Gmailの“書いてくれるAI”が日本語に対応!対象ユーザーは?

Googleは、「文書作成サポート(Help me write)」機能が日本語と韓国語に新たに対応したことを発表しました。

↑Mojahid Mottakin/Adobe Stockより。ビジネスメールの作成が楽になるかもしれません。

 

この機能は、昨年6月から提供が始まっていました。今回の対応により、対応言語の幅がさらに広がったことになります。対象となるのはウェブ版Gmail、Android版、iOS版で、2025年4月7日から最大15日間かけて順次展開されます。

 

「文書作成サポート」は、GoogleのAI「Gemini」がメールの全文を自動で作成したり、既に書かれた文章を改善してくれる機能です。使える主な機能は以下の通りです。

 

  • 下書きの作成:自分の言葉で希望する内容を入力すると、AIがメール本文を生成
  • 返信作成:スレッド内の前後の文脈を理解し、適切な返信を提案
  • フォーマル化:文章のトーンを、より丁寧な表現に変更
  • 詳細追加:メールの内容に、さらなる説明や情報を追加。
  • 短縮:メール文を簡潔にまとめ、コンパクトに調整

 

なお、この機能は無料ユーザーやGoogle One(旧Googleドライブ)のベーシック/プレミアムプランでは利用できません。実際に利用できるのは、以下のユーザーです。

 

  • Business Starter / Standard / Plus
  • Enterprise Starter / Standard / Plus
  • Gemini Education / Education Premiumアドオン利用者
  • Google One AI プレミアムプラン加入者

 

また同時に、Googleドキュメントにおける「文書作成サポート」機能が日本語を含む4言語(イタリア語、フランス語、ドイツ語)に対応したことも発表されました。

 

すべてのユーザーが利用できるわけではありませんが、特にビジネスシーンでのメール作成に悩んでいる方にとっては助けになる機能と言えそうです。

 

Source:Google Workspace公式ブログ(1),(2)

Gmailの“書いてくれるAI”が日本語に対応!対象ユーザーは?

Googleは、「文書作成サポート(Help me write)」機能が日本語と韓国語に新たに対応したことを発表しました。

↑Mojahid Mottakin/Adobe Stockより。ビジネスメールの作成が楽になるかもしれません。

 

この機能は、昨年6月から提供が始まっていました。今回の対応により、対応言語の幅がさらに広がったことになります。対象となるのはウェブ版Gmail、Android版、iOS版で、2025年4月7日から最大15日間かけて順次展開されます。

 

「文書作成サポート」は、GoogleのAI「Gemini」がメールの全文を自動で作成したり、既に書かれた文章を改善してくれる機能です。使える主な機能は以下の通りです。

 

  • 下書きの作成:自分の言葉で希望する内容を入力すると、AIがメール本文を生成
  • 返信作成:スレッド内の前後の文脈を理解し、適切な返信を提案
  • フォーマル化:文章のトーンを、より丁寧な表現に変更
  • 詳細追加:メールの内容に、さらなる説明や情報を追加。
  • 短縮:メール文を簡潔にまとめ、コンパクトに調整

 

なお、この機能は無料ユーザーやGoogle One(旧Googleドライブ)のベーシック/プレミアムプランでは利用できません。実際に利用できるのは、以下のユーザーです。

 

  • Business Starter / Standard / Plus
  • Enterprise Starter / Standard / Plus
  • Gemini Education / Education Premiumアドオン利用者
  • Google One AI プレミアムプラン加入者

 

また同時に、Googleドキュメントにおける「文書作成サポート」機能が日本語を含む4言語(イタリア語、フランス語、ドイツ語)に対応したことも発表されました。

 

すべてのユーザーが利用できるわけではありませんが、特にビジネスシーンでのメール作成に悩んでいる方にとっては助けになる機能と言えそうです。

 

Source:Google Workspace公式ブログ(1),(2)

超薄型のGalaxy S25 Edge、グローバル展開に待った? まずは2か国限定販売かも

サムスンの超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」が、当初は全世界向けではなく、中国と韓国のみで発売されるとの噂が報じられています。

↑Image:Sammobile。いったんは2か国販売で様子を見る、ということなのかもしれません。

 

同社は1月に開催された新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」にてGalaxy S25 Edgeを予告し、その後、MWC 2025で実際のデバイスを披露しました。つまり、世界各国に向けて発売される可能性を示唆していたわけです。

 

しかしながら、4月の発売が予想されていたなか、1ヶ月遅れの5月13日に延期されたとの新たなリーク情報が現れました。どうやら技術的な問題が発生したようですが、その具体的な内容は明らかにされていません。

 

この報道に続いて、サムスンの未発表製品に詳しい著名リーカーのIce Universe氏が、中国のSNS「Weibo」にて、Galaxy S25 Edgeは5月下旬に発売予定であり、初期販売国は韓国と中国に限定されると述べています。

 

これが事実であれば、非常に大きな方針転換といえるでしょう。Galaxy S25 Edgeはすでに米国のFCC(連邦通信委員会)による承認を受けており、ヨーロッパでの価格に関するリーク情報も出てきています

 

なお、今回の情報は、後にグローバル展開される可能性を否定するものではありません。続報に注目したいところです。

 

Source:Max Jambor(X)

via:9to5Google

Google「Pixel 10」シリーズの価格が判明? Pro XLは値上げ、折りたたみモデルは値下げか

最近、Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 10」シリーズに関する噂が出回っているなかで、価格に関するリーク情報が報じられています。
↑Koshiro K/Adobe Stockより。関税の影響などもあり、新デバイスの価格がどうなるかは気になるところです。

Android情報メディアAndroid Headlinesの「Googleの計画に詳しい」情報筋によると、Pixel 10シリーズの一部モデルにおいて、Pixel 9シリーズから価格が変更される可能性があるとのことです。それぞれの米国価格は、次のように伝えられています。

 

  • Pixel 10:799ドル(Pixel 9と同価格)
  • Pixel 10 Pro:1000ドル(Pixel 9 Proから据え置き)
  • Pixel 10 Pro XL:1200ドル(Pixel 9 Pro XLから100ドル値上げ)
  • Pixel 10 Pro Fold:1600ドル(Pixel 9 Pro Foldから200ドル値下げ)

 

特に注目されているのは、次期折りたたみモデル「Pixel 10 Pro Fold」が値下げされるという見通しです。今回の情報筋によると、Googleは今後も折りたたみモデルの価格を引き下げていく方針で、2028年には1500ドル前後まで下がる可能性があるそうです。競合メーカーの折りたたみスマートフォンが値上げを続ける一方で、あえて値下げすることで、折りたたみ市場でのシェア拡大を狙った戦略かもしれません。

 

かたやPixel 10 Pro XLが1200ドルに値上げという予想は、最近のアップルやサムスンの方針と似た傾向があるため、意外ではないかもしれません。たとえば、iPhone 15 Pro Maxでは128GBモデルが廃止されたことで事実上の価格引き上げとなっており、「標準モデルは据え置き、Proモデルは上昇」という流れが見られます。

 

また、お手ごろ価格で人気の「Pixel a」シリーズについては、2028年に登場する「Pixel 12a」まで499ドルに据え置かれるとのことです。ここ数年で値上げが続いていたシリーズだけに、この情報が本当であれば、ユーザーにとってはありがたいニュースと言えるでしょう。

 

ただし今回のリーク情報が事実だったとしても、現在トランプ政権が全世界に向けて関税の引き上げを検討している状況を考えれば、計画が変更を余儀なくされる可能性もあります。スマートフォンの価格が高騰しないことを願いつつ、今後の続報を待ちたいところです。

 

トランプ大統領、「iPhoneは米国内で生産できる」

トランプ米大統領は「アップルがiPhoneやその他のデバイスをアメリカ国内で製造できると『完全に信じている』」と、ホワイトハウス報道官のカロライン・レヴィット氏が発言しました。

↑アップルより。できないことはないでしょうが、価格が問題になりそうです。

 

トランプ政権は米国時間4月9日から多くの国家の輸入品に高関税を課すと発表していましたが、現在は中国を除き、上乗せ分の課税を90日間停止しています。アップルはiPhoneの大部分を中国で組み立てており、このまま状況が変わらなければ、iPhoneの米国価格が大幅に上昇することが危惧されています。

 

レヴィット氏は「iPhone製造がアメリカに移転可能だと考えているのか」という質問に対して、「もちろんです。わたしたちには労働力があり、人材があり、資源があります」「アップルは今年、アメリカに5000億ドル(約75兆円)を投資すると発表しました。アップルがアメリカに可能性がないと考えていたら、そんな大金を投じることはなかったはずです」と返答したのです。

 

しかし現実的には、複雑なサプライチェーンをアメリカに移転させることは、極めて難しいようです。アップルのティム・クックCEOは以前、「中国が製造拠点として選ばれる理由は、安い人件費ではありません。本当の理由は、高度な技能を持つ人材が大量に一箇所に集まっているからです」と発言していました。

 

アップルはiPhone製造において、50カ国以上から部品を調達し、79カ国から希少金属を調達しています。もしiPhoneの最終組み立てをアメリカでおこなったとしても、大幅なコストアップが危惧されます。はたして今年の「iPhone 17」シリーズは無事に発売されるのでしょうか。

 

Source: The White House / YouTube via  MacRumors

Google検索に突然の新機能「ポケモンずかん」が登場。151匹ゲットだぜ

Googleは最近、検索機能にポケモンのミニゲーム「ポケモンずかん」を追加しました。初代ポケモンのカントー地方に登場した151匹のポケモンを検索により「捕まえる」ことができます。

↑スマホ限定ですが、Google検索で「ポケモン」のミニゲームが楽しめます。うまく遊べない人は、ブラウザのシークレットモードをオンにしてみるといいかもしれません。

 

これは、Android版およびiOS版のWebブラウザやGoogleアプリで151匹のポケモンの名前を検索すると、右下にモンスターボールが表示されるというものです。「ポケットモンスター」ないし「ポケモン」で検索すると、基本的な遊び方のガイドが登場します。

 

 

その遊び方をまとめると、次の通りです。

  • モバイルブラウザまたはGoogleアプリでのみ利用可能
  • 151匹の初代ポケモンを名前で検索する
  • 進行状況を保存するにはGoogleアカウントにサインインする必要がある

 

捕まえたポケモンはポケモンずかんに保存され、まだ捕まえていないポケモンのヒントが表示されます。

 

また、伝説のポケモンや幻のポケモンをゲットするのに必要なマスターボールは、たくさんのポケモンをずかんに登録することで入手できます。具体的には5匹、20匹、50匹、150匹のポケモンを捕まえると1つ手に入るとのことです。さらに全151匹のポケモンを捕まえると、特別なサプライズがあるようです。

 

検索するポケモンの名前は、ポケモン公式サイトから探してみるのもいいでしょう。とはいえ、まずは自らの持てる知識を総動員したり、Googleポケモンずかんのヒントを手がかりにすると楽しめそうです。

 

Source:ポケモン公式(X)

via:9to5Google

2027年の「20周年iPhone」、ガラス素材を大胆に採用する可能性

2027年の「iPhone誕生20周年」にむけてアップルが「大きな刷新」を準備していると、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑アップルより。10周年モデルの「iPhone X」はこんな感じでしたが……。

 

報道によれば、アップルは「折りたたみiPhone」と、「ガラスをより広範囲に採用した新しいiPhone Pro」の投入を計画しているとのこと。なお、以前にアップルでデザイン責任者をつとめたジョニー・アイブ氏は「1枚のガラスから作られたiPhone」を構想していましたが、これが20周年モデルで実現するのかどうかは、現時点では不明です。

 

アップルは2017年に、10周年モデルとして「iPhone X」を投入しました。iPhone Xではホームボタンが廃止され、全面タッチ操作のユーザーインターフェイスに移行。指紋認証「Touch ID」のかわりに顔認証「Face ID」が採用されました。20周年モデルでも、iPhone Xのような大きなサプライズが用意されている可能性があります。

 

2027年のiPhoneの名称がどうなるのかも気になるところです。これまでのナンバリングに従うのなら「iPhone 19」になるはずですが、「iPhone 9」をスキップして「iPhone X」が投入されたように、いきなり「iPhone 20(iPhone XX)」が登場する可能性もないとは言えないでしょう。

 

折りたたみiPhoneに関しては、2026年に「ブックタイプの横折りiPhone」が登場すると、ガーマン氏は指摘していました。2027年に登場するのはその第2世代か、あるいは「クラムシェルタイプの縦折りiPhone」となるのかもしれません。今後も、アップルから革新的なiPhoneが投入されることを、楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 17 Proで噂の大型カメラバー、色合いが判明?

今年投入される「iPhone 17 Pro/Pro Max」の背面にある「カメラ突起(カメラバー)」について、「本体と同色になる」との情報を、ブルームバーグが伝えています。

↑iDeviceHelpより。バー部分が大きいのでかなり目立ちそうですが、ツートンカラーにはならないとのこと。

 

上位モデルに相当するiPhone 17 Pro/Pro Maxと、超薄型モデルの「iPhone 17 Air」では、背面に長方形のカメラ突起が採用されることが、これまでのリーク情報により指摘されています。一方で標準モデルの「iPhone 17」では、引き続き縦長のカメラ突起が存在するようです。

 

ブルームバーグの報道によれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxは「ツートンの背面デザインにはならない」とのこと。そして、「カメラ突起はデバイス全体と同じ色になる」と指摘しているのです。以前には本体がシルバーで、カメラ突起が濃い黒色のツートンデザインになるという予測もありましたが、そうした画像は「正確ではない」としています。

 

海外テックサイトのThe Informationによれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxの背面は「ガラス+アルミニウム」のハイブリット構造になるようです。ガラス部分はワイヤレス充電に対応するため、そしてアルミ部分は落下時の耐久性を高め、割れにくくするために採用されます。

 

今回の情報が正しければ、iPhone 17 Pro/Pro Maxは本体とカメラ突起の色合いを統一させることで、より洗練された見た目になりそうです。このデザインが「iPhone 18」以降でも引き継がれることになるのかも、気になるところです。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

iOS 19はアイコンが丸い? 詳細デザイン情報が登場

今年リリースされる「iOS 19」の詳細なデザイン情報を、YouTubeチャンネルのFront Page Techが公開しています。

↑Front Page Techより。全体的に「visionOS」に近いデザインとなるようです。

 

 

アップル社内からの情報にもとづいて作成された今回の動画。まず全体として、iOS 19では空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」に搭載された「visionOS」にインスパイアされた、ガラスのようなデザインが採用されます。ボタンやメニュー、通知などのユーザーインターフェイスに、半透明の効果が追加されるようです。

 

アプリアイコンは角の丸い四角形から、さらに丸い形状へと変更されています。ただし、visionOSのように完全な円形になるのかは現時点では不明です。

↑Front Page Techより。

 

iOS 19では「App Store」「Apple Music」「Apple TV」「メッセージ」「電話」などのアプリにおいて、画面下部に浮遊するタブバーが導入されます。検索タブでは横長の検索バーと、左側に丸いボタンがあり、ボタンをタップすることで元のタブバーに戻ります。タブを切り替える際のアニメーションも新しくなっているようです。

 

iOS 19のその他の変更点としては、メッセージアプリにおける検索バーの常時表示、より丸みを帯びたユーザーインターフェイス、設定アプリとキーボードデザインの変更、ガラス感を強調する光の演出などがあげられます。その使い勝手はまだわかりませんが、すくなくとも見た目はかなり刷新される事になりそうです。

 

Source: MacRumors

PD140W対応! 3台同時充電もできるMOTTERUの大容量モバイルバッテリー

MOTTERU(モッテル)は、PD140W対応の大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)を、2025年4月10日(木)よりオンラインショップ含むECモールで販売を開始しました。直販価格は9990円(税込)ですが、発売を記念し、数量限定で2000円オフの7990円で購入できるモニターセールも実施しています。

大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)

 

記事のポイント

大容量&高出力のモバイルバッテリーは、パソコンやタブレット、スマートフォンの複数台持ちにオススメ。これひとつで、外出中のバッテリー切れの不安から解放されます。

 

本品は、PD140W出力に対応した大容量25000mAhのモバイルバッテリー。MacBook Airでは約1.3回、iPhone16なら約4.1回充電できます。出力ポートはUSB Type-C×2、USB A×1の計3口で、3台まで同時充電が可能です(※)。繰り返し1000回以上充電できる長寿命バッテリーを採用しており、長く使用できます。

※3台同時充電時の合計出力130W(PD100W+15W+15W)

USB-C 1ポートは最大PD140Wの高出力が可能で、MacBookProやゲーミング用ノートパソコンもパワフルに充電可能(USB-C1は、PD出力専用)。

 

USB-C2は、単独使用時最大PD65W出力対応。USB-C1とUSB-C2を同時に使用した際、合計最大150W(PD100W+PD50W)まで出力可能です。ノートパソコンとタブレットを2台同時に急速充電(※)もでき、効率的に充電できます。USB-Aは低電流モードにも対応しているので、イヤホンの充電もできます。

※パソコンへの充電はUSB-C1を使用してください。

 

パススルー充電に対応しており、一つのコンセントで接続機器とバッテリー本体を同時に充電できます(※)。

※パススルー充電使用時は、PD65W以上のUSB充電器を使用してください。パススルー充電時の出力は最大PD45Wです。

 

残量表示ディスプレイ付きで残量が一目でわかるので、予期せぬバッテリー切れを避けることができ、旅行中や外出先でも安心です。

 

専用ポーチとUSB-C to USB-C(PD240W対応)の充電用シリコンケーブルが付属し、出先で必要な時に素早く取り出して使用することができます。

 

MOTTERU(モッテル)
大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)
2025年4月10日発売
実売価格:9990円(税込)

PD140W対応! 3台同時充電もできるMOTTERUの大容量モバイルバッテリー

MOTTERU(モッテル)は、PD140W対応の大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)を、2025年4月10日(木)よりオンラインショップ含むECモールで販売を開始しました。直販価格は9990円(税込)ですが、発売を記念し、数量限定で2000円オフの7990円で購入できるモニターセールも実施しています。

大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)

 

記事のポイント

大容量&高出力のモバイルバッテリーは、パソコンやタブレット、スマートフォンの複数台持ちにオススメ。これひとつで、外出中のバッテリー切れの不安から解放されます。

 

本品は、PD140W出力に対応した大容量25000mAhのモバイルバッテリー。MacBook Airでは約1.3回、iPhone16なら約4.1回充電できます。出力ポートはUSB Type-C×2、USB A×1の計3口で、3台まで同時充電が可能です(※)。繰り返し1000回以上充電できる長寿命バッテリーを採用しており、長く使用できます。

※3台同時充電時の合計出力130W(PD100W+15W+15W)

USB-C 1ポートは最大PD140Wの高出力が可能で、MacBookProやゲーミング用ノートパソコンもパワフルに充電可能(USB-C1は、PD出力専用)。

 

USB-C2は、単独使用時最大PD65W出力対応。USB-C1とUSB-C2を同時に使用した際、合計最大150W(PD100W+PD50W)まで出力可能です。ノートパソコンとタブレットを2台同時に急速充電(※)もでき、効率的に充電できます。USB-Aは低電流モードにも対応しているので、イヤホンの充電もできます。

※パソコンへの充電はUSB-C1を使用してください。

 

パススルー充電に対応しており、一つのコンセントで接続機器とバッテリー本体を同時に充電できます(※)。

※パススルー充電使用時は、PD65W以上のUSB充電器を使用してください。パススルー充電時の出力は最大PD45Wです。

 

残量表示ディスプレイ付きで残量が一目でわかるので、予期せぬバッテリー切れを避けることができ、旅行中や外出先でも安心です。

 

専用ポーチとUSB-C to USB-C(PD240W対応)の充電用シリコンケーブルが付属し、出先で必要な時に素早く取り出して使用することができます。

 

MOTTERU(モッテル)
大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)
2025年4月10日発売
実売価格:9990円(税込)

PD140W対応! 3台同時充電もできるMOTTERUの大容量モバイルバッテリー

MOTTERU(モッテル)は、PD140W対応の大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)を、2025年4月10日(木)よりオンラインショップ含むECモールで販売を開始しました。直販価格は9990円(税込)ですが、発売を記念し、数量限定で2000円オフの7990円で購入できるモニターセールも実施しています。

大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)

 

記事のポイント

大容量&高出力のモバイルバッテリーは、パソコンやタブレット、スマートフォンの複数台持ちにオススメ。これひとつで、外出中のバッテリー切れの不安から解放されます。

 

本品は、PD140W出力に対応した大容量25000mAhのモバイルバッテリー。MacBook Airでは約1.3回、iPhone16なら約4.1回充電できます。出力ポートはUSB Type-C×2、USB A×1の計3口で、3台まで同時充電が可能です(※)。繰り返し1000回以上充電できる長寿命バッテリーを採用しており、長く使用できます。

※3台同時充電時の合計出力130W(PD100W+15W+15W)

USB-C 1ポートは最大PD140Wの高出力が可能で、MacBookProやゲーミング用ノートパソコンもパワフルに充電可能(USB-C1は、PD出力専用)。

 

USB-C2は、単独使用時最大PD65W出力対応。USB-C1とUSB-C2を同時に使用した際、合計最大150W(PD100W+PD50W)まで出力可能です。ノートパソコンとタブレットを2台同時に急速充電(※)もでき、効率的に充電できます。USB-Aは低電流モードにも対応しているので、イヤホンの充電もできます。

※パソコンへの充電はUSB-C1を使用してください。

 

パススルー充電に対応しており、一つのコンセントで接続機器とバッテリー本体を同時に充電できます(※)。

※パススルー充電使用時は、PD65W以上のUSB充電器を使用してください。パススルー充電時の出力は最大PD45Wです。

 

残量表示ディスプレイ付きで残量が一目でわかるので、予期せぬバッテリー切れを避けることができ、旅行中や外出先でも安心です。

 

専用ポーチとUSB-C to USB-C(PD240W対応)の充電用シリコンケーブルが付属し、出先で必要な時に素早く取り出して使用することができます。

 

MOTTERU(モッテル)
大容量モバイルバッテリー 25,000mAh(MOT-MB25001)
2025年4月10日発売
実売価格:9990円(税込)

分解で判明。Pixel 9a、冷却性能が大幅アップしていた

Googleのお手ごろな価格スマートフォン「Pixel 9a」は、米国で4月10日に発売されます。その発売に先駆けて分解動画が公開され、新たな放熱システムなどが明らかになりました。

↑Image:PBKreviews/YouTube。

 

テック系YouTubeチャンネル「PBKreviews」は、Pixel 9aのObsidian(黒系)モデルを分解する様子を紹介しています。分解は、まずSIMトレイの取り外しからスタート。続いてヘアドライヤーを使って背面プレートの接着剤を柔らかくし、取り外すことで内部構造を確認しています。

 

さらに、16本のT4ネジを取り外し、メイン基板のカバーを開けると、下にはLEDフラッシュやNFC、ワイヤレス充電用コイルが搭載されていることが確認できます。それらの上にはグラファイトフィルムが貼られており、熱を効率よく伝える役割を担っていることも分かります。

 

内蔵バッテリーは5100mAhの容量を備えており、取り外し用のプルタブも付属している様子。ただし接着剤でしっかり固定されているため、実際に取り外すにはイソプロピルアルコールを使用して粘着力を弱める必要があるようです。

 

また、バッテリーの下には銅製のベイパーチャンバーを搭載。これは高性能な冷却システムで、これまでPixel 9 Pro以上のモデルにしか採用されていなかったものです。Pixel 9の標準モデルには搭載されておらず、発熱問題が懸念されていただけに、Pixel 9aにこの冷却機構が搭載されたのはうれしいポイントと言えるでしょう。

 

メイン基板上には、広角(メイン)、超広角、および前面カメラが搭載されています。過去のPixel aシリーズと同様、フラッグシップ機に搭載される3つのマイクに対して、Pixel 9aは2つしかマイクを備えていません。USB-Cポートなどはメイン基板にハンダ付けされており、修理のしやすさという点ではやや不利な仕様です。

 

修理しやすさスコアは10点満点中7.5点との評価でした。とはいえ、冷却システムが強化されたことで、負荷の高いアプリも長時間快適に使用できそうです。

 

 

Source:PBKreviews(YouTube)
via:9to5Google

Google太っ腹!Pixel 9とGalaxy S25シリーズに無料で新AI機能を提供

Googleは2025年4月のPixel Drop(Pixelデバイス向けのソフトウェアアップデート)を発表し、Pixel 9シリーズ向けにGemini Liveのカメラ機能と画面共有機能を無料で提供することを明らかにしました。

↑Image:Google。端末は限定されますが、これらの機能が無償提供されるのはサプライズと言えそうです。

 

この機能は「すべての#Pixel9スマートフォンで無料で利用可能」とのことです。本機能は、Pixel 9 Pro、Pixel 9 Pro XL、Pixel 9 Pro Foldで提供されている「Gemini Advanced」の1年間無料提供とは関係なく、無料期間が終了した後も引き続き利用することができます。

 

また、Googleは米国で今週末に発売予定のPixel 9aにも、これらの機能が無料で提供される予定であると述べています。

 

さらに、サムスンのGalaxy S25シリーズについても、「追加料金なしで利用可能になる」と発表されました。サイドボタンを長押しするだけでGemini Liveが起動し、ライブ会話を始めることができます。

 

この機能では、「スマートフォンのカメラを通して見ているもの」や「スマートフォンの画面に表示されているもの」について、AIチャットボットのGeminiとリアルタイムで会話ができるようになります。たとえば、冷蔵庫の中にある食材で何を作るか相談したり、ショッピングサイトで買い物のアドバイスを受けたりといった活用例が考えられます。

 

他のスマートフォンユーザーがこの機能を利用するには、月額2,900円の「Google One AIプレミアム」への加入が必要ですが、Galaxy S25シリーズとPixel 9シリーズのユーザーはこの負担が免除されます。

 

Pixel Dropは数ヶ月ごとに配信されており、昨年は1月、3月、6月、10月に配信されました。今年も3月に配信されており、今回の4月配信は、かなりのサプライズであると言えそうです。

 

Source:Made by Google(YouTube),Samsung

via:9to5Google

冷やしながらスマホを充電! アクティブ冷却機能を搭載、くっつくワイヤレス充電器「MagFusion GameFrost」

AUKEY INTERNATIONAL LIMITEDは、アクティブ冷却機能を搭載したマグネット式ワイヤレス充電器「MagFusion GameFrost」を、Makuakeで4月11日14時から先行販売します。期間は 5月11日22時まで。

記事のポイント

ペルチェ効果と冷却ファンのダブル冷却により、冷やしながらスマホを充電できる、「くっつくワイヤレス充電器」です。素早く、かつ安全な充電をしたいユーザーはぜひ注目を。なお本製品単体では充電を行うことができず、USB-C充電器と電源が別途必要です。

「MagFusion GameFrost」は高性能冷却ファンと熱電冷却チップを搭載しており、これらが連携することで、充電中に発生する熱を効果的に除去する仕組みになっています。

 

スマートフォンの温度上昇を抑制することで、充電効率の低下を防ぎ、充電時間を短縮。「冷却機能無しのワイヤレス充電器と比較して、充電時間の大幅な短縮を実現した」としています。

 

また、高度な温度センサーがスマートフォンの温度を常に監視し、冷却システムを最適に制御。最新のワイヤレス充電規格「Qi2」の公式認証も取得しており、最大15Wの高速ワイヤレス充電を実現するといいます。

 

MagSafe機能を搭載iPhoneシリーズに、強力な磁力でピタッと吸着。充電中の位置ずれを防ぎ、安定したワイヤレス充電ができるとのこと。使用場面に応じ、充電ケーブルの差し込み口の向きを360度自由に変えられます。

 

MagFusion GameFrost (LC-G10)
USB-C入力:5V 3A / 9V 3A
ワイヤレス出力:5W、7.5W、10W、15W (Max)
最大出力:15W
付属ケーブルの長さ:約1.5m
寸法:約25.1 x 63 x 63mm
重量:約94g
パッケージ内容:本体、USB-C to USB-Cケーブル(1.5m)、取扱説明書、保証書
価格:

トランプ関税でiPhone16が暴騰? 最大34万円に値上がりか

トランプ米大統領が発表した高関税政策により、米国の「iPhone 16」の価格が最大2300ドル(約34万円)に値上がりする可能性を、ロイター通信が報じています。

↑アップルより。現在は激しく状況が動いているため、今後も注視していく必要がありそうです。

 

トランプ大統領は4月9日から、多くの国からの輸入品に対して高関税を課すと発表しました。iPhoneの大半は中国で組み立てられているのですが、中国から米国への輸入品に対しては54%の関税が課される見込みです。

 

この関税政策にもとづくと、最上位モデルの「iPhone 16 Pro Max(1TB)」は現在の1599ドル(約24万円)から、約2300ドル(約34万円)へと跳ね上がることになります。また最も手頃な「iPhone 16e」も、現在の599ドル(約8万8000円)から約850ドル(約13万円)へと値上がりする計算です。

 

調査会社のCounterpoint Researchによれば、アップルは平均して30%以上の値上げを行わなければ、関税によるコスト増を吸収できないとしています。これについてアップルは正式なコメントを出しておらず、どのようにコスト増を回避するのかどうかは不明です。

 

アメリカだけでなく、日本の株式市場も大いに混乱させているトランプ政権の高関税政策。今年発売されるであろう「iPhone 17」シリーズの価格にどのように影響するのか、今から気になってしかたありません。

 

Source: Reuters via MacRumors

今年のiPhone 17 Pro、カメラのズーム倍率が下がる?

今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」では3.5倍(85mm相当)の新しい望遠カメラが搭載されると、海外リークアカウントが報告しています。

↑アップルより。望遠カメラの画素数が上がるぶん、ズーム倍率は少し控えめになるかもしれません。

 

現在の「iPhone 16 Pro/Pro Max」では、5倍(120mm)の望遠カメラが搭載されています。望遠カメラの画素数は1200万画素で、広角カメラと超広角カメラの4800万画素とは、スペックに差があります。

 

リークアカウントのMajin Buによれば、iPhone 17 Pro/Pro Maxでは4800万画素の新しい望遠カメラが搭載されるとのこと。これは、現在の1200万画素からみると大幅なスペックアップです。一方で、新しい望遠カメラの光学ズーム倍率は3.5倍(85mm)で、現在の5倍(120mm)からスペックダウンします。

 

85mmは、一般的にはポートレート撮影をおこなうのに適した焦点距離とされています。また、超広角カメラと広角カメラを含めたより柔軟なズーム機能と、使いやすいポートレート撮影機能が利用できる可能性があります。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxは今年の秋のリリースが期待されています。今回の噂どおりに望遠カメラのスペックアップを予定しているのか、今から実に楽しみです。

 

Source: Majin Bu via MacRumors

Galaxy S26 UltraではSペンスロット廃止? バッテリー容量アップのため新設計か

サムスン製スマートフォンの最上位モデルである「Galaxy S Ultra」シリーズは、ここ数世代にわたりバッテリー容量が5000mAhに据え置かれたままとなっています。こうした状況を打開するために、次期モデル「Galaxy S26 Ultra」ではSペンの内蔵スロットを廃止し、外付けに変更する案が検討されているという噂が報じられています。

↑M21Perfect/Adobe Stockより。Sペンの内蔵スロットを廃止することで、バッテリー容量を増やせる可能性があるようです。

 

リークアカウントの@PandaFlashProは、サムスンが今後のGalaxy S Ultraシリーズで内部スペースを拡大する目的から、Sペンの内蔵方式を廃止するテストを行っていると伝えています。

 

また、Galaxy S26 Ultraでは引き続きSペンに対応するとも述べており、Sペン自体が廃止されるわけではなく、本体に内蔵せず外付け方式に移行する可能性を示唆しているようです。

 

リーク内容には詳細な仕組みまでは明らかにされていませんが、AppleのiPad Proのように、本体側面に磁石で取り付ける方式が採用される可能性も考えられます。Galaxy S Ultraシリーズもフラットな側面を持っているため、このような機能を搭載することは技術的に難しくないと見られます。

 

また、Galaxy S26 Ultraについては、カメラ数を1つ減らす代わりに、新たに「スタック型バッテリー」技術を採用するという噂もあります

 

この技術によって内部スペースが広がり、バッテリー容量を従来より大幅に増やすことが可能になるかもしれません。

 

さらに、サムスンおよびアップルは将来的に「シリコンカーボンバッテリー」への移行も検討していると報じられています。このバッテリーはエネルギー密度が高いため、同じ容量でもサイズを抑えやすく、将来的にはSペンを内蔵したままでもバッテリー容量を確保できる可能性があります。

 

今後のサムスンの設計方針がどのように変化していくのか、引き続き注目していきたいところです。

 

Source:@PandaFlashPro(X) 
via:Wccftech

AMD Ryzen AI搭載でスペックに不足なし。MSI「Venture A14 AI+ A3HM」登場

エムエスアイコンピュータージャパンは、ビジネスノートPC「Venture/VenturePro」シリーズから、AMD Ryzen AIを搭載した「Venture A14 AI+ A3HM」を発表しました。4月10日より順次販売します。

記事のポイント

今後活用できるであろうAI機能を使いこなすためのスペックを備えたノートPCです。32GBメモリーや1TB SSDなど、CPU以外の仕様も充実しているほか、ビジネスになじむデザインも特徴。ビジネス用で今後数年使うノートPCを探している人にとって選択肢のひとつとなりそうです。

 

「Venture A14 AI+ A3HM」シリーズは、AMD Ryzen AIを搭載。このプロセッサーには、AI処理性能が最大50TOPSに達するNPUを内蔵しているため、「Copilot+ PC」のさまざまなAI機能を活用できる、次世代AI PCです。

 

プロセッサーには「AMD Ryzen AI 350」を採用。マルチタスクに最適な、高いCPU処理性能を発揮するといいます。

 

ディスプレイはアスペクト比16:10、解像度QWXGA+(2880×1800ドット)の、14インチOLED(有機EL)ディスプレイを採用しているため、OLEDならではの高コントラストで広色域の映像表示が可能です。一般的な14インチフルHDディスプレイより、広い表示領域と高解像度を実現しており、より多くの情報をはっきり・くっきりと表示できます。

 

ビジネスシーンで重宝する有線LANやHDMIなど、あると便利な機能を省かず搭載しているのも特徴の一つ。変換アダプターを必要とせず、さまざまなデバイスを接続できます。

 

「VenturePro 15 AI」、「Modern 15 H C13M」も同時発売

「Venture」シリーズとして、「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」を搭載した「VenturePro 15 AI」もラインナップ。動画編集・画像編集作業などにもパワーを発揮できるようグレードアップしたハイスペックモデルです。

 

CPUにはパフォーマンスコア・高効率コア・省電力コアを組み合わせた「インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H」を採用。AI専用プロセッサー「NPU」も内蔵し、「AI機能をより身近に・より便利に活用できるようになることが期待されている」としています。

ビジネスノートPC「Modern 15 H C13M」シリーズのバリエーションモデルも、4月17日から順次発売。「第13世代インテル Core H プロセッサー」を採用することで、高性能デスクトップPCレベルにCPU処理性能を向上させた、高性能ビジネスノートPCです。

 

盗撮を防止するプライバシーシャッターを、Webカメラ部分に搭載。またUSB Type-Cは、映像出力とUSB PDに対応したUSB 3.2 Gen2 Type-Cを採用。さらに高速タイプ無線LAN「Wi-Fi 6E」を取り入れるなどして、機能面も充実させています。

エムエスアイコンピュータージャパン
Venture A14 AI+ A3HMシリーズ
参考小売価格:22万9800円(税込)

VenturePro 15 AI A1V シリーズ
価格:オープン

Modern 15 H C13M シリーズ
価格:オープン

アップルはiPhoneの「振動ボタン」を諦めない。将来的な搭載を計画中?

アップルが将来のiPhoneへの「触覚フィードバック付きソリッドステートボタン(振動ボタン)」の搭載を依然として計画していることが、海外リークアカウントにより報じられています。

↑アップルより。今後は「アクションボタン」のような物理ボタンを増やさず、物理的な可動部を持たないソリッドステートボタンに移行していくのかもしれません。

 

ソリッドステートボタンは物理的に上下するのではなく、振動によりボタンを押した感覚を再現するものです。かつてのiPhoneでも「ホームボタン」にソリッドステートボタンが採用され、MacBookの「トラックパッド」にも同様の仕組みが採用されています。

 

リークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhoneへのソリッドステートボタンの搭載は生産コストよりも誤動作(ミスタッチ)が最大の課題となっているとのこと。現在では「正しい反応」が完全に保証されないため、改善が必要だと指摘しているのです。

 

アップルはソリッドステートボタンの「触覚設計」を調整中で、従来の物理ボタンの感覚により近づけることを目指しています。この設計の利点としては、構造の簡素化や機械的な摩耗の削減、さらに軽いタッチと強いタッチの違いが認識でき、異なる操作が可能になることがあげられます。

 

ソリッドステートボタンは今年の「iPhone 17」シリーズには搭載されないものの、将来的に採用される可能性があるそうです。ブルッと震えてタッチを再現するソリッドステートボタン、未来のiPhoneへの採用を楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

【西田宗千佳連載】ゼロから作り直して「生成AI世代らしく」なった次世代Alexa

Vol.148-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAmazonが発表した新たな音声アシスタント「Alexa+」の話題。生成AI時代に生まれ変わるサービスにはどんな変化があるのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Amazon

Echo Show 15(第2世代)

実売価格4万7980円

↑音声での対話による情報の提供には欠かせない、ディスプレイ付きのスマートスピーカー。Echo Show 15は15インチの画面で文字などの視覚情報により、スムーズな対話が可能になるデバイスと期待されている。

 

Amazonが2月に発表した「Alexa+」は、同社の音声アシスタント「Alexa」を、生成AI技術を使ってゼロから作り直したものだ。

 

その結果としてAlexa+は、「自然な対話」「対話の中での複数の作業」といった、人間になにかをお願いした時と同じような挙動を実現している。現時点では英語デモの様子しか確認できていないため、どこまで人間に近い、理想的な挙動になっているかは判然としない部分もある。しかし、いままでのAlexaに比べ、自然で“会話しながらなにかをする”イメージに近いサービスへと近づいているのは間違いない。

 

Alexa+の特性は、生成AIを使ったAIエージェントそのものだ。

 

ご存じのように、生成AIは文章での問いかけに対し、自然な文章で応対する。音声認識を軸にしたAIから生成AIに切り換えたことで、Alexa+の応対は、当然自然なものになる。

 

また、現在生成AIの世界では、複数の作業を連続して行う機能が注目されている。人間の代わりに色々なことを行う……という要素から、そうしたシステムを「AIエージェント」と呼ぶことが多い。

 

声や文書など、言語でコンピュータに命令を与えることには利点と欠点がある。利点はいうまでもなく「簡単」であること。欠点は「ボタンをクリックするのに比べるとまどろっこしいこと」だ。ボタンを1つ押せば済むことではなく、もっと複雑なことをお願いするか、対話すること自体を楽しめるようにするなどの副次的要素を加えるかといった形にしないと、生成AIによるアシスタントは便利な存在にならない。単純に生成AIとチャットしても便利なサービスと言えないのは、もう皆さんも体験しているのではないだろうか。

 

だからこそ各社は、生成AIを“複数のことを人間の代わりに行う”“多少曖昧だったり複雑だったりする命令も読み解いて、結果的に目的を果たす”ものにすることを目指している。それがすなわち「AIエージェント」だ。

 

実はAmazonは、Alexaで複数の命令を自然な会話の中で聴き取り、作業を進める仕組みをずっと開発していた。筆者が最初にデモを見たのは2019年のことだが、結局オリジナルのAlexaでは、正式に実装されることは無かった。作っていたのはいまでいうAIエージェントそのものだが、他のサービスとの連携などに課題があったため……と言われている。

 

しかし、生成AIをベースとして全体を作り直した結果として、音声アシスタントに求められる「AIエージェント的挙動」を実現できたことになる。処理はすべてクラウドで行われるため、すでにあるAlexaデバイスでそのまま使えるのも重要な点だ。

 

Amazonは生成AIへの取り組みで遅れている……と言われていたのだが、ここに来て他社を一気に追い越してきた印象も強い。では、それはなぜできたのか? 他のプラットフォーマーはどう対抗してくると考えられルのか? その点は次回解説する。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

Windows 11初回起動時のMSアカウント+ネット接続を回避する新手法が見つかる

マイクロソフトは最近、Windows 11のセットアップ時にインターネット接続と「Microsoftアカウント」(以下、MSアカウント)へのサインインを回避できる抜け道をふさぎました。これまで利用可能だった「bypassnro」コマンドが削除されたという流れです。
↑rvlsoft/Adobe Stockより。現在のWindows 11は基本的にネット環境がない状態ではセットアップできず、状況によっては非常に不便なのですが……。

 

しかし、新たな回避方法が発見されたと報じられています。

 

X(旧Twitter)のユーザー @witherornot1337 氏が、その具体的な手順を紹介しています。

 

  1. Windows 11のセットアップ中に、Shift + F10キーを押してコマンドプロンプトを起動します
  2. コマンドプロンプトに start ms-cxh:localonly と入力し、Enterキーを押します
  3. ローカルアカウントの作成画面が表示されるので、ユーザー名とパスワードを設定します
  4. 設定が完了すると、プライバシー設定の画面に進みます

 

MSアカウントへのサインインが好まれない理由はいくつかあります。ひとつは、認証にインターネット接続が必要なため、出張先やオフライン環境ではセットアップができないことです。また、別のPCと同じMSアカウントを使うと、設定やカスタマイズが勝手に引き継がれてしまう場合があり、それを不快に感じるユーザーもいます。さらに、MSアカウントのパスワードを忘れてしまうと、PCにログインできなくなるリスクもあります。

 

なお、マイクロソフトはbypassnroコマンドの削除について、「セキュリティとユーザー体験を強化するため」と公式に説明しています。そのため、今後のアップデートで今回の回避方法も使えなくなる可能性がありますが、現時点では問題なく機能しているようです。

 

お手ごろ縦折りスマホ「Galaxy Z Flip FE」、カメラは2年前のFlip5と同じ?

サムスンが開発中と噂されている、お手ごろ価格の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」については、すでに予想CG画像も公開されています。そのデザインは最新のフラッグシップモデル「Galaxy Z Flip6」とほぼ同じであり、チップ性能を除けばFlip6とほぼ同等の仕様になると予想されていました。

↑Image:SmmyGuru。筐体とディスプレイ以外はやや古めの仕様になっているようです。

 

しかし、未発表のサムスン製品に詳しいGalaxy Clubは、「Galaxy Z Flip FE」のカメラは2年前の「Galaxy Z Flip5」と同じものであると伝えています。

 

同サイトによると「Galaxy Z Flip FE」の国際版(モデル番号:SM-F761B)には、少し古めのサムスン製チップ「Exynos 2400e」が搭載されるというがあり、これが事実であることが確認できたそうです。

 

このチップは「Galaxy S24 FE」と同じもので、標準で8GBのRAMを搭載するとされています。「Galaxy Z Flip6」は12GBのRAMを搭載していますので、それよりも容量は減ることになります。

 

さらに、Galaxy Clubはカメラについても「Galaxy Z Flip6」と同じパーツを採用していると述べています。つまり、12MPのメインカメラと超広角カメラ、10MPの前面カメラを搭載する見込みです。

 

一方で、予想されている画面サイズに関しては否定されておらず、その情報は引き続き有効と考えられます。これらの情報を総合すると、「Galaxy Z Flip FE」は「Galaxy Z Flip6とほぼ同じ筐体とディスプレイに、Galaxy S24世代のチップとFlip5のカメラを搭載した」モデルになると見られます。

 

もっとも、バッテリー容量が「Flip5」と同じ3700mAhになるのかどうかは、現時点では確認が取れていません。「Galaxy Z Flip6」と同じ4000mAhになる可能性も残されています。

 

その一方で、次期モデルの「Galaxy Z Flip7」は、高性能チップと大容量バッテリーを搭載し、カメラ性能も向上する見込みです。また、折りたたみ式のメインディスプレイは「Flip6」の6.7インチから6.85インチへ、カバー(外側)ディスプレイは3.4インチから約4インチへと大型化すると予想されています。これにより、廉価モデルである「Galaxy Z Flip FE」との明確な差別化を図る意図があるのかもしれません。

 

Source:Galaxy Club

via:PhoneArena

Nothing「Phone (3a)」が国内で発売。「あんまりよくない」から「非常にいいカメラ」に

Nothing Japanは4月8日、スマホの新モデル「Phone (3a)」を発表しました。4月15日に発売します。ラインアップは2モデルで、12GBメモリー/256GBストレージモデルが5万9800円(税込)、8GBメモリー/128GBストレージモデルが5万4800円(税込)です。

 

Phone (3a)は3月に海外で発表された、「Phone (2a)」の後継にあたるモデルです。今回の発表で日本でも発売されることが決定。これに合わせて発表会が開催されました。

 

デザインにおいては、Nothing Phoneの特徴であるシースルーデザインを踏襲しつつも、Phone (3a)ではガラス製の背面パネルを採用。また、本体の四隅も前モデルに比べて鋭角になり、シャープな印象を与える見た目となっています。

↑ガラス製の背面パネルによって見た目の印象が変わりました。

 

カメラはPhone (3a)の新たな特徴で、光学式手ブレ補正搭載のメインカメラ(50MP)、最大30倍のデジタルズームを備えた望遠カメラ(50MP)、ソニー製センサーを搭載した超広角カメラ(8MP)の3眼構成。加えて画像処理エンジン「TrueLens Engine 3.0」によって高精細な写真撮影が可能です。

↑3眼のカメラは横に並ぶデザイン。

 

↑AI処理なども実行するTrueLens Engine 3.0。

 

処理を担うプロセッサーはSnapdragon 7s Gen 3。Dimensity 7200 Proを搭載するPhone (2a)に比べて最大33%高速化したほか、AI処理性能は92%向上、省電力設計によって日常的なタスクにおける消費電力は8%削減したといいます。また、バッテリー容量は5000mAhで、50Wの急速充電にも対応しています。

 

ディスプレイは6.77インチで、解像度はフルHD+、最大輝度は3000nit、リフレッシュレートは120Hz駆動。

 

独自の機能としては、気になるコンテンツや思いついたアイデアをAIが自動で整理・提案・要約し、アクションプランまで作成してくれる「Essential Space」を搭載しました。本体右側面の「Essential Key」を押してコンテンツやアイデアを保存でき、Essential Keyの長押しでボイスメモの録音、2度押しでEssential Spaceに保存・整理された一覧にアクセスできます。Essential SpaceはPhone (3a)を購入したユーザーに「Essential Space先行アクセス」という形で提供されます。

↑思いついたことをメモ代わりに残しておけば、自動で整理などをしてくれるEssential Space。

 

このほか、日本向けの機能としてFelicaやeSIMに対応します。

 

販売においては、楽天モバイルでの展開も開始。さらに楽天モバイル専売カラーとしてブルーカラーのモデルが販売されます。

↑楽天モバイル専売カラーモデル。

 

カメラも含めてオールラウンダーなスマホになった

発表会ではNothing Japan代表の黒住 吉郎さんが登壇。Phone (3a)について「Nothingのスマートフォンって何? と聞かれたときに、デザイン・パフォーマンス・コストのバランスが取れたオールラウンダーと言っています。今回はそこにカメラも加わった、4方向に対するオールラウンダーになっています」と紹介しました。

 

さらに、「残念ながら『Nothingの(スマホの)カメラってどうなの? あんまりよくないよね』という声をSNSであったり、友人だったりから聞くことがありました。ただ、今回Phone (3a)で搭載するカメラは非常にいいものになりました」と自信をのぞかせます。

 

こうした自信どおりのカメラ性能であれば、デザイン性の高さと不足のないスペックに、5万円台と手に取りやすい価格もあいまって、魅力ある1台といえそうです。なお、楽天モバイルのショップで実機を触ることもできます。製品が気になる人はぜひ店頭で試してみるといいでしょう。

やはり軽さは正義。M4搭載MacBook AirをProと比べてわかった”Air”の魅力

アップルがモバイルPC「MacBook Air」に、最新のApple M4チップを載せた新モデルを発売しました。新色のスカイブルーも登場。今回筆者は15インチのMacBook Airを3週間ほど使ってみました。あらゆるユーザーを満足させるオールラウンダーと言えるMacです。

↑アップルが3月12日に発売したM4搭載MacBook Air。15インチの新色「スカイブルー」のモデルを3週間ほど使いました。

 

MacBookの入門機が16万円台スタートは安い? 高い?

MacBook Airといえば圧倒的な「薄さと軽さ」が特徴です。MacBookシリーズの現行ラインナップの中では最も手頃な価格帯で買えるモデルに位置付けられます。13インチは16万4800円(税込)から、15インチは19万8800円(税込)から。2024年発売のM3搭載MacBook Airから販売価格は据え置かれました。

 

安定感のあるパフォーマンスとアルミニウム筐体の美しいデザイン、iPhoneなどAppleデバイスとAirDropでファイルを簡単にやり取りできる使い勝手の良さなどを考えれば、とてもコスパのよいモバイルノートPCだと筆者は思います。ただし本機が発売される直前まで、M2チップを搭載する前世代のMacBook Airが少し安い値段でApple Storeから購入できました。特に、この春から新しい学校や職場でスタートを切る方々は、この価格に少しためらってしまうかもしれません。

 

しかし、現時点で最新のApple M4チップを搭載するMacBook Airを購入しておけば、macOSのアップデートにより提供されるMac向けの最新機能をより長く使えることは間違いありません。M4搭載機の将来性に目を向けると、特にアップル独自の生成モデルによる「Apple Intelligence」の各ツールが最も安定動作するMacを選ぶメリットは大きいと言えます。Apple Intelligenceが4月から日本語に対応したこともあって、より使う機会も増えてくると思います。

↑アップル独自の生成モデルであるApple Intelligenceには、テキストプロンプトから画像を生成するImage Playgroundなどさまざまな機能があります。

 

↑12MPのセンターフレームカメラを搭載。1080pの高画質なビデオ撮影に対応しています。

 

↑MacBookの前に座るユーザーと、手もとの様子を同時に記録できる「デスクビュー」が使えます。

 

エンタメPCとしても優秀

MacBook AirはエンタメPCとしても優れています。冷却ファンを持たないファンレス設計なので、動作音はほぼ無音。本体の内蔵スピーカーによる音楽再生、映画やゲームのサウンドに集中できます。これはかなりうれしいポイントでしょう。

 

Liquid RetinaディスプレイはDCI-P3の広色域表示と500nitsの輝度再現が可能。明暗のダイナミックレンジと色鮮やかさに富んだHDR対応の映像はそのまま表示できないため、SDR(標準ダイナミックレンジ)に変換されますが、それでも十分に鮮やかで色や明るさのバランスも自然です。

↑15インチのLiquid Retinaディスプレイ。自然な色合いと明るさを備えています。

 

本体の左側面には2基のThunderbolt 4/USB 4ポートがあります。Apple TV+やNetflix、Amazonプライムビデオなどで配信されている映画やドラマを、外出先ではMacBook Airで視聴し、続きは帰宅後に大型PCディスプレイに接続して楽しむなんてことも可能です。

 

右側面にはハイインピーダンスのヘッドホンにも対応する3.5mmオーディオジャックがあります。MacBook Airには最大96kHz/24bitのオーディオストリーミングに対応するD/Aコンバーターも内蔵しているので、良質なオーディオヘッドホンを用意すれば、Apple Musicで配信されているハイレゾロスレス音源がさらにいい音で聴けるでしょう。

↑3.5mmオーディオジャックは抵抗値の高いハイエンドヘッドホンも力強く鳴らせるほどの出力を備えています。

 

AirとPro、どちらを選ぶ? 大事なのは重量とサイズ感

筆者は出かける際、いつもバッグの中にMacBook Proを入れて歩き回っています。出先でやることといえば、原稿のテキストを書いて、カメラで撮影した写真を簡単に編集するぐらいです。つまり筆者が選ぶのであれば、画面は小さくてもOKで、なるべく軽い13インチのMacBook Airが最適だと思っていました。

 

ところが今回15インチのモデルを試用してみると、やはり大画面に2つのアプリケーションをゆったりとしたサイズのウィンドウで開いておける方が、仕事がはかどる実感があります。テキストエディタとPhotoshopなどを両方開けるのは特にありがたいです。

↑15インチのディスプレイは複数のアプリを立ち上げながら、なお画面を広く使えます。

 

問題は、大きいノートPCはそのぶん重いこと。いま筆者がメインマシンとして使っている14インチのM3搭載MacBook Proは質量が1.55kgです。15インチのM4搭載MacBook Airは1.51kgと、わずか40gしか変わらないはずなのに、スリムなAirの方が少し軽く感じられます。13インチのMacBook Airは15インチのモデルよりも270gも軽い1.24kgなので、やはりポータビリティを優先するのであれば13インチがベターだと思います。

 

また、15インチのMacBook Airはカフェ、または新幹線・飛行機のコンパクトなテーブルの上に置くとギリギリ、あるいははみ出してしまうことがありました。

 

クリエイティブにも使うなら10コアGPU搭載モデルがおすすめ

内蔵バッテリーによる連続駆動時間は13インチも15インチも変わらないようです。アップルが公開する製品スペックによると、バッテリー駆動時の目安はビデオストリーミングで最大18時間、インターネットブラウジングで最大15時間でした。

 

ちなみに最新のMacBookシリーズは、電源ケーブルの接続の有無でパフォーマンスが変化しないように設計されています。電源ケーブルを携行しなくても、フル充電の状態から1日中持ち歩いて、仕事に学習、創作、エンターテインメントなどさまざまな用途に使い倒せるでしょう。なお、15インチのMacBook Airの商品パッケージには、単品で購入すると8800円(税込)もするアップル純正の便利なデュアルUSB-Cポートの「35W電源アダプタ」が付属しています。少し得した気分になります。

↑15インチのMacBook AirにはデュアルUSB-Cポートの電源アダプタが付属します。

 

スペック面を見ると、MacBook Airが搭載するM4チップは10コアCPUが基本。13インチの方には8コアGPUのベーシックモデルがありますが、ほかのモデルのGPUは10コア構成に統一しています。MacBook Airでゲームを楽しみたい人に加え、デジタル映像制作などのクリエイティブ用途にも本機を活かしたい方は10コアGPUのモデルを選ぶべきだと思います。内蔵ストレージにも余裕がほしいので、筆者は10コアのCPU/GPUと512GBのSSDストレージを備える19万4800円(税込)の13インチモデルか、または15インチのMacBook Airをおすすめします。

 

カラーバリエーションはやはり新色のスカイブルーが魅力的です。日光に室内照明など光の種類や当たり方でブルーの色合いが微妙に変化します。一見するとシルバーのような落ち着いたブルーなので、ビジネスシーンの装いにも違和感なくなじみました。

↑太陽光の下ではブルーがますます鮮やかに映えました。

 

やっぱりAirの軽さは正義かも……

筆者はいま、M3搭載のMacBook Proを仕事のメインマシンにしています。仕事の内容を考えればProでなくAirでも十分にこなせるのですが、HDR対応のLiquid Retina XDRディスプレイと、デジタルカメラの画像ファイルをすばやく読み込むためのSDカードスロットがほしくてProを選びました。

 

しかし今回、15インチのMacBook Airを使い込み、慣れてしまうと「Proはやはり毎日持ち歩くには少し重いモバイルPCなのでは?」と悩みはじめています。Airを買いたい気持ちが、自分の中で少しずつ大きく育ってきました。

Apple Watch、血糖値モニタリング機能の実現は「何年も先」か

アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」への非侵襲型の血糖モニタリング機能は、「実現までまだ何年もかかる」と、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑DenPhoto/Adobe Stockより。実現にはまだまだ時間がかかりそうです。

 

現在市販されている血糖値計測器の多くは、皮膚を針で刺す必要があります。しかしアップルは光吸収分光法とレーザー技術を活用し、皮膚を傷つけずに血糖濃度を測定する方法を開発中だと報じられているのです。アップルは「シリコンフォトニクスチップ」を開発しており、皮膚の下にレーザー光を照射することで、血糖値を測定する技術を模索しています。

 

アップルによる非侵襲型の血糖値モニタリング技術は、共同創業者のスティーブ・ジョブズの時代に構想されたものです。Apple Watchのセンサーによってユーザーが「糖尿病予備軍」であるかを判断し、早期対策を促すことを目指しています。

 

報道によれば、アップルは非侵襲型の血糖値モニタリング技術を15年以上にわたって開発してきたものの、消費者向け製品としての搭載にはまだ時間がかかるとのこと。アップルは糖尿病予防に特化したヘルスケアアプリのテストも行っていますが、このアプリは一般向けには提供されない可能性もあります。

 

ガーマン記者はその他にも、アップルがAI(人工知能)を活用した「健康コーチング」機能を検討しているとも報じました。この機能は個人に最適な健康アドバイスやライフスタイル改善の提案を行うもので、将来は「Apple Health+」の一部として提供される可能性があるようです。

 

多くの人が期待している、Apple Watchへの血糖値モニタリング機能の搭載。しかしその実現は、なかなか難しそうです。

 

Source: MacRumors

次期Galaxy S26 Ultra、メインカメラのセンサー変更? 可変絞り採用が原因か

サムスンは2023年発売のGalaxy S23 Ultra以来、3年連続でGalaxy S UltraモデルのメインカメラにHP2イメージセンサーを搭載してきました。つまり、200MP(2億画素)を維持しながらも、プロセッサーやソフトウェアによって画質を向上させてきたわけです。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。可変絞り採用の噂が関わっているかもしれません。

 

しかし、2026年の「Galaxy S26 Ultra」では、HP2と同等のサイズながら別のセンサーが採用されるとの噂が報じられています。

 

この情報は、サムスンの未発表製品に詳しい@PandaFlashPro氏が発信しています。それによると、画素数が変更され、レンズも新しくなるとのことです。

 

先日、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプでは可変絞りが数年ぶりに復活しているとの噂が伝えられていました。数年前に設計されたHP2は可変絞りに対応できず、別のセンサーを使用せざるを得ないのかもしれません。

 

今回の噂では、単に画素数が変わるというだけで、増えるとは述べられていません。ただし、@PandaFlashPro氏は、個々のピクセルが捉える光の量を改善できるとコメントしているため、可変絞りと相まって、より鮮明な写真が撮りやすくなる可能性もあります。

 

また、Galaxy S26 Ultraについては、カメラが1つ減るとのリーク情報もあります。それと引き換えにバッテリー容量が増えるとも言われており、新機能が追加されることで、1つのカメラが果たす役割が増えることも考えられます。

 

なお、サムスングループは望遠用の200MPイメージセンサー「HP9」を他社のVivo X100 Ultraなどに供給しています。なぜ自社製品に採用しないのかと言えば、物理サイズが大きくなりすぎるからだと、著名リーカーのIce Universe氏が説明していました。

 

Source:@PandaFlashPro(X)

via:Wccftech

今年発売の次期Apple TV、独自設計のWi-Fiチップで通信速度アップか

今年発売される可能性がある「次期Apple TV」が最新規格「Wi-Fi 7」に対応すると、海外にて報じられています。

↑Appleより。次期iPhoneにも独自のWi-Fi 7対応チップの噂がありますが、果たしてどうなるでしょうか。

 

アナリストのミンチー・クオ氏とジェフ・プー氏によれば、今年発売予定の「iPhone 17」シリーズ全4モデルには、アップルが独自設計したWi-Fi 7対応チップが搭載されるとのこと。またブルームバーグも、次期Apple TVにアップル独自設計のWi-Fiチップが搭載されると報告しています。

 

ブルームバーグによれば、アップル独自設計のWi-Fiチップは最低でも「Wi-Fi 6E」に対応するとのこと。しかし、アップルがWi-Fi 6E用とWi-Fi 7用のチップを別々に開発する可能性は低く、またiPhone 17がWi-Fi 7に対応することから、次期Apple TVもWi-Fi 7に対応する可能性が高そうです。

 

現行の「Apple TV 4K(2022年モデル)」は「Wi-Fi 6」に対応しており、上位モデルは有線接続用のイーサネットポートも備えています。またWi-Fi 7は2.4GHz、5GHz、6GHzの3つの帯域を同時に使用することで、より高速で低遅延、安定したWi-Fi通信が可能です。最大速度は40Gbps超とされ、Wi-Fi 6Eの4倍の性能を発揮します。

 

次期Apple TVは、年末頃の発売が予想されています。最近は動画などのメディア容量もますます増えていますし、Wi-Fi性能の向上は次期Apple TVの使用感を向上させてくれそうです。

 

Source: MacRumors

最新Apple Watchに謎の健康センサー? 試作品が出現

「Apple Watch Series 10」の試作品とされる画像を、リークアカウントのStella – Fudgeが公開しています。

↑Stella – Fudge / Xより。試作品の背面と思われる画像から、新型らしきセンサーと用途不明のリング状ライトがあることが読み取れます。

 

公開されたApple Watch Series 10の試作品の画像では、健康センサーのLEDの配置が現行モデルよりも少なく、さらにセンサー周囲にリング状のライトが追加されています。これらの具体的な用途は、現時点では不明です。また気になることに、この試作機では一般公開されなかった「watchOS 11.1」の内部ビルドが実行されていました。

 

Apple Watchは本体背面の健康センサーにより、心拍数を測定したり、あるいは血中酸素濃度を測定したりすることができます。今回の試作機の健康センサーの用途は不明ですが、アップルが将来の健康機能の搭載に向けて、開発を進めている可能性が高そうです。

 

例えば、アップルは高血圧の兆候を検出して警告する機能を開発中だと報じられています。この機能はApple Watch Series 10への搭載が噂されていましたが、現実せず。今年の「Apple Watch Series 11」で実装されるかどうかも、まだわかっていません。

 

健康機能をますます充実させるApple Watch。さらに私達の生活を快適にしてくれる製品に進化してほしいものです。

 

Source: MacRumors

最大16台を同時充電! ACアダプタ同士が干渉しにくい8角形の電源タップ

サンワサプライが運営している直販サイト「サンワダイレクト」では、AC×8個口、Type-C×4、USB-A×4の計16個口を搭載した8角形の電源タップ「700-TAP072」を発売しました。カラーはホワイト、ブラック、シルバーの3色。実売価格は6980円(税込)。

電源タップ「700-TAP072」(シルバー)。

 

記事のポイント

会議や打ち合わせなど大人数で集まるときに便利な最大16個口を備える電源タップ。USBポートも備えているので、スマホやタブレットの充電にも便利です。

 

本品は、ACコンセントやUSBポートなど計16個口を備え、会議や大人数での打ち合わせなどで活用できる電源タップ。ACの差込口は間隔が広く、ACアダプタ等を差込む場合でも干渉しにくく接続できます。差込口が斜めになっており、本体底面に滑り止めゴムが付けているので、片手でも簡単に差し込めます。

計16個口で複数の機器を同時に充電可能。

 

Type-Cポート×4、USB-Aポート×4を搭載し、タブレットやスマートフォンを同時に最大8台まで充電可能。スマートIC機能も搭載しており、接続機器を自動認識して最適な充電ができます。

 

使わないときは、集中スイッチで一括電源オフが可能。ブレーカー内蔵で過電流も防止します。さらに、シャッター付きの差込口など、安全性に配慮した設計で安心して使用できます。

 

電源コード長3mで、上下昇降デスクや広い会議室でも余裕のある接続が可能。スイングプラグを採用しているため、狭い場所でも簡単に差し込むことができます。本体カラーはホワイト、ブラック、シルバーの3色展開。

 

サンワサプライ
電源タップ「700-TAP072」
2025年4月3日発売
実売価格:6980円(税込)

次世代Galaxy RingやWatchは新型バッテリー搭載? 電池持ち大幅強化か

サムスンは、2025年後半よりGalaxy WatchやGalaxy Ringといったウェアラブル機器に新型バッテリーを搭載する予定だと報じられています。

↑David Bokuchava/Adobe Stockより。今年中にも、次世代機に全個体電池が搭載される可能性があります。

 

韓国の大手経済メディア「Money Trade」によると、今年第4四半期に発売が見込まれている次世代Galaxy Ringから、全固体電池の採用が始まるとのことです。

 

この「全固体電池」は、現在主流のリチウムイオン電池と異なり、液体の電解質を使用しない点が特徴です。代わりに固体電解質を用いることで、液漏れのリスクがなくなり、安全性が大幅に向上します。また、エネルギー密度が高くなるため、同じサイズでもより大容量のバッテリーを実現しやすくなるというメリットもあります。

 

昨年秋にもGalaxy Watch後継機に全固体電池が搭載されると報じられていましたが、先に次世代Galaxy Ringが対象となるようです。

 

サムスンは昨年、エネルギー密度が約200Wh/Lの全固体電池を開発しましたが、現在は360Wh/Lの改良版の実用化に取り組んでいるそうです。これは、従来の1.8倍の容量を実現できる可能性があることを意味しており、次世代Galaxy Ringではさらなるバッテリー性能の向上が期待されています。

 

ただし、この技術はコストが高いため、収益性の確保が課題になると見られています。それでも、サムスンは2026年に完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」へ、2027年には「Galaxy Watch」へ順次搭載する計画を持っているようです。

 

なお、今回の報道内容について、サムスンが正式に認めたわけではありません。しかし、同社は今年初めに全固体電池の量産施設への投資を示唆しており、信憑性の高い情報と見なされています。

 

現行のGalaxy Ringは1回の充電で最大6〜7日間、Galaxy Watch6などは最大40時間の使用が可能です。これらが将来的にさらに長時間使えるようになることが期待されます。

 

Source:Money Trade
via:9to5Google

サムスン初の三つ折りスマホ、2か国のみの限定販売? 日本では…

サムスンは、同社初となる三つ折りスマートフォンを準備しており、2025年内に発売すると噂されています。これまでにも複数の手がかりが報じられてきましたが、今回は韓国と中国のみの限定販売になる可能性が浮上しています。

↑Alexarty/Adobe Stockより。いまだ公式発表がないサムスンの三つ折りスマホですが、近日中の発売はあるのでしょうか。

 

最近、GSMAデータベースにモデル番号「SM-F968○」のサムスン製スマートフォンが登録されました。GSMAとは、モバイル通信業界の国際的な業界団体で、メーカーは製品を販売する前にこのデータベースへの登録が義務づけられています。つまり、今回の登録は、発売が間近に迫っていることを示唆しています。

 

添付された書類によると、このデバイスはサムスン社内で「Q7M」と呼ばれているそうです。この「Q7M」という名称は、以前からサムスン製の三つ折りスマートフォンの開発コード名として報じられていました

 

GSMAデータベースには、「SM-F9680」および「SM-F968N」という2つのバリエーションが登録されており、それぞれの末尾が示す地域モデルは次の通りです。

 

•「0」:中国向けモデル
•「N」:韓国向けモデル

 

この情報から、今回の三つ折りスマートフォンはグローバル展開されず、中国と韓国のみで発売される可能性が高いと見られています。日本国内においても、少なくとも当初から販売される見込みは薄そうです。

 

また最近、サムスンが出願した三つ折りスマホに関する特許情報も公開されました。特許の中では、両側のパーツを内側に折りたたむ構造が描かれており、これは過去にサムスンディスプレイが展示会で公開した「Flex G」と似た構造です。

 

これに対して、ファーウェイの三つ折りスマートフォン「Mate XT」は、折りたたみ時にジグザグ構造となり、1枚の大画面ディスプレイを外側画面としても使用できる設計です。

 

一方、サムスン方式では、折りたたんだ状態では大画面ディスプレイが完全に内側に隠れる構造となり、使用時には別のディスプレイ(カバーディスプレイ)が必要です。この設計により、メインディスプレイの耐久性は大きく向上すると考えられます。

 

さらに、特許の図面にはSペン用と見られるスロットも描かれており、サムスン初の三つ折りスマートフォンがSペンに対応する可能性も示唆されています。

 

もちろん、特許に描かれた構造や機能がそのまま製品に反映されるとは限りません。しかし、ライバル機のMate XTでもスタイラスペンが利用可能であることを踏まえると、サムスンが対抗してSペン対応を導入することも十分にあり得るでしょう。

 

Source:SmartPrix

イーロン・マスク氏のスペースXとアップル、衛星通信機能で対立? 理由は…

アップルとスペースXが、iPhoneにおける衛星通信機能で対立していることを、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じています。

↑アップルより。衛星通信の帯域を拡張したいアップルおよびグローバルスターと、通信帯域を独占させたくないスペースXの思惑が衝突しているようです。

 

アップルは衛星を運用するグローバルスターと提携し、iPhone向けの衛星通信機能を提供しています。2024年には、アップルはグローバルスターに15億ドル(約2300億円)を投資。しかしスペースXは米連邦通信委員会(FCC)に対し、グローバルスターの衛星拡張申請を却下するように求めたのです。

 

スペースXは却下を求めた理由として、グローバルスターが1.6GHzと2.4GHzの帯域を独占的に使用するのは時期尚早だと主張。また、スペースXもこの帯域を使用したいと考えており、共有利用を求めています。一方でグローバルスターは、帯域の共有利用はiPhoneの衛星通信機能に悪影響を与えると主張しているのです。

 

またアップルとスペースXは、iPhoneにスペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を統合するかどうかで「緊張した議論を交わした」とのこと。最終的に両社は合意にいたり、iPhoneが米T-モバイルのスターリンク経由の衛星機能を使用する際には、ステータスバーに「SAT」と表示されます。アップルはこれまで、ボーイングやエコースター、スペースXとも衛星通信に関する交渉を行ってきました。しかし現時点では、iPhoneに内蔵された衛星通信機能はグローバルスターのみが提供しています。

 

日本でもすでに、iPhoneから緊急通報サービスにテキストメッセージを送ったり、ロードサービスを手配することができます。さらに海外ではiMessageやSMSの送受信が可能で、「探す」アプリで位置情報を更新することもできます。ユーザーとしては、今後もiPhoneの衛星通信機能が拡張されることを期待したいです。

 

Source: MacRumors

M5搭載の次期iPad ProとMacBook Pro、今年後半に登場する?

「M5」チップを搭載した「次期iPad Pro」「次期MacBook Pro」が今年後半に登場すると、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑アップルより。本体デザインに大きな変更はなさそうですが、チップの世代更新によりパフォーマンスが向上しそうです。

 

現行モデルのiPad ProとMacBook Proには、M4/M4 Pro/M4 Maxチップが搭載されています。iPad Proは2024年5月に、そしてMacBook Proは2024年10月に発売されました。

 

ガーマン記者によれば、次期iPad Proは「高度なテスト段階」に入っており、今年後半には量産が開始される見通しとのこと。このスケジュールどおりに進めば、次期iPad Proは早ければ10月頃に発売される可能性があります。なお、次期iPad ProはM5チップを搭載する以外は、大きな変更はなさそうです。

 

M5チップを搭載したMacBook Proも、今年後半に登場するようです。こちらも、デザインなどの大きな変更はなさそう。なお、2026年後半に登場するMacBook Proは有機ELディスプレイを搭載し、より薄型になると予測されています。

 

矢継ぎ早に新チップと新モデルのiPad Pro、MacBook Proを投入する、アップル。その中でもM5モデルは、本体デザインの変わらないマイナーアップグレードモデルに相当しそうです。

 

Source: MacRumors

Google Pixel 9aにバッテリーの長寿命化機能が登場!他シリーズにも展開か

Googleは、Pixelスマートフォンに新機能「バッテリーヘルスアシスタンス」を導入し、バッテリーの長期的な使用をサポートすることを明らかにしました。

↑Image:Google。バッテリーの長寿命化は端末を長く使えることに繋がります。

 

この情報は、米国向けGoogleストアのPixel 9a製品ページの脚注に記載されており、「Pixelソフトウェアがバッテリーの性能を管理し、バッテリーの劣化に合わせてバッテリーの状態を維持できるようにします」と説明されています。

 

公式サポート記事によれば、Googleは「バッテリーの最大電圧を200回の充電サイクルから始まり、1000回の充電サイクルまで段階的に調整し、バッテリーのパフォーマンスと経年劣化を安定させます」と述べています。さらに、「調整された容量に基づいてスマートフォンの充電速度も調整します」とのことです。

 

この機能について、Googleは米9to5Googleに対し、「今年後半から一部のPixel端末に展開するソフトウェア機能であり、端末の使用期間を長くすることを目的としています」と伝えています。最近のPixelスマホでは7年間のOSアップデートが提供されており、バッテリーの経年劣化に備えることが重視されているのでしょう。

 

さらに、Pixel 9aについては「Pixel 9aのバッテリーヘルスアシスタンスの設定は、ユーザーがカスタマイズすることはできません」と但し書きされています。しかし、Googleは「前に発売された端末を使っているお客様には順次提供します」との声明を出しています。

 

今年初め、GoogleはPixel 8aとそれ以降の機種について「約1000回の充電サイクルで最大80%の容量を維持できるはず」と説明していました。なお、Pixel 3a~8 Proの場合は、約800回の充電サイクルで最大80%の容量とのことです。今回の新機能は、さらにバッテリー寿命を延ばすことが期待されます。

 

バッテリーヘルス機能はまだ配信されておらず、次期Android 16で導入される予定です。すでにPixel 6a以降には80%充電制限機能が実装されていますが、これらは長期間にわたってPixelスマホを使用することに貢献するでしょう。

 

Source:9to5Google

今年配布見込みのiOS 19、どのiPhoneまで動作する?

今年配布されるアップルの「iOS 19」がどのデバイスで動作するのかについて、海外メディアのMacRumorsが報告しています。

↑photo for everything/Adobe Stockより。基本的にはSoCで対応が分かれますが……。

 

今回の報告によれば、iOS 19が動作するのは「iPhone 11」シリーズとそれ以降、iPhone SE(第2世代)とそれ以降となります。「A12 Bionic」を搭載した「iPhone XR」や「iPhone XS」、「iPhone XS Max」には対応しないようです。

 

さらにiOS 19が使えたとしても、最新プロセッサを搭載したiPhoneとそうでないiPhoneでは、高度な機能が制限される可能性があります。「iOS 18」で搭載された人工知能機能「Apple Intelligence」は、「iPhone 15 Pro/Pro Max」および「iPhone 16」シリーズでのみ利用可能です。

 

「iPad」向けの次期OS「iPadOS 19」では、「A10 Fusion」チップを搭載した「iPad(第7世代)」のサポートが終了する見込みです。一方で、「A12 Bionic」を搭載した「iPad mini 5」は、iPadOS 19に対応する可能性があります。

 

アップルは日本時間6月10日に開発者向け会議「WWDC25」を開催し、その場でiOS 19やiPadOS 19が発表される予定です。手持ちのiPhoneやiPadで最新OSが動作するかどうかが、今から気になるところです。

 

Source: MacRumors

Galaxy S25、アプデで最大32%パフォーマンス向上? 次期One UI 8が準備中

サムスンは、Android 16をベースとした新しいユーザーインターフェース「One UI 8」を開発中で、2025年後半から2026年初頭にかけてのリリースが予想されています。

↑PixieMe/Adobe Stockより。早めのリリースに期待したいところですが……。

 

そんなOne UI 8を搭載したGalaxy S25のベンチマーク結果が発見され、現行のOne UI 7と比較してパフォーマンスが最大32%向上している可能性が明らかになりました。

 

このデータはベンチマーク投稿サイト「Geekbench Browser」に登録されており、モデル番号は「SM-S931B」、プロセッサはクアルコム製のSnapdragon 8 Elite、RAMは12GBを搭載しています。SM-S931BはGalaxy S25のヨーロッパ市場向け標準モデルで、現在はOne UI 7をインストールして出荷されています。

↑Image:Geekbench Browser

 

ベンチマーク結果によると、シングルコアスコアは3057点、マルチコアスコアは9909点を記録し、One UI 7搭載時の2314点および9158点を上回っています。特にマルチコア性能は32%の向上が見られます。

↑Image:Geekbench Browser

 

この大幅な性能向上は、One UI 8がバックグラウンドアプリのリソース管理を効率化している可能性を示唆しています。ただし、今後のアップデートでAI機能などが追加されることで、ユーザー体験が向上する一方、動作がやや重くなることもあり得そうです。

 

Source:Geekbench Browser
via:Wccftech

Windows 11のブルースクリーン、黒くなる?MSが今後のデザイン刷新を発表

マイクロソフトは、Windows 11におけるブルースクリーン(BSOD)のデザインを刷新する方針を発表しました。新しいデザインでは、従来の青い背景や「悲しい顔」の絵文字、QRコードが廃止され、よりシンプルな表示となります。

↑Jaiz Anuar/Adobe Stockより。人によっては何度も見ている(?)馴染み深い画面が一変しそうです。

 

Windows情報サイトのWindows Latestは、Windows 11 バージョン24H2の最新ビルドでは、BSODが黒を基調としたデザインに変更されていると報告しています。

↑Image:Windows Latest

 

一方、マイクロソフトは公式ブログで、「予期せぬ再起動のための新しい、より合理化されたUIをプレビューしています。これは、Windows 11の設計原則により適合し、ユーザーをできるだけ早く生産的な作業に戻すという当社の目標をサポートするものです」と述べています。また、「画面に表示される技術的な情報はそのままに、ユーザー体験を簡素化しました」とも説明しています。

 

Windows Insiderプログラムに参加しているユーザーは、Beta、Dev、Canaryチャネルのテスト版で新しいBSODを試すことができます。ただし、これらのテスト版では背景が緑色で表示されますが、製品版では黒または青に変更される可能性があります。

 

マイクロソフトは2021年にもWindows 11のテストビルドでBSODを一時的に黒い画面に変更しましたが、その後、青い画面に戻しました。新しいデザインは、Windowsアップデートの画面と似ており、エラー画面であることが直感的に理解しづらいとの指摘もあります。そのため、マイクロソフトはユーザーからのフィードバックを基に、さらなる情報の追加やデザインの調整を迫られるかもしれません。

 

Source:Microsoft,Windows Latest

省スペース&高性能なデスクトップPC! 省電力で電気代の節約にもつながる「ASUS S5 SFF(S501SER)」

ASUS JAPANは、設置場所を選ばずコンパクトなデスクトップPC「ASUS S5 SFF(S501SER)」(1製品2モデル)を4月3日に発売しました。

記事のポイント

省スペース設計ながら高性能、かつ新旧様々な規格の周辺機器に対応する製品です。筐体は、米国軍用規格MIL-STD 810H準拠のテストと、ASUS独自の厳しい品質テストをクリアしており、堅牢性も〇。もし故障した場合でも、落下や水没、災害、コンピュータウイルスによる故障まで対応する「ASUSのあんしん保証」サービスも利用可能です。

 

「ASUS S5 SFF(S501SER)」は、最新の第14世代インテル Core i7/i5プロセッサーを搭載。高負荷な作業もスムーズにこなせます。また、高速なPCIe接続のSSDにより、データ転送や保存もストレスなく行えます。さらに、Wi-Fi 6E(802.11ax)対応で、高速ワイヤレス接続も可能。
 
本体幅93mm、奥行き296mmというコンパクトサイズながら、USB3.2(Type-A/Gen2)ポート、HDMI、D-Sub 15ピン、SDカードスロット、シリアルポート (D-Sub 9ピン)など、新旧さまざまな周辺機器に対応します。

 

80 PLUS PLATINUM認証の電源ユニットを搭載し、高い電力変換効率を実現しているとのこと。発熱と電力消費を抑えるので、電気代の節約にもつながります。

 

ASUS JAPAN
ASUS S5 SFF (S501SER)「S501SER-714700016W」
CPU : インテル Core i7 14700
OS : Windows 11 Home 64
メモリ : 32GB
ストレージ : SSD : 512GB
希望小売価格:18万9800円(税込)
 
ASUS S5 SFF (S501SER)「S501SER-514500045W」
CPU : インテル Core i5 14500
OS : Windows 11 Home 64
メモリ : 16GB
ストレージ : SSD : 512GB
希望小売価格:14万4800円(税込)

※この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。

本当? 「全面ガラス」のApple WatchやiPhoneをアップルが開発中か

アップルが「全面ガラス」を採用した「Apple Watch」をリリースする可能性があると、リークアカウントのInstant Digitalが投稿しています。

↑アップルより。特に強度面や操作性の不安がありそうですが、果たして本当にリリースされるのでしょうか。

 

かつてアップルでデザイン責任者をつとめたジョニー・アイブ氏は、「シームレスな一枚のガラスから彫刻されたiPhone」を構想していました。この計画はまだ実現していませんが、アップルは全面ガラスのApple Watchをつうじて、その第一歩を踏み出すのかもしれません。

 

Instant Digitalによれば、タッチ操作が可能な全面ガラスフレームのApple Watchが登場する可能性があるとのこと。このデザインにより、Apple Watchのディスプレイと筐体の境界が曖昧になると指摘しています。

 

アップルは以前、「ガラス製の筐体と統合されたタッチエリアを備えたウェアラブルデバイス」に関する特許を取得しています。本体はタッチ操作か、あるいはジェスチャーコントロールで操作するとのこと。このアイディアが現実となるのかどうかは、現時点ではわかりません。

 

全面ガラス製のApple WatchやiPhoneは美しいものになるでしょうが、本体の強度がどれだけ確保できるのかも気になります。また、全面がガラスだと操作性にも問題が発生しそうです。アイブ氏が夢見た全面ガラス製のiPhoneやApple Watchが登場するのかどうか、今後を見守りたいものです。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

無念…小型iPhoneはもう発売されないらしい

アップルが小型モデルの「iPhone」を販売する計画がないことを、ブルームバーグが報じています。

↑picsmart/Adobe Stockより。需要がないわけではないものの、売れ行きを考えると難しいようです。

 

アップルは「iPhone 13」シリーズまで、小型モデルの「mini」シリーズを発売していました。「iPhone 12 mini」や「iPhone 13 mini」は、5.4インチディスプレイを搭載。一方で現行モデルの「iPhone 16」シリーズには、miniモデルは存在していません。また、廉価モデルの「iPhone SE(第3世代)」は4.7インチディスプレイを搭載していましたが、先日発売された後継モデルの「iPhone 16e」は6.1インチディスプレイへと大型化しています。

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、アップルは現時点では、小型モデルのiPhoneを再導入する予定はないとのこと。つまり、今年の「iPhone 17」シリーズにおける「iPhone 17 mini」や、来年の「iPhone 18」シリーズにおける「iPhone 18 mini」はリリースされない可能性が高いといえます。

 

アップルは2月にiPhone SE(第3世代)の製造を中止して以来、6インチ未満のディスプレイを搭載したiPhoneを提供していません。小型ディスプレイを搭載したiPhoneを望む消費者がいる一方で、市場調査会社によれば、小型iPhoneの売れ行きは芳しくなかったようです。

 

個人的な感触では、若い年代の消費者が小型スマートフォンを選ぶことはほとんどなく、まず大画面モデルを手に取る印象です。そのような傾向を考えても、小型iPhoneが今後復活する可能性はかなり低いように思えます。

 

Source: ブルームバーグ via MacRumors

【西田宗千佳連載】音楽からセキュリティに移った「スマートホーム」。そろそろ「音声の価値」を見直す時期に

Vol.148-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAmazonが発表した新たな音声アシスタント「Alexa+」の話題。生成AI時代に生まれ変わるサービスにはどんな変化があるのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Amazon

Echo Show 15(第2世代)

実売価格4万7980円

↑音声での対話による情報の提供には欠かせない、ディスプレイ付きのスマートスピーカー。Echo Show 15は15インチの画面で文字などの視覚情報により、スムーズな対話が可能になるデバイスと期待されている。

 

音声アシスタントの草分けであるAmazonの「Alexa」は、2014年にアメリカで生まれた。同時に登場した「Amazon Echo」の存在もあり、そこから数年間、スマートスピーカーのブームが起きたことを記憶している方も多いだろう。Googleは「Google Home(現 Google Nest)」、Appleは「HomePod」を製品化し、日本ではLINEが「Clova」を販売した。

 

そのブームも3年ほどで落ち着いたが、その後に市場で存在感がある形を残せたのは、AmazonのEchoシリーズとGoogleのNestくらいではないだろうか。製品供給という意味ではAmazonはいまだ積極的だが、Googleは鈍く、スマートスピーカーというジャンル自体が停滞しているのは間違いない。

 

音声アシスタント自体は、そのままスマホの中に定着した。現在はテレビでも、スマホ由来の技術を使って「音声検索」するのがあたりまえになっている。

 

スマートスピーカーの登場時期は、音楽でストリーミング・サービスが定着し始めた時期と重なる。日本ではまだまだだったが、アメリカではまさに普及期。しかし、家庭にはすでにCDプレーヤーやホームオーディオが減っており、「部屋で気軽に音楽を聴く方法」が求められていた。スマートスピーカーの存在感もそこにあった。

 

だが、その需要が一回りすると、そこからは別の要素が必要になる。そこで重視されたのが「スマートホーム」だ。日本では「家電を声で操作する」要素が注目されがちだが、アメリカで中心となった要素は、監視カメラと組み合わせた「セキュリティ」である。アメリカでは切実なニーズがあり、監視カメラをハードと管理サービスのセットで販売できるため、収益性も高まる。

 

音声アシスタント自体では大きな収益は生まれていないものの、セキュリティを軸にしたスマートホームは収益につながっている。結果として、自宅内に置くスマートスピーカーも、スピーカーだけを備えたものからディスプレイ付きの「スマートディスプレイ」が増えてきている印象だ。

 

ただし、その流れは「音声アシスタント自体の価値を高める」ものではない。Amazonが目指していたのは、「スタートレック」などのSFの中に出てくる、「話しかけると作業をしてくれるコンピュータ」を実現することだったからだ。音声認識ができるサービスを作ることはできたが、理想には遠い完成度だったと言える。

 

だからこそAmazonは、Alexaをゼロから作り直し「Alexa+」をスタートすることになったのだ。

 

では、その作り直しにはどのような流れがあったのか? その点は次回のウェブ版で解説しよう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

お手ごろ縦折りスマホ「Galaxy Z Flip FE」の予想画像が登場。Z Flip6に似すぎ?

サムスンが開発中と噂されている、お手ごろ価格の縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」。これまでデザインに関する情報は少なかったのですが、新たに「Galaxy Z Flip6とほぼ同じ」とされる予想CG画像が公開されました。

↑Image:SammyGuru。一見、Galaxy Z Flip6とあまり変わらないように見えますが……。

 

近年、サムスンの折りたたみスマホは高価格化が進む一方で、デザイン面ではあまり変化が見られません。そのせいもあってか、中国メーカーによる安価で斬新な折りたたみ端末に押され気味となっています。この状況を打破するため、サムスンは三つ折りスマホの投入に加え、より手頃な価格のモデルも準備していると噂されています。

 

そうした中、サムスン製品情報サイトSammyGuruが、「Galaxy Z Flip 7 FE」と呼ばれるモデルのCAD(設計図)ベースのCG画像を公開しました。これを見る限り、デザインはGalaxy Z Flip6とほぼ同じで、折りたたみ式の内側ディスプレイは6.7インチ、外側のカバーディスプレイは3.4インチとされています。つまり、画面サイズはFlip6と同等です。

 

一方で、今夏に発売が予想されている上位モデル「Galaxy Z Flip7」は、折りたたみディスプレイが6.8インチ、カバーディスプレイが3.6インチになるという情報があります。これと比較すると、Galaxy Z Flip FEは両ディスプレイともやや小さい、コンパクトな仕様といえます。

 

デザイン面で唯一異なるのが筐体の寸法で、Galaxy Z Flip FEは165.1 × 71.7 × 7.4mmとされており、Flip6(165.1 × 71.9 × 6.9mm)よりもやや狭く、厚みが増しています。わずかな差ではありますが、厚みが増している分、より大きなバッテリーを搭載する可能性もありそうです。

 

また、Galaxy Z Flip FEにはサムスン製のExynosチップが搭載され、Galaxy Z Flip7の数か月後に発売されると報じられています。昨年モデルとほぼ同じディスプレイを持ちながら、価格を抑えた製品として登場すると期待したいところです。

 

Source:SammyGuru

via:9to5Google

6.9インチの大型スマホにも対応! 海やプールで活躍するスマホ用防水ケース

MOTTERU(モッテル)は、防水・防塵規格「IP68」を取得したスマートフォン用防水ケース 大きめサイズ全2種類を、2025年4月1日より順次オンラインショップ含むECモール・家電量販店や雑貨店等で発売しました。

スマートフォン用防水ケース 大きめサイズ。

 

記事のポイント

夏のレジャーだけでなく、日常生活でもお風呂やキッチンなどの水回りなどでも活躍するスマホ用防水ケースは、ひとつ持っておくと便利です。大きめサイズなので大型スマホも収納可能。

 

本品は、6.9インチの大型スマホも入る大きめサイズの防水ケース。プールでの自撮り、海辺での砂浜遊び、ビーチでのアクティビティなど夏のレジャーだけでなく雪遊びや、バスタイムなど様々なシーンで活用できます。

 

スマホを中に入れたまま、操作や写真撮影、顔認証などを使用できます。持ち運びに便利な首かけストラップ付き。

 

カラーは、透明ケースのベーシックタイプがアーモンドミルクとグレイッシュグリーンの2色。レインボータイプがペールアイリス。実売価格はベーシックタイプが2180円、レインボータイプが2780円(いずれも税込)。

ベーシック(アーモンドミルク)

 

ベーシック(グレイッシュグリーン)

 

レインボー(ペールアイリス)

 

MOTTERU(モッテル)
スマートフォン用防水ケース 大きめサイズ ベーシック/レインボー
2025年4月1日より順次発売
実売価格:ベーシックタイプ 2180円、レインボータイプ 2780円(いずれも税込)

Type-Cケーブル1本で2画面環境をサッと作れる! 多様な周辺機器を一括接続、多機能ドッキングステーション

サンワサプライは、USB Type-Cケーブル1本でVGAとHDMIの2画面出力を実現する多機能ドッキングステーション「USB-CVDK19」を2025年4月上旬に発売します。オフィスや自宅での作業スペースを効率化し、快適なPC環境を構築できる製品です。

↑多機能ドッキングステーション「USB-CVDK19」

 

記事のポイント

挿すだけで使えて、2画面環境を簡単に構築できるデバイスです。製品自体もコンパクト。なんだかデスク周りがごちゃつきやすいな、と悩んでいる人は要チェックです!

 
「USB-CVDK19」の最大の特徴は、Type-Cケーブル1本でモニター2台、USBデバイス、有線LANなど、多様な周辺機器を一括接続できる点にあります。必要な時にType-Cケーブル1本を抜き差しするだけで、作業環境をスマートに切り替えられます。

HDMIとVGAの映像出力端子を搭載し、異なるインターフェースを持つモニターを組み合わせて使用できます。HDMI接続時は最大4K/60Hz(3840×2160)の高解像度に対応し、鮮明な映像表示が可能です。

 

またUSB PD(Power Delivery)に対応しており、別途ACアダプタを用意することで、ドッキングステーションを経由してノートPCへの給電も可能です。これにより、PCの充電切れを心配せずに作業に集中できます。USB PD規格の最大20V/5A(100W)までの入力に対応。

コンパクトなデザインで、デスク上でも場所を取りません。有線LANポートも搭載しており、Wi-Fi環境に左右されず、安定した高速通信が可能です。ソフトウェアのインストールは不要で、DisplayPort Alternate Modeに対応したPCであれば、接続するだけで簡単に使用できます。

 

サンワサプライ
USB Type-Cドッキングステーション「USB-CVDK19」
・標準価格:2万4200円(税込)
・映像出力:HDMI(最大4K/60Hz)、VGA(最大フルHD/60Hz)
・USBポート:USB 3.2 Gen1 Type-A×3、USB 2.0 Type-A×2
・LANポート:Gigabit Ethernet(1000BASE-T)
・電源:USB PD(最大100W)
・サイズ:約W120×D60×H16mm
・重量:約100g
・付属品:USB Type-Cケーブル(約1m)

ハイブリッドワーク環境をもっと安全に!NEC、顔認証PCセキュリティソフト最新版「NeoFace Monitor V8」

NECは、顔認証技術を活用したPCセキュリティソフトウェアの最新版「NeoFace Monitor パッケージ版 V8」をリリースしました。ハイブリッドワーク時代のニーズに応える注目のアップデートです。

記事のポイント

働き方の選択肢が幅広い昨今、オフィスワークとテレワークを組み合わせた「ハイブリッドワーク」の浸透が進んでいます。同時に必要なのがリスクヘッジ。デバイスのセキュリティ対策も導入してこそ、本当の意味で生産性を向上させる働き方ができるといえそうです。

 

新バージョンの目玉は、VDI環境との連携強化です。手元端末とVDI環境の両方にNeoFace Monitorをインストールすることで、顔認証によるOSログオン、ロック解除、業務アプリケーションへの代行認証が同時に利用可能に。環境に合わせて、認証方式を柔軟に選べます。

 

さらに、手元端末での顔認証でVDI環境側の認証を省略する機能や、複数のVDIに同時接続するマルチセッション環境での認証使い分け機能も搭載。例えば自治体や金融機関など、システムごとに異なるVDIにログインする際も、スムーズな顔認証を実現する、としています。

また、新たにリリースされた「API連携キットG3」では、認証キャッシュの運用管理を強化。端末がオフライン状態での顔認証に必要なキャッシュデータの有効期限や、ユーザー数設定機能を追加し、より厳格なセキュリティポリシーでの運用をサポートするとのこと。

 

さらに、認証処理結果の精緻化も実現。認証失敗時に、顔認証、パスワード、顔の動き検知など、認証方式ごとの詳細情報をエラーコード形式でアプリケーションに提供できるようになりました。

バージョンアップ作業も簡単になりました。従来、必要だった既存ソフトウェアのアンインストールやデータベース移行作業が不要となり、インストーラー適用のみでバージョンアップが可能に。

その他、 管理者による設定変更や、認証ログの閲覧といった操作ログをCSV形式で出力可能。不正操作の抑制や監査に活用できます。

 

価格(税別)はソフトウェア本体が1台1200円、ライセンス料が1台1万6500円で、いずれも買い切り。保守料金は1台、年額2600円。

 

NEC
NeoFace Monitor パッケージ版 V8

Android Auto、車載ディスプレイでのゲーム解禁!? 使用条件は…

Googleは3月初め、Androidスマホと車載システムを連携させる「Android Auto」につき、駐車中にプレイできるゲームを充実させると発表しました。その新機能がAndroid Auto 14.1ベータ版に導入され、実際に何本かが車載ディスプレイで遊べると報告されています。
↑Image:9to5Google。プレイは駐車中に限られます。

 

これらのゲームはAndroidスマホ側にインストールしておくだけでよく、追加ダウンロードは不要です。自動車が駐車中に限り、大きな画面でゲームをプレイしたり、スキマ時間に経験値を稼げます。

 

現在プレイ可能なゲームは、以下の4タイトルです。

  • Candy Crush Soda Saga
  • Angry Birds 2
  • Farm Heroes Saga
  • Beach Buggy Racing

 

アプリは車載ディスプレイでのプレイに対応する必要があるため、現状の対応タイトルは今のところ数本に限られています。もっとも、いずれ互換性があるタイトルは増えていくでしょう。

 

まとめておくと、この機能を使う手順は次の通りです。

  1. Android Auto 14.1ベータ版をインストール
  2. スマートフォンに対応ゲームをインストール済みであること
  3. 車が駐車中(パーキングモード)であること

 

なお、これまでもAndroid AutoではGameSnacksアプリを通じて簡単なゲームが遊べました。今回の新機能は、通常のAndroidゲームアプリが車載の大きなディスプレイで遊べることに意義があります。

 

Source:9to5Google

折りたたみiPhone、開くとほぼiPad? 縦横比4:3画面採用か

アップルの「折りたたみiPhone」は縦横比(アスペクト比)4:3のディスプレイを搭載する可能性があると、リークアカウントのDigital Chat Stationが報告しています。

↑guteksk7/Adobe Stockより。iPadのように使えるなら面白そうです。

 

今回の報告によれば、内側の折りたたみディスプレイにほぼ4:3のアスペクト比を採用することで、外側ディスプレイとの一貫性が保てるとのこと。さらに、iPad向けソフトウェアとの互換性も確保できると指摘しています。

 

アップルの「iPad」と「iPad Pro」は、継続的に縦横比4:3のアスペクト比を採用しています。このアスペクト比だと、読書やウェブブラウジング、画面を分割したマルチタスク操作に適しています。なお8.3インチの「iPad mini」のみが、より縦長な約3:2のアスペクト比を採用しています。

 

Digital Chat Stationは以前、折りたたみiPhoneの外側に5.5インチ、内側に7.8インチディスプレイが搭載されると指摘していました。さらに著名アナリストのミンチー・クオ氏は、内側の折りたたみディスプレイは「折り目のないデザイン」になると指摘しています。

 

クオ氏によれば、折りたたみiPhoneはチタン合金製の筐体を採用し、ヒンジ部分には金属ガラスが使用される予定です。背面にはデュアルカメラを搭載し、折りたたみ時と展開時の両方で使用可能な前面カメラが搭載されます。生体認証システムには、指紋認証機能「Touch ID」が採用されるようです。

 

折りたたみiPhoneは2000ドル〜2500ドル(約30万円〜37万円)という、超高価格で販売されると予測されています。その値段に見合った、先進的な製品の登場を期待したいものです。

 

Source: Digital Chat Station / Weibo via MacRumors

薄すぎる…Galaxy S25 Edgeのダミーモデルが登場。SIMトレイも用意か

サムスンは超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」を、今後数ヶ月のうちに正式発表・発売すると予想されています。すでに搭載チップやカラーバリエーション、価格などの噂話が伝えられているなか、本物を再現したと称するダミーモデルが公開されました。

↑Image:The Sinza/YouTube。やはり薄さのインパクトはかなりのものです。

 

これは韓国のYouTuberであるThe Sinzaが、最新の動画でシェアしているものです。最上位モデルGalaxy S25 Ultraを横に並べて、どれだけ薄いかを強調しています。Galaxy S25 Ultraの厚さは8.2mmで、決して分厚いスマートフォンではありませんが、S25 Edgeは5.84mmで約30%も薄いとのことです。

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

また、動画ではGalaxy S25 Edgeで噂されている「シルバー」と「ブラック」のカラーが披露されています。これまでのリーク情報では全3色とされ、「チタニウム・アイシーブルー」「チタニウム・シルバー」「チタニウム・ジェットブラック」と名付けられていました

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

注目すべきは、ダミーモデルの底面にてUSB-Cポートが真ん中ではなく、少し右にずれていることです。サムスン製スマートフォンとしては異例の薄さのため、内部パーツを特殊な配置をした結果なのかもしれません。

↑Image:The Sinza/YouTube。

 

また底面にSIMトレイが確認できるのは嬉しい驚きでしょう。アップルも超薄型の「iPhone 17 Air」を開発中と噂されていますが、薄くするためにSIMトレイはなくし、eSIM専用になると予想されています。

 

当初、Galaxy S25は薄型化により放熱も難しく、そのため性能を控えめにした低発熱版「Snapdragon 8 Elite」を採用すると見られていました。が、最近ではGalaxy S25 Ultraと同じ通常版チップを搭載する可能性が高まっています。薄さと高性能を両立した、素晴らしいスマホになると期待したいところです。

 

Source:The Sinza(YouTube) 
via:Tom’s Guide

最大80台の機器を接続!iPadやタブレットを一括充電・同期できるUSB Type-Cハブ2種

サンワサプライは、iPadやタブレットの充電・同期を効率化するUSB Type-Cハブ「USB-2THCS20N」(20ポート)と「USB-2THCS12N」(12ポート)を、4月1日に発売しました。教育現場や企業での利用を想定し、複数デバイスの一括管理を可能にします。


記事のポイント

多数のタブレットを効率的に管理したい学校や企業にとって、時間と手間を大幅に削減できる便利なツールです。1ポート当たり最大3Aの出力が可能とのこと。付属のL字金具とネジでキャビネットやラックに取り付けられるので、省スペースです。

 

新製品はUSB 2.0に対応したType-Cハブで、「USB-2THCS20N」は20台、「USB-2THCS12N」は12台のタブレットを同時に充電・同期できます。

背面にデイジーチェーン専用ポートを搭載しており、ハブを最大4台まで接続できます。「USB-2THCS12N」なら最大48台、「USB-2THCS20N」なら最大80台のデバイスを接続可能です。

各ポートにはLEDライトが搭載されており、充電・同期状況をひと目で確認できます。タブレットの持ち出し時に充電状態を確認できるため、充電忘れを防げます。

エコモードスイッチを押すと、充電完了時に自動で電源がOFFになる機能を搭載。これにより、タブレットへの過充電を防ぎ、バッテリーへの負担を軽減します。

 

サンワサプライ
USB 2.0 Type-C 12ポートハブ 「USB-2THCS12N」
標準価格:14万8500円(税込)/

USB 2.0 Type-C 20ポートハブ「USB-2THCS20N」
標準価格:16万5000円(税込)

【西田宗千佳連載】生成AI時代の「Alexa+」が登場

Vol.148-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回はAmazonが発表した新たな音声アシスタント「Alexa+」の話題。生成AI時代に生まれ変わるサービスにはどんな変化があるのかを探る。

 

今月の注目アイテム

Amazon

Echo Show 15(第2世代)

実売価格4万7980円

↑音声での対話による情報の提供には欠かせない、ディスプレイ付きのスマートスピーカー。Echo Show 15は15インチの画面で文字などの視覚情報により、スムーズな対話が可能になるデバイスと期待されている。

 

Alexaにより“音声で命令”が定着

2月26日、米Amazonは音声アシスタント「Alexa」を刷新すると発表した。ゼロから作り直した「Alexa+」の導入だ。3月からアメリカ市場のユーザー向けに提供が開始された。時期は公開されていないが他の言語・地域への提供も予定されており、その中には日本語も含まれる。

 

Alexaは2014年にアメリカでスタートした。精度の高い音声認識を組み込んだ「スマートスピーカー」を実現し、部屋のどこにいても、好きな音楽をかけることができるようになった。その後、Alexaと連携するスマートホーム機器は増加し、GoogleやAppleもその市場を追いかけた。音声アシスタントはスマホにも搭載され、“音声で命令”することは珍しいものではなくなっている。

 

一方、“音声で命令すること”が便利なものとして定着したかというと、そうでもないのが難しいところだ。AIによって音声認識は可能になったが、AIがユーザーのしたいことをきちんと理解してくれるには至らなかったからだ。結局、Alexaをはじめとした音声アシスタントは、“声を使ったリモコン”的な使い方に落ち着き、ある種の停滞感があった。

 

そこで登場したのが「Alexa+」だ。名前こそ似ているが、背後にあるソフトウエアはまったく異なる。Amazonは生成AI技術をベースに、Alexaを新たに作り直した。その結果生まれたのがAlexa+、ということになる。

 

より自然で複雑な会話を生成AIで実現する

いちばんの違いは「対話性の向上」だ。従来のAlexaは“定まったことに答える”という性質が強かったが、生成AIをベースとするAlexa+は人間と自然な会話ができる。しかも、会話しながらレシピを見つけたり買い物をしたり、野球のチケットを予約したりと、複数の作業ができる。

 

例えば、野球の話題でAlexa+と盛り上がりつつ、試合のチケットが1人200ドルに値下がりしたタイミングで教えてもらうことも可能になるという。これは以前のAlexaではかなり難しかったことだ。レシピにしても、教えてもらったものから“調味料が足りないので別のソースのものにカスタマイズしてもらう”ことだってできる。この辺はいかにも生成AIらしい機能だ。

 

Amazonは以前から、Alexaに高度な対話機能を搭載しようとしてきた。技術的には、現在生成AIで行っていることにつながるものだが、既存のAlexaにそれを実装することは、結局成功しなかった。2023年には生成AIを使ったチャット機能を搭載する計画が公開されていたが、消費者が望んだのは単なるチャットではない。代わりに買い物をしてくれることであり、家電と便利に連携してくれることだ。

 

生成AIでAlexaを根幹から作り直す、というAmazonの決断は大胆なものだ。だが筆者がデモから判断する限りでは、それだけの価値があったように思える。

 

生成AIはAlexaになにをもたらそうとしているのだろうか? そして他社はどうするのか? そこは次回以降で解説していきたい。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

Apple Watchの血圧測定機能、2025年中の導入は困難?

アップルのスマートウォッチ「Apple Watch」への血圧測定機能の搭載が問題に直面していると、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑アップルより。

 

ブルームバーグは以前にも、2025年の次期Apple Watchに血圧モニタリング機能が導入されると報告していました。この機能は正確な血圧の上下数値を計測するのではなく、血圧が上昇傾向にあるかどうかを追跡し、高血圧の際には警告を送信する機能のようです。

 

ガーマン記者によれば、アップルはApple Watchへの血圧測定機能のテスト中に「引き続き問題に直面している」とのこと。なお、どのような問題が発生しているのかについては、明かされていません。また今回の報道を考えると、Apple Watchへの血圧測定機能の導入は2025年になっても実現しない可能性があります。

 

高血圧は「サイレントキラー」とも呼ばれ、発見が遅れると心臓のダメージや脂肪リスクを高める要因になります。もしこれをApple Watchにより早期発見することができれば、命が救える可能性もあります。Apple Watchへの高血圧測定機能の導入、ぜひ早く実現してほしいものです。

 

Source: MacRumors

アップルのクックCEO、中国発AI「DeepSeek」を称賛

アップルのティム・クックCEOは中国を訪れ、同国発のAIモデル「DeepSeek」を称賛しました。

↑アップルより。すでにアリババグループと提携しているアップルですが、今後はどうなるのでしょう?

 

DeepSeekは競合のAIチャットボットと比較して、低コストかつ低消費電力で開発されていることが特徴です。今年2月には、アップルの人工知能機能「Apple Intelligence」へのDeepSeekの採用が見送られたことも報じられています。

 

クックCEOは北京で開催された「中国発展フォーラム」に出席し、DeepSeekを「素晴らしい(エクセレント)」と称賛しました。クックCEOは今年1月にもアップルの決算説明会で、DeepSeekについて「効率性を高めるイノベーションは良いことだ」と発言していました。

 

アップルは中国市場向けにアリババグループと提携し、同社のAIモデル「Qwen」をApple Intelligenceに統合する契約を結んだと報じられています。さらにアップルはバイドゥとも協議をすすめており、中国市場向けの大規模言語モデル(LLM)の追加プロバイダーとして採用される可能性があります。

 

クックCEOはその他にも、「中国発展研究基金」との協力を拡大し、クリーンエネルギーへの継続的な投資を進める方針を発表しました。また中国SNSのWeiboにて、アップル製品の活用事例を紹介しました。

 

現在中国ではiPhoneの出荷台数が減少するなど、アップルの存在感が減少しつつあります。アップルがAI分野で今後巻き返すことになるのか、今後に注目です。

 

Source: MacRumors

コンセントを無駄なく使える! 壁コンセントをふさがない電源タップ

サンワサプライは、壁のコンセントを無駄なく活用できる電源タップ「TAP-B8シリーズ」と「TAP-B9シリーズ」を発売します。

「TAP-B8シリーズ」「TAP-B9シリーズ」

 

記事のポイント

コンセント側のプラグ部にもプラグ穴を備えているので、壁コンセントを無駄なく活用できるのが特徴。ホコリ防止シャッターを備えているので、トラッキング火災のリスクも減らします。

 

本品は、プラグにシャッター付き差込口を1個搭載し、壁のコンセントを無駄なく活用できる設計の電源タップです。延長コードとして使用できるプラグ1個口+1個口の「TAP-B8シリーズ」(ケーブル長 1/3/5m)と、複数の機器を接続できるプラグ3個口+1個口の「TAP-B9シリーズ」(ケーブル長 0.5/1/2/3/5/7m)の2種類をラインナップしています。

プラグ1個口+1個口の「TAP-B8シリーズ」。

 

プラグ3個口+1個口の「TAP-B9シリーズ」。

 

差込口のホコリ防止シャッターにより、トラッキング火災のリスクを低減します。また、より丈夫で安全な、二重被ふくコードを採用。L型プラグには絶縁キャップを採用し、電気用品安全法技術基準に適合した高い安全性を確保しています。

 

サンワサプライ
電源タップ「TAP-B8シリーズ」「TAP-B9シリーズ」
2025年3月31日発売
実売価格:1540円~3960円(税込)

次期「Galaxy S26 Ultra」、カメラ強化の噂。可変絞り復活で望遠は8倍ズーム?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」は、さらにカメラが強化されるとの期待が高まっています。その噂の1つである可変絞りの復活や、望遠レンズに関する新たなリーク情報が現れました。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。カメラ強化の噂が複数聞こえてきていますが……。

 

サムスンの未発表製品のリークで知られる@SiddhantGeekは、Galaxy S26 Ultraの200MPメインカメラはf/1.4からf/4.0の間で可変絞り機能を備えると主張しています。

 

 

ちなみに、かつてのGalaxy S9はf/1.5とf/2.4を切り替えられるデュアル絞り方式を採用していました。「f/1.4〜f/4.0」が、その間で自由に絞り値を変えられるのか、それとも2つを切り替えられるだけかは不明です。いずれにせよ、暗い場所では絞りを開放して、明るい場所では絞りを強めて、より良い写真が撮れるようになる可能性があります。

 

またGalaxy S25 Ultraの10MP/3倍ズームは50MP/3.4倍ズームに、50MP/5倍ズームのカメラは50MP/8倍ズームに強化されるとのこと。どちらのセンサーも、新型に置き換えられるというわけです。

 

しかし、ここ数年のGalaxy Sシリーズでのカメラ強化は控えめだったため、少し眉唾のようにも思えます。また、2つの望遠カメラのうち1つをなくすとの噂もありました。Galaxy S26 Ultraの登場は1年ほど先と予想されるため、まだ状況は流動的であり、サムスン社内でも仕様が固まらずに複数のプロトタイプがあるのかもしれません。

 

Source:@SiddhantGeek(X)
via:Sammobile

「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」、やはり大型化? アクセサリー画像が登場

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip7」と「Galaxy Z Fold7」を、今年(2025年)夏頃に発売すると予想されています。すでに複数のリーク情報があるなか、サードパーティ製のアクセサリーがネット上に登場し、デザインの変更を示唆しています。

↑JCM/Adobe Stockより。大型化すればカバー画面は使いやすくなりそうですが、果たしてどうでしょうか。

 

未発表のAndroid製品に詳しいIce Universe氏は、X上で画像をいくつかシェアしています。

その1つが、Galaxy Z Flip7用のケースです。背面に大きく開かれたスペースは、Moto Razrのように大型カバーディスプレイを搭載するとの噂が正しい可能性を高めています。以前Ice Universe氏がリークした予想CG画像も、やはりRazrと似たデザインで、4.05インチとされるカバーディスプレイを備えていました

 

もう1つの写真ではGalaxy Z Fold7用の画面プロテクターが示されていますが、現行のGalaxy Z Fold6よりもタテ横ともに大きいようです。以前にリークされた予想CG画像でも、折りたたみ画面が約8.2インチ、カバー画面が6.5インチ(Fold6は約7.6インチ/約6.2インチ)とされていました。これほど大型化すれば、折りたたんだ状態でも使いやすくなると期待できそうです。

Source:Ice Universe(X) 
via:Sammobile

ロック画面の「コントロール」をカスタマイズする方法【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは『ロック画面の「コントロール」をカスタマイズする方法』です。

 

 

iPhoneのロック画面にあるフラッシュライトとカメラの「コントロール」ボタン。この2つ、以前は固定でしたが、iOS 18から別のコントロールに変更できるようになりました。今回はこのロック画面のコントロールをカスタマイズする方法を紹介します。

 

普段、ロック画面下の両端には「フラッシュライト」と「カメラ」のボタンが表示されています。このボタン、ロングタップすると起動できる「コントロール」と呼ばれるものですが、以前は固定だったものがiOS 18から他のコントロールを選べるようになったんです! このロック画面のコントロールをカスタマイズする方法を紹介します。

 

手順は簡単。まずロック画面をロングタップして編集画面に切り替えたら画面の下に表示されている[カスタマイズ]をタップ。次の画面で[ロック画面]をタップします。

 

これでロック画面に表示しているアイテムが編集できるようになりました。それではフラッシュライトを別のコントロールに変更してみましょう。

 

フラッシュライトの[-]「マイナス」をタップするとアイコンが消えて空欄になるので[+]「プラス」をタップ。

 

コントロール一覧の一番上には代表的なコントロールが並んでいます。スクルールすればカテゴリで分類した中から選べるし、検索ボックスで探すこともできます。

 

使いたいコントロールをタップしたら画面右上の[完了]追加?をタップ。もう一度、画面をタップすればコントロールのカスタマイズは完了です。

 

変更したコントロールは以前のフラッシュライトと同様、ロングタップすることで起動できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

超薄型「Galaxy S25 Edge」、4月に正式発表の確度高まる。米FCC認証を通過

サムスンの超薄型フラッグシップ機「Galaxy S25 Edge」は、今年初めにGalaxy Unpackedイベントで発表されたものの、発売日は公表されていません。が、ベンチマーク結果などの情報は次々と登場していました

↑Image:91mobiles。いよいよ発売日が近づいているようです。

 

そんななか、Galaxy S25 Edgeの米国およびインド向けモデルがFCC(米連邦通信委員会)のウェブサイトに登場したと報告されています。

 

インドのテックメディア91mobilesによると、米国向けモデルのモデル番号は「SM-S937U」および「SM-S937U1」、インド版は「SM-S937B/DS」およびSM-S937Bとのことです。登録情報からは5G、Bluetooth LE(低エネルギーBluetooth)、Wi-Fi、NFC、WPT(ワイヤレス電力伝送)、UWB(超広帯域)が搭載されることが明らかになっています。

 

またFCCのリストには、型番「EP-T2510」の充電アダプターと、型番「EP-DN980」のデータケーブルにも言及されています。このことから、Galaxy S25 Edgeは25Wの有線高速充電をサポートする可能性がうかがえます。

 

ここ最近は、スマートフォンがFCC認証を取得してから約1〜3ヶ月以内に発売されるパターンが一般化しています。「4月16日に正式発表、5月に発売」という報道の信ぴょう性が高まったことになります。

 

これまでの噂を総合すると、Galaxy S25 Edgeは次のような仕様となる見通しです。

 

  • ディスプレイ:リフレッシュレート120Hz、ピーク輝度2,600ニト、ベゼル幅1.32mm、6.7インチAMOLED(アクティブマトリックス有機EL)、2K解像度
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Eliteチップセット
  • RAMと内蔵ストレージ:RAMは12GB RAM、ストレージは256GB/512GBの2種類
  • OS:Android 15ベースのOne UI 7
  • カメラ:200MPのメインカメラと12MPの超広角レンズ、前面カメラは12MP
  • バッテリー:3900mAhのバッテリー容量と25Wの有線充電。
  • カラバリ:チタニウム・アイシーブルー、チタニウム・シルバー、チタニウム・ジェットブラック。
  • 価格:256GBモデルが約20万円、512GBモデルが約21万円

 

Source:91mobiles

来年発売見込みの折りたたみiPhone、やっぱり30万円越えの高級デバイスかも

アップルの「折りたたみiPhone 」がおよそ2000ドル(約30万円)で来年発売される見込みだと、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑AndSus/Adobe Stockより。発売はやはり来年になりそうです。

 

ガーマン記者は今月初め、アップルの折りたたみiPhoneが早ければ2026年に登場する可能性があると報告していました。そして今回の報告では、「2026年が確実な発売時期になる」との確信を強めていることがうかがえます。

 

これまでの報告によれば、折りたたみiPhoneはサムスンの「Galaxy Z Fold」のような「ブック型」のデザインになるとのこと。さらに、折りたたみデイスプレイは画面の折り目がより目立たなくなり、「ほぼシワなし」に見えるというのです。さらに、超薄型モデル「iPhone 17 Air」の開発でつちかわれたディスプレイ、バッテリー、モデム、チップ技術が活用される可能性が高いそうです。

 

ガーマン記者は、折りたたみiPhoneの価格がおよそ2000ドルになると予測しています。一方でバークレイズ銀行の投資家向けの報告では、米国向けの価格が2300ドル(約35万円)になるとしています。また著名アナリストのミンチー・クオ氏は以前、「価格は2000ドル〜2500ドル(約30万円〜38万円)になる」と予測しているのです。

 

ほぼ確実に、超高価格モデルとなりそうな折りたたみiPhone。価格に見合うだけの新たな価値を消費者に提案できるのか、注目があつまります。

 

Source: MacRumors

iPhoneを使ってPDFに署名する方法【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneを使ってPDFに署名する方法」です。

 

 

Macで開いたPDFに、手書きの署名を加えたい。でもマウスだとうまく書くのは難しいですよね。そんなときは、iPhoneと連係させてみましょう。Macの「プレビュー」アプリでは、iPhoneの画面に指で書いたサインをPDF上に挿入することができます。今回はその方法を解説します。

 

まずは、署名を入れたいPDFを「プレビュー」アプリで開きます。PDFが開いたら、上部のツールバーから「マークアップ」ボタンをクリックします。

 

 

次に「署名」アイコンをクリックしたら、「iPhoneまたはiPad」タブを選択しましょう。「デバイスを選択」をクリックしたら、使いたいiPhoneを選択します。選択したiPhoneの画面が署名入力画面に切り替わったら、指で署名をしましょう。また、iPadを選ぶとApple Pencilを使ってより快適に署名することが可能です。「完了」をクリックすると、いま書いた署名が登録されるので、それをクリックします。

 

その署名がPDF上に現れるので、ドラッグ&ドロップで適切な位置に移動したり、サイズを変更したりしましょう。最後にPDFを閉じれば完了です。

 

登録した署名は以降も利用することができます。別のPDFでも同様にマークアップツールから「署名」を選んで、登録済みの署名をクリックすると、PDFに挿入できます。別の署名を登録したい場合も、前回の手順と同様です。iPhoneの画面上に署名をして「完了」をクリックしたら、新しく登録された署名をクリックで選ぶとそれがPDF上に反映されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan Portal
Mac Fan TV(YouTube)

お手頃折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip FE」、搭載SoCが最新ではない可能性

サムスンは、お手ごろ価格の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip FE」を2025年内に発売する予定だと噂されています。しかし、最新チップである「Exynos 2500」ではなく、一部地域向けのGalaxy S24やS24+に搭載されたチップを少しダウングレードした「Exynos 2400e」が搭載される可能性が浮上しました。

↑fifg/Adobe Stockより。パフォーマンスにも影響がありそうですが……

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityによると、信頼性の高い情報筋によるコード解析から、コードネーム「B7R」(Galaxy Z Flip FE)には「S5e9945」チップ、つまりExynos 2400eが使われる見通しとのことです。

 

このExynos 2400eは、Galaxy S24 FEにも搭載されているチップです(出典:GetNavi)。Cortex-X4コアのクロック数は控えめですが、それ以外の構成は標準のExynos 2400とほぼ同じとされています。また、コスト削減のために「IPoP(Integrated Package on Package)」というパッケージング技術が採用される可能性もあります。IPoPは熱がこもりやすい一方で、製造コストを抑えられると伝えられています。

 

注目したいのは、数日前に報じられた「Exynos 2500を搭載するためにGalaxy Z Flip FEの発売を遅らせる可能性がある」というリーク情報と、今回の報道が食い違っている点です。

 

サムスンは、自社の3nmチップ製造で歩留まり(良品率)が上がらず、Galaxy S25の標準モデルに高価なSnapdragon 8 Eliteを搭載せざるを得なかったとみられています。Exynos 2500も期待された性能に達していないという報告もあり、サムスンは安定性とコスト面を優先し、少し古いチップを採用する判断を下した可能性があります。

 

Galaxy Z Flip FEは、サムスンの折りたたみスマホの中で最も手頃なモデルになると予想されています。Exynos 2400eはハイエンドチップではないものの、十分な性能を持っており、クロックダウンや省電力設計により発熱も抑えられています。高性能を求めるユーザー向きではないかもしれませんが、「そこそこ快適な動作」と「手ごろな価格」を重視する層にとっては魅力的な選択肢になりそうです。

 

Source:Android Authority
via:Gizmochina

AIが画面やカメラ映像を見て質問に答える? Android向け新機能が登場

Googleが、AIアシスタント「Gemini Live」に新機能を導入しはじめていることが明らかとなりました。スマートフォンの画面やカメラを通じてリアルタイムで情報を取得し、ユーザーの質問に答えるようです。

↑Squtye/Adobe Stockより。AIに助言を求める機会が増えるかもしれません。

 

これは同社の広報担当者はThe Vergeに対して、メールで確認した形です。Googleが人間とAIの自然なやり取りを可能にする「Project Astra」のデモを行なってから約1年後のことになります。

 

ほぼ時を同じくして、大手掲示板RedditのユーザーはXiaomiのスマートフォンに同機能が登場したと報告していました。その人物が公開した動画では、Geminiが画面を読み上げています。

 

これはGoogleが3月初めに「Google One AIプレミアム(月額2900円)の一部として、Gemini Advancedの加入者に展開を始めます」と発表した2つの機能のうちの1つです。

 

もう1つの機能は「ライブビデオ」であり、これによりGeminiはカメラからの情報をリアルタイムで解釈し、それに関する質問に答えられます。Googleが今月公開した動画では、釉薬をかけたばかりの陶器に使う塗料の色を決めるためGeminiにアドバイスを求めています。

 

 

GoogleのPixel 9 Pro、Pixel Pro XL、Pixel 9 Pro Foldを購入すると、Google One AIプレミアムプランが12ヶ月無料で利用できます。アップルがiPhone向けのApple Intelligenceの開発に苦戦しているなか、大きな強みとなりそうです。

 

Source:9to5Google
via:The Verge

使って納得! アップル次世代スマホのイイところ足りないところって?

アップルのiPhoneシリーズ最新モデル「iPhone 16e」が販売開始となって約1ヵ月。

 

筆者は昨年から「iPhone 16 Pro」ユーザーなのですが、今回はiPhone 16eのレビュー機材をお借りし、3週間ほど2つのiPhoneを一緒に使うことで、本製品の良いところや物足りないところをじっくりチェックしてみました。先に結論を述べておくと、iPhone 16ファミリーの新しいスタンダードモデルとして、とてもコストパフォーマンスが良いモデルに仕上がっていると感じています。

↑iPhone 16シリーズのニューフェイス「iPhone 16e」を発売から3週間使ってみました。

 

スリムで軽く、6.1インチのディスプレイが見やすい

2025年は年初から「アップルがiPhone SEの後継機を発売するのではないか」というウワサで持ちきりでした。

 

iPhone SEは、2016年に初代モデルが販売されたiPhoneシリーズの廉価モデルです。2020年に発売された第2世代以降はホームボタンを搭載するiPhone 7のデザインを踏襲し、それでいて4.7インチと小さくて軽いので、片手でも軽快に操作ができます。しかも2022年3月に発売された第3世代のiPhone SEは、生産を完了するまでApple Storeの販売価格が6万2800円(税込)という、Appleデバイスの中でも手軽に買える製品でした。

 

iPhone SEの後継機を待っていた方々にとっては、6.1インチに大型化し、Apple Storeの販売価格も9万9800円(税込)~と値上がってしまったiPhone 16eに対して、「期待していたのはこれじゃない」という思いを持ったかもしれません。

 

実際、iPhone 16eはどんなスマホなのでしょうか。筆者は3週間使ってみて、以下の「いいところ」と「物足りないところ」を実感しました。

 

・本体サイズは控えめなまま大画面化し、視認性が良好に

・充電コネクターがUSB-Cに。互換性が向上

・Apple Intelligenceに対応。シリーズでもっともお手頃

・ProMotionテクノロジーや常時表示ディスプレイはなし

・シングルカメラは上位機種に見劣りする部分もあるが、機能は十分

・バッテリー駆動時間は体感でiPhone 16 Proと大きく変わらない

・カラバリがブラック・ホワイトのみ

 

さっそく、ひとつずつ詳細を見ていきましょう。

 

大型化で優秀なコンテンツプレーヤーに進化

↑6.1インチの有機EL、Super Retina XDRディスプレイを搭載。明るく自然な色合いです。

 

まず、6.1インチでありながらスリムで軽く、大きなディスプレイにより視認性が高まったことを踏まえれば、コンテンツプレーヤーとして非常に優秀なスマホであると言えるでしょう。筆者の家族が第2世代のiPhone SEを持っているので、並べて比べました。重量は、iPhone SEの147gに対してiPhone 16eが167gと20g重くなりましたが、ディスプレイが大きくなった割に本体のサイズはそれほど大きく変わっていません。従来はホームボタンを配置していたエリアにまでディスプレイが広がったことが、コンテンツの視認性を高めています。

↑左側は4.7インチの第2世代iPhone SE。iPhone 16eはホームボタンのないオールスクリーンデザインなので、ディスプレイ全体の視認性が格段に上がっています。

 

筆者が使っているiPhone 16 Proの重量は199gです。重さのバランスはトリプルレンズカメラの側に若干偏ってしまいます。その点、iPhone 16eはフラットで持ちやすいので、電車の中でNetflixのドラマを見たり、Apple Arcadeのゲームをプレイしたりしてもスマホの重さを負担に感じにくいと思います。本体はIP68相当の防塵・防水仕様なので、バスタイムのコンテンツプレーヤーとしても最適でした。

↑左側は6.3インチのiPhone 16 Pro。質量は199g。手に取って比べると167gのiPhone 16eの軽さがよくわかります。

 

古いiPhoneから買い替える意味は大きい

iPhone 16ファミリーが出揃ったことで、ちょっと古いモデルからの買い替えを考えている、という人もいるでしょう。内部機構を大きく変えて軽量・スリム化を図った2022年モデルの「iPhone 14」に比べると、iPhone 16eはデザインとポータビリティの点で従来モデルから大きく様変わりしているわけではありません。だとしても、iPhone 14シリーズよりも前の世代のiPhoneを使っているユーザーがiPhone 16eに機種変更する変更する意味は大きいと考えます。理由は2つです。

↑左側のiPhone 16 Proはトリプルレンズカメラユニットの重さにより、iPhone 16eよりも重心のバランスがやや不安定です。

 

ひとつはデジタルコネクターがLightningからUSB-Cになることです。昨今はMac、iPad、AirPodsを含む最新のアップルデバイスにUSB-Cコネクターが普及しています。他社のパソコン、ワイヤレスオーディオ機器もしかりです。旅行や出張などの機会に持ち出す複数のデジタル機器が、同じUSB-Cケーブルでチャージできることは大きなメリットと言えるでしょう。

↑iPhone 16eはUSB-Cコネクターを採用しています。

 

Apple Intelligenceに対応する最も手頃なiPhone現行モデル

もうひとつの理由は、AIアシスタント「Apple Intelligence」に対応していることです。

 

iPhone 16eはアップルの最新SoCであるA18チップを搭載するため、Apple Intelligenceが利用可能です。Apple Intelligenceは4月から日本語にも対応しますし、いわゆる「AIスマホ」としてiPhoneが便利になる実感が今よりもわいてくると思います。

 

筆者はたくさんあるApple Intelligenceのツールの中で、SiriとChatGPTの連携による詳細検索と、カメラでキャプチャした被写体についてApple Intelligenceが深く調べてくれる「ビジュアルインテリジェンス」が役立ちそうな手応えを感じています。Siriは別途ChatGPTのモバイルアプリをインストールしなくても、設定から連携をオンにすれば、複雑なリクエストを投げたときに連携して必要な答えを返してくれます。

↑Siriへの複雑なリクエストには、ChatGPTが連携して答えてくれます。

 

ビジュアルインテリジェンスはいわゆる「Googleレンズ」のようなツールで、画像認証により外国語の標識やレストランのメニューを日本語に翻訳して読みたいときに役立ちます。iPhone 16eが搭載するアクションボタンを押して、ツールをすばやく立ち上げる設定も選べます。

 

アップルは今後、iOSのアップデートに伴いApple Intelligenceの新しい便利なツールを次々に増やしてくると思います。iPhone 16eのユーザーであれば、これからしばらくの間は最新ツールが楽しめるでしょう。

↑ビジュアルインテリジェンスで商品の詳細を検索。Google検索に連動します。

 

Proとの普段使いの違いはディスプレイにも表れる

iPhone 16eの有機ELを採用するSuper Retina XDRディスプレイは、Apple TV+などモバイル向け動画配信プラットフォームが扱う高精細なHDRビデオコンテンツを、劣化させることなく元のままに近い画質で再現します。iPhone SEのRetina HDディスプレイに比べると画質の向上には目を見張るものがあります。

 

上位モデルのiPhone 16 Proに比べて劣る点は、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーを搭載していないことです。iPhone 16 Proを使い慣れていると、Webページをスクロールしたときに少し表示がもたつく印象がありました。ProMotionテクノロジーはiPhone 13 Proシリーズに初めて採用された機能です。以降からiPhone Proシリーズを活用しているユーザーは、iPhone 16eに機種変更してしまうとProMotionテクノロジーの不在に面食らうかもしれません。

 

また、iPhone 16 Proだけが搭載する「常時表示ディスプレイ」がないので、iPhoneを充電待機中にもディスプレイに時計やカレンダーを表示したままにできる「スタンバイ」が活かしきれないのも少し残念です。

 

シングルレンズカメラの高い安定感

カメラについても触れておきましょう。iPhone 16eは、iPhone 16ファミリーの中では唯一シングルレンズカメラのスマホです。上位のiPhone 16やiPhone 16 Proに比べてしまうと見劣りする部分もありますが、写真やビデオの撮影については必要な機能が十分に揃っていると思います。

 

48MPの高解像度センサーを搭載するメインカメラは、光学2倍相当のズーム撮影ができます。2倍ズームは被写体に影を落とすことのないよう、少し手もとから離した位置で料理などを撮るときに便利です。筆者は取材の際に人物のポートレートやレポート記事に使う「ブツ撮り」のような写真もiPhone 16eで撮ったりします。暗めの場所での写真撮影はiPhone SEと明らかな差が付きます。

↑シングルレンズのカメラに必要十分な機能を詰め込んでいます。

 

空間オーディオに対応する4K高画質ビデオも撮れますが、データサイズが大きくストレージ容量を圧迫するのがネックです。せっかくの機能を気兼ねなく使うために、iCloud+のクラウドストレージや外付けストレージにバックアップすることをおすすめします。iPhone 16eに直接挿せるUSB-Cコネクター仕様のコンパクトな外付けストレージには様々な選択肢が揃っています。上手に併用すれば、最も安価な128GBストレージのモデルを選んだとしても、存分に写真・ビデオの撮影を堪能できるでしょう。

↑USB-Cコネクターに直接挿せる外付けストレージがあると、iPhoneの内蔵ストレージに負担をかけません。

 

iPhone 16eはバッテリー持ちもよいiPhoneだと思います。朝から晩まで、充電せずに使い倒しても夜にはだいたい30%前後の余裕を残しています。バッテリー持ちの体感はiPhone 16 Proとほぼ変わりません。

 

デザインについて少し物足りなく感じるのは、カラバリの選択肢がブラックとホワイトしかないことです。せめてあと1色、カラーが欲しかったところですが、アップルとしては「スマホの色」で個性を主張したいユーザーにはiPhone 16を選んでほしいということなのでしょう。ただし、iPhone 16eにはサードパーティの専用アクセサリーも数多く揃っているので、実際のところは購入後に本体カラーを気にするユーザーはあまり多くはないのかもしれません。

 

総じてiPhone 16eは、上位のiPhone 16と同等クラスの実力を備えるスタンダードモデルです。各通信事業者が提供する端末購入プログラムを利用すればかなり安く買える場合もあり、相応の満足感が得られるでしょう。

Google Pixel、GPU性能が爆上がりする最新Androidアップデートが登場!

最新のAndroidアップデートにより、Google PixelシリーズのGPU性能が大幅に向上したと報告されています。特に、定番ベンチマークアプリ「Geekbench 6」におけるスコアが飛躍的に改善されたとのことです。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。過去のPixelシリーズも含め、ドライバの更新でパフォーマンスが向上するとのことです。

 

この情報は、RedditのGoogle Pixelコミュニティに集まるユーザーからの報告に基づいています。特に、Google独自開発のTensorチップを搭載したデバイスにおいて、VulkanグラフィックスAPIを使用したGPUベンチマークスコアの向上が顕著です。各機種ごとの、具体的なアップ率は次の通りです。

 

•Pixel 7a:62%
•Pixel 8:31%
•Pixel 9:32%

 

これらの数値は、高負荷なグラフィックス処理を必要とするゲーム等で、よりスムーズな動作が期待できることを示しています。

 

この性能向上の主な要因として、Googleが新しいGPUドライバを提供したことが挙げられます。実際、Android Authorityが確認したところ、Tensor搭載PixelスマホのMali GPUドライバのバージョンが段階的に新しくなっていました。具体的には、Tensor G4搭載Pixelの場合、Android 15では「r47p0」、Android 15 QPR2では「r51p0」、Android 16(ベータ3)では「r52p0」と更新されています。

 

これらのドライバ更新により、機械学習やコンピュータビジョン(デジタル画像や動画から情報を取得・解釈する技術)の性能向上が期待されます。ただし、日常的なタスクでの体感的な変化については、各アプリがVulkan APIを利用しているか、または大幅に改善された機能に依存しているかによるため、さらなる検証が必要でしょう。

Source:Reddit

今年のApple Watch Ultra、5Gと衛星通信に対応か。現モデルよりだいぶ良さそう

今年発売される「次期Apple Watch Ultra(Apple Watch Ultra 3)」は、5G通信と衛星通信に対応すると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。衛星通信に対応すれば、アウトドアシーンではさらに活用しやすくなりそうです。

 

現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」や「Apple Watch Series 10」は4GによるLTE通信に対応しているものの、5G通信には対応していません。また「iPhone 14」以降では、携帯通信やWi-Fiが使えない場所でも、一部の国や地域で衛星経由での緊急通報やメッセージの送信が可能です。

 

そして次期Apple Watch Ultraでは、衛星経由での緊急通信やメッセージの送信が可能となります。さらにモデムチップをインテル製からメディアテック製に切り替えることで、「5G RedCap(低消費電力で中速の5G規格)」に対応するようです。

 

他社のスマートウォッチを見回すと、ガーミンのアウトドア向けの製品は衛星通信に対応しています。冒険家やダイバー、ハイカー向けに設計されたApple Watch Ultraにとって、衛星通信機能への対応は安全性を高めることになるはずです。なお、iPhoneの衛星通信機能は2年間無料で提供されています。次期Apple Watch Ultraも、衛星通信サービスは無料で提供されることでしょう。

 

チップが1世代前のものだったりと、若干肩透かし感のあった現行モデルのApple Watch Ultra 2。次期モデルのApple Watch Ultra 3は、さらなるパワーアップを楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 17 Pro、新たなモックアップが出現。噂のガラス背面はこんなデザイン?

今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」での導入が噂されている「ガラスとアルミニウム素材」によるデザインが、iPhone 17シリーズのモックアップから判明しました。

↑ソニー・ディクソンより。カメラの突起もそうですが、MagSafe部分のデザインも気になります。

 

iPhone 17 Pro/Pro Maxは本体に「ガラスとアルミニウム素材」をあわせたデザインが採用されると、以前から噂されてきました。また背面カメラの周囲には、長方形のカメラ突起が存在するようです。

 

リークアカウントのソニー・ディクソンは今回、iPhone 17シリーズのモック画像を投稿しました。画像の左から「iPhone 17」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Air」「iPhone 17 Pro Max」となっており、噂どおり背面に長方形のカメラ突起があるのが確認できます。

 

今回のモックで興味深いのは、iPhone 17 Pro/Pro Maxのワイヤレス充電機能「MagSafe」の周囲に、四角く囲われた部分があることです。ここは、ワイヤレス充電を可能にするためのガラス素材となるようです。そしてガラス素材をアルミニウム素材のシャーシで囲うことで、本体の強度を高める設計となっています。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxから採用されたiPhone本体のチタン素材。しかしiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、ガラスとアルミニウム素材という新たな組み合わせで、その設計が大きく変わることになりそうです。

 

Source: MacRumors

折りたたみiPhone、ヒンジ部分に液体金属を採用か。折り目解消が目的?

↑PACHARA/Adobe Stockより。ヒンジ部分に液体金属を使うことで、ディスプレイの折り目を抑えられるとのこと。

 

アップルからの投入が期待されている「折りたたみiPhone」に、液体金属によるヒンジが搭載されると、著名アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

 

クオ氏によれば、折りたたみiPhoneではダイキャスト製法で製造される液体金属を、ヒンジの主要部品として採用する予定とのこと。これによりディスプレイの平坦性が向上し、折りたたみスマートフォンにつきものの「折り目」を最小限に抑えることができます。

 

アップルはこれまでもSIMトレーの取り出しピンなどの小型部品に、液体金属を使用してきました。折りたたみiPhoneのヒンジは、同社がはじめて機械的な主要部品に液体金属を採用するケースとなるかもしれません。なお、このヒンジは中国Dongguan EonTecが独占的に提供するようです。

 

これまでの情報によれば、折りたたみiPhoneは内側に7.8インチディスプレイ、外側に5.5インチディスプレイを搭載。本体デザインは縦折り(クラムシェル)ではなく、サムスンの「Galaxy Z Fold」のような縦折り(ブックスタイル)となります。本体の厚さは展開時4.5mm、折りたたみ時に9〜9.5mm程度で、背面にはデュアルカメラ、前面にはシングルカメラを搭載。電源ボタンに生体認証システム「Touch ID」を搭載するようです。

 

折りたたみiPhoneは2026年第4四半期(10月〜12月)に量産が開始される予定で、発売は2026年末から2027年初頭になると予測されています。折りたたみスマートフォンはすでに他社から投入されていますが、アップルの製品がどれだけ先進的なものになるのかに注目です。

 

Source: MacRumors

アップル、虚偽広告で訴訟を起こされる。原因はApple Intelligence?

アップルが「iOS 18」と「Apple Intelligence」の発表時に宣伝した人工知能機能「Apple Intelligence」の遅延をめぐり、虚偽広告および不正競争で訴訟がおきています。

↑アップルより。サービス提供の遅れが大きな影響を引き起こしているようです。

 

Axiosの報道によれば、訴訟ではアップルがApple Intelligenceの機能を「発売時に利用可能」だと誤解させる広告を展開し、消費者に対して「iPhoneの発売時にこれらの画期的な機能が利用できる」と主張しています。そして、この広告が「かつてないほどの興奮」を生み出し、何百万もの消費者が本来不要だった端末のアップグレードを決断する要因となったと指摘しているのです。

 

アップルは音声アシスタント「Siri」の新機能が来年まで遅れると正式に発表した後、Apple Intelligenceに関する広告を削除しました。しかし、これらの広告は数カ月にわたって放送され続けており、「アップルは新機能の提供が間に合わないと認識した後も、その機能を積極的に宣伝していた」と、訴状では主張しています。

 

今回の訴訟はカリフォルニア州サンノゼの裁判所に提起されており、原告側は集団訴訟としての認定を求めるとともに、Apple Intelligence対応デバイスを購入した消費者への損害賠償を要求しています。人工知能機能で他のライバル企業に出遅れるアップルですが、まずはApple Intelligenceの機能を予告したように強化することが、信頼を取り戻す鍵となりそうです。

 

Source: Axios via MacRumors

どう使うの…? アップルが超小型カメラ搭載のAirPodsを検討中

アップルが超小型カメラを搭載した「AirPods」のアイディアを引き続き検討していると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。Vision Proとの連携強化を目的としているようです。

 

ブルームバーグは、AirPodsの超小型カメラは赤外線カメラとして動作するとのこと。アップル幹部のマイク・ロックウェル氏が「Siri」の開発責任者に就任した際に、「すでにアップルは外向きのカメラを搭載したAirPodsのアイディアを模索しており、これがAIにデータを供給する仕組みになるかもしれない」と報じています。

 

カメラつきのAirPodsに関しては、著名アナリストのミンチー・クオ氏が以前、「アップルは2026年に、赤外線カメラを搭載した新型AirPodsの量産を開始する」と予測していました。クオ氏によれば、この赤外線カメラは「iPhone」の「Face ID」の受信機と類似したものとなるそうです。

 

先程のクオ氏によれば、赤外線カメラを搭載した新型AirPodsは、アップルのヘッドセット「Apple Vision Pro」との「空間オーディオ体験を強化する」そうです。「ユーザーがApple Vision Proで映像を視聴しながら新型AirPodsを装着すると、特定の方向に頭を向けた際にその方向の音源が強調され、空間オーディオ/コンピューティング体験が強調される」と伝えています。さらに、手の動きでデバイスを操作できる「空中ジェスチャーコントロール」機能を搭載するようです。

 

Apple Vision Proの市場での反響を考えると、AirPodsへの赤外線カメラの搭載は実現しないかもしれません。今後のAirPodsの進化を、注意深く見守りたいものです。

 

Source: MacRumors

期待のアップル開発者向け会議「WWDC25」は6月10日から開催。 ロゴで匂わせ?

アップルは開発者向け会議「WWDC25」を日本時間6月10日から開催すると発表しました!

↑アップルより。デザインにも意味がありそうです。

 

アップル本社にある「Apple Park」で開催されるWWDC25では、ソフトウェアに関する最新の情報が公開されます。今回のWWDC25では、次期OSとなる「iOS 19」「iPadOS 19」「watchOS 12」「macOS 16」「tvOS 19」「visionOS 3」などが、話題の中心となるでしょう。

 

ところで今回のWWDC25のロゴを見ると、「25」の文字が透明(スケルトン)になっていることがわかります。実はiOS 19では、アップルのヘッドセット「Apple Vision Pro」にインスパイアされた、透明なデザインが採用されるとされているのです。さらに、iOS 19やiPadOS 19、macOS 16ではインターフェイスの大幅な刷新が予測されています。

 

WWDC25の内容はApple Developerアプリウェブサイト、そしてYouTubeチャンネルにて、1週間にわたり体験することができます。アップルのソフトウェアが今後どのように進化するのか、ぜひ一緒に目撃しましょう!

 

Source: アップル, MacRumors

eSIM対応でより使い勝手が上がった高性能ゲーミングスマホ「ROG Phone 9シリーズ」

ASUS JAPANは、ゲーミングスマートフォンの最新モデル「ROG Phone 9シリーズ」を発表しました。発売は3月28日です。

記事のポイント

シリーズ初のeSIMに対応。ゲーミングスマホはビジネスニーズもあると言われているため、これはうれしいという人も多いはずです。おサイフケータイにも対応。それでいてスペックやAI機能も充実した、抜かりのない1台となっています。

ROG Phone 9シリーズは、従来の2つの物理SIMに加えてeSIMに対応することで、デュアルSIMデュアルVoLTEの利用が可能なゲーミングスマホ。

 

スペックはSnapdragon 8 Eliteのほか、最大24GBのメモリーと最大1TBのストレージを搭載。また内部冷却システムも前モデルから20%性能が向上し、高いパフォーマンスを発揮します。

 

6.78型のLTPO AMOLEDディスプレイは、最大185Hzのリフレッシュレートに対応。画面占有率94%の狭額縁と相まって、ゲームや動画を高い臨場感で楽しめるといいます。さらに、デュアルスピーカーとDirac Virtuoによる空間オーディオで、高音質も実現しています。

 

オンデバイスAI機能も充実し、会話をリアルタイムで文字起こしする「AI文字起こし機能」や、通話内容をリアルタイムで翻訳する「AI通話翻訳機能」などを、ネットワーク接続なしで使えます。ただし、発表時点ではベータ版となっています。言語は日本語を含む複数に対応しています。

 

シリーズは4モデルをラインナップ。ROG Phone 9(2モデル)、ROG Phone 9 Pro、ROG Phone 9 Pro Editionの3製品を用意し、ROG Phone 9はファントムブラックとストームホワイトの2色展開です。

ASUS JAPAN

ROG Phone 9 15万9800円(税込)

ROG Phone 9 Pro 18万9800円(税込)

ROG Phone 9 Pro Edition 23万9800円(税込)

Epic Gamesストア、Android向けにも週イチの無料ゲーム提供を開始!

Epic Gamesは、モバイル向けのEpic Gamesストアにおいて、毎週無料ゲームを提供するプログラムを開始しました。 この取り組みは先週から始まっており、日本国内のAndroidユーザーも無料ゲームを入手できます。

↑Image:Epic Games。今後はPC版ストアと同等の無料ゲーム提供が展開される、ということのようです。

 

今年初め、Epic GamesはiOSおよびAndroid向けにゲームアプリストアを公開しました。iOS向けストアはEU域内に限定されていますが、Android向けストアは日本を含む全世界からアクセス可能です 

 

当初、Android向けの無料ゲームは月1回のペースで配布されていましたが、現在は毎週木曜日(米国時間)に新たな無料ゲームが提供されています。 これにより、PCプラットフォームでの週間無料ゲーム配布と同等のサービスが提供されています。

 

Epic Gamesストアアプリは、Google Playストアではなく、Epic Gamesのウェブサイトからインストールする必要があります。その際、設定アプリの「セキュリティおよびプライバシー」内で「自動ブロッカー」を無効にするなど、いくつかの手順を踏む必要があります。詳細なインストール手順については、公式サイトをご確認ください 

 

最初の無料タイトルとして、『Super Meat Boy Forever』と『Eastern Exorcist』の2本が提供されており、これらは3月27日まで無料で入手可能です。 その後は別のタイトルに切り替わる予定のため、希望する方は早めのダウンロードをおすすめします。

 

Epic Gamesストアは無料ゲームの提供を通じて、モバイル版の認知度向上を図り、ユーザーに定期的なログイン習慣を促す狙いがあると考えられます。PC版ストアで過去に配布された無料ゲームの中にはAAA(超大作)タイトルも含まれており、モバイル版でも今後の展開が期待されます。

 

Source:Epic Games
via:9to5Google

超薄型の「Galaxy S25 Edge」、性能面は妥協なし? S25 Ultraと同等のベンチマーク結果が登場

サムスンは超薄型スマートフォン「Galaxy S25 Edge」の発売を予定しており、その厚さはわずか5.84mmであると報じられています。これほどまでに薄く、しかもフラッグシップモデルである以上、いくつかの仕様面で妥協があるのは避けられないと思われます。

↑Image:Sammobile。他のS25シリーズと同じくSnapdragon 8 Eliteを搭載するのであれば、冷却力やパフォーマンスをどれほど維持できるかも気になります。

 

なかでも最も大きな妥協点として挙げられているのが、背面カメラが2基構成であることです。また、他のGalaxy S25シリーズに搭載されているSnapdragon 8 Eliteの“低発熱版”が採用される可能性も指摘されています

 

しかしながら、最新のベンチマーク結果が発見され、Galaxy S25 Edgeが通常版のSnapdragon 8 Eliteを搭載しており、高性能となる可能性が裏付けられました。

 

韓国向けに販売されるモデル(型番SM-S937N)を対象としたこのテストでは、「Geekbench 6.4.0」においてシングルコアおよびマルチコアのスコアがGalaxy S25 Ultraとほぼ同等であることが示されており、処理性能に明確な妥協はないことがうかがえます。

↑Image:Geekbench Browser

 

Galaxy S25 Edgeがこの強力なチップをどこまで効率的に制御できるのかは、非常に興味深い点です。Galaxy S25の標準モデルでは、従来のS24に比べてベイパーチャンバー(冷却機構)が大型化されているものの、負荷が限界に達するとすぐにパフォーマンスが低下してしまう傾向があります。

 

一方で、Galaxy S25 Edgeには「薄いが大きい」ベイパーチャンバーが搭載されるとされており、約6.66インチの大型ディスプレイを採用しているとの情報もあります。これにより、標準モデル以上の冷却性能を発揮する可能性も考えられます。

 

実機を手に取って、その薄さや性能を確かめられる日が来るのを楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Geekbench Browser

via:Sammobile

2025年ビジネスPCのファーストチョイスかも。 AIフル活用の超軽量モデル「FMV Note U」レビュー

2025年1月にブランドリニューアルを行なった富士通クライアントコンピューティング(FCCL)のFMVシリーズ。刷新とともに新たにリリースされたノートPCが、若年層をメインターゲットに据えた「FMV Note C」と、AI活用に特化したCopilot+ PCの軽量ノート「FMV Note U」(以下、Note U)の2機種です。

 

この記事では、Copilot+ PC準拠のノートPCとして世界最軽量を誇るNote Uをレビューするとともに、実際にCopilot+ PCとしての使い勝手も紹介していきます。

 

Copilot+ PC準拠で14インチ世界最軽量。使いやすさが光るモバイルノート

↑FMV Note U。指3本で軽々と持てるほどの重量。日々の持ち歩きも苦にならない。

 

直近のFMVブランドの特徴のひとつに、多くの軽量ノートPCをラインナップしていることが挙げられます。現状、14インチディスプレイ搭載PCで世界最軽量の機種は同ブランドの「FMV ZERO」で、重量634gと圧巻の軽さを実現しました。同じ14インチディスプレイ採用のNote Uはそれにこそ及ばないものの、重量は1kg切りの848g。これは、Copilot+ PC準拠のノートPCとしては世界最軽量となっています。

 

実際にキッチンスケールで本体重量を測定してみると、821gとカタログ値よりもさらに軽い値となっており、指3本で軽々と持てるほどの重量でした。軽さに加え、アメリカ国防総省の調達規格である「MIL規格」準拠のテストをパスしている堅牢性の高さも魅力で、持ち運びの多いビジネスパーソンを意識した作りになっています。

 

展開してみると、まず目についたのはベゼルの細さ。特に左右のベゼル幅が小さく、通常の14型ノートよりもコンパクトな印象を受けます。

↑左右のベゼル幅は実寸で約4mm。上部のベゼルも約7mmと細め。

 

キーボードはテンキーなしで、「かな」を表記しない日本語配列を採用。一段下に下がったカーソルキーの横には「Copilotキー」が配置されています。タッチパッドは最近主流のクリック一体型ではなく、別途物理キーを搭載しているため、ドラッグ&ドロップなどがやりやすく感じて好印象でした。

↑キーボードにかな表記はないものの、しっかり日本語配列を採用。クセがなく使いやすい。

 

インターフェイスが豊富なことも特徴の一つです。左側面にはセキュリティロック、Thunderbolt 4(USB4 Gen3)Type-Cポート×2、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、ヘッドホン・イヤフォンジャックが並びます。

↑充電にはUSB Type-Cポートを使用する。7.5W(5V/1.5A)以上を供給可能な対応機種であれば、モバイルバッテリーからの充電も可能。

 

右側面には有線LANポート、映像出力用のHDMI端子、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、microSDカードスロットを用意。ビジネス用途などで求められるインターフェイスは一通り揃えているほか、microSDカードを利用できるのが特徴と言えます。

↑microSDカードスロットを用意しており、別途カードリーダーがなくともデータの読み出しや保存ができるのは便利。

 

同時期に発売された若年層向けモデルのNote Cはシンプルさを強みとしており、インターフェイスはType-Cポートが2基のみとかなり抑えられていました。スッキリとしていてデザイン的には好印象でしたが、ビジネスの現場で使用する場合はこのくらい豊富なほうが何かと安心と言えるでしょう。

 

メインのビジネスPCとして活躍できるスペック

本機種には店頭などで販売されるカタログモデルと、富士通のパソコン通販「WEB MART」のみで販売される、SSDやメモリーなどが選択可能なカスタムメイドモデルの2種類があります。

 

ここでは、カタログモデル(FMV UA-K1)の基本スペックをまとめてみました。

 

Note U スペック抜粋

CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 258V
コア数/スレッド数 8コア/8スレッド
動作周波数 Pコア:最大4.8GHz、低消費電力Eコア:最大3.7GHz
NPU インテル AI Boost(最大47TOPS)
GPU インテル Arc グラフィックス 140V(CPUに内蔵)
メモリー 32GB(オンボード/増設・交換不可)LPDDR5X-8533
ストレージ 約512GB SSD(PCIe Gen4)
ディスプレイ 14.0型ワイド、1920×1200ドット、ノングレア液晶
OS Windows 11 Home 64ビット版
ネットワーク Wi-Fi 7、Bluetooth v5.4、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
インターフェイス USB Type-C×2(Thunderbolt 4)、USB Type-A×2、HDMI、microSDカードスロット
Webカメラ フルHD Webカメラ(プライバシーシャッター付)、Windows Hello対応
バッテリー駆動時間 JEITA 3.0(動画再生時)約15.5時間、JEITA 3.0(アイドル時)約36.0時間
サイズ 308.8×209×15.8~17.3mm
重量 約848g
カラー ピクトブラック
オフィスソフト Microsoft 365 Basic + Office Home & Business 2024

 

スペック面で最初に注目したいのは、搭載CPUがインテルの「Core Ultra 7 258V」である点です。このCPUの大きな特徴は、AI系タスクの処理能力に優れるNPU(Neural Processing Unit)を内蔵していること。これにより画像認識や言語処理といったAIタスクを高速で実行できますし、本機が後述するCopilot+ PCについての要件を満たしているのも、ひとえにこの高性能なモバイル向けCPUを搭載しているがゆえです。

 

もう一つ、注目すべきポイントはバッテリー駆動時間でしょう。Core Ultraプロセッサーは省電力性にもすぐれており、本機種は動画再生時でも約15.5時間、アイドル時約36時間の長時間駆動を実現しています。まる一日ACアダプターを持ち歩かなくとも済むことで、本機の軽さを存分に活かせるのも大きな魅力ですし、1日ぐらいなら充電を忘れて外出しても何とかなります。

 

他のスペックに目を向けても、Wi-Fi 7の搭載、Office付属など、ビジネスPCに求めるものは一通り揃っている印象です。メモリーはオンボードのため増設・交換ができないものの、容量自体は32GBなので、ビジネス用途ならばほとんど問題にならないと言えるでしょう。

 

Copilot+ PCとしてもしっかり使える? Windows Insider Programでチェック

↑昨年から対応モデルがリリースされはじめたCopilot+ PC。今後増えるであろうAI系のアプリや機能をしっかり利用したい人にとっては特に注目に値する。

 

冒頭で述べたとおり、Note Uは”世界最軽量のCopilot+ PC”です。最近のモバイル系ノートPCにはこの”Copilot+ PC”に準拠したモデルが増えていますが、まだ登場からあまり時間が経っていないこともあり、そもそもこれが何かを知らない、という人も多いでしょう。ひとまずCopilot+ PCについて簡単に解説していきます。

 

まず「Copilot」とは、Microsoftが開発したAIアシスタントのことです。文章作成や画像生成など、さまざまなタスクを支援してくれる機能を揃えており、今後も徐々に機能が拡張されていく見込みです。そしてCopilot+ PCは、AI機能を最大限に活用するために設計されたWindows PCのことで、Microsoftが定める要件を満たしていれば、メーカーは「Copilot+ PC準拠モデル」として販売できます。

 

要件はいくつかありますが、代表的なものとして「40TOPS(1秒あたり40兆回の演算能力)以上のNPUを搭載すること」が挙げられます。簡単に言えば、AI系の処理が得意なNPU内蔵CPUを載せているかどうかがポイントなのです。上のスペック表にあるとおり、Note Uは最大47TOPSと要件をクリアしています。

 

「AI関連の処理が速くなるだけ?」と思われがちですが、そうではありません。そもそも、以下5つの機能は現時点でCopilot+ PCでしか実行できないものとなっており、Copilot+ PCに準拠していること自体にも意味があるわけです。

 

・フォトアプリの画像生成機能「イメージクリエーター」

・ペイントアプリの画像生成機能「コクリエーター」

・カメラ画像にエフェクトを掛けられる「Windows Studio エフェクト」

・字幕表示&翻訳機能「ライブキャプション」

・PC上で行なったあらゆる操作を記録しておき、後で検索できる機能「リコール」

 

例えば、ペイントアプリで使用できる「コクリエーター」は、大まかなラフスケッチをもとに画像を生成してくれるおもしろい機能です。コンテンツ制作などを行なっている人には大きな助けとなってくれそうですが、一般的なビジネスパーソンにとってはあまり使いどころはなさそうというのが正直なところです。

 

この5つの機能の中で、ビジネスで役に立ちそうなのは「ライブキャプション」と「リコール」でしょう。

 

Note Uならサクサク動くが、やはりプレビュー版なのがネック

・ライブキャプション

↑Note Uのメニュー画面には初期状態でライブキャプションが備わっている。

 

ライブキャプションはPCで再生中の音声を文字起こししてくれる機能です。

 

最大の特徴はアプリに依存しないことで、ブラウザーで再生中の動画やmp3のオーディオファイルなどの音声がリアルタイムでテキスト化されます。字幕機能のないニュース動画などにも字幕をつけられるなど、文字起こしの精度はかなり高いと感じました。

↑画面下部に字幕が表示されているのがわかる。

 

なお、「日本語の読み上げに日本語の字幕を付ける」ことは可能な一方で、「他言語から日本語への翻訳」機能が実装されていません。現時点では「他言語→英語」のみが対応しています。現状でも語学学習や聴覚障がい者のサポートなどに活用できますが、今後他の言語から日本語へのリアルタイム翻訳がスタートすれば、ビジネスを強力にサポートしてくれそうです。

 

・リコール

もうひとつ、ビジネスで使えそうだと感じた機能がリコールです。これは「PCで行なったあらゆる作業が自動的に記録され、あとから簡単に検索できるという」もの。ただしこのリコール、発表後はCopilot+ PCの目玉機能として話題を呼んだものの、同時にプライバシーに関する懸念が議論され、現時点でもまだ正式リリースに至っていません。

 

2025年3月現在、リコールは「Windows Insider Program」に参加することで正式実装前のプレビュー版を試用できます。実際にNote Uで試してみたところ、ちょっとした作業がすべて記録され、後から簡単に検索できたのは驚きでした。ビジネスで資料を作成する際などに大きく役立ってくれそうな機能だと感じます。

 

例えば、下の画面はリコールを立ち上げた際の画像です。上部のスライダーを操作することで、そのPCで行なった作業を時間軸で遡ることができます。

↑実際に記録された画面。ブラウザーやメモ帳など、アプリを横断して時系列を遡ることができる。

 

さらに、検索ボックスから該当する情報を探すことも可能です。例えば、下の画面は「Note U」というワードで検索した画面ですが、テキスト情報はもちろん、OCRで認識された「Note U」という画像の文字も検索結果に表示され、過去の情報を漏れなく表示してくれました。

↑検索には「テキストの一致」と「視覚的な一致」の2つがあり、後者は画像を認識している。

 

議論が巻き起こったとおり、設定によってはプライバシーの問題が発生する恐れも感じましたが、過去のデータ閲覧は顔認証または指紋認証が必須であることや、パスワードやクレジットカード情報は記録しない設定がデフォルトとなっていることなど、プライバシーには一定の配慮がされていると感じました。

↑プレビュー版のため、設定画面はすべて英語。記録から除外するアプリを指定できるなど、細かい設定が可能。

 

実際にNote Uでこれらの機能を試してみたところ、処理能力の不足を感じる点もなく、マシン自体は快適に動作していました。リコールに関してはプレビュー版ということで、時おり動作の安定性に不安を感じることもありましたが、正式リリースに至った際にはライブキャプションと合わせ、ビジネスシーンを一変させる可能性がある機能だと感じます。さきほど述べたとおり、そもそもCopilot+準拠のPCでなければ利用できない機能もあるので、これらの正式実装に備えるAI PCとして、Note Uを選ぶのはいい選択肢でしょう。

 

2025年のビジネスPCのファーストチョイスになりえる1台

上記で解説したライブキャプションやリコールはCopilot+ PCで使える機能ですが、Note UにはAIメイクアップアプリ「Umore」など、FMV独自のAIアプリも搭載されています。独自アプリも文書・資料の作成やオンラインミーティングなどビジネスで役立つものが多く、Copilot+ PCの機能とあわせて使えば、仕事の能率を高めてくれそうです。これらの独自アプリについては、「FMV Note C」のレビュー記事で解説しているので、こちらも参照してみてください。

 

ここまで解説してきたとおり、本機種は軽量・堅牢性・長時間駆動などに加え、AI特化のスペックなど、ビジネスノートPCとして非常に高い水準でまとめられた機種だと感じました。

 

カタログモデルの価格は実売29万3000円前後と決して安価な部類ではありませんが、AIの活用がより進むことが予想される2025年に買うPCなら、これをファーストチョイスにするのもアリと言えそうです。

次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」、カメラが1つ減る?! ただし…

サムスンは来年のフラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」を準備中とみられていますが、その試作機は背面カメラが3つとなり、SペンにBluetooth機能が復活し、新技術によりバッテリーが5000mAhを超える大容量との噂が報じられています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。強化と統合により、カメラ構成をスマートにまとめる意図があるのかもしれません。

 

リークアカウント@Vhsss_GodはXにて、Galaxy S26 Ultraのプロトタイプは背面に3台のカメラのみを搭載していると述べています。これは、前モデルであるGalaxy S25 Ultraが4台のカメラを持っていたのに対し、1台減るという構成になります。

 

この変更に関して、望遠カメラの1つが200MPに強化されるという別のリークと一致しています。S25 Ultraでは3倍ズームと4倍ズームの2つのカメラが搭載されていましたが、S26 Ultraではその2つの役割を1つの高性能カメラで兼ねる可能性があります。

 

さらに、@Vhsss_Godはこのプロトタイプにスタック型バッテリーが搭載されているとも報告しています。この新型バッテリーはすでに5500mAhの容量を実現しており、「さらに詰め込もうとしている」とのこと。前モデルのS25 Ultraが5000mAhだったことを考えると、約10%の増加となります。

 

スタック型バッテリーとは、電極とセパレーターを何層にも積み重ねる構造を持つバッテリーで、従来の巻取り型に比べてスペース効率に優れています。限られた本体サイズでも多くのセルを収納できるため、容量を大きくしつつ、薄型化にも対応しやすいことが特徴です。

 

一方で、サムスンが「シリコンカーボンバッテリー」の採用も検討しているという報道も過去にありました。この技術は、リチウムイオン電池の負極に使われているグラファイト(黒鉛)素材をシリコンに置き換えるもので、エネルギー密度が向上し、最大7000mAhの大容量を実現できる可能性があるとされています。今回の噂話とは食い違っていますが、サムスン社内でもどちらの技術を採用するか決定されていないのかもしれません。

 

さらに@Vhsss_Godは、Galaxy S26 Ultra用Sペンの試作機にはBluetoothが搭載されていると主張しています。前モデルのS25 Ultraでは、SペンからBluetooth機能が削除され、一部ユーザーからは不満の声も上がっていました。次期モデルでBluetooth機能が復活すれば、リモートシャッターやジェスチャー操作など、従来の便利な機能が戻ってくると期待できそうです。

 

Source:@Vhsss_God(X)

via:Wccftech

iPhone 17 Air用らしきケースが公開される。Androidみたい…

アップル製超薄型スマートフォン「iPhone 17 Air」のものとされるケース画像を、リークアカウントのソニー・ディクソン氏が公開しています。

↑Sonny Dickson/Xより。確かに一見iPhone用には見えませんが……。

 

iPhone 17 Airは6.6インチディスプレイを搭載し、「iPhone 17」シリーズのなかで最も薄い本体サイズとなります。背面にはシングルカメラと横長のカメラ突起を配置し、高密度バッテリーや省電力な「C1」モデムチップを採用。なお、物理SIMカードスロットは搭載されないようです。

 

今回のiPhone 17 Airのケースを見ると、本体背面には横長のカメラバーを搭載。また、ケースには無線充電機能「MagSafe」や、「カメラボタン」「アクションボタン」が存在しています。全体的な外観はスリムかつミニマルで、約5.5mmのiPhone 17 Airにあわせたスタイルとなっています。

 

ディクソン氏は今回のケース画像について、「もしiPhone 17 Airの登場を知らなければ、グーグルの『Pixel』スマートフォンのケースだと思うだろう」と語っています。確かにiPhone 17 Airの背面のカメラ突起は、Androidスマートフォンのようです。

 

iPhone 17 Airは他のiPhone 17シリーズとともに、今年9月の発表が期待されています。超薄型モデルのiPhone 17 Airには、私達を驚かせてくれるデザインで登場してほしいものです。

 

Source: MacRumors

iPhone 17、アップル独自のWi-Fiチップを搭載か

今年のリリースが期待される「iPhone 17」シリーズでは、アップル独自開発のWi-Fiチップが搭載されると、海外アナリストが報告しています。また来年の「iPhone 18 Pro/Pro Max」 には、アップルのモデムチップ「C2(仮称)」が搭載されるかもしれません。

↑Martn/Adobe Stockより。モデムチップに続き、Wi-Fiチップも自社製化の可能性があります。

 

アップルは先日発売を開始した「iPhone 16e」にて、初となる独自開発のモデムチップ「C1」を搭載しました。一方でWi-FiやBluetoothのチップには、他社製品を採用しています。

 

アナリストのジェフ・プー氏によれば、アップルの独自Wi-Fiチップの開発は2024年前半には確定していたとのこと。このチップは最新の「Wi-Fi 7」に対応し、「iPhone 17/17 Air/17 Pro/17 Pro Max」に搭載され、今年後半にデビューすると伝えています。

 

Wi-Fi 7は2.4GHz/5GHz/6GHzの周波数帯を同時に利用することで、高速かつ低遅延、さらに信頼性の高い接続が可能になります。現行モデルの「iPhone 16」シリーズもWi-Fi 7に対応しており、「Wi-Fi 6E」と比較して4倍以上の速度向上、最大40Gbps以上のピーク速度が利用可能です。

 

プー氏はそれだけでなく、iPhone 18 Pro/Pro Maxに搭載されるC2はC1と比較してより高速になり、アメリカ向けには「ミリ波(mmWave)」に対応すると報告しています。C2はさらに、電力効率も向上するとのこと。なお今年の「iPhone 17 Pro/Pro Max」には、クアルコムのモデムチップが搭載されるようです。

 

アップルとクアルコムのモデム供給計画は2027年3月まで続くため、アップルは独自開発モデムへの移行に十分な時間があります。アップルはモデムチップの開発に数年前から取り組んでおり、次世代のC2、およびそのあとの「C3」開発にもすでに取り組んでいるとされています。アップルのプロセッサ「Aシリーズ」と同じように、同社のモデムチップもますます進化することになりそうです。

 

Source: MacRumors 1, 2

好きなコンテンツをシェアできる! カセットテープをモチーフにしたキーチェーン「MUSIC TOUCH」

ユニバーサル ミュージックは、“カセットテープ”をモチーフにした、ミュージックキーチェーン「MUSIC TOUCH(ミュージック タッチ)」の新色20色を含む全25色を、2025年3月21日に発売しました。実売価格は1980円(税込)。

「MUSIC TOUCH(ミュージック タッチ)」。

 

記事のポイント

レトロなカセットテープ型の本体がキュートな新感覚のキーチェーン。お気に入りのコンテンツにすばやくアクセスできるので、使い方次第で色々遊べそう。プレゼントにも◎。

 

「ミュージックキーチェーン」はカセットテープをモチーフに作成されたユニバーサル ミュージックのオリジナルデザインのミュージックキーチェーンです。本体にNFCチップが内蔵されており、お気に入りの音楽配信サービスや動画サイトのコンテンツURLを記録可能。スマートフォンを近づけるだけで、テキストリンクやQRコードの読み込みが不要で、すばやくコンテンツにアクセスできます。

 

内蔵のNFCチップは何度でも書換可能で、アプリ「BUDDY」を利用してユーザーが任意のコンテンツを書き込むことができます。お気に入りのコンテンツを誰かとシェアしたり、書き込んだMUSIC TOUCHをプレゼントしたりと、アイデア次第で様々なシーンで活用可能です。

 

今回は、2024年末に発売となった5色に新色20色を加えた全25色での発売となります。豊富なカラーバリエーションの中からお気に入りカラーの「MUSIC TOUCH」にお気に入りコンテンツを書き込めば、自分だけのキーホルダーとして楽しむことができます。

 

MUSIC TOUCHは、全国の蔦屋家電・蔦屋書店・TSUTAYA BOOKSTORE 20店舗、およびユニバーサル ミュージック公式通販サイトUNIVERSAL MUSIC STOREで販売中です。

 

●アプリ「BUDDY」とは

アプリ「BUDDY」はTwoGateが提供するスマートフォン用アプリ(https://buddy-media.jp/)。あなたの好きなアーティストや声優の特別なコンテンツを楽しんだり、音楽や映像のURLをNFCに書き込むことで友達と交換したり、勧めたりすることができます。

 

ユニバーサル ミュージック
ミュージックキーチェーン「MUSIC TOUCH」
2025年3月21日発売
実売価格:1980円(税込)

AI学習で邪魔なノイズをカット! 世界初のUSBマイク用ポッドキャストレコーダー「PodTrak P2」

ズームは、バックグラウンドノイズを劇的に低減するAIノイズリダクション機能を搭載する、世界初のUSBマイク用ポッドキャストレコーダー「PodTrak P2」を、2025年3月下旬より発売します。直販価格は1万4900円(税込)。

「PodTrak P2」。

 

記事のポイント

USBマイクを最大3つまで接続できるUSBオーディオインターフェイス。機能を絞ってシンプルにまとめているので、これからポッドキャスト配信を始めたいという方にオススメ。

 

「PodTrak P2」は、2つのUSBマイク入力と2つのヘッドフォン出力を備える、ポッドキャスト収録に特化したオーディオレコーダーです。コールインゲストを含む3人分の音声を収録可能(USBマイク1、USBマイク2、USB入力)。

 

ノイズ成分を学習するAIノイズリダクション機能を搭載し、会話の音質はそのままに、空調音などの不要なバックグラウンドノイズを劇的に低減。AIノイズリダクション機能の他にマイクと口の距離が変わっても声の大きさを一定に保って十分な音圧を確保する「COMP」と、歯擦音を抑えながら声の輪郭を明瞭にする「TONE」を備え、オーディオ編集なしで即配信できるレベルの高品質なポッドキャスト収録を実現します。

 

ビデオポッドキャスト収録の音声入力に使えるUSBオーディオ・インターフェース機能(Windows/Mac/iOS/Android対応)を備え、USBで送りながらP2本体にバックアップ録音が可能。24bit/48kHzのWAVフォーマットでmicroSDカード(別売)に記録できます。

USBマイク入力は両サイドに備えています。

 

電源は、単3電池4本またはUSB電源(モバイルバッテリー/ACアダプタ/バスパワー)で動作します。単3アルカリ電池4本使用時の連続駆動時間は約3.5時間。

 

持ち運びに便利な、本体質量226gで手のひらサイズの軽量コンパクト設計で、操作しやすい入力ボリュームと高輝度で見やすいレベルメーターを備えています。

 

ズーム
USBマイク用ポッドキャストレコーダー「PodTrak P2」
2025年3月下旬発売予定
実売価格:1万4900円(税込)

アップルの折りたたみ端末、バッテリー駆動時間に関する噂

アップルが折りたたみディスプレイの電力効率を向上させる取り組みを進めていると、海外リークアカウントが伝えています。

↑guteksk7/Adobe Stockより。折りたたみ端末はバッテリーも注目ポイントになりそうです。

 

アップルが「折りたたみiPhone」や「折りたたみMacBook(折りたたみiPad)」を開発しているという噂は、以前から存在していました。折りたたみiPhoneは2026年、折りたたみMacBookは2027年の発売が予測されています。

 

中国語SNSのWeiboユーザー・Phone Chip Expertによれば、アップル初の折りたたみディスプレイは「ディスプレイドライバIC(集積回路)」を28nmから16nmへと縮小することに成功したとのこと。この大幅な進歩により、バッテリー駆動時間が大幅に伸びる可能性があるというのです。

 

アナリストのジェフ・プー氏によれば、アップル初の折りたたみ端末はフォックスコンで「新製品導入(NPI)フェーズ」に入ったばかりであり、量産開始は2026年後半になると予測しています。そして製品の発売時期は、来年末から2027年初頭のいずれかになるようなのです。

 

今回の情報をもたらしたPhone Chip Expertは、「iPhone 7」への耐水性能の採用や、「iPhone 14」シリーズの搭載チップ、「Appleシリコン」を用いたサーバーの構築など、さまざまな情報を言い当てています。アップルの折りたたみ端末も、十分なバッテリー駆動時間を備えていることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

ごちゃつきがちな電源まわりがスッキリ片付く電源タップホルダー

サンワサプライは、デスクやラックの脚にしっかり固定できる電源タップホルダー「TAP-CLAMP2シリーズ」を4月上旬に発売予定です。カラーはブラックとホワイトの2色。実売価格は1760円(税込)。

電源タップホルダー「TAP-CLAMP2シリーズ」

 

記事のポイント

ごちゃごちゃしがちな電源タップをデスクの脚などに固定できるホルダー。床やデスクに置くより掃除もしやすく、見た目もスッキリします。デスクまわりが散らかりやすい人にオススメ。

 

本品は、挟むだけのシンプルな構造ながら、高い保持力で電源タップのズレや落下を防ぐホルダー。伸縮機能付きのタップホルダー部により、様々なサイズの電源タップに対応します。タップをしっかり固定するので、手で押さえなくてもプラグの抜き差しができます。

 

床などに直接置いていたタップを柱に取り付けることで、ケーブルをスッキリ整理できます。掃除もしやすく、足を引っかけるリスクも減り安全性が高まります。

 

円柱・角柱の両方に対応しているので、デスクの脚や柱、モニターアームなど様々なところに取り付け可能。タップ部には表面を傷つけにくい滑り止めを採用しています

 

サンワサプライ
電源タップホルダー「TAP-CLAMP2シリーズ」
2025年4月上旬発売予定
実売価格:1760円(税込)

Windows 11の新機能が準備中。「自分のPCの弱点が分かる」ってどういうこと?

マイクロソフトは、Windows 11にPCの弱点を分かりやすく解説するFAQ(よくある質問)セクションを追加する計画を進めていることが明らかになりました。

↑rvlsoft/Adobe Stockより。PCに詳しくなくても問題把握がしやすくなるのはいいかもしれません。

 

Windowsウォッチャーであるphantomofearth氏が、今週初めに公開されたWindows 11の最新開発者向けビルドでこの新機能を発見しました。マイクロソフトは現時点で公式発表をしておらず、この機能はまだ非表示になっており、ユーザーが手動で有効にする必要があります。

 

このFAQセクションでは、RAM容量の不足やGPU性能の限界がPCの動作にどのような影響を与えるのかを分かりやすく説明します。具体的には、システム設定アプリ内に追加される予定です。

 

例えば「RAMが少ないとどのようにパフォーマンスに影響するのか」「GPUメモリが4GB未満の場合、どのような制限があるのか」「最新バージョンのWindows 11を使用していないとどうなるのか」といった注意点が表示される仕組みです。

 

この機能のメリットは、専門的な知識がなくても自分のPCの弱点を把握できることです。また、どのハードウェアをアップグレードすべきかの判断材料になり、PCの動作が遅い原因を特定するのにも役立ちます。結果として、自分のPCで「できること」と「できないこと」の理解が深まるでしょう。

 

かつてマイクロソフトは、PCの性能をスコア化する「Windows エクスペリエンスインデックス」を提供していましたが、新機能はそれをより実用的な形で進化させたものと言えます。単にスコアを示すだけでなく、具体的な説明や推奨事項が表示されるため、ユーザーにとってより役立つものになると考えられます。

 

このFAQ機能が開発者向けビルドに含まれていることから、数か月以内に正式リリースされる可能性もあります。ただし、開発の途中で撤回されるかもしれず、続報を待ちたいところです。

 

Source:phantomofearth(Bluesky)
via:The Verge

期待の廉価折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip FE」、今年秋から年末頃の発売になる? 結局SoCは…

サムスンは今年、縦折りの「Galaxy Z Flip7」と横折りの「Galaxy Z Fold7」を発売すると見られています。それに続く形で、廉価モデルの「Galaxy Z Flip FE」も投入される予定で、先述の2機種の発売から数か月後に登場すると報じられています。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。こちらは従来機種のGalaxy Z Flip6ですが、次世代ではSoCが自社製に変更される可能性もあります。

 

この情報は韓国メディアThe Bellが伝えたものです。これまでの発売スケジュールを考えると、Galaxy Z Flip7は2025年7月頃に登場する可能性が高いでしょう。そうなると、Galaxy Z Flip FEは秋から年末頃の発売になるかもしれません。

 

特に注目すべき点は、Galaxy Z Flip FEの搭載チップがサムスン製「Exynos 2500」になるとされていることです。当初、このチップはGalaxy Z Flip7に搭載される予定でしたが、製造の難航により、対象を廉価モデルのGalaxy Z Flip FEに変更したと報じられています。しかし、Galaxy Z Flip7の発売から数か月後のタイミングであれば、Exynos 2500の供給にも十分な余裕があるというわけです。

 

さらに、サムスンは次世代チップ「Exynos 2600」を、来年の「Galaxy S26」シリーズ向けに準備を進めているとも報じられています。

 

数か月前には、Galaxy Z Flip7はクアルコムのSnapdragonチップを採用せず、完全にExynos 2500へ切り替えられるとの予測がありました。しかし、今回の情報が正しければ、Galaxy S25シリーズと同じ高性能なSnapdragon 8 Eliteが搭載される可能性も高まりそうです。

 

Source:The Bell
via:9to5Google

次期「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」の充電速度が判明。従来から進化なし?

サムスンが開発中と噂の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold7」と「Galaxy Z Flip7」が中国の3C認証サイトに登場し、充電速度などの仕様が明らかとなりました。

↑Wongsakorn/Adobe Stockより。一足先に仕様が判明しました

 

3C認証とは、中国の「強制製品認証制度(CCC: China Compulsory Certification)」のこと。中国国内で販売や輸入される製品が、安全性や品質基準を満たしていることを確認するための強制的な認証制度です。ここから正式発表前の新製品に関する詳細が判明することもよくあります。

 

これによると、Galaxy Z Fold7とZ Flip 7のモデル番号は「SM-F9660」と「SM-F7660」となっています。両方とも対応する急速充電器としてモデル番号「EP-TA800」が記載されており、昨年のGalaxy Z Fold6およびZ Flip6と同じく25Wの有線充電に対応していると示唆しています。

 

この充電速度は、2020年に登場したGalaxy Z Fold2から変更されていません。サムスンは2022年発売のGalaxy Z Flip4でも同じ充電速度を採用し、最新のZ Flip6でも引き継がれています。

 

認証リストには、これ以上の詳細な情報は書かれていません。充電速度は改善されないようですが、両モデルとも順調に発売へと近づいているようです。

 

これまでの噂話では、Galaxy Z Fold7は200MPのメインカメラと改良されたディスプレイ下カメラセンサーを搭載すると報じられています。つまりGalaxy Z Fold6と比べてメインカメラの画素数が4倍になり、折りたたみ画面内にある自撮りカメラの撮影クォリティが上がる可能性があります。

 

また内側の折りたたみ画面が8.2インチ、外側が6.5インチとなり、どちらも大型化するとの噂もあります。そして折りたたむと9.5mm、開いた状態ではわずか4.5mmもの薄さになると言われています

 

かたやGalaxy Z Flip 7は、4300mAhもの大容量バッテリー(Z Flip6は4000mAh)を搭載し、折りたたみ画面は6.85インチ、外側ディスプレイは4インチとなり、ともに大型化すると報告されていました。今後の、さらなる続報を待ちたいところです。

 

Source:91mobiles

とにかくタフなスマホ!高耐久&長寿命が魅力、シャオミ「Redmi Note 14 Pro 5G」

シャオミ・ジャパンは、耐久性とバッテリー性能を向上させたスマートフォン「Redmi Note 14 Pro 5G」を3月22日より順次発売。AIを活用したカメラ機能が豊富です。

記事のポイント

スマホは一度買うと、数年にわたる付き合いになる人が多いはず。AI機能はもちろん重要ですが、さまざまな場所に持ち運んで長く使ううえで、「高耐久である」点は譲れない要素では。4月20日までの期間中、Redmi Note 14 Pro 5Gを買うと、製品の急速充電に対応した67W充電器がもらえるキャンペーンを実施しています。なくなり次第終了なので、気になる方はお早めに。

 

アウトカメラは2億画素のメインカメラを含むトリプルレンズ構成で、光学式手ブレ補正(OIS)にも対応。夜景撮影や最大4倍のロスレスズームが可能です。Xiaomi Imaging Engineにより、AI消しゴムPro、AI画像拡張、AIボケ処理、AIカットアウトなど、AIを活用した撮影・編集機能も利用できます。

 

耐久性も特徴の一つです。ディスプレイにCorning Gorilla Glass Victus 2 を採用し、落下や傷に強い設計です。筐体もアルミニウム複合フレームや衝撃吸収フォームなどで保護されています。

 

「300回のローラー耐久試験」「3000回の圧縮試験」などの各種試験もクリアしており、IP68の防水防塵設計。水深1.5メートルで30分間の水没に耐えることができるとのこと。また、濡れた手でも操作できるウェットタッチテクノロジーも搭載しています。


5110mAhの大容量バッテリーを搭載し、バッテリー充電管理システムにより、バッテリーの劣化を効果的に遅らせることができる、としています。約4年間使用した場合でも、80%のバッテリー容量を維持できるそう。OSアップデートは最大3回、セキュリティパッチは4年間提供されるので、長期間安心して使えます。

 

そのほか、Google Gemini、Googleかこって検索にも対応しています。

 

シャオミ
Redmi Note 14 Pro 5G
価格: 8GB/256GBモデル:4万5980円(税込)、12GB/512GBモデル:5万5980円(税込)
カラー: ミッドナイトブラック / ラベンダーパープル / コーラルグリーン
販売チャネル: 量販店、Xiaomi Store、オンラインストア

iPhone 17、全機種が2400万画素のフロントカメラを搭載するかも

今年後半に発売される4モデルの「iPhone 17」シリーズでは、アップグレードされた2400万画素のフロントカメラが搭載されると、アナリストのジェフ・プー氏が報告しています。

↑アップルより。フロントカメラも高画素化の流れが来るかもしれません。

 

現行モデルの「iPhone 16」シリーズでは、全モデルで1200万画素の「TrueDepth」フロントカメラを搭載しています。一方でプー氏によれば、「iPhone 17」「iPhone 17 Air」「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」の4機種では、フロントカメラが2400万画素に強化されるというのです。

 

iPhone 17シリーズのフロントカメラについては、別のアナリストのミンチー・クオ氏が、「すくなくとも1機種のiPhone 17に、2400万画素のフロントカメラが搭載される」と報告していました。カメラの解像度が2400万画素にアップグレードされることで、写真を大きくトリミングしても画質が劣化しにくいと予測しています。

 

プー氏はその他にも、iPhone 17 Pro/Pro Maxに12GBのRAMと、4800万画素の望遠カメラが搭載されると報告しています。また、搭載される「A19/A19 Pro」チップには、TSMCの第3世代3nmプロセスが用いられるようです。

 

iPhone 17シリーズは、今年も9月に発売される見込みです。今回予測されているアップグレードが正しいのか、今から楽しみにしたいものです。

 

Source: MacRumors

アップルの大画面折りたたみ製品、搭載OSの噂

アップルからの投入が噂されている「大画面折りたたみ製品」は、OSに「macOS」を搭載すると、アナリストのジェフ・プー氏が述べています。

↑Thawinrat/Adobe Stockより。折りたたみ製品に関する噂がますます増えてきています。

 

プー氏の予測によれば、アップル初の折りたたみ製品は2機種が2026年後半に量産されるとのこと。そして、製品は2026年または2027年に発売されます。折りたたみ製品のうちの一つは、内側に7.8インチのディスプレイを搭載した「折りたたみiPhone」です。

 

そしてもう一つは、内側に18.8インチディスプレイを搭載した「MacBookとiPadのハイブリッド製品」です。これはiPadOSではなくmacOSを搭載した、いわば「タッチスクリーン搭載Mac」に相当するようです。

 

ブルームバーグは以前、今年リリースされる「iOS 19」と「macOS 16」におけるデザイン変更が、「折りたたみ製品やタッチスクリーン搭載Mac」のための土台になると報じていました。またウォール・ストリート・ジャーナルは、アップルの18.8インチ製品が「ノートパソコンとして機能することを意図している」とも予測しています。

 

折りたたみスマートフォンでは若干出遅れているアップルですが、今後折りたたみiPhoneやMacが続々と登場するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: MacRumors

一安心。iPhone 17 AirにはMagSafeがある模様

超薄型モデル「iPhone 17 Air」のダミーモデルとされる画像を、リークアカウントのソニー・ディクソンが投稿しています。

↑Sonny Dickson/Xより。「iPhone 16e」にはMagSafeがありませんでした。

 

今年の「iPhone 17」シリーズでは、標準モデルの「iPhone 17」、超薄型モデルのiPhone 17 Air、上位モデルの「iPhone 17 Pro/Pro Max」の投入が期待されています。また、iPhone 17 AirやiPhone 17 Pro/Pro Maxでは本体上部に横長のカメラ突起が搭載されることも噂されています。

 

今回のダミーモデルは、アクセサリメーカーがケースなどを設計するために利用するものです。画像をみると、iPhone 17 Air/Pro/Pro Maxには長方形のカメラ突起が存在していることがわかります。一方で、iPhone 17は従来どおりの縦長のカメラ突起が存在しています。

 

そして背面カメラの下部には、4モデルともワイヤレス充電機能「MagSafe」が存在しています。先日発売された「iPhone 16e」にはMagSafeが無かったので、これは一安心でしょう。また本体サイドには、全モデルとも「アクションボタン」「カメラボタン」が搭載されています。

 

ダミーモデルを比較する限り、iPhone 17 Airは噂通りの超薄型な本体となるようです。iPhone 17 Airが本当にこのままの姿で登場するのか、今年秋の発表を楽しみにしたいものです。

 

Source: Sonny Dickson / X via MacRumors

「Googleアシスタント」が終了に向かう。今後はどうなる?

Googleは今後数カ月をかけて、モバイルデバイスのGoogleアシスタントを生成AI「Gemini」に置き換えることを発表しました。

↑Koshiro K/Adobe Stockより。数ヵ月かけてGeminiへの置き換えが進められるようです。

 

2025年後半までに、従来のGoogleアシスタントはほとんどのモバイルデバイスで利用できなくなる見通しです。また、モバイルアプリストアからのダウンロードもできなくなります。

 

この移行は、スマートフォンだけでなく、タブレット、自動車(車載システム)、ヘッドホン、スマートウォッチ、その他のスマホと連携するデバイスも対象となります。また、スピーカーやディスプレイ、テレビなどの家庭用デバイス向けには、Geminiを活用した「新しい体験」が提供される予定です。

 

ただし、次のデバイスはGeminiへの移行対象外となります。

  • Android 9以前のOSを搭載したデバイス
  • RAM 2GB未満のデバイス

 

Googleアシスタントは2016年に登場し、約10年にわたり音声アシスタントとして活躍してきました。しかし、生成AI技術の進化に伴い、より高度なGeminiに置き換わる形となります。

 

過去1年間に発売されたGoogle Pixel、サムスン、OnePlus、モトローラ製のスマホは、GoogleアシスタントからGeminiに置き換えられています。Googleも「すでに何百万人ものユーザーが切り替えている」と述べています。

 

Geminiは2024年にリリースされた当初、スマホでの利用には多くの機能が不足していました。しかし、その後のアップデートにより、ロックを解除せずにさまざまな機能が使えるようになり、一般的な質問への回答、リマインダーの作成、電話の発信やテキストメッセージへの応答などが可能となっています

 

今後さらにGeminiが進化し、日常生活をより快適にすることを期待したいところです。

ちょっとガッカリ? 次期「Pixel 10」シリーズの搭載チップ、Pixel 9とほぼ同等か

Googleは次期「Pixel 10」シリーズに搭載する「Tensor G5」チップをゼロから設計し、従来の「Tensor G4」から大幅に進化させると噂されていました。しかし、実際にはG4と製造元が変わるだけで、中身は同じチップだと著名リーカーが主張しています。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。基本的なパフォーマンスは大きく向上しない可能性が出てきました。

 

リークアカウント@chunvn8888は、「G5は基本的にTSMC製造版のG4」だと述べています。同アカウントは、サムスンのOne UIアップデートやGalaxy AI機能、GoogleのPixelシリーズについて精度の高い情報を提供してきた実績があります。

 

これまでのTensorチップは、サムスンが設計したExynosチップをベースにしており、製造もサムスンが担当していました。しかし、iPhoneのAシリーズチップや、サムスンがハイエンド製品に採用しているクアルコムのSnapdragonチップほど高性能ではありませんでした。

 

Tensor G5では、Googleが自社設計を行い、世界最大の半導体ファウンドリ(受託製造企業)であるTSMCが製造を担当すると考えられています。そのため、大幅なパフォーマンス向上とバッテリー寿命の改善が期待されていました。しかし、今回のリーク情報が正しければ、Tensor G5チップは製造元が変わるだけで、基本的な性能はG4と変わらない可能性があります。

 

それでも、プロセスノードがTensor G3とG4の製造に使われた4nmノードから、TSMCの第3世代3nmノード「N3P」に移行すれば、それだけで性能と電力効率の向上が見込めるでしょう。一般的に、回路線幅が小さくなるほどチップの性能と効率はアップする傾向があるからです。

 

一方で@chunvn8888によると、G5チップは引き続きUFS 3.1ストレージを採用するとのことです。競合他社のハイエンド製品はすでに高速なUFS 4.1へ移行しているため、この点では時代遅れとなる可能性があります。

 

実際、Tensor G5を搭載したPixel 10標準モデルのベンチマーク結果が公開されましたが、Pixel 9よりもスコアが低いという結果が出ています。発売までは数ヶ月あるため、今後の調整によって改善される可能性もありますが、現時点では不安が残る状況です。

 

最近、Pixel 10シリーズの予想CG画像が公開され、標準モデルにも望遠レンズが搭載される可能性が浮上しています。今後の続報に注目したいところです。

 

Source: @chunvn8888 (X) 
via: PhoneArena

事前の設定が必須! 災害時の「iPhone」「Apple Watch」活用術と操作方法をガジェットのプロが伝授

災害はいつ発生するかわからないもの。いざというときに、慌てず、的確な行動を選択できるようにするためには、日頃からの防災を意識した準備が欠かせません。防災グッズや備蓄の準備がひと段落したら、日頃身につけているスマートフォンやスマートウォッチを駆使した防災対策もしっかり考えておきたいところ。

 

そこで今回は、国内での利用率が高い「iPhone」や「Apple Watch」に関する準備や心構えについておさらい。これらの機器における、迅速な避難や安全確保のために役立ちそうな設定・機能や、あらかじめ備えておきたいことなどを、ガジェットライターの井上 晃さんに聞きました。5つのポイントにわけてご紹介します。

 

1.防災に備える準備をしておこう

まずチェックしておきたいのが、iPhoneの標準機能に関する設定です。

 

「とくに重要になるのは、気象庁や政府が発信する災害情報をリアルタイムで受信するための「緊急速報」。これについては、「設定」アプリの「通知」画面の最下部にある「緊急速報」の項目が有効になっているかどうかを確かめておきましょう」(ガジェットライター・井上 晃さん、以下同)

 

「常に警報音を鳴らす」が有効になっていれば、消音モードの場合でも警報音が鳴るそうです。

↑「設定」アプリで「通知」→「緊急速報」と画面を進め、設定の状態を確認しておきましょう。

 

一方、防災関連の詳細な情報を得るには、サードパーティアプリを活用することが必要になると井上さんは言います。

 

サードパーティ製アプリまで範囲を広げると選択肢は膨大になるので、おすすめのアプリを2つ教えてもらいました。

 

「1つ目は『Yahoo! 防災速報』です。自宅や実家などのエリアを指定しておくことで、気を付けるべき災害や犯罪などの情報について、こまめに通知が届くようになり、防災マップや防災手帳なども同アプリ内から確認できます。
2つ目は『全国避難所ガイド』です。周辺のハザードマップや避難所の位置を端的に確認できます。たとえば、洪水や津波で注意しなくてはいけないエリアを視覚的に把握しやすいので、生活圏で備えておくのにはもちろん、引越し先の候補地や、旅行先の周辺情報などをリサーチする際などにも活躍します」

 

2緊急時の操作をチェックしておこう

続いて、万が一の事態に命を守るための操作についてです。

 

「iPhoneには、簡単な操作で、警察(110)や、海上保安庁(118)、火事/救急車/救助(119)のどれかに電話を発信できる『緊急SOS』機能が備わっています」

 

緊急SOSを発信するには、サイドボタンと音量ボタン(上下どちらでもOK)を同時に長押しすればOK。画面に表示された「緊急SOS」のスライダーを操作するか、そのままボタンを長押しし続けるか、どちらかの操作をすれば緊急SOSの画面が開くので、そこで発信先を選択しましょう。

↑サイドボタンと音量上下キーを同時に押し続けると「緊急SOS」の画面が起動します。

 

また、緊急SOSは普段意識しない機能のため、これを機に関連の設定もチェックしておくのがいい、と井上さんは言います。

 

「『設定』アプリの『緊急SOS』の項目に集約されています。たとえば『サイドボタンで通報』がオンになっていれば、サイドボタンを5連続で押す操作で、素早く緊急SOSを実行できるようになります。
また、『ヘルスケア』アプリで、家族や親戚、友人などを緊急連絡先として登録しておくことも可能です。こちらの設定をしておくと、緊急SOSを発信した旨と、現在地情報が指定の連絡先に共有されるようになります」

 

なお、Apple Watchでも、通信環境が整っていれば、緊急SOS機能を利用できます。こちらは、より身につけている時間が長いため、自分の身を守るためには覚えておきたいところ。

 

「サイドボタン」(Digital Crownではない細長い方のボタン)を長押しすることで、同様の操作ができます。上位モデルの「Apple Watch Ultra」の場合は「アクションボタン」の長押しでも同様の挙動になります。

↑Apple Watchも通信環境が整っている状態ならば、サイドボタンを長押しから「緊急SOS」を利用できる。

 

「こうした緊急SOSは、大規模な災害よりも、事故や病気の際により役立つことが期待できるものではありますが、操作を把握しておいて損はありません。
ポイントは、ロックを解除できない他人のiPhoneでも利用できること。万が一の際に、サッと扱えるよう、平時のうちに操作の流れをイメージしておくことが重要です。ただし、誤発信してしまうことはないよう気をつけてくださいね」

 

3位置情報の共有の仕方を確認しておこう

外出先で被災した場合には、音声やテキストでの安否確認のほか、家族や友人などに現在地を伝えられるとより安心でき、行動計画も立てやすくなるでしょう。

 

「iPhoneには位置情報を共有するための複数の手段がありますが、いざというときに使えないのは困るので、家族同士でお互いにチェックしやすい方法を、予備を含めて、平時にいくつか確認しておくおのがベター。
具体的には、『メッセージ』アプリ内での位置情報の共有や、『探す』アプリでの位置情報の確認、あるいは『LINE』や各種SNS等での共有操作などが候補です」

 

たとえば、iOS標準の「メッセージ」アプリでは、チャットを開いた画面で「+」をタップし「位置情報」を選択することで、現在地や場所を指定した位置情報などを相手に共有できます。

 

連絡先がわかっている相手に対して、シンプルな操作で位置情報を共有できるので、何度か練習しておくと良いかもしれません。

↑「メッセージ」アプリの宛先に位置情報を送りたい相手を入れてから、「+」をタップ(左)。一覧から「位置情報」を選択し(中)、マップ上でピンの場所を定めて「ピンを送信」をタップすれば送れます(右)。

 

4.伝言板サービスの候補も決めておこう

ただし、大規模な災害時には、電話やチャットが使える状態とは限りません。避難時にスマートフォンを紛失したり、破損したりしている可能性もあります。

 

万が一連絡が取れなくなる場合のことも想定して、「伝言板」の使い方も把握しておく方がいいと井上さんは付け加えます。

 

「被災地への通信が増加し、通話がつながりづらい状態などになると、災害用伝言ダイヤル(171)の提供が開始されます。『171』=『イナイ』で覚えておきましょう
たとえば、伝言を残す場合には、固定電話または携帯電話から、この171に電話をかけ、自動音声に従って、『1』をプッシュ。相手の電話番号を入力し、30秒の音声メッセージを残すという流れです。
細かい使い方は、NTT東日本西日本のWebページにて解説されているので、目を通しておきましょう。ちなみに、大手携帯キャリアが展開する伝言板アプリなども多数あるので、こちらも有事の際にどれを使うのか、家族で事前に打ち合わせしておくことが重要になります」

↑大手キャリアの場合、NTTドコモは「災害用キット」アプリ(左)を、auは「+メッセージ」アプリ(中)内の公式アカウントである「au災害対策」を、ソフトバンクは「災害用伝言板」アプリ(右)をチェックしておこう。

 

5バッテリー管理の基本を覚えておこう

災害時の初期対応が終わり、もし充電手段が確保できていない場合には、スマートフォンなどのバッテリーを節約するのが大切です。この際のポイントが大きく2つあると、井上さんは言います。

 

「1つ目は、iPhoneの電源をオフにするか、使うとしても『低電力モード』に切り替えておくことです。複数の設定を手動で制御するよりも確実にバッテリーを節約できます。
2つ目は、Apple Watchを利用している場合には、その電源をオフにすることです。基本的には、Apple Watchとの接続によって、iPhoneのバッテリー消費は早まりやすくなりますので、細かい制御は考えず、iPhoneの電源を長持ちさせるように割り切るのがよいでしょう」

↑「設定」アプリで「バッテリー」を選択(左)、「低電力モード」のスイッチをタップしてオンに(中)、低電力モードが有効になるとバッテリーアイコンが黄色くなる(右)。

 

また、あらかじめ被災時に備えて充電手段を確保しておくことも重要だとのこと。当然、機器類の準備には、検討の時間も費用もかかるので、余裕があるときに考えておかなくてはいけません。

 

「家が無事な場合でも、普段使いのモバイルバッテリーだけでは、数日間以上の停電には対応しづらいと思われます。
スマートフォンの充電だけでなく、照明や、消費電力の小さい家電なども使用したい場合には、中容量以上のポータブル電源を確保しておき、できればさらに何かしらの発電手段も確保しておけると安心です」

 

【関連記事】

停電時に安心!防災の専門家が解説する大容量ポータブル電源の選び方とおすすめ8製品

 

「自動車がある家庭では、車のアクセサリーソケットの直流電流を、家電で使える交流電流(コンセントにプラグを指して使える状態)に変換できる『車載用インバータ』などを用意しておくとスマートフォンの充電やノートPCの使用くらいは対応しやすくなります」

 

いざというときに慌てて操作ができなくなるのはもちろん、事前に設定しておかないと必要なときに使えない機能もたくさん。毎年3月11日と、防災の日である9月1日には、設定と操作方法を確認するなどルーティン化し、災害に備えてはいかがでしょうか。

 

Profile

ガジェットライター / 井上 晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。

 

アップルが謎の新型ディスプレイを開発中。次期Pro Display XDRかも?

アップルが未知の「新型外部ディスプレイ」を開発していると、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報告しています。

↑Bambalino Studio/Adobe Stockより。コードネームのみが分かっている状況ですが……。

 

アップルは現在、外部ディスプレイとしてスタンダードな「Studio Display」と、プロ向けの「Pro Display XDR」をラインナップしています。また今年後半から来年初めには、ミニLEDバックライトを搭載した「次期Studio Display(コードネーム:J427)」が登場するとも噂されています。

 

今回の報道によれば、アップルは別の外部ディスプレイとして「コードネーム:J527」とよばれる製品を開発しているとのこと。これは、次期Studio Displayの別バージョンか、あるいは次期Pro Display XDRである可能性もあります。

 

現行モデルのPro Display XDRは2019年に、そしてStudio Displayは2022年に発売されました。ということは、そろそろ次期モデルが登場してもいい頃。どのような製品になるのかが楽しみです。

 

Source: MacRumors

Androidの「デバイスを探す」に位置情報シェア機能が登場! 見守りにも使えそう

Googleは今月初め、Android向けの新機能「New Android Feature」の一環として、「デバイスを探す」アプリに位置情報のライブ共有機能を追加することを発表しました。この機能は同アプリの3.1.277-4アップデートとして正式に展開されています。

↑Ungureanu/Adobe Stockより。子どもや高齢者の見守りにも活躍しそうです。

 

この新機能は基本的にGoogleマップの「現在地の共有」と同じであり、「デバイスを探す」アプリにも追加された形です。これにより、モノと人を1つのアプリで探せるようになりました。また、最新版ではiOSのGoogleマップでシェアしている友人たちの位置も表示されます。

 

アプリを最新版にアップデートすると、新しい「ユーザー(ベータ版)」タブが表示され、そこから利用できます。このタブではマップ上に位置情報を共有している相手の場所が表示され、「デバイス」タブでは従来通りスマホや忘れ物タグなどモノの位置が表示されます。

 

最新版「デバイスを探す」のインターフェースは、アップルの「探す」アプリにより近づきました。どちらも画面が上下に分割され、下にはモノや人が、上には現在位置が表示されます。また、アップルの「探す」アプリが共有期間を「1時間」「明け方まで」「無制限」から選べるように、Androidでも共有する期間を変更できます。

 

位置を共有した相手には定期的にリマインダーが通知されるため、子供や高齢者など家族の位置をリアルタイムで確認するなど、さまざまな用途で活用できそうです。

 

Source: 9to5Google
via: The Verge

サムスン、次期「Galaxy S26 Ultra」のカメラで可変絞り機能を復活か

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S26 Ultra」では、かつてGalaxy S9およびGalaxy S9 Plusに搭載されていたメインカメラの可変絞りが復活すると、著名なリーカーが主張しています。

↑Mike Mareen/Adobe Stockより。カメラの強化は嬉しいところですが……。

 

かつてサムスンは、Galaxy S9以降のフラッグシップ機にデュアル絞り、つまり2段階の可変絞りを採用していました。撮影環境に応じて自動的に絞りの大きさを調整し、明るい環境では絞りを強めて(F2.4)シャープな写真を撮影し、暗い環境では絞りを開放して(F1.5)より多くの光を取り込む仕組みです。

 

この機能はGalaxy S10シリーズにも搭載されていましたが、Galaxy S20シリーズでは廃止されました。

 

しかし、信頼性の高いリーカーであるIce Universe氏は、中国のSNS「Weibo」において、Galaxy S26 Ultraのメインカメラに可変絞りが復活すると述べています。ただし、ほかのカメラについては言及していないため、それらは固定絞りのままである可能性が示唆されています。

 

Ice Universe氏は、コメント欄でさらに詳細を述べており、S26 Ultraのメインカメラが「夜景とHDRを大幅に改善する」と付け加えています。

 

ただし、この可変絞りがGalaxy S9シリーズのようなデュアル絞り方式を採用するのか、それとも複数の絞り値を持つ「真の可変絞り」になるのかは、現時点では明らかにされていません。

 

Xiaomi 14 UltraやHUAWEI Mate X6など、最近の中国製ハイエンドスマートフォンでは、多段階の可変絞りを搭載する傾向が見られます。サムスンも、それに対抗する形で新たな技術を投入する可能性がありそうです。

 

Source:Weibo
via:Sammobile

発表直前の「Pixel 9a」、早くも開封動画が公開! 搭載チップやRAM容量は…

Googleはまもなく「Pixel 9a」を発表する見通しですが、その直前に非公式の開封動画が登場しました。

↑Image:Sahil Karou。動画から多くの情報が読み取れてしまうようです。

 

YouTuberのSahil Karoul氏は、ドバイで初期のPixel 9a(カラバリはパーブル系の「Iris」)を入手したとして、そのアンボックス(開封)動画を公開しました。

 

予想通り、Pixel 9aのパッケージも他のPixel 9シリーズと同じ方針を採用しており、箱の中身は多くありません。SIM取り出しツール、USB-Cケーブル、そしていくつかの紙が入っているだけです。動画では、デバイスの背面と側面レール部分の両方で、「Iris」カラーのマット仕上げがはっきりと示されています。

 

ビデオでは、Pixel 9aがTensor G4と8GBのRAMを搭載していることが確認できます。Pixel 9シリーズとチップは同じながらも、RAM容量は標準モデルの12GBよりも少なくなっています。

 

さらに、動画で表示されているベースバンド(モデム)バージョンは「g5300」で始まっており、Pixel 8/8 Proと同じExynos 5300モデムチップが使われていることがほぼ確実です。他のPixel 9シリーズでは新型のExynos 5400モデムが搭載され、ベースバンドバージョンも「g5400」となっています。つまり、Pixel 9aの通信パフォーマンスは1年遅れということになります。

 

Karoul氏はAnTuTuやGeekBenchなどのベンチマークスコアもいくつか公開しており、ゲーム『PUBG Mobile』もサクサク動いていることを示しています。

 

Pixel 9aは、3月19日(米国時間)に発表が予想されています。まもなく、Googleから何らかのアナウンスがありそうです。

 

Source:Sahil Karoul(YouTube) https://youtu.be/S64oWRtVOA0
via:9to5Google https://9to5google.com/2025/03/17/google-pixel-9a-early-unboxing-review-videos-modem-details

生成AIが生活や娯楽を快適にサポート!プロがヒットを予見するデジタル製品6選

2025年に流行するモノは何か、専門家が大断言する「GetNavi NEXTトレンド」。今回は日々進化を続けるデジタル部門。「生成AIデバイス」や「XRデバイス」などを6つ紹介する。

 

【生成AIデバイス】スマホやPCなしに、身に着けて持ち歩けるデバイスが続々登場

生成AIはこれまでスマホやPCを介して利用するものが多かったが、2025年はウェアラブルなど“単体”あるいは“連携”して使えるデバイスが増加。マイクやスピーカー、カメラなどを搭載し、それらが周囲環境を把握・分析してヒトをアシストしてくれるように。

 

AIとコミュニケーションしながらユーザーをサポートしてくれる

シャープ
ウェアラブルデバイス AI SMART LINK
2025年実用化予定

 

首にかけるだけで、音声による生成AIとの自然なコミュニケーションが実現するウェアラブルデバイス。ユーザーの問いかけに対し、内蔵のマイクとカメラで周囲環境を把握して、音声で応答。利用者の生活を様々なシーンでサポートしてくれる。

↑カメラ搭載モデル(非搭載モデルもあり)。約100gの軽量首掛けタイプデザインで、ハンズフリーで長時間快適に利用できる。

 

【ヒット確定の根拠】実用化が進む生成AIは、“身に着ける”時代が到来

「スマホやPCで身近になった生成AIですが、24年には既にイヤホンやネックバンド型などウェアラブル化した生成AI活用デバイスの話題も増加。シャープがこうした機器の実用化を25年に目指すとしており、期待は募ります」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

ラウンド中にAIが正しい打ち方などをアドバイスしてくれる

ソースネクスト
BirdieTalk(バーディ・トーク)
3万9600円

 

GPT技術を利用し、音声でアドバイスを提供する日本初のゴルフ専用デバイス。プレー中にボタンを押しながら話しかけるだけで、AIからの音声アドバイスを受けられる。ライの状況や残り距離、不調の改善法、ルールなども聞ける。

 

SPEC ●アプリ動作環境:iOS16以上、Android OS 10以上 ●充電時間:約2時間でフル充電 ●連続使用時間:約8時間 ●防水・防塵:IP55 ●サイズ/質量:W60×H33×D18mm/30g

 

↑ライの状況や不調の改善法、ルールなどをボタンを押しながら質問すると、AIが音声でアドバイス。ゴルフ理論は東京大学ゴルフ部が監修した。

 

【ヒット確定の根拠】スイングからルールまで教えてくれる専属コーチ

「ショットのたびにスマホを取り出すことなく、キャップやバイザーのひさしに着けておけば、質問したいときすぐに使えてとても手軽。テクニックだけでなく、残り距離やルールまで教えてくれるのでまさにキャディいらずです」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

<コレも注目!>GoogleのGeminiアプリがiPhoneでも使えるように!

Google
iOS版Gemini
無料

 

Googleは、AIアシスタント「Gemini」のiOSアプリを提供開始。iPhoneでもGoogle Live(日本語に対応)を使って、質問したり、Google検索やYouTube、Googleマップなどと連携し、チャットでGeminiと会話したりできる。

 

【XRデバイス】“普及版”の登場で、いよいよVRブーム本格化

上位モデルとほぼ同等の性能で、3万円以上もリーズナブル!

Meta
Meta Quest 3S
実売価格4万8400円〜

 

Quest 3と同等のMR体験が可能で、Quest 2の4.5倍の解像度とカラー性能を誇る。Snapdragon XR2 Gen 2チップセットにより、視界がさらに鮮明になり、さらに読み込み時間も短縮、パフォーマンスがよりスムーズになった。

 

SPEC ●ストレージ:128GB/256GB ●解像度:1832×1920ピクセル(片目) ●視野角:水平96度×垂直90度 ●リフレッシュレート:72/90/120Hz ●質量(ヘッドセット):514g

 

↑上位モデルQuest 3と同等のMR(複合現実)を実現。解像度とカラーはQuest 2の4.5倍で、圧倒的な没入体験ができる。

 

【ヒット確定の根拠】本格的なVR/MRヘッドセットが5万円切りで手に入る!

「高価なモデルが話題になっている一方で、本製品は5万円を切る購入しやすい価格ながらハイクオリティなXR体験ができます。『Quest 3』と性能はほとんど変わらず安価になったことで、さらに購入者が増えることでしょう」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【固体電池ポータブル電源】安全性の高い固体電池搭載で、ポータブル電源がさらに盛り上がる

“もしも”のときに安心して使える、新時代のポータブル電源

YOSHINO
ポータブル電源 B300 SST
実売価格5万4900

 

海外の高級電気自動車にも採用されている、新世代の固体電池を使用したポータブル電源。小型軽量化に加え、高出力化を実現し、容量に対しての出力の高さも美点だ。同時にソーラーパネル(実売3万4900円〜)も発売。

 

SPEC ●容量:241Wh ●定格AC出力:300W ●充電サイクル:4000回(初期容量の80%を維持) ●充電時間:2時間(80%) ●出力端子:8ポート ●サイズ/質量:W255×H242×D156mm/4.5kg

↑容量241Wh、602Wh、1326Wh、2611Whの4種をラインナップ。2024年10月より、全国のビックカメラ・コジマにて発売中だ。

 

【ヒット確定の根拠】防災意識の高まりから多くの人に支持される

「23年秋発売ですが、24年秋からはビックカメラ・コジマなど大手家電量販店での取り扱いが開始され、認知度を高めていく段階に。安全性重視の選択肢として、防災・レジャー等で検討候補に挙がる機会も増えるでしょう」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【紛失防止トラッカー】手軽に貴重品紛失を回避できると注目度アップ!

「探す」アプリを活用してロストバゲージ対策できる

アンカー・ジャパン
Eufy SmartTrack Card E30
実売価格4990円

 

薄さ約2.6mmのクレジットカードサイズで、財布やカードケースにスッキリと収まる紛失防止トラッカー。iPhoneやiPadなどAppleの「探す」アプリに対応し、世界中の「探す」ネットワークにより、登録した本製品の位置を確認できる。

 

SPEC ●駆動時間:最長1年間(充電1回につき) ●最大接続距離:約80m(スマホを鳴らす場合) ●音量:約85dB(1m距離の最大値) ●防水性能:IPX4 ●サイズ/質量:約W85×H54×D2.6mm/約15.4g

 

↑充電はUSB-Cケーブルに付属のマグネット式充電器を接続して行う。本体に充電式バッテリーを内蔵しており、1回の充電で最大1年間使用できる。

 

【ヒット確定の根拠】“スマホを探す”を利用したアイデアで忘れ物を撲滅

「スマートウオッチの普及で“スマホを探す”の便利さを知り、これをほかのモノにも活用できたら、と考える人が出てきました。海外旅行や外飲みの機会が増え始めており、ロストバゲージや忘れ物対策の需要も高まっています」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

モバイルライター :井上 晃さん
PCやスマホを軸に、最新ガジェットやITサービスなどを精力的に取材。多くの雑誌やウェブメディアに寄稿する。

 

テクニカルライター:湯浅 顕人さん
PCやAV製品、ガジェットなどデジタル全般をカバー。週末にはアウトドアをエンジョイするアクティブ派でもある。

 

※「GetNavi」2025月2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです。
この記事のリンクから商品を購⼊すると、売上の⼀部が販売プラットフォームからGetNavi webに還元されることがあります。
※価格などの表示内容は掲載時点のものです。在庫切れなどによって変更の可能性もありますので、詳細は商品ページを確認してください。
 

超薄型「iPhone 17 Air」はUSB-Cポート非搭載に? 気になる価格も判明か

超薄型スマートフォン「iPhone 17 Air」が899ドル(約13万円)からで発売されると、ブルームバーグが報じています。なお、本体には「USB-C」ポートが搭載されないようです。

↑Front Page Techより。あくまで薄さを追求するようですが……。

 

今回の報道によれば、iPhone 17 Airの米国向けの価格は899ドルで、「iPhone 16 Plus」と同じ価格帯になるとのこと。つまり、iPhone 17 AirがiPhone 16 Plusの位置を引き継ぐ形になります。

 

また、iPhone 17 Airは本体が薄型ながら「現行のiPhoneと同等」のバッテリー駆動時間を実現しているとのこと。これは、高密度バッテリーの採用や省電力な「C1」モデムチップの搭載、超広角カメラの非搭載によるバッテリーサイズの拡大が寄与しているようです。

 

iPhone 17 Airのディスプレイ周囲のベゼルは、「iPhone 16 Pro」と同様に極薄になる見込み。画面サイズは6.6インチで、120Hzの高速駆動に対応します。本体には、iPhone 16シリーズにも採用された「カメラコントロール」ボタンを搭載し、物理SIMカードスロットは搭載されません。

 

一方で気になることに、iPhone 17 AirにはUSB-Cポートが搭載されないことも報じられています。詳細は不明ですが、iPhone 17 Airは無線充電だけで利用するスタイルになるのかもしれません。願わくば「iPhone 16e」と違い、無線充電だけでなく「MagSafe」にも対応してほしいものです。

 

Source: MacRumors 1, 2

iOS 19、デザイン大幅刷新の見込み。キーワードは「透明感」ってどういうこと?

今年リリースされるであろう「iOS 19」では、「より透明感のあるインターフェイス」が採用されると、ブルームバーグが報じています。

↑アップルより。各プラットフォームのユーザー体験に一貫性をもたせるのが目的のようですが……

 

ブルームバーグは以前から、「iOS 19」「iPadOS 19」「macOS 16」ではユーザーインターフェイス(操作方法)が大規模に刷新されると報じていました。これにより、アップルのオペレーティングシステム(OS)の見た目が根本的に変わり、より一貫性のあるクロスプラットフォーム体験が提供されるそうです。

 

今回のブルームバーグの報道によれば、iOS 19はアップルの空間コンピューティングデバイス「Apple Vision Pro」に搭載されている「visionOS」に似たデザインを採用し、より透明感のあるUIが特徴になるとのこと。これにより、より高い透明性や新しい種類のウィンドウ、ボタンが登場すると予測されています。

 

iOS 19のより透明感のあるデザインは、すでに「カメラ」アプリでリークされています。この新しい外観は、その他のアプリにも拡張される可能性が高そうです。ブルームバーグによれば、同様のデザイン変更はiPadやMacにも導入され、iPadOS 19やmacOS 16で実現する見込みです。

 

アップルは今年6月の開催が期待されている「WWDC」にて、iOS 19やiPadOS 19、macOS 16を披露する見込みです。アップルのOSが今後どのように進化していくのかに、注目したいものです。

 

Source: MacRumors

ビジネスでの使い勝手を追求したVAIOの新モバイルノートPC「VAIO S13」

VAIOは、13.3型の個人向けモバイルノートPC「VAIO S13」を発売しました。直販価格は16万9800円(税込)からとなっています。

記事のポイント

オンライン会議向けの独自機能や、堅牢性、軽量によるモバイル性、作業しやすいディスプレイなど、ビジネスでの使い勝手を追求したモデルとなっています。見た目ではわからない使い心地や、使ったときの快適さを感じられそうなので、購入を検討するのであれば店頭で触ってみるといいでしょう。

 

VAIO S13は、A4ファイル程度のサイズで約1.019kg~と軽量なモデルです。コンパクトながら、ディスプレイのアスペクト比を16:10とすることで、16:9で14型のディスプレイに匹敵する生産性を実現したとうたっています。

 

インターフェイスには、有線LAN、USB 3.0×2、HDMI、USB 3.1(Type-C、USB PD対応)×2、ヘッドホン出力(ヘッドセット対応)を装備。また5G/4G LTE対応モデルも選べ、対応モデルはnanoSIMスロットも追加されます。5G/4G LTE対応モデルはeSIMも利用可能です。

 

オンライン会議向けとして、マイクを3つ搭載。これによりAIノイズキャンセリング機能が強化されたほか、会議のシチュエーションに合わせて4つのモードを利用できます。「標準モード」では360度周囲の雑音を低減し、「プライベートモード」ではマイクの集音範囲を正面約90度程度に制限してくれて、「プライバシーモード」はマイクの集音範囲を正面約40度程度に制限、「会議室モード」は6~8人ほどの会議室で遠くの声を自動調整します。

 

堅牢性においては、ハイエンドモデルと同等の品質試験を実施しており、独自のテストで強度を証明しているとのこと。もちろん、VAIOならではの品質チェックである「安曇野FINISH」も実施しています。

 

ハイエンド構成のスペックは、インテル Core 7 プロセッサー 150U、32GBメモリー、1TB SSDで、ディスプレイの解像度は1920×1200ドットとなっています。

VAIO S13

16万9800円(税込)~

期待に応えて1kg以下に軽量化、レノボ「ThinkPad X13 Gen 6」など7モデルが登場

レノボ・ジャパンは、一挙に7モデルのThinkPadを発表。順次販売を開始します。登場したのは下記のモデルです。

 

「ThinkPad X13 Gen 6」

「ThinkPad X1 Carbon Gen 13 Aura Edition」

「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 10 Aura Edition」

「ThinkPad T14s 2-in-1 Gen 1」

「ThinkPad T14s Gen 6」

「ThinkPad T14 Gen 6」

「ThinkPad T16 Gen 4」

記事のポイント

ThinkPad Xシリーズとしては意外なことに初の1kg以下の軽量モデル「ThinkPad X13 Gen 6」が登場しました。5G/4G LTEオプションもあってビジネスユースでは歓迎される製品となりそうです。

 

新モデルはすべてオプションで5G(Sub6)または4G LTE通信に対応可能。場所を選ばない、柔軟な働き方をサポートするとしています。

 

ThinkPad X13 Gen 6は、日本のユーザーの声に応え、重さを約933g~(最軽量構成時)と軽量に仕上げた、13.3型のモバイルノートPCです。軽量でありながら堅牢性をそなえるほか、ほかのデバイスとの接続性のよさや、すぐれたメンテナンス性など、ThinkPadならではの使い勝手の高さを実現しているとのこと。

 

インターフェイスは、HDMI、Thunderbolt 4×2、マイク/ヘッドホンジャック、nanoSIMカードスロット(5G/4G LTE内蔵モデル)、USB 3.2 Gen 1をそろえています。

 

ラインアップは、インテルCPU搭載モデルとAMD Ryzen搭載モデルを用意。インテルCPU搭載モデルの主なスペックは、メモリーが16/32GB、ストレージが256/512/1TB SSDで、CPUは下記から選択できます。

インテルCore Ultra 7 プロセッサー 255H

インテルCore Ultra 5 プロセッサー 225H

インテルCore Ultra 7 vPro Enterprise プロセッサー 265U

インテル Core Ultra 7 プロセッサー 255U

インテル Core Ultra 5 vPro Enterprise プロセッサー 235U

インテル Core Ultra 5 プロセッサー 225U

 

また、ディスプレイの解像度は1920×1200ドットで、タッチ対応も選択できます。

 

AMD Ryzenモデルはメモリー、ストレージは共通で、プロセッサーはAMD Ryzen AI 7 PRO 350、AMD Ryzen AI 5 PRO 340から選べます。なお、ディスプレイはタッチ非対応です。

 

販売価格は現時点で公開されていません。

レノボ・ジャパン

ThinkPad X13 Gen 6