水崎綾女「32歳の色気って何だろう」10年ぶりの写真集のテーマは“作ったセクシーはやらない”

女優・水崎綾女の10年ぶりの写真集「水崎綾女 写真集 Ayame」(光文社)が、4月5日(火)に発売される。それに先駆け、本人コメントが到着した。

 

1989年4月26日生まれ、兵庫県出身の彼女。2004年「第29回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でベストグラビア賞を受賞し芸能界デビュー。各誌のグラビアを席巻後は女優業に励み、2013年公開の映画「ユダ -Judas-」では主演を務めた。

 

2017年、ヒロインを務めた映画「光」が第70回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞を受賞。2021年は『最愛』、さらに今年4月からは『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』(ともにTBS系)と立て続けに話題のドラマに出演を果たしている。

 

そんな今、注目の実力派女優が10年ぶりの写真集に挑んだ本書。沖縄のビーチやホテル、バーやスタジオなどさまざまなロケーションで、エキゾチックな美貌とグラマラスボディが一挙に楽しめる、ファン垂涎の1冊に仕上がった。

 

水崎は「“作ったセクシーはやらない”が今作品の自分のテーマでした。10代、20代のときはセクシーを演じているような感覚だったので、32歳の色気って何だろうと考えたときに、作り込まずにナチュラルに見せたいな」と語っている。

 

水崎綾女 コメント

“作ったセクシーはやらない”が今作品の自分のテーマでした。10代、20代のときはセクシーを演じているような感覚だったので、32歳の色気って何だろうと考えたときに、作り込まずにナチュラルに見せたいなと。22歳の時には表現できなかった自然体の魅力が、ぎゅっと詰め込めた作品に仕上がったと思います。
書店イベント(4月10日)も10年ぶりに開催。ファンのみんなに会うのは緊張するけど、とても愉しみにしています。

 

書誌情報

「水崎綾女 写真集 Ayame」
2022年4月5日(火)発売

定価:2,800円+税
版元:光文社

©光文社/週刊FLASH 写真◎ND CHOW

鈴木亜美の40歳を記念した写真展が開催決定!「私も期間中のどこかで遊びに行きたいな」

歌手・タレントの鈴木亜美が、生誕40年を記念した写真展「AmiSuzuki 40th Birthday Anniversary Photo Exhibition」の開催を発表した。

 

今回の写真展では、2月に開催された40歳のバースデーライブ「Ami Suzuki Birthday Live“超激辛40倍”」でのライブ写真や、ライブのために撮り下ろされたイメージビジュアルなど、計40点を展示。さらに会場では、実際にバースデーライブで着用された衣装の展示や、ライブ映像も同時公開されるという。

 

バースデーライブは本格的なライブとしては11年ぶりの開催ということもあり、話題を呼んだ。ライブに密着した様子は公式YouTube「あみーゴTV」でも公開されているが、今回このエキシビジョン会場ではライブ本編を一挙上演する予定。作品化の予定がなく、ここでしか見られない貴重な映像となるだけにファンは必見だ。

 

開催にあたり、鈴木本人も「私も期間中のどこかで遊びに行きたいなって思ってます」と来場を予告。ファンにとっては、開場を訪れる楽しみの1つとなることは間違いないだろう。

 

写真展は、東京・麻布十番のtokyoarts galleryにて、4月9日(土)から4月17日(日)まで開催。入場は無料で、展示されている作品は先着で購入することも可能とのことで、こちらも見逃せない。

 

イベント概要

「AmiSuzuki 40th Birthday Anniversary Photo Exhibition」
2022年4月9日(土)〜4月17日(日)tokyoarts gallery
※入場無料

 

WEB

鈴木亜美 公式サイト:https://avex.jp/ami/
鈴木亜美 公式Twitter:https://twitter.com/AMIAMI5729
あみーゴTV:https://www.youtube.com/channel/UCEz1INla1F6KTUchuBEJPRg

 

中村果蓮が体型維持の秘訣を明かす!「ニジマスのこれ愛してマス」第24回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第24回は、中村果蓮さんが体型維持のために取り組んでいるという「筋膜リリース」についてご紹介!

 

こんにちは!
中村果蓮です!

 

このコーナーで自分の趣味とか、ハマってるものを紹介させてもらうのはこれで3回目ですよね!
毎回何を紹介しようかと悩みます……(笑)。

 

皆さん、何が知りたいですか!?
もし何か知りたいことがあれば、中村に連絡してください!(笑)

 

さてと! 今日は健康? 美容? についてお話させてもらいたいと思います!
今回紹介させてもらうのは、筋膜リリースです!
これは知ってる方もいると思うんですけど、筋膜という身体の一部を正常に戻して、むくみを解消したり、代謝を良くしたりするものです。

 

女の子って体型維持するのが結構しんどいと思うんですけど、かれんも結構むくみやすい体質で去年から毎月、仲良いエステの方にほぐしてもらってるんです。
これをするだけで結構むくみも取れるし、ダイエットしたい女の子とかにもめっちゃおすすめします!

 

痛いんやけど、次の日とかから見た目もスッキリしてくるし、1回試してみるのもいいかと!
「体型維持どうしてますか?」とか質問してもらうことも多くなって。今まであんまり答えてこれてなかったんやけど、かれんは基本的に筋膜リリースに頼ってます(笑)。

 

あとは、ほんまに食べたいものを判断して食べるとか毎日ストレッチするとかそれだけしかしてないけど、ちょっとのことでも積み重ねで変わってくるからね!
でも無理するとストレスで続かへんからあんまり考えへんこと! ゆるーくゆるーくね!

 

かれんもまだまだ自分磨き頑張らなあかんから、一緒にがんばりましょー!!!
また、いい美容あれば教えてください♪

 

中村果蓮 PROFILE

●なかむら・かれん…2001年12月11日生まれ。滋賀県出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。2020年に約2,000人のオーディションから選ばれ、新たに加入したシンデレラガール。おっとりとした性格と関西弁が特徴で、グループ最年少の妹的存在。その一方、物怖じしない性格で、途中加入を感じさせない。特技は津軽三味線。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_karenn
公式Instagram:https://www.instagram.com/nakamura_karen_/

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

 

WEB

桃月なしこ・林ゆめ・霜月めあが「アンビュランス」に大興奮!ナースや女医コスプレも…

左から)桃月なしこ、霜月めあ、林ゆめ

 

マイケル・ベイ監督の最新作「アンビュランス」が3月25日に公開。この度、本作を鑑賞したゼロイチファミリア所属の桃月なしこ、林ゆめ、霜月めあからコメントが到着した。

 

“ハリウッドの破壊王”の異名を持ち、「トランスフォーマー」シリーズや「6アンダーグラウンド」などを手がけてきたマイケル・ベイ監督による最新作「アンビュランス」が3月25日に公開された。

 

本作は、血の繋がらない兄弟が銀行から大金を強奪する計画を企てるも、瀕死の警官と救命士を乗せた救急車を奪って逃走せざるを得ない状況に追い込まれてしまうスリルたっぷりなノンストップ・アクション。

 

実際に映画を観た霜月は「破壊王マイケル・ベイ監督の最新作ということで、破壊王の名の通り今回も爆破シーンが盛りだくさんで見ていてドキドキハラハラする場面がたくさんありました! しかも救急車で爆走するというのも面白い設定だなと思いましたね」と感想を述べる。

 

林ゆめ

林も「とにかくアクションシーンが迫力あって、すごく格好良かったです! 兄弟の絆だったり家族愛だったり、すごく感動するシーンもあって、ストーリーとしてもすごく面白くて見入ってしまいました」と。

 

桃月も「ただアクションというだけの映画ではなく、激しいアクションと同時に登場人物たちの心理描写が描かれていたり、兄弟たちのやり取りや葛藤があったりと物語としてもすごく面白くて、見終わったあとの爽快感がすごかったです!」と振り返った。

 

林ゆめの公式YouTubeチャンネル「林ゆめのゆめチャンネル」では、映画を鑑賞した後に3人がコスプレにも挑戦。林は「元々コスプレする予定ではなかったのですが、マネージャーたちからも“めっちゃいいよ、似合ってる”と言われてうれしかったです!(笑)」と語っている。

 

左から)霜月めあ、林ゆめ、桃月なしこ

 

◆映画「アンビュランス」をご覧になられて、いかがでしたか?

桃月なしこ:とにかく興奮しました!!! カーアクションってド派手で迫力があるものだと思うんですけど、今回は救急車に乗っての逃走劇ということで、救急車の中にいる患者を救いながら逃げなければいけないということで、また更にハラハラドキドキしっぱなしでした! ただアクションというだけの映画ではなく、激しいアクションと同時に登場人物たちの心理描写が描かれていたり、兄弟たちのやり取りや葛藤があったりと物語としてもすごく面白くて、見終わったあとの爽快感がすごかったです!

 

林ゆめ:とにかくアクションシーンが迫力あって、すごく格好良かったです! 兄弟の絆だったり家族愛だったり、すごく感動するシーンもあって、ストーリーとしてもすごく面白くて見入ってしまいました。アクション映画は音も含め、絶対大画面で観た方が迫力があるのでぜひみなさんにも映画館で観てほしいです!

 

霜月めあ:破壊王マイケル・ベイ監督の最新作ということで、破壊王の名の通り今回も爆破シーンが盛りだくさんで見ていてドキドキハラハラする場面がたくさんありました! しかも救急車で爆走するというのも面白い設定だなと思いましたね。ストーリーも、ちょっと泣けちゃうようなそんなシーンもあるので本当に目が離せない作品でした!

 

桃月なしこ

 

◆「林ゆめのゆめチャンネル」で披露したナース姿もお似合いでしたね。

桃月:ありがとうございます! 今回はキャムが着用していたナース服をイメージして作っていただきました! 作品に登場するキャムが着用していたナース服は救急救命士のような衣装で、私がナースとして働いていた時とはまた全然違って、動きやすさだったり、シーバーがついていたりとすごく新鮮な気持ちで着用させていただきました。

 

:ありがとうございます! 医者の格好をするのは初めてで、少しでも女医っぽく見えるメガネはどれかな? といろいろ試着してメガネを決めました(笑)。元々コスプレする予定ではなかったのですが、マネージャーたちからも「めっちゃいいよ、似合ってる」と言われてうれしかったです!(笑)

 

霜月:ありがとうございます! 今回、救急車が出てくるということで医療系にまつわるコスプレ…で可愛いナース服を着せていただきました!(笑)。わたしだけちょっとテンションがハロウィン寄りでしたが(笑)。ミニスカートでちょっとセクシーさもある衣装で、とても可愛くてテンションが上がりました!!

 

霜月めあ

 

WEB

「アンビュランス」公式サイト:https://www.universalpictures.jp/micro/ambulance
桃月なしこ 公式Twitter:https://twitter.com/nashiko_cos
林ゆめ 公式Twitter:https://twitter.com/h_yume_1018
霜月めあ 公式Twitter:https://twitter.com/melomea030
林ゆめのゆめチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCbEnFGu9AHboTcAtPbYX91g

 

 

SKE48 江籠裕奈の丸メガネ姿や花柄ビキニも…!1st写真集よりアザーカット解禁

3月29日(火)に発売される『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』について、発売前重版が決定。それを記念して、アザーカットが公開された。

アイドルグループ・SKE48に所属し、人気メンバーとしてグループを支える江籠裕奈。自身初となる1st写真集『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』が、誕生日である3月29日に発売される。

 

グループゆかりの地・小豆島での撮影をメインに、「ありのままの私」をテーマの一つとして、素の魅力を引き出すべくシャッターが切られていったという。“天使”と称され愛されてきた江籠は11歳でSKE48に加入し、2021年にはアイドル活動10周年を迎えた。

 

そんな彼女のステージで見せる表情とも違う、ナチュラルな魅力を存分に詰め込んだ作品に仕上がっている本作。今まで見せたことがないヘルシーなランジェリーカット、すっぴんショット、大人な色気も感じとれるドキッとする写真が盛りだくさんだ。

 

今回公開されたアザーカットには、本作のテーマの1つである「ありのままの私」を感じ取れるカットをセレクト。小豆島へと向かうフェリー船上で、ドキッとする素の表情を見せてくれたかと思えば、茂みの中でかくれんぼしているような遊び心にあふれた笑顔もカメラに向けている。また代名詞である“天使”が降臨したかと思うような、神々しい写真も…。

 

そのほかにも、丸メガネ姿や花柄ビキニカットも到着。早朝、窓に日が差した何気ない日常の中で癒やしオーラを放出させた至極のカットや、花柄ビキニで小豆島を満喫するキュートな一面も披露している。

 

SKE48 江籠裕奈

江籠は「発売前に重版が決まったということで…本当にありがとうございます。重版なんて言葉、わたしの人生には無縁だと思っていたのでびっくりです。たくさんの方が楽しみにしていてくださっているのかなーとうれしくなると同時に期待に応えられるのか不安な気持ちもあります(笑)」と。

 

続けて「新しくアザーカットも公開されたので発売までのもう少しの間、わくわくしながら待っていてもらえたらうれしいです!」と感謝のメッセージを寄せた。

 

なお、3月23日(水)21時(予定)より、江籠自身のアカウントにて、SHOWROOM配信も予定されている。発売前重版の率直な気持ちから、写真集撮影の秘話も明かされることだろう。

 

さらに、3月29日(火)発売の「週刊SPA!」(4月5日号)にて、単独表紙を務めることも決定。写真集発売まで残り1週間となり、ますます期待が高まらずにはいられない。

 

書誌情報

『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』

2022年3月29日(火)発売

左から)通常版カバー、Amazon.co.jp限定表紙カバー、セブンネットショッピング限定表紙カバー

 

著者:SKE48 江籠裕奈

撮影:桑島智輝

定価:2,500円(税込)

 

通常表紙カバー 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594090281

Amazon.co.jp限定表紙カバー(数量限定) 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594091385

セブンネットショッピング限定表紙カバー(数量限定) 予約リンク:https://7net.omni7.jp/detail/1107277932

モモコグミカンパニー(BiSH)インタビュー「アロマキャンドルをたいて、クラシック音楽を聴きながら読書をしています」

ルームウェアブランド「gelato pique(ジェラート ピケ)」が先日、「ジェラート ピケ×BiSH ホワイトデーキャンペーン特別インスタライブ」を配信。これに出演した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのモモコグミカンパニーさんに“ジェラピケ”の魅力や、プライベートの“自分時間”について聞きました。

 

◆まずは、同じBiSHのメンバーであるセントチヒロ・チッチさんとのインスタライブを終えての率直な感想を。

初めてチッチと2人でインスタライブをやるということで、ちょっとだけ緊張していたんです。でも、ジェラピケさんのモコモコしたパジャマを着せてもらったことで、とてもリラックスした気持ちでできました。得意な猫の鳴きマネをしたりして(笑)、すごく楽しかったです!

 

◆ジェラート ピケの印象を教えてください。

昔女子アナさんのようなキラキラ系一流女子が着ているブランド…昔はそんなちょっと敷居が高いイメージがありました。でも手に届きやすい商品もたくさんありますし、身に着けると温かくて心が開放的にもなる。そういう感じで、着るだけで自分の女子力が上がった気分にもなれるブランドだと思います。

 

◆モモコさんとジェラート ピケとの出会いは?

昔、清掃員(BiSHファンの呼称)の方からジェラピケのヘアバンドを頂いたことがあったんです。そのモコモコさ加減や、手触りの良さがたまらなくて。それをきっかけに、ショップにパジャマを買いに行きました。とにかく温かくて、睡眠の質が上がったのを覚えています。

 

◆インスタライブで着用されたパウダー素材のカーディガンとパンツ、そしてスムーズィー素材の上下とヘアバンドの3点セットについてはどうでしたか?

どちらもニットなんですが、猫のイラストが入ったパウダー素材のカーディガンは見た目的にもめちゃめちゃかわいいし、猫好きにはたまらないなと! 私は猫を飼っていないんですけど、癒やされるのでパジャマとの相性は抜群だと思いました。3点セットの方は“女子がお風呂上がりにこれを着ていたら、マジでかわいいな”と思いましたし、“女子会とかで友達とおそろいにしたら、特別な夜になるんじゃないかな”といろんな妄想が膨らみました。

 

◆3点セットは全4色(ラベンダー、ピンク、ミント、イエロー)ありますが、モモコさんがピンクを選んだ理由は?

今の髪色に合わせてピンク柄を選びました。衣装に合わせて髪色を変えることが多いんですけど。前は水色にしていたので、そのときだったら寒色系のラベンダーやミントを選んだかもしれませんね(笑)。どの色もかわいいので、気分に合わせて選んだら楽しいと思います。

 

◆ちなみに、寝る前の“自分時間”はどんなふうに過ごしていますか?

お風呂上がりにはアロマキャンドルをたいて、クラシック音楽を聴きながら、大好きな村上春樹さんの小説などの本を読んでいます。BGMに流すクラシックは、オーケストラとか壮大な感じの曲だと、そっちに持っていかれてしまうこともあるので(笑)、ピアノがメインの曲にしていますね。そんな時間を30分ぐらい過ごすことで、いい眠りにつくことができるんです。一日の中で一番好きな時間かもしれません。

 

◆私服についても聞きたいのですが、何かこだわりはありますか?

めちゃめちゃガーリーにするか、めちゃめちゃボーイッシュにするか。気分に合わせて、両極端にするのが好きです。ボーイッシュなときはパーカーにスカジャンという感じですが、最近は髪色がピンクになったからか、ガーリー寄りで、フリフリの襟やリボンが付いているようなものが多いかもしれません。あと私は体が小さいので、お店で試着して自分に合ったものを買うようにしています。

 

◆さて、もうすぐホワイトデーです。先のインスタライブでは、チッチさんが「モモコは、私からのバレンタインプレゼントをもらうけど、ホワイトデーのお返しをくれない!」と言っていました。その理由は?

単純に忘れてしまうし、“返さなくてもチッチは怒らないだろう”という安心感があるからでしょうか(笑)。チッチはとにかくプレゼントが上手で、私だけでなくBiSHメンバーはみんなもらう専門です。でも誕生日プレゼントに関しては、メンバー同士いろいろとやりとりしています。昨年の私の誕生日、チッチは第1弾と第2弾に分けてプレゼントをくれました。私はチッチと趣味が違うこともあって、チッチの誕生日には洗剤や柔軟剤といった生活用品をプレゼントしました。

 

◆モモコさんはBiSHの曲で数多くの作詞を手掛けていますが、3月にはいよいよ「御伽の国のみくる」で小説家デビューもするんですよね。

ありがとうございます。忙しい中で書くのに1年半ぐらいかかりましたし、今自分ができる全てを詰め込んだ小説になりました。自分の好きな服を着て“カワイイ”を追求するあまり、いろいろと苦しめられるメイド喫茶店で働く女の子の話です。かわいいのにちょっと不気味な装丁も楽しんでいただけると思います。

 

◆小説家以外にこの春、新たに挑戦してみたいことは?

昨年の夏ごろからずっとアルトサックスを習っているので、それをさらに頑張っていきたいです。あと、「御伽の国のみくる」の初回限定特典で、購入してくださった方全員にお返事をすることになっていて。頑張ろうと思っています!

 

◆BiSHとしては今年1月から楽曲を12か月連続リリース中で、3月2日には第3弾シングル「愛してると言ってくれ」をリリースしました。

今まで、BiSHでありそうでなかった王道中の王道といえるラブソングです。MVではメンバー全員が“彼氏目線BiSH”をやっていて、私は頭を撫でられています。最初は大丈夫だろうと思っていたんですが、いざやるとなるとスゴく恥ずかしくなってしまって。顔が真っ赤になって撮影が中断したほどです。今まで私たちをそういう目線で見たことのない人には、衝撃的で面白おかしい映像になっています(笑)。衣装も今までになかったようなフリフリな感じで、首からおなかにかけて赤いひもが巻き付いていたりしています。パンツルックが多かった今までと比べると、かわいすぎて…まだなかなか慣れないです(笑)。

 

 

PROFILE

●モモコグミカンパニー…“楽器を持たないパンクバンド”BiSHの結成時からのメンバーで多くの楽曲の歌詞を手がける。読書や言葉を愛し、独特の価値観や世界観を持つ彼女が書く歌詞は、圧倒的な支持を集め、作詞家としての評価も高い。2018年3月に初の著書『目を合わせるということ』を上梓し、大ヒットを記録。2作目となるエッセイ本『君が夢にでてきたよ』は、クラウドファンディングで支持者と共に完成までの過程を公開するプロジェクトを立ち上げ、異例のベストセラーを記録した。2022年3月「御伽の国のみくる」にて待望の小説デビュー。

 

日向坂46 影山優佳&佐々木美玲のレギュラーラジオ決定!「わくわくな気持ちでいっぱい」

日向坂46 影山優佳&佐々木美玲

 

4月1日(金)の午前11時30分より、日向坂46の影山優佳と佐々木美玲がパーソナリティをつとめる新番組『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき!』(TOKYO FM)がスタートする。それに先駆け、両名よりコメントが到着した。

 

本番組は日向坂46の2人が交代制でメインパーソナリティをつとめ、ランチタイム前のリスナーからのメッセージやトーク企画を通して、「ほっ」とする癒やしを届ける25分間のプログラム。

 

4月1日(金)・8日(金)の初回と第2回は、パーソナリティの影山・佐々木がそろって登場し、和気あいあいとしたトークを届けていく。番組では今後リスナーからのバラエティ豊かな投稿を募集するコーナーも予定しているほか、ランチにピッタリなローソンの最新オススメ情報も届けられる。

 

今回の発表に際して、影山は「言葉を紡ぐことが大好きな私と、ひとを笑顔にする才能を持ったみーぱんとで、毎週空気が変わる化学反応的なラジオができるのではと今からとても楽しみです! 毎日頑張り続けるあなたの、午後への活力となるようなラジオをみなさんと一緒に作っていきたいです!」と意気込みを。

 

佐々木は「今はとにかくわくわくな気持ちでいっぱいです。みなさんがこのラジオを聴いて、ハッピーなお昼を過ごせるようなラジオをお届けできればなと思います! あと私はパンが好きなので、ローソンさんのおすすめパンを紹介したいと思います! そしていつか私プロデュースのパンがローソンさんで発売されるのが夢です!!」と野望も語った。2人からのコメント全文は、下記に掲載。

影山優佳 コメント

4月より始まる新番組のパーソナリティを務めさせていただきます!
言葉を紡ぐことが大好きな私と、ひとを笑顔にする才能を持ったみーぱんとで、毎週空気が変わる化学反応的なラジオができるのではと今からとても楽しみです!
大好きなローソンさんの食レポもしちゃいますよ! まだ何も決まってないです、勝手に言ってるだけです!(笑)
毎日頑張り続けるあなたの、午後への活力となるようなラジオをみなさんと一緒に作っていきたいです!
傾聴・拡散、よろしくお願いします!

 

佐々木美玲 コメント

4月から影山と2人でパーソナリティを務めさせて頂く佐々木美玲です!
今はとにかくわくわくな気持ちでいっぱいです。
みなさんがこのラジオを聴いて、ハッピーなお昼を過ごせるようなラジオをお届けできればなと思います!
あと私はパンが好きなので、ローソンさんのおすすめパンを紹介したいと思います!
そしていつか私プロデュースのパンがローソンさんで発売されるのが夢です!!
これからよろしくお願いします!

 

番組情報

『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき!』
TOKYO FM
毎週(金)前11・30〜11・55 ※初回放送は2022年4月1日(金)

出演者:影山優佳(日向坂46)、佐々木美玲 (日向坂46)
提供:ローソン

番組HP:https://www.tfm.co.jp/hitoiki/
番組Twitter:@hot_hitoiki46

#ババババンビ 宇咲が高校卒業を報告「卒業と高校4年生との可能性は五分五分…ギリギリの戦いでした」

ゼロイチファミリア所属の宇咲(#ババババンビ)が、高校を卒業したことを自身の公式Twitterにて報告。合わせて、本人インタビューが到着した。

桃月なしこやアンジェラ芽衣など人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリアから生まれた、7人組アイドルグループ・#ババババンビ。“圧倒的な顔面偏差値”をうたい、総フォロワー数115万人超えのアイドルグループで、宇咲は桃色を担当している。

グループ最年少の18歳・現役高校生だった彼女が、今年3月で無事に高校を卒業した。本人は「いままで自己紹介の時に『現役高校生』と言ったりもしていたので、今後それが言えなくなってしまうというのは少し寂しいですね…(笑)」とコメント。

 

また「卒業と高校4年生との…可能性は五分五分…ギリギリの戦いではありましたが、はい! 無事高校を卒業することができました、高校4年生にはならずに無事卒業できて本当に良かったです!!」と率直な気持ちを明かす。

 

3月27日(日)には自身が所属する#ババババンビのKT Zepp Yokohama公演も予定されており、「全国ツアーのファイナルでもあり、#ババババンビのデビュー2周年という私たちにとって特別な日です。当日はニコ生配信も決まったので、会場に来てくださる方、配信を見てくださる方、みんなと! すてきな1日にしたいなと思っています」と意気込みを。

 

4月からは新成人ということで、今後に向けて「夢を1つずつみなさんとかなえていきたいと思ってます。夢はたくさんあるので(笑)全部かなえます! そして今日までありがとう、もちろんこれからも一緒に! 応援してもらえたらうれしいです。よろしくお願いします!」とメッセージを寄せた。

 

宇咲 インタビュー

◆まずは高校卒業を迎えて、今の心境をお聞かせ下さい。

アイドルグループ・#ババババンビの桃色担当・最年少、なんと無事高校卒業しました!! 宇咲(うさ)です!
いままで自己紹介の時に「現役高校生」と言ったりもしていたので、今後それが言えなくなってしまうというのは少し寂しいですね…(笑)。
卒業と高校4年生との…可能性は五分五分…ギリギリの戦いではありましたが、はい! 無事高校を卒業することができました、高校4年生にはならずに無事卒業できて本当に良かったです!!
学業との両立、たくさんの方に支えていただきました。特に家族にはたくさん支えてもらいました、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

◆3月27日(日)に#ババババンビのツアーファイナル&2周年を迎えますが、現在の心境や活動状況は?

はい! ついに3月27日(日)のZeppワンマンまで10日になりました! この日は、全国ツアーのファイナルでもあり、#ババババンビのデビュー2周年という私たちにとって特別な日です。昨年の8月には完売にはならなかったZeppワンマン、今回はありがたいことに既に完売…!! 完売と聞いた時は本当にうれしかったです。ありがとうございます。当日はニコ生配信も決まったので、会場に来てくださる方、配信を見てくださる方、みんなと! すてきな1日にしたいなと思っています。そのためにもっとどうしたら良くなるかを意見出し合ったり、新曲の初披露もあるので毎日レッスンやミーティングをしています!

 

◆4月から成人になるということで意気込みなど、応援してくださる方々へ一言メッセージをお願いします。

そうですね。もう高校生が終わり…。そして2022年4月からは新しい法律で18歳・19歳が新成人になるみたいで、私が新成人!? と自分でもとても驚きですが、今まで通り私らしく頑張ります。
そして夢を1つずつみなさんとかなえていきたいと思ってます。夢はたくさんあるので(笑)全部かなえます! そして今日までありがとう、もちろんこれからも一緒に! 応援してもらえたらうれしいです。よろしくお願いします!

 

WEB

宇咲Twitter:https://twitter.com/usa_usa0427
宇咲Instagram:https://www.instagram.com/usa_usa0427/
#ババババンビ公式サイト:https://babababambi.com/

『めざましテレビ』新お天気キャスターに現役大学生・林佑香が抜てき!あこがれは阿部華也子

今年4月で放送29年目に突入する『めざましテレビ』(フジテレビ系)に、4月4日(月)から林佑香(はやし・ゆか)が新お天気キャスターとして加わることが決定した。

今回加入が発表された林佑香は、2002年4月20日生まれの19歳。1歳半から9歳まで、アメリカ・ロサンゼルスで過ごした。昨年末にフリーアナウンサー事務所・セントフォースに所属したばかりの新人で、メディア出演はこれが初となる。

 

林は現在、慶応義塾大学法学部政治学科在学中の1年生で、英語が得意な逸材。趣味は野球観戦からミュージカル映画鑑賞と幅広く、自身でも「目標に向かって最大限努力できるところが強み」と語る努力家だ。

 

そんな彼女が『めざましテレビ』8代目お天気キャスターとして、月曜日から木曜日のお天気を伝えていくことに。なお、金曜日のお天気キャスターは、『めざましどようび』(フジテレビ系)のお天気キャスター・谷尻萌が兼任する。

 

あこがれの存在と語る阿部華也子と並ぶ歴代最年少の19才で、大役に抜てきされた林は「朝はお忙しい方も多いと思うので、伝わりやすいように読むことを心掛けながら原稿読みを練習しています。また、情報をお伝えする上で必要なお天気の知識も身につけようと、毎日細かいところまでお天気を確認して勉強するようにしています」と準備万端の様子。

 

続けて「6年間務められた華也子さんの後任はプレッシャーでもありますが、尊敬する先輩方がつないでこられた役目なので、私も『めざましテレビ』のお天気キャスターの名に恥じぬよう、1つひとつの努力を重ね、頑張っていきたいです」と、抱負を語った。林のコメント全文は、下記に掲載。

 

林佑香 コメント

◆この話が来た時の感想は?

小学生のころから見ていた番組なので、とにかくびっくりして最初は信じられなかったです。最近はだんだん実感も湧いてきて、不安とプレッシャーも大きくなってきました。

 

◆『めざましテレビ』の印象は?

毎朝元気をもらえるような、明るくて楽しい番組という印象です。小学生の頃は“めざましじゃんけん”に参加してから登校するのが毎日の楽しみでした。

 

◆出演に向けて、今から準備していることは?

朝はお忙しい方も多いと思うので、伝わりやすいように読むことを心掛けながら原稿読みを練習しています。また、情報をお伝えする上で必要なお天気の知識も身につけようと、毎日細かいところまでお天気を確認して勉強するようにしています。

 

◆特技や趣味は?

1歳半から9歳までアメリカのロサンゼルスで育ち、帰国後も英語力を高めるよう努めてきたため、特技は英語です。これからももっと勉強し、いつかは英語をいかしたお仕事にも挑戦したいです。趣味は野球観戦です。小さい頃は大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスのスタジアム近くに住んでおり、当時所属していた松井秀喜選手の応援に家族でよく行っていました。以来、年に数回は球場に足を運び、野球観戦を楽しんでいます。また、アメリカのミュージカル映画を見ることも大好きです。特に好きな作品は「ラ・ラ・ランド」で、何度も鑑賞しています。自分の夢や目標に向かって突き進む主人公の姿に、受験生のころとても励まされましたし、たくさんの元気をもらいました! 夢を持ち続けることの大切さを鑑賞するたびに再確認しています。

 

◆座右の銘は(好きな言葉)は?

“一期一会”です。今まで多くの経験やすてきな人との出会いがあり今の私があります。これからも1つひとつのお仕事や出会いを大切に誠実に頑張っていきたいです!

 

◆自分の強みはどんなところだと思いますか?

目標を決めたら、それに向かって最大限努力できるところです。心配性な性格で、周りからはやりすぎと言われるくらい準備してしまいます(笑)。そういう努力は苦にならず、逆に充実した時間に感じます。また体力には自信があります。早起きは得意でしっかり朝食もとっており、そのおかげかめったに体調は崩しません。4月からはお仕事と学校の両立で、タイトなスケジュールになると思いますが、引き続き体調管理に気をつけます。

 

◆あこがれのキャスターは?

阿部華也子さんです。ナチュラルで明るく、自然体な雰囲気にあこがれます。私も華也子さんを見て、今までたくさん元気をもらったので、自分もそのような存在を目指します!

 

◆将来の夢は?

さまざまな分野についての知識を深め、報道やスポーツ、バラエティなど多方面で幅広く活躍できるアナウンサーになりたいです。

 

◆意気込みをお願いします。

6年間務められた華也子さんの後任はプレッシャーでもありますが、尊敬する先輩方がつないでこられた役目なので、私も『めざましテレビ』のお天気キャスターの名に恥じぬよう、1つひとつの努力を重ね、頑張っていきたいです。また朝の番組なので、1日を楽しく始められるような元気をお届けしたいです!

 

番組情報

『めざましテレビ』

フジテレビ系

毎週月~金曜日 前5・25~8・00

※初出演は2022年4月4日(月)から

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/meza/

 

©フジテレビ

#よーよーよー・石原さきが「サキドルエース」に参戦!人生初の水着にも挑戦

ゼロイチファミリア所属の石原さき(#よーよーよー)が、「サキドルエース SURVIVAL SEASON 12」に参戦することを発表した。

「サキドルエース SURVIVAL」は、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)編集部によるグループアイドルによる読者参加型グラビアオーディション。ゼロイチファミリアからは、2020年開催のSEASON 10に#ババババンビ・岸みゆが参戦していた。

 

#よーよーよーは、#ババババンビ、#2i2に続くゼロイチファミリア第3のアイドルグループ。令和4年4月4日(月)に初ワンマンライブの開催も決まっているグループを代表して、赤色担当の石原さきが「サキドルエース SURVIVAL」に参戦することに。

 

今回の発表に際して、石原は「サキドルエースに参加を決めた理由は同じ赤色担当で所属事務所ゼロイチファミリアの先輩#ババババンビ・岸みゆさんが2年前に築かれたものに#よーよーよーの赤色担当として私も応援してくださるみんなと挑戦してみたいと思いました」と明かす。

 

さらに「15歳になり4月から高校生、人生初の水着でとにかく不安しかないですがよろしくお願いします!」と意気込みを語った。弱冠15歳にしてグループの赤色センターを務める彼女の新たな挑戦から目が離せない。

 

WEB

石原さき Twitter:https://twitter.com/isihara27saki

石原さき Instagram:https://www.instagram.com/isihara27saki/

#よーよーよー 公式サイト:https://yoyoyo.info/

山本美月が“グリーンサム”を目指す新シリーズ開始「私といっしょに園芸名人に」『趣味の園芸』

『趣味の園芸』(Eテレ)の新シリーズ『山本美月 グリーンサムへの12か月』が、4月17日(日)にスタート。山本美月からコメントが到着した。

 

『趣味の園芸』では、現在放送中のシリーズに出演中の氷川きよしに続き、山本美月が「グリーンサム」に挑戦する新シリーズ『山本美月 グリーンサムへの12か月』をスタートさせる。

 

グリーンサム(Green thumb)とは、園芸大国イギリスで“園芸名人”を指す言葉。どんな植物でも生き生きと育てる、緑と仲のよい人を呼ぶ。月1回、山本が園芸名人を目指してさまざまなノウハウを学んでいく様子を、1年間番組で届けていく。

 

現在、山本は観葉植物や多肉植物などの忙しくても育てやすい植物を中心に家の中で育てているという。だが自己流のため、枯れてしまって植物に申し訳ないと思うことも。そんな彼女は植物を生き生きと育てる方法を学び、ベランダ園芸にも挑戦したいと考えている。

 

発表にあたり、これまでの植物との関わりについて、山本は「大学は農学部で植物を専攻しましたが、お仕事も始めたばかりだったのでしっかり取り組めなかったのが心残りでした」と振り返る。

 

続けて「グリーンサムを目指す1年間、やるからにはきちんと植物のことを勉強して、『私の趣味は園芸です!』と声を大にして言えるようになりたいです」と意気込みを語った。山本によるコメント全文は以下を参照。

 

山本美月 コメント

もともと生き物が大好きなんです。
大学は農学部で植物を専攻しましたが、お仕事も始めたばかりだったのでしっかり取り組めなかったのが心残りでした。4年前、撮影中に見かけたフィカス・ウンベラータに一目ぼれして、家にお迎えしてから植物が増えていきました。ビカクシダや、ウツボカズラなどもかわいいと思います。
グリーンサムを目指す1年間、やるからにはきちんと植物のことを勉強して、「私の趣味は園芸です!」と声を大にして言えるようになりたいです。
皆さんも私といっしょに園芸名人になってください!

 

番組情報

『趣味の園芸 山本美月 グリーンサムへの12か月』
Eテレ
2022年4月17日(日)スタート
毎週(日)前8・30~8・55

番組HP:https://www.nhk.jp/p/syumi-engei/

©NHK

 

中川翔子インタビュー「私も子供を持つようになったら、親子で一緒に見たい」「映画しまじろう『しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま』」

3月11日より全国公開されている「映画しまじろう『しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま』」で、キラキラ王国の女王・エメラルダ女王役の声を吹き替えている中川翔子さん。初めてとなる母親役のほか、本作の主題歌「君のまんまが いいんだよ」も歌う中川さんに、作品に対する思いや魅力について聞きました。

 

◆最初に、この映画に参加することを知ったときの率直な感想を教えてください。

まず、「しまじろうの映画の主題歌をお願いします」というお話を頂いたのですが、思わず「バンザーイ!」と喜んでしまいました。このコロナ禍で歌うことがなかなか難しい中、“大好きなアニソンを歌いたい!”“子供たちの思い出になることがしたい!”という夢がかなったことが何よりもうれしかったんです。

 

◆“しまじろう”に対してはどんな印象ですか?

しまじろうが私と同じ5月5日生まれだと知ったときから、どこか他人の気がしなくなって。しまじろうが掲載されている学習教材「こどもちゃれんじ」も中学生までやっていて、自分で描いたイラストを別冊の読者コーナーに投稿していたんです。何回か掲載されたこともあったのですが、私と同学年ですごく画が上手な子がいて。その子を勝手にライバル視していたことで、どんどんイラストが上達していった感覚があります。

 

◆主題歌のお話の後、エメラルダ女王役の吹き替えの依頼が来たときは?

これまでもたくさん声のお仕事をさせていただいていますが、母親役というのは初めてなんです。自分に子供がいないこともあって、少し不安もありました。でも、同年代のファンの方やファン同士で結婚された方が、お子さんをコンサートに連れて来てくださることもあるので。“映画館で見ていただいて、子供たちのいい思い出になってもらいたい”という気持ちが強くて挑戦することにしました。

 

◆女王の役作りはどうでしたか?

アフレコのお仕事のときはいつも“中川翔子感”を消そうとするんですけど。今回はそこにこだわるというよりは、包み込む優しさや母性のようなものを大切にしようと思いました。あとは、自分にとっては理想の大人女性像である、高貴で上品な感じ。早口な普段の私とは違って、ゆっくりとハッキリしゃべるということを心掛けました。また、シングルマザーの女王がパール王子からいろいろなことを学び、成長するお話でもあるので。そのときに彼女が感じる人間くささみたいなものを意識しながらやらせていただきました。

 

◆アフレコ収録時のエピソードがあれば教えてください。

収録は私一人だけでした。以前、ある監督さんから「“この瞬間に、この秒で合わせて、声を出す”ということだけではなく、そのキャラクターにとっては“これまでの人生があって、今がある”ことを意識してほしい」ということを教えていただいたことがあって。それから距離感や吐息、息遣いまで意識して演じるようになりました。今回も、それを心掛けて頑張りました。ただ、女王の母性の出し方に関しては、「聖闘士星矢Ω」で女神アテナ役を演じたときのようにとても苦労しました。

 

◆ヒャダインさんが作詞・作曲を担当された主題歌「君のまんまが いいんだよ」についても聞かせてください。最初に聴いたときの印象はどうでしたか?

頂いた歌詞を読んだとき、あまりにも映画にぴったりで驚きました。「自己肯定感を上げていいよ」「大丈夫だよ」という内容が胸に突き刺さったのを覚えています。ヒャダインさんとは6年以上テレビ番組でご一緒したりしていて仲良くさせていただいていますが、プライベートではそこまで深い話をしたことがなかったんです。でも、こんなに私のことを見抜いていたとは…! このタイミングでこんなにすてきな曲を提供していただいて、とても助けられました。

 

◆大人が聴いても、刺さる楽曲だと?

そうですね。「映画しまじろう」の主題歌ということで、“小さい子供向けの歌なのかな?”と思うかもしれませんが、大人が元気になれる曲にもなっています。自分に対してだけでなく、周りで落ち込んでいる人がいたら、ぜひ優しく手紙を書くようにこの曲をプレゼントしていただけたらと思います。MV撮影では、しまじろうと保育園に行って、子供たちと歌ったり、絵を描いたりしたんです。マスク姿とはいえ、子供たちから無限の可能性を直接感じることができました。芸能生活20周年という記念すべき年にこの曲をリリースできるのは、本当に光栄です!

 

◆完成した映画をご覧になって、あらためて見どころを教えてください。

大人の方は、いろいろ泣いちゃうポイントがある中、そこに至るまでのフラグや伏線回収があるので、きっと“そうかー!”と思うんじゃないかな。子供たちには、隠れんぼ中に指を差したり、手を振って踊ったり、声を出さなくても一緒に楽しめる参加型としての仕掛けがたくさんあります。めちゃくちゃドラマチックで緩急ある展開になっていたり、ちゃんと休憩時間もあったり。1時間ほどの上映時間の中に、いろいろな要素が入った映画になっていると思います。私もいつか子供を持つようになったら、親子で一緒に見たいです!

 

◆キラキラ王国の源は“キラキラの力”ですが、今の中川さんにとってキラキラの力になっているものは何ですか?

お仕事でとても忙しくさせていただいている中で、心のヒットポイントの回復となっているのが、“こっそり一人旅”なんです。一昨日も福島でのお仕事の後に、思い立ったように新幹線に乗って仙台に行って来たんです。厚切り芯たんや茹でたん、お寿司など、ご飯を食べまくって、キラキラを心にチャージできました。仙台でのライブのMCでは必ず言っていた、「牛タン、しょこたん、たんたかたーん」を思い出しながら…(笑)。感染対策をしっかりしながらの日帰り旅は続けていきたいです。あと免許を取って、もう3年ぐらいたつのにまだ独り立ちができていないので。それも何とかしたいですね~(笑)。

 

PROFILE

●なかがわ・しょうこ…1985年5月5日生まれ。東京都出身。A型。歌手・タレント・女優・声優。最近の出演作にドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』、舞台「SHOW BOY」「パークビューライフ」など。5月5日(木)に東京・チームスマイル豊洲PITで「中川翔子BIRTHDAY LIVE 2022」を開催。

 

映画情報

映画しまじろう「しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま」
公開中

<STAFF&CAST>
監督:河村貴光
脚本:三浦浩児
声の出演:南央美、高橋美紀、山崎たくみ、杉本沙織、井上喜久子、茶風林、稲葉実、三村ゆうな、諏訪部順一、下野紘/中川翔子ほか

<STORY>
キラキラ王国の王子・パールはある日、王国を抜け出して“ちゃれんじ島”にやって来る。だがパールがいない間に、王国では大切なキラキラが失われるという大変な事態に。しまじろうたちは王国の危機を救うため、パールと一緒に“3つのカギ”を探す冒険に出発する。

公式サイト:https://kodomo.benesse.ne.jp/open/movie/2022/

©Benesse Corporation1988-2022/しまじろう

<主題歌リリース情報>
中川翔子 21th Single
「君のまんまが いいんだよ」
発売中

完全生産限定盤(CD+Blu-ray+グッズ):4,980円(税込)
通常盤(CDのみ):1,300円(税込)

 

●photo/中村 功 text/くれい響

『仮面ライダーリバイス』出演で大注目! 奥 智哉「物語のスパイスとなりそうな、牛島家の動向もチェックしていただけたら嬉しいです!」

現在放送中の『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)で主人公の家族が営む「しあわせ湯」に通う牛島家の長男・光を演じている奥 智哉さん。登場以降は物静かな好青年という印象だったが、牛島家が第三の組織・ウィークエンドであることが判明し本性を現してからその雰囲気は一変。これまでとのギャップが視聴者の間で大きな話題を呼んでいる。インタビューでは「日々光という役柄を研究し続けている」と語る奥さんに役作りや今度の見どころ、さらに学校生活などについてたっぷりと伺いました。

 

奥 智哉●おく・ともや…2004年7月18日生まれ。神奈川県出身。主な出演作はドラマ『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』、『監察医 朝顔』など。

 

【奥 智哉さんの撮りおろし写真】

僕自身も父から「人間味がない」と言われるので(笑)、自然体で演じられました

 

──放送がスタートして約半年。あらためて出演が決定した当時を振り返っていかがですか?

 

 率直にうれしかったです。まさか出演できると思っていなかったので、驚きと喜びでいっぱいでした。でもライダー作品に出演できることだけでもすごいことなのに、リバイスが仮面ライダー生誕50周年記念作品であることを知ってからは少しプレッシャーも感じてしまって。緊張もありましたが、出演させていただくからには精いっぱい頑張りたいなと思い、日々光という役柄を研究し続けています。

 

──役作りはどのように?

 

 光はどこか人間味に欠けているような掴みどころのないキャラクターで、最初こそ控えめな好青年という印象だったと思います。でも本性を表してからはダークな面もあって。僕自身も父から「人間味がない」と言われることがあるので(笑)、その部分に関しては特に作ることなく自然体で演じられました。ただ、役として落とし込んでいく時にどこまでテンションを下げていいのか、どのくらい変化を付けていいのかという点は難しかったです。光に似たキャラクターが登場するアニメを見て、演じ方の参考にしました。

──アニメを学んだことを実際に取り入れるんですね。

 

 そうですね。普段からアニメが好きでよく見ている分、スッと入ってくるので理解しやすくて。特に表情の変化について学ぶことが多かったです。自分の中である程度演技プランを考えてから監督に「こういう表現の仕方はどうですか?」と提案することもありました。

 

──物怖じせず自分の意見を言えるタイプなんですね。

 

 いえ、最初は言えるほうではなかったんです。「僕なんかが意見を言っていいのかな?」と不安で。でもどの監督さんも僕の意見を汲んだ上で「じゃあこうしてみたらどう?」「ここはこういう理由だからちょっと違うかな」などとアドバイスをしてくださるので、とても勉強になっています。

 

──仮面ライダーは放送期間が1年で、1つの役にじっくりと向き合うことができるからこそ仕事への姿勢や考え方も変わってきているのかもしれませんね。

 

 はい。あと父やマネージャーさんからのアドバイスを受けて、客観的に自分を見られるようになったことも変化の理由なのかなと思います。日頃の生活態度など、指摘を受けた部分は自分でも直さなければと思っていたんです。でもなかなか行動に移せていなくて。周囲の人からビシッと言ってもらえたことであらためて気が引き締まりましたし、自分を見つめ直すいいきっかけになりました。

『ジョジョ』はセリフのひと言ひと言が心に刺さります

 

──学業との両立は大変ですね。ちなみに今学校ではどんなことが流行っていますか?

 

 クラスの男子の間ではスマホゲームが人気です。中でもみんなやっているのが対戦アクションゲーム。先に倒した方が勝ちという単純なルールなのですが、「友達に負けたくない!」とついつい熱が入ってしまいます(笑)。僕の腕前は…中の下です(笑)。

 

──マイブームは?

 

 アニメを見たり漫画を読んだりすることです。一番好きなのは昔から変わらず『ジョジョの奇妙な冒険』。キャラクター同士の掛け合いが熱くて、セリフのひと言ひと言が心に刺さるんです。どの話にも必ずグッとくる部分があり物語の世界観に引き込まれますし、思わず真似したくなるような動きやジョジョ特有の言い回しも世代を超えて愛される理由なのではないかなと思います。ちなみに僕は第2部と第7部が好きです!

──グッズもいろいろありますが、コレクションしたりしているんですか?

 

 いつかはしてみたいと思っていますが、まだまだこれからです。大きなショーケースにキャラクターのフィギュアがずらりと並んだ風景を想像するとワクワクが止まりません。もう少し年を重ねてから、大人買いしたいです!

 

──現在もほぼ毎日のように撮影が行われていると思いますが、現場に持って行く必需品はありますか?

 

 自家製のはちみつレモンです。僕、から揚げの横に添えられているレモンをそのまま食べてしまうくらいレモンが好きで(笑)。他にもレモンをおいしく食べる方法はないかなと探していた時にはちみつレモンのレシピを知って作ってみたらとても美味しかったんです。作り方は至ってシンプルで特にこだわりはないのですが…。お湯で割ることもあれば、炭酸水と混ぜてレモネード風にして飲むこともあります。

 

──寒暖差のある今の時期を乗り切るための必須アイテムですね。ではあらためて『仮面ライダーリバイス』の見どころを教えてください。

 

 リバイスは「家族の絆」がテーマになっているのですが、これから物語が進むにつれて兄弟の関係性や絆、それぞれが抱いている心の葛藤などもより繊細に表現されてくると思いますのでぜひ注目していただきたいです。僕が演じる牛島光の見どころとしては、27話でのスタンガンに続き、怪しげな動きがさらに増えていきます。物語のスパイスとなるポジションになっていくと思いますので、牛島光、そして牛島家の動向もチェックしていただけたら嬉しいです!

 

 

仮面ライダーリバイス

テレビ朝日系 毎週(日)午前9:00~

 

撮影/干川 修 取材・文/矢嶋咲良 ヘアメイク/横山雷志郎(Yolken) スタイリング/加藤あさみ(Yolken) 衣装協力/STILL BY HAND

藤江れいな “彼女感”満載の壁掛けカレンダー発売!浴衣姿で魅惑的な艶美カットも…

元AKB48・NMB48の藤江れいなが、4月はじまりの壁掛けカレンダーを3月15日(火)に発売。本人インタビューが到着した。

2007年にAKB48のメンバーとして、デビューした藤江れいな。“デビュー15周年メモリアル”と銘打たれた記念すべきカレンダーは、15年間の感謝と愛が詰まった1冊となっている。衣装は藤江のセルフプロデュースだ。

 

撮影は開放感あふれる写真を求めて、雄大な富士山が望める静岡県の三島スカイウォーク、御殿場高原 時之栖、御殿場・FUJIMI CAFEや木の花の湯、箱根湯寮、あしのこ茶屋(協力:土井製菓)などで行われたという。

 

1泊2日の小旅行を楽しむデートムービー的な構成で、藤江の“彼女感”が満載だ。藤江は「今回はロケ地に合わせて、“彼とここでデートするならこんなコーデをしたい!”をテーマに私服を選んだので、そのあたりも楽しみながら見てもらいたいなと思います」と語る。

 

また、今までに見せたことがない魅惑的な艶美カットも収録。表紙の浴衣姿がお気に入りという本人は「“ふり返り美人”を目指しましたが、いかがですか!?(笑)。暦の上で新春(2023年1月)掲載の着物、夏の浴衣デートver.や別テイクの艶っぽい温泉浴衣ver.もあるので、和の雰囲気もたっぷり楽しんでください」とアピールした。

 

デビュー15周年イヤーについては「小さい時からアイドルに憧れてこの世界を目指しましたが、気がつくと今年の5月で15周年。このお仕事をしていなければ私を好き! と言ってくれるみなさんに出会えていなかったな、と改めて感謝の思いです。そんな出会いができたことが私にとっての宝物です」と振り返った。

 

藤江れいな インタビュー

◆早速ですが、お気に入りのカットは?

表紙(浴衣)がとても気に入っています!最初は別のカットを表紙にする案もありましたが、個人的に浴衣や着物は日本の美でもありますし、すごく好きなので、今回は浴衣が表紙の写真になりました。“ふり返り美人”を目指しましたが、いかがですか!?(笑)。暦の上で新春(2023年1月)掲載の着物、夏の浴衣デートver.や別テイクの艶っぽい温泉浴衣ver.もあるので、和の雰囲気もたっぷり楽しんでください。

 

◆撮影の思い出があれば教えて下さい。

今回はロケ地に合わせて、“彼とここでデートするならこんなコーデをしたい!”をテーマに私服を選んだので、そのあたりも楽しみながら見てもらいたいなと思います。三島や箱根の素敵なロケ地で撮影させていただきましたが、御殿場高原の時之栖“ひかりのすみか”イルミネーションは印象的であり、幻想的でもありました。すごく綺麗で、撮影とわかっていながらもテンションが上がりました。恋人と一緒にイルミネーションを見ることに憧れるなぁ!いつの日かかなえたい〜(笑)。

 

◆今年は藤江さんのデビュー15周年イヤーとなりますが。

小さい時からアイドルに憧れてこの世界を目指しましたが、気がつくと今年の5月で15周年。このお仕事をしていなければ私を好き!と言ってくれるみなさんに出会えていなかったな、と改めて感謝の思いです。そんな出会いができたことが私にとっての宝物です。48時代は海外へも行かせてもらい、イベントも盛りだくさんでした。早くコロナ禍前のように、みなさんとワイワイ楽しめるイベントができたらいいなと思っています。

 

◆いよいよ新年度を迎えるというところで、春からの抱負は?

競馬関係のお仕事を始めてから約5年。万馬券を取ることが今年の目標でしたが、早くも1月に達成できたので今度は中央競馬の「win5」を取りたいと思います(笑)。最近は競輪・オートレース関連のお仕事も始めましたし、大好きなお酒に関する資格(唎酒師など)にも興味があります。さらに大ファンの北海道日本ハムファイターズ(札幌ドーム)の始球式も機会があればぜひ!

 

◆東京と大阪で発売イベントも4月に開催されますね。

すてきな写真と楽しい企画(※下記の特別企画情報を参照)もあって、満足していただける内容になっていると思います。私が活動してきた東京(AKB48時代)と大阪(NMB48時代)でカレンダー発売イベントが行われます。みなさんとお会いできること、本当に楽しみです!

 

特別企画情報(カレンダー収録)

(1)山田菜々との元NMB48チームM歴代キャプテン対談

(2)カレンダー聖地巡礼・ロケ地ガイド

(3)所属事務所の後輩・古賀成美(元NMB48)とのツーショット浴衣グラビア

※藤江れいな&古賀成美ツーショット着物グラビアを古賀成美カレンダー(3月14日発売)に収録

 

イベント情報

発売記念イベント

2022年4月3日(日)東京・書泉グランデ(神保町)

2022年4月10日(日)大阪・TSUTAYA EBISUBASHI

 

動画

撮影メイキング動画

書誌情報

「藤江れいなカレンダー(2022・4〜2023・3)」

2022年3月15日(火)発売

 

撮影:萩原和幸

価格:3,000円(税込)

発行:ABコンサルティング株式会社(A1ムック)

※A1ショップにて、特典付き先行予約販売

https://a1-shop.jp

芦田愛菜インタビュー「あたたかい記憶をとどめる時間を作る、本当にすてきなお仕事」『エンディングカット』

3月19日(土)放送の土曜ドラマ『エンディングカット』(NHK総合)で、迫田結役を演じる芦田愛菜さん。

 

エンディングカットとは、納棺師の技術を持つ理美容師が遺族の声に耳を傾けながら故人の髪をカットやカラーなどヘアーセットすること。慌ただしい葬儀の作業に追われる遺族にとって、約2時間のエンディングカットは故人との最期の別れの時間を生み出していく。

 

誰もが避けては通れない“大切な人の死”に、残された家族は何ができるのか。そんな問いをテーマに、本作では2019年に「FMシアター」で放送し、令和元年度文化庁芸術祭ラジオ部門大賞を受賞した作品を、芦田愛菜を再び主演に据えてテレビドラマ化する。

 

迫田結は美大への進学を目指して、街の画塾に通っている高校3年生。自分に足りないものは何かと思い悩んでいるが、それとは別に気がかりなことがあった。

 

本作を「テレビドラマになると結の表情や風景などがより鮮明に表現されるのでまた新たな気持ちで参加させていただきました」と振り返る芦田さん。思い入れのあるシーンや本作を通して感じたことについて、お話しいただきました。

 

芦田愛菜 インタビュー

◆本作はオーディオドラマが原作ですが、映像化されると聞いていかがでしたか。

すてきな作品に声をかけていただきとてもうれしかったです。ラジオでは声や音の表現だったものが、テレビドラマになると結の表情や風景などがより鮮明に表現されるのでまた新たな気持ちで参加させていただきました。

 

◆今回結を演じるにあたって、どのような役作りをされたのでしょう。

結は私に近いというか、本当に等身大の同じ世代の女の子だと感じているので、もし自分だったらと想像して、大切に演じさせていただきました。

 

◆思い入れのあるシーンを教えてください。

オーディオドラマの中でもありましたが、父の職業である亡くなった方の髪を切っているところを結がお願いして見せてもらうシーンです。このドラマの中でエンディングカットを結が見るシーンは、結にとって大きな転機であり、成長していく上で重要なシーンだと思いました。

 

◆気に入っているシーンはありますか。

エンディングカットを見た後に海に行って、その流れで絵を描くシーンです。せりふは特にないのですが、結の決意がすごく表れている気がして、想いがこもったシーンだと感じます。

 

◆佐藤隆太さんと広末涼子さんと再度共演されていかがでしたか。

またお2人と一緒にお芝居ができてすごくうれしいです。佐藤さんは、場を明るく盛り上げてくださる方で、全体的に重たい雰囲気のシーンが多いのですが、和気あいあいと撮影できているのは佐藤さんのおかげだと感じています。広末さんは七海さんのように優しく包み込んでくれる方です。まるで本当のお母さんのように感じさせてくださって、結がお母さんを思う気持ちが自然にあふれてきました。

 

◆本作を通して、エンディングカットという活動についてどんなことを感じたのでしょう。

エンディングカットという活動をされている方がいらっしゃることは、この作品を通して初めて知りました。大切な人を失う悲しみは決してうすれることはありませんが、エンディングカットを施すことによって、生前に近い姿の故人とご遺族の方がじっくり向き合い、あたたかい記憶をとどめる時間を作る、本当にすてきなお仕事だと思います。

 

◆視聴者の方へメッセージをお願いします。

この物語を通してエンディングカットという、お別れの方法があることをたくさんの方に知っていただくきっかけになったらうれしいです。観終わった後にとてもあたたかくて優しい気持ちになれる作品だと思います。土曜ドラマ『エンディングカット』ぜひご覧ください。

 

番組情報

土曜ドラマ『エンディングカット』
NHK総合
2022年3月19日(土)後9・00~10・13

©NHK

Juice=Juice稲場愛香写真集「愛land」が2月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

Juice=Juice稲場愛香写真集「愛land」

 

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2022年2月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、Juice=Juice稲場愛香写真集「愛land」が第1位になったことが分かった。

 

稲場愛香の約1年ぶりとなる3冊目の写真集「愛land」は、沖縄県宮古島で撮影。ビーチでの水着姿はもちろん、風に揺れるサトウキビ畑でのショットなど、南国の自然の中で見せる多彩な衣装と表情に注目の1冊となっている。

 

2月14日のバレンタインデーには書泉ブックタワーでリリースイベントを開催し、大盛況となった。

 

稲場愛香 コメント

3冊目にして、初めてお世話になるカメラマンさんで今までとは違った私がたくさん詰まっていると思います!
自分でもびっくりするくらい素の笑顔がありました。
これまで、お天気には恵まれなかったのですが、今回はものすごいお日様で!宮古島の素敵な景色とともに素の私を楽しんでいただけたらうれしいです!

 

2022年2月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:Juice=Juice稲場愛香写真集「愛land」
出版社:オデッセー出版/ワニブックス/発売日:2022年2月14日

 

2位:篠崎愛写真集 IDEA
出版社:講談社/発売日:2022年2月22日

 

3位:吉田莉桜写真集「青とハチミツ」
出版社:秋田書店/発売日:2022年2月18日

 

4位:佐野ひなこ写真集 BE WITH ME
出版社:光文社/発売日:2022年2月22日

 

5位:乃木坂46 北野日奈子2nd写真集「希望の方角」
出版社:白夜書房/発売日:2022年2月8日

 

6位:優希クロエ1st写真集 C
出版社:秋田書店/発売日:2021/12/22日

 

7位:比嘉愛未写真集 本心
出版社:集英社/発売日:2022年2月24日

 

8位:モーニング娘。’22 牧野真莉愛 写真集『M.21』
出版社:ワニブックス/発売日:2022年2月2日

 

9位:小日向みのり1st写真集『内緒にしてね』
出版社:ジーウォーク/発売日:2022年1月25日

 

10位:安藤咲桜1st写真集 さくら、はらり
出版社:光文社/発売日:2022年2月22日

 

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。
※店頭イベント販売数含む。

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/180052/

SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」表紙カバー3種解禁!「どれもお気に入りです」

左から)、通常版カバー、Amazon.co.jp限定表紙カバー、セブンネットショッピング限定表紙カバー

 

3月29日(火)に発売されるSKE48・江籠裕奈の1st写真集について、タイトルが決定。秋元康による帯コメントと3種の表紙カバーも解禁され、本人コメントが到着した。

 

SKE48の人気メンバーとしてグループを支える江籠裕奈。自身初となる1st写真集が、誕生日である3月29日(火)に発売される。そのタイトルが、『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』に決まった。

 

さらにTotal Producerを務める秋元康が、帯コメントを寄稿。「ただ、可愛いだけの女の子なら大勢いるかもしれない。わがままを言っても許せてしまう可愛さは、なかなかいないだろう」とのコメントを寄せ、本作の魅力を一文で表現しきっている。

 

また、3種の表紙カバーも完成。通常カバー版では、ベッドに横たわる江籠の表情を全面に映し出したカットが採用され、自然光に映る彼女の“ありのままの表情”を垣間見ることができる。

 

Amazon.co.jp限定表紙カバーは、爽やかブルーのフーディーに身を包んだ江籠が、“ありのままの視線”をおくるカットが起用されており、胸元のギャップが印象的なデザインに仕上がった。セブンネットショッピング限定表紙カバーは、白い肌がまぶしい江籠の“ありのままの姿”が確認でき、春らしいピンクの衣装がアクセントな魅力あふれるカバーだ。

 

今回の3種の表紙カバー解禁に合わせて、江籠本人からのコメントも到着。「表紙が解禁されました! ロケーションもよくってたくさん迷いましたが、雰囲気の違う3パターンでどれもお気に入りです」と語る。

 

帯コメントについても「秋元先生から頂いたタイトルと帯びコメントも宝物です。自分自身に言葉をもらえる人なんて数少ないじゃないですか、なかなか口には出せない憧れだったのでひとつの夢が叶った感じです。可愛いって入れてもらえたの、うれしかったな(笑)」と思いを明かした。全文は下記に掲載。

 

江籠裕奈 コメント

表紙が解禁されました! ロケーションもよくってたくさん迷いましたが、雰囲気の違う3パターンでどれもお気に入りです。
秋元先生から頂いたタイトルと帯びコメントも宝物です。自分自身に言葉をもらえる人なんて数少ないじゃないですか、なかなか口には出せない憧れだったのでひとつの夢が叶った感じです。可愛いって入れてもらえたの、うれしかったな(笑)。
みなさんに会えるイベントもたくさんやらせて頂くので是非発売の記念に足を運んでいただけたらと思います!

 

書誌情報

『SKE48 江籠裕奈1st写真集「わがままな可愛さ」』
2022年3月29日(火)発売

著者:SKE48 江籠裕奈
撮影:桑島智輝
定価:2,500円(税込)

通常表紙カバー 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594090281
Amazon.co.jp限定表紙カバー(数量限定) 予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594091385
セブンネットショッピング限定表紙カバー(数量限定) 予約リンク:https://7net.omni7.jp/detail/1107277932

佐久間宣行P「めちゃくちゃリスペクトされているから、みんな千鳥の前では本気を出す」Netflix「トークサバイバー!」好評配信中

スリル満点の本格ドラマに出演する芸人たちが、台本なしのシーンで面白トーク合戦を繰り広げ、敗者は即刻ドラマ降板となる、新感覚お笑いバラエティ「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」が、現在Netflixにて配信中。この番組で、企画演出・プロデューサーを務めた佐久間宣行さんに、Netflixだからこそできた制作エピソードや、MC・参加者として出演している千鳥の魅力などについて伺いました。

 

佐久間宣行●さくま・のぶゆき…1975年11月23日生まれ。福島県出身。テレビプロデューサー、演出家、作家、ラジオパーソナリティ、YouTuber。2021年4月よりテレビ東京より独立し、フリーに。バラエティ『ゴッドタン』『あちこちオードリー』(ともにテレビ東京系)など多数手がけている。ラジオ『佐久間宣行のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)などに出演中。TwitterInstagramYouTube「佐久間宣行のNOBROCK TV」

 

「この人、こんなに面白かったんだ」と言ってもらえると嬉しい

 

──この番組の企画の成り立ちを教えてください。

 

佐久間 2021年の春、僕が独立してすぐのタイミングで、Netflixから「バラエティ番組を一緒にやりませんか?」というオファーをいただきました。それで7、8つの企画を提案したんですが、その中でも、ドラマの中にトークがあるという、一番チャレンジングな企画を選んでいただいた感じです。それで、僕の方から「千鳥と一緒にやりたい」と、彼らにオファーしたところから始まりました。千鳥の東京での初冠番組「NEO決戦バラエティ キングちゃん」(2016~18年)からの信頼関係もありますし、彼らからも「佐久間が新しいお笑いをやるんなら、一緒にやるよ」という意志を感じました。

──そんな千鳥さんの魅力について、改めて教えてください。

 

佐久間 面白いというのは当然のことですが、不得意な現場がないんです。しかも、他の芸人からめちゃくちゃリスペクトされているから、みんな千鳥の前では本気を出すんですよ。しかも、千鳥が本気で取り組む現場だったら当然のこと。また、「何をやっても、ノブくんが面白くしてくれる」という信頼感もあって、みんな飛び込みだったり、捨て身だったり、いろんなかたちで自分の面白さを出そうとするんです。それに対するノブくんのツッコミも、どこかミーハーな素養があってスゴい。そんな大将になる器を持っていて、それが僕としてもありがたいんです。

──他の芸人さんのキャスティングについては?

 

佐久間 僕が面白いと思っている芸人さんですね。それは世の中にはまだ十分知られていないけど「実はもっと面白いんじゃないの?」と思っている人もキャスティングしました。あとは、人間性も含めて、信用しているけれど、一緒の船に乗って、酷い目に遭ってくれそうな人(笑)。キャスティングは今から8カ月ぐらい前で、パンサーの向井(慧)くんはラジオの帯番組が決まってなかったし、錦鯉の渡辺(隆)さんも『M-1グランプリ』を獲っていないんです。そういう意味でも、当時は周りから「え?」と言われるキャスティングだったわけで、この番組を見て「この人、こんなに面白かったんだ」と言ってもらえると嬉しいですね。

あくまでもマジメに、クオリティーの高いものをやるからこそ面白い

 

──ちなみに、ドラマパートの演出は「全裸監督」のほか、映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』なども手掛けている河合勇人監督が担当しています。

 

佐久間 河合監督には、最初にお会いした時に「マジでかっこいいと思う部分を増幅して、結果ダサいところまで行きたいんですが、どうですか?」というお話をしたんですが、「面白いですね」と言ってくださいました。コメディの感覚を分かっている監督さんでも、あまりにふざけてしまうと今回の企画が成立しないので、そこをしっかり理解してくださる監督さんだったので、結果的にお願いしてよかったと思います。

──お笑いとマジメなドラマの融合という意味では、「トークサバイバー!」は現在も担当されている「ゴッドタン」の人気企画「キス我慢選手権」の発展形といえるかもしれません。

 

佐久間 確かに、そうですね。これまでのお笑い番組で演じられるドラマって、パロディ要素が多かったと思うんですよ。それはそれで面白いんですが、僕は「キス我慢」や「芸人マジ歌選手権」をやってきたことで、「あくまでもマジメに、クオリティーの高いものをやるからこそ面白い」というお笑いがあることに気づかされたんです。そのぶん、ダサかったりもするんですけど(笑)、その要素のお笑いを突き詰めてみようかなと思っていました。あとは、千鳥が単独ライブで、大悟くんがマジなお芝居するなか、それをノブくんがツッコんでくるという「大悟魂」とコーナーがあるんです。つまり、この2つの要素をかけ合わせたら、僕にとって、とても理想的な構造になると思ったんです。

──「第1話」は学園ドラマから始まりますが、物語が進むにつれて、刑事ドラマに変わっていきます。

 

佐久間 それは当初からの狙いでした。みんなが集まって、トークをして面白くなるシチュエーションを考えた時に、学園ドラマのトーンで話すのも面白いけど、刑事ドラマのトーンで話すのも面白いなと。それなら、連ドラで急にジャンルを変えて、最後に合流したらワクワクするなと思ったんです。

みんな面白くて、すぐに判断して脱落させていくことが大変だった

 

──撮影・収録時のエピソードについて教えてください。

 

佐久間 撮影は2021年9月中旬から、約1カ月半かかりましたが、芸人さんが集合するトークブロックは4日間で一気に撮りました。映像表現にこだわりがあるNetflixなので、カメラのクオリティーが決まっていて、それは映画やドラマの現場で使う、いかついカメラなんですよ。それが十数台も並んでいるバラエティの現場なんて見たことないでしょうから、芸人さんはみんなビックリしたと思いますね(笑)。また、ドラマパートからトークするまでの移動に時間がかからないように、本格的なセットをいくつも建てたので、それにも驚いたと思います。

──佐久間さん自身が苦労された点は?

 

佐久間 トークが終わった芸人さんを、現場ですぐに判断して脱落させていくことが大変でした。みんな面白いんで。トーク中は、あとの編集を考えてカメラのスイッチングしながら、トークの一覧表を作りつつも、ABCといった評価を付けていたんです。それでトークブロックが終了すると同時に、それを並び替えて、現場にいたスタッフと地獄のような会議をして、落とす人をジャッジしました。15分ほどの間に。ただ、最後の「第8話」に残す人をジャッジする会議は、喧々諤々して30分ぐらいかかったと思います。

Netflixとの仕事はクリエイターファーストを感じました

 

──Netflixと初めて組んで感じたことは?

 

佐久間 地上波のTVだけでなく、ネット上にもバラエティやお笑いのコンテンツが増えているので、僕の中ではできるだけ違うものにしたいと思っていました。そのため、予算もかかるし、全8話あるから、芸人さんをかなり拘束しなければならない。それでも面白いものに繋がるならと、NetflixはOKしてくれたので、クリエイターファーストを感じました。逆にNetflixからアイデアをいただくこともあり、一緒に作らせてもらったという印象が強いです。ただ、世界配信するため、国や地域によっては差別に見える笑いに関しては、気をつけるようにしました。

──そんな佐久間さんが現場に必ず持っていくモノは?

 

佐久間 ちょっと話が違うかもしれないんですが、僕はアレルギー持ちなので、アレルギーの目薬や点鼻薬、喉スプレーなどを、ひとつにまとめて持ち歩いています。あとは、使いやすいボールペン。いろいろ使ったなか、お気に入りは三菱鉛筆の油性、ジェットストリーム。替え芯を含めて、常に持っていますね。ネタ帳みたいなものは持ち歩かず、基本的にはiMacと同期しているiPhoneのメモに入れています。あとは会議の要点に関しては、日記代わりにも使っているGoogleカレンダーに入れていますね。

 

──趣味として集めているモノやハマっているモノは?

 

佐久間 いちばんはマンガと本なんですが、それ以外だとコロナ禍になってから、息抜きとして料理をするようになったので、調味料を集めています。そのなかでも、お気に入りはスパイスカレー用のガラムマサラと4種類のスパイスを混ぜたシンプルパウダー。あとは、このスパイスを入れれば何でもおいしくなる、万能スパイスでもあるアウトドアスパイス「ほりにし」。あとは、家飲みが増えたこともあって、日本酒が薄くならないアイスキューブだったり、炭酸水を作るソーダストリームだったり、家飲みを楽しむためのグッズも増えたと思います。

 

 

Netflixコメディシリーズ「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」
全世界独占配信中(全8話)

【「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」よりシーン写真】

【「トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜」よりメイキングシーン】

(STAFF&CAST)
企画演出・プロデューサー:佐久間宣行
監督:河合勇人
脚本:土屋亮一
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一 (Netflix)
プロデューサー:碓氷容子、堀尾星矢
主題歌:サンボマスター「花束」(Getting Better / Victor Entertainment)

出演:千鳥 ノブ・大悟
劇団ひとり/飯尾和樹(ずん)/ケンドーコバヤシ/塚地武雅(ドランクドラゴン)/
板倉俊之(インパルス)/田中卓志(アンガールズ)/吉村崇(平成ノブシコブシ)/
とにかく明るい安村/狩野英孝/小宮浩信(三四郎)/峯岸みなみ/
岩井勇気(ハライチ)/向井慧(パンサー)/森田哲矢(さらば青春の光)/
ヒコロヒー/渡辺隆(錦鯉)/ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)/
イワクラ(蛙亭)/伊藤俊介(オズワルド)/サーヤ(ラランド)/
アンミカ/春日俊彰(オードリー)/近藤春菜(ハリセンボン)
滝沢カレン/佐藤栞里/トリンドル玲奈/
間宮祥太朗/森永悠希/髙橋ひかる/岡田浩暉/東出昌大

作品ページ:https://netflix.com/トークサバイバー

 

Netflix「トークサバイバー!」配信記念イベント 『アフター・トークサバイバー!〜Netflixバラエティ本気でやります supported by 佐久間宣行のオールナイトニッポン0』

3月26日(土)21:00よりNetflix Japan YouTubeチャンネルにて生配信決定
https://www.youtube.com/c/netflixjp

来栖りんがお気に入りのメイク用品をご紹介!「ニジマスのこれ愛してマス」第23回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第23回は、来栖りんさんがお気に入りのメイク用品をご紹介!

 

どうも。来栖りんです!

 

いよいよ何を書こうかなあと迷っております。
皆さんはどんなことを書いていたら、目を引いてくださるのだろう!
でも、好きなことということで、好きなことを好きなだけ書いていきたいと思います(いつもですが)。

 

今回は……、メイクについて!
お話させていただきたいと思います!

 

お仕事柄、ヘアメイクさん、サロンのスタッフさん、アイドルさん、いろいろな美に関する知識のある方々とご一緒させていただくことが多いので、15歳の時からニジマスとして活動していた私は少し早めにメイクに興味が湧きました。

 

初めは何もわからずいろいろ集めて、単に「キラキラが可愛い!」とか、「ピンクで可愛い!」とか、子供がお母さんやお姉ちゃんのコスメ用品を使ってワクワクしてたような感じでした。

 

でも年齢を重ねるにつれてどんなものが似合うのか、お洋服やTPO、その日会う相手や仕事内容によって(メイクさんにしていただく場合はおまかせですが)メイクを変えることに楽しさを覚えるようになりました。

 

大人っぽく見せたい時、可愛らしく見せたい時、目立たせたい時、いろいろメイクひとつで雰囲気ががらっと変わるのが面白くて。

 

それに、そのひとつひとつの小さな変化に気付こうとしてくれるファンの方々が可愛いです。
メイクに性別も年齢も全く関係ないからこそ、比率として男性の方が多い私のファンの方々とも美容のお話ができること、すごく楽しいです。

 

なので、いろいろコスメのことをお話していきますね。

 

まず…、これがなきゃだめなもの!
clé de peau BEAUTÉ レオスールデクラの17番!

 

これは数か月前かな? になんとなく店頭で見かけて、そう言えばみんないいって言ってるなあ……と思って購入したものです。
やはり、皆が評価しているものはいいのだなと実感したコスメです。
すごく繊細で、上品で、お肌が綺麗に見えます。ハイライトなのに! すごい。

 

そしてアイシャドウにもお気に入りがあって、MACの単色シャドウのスウィートヒートです。
これは、ある時に「やっぱりブラウンのアイシャドウは持っているべきだ!」と思って。でもブラウンはくすみがちで避けてしまうので、店員さんに「くすまなくて甘めなブラウンはありますか?」とお聞きしたところ、出てきたシャドウです。

 

確かにくすまないし甘めだ……かわいい……と、ブラウンにときめくのは私の中でちょっとレアで即決したものです!

 

と、こんな感じでお気に入りのメイク用品を紹介してみました。
ぜひお揃いしてみてくださいね!

 

ではでは
サラダバー!

 

来栖りん PROFILE

●くるす・りん…2000年11月8日生まれ。東京都出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でセンターを務める。週刊ヤングジャンプ「制コレ’18」にてグランプリを受賞し、さまざまな雑誌の表紙や巻頭での掲載も多数。ほかにもテレビCMや、多数のバラエティー番組などへの出演で活動の幅を広げている。2019年11月には、1stメジャー写真集「Lakka」を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_rinrin
公式Instagram:https://www.instagram.com/ringring_rin/

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

■「26時のネバーランド」
2022年5月1日(日)パシフィコ横浜 国立大ホール

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

 

“日本一エロすぎるグラドル”森咲智美「エロをまだまだ極めたい」最新写真集の表紙解禁

通常版表紙

 

“日本一エロすぎるグラビアアイドル”として注目を集める、森咲智美の最新写真集のタイトルと表紙が解禁。本日3月11日(金)発売の「FRIDAY」(講談社)では、同写真集からのカットが公開されている。合わせて、本人からのコメントも到着した。

 

「グラビア・オブ・ザ・イヤー」では2018年、2019年、2020年でグランプリを獲得、3連覇を達成し殿堂入りを果たした森咲。また現在では他のグラビアアイドルたちも頻繁に使用するハッシュタグ「#これがこう」を考案し、自身のInstagramのフォロワー数は驚異の480万人を超える。

 

そんな彼女が4月15日(金)に発売する最新写真集のタイトルが、「Nectar」に決定。ネクターと言えば、果実をすり潰して作られる、非常に濃厚な味わいを持つあのソフトドリンクを想像するだろう。

 

「FRIDAY」掲載カット

 

タイトルについて、森咲は「『Nectar』には応援してくれる皆様への感謝、支えてくれるスタッフさんたちへの感謝をたくさん込めました。そしてグラビアが大好き! という気持ちも込めて撮影しました。そんな表情、私のボディを見て、とろっ♡とした甘い感情になってもらえたらと思ってつけたタイトルになります」と明かした。

 

さらに「2018年、2019年、2020年と『グラビア・オブ・ザ・イヤー』を3連覇し、2021年には殿堂入りとなり、スッと肩の荷が降りたような気がしたんですが…、やっぱりその賞に恥じないような内容にしたかったですし、エロをまだまだ極めたいと思い、私らしく頑張りました」と飽くなき野望を語った森咲。

 

「自由で私らしい様々なエロで私自身が楽しみながら撮影していただき、『芸術的なエロ』が完成した作品になったと思います」と自信を見せている。コメント全文は、下記に掲載。なお、3月11日(金)発売の「FRIDAY」で本書からの先行カットが公開されているので、そちらも要チェックだ。

 

「FRIDAY」掲載カット

 

「FRIDAY」様に4月15日発売の最新写真集のカットが掲載されています!
さらに! 最新写真集のタイトル&表紙が解禁になり…タイトルは「Nectar」です!「Nectar」には応援してくれる皆様への感謝、支えてくれるスタッフさんたちへの感謝をたくさん込めました。そしてグラビアが大好き! という気持ちも込めて撮影しました。そんな表情、私のボディを見て、とろっ♡とした甘い感情になってもらえたらと思ってつけたタイトルになります。
2018年、2019年、2020年と「グラビア・オブ・ザ・イヤー」を3連覇し、2021年には殿堂入りとなり、スッと肩の荷が降りたような気がしたんですが…、やっぱりその賞に恥じないような内容にしたかったですし、エロをまだまだ極めたいと思い、私らしく頑張りました。
自由で私らしい様々なエロで私自身が楽しみながら撮影していただき、「芸術的なエロ」が完成した作品になったと思います。今回は【通常版】に加え【豪華版】も出させていただきます! それぞれ違う味をした写真集になりましたので、ぜひどちらも堪能していただきたいと思います!

 

書誌情報

「Nectar」
2022年4月15日(金)発売

豪華版表紙

 

撮影:佐藤裕之
出版社:講談社

●photo/佐藤裕之

岸明日香「丸みのあるいいお尻になったと思います!」アニバーサリー写真集「Culmination」発売

グラドルの枠を超え、ドラマ、バラエティと活躍の幅を広げている岸明日香さんが、3月14日(月)にアニバーサリー写真集「Culmination」を発売。30歳という節目とデビュー10周年の“集大成”となるメモリアルボディを収めた一冊についてはもちろん、グラビアに対する熱い思いなども伺いました。

 

岸明日香●きし・あすか…1991年4月11日生まれ。大阪府出身。趣味はスポーツ観戦、映画、音楽鑑賞。現在は『激!今夜もドル箱』(テレビ東京)、Twitter生配信番組『ツイスパTV』に出演中。TwitterInstagram

 

【岸明日香さん撮りおろしカット】

 

今回の写真集では、これまでと違う私を見せたい

 

──アニバーサリー写真集のタイトルを「集大成」「最高点」「頂点」などの意味を持つ「Culmination(カルミネーション)」に決めた理由は?

 

 いろんな候補があった中から、自分で決めました。デビューして5年目ぐらいたった時、「10年目にちょうど30歳になるので、それまでお仕事を続けて、アニバーサリー写真集を絶対出したい!」と思っていました。それもあって、どこかで「集大成」の意味合いのあるワードを入れたかったんです。今回、うれしいことにこのタイミングで写真集のお話を頂き、「集大成」を英語で調べてみたら、「Culmination」という言葉が出てきて! とても響きがかっこいいのに、意外と写真集のタイトルで使われていない。早速、お気に入りになって、ずっと家で唱えていました(笑)。

 

──昨年からジムに通われていたと伺いました。今回の撮影のためにした体作りについて教えてください。

 

 実は私、これまでボディメイクというよりは、食事制限で体作りをしていました。ご飯を我慢するだけでもキツいのに、得意じゃない運動するのは……と思っていたんです。だけど今回の写真集では、これまでと違う私を見せたいと思い、食事制限以外にも、4~5カ月間パーソナルジムに通ってお尻を中心に鍛えました。私が年齢を重ねるということは、ファンの方も年齢を重ねるわけで。もしかするとお尻好きな方も増えてきたんじゃないかなと思ったのと、以前からコアなファンの方から「お尻が素敵なのに、お尻グラビアって少ないね」とも言われていたこともあったので意識しました。

 

↑岸明⽇⾹アニバーサリー写真集『Culmination』より (C))SDP

 

──ちなみに、具体的なトレーニング方法は?

 

 お尻の上部を鍛えると足が長く見えるようになると聞いたので、そこに負荷をかける運動を徹底的にやりました。悲鳴を上げながら…(笑)。また、自宅ではチューブを使った運動したり。…初めて運動を頑張りました(笑)。自分では、結果的に丸みのあるいいお尻になったと思います! ただ筋肉が付きやすい体質で、最初は腕など筋肉がついてほしくない部分にも付いてしまって。そこに気を使いながらの調整が難しかったです。運動をしている中で「ファンの方は果たして鍛えた体が好きなのか?」という疑問にぶち当たり、華奢な体をキープしたまま鍛えようといろいろ試行錯誤しながらしていましたね。

 

↑岸明⽇⾹アニバーサリー写真集『Culmination』より (C))SDP

 

今回は表紙から三角ビキニで攻めさせてもらっています

 

──今回の写真集のコンセプトについて教えてください。

 

 打ち合わせには第一段階から入らせてもらったのですが、“大胆かつ爽快”でしょうか(笑)。これまで出した写真集は、しっとり肌を出す感じが多かったですが、今回は屋外で開放的に肌を出すイメージでいきたいとお話して。昨年10月に沖縄で撮影したんですが、あえて私も行ったことがある沖縄が安心感もあって、より開放的になれるかなと。また、今まで行ったことのないプライベートビーチのような場所でも撮影することができました。

 

↑岸明⽇⾹アニバーサリー写真集『Culmination』より (C))SDP

 

──撮影されたカメラマンの曽根将樹さんとは初コラボだったそうですね。

 

 これまでは私を撮ってくださったことのある、おなじみのカメラマンさんが多かったんですが、今回は初めての温度感を体験したくて、曽根さんにお願いしました。私が去年クルマの運転免許を取ったこともあり、曽根さんを助手席に乗せて、プライベートで初運転しているカットもあります。曽根さんはずっと運転を不安そうにしていましたが……(笑)。とにかく楽しくて、気持ち良くて、ずっと笑いながら撮影させていただきました。唯一恥ずかしかったことは、ヘアメイクもせずに寝起きのままで撮ってもらった、すっぴんカットでしょうか。

 

──そのほか、お気に入りのカットがあれば教えてください。

 

 いっぱいありすぎて、正直選べないんですが、例えば2ページ目にある海での引きのバックショットもいいですね。これまで、インパクトが薄れるんじゃないかという怖さもあって、寄りに比べて、引きの写真はあまりお気に入りではなかったんです。でもこの写真は、ものすごくインパクトがあって。今回頑張ったお尻も見えつつ、胸から腰のラインまで、自分が見せたい要素が詰まっていて、「ボディライン、めちゃめちゃ良くない!?」と思えるショットです(笑)。あと、私の体形的に、一番似合うとよくいわれる三角ビキニのショットも多いんです。写真集になると、デザイン重視で意外と着られなかったりするんですが、今回は表紙から三角ビキニで攻めさせてもらっています。

 

↑岸明⽇⾹アニバーサリー写真集『Culmination』より (C))SDP

 

──また、1万字以上に及ぶインタビューも収録されています。

 

 この30年間、紆余曲折ありましたし、自分の育ってきた環境やルーツ、苦労したことなど、幼少期から現在に至るまで、お仕事とは関係ないエピソードもたくさん書かれています。恋愛観をはじめ、これまであまり話したことのないパーソナルな部分にも触れているので、読み応えがあると思いますし、ファンの方には喜んでもらえると思います。写真集全体としてのみなさんの率直な意見や反応が楽しみです。

 

いろんな塩を見た後輩からは、「なんか怖い!」と言われたこともありましたね(笑)

 

──ちなみにグラビア撮影に必ず持っていくモノやグッズはありますか?

 

 アロマが入っていて、お肌がツヤツヤになるボディークリームは必需品です。泊りロケの時は、入浴剤や、エステで使うような美顔器やキャビテーションまで大量に持っていって、かなり大荷物になるんです。気持ちの問題ですが、前日の夜にやらないと不安になってしまうんです(笑)。普段はそこまで気にならないのですが、しっかり写真として残るグラビア撮影には、やはり100%万全な状態で挑みたい気持ちが強いんですよね。私にとって、最強のダイエット法はグラビアと言えるぐらい、グラビアのお仕事があることで、しっかりダイエットできるんです(笑)。

 

↑岸明⽇⾹アニバーサリー写真集『Culmination』より (C))SDP

 

──美顔器やキャビテーションとった美容家電は常に調べているんですか?

 

 ボディークリームはお肌がデリケートなこともあり、一回使っていいと思ったものをずっと使っていることが多いですが、美容機器に関しては、新しい機能の製品をチェックすることが多いですね。

 

──岸さんは料理がお好きだと伺いましたが、特にこだわりはありますか?

 

 お料理する時に使う炊飯器と電子レンジに関しても、常にチェックして、最新機能が備わったモノを揃えます。そのため、家にレンジが3台もある時期もありましたね(笑)。ただ料理の場合は、電化製品というより食材をそろえてしまうことが多くて。例えば塩へのこだわりもあって、「太陽と風がつくる豊島の海を丸ごととじ込めた塩」(※岸さんオススメの塩の商品名)など、水晶のような高価な塩を集めたり、常にバッグに入れていることもありました。日本酒もいろいろとそろっています。そうそうキッチンに並べたいろんな塩を見た後輩からは、「なんか怖い!」と言われたこともありましたね(笑)。

 

岸明⽇⾹アニバーサリー写真集『Culmination』
2022年3月14日(月)発売

価格:3000円+税
発行:SDP

(C)SDP

【岸明⽇⾹アニバーサリー写真集『Culmination』より】

 

撮影/関根和弘 取材・文/くれい響

橋本環奈が『情熱大陸』に登場!初めて尽くしの大舞台に挑む天真爛漫な23歳に迫る

3月13日(日)の『情熱大陸』(MBS/TBS系)に、女優・橋本環奈が登場する。

橋本環奈

 

愛され続ける名作アニメ映画「千と千尋の神隠し」。その世界初となる舞台化公演で、自身初の舞台出演にして主演を務めることになった橋本。映画やドラマに絶えず出演し、CMや雑誌・バラエティ番組などからも引く手数多と多忙を極める23歳の新たな挑戦を番組で追った。

 

大役にも肩肘を張らず、演出を手掛けるジョン・ケアード(英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)が「環奈は笑い声が大きいから探す手間が省ける(笑)」と話すほど、持ち前の天真爛漫さで周囲を和ませる橋本。初めて尽くしの幕が上がり、魅せたものとは。

 

PROFILE

橋本環奈

●はしもと・かんな…1999年2月3日生まれ。福岡県出身。2011年「奇跡」(監督:是枝裕和)で映画デビュー。2016年「セーラー服と機関銃 -卒業-」(監督:前田弘二)で映画初主演を務め、第40回日本アカデミー賞「新人俳優賞」受賞。数多くの映画・ドラマに出演するほか、CMやバラエティ番組など幅広く活動。2022年3月より初舞台で初主演となる「千と千尋の神隠し」が公演中。

 

番組情報

『情熱大陸』

MBS/TBS系

2022年3月13日(日)後11・00~11・30

 

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/

番組Twitter:@jounetsu

Instagram:https://www.instagram.com/jounetsu_tairiku/

Facebook:https://www.facebook.com/jounetsutairiku

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UChrwWDsptJWqbV_oPKdHk1Q

 

©MBS

萩原みのりインタビュー「たとえダメなところがあっても、登場人物全員を愛せてしまう。ほかにはない作品だなと感じています」

岸田國士戯曲賞受賞作家・三浦大輔さんが2010年に書き下ろし、2016年には映画化もされた傑作舞台『裏切りの街』が待望の再演。主人公・菅原裕一の恋人役を、これが舞台作品2本目となる萩原みのりさんが務める。「三浦さんの作品には、現実と地続きのようなリアリティがある」と話す彼女に、今作の思いや緻密さ故にひと筋縄ではいかない稽古場での様子をたっぷりと伺った。

 

萩原みのり●はぎわら・みのり…1997年3月6日生まれ。愛知県出身。最近の出演作に映画『成れの果て』、ドラマ『ケイ×ヤク -あぶない相棒-』(日本テレビ系)、『神木隆之介の撮休』(WOWOW)、『にんげんこわい』(WOWOW)など。映画『N号棟』が4月29日(金・祝)より公開予定。TwitterInstagram

 

【萩原みのりさん撮りおろしカット】

 

三浦さんの演出は針の穴に糸を通すような感覚なんですが、その穴が本当に小さくて

 

──今回はオーディションだったそうですね。

 

萩原 はい。三浦さんの舞台はこれが初めてになるんですが、以前、三浦さんが監督をされた映画『何者』(2016年)でも一度お仕事をさせていただいていたんです。ですから、少しはリラックスして会場に行けました。

 

──では、本番もあまり緊張もせず?

 

萩原 それが、映画でご一緒させてもらっていたはずなのに、オーディション会場では目も合わせてくれなくて(笑)。“えっ? 何で!?”と思って、次の瞬間とんでもない緊張感に襲われ、オーディション用のセリフが全部飛んじゃいました。ですから、どうして受かったのかいまだに謎なんです(笑)。

 

──そうだったんですね。でも、演出家はどこを見てオーディションの合否を決めているのか分からないってよく言いますよね。意外なところで判断していたり。

 

萩原 そうなんです。特に三浦さんはすべてを見透かしているような方なので、稽古場でもそれがいつも怖いです(笑)。

 

──また、この舞台は当初、2020年の上演を予定しており、その時はコロナ禍で中止となってしまいました。当時はどのような思いでしたか?

 

萩原 あの時は稽古が最初からずっとオンラインでしたし、裕ちゃん(菅原裕一)役の髙木雄也さんとも、パソコンの画面を通じて台本の読み合わせをしていた程度だったんです。それでも、いつかは皆さんと直接お会いして、稽古ができる日が来ると信じていたんですね。なのに、ある日、三浦さんがみんなをリモートで集めて、画面の中から「公演が中止になることが決まりました」と発表されて……。その時は何日も涙が止まらなかったです。もともとこの作品の映画が大好きで、その舞台に出られることが本当に楽しみでしたし、そうした思いや、みんなで準備してきたことなどが全部取り上げられてしまったような気持ちになって。それぐらい哀しい出来事でしたので、今回再び公演が決まった時は、ただただ「良かった〜!」という思いだけでしたね。

 

──以前から映画版の大ファンだったということですが、どういったところに魅力を感じていたのでしょう?

 

萩原 映画館で観た時に男性と女性でお客さんの笑う場所が全然違っていて、そこがまず興味深かったんです。それに、人間のいろんな感情が描かれていて、最初は“なんかすっごくムカつく!”と思っていても、次第に愛おしくなってきて、最後には許してしまえる。映画館を出たあとで、“こんなにも登場人物全員を愛せてしまう作品ってすごいなぁ”と感じたのを覚えています。また、一度観ただけなのに、会話のやりとりやセリフが、まるで実際に体験したことのように心の中に残っていたりして。物語の舞台となった荻窪の街を歩いていても、“あの人たち、この辺にいるかな”と思ってしまったりするし、そうした現実と少し地続きに感じるところも魅力的だなと思いました。

──現在、稽古の真っ最中ですが、三浦さんの演出はいかがですか?

 

萩原 映画の時と変わりなく、役の心の奥の部分を一緒に考えてくださいます。ただ、三浦さんの場合、“ひと言ひと言”というよりも、一文字単位で神経を使って細かい機微を決めていく感じなんです。針の穴に糸を通すような感覚なんですが、その穴が本当に小さくて。それに、たまに稽古中に自分でも、“今の感情はちょっと違ったな……”と分かることがあるんですが、その時は必ずすぐに「今のところなんだけど」って指摘されます(笑)。三浦さんの前ではごまかすことが不可能なので、今はとにかく必死に食らい付いていっているという感じですね。

 

──となると、稽古場の緊張感もすごそうですね。

 

萩原 もう、半端ないです!(笑) “こんなに緊張したのって何年ぶりだろう!?”と思うほどで、普段の3倍くらいお水を飲んでますし、頭も使うので、甘いものが止まらなくて(笑)。また、感情の部分だけでなく、セリフもとても細かいんです。例えば、言葉と言葉の間に「…やっ」や「あ、」といった接続詞ではない一文字がたくさん入っている。きっとそれがなくても会話は成立するんです。でも、あえてそこに入れたことには必ず三浦さんの意図があるはずですし、それをうまく表現することで一気にせりふが生々しい会話になっていくので、最後の最後まで逃げることなく、しっかりとやり遂げていきたいなと思っています。

どんな役であっても、決してお客さんから悪い人間に見えないように

 

──物語の中で萩原さんは主人公・菅原裕一の恋人である鈴木里美を演じています。現時点では、どのような女性像をイメージされていますか?

 

萩原 実は今回、稽古を重ねていくうちに、あえて明確なキャラクターを作るのをやめるようにしたんです。最初の頃は、“里美ってちょっと猫背っぽいのかな”とか、“少しあか抜けない女の子なのかな”、“優柔不断なところもありそう”と、台本から受けた印象をたくさん紙に書いていました。でも、そうやって外側の部分で役を作っていくのではなく、ある程度自分の中に落とし込めたら、あとはお客さんそれぞれが異なる印象を持ってもいいし、むしろバラバラであればあるほど、面白い役になるのかなと思うようになったんです。

 

──それはなぜでしょう?

 

萩原 例えば、普段の自分たちの生活に置き換えても、私のことをクールそうだと感じる人もいれば、全然そんなふうには見えないと言う人もいます。人の印象って本当にそれぞれで。ですから里美に関しても、いろんな見え方のする魅力的なキャラクターになっていけばいいなと思ったんです。それに三浦さんがOKを出してくれているのなら、間違いなくその役はみんなから愛されるに違いないという信頼があるのも大きいです。

──と、言いますと?

 

萩原 三浦さんは、私がこれまで出会った演出家さんや監督さんの中で、一番と言ってもいいぐらい登場人物の一人ひとりを愛していらっしゃるんです。すべての役に対してお客さんから悪い人間に見えないようにと、すごく考えていらして。もちろん、描かれ方としてはダメな人間に見えることもあります。でも、「僕は絶対に善と悪を区別しない」とおっしゃってくださる。私自身、映像のお仕事で悪者と言われる立場の役であっても、必ずその人の中にある正義を大事にして演じているので、いろんな方からの感想で「悪い役だったね」と言われると、どこがモヤモヤしてしまうことがあるんですね。でも、三浦さんは常にすべての役の一番の味方になってくれるので、演じていてすごく心が救われるんです。

 

──なるほど。では、萩原さんから見て恋人の裕一はどんな男性ですか?

 

萩原 ひと言でいうのはすごく難しいんですが、今、稽古をする中で、里美としてどんどん裕ちゃんに愛おしい気持ちが増していますね。基本的には裕ちゃんって、かっこ悪い部分ばかりの男性なんですけどね(苦笑)。それでも、すごく優しくて、居心地もいいし、里美が2人の関係について、「わざわざこれ以上の変化がなくても、今のままの日々が続くのであればそれでいいかな」って思う気持ちはすごくよく分かります。それに、舞台って毎日の稽古の積み重ねですが、まさしく裕ちゃんとの時間も積み重ねていっている感じがして。そこも演じていて面白いですね。

 

──また、裕一を演じる髙木さんとは初共演ですね。一緒に稽古をしてみての印象はいかがですか?

 

萩原 髙木さんは私の中でずっとスターのイメージでした。でも今は、裕ちゃんでしかない瞬間がたくさんあって、もう全然スターに見えないです(笑)。同棲しているシーンでソファに座っている後ろ姿もちゃんとだらしないですし(笑)、逆に、普段髙木さんがステージで歌って踊っている姿が想像つかないぐらい。お芝居も素晴らしく、三浦さんに言われたことにすぐ反応し、アプローチの仕方がどんどん変わっていくので、いつも稽古場で拝見しながら刺激をもらっています。

機会があれば、舞台はどんどんチャレンジしていきたい!

 

──また、今回はご自身にとって二度目の舞台になります。改めて初舞台(『遊侠 沓掛時次郎』2016年)の時のことを教えていただけますか。

 

萩原 初舞台は右や左どころか、前がどっちかも分からないような状態でした(笑)。大先輩の中に急に投げ込まれたような感じでしたし、稽古初日が私の1ページ目の長ゼリフだけでほとんど終わってしまい、大先輩方をただただお待たせしてしまったのも、昨日のことのように覚えています。今でもあの時の申し訳なさとか、“私、何でこんなにできないんだろう……”と思ったことなどが甦ってきては、反省するばかりですね。

 

──それでも、「また舞台をしたい!」と思われたんですね。

 

萩原 はい。技術的なことはさておき、舞台の世界観や稽古がすごく自分には合っているなと思ったんです。特に、お客さんからリアクションがダイレクトに返ってくるところが楽しくて、あれほど幸せなことはないなと思いました。また、稽古場で時間をかけて作品をつくっていく作業も大好きで、映像のお仕事だと、自分の出番がない時は邪魔にならないようにモニターを見ることぐらいしかできませんが、舞台の稽古だと共演者の皆さんのお芝居をずっと見ることができる。演出家さんのいろんなアイデアや指摘を一緒に聞くこともできますし、むしろ自分のこと以外のダメ出しをメモしているほうが多いぐらいなんです。ですから、これからも機会があれば、どんどん舞台にチャレンジしていきたいなと思っていますね。

 

──萩原さんにとって、舞台が天職なのかもしれませんね。では、今は本番を迎えるのが楽しみな感じですか?

 

萩原 いや、実は私、すごくあがり症で、人前が本当に苦手なんです(苦笑)。映像は周りにいるのがスタッフさんだけだからまだいいんですけど、これまでの人生で新国立劇場の中劇場ほどの人の数がいる場所に立ったことがなくって。なので、公演初日に自分がどんな感じになるのか想像もつかないんです。とにかく震えないようにしようと思っていて、そのことで髙木さんに相談したことがあったんですが、髙木さんは「俺は人がいっぱいいればいるほどテンションが上がる」って言っていました(笑)。“さすがだなぁ”と思いましたけど、残念ながら参考にはならなかったですね(苦笑)。

 

──(笑)。ということは、楽しむような余裕はまだ全然ないんですね。

 

萩原 ないです、ないです(笑)。きっと公演中は緊張が取れることがないと思います。ただ、先ほど初めて三浦さんと取材で2ショットの撮影をしたんですが、その時、今まで見たことのない顔で「大きくなったな」って言ってくださって。なんだか親戚のおじさんみたいなんですけど(笑)、それが感慨深くて。三浦さんには私が10代の頃からお世話になっているということもありますし、こうしてまた一緒にお仕事ができることや、一度中止になった作品にもう一回挑めるという喜びもありますので、すべての公演が終わったあとに心の底から、「あ〜、本当に楽しかった!」と言えたらいいなって思っていますね。

──では、最後にGet Navi webということでご登場いただいている皆さんに最近購入したお気に入りのアイテムをお聞きしているのですが、萩原さんは何かありますでしょうか?

 

萩原 最近買ったものといえば急須ですね。器にずっとはまっていて、益子焼を益子まで買いに行ったりするんです。唐津焼を扱っていたり、器屋さんをやっている友人がいるので、そこから趣味が広がっていったのですが、ある時、お茶を飲む器はあるのに、急須がないことに気づいて(笑)。

 

──それは一大事ですね(笑)。

 

萩原 ほんとに(笑)。でも、急須を買ったら生活が変わったんです。それまでも夕飯を食べながらテレビを見たり、旦那さんとおしゃべりをしたりしていたんですが、全部の片付けが終わったあとにお茶を飲むゆったりとした時間がすごくよくって。その日にあったことなんかを思いだしながらホッとしていると、お風呂に浸かっている時に似た感覚になるんですね。ですから、これからもいろんな茶器を集めて、こうした時間を充実させていきたいなって思っています。

 

パルコ・プロデュース『裏切りの街』

2022年3月12日(土) ~ 3月27日(日) 東京・新国立劇場 中劇場
2022年3月31日(木) ~ 2022年4月3日(日) 大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

料金:10,800円(全席指定・税込)

(STAFF&CAST)
作・演出:三浦大輔
音楽:銀杏BOYZ
出演:髙木雄也、奥貫薫、萩原みのり、米村亮太朗、中山求一郎、呉城久美、村田秀亮(とろサーモン)

※開幕後当面の間は、智子役は奥貫薫に代わって呉城久美が、また裕子役は呉城久美に代わって日高ボブ美が演じます。

(STORY)
フリーターの菅原裕一と平凡な専業主婦の橋本智子。出会い系サイトを通じて知り合った2人は逢瀬を繰り返していく。家に帰ると、2人にはそれぞれ大切なパートナーがおり、その関係を壊すつもりも、勇気もない。はたして、自分はこの先どうしたいのか……。そんな悶々とした思いを抱えながらも、2人はただただ日常生活を送っていくのだった。

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/石川奈緒記 スタイリスト/伊藤信子 衣装協力/UNITED TOKYO、CITY

“二刀流グラドル”東雲うみ ダイナマイトボディを全解放…!「癒しの一冊になりますように」

東雲うみのファースト写真集「うみのなか」(ワニブックス)が、3月10日(木)に発売。本人からのコメントも到着した。

 

バストGカップ、ヒップ100cmというダイナマイトボディを引っさげて、“二刀流グラドル”として活躍中の東雲うみ(しののめ・うみ)待望の初写真集「うみのなか」がいよいよリリース。

 

予約でもアマゾンランキング1位を獲得、さらに発売前に3刷が決定するなど大注目の写真集に約120分のDVDまでついた、ファンのみならずグラビア好きにはたまらない仕様となっている。

 

発売に際して、東雲は「できることを全てやり切ったので、“グラビアアイドルとしての東雲うみ”の集大成になったと思います。応援してくださる皆さんにとって、癒しの一冊になりますように」とメッセージを寄せている。全文は下記に掲載。

 

また、3月13日(日)には、「うみのなか」発売記念お渡し会もブックファースト新宿店で開催される予定だ。

 

東雲うみ コメント

デビューしてからずっと夢に見ていた紙の写真集。
できることを全てやり切ったので、“グラビアアイドルとしての東雲うみ”の集大成になったと思います。
応援してくださる皆さんにとって、癒しの一冊になりますように。

 

イベント情報

「うみのなか」発売記念お渡し会
2022年3月13日(日)ブックファースト新宿店
後1・00〜イベント開始

詳細:http://www.book1st.net/event_fair/event/page1.html#a_1664

 

書誌情報

東雲うみ ファースト写真集「うみのなか」
2022年3月10日(木)発売

定価:5,500円(税込)
撮影:西條彰仁
発売元:ワニブックス

 

WEB

東雲うみ Twitter:https://twitter.com/sinonome_umi
東雲うみ Instagram:https://www.instagram.com/umi_portrait/
うみちゃんねる:https://www.youtube.com/channel/UCLnac6g3R8YcGOisZxsVIpw

 

瀬戸康史インタビュー「多くの若い人に作品のテーマが届いたことに嬉しさを感じました」

1960年の安保闘争と、東日本大震災から10年が経った現代――。2つの時代が交錯する舞台『彼女を笑う人がいても』に瀬戸康史さんが挑んだ。そこで衛星劇場での初放送に先駆け、本作で初めて触れた学生運動の背景、念願だった栗山民也さんの演出など、瀬戸自身がこの舞台を通して得たものをたっぷりと語ってもらった。

 

瀬戸康史●せと・こうじ…1988年5月18日、福岡県出身。2005年芸能界デビュー。近年の出演作にドラマ『透明なゆりかご』、『私の家政夫ナギサさん』、WOWOW『男コピーライター、育休をとる。』主演、映画『劇場版ルパンの娘』、『コンフィデンスマンJP -英雄編-』、舞台『ドクター・ホフマンのサナトリウム〜カフカ第4の長編〜』、『日本の歴史』など。2月25日より主演映画『愛なのに』が公開中。TwitterInstagram

 

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当時の学生たちの行動に怖さを感じながらも、どこか憧れの想いも抱いていました

 

──まずは公演を終えての感想をお願いします。

 

瀬戸 なんだか不思議な舞台でしたね。というのも、語弊があるかもしれませんが、今回の舞台ではお客さんに何かを届けるという思いでお芝居をしている感じがしなかったんです。いつもだと無意識のうちに体を客席のほうに傾けたりして、作品のメッセージを分かりやすく伝える動きをしてしまうんですが、今回に限っては、その場で展開している登場人物たちの会話や動きを、ただ見てもらっているような感覚があって。ある意味、いつもとは違うリアリティーのある作品だったなと感じています。

 

──物語の題材となっているのは1960年の安保闘争です。企画を聞いたときはどのような印象を持たれましたか?

 

瀬戸 恥ずかしながら、僕はこの事件のことをほとんど知らなかったんです。漠然と知ってはいても、実際にどのようなことがあったのかまでは分かっておらず、初めて内容を聞いたときは、“これは難しい作品になりそうだな”と思っていました(苦笑)。作品のタイトルにもある《彼女》というのは実際に学生運動の最中に命を落とした樺美智子さんがモデルになっていて、樺さんに関する文献をたくさん読み、“かつて日本でこんなことがあったのか……”と驚きました。それに、劇中で《彼女》の言動を見た同級生が、「なんだか怖い」とつぶやくセリフがあるのですが、僕も同じ感想を抱いて。ただ、同時に、自分の信念を貫き通す姿勢に憧れを感じたりもして、台本を読みながら複雑な感情になったのを覚えています。

 

──確かにこの60年前の事件だけを切り取ると、どこか別の国の話のような感覚に陥ります。

 

瀬戸 そうなんです。けど、いろんな資料を読むと、彼女のカリスマ的なエネルギーに引っ張られていった人たちが大勢いた一方で、そこまで信念を持たず、ただ流れに身を任せていた人も多かったみたいで。そこは、今の時代と変わらないんだなと、ちょっとホッとしたところもありました(笑)。

 

──実際に稽古に入ってからも、難しさを感じる部分はありましたか?

 

瀬戸 瀬戸山(美咲)さんの台本がとても分かりやすかったので、その不安はすぐに消えました。正直、本番前のインタビューでは、若い方に向けてどのような言葉でこの題材のテーマや魅力をお伝えすればいいのか分からず、悩んでいたんです。きっと30代でもピンとこない方が多いでしょうから。でも、台本が非常に優れていて、時代背景を知らなくても、メッセージ性が真っすぐ届いてくるんです。実際に舞台をご覧いただいたお客さんの感想を読んでもしっかりと伝わっていましたし、そうした声を聞くと、この舞台を今上演した意味や意義がすごくあったんだなと嬉しく思います。

 

──そうした中、今作で瀬戸さんが演じたのは60年代に新聞記者として学生運動を追っていた高木吾郎と、その孫であり、同じく新聞記者の伊知哉の2役でした。

 

瀬戸 演じる上で意識したのは、“新聞記者ってこんなキャラクターだよね”とステレオタイプの役作りはしないということでした。僕もよく本当の新聞記者さんから取材を受けることがあるのですが、当然ながらみんな個性がバラバラなんです。それを思うと、いわゆる“普通の新聞記者”っていないなと思って。それよりも、吾郎や伊知哉の核となっている“真実を知りたい”という好奇心を大事にするようにしていました。また、吾郎と伊知哉に共通しているのは、自分にとってプラスかマイナスかでは動いていないということなんです。ですから、あえて2役だから演じ分けるということは意識せず、自然とにじみ出る違いをお客さんが感じ取ってくれればそれで十分だという思いで演じていました。

 

──今作の演出を手掛けられたのは栗山民也さんです。瀬戸さんにとっては初めてでしたが、いかがでしたか?

 

瀬戸 楽しかったです。栗山さんのことが大好きになりましたから(笑)。先ほど、客席を意識しないお芝居の話をしましたが、栗山さん自身も「今回はそういう型にはまった舞台じゃない」ということをおっしゃっていて。たぶん、僕は自分で思っている以上にお客さんにお尻を向けて芝居をしていたんですが、栗山さんも「それでいい」って言うんです(笑)。また、とても興味深かったのが、稽古中に何度もみんなに「言葉を大事にしよう」と話していたことでした。その理由として、この作品の主人公が新聞記者であり、真実を伝えていくことの大切さなどをテーマにしているからというのもありますが、僕たちも演劇人や役者として言葉を扱う仕事をしているので、けっして他人事ではないんです。僕自身、今回の稽古を通して改めて言葉というものを考え直すきかっけになりましたし、栗山さんから教わることも多く、本当にいい経験をさせていただきました。

 

──また、今回は深く重い作品でありながら、物語を引っ張っていくのが瀬戸さんをはじめ、木下晴香さんや渡邊圭祐さんなど若いキャストだったことも新鮮で魅力的でした。

 

瀬戸 ありがとうございます。お2人とは今作が初共演でした。晴香ちゃんはミュージカルの舞台で大活躍されている方ですが、ストレートプレーはこれが初めてなんですよね。圭祐に至っては初舞台でしたし。初めて経験する舞台がこの作品って、すごいことです。僕ならきっと途中で心が折れていたと思います(笑)。でも2人を見ていると、日に日に感情が乗ってくるのを共演しながら肌で感じて。本当に素晴らしい役者さんたちだなと思いました。

 

──共演するにあたって、意識されたことなどはありましたか?

 

瀬戸 僕はどの作品でもそうなんですが、稽古場にはセリフを覚えていくだけで、“こういう演技をしよう”という考えは持ち込まないようにしているんです。もちろん、台本は頭に入っているのでまったくのノープランというわけではないのですが(笑)、そこは重要視していなくて。相手役と接した時にあふれでる喜びや怒り、哀しみなどを大事にしているんです。

 

──なるほど。ちなみに、今作の吾郎や伊知哉のように、瀬戸さん自身に表現者として伝えていきたいものはありますか?

 

瀬戸 伝えたいことは、そのときどきによって変わっていきます。出演している作品のテーマにもよりますし。プライベートでよく絵を描くんですが、そこに込める想いも、そのときによって変わっていきます。例えば、コロナ禍の自粛期間中に描いたものには、《ずっと家にいても、工夫次第で毎日が楽しくなる》というメッセージを込めたりして。もともと、考える作業が大好きなんです。頭を使って、いろんなことを想像したり。絵を描くこともそうですが、役者として何かを表現することもそれに通じる部分があって。だから、やめられないんだと思います。

 

──絵を描くことは、お芝居と異なるベクトルの思考でしょうし、楽しみながらもリラックス効果があるのかもしれませんね。

 

瀬戸 そうだと思います。そういえば、この作品の本番中は、家に帰ってから一度も台本を開かなかったんです。そうやって気持ちの切り替えも上手く出来ていたのかもしれないです。

 

──今やってみたいことはありますか?

 

瀬戸 仕事の話になってしまいますが、やはり年に一本は舞台に出たいなと思っています。それこそ、今度は瀬戸山さんの演出を受けてみたいです。瀬戸山さんは演出家としても活躍されていますし、今回も何度か稽古場にいらっしゃって、意見を言ってくださったんです。その話を聞き、「瀬戸山さんなら、こういう演出をされるのか」とすごく興味を持ったので、いつか一緒にお仕事をしてみたいです。

 

──お話を聞いていると、今回の稽古場には演出家が2人いたような感じだったんですね。

 

瀬戸 そうなんです(笑)。それが面白かったです。もちろん、瀬戸山さんは「あくまでこれは、私個人の感想ですが」と断りを入れて話されていましたし、僕らも栗山さんのプランに沿ってお芝居をしていましたけど。でも、栗山さん自身も、よく瀬戸山さんに感想をうかがっていたので、本当に信頼し合っているんだなと感じました。

 

──最後に、放送をご覧になる方に向けて、瀬戸さんが思う見どころを教えていただけますか。

 

瀬戸 第一に、僕たち役者の熱量が伝わっていればいいなと思っています。また、どのような編集になるのかまだ分かりませんが、この作品は意外とセリフを話していない人物の表情や佇まいが重要な場面もあるんです。現代のシーンで伊知哉が自分の信念を語っている時、若い矢船(渡邊)がどんなリアクションを取りながら聞いているのか……など。それこそ、僕が背中を向けて喋っているシーンがどのように映るのかも気になりますので(笑)、僕も楽しみに放送を待ちたいと思います。

 

舞台「彼女を笑う人がいても」
CS衛星劇場 2022年3月13日(日)後 7・00よりテレビ初放送!

(STAFF&CAST)
作:瀬戸山美咲
演出:栗山民也
出演:瀬戸康史、木下晴香、渡邊圭祐、近藤公園、阿岐之将一、魏 涼子/吉見一豊、大鷹明良

(STORY)
1960年6月16日、学生たちは雨が降る中、黒い傘を差し、国会議事堂へと向かっていた。そんな彼らを以前から取材していた新聞記者の吾郎は、激化する安保闘争の中で命を落とした1人の女学生の死の真相を追うようになる。一方、2021年を生きる伊知哉は、新聞記者の仕事に行き詰まりを感じていた。東日本大震災の被災者を追う取材が、部署の配置転換によって、これ以上かなわなくなってしまったのだ。そんなある日、伊知哉は自分の祖父・吾郎もかつて新聞記者だったこと、そして安保闘争の年に記者を辞めたという過去を知る――。

 

撮影/宮田浩史 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/YOSHi.T(AVGVST) スタイスト/田村和之 衣装協力/エトセンス、パラブーツ

堀田真由、映画「ブルーサーマル」で声優初挑戦「この作品が空を見上げるきっかけになったら」

堀田真由さんが、公開中のアニメ映画「ブルーサーマル」で声優に初挑戦している。原作は、漫画家・小沢かなさんの人気コミック。上昇気流に乗って空を飛ぶ航空機“グライダー”に青春を懸ける体育会航空部の大学生たちの姿を描いた青春ストーリーだ。堀田さんは、大学で思いがけず体育会航空部に入部することになる主人公の都留たまき役。空に魅せられていく明るく快活なこの役をオーディションで射止め、好演している。そんな堀田さんに、本作への思いを語っていただきました。

 

◆原作は人気漫画ですが、どんな印象を持ちましたか?

とても前向きになれるお話で勇気をもらいましたし、この作品がアニメ映画になることにとてもワクワクしました。漫画のモノクロの絵に色がついたら、どういう世界になるんだろうなと。あと、たまきの明るさや一生懸命なところがまさに“ヒロイン”という感じだったので、自分もその天真爛漫さを表現できるように頑張ろうと思いました。

 

◆たまきの魅力は?

共感できる部分より、私自身にはない部分でいいなと感じたのが、自分の思ったことをありのまま伝えられるところ。大人になればなるほど、いろいろ考えすぎて言葉選びに慎重になってしまうことってありますよね。そうすると回りくどい表現になって、自分の伝えたいことがちゃんと伝わらなかったりして…。だから、感情のままに行動できるたまきは本当にすてきだなと思います。

 

◆たまきはサークル活動や恋愛といった普通の大学生活に憧れて長崎県から上京します。堀田さんも芸能活動のために滋賀県から上京されたそうですが、ご自身と重なる部分もあったのでは?

そうですね。私が上京した当時は年齢が若かったこともあり、怖いものなしで(笑)。“これから楽しいことが起こるんだろうな”という期待しかなく、たまきと同じように全てがキラキラして見えました。

 

◆たまき役はオーディションで決まったそうですね。

はい。オーディションでは、劇中のたまきのせりふの一部を読みました。普段のお芝居のオーディションは制作スタッフの方々が目の前にいらっしゃるのですが、今回のオーディションは1人で収録用ブースに入って、制作スタッフの方々は違う部屋にいらっしゃったんです。ただ、ブースでの様子をたくさんの方が見られる状態だったので、ものすごく緊張しました。

 

◆実際にアフレコが始まって、監督からのオーダーで難しかったことは?

ありがたいことに、監督は「自由に演じてください」とおっしゃってくださって。「ここをこうしてほしい」という細かな指示はほとんどなく。もしそう言われていたら私、きっとパニックになっていたと思います…。初めての声優がこの作品で、このチームで、本当によかったです。

 

◆今回の声優の経験は、今後、女優の仕事に何かフィードバックできそうですか?

声優のお芝居は、女優のお芝居とはまたちょっと違うのかなと思いました。例えば、“息芝居”はドラマや映画では使わないですし。なので今回の経験は、もしまた別の作品で声優ができる機会があったら、その時に生かしたいです。今回、キャストやスタッフの皆さんのおかげで本当に楽しくお芝居ができました。ぜひまた声優に挑戦してみたいです!

 

◆今後、別の作品でまた声優ができるとなったら、どんな役に挑戦してみたいですか?

人間ではないものになれるのもアニメーションの魅力だと思うんです。なので、自分の目で見たことのない妖怪とか、架空の生き物を演じてみたいです。そういう役って正解がない分、どう演じるか考えるのも楽しそうですし。

 

◆今作は体育会航空部を舞台にしていますが、その青春模様についてはどう感じましたか?

私自身は大学生活の経験がないので、もし大学に通っていたらこんな日常を送っていたのかなと想像しちゃいました。劇中に出てくる“学食”や“合宿”というワードが、すごく学生っぽくて。たまきが(先輩の)空知とこっそり部屋を抜け出して雲海を見るシーンとかも、青春だなーとうらやましくなりました。

 

◆堀田さん自身は“空”や“グライダー”に興味はありますか?

空を見るのは大好きです! たまに家族から地元の空の画像を送られてくると、“あぁ、同じ空の下にいるんだな”と温かい気持ちになります。グライダーは飛行機とはまた違うので、“上空ってどんな状態になるんだろう”というのはすごく興味があります。でも、上空で安定してしまえばきっと気持ちいいんでしょうけど、そうなるまでは怖そうですよね。なので、安全に操縦できる人と同乗させていただけるなら、ぜひ体験してみたいです(笑)。私、実は高いところがそんなに得意ではなくて。飛行機とかから景色を見下ろすのは大丈夫なのですが、東京タワーや東京スカイツリーの展望台で床がガラスになっている部分があるじゃないですか。あそこに立つと足がすくんでしまうんです(笑)。

 

◆ちなみに、堀田さん自身は学生時代に部活動に打ち込んだ思い出はありますか?

中学ではバスケットボール部でした。小学校から(バスケを)やっている子たちもいるようなチームで。特に後輩の代がものすごく強かったんです。だから、外周を走るタイムも後輩のほうが早くて。後輩に負けたら外周をもう1周しなければいけないという決まりがあったので、先生にバレないように後輩たちに「ゆっくり走って!」とこっそりお願いしていました(笑)。

 

◆では最後に、読者の皆様へメッセージをお願いします。

これから春を迎えると、環境が変わってドキドキワクワクすることが多い半面、きっと前向きになれないこともあると思います。私も悩みがあると下を向きがちですが、空を見上げると気持ちが晴れるんです。去年末に実家に帰った時、父と琵琶湖までドライブしたら偶然虹を見つけて。あまりのきれいさに感動して、それからよく空を見上げるようになったんです。そんなふうに、この作品が皆さんにとって空を見上げるきっかけになったらうれしいです。

 

PROFILE

堀田真由
●ほった・まゆ…1998年4月2日生まれ。滋賀県出身。ドラマ『正体』(WOWOWプライム)が3月12日(土)に、『クロステイル~探偵教室~』(フジテレビ系)が4月9日(土)にそれぞれスタート。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)にも出演する。雑誌「non-no」の専属モデルも務める。

 

作品情報

映画「ブルーサーマル」
公開中

原作:小沢かな
脚本:橘正紀、高橋ナツコ
監督:橘正紀
キャラクターデザイン&作画総監督:谷野美穂
声の出演:堀田真由、島﨑信長、榎木淳弥ほか

 

photo/中村功 text/林桃

森崎博之インタビュー「僕にとって道具たちは、ギアというより相棒」

前後半に渡ってお届けしているTEAM NACSリーダー・森崎博之さんへのロングインタビュー。後編は、俳優・演劇人としてのみならず、北海道フードマイスターやごはんソムリエなどの資格も取得し、食育にも力を入れている森崎さんに、食べ物への思い、そして食品づくりや農作業に欠かせない道具への愛についてお話を伺いました。

 

森崎博之●もりさき・ひろゆき…1971年11月14日、北海道生まれ。1996年にTEAM NACSを結成。リーダーを務め、多くの公演で脚本・演出を担当。2008年からスタートした『森崎博之のあぐり王国北海道』(現・『あぐり王国北海道NEXT』/HBC)をきっかけに農業タレントとしても活躍中。現在、『ハナタレナックス』(HTB)に出演中。

 

【森崎博之さんの撮りおろし写真】

 

道具に感謝しながら、長く、いつまでも使っていく。今の時代は特にそうした気持ちが大事

 

──森崎さんはいまや北海道を中心に、全国規模で農業タレントとしても活躍されています。ご自身でも調味料を作ったり、農作業をされていることでも知られていますが、やはり道具なども揃えていらっしゃるんですか?

 

森崎 そんなに特別なものは持っていないですよ。ただ、少し前になるんですが、大豆ミンサーを買いました。味噌作りのために購入したのですが、これまではコーヒーミルのように茹でた大豆を手動でグルグルと回して小さく潰していたんです。それを電動にしたところ、びっくりするほどラクで! さっそく5kgの味噌を仕込みました。白米味噌、玄米味噌、麦味噌といろいろ麹を変えたりして。今は出来上がるのが楽しみです。

 

──味噌作りにはどのような工程が必要なんでしょう?

 

森崎 いろんな作り方がありますが、どれも簡単で、我が家では大豆と塩だけで1年間、常温で熟成させます。今、食卓で食べているのは一昨年に仕込んだもの。旨味爆発でとんでもなく美味しい味噌が出来上がっています。昨年の舞台(『マスターピース』)でも、稽古で東京にいる間や地方公演の時は外食を控えていましたから、キッチンのあるマンスリーマンションを借りて、自前の味噌を使って自炊をしていました。これが本当に美味しくて。皆さんにも飲んでほしいぐらいです!

 

──そのうち、森崎さんが公演中のケータリングまで担当しそうですね(笑)。

 

森崎 ははははは! そうなったら、メンバー全員がお味噌汁を飲み干すまで近くで監視してますよ。「おい、音尾(琢真)、お前最後まで飲んでないだろ!」って(笑)。

 

──(笑)。味噌作りはいつ頃からされているのでしょう?

 

森崎 もう、10年ぐらいになります。特に大きなきっかけがあったわけではないんです。うちは昔から、妻が野いちごでジャムを作ったり、祖父の家でもハラペーニョを作っていて、それを焼いたお肉に乗せて食べたりと、いろんなものを家庭で作っていましたから。そもそも食べることが大好きで、それが講じて、自分で作ろうというふうになっていったんですよね。

 

──今、お味噌以外で作ろうと思っているものはありますか?

 

森崎 醤油に少し興味があります。

 

──醤油って家庭で作れるものなんですか!?

 

森崎 作れます。大抵の調味料は作れますから。だって、昔はみんな自分の家で作っていたわけですしね。もちろん、たくさん作ろうとすれば、それなりの場所や道具が必要になってきますが、基本的には大豆と塩だけでギューッとプレスしていけばできます。あと、これは余談ですが、醤油づくりの際に出る大豆のカスって、本来は牛のエサだったんです。でも、それに塩酸をふりかけて、無理やりもう一度旨味を出したものをたんぱく加水分解物といい、今、世にあふれている加工食品の多くにこれが使われているんです。だから、食べていると喉が渇くんですよね。そうやって食品の裏側を知ってしまうと、自分が安全だと思うものを口にするには自分で作るしかないわけです。

 

──確かにそうですね。

 

森崎 できれば、家にある調味料はすべて手作りのものにしたいなと思っています。また、調味料以外にも作りたいものはたくさんあって。次に挑戦しようと思っているのが納豆です。

 

──大豆ばかりですが、何か理由があるんですか?

 

森崎 いえ、特にはないです(笑)。ただ、北海道は大豆の生産量1位ですし、いい大豆がすぐ手に入るからというのもあります。納豆作りも本当に簡単ですよ。市販の納豆を買ってきて、透明のフィルムに付着している納豆菌と煮た豆を一緒に置いておくだけでできますから。納豆の菌というのはものすごく繁殖が強く、常温で1日置いておくとネバネバになります。それもあって、僕は日本酒作りの取材に伺う際、2日前から納豆を食べないようにしているんです。もし納豆菌が体のどこかに付いた状態で酒蔵に行くと、お酒の酵母を壊してしまいますから。そうやっていろんなことを知っていくと、“面白いなぁ。それなら自分でも作ってみようかな”という気持ちになるんですよね。

 

──そういえば、最近はまわりでもベランダなどでちょっとした家庭菜園をする人が増えてきています。

 

森崎 そうでしょ? やっぱり、そうやって人はみんな土に帰っていくわけです(笑)。それに、自分で農作物を作ると、そこにストーリーが生まれますからね。例えば、「これは自分が世話して作ったトマトだ」とか、子どもたちと「このトマトが大きくなったら、一緒に収穫しようね」といった約束ができたり。そうしたストーリーがあると、まだ完熟していないトマトだろうが、とんでもなく美味しく感じる。自分で育てたものには、どんなものでも敵わないんです。

 

──なるほど。でも、どう育てていいのかが分からず、始めようかどうかで躊躇している人も多いと思います。

 

森崎 そういう方は、まず簡単なものから始めてみるといいと思いますよ。それこそトマトなんて、ほぼ失敗しませんから。トマトって実は雑草の種類なんです。ほかの植物と一緒に植えると、その植物を殺しかねないぐらいの生命力がある。農家さんが毎日トマトのビニールハウスに行って手入れをするのは、脇芽と言われる新芽を取り除くためで、それをしないと、たった一本でジャングルみたいになってしまうんです。すると、たくさん出来る代わりに1個1個のトマトが大きく育たず、栄養分も少なくなる。ミニトマトでも、うまくいけば1株で200から300個ほど取れる場合がありますからね。水やりも週に一回程度で大丈夫ですし、本当に簡単です。

 

──そうした話を伺うと、育っていく過程を見ているのも楽しそうです。

 

森崎 楽しいですし、それにすごく愛おしくなります(笑)。また、同時に道具も大事に扱うようになります。僕にとって道具って、“ギア”というより“相棒”みたいな感じなんです。心を込めて使うので、1つひとつへの思いも強い。大豆ミンサーを買う時も、夫婦で何度も会議をしました。結構な値段のするものですから、「ウチは一体いくらの味噌を作るつもりなんだ!?」って奥さんに言われたりして(笑)。でもね、我が家ではこれからも一生、味噌を作り続けていこうと思っているわけです。ただ、年齢を重ねていくにつれて、そのうち手動で回す力もなくなっていく。そうなってしまってから電動の大豆ミンサーを購入するより、今買っておいたほうがコストパフォーマンス的にはいいんじゃないかと。それもあって、思い切って購入したんです。正直、1年に1回しか使わないものですから、贅沢品とも言えます。でも、憧れて買ったものですから、そこには愛がありますし、本当に、大事に大事に使っていこうと心に決めていますね。道具やモノに感謝しながら、1つのものを長く、いつまでも使っていく。今の時代は特にそうした気持ちが大事だと思いますね。

 

 

TEAM NACS『LOOSER2022』
2022年3月6日(日)19時より配信スタート

(SATFF&CAST)
脚本:⽥中眞⼀ 監督:木村ひさし
出演:TEAM NACS(森崎博之、安田 顕、戸次重幸、大泉 洋、音尾琢真)

チケット料金:5000円(税込)
配信:LIVE SHIP、GLOBE CODING(ローソン・ぴあ・イープラスにて販売)
詳しくはこちらから https://www.teamnacs.com/stage.php

(STORY)
平凡な日々を送るシゲは、自分にできることを模索していたある日、謎の男から渡された薬で過去へとタイムスリップしてしまう。行き着いたその先は、なんと新選組がその名を轟かせ始めた幕末。最初は厳しい隊律に翻弄されていたシゲだったが、やがて時代を切り拓くために命がけで戦う志士たちの姿に、自身の中で熱い思いが芽生え始めていく。

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/白石義人(ima.) スタイリスト/小林洋治郎(Yolken) 衣装協力/BARENA、08circus

武田梨奈インタビュー、初1人飲みの思い出語る「一歩踏み出せばこの世界に入れるんだな」『ワカコ酒シーズン6』

©︎2022「ワカコ酒6」製作委員会

 

現在、テレビ東京系にて放送中のグルメドラマ『ワカコ酒 Season6』で主演のワカコを演じる武田梨奈さん。そんな武田さんにインタビューを行い、ドラマの見どころや、自身も“1人飲み”をするようになったきっかけなどを語ってもらいました。

本作は「酒飲みの舌」を持って生まれたOL・村崎ワカコがさまざまな酒場をさすらい、女ひとり酒を堪能するドラマシリーズ。累計270万部を超える新久千映の「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン連載/コアミックス)を原作としており、ドラマのシリーズは本作で6作目を迎える。また、3月14日(月)放送の第10話「初めてのひとり酒」には、三宅裕司がゲスト出演することも決定。三宅は、ワカコが1人飲みをするきっかけとなった店の大将役を演じる。

 

◆今回のシーズン6では、ワカコが飲兵衛になるきっかけのストーリー(第10話)が出てきますね。

シーズン1の時はすでに飲兵衛だったので、実際にきっかけとなるストーリーを演じられるのはうれしいです。「なぜワカコがお酒好きになったのか」ということが描かれているのですが、実際に私もシーズン1で初めてワカコを演じる時に1人飲みデビューをしたので、その時のことを思い出しました。当時よく1人でご飯を食べに行っていたのですが、お酒を飲みに行くのは「敷居が高いな」と思っていたんです。どういうお店に行ったらいいかも分からなくて。今回の撮影は、ワクワクと不安が入り混じる感じだったのですが、私の1人飲みデビューもワカコの1人飲みデビューと同じで、ドラマで描かれているような温かい空間だったので「一歩踏み出せばこの世界に入れるんだな」と感じたことを思い出しました。

 

◆武田さんが“初の1人飲み”として入ったお店は、どういう基準で選んだのですか?

初めて1人飲みをしたお店は、近くにあるお店でした。でも、その後もどういうお店があるのか分からなかったので、お酒に詳しい方に聞いたりしていました。今では、「カウンターで飲める所はどこですか?」と具体的に質問するようにしています。

 

◆好きなお酒やよく飲むお酒などはありますか?

よく飲むのはビール、日本酒、焼酎ですね。誰かと一緒にいると、同じものも飲んだりしますが、基本的には和食に合うお酒を好んで飲んでいることが多いです。

 

◆ドラマ(第10話)では、大将とワカコのちょうど良い距離感が描かれていますが、武田さんは1人で飲みに行った場合、周りの人に話しかけられたい方でしょうか? もしくは、1人でしっぽり飲みたいタイプですか?

1人で飲む時は基本的にはしっぽり飲みたい方かなと思います。でも、程よくお酒が回ってきたら話しかけたくなっちゃいますね(笑)。「絶対あの人常連だろうな」という人に「何を食べているんですか?」と質問して、同じものを注文したりします。もちろん、大将などお店の方にもお聞きするのですが、分からないことは分からないスタンスで周囲の方々に正直に聞いた方が、居酒屋や立ち飲みなどは楽しいなと思います。普段あまり行かないバーに1人で飲み行った際にお酒の種類が全く分からなくて、分からないまま適当に頼んで失敗してしまったこともありました(笑)。そういう経験もあり、今はちゃんと分からないものはちゃんと聞いて頼むようにしています。

 

◆第3話(1月24日放送)では、常連客がおつりをおいていく粋な飲み方が描かれていましたが、シーズン6までやってきて一番勉強になったなと思う粋な飲み方はありましたか?

シーズン4で吉田類さんがゲストでいらっしゃった時に、“粋だな”と感じたことがあります。吉田さんはすごくお酒が好きな方なので、監督も「類さん台本とか関係なく好きなものを飲んでください」という感じだったのですが、撮影も実際に吉田さんが飲みたいお酒を飲んでいらして。それを横にいる私に「一口食べてみたら?」「飲んでみる?」というふうに分けてくださる感じでした。台本とは違ったのですが、「飲兵衛ってこれだな~」と感動したのを覚えています。撮影本番では実際にお酒を飲むので吉田さんは酔っていらっしゃったと思うのですが、悪い酔い方ではなく、見ている人がハッピーになる酔い方でした。「お酒で迷惑をかけたらお酒に失礼だから、いくら飲んでもいいけどお酒には失礼のないように」ということをおっしゃっていてそれがすごく素敵だなと思いました。

 

©︎2022「ワカコ酒6」製作委員会

 

◆今回、カフェのようなおしゃれな店内の中華料理屋さんにもワカコは挑戦していましたが、武田さんは最近挑戦したことなどはありますか?

挑戦というほどではないのですが、コロナ禍になってから料理をするようになりました。今まで料理はあまり得意ではなく、避けてきていたのですが家での時間が増えたのでこれを機に進んでするようになりましたね。自分で作っていたら、味見してもおいしいかおいしくないか分からなくなっちゃうので、今は父と母に味の感想を聞いたりしています。両親にお弁当を作って渡したりもしているので、後から改善点などを聞いて今後の参考にしています。

 

◆今まで作った料理の中で、「これは大成功だったな」と思うものはありますか?

なんだろう~(笑)。和食が好きなので、得意なのはお味噌汁ですかね。シンプルなんですけど、お味噌汁は意外と作る人や材料によって差が出るので楽しいです。わりとおいしいお味噌汁を作れる自信があります!(笑) 自分で作るお味噌汁は具だくさんが好きなので、小松菜とか豆腐、大根などを入れたりしています。

 

◆武田家ならではの、味噌汁の味や具などはあるのでしょうか?

私が作るのは自己流なので母が作るお味噌汁とは別のものになるのですが、母は赤味噌などを使ってお味噌汁を作ってくれています。最近、祖母がお味噌を手作りで作ってくれるのですが、それもあって私がお味噌汁作りにハマりました。

 

◆では、最後にドラマの見どころとメッセージをお願いします。

これからファミレスや、イタリアンなどいろんなのお店でのエピソードが出てきます。最後には、監督に「今までで一番声が出ていたよ」と言われた程の絶品ローストビーフも出てくるので楽しみにしていてください。今はまだ、外に飲みに行けない人もたくさんいると思います。気にせず飲みに行ける状況に早く戻って欲しいなと願うばかりですが、ドラマでは「ここ行ってみたいな」と思うような実際に存在するお店が多く出てきますので、ぜひチェックしながら楽しんで頂ければと思います。

 

PROFILE

武田梨奈
●たけだ・りな…1991年6月15日生まれ。神奈川県出身。AB型。映画「ハイキック・ガール!」で主演デビュー。出演作にドラマ『ワカコ酒』シリーズ、『ミラー・ツインズ』など。初のラジオ冠番組「武田梨奈のこだわりな時間」(ラジオ関西ほか)が放送中。

 

番組情報

©︎2022「ワカコ酒6」製作委員会

『ワカコ酒 Season6』
BSテレ東、BSテレ東4K
毎週月曜 深0・00~

公式HP:https://www.bs-tvtokyo.co.jp/wakako_zake/
公式Twitter:@wakakozake_tv
公式Instagram:@wakakozake_tv

 

text/緒方ななみ

森崎博之インタビュー「『LOOSER』はTEAM NACSとしてのもう1つスタートだと言える作品」

結成25周年を迎える演劇ユニットTEAM NACS。昨年の本公演『マスターピース』から始まったアニバーサリーイヤーの数々の企画も、3月6日(日)から配信される『LOOSER 2022』でいよいよファイナルを迎える。彼らにとっても、そしてファンにとっても思い入れの強い2004年の公演『LOOSER』を映像で甦らせる今作。そこで、気になるその内容をリーダー・森崎博之さんに直撃。また、ロングインタビューの前半では一年かけてファンに届けてきたこれまでの企画への思い出を、さらに後半では最近購入したという食にまつわる、あるアイテムについてもたっぷりと伺いました。

 

森崎博之●もりさき・ひろゆき…1971年11月14日、北海道生まれ。1996年にTEAM NACSを結成。リーダーを務め、多くの公演で脚本・演出を担当。2008年からスタートした『森崎博之のあぐり王国北海道』(現・『あぐり王国北海道NEXT』/HBC)をきっかけに農業タレントとしても活躍中。現在、『ハナタレナックス』(HTB)に出演中。

 

【森崎博之さんの撮りおろし写真】

 

5人だけで無茶をやっていた、僕らの原点のような姿を楽しんでください

 

──TEAM NACS25周年イヤーのラストを飾る配信『LOOSER 2022』が間もなくスタートします! まずはこの企画の概要を教えていただけますでしょうか。

 

森崎 その前に『LOOSER』について説明をさせていただきますと、これは2004年にTEAM NACSとして初めて東京で公演をした作品でした。それまで私たちは演劇文化が常に身近にあるわけではない札幌で活動をしていましたので、演劇に慣れ親しんだ東京に進出することがものすごいプレッシャーだったわけです。でも、同時に仲間の広がりが出来た作品でもありまして。この公演からオフィスキューやアミューズと一緒に舞台を作るようになり、また、今の僕らの公演を支えてくださる舞台のプロフェッショナルの方々や新たなファンとの出会いもあり、いわゆる“TEAM NACSチーム”が誕生した舞台でした。

 

──TEAM NACSとしてさまざまな思いが詰まった作品なんですね。

 

森崎 ええ。僕ら5人の中にも「ここからがTEAM NACSのもう1つのスタートだ」といった認識がありますし。その作品をこの25周年のタイミングで、しかも今度は映像としてリメイクしようというのが今回の試みです。ちなみに、僕は昨年上演した本公演(『マスターピース』)のカーテンコールで必ずお客さんに向けて、「なかなか全員で集まれない5人ですが、25周年の企画としてさらに面白いことをしていくので楽しみにしていてください」とお伝えしてきました。それがこれです! 今、やっと約束が果たせます(笑)。

 

──映像作品としてのリメイクというと、どのような感じになるのでしょう。

 

森崎 イメージとしては映画の『ドッグヴィル』を想像していただくのが近いと思います。舞台のようなセットで撮影をし、それを映像監督に撮っていただくという形になります。僕の中では映像版『LOOSER』と位置づけていまして、アップやカット割りなども多用されるでしょうし、舞台版とはまた違った雰囲気になると思います。また、監督にも“舞台のような雰囲気で見せていきたい”という意図があるようなので、どんな感じになるのか、僕もすごく楽しみですね。

 

──ファンの間でも人気の高い演目だけに期待されている方も多いと思います。

 

森崎 そうですね。DVDになっているものの中で一番古い作品ですし、ファンの皆さんにとっても馴染みがあると思います。それに、僕に限っていえば、2011年におこなった「TEAM NACS 15th project」で、*pnish*のみんなと一緒に『LOOSER 6』という形で上演しているんです。また、今なお2.5次元の方たちをはじめ、いろんなところで上演していただいている作品でもあるんですよね。物語自体も、新選組を題材に新たな解釈を加えつつ、“日本をよくしよう!”と奔走した男たちの姿を真っすぐな思いで描いたものですので、初めてご覧になる方にもおすすめです。唯一、不安要素があるとすれば、今回演じる我々がおじさんになりすぎてしまったこと(笑)。当時、主演を務めていたシゲ(戸次重幸)が30歳くらいでしたが、いまや僕らも平均年齢48歳! 5人の年齢を足すと240歳ですからね(笑)。若くて熱血な隊士たちを演じるのにもそろそろムリが出てきますが、なんとか無茶して頑張っていこうと思っています(笑)。

 

──2004年の初演では、たった5人で複数の登場人物を演じ分けていたのが印象的でした。

 

森崎 1人6役ぐらい演じてましたよね(笑)。でも、そこも今回は変えない予定です。というのも、僕らは結成以来、ほとんどの作品で客演を呼ばず、5人だけでなんとかダイナミックな舞台を届けたり、逆に5人しかいないことを逆手に取って、それを笑いに変えたりしていました。最近の公演ではアンサンブルを呼ぶことも増えましたが、昨年の『マスターピース』では久々に1人2役に挑戦し、全員が女装をしてみたりして(笑)。今回の映像配信では、そうした僕らの原点的な姿をご覧いただければと思っています。

 

『がんばれ!TEAM NACS』は解散のリハーサルのようなドラマでしたね(笑)

 

──では改めて、昨年からスタートした25周年イヤーについても振り返っていただきたいのですが、第一弾が何度も話題に出ている本公演の『マスターピース』でした。

 

森崎 本公演は、最後まで無事に開催できたことが何よりも幸せでした。もちろん、完走することを目標にしていましたけど、“もしかしたら、半分もできないかもしれない……”とどこか覚悟もしていて。でも、神が示した道なのか、それとも素晴らしいスタッフたちの力のなせるわざだったのかは分かりませんが、見事に全公演、上演できました。僕たちメンバーが誰一人欠けることなく最後までたどりつけたのも、なんだか25年続けてきたことにご褒美をいただけたような気がして、うれしかったですね。

 

──そのあとには、フェイクドキュメンタリーのドラマ『がんばれ!TEAM NACS』も放送されました。

 

森崎 気づいたら映画にまでなっていて驚きました(笑)。『がんばれ!TEAM NACS』は前半でバカバカしいいつもの僕らをお届けしつつ、後半には解散危機に陥るという展開だったんですよね。そのため、僕たちをよく知る関係者であればあるほど、見ていて辛かったという感想をお聞きしました(苦笑)。皆さん、「えっ、今のは台本? それとも本音!?」ってハラハラしていたようで。ちなみに、最終回に5人だけで腹を割って話す温泉でのシーンは、マネージャー陣も「今日が本当のXデーになったらどうしょう(笑)」と思いながら、撮影を見守っていたそうです(笑)。

 

──あの温泉での5人のシーンは、ほぼ台本なしで2時間ほどカメラを回しっぱなしだったと聞きました。

 

森崎 そうだったかもしれないです。本当に緊迫した空気が流れていましたから。ただ、我々としては、ああやってフェイクドキュメンタリーで解散危機を演じさせてもらえたことが、すごくプラスの方向に作用した気がしています。みんなの中に、「解散のリハーサルができてよかったかも」という思いが生まれましたし。きっと実際に解散危機が訪れたら、ドラマと同じような空気が流れて、似た会話が起きると思うんです。だから、「これでいつでも本番ができるね」って(笑)。それは冗談ですが、ドラマとはいえ、こうやって一度経験しておけば、逆に余計なことを考えなくてすみますしね。…そうは言いながら、ラストのシーンを見たあとは僕自身も号泣しちゃいましたけどね……(苦笑)。

 

──そして、7月からはメンバーそれぞれがプロデュースする配信企画『NACStreaming』も展開されました。

 

森崎 ソロの配信企画というのも初めてでしたが、それとは別に、普段とは違うスタッフと一緒に作っていけたことも新鮮でした。というのも、いつものイベントだと、僕らは事務所のマネージメント部と一緒に作業をしていくんです。でも、この配信はオフィスキューのコンテンツ部のみんなと作り上げたもので。普段はグッズや紹介 VTRを作っている子たちとの仕事だったので、手作り感満載な感じがして、それが楽しくって。ただ、毎月のように配信があったので、みんなは本当に大変だったと思います(笑)。

 

──ほかのメンバーの配信はご覧になりましたか?

 

森崎 もちろんです。いかにも“らしい”といいますか、“そうだよね。そうくるよね”という内容ばかりで(笑)。でも、安心しました。それぞれが決して奇をてらわず、自分たちの持ち味を生かしていて。“安心・安定のTEAM NACS”という感じがしましたね。そうそう、この配信企画のラストが(大泉)洋ちゃんで、番組の最後に初めて『LOOSER 2022』のタイトルだけ発表されたんですよね。

 

──SNSでホットワードになっていました。

 

森崎 でも、話題になったのは一瞬だけでしたよ。TEAM NACSのファンって冷静な方が多いんです。翌週に僕のラジオ番組があったのですが、「あれはどういうものなんですか?」という質問も一切なくて。“きっとそのうち詳細を知らせてくれるだろうから、それまで待っていよう”と楽しみにしてくださる。皆さん、すごく大人なんです(笑)。

 

──冷静さを保ちながらも、胸の内では期待に満ち溢れているんですね。

 

森崎 だとしたらうれしいですね。僕らとしても、本公演の『マスターピース』で始まった25周年イヤーが、こうして舞台に絡めた作品で最後を飾れるというのが本当にうれしいです。自分たちの本業でもありますし。撮影もどんな感じになるのか、楽しみです。ただ、ほかのメンバーにとっては、なんといっても18年ぶりの『LOOSER』ですからね。きっと、「この時の衣装ってなんだっけ?」とか、「今、俺は何の役だ!?」って言いながら、大変だった18年前を思い出しつつ、おじさんたち5人が手を組んで撮影するんだろうなって思います。あの頃と同じように、「面倒くせぇな〜」なんてニヤニヤしてボヤきながらね(笑)。

 

──そうした絆は25年間、変わらない部分なんですね。最後に、改めてこうして25年も5人で続けてこられた要因はなんだと思いますか?

 

森崎 やはり、先ほどもお話ししたように『LOOSER』の公演を機に、“TEAM NSCSチーム”という広がりができたことに尽きます。もし、それ以前のように、舞台監督やプロデューサー的な方たちの力を借りることなく5人だけでやっていたら、ここまで続いていないと思います。15周年すらなかったかもしれない。でも、ファンを含めた“TEAM NACSチーム”の関係性があるからこそ、こうして25周年を迎えられ、まだまだこの先も目指せるんだと思います。その意味でも、この『LOOSER 2022』が単純な“ありがとう”という言葉だけじゃなく、しっかりと25年分のお礼を伝えられ、そして“これからもよろしくね”という思いを届けられる作品にしていきたいですね。

 

 

TEAM NACS『LOOSER2022』
2022年3月6日(日)19時より配信スタート

(SATFF&CAST)
脚本:⽥中眞⼀ 監督:木村ひさし
出演:TEAM NACS(森崎博之、安田 顕、戸次重幸、大泉 洋、音尾琢真)

チケット料金:5000円(税込)
配信:LIVE SHIP、GLOBE CODING(ローソン・ぴあ・イープラスにて販売)
詳しくはこちらから https://www.teamnacs.com/stage.php

(STORY)
平凡な日々を送るシゲは、自分にできることを模索していたある日、謎の男から渡された薬で過去へとタイムスリップしてしまう。行き着いたその先は、なんと新選組がその名を轟かせ始めた幕末。最初は厳しい隊律に翻弄されていたシゲだったが、やがて時代を切り拓くために命がけで戦う志士たちの姿に、自身の中で熱い思いが芽生え始めていく。

 

撮影/映美 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/白石義人(ima.) スタイリスト/小林洋治郎(Yolken) 衣装協力/BARENA、08circus

三宅弘城&ともさかりえインタビュー「二人芝居で一番大切なのはお互いの信頼感。その意味では、このコンビは最初からバッチリです」

劇作家・松尾スズキが2019年に新たに立ち上げた演劇プロジェクト「東京成人演劇部」の第1弾として発表された『命、ギガ長ス』が待望の再演。今回はタイトルを『命、ギガ長スW(ダブル)』とし、名が示すとおり【ギガ組】(宮藤官九郎&安藤玉恵)と【長ス組】(三宅弘城&ともさかりえ)のダブルキャストで上演される。そこでGet Navi webではそれぞれのチームの特別対談を2日にわたり公開。2日目は【長ス組】が登場。お互い、「なぜ自分たちが……!?」とキャスティング理由を不思議がる【長ス組】の2人が感じるこの作品の面白さとは?

 

【三宅弘城さん&ともさかりえさん撮りおろし写真】

 

三宅弘城●みやけ・ひろき…1968年1月14日生まれ、神奈川出身。1988年より「劇団健康」(現:ナイロン100℃)に参加し、主要メンバーとして活躍。近年の出演作に舞台「イモンドの勝負」、「サ道2021」(テレビ東京系)、映画「孤狼の血 LEVEL2」など。今年7月、自身が主演を務める舞台「鎌塚氏、羽を伸ばす」が東京・本多劇場にて上演予定。Twitter

 

演出家さんはみんな、お手本の芝居が上手だからたまに頭にきます(笑)

 

──最初に、出演が決まった時のお気持ちを教えていただけますか。

 

ともさか 私はただただびっくりしました。まさか松尾(スズキ)さんからお声かけいただけるとは思っていなくて。ずっと、“松尾さんの作品とは一生縁がないんだろうな”、“これからも客席から見るだけの人生で終わるんだろうな”と勝手に思い込んでいたんです。

 

三宅 でも、機会があれば出てみたいという思いはあったの?

 

ともさか いえ、恐ろしくて。舞台を拝見するたびに、“これはもう見ているだけで十分だ”と思っていました(笑)。ですから、出演のお話をいただいた時は、驚いたのと同時に、“あの大好きな向こう側の世界に行けるんだ!”という喜びと、最後の最後まで、“でも、どうして私が…!?”といった思いがグルグルグルグル頭の中で駆け巡ってました。

 

三宅 今はもうそんなことないの?

 

ともさか いまだに稽古場にいる自分が不思議だなって思います(笑)。三宅さんは慣れていらっしゃるからそんなことないですよね?

 

三宅 僕は2013年にやった『悪霊 -下女の恋-』が、まさに今回と同じような流れだったんです。松尾さんが初演で演じたタケヒコという役を2001年の再演で宮藤君が演じて、それを2013年に僕が演じて。今回は宮藤君とWキャストという形ですけど、“また、この流れだ!”と思って(笑)。役者としてのタイプが全然違うのに、それこそともさかさんと同じように“なんで、俺なんだろう?”って思いましたよ。

 

──キャストの少ない舞台という意味でも、『悪霊』と今作は近いところがありますね。

 

三宅 そうですね。『悪霊』は4人だけの芝居でしたからね。その時も楽しかったんですけど、今回も役者2人だけでがっつりと松尾さんの演出を受けられると思うと嬉しくて、二つ返事でやらせてくださいって言いました。しかも、お相手が勝手知ったるともさかさんですから。『鎌塚氏』シリーズ(作・演出/倉持裕)で何度も共演してきた盟友ですので、すごく安心感があります。

 

ともさか 私も二人芝居と聞いて、最初は不安だったんです。でも、三宅さんのお名前を見てすごくホッとしました。“これは私の知らないところで導かれているのかもしれないな”と感じましたし、本当に心強いです!

 

ともさかりえ●1979年10月12日生まれ、東京出身。2010年、映画「ちょんまげぷりん」で報知映画賞最優秀助演女優賞を受賞。最近の出演作にミュージカル「『衛生』〜リズム&バキューム〜」、ドラマ「雲霧仁左衛門5」(NHK BSプレミアム)、「第三の時効」(テレビ東京系)、映画「酔うと化け物になる父がつらい」など。Instagram公式ブログ

 

──では、台本を読まれてみての印象はいかがでしたか?

 

ともさか 三宅さんは初演を劇場でご覧になっているんですよね?

 

三宅 観ました。ザ・スズナリという小さな劇場でしたし、DIYというか、手作り感のある舞台を松尾さんが作りたかったんだろうなというのを感じました。それに役者が2人だけですし、90分というコンパクトさもあって。今回は2チームに分かれていますけど、今後もいろんな組み合わせでたくさんの役者さんたちが挑んでいく舞台になるのかなって感じましたね。

 

ともさか 確かにいろんな組合わせ見てみたいですね。私は松尾さんの書いたセリフを初めて口に出して読んでみたんですが、「てにをは」だとか、いろんな語尾の表現の中に、キャラクターの個性が綿密に描かれているんだなという印象を受けました。ですから、自分が言いやすいようにセリフを変えたりせず、台本に書かれている言葉の面白さを、お客さんにダイレクトに伝えられたらなと思っていますね。

 

──稽古は今まさに中盤といったところですが(※取材時)、手応えはいかがでしょう。

 

三宅 ……難しいよね?

 

ともさか ですね……(苦笑)。

 

三宅 松尾さんのオーダーはどれも面白いし、“あぁ、なるほど!”って思うことばかりなんです。でも、いざ自分の体を通して演じてみると、“あれ? こうじゃないんだよな…”って頭の中でイメージしているニュアンスと違ったりして。これから稽古を重ねていけばしっかり形になっていくのかもしれないですけど、まだ今はあがいている感じです。

 

ともさか 私も同じです。松尾さんって物腰が柔らかくて、すごく丁寧に演出してくださるんです。でも、ダイレクトに笑いにつながる動きやセリフ回しを松尾さんが実際に演じて見せてくださる時って、本当に軽やかに表現されていて。それを次に自分で体現しようとすると、“あれ? ……あれ? できない!”ってなっちゃう(笑)。

 

三宅 演出家って、そういう人が多いよね。役者より面白い動きをされる方が。倉持さんもそうだし。「劇団☆新感線」でも、よく役者たちで、「もう、いのうえひでのりさんが8人いればいいのに」っていう話をしてますから。

 

ともさか ケラ(ケラリーノ・サンドロヴィッチ)さんもですよ。みんなお芝居が上手いから、たまに頭にきます(笑)。“そんなのできないよ!”って(笑)。

 

──(笑)。では二人芝居の面白さ、難しさはどんなところに感じていらっしゃいますか。

 

三宅 面白さでもあり、難しさでもあると思うんですが、二人芝居って、もはやタイマンなんですよね(笑)。逃げ場がないですし。それに、疲れるけど、そのぶん刺激もある。あと、これが一番大事な要素だと思うんですが、相手を信用してないとできないです。

 

ともさか それは、今回稽古をしてみてすごく思いました。自分のすべてを解放できる相手じゃないと、二人芝居はできないなって。ですから、改めて相手役が三宅さんで良かったなと感じています。

 

三宅 うん。最初から信頼関係が築けているのはすごく大きいです。

 

ともさか その一方で、稽古場に来るたびにいつも思うんですけど、“本当に2人しかいないんだな”っていう感覚って、なんとも言えない恐怖感と面白さがありますよね。

 

三宅 あと、徒労感もね(笑)。

 

ともさか そうそう(笑)。椅子が2つしか置いてなくて、その中ですべてをたった2人で、しかも人力で作っていく感じがして。特に私が客席で観ていた近年の松尾さんの作品って、劇場も大きく、ゴージャスな舞台が多かったので、今回のストイックな感じが新鮮であり、恐ろしくもあり、面白くもあり……。日々、いろんな感情が自分の中で交錯しています(笑)。

 

 

最近、ともさかさんと共演すると、すごく母性を感じるんです

 

──先ほどWキャストの話題がありましたが、【長ス組】はどんなチームになると感じていますか。

 

三宅 宮藤君と安藤さんの【ギガ組】とは役者のタイプも違いますし、明らかに別々の個性を持った作品が生まれると思います。

 

ともさか 【ギガ組】はどんな雰囲気で仕上がっているんでしょうね? 両方の稽古を見ているスタッフさんたちはみんな、「全然違う」とおっしゃってますけど。

 

──そういえば、宮藤さんはご自身の演技がある程度固まるまで、あえて三宅さんと作品の話をしないように避けているとおっしゃっていました。

 

三宅 そうなんですか?(笑) 全然気づかなかったなぁ。僕は別にそんなにこだわってないんですけどね(笑)。

 

ともさか でもちょっと、宮藤さんの気持ちも分からなくはないです。

 

三宅 いや、僕も気になるといえば気になりますよ。けど、もし仮に宮藤さんの稽古を見て、何か面白いところを見つけたら、“これ、いただいちゃおうかな”って思っちゃいますね(笑)。“なるほど、こういうセリフ回しだと言いやすいんだな”っていうところとか。ただ、それでも最後には絶対に同じ芝居にならないと思うんです。

 

ともさか そうなんですよね。けど、私は同じにならないと分かっていても、安藤さんの稽古は怖くて見られないです。

 

三宅 ほう。それはどういうところが怖いの?

 

ともさか やっぱり一度でも見ちゃうと、それに引っ張られちゃう気がするんです。正解を見せられたような感じといいますか。純粋に宮藤さんと安藤さんのお芝居を見てみたいなという気持ちもあるんですが……やっぱり、今はまだ怖いですね。

 

三宅 そもそも、安藤さんは初演を一度経験してますしね。それに対して僕はいつも、「ハンデだ! ハンデだ!」って言ってるんですけど(笑)。

 

ともさか そうなんです。それも怖い理由のひとつなんです。

 

──また、ともさかさんが今作で演じるのは認知症気味の母・エイコと、ドキュメンタリー作家志望の女子大生・アサダ役。対して、三宅さんはニートの息子・オサムと、アサダの師であるキシ、その他にもう1人の3役を演じられます。それぞれ相手役にどのような印象をお持ちですか。

 

ともさか 三宅さんとこれまで共演した『鎌塚氏』はシリーズ作品ということもあって、役柄の関係性が出来上がっている状態で稽古に入れたから。でも、今回はゼロの状態から関係性を構築していっているので、すべてが新鮮で楽しいです。それに、私自身が実際に私生活でも息子を育てている母親なので、すごくエイコの気持ちが分かるんです。年齢や環境は違うのに不思議と感情移入もしてしまって。正直、オサムのことがかわいくてしょうがないです!(笑)

 

三宅 オサムって、ダメな息子だけどね(笑)。

 

ともさか そのダメなところも含めて、“そうだよなぁ。こんな息子でも許しちゃうよなぁ”、“最後には受け入れちゃうよなぁ”って思いながら演じてます(笑)。

 

三宅 ははははは! エイコの役づくりには驚かされましたよ。汚れた歯のマウスピースをはめて、ちゃんとおばあさんになって。“すごいなぁ”っていつも感心して見ています(笑)。それに、先ほどオサムがかわいく見えるとおっしゃっていましたけど、僕もまさに同じで。最後に共演した『鎌塚氏、舞い散る』(2019年)でも思ったことなんですが、ともさかさんにすごく母性を感じるんですよね。

 

ともさか え〜、どうして!?(笑)

 

三宅 なんか、大きな愛で包んでくれてるような感じが年々増えていって(笑)。で、今回は文字通り、母と息子という関係でしょ? いつも稽古で、“これは甘えちゃうよなぁ”って思ってて(笑)。本当に素敵なお母さんです。僕にとって舞台でのともさかさんは『鎌塚氏』で演じた執事のケシキ役しか知らないので、初めて見るともさかさんの一面を間近で楽しめることができて、毎日が面白いです。

 

──ともさかさんはエイコに共感するということでしたが、三宅さんはいかがでしょう? これも宮藤さんがお話しされていたことですが、劇中で出てくるオサムの「人間には2種類いる。気がついたら祭りに参加している人間と、気がついたらどうやって祭りに参加していいか分からなくなっている人間が」というセリフで言えば、三宅さんは前者だとおっしゃっていました。

 

三宅 えっ!? それは大きな誤解ですよ。だって僕、神輿とか担いだことないですもん(笑)。

 

ともさか 本当?

 

三宅 ないない! それこそ、どうやって担ぐんだろうって思うし。あります?

 

ともさか 私はあります。でも、言われてみれば、どうして担ぐことになったのかは覚えてないです。

 

三宅 きっと町内会とかそういう集まりみたいなところで決まるんでしょ? そういうの意外と苦手だし。確かに世間的な僕のイメージとしてお祭り男的な印象があるのかもしれないですけど、同時に、すごく文化系な僕もいたりしますから(笑)。

 

ともさか ははははは!

 

三宅 だから、どちらかといえば僕は、お祭りに参加できないほうの男なんです。

 

──ちょっと意外でした。また、この作品では8050問題を題材にしていますが、お2人は“こんな老後を送りたい”といった願望はありますか?

 

三宅 老後かぁ。考えたことないなぁ。

 

ともさか 私は最近すごく考えます。母親の年齢もそうですが、息子の将来を考えると、おのずと自分の老後のことにたどり着いてしまうんですよね。それもあって、この戯曲を読んだ時は、あまり他人事とは思えなかったんです。会話のやりとりやセリフは面白いんですけど、どこか心から笑えない自分もいて。エイコの気持ちも“分かるなぁ”って共感するところが多いですし。

 

三宅 それはオサムを放っておけない母親の気持ちとかですか?

 

ともさか そうです、そうです。“最後は安心して死にたいなぁ”って、最近すごく思うんですけど、でも子どものことを考えると、いろんな不安や心配ごとがあふれてきて。

 

三宅 そうなんですね。僕は子どもがいないので、どんな老後になるのかとか、本当に見当がつかないです。ただ、必要とされているうちは仕事を続けていきたいなと思ってますね。あと、これは夢の話なんですが、いつかサウナを作って、サウナばかり入っている生活がしたいです(笑)。

 

ともさか それは経営とかではなく、自分だけのサウナですか?

 

三宅 そうです。完全にプライベートのサウナ。経営になるとまたいろんな大変さがありますから。自宅と郊外にそれぞれ作って、好きな時にサウナに入る。それが老後の夢ですね。

 

──最後に、Get Navi webということでご登場いただいている皆さんに、最近購入した家電やお気に入りのアイテムをお聞きしているのですが、お2人はどんなものがありますか?

 

三宅 家電ではなく人力のものなんですが、鰹節削り器。母親がずっと使っていたのを譲り受けたんです。もう、40年ぐらい使っていたもので、先日、刃を研いて調整してもらったら削り具合が抜群になりまして。それで取るだしが全然違う!

 

ともさか いいなぁ! そのまま食べても美味しいですよね。

 

三宅 うん。ほんと、最高です!

 

──なぜ、その鰹節削り器を譲り受けることになったんですか?

 

三宅 小学生の頃から鰹節を削るのが僕の仕事だったんですよ。よく母に「だしを取るから削って」と頼まれて。

 

ともさか 素敵! それはいいお手伝いですね。

 

三宅 それで、母が亡くなったので実家からもらってきて。だいぶ年季が入ってますけど、まだまだ使えますね。

 

ともさか 私は食洗機ですね。家にずっとあったんですけど、まったく使ってなくて、ただの食器棚みたいな感じになっていたんです。でも最近になってそれらを片付けて使ってみたら、「なんでこんなに便利なものを放置していたんだろう?」って思うぐらい感動しちゃって(笑)。

 

三宅 ものすっごくきれいになるよね。

 

ともさか なります! しかも、洗ってくれるだけじゃなく、乾燥までしてくれるんです! 私、ご飯を作るのは大好きなんですけど、食器を洗うのが苦手で。それで、これまでは洗い物を減らしたくて、なるべくワンプレートにしたりしていたんですけど、食洗機を使い出してからというもの、小皿をたくさん使うようになりました(笑)。心のゆとりも全然違いますし。きっと、こうした知らない便利なものが人生にはたくさんあるんだろうなって思いましたね。

 

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宮藤官九郎&安藤玉恵インタビュー「松尾スズキさんが演劇をすごく楽しんでいる様子が、舞台を通し伝わってくる作品」

 

東京成人演劇部vol.2「命、ギガ長スW(ダブル)」

(東京公演)
会場:東京・ザ・スズナリ
日時:2022年3月4日(金)~4月3日(日)

※そのほか、大阪、北九州、松本で上演

(STAFF&CAST)
作・演出:松尾スズキ
出演:【ギガ組】宮藤官九郎、安藤玉恵 【長ス組】三宅弘城、ともさかりえ

(STORY)
80代で認知症気味のエイコと、ニートでアルコール依存症の50代の息子・オサム。貧困生活を送っている彼らを1台のカメラが追っていた。ドキュメンタリー作家志望の女子大生・アサダが、日々、撮影で彼らを密着していたのだ。しかし、アサダが撮る映像を見た所属ゼミの教授・キシは、あることをアサダに指摘する。実は、エイコとオサムにはカメラの向こう側に隠された秘密があったのだ……。

チケット:6,500円(全席指定・税込)、ヤング券3,800円(22歳以下/チケットぴあのみ取扱)

公式HP https://otonakeikaku.net/stage/2007/

 

【ライブ配信】
2022年3月16日(水)13:00の回【長ス組】
2022年3月16日(水)18:00の回【ギガ組】

※特典配信では、ライブ配信終了後には、宮藤官九郎×安藤玉恵×三宅弘城×ともさかりえ キャスト4名による座談会を配信。「稽古どうだった?」「お互いの本番観た?」など、稽古場で交わることがなかった2組のクロストークを送る。3月16日(水)13:00開演の【長ス組】本編終了後に前編、3月16日(水)18:00開演の【ギガ組】本編終了後に後編を配信。

配信チケット:3,500円(税込)

チケットは https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2195744

 

撮影/干川修 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/伴まどか(ともさか)スタイリスト/斉藤くみ(ともさか)衣装協力/ノーブル、ノーク バイ ザ ライン、ブランイリス

尾上松也「“エア ジョーダン一足買っておくか……”と思ったのが運のつきでした」

尾上松也さんが主演する舞台「怖い絵」が3月4日(金)から東京・よみうり大手町ホールで上演。演出・脚本を手掛ける人気放送作家の鈴木おさむさんとはラジオで知り合って以来、一緒に作品を作ることを熱望していたという。座長としての心構えの他、今ハマっているという、おうちランタンとフィギュアについても語ってくれた。

 

尾上松也●おのえ・まつや…1985年1月30日生まれ。東京都出身。1990年、父・松助の襲名披露にて、二代目尾上松也として初舞台を踏む。現在は舞台、ミュージカル、映画、ドラマと幅広く活躍。出演作は、映画『すくってごらん』、ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)など。

 

【尾上松也さんの撮りおろし写真】

 

ついにおさむさんと一緒にお芝居を作ることが出来るという喜びが大きかった

 

──出演が決まったときの心境はいかがでしたか?

 

松也 鈴木おさむさんのラジオに呼んでいただき、その後共通の友達を通じて、何度か一緒に飲みに行く機会がありまして、以前から「一緒に何かできたらいいね」とお話をしていました。これまでも何度かお声を掛けていただきましたが、なかなかタイミングが合わなくて実現せず、今回ようやく形することができました。ですので、ついにおさむさんと一緒にお芝居を作ることが出来るという喜びが大きかったですね。

 

──鈴木おさむさんと一緒に作品を作りたいと思った理由は?

 

松也 おもしろいじゃないですか。放送作家なのかプロデューサーなのか。演出家なのかタレントなのか、大島(美幸)さんの旦那さんなのか……もはや多才過ぎて、メインの職業が何かわからない。僕が好きなのは、楽しいこと、おもしろいことを探りだそうとされている姿勢。ジャンルを問わずにいろいろなところに目を向けていらっしゃるところが尊敬できますし、一緒に舞台を制作したらどんな発想が生まれるのだろう、近くで見たいと思いました。

 

──おもしろそうと思った人にはご自分から仲良くなりにいくタイプですか?

 

松也 無理ですね(笑)。普段は人見知りですので。例えば舞台をご一緒すれば最終的に共演者のみなさんと仲良くなりますけど、普段の自分の感覚で入るとまったく話せなくなるんです。だからそこはお仕事と割り切ってですね、グイグイ行きます(笑)。僕が人と話すのが得意ではないというと、舞台で共演した方は「また~」とおっしゃるのですが、舞台で会っていなかったら仲良くなれないからね、と(笑)。昔から知っている友達は理解してくれます。友達と会うときに、そこに知らない方がいらして「この方たちと会話しにくいかな」と思ったら、シャッターが降りてまったく会話をしなくなってしまうので(笑)。ですのでバラエティーなどの番組でお会いしておもしろそうだなと思う方がいても、「良かったら今度飲みに行きませんか」と自分からは言えないです。

 

──今回演じる絵田光は投資家、絵画コレクター、復讐執行人という3つの顔を持っている人物ですが、どんな役作りをしようと思っていらっしゃいますか?

 

松也 この3つの顔を持っている人物って、どう考えても変だと思うんです(笑)。僕もコレクションしたりするものがありますので、その気持ちはすごくよくわかる。その話になると急に声が1トーン上がるような、気持ち悪いところを持ってるんですね(笑)。要は絵田もオタクですからね。普段の絵田と好きなものに対するときの絵田、その違いが自然に出せたらなと思います。そして設定上はダークヒーローのような謎に満ちた人物で、ダークヒーローというとクールなイメージがあると思いますが、またちょっと違うダークヒーローになりそうな気がしています。今は固定概念にとらわれず、おさむさんがイメージする形に近づけたらなと思っています。

 

 

出演者とスタッフが楽しいと思ってもらえることが最優先

 

──今回は初めて共演する方ばかりだそうですね。座長としてどんな現場にしていきたいですか?

 

松也 僕が主演を務めさせていただけるときは、シリアスでもコメディーでも、出演者とスタッフが楽しいと思っていただけることを最優先に考えています。僕が今まで見てきた主演のみなさんから感じたことは、主演はカンパニーの中心ですので、役として務め上げることにプラスして、現場の雰囲気を決める責任もあると思っています。僕自身もみなさんを見て楽しいと思えることも重要ですので、人見知りなのでビビリながらですが……その雰囲気作りをやろうと思っています。

 

──その雰囲気作りのために座長としてどんなことをしようと思っていらっしゃいますか?

 

松也 空気を読みながらですが、基本的に僕は演出家の方が怒られない程度にふざけますね(笑)。今まで主演した歌舞伎以外の舞台は、それで楽しい雰囲気ができていたので、今回もそうできたらいいなと。とにかく一番は作品が良くなるようにみんなが一つになることを考える……スタッフ、キャストのみなさんにもその意識を持っていただけたらいいなと思います。

 

──では出演する作品を選ぶときにこだわっているコトを教えてください。

 

松也 純粋に自分が出演したいと思う作品、あるいは人であること、ですかね。主演ではなくても、おもしろそうな作品やお役で出演したいと思えば出させていただきます。

 

──松也さんご自身が、絵田のように声が1トーン上がるような好きなモノを教えてください。

 

松也 いくつかありまして、まさに今ハマっているものはスニーカーとキャンドル。スニーカーは200足くらいありますし、キャンドルもストックは100個以上あります。それからマーベルのヒーローもの。要は子供が好きそうなものが好きですね(笑)。話し始めたらいつまでも語れます。

 

家では照明を付けずランタンを持って移動しています

 

──では忙しいときにリラックスできるモノはありますか?

 

松也 最近ハマっているのは家ランタン。基本的には家では照明をほぼ付けないで、ランタンを持って移動します。最近オイルランタンという、こぼれても安全性が高めのオイルが出たんですよ。そのオイルを使ってランタンを家の中で灯すことにハマってます。

 

──家でも使いたくなるランタンの魅力とは?

 

松也 純粋に僕は火が見たいだけですので、正直ランタンでもキャンドルでもいいといえばいいんです(笑)。ですがキャンドルだと火の様子を見ていてあげたくなってしまいますが、ランタンはつけっぱなしでいい。オイルと芯を交換して、ちょっと放置していても基本的には大丈夫ですからね。火力調整ノブをひねればいいので、つけたり消したりするのもラクなんです。

 

──スニーカーを200足持っているということですが、コレクションを始めたきっかけは?

 

松也 一昨年の12月くらいNetflixでマイケル・ジョーダンのドキュメンタリーを観たのがきっかけです。もともと僕は野球小僧だったのですが、マイケル・ジョーダンの活躍のころは通ってきていましたので再び観てみたらとてもかっこよくて。「エア ジョーダン一足買っておくか……」と思ったのが運のつきでしたね。

 

──基本的にエア・ジョーダンを集めていらっしゃるんですか?

 

松也 基本ナイキでエア ジョーダンではないものも集めていたのですが、結局戻ってきてエア ジョーダン1ばかり集めています。

 

──オリジナルはかなり高価ですよね。

 

松也 サインが書いてあると億しますからね。1985年に発売されたオリジナルのエア ジョーダン1にそこまでこだわりはなかったんです。僕は1985年生まれということもあり、そこにいよいよ興味が湧いてきてしまい……残念ながら最近1985年のエア ジョーダンが欲しくてたまらない!

 

──集めたくなるエア ジョーダンの魅力はどんなところですか。

 

松也 ジョーダンの歴史がかっこいいですし、ナイキに関してはデザインがかわいくて種類も豊富ってところが大きいですね。ですが……根本的に大人になってからこういうものを買い漁る人の心理として、子供のときに買えなかったものがたくさん買える! あれも欲しいこれも欲しい! って欲求が爆発しているだけだと思います(笑)。

 

──確かに大人になると「こんなに買える!」って爆買いしてしまうときがありますね(笑)。

 

松也 僕にはそういう現象がちょくちょく起こりまして(笑)。大人になって初めての出演料が入ったときに、出演料を全額おろして銀座の博品館でスターウォーズのフィギュアを買い漁りました。好きなものを全部! それは今でも持っていますし、その時の幸福感は忘れられませんね。

 

 

舞台『怖い絵』
2022年3月4日(金)~3月21日(月・祝)東京・よみうり大手町ホール
2022年3月24日(木)~3月27日(日)大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホール

 

(STAFF&CAST)
作・演出:鈴木おさむ
監修:中野京子
出演:尾上松也、比嘉愛未、佐藤寛太、崎山つばさ、寺脇康文

(STORY)
名画に隠された恐怖の背景を解説し、ベストセラーとなった美術書「怖い絵」を舞台化。絵画コレクターの父を持ち、幼い頃から絵画の知識を得てきた絵田光。現在投資家として富を得ている絵田は、趣味で集めた絵画が飾ってあるレストランを山奥で敬遠している。絵田は「怖い絵」に秘められた物語を解き明かしながら、罪深きものたちに復讐の代行を行っていた。

 

撮影/関根和弘 取材・文/佐久間裕子 ヘアメイク/岡田泰宜(PATIONN) スタイリスト/椎名宣光

宮藤官九郎&安藤玉恵インタビュー「松尾スズキさんが演劇をすごく楽しんでいる様子が、舞台を通し伝わってくる作品」

劇作家・松尾スズキが2019年に新たに立ち上げた演劇プロジェクト「東京成人演劇部」の第1弾として発表された『命、ギガ長ス』が待望の再演。今回はタイトルを『命、ギガ長スW(ダブル)』とし、名が示すとおり【ギガ組】(宮藤官九郎&安藤玉恵)と【長ス組】(三宅弘城&ともさかりえ)のダブルキャストで上演される。そこでGet Navi webではそれぞれのチームの特別対談を2日にわたり公開。まずは、稽古開始間もない【ギガ組】に、“今”の心境をうかがった。

 

【宮藤官九郎さん&安藤玉恵さん撮りおろし写真】

 

宮藤官九郎●くどう・かんくろう…1970年7月19日生まれ、宮城出身。脚本家・監督・俳優として幅広く活動。近年の脚本作に、舞台「渋谷・コクーン歌舞伎 『天日坊』」、映画「土竜の唄 FINAL」、舞台「大パルコ人④マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』」(作・演出・出演)など。毎週金曜21時~TBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』でパーソナリティを務めている。

 

劇場の狭さや客席との距離感など、スズナリでしか生まれない空気がある

 

──この取材をしている時点では本番まであと一カ月です。ここまでの稽古の手応えはいかがですか?

 

宮藤 気のせいかもしれませんが、稽古に入ってすぐくらいから、いきなり完成度を求められている感じがしてます。僕も早くセリフを覚えようと、毎日台本とにらめっこしているんですけど、“大人計画ではこんなことしたことないよなぁ”っていつも思ってて(笑)。安藤さんはどうです?

 

安藤 確かに、稽古の進みは早いかもしれないです。でも、それは私が初演にも出ていて、セリフがすでに頭に入っているからなのかなって思ってました。

 

宮藤 そうか、安藤さんはそうですよね。一度芝居を完成させてるわけだから、そりゃあ早く感じますよね。松尾さんも、初演でご自分がやってる役だから、正解を知ってる感じがするし。

 

安藤 相手が(初演の)経験者だとやりづらいですか?

 

宮藤 いえ、むしろすごく助けられてます。今のところ、僕の稽古に付き合っていただいている感じじゃないですか。ですから、すごくありがたいなって。

 

安藤 本当ですか? よかったです。もし、宮藤さんが私のせいで焦っていたらどうしようかと思っていて。

 

宮藤 まだ全然焦ってないですよ。むしろ、まだ自分が焦っていないことに焦ってます。“これ、いつから焦ればいいんだ!?”って(笑)。

 

──(笑)。初演は3年前の2019年でした。安藤さんにとってはどのような舞台でしたか?

 

安藤 当時はいっぱいいっぱいでしたね。ただ、極めて刺激的な時間をすごさせてもらったなという思いがあります。それに、こうして再び台本を向き合ってみると、当時は気づかなかったことがたくさんあって。相手役が松尾さんから宮藤さんに変わったということも含めて、今は新たな刺激や発見を楽しんでます。

 

宮藤 やっぱり、相手役が変わると違うものですか?

 

安藤 全然違います。まず、セリフの音階からして違いますから。それにセリフの言い方やニュアンスが異なるので、それぞれに違った面白さがあるなと感じています。

 

宮藤 僕は初演を純粋に客として観に行ったんですよ。

 

安藤 いかがでしたか?

 

宮藤 すごく新鮮でしたし、面白かったです。劇場がザ・スズナリということもあって、ものすごくミニマムな公演だったじゃないですか。“きっと松尾さんは、こういう芝居を以前からやりたかったんだろうな”っていうのが伝わってきて。第一に、効果音が全部、吹越(満)さんの声っていうのがたまんなかったです(笑)。

 

安藤 ふふふふふ。面白いですよね(笑)。

 

宮藤 ああいう遊びって、スズナリ規模の公演じゃないとやれないと思うんです。それだけでもう胸がいっぱいになりました。しかも、偶然僕の隣の席に吹越さんがいて、一緒に舞台を観ていて。

 

安藤 え〜〜! それは貴重な体験ですね。

 

宮藤 隣には吹越さんがいるし、前を見たら吹越さんの声が聞こえるしで、“なんだろ、これ?”って感じで(笑)。物語も、松尾さんらしいブラックな笑いが詰まっていて面白かったです。少しヘビーなお話ですけど、それをお客さんが笑いながら観ているというのも、あの小さな空間だから成立することなのかなって、興味深く客席から観ていましたね。

 

安藤玉恵●あんどう・たまえ…東京都出身。最近の出演作にドラマ 『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHK)、『東京、愛だの、恋だの』(Paraviオリジナルドラマ)。映画 『犬部!』、『THE3名様~リモートだけじゃ無理じゃね?~』(4月8日(金)より劇場公開)。舞台 ミナモザ『イェルマ』、KAATプロデュース『虹む街』など。Twitter

 

──初演時は、公式サイトに松尾さんのコメントとして、「いったん自由になってみたい、演劇を再び楽しみたいという思いからこの舞台を作った」という言葉が書かれていました。

 

宮藤 松尾さんが最近の舞台は楽しめてなかったってことなのかな?(笑) 分かんないですけど、劇団員の僕としては、「なんかすみません」って感じです(笑)。

 

安藤 (笑)。きっと楽しくなかったわけじゃなく、いろんなプレッシャーや背負うものが大きくなりすぎたから、原点に立ち返ったものを作りたかったということなんだと思います。

 

宮藤 僕もそうだと思います。初演を観た時もそれを感じましたから。手作り感といいますか。舞台美術にも松尾さんが描いた画を使ったりしていて、“あ〜、きっとものすごく稽古が楽しかったんだろうな”というのが伝わってきました。

 

安藤 おっしゃるとおりで、初演もすごく楽しかったです。

 

宮藤 そう言えば僕、昔はよく、自分が出演していない舞台でも、松尾さんの稽古場に見学に行ったりしていたんです。それこそ温水洋一さんと松尾さんが『鼻と小箱』(1993年)という作品で二人芝居をしていた頃とかですね。その稽古というのが、ずっと見ていられるぐらい楽しくて。その時に感じた感覚が『命、ギガ長ス』の初演を観た時にもあったんです。

 

安藤 そうした見学って何か別の目的があって行かれていたんですか? 例えば、小道具を作ったり、お手伝いをされたり……。

 

宮藤 いえ、本当になんとなく、ただ見に行ってただけです。その時に見た、役者としての松尾さんもすごく楽しそうで。やっぱり松尾さんも本当は、いっぱい舞台に出たい方なんですよね。けど、脚本を書いて演出までしていると手が回らなくなるし、劇場の規模が大きくなればなるほど難しくなる。だからこそ、スズナリみたいな小さな劇場で、なおかつ2人だけでできる芝居を3年前に作ったのかもしれないです。

 

安藤 なるほど。私は、松尾さんの演出をこの作品でしか経験していませんので、普段どんな演出をされているのかは存じ上げないのですが、この『命、ギガ長ス』って稽古場での演出席と役者の距離がものすごく近いですよね。

 

宮藤 それは物理的な距離のことですよね? うん、すごく近いと思います。

 

安藤 その距離感も、松尾さんにとっては心地いいのかなって思ったんですよね。それこそ、さっき宮藤さんがおっしゃった、手作り感に近いような。

 

宮藤 確かにそれもあるかも。だって、最初に稽古場の場ミリを見てびっくりしましたもん。いくらスズナリでもこんなに狭くないだろうって(笑)。

 

──(笑)。では、二人芝居であることに難しさは感じますか? 以前、別の役者さんが、「二人芝居は頑張っても線にしかならず、立体にならないから難しい」と話されていたのを聞いたことがあります。

 

宮藤 あ〜、なるほど。そういうふうには考えたことなかったなぁ。でも、そうかもしれない。

 

安藤 そういえば、初演の時に役者の友人が観に来て、「面白い二人芝居を観たのは初めてだ」と言っていました。

 

宮藤 へ〜!

 

安藤 もしかしたら、吹越さんの声が3人目のように聞こえて、そのことで立体感が出ていたのかもしれないですね。それに二人芝居とはいえ、劇中では私がエイコとアサダを演じ、宮藤さんもオサム、キシ、その他にもう一人の3役を演じられるので、実際には5人のキャラクターが出てきますし。

 

宮藤 それもありますね。それと、僕がまだ今回の稽古で大変さを感じていないのは、2人のせりふの掛け合いが、日常で会話をしている時と変わらないくらいの声量だからかもしれないです。劇場がスズナリだからというのもありますけど、今回の舞台はギリギリの声の大きさでしゃべってもお客さんに伝わるし、むしろそっちのほうが面白く感じると思うんですよね。

 

安藤 分かります。初演の時に私も同じ印象を持っていました。スズナリが持つ空気感やお客さんの近さ、それに役者の距離感など、すべてを含めて、あそこでしか生まれない雰囲気があるんだなって。

 

宮藤 まぁ、だからってずっとボソボソしゃべってたら、松尾さんに怒られるかもしれないけど(笑)。

 

安藤 そこなんです。さじ加減が難しい(笑)。

 

この作品には少しずついろんなことが分かっていく面白さがある

 

宮藤 そもそもこの作品って、冒頭のシーンからしていきなりボソボソしてるじゃないですか。幕が開いたらエイコが1人でブツブツと何かを話していて、それに対して僕(オサム)が注意をするというくだりから始まりますけど、オサムは人見知りで、ニートで、あまり他人とは接触を持たない性格だから、そんな人間が母親に対して、いきなり大きな声を出すはずがないなって。

 

安藤 そうですね。しかも、あとで分かることですが、2人の前には実はドキュメンタリーのカメラを回している女子大生のアサダがいるわけですしね。

 

宮藤 そう。オサムはアサダさんに対して、最初のうちは本気で心を開いていないでしょうし。だとしたら、母親に聞こえるか聞こえないか程度の声でしゃべるほうが正解かなと思って。とはいえ、あまりにもボソボソとしゃべっていたら、お客さんは目の前で何が始まったのか、すぐには分からないかもしれない。それがちょっと怖いですね。だって、今回は小道具を使わないから、セリフのやり取りで場面の状況を理解してもらうしかないわけなんで。

 

安藤 宮藤さんが客席で初演をご覧になられた時はどういうシチュエーションのお話なのか、すぐに分かりました?

 

宮藤 僕、あえて一切の事前情報を入れずに観に行ったんです。だから最初は“このおばあちゃんは誰なの?” “この2人は何の話をしているの?”って思っちゃいました。

 

安藤 やっぱりそうなんですね。状況を説明せず、唐突に物語が始まりますもんね。

 

宮藤 けど、むしろそこに、この作品の面白さがあると思うんです。実は彼らの前にアサダさんがいてカメラを回しているんだけど、舞台上に彼女の姿はないから、お客さんは最初、エイコとオサムの親子2人の会話だと思って見ている。やがて、エイコがカメラに向かって話しかけるような仕種をすることで、観客は別の人間がいることになんとなく気づく。一方、オサムもオサムで、アサダさんとカメラを意識しながらも、頑張って意識していないフリをしているから(笑)、それに気づいたお客さんはおかしみを感じていくっていう。

 

安藤 そのあとで、実際にアサダが出てくるというのも面白いですよね。

 

宮藤 そうなんです。そうした、あとから分かっていくという構造の面白さがあるから、あまり最初からすべてを分からせる必要はないのかなって思ってます。

 

安藤 そういえば、稽古が始まる前に松尾さんがくださった資料にも、“お客さんに不安を与えてもいい”って書いてありましたよね。“お客さんが、「何を見せられているんだろう?」と考える時間も共有していきたい”って。

 

宮藤 そうですね。……まあ、あの資料は松尾さんが自分に言い聞かせているようにも思いましたけど(笑)。

 

安藤 えっ、どういうことですか?

 

宮藤 松尾さんが演出に迷った時、“このままでいいんだ”って自分を立ち返らせるために書いたのかもしれないなって。

 

安藤 あ〜、なるほど。ご自身がブレないためにですね。

 

宮藤 とはいえ、僕らも別に、お客さんをわざと不安にさせようと思っているわけではないから、できるだけお芝居で伝えられるところはしっかり伝えていきたいですね。

 

【長ス組】が4Kなら、こっちはまだビデオテープ。でも、アナログにはアナログの良さがある

 

──今作は【ギガ組】と【長ス組】の2チームでの上演になります。三宅弘城さん&ともさかりえさんの【長ス組】にはどのような印象をお持ちでしょう?

 

宮藤 今のところ、あんまり意識しないようにしています。稽古に入る前、グループ魂のLIVEで三宅さんとはずっと一緒だったんですけど、三宅さんがこの作品のことを話そうとするたびに、返事を曖昧にして逃げていたぐらいで(笑)。

 

安藤 稽古場ではお互いの時間がまったく被らないので、お会いすることもないですよね。だから私も、【長ス組】がどんな感じになるのか想像がつかないです。ただ、身体能力ではちょっと勝てなさそうだなって感じてはいます(笑)。

 

宮藤 そうですね、そこでは絶対に勝てない(笑)。あと、劇中のオサムのセリフに「人間には2種類いる。気がついたら祭りに参加している人間と、気がついたらどうやって祭りに参加していいか分からなくなっている人間が」っていうのがあるじゃないですか。それで言えば、僕とオサムは完全に後者で。対して、三宅さんはお祭りに参加する側のイメージがある。見た目の話ですけどね。ですから、ニートでアル中の無職男という設定には、僕はほぼ役作りをしなくても通用するので(笑)、そこでも勝ってるかなと思ってます。

 

安藤 (笑)。三宅さんも、ともさかさんも、バキバキッ! と決めるところは決めるんだろうなあ。私はそこでは勝てないかも(笑)。

 

宮藤 僕もムリですよ。ですから、総じて【長ス組】は解像度が高い芝居をするんじゃないかな。

 

安藤 わかります!(笑)

 

宮藤 こっちは画素数が相当粗いと思いますよ。向こうは4K・8Kの世界だけど、こっちはまだビデオテープみたいな(笑)。

 

安藤 昭和なんですね(笑)。

 

宮藤 だってこの前、うっかり稽古場に早く着いちゃったことがあって、声だけ聞こえてきたんです。やっぱりクリアな声でしたもん(笑)。でも、アナログにはアナログの良さがありますからね。

 

──どんな違いがあるのか、本番が楽しみです! なお、この作品は8050問題を題材にしていますが、ご自身が80歳になったとして、こんな老後を送っていたという願望などはありますか?

 

宮藤 老後かぁ……。僕、銭湯に行くのが好きなんですけど、行くとたいていおじいさんばっかりなんですね。で、くっだらないことばかりしゃべっているんです。誰かが「この前、あの飲み屋のお姉ちゃんと会ってさぁ」なんて話し出すと、別の誰かが「え、なんでなんで!? 連絡先知ってんの?」って食いついたりして。そうかと思えば、「若い女の子が街を歩いてると、つい見ちゃうよね。あれ、別に見てもいいんだよね?」「うん、いいんだ、いいんだ。あれは見ていいんだ」っていう、どうでもいい話をずっとしてて(笑)。

 

安藤 いいなぁ(笑)。 んっ? 宮藤さんもそういうふうになりたいってことですか?

 

宮藤 そう。楽しそうだなぁって思って。どうでもいい会話を、近くで見知らぬ男に盗み聞きされてるっていうことすら分からなくなってる、そんな老人になりたいです(笑)。

 

安藤 そんな憧れがあるんですね(笑)。私はなんだろうなぁ。80歳の姿とは少し違いますが、私の祖母って明治生まれで、102歳で亡くなったんです。100歳を超えてもごはんを白菜の漬物で巻いて3杯ぐらい食べるような人で。人に勧められたらタバコも吸うし、スナックに行って踊ることもあるし。

 

宮藤 いいですね! かっこいい!

 

安藤 最期もとてもかわいらしい顔でした。にぎやかなのが好きだったし、ほんとに素敵で。私もそういうおばあちゃんになれたらいいなって思います。

 

宮藤 勧められたらタバコを吸ったりとか、自由でいいですね。僕もそうありたいです。100歳になるまで生きたからそうした人間性になったのか、それとも自由に生きていたから102歳まで生きられたのか。いずれにせよ、素敵な人生ですね。

 

──では最後に、Get Navi webということでご登場いただいている皆さんに、最近購入した家電やお気に入りのアイテムをお聞きしているのですが、お2人はどんなものがありますか?

 

安藤 私は低温調理器を買って、最近すごくハマってます。

 

宮藤 料理をする時に使う道具か何かですか?

 

安藤 そうです。お湯の温度を一定に保ったまま調理ができるんです。例えば、60℃を8時間キープとか。お肉とかだと低温で長時間かけて火を通すことで、繊維を壊すことなく調理が出来るんです。比較的高級じゃないお肉でも信じられないくらいの柔らかさと食べやすさに変わるので、すごくおすすめです!

 

宮藤 僕は3年くらい前になるんですが、4Kのプロジェクターを買いました。安くてすごくいいのがあったから、ステイホーム期間中はDVDを繋いで映画を見たりしてましたね。今はスマホに繋げばサブスクも見られるのですごく便利です。もともと本棚があった場所を空けて、白い壁に映しているんですが、小さい映画館ぐらいの臨場感で楽しめます。

 

安藤 いいですね。

 

宮藤 でも最近は、それを使ってYouTubeとか『相席食堂』とかばっかり見ています(笑)。

 

安藤 映画じゃないじゃないですか(笑)。

 

宮藤 そう。大画面で見る意味のないものを大画面で見るのが面白いなと思って(笑)。

 

安藤 (笑)。実際に4Kの画質で見られるんですか?

 

宮藤 それが、結局、元が4Kで作られた映像じゃないとキレイにはならないんですよね。だからまだ4Kで見たことがないですし、はたして本当に4Kに対応しているのかどうかも分からないままですね(笑)。

 

東京成人演劇部vol.2「命、ギガ長スW(ダブル)」

(東京公演)
会場:東京・ザ・スズナリ
日時:2022年3月4日(金)~4月3日(日)

※そのほか、大阪、北九州、松本で上演

(STAFF&CAST)
作・演出:松尾スズキ
出演:【ギガ組】宮藤官九郎、安藤玉恵 【長ス組】三宅弘城、ともさかりえ

(STORY)
80代で認知症気味のエイコと、ニートでアルコール依存症の50代の息子・オサム。貧困生活を送っている彼らを1台のカメラが追っていた。ドキュメンタリー作家志望の女子大生・アサダが、日々、撮影で彼らを密着していたのだ。しかし、アサダが撮る映像を見た所属ゼミの教授・キシは、あることをアサダに指摘する。実は、エイコとオサムにはカメラの向こう側に隠された秘密があったのだ……。

チケット:6,500円(全席指定・税込)、ヤング券3,800円(22歳以下/チケットぴあのみ取扱)

公式HP https://otonakeikaku.net/stage/2007/

 

【ライブ配信】
2022年3月16日(水)13:00の回【長ス組】
2022年3月16日(水)18:00の回【ギガ組】

※特典配信では、ライブ配信終了後には、宮藤官九郎×安藤玉恵×三宅弘城×ともさかりえ キャスト4名による座談会を配信。「稽古どうだった?」「お互いの本番観た?」など、稽古場で交わることがなかった2組のクロストークを送る。3月16日(水)13:00開演の【長ス組】本編終了後に前編、3月16日(水)18:00開演の【ギガ組】本編終了後に後編を配信。

配信チケット:3,500円(税込)

チケットは https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2195744

 

撮影/干川修 取材・文/倉田モトキ ヘアメイク/大和田一美(APREA)(安藤) スタイリスト/チヨ(コラソン)(宮藤) 衣装協力/salon de GAUCHO(Kei)

SKE48 江籠裕奈のランジェリー姿に大人の色気漂うカットも…!1st写真集の発売日決定

SKE48 江籠裕奈1st写真集が、3月29日(火)に発売決定。先行アザーカットと合わせて、本人からのコメントも到着した。

 

昨年開催されたSKE48の13周年記念イベントで写真集発売発表を行うと、SNSでは祝福の声が続出した。そこからベールに包まれていたが、ついに発売日が決定。江籠本人のリクエストを受けて、誕生日である3月29日に発売されることに。

 

グループゆかりの地・小豆島での撮影をメインに「ありのままの私」をテーマの1つとして、素の魅力を引き出すべくシャッターが切られていったという本作。“天使”と称され愛されてきた江籠は11歳でSKE48に加入し、2021年にはアイドル活動10周年を迎えた。

 

グループを選抜メンバーとして支えるほか、ソロライブも行うなど最強アイドルとの呼び声も高い。彼女のステージで見せる表情とも違う、ナチュラルな魅力を存分に詰め込んだ作品に仕上がっている。

 

今まで見せたことがないヘルシーなランジェリーカット、すっぴんショット、大人な色気も感じ取れるドキッとする写真も盛りだくさん。今回公開する先行アザーカットからも、彼女の魅力を感じ取れるだろう。

 

本作のヒロインである江籠は、「誕生日に発売が決まったということでこれからより特別な日として思い出にも形にもなるのがとても幸せです。飾らない私を見て、懐かしさも成長も魅力も全部感じてもらえたらうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。全文は下記に掲載。

 

なお本作の表紙カバーは、全国の書店などで購入できる通常表紙カバー、Amazon.co.jp限定表紙カバー(数量限定)、 セブンネットショッピング限定表紙カバー(数量限定)と、それぞれ違った装いの3種類で届けられる。

 

また初版限定特典として、特製ポストカード1枚封入(全表紙カバーに付き、全8種類)、さらに抽選での応募者プレゼント企画も実施予定だ。さらに発売記念イベントの実施も決定しており、続報からも目が離せない。

 

江籠裕奈 コメント

 

書誌情報

「SKE48 江籠裕奈1st写真集」(仮)
2022年3月29日(火)発売

Total Producer:秋元 康
著者:SKE48 江籠裕奈
撮影:桑島智輝
定価:2,500円(税込)

通常表紙カバー予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594090281
Amazon.co.jp限定表紙カバー(数量限定)予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594091385
セブンネットショッピング限定表紙カバー(数量限定)予約リンク:https://7net.omni7.jp/detail/1107277932

 

トリンドル玲奈の写真集「あいまい」が3刷決定!「ほくろの数を数えたくなる」など好評

トリンドル玲奈が30歳の誕生日となる1月23日に発売した写真集「あいまい」(講談社)が、2度目の重版で3刷が決定。本人からのコメントも到着した。

 

写真集発売直後から販売サイトにレビューが続々投稿され、高評価の声が後押しする形での重版出来となった今作。「29歳から30歳、移りゆく年齢ならではのトリンドル玲奈のありのままの姿を見せる」というコンセプトで制作された。

 

そのコンセプト通り、「トリンドルさんのリアルな美しさに圧倒された」「思わずほくろの数を数えたくなった」など、“期待値を上回って感動した”という内容のコメントが相次いでいるという。

 

好評の声に応えて、3月13日(日)にSHIBUYA TSUTAYAにてオンラインイベントが開催決定。同店で今作を購入した人を対象に先着順で、トリンドル本人と1対1でオンライントークが楽しめるというプレミアムな機会だ。

 

今回の発表に際して、トリンドルは「写真集『あいまい』にたくさんの反響をいただき、本当にありがとうございます。このような時期ですが、ファンのみなさんとお話しできる機会をいただけてうれしいです。ぜひお気軽にご参加ください! たくさん話しましょう!」とメッセージを寄せた。

 

なお、イベントの詳細は、SHIBUYA TSUTAYAのTwitter(@SHIBUYATSUTAYA)及びSHIBUYA TSUTAYA公式ウェブサイトで発表されるとのことで、そちらを参照。

 

書誌情報

トリンドル玲奈写真集「あいまい」
2022年1月23日(日)発売

著者:トリンドル玲奈
定価:2,500円(税別)
ISBN:9784065269626

SHIBUYA TSUTAYA公式Twitter:https://twitter.com/SHIBUYATSUTAYA

森みはるがプレゼントされて気に入ったものは…「ニジマスのこれ愛してマス」第22回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第22回は、森みはるさんが「愛用中の洗剤と柔軟剤」についてご紹介!

 

こんにちは!
今回私が紹介するのは「愛用中の洗剤と柔軟剤」です!

 

今、私が使ってるのは、SHIROのSAVONです!
すごくいい香りがするのでお気に入りです!!
女子はSHIRO好きですよね(笑)。
去年のお誕生日プレゼントに頂いたのがきっかけで、それからリピートしてます!

 

SHIROといえばフレグランスやスキンケアのイメージが強くて、自分では洗剤や柔軟剤に挑戦したことがなかったので、プレゼントで頂いたことで新しい発見になってとても良かったです!
ドラッグストアの洗剤や柔軟剤ももちろんいいけど、こういうお店のものをプレゼントで贈るのも素敵だなと思ったので私もいつか誰かに贈りたいなと思いました!(笑)
男性の方もぜひ女の子へのプレゼントの参考にどうぞ。

 

そして、これはまだ試したことはないのですが…!
いまはSHIROのヒノキのバスソルトが気になっています!
ヒノキの香りが大好きなので、最高のバスタイムになりそう!!!!
まだ私も使ってはいない身なのですが…、皆さんもぜひ!(笑)

 

 

森みはる PROFILE

●もり・みはる…1996年10月14日生まれ。兵庫県出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。関西出身でキレのあるツッコミを特徴とし、バラエティでも活躍を見せる。アイドルになる前から読モとして活躍しており、美容やファッションについても造詣が深い(美容師免許も保持)。天真爛漫な性格で、女子からも大人気。2021年2月に1st写真集「24」を発売。

公式Twitter:@nijimasu_paru
公式Instagram:@miharu_mori

 

26時のマスカレイド PROFILE

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

INFORMATION

■New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

■「吉井美優 生誕祭」
2022年3月7日(月)EX THEATER ROPPONGI

■「26時のネバーランド」
2022年5月1日(日)パシフィコ横浜 国立大ホール

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

なえなの「ビキニを着るのは人生初!」ファースト写真集で水着&下着ショットに挑戦…

SNSでの総フォロワー数700万人を超えるカリスマインフルエンサー・なえなのが、ファースト写真集を4月4日(月)に発売する。それに先駆け、本人コメントが到着した。

 

なえなのは、Z世代の男女を中心に共感を集めている21歳。インフルエンサーとしての枠を超え、最近はバラエティやドラマへの出演などタレントとしても活動の幅を広げている。

 

そんな彼女が、今回のファースト写真集では水着や下着での撮影にも臨んだという。これまでに発表したライフスタイルブックとは異なり、「生まれて初めて!」というビキニでの撮影にも挑戦した。

 

さわやかなプールでの水色のビキニカットに、おしゃれなペンションでの下着のカット、クラシカルな洋館でおすまししたり、遊園地ではしゃいだり…。一瞬一瞬を全力で楽しむ彼女の、みずみずしい等身大の表情を切り取っている。

 

2泊3日の撮影中、なえなのはロケ地のレストランにあったピアノで素敵な演奏を披露してくれたり、温水プールで遊んだり、公園で走り回ってはしゃいだりと、アットホームな小旅行を楽しんでいるようだったそう。

 

この撮影での1番の思い出を聞くと、「全部楽しかった! ひとつ選ぶなら、人生初ビキニを着たこと! プライベートでも着たことなかったから、人生初ビキニでした!」と語ったなえなの。

 

インフルエンサーからマルチタレントへと変身をとげる、なえなのの「20歳から21歳へ」を写し取ったメモリアルな写真集が完成した。

 

なえなの コメント

今までスタイルブックとフォトエッセイを出してきたんですけど、写真だけの本を出してみたいってずっと思ってたので、ファースト写真集を出せてすごくうれしいです。写真集の話が来た時は、「念願じゃん!」みたいな感じですごくうれしかったです。「来た!!!」みたいな。
今回のような下着と水着の撮影は初めてだし、ビキニを着るのは人生初! いつものファッション誌のシューティングでは、どうやったらスタイルよく見えるかを考えながら撮影してるけど、今回の撮影では自然体を撮ってもらいました。
最初はポーズや構図を考えてたんだけど、「日常感とか自然な感じが良いね」ってカメラマンさんに言われてから「あ、じゃあもう普通にしてればいいんだ!」と思って。それもあって水着や下着の撮影も緊張しなかったかも。
体型に自信がないから、自分がグラビアやってもな……ってずっと思ってたけど、やってみたら新しい自分を久しぶりに発見できて、すごく楽しい3日間の撮影でした。手に取ってくれた方にも、なえなのの新たな一面を見つけてもらえたらうれしいです。

 

書誌情報

「なえなのファースト写真集(タイトル未定)」
2022年4月4日(月)発売

著者:なえなの
撮影:細居幸次郎
定価:2,640円(税込)
出版社:講談社

工藤美桜 パジャマや水着にドキッとさせるカットも…「1年をかけて堪能してください」

工藤美桜が「2022.4-2023.3 カレンダー」を3月26日(土)に発売決定。表紙画像に加えて、本人コメントが到着した。

 

2020年に『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)のヒロイン・キラメイピンク/大治小夜役に抜擢され、最近では月10ドラマ『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)第2話で“あざとい秘書役”として注目を集めた工藤美桜。

 

そんな彼女が「工藤美桜 2022.4-2023.3 カレンダー」を発売する。完全撮り下ろしとなる本作は、関東近郊のペンションを借りきって撮影。パジャマ姿で見せるアンニュイな表情、バスケットボールに夢中になる姿やジェットバスではしゃぐ天真爛漫な笑顔、中には大人な雰囲気を醸し出しドキッとさせるカットも。

 

工藤美桜の“今”を1年通して楽しめるカレンダーに仕上がっている本作。今回の発表に際して、本人は「素の工藤やキメキメでハンサム工藤など見られるので1年をかけて堪能してください!」とメッセージを寄せた。コメント全文は、下記に掲載。

 

なお発売を記念して、発売当日の3月26日(土)にオンラインサイン会の開催も決定している。詳細は下記MUVUSにて発表されるとのことだ。

 

工藤美桜 コメント

皆さんも心待ちにしてくださっていたのではないでしょうか…!! 工藤もです!!(笑)
しかも今回は念願だった完全撮り下ろしということで…! ありがとうございます! 工藤のやりたいシチュエーションや衣装など詰め込ませていただきました!!
バラエティで卓球をし、運動音痴がバレてから写真集や他のグラビアでもさまざまなスポーツをしてきましたが…今回はバスケをしました!!
素の工藤やキメキメでハンサム工藤など見られるので1年をかけて堪能してください!

 

書誌情報

「工藤美桜 2022.4-2023.3 カレンダー」
2022年3月26日(土)発売

価格:2,970 円(税込)
仕様:A5サイズ・28P(卓上タイプ)

 

WEB

工藤美桜Twitter:@p_miokudo
工藤美桜Instagram:@mmio_kudo

 

ニジマス・吉井美優がランジェリー姿で大人な表情を…1st写真集より先行カット公開

26時のマスカレイド・吉井美優が3月11日(金)に発売する1st写真集「Momentary」(小学館)より、下着カットが先行公開された。

 

26時のマスカレイド(愛称:ニジマス)は、2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した、江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループだ。

 

メジャーデビューアルバムはオリコン週間ランキングで1位を獲得した、ニジマスのメンバーとして活動する吉井。アイドル活動以外にもファッション誌でのモデルやグラビアなどで活躍中で、クールビューティーな見た目に反して、バラエティで見せる意外な一面も魅力となっている。

 

そんな彼女が、待望の1st写真集「Momentary」を3月11日(金)に発売(※当初予定していた3月9日から変更)。先日公開された水着カットに続き、下着カットが先行公開された。

 

白と黒、朝と夜、対照的な下着カットでの大人っぽい表情は、この写真集で彼女が一番チャレンジした部分でもあるという。“吉井美優”の新境地を感じさせるカットにも注目だ。

 

書誌情報

吉井美優 1st写真集「Momentary」
2022年3月11日(金)発売

撮影:中村和孝
出版社:小学館

販売URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682362

 

WEB

吉井美優 Twitter:@nijimasu_miyu
吉井美優 Instagram:@miyu_yoshii32
26時のマスカレイド公式サイト:https://26masquerade.com/

©中村和孝/小学館

めるる「お腹を見せるのは初めてだからドキドキ…」生見愛瑠1st写真集より先行カット公開

“めるる”こと生見愛瑠の1st写真集「はじまり。」(小学館)が、3月4日(金)に発売される。それに先駆け、めるるの素肌感が美しいカット2点が先行公開された。

 

2012年にモデルデビューした、生見愛瑠(ぬくみ・める)。2021年の「CanCam」5月号では、専属モデルデビューと同時に表紙を飾る。バラエティ番組やCMに多数出演するほか、ドラマ『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール〜』では、その演技力も話題を呼んだ。

 

そんな彼女が今回、「写真集でしかできない、新しい挑戦をしたい!」と撮影に臨んだという。モデル歴10年でもこれまで見せることのなかった、スベスベのお腹を写真集で初披露している。

 

お腹を見せる撮影に備えて、「写真集撮影前は自宅やジムで腹筋をしてちょっと鍛えた」とのこと。そのボディは、引き締まりつつも適度にぷにっとした女性らしいボディラインで、まさに理想形と言えるだろう。

撮影したのは、鹿児島のホテルの一室。早朝、寝起きのどすっぴんで、メンズサイズのぶかぶかTシャツをまとって撮影した。「お腹を見せるのは初めてだからドキドキする」とちょっと恥じらいつつも、お腹をチラ見せしたり、枕で遊びながら元気に動き回ったり…。

 

まだ見せたことのない“新鮮なめるる”と、元気いっぱいの“等身大めるる”がどちらも詰まった写真の数々を多数収録した本書。祖父母や親戚が暮らす第2の故郷・鹿児島を8年ぶりに訪れて、全編撮り下ろした144ページとボリューム満点だ。

 

19歳のナチュラルなめるるも、20歳直前だからこその大人っぽいめるるも、いつもとは違うモードなめるるも。さまざまな表情のめるるをたっぷり収録した渾身の1st写真集。20歳目前、ティーンのカリスマから、大人の女性へと進化を遂げる“めるるの今”がぎゅっと詰まった一冊に仕上がった。

 

生見愛瑠 コメント

ティーン誌から始めてモデル歴は10年になりますが、写真集を出すのは初めて。
顔も体も考え方も、最近ぐっと大人になっていると思うので、そんな今の私をすべて出し切った、素敵な写真集にできたらいいなと思っています。
20代のスタートにふさわしい、私の名刺がわりになる一冊です。
ずっとファンでいてくれる方にも、最近生見愛瑠を知ったという方にも、男性にも女性にも、たくさんの方に見ていただきたいです。どんな新しいめるるが見られるか、楽しみにしていてくださいね!

 

書誌情報

「生見愛瑠1st写真集 はじまり。」
2022年3月4日(金)発売

定価:2,090円(税込)
発売:小学館

詳細ページ:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682391

●撮影/菊地泰久

 

勝地涼「稽古中は光石研さんが地元の方言が書かれたTシャツを、僕はザ・ドリフターズのTシャツばかりを着ていました」

現在放送中のドラマでも存在感を見せている勝地涼さんの最新舞台『いのち知らず』が早くもCSで放送。劇作家・岩松了に自ら直談判して公演につなげていった本作には、盟友・仲野太賀やベテラン光石研など、実力派キャストが顔を揃えている。千秋楽から約2カ月が経ったいま、改めて公演を振り返ってもらった。

 

勝地涼●かつじ・りょう…1986年8月20日、東京都出身。2000年にドラマ『千晶、もう一度笑って』で俳優デビュー。2005年に映画『亡国のイージス』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。現在、ドラマ『ドクターホワイト』、『となりのチカラ』に出演中。最近の話題作にドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』、『ネメシス』など。Instagram

 

登場するだけで劇場の空気が変わる共演者との舞台はとても刺激的でした

 

──この『いのち知らず』は、勝地さんから岩松さんに企画を持ちかけたところからスタートした舞台でした。まずはその経緯から教えていただけますか。

 

勝地 僕の舞台デビュー作が2004年の『シブヤから遠く離れて』で、岩松さんの戯曲を蜷川幸雄さんが演出したものでした。その後、『空ばかり見ていた』(2019年)で初めて岩松さんから直接、演出を受けたのですが、それが僕の中で蜷川さんの時と同じくらい衝撃的だったんです。いつかまたご一緒したいと思いましたし、それ以上に“またいつかやりましょう”という形で終わってしまうのがいやで。それなら思い切ってこちらから提案してみようと思い、生意気かもしれませんが、勇気を出して「僕と(仲野)太賀にホンを書いてくれませんか?」とお願いしたのが始まりでした。

 

──今作の台本が完成する前にインタビューをした際、「岩松さんのホンは最後の最後までどんな展開をみせるか分からない」とお話しされていたのが印象的でした。実際に読まれた感想はいかがでしたか?

 

勝地 やはり難しい部分がたくさんありました。岩松さんは稽古中でも明確な答えを言ってくださらないので、正直、自分たちの解釈が合っていたのかもいまだに分からないのですが(笑)、ただ、まさしく“いま”を描いている作品だなと思いました。いろんな物事が錯綜するこの時代の中で、何を信じるべきなのかといった思いも詰め込まれているように感じて。例えば、どれだけ仲のいい親友同士でも、よく知らない第三者の変な情報を耳にしただけで、その言葉に惑わされ、友情にヒビが入ってしまうことがある。そうした得体のしれない怖さもある作品だなと思いました。

撮影/宮川舞子

──仲野太賀さん演じるシドとのセリフの掛け合いは緊迫感がありました。後半の2人でやり合うシーンでは自然と涙も流されていましたね。

 

勝地 太賀は本当に素晴らしい役者で、一緒に芝居をしてみたいとずっと思っていたんです。今回僕が演じたロクとシドは同じ夢を持った親友の役で、その2人がどんどんとすれ違っていくという展開でしたが、掛け合いをしていくなかで、ときどきシドに対して役を超えた見え方がする瞬間があったんです。シドに嫉妬するシーンでは、僕が太賀に抱いている“役者として負けたくない”といった感情が滲み出たり、そうかと思えば、いつも僕を助けてくれている太賀への感謝の気持ちもあったり。演じながらこうした感情が表れることがいいことなのか、悪いことなのかは分かりませんが、とにかくいろんな思いと役の部分が重なって、それがロクの涙としてふと流れ出たんだと思います。

 

──また、光石研さんとは映像作品で共演経験があったものの、舞台では初でした。

 

勝地 光石さんには終始、圧倒されっぱなしでした。稽古から本番にかけて太賀と話すことといえば、ほとんどが「光石研には勝てん」「光石研、恐るべし!」っていう内容でしたから(笑)。光石さんはいつも僕らのセリフ覚えの早さを褒めてくださっていたんです。でも僕らからすると、そんなのは全然大したことではなくて。本当にすごいのは光石さんのお芝居で、どこをどう切り取ってもモオリという役にしか見えなかったんですよね。僕も、本番中はロクに成り切って集中を切らすようなことはなかったと思うのですが、どうしても光石さんのようには舞台に立てていなくて。公演が終わって一番最初に考えたのは、どうすれば光石さんのようになれるのかということでした。今回、こうして僕らの舞台が衛星劇場で放送されるので、映像を見て、改めて光石研という役者のすごさを隈なくチェックしたいなと思っています。本当は自分が出ている舞台映像って恥ずかしくてあまり見たくないのですが、勉強のためと思って頑張ります(笑)。

 

──(笑)。モオリは言動に矛盾しているところが多いのに、それでもすべての言葉に説得力がありました。

 

勝地 ホント、そうなんです! マイナス思考なのに、ズケズケと他人が嫌がることを言ってくるし、とにかくイヤなやつで(苦笑)。しかもそれを光石さんが演じるから、余計に心に刺さってくる。光石さんの「俺、おかしくなっちゃったのかなぁ」っていうセリフも、こちらの胸がキュッと締め付けられるほどリアルで。そうした、生きたお芝居をしてくださるので掛け合いのシーンはとてもやりやすかったです。なにもかもがすごいので、ちょっと悔しいところもあるんですが(笑)、共演できて本当に幸せでしたし、ご本人は「もう、舞台はやりたくない」と言ってましたけど、絶対にまたご一緒したいですね。

撮影/宮川舞子

──トンビ役の新名基浩さんとは『空ばかり見ていた』以来になりますね。

 

勝地 僕よりも年上の方なので、こういう言い方をすると失礼にあたるかもしれませんが、新名さんってトンビ同様、すごく気になる存在なんです(笑)。稽古場では席が近かったこともあって、ずっとしゃべっていた記憶があります。舞台上では、いい意味で常に異質ですし、出てくるだけで劇場の空気が変わる。今回の共演者はみんなそういう人たちばかりでしたので、本当にやっていて楽しかったです。新名さんとも、もっともっとガッツリ共演したいなと思いました。

 

──そして、岩松さんとも同じステージに立つのは初めてでした。

 

勝地 これまでは役者としての岩松さんを客席から拝見していただけだったので、ようやく共演できてうれしかったです。岩松さんもすごくズルい人ですね(笑)。普通のセリフしかしゃべっていないのに面白いんですから(笑)。僕はこの舞台で第2場以降、ほとんど出ずっぱりなんですが、岩松さんがちょっと登場しただけで、お客さんの意識がそっちに向くのが分かるんです。それに、ご本人は演出もされているので、自分のシーンはほとんど稽古できていないはずなのに、本番までにしっかりと仕上げてこられて。すごいなと思う半面、怖さはないのかなと、その意味でも尊敬します。

撮影/宮川舞子

出演に関係なく、時間が許す限り、岩松の稽古を見学に行きたいです

 

──岩松さんの演出の魅力についてもお聞きしたいのですが、勝地さんと仲野さんは以前、「岩松さんの稽古はお金を払ってでも受けたい」とお話しされていました。

 

勝地 確かに言ってました。今回も夢のような時間を過ごさせていただきました。自分が演出を受けている時は目の前のことに必死なので気づかないことも多いのですが、共演者の皆さんの稽古を見ていると、岩松さんの言葉はどれも理にかなっていて、頷くことばかりなんです。また、今回よく言われたのは、「本心をあまり出しすぎないように」ということでした。人の心の内側には何かしら隠れているものがあり、それを全部お芝居で表現するのではなく、本当は隠そうとしているのについ出てしまう……そうした微妙なバランスを大事にしたいと。「“僕はいま、こういう感情です”というのがすべてお客さんに分かってしまうのは、もったいない」ともおっしゃっていて、なるほどなぁと思いましたね。

 

──でも、それを表現するのは大変そうですね。

 

勝地 そうなんです。役者って、“これ、お客さんにちゃんと伝わっているかな……?”って不安に感じると、分かりやすい表現をしてしまいがちですし、それに何度も稽古や本番を重ねていると、無意識のうちに動きが大きくなってしまいますから。でも、そのたびに岩松さんはすぐ注意をしてくださり、不安を取り除いてくれるので、それが自信にもつながっていって。こうした経験も含めて、改めてこの舞台ができてよかったなと思いました。これからは作品に出演するしないに関係なく、時間がある時は岩松さんの稽古場に行って、ずっと見学していたいぐらいです。「勝地、お前じゃまだなぁ〜」って言われるかもしれませんけど(笑)。

 

──そういえば、岩松さんの稽古場は役者が質問しづらい緊張感に包まれているという話を伺ったことがあるのですが、今回はいかがでしたか?

 

勝地 「台本のこのセリフはどういう意味ですか?」といった質問をすることはなかったです。というよりも、覚えるセリフの量が膨大すぎて、質問する余裕がなかったです(苦笑)。ただ、稽古初日に台本の読み合わせがあり、まだ途中までしか出来ていなかったこともあって、読み合わせ後に岩松さんから、「この先、どうなるか知りたい?」と聞かれたことがあったんですね。その時、共演者全員が思わず無言で目を合わせて、なんとな〜く空気的に「……いえ、だ、大丈夫です」と答えたら、「そうだよね。まぁだいたい分かるよね」って言われて。次の瞬間、全員が「いや、全っ然分かんないです!」って顔をしてましたね(笑)。結局、台本が完成しても分からないところが多かったので、ときどき太賀と2人で稽古場に残って、「ここは多分、こういうことだよね」って物語を読み解いてました。

撮影/宮川舞子

思い出の詰まったコクーンにいたからこそ、勇気を出せた気がします

 

──では、今作のタイトルにかけて、勝地さんが最近、“いのち知らずだったなぁ”という行動を取ってしまったことはありますか?

 

勝地 なにかあったかなぁ……。最近ではありませんが、やはり今回、自分から岩松さんに企画を持ちかけたのはいのち知らずなことだったかもしれないです。僕にとってはすごく勇気のいる行動でしたし、昔、岩松さんがとても厳しい方だったという話を聞くと、特にそう思いますね(笑)。

 

──でも、なぜ今回はそうした勇気を出せたのでしょう?

 

勝地 先ほど『空ばかり見ていた』の公演がきっかけだったという話をしましたが、あの作品は劇場がシアターコクーンで、僕の中でコクーンは蜷川さんとの思い出がたくさん詰まった場所なんです。ですから、楽屋にいると、“もう、蜷川さんはいないんだなぁ”という気持ちになってしまって。最後に会話を交わしたのもコクーンでしたし、その時、「僕はまだ、蜷川さんの演出でシェイクスピア作品に出ていないんです」「いつか絶対に出たいです」とお伝えしたら、「うん、いつかやろうな」って握手をしてくれたんですよね。でも、それが叶わなかったこともあり、だからこそ『空ばかり見ていた』でコクーンにいた時に、“やりたいと思ったことは自分から動かないとダメだ!”と、思い切った行動が取れたんだと思います。

 

──最後に、このGet Navi webがモノマガジンのサイトということで、勝地さんの稽古場での必需品を教えていただけますか?

 

勝地 必需品とは少し違いますが、『いのち知らず』の稽古場ではTシャツにこだわっていました。というのも、共演者の皆さんがこぞって個性あふれるかわいいTシャツを着ていて。光石さんも地元の方言が書かれたものをよく着ていたので、僕もザ・ドリフターズのTシャツばかりを着ていましたね(笑)。稽古の直前に、ドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』の撮影があり、そこで番組のTシャツを大量にいただいたんです。最初は偶然稽古場に着ていっただけだったんですが、いつの間にか験担ぎみたいなっていて、最後まで貫き通しました(笑)。

 

撮影/渡部孝弘

舞台 M&Oplaysプロデュース「いのち知らず」
CS衛星劇場 2022年2月27日(日)後 2・00よりテレビ初放送!

【舞台 M&Oplaysプロデュース「いのち知らず」よりシーン写真】

撮影/宮川舞子 撮影/宮川舞子 撮影/宮川舞子 撮影/宮川舞子 撮影/宮川舞子 撮影/宮川舞子 撮影/宮川舞子 撮影/渡部孝弘

(STAFF&CAST)
作・演出:岩松 了
出演:勝地 涼、仲野太賀、新名基浩、岩松 了、光石 研

(STORY)
親友同士のロク(勝地涼)とシド(仲野太賀)は、いつか2人でガソリンスタンドを経営するという夢を叶えるため、山奥にある施設で門番の仕事をしていた。ところが、先輩であるモオリ(光石研)に「ここでは死んだ人間を生き返らせる研究をしている」と聞かされたことから、2人の心の中に言いようのない不穏な空気が流れ始めていく。さらにはトンビ(新名基弘)という男の出現や、施設長の部下・安西(岩松了)の存在が、彼らの友情に少しずつ亀裂をもたらしていくのだった……。

 

●取材・文/倉田モトキ

鞘師里保が世界で活躍するダンサーとコラボ!新番組『鞘師里保のONE STEP』ダンスチャンネルでスタート

『鞘師里保のONE STEP』

 

鞘師里保が世界で活躍するダンサーとコラボする新番組『鞘師里保のONE STEP』が、CS放送「ダンスチャンネル by エンタメ~テレ」で放送、Amazon Prime Videoチャンネル 「ダンスチャンネル オンデマンド」で配信されることが分かった。

 

この番組は、モーニング娘。卒業後、待望のソロアーティストデビューを果たした鞘師里保が世界で活躍するダンサーとコラボしていく番組。

 

鞘師は、今1番会いたいという世界で活躍するダンスチーム「Chibi Unity」を訪ねるべく、彼らの活動拠点である新潟へ。インターネットで「Chibi Unity」のダンス動画を見てずっと気になっていたという鞘師は、自ら動画制作を行っている「Chibi Unity」の撮影を体験するなど、1日密着してダンスへのピュアな思いや情熱に迫る。

『鞘師里保のONE STEP』

 

経験したことのないコンテンポラリーダンスの基礎に触れたり、1人ずつ即興でダンスを披露し合うソロ回し(サイファー)にも挑戦。鞘師は「どんな仕事よりも緊張した!」と大興奮する。また「Chibi Unity」のメンバーによるダンスレッスンも。

 

さらに、鞘師がアーティストとしてのこれまでの自分と今の自分について語るほか、ニューヨークでダンス留学していた時のことを振り返る。そのほか、「Chibi Unity」のプロデューサーやメンバーと繰り広げる、ダンスを愛する者同士の対談も見どころとなっている。

 

鞘師里保 コメント

鞘師里保のONE STEPという番組で、Chibi Unityの皆さんにお会いすることができました。念願でした。
皆さんのことは、世界大会に優勝された時の映像をネットで見て知りました。ただただ皆さんのパフォーマンス力に圧倒されて、こんな感覚、久しぶりだなと印象に残ったことを強く覚えています。
学生を中心とし、日々時間を縫って練習させている皆さんが、どうしてこんなにもひとつになったパフォーマンスができるのだろうと実際にお話を伺いに行ったのですが、その疑問へのヒントがたくさんちりばめられていました。
ちなみに、私も少し皆さんと踊らせていただいたりなどしています。
皆さんにもぜひご覧になっていただきたいです。

 

番組詳細

 

『鞘師里保のONE STEP』(全5回)
CS「ダンスチャンネル by エンタメ~テレ」
2022年2月24日(木)後10・30~

ひかりTV、スカパー!プレミアムサービス、スカパー!プレミアムサービス光、J:COMほか全国ケーブルテレビ、dTVチャンネルにて視聴可能

Amazon Prime Videoチャンネル 「ダンスチャンネル オンデマンド」
2022年2月24日(木)後11・00~

SPOOX「ダンスチャンネルオンデマンド」
2022年5月より順次配信

番組URL:https://www.dance-ch.jp/all/rihosayashi.html

※放送・配信日時は変更になる可能性あり

佐野ひなこ “神のプロポーション”がついに完成!「今回の写真集で最後になっても悔いはない」

佐野ひなこの写真集「BE WITH ME」(光文社)が、2月22日(火)に発売される。それに先駆けて、本人コメントが到着した。

 

「第37回ホリプロタレントスカウトキャラバン2012」でファイナリストとなり、芸能界デビューした佐野ひなこ。雑誌「with」でのモデル業や女優としても映画やドラマに出演するなど、多方面で活躍してきた。

 

そんな彼女が2022年、デビュー10周年を迎えるタイミングで最新写真集「BE WITH ME」を発売する。約1年ぶりとなる写真集は、沖縄で撮影された。ビーチやベッド、アメリカンハウスなどさまざまなロケーションで、過去最高に磨きのかかった美ボディを楽しめるだろう。

 

ボートに乗ったり、バスケットボールやスケートボードを楽しむ姿など、モデルとしてだけでなく、動きや表情など、彼女そのものの魅力が詰まった1作だ。本人も「今回の写真集で最後になっても悔いはないな、と思えるくらい完成系の自分を表現できていると思います!」と自信を見せている。

 

佐野ひなこ コメント

今回の写真集で最後になっても悔いはないな、と思えるくらい完成系の自分を表現できていると思います! 10周年という節目の年に相応しい写真集になりました。
ボディメイクだけではなく、肌のツヤ感、質感にも着目してほしいです。自然光が美しい場所やしっとりとした場所など、ロケーションによって肌の見え方にも変化があって、その振れ幅も楽しんでもらえたらうれしいです。

 

書誌情報

佐野ひなこ 写真集「BE WITH ME」
2022年2月22日(火)発売

定価:2,420円(税込)
カメラマン:中村和孝
発行:光文社

©光文社/週刊FLASH 写真◎中村和孝

ニジマス・吉井美優の大人っぽい表情や美ヒップも…!1st写真集より水着カット公開

26時のマスカレイド・吉井美優が3月9日(水)に発売する1st写真集「Momentary」(小学館)より、先行カットが公開された。

 

26時のマスカレイド(愛称:ニジマス)は、2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した、江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループだ。

 

メジャーデビューアルバムはオリコン週間ランキングで1位を獲得した、ニジマスのメンバーとして活動する吉井。アイドル活動以外にもファッション誌でのモデルやグラビアなどで活躍中で、クールビューティーな見た目に反して、バラエティで見せる意外な一面も魅力となっている。

 

そんな彼女が、待望の1st写真集「Momentary」を3月9日(水)に発売。今回公開された先行カットは、白い砂浜で美ヒップを披露する姿や黒い水着での大人っぽい表情など、写真集への期待値をさらに高めるものと言えるだろう。

 

 

書誌情報

吉井美優 1st写真集「Momentary」
2022年3月9日(水)発売

撮影:中村和孝
出版社:小学館

販売URL:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682362

 

WEB

吉井美優 Twitter:@nijimasu_miyu
吉井美優 Instagram:@miyu_yoshii32
26時のマスカレイド公式サイト:https://26masquerade.com/

©中村和孝/小学館

伊藤純奈 初のランジェリーカットに漂う大人の色気…!1st写真集で美ボディを解禁

乃木坂46の元メンバー伊藤純奈が、1st写真集「unfussy」を発売することが決定した。

 

2013年、乃木坂46の2期生として芸能界入りした伊藤。数多くの楽曲、映像作品に出演しグループメンバーを8年間務めた。またグループ在籍時より舞台女優として活躍し、2018年上演の「七色いんこ」では初主演かつ男役を演じ脚光を集める。

 

2021年8月29日を以って乃木坂46を卒業して以降は、舞台を中心に精力的に活動してきた彼女にとって初の写真集が発売決定。自身のファンクラブ名が「Junna’s House」であることから「純奈の家」をテーマに、日常にあふれる様子を惜しげもなく表現した1冊になっているという。

 

これまで一切、水着や下着姿を披露してこなかったと語る伊藤が、今回の1st写真集ではその美ボディをついに解禁。アイドルを卒業し、“女優”としての道を歩みだした伊藤の決意が秘められた一冊に仕上がった。

 

さまざまなシチュエーションごとに行われた撮影では、伊藤が魅せる表情に撮影スタッフは驚くばかりだったという。言葉で語らずとも、表情だけで何をしているかが伝わってくる。これまで数多くの舞台に出演してきた彼女だからこその魅力を表現。初のランジェリーカットにも挑戦し、大人の色気を全面に醸し出した妖艶な姿からも目が離せない。

 

 

書誌情報

伊藤純奈 1st写真集「unfussy」
予約開始日:2022年2月21日(月)後6・00〜

写真集特設ページ:https://junnashouse.hp.peraichi.com

“謎のYouTuber”ブリアナ・ギガンテが初書籍で赤裸々告白!「とくと、お楽しみあれ」

謎に包まれた経歴と存在感で人気のYouTuber、ブリアナ・ギガンテの初書籍『世界でいちばん私がカワイイ』(幻冬舎・発行)が2月9日に発売された。

 

 

予約開始とともに大変な話題になり、Amazonでは連日ランキング1位【タレント本(総合)】、発売前重版も決まるなど、発売前から話題を集めた本書。2020年3月にYouTubeを始めて以来、人気が急上昇し、現在、SNS総フォロワー数68万人超の「ブリちゃん」ことブリアナ・ギガンテ。その魅力のヒミツや、これまで謎のヴェールに包まれていた過去や経歴などが、本書で打ち明けている。

 

本書にはブリアナ・ギガンテからの刺さる言葉が多数掲載されている。
「どこまでいっても、自分の人生は、自分のものよ」
「コンプレックスを、メイクでチャームポイントに導く」
「何かがうまくいってないときって、“何をするか”じゃなくて、“何をやめるか”」
「きれいに食べるというのは、お料理を用意してくださった方への感謝のしるし」
「失敗しないとわからないんだから、失敗してよかったの」
「その方との恋愛は、人生で初めてのこと。想定外のことが起こるに決まってるでしょ」
「“強い人間になることが正解だ”なんて、偏った考え方よ」
「自分を大事にすることが、彼を大事にすることでもございます」
「ストレスでへし折れそうなときは、逃げます」
「わたくしのことを一番知っているのは、わたくし」
「“何も起こらないことの幸せ”を大切に」
など、孤独を感じ、傷つきやすい現代人、他人を簡単に傷つけてしまいがちな現代人に、「ちゃんとここにある幸せ」を伝える一冊になっている。

 

<目次>

<コメント>
皆さん、ご機嫌よを。
ブリアナです。
本を読む事がほぼ無いと言っても過言では無い私が
世にも不思議な巡り合わせで本を出版する機会を頂戴致しました。
大変光栄に思っております。
この本は私が普段考えている事、人によっては本当に戯言でしかない事を
大袈裟に、茶目っ気たっぷりに、皆さんにお伝えしようじゃあないかと
夜な夜なしたためた本で御座います。
タイトルは屈託の無い事実で御座いますが、
皆さんの心にも何かしら浮かび出るものがあれば嬉しい限りです。
とくと、お楽しみあれ。

 

<ブリアナ・ギガンテ 略歴>
人気YouTuber。ポールダンサー。2020年3月YouTubeを始めると、たちまち話題に。小さな目が特徴の「小粒ちゃんメイク」、インパクトのあるファッション、おっとりした口調、妖艶かつ上品な所作、深みのある人生相談に、ハマる人続出。ブリアナちゃんグッズも数々展開、発売のたびに即完。2022年フランスで公開予定の映画「シャイニー・シュリンプス!」シリーズ続編に出演決定。

 

ブリアナ・ギガンテ『世界でいちばん私がカワイイ』
(イラスト:mune)
発売日:2月9日(水) ※電子書籍の配信は9日(水)深夜0:00
価格:定価 ¥1430円(税込)
発行:株式会社幻冬舎
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4344039017/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/17003167/

 

【この記事の写真】

 

吉井美優が最近「夢中」になっているものとは…?「ニジマスのこれ愛してマス」第21回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第21回は、吉井美優さんが「本」についてご紹介!

 

こんばんわ。
26時のマスカレイドの吉井美優です。
今回紹介するのは「本」です。

 

最近、本を読むようにしてます。
今までは、小学校の朝の時間で15分間くらい本を読まなきゃいけない時間があってその時くらいしか本を開かなかったし、あの時も不得意だったので開いてるふりをしてるだけで疎遠な人生でした…(笑)。

 

でもいつの日からか、本が好きになって。それを読んで自分がどう理解して解釈してどう思うか、それをどう吸収して活かせるのか、いろんなものを得られる有意義な時間だとすごく思ってます。

 

意味のある時間だなってすごく思うし、集中力という部分も自分に欠けてるから何か一つに集中する力もつけたくて。時間があれば家で集中力を高める音楽とか流して読んだり、カフェ行って読んだりしてます!

 

今日も朝2冊本が届いてて、さっきも本屋さん行ってまた3冊買いました。読んでみないとわからないワクワク感とか、読み始めたらいつも夜遅くなってて“あ、寝なきゃ”ってなるくらい夢中になれるあの感覚とかすごく好きです。

 

どこ行くときも持ち歩いてて、読めるタイミングがあれば開いてます。
“これがオススメ!”って言えるくらい読んだら、いつかお伝えしますね。
皆さんもなにかあったら教えて下さい。

 

吉井美優 プロフィール

●よしい・みゆ…1999年3月2日生まれ。神奈川出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。アイドル活動以外にも、ファッション誌でのモデルやグラビアなどで活躍中。無類のラーメン好きで、お笑いが大好き。クールビューティーな見た目に反して、バラエティで見せる意外な一面も魅力となっている。 2021年には1st写真集を発売予定。特技は歯笛。

吉井美優 Twitter:@nijimasu_miyu
吉井美優 Instagram:@miyu_yoshii32

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

「吉井美優 生誕祭」
2022年3月7日(月)EX THEATER ROPPONGI

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

ミニマムダイナマイトボディ・葉月あやの料理投稿が話題に!「皆さんの献立の参考になったらうれしい」

R・I・P所属のグラビアアイドル・葉月あやが、自身の手料理を「#きょうのあやメシ」と題して投稿したものがSNSで反響を呼んでいる。それを受けて、本人からのコメントが到着した。

 

葉月あやは愛知県の佐久島出身で、フィリピンとギャンブルと温泉やサウナが好きだというグラビアアイドル。“圧倒的巨乳! ミニマムダイナマイトボディ”をキャッチコピーにグラビアを中心に活動しつつ、サーフィンやスノーボードを得意とする一面もありカルチャー誌、ファッション誌にも出演している。

 

天真爛漫な性格と歯に衣着せぬ発言が好評で、バラエティ番組などでも活躍。昨年放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に初出演し、グラビア界のエピソードトークが反響を呼んだ。

 

そんな彼女は、自身の手料理を「#きょうのあやメシ」とハッシュタグ付けしてTwitterに投稿。ファンからは「美味しそう!」「優勝!」「バランスが良い!」と好評を得ており、一見派手な外見からは予想外な家庭的な面を垣間見せている。

 

「食事は生きていくには欠かせないことなので健康のために自分で作るようにしてます!」という葉月。「自分の気持ちに従って毎日どこかしらサボりながら自炊を続けてます」と継続のコツを語った。

さらに「冷蔵庫の残り物だったり、なんとなーくで作ってたりするので二度と作れない物もあるんですが…(笑)、基本的にはすごく簡単に短時間で作れる物ばかりなので“#きょうのあやメシ”が皆さんの献立の参考になったらうれしいです」とメッセージを寄せている。コメント全文とおすすめレシピは、下記に掲載。

 

葉月あや コメント

食事は生きていくには欠かせないことなので健康のために自分で作るようにしてます!
時間がある時は常備菜を作ったりしますが、作る気力がない、洗い物もめんどくさいなーって日はカレーやスープでワンプレートにしちゃったり。自分の気持ちに従って毎日どこかしらサボりながら自炊を続けてます。
冷蔵庫の残り物だったり、なんとなーくで作ってたりするので二度と作れない物もあるんですが…(笑)、基本的にはすごく簡単に短時間で作れる物ばかりなので“#きょうのあやメシ”が皆さんの献立の参考になったらうれしいです♡

 

あやのちょこっとレシピ

★さきいかと千切りしたきゅうりに食べるラー油かけるだけ!
私はこれに+してカラムーチョも入れて食べるのが好き♡

★トマトとモッツァレラを薄切りにしてカプレーゼのように並べたらオリーブオイル、塩、ブラックペッパーを気持ち多めにかけてレンジで1分半ほどチン!(※お好みのチーズの溶け具合でOK)
ピザの具だけおつまみみたいな感じでお酒がすすみます♪

 

WEB

葉月あや公式Twitter:https://mobile.twitter.com/ayaaaa_com
葉月あや公式Instagram:https://www.instagram.com/ayaa0609/

 

古屋呂敏インタビュー「役者として、クリエイターとして、さまざまな“表現”を世に発信していきたい」

現在放送中のドラマ『逃亡医F』に犯人を追う刑事・野末役で出演中の古屋呂敏。俳優として活動するかたわら、写真家・映像クリエイターとしても活躍する彼が、2月18日(金)より東京で初の写真展を開催。《撮る側》と《撮られる側》の2つの視点を持つ彼が、この個展で掲げたテーマとは──? 気になるドラマの裏話も交えつつ、写真への思い、表現することの楽しさなどをたっぷりとうかがいました。

 

古屋呂敏●ふるや・ろびん…1990年6月2日、京都府出身。日本の高校を卒業後、ハワイ州立大学、のちにマサチューセッツ州立大学アマースト校に進学。卒業後は日本でモデルとして活躍しながら、俳優、カメラマン、映像クリエイターとマルチに活動。主な出演作にドラマ『シャーロック』、『仮面ライダーセイバー』など。現在、日本テレビ系のドラマ『逃亡医F』に野末孝正役で出演中。TwitterInstagram

 

【古屋呂敏さん撮りおろしカット】

 

松岡昌宏さん、和田聰宏さんに挟まれて、最高の時間を過ごしています

 

──『逃亡医F』のドキドキの展開が毎週楽しみです!

 

古屋 ありがとうございます。僕も新しい台本が届くのをいつもワクワクしながら待っています。物語がどんどん転がっていくので、この先どうなるのかがまったく分からなくて。原作のコミックも読ませてもらったのですが、ドラマはオリジナリティーにあふれる内容になっているので、皆さんもぜひハラハラしながらご覧いただければと思います。

 

──出演が決まった当初はどんなお気持ちでしたか?

 

古屋 プライムタイムのドラマに出演するのが初めてで、しかも主演の成田凌さんや松岡昌宏さんをはじめ、そうそうたるキャストがそろっていたのでものすごく緊張しました(笑)。

 

──実際に撮影に入ってからは、そうしたプレッシャーもなくなっていったのでしょうか?

 

古屋 そうですね。すぐ、緊張以上に楽しさのほうが大きくなりました。作中でバディを組ませていただいている先輩刑事役の和田(聰宏)さんが本当に素晴らしい役者さんで、学ぶことが多くて。和田さんは、いつもいい意味で力の抜けたお芝居をされるんです。それなのに、ものすごく存在感がある。“どうやったらこんな表現ができるんだろう?”と常々探っているんですが、いまだにまったく解明できていないです(笑)。また、松岡さんとも絡むシーンが多いのですが、イメージどおりの熱い方で、それがお芝居にも表れているので迫力がある。お2人に挟まれながら演技をするのが本当に心地いいですし、自分が演じる野末という男も、お2人に引っ張ってもらいながら出来上がっているなという気がします。

 

──その野末はどんな男性だと感じていらっしゃいますか?

 

古屋 とても真面目なキャラクターですね。和田さん演じる先輩をすごく尊敬しているし、己の中の正義を貫いている。僕自身とはちょっと性格が違うなと感じています。あ、だからといって、僕に正義感がないわけではないですよ(笑)。野末は自分の行動に自信を持っているし、仕事に対して情熱的でもある。そうしたところにリスペクトを感じます。

 

──古屋さんは現在、俳優のほかに、写真家や映像クリエイターとしても活躍をされていますね。どういった経緯で、これらの活動を始めるようになったのでしょう?

 

古屋 最初はモデルとしてスタートしたんです。父が日系アメリカ人で、僕もハワイの大学を卒業したのですが、就活のために日本に戻ってきた際、思わぬ形でファッション誌のモデルの仕事をするようになりました。そこでカメラマンさんや雑誌編集者の方々と仲良くなり、どんどんと撮られる側より撮る側に興味が湧いていったんです。友人や知人をモデルにして写真を撮り始めたら、より楽しさを感じて。それに、もともとオタク気質なところもあるので(笑)、カメラ機材も買い集めるようになり、いつしか撮ることが本格的に仕事へと繋がっていったんです。

 

──俳優の仕事にもその頃から憧れがあったのでしょうか?

 

古屋 ありました。昔から映画やショートフィルムが好きだったんですが、何より僕の心を動かしたのがグザヴィエ・ドラン監督の『Mommy/マミー』(2014年)でした。ドラン監督は僕と年齢が1つしか違わないのに、『Mommy/マミー』はカンヌ国際映画祭で絶賛され、審査委員賞も受賞されて。しかも、監督と脚本をこなしながら、いろんな作品で役者として自分も出演している。羨ましくもあり、尊敬もします。

 

──影響されているところが多そうですね。

 

古屋 かなり(笑)。ドラン監督の作品で一番好きなところは、色味や、映像を通して匂いが伝わってくるような世界観なんです。1つひとつの描写の中にちょっとしたおしゃれな空気も漂わせていて。僕もそうした写真や映像が撮れたらなって、常々思っていますね。

 

初の写真展では、会場で直接お客さんから感想をたくさん聞いてみたいです

 

──そんな古屋さんにとっての初の写真展『reflection』が2月18日より開催されます。この写真展はどのようなコンセプトになっているのでしょう?

 

古屋 タイトルにもあるように《反射》をテーマにしました。僕自身、役者のお仕事をさせていただく一方で、カメラマンの活動もして、“撮られる側”と“撮る側”の両方を経験しています。それをコンセプトにした写真を撮りたいなと思ったのが最初でした。モデルとして川床明日香さん、菊池日菜子さんのお2人にご登場いただいているのですが、僕が彼女たちを撮りつつ、反対に、その僕の撮影姿を彼女たちに撮ってもらうことで、“互いの意識の反射”なども表現しています。

 

──普段は見られない姿が写っていそうですね。

 

古屋 そうですね。2人に撮ってもらった写真を見て、“僕って、こんな感じで集中しているんだ!?”と驚きました。思った以上に撮影中は猫背になっていたりもして(笑)。カメラを構えている瞬間は被写体に集中しているので自分に意識が向いてないですし、すごく無防備でもある。そうやって一人の人間を多角的に写すことで、そこにどんな物語が生まれるんだろうという挑戦の意味もありました。ほかにも、鏡を使った写真であったり、“もし自分が木だとしたら、僕という木はどこを見ているんだろう?”といった視点で撮影してみたり。…と、こうやって言葉にすると、小難しいことを言ってるようですが(苦笑)、自分の心のゆくままに楽しくシャッターを押しただけなので、気軽に見に来ていただければと思います。

 

──会期中は古屋さんも会場にいらっしゃるんですか?

 

古屋 はい、時間が許す限り、在廊したいなと思っていますので、写真をご覧になっている方に直接、写真に込めた思いをお話ししたり、反対にいろんな感想を聞いてみたりしたいですね。個展のいいところは、いろんなサイズで写真を展示できるところだと思うんです。今はスマホなどで簡単に写真やイラストを楽しめますが、大きくプリントされた写真や、逆にあえて小さいサイズで飾ってあるものなど、実際にその場で見て、体感することで、伝わり方・受け取り方も変わってくる。僕自身も感性を磨くために、普段からいろんなものを見て、触って、調べて…と五感で体験することを大事にしているので、それをぜひ皆さんにも味わっていただきたいなと思います。

 

──では、古屋さんが思う“写真展の楽しみ方”とは?

 

古屋 一番は正解がないところだと思います。どういう解釈をして、どんな感想を持っても自由で。それに、その日の心の持ちようによっても見え方が変わってくる。例えば、会場に着くまでにその人にどんなことがあったかで、一枚の写真が楽しそうにも、切なそうにも見えるでしょうし。そうやって自分が感じたことがすべてであり、そこに正解も不正解もないんですよね。

 

──これを機に、気軽に写真展や美術館に行く人が増えていくと、より日本の文化も豊かになっていくように思います。

 

古屋 僕なんかが言うのもおこがましいのですが、特に多くの若い世代に、写真に興味を持ってもらえたらなと思います。そのためにも、今回の写真展では見る人の心が動くような作品をたくさんセレクトしていきたいですね。1枚1枚にしっかりとテーマを盛り込んでいるので、それが伝わればいいなって思いますし、先ほどもお話ししたように、僕とは違う見え方をした感想もたくさん聞いてみたいです。

 

──展示する写真にはそれぞれタイトルを付けるんですか?

 

古屋 できるだけそれはやめようと思っています。やはり、見る方のイマジネーションを限定させてしまうとつまらないと思いますから。映像や写真のいいところって、言葉を使わずに思いを届けられることだと思うので、そこは隠したままにしようと。もちろん、あったほうがいい時もありますし、今の時代は分かりやすさや共感性を求められることが多いので説明することの大事さも分かっていますが、今回はあえて自由に見てもらえればと考えています。

 

ガジェットオタクで、家の中は完全にスタジオみたいになっています(笑)

 

──最初のほうの質問で、「自分にはオタク気質なところがあり、カメラ機材をたくさん買い集めている」というお話しをされていましたが、ガジェットや家電などもお好きですか?

 

古屋 大好きです! 最近だとデロンギのコーヒーメーカーを買いました。けっして安くはなかったのですが、めっちゃくちゃQOLは上がります! それに長く使うことを考えれば、カフェなどでコーヒーを買って飲むより費用対効果もいいですし、いい買い物をしたなと思ってます(笑)。

 

──コーヒーがお好きなんですね。

 

古屋 はい。ハワイで育ったので粉コーヒーが特に好きですね。ちょっと薄めで酸味が強い味が好みで、コロナ禍になる前はハワイの農園を回って粉をたくさん買い、いろんな種類を毎日違ったブレンドにして楽しんでいました。

 

──すごい! では、それ以外で最近購入されたものは何かありますか?

 

古屋 少し前だとソニーのマクロレンズ(FE 90mm)かな。普段、人物を撮影することが多いので、マクロレンズは必要ないと思っていたんです。でも、水の泡を撮りたくて買ったところ、どハマリしてしまって(笑)。知り合いのネコちゃんを試しに撮ったんですが、瞳の中に宇宙が広がっているぐらいきれいで、楽しすぎて世界が広がりました。

 

──カメラはどのくらいお持ちなんでしょう?

 

古屋 普段使っているのはソニーなんですが、ニコンのFM2、FM3、F5も持っています。そのほかにもオリンパスのPENやフジカ ハーフなど。ボディやレンズを買うために、毎日お茶漬けやうどんばかり食べてますね(苦笑)。部屋の中もすごいですよ。機材だらけですし、物撮りもしているのでリビングにペーパーを垂らしていて。その端っこのほうに小さなテーブルを置いて、いつもお茶漬けを食べているんです。完全にスタジオみたいになっているので、友人も呼べないです(笑)。

 

──生活感がゼロですね(笑)。

 

古屋 本当に(笑)。また、ドローンも2台持っていて、それは撮影で使い分けています。1つは200g以下のサイズのものなので人口密集地でも飛ばせるんですが、もう1つは国土交通省に撮影許可を取る必要があるんです。その分、飛行距離も長く、Webでアップしている自然の風景映像などはそちらを使っているので、ぜひ見ていただけたらうれしいです。

 

──お話しをうかがっていると、まさにクリエイターですね。

 

古屋 ありがとうございます。熱中すると、とことんのめり込んじゃうタイプなんです(笑)。写真や映像はもちろん、役者の仕事も、世の中にさまざまな“表現”を発信していくことに違いはありませんので、これからも自分の好きなもの、やりたいことをどんどんと発表していけたらなと思っています。

 

 

古屋呂敏 写真展 「reflection」

会場:ギャラリー ルデコ B1(東京都渋谷区渋谷3丁目16-3 髙桑ビル B1)
入場料:無料
期間:2022年2月18日(金)~20日(日)
時間:11:00~19:00 ※最終日20日(日)は17:00終了

 

撮影/干川 修 取材・文/倉田モトキ

乃木坂46 樋口日奈が包み隠していた美ボディを解禁!初のランジェリーショットも…

沖縄のさとうきび畑に囲まれて(撮影/前 康輔)

 

乃木坂46の1期生・樋口日奈のファースト写真集発売が、4月12日(火)に発売決定。本人コメントが到着した。

 

日本を代表するアイドルグループ・乃木坂46の1期生としてメンバーを引っ張ってきた“ひなちま”こと樋口日奈。アンダー時代から今まで10年間の思いを込めた待望の1st写真集を、4月12日(火)に光文社から発売する。

 

結成当初は中学2年生と妹のような存在だった彼女が、今ではメンバーから慕われる優しいお姉さんに。雑誌「JJ」のレギュラーモデルを務め、女優としても花を咲かせ始めた彼女が、大人になった艶やかな姿を披露。乃木坂46生活10年を経て成長した、今まで見せることのなかった“樋口日奈”の全てを写真集にぎゅっと詰め込んだ。

 

撮影地として選んだのは、美しく澄んだブルーの海に囲まれた久米島と、由緒正しき品のある空気が漂う京都の2都市。沖縄県に訪れるのは初めてだった樋口は「開放的な気分になれた場所でした」と言い、自分の全てをさらけ出した写真集にはぴったりの土地だったことを明かす。

 

また、「ニセ京都人」というあだ名を持つ彼女が、ついに「ホンモノ京都人」に。誰よりも濃い10年間を歩んできた樋口の、奥ゆかしさある妖艶な姿からも目が離せない。

 

本書では10年間、制服に包み隠していた彼女の美しすぎるボディをついに公開。その水着姿は、久米島からフェリーで20分行った先にある無人島・はての浜にて撮影されたという。

ボートで久米島の絶景ポイントへ向かう(撮影/前 康輔)

 

予報では悪天候だったにも関わらず、当日は雲ひとつない好天に恵まれ、自然さえも味方にする彼女のエネルギーをスタッフは実感。真っ白な砂浜と見渡す限り真っ青な海と空しかない絶景をバックに、樋口の水着姿がまるで太陽のように眩しく輝くカットも。

 

そして初のランジェリーショットにも挑戦。「今のありのままの姿を見てもらいたくて、あえて絞りすぎないようにしました」とリアルなボディを写真集では披露。それは想像を超えるほど愛おしく、妖艶で美しい姿で、ついうっとりすること間違いなしだろう。

 

乃木坂46内でもトップクラスの“優しい人”と言われている彼女の日頃の行いのおかげか、撮影は全日程快晴だったそう。壮大な砂浜ではしゃいだり、現地で食事を美味しそうに頬張る姿を見せたかと思いきや、大人っぽい表情を見せたりと読者の心をグッとつかむカットが満載。今まで見せることのなかったさまざまな素の姿が、より彼女の魅力を深める一冊に仕上がった。

 

今回の発表に際して、樋口は「“いつか写真集を撮る日が来たら、こんな衣装をきて、こんな場所に行きたい!”そう夢に描いたことが現実となって、幸せです。早く皆さんに見て頂きたいなぁと今から胸がドキドキしています」と想いを語った。

 

樋口日奈 コメント

久米島では沖縄そばも堪能(撮影/前 康輔)

24歳となった一番初めに、写真集発売のお知らせをすることができてとてもうれしく思います。
昨年中に、沖縄・京都・東京で撮影していただきました。
「いつか写真集を撮る日が来たら、こんな衣装をきて、こんな場所に行きたい!」
そう夢に描いたことが現実となって、幸せです。
早く皆さんに見て頂きたいなぁと今から胸がドキドキしています。
皆さんにとって大切な一冊になりますように…。

 

書誌情報

乃木坂46 樋口日奈 1st写真集「(タイトル未定)」
2022年4月12日(火)発売

定価:2,200円(税込)
出版社:光文社

写真集公式Twitter:@higuchihina_1st_ph
写真集公式Instagram:@higuchihina_1st_ph

photo/前 康輔

桃月なしこ 初のフォトスタイルブック発売決定!ニジマス来栖りんとの浅草デートにも密着

ゼロイチファミリア所属の桃月なしこが、1stフォトスタイルブックを3月30日(水)に光文社より発売決定。本人コメントが到着した。

 

コスプレイヤー、女優、そしてファッション誌「bis」モデルとしても活躍する桃月なしこ。初のフォトスタイルブックとなる本書では、女の子の憧れの体を惜しみなく披露する、プライベート感あふれるナチュラルなランジェリーシューティングをはじめ、メイク、ヘアアレンジなどのビューティ、私服を解説する。

 

また初の自宅公開では、間取り、家具はもちろん、オフの日のルーティンも詳しく取材。さらに事務所の先輩のアンジェラ芽衣との対談や最推しの来栖りん(26時のマスカレイド)との浅草デートも収録しており、こちらも見逃せない。

 

そのほかにも、自分が理想の男性に扮してデートを妄想する「なしこ的妄想ラブロマンス」や、「bis」公式TwitterとInstagramで募集した質問に回答する「Q&A 100」など、見どころ盛りだくさんの1冊になりそうだ。

 

本書について「今までまったく公表していないことをたくさん出しているので、恥ずかしい気持ちもあります」と語った桃月。「“もう何も隠すことがない”というくらい、私のすべてが詰まった一冊になっているので、ぜひたくさんの人に手にとっていただきたいです」とメッセージを寄せた。コメント全文は下記に掲載。

 

桃月なしこ コメント

 

スタイルブックを出版するのは夢だったので、うれしい気持ちでいっぱいです。このスタイルブックでは、私のおうちを初公開したり、ガチの部屋着で撮影したり、休日の過ごし方を紹介したり、今までまったく公表していないことをたくさん出しているので、恥ずかしい気持ちもありますが、ぜひ楽しみにしてください。

 

セルフメイクやボディメイクに関しても事細かにお話ししているので、女性の方には参考にしてもらい、男性の方には推しや彼女さんに教えてあげてもらえたらうれしいな。“もう何も隠すことがない”というくらい、私のすべてが詰まった一冊になっているので、ぜひたくさんの人に手にとっていただきたいです。

 

書誌情報

桃月なしこ 1stフォトスタイルブック「(タイトル未定)」

2022年3月30日(水)発売

定価:2,530円(税込)

発行:光文社

バイきんぐ・小峠『革ジャン愛』を叫ぶ。「レザージャケットは“追い込み”が肝心です」 究極すぎる着こなし方とは!?

その奥深さから多くの愛好家が存在する「レザージャケット」いわゆる「革ジャン」。今回は、芸能界一の『革ジャンマニア』と言っても過言ではない、お笑いコンビ・バイきんぐの小峠英二氏が登場。特に、イギリス発祥のレザーブランド『ルイスレザー』がお気に入りという小峠氏に、その熱い“革ジャン愛”について語ってもらった。

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

 

キングオブコント優勝後、最初に買ったのが革ジャン〟
「昔は、試着だけして帰ってたんで(笑)」

――まずは、小峠さんの革ジャンとの出会いを教えてください。

 

小峠 初めて買ったのは高校1年生の時だったかな。お年玉とバイト代を握りしめて福岡の地元から博多まで出て行って、5万円のジャケットを買ったんです。そのころからパンクだ、ロックだ聞きまくっていたので、好きなミュージシャンたちが着ているような革ジャンを自分も欲しいと思っていたんですよね。

 

――高校1年生で5万円はかなりの大金ですよね。どちらのブランドの革ジャンを購入したんですか?

 

小峠 ハーレー(ダビッドソン)のシングルタイプのライダースでした。それを相当長い間着ていましたね。なんなら、芸人になってからも、その1着だけしか持っていなかったんですよ。

 

――大切にされていたんですね。その後、2着目を買ったタイミングはいつごろなんでしょう?

 

小峠 2012年に『キングオブコント』で優勝してからです。当時36歳で、お金が入るようになって、すぐ買いに行きましたよ。それがルイスレザーの革ジャンでした。テレビに出始めてから、やっと買い集められるようになって。

 

――現在ではルイスレザーのジャケットを多数愛用されているとお聞きしました。そこからコレクションを始めたんですね。

 

小峠 そうですね。昔からずっと欲しいなと思っていた革ジャンが、ルイスレザーだったので。20代後半くらいの時なんですが、ルイスレザーの置いてあるショップに後輩と2人で行って、何着も試着だけして帰ってきたこともありましたね。店員さんが「どうですか?」と声をかけてくれて、それに対して「ん~考えます」とか返事するんですけど、財布の中には3000円くらいしか入ってないわけで(笑)。そのころは当然買えなかった。それで、いつか欲しいな、と考えていたんです。

 

――ルイスレザーを知ったきっかけは、あるんでしょうか?

 

小峠 20代前半の大阪時代に、バイト先に音楽が好きな子がいたんです。その子が古着でルイスレザーを買ったらしく、それがかっこよくて。その後、20代後半になって付き合っていた彼女が、たまたまルイスレザーを着ていたんですよ。そこで「あ、あの時の!」となって、これは欲しい!という気持ちが湧いてきました。

 

――再会を果たしたということですね。

 

小峠 そうなんです。渋谷に『ROLL』というバイカーズアイテムを扱うショップがあるんですが、当時そこにルイスレザーが置いてあって。彼女はそこの店員さんと友達だったんですよね。そこから、ルイスレザーが独立して原宿にショップを立ち上げたんですが、その時の店員さんが店長として就任したんです。今でも、彼とは仲良くて革ジャン仲間であり、バイク仲間でもあるんですよ。

 

――そうだったんですね。ちなみに、いちばん最初に買ったのは、どんなモデルだったんですか?

 

小峠 モデルはスタンダードな「ライトニング」という型で、カラーはブルーでしたね。

 

―― 一着目からブルーだったんですね。かっこいいです! 今もそれは着ているんですか?

 

小峠 いや~それが、先輩にあげちゃったんですよね~。当時、今よりもワンサイズ小さいものを買ったんですが、そのうち身体が大きくなったのか、いつのまにかビタビタサイズになってしまったんですよ。それで、バイトやってたころの先輩にあげたんですけど……若干後悔してるんだよな~(笑)

 

――1着目ですから、思い入れなどもありそうです。

 

小峠 今でも仲の良い先輩で、一緒にツーリングに出かけるんですけど、ちゃんと着てくれてはいるんです。でも見るたびに、やっぱりあげなくても良かったかもな~って思っちゃう(笑)。しかも、それが今いい味出してるんですよ!

 

――10年ほど経過して、かなり馴染んできている時期ですね。

 

小峠 そうなんすよ~。なんなら、それが今は取り扱ってない牛の皮で仕立てられていて、もう手に入らない!

 

――おお、それはレアなモデル……!

 

小峠 うわぁ……話せば話すほど、あげなきゃよかったなって!(笑) まあでも、今さら返してくれって言うのも男らしくないんでね。先輩には大事に着てほしいですよ。

 

ビタッと着た方がいいと言われるけど……
「ジャストサイズで買うのが自分的にはベスト」

――オーダーする際のこだわりについてお聞きしたいです。まず、ルイスレザーの中でも、モデルのバリエーションがいくつかありますよね。気に入っているモデルはありますか?

↑携帯がちょうど入る胸ポケットが意外に重宝

 

↑小峠さんがライダースでお気に入りのポイント

 

小峠 いちばん持っているのが、今も着ている「サイクロン」という種類ですかね。さきほど話した定番の「ライトニング」やシングルタイプの「ドミネーター」なども、もちろん持ってはいるんですが、結局「サイクロン」に落ち着きます(笑)。バランスがよくて、気に入っていますね。ちなみに、全部合わせると、10着ちょっとくらい持っています。

 

↑小峠さんのコレクション

 

――すごい! しかも、カラーに関してもいろいろ着ていらっしゃる印象がありますが。

 

小峠 そうですね。ノーマルな黒ばかり持っててもな、と思ってね。でも、最近は着たい色のレパートリーがなくなってきてね(笑)。赤なんかは、60歳の還暦になったら買おうと思っていたんですけど、カラーに困って「ドミネーター」の赤を昨年ついに購入してしまった。なので、60になったらサイクロンの赤を買おうかな、とは思っていますね。

 

――買ったことないカラーもあるんですか?

 

小峠 持っていないのは白とかですかね。かっこいいとは思うんですけど、なかなか欲しいとまではいかなくて。今のところ、欲しいカラーについては、けっこう揃いました。

 

――さすがです! あと、ルイスレザーはカラーに加えて、革がいろいろ選べるのも特徴的ですよね。牛や馬、羊などの種類がありますが、着心地は違いますか?

 

小峠 全然違います。いちばん柔らかいのは、羊ですね。シープスキンが滑らかで動きやすい感じはあります。でも、しばらくすれば、どの革も馴染んで動きやすくなるんで、全然差は気にならないです。なので、革に関してはその時々で、いろいろ選んでいる感じです。

 

――サイズ選びについてはどうでしょう。わりとタイトめに着てらっしゃる印象があるのですが。

 

小峠 そうですね。ただ、ビタビタすぎるのもあんまり好きじゃなくて。ジャストサイズを選んでいます。中にはいるんですよ、もうちょっとビタッと着た方がいいって言ってくる人が(笑)

 

――たしかに、パンク系の方だとぴったりめに着る方もいますよね。

 

小峠 僕的には、ちょうどいい感じがいちばんカッコいいと思ってるんで。このサイズ感がベストです。

 

ボトムはゆるっとしたものをセレクト
「コテコテにならないようにね(笑)」

――続いて、小峠さんの革ジャンの着こなしのポイントや、合わせるアイテムのこだわりをお聞きできればと思います。

 

小峠 着こなしでいうと、基本的に前のジッパーは開けずに着ていますね。いつもキュッと閉めています。でも逆に、そこに合わせるボトムは、あまりタイトなものを選ばないようにしているんですよ。スキニーとか細めのタイプを履いちゃうと、あまりにもゴリゴリな感じになっちゃうというかね(笑)。

 

――かなりパンク寄りなスタイルになってしまうこともありそうです。

 

小峠 そうなんです。若けりゃいいんでしょうけどね。なので、僕はいつもゆるっとしたシルエットのボトムを合わせるようにしています。今日も履いているような、ボリューム感のあるパンツが多いです。

 

――上下でバランスを取ることで、日常に馴染むようなスタイルになると。

 

小峠 はい。あ、それでいうと、帽子もそうです。普段はキャスケットなんかを合わせることが多くて、ハットとかはかぶらないですね。それも、コテコテな雰囲気が出ちゃうんでね(笑)

 

――合わせるアイテム選びも重要なんですね。

 

野性爆弾・くっきーと鋲ジャン制作
「文句言いながらも、しっかり打ってくれてましたよ(笑)」

――小峠さんは、イギリスのルイスレザーの本店にも行ったことがあるとお聞きしました。

 

小峠 3年前にロンドンに旅行して、本店に行ったんですよ。日本でも売っているのですが、ボディの部分に模様が入っているデザインのものを1着買いましたね。いや~、あれは行って良かったな。興奮しましたね。

 

――それは良い思い出ですね!

 

小峠 現地に直接行って買うことに、ずっと憧れてましたから。それに、ロンドンはパンクの生まれた街なんで、一度は行ってみたいと思っていたのもあって。ルイスレザーだけでなく『ドクターマーチン』の本店に行ったり、老舗ライブハウスの『100 Club』でライブを見たりして。ここで『セックス・ピストルズ』や『ダムド』が演奏していたのかと思うと感動しましたね。落ち着いたら、また行きたいですよ。

 

――そうですよね。もう、本店の雰囲気まで実際に体験された小峠さんですが、今後楽しみにしていることや、新たに欲しいモデルとかはあるんですか?

 

小峠 今はちょうど予約しているモデルがあって、それが来るのを楽しみに待っているところです。スタッズアクセサリーで有名な『ウルフズヘッド』とルイスレザーのコラボで、どちらかというとウエスタンっぽい雰囲気のデザインでいいんですよね。短いフリンジがついていたり、ウルフズヘッド製のスタッズがついていたり。

 

――いいですね。装飾はもちろん、モデルとしても珍しい感じがします。

 

小峠 はい。今まであまりなかったデザインなので、新しいタイプを着られるのは楽しみですね。変わったデザインにも挑戦していきたいな、とは思っています。

 

――ちなみに昨年は、YouTubeで野性爆弾のくっきーさんと、ルイスレザーで鋲ジャン制作に挑戦されてましたよね。

 

小峠 そうなんですよ。カスタム欲とかはあまりなかったんですが、以前から鋲ジャンは欲しいなと思っていたんでね。どこかで良い鋲ジャンを見つけられたら……と思っていたんですが、結局この年齢まで出会うことができなくて。そしたら、くっきーさんが作ろうよって誘ってくれたんですよ。

 

――作ってみてどうでしたか?

 

小峠 いや~けっこう大変でしたね!6時間くらいはかかったんじゃなかな。でも、くっきーさんが、文句言いながらも、しっかり打ってくれて(笑)。やっぱり芸術肌ですから、妥協がない。おかげで、かっこいい鋲ジャンにしてもらいました。ありがたいっすね。

 

家でも革ジャンは脱がない”が鉄則
「革は買ったら
追い込む”!嫌でも毎日着るんですよ」

――もう小峠さんといえば、すっかり革ジャンのイメージが定着していますよね。

 

小峠 そう、よく言われるんですよ。街で声かけられるときも「革ジャンでわかりました!」って言われたりとか。そう考えると、革ジャンですぐバレちゃうの面倒くせーなって(笑)。でも、だからといって着ないのも違うよな……と思いつつ。

 

――皆さん、革ジャンで気づかれるんですね。革ジャンを着ていないタイミングは、あまりないんでしょうか?

 

小峠 僕ね、普段革ジャンを一切脱がないんですよ、どこでも。革ジャンは中でも外でも着ていて問題ないんでね。例えば、ダウンとかコートだとメシ食う時には必ず脱ぐと思うんですけど、革ジャンは脱がなくてもメシが食えるんですよ。なんなら、着脱せずになんでもイケる!それがラクだし、良いところなわけで。

 

――たしかに他のアウターと比べて、あまり邪魔にならないかもしれません。

 

小峠 そのまま全部の動作ができるんですよ。買ったばかりだと、もちろん硬いですが、一週間もすれば馴染んできちゃいますし。ずっと着ていられます。

 

――ちなみに周りの方から「脱がないの?」とか聞かれないんですか?

 

小峠 言われますよ。「脱がない」って言うと「なんで?」って聞かれるけど、そんなの、なんでもへったくれもないですよ。まず脱ぐっていう発想が、こっちにはないですから! あと、買ったばかりの革ジャンは、家でも着ています。寝る直前までね。

 

――ええ! それはすごいです。

 

小峠 まあそれは、なんでかっていうと、革を“追い込む”ためにやってるんですよね。

 

――お、追い込む……とは?

 

小峠 馴染ませる行為です。それを僕は“追い込む”と呼んでいるんですよ。

 

――おお、なるほど!(笑)

 

小峠 最初のうち、馴染ませるために何日も同じ革ジャンを着て過ごすんです。だけど、今日は着たくないなって日があるじゃないですか……。でもやっぱり、追い込むためには、そういう日も嫌でも着なきゃいけないんすよ。

 

――革ジャンとの戦いですね……。

 

小峠 そうなんです。しかも僕らの仕事だと、現場に行ったら衣装に着替えないといけないので、実質着ていられる時間が少ないんですよね。だから、家で着るしかない。それで、毎日着ようと必死になってると、知らず知らずのうちに、こっちが逆に革ジャンに追い込まれていたりね……。だけど、それでも着続けなければいけないんすよ。

 

――つまり、新しい革ジャンは、早めに馴染ませたほうがいいということですね。

 

小峠 はい。サラリーマンの方なんかは、週末しか着れないわけですから、家の中でも着て、追い込んだほうがいいですよ。そうしないと、いつまでも柔らかくならないですから。僕なんか、家でも着ていて、風呂入って、風呂あがりにまた着ていますね。たまに、何やってんだろうって頭によぎるんですけど、それは無視です(笑)

 

――ちなみに、革ジャンを愛好している方々は、みなさん‶追い込む〟行為を実行されてるんですか?

 

小峠 人によっていろんな‶追い込み方〟があるんですよ。さきほど話した、ルイスレーザーの店長は、昔はバイクで轢いてたらしいです。

 

――え? 新しい革ジャンを……!?

 

小峠 そうです。着ている革ジャンをバッて投げて、それを単車で轢くんですって。タイヤの跡がついて味が出るらしいんですよね(笑)。あとは、革ジャン着て風呂入る奴なんかもいて。追い込むためにはそれくらいしないといけないという。

 

――す、すごい……。奥が深いです。

 

小峠 いつか僕も革ジャン着たまま風呂に入ってみたいですね。面白そうなんで、そのうち挑戦しようと思っています(笑)。みなさんも革ジャン買ったら、追い込みから始めてほしいですね。

 

――“追い込む”ことが革ジャンを着こなす第一歩ですね。大変勉強になりました……!本日はありがとうございました。

 

 

【PROFILE】

小峠英二(ことうげ・えいじ)

1976年6月6日生まれ。福岡県出身。西村瑞樹とともに、お笑いコンビ・バイきんぐを1996年5月結成。ソニー・ミュージック・アーティスト所属。2012年『キングオブコント』優勝。

バイきんぐ Official YouTube Channel」

 

 

浜中文一&桜井日奈子W主演、浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」メインビジュアル解禁

5月に上演される浜中文一と桜井日奈子W主演の舞台「富美男と夕莉子」のメインビジュアルが解禁された。

「富美男と夕莉子」

 

本作は、舞台「刀剣乱舞」「鬼滅の刃」など、大ヒット作品の舞台化を手掛け、オリジナル作品の「TRUMP」シリーズも常にチケット即完の人気劇作家/演出家・末満健一が脚本・演出を手掛ける舞台作品。世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」を原作に、舞台を中世ヴェローナから猥雑さあふれる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味あふれる物語へと変貌させる。

 

公開されたメインビジュアルでは、W主演の浜中文一と桜井日奈子が、「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせるポーズを見せながらも、活気あふれる大阪の街のにぎやかさが物語の世界観を表現している。さらに公式サイトでは、浜中、桜井の他、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージら魅力的なキャストの個別ビジュアルも公開されている。

 

「富美男と夕莉子」あらすじ

時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。

 

任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。

 

門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。

 

彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。

 

交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜までさかのぼっていく。

 

富美男と夕莉子、ふたりがいかにして出会い、愛し合い、死ななければならなかったのかを知るために。

 

作品情報

浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」

 

東京公演

会場:紀伊國屋ホール

期間:2022年5月4日(水・祝)~17日(火)

 

大阪公演

会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

期間:2022年5月29日(日)~30日(月)

 

原案:ウィリアム・シェイクスピア

脚本・演出:末満健一

出演:浜中文一、桜井日奈子、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、橘二葉、古野陽太、吉本考志、石畑達哉、池之上頼嗣、兵頭祐香、明星真由美、オクイシュージ

 

チケット料金:<東京・大阪共通>¥9,800(税込・全席指定)

チケット一般発売日:2022年4月2日(土)

 

公式サイト:https://www.mmj-pro.co.jp/tomiyuri2022

公式 Twitter:@tomiyuri2022

浜中文一&桜井日奈子W主演、浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」メインビジュアル解禁

5月に上演される浜中文一と桜井日奈子W主演の舞台「富美男と夕莉子」のメインビジュアルが解禁された。

「富美男と夕莉子」

 

本作は、舞台「刀剣乱舞」「鬼滅の刃」など、大ヒット作品の舞台化を手掛け、オリジナル作品の「TRUMP」シリーズも常にチケット即完の人気劇作家/演出家・末満健一が脚本・演出を手掛ける舞台作品。世界で最も有名な悲恋劇である「ロミオとジュリエット」を原作に、舞台を中世ヴェローナから猥雑さあふれる昭和の大阪に移し、大阪弁での人情味あふれる物語へと変貌させる。

 

公開されたメインビジュアルでは、W主演の浜中文一と桜井日奈子が、「ロミオとジュリエット」を彷彿とさせるポーズを見せながらも、活気あふれる大阪の街のにぎやかさが物語の世界観を表現している。さらに公式サイトでは、浜中、桜井の他、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、明星真由美、オクイシュージら魅力的なキャストの個別ビジュアルも公開されている。

 

「富美男と夕莉子」あらすじ

時代は昭和。大阪の架空都市である浪花坂にて。

 

任侠一家の「門田木家」の息子・富美男と、対立する「喜矢平家」の娘・夕莉子が命を落とす。

 

門田木と喜矢平の対立に起因する悲劇であった。

 

彼らの友人たちは、ふたりが交わしていた交換日記から、なぜふたりが死ななければならなかったのかを探っていくこととなる。たった五日間の恋が、果たして本当にふたりの男女を死に至らしめるのだろうか。

 

交換日記を通じた友人たちの回顧は、やがてふたりが出会った夏祭りの夜までさかのぼっていく。

 

富美男と夕莉子、ふたりがいかにして出会い、愛し合い、死ななければならなかったのかを知るために。

 

作品情報

浪花節シェイクスピア「富美男と夕莉子」

 

東京公演

会場:紀伊國屋ホール

期間:2022年5月4日(水・祝)~17日(火)

 

大阪公演

会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

期間:2022年5月29日(日)~30日(月)

 

原案:ウィリアム・シェイクスピア

脚本・演出:末満健一

出演:浜中文一、桜井日奈子、松島庄汰、近藤頌利、板倉チヒロ、幸田尚子、緒方晋、高木稟、橘二葉、古野陽太、吉本考志、石畑達哉、池之上頼嗣、兵頭祐香、明星真由美、オクイシュージ

 

チケット料金:<東京・大阪共通>¥9,800(税込・全席指定)

チケット一般発売日:2022年4月2日(土)

 

公式サイト:https://www.mmj-pro.co.jp/tomiyuri2022

公式 Twitter:@tomiyuri2022

石川翔鈴&向葵まるがティーン向け下着ブランドの宣伝部員に就任「精一杯頑張ります!」

石川翔鈴&向葵まる

 

石川翔鈴と向葵まるが、株式会社ワコールの展開するティーン向け下着ブランド「Wing Teen」の期間限定の宣伝活動として、「Wing Teen宣伝部」へ本日就任した。

 

「Wing Teen」は、女子中高生の声をもとに商品を企画。それを、長年女性のからだを研究し続けてきたワコールの技術力で実現することで、多くのティーンが「自分に合う」と感じられる下着をラインアップしている。

 

Z世代のリアルティーンである2人は今回、宣伝部員として「non!PK(ノン!ピーケー)パンツ」の宣伝活動を行うことが決定。同商品はティーンのヒップに合わせた、くいこみにくいパンツだ。

 

今回の就任に際して、石川翔鈴は「Teenならではのお悩みなどTeenのわたしたちだからこそ伝えられることがたくさんあると思いますので、“Wing Teen”の下着の魅力をしっかり皆さんにお伝えできるよう、精一杯頑張ります!」とメッセージを寄せた。

 

向葵まるは「“Wing Teen宣伝部”の活動として、パンツがくいこみにくい“non!PK”の魅力をたっぷり伝えていきます!」と意気込みを語っている。今後2人がどんな宣伝活動をするかは、「Wing Teen」公式Instagramにて更新される予定だ。

 

石川翔鈴 コメント

石川翔鈴

ウイングのティーン向け下着ブランド「Wing Teen」宣伝部員に就任致しました!
Teenならではのお悩みなどTeenのわたしたちだからこそ伝えられることがたくさんあると思いますので、「Wing Teen」の下着の魅力をしっかり皆さんにお伝えできるよう、精一杯頑張ります!

 

向葵まる コメント

向葵まる

この度、「Wing Teen」宣伝部員に就任させていただくことになりました!!!!
「Wing Teen宣伝部」の活動として、パンツがくいこみにくい「non!PK」の魅力をたっぷり伝えていきます!

 

WEB

Wing Teen公式Instagram:https://www.instagram.com/wing.teen_official/
公式サイト:https://www.w-wing.jp/teen/index.html

 

江嶋綾恵梨が語る“大和撫子”な女性への憧れ「ニジマスのこれ愛してマス」第20回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第20回は、江嶋綾恵梨さんが“着物”についてご紹介!

 

26時のマスカレイド・リーダーの江嶋綾恵梨です。
私が今回紹介するのは“着物”。

 

元々、日本の文化だったり、和の物が大好きで、浴衣や着物を着る機会を年に4〜5回は必ず作るようにしています!

 

茶道や弓道、温泉に日本酒…言い出したらキリがないくらい大好きなものがたくさん。ふふ。

 

やっぱり、その中でも今回紹介する“着物”は、今後着付けもできるようになりたいなって思ってるくらい素敵だなって思っております^^

 

私は、大和撫子〜な女性にすごく憧れを昔から抱いていて、いつかそんなふうに自分もなりたいなと思い、形からしっかり入っとこう! ということで着物を着る機会を作っています♪

 

何事も形から(笑)。

 

今年もたくさん着物が着れますように♡
お仕事もお待ちしております!!(笑)

 

江嶋綾恵梨 プロフィール

●えじま・あえり…1996年5月4日生まれ。福岡県出身。AB型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でリーダーを務める。趣味はカメラ、団子屋めぐり、サウナ(サウナ・スパアドバイザー資格保持)。カメラ女子として配信番組の出演やメディアでの連載など、趣味や特技を活かして活躍中。2021年1月に自身のアイドル活動10周年を記念したアニバーサリーブック『memorial.』を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_aeri
公式Instagram:https://www.instagram.com/aeringoooo/

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

「2月6日のマスカレイド 〜今宵はバンドで踊りましょ?〜 vol.3」
2022年2月6日(日)LINE CUBE SHIBUYA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
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川瀬もえ 生誕祭&レースクイーン大賞二冠祝勝会で「自分史上最高の1日を更新しました!」

ゼロイチファミリア所属の川瀬もえが、「日本レースクイーン大賞2021グランプリ」と「日本レースクイーン大賞2021新人賞グランプリ」の二冠を達成。1月22日に生誕祭&祝勝会が開催され、本人インタビューが到着した。

ラウンドガールユニット「K-1 GIRLS 2021」や、レースクイーンユニット「Pacific Fairies」のメンバーとしても活動中の川瀬。そのほかにもゲーム大会リポーターや、雑誌やテレビなどへの出演など各所で活躍を見せている。

 

「美ボディ正統派美女」として話題の彼女がこの度、「日本レースクイーン大賞2021グランプリ」に選ばれた。「日本レースクイーン大賞2021新人賞グランプリ」との2部門でのダブル受賞は、2010年に「日本レースクイーン大賞」が始まって以来、史上初の快挙となった。

 

今回の生誕祭&祝勝会の開催について、川瀬は「応援してくれてるみなさんに直接会えることが待ち遠しかったので直接感謝を伝えられてよかったです!直接会える機会は貴重だと思うのでとても大事にしていて、前日の昨夜も楽しみすぎてあまり寝れませんでした(笑)」と明かす。

 

さらに「実は一つ夢だったこともかなっていて…それはゼロイチ柄の壁紙の前で単独インタビューを受けるのが、実は事務所に所属した当初からの夢だったんです!なので、最初から最後までうれしいこと尽くしの1日でした。自分史上最高の1日を更新しました!」と語った。

 

今後に向けては「いろいろとあるのですが…それはこれからの活動やキラキラする姿で示していけたらいいなと思っています。みなさんがまだ見たことがない川瀬を魅せていきたいです」と意気込みを述べている。

 

川瀬もえ インタビュー

◆生誕祭と祝勝会おめでとうございます。まずはイベントを終えての感想を教えて下さい。

ありがとうございます。レースクイーン大賞発表からちょうど1週間が経つのですが、応援してくれてるみなさんに直接会えることが待ち遠しかったので直接感謝を伝えられてよかったです!直接会える機会は貴重だと思うのでとても大事にしていて、前日の昨夜も楽しみすぎてあまり寝れませんでした(笑)。

 

来てくれるみなさんに楽しんでもらいたくて事前にイベントの企画内容を考えたりしたのですが、いざ当日はたくさん笑い声が聞こえてきてみなさんの楽しそうな顔が見れて本当にうれしかったです。

 

私がサプライズして驚かせようと企画する立場なんですけど、大きなフラワースタンドが3つもイベント会場に置かれていて驚きました!川瀬もえを応援してくださる皆さんは本当にすごいです。

 

あとイベントの前にメディアの皆さんに囲みインタビューをしていただいたのもうれしかったことです!実は一つ夢だったこともかなっていて…それはゼロイチ柄の壁紙の前で単独インタビューを受けるのが、実は事務所に所属した当初からの夢だったんです!なので、最初から最後までうれしいこと尽くしの1日でした。自分史上最高の1日を更新しました!

 

◆生誕祭イベントで一番の見どころはどこでしたか?

私がやりたいことをたくさん詰め込んでやらせてもらったイベントだったので、正直見どころだらけなんですけど、いちばんはみなさんと一緒に今までの川瀬もえの振り返りをしたことです!川瀬の歴史を振り返ることができて、きっと中には初めて知ることもあったんじゃないかと思うので、振り返りができてよかったです!

 

あとは川瀬もえの二択を選ぶ“川瀬クイズ”がすごく盛り上がったことが印象的でした。そこで場の緊張が解けたし、同時に団結力も一気に上がった感じがしてすごく楽しかったです!

 

意外と最初のほうの二択で脱落したり(笑)、予想外な展開もあり、面白かったです。和気あいあいとしていて笑い声も起きていて、これまで以上にまた一段と仲良くなれた気がします!

 

◆これからの目標や意気込みがあれば教えて下さい。

去年1年活動させていただいて、知らなかった自分の気付かなかった魅力を知れたり、初めて挑戦させていただいたお仕事も多くてたくさん学びになりました。今は生誕祭とレースクイーン大賞の祝勝会を終えたばかりですごく幸せな気持ちですが、みなさんにパワーをもらったのでこれからますます成長したい気持ちでいっぱいです!

 

まだ未経験の新しい仕事、新しいジャンルにもどんどんチャレンジしていきたいです。具体的な目標でいうと雑誌の表紙を飾りたい、とか写真集を出したい、とかいろいろとあるのですが…それはこれからの活動やキラキラする姿で示していけたらいいなと思っています。みなさんがまだ見たことがない川瀬を魅せていきたいです。

 

これからもみなさんと一緒にいろんな“楽しい”を共有したいです。応援してくださる皆さんとならどんな景色も見にいける気がしているし、これからもどんな時も常に楽しんでいくのが目標です!

 

◆イベントに参加された方、いつも応援してくれている皆さんに一言お願いします。

いつも応援してくれてるみなさんがいて、そのみなさんとイベントで直接、顔を見てお祝いをすることができてとてもうれしかったです!イベント中のみんなは本当に優しい表情をしていて、ひたすら暖かい空間でした。

 

みんなで力を合わせてつかんだグランプリだからこそ一緒にお祝いがしたかったので、今日のイベントはその集大成でもあり、生誕祭とグランプリ祝勝会を一緒にお祝いさせていただけたことは一生忘れない特別な思い出になりました。川瀬もえ史上過去最高の一日でした!

 

なかなか対面でコミュニケーションをとりづらいのはまだ変わらないけど、だからそこ直接会えることのありがたさと大切さを実感しています。みなさんのパワーをいただいたので、これからますますいろんな方面で活躍していけるように頑張ろうと新たに気合が入りました!

 

これからもどんな時も川瀬もえの応援をよろしくお願いします!

 

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ツインテメイド声優・せんすのディープすぎる「昭和特撮愛」はどこから生まれたのか?

昨年は「仮面ライダーシリーズ」50周年、「スーパー戦隊シリーズ」45作記念という節目の年。今年は5月に「シン・ウルトラマン」の公開が控え、来年は「シン・仮面ライダー」が公開予定。分冊マガジンでは「ウルトラセブン」に登場したポインターの組み立てキットが発売されている。リアルタイム世代にとっても初めて触れる世代にとっても、昭和特撮作品シリーズに注目が集まることの多いここ数年だ。

 

20代なかばにして、そんな昭和特撮作品を愛してやまない女子がいる。好きなだけではなく、リアルタイムな昭和世代も驚くほどの知識を持ち、変身ポーズの再現度もかなり高かったりする。

 

“ツインテメイド声優”、せんす。その名の通りツインテール&メイド服をアイコンに、おもに声優として、ゲームキャラクターやCMの世界で活動する。“おもに”と書いたのは、その活動の幅が、声の仕事だけに収まらないからだ。

昨年11月までは、アイドルグループ「#ペンタプリズム」のメンバーとしてアイドルとしても活動していた。さらに、個人での歌手活動、イラストやデザイン製作、ネット配信、朗読劇への出演などマルチに活躍し、注目を集める存在だが、とくに際立つのは、「やたら昭和特撮に造詣が深い」ことではないだろうか。

 

自身も「特撮参謀」として参加するYouTubeチャンネル「秘密結社 ざまぁ味噌漬け」(毎週木曜深夜24時更新)では、その名の通り特撮ネタ、しかもほぼ昭和特撮を作品ごとに掘り下げ紹介している。「ウルトラQ」、「仮面ライダー」、「秘密戦隊ゴレンジャー」といった大メジャー作品から東映版「スパイダーマン」や「アクマイザー3」、映画「怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス」など、昭和40~50年代生まれ男子感涙のラインナップ。

 

その知識と愛に、ときどき「人生2周目」「昭和40年代生まれ」疑惑ネタがあがることもあるほどだが、これらの昭和特撮の名作の数々を、1995年生まれの20代女子がリスペクトたっぷりに語ってくれ、世代を超えた共通言語となる。それはもう、ある層にとってはドストライクすぎる存在だ。

 

昭和特撮好き女子・せんすは、どのようにして形づくられたのか。それは、後追いでハマるタイプの〝昭和好き女子〟とは全く違う生い立ちにある。せんすの源流に、迫る。

 

【フォトギャラリーでは記事内で使用されてない画像もご覧頂けます】

 

昭和特撮の産湯を使い……生まれてすぐからの超英才教育的環境

せんす・赤ちゃん時代に撮影された一枚の写真がある。

 

「赤ちゃんの私の周りを、ゴメスやナメゴン……30センチぐらいのリアルなソフビがそびえ立ち、取り囲んでいたんです(笑)。それを見たときに、『あ、なんか覚えとる!』って」

 

せんすの父は、一部のマニアに人気の作品もある、特撮やアニメのガレージキットなどの原型師。父親の趣味であり仕事の資料でもある怪獣やヒーロー、さらにはアニメ作品のソフビやビデオ、書籍などがあふれかえり、それらをさながら産湯のように使い、生まれ育った。

 

「テレビでは録画した特撮ヒーローモノがいつも流れていました。生まれは平成なわけですが、当時放送していた平成の作品のおもちゃもほとんどなくて、見るものも周りにあるものも、昭和特撮だらけでした。赤ちゃん用のおもちゃもほとんどなかったと思います(笑)」

 

なかでも大きな影響を受けた作品は、「仮面ライダー」シリーズだったという。

 

「はじめて作品としてちゃんと見たのは『仮面ライダーアマゾン』でした。『アー、マー、ゾーーン!』というおたけび、『アマゾン、トモダチ……』、まさひこ、モグラ獣人……子どもながらに『ええ話やなぁ』と泣いた記憶があります(笑)」

 

チャンネル権も、基本的に父。とはいえ、リアルタイムで放送している児童番組・子ども番組を見ることがNGだったり、昭和特撮を強制的に見せられていたわけではない。

 

「そこはそうですね。『おジャ魔女どれみ』シリーズとか好きでした」

 

主題歌なども自然に覚えていた。

 

「覚えようとして覚えた記憶はないですね(笑)。『レッツゴー!! ライダーキック』、『戦え!七人ライダー』、みんな聞いてるよね! 常識だよね! ぐらいの感覚だったかもしれません」

 

ある意味での超英才教育的環境。「プロ」として仕事をする父から、特撮作品に関する知識を直接学ぶようなことはなかったのだろうか。

 

「それはほぼないのですが、仮面ライダー1号が旧1号と新1号、桜島1号とあってカラーリングやマスクの造形が違うんだよとか、初代ウルトラマンのマスクはABC3つのタイプがあるよとか、そういったことは教わって、『なるほど、今よく見るのはCなんだ』とか学んでいました(笑)」

 

 

ここで気になることがひとつ。女の子がよく遊ぶ人形遊びを、ヒーローや怪獣のソフビでやったりしていなかっただろうか。

 

「友達がみんな持っている女の子のお人形を使った遊びをすごくしたいと思ってました。でも、うちにはない(笑)。あるとしたら、美少女フィギュアが少しあるぐらいで」

 

「とっとこハム太郎」の人形が欲しいとねだったことがあった。

 

「指にはめるタイプの、ちっちゃいハム太郎の人形が欲しいってねだったことがありました。そうしたら、全然違うハムスターの人形がやってきて(笑)。『あ、ありがとう(ハム太郎じゃないけどね)……』って(笑)」

 

物心がつき成長するなか、他の家とはちょっと違うなという意識は……?

 

「完全にありました! 絶対違うって(笑)。普通にアニメも見てたので、話が合わないということまではありませんでしたけれど。昭和特撮の話はさすがに分からないだろうなという意識はありました。ヒーローごっことかも……やりたかったなぁ!(爆笑)。そのぶん一人でヒーローになることを妄想することはあったのだと思いますが、それを発散する機会がなかった。だから今やっちゃう、みたいなところはあると思います(笑)」

 

人生で影響を受けた特撮作品3本

 

同世代の友達との微妙なズレ、そのためか、ネットの世界に飛び込んだのも、少し早めだったかもしれないという。

 

「それまで自分だけが好きな作品だったものを、共有できる人たちがここにいるんだ! という発見。そこでやっと『仮面ライダー』の話を他の人とできた気がします。まだ中学生だったので、『なんで知ってるの!?』と言われて盛り上がる、みたいな」

 

せんす像が、少しづつ形づくられてきた。リアルタイム世代と好きなものを通じて会話が成立することを得だと感じたことは、「めちゃめちゃあります!」。

 

「会話をするきっかけになりますし、ここまでは話しても通じるかな、距離を縮められるかなと測りながら。そこは自分の知識にありがとう! 実家、ありがとう! 特撮好きにさせてくれてありがとう! ですね(笑)」

 

新旧特撮作品に愛を捧げ続けるせんすが選ぶ、これまでの人生で影響を受けた特撮作品3本とはどんなものだろうか。

 

1本目は「仮面ライダー」。

 

「こういう世界があるんだと、視野が広がった、好きの入り口にもなった作品です」

 

2本目は「電光超人グリッドマン」。

 

「2018年のアニメ『SSSS.GRIDMAN』を先に知ったのですが、アニメの原作にもなったこの作品がちょうど配信されていたので見たところ、ズブズブと沼にハマり。当時もどこかマイナーな存在だったからか、そういう作品には思い入れが強くて、『え、あの!?』って盛り上がることも多いです(笑)。好きでいたことで、主人公を演じた方とお仕事をすることができたり、世界が広がりました」

自作した「電光超人グリッドマン」のアクセプター。裏には主人公・翔直人を演じた、小尾昌也さんのサイン入り

 

そして3本目は平成の作品、93年公開の映画「仮面ライダーZO」だ。

 

「メイキングを見たときに、こんなことが特撮でできるんだっていうことをあらためて知ることができた作品です。低予算だったことを知り、その予算でこの表現ができたんだという驚き。みんな見ろ! と、オススメしたい気持ちも強くなる作品です(笑)」

 

声優を目指し上京してツインテメイドに

ヒーローに憧れながらも、進路として選択したのは、特撮の世界ではなく声優への道だった。

 

「特撮はあまりに日常的な存在だったり、どこかで父の世界という感覚があったのかもしれません。声に関しては、ほめてもらえる機会が何度かあったりして、もしかしたらむいているのではないかと。憧れもありました」

 

憧れるきっかけとなった作品が、「涼宮ハルヒの憂鬱」だ。

 

「杉田智和さん(キョン役)と平野綾さん(ハルヒ役)、お二人を目指したいなと思って。杉田さんのお話の面白さ、マルチな才能。平野さんの歌のうまさとビジュアルのよさ。こういうふうになれたらなって」

 

高校卒業後、大阪の声優専門学校に通いながら、メイドリフレクソロジーの店で働くようにもなる。

 

「そこで『名前を考えてきて』と言われて。それで、当時ドハマりしてた『物語シリーズ』に出てくる忍野扇(おしのおうぎ)という女の子をすごく愛していたので、その名前からいただいて、扇→せんすという名前にしたんです」

 

せんす・誕生、である。

 

「私なんぞが扇ちゃんの名前をとるなんておこがましいと思ったので、漢字じゃなくてひらがなにしたんですけど、センスあるなしのほうのイントネーションで呼ばれることも多くて、『いや、あおぐほうの“せんす”です』と説明することは多いです(笑)」

 

その後上京し、声優活動と並行して、東京でもメイドリフレクソロジー店「フェリシー」で働くようになる。

 

「ツインテールをそれまでも好きでちょくちょくやってはいたのですが、面接したときにメイド長に、『せんすちゃんはツインテね!』って言われて固定となり(笑)。制服もメイド長が、『(丈は)長いのじゃなくて短いの!』と(笑)。今の私の姿は、メイド長の趣味で出来上がったものでもあります」

 

せんす・ほぼ完成、である。

 

「今ではこの姿でいることでスイッチが入る気もします。スイッチを入れるときはツンテールです!」

 

「ミスiD2020」岸田メル賞からアイドルに、そして……

2019年、友人にすすめられ、「ミスiD2020」オーデションに応募した。

 

「完全に転機になりました。『せんす』の名前で応募してファイナルに残り賞もいただけたことで、私はこの先『せんす』の名前でやっていくんだ、という覚悟をつけることもできました」

 

ミスiDでは、「欲しかった」という岸田メル賞を受賞。多くの人に知られるきっかけとなった。ミスiD当時はまだアイドルグループのメンバーとして活動することは、全く想像もしていなかった。

 

「歌うことは好きでしたが、やっぱりアイドルって、特別な職業だと思うんです。歌以外にもいろんな能力が必要ですが、大体が目に見えないもの。それを可視化していくことがアイドルというお仕事だと思うんです。そこで自分と照らし合わせたときに、私はむいてないだろうなって」

 

それがなぜ、アイドルに転身したのか。

 

「たまたまお話をいただいたときに、人生のやる選択肢、やらない選択肢があるなら、やらないのはもったいないなと思いまして。これも一種の覚悟ではあります(笑)。メイドリフレをやめた時期と重なってはいるのですが、やめたのは、ここで自分の中での環境的断捨離をしようと思ったからで、アイドルやるからメイドをやめたわけではありません。断捨離したらアイドルになる話がついてきたみたいな(笑)」

 

アイドルグループ・#ペンタプリズムのメンバーとなり、21年5月にプレデビューを飾った。自らの属性を「真面目系燃え属性」と位置付けるが、メンバーカラーは“ヒーロー”らしさ全開の赤。衣装もヒーロー然としたマフラーが一人だけ装着されるなど、「らしさ」が前面に出されたものだった。

 

「私、戦隊に入るなら赤じゃなくてブラックか金、または白もアリかなと妄想してたんですが(笑)。好きな色は薄い紫と赤なのですが、妄想と他の人から見る似合う色は、また違う色なんですね」

 

メンバーからも「せんすちゃんはヒーロー!」と言われるような存在だったが、アイドル活動を通じて得たものは何か。

 

「私、ダンスがすごく苦手なんですね(爆笑)。だけど、がんばればちょっとは見える形になるんだな、という気づきはありました」

 

努力するヒーローアイドルは、11月末に卒業公演を開催し、アイドルとしての活動は終了した。卒業を決意した理由は、

 

「グループの中のせんすと、個人としてのせんす。グループの中での役割というものはもちろんあるわけなのですが、やっぱり一人のほうが自分の個性、色をもっといかせるんじゃないかなと思って。アイドル活動と声優活動をうまく両立していきたかったのですが、声優活動をやる時間がなかなか持てなくなってしまった部分もありました」

 

せんすにとっての#ペンタプリズムのメンバーとはどんな存在なのだろうか。

 

「自分にないものを全部持ってる人たちです。さっき言った、アイドルをやるうえで必要な目に見えない能力。それを可視化する能力が5人には備わっていて、そこに刺激を受けましたし、だからこそ、私のいない5人でも全然大丈夫だな、と感じました」

 

それはどこか、ヒーローが平和を守り去っていく姿とオーバーラップして見えてくる。

 

「そうそう!『私がいなくても君たちは大丈夫だ。がんばれよ』って(笑)」

 

最後にメッセージを一言!

 

「常に面白さの探求をやまない人間です。ツインテメイド声優・せんす、そして昭和特撮の魅力をどうぞ知ってください!」

 

近日公演予定の「朗読劇かんづめ なな缶目」への出演が決まっている。2022年、せんす・新章。〝ヒーロー〟のこれからの活躍に、注目していきたい。

 

 

【PROFILE】

●せんす@SSSS_sensu

1995年、大阪府出身。ツインテメイド声優。ミスiD2020岸田メル賞受賞。声の仕事を中心に、さまざまなエンタメに挑戦する。YouTubeチャンネル「秘密結社ざまぁ味噌漬け」の団員として〝特撮参謀〟を担当し特撮作品の魅力を紹介中。ミスiDデジタル写真集『せんす「おもてなし」』、PCゲーム『スペースマウス2』主人公「ゆー」の声など。好きな食べ物:香草、生ガキ、ゆで卵、ブロッコリー。好きな東京の街:秋葉原、中野。座右の銘:災い転じて福となる。

 

執筆:太田サトル/撮影:我妻慶一

 

※写真撮影時のみマスクを外しております

19歳新人グラドル・乙陽葵がGカップからIカップへ…!「“乙パイ”まだまだ成長中です」

R・I・P所属のグラビアアイドル・乙陽葵が、19歳になったことを境にIカップに成長したことを発表した。

 

グラビア最前線でGカップグラドル軍団として活躍中の森咲智美、橋本梨菜、葉月あやらが所属する芸能事務所R・I・Pから、「新星」という言葉に相応しい新人が誕生した。

 

身長152cmというミニマムボディにしてB90/W52/H85という驚異のプロポーションを誇る乙陽葵(おつ・ひまり)は、次世代のミニマム爆乳グラドルとして鮮烈デビュー。2022年になってから注目度を増しており、1月中にはTwitterフォロワー数が3万人増加するなど勢いが止まらない。

 

そんな乙は元々Gカップだったそうだが、19歳の誕生日を境に「Iカップに成長しました」と発表。本人は「19歳なのでまだまだ成長期なんだと思います…」と語っており、この天然っぷりも彼女の魅力の1つと言えるだろう。

 

今後に向けては「香川県出身の最年少グラドルだと思うので香川県を背負って、東京でグラビアのお仕事はもちろん、グラビア以外のお仕事も精力的に頑張りたいと思います!」と意気込みを語った。

 

プロフィール

乙陽葵
●おつ・ひまり

生年月日:2002年8月24日
スリーサイズ:T152/B90(Iカップ)/W52/H85/S22.5
血液型:A型
趣味・特技:マッサージ・映画鑑賞
出身地:香川県

 

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佐々木希インタビュー「キャラクターがしっかり深掘りされていてすごい」 『ユーチューバーに娘はやらん!』

佐々木希

 

秋元康が企画・原作を務める完全オリジナルのラブコメディとなるドラマプレミア23『ユーチューバーに娘はやらん!』(テレビ東京系)で主演を務める佐々木希さんにインタビュー。テレビ東京のドラマ初主演となる本作で、ハイスペック&安定志向のテレビ局員と、明日も分からない人生冒険の人気ユーチューバー、そんな対極的な2人の間で恋に揺れる平千紗役を演じている佐々木さんが、出演者の印象やお気に入りのシーンなどを語ってくれました。

 

◆まず、佐々木希さん演じる平千紗の印象を教えてください。

とても前向きな主人公なので、元気をもらえますし、今後どのような展開になるのか気になっています。自分との共通点は、あまり感じることはなかったのですが、結婚や、彼氏のことなど、千紗と同世代の方々が気にするような話題が詰まっているなと感じました。また、実家でのやりとりなど、“実家あるある”のような場面もあり、そこも面白いなと思っています。具体的に言うと、実家だと気兼ねなく言いたいことをバーっと言い合ったりしますよね(笑)。その感じが「とても分かる!」と思って(笑)。みんなそれぞれ自由な雰囲気で、その会話がすごく楽しいんです。

 

◆佐々木さんのご実家もそのようなやりとりがありますか?

もちろん愛情があってのことなんですが「もう、ちょっとうるさい!」など、言いたいことを言い合ってしまうこともあります(笑)。

 

◆共演者の方の印象はいかがですか?

遠藤(憲一)さんとは、これまで何度か共演させていただいています。CМや、『バイプレイヤーズ』というドラマでも共演させていただいたのですが、すごく優しい方で、本当にこんなお父さんがいたらいいなって思います。ですので、また共演させていただけることになり、とてもうれしいです。

金子(ノブアキ)さんは初めて共演させていただくのですが、バンドをやってらっしゃるので、クール系なのかなと思ったり、どうなんだろうと思ったり(笑)。戸塚(純貴)さんはインスタを拝見させてもらって、とても面白いことをしていたので、いろいろやってくれそうだな~という印象があります。お会いするのが、とても楽しみです。

若月(佑美)さんとも今回初めて共演させていただきます。今作の若月さんのキャラクターが、とてもかわいいなと思っていて、テンポよく面白かったり、毒舌になったり、今どきいそうなキャラクターですよね。一緒に演じられることをすごく楽しみにしています。

 

◆どのような部分を意識しながら演じていきたいですか?

コメディなので、表情豊かにできるといいなと思います。また、会話がテンポ良くいくとリアル感が出るかなと思うので、会話のスピードも意識して演じようと思います。撮影現場は楽しい雰囲気になれたらいいなと思います。キャラクターが、皆さんそれぞれかわいらしくて、チャーミングなので、どんなふうになるのか楽しみですし、明るい現場だといいなと思います。

 

◆今回、YouTuberとテレビ局員の間で恋に揺れるということですが、佐々木さんご自身はYouTuberに対してどんなイメージがありますか?

YouTuberの方々は、テレビとはまた違って、すごくのびのびと自由にやられてる印象です。また、拝見していて、皆さん話すスピードが早いなと感じています(笑)。きっと頭の回転が早いんだろうなと思います。ご自身で編集していらっしゃる方もいて、すごいなと思います。YouTuberの方からは、「新しいことをしよう!」といった面白いことを追求するパワーを感じます。私は普段、編み物の動画などを見ています。他にも、現場のメイク合間などで、ヘアメイクさんおすすめの動画を見て、けらけら笑ったりしています。さっきも「面白いね!」と言いながら見てました。

 

◆ヒロインの方が新郎に逃げられ、そのあとのバタバタぶりが面白かったんですけども、最近バタバタしたエピソードはありますか?

日常がバタバタしています(笑)。子供が男の子というのもあるのですが、この間も、全力で追いかけて、全力で転びました(笑)。

 

◆今作では2人男性で揺れる姿が描かれていますが、佐々木さんならYouTuberとテレビマンどちらを選びますか?

とても難しい二択ですね。千紗の気持ちと、とてもリンクしちゃいました。勢いのあるYouTuberの方もいいですし、テレビマンの方の、守らなくてはいけないことがたくさんある中で「面白いことをやってやるぞ!」という気持ちも分かりますし、どちらの良さもありますよね。ちょっと難しくてすぐには選べないですね。

 

◆お気に入りのシーンはありますか?

お気に入りのシーンは、張り切ってウエディングドレスを着ているのに、新郎に取り残されていく切ないシーンです。(取材は12月)ここは、笑えると思うので、面白い表情で演じられたらと思います。また、紙を食べるというシーンもあり、台本を見たとき笑ってしまったので、そこも、そのまま皆さんに伝わるといいなと思っています。

 

◆本作は秋元康さん原作ですが、秋元さんの作るドラマの魅力はどのように感じられますか?

私が演じる千紗は、30代でよくいそうな人物像なんですが、かわいそうでもあり、かわいらしくも見えました。台本を読んでいて、一生懸命前に進もうとする感じが伝わって来るんです。全体的にすごくチャーミングに描いてくださっているなと感じました。秋元さんのドラマは、毎作キャラクターがしっかり深掘りされていてすごいなと感じているので、今作でもそこが皆さんに伝わるといいなと思います。

 

 PROFILE

佐々木希
●ささき・のぞみ…生まれ。1988年2月8日生まれ。AB型。秋田県出身。主な出演作にドラマ『カムカムエヴリバディ』など。

 

番組情報

ドラマプレミア23『ユーチューバーに娘はやらん!』
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
毎週(月)後11・06~11・55

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/youtuber_musume/
公式Twitter:@youtuber_musume
公式Instagram:@tx_youtuber_musume

©テレビ東京

岸明日香「お尻がめっちゃいいみたい(笑)」圧巻の美ボディ炸裂のアニバーサリー写真集発売

表紙画像

 

岸明日香が、30歳という節目とデビュー10周年である“集大成”のメモリアルボディを収めたアニバーサリー写真集『Culmination』を3月14日(月)に発売決定。表紙&収録カットと本人コメントが到着した。

 

2012年に「週刊プレイボーイ」のグラビアで芸能界デビューして以降、数々の雑誌の表紙を飾りバラエティ番組などでも活躍。ドラマ『警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜』シリーズ(テレビ東京)ではレギュラーメンバーとして出演するなど、グラドルの枠を超えて活躍の幅を広げている。

 

昨年末に実施された自身のカレンダーイベントで、デビュー10周年を迎える2022年の抱負を直筆で“集大成”と発表した岸。そんな中で、まさに30歳という節目とデビュー10周年である“集大成”のメモリアルボディをおさめたアニバーサリー写真集の発売が決定した。

 

今回の写真集のタイトルは、岸本人からの強い希望により、“集大成”、“最高点”、“頂点”などの意味を持つ『Culmination』(読み:カルミネーション)に決定。彼女のこれまでの経験や努力、歩んできた人生をこの一冊に結集させるというほとばしる情熱が込められた、紛れもなく“集大成”の写真集と言えるだろう。

 

発売に先駆け、表紙と収録カット5点の合計6点が解禁された。透き通るブルーの海で振り返る岸のカットは、一糸まとわぬ上半身とブラック水着のTバック姿のバックショット。横からのアングルでも大迫力のGカップ美バストと、食い込みからプリっとこぼれる美尻をセクシーかつヘルシーに切り取った。

 

”史上最大の露出”と本人が語る開放的なカットは、トップグラビアクイーンとして走り続けてきた彼女だからこそ表現できる、まさにココロもカラダも“ありのまま”の1枚となっている。その他、セクシーなランジェリーカットや透明感あふれる美貌カット、リラックスしたナチュラルな表情なども解禁。

 

また、本作では4作目の写真集にして初めてのインタビューを1万字超えで収録。幼少期から現在に至るまで岸明日香はどのようにして形成されていったのか。“神”とも“伝説”とも称されるボディを持つ、興味深い彼女のルーツも明らかに。

 

今回の発表に際して、岸からのコメントも到着。「とにかくなんだろう、こんなにハッピーでいいの? ってくらいハッピーで史上最大に開放的で大胆になれたなって(笑)。間違いなく今までにない私を見てもらえると思います!」と。

 

続けて「あと、新しい発見なんですけど30歳からの私とにかくお尻がめっちゃいいみたいです(笑)。早く見てほしい〜!!」と期待の高まるメッセージを寄せた。

 

岸明日香 コメント

ついに! 10周年記念写真集発売が決まりました!
30歳でもある記念イヤーなので、今回はたくさん考えて、たくさん話し合って記念本に相応しい写真集になったと思います。
とにかくなんだろう、こんなにハッピーでいいの? ってくらいハッピーで史上最大に開放的で大胆になれたなって(笑)。
間違いなく今までにない私を見てもらえると思います!
あと、新しい発見なんですけど30歳からの私とにかくお尻がめっちゃいいみたいです(笑)。
早く見てほしい〜!!

 

動画

メイキング映像

書誌情報

岸明日香 アニバーサリー写真集『Culmination』
2022年3月14日(月)発売

価格:3,300円(税込)
発行:SDP

特設ページ:http://www.stardustpictures.co.jp/book/2022/culmination.html

©SDP

大久保桜子 2nd写真集で魅せた美ボディと大人の色気…「新しい自分の表情を見てハッとしました」

大久保桜子が、2nd写真集「sol」の発売記念イベントを1月23日にブックファースト新宿店にて開催。本人コメントと写真が到着した。

 

『宇宙戦隊キュウレンジャー』(テレビ朝日系)のヒロイン役でも話題の女優・大久保桜子。昨年はドラマ『日本沈没-希望のひと-』『最愛のひと〜The other side of 日本沈没〜』(TBS系)に出演するなど、引く手あまたのグラビアだけではなく、女優としての活躍も目覚ましい。

 

そんな彼女の2nd写真集の撮影地は、沖縄。強い日差しの下で真っ白で透き通るような素肌を大胆に露出している。水着で子どものようにはしゃいだり、下着で可愛くリラックスする様子、ゆるゆるとした雰囲気の中で魅せるセクシーな姿は圧巻だ。

 

ドキッとするような表情から憂いのある意味深な表情など、目の表現も特筆すべきだろう。すぐそばに大久保桜子がいるような距離感で楽しませてくれる、スペシャルな写真集に仕上がった。

 

1月23日にブックファースト新宿店で開催された発売記念イベントは、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため握手などの接触がないお渡し会とし、参加者の検温や手指の消毒、本人との間に飛沫感染防止スクリーンを設置するなどの対策を施した上で実施。

 

イベント終了後、大久保は「コロナ禍なので感染対策をしっかりした状態ではありましたが、普段SNSでコメントをくださっている方のお名前とお顔が一致したりしてとても楽しい時間を過ごすことができました」と振り返る。

 

写真集に関しては「これまでとも違う、新しい自分の表情が見られてとても満足しています」と語った上で、「全体的にどこか懐かしい雰囲気もあって、子どものころに戻ったような気持ちにもなりました」と明かした。そのほか、お気に入りのカットについてなども語った。

 

お気に入りカット1

 

◆完成した写真集を見た時の感想を教えてください。

これまでとも違う、新しい自分の表情が見られてとても満足しています。どの写真も全部好きで、好きなカットを選ぶのが大変です。意識して撮影したわけではないのですが、全体的にどこか懐かしい雰囲気もあって、子どものころに戻ったような気持ちにもなりました。

 

◆お気に入りの写真と、それについて“ここを見てほしい”ポイントを教えていただけますか?

【お気に入りカット1&2】
鏡ならではの、一方向だけではない角度の表情を見ることができてすごくいいなと思いました。

 

お気に入りカット2

 

◆その他のお気に入りカットはいかがでしょう?

【お気に入りカット3】
完成した写真集をめくっていて、思わず手が止まったカットです。非現実的のような雰囲気で、新しい自分の表情を見てハッとしました。

 

お気に入りカット3

 

◆撮影時のエピソードやこの写真集のために準備したことは何かありますか?

カメラマンの桑島さんには今発売中のカレンダーも撮影いただきましたし、これまでも何度か撮影していただいたことがあったのですが、私のいろんな面を引き出して切り取って下さるので安心して撮影に挑むことができました。
表紙の素肌にシャツを羽織るだけのカットは私にとって挑戦だったのですが、緊張しない環境を作っていただき、楽しく撮っていただけたのもよかったです。
撮影に入る前は、体に筋肉をつけたくてトレーニングをしたり食事制限をしたりとかなり頑張りました。食べたいものもかなり我慢していたので、撮影の合間に食べたソーキそばが美味しくて、スープが体にしみわたりました。そのお店は外にも席があり、太陽の下で気持ちよく食べたのもいい思い出です。

 

◆タイトルはご自身で決められたそうですが、「sol」にした理由とは?

今、芸能生活5周年なのですが、自分にどんなことができるだろうと考えていたんです。その時、みなさんを明るく照らす存在になりたい、太陽のような存在になりたいと思ったんです。そのまま日本語で「太陽」 とも思ったんですが、スペイン語の「sol」のほうが雰囲気にマッチしていると思って「sol」にしました。

 

◆今回のイベントの感想をお聞かせください。

イベントに来てくださった皆さま本当にありがとうございました。こういう機会がないとファンの皆さんと直接お会いする機会がないので、とても楽しみにしていました。
コロナ禍なので感染対策をしっかりした状態ではありましたが、普段SNSでコメントをくださっている方のお名前とお顔が一致したりしてとても楽しい時間を過ごすことができました。
2nd写真集、ぜひお家でゆっくりと見てください。またイベントなどで皆さまとお会いできる日を楽しみにしています!

 

◆最後にファンに向けてのメッセージをお願いいたします。

今年も映像、グラビアともに頑張っていきます。YouTube「大久保桜子ちゃんねる」も楽しく更新していきますので、皆さんどうぞよろしくお願いします。

 

書誌情報

大久保桜子 2nd写真集「sol」
2022年1月26日(水)発売

撮影:桑島智輝
発売元:ワニブックス

 

WEB

公式Twitter:@sakurako_offi
公式Instagram:@sakurako.official
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCkHVp1uFjjTwC17Ns7YnQ8w

深津絵里インタビュー「余計なことをせずに、ただ存在していられたら」『カムカムエヴリバディ』

現在放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)で、ヒロイン・雉真るい役を演じる深津絵里さん。

るいは安子(上白石萌音)の娘として雉真家に生まれ、18歳まで岡山で育つ。とある理由から“自分らしく自由に生きていきたい”と願い、岡山を飛び出して大阪へ。

ひょんなことからクリーニング店を営む夫妻と出会い、住み込みで働きながら新しい生活を始めたるいはテキパキと仕事をこなす働き者で、すぐに店の看板娘となる。一度こうと決めたら曲げない性格は母・安子譲りだ。

本作への出演を決意したことを「なんでもっと冷静に考えなかったんだろう(笑)」と振り返る深津さん。るいを演じるうえで意識していることや印象に残っているシーンについて、お話しいただきました。

 

深津絵里 インタビュー

◆出演を決意された理由を教えてください。

「3人のヒロインで100年の物語をつくりたい」というチーフ・プロデューサー堀之内さんの強い気持ちと、藤本有紀さんの脚本にすごいものを作ろうとする迫力を感じたので、「私に何かできることがあれば」と思いお引き受けしました。でも、なんでもっと冷静に考えなかったんだろう(笑)。改めて藤本さんが描くキャラクターやストーリーに「とんでもないものを引き受けてしまった」と今さらドキドキする毎日です。
でも、岡山編の皆さんが、あの波乱に満ちた大変な物語を、心を込めて演じられている姿を見ていたら、ここで私が「どうしよう」なんて言っている場合じゃない。きちんとひなた(川栄李奈)にバトンを届けなければいけないと、全力で撮影に臨んでいます。

 

◆演じるうえでどんなことを意識されていますか?

岡山編にもう「るい」の全てがありました。私は余計なことをせずに、ただ存在していられたらと思っています。るいは、見ている方々が同じ気持ちで寄り添ったり、自分と重ね合わせるのがすごく難しいキャラクターなので、そこは繊細に考えなければいけないですよね。
それに、喜怒哀楽を上手に表せないので、彼女の感情の揺れを、どれくらい表現するべきなのかも気をつけています。るいの生い立ちや育ってきた環境を考えると、年齢よりも大人びた面がある一方、どこか抜け落ちた子どもっぽい面もあるのかなと思いました。そんなるいの、でこぼこした感じがうまく出せたらいいなと。

 

◆印象に残っているシーンは?

竹村クリーニング店の平助(村田雄治)さんと和子(濱田マリ)さんご夫婦と会って初めてお茶の間でお煎餅をいただくシーン。すごく緊張しました。というのも、それがるい編の初日に撮ったシーンだったんです。
岡山にいた十何年間で、きっとるいの心はとっても固く閉ざされていて。本当の気持ちをなかなか表さなかった女の子が、全く見ず知らずのお宅にあがって、あたたかさに触れ、心を開放する。私の感情がうまくコントロールできなくて、何テイクもやらせていただいたんです。
それを、村田さんとマリさんのお2人が見守ってくださいました。言葉ではなく、私たちはここにいるから大丈夫だよっていう空気をつくってくださって。お2人にご迷惑をかけたと思うんですけれど、そのつまづきみたいなものがあったからこそ、一気にお2人との関係をつくれたような、みんなで手を取り合えた気がしてとっても大事なシーンだったなと思います。

 

◆視聴者に向けてメッセージをお願いします。

安子編からずっとこの作品を見守ってくださっている視聴者の方々に、ひなたの最後までを見守っていただけることが私の願いです。今放送中のるいの時代のエピソードが、ひなたの時代に紡がれていきます。次はひなたの気持ちに寄り添って、毎朝この物語を楽しんで見ていただけたらうれしいです。

 

番組情報

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
NHK総合ほか
毎週月~土曜日 前8・00~8・15ほか

©NHK

工藤美桜がスタイル抜群の水着姿で笑顔はじける…!「ライズオブキングダム」新CM放送開始

工藤美桜が出演するスマホゲーム「ライズオブキングダムー万国覚醒ー」の新テレビCMが、1月21日(金)より全国で放送開始。本人からのコメントが到着した。

 

『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日)でキラメイピンク/大治小夜役を演じ、日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(TBS)では「死者は…ゼロです!」のせりふで話題になった工藤美桜が、「ライズオブキングダムー万国覚醒ー」(以下「ライキン」)の新CMに出演。

 

「ライキン」は古代文明をテーマにした、リアルタイム・育成系戦略シミュレーションゲームで、全世界1億ダウンロードを突破。2019年に配信されてから、常にストラテジーゲームのランキング上位に入り続ける超人気スマホゲームだ。

 

今回の新CMでは、水着を着た工藤の抜群のスタイルと真夏に負けない弾ける笑顔で視聴者を魅了し、SNS上では「めちゃくちゃいい! ずっと見ていられる!」「これは勝利の女神」「ただただ尊い、、、可愛すぎますっ!」といったコメントが、放送直後から殺到しているという。

工藤は「普段お父さんと楽しんでいたゲームのCMに出演できることになってすごくうれしかったです! 今回CMのテーマが、真夏のバカンスだったのですが、実際の撮影日は雪の日だったので撮影時と外の状況が真逆すぎて面白かったです(笑)」と明かしている。

 

工藤美桜 コメント

普段お父さんと楽しんでいたゲームのCMに出演できることになってすごくうれしかったです!
今回CMのテーマが、真夏のバカンスだったのですが、実際の撮影日は雪の日だったので撮影時と外の状況が真逆すぎて面白かったです(笑)。
始まりの部分で、これなんのCM!?と思うところからとても楽しく!「ライズオブキングダム」の魅力を伝えられていたらいいな〜と思います。
このCMをみて、「ライズオブキングダム」をたくさんの方が一緒にプレイしてくださったらうれしいです! 一緒に楽しみましょう!

 

WEB

「ライズオブキングダム」公式サイト:https://rok-jp.lilith.com/index.html
Twitter:@p_miokudo
Instagram:@mmio_kudo

 

玉城裕規インタビュー「登場人物、みんな荒ぶっていてまともなやつは一人もいません」

横浜の湊町を舞台に、アウトローな人間たちの生き様を描いた舞台『湊横濱荒狗挽歌~新粧、三人吉三。』が衛星劇場で初放送。主人公・柄沢純を演じたのは、舞台、映画、ドラマなどジャンルレスで注目を集める玉城裕規さん。歌舞伎の人気演目を現代版として大胆にアレンジした脚本、若手実力派と個性あふれるベテラン俳優との競演も話題になった今作を、改めて振り返ってもらった。

 

玉城裕規●たまき・ゆうき…1984年7月10日、沖縄県出身。2010年に参加したJapan Anime Liveの『NARUTO -ナルト-』サスケ役や、翌年からスタートした舞台『少年ハリウッド』シリーズで注目を集める。代表作に、舞台『弱虫ペダル』『刀剣乱舞』、主演映画『浅草花やしき探偵物語 神の子は傷ついて』『さよなら グッド・バイ』など。2月から舞台『文豪とアルケミスト 捻クレ者ノ独唱(アリア)』に出演。

 

見た目だけでは分からない、内面に潜む狂気を表現

 

──昨年の夏に上演されたこの作品を振り返り、改めてどのような舞台だったと感じていますか?

 

玉城 とても刺激が強めの作品でした(笑)。豪華すぎる共演者の皆さんもそうですが、演出のシライ(ケイタ)さんの攻めの姿勢がすごくて。稽古前にシライさんが、「全員が主役で、全員が看板役者になる舞台にしたい」とおっしゃっていたのですが、まさにそのとおりになったなと感じています。

 

──最初に台本を読んだときは、どのような印象でしたか?

 

玉城 稽古中に少しずつ台本が出来上がってくるという流れでしたので、シライさんを含め、誰もが物語がどう展開されていくか分からなかったんです。でも、それが逆に面白かったですね。この作品は歌舞伎の人気演目である『三人吉三』を現代版の任侠劇にアレンジしたものなので、みんながみんな、「自分は最後に死ぬんじゃないか?」と想像していたりして(笑)。また、『三人吉三』の核ともいえる3人の人間の物語については、3人の父親たちと、その息子や娘という2つの世代を使ってエピソードを展開させているんですね。しかも、オリジナルに近いのは親たち(渡辺哲、山本亨、ラサール石井)であり、僕たち“子どもチーム”の3人(岡本玲、森優作)は親子の血の繋がりに振り回されるという内容でしたから、そうした部分でも新鮮でした。

撮影:宮川舞子

 

──親世代の3悪人は迫力がありました。

 

玉城 “悪”のレベルが強すぎですよね(笑)。でも皆さん、普段はとても優しくて。なかでも、僕の父親役を演じられた哲さんは、見た目に怖さがあるものの(苦笑)、ご本人にもお芝居にも、すごく愛があるんです。劇中で哲さんが仲間に自分の息子のことを語るシーンがあるのですが、初めて稽古場で見たときは、僕も息子の純の気持ちになって、理屈じゃなく涙が出てきました。2人は決していい親子関係ではないんです。でも、たまに出る愛情がものすごく深い。あのシーンを見た瞬間、僕と哲さんの親子の関係性が出来上がったような感じがしました。

 

──確かに、不思議な絆で繋がっている親子ですよね。

 

玉城 そうなんです。でも、正直それなら、“もっと愛してよ!”と思いましたけどね。途中で、思いっきりボコボコにされますし(笑)。それでも、ラストでは2人の心が通ったような瞬間もあって。そのシーンは僕にとっても印象深かったです。また、ラサール石井さんや(山本)亨さんからもいろんなアドバイスをいただきました。お2人とも多くを語る方ではないのですが、短い言葉のなかにすごく心に響くものがたくさんあって。もし、コロナ禍でなければ稽古後に一緒に食事をして、お酒の席でしか聞けないようなお話もしたかったのですが、それだけがとても残念ですね。

撮影:宮川舞子

 

──そんな個性あふれる男性陣の中に混ざりながらも、唯一無二の存在感を放っていたのが村岡希美さんでした。

 

玉城 村岡さんは、稽古場でも居方がとても自然なんです。でも、一度お芝居を始めると、途端に“化け物だ!”と感じるほど圧倒的な演技をされる。それに、ネタバレになるので詳しくは言えませんが、今作ではものすごく難しい役を担っていらっしゃるんですね。けど、そんな難しさを一切感じさせず、それ以上に魅力的に役を表現されていて。森ちゃんとも、「もはや意味が分からないほどすごい!」って話していたのをよく覚えています(笑)。本当に圧倒されました。

 

──一方、“子どもチーム”による3人の関係性はどのように作っていかれたのでしょう。

 

玉城 台本が出来上がってから、3人でよく話し合いをしました。先ほどもお話ししたように、親たちによる「三人吉三」で物語が転がっていくような印象がありましたので、そうしたなかで、僕らはどのような存在でいればいいのか。そこをすごく話しました。シライさんからも、「若者3人に関しては、ただ悪ぶっているだけではなく、青春も感じるような雰囲気がほしい」というオーダーがありましたので、そこでも親世代との違いを感じていただけると思います。

 

──岡本さんとは3度目の共演、森さんとは初共演でした。改めて感じる、お2人の魅力とは?

 

玉城 役柄的な部分もあるのですが、玲ちゃんは色気が増し増しでした(笑)。佇まいや存在感に重みがあり、稽古の最初の頃は飲み込まれそうになりました。それに、僕のほうが年上なんですが、姉御っぽさがあるといいますか(笑)。舞台上では常に堂々としているので頼れるし、僕がぶっ飛んだ表現をしても、すべて受け止めてくれるんです。また、森ちゃんとは稽古前のビジュアル撮影で初めて会ったのですが、そのときから森ちゃんにしか出せない空気感を持っているなと感じていましたし、羨ましさがありました。しかも、とても素直なお芝居をされるし、一瞬一瞬を生きているのが伝わってくる。そうかと思えば、楽屋では可愛い部分をいつも見せてくれていて(笑)。お2人とも、一緒にいて安心できる存在であり、たくさん勉強もさせていただきました。

撮影:宮川舞子

 

──親たちとはまた一味違う、若い世代の“悪”も魅力的でした。

 

玉城 みんな荒ぶっていて、まともな奴は一人もいませんしね(笑)。でも、それぞれに生き様があり、筋の通った生き方をしようとしている。セリフにもそれは表れていて、共演者の皆さんが放つ、その“生き様”の演技を近くで見るたびに、僕も大きな刺激を受けていました。また、そのなかで純は、キャリア組ということもあり、スーツにネクタイ姿で、話す言葉も敬語だったりするんです。ですから、ただ荒ぶっているだけでなく、一見普通に見える青年だけど、中身はまともじゃないヤバイやつという役でもありました(笑)。その演技を、観てくださった方に褒めていただくことが多くて。本番中はとにかく必死だったんですが、見た目だけは分からない内面の狂気をしっかりと表現できていたことは、役者として大きな自信になりました。

 

──では、放送に向けて楽しみにされていることを教えてください。

 

玉城 いろんな心情を描いた作品でもあるので、同じ舞台上からは見られなかった共演者の皆さんの細かい表情を見るのがすごく楽しみです。そして、改めて大人の皆さん方の魅力を、今度は画面を通じて感じてみたいと思っています。きっと威力がすごすぎるので、視聴者の皆さんも、画面越しでも圧倒されると思いますよ(笑)。

 

──ちなみに、玉城さんはご自身が出演された映像作品をご覧になることはありますか?

 

玉城 僕は必ず見るようにしています。自分が出ているシーンは自分自身の反省会になるんですが(笑)、ほかの場面では共演者の皆さんの演技や表情を見て、いつも勉強しています。それに、稽古や本番では気づかなかったことでも、時間を置いて客観的に見ることで新しく感じるものがたくさんあるので、できるだけまっさらな気持ちで見るようにしていますね。

撮影:宮川舞子

 

魅力的な大人になるための秘密を探ってみたい

 

──2021年は話題作への出演が続き、忙しい日々を送っていたと思いますが、普段はオンとオフの切り替えをどのようにされているのでしょう?

 

玉城 僕は特に何もしていないんです。それでも自分ではうまく切り替えられていると思っていたのですが、今作に限ってはまわりから、「全然できてないよ」とよく言われました(笑)。……いや、別に荒ぶっていたわけではないんです。でも、そういうふうに見られていたことがたまにあったみたいで。どうやら、自分のなかのオンとオフのスイッチが甘かったようです(笑)。

 

──(笑)。ちなみに舞台の公演中に必ず持っていく物などはありますか?

 

玉城 もし、楽屋が一人部屋だった場合はお香ですね。気持ちをリラックスさせるために。 今回は先輩方と同じ楽屋だったのでさすがに遠慮しました(笑)。

 

──では、2022年の抱負もお聞かせください。

 

玉城 昨年、僕は年男だったんです。でも、だからと言って何かが変わったということはありませんでした。結局のところ、何かしらの変化を求めるのなら、自分から動き出さないとダメなんですよね。ですから、今年はこれまでの経験を活かし、玉城裕規としての個性をしっかりと持つようにしていこうと思っていました。もちろん、これまでもずっと考え続けてきたことではあるのですが、今回この『三人吉三』に出演し、素晴らしい方々に囲まれてお芝居ができたことで、“この経験を絶対に無駄にしたくない!”と、より強く思うようになったんです。

 

──プライベートはいかがでしょう。挑戦してみたいことなどはありますか?

 

玉城 親知らずを抜いてみたいです(笑)。今、別に痛いわけではないんですが、親知らずを抜くと少し顔が小さくなると言われたので、ちょっと興味を持っていて。ただ、抜いたあとがめちゃめちゃ痛いらしいので、すごく迷ってます。……まあ、多分抜かないでしょうね(笑)。それ以外でも、最近は乗馬など興味のあることが増えてきて、いくつかチャレンジしてみたいことがたくさんあります。年齢を重ねると肌も気になりますし。また、今回の舞台の話題ばかりで恐縮ですが、素敵な先輩方を見ていると、“どうすればあんな大人の魅力を出せるんだろう?”と、その秘密を探りたいなという思いもあります。

 

──お話をうかがっていると、どれも仕事に繋がっていることばかりですね。

 

玉城 そうですね。僕、プライベートではいろんなことに興味がなさすぎるんです(笑)。その意味では、やりたいことのどれもが仕事や自分磨きに繋がっているような気がしますね。

 

 

舞台『湊横濱荒狗挽歌~新粧、三人吉三。』

CS衛星劇場 2022年1月23日(日)後6・30よりテレビ初放送!

(STAFF&CAST)
作:野木萌葱
演出:シライケイタ
出演:玉城裕規、岡本 玲、森 優作 / 渡辺 哲、山本 亨、ラサール石井、村岡希美、大久保 鷹、筑波竜一、伊藤公一、那須 凜、若杉宏二

(STORY)
和洋折衷で趣と歴史を感じさせるホテル「鯨楼」。ここには、旧知の仲であるヤクザの弁財三郎(山本亨)と矢部野光男(ラサール石井)、そして彼らとともに甘い汁を吸う悪徳警官の柄沢正次(渡辺哲)が入り浸っていた。同じ頃、父親と同じヤクザの道へ進もうと考える矢部野晶(森優作)は三郎の娘である瞳(岡本玲)に接触し、アウトローの世界へと手を染める。そこへキャリア組の警察を目指す柄沢純が表れたことで、親子2世代の因果のもと、6人の物語はあらぬ方向へと動き出していく……。

【舞台『湊横濱荒狗挽歌~新粧、三人吉三。』より】

 

(取材・文/倉田モトキ)

乃木坂46 山崎怜奈のラジオ番組に稲垣吾郎、ひろゆき、緑黄色社会、三谷幸喜が出演

左から)稲垣吾郎、ひろゆき、緑黄色社会、三谷幸喜

 

乃木坂46 山崎怜奈がパーソナリティをつとめる生ワイド番組『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』(TOKYO FM 後1・00〜2・55)では1月24日(月)〜27日(木)の放送に、稲垣吾郎、ひろゆき、緑黄色社会、三谷幸喜がゲスト出演する。

 

まず24日(月)のゲストは、同じくTOKYO FMで放送中の『THE TRAD』月曜・火曜のパーソナリティをつとめる稲垣吾郎。番組を通じて、かけ合いトークをしてきた吾郎店長が番組に初登場する。ラジオについてや、来月上演のミュージカル・コメディ「恋のすべて」についてもたっぷりとトークを展開。

 

25日(火)のゲストは、ひろゆきが登場。「ザワつく1週間♪」というテーマに沿って、世間をザワつかせる話題の裏側や思考術などについて話を聞く。26日(水)のゲストは、緑黄色社会からVo.長屋晴子とKey. peppeが登場。放送当日に発売を迎える、ニューアルバム『Actor』の聴きどころについても語られそうだ。

 

27日(木)のゲストは、脚本家をはじめ、マルチに活躍する三谷幸喜。いよいよ放送スタートした三谷脚本のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』について、歴史好きな山崎がじっくりと迫っていく。個性豊かなゲスト陣を相手にどんな話題が飛び出すのか、聞き逃がせない1週間となるだろう。

 

番組情報

『山崎怜奈の誰かに話したかったこと。』
TOKYO FM
毎週(月)〜(木)後1・00〜2・55

番組HP:https://www.tfm.co.jp/darehana
番組Twitter:@darehanaTFM

島崎遥香インタビュー「これからもジャンルにとらわれず“ぱるる”でいられたら」『ハレ婚。』

一夫多妻をテーマにした異色ラブコメディ『ハレ婚。』(ABCテレビ 1月16日(日)スタート)で、約6年ぶりに主演を務める島崎遥香さん。インタビューで語ってくれた“ぱるる”の仕事の取り組み方や結婚観には、ファンへの愛情がたっぷり詰まっていました。

 

◆“3人目の妻”となった主人公とその夫、1人目の妻、2人目の妻との複雑で不思議な結婚生活を描いた本作。出演が決まった時の感想は?

自分が主演をやらせてもらえるとは思っていなかったのでびっくりしましたし、主人公の小春はすごく元気で、明るい女の子だったので正直いいのかな、できるかな、とも思いました。私は小春と正反対で、とにかく暗いので(笑)。小春の表情や言葉にうそがなく、どんな人に対してもちゃんと真っすぐ向き合うところは魅力的ですよね。うそがつけなくて行き当たりばったりみたいな性格は少し私と似ているかもしれないなと思います。でもお洋服も普段持っていないようなカラーで、あまりしないショートパンツタイル。髪も久しぶりにバッサリ切りましたが、アイドルの時からのファンの方はすごく喜んでくれています。私的にはシャンプーが楽になりました。

 

『ハレ婚。』

 

◆そんな正反対のヒロイン・小春を演じる上で意識していることは?

とにかく大きな声を出しています! 初日に撮ったシーンですごく叫んだので一気に声がかれちゃって…。ネットですぐプロポリスを買いました(笑)。ただ普段は叫ぶことはないし、なるべくお休みの日はしゃべらないようにしています。

 

◆作品を通して“一夫多妻”の同居生活を体験してみていかがですか?

原作を読ませていただいた時は、“一夫多妻”っていうことに対しての現実味はないですけど、そこには友情もあって「結婚」や「家族」についていろんな視点で考えさせられるなと感じました。結果として、私が龍之介(稲葉友)だったらいいなって(笑)。まどか(浅川梨奈)ほどの嫉妬はしないかもしれないけど、女性サイドは本当に好きだったら同居が難しい気がします。何となくですけど、そういう形の“恋愛”であれば理解できる気がしていて。男脳なんですかね?(笑)好きな人が複数いることについてはあまり抵抗ないです。私が男性だったら、きっと順位はついちゃいますけど(笑)。

 

◆小春が徐々にひかれていく夫・龍之介の魅力はどこにあると思いますか?

実は、私も龍之介が発する“結婚”にまつわるせりふに共感することが多いです。男性としても龍之介みたいなタイプは好きですし。龍之介みたいにちんぷんかんぷんな返しをしたり、何かあってもしゅんとするんじゃなくて引きずってなさそうな人がいいなと思います。私がひきずるし、根に持つタイプだからないものを持っている人にひかれるのかもしれないです(笑)。

 

『ハレ婚。

 

◆1人目の妻・ゆず役の柳ゆり菜さん、2人目の妻役・まどか役の浅川さん、夫の龍之介役の稲葉さんの印象は?

稲葉さんとは共演経験もあり、最初から気を張ることもなく普通にお話できています。髪もエクステを着けていて、声もアニメがあるわけではないですが、きっと龍之介はこんな声なんだろうなってすんなり入ってきました。梨奈ちゃんとまどかは全然違います(笑)。梨奈ちゃんが小春っぽい性格だなと思うくらいギャップがありました。柳さんはゆずそのまんま…って言ったら誤解があるかもしれないですけど(笑)、プライベートが関西弁なところは意外でしたね。八景島シーパラダイスでの撮影では合間に4人で夕飯を食べたんですが、(稲葉)友君がごちそうしてくれて。それから年下の梨奈ちゃんからもクレープやマラサダをおごってもらったことも。シーパラでの撮影時は、私もスタッフさんにジュースを差し入れさせて頂いたりもしましたが、現場の雰囲気作りはみんなに任せっ放しで。ダメダメです、1人で寝てることもありますし(笑)。本当にみんなに助けられています。

 

◆浅川さんが小春っぽいというお話もありましたが、島崎さんがご自身を登場人物に当てはめるなら…?

私はまどかかな? まどかのせりふは言いたくなることがあるんです。小春とまどかのシーンも好きです。まどかってミステリアスというかクールなイメージがあると思うんです。でも私の勝手な想像ですけど、もし龍之介の妻たち3人がアイドルだったらまどかが1番性格いいと思っていて。世間のイメージでは「絶対小春は性格良いよね」って思われがちですけど、違うんです! センターは小春かもしれないですけど、私が仲良くなりたいのもまどかです(笑)。

 

◆3人の妻を“アイドル”に例えるのは、島崎さんならではの発想だと思います(笑)。ご自身としてはデビュー12周年を迎えましたが、今後の展望はありますか?

元々結婚願望もないですし、相変わらず1人がすごく楽しいです。特にかき氷を食べているときが1番楽しい(笑)。それこそ結婚について考えると、常にファンの方がよぎるというか。永遠にファンサービスができる人でいたいし、ファンファーストで活動していけたらなと思っています。もうアイドルではないですけど、気持ちとしてはアイドルでいたいなって、小泉今日子さんと共演させていただいたときに思いました。小泉さんはすごいかわいくてカッコよくて共演者の皆さんや監督、スタッフの方も「キョンキョン!」って感じだったんですよ。だから女優さんとかタレントさんとか職業のジャンルにとらわれず、“ぱるる”でいられたらいいなっていう思いがあります。

 

『ハレ婚。』

 

PROFILE

●しまざき・はるか…1994年3月30日生まれ。埼玉県出身。A型。主な出演作品は『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK総合)や映画「翔んで埼玉」など。

 

番組情報

『ハレ婚。』
ABCテレビ(関西)
2022年1月16日スタート
毎週(日)後11・55~深0・25

テレビ神奈川(関東)
2022年1月18日スタート
毎週(火)後11・00~11・30

 

<STORY>
既婚者にだまされ続け、恋に疲れた小春(島崎)は東京から帰郷するが、父が病に倒れ、経営する喫茶店は借金が返せずに閉店することになってしまう。なんとしても店を守りたい小春の前に、龍之介(稲葉)と名乗る謎の男性が現れる。小春は龍之介から借金を肩代わりする代わりに結婚してほしいと求婚されるが、彼には既に“1人目の妻”・ゆず(柳)、“2人目の妻”・まどか(浅川)という2人の妻がいて…。

 

<STAFF&CAST>
原作:NON(構成 手塚だい)
脚本:山田佳奈
演出:二宮崇、山田佳奈、松嵜由衣
プロデューサー:中田陽子、松本太一、矢ノ口真実(The icon)
出演:島崎遥香、稲葉友、浅川梨奈、柳ゆり菜 ほか

©ABC

●text/山下紗貴

モー娘。加賀楓の3rd写真集「メープルシュガー」が12月の「書泉・女性タレント写真集ランキング」第1位に

モーニング娘。’21加賀楓写真集「メープルシュガー」

 

「アイドルイベントの聖地」と呼ばれる書泉ブックタワーを含む書泉店舗における2021年12月の「女性タレント写真集売上ランキング」が発表され、モーニング娘。’21加賀楓写真集「メープルシュガー」が第1位になったことが分かった。

 

「メープルシュガー」は、加賀の22歳の誕生日(11月30日)に発売された自身3冊目となる写真集。鹿児島・種子島で撮影され、個性的なデザインの水着から、シルエットが美しいワンピース、ロックテイストのハードな衣装、さらにはスーツまで多彩な衣装に身を包み、加賀の魅力が詰まった1冊となっている。

 

また、第2位には、つばきファクトリー・小野田紗栞のファースト写真集「紗栞」がランクインし、ハロー!プロジェクトのメンバーによるワンツーフィニッシュとなった。

 

小野田紗栞(つばきファクトリー)ファースト写真集「紗栞」

 

加賀楓 コメント

3冊目ということで、22歳になる年の今でしか出せない加賀楓だったり、種子島のきれいな風景をたくさん詰め込んだ、とても楽しい写真集になっております。たくさんの皆さまにこの写真集を手に取っていただけたらうれしいです。

 

2021年12月 書泉・女性タレント写真集売上ランキング

1位:モーニング娘。’21加賀楓写真集「メープルシュガー」
出版社:オデッセー出版/ワニブックス/発売日:2021年11月30日

2位:小野田紗栞(つばきファクトリー)ファースト写真集「紗栞」
出版社:オデッセー出版/発売日:2021年12月17日

3位:大和田南那 写真集 Private
出版社:光文社/発売日:2021年11月30日

4位:草野綾 1st写真集 あめ色の空に
出版社:光文社/発売日:2021年12月7日

5位:葉月あや 写真集『a natural』
出版社:ワニブックス/発売日:2021年12月21日

6位:生田絵梨花 乃木坂46卒業記念メモリアルブック カノン
出版社:講談社/発売日:2021年12月14日

7位:染谷有香写真集 This is the beginning
出版社:光文社/発売日:2021年9月28日

8位:後藤真希写真集 ramus
出版社:講談社/発売日:2021年11月29日

9位:工藤美桜1st写真集『KIMINOMIO』
出版社:集英社/発売日:2021年11月25日

10位:南里美希写真集『heavenly』
出版社:ワニブックス/発売日:2021年12月10日

※調査店舗:書泉ブックタワー・書泉グランデ・芳林堂書店高田馬場店(販売数合計)。
※店頭イベント販売数含む。

書泉ホームページ:https://www.shosen.co.jp/column/175654/

中村果蓮が子供心に戻れる飲み物をご紹介!「ニジマスのこれ愛してマス」第19回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第19回は、中村果蓮さんが懐かしの「ミルメーク」についてご紹介!

こんにちは〜、中村果蓮です!!

 

今回は何をおすすめするでしょうか?? 中村いつもいつも迷います……(笑)。
えーっと、20歳になったということで、子供心を忘れないようにということで!

 

最近スーパーに行ったら、ミルメークを見つけまして!
これは小学校の頃給食と一緒に出てきて飲んでたのを思い出して、面白半分で買ってみようかと!
それを家で飲んだら、とても美味しくて(笑)。

 

今回はイチゴ味を買ったんですけど、定番のココアとかバナナとかいろいろな味が売ってたので、次も見つけたら買いたいなって!

 

懐かしい駄菓子とか飲み物とか見つけるの好きで、前は駄菓子屋さんを見つけてよく行ってたんですけど、また違う昔ながらのものを見つけたいです!

 

調べたら、給食のカフェ(?)みたいなものがあるので、またメンバーとか誘って行ってみたいなって!

 

地元の滋賀県でも小さい頃よく行ってた駄菓子屋さんがあったんですけど、この間行ったら閉店していて…(泣)。
また滋賀県でも見つけたいなぁ。

 

っということで、今回は懐かしのミルメークを紹介しました。
みなさんも見つけたら、久々に買ってみてはいかがでしょう!
ではでは、中村果蓮でした〜。

 

 

中村果蓮 プロフィール

●なかむら・かれん…2001年12月11日生まれ。滋賀県出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。2020年に約2000人のオーディションから選ばれ、新たに加入したシンデレラガール。おっとりとした性格と関西弁が特徴で、グループ最年少の妹的存在。その一方、物怖じしない性格で、途中加入を感じさせない。特技は津軽三味線。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_karenn
公式Instagram:https://www.instagram.com/nakamura_karen_/

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

「2月6日のマスカレイド 〜今宵はバンドで踊りましょ?〜 vol.3」
2022年2月6日(日)LINE CUBE SHIBUYA

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

森保まどかがランジェリー姿からメイド服まで…!「私をグッと近く感じていただけるはず」

HKT48を2021年6月に卒業した森保まどかの、卒業後初となる写真集『森保まどか写真集 Lotus』が3月2日(水)に発売される。それに先駆け、先行カットと本人コメントが到着した。

 

タイトルの『Lotus』すなわち蓮は水生植物で、地下茎から茎を力強く伸ばし水面に儚く美しい花を咲かせる植物だ。目には見えない水面下で栄養を蓄える蓮のごとく、森保の普段は表に見せないプライベートの瞬間と感性を、映画館、書店、露天風呂などのシチュエーションとエッセイで表現。

 

水面上で見せる美しい蓮の花のように、アイドルから脱皮する森保まどかの姿をランジェリーや水着で披露している。さらに、サウナ、ライブハウス、メイド喫茶といったシーンに、ボディスーツ、浴衣、ドレスなどのさまざまな衣装で登場。24歳の大人の女性に成長した森保まどかのオモテとウラ、中身と外見のすべてが詰まった一冊に仕上がった。

 

今回の発表に際して、森保は「撮影は、私の好きな場所・もの・コトでいっぱいの5日間で、まるで贅沢な卒業旅行のようでした。素で楽しんでいる姿が収められていて、私をグッと近く感じていただけるはずなのでぜひゲットしてください」とメッセージを寄せている。

 

森保まどか コメント

HKT48卒業後初の写真集を発売させていただくことになりました、森保まどかです。
アイドル活動を振り返りながら、全編福岡で撮影した前作『スコア』からなんと1年も経たずに次の作品が出せるだなんて、想像していませんでした。リリース自体が夢のようなのに、撮影内容もまた夢のようで…。
関東の有名サウナ、初めての伊豆、普段から通うブックカフェやライブハウスに映画館、メイドのコスプレまで!
撮影は、私の好きな場所・もの・コトでいっぱいの5日間で、まるで贅沢な卒業旅行のようでした。
素で楽しんでいる姿が収められていて、私をグッと近く感じていただけるはずなのでぜひゲットしてください。
ボリューム満点でお腹いっぱいになってしまうくらいだと思います。後悔はさせません!

 

書誌情報

『森保まどか写真集 Lotus』
2022年3月2日(水)発売

著者:森保まどか
撮影:田中智久
定価:2,500円+税
発行:KADOKAWA

©KADOKAWA ©Aster PHOTO/TANAKA TOMOHISA

2022年注目俳優・伊藤万理華インタビュー! 独特のセンスが光る彼女のルーツとは?

映画やドラマに立て続けに主演し、第13回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。2021年は自身にとって飛躍の年となった今注目の俳優・伊藤万理華さんにインタビューしました。演技だけでなく、芝居やアート、ファッションといった分野でも、乃木坂46時代から非凡なセンスを発揮してきた伊藤さん。そのルーツに迫っていきます!

 

伊藤万理華●いとう・まりか…1996年2月20日生まれ。神奈川県出身。O型。2021年はドラマ「お耳に合いましたら。」、映画「サマーフィルムにのって」「息をするように」で主演を務め、ドラマ「夢中さ、きみに。」、舞台「DOORS」などにも出演。映画「もっと超越した所へ。」が2022年公開。オフィシャルHPImstagramTwitter

 

【伊藤万理華さん撮りおろしカット】

 

“実はカルチャーにあふれていたんだ!”と今さらながら気づきました(笑)

 

──多趣味であることでも知られる万理華さんですが、そのルーツというと?

 

伊藤 私の場合はまず、育った家庭の影響が大きかったと思います。親の好きな服やインテリアを当たり前のように見てきて、そのお下がりをもらうことも普通で。私自身も、自然とそうなっていった感じです。

 

──ご実家には、具体的にどういうものがあったんですか?

 

伊藤 何て言ったらいいのかな…服や家具に限らず、多分においとか全体的な雰囲気が独特だったと思います。部屋にお香が焚かれていて、「サンダーバード」や「レン アンド スティンピー」の曲がずっと流れている…みたいな。映画だったら「ギャラクシー・クエスト」とか「オースティン・パワーズ」の映像がずっと流れていたりして(笑)。アニメや漫画は父親で、映画は母親の趣味なんですけど、そういったものを私も面白いと認識するようになりました。

──好きなデザインや色に関しても、家族の影響が大きいですか?

 

伊藤 そうですね。バンダナとかでよく見る「ペイズリー柄」も小さいころに既に認識していましたし、好きな色も小学生あたりから紫とカーキで。小学生でカーキを知っているって面白くないですか?(笑)

 

──小学生でカーキはあまり聞かないかもしれませんね(笑)。

 

伊藤 雑誌も、家にあった「装苑」とかをパラパラめくっていました。親がよく海外の本を取り寄せていたんです。ファッション誌もそうですし、フランスのインテリアをまとめたカタログみたいなものもありました。あと家にミシンの部屋があって、いろいろな色の糸やビーズがたくさん置いてあって。そういうちょっとした雑貨みたいなものが私にはお宝で、特別なものに見えたんですよね。

 

──そういう小物類は今でも好きですよね。

 

伊藤 よく集めています。石もそうですし、のみの市で売っているようない古い雑貨や、アクセサリーとか。

 

──そういうコレクションから、アートが好きになっていくのでしょうか?

 

伊藤 絵を描くことのほうが先に好きになりましたね。それが私の最初の趣味で、常に紙とペンを持ち歩いていたと思います。昔から好奇心旺盛で情報量の塊みたいな子だったので、好きな柄や漫画をまねして描いたりしていました。自分が得た情報はとにかく何かにアウトプットしたいという気持ちがあって、絵にしていたんだと思います。

 

──それは誰かに見せるというわけではなく?

 

伊藤 見せることはなくて、自分の中で完結させていました。人に見せるようになったのは、小学校に入ったあたりです。小学校って、絵を描く子ってクラスに1人いるじゃないですか。委員会のポスターとか文集の表紙とか、そういうのを全部描いていました。中学校の時もそうでしたね。小・中学生の私は、親のお下がりの服を着て、絵を描いて、みんなに「何これ?」って言われることが一番の喜びでした(笑)。あとは、クラシックバレエをやっていたので踊ることも好きでしたけど、今振り返ると昔からいろいろなことをしていましたね。

──最近、趣味に関してはどうですか?

 

伊藤 ファッションに関してはもうずっと好きで、切り離せないものになっていますね。あと最近ハマってきているのが音楽と映画です。最近、人から薦められた作品が実家に昔あった…っていうことがよく起きるんですよ。“私の家って、実はカルチャーにあふれていたんだ!”と今さらながら気づきました(笑)。それで懐かしくなって、まさにさっきお話ししたような昔の音楽や映画に、今夢中になっている自分がいて。親に連絡して、「昔聴いていた、あの曲のタイトル何だっけ?」って聞いて、CDを買って聴いたりしています。

 

──アニメや映画を見返すことも?

 

伊藤 「レイ&スティンピー」は何で昔ハマっていたんだろうと思って、買い直して見返しました。あと父親が昔「エヴァンゲリオン」シリーズが好きで、兄がその影響を受けていたんです。私は当時そこまで興味がなかったのですが、今見たら完全にハマってしまって。今では兄のことを理解できるようになりました(笑)。

 

──やっぱり家系なんでしょうね。

 

伊藤 同じ血が流れているということなのかなって。アイドル時代もいろいろな経験をさせてもらう中で、好奇心をどんどん刺激されて。その中で一番惹かれたものが映像の世界でした。よく考えたら、自分が演じる側として表現するということは、クラシックバレエから始まったことでもあって。私の場合、そうやって趣味や好きなものの延長が今に全部繋がっているんですよね。

興味を持ったものに対して、手放さないようにすることが大事

 

──無駄がない人生ですね。

 

伊藤 “無駄にしたくない”という思いがあったのかもしれません。例えば“これは私が知らないとダメだ!”と直感で思ったことがあったら、その専門書を買うんです。すぐには読まなくても、手元に置いておきたいんですよね。服に関しても、“これは私が着なきゃダメだ!”みたいな謎の使命感にかられる時があって(笑)。お気に入りのブランドのヴィンテージものの服を探して、コレクションすることもありますし。自分が興味を持ったものには、とことんのめり込んでしまう性格だと思います。

 

──その趣味を分かち合える人と出会うことも?

 

伊藤 この前、漫画家の大童澄瞳さんと「石」をテーマに対談させていただいたんです。こういうお仕事をしてないとそういう機会ってなかなかないと思いますし、ありがたいなって。ちょっとでも興味を持ったものに対して、手放さないようにするということが大事かなと思います。見ていないもののほうがまだまだ多いので何とも言えないんですけど、私は多趣味と言ってもひと言では言い表せない性格だと思います(笑)。

 

──これからもどんどん趣味が増えていきそうですね。

 

伊藤 きっと増えちゃいますね。アンテナを張りすぎちゃって、もうパンクしているぐらい(笑)。特に2021年は、お仕事でワクワクすることが多くて。自分が体験したり、人と話したりする中で“これが好きだ!”と思う瞬間がたくさんありました。例えば“どうして私、エスニックな料理が好きなんだろう?”というところから、気づいたら現地の民族衣装を調べていて。お祭りの衣装やお面などが載った写真集を買ったりして…楽しいという気持ちが止まらないんですよね。

 

──どちらかと言うと、新しいものより古いものに興味がいく感じでしょうか?

 

伊藤 そうかもしれないです。自分が育った環境に気づいてからは、特にそうですね。家にあれだけのお宝があったのに、子供のころの私は名前も知らなくて。もしあの時そういったものとちゃんと向き合っていたら、どれだけよかったんだろうと後悔したんです。

 

──でも、向き合っていなくても、知らない間に根付いていたとも言えるわけで。

 

伊藤 そうですね。いつの間にか染みついていたものをちょっと剥がして、あらためて外側からのぞいているような感じかもしれません。音楽だけでなく、図鑑とかもそうですね。恐竜が絶滅していなかったらどうなっていたか…という、架空の世界が描かれた本があるんです。これも、ある方から薦められたのですが、家にあったんですよ。しかも兄が持っていたのが悔しくて…(笑)。

面白いと感じていただけるのならぜひ!

 

──すべての原点は悔しさなんですね(笑)。

 

伊藤 そうなんですよ! “これだけ家族や周りのみんなが知っているのに、自分はどうして知らなかったんだ!”という悔しさです。一体何と闘っているんだっていう…(笑)。いや、決して闘っているわけではなく、自分の中に引き出しをどんどん作っているような感じですね。

 

──もしまた新しい趣味ができたら、熱い思いを聞かせてください。

 

伊藤 本当ですか? 多分、無限に出てくると思いますよ(笑)。でもこうやって自分の趣味を話す機会はなかなかないので、うれしいです。誰が聞きたいのかなと思うところもありますけど、面白いと感じていただけるのならぜひ!

──最後に、年始ということで2022年の抱負をお願いします。

 

伊藤 決まっているもので言うと、映画「もっと超越した所へ。」ですね。原作・脚本の根本宗子さんとは2019年の舞台「今、出来る、精一杯。」で出会って、翌年の「もっとも大いなる愛へ」にも出演させていただきました。監督の山岸聖太さんは、グループ時代に何度もお世話になった方で。このゴールデンコンビで制作される映画なので、出演させていただけるだけでうれしいですし、この作品も自分にとって大きな転機になりそうな予感がしています。

 

──金髪のビジュアルが早くも話題になっていますね。

 

伊藤 はい、ギャル役なので(笑)。今回は今までの作品とは、全く違うアプローチで演じさせていただきました。共演の皆さんも熱い方ばかりで、すごく楽しい撮影でした。たくさんの方に見ていただけたらと思っています。

 

『もっと超越した所へ。』
2022年公開予定

出演:前田敦子、菊池風磨、伊藤万理華、オカモトレイジ、黒川芽以・三浦貴大、趣里、千葉雄大ほか
原作・脚本:根本宗子
監督:山岸聖太
製作:「もっと超越した所へ。」製作委員会
公式HP:https://happinet-phantom.com/mottochouetsu/

(撮影/中村 功 取材・文/橋本吾郎 ヘアメイク/外山友香(mod’s hair) スタリング/小山田孝司 衣装協力/kotohayokozawa)

大政絢「大人な魅力を表現」30歳を迎えて初のカレンダー発売記念イベント開催

大政絢が、1月8日(土)に2022年度のカレンダー「大政絢 カレンダー2022」の発売を記念したオンラインイベントを開催。本人コメントとオフィシャル写真が到着した。

2020年4月からラグジュアリーファッション誌「Precious(プレシャス)」(小学館)の年間カバーモデルに就任し、その美貌と大人の女性らしさあふれる上品な佇まいで、話題を呼んでいる大政絢。

 

2020年に発売した自身初のビューティーブック 「BE BEAUTIFUL Aya Omasa Beauty Book」では、健康的かつ無駄のない“しなやか美ボディ”を作り出す秘訣や美肌習慣など、彼女の“美の秘訣”を公開。同世代の女性をはじめ、多くの人から注目を集めている。

 

また2021年は、主演を務めたWOWOWオリジナルドラマ『ひとりで飲めるもん!』で働くOL女性を好演。『日曜日の初耳学!』(TBS系)や『どうぶつピース!!』(テレビ東京系)などのバラエティ番組でMCを務めるなど、女優・モデルとしてだけではなく、幅広い分野で活躍してきた。

 

そんな彼女が30歳を迎えて、初のカレンダーとなる「大政絢 カレンダー2022」を発売。1月8日(土)に実施したオンラインイベントでは、結婚後初のファンとの交流を楽しんだ。

 

今回のカレンダーについて、大政は「ここ2年ほど自粛期間が続いているので、2022年はいつもよりオシャレをして前向きな気分になれるような、華やかなカレンダーに仕上がりました!」と語る。

 

中でも7月のページをお気に入りに挙げ、「タンクトップとデニムとシャツの組み合わせって、シンプルだけど何年経っても色褪せない“永遠のおしゃれ着”だと思うんです。気が引き締まる衣装とモノクロも相まって、すごく好きなページです」とその理由を明かす。

 

30歳を迎えて初のカレンダーとなったが、「私の周りには30代をすごく楽しんでいる方が多いので、私自身も30歳を迎えるのがとても楽しみでした。周りの素敵な先輩たちからいろいろお話を聞きつつ、今回のカレンダーでも大人な魅力を表現できればと思い、撮影に臨みました」と振り返った。

 

大政絢 コメント

◆今回のカレンダーの制作でこだわったポイントは?

ここ2年ほど自粛期間が続いているので、2022年はいつもよりオシャレをして前向きな気分になれるような、華やかなカレンダーに仕上がりました!

 

◆中でも7月のページがお気に入りだそうですが、その理由は?

タンクトップとデニムとシャツの組み合わせって、シンプルだけど何年経っても色褪せない“永遠のおしゃれ着”だと思うんです。気が引き締まる衣装とモノクロも相まって、すごく好きなページです。

本人お気に入りの7月のページ (C)SDP

 

◆カレンダーでは艶感のある美肌や引き締まったウエスト、“パーフェクト美ボディ”を披露されていますが、最近の大政さんの“美習慣”を教えてください。

より一層ピラティスにハマっているので、今年は体の改造をもうワンランク上げたいです。1週間に1回は運動をして、体も心も整えたいと思います。

 

◆年々進化を遂げる美しさが話題ですが、30歳を迎えられて初めてのカレンダーということで、ご自身の中で変化はありましたか?

私の周りには30代をすごく楽しんでいる方が多いので、私自身も30歳を迎えるのがとても楽しみでした。周りの素敵な先輩たちからいろいろお話を聞きつつ、今回のカレンダーでも大人な魅力を表現できればと思い、撮影に臨みました。

 

(今回のイベントにも参加していたファンで)10年以上応援してくださっている方もたくさんいらっしゃるので、より、魅力的だな、応援してきてよかったな、と思ってもらえるような生き方ができたらと思います。

 

◆2022年はどんな1年にしたいですか?

体も心も健康に過ごす1年にしたいです。もう少しだけ、物事を楽に考えて自分にも優しくいられるように過ごせたらな、と思います。

 

◆最後に、応援してくださるファンの方々へ、メッセージをお願いします。

いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。今はSNSで毎日皆さまからのコメントをいただくことで、私自身も「お仕事頑張ろう!」と励みになっています。その気持ちに応えられるように、私もより一層お仕事を頑張っていきたいと思いますので、2022年もどうぞよろしくお願いします!

 

商品情報

「大政絢 カレンダー2022」

2021年12月22日(水)発売

価格:2,420円(税込)

発行:SDP

詳細:http://www.stardustpictures.co.jp/book/2021/omasacalendar2022.html

 

WEB

公式Instagram:@aya_omasa_official

スタッフ公式Instagram:@mg_aya_omasa

公式サイト:https://www.stardust.co.jp/section3/profile/oomasaaya.html

 

©SDP

2022年は日向坂46表紙巻頭から!『ボム2月号』発売中

「BOMB2月号」は日向坂46の金村美玖・河田陽菜・丹生明里が表紙巻頭に登場!

2022年最初のボムは日向坂46の金村美玖・河田陽菜・丹生明里が表紙巻頭に登場!

デニムのオーバーオールでお正月らしく餅つきをする3人。お餅をこねて、ぜんざいを食べます。そして個人グラビアでは可憐なレースをあしらった部屋着でまったりと。新年を飾るにふさわしい純白のコーデ、暖かみのあるニットコーデと可愛らしい3人がいっぱいです。インタビューでは、お正月の思い出や冬に食べたいもの22年の目標など、そして3人の対談では「それぞれをプロデュースするなら?」という妄想テーマトークを!

 

【W付録】
●別冊付録
両面超BIGポスター
金村美玖・河田陽菜・丹生明里(日向坂46)

 

●綴じ込み付録
大判光沢フォトメッセージカード
金村美玖・河田陽菜・丹生明里(日向坂46)

 

通常版裏表紙は高崎かなみ

★高崎かなみは裏表紙&11ページの水着グラビアを。その清楚系ルックスとビキニ映えするボディで2021年もっともブレイクしたグラビアアイドルのひとり。’22年もその勢いは止まらない!

 

TSUTAYA限定版表紙にはNGT48の本間日陽が!

22年1月29日(土)から舞台『サザエさん』に出演するNGT48の本間日陽は、久しぶりのソロ水着グラビアを! 二人で過ごすニューイヤーズ・イブということで、ホテルでカウントダウン。大人っぽい黒のレースビキニから、可愛いピンクのビキニ、そしてチューブトップビキニではバブルバスで乾杯!

 

TSUTAYA限定版の裏表紙はNMB48の川上千尋が!

22年は寅年! ということで、熱狂的タイガースファンで寅年生まれの年女、NMB48川上千尋がソロビキニグラビアを! それもビキニが虎柄! そして彼シャツは縦じま! そのうえ、チューブトップビキニは黄色と黒! ここまでトラ満載の水着グラビアはボム史上初!

 

【TSUTAYA限定版はポスターもオリジナル】
●別冊付録
両面超BIGポスター
本間日陽(NGT48)/川上千尋(NMB48)

※綴じ込み付録の大判光沢フォトメッセージカードは通常版、TSUTAYA版ともに同じです。

 

【本書のご購入はコチラ】
<通常版>
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B09NHD9D7P/
セブンネット:https://7net.omni7.jp/detail/1107259416
HMVローソン:https://www.hmv.co.jp/product/detail/12511211

 

<限定版>
TSUTAYAオンライン:https://shop.tsutaya.co.jp/book/product/4910080020224/

AKB48小栗有以インタビュー「ちょっと背伸びしたセクシーな表情にも挑戦しました」1st写真集「君と出逢った日から」

1月18日(火)に1st写真集「君と出逢った日から」を発売する小栗有以さんにインタビュー。AKB48ではエースとして大きな存在感を放ち、昨年末には20歳になった彼女が、10代最後にさまざまな“初めて”に挑戦した撮影を振り返ってくれました。

 

◆まずは、初めての写真集の話を聞いた時の感想を。

とてもうれしかったです。ただ写真集というと水着を着るイメージがあったので、ちょっと不安でした。私、今までのグラビアのお仕事で水着を着たことがなかったんです。でも今回はファッション誌のCanCamさんがご協力してくださるということで、前向きな気持ちで撮影に臨むことができました。

 

◆撮影にあたって、小栗さんから提案したアイデアはありますか?

たくさん提案させていただいたのですが、まずは沖縄で撮影したいとお話させていただきました。沖縄には鮮やかでフレッシュなイメージがあって、きれいな写真が撮れるんじゃないかなと思ったので。あとは、「ワンちゃんと撮影したい」「お風呂で撮りたい」「ソーキそばを食べたい」とか。私が好きなものや、かわいくて映えるようなものと一緒に撮りたいということも相談しました。衣装に関しても、いろいろ選ばせていただきました。

 

◆写真集のテーマは「初恋の人と、ひと夏の思い出」なんですよね。

このテーマを作っていただいたことで撮影に取り組みやすかったですし、それに沿っていろいろな表情を作ることができました。沖縄にはこれまでライブや撮影で行くことはあっても、観光する時間が一切なかったんです。今回は3泊4日で撮影しながら、充実した沖縄の旅も楽しませていただきました。ゴーヤチャンプルーやてびち(豚足の煮物)など、沖縄のソウルフードをひと通り食べられましたし。写真集を見てくださる方もきっと、私と一緒に沖縄旅行をしている気分になっていただけるのではと思っています。

 

◆タイトルの「君と出逢った日から」についてはどうですか?

秋元康先生が出してくださった案の中から、最終的に私が直感で選ばせていただきました。深い意味がありそうで、すてきだなと思ったからです。タイトルの意味については先生に直接お聞きしていないのですが、「私がAKB48に入って、たくさんの方と出逢って、その後、どうなっていくのか?」ということを想像できる感じがしました。

 

◆写真集の中で、特に印象的なカットを教えてください。

自分が思っていた以上にナチュラルな表情が出ていたので、全部好きです。水着の上にサロペットを着た写真は、私が大好きな「ポニーテールとシュシュ」のミュージックビデオのようなかわいらしい感じが出ていて好きです。あとは、早朝に太陽の下で撮った写真。岩場でタイミングを待っていたら高波が来てずぶ濡れになってしまいましたが(笑)、楽しかったです。お風呂のカットも汗をかくぐらい入っていたので、その表情にドキッとしていただけたら。今まではどちらかというとかわいらしい面をお見せしていたと思いますが、今回の写真集ではちょっと背伸びしたセクシーな表情にも挑戦しました。

 

◆現地にあるモノレール線「ゆいレール」とのショットも印象的ですね。

人と人の結びつきを意味することから、私の名前と同じ“結(ゆい)”と呼ばれるものが沖縄には多いみたいで。以前から勝手に親近感を持っていたのですが、そんな「ゆいレール」と一緒に撮影できたのもいい思い出になりました。止まってもすぐに発車してしまうので、ドタバタしながら撮ったのを覚えています(笑)。でも何より、天気に恵まれたことが一番良かったです。私が所属しているAKB48・チーム8の中では、雨女でも晴れ女でもなく、“ふつ女”と呼ばれていて(笑)。でも今回はスコールにも遭わずにずっと晴れていたので、自分は晴れ女に昇格したんじゃないかなと思っています!

 

◆昨年12月26日に20歳になりましたが、今年の目標を教えてください。

18歳から19歳にかけては、コロナ禍の影響もあったために活動が思うようにできなくて悔しい気持ちになったことがたくさんありました。今年はその悔しさをバネに、AKB48としてはもちろん小栗有以個人としてもより一層たくさんの方に名前を覚えてもらえるように頑張りたいです。あとは、お弁当選びなどで優柔不断な性格が出てしまいがちなので(笑)、自分をしっかり持った芯のあるカッコいい女性を目指したいです。そして、2022年の年明けに10代のアイドル活動の集大成としてこの写真集を発売できるので、いいスタートを切れそうです!

 

PROFILE

小栗有以
●おぐり・ゆい…2001年12月26日生まれ。東京都出身。AKB48・チーム8所属。1月12日(水)・13日(木)にパシフィコ横浜 国立大ホールで開催される「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り」に出演。現在、『めざましテレビ』(フジテレビ系)にイマドキガールとして出演中。また「CanCam」の連載に出演するなど、モデルとしても活躍中。

 

商品情報

AKB48 小栗有以1st写真集
「君と出逢った日から」
2022年1月18日(火)発売
価格:2200円(税込)
発売:小学館

 

photo/関根和弘 text/くれい響

来栖りんを虜にした『びじゅチューン!』の作品とは…「ニジマスのこれ愛してマス」第18回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第18回は、来栖りんさんが『びじゅチューン!』(Eテレ)についてご紹介!

 

どうも! 来栖りんです。

 

今回は何についてお話しましょう……すごくすごく迷います。
前回は確かゲームについて……いや違うか……?
もう何について書いたのか、記憶が薄れております。
ということで、さっそく今回のテーマはこちら!

 

『びじゅチューン!』

 

皆さん、ご存知でしょうか?
NHKで配信されているもので、世界の美術を井上涼さんの歌とアニメでキャッチーにしたすごく頭に残る作品なのです。

 

私が『びじゅチューン!』に出会ったのは中学生のときです。
私は美術部で活動していたのですが、顧問の先生が確か部員に見せていて、私たち部員は全員『びじゅチューン!』を見て、聞いていたと思います。

 

すごくキャッチーに、面白く、可愛く登場するたくさんの世界の美術。
私は『びじゅチューン!』がきっかけで知った美術作品がほとんどです。
中でもお気に入りの作品がたくさんあるので、ご紹介させていただきます。

 

一番のお気に入りはこちら!

 

「何にでも牛乳を注ぐ女」

https://youtu.be/pia0iJLqzmA

 

これの元となっているのはもちろん、ヨハネス・フェルメールの「牛乳を注ぐ女」です。
なんと『びじゅチューン!』ではこの女性、タイトルにもある通り“何にでも”牛乳を注いでしまう女なのです。

 

社食のベテラン調理師の傑作絶品社食たちをも、全てあの味に変えてしまいます。
そのため、調理師は自慢の料理を毎回アレンジされてしまいカンカンに。
そして、何にでも牛乳を注ぐ女VS何が何でもそのまま食べさせたいベテラン調理師…の戦いが始まる、といった作品となっております。

 

私はアニメのタッチも可愛さも色使いも大好きで、かつすごく頭に残るメロディーと歌詞に虜です。
昔メンバーのぱるちゃんにも勧めていて、今では一緒に歌ってくれます。

 

2人の戦いはどうなるのでしょうか……?
他にも本当にたくさんの作品があります。どれも最高です!
ぜひ、YouTubeやNHK公式ページからご覧下さいね。

 

ではでは
サラダバー

 

PS.最後に愛用のポーチを添えておきます。

 

来栖りん プロフィール

●くるす・りん…2000年11月8日生まれ。東京都出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」でセンターを務める。週刊ヤングジャンプ「制コレ’18」にてグランプリを受賞し、さまざまな雑誌の表紙や巻頭での掲載も多数。ほかにもテレビCMや、多数のバラエティー番組などへの出演で活動の幅を広げている。2019年11月には、1stメジャー写真集「Lakka」を発売。

公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_rinrin
公式Instagram:https://www.instagram.com/ringring_rin/

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

「2月6日のマスカレイド 〜今宵はバンドで踊りましょ?〜 vol.3」
2022年2月6日(日)LINE CUBE SHIBUYA

 

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公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

“令和の愛人”真島なおみ「2022年は大人のお姉さんな余裕を出していけたらなと思います」

「2022のゼロイチファミリアイメージビジュアル」が公開。合わせて、ゼロイチファミリア所属の真島なおみが、2021年末の挨拶と2022年の抱負を語ったインタビューが到着した。

2022ゼロイチイメージグラフィック (c)mami kishimura

 

桃月なしこやアンジェラ芽衣など、人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリア。2021年は多数の所属タレントが大きな飛躍を遂げたが、去年に引き続き「アベンジャーズ」を意識した「2022のゼロイチファミリアイメージビジュアル」撮影を実施。

 

総勢35名のタレント・スタッフが総力をあげて制作しており、「もうこれを抜ける作品を作るのは難しいのでは?」と自負するほどのビジュアルに仕上がった。その公開に合わせて、イメージビジュアルにも登場している真島なおみへのインタビューが到着した。

 

真島なおみインタビュー

 

◆2021年を振り返ってみて、いかがでしたか?

2021年は映像に出演させていただくことが増えたり、レギュラーでラジオに出演が決まったり、バラエティに呼んでもらえたりと今までとはまた違ったお仕事にトライさせていただけてとても楽しい1年でした!ずっと練習していたDJも少しずつ披露できたりととても楽しかったです!

 

そして我ながらSNSもとてもよく頑張りました!Twitterインスタ共にかなり数字が伸びたと思います!12月には個人SNSの総フォロワーが100万人を突破できたのとちょっとした一安心と、まだまだ頑張りたい! って野心が芽生えています!

 

◆自身の2021年「今年の漢字」と、それを選んだ理由を教えてください。

「愛」

 

「令和の愛人」というニックネームをラジオで一緒の有野(晋哉/よゐこ)さんに命名していただきまして、キャッチコピーに色が加わりました(笑)。

 

◆今年のカレンダーの衣装は、どんな感じでしょうか?

DJモチーフのスパンコールやストーン、メタリックなどパーリーピーポーでサイバー感のある衣装を用意していただきました☆大好きなニーハイの要素も編みタイツとブーツで取り入れてもらえてうれしかったです♡

 

◆2022年の抱負をお願いいたします。

2022年はバラエティ、お芝居、SNSはもちろん、DJ、音楽でもっといろんな人に知っていただきたいです!歌も大好きで昔からずっとやってきていたのでもっともっと発信していって 日本だけじゃなく海外の人にまで真島を知っていただけたらうれしいです☆

 

プライベート面では、2022年は24歳になるので「彼氏に近づかせたくない女」/「令和の愛人」っぷりを磨いていきたいです♡ 最近事務所にも後輩が増えてきたのですが私はまだまだお子ちゃまな一面が実は強かったりするので、大人のお姉さんな余裕を出していけたらなと思います♡

 

WEB

真島なおみ公式Twitter:https://twitter.com/naomi_majima

真島なおみ公式Instagram:https://www.instagram.com/naomi_majima/

2022ゼロイチイメージグラフィック ©mami kishimura

花咲れあ セーラー服&特攻服に「問題児感が湧き出る衣装でテンション上がっていました!」

「2022のゼロイチファミリアイメージビジュアル」が公開。合わせて、ゼロイチファミリア所属の花咲れあが、2021年末の挨拶と2022年の抱負を語ったインタビューが到着した。

2022ゼロイチイメージグラフィック (c)mami kishimura

 

桃月なしこやアンジェラ芽衣など、人気タレントが所属する芸能事務所・ゼロイチファミリア。2021年は多数の所属タレントが大きな飛躍を遂げたが、去年に引き続き「アベンジャーズ」を意識した「2022のゼロイチファミリアイメージビジュアル」撮影を実施。

 

総勢35名のタレント・スタッフが総力をあげて制作しており、「もうこれを抜ける作品を作るのは難しいのでは?」と自負するほどのビジュアルに仕上がった。その公開に合わせて、イメージビジュアルにも登場している“グラビア界の問題児”花咲れあへのインタビューが到着した。

 

花咲れあ インタビュー

 

◆2021年を振り返ってみて、いかがでしたか?

1番はやっぱり写真集を発売できたことです!

 

今まではDVDやフォトブックだけで、もちろんそれもうれしいのですが写真集というのは大きい目標としていた部分があったので実際に発売できてうれしかったです!

 

また、千葉の関東ローカル番組『房総ご当地キャラバン』でレギュラーのMCの仕事をもらえていることがうれしいです!!ずっと憧れていたので仕事の声がかかった時とても喜びました!

 

失敗したこと、やり残したことは、麻雀です。自分は麻雀が結構得意でできるほうだと思っていましたが、実際まだまだなんだなと思いました。大好きで、趣味であることは変わりないので、特技と言えるくらい腕を上げるようにしなきゃいけないなと思いました。

 

◆自身の2021年「今年の漢字」と、それを選んだ理由を教えてください。

「進」です!

 

今年、写真集を発売できたことと、番組のMCをもらえたこと、麻雀のお仕事をもらえたことの3つが大きな「進歩」になったと思っているからです!

 

今まではできていなかったことがかなったから、少し前に進めたなと思っています!ですが、これだけでとても大きく前に進んだわけではないので、このままペースを落とさずにもっと前に進んで行けるように頑張りたいと思います。

 

私の努力だけでなく、皆さんの応援があって今の私がいます。皆さん、本当にいつもありがとうございます。これからももっと芸能界での仕事の幅を広げていけるように頑張りますので皆様見守って応援して頂けたらとてもうれしいです。少しは進んだと思えた1年で本当に良かったです!

 

◆今年のカレンダーの衣装は、どんな感じでしょうか?

セーラー服に麻雀牌です!今までは特攻服でしたが今年はセーラー服になりました!昭和のヤンキー感ある、スカートの丈の長いセーラー服です(笑)。特攻服に続いて、セーラー服ではありますが、零壱特攻隊長を背負って行くつもりです!!(笑)

 

あとは麻雀牌を持って撮影したのですが、趣味である大好きな麻雀の牌を持ったことによって、花咲れあ=麻雀という印象を強く与えられるような衣装になったかと思います!なので、2022年はなおさら上手くならないといけないなとも思いました(笑)。

 

特攻服もセーラー服も迫力のある問題児感が湧き出る衣装でテンション上がっていました!!とてもお気に入りです!!

 

◆2022年の抱負をお願いいたします。

まずは何回も言っている麻雀です!

 

去年の失敗というか、自分がまだまだということが分かったのでちゃんと特技と言えるレベルにまずはならないといけないなと思います。家に10万する麻雀自動卓を自分で買ったので、それを毎日使うくらい麻雀生活を送ろうと思います!

 

プライベート、新たな仕事に関しては、まだ自分が今までにやっていないことに挑戦したいなと思います。

 

何度もインタビューで答えていることなのですが、私はオールマイティという言葉が好きです。偏りなくいろんなジャンル、いろんな仕事、いろんな遊びや経験をしていきたいと思っています!

 

また1つひとつの仕事を伸ばしていくことも大事だと思っているので、タレント性であったり、麻雀グラドルであったり、MCとしても、自分のスキルを上げることも目標にしたいです。

 

いつも応援して下さる皆様、本当にありがとうございます。

 

私が芸能界に入ってから3年半くらいが経ちました。初期から知って下さってる方も未だに応援して下さっていますし、途中から知って下さってる方も応援してくれていて本当にうれしいです。皆様の期待に答えられるように、ここで終わらないようにいろんなことに挑戦し、仕事の幅を広げたいとも思っていますので、これからも見守って応援して下さるとうれしいです。

 

皆さん、2021年写真集イベントやDVDイベント、撮影会、朗読劇など、いろんな場面で応援して下さって会いに来て下さって、本当にありがとうございました!!SNSで応援して下さってる方もありがとうございます。

 

応援して下さってる方の行動や言葉は、私の頑張る糧にもなっています!2022年もどうかよろしくお願い致します!!

 

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2022ゼロイチイメージグラフィック ©mami kishimura

松下洸平主演、白洲迅、木下晴香も出演する音楽劇「夜来香ラプソディ」22年3月上演決定

松下洸平が主演を務める新作音楽劇「夜来香ラプソディ」が、2022年3月より上演されることが決定した。

 

本作は、日本軍の支配下にも関わらず、租界という名の治外法権が存在し、嵐の中の台風の目のように様々な国の文化が行き交い育まれていた当時の上海、同時に日本軍に対抗する中国国内の政治勢力の思惑も蠢き、“魔都”とも称される都市だった。その上海にやってきた「蘇州夜曲」や「別れのブルース」などのヒット曲を世に送り出した新進気鋭の作曲家・服部良一を中心に、音楽を通じて絆を結び合う人々の葛藤と夢を描く。

 

株式会社キューブの創立25周年記念作品となり、同社20周年記念公演の音楽劇「魔都夜曲」に続く、魔都・上海を舞台としたドラマティックな群像劇で、第二次世界大戦末期の上海を舞台に、人種やイデオロギーの壁を乗り越えコンサートを開催しようとした人々の物語だ。

 

主演の服部良一役には、現在TVドラマ『最愛』に出演中、さらにCDデビューも果たした松下。出演については「調べれば調べる程、服部さんは本当に魅力的で素敵な方だったんだなと実感します。そのイメージや服部さんが創り上げて来たものを僕が壊さないようにしっかり演じていかねばならないなと、今ちょっとドキドキしております」と心境を明かす。

 

また、名曲「夜来香」を作曲した黎錦光(れいきんこう)役には、白洲迅。絶世の歌姫・李香蘭(りこうらん)役には、魅力的な歌声と品のある佇まいのミュージカル界の若きプリンセス、木下晴香という、人気と実力を兼ね備えた注目のキャストが顔を揃えた。

 

松下洸平 コメント

5年前、所属事務所キューブの20周年記念公演である音楽劇「魔都夜曲」に参加させて頂き、5年経て再び25周年企画に出演することが出来て非常に嬉しいです。「魔都夜曲」の時も、役名は違いましたが服部良一さんをモデルにした役を演じさせて頂き、その役がさらに広がるように今回の「夜来香ラプソディ」で再び服部良一さんを再び演じることができる事が凄く光栄ですし、何か責任を感じます。
調べれば調べる程、服部さんは本当に魅力的で素敵な方だったんだなと実感します。そのイメージや服部さんが創り上げて来たものを僕が壊さないようにしっかり演じていかねばならないなと、今ちょっとドキドキしております。
今は無事に舞台初日を開け千秋楽まで終えること自体も難しいご時世でありますが、まずは我々も日々しっかりと感染対策しながら稽古し本番に臨んでいきたいと思います。
お客様が全力で楽しんで頂ける、明るくて楽しくて、そして笑って泣ける音楽劇になると思いますので、是非劇場に足を運んで頂けたらと思います。

 

白洲迅 コメント

僕にとっては久しぶりの舞台、そして音楽劇、来るべき時に大きな挑戦が来たと思っています。来年でちょうど30歳になりますので、この舞台を大きな節目に出来たら良いなと思います。
そして今回、黎錦光(れいきんこう)という実在する中国の音楽家を演じさせて頂きますが、時代背景的にも厳しい時代、第二次世界大戦終戦間近の上海で、日本と中国間の複雑な状況の中にあって、音楽というものを見つめ突きつめてゆくことは、どれだけ大変だっただろうかと思います。そういう時代背景も含めて、これからしっかりと勉強し掘り下げて、実在する人物を演じるという大変さと楽しさと、色々なものを味わいたいと思っています。

 

木下晴香 コメント

李香蘭役を演じさせて頂くにあたり、実際の映像なども拝見し、哀愁や色気など歌声に詰まっていらっしゃる方だと思いました。日本でも中国でも活躍された大スターですので、その説得力を持たせられるよう、私の歌声に私なりの表現を乗せ、良い歌をお届けできるよう頑張りたいと思います。
現代は様々なツールで世界中の音楽を聴くことが出来、“音楽には国境が無い”という言葉にも実感を持つことが出来ますが、李香蘭の生きた時代は戦時下であり、複雑で難しい環境に置かれている中でも、音楽の力を信じて真っ直ぐ歩もうとする主人公たちの姿に、音楽を通じて生まれる人と人の繋がりやエネルギーを感じて頂けるのでは思います。

 

作品情報

cube 25th presents 音楽劇『夜来香(イエライシャン)ラプソディ』
2022年3月 東京・Bunkamura シアターコクーン
2022年4月上旬~中旬 名古屋、大阪、長岡にてツアー予定

キューブオフィシャルサイト:https://www.cubeinc.co.jp/archives/theater/cube25thpresents

=LOVEインタビュー「『The 5th』とともに私たちの成長も知っていただくことができると思います」

先日ニューシングル「The 5th」をリリースした=LOVEから大場花菜さん、瀧脇笙古さん、山本杏奈さんが登場! クリスマスにピッタリな本作の聴きどころや、もしも3人でクリスマスを過ごすなら? という妄想トークまで、たっぷりとお伺いしました。

 

◆「The 5th」を初めて聴いた時の印象から教えてください。

大場花菜:まずイントロのきれいさに驚きました。この時期にぴったりなクリスマス感もあって、聴くだけで胸が高鳴りましたね。

瀧脇笙古:私も。早くこの曲をみんなと一緒に歌いたいという気持ちでいっぱいになりました。

大場・山本杏奈:かわいい~♡

山本:今回の「The 5th」は2017年にリリースした2ndシングル「僕らの制服クリスマス」から5回目のクリスマスを描いた曲なのですが、歌詞を比較すると主人公自体も当時と比べて大人になっていて。まるでドラマのようなストーリー性を感じられる曲だなと思いました。

大場:“バスケットのチキン” “大きいホールケーキ”という僕クリを連想させるフレーズも散りばめられていて。それに気づいた時、みんなで「わ~! すごい!」とテンションが上がりました!

瀧脇:こういったアフターソングを頂いたのは今回が初めて。曲とともに私たちの成長も知っていただくことができるんじゃないかなと思います。

 

◆具体的にはどんなところが成長したと思いますか?

瀧脇:個人的には見た目は誰が見ても変わったかなって…(笑)。

大場:笙古はすごくきれいになったよね!

瀧脇:当時は誰が見ても幼かったから(笑)。今は昔に比べるとファンの方がメイクや髪形をまねしてくださったりして、少しずつ憧れてもらえる存在になれてきたのかなと思います。歌やダンスも当時に比べるとできるようになってきたと思いますし、喋れるようにもなったかなって。

大場:そうだね。私は昔とにかく元気だけだったんです。でも今は元気な部分もありつつ、落ち着いた部分や大人っぽい一面などいろんな表情を見せられるようになったんじゃないかなと思っています。

山本:私は「僕らの制服クリスマス」の時期にリーダーになったんですが、その時は「リーダーって何をしたらいいんだろう?」という不安でいっぱいで。どう行動したらいいのか全く分かっていなかったんです。その時に比べると周りが見えるようになりましたし、人の気持ちを理解することができるようになったんじゃないかなと思います。

大場:あと杏奈は好きなものが大人になったよね。昔はピンクとかフリルのついた服を着ていたし、タピオカとかイマドキのかわいいものが好きだったけど、今は黒い服も着るようになったしパンツを履くようになった!

山本:確かに!(笑) 昔はスカートしか履かなくて「みんなに寒いでしょ!?」って言われたりもしたけど、今年パンツというものに出会ってラクさを知りました(笑)。

瀧脇:あと髪を切ってより大人っぽくなった! かわいい(真剣)。

山本:ふふふ。笙古ってうそをつかないし、本当に思っている時しか言わないから、そういってもらえてうれしい。

瀧脇:本当に似合ってるんだもん!

山本:ありがとう! 笙古は自分でも言っていたけど、ダンスがすごくうまくなったよね。昔は踊れなくて曲中に棒立ちになっていたくらいだったし、苦手意識が強いんだろうなと思っていたけど今回のc/wの「Poison Girl」ではさらっと踊れていて。

大場:まさに努力の人だよね。ダンス以外にも昔から続けていることを今でも続けているし、それが一つじゃなくてどんどん増えていっているから自分の武器も増え続けているし。活躍の幅が広がっているんじゃないかなって。

瀧脇:歌やダンスで戦おうとしてもダメだと気づいて、自分にしかできないことを探した結果、こうして「ここが私の強みです」と言えるものを身につけることができました。

山本:本当に努力は必ず結ばれるということを体現してるよね。花菜は、昔自信がないことばかりを口にしていたんですけど、最近は自分を肯定する言葉が増えたなと思います。それは花菜自身が努力して、見た目も中身も成長したからこそだと思うけど…。

瀧脇:そうだね。あと、涙の数が減った! それこそデビュー当時は悲し涙や悔し涙が多かったけど、今は泣く機会が減ったし、たくさん笑顔を見られるようになったなって。

大場:そうかもしれない。前はマイナス思考だったんですけど、こうして活動していく中でメンバーの支えやファンの方からの言葉を受けて「もっと自分を褒めてあげよう」「認めてあげよう」という考えができるようになりました。

山本:表現の幅も広がったような気がする。「祝祭」の時も、(野口)衣織と一緒に引っ張ってくれたし。

瀧脇:セクシー要員でもあるね!

大場:ありがとうございます!(照)

 

 

◆「The 5th」はミュージックビデオもクリスマスらしさが満載ですてきです。それぞれに細かい設定がありますよね。

瀧脇:そうなんです。私はメンバーの中で一番初々しいカップルという裏テーマがあります(笑)。お芝居をしながら撮影するのは難しかったんですけど、自分が思う最大限の初々しさを出せたんじゃないかなと思っています。

山本:私はブックカフェで撮影をしたんですが、普段あまり本を読まないので、そういうところに行ったことがなくて…スタッフさんと考えながら役に入り込んで演じてみました。唯一素に近い部分といえば、とんがり帽子を置かれて振り向いたりする無邪気なところかなって思います。

大場:私は公園デートだったんですが、実は裏設定があって。MVをよく見ていただくと分かると思うんですけど、公園の周りが高層マンションで、私と彼はその高層マンションに住む幼なじみという関係なんです。あのワンシーンだけだと一見素朴なカップルに思えるかもしれないですが、実はいいところに住んでいたっていうオチがあります(笑)。

山本:実はちょっと2人ともちょっとセレブなんだ!?

大場:そうそう(笑)。ギャップがあるでしょ?

瀧脇:それは見ただけだと分かんないね(笑)。

 

◆実際にこの3人でクリスマスを過ごすならどう過ごす?

瀧脇:(即答で)おしゃれなレストランに行ってみたいです。

山本:わ~! かわいい♡

大場:いいね! ちょっとドレッシーな服装して行きたい。

瀧脇:いつもメンバーと集まる時は、たこ焼きパーティーをしたり鍋パーティーをしたりすることが多いから、こういう特別な時に普段はなかなか行かないようなおしゃれなレストランに行って「大人になったね~」って言いながらおいしいご飯を食べたいです。

大場:(「The 5th」の歌詞にあるシチュエーションのように)グラス傾けてワインで乾杯できるね!

山本:だね(笑)。食べ終わったら私の運転でドライブに行こう! MVで(音嶋)莉沙が乗っていたような高級車を借りてくるから(笑)。

大場:じゃあ私は莉沙がもらっていたようなバラの花束を用意しておくね(笑)。もちろん自分の分も(笑)。

瀧脇:自分で自分にあげるの?(笑) じゃあレストランの予約は私がする!

大場:役割分担ばっちりだね!

山本:みんな莉沙がしていたようなロマンティックなシチュエーションに密かな憧れがあるのかな?(笑) あと、この3人は写真撮るのが好きなメンバーなので、たくさん撮って思い出を残しておきたいです。

 

◆楽しそうですね! こうして今回シングルが発売される以外にも、前作「ウィークエンドシトロン」では『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演したり、富士急ハイランドでライブを行ったりと、初めての経験がたくさんあった一年だったのではないかと思います。

山本:そうですね。特に『ミュージックステーション』に出演できたことは本当にうれしかったです。決まった時はメンバーみんなで泣きながら喜んだんですが、うれし泣きができたことがうれしくて。歌番組に出演することは、私たちが目指す“大きいステージ”に行くための一つの通過点でもあると思うんですが、ここまで頑張ってきて良かったと心から思いました。出演が決まった後、家族や友達からもたくさん連絡が来て。ファンの人も含めて周りの人にも喜んでもらえたことがうれしかったです。でもここで満足せずに、新曲をリリースするたびに「今回はイコラブ出ないの?」と言ってもらえるようになりたいです。

大場:今年を振り返ると、ありがたいことにリリースが多くて。自分たちの曲の数が増えたことも変化を感じるポイントだなと思います。これまでは一年に数曲増えるというペースだったし、ライブでもカバー曲を披露することが多かったけど、今はライブに入らない曲がたくさん出てきて。こういった経験は初めてでした。

瀧脇:あと初めてといえば、街中で自分たちのポスターが貼られている光景を見たり、曲が流れていたりしたのも新鮮でした! 目や耳を通して私たちに触れていただく機会が増えて、ちょっとずついろんな方に知っていただけているのかな? と思うとうれしくなります。でも、こうして周りの環境が変わっても、私たち自身の根本的な部分は変わっていません。もちろん成長という意味での変化は大切だと思いますが、メンバーやファンの方との関係性や目標は変わらずに過ごしていきたいです。

 

◆では、2022年に達成したいことは?

大場:地元・埼玉のさいたまスーパーアリーナでライブがしたいです。今年もツアーでメンバーの地元を回らせていただいたんですが、やっぱり地元でライブができる喜びはひとしおなので。より大きな会場であるさいたまスーパーアリーナで「ただいま~!」と煽りたいです!

山本:私も地元の広島にあるより大きな会場でライブがしたいです。やっぱりファンの皆さんの前でパフォーマンスができる時間は本当に幸せで。皆さんのおかげでアイドルができているんだと実感できる瞬間でもあるので、すごく好きなんです。今回のツアーでもたくさんの演出を経験させていただきましたが、今度はポップアップやフライングにも挑戦してもっともっとファンの方を驚かせたいです!

瀧脇:いいね、やってみたい! 私は今回のc/w「BPM170の君へ」で初めてセンターを務めさせていただいたんですが、「やっと笙古ちゃんがセンターの曲が来た!」「センターで歌って踊る姿が見られてうれしい!」と言っていただけたことが、私自身本当にうれしくて。ファンの皆さんへの恩返しにも繋がったんじゃないかなと思うので、またこうした機会が頂けるように頑張っていきたいです。グループとしては早く「The 5th」をファンの皆さんの前で披露したい。それまでこの曲をたくさん聴いて、愛していただけたらうれしいです!

 

PROFILE

左から)瀧脇笙古、大場花菜、山本杏奈

大場花菜
●おおば・はな…2000年2月4日生まれ。埼玉県出身。A型。

瀧脇笙古
●たきわき・しょうこ…20001年7月9日生まれ。神奈川県出身。O型。

山本杏奈
●やまもと・あんな…1997年11月30日生まれ。広島県出身。A型。

 

リリース情報

「The 5th」
発売中

 

photo/市川秀明 text/矢嶋咲良

ザ・マミィが振り返る2021年「約2年ぐらい1足の靴で…2足目ができたことが大きいです(笑)」

「キングオブコント2021」の準優勝をはじめ、2021年大活躍だったザ・マミィ。12月30日(木)放送の『解決!チョコプラ即興劇場』(読売テレビ・日本テレビ系 23:59~)では、彼らが持ち前の演技力を武器に、チョコレートプラネットやシソンヌと即興演技を繰り広げる。収録を終えたばかりのザ・マミィが番組の見どころと、「キングオブコント2021」準優勝による暮らしぶりの変化を語ってくれた。

 

ザ・マミィ林田洋平(ハヤシダ・ヨウヘイ…1992年9月10日、長崎県生まれ/写真左)と酒井貴士(サカイ・タカシ…1991年6月1日、東京都生まれ/写真右)のプロダクション人力舎所属のお笑いコンビ。人力舎の養成所スクールJCA24期生の同期でトリオとして2016年に結成し、2018年からコンビとして活動。主にコントに軸足を置き、民放各局の番組制作者も審査員として加わる2019年の「ツギクル芸人グランプリ」に優勝。「キングオブコント」は2年連続の準決勝敗退から、2021年に初の決勝進出。見事に準優勝した。

【ザ・マミィさん撮りおろしカット】

 

じろうさんを前にすると、なんか血の繋がりを感じる

 

──身近なあるあるトラブルをコント仕立ての劇で再現し、提示された解決法を即興劇で披露する『解決!チョコプラ即興劇場』。“劇団員”として参加されて、いかがでしたか?

 

林田 ドキドキし過ぎて、あまり頭が働きませんでした(笑)。皆さんお忙しい方ばかりだから、まず再現部分の練習もあまりできなくて。何とかやり遂げてほっとしたら、この後即興するんだっけ、みたいな感じで。

 

酒井 早くオンエアが見たいですね。即興に次ぐ即興だったから、自分が何をしていたか、もう記憶がないんで。

 

林田 覚えてすぐやったから、頭に全く定着しないんだよね。

 

──他の芸人さん、しかも先輩とやるコントの面白さは?

 

酒井 なかなか他のコンビとコントをする機会もないから、新鮮で楽しかったです。そこに即興の怖さも加わり、いい刺激になりました。

 

林田 皆さん憧れの存在ではあるんですけど、最近はちょこちょこいろんな現場でご一緒させてもらえることが増えて。だから緊張しながらも、安心して身も委ねられるところもありました。特にシソンヌの長谷川(忍)さんにはだいぶ甘えさせてもらえましたね。強いツッコミの回しができる人ですし、何をやってもとりあえず助けてくれるだろうと。

 

酒井 長谷川さんは合間の舞台裏でもムードメーカーになってくれてたんです。

 

林田 優しかったよね。ずっといろいろ話してくれて。

 

──多数の映画やドラマに出演しているシソンヌは、同じように演技力の高さで注目されているお2人の目指すところでもあるのかなと。

 

林田 シソンヌさんは他のお笑い芸人とはどこか違う、自分で切り開いた道を歩いていますよね。お芝居の仕事もやるけど、ちゃんとガッツリ期間を取って単独ライブも開催したりしますし。その道を少しでも追いかけられたらいいなというのはあります。個人的に、僕はシソンヌのじろうさんに似てるって言われることも多いですし(笑)。

 

──写真だと似てますよね。実際に会うとやっぱり、それぞれ個性がありますけど。

 

林田 そうなんです。だから細かく言うと、僕より親戚のおじさんの方がめちゃめちゃ似てますね。だからじろうさんを前にすると、なんか血の繋がりを感じるみたいな感覚もあって。この人に嫌われたくないっていう、先輩ってことと別の意味で委縮しちゃうんです(笑)。

 

酒井 今回はトラブルの解決方を考えるパネラー側の方に、インパルスの板倉(俊之)さんもいらっしゃって。気づいたんですけど、(林田の)髪形は板倉さん似なんですよ。

 

林田 こんな髪形、めっちゃいるよ。誰も気にしてないよ。

 

酒井 同じ床屋さんなのかなってぐらいめっちゃ似てるんで、ぜひ見比べてほしいですね。

 

 

二段構えで面白くしてくれる

 

──今回、酒井さんはめちゃくちゃムチャブリされていたのに余裕ですね。

 

酒井 まず板倉さんの顔を見た時、林田と同じだって思っちゃって(笑)。板倉さんに頂いた解決法がぶっ飛んでた時は普通にビックリしましたよ。ただ、やっぱりその時もチョコレートプラネットの長田(庄平)さんたちが、どうやったら楽しくなるかを考えてくれるから。僕はもうその通り、頑張ればいいんで。

 

林田 また多少、「なんだこれ?」って空気になっても、(パネラー側にいる)パンサーの向井(慧)さんがうまく処理してくれるから。

 

酒井 そう、面白くしてくれる。二段構えみたいな。

 

林田 演じる側とパネラー側、どっちにも即興の精鋭がいるからすごいよね。

 

酒井 だからこのセットの床、スベらないなーと思ってて。

 

林田 え?

 

酒井 …床じゃないか、ネタが。

 

林田 (笑)。わかりにくいよ。今ここでスベりに来られても。

 

酒井 すみません。

 

今は部屋にベッドしかない

 

──2021年は「キングオブコント」の準優勝で一気に認知度が上がったと思いますが、お互い変わったと思うことはありますか?

 

林田 (酒井は)なんか、太った気がします(笑)。

 

酒井 林田は声がデカくなりましたね。発言に自信を感じます。

 

──生活ぶりも変わりましたか?

 

林田 やっぱり、忙しくなったと思います。昔は空き時間があったらよく喫茶店に行ってたんですけど、全然行けてなくて。先日行って、そう言えば久しぶりだなって思いました。

 

酒井 僕は一人暮らしを始めたから、だいぶ変わりましたね。親が好きだし、お金や将来の不安もあってずっと実家暮らしだったけど、これを機に独り立ちしようと。

 

林田 家賃いくらだっけ?

 

酒井 5.9万。奮発しました。

 

林田 どうだろう、準優勝したわりにって感じもあるかも。

 

──初めての一人暮らしはいかがですか?

 

酒井 親のありがたみをヒシヒシ感じてますね。衣食住の難しさというか、何をするにもこんなにお金がかかるんだと。

 

林田 確かに初めての時は初期費用めちゃめちゃかかるよね。

 

酒井 ネットで調べたら、ベッドが12万円もして。

 

林田 それはいいやつだよ。もっと安いのあるから。

 

酒井 え? もう買っちゃったよ。だから今、部屋にベッドしかないんです。それこそ『即興劇場』で出てた、ミニマリストの人が住んでるような感じ(笑)。

 

一眼レフの新しいカメラを買って趣味を再開させたい

 

──林田さんは何か買いましたか?

 

林田 久しぶりに靴買いました。SALOMONのXA PRO 3Dという靴なんですけど、歩きやすいですね。何より2年ぐらいずっと1足の靴で過ごしてきたから、2足目ができたことが大きいです(笑)。

 

──今、欲しいものは?

 

林田 実際、忙しさがお給料に反映されるにはちょっと時間がかかるから、そこはあまり変わってなくて。ちょっと余裕ができたら、カメラが欲しいですね。昔好きでよく撮ってたんですけど、この数年できてなくて。結構、お金かかるんですよ。だから一眼レフの新しいカメラ買って、趣味を再開させたいです。

 

酒井 僕はテレビが欲しいですね。テレビがあるとミニマリストじゃなくなるらしいんですけど(笑)、今のままじゃ自分が出た番組も見れてないんで。

 

林田 もっと安いベッドにしとけば、テレビも買えたのに。

 

酒井 だって、テレビも10万円以上するでしょ? 洗濯機も27万円するし。

 

林田 一人暮らしなんだし、そんな高いの買わなくていいんだって。

 

酒井 しょうがないから、物干しざおだけ買ったんです。

 

林田 洗濯機ないのに?(笑)

 

──実家暮らしだったから、電化製品や家具の値段を気にしてなかったんでしょうね。

 

林田 確かに、それはあるかもしれないですね。

 

酒井 一応、ネットで調べたんです。そしたらそれが出てきたから。

 

林田 別に調べて出てきたのを買わなきゃいけないわけじゃない(笑)。

 

酒井 比べるって頭になかったですね。住むところも、1軒目で決めちゃったんで。

 

林田 あんま広くないんでしょ?

 

酒井 そう。そういう部屋がぶわーって、いっぱいある。

 

林田 あれじゃない? 不動産屋さん的には先にそっちを見せといて。本当は、家賃は高いけどもうちょっといい条件の部屋を勧めようと思っていたら、見せるだけだったはずの部屋を契約しちゃうっていう。

 

──林田さんに相談すればよかったのでは?

 

林田 そうだよ。もう今までに何回も引っ越してるんだから。

 

酒井 なんか、休みの日に連れ回すの申し訳なくて。とりあえずもう住み始めちゃったから、いろいろ頑張ってみようと思います。

 

 

『解決!チョコプラ即興劇場』

読売テレビ・日本テレビ系 12月30日(木)23:59~24:54

 

MC:チョコレートプラネット、松本まりか
パネラー:板倉俊之(インパルス)、滝沢カレン、向井慧(パンサー)
劇団員:蛙亭(中野周平、イワクラ)、ザ・マミィ(林田洋平、酒井貴士)、シソンヌ(じろう、長谷川忍)、ヒコロヒー
神尾楓珠(シークレットゲスト)

 

『解決!チョコプラ即興劇場』より】

 

(撮影/関根和弘 取材・文/小山智久)

【M-1完全総括】AKB48の大会経験者コンビが語る。錦鯉のここがすごい!【M-1グランプリ2021特集】

先日『M-1グランプリ2021』が開催され、50歳の長谷川雅紀と43歳の渡辺隆のコンビ・錦鯉が王座に輝き、大きな話題となった。

 

今回は、前回のインタビューで、優勝予想をしてもらったAKB48の大家志津香さんと中西智代梨さんに、大会を振り返ってもらった。はたして予想の結果は…?そして、優勝した錦鯉のすごすぎるポイントについても語ってもらった!

【ふたりの予想はコチラ

 

(構成・撮影:丸山剛史/執筆:kitsune)

――先日『M-1グランプリ 2021』が開催され、大いに盛り上がりましたね。前回のインタビューでは「予想編」ということで、上位3組を予測していただきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

中西 ぴったりと3組を当てることはできませんでしたが、最高に面白い大会でしたね!大笑いさせていただきました。しかも、今大会は10組のコンビ全員が全く違うタイプのネタをする方々で…!みなさん、それぞれの面白さがありました。

 

――今年はもともと「レベルが高い」と言われていましたね。

 

大家 実際に全体の平均点も高かったですよね。ただ、例年「M-1には魔物がいる」と言われて「優勝候補の方の点数が伸びない」というような波乱が起こったりするんですが、今年は実力ある方々がちゃんと力を発揮して、上位に食い込んでいた印象を受けました。それが、かっこいいなと!

 

決勝コンビ全10組を完全解説!
今年は超ハイレベルな戦いだった!?

さて、それではさっそくですが、今回のM-1グランプリを振り返って、各コンビの感想を順番に聞いていきたいと思います。

 

1組目 モグライダー

――トップバッターはモグライダーさんでした。普段、ボケのともしげさんがセリフを噛んだり、間違えることがよくあると、前回の予想編でお話が出ていましたが、そのようなハプニングもなく、しっかり笑いを取っていましたね。

 

中西 そうなんですよね! 1番手というと、プレッシャーを感じて、もしかしたら噛んでしまうんじゃないかな、とも思ったんですが、そんなこともなく淡々とネタを進められていたので、やっぱりプロの方はすごいなぁと思いましたね。トップバッターの緊張を感じさせない、完璧なネタを見せて頂きました。でも、ちょっと噛んでほしいなって、正直期待もしていました!(笑)

 

――たとえ、噛んでも笑いに変えられる実力があるコンビですもんね。大家さんはいかがでしたか?

 

大家 めちゃくちゃ面白かったですね! 美川憲一さんの『さそり座の女』を題材にしていましたが、それをネタに仕上げる着眼点がまず面白くて。たしかに「いいえ、私はさそり座の女~」と〝否定〟から入ってるなと(笑)。それに、楽しそうに漫才をしているのが印象的でした。もちろん緊張したと思いますが、トップバッターだからこそリラックスしてできた面も、逆にあるんじゃないかなと。

 

中西 そうかもしれないですよね。私はトップバッターというのが苦手で、もしそういった場面で1番を引いたら、すごく緊張してしまうタイプなんですけど、逆に明るくできる方って尊敬しますね。

 

――しかも、歴代のトップバッターの点数の中では最高点だったそうです。

 

中西 すごかったですよね!例年ではトップバッターは点数が低めになってしまう傾向があると思うんですが、90点代がバンバン出ていて驚きました。私はいつも、最後の上沼(恵美子)さんが何点を出すんだろうって、楽しみにしているんです!(笑)。高い得点が出て、そこで総合点の順位が変わることもあるので。モグライダーさんには93点と、最初から高得点をつけていて、おお!となりました。

 

――今までにない異例の高評価スタートでしたね。大会への期待も大きく高まった瞬間でした。

 

2組目 ランジャタイ

――つづいて、2番手で登場したのが、ランジャタイのおふたりでした。

 

中西 来ましたね~!本当にランジャタイさんはヤバかった!(笑) 一番衝撃的でしたよね。ネコが身体の中に入ってきて、ロボットのように動かされるというネタでしたが、その発想と表現力が天才でしたね。あと、ランジャタイさんがやっているのを見ながら「これ、絶対しーちゃん好きなやつだ!」と考えていました♪

 

大家 はい、好きでした(笑)。M-1決勝という舞台に、あのネタを持ってくるなんて、本当にかっこいいですよね。自分の芸術に自信があるからこそだと思います。あと、演技力も高くて、マジで風が強く吹いていて、身体に当たっているように見えました。

 

中西 あはは!たしかに、ネコも本当にそこにいるように見えましたよね。動きが丁寧で上手だなと感じました。

 

――しかし、それを見た審査員の方々がみんな頭を抱えてしまうという(笑)。

 

中西 そうなんですよ!途中で映った審査員の方々が、誰も「理解できていない顔」をしていたのが、また面白くて…! 総合点としては結果的には10位になってしまいましたが、思っていたよりも点数が高かったのが、やはり評価された部分も大いにあったんだと感じました。

 

大家 あと、せり上がりでステージに出てくる際に、国崎(和也)さんが伊藤(幸司)さんの背中をポンポンとしていたのが印象的でしたね。ああいった雰囲気のネタをしている方々なのに、コンビの仲の良さが感じられて。みんなで見ていたんですけど「もう一回見ていい?」と録画を巻き戻して何回も見ちゃいましたよ(笑)。今回の決勝でさらに好きなコンビになりました。

 

――そうですね。今回の大会でファンになったという方も多そうです!

 

3組目 ゆにばーす

――続きまして、ゆにばーすさんです。中西さんは、3位になるのではないかと予想されていたコンビです。

 

中西 そうなんです~!点数発表の時点では、3組中1位だったので「あ!来るかも!」と期待していました。ネタの内容も、男と女の友情は成立するのか、という男女コンビとして、そしてゆにばーすさんでしかできない内容で、めちゃくちゃ笑いました。感情が出まくった言い回しや言葉の勢いも良かったですね。

 

大家 私も、ゆにばーすさん史上一番笑ったネタでした!今まで、何度も拝見していましたが、今回は完成度が抜群に高くて、私もファイナルに行くんじゃないかと思っていました。残念ながら、勝ち上がることはできませんでしたが、これで川瀬名人さんは芸人を辞めずにまたお笑いを続けてくれるらしいので、ファンの方は複雑ですけどうれしいんじゃないのかと。また来年に期待しています。

4組目 敗者復活枠 ハライチ

――さて、次は4組目です。ここでは敗者復活戦で1位になったコンビが、発表されてそのままネタを披露することになりました。結果としてハライチさんが勝ち上がりました。

 

中西 敗者復活枠が発表されるときに、ハライチさんがいいな、と祈っていましたね。一緒にいた周囲のみんなも「ここはハライチがいいよね」と。そこで、発表されたときはみんなで泣きました!ラストイヤーということと、そのまま決勝の会場まで走っていく姿に感動しましたね。

 

――まさに漫画のようでしたね。敗者復活戦のネタはご覧になられましたか? 時間がオーバー気味で、それも話題になっていましたが。

 

大家 もちろん見ました。あの時は、ボカーンッという終了の音すらネタにしていましたね。全然焦っていない様子は、それだけステージに立ってきたということだし、堂々としてるなと感じました。また、ネタ自体も、岩井(勇気)さんが全く話さないような流れで、これは余裕があるコンビにしかできないネタだと思って。なんなら、ハライチさんレベルにしかできないネタという点も、評価されたのではないかと。

 

――ラストイヤーの敗者復活戦の場で、セリフがないネタというのはチャレンジャーでしたよね。そして、そこから決勝の舞台に上がってきたわけですが、また別のネタを披露していました。

 

大家 全く雰囲気が違いましたね。今度は岩井さんがめちゃくちゃ喋って動いて、敗者復活戦とは真逆の行動でしたから。岩井さんってあんなに騒げるんだって思ったくらい…!勝負に行っている感じでした。

 

――しかし、審査員の方の点数にはバラつきがありましたね。

 

中西 上沼さんの評価が高かったですよね。プロの漫才だと言っていました。ファイナル3組に上がることはできませんでしたが、ドラマチックな展開を見せてくれたのがよかったです。

 

――人気で実力があるコンビ、ラストイヤーのコンビでも結果がどうなるか本当に分からないですよね。今年も印象深い敗者復活戦になりました。

 

5組目 真空ジェシカ

――5組目に登場したのは、真空ジェシカさんでした。いかがでしたでしょうか?

 

中西 本当に物語を見ているような世界観でしたよね。ネタが緻密で、一度出てきた話題が後々になって効いてくるような流れで、見逃すと辻褄が合わなくて何もわからなくなっちゃう(笑)。本当に頭脳派のコンビですよね。

 

大家 小説のような伏線回収が繰り広げられていて、驚きましたよね。1日市長さんをするという話の中に、事細かにボケが仕込まれていて本当に面白かったです。それこそ、伏線回収のあるミステリー映画のようで、途中から見たら何も理解できない感じ。集中してしっかり見ていないと追いつけなくなってしまう。

 

――上沼さんも、正直に「ついていけなかった」とコメントしていましたね。実際におふたりとも高学歴な方々です。

 

大家 いろんな感想や評価が出てきそうですよね。理解できる人は、おお~となりますし、難しいなって感じる方もいたかもしれません。

 

中西 テロップをつけて説明してほしいなとも、ちょっと思っちゃいました!(笑)

 

大家 ただ、タイミングや評価によってはファイナルに上がっていたかもしれないですよね。来年も勝ち上がってきそうです。

 

 

6組目 オズワルド

――そして、ここでオズワルドさんが登場してきました。それぞれ大家さんが3位、中西さんは優勝、と予測していたコンビでしたね。

 

大家 いや~面白かったですね。さすが実力派のコンビでした。

 

中西 ほんとに!間違いない面白さでした。ボケの畠中(悠)さんが、ツッコミの伊藤(俊介)さんに「友達いないから友達ひとりくれない?」というネタでしたが、リアリティある語り口調で、淡々と話していて。普通のテンションからありえないことを言うので、引き込まれちゃいましたね。本当に友達いないんじゃないかって思わせるような、いい意味でサイコパス感が出ていました(笑)。伊藤さんのリアクションも最高でした。

 

大家 友達ちょうだいとかトレードするって発想はなかったので、そこが面白いなと…!

 

中西 こ、こわいよ~!(笑)

 

大家 トレーディングカード感覚で友達の話をしているけど、それでどんどん会話が転がって成り立っていて。「一番足遅いやつ、ちょうだい」とか「双子はダブッてるから、どっちかほしい」とか(笑)

 

中西 あ~、そこ面白かった! 何言ってるの!? とも思いつつ、笑っちゃった!

 

大家 友達いない人が日常でこのボケ使ったら、逆に面白そうかも。「なんなんだよ、こいつ。変なやつだな!」って友達ができるかもしれない(笑)。

 

中西 あはは、たしかに! 優勝候補といわれるだけの漫才だったなと思いますし、点数もファーストラウンドの最高得点ですごかったです。たくさん笑わせてもらいました!

 

7組目 ロングコートダディ

――かなり後半にさしかかってきましたね。ここで7組目に登場してきたのが、大家さんが優勝予想をしていたロングコートダディさんでした。

 

大家 個人的にはやっぱり一番面白かったです。私はファイナルラウンドに行くと思いました!

 

――惜しくも全体4位という結果ですもんね。

 

大家 そうなんですよ~。ネタ中も大笑いしていました。天界で次に何に生まれ変わるのか指定されるというストーリーのネタで、転生するのがいつも「肉うどん」っていう! でも、だんだんなぜか本当に「肉うどん」に見えてきちゃって!不思議と!(笑) それは、イメージの例え方とワードのチョイスが絶妙だったからで、「肉うどん」は、これ以上ない面白い生まれ変わり先ですよね。

 

中西 「肉うどん」ってワードが、まず頭に入りやすくて。その後、生まれ変わりが決まる順序がしりとりになっていると気づいて、どんどん話が繋がっていく。気づいたら、釘付けになって見てしまっていました。

 

大家 三回戦のネタもそうでしたが、子どもでも分かりやすい、みんなが楽しめるネタで素敵でしたよね。本当に推しです。推しといてよかった~!(笑)

 

――来年はどんどんテレビに出てきそうなコンビで、楽しみですよね。

8組目 錦鯉

――そして、ここでついにきました。8組目は錦鯉さんでした。ファーストラウンドは合コンをテーマにしたネタでした。

 

中西 きましたね~!テンションがほんと大好きです~♪

 

大家 実際に合コンで、ボケの(長谷川)まさのりさんがやっていたようなおじさんが来たら、絶対好きになっちゃうけどなぁ~(笑)。真っ先に連絡先交換しちゃう!

 

中西 見てるだけでハッピーになれますよね! 最初の掴みからテンションが高いのに、そこからどんどん勢いが上がっていって、誰よりもパワフルでしたよね。50歳だと思えない。最後にはバチンバチンッて連続で叩かれていて、すごかったですよね…!でも、もっと叩いてほしいって思っちゃったくらい(笑)。

 

大家 去年も決勝まで行って、それを超えてくるのは本当にすごいですよね。ネタが始まって面白すぎて、あ~前回の予想編で3位以内に入れてなかったなってすぐ思ってしまいました。

 

中西 私もそう! 最後のたたみ掛けまで勢いがあって、これはファイナルラウンドにいくだろうなって思いました。

 

――最終的に、ファーストラウンド2位となる高得点でしたね。すごかったです。

 

9組目 インディアンス

――つづいて9組目は、昨年敗者復活戦から勝ち上がり、トップバッターでネタを披露したインディアンスさんでした。中西さんも大家さんともに、2位になるのではないかと予想していたコンビです。

 

大家 インディアンスさんは今回のネタも勢いがすごかったですね。本筋よりも田渕(章裕)さんの小さなボケの量が多すぎて(笑)

 

中西 そうなんですよねー! めちゃくちゃ面白かった~!大好きです!細かいボケひとつひとつが全部笑えるのが強いんですよね。本筋の話が何だったか分からなくなってしまうことも…!

 

大家 ネタのタイトルをコンビで何と呼んでいるのかが、気になっちゃいます(笑)。でも、審査員のナイツ・塙(宣之)さんが「一番漫才が上手い」って仰られていて。やはりプロの目線で見ると、ボケだけでなく、ふたりの掛け合いのタイミングや間で高く評価されている部分があるんでしょうね。

 

――ボケ数も多いうえに、漫才の技術もかなり高いということですね。結果的にインディアンスさんは、総合3位の点数でファイナルラウンドに進みました。

 

10組目 もも

――そして、ラストにネタを披露したのが、ももさんでした。顔と行動のギャップを利用した安定のネタでしたね。

 

中西 いや~面白かったですね~! 顔をイジるネタですが「なんでやねん!」ってツッコミを入れたあとに、分かりやすいように、ちゃんと顔を前に向けてお客さんに見せていたんですよね。それが「かわいい~♡ちゃんと見せてるぅ~!」って思っちゃいました♪

 

大家 ‶この瞬間でお客さんに顔を向けよう〟って話し合ったんでしょうか。そういった細かい演出も漫才の技術のひとつですよね。私たちも昨年、漫才を練習していたときに「ネタ中はちゃんと前を見てしゃべりなさい」とよく言われたんです。でも、横の相手に話しかけつつ、しっかり前を向いてお客さんに声を届けるのがなかなか難しくて…。漫才師の方々の「見せる技術」は本当に絶妙ですよね。

 

中西 たしかに、それは難しかったですね。少しでも横を向いてしまうと、ふたりだけの世界になってしまって、お客さんが置いていかれているように感じてしまう。

 

大家 「客席と話していると思いなさい」って言われてたよね。

 

――掛け合いの見せ方も重要なんですね。

 

中西 そうなんです。あと、ももさんは、それぞれの顔から連想されるイメージのレパートリーが多くて、それがすごい。例えがあらゆる角度から出てきて表現力がありますよね。

 

大家 どちらがネタを書いているんだろう。もし、ネタを書いてる人と友達になったら「お前〇〇みたいな顔してるな!」なんてツッコまれそう(笑)

 

中西 たしかに~!でも楽しそう!例えツッコミしてもらいたいですね。

 

――的確で的を得ている表現ですもんね。今回はファイナルラウンドには進めませんでしたが、総合5位という高評価でした。これからも楽しみです。

 

予測不可能な展開に突入!
運命のファイナルラウンドは…?

――さて、10組のファーストラウンドが終わり、上位3組が決定しました。結果として「オズワルド」さん、「錦鯉」さん、「インディアンス」さんがファイナルラウンドに駒を進めましたね。3組が決まったときどうでしたか?

 

中西 私は、優勝はオズワルドさんと予想していて、1位通過でファイナルに進まれていたので「もしかしたら!」と思い、感情が高まりました。かなり期待していましたね!

 

大家 私が優勝を予想していたロングコートダディさんは、惜しくも4位となってしまったのですが、ファイナルに進んだ3組は全組しっかりと笑いを取っていたので、これは文句なしの3組だと感じました。

 

――どのコンビが優勝するか全く予想がつかない展開でしたね。それでは、さっそく3位から順番に感想を聞いていきましょう!

 

★3位 インディアンス

中西 3位はインディアンスさんでしたね!ボケの量もスピードもファーストと同様にエンジン全開で実力を見せつけてくれました。あいかわらず、本筋を忘れてしまうくらいのボケの詰め込みようでしたが、途中、突然静かになって小芝居が始まったところが笑っちゃいました♪ 緩急をつけてきたところが面白かったです。

 

大家 勢いを崩さず、ファイナルも同じ熱量で披露していた印象で、さすがでしたよね。ただ、インディアンスさんの基本的なスタイルは変わらないので、逆にファーストとの差はそこまでなかったんじゃないかな、とは感じました。

 

――たしかに、常にボケ数も最大数でフルスロットルですからね。

 

大家 あとは審査員の方の評価がどうなるか、というところだった思います。1票ずつしか入れられないって難しい!

 

中西 そうなんだよね。ただ、終わったあとも明るくて、清々しい表情をしていてかっこよかったです。これからも応援したいですね!

 

★2位 オズワルド

――つづきまして、惜しくも2位となったのはオズワルドさんでした。最後の審査員票はインディアンスさんと同数でしたが、ファーストラウンドが最高得点でしたので、2位という順位になりましたね。

 

中西 いや~!優勝かと思っていたのですが、本当に分からないですよね……。ですが、ファイナルのネタもとっても面白かったです! 畠中さんが一言発するたびに意見を変えるので、伊藤さんが困惑するという内容でした。ファーストと同様に、畠中さんが淡々と話していて、当たり前のように意見を変えるので、だんだんこちらがおかしいのかな?と思わせられて、結果、洗脳されている気分になりました(笑)。そこにストレートにツッコむ伊藤さんもよかったですよね。

 

大家 ファーストで1位通過していたので、私も優勝の可能性があると思っていたのですが、惜しかったですね。やはり、その場の空気や流れ、出順でも最終的な評価が変わってしまうんだと感じました。でも、最終ラウンドでも実力を完全に出し切って完璧にやり遂げていたのが本当にすごいと思います。

 

――ファーストラウンドでは審査員の方々に絶賛されていましたもんね。来年また勝ち上がってほしいです。そして、栄えあるグランプリは……!

 

★優勝 錦鯉

中西 錦鯉さん、おめでとうございます! ほんとすごかった! もう、ネタ中の雰囲気やお客さんの笑い声を聞いた時点で、これは優勝だろうなと感じました。納得の結果でした。

 

大家 本当におめでとうございます! 人の気持ちを心から明るくしてくれる漫才だったと思います。

 

中西 ファイナルのネタは、サルを捕まえたいという内容でしたが、会場中がまさのりさんワールドに引き込まれていましたよね。おふたりのコンビネーションも抜群で、大笑いしました。

 

大家 もう、まさのりさんの孫になりたいなって思って見ていました(笑)。あんなおじいちゃんが家族にいたら毎日楽しく過ごせそうだなと。

 

中西 孫って!!(笑) でも分かるよ! 里帰りして、あの感じで出迎えてもらえたら、めちゃくちゃハッピーな気持ちになれるもんね。

 

――ネタの最後では本当におじいちゃんの扱いをされていました(笑)

 

中西 あはは! たしかに! ラストのオチまでしっかり面白かったですよね!

 

大家 今後、一生語り継がれるだろう素晴らしい優勝ネタだったと思います。

 

――伝説になりそうですよね。それでは改めて、今回の優勝は錦鯉さんという結果でしたが、今年のM-1グランプリはどんな大会だったか、最後に感想をお願いします。

 

中西 大会を通して、一日中たくさん笑いましたが、優勝が発表された瞬間に、錦鯉さんがふたりで抱き合っている光景を見て、ウルッと来てしまったんです。大笑いしたあとに、最後は涙で終わる。大きく感情を揺さぶられた日でしたね。日本中のたくさんの人を笑わせて、泣かせて、感動させて……。〝笑いってすごいな〟と、心の底から感動した大会でした。

 

大家 私は、小学生の時からずっと「お笑い芸人さんが世界一かっこいい職業だ」と言っていましたが、今大会でさらに強くそれを実感することができました。

特に、錦鯉さんの優勝を見たときに、50歳を過ぎて家族でもない人と泣いて抱き合う経験をする男性なんて、人口の5パーセントもいないんじゃないか…と思いました。それほどすごいことを成し遂げた人たちだと思います。

そして私も、30歳になって、今後どうしようかなと考えていた時期もあったんです。でも、何歳になっても挑戦はできる。夢を叶えるのに年齢は関係ないんだと、そう感じさせてもらいました。錦鯉さん、本当におめでとうございます。素晴らしい大会でした。

 

――また、来年の大会も楽しみですね。ありがとうございました。

 

 

大家志津香(おおや・しづか)
AKB48チームB所属
生年月日:1991年12月28日
出身地:福岡県
Twitter:@ooyachaaan1228
AKB48の第4期生で、愛称は「しーちゃん」。2011年12月、シングル「上からマリコ」で初選抜入り。『くりぃむクイズ ミラクル9』など数々の地上波番組にレギュラー出演。先日、年内の12月28日でAKB48を卒業すること発表した。(劇場公演の模様は「AKB48 LIVE!! ON DEMAND」(有料)、VR SQUARE「AKB48+(PLUS)チャンネル」(有料)でもご視聴いただけます。)

 

中西智代梨(なかにし・ちより)
AKB48 チームB所属
生年月日:1995年05月12日
出身地:福岡県
Twitter: @chiyori_n512
HKT48の第1期生としてデビュー。2014年、AKB48に移籍した。愛称は「ちょり」。2013年3月、HKT48のデビューシングル「スキ!スキ!スキップ!」で初選抜入り。2022年3月24(木)〜27(日)に新国立劇場・小劇場にて上演される舞台『2番目でもいいの♡』への出演が決まっている。

 

12月8日(水)の「AKB48劇場16周年特別記念公演」で、4年ぶりのチーム組閣と約5ぶりとなる「AKB48 第17期生オーディション」の開催が発表された。——2月5日(土)、6日(日)に東京ガーデンシアターにて「AKB48新春コンサート(仮)」の開催も決定。5日(土)は現チームでのラストコンサート、6日(日)はカップリング曲のリクエストアワーと新チームでのコンサートが行われる。

詳しくはAKB48公式サイトへ。

AKB48公式サイト

 

 

めるる史上最高に女っぽい姿も…!生見愛瑠 1st写真集が発売決定「最近ぐっと大人に」

撮影/菊地泰久

 

“めるる”こと生見愛瑠が、2022年3月上旬に1st写真集を発売することが決定。スチール写真と本人コメントが到着した。

 

レギュラー番組5本、CM契約社数6社と、テレビで見ない日はないほどの活躍を見せる、女性ファッション誌「CanCam」専属モデル“めるる”こと生見愛瑠(ぬくみ・める)。モデル、タレントとしてはもちろん、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』(日本テレビ系)では、女優としてフレッシュな演技も話題となった。

 

そんな彼女が、2022年3月6日にハタチの誕生日を迎える。20代という新たな門出を迎えるにあたって、1st写真集の発売が決定。初めての写真集は、10代最後のみずみずしい姿から、まだ見ぬ“オトナ”な姿もとじ込めた全編撮り下ろしによる1冊となる。

 

初めての写真集、そのロケ場所に選んだのは、めるるにとってとても大切な場所。「絶対にここがよかった! どうしても行きたかった」と語る、深い縁のある地だという。特別な場所だから見せられた、新たな一面にも注目だ。

 

撮影/菊地泰久

 

また「テレビでの私のイメージって、“元気100%なめるる!”って感じだと思うので、ちょっと引き算した表情も、素の生見愛瑠も見せたい。『めるるってこんな表情するんだ』『バラエティのときとの印象と違う!』って、知ってもらえたらうれしいです」と意気込みを語った。

 

さらに「写真集撮影に向けて体を鍛えました! 毎日腹筋しています!」と気合いたっぷりで撮影に臨んだめるる。“ティーンの人気者”からオトナの女性へと進化を遂げる、めるる史上最高に女っぽい姿も見逃せない。

 

今回の発表に際して、めるるは「ティーン誌から始めてモデル歴は10年になりますが、写真集を出すのは初めて。顔も体も考え方も、最近ぐっと大人になっていると思うので、そんな今の私をすべて出し切った、素敵な写真集にできたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

 

生見愛瑠 コメント

撮影/菊地泰久

ティーン誌から始めてモデル歴は10年になりますが、写真集を出すのは初めて。
顔も体も考え方も、最近ぐっと大人になっていると思うので、そんな今の私をすべて出し切った、素敵な写真集にできたらいいなと思っています。
20代のスタートにふさわしい、私の名刺がわりになる一冊です。
ずっとファンでいてくれる方にも、最近生見愛瑠を知ったという方にも、男性にも女性にも、たくさんの方に見ていただきたいです。どんな新しいめるるが見られるか、楽しみにしていてくださいね♥

 

書誌情報

「生見愛瑠1st写真集(タイトル未定)」
2022年3月4日(金)発売予定

定価:2,090円(税込)
発売:小学館
詳細:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682391

 

WEB

写真集公式Instagram:https://instagram.com/meruru1st
写真集公式Twitter:https://twitter.com/meruru1st

『真犯人フラグ』での怪演も話題の桜井ユキが初の写真集を発売!「身体を絞りすぎるということはせず、少し丸みをつけることを意識」

12月22日(水)に、1st写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」を発売する桜井ユキさん。今年デビュー10周年を迎え、現在出演中のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)でも話題を集める彼女が、初めての写真集を出そうと思ったきっかけや、生まれ故郷である大分や青春時代を過ごした福岡での撮影秘話を披露。そして、ロケに欠かせないモノやハマっているモノについても伺いました。

 

桜井ユキ●さくらい・ゆき…1987年2月10日生まれ。福岡県出身。今年4月より放送されたTBSテレビ系の金曜ドラマ『リコカツ』のParaviオリジナルストーリー『リコハイ!!』で主演を務めたほか、同じく4月より放送された、フジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ『イチケイのカラス』に出演し、10月より放送中の日本テレビ系日曜ドラマ『真犯人フラグ』に出演中。現在出演するCMに、「サントリージャパニーズジン翠(SUI)」、Sansan Bill One、明星食品「麺神」、花王「ビオレパチパチはたらくメイク落とし」、アラクス「オトナノーシンピュア」など。公式サイトInstagram

 

【桜井ユキさん撮りおろしカット】

 

自分にとってゆかりのある場所にちなんだ、ストーリー性のある写真集に

 

──今回、初めての写真集のお話が来たときの感想は?

 

桜井 これまで「写真集を出したい」という思いはなかったのですが、去年お話を頂いた時に、「今のうちに写真集として残しておきたいかも?」と思ったんです。年齢的なものや事務所が変わり、自分の方向性を変えてみるという、大きな節目となるタイミングだったこともあり、打ち合わせでは「ただきれいな写真を撮るだけではなく、自分にとってゆかりのある場所にちなんだ、ストーリー性のある写真集にしたい」という私の思いを、伝えさせていただきました。そして、「女性の方に共感をしてもらいたい」と思いました。

 

↑桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より(C)SDP

 

──ロケ地に、大分と福岡を選ばれた理由は?

 

桜井 許されるのであれば、幼少期の思い出の場所である大分の祖父・祖母の家で撮りたいという思いはありました。私の人生において忘れられない、大きな意味を持っている時間を過ごした場所だからです。その頃に使っていたコップなども、まだ残っていて、そういうものに触れた瞬間、仕事モードを忘れて、童心に戻ったような気持ちになりました。それからは、ビックリするぐらい表情が柔らかくなりましたね。福岡も、小学生から成人前まで過ごしていた場所なので、こちらも外せませんでした。久しぶりに湯布院の湯の坪街道で食べ歩きをしたり、博多の屋台で博多ラーメンを食べたり、いっぱい食べさせてもらいました(笑)。

 

──映画やドラマの現場でカメラ前に立つ時と、今回の違いはありましたか?

 

桜井 これまで写真のお仕事をあまりしてこなかったので、「やっぱり、映像とスチールの違いはあるのかな?」と思いながら、少し緊張しながら撮影に臨みました。私が自由に動くなか、カメラマン(アンディ・チャオ)さんが撮ってくださったんですが、「スタート!」や「OK!」の声がかからないので、役を演じる時とは違って、桜井ユキ個人を撮られる状況に、こっ恥ずかしくもなってしまいました(笑)。「どんな自分でいればいいのか?」と最初のうちはなかなかつかめず、ナチュラルでいられるようになるまでは、時間がかかったかもしれません。でも、だんだんと力が抜けて、心地良くなりました。

 

──帽子やメガネ姿も印象的ですが、あれは自前ですか? また、ロケの時の必需品は?

 

桜井 自前です。スタイリストさんが「プライベート感を出したいので、衣装合わせの時に被っていた帽子と、かけていたメガネを持ってきてください」と仰ったので、現場に持っていきました。メガネも帽子も集めるのが好きで、メガネは30本ぐらい、帽子も20個ぐらい持っています。ロケの必需品といえば、むくみ防止の着圧ソックスとリンパマッサージのためのコロコロ。移動が多い時には、必ず持っていきますね。

 

↑桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より(C)SDP

 

──カメラマンのアンディさんからは、どのようなリクエストがありましたか?

 

桜井 祖父・祖母の家と海で「はい、泣いて!」と、突然言われました。あと、曲線美にこだわられていたようで、「お尻突き出して!」「『ライオンキング』(のポーズ)やって!」と言われました。現場にいたスタッフたちと私のお尻のことを「桜山」と名付けたり、旅館での撮影は「僕が郵便屋さんとして訪れるから、色っぽい顔して」と、独特な表現でのリクエストがあって、アンディさんの頭の中では、いろんなシチュエーションのイメージがあったようなんです(笑)。そんなムチャぶりもありましたが、写真選びで、出来上がってきた写真を見た時に「さすがはアンディさん!」と思いましたね。

 

──写真のセレクトには、桜井さんも参加されたんですね。

 

桜井 参加させていただきました。決めカットよりも、寝起きなど日常の一部を切り取ったようなカットを優先して選ばせていただきました。表紙選びに関しては、スタッフさんと皆で決めたのですが、皆イメージしていたものが近かったこともあり、5分程度で、すんなり決まりました。ストーリーとしての大まかな流れは、客観的に見てもらいたいと思いがあったので、アンディさんやスタッフさんにお任せしましたが、よくある写真集にはしたくなかったので、最初と最後のページに関しては、いい意味で裏切りたいなと。その結果、素敵な流れで見られる一冊になったと思います。

 

──タイトルである「Lis blanc」(リス・ブロン)について教えてください。

 

桜井 日本語で「白百合」という意味ですが、写真のセレクト後に決めました。私、小さい頃から、花の種類も知らないまま、百合の花を描くことが好きだったようなんです。祖母・祖父の家では、スーパーのチラシの裏などに描いたりするほどだったので、この本のタイトルにピッタリだと思い、提案させていただきました。音の響きからフランス語にしたのですが、どこか柔らかさみたいなものも出たかなと思います。

 

↑桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より(C)SDP

 

──ちなみに、撮影前に身体づくりはされたのでしょうか?

 

桜井 あまり得意な方じゃないのですが、ヒップラインなどをきれいに写してほしいこともあり、そこは頑張りました(笑)。写真集の撮影まで週に一回だったジムの回数を増やしたりもしました。他には、しばらくの間、お菓子を我慢しました。ただ、「今の桜井ユキはこんな感じです」ということを分かってもらうための写真集なので、身体を絞りすぎるということはせず、少し丸みをつけることを意識しました。

 

今では自分でカスタムできる2台目の自転車が欲しくてたまりません

 

──日常における美容の秘訣は? また、オフの日の過ごし方は?

 

桜井 食事は蒸す・焼く・ゆでるを基本に、調味料もあまり使わないようにしています。あとは、お水をたくさん飲んでいますね。オフの日は、事前に予定を組むのが苦手なので、早く台本を覚えて、映画を観るか、ご飯を作って食べたりしています。一日中ゴロゴロして、気づけば夕方だったというときもあります(笑)。最近、自転車を買ったので、家の周りをサイクリングしています。

 

──自転車を購入されたきっかけは?

 

桜井 もともと、一人で温泉に行ったりするぐらい旅行好きだったんですが、コロナ禍で遠出できなくなって、「なんか楽しいことないかな?」と思っていたんです。そんな時、先輩から「自転車はいいぞ」と言われて購入しました。電動自転車なんですが、黒色でちょっとバイクっぽくゴツい感じなんです。とても乗りやすくて、どハマりしました。トレーナーにジャケット、キャップにタイツという全身黒づくめで、一時間ぐらい走っています。今では自分でカスタムできる2台目が欲しくてたまりませんし、それで現場にも通ってみたいです。なんかカッコいいじゃないですか(笑)。

 

──そのほか、ハマっているものは?

 

桜井 観葉植物です。植物の曲線美にやられてしまっていて、どんどん増えていき、大小合わせて、15個ぐらいになりました。最初は森みたいにしたかったのですが、今では部屋の中に置くのが厳しくなってしまい、ベランダにも進出しちゃっています。癒し効果もありますし、水をあげている時間も好きですね。

 

 

──現在放送中のドラマ『真犯人フラグ』では、主人公家族と同じ団地に住むシングルマザー、菱田朋子役を演じられています。とてもクセが強い役どころですが、周囲の反響はいかがですか?

 

桜井 「怖い」「気持ち悪い」「夢に出そう」といった、役者として最高の誉め言葉を頂いています。私自身、あまり奇抜な人や変な人にしたくなくて、「でも、こういう人いそう!」と思ってもらえるギリギリのラインを攻めています。現場では爆笑が絶えませんし、「スタッフさんが笑ってくれたらOK」だと思って演じてます。

 

 

 

(C)SDP

桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」

2021年12月22日(水)発売

価格:2970円(本体:2700円+税)

サイズ:A4

ページ数:112ページ

発行:SDP

「Lis blanc」特設サイト

 

【桜井ユキファースト写真集「Lis blanc(リス・ブロン)」より】

 

(撮影/関根和弘 取材・文/くれい響 ヘアメイク/石川奈緒記 スタイリング/道端亜未
衣装協力/MURRAL、MAISON SPECIAL、UNTISHOLD、TUWAKRIM un by Tomoyo Yoshida)

大原優乃 2nd写真集「吐息」が3度目の重版!「10代最後のストレートなグラビアを残せて良かった」

大原優乃の2nd写真集「吐息」(2019年10月発売)が発売から2年以上経過した今もロングヒットを続け、3度目の重版が決定した。

 

雑誌の表紙を最も多く飾ったタレントのひとりとして「カバーガール大賞」を2年連続受賞している大原。そんな彼女の地元、鹿児島県で10代最後のグラビア姿を撮影したものが本書「吐息」だ。

 

2年前に発売されたにも関わらず、今も売れ続けていることに公式SNSで大原は「2年前に発売し、こうして今も、届いていることがうれしいです。10代最後のストレートなグラビアをこの本で残せて良かった。感謝を込めて」と感謝の気持ちをつづった。

 

近年女優としての活躍も目覚ましく、ドラマ『ゆるキャン△』や『ただ離婚してないだけ』(テレビ東京系)など話題作に出演している大原。2022年1月13日(木)から放送の連続ドラマ『真夜中にハロー!』(テレビ東京系)にもレギュラー出演が決定しており、今後の活躍からも目が離せない。

 

書誌情報

大原優乃2nd写真集「吐息」
2019年10月11日発売

定価:2,970円(税込)
出版社:集英社

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/yuno__official
公式Instagram:https://www.instagram.com/yuno_ohara/

“完全なる偶像美”にして“令和のバズ女王” 高嶺ヒナ 1stフォトブック書影&アザーカット解禁

SNS総フォロワー数19万人を超える、注目のコスプレイヤー・高嶺ヒナが、1stフォトブック「Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK」を12月22日(水)に発売する。それに先駆け、書影とアザーカットが公開された。

 

まるで人形のように完璧なビジュアルで、若者から絶大な支持を受ける現役女子大生コスプレイヤー・高嶺ヒナ。完璧に作り上げられたビジュアルと、コスプレへのストイックな姿勢、発信するメッセージが若者から熱狂的な支持を得ている。

 

人気曲「うっせぇわ」(Ado)のMVに登場するキャラクターコスプレを発表すると、瞬く間に24万「いいね!」を記録。Twitterで月間最高4,000万インプレッションを獲得するなどの快進撃により、一部では「令和のバズ女王」とも呼ばれている彼女による1stフォトブックの書影が公開された。

 

本作では、謎に包まれた生い立ちから、学生制服、白衣、ゴスロリ、ドール系、スクール水着といった、圧巻のコスプレを披露。今回同時に公開されたアザーカットでも、その片鱗をうかがい知ることができるだろう。

 

また初公開情報も満載で、すっぴん姿・メイク術、体重、身長、スリーサイズ、さらには足・足首サイズを明記した体形データも掲載。“完全なる偶像美”、高嶺ヒナの全てを知ることができる一冊が完成した。

 

本作の冒頭で、彼女は「“高嶺ヒナ”は僕の理想を体現した究極の創作物であり、加工も含めた完全無欠の偶像だ。人間は感情や嗜好によって美しさの尺度が変わりがちだけど、高嶺ヒナだけは絶対美として君臨し続ける『作品』なのだ」と語っている。

 

「Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK」冒頭文(抜粋)

“空っぽな有機物は、完璧な無機物に敵わない——— ”僕は常々そう思っている。こんなことを言うと反感を買いそうではあるが、考えても見てほしい。動かない、喋らない、どの角度から見ても完璧な造形美を持つドールと、容姿の美醜に関わらず、自分は何も行動すら起こさず、他人の悪口で盛り上がる人間が居たと仮定する。比較するのは変かもしれないが、幾ら容貌が美しくとも中身がマイナスポイントなのであれば、いっそのこと中身がなく、「美」に特化したドールのほうが素晴らしいモノのように感じてしまう。

“高嶺ヒナ”は僕の理想を体現した究極の創作物であり、加工も含めた完全無欠の偶像だ。人間は感情や嗜好によって美しさの尺度が変わりがちだけど、高嶺ヒナだけは絶対美として君臨し続ける「作品」なのだ。

 

書誌情報

高嶺ヒナ 1stフォトブック/「Lalka 〜偶像少女〜 HINA TAKANE PHOTOBOOK」
2021年12月22日(水)発売予定

定価:2,750円(税込)
出版社:扶桑社

予約リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/4594090311/
※通常版のみ受付中

トリンドル玲奈「今までにはない大胆な衣装にも挑戦」色っぽボディ満開の写真集発売

トリンドル玲奈

 

モデル・女優・タレントとして活躍するトリンドル玲奈の写真集が、2022年1月23日(日)に講談社より発売決定。本人よりコメントが到着した。

 

発売日は、トリンドル自身が30歳を迎える節目のタイミング。今までのモデル活動では見せてこなかった水着姿や、10代で下着メーカーのイメージモデルを務めた時以来というランジェリー姿など、レアショット満載の一冊となっている。

 

本作の撮影テーマは、「あいまいさ」。夏の終わりから深まる秋を迎える季節の中、20代から30代へと年齢を重ねる中で解き放たれる、匂い立つような色気…。それでいて、どこまでも少女のような純粋さ。そして海外育ちながら日本人の美徳を重んじる本人の性格など、トリンドルが持つアンビバレントな魅力をあらゆる角度から切り取った。

 

撮影が行われたのは、夏と秋の空気が入れ替わるようなある日。早朝のホースライディングから海の見えるテラスでの日没まで、1人きりのショートトリップに密着した。開放的なシチュエーションで、飾らぬありのままの姿でカメラと対峙する瞬間、常に多幸感に満ちた笑顔があふれ出していたという。

 

表情からも丸みのあるボディからも、満開の美しさが感じられる仕上がりになったという本書。写真集自体も、約8年ぶりとのことでトリンドル自身が衣装や写真の選定など、制作に大きく関わった意欲作となった。なお、衣装はランジェリー・水着を中心に全21着とのことだ。

 

発表に際して、トリンドルは「今までにはない大胆な衣装にも挑戦してみましたので恥ずかしさもありますが、私のありのままの姿を見てほしいと思います」と語っている。

 

トリンドル玲奈 コメント

1月23日、30歳の誕生日に写真集を発売させていただくことになりました。
今までにはない大胆な衣装にも挑戦してみましたので恥ずかしさもありますが、私のありのままの姿を見てほしいと思います。
ホッと安心できたり、癒されたり…。そんなふうに、皆さんに寄り添える写真集としてご覧いただければ幸せです。

 

書誌情報

トリンドル玲奈写真集「(タイトル未定)」
2022年1月23日(日)発売予定

価格:(未定)
出版社:講談社

 

WEB

写真集特設Twitter:@toritori_0123_
トリンドル玲奈 公式 Instagram:@toritori0123

終了前と復活両方のM-1グランプリ経験者2016年M-1王者銀シャリが違いを語る!【M-1グランプリ2021特集】

2021年に第17回大会が行われるM-1グランプリは、2010年の第10回大会で一旦終了し、2015年に復活した。再開後のM-1は、出場資格がコンビ歴10年以内だったのが15年以内になるなどのルールの変更があり、また出場する芸人たちも大きく様変わりした。今回は【2010年まで】と【2015年以降】の両方に出場経験があり、2016年の第12回大会ではチャンピオンに輝いた銀シャリ(鰻 和弘・橋本 直)のお二人に話を伺った。

 

(企画・撮影:丸山剛史/文:金田一ワザ彦 )

 

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●鰻 和弘(左)・橋本 直(右)

 

2010年まではピリピリ(橋本)

――お二人のM-1グランプリの戦績は、2005年の2回戦進出からスタートして2009年までは準決勝止まりでしたが、2010年の第10回大会で初の決勝進出で5位という結果でした。そして復活したM-1では、2015年から連続で決勝進出し、2016年の第12回大会ではチャンピオンに輝きました。2010年までと2015年以降を両方経験されていているわけですが、当時の雰囲気を教えていただけますか。

 

 2005年はコンビ組み立て後すぐ、みたいな時ですね。

※結成は2005年8月

 

橋本 2006年と2007年はこれが違う、みたいなことは特にないですけど、全体的に2010年までのほうがピリピリしていて、2015年以降はちょっとあったかいというか。

 

――出場資格がコンビ歴10年以内だったとき、M-1への意識は周囲のコンビも含めてどうでしたか。

 

橋本 若手の場合はまず準決勝に行くのが目標でした。当時の準決勝は60組以上で多かったですけど。でも、そこまで行ったら名前を覚えてもらえるみたいな。

※2009年までは3回戦の次が準決勝、2010年以降は間に準々決勝が設定され、以降準決勝出場者は30組以下になった。

 

――会社での扱いが変わったり、仕事が増えたり?

 

橋本 そうですね、会社に貼り出されますし、周囲の雰囲気も変わってきます。

 

――そして2010年にはいよいよ決勝進出たわけですね。

 

 両国か、あの時。最初で最後じゃないですか、あのでっかい会場で。

※2010年の準決勝は24組が出場し、東京・両国の国技館で行われた。

 

橋本 それまでは東京ブロック準決勝と、大阪ブロック準決勝で結果発表だったから、全体のウケの量はわからない状態で。それがその年は両国で一撃ドンになりましたから。

 

 その時の準決勝のメンバー、今見たらすごいんじゃないですか。

 

橋本 当時は決勝行ってもウケないということも普通にあったので、ピリピリしていた感じはありましたね。決勝に行っても御の字じゃないというか、行ってしまったが故にとんでもなくミスるっという恐怖もあるので。

 

鰻 決勝に残ってるのにミスったらえらい響きますもんね。当時は怖かったですね。

 

橋本 俗に言う、決勝で最下位になると全国の漫才師の最下位感が出てしまうという。ほんまは全国でベスト8とかベスト9なのに。あと、同じ世代で仲が良いとかいう感じでもなかったですね。

 

 あんましゃべってなかったんちゃいますか、楽屋で。今は決勝の楽屋も当時と比べたらやわらかい感じで。

 

――結果は5位ということでしたが手応えは?

※優勝は笑い飯、2位がスリムクラブ、3位がパンクブーブー。披露したネタは「ABCの歌」。

 

橋本 悪くなかったですよ。もちろん優勝するつもりでしたけど、ベストパフォーマンスも出せたし、ピースさんが4位で、5位だったので。

 

 ネタ自体はだいぶ作り直したんじゃないですかね、M-1に向けて。

 

橋本 もしかしたら2009年の途中でできていたネタかも。昔のネタ過ぎても合わないというか、そのネタの自分たちの中での旬というかシンクロ具合もあるので、結局はその年かせいぜい前の年のネタになっています。

 

――それはお二人とも意見が合った?

 

 それは合いましたね。

 

橋本 日常の舞台数が多いので、必然的にウケる量とかネタのヒットポイントがわかってきて、もうこれかなという感じです。

 

――もしファイナルに行ったらこれというもの決まっていた?

 

 もちろんです。

 

――それは2番手のネタですか、それとも超えるような?

 

橋本 最初に良いのをぶつけてると思います。

 

 僕は2本目全然思い出せないです(笑)。何を用意してたのか……。

 

橋本 確か干支のネタだったと思います。

 

 あ、干支かあ。干支やろうとしてたんや。全然覚えてない。M-1やってる時の楽しい記憶はめっちゃありますけど。

 

橋本 いつも劇場で一緒だった同期のジャルジャルも決勝に出たし、ずっとお世話になっていた笑い飯さんが優勝して。哲夫さんが「一緒にやってきたジャルジャルや銀シャリが後ろで拍手してくれてめっちゃうれしかった」で言ってくださって、僕らも目の前で見られてうれしかったですね。

 

――その2010年でM-1が一旦終わってしまったわけですが。

 

橋本 当時はそこで一旦ではなく、もう終わるということだったので、憧れのM-1に間に合ったな、決勝行けた、よっしゃって感じでしたね。それで僕らも満足というか。もし次の年もあったらもっと行けたのにという感覚ではなかったです。

 

前と比べたらアットホームに(鰻)

――2015年にM-1が復活するまでの間は、M-1に代わってプロの漫才師だけが出場できるTHE MANZAIがコンクール形式で開催されました。お二人は2011年と2013年に決勝進出しました。

 

橋本 全然雰囲気が違います。激ムズですね。勝ち方がまったくわからなくて。選出される感じとか、1本目と2本目の合計点数だとか……。

 

 予選で3位までに入ったらめっちゃ有利なんですよ。

 

橋本 M-1はお客さんのめっちゃピリピリしてるがゆえの良さというか。ちょっと空気重たくても予選でパッとウケたらそこだけ空気が変わる、むしろ空気変えるぞ、みたいな。お客さんとの相性が良くて、すごく応援していただいた感触があった。THE MANZAIは未知の大会で温度もわからない状態でした。

 

 2011年は敗者復活やったんですよ。呼ばれてだいぶ走りました。しんどかったですよ(笑)。いい経験ですけど。

※THE MANZAI 2011では、認定漫才師による本戦サーキットと呼ばれる大会を通して順位を付け、15位までは決勝進出、16位~25位はワイルドカード決定戦と呼ばれる敗者復活戦に回る。

 

橋本 ほんとに難しかった。あっという間に終わりました。ただ、若干M-1色から脱却しようとしているのも感じましたね。新たなタレントを探している感じで。今思えば、M-1戦士じゃない空気感の人を選んでいる感じ。トリックスターとかキャラクターが強い方というか。だから賞レースをやっているというよりは特番に出ている感覚。お客さんもめっちゃあったかいので、全員ウケる。ポップでしたね。だから緊張もなかったですね。全員ウケてるから難しいというところはありましたけど。

 

――その期間があって、M-1が復活すると聞いた時はどんな感情でしたか。

 

橋本 どうなるんかなってみんな思ってたんじゃないですか。前のピリピリに戻るのか、この流れでポップな感じでいくのか。みんな試行錯誤だったんじゃないですか。予選の戦い方もこれまで通りでいいのか、それともちゃんとウケをパカパカとったほうがいいのか……。

 

 手探り状態でしたね。

 

――決勝まで行ったわけですが、かなり手応えは感じていましたか。

 

橋本 感じはよかったですね。お客さんとの相性は良かったです。予選もいいお客さんでしたし。

 

 僕ら的には気持ちよくできましたね。

 

橋本 決勝の楽屋もみんな知ってるメンバーでちょっと若返っていて。自分らもキャリアを重ねたというのもありますけど、最初に出たときの緊張感に比べたら全然空気がやわらかかったです。

 

鰻 前と比べたらめちゃくちゃアットホームですよ。

 

――決勝の出番順に関しては銀シャリさんは恵まれてたのかなという気がします。

 

 確かにそうですね。トップとか最後とかはなく、3~6番手ぐらいでした。

 

橋本 2015年はメイプル超合金がトップじゃないですか、メイプルがぶっこんだので、もうトップがどうのとかなくなったと思います。

 

 あれでなくなったんじゃないですかね。

 

橋本 めっちゃウケてましたし。

 

 ファイナルに関しては、僕らがファーストで3位だったからトップでしたけど。

 

橋本 ファイナルは順番はもう関係ないので。

 

 仕方ないんで、3位やったら。

 

橋本 変な言い方ですけど、戦っているんだけどどこかチーム戦みたいな、もちろん全員優勝するつもりでやってますけど、その大会全体を盛り上げるみたいな。トップのコンビがボーンとウケると、全体的に盛り上がりやすいですよね。出番順がパチンとハマったら。その時のファイナリスト同士って若干チーム感がありますよね。

 

――休止している間に変わったということですね。

 

橋本 そうですね。あと元々のM-1戦士みたいな方々がいらっしゃらないじゃないですか。ラストイヤーで優勝された笑い飯さんがディスイズM-1みたいな方々だったので。

 

 あの空白の期間でだいぶおれへんようになったんじゃないですか。

 

橋本 だから2015年のファイナリストを見た時に、この中から誰か優勝してしまうんやっていう、そんな感じです。それまでだったら速攻で本命は誰みたいのがあったんですが。

 

 2015年はナイツさんがラストイヤーでしたね。結局、敗者復活から決勝に上がってこなかったんです。

 

――土屋(伸之)さんが歌っているのをずっと塙(宣之)さんがツッコむという、すごいネタでしたね。

※吉幾三「俺ら東京さ行くだ」の歌詞に延々とツッコむネタは、権利関係から公式サイトでは配信されなかった。その影響もあってか視聴者のネット投票で決まる結果は3位に終わった。

 

 そうそう。めっちゃ覚えてます。

 

橋本 ストレートで行けなかったから、無理だからっておっしゃってたので、それでたぶん……。

 

 思い切ってあれに(笑)。

 

――決勝進出者は敗者復活戦の様子をずっと見ているんですか。

 

 楽屋にモニターあるんですよ。

 

橋本 お弁当食べながら見て、笑ったりしてました。

 

 

深夜までネタ合わせした戦友と(橋本)

――2016年に優勝を果たすわけですが、この年に優勝するためにやってきたことは、それまでの積み重ねですか、それとも何か違うことをやってみたのですか。

※優勝した2016年のネタは、ファーストラウンドは「ドレミの歌」、ファイナルラウンドは「うんちく」。

 

 ネタはこの年の早めにできたんすよ。3~4月ごろ。

 

橋本 2015年に関してはブラッシュアップして、だいぶリニューアルした。THE MANZAIでも使ってきたので、まずいな、2本ないなって。THE MANZAIに出ていなかったコンビは、復活したM-1でいいネタ出してたり(笑)。だから2015年はめっちゃ難しかったですね。2016年は早い時期にいいネタができた。ネタの鮮度は多少必要かもしれませんね。

 

 このころ、大阪と東京の往復が多くて、新宿のルミネの出番も日帰りで入れてもらってたんですよ。

 

橋本 ルミネの出番が賞品という争奪杯があって……。

 

 それに二連覇してもうたんです(笑)。

 

橋本 優勝1回で60ステージぐらいもらえるんですよ。だから2回分で120ステージ(笑)。

 

 それで、空いてる日は全部ルミネの出番が日帰りで入って(笑)。大阪に帰ったらロケの仕事して。無茶苦茶やったと思います、この時期。

 

――新鮮なネタを数多くかけるのが優勝への近道ですか?

 

橋本 その年にできたばかりの、めっちゃ良いネタをめっちゃかけるってことでしょうね。

 

 そうやと思いますね。

 

橋本 だいたい夏場から秋にかけて、このネタやなというのが固まってくる。2015年はその時期、あがいてました。決勝進出が決まってからも2本目のネタを作ってましたもん。

 

 2本目何とかせなって。

 

橋本 2本目はいろいろ組み合わせたりして、ある種、新ネタみたいな。

 

 めっちゃ元のネタから変わってます。

※準優勝の2015年のネタは、ファーストラウンドは「料理のさしすせそ」、ファイナルラウンドは「生活音がうるさい」。

 

橋本 2本目でめちゃくちゃ苦労しましたね。毎日夜中まで考えてました。途中、別の候補もあったよな。

 

 あった。最終的にこれで行くって決めてからも8割ぐらい変えたんじゃないですか。

 

橋本 テーマはそのままでめっちゃ変えました。この2015年にも和牛とかスーパーマラドーナさんがいますよね。NGKの楽屋を借りて夜中にネタの打ち合わせしてたら、2組ともいました。決勝行くのが決まってから、深夜1時ぐらいから武智さんと水田(信二)と飲みに行ったのを覚えてます。そういうことがあったので、2016年のファイナルラウンドにスーパーマラドーナさんと和牛と僕ら、夜中まで残ってやってた3組で行けたのがうれしかったですね。ファーストラウンドが進んでファイナルラウンドに行くコンビが決まっていくのを、お互い「よっしゃよっしゃ」って思っている感じがありました。戦友感が特に強かったですから。

 

――その2組とはその後どんな話をしました?

 

橋本 特に……良かったなぐらいで。

 

 僕は優勝したときに手を挙げるじゃないですか。その手が和牛の川西(賢志郎)の顔に当たってるんですよ(笑)。そのことをなかなか言えずに、あとで大阪の生放送の番組で初めて言えたんです。どう思ってんのかな、申し訳ないって。めっちゃ腹立ってたと思うんですよ。でも本人に訊いたらそうでもない、顔に当たってきたなあってぐらいって言ってたんですけど。

 

橋本 川西がすっとハケて僕らが画角に入るようにしてくれてるんですよ。絶対その瞬間は悔しかったはずなのに。

 

 改めてすごいなあって思います。みなさん。

 

橋本 僕はもう終わっても感触がわからなかったですね。スーパーマラドーナさんも和牛もウケてたんで、もし来年も出たら良いネタ作ろう、頑張ろうぐらいに半分思ってました。

 

――優勝した次の年に東京に進出されたのは、優勝きっかけで?

 

橋本 これは元々決まってたんです。優勝して来たみたいで、けっこう恥ずかしい。大阪でありがたいことにロケの仕事とかを週7ぐらいやってたので、2015年ごろから厳しかったんです。毎日早朝から深夜までで疲れ果てて。

 

 無茶苦茶しんどかったですよ。

 

橋本 M-1優勝するためには時間いるなと思って、ヒマになってもいいから、ファミレスでのネタ作りからやってもいいなあと思って……。

 

 会社と話し合って。

 

橋本 2015年ぐらいから、2017年の春に東京に行かせてくださいって。たまたま2016年に思いのほか早く優勝できたので、東京行きがスムーズになったんです。

 

 ほんまに時間なかった。その中でM-1にチャレンジしてたんです。

 

――準決勝に残れば売れてくるというお話がありましたが、チャンピオンの称号となるともっと違ってくるものですか。

 

 僕らは大阪でほぼ休みなしで仕事してたので、その差がなくて。一夜にしてスターにみたいな話があるじゃないですか。給料何倍に増えましたとか、そういうことを聞かれるのがつらかったです。

 

橋本 すでに春まで仕事で埋まってたので。

 

 そうそう(笑)。だから給料の質問もどう答えたらいいのか、ウソつくわけにもいかんし。

 

橋本 急にチャンピオン仕事が来ても全部スケジュールでアウト。もちろん優勝はうれしかったです。僕らは飛び道具のないタイプなので、M-1優勝という称号をいただけたらこれからもずっと漫才ができるじゃないですか。これでずっとこの世界にいられる、漫才で飯を食っていけるんやっていう。漫才の神様に認められたみたいな、そっちのうれしさでしたね。

 

今回は論争さえも起こらへん(鰻)

――では最後に2021年の決勝を予想していただけますでしょうか。

※ファイナリストはもも、真空ジェシカ、モグライダー、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、ゆにばーす、錦鯉、ロングコートダディ。

 

橋本 この中から誰か優勝するのかと思うとワクワクしますね。M-1ファン待望のメンバーっていう感じじゃないですか。真空ジェシカ、モグライダー、ランジャタイなんかは。あと、ももは絶対いつか行くと思ってたんですけど、早かったな。

 

 安定のおもしろさですから。でも、これ順番でだいぶ違ってくると思いますよ。どこがトップ行くかによって。

 

橋本 トップに行くことによってだいぶ荒れるタイプのコンビが多いですから。

 

 10回やったら10回とも違う結果になるメンバーじゃないですか。

 

橋本 確かに。ほんまや!

 

――順番と言えばオズワルドが2年連続で優勝したコンビ、ミルクボーイとマヂカルラブリーの次の出番で大変そうでしたが、結果残してますね。

 

橋本 ちゃんとオズワルドの味出てたから、さすがですよ。崩さないんですよ。オズワルドはトリックスター側だったのにいつの間にか、正統派を背負わなくてはいけなくなって、この重圧はえげつないですよ。本当はかき回す側だったのに。

 

 オズワルドはだいぶ変わったネタをしてるはずなんですけど(笑)。

 

橋本 やぱり決勝に行く行くって言われてる中で実際に行くっていうのはすごいと思います。これだけマークされていて、爆笑をとって期待通り決勝に行くっていうことが、いかに難しいか。あと、ゆにばーすも1回行って、間が空いて行くっていうのもだいぶ難しいんですよ。これも底力というか執念がえげつない。ロングコートダディも単独ライブの配信を買うぐらい好きなので期待してますね。コント師なんですが、今回のメンバーは漫才の概念を超えている一筋縄でいかないコンビが多いので(笑)。

 

 今回はもう論争さえも起こらへんのちゃう(笑)。漫才か漫才じゃないかなんて、ないと思いますよ。

 

橋本 錦鯉さんの50歳のチャンピオンというのも見てみたい。真空ジェシカがすごいというのも聞いてますよ。待望の登場のランジャタイも。

 

 一番の飛び道具。審査員の方がどう点数付けるかも見どころですね。

 

橋本 敗者復活からの優勝パターンもそろそろ。トレンディエンジェルからしばらくないので。

※準決勝敗退で敗者復活戦に回るのが、ダイタク、ヨネダ2000、男性ブランコ、さや香、ハライチ、アルコ&ピース、金属バット、ヘンダーソン、カベポスター、からし蓮根、アインシュタイン、東京ホテイソン、ニューヨーク、見取り図、マユリカ、キュウ

 

 そろそろありそう。

 

橋本 見取り図がここにいるから。ハライチ、ニューヨーク、東京ホテイソン、からし蓮根もファイナリスト経験者だし。

 

 すごい良いメンバーですよ。ライブで見たいですよ。

 

橋本 男性ブランコ、キュウ、ヨネダ2000、ヘンダーソンも面白いですよ。良いメンバーですよ。敗者復活から決勝の9組選んでも行けちゃうぐらいですよ。

 

 僕は準々決勝のオンラインチケット買ったんですよ(笑)。準決勝は見てないので。準々決勝の情報しかないんですが、さや香が良かったんですけどね。準決勝でどうなったんや(笑)。

 

――優勝予想をお願いできますか。

 

橋本 かなり、難しいですよ。

 

 あまり触れたくないです。波乱がありそうな気がします。

 

橋本 どうなっても波乱かと(笑)。最近食べ物の名前の入ったコンビの優勝が多いなっていうのがあるじゃないですか。僕らが銀シャリで、とろサーモン、霜降り明星、ミルクボーイと続いて去年のマヂカルラブリーで途切れたと思いきや、これ「ブリ」が入ってるんですよ。となるとランジャタイが「タイ」入ってる(笑)。それから……もも、あと錦鯉を食べるかどうか(笑)。見取り図が来ても「とり」なんです(笑)。

 

 あ、モグライダー、モグモグや。咀嚼音や(笑)。フードチャンピオンは続くかな。

 

橋本 敗者復活パターンでもからし蓮根!

 

 キュウはキュウリかキュウイで(笑)。

 

橋本 足すのはなし(笑)。

 

 トレンディエンジェルだけは食べ物関係ないな。敗者復活だからですかね。

 

橋本 そうや。だから2016年からの食べ物ルールか。

 

 じゃあ敗者復活は適用されへん。

 

橋本 だから、敗者復活から優勝する場合は逆に食べ物の名前が入ってないことが条件です(笑)。

 

鰻 トレンディエンジェルが何かの法則に入ってるかな? トレンディかエンジェルか、どっちに法則があるんやろ。なんかあるはずや。

 

橋本 男性とブランコとか、金属とバット、東京とホテイソン、壁とポスターとか。

 

 組み合わせタイプや! あるなあ(笑)。

 

橋本 法則見つけたわ(笑)。

 

 

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岡田結実インタビュー「人としても成長できたら」『カムカムエヴリバディ』

現在放送中の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK総合ほか)で、雪衣役を演じる岡田結実さん。

 

雪衣は良家育ちの上品な女性であり控えめな性格だが、よく気が付く働き者。女中として仕えることになった雉真家に深い縁を持つことになるが、とある理由から安子(上白石萌音)に対して複雑な思いを抱くことに。

 

本作のヒロインのオーディションも受けたという岡田さん。出演への思いや雪衣に対する印象、ヒロイン・上白石萌音さんについてもお話しいただきました。

 

岡田結実 インタビュー

◆出演が決まった時の気持ちを教えてください。

実は私、この作品のヒロインのオーディションを受けさせていただいたんです。“朝ドラ”のオーディションを受けたのは久しぶりで、3度目くらいのチャレンジでした。
大阪で受けた最終審査では台本がとても難しく感じて、安子という人物を演じ切るのは無理だなあとオーディションを受けながらも感じてしまい、悔しかったです。「きっとこの作品に関わることはかなわないだろうな」と、号泣しながらNHKから帰ったんですよ(笑)。
雪衣役でお声がけいただいたときは、あたたかいスタッフさんたちと恵まれた環境の現場に、ドラマ制作の一員として参加できることが純粋にうれしかったです。『カムカムエヴリバディ』という作品に携わることで、人としても成長できたらと思っています。

 

◆雪衣に対してどんな印象を受けましたか?

私自身は雪衣と正反対です。演じるに当たって、雪衣と似ている部分を探してみましたがあまりなくって…。(人を好きになったとき)雪衣は抑えて抑えてあふれちゃうっていうタイプで、私は抑えられない人間です(笑)。
だから、勇に対する気持ちをどこまでこのシーンで出すかとか、どこまで抑え込んでいるんだろうとか、繊細な部分が難しかったですね。(好きという気持ちが)出すぎてないかなって心配で、モニターを見ては好きが出すぎてないかな…? とチェックしていましたね。
雪衣は健気ですてきだなと思うのですが、奥が深すぎてよく分からない部分に苦戦しています。息苦しいだろうな、せつないだろうな思います。だからこそ雪衣は優しい人になれるのだとも思います。私も雪衣のようにだれかのために行動する、無条件な愛を見つけたいなと台本を読んで思いました。

 

◆初代ヒロインの雉真安子役・上白石萌音さんの印象はいかがですか?

萌音さんは本当にテレビで見るまんまのやわらか〜い方です。あんこのように、みんなを包み込んで甘い気持ちにしてくださる方です。
お芝居もすごく柔らかくて、雪衣としては安子さんと関わるとちょっとジェラシーを感じるシーンもあるのですが、そういうシーン以外ではずっとこの柔らかい場所でお芝居していたいなと思える、そんな空気をつくってくれる方です。役柄のイメージや、るいの子役さんと接している雰囲気のせいもあって、現場にいるときの萌音さんはみんなのお母さんみたいな存在だと思っています。
雪衣は濱田岳さんが演じられる算太とも関わりがある役なのですが、私、濱田さんが大好きで! もう濱田さんに緊張しちゃって、演技ができないという現象がありました(笑)。
当時はお家柄や昔からのかたちにいい意味でも悪い意味でも縛られていた時代かなと思うんですけど、算太さんってほんとうに型にはまらず、家柄などにもとらわれず、自分の好きなように生きている人で、これからの自分の人生を考え直してしまうぐらい私にとって衝撃的な役でした。

 

◆視聴者の方々へのメッセージをお願いします。

ドラマの中には観ていてつらくなるシーンもあるとは思うんですけれど、それを越すぐらい、あたたかで柔らかい、あんこのような世界観に浸っていただけると思います。
この作品は「みんなにひなたの道を歩いてほしい」というメッセージがすごく伝わる作品ですが、観ている方に無理して明るくしてと押し付けるようなものではなくて、「自分なりのひなたの道をみつけてね」といった感じなんです。
とても心に寄り添ってくれる作品だと思うので、何も考えずに安子たちを観て、ちょっとでもあたたかい気持ちで朝を迎えていただけたらなと。そんな思いを込めて作品に携わらせていただいております。

 

番組情報

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
NHK総合ほか
毎週月~土曜日 前8・00~8・15ほか

©NHK

『M-1グランプリ2021』ナイツ以来の決勝進出! マセキ期待のモグライダー【M-1グランプリ2021特集】

M-1グランプリ2021のファイナリスト9組が12月2日発表された。今年は4組が吉本以外のコンビとなった。マセキ芸能社所属のモグライダーは結成12年目。芸人仲間から慕われ、決勝進出発表時には周囲から自然と歓声や拍手が沸き起こった。今回はモグライダーの芝大輔・38歳と、ともしげ・39歳に話を聞いた。

 

(企画・撮影:丸山剛史/文:金田一ワザ彦 )

 

↑芝大輔(左)、ともしげ(右)

 

丸2年、M-1のことを考えられた(芝)

――M-1グランプリで、2015年2回戦進出、2016年3回戦進出、2017年から2020年までは4年連続で準々決勝進出でしたが、2021年は準々決勝と準決勝を突破、決勝まで進出しました。ところが、準々決勝まであまり手応えがなかったそうですね?

 

 今年、自分らはそんな体感でした。毎年3回戦はルミネ(ルミネthe吉本)だったんですけど、すごくやりやすいんですよ、いい劇場で。だいたい毎年わ~っといい感じでイケて、周囲からも「良いですね!」って言ってもらえるイメージ。今年は3回戦はよしもと有楽町シアターで、準々決勝がルミネだったんです。ルミネでも準々決勝になるとちょっと雰囲気が違うし、コロナ禍という状況もあって、あまり他の組のネタの様子も見れない。だから自分らのウケがどんぐらいのもんなのかが把握できませんでした。直後の組とかが「ウケてましたね~」って言ってくれて、じゃあ良いほうだったのかみたいな。予選中はずっとそんな不安な感じでした。

 

――準々決勝、準決勝の二段階をいきなり突破したわけですが、これまでとはかなり違うことをしたのですか。それとも今までの積み重ねですか?

 

 明確に違うところは、1年間ずっとM-1のことを意識したことってそれまでなくて、予選が始まったらとか、もっと言うと1回戦なら1回戦のその日、そんな程度の向き合い方しかしていなかったんです。

 

ともしげ 確かに。

 

 去年コロナで長い自粛期間があって、ライブも何もない時に、初めてちゃんとM-1を獲りたいって思ったんですよ。そこからずっと考え始めて、去年いい感じでネタができて、でもまた準々決勝でダメで、めちゃくちゃ悔しかったんです。それまではそこまでヘコむこともなかったんです。それで悔しかったけど、まだやれることがあるっていう前向きさもあった。そこからずっと、丸二年、M-1のことを考えられたかなっていうのは、今までと全然違う点ではあるかもしれませんね。

 

ともしげ 僕もその感じですね。

 

 ずるいよ(笑)。

 

ともしげ 僕は気持ちの面を強く持つこと……調子に乗るなということをいっぱい言われてきました。去年は調子に乗っちゃったんですよね、ウケたので(笑)。3回戦がとにかくウケて、評判がめちゃめちゃ良くて、こんなにウケたことはなかなかないぐらいウケたので、これはもう決勝行くだろうなって思っちゃったんですよ、僕。それが良くなかった。決勝に向けて力を温存しちゃって、それで準々決勝で転んじゃった。勝負の世界では心が強くないといけないと思って、それをこの一年間で強く意識したのはあったかなと思います。

 

 コンビ組んでからずっと、今でもそうですけどネタ合わせってほぼないんです。ネタもあってないようなもんというか、それよりは気持ちの充実がボーダーを超えない限りは、多分ウケないし売れないとか、そんな話しかほぼしていないんですよ。人として基本的なことをやれるようにならないと、多分どんだけいいネタ作ろうが弾き返されるよ、みたいな話ばかりずっとしてて。

 

ともしげ それはもうずっとしてますね。

 

 ネタもいい感じのものができて、気持ちの充実も相まってというタイミングが、それこそ準々決勝とか準決勝でパチンってくれば良かったものを、去年は例年通り3回戦でバチンときて、ハネた。それで気が抜けちゃったみたいなところもあったかも。

 

――それはお互いに?

 

 自分も少なからずあったと思います。それまではそこまで意識したことなかったですけど、決勝に行くつもりでいたので。

 

――ともしげさんはウエストランドの井口さんの「地に足を付けろ」という言葉を待ち受けにしているそうですね。

 

ともしげ ライブシーンで人気になるとチヤホヤされるんですよね。で、そこで落ちちゃう傾向が……確かに自分もそうだなと思って。僕らも今年、2回戦とか手応えなかったし、3回戦でネタ飛ばしたりして、いろいろうまくいってなくて、大丈夫か、ヤバイみたいな時があったんです。3回戦も初めての劇場だったし、そんなにガツンとウケたわけじゃない。前の組の方がウケてて、それであたふたしちゃって。本当に順風満帆じゃなくてぎりぎりのところでした。でも、それで良かった、余裕綽々みたいな顔してたら落ちたかもしれないなって思います。

 

 その感じを自分らでわかってたので、気を抜いていなかった。変な話、ウケてるけど、いやなんか足りてないかもと。手応えをそんなに感じてないっていうのは、気を抜いてなかったっていうのもあるかもしれないです。周りはそれなりにウケているじゃないかと言ってくれるけど、自分にちょっと厳しくしてたかもしれないですね、今年は。それが良い方に作用したかも。

 

――決勝進出が発表されたときの心境を教えてください。

 

 あの場の全部が初めてのことなので、緊張するっていうよりは……楽しいって言ったら変ですけど、準決勝に残っているメンツがどこ見ても友達だったり有名人だったり、第一線でやってる芸人ばかりなので、ここに自分もいるのかと。それこそ準決勝では手応えも感じてたので、あれ、これあるかなというワクワクが緊張よりも勝ってたかもしれないですね。それで、いざ僕らの前に2組ぐらい呼ばれたときに、初めて早く呼んでもらいたいという感情になりました。

 

ともしげ 僕たち、若そうに見えて案外苦労人ということみたいで、錦鯉さんが断トツでおじさんだからバレないけど(笑)、38歳と39歳なんですよ。アルコ&ピースさんやほかの仲間たちも「自分が行かなくてモグライダーが(決勝に)行ってくれるならいいよ」みたいなことを言ってくれる人が多くて、そんなふうに思ってくれてるものなのかと、ちょっと不思議な気持ちではいました。

 

 確かにね。発表前に全員集められた時に、それぞれ色々思うところがあって。手応えあった人もいれば、なかった人もいて、もう落ち込んでる人もいた。それでもアルコ&ピースの平子(祐希)さんもですけど僕らに「行ってほしい」って言ってくれる人がいっぱいいて。

 

ともしげ ゆにばーすの川瀬名人もめっちゃ言ってくれましたね。絶対行けますよって。

 

 ゆにばーすみたいに一緒に行ったメンツもいるし、自分は落ちたけどモグライダーが行ってくれるんだったらうれしいとか、モグライターが優勝したら泣くって言ってくれる、今の今まで戦ってたメンツがそんなふうに思ってくれるんだって、うれしかったですね、めちゃめちゃ。

 

――常日頃一緒にいるメンバー、友達付き合いしているメンバーが多かったんですね。

 

 そうですね。それこそ、錦鯉とかランジャタイは去年のM-1から今年一年忙しくなって、なかなかライブで前みたいに会うことはなくなりましたけど、その前まではもう毎日一緒でした。今年もM-1の予選が佳境になってくると、その2組も調整でライブにけっこう出てくるようになったので、久しぶりに顔を合わせるようになって、準決勝前の3~4日、ずっとあの辺のメンツと一緒で、最後のライブが準決勝だったみたいな感じで、なんか不思議でした。だから発表されても顔ぶれ見ると緊張感はない(笑)。

 

ともしげ それこそ錦鯉さんにいろいろ聞いてたんですよ。錦鯉さん、去年の決勝進出者発表の瞬間にガッツポーズをするかどうかで迷ったって。みんな一緒にやってきた仲間で、落ちた人がいる中でガッツポーズをするのは気を遣っちゃうと、(長谷川)まさのりさんは言ってました。だから去年、あんまり表現できなかったんですって。お辞儀をするぐらいで。

 

 喜びを噛みしめるほうで。昔のM-1ってそうでしたね。

 

ともしげ 頭下げるだけみたいな。そうだよなって僕も思ったので、頭下げたんですけど、その後どうしてもちょっとガッツポーズしちゃいましたね。身体の反応で出ちゃったからもうしょうがないですね(笑)。

 

 それで、今年錦鯉が名前呼ばれた時に後ろを振り返って見たらふたりともバンザイポーズでした(笑)。自分でもリアクションどうするかなって思いましたけど、結局その時の感情でしかないから、どうなるかわからない。正直にリアクションとればいいんじゃないですか。

 

ともしげ 僕はガッツポーズをひとりでやってましたけど、芝くんは真空ジェシカの川北(茂澄)と握手してたのをあとで見てビックリしました(笑)。

 

 隣だったので。川北もああ見えて熱いんでしょうね。

 

ともしげ ひょうひょうとボケてるようで熱いんでしょうね。昔から「モグライダーさんには行ってほしい」みたいなことは言ってくれてたよね。

 

ナイツさんから11年ぶり、結果を出したい(ともしげ)

――マセキ芸能社の先輩で、M-1決勝の経験者、そして現在は審査員でもあるナイツの塙(宣之)さんからはアドバイスなどは受けたのですか。

 

 僕ら10年ぐらいですけど最初のころからナイツさんとはライブでご一緒させてもらったり、番組に呼んでもらったりすることもあって。けど、あんまりネタについて言われることがなくて。「お前らには別にダメ出ししたってしょうがねえだろ」みたいな感じで見てくれてると思います。今、会っても「あれはああした方がいいよ」みたいなことは、多分言わないんじゃないかと。

 

ともしげ 僕には、家が近いというものあったのかもしれないですけど(笑)、何回か言われたことはありました。でもそれを芝くんに伝えると、僕のフィルターを通って変な風に変換されたり、違うことになっちゃって、伝わらなくて……。

 

 ともしげに言ってもねぇ(笑)。

 

――ナイツの土屋(伸之)さんが、今11歳のお子さんが1歳のお祝いをするときにおふたりが家に来てくれた、あれからもう10年だなあってラジオで懐かしがっていました。

 

 ある番組のプロデューサーさんが、土屋さんのお子さんのお祝いに一緒に行こうと言ってくれたんです。当時はまだがっつりお話ししたこともなかったんですけど。

 

ともしげ 完全にプライベートで、お邪魔して、ご飯ご馳走になって。

 

 そういえば、たまたま見に行ったサーカスで客の中から何人か舞台に呼ばれるのに僕が選ばれちゃったことがあったんですけど、その会場に土屋ファミリーがいて目撃されたこともありました(笑)。彼女と一緒だったんですけど、いまだに会うたびに「サーカスの彼女元気?」って言われる(笑)。その彼女とついに結婚しましたし。

 

ともしげ とにかくマセキからはナイツさん以来、決勝進出は11年ぶりなので、結果を出したいですね。

 

審査員に僕らはどう見えるの(ともしげ)

――今年も決勝の本番はクジで出番順が決まりますが、何番目がいいかというのは考えたりしますか。

 

 誰しもトップバッターは避けたいのかなと思いますけど、僕らは意外とそんなに影響ないタイプかなと思ってるんです。今までの「はい、次出番で~す」みたいな感じでやってきたような気もするので。どこでもいいかなあ。

 

ともしげ 僕は運の要素を大事にするタイプなので、予選の時もラッキーカラーの緑のパンツを必ず履いていったりとか、毎回トンカツを食べたりとか、トイレ掃除をしっかりしたりとかで徳を積む、そういう定番のことをやったんです。運だけはパーフェクトにしようと自分の家の近くのお寺も神社も何回も行きました。運とコンディションだけは整えたいと思ってます。

 

――決勝までの間に調整はどのようにしますか?

 

 お恥ずかしい話なんですけど、調整みたいなことすら今年に入るまでやってこなかったんですよ。それで今年初めて、こうやるのかというのが、なんとなくわかって。同じネタでも結局やるたびに違っちゃうんですけど、でも違うなら違うで、反応を見つつ、その時々の統計を取ってます。毎回いい感じでウケる箇所と、何回かに1回怪しい時がある箇所とかを覚えておいて、それをちょっとずつ変えていく。いまいちピンと来ないまま、調整ってこういうことかなと手探りでやっていたんですけど、本番までに試してみたいこともあるし、楽しんでやれている感じはしますね。

 

ともしげ 調整も、仲間たちがライブに出てくださいって誘ってくれるんです。モグライダーさんに行ってほしいからって、いっぱいオファーが来てるんです。人気ライブもあればお客さん5人ぐらいしかいないライブもあるんですけど、色々出てみると、浅草ではここがウケるとか、その現場現場でウケるところが違うんです。それで万人にウケるようなネタがちょこちょこできてきたような気がするので、それがいろんな客層、テレビでも子どもから老若男女に届くようになったらいいなと思います。

 

 なんで子どもを別にしたの。老若男女に全部入ってるんじゃないの(笑)。老若男女を言えないかと思ったの?(笑)

 

ともしげ へへ(笑)。いろんなライブに出させてもらって、そういうことを意識してきましたね。

 

 そうだね。どこで出してもウケる漫才ができればと思ってやってきたので、それは今年が一番できましたね。

 

――今年も審査員は4年連続で7人が同じメンバーです。あの並びを見て感じることはありますか。

 

 そりゃあずっと見てた人たちですから。松本(人志)さんは、僕らは年代的にもダウンタウンさんに完全に影響されている世代ですし、富澤(たけし)さんも、サンドウィッチマンさんはお会いするとおふたりとも声をかけてくれて。

 

ともしげ 若いときから前説もやらしてもらってました。お土産とかいただいて、やさしかった。

 

 僕らの世代かすると兄貴的な人たち。M-1では伝説のチャンピオンでみなさん現役ですから。(オール)巨人師匠はお会いしたことないですけど、それこそミスター漫才みたいな存在じゃないですか。

 

ともしげ 巨人師匠や上沼恵美子さんが審査員はもうやめるみたいなことをおっしゃっていたこともあったから、審査員をしてくださっているうちに決勝に行けてよかったなと思いましたね。僕たちがやってきたことがどう見えるのか、どう思ってくれるのか、聞いてみたいです。

 

 僕の亡くなったじいちゃんがまったくバラエティとか好きじゃなかったんですが、面白くて好きだって言ってたのが上沼さんと阪神・巨人師匠とMr.ビーンだった(笑)。だから「バラエティ生活笑百科」だけは見てたんです。

 

ともしげ 上沼さんに怒られてもいいから、ほんのちょっとでも認識してほしいっていうのはめちゃめちゃ思いますね。

 

 漫才ってこうだからという枠組みがない人たちというイメージ。しかも現役だから説得力も違うし、その審査員の方たちがなんて言ってくれるんだろうという興味が、出場してる芸人にとってはでかいんじゃないでしょうか。そのためにもベストパフォーマンスを見せたいです。

 

ともしげ 俺たちも何年間も漫才やってきましたけど、やっぱりそういう方々に見てもらって、たとえば松本さんに認識されて初めてお笑い芸人なれるかもしれない。そうじゃないとお笑い芸人じゃないのかもしれないって、そんな気持ちもありますね。

 

――毎年「上沼さん怒られ枠」というのも話題になりますが、今年は候補が多いような……。

 

ともしげ 今年はランジャタイが群を抜いて変なことをしているので、それが伝わるのか、怒られるか、絶賛されるのかわかんないですけど。ランジャタイは、仲のいい僕でも点数つけられないですから(笑)。

 

 我々も怒られるかもしれないですけど、僕は上沼さんは女性としてちょっとタイプなので、こっち見て話してくれるんだったらなんでもいいです。チャンピオンに聞くと人生でいちばんウケたのがM-1決勝の舞台だったという方がいるので、いずれにしても僕らも人生最大のウケを叩き出したいです。

 

10数年やってきたものを出し切る(芝)

――決勝でやるネタ2本はもう決まっていますか。

 

 僕たち、芸能人の方をひとり選んでテーマにしているネタが多いんですけど、その中から何となくあれとあれっていうのはあります。僕らの中の勝手なタレント名鑑みたいな中から(笑)。オールスターですけど。

 

ともしげ みなさん素晴らしい方たちです。

 

 その中から、あの方とあの方の力をお借りしようかなみたいな感じですね(笑)。優勝したら、ネタにさせてもらったご本人さんにお会いして……。

 

ともしげ そうですね、夢ですね。何とかもぎ取りたいです。

 

――ファイナリストに決まって以来、オファー殺到ですか。

 

 はい、ありがたいことに。M-1というものがデカすぎるんだなと思いました。準決勝に進むのが決まった段階で、お仕事が入ってくるようになったんです。準々決勝と準決勝でもこんなに違うんだと思っていたら、そこから決勝となったらもう一段階ブワ~っと。昨日もテレビ局からテレビ局にタクシーで移動して、終わったらタクシーで帰ってね。

 

ともしげ 初めての経験でした。

 

 今年のM-1のキャッチコピーが「人生、変えてくれ」なんですけど、もうけっこう変わり始めてるなあって。決勝でハネて優勝なんてしちゃったら、どうなっちゃうんだろう、こんなすごいことの中に入っちゃったんだって、思いますね。

 

ともしげ エゴサーチをけっこうするんですけど、昔は「モグライダー」で検索してもほぼ出なかったんですよ。それが準決勝、決勝と進んできてもう探すどころじゃないぐらいいっぱい出ちゃうようになりました。Twitterのフォロワーも2000人ぐらい増えましたし、本当にすごい影響力なんだなと思います。

 

 決勝が決まってから、ずっと痛感しっぱなしの状態ですね。お祝いのメッセージもたくさんいただいてます。

 

ともしげ ふわふわしているところもあるので、まさに地に足をつけないとと思います。調子に乗ろうと思えば乗れますから、ダメなんです。

 

 全部のお祝いのメールにコピペで返したっていうから(笑)。いろんな人から同じ文面が来たという苦情が(笑)。

 

ともしげ バレないかと思ったらすぐバレて(笑)。

 

 バレるよ、文明を舐めるな(笑)。

 

ともしげ 難しいなあ。コピペですけど「ありがとうございます」「おはようございます」「頑張ります」っていう気持ちは嘘じゃないですからね。

 

 「おはようございます」ってなんだよ(笑)。

 

――最後に決勝戦にかける意気込みを!

 

 こんな機会をいただいて、さすがにこれで人生変わらないのは嘘だろって思うので、僕たちが10数年やってきたものを、まんま、全部出し切って、後はお預けするって感じですかね。ここから先は自分の予想とかそんな経験値では、どうこうできるようなものじゃないと思いますので、ただ漫才を楽しみに行ければいいかなと思ってます。

 

ともしげ 僕はさっきも言ったように、調子に乗らないってことがあるんですけども、でも自信を持ってやらなきゃいけない、楽しまなきゃというのもあるし、それでやっぱり自分らしさが出ないと意味がないと思います。マセキのみんなもめっちゃ応援してくれているので、ベストを出せたらなと思いますね。

 

森みはるが使ってみたら見事にハマったものとは…「ニジマスのこれ愛してマス」第17回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第17回は、森みはるさんがアロマキャンドルについてご紹介!

 

こんにちは! 森みはるです!

 

今回は、私が今ハマっているものをご紹介します!
アロマキャンドルです!

 

私はもともとお香が好きで、寝る前にお香を焚く習慣があります!
なのでアロマキャンドルは自分で買ったり、お部屋に置いたりする習慣はあまりなかったのですが、先日のお誕生日にファンの方やスタッフさんやいろいろな方にお誕生日プレゼントを頂いたなかでアロマキャンドルをいくつか頂きました!
そして使ってみたら見事にハマりました!!!!!(笑)

 

寝る前はお香! って決めているので、寝る前以外で使っています!
最近はお風呂の湯船に浸かっているときに使いたいな〜と思って、まだ挑戦はしていません…!(笑)
でも1回始めたら、この使い方もハマってしまいそうだなと既に感じています!!!

 

「こういうときに使うといいよ!」とか「ここのこの香りのキャンドルがオススメだよ!」っていうのがある方はぜひ教えてください♪

 

ちなみにお香は、京都駅と大阪駅にあるお店で私はよく買います!
お店の前を通ると良い香りがするので、ぜひ行ってみてください!

 

森みはる プロフィール

●もり・みはる…1996年10月14日生まれ。兵庫県出身。A型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。関西出身でキレのあるツッコミを特徴とし、バラエティでも活躍を見せる。アイドルになる前から読モとして活躍しており、美容やファッションについても造詣が深い(美容師免許も保持)。天真爛漫な性格で、女子からも大人気。2021年2月に1st写真集「24」を発売。

公式Twitter:@nijimasu_paru
公式Instagram:@miharu_mori

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

ワンマンライブ
2021年12月29日(水)TOKYO DOME CITY HALL
詳細は公式サイトをチェック!

 

WEB

公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

柏木由紀が語る、AKB48とWACKの違いとは?「AKBでは怒られるけど…」

柏木由紀さんがWACK所属の7グループに加入するプロジェクト「柏木由紀なりのWACK」のシングルが11月30日(火)に7作同時リリース。今回、BiSH、EMPiRE、BiS、豆柴の大群、GO TO THE BEDS、PARADISES、ASPとコラボレーションを果たした柏木さんに、楽曲の聞きどころや活動を通して得たものなどについて聞きました。

 

◆今回7グループに参加された感想から教えてください。

まずこの企画が始まると聞いて、「楽しみだな」という気持ちが半分、「WACKの皆さんやファンの方はどう思うんだろう?」という不安な気持ちが半分でした。でもこうして貴重な機会を頂いたからには精一杯やりきりたいなと思って。“それぞれのグループのカラーに馴染む”ということを目標に取り組みました。これまでAKB48として活動する中では王道のアイドルソングを披露する機会が多かったので、「夏のバカヤロー」や「ずっと気になるズッキーニ」はいつもの自分らしさが出せた楽曲だなと思います。反対にASPやGO TO THE BEDSのように振り切った楽曲は表現が難しかったです。

 

◆そんな中で特に苦戦された楽曲は?

BiSHの「BAD TEMPER」ですね。すごく振り切っているわけではないけれど“BiSHらしさ”というものを強く感じて。特にパフォーマンス面では、感情を乗せて踊ることの難しさを痛感しました。どう表現したらいいのか悩みましたが、アイナ(・ジ・エンド)君(と呼ばされてます(笑))がマンツーマンでいろいろと教えてくれたおかげもあり、私なりの見せ方が出来たような気がします。

 

 

◆どの曲も個性豊かですが、それぞれにキャッチコピーを付けながら楽曲紹介をしていただけますか?

はい! まずBiSHの「BAD TEMPER」は個人的な考えになってしまいますが“私のための応援歌”だなと思います。以前、脊髄空洞症の治療で休養することになり、このプロジェクトをはじめとしたスケジュールを予定通りこなせなくなってしまったことがあったんです。そんな時にこの楽曲を聞いて、歌詞がすごく自分とリンクしているなと感じて。私自身とても励まされましたし、この曲をより大事にしたいという気持ちになりました。

 

◆応援ソングというとBiSさんの楽曲「ANYTiME ANYTHiNG」にも近い部分があるような気がします。

まさにそうですね。BiSは応援ソングの中でも“不器用な人に向けた応援ソング”だなと。悩んでいてもなかなか周囲に助けを求められない人に向けて、歌で優しく救いの手を差し伸べてくれているような印象を受けました。サウンドプロデューサーの松隈(ケンタ)さんが私の声は「BiSと一番合っている」と言ってくださったんですが、レコーディングした時は実感がなくて。でも完成した曲を聴いて曲のまとまりを感じることができたので、自分でも納得できました。

 

◆続いてEMPiREの「時間が足りない」について。

とても簡単な歌詞で“時間が足りないということだけを歌っているんですが(笑)、覚えやすいし耳に残るので”気付いたら歌いたくなるクセになる曲“だと思います。サウンドとして強烈なインパクトがあるわけではないけど、同じフレーズを何回も繰り返すことによってキャッチーな印象になる。スルメ曲ですね。

 

◆豆柴の大群「ずっと気になるズッキーニ」は先程おっしゃられていた王道のアイドルソングです。

この曲は安田大サーカスのクロちゃんが作詞をしてくれた曲。正直初めて歌詞を読んだ時はあまり内容や意味がピンと来なくて(笑)。でもこれまで私がAKB48の一員として活動する中で姉妹グループを兼任していたり、今回も同時期に7グループに参加させていただいたりと、いろんな場所で活動している姿を“渡り鳥”にたとえているということを知ってからは「なるほど!」と。直接的に私だと分かる内容ではないけど、だからこそ豆柴の大群にも合う曲になっているんだなと思いました。キャッチコピーを付けるなら、ストレートに“クロちゃんからもらったアイドルソング”ですね(笑)。PARADISESの「夏のバカヤロー」も曲調はアイドルらしさ溢れる楽曲なのですが、実はストーカー目線で歌詞が書かれていて。そう言われてからあらためて歌詞を読み直してみると「分かる! 愛が強い!」と鳥肌が立ちました(笑)。キャッチコピーは“ストーカーの愛、爆発ソング”です。

 

◆残すはGO TO THE BEDSとASPの二曲です。

GO TO THE BEDSの「TRUE SONG」はこれまでに歌ったことのないような楽曲で、とにかく新鮮でした。私自身聞いていて感情を揺さぶられる一曲でしたし、まさに“魂の叫び”だなと。ちなみに私の母の推し曲でもあります(笑)。ASPの「AGAiNST THE WORLD」は“チャレンジ”。独自の世界観があって、今回のメイクでもそれが表されていると思うのですが、曲を聴くと“自分を貫くんだ!”という強い意志も感じられるんですよね。そういったメッセージ性のあるイマドキの楽曲を、この印象的なメイクを施した顔でどう見せるのかということを考えたり、普段なかなか披露することのないラップにも挑戦したので、そういった意味でもチャレンジだったなと思います。

 

◆では各グループのメンバーの皆さんとのエピソードを教えてください。

普段ほかのアイドルグループの方と交流する機会がなかったので、レッスンやMV撮影の合間にいろんなお話ができたことが本当に楽しかったです。お互い同じアイドルですが、環境ややり方が全く違うので、話を聞いていると面白くて。例えばWACKの皆さんはパフォーマンス後に衣装を持って帰って自分で洗って持ってくるそうなんです。でもAKB48はそうではないし、逆に何かを持って帰ったら怒られるくらいなので(笑)、その違いに驚きましたね。他にもヘアメイクのことやセットリストの構成の仕方など、意外な発見が多くてみんなでワイワイ話しているうちに自然と距離が縮まっていきました。

 

◆今回の企画を通して刺激を受けたことは?

アイナ君のパフォーマンスに対する意識ですね。あらためて近くで踊っている姿を見たり直接教えてもらったりすると、アイドルとしてだけでなくクリエイターのような雰囲気も感じて。上から目線のような言い方になってしまうのですが「この人天才だ…!」と圧倒されました。あと、BiSの自由さ。ジャケット写真の撮影時にスタッフさんから「自由に動いてみて」という指示があったんですが、メンバーのみんなはその場で逆立ちをしたりお弁当を食べ始めたりと予想外の行動ばかりしていたんです(笑)。私だったら自由にと言われても、ある程度の限度を決めてその中で動いてしまうと思うので「自由って本当に何でもいいんだ!」と勉強になりました。

 

◆身になる経験ばかりだったんですね。活動を通して一番得たものは何だったのでしょうか?

かわいく見せるだけがアイドルじゃないということですね。メンバーの皆に話を聞くと「命をかけてこの仕事をしています」とか「ライブも死ぬ気でやってます」と言っていて。とにかく熱いんですよ。私も長年アイドルとして活動してきましたが、テレビ番組や雑誌の撮影ではなるべくかわいく見られたいと思っていましたし、ライブでは「あと半分あるからペース配分に注意して体力を残しておかなきゃ」などといつの間にか考えるようになっていたんですよね。むしろ、考えるべきだとさえ思っていた。でも皆と話したことで、アイドルとして大切な聞く人に届けるための熱量を忘れてかけてしまっていたと気付かされました。自分の想いを曲に込めるには、全身全霊をかける必要がある。WACKの皆さんはそれを体現しているからこそ、見る人の心を動かすパフォーマンスができているんだなと思いました。

 

◆では、あらためて最後にメッセージをお願いします。

それぞれのグループのカラーを生かした魅力的な楽曲に仕上がったと思っています。曲ごとに異なる新たな柏木由紀を見てもらえると思うので、7曲全て見たり聞いたりしていただいて、お気に入りの私を見つけていただけたらうれしいです。また、今回のコラボレーションを通してWACKのファンの方は私やAKB48を、私のファンの方はWACKを知る良い機会になったんじゃないかなと思っています。私がこの企画に参加したことで少しでも多くの方にAKB48を知っていただくきっかけになれたらと思っていますし、お互い違った良さがあるので少しでも興味を持ってもらえたらなと。シングルは1枚550円という手に取りやすい価格ですし(笑)、総選挙などのユニークな企画もあります! そういった部分も含めて“柏WACK”をぜひ楽しんでいただきたいです!

 

 

リリース情報

「柏木由紀なりのBiSH -BAD TEMPER-」

 

「柏木由紀なりのEMPiRE -時間が足りない-」

 

「柏木由紀なりのBiS -ANYTiME ANYTHiNG-」

 

「柏木由紀なりの豆柴の大群 -ずっと気になるズッキーニ-」

 

「柏木由紀なりのGO TO THE BEDS -TRUE SONG-」

 

「柏木由紀なりのPARADISES -夏のバカヤロー-」

 

「柏木由紀なりのASP -AGAiNST THE WORLD-」

 

現在発売中/各550円(税込)

 

公演情報

『柏木由紀なりのWACK EXHiBiTiON and SELECT 7』
2021年12月27日(月) 東京・TOKYO DOME CITY HALL
開場:17:00 開演18:00
出演:ASP / BiS / BiSH / EMPiRE / GO TO THE BEDS / PARADISES / 柏木由紀 / 豆柴の大群

チケット料金:通常チケット 全席指定 ¥9,000(税込)
※チケットは電子チケットでの取り扱いとなります。
※小学生以上有料。未就学児童は入場不可。
※行政の指示により夜の部の開場/開演時間が早くなる可能性がありますので予めご了承下さい。

柏木由紀オフィシャルサイト:https://yukikashiwagi.jp/

 

photo/ota_sam text/矢嶋咲良

釣った魚を水着に…!?干物グラビアアイドル・吉野七宝実の2022年カレンダー発売

“干物グラビアアイドル”として話題沸騰中の吉野七宝実が、2022年カレンダー「IPPON釣りCalendar」を12月15日(水)に発売する。

 

本作は、吉野七宝実が自身で釣った魚を水着にするという、他に類を見ない斬新かつアイデアにあふれた作品となっており、男女問わずさまざまな人が存分に楽しめる内容となっているとのことだ。

 

数量限定で予約販売された初回限定版は、瞬く間に完売。ファンからの熱い再販要請を受けて今回、通常版の発売が決定した。

 

さらには、発売記念イベントも満員御礼とファンの間では大きな話題となっており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いを見せる吉野七宝実。今後の活動からも目が離せない。

 

書誌情報

吉野七宝実2022年カレンダー「IPPON釣りCalendar」
2021年12月15日(水)発売

価格:2,640円(税込)
出版社:トランスワールドジャパン株式会社

購入ページ:https://twjbooks.stores.jp/items/61a977234adba01f7da04d7d

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/Shihomi0305?s=20
公式Instagram:https://www.instagram.com/shihomi0305/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCDfkgVgp-Prp-GAZI5GXeMQ/featured

片岡未優がゼロイチファミリアに所属決定!「いつか表紙をバンバン飾れるような人に」

タレント・グラビアアイドルの片岡未優が、ゼロイチファミリアに所属することを自身の公式Twitterアカウントにて発表した。

片岡未優 公式Twitterより

 

1999年2月7日生まれの片岡は、2016年に虹のコンキスタドールに予科生として加入し、2017年8月より正規メンバーに昇格。さまざまな活動を経て、2020年12月30日にTSUTAYA O-EASTで開催されたイベント「さくら色シャワー」出演を最後のライブとして、同グループを卒業していた。

 

今回所属が発表されたゼロイチファミリアは、桃月なしこやアンジェラ芽衣、#ババババンビなど人気タレントが多数所属する芸能事務所。初の冠番組『ゼロイチファミリアは褒められたい』(MBS)も10月28日より放送開始するなど、今勢いに乗っている注目の存在だ。

 

現在ゼロイチファミリアは大忘年会と題してタレントスタッフ総勢70名で大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンを訪れているとのことで、そんな中で新たな所属メンバーとして片岡の加入が報告された。

 

自身のTwitterアカウントにて、片岡は「アイドルを卒業して1年。新たな挑戦の場に巡り会えた事とても嬉しく思います。たくさん活躍出来るよう全力で頑張るので、応援よろしくお願いします!みゆをずっと見ててね」(※以下引用コメントは原文ママ)と報告。

 

事務所の先輩である桃月なしこも「チェキ列並んだこともある片岡未優ちゃんがゼロイチファミリアに入ってくれたおかげで無銭接触できるようになりました。今日も同室で明日のUSJもぼっちらしいので急遽一緒にまわりますよろしくお願いします」と歓迎ツイートをしている。

 

また、片岡はその後も新たなツイートで「私には挑戦したい事がまだたくさんあり、ゼロイチファミリアのみなさんの活躍をずっと見ていて、私もここで輝きたい!と思い応募させて頂きました!今1番頑張りたいのはグラビアで、いつか表紙をバンバン飾れるような人になりたいです!」と意気込みを語った。

桃月なしこ(写真左)との2ショット写真(※片岡未優 公式Twitterより)

 

WEB

片岡未優 公式Twitter:https://twitter.com/kataoka_miyu

片岡未優 公式Instagram:https://www.instagram.com/kataoka_miyu/

片岡未優 公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC4kQ5BBh224PxxEUQ8URcRQ

片岡未優 公式TikTokアカウント:https://vt.tiktok.com/ZSeJnRAo7/

吉井美優が“本当に好き”だと気づいたものは…「ニジマスのこれ愛してマス」第16回

江嶋綾恵梨、中村果蓮、来栖りん、吉井美優、森みはるの5名からなるアイドルグループ、26時のマスカレイドによる新連載がスタート。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した彼女たち“ニジマス”は、「FASHION & EMOTION」をテーマにテレビや雑誌をはじめ多方面で活躍中だ。本連載では個性あふれるメンバーたちに趣味や今ハマっていることから、ひそかなこだわりや誰かに聴いてほしいことまで自由に語ってもらいます。第16回は、吉井美優さんが「秋冬の洋服」についてご紹介!

 

26時のマスカレイドの吉井美優です。
今回紹介するのは「秋冬の洋服」です。

 

もともと洋服が好きでいろんなジャンルの服装を着るのですが、その日起きた時の気分や気候、行く場所、予定でいろいろ考えてコーデを決めます。

 

アクセサリーやバック、帽子など小物も合わせてコーデを組んでる時間が好きで、その中でも個人的に秋冬のアイテムが可愛いなって思っていて。
時間があれば新しい洋服を買いに行くので、腕に何個もの紙袋をもって仕事場に行くたび、「今日も買い物したんだ、重そう〜」とよくメンバーに言われます。

 

実際、今日も同じ状況でした…(笑)。

 

あと、SNSとかYouTubeでも洋服関連のものをよく見ます。
何が流行ってるのか、どう組み合わせるのが可愛いのか、色合いはどう合わせるのかとか、すごく参考になるし、好きな服もそういうところで見つけて買いに行ったりもできるのですごく勉強になります。

 

あまり物欲がない人間なのに洋服だけは何も考えず気づけば買っているので、本当に好きなものなんだなっと気づきます!

 

洋服ひとつで自信だったり見え方だったりが変わるし、性格とかタイプも伝わる気がするので、歩いてる人の服装も見たりします。

 

人間観察のひとつにもなってるかも。
これからも新しい可愛い好きなお洋服をゲットして、自分の気分を上げていきたいです。

 

吉井美優 プロフィール

●よしい・みゆ…1999年3月2日生まれ。神奈川出身。O型。アイドルグループ「26時のマスカレイド」のメンバー。アイドル活動以外にも、ファッション誌でのモデルやグラビアなどで活躍中。無類のラーメン好きで、お笑いが大好き。クールビューティーな見た目に反して、バラエティで見せる意外な一面も魅力となっている。 2021年には1st写真集を発売予定。特技は歯笛。

吉井美優 Twitter:@nijimasu_miyu
吉井美優 Instagram:@miyu_yoshii32

 

26時のマスカレイド プロフィール

●にじゅうろくじのますかれいど…2016年10月結成。読モBOYS&GIRLS×Zipperアイドルオーディションから誕生した5人組アイドルグループ。グループ名は「深夜2時(26時)の仮面舞踏会」を意味し、略称はこれを略した「ニジマス」。「FASHION & EMOTION」をテーマに掲げて活動中。
2019年8月にメジャーデビューと同時に発売したミニアルバム『ちゅるサマ!』は、オリコンほか各ランキングで軒並み1位を獲得した。2020年には、2,000人の中からオーディションにて選ばれた新メンバー中村果蓮が加入して新体制に。初の主演ドラマも経験し、勢いに乗る彼女たちから目が離せない。

 

インフォメーション

New Mini Album『トルマリン』
2021年9月8日(水)発売

【通常盤A】1,200円(税込)
【通常盤B】1,200円(税込)
【通常盤C】1,200円(税込)

ワンマンライブ
2021年12月29日(水)TOKYO DOME CITY HALL
詳細は公式サイトをチェック!

 

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公式サイト:https://26masquerade.com/
公式Twitter:https://twitter.com/nijimasu_staff
公式Instagram:https://www.instagram.com/nijimasu_staff/

 

 

菊池日菜子が「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」初代応援マネージャー就任

「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」の初代応援マネージャーに就任した菊池日菜子

2022年1月3日(月)に開幕する「第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」の応援マネージャーに、新人女優の菊池日菜子が就任。本人からコメントが到着した。

 

「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」は、世界のトップレベルで戦う「なでしこジャパン」の選手を多数輩出してきた、高校女子サッカーの日本一を決める大会。その初代応援マネージャーに菊池日菜子が就任し、12月4日(土)に放送された『S☆1』に初登場した。

 

およそ200人の応募者の中からオーディションで選ばれた菊池は、サッカーの経験はほとんどないというが、一昨年まで高校の部活動でハンマー投げに打ち込んでいたという。そんな菊池が今回、大会への出場を決めた学校へ取材に。

 

グラウンドに出るとマネージャーさながら水筒の準備やボール拾いを手伝い、また陸上の経験から同じアスリートの目線で選手と接し、取材記者としてもいち早く打ち解けていたそうだ。

菊池日菜子

取材を振り返り、菊池は「女子サッカー部の練習を見て一番感じたことは、チームが持つ高い結束力と、ずっと一緒にいることで生まれる強い信頼感を持っているということ。そして高校3年間の集大成として全国を制覇したいという願いをひしひしと感じました」と語る。

 

また、「私は高校時代に陸上競技の個人種目でインターハイを目指していたのですが、その経験を活かして大舞台に臨む選手たちの想いを皆さんにお伝えできたらと思っています。応援マネージャーをしっかりと務め上げられるように精一杯頑張ります」と意気込みを語った。

 

「第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」は、2022年1月3日(月)開幕。各地の予選を勝ち抜いた精鋭32校が、熱い戦いを繰り広げる。TBSでは、1月9日(日)午後2時から決勝戦を生中継する予定だ。

 

サッカーという枠を越えて観る人々に「勇気」と「感動」を与える、女子高校生たちの青春ドラマ。記念すべき30回大会を制するのはどのチームか。そして、高校女子サッカー初の応援マネージャーに就任した菊池の活躍にも期待される。

 

菊池日菜子コメント

菊池日菜子

応援マネージャーに選んでいただいて本当にうれしいです。家族も「おめでとう!」と喜んでくれました。決定したと聞いたときは、ビックリして状況を理解するのに時間がかかり、ひたすら手が震えていたことを覚えています(笑)。
女子サッカー部の練習を見て一番感じたことは、チームが持つ高い結束力と、ずっと一緒にいることで生まれる強い信頼感を持っているということ。そして高校3年間の集大成として全国を制覇したいという願いをひしひしと感じました。
私は高校時代に陸上競技の個人種目でインターハイを目指していたのですが、その経験を活かして大舞台に臨む選手たちの想いを皆さんにお伝えできたらと思っています。応援マネージャーをしっかりと務め上げられるように精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。

 

番組情報

「第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会」
TBS系
2022年1月3日(月) 1回戦 深0・55〜1・25
2022年1月4日(火) 2回戦 深1・28〜1・58
2022年1月6日(木) 準々決勝 深1・28〜1・58
2022年1月7日(金) 準決勝 深0・50〜1・20
2022年1月9日(日) 決勝 後2・00〜4・10

公式サイト:https://www.tbs.co.jp/joshisoccer/
公式Twitter:@TBS_joshisoccer
公式TikTok:@tbssoccer
ハッシュタグ:#tbs高校女子サッカー

©TBS

出口亜梨沙「ほぼ原寸大のヒップを収めたカットも」 20代ラスト写真集は「100点満点」

俳優・タレントとして活動する出口亜梨沙が、自身2冊目となる写真集「Entrance」を発売し、発売記念イベントを都内にて開催した。

 

3年ぶりの写真集となる今作。20代最後のタイミングで発売するセカンド写真集は、本人たっての希望で神秘の島・屋久島で撮影が行われた。幻想的な森、渓谷、大草原など自然の風景の中でナチュラルな姿を撮影。親しみのある笑顔から美しく艶やかな色気まで、まるで彼女の休日の傍らにいるような、ありのままの出口亜梨沙の姿が集約された1冊となっている。

 

撮影を振り返って、出口は「コロナの中で外出できる機会もなかったので、自然に触れてみたいと思っていた中で、屋久島を選びました。島には自然があふれていて心が浄化されるような感覚があった」という。

 

今回の写真集に向けて、7kgのダイエットも行ったという出口。「パーソナルトレーニングでボディメイクに励み、特にヒップをにこだわってトレーニングしました。今回、私のほぼ原寸大のヒップを収めたカットもあるのでぜひ見ていただきたいです」と見どころを語った。

 

来年には30歳を迎える彼女だが、その心境について「今回の写真集も30代の入り口ということで、『Entrance』と名付けました。30歳になっても変わらずに楽しく過ごしていきたい」と明かす。最後に写真集の出来栄えを改めて聞かれ、「今回は素の自分をたくさん出せた写真集になったので、もちろん100点です」と満面の笑みを見せた。

 

今年は映画などにも出演し、女優としての活動も増えている出口。今後に向けて「コロナの影響で舞台ができていないので、コメディ作品の舞台に出演したいです」と意気込みを語っている。

 

書誌情報

「Entrance」
2021年11月27日(土)発売

撮影:大江麻貴
定価:3,300円(税込)
発売元:ワニブックス

“補聴器をつけた天使”我妻ゆりか1st写真集発売!官能的なショットから無防備な寝顔まで…

ゼロイチファミリア所属の我妻ゆりかが、1st写真集「わがままゆりかの天使な笑顔」(小学館)発売を記念して、12月4日にHMV&BOOKS SHIBUYAにて発売イベントを開催。アザーカットと本人インタビューが到着した。

 

生まれつき感音性難聴で、幼い頃から補聴器をつけて生活してきた我妻。もともとコンプレックスだった補聴器・難聴を今では武器に変えて活動をしており、「補聴器をつけた天使」と呼ばれるほど話題になっている。

 

今回の写真集は世界遺産にも登録された奄美大島を舞台に広大な自然の中、彼女の屈託のない笑顔やフレッシュな水着姿が堪能できる一冊に仕上がった。写真集だからこそできた官能的なショットや、彼女のポテンシャルがいかんなく発揮されたカットも満載だ。

 

写真集発売に際して、我妻は「人生初めての写真集、無事に発売できてとてもうれしいです(泣)。この機会をくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです! そしていつも応援してくれている方、一緒に奄美大島に行ったスタッフさん、この写真集に携わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を。

 

タイトルについては「候補として『わがままゆりか』 って言われた時、とてもうれしかったのを覚えています(笑)。写真集が決まった時に、『撮影3泊か4泊どっちにしよう?』と聞かれた時『絶対4日がいいです!』と遠慮なく答えた時からわがままが始まっていたのかなと思います(笑)」と明かす。

 

さらに「私にとって一生忘れたくない思い出がたくさん詰まった2021年でした! 関わってくれた皆にすごく感謝しています。ありがとうございました!」と振り返った。

 

◆写真集発売、おめでとうございます!

ありがとうございます! 人生初めての写真集、無事に発売できてとてもうれしいです(泣)。この機会をくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです!
そしていつも応援してくれている方、一緒に奄美大島に行ったスタッフさん、この写真集に携わってくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

◆タイトルにこめられた思いは?

タイトルは候補として「わがままゆりか」 って言われた時、とてもうれしかったのを覚えています(笑)。
写真集が決まった時に、「撮影3泊か4泊どっちにしよう?」と聞かれた時「絶対4日がいいです!」と遠慮なく答えた時からわがままが始まっていたのかなと思います(笑)。
このロケでたくさんの「わがまま」を聞いてくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました(笑)。

 

◆印象に残ってるシーンはありますか?

寝る前にホテルの鍵をカメラマンさんに渡して、私が寝ている間にカメラマンさんが侵入して本当の寝顔を撮るというシーンでした。
私は起きた時そのことを忘れていて、「…え、なんで…え…はずかしい!!」となった記憶があります(笑)。

 

◆2021年はどんな1年でしたか?

2021年はたくさんの思い出ができた年でした。
撮影でいろんなところにも行ったし、事務所に所属している子と遊んで仲良くなったり、行ったことない場所にたくさん1人旅に行ったり、いろんな出来事から気持ちの変化が大きかった1年でした。
私にとって一生忘れたくない思い出がたくさん詰まった2021年でした! 関わってくれた皆にすごく感謝しています。ありがとうございました!

 

◆最後に皆様に一言メッセージをお願いします。

初めまして! 我妻ゆりかです!
この度人生初めての写真集を出すことになりました! 「わがままゆりかの天使な笑顔」です!
写真集を見て、笑顔だけじゃないいろんな表情や衣装にたくさんの人に見てもらえたらうれしいです!
皆がHAPPYな気持ちになってくれますように!!!

 

書誌情報

1st写真集「わがままゆりかの天使な笑顔」
2021年11月30日(火)発売

定価:3,300円(税込)
出版社:小学館

商品ページ:https://www.shogakukan.co.jp/books/09682377

 

WEB

公式Twitter:https://twitter.com/yurikatsupa
公式Instagram:https://www.instagram.com/wagatsuma_yurika/

©田口まき/小学館

『情熱大陸』YOASOBIが登場 日本武道館での初有観客ライブまでの軌跡に迫る

YOASOBI(左からikura、Ayase)

12月12日(日)放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系 後11・15~11・45)に、音楽ユニットのYOASOBIが登場する。

 

小説を音楽にするプロジェクトで出会った、コンポーザー・Ayaseとシンガーソングライター・ikuraによる音楽ユニット「YOASOBI」。2019年の結成以降、デビュー曲「夜に駆ける」がストリーミング累計再生数6億回を突破(2021年8月時点)するなど、異例のスピードで音楽シーンを席巻し、サブスク時代における新たなモデルケースになったと言っても過言ではない。

 

番組の取材が始まったのは去年9月。初めてのライブを目指し、動き出したころだった。デジタルで生み出した音を生身の人間が具現化する難しさに頭を抱えながらも懸命に調整を続ける2人の想いと裏腹に、コロナ禍で遠のいた人前でのパフォーマンス。1年以上の時を経て、“聖地”日本武道館で2人が魅せる初めての有観客ライブ。その軌跡を映し出す。

 

<音楽ユニット・YOASOBI(写真:左ikura・右Ayase)プロフィール>
ボカロPとしても活躍し作詞作曲を手がけるコンポーザーAyase(1994年山口県生まれ)とシンガーソングライター“幾田りら”としても活躍する、ボーカルikura(2000年東京都生まれ)からなる「小説を音楽にするユニット」。2019年12月に配信開始された「夜に駆ける」がストリーミング累計再生数6億回を突破(2021年8月時点)。リリースする楽曲全てが異例のヒットを記録している。2020年にはBillboad Japan総合ソングチャート“HOT100”にて年間1位を獲得し、2021年にはNHK 紅白歌合戦へ2年連続の出場が確定。日本レコード大賞特別賞受賞も果たす。

 

番組情報

『情熱大陸』
MBS/TBS系
2021年12月12日(日)後11・15~11・45

 

WEB

番組HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/
番組Twitter:https://twitter.com/jounetsu

©MBS

蒔田彩珠「松本さんのアドリブで楽しくなってしまって、エリのキャラが壊れそうになりました」『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』

松本潤さん主演の人気ドラマシリーズ「99.9」が映画化。本作の軸となる、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関わる重要人物の1人、南雲エリ役を演じた蒔田彩珠さん。ドラマシリーズを見ていたという「99.9」の世界に入った感想や、松本潤さん、香川照之さんらと過ごした現場でのエピソードを伺いました。11月24日発売のTV LIFE掲載「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」公開カウントダウン連載と合わせてお楽しみください。

 

◆「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」のオファーを受けた時はどんな気持ちになりましたか?

ちょうど杉咲花さんがシルエットになっているビジュアルが公開された時にお話を聞いて、共演の方が楽しみでしたし、出演することが決まってうれしかったです。

 

◆ドラマシリーズをご覧になっていたそうですが、「99.9」の魅力はどんなところだと思いますか?

点と点がつながっていくのが見ていて分かる。楽しい作品だなって思っていました。

 

◆西島秀俊さん演じる弁護士・南雲の一人娘・エリを演じていらっしゃいます。製作サイドからはどんな女の子を演じてほしいと言われましたか?

佐田先生(香川照之)や深山先生(松本潤)にあまり引っぱられず、真面目にいてほしいと言われました。

 

◆皆さんのアドリブに引っぱられそうになったりしませんでした?

しました(笑)。私が作った料理の味をあるきっかけで深山先生に「食べてみて」って言われるシーンがあるんですけど、すごく楽しくなってしまって、エリのキャラが壊れそうになりました。「ん! おいしいですね!」ってテンションが高くなってしまいました。

 

◆松本さんなど、「99.9」チームの皆さんからアドバイスはありましたか?

皆さん、アドリブやノリを作るのがとても上手で、最初は着いていけない部分もあり、「これで大丈夫かな」と思っていました。それを察した松本さんが、「エリは映画の中で唯一しっかり人間味のある役だから、そのままで大丈夫だよ」と言ってくださったので安心できました。香川さんはテイクを重ねるたびに違うアドリブをされるので、ドキドキハラハラしつつ、こんなにすぐアドリブが浮かんでくるのがすごいなって思っていました。一緒のシーンが多かったので、「こうしてもいい?」って相談してくださったりもして。そんな気配りにもカッコいいなと思いました。

 

◆蒔田さんご自身はエリをどんな人物だと思って演じられたのでしょうか。

真っすぐな女の子だと思いました。自分の好きなピアノに対しても、大好きなお父さんに対しても真っすぐ。だからこそ、何かを隠しているお父さんが許せない。でもお父さんが悪いわけではないことも分かっているんです。真っすぐが故に、自分に真実を明かしてくれないお父さんを突き放してしまうのだと思いました。

 

◆エリとの共通点はありますか?

それがあんまりなくて…。育ちの良い、おしとやかな女の子の役を今までやったことがなかったので、難しいというよりはこれも新しい挑戦だなと思いました。エリは国際コンクールで優勝してしまうくらいピアノが上手な女の子なので、今まで出会ったピアノが上手な友達をイメージして演じました。

 

◆エリはピアノの才能で将来を嘱望されている女子高生ですが、ピアノの練習も大変だったのでは?

たくさん練習しました。難しい曲でしたが、音楽が好きなので苦ではありませんでした。ピアノを習ったことはないけど、楽器を弾くのは好きなので楽しかったです。でもエリは趣味でピアノをやっているだけではないので、上手に見える弾き方をするのはすごく難しかったですね。先生がどうやったらうまく見えるかを丁寧に教えくださったおかげです。自分では万全の準備をしていったつもりでしたが、本番はオーケストラの皆さんと一緒に演奏したのですごく緊張しました。

 

◆オーケストラの演奏をバックにピアノソロを弾く気分はいかがでしたか?

最初は意識が飛ぶくらい緊張しました。でもオーケストラの音で自分のピアノの音が聴こえないので、本当に自分で弾いている気持ちになりました。気持ち良かったです(笑)。完成した作品の演奏シーンではちゃんと弾いているように見えたし、エリとしての晴れやかな表情もできていたので良かったです。

 

◆完成した作品をご覧になって気になったキャラクターは誰でしたか?

私が一番ビックリしたのは杉咲花さんです。普段の杉咲さんは柔らかくてふわふわしたイメージだったのに、今回演じた河野穂乃果は「99.9」の中にいる強いキャラクターになっていてカッコよかったです。

 

◆エリのピアノのように、打ち込んだものはありますか?

ギターです。以前、役の準備のために毎日練習しました。難しいと言われるFのコードが弾けなくて、挫折して弾かなくなっていたんですが、マネージャーさんに叱られて克服しました(笑)。今は時間がある時はギターを弾くか、映画を見る生活です。Fを乗り越えてから楽しくてしかたがないです。

 

◆ギターの楽しさってどんなところですか?

何だろう…弾いている間は何も考えなくていいことかな。ギターを弾いているときは無心です。

 

◆「99.9」は弁護士の物語ですが、今後、演じてみたい職業はありますか?

音楽が好きなので、またギターをやる役ができたいいなって思っています。

 

PROFILE

●まきた・あじゅ…2002年8月7日生まれ。神奈川県出身。最近の主な出演作は連続テレビ小説『おかえりモネ』、映画「朝が来る」など。12月29日(水)放送の『99.9-刑事専門弁護士-完全新作SP新たな出会い篇~映画公開前夜祭~』(TBS系)に出演。

 

作品情報

「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」
2021年12月30日(木)全国公開

監督:木村ひさし
出演:松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、マギー、馬場園梓、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠/岸部一徳 ほか

 

<STORY>
深山(松本潤)が所属する斑目法律事務所の刑事事件専門ルームに、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込む。その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘・エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。深山たちは、村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力も得ながら、15年前の事件を徹底的に調べることに。やがてある可能性に行き当たるが、それは巧妙に仕掛けられた罠があった…。

 

©2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会

 

●photo/中田智章 text/佐久間裕子 styling/小蔵昌子 hair&make/山口恵理子

黒谷友香主演・IMPACTors基俊介ら出演舞台「あの子より、私。」メインビジュアル公開

黒谷友香が主演、基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)らが出演する舞台「あの子より、私。」のメインビジュアルが公開された。

「あの子より、私。」メインビジュアル

 

あらゆる世界の成功者が別荘を構えるという人気エリアの“別荘地見学会”を舞台に、こじらせ女子たちが繰り広げる、理想の物件をめぐる内見バトルを描く本作。2022年1月より、東京・大阪にて上演される。

 

書き下ろしの新作となる本作で、主役・兎谷夕美(とがい・ゆうみ)役を務めるのは、2021年8月公開の映画「祈り-幻に長崎を想う刻(とき)-」で主演を務め、数々のドラマ、CM、舞台などマルチな活躍を見せる黒谷友香。黒谷が演じるのは、別荘地見学会に参加する家族のうち、誰もが憧れる理想的な家族の母親だ。

 

黒谷演じる夕美の息子・兎谷彗(とがい・けい)役を務めるのは、舞台「いまを生きる」などにも出演し、現在は舞台「虎者 NINJAPAN 2021」出演中のジャニーズJr.内ユニット「IMPACTors」のメンバー、基俊介。

 

そして同じく別荘地見学会へ参加するシングルマザー役に、遊井亮子。松岡依都美、しゅはまはるみがパワフルで個性豊かな女性客を演じる。黒谷、基と共に理想的な家族を演じるのは古屋隆太、小林万里子。

 

さらに、クセのある不動産屋を異儀田夏葉、遊井演じるシングルマザーの娘役を村上穂乃佳が務める。そんな個性豊かな役者陣にピアニストの高木里代子も加わり、「あの子より、幸せな女に見られたい」と願う大人たちの群像劇を描く。

 

作・演出を務めるのは、劇作家・演出家の岸本鮎佳。ドラマ『年下彼氏』、舞台「この声をきみに〜もう一つの物語〜」などを手掛け、自身の主宰する演劇ユニット「艶∞ポリス」では、女性独特の目線から、思わずクスっと笑ってしまうような分かりやすく精度の高い会話劇を描くことに定評がある。

 

主演の黒谷は「これまで舞台では、つかこうへい先生、宮本亞門先生とご一緒して参りました。私にとって初となります才能ある劇作家・岸本鮎佳さんとご一緒し、お仕事ができることを楽しみにしております」と期待を述べた。

 

また「生の舞台を観に来てくださる1人ひとりのお客様に、最高に楽しんで感動していただける舞台、心に残る作品を創りたいと思っております。素晴らしい舞台をお客様にお届けできるよう、共演の皆様と協力し合い、力を合わせて精一杯努めて参ります」と意気込みを語っている。。

 

今回公開されたメインビジュアルでは、全員がピンク色のスーツに身を包み、同じ方向を見つめる姿が捉えられている。キャスト陣の自信に満ちあふれた、挑発的でクールな表情にも注目だ。

 

舞台「あの子より、私。」は、東京公演を2022年1月15日(土)から1月27日(木)までよみうり大手町ホールにて、大阪公演を2月5日(土)・6日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。チケットオフィシャルHP抽選先行は、11月26日(金)正午より受付開始される。

 

基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)コメント

さまざまな方面で活躍されている方々と一緒に舞台に立てることがとてもうれしいです。僕が演じさせてもらう「彗」という役は、自分とは真逆な部分もありますが、似ている部分もあるので親近感を覚えました。彗の内に秘めた感情の部分を自分なりに表現したいと思っています。今からどんな舞台になるのか緊張とワクワクが同時に押し寄せてきておりますが、全力で楽しみながら精一杯演じたいと思います。

 

遊井亮子 コメント

作演が岸本鮎佳さん。以前から作品を拝見させて頂いており、まさかご一緒できる機会が来るとは…。

 

女性の「あるある」を絶妙な角度から突く岸本さん。私自身、見ようとしなかった嫌な部分を曝け出されそうで怖いですが、それすら楽しみに思わせてくれる岸本ワールド。少し怖いけど演るのみです!以上!!!

 

岸本鮎佳(作・演出)コメント

ようやく舞台ができる喜びを噛み締めております。

 

誰かと比べて、落ち込んだり、優越感に浸ったりすることは、誰にでもあることだと思います。比べちゃダメだと思っていても、つい比べてしまう。クセの強いキャラクターたちが、いろんな人と自分を比べるお話です。

 

クスッと笑えて、ハッとさせられるような喜劇になればいいなと思っております。

 

作品情報

「あの子より、私。」

東京公演:2022年1月15日(土)~1月27日(木)よみうり大手町ホール

大阪公演:2022年2月5日(土)・2月6日(日)サンケイホールブリーゼ

 

出演:黒谷友香 基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.) 遊井亮子 松岡依都美 しゅはまはるみ 古屋隆太 異儀田夏葉 村上穂乃佳 小林万里子

ピアニスト:高木里代子

作・演出:岸本鮎佳

 

公式HP:http://anokoyoriwatashi.com/

公式Twitter:@anokowatashi

工藤美桜「ボロボロになるくらい何度でも読んで(笑)」初写真集は“素”の表情が満載

工藤美桜の1st写真集『KIMINOMIO』(集英社)が、11月25日(木)に発売。誌面カットと本人コメントが到着した。

 

『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)のヒロイン、キラメイピンク/大治小夜役の熱演や、『TOKYO MER』(TBS系)で“死者は…ゼロです”の決めぜりふで話題になるなど、注目を集める女優・工藤美桜の「夢だった」1st写真集が発売。

 

今回の写真集は「幼馴染みの距離感」がテーマになっており、近すぎるがゆえに恋人にも見せない幼馴染みの“きみ”にしか見せない、素の工藤美桜が見られる貴重な一冊となっている。

 

11月28日(日)に行われるオンラインイベントにも注文が殺到しているそうで、発売前から話題を集めている本書。発売日を迎えて工藤は「今日がくることをどれだけ待ち望んだか…! やっと。お手に取っていただけるうれしさで心が満ちています」と喜びを隠せない。

 

また「今の私の素というものが全面的に出ているので、ああ工藤ってこんな子なんだ、こういうのが好きなんだなと感じてもらえれば。見どころとしては全部ですね。選べないよ〜(笑)」と明かす。

 

さらに「もうボロボロになるくらい何度でも読んで(笑)楽しんでいただけますように。ここからまた、さらに工藤がんばります」と意気込みを述べた。

 

工藤美桜 コメント

ついにやって参りました、1st写真集『KIMINOMIO』発売日! 今日がくることをどれだけ待ち望んだか…! やっと。お手に取っていただけるうれしさで心が満ちています。
ずっと憧れていた写真集。自分の名前で出版される、1冊まるまる自分だけの本。本当にすごいことですよね。
写真集に関して、もし出せるのならこうしたい…と自分のなかでずっと考えていたものがあったので、それを今回実現できて本当に幸せです。
今の私の素というものが全面的に出ているので、ああ工藤ってこんな子なんだ、こういうのが好きなんだなと感じてもらえれば。見どころとしては全部ですね。選べないよ〜(笑)。
そして、この日を無事迎えることができ、たくさんの方に感謝しています。『KIMINOMIO』を一緒に作り上げてくださったチームの皆さん! そして応援してくださっている皆さん!! 自分の力だけじゃ実現することはできなかったし、いつも私の周りで支えてくださっている『きみ』がいてくれたからこの1冊ができました。
もうボロボロになるくらい何度でも読んで(笑)楽しんでいただけますように。ここからまた、さらに工藤がんばります。
あ!!! 表紙のカバーもめくってみてね…ふふ…(笑)。本当にありがとうございます!

 

書誌情報

工藤美桜 1st写真集『KIMINOMIO』
2021年11月25日(木)発売

撮影:HIROKAZU
定価:2,750円(税込)
出版社:集英社

商品ページ:https://youngjump.jp/photobook/kiminomio/

 

WEB

工藤美桜 公式Twitter:@p_miokudo
工藤美桜 公式Instagram:@mmio_kudo

 

©HIROKAZU/週刊ヤングジャンプ