ティッシュ1枚でインナーマッスル強化! アルプホルン奏者に学ぶ体幹&呼吸器の鍛え方

体幹やインナーマッスルは、手足の動作をスムーズにするために大切な筋肉です。今回は、体幹を鍛えるために必要なことや、自宅でできる簡単な体幹・呼吸器トレーニングをご紹介。体幹トレーニングに役立つ楽器も登場するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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体幹・インナーマッスルを鍛える楽器

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12月31日放送の『ゲンキの時間』(TBS系)では、三宅裕司さんが悩む体幹の衰えを改善する方法が取り上げられました。三宅さんは歳と共に筋力が落ちてきているのを実感しているようで、階段を上がるのにもひと苦労。以前番組で体幹チェックを行った際は、体幹が弱いどころか「無い」と言い切られてしまいショックを受けたことも。

 

そんな三宅さんが、レッド吉田さんや春香クリスティーンさんと共に訪れたのは、玉川アルプホルンクラブ。スイスの伝統楽器・アルプホルンを演奏することが、体幹を鍛えるトレーニングになるそうです。アルプホルンというのは、自分の体よりも長い円錐状の管楽器。首都大学東京の教授・竹井仁先生は、アルプホルンを吹くためにはお腹からお尻の筋肉を重点的に使うため、体の内側にあるインナーマッスルを鍛える効果があると語りました。

 

 

アルプホルンレッスン&自宅でできる「体幹・呼吸器トレーニング」

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春香さんと三宅さんはさっそくアルプホルンのレッスンを受けますが、三宅さんは音を出すだけでも大苦戦。ようやくコツをつかんできてからも、「これでも大変ですね、苦しいですよ」と感想を述べました。アルプホルン歴30年という男性の体を診察してみると、お腹のインナーマッスル・腹横筋が同世代の男性よりも分厚くしっかりと発達しています。演奏するためにはたくさんの空気を肺に送り込むので横隔膜が下がり、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群などの筋肉が活発に。違いを見た視聴者は、「楽器を吹くってことがこんなに効果あるなんて」「他の管楽器でも同じなのかな? 楽しそうだしちょっとやってみたい」とアルプホルンに興味を持つ人が続出しました。

 

またアルプホルンは口をすぼめて息を吹き込むので、気道が広がり空気が通りやすくなって肺や呼吸の機能を高める効果も。三宅さんのもう一つの悩み「呼吸の浅さ」も改善することができる一石二鳥のトレーニングです。

 

竹井先生は最後に、自宅でも簡単にできる「体幹・呼吸器トレーニング」を紹介。ティッシュを1枚壁に貼り付けて、3秒間落ちないように息を吹きかけるという簡単なトレーニングです。トレーニングは5回を1セットとし、朝昼晩の1日3回行うのがおすすめ。体幹を鍛えて、スムーズに動く体をキープしましょう。

 

文/プリマ・ドンナ