次期「Pixel 9」のベンチマーク結果が流出! Tensor G4の実力やいかに

グーグルの次期ハイエンドスマートフォン「Pixel 9」シリーズのベンチマークスコアを、海外テックサイトのRozetkedが掲載しました。

↑Pixel 9の性能は?(画像はPixel 8)

 

Pixel 9シリーズでは上位モデルの「Pixel 9 Pro/Pro XL」だけでなく、背面カメラ数を減らした「Pixel 9」を含む、3モデルの登場が噂されています。実機とされる画像からは、背面カメラが側面フレームから分離し、より強調されたデザインになることが示唆されていました。

 

Rozetkedによれば、Tensor G4のCPUは1+3+4コア構成とのことで、「Pixel 9/9 Pro」に搭載された「Tensor G3」の1+4+4コア構成から変更されていることがわかります。Armいわく、Tensor G4の高性能コアに採用されている「Cortex-X4」は、Tensor G3の「Cortex-X3」から性能が15%向上しているとのこと。

 

実際、ベンチマークスコアは、Pixel 9/9 Pro/9 Pro XLがそれぞれ1,016,167/1,148,452/1,176,410ポイントとなったようです。これはPixel 8の877,443ポイントから、十分な性能向上と言ってよさそう。

 

すでにカラーバリエーションなど、さまざまな情報が明らかになっているPixel 9シリーズ。例年通りなら今年10月頃に発売されるはずですが、それまでにさらなる情報が届きそうです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold 6」、新たな予想画像が登場! ディスプレイの形はどう?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6(仮称)」とされる予測レンダリング画像や実機画像を、リークアカウントのIce universe氏が投稿しています。

↑Ice universe氏が公開した予測レンダリング画像(画像提供/Ice universe/X)

 

現行モデルの「Galaxy Z Fold 5」では、外側ディスプレイの端が丸まったデザインとなっていますが、Galaxy Z Fold 6ではより角張った形になることが以前から報告されていました。また、同スマホでは駆動時間の延長や画面の折り目の低減も報告されています。

 

今回Ice universe氏が公開した予測レンダリング画像では、外側ディスプレイの端が角張っており、左右対称になっていることがわかります。これにより、Galaxy Z Fold 6はさらにソリッドな「板状」のデザインとなるようです。

↑角張った形に(画像提供/Ice universe/X)

 

Ice universe氏はGalaxy Z Fold 6の実機らしき画像も投稿しており、こちらからも外側ディスプレイがより角張った形状になっていることがわかります。

 

サムスンは7月10日に「Galaxy Unpacked」を開催し、そこでGalaxy Z Fold 6などが発表されると予想されています。果たしてどんな形になるのでしょうか?

 

Source: 9to5Google 1, 2

アップル、iPhoneの耐久テストをついに公開!「修理しやすさより頑丈さ」こそ地球に優しいと主張

iPhoneは頑丈に作られている一方、ユーザーが自分で修理したり、サードパーティの修理業者が自前で直したりすことは非常に難しくなっています。単にこじ開けにくいだけではなく、非純正の部品と交換できないようソフトウェアでロックする仕組みなどを講じているためです。

↑公開されたiPhoneの耐久テストの一場面(画像提供/MKBHD/X)

 

この点について、アップル幹部が修理しやすさよりも耐久性を高めることを優先していると語っています。

 

有名なテック系YouTuberのMKBHDことマルケス・ブラウンリー氏はアップルに招待され、未発表のiPhoneなどが発売される前に受ける耐久性テストをXで公開しました。耐水性能をチェックするため180度から水を低圧ジェット噴射で吹きかける、産業用ロボットを使って落下テストを行い、超高輝度ライトと高速度カメラで観察するという具合です。

 

さらに、ブラウンリー氏は、アップルのハードウェアエンジニアリング責任者であるジョン・ターナス氏と対談し、デバイスの耐久性と修理しやすさをどうやって両立させているかを聞いています。

 

ターナス氏は、アップルが一つの製品を発売する前に1万台以上をテストしているうえ、他の懸念事項が見つかれば、さらにテストを行なっているとコメント。耐久性のテストには多額の費用が掛かっているが、それには全て正当な理由があるというわけです。

 

また、ターナス氏は製品の耐久性に重きを置いていると発言。耐久性の高さはユーザーにとって良いことであり、アップルがその考えを実践してから故障率は激減しているので、「最終的には地球にとっても良いことなのです」と述べています。

 

耐久性と修理しやすさを天秤にかけると、前者が上回るとのこと。「実際に計算してみれば、これだけの耐久性を持たせられるのであれば、修理が少し難しいほうが良いという閾値があると分かる」と説明しています。

 

つまり、iPhoneを頑丈に作ることで故障が減れば、部品の交換や廃棄も減ることになり、全世界や地球レベルで考えればユーザーにとっても地球環境にとっても優しいということでしょう。

 

しかし、ほとんどのスマートフォンは前側と背面にガラス板があるため(背面はワイヤレス充電のため)機能停止までは行かなくともひび割れしやすく、できるだけ修理しやすいほうがユーザーにも有り難いはず。アップルは先回りして修理代金の値下げや、交換しやすい設計変更を行っていましたが、さらなる歩み寄りが求められるのかもしれません。

 

Source: MKBHD(X)
via: Wccftech

「Galaxy Ring」、まさかサブスクを導入?

先日、サムスンが販売を予定しているスマートリング「Galaxy Ring」が、FCC(連邦通信委員会)へと登録され、バッテリー容量が判明しました。それに続いて、充電ドックの情報やサブスクリプションに関する噂を紹介しておきましょう。

↑Galaxy Ringの形と大きさ(画像提供/FCC)

 

Galaxy Ringは今年1月に公開されたスマートリングで、指に装着することで睡眠情報や血中酸素飽和度といった、健康トラッキング機能を搭載することが特徴。今年7月に製品が発売されるとの情報もあります。

 

リングは外側の中央部分が若干凹んだ形状となり、内側にはセンサーを三つ搭載。このセンサーは血中酸素飽和度などの計測に使われるようです。指に当たり続けるセンサーの感触が気になるところですが、その反対側にはサムスンのロゴが存在しています。

 

FCCへの申請では、Galaxy Ringの充電ドックも資料に載っていました。本体は四角く、USBポート(おそらくUSB-C)を搭載している模様。リングのサイズに応じて複数の充電ドックが存在していることが示唆されています。

↑Galaxy Ringの充電ドックに関する資料(画像提供/FCC)

 

その一方、Galaxy Ringは、米国での販売価格が300ドルから350ドル(約4万7000円〜5万5000円※)となり、月額10ドル(約1600円)以下のサブスクリプションが提供されるとの噂があります。すでにオーラリングがサブスク方式を採用していますが、Galaxy Ringも同様のビジネスモデルを導入するのかどうかが気になります。

※1ドル=約156円で換算(2024年6月4日現在)

 

デビューが近づいているGalaxy Ring。最終的にどのようなスペックと機能が備わるのでしょうか? 目が離せません。

 

Source: FCC via 9to5Google

povoが楽天モバイル対抗プランで話題に! いま無制限プランを使うならどこがいい?

2024年4月25日、povoが新たなトッピング「データ使い放題(7日間)12回分」の提供を開始しました。料金は9834円(税込、以下同)で、1か月に換算すると3278円。この金額は楽天モバイルの月額料金と同額であることから、「povoが楽天に真っ向から対抗した」と話題になりました。

 

本記事では、次第に充実しつつある大手通信キャリア、サブブランド、MVNOそれぞれの無制限プランをピックアップして解説するとともに、通常のプランを「実質無制限」で使えるテクニックなども紹介します。

 

大手4社の無制限プランをおさらい

一般的に、MVNOは小容量~中容量、サブブランドは中容量~大容量、大手通信キャリアは無制限プランに強いという傾向があります。そこでまずは、大手通信キャリア4社の無制限プランを一覧で比較してみましょう。なお、ここでは基本的な無制限プランを解説します。

会社名 プラン名 月額料金 割引適用時の月額料金
ドコモ eximo 7315円(3GB超使用時) 4928円(※1)
au 使い放題MAX 5G/4G 7238円(3GB超使用時) 4928円(※2)
ソフトバンク メリハリ無制限+ 7425円(2GB超使用時) 4928円(※3)
楽天モバイル Rakuten最強プラン 3278円(20GB超使用時)  3168円(※4)
※1:「みんなドコモ割(3回線以上)」「ドコモ光セット割/home 5G セット割」「dカードお支払割」適用時
※2:「家族割プラス(3回線以上)」「auスマートバリュー」「au PAY カードお支払い割」適用時
※3:「新みんな家族割(3回線以上)」「おうち割光セット」「PayPayカード割」適用時
※4:「最強家族プログラム」適用時

 

ドコモ・au・ソフトバンクの3社は、ほぼ横並びと言える月額料金です。割引の仕組みもまったく同じで「3回線以上の家族割引」「自宅インターネットとのセット割引」「系列クレジットカードでの支払い割引」を適用させることで月額4928円と、3社とも同額となります。

 

大手通信キャリアの中で異彩を放つのが、楽天モバイルです。月額料金は3278円と他社の半額以下、さらに最近は割引も拡充され、家族割引「最強家族プログラム」を適用させれば毎月110円割引、ユーザーが22歳までなら毎月110ポイント還元、12歳までなら毎月最大440ポイント還元などが用意されています。楽天モバイルには通信品質の不安がつきまといますが、プラチナバンドの試験電波も発射されて品質改善が期待されるいま、やはり注目したい通信キャリアと言えるでしょう。

 

しかし、無制限プランといえども通信速度制限の可能性があることは覚えておきましょう。ソフトバンクの場合では「200GB/月超で最大4.5Mbpsに速度制限される」となっており、中画質程度の動画なら大きなストレスなく再生できる速度まで制限されます。

 

サブブランド・MVNOの主な無制限プランをおさらい

大手通信キャリアが4社とも無制限プランを展開する一方、サブブランドやMVNOで無制限プランを提供しているところは多くありません。ここでは、新たなトッピングを開始したpovoと、ユニークな無制限プランを提供しているmineoとトーンモバイルの3社を紹介します。

 

【サブブランド・MVNOの無制限プラン】

会社・サービス名 プラン名

(povoはトッピング名)

月額料金

(povoはトッピング1回の料金)

割引適用時の月額料金
povo データ使い放題(24時間) 330円
データ使い放題 7日間×12回分 9834円

(約1か月あたり3278円)

mineo マイそくプレミアム

(最大3Mbps)

2200円 2145円(※5)
マイそくスタンダード

(最大1.5Mbps)

990円 935円(※5)
マイそくライト

(最大300kbps)

660円 605円(※5)
マイそくスーパーライト

(最大32kbps)

250円 195円(※5)
トーンモバイル 1100円
※5:「家族割引」または「複数回線割引」適用時。「家族割引」3回線以降は、月165円割引

 

「データ使い放題 7日間×12回分」の使い勝手がいいpovo

povoのサイトから

 

povoには従来、1回330円の「データ使い放題(24時間)」がラインアップしています。povoのトッピングは当面、期間満了日の23時59分まで使えるため、実質2日間使用することができます。そのため、このトッピングを2日に1回購入すれば、1か月4950円で使い放題にすることが可能です。

 

一方、今回新たにスタートしたデータ使い放題 7日間×12回分の料金は9834円。1か月あたりにすると3278円となり、これまでよりも安価に使い放題が利用できるようになりました。前述のとおり、この金額は楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」とまったく同じ金額であることは要注目です。

 

こちらのトッピングは購入後即時、1回目の7日間使い放題が適用されます。残りの11回分は、メールで送付されたプリペイドコードを入力することで、そこから7日間の使い放題を都度利用できます。プリペイドコードの入力期限は購入日から160日間なので、好きなタイミングで7日分を使えることが大きな魅力。使用データ量にばらつきがある人にとって最適な無制限プランと言えるでしょう。

 

できるだけコストを抑えたい人にとって選択肢になるmineo「マイそく」

mineoのサイトから

 

mineoの料金プランは大きく分けて、月々のデータ容量から選ぶ「マイピタ」と、最大通信速度で選ぶ無制限プラン「マイそく」の2つがあります。

 

マイそくはさらに細かく4つのプランに分けられており、最大3Mbpsの速度が出る「プレミアム」から、最大32kbpsの「スーパーライト」までラインアップしています。最上位のプレミアムでも月額2200円という格安価格なので、できるだけ安価に使い放題環境を作りたい人にとっては、マイそくがファーストチョイスとなるはずです。

 

ただし、安いぶん制限があることに要注意。どのプランも「月~金曜日の12時台」は32kbpsに速度が制限されます。32kbpsだとテキストの送受信くらいしかできないので、昼休みにインターネットを使う人には不向きです。また、3日間で10GB以上利用した場合も速度制限がかかると明記されています。

 

これらの速度制限を回避するため、1回(24時間)198円で高速データ通信に切り替えられるオプションも販売されていますが、使いすぎると他社より月間コストが高くなるので、計画的な利用が求められます。

 

動画をそこまで見ないならおすすめなトーンモバイル

トーンモバイルのサイトから

 

トーンモバイルは、少々変則的な使い放題プランを月額1100円という格安料金で提供しています。このプランの特徴は、動画視聴時は使い放題にならないということ。動画視聴はチケット制となっており、チケット1枚で1GB分の動画を観ることができます。動画チケットは毎月1枚配布され、追加で購入したい場合は1枚(1GB)330円で購入することも可能です。

 

1GBはYouTube(360Pの動画)なら約3時間で上限に達するので、ひんぱんに動画を楽しむ人や高画質で視聴したい人には不向きですが、そうでない人にはおすすめできるプランと言えるでしょう。

 

「速度制限がゆるい通信キャリア」や「カウントフリーオプション」にも注目

「無制限」や「使い放題」ではないものの、うまく使うことで「実質無制限」として使えるプランやオプションも存在します。ここでは、2つの方法を解説します。

 

その1 速度制限がゆるい通信キャリアを選ぶ

多くの通信キャリアの場合、月間のデータ量を超過すると200~300kbpsまで通信速度が制限されます。この程度の速度の場合、画像の少ないWebページ閲覧やSNS利用程度が限界で、動画を視聴するのは難しいと言えます。

 

一方、速度制限後も1Mbpsの速度が出せることを強みにしているサブブランドやMVNOも存在します。1Mbpsなら低画質の動画を再生することも可能なので、そうしたプランを選んで「実質無制限」として使用することも可能です。

 

なお、下表に速度制限後も1Mbpsのプランをピックアップしましたが、同様のサービスを提供している会社はほかにもあるので、乗り換え先を選ぶときは注目してみるといいでしょう。

 

【速度制限後が1Mbpsのプラン例】

会社・サービス名 プラン名 1Mbpsの速度制限に達するデータ量 月額料金 割引適用時の月額料金
ahamo ahamo 20GB 2970円
UQモバイル トクトクプラン 15GB 3465円 2178円(※1)
コミコミプラン 20GB 3278円
ワイモバイル シンプル2 M 20GB 4015円 2178円(※2)
シンプル2 L 30GB 5115円 3278円(※2)
LINEMO スマホプラン 20GB 2728円
NUROモバイル NEOプラン 20GB 2699円
NEOプランW 40GB 3980円
J:COMモバイル J:COM MOBILE Aプラン ST/SU 10GB 2178円
20GB 2728円
※6:「自宅セット割」「au PAYカードお支払い割」適用時
※7:「おうち割光セット(A)」「PayPayカード割」適用時

 

その2 カウントフリーオプションを活用する

特定のアプリで通信をした場合のデータ量がカウントされなくなる「カウントフリーオプション」を活用することも「実質無制限」にする方法のひとつです。

 

カウントフリーオプションはさまざまなMVNOが導入していますが、その多くはLINEやInstagramなどが対象で、そもそものデータ量があまり多くないアプリ・サービスがフリー対象となっています。

 

そんな中で注目したいのが、動画視聴時の通信量カウントがフリーになる「BIGLOBEモバイル」と「LinksMate」のオプションです。

会社名 オプション名 月額料金 対象アプリ例
BIGLOBEモバイル エンタメフリー・オプション 308円 【動画配信】

YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids

【音楽・ラジオ配信】

YouTube Music、Apple Music、Spotify、radikoなど

【電子書籍配信】

dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天kobo

LinksMate カウントフリーオプション(※1) 550円  【動画配信】ABEMA、ニコニコ動画、U-NEXTなど

【ゲーム】

アークナイツ、モンスターストライク、荒野行動など多数

※8: 対象のアプリやゲームの通信量カウントが90%以上OFF

 

BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」は、月額308円でYouTube、ABEMA、U-NEXTなど動画サイトのほか、音楽配信サービスや電子書籍配信などもカウントフリーにできるオプションです。BIGLOBEモバイルでもっとも安いプランは、月額1078円の「プランS」なので、動画中心に利用している場合、月額1386円という激安価格で「実質無制限」にすることも可能です。

 

また、LinksMateが提供する「カウントフリーオプション」にも要注目。こちらは対象の通信量カウントが90%以上OFFになるという仕組みのため上限が存在しますが、ABEMAやニコニコ動画などの動画サイトに加え、数多くのスマホゲームも対象になることが大きなポイントです。自分がよく利用するアプリ・ゲームが対象なら、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

 

以上のほかにも通信キャリアによっては、高速通信と低速通信をスイッチで任意で切り替えることができ、低速時にはデータ量を消費しない仕組みを採用している会社も存在します。この低速モードを多用することで実質無制限プランとして使うことも可能です。

 

月額料金を気にしないのであれば、通信品質や速度が優れた大手通信キャリアの無制限プランを選ぶのが無難です。乗り換える前には、SNSでユーザーの口コミなどもチェックしつつ、プランを選ぶことをおすすめします。

 

「iPhone 16 Pro」、カメラの大型化を裏付けるケースの画像が流出!

今年の秋に登場するとみられる「iPhone 16」シリーズのProモデルにおいて、小さなほうの「iPhone 16 Pro」はiPhone 15 Pro Maxと同じく光学5倍のテトラプリズム望遠レンズを搭載すると噂されています。

↑新たに流出した「iPhone 16 Pro用ケース」(画像提供/Majin Bu/X)

 

それを裏付けるような「iPhone 16 Pro用ケース」と称される新たな画像がネット上で公開されました。

 

著名リーカーのMajin Bu氏は、「iPhone 16 Pro用ケースではカメラモジュールが大型化」とコメントした写真をXに投稿。

 

この画像ではカメラ用にくり抜かれた穴は大きくなっており、水平方向で背面の半分以上に広がっています。これは高倍率ズームを実現するため、望遠カメラのモジュールが大型化していると推測されます。

 

小型のiPhone 16 Proにテトラプリズム望遠レンズが搭載されることは、複数の有力な情報源が伝えてきました。

 

韓国の電子業界誌・The Elecは「iPhone 16シリーズの折りたたみズーム(テトラプリズム)モデルは二つに増える」と言い、iPhone 16 ProおよびiPhone 16 Pro Maxが両方とも搭載すると主張。ほかにも、アップルの未発表製品に詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏や、アップル情報サイトのMacRumorsもこの予想を支持しています。

 

iPhone 16 Proは、広角カメラも12MPから48MPにアップグレードするとの噂もあります。次期iPhone 16 シリーズは生成AIの搭載に注目が集まりがちですが、カメラも大きな進化を遂げることになりそうです。

 

Source: Majin Bu(X)
via: Wccftech

アップル、新型「iPad Air」のGPUコア数を9個に減らしていたことが発覚!

アップルは新型のM2チップ搭載のiPad Airを発表した際、10コアGPUを搭載していると述べていました。しかし、その後に技術仕様ページをひそかに修正し、現在では一つ減らした9コアGPUにしたことが明らかとなりました。

↑GPUコア数が減っちゃいました(画像提供/アップル)

 

先月の発表イベント直後、アップルが公式サイトに掲載したニュースリリースには、確かに「より高速な8コアCPUと10コアGPUを搭載」と書いてあります。

 

しかし、米国公式サイトの技術仕様は更新され「9-core GPU」(9コアGPU)という表記になっています。日本ほか米国外での技術仕様ページは更新が遅れ、まだ10コアGPUと書かれているものもあります。

↑米国公式サイトの技術仕様には「9-core GPU」という記載が(画像提供/アップル)

 

以前の例では、アップルはまず米国向け公式サイトのページを修正。その後に日本向けなどの公式ページに修正を反映する流れであり、最も正しく新しい情報は米国バージョンと思われます。

 

注目すべきは、これまで発売されたM2搭載製品には、GPU9コア版がなかったことです。例えば、M2 MacBook AirはGPU8コア/10コアの2バージョンがあるだけ。このことから、iPad Airに使われたM2チップは、10コア版のうち1コアを無効化したものと推測されます。

 

さまざまな機能を統合したSoC(システム・オン・チップ)では、一部のGPUコアが無効化されることは珍しくありません。その理由としては、製造プロセスの不良でコアが基準に満たないこと、電力効率の優先(コアが少ないほど消費電力も少ない)、低価格モデルが高価格モデルを超えないようにすることなど、いろいろと考えられます。

 

現実的には、ほとんどのM2 iPad Airユーザーは10コアGPUと9コアGPUの性能差には気づかないはず。それでも、アップル公式の説明を望みたいところです。

 

Source: Apple(1),(2)

【西田宗千佳連載】なぜ日本のスマホ市場は「トップ6社」に偏るのか

Vol.138-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはイギリスに拠点を置く「Nothing」が日本市場に投入するスマホ。ここでは日本のスマホ市場が偏っている理由を解説する。

 

今月の注目アイテム

Nothing

Phone(2a)

実売価格4万9800円~

↑ロンドンを拠点とするNothingが日本市場に投入するスマホ。画面は6.7インチのAMOLEDディスプレイを採用。OSは「Nothing OS 2.5 Powered by Android 14」を採用し、多彩なNothingウィジェットを利用できる

 

現状、日本のスマホ市場は寡占状態が続いている。

 

調査会社MM総研の調べによれば、2023年度のスマートフォン国内出荷台数は約2547万台。そのうち52.5%がアップルで、Google・シャープ・サムスン・ソニーと続き、このトップ6社でシェアの89%を占めている。

 

なぜこのような状況が生まれているのか? 日本人の趣向や機能の問題などもあるが、ひとつ明確な理由として挙げられるのが、「携帯電話事業者が扱う端末は、トップ6社に集中している」という点だ。

 

総務省が今年3月に公開した「令和5年度第3四半期(12月末)の電気通信サービス契約数及びシェアに関する四半期データ」によると、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天の大手携帯電話4社のシェア累計は84.7%。そして、これらと契約する人のほとんどが自分の契約する携帯電話事業者からスマホを購入しており、結果として、「携帯電話事業者の扱う端末のシェアが高くなる」傾向が出てくる。トップ6社の端末は、どれも携帯電話事業者で販売しているものだ。

 

フィーチャーフォンの時代、携帯電話端末の商品企画は、携帯電話事業者とメーカーが共同で行なっていた。通信をどう使うか、という部分は携帯電話事業者の領域であり、携帯電話端末もまず携帯電話事業者がメーカーから仕入れ、「携帯電話事業者の製品」として販売していた。

 

だが現在は、端末の企画と販売の主体はメーカー側。携帯電話事業者は「自社の回線で問題が出ないかを確認」したうえで、携帯電話回線を契約している人々への利便性を考えて販売する。本音として「回線契約維持の目的に使いたい」とは思っているだろうが、総務省の定めたルールによって「端末販売と回線契約の分離」が必須とされているので、昔のように大幅な割引は少なくなっている。それでも、分割払い+下取りの併用で、ハイエンドスマホも入手しやすくなるよう工夫されている。

 

過去からの経緯や事業者の努力もあり、“携帯電話は携帯電話事業者から買うもの”というイメージが広く定着している。良くも悪くも、スマホ市場寡占にはこのことが強く影響しているのは間違いない。

 

一方で、ハイエンドスマホの価格上昇は続いている。理由は円安に加え、ハイエンドスマホを構成するプロセッサーやイメージセンサー・メモリーなどの半導体コストが上がっており、機能アップに伴う価値の維持にかかるコストも上昇しているからだ。

 

景気の問題を抱える日本だけでなく、世界的にもスマホの価格上昇は課題となっている。スマホの進化ペースが落ち着いてきたこともあって、スマホの買い替えペースも長くなる傾向にある。

 

GoogleはPixel 8において「OSのアップデートを、ハードの提供開始以降7年間保証する」としている。他社も5年のサポートをうたうところが多い。アップルは明示していないものの、6年程度はOSのアップデートが続く。

 

この長さは“ひとりのユーザーが5年から7年同じ端末を使い続ける”という話ではない。仮に途中で中古として売られても、中古端末でも数年間、OSのアップデートを受けられるということになり、端末流通が安定するためだ。買う人が多ければ、それだけ“手持ちの端末を売って新しいものを買う”という人が増える。

 

ただ、このサイクルが通じるのは人気も高く、企業体力も旺盛な「大手が売るスマホ」に限られる。スマホのリセールバリューはメーカーによって大きく違う。アップルが圧倒的に高く、そのほかの大手が続く。それ以外は短期で下がってしまう……という世知辛い状況だ。

 

だとすると、“それ以外”の企業としては、リセールバリューに依存しない、強いファンを持つ端末を作って売っていく必要に迫られる。そう考えると、Nothingのように「ミドルクラスだがデザインや手触りで差別化する」のはひとつの手法だ。コストパフォーマンスを重視し、“他人と違うスマホ”をアピールするのは、良い販売戦略だと感じる。

 

では、今後のスマホの「性能」はどう変わっていくのだろうか? そのあたりは次回解説しよう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

端末価格で安いのは? Google Pixel 8aはどこで買うべきか

近年急速にシェアを拡大しているGoogle Pixelシリーズ。その廉価モデルの最新作「Google Pixel 8a」が、2024年5月14日に発売されました。

 

Google ストアを始め、大手通信キャリアのオンラインショップなどさまざまなチャネルで販売されていますが、「下取りありで実質◯万円」や「2年後に端末返却で実質◯円」など、条件つきの価格が目立ちます。

 

そこで本記事では、できるだけシンプルに各社の端末価格を一覧で比較し、一括購入するならどこがお得かを解説します。また、端末価格が落ち着きつつある前モデル「Google Pixel 7a」もあわせて比較してみましょう。

↑Google Pixel 8a

 

円安の影響は? 前モデルとの価格差をチェック

記録的な円安水準が続くいま、スマホの価格も高騰傾向にあります。そこではじめに、前モデルであるGoogle Pixel 7a(以下、7a)の端末価格と比較をしてみましょう。

 

【Google Pixel 8aとGoogle Pixel 7aの端末価格(Google ストア)】

現行価格 発売時の価格
Google Pixel 8a 7万2600円 7万2600円
Google Pixel 7a 6万9300円 6万2700円
※2024年5月22日時点の情報(以下同)
※価格は税込(以下同)

 

Google ストアの現行価格を見ると、現行の価格差は3300円とあまり大きくありません。ただし、7aは発売日の2023年5月11日、6万2700円に設定されていましたが、同年11月に現在の価格に値上げされています。

 

そのため、発売時の端末価格のみを比較すると、前モデルから約1万円の値上げという結果になりました。

 

大手通信キャリアの価格を一覧でチェック

Google Pixel 8a(以下、8a)をネットで購入する場合、Google ストアに加え、ドコモ、au、ソフトバンクのオンラインショップが選択肢となります。現時点で、楽天モバイルはPixelシリーズを販売していません。

 

まずは、これらの端末価格を一覧で比較してみましょう。なお、大手通信キャリアには2年ほどで端末を返却すれば安価にスマホを使える「端末購入プログラム」が導入されていますが、本記事ではこれに触れず、一括で購入する場合の金額を比較します。

 

【Google Pixel 8aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 7万2600円
ドコモオンラインショップ 8万4480円 5万2030円

(5G WELCOME割適用)

8万4480円
auオンラインショップ 8万円 5万8000円

(au Online Shop お得割適用)

6万9000円

(au Online Shop お得割適用)

ソフトバンクオンラインショップ 7万7760円 5万5776円

(オンラインショップ割適用)

・7万7760円

・5万5776円

(U22オンラインショップ割適用)

 

割引を適用させない場合、一括価格がもっとも安いのはGoogle ストアです。最高額であるドコモと比較するとその差は1万1880円と、無視できない価格差となっています。

 

ところが、他社からの乗り換え割を適用した場合、もっとも安価に購入できるのはドコモです。これは、ドコモの「5G WELCOME割」で8aを購入した場合の割引額が約3万3000円と大きくなっているためで、割引後はGoogle ストアよりも約2万円安い、5万2030円で購入することができます。

 

一方、新規契約の場合、割引の恩恵はほとんどありません。唯一Google ストアよりも安価になるのはauのみ。ソフトバンクオンラインショップでは、5歳から22歳までなら「U22 オンラインショップ割」が新規契約にも適用できますが、それ以外に割引は効きません。

 

なお、基本的に各社とも、8aへの機種変更時に適用できる割引はありません。

 

ただし現在、auが期間限定で「5G機種変更おトク割」を展開しており、8aへ機種変更する際に6万3500円で購入できるキャンペーンを実施しています。こちらのキャンペーンは2024年6月30日までなので、auユーザーで機種変更を検討している人は早めに手続きをしましょう。

 

価格下落は? 前モデルのGoogle Pixel 7aを狙ってみる

IIJmioのサイトから

 

8aは廉価モデルとはいえ、割引を適用させなければ約7万円。キャリアの乗り換え割引を適用しても、最安値は約5万円と決して安い買い物ではありません。スマホの端末価格をもう少し節約したい場合、前モデルである7aも選択肢に入ります。プロセッサーの性能などは8aと比べると劣りますが、全体的な機能は十分と言えるでしょう。

 

7aはGoogle ストアや大手通信キャリアに加え、サブブランドでも取り扱いがあります。ただし、ソフトバンクやUQモバイルなど、多くの販売窓口で在庫切れが目立っていることに要注意。ここでは、本記事執筆時点で在庫がある販売窓口の端末価格を比較していきます。

 

【Google Pixel 7aの価格比較】

販売窓口 一括価格 他社からの乗り換え 新規契約
Google ストア 6万9300円
ドコモオンラインショップ 5万3911円 5万3911円 5万3911円
ワイモバイルオンラインストア 5万5440円 ・3万3120円

(シンプル2 S契約時)

・2万9520円

(シンプル2 M/L契約時)

・4万3920円

(シンプル2 S契約時)

・4万320円

(シンプル2 M/L契約時)

IIJmio(中古) 5万7800円 4万4800円 5万7800円

 

8aの場合、割引未適用の価格はGoogle ストアが最安値でしたが、7aの場合、もっとも高額なのがGoogle ストアという結果になりました。また、乗り換え割引を適用させた場合の最安値はドコモでしたが、7aに割引は適用できないことに要注意。そのため、他社からドコモに乗り換える場合、7aよりも8aのほうが安くなる結果になっています。

 

そんな中、注目したいのがワイモバイルの価格です。ワイモバイルは乗り換える際にどのプランに加入するかによって割引金額が変わりますが、シンプル2 MまたはLに加入した場合、2万9520円という格安価格で購入することができます。

 

一方、MVNOでPixelシリーズを取り扱っている事業者はほとんどありません。IIJmioでは取り扱いがあるものの、中古品であることに注意が必要。未使用品のため、状態は良好ですが、新品とは異なることを理解したうえで購入をしましょう。

 

少し良いものを長く使うという節約方法

ここまで解説してきたとおり、乗り換え割引を適用させれば8a、7aともに比較的安価に購入することできます。これ以外にも、各社の下取りキャンペーンを併用することで、さらなる節約も可能です。

 

またPixelシリーズの場合、他社製品と比較してソフトウェアアップデートの提供期間が長いという特徴があります。

 

【Google Pixelのソフトウェアアップデート提供期間】

Androidバージョン

アップデートの提供期限

セキュリティ

アップデートの提供期限

Google Pixel 8a 2031年5月まで 2031年5月まで
Google Pixel 7a 2026年5月まで 2028年5月まで

 

8aのアップデートは発売日から7年間提供されることになっており、2031年5月までは最新のAndroid OSを使うことが可能です。

 

故障リスクやバッテリーの経年劣化などで、実際にこれだけ長く使うのは不可能かもしれませんが、ひとつの機種をできるだけ長く使うことで、円安・物価高時代に対抗するという方法も選択肢と言えるでしょう。

マウス初のChromebookが7万円弱で発売、子どもの初めての1台に良さそう

マウスコンピューターは6月3日、「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」を発売しました。価格は6万9850円(税込)です。

 

mouse Chromebook U1-DAU01GY-Aは、マウスコンピューターとして初めてChromeOSを搭載した製品です。GIGAスクール構想を見据え、子どもが扱いやすい仕様を採用しています。

 

ディスプレイは360度回転するコンバーチブルタイプで、タブレットとしてもノートPCとしても使用可能。また、ディスプレイ部とキーボード部にカメラを搭載し、インカメラ/アウトカメラとして使用できます。

↑キーボード。Enterキーがやや小さいものの、変わった配列ではありません

 

↑キーボード奥にカメラを搭載。タブレットにしたときにアウトカメラとして機能します

 

ノートPCのディスプレイを閉じた状態で持ち運べるハンドルも搭載。ハンドルは収納できるため、必要に応じて出したりしまったりできます。

↑収納できるハンドル付き

 

このほか、USB Type-C経由で充電できるスタイラスも付属します。

↑スタイラスは専用の留め具に挟んでおけます。留め具はUSBポートに差し込む仕組み

 

スペックは、CPUがインテル プロセッサー N100、メモリーが8GB、ストレージが64GB eMMCで、ディスプレイは11.6型(1366×768ドット)のタッチ対応となっています。また本体サイズは約幅292×奥行き204×高さ21.3mmで、重さは約1.43kg。

↑左側面のインターフェースはUSB3.0、USB3.1 Type-C、電源ボタンなど

 

↑右側面はUSB3.0、ヘッドホン/ヘッドセットジャック、USB3.1 Type-C、microSDメモリーカードリーダーをそろえています

 

GIGAスクール向けの製品なので、学校への導入がメインとなりそうですが、個人で購入もできます。子どもに与える初めてのパソコンとして需要がありそうです。

マウス初のChromebookが7万円弱で発売、子どもの初めての1台に良さそう

マウスコンピューターは6月3日、「mouse Chromebook U1-DAU01GY-A」を発売しました。価格は6万9850円(税込)です。

 

mouse Chromebook U1-DAU01GY-Aは、マウスコンピューターとして初めてChromeOSを搭載した製品です。GIGAスクール構想を見据え、子どもが扱いやすい仕様を採用しています。

 

ディスプレイは360度回転するコンバーチブルタイプで、タブレットとしてもノートPCとしても使用可能。また、ディスプレイ部とキーボード部にカメラを搭載し、インカメラ/アウトカメラとして使用できます。

↑キーボード。Enterキーがやや小さいものの、変わった配列ではありません

 

↑キーボード奥にカメラを搭載。タブレットにしたときにアウトカメラとして機能します

 

ノートPCのディスプレイを閉じた状態で持ち運べるハンドルも搭載。ハンドルは収納できるため、必要に応じて出したりしまったりできます。

↑収納できるハンドル付き

 

このほか、USB Type-C経由で充電できるスタイラスも付属します。

↑スタイラスは専用の留め具に挟んでおけます。留め具はUSBポートに差し込む仕組み

 

スペックは、CPUがインテル プロセッサー N100、メモリーが8GB、ストレージが64GB eMMCで、ディスプレイは11.6型(1366×768ドット)のタッチ対応となっています。また本体サイズは約幅292×奥行き204×高さ21.3mmで、重さは約1.43kg。

↑左側面のインターフェースはUSB3.0、USB3.1 Type-C、電源ボタンなど

 

↑右側面はUSB3.0、ヘッドホン/ヘッドセットジャック、USB3.1 Type-C、microSDメモリーカードリーダーをそろえています

 

GIGAスクール向けの製品なので、学校への導入がメインとなりそうですが、個人で購入もできます。子どもに与える初めてのパソコンとして需要がありそうです。

【西田宗千佳連載】デザイン重視の「Nothing」は日本市場に本気

Vol.138-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはイギリスに拠点を置く「Nothing」が日本市場に投入するスマホ。上位メーカー数社が大きなシェアを占める日本での商機はあるか。

 

今月の注目アイテム

Nothing

Phone(2a)

実売価格4万9800円~

↑ロンドンを拠点とするNothingが日本市場に投入するスマホ。画面は6.7インチのAMOLEDディスプレイを採用。OSは「Nothing OS 2.5 Powered by Android 14」を採用し、多彩なNothingウィジェットを利用できる

 

FeliCaを搭載し、日本向けに販売体制も強化

イギリスに本拠を置くデジタル機器メーカーである「Nothing」が日本に本格進出した。同社はスマホの「Nothing Phone」やイヤホンなど、特徴的なデザインを採用した製品で知られるメーカー。日本でも2年ほど前から製品を展開しているが、海外で売っているものをそのまま導入する形だった。

 

だが今年からは変わる。同社CEO(最高経営責任者)のカール・ペイ氏は「いままでは日本市場に合わせた製品も用意していなかった、お試しのようなもの。ここから本格的に展開する」と語る。

 

その一例が、同社製最新スマホである「Nothing Phone(2a)」だ。2024年4月から流通を開始した製品だが、過去と異なり、日本市場向けは他国向けと機能が異なる。いわゆる「おサイフケータイ」に対応するために、NFCだけでなくFeliCaも搭載した。日本でより多く売るには必須と判断したためだ。

 

さらに、マーケティング・販売・サポートなどのチームを本格的に立ち上げる。日本チームのトップとなるのは黒住吉郎氏。黒住氏はソニーモバイルでXperiaに関わり、その後楽天モバイル・ソフトバンクと携帯電話事業者でも勤務し、さらにAppleでも経験を重ねたという、日本のスマホ業界全体を見た経験を持つ、稀有な人物だ。十数年に渡り取材してきた、筆者にとっても顔なじみのひとり。そうした人物を雇用したことからも、同社の本気度が伝わってくる。

 

消費者側から見ると、長年にわたって不景気な日本のどこに魅力があるのか……と感じるが、Nothingは、それだけ日本市場に可能性を感じているのだろう。

 

コスパの高さを武器に選ばれるスマホを目指す

理由は複数ある。

 

ひとつ目は、“大手以外があまり定着していない”こと。ご存知のように、日本はiPhoneのシェアが高い。それ以外となると、GoogleのPixelにサムスンのGalaxy、シャープのAQUOSやソニーのXperiaといったところだろうか。

 

それ以外のメーカーはシェアが小さい。携帯電話事業者以外で流通する「オープン市場」(俗にいうSIMフリー製品。現在は携帯電話事業者もSIMロックをかけていないので、呼称としては正しくない)の規模も大きくない。メーカーそれぞれにファンもいるのだが、大手に食い込めるほどの存在感になっていないのが実情だ。

 

体制という意味ではNothingもまだまだなのだが、数年かけてブランド認知を高めれば、“指名買いされるスマホ”のひとつになり得る……と分析したのだろう。

 

特に同社が商機と感じているのは、おそらく「コスパ」だ。ハイエンドスマホがどんどん価格を上げていくなかで、デザインとコストパフォーマンスで目立つことができれば、十分商機があると見込んだのだろう。

 

では、高コスパで売れるスマホの条件とはなにか? ハイエンドと高コスパスマホはどう棲み分け、結果としてスマホ各社はどう生き残っていくのか? そのあたりは次回以降に解説していくことにしよう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

思い出がホーム画面で甦る……お気に入りのアルバムをウィジェットで楽しむには【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「ホーム画面のウィジェットに「写真」アプリ内のアルバムを置く方法」です。

 

 

iOS 17では「写真」アプリのウィジェットが進化し、特定のアルバムを指定して表示させられるようになりました。改めて、ウィジェットの使い方をおさらいしながら、設定方法を解説しましょう。

 

まず「ウィジェット」とは、iPhoneのホーム画面に配置して、アプリの情報の一部を常時表示させておける機能です。たとえば「天気」や「カレンダー」アプリなどのウィジェットを配置しておくことで、アプリの最新の情報を一目で確認できます。

 

では、iOS 17でアップデートされた「写真」アプリのウィジェットを使って、指定したアルバムを表示させる方法を説明しましょう。

 

ホーム画面を長押しし、編集可能な状態になったら左上の[+]をタップ。ウィジェット一覧が開いたら、「写真」を選択します。するとポップアップが開くので、画面を右から左へスワイプして「アルバム」のウィジェットを表示させ、好みの形状のものを選んだら[ウィジェットを追加]をタップします。

 

すると、ホーム画面に「写真」ウィジェットが追加されるので、好きな場所に配置し[完了]をタップしましょう。これでホーム画面にウィジェットが追加できました。

 

続いて、配置したウィジェットを長押しして[ウィジェットを編集]を選択。

 

アルバム名をタップして、アルバムのリストから、表示させたいアルバム名を選びます。余白をタップしてポップアップを閉じましょう。すると、指定したアルバムがウィジェットに表示されるようになりました。

 

ウィジェットをタップすると、そのアルバムにワンタップでアクセスできるのも便利なポイントです。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「One UI Watch 6」のベータ版、Galaxy Watchにまもなく登場!?

サムスンのスマートウォッチ「Galaxy Watch」向けに、最新バージョン「Wear OS 5」をベースにした「One UI Watch 6」のベータ版が、まもなくリリースされるようです。

↑「One UI Watch 6」ベータ版の配信はもうすぐみたい(画像提供/Google)

 

Wear OS 5はGoogleが開発しているスマートウォッチ向けのOSで、今年5月に発表されたばかり。その特徴は、消費電力の削減によりバッテリー駆動時間が伸びたこと。Googleは「Wear OS 5でマラソンを走ると、消費電力が最大20%削減されます」とうたっています。

 

今回、XユーザーのTheordysm氏は、サムスンのフォーラムページからOne UI Watch 6のベータ版に関する情報を発見しました。昨年の「Wear OS 4」が「One UI Watch 5」のベータ版として6月初旬にGalaxy Watch向けにリリースされたことを考えると、Wear OS 5(One UI Watch 6)も同様のスケジュールとなりそうです。

 

Wear OSの最新バージョンは、まずGalaxy Watch向けにリリースされ、次にGoogleの「Pixel Watch」に登場し、最終的に他のブランドのスマートウォッチにリリースされます。One UI Watch 6をインストールしたGalaxy Watchのバッテリーがどれだけ長持ちするようになるのか、今から楽しみです。

 

Source: Theordysm / X via 9to5Google

「Google検索」の極秘情報が流出! 検索順位の仕組みが判明?

Googleのサービスの根幹ともいえる「Google検索」。その検索結果のランク付けや表示の要素を記載した内部文章が漏洩したと、ソフトウェア会社のSparkToroが報告しています。

↑仕組みがバレた?(画像提供/Google)

 

SparkToroのRand Fishkinが入手した「Google APIコンテンツ・ウェアハウス」には、検索結果を生成するさまざまな要素がどのように機能するかを従業員に説明する、社内APIドキュメントが含まれています。合計2500ページ以上のドキュメントには、古いものから最新のものまで存在するそう。

 

このデータでは、Google検索が検索結果を順序付ける際に考慮する要素を含んでいます。しかし、最終的にランキングを決定する各要素の「重要性/重み」は明らかにされていません。

 

今回のデータはGoogleが3月27日にGitHub経由で誤って公開し、5月7日に削除されたようです。しかしデータはサードパーティーのサービスによってインデックス化されていたため、このようなコピーが流出しました。

 

Googleは今回の漏洩について、まだコメントを出していません。今回のデータによるGoogle検索のハックは難しそうですが、誰もが日々使っている巨大システムの内部が垣間見えた、興味深い出来事と言えそうです。

 

Source: SparkToro via 9to5Google

「Google検索」の極秘情報が流出! 検索順位の仕組みが判明?

Googleのサービスの根幹ともいえる「Google検索」。その検索結果のランク付けや表示の要素を記載した内部文章が漏洩したと、ソフトウェア会社のSparkToroが報告しています。

↑仕組みがバレた?(画像提供/Google)

 

SparkToroのRand Fishkinが入手した「Google APIコンテンツ・ウェアハウス」には、検索結果を生成するさまざまな要素がどのように機能するかを従業員に説明する、社内APIドキュメントが含まれています。合計2500ページ以上のドキュメントには、古いものから最新のものまで存在するそう。

 

このデータでは、Google検索が検索結果を順序付ける際に考慮する要素を含んでいます。しかし、最終的にランキングを決定する各要素の「重要性/重み」は明らかにされていません。

 

今回のデータはGoogleが3月27日にGitHub経由で誤って公開し、5月7日に削除されたようです。しかしデータはサードパーティーのサービスによってインデックス化されていたため、このようなコピーが流出しました。

 

Googleは今回の漏洩について、まだコメントを出していません。今回のデータによるGoogle検索のハックは難しそうですが、誰もが日々使っている巨大システムの内部が垣間見えた、興味深い出来事と言えそうです。

 

Source: SparkToro via 9to5Google

「Chromebook Plus」に新モデルが登場! AI機能がパワーアップ

Googleは、AcerやAsus、HPから販売される「Chromebook Plus」の新モデルを6機種発表しました。さらに、Chromebook Plus向けのAI(人工知能)機能も強化されます。

↑Acerの「Chromebook Plus Spin 714」(画像提供/Google)

 

Chromebook Plusとは、セキュリティ機能やGoogleアプリの動作、最大10時間のバッテリー駆動時間を保証したノートパソコン。350ドル(約5万5000円※)〜と、廉価に購入できるのも特徴です。

※1ドル=約157.6円で換算(2024年5月29日現在)

 

上画像のAcerの「Chromebook Plus Spin 714」は、最新世代の「Intel Core Ultra」プロセッサを搭載したモデル。コンバーチブルデザインでノートパソコンとしてだけでなく、タブレットとしても使用可能。1440p QHD解像度のWebカメラやAIによるオーディオ・ビデオ拡張機能、デュアルマイクと上向きスピーカー、DTS Audioを搭載しています。Best Buyでの販売価格は699ドル(約11万円)〜。

↑編集マジックが特徴の一つ(画像提供/Google)

 

Chromebook Plus Spin 714を含むChromebook Plusでは、「Google AI」による機能が組み込まれています。例えば、「編集マジック」では被写体を選んで位置を変更したり、サイズを変更したりすることが可能。また、生成AIによる壁紙とビデオ通話背景を利用できます。「Help me write」では、文章の作成をGoogle AIが手伝ってくれます。

 

Chromebook PlusではAIチャットボット「Gemini」がホーム画面に表示され、素早くアクセスすることが可能。さらに、「Gemini Advanced」や2TBのストレージが利用できる「Google One AI プレミアム」プランが12か月無料で利用できます。

 

Chromebook PlusのGoogle AIやGeminiによる新機能は、すでに利用が可能。人工知能をフル活用できるChromebook Plusは、学業や仕事に大いに活躍してくれそうな予感です。

 

Source: Google 1, 2

「Chromebook Plus」に新モデルが登場! AI機能がパワーアップ

Googleは、AcerやAsus、HPから販売される「Chromebook Plus」の新モデルを6機種発表しました。さらに、Chromebook Plus向けのAI(人工知能)機能も強化されます。

↑Acerの「Chromebook Plus Spin 714」(画像提供/Google)

 

Chromebook Plusとは、セキュリティ機能やGoogleアプリの動作、最大10時間のバッテリー駆動時間を保証したノートパソコン。350ドル(約5万5000円※)〜と、廉価に購入できるのも特徴です。

※1ドル=約157.6円で換算(2024年5月29日現在)

 

上画像のAcerの「Chromebook Plus Spin 714」は、最新世代の「Intel Core Ultra」プロセッサを搭載したモデル。コンバーチブルデザインでノートパソコンとしてだけでなく、タブレットとしても使用可能。1440p QHD解像度のWebカメラやAIによるオーディオ・ビデオ拡張機能、デュアルマイクと上向きスピーカー、DTS Audioを搭載しています。Best Buyでの販売価格は699ドル(約11万円)〜。

↑編集マジックが特徴の一つ(画像提供/Google)

 

Chromebook Plus Spin 714を含むChromebook Plusでは、「Google AI」による機能が組み込まれています。例えば、「編集マジック」では被写体を選んで位置を変更したり、サイズを変更したりすることが可能。また、生成AIによる壁紙とビデオ通話背景を利用できます。「Help me write」では、文章の作成をGoogle AIが手伝ってくれます。

 

Chromebook PlusではAIチャットボット「Gemini」がホーム画面に表示され、素早くアクセスすることが可能。さらに、「Gemini Advanced」や2TBのストレージが利用できる「Google One AI プレミアム」プランが12か月無料で利用できます。

 

Chromebook PlusのGoogle AIやGeminiによる新機能は、すでに利用が可能。人工知能をフル活用できるChromebook Plusは、学業や仕事に大いに活躍してくれそうな予感です。

 

Source: Google 1, 2

「Galaxy Z Flip6」と「Galaxy Ring」のバッテリー容量が判明!

サムスンは今年7月の新製品発表イベント「Unpacked」で、新型の折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」とスマートリング「Galaxy Ring」を正式発表すると噂されています。この両製品が米連邦通信委員会(FCC)のデータベースから発見され、それぞれの搭載バッテリー容量が明らかとなりました。

↑バッテリー容量はどれほど上がった?(画像提供/@Onleaks/Smartprix)

 

米国内で無線機器を販売するには、事前にFCCの認証を受ける必要があります。公的機関への届出でもあり、メーカー側も正確な仕様を申告するため、「最も信頼性の高いリーク情報源」と評する声もあります。

 

まず、Galaxy Z Flip6のバッテリー容量は3790mAhとのこと。これは現行モデルGalaxy Z Flip5が公称する3700mAhより高いものの、以前の噂にあった4000mAh、すなわちGalaxy S24並には及んでいません。

 

とはいえ、サムスンは今後の新型スマートフォンにバッテリーAIを導入し、消費電力を細かく制御することで、同じバッテリー容量でも駆動時間を伸ばすとの噂もあります。容量の増加がわずかだとしても、AIとの組み合わせにより大幅にバッテリー持ちが改善されることもあり得そうです。

 

次に、Galaxy Ringに関しては、サイズが5号(指周りが約4.5cm)から12号(約5.2cm)まである模様。これを他社のスマートリングと比べると、Evie Ringとは同じですが、6号~13号のOura Ring Gen 3や、5号~14号まであるUltrahuman Ring Airとは異なります。

 

また、バッテリー容量はサイズにより17mAh~22mAhとのこと。Oura Ring Gen 3は15mAh~22mAhであり、一度の充電で7日間は使えます。そしてサムスン幹部は、自社のGalaxy Ringは最大9日間は持つと述べていました

 

普段、身に着けていることを忘れがちなウェアラブル機器は、バッテリー持ちが長いほど使いやすくなるもの。サムスンがアピールしていた通り、他社を大きく引き離すスタミナを期待したいところです。

 

Source: MySmartPrice
via: The Verge

アップル、「iPhone 16 Pro」用の有機ELディスプレイ生産にゴーサイン!

今年も秋に次期「iPhone 16」シリーズが発売されるとみられるなか、サムスンディスプレイとLGディスプレイがProモデル向けの有機EL画面の量産の承認を得たと海外で報じられています。

↑iPhone 16 Proシリーズで発売遅れや品薄は起こりにくそう

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、両社とも5月初めにアップルからゴーサインが得られたとのこと。ちょうど先日、著名アナリストが「iPhone 16シリーズ用の画面パネル生産が6月から始まる」と予想していたことと一致しています。

 

今回の報道によれば、サムスンがiPhone 16の全4モデルに有機EL画面を供給するのに対し、LGはProモデルのみ。さらに、中国のディスプレイ製造大手BOEは標準モデルの「iPhone 16」と「iPhone 16 Plus」向け画面パネルの供給に協力する見通しです。

 

これまでLGはアップルの承認を受けるのが遅れ、量産時期を逃していた(十分な受注が受けられなかった)とのこと。昨年もLGはサムスンの数か月後にiPhone 15 Pro向け画面の量産承認を受けたことで、市場シェアの差が広がっていたようです。

 

すでにサムスンはiPhone 16標準モデルとProモデル向けの量産承認を受けており、5月末までにPro Maxの承認も得られる見通し。LGも6月中旬にPro Maxの承認が得られる予定だと伝えられています。両社とも量産に加われば、発売直後にiPhone 16 ProおよびPro Maxの発売遅れや品薄は起こりにくいと思われます。

 

一方、iPhone 15 ProモデルとiPhone 16 Proモデルの有機EL画面は違いがわずかながら、BRS(Border Reduction Structure)技術によりベゼルが少し細くなる可能性があるとのこと。こうした予想は、以前の報道にもありました。

 

このBSRとは、パネル下部のボーダーをできるだけ薄くする加工技術。下部の配線を上側に巻き込むものであり、以前もアップル以外の会社が採用したものの、発熱の問題ありました。しかし、最近では放熱技術が改善されたため、再び導入する目処が立ったようです。

 

Source: The Elec
via: MacRumors

Apple情報総合Webメディア「Mac Fan Portal」オープン! リニューアル特大号「Mac Fan」表紙に爆笑問題・太田 光

マイナビ出版は、Apple情報の総合ポータルサイト「Mac Fan Portal」を5月29日にオープンしました。

 

同サイトは、「Appleにかかわる『今知りたい!』を叶えるメディア」をタグラインに掲げ、Appleの新製品や最新OSの機能解説、Macの便利技やトラブルシューティング、導入事例など、様々なコンテンツを提供しています。

 

記事は毎日公開され、無料で閲覧可能。お笑い芸人のR藤本さんによる「つまらないゲームなど必要ない!Z」や、マンガ「Mac不安ちゃん」などのWeb連載記事も更新されます。

 

また、隔月刊化した雑誌「Mac Fan」最新号(2024年7月号)も同日に発売されました。価格は1073円(税別)。

 

表紙は、古くからのMacユーザだという、爆笑問題の太田 光さん。巻末インタビューでは、Macとの出会いや、愛用中のMacBookの使用感、そしてMacを使い続ける理由などを語っています。

 

第1特集「すごすぎるMacの世界」、第2特集「徹底検証『Safari』の実力」、第3特集「自作キーボードのススメ」のほか、「シン・マックな人」「もっと! Mac不安ちゃん」といった新連載なども掲載。

 

新WebメディアMac Fan Portalのオープンと、雑誌Mac Fanのリニューアルを記念して、Apple Gift Card 1万円×10名や、Apple製品と一緒に使いたい注目アクセサリなど、総額43万円相当の豪華賞品が抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施中。詳細はMac Fan Portal内のキャンペーンページ(https://macfan.book.mynavi.jp/article/811/)をご覧ください。

iOS、サードアプリでもアイコンをアニメーション表示できちゃう! 海外の研究者が発見

iOSにおいて、サードアプリでもアイコンをアニメーション表示できるという脆弱性を海外の研究者が発見しました。

↑いろいろなアプリに動きを付けられることが判明

 

「時計」や「カレンダー」といったiOSの標準アプリには、時計の針が動いたり日付が更新されたりと、すでにアニメーション機能が搭載されています。また、サードアプリのなかでもアプリ内部の設定からアプリのアイコンを変更できるものが存在します。

 

iOS研究者のBryce Bostwick氏が発見した手法は、システムが公式に提供しているAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を使用して、代替となるアプリアイコンを提供するというもの。

 

通常はサードアプリが勝手にアイコンを変更することはできないのですが、同氏は「プライベートメソッド」を使用することで、アイコンをアニメーション表示させることに成功。また、バックグラウンド状態でもアクティブだとアプリに認識させることで、いつでもアニメーションが表示できるようになりました。

 

Bostwick氏は実演で、さまざまなiOSのアプリアイコンをアニメーションさせています。たくさんのアプリのアイコンが常にアニメーションすると目が疲れてしまいますが、通知が来たときにだけアニメーションするのなら、なかなか楽しそうです。今後、アップルが公式にサードアプリのアイコンのアニメーションを許可することがあるのか気になります。

 

Source: bryce.co via 9to5Mac

Pixel 10向け「Tensor G5」、TSMCが製造中!?

グーグルが2025年にリリースすると予想される「Pixel 10」シリーズ。その搭載プロセッサ「Tensor G5(仮称)」が台湾のTSMCによって製造されると海外で報じられています。

↑サムスンからTSMCにスイッチ(画像提供/グーグル)

 

グーグル独自のプロセッサ「Tensor」を搭載したPixelシリーズでは、「Pixel 6」シリーズに搭載された「Google Tensor」から、現行モデルの「Pixel 8」シリーズに搭載されている「Tensor G3」まで、その開発と製造にはサムスンが密接に関わってきました。

 

次期モデルの「Pixel 9」シリーズでも、引き続きサムスンが「Tensor G4(仮称)」を製造し、かなり小規模なアップグレードになることが予測されています。しかし、同社が製造するチップには熱と電力効率に問題があると報告されているのです。

 

今回、Android Authorityが入手した取引データベースの情報によれば、Tensor G5の略称である「Laguna Beach」が、TSMC独自のパッケージング技術である「InFO_POP」を採用すると記載されています。今回見つかったのはチップの最初のリビジョンで、今後のバージョンアップが予定されています。

 

さらに今回の情報からは、Tensor G5に16GBのメモリが搭載されることも確認されました。Pixel 9やPixel 10に搭載されるTensor G4やG5では、AI(人工知能)処理のために大容量のRAMを搭載するとみられています。

 

例年通りのスケジュールなら、Tensor G5を搭載したPixel 10シリーズは2025年の後半に登場するはず。もし大幅にアップグレードされたPixelスマートフォンが欲しいのなら、Pixel 10を待ってみてもいいかもしれません。

 

Source: Android Authority

次期「Galaxy S25 Ultra」、望遠と超広角カメラが5000万画素に向上!?

2025年の投入が期待されているサムスンの次期フラッグシップスマートフォン「Galaxy S25 Ultra」において、メインカメラ以外のカメラが大幅にアップグレードされると海外で報じられています。

↑カメラが全体的にパワーアップしそう

 

現行モデルの「Galaxy S24 Ultra」では、2億画素のメインカメラに、5000万画素/1000万画素の3倍/5倍ズームカメラ、1200万画素の超広角カメラが組み合わされています。

 

Ice universe氏によれば、Galaxy S25 Ultraでは望遠カメラと超広角カメラの両方に5000万画素が採用されるとのこと。メインカメラは2億画素のままですが、これによってさらに強力なカメラシステムが実現するというのです。

 

Galaxy S25 Ultraには1インチのカメラセンサーが搭載されるとの情報も伝えられているほか、ベゼルデザインの変更やAI(人工知能)処理向けの大容量RAMの搭載も噂されています。例年通りのスケジュールなら、Galaxy S25シリーズが登場するのは来年初頭になるはずですが、今からその進化が楽しみです。

 

Source: Ice universe / Weibo via 9to5Google

Android版「YouTube Music」、鼻歌で曲を探せるようになった!

「この歌、何だっけ?」……とおぼろげにメロディーは覚えているものの、曲名を思い出せないのはよくあることです。そんなときに役立つ「鼻歌で楽曲が探せる」機能がAndroid版YouTube Musicアプリで展開されています。

↑この歌、何だっけ? 鼻歌で見つけよう

 

この新機能が有効になったアプリでは、右上にある虫眼鏡ボタンをタップすると、マイクの横に新たな波形アイコンが表示されます。そちらの新ボタンを選ぶと、「曲を再生、歌う、または鼻歌」を発するよう求められます。

 

ここで再び波形アイコンをタップすると、アプリは聞き取りを開始。ユーザーが鼻歌を歌ったり口ずさんだりすると、驚くほどの速さで識別し、お目当ての曲を探し当ててくれます。

↑鼻歌で検索(画像提供/9to5Google)

 

フルスクリーンの検索結果ページには、カバーアートや曲名、アーティスト、アルバム、年、さらには再生またはライブラリへの保存のショートカットが表示されます。探し当てた曲をすぐに聴くことも、曲名だけを確認することも、スマホに保存して後に取っておくこともできるわけです。

 

実はAndroid版YouTube Musicは、今年3月からこの機能のテストを始めていました。また、Android版YouTubeやGoogle Play Musicアプリでは以前から使うことができ、うろ覚えの曲でもハミングすると、かなりの精度で的中させています。

 

この鼻歌サーチは、Android版YouTube Musicのバージョン7.02 で確認されています。iOS版ではまだ使えませんが、「街やテレビで流れた曲を探す」のであれば、iPhoneの標準アプリShazamが代わりとなりそうです(鼻歌はなかなか認識してくれませんが)。

 

Source: 9to5Google

iPadで「リンゴのロゴ」が横向きになる!? アップル社員が可能性を示唆

iPadの背面にあるリンゴのロゴは、本体を縦向きにしたとき垂直になるよう配置されています。しかし、今後は横向きになる可能性があることが明らかとなりました。

↑ロゴも横向きモードに合わせる?

 

フランスのニュースサイトNumeramaは、発売されたばかりのM4 iPad Proについて、iPadの開発・販売に深く関わるアップルの社員3名にインタビューを行いました。インダストリアルデザイナーのMolly Anderson氏、ヒューマンマシンインターフェイスデザイナーのSteve Lemay氏、マーケティングマネージャーのScott Brodrickという顔ぶれです。

 

新型iPad ProとiPad Airは、キーボードを装着して横向きに置いたとき、前面カメラが上に来るようになりました(前モデルでは横側)。しかし、リンゴのロゴは依然として縦向きのままです。

 

なぜ横向きのままなのか?と聞かれたAnderson氏は「それは変わる可能性があると思います」と回答。「iPadは長い間、縦向きで使われる製品でしたが、横向きモードで使うことが多くなっていません。それが不変であるとは言えません」と述べています。

 

実はソフトウェア面では、すでに3年前のiPadOS 14.5から、iPadを横向きで起動したときにロゴを横向きに表示するよう変えています。またアップル純正のMagic Keyboardも横向きで使う形であり、ビデオ会議やストリーミング動画の視聴でも横向きのほうが使いやすくなっています。

 

その一方、iPad miniは片手で持ちやすく、縦向きで使う機会も多いはず。将来的には各モデルごとにリンゴマークの向きが違う、あるいは好みで回転できるようになるのかもしれません。

 

Source: Numerama
via: MacRumors

「Galaxy Watch7 Ultra」という製品名は誤り!? 謎の「X」が浮上

これまでサムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズには3つのバリエーションがあり、プレミアムな最上位モデルは「Galaxy Watch7 Ultra」になると噂されてきました。しかし、実際の製品名は「Galaxy Watch X」となり、6月下旬に登場するとの情報が伝えられています。

↑Galaxy Watch Xとは?

 

ギリシャのテック系情報サイトTechManiacは「信頼できるソース」から、サムスンが夏に開催する新製品発表イベント「Unpacked」に関する情報を入手したと主張。

 

まず、Unpackedイベントは6月24日に開催され、前から言われていた7月10日ではないと述べています。つまり、次期Galaxy Watch7シリーズも、その場でお披露目されるというわけです。

 

興味深いのは、Galaxy Watch Xが頑丈に作られているとされること。具体的には100mの耐水性能があるとのことですが、これはApple Watch Ultraシリーズと同じ仕様です。

 

なお、実際に使える水深はそれよりも浅く、Apple Watch Ultraは「水深40m」と表記。おそらく、Galaxy Watch Xも同様でしょう。

 

またプレミアムなXモデルはバッテリー持続時間も向上し、最大100時間に達するとのこと。ちなみにGalaxy Watch6 Classicは最大40時間、Gaaxy Watch5 Proは最大80時間、Apple Watch Ultra 2は36時間のバッテリー駆動時間をうたっています。

 

Galaxy Watch7シリーズは、サムスン発の3nmチップを搭載し、省電力性能も改善されるとの噂もありました。が、100時間も持つとすれば、バッテリー容量もデカくなりそうです。

 

Galaxy Watch7 Ultra(Galaxy Watch X?)は予想CGが登場しており、本体ケースが従来の丸から四角となり、頑丈そうな見かけとなっていました。Apple Watch Ultraシリーズのように登山やダイビング、アウトドア向けに売り込まれるのかもしれません。

 

Source: TechManiacs
via: GSMArena

iOS17.2で登場の「ジャーナル」はどう使う?iPhoneで記録する日記アプリの活用法

2023年12月のiOS 17.2リリース後、突如ホーム画面に現れた新アプリ「ジャーナル」。iPhoneに標準搭載の日記アプリとして公開されましたが、最新バージョンへのOSアップデート後に初めて存在を知った、というケースも多いのではないでしょうか。

 

一見、よくある日記アプリのようですが、ジャーナルにはiPhoneの機械学習を用いた提案やリマインドなど、ユーザーが無理なく記録を継続していくためのさまざまな機能が盛り込まれています。そんなジャーナルを上手に使いこなすには? ガジェットライターとして活躍する井上晃さんに、基本の使い方や活用法を教えていただきました。

 

 

Apple純正アプリだからこその機能も!
「ジャーナル」で気軽に日記を楽しむ

 

ジャーナルは、iPhone標準搭載のシンプルな日記アプリ。日々の瞬間や人生の特別な出来事をテキストで記録するだけでなく、写真やビデオ、オーディオ、位置情報などを追加することで、より具体的に思い出を彩ることができます。

 

・日記を書くためのヒントが提案される

ジャーナルのもっとも特徴的と言える機能が、iPhoneの機械学習を活用した提案。写真や音楽、ワークアウトなど、iPhoneに記録されたデータをもとに、パーソナライズされた提案が作成され、日記を書くためのヒントとしてユーザーに提供されます。

 

外出先で撮影した写真と撮影場所の位置情報がセットになっていたり、ウォーキング中に聴いていた曲が歩数の記録に紐づいていたりと、アプリから提案されるヒントはユーザーの行動によってさまざま。

 

「日記を書くときは、その日のイベントや自分の心情について綴ることが多いと思います。ですが、日記に書けそうな特別な出来事が毎日あるとは限りません。いざ日記をつけ始めても内容に悩んでしまい、結局継続できずに諦めてしまったという人も多いはず。

 

ジャーナルは、iPhoneに記録されたユーザーの行動履歴に基づいて日記のネタをレコメンドして、日記を継続していくためのサポートをしてくれます。普段の自分だったら思いつかないようなテーマが提案されることもあるので、新鮮な気持ちで日記を書くことができます」(ガジェットライター・井上晃さん、以下同)

 

・パーソナルな情報を非公開で書き留められる

ジャーナルでは、SNSに投稿するような感覚でカジュアルに日記を書くことができますが、SNSとは違い、日記の内容がネット上に公開されることはありません。他人の目を気にすることなく、鍵付きの日記帳のように思ったことを書き留めておけるのも、ジャーナルの魅力です。

 

写真家が教える「iPhone15/iPhone15Pro」の撮影術…13枚の作例で解説するポートレートモードの使いこなし

 

「ジャーナル」を使いこなすための基本設定

ジャーナルを最大限に活用するために、まずは設定のカスタマイズから始めましょう。

 

・リマインド設定で記入を習慣づける

日記を習慣化するためのリマインドを設定します。あらかじめ曜日と時刻を設定すると、指定したタイミングでプッシュ通知が届くので、忘れずに記入することができます。

 

【設定方法】
「設定」アプリ→「ジャーナル」→「ジャーナル記入のスケジュール」→「スケジュールする」をオン

 

アプリの操作中に出てくるポップアップ(写真左)から設定に飛ぶこともできます。

 

・「記入の提案」をオンにする

iPhoneに記録されている情報をジャーナルに連携すると、そのデータに基づいた提案がアプリ内に表示されます。デフォルトですべてのデータ共有がオンになっていますが、有効・無効は設定からカスタマイズが可能です。

 

【設定方法】
「設定」アプリ→「ジャーナル」→「ジャーナル記録の提案」→「提案のプライバシー設定」

各種データとの連携をオンにすることで、ジャーナルからの提案の幅が広がります。

 

・「ロック」機能でプライバシーを保護

iPhone本体のロックとは別に、アプリ自体にロックをかけることも可能です。アプリを開く際に、デバイスのパスコードや生体認証が必要になるので、他者からの閲覧を防ぎます。

 

【設定方法】
「設定」アプリ→「ジャーナル」→「ジャーナルをロック」→「ロック」をオン

 

iPhone15Pro・ProMaxで夜景撮影に成功するには?望遠レンズの活用や構図の決め方など夜景写真家が解説

 

アプリからの提案が日記のヒントに!
「ジャーナル」の4つの記録方法

設定ができたところで、早速日記をつけてみましょう。ジャーナルの記録方法には、いくつか種類があります。

 

1.新規エントリーを作成する

ジャーナル上の記録のことを、「エントリー」と呼びます。新しくエントリーを作成するには、画面下部にある「+」アイコンをタップします。

 

「新規エントリー」を選択すると、テキストのほか、写真やボイスメッセージ、位置情報などをリアルタイムで記録することができます。エントリーの編集や削除、ブックマークは、該当のエントリーを左右にスワイプすることで簡単に行えます。

 

「基本的には作成した当日の日付がエントリー日として記録されますが、日付の右にある『…』アイコンをタップして『カスタムの日付』を選択すると、エントリー日を自由に設定できます。過去の写真や位置情報などのデータを用いてエントリーを作成する場合は、そのデータが記録された日付を選択することも可能です」

 

2.ジャーナルからの提案にもとづいて書いてみる

記入の提案をオンにすると、iPhoneに記録されたデータからパーソナライズされた、ジャーナル記録のヒントが作成されます。アプリからの提案をもとに日記を作成したい場合は、「モーメントを選択して書く」から選択して書くことができます。

 

「ミュージック」アプリで数日の間に再生した曲が、モーメントに表示されます。

 

「おすすめ」タブでは、日記のネタになりそうな写真や外出の記録などが、機械学習によってピックアップされて提案されます。「最近」タブには、ウォーキングの歩数や最近聞いた音楽などのデータが、直近の日付・時間順に並んで表示されます。

 

「撮影した写真や聴いた音楽が、日時や位置情報と紐づけられ、グループ化された状態で表示されるので、その日の思い出をより正確に思い返しながら記録することができます」

 

ワークアウトのデータと、そのときに撮影した画像を紐づけて投稿することも可能です。

 

3.日記の内容に困ったら「振り返り」を使ってみる

おすすめタブに表示される日記のアイデアの中には、「振り返り」という機能もあります。振り返りでは、アプリから質問形式で投げかけられるテーマに対して回答するようなかたちで、自分の考えを書き留めることができます。

 

円形の矢印アイコンをタップすると、質問の切り替えが可能です。

 

「振り返りには、内省を促す問いかけのようなテーマがいくつか表示されます。書く内容が思いつかない日は、振り返り機能を活用して、自分を見つめ直してみるのも良いかもしれません」

 

4.外部アプリからシェアして記録

外部アプリやWebサイトのデータを引用する際は、共有機能を使います。タブに提案が表示されないコンテンツでも、エントリー内に挿入することが可能です。

 

各アプリやサイトの共有機能をタップすると、iPhoneの共有メニューが開き、ジャーナルアプリのアイコンが表示されます。アイコンを選択すると、ジャーナルの新規エントリーが開き、リンクが引用されます。

 

「ネットニュースを読んだ感想を書きたいときや、購入したチケットについて記録したいときなど、そのページのURLを引用することでリンクに飛ぶことができます」

 

なお、ジャーナルで記録したエントリーは、SNSのタイムラインのように、スクロールで遡って閲覧することができます。

 

 

画像右上の「≡」(ハンバーガーボタン)をタップすると、写真やアクティビティ、振り返りなど、過去に投稿した投稿のカテゴリーや、ブックマークなどが表示されます。いずれかをタップすることでフィルタがかかるので、見たいエントリーに絞って振り返ることができます。

 

使い方は自分次第。
何気ない日々の記録を残してみる

ジャーナルはその名の通り、日記として使うことを前提としていますが、その使い方は日記以外にも。井上さんは、ジャーナルの活用法として、「思ったことや気になったことをざっくばらんに書き留める、メモ的なアプリとして利用するのも良いと思います」と話します。

 

「ふと思いついたことって、その場で記録しておかないと後々忘れてしまいがちですよね。ジャーナルならサクッと記録ができますし、その日の行動がデータとして残るので、後で思い出す手間を省いてくれます。
例えば、Apple Musicで曲を流していて偶然好みの曲やアーティストを見つけたときにも、ジャーナル上で記録しておけば名前を忘れてしまうことがありません。ウォーキング中に気になった花を撮影しておいて、後で種類を調べるために記録しておくのも良いと思います。自分の行動や思考を後で思い返すための、備忘録のような使い方もオススメです」

 

 

他の人に見られる心配がないからこそ、どんな些細なことでも書き留めておける「ジャーナル」。日常の一瞬に焦点を当てた、ちょっとした記録の積み重ねが、自分だけの新たな発見につながるかもしれません。これまで日記をつけてこなかった人も、継続して日記をつけるためのはじめの一歩として、活用してみてはいかがでしょうか。

 

 

Profile

ガジェットライター / 井上晃

スマートフォンやスマートウォッチ、タブレットを軸に、ICT機器やガジェット類、ITサービス、クリエイティブツールなどを取材。Webメディアや雑誌に、速報やレビュー、コラムなどを寄稿する。

次期「iOS 18」、アプリのアイコンの色もカスタマイズできる!?

iPhone向けアプリの中には、アイコンのデザインを変更できる物がありますが、それはごく一部の話。しかし、今年リリースされる「iOS 18」では、アプリのアイコンの色を自由に変更できるようになるかもしれません。

↑何色にする?

 

iOS 18ではメールやメモ、写真、地図といったさまざまなアプリがアップデートされるだけでなく、「アプリを好きな場所に配置できる」など、カスタム性が大幅に向上するとされています。また、詳細は不明ですが、ホーム画面をより柔軟にカスタマイズすることも可能な模様です。

 

米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、iOS 18のアプリアイコンのカスタム機能では、「ソーシャルアイコンをすべて青にしたり、ファイナンス関連アプリを緑にしたりできる」とのこと。

 

現在のiOSでは「ショートカット」機能を利用して、アプリを起動する代わりのアイコンをデスクトップに配置したり、好きな画像をショートカットのアイコンに設定したりすることができます。しかし、そのような作業は煩雑で面倒くさいのも事実です。

 

カラフルなアプリが並ぶiPhoneのホームスクリーンはかわいらしいのですが、どこか統一性がない印象を受けるのも事実。今回の報道のように、iOS 18にアイコンの色のカスタム機能が導入されれば、iPhoneをより自分色に染めることができそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

数年後、iPad miniやAirにも「有機ELディスプレイ」がやって来る!?

最新の「iPad Pro」は有機ELディスプレイが大きな特徴ですが、そんな美しい有機ELディスプレイが2026年には「iPad mini」にもやって来るかもしれません。

↑数年後にディスプレイが変わる(画像提供/アップル)

 

ZDNET Koreaの報道によれば、アップルはサプライヤーに対して、将来のiPad mini向けに設計された有機ELディスプレイのパネルを要求したとのこと。また、サムスンディスプレイは先月から、iPad mini向けの8インチの有機ELディスプレイのサンプル開発を開始し、2025年後半に量産が開始されるというのです。

 

すでにサムスンは、先日販売が開始されたiPad Pro向けにも、タンデム設計を特徴とする有機ELディスプレイを供給しています。2026年には、iPad miniだけでなく「iPad Air」にも有機ELディスプレイが搭載される予定だそうですが、こちらはタンデム設計ではなく、画面の明るさで劣ったり、あるいは高速駆動技術「ProMotion」が省かれる可能性があります。

 

iPad miniに有機ELディスプレイが導入される時期については、2026年になるという説と、2027年になるという説が存在していました。また、有機ELディスプレイを搭載したiPad Airは11インチのままですが、iPad miniは8.3インチから8.7インチに大型化する可能性も指摘されています。

 

黒の締りが美しく、本体の薄型化や軽量化にも寄与する有機ELディスプレイ。これを搭載した将来のiPad miniやiPad Airがどのように進化するのかを、ぜひこの目で見てみたいものです。

 

Source: ZDNET Korea

アップル、かつてiPodの試作機向けにテトリスのクローン版を開発していた!

かつてアップルが第3世代iPodの試作機向けに『テトリス』のクローン版を開発しており、音楽プレイヤーにゲームを配信する実験をしていたことが明らかとなりました。

↑iPodの試作機向けのゲーム『Stacker』(画像提供/AppleDemoYT)

 

これは、アップルの試作機コレクターとして知られるAppleDemoYT氏が公開したもの。搭載ゲームは『Stacker』と呼ばれ、iPodのスクロールホイールで操作する方式です。

 

iPodの試作機は「DVT」、つまり設計検証テスト(Design Validation Testing)段階にあったデバイスです。通常、アップル製品の開発はPVT(試作機検証テスト)>DVT>EVT(生産検証テスト)を経て正式な量産に至りますが、その中間というわけです。

 

このプロトタイプの型番はA1023で、どの製品版iPodにもなかったもの。2003年の第14週(第3世代iPod発売の1か月以上前)に製造されており、ソフトウェアはiPodOS 2.0の試作版を搭載し、Stackerもその上で動いています。

 

ピースはスクロールホイールにより左から右に移動し、真ん中のボタンを押すと落下。そうして一列を並べて消してスコアを稼ぐ……ということでテトリスそのものです。

 

他にも試作iPodには、『Block0』や『Klondike』というゲームも搭載されています。AppleDemoYTが元アップル副社長のTony Fadell氏にStackerが出なかった理由を尋ねたところ、「後のソフトウェアリリースでゲームを追加したため」とだけ回答。つまり、第3世代以降のモデルでゲームが遊べるようになったというのみで、舞台裏で何があったかは言及していません。

 

実際、2006年には第5世代iPod向けに『Bejeweled』『Mini Golf』『Pac-Man』などに加えて、テトリスの正式版もリリースされています。これらは全て、App Storeより前に登場したもの。今やiPhoneがモバイルゲーム機として大成功を収めているのも、iPod時代からの積み重ねのおかげかもしれません。

 

Source: AppleDemoYT(X)
via: MacRumors

次期「iOS 18」、生成AIが「その場でカスタム絵文字」を作ってくれる可能性大!

アップルが次期iOS 18を発表する年次開発者会議WWDC(現地時間で6月10日~)まで、あと2週間となりました。さまざまな生成AI機能が追加されると予想されるなか、その目玉の一つが「カスタム絵文字を作成」できることだと報じられています。

↑表情が豊かになる?

 

同社の内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、自らのニュースレター・Power Onの最新号で、iOS 18とmacOS 15に期待されることを概説。iOS 18については、通知や写真、メモなどにAI機能が追加されるとともに、この絵文字作成ツールが「目立つ機能」になるよう計画していると述べています。

 

アップルは、ユーザーが書いたテキスト内容に基づいて「その場でカスタム絵文字を作成できる」ソフトウェアを開発しているとのこと。つまり、現在iPhoneやその他の機器で提供されている範囲を超えて、どんな場面でもいきなり全く新しい絵文字が使えるわけです。

 

iOSでは毎年のアップデート毎に、新たな絵文字が追加されています。例えば、今年3月のiOS 17.4では茶色キノコや不死鳥、ライムなどが登場。しかし、この新たな生成AI機能が利用できるようになれば、毎年のソフトウェア更新を待つ必要がなくなることになります。

 

また、同記者は、iOS 18ではホーム画面をカスタマイズできる自由度が高まり、アプリアイコンの色を変えたり、現在のグリッド(格子状の画面構成)に縛られず、どこでも自由に配置できたりするようになると述べています。

 

ホーム画面や絵文字は、日々のiPhoneとの付き合いで使ったり目にしたりするもの。それらが多様になることで、生活も豊かになると期待したいところです。

 

Source: Bloomberg
via: 9to5Mac

Google Playストア、「支払いを他人に頼む」ボタンをインドで追加

Google Playストアは、有料アプリやアプリ内で購入したアイテムを他人に支払ってもらうように頼める新しいボタンを一部地域で追加しました。記事執筆時点では、インドで展開していることが確認されています。

↑他人に支払いをお願いすることができちゃいます

 

すでにGoogle Playには家族で支払いを一まとめに管理できる「ファミリー用お支払い」があり、子どもが親に購入の承認を求めることができます。新ボタンは、それ以外の人にお金を出してと依頼できるものです。

 

この「Ask someone else to pay for this item」(このアイテムの支払いを誰かに頼む)ボタンをタップすると、次のような警告が表示されます。

 

  • 支払いを頼む相手が、ユーザーの完全なメールアドレスを知っている必要がある
  • 頼む相手が購入するアイテムを見ることができ、返金もリクエストできる
  • リンクの有効期限は24時間

 

この支払いリンクには、購入したいアイテムと価格が添付されており、支払いを頼みたい相手を連絡先から選んでタップすれば、依頼は完了です。

 

「他の人に支払いを頼む」ボタンについてGoogleは、「親戚や友人に代わってプレゼントしたり、支払ったりできる素晴らしい方法」と説明。でも、実際には自分の欲しい物を誰かに買ってもらうために使われることが多そうです。

 

Googleのサンプル画面では、架空のゲーム内通貨を買うために25ルピー(約47円※)を支払うよう友達に頼む人が写っています。この機能は最初にインドのユーザー向けに提供されますが、他の市場に拡大する時期や可能性には言及していません。

※1ルピー=約1.9円で換算(2024年5月27日現在)

 

Google Playでアプリを配信している開発者にとっては、支払ってもらえる手段が広がる素晴らしいアップデートとなります。ですが、ユーザーにとっては友情を壊すボタンにならないよう祈りたいところです。

 

Source: Android Authority

次期「macOS 15」で「システム設計」が刷新される!?

Mac向けの次期「macOS 15」では「システム設定」アプリが刷新され、UI(ユーザーインターフェイス)が変更されると、海外テックサイトのApple Insiderが報じています。

↑「macOS 15」で「システム設定」が変わる

 

macOSの全般的な設定を司どるシステム設定アプリが、macOS 15では設定項目が優先度と全体的な重要性に基づいて再編成されるというのです。

 

例えば、「通知」と「サウンド設定」の項目は、リストの下のほうに移動する一方、「一般」は「ネットワーク」設定のすぐ下に配置。また、「壁紙」と「ディスプレイ」の設定は、一般や「アクセシビリティ」などと一緒に配置されることになります。

 

「プライバシーとセキュリティ」の設定は、現在の一般の下のほうではなく、より適切な場所に移動します。アップルは関連する設定をより近くに移動する予定で、「ロック画面」「Touch IDとパスワード」「ユーザーとグループ」は一緒に配置されるそうです。

 

また、「SiriとSpotlight」は、「インターネットアカウント」や「Game Center」と同じ場所に移動。Siriのメニューバーのアイコンのデザインも変更され、カラフルなアイコンが背景に応じて黒、または白に変更できるようになります。

 

システム設定アプリに表示される「Apple ID」は「Apple Account」に名称が変更。Apple Accountに関しては、印刷可能なユーザーアカウントのリカバリー方法、新しいiCloud設定パネルなどが用意されているようです。

 

項目の位置関係など、若干まとまりのない印象があったmacOSのシステム設定アプリ。次期バージョンのmacOS 15ではこの点が大いに改善されそうです。

 

Source: Apple Insider

「iOS 18」、「ミュージック」アプリに新機能を搭載?

年内のリリースが期待される「iOS 18」のミュージックアプリに「スマートソングトランジション」という機能が搭載されると、Apple Insiderが報じています。

↑ミュージックアプリもちゃんとアップデート(画像提供/アップル)

 

iOSのミュージックアプリでは、再生中の曲が終わりに近づくにつれ、音量を徐々に下げます。同時に次の曲の再生を開始し、音量を徐々に上げることで、スムーズなトランジションを実現しています。現在のiOSでは、このトランジションを1秒〜12秒の間で選択することが可能。

 

Apple Insiderによれば、iOS 18のスマートソングトランジションではこのクロスフェード効果を、大幅に長く設定できるとのこと。ただし、具体的に何秒まで設定できるのかは不明。また、この機能をオフにするオプションも提供されるようです。

 

その他にも、iOS 18のミュージックアプリでは、Dolby Atmosによる空間オーディオに関連した「Passthrough(パススルー)」という機能が採用されるそう。iOS 18ではAIによる華々しい機能が追加される一方で、ミュージックのようなベーシックなアプリもしっかり刷新されるようです。

 

Source: Apple Insider

iPhoneの新「絵文字」候補が公開!「目の下にクマがある顔」はヘビーユーズ確実?

アップルがiPhoneやiPadに採用する可能性がある7個の新たな絵文字を、Unicode Consortium(ユニコード協会)が公開しました。

↑新しい絵文字の候補(画像提供/MacRumors)

 

アップルは通常、Unicode Consortiumの絵文字のカタログに基づいて、iPhoneやiPad、Macに新たな絵文字を追加します。同社が前回新しい絵文字を導入したのは2024年3月にリリースされた「iOS 17.4」で、「ライム」「茶色のきのこ」「フェニックス」「壊れたチェーン」「縦に首をふる」「横に首をふる」などが含まれていました。

 

「Unicode 16」のベータレビューに追加されたのは、「目の下にクマのある顔」「指紋」「葉のない木」「ハープ」「シャベル」「飛び散り」の七つ。毎日お疲れ気味の方にとって、目の下にクマのある顔はヘビーユーズできる顔文字となりそうです。

 

今回登録された絵文字は2024年後半または2025年初頭に、iPhoneやiPad、Macで利用できるようになる可能性があります。絵文字が登録されてから実際に利用できるまで通常数か月はかかるため、その時期は2025年初頭になるかもしれません。今年後半にリリースされるであろう「iOS 18/iPadOS 18」やその後のアップデートで新たな絵文字が登場することに期待です。

 

Source: Unicode via MacRumors

次期「Galaxy Z Flip6」の新たな予想画像が登場! Galaxy S24に近い?

サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」を巡り、さまざまな噂が相次いでいるなか、サードパーティのケースメーカーが作ったという予想CG画像が公開されました。

↑次はどうなりそう?

 

これは信頼性の高いリーカーであるRoland Quandt氏が、Xに投稿したものです。こうした予想CG画像は、非公式のアクセサリーメーカーがスマホの発売に合わせて製品を作るため、独自の情報を集めて自作することが珍しくありません。

 

すぐに目に付くのは、現行のGalaxy Z Flip5よりもフレームが平らになっていること。全体的な印象として、Galaxy S24シリーズのそれに印象が近くなっています。

 

もう一つの変更点は、スピーカーグリル周辺であり、複数の小さな穴から一つの幅広い切り欠きに変更されています。ちょうどGalaxy S24シリーズでも、Galaxy S23にあった複数の穴が1つの広い切り欠きとなっていました。

 

また、背面のカメラ二つは間隔が狭くなっており、ともに大型化している可能性を示しています。これは、前モデルのメインカメラが12MPから50MPに、4倍以上も画素数が増えるとの噂と関係があるのかもしれません。

 

以前Galaxy Z Flip6の一部モデルには、サムスン自社開発のExynosチップが搭載されるとの予想もありましたが、韓国メディアのThe Elecは全世界でクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3が採用されると報道。一般的にSnapdragonチップはExynosチップより性能が高い傾向にあります。

 

サムスンは7月10日にフランス・パリで「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、Galaxy Z Flip6ほか多くの新製品を発表すると予想されています。それまでに、さらなる追加情報を待ちたいところです。

 

Source: Roland Quandt(X) 
via: PhoneArena

「Galaxy Z Fold6」シリーズにまさかの新機種!? 謎の「Slim」とは

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」の最上位モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」を発売予定だとの噂が相次いでいました。しかし、突如として薄型の「Galaxy Z Fold6 Slim」を開発しており、今年の第4四半期(10~12月)に発売されるとの情報が飛び込んできました。

↑「Galaxy Z Fold6 Slim」計画は本当に存在するのか?

 

この情報は、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏が発信。Galaxy Z Fold6よりもディスプレイが大きく、価格は同じぐらい。ただしSペンは使えないと述べています。

 

さらに、今後は折りたたみ画面と外側のカバー画面の寸法を明らかにするとも予告。また、この機種が「Galaxy Z Fold6 Ultra」と呼ばれるかもしれないとのことですが、デジタイザー(ペン入力を読み取る層)がないため、間違いなくスリムになるそうです。それ以上の、具体的な内容には踏み込んでいません。

 

Galaxt Z Fold6 Ultraも規制機関のデータベース内に型番が見つかりつつも、韓国だけの発売になる可能性もあります。Galaxy Z Fold6 Slimも同じ扱いになるのかもしれません。

 

もっとも、この噂を伝えたのは、今のところYoung氏ただ一人だけです。同氏はサムスンの未発表製品について正確な予想をしてきましたが、より多くの情報源によって裏付けされることを待ちたいところです。

 

Source: Ross Young(X)

via: Sammobile

噂の「Galaxy Watch7 Ultra」の予想画像が登場! 丸? 正方形?

サムスンは次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」で高価な「プレミアム」モデルを投入すると噂されています。これまで情報が乏しかったなか、通称「Galaxy Watch7 Ultra」の予想CG画像がネット上で公開されました。

↑「Galaxy Watch7 Ultra」の予想CG画像(画像提供/@OnLeaks/Smartprix)

 

著名リークアカウント@OnLeaks(Steve H.McFly氏)はXにおいて、Galaxy Watch7 Ultraの「5Kレンダリング」画像を投稿。その本体ケースは角張っている一方で、ディスプレイは丸くなっています。

 

これに先立ち、サムスン製品情報サイトのSammobileは、将来のGalaxy Watchが正方形の画面を採用することを検討していると報じていました。今回のCG画像は、それと従来の「本体ケースも画面も丸い」の間を取っているようです。

 

また、ディスプレイサイズの直径は約1.5インチで、Galaxy Watch6 Classicと全く同じとのこと。全体の寸法は約47 x 47.4 x 16.4mmで、46.5 x 46.5 x 10.9mmのWatch6 Classicよりわずかに大きいです。これは丸いディスプレイの周りに四角いベゼルが追加されたことによるもの。

 

ほかにも、前モデルにもあった二つの物理ボタンの間に、三つ目の物理ボタンが追加されています。Apple Watch Ultraにもさまざまな機能が割り当てられる「アクションボタン」がありますが、同様に新機能を提供する可能性があるとのことです。

 

以前の報道では、Galaxy Watcy7シリーズには新型チップが搭載され、充電速度は前モデルより50%速くなり、ついに血糖値モニターが搭載される可能性も浮上していました。7月10日に開催が噂される「Unpacked」イベントで、新製品が登場すると期待したいところです。

 

Source: @Onleaks, SmartPrix
via: Sammobile

期間限定! シャオミのアイテムを購入&体験できる「Xiaomi POP-UP Store」渋谷PARCOに登場……9月1日まで

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、5月25日から渋谷PARCOの5階にて「XiaomiPOP-UP Store」を期間限定でオープンします。

 

今回の出店は、グローバルで展開しているXiaomi Storeのデザインコンセプトを踏襲した内容で、日本では初の試み。

 

5月に発売した「Xiaomi 14 Ultra」「Xiaomi Pad 6S Pro 12.4」「Redmi Note 13 Pro+ 5G」をはじめ、最新のウェアラブル製品や、テレビ、モニター、ロボット掃除機などのIoT製品を含む、シャオミ製品の体験や購入が可能。POCOブランド最新スマートフォン「POCO F6 Pro」とタブレット「POCO Pad」をはじめとした、オンライン専売の製品も数多く展示します。

 

Xiaomi Storeは中国、インド、ヨーロッパ、南米、東南アジアなど世界各国で展開されており、今年は8周年を迎えます。ブランドのシンプルさとユーザーフレンドリーなデザインを反映した、ミニマリストでモダンな美学を強調した店舗デザインで、シャオミが発表した最新のテクノロジーを体験することができます。

 

オープンイベントも開催され、店舗で5000円(税込)以上購入すると、先着100名にシャオミ製品をプレゼント。

 

また、Xiaomi JapanのXアカウント(@XiaomiJapan)をフォローしたうえで、来店時に、店舗内のおすすめ製品の写真や動画を、@XiaomiJapanへのメンションとハッシュタグ「#渋谷でシャオミ」をつけて投稿し、スタッフへ投稿を見せると、製品購入の有無にかかわらず、シャオミグッズをプレゼントします。

 

 

開催期間は9月1日までで、時間は11時~21時。入場は無料です。

アップル、iPhoneの「削除した写真が復活する」バグを修正

アップルは「iOS 17.5.1」と「iPadOS 17.5.1」をリリースし、「削除した古い写真が復活する」というバグを修正しました。

↑ほっとしました

 

iOS 17.5とiPadOS 17.5のリリースとともに、削除した古い写真が復活したとの報告が最近、海外から複数寄せられていました。今回のアップデートのリリースノートによれば、これはデータベースの破損が原因だったとのこと。ユーザーが削除した写真をアップルがひっそり保管していたというわけではなかったようです。

 

iOS 17.5.1とiPadOS 17.5.1は、「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」から、ワイヤレス経由でダウンロードすることができます。

 

筆者も古い写真が復活するというバグを体験し、気持ち悪い思いをしましたが、バグが修正されて、ほっとしているところです。

 

Source: MacRumors

アップル幹部が台湾のTSMCを訪問、最先端チップを確保へ

アップルの最高執行責任者(COO)のジェフ・ウィリアムズ(Jeff Williams)氏が、次期2nmプロセスのチップ供給を確保するため、台湾のTSMCを訪問したと経済日報(Economic Daily News)が報じています。

↑TSMCの最先端チップを確保へ

 

チップのプロセスはその回路の細かさを意味しており、数字が小さいほうがより高性能かつ省電力となります。例えば、「iPhone 15 Pro」に搭載されている最新の「A17 Pro」では、TSMCが製造する業界最先端の「3nmプロセス」が採用されています。

 

経済日報によれば、アップルのウィリアムズ氏はTSMCの魏哲家・最高経営責任者(CEO)と会談を行っていたとのこと。そして、2025年に生産が開始される予定の2nmプロセスの製造ラインや、カスタムAI(人工知能)チップについて話し合ったそうです。

 

MacRumorsによれば、3nmプロセスから2nmプロセスへの移行により、10〜15%のパフォーマンスアップと、最大30%の消費電力の削減が見込まれるとのこと。そして、2025年の「iPhone 17」シリーズでは、2nmプロセスで製造されたチップが搭載される可能性があるそうです。

 

これまでも、真っ先にTSMCの最新プロセスを採用してきたアップル。今後もその強力なパートナーシップは続きそうです。

 

Source: 経済日報 via MacRumors

「Galaxy Z Flip6」、メインカメラの画素数が4倍以上になる可能性大! 新たな証拠が見つかる

昨年夏、サムスンの次期縦折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」が、50MPのメインカメラを搭載してテスト中との噂が浮上しました。それが本当であることを裏付ける新たな手がかりが見つかったと報じられています。

↑メインカメラの性能が上がりそう(画像はGalaxy Z Flip5)

 

Galaxy Z Flipシリーズのカメラ構成は、2年連続で据え置きとなっています。すなわち12MPのメインカメラ、12MPの超広角カメラ、10MPの自撮りカメラという具合です。

 

しかし最近、全世界で人気のカメラアプリ「Camera FV-5」内に、Galaxy Z Flip6のグローバル版(モデル番号: SM-F741)が発見され、そこで50MPのメインカメラが確認されました。

 

正確には「12.5MPのプライマリ背面カメラ」と書かれているものの、それは2×2ピクセルビニング(4画素を1画素として扱うことで鮮明な画像を得る)のため。つまり、50MPのイメージセンサーが搭載されているものの、標準設定では12.5MPの写真が撮れるというわけです。

 

さらに新型 50MP カメラの絞り値は f/1.8 で、EIS(電子式手ぶれ補正)と OIS(光学式手ぶれ補正)を備えているとのこと。この情報が本当であれば、画素数は4倍以上に向上するばかりか、手ぶれ補正も優秀なカメラが得られることになります。

 

一方、Galaxy Z Flip6はインドでBIS(強制認証制度)承認を得たことも明らかとなりました。あと数か月ほどで、正式に発表されることになりそうです。

 

Source: 91mobiles
via: Android Headlines

「Unpacked」で発表するサムスンの新製品リストが流出! 噂のスマートウォッチがあった

サムスンは7月10日にフランスのパリで「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、複数の新製品を発表すると予想されています。折りたたみスマートフォンからスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、同社初のスマートリングまで、いろいろな種類のデバイスが登場する見通しです。

↑Galaxy Watch7 Ultraのお披露目は?

 

そこで、その場でお披露目される新製品について、著名リーカーが具体的な予想リストを公開しました。

 

未発表のサムスン製品に詳しいEvan Blass氏は「信頼できるリストによる」として、新製品の数々を列挙しています。

 

  • Galaxy Book4 Edge
  • Galaxy Book4 Edge Pro(以上、ノートPC)
  • Galaxy Buds3
  • Galaxy Buds3 Pro(以上、ワイヤレスイヤホン)
  • Galaxy Ring(スマートリング)
  • Galaxy Watch FE
  • Galaxy Watch7
  • Galaxy Watch7 Ultra(以上、スマートウォッチ)
  • Q6(Galaxy Z Fold6)/B6(Galaxy Z Flip6)

 

Q6が次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」、B6が「Galaxy Z Flip6」を意味することは、他の著名リーカーも伝えていました

 

注目すべき点は二つあります。一つ目は、次期サムスン製スマートウォッチとして「Galaxy Watch7 Ultra」が登場するということ。これはおそらく、3月に噂された「画面が正方形になり(現行モデルは丸い)、内蔵ストレージが前モデルの16GBから32GBに倍増」した最上位モデルと思われます。

 

二つ目は、Galaxy Z Fold6の最上位モデルと噂された「Galaxy Z Fold6 Ultra」の名前がないこと。

 

とはいえ、サムスンの内部情報に精通するSammobileは、今回のリストが米国で発売される製品しか書かれていない可能性があると指摘しています。実際、これに先立ちGalaxy Z Fold6 Ultraが韓国での限定発売になる手がかりが見つかっていました

 

同サイトの情報筋によれば、Galaxy Z Fold6の米国版や国際版が登場する兆しはまだないとのこと。サムスンは本製品の情報を秘密にするために全力を尽くしているようだと述べています。

 

Source: Evan Blass(X) h
via: Sammobile

「Galaxy Z Fold6」、3年ぶりにカメラのデザインが変わる!?

ここ数年、サムスンの折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold」シリーズでは、背面カメラのデザインはほぼ同じでした。が、次期「Galaxy Z Fold6」では新設計になる可能性が浮上しています。

↑斬新なデザインになる?

 

サムスンの未発表製品に詳しいIce universe氏は、独占情報として「Galaxy Z Fold6背面カメラの詳細なデザイン」をXで公開。

 

新デザインでは、カメラレンズの周囲に金属製のレールがあり、何本ものテクスチャー(溝)も追加されています。これはサムスンの全製品を見渡しても、かつて例がないデザインです。

 

ただし、画像の下部には「AI生成」の透かしが入っていることから、元の画像があるにせよ、部分的には加工されているようです。

 

それでも、斬新なデザインはユーザーに歓迎されるはず。Galaxy Z Foldシリーズは過去3世代にわたり、「三つのカメラレンズが縦並びで盛り上がっている」という、似通った見かけでした。

 

サムスンはGalaxy Z Fold6のカメラを強化するとの噂もありつつ、それは最上位モデル「Galaxy Z Fold6 Ultra」に限られる可能性があります

 

折りたたみスマホは構造が複雑であり、収納スペースも限られるため、イメージセンサーを大型化するなどカメラ性能を強化するのも難しいと言われています。そうした限界を、技術革新が打ち破ると期待したいところです。

 

Source: Ice universe(X) 
via: 9to5Google

次期「iOS 18」、AIが通知を「要約」してくれるの?

さまざまなAI(人工知能)機能の搭載が噂されているアップルの次期「iOS 18」ですが、最近では「AIによる通知の自動要約機能」が装備されると米ブルームバーグが報じています。

↑とにかくAI機能に注目が集まる

 

これまでの報告によれば、iOS 18には「生成AI機能」が搭載される模様。具体的にはブラウザ「Safari」の「消しゴム機能」や、AIによる「音声文字起こし」、メッセージアプリの要約機能などの搭載が噂されています。

 

ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、iOS 18では通知を自動で要約することができるとのこと。その他にも、ニュース記事の要約を表示したり、音声メモを書き起こしたり、カレンダーを自動入力したり、アプリを提案したり、いろいろな機能が搭載されると報告しています。

 

同記者によれば、iOS 18のAI機能はオンデバイス処理、つまりiPhoneの内部で処理されるとのこと。また、「Mシリーズ」のチップを搭載したデータセンターのクラウド経由でもAI機能が提供されます。

 

アップルは音声アシスタント「Siri」の音声機能を改善して会話機能を高め、ユーザーの日常生活を支援する機能を追加する予定。一方で「ChatGPT」のようなチャットボット機能は大幅に欠如することになり、今後の改善が計画されていることも報じられています。

 

アップルは6月10日に開発者向け会議「WWDC24」を開催し、iOS 18のAI機能を紹介する見込み。他社に比べて出遅れている感のあるアップルのAI関連機能が、どれだけ進化するのかに注目です。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、次期「AirTag」を開発中。2025年半ばに発売?

アップルの紛失防止タグ「AirTag」の次期モデルが2025年半ばに登場すると、海外で報じられています。

↑アップデートに注目が集まる

 

AirTagは2021年にリリースされた紛失防止タグで、iPhoneと連携することで音を再生したり、所有者から離れたときに通知を発したりすることができます。内部には「U1」チップを搭載し、「UWB(ウルトラワイドバンド)」やBluetooth、NFCによる通信が可能。

 

米ブルームバーグによれば、アップルは次期AirTagとして「B589」というモデルを開発しているとのこと。すでにアジアのパートナーと製造テストを完了しており、新モデルは来年半ばごろに発売される予定としています。さらに、次期モデルではアップグレードされたチップを搭載し、位置追跡機能が強化されるようです。

 

以前には、著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、次期AirTagは空間コンピューター「Apple Vision Pro」との連携が強化されると報告していました。同ヘッドセットは開発者イベント「WWDC24」の後に日本でも発売されるとのもあり、今後のAirTagのさらなる展開に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「Mac Studio」と「Mac Pro」、2025年半ばまで発売される予定なし!?

次世代ハイエンドチップを搭載した次期「Mac Studio」や「Mac Pro」は2025年半ばまで登場しないと、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑新モデルは2025年半ばまでお預け(画像提供/アップル)

 

現行モデルのMac Proは「M2 Ultra」チップ、そしてMac Studioは「M2 Ultra」と「M2 Max」チップを搭載。一方で「MacBook Air」や「MacBook Pro」などは、すでに「M3シリーズ」チップを採用。また、タブレットの「iPad Pro」は「M4」チップへと歩みを進めています。

 

ガーマン記者によれば、アップルの現在のスケジュールには、来年半ばまでMac StudioやMac Proの新モデルを発売する予定はないとのこと。現行モデルのMac StudioやMac Proが登場したのは2023年6月の「WWDC23」だったので、アップデートは24か月かそれ以上も起きないことになります。

 

一方で、M4を搭載したMacBook ProやMacBook Air、iMacやMac miniは2024年末から2025年半ばまでに、続々と登場することが予測されています。次期Mac StudioやMac Proに搭載されるのは強力なハイエンドチップでしょうが、その登場はまだまだ先となりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

11インチの新iPad Proを購入。選んだ決め手は? アクセサリーは何が良い?

アップルが5月15日に発売した、Apple M4チップ搭載iPad Proを買いました。2022年発売のM2搭載iPad Proから値上がりしていたので躊躇しましたが、新しいApple Pencil Proと一緒にできることも増えていたので、結果満足しています。

↑今回購入したのはWi-Fiモデルの11インチiPad Pro。カラーはスペースブラックを選びました

 

筆者が購入を決めた理由についても触れながら、新しいM4チップを搭載するiPad Proの見どころを解説したいと思います。

 

11インチのiPad Proを選択。その理由は?

筆者は2018年に発売した12.9インチのiPad Proをずっと愛用しています。ホームボタンが廃止されて、Face IDを搭載して新デザインになったiPad Proの最初のモデルです。このときに、マグネットでiPadに装着してペアリングや充電ができるようになった第2世代のApple Pencilと、Smart Keyboard Folioを一緒に購入しています。

 

今回は11インチのM4チップ搭載iPad Proを選びました。13インチのiPad Proはスタート価格が20万円を超えてしまうので、だったらいま使っている12.9インチのWi-Fi+セルラーモデルを「大きい方のiPad Pro」として引き続き使いつつ、11インチのiPad Proをデジタル文具感覚で新しいツールに採り入れようと考えた結果です。

 

通信はWi-Fiのみ。またiPad Proにたくさんの写真や動画ファイルをため込んだりしないので、ストレージも最小サイズの256GBで十分。つまり11インチのベースラインモデルなので、価格は16万8800円(税込)です。2万1800円(税込)のApple Pencil Proは各方面で貯まっていたポイントを使ってゲットしています。

↑12.9インチのiPad Pro。こちらはセルラーモデルなので、引き続きインターネットに常時接続ができるモバイルワークステーションとして活用します

 

アクセサリーは何をそろえるべきか?

筆者はiPadやiPhoneの画面に保護フィルムを貼りたい派です。ただ今回はフィルムに対して懸念があります。新しいiPad Proを買うことに決めた理由のひとつである「Ultra Retina XDRディスプレイの高画質」の見え方が、フィルムを貼ることによって変わるかもしれないのです。幸いにというか、M4チップ搭載iPad Proはフロントカメラの位置が変更されているので、アクセサリーメーカーによる対応保護フィルムがまだ出そろっていません。なので、今のところは裸のまま使おうと思っています。

 

またケースも付けたいところ。ですが、今回は11インチのiPad Proにどのケースを組み合わせるかが最大の悩みどころになっています。

 

アップルは薄く・軽くなったM4チップ搭載iPad Proのデザインに合わせたMagic Keyboardを同時に発売しています。

↑M4チップ搭載iPad Pro専用のMagic Keyboard。写真は試用している13インチのiPad Pro用のキーボードです。薄く軽量になりました

 

キーボード側とトラックパッドにアルミニウムをあしらい、スタイリッシュになったうえに強度も向上しています。さらに最上段に並ぶ14個のファンクションキーが便利に使えることと、安定した心地よいタイピング感に筆者はとても惹かれています。これならiPad Proで原稿を書く作業もはかどりそうです。

 

だからと言ってすぐに購入を決められない理由があります。4万9800円(税込)と値段の壁が高いこともありますが、筆者がiPad ProでApple Pencilによる手書きメモをひんぱんに使うからです。

 

Magic KeyboardはiPad Proから外さないとペン書き(描き)に移行しづらく、都度取り外しが必要。その点ではアップル純正のSmart Keyboard Folioの方が扱いやすく、キーボード側を360度回転させてiPadの裏側に重ねてしまえば全体の形がフラットになり、装着したままペン書き作業へスムースに移れます。

↑Smart Keyboard FolioはiPad Proに装着したまま、キーボード側を裏返しにしてキーボードタイピングからペン書き作業に移れます

 

アップルがM4チップ搭載iPad Proに対応するSmart Keyboard Folioも発売してくれたら即決ですが、残念ながらいまのところその気配がありません。しばらく11インチのiPad Proを仕事で使うときにはペン書き専用にして、テキストタイピングはMacBook Pro、または以前から使っている12.9インチのiPad Proを併用する形になりそうです。

 

有機ELの特徴が活きた「Ultra Retina XDRディスプレイ」に満足

先ほど触れたとおり、11インチのiPad Proを買った理由のひとつがUltra Retina XDRディスプレイへの期待です。買ってから約1週間が経ちましたが、美しさは期待していた通りで、とても満足しています。

 

iPad Proは2021年に発売されたM1搭載のモデルから、バックライトにmini LEDを採用して、HDR(ハイダイナミックレンジ)映像の表示に対応したLiquid Retina XDRディスプレイを載せています。そのM1搭載モデルよりも前のiPad Proを使っている方は画質の向上が特に実感できると思います。

↑iPadシリーズとして初めて有機ELパネルを採用したUltra Retina XDRディスプレイ。映像のユニフォーミティに富んでいます

 

Apple TV+で配信されているHDR対応の映画やドラマの映像はとても解像感が高く、まるで映像の中の空気がきれいに浄化されたような感覚です。映像は暗部の黒色がとても引き締まり、奥行き方向に深みが感じられ、有機ELの特徴が活きています。なおかつ、アップルのRetinaディスプレイが受け継いできた自然な色バランス、ムラのない一体感(ユニフォーミティ)の高さは見事と言うほかありません。iPhone 15 Proで撮影したHDRムービーや写真をiPad Proで観ると、美しすぎて何度も再生してしまいます。

↑CPUやGPUの性能をスコアで表すGeekbench 6によるベンチマークテストの結果。最先端のM4チップを搭載する11インチのiPad Proが、歴代モバイルデバイスの中でぶっちぎりに高い性能を備えていることがわかります

 

Apple Pencil Proの「触覚フィードバック」は大きな進化

Apple Pencil Proの使い勝手も良くなりました。第2世代のApple Pencilと見た目には同じデザインでありながら、Apple Pencil Proにはさまざまな種類のセンサーが追加され、中身が大きく変わっています。にもかかわらず、ペンの重さとサイズ、重心のバランスなど手に持った感覚は何も変わっていません。

↑Apple Pencil Proは触覚フィードバックの実用性が高く、ペン書き作業がより快適になります

 

ペン本体の側面をクリックする「スクイーズ」の操作でパレットツールを表示、あるいはペン先を回転させて描く線の太さを速やかに変える「バレルロール」など、新しい操作方法も加わりました。なかでも筆者が一番重宝しているのは「触覚フィードバック」の機能です。スクイーズやダブルタップなどの操作が正しく行なわれたことを、軽い振動のフィードバックでペンが返してくれます。

 

以前のApple Pencilは、たとえばダブルタップ操作でペンと消しゴムのツールが正しく切り替わったことなどを、画面の表示などを見て確認する必要がありました。触覚フィードバックがあれば、よりペン先だけに集中できます。

 

もうひとつ取り上げたいのは、Apple Pencil Proにアップルデバイスの「探す」アプリから探索できる機能が追加されたことです。幸いなことにまだこの機能のお世話になっていませんが、Apple Pencilが手もとに見当たらずヒヤリとすることがよくあります。転ばぬ先の杖としても「探す」機能が活躍してくれそうです。

 

新しいiPad ProはUSB-Cで充電する1万3800円(税込)のApple Pencilにも対応していますが、触覚フィードバックや「探す」機能を使えるメリットを考えれば、筆者のおすすめは断然Apple Pencil Proです。

 

M2搭載iPad Airでもよかった? ディスプレイとApple Pencilの機能に差

新型iPad Proと同時期に登場した、軽量スリムなiPadシリーズのハイエンドであるiPad Airも、M2を搭載して進化を遂げています。

 

11インチのiPad Airは9万8800円(税込)から買えますし、ストレージの最小容量が64GBから128GBに大きくなっています。筆者も「大きいサイズのiPad」にこだわるのであれば、新しくラインナップに追加された13インチのiPad Airでもいいんじゃないか? と、最初は迷いました。

↑11インチのM2搭載iPad Air。Wi-Fiモデルは9万円台で購入できます

 

13インチのiPad Airならば、12.9インチのiPad Proに対応するものと同じSmart Keyboard Folioがそのまま使えます。そのためWi-FiモデルとApple Pencil Proを同時に買いそろえても、トータルの価格は11インチのiPad Proよりも安い15万600円(税込)に抑えられます。

 

それでも、iPad AirにはないUltra Retina XDRディスプレイの高画質を楽しみたかったので、iPad Proにしました。

 

また筆者のようにApple Pencilをよく使う方は、iPad Proだけが搭載する「ProMotionテクノロジー」の有無がペンの”書き味”を左右することも大きな判断の分かれ目になるでしょう。ディスプレイの描画応答速度を高めるProMotionテクノロジーにより、iPad ProはApple Pencil Proで画面をなぞったペン先から即座に文字や線が描画され、ストレスフリーな書き味が得られます。比較すると、iPad Airの描画応答速度がほんのわずか緩慢に感じられると思います。

 

iPad Proはさすがにフラッグシップモデルです。筆者は2018年にiPad Proを買って以降、使い込むほどに快適さが増す実感がありました。これから数年以上、iPadをビジネスやクリエイティブワークに使いたおすことを考えれば、最先端のM4チップを搭載するiPad Proを少し背伸びしてでも買うべきだと思います。

 

ペンやキーボードなど、周辺アクセサリーはこれから徐々に出そろうアップル純正品以外のアイテムで補う手もありそうです。何はともあれ、ぜひiPad Proを試してみてください。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

「iPhone 16」シリーズ、新色は二つ? 入れ替わりになくなるのは…

次期「iPhone 16」シリーズは今秋の発売に向けて、ディスプレイが6月に生産開始との噂話も最近ありました。そんな中、二つの新色が既存の2色に取って代わると著名アナリストが主張しています。

↑iPhone 16シリーズの色は…

 

アップルの未発表製品に詳しいMing-Chi Kuo氏は、iPhone 16シリーズ新色の予想をXで述べています。

 

それによれば、iPhone 16 ProおよびiPhone 16 Pro Maxと、iPhone 16およびiPhone 16 Plusのカラバリは、それぞれ次の通りです。

 

  • iPhone 16&iPhone 16 Plus: ブラック、グリーン、ピンク、ブルー、ホワイト
  • iPhone 16 Pro&iPhone 16 Pro Max: ブラック、ホワイト(またはシルバー)、グレー(ナチュラルチタニウム)、ローズ

 

つまり、iPhone 16 Proモデルでは前世代のブルーチタニウムが廃止され、新色のローズカラーに置き換わることになります。これは中国方面からの噂話とも一致します

 

かたやiPhone 16とiPhone 16 Plusでは、前世代のイエローがなくなり、入れ替わりにホワイトが追加される格好です。7色展開になるとの説もありましたが、多過ぎると判断されたのかもしれません。

 

もっともKuo氏は、iPhone 12の「ホワイト」がiPhone 13では「スターライト」に変更されたように、前モデルにあった一部の色は改名される可能性があると付け加えています。それと逆に、色の名前が前モデルと同じでも、色合いが異なる場合もあるようです。

 

Source: Ming-Chi Kuo(X)
via: MacRumors

働きやすいって本当? おしゃれなスマホアクセサリーを生む「MOTTERU」の働く環境を聞いてみた

 

トレンドのくすみカラーを採用したモバイルバッテリーなど、おしゃれでかわいいアイテムを製造・販売しているMOTTERU。同社の公式WebサイトはまるでコスメのWebサイトのように洗練されていて、無骨な製品が多いデジタル分野の中で、ほかにはない輝きを放っています。

 

店頭で見かける機会も増えるなど、注目を集めているMOTTERUですが、働きやすい環境ができていたり、女性社員が多かったりするそうで、実は「働く」視点でも注目すべき部分がありそうです。そこで、中で活躍しているのはどんな人たちなのか、お話をうかがい、その姿に迫りました。

MOTTERUのサイトから。社員の男女比は女性が60%と女性社員の方が多いそうです

 

経歴がまったく異なるメンバー

──さっそくですが、みなさんがMOTTERUに入社された経緯を教えてください。

 

二梃木 最初Webデザインの世界に入り、制作会社に勤めた後に、3年ちょっとフリーランスのデザイナーをしていました。当時は徹夜でがむしゃらに仕事をしていたのですが、出産してからは「もうこういう働き方は無理だな」と思って、また組織に入ってWebディレクターになりました。サイトのデザインから始まって、Web広告系、解析や計測系など、いろいろと経験を積んだうえで「メーカーもいいかも」と思って入社したのがMOTTERUです。

↑二梃木茜さん。MOTTERUのデザイナーでカラーの監修など、MOTTERUの世界観を作り出しているデザイン責任者。Webデザイナーからキャリアをスタートし、フリーランスとして働いた経験も持つ。出産を機に、組織での仕事にWebデザイナー、Webディレクターとして復帰。その後現職。息子さんとご主人の3人家族

 

大坪 私は新卒で家電量販店に入社し、スマートフォンや周辺機器の販売を担当していました。家電量販店に入ったのはスマートフォンが好きだったからなのですが、子どもができたときにどうしても両立するのが難しくなってしまったんですね。それをきっかけに生命保険の営業や建設業の事務に転職しました。でも事務はルーティーン作業が多く、次第に飽きてしまって……。その頃にMOTTERUの採用サイトを見かけて応募しました。

↑大坪莉奈さん。新卒で大手家電量販店に入社後、保険会社の営業、建設会社の営業事務を経て、現在はMOTTERUの総務、経理、人事を兼任。部署間の調整役なども含めた、幅広い業務を担当している。3人の息子さんとご主人の5人家族

 

松下 私はもともと関西で自動車のディーラーで働いていたのですが、家族の事情で神奈川に移ることになったので、MOTTERUに入社しました。転職自体はずっと考えてまして、MOTTERUはかわいいモバイルバッテリーを目にしたことをきっかけに知りました。

↑松下優香さん。MOTTERUでEC業務を担当。倉庫と連携して、出荷指示や在庫調整などにあたっている。自動車ディーラーで受付をしていた経験を持つ。娘さんとご主人の3人家族

 

──それぞれまったく異なる経歴をお持ちですね。MOTTERUのどのようなところに魅力を感じたのですか?

 

二梃木 設立したばかりの会社の方がいいのかなという思いがあったんですね。私は組織というものがちょっと苦手で、できたばかりの方がいろいろな意味で入り込みやすそうかなと。自分で仕事を進めていきたい私に合っていると感じました。あと「ベンチャー企業」っていうのもかっこよくて惹かれました。

 

松下 私は企画や設計から、サポートなどのアフターフォローまで全部自社でしているところです。最初は「かわいい」というところからMOTTERUを知りましたが、自分で調べていく中でそこを知って、応募を決めたと思います。それから、“自分のスキルで貢献できることをする”つもりで応募したら、「ECの担当をやってみないか」と面接の中で言ってもらえて。未経験のことを任せてもらえることに衝撃を受けました

 

──未経験のお仕事に不安はありませんでしたか?

 

松下 当時「私を信じて任せてもらえた」っていうのがすごく印象に残っています。長年働いてきて、そんな経験はなかったので。私の気持ちとしては「やるしかない」「やってやろう」でした。実を言うと、産休明けのいまはECを担当していますが、以前はECだけでなく、お客様のサポート対応や、広報担当としてプレスリリースを執筆したりもしていたんです。想像以上にいろいろな経験をさせてもらっていると思います。

 

大坪 未経験でもフォローしてくれる人がいて、あとは「好きにやってもいいよ」という部分もあるので試行錯誤もできます。社内で別の仕事に就いても手厚く教えてもらえるのは大きな特徴ですね。

 

仕事の話はもちろん、子育ての会話で盛り上がることも

──MOTTERUの男女比は男性4:女性6で、この分野のメーカーとしては珍しいですよね。男女比は仕事の環境にも影響していますか?

 

松下 男性の比率が多かった前職と比べてみると、ちょっとした会話がパッと広がることが多いように思います。たとえば、デザイナーが商品のカラーで悩んでいるときに「この色よくないですか?」と誰かが言って、そこから和気藹々とした話し合いになり、最後にはかわいい色が決まるですとか。

↑松下さんがお気に入りの「mocolon モバイルバッテリー 5,000mAh」。いわく「色味がかわいくて、小さいカバンにも入るサイズ感が好き」とのこと

 

二梃木 “類は友を呼ぶ”なのか、MOTTERUの女性社員ってみんなさっぱりしていて、自分を持っている人が多いような気がします。

 

松下 芯が強い者同士、業務上でぶつかることももちろんありますが、その分お互いに柔らかく受け取ってくれる感じもありますよね。

 

二梃木 子どもがいる女性社員も多いので、子どもの話で盛り上がることも多いです。「うちの子は今日遠足なんだよー」とか。

 

松下 3月からは一軒家のような新しい社屋になったので、お昼ご飯などは、ダイニングに集まって話をしながら食べられるとか、アットホームな環境があるところも気に入っています。子どもの保育園の話とか、家庭の話とか、けっこう仕事を離れた会話で盛り上がることが多い印象です。

 

サポート体制がしっかりしているから「仕事で返したい」

──子育てをしながらのお仕事や、会社のサポート体制についてはいかがですか。

 

二梃木 弊社は基本的に出社体制ですが、子どもが体調を崩してしまったときなどは「すみません、子どもがどうしても不調で……」と話して在宅に切り替えてもらったりすることもありますね。

 

松下 私の場合、夫が体調を崩してしまったことがあって、そのときもすぐに「今日は在宅でいいよ」と言ってもらえたことがありました。出社体制の会社なので、普通ならその日はお休みになってしまうと思うのですが、こちらの都合に合わせてくれつつ、ちゃんと仕事の責任も果たせるようにしてくれます。

 

大坪 私は産休でお休みをとらせてもらったことがあって、そのときに社長の櫻田が電話で会社の状況を伝えてくださったり、相談に乗ってくださったりしたのが印象に残っています。すごく従業員思いなんだなと感じました。

 

二梃木 MOTTERUのそういうところ、かなり働きやすいし魅力に感じています。だからこそ、「私も会社に何かを返せたらな」って思わせてくれます。

↑二梃木さんがMOTTERUで気に入っているのは「スタンドに乗せたまま充電 角度調整できるアルミスタンド」。「デスクで使っていますし、自宅のリビング、自分の書斎にも置いています。あと子どももタブレット見たいときとか使っています」

 

勤務形態は人や事情に合わせて決める

──みなさん子育てをしながら17時までの時短勤務をされているとうかがいました。定時は18時終業だそうですが、なにか制度はあるんですか。

 

大坪 一律で決まっているわけではなく、出産や育児などで勤務形態を変える必要が出たときに、社長と人事担当者と話し合って、その人その人に合った形態に決めています。私は当初パートで入社してから正社員になっているのですが、産休後に戻られて働いている先輩社員が、柔軟に勤務時間の相談に乗ってもらっているのを身近に目にしていたので、「こういう働き方ができるなら、ここで長く働いてみたいな」と思って正社員になりたいと改めて要望を出しました。

 

もちろん社長だけじゃなくて、まわりのみなさんの理解があって、この会社の“働くママにとって働きやすい環境”が成り立っていると思います。ママさんが多いから、子どもが体調を崩したときも、ママ同士で理解し合ってカバーしようとする意識があったりします。

↑大坪さんは65W対応のAC充電器がお気に入り。「充電器でこんなに色がかわいいのはあんまり見ないです。しっかり充電が早いのも良くて、プレゼントなどに喜ばれます」

 

──あえて会社に要望するとすれば、どんなことをお願いしたいですか。

 

松下 これは社長が言っていて、私もいいなと思っていることですが、この一軒家の中に保育できる場を作るアイデアですね。いま、隣の市の保育園に子どもが通っているのですが、やっぱり送迎の時間がすごくもったいないなーって思っていて。ギリギリまで仕事に時間を当てたいとも感じているので、そういったサポートが今後生まれたらすごくいいですよね。

 

二梃木 会社内に保母さんとか保育士の資格を持った方がいてくれて、子どもを見てくれる体制があったら最高ですね。

 

大坪 人事担当としては、そうした働くママに対する優しいサポートも充実させていきたいです。さらには、パパをフォローする制度や、未婚の社員、お子さんを持たない家庭に対しても、仕事とプライベートのバランスをサポートするような制度を設けていきたいとも思っています。

 

女性が働きやすい会社を作るのがMOTTERUのコンセプト

女性、特に子育てをするママが働きやすい環境になっていることがわかりますが、代表取締役の櫻田 良太さんとしてはどういう思いがあるのか。お話をうかがってみました。

↑MOTTERU 代表取締役の櫻田 良太さん

 

──櫻田さんは「子育てがしやすい環境」や「女性が働きやすい会社」に対する特別な想いがあるのでしょうか。

 

櫻田 子どもができるのは特別なことだと思うんですね。一方で子どもを大きく育てていくには大変なこともあります。そんな中で社会全体を寛容なものしていくためにできることのひとつが、“女性が働きやすい会社を作ること”だと思います。それは弊社のコンセプトのひとつでもあるんです。

 

──制度として時短勤務があるとお聞きしましたが、その制度も「女性が働きやすい会社を作ること」の一環でしょうか。

 

櫻田 時短勤務については、女性社員が多い会社の方とお話ししていて「幼稚園とか保育園の送迎が……」というお話が多かったことから採用しています。ほとんどの会社は時短になるとその分給料がカットされると思いますが、私は生産性で考えていて、時短に切り替わってもお給料は下げない方針にしています。私自身の経験を振り返ると、遅くまで働いて子どもとの時間を大事にできていなかった時期があります。そういうことを自分の会社のスタッフにはさせたくなくて、プライベートを大事にしてもらうにはどうしたらいいんだろう? といつも考えています。

↑ご自身の経験と、子育てに関する意識が、会社づくりに大きく反映されているとのこと

 

──ほかに制度や体制の面で、現在お考えになっていることはありますか。

 

櫻田 一時期は少数精鋭で生産性を上げていく方向で経営していましたが、最近は有休の取得もしやすいように人員を増強して、みんなで分担してカバーしていく方向に進んでいこうとしています。ただ、仕事には責任も必ず発生すると思うので、自由であっても生産性をみんなで向上させていく高い意識は必要ですし、両者のバランスを考えていく必要もあるとは思っています。

 

──最後に、これからどんな人に入社してほしいですか。

 

櫻田 人生は一度きりで楽しんだ方がいいので、仕事も楽しんだ方がいいと思うんですよ。楽しいことは、自分でできるようになって初めて楽しくなってくると思っていますし、私たちはその手助けができると思います。自分でいろんな経験をされたい方に、熱い思いを持って“早く帰れる”会社で楽しんでいただきたいなっていうのが、私たちの願いです。

 

撮影:松川忍

「Galaxy Watch7」、わずか45分でゼロからフル充電できる!?

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」の充電速度が、前Galaxy Watch6シリーズより50%も速くなる可能性が公的文書から明らかとなりました。

↑充電速度がGalaxy Watch6から50%もアップ

 

現行モデルのGalaxy Watch6とGalaxy Watch6 Classicは、最大10Wの充電に対応しています。これに対して、米連邦通信委員会(FCC)が公開したGalaxy Watch7の認証データでは、15Wの充電をサポートすると書かれていました。

 

FCCとは、米国で通信・電波を管理および監督している政府機関のこと。米国で無線機器や電子機器を販売する前にはFCC認証を取得することが義務づけられています。

 

さて、より具体的には、Galaxy Watch7の4つあるバリエーションのうちの一つ、SM-L305は5V、3Aでの充電をサポートしており、15Wに相当します。ほかの3種類(SM-L300、SM-L310、SM-L315)も同じく、15W充電に対応していると思われます。

 

Galaxy Watch7は理論上、残量ゼロから満充電まで約1時間30分かかるGalaxy Watch6よりも充電時間が50%短くなるはず。つまり、Galaxy Watch7はフル充電まで45分しかかからない可能性が高いことになります。

 

かたや、今回のFCC認証ではお手ごろ価格モデル「Galaxy Watch FE」が準備中であることも裏付けられました。このデバイスは、Apple Watch Series 9に対するApple Watch SEのような位置づけでしょう。

 

こちらは5Wの充電しかサポートしておらず、Galaxy Watch6と比べれば半分の充電速度となります。つまり、残量0%から100%まで充電するのに3時間近くかかる可能性があります。

 

スマートウォッチは睡眠・運動トラッカーやスマホの通知、タッチレス決済や時間の確認にも使うため、なるべく満充電にかかる時間が短いほど便利になるでしょう。サムスンは、その点でも通常モデルとお手ごろモデルFEとの差別化を図るのかもしれません。

 

Source: FCC
via: Sammobile

次期「Galaxy Z Fold6」、画面の折り目がもっと目立たなくなる可能性大!

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」は、まもなく7月に発表されると噂されています。初代モデルGalaxy Foldが2019年に発売されて以来、毎年改良が続けられているなか、次期モデルは折り目がさらに目立たなくなるとの有力情報が届いています。

↑折り目がもっと見えなくなりそう(画像はGalaxy Z Fold3)

 

信頼性の高いリーカーのIce universe氏は、「折り目は完全には除去されていないものの、テスターによるとGalaxy Z Fold6では折り目が軽減されているとのことだ」とXで述べています。

 

Ice universe氏はサムスンの未発表製品に特に詳しく、現行モデルGalaxy Z Fold5に関しても正確な情報を発信していたことがあります

 

ここ数年、折りたたみスマホを投入している各社は、画面のシワが目立たない仕組みに精力的に取り組んでいます。例えば、競合するOnePlus Openでは、折り目を減らすことに成功していました。

 

サムスンも折り目を減らす方法を進歩させており、さらに改善しても驚くことではありません。現行モデルのGalaxy Z Fold5でも水滴型ヒンジ(画面が内側にたわみ、上下が密着する)を採用し、折りたたんだときに薄くなり、画面のシワも目立たなくなっています。

 

また、次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Flip6」では、超薄型ガラスの改良によりシワを減らすとの報道もありました。同じ技術がGalaxy Z Fold6にも持ち込まれるのかもしれません。

 

ほかにも、Galaxy Z Fold6は、Snapdragon 8 Gen 3や改良されたカメラ、さらにはAI制御によりバッテリー持ち時間も最大30分伸びると噂されています。競合他社を圧倒する、素晴らしい折りたたみスマホに仕上がっていることを期待したいところです。

 

Source: Ice universe(X) 
via: Wccftech

次期「Pixel 9」シリーズ、全カラバリが流出! ゴールドも!?

次期Googleフラッグシップ機の「Pixel 9」シリーズは、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」のほか、折りたたみ機の「Pixel 9 Pro Fold」の全4モデルになると噂されています

↑次はどんな色になる?

 

それらのカラーバリエーションが、Google公式壁紙のネーミングから明らかになったと報じられています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Authorityは、Google社内で準備されたPixel 9シリーズ用の壁紙を入手したと主張。

 

これら壁紙の色に付けられたコード名は、毎年スマートフォン本体の色と一致しているため、カラーバリエーションも分かったというわけです。

 

今回、Android Authorityが公開したカラーコード名は次の通りです。

 

Pixel 9

Obsidian(オブシディアン)
Porcelain(ポーセリン)
Jade(ジェイド)
Peony(ピオニー)

↑Pixel 9向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro/Pixel 9 Pro XL

Obsidian
Porcelain
Hazel(ヘーゼル)
Rose(ローズ)

↑Pixel 9 Pro/Pro XL向けの色(画像提供/Android Authority)

 

Pixel 9 Pro Fold

PorcelainまたはGold(ゴールド)

↑Pixel 9 Pro Fold向けの色(画像提供/Android Authority)

 

このうちオブシディアンは、ストレートな黒のようです。ただし、光沢仕上げと噂されるPixel 9とマット仕上げのPixel 9 Proでは、背面パネルの色合いが異なるかもしれません。

 

ポーセリンはPixel 8aにもあり、真っ白というよりはベージュに近い印象です。

 

また、ジェイドはPixel 8が発売前に噂されていた情報に挙がっていましたが、最終的にはグレーに近いヘーゼルとなっています。

 

これらは初期のコード名に過ぎず、最終的には異なる名前を使う可能性も高いと但し書きされています。また、一部の色は発売時には提供されない可能性もあるとのこと。

 

おそらくPixel 9シリーズが発売されるのは、例年通りであれば今年10月頃のはず。あと5か月近くもあるだけに、さらなるリーク情報も飛び出してきそうです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

「iPhone 16 Pro Max」、バッテリーのエネルギー密度が向上? 二つの利点があるらしいが…

アップルの次期ハイエンド機「iPhone 16 Pro Max」に関する噂話は次々に届けられており、その中にはバッテリーの話も含まれていました。それらの続報として、現行モデルよりもバッテリーのエネルギー密度が高くなると著名アナリストが主張しています。

↑エネルギー密度が上がるらしいが…

 

アップルのサプライチェーン情報に詳しいMing-Chi Kuo氏は、iPhone 16 Pro Maxに関する最新レポートを公開。エネルギー密度が増えることで、「同じバッテリーサイズでもバッテリー持続時間が長くなる」ことと「同じバッテリー持続時間でバッテリーが小さくできる」という、二つの利点があると述べています。

 

つまり、「iPhone 15 Pro Maxと同じバッテリーの大きさで持ちが良くなる」あるいは「前モデルと同じバッテリー容量を、小さくて軽いもので実現できる」可能性があるというわけです。

 

ただし、アップルはアルミニウム製のバッテリー容器をステンレススチール製に交換する予定だとも付け加えています。

 

この二つの話、実は矛盾しかねません。

 

なぜなら、エネルギー密度が高いバッテリーほど熱くなると予想されますが、ステンレススチールは放熱効率が低いためです。また、スチールはアルミよりも重いため、もしもバッテリーの軽量化を目指すのであれば、その分が相殺されてしまいかねません。

 

Kuo氏はこの矛盾を、EU域内での「バッテリーの交換しやすさを義務づける」規制を守るためだと推測。スチール製にすればバッテリーが取り外しやすくなるとのことです。

 

iPhone 15 Proモデルは発売直後、一部デバイスで熱くなり過ぎる症状があり、iOSアップデートで解決したこともありました。それが再び繰り返されないように祈りたいところです。

 

Source: Medium
via: 9to5Mac

Google、生成AIに「Gemini」と名付けた理由を明かす

最近のGoogleは、自社のAI機能の製品名すべてに「Gemini」という言葉を使っています。これまで同社は「Gemini」の意味を明らかにしていませんでしたが、初めて名前の由来を公式に説明しています。

↑その意味は?

 

Google Deepmindチームによると、初期には「Titan」という名前を使っていたそう。これにはギリシャ神話の側面もありますが、もっぱら土星最大の衛星を想定していたとのことです。

 

共同技術責任者のジェフ・ディーン氏は、宇宙つながりで双子座の「Gemini」を発想。天文学ではギリシャ神話に登場する双子「カストル」と「ポルックス」にちなんだ星座の名前であり、最も明るい二つの星にちなんで名付けられたもの。

 

つまり、AIモデルのGeminiには二つの意味が込められているというわけです。

 

一つ目は、これがAI分野の2つの研究グループ、DeepmindとGoogle ResearchのBrainチームが合併したという「当時のGoogleで起きていた状況にピッタリだ」ということ。言語モデルに取り組む、両チームの距離を縮めたいとの思いがあったそうです。

 

もう一つの意味は、NASAが196o年代に行ったジェミニ計画、すなわち有人宇宙ロケットの月面着陸プロジェクトです。Geminiの共同技術責任者でオリオール・ヴィンヤルス氏は「LLM(大規模言語モデル)を訓練するという途方もない努力が、ロケットを打ち上げる精神と共鳴したから」と語っています。

 

また、Geminiは言語モデルの規模によりNano、Flash、Pro、Ultraといった種類があります。これも元々は「大きさの異なる星がたくさんあることから、宇宙の星の名前を使った」命名方法も検討したものの、今の形に落ち着いたとのことです。

 

スマートフォン向けオンデバイス(クラウドサーバーとの通信なしで動く)AIの第2世代Gemini Nanoは、Pixelスマホのほかサムスンの次期Galaxyデバイスでも動くと噂されています。今後も、さらなる進化を期待したいところです。

 

Source: Google

iFixit、新型「iPad Pro」と「Apple Pencil Pro」を分解! 修理しやすい?

アップルが5月上旬に発表した、超薄型な新型「iPad Pro」とスタイラスの「Apple Pencil Pro」。その内部構造を、修理分解業者のiFixitが詳細に公開しています。

↑新型iPad Proの内部(画像提供/iFixit)

 

新型iPad Proでは、11インチ/13インチモデルの本体の厚さが5.3mm/5.1mmと、前世代モデルと比較して大幅な薄型化を実現。この薄さを達成するために、さまざまな新機構が内部に盛り込まれていることも、アップルの幹部により明かされています

 

今回iFixitは、13インチのiPad Proを分解。「iPad Proで初めて、画面を取り外した後すぐにバッテリーを取り外すことができた」と、バッテリー交換の容易さを評価しています。一方で、スピーカーや基板が接着剤で固定されているために分解しづらく、カメラも修理しづらいと報告しています。

 

なお、新型iPad Proのベースモデルとなる256GBストレージモデルでは、ストレージのNANDフラッシュチップが1枚のチップで構成されていました。これは複数チップによるストレージよりも一般的に性能が低く、今後のベンチマーク報告が待たれます。

 

↑Apple Pencil Proの内部(画像提供/iFixit)

 

一方、Apple Pencil Proは、バッテリーの取り外しが非常に難しく、本体を破壊する必要がありました。その内部には、無線充電用の誘電充電コイルや再配置された磁石、回転を検知するジャイロスコープなど、さまざまな新機構が盛り込まれています。

 

外観やスペックだけでなく、内部構造まで大いに刷新された、新型iPad ProとApple Pencil Pro。円安の影響もあり、価格がかなり高くなってしまいましたが、機会があればぜひ使ってみたいものです。

 

Source: iFixit

サムスン、新たな動画を公開! 遠慮なくアップルの炎上CMを皮肉る

サムスンは公式アカウントにて、「Creativity cannnot be crushed(創造性は潰せない)」というCMを公開。先日、公開後に炎上し謝罪に追い込まれた、アップルのCMを皮肉るものとなっています。

↑露骨だけど、ライバルの失敗を見逃さない(画像提供/サムスン)

 

アップルは2週間前、「新型iPad Pro」と同時にCM「Crush!」を公開。プレス機でさまざまな楽器やカメラ、ゲーム機、画材や石膏像が押し潰され、iPad Proの薄さと多機能さをアピールする…というものでしたが、このCMは世界中で大不評。アップルは最終的に謝罪をし、またTVでのCM放送を見送ったのです。

 

サムスンのCMは、女性がプレス機の前でぼろぼろになってしまったギターを拾い上げ、「Galaxy Tab S9 Ultra」で楽曲のスコアを表示し、演奏するというもの。投稿には「#UnCrush」のハッシュタグもつけられており、まさにアップルのCMとは対照的な内容となっています。

 

アップルのCMとサムスンのCM、どちらが製品を消費者に強くアピールできたかは意見が割れそうですが、個人的には、後者のほうが安心して見ていられると感じました。みなさんは、どちらのCMが好きですか?

 

【アップルのCM】

 

Source: Samsung Mobile US via 9to5google

今年後半に導入へ! iOSとiPadOSの新機能「アイトラッキング」と「乗り物酔い防止」とは?

アップルは「アイトラッキング」や「乗り物酔い防止」など、今年後半にiOSやiPadOSに導入予定の新しいアクセシビリティ機能を公開しました。

↑目の動きだけで操作できるように(画像提供/アップル)

 

アイトラッキング機能では目の動きだけで、iPadやiPhoneを操作することができます。基本的には前面カメラを使用した技術ですが、アップルによればAI(人工知能)をセットアップと制御に活用しているそう。もちろん、追加のハードウェアなどは必要ありません。

 

ユーザーは視線を動かすだけで、アプリ内の項目を移動してアクティブ化し、目だけで物理ボタンやスワイプ、その他のジェスチャが利用できるのです。

↑画面上のドットで乗り物酔いを軽減(画像提供/アップル)

 

一方、乗り物酔い軽減機能の「Vehicle Motion Cues」では、iPhoneやiPadの画面上にドットが表示され、車両の動きに合わせてドットが流れることで、乗り物酔いを軽減することができます。この機能は、ユーザーが車両に乗っていることを認識すると、自動で反応するとのこと。

 

その他にも、聴覚障害のあるユーザーがiPhoneの振動で音楽を楽しめる「Music Haptics」、Siriにカスタム発話を割り当ててショートカットを起動する「ボーカルショートカット」、より広範囲の音声を認識する「非定型音声を聞く」、「CarPlay」の音声コントロールやアクセシビリティの強化が予定されています。

 

また、空間コンピューター「visionOS」にも、音声で会話が理解できるシステム全体のライブキャプションを含む、アクセシビリティ機能が追加される予定です。

 

筆者は、移動するクルマの中でiPhoneを見るとすぐに乗り物酔いをするので、絶対に使わないようにしていたのですが、今回の乗り物酔い軽減機能がどれだけ効果があるのか、ぜひ試してみたいものです。

 

Source: アップル

「iPhone 16」シリーズのディスプレイ、6月に生産開始? ということは…

次期「iPhone 16」シリーズは、今年秋に発表・発売が予想されています。そんななか、iPhone 16用ディスプレイの生産がまもなく始まると著名アナリストが主張しています。

↑生産計画は順調(画像提供/@ZONEofTECH)

 

ディスプレイ関連サプライチェーン調査会社「DSCC」のCEOであるRoss Young氏は、Xの有料購読者向けに新情報を投稿し、そのなかで、新型iPhone 16シリーズ用の画面パネル製造は6月に始まる見込みであると述べています。これは昨年のiPhone 15シリーズと同じ時期であり、予定通りだとのこと。

 

ディスプレイの生産が昨年と同じ時期に始まるということは、iPhone 16はiPhone 15と同じ時期、9月中旬に発表される予定であることを意味しています。

 

iPhone 16シリーズのうち、高価な「iPhone 16 Pro」と「iPhone 16 Pro Max」は、それぞれ前モデルの6.1インチから6.3インチ、6.7インチから6.9インチに大型化すると噂されています。それを裏付けるように、「iPhone 16 Pro Maxと並べるとデカい」ことを示すダミーモデルの画像が登場していました。

 

さて、Young氏の話に戻ると、6月内にはiPhone 16と16 Pro用パネルが最も多く生産され、iPhone 16 PlusとiPhone 16 Pro Max用の製造は夏の後半に始まる可能性が高いとのことです。

 

ともあれ、順調に生産が進むのであれば、全モデルとも発売直後に品薄になる心配はなさそうです。が、円安のもとで国内での価格がさらに上がるのか、気になるところです。

 

Source: Ross Young(X) 
via: 9to5Mac

次期「Galaxy Z Flip6」、超薄型ガラスの改良で折りたたみ画面のシワが目立たない!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、カバー画面の大型化やバッテリー容量の強化が噂されてきました。それに続き、新技術の導入により折りたたみ画面のシワが目立たなくなり、頑丈になるとの情報が届けられています。

↑次はシワが目立たないかも(画像はGalaxy Z Flip5)

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Flip6の折りたたみ画面に厚めの超薄型ガラス(Ultra-Thin Glass〔UTG〕)素材を採用する予定とのこと。現行モデルにもディスプレイ保護材にUTGは使われていますが、より厚くするというわけです。

 

具体的には、現行の約30μmから50μmに変更。これによりディスプレイ表面が飛躍的に頑丈になるとともに、画面のシワが目立たなくると述べています。折り曲げても割れないUTGを厚くするのは難しく、それだけ製造技術が進化したようです。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6は、前モデルと同じく水滴型ヒンジ(折りたたんだとき、たわんだ部分が水滴のように丸くなる方式)を採用する予定とのこと。しかし、翌年の「Galaxy Z Flip7」以降では、新たなヒンジ機構と進化したUTGを搭載するかもしれないと伝えています。

 

今のところ、Galaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

さらにThe Elecは、アップルがサムスンディスプレイやLGディスプレイと折りたたみ式デバイスの開発に共同で取り組んできたとも主張。台湾の電子業界誌DigiTimesも先週、アップルとサムスンが折りたたみデバイス開発について合意したと報じていました

 

これまでGalaxy Z Flipシリーズや、横折りのGalaxy Z Foldシリーズで培ってきた折りたたみ技術が、将来のiPhoneに搭載されるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: Wccftech

次期「Galaxy Z Flip6」、超薄型ガラスの改良で折りたたみ画面のシワが目立たない!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、カバー画面の大型化やバッテリー容量の強化が噂されてきました。それに続き、新技術の導入により折りたたみ画面のシワが目立たなくなり、頑丈になるとの情報が届けられています。

↑次はシワが目立たないかも(画像はGalaxy Z Flip5)

 

韓国の電子業界誌・The Elecによると、サムスンはGalaxy Z Flip6の折りたたみ画面に厚めの超薄型ガラス(Ultra-Thin Glass〔UTG〕)素材を採用する予定とのこと。現行モデルにもディスプレイ保護材にUTGは使われていますが、より厚くするというわけです。

 

具体的には、現行の約30μmから50μmに変更。これによりディスプレイ表面が飛躍的に頑丈になるとともに、画面のシワが目立たなくると述べています。折り曲げても割れないUTGを厚くするのは難しく、それだけ製造技術が進化したようです。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6は、前モデルと同じく水滴型ヒンジ(折りたたんだとき、たわんだ部分が水滴のように丸くなる方式)を採用する予定とのこと。しかし、翌年の「Galaxy Z Flip7」以降では、新たなヒンジ機構と進化したUTGを搭載するかもしれないと伝えています。

 

今のところ、Galaxy Z Flip6の予想スペックは次の通りです。

  • Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy(Galaxy S24 Ultraと同じチップ)搭載
  • 冷却システムが大型化
  • 背面カメラはメインが5000万画素/超広角が1200万画素
  • バッテリー容量は4000mAh
  • ソフトウェア・アップデート7年間保証
  • Galaxy AI対応
  • RAM 12GB搭載モデルがある可能性

 

さらにThe Elecは、アップルがサムスンディスプレイやLGディスプレイと折りたたみ式デバイスの開発に共同で取り組んできたとも主張。台湾の電子業界誌DigiTimesも先週、アップルとサムスンが折りたたみデバイス開発について合意したと報じていました

 

これまでGalaxy Z Flipシリーズや、横折りのGalaxy Z Foldシリーズで培ってきた折りたたみ技術が、将来のiPhoneに搭載されるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: Wccftech

Macが声で伝えます。音声読み上げ機能「ライブスピーチ」の使い方【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「入力した音声を読み上げる「ライブスピーチ」の使い方」です。

 

 

Macには入力したテキストを読み上げる「ライブスピーチ」という機能が搭載されています。この機能は、発話が難しい人や発話能力を失いつつある人をサポートするために開発された機能で、電話やオンラインミーティング、対面の会話で使うことができます。さらに読み上げる語句はあらかじめ登録しておくことができるので、スムースに会話できるのが嬉しいポイント。早速、手順を確認しましょう。

 

[アップルメニュー]をクリックし、[システム設定]→[アクセシビリティ]と進みます。続いて[ライブスピーチ]をクリックし、[ライブスピーチ]をオンにすれば設定完了です。

 

ライブスピーチウインドウの[入力して読み上げる…]テキストフィールドに、読み上げたいテキストを入力してから[|>](読み上げる)ボタンをクリックすることで、入力したテキストが人工音声で読み上げられます。

 

また、よく使う語句のリストを作成し、そこから選択し、読み上げることも可能です。手順は先ほどと同様、[システム設定]→[アクセシビリティ]→[ライブスピーチ]と進み、[ライブスピーチ]をオンにします。続いて保存された語句の[+](プラス)ボタンをクリックし、読み上げたい語句を登録しましょう。

 

メニューバーにあるライブスピーチアイコンをクリックし、ウインドウ右側のアイコンを押すことで登録した語句を選択できます。読み上げたい語句を選んだら、[|>]ボタンをクリックしましょう 。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

280万台売れたベストセラースマホの後継「arrows We2」「arrows We2 Plus」が登場

FCNTは、Androidスマートフォンの新機種「arrows We2」と「arrows We2 Plus」を発表しました。8月中旬に発売します。arrows We2はNTTドコモとau、UQ mobileが、arrows We2 PlusはNTTドコモが取り扱います。MVNOや量販店での取り扱いも予定しているそうです。

↑arrows We2 Plus(左2台)とarrows We2

 

Androidで一番売れた「arrows We」の後継機

初代arrows Weは2021年12月発売で、つい最近まで販売していた入門モデルです。2万円弱で手に入るお手頃さから、初めてスマホを手に取る人が多く選ぶ機種となり、Androidスマホとしては国内最多の280万台を出荷するベストセラーモデルとなりました。

↑arrows We2はNTTドコモとau/UQ mobileから発売します

 

arrows We2はそんなarrows Weを継ぐエントリークラスのスマートフォンです。販売価格は初代arrows Weと同じくらいの価格帯を想定します。つまり一括価格で2万円前後、MNPでの購入なら0円で買える価格水準となるでしょう。

 

2年半かかってのモデルリニューアルということで、性能は大幅に向上しています。まず、画面サイズは6.1インチにサイズアップしました。チップセットはMediaTek製のDimensity 7025を搭載し、初代arrows We比でCPU性能は30%アップ、GPU性能は18%アップとなっています。

↑arrows We2の特徴まとめ

 

このスマホならではの特徴は、頑丈さです。1.5mの高さから落としても画面が割れず、防水性能にも影響がでないように、独自基準での落下試験を実施しています。

 

タフネスさでは、MIL規格で23項目の耐久試験を実施。サウナのような高温環境や、雪山のような極寒の環境で動かしてみたり、激しい水流を当ててみたりして耐久性を確認しています。さらに、ハンドソープで手洗いできることも、耐久試験を通して確認。まさに、お風呂でも安心して使えるスマホとなっています。

↑MIL規格で23項目の耐久試験を通過しています

 

↑ハンドソープで洗えるという特徴

 

操作では「Exlider」(エクスライダー)というユニークな機能があります。これは右側面にある指紋センサーを、マウスのホイールのようになぞって、画面のスクロール操作ができるというもの。画面上の拡大も最大5倍まで対応します。

 

Exliderなら、画面をタップせずにページ送りできるので、広告を誤って触ってしまうことはありません。筆者としては「あらゆるスマホにもついていてほしい」と思ってしまう便利な機能です。

↑指紋センサーをスライドしてページ送りできるExliderが復活

 

カメラはデュアルカメラで、広角5010万画素、マクロ190万画素という構成。流行のクアッドピクセル技術を取り入れていて、暗い場所では4画素を大きな1画素として扱い、解像感が高くノイズが少ない写真を撮影できます。

↑カメラは流行のクアッド技術を採用し、暗所に強くなりました

 

ホーム画面は、シニア向けのシンプルモードや、子ども向けのジュニアモードを搭載。初めての1台を意識した構成になっています。また通話対策では、迷惑な電話番号を保存する「迷惑電話対策機能」や、詐欺に使われる言葉を警告する「還付金詐欺警告機能」なども備えています。

 

なんとハイスペ、2台目持ちに選びやすいarrows We2 Plus

arrows We2 Plusは、同じarrows Weシリーズとくくるには驚きのハイスペックになっています。4年前のハイエンドモデルから買い替えても違和感なく使える性能です。

↑同じWeブランドとは思えないぐらいスペック高めのarrows We2 Plus。NTTドコモから発売します

 

チップセットはSnapdragon 7s Gen 2を搭載。メモリーは8GBで、仮想メモリー機能によって16GB相当に拡張可能で、arrowsとしては最大級のメモリー容量になっています。

 

ディスプレイは144Hz駆動もサポートしており、Exlider機能でスクロールしたときの動きもぬるぬると表示されます。

 

メインカメラはクアッドピクセル対応の5010万画素で、静止画で光学式手ブレ補正(OIS)が利用できます。つまり夜景などでブレを抑えて撮影できます。

↑arrows We2 Plusのスペックまとめ

 

厚さ8mmとスタイリッシュな見た目ながらタフネスさにも妥協はありません。1.5mからの落下試験やMIL規格での23項目の試験、ハンドソープでの洗浄も対応しています。

 

バッテリーは5000mAhの容量を搭載したうえ、Qnovo社の長寿命技術によって、4年後も劣化を抑えて使えるとしています。OSバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートは4年保証をうたいます。

 

arrows We2 Plusならではの機能としては、「自律神経のチェック機能」を備えています。自律神経の状態を正確に計測。日々のストレスに耐えられる状況なのかを図る目安とすることができます。

↑自律神経を計測するためのセンサーを備えています

 

医療機器ではありませんが、心電図を使って計測する精度で測定できるように、計測精度には工夫を凝らしたとしています。計測は背面の脈拍センサーに指を2分間ほど当てる必要があるため、食事の後や就寝前などに時間をかけて計る使い方になるでしょう。

 

専用のアプリでは、自律神経を改善させるためにどのような活動をすれば良いか、アドバイスする機能もあります。

↑自律神経のチェック機能は、京都大学名誉教授の森谷敏夫氏が監修。生活の中で自律神経の機能を高めるためのアドバイスも確認できます

 

らくらくスマホや、折りたたみスマホも投入も視野に

FCNTは2023年5月末に経営破たんを経ており、10月に中国Lenovo社の子会社となっています。新生FCNTとして初となる製品発表会では、今後の製品投入の方向性について紹介されました。

↑FCNTは中国レノボ傘下の新体制に。ロゴも刷新しました

 

FCNTがこれまで重視していた、人に寄り添う技術の使い方は変えずに続けて行くと表明。実際に今回発表されたarrows We2シリーズも、良い意味でFCNTらしい、着眼点のユニークな製品となっています。

 

製品開発では「シニア向け」「ヘルスケア」「サステナビリティ」の3つの軸を重視するとしています。シニア向けのらくらくスマホや、再生素材を多用した「arrows N」の新型を今後発表すると予告しました。新製品のうちいずれかの機種は2024年内に発表される見込みです。

 

また、ハイエンドモデルの投入についても言及。FCNTとしては2020年の「arrows 5G」を最後にハイエンドモデルは途絶えていますが今後、標準型と折りたたみ型のハイエンドモデルの投入を計画しているそうです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

新型「iPad Pro」の有機EL画面、青の再現で不具合が発生

ついに発売が開始された「新型iPad Pro」ですが、海外からは「青の表示がおかしい」との気になる報告が寄せられています。

↑再現の難しい青がある(画像提供/アップル)

 

新型iPad Proでは、iPadシリーズとして初めて有機EL方式の「Ultra Retina XDR」ディスプレイを搭載。最先端のタンデムOLEDテクノロジーにより、高い精度、色を実現したとうたっています。画面の明るさはHDRコンテンツで1000ニトのフルスクリーン輝度、HDRでは1600ニトのピーク輝度に対応。上位モデルでは、反射防止加工の「Nano-textureガラス」が選択可能です。

 

海外テックサイトのiMoreによれば、「HDRハイライトではネイビーやインディゴを含む、特定の青の色合いが、画面上ではほとんど白に見えるほど白飛びしている」とのこと。さらに、「ネイビーのシャツを着ている人を見ると、表面に張られた蜘蛛の巣のように、シワが光って見える。あるいは、その上で変化する真っ黒な塊のようにも見える」とも述べており、かなり気になる現象のようです。

 

ただし、iMoreは今回の現象について「画像処理エンジンがそのゾーンのハイライトの描写で混乱しているようだ」と指摘しています。さらに、アップルもこの問題を認識しており、ソフトウェアの修正に取り組んでいることが伝えられています。

 

というわけで、新型iPad Proのハードウェアではなくソフトウェアが原因だった今回の問題。もしお手持ちの新型iPad Proで同様の現象に遭遇したら、ソフトウェアアップデートを待ってみても良さそうです。

 

Source: 9to5Mac

早くも新情報! 次期「iPad Air」に使われるチップがもう決定?

先日、新型「iPad Air」が発表されたばかりですが、早くも「M3」チップを搭載した次期iPad Airに関する噂が登場しています。

↑次はM3を使う?(画像提供/アップル)

 

おさらいすると、アップルは5月7日のイベントで新型iPad Airを発表。M2の搭載だけでなく、13インチモデルが加わり、カメラ位置やスピーカーの品質が刷新されています。一方で同時に発表された「新型iPad Pro」では、Macに先駆けて最新の「M4」チップが搭載されています。

 

海外テックサイトのMacRumorsは、信ぴょう性の高いプライベートアカウントがXで共有した情報を基に、次期iPad AirがM3を搭載すると報じています。これまでのアップル製品のラインナップを参考にすると、iPad AirにはiPad Proから1世代前のチップが採用されてきました。なので、次期iPad AirのM3搭載はかなり現実味があるでしょう。

 

さらに2026年から2028年に登場する将来のiPad Airは、10.8インチの有機ELディスプレイを搭載するとの情報もあります。有機ELディスプレイは新型iPad Proにも搭載されており、これにiPad Airが遅れて続く、という流れは今後も継続することになりそうです。

 

以前とは異なり、最近のiPad Airシリーズには、iPad Pro譲りのスペックや機能がすぐに導入される印象です。お金を節約しつつ十分に高性能なタブレットが欲しいなら、iPad Airを買い続けるのが賢い選択肢と言えるかもしれません。

 

Source: MacRumors

ソニーの新ミッドレンジスマホ「Xperia 10 VI」登場、スリムながらロングバッテリー搭載

ソニーは、最新のミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VI」を発表しました。カラーバリエーションはブルー、ブラック、ホワイトを用意。発売は7月上旬以降を予定しています。

 

Xperia 10 VIは、約5000mAhの大容量バッテリーを搭載しながらも、重量約164gの軽量設計を実現したスマホです。サイズは縦約155mm、横約68mmで片手でも操作しやすいコンパクトさに収まっています。また、背面パネルには半透明の樹脂材を採用し、柔らかい色合いのデザインも特徴としています。

 

耐久性にも優れており、防水・防塵性能はIP65/68規格に準拠したほか、ディスプレイには「Corning Gorilla Glass Victus」を採用しています。

 

チップセットには、Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platformを採用し、従来機種よりも約10%動画再生時間が向上した省電力性を備えています。

 

撮影面では「Video Creator」アプリを搭載しました。撮影した写真や動画を簡単に編集し、約1分でショート動画を作成できるとしています。また背面には、16mm、26mm、52mmの3つの焦点距離に対応した2眼カメラを搭載しており、光学2倍相当で画質劣化を抑えて撮影可能とのこと。加えて、好みの色味で撮影できる「ルック」機能も搭載しています。

 

ディスプレイは、約6.1インチのフルHD+有機ELを採用したうえに、BRAVIAの技術を取り入れた「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載しています。これにより、ポケットサイズでありながら没入感のあるシアター体験を楽しめるそうです。

 

フロントステレオスピーカーは、従来機種よりもダイナミックレンジが広がり、より自然な音質バランスと音量を実現。また3.5mmのオーディオジャックも搭載しているほか、ワイヤレス伝送時のコーデック技術「LDAC」にも対応しています。さらに、ソニー独自のAI技術「DSEE Ultimate」により、ストリーミングサービスなどの音源をハイレゾ相当の高音質で再現します。

写真の表現力にこだわったフラッグシップモデル、ソニー「Xperia 1 VI」登場

ソニーは、フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI」を発表しました。通信事業者モデルとSIMフリーモデルを用意し、それぞれのラインアップは下記のとおりです。

 

通信事業者モデル

ブラック、プラチナシルバー/12GBメモリー、256GBストレージ/6月上旬発売

 

SIMフリーモデル

ブラック、カーキグリーン、プラチナシルバー、スカーレット/16GBメモリー、512GBストレージ(ブラック、カーキグリーンのみ)・12GBメモリー、512GBストレージ(全色)・12GBメモリー、256GBストレージ(全色)/6月21日(16GBメモリー、512GBストレージモデルは8月23日)

 

Xperia 1 VIは、85mmから170mmまでの焦点距離を持つ望遠光学ズームレンズを搭載したスマホ。自然な色味と豊かなぼけ表現で人物の表情を美しく捉えることができるとしています。また、最大倍率約2倍のテレマクロ撮影が可能で、肉眼では捉えられない細部まで高精細に写し出すとのこと。これにより、花の中心部や小さな被写体のディテールまで鮮明に撮影できます。

 

イメージセンサーには、ソニー独自の「Exmor T for mobile」が搭載されており、低照度環境でもノイズを抑えたクリアな写真が撮影可能。さらに、AIを活用した姿勢推定技術が導入されており、被写体の骨格を認識して高精度なAF(オートフォーカス)追従が可能です。

 

カメラアプリはクイック設定での切り替えが簡単になるなど、インターフェースを刷新。さらに、プロ動画モードが追加され、タッチトラッキング中に明るさや色味の自動調整が可能で、詳細な設定とともに動画の撮影ができます。

 

ディスプレイは、ソニーのテレビ「BRAVIA」の高画質を再現するAI画質調整技術「Powered by BRAVIA」と、直射日光下での視認性を向上させる「サンライトビジョン」機能を搭載しています。さらに、進化したフルステージステレオスピーカーは、大音量時の歪みを低減し、低音域の性能が改善されることで、迫力と臨場感のある音響体験を楽しめるとのこと。

 

ゲームプレイにおいてはアシスト機能「ゲームエンハンサー」に新機能「FPS Optimizer」を搭載し、プレイ環境に応じてCPUやフレームレートを最適化します。加えて、Snapdragon 8 Gen3 Mobile PlatformのElite Gaming機能により、高速で快適なゲームプレイを実現するとしています。

2万円台でカロリー管理もできるファーウェイ新スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」

ファーウェイ・ジャパンは、新型スマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」を5月22日から発売します。本モデルは5種類のカラーバリエーションを展開し、フルオロエラストマーベルトのブラック、ピンク、ホワイトは市場想定価格2万3980円(税込)、ナイロンベルトのグレーとEC限定のレザーベルトのホワイトは2万5080円(税込)で販売します。

 

HUAWEI WATCH FIT 3は、大画面と多機能性を兼ね備えたとうたう最新モデルです。約1.82インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、画面占有率が77.4%に向上。最大輝度約1500ニトで、屋外の強い光の下でも視認性が高く、輝度の自動調整機能にも対応しています。大画面化は実現しつつも、本体の薄さは約9.9mm、重さ約26g(ベルト含まず)と薄型軽量で、長時間装着しやすくなっています。

 

本体には新たにクラウンが追加され、物理ボタンが増えたことで操作性が向上しています。

 

健康管理機能では、ファーウェイ独自のボディメイカーアプリを搭載し、カロリー管理がより簡単になったとのこと。摂取カロリーと消費カロリーのバランスを常に確認でき、健康的な体型を目指せるとしています。さらに、睡眠モニタリング機能も強化され、独自アルゴリズム「HUAWEI TruSleep 4.0」により、入眠と覚醒の識別精度が向上したといいます。睡眠時の心拍数、血中酸素レベル、呼吸数などのデータも追加され、詳細な睡眠分析が可能となっています。

 

フィットネスにおいては、約160種類以上のフィットネスプログラムを利用でき、音声付きウォームアップ動画も収録されています。100種類以上のワークアウトモードに対応し、特にランニングでは5つの衛星測位方式に対応する高精度なGPSを搭載。トラックランニングモードも新たに追加され、競技場での精確なペースや距離の測定が可能となりました。

 

バッテリーは通常使用で約10日間持続。加えてBluetooth通話、メッセージ通知、音楽再生コントロール、リモートシャッター機能などのアシスタント機能を備えています。

【西田宗千佳連載】生成AIを「誰もが使う」にはツールの進化が必要

Vol.137-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは開発が進む「画像生成AI」。ビジネスにおいて、個人レベルで生成AIを活用するための課題を探る。

 

今月の注目アイテム

Adobe

Firefly

月額無料(毎月25点までの生成クレジットを利用可能)

↑シンプルなテキスト入力で画像の生成やオブジェクトの追加、削除、テキストの変形などができる画像生成AI。無料プランのほか、毎月100点までの生成クレジットを利用できるプレミアムプラン(月額680円)も用意される

 

生成AIがどんなものか、そろそろ説明する必要はなくなってきただろう。だが「報道などで話は聞いている」人は多く、無料のサービスでちょっと使ってみたという人は多くても、「実際にビジネスなどでガンガン使っている」という人は意外と少ないものだ。

 

転職サイトを運営するエン・ジャパンが35歳以上の人々を対象として実施し、2024年1月に公開した調査によると、生成AIを業務に使っている人の割合は全体で18%。28%が使用を検討中で、なかなか高くなってきたように見える。

 

だが実際には、使用の予定がない人は54%もいる。業種別に見ると、マーケティングやコンサルタント業務では47%が使っているものの、より一般的な業種になると10%に近づいていき、「使う人々と使っていない人々」の差が大きくなっている……というのが実情ではあるようだ。

 

すなわち“生成AIがどんなものか可能性を探ることが仕事につながっている人”か、“文章や画像を大量に作る必要がある人”が生成AIを使っており、それ以外はまだなかなか厳しいのだろう。このあたりは、生成AIの便利な使い方が浸透しておらず、明確な利用拡大には結びついていない、と判断できる。アドビの例にしろ、デジタルマーケティングやコンテンツ制作に特化した部分があり、現状の分析とも合致する。

 

ただ、読まなければいけない文章を要約して確認したいとか、必要な文書を簡単に作りたいといったニーズは、ビジネスの中ではかなり普遍的なものかと思う。それがきちんと定着していないのは、生成AIの使い方がまだ誤解されている、ということかもしれない。要は、検索エンジンに似たものとして使われたり、ゼロから画像生成をするために使われたりするもの、と思われているのではないだろうか。

 

そうした誤解が解けるには、ツールの一般化が重要だ。アドビが手がけているのも、結局のところそういう流れなのだ。

 

Photoshopは4月にアップデートが行なわれ、背景を簡単に入れ替えたり、画像を生成する際に「モチーフとなる画像」を読み込んでテイストを合わせたりする、といった機能が搭載された。

 

ほかのツールもそうだが、最初は「白紙の上にプロンプトから何かを作る」ような実装がなされる。しかし人間、白紙からいきなりなにかを作れる人の方が少ない。日常的な作業のほとんどは「ベースとなる何かがあって、それを修正して別のものにする」ことだったりする。

 

生成AIを道具にするには、結局のところ、そういう“ちょっと変える”“前例を踏まえて新しいものを作る”といった作業に使えることが重要で、そのためにはツールが進化しないといけない。

 

生成AIが広まり始めて2年が経過しようとしているが、これからはそういう進化がまず目立つようになっていくだろう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

「ChatGPT」、Mac向けアプリをリリースへ

生成AIサービス「ChatGPT」を開発するOpenAIは、Mac向けにデスクトップアプリをリリースすると発表しました。

↑Macへゴー

 

ChatGPTはOpenAIが開発した大規模言語モデル(LLM)で、自然な対話によりテキスト生成や質疑応答、会話のサポートなど、さまざまな情報を提供することができます。先日には、最新バージョンとなる「GPT-4o」が登場。音声や画像をシームレスに処理し、素早い応答が可能となりました。

 

Mac向けのChatGPTアプリは無料ユーザーと有料ユーザーの両方に展開され、コンピューターとのシームレスな統合を目指しています。キーボードからのショートカット(Option + Space)によりアプリへと素早く質問したり、アプリ内で直接スクリーンショットを撮影することも可能です。

 

音声モードや、GPT-4oの新しいオーディオ/ビデオ機能では、コンピューターから直接ChatGPTと音声通話をすることが可能。アプリ右下のヘッドホンアイコンをクリックすれば、音声通話が開始できます。

 

Mac向けのChatGPTアプリはまず「Plus」プランのユーザーから展開が始まり、今後数週間でさらに広く利用できるようになります。今年後半には、Windows版もリリースされる予定。毎日ChatGPTを活用しているユーザーなら、インストールしておいて損がないアプリとなりそうです。

 

Source: OpenAI via MacRumors

グーグルの生成AI「Gemini」、新機能のデモで堂々と間違える

グーグルは年次開発者会議「Google I/O」で、生成AI「Gemini」により検索が新時代を迎えるとアピールしていました。その最も目を引く新機能の一つが「撮った動画からAIが検索する」でしたが、自信たっぷりに間違った答えを披露したと指摘されています。

↑生成AIには難問(画像提供/グーグル)

 

これは「Gemini時代の検索」動画の59秒から確認できることです。フィルムカメラの巻き上げレバーが動かなくなった様子を撮影した後に「なぜレバーが最後まで動かないのか?」と質問しています。

Geminiは動かなくなった原因として考えられる要因をリストアップ。その後に対策がいくつか挙げられていますが、その中の一つが「後ろのフタを開けて、フィルムをそっと外す」というもの。

 

フィルムカメラの仕組みを知っている人であれば、絶対にやってはいけない最悪の選択肢だと分かるはず。もしも指示通りに裏ぶたを開ければ、その瞬間に撮影した写真は感光して台なしになってしまいます。

↑珍回答をハイライト(画像提供/グーグル)

 

まだまだ発展途上のAIが出した答えに間違いが混じるのはやむを得ないとして、グーグルはわざわざ最悪の回答をハイライト表示。「巻き上げボタンをしっかり押し込む」も危うい感じではありますが、かすんでしまいます。

 

同社は昨年2月、会話型AIサービス「Bard」の紹介で、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が太陽系外の惑星を初めて撮影した」という不正確な答えを堂々と出したことで株価が急落していました。もはや、AIイベントの恒例となっているのかもしれません。

 

Source: グーグル

via: The Verge

最新の「iPad」シリーズ、ついに「バッテリーの状態」などの機能を搭載! 上限80%充電にも対応

最新のiPad ProとiPad Airにおいて、設定アプリに「バッテリーの状態」の項目や「充電の最適化」機能が追加されたことが明らかとなりました。

↑iPadでもバッテリーを管理しやすくなりました(画像提供/アップル)

 

今回の情報は、オランダのアップル関連情報サイト・iCultureが製品レビューしている最中に確認したことです。

 

新型iPadで設定アプリ内の「バッテリー」にアクセスすると、新たな「バッテリーの状態」メニューが追加され、バッテリーの残量や最大容量、充放電回数および「充電の上限を80%にする」オプションが一覧表示されます。

 

また、バッテリーがいつ製造され、いつ最初に使用されたかという情報を見ることもできます。

 

これまで「バッテリーの状態」メニューは、iPadOSには存在していませんでした。しかし、4月にはiPadOS 17.5から、「バッテリーの状態」機能が新型iPadのみ使える可能性が浮上していました

 

注目すべきは、充放電回数や「充電の上限を80%にする」オプションです。今まではiPhone 15シリーズ限定の機能であり、古いiPhoneでは表示されません。

 

「上限80%」は、以前のiPhoneに搭載されていた「バッテリー充電の最適化」とは別もの。こちらは毎日の充電パターンを学習することで、AIが充電80%を超えないように制御します。

 

この機能についてアップルは、バッテリーがフル充電された期間を短くすることで、その消耗を減らして寿命を伸ばせると説明していました。新型iPadもバッテリーを交換することなく、長く使えるようになりそうです。

 

Source: iCulture
via: MacRumors

サムスン、「Galaxy Z Fold6」廉価版の発売を見送り? もっと薄くしたいが…

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」は2つのバリエーション、つまり標準モデルと安価な「FE」モデルの2種類になると噂されてきました

↑廉価版の差別化が難しい

 

しかし、そのうちのFEモデルをサムスンが発売しない可能性が浮上しています。

 

韓国の電子業界誌・The Elecは、同社がGalaxy Z Fold6の廉価モデルを発売する計画を「全面的に見直している」と報じています。

 

なぜか? それはサムスンが廉価モデルを「(ライバル製品と)差別化する要因」がないことと「業界の不確実性」を検討しているためと伝えています。

 

このうち「差別化する要因」とは、廉価モデルを薄くすることです。

 

当初、Galaxy Z Fold6 FEはSペン非対応とすることでデジタイザー(Sペンを認識する層)を省き、薄くなるはずでした。が、既存モデルと同程度の耐久性や防塵・防水性能を追加した結果、中国製の折りたたみスマホよりも薄くなくなってしまったそうです。

 

また、「業界の不確実性」とは、折りたたみスマホをめぐる市場の先行きが不透明なことです。

 

サムスンが安価な折りたたみスマホを投入すると予想されたのは、これが初めてではありません。が、今回は複数の情報源が伝えたうえに、Sペン非対応や性能が低めのチップセットを搭載するなど、かなり具体的な詳細を伝えていました。

 

そのため、廉価モデルのプランが完全に捨て去られたとは考えにくいはず。とはいえ、今年は見送られ、2025年以降となるのかもしれません。

 

Source: The Elec
via: 9to5Google

夏本番!を迎える前に体を絞ろう、まずは「HUAWEI WATCH FIT 3」を着けてから

提供:ファーウェイ・ジャパン株式会社

今年ももうすぐ夏がやってきますね。年々暑さが厳しくなってくる日本の夏ですが、やはり旅行やスポーツなどのアクティビティに行きたくなるのはこの季節から。アウトドアの計画を立てている人もいるのでは?

 

一方で、薄着になることで体のシルエットがあらわになるのを気にしてしまうのも、この季節のあるある。「夏本番が始まる前に体を絞りたい……」と考えている人もいることでしょう。ですが、運動や筋トレはモチベーションが続かないのも事実……。

 

運動はしたい、でもモチベーションややる気が続かない。そんなときこそ便利なガジェットの出番です。なかでもHUAWEI(ファーウェイ)の新しいスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT 3」は、スタイリッシュな見た目と機能性のおかげで、モチベーションを継続させる仕組みがたっぷり詰まっているんです。

 

 

よりスタイリッシュに進化した最新モデル

↑「HUAWEI WATCH FIT 3」ホワイト(フルオロエラストマーベルト)。市場想定価格 2万3980円(税込)

 

モチベーションが続くかも大事ですが、毎日身に着けるものなので気になるのは見た目。HUAWEI WATCH FIT 3で、まず目を引いたのが赤色のクラウン(リューズ)です。ラインナップにはブラック、ピンク、ホワイト、グレー(ナイロン)、ホワイト(レザー、EC限定)の5カラーが用意されています。カラバリごとにケースとクラウンのカラーリングが調整されており、ムーンホワイトはクラウンが赤色ですが、ブラックはケースもクラウンもブラックで統一されています。アクセントとして魅せたいか、あるいは自然なコーディネートとして魅せたいか、ユーザーのファッションに応じた選び方ができるのは面白い要素ですね。

【カラーラインナップ】

 

↑クラウンの操作性はとっても滑らか。振動フィードバックも心地良く、特に用事もないのについクラウンに触りたくなります

 

画面サイズは1.82インチで、HUAWEI WATCHシリーズでは初となるHybrid OLED(有機EL)ディスプレイを採用。347ppiという非常に高い解像度も相まって、小さな文字もくっきりと読み取れました。最大画面輝度は約1500ニトで、真っ昼間の晴天化でも視認性は充分。

↑画面のベゼルは、前モデルFit 2と比較して画面の上下で約15%、左右で約20%狭くなっています

 

ケースの厚みは約9.9mm。腕時計の厚みは10mmを下回ると薄型と呼ばれる部類に入りますが、スマートウォッチはおおむね10mm台が一般的です。そのなかでギリギリ10mmを下回っているのはかなり薄型と呼べる部類でしょう。

↑薄型だと服の袖にも引っかかりにくいし、運動時にも負担になりません。着けっぱなしを前提としているスマートウォッチにおいて、装着ストレスが少ないことは大いなるメリットです

 

健康管理のための便利な機能

また、2023年10月に発売された「HUAWEI WATCH GT 4」で追加された新アプリ「ボディメイカー」にも対応しています。消費カロリーと摂取カロリーをグラフィカルに表示してくれる機能で、ダイエットを心がけている人の強い味方となる機能です。今回のHUAWEI WATCH FIT 3に合わせて、摂取カロリーの入力が項目を選ぶだけで完了でき、より使いやすく進化しました。

 

摂取カロリーについてはスマホアプリ「HUAWEI ヘルスケア」に入力する必要があります。朝食、昼食、夕食、間食と、その日そのとき食べたものをキーワードで検索して、該当する食品を登録すればOK。消費カロリーはスマートウォッチを装着しているだけで自動計算されます。「摂取カロリーのわりに運動量が少ないな」と数値で理解できれば、ウォーキングや運動のモチベーションにつながりますね。

↑リアルタイムの総摂取カロリーや総消費カロリー、消費カロリーを一目で把握

 

そして、忘れてはいけないのが睡眠モニタリング機能。分析アルゴリズムは「HUAWEI TruSleep 4.0」へとバージョンアップし、より精度の高い睡眠ログが取れるようになりました。データ項目にも「呼吸数・心拍数・血中酸素の範囲」と「昼寝の測定」が新しく追加され、健康管理のために必要な情報をより詳細に知ることができます。

 

コンパクトで薄型のHUAWEI WATCH FIT 3なら、睡眠時に着けていても違和感なし。休息は運動と同じくらい大事とも言いますし、自分がどれだけ休めているのかを知るのは良い習慣になるはずです。

↑深い睡眠/浅い睡眠/レム睡眠といった睡眠段階をグラフで表示してくれます

 

運動についてもHUAWEI WATCH FIT 3は100種類を超えるワークアウトの計測に対応。GPS搭載だからランニングのコースも記録できますし、前モデルから新たにサッカー、バスケ、パデル、eスポーツ、運動場ランニングにも対応しました。

 

 

GetNavi web編集部員が⼀週間使ってみた

では体を絞るモチベーションは続くのでしょうか。このパートでは、GetNavi web編集部員・野田がHUAWEI WATCH FIT 3を使ってみて、カロリー管理機能やワークアウト、睡眠管理機能の感想を述べてもらいました。

 

◾カロリー管理機能

「ボディメイカーは摂取した食品のカロリーが記録できるので、昼食ではこれだけ摂取したから今日は間食を控えようなど、1日の食事量目安も立てやすくなります。または1日のカロリーバランスを見ながら、ウォーキングなど体を動かそうという気持ちにもなり、より健康的に目標の体型に近づくことができます。自身でカロリー算出する面倒な手間も省けるため、体型管理に集中できますね」(野田)

↑私の場合、1日の摂取カロリー目標数値が1917kcalと出ました。写真の場合、総消費量1091kcalに対して総摂取量463kcalで、不足カロリーが628kcal。もっと食べないといけませんね

 

「また、食べたものの栄養バランスを視覚的に確認できる点にも注目。脂肪が多い、タンパク質が足りていない、といった状況が一目でわかります。今まで自由気ままに食べたいものを食べていましたが、スーパーやコンビニで食品を選ぶとき『炭水化物が多かったから、もう少しタンパク質を摂取しよう』などと、意識が改善されました」(野田)

↑とある1日のカロリー記録。炭水化物と脂肪が多めなので、次の日は鶏のささみや納豆など、タンパク質が多めの食事を摂取しようと意識しました

 

◾ワークアウト

「今回は屋外ランニングを選択しました。まずはケガの予防のため、ランニング前の準備体操。HUAWEI WATCH FIT 3は推奨ストレッチを案内してくれるので、アニメーションガイドに従ってストレッチします。日本語音声で丁寧な解説もしてくれるのはビックリしました。写真は『ダイナミックグルートストレッチ』をしているときです」(野田)

↑ランニング前の準備運動は10パターンあり、合計6分。開始の合図と終了の合図を、振動で知らせてくれるのでわかりやすかったです

 

「準備体操を終えた後、ランニングスタート! HUAWEI WATCH FIT 3は軽量なので腕の振りや動作の妨げにならないので、装着していても気になりません。それと、視認性の高いディスプレイのおかげで日中の明るい屋外や日が落ちた暗い環境でも、ランニング中のデータをはっきりと確認できました。また、心拍数が一目でわかるディスプレイなので、心拍数から自身の状態やコンディションを把握することもできます。コンディションが悪く体力を温存したい場合は心拍数とスピードを抑えるなど、運動の内容をコントロールできます」(野田)

↑1kmごとに記録を音声で読み上げ、情報を提供してくれます(自身で音声設定は調整可能)。一人で走っていても、トレーナーと一緒に走っているように感じるから運動が続き、モチベーションが保てます

 

「ランニング終了後は、整理体操もコーチしてくれます。ランニングやウォーキングなど毎日の運動を記録しつつ体重の変化もわかれば、ダイエットやトレーニングのモチベーションアップにもつながりますよね」(野田)

 

◾睡眠モニタリング

「睡眠の質を100点満点で採点する睡眠モニタリング機能。睡眠状況がわかるだけでなく、スコアを改善するために必要な睡眠時間や、睡眠を改善する自分に合わせたアドバイスをしてくれました。深い睡眠/浅い睡眠/レム睡眠といった睡眠段階や仮眠も計測。睡眠を知ることで、自分の健康状態をより深く理解できます」(野田)

↑とある1日の睡眠評価。83点と、睡眠の質はなかなか良好という評価でした

 

運動を「続けたくなる」ギミックが盛りだくさん

薄型の本体は装着感も軽やか。なおかつ美しいデザインは装着していてもテンションが上がるものがあり、ファッションとしても楽しめます。画面も大きく見やすいため、運動中でも手首からさまざまな情報にアクセスが可能です。バッテリーは通常使用で最長10日間とかなりタフネス。

 

HUAWEI WATCH FIT 3は5月22日発売予定で、価格は2万3980円〜2万5080円(税込)。正直、これだけの使いやすさとデザインに対してリーズナブルなお値段だなと感じます。AndroidやiOSにも対応しているので、HUAWEIユーザーでなくとも利用可能ですよ。

↑「HUAWEI WATCH FIT 3」グレーナイロンストラップ。市場想定価格 2万5080円(税込)

 

たるんでしまった体型は、すぐには戻りません。健康的に体を引き締めつつ体重を減らすには、長期的な視点で食生活や運動習慣、そして睡眠の質を変えることが重要です。HUAWEI WATCH FIT 3を相棒にして、夏向けのカラダを作っていきませんか?

 

撮影/湯浅立志

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

次期「iPad mini」、少なくとも年末まで発売されない!?

次期「iPad mini」の登場が2024年末より後になると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が予想しています。

↑あまり期待しないほうがいい?(画像提供/アップル)

 

現行モデルのiPad miniは、2021年9月に発表されました。8.3インチディスプレイと「A15 Bionic」、USB-Cポートを搭載し、トップボタンに指紋認証機能を組み込むなど、大幅な進化を遂げた……のですが、それ以降製品のアップデートは行われていません。

 

以前にガーマン記者は、スペックがアップグレードされた次期iPad miniが2024年に登場すると報じていました。アップグレードの中身は、プロセッサの刷新やカメラ性能の向上、ディスプレイやワイヤレス機能の進化、新色の登場などがされています。

 

しかし、今回の同氏の予測では、次期iPad miniでは新しいプロセッサが搭載されるものの、その他の変更点はほとんどないと伝えています。これが正しければ、3年以上も待ったアップグレードとしては、少々期待外れなものとなってしまいそうです。

 

ガーマン記者はその他にも、ローエンドな「iPad」も2024年末までに登場する可能性は低いと述べています。先日には完全に刷新された新型「iPad Pro」や、大画面モデルの追加された新型「iPad Air」が登場しましたが、その他のiPadシリーズのアップグレードはかなり先となるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

日本も!?「Apple Vision Pro」の販売国がWWDC24後に拡大しそう

アップルの空間コンピューター「Apple Vision Pro」が、開発者向け会議「WWDC24」の後に販売国を拡大すると、米ブルームバーグが報じています。

↑もうすぐ日本にも正式に上陸しそう(画像提供/アップル)

 

Apple Vision Proは2023年6月に発表され、今年2月に発売が開始された空間コンピューター。両目にそれぞれ4K解像度ディスプレイを搭載し、12個の「EyeSight」カメラで周囲を捉えるなど、非常にハイエンドな作りとなっています。価格も3499ドル(約55万円※)とかなり高く、現在は米国でのみ販売されています。

※1ドル=約156.5円で換算(2024年5月14日現在)

 

ブルームバーグによれば、6月10日に開催されるWWDC24の後にApple Vision Proを販売するため、世界各地の従業員がアップルの本社に集まり、数日間の研修を受けているとのこと。この研修には日本、中国、韓国、ドイツ、フランス、シンガポールの従業員が参加しているそうです。つまり、これらの国でApple Vision Proが販売される可能性が高いと言えます。

 

アップルは以前、Apple Vision Pro関連の求人情報を日本でも出していた経緯があります。はたしてApple Vision Proは日本の消費者に受け入れられるのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via MacRumors

おサイフケータイにも対応、さらに高性能化したASUS新スマホ「ROG Phone 8シリーズ」

ASUS JAPANは5月15日、ゲーミングスマホの最新モデル「ROG Phone 8シリーズ」を発表しました。ラインアップは「ROG Phone 8 Pro Edition」「ROG Phone 8 Pro」「ROG Phone 8」の3製品で、それぞれ希望小売価格(税込)は以下のとおりです。

 

ROG Phone 8 Pro Edition 21万9800円

ROG Phone 8 Pro 17万9800円

ROG Phone 8 15万9800円

↑ROG Phone 8

 

なお、ROG Phone 8 Pro Editionは数量限定での販売となります。

 

ROG Phone 8シリーズはゲーミングスマホらしい、高性能なスペックを採用したスマホです。SoCはQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を、メモリーは最大で24GBを、ストレージは最大で1TBを搭載しています。また今回はシリーズとして初めておサイフケータイとQi規格によるワイヤレス充電に対応しています。

↑最高クラスのスペックを備えるROG Phone 8シリーズ

 

↑おサイフケータイ対応で電子マネーで決済が可能に

 

バッテリーは5500mAhと大容量。また有線だと65Wの急速充電に対応し、Qi規格によるワイヤレス充電では最大15Wで充電が可能です。これまでのシリーズ同様、充電の端子は本体下部と本体側面にUSB Type-Cを備え、ゲームプレイ中でも充電できるよう配慮されています。

 

ディスプレイは約6.78型で、有機ELを採用。また解像度は2400×1080ドット、リフレッシュレートは最大165Hzを実現しています。加えて、リフレッシュレートは1~120Hzの可変式を採用しており、自動で最適化されるために消費電力の削減が期待できます。

 

音質面ではデュアルスピーカーを搭載し、ステレオサウンドを実現しています。空間オーディオ技術の「Dirac Virtuo」やハイレゾにも対応。さらに、コーデックにaptX AdaptiveおよびaptX Losslessにも対応しているため、有線・無線を問わず高音質を楽しめます。

 

ゲーミングならではの機能としては、統合管理アプリ「Armoury Crate」を搭載。ゲームをバックグラウンドで実行したり、ゲーム内のテキストデータをキャプチャーしたりといった操作が可能です。

 

冷却性能もこれまで同様に力をいれており、「GameCool 8 冷却システム」を搭載しています。SoCを全方位から冷却する「360° SoC Cooling System Gen 2」によって熱効率が前モデルから22%向上。また別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」を装着すればより冷却できます。

↑ROG Phone 8 Pro Edition。通常別売りの外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler X」が付属します

 

ROG Phone 8 Pro EditionとROG Phone 8 Proにおいては、本体背面に「AniMe Vision」を搭載。カスタマイズできる341個のミニLEDで天気や時計、バッテリー残量などを表示できます。さらに、文字やアイコンなどのアニメーションも作れるとのこと。

↑ROG Phone 8 Pro。「ROG」と表示されているのがAniMe Visionによるもの

 

最近ではゲーミングスマホをビジネス用として、容量の大きいファイルを開いて外出先で閲覧するなどの使い方をするユーザーもいるそうです。ROG Phone 8シリーズはおサイフケータイに対応で、今後そうした用途で広まる可能性がありそうです。もちろんゲームユーザーにとってもいい選択肢になるでしょう。

ROG Phone 8 Pro Edition ROG Phone 8 Pro ROG Phone 8
プロセッサー Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
メモリー 24GB 16GB
ストレージ 1TB 512GB 256GB
ディスプレイ 約6.78型有機ELディスプレイ/2400×1080ドット/最大165Hz(1~120Hzの可変リフレッシュレート対応)
アウトカメラ 広角(5000万画素)、超広角(1300万画素)、望遠(3200万画素)
インカメラ 3200万画素
インターフェイス USB 2.0(Type-C)、USB 3.1(Type-C)、nanoSIMスロット×2、マイク/ヘッドホンジャック
バッテリー容量 5500mAh
本体サイズ 高さ163.8×幅76.8×奥行き8.9mm
重さ 約225g
OS Android 14(ROG UI)
カラー ファントムブラック ファントムブラック、レベルグレー

 

9コアのM4搭載の新型「iPad Pro」、ベンチマークテストの結果が判明! スペックアップは本当だった

アップルが本日15日から発売を開始する新型「iPad Pro」。その「9コアバージョンのM4チップ」を搭載したモデルのベンチマークスコアがGeekBenchで報告されています。

↑スペックは実際にどれほどアップした?(画像提供/アップル)

 

5月7日に発表された新型iPad Proは、Macに先駆けてM4チップを搭載。新型iPad Proでは、ストレージが256GB/512GBのモデルの場合にはCPUが9コア、1TB/2TBのモデルではCPUが10コアのM4が搭載されています。10コアのM4では、「M2」チップと比較して約1.5倍の性能向上が確認されていました。

 

GeekBenchによれば、9コアのM4はシングルコアで3630ポイント、マルチコアで13060ポイントというスコアだったそう。10コアのM4でのシングルコアが3695ポイント、マルチコアが14550ポイントであり、それらと比較すると約10%ほど遅いスコアとなっています。

 

一方、8コアCPUを搭載した「M3」や「M2」のマルチコアスコアは、それぞれ11600ポイント、9600ポイントとなっており、それらと比べた場合、9コアのM4はそれぞれ約13%、約35%高速となっています。

 

アップルのうたい文句通り、大幅なスペックアップを実現した、M4搭載の新型iPad Pro。円安の影響で値上がりしたのは残念ではありますが、お財布に余裕があれば、一度そのパフォーマンスを体験してみたいものです。

 

Source: GeekBench via MacRumors

新型「iPad Pro」、驚きの薄さでも折れ曲がりにくいのはなぜ? アップル幹部が説明

先日アップルが発表したM4 iPad Proは、シリーズ初の有機ELディスプレイ搭載もさることながら、すさまじい薄さが注目を集めています。なんと13インチは5.1mmで、アップルは「iPod nanoより薄い」と強調していました。

↑折れ曲がりにくい(画像提供/アップル)

 

そこで気になるのが、どれだけ頑丈か? 一般的にタブレット製品はカバンに入れて持ち運ぶと、満員電車に乗って不意な力が掛かり、折れ曲がることも珍しくありません。また、折曲げはスマートフォンでも警戒されており、曲げテストは恒例となっています

 

この点について、あるYouTuberがアップル幹部らにインタビューしたところ、新型iPad Proは思ったほどには折れ曲がりにくいと確認が取れました。

 

この朗報は、YouTuberのArun Maini氏がXで公開したものです。インタビュー相手はハードウェアエンジニアリング担当幹部のジョン・ターナス氏と、ワールドワイドマーケティング担当幹部のグレッグ・ジョスウィアック氏です。

 

ターナス氏によれば、金属製のカウリング(流線型のカバー)をiPad Pro内部に追加。このカウリングがロジックボード全体を覆い、タブレットの中央を通るように設計され、耐久性を増しているそうです。

 

この新設計が効果的であれば、新型iPad Proは見た目の薄さにもかかわらず、折れ曲がりにくくなっているはず。従来モデルよりも値上がりしているため、特に持ち歩きを考えている人からは懸念が寄せられていましたが、ひとまず安心して使えそうです。

 

Source: Arun Maini(X)
via: iMore

「Pixel 8a」、上位モデルとの性能比較で大善戦! やはりお買い得です

最近、グーグルが発売したスマートフォンのPixel 8aは、手ごろな価格ながらも、上位モデルのPixel 8シリーズと同じTensor G3チップを搭載することが魅力の一つとなっています。しかし、実はPixel 8よりも性能が落ちるとのベンチマーク結果が公開されました。

↑上位モデルには負けるけど…(画像提供/グーグル)

 

Android情報サイトのAndroid Authorityは、Pixel 8a、Pixel 8、Pixel 8 Proのベンチマークを比較しました。ベンチマークアプリとしては、Geekbench 6とPCMark Work 3.0を使っています。

 

その結果は、どちらもPixel 8aが上位モデルの後塵を拝しています。GeekBench 6のCPUテストでは、シングルコアスコアはPixel 8と並びながらも、マルチコアスコアで差が付くことに。かたやPCMarkテストでは、Pixel 8と僅差ですが、Proモデルにはかなりの差が付けられています。

↑ベンチマーク結果①(画像提供/Android Authority)

 

かたやグラフィック性能に目を向けると、Pixel 8aのTensor G3チップは、少なくとも短時間では上位モデルとほぼ同じ性能を発揮。しかし、長時間となるとスロットリング(発熱による破損を避けるため、動作クロックを下げる)のために下降の一途をたどっています。

↑ベンチマーク結果②(画像提供/Android Authority)

 

それでも前モデルのPixel 7aと比べれば、CPUのシングルコア・マルチコア、グラフィック性能の全てが上回っています。お手ごろな価格を考えれば、十分にお買い得な実力を備えていると言えそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

アップル、生成AI搭載の新型「Siri」を6月のWWDC24でお披露目へ

今年も6月10日から開催される、アップルの開発者会議「WWDC24」。米国の報道によれば、同イベントでは「生成AIを搭載した新バージョンのSiri」が発表されるようです。

↑Siriの大進化に期待が募る

 

米ニューヨーク・タイムズ(NYT)によれば、iOS 18の新バージョンのSiriは生成AIを搭載しており、会話がスムーズになり、より多くの要求を理解できるようになるとのこと。これはChatGPTのような対話型のサービスというよりも、タイマーの設定やリマインダーの作成に役立てられるようです。さらに、テキストメッセージや通知の要約もできる模様。

 

NYTによれば、アップルはSiriに生成AI機能を組み込むプロジェクトを2023年初頭から開始したとのこと。同社の幹部はChatGPTを徹底的にテストし、Siriの全面的な再設計を決断したと言います。また、SiriおよびLLM(大規模言語モデル)のサポートを強化するために、今年の「iPhone 16」シリーズではRAM容量が増えることも報じられています。

 

筆者はアップル製品のヘビーユーザーなのですが、Siriはほとんど使ったことがありません。そんな私のようなユーザーでも使いたくなるような、AIを活用したSiriの大幅な進化に期待したいものです。

 

Source: The New York Times via 9to5Mac

新型「iPad Pro」、驚異的な薄さの秘密をアップル役員が明かした

先日発表されたアップルの新型「iPad Pro」は、5.1mmという本体の薄さ(11インチモデルは5.3mm)で、私たちを驚かせました。そんな薄い本体をどうやって実現したのかを、同社のJohn Ternus上級副社長が解説しています。

↑どうやってこんなに薄くなった?

 

新型iPad Proでは本体の厚さが5.3mm(11インチモデル)と5.1mm(13インチ)に薄くなっただけでなく、重量も444g(11インチ)と579g(13インチ)へと軽量化(どちらもWi-Fiモデル)。また、新型iPad Proではメインハウジングにグラファイトシートを追加し、アップルのロゴに銅素材を使用することで、放熱性が20%向上したとも先日のイベントで言われていました。

 

Ternus氏によれば、新型iPad Proではデバイスの剛性を向上させるため、内部構造が再設計されたとのこと。具体的には、内部部品のレイアウトを変更したり、新しい金属製のカバー(カウリング)をロジックボードの上に配置したり、中央部にリブ(突起)を形成したり……。その結果、「製品の剛性が大幅に向上し、放熱性の向上にも貢献している」と言います。

 

2018年にiPad Proのデザインが変更されたときには、本体が簡単に曲がってしまったり、あるいは新品なのに曲がった状態で届いたりして批判が寄せられました。しかし新型iPad Proでは、そのような心配は必要なさそうです。

 

Source: Arun Maini / X via 9to5Mac

アップルとOpenAI、「iOS 18」のAI機能で合意間近!?

「iOS 18」のAI(人工知能)機能について、さまざまな報道が登場してきましたが、いよいよ大詰めのようです。米ブルームバーグによれば、アップルはOpenAIとの契約の最終段階にあるとのこと。

↑Siriとどう共存するの?

 

ブルームバーグによれば、アップルとOpenAIは「iOS 18でChatGPT機能を使用するための協定について最終調整を行なっている」とのこと。しかし、ChatGPTがどのようにiOS 18に組み込まれるのかは、まだわかっていません。

 

iOS 18では音声アシスタントの「Siri」を中心に、さまざまAI機能の搭載が噂されていますが、ChatGPTはそれらとは異なるサービスとして導入される模様。

 

なお、アップルはグーグルとGeminiの搭載についても交渉していましたが、こちらは合意に至らなかったと報じられています。

 

もちろん現在のiOSでも、ChatGPTやGeminiのアプリやウェブ上から両サービスを利用することは可能。しかし、iOSに正式にGhatGPTが組み込まれれば、SafariやSiriからさまざまな情報をユーザーに提供できるはず……。

 

アップルとOpenAIの交渉から最後まで目が離せません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

15.6型でも軽量! オールインワンな「dynabook T」とスタンダードな「dynabook C」が登場

Dynabookは5月14日、15.6型の「dynabook T」シリーズおよび「dynabook C」シリーズの新製品を7機種発表しました。発売は5月17日から順次となっています。店頭予想価格(税込)は下記のとおりです。

 

dynabook Tシリーズ

dynabook T9/X 29万円台前半

dynabook T7/X 23万円台半ば

dynabook T6/X 22万円前後

dynabook T5/X 17万円前後

 

dynabook Cシリーズ

dynabook C7/X 21万円台半ば

dynabook C6/X 19万円台前半

dynabook C5/X 14万円台後半

 

↑dynabook T9/X

 

dynabook Tシリーズは、動画もオンラインコミュニケーションも1台で楽しめるとうたう、オールインワンノートPCに位置づけられる製品です。光学ドライブ搭載の15.6型ノートPCとしては軽量な部類の重さ約1.98kgを実現。また、ディスプレイの額縁を狭くすることでボディ自体もコンパクトに仕上げています。

 

性能面ではCPUのパフォーマンスを維持する独自技術「dynabook エンパワーテクノロジー」を搭載(dynabook T9/Xとdynabook T7/Xのみ)。放熱技術と本体内部パーツを高密度に実装する技術により、CPUの性能を引き出します。

 

また使い勝手においては、抗菌キーボードを搭載したり、サブスクリプションの「Microsoft 365 Basic」を1年間無償で使えたりするほか、新たにデータ移行がより簡単にできるようになった「PC引越ナビ2」を搭載。アプリに従って作業するだけでデータを移行できるとしています。

 

上位モデルであるdynabook T9/Xのスペックは、インテル Core i7-1360P プロセッサー、1TB SSD、32GBメモリー。また光学ドライブにBlu-ray Discドライブを搭載しています。ディスプレイはフルHD解像度で、ノングレアパネルを採用。

↑dynabook C7/X

 

dynabook Cシリーズは15.6型ながらコンパクトで、家のどこでもオンラインコミュニケーションを楽しめるとする、スタンダードノートPCです。重さは約1.77kgと軽量なうえに、狭額縁ディスプレイによってボディを小さくしています。

 

CPUの性能を引き出すdynabook エンパワーテクノロジーのほか、抗菌キーボード、Microsoft 365 Basic、PC引越ナビ2といった使い勝手は同様となっています。

 

上位モデルのdynabook C7/Xは、インテル Core i7-1355U プロセッサー、512GB SSD、16GBメモリーを搭載。またディスプレイはフルHDで、ノングレアパネルを採用しています。

「Apple Watch Series X」、最新の予想画像が登場! 現行のUltraとそっくり?

まもなく初代Apple Watchが登場してから10年目を迎えようとしているなか、デザインを一新した記念モデル「Apple Watch Series X」が登場するとの噂が何度も報じられました。

↑Wordsmattrが作成したApple Watch Series Xの予想CG画像

 

果たして、それはどのようなものになるのか? あるデザイナー集団が噂や将来モデルの予想を基にCG画像を作成し公開しました。

 

ドイツのデザイン会社・Wordsmattrは「我々は3か月以上前からApple Watch Xの詳細なデザインコンセプトとモックアップに取り組んでおり、次期モデルに関する噂、特許、ニュースを集めてきた」と述べています。

 

このApple Watch Xコンセプトは、一見すると現行のApple Watch Ultraとよく似ていますが、より薄く、エッジは平らではなく、わずかにカーブしたものになっています。

↑Apple Watch Ultraと似てる?(画像提供/Wordsmattr)

 

ほか、FaceTime用のカメラがディスプレイに内蔵されていると同時に、血圧センサーも搭載されるという想定で描かれています。画面の中央上部には、最近のAndroidスマホのようにパンチホールが開けられています。

↑FaceTime用カメラをディスプレイに内蔵(画像提供/Wordsmattr)

 

実際、アップルがスマートウォッチ用の血圧センサーを開発中との噂はあり、カメラを搭載する特許も申請していました

 

米大手メディアのブルームバーグは、Apple Watch Xが「これまでで最大の再設計」になると報じていました。具体的には、ウォッチ本体がより薄くなり、新しいマグネット式バンドシステムを導入することで、これまでのバンドが使えなくなる可能性があるというものです。

 

また、予想CG画像は、これに先立ち別の情報源が公開していました。本体が薄くなる、アクションボタンが追加される以外は、現行モデルとあまり変わっていない印象です。

 

Apple Watchには豊富な機能だけではなく、おしゃれなファッション性も求められるはず。今後、さらなるリーク情報で製品像が次第に明らかになっていきそうです。

 

Source: Wordsmattr
via: 9to5Mac

次期「Galaxy Z Fold6」、駆動時間が最大30分伸びる? その理由は…

サムスンは次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズで、生成AIをさらに活用すると噂されています。最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」では、そのために最大RAMを増やすとの予想も出ました

↑AIでバッテリーの性能をアップ?

 

そんななか、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」ではバッテリーAI機能が導入され、前モデルより駆動時間が最大30分も伸びると著名リーカーが主張しています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーPandaFlash氏は、サムスンのバッテリーAIにより、同じパフォーマンスでも5~10%はバッテリー駆動時間が伸びるとXに投稿。さらに、Galaxy Z Fold6は同技術により20~30分はバッテリー持ちが良くなると述べています。

 

現在、PandaFlash氏はアカウントに鍵をかけ、閲覧できる人を制限しています。が、テックメディアのWccftechがスクリーンショットを公開しています。

↑PandaFlash氏の投稿(画像提供/Wccftech)

 

ここから得られる手がかりは二つ。まず、Galaxy S25シリーズよりも古いGalaxyスマホでも、ソフトウェア更新を通じてバッテリー駆動時間が改善する可能性です。

 

Galaxy Z Fold6は、Galaxy S24シリーズと同じSnapdragon 8 Gen3チップを搭載すると予想されています。つまり、Galaxy S25シリーズの登場が噂される来年初めよりも前にバッテリーAIが展開され、しかもS24シリーズなど過去モデルも恩恵を受けるかもしれないわけです。

 

もう一つは、Galaxy Z Fold6のバッテリー容量が前モデルより増えなくても、バッテリー駆動時間が伸びる可能性。これに先立ち、信頼性の高いリーカー・Ice universe氏が「Galaxy Z Fold6は(Z Fold5と同じ)バッテリー容量4400mAhのまま」と述べていました。

 

より新しいチップを搭載するGalaxy S25シリーズでは、バッテリーAIも賢くなり、さらにバッテリー駆動時間の伸びが期待できそうです。

 

Source: Wccftech 

「Apple Vision Pro」、後継モデルの価格は半額以下になる!?

アップルの空間コンピュータ(MRヘッドセット)「Apple Vision Pro」は、3499ドル(約55万円※)という高価格のためか、アナリストも2024年内の出荷台数予測を当初の80万台から40~45万台に引き下げました

※1ドル=約156円で換算(2024年5月14日現在)

↓将来の値下げが見える?

 

しかし、Vision Proの後継モデルは1500~2500ドル(約23万〜39万円)に下がると、あるリーカーが主張しています。

 

リークアカウントの@Revegnus1がXで述べていることは、次の通りです。

  • 第2世代Vision Proは2026年発売
  • 小売価格は1500ドル~2500ドル
  • 中国のSeeYAがサプライチェーンに参入し、現在は評価のためにアップルにサンプルを送付
  • SK Hynixに続き、サムスンもLLW DRAMを供給

 

このうち重要なのは、中国企業のSeeYAです。同社はOLEDoS、つまりシリコン基板上にOLED(有機EL)を構築するディスプレイの製造技術を持っています。

 

現在のVision Proは、ソニー製のマイクロOLEDディスプレイを採用していると見られています。しかし、非常にコストが高く製造量が限られているため、アップルは供給元を安い中国メーカーに切り替えることを検討しているとの報道もありました

 

今回の情報源である@Revegnus1は、一度はアカウントを消した著名リーカーRevegnus氏と同一人物だと主張していますが、本当かどうかは不明。

 

アップルはApple Vision関連の求人情報を日本でも出していたことから、国内での発売も近い可能性があります。今すぐ現世代モデルを買うか、あと2年待って安い後継モデルを買うか、悩むことになるかもしれません。

 

Source: @Revegnus1(X)
via: Wccftech

電話はAIが対応、シャープ高性能なスマホ「AQUOS R9」などが登場

シャープは「AQUOS R9」と「AQUOS wish4」を発表しました。新モデルはデザインを一新し、有機的な曲線を取り入れた印象的な見た目になりました。

↑デザインを刷新した新モデル「AQUOS R9」と「AQUOS wish4」

 

AQUOS R9は7月上旬以降の発売で、NTTドコモとソフトバンクが取り扱います。AQUOS wish4は7月中旬以降で、ドコモとY!mobileが販売します。また、シャープ独自のSIMフリー版も販売予定です。AQUOS R9は10万円前後、AQUOS wish4は3万円台前半となる見込み。

↑5月8日に製品発表会を実施しました。この時点では実機の展示は撮影用のみで、動作を試すことはできませんでした

 

AQUOS R9とAQUOS wish4は、三宅一成氏のデザインスタジオ「miyake design」監修のもとデザインを刷新しました。デザイン上のポイントとして、カメラを囲う部分に“自由曲線”を採用。真円ではなく、四角形でもない柔らかい楕円で囲っています。たとえるなら、『もののけ姫』のコダマのような、ユーモラスな印象を与えます。

↑AQUOS R9

 

↑AQUOS wish4

 

proモデルはないけどライカ監修カメラや強力なスピーカーで高性能化

2023年はAQUOS R8とAQUOS R8 proという2つのフラグシップモデルを投入したシャープ。今回は上位版の「pro」モデルを投入しない判断となりました。為替の状況などから、高性能モデルは製造コストが高止まりしてしまうためとしています。

 

そんななかで登場したAQUOS R9は前作AQUOS R8から引き続き、鮮やかなディスプレイ、ライカ監修のカメラを搭載しています。画面は有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載。画面スクロールは240Hz表示に対応し、ぬるぬるとなめらかに動くのも健在です。

 

【AQUOS R9のデザインをチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

内蔵スピーカーは“スマホAQUOS史上最大”に強化。スマートフォンの内部基盤から独立した「BOX構造」のスピーカーを2つ設置して、最大音量を従来の2.5倍に拡大しました。低音域は2倍にブーストしています。

↑重低音に強いBOX構造のスピーカーを搭載

 

新しいデザインに対応して、熱設計は今回、AQUOSとして初めてベイパーチャンバーを採用。ハイエンドスマホで採用が多い放熱部品で、ゲームやカメラのような処理負荷が高いアプリを動作させるうえで重要な役割を果たします。

 

カメラは独ライカカメラが画質を監修。レンズには「ヘクトール」というライカのカメラに由来する名前が付けられています。デュアルカメラで、標準5030万画素+広角レンズ5030万画素。標準レンズには光学式手ブレ補正(OIS)を新たに搭載し、手ブレに強くなりました。

↑カメラはライカ監修

 

前作のAQUOS R8では省かれていた、「耐衝撃性能」もサポートしました。MIL-STD-810相当で落下の衝撃に対する耐性を確保しています。

↑AQUOS R9の特徴まとめ

 

↑AQUOS R9の主なスペック

 

生成AI採用で留守番電話の要約や代わりに通話してくれる機能も搭載

AQUOS R9には、生成AIを活用した、電話の文字起こし機能が搭載されました。留守番電話の内容を、生成AIが文字を起こして、要約してくれます。これにより録音を聞かずに、電話の要点を素早く確認できます。AQUOSスマホとして初めて、生成AIを取り入れた機能です。

 

また、「代わりに聞いときます」機能も備えています。これは、着信があったときに機械の応答に切り替えられるというもの。知らない人からの着信で直接話すのをためらうときに便利に使えるとしています。

↑AIが通話を文字起こしする機能を搭載

 

なお、文字起こしや要約のタスクはオンデバイスAIを用いて端末上で処理する形です。つまりAI機能を使う際もプライバシーは保たれていて、通信容量を使う心配もいりません。

 

「つよかわ」がテーマのAQUOS wish4

AQUOS R9と同時発表のエントリーモデルにあたるAQUOS wish4も新デザインになりました。

 

AQUOS wish4のテーマは「つよかわ」。かわいいビジュアルでいて、実は頑丈に作られています。手頃な価格に抑えて、スマホを初めて手にする若い人に使ってほしいという製品です。

↑AQUOS wish4。カラーはブルー、ホワイト、ブラック。Y!mobile版はピンクもラインナップする

 

↑本体は再生プラスチック60%を採用。大気汚染への負荷を抑えられる低VOC塗料を使用している

 

画面は約6.6インチと、シリーズの中で最大に。動画をゆったり見られるサイズ感になっています。カメラも5010万画素に強化して、夜景も撮れるようになりました。

 

防水防塵に加えて、ハンドソープで洗える動作確認を実施。お風呂で使えることも確認しています。耐衝撃性能はMIL規格に準拠していて、何回か落としたくらいでは壊れません。

↑AQUOS wish4の特徴まとめ

 

↑AQUOS wish4の主なスペック

 

海外展開を強化、スペックも現地のニーズを見越した仕様に

シャープはAQUOS R9とAQUOS wish4で海外展開を強化する方針です。AQUOS R9は日本、インドネシア、台湾、シンガポールで同時期に発売。AQUOS wish4は日本、台湾、シンガポールへ展開します。

 

“日本発のスマホ”として海外でも販売できるように、現地のニーズを見越した仕様を調整しています。

 

たとえばAQUOS R9では、内蔵スピーカーを強化していますが、これは東南アジアでは地下鉄で通話する習慣が当たり前になっているなど、大きな音が求められるためだといいます。

 

一方AQUOS wish4の場合は、大画面や5000万画素カメラも海外展開を見越してのものでしょう。そのうえでシャープは、日本のスマホならではのこだわりを訴求します。「ハンドソープで洗える」といったようなスペックに現れない特徴が、海外展開時のアピールポイントになるようです。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

新型iPad Proの「M4」、最新のMacBook Proをも上回る性能だった!

アップルが先日発表した新型「iPad Pro」は、Macに先駆けて「M4」チップを搭載したことでも話題となりました。さらに、その性能向上を裏付けるデータがベンチマークアプリのGeekBenchで報告されています。

↑性能アップを証明(画像提供/アップル)

 

M4は、第2世代の3nmプロセスにより製造されたチップです。最大10コアのCPUと10コアのGPUを搭載し、「M2」チップと比較してCPUは1.5倍も高速になったとのこと。また、人工知能処理を担当する「Neural Engine」も強化されている一方、電力効率も改善されており、M2と同じパフォーマンスを半分の電力で発揮できるようです。

 

GeekBenchに報告されたM4(10コアCPUバージョン)のスコアによれば、シングルコアは3695ポイント、マルチコアは14550ポイントだったとのこと。これは、シングルコアで「MacBook Pro」の「M3 Max」の3128ポイント、マルチコアで「M3」の11702ポイントを上回る、見事なスコアです。

 

また、M2と比較すると、M4はシングルコアで46%、マルチコアで55%も性能が向上していました。このデータは、性能向上をアピールするアップルの主張を裏付けるものです。

 

今後、M4チップはさまざまなMacに搭載されることでしょう。一方でM4を搭載した新型iPad Proの販売が始まったことで、M3を搭載したMacの買い控えが起きないかどうかが、気になるところです。少なくとも個人的には、「M3 Pro」を搭載したMacBook Proの購入はやめ、「M4 Pro」へとアップグレードされるのを待ちたいと思います。

 

Source: GeekBench via MacRumors

次期「iOS 18」、AIを使った「音声文字起こし」機能を搭載? 要約も…

例年通りなら今秋にも配布される「iOS 18」。このiPhone向け次期OSにAI(人工知能)を活用した音声文字起こしと要約機能が搭載されると、海外テックサイトのApple Insiderが伝えています。

↑AIで音声文字起こし

 

これまでの報告によれば、iOS 18ではさまざまなAI機能が搭載される模様。具体的には音声アシスタント「Siri」がより賢くなったり、「Safari」やメッセージアプリもAIでよりスマートになったりするなどと予測されています。AI以外にもホーム画面のデザイン変更もあるかもしれません。

 

今回のApple Insiderの報道によれば、iOS 18の音声文字起こしはボイスメモアプリとメモアプリの両方で利用できるとのこと。さらに、メモでは音声録音の重要な部分について、AIが生成した要約が提供されるというのです。この機能はiOS 18だけでなく、Mac向けの「macOS 15」にも含まれるそう。

 

なお、グーグルのAndroid OSには、話した内容をテキストにする「音声文字変換」や、スマホ上のほぼ全ての音声に字幕をつけられる「自動字幕起こし」といった機能がすでに搭載されています。

 

iOS 18で目玉となるはずのAI機能のうちの一つ、音声文字起こし機能。それほど目新しい機能というわけではないので、ここはぜひ、他社を圧倒する精度などに期待したいものです。

 

Source: Apple Insider

アップルの酷評CM、LGが2008年にやっていた…

アップルが新型「iPad Pro」と同時に公開した動画広告「Crush!」。さまざまな議論が起きている同CMですが、実は韓国のLGが2008年にほぼまったく同じ内容のテレビCMを作成していたことが判明しています。

↑以前にも同様の広告があった(画像提供/LG UK/YouTube)

 

アップルが作成したCMのCrush!(以下の動画を参照)では、上から降りてくる巨大なプレス機により、楽器やレトロゲーム機、石膏像や画材、カメラ、ゲームキャラクターの人形が押しつぶされます。そしてプレス機が上がると、そこには新型iPad Proが残っていました。つまり、新型iPad Proさえあれば、音楽作成もゲームも美術作品も写真撮影もできるというメッセージです。

 

一方、LGが2008年に公開したスマートフォン「KC910 Renoir」のCM(以下)は、横から迫る巨大なプレス機により、楽器やカメラ、オーディオ機器が潰され、最後にはスマートフォンが残るというもの。Crush!と極めて似た内容となっています。

 

LGのTVCMは放送時に騒動とはならなかったのですが、AppleのCrush!の場合、映画監督俳優から痛烈な批判を受け、「我々の意図が表現できていなかった」と謝罪。テレビCMの放送の計画も見送られてしまいました。

 

2008年のLGのCMでは問題にならなかったのが、2024年のアップルのCMには問題になる。時代や価値観が変わったのかもしれません。

 

Source: LG UK / YouTube via 9to5Google

「Pixel」の修理をもっと簡単にしたいグーグル、驚きの最終目標を明かす!

グーグルは自社のPixelスマートフォンにおいて、ユーザーに「修理する権利」を認め、パーツ類を販売しています。同社はその方針をさらに進めて、最終的には特別な工具なしに修理できることを目指すと明らかにしました。

↑修理をもっと簡単に

 

これは、グーグルの公式ポッドキャスト番組「Made by Google」で語られたものです。

 

最も重要なのは、最初から修理しやすいように設計されていること。出演者は「エンジニアは接着剤が好き」だが「修理技術者は接着剤が嫌い」だと話しています。

 

例えば、日本の修理工場に行ったとき、「接着剤をすべて取り出し、削り取るだけ」の部署もあったそうです。それだけ、パーツを固定する接着剤は修理にとって厄介というわけです。

 

その後、グーグル社内では修理しやすさの改善に取り組んでいるとのこと。製品ごとに「保守性(修理しやすさ)のための設計スコアカード」を用意しており、次第にスコアが上がっているそうです。

 

最終目標は「修理専用ツールが不要な修理」とのこと。「キッチンの引き出しに手を入れれば、スクリーンを交換できるようにしたい」と述べています。

 

グーグルと提携する修理業者のiFixitは、電子レンジで加熱して接着剤に熱を伝える「Opener」(iPad用は「iOpener」)を販売しています。これらの道具はそう高価なものではありませんが、いずれはネジ回しのドライバーのように、身近な道具だけでスマホの修理が可能になると期待したいところです。

 

Source: Made by Google Podcast
via: 9to5Google

次期「Galaxy S25 Ultra」、AIをサクサク動かすために最大RAMを増量!?

サムスンの次期フラッグシップ最上位モデル「Galaxy S25 Ultra」は、2025年の初めに発表されることが予想されています。しかし、すでに噂話がいくつかあり、画面周りのベゼルが狭くなる以外、見かけはあまり変わらないとみられています。

↑ついに最大RAMを増量?

 

そんななか、最大RAM容量は前モデルGalaxy S24 Ultraの12GBよりも増やされつつ、最大ストレージ容量は同じとの噂が新たに報じられています。

 

サムスンの未発表製品に詳しいリーカーのSawyer Galox氏は、Galaxy S25 Ultraに3つのタイプがあるとXに投稿しています。

 

すなわち(RAM)12GB+(ストレージ)256GB、16GB+512GB、16GB+1TBとのこと。Galaxy S24 Ultraの最大ストレージも1TBであり、変化はないということです。

 

数年前、サムスンはGalaxy S20 UltraやGalaxy S21 Ultraでは16GB RAMモデルを発売していましたが、Galaxy S22 Ultra以降は12GBモデルのみとしています。なぜ、スペック面で一歩後退させたかは明らかにしていませんが、部品コストの上昇と関係があるのかもしれません。

 

では、その方針を変える理由とは何か? サムスンはGalaxy S25シリーズ全モデルに、グーグルのGemini Nano第2世代バージョン搭載を検討しているとの噂もありました。こうした生成AIは搭載RAMが多いほど動かしやすいため、コスト増に見合うだけデバイス販売に貢献するという戦略とも推測されます。

 

かたやストレージに関しては、1TB以上の大容量を求めているユーザーはごく一握りのはず。まして2TBともなれば価格も大幅に上げざるを得ないため、そちらは見送った可能性もありそうです。

 

Source: Sawyer Galox(X) 
via: Wccftech

次期「iPhone 16 Pro」、ディスプレイが現行モデルより20%も明るくなる?

先週アップルは、「世界で最も先進的なディスプレイ」を搭載したという新型iPad Proを発表しました。そうした技術革新はiPadだけでなく、次期「iPhone 16 Pro」の画面も飛躍的な進化を遂げるとの噂が報じられています。

↑新型iPad Proを超えるディスプレイが来る?

 

中国SNS・Weiboを拠点とするリーカーのInstant Digital氏は、iPhone 16 Proの標準(SDRコンテンツ使用時)ピーク輝度は1200ニトに達すると主張。そうだとすれば、iPhone 15 Proが対応している1000ニトから20%も増加することになります。

 

ちなみにiPhone 15 Proは、HDRコンテンツを表示する場合は最大1600ニト、屋外では2000ニトです。標準時に2割もアップするということは、それらの数値もかなり上昇することになりそうです。

 

これに先立ちInstant Digital氏は、新型iPad Proが非光沢ディスプレイを提供すると正確に予想していました。M4 iPad ProのNano-textureガラスは、全世界に驚きを呼んでいます。

 

そのM4 iPad Proは、標準時のピーク輝度が「驚異的」とアピールしていました。わずか数か月後に、それを軽々と越えるiPhoneが登場するのかもしれません。

 

Source: Weibo
via: 9to5Mac

iPhoneは1台だけでOK! 画面上にあるQRコードを読み取るには【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneの画面上に表示されたQRコードを読み取る方法」です。

 

 

iPhoneのカメラでQRコードを読み取るには「カメラ」アプリや「コードスキャナー」を使用しますよね。しかし、iPhoneの画面上に表示されたQRコードはどうやって読み取ればよいのでしょうか。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Safariで開いたWebページに表示されたQRコードを読み取る方法を解説します。手順は、QRコードを長押しし、ポップアップが開いたら[QRコード]を選んで[開く]をタップするだけ。簡単にQRコードを開くことができます。

 

続いて、メールに貼り付けられて届いたQRコードを読み取る方法を確認しましょう。手順は、貼り付けられたQRコードを長押しし、ポップアップが開いたら[Safariで開く]をタップするだけです。

 

最後に、「写真」アプリに保存したQRコードを読み取る方法です。対象の写真を開いたら、QRコードを長押し。ポップアップが開いたら[Safariで開く]をタップすればOKです。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

話題の「rabbit r1」は欠陥だらけ。「もはや救いようがない」と海外メディアが酷評

最近、大きな注目を集めている「AI(人工知能)ガジェット」。ユーザーの代わりにAIがさまざまなタスクをこなしてくれるのが特徴です。しかし、2024年1月に発表された「ウサギ」のマスコットが目印のAIガジェット「rabbit r1」には、厳しい意見が寄せられています。

↑不評を買うウサギ(画像提供/rabbit)

 

rabbit r1は、2.8インチのタッチディスプレイとスクロールホイール、「360度回転するカメラ」を搭載した小型デバイスです。開発元のrabbitは、LAM(大規模アクションモデル)を搭載することで、音声で質問に答えたり、音楽を再生したり、配車アプリや買い物もお願いできたりすると言います。

 

しかし、海外テックサイト・Digital Trendsの記者によれば、「(同記者が住む地域の)天気について質問したら、違う場所の天気を連発された」など、rabbit r1の動作は散々なものだったそう。コンセプトも基礎もパフォーマンスも欠陥だらけだと同記者は述べ、「いくらウサギをかわいくしようが、オレンジ色を鮮やかにしても、もはや救いようがない」と評価を下しています。そもそもバッテリー駆動時間が短く、位置情報が不正確など、ハードウェア的な完成度も低かったようです。

 

また、9to5GoogleのBen Schoon記者は、「200ドルの廉価なAndroidスマートフォンでも、GoogleレンズやChatGPT、Geminiを使用すれば、より優れたAI機能を提供できる」と述べています。同じように、著名テック系YouTuberのMarques Brownlee氏もAIガジェット「Humane AI Pin」のレビューにおいて、「99%のケースにおいてスマホとできることは変わらず、さらに低速でぎこちない、あるいは不安定で不正確だった」と発言しているのです。

 

そもそもスマホと同じアーキテクチャで、カスタムしたAndroid OSを搭載したAIガジェットは、サイズや価格の制約により、スマホより劣ったものになるのは自明の理。より技術力の高いメーカーから、独自のハードウェアやソフトウェアで構成されたAIガジェットが登場することに期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold 6」、外側画面は幅が広くなる?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6」のパーツとされる画像を、リークアカウントのICE UNIVERSEが投稿しています。

↑幅が広がりそう(画像提供/ICE UNIVERSE/X)

 

サムスンの折りたたみスマホのなかでも、横折りタイプに相当する「Galaxy Z Fold」シリーズ。次期モデルのGalaxy Z Fold 6に関しては、「内側ディスプレイの幅が広くなる」「Galaxy S24 Ultraのようなデザインになる」などの情報が伝えられています。また、プレミアムモデルの「Galaxy Z Fold 6 Ultra」が登場する可能性も高いようです。

 

今回、ICE UNIVERSE氏はGalaxy Z Fold 6について、「外側ディスプレイの幅は60.2mmで、Galaxy Z Fold 5の57.4mmから広くなる。ユーザーエクスペリエンスは向上するが、広過ぎるということはない」と指摘しています。また、投稿された画像を見ても、Galaxy Z Fold 6のほうが、Fold 5よりも横幅が広く見えます。

 

Galaxy Z Fold 6の外側ディスプレイは幅が広くなるだけでなく、エッジがより鋭く(あるいは四角く)なっている模様。このことから、デバイスの高級感の向上にも一役買うことが期待されます。

 

サムスンは今年7月にスマートフォンの発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催すると予想されています。さらに高級感の向上したGalaxy Z Fold 6や、縦折りスマホ「Galaxy Z Flip 6」、そしてプレミアムモデルの「Galaxy Z Fold 6 Ultra」の登場に期待したいものです。

 

Source: ICE UNIVERSE / X

モトローラの次期「Razr 50 Ultra」の画像が流出! 現行モデルとの違いは…

モトローラの次期折りたたみスマートフォン「Motorola Razr 50 Ultra」とされる画像が海外で流出しました。

↑流出した「Motorola Razr 50 Ultra」とされる写真(画像提供/91Mobiles)

 

モトローラは折りたたみスマホを数世代にわたり投入しており、現行モデルの「Motorola Razr 40 Ultra」では、内側に6.9インチの折りたたみディスプレイ、外側に3.6インチのディスプレイを搭載。また、小さな外側ディスプレイを搭載した廉価版の「Motorola Razr 40」も投入されています。

 

今回流出したMotorola Razr 50 Ultraの画像を見ると、そのデザインはMotorola Razr 40 Ultraとほぼ変わりません。内側の折りたたみディスプレイは本体全面に広がっており、背面には2個のカメラを搭載。カメラの周囲には外側ディスプレイがあり、ネイビーブルーの底面バックプレートが装着されています。

 

91Mobilesによれば、Motorola Razr 50 Ultraにはブルー、オレンジ、グリーンのカラーバリエーションが用意され、12GBと512GBのストレージを搭載したバリエーションが存在するそう。Motorola Razr 40 Ultraの最大RAM容量は8GB、ストレージは256GBなので、こちらはスペックアップとなります。

 

Motorola Razr 50 Ultraの具体的な発売スケジュールや価格は現時点で不明。Motorola Razr 40 Ultraが昨年6月に発売されたことを考えると、Motorola Razr 50 Ultraに関する情報は今後さらに増えそうです。

 

Source: 91Mobiles via 9to5Google

次期「Galaxy Watch7」、生成AIで心房細動を継続的にモニタリングする技術を搭載?

サムスンは今年初め、フラッグシップ・スマートフォンGalaxy S24シリーズに「Galaxy AI」を導入しました。それに続いて、Galaxy Watchなどのウェアラブル機器にもAI機能を広める意欲を示していますが、具体的にどのような機能を実装するかは明らかにしていません。

↑生成AIで心臓の状態をチェック

 

そんななか、次期「Galaxy Watch7」においてAIが継続的な心房細動モニタリングを実現する可能性がサムスンの特許出願から浮上しています。

 

米特許商標庁(USPTO)が公開した特許出願は、生成AIを使ってウェアラブル機器により「連続的な心房細動検出」を追加できる可能性を示すものでした。

 

ちなみに、心房細動は不整脈の一種であり、治療をせずに放置すると、心臓に血栓ができ、脳卒中の原因となることもあります

 

現在のGalaxy Watchは、心電図機能と心房細動の検出機能を提供しています(一部地域のみ)。しかし、心電図を読み取るにはボタン内蔵のセンサーに指を押し当てる必要があり、長時間にわたって計測できるわけではありません。

 

今回の新たな特許出願は、生成AIによりPPG(光学式心拍センサー)信号をECG(心電図)信号に変換することで、心房細動を長時間にわたりモニタリングする技術の実現が近づいていることを示すものです。

 

特許は2023年8月30日に出願され、4月下旬に公開されました。測定したPPG信号を基に、訓練された「心房細動検出モデル」によってECG信号を解析すると書かれています。

 

サムスンは生成AIの使用がエラーにつながる危険性も認識していますが、「確率的グラフィカルモデルの観点から事前知識を組み込む」ことでリスクを減らすとも説明しています。

 

サムスンはGalaxy Watch7シリーズを、7月10日にパリで開催する「Galaxy Unpacked」イベントで発表すると予想されています。ほかにも、血糖値モニタリング機能を搭載する可能性も伝えられていますが、噂のプレミアムモデル限定となるのかもしれません。

 

Source: USPTO
via: Sammobile