣。

 

『ふたりのディスタンス』左から)橋本環奈、上白石萌音

 

社交的な橋本に対し、人見知りな上白石。稽古後すぐ帰る橋本に対し、余韻に浸る上白石。驚くほど対照的な2人は、真逆なだけに不安もあった。一般的に、ダブルキャストは互いに意識するあまり、口を利かない関係になることもあるが、先に動いたのは橋本。「敬語からタメ口になるタイミングも自然だったし、ありがたかった」と1つ年上の上白石が明かすほどのさりげなさで接近した2人。上白石は舞台初挑戦となる橋本を細やかな気遣いでフォローしていく。

 

2か月あまりの稽古場の日々、互いに“戦友”と呼び合う仲になっていくが、その日々にもやがて終わりが訪れる。本番の幕が上がれば2人は別々の舞台に立つため、すれ違いとなるのだ。そして2人は交換ノートを始めるが…。

 

よそよそしさ漂う顔合わせから2か月あまりの稽古を通して、2人はどのように距離を縮めていったのか。稽古場に立ち入ることが許された、ただひとつのカメラが見つめた“絆”の物語を送る。

 

『ふたりのディスタンス』左から)橋本環奈、上白石萌音

 

橋本環奈 コメント

初舞台という事もあり、正直いうと密着取材を意識する余裕もなかったのですが、その分この作品に臨む自然体の自分を映していただいているのではないかと思います。萌音ちゃんとの距離も気づかぬうちに近づいていったので、側から見るとどんな感じだろうと純粋に気になります。

 

上白石萌音 コメント

探り探りの敬語から乱筆での交換ノートに至るまでの過程を記録していただいていました。カメラの存在を忘れるほど必死な日々の中で何度も救われた、環奈ちゃんの清々しさ。そしてゼロから舞台を創る刺激的なお稽古場の様子。皆さまと分かち合えるのがうれしいです!

 

番組情報

『ふたりのディスタンス 千と千尋の神隠しスペシャル』
NHK総合
2022年5月5日(木・祝)午後10時00分~10時45分

©NHK

コスプレイヤー・本田夕歩が露出度の高い肌見せに挑む…!「大人になりたいって思った」

SNSで話題のコスプレイヤー、本田夕歩の初めてとなる写真集「本田夕歩1st写真集 amble」(KADOKAWA)が6月15日(水)に発売決定。先行カットと合わせて、本人コメントも到着した。

2018年にコスプレイヤーとして注目され、モデルデビューした本田夕歩(ほんだ・ゆうほ)。以降、雑誌グラビアでも活躍し、インフルエンサーとしても活動。SNSの総フォロワー数は30万人を超え、ますます活動の幅を広げている。

 

そんな彼女が、初の写真集を発売する。かわいらしいピンクバニーや、ちょっとセクシーなチャイナ服のコスプレはもちろん、浴衣や温泉の入浴シーン、黒や茶のボディースーツ、水着、彼女感を感じられるミニスカートなど、さまざまな本田夕歩に出会える本作。

 

中でも「大人になりたいって思った」と語り挑戦した、SNSではこれまで見せたことのない、封印していた露出度の高い肌見せも…。ぐっと息をのむほど美しい赤ランジェリーや、清潔感あふれる白のランジェリーでのシャワーシーンなどで大胆な彼女を感じることができるだろう。

 

タイトルの「amble」とは「ゆっくり歩く」という意味。人生をマイペースで歩む彼女自身を表現したタイトルだ。おなじみの笑顔満載のかわいらしい表情から、大人の女性に成長した姿まで、すべての本田夕歩が収まった写真集に仕上がった。

 

また、人生初というエッセイも掲載。「こだわり」「大事なもの」「好きなこと」「マイルール(1)」「マイルール(2)」「ファン」「本田夕歩」の7つのタイトルで、彼女が今感じていることを書いているとのことで、そちらにも注目だ。本人からのコメントは、下記に掲載。

 

本田夕歩 コメント

最初に写真集のお話をいただいた時、私で大丈夫なのか不安で仕方なくずっとそのことばかり考えておりました。

 

特別有名なわけでもなく、わかる人にはわかる存在だと自分では思っていたので、やっぱりなくなるかもという覚悟もありました。

 

まさか本当に制作が決定するなんて思ってもいなかったです。

 

スタッフの方々も写真集の制作に真剣に取り組んでくださって、ちゃんと覚悟を持って撮影に挑まなければと、自分の心の中でグッと気持ちを切り替えたのを今でも覚えています。

 

タイトルの「amble」の意味でもある“ゆっくり歩く”のようなイメージで撮影していただいたので、普段の私らしい一面もたくさん撮っていただきました!

 

もちろん、今までにない本田夕歩を堪能することもできる盛りだくさんな1冊になっております。

 

たくさんの方に読んでいただき、私のことをもっと好きになってもらえたらうれしいです。

 

書誌情報

「本田夕歩1st写真集 amble」

2022年6月15日(水)発売

著者:本田夕歩

撮影:槇野翔太

定価:3,000円+税

仕様:A4判/128ページ

ISBN:978-4-04-605562-0

発行:KADOKAWA

 

©KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA

吉井美優が最近食べ始めると止まらないものとは…「ニジマスのこれ愛してマス」第26回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第26回は、吉井美優さんが最近ハマっているというお菓子についてご紹介!

こんにちは!
26時のマスカレイドの吉井美優です。

 

今回紹介するのは、お菓子です!
最近お菓子を食べるようになって、止まらないのです…。

 

前まではお菓子とか甘い物とか全然食べなくて、あまりチョコも好きではなかったんです。
でもグラビアの撮影のためにダイエットするにあたって、糖分とかお菓子とかを一切取っちゃダメ! って期間を作ってから、その反動なのか撮影が終わった途端にチョコレートとか大好きになってしまって!

 

あと、パンとも疎遠だったのに、今ではご飯よりパン派になったかも…ってくらい虜になってます!!
人間の体は不思議だなあっと実感しました!(笑)

 

最近はたべっ子動物の水族館シリーズが好きで、これもチョコレート味でどハマりしてしまいました…♡
ぱるちゃん(※森みはる)に「ハマったんだー」って話してたら、昨日の撮影の時にマネージャーさんがコンビニに行くって時に、私がメイク中にぱるちゃんが「よしちゃんはたべっ子水族館好きだよ」って伝えてくれてたみたいで、買ってきてくれてました! 優しい!!!

 

他にもたくさん好きなお菓子はあるんですが…、また話しますね〜。
みんなも教えてね! 待ってます!

 

吉井美優 PROFILE

●よしい・みゆ…1999年3月2日生まれ。神奈川出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。アイドル活動以外にも、ファッション誌でのモデルやグラビアなどで活躍中。無類のラーメン好きで、お笑いが大好き。クールビューティーな見た目に反して、バラエティで見せる意外な一面も魅力となっている。 2021年には1st写真集を発売予定。特技は歯笛。

吉井美優 Twitter:@nijimasu_miyu
吉井美優 Instagram:@miyu_yoshii32

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

■「26時のネバーランド」
2022年5月1日(日)パシフィコ横浜 国立大ホール

■「26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 生誕祭」
2022年5月10日(火)EX THEATER ROPPONGI

■「DIAMOND FES2022 GIRLS EDITION」
2022年6月28日(火)ZEPP HANEDA

■26時のマスカレイド 解散ライブ
2022年10月30日(日)東京国際フォーラム ホールA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

高橋メアリージュン「二宮さんは少年のようにすっと人の心に入れる方」日曜劇場『マイファミリー』インタビュー

日曜劇場『マイファミリー』高橋メアリージュン

 

娘を誘拐された夫婦が、力を合わせて誘拐犯と戦っていく姿を描く日曜劇場『マイファミリー』(TBS系 毎週日曜 午後9時~9時54分)。4月24日(日)放送の第3話では、ついに鳴沢友果ちゃん誘拐事件の完結編を迎える。前半のクライマックスを控えた今回は、鳴沢温人(二宮和也)とゲーム会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」を経営する立脇香菜子役の高橋メアリージュンさんにインタビュー。役どころや現場でのエピソードなどを聞きました。

 

◆日曜劇場枠の作品がお好きだと伺いましたが、作品の魅力や、撮影してみて日曜劇場を実感したことがあれば教えてください。

日曜劇場はハートフルなドラマを見られるという印象です。音楽も壮大なイメージがあって、映画を見ているような感覚になるので好きです。放送されるまでは、本当に日曜劇場を撮っているのかなという感じであまり実感はなかったのですが、放送が始まってたくさんの人から「面白い」とか「犯人が気になる」といった反響をいただいて、ようやく実感しました。

 

◆温人のビジネスパートナーである香菜子。どのような人物と捉えて演じてらっしゃいますか?

すごく真面目だと思います。ビジネスパートナーですが、ある意味温人の仕事の妻というつもりで私は演じています。どちらかというと姐さん女房でしょうか。責任感を強く持った、愛情深い女性だと思います。

 

◆香菜子が温人に厳しく接するシーンもありますが、それも愛ゆえということですか?

香菜子は愛で動いている人というのがベースにあって。会社を守ることが、香菜子にとって温人への愛の表現なので、怒っている時も愛を忘れずに怒っています。

 

日曜劇場『マイファミリー』高橋メアリージュン

 

◆温人を演じる二宮さんの印象を教えてください。

フラットで、構えている感じもなくて、少年のようにすっと人の心に入れる方だなと思いました。初めて声をかけていただいた時に、「なんて呼ばれているの?」と話してくださって。同じ目線で話してくださったので、心を開いてくれているように感じて、こちらも心が開きやすかったです。

 

◆現場で印象に残っているエピソードはありますか?

初めはリモートでやり取りする演技が多かったので難しかったです。相手の顔も見える状態じゃなく、録音された声とお芝居をしていたので、そこにリアリティを出すのが大変でした。初めて現場で二宮さんとご一緒したシーンでは、“ようやく会えた”という感じでしたし、直接顔を見てコミュニケーションしながらお芝居をするのは、やっぱりすごくやりやすいと感じました。

 

◆愛する娘のために、温人と未知留は警察抜きで犯人と対峙しようとします。もし同じ状況になった際、高橋さんならどうしますか?

難しいですね。自分の大切な人が殺される確率が低い方を選ぶというのは理解できます。すごく勇気がいりますし、大変なことですが、私もきっと大切な人を守れる方の選択をすると思います。

 

番組情報

日曜劇場『マイファミリー』
TBS系
毎週日曜 午後9時~9時54分

(STAFF&CAST)
脚本:黒岩勉
演出:平野俊一
プロデューサー:飯田和孝、渡辺良介
出演:二宮和也、多部未華子、賀来賢人、高橋メアリージュン、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)、松本幸四郎、富澤たけし(サンドウィッチマン)、濱田岳、玉木宏 ほか

番組公式HP:https://www.tbs.co.jp/myfamily/

 

©︎TBS

雪平莉左「思わず釘付けになるカットばかりです!」1st写真集「とろける。」表紙解禁

雪平莉左の1st写真集「とろける。」が、 4月21日(木)に発売。それに合わせて表紙画像が解禁され、本人からのコメントも到着した。

 

WEB版「東京カレンダー」への出演が大反響を呼び、2020年末に「ヤングジャンプ」で本格グラビアに挑戦。以降、グラビアで誌面を飾るたび、その美しさが話題を呼んできた雪平莉左。

 

そんな彼女の1st写真集「とろける。」のテーマは「美」、求めたものは「1枚の写真のグラビア強度」だという。その2つを実現するため、磨き上げた「令和最高の美ボディ」を過去にないほど大胆に解禁した。

 

しかし、ただ肌を見せるだけではなく美しさを際立たせるため、水着やランジェリーはもちろん、本人が熱望した大胆なコスプレや「もはや着こなせるのは彼女だけかもしれない」という個性的な衣装にも挑戦。

 

ロケ地は小浜島・屋久島・北海道と全シチュエーションでイメージが変わり、どこを開いても違った見応えを感じられる仕上がりに。衣装・シチュエーション・表情・露出度…全てがマッチして全ページがクライマックスな一冊となっている。

 

競馬番組への出演や趣味のゴルフなどでも注目され、バラエティでの活躍も目覚しい雪平がボディメイキングに励み、最高の状態で魅せる2022年「もっとも美しい写真集」が完成した。

 

今回の発表に際して、雪平は「過去にない攻めた衣装や壮大な背景、思わず釘付けになるカットばかりです!!何回でも見たくなるような内容になってます。この1冊に美をつめこみました。ぜひ皆さん『とろける。』を見てとろけて下さい!!」とメッセージを寄せた。コメント全文は下記に掲載。

 

雪平莉左 コメント

この写真集のために、約半年ボディメイクに励みながら撮影しました。

 

令和最高の美ボディと言って頂けているので、この写真集で存分に雪平莉左を味わってほしいです。

 

過去にない攻めた衣装や壮大な背景、思わず釘付けになるカットばかりです!!

 

何回でも見たくなるような内容になってます。この1冊に美をつめこみました。

 

ぜひ皆さん「とろける。」を見てとろけて下さい!!

 

書誌情報

雪平莉左 1st写真集「とろける。」

2022年4月21日(木)発売

予価:2,970円(税込)

撮影:佐藤佑一

ヤングジャンプ特別編集・集英社刊

 

WEB

雪平莉左 Instagram:https://www.instagram.com/risa_yukihira/

雪平莉左 Twitter:https://twitter.com/risa_yukihira

 

©佐藤佑一/週刊ヤングジャンプ

武田玲奈インタビュー「私はまだ、恋愛の先に結婚があってほしいと願ってます(笑)」『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』

ヨガインストラクターの娘・沢田杏花(上野樹里)と、辞書編纂者の父・林太郎のダブル婚活を描くドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時54分)。林太郎の担当編集者・児玉千尋を演じる武田玲奈さんがドラマの見どころや自身の恋愛観を話してくれました。

 

◆千尋は辞書出版部に勤めている編集者です。キャラクターとしてはどんな印象ですか?

辞書を作っている女の子っぽく、真面目で控えめな印象を受けました。でも若者言葉は知っているし、同世代の女性と同じような感覚や、それなりに恋愛経験もあって。仕事だけではなくプライベートにも力を割いているという部分は、私も共感できるところです。

 

◆辞書の編集という仕事に対するイメージは?

実際に辞書を作っている編集部の見学もさせていただきました。チラッとパソコンを見たら、漢字の部首の角度を調整されていたりしていて。細かいディテールまでこだわって作っていらっしゃるんだなと感じました。辞書なので文字数もすごく多いし、大変な作業なんだろうなと思いました。

 

◆千尋が担当する林太郎さんに関してはどんな印象ですか?

やっぱり辞書の編纂に携わるぐらいですから、言葉には敏感ですよね。疑問に思った言葉を調べたり、女子高生たちの会話を聞いていたり。まぁ変わり者ではあるんですけど(笑)、それぐらい夢中になって周りが見えなくなる感じはすてきだなと思います。

 

◆もし林太郎みたいなお父さんがいたら?

何か楽しそうだなって。生活能力がゼロなので、一緒に暮らすのは大変だと思いますけど(笑)。雰囲気とかは結構、松重さんご本人と重なる部分もあるような気もしています。

 

◆武田さん自身、実際のお父さんとの関係はどんな感じですか?

杏花さんと林太郎さんに負けないぐらい仲がいいと思います。父はわりと何でも、料理や掃除もするので生活能力もありますし(笑)。普段から気軽にいろいろ話しますよ。仕事のことや旅行の話、恋愛の話もしますし。「へぇ~、いいね!」って、嫌な顔一つせずに聞いてくれます。

 

◆理想のお父さんですね。もし一緒に婚活するなら、できそうですか?

それはちょっと、別でお願いしたいですね(笑)。最初にこのドラマのお話を聞いたとき、親子でダブル婚活するなんてすごいなと思ったんです。一緒に婚活できるぐらい仲がいいってことなんでしょうけど、自分の身に置き換えたら恥ずかしくて(笑)。でも奥さんを亡くしている林太郎さんみたいな立場だったら婚活してもいいし、応援もできると思います。

 

◆“婚活”がテーマの作品ですが、武田さん自身、結婚や恋愛においてはどんなところを大事にしたいですか?

一緒にいて落ち着くこと、ですかね。価値観は、ある程度一緒であれば。例えば映画好きだけど好きなジャンルは違う…みたいな、そのぐらいの違いならいいかなって思います。よく恋愛と結婚は違うというようなことが言われますが、私は恋愛の先に結婚があってほしいなという願望がありますね…まだ(笑)。

 

◆このドラマの中で、個人的にいいな、気になるなというところはありますか?

杏花さんの職業的に、結構ヨガの描写が出てくるんですけど。私も以前たまにやっていたので、久しぶりにやりたいなと思いました。ただ、役柄的にヨガをやるチャンスはなさそうなので、プライベートで行こうかなと思っています。

 

◆では、個人的に持続可能なこと、ずっと続けていきたいと思うことは?

定期的にフィットネスジムに通おうと思って、今年の頭から通い始めたんです。普段ほとんど運動しないので、体型の引き締めや体調管理も含めて役に立てばいいなと思って。今のところ週1回は行けているんですが、それぐらいのペースでも筋肉が付いて健康的な日々を送れている気がするんです。なので今後も続けていけたらいいなと思っています。

 

◆武田さんの中で、持続可能になるための条件というのはどんなことだと思いますか?

家から近いことかな(笑)。ヨガに行かなくなったのも、家からちょっと遠かったというのが大きかったので。その点、ジムは家から近いので続けられる気がしています。距離が大事なんでしょうね、私の場合(笑)。

 

◆もしかしたら恋愛に関しても距離が大事なのでは?

確かにそうかもしれません。私はある程度近い方が続く気がします(笑)。

 

◆他に興味のあること、新しく始めたことはありますか?

最近、ドラムを始めました。友達が習っていて、いいなと思って。楽器は何も弾けないので、何か一つぐらいと思って私も挑戦することにしました。

 

◆楽器経験ゼロの人は、まずどこから始めるんですか?

マイスティックを買って、エイトビートの練習から始めました。最初はスタジオを借りたりもしたんですが、友達が電子ドラムをプレゼントしてくれたので今はお家で叩けています。家だったら移動しなくていいので、私にとってはもってこいの環境で(笑)。先生には1回だけちょっと教わりましたけど、そこからはもう自分1人でやっています。

 

◆ステージに立ってみたい、ライブで演奏してみたいというような目標はありますか?

そこまではさすがに(笑)。いいストレス発散になるので、趣味として楽しめたらいいなというぐらいです。今2曲ぐらい叩けるようになって、せっかくなのであと何曲かできるようになりたいと思っています。

 

◆では最後に、このドラマの見どころを教えてください。

千尋的には、林太郎さんの恋に対して“頑張れ!”とまではいかないですけど、一応の応援はしている感じがあって。なので、林太郎さんの婚活話を聞いて「そんなことがあったんですね…ふふふ」みたいな感じで(笑)、一緒に見守っていただけたらと思います。父親だから、娘だからという立場を気にせずに、最終的には登場人物みんなが自分のやりたいことをやれて、幸せになることを願っています。

 

 

PROFILE

武田玲奈
●たけだ・れな…1997年7月27日生まれ。福島県出身。B型。2015年、映画「暗殺教室」で女優デビュー。最近の出演作にドラマ『おいハンサム!!』『ムショぼけ』『おじさまと猫』、映画「真・鮫島事件」「劇場版 おいしい給食Final Battle」など。『異世界居酒屋「のぶ」Season2~魔女と大司教編~』(WOWOWプライム)が5/27(金)よりスタート。

 

番組情報

『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』
TBS系
毎週火曜 午後10時~10時54分

 

STAFF&CAST
脚本:吉澤智子
演出:土井裕泰、山室大輔、小牧桜、加藤亜季子
プロデューサー:中島啓介、吉藤芽衣

 

出演:上野樹里、田中圭、磯村勇斗、ゆりやんレトリィバァ、水崎綾女、清水くるみ、武田玲奈、鈴木康介、榊原有那、鈴木楽、伊勢志摩、柚希礼音、八木亜希子、井川遥、松重豊 ほか

 

<ストーリー>
沢田杏花(上野樹里)は、生活能力ゼロの父・林太郎(松重豊)の世話をしながらヨガインストラクターとして独立することを夢見ていた。ある日、杏花は独立のノウハウを学ぶため、起業セミナーを受講。そこで出会った東村晴太(田中圭)と意気投合し交際を申し込むが、シングルファーザーの晴太からは「友達になりませんか?」と提案されてしまう。いっぽう、亡き妻の遺品整理をしていた林太郎は離婚届を発見。ショックを受けた林太郎は杏花に向かい、一緒に婚活しようと言いだす。

 

●photo/干川修 text/小山智久

元乃木坂46・桜井玲香が児童文学の世界的名作「オズの魔法使い」でミュージカル単独初主演

桜井玲香

 

桜井玲香が初の単独主演を務めるミュージカル「DOROTHY~オズの魔法使い~」の上演が決定した。

 

1900年に児童文学として誕生し、今なお世界中で読み継がれる、ライマン・フランク・ボーム作の童話「オズの魔法使い」。この「オズの魔法使い」の物語をベースに、世界的に活躍する演出家・田尾下哲が作・演出、蜷川幸雄作品や劇団四季など舞台作品の音楽を数多く手掛ける宮川彬良が作曲・音楽監督として音楽を書き下ろす。

 

そして、主人公のドロシー役には桜井玲香が決定。乃木坂46在籍時から高く評価されてきた歌唱力とダンススキルを武器に俳優として活躍中の桜井にとって今作が初の単独主演となる。桜井のほか、蒼井翔太と鈴木勝吾がWキャストで出演。さらに元宝塚歌劇団トップスターの凰稀かなめ、日本のミュージカル界に欠かせない俳優・鈴木壮麻の出演も決定している。

 

東京公演は8月20日(土)から28日(日)まで日本青年館ホール、兵庫公演は9月16日(金)から19日(月・祝)に兵庫県立芸術文化センター阪急・中ホールにて上演。9~10月には地方公演も予定されている。

 

桜井玲香 コメント

ミュージカルでの単独主演は初めてです。緊張しつつ、この様な経験をさせていただけることがとてもうれしいです。オズの魔法使いは、誰もが幼いころに触れる夢あふれる作品です。素敵なキャスト、スタッフの皆様と楽しく夢のある世界を作っていければと思います。ぜひ劇場へ足をお運びください!

 

赤堀雅秋&荒川良々「人間のゲスな部分を包み隠さず表出してくれる役者ばかりが揃ってる」

人間が持つ滑稽さや無様な姿を隠すことなく、独特のユーモアを交えて描く劇作家・赤堀雅秋さん。その彼が、かねてより親交のあった田中哲司さん、大森南朋さんらと何のしがらみにもとらわれず、自由な舞台を作ることを目指した演劇ユニットが約2年半ぶりに復活する。共演者には赤堀作品に欠かすことのできない荒川良々さん。常に新作が期待される彼らに、4月21日より上演される舞台『ケダモノ』についてたっぷりと話をうかがった。

 

【赤堀雅秋さん、荒川良々さんの撮りおろし写真】

 

今の時代を生きる人々の鬱屈した思いを描いていきたい

──「赤堀雅秋プロデュース」のシリーズも今回で3作目になります。赤堀さんの中でほかの作品との違いはどんなところに感じていらっしゃいますか?

 

赤堀 作品自体に特別な違いはないんですけど、あえて言えば、他のプロデュース公演と違って、キャスティングの全権を握ってるぐらいです(笑)。もちろん、普段の作品でも本当に一緒にやりたい役者さんと舞台を作っているんですが、この公演はより純度が高いと言いますか。あとは、田中さんや大森さんといつも作戦会議と称して、「あの人に出てもらいたいね」「あの人は面倒くさいからやめたほうがいいよ」って、3人でダラダラ飲んでるっていう違いがあるぐらいです(笑)。

 

荒川 そのわりには、僕はこれが初参加なんですよね。哲さんも南朋さんも昔から知っている先輩なのに、 “あれ、俺、全然呼ばれないなぁ”って、ずーっと思っていて。まぁでも、ようやく呼んでもらえてよかったです(笑)。

 

──荒川さんは赤堀作品の常連という印象があったので、このプロデュース公演への参加が初めてと聞いて意外でした。

 

赤堀 いや、本音を言うと、荒川君も大好きな俳優なので、隙あらば呼びたいと思っていたんです。でも、そうすると毎年一本、荒川君と一緒に舞台をやってるみたいな感じになっちゃうから……(笑)。

 

荒川 そうですね(笑)。

 

赤堀 昨年も『白昼夢』という別のプロデュース公演に出てもらったしね。ただ、今回に関しては、大森さんと田中さんがメインとしている中で、荒川君のような見栄えのいい役者さんがキャストに入ってくれるとバランスの良い人間模様が描けそうだなと思って、それで声をかけさせてもらいました。

赤堀雅秋●あかほり・まさあき…劇作家、脚本家、演出家、俳優。1996年、SHAMPOO HAT(現THE SHAMPOO HAT)を旗揚げ。作・演出・俳優の三役を担う。「一丁目ぞめき」にて第57回岸田國士戯曲賞を受賞。初監督作品「その夜の侍」(2012年)では同年の新藤兼人賞金賞、ヨコハマ映画祭・森田芳光メモリアル新人監督賞を受賞。近年の作品に舞台「イモンドの勝負」(出演)、「白昼夢」「神の子」「美しく青く」「女殺油地獄」(作・演出・出演)など。

 

──では、お2人が感じる田中さん、大森さんの魅力はどんなところでしょう?

 

荒川 このプロデュース公演の過去作品をどれも拝見していますが、やっぱり“面白い方たち”という言葉に尽きます。どう転んでも良いお芝居をされる方たちですし、とっても信頼できる先輩方なので、舞台を観ていてすごく安心感があります。

 

赤堀 演出家の視点で言うと、2人とも“人間っぽい”芝居をされるところが素敵ですね。というのも、ゲスな役を演じる時に、それらしく繕った表現をされるのが僕は好きじゃなくって。その点、お2人はゲスな部分を変に包み隠さず表出してくれる。そういった役者さんって、なかなかいないんです。しかも、お2人に限らず、今回のキャストはそんな役者さんばかりが揃っているので、なお面白いことになりそうだなと感じています。

 

──では、気になる作品の中身についてもお聞かせいただけますか?

 

荒川 僕も知りたいです(笑)。

 

赤堀 まだ、ほとんどできてなくてゴメンね(笑)。(※取材時は稽古開始前) ただ、骨格は既に出来ていて。ずっとコロナ禍が続き、多くの人の中に鬱憤が溜まっていると思いますが、そうした時代性を一番リアルタイムに描けるのが舞台だと思うんです。ですから、世の中の鬱屈した人間たちの気持ちを表現できないかという思いで書き始めています。

 

荒川 こんな言い方をするとプレッシャーになるかもしれないですけど、僕はすごく赤堀さんを信頼しているので、必ず面白い脚本になるんだろうなって信じています(笑)。

 

赤堀 頑張るよ(笑)。とりあえず今決まっているのは、とある山に囲まれた閉塞感のある田舎町が舞台で。そこに大森さん演じるリサイクルショップの店長がいて、荒川君と清水優君はその従業員。それと、彼らが通うキャバクラで働いているのが門脇麦さんや新井郁さんで、哲司さんは共通の知り合いであるインチキ映画プロデューサー(笑)。そんな人たちの些末な人間模様を描けたらなと思ってます。

荒川良々●あらかわ・よしよし…1998年、大人計画に参加。2013年放送のNHK連続ドラマ小説「あまちゃん」に出演。08年には映画「全然大丈夫」で初主演を果たす。近年の主な出演作に舞台「大パルコ人④マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』」「3年B組皆川先生~2.5時幻目~」「白昼夢」、ドラマ「俺の家の話」(TBS系)、大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」(NHK総合ほか)、映画「決算! 忠臣蔵」「ハード・コア」など。

 

“舞台ってこういう作品もあるんだ”ということが、多くの若い人に届けば

──荒川さんはこれまでに何度も赤堀さんの作品に出演されていますが、いつもどんなところに戯曲の魅力を感じていらっしゃいますか?

 

荒川 セリフも好きですが、やっぱり人間の描き方に嘘がない感じがいいですよね。人間って、裏表があって当たり前じゃないですか。赤堀さんは、そこでいう人間の裏の部分と言いますか、イヤなところをしっかりと表現していて。演じる側としても、普段の生活だと他人に対して絶対に言えないようなことがセリフになっているので、そこにも新鮮さや楽しさを感じますね。

 

赤堀 ……まあ、それは僕自身が世の中に対して、“そんな明るい気分になってる場合じゃないぞ”って毒を吐きたくなる性格の悪い作家だし、ちょっとサディスティックなところがあるからね(笑)。

 

荒川 そういう意味では、もしかするとこのコロナ禍で、「いやぁ〜、ハッピーエンドでよかったね!」っていう舞台を求めて劇場に来る人がいるかもしれませんが、赤堀さんの作品を観た後は、みんなどよ〜んとした気持ちで帰っていくんじゃないかと思います(笑)。

 

赤堀 ははははは。そうかもね。「せめて舞台やエンターテインメントでは明るい気持ちになりたい」っていう人が増えているだろうし。もちろんそうした作品もあって然るべきだと思うんだけどね。……けどさ、そこを求めてくる方たちはどんな反応をするんだろうね? 東京だといろんな舞台を見慣れている人が多いだろうけど、地方公演とかでは、「大河ドラマに出ていた子が出演しているから観に来た」っていうような人がいると思うんだ。そんな気持ちで観に来たりしたら……。

 

荒川「おいおい、何だよこれ。暗いなぁ〜」って?(笑) ありえますね。でも、今回は途中休憩がないんですよね。だったらいいじゃないですか? 芝居の最中に帰られてしまうこともないし(笑)。

 

赤堀 あー……。いや、そういう問題でもないんだけどね(笑)。あと、できれば若い人たちにも見てほしいなっていう思いがあって。自分でいうのもおこがましいんだけど、“舞台ってこういう作品もあるんだ!”っていうことが若い人にも届けばいいなって。本当に僭越ながらそう思ってるの。

 

荒川 それはきっと感じてもらえると思いますよ。特に初めて舞台を観るという方にとっては演劇の印象が変わると思います。だって、やっぱりまだ演劇に対して、“大袈裟な芝居をするちょっと恥ずかしい世界”っていうイメージを持っている人がたくさんいると思うんです。僕も田舎だったから演劇部とかなかったし、そういう“演劇=かっこ悪い”っていう印象をずっと持っていて。でも、上京して芝居を見たら、全然そんなことがなかった。ですから、確かにたくさんの若い人に観てもらって、同じような経験をしてもらいたいですよね。

 

──では、赤堀さんが舞台を演出する上で、いつも意識しているのはどんなことでしょう?

 

赤堀 そんな大層なことは考えていないのですが、一番はその役者さんのまだ見たことのない表情や佇まいを見たいなということですね。例えば、何となく頭で考えた類型的な芝居ではなく、そこから1mmでもはみ出ているような。かっこいい言い方をすると、そんな奇跡的な瞬間が見たいなといつも思っています。

 

荒川 僕自身は、今赤堀さんが話したような、“見せたことのない佇まい”が自分から出ているのかどうか、よく分かんないですけどね。自分のほうから“俺の良さをもっと引き出してくれ!”と思ったこともないですし(笑)。

 

赤堀 ははははは! そりゃそうだ。

 

──荒川さんは赤堀さんの演出にどんな印象をお持ちですか?

 

荒川 細かいですね。本当は赤堀さんが求めてくるもの以上のお芝居ができればいいんでしょうけど、なかなかそこまで到達できないので、稽古はいつも苦しいです。ただ、自分以外の共演者の稽古を見るのはすごく楽しくて。ただでさえ、すごいお芝居をされる役者さんばかりなのに、赤堀さんの演出でさらに面白さが増していくので、ずっと見ていたくなります。

 

赤堀 そうはいっても、どうやったって荒川君が一番面白く輝くのは松尾(スズキ)さんや宮藤(官九郎)さんの舞台作品だっていうのは、僕も重々承知してるからね。それに、きっと僕の舞台に出ている時は、ずっと潜水しているような息苦しさを感じているんだろうなっていうのも分かってるし。その意味では、さっきの地方公演の話じゃないけど、お客さんの中には、“テレビではいつも面白い芝居をしているあの荒川良々が、今日は妙に重い芝居をしているぞ”って戸惑う人もいるだろうし、そこを求めている方たちには申し訳ないなという思いもあります(笑)。ただ、せっかく僕の作品に出てくれているわけですからね。そこはやはり、松尾さんや宮藤さんの作品の時とは違う、僕が勝手に考える荒川君の魅力を引き出せていけたらなって思ってますね。

 

──楽しみにしています。最後に、GetNavi webということで、皆さんにお気に入りのアイテムをお聞きしているのですが、お2人が最近購入されたものでおすすめのものなどはありますか?

 

赤堀 僕は……特に何もないですね。もともとモノに固執することがないんです。ハマっていることとかもありませんし(苦笑)。

 

荒川 でも、ときどきマンガを大人買いしたっていう話をされてません?

 

赤堀 あ〜、そうだね。それは昔からあるね。でも、“この1冊がおすすめ”というような愛読書があるわけでもないし、繰り返し読む作品もなくて。だから、強いて趣味を挙げるなら、大人の嗜みじゃないけど、お酒を飲むことかな。それこそ荒川君とはよく飲みにいくもんね。ただ、いつもリフレッシュのはずが、最後は逆にイヤな気持ちになって、翌日には“失敗したなぁ”って思いながら目覚めることがほとんどだけど(苦笑)。

 

荒川 そうですね(笑)。

 

──それは、つい仕事とかお芝居の話になってしまったりということですか?

 

赤堀 いや、仕事の話はほとんどしないです。

 

荒川 何をしゃべったかも覚えてないですもんね(笑)。

 

赤堀 多分、人の悪口しか言ってないんじゃない?(笑) だから飲み終わった後に、自分自身がイヤな感じになる(笑)。荒川君は最近買ったものとかあるの?

 

荒川 電動自転車を買いました。

 

赤堀 あ、そっか。言ってたね。

 

荒川 なので、天気がいい日はこの稽古場まで自転車で来ています。

 

赤堀 どれくらいでここまで来られるの?

 

荒川 40分くらいですね。でも、電動だからそれほど大変ではないです。まだ慣れていないから、お尻がちょっと痛くなるくらいで。最初は別に電動じゃなくてもいいかなって思ったんです。でも、東京に来て初めて買う自転車だし、東京は坂が多いので思い切って電動にしたんですけど、こっちを選んで正解でした。漕ぎ出しが「あれ? 嘘みたい!」って思いますもん。もし購入を考えている方がいればおすすめです。

 

 

【「ケダモノ」より】

赤堀雅秋プロデュース「ケダモノ」

(東京公演)
会場:東京・本多劇場
日時:4月21日(木)~5月8日(日)
チケット:全席指定 7,800円(税込)/ U25チケット 3,500円(税込)(観劇時25歳以下対象・当日指定席券引換・枚数限定・要身分証明書)

(札幌公演)
会場:北海道・かでるホール
日時:2022年5月14日(土)~5月15日(日)
チケット:全席指定 8,000円(税込)/ U30チケット 3,500円(税込)

(大阪公演)
会場:大阪・サンケイホールブリーゼ
日時:2022年5月20日(金)~5月22日(日)
チケット:全席指定 8,500円(税込)/ U25チケット 4,500円(税込)

《STAFF&CAST》
作・演出:赤堀雅秋
出演:大森南朋、門脇 麦、荒川良々、あめくみちこ、清水 優、新井 郁、赤堀雅秋、田中哲司

《STORY》
神奈川県のはずれ。
駅前の繁華街以外は寂れ、奥には山ばかりが広がる田舎町。
真夏。
リサイクルショップを経営する手島(大森南朋)は、アヤしげな自称・映画プロデューサーのマルセル小林(田中哲司)とつるむ以外、特に楽しいこともなく、日々しけた店を切り盛りしている。
従業員は態度のでかい出口(荒川良々)と、やる気ばかりで空回りの木村(清水優)の2人。
彼らの楽しみは飲みに出て、キャバクラでマイカ(門脇麦)や美由紀(新井郁)ら女の子をからかうことくらいしかない。
ある日、郵便局員の節子(あめくみちこ)から「父が死んだので家を整理し、不用品を引き取って欲しい」という依頼が。
手島たちは節子の家と蔵を物色するが、木村が蔵から意外な「もの」を見つける。
山から時折聞こえる銃声。
増え過ぎた鹿が農家の作物を荒らし、その被害が深刻化しているため、他県からも猟師を募って害獣駆除をしているのだという。
手島とマルセルの抱えた「事情」と木村がみつけた「もの」、そしてマイカの切実な望み。
退屈な日常はふとしたはずみで軋み、歪み、彼らは暴走し始めた。

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ

ばんばんざいの森元流那が大胆なランジェリー姿を初解禁…!“YouTube界の妹”初写真集

「森元流那写真集 Mine #るなになる」

 

YouTube総登録者数250万人超えの人気ユーチューバー・森元流那の初写真集「森元流那写真集 Mine #るなになる」(KADOKAWA)が、4月20日(水)に発売された。

 

森元は2002年2月11日、大阪府生まれ。登録者200万人超えのYouTubeチャンネル「ばんばんざい」のメンバーで、個人でおこなう「流那チャンネル」も登録者50万人超えのインフルエンサーだ。ABEMAが配信する恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』(2018年7月〜8月配信)に出演し、芸能界デビューを果たした。

 

そんな彼女が、初写真集「森元流那写真集 Mine #るなになる」を発売。“YouTube界の妹”といわれる森元流那が、少女から大人になる瞬間をおさめた、無邪気で、切なくて、ときには大胆な表情をふんだんに盛り込んだ一冊となっている。

 

本作では、大胆なランジェリー姿を初解禁。初挑戦とあって照れる様子から色っぽい表情まで、素の彼女の姿を捉えた。ほかにもフレッシュさ炸裂の水着ショットやバスルーム・制服カット、ばんばんざいハウスでのカットなど、普段の動画では見られない彼女の姿を多数収録。

 

また巻末には、彼女が1人で上京した気持ちをロングインタビューで告白。動画では見られない彼女の新境地に、目が離せない仕上がりとなっている。

 

書誌情報

「森元流那写真集 Mine #るなになる」
2022年4月20日(水)発売

定価:3,300円(税込)
判型:A4判
ページ数:112ページ
ISBN:978-4046057075
発行:KADOKAWA
作品詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322112000181/

 

佐野ひなこ 美ボディの完成形を収めたデビュー10周年記念写真集が重版!アザーカット公開

佐野ひなこ(C)光文社/週刊FLASH 写真◎中村和孝

 

佐野ひなこデビュー10周年記念写真集「BE WITH ME」(光文社)が発売後も順調に売れ続け、重版決定。「FLASH」4月19日発売号の裏表紙を飾り、アザーカットが公開された。

 

「第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン2012」でファイナリストとなり、芸能界デビューした佐野ひなこ。雑誌「with」でのモデル業や女優としても映画やドラマに出演するなど、多方面で活躍してきた。

 

そんな彼女が2022年、デビュー10周年を迎えるタイミングで最新写真集「BE WITH ME」を発売した。芸能界屈指の美ボディの完成形が収められた本書は2月22日に発売されて以降、売上好調でついに重版が決定。

 

4月23日(土)には、4年ぶりとなる対面イベントが開催される。佐野は「対面イベントがついに開催できるとのこと、非常に楽しみです! まだ写真集を見ていない方も大歓迎、久々に会いに来てくれるファンの皆様、心よりお待ちしています♪」とメッセージを寄せた。

 

佐野ひなこ コメント

重版うれしいです! たくさんの方に見ていただいて、感想や応援の声がたくさん届いてます。4月23日には神保町の書泉グランデさんで、対面イベントがついに開催できるとのこと、非常に楽しみです! まだ写真集を見ていない方も大歓迎、久々に会いに来てくれるファンの皆様、心よりお待ちしています♪

イベント詳細:https://www.shosen.co.jp/event/181095/

 

書誌情報

佐野ひなこ 写真集「BE WITH ME」
2022年2月22日(火)発売

佐野ひなこ(C)光文社/週刊FLASH 写真◎中村和孝

 

定価:2,420円(税込)
カメラマン:中村和孝
発行:光文社

©光文社/週刊FLASH 写真◎中村和孝

花咲ひより 初の手ブラにラップ巻きや一糸まとわぬ姿も…!2nd写真集で限界露出に挑戦

花咲ひより 2nd写真集『Metamorphose 2.0』 (C)光文社週刊FLASH 写真◎岡本武志

 

花咲ひよりが、2nd写真集「Metamorphose 2.0」(光文社)を4月19日(火)に発売。本人からのコメントが到着した。

 

アイドルグループ「ワッツ◎さーくる」と「ネコプラpixx.」という2つのグループで活動している、花咲ひより。漫画誌、週刊誌のグラビアでも活躍し、「1000年に1度のロリ巨乳」と呼ばれている。

 

そんな彼女が今回の2nd写真集では、沖縄を舞台にB92センチのGカップボディを躍動させ、初の手ブラや一糸まとわぬ姿など過去最大露出に挑戦した。

 

花咲ひより 2nd写真集『Metamorphose 2.0』 (C)光文社週刊FLASH 写真◎岡本武志

 

昨年リリースした写真集「Metamorphose」の続編として、パワーアップした“変身”がテーマの今作。王道の水着でビーチ、動物コスプレ、ラップ巻きなど、さまざまな彼女が楽しめる。また、20歳を迎え、少し大人になった花咲ひよりの姿も見ることができるだろう。

 

今作について、花咲は「『Metamorphose』という言葉通りたくさんの変化をさせて頂きました。1stとはまた違うたくさんの変化があり、自分自身の大人なエロさというものに向き合った作品になっています!」とアピールした。

 

さらに発売を記念して、オンラインと書店イベント両方の開催も決定している。また、写真集と連動した2ndイメージDVDも発売予定とのことで、そちらにも注目だ。

 

花咲ひより コメント

花咲ひより 2nd写真集『Metamorphose 2.0』 (C)光文社週刊FLASH 写真◎岡本武志

 

日頃応援して下さる方や私のグラビアが好きなファンの皆さんに2nd写真集という形でまた1つ恩をお届けできること、とてもうれしく思います。今回も題名の「Metamorphose」という言葉通りたくさんの変化をさせて頂きました。1stとはまた違うたくさんの変化があり、自分自身の大人なエロさというものに向き合った作品になっています!
書店イベントでは、1つひとつ皆さんに直接顔を見てお渡しさせて頂けたらと思います。オンラインイベントは、前作と同様たくさんの企画を用意しています。前回の配信がすごく盛り上がったので、たくさん思い出ができました。今回もそのような場になればと思いますので一緒に楽しみましょう!

 

書誌情報

「花咲ひより 2nd写真集 Metamorphose 2.0」
2022年4月19日(火)発売

花咲ひより 2nd写真集『Metamorphose 2.0』 (C)光文社週刊FLASH 写真◎岡本武志

定価:3,000円+税
発売:光文社

 

イベント情報

書店イベント
2022年5月3日(火)午後1時〜東京・神保町 書泉グランデ
詳細:https://www.shosen.co.jp/event/182929/

オンラインイベント(1)
2022年4月18日(月)午後6時〜MUVUSにて
詳細:https://muvus.jp/muvus/cmdtyList.php?cat=ofqnFFGKTyNG

オンラインイベント(2)
2022年5月1日(日)午後4時30分〜リミスタにて
詳細:https://limista.jp/projects/2943

 

©光文社/週刊FLASH 写真◎岡本武志

驚異の特殊能力&新ネタも!喉押さえマン(19)直撃インタビュー。変幻自在の声マネの秘密を大公開!

喉を押さえることで、あらゆるキャラクターの声を再現できる高校生とSNSで話題になった、喉押さえマン。『ドラゴンボール』や『ワンピース』など人気アニメの声マネ動画をTikTokやYouTubeで次々と公開し、「似すぎ!」「完全に一致」と世間を驚かせた。今年、高校を卒業した喉押さえマンは、地元香川から上京し、本格的にタレント活動を開始。今回は、今まで明かされていなかった声マネの秘密から未発表の新ネタ、今後の活動まで、じっくり深掘りりインタビュー。

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

山寺宏一がきっかけで声マネを修業。
TikTokでバズって大人気に!「正直まだ夢かと思っています」

――今やSNSで大人気ですが、そもそも声マネを始めたきっかけは?

 

喉押さえマン 最初は声優になりたいと思って始めたことなんです。小学生の時に、声優さんが声を吹き込むことでアニメが成り立っていると知って、びっくりして。驚きに加えて「あ、これになりたい!」という感情が湧いてきました。ある時、テレビのモノマネ番組で山寺宏一さんが出演されていて、声マネを披露していました。そこから「山寺さんもやっているから声マネから声優になる練習ができるんじゃないか」と思い、チャレンジしてみたんです。

 

――山寺さんがきっかけなんですね。

 

喉押さえマン はい。たくさんのアニメに出演されていたので、どうしてこんなにいろんな声が出せるんだろう……と子どもながらに疑問に思っていたんですよね。僕もそうなりたいなと思い、そこからは声マネに没頭しました。その時はまだ喉を押さえていなかったです(笑)

 

――最初に手応えを感じた声マネは何ですか?

 

喉押さえマン 初めて自信がついたのは、『アンパンマン』のバイキンマンですかね。実は声マネにもジャンルがあって、バイキンマンは結構難しい部類に入るんです。そのうえ、もともと僕の地声は女子声って言われていて、声変わりもしていない時期に、ガラガラとしたしゃがれ声が入ったバイキンマンをやるのはかなり難易度が高くて。喉がつぶれそうになりながら、毎日毎日練習しました。

 

――完成した時はどなたかに見せましたか?

 

喉押さえマン 学校の友達に披露しました。「おお~すげえやん!」ってなって、そこから友達の輪が広がってうれしかったです。もともと陰にいるタイプだったんで、やりたいか、やりたくないかで言えばやりたくなかった(笑)。でも、人から反応が返ってくるのはうれしくて、続けていました。

 

――そこから動画投稿を始めたんでしょうか?

 

喉押さえマン そうですね。友達に勧められて始めてみました。もともと配信もやっていたんですが、その視聴者の方にも「やってみたら?」と言われまして。中学2年生くらいでしょうか。そこから声マネ動画をちょっとずつ投稿していたんです。それで、3年生の後半くらいからバズり始めまして……。

 

――初めてバズッた動画は?

 

喉押さえマン 覚えてる限りだと『銀魂』のキャラの声マネメドレーです。もともと『銀魂』が好きで練習していたら、16キャラくらいできるようになったので、動画をアップしてみたんです。そこからあっという間にフォロワーが10万人を突破して、今のような感じに。正直まだ夢かと思っています(笑)

 

初生放送で失敗! 2分間、真顔の自分が画面に……
「香取さんやみちょぱさんが〝え?大丈夫?〟って(笑)」

――その後、一気に人気に火が点いた喉押さえマンさんですが、メディアのオファーが来るようになったのは、いつごろからでしょう?

 

喉押さえマン 高校2年生の時に「もしよかったら番組に出てみませんか」と初めてDMが来まして。それがABEMA TVの『7.2 新しい別の窓』という稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの3人が出演している生放送でした。

 

――最初から生放送だったんですか……!

 

喉押さえマン そうなんですよ。そこで、原口あきまささんとコラボネタを披露したんですが、僕失敗しちゃいまして……。放送中に頭が真っ白になって、何も話せず、真顔の自分が2分くらい画面に映ってるだけっていう……。香取さんやみちょぱさんが「え?大丈夫??」って言ってて(笑)。そこから、スタッフさんがカンペを出してくれて、正気に戻りました。めちゃくちゃ焦りましたね……!

 

――初めてのテレビが生放送なんて、緊張するのも当然ですよ……!

 

喉押さえマン いや~大失態でした。ただその時に、原口あきまささんが「あんま無理せんでええんやで〜!またこの後なんかあったら何でも言ってね!」って言ってくださって。すごくありがたかったです。今でも強く心に残っていて、時々その言葉を思い出しながらやっています。

 

――わりと緊張するタイプなんですか?

 

喉押さえマン はい。いまだにテレビは緊張しちゃいますね~。なので最近は、それを克服するために日常的に「喉押さえマン」って書いてあるパーカーを着ています。街中で声をかけられても対応できるようにして、常にモードに入っておくことで、徐々に克服できるかなって考えています。

 

憧れの山寺宏一と初対面! 本人のモノマネも披露。
「全然声が出なかったです……!」

――最近は、地上波の番組に出演されることも多いと思いますが、共演できてうれしかった方はいますか?

 

喉押さえマン 実は『ものまねグランプリ』という番組で、憧れの山寺宏一さんにお会いできたんです。リハーサルの出番前、トイレに行こうとしたときに、急に「ねぇ、喉押さえマン」(山寺宏一の声マネで)って声をかけられて。一瞬アレ? となったんですが、緊張でそれどころじゃなくて、そのままトイレに行ってしまったんです。なんか呼ばれてた気がするし、聞いたことある声だったような……って思いながら外に出たら、スタッフさん5、6人と山寺さんがいたんです。「いや~喉押さえマン、会いたかったよ!」と言われて、もうびっくりしすぎて声が出ませんでした……! やっと話せて「本物ですか!?」って聞いちゃって(笑)。

 

――それはうれしいサプライズですね。

 

喉押さえマン リハーサル前でメイクもしていたのに、泣きそうになっちゃって。なんなら最後「頑張って!」って言われたのに「あ……はい……」みたいな返答しかできず……! もっと気持ちを伝えられれば良かったですよね。しかも、その後の本番で披露したのが、山寺さんのキャラクターばかりで(笑)。裏で聞かれているっていうプレッシャーで、その日全然声が出なかったです……!

 

――すごい経験です。どんなお話をしたか覚えていますか?

 

喉押さえマン 「声優界でも、すごいって話になっていて、この前は『アンパンマン』のアフレコ現場で話題になっていたよ」と、教えていただきました。聞いたら、ベテランの声優さんたちでも、けっこう認知してくださっているみたいで。本当はどう思っているんだろうという不安もあるんですが、ありがたい限りで。

 

――やはり声優の皆さんからの注目度も高いんですね。

 

喉押さえマン 山寺さんは実際にお会いする前から、Twitterで「喉押さえマンの真似してたら、喉が痛くなった」って投稿していただいていたんです。最初見た時は、そんなまさかな…偽者だろ…と思っちゃいました(笑)。それ以降、声優さんご本人から声マネしてよ、とツイートをもらうことも多くなって。この前は『僕のヒーローアカデミア』で爆豪勝己役をしている岡本信彦さんが「マネしてほしい!」とツイートをしてくださいました。今、爆豪を絶賛練習中です!

 

レパートリーは300以上!
「最近は『東京リベンジャーズ』のマイキー君を練習しています」

――レパートリーがどんどん増えていると思いますが、今はどのくらいあるんですか?

 

喉押さえマン マイナーな声マネも合わせたら、300は超えていると思います。もう数えられなくて(笑)。ジャンルにはこだわらないので、国民的アニメからジャンプ漫画系、昔の白黒アニメまでいろいろあります。

 

――幅広いですね。アニメ自体もよくご覧になるんでしょうか?

 

喉押さえマン はい。世代関係なく見て研究するようにしています。個人的には、妖怪系のアニメが好きですね! 野沢雅子さんの初代『ゲゲゲの鬼太郎』や『地獄先生ぬ〜べ〜』『妖怪人間ベム』『悪魔くん』などひと通り見ています。

 

――最近ハマッているアニメはありますか?

 

喉押さえマン 『東京リベンジャーズ』を見ていて、マイキー君を練習しています。マイキー君の高いような低いような中間の声が苦手なので、トレーニングにもなっていますね。

 

「パーのダチやられてんのに、日和ってる奴いる!?」(マイキーの声マネで)

 

――おお~!すごい迫力と再現率です! ちなみに、アニメ以外のレパートリーもたくさんありますよね。

 

喉押さえマン そうですね。芸能人の方だと、大抵ご本人の前でやらなくちゃいけないので、一度声を出していただいて、こちらでチューニングしつつ即興で真似ることが多いです。この前は、出川哲朗さんに「俺、俺、俺の声こんな感じ」(出川哲朗の声マネで)と話してもらったあとに、「やばいよ、やばいよ~」とその場で2人で合わせて(笑)。さすがに聞いて一瞬でマネるとなると、もう人間業じゃなくなってくるんですけど……いつかできるように練習はしています。

 

マネできるキャラクターを瞬時に見分ける能力も!
「声をグラフ化できるんです」

――そもそも、どのように声を変えているのでしょうか?

 

喉押さえマン 基本的には楽器と同じようなやり方ですね。押さえ方や押さえる位置を変えて声を出しています。例えば、喉仏を摘まむように押さえて、位置を下げると、声がこもって低くなります。それにプラスして、声優さんの癖や特徴をつけていくことで、完成させます。

 

――なるほど。トーンを調整してから、アレンジを加えていくんですね。

 

喉押さえマン そうです。ただ、弟子や講座で指導するときには、無理やり上げたり下げたりしないようにと教えています。場合によっては喉を痛めてしまい危険なので。

 

――弟子の方もいらっしゃるんですね。どのように教えているんですか?

 

喉押さえマン まず、それぞれが声マネしやすい人を見つけるため、どういう声質かを確かめます。そこから僕がマネできそうな声をピックアップして提案していますね。

 

――声マネできそうなキャラクターや人物はすぐ分かるものなんですか?

 

喉押さえマン 分かります。知り合いに言われたのですが、どうやら僕は絶対音感を持っているようで、声を聞き分けるのも得意なんです。説明するのが難しいんですけど、PCで色調整をする時のように声をグラフ化できるので、この人の声はこのくらいガラが入っていて、この人の声はこのくらい息が入ってる……とか頭の中で分析しています。

 

――すごい……特殊能力ですね。

 

喉押さえマン いえいえ。あとは、提案したキャラや人物になりきって日常会話をする練習をします。セリフしか言えない人も多いので。

 

――練習方法も研究されているんですね。

 

喉押さえマン どうやったら高いクオリティで安定して声を出せるかは日々探っています。マネするには、喉を押さえない方法もできますが、弟子の子たちは喉を押さえたほうが早いってみんな言いますね。

 

史上初?声優の地声を演じたい
「なんなら、地声のほうがやりやすくなってきて(笑)」

――これから挑戦しようとしているキャラクターや新ネタはありますか?

 

喉押さえマン 声優さんが演じるキャラクターもそれぞれ個性があるので、その演技を練習していたら、だんだん声優さんの地声をマネできるようになってきたんです。なんなら、地声のほうがやりやすくなってきて(笑)。なので今後は、声優さん自体を演じるネタをやりたいです。例えば、ドラゴンボールのアフレコ現場を想定して……。

 

「中尾さん、このあともお仕事あるの?」(孫悟空役、野沢雅子の声で)

「僕はね、これから新しいアニメの現場があるんですよ」(フリーザ役、中尾隆聖の声で)

「あら、そうなの。あたしもね、まだまだこれから現場が長くてね~」

 

――面白いです!これは新鮮ですね。

 

喉押さえマン 声優さんの地声自体を演技する方ってなかなかいないので、今後練習していきたいですね。

 

――ネタとしても面白いと思います。ネタ見せライブや『R-1グランプリ』などの賞レースに出場したりはしないんですか?

 

喉押さえマン いつかテレビで発表できたらうれしいですね。賞レースも出てみたい気持ちはあるんですけど、クオリティよりも面白さ重視になってくるので。大会を目指すのであれば、例えば原口さんのように、もっと見せ方を勉強したいと思います。

 

――今後の夢や目標はありますか?

 

喉押さえマン まずは、歌をやりたいんです。リクエストされた曲をアニメキャラの声で歌ったり、パートごとにキャラを変えたり。最近は週4でカラオケに通って練習しています!将来的には、タレント業と声優業を並行してやりたいです。山寺さんのようにどちらでも活躍できる存在になれたらなって思います。

 

――今後も応援しています。ありがとうございました。

 

【PROFILE】

喉押さえマン

生年月日:2003年3月2日  ジャストプロ所属
出身地 :香川県

Twitter:https://twitter.com/popbca
Instagram:https://www.instagram.com/popbca
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCwNAsBeVSGIGfkBBOAYMMZg
TikTok:https://www.tiktok.com/@pop0302

26時のマスカレイドが10月30日での解散を発表…!「今までの感謝を伝えていければ」

26時のマスカレイドが、2022年10月30日(日)をもって解散することを発表。メンバーからのコメントが到着した。

 

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、“ニジマス”こと26時のマスカレイド。2016年の結成より、数多くのファンや関係者に支えられ6年間活動をしてきた彼女たちだが、2020年に発生したコロナ禍の影響もあり、なかなか思うような活動ができなかったという。

 

その中でも試行錯誤し活動を行なってきたが、メンバー・スタッフの間で話し合いを重ねた結果、10月30日に開催される東京国際フォーラムでのワンマンライブをもって、活動を終了することを決定した。

 

6年間、全力で走り続けてきたニジマス。今回の発表ではコロナ禍で「自分自身を見つめ直す機会が多くなり、今回このような決断を致しました。決して後ろ向きな決断ではなく、自分たちの未来のためにこのタイミングが一番だと判断しました」とメンバーは明かす。

 

この発表後も4月27日(水)には新曲「トゥインクル・ディバディ・ドゥ」の配信リリースとMV公開、5月1日(日)にはパシフィコ横浜にて「26時のネバーランド」開催、9月には東京・大阪でのライブも予定するなど、まだまだイベントが待ち構えている彼女たち。

 

ラストとなる10月30日の東京国際フォーラムワンマンに向けて「残された期間、私たちは今までの感謝を伝えていければと思います。残り半年活動期間がありますので、10月30日まで精一杯アイドル活動します。最後まで応援してくれるとうれしいです」とメッセージを寄せた。コメント全文は、下記に掲載。

 

26時のマスカレイド コメント

6年間全力で走り抜けてきました。たくさんのことを経験しました。その間にコロナ禍になり、自分自身を見つめ直す機会が多くなり、今回このような決断を致しました。決して後ろ向きな決断ではなく、自分たちの未来のためにこのタイミングが一番だと判断しました。
残された期間、私たちは今までの感謝を伝えていければと思います。残り半年活動期間がありますので、10月30日まで精一杯アイドル活動します。最後まで応援してくれるとうれしいです。

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

江嶋綾恵梨が美BODYをGETするために始めたこと「ニジマスのこれ愛してマス」第25回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第25回は、江嶋綾恵梨さんが最近頑張っているパーソナルトレーニングについてご紹介!

 

26時のマスカレイド・江嶋綾恵梨

 

こんにちは、こんばんは。
26時のマスカレイドのリーダー江嶋綾恵梨です。

 

今回は、最近頑張っているパーソナルトレーニングについてお話しできたらと思っております!!

 

今年からヨガのインストラクターとしても活動させて頂いておりまして、先日初めてファンの方にヨガを教える配信イベントを開催させてもらって…とてもすてきな時間でした。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

 

ヨガインストラクターの資格を取る際に解剖学についての勉強をしたんですが、人間の身体ってパズルのようでとても奥深くて、本当に面白い!!!(笑)

 

今年は、美BODYをGETするためにしっかり自分の身体と向き合う時間を作ろうということでパーソナルトレーニングに通い始めたんですが、今は背中、腕回りと脚のトレーニングをコツコツ頑張っています。

 

いつも通っている整体の先生や昔からお世話になっているダンスの先生と身体についてのお話をしていると、本当に面白いお話がどんどん出てきて!
専門的な話に自分がついていけることがちょっぴりうれしくて(笑)。

 

新しい知識を頭に入れて、いろんな人と意見交換することが本当に好きなんだな〜と感じました◎

 

最近、美BODYとパフォーマンス向上のためにクラシックバレエの基礎を習うと何か見えてくるかも…といろんな話を聞いていて思ってきましてですね(笑)。

 

ただでさえ趣味が多いから時間が足りていないというのに、近々趣味というか習い事が増えそうです(笑)。
この記事がUPされている頃には、体験レッスンとかに行ってるんだろうな…(笑)。

 

全ての体験は、ジャンルが違えど、何事もアイドル活動に活きるなと、いろんなことをやっていて感じることが多いので、気になったことに対してすぐに飛び込んでいく気持ちは何歳になっても忘れたくないですね。

 

5月で26歳になりますが…、「今が一番輝いてるよ! すてきだよ!!」って思ってもらえる女性を目指して頑張ります♡

 

江嶋綾恵梨 PROFILE

●えじま・あえり…1996年5月4日生まれ。福岡県出身。AB型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でリーダーを務める。趣味はカメラ、団子屋めぐり、サウナ(サウナ・スパアドバイザー資格保持)。カメラ女子として配信番組の出演やメディアでの連載など、趣味や特技を活かして活躍中。2021年1月に自身のアイドル活動10周年を記念したアニバーサリーブック『memorial.』を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_aeri
公式Instagram:https://www.instagram.com/aeringoooo/

 

26時のマスカレイド PROFILE

26時のマスカレイド

 

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

■「26時のネバーランド」
2022年5月1日(日)パシフィコ横浜 国立大ホール

■「26時のマスカレイド 江嶋綾恵梨 生誕祭」
2022年5月10日(火)EX THEATER ROPPONGI

■「DIAMOND FES2022 GIRLS EDITION」
2022年6月28日(火)ZEPP HANEDA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

 

京佳ラスト写真集「FRONTERA」が3月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2022年3月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、京佳ラスト写真集「FRONTERA」が第1位になったことが分かった。

京佳ラスト写真集「FRONTERA」

 

アイドルグループ「夢みるアドレセンス」の元メンバーで、“プロフェッショナルロリ巨乳”の異名でグラビアでも人気を博し、YouTuberとしても活躍中の京佳。沖縄と東京で撮影された本作では、初のフルヌードに挑戦。ラスト写真集ということで、京佳の集大成といえる自信作となっている。3月6日には、書泉ブックタワーでリリースイベントを開催し、大盛況となった。

 

京佳 コメント

たくさんの愛を込めた一冊が1位になるのはとてもうれしいです

 

ありがとうございます。

 

書泉ブックタワーでのイベントもたくさんの方と会えて最高でした。

 

この一冊がたくさんの方に末永く、愛されますように

 

またみんなに会えるのを楽しみにしてます。

 

2022年3月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:京佳ラスト写真集「FRONTERA」

出版社:講談社/発売日:2022年3月4日

 

2位:北向珠夕 写真集「M~気の向くままに~」

出版社:ワニブックス/発売日:2022年3月22日

 

3位:林田百加 1st写真集「ハイレグの国」

出版社:竹書房/発売日:2022年3月25日

 

4位:中島史恵写真集「#53」

出版社:双葉社/発売日:2022年2月17日

 

5位:前田佳織里1st写真集「おとなのかおり」

出版社:秋田書店/発売日:2022年3月11日

 

6位:日向坂46 河田陽菜1st写真集「思い出の順番」

出版社:講談社/発売日:2022年3月1日

 

7位:森保まどか写真集「Lotus」

出版社:KADOKAWA/発売日:2022年3月15日

 

8位:佐野ひなこ写真集「BE WITH ME」

出版社:光文社/発売日:2022年2月22日

 

9位:生見愛瑠1st写真集「はじまり。」

出版社:小学館/発売日:2022年3月4日

 

10位:井本彩花1st写真集「アオハル。」

出版社:集英社/発売日:2022年3月23日

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。※店頭イベント販売数含む。

 

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/182178/

【#今旬コレクション】莉子「うそのない人になりたい。どんなときでも真っすぐでいたいです」

テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優&女優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第31回はドラマ『村井の恋』(TBS系)に出演中の莉子さんが登場です。

 

「#旬コレ 7seconds CHALLENGE」莉子

 

 

◆『村井の恋』への出演が決まったときのお気持ちから聞かせてください。

まず、原作が突飛なので「どんなふうになるんだろう⁉」という楽しみな気持ちと、ここまでコメディ要素が強い作品に挑戦するのは初めてだったので「大丈夫かな?」という不安がありました。台本でも原作さながらの面白さとテンポのよさが感じられてワクワクしましたし、ドラマ化にあたってそれらが生きるように作品に力を添えられたらいいなと思っています。

 

◆今回演じる仁美は、双子の姉妹の妹でコスプレイヤーとしての一面も。役作りはどのように?

オタクキャラということもあり、くせのある話し方を心掛けています。台本を読んだ段階ではいまいちつかめていなかったのですが、監督から「もっと早口でバーッと勢いよく話してみて」というアドバイスをいただいて実践してみたら「いいね!」と言っていただけて。それから早口で話すようにしたり、一点だけを見つめるようにしたりと意識することが増えました。あとトレードマークの眼鏡をくいっと動かすしぐさもポイントです。そういった一つ一つの動きが仁美というキャラクターを位置づけているような気がします。

 

◆姉である悠加(鶴嶋乃愛)との双子ならではの動きも特徴的です。

1話の登場シーンからインパクトがありましたよね(笑)。撮影では足を前に出すタイミングや走る速さなど、動作がそろうことで出せる双子感を意識していました。もともと乃愛さんとは以前雑誌「Popteen」でご一緒していたこともあり、仲がいいので比較的息が合いやすくて。今回は姉妹ということで一緒のシーンが多くすごくうれしいです。

 

◆鶴嶋さんをはじめ、共演者の方は同世代の方が多いですよね。

そうなんです。キャストの皆さん顔見知りの方が多くて。「久しぶり!」というあいさつから入れたのはやりやすかったですね。(取材の段階では)まだ撮影がスタートしてから日がたっていないのですが「次のシーンどうする?」という真面目な話から「休みの日は何しているの?」というプライベートな話までいろんな話題で盛り上がっています。

 

◆ちなみに莉子さん自身は田中先生(髙橋ひかる)と村井(宮世琉弥)の関係性をどう思いますか?

“先生と生徒”というある意味禁断の組み合わせでも、コメディの要素が加わるとこうなるんだ! という新たな発見がありました。すごくポップなので客観的に見ていても面白いです。あとは率直に「村井君すてき!」という気持ち(笑)。あそこまで初っ端から「好き!」という気持ちを全面に出せる人はなかなかいないと思いますし、そのストレートさにグッときました。

 

◆ではあらためて本作の見どころを教えてください。

田中先生と村井の掛け合いをはじめ、全体的にとてもコミカルで面白い作品になっています。主人公の心の声や脳内軍部など漫画ならではの描写にもクスッとしていただけるはずです。あと登場人物全員が見事に似ている部分がなくて、個性が確立されているんです。いろんなキャラクターがいて、その人たちが集まったときにどんな現象が起こるのかという化学反応を楽しんでいただけたらうれしいなと思います。

 

◆劇中ではくせの強いキャラクターを演じる莉子さんですが、ご自身の性格は?

明るくポジティブだと思います。高校時代もよく友達から「廊下まで声が聞こえてきたよ!」と言われるくらいにぎやかでした(笑)。昔から人に興味があって話すのが好きなので、どんなタイプの人とも話せると思います。母がよく話すタイプで遺伝もあるかもしれないのですが、私も小さいころから人見知りをしたことがないんです。

 

◆確かにインタビュー中もたくさんお話をしてくださる印象です。春からの新生活に向けて莉子さんなりのコミュニケーション術を教えてください。

芸能活動を本格的に始めた高校一年生のころ、取材などでいろんな方にお話を聞いていただく機会が増えたときに目を見てお話してくださる方に対してすごく好感が持てて。「ちゃんと聞いてくれているんだな」とうれしくなったんです。でも普段の自分を思い返してみると、恥ずかしさもあってか相手の目を見れていないなと気づいて。“自分がされてうれしいことを相手にもしたい”という思いでできるだけ目を見て話すことを意識してみたら、相手の感情が理解しやすくなって、話すことがより楽しくなりました。あと、話す内容にも気を付けています。それこそ『村井の恋』の現場で言うと、久しぶりに共演する方とは当時を振り返るような共通の話題にしてみたり、乃愛さんとは姉妹感が出せるように自分からいろいろと質問をしてみたり…。相手によってコミュニケーションの取り方や距離感を変えるということは常に意識しています。

 

◆コミュニケーションの取り方を相手によって変えるためには、ある程度の観察力も必要なように思いますがその力にも長けていらっしゃいますね。

いやいや…。でも人が好きだからこそ周りの人のことを見てしまうというか。観察していて「あぁいう行動すてきだな」「じゃあ私だったらこうしてみよう」と取り入れることは多いかもしれません。演技はもちろん、雑誌などでの自分の見せ方や普段の立ち居振る舞いなど人から学ぶことってたくさんあると思うんです。まだまだ未熟な分、他の人のいいところをもっともっと吸収したいなと思っています。

 

◆では最後に今後演じてみたい役柄や将来の理想像を教えてください。

私は普段等身大の自分に近い明るく元気な役をいただくことが多いんです。でもいつか演じてみたいのはヒール役。学園ドラマに出てきたときに「何この子!」と不快感を覚えるというか、物語に不穏な空気をもたらすようなキャラクターを演じてみたくて。きっと自分と真逆だからこそ得られるものがあるんじゃないかなと思っています。理想像としてはうそのない人になりたいです。どんなときでも真っすぐでいたいので、自分の中でこれはできないと決めつけたり、難しいなと感じることがあっても諦めたりしたくないなって。自分の心に素直に行動していけば、それがきっと演技にもにじみ出てくるのではないかなと思っています。これからも自分らしく明るく、マイペースに頑張っていきたいです。

 

 

PROFILE

●りこ…2002年12月4日生まれ。神奈川県出身。B型。主な出演作はドラマ『ファイトソング』『卒業式に、神谷詩子がいない』、映画「牛首村」など。出演映画「女子高生に殺されたい」が現在公開中。

 

番組情報

ドラマストリーム『村井の恋』
TBS系
毎週火曜 深0時58分~1時28分

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/drama_stream_tbs/
公式Twitter:@drama_streamtbs
公式Instagram:tbs_drama_stream
公式TikTok:@drama_stream_tbs

●photo/大石隼士 text/矢嶋咲良

まねきケチャ・松下玲緒菜がマングローブで泥だらけに…「人生初めての体験でした(笑)」

アイドルグループ・まねきケチャのセンターを務める松下玲緒菜が、 2nd写真集を5月2日(月)に光文社より発売することが決定。本人からのコメントが到着した。

 

2020年5月2日に発売した1st写真集「いつまでも」(光文社)に続く、2冊目の写真集の発売が決定した松下玲緒菜。23歳の誕生日となる2022年5月2日(月)に、2nd写真集「(タイトル未定)」を発売する。

 

今回の撮影は、夏の奄美大島と冬の北海道という2つの異なる地で敢行。夏の奄美大島では、南の島のリゾート地での明るくて楽しい旅の中で、時折見せる大人びた表情や仕草などを撮影。青く澄んだリゾートビーチやマングローブなど、南の島らしい爽やかなカットや、神秘的なカットが満載だ。

 

いっぽう、冬の北海道では、幻想的な景色の中に佇む姿を中心に、しっとりと落ち着いた旅をしている様子を撮影。特に一面真っ白な雪景色の中で純白の水着を着て撮影したシーンでは、凍える寒さの中での清々しくてインパクトのあるカットを撮れたという。

 

1st写真集の撮影から2年。チャームポイントである可愛さ、あざとさ、アイドル性の高さに加え、グッと増した大人っぽさ、美しさを混じえ、大自然の中で解放的な姿を写し出した写真集に仕上がった。

 

松下は撮影を振り返って「夏の奄美大島では、マングローブでの撮影が印象に残っています。とても神秘的な場所で、泥の上に寝っ転がって髪も体も泥だらけになるという、人生初めての体験でした(笑)」と明かす。

 

さらに「1st写真集より、ちょっぴり大人になった松下玲緒菜を、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです!」とメッセージを寄せた。

 

松下玲緒菜 コメント

アイドルになってから写真集を出すことが夢で、それが2年前の1st写真集でかなったのに、まさか2nd写真集まで出させていただけるなんて思っていませんでした。だから、お話をいただいた時はすごくびっくりしたし、うれしかったです!
夏の奄美大島では、マングローブでの撮影が印象に残っています。とても神秘的な場所で、泥の上に寝っ転がって髪も体も泥だらけになるという、人生初めての体験でした(笑)。冬の北海道では、ずっと憧れていた雪の中での水着撮影。想像以上に寒くて感覚がなくなるくらいだったんですけど、貴重な体験ができて楽しかったです。
1st写真集より、ちょっぴり大人になった松下玲緒菜を、たくさんの方に見ていただけたらうれしいです!

 

書誌情報

松下玲緒菜2nd写真集「(タイトル未定)」
2022年5月2日(月)発売

定価:2,970円(税込)
撮影:東京祐
発行:光文社

野村萬斎インタビュー「型を通してでもいいから、まずは笑うということが大事なんだと思います」

昨年10月に開催された野村萬斎主宰による狂言会『狂言 ござる乃座』の第65回公演が衛星劇場にて初放送。萬斎と師父・万作、そして息子・裕基の親子三代による共演も話題を呼んだこの公演。今回放送されるのは、数多ある狂言舞台のなかでも稀曲と呼ばれる『唐人相撲』と、太郎冠者が活躍する『素袍落』。それぞれの魅力について、萬斎さんにたっぷりとお話をうかがいました。

 

野村萬斎●のむら・まんさい…1966年4月5日生まれ。東京都出身。狂言師。1969年、『靱猿』で初舞台を踏む。1994年、萬斎を襲名。2002年より世田谷パブリックシアターの芸術監督を20年間務めた。近年の出演作にドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第7シリーズ(テレビ朝日系)、『死との約束』(フジテレビ系)など。

 

【野村萬斎さんの撮りおろし写真】

 

『唐人相撲』は本来禁じ手のアドリブが許され、楽しませていただきました

──昨年上演された『唐人相撲』は、唐の国に滞在していた相撲取りが皇帝に帰国を願い、最後にもう一度だけ相撲を取るというにぎやかで動きのある舞台でした。公演を終えたいま、どのような手ごたえを感じていらっしゃいますか?

 

萬斎 この作品はもともと20年前に、父・万作の古希を祝う舞台として復曲したものでした。今回は父の卒寿祝いで再び上演したのですが、40数名と登場人物が多く、いろんな方の協力がないとできない珍しい作品でもあるんです。そのため、今回も父にゆかりのある狂言愛好家の皆さんや、私を支えてくださっている多くの俳優陣の力をお借りすることで、無事に実現へと漕ぎ着けました。前回と大きく異なるのは、これまで私が演じてきた相撲取りの役を息子の裕基に任せ、私は念願だった通辞を演じたことです。その結果、親子3代の共演となったわけですが、90歳の父と、55歳の私、そして20代の息子というそれぞれの世代による芸をお見せできたことは、大きな意味があったなと感じております。

 

──では、作品全体を通して演出面で意識されたのはどんなところでしょう?

 

萬斎 やはり人数が多いということでごちゃごちゃした感じにならないよう、装束(衣装)を含め、役職や役割にメリハリをつけてキャラクターを立たせたところですね。例えば、自分は動かないくせに、他人に相撲を取らせて責任をなすりつける武官がいたり(笑)、でも仲間が負けると「あ〜〜」と残念がる場面は大勢の反応を統一したり。この作品は私が長らく芸術監督を務めていた世田谷パブリックシアターでも何度か上演しましたので、演劇的な要素も多く取り入れています。

 

──唐の人々が見せる“御意”のポーズは、上演当時(昨年10月)に萬斎さんが出演されていたドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』でも同じような仕草があり、思わずクスッとしました。

 

萬斎 あれはまさに『唐人相撲』から引用したものです(笑)。番組のスタッフから「みんなで同じポーズを取れるようなものはありませんか?」と聞かれ、ちょうどこの公演に向けた稽古をしていた時期でしたので、それをやってみたら面白いかなと。ですので、ドラマをご覧になられていたお客さんはすごく喜んでいましたね(笑)。

 

──また、萬斎さんが演じられた通辞は相撲取りと唐の国の人々の間に立ち、通訳をする人物です。この役の魅力とはどういったところでしょう?

 

萬斎 狂言には決まった型があり、私どもの一門はアドリブが禁じ手となっています。ただ、『唐人相撲』の通辞だけはアドリブを許されている。それ故、演出の要になる役だなと改めて感じました。先ほどもお伝えしたように今作は出演者が多く、次々と人が出たり入ったりしますので、その時間を埋める作業もしなければならない。これはキャリアがないとできない大役でもあります。それに、控えめな人よりも、ちょっとでしゃばるようなタイプの人間に合っている役ですので……そこはいろんなアドリブも含め、たくさん楽しませていただきました(笑)。

 

──通訳という点で言えば、唐の人々は不思議な言葉を使っていらっしゃいますね。

 

萬斎 唐は架空の国という設定で、ここがポイントでもあるんです。唐の人間たちが話す言葉も「唐音(とういん)」と呼ばれるインチキ外国語で、そこに面白さがある。しかも、狂言にはセリフに抑揚をつけるという特徴がありますから、たとえデタラメな言葉でも、それがポジティブな言葉なのか、それともネガティブな言葉なのか、もっといえば喜怒哀楽などもすべて抑揚だけで伝えることができるわけです。その意味で、この『唐人相撲』はまさしく狂言の真骨頂が楽しめる演目とも言えますね。

 

健康の秘訣は笑うこと。笑顔になれることを探し、いいイメージを持って前に進むことが大切

── 一方、裕基さんが演じられた相撲取りの役は凛々しい姿が印象的でした。

 

萬斎 相撲取りの動きは型が決まっていますが、それをそのまま演じるのではなく、いかに面白く見せていくかが役者の腕の見せどころでして。動きを効果的に見せていくことで、まわりの人間のリアクションも大きくなり、見ごたえのある場面になっていく。息子にはそうした関係性をしっかりと教えていきました。もちろん、まだまだ経験は少ないのですが、そのぶん、強い吸収力で頑張ってくれたなと思います。また、この作品における相撲取りは強い人間の象徴であり、侍のような様式美がある。出で立ちもまさに侍ですしね。対して、通辞には表現の自由があり、皇帝には人間性や人生の経験値が反映された強さや美しさがある。それで言えば、今回父が皇帝を演じたことにはすごく意味があるなと感じました。まわりで多くの人間がにぎやかに相撲をとっているのに対し、皇帝はひとり超然としている。そうかと思えば、最後に舞う姿には皇帝としての風格がある。90歳ともなると人間はどんどんと無垢になっていき、ある種の神々しさが生まれるので、父にしか出せない存在感があるんです。こうした姿を同じ舞台に立って見ることで、狂言にはさまざまな様式美や美的感覚があるんだということを息子も理解してくれていたら嬉しいですね。

 

──では、今回放送されるもう一作の『素袍落』の魅力についてもお聞かせください。

 

萬斎 どうしても注目度は『唐人相撲』に奪われがちですが(苦笑)、『素袍落』も狂言の名曲であり、大曲です。私も何度も手掛けていますが、酔っ払う演技も含めて、太郎冠者の真骨頂を描くという意味では、この役ができるようになれば狂言師としてひとつ上のレベルにいけると呼べるほどの作品です。物語もシンプルで、使いに出た太郎冠者がお酒に酔ってしまい、気が大きくなってしまうというもの。人間はさまざまなことに抑圧されて生きていますが、“時にはこうして発散するのも大事なんじゃないか”“そのあとで怒られてもいいんだよ”ということが描かれていて、いかにも狂言らしい内容です(笑)。私はいつも太郎冠者という人物が、皆さんにとってのスーパースターのような存在になれたらなと思っているのですが、まさしく庶民の代弁者のような姿をご覧いただけると思います。

 

──何度も演じていらっしゃる役ですが、回数を重ねることで変化を感じるところはありますか?

 

萬斎 抑圧された人間が開放されて自由になっていく様子が肝になるのですが、この“自由になる”というのがなかなか難しく、30代や40代では表現しきれていなかったなということを少しずつ実感できるようになりました。ですからこれからも、自分が60代、70代になった節目に演じていきたい役だなと感じております。そう考えると、“狂言は息が長い”とよく言いますが、本当にそのとおりで。もし90歳になった時に演じても、きっと違った感じ方がして楽しいだろうなと思います。その意味では、ご覧いただく方々にもこの作品を通して、“年齢を重ねるのは素敵なことだな”と感じてもらえれば幸いですね。

 

──今回の放送では異なる2演目でそれぞれ狂言の違った面白さが感じられそうで楽しみです。

 

萬斎 『ドクターX』の女性スタッフがこれまで狂言を観たことがないというので、興味津々でお越しになったのですが、『素袍落』は耳が慣れるまでに少し時間がかかったとおっしゃったものの、『唐人相撲』は言葉が何も理解できなくても楽しめたと話されていましたね(笑)。まさにそうで、『唐人相撲』は初心者でも理屈抜きに楽しんでいただける作品です。また、狂言のお話には“人間は滑稽な生き物だ”という批評性がありますが、だからといって人間を否定しているのではなく、むしろ愛おしく描いているのが狂言の在り方なんです。例えば、『唐人相撲』では相撲取りが勝つ姿よりも、何をやっても敵わない唐人たちの負けっぷりの良さに人間の愛くるしさが詰まっている。“負けてもいいじゃないか”といった人間愛が凝縮されているんです。さらには、この作品では10代から90代までの役者がずらりと同じ舞台に立っている。その姿は人間社会の写し絵のようでもあるんですね。これほど“多様性の中の人間の存在を魅せる”という狂言の本質を捉えた作品はないと言えますので、ぜひこの機会に狂言の面白さに触れていただければと思います。

 

──最後に、先ほど「年齢を重ねるのは素敵なこと」という言葉がありましたが、萬斎さんが普段、健康を維持するためにされていることはありますか?

 

萬斎 最近よく思うのは、笑うのが一番じゃないかということです。笑うと免疫力が上がるという説もあるそうで、一昨年の自粛期間中は、私もSNSを通じて狂言の笑いのエクササイズを配信していました。また、狂言の世界には長生きをされる方が多いのですが、それはきっと舞台上で大笑いする役が多いからではないかと思っています。『素袍落』はまさしくそうですね。お酒を飲んで酔っ払って大笑いするというお話ですから。そうやって、型を通してでもいいから、まずは笑うということが人間にとって大事なんだと思います。

 

──普段から日常でも笑うことを意識されているのでしょうか?

 

萬斎 嫌なことがあれば、そのぶん、笑顔になれる何かを探すということはしています。三谷(幸喜)さんは、「悪い批評を見ると、褒められている批評を見直して心をリカバリーさせる」とおっしゃっていましたが(笑)、その気持もすごくよく分かります。我々は批評を浴びる活動をしていますから、当然悪いこともたくさん言われます。でも、いかにいいイメージを持って次の作品に向かっていくかも大事なんですよね。私たちのような仕事に限らず、人間は生きていくだけでも大変です。でも、きつい出来事に遭遇した時にそればかりを考えるのではなく、ひとまずそれは放っておいて(笑)、自分がイキイキとしていた時のことを思い出し、それを実践していく。そのほうが大切なのではないかと思いますね。

 

 

狂言 ござる乃座 64th~野村万作卒寿記念『唐人相撲』~

CS衛星劇場 2022年4月15日(金)前 8・30よりテレビ初放送!

(CAST)
●狂言「素袍落」
出演:野村萬斎、野村太一郎、石田幸雄

●狂言「唐人相撲」
出演:野村万作、野村萬斎、野村裕基、石田幸雄、深田博治、高野和憲ほか

(STORY)
●狂言「素袍落」
突然伊勢神宮への参詣を思い立った主人が、伯父を誘うため太郎冠者を使いに遣る。伯父は辞退するが太郎冠者に門出の酒を振る舞う。酔った太郎冠者は調子に乗り……。

●狂言「唐人相撲」
唐に滞在していた日本の相撲取りが皇帝に帰国を願い、最後にもう一度相撲をとることになる。通辞(通訳を兼ねる大臣)の行司で、臣下の唐人が次々と相撲取りに挑むもかなわない。熱心に観戦していた皇帝だが……。

 

撮影/宮田浩史 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/奥山信次(Barrel) スタイリスト/中川原寛(CaNN)

乃木坂46・賀喜遥香の1st写真集が発売決定!「今までの人生で着たことがない」ビキニ姿も…

乃木坂46・賀喜遥香

 

乃木坂46・賀喜遥香の1st写真集が、6月7日(火)に発売決定。本人コメントが到着した。

 

乃木坂46に4期生として加入するやいなや、瞬く間に人気メンバーになり、28thシングル「君に叱られた」ではセンターも務めあげた「かっきー」こと賀喜遥香(かきはるか)の1st写真集が発売決定した。

 

17歳で乃木坂46に加入した彼女も、2021年8月8日で20歳に。沖縄・宮古島と東京を舞台に、20歳になってから間もなく撮り始めた本写真集は、「今しか見られない」少女のあどけなさと女性のしなやかさの振れ幅が大きい、見ごたえのある一冊に仕上がっている。

 

宮古島では、Tシャツにショートパンツなどのラフな格好で跳んだり走ったり自転車に乗ったりと伸びやかに過ごす姿を捉えた。等身大の、少女のように初々しくあどけない表情が印象的だ。

 

一転して、東京では166センチという長身を生かして、背中が大きく開いた真紅のロングドレスを着こなす。そして初めてのランジェリー撮影にも挑戦。沖縄ではトレーラーハウスで朝起きたばかりの素の表情、東京ではラグジュアリーな部屋で思わず「カワイイ!」と言いたくなるようなキラキラした表情を見ることができる。

 

なお、沖縄での撮影については「栃木に住んでいて海を知らずに育ったので、透明な海を見てみたい」という賀喜のリクエストをもとに、東洋で一番美しい砂浜とも言われる宮古島・与那覇前浜ビーチをセレクト。「今までの人生でビキニを着たことがない」と緊張した様子の彼女だったが、見たことのない白い砂浜や青い海に感激し、すぐに満面の笑みになったそうだ。

 

そのほかにも「グループの中ではガーリーなポジションにいないので、ソロ写真集のときだけは可愛い服を着て花に囲まれたい」「おしゃれなアフタヌーンティーセットを食べる」「イラストを描くのが好きなので、写真集に描き入れたい」などのリクエストに応えて撮影。願いがかなった彼女の表情も捉えている。

 

2018年8月にオーディションに合格し、乃木坂46に加入した4期生。全員のポテンシャルが高く、シングルの選抜入りを果たしているメンバーも多くいる4期生の中で今回、賀喜が初めてソロ写真集を出すことになった。

 

オーディション合格時の心境、センターになったときの気持ち、乃木坂46に加入していなかったら、将来の夢……など、4年間の頑張りを振り返って、今だからこそ出てくる言葉が詰まったインタビューも必見だ。

 

今回の発表に際して、賀喜は「いろいろな場所でいろいろな表情を撮っていただいたので、この写真集を見れば私、賀喜遥香がわかる、という作りになっています。私の楽しい・うれしい気持ちが詰まっていると思いますので、皆さんにも見て、知って、楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せた。

 

賀喜遥香 コメント

乃木坂46・賀喜遥香

 

1st写真集を出させていただくと初めて聞いたとき、驚きが大きかったのですが、先輩方が出していた写真集を見て憧れていたので、とてもうれしかったです。
この写真集は、沖縄・宮古島と東京で撮影しました。沖縄では、海がない栃木で育った私がずっと夢に見ていた透明な海に行くことができました。東京では、ちょっとおしゃれな感じや大人な感じの写真を撮っていただきました。
たくさん夢をかなえていただいて、美味しいものを食べて、すごく楽しく撮影させていただきました。いろいろな場所でいろいろな表情を撮っていただいたので、この写真集を見れば私、賀喜遥香がわかる、という作りになっています。私の楽しい・うれしい気持ちが詰まっていると思いますので、皆さんにも見て、知って、楽しんでいただけたらと思います
ぜひ、ご覧いただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。

 

書誌情報

乃木坂46賀喜遥香 1st写真集「(タイトル未定)」
2022年6月7日(火)発売

撮影:菊地泰久
価格:2,200円(税込)
ISBN:978-4-10-354571-2
出版社:新潮社

商品情報:https://www.shinchosha.co.jp/special/kakiharuka1st/

SKE48 江籠裕奈1st写真集の出来栄えに「100点をつけたい」“天使”エピソードも披露

『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』が、3月29日に発売。4月5日(火)に発売記念イベントが書泉ブックタワーで開催され、江籠が登壇した。

 

グループゆかりの地・小豆島での撮影をメインに「ありのままの私」をテーマの1つとして、素の魅力を引き出すべくシャッターが切られていったという本作。“天使”と称され愛されてきた江籠は11歳でSKE48に加入し、2021年にはアイドル活動10周年を迎えた。

 

グループを選抜メンバーとして支えるほか、ソロライブも行うなど最強アイドルとの呼び声も高い。彼女のステージで見せる表情とも違う、ナチュラルな魅力を存分に詰め込んだ作品に仕上がっている。

 

また本作についてはTotal Producerを務める秋元康が、帯コメントを寄稿。「ただ、可愛いだけの女の子なら大勢いるかもしれない。わがままを言っても許せてしまう可愛さは、なかなかいないだろう」と本作の魅力を一文で表現した。

 

そんな本作の発売記念イベントが、新型コロナ対策を講じた上で4月5日に開催。多くの報道陣が詰めかける中、江籠が登壇した。“最強アイドル”、“天使”と称されることがうなずける圧倒的な可愛さオーラを放ちながら、「SKE48の江籠裕奈です。本日はよろしくお願いします」と、可憐な出で立ちでまずはあいさつ。

 

発売から約1週間たち、メンバーやファンからの反響について訊くと、「いつも誕生日は、お祝いしてもらう記念日だったのですが、写真集を誕生日に発売いただけたことで、ファンの方に恩返しできたかなと実感が生まれました」と語る。

 

「またメンバーが購入してくれて、すごくうれしかったです。普段見せない写真が詰まった作品なので、どんな反応が来るのかドキドキと恥ずかしさもあって、“見てほしくないな”と思っていたのですが、“可愛い”と言ってもらえて、本当にうれしいです」とハニカミながら答えた。

 

本作の帯コメントについては「まさか秋元先生から、私に向けた言葉を頂ける日が人生で来るなんて思わなかったですし、本当にうれしかったです。タイトルや帯文をいただけることが憧れだったし、大きな出来事でした。10年間アイドルやってきて、本当に良かったなと実感しました」と率直な感想を。

 

さらに「私は誉め言葉として、“可愛い”と言ってもらえることがうれしくて好きだったので、タイトルに“可愛い”と入れてもらえて、本当にうれしかったんです」と喜びのコメントを寄せた。

 

ファンから“天使”と呼ばれている彼女に対し、“私って天使かも!?”と思うエピソードがあるかという質問も。「11歳から、SKE48として活動していて、そのころは“天使だね〜”と言われることがありましたが、最近は少なくなってきています(笑)」と明かした江籠。

 

「ただ写真集の撮影時のエピソードなのですが、2泊3日で小豆島といったところで撮影したのですが、全部晴れたんです! SKE48のメンバーは“雨女”が多くて、大事な日はよく雨が降ることが多いんです。でも今回は、私の“晴れ女”パワーで、“天使”的な役割を果たせたかもしれません(笑)」と、“天使”エピソードを照れくさそうに披露した。

 

本作のオススメページを聞かれると、自らのお気に入りページを開き、「見開きの両ページがお気に入りです!」と天使の笑顔を。また写真集の出来栄えについては「いろいろ反響が大きかったりして、また写真集出したいなと思ったので、100点をつけたいです。“ありのままの私”というのがテーマの1つだったので、自信を持って作品を作ることができたなと思います」と大満足の様子だ。

 

今後の目標については「これ以上欲深いと、バチがあたるかもしれないですけど、ソロライブをまたやってみたいです。他はあまりないですが、流れに身を任せて、自分らしく活動できれば良いなと思います」と、彼女らしいコメントを寄せた。

 

最後に締めのあいさつを求められると「えーどうしよう(笑)」と言いながらも、「発売前は、“果たして買ってくれる人はいるのだろうか”と、不安な気持ちでいっぱいでした。でも発売前重版が決まったり、先日実施したお渡し会に、現在進行形で応援してくれるファンの方だったり、昔応援してくれていたファンが来てくれたりと、いろんな方が手に取ってくれたんだなと実感できて、すごくうれしかったです」と。

 

そして「今まで続けてきたことが、間違いではなかったんだなと感じました。写真集を発売することで、自信に繋げることもできました。これからも頑張っていきたいと思います」と本作発売の喜びを噛みしめつつ、イベントを締めくくった。

 

書誌情報

『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』
2022年3月29日(火)発売

著者:SKE48 江籠裕奈
撮影:桑島智輝
定価:2,500円(税込)

 

●イベント写真/山本佳代子

岡崎紗絵インタビュー「自分自身もどんなふうに心が揺れるか楽しみ」『花嫁未満エスケープ』で連ドラ初主演

岡崎紗絵

 

4月7日(木)にスタートする『花嫁未満エスケープ』(テレビ東京系)で連続ドラマ初主演を果たす岡崎紗絵さん。付き合って7年、同棲して5年目の彼氏を持つ“結婚適齢期”のアラサー女子が、今カレと元カレの間で揺れるリアルすぎるトライアングル・ラブストーリーを描く本作で主人公・ゆうを演じる岡崎さん自身は現在26歳。今回ゆうを演じるに当たっての心境や、結婚に対する考え方を聞きました。

 

◆本作では、“結婚適齢期”を迎えたアラサー主人公を演じられますが、出演を聞いた時の心境はいかがでしたか?

自分が「結婚を一つのゴールとして考える女性」を演じられる年齢になってきたんだなと、実感しました。

 

◆原作はどのように受け止めましたか?

面白かったです。すぐ続きが読みたいとなったのですが、自分だったらどうするかなとか結構考えさせられて…。読んでいるときは、立ち止まって1回1回そこのページで、自分だったらって考える時間がありました。すごくリアルな30手前の女性が描かれている、リアルな話が落とし込まれた作品でした。

 

◆岡崎さん自身は現在26歳ですが、ゆうの28歳という年齢になるとどんな変化があると感じましたか?

30歳がさらに近くなるので、結婚への意識がもう少し高まるのかなって思います。結婚ラッシュの第1ピークが25、6で来て、2回目のピークは30手前で来るという話をよく聞くので、結婚がより現実的になってくるんじゃないかと思います。

 

◆ゆうは、未来の自分と重なりますか?

結婚っていうものが現実的に見えてくる時期になれば、そうなるかもしれないです。

 

◆ゆうを演じるにあたり、考えさせられる部分は多いと思うのですが、楽しみな部分はありますか?

ゆうが揺れる2人の彼氏のキャラクターはタイプが全然違うので、自分がその場でどんな感情になるのか、2人に対してどんな心の動き方をするのかなというのは楽しみです。

 

◆岡崎さん自身は、今カレの尚紀(中川大輔)との元カレの深見(浅香航大)、どっちの方が魅力的に感じましたか?

うーん…(笑)。尚紀君は嫌ですかね…。ちょっとゆうに寄りかかり過ぎなので、もうちょっと自分の足で立ってほしいですね。そういうところを考えると深見君なのかな…。難しいです…。
深見君がもうちょっと深見君のまま無理をせず、ゆうとフラットな関係でいれたら深見君がいいなと思います。

 

◆今カレの尚紀に一番直してほしい部分はどこでしょうか。

誕生日は絶対に忘れないでほしいですね…。これは、ゆうの積もっていた不満が爆発する理由になるなと思いました。長年一緒にいたら、そうなるっていうのも分からなくはないですけど…。
あと、ゆうちゃんは家事とか全部一人でやれちゃう人だから、やりすぎちゃって本当にお母さんみたいになっちゃってたと思うんです。でも、尚紀君も甘えるだけじゃなくて、もう少し一人の女性としてみてもらいたいですね。

 

◆ゆうと尚紀のようにならないためには、どんなことが必要だと思いますか。

相手への尊敬とか尊重をなくさずにいると、うまくいくんじゃないかなと思います。あとは、あんまり踏み込みすぎないとかですかね。難しいけど干渉しすぎず、一歩引く事も大事なんだろうなって思います。

 

◆「誕生日は絶対に忘れないでほしい」と仰っていましたが、忘れられない誕生日の思い出はありますか?

学生の頃の思い出なんですが、誕生日の当日に雨の中、家に友達が来て。そしたら合羽だけ渡されて「これ着て、〇時に公園に集合!」って言われて、友達はバーって走って帰っちゃったんです。
それで言われた時間に公園に行ったら、装飾を頑張ってしてくれていたんです。あと、ビデオレターも見せてくれたりして、雨の中そんなふうに祝ってくれたのがすごいインパクトに残ってます。本当に楽しかったですね。

 

◆本作では、ゆうが最後にどんな決断をするのかが気になるところですが、岡崎さん自身は結婚に対して現在、どのように考えていますか。

今は結婚が現実的じゃないので、想像があんまりつかないんですけど、この作品をやって結婚がもう少し現実的に感じてくるんじゃないかなと思います。

 

PROFILE

●おかざき・さえ… 1995年11月2日生まれ。B型。愛知県出身。近作に映画「シノノメ色の週末」、『ドクターホワイト』(フジテレビ系)、『ごほうびごはん』(BSテレ東)など。

 

番組情報

ドラ24『花嫁未満エスケープ』
テレビ東京系
2022年4月7日スタート
毎週(木)深0時30分~1時

主演:岡崎紗絵、浅香航大、中川大輔、美山加恋、小林涼子、松村沙友理
原作:『花嫁未満エスケープ』小川まるに(ライブコミックス)
脚本:桑村さや香
監督:堀江貴大、亀谷英司、鈴木統
プロデューサー:村田充範(テレビ東京)、石田麻衣(ホリプロ)
制作:テレビ東京 ホリプロ
製作著作:「花嫁未満エスケープ」製作委員会

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/hanayomemiman/
公式Twitter:@hanayomemiman

 

©「花嫁未満エスケープ」製作委員会

●text/梅山織愛

井桁弘恵インタビュー「白川さんは自分の心との向き合い方が上手な女性」『メンタル強め美女白川さん』で民放連ドラ初主演

井桁弘恵

 

4月6日(水)よりスタートするドラマParavi『メンタル強め美女白川さん』(テレビ東京系)で、民放連続ドラマ初主演を務める井桁弘恵さん。獅子による同名人気コミックをドラマ化した本作で井桁さんが演じるのは、仕事仲間や女友達のマウント、嫉妬や嫌がらせ、SNSでの誹謗中傷などに惑わされず、笑顔と自己肯定感たっぷりの返しで華麗にかわしていく最強美女・白川さん。そんな白川さんのマインドや言葉が、女性たちのコンプレックスと心の傷に優しく寄り添ってくれる“サプリメントドラマ”となる本作への意気込みや共演者とのエピソードを聞きました。

 

◆本作で民放連続ドラマ初主演となりますが、意気込みはいかがですか?

最初は初主演ということで、ちゃんとしなきゃとか、どうしたらいいんだろうとかいろいろ考え過ぎて頭が混乱しちゃって…。このままだと爆発しちゃうなと思ったので、主演ということを意識し過ぎず、目の前のお芝居を一生懸命やろうと思いました。あとは自分が一番楽しむことも大事だなと気がつきました。

 

◆原作もかなり話題となっていますね。

私は特に身長が高いことを悩んでる林檎ちゃんに白川さんが掛けた「長身よりも小柄が好きっていうのは、にんじんよりもキャベツが好きっていうのと一緒でしょ」っていう言葉が印象に残ってます。最初は「なにそれ?」って思っちゃったんですけど、よく考えたらすごくすてきな考え方だなと思って。人それぞれ好き嫌いがあるように、何が正しいとか美しいとか、正解はないっていうことが、この一言に凝縮されているなと思いました。

 

◆“最強美女”と呼ばれる白川さんですが、井桁さんは白川さんについてどのような印象を受けましたか?

白川さんも他人の言動を気にしてないわけではなくて、ちゃんと人の言動に傷ついてはいるんです。でもそこからの切り替えしというか、自分の心との向き合い方が上手な女性だなと思いました。

 

◆井桁さんは落ち込んだとき、どのように切り替えますか?

落ち込んでる理由が自分の力で改善できることなら「明日から頑張ろう」って思えるけど、それが他人の評価だったり自分じゃどうにもできないことだったときは、落ち込むだけ落ち込みます。そのあとに、「落ち込んでてもしょうがないし!全部ダメになったら福岡に帰ろ!」みたいな感じで、切り替えるようにしてます(笑)。

井桁弘恵

 

◆白川さんといえばポジティブなだけでなくあざとさだったり、自己肯定感の高さも魅力のひとつですが、そのあたりは演じてみていかがですか?

最初はどうしたらいいんだろうと思ったんですけど、野呂(佳代)さんや秋元(才加)さんはお姉さんなので、妹キャラというか、ぶりっ子っぽい表現をしても受け入れてくれて。だから、撮影の中であざといポーズだったり、いろんなことを試してくうちにそういう部分を考えるのが楽しくなりました。

 

◆作中で先輩役のお二人は、撮影現場でも心強い存在なんですね。

野呂さんは、本当に面白くて。アドリブで撮影するシーンがあるんですけど、それが野呂さんワールド全開で面白いんです(笑)。監督からは「毎回、同じことやってください」って言われているのに、毎回ちょっとずつ変えてしまう野呂さんがかわいくていつも笑っちゃいます。

秋元さんは、クールな方なのかなと思っていたんですけど、撮影が始まってすぐ、あったかグッズをみんなにプレゼントしてくださったんです。まだ撮影も始まったばかりの時だったので、この優しさはうれしかったです。

 

◆では、最後に『メンタル強め美女白川さん』の見どころをお願いします。

このドラマはそれぞれ違った悩みを抱えた個性的なキャラクターが出てきます。視聴者の方が社会を生きる上で感じる悩みも、このキャラクターの中の誰かしらと重なるものがあるはずです。会社で働く人とか、それぞれ自分の中で刺さるエピソードが必ずあります。だから、視聴者の方には自分と同じ悩みを持ったキャラクターと重ね合わせてみていただけたら、うれしいです。

 

PROFILE

井桁弘恵

 

●いげた・ひろえ…1997年2月3日生まれ。O型。福岡県出身。近作に『お耳に合いましたら。』(テレビ東京系)、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)など。『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)ではMCを担当。

 

番組情報

ドラマParavi『メンタル強め美女白川さん』
テレビ東京系
2022年4月6日(水)スタート
毎週水曜 深0時30分~
動画配信サービス「Paravi」で2022年3月30日(水)後9時より毎話独占先行配信

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/mentaru_shirakawa/

text/梅山織愛 hair&make/川嵜瞳 styling/コギソマナ(io)

©テレビ東京

 

なえなの1st写真集発売!初のビキニや下着姿も…「これまで出してこなかった自分を見せてる」

なえなのの1st写真集「なえとなえなの」(講談社)が、4月4日(月)に発売。本人からファンへのメッセージが到着した。

 

Z世代からの共感を集め、ドラマ出演やお天気キャスターなど次々と活動の幅を広げる21歳の新世代マルチタレント、なえなの。発売前に3刷達成と異例の大ヒットを記録した初写真集が本日発売された。

 

人生初めてのビキニを着たり、下着撮影に挑戦したりと、今までやったことのないことに挑戦した初写真集。SNSからマルチタレントへと活動の場を広げてきたこれまでの「なえなの」と、まだ誰にも見せたことのない新しい「なえ」、両方を見てほしいという思いが込められたタイトルだ。

 

これまでにスタイルブック、フォトエッセイと2冊の本を出してきたなえなのにとって、まさに満を持して出版する写真集となった本書。写真集を出してみたいという長年の夢をかなえ、なえなのは「自分自身でも新しい自分を発見できて、大満足の出来栄えです」と語る。

 

そして、ファンに向けて「長い方だと5年とかそれ以上ファンでいてくれる方もいるのですが、たぶんどんなに長く応援してくれてる方も見たことがないような写真が詰まっているので、絶対楽しんでもらえると思う! これまで出してこなかった自分を見せてるので、ぜひ手に取ってもらえたらうれしいなと思います!」とメッセージを寄せた。

 

書誌情報

「なえなの1st写真集 なえとなえなの」
2022年4月4日(月)発売

著者:なえなの
撮影:細居幸次郎
ISBN:9784065262610
判型:A4判変型
ページ数:112ページ
定価:2,640円(税込)

 

神宿 小山ひな「夢がかなった!」Manon MimieのSS collectionモデルに決定

神宿 小山ひな

 

神宿 小山ひなが、セレクトショップ・Manon Tokyoのオリジナルブランド
「Manon Mimie(マノンミミー)」のSS collectionモデルを担当したことが発表
された。

 

2014年に原宿でスカウトされたメンバーによって結成された、神宿。グループ名の由来は、「神宮前」と「原宿」を合わせたものだ。その頭文字(KMYD)から、K=KAWAII(可愛い!)、M=MAX(全力!)、Y=YELL(応援!)、D=DREAM(夢!)を届けるため、原宿を拠点に活動している。

 

小山は、“歌ってみた動画”として多数のカバー曲を神宿公式YouTubeチャンネルに投稿。ニコニコ動画のソロアカウントを開設しカバー曲を投稿するなど、歌手活動も精力的に行なっている。

 

そんな彼女が、着るだけで特別な1日になるような、可愛さがぎゅっと詰まったブランド「Manon Mimie」のSS collectionモデルを担当。小山は普段からManon Mimieの洋服を着用しており「大好きなブランドさんのモデルができてうれしい。夢がかなった!」と喜びを語った。

 

神宿 小山ひな

 

WEB

「2022 SS collection」詳細ページ:https://www.manontokyo.com/lookbook/2021-spring-summer-collection-2/
Manon Tokyo公式サイト:https://www.manontokyo.com
小山ひな Twitter:https://mobile.twitter.com/Hina__KMYD
小山ひな Instagram:https://www.instagram.com/hina__kmyd/
小山ひな TikTok:https://vt.tiktok.com/ZSeFEfMem/
小山ひな ニコニコ動画アカウント:https://www.nicovideo.jp/user/121323889
神宿 公式サイト:https://kamiyado.jp/

 

 

林 遣都インタビュー「台本を読んで、家族に対する恋しさや懐かしさを想起させられた」舞台「セールスマンの死」開幕

トニー賞、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツア賞など数々の賞を受賞してきた近代演劇の金字塔『セールスマンの死』がまもなく開幕。若者の挫折や家庭の崩壊を描く本作で、次男・ハッピー役を演じるのは林 遣都さん。自身と共通する部分が多く、「いつか挑んでみたい作品だった」と話す林さんに、本作の魅力や演劇活動にかける思いなどをたっぷりとうかがった。

 

林 遣都●はやし・けんと…1990年12月6日生まれ。滋賀県出身。最近の出演作に映画『恋する寄生虫』『護られなかった者たちへ』『犬部!』、ドラマ『愛しい嘘~優しい闇~』(テレビ朝日系)、『星新一の不思議な不思議な短編ドラマ/「不眠症」』(NHK BSプレミアム)など。オフィシャルHP

 

【林 遣都さんの撮りおろし写真】

 

ハッピーを演じることに強い運命を感じています

──今回の『セールスマンの死』は以前から出演してみたいと切望されていた戯曲だそうですね。

 

 はい。数年前にKAAT(神奈川芸術劇場)で長塚圭史さんが演出をされていた舞台を拝見し、とても感動したんです。自分がこの先、役者を続けていくなかで、いつかこの作品に出られたらなという目標にもなった戯曲で。まさかこんなにも早く実現するとは思っていなくて。お話をいただいた時は本当にびっくりしました。

 

──どういったところにそれほどの魅力を感じたのでしょう?

 

 ひとつに、物語の素晴らしさです。登場人物の一人ひとりが一筋縄ではいかない悩みを抱えていて、しかもそれが家族のことなので、重い話ではありますが、すごく感情移入できる。また、今回の台本をじっくりと読んで改めて気がついたことですが、共感する部分もたくさんありました。僕は10代の頃から東京に出てきてこのお仕事をさせていただいているので、家族に対する恋しさや懐かしさを想起させられたんです。特に自分が演じるハッピーという役の視点で物語を読んだので強くそう感じたのかもしれませんが、きっと僕と同じように自分自身の家族と照らし合わせてご覧になる方も多いのではないかと思います。

 

──その家族の中心であり、主人公である父・ウィリーを演じるのは段田安則さん。舞台での共演は2019年の『風博士』以来、二度目になりますね。

 

『風博士』でご一緒させてもらった時はたくさんの刺激をいただきました。ですので、もう一度同じ舞台に立てるということが本当に楽しみなんですが、でもそれ以上に稽古前はちょっと緊張していたところがありまして……(苦笑)。

 

──それはなぜですか?

 

 実は、昨年出演した舞台『友達』で鈴木浩介さんとずっと同じ楽屋だったのですが、その時に“どの役者さんがすごいか”という話題になると必ず、浩介さんが段田さんや浅野和之さんのお名前を挙げていらっしゃったんです。しかも、いかにすごいかという話を何度も聞いていたので、『風博士』で初共演した時よりも、さらに緊張が上乗せされてしまって(笑)。

 

──(笑)。先ほどの言葉では「稽古前は緊張していた」ということでしたが、今はもう大丈夫なんですか?

 

 稽古が始まる前に取材を一緒に受ける機会があり、その際にたくさんお話をさせてもらったんです。そのことで、どんどんともう一度共演できる喜びが勝っていって、緊張をかき消してくれました。ですから、今は楽しみしかないです。

──では、そのほかの家族を演じる鈴木保奈美さんと福士誠治さんの印象についてもお聞かせください。

 

 母親・リンダ役の鈴木保奈美さんとは初共演になります。ずっとドラマなどで拝見していた方ですので、お会いできるのが純粋に嬉しかったです。兄のビフを演じる福士誠治さんとは、僕がまだ10代だった頃に同じ兄弟役で共演させてもらったことがあるんです。撮影後も福士さんとは、すごく親しくさせてもらっていて。それに、僕が演劇に興味を持ち始めた頃から何度も福士さんの舞台を拝見していて。年齢は少し離れているものの、同じ役者としてあれほど演劇に情熱を注いでいらっしゃる姿にいつも感銘を受けていました。その福士さんと今度は舞台で共演できるというのは本当に嬉しいです。

 

──そうしたなか、林さんが演じる次男のハッピーはどんな役だと感じていますか?

 

 僕自身も、ビフと同じ2歳上の兄がいる次男なんです。また、父が仕事で家を離れることが多かったりと、家庭環境も通ずるものがあるので、このハッピーを演じられることに運命を感じました。もちろん、生まれた時代や場所、環境は異なりますが、次男としての彼の家族のなかでの在り方などには共通するところが多いので、普段自分が感じていることとうまく照らし合わせながら役を作っていけたらと思っています。

 

──具体的には、どのような部分に共感しますか?

 

 ハッピーは本当に“ザ・次男!”という感じなんです(笑)。たとえば、子どもの頃からどこか客観的に家族を見る癖みたいなものが自然と身についていて、それが自分自身の性格にも繋がっている。それに、僕もそうですが、他人の目を気にするようなところがあって。そうやって、まわりとバランスをとろうとしていたりする。無自覚でやってしまっていることとはいえ、そうした苦労なんかもすごく共感できるので、しっかりと掘り下げて役作りにいかしていきたいなと思っています。

役者・林 遣都としてもステップアップしていけたら

──なお、翻訳劇は『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』(2017年)と『フェードル』(2021年)に続いて3度目の挑戦となります。林さんが感じる海外戯曲の面白さとはどんなところでしょう。

 

 やはり言葉の文化の違いがありますから、セリフの解釈が役者さんによって大きく違ったりするところが面白いです。印象的だったのが、『フェードル』の稽古場には翻訳家の岩切正一郎さんがずっといてくれて、みんなが悩んだりするとすぐに解説をしてくださったんです。特に、主演の大竹しのぶさんは一つひとつの言葉の意味をしっかりと翻訳家さんとコミュニケーションを取りながら考えていく作業をされていて。僕自身はまだその段階までたどりつけていなかったので、ただただ“すごいなぁ”と思いながら、一緒に翻訳家さんの解釈を聞いていただけでしたが(苦笑)。それに、同じ『フェードル』では、セリフのニュアンスや背景が分かりにくかったりすると、「じゃあ、オリジナルの英語ではどういう表現されているのか、みんなで読み解いてみましょう」という時間も作っていただいたりして。そうした機会も含め、常に学びがあるのも翻訳劇の魅力だなと思います。

 

──今回の演出はショーン・ホームズさんであり、英語ネイティブの演出家なので、オリジナルのセリフの解釈をより深掘りできそうですね。

 

 そうかもしれません。それに、今回の『セールスマンの死』は広田敦郎さんの翻訳ですから、それだけでも僕がKAATで観た舞台とは違ったものになるだろうなと感じています。(※KAAT版の翻訳は徐 賀世子) また、台本を読み、“この場面で、どうしてハッピーはこんなことを突然言い出すんだろう?”といった疑問もいくつかありましたので、演出家さんと積極的にコミュニケーションを取りながら、役としても、役者・林 遣都としてもステップアップしていけたらなと思っています。

偉大な先輩方と世界的な名作で共演できることがいかに素晴らしく、誇らしいことなのかを日々感じています

──振り返ると、林さんが初舞台を踏んだのは2016年でした。それ以降、コンスタントに舞台に挑まれていますが、何かきっかけがあったのでしょうか?

 

 僕は昔から映画やドラマ、舞台が大好きだったわけではなく、あくまで人並み程度でした。でも、役者の仕事を始めて、少しずつ劇場に足を運ぶようになってから、どんどんと生のお芝居を観るのが大好きになっていったんですよね。素晴らしい作品と出会うと、“自分ももっといいお芝居がしたい”と想いも強くなっていきました。それに、舞台の現場に行くと、お芝居を愛し、情熱を持って自分を向上させようという信念を抱いている方がたくさんいて。それを目の当たりにした時、自分もこの世界でもっとたくさんのことを学び、経験していきたいと思うようになったんです。

 

──役者としての意識を変えてもらえた場でもあるんですね。

 

 そうですね。技術的な面では、発声の仕方など基本的なことも先輩方に教えていただきました。それもあって、“これをもっと前に知っていれば、あの映画のシーンの表現方法も違っていたのにな……”って、今さらながら悔いたりすることもあります(苦笑)。また、舞台は体が資本で、毎公演を万全の状態で挑み、最高のものをお客さんに届けていかなくてはいけないので、そうした精神面でのプロ意識も学ばせてもらっています。

 

──『フェードル』の時は大竹しのぶさんの楽屋に入り浸っていたという噂を聞きました。

 

 はい(笑)。本当に学ぶことが多くて。本番中は逆に自分の出番以外のシーンになっても楽屋に戻らず、舞台袖からしのぶさんやドリさん(キムラ緑子)の演技を見て、勉強していました。

 

──今作でも大先輩に囲まれて、学ぶことが多そうですね。

 

 本当にそう思います。稽古場でも、偉大な先輩方とこうした世界的な名作で共演できることがいかに素晴らしくて、誇らしいことなのかを日々感じています。また、同時に、早くこの舞台をお客さんに届けたいという気持ちも日に日に強くなっています。というのも、お客さんにとっても舞台ってやっぱり特別な空間なんだと思うんです。特にこうしてコロナ禍になった今、以前とは少し違う空気を劇場で感じるようになりました。皆さんがどれだけの思いを持って劇場に足を運んでくださっているのか。改めて非日常的な時間や空間を与えられる演劇は素晴らしいエンターテインメントであり、希望だなと思うようになって。だからこそ、まだまだ苦しいことが続く世の中ですが、今を生きるひとりの人間として、こうして希望を与えられる世界に少しでも携われていることに喜びを感じています。

──では最後に、Get Navi webということで林さんが普段愛用しているモノについてお聞きしたいのですが、稽古場でよく使用しているグッズやリラックスアイテムなどはありますか?

 

 最近、トレーニングマットを稽古場や劇場に持っていくようになりました。アップの仕方は役者さんによって人ぞれぞれで、なかには何もしなくても大丈夫なすごい先輩方もいらっしゃるのですが、僕はまだ万全にして挑まないと怖いという思いが強いので、きちんと体をほぐすようにしています。リラックスは……クルマを運転している時間やジョギングをしている時が、一番心が落ち着くんです。特に、走っている間はセリフを覚えたり、作品について考えたりすることに没頭できるので、より集中できるようにとイヤホンを買いました。首にかける骨伝導タイプのものなんですが、ものすごく気に入ってます。

 

──ちなみに、セリフはいつもどんな感じで覚えることが多いんですか?

 

 僕は一心不乱に読むという感じではなく、しっかりと集中して頭に入れるようにしています。自分のセリフもそうですが、掛け合いのシーンだと相手の言葉の意味もしっかりと考えるようにしています。

 

 

舞台「パルコ・プロデュース2022『セールスマンの死』」

2022年4月4日(月) ~ 29日(金・祝) 東京・パルコ劇場ほか松本、京都、豊橋、兵庫、北九州にて順次上演

料金:マチネ:11,000円、ソワレ:10,000円
プレビュー公演(4月4日(月)):9,000円
ペアチケット=マチネ:20,000円、ソワレ:18,000円
U-25チケット=5,500円

(STAFF&CAST)
作:アーサー・ミラー
翻訳:広田敦郎
演出:ショーン・ホームズ
出演:段田安則、鈴木保奈美、福士誠治、林 遣都 / 前原 滉、山岸門人、町田マリー、皆本麻帆、安宅陽子 / 鶴見辰吾、高橋克実

(STORY)
1950年代前後のニューヨーク。かつて敏腕セールスマンとして名を上げたウィリー・ローマンも年齢を重ね、二世の社長からは厄介者として扱われているようになっていた。妻のリンダは今も夫を献身的に支えているが、30歳を過ぎても自立出来ない2人の息子たちとは微妙な関係にある。セールスマンこそが夢を叶えるにふさわしい仕事だと信じてきたウィリーだが、その夢はもろくも崩れ始め、すべてに行き詰まったウィリーはある決断を下す……。

 

撮影/干川 修 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/主代美樹(GUILD MANAGEMENT) スタイリスト/菊池陽之介

テラス×テラスに新メンバー加入!森華音、小野崎涼帆、梅原麻緒が加わり新体制に

アイドルユニット・テラス×テラスに新メンバーとして森華音、小野崎涼帆、梅原麻緒の加入が発表。合わせて、楽曲のサブスク解禁も決定した。

テラス×テラス

 

3月27日にデビュー1週年を迎えたテラス×テラス(愛称:テラテラ)と、月に足跡を残した6人の少女達は一体何を見たのか…(愛称:ツキアト)。その前日の3月26日にShibuya Spotify O-WESTにて、「ツキアト×テラテラ 1 周年記念対バンライブ」を開催し、満員の観客の中で1年前から成長した姿を披露した。

 

トップバッターのツキアトはサプライズで、今までのカラーとはガラッと変えた「愛は君だ。」と和ロックテイスト満載のハードな楽曲「弓張月」の新曲2曲を初披露。

 

いっぽうのテラテラは、この日初の新衣装に身を包み、クボナオキ作曲・SILENT SIRENすぅ作詞というサイサイコンビ制作による新曲「Happy Smile」を含む全5曲を披露した。

左から)小野崎涼帆、森華音、梅原麻緒

 

そしてテラテラパートの最後には、さらに新メンバー発表のサプライズも。若干15歳のメンバー・森華音、小野崎涼帆に、18歳の梅原麻緒という3名の加入が発表された。担当カラーは、森が青、小野崎が水色、梅原が白となる。

 

また両グループのパフォーマンスが終わり、最後のあいさつではさらなるサプライズとして、ツキアト・テラテラ両グループの楽曲サブスク解禁を発表。詳細は公式サイトで発表されるとのことで、続報にも注目だ。

 

なお、テラテラの新メンバーは、3月30日(水)の渋谷CLUB QUATTROにて開催される「うるトラすフェスタ vol.1」の特典会から参加するということで、今後の彼女たちの活躍にも期待が高まる。

 

WEB

テラス×テラス公式サイト:https://platinumpixel.jp/terasuterasu/

テラス×テラス公式Twitter:https://twitter.com/teratera_staff

テラス×テラス公式Instagram:https://www.instagram.com/terasuterasu_staff/

桃月なしこ 大人の色気に白衣の天使のような可愛さも…「PEACHY」3種の表紙解禁

通常版表紙

 

ゼロイチファミリア所属の桃月なしこが、1stフォトスタイルブック「PEACHY」(光文社)を3月30日(水)に発売する。それに先駆け、タイトルと3種類の表紙が解禁され、本人コメントも到着した。

 

コスプレイヤー、女優、そしてファッション誌「bis」モデルとしても活躍する桃月なしこ。彼女にとって初めてのフォトスタイルブックのタイトルが「PEACHY」に決定した。タイトルの「PEACHY」には、「桃」のほかに「とてもよい、素敵な」という意味もあるという。

 

合わせて、通常版、セブンネットショッピング限定版、楽天ブックス限定版の3種類の表紙も解禁。いずれもホテルの部屋で撮影した、巻頭のランジェリーシュートの写真になっている。

 

セブンネットショピング限定表紙

 

通常版表紙は、ドキッとする表情の顔のアップ。セブンネットショッピング限定表紙は、大人っぽい黒のスクールガール風のニットとプリーツスカートのスクールガール風コーデでキュートなポーズ。楽天ブックス限定表紙は、可愛さあふれる白いコットンのミニブラウス、とそれぞれまったく違った彼女の魅力を感じ取れるだろう。

 

初めてのフォトスタイルブックということで、プライベート感あふれるナチュラルなランジェリーシューティングを始め、メイクやヘアアレンジなどのビューティ、私服を解説。さらに自宅を初公開するなど、盛りだくさんな内容に。

 

「もう何も隠すことはない。私という存在のすべてをこの一冊にさらけ出しました」と本人も語るほど、今の桃月なしこのすべてが詰まった作品が完成した。桃月からのコメントは、下記に掲載。

 

桃月なしこ コメント

楽天ブックス限定表紙

 

◆タイトルの「PEACHY」について。

写真集の時も「未完」ていうタイトルをつけて、なんとなく果物に因んだタイトルがいいなというのはあったのですが、桃月の“桃”と“素敵な”という意味を持つ「PEACHY」がタイトル案にあって選びました。かっこいいタイトルになったなと思います。

 

◆表紙について。

通常版の表紙は、顔面がドンと来ていて目立つし、目を引いていいなと思います。前髪切りたての時の写真です。セブンネット限定版は、黒めの衣装で妖艶な感じで、大人っぽくて色気がある表紙だなと思います。逆に楽天ブックスは、白っぽくって可愛らしくて白衣の天使を思わせるような感じがします。
表紙は3パターンとも雰囲気がぜんぜん違うので、ぜひ全部手に入れていただきたいです!

 

書誌情報

桃月なしこ 1stフォトスタイルブック「PEACHY」
2022年3月30日(水)発売

定価:2,530円(税込)
発行:光文社

 

WEB

桃月なしこ公式Twitter:https://twitter.com/nashiko_cos
桃月なしこ公式Instagram:https://www.instagram.com/nashiko_cos/

 

なえなの1st写真集が発売前に3刷重版出来!本人お気に入りの水着カットが先行公開

なえなのの1st写真集「なえとなえなの」が、4月4日(月)の発売を前に3刷の重版が決定。好評に応えて、本書の中から本人が一番のお気に入りだというカットを含む2枚の水着写真が先行公開された。

 

なえなのは、SNSでの活動を皮切りにZ世代の男女から高い支持を得ている21歳。『ズームイン!!サタデー』(日本テレビ)でお天気キャスターに就任し、『ハレ婚。』(ABCテレビ)で女優デビュー。雑誌「LARME」では専属モデルも務めるなど、マルチなジャンルで活躍している。

 

そんな彼女が初の水着や下着での撮影にも挑んだ1st写真集が、4月4日(月)に発売。今回、先行公開されたカットについて、なえなのは「一番お気に入りの写真は、えんじ色の水着を着た横顔アップです。逆光のなかで鮮明に横顔がポンッと出ているのがすごくきれい」と。

 

さらに「自分の顔のパーツでは口が一番好きなんです。横から見ると、上唇がぷょんってなってる。あんまり似てる形の口の人っていないから、個性的かなって思ってます。口元がくっきり写ってて横顔が盛れてるから、この写真はとても気に入ってます」とセレクトの理由を明かした。

 

なえなの コメント

一番お気に入りの写真は、えんじ色の水着を着た横顔アップです。逆光のなかで鮮明に横顔がポンッと出ているのがすごくきれい。自分の顔のパーツでは口が一番好きなんです。横から見ると、上唇がぷょんってなってる。あんまり似てる形の口の人っていないから、個性的かなって思ってます。口元がくっきり写ってて横顔が盛れてるから、この写真はとても気に入ってます。首元の水滴の影がくっきり出てるのもきれい。水着の色も好きだし、肩のフリルもかわいくて完璧!

 

書誌情報

「なえなの1st写真集 なえとなえなの」
2022年4月4日(月)発売

著者:なえなの
撮影:細居幸次郎
ISBN:9784065262610
判型:A4判変型
ページ数:112ページ
定価:2,640円(税込)

 

初書籍が重版出来!謎多き人気YouTuberブリアナ・ギガンテ「結局、人生って自分の物語の中で生きていくことだから」

独特のメイクと存在感が人気のYouTuber、ブリアナ・ギガンテさん。ぼんやりキャラかと思いきや、お悩み相談では時に辛辣に、時に深みと優しさのある言葉で視聴者を癒やしている。そんなブリアナさんが、自身のこだわりや波瀾万丈な半生を綴った『世界でいちばん私がカワイイ』(幻冬舎・発行)を上梓。ブリアナさん初書籍となる本作は、読み手の日々の生活がちょっと楽しくなるような言葉がギュッと詰まっている。

ブリアナ・ギガンテ●2020年3月にYouTubeを始める。小さな目が特徴の「小粒ちゃんメイク」、インパクトのあるファッション、おっとりした口調、妖艶かつ上品な所作、深みのある人生相談に、ハマる人続出。ブリアナちゃんグッズも数々展開、発売のたびに即完。2022年フランスで公開予定の映画「シャイニー・シュリンプス!」シリーズ続編に出演決定。YouTube「Briana Gigante」TwitterInstagram

 

わたくしが普段思っていることにプラスして過去に触れる……1年以上かけて今の形に

 

──『世界でいちばん私がカワイイ』はブリアナさんの考え方やこだわりが詰まったとてもおもしろい本だと思いました。本を出すきっかけからお聞かせください。

 

ブリアナ 最初に、編集を担当してくださった袖山(満一子)さんから御連絡をいただきました。基本的にわたくしは疑ってかかるタイプなんですね。「このメールを開いても大丈夫? もしかして開いたら(PCが)ウイルスに支配されてしまうんじゃない?」って。今回も最初は「どうなの?」と思いながらマネージャーに調べてもらったところ、メールに書いてある名前で検索して「安心して会っていいと思うよ」と言われました。それからわたくしも袖山さんのお写真を見て「良さそうな女性だわ」と思ったので、まずお茶をすることにしました。

 

──お茶をしてからどのようにお話は進んでいったのでしょうか。

 

ブリアナ 最初は、この唯一無二のかわいさの秘訣やポイントにフォーカスした本にする予定でしたが、わたくしの過去の話をいろいろ聞いてくださった後、袖山さんがもっと時間をかけてゆっくり作りましょうって言ってくださって、わたくしが普段思っていることにプラスして、過去のことにも触れる……ということになり、1年以上かけて今の形になりました。

 

──途中にブリアナさんの過去が童話のような形で挿入されているのもとても印象的でした。

 

ブリアナ 最初は過去の話をそのまま文章にしていたのですが、読み返していたら、わたくし自身があまりにも暗い気持ちになってしまって(笑)。ブリアナ・ギガンテの本を読んで気持ちが重くなるのはイヤだなって思ったので、グリム童話のようにしてみました。どちらかというと、読んだ後に気持ちが軽くなってほしいので、童話パートとして途中に挿入することに致しました。

 

──ブリアナさんは過去にたくさんの悲しいことがあったから、今は考え方がポジティブになったのでしょうか。

 

ブリアナ すごくぶっちゃけてしまうと、過去に比べるとすべてが“まし”という感じでしょうか(笑)。かといって、過去に対して……なんて言うんでしょう……恨みみたいなものは特になくて。ただ振り返ると、本を作る過程はわたくしにとって非常に重要だったなと思っています。「この時はこうだった」「あの時はああだった」と、その時その時に感じていたことを自分の中で整理できた気がします。ずっとフタをしてきた過去のあれこれを、本を作るために開けて、のぞいてみることで、久しぶりに思い出すこともありました。

 

──思い出しながら、過去の出来事や考えていたことを整理することができたということでしょうか。

 

ブリアナ 過去の出来事をパッと掘り出してみて、「あの時はこんな感覚だったけど、実際に掘り起こしてみるとこうだったな」みたいに、現在に重ねて、記憶の整理ができました。本を作っていくのは、自分の中でもすごく良い時間だったと思っています。結局、人生って自分の物語の中で生きていくことですから。

 

コミュニケーションを取っているような感覚になってほしい

 

──そうやって作っていった本が完成した時の心境はいかがでした?

 

ブリアナ 感動しました。たくさん文字も書きましたし。それに校正ゲラっていうの? アレを見ながら、この欄外の線は何? この紙、このあとどうなるの? って、わからないことばかりでしたので、本になった時は、あらまぁ本当に本になったんだなって。本を作るのはもちろん初めてでしたが、実は、ちゃんと本を読んだのもほぼほぼ初めてだったんです。教科書は絵を描くものだと思っておりましたので。ええ、そうです、教科書の中にある挿絵に、背景を書き足していくような、ちょいとイケナイお子でございました。

 

──そういえば、本の途中に入っている「ここまでよく読めたわね」みたいな読者を励ます言葉もおもしろかったです。

 

ブリアナ あれは単純に、校正ゲラを読みながら自分で感じていたことです。「目がしぱしぱしてきたわ」なんて、うふふ。なんでもないことですけど、せっかく自分で思ったことなので、本に入れられないかしらと思って相談したら、「ぜひ入れてください」と。今、わたくしはファンの方々と直接お会いできるようなイベントができていないんですね。なので一方的ではありますけれど、わたくしとコミュニケーションを取っているような感覚になってほしいという気持ちもあり、くだらない一言ですけど入れてみました。そんな感じで今回は、わたくしが「やりたい」と言ったことを全部入れて、欲ばり本みたいなものが完成しました。わがままを聞いてくだった皆さんに感謝申し上げます。

 

「失敗してもOK」みたいなことを感じ取ってもえればラッキー

 

──YouTubeからさまざまなメディアにも取り上げられて、主婦層や若い女性の方からの反響も多いと思います。そんな状況をどう感じていらっしゃいますか?

 

ブリアナ 1つみなさんに言っておきたいのは、「そんなに大したものではないですよ」ということ。今後、応援してくださる主婦の方や若い女の子たちをガッカリさせるようなことも、この先あるかもしれないと思うんです。でもわたくしは、それはそれでいいと思っています。何をやっても、残念がる方はいらっしゃいます。例えばちょっとグロテスクな表現があるゲームをわたくしがやると、毎回クレームが来ます。アンチの方からのコメントというわけではなくて、「このゲームはブリアナちゃんには合わない」ってコメントだったり。ただ基本的に、わたくしは物事を自分中心に考えているので、合うか合わないかは自分で判断します。過去にも、ある炎上していた方とコラボした時に、「もう見ません」といった批判のコメントをいっぱい頂きました。でも、わたくしのYouTubeって「失敗してもOKだよ」ということを伝えて、体現もしているんですね。カメラが回っている前では絶対しないだろということもしますし、普通ならカットするべきところも、そのままアップしていただいております。早朝のロケだったりすると、たまに思考が停止してしまい30秒前後黙ることもございますから。

 

──ブリアナさんが黙った時、私のスマホが壊れたのかなと思いました(笑)。

 

ブリアナ みなさん電波の心配をされるんですよね。でも再生時間の秒数は進んでいるし、あれ? って思うのでしょうか。そんなブリアナの動画の中から「失敗してもOK」みたいなことを感じ取ってもえればラッキーかなくらいの気持ちで、わたくしはYouTubeをやっております。ホント、自分勝手なYouTubeだなぁと思う反面、そんな自分が大好きなんです。

 

──ここからはモノやコトに関するこだわりをお聞かせください。動画でも紹介されていましたが、スキンケアまわりのグッズやコスメはどうやって良いモノを選ぶんですか?

 

ブリアナ ドラッグストアに直接行くこともありますし、ネットで買ってみることもあります。スキンケアに関してはトライ&エラーって感じですね。ひたすらお肌を潤したいと思ったら、ひたすら試します。それで良かったものは長くリピートしています。ただし、肌トラブルが起きると「皮膚科か美容皮膚科にさっさと行きな!」ってタイプです。

 

──スキンケアでリピートしているものは?

 

ブリアナ わたくしはSK-IIはずっとリピートしています。いろんな化粧水を使ってきたんですが、トラブルが少ないんです。肌が気持ちいいと、気持ちもいい。トラブルが少ないのが一番メンタルが穏やかでいられます。その時のお肌と相性が良いと感じるものであれば、お値段の安い高いはあまり気に致しません。

 

好きじゃないものは置かない。好きじゃない家具なら、なくてもいい

 

──こだわりがあるモノはありますか?

 

ブリアナ 最近は観葉植物もそうですが、家具にはこだわっています。こだわっているというか、好きじゃないものは置かない。好きじゃない家具は、なくてもいい。だから、うちにゴミ箱はないです。

 

──ゴミ箱が好きじゃないということですか?

 

ブリアナ ゴミ箱に好きなデザインがないんですよね。まず犬や猫に荒らされないタイプじゃないといけなくて、かつ自分の好きなデザインじゃないといけないので。今は、ゴミはゴミ袋に入れるようにしています。

 

──どんな家具がお好きなんですか?

 

ブリアナ 木製のものが好きです。最近、お仕事の繋がりで、秋田木工さんという曲木家具のブランドをご紹介していただいたんです。企業さんのご厚意で直接工場を見学させていただいた際に、たまたま見かけた椅子に座ってみたら座り心地が良すぎて、その場で「これ売っていただけませんか?」とお願いして、2脚購入いたしました。ゲーミングチェアより座り心地が良くて、びっくりしてしまうほど疲れないんです。

 

──木製なんですよね?

 

ブリアナ そう。クッションも何もなくても、吸い付くような感じで、座り心地が柔らかいんです。座っていてめちゃくちゃ気持ちいい。わたくしはゲームをする時はゲーミングチェアなんですが、動画の撮影をする時は大体この木製に椅子に座っています。

わたくしのしゅきぴ(彼氏)も在宅でお仕事する際、ほぼ必ずその木製の椅子を愛用しております。

 

──YouTubeの動画を見て、すごくかわいい照明が気になりました。

 

ブリアナ 小鳥が止まっているデザインの照明ですよね。あれはとってもお気に入りです。映画の撮影でフランスに呼んでいただいた時に空き時間ができたので、日本で言えば伊勢丹とか三越のような商業施設に連れて行っていただいたんです。そこをウロウロしていたら鳥が付いている照明を見つけて、「かわいいな」って思いましたが、持って帰るのがどうしてもイヤで。日本に送る手続きも面倒くさいですし、諦めたんですね。ただ、かわいいから写真を撮ってしゅきぴに送ったんです。そしたら、映画の撮影を終えて日本に帰ってしばらくしたころに、彼がその照明をインターネットで見つけてくれて。すぐに買ってもらいました。とってもうれしかったです。

特別高級というわけではありませんが、その照明はわたくしの思い出の品であり、今を彩ってくださってる大切な家具です。

 

『世界でいちばん私がカワイイ』

著者:ブリアナ・ギガンテ
イラスト:mune

価格: 1430円(税込)
発行:株式会社幻冬舎

Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4344039017/

楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/17003167/

 

【この記事の写真】

 

取材・文/佐久間裕子