「Pixel Tablet」、充電スピーカーホルダーなしの単品販売を開始!

グーグルは5月8日、Pixelシリーズ初のタブレット製品「Pixel Tablet」の単品販売を開始しました。Googleストアで販売しており、価格は6万8800円(税込)~となっています。

↑用途次第では単品でも十分(画像提供/グーグル)

 

もともとPixel Tabletは昨年6月に発売されましたが、当時は充電スピーカーホルダーが同梱。このホルダー抜きで買うことはできませんでした。

 

しかし、グーグルは新たにPixel Tablet本体のみを再発売。充電スピーカーホルダーとのセットも7万9800円~で販売しており、差額は1万1000円です。スピーカーホルダーは単品で買うと1万7800円かかるので、両方とも買う場合はセット販売のほうが6800円だけお安くなります。

 

もっとも、Pixel Tabletを部屋に置いてスマートディスプレイ代わりにするのではなく、あくまでタブレットとして使うのであれば、スピーカーホルダーの必要性は薄くなります。家の中で持ち運んだり外で活用したりしたい人にとっては、単純にお手ごろ価格になったと言えそうです。

 

これに先立ち、リークアカウント@MysteryLupinは「グーグルがペンやBluetoothキーボードとともにPixel Tablet(ドックなし)を再発売する」と述べていました。もっとも、今のところPixel Tablet専用ペンやキーボードは登場していないようです。

 

今後、Pixel TabletもPixelスマホと同じく、Feature Drops(機能アップデート)により多くの新機能が使えるようになる見通しです。例えば、「かこって検索」は今月末までに広く展開されるはず。グーグルの生成AI機能Geminiも今年の夏に提供される模様です。

 

現在、Pixel Tablet単品はGoogleストアで予約受付中。配達予定は5月14日となっています。

 

Source: Googleストア
via: 9to5Google

Androidの「かこって検索」、iPhoneでも同じような機能が使えます!

今年初め、グーグルはAndroid向けに、画面に映っているものを丸で囲むなどして検索できる「かこって検索」機能を発表しました。すでに同社のPixelデバイスやサムスンのGalaxyスマートフォンに展開されており、好評を呼んでいます。

↑iPhoneでもほぼ同じように使える(画像提供/Google/YouTube)

 

これとほぼ同じ機能が、GoogleレンズアプリとiOSのショートカットのおかげで、どのiPhoneでも再現できるようになりました。

 

かこって検索とGoogleレンズの主な違いは、前者がホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しして、どのアプリを開いていてもアクセスできること。それ以外は、同じ検索とOCR(光学文字認識)技術を使っています。

 

現在グーグルは、画面のスクリーンショットを撮影し、それをGoogleレンズに送信するショートカット「Search your Screenshot」を配布中です。これを起動すると「開いているアプリのスクリーンショット」写真をすぐにGoogleレンズで分析でき、かこって検索とほぼ同じ感覚で使えます。

 

iPhone 15 Proモデルの場合、アクションボタンに登録すれば、ボタン一押しでいつでも呼び出せます。また、アクションボタンがないiPhoneでも「背面タップ」とひも付けておけば、背中を素早くタップするだけでショートカットが起動できます。

 

利用方法は次の通りです。

  • iPhoneからこのリンクにアクセスし、ショートカットを入手
  • 「設定」アプリから「アクセシビリティ」>「タッチ」と進む
  • 下の方にある「背面タップ」を選ぶ
  • 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選ぶ
  • 「アクセシビリティ」や「スクロールジェスチャ」の下にあるショートカットから「Search your Screenshot」を選ぶ
  • iPhoneの背面をダブルタップまたはトリプルタップしてショートカットを実行

 

こうすることでiPhoneが現在のスクリーンショットを撮影し、Googleレンズに送信。その後は素早くテキストをコピーしたり、翻訳したり、画像を検索したりできます。また、最初に実行する際、グーグルとの画像共有は「常に許可」を選んでおきましょう。

 

本家のかこって検索のように指で丸を描いて指定はできませんが、すでに起動時に画像は自動認識されており、より広い部分を指定したり、一部に絞ったりすることも可能です。

 

廉価モデルiPhone SEでも、最新のAndroidスマホとほぼ同じことができるグーグルからのプレゼントを、賢く使っていきたいところです。

 

Source: 9to5Google

【西田宗千佳連載】アドビは複雑化するデジタルマーケティングに向けて生成AIを提供する

Vol.137-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは開発が進む「画像生成AI」。ビジネスで使う生成AIコンテンツにおける課題とアドビの解決策を解説する。

 

今月の注目アイテム

Adobe

Firefly

月額無料(毎月25点までの生成クレジットを利用可能)

↑シンプルなテキスト入力で画像の生成やオブジェクトの追加、削除、テキストの変形などができる画像生成AI。無料プランのほか、毎月100点までの生成クレジットを利用できるプレミアムプラン(月額680円)も用意される

 

生成AIを使ううえで課題になるのは、「生成されたものが問題なく使えるものなのか」ということだ。

 

著作権上の問題がないか、ということに注目が集まりがちだが、課題はそれだけではない。絵が不自然だと使いづらいし、デザイン的に求めるものである必要もある。

 

広告などのために必要なコンテンツの量は増えており、すべてを人の手で作るのは難しくなっている。昔はシンプルな広告用GIFくらいで済んだが、現在はWebの形やSNSの種類、メールとフォーマットも多彩。さらに、消費者を細分化してそれぞれに合わせたコンテンツを用意する必要も出てきている。

 

そうなると、基礎となる部分はアーティストが作り、そこからのフォーマット変更やちょっとした加工はAIを使って効率化する……というパターンが必須になってくる。

 

だとすれば、目的に合ったデータができあがりやすいツールと、作ったものを簡単に管理するツールの両方が必要になる。

 

これは、Photoshopでアーティストがひとつずつ作品を作ることとは少し異なる。

 

ベースとなる部分はやはり人が作るのが基本だ。だが、その過程で作業を楽にするには、生成AIなどを活用したツールが必要になる。これは「絵筆や鋏としての生成AI」と言える。生成AIであるFirefly自体が進化し、リアルで緻密な画像を作れるようになっているのはもちろんだが、それを使い、写真の背景や一部を簡単に入れ替えられるようになってきた。従来なら時間がかかったような処理も、短時間で作業できるようになった。

 

それに対して、マーケティング向けの生成AIは“管理ツールとしての生成AI”に近い。

 

最新のFireflyでは、企業のロゴや商品などを学習させて、自社の目的に合ったものを生成する「カスタムモデル」機能が搭載された。同じことは生成AI技術を開発する企業の中で盛んに研究されており、特にアドビの発明というわけではない。だが、複雑なカスタムモデル構築作業をせずとも、シンプルに「必要な画像類をアップロードするだけ」で処理できるのはアドビの強みだ。

 

そして、カスタムモデルの構築も広告用生成AIコンテンツの管理についても、アドビは同社のデジタルマーケティングツールと一体化して供給する。自社内でコンテンツ生成に使う素材はどうするのか、どんなルールで使うのか、できあがったものはどこに保存されているのか。さらには、それを使ってデジタルマーケティングを行なった場合の効果がどうなっているのか……。

 

そうした効率的なマーケティングプランの構築と管理、という以前からのビジネスに生成AIを組み込んで、全体としての価値を向上させることで企業の利用を拡大したい……と考えているわけだ。

 

こうしたツールの導入は、仕事のためのツールとしての生成AIの可能性を拡大する。ただ、アドビのツールはどうしても「大企業でのデジタルマーケティング担当者」向けであり、すべてのビジネスパーソンが使うもの、とは言えないかもしれない。

 

では、一般的なビジネスパーソンへの生成AIの浸透はどうなるのか? そのあたりは次回解説したい。

 

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お手ごろ感ありまくり!「Pixel 8a」が最新チップを搭載してデビュー

グーグルが、ミドルレンジ向けスマートフォン「Pixel 8a」を発表しました。

↑高機能なのに価格が良心的!(画像提供/グーグル)

 

丸みを帯びたエッジや、マットな背面、アルミフレームを採用した、Pixel 8a。端末をハンズオンした9to5Googleによると、本体エッジの丸みにより、以前の「Pixel 6a」よりも持ちやすさが向上しているとのこと。

 

本体背面には6400万画素メインカメラと、1300万画素の超広角カメラを搭載。前面カメラは1300万画素です。Pixelシリーズで特徴のAI(人工知能)機能はPixel 8aでも健在で、複数写真を組み合わせる「ベストテイク」や、画像編集機能の「編集マジック」、音声をクリアにする「音声消しゴムマジック」が利用できます。

 

内蔵型AIアシスタントとして「Gemini」を搭載したことにより、アイデアのブレインストーミングやお礼のメッセージの作成、旅行の計画を立てるのに役立てられます。Geminiの拡張機能では、メールの要約や未読メールの確認が可能です。

 

Pixel 8aでは「Pixel 8/8 Pro」と同じ、「Tensor G3」チップを搭載。セキュリティアップデートやAndroidアップグレードを含む、7年間のソフトウェアサポートが提供されます。保護者向けの制限機能もより簡単に設定できるようになりました。

 

Pixel 8aの本体価格は7万2600円(税込)で、本日より予約受付を開始しています。円高の影響で各社のフラッグシップスマートフォンが値上がりしている中、最新スペックなのに8万円以下で購入できるPixel 8aは、消費者にとって魅力的な選択肢となりそうです。

 

Source: Google, 9to5Google

アップル、新型「iPad Air」と「iPad Pro」を発表! その裏で気になる動きも…

アップルは5月7日夜のスペシャルイベント「Let Loose(何でもあり)」で、新型のiPad AirおよびiPad Proを発表しました。どちらも5月15日発売で、アップル公式オンラインストアで予約受付中です。

↑ついにアップデートされたiPadシリーズ(画像提供/アップル)

 

新型iPad Air

↑M2を搭載した新型iPad Air(画像提供/アップル)

 

まず、iPad Airは従来の10インチモデルに13インチが加わり、2つのサイズから選べるようになりました。搭載プロセッサーも前モデルのM1チップからM2チップに変更され、より高速かつパワフルとなっています。

 

12MPのフロントカメラはiPad Airを横にしたとき上に来るように再設計され、ビデオ通話する場合に最適に。空間オーディオ対応のステレオスピーカーも備え、特に13インチモデルは従来比で2倍の低音を響かせます。

 

価格は11インチが9万8800円(税込、以下同)〜、13インチが12万8800円〜。それぞれWi-Fi/Wi-Fi+セルラーモデルや128GB~512GBから選べます。本体色はブルー、パープル、スターライト、スペースグレイの4色です。

 

新型iPad Pro

↑ディスプレイが魅力の新型iPad Pro(画像提供/アップル)

 

次に、新型iPad Proは、iPad史上初のOLED(有機EL)ディスプレイを搭載しました。サイズは11インチと13インチの2種類があり、どちらもタンデムOLED技術を採用した「Ultra Retina XDRディスプレイ」により驚くべき視覚体験を提供します。

 

搭載プロセッサーは、次世代のAppleシリコン(独自開発チップ)M4。前のM3チップが発表された昨年10月から、わずか7か月後の新世代チップとなります。まったく新しいディスプレイエンジンや次世代GPU、これまでで最もパワフルなNeural Engine(機械学習ユニット)により、流行の生成AIでの活躍も期待できそうです。

 

こんな新型iPad Proは、史上最高に薄いアップル製品となりました。11インチは5.3mm、13インチは5.1mmの薄さ。そして11インチの重さは450g未満、13インチは前世代より約100g軽く、大画面をどこにでも手軽に持ち歩けます。

↑超薄い!(画像提供/アップル)

 

内蔵ストレージは256GB/512GB/1TB/2TBの4種類。ただし、256GB/512GBモデルはRAM 8GBで9コアCPUに対して、1TB以上はRAM 16GBと10コアCPUであり、スペックがかなり違うことに注意が必要です。また、1TB以上のみでNano-textureガラスのオプションを選択することができます。

 

価格は11インチiPad Proが16万8800円〜、13インチが21万8800円〜。本体色はシルバーとスペースブラック仕上げの2つが用意されています。

 

iPad miniが…

ほかにも、AirやPro以外のiPadは価格が改訂されています。iPad(第10世代)のWi-Fi+64GBモデルが6万8800円から5万8800円へ。その一方、iPad mini(第6世代)はWi-Fi+64GBモデルが7万8800円から8万4800円に値上げしました。

 

iPad mini 6は何回か値上げされていますが、2021年9月の発売当初は5万9800円だったことから、実に2万5000円も上がっています。

想像力を刺激してくれえ!「Apple Pencil Pro」と新型「Magic Keyboard」がデビュー

アップルはイベント「Let Loose(何でもあり)」で、新型iPad ProやiPad Air、アクセサリの「Apple Pencil Pro」や「新型Magic Keyboard」を発表しました。本稿では、Apple Pencil Proと新型Magic Keyboardを簡単におさらいします。

 

Apple Pencil Pro

↑描くことがもっと楽しくなりそう(画像提供/アップル)

 

Apple Pencil Proでは軸に内蔵されたセンサーにより、スクイーズ(指で強く押した状態)を検知して、ツールパレットを表示できます。また、ジャイロスコープにより、Apple Pencil Proを回転させてペンツールやブラシツールなどの向きを変えることができるのです。

 

さらに、Apple Pencilとして初めて「探す」機能に対応するようになりました。これにより「家を散々探し回ったあと、数か月後に結局見つかるのに、Apple Pencilを買い増すときのイライラと出費」が解決できると海外メディアのThe Vergeは述べています。

 

新型Magic Keyboard

↑MacBookっぽくなりました(画像提供/アップル)

 

新型iPad Pro向けの新型Magic Keyboardは、キーボード上部にファンクションキーを配置。これにより、画面の明るさなどを素早く変更することができます。パームレストはアルミニウム製となり、MacBook風のデザインに。トラックパッドはより大きくなり、触覚フィードバックの反応も向上しています。

 

Apple Pencil Proの価格は2万1800円(以下全て税込)で、新型Magic Keyboardの価格は11インチモデルが4万9800円、13インチモデルが5万9800円。どちらも5月15日から販売が開始されます。

 

長らくアップデートがなかったApple Pencilですが、より多機能なApple Pencil Proの登場により、iPadでのクリエイティビティがさらに向上しそうですね!

 

Source: Apple

アップル、M2 UltraやM4チップを搭載した独自AIサーバーを開発?

アップルは独自開発チップ「Appleシリコン」を、これまでiPhoneやiPad、Macなど消費者向け製品に搭載してきました。が、M2 UltraやM4チップを使った独自AIサーバーの構築を開始したと著名アナリストが主張しています。

↑M4搭載AIサーバーを開発するらしい

 

アップルのサプライチェーン情報に詳しいJeff Pu氏は、(iPhoneなどの製造を担当する)台湾のFoxconnが現在、M2 Ultraを積んだアップルのAIサーバーを組み立てており、2025年後半にはM4チップを搭載した物を作る予定だと投資家向けの研究メモで述べています。

 

先月、中国SNS・WeiboでリーカーのPhone Chip Expert氏は、アップルが独自のAIサーバー用プロセッサーを開発しており、2025年後半までに量産を目指していると述べていました。これはM4搭載AIサーバーを指していたのかもしれません。

 

アップルがAIサーバー向けに独自開発チップを投入することは、最近のハイテク大手の動きとも符合しています。昨年末にマイクロソフトアマゾンも、自社設計のサーバー用チップを発表していました。

 

今後アップルが発表するAIツールの多くは、iPhoneやiPad内で完結するオンデバイス型を目指すと噂されています。が、複雑な処理はクラウド上で行う必要があるため、サーバー用チップも自社で完全に制御して、顧客のプライバシー保護や処理速度のスピードアップを狙っている可能性があります。

 

また、Pu氏は、アップルが6月の年次開発者会議WWDCで、音声録音の要約、写真・ビデオ編集、リアルタイム翻訳などのオンデバイスAI機能を発表すると予想。今後はフラッグシップiPhoneが進化するにつれて、そうしたAI機能の幅が広がっていくことになりそうです。

 

Source: MacRumors

3機種が噂される次期「Pixel 9」シリーズ、人気メーカー製の専用ケースが流出!

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズが正式に発表されるのは、おそらく数か月先のこと。ですが、すでに人気のアクセサリーメーカー製と称するPixel 9シリーズ用ケースの写真が公開されています。

↑流出したPixel 9シリーズ用ケースの写真(画像提供/Android Central)

 

未発表のAndroid製品に詳しいAndroid Centralは、薄くて軽いケースを作ることで知られるThinborne製のケースを入手したそう。それは新しいシリーズの構成がPixel 9、Pixel 9 ProおよびPixel 9 Pro XLの3機種になるというを裏付けていました。

 

実際、Thinborne自らもPixel 9 Pro XL用ケースの画像を公式サイトに公開しています。

 

昨年のPixel 8と Pixel 8 Proは、ディスプレイが完全にフラット(直線的で平ら)になったものの、本体の側面は丸みを帯びたままでした。対してPixel 9は、側面もよりフラットになると噂されています。今回リークされたThinborne製ケースは、Pixel 9シリーズが全体的にどれほどフラットになるか示しているようです。

 

Thinborne製ケースから判断すると、Pixel 9とPixel 9 Proは、Pixel 7aと同じくらいコンパクトになる可能性がありそうです。さらに、最も大きなPixel 9 Pro XLはPixel 8 Proよりも少し背が高くなるとのもありますが、これらの写真はその話とも符合しています。

 

Pixel 9シリーズは、今年10月かそれ以降に発売されると予想されています。しかし、今月14日(現地時間)の年次開発者会議「Google I/O」では、もしかしたらチラ見せ程度はあるのかもしれません。

 

Source: Android Central
via: Wccftech

今夜のアップルイベントで「Apple Pencil Pro」がお披露目!?

今夜開催されるアップルのイベント「Let Loose(何でもあり)」。その直前になって、同イベントでは「Apple Pencil Pro」が発表されるとの情報がネットを駆け巡っています。

↑Apple Pencil Proをお披露目?(画像提供/アップル)

 

Let Looseでは、Apple Pencilを握りしめるイメージが作られました(上の画像)。このことから、次世代のApple Pencilや「iPad Pro」「iPad Air」の登場が確実視されているのです。また以前には、次期Apple Pencilには「スクイーズ」ジェスチャーが追加されるとの情報も伝えられています。

 

Xアカウントのりぶ氏が発見したところ、アップルの公式イベントサイトの内部に、「Apple Pencil Pro」という文字列が存在していたとのこと。

 

しかし、米国や他の国のアップル公式サイトからApple Pencil Proという文字列は発見されませんでした。もしかすると、これは日本のアップル公式サイトのミスなのかもしれません。

 

スクイーズの追加だけでなく、空間コンピューター「Apple Vision Pro」の「visionOS」への対応も噂されている、次期Apple Pencil。iPadを超えて、さまざまなデバイスで動作するプロダクトになることに注目です。

 

Source: りぶ/ X via MacRumors

今夜のアップルイベントで「発表されない物」とは? 著名ジャーナリストが予想

アップルは本日(5月7日)日本時間で23時からスペシャルイベント「Let Loose(何でもあり)」を開催し、新型iPadを発表すると予想されています。具体的には、有機ELディスプレイを搭載したiPad Proや、大型の12.9インチiPad Airが登場する見通し。

↑発表されない物も…

 

では、逆に「発表されない」iPad関連のハードウェアやソフトウェアは何か? 著名ジャーナリストが二つのカテゴリーを予想しています。

 

アップルの内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者によれば、後日に回されるiPad関連の発表は次の通りです。

 

新型の廉価版iPad

アップルは第10世代iPadの「コスト削減版」を開発中とのこと。つまり、廉価版iPadの後継機は本日のイベントには登場しないというわけです。

 

第10世代iPadの米国価格は現在449ドル(約7万円※)ですが、おそらくアップルは「329ドル(約5万1000円)の第9世代モデルに近づけたいと考えている」とのこと。しかし、その新型モデルは早くても「年末までは期待できない」と述べています。

※1ドル=約154.5円で換算(2024年5月7日現在)

 

アップルが第10世代iPadを2022年10月に発売してから約1年半が経ちました。搭載プロセッサーはA14 Bionic、つまりiPhone 12シリーズ(2020年発売)と同じもの。そのコスト削減版ということは、より世代の新しいプロセッサーが搭載されることは望み薄かもしれません。

 

第7世代iPad mini

現行モデルの第6世代が登場したのが、2021年9月のこと。こちらも2年半以上が経過しましたが、アップルは「アップデートを計画中」とのこと。こちらは「より高速なプロセッサーを搭載」する見通しですが、やはり登場しないとのことです。

 

iPad Pro用の新AI機能

本日のイベントで「予告」される可能性はあるものの、ソフトウェア機能の正式な発表は6月の世界開発者会議WWDCまでは期待できないとのこと。次期「iPadOS 18」の一部としてお披露目するようです。

 

お手ごろ価格の無印iPadや、持ち運びやすいiPad miniの新型を期待する人には残念な予想ですが、今後も気長に待ちたいところです。

 

Source: Bloomberg

円安の今、ネットでiPhoneを買うならどこがお得なのか?

1ドル140円程度だった2024年初めから円安は一気に進み、4月下旬には34年ぶりに1ドル160円台をつける展開となりました。記録的な円安水準はiPhoneの端末価格にも影響を与えており、しばらくは高止まりが続きそうです。

 

こんな状況の中、少しでもお得にiPhoneを購入するにはどんな選択肢があるのでしょうか? Apple公式、大手通信キャリア、格安SIM会社などさまざまな購入経路の端末価格を調査・比較してみました。

 

最新機種の端末価格だけを見るならApple Store

↑iPhone 15

 

長く使うことを想定すると、多少価格は高くても最新機種を購入するのは良い選択肢といえます。ここでは、最新機種の中から「iPhone 15」(128GB)をピックアップして比較をしてみました。

 

なお、大手通信キャリアでは、2年程度で端末を返却することで価格が安くなる端末購入プログラムを導入していますが、本記事ではこれに触れず、オンラインショップで一括購入をする場合の金額を比較します。

 

【iPhone 15 128GBの端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の価格
Apple Store 12万4800円
ドコモ 14万9490円 10万5490円(5G WELCOME割適用)
au 14万5640円 14万140円(au Online Shop お得割適用)
ソフトバンク 14万5152円 12万3168円(オンラインショップ割適用)
楽天モバイル 13万1800円 9万9800円 ※1(キャンペーン適用)

※2024年5月2日時点の情報(以下同)
※価格は税込(以下同)
※1. ポイント還元も含む実質価格

 

iPhoneの最新機種は基本的に、Apple Storeまたは大手通信キャリア4社のいずれかで購入できます。

 

乗り換え割引などを適用しない場合の一括価格はApple Storeが最安値。もっとも価格差が大きいドコモと比較すると、その差は2万4690円となっています。

 

一方、ドコモの「5G WELCOME割」やソフトバンクの「オンラインショップ割」など、他社からの乗り換え時に使用できる割引を適用すれば価格を大きく下げることが可能。4社のうち、ドコモとソフトバンク、楽天モバイルの3社でApple Storeよりも安価に購入できます。

 

特に楽天モバイルはポイント還元も含めた実質価格が非常に安く、「iPhoneトク得乗り換え!対象のiPhoneが最大32,000円相当おトク!」を使えば、実質10万円を切る価格で購入できます。

 

楽天モバイルの割引を最大限受けるためには、「他社からの乗り換え」に加えて「初めて楽天モバイルに申し込むこと」など複数の条件がありますが、クリアできそうなら楽天モバイルでの購入がお得です。

 

なお、auの「au Online Shop お得割」はiPhone 15 128GBに限って割引額が控えめとなっていますが、他の容量や他機種ではもっと安価に購入できるので、auへの乗り換え時は他機種も参照してみましょう。

 

また冒頭でお伝えしたように、端末購入プログラムは含まれていません。実際にiPhone 15を購入する際はそのあたりを考慮に入れる場合もあるでしょう。

 

少しでも節約したいならiPhone 13やiPhone SEが狙い目

iPhoneは毎年9月頃、チップやカメラなどの性能が向上した新製品を発売します。もちろん、最新機種を使うに越したことはありませんが、iPhoneの場合、数世代前の機種でも十分快適に使える性能を有しています。そのため、端末価格を抑えたいのなら旧世代機を購入することも有力な選択肢といえるでしょう。

 

現在、各社が多く取り扱っている旧世代機は「iPhone 13」と「iPhone SE」(第3世代)です。ここでは、この2機種の価格を比較してみましょう。

↑iPhone 13

 

【iPhone 13 128GBの端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の参考価格
Apple Store 9万5800円
楽天モバイル 10万8700円 7万6700円 ※(キャンペーン適用)
UQモバイル 11万4720円(機種変更) 9万2720円(他社からの乗り換え)

※ポイント還元も含む実質価格

 

2021年発売のiPhone 13 128GBは、Apple Store、楽天モバイル、UQモバイルが販売中となっていました。端末の一括購入価格を比較すると、もっとも安価なのはやはりApple Store。上記の中で唯一、10万円を切る価格で販売されています。

 

ただし、割引を適用させた場合、楽天モバイルとUQモバイルともにApple Storeの一括価格を下回る結果となりました。UQモバイルの「UQ mobile オンラインショップ おトク割」は、特定のプランやオプションへの加入が求められるなど条件が若干厳しくなっていますが、クリアできそうなら狙い目と言えます。

 

なお、iPhone 13は品切れが目立つようになってきています。購入を考えている場合、早めに購入したほうが良いでしょう。

↑iPhone SE

 

【iPhone SE(第3世代)64GBの端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の参考価格
Apple Store 6万2800円
ドコモ 7万3370円 5万6870円(5G WELCOME割適用)
au 7万935円 4万8935円(au Online Shop お得割適用)
ソフトバンク 7万3440円 5万1456円(他社からの乗り換え)
楽天モバイル 6万4000円 4万2000円 ※(キャンペーン適用)
UQモバイル 7万935円(機種変更) 4万8935円(他社からの乗り換え)
ワイモバイル 7万3440円 5万5440円(オンラインで購入する場合)

※ポイント還元も含む実質価格

 

コンパクトで扱いやすいサイズ、Touch ID(指紋認証)の搭載などで根強い人気を誇る機種が、2022年3月発売のiPhone SE(第3世代)です。ここではもっとも安価な64GBモデルの金額を比較してみましょう。

 

こちらの機種は大手通信キャリア、サブブランドともに取り扱いが充実しており、価格も全体的に控えめ。端末の一括購入価格はApple Storeが最安値ですが、他機種ほどの金額差はありません。たとえば楽天モバイルの場合、割引を適用させなくてもApple Storeとほぼ同水準の価格となっています。

 

さらに割引を適用すれば、どのキャリア/ブランドもApple Storeより安くなります。このうちau・楽天モバイル・UQモバイルは4万円台で購入可能なので、端末代を安くしたい人はこの3社が有力な選択肢となるでしょう。

 

MVNOで販売しているiPhoneは中古品であればお買い得なことも

LIBMOのサイトから

 

ここまでは、大手通信キャリアとサブブランドにおけるiPhoneの価格を比較してきました。

 

一方、MVNO各社でもiPhoneは販売されています。たとえば、iPhone SE(第3世代)64GBはmineoなど多くのMVNOが取り扱っています。ここでは、3社の価格をピックアップして比較してみました。

 

【iPhone SE(第3世代)64GBのMVNO端末価格】

販売経路 一括購入価格 割引適用時の参考価格
【参考】Apple Store 6万2800円
【参考】楽天モバイル 6万4000円 4万2000円 ※(キャンペーン適用)
【MVNO】mineo 7万224円
【MVNO】QT mobile 7万2072円 6万4865円(BBIQキャッシュバックサービス適用)
【MVNO】LIBMO 5万9400円 4万9400円(スマホ大特価セール適用)

※ポイント還元も含む実質価格

 

前項同様、端末価格ではApple Storeと楽天モバイルが最安値であることがわかります。また、MVNOであるLIBMOの価格も安く、一括価格はApple Storeよりも安い5万9400円(税込)となっています。

 

ただし注意しなければならないのは、LIBMOは「未使用品」の中古品であると記載されている点です。未使用品の場合、ほぼ新品同様に使える状態ではありますが、保証が劣るなどのデメリットも理解したうえで購入するようにしましょう。

 

一方、mineoやQT mobileでもiPhoneを取り扱っていますが、どちらもApple Storeの価格より高く販売されています。そのため、これらのMVNOでiPhoneを使いたい場合、Apple Storeで端末を購入してからSIMのみの契約をしたほうがお得です。

 

今回はApple Store、大手キャリア、サブブランドやMVNOに絞ってiPhoneの端末価格を見てきました。当然、中古に目を向けたり、より昔の機種に絞ればさらに安い端末はあるはずです。そんなときにも価格の目安として参考にしてみてください。

iPhone対Android、セキュリティはどっちが上? 明白な差が判明

iPhoneとAndroidでは、どちらのほうがセキュリティがより強固で、プライバシーが保護されているのか? 長年にわたるこの問題についてサイバーセキュリティ技術を扱うメディアのCybernewsが実際に検証し、結果を報告しました。

↑セキュリティ能力がより高いのは…

 

今回の検証では、ドイツのApp StoreとGoogle Playストアからトップ100のアプリを、それぞれ工場出荷状態にリセットしたiPhone SEとAndroidスマートフォンにインストール。その後、両方のスマホをアイドル状態にしておき、外部サーバーにアクセスする頻度と、そのサーバーがどこにあるかをチェックしています。

 

その結果、iPhoneは1日あたり平均3308クエリ(問い合わせ)を外部サーバーに送信したのに対し、Androidは2323クエリを送信。つまり、前者が後者より42%多く情報を外部とやり取りしていたことになります。

 

が、話はそれで終わりません、iPhone発クエリのうち60%はアップルに送られていましたが、Androidスマホがグーグルに送ったクエリはわずか24%。いずれも、残りはサードパーティ企業が宛先となっています。

 

例えば、iPhoneは中国アリババのロシア内サーバーに1日平均1回アクセスしていたのに対して、Androidは13回も問い合わせていました。また、中国のサーバーへのアクセス回数はiPhoneが1回もなかったのに対して、Androidスマホは1日平均5回でした。

 

さらに、iPhoneがSNSのサーバーにアクセスする回数も、Androidよりはるかに少ない結果になっています。Facebookの場合、Androidが1日平均200回に対して、iPhoneは20回。TikTokに関しては、iPhoneは5日間で合計36回に対して、Androidスマホは800回近くアクセスしていました。

 

こうした結果から、Cybernewsは「(欧米にとっての)非友好的な国への問い合わせはiPhoneのほうが少ない」との結論を導き出しています。

 

なお、CybernewsはApp StoreとGoogle Playのトップ100アプリについても分析したところ、前者には「あからさまなアドウェアと思しきアプリが一つもなかった」とのこと。しかし、Playストアでは「広告付きの懐中電灯やいたずらジェネレータ、怪しげなPDFビューア」があったと述べています。

 

Source: Cynbernews
via: PhoneArena

iOS 18の「メッセージアプリ」、長文要約AIを搭載!?

アップルのティム・クックCEOは、自社が生成AI機能の開発に取り組んでいることを何度も認めています。実際、次期iOS 18にも新たなAI機能が搭載されるとの噂はたびたび報じられてきました

↑長いテキストを要約します

 

それに続き、iOS 18のメッセージアプリには、AIが長いテキストを要約する機能が追加されるとのレポートが発表されています。

 

アップル関連情報サイトのAppleInsiderは、アップルの計画に詳しい関係者の話として、SiriがAIにより強化され、内蔵のメッセージアプリと緊密に統合すると報じました。その一環として「メッセージ内容を分析」したうえで「まとめて伝える形の応答を生成できる」と主張しています。

 

このAI機能は、テキストに書かれている企業や人物、場所など「利用できる全ての関連情報」を検出可能。例えば、テキストの上部に名前が表示されている場合、その名前が文章を書いた筆者だと認識します。

 

同AI機能は基本的にSafariとメッセージを対象としているものの、「テキストフィールドやデジタル文書」でも動く可能性があるとのこと。つまり、SNSアプリやPDF文書など、iOS 18上のあらゆる長文をまとめられるかもしれない、というわけです。

 

これらの新機能は完全にオンデバイス、すなわちクラウドサーバーとの通信なしで、iPhone内だけで完結。テキスト入力を検知すると、わずか数ミリ秒以内に複数の応答を生成。ただし、初歩的なテキストベースの回答に限られるようです。

 

より高度な回答やテキストの要約には、サーバー側の処理が必要とのこと。この点は、アップルがクラウドベースAI技術のライセンス供与についてOpenAIやグーグルと交渉しているとの報道とも一致しています。

 

つまり、簡単な処理はオンデバイスで素早く行い、複雑な処理はOpeAIやグーグルのサーバーに任せるということでしょう。

 

アップルが第2四半期の業績を発表後、クックCEOは投資家との電話会議で再び生成AIを送り出すことを予告。自社には「ハードウェア、ソフトウェア、サービスのシームレスな統合」などがあり、競合他社より優位に立つと述べていました。その言葉にふさわしい、優れた生成AI機能を期待したいところです。

 

Source: AppleInsider

今晩のアップルイベント、噂の新製品を35分に凝縮して発表!?

アップルが日本時間5月7日午後11時に開催するイベント「Let Loose(何でもあり)」。このイベントの動画の長さが35分になると米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑ワクワク(画像提供/アップル)

 

今回のイベントではイラストに「Apple Pencil」が描かれていることから、新しい「iPad Pro」や「iPad Air」など、iPad関連の発表が期待されています。また、次世代の「Apple Pencil」や「Magic Keyboard」も登場するかもしれません。

 

ガーマン記者によれば、Let Looseは35分の活発なビデオプレゼンテーションになるとのこと。35分という長さは、2023年10月に開催されたMac関連イベント「Scary Fast」とほぼ同じ時間となっています。

 

今回のイベントは日本時間午後11時から始まり、通常のアップルのイベント時間となる日本時間午前2時よりも、見やすい時間に開催されます。35分間のイベントがどれだけ濃密なものになるのか、ぜひ一緒に見守りたいものです。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

次期「Apple Watch Ultra 3」、ほぼ現行モデルのまま!?

今年も新製品の登場が期待される、Apple Watchの最上位モデル「Apple Watch Ultra」。しかし次期「Apple Watch Ultra 3」では、ハードウェアのアップグレードはほとんどないかもしれません。

↑Apple Watch Ultra 2からの変化は…(画像提供/アップル)

 

昨年発売された現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」を初代モデルの「Apple Watch Ultra」と比較すると、まずチップが「S8 SiP」から「S9 SiP」に進化。画面の最大輝度が2000ニトから3000ニトに向上し、ストレージが32GBから64GBになりました。第2世代の「UWB(超広帯域無線)」チップを搭載し、ダブルタップのジェスチャーに対応しています。

 

著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏は6か月前、2024年にはApple Watch Ultra 3が発表される可能性は低いと報告していました。最近の報告では、今年はApple Watch Ultra 3が発売されるものの、Apple Watch Ultra 2からのハードウェアのアップグレードは「ほとんどない」と述べているのです。

 

Apple Watch Ultra 3は新製品として登場するのですから、Apple Watch Ultra 2と全く同じということはないはず。最低限プロセッサは刷新されるでしょうが、変更点はそれだけにとどまるのかもしれません。

 

一方で今年は、Apple Watchの10周年モデル「Apple Watch X」が投入される見込み。こちらは本体の薄型化やマグネットによるバンドシステムの採用も噂されていますが、Apple Watch Ultraシリーズとの競合が気になるところです。

 

Source: MacRumors

動植物から建物まで幅広く! 動画に写っている被写体を簡単に調べられます【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「動画に写っている被写体について調べる方法」です。

 

 

macOS Sonomaでは、写真の被写体を解析する「画像を調べる」機能が強化され、動画内の被写体についても調べられるようになりました。動植物や建物など幅広い対象の情報を調べられるのでとても便利です。さっそく手順を解説します!

 

まず、「写真」ソフトで動画を再生し、調べたい被写体が出てきたら動画を一時停止します。続いて、画面右上の「情報」ボタンをクリックします。すると「情報」というポップアップが表示され、さらに被写体にはアイコンが表示されます。ここではウェブサイトのURLも表示されるので、情報元のウェブサイトに簡単にアクセスすることが可能です。

 

なお、この機能は注意して使う必要があります。被写体を誤認識してしまう場合があるので、提案された情報が正しいかどうかは自分で判断しましょう。また、ネットワークに繋がっていないとこの機能は利用できません。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

カメラが魅力の「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」は何が違う? 撮り比べてみた!

2024年4月、カメラ自慢のハイエンドスマホ2機種が発売されました。「Galaxy S24 Ultra」と「Leitz Phone 3」です。この記事では、カメラ機能にフォーカスして、両機種の個性をチェックしていきます。

↑Leitz Phone 3(左)とGalaxy S24 Ultra(右)

 

ズーム撮影が強力なGalaxy S24 Ultra

Galaxy S24 Ultraは、あらゆるシーンを1台のスマホで撮影できるように、画角の異なるレンズを4つ搭載。なめらかな高倍率ズームを可能としています。

↑Galaxy S24 Ultra。リアルタイム通訳や写真の編集などができる「Galaxy AI」が目玉機能だが、高倍率ズームが自在なカメラも特徴だ。端末価格は18万9700円(税込)から

 

Galaxy S24 Ultraのカメラの写りには安定感があり、柔軟なズームに対応できるのが魅力です。5倍~10倍にズームしても画質劣化が少なく、遠くの小動物や建物も大きく写せます。

 

Galaxy S24 Ultraのカメラ構成は、0.6倍、1倍、2倍、3倍、5倍、そして10倍という6つの画角で画質の劣化を抑えるように構成されています。ただこれは使う人が意識する必要はありません。適切な画角に適切なレンズが割り当てられるようになっているので、直感的なズーム操作で撮影できます。

↑自由自在にズームができるように、得意なズーム倍率を組み合わせた多眼カメラを採用

 

前世代モデルでは光学10倍ズームのレンズを搭載していましたが、本機では5倍ズームに抑えて、近距離での描写力を高めています。加えて、5倍ズームでの8K撮影も可能となりました。手ブレも抑えた見応えのある映像を記録できます。

↑高倍率ズームはGalaxy S24 Ultraのカメラの真骨頂

 

【Galaxy S24 Ultraの作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

カメラの機能ではありませんが、ギャラリーアプリでは「インスタントスローモーション再生」を新たに搭載しています。動画再生時に画面を長押しするとスローモーションで再生されるという機能です。もともとスローモーションで撮っていない動画でも、AIがコマを補完してスローモーションで再生してくれます。常に動き回る小動物が、どんな動きをしているのかを確認するときにとても役に立ちました。

 

撮影の楽しみを実感できるLeitz Phone 3

Galaxy S24 Ultraが動画もズームも撮影できる万能なスマホカメラだとすると、Leitz Phone 3はまったく違ったスタイルを追求しています。

↑Leitz Phone 3。カメラを引き立たせる外観デザインが特徴となっている。端末価格は19万5696円(税込)

 

Leitz Phone 3のメインカメラは19mm相当の単眼レンズのみとシンプルです。このカメラは、スマホとしては大判な1インチのイメージセンサーを搭載。ほかのスマホでは描けない、自然なボケ味を表現できるようになっています。

↑象徴的な単眼レンズは、ライカブランドのレンズ名「SUMMICRON 1:1.9/19 ASPH.」を冠しています

 

そしてLeitz Phone 3には、特徴的な撮影モード「Leitz Looks」があります。これは、フィルムカメラの撮影体験を、カメラアプリで再現するものです。

 

ライカのカメラレンズの風合いを、ソフトウェア処理で再現。ライカの名前を冠する「仮想レンズ」を選んで撮影します。フィルターを装着して、画面全体の雰囲気を調整することもできます。

↑レンズを切り替えながら撮る楽しみを疑似体験できるLeitz Looksモードを搭載

 

Leitz Phoneは光学的なボケ効果が入りやすいスマホですが、Leitz Looksでは被写体を認識して、画像処理によるボケ感の演出もしてくれます。前世代モデルとの違いとして、ボケ感の調整が細かくできるようになりました。

 

仮想レンズは3種類、フィルターは「なし」も含めて6種類あり、絞り値の設定は5~6種類あります。フィルターのかけ具合は大雑把で、あまり調整の余地がありません。被写体が認識されるかどうかによっても、効果が大きく変わります。そのため、印象的に写すにはどのように構図を配置するかを考えて撮影する必要があります。

 

Leitz Looksで印象的な絵を撮るためには、適切な構図を考えて、光の位置を調整して、カメラ(仮想レンズ)の特性を踏まえて適切なフォーカス位置を選ぶ作業が発生します。一見、手間に感じるかもしれませんが、これはカメラを使う楽しさでもあって、構図を予想しては撮っての試行錯誤を繰り返すことにおもしろさを見いだせるように思います。

 

プレビュー画面と撮れる写真の写りには大きな差があるのも、アナログカメラのファインダーを覗いて撮る感覚を再現しているからこそかもしれません。

 

【Leitz Phone 3の作例をチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

鉄板のGalaxy S24 Ultra、試行錯誤のLeitz Phone 3

スマホカメラの利便性を、何も考えずにパッと撮れることに見出すなら、Galaxy S24 Ultraに勝るものはありません。多眼カメラによる高倍率ズームをわかりやすいUIに統合していて、画面操作に戸惑うことなく、このカメラを使いこなすことができます。

 

一方でLeitz Phone 3は、撮影の楽しみを味わうカメラになっています。Leitz Looksのプレビュー画面で写る内容と、実際に撮れる写真には大きな差があって、「どうしてこうなるの?」と戸惑いを感じるかもしれません。その戸惑いに向き合う中で、構図や被写体を意識して撮り、最後は運に任せるという撮影スタイルになっていくことでしょう。

 

いつでも安定した写真を撮れるGalaxy S24 Ultraに対して、外すことも多いが的を捉えると心を射貫く写真を撮れるLeitz Phone 3。同時期に登場しながらそれぞれ対照的な魅力を持つカメラスマホとなっています。

 

(撮影協力:市川市動植物園)

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

Siriも使える、iPhoneで「ChatGPT」を賢く使う5つのテクニック

「ChatGPT(チャットジーピーティー)」のような対話型の生成AIチャットツールを、PCから使ったことがある人は多いはず。一方、スマートフォンアプリからの活用はどうでしょうか。画面の作業領域が限られるモバイル端末でこそ、生成AIツールを活かすことで、効率的な操作ができるもの。「PCでは試したけど、スマホでは使っていない」は、もったいないといえます。

 

ChatGPTのモバイル向けiOS版アプリは2023年5月、Android版アプリは同年7月、と早い時期から日本でも使え、使用環境自体はすでにしっかり整っています。そこで本稿では、iPhoneでChatGPTを便利に使うために知っておきたいテクニックを5つ紹介します。

↑App Storeには「ChatGPT」のAPIを活用した類似アプリが数多く公開されているが、OpenAI社が提供している公式の「ChatGPT」アプリを利用しよう

 

その1 使う目的を絞る

大前提として、ChatGPTで使われている学習データは、無料版の「GPT-3.5」を選択している状態で2021年9月まで、有料版の「ChatGPT Plus」を契約して「GPT-4」を選択している状態で2023年4月までです。大部分の方は無料プランを利用されていると思いますので、そもそも最近のトピックを扱うような使い方は適していません。また、たとえ有料プランであっても、デフォルトの状態では「明日の東京の天気を教えて」のような指示に対して、正確な回答は返ってきません。

 

こうした前提があるため、モバイル端末での利用に限らず、「ChatGPT」を使う用途自体をあらかじめ絞り込んでおくことが重要です。たとえば、(1)英会話の勉強用に口語表現の例文を作成してもらう、(2)メールの返信の文面の雛型を整えてもらう、(3)企画のアイデア出しを手伝ってもらう——といった目的ならば、モバイル環境でもChatGPTのメリットを活かしやすいでしょう。

↑なんとなく意味のない使い方をするのではなく、自身のスタイルに関連した用途を見極めよう

 

もちろん、使いやすい目的というのは、人によって大きく変わってくる部分です。まずは自身にとってのちょうどよい用途が見つかるまで、使い込んでみましょう。

 

その2 音声対話機能を使う

モバイル向けアプリでは、音声対話機能(ChatGPT with voice)が使用可能。プロンプト(ChatGPTに対する指示や質問)を口頭で話しかけると、回答を音声で読み上げる形で返答してくれます。

 

機能を利用するには、ChatGPTアプリの画面右下にあるヘッドフォンのアイコンをタップすればOK。初期設定時には、音声の種類を選ぶ画面が起動するので、画面説明に従って操作をしましょう。選択した音声は後から変更することもできます。

↑ヘッドフォンのアイコンをタップすると、音声対話機能が起動する

 

メリットは、(1)「会話」の形式自体を活かせること、(2)画面を見ずにハンズフリーで使えること——の2つ。たとえば、英会話の練習として、英語で話しかければ、それに対して応答してくれます。また、料理など別の作業をしていて手作業でキーボードを扱いづらい場面などでも、レシピの相談などに使えます。

 

その3 ショートカット経由でSiriから使う

ややマニアックではありますが、「ショートカット」アプリを経由して、SiriからChatGPTを使うという方法もあります。この操作では、処理の待ち時間は少し発生するものの、アプリを起動せずに済むので、ちょっとした質問や指示をすばやくChatGPTに投げることができます。

 

準備の手順が少し長いので、確認しながら操作しましょう。まずApp Storeから「ショートカット」アプリをインストール、あるいは最新版に更新し、アプリを起動。以下の手順を参考にしつつ、操作してみてください。

↑アプリをインストールし、「ショートカット」タブの画面を下へスクロールし「ChatGPT>」の部分をタップ

 

↑次画面で右上の「(i)」をタップして、「Siri」のスイッチをオンに

 

↑「Ask ChatGTP」の欄にある「・・・」をタップし、表示されたメニュー「新規ショートカット」を選択。ショートカットの作成画面が起動したら、最上部のショートカット名(Ask ChatGPT)の横にある「V」をタップ。「名称変更」を選択し、呼びやすい名称(たとえば「チャットで」など)を入力

 

↑「Ask ChatGPT Message (>)」の「(>)」をタップして、「Start new chat」のスイッチをオンにし、表示された「Model」の欄の「選択」をタップして、無料版アカウントの場合には「GPT-3.5」を選択。ここで「Message」の部分に「では、」と入力し、画面右上の「完了」をタップして、設定完了

 

あとは、“先ほどの設定手順で入力した名称”を使って、たとえば「ヘイシリ、“チャットで”」のように呼びかけると、Siriを介して、ホーム画面上でChatGPTを活用することができます。こうした使い方はiPhoneならではでしょう。

↑ポップアップウィンドウに指示を入力して「完了」をタップ。生成された回答の表示のされ方の例

 

その4 プロンプトの工夫をする

さて、特殊な運用方法については置いておき、ここで通常のアプリの使用に話を戻します。ChatGPTからの回答が期待どおりにならない場合には、プロンプトを工夫するパターンをいくつか使い分けると良いでしょう。

 

前提として、「〜を教えて」のように、直接指示や質問をするアプローチを「Zero-Shotプロンプティング」と呼びます。この方法だけでは、期待どおりの回答が得られないことが多いです。

 

期待した回答を引き出すにはたとえば、具体例を示しながら指示や質問をする「Few-Shotプロンプティング」や、計算や論理の展開など、思考の流れ自体を例として提示しつつ指示や質問をする「Chain-of-Thought(CoT)」のアプローチを選択します。

↑端的に指示をするアプローチ(左)と、例を示しながら指示をするアプローチ(右)で出力の使い勝手がかなり変わる

 

プロンプティングは深掘りすると情報量が膨大になるので、本稿では詳細を割愛しますが、興味があれば調べてみてください。

 

その5 「カスタム指示」機能を使う

一方、プロンプトを使いこなすようになってくると、毎回同じように入力するのは億劫に感じるはず。ただし、先述したように使用用途を絞り込んでおけば、ChatGPTの標準機能である「カスタム指示(Custom instructions)」を活用して、必要な回答のパターンや流れをある程度誘導することができます。

 

具体的な操作としては、アプリ画面の左上をタップし、最下部にあるアカウントの名称をタップ。「Custom instructions」を選択して機能を有効にし、自身のバックグラウンドや、すべての出力に対する共通の指示を書き込んでおきましょう。

↑アプリ画面左上の二本線をタップ後、末尾のユーザー名をタップ。設定画面が表示されるので「Custom instructions」を選択する

 

↑スイッチをオンにして、すべてのチャットに共通の指示を入力。なお、キツめの表現で厳格に指示しないと、指示したルールは守られにくい

 

たとえば、出力を「です・ます調」ではなく、必ず「だ・である調」にするような使い方ができますし、メールの雛型を出力する際に守るべきルールなどを指定することもできます。同機能を工夫しつつ使うことで、長文のプロンプトを整えづらいモバイルの環境でも、使い勝手が良くなります。

 

慣れてきたら有料プランも要検討

なお、本稿では割愛しましたが、ChatGPTの有料プランである「ChatGPT Plus」を契約しておけば、大規模言語モデルが「GPT-4」にアップグレードされるだけでなく、画像生成やデータの分析・出力、GPTsなどの付加的な機能も使えるようになります。

 

iOSアプリのようなモバイル環境でも、使用用途によっては、有料プランにするメリットはあるので、ChatGPTの使用頻度が高くなってきたときには、こちらも検討してみるといいでしょう。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

到底真似できないが…。iPhone 15 Proの「ストレージ」を自力で4倍増やした動画が話題

iPhoneのストレージ容量は、購入した後は変更できません。小さなストレージ容量のモデルを購入して、「やっぱり大容量モデルを購入すればよかった…」と後悔した経験がある方も多いはず。

↑お見事!(画像提供/KingSener/YouTube)

 

そんなiPhoneユーザーを意識してか、最近、YouTubeチャンネルのKingSenerが、「iPhone 15 Pro」のストレージを自力で4倍増やした、興味深い動画を公開して話題を呼んでいます。

 

今回のベースとなるのは、ストレージ容量が128GBのiPhone 15 Pro。まず本体からディスプレイとマザーボードを取り外し、128GBの内蔵ストレージをドリルで削り取ります。その後、マザーボードをクリーニングし、新たに512GBの内蔵ストレージを装着。本体を組み立て直し、電源をいれると見事、512GBのストレージ容量を認識しているのが確認できます。

 

KingSenerはさまざまなデバイスの交換用バッテリーなどを提供していますが、今回のようなiPhoneのストレージ容量のアップグレードは、現時点では提供していないようです。

 

特殊な機材やパーツ、そして専門知識が必要なことから、ほとんどの人は手が出せないであろう、iPhoneのストレージ容量の自力でのアップグレード。もし製品リサイクルへの需要が今後さらに高まれば、パソコンのようにユーザーがストレージ容量をアップグレードできるスマートフォンが登場するかもしれません。

 

Source: KingSener / YouTube

「iPhone 16」、iPhone 15と同じ「カラーインフューズド背面ガラス」を採用?

次期「iPhone 16/16 Plus」では、「iPhone 15/15 Plus」と同じ美しい背面ガラスが採用されると、リークアカウントのFixed focus digitalがWeiboに投稿しています。

↑その美しさは引き継がれる(画像提供/アップル)

 

iPhone 15/15 Plusでは、アップルいわく「驚くほど美しい質感のあるマット仕上げを施した業界初のカラーインフューズド背面ガラス」が採用されています。これは背面ガラス全体にカラーを埋め込む技術で、iPhone 15/15 Plusでは「ブルー」「ピンク」「イエロー」「グリーン」「ブラック」の5色がラインナップされています。

 

Fixed focus digitalによれば、iPhone 16/16 Plusにもカラーインフューズド背面ガラスが搭載されるとのこと。また、今年は最大7色のカラーラインナップが用意されるとも伝えられています。

 

iPhone 16/16 Plusのカラーラインナップについては、iPhone 15/15 Plusに2色の新色を加えた「ブルー」「ピンク」「イエロー」「グリーン」「ブラック」「ホワイト」「パープル」が登場すると以前に報告されていました。

 

一方で上位モデルの「iPhone 16/16 Pro」では、新色となる「Desert Yellow(デザートイエロー)」「Cement Gray(セメントグレー)」が登場する可能性が伝えられています。

 

例年通りなら、今年も9月頃に登場するであろうiPhone 16シリーズ。本体デザインの美しさは、iPhone 15シリーズから引き継がれることとなりそうです。

 

Source: Weibo via MacRurmos

iOS 18の「Safari」、AIを使った「消しゴム」を導入!?

今年リリースされるであろう「iOS 18」に搭載される「Safari」ブラウザに、複数のAI(人工知能)機能が採用されると、海外テックサイトのApple Insiderが報じています。

↑AI機能が面白そう(撮影/塚本直樹)

 

今回の報道によれば、iOS 18のSafariにはブラウジング体験を向上させる新ツールと、さまざまなデザイン変更が加えられるとのこと。現時点で判明している新ツールは以下の通りです。

 

  • インテリジェント検索:アップルのオンデバイスAI機能により、ウェブページ上の重要なトピックやフレーズを要約することができます。
  • ウェブ消しゴム:ウェブページの不要な部分を簡単に削除できます。一度削除した内容は、サイトを再度訪れても表示されません。
  • 新しいクイックアクセスメニュー:アドレスバーに表示されるクイックアクセスメニューには、ページツールが統合され、共有シートにあるいくつかの機能が引き継がれます。

 

この中で気になるのは、やはりAIを活用したウェブ消しゴムでしょうか。詳細は不明ですが、見たくない広告などをサクッと消せるようになると便利ですね。

 

これらのAI機能は、iPadの「iPadOS」やMacの「macOS」のSafariにも搭載されることが見込まれています。6月10日から開催される開発者向け会議「WWDC24」で、SafariのAI機能の詳細が明かされることを期待したいですね。

 

Source: Apple Insider via MacRurmos

【西田宗千佳連載】生成AIを「ビジネスで使う」基盤整備で先行するアドビ

Vol.137-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは開発が進む「画像生成AI」。Photoshopで有名なアドビもビジネス化に取り組んでいるが、ほかと比べて先行している部分を解説する。

 

今月の注目アイテム

Adobe

Firefly

月額無料(毎月25点までの生成クレジットを利用可能)

↑シンプルなテキスト入力で画像の生成やオブジェクトの追加、削除、テキストの変形などができる画像生成AI。無料プランのほか、毎月100点までの生成クレジットを利用できるプレミアムプラン(月額680円)も用意される

 

IT大手は競うようにして生成AI技術の開発を進めている。

 

実のところ、生成AI技術「そのもの」の最先端は、研究者やエンジニアが日々公開しており、OpenAIやGoogleだけが開拓しているわけではない。だが、そうしたものは「技術」であるがゆえに一般には見えづらい。サービスやソフトウェアとして実装され、“なにができるか”が明確になる必要がある。

 

アドビがやっていることは、「画像などを生成するAIがあるが、それはどういう点に気をつけながらビジネスに使うべきか」ということの可視化、と言える。

 

アドビの生成AIである「Firefly」は、2023年3月にスタートした。画像生成AIが注目され始めたのがさらに1年ほど前なので、大手の動きとしてはかなり素早いものだと思う。

 

Fireflyの特徴は、学習するデータとして、古くて自由に使えるようになった作品に加え、同社のフォトストックサービスである「Adobe Stock」の中で、学習して問題ないと許諾がされたものや、特定の著作物と関係しないものを選んでいるという点にある。

 

生成AIは学習するものによって出てくる結果が変わる。ビジネスで使う場合、意図せず他者の著作物に近いものを使ってしまうというリスクは確かに存在する。そこで一定の防止策として、学習ソースを限定し、より安心して使えるように配慮したのがアドビの施策だ。

 

もちろん完璧ではない。海賊版も含め、他者が権利を持つ著作物が学習内容にひとつたりとも含まれていないと保証することは難しく、実際、漏れはあるようだ。

 

だが、そうした処理がない生成AIよりはずっと安心して使える。

 

またポイントとして、いわゆる著作権侵害については、生成するという行為ではなく“生成したものを公開すること”が起点になる、ということも重要だ。公開するものを作るなら、そもそも他人のものを真似るような命令を与えるのは避けるべきだし、できあがったものが“他人の著作物に似ていないか”“間違いがないか”は確認しておく必要がある。

 

実のところ、企業向けの生成AIでは、「正統なルールの中で出力したもので訴訟になった場合、その費用はサービス側が負担する」というルールを持つものが多い。マイクロソフトやGoogleもそうだし、アドビもそうだ。「企業向けのサービス」で「ルール通りに使った場合」だけである点に留意する必要はあるが。

 

だとすれば、「より安心できる学習基盤で」「精査したうえで公開」が基本となり、それがしやすい環境を提供するサービスが求められるわけで、アドビが狙っているのはそういう路線なわけだ。さらにPhotoshopやAdobe Expressのような「作りやすいツール」とFireflyを組み合わせることで、ビジネスで使いやすい基盤を作ることが収益につながる、という話になる。

 

生成AIそのもの以上に、そうした「ビジネスのためのツールの整備」という部分が、アドビが他社に先んじている部分である、ということもできるだろう。

 

では、そのうえでどのようにツールを整備しているのだろうか? その点は次回解説したい。

 

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Pixelのフラッグシップ機の「傷つきやすいカメラバー」、海外のユーザーが独自に加工してみたら…

グーグルのフラッグシップ機Pixel 7 ProとPixel 8 Proは洗練されたデザインながら、背面カメラバーの金属部分はポリッシュ仕上げのため傷が付きやすく、使い続けていると見た目が損なわれがちです。

↑ユーザー自らサテン仕上げに(画像提供/the_skinny_drummer/Reddit)

 

そこで両モデルを持つユーザーが自らつや消し加工したところ、とても素敵な仕上がりになったと報告しています。

 

ここ数年のPixel Proモデルは、背面カメラバーの金属部分が、ケースに入れていてもかなり傷つきやすくなりました。より安価な標準モデルのPixel 7とPixel 8はマット仕上げを採用し、耐久性が向上しているのとは対照的と言えます。

 

大手掲示板Redditユーザーのthe_skinny_drummer氏は、「光沢あるカメラバーに耐えられない」として、自らをサテン仕上げ(金属の表面に方向性ある短い筋目を付けてつや消しにすること)に挑戦したところ、非常にいい感じになったと写真を公開しました。

その加工に使われたのは、スコッチ・ブライトの研磨パッド。所要時間わずか5分で「グーグルがやるべきことをやった」と述べています。

 

確かにカメラ周りの見た目は良くなったものの、もしグーグルに修理に出す場合、好意的に扱われない可能性があります。また、金属製ではない背面ガラスや、カメラレンズにも傷が付く危険も。実際にPixel 7 Proでそれが起こっている恐れもあり、絶対におすすめできないでしょう。

 

とはいえ、グーグルが標準モデルでもマット仕上げを採用している以上、Proモデルでも不可能ではないはず。次期「Pixel 9 Pro」では、ポリッシュ仕上げかマット仕上げか、ユーザーが選べる仕様が望まれるかもしれません。

 

Source: Reddit
via: 9to5Google

iPhoneの「目覚まし時計」に問題が発生中! 画面注視認識機能と関係あり?

ここ数週間にわたり、iPhoneのアラームが適切に鳴らないとの報告がSNS上に相次いでいました。米NBCがニュース番組「Today」でこの現象を取り上げたところ、アップルがこの問題を認識し、修正に取り組んでいると表明しました。

↑アラームがおかしい!(画像提供/アップル)

 

この現象は、iOS 17以降で起こっていることです。例えば、The Vergeはポッドキャストのプロデューサーが6~7年前に設定してから触れてもいないアラームが、金曜日から同じ症状になっていると紹介しています。

 

The Wall Street Journalのジョアンナ・スターン記者は、アップルが一部のアラームで音が鳴らない問題を認識しており、修正に取り組んでいることを確認したと述べています。ちなみにスターン氏は、iPhoneのアラームで午前6時50分に目が覚めたそうです。

 

一部のユーザーは、この症状が画面注視認識機能に関係している可能性があると指摘。この機能は、iPhoneの画面を見つめているとき、通知音の音量が下がるように設計されています。

 

つまり、iPhoneユーザーが眠っているときでも、この機能が間違って注視を検出してしまい、アラームの音量を下げているかもしれないというわけです。もっとも、アップルはこれが本当に原因かどうかを確認していません。

 

この機能を無効にするには、設定アプリを開き、「Face IDとパスコード」をタップ。そこで「画面注視認識機能」をオフに切り替えます。

 

また、やはり設定アプリの「サウンドと触覚」内にある、着信音と通知音のボリュームを下げ過ぎていないかを確認するのもよさそうです。

 

iPhoneのおかげで寝坊せず、どうにか通勤通学をこなしてきたユーザーにとって、音が鳴らない、あるいは音が小さくて聞こえないのは困りものです。アップルからの続報や、修正アップデートの配信を待ちたいところです。

 

 

Source: Joanna Stern(X) 
via: The Verge

次期「Galaxy Watch7」シリーズに「プレミアム」モデルが新加入!?

サムスンの次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズについて、さまざまな噂が飛びかっているなか、それと並行して「プレミアム」モデルも登場する可能性が浮上しています。

↑プレミアムモデルが新加入へ(画像提供/サムスン)

 

これまでGalaxy Watch7シリーズに関しては、信頼できる情報筋からいくつかの予想が届けられてきました。すなわち3つのバリエーションがあり、その中には安価な「FE」モデルもあるといったところ。手頃な価格でありながら、充実したGalaxy Watch体験をユーザーに提供するわけです。

 

もう1つは、Galaxy Watch7には「Pro」モデルが用意されるというもの。現行のGalaxy Watch6は上位モデルが「Classic」ですが、それと同じ位置づけです。スマートウォッチとしては大容量の、600mAh近いバッテリーを搭載しているとの手がかりも見つかっています

 

さらにサムスンは、2024年第1四半期決算報告のなかで、Galaxy Watch 7シリーズに「新しいプレミアム」モデルが加わることを実質的に認めました。

 

報告書では具体的な製品名には触れていませんが「スマートウォッチに関しては、新しいプレミアムモデルの発売を通じてアップグレードの需要に応えるよう努力する」と述べています。サムスンの次期スマートウォッチといえば、Galaxy Watch7シリーズのことでしょう。

 

このテキストは、サムスンが生成AI機能「Galaxy AI」を広めて売り上げを増やす計画であり、さらに次期スマートリング「Galaxy Ring」に言及した後のもの。Galaxy RingもAI搭載により体調をリアルタイムに測定すると噂されているだけに、Galaxy Watch7も健康管理にAIを活用するのかもしれません。

 

Source: Samsung
via: 9to5Google

【西田宗千佳連載】広告の画像もAI生成、アドビが目指すビジネスとは

Vol.137-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは開発が進む「画像生成AI」。Photoshopで有名なアドビもビジネス化に取り組んでいるが、現段階での課題と運用法について探る。

 

今月の注目アイテム

Adobe

Firefly

月額無料(毎月25点までの生成クレジットを利用可能)

↑シンプルなテキスト入力で画像の生成やオブジェクトの追加、削除、テキストの変形などができる画像生成AI。無料プランのほか、毎月100点までの生成クレジットを利用できるプレミアムプラン(月額680円)も用意される

 

ビジネス化へのカギは目的に合う画像の生成

2023年は生成AIの年だった。検索や翻訳で生成AIを使うのは一気に当たり前のことになり、各社のサービス開発競争も続いている。

 

文章と同様に一般化したのが「画像生成AI」だ。2022年には専用サービスが立ち上がって注目されたが、現在はChatGPTやMicrosoft Copilot、Geminiなど主要なサービスには画像生成も組み込まれるようになっている。

 

IT大手のなかでも、画像生成AIのビジネス活用に積極的なのがアドビだ。アドビといえば、多くの人がPhotoshopなどを思い出すだろう。2023年3月に画像生成AI「Firefly」を発表、同5月にはPhotoshopへの統合も果たした。

 

アドビによれば、Fireflyは1年で65億枚の画像を生成したという。ただ、世の中に生成AIで描かれた画像があふれているかと聞かれれば、「まだ限定的」というところだろう。

 

画像生成AIは大きな可能性を持っているが、その是非について議論が続いている。

 

そのためアドビはいち早く「学習コンテンツの権利処理」に着目。Fireflyの学習に使う画像を「権利処理されたもの」に限定することで、ビジネスにおいても使いやすい画像を作れることを打ち出していた。

 

それだけではまだ使いづらい。

 

課題のひとつとなるのが「目的にあった画像だけを出す」という点だ。たとえば広告で使うなら、商品やロゴを正確に扱う必要がある。また、その背景となる画像についても、広告キャンペーンの目的や、自社で定めるルールに合わせる必要がある。

 

そこでアドビは、Fireflyに「カスタムモデル」と「構成参照」という機能を搭載した。

 

技術の進化だけでなく使われ方が重要になる

カスタムモデルは、企業のロゴや商品デザイン、画像の運用ルールなどを定め、できるだけその企業の目的に合った画像だけを生成する機能。構成参照は、与えた画像のデザインに近い画像だけを生成する機能だ。これらの機能を組み合わせると、「自社のロゴや製品画像を軸に、紙にペンで描いたラフから、広告に使う画像を何枚も自動生成」といったことが可能になる。

 

ただ、こうした新技術があったとしても、生成AIが作るコンテンツをビジネスに使うには、かなりの注意が必要だ。正しいものか、不適切な内容が含まれないかを人間側が精査する必要がある。そのためアドビは制作ツールの「GenStudio」も同時に発表している。

 

生成AIもそろそろ、技術だけでなく「ビジネスにおいてどう使うか」が注目されるタイミングだ。生成AIの運用にはコストがかかるので、収益化も進めないと厳しい。アドビのようにサービスを提供する側も、そしてそれを使ってビジネスをする側も、悠長に構えてはいられない。いかに仕事で使うかを考え、そのためのサービス提供を競うフェーズに入ったと考えるべきだろう。

 

では生成AI、なかでも画像をビジネスに使うにはどんな点に注意する必要があるのだろうか? ビジネスにおける活用にはどんな技術やルールが必要になってくるのだろうか? そのあたりは次回以降で解説していくことにしよう。

 

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次期iPad Pro、「M4」を”飛び級”搭載する可能性が高まる

次期「iPad Pro」が「M3」チップをスキップし、未発表の「M4」を搭載すると海外で報じられています。

↑M4に飛び級

 

現行モデルのiPad Proは、プロセッサとして「M2」を搭載していますが、先日、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が次期iPad ProはM4チップを搭載すると報じました。

 

また、海外メディアの9to5Macは、次期iPad Proの識別子が「iPad16,3/16,4/16,5/16,6」になると伝えています。現在、M2チップを搭載したデバイスは「14」、M3チップのデバイスは「15」の識別子が付けられているので、「16」の識別子はM4に相当する可能性があります。

 

さらに、匿名のリークアカウントも、次期iPad Proに未知のチップ「T8132」が搭載されるとXで報告しているそう。これはM3チップの「T8122」とは名称が異なっており、次期iPad ProにM4が搭載されることを示唆しているとも言えそうです。

 

有機ELディスプレイの搭載や本体の大幅な薄型化・軽量化、ワイヤレス充電への対応が期待されている、次期iPad Pro。しかし、その一番の見どころは、Macに先駆けて導入されるM4チップとなるのかもしれません。

 

Source: 9to5Mac

噂は本当だった! 高級折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold 6 Ultra」の決定的な証拠が見つかる

サムスンの次期横折りスマートフォン「Galaxy Z Fold6」では、高級なバリエーション「Galaxy Z Fold6 Ultra」も開発中だと噂されてきました。

↑Galaxy Z Fold6 Ultraの型番が見つかった

 

そんななか、未発表のAndroidデバイスに詳しいサイト・Android Policeが規制機関のデータベースで型番を発見し、「本当に発表されることを自信を持ってお伝えする」と主張しています。

 

これまでサムスンは、Galaxy Z Foldシリーズで「Ultra」モデルを投入したことがありません。同社はGalaxy S20シリーズで初めて「Ultra」モデルを発売し、最近ではGalaxy S24 Ultraが大成功を収めています。そして今年は、「Samsung Galaxy Z Fold 6 Ultra」と名付けて発売する予定とのことです。

 

同サイトは「SM-F958N」という型番のデバイスを発見。サムスンは通常、Ultraモデルの下一桁を8とするため、これが「Fold 6 Ultra」だと推測しています。

 

例えば、Galaxy S23の型番はSM-S911xですが、S23 UltraはSM-S918x(xは販売する国や地域により異なる)でした。その一方で、サムスンは、下一桁が「8」の折りたたみスマホを発売したことはありません。Galaxy Z Fold 5の型番はSM-F946xであり、Fold 4の型番はSM-F936xという具合です。

 

これは、別の媒体であるGalaxy Clubの見解とも一致しています。両社が別のデータベースを閲覧したのであれば、それだけGalaxy Z Fold6 Ultraが実在する可能性が高まったことになります。

 

が、データベースにはSM-F958Nというモデル以外、他に「SM-F958x」が存在しませんでした。この「N」は韓国市場を意味していることから、Galaxy Z Fold 6 Ultraも韓国での限定販売になる可能性が高い模様。

 

これまでGalaxy Z Fold6 Ulraについて報じられた噂は、ざっと次の通りです。

 

  • Galaxy Z Fold5と同じくトリプルカメラ構成、ただし性能がアップする可能性
  • これまでのGalaxy Z Foldシリーズよりも薄くて軽くなる
  • Galaxy S24 Ultraのように、Sペンを収納できるスロットが内蔵される可能性あり
  • 「Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy」チップを搭載

 

Galaxy Z Foldシリーズは非折りたたみのフラッグシップ機よりも高価でしたが、Galaxy Z Fold6 Ultraがおいくらになるかは気になるところです。

 

Source: Android Police

メール、メモ、写真、地図…。次期「iOS 18」で内蔵アプリも超アップデート!?

iPhone向けの次期システムソフトウェア「iOS 18」は、生成AI機能に重きを置くと噂されてきました。しかし、それ以外にも人気のあるアップル純正アプリのほとんどが全面的に作り直されると報じられています。

↑iPhone史上最大級のアップデートにワクワク

 

アップルの内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、有料購読者向けQ&Aにおいて「iOS 18ではAI機能以外に何が追加されますか?」という質問に回答。全面的に改良される純正アプリにはメールやメモ、写真やフィットネスが含まれているそうです。

 

また、ついにiPadにアップル純正の電卓アプリがやって来るとの噂も肯定しています。

 

iOS 18は、iPhone史上最大級のソフトウェア・アップデートだといわれています。例えば、Apple Maps(地図アプリ)にも新機能が追加されるとの予想もありました。

 

今回、ガーマン氏はiPhoneのホーム画面も少し変わると述べています。「通常のグリッドの外側であっても、好きな場所にアプリのアイコンをピン留めできる」と言いますが、同氏は以前にも同じ趣旨を語っていたことがあります

 

ほかにも新情報としては、iOS 18は「よりモジュール化」されるとのこと。これにより「アップデートやカスタマイズがラクになる」と述べています。もしかすると、全てのアプリで使うUI(ユーザーインターフェース)コンポーネントのライブラリを標準化し、見た目や使いやすさを揃えるのかもしれません。

 

これらは、アップルが6月に開催する世界開発者会議WWDCにて正式発表される見通しです。それ以前に行われる5月7日の「Let loose」イベントでも、iOS/iPadOS 18について何らかの発表があるのかもしれません。

 

Source: Bloomberg
via: 9to5Mac

「iPhone 16」の新たなダミーモデルが流出! Proシリーズが大型化する理由とは?

これまで次期「iPhone 16」シリーズの画面サイズや背面のデザインについて、数々の自称リークや予想CG画像などが伝えられてきました。最近では新たに、iPhone 16シリーズ全モデルのダミーモデルがネット上で公開されています。

↑新たに流出したiPhone 16シリーズのダミーたち(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

信頼性の高いリーカーのSonny Dickson氏は、「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」「iPhone 16 Pro」および「iPhone 16 Pro Max」のダミーモデルらしき写真をXに投稿しました。同氏の前後の投稿から、これらがiPhone 16シリーズを意味していることが特定できます。

 

その写真によれば、iPhone 16 Proは前モデルの6.1インチから6.3インチに、iPhone 16 Pro Maxは6.7インチから6.9インチへと大型化。こうした見通しは著名アナリストなど複数の識者の予想とも一致しています

 

なぜ大型化するのか? それはiPhone 16 Proにも高倍率の望遠カメラが搭載される一方、iPhone 16 Pro Maxの望遠性能は前モデル以上に強化され、必要なパーツを収納するためとみられています

 

かたやiPhone 16とiPhone 16 Plusの標準モデル2つは、前モデルと同様に6.1インチと6.7インチのままとされています。

 

その一方で、背面のデュアルカメラは両方とも、前モデルの斜め並びから縦並びへと変更。これはiPhone 15 Proモデルと同じくメインカメラと超広角カメラを一直線に並べることで、Apple Vision Pro用の空間ビデオ撮影を可能にするためと言われています。

 

ほかにもiPhone 16シリーズに関しては、カメラに反射防止コーティングが施されることや、標準モデルにもアクションボタンが搭載されることなどが噂されています。今年秋に発売とみられていますが、次々と新たなリーク情報やダミーモデルが登場することになりそうです。

 

Source: Sonny Dickson(X)
via: MacRumors

「iPhone 16」の新たなダミーモデルが流出! Proシリーズが大型化する理由とは?

これまで次期「iPhone 16」シリーズの画面サイズや背面のデザインについて、数々の自称リークや予想CG画像などが伝えられてきました。最近では新たに、iPhone 16シリーズ全モデルのダミーモデルがネット上で公開されています。

↑新たに流出したiPhone 16シリーズのダミーたち(画像提供/Sonny Dickson/X)

 

信頼性の高いリーカーのSonny Dickson氏は、「iPhone 16」「iPhone 16 Plus」「iPhone 16 Pro」および「iPhone 16 Pro Max」のダミーモデルらしき写真をXに投稿しました。同氏の前後の投稿から、これらがiPhone 16シリーズを意味していることが特定できます。

 

その写真によれば、iPhone 16 Proは前モデルの6.1インチから6.3インチに、iPhone 16 Pro Maxは6.7インチから6.9インチへと大型化。こうした見通しは著名アナリストなど複数の識者の予想とも一致しています

 

なぜ大型化するのか? それはiPhone 16 Proにも高倍率の望遠カメラが搭載される一方、iPhone 16 Pro Maxの望遠性能は前モデル以上に強化され、必要なパーツを収納するためとみられています

 

かたやiPhone 16とiPhone 16 Plusの標準モデル2つは、前モデルと同様に6.1インチと6.7インチのままとされています。

 

その一方で、背面のデュアルカメラは両方とも、前モデルの斜め並びから縦並びへと変更。これはiPhone 15 Proモデルと同じくメインカメラと超広角カメラを一直線に並べることで、Apple Vision Pro用の空間ビデオ撮影を可能にするためと言われています。

 

ほかにもiPhone 16シリーズに関しては、カメラに反射防止コーティングが施されることや、標準モデルにもアクションボタンが搭載されることなどが噂されています。今年秋に発売とみられていますが、次々と新たなリーク情報やダミーモデルが登場することになりそうです。

 

Source: Sonny Dickson(X)
via: MacRumors

TSMCが次世代の「1.6nmプロセス」を発表! アップルのチップ製造に弾み

台湾の半導体メーカー・TSMCは、次世代のプロセス技術となる「1.6nm(ナノメートル)」のチップ製造を2026年から開始すると発表しました。

↑TSMCとアップルはこれからどんなチップを生み出すのか?

 

スマートフォンからパソコンまで、さまざまなチップを製造しているTSMC。なかでも同社とアップルとの結びつきは深く、「iPhone 15 Pro/Pro Max」の「A17 Pro」チップでは、真っ先にTSMCの「3nm」プロセスが採用されました。

 

TSMCによれば、1.6nmプロセスはチップのロジック密度とパフォーマンスを大幅に向上させ、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)製品と、データセンターの大幅な改善を約束するとしています。

 

さらに1.6nmプロセスでは革新的なナノシート・トランジスタと裏面電源レール・ソリューションを採用することで、同社の「2nm」プロセスと比較して8〜10%の速度向上と、15〜20%の消費電力の削減が見込まれ、チップ密度も最大1.1倍向上すると伝えているのです。

 

TSMCは2nmプロセスを2025年に導入する予定で、同プロセスのチップをアップルがすでに実証しているとの報道もあります。TSMCとアップルがタッグを組んで、先進的なチップを市場に投入する流れは今後も続きそうです。

 

Source: TSMC

5月7日は「何でもあり」! アップルにめちゃくちゃ期待するのは…

アップルを率いるティム・クックCEOが5月7日のイベントに向けてSNSに投稿し、「iPad」の新モデルの登場を示唆しています。

↑アップルのイベントは5月7日に入れておきます(画像提供/Tim Cook/X)

 

同社は先日、日本時間5月7日午後11時にイベント「Let Loose(邦題は「何でもあり」)」を開催すると発表しました。イベントのイラストには「Apple Pencil」が描かれており、「次期iPad Pro」や「次期iPad Air」の登場が確実視されています。

 

クックCEOは具体的な製品名に言及しなかったものの、Xで「Pencil us in for May 7!(私たちのイベントを5月7日に入れておいて!)」と投稿。やはり同日に次期iPad ProやiPad Air、そして次期Apple Pencilや次期Magic Keyboardが発表される可能性が高そうです。

 

次期Apple Pencilに関しては、「探す」機能や「握る(スクイーズ)」ジェスチャー、振動による触覚フィードバックへの対応が噂されています。一方、次期Magic Keyboardはアルミニウム製の筐体や大型トラックパッドを搭載するなど、より「MacBook」に近いデザインとなる模様。

 

ついにiPad ProやiPad、Apple Pencilに大幅なアップデートが近づいているようです。

 

Source: Tim Cook / X

次期「Apple Watch X」、本体を薄くするための新素材とは?

アップルの次期スマートウォッチ「Apple Watch X」の本体部品の薄型化に関する情報が海外で報じられています。

↑もっと薄くなるために…(画像提供/アップル)

 

次期Apple Watchは10周年モデルとして、大幅なアップデートが予想されています。具体的には、マグネット方式による新バンドシステムや、Ultraモデル以外へのアクションボタンの採用、画面ベゼルの狭額縁化など。また、本体が10〜15%も薄くなるとの指摘もあります。

 

DigiTimesによれば、次期Apple Watchのうち少なくとも一つのモデルでは、樹脂コーティングされた銅箔の薄い層(樹脂被覆銅)が採用されるとのこと。これにより、耐久性や耐水性の向上だけでなく、ロジックボードがより薄くなるというのです。

 

次期Apple Watchでロジックボードが薄型化した場合、本体が薄型化したり、より大きな部品を搭載したりすることも可能になります。アップルは血圧の検知機能など、さらに高度な健康機能をApple Watchに搭載すると噂されており、それに関連しているのかもしれません。

 

著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、来年の「iPhone 17 Pro」シリーズにも、今回の樹脂被覆銅が採用されるだろうと報告しています。今後はアップルのさまざまなモバイルデバイスにこの技術が採用され、本体の薄型化や高機能化に貢献していきそうな予感がします。

 

Source: DigiTimes

Macベースモデルの搭載RAM、驚きの事実が判明! ティム・クックの下で明かな変化が…

先日アップル幹部は、新型Macベースモデル(最低価格モデル)のRAMは「8GBで十分」と主張していました。別の幹部も「M3 MacBook Proの8GBは、他社の16GBに匹敵する」と述べたことがあります。

↑Macで近年RAM容量が増えないのはどうして?

 

しかし、同社の共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏がCEOだったころ、Macベースモデルの搭載RAMは約2年ごとに増えていたのに対し、ティム・クック氏がCEOに就任してからピタリと止まったと指摘されています。

 

David Schaub氏はMastodonへの投稿で、これまで40年間にわたるMacベースモデルのRAM容量をグラフ付きで振り返っています。

 

最初のグラフは、1984年以降のオールインワンMac(最近ならiMacなど)に関するもので、かつてはそのベースRAMが約2年ごとに増えていたことを示しています。その一方、クック氏がCEOに就任した2011年以降は、何年にもわたりRAM容量が据え置きとなっていることが判明しました。

↑オールインワンMacにおけるベースRAM容量の推移(画像提供/David Schaub)

 

第2のグラフは、アップルがMacBookのようなノートパソコンに搭載してきたRAM容量の移り変わりです。こちらも、ジョブズ時代にはRAMが右肩上がりに増やされたのに対して、クック体制の下では数回しか増やしていないことを示しています。

↑アップルのノートパソコンにおけるベースRAM容量の推移(画像提供/David Schaub)

 

もちろん、アップルがRAMを増やしてMacが値上がりすることを避けている可能性もあるでしょう。しかし、他に考えられる理由はいくつかあります。

 

その一つは、技術の進歩によって、2年ごとにRAMを増やす必要がなくなったこと。もしも、昔と同じペースでRAMを増やしていれば、今ごろは3ケタに達していたはず。でも、最近のパソコンでそこまで積んでいるものは見当たりません。

 

つまり「さまざまな技術が進化しているので、そこまでRAMの量は必要ない」ということでしょう。RAMは高速化し、内蔵ストレージもハードディスクからSSDに取って代わられ、読み書きもスピーディーとなっています。

 

もう一つの理由は、最新のパソコンがハードウェアとソフトウェアを緊密に統合し、両者の通信がより高速になっていること。さらにアップルは独自開発チップとユニファイドメモリ(CPUとGPUが同じRAMを使う構造)により、RAMを非常に効率的に使っています。

 

とはいえ、MacBook Airのベースモデルは2017年から、実に6年以上も8GBに留まり続けています。そろそろアップルも、ユーザーからの「16GBに増やしてほしい」との声に耳を傾けざるを得ないのかもしれません。

 

Source: David Schaub (Mastodon) 
via: Wccftech

次期「Galaxy Watch7」、ついに血糖値モニタリング機能!? ブレイクスルーの予感も…

非侵襲性の血糖値モニタリング、つまり「皮膚に針を刺さずに血糖値を測る」ことはアップルにとっても難しく、Apple Watchに実装するまで数年はかかると言われています

↑血糖値モニタリングにもAIを応用か

 

そんななか、サムスンは早ければ次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズに血糖値モニタリング機能を搭載する可能性があると報じられています。

 

韓国メディアのPulseによると、サムスン電子のHon Pak副社長兼デジタル・ヘルスケア部門長は、「サムスン・ヘルス」アプリの諮問委員会メンバーと面会し、デジタルヘルス業界の将来とウェアラブル機器の役割について議論したとのこと。

 

この会談では、ヘルスケアアプリ「Samsung Health」に使われるAI技術に焦点を当て、不整脈や高血圧とともに血糖値モニタリングなどを話し合ったと報じられています。どのように血糖値を測定するのか、具体的な技術への言及はありません。

 

数か月前、サムスンのモバイル部門トップも近い将来、GalaxyウェアラブルはAIを活用してデジタルヘルスを強化すると述べていました。血糖値モニタリングにもAIを応用し、ブレイクスルーを目指すのかもしれません。

 

Galaxy Watch7シリーズは7月上旬に、新型折りたたみスマホ「Galaxy Fold6」および「Galaxy Flip6」と同時に発表されることが予想されています。

 

その内蔵ストレージは前モデルから倍増し、新プロセッサーにより電力効率が50%向上するとの噂もありました。そこに血糖値モニタリング機能まで加われば、大ヒット製品になる可能性が高そうです

 

Source: Pulse
via: GSMArena

サムスンの「Galaxy Unpacked」、開催日は7月10日が濃厚! ぴったりの場所があった

毎年、夏から秋にかけて恒例の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を行っているサムスン。2024年は7月10日に開催されることを「確認」したと、同社の情報に詳しいサイト・Sammobileが主張しています。

↑パリでお披露目へ

 

同サイトによると、複数の情報源が「サムスンは7月10日を開催日に選んだ」と伝えてきたとのこと。以前も7月だと伝えていましたが、より日にちが絞り込まれました。

 

その開催場所とされるのは、フランスの首都パリ。現地では夏季オリンピックが7月26日から開催され、サムスンは世界最大のスポンサーの1つです。新製品発表イベントもそこで行うことが、最高の宣伝になるというわけです。

 

次のUnpackedイベントで発表が予想されている新製品は、ざっと次の通りです。

  • 次期タテ折りスマホ「Galaxy Z Fold6」
  • 次期横折りスマホ「Galaxy Z Flip6」
  • 新型ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」
  • 新型スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズ

 

ほかにも、発表済みのスマートリング「Galaxy Ring」の独自機能や価格、発売日などの詳細を明らかにすることになりそうです。

 

Unpackedイベントの公式招待状は、5月下旬か6月上旬に発送される可能性が高いとのこと。あと1か月ほどで、サムスンが何らかの動きを起こすのかもしれません。

 

Source: Sammobile

iOS17なら自動返信設定もラク! どうしてもメールの返信ができないときは……【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「受信したメールに自動返信する方法」です。

 

 

お盆や年末年始など、どうしてもメールの返信ができないときってありますよね。そんなときに便利なのが、メールの自動返信機能です。従来iPhoneで受信したメールへ自動返信したい場合は、iCloud.com(アイクラウドドットコム)にアクセスし設定する必要がありました。しかし、iOS 17では「設定」アプリ上から自動返信を設定できるようになったんです。いちいちiCloud.comにアクセスする必要がないので、自動返信の管理がグッと楽になります! さっそく手順を解説しましょう。

 

まず「設定」アプリを開いたら、一番上にあるApple IDをタップします。するとApple IDの設定画面に切り替わるので「iCloud」→[iCloudメール]→[自動返信]と進み、[自動返信を送信]をオンにしましょう。

 

すると[開始日]や[終了日]を入力する欄が現れるので、[開始日]に自動返信したい期間の開始日を、[終了日]に自動返信したい期間の終了日を入れます。そしてその下にある空欄に、自動返信したいメッセージを書き込み、[完了]ボタンをタップしましょう。これで、設定した開始日から終了日までに届いたメールに、あらかじめ設定した文章を自動返信することができます。

 

この方法を使えば、iCloud.comから設定していたときよりも楽に自動返信を設定できるので手間がかからずとても便利です。ぜひ試してみてくださいね!

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

レノボ「ThinkPad X1」シリーズがパワーアップ!大画面、そしてパワフルな機能性を兼ね備えた

レノボ・ジャパンは、ノートPC「ThinkPad」シリーズの新製品を発表しました。ThinkPadシリーズのフラッグシップである「ThinkPad X1」もパワーアップ。その詳細をお届けします。

 

フラッグシップノートPC「ThinkPad X1」シリーズ

まずは14型ノートPC「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」。インテル Core Ultraプロセッサーを搭載して、クリエイティブな作業や外出先での生産性向上に最適なパフォーマンスを提供します。メモリは最大64GB、ストレージは最大2TBまで選択できるので、自分だけのマシンに仕立てることも可能。低消費電力のニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)を含む専用のAIエンジンで最適化されたパフォーマンスにより、持続的なタスクと長時間バッテリー駆動を実現します。

↑「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」33万3300円(税込)。天板フレーム部分にリサイクルカーボンファイバー含有素材を採用。軽量かつ堅牢、そして環境への配慮もなされています

 

ディスプレイ上部に配置されたコミュニケーション・バーに搭載されたカメラは、4K 800万画素MIPIカメラが選択可能。さらに、AIベースのノイズキャンセリング機能を備えた2つの360度マイクとDolby Voice、Dolby Atmosを組み合わせることで、オンラインでもリアルな会議体験を実現します。オートフレーミング機能を使用する際も、画質の劣化がありません。新しいマイク設計により、マイク感度、音声の明瞭度、外部ノイズ抑制性能などが向上しています。

↑最大2.8K OLED を選択可能な14.0型の液晶を4辺狭額縁の薄型軽量ボディにに搭載。

 

↑ディスプレイ上部に配置されたコミュニケーション・バーと呼ばれる部分には、マイクやカメラを搭載

 

キーボードのアクセシビリティ強化のため、ボリュームキーやエンターキーなどに新たにポジションバーを追加。キーに触れることで位置や機能を理解いただける設計を採用しています。さらに、クリックパッドは大型化により、使い勝手が向上しました。

↑ユーザーの声を反映してCtrlとFnキーの標準位置を入れ替え

 

↑赤いトラックポイントをワンクリックまたはダブルタップすることで、クイックメニューを表示。コラボレーション関連機能の設定変更を容易に行うことができます

 

インターフェースはThunderbolt 4、USB Type-A、 HDMIポートを搭載。外部ディスプレイへの出力からデータ転送までビジネス需要度の高いポートを備え、優れた管理性と拡張性を提供します。さらに、PC充電時のセキュリティにも配慮し、利用するUSB Type-Cポートを「充電専用」モードに切り替えることで、データ転送機能をブロックし情報漏洩を防止します。

 

回転型マルチモード2-in-1

また14型「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9」は、360度ヒンジによるマルチモード2-in-1のスタイル。ラップトップ、タブレット、テント、スタンドの各モードにすばやく切り替わります。どんな場所でも、ワークスタイルに合った方法で、快適に使うことができます。

↑「ThinkPad X1 2-in-1 Gen 9」37万1800円(税込)

 

Lenovo Slim Penは、キーボード・フレームの側面にマグネットで取り付けられます。

↑PC蓋を閉じるとペンはトップカバー側面から、より大きく強力な磁石を備えたベース側面に自動的に移動するので、落下などによる紛失を軽減します

 

どのモデルも、筐体・内部部品への再生由来素材やプラスチックフリーパッケージの採用。トップカバーとボトムカバーにリサイクルアルミニウム含有素材をを使用しています。さらに、スピーカーの筐体から電源アダプター、キーキャップに至るまで、使用されているコンポーネントの多くに、再生プラスチックが使用されています。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

【5月6日まで】春の「ことはじめ」を応援! アマギフなど豪華賞品が当たるキャンペーン、クアデルノ公式インスタで開催中

富士通クライアントコンピューティングは、Instagramの「QUADERNO(クアデルノ)」公式アカウントにて、「クアデルノ 春の“はじめま賞”キャンペーン 第1弾 新生活応援編」を開催しています。

 

同キャンペーンではビジネス環境を新たにしたい人や、今まで触れてこなかった趣味を始めたい人など、「ことはじめ」シーズンにちなみ、ビジネスやプライベートなど、様々なシーンの「はじめま賞」を用意。

 

 

抽選で、「Amazonギフトカード5,000円分」が25名、「クアデルノ(A5)+カバーのセット」が1名、「ルンバ i2」が1名、「Google Fitbit luxe」が1名、「Panasonic 衣類スチーマー」が1名に当たります。

 

応募は、クアデルノ公式アカウント(@fujitsu_quaderno)をフォローし、対象の投稿(https://www.instagram.com/p/C6DmdIlSbrJ/)を「いいね!」するだけで完了します。

 

 

また、対象投稿へコメントを書き込んだり、対象投稿をストーリーズでシェアすると、当選確率がアップするとのこと。

 

キャンペーンは2回に分けて行なわれ、第1弾の応募締切は5月6日23時59分まで。第2弾の開催は5月10日を予定しています(第1弾・第2弾両方へのエントリーも可能)。

【2025年最新】ワイモバイルの評判は悪い?口コミからわかるメリットとデメリットを徹底解説!

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本記事では、ワイモバイルの口コミや利用者の体験談をもとに、メリットデメリットを徹底解説します。

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69.6点 / 100点
  • ソフトバンク回線のため通信速度が速い
  • ソフトバンク光・ソフトバンクエアーとのセット割が適用できる
  • メールサービスが利用できる
  • 実店舗があるため対面サポートが受けられる
  • Yahoo!ショッピングやPayPayのポイント還元がお得
  • 解約やMNP転出の手数料が無料で安心
  • セット割が適用できない場合は割高になる
  • 低速モードが存在しない
  • 大容量プランがない

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ワイモバイルの料金プランは3種類

2025年1月1日からはシンプル2 Mのデータ量を30GBに増量し、シンプル2 Lは35GBに増量+10分以内の国内通話が無料になりました。

ワイモバイル料金表

ワイモバイルでは月間で利用できるデータ容量が異なる3種類のプランを提供しています。

シンプル2 S・M・Lの3種類があり、それぞれの月額料金は以下のとおりです。

【ワイモバイルの選べるプラン】
利用可能データ量 月額基本料金
シンプル2 S 4GB 2,365円
シンプル2 M 30GB 4,015円
シンプル2 L 35GB 5,115円
※すべて税込価格

また、データ増量オプションという、月間データ容量を増やせるオプションを提供しており、月額550円(税込)を追加すると、それぞれ以下の容量が毎月自動的に増加されます。

データ増量オプション
【データ増量オプション】
増量後のデータ量 オプション料金
シンプル2 S 4GB→6GB 550円
※契約初月無料
※初めての加入で翌月から6か月間無料
シンプル2 M 30GB→35GB
シンプル2 L 35GB→40GB
※すべて税込価格
ゲット君
ゲット君
データ増量オプションを初めて契約すると、オプション料金が6か月間無料になるキャンペーンを実施してるよ!
ナビ博士
ナビ博士
データ増量オプションが必要かわからない人も、無料でお試し利用できるからお得じゃの!

また、無制限級に使える格安SIMをお探しの人は、こちらの記事でも解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

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ワイモバイルの実際の評判は悪い?口コミをチェック!

口コミ

格安SIMを検討するうえでもっとも気になることは実際に使っている人の評判ですよね。

ゲット君
ゲット君
実際の通信速度はどう感じているのかとか、気になるな〜!

今回は「速度」「利用料金」「サポート」の3つのポイントについて、実際の評判を調査してみました。

ワイモバイルを利用している人は、これらのポイントをどう感じているのか、実際の口コミをチェックしていきましょう。

通信速度に関する評判

速度

まずはワイモバイルの「通信速度」について評判を調査していきましょう。

ワイモバイルの通信速度については、結論として速いと感じている評判も、遅いと感じている評判両方存在します。

まずはワイモバイルの通信速度が速いという評判からみていきましょう。

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よい口コミ
ワイモバ5Gなかなか速い
— しろくまはBickに行きます (@Shirokuma_4GLTE)
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よい口コミ
楽天モバイル(パートナー回線)とワイモバイルの通信速度を比較しまいた。圧倒的にワイモバが速いですね。今度は楽天エリアでテストしてみよう。
— ネット通 (@net_tuu)
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よい口コミ
娘の引越しに伴い、家族全員のスマホをソフトバンクからワイモバイルに乗り換え。
5万円前後かかっていた通信費を1万5千円ほどに圧縮⬇
それにしてもさすが東京
4G回線でも札幌より圧倒的に速い
サックサク
4.5Gかっ?
5Gいらないんじゃない?
てか札幌の通信レベルが低すぎ
人口多いだけの田舎
— junchan1969(順一) (@dt_el_at)
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よい口コミ
auで電波入んなかったとこワイモバ余裕で入るし普通に速い
— Chiko (@chiko_pinklady)
ゲット君
ゲット君
5G回線でも4G回線でも通信速度が速いっていう口コミがあるね!

一方で通信速度が遅いと感じている口コミは以下のとおり。

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悪い口コミ
ワイモバイルを使っているんですけど最近本当に遅いんです…
これソフトバンクに乗り換えても同じなのかな??
— ダイ@子育て&副業にガンバルンバ♪ (@tony80707)
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悪い口コミ
なんか最近ワイモバ通信遅いなぁ?
— 非リア帝国皇帝キューブ教頭@貞子ちゃん推し (@Qube_graffitti)

口コミをみてみると、時期によって通信速度が変化しているようにも見受けられます。

なお数値だけみると、ワイモバイルはソフトバンクの回線を利用しているため、他社格安SIMと比較しても遅すぎるということはありません

ナビ博士
ナビ博士
通信速度については「通信速度が安定したソフトバンク回線」の項目で他社との比較をしているからチェックしてみるんじゃぞ。

ワイモバイルはソフトバンクが提供する格安SIMのため、比較的安定した通信が可能ですが、ソフトバンクの回線状況によっては速度に変化がある可能性もあるようです。

利用できるエリアはソフトバンク回線のエリア

ワイモバイルはソフトバンク回線を利用しているため、使えるエリアはソフトバンク回線のエリアと同じです。

ソフトバンク回線エリアでは、山間部など一部地域では通信できない場合もあります。

ワイモバイルを検討している人は、通信速度だけではなく、自分の利用したいエリアでソフトバンク回線が繋がるかどうか、公式サイトの「エリア」から事前にチェックしておきましょう。

利用料金に関する評判

料金評判

続いてワイモバイルの「利用料金」に関する評判を確認していきましょう。

利用料金に関する評判を調査すると、明確に高いと評価している口コミはあまり見受けられませんでした。

まずはワイモバイルの利用料金を安いと感じている評判をみていきましょう。

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よい口コミ
私はワイモバイルだよー!
元々ソフバンだったのと、家族が主回線でワイモバ契約してるから、家族割で1,000円オフの恩恵受けてる!
青iPhoneいいね?私も次機種変する時青があったら青にするって決めてる!笑
— えり (@i_JUMP_no)
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よい口コミ
ありがとうワイモバイル!
1980!3ヶ月ごと端末くれる!
維持費月990円
五回線~!
全部liberoでよいんかな?
— あらたたぱんだ?MNPケーコジ情報発信!?クーポン好物? (@mnparatata)
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よい口コミ
メインはワイモバ。
シンプルSに通話定額(24時間カケホ)付けて▲家族割、▲(親を使用者にして)60歳以上ずっと割引、合計1,600円+税。
データ通信が心許ないため、親子割適用のワイモバ/シンプルM(20GB)をeSIM利用で別途900円+税。
— つまみ食い連合会書紀 (@K4Wr39oSf4Kbzoj)
ナビ博士
ナビ博士
家族割などの割引を適用して安く利用している評判があるんじゃな。

続いてワイモバイルの利用料金が高いと感じている評判は以下のとおり。

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悪い口コミ
今、ワイモバイル使ってるけど、ちょっと料金プラン他所より高い気がするから楽天とかに乗り換えようかなぁ?
— 水瀬ちと (@1641reina)

上記のように安いと感じている人も、高いと感じている人もいるワイモバイルですが、純粋な月額料金だけ見ると他社格安SIMの方が安いプランもあります。

他社の方が安くなる場合があることについては「セット割が適用できない場合は割高になる」の項目でくわしく解説しているのでチェックしてみてくださいね。

ワイモバイルは家族で申し込んだ場合や、セット割を適用することで総合的に安く利用できる格安SIMのため、どのキャンペーンが適用できるか、適用するとどれだけ安く利用できるかをチェックしておくことが大切になります。

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サポートに関する評判

サポート

最後にワイモバイルの「サポート」について評判を調査してみましょう。

サポートについて口コミを確認したところ、チャットサポートや店舗サポートに好印象がある評判が見受けられます。

ワイモバイルは実店舗があるため、格安SIMの契約に不安がある場合は対面サポートが可能なワイモバイルがおすすめとわかりますね。

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よい口コミ
ワイモバイルにMNP関連の質問してましたが、優しくてビックリ笑
ケータイのプランだったり、施策の適用について分からなければ、各社キャリアのチャットサポートがオススメです。
— らい@パソコン転売&MNPで月利80万&年商1200万円超え (@manaberukun2)
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よい口コミ
ワイモバのチャットサポート初めて使ったんだけど、これリアルタイムで人間から返信くるの…?こっちとしては店頭に行かず電話もせずに店員に聞けてありがたいし便利だったけど、店員さん側大丈夫…?6時半だよ…?
— 枝草 (@Shig_sa07)
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よい口コミ
ワイモバ辺りは大丈夫なんだろうか。
同じキャリアの回線だし、興味はある。
店頭サポートもあるしね。
ま、いずれ。
— はる@冬宮悠遥 (@GREENGREENSU)

一方で、ワイモバイルのサポート体制に不満を感じている評判もありました。

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悪い口コミ
やっぱりソフバンワイモバのサポートダメだな…
乗り換えにあたって、UQからワイモバに取り次いでもらったら落差に草でした
— ちゃき_とんび (@totu_chachaki)

対応内容によっては必ずしも良いだけではなく、あまりよくないサポートと感じる場合もあるようです。

\店舗で対面サポートが受けられる!/

ワイモバイルの知っておきたいデメリット3つ

デメリット

ワイモバイルを検討している人の多くは、ワイモバイルに悪いところはないのか気になっていることでしょう。

そこで、まずはユーザーの口コミや評判から見えてきた、ワイモバイルのデメリットを先にお伝えします。

ゲット君
ゲット君
契約してから後悔しないように、契約する前にデメリットを確認しておこうね!

それではひとつずつみていきましょう。

セット割が適用できない場合は割高になる

ワイモバイルは「家族割」や、ソフトバンク光・ソフトバンクエアーとの「セット割(おうち割 光セット(A))」を適用すると、月額料金が安くなりお得に利用できます。

割引なしの通常料金とどれくらい差があるのか、家族2人で契約した場合を想定して比較してみましょう。

【ワイモバイルの料金比較(シンプル2Mの場合)】
割引なし 家族割あり セット割あり
月額料金 4,015円×2 4,015円×2 4,015円×2
セット割 -1,650円×2
家族割 1回線目:割引なし
2回線目:-1,100円
月額料金総額 8,030円 6,930円 4,730円
※価格はすべて税込

この場合、通常料金と家族割/セット割ありの差は毎月約1,000円~3,000円と大きいため、ワイモバイルはセット割を適用できないと料金が高いことがわかります。

ナビ博士
ナビ博士
家族割とセット割は併用できないから、どちらの割引も適用できる場合は、セット割を選んだほうがお得じゃよ。

また、ワイモバイルでセット割を適用できない場合は、他社格安SIMで同容量のプランを契約したほうが安い場合も多いです。

月30GBを例に、他社と月額料金を比較してみましょう。

【月30GBを利用できる格安SIMの料金比較】
格安SIM名 月額料金(30GB)
ワイモバイル 4,015円
LINEMO 2,970円
IIJmio 2,400円
楽天モバイル 3,278円
UQ mobile 3,278円
povo 2,780円
QTモバイル 3,300円
J:COM MOBILE 2,728円
※価格はすべて税込
ゲット君
ゲット君
たしかに、ワイモバイルは割引を適用できないと、同じデータ容量でも他社より高いんだね。

以上の点から、料金の安さ重視でワイモバイルを検討している人は、家族割やセット割を適用できるかを第一に確認し、適用できない場合は、他社格安SIMの利用を考えるのがおすすめです。

ほかの格安SIMを検討したい方は、こちらの記事で12社比較しています。

低速モードが存在しない

ワイモバイルの気をつけたいデメリットとして、低速モードが存在しないという点があげられます。

ゲット君
ゲット君
低速モードってなに?
ナビ博士
ナビ博士
低速モードは、通常の通信速度から速度が低いモードに切り替えることで、通信速度は遅くなるもののデータ容量が消費されない、というサービスなんじゃ。

文字ベースのコンテンツ(XやWeb検索、メールの受信など)は低速でも快適に利用できるため、低速モードがある格安SIMの場合、利用するコンテンツに合わせてモードを切り替えていけば、データ容量をうまく節約できます。

ゲット君
ゲット君
低速モードをうまく使えば、実際に契約しているデータ容量より多くのデータ容量を毎月使えるってことだね!
ナビ博士
ナビ博士
低速モードをうまく使えば、月末の速度制限も回避できるぞ!

しかし、ワイモバイルには低速モードがないため、インターネットを利用するたびにデータ容量が消費されていきます。

使いすぎると速度制限になってしまうので、その点は注意が必要です

ただし、ワイモバイルはシンプル2 M/Lに限り、速度制限になっても中速(最大1Mbps)を維持できます。

【ワイモバイルの制限速度】
プラン名 速度制限時の最大速度
シンプル2 S 300kbps
シンプル2 M 1Mbps
シンプル2 L 1Mbps

最大1Mbpsの速度があれば、他社格安SIMの低速モードと同じように、文字ベースのコンテンツを快適に閲覧できます。

YouTubeも画質を低画質~標準画質に落とせば視聴できるため、速度制限にかかっても大きな不便さを感じることはありません。

また、最大300kbpsの速度だとYouTubeの視聴は難しくなりますが、文字ベースのコンテンツであれば、表示は遅くなるものの問題なく閲覧できます。

このことから、ワイモバイルは低速モードがなくても特に困ることはないといえるでしょう。

データ通信のみのSIMの提供がない

ワイモバイルは、データ通信のみのSIMが提供されていない点もデメリットです。

必ず音声通信機能がつくため、データ通信のみのSIMを契約して利用料金を抑えたいという場合には向いていません

ナビ博士
ナビ博士
基本的に格安SIMでは、データ通信のみのSIMの方が、音声通話機能のあるSIMよりも安く利用できることが多くあるんじゃよ。
ゲット君
ゲット君
スマートフォンを2台持ちして、ひとつは音声通話ができるSIMを、もうひとつはデータ通信だけできるSIMを契約して、通信量を節約する…なんて使い方もあるけど、ワイモバイルは音声通話ができるSIMしかないんだね。

音声通話機能が必要な場合にはなんの問題もありませんが、データ通信のみのSIMを探している場合には、ワイモバイルは提供がないため注意しましょう。

ワイモバイルの嬉しいメリット6つ

good

ワイモバイルにはデメリットだけではなく、メリットもあります。

ナビ博士
ナビ博士
自分にとってメリットになる格安SIMを選ぶのが大切じゃから、しっかりチェックしておくんじゃぞ!

それではひとつずつみていきましょう。

通信速度が安定したソフトバンク回線

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドである格安SIMなので、ソフトバンクのキャリア回線をそのまま利用できます

他社格安SIMの場合、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、利用者が多い時間帯などでは通信速度が落ちてしまう点がデメリットです。

以下の実測平均速度表でもわかるように、ワイモバイルは通信速度は1日を通して速い点がメリットといえます。

格安SIM 回線 実測平均速度(下り)
ワイモバイル ・ソフトバンク 137.25Mbps 79.14Mbps 113.01Mbps
UQ mobile ・au 179.22Mbps 104.09Mbps 96.28Mbps
ahamo ・ドコモ 142.97Mbps 106.31Mbps 91.57Mbps
mineo ・ドコモ
・au
・ソフトバンク
58.58Mbps 21.8Mbps 45.19Mbps
nuroモバイル NEOプラン:ドコモ
バリュープラス:ドコモ・au・ソフトバンク
37.89Mbps 12.19Mbps 42.24Mbps
Exciteモバイル ・ドコモ
・au
64.26Mbps 5.58Mbps 43.27Mbps
BIC SIM ・ドコモ
・au
13.26Mbps 15.04Mbps 64.33Mbps
BIGLOBEモバイル ・ドコモ
・au
15.98Mbps 4.16Mbps 26.76Mbps
イオンモバイル ・ドコモ
・au
38.84Mbps 17.09Mbps 32.13Mbps
J:comモバイル ・au 21.57Mbps 53.63Mbps 16.2Mbps
b-mobile ・ドコモ
・ソフトバンク
82.25Mbps 9.18Mbps 26.66Mbps
LinksMate ・ドコモ 188.36Mbps 10.91Mbps 102.29Mbps
IIJmio ・ドコモ
・au
71.68Mbps 18.7Mbps 49.34Mbps
DTI SIM ・ドコモ 117.48Mbps 8.1Mbps 11.09Mbps
※平均通信速度は「みんなのネット回線速度(タップでみんなのネット回線速度確認サイトへジャンプします)」に投稿された測定平均値を記載
ゲット君
ゲット君
昼や夜になるとガクッと速度が落ちる格安SIMが多い中、ワイモバイルは昼も夜も50Mbps以上の速度を維持できているね!

キャリア回線をそのまま利用できる格安SIMは、ワイモバイルとUQモバイル、ahamoの3社に限られているので、速度重視で格安SIMを選びたい場合は3社のいずれかがおすすめです。

また、格安SIMにはまだ5Gに対応していないところもありますが、ワイモバイルは標準で5Gに対応しています。

ワイモバイルは5Gに対応している

5Gを利用するために追加料金も必要なく、対応エリアであれば無料で5G通信を利用可能です。

ゲット君
ゲット君
5Gで通信できるエリアは限られているから、全国どこでも利用できるわけではないけど、エリア内なら無料で利用できるのが嬉しいポイントだね!

ソフトバンク光・ソフトバンクエアーとのセット割が適用できる

おうち割 光セット(A)_ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンク光またはソフトバンクエアーとのセット割である「おうち割 光セット(A)」が適用可能です。

セット割を適用することでワイモバイルの月額料金が1,100円~1,650円(税込)割引され、実質料金が安くなりますよ。

おうち割 光セット(A)適用後の料金_ワイモバイル
ナビ博士
ナビ博士
自宅ではソフトバンク光かソフトバンクエアーで通信すれば、外出先での通信だけワイモバイルのデータ通信量を使うことになるから、少ないデータ容量でもまかなえるかもしれんな。

現在自宅でソフトバンク光かソフトバンクエアーを利用している場合は、お得に利用できるワイモバイルがおすすめですよ。

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メールサービスが利用できる

格安SIMのスマートフォンでは、メールサービスが利用できないことがほとんどです。

しかしワイモバイルの場合は独自のメールサービスが申し込み不要かつ、月額料金も無料で利用できます

ナビ博士
ナビ博士
ワイモバイルのメールアドレスは@ymobile.ne.jpがついていて、キャリアメールとほぼ同じように使えるんじゃ!

格安SIMを検討しているけれど、信頼性のあるキャリアメールが使えなくなるのは困るという方は、メールサービスが使えることに利点を感じているようです。

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よい口コミ
ワイモバは店舗対応ありで一応キャリアメールもあるのありがたい。
親も乗りかえるので。
新しい格安ブランドは基本オンライン限定キャリアメールなし。
若者向けとか言われてるけど、若者でもきちんと理解してる人じゃないと難しいのでは?
詳しくない人が安さだけでかえると困ったことになりそう。
— Sherry (@sherrymtym)
ゲット君
ゲット君
フリーメールじゃなくて、信頼性のあるメールサービスの利用を希望していている場合、ワイモバイルは無料で利用できるのはメリットだね!

なキャリアでスマホを契約している方は、解約時に「メール持ち運び」を契約すると、乗り換え先の携帯会社へ現在使用しているキャリアメールアドレスを引き継ぐことが可能です。

ただし、月額330円(ソフトバンクのみ年契約すると3,300円/年)の費用がかかるため、無料でキャリアメールを利用できる点は、ワイモバイルの大きなメリットといえます。

実店舗があるため対面サポートが受けられる

ワイモバイルの店舗数

ワイモバイルは全国に約2,000以上の実店舗があるため、オンラインサポートのみではなく対面のサポートを受けることも可能です。

格安SIMでは、申し込みやサービスのすべてをオンラインで行っているところも多くあります。

ゲット君
ゲット君
ドコモ・au・ソフトバンクの格安プラン(ahamo・povo・LINEMO)も、申し込みやサポートがオンライン専用になっているね。
ナビ博士
ナビ博士
ドコモの格安プランであるahamoは、ドコモショップで申し込みなどのサポートを受けられるんじゃが、3,300円のサポート料金が必要になってしまうんじゃ。

しかし、ワイモバイルは申し込みなど各種相談はもちろん、不具合や変更、付属品の購入も店舗で行えるため、インターネットが苦手な方も安心ですよ。

サポートに関する評判については「サポートに関する評判」の項目でもくわしく解説しているのでチェックしてみてくださいね。

ワイモバイルの店舗は、以下から検索可能です。

\店舗で対面サポートが受けられる!/

シンプル2 MとLならデータ上限到達後も最大1Mbpsで使える

ワイモバイル通信容量超過時について

ワイモバイルにはデータ容量と月額料金の異なる3つのプランがあります。

利用可能データ量 データ量超過後の通信速度
シンプル2 S 4GB 最大300kbps
シンプル2 M 30GB 最大1Mbps
シンプル2 L 35GB 最大1Mbps

シンプル2 MもしくはLプランであれば、データ容量の上限に到達した後でも最大1Mbpsの通信速度で利用可能です。

最大1Mbpsの通信速度があれば、インターネット閲覧やSNSはもちろん、高画質は難しいですが標準画質での動画再生も行えます。

ワイモバイルを利用していて、データ量に到達した後も普通に利用できているという口コミも。

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よい口コミ
ワイモバに乗り換えてから、速度制限かかっても気持ち読み込みが遅いくらいで、動画も普通に観れるんだけどそんなもんなの???
— ??もみ?? (@ki_stuuu)

大容量のデータダウンロードや高画質動画の視聴は難しくなりますが、月間のデータ容量到達後も通常利用が可能な通信速度で継続して利用できるのは嬉しいポイントですね。

Yahoo!ショッピングやPayPayのポイント還元がLYPプレミアムでお得

LYPプレミアム

ワイモバイルユーザーは、LYPプレミアム会員の特典を無料で利用することができます。

LYPプレミアムとは、Yahoo!ショッピングやPayPayのポイント還元がお得になるサービスです。

Yahoo!ショッピングを利用する際に、PayPay支払いで2%相当のPayPayポイントが還元されます。

特典 内容
LINEスタンプ使い放題 1,500万種類以上の対象スタンプが使い放題
Yahoo!ショッピングがおトク 最大+12%のPayPayポイント付与
お買いものあんしん補償 破損や盗難など購入商品の補償
Yahoo!オークション 便利な出品機能が利用可能
Yahoo!トラベル 対象プラン予約でPayPayポイントが貯まる
PayPayグルメ 飲食店予約でPayPayポイント付与
ゲット君
ゲット君
Yahoo!ショッピングの他にも、LINEツールがお得に利用できるんだね!

評判やメリットからわかるワイモバイルがおすすめな人は?

ここまでワイモバイルの特徴やメリット、実際の評判について解説してきましたが、これらを踏まえてワイモバイルがおすすめな人は以下のとおりです。

ワイモバイルがおすすめな人
  • 通信速度が速い格安SIMを選びたい人
  • 大手キャリアよりお得に利用したい人
  • 家族でワイモバイルを契約したい人
  • ソフトバンク光・ソフトバンクエアーを利用している人

ワイモバイルを家族や個人で2回線以上使う方は「家族割引サービス」が適用され、契約しているプランによって550円〜1,100円(税込)の割引が毎月受けられます。

また、家族割とは併用できませんが、ソフトバンク光・ソフトバンクエアーとワイモバイルと同時に使うことでセット割「おうち割光セット(A)」が適用できるので、1回線のみの方でも安く利用可能ですよ。

ゲット君
ゲット君
家族割やセット割を適用することでお得に利用できるのがわかるね!

プランもデータ容量が4GB・30GB・35GBから選ぶことができ、通話をよくする人向けにかけ放題プランもあるため、シンプルかつわかりやすい選択が可能。

また、トラブルが起きてしまった時などにオンラインのサポートだけでは不安という方や、店舗で対面サポートしてほしい方にもワイモバイルは向いています。

ゲット君
ゲット君
サポートはオンライン対応限定のところが多いなか、ワイモバイルは実店舗が多く安心だね!

【2025年最新】ワイモバイルのキャンペーン情報!

キャンペーン

ワイモバイルは家族割やセット割などのキャンペーンがお得な格安SIMです。

そこで、現在ワイモバイルで開催しているキャンペーン情報をピックアップしてご紹介しますね。

ワイモバイルは豊富なキャンペーンが開催されているため、紹介が多岐に渡りますが、ひとつずつみていきましょう。

【ワイモバイル10周年大感謝祭】紹介キャンペーン

ワイモバイル10周年大感謝祭_紹介キャンペーン

【ワイモバイル10周年大感謝祭】紹介キャンペーンは、紹介者がワイモバイルを契約すると、契約者1人につき5,000円相当のPayPayギフトカードが最大20,000円分プレゼントされるキャンペーンです。

本キャンペーンは、ワイモバイルを紹介する人がワイモバイルユーザーでなくても良いという点が大きな特徴です。

最大4人まで紹介者特典を受け取れるため、この機会にあなたのまわりでワイモバイルを契約したいと話している人がいたら、キャンペーンを活用しましょう!

PayPayギフトカードが送られてくるまでの流れは、以下のとおりです。

  1. まわりの人にワイモバイルを紹介する
  2. 紹介された人がワイモバイルを契約する
  3. 紹介された人がワイモバイルで契約した電話番号を教えてもらう
  4. キャンペーンページ内にある「専用フォームでエントリー」ボタンをタップする
  5. 紹介された人とあなたの情報をフォームに入力する
  6. 紹介された人がワイモバイルを契約した月の翌月から4か月後に、PayPayポイントのポイントコードがメールアドレスに送られてくる
\ワイモバイル10周年大感謝祭開催中!/

【ワイモバイル10周年大感謝祭】SIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント!

eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント!_ワイモバイル

SIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント!は、ワイモバイル契約時に以下の適用条件を満たすと、開通月の翌々月初頃に最大15,000円相当のPayPayポイントコードがプレゼントされるキャンペーンです。

適用条件
  • 他社回線からののりかえで契約する
  • シンプル2 MまたはLを契約する
  • ご利用者の年齢が5〜18歳の方が新しい番号で契約する
  • データ増量オプションに加入する

プレゼントされるPayPayポイントコードの金額は、契約方法や契約プランによって、以下のように異なります。

【PayPayポイントコードの金額】
契約プラン 乗り換え契約(MNP) 新規契約
シンプル2 S 5,000円相当
シンプル2 M 15,000円相当 通常10,000円相当、ご利用者の年齢が5〜18歳の方なら15,000円相当
シンプル2 L 15,000円相当 通常10,000円相当、ご利用者の年齢が5〜18歳の方なら15,000円相当
ソフトバンク/LINEMO/LINEモバイル(ソフトバンク回線)及びソフトバンク回線MVNOからののりかえは対象外です。

データ増量オプション(550円/月)に加入しない場合は適用されないので、注意をしましょう。

\ワイモバイル10周年大感謝祭開催中!/

【ワイモバイル10周年大感謝祭】大抽選会(2025年7月31日まで)

ワイモバイル10周年大感謝祭_大抽選会

【ワイモバイル10周年大感謝祭】大抽選会は、PayPayアプリをインストールするだけで誰でも参加できる抽選会です。

「キャンペーンページ」から抽選に参加すると、以下の割合でPayPayポイントが必ず当選します

  • 100,000ポイント:10人
  • 1,000ポイント:1,000人
  • 100ポイント:200,000人
  • 10ポイント:300,000人

ワイモバイルユーザー以外も参加できるため、PayPayアプリをお持ちであれば、ワイモバイル契約前にもチャレンジできますよ。

\2025年7月31日まで!/

【ワイモバイル10周年大感謝祭】大特価スマホ!(終了)

10周年大特価端末登場_ワイモバイル
【ワイモバイル10周年大感謝祭】大特価スマホ!は2025年1月14日をもってキャンペーンを終了しました。

ワイモバイルでは10周年を記念して、端末代の大幅値引きを行っています。対象端末と端末代は以下のとおりです。

【対象端末と端末代】
対象機種 乗り換え契約(MNP) 新規契約
AQUOS wish3 1円 10円
OPPO A79 5G 1円 1円

どちらの機種を購入する場合でも、契約するプランはシンプル2 MまたはLであり、支払い方法も一括払いのみです。

シンプル2 Sを契約したり、分割払いを選択したりするとキャンペーン価格で購入できませんので、注意をしましょう。

\2025年1月14日まで!/

新どこでももらえる特典

新どこでももらえる特典

次に紹介する「新どこでももらえる特典」は、専用ページでまずエントリーを行ってからシンプル2 S・M・Lプランを契約した場合、対象月のPayPay支払いのお買い物で、申し込んだプランに応じた特典がもらえるキャンペーンです。

もらえる特典はシンプル2 SプランならPayPayポイント500円相当、シンプル2 M・LプランならPayPayポイント6,000円相当が受け取れます。

新どこでももらえる特典

特典の受け取り方は以下のとおり。

新どこでももらえる特典

詳しい手続きはワイモバイルの公式サイトから確認することができます。

60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン

60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン

60歳以上通話ずーっと割引キャンペーンは、名前のとおり60歳以上の場合、国内通話がかけ放題になる「スーパーだれとでも定額(S)」の月額料金が永年1,100円(税込)割引になるキャンペーンです。

スーパーだれとでも定額(S)は通話回数や通話時間すべて無制限で利用できる通話サービスで、通常であれば月額1,870円(税込)の利用料金が必要になります。

ゲット君
ゲット君
60歳以上なら国内通話かけ放題サービスの月額料金が、ずっと770円(税込)になるってことだね!

メールやSNSをあまり使わず、通話をよくする場合にぜひ検討したい国内通話かけ放題サービスですが、お得に利用するため60歳以上の場合はぜひ検討したいキャンペーンですね。

データ増量無料キャンペーン3

データ増量無料キャンペーン3

「データ増量無料キャンペーン3」は、プランごとに決まっているデータ容量を増やせるオプションを、6か月間無料で利用できるキャンペーンです。

【データ増量オプション】
増量後のデータ量 オプション料金
シンプル2 S 4GB→6GB 550円
※契約初月無料
※初めての加入で翌月から6か月間無料
シンプル2 M 30GB→35GB
シンプル2 L 35GB→40GB
※すべて税込価格
ゲット君
ゲット君
データ容量が足りないかもって心配だった場合には嬉しいキャンペーンだね!

下取りプログラム

下取りプログラム_ワイモバイル

「下取りプログラム」は、新規加入・MNP・機種変更・契約変更した人を対象に、今まで利用していた端末を下取りして、対象機種に応じた特典を付与してくれるキャンペーンです。

特典は以下の2つから選ぶことができます。

  • PayPayポイント
  • 購入機種代金値引き

それぞれの対象機種と、特典金額の一覧はこちらから確認可能です。

また、下取りしてもらう場合は以下の条件をクリアしている必要がありますよ。

【共通の条件】

  • MNP・番号移行を含む新規加入、契約変更、端末の購入を伴う機種変更を行うこと

【新規加入(MNP・番号移行を含む)の場合】

  • シンプル2 S・M・Lに加入すること
  • 指定の端末を下取りすること

【機種変更の場合】

  • シンプル2 S・M・Lまたはスマホベーシックプランに加入、または加入していること
  • ワイモバイルで販売した端末のうち、機種変更前に使用していた端末を下取りすること

【契約変更の場合】

  • シンプル2 S・M・Lに加入すること
  • ワイモバイルで販売した端末のうち、機種変更前に使用していた端末を下取りすること

下取りには条件があるものの、たとえばiPhone 15 Pro Maxの正常品を下取りした場合、120,240円相当PayPayポイントまたは、購入機種代金値引きが受けられます。

ゲット君
ゲット君
すごくお得に利用できるから、対象の端末をもっていて、端末を変更したい場合チェックしておきたいキャンペーンだね。

おうち割

おうち割 光セット(A)_ワイモバイル

「おうち割」はソフトバンク光またはソフトバンクエアーを利用している場合、ワイモバイルの利用料金が割引になるキャンペーンです。

割引金額は以下のとおりです。

月額基本料金 おうち割適用後の料金
シンプル2 S(4GB) 2,365円 1,265円
シンプル2 M(30GB) 4,015円 2,365円
シンプル2 L(35GB) 5,115円 3,465円
※すべて税込価格

ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを利用していれば、ワイモバイルを利用しているのが一人でも割引が適用されます。

もちろん、家族でワイモバイルを利用している場合は全員に割引が適用されるので、よりお得です。

ワイモバイルおうち割り
引用:おうち割

おうち割による割引額は、シンプル2 Sプランが毎月1,100円、シンプル2 M/Lプランが毎月1,650円です。

デメリットとして、次の項目でご紹介する家族割引サービスとは併用して適用することはできないので注意しましょう。

家族割引サービス

家族割引サービス

「家族割引サービス」は、家族など複数回線を契約する場合、2回線目以降の基本使用量が毎月1,100円割引になるキャンペーンです。

ゲット君
ゲット君
すごくお得だね!でもさっき紹介されていた「おうち割」と割引金額が似ているね?
ナビ博士
ナビ博士
そうなんじゃ。
注意したいのは、家族割引サービスとおうち割は併用して適用ができないんじゃよ。
どちらかひとつしか適用はできないから注意するんじゃ。

割引額と対象プランは以下のとおりですが、気をつけておきたいのが、割引が適用されるのは2回線目以降になるため、1回線目は割引は適用されません

家族割引サービス

ただ家族割引サービスの「家族」の定義は広く、血縁関係にある家族だけではなく、同一住所に住んでいる恋人や、遠くに住んでいる親戚も対象になりますよ。

家族割引サービス

おうち割との併用はできませんが、自分の家族構成や固定回線状況を確認し、どれだけ割引が適用できるかチェックしたうえでキャンペーンを利用できるといいですね。

ワイモバイル以外のおすすめ格安SIMをご紹介!

ここまでの話を聞いて、「ワイモバイルは自分に合っていないかもしれない」と思い始めた人もいらっしゃると思います。

格安SIMの中にはワイモバイル以外にもおすすめできる事業者があるので、ワイモバイルが自分に合った格安SIMでないと感じた人は、こだわりポイント別に以下の3社から契約先を検討してみてくださいね

それではおすすめの格安SIMについてひとつずつ特徴やキャンペーンも含めてみていきましょう。

2025年最新のおすすめ格安SIM12社についてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

速度にこだわるなら「UQモバイル」

UQモバイル

通信速度を重視して格安SIMを選びたい場合は、UQモバイルがおすすめです。

ナビ博士
ナビ博士
UQモバイルはauのメインLTE回線を利用しているから、通信速度が安定しているんじゃよ。

ワイモバイルとUQモバイルを実際に比較してみた表は以下のとおりです。

【ワイモバイルとUQモバイルの比較表】
ワイモバイル UQモバイル
月間データ容量 4GB 30GB 35GB 4GB 15GB 33GB※1
月額料金 2,365円 4,015円 5,115円 2,365円 3,465円 3,278円
契約事務手数料 3,850円
※オンラインストアからの申し込みで無料
3,850円
契約期間 なし なし
平均速度 下り:124.97Mbps
上り:19.9Mbps
下り:123.8Mbps
上り:17.33Mbps
繰り越し機能 あり あり
テザリング 無料 無料
キャンペーン・オプション ・6か月間データ増量無料
・家族割
・ソフトバンク光やソフトバンクAirとのセット割
・SIMのみ乗り換え契約で10,000円相当プレゼント
・家族割
・WiMAXやauひかりなどとのセット割
※すべて税込価格
※平均通信速度は「みんなのネット回線速度(タップでみんなのネット回線速度確認サイトへジャンプします)」に投稿された測定平均値を記載
※1:「コミコミプラン+ データ30G + データ10%増量特典」により3GB増量

上記比較表からもわかるとおり、月額料金を比較すると、UQモバイルはセット割がなくてもワイモバイルより安く利用できることがわかります

ゲット君
ゲット君
格安SIMを速度重視で選びたい人や、ソフトバンクでセット割を適用できない人は、UQモバイルのほうがおすすめだよ。

ちなみに、UQモバイルはWiMAXやauひかりなどのインターネットサービスとのセット割が適用できるため、条件を満たすことができれば、最大で1,100円(税込)の割引が適用されます。

そのため、UQモバイルはWiMAXやauひかりなど、対象のインターネットサービスを契約している方にもおすすめですよ。

\通信速度重視やWiMAXを利用中におすすめ/

データフリーを活用したいなら「BIGLOBEモバイル」

BIGLOBEモバイルは、YouTubeやAmazon Musicなどのサービスがデータフリーになる、「エンタメフリー・オプション」がある格安SIMです。

エンタメフリー・オプションでは、動画や音楽など、対象のエンタメコンテンツ利用時のデータ使用量がカウントされないため、少ないデータ容量で安くスマホが使えますよ。

【BIGLOBEモバイル概要】
月間データ容量 1GB 3GB 6GB
月額料金 1,078円 1,320円 1,870円
契約事務手数料 3,300円
契約期間 なし
平均速度 下り:16.79Mbps
上り:7.5Mbps
繰り越し機能 あり
テザリング 無料
キャンペーン・オプション ・エンタメフリー・オプション
・エンタメフリー・オプション最大2か月無料
・総合セキュリティソフト最大2か月無料
・ビッグローブ光とのセット割
・BIGLOBE家族割
※すべて税込価格
※平均通信速度は「みんなのネット回線速度(タップでみんなのネット回線速度確認サイトへジャンプします)」に投稿された測定平均値を記載
※音声通話SIM(電話+データ通信)の場合

エンタメフリー・オプションは月額308円必要ですが、現在キャンペーンを開催中で、音声通話SIMを申し込んだ場合、オプション料金が最大2か月間無料で利用可能です。

なお、エンタメフリー・オプションの対象となるサービスは以下のとおりです。

  • Youtube
  • U-NEXT
  • Apple Music
  • Youtube Music
  • Spotify
  • Amazon Music
  • radiko
  • dマガジン
  • 楽天kobo
  • Facebook Messenger
    など

動画配信サービスや音楽配信サービスを頻繁に使う方は、エンタメフリー・オプションをうまく活用して、よりコンテンツを楽しめますよ。

ゲット君
ゲット君
BIGLOBEモバイルも、ビッグローブ光との同時契約で220円引きになるセット割や、2回線目以降が200円引きになる家族割もあるからお得に利用できるよ!

\エンタメフリーで対象サービスがお得!/

端末をセットで購入したいなら「IIJmio」

IIJmioロゴ

申し込み時に端末も一緒に購入したい人には、「IIJmio」がおすすめです。

IIJmioは他社から乗り換えた場合に、対象スマホが110円~購入できるお得なキャンペーンを開催しています。

ナビ博士
ナビ博士
110円の対象になっている端末は人気で、在庫切れになっている場合もあるんじゃが、通常なら数万円必要になる端末も110円で購入できるのはお得じゃな。
【IIJmioモバイル概要】
月間データ容量 2GB 5GB 10GB 15GB 25GB 35GB 45GB 55GB
月額料金 850円 950円 1,400円 1,800円 2,000円 2,400円 3,300円 3,900円
契約事務手数料 3,300円
契約期間 なし
平均速度 下り:57.66Mbps
上り:10.97Mbps
繰り越し機能 あり
テザリング 無料
キャンペーン・オプション ・トクトクキャンペーン+【スマホ大特価セール】(2025年6月2日まで)
・家族割引
・IIJmioひかりとのセット割
※すべて税込価格
※平均通信速度は「みんなのネット回線速度(タップでみんなのネット回線速度確認サイトへジャンプします)」に投稿された測定平均値を記載

格安SIMを契約すると同時に端末も新しいものを検討している場合は、一度IIJmioモバイルのオンラインサイトをチェックしてみるといいですね。

ゲット君
ゲット君
IIJmioモバイルはIIJmioヒカリとのセット割で、月額料金が毎月660円割引になるよ!

\端末がお得に購入できる!/

ワイモバイルの申込み方法を解説【申し込み〜利用開始まで】

ワイモバイルについて解説してきましたが、申し込みを検討している方のためにワイモバイルを申し込む手順について解説していきます。

格安SIMを申し込むのが初めてという方にもわかりやすく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

それではひとつずつみていきましょう。

【乗り換え・SIMだけ】事前準備を行う

まずは申し込みを始める前に、スムーズに手続きを行えるように以下の必要書類を準備しておきましょう。

  • クレジットカード情報
  • 本人確認書類
  • 支払名義人同意書(契約者とクレジットカード名義が異なる場合に必要)
  • 支払名義人の本人確認書類(契約者とクレジットカード名義が異なる場合に必要)
  • 家族確認書類(家族割を申し込む場合に必要)

必要書類の準備が完了したら、次は機種の確認です。

いま使っている端末をそのまま使う場合や、自分で端末を用意して利用する場合、ワイモバイルに対応しているかどうかをチェックしましょう。

ゲット君
ゲット君
ワイモバイルで新しく端末を購入する場合は、対応機種かどうかの確認は必要ないよ!

ワイモバイルで端末を購入しない場合は、端末のSIMロック解除が必要な場合があります。

SIMロック解除の方法は端末によって異なるため、以下のリンクから端末を購入したキャリアのサイトへいき、解除方法を確認しておきましょう。

【SIMロックの解除方法】

電話番号を引き継ぐ場合はMNP手続きを行う

他社からワイモバイルへの乗り換えで、ワイモバイルでも継続して同じ電話番号を使いたい場合は「MNP予約番号」が必要となります。

MNP予約番号は現在利用しているキャリアで手続きを行う必要があるため、以下から手続きを行ってくださいね。

【MNP手続きの方法】

ワイモバイルを契約した後では手続きが行えないため、必ず申し込み前にMNP手続きを行いましょう。

ワイモバイルのオンラインショップで申し込む

事前準備が終わったら、ワイモバイルのオンラインショップから申し込みます。

端末を同時購入して申し込む場合は、希望する端末を選んで申し込みましょう。

現在持っている端末を利用する場合は、SIMのみを選択して申し込みます。

\家族で利用するとお得に使える/

申し込みの際、乗り換えの方はMNP予約番号も忘れずに記載しましょう。

商品が届いたら設定して利用開始

申し込みした商品が届いたら、端末にSIMカードを挿入します。

ナビ博士
ナビ博士
スマホの側面にあるSDカードのトレイを取り出して、カードを乗せて挿入するんじゃよ。

いま持っている端末をそのまま利用する場合は、SIMカードだけが手元に届くため、現在挿入されているSIMカードと入れ替えて利用できます。

SIMカード

SIMカードを挿入したら、初期設定を行って利用開始です。

初期設定の方法は機種ごとに異なるため、以下のリンクからワイモバイルの初期設定方法をチェックしてみてくださいね。

My Y!mobileやメール・バックアップなどの設定、WiFi接続設定などを行い、利用を開始しましょう。

ワイモバイルに関するよくある質問

ワイモバイルについてよくある質問をまとめてみました。

ワイモバイルの評判は悪いの?

ワイモバイルの評判には悪い評判もありますが、いい評判も両方あるのが現状です。

速度・料金・サービスに関して評判を調査しましたが、ワイモバイルは比較的通信速度も速く、利用料金も家族割やセット割を適用することで安くなり、サービスも実店舗があるため手厚いということがわかりました。

評判についてくわしくは「ワイモバイルの実際の評判は悪い?口コミをチェック!」の項目で調査・解説していますが、いい評判も悪い評判もあり、一言で総括するのは困難です。

実際に評判を確認し、どういった評判があるのかチェックしてみてくださいね。

ワイモバイルの解約方法は?

ワイモバイルを解約する場合は、ワイモバイルの実店舗またはMy Y!mobileから申し込みします。

解約に必要な書類と、店舗とマイページの受付時間は以下のとおりです。

  • 店舗:各店営業時間
  • My Y!mobile:24時間年中無休(対応は午前9時~午後20時)
  • 必要書類:本人確認書類、印鑑もしくはサイン、利用端末とUSIMカード

なお店舗でもMy Y!mobileでも解約は可能ですが、My Y!mobileの方が待ち時間がないためおすすめ。

ゲット君
ゲット君
解約の際に注意したい点として、ワイモバイルは解約月の月額料金が日割りにならないよ!

さらにワイモバイルで端末を購入している場合、分割払いが終了していない時点で解約しても、残債の支払いは継続して必要です。

ワイモバイルを解約する際は、解約手続き前にMy Y!mobileへログインし、どれくらいの料金が必要になるのか確認しておくことが大切です。

ワイモバイルとUQモバイルどっちが安く利用できる?

以下の条件に当てはまる人は、ワイモバイルよりもUQモバイルを契約したほうが安いです。

ワイモバイルよりもUQモバイルが安くなるパターン
  • 家族割引が必要ない人
  • WiMAXやauひかりなどの対象インターネットサービスを契約している人
  • au PAYカードを利用している人
【ワイモバイルとUQモバイルの比較表】
ワイモバイル UQモバイル
月間データ容量 4GB 30GB 35GB 4GB 15GB 33GB※1
月額料金 2,365円 4,015円 5,115円 2,365円 3,465円 3,278円
セット割適用後の料金 1,265円 2,365円 3,465円 1,265円 2,365円 3,278円
※割引適用外
家族割適用後の料金 1,265円 2,915円 4,015円 1,815円 2,915円 3,278円
※割引適用外
契約事務手数料 3,850円
※オンラインストアからの申し込みで無料
3,850円
※すべて税込価格
※1:「コミコミプラン+ データ30G + データ10%増量特典」により3GB増量

ただし家族で複数回線を契約する場合は、4GBプランに限りワイモバイルのほうが安くなるため、この条件に当てはまる人はワイモバイルを選びましょう。

ワイモバイルでiPhoneは使える?

ワイモバイルでiPhoneは利用可能です。

iPhoneを購入することも可能ですし、現在所持しているiPhoneを利用することもできます。

ただし、所持しているiPhoneを利用したい場合は、ワイモバイルに対応しているか「動作確認済機種一覧」から必ずチェックしておくことが大切ですよ。

また、iPhoneが使える格安SIMについてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

テザリング機能は使える?

ワイモバイルは、テザリングを無料で使えます

他社ではテザリングを有料で提供しているところもあるため、このポイントはワイモバイルの大きなメリットです。

ナビ博士
ナビ博士
インターネット環境がない場所でもスマホがあればテザリングを利用でき、パソコンやカメラ、ゲーム機などをインターネットに接続することが可能になるんじゃ。

テザリングを無料で利用できる点に、ユーザーも満足している様子です。

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よい口コミ
ワイモバイルならテザリングが無料で使えます。
テザリングを頻繁に利用するなら、絶対お得ですよ。
ソフトバンクだと月額550円かかるため、結構な負担なんですよね。
— Tayla@相互フォロー (@Taylakun)

口コミにもあるとおり、ソフトバンクの場合は旧プランを契約していると月額550円(税込)を支払わなければテザリングを利用できないので、無料でテザリングを使えるワイモバイルはお得といえますね。

まとめ

ワイモバイルはソフトバンクが提供する格安SIMサービスです。

メリットと評判からわかる、ワイモバイルがおすすめな人は以下のとおりです。

ワイモバイルがおすすめな人
  • 通信速度が速い格安SIMを選びたい人
  • 大手キャリアよりお得に利用したい人
  • 家族でワイモバイルを契約したい人
  • ソフトバンク光・ソフトバンクエアーを利用している人

家族割引サービスやセット割で月額料金が割引されるため、複数回線契約する方や、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーを契約している方はお得に利用できますよ。

ワイモバイルが向いていない人
  • 大容量データを使いたい人
  • とにかく最安値を追求したい人

大容量プランが少なく、ヘビーユーザーには割高になる場合があります。

またワイモバイルはメリットだけではなくデメリットもあるため、検討する場合は以下のポイントもチェックしておきましょう。

ワイモバイルは、「コスパ・通信品質・サポートのバランスを重視したい方」にとって非常に優れた選択肢です。

一方、ヘビーユーザーや料金重視派には、他の選択肢も検討したほうが良い場合があります。

あなたのライフスタイルにあったサービスを選びましょう。

この記事の監修者
小川正人
新聞社が推薦する通信サービスに精通したコンサルタント。QUANTA代表。光回線や携帯電話・ポケット型WiFiなどのモバイルサービスの専門家。大手家電量販店で販売員を行っていたが光回線やモバイルサービスの種類や料金体系の複雑さを痛感。「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いから月間60万PVの通信サービスメディアサイト「XERA」を運営。一時期は光回線を3社、携帯電話を12社同時に契約していた。2019年には2019年度バリューコマースMVPを受賞。監修者について(マイベストプロ)

参考サイト

総務省
消費者庁
国民生活センター
日本データ通信協会
電気通信事業者協会
電気通信消費者相談センター
電気通信サービス向上推進協議会
一般財団法人 インターネット協会
一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会
ワイモバイル公式サイト
みんなのネット回線速度
UQモバイル公式サイト
OCNモバイルONE公式サイト
BIGLOBEモバイル公式サイト
IIJmio公式サイト

記事一覧

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中国で「iPhone」人気に衰え。シェア回復の可能性は…

今年、中国でiPhoneの販売台数が前年同期比で19.1%も減少していると、調査会社のCounterpointが報告しています。

↑ファーウェイは復活、アップルは苦戦

 

同社のレポートによれば、中国における2024年第1四半期(1月〜3月)のiPhoneの売上台数は、前年同期比で19.1%減少したとのこと。このように中国でiPhoneの売り上げが急落した原因について、Counterpointは「ファーウェイ製品への需要が急増した」ことを挙げています。

 

ファーウェイのスマートフォンの売上台数は、前年同期比で69.7%も増加。5G通信に対応したフラッグシップモデル「Mate 60」のリリースが良い影響を与えているようです。

 

現在、中国のスマホシェアでアップルは3位。しかし、iPhoneの買い替え需要が例年より低下していることから、4位のファーウェイが背後から迫っているというのです。

 

Counterpointでアナリストを務めるIvan Lam氏は、「iPhoneの新しいカラーオプション、積極的な割引、6月に開催されるWWDC24でのAI(人工知能)関連の発表により、アップルの中国でのシェアは回復する可能性がある」と述べています。

 

ファーウェイのお膝元となる中国で同社のスマホが強いのは当然とも言えますが、アップルがこの巨大市場でのシェアを確保するためには、何らかのテコ入れが必要となりそうです。

 

Source: Counterpoint via CNBC

アップルの酷評「ファインウーブン」、最後の悪あがきを計画中?

アップルが「FineWoven(ファインウーブン)」素材のアクセサリに関して、最後にもう1回新製品を投入するだろうと、リークアカウントのKosutamiが報告しています。

↑もうやめておいたほうが…(画像提供/アップル)

 

アップルによれば、FineWoven素材は「耐久性に優れたマイクロツイル製で、柔らかくスエードのような感触です。環境にも配慮して作られており、再生素材を68%使用することで、レザーに比べて炭素排出量を大幅に削減しています」とのこと。すでにiPhoneケースやApple Watchバンドなどが投入されています。

 

しかし、このFineWoven素材のアクセサリはユーザーの間でかなり不評で、「すぐに傷がついて汚れる」「腐ったバナナのように変色する」と、散々な評価が寄せられているのです。Kosutamiも以前、「FineWoven素材のアクセサリは耐久性に問題があり、生産が中止された」と報告していました。

 

現時点ではいつ、どのようなFineWoven素材のアクセサリの新製品が登場するのかは不明。アップルの春の新色となるiPhoneケースやApple WatchバンドにFineWoven素材のアクセサリは存在していなかったので、「iPhone 16」シリーズや「Apple Watch X」に合わせて今秋に新製品が登場するのかもしれません。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

アップル、AIサーバー向けに独自チップを開発中!?

アップルがAI(人工知能)サーバー向けに独自プロセッサを開発しており、2025年後半までの量産を目指していると、海外で報じられています。

↑AIの開発を加速しているアップル

 

中国語SNSのWeiboに投稿された情報によれば、アップルが独自開発しているAIサーバー向けプロセッサは、TSMCの3nmプロセスで製造されるとのこと。このような独自プロセッサは、ソフトウェアのニーズに合わせてハードウェアをカスタムすることで、より効率的なAI処理が可能になるはずです。

 

iOS 18ではオンデバイスでのAI機能の搭載が噂されていますが、AI機能を全てデバイス上で処理するよりも、クラウド上のAIサーバーと組み合わせるほうが、さらに幅広い機能を提供できることでしょう。

 

先日には、アップルが最大級のフォトストックサービス・Photobucketと、AIモデルのトレーニングに向けて契約交渉中と報じられました。オンデバイスとクラウドという両輪により、アップルのAI機能は進化するのかもしれません。

 

Source: MacRumors

話題を集める次期「Pixel 8a」、今度はハンズオン動画が流出!

最近、グーグルの廉価版スマートフォンの新モデル「Pixel 8a」の予想CG画像や「実物」と称する写真が、ネットに次々と登場しています。これまでは静止画ばかりでしたが、ついに実際に手に取ったハンズオン動画がXに公開されました。

↑今度は動画が流出(画像はPixel 7a)

 

リークアカウントの@MysteryLupinは、「pixel 8a」と題した動画をXに投稿。そこにはグリーン(Mint)とブルー(Bay)の2色という、数日前に流出したカラーバリエーションと一致するものが確認できます。

 

この直前、別のXアカウントの@Mohamma11824513は「モロッコの市場で売られている」というブルーとグリーンらしきPixel 8aの写真をシェアしていました。

 

これまでの噂話をまとめると、Pixel 8aの仕様はざっと次の通りです。

  • ディスプレイ: 6.1インチ、フルHD・有機EL、120Hz対応
  • チップセット: Tensor G3
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • 背面カメラ: メイン64MP(光学手ぶれ補正)+超広角13MP
  • 前面カメラ: 13MP
  • OS: Android 14
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 充電速度: 最大27W

 

ここにあるTensor G3は、上位モデルPixel 8シリーズに搭載されたチップのマイナーチェンジ版と言われています。ただしパッケージング技術(さまざまな部位を一つのチップに収める技術)が異なるために「熱くなりやすい」だけであり、低クロック版ではないとのこと。

 

前モデルのPixel 7aは、昨年の年次イベント「Google I/O」で発表されました。後継モデルのPixel 8aも今年のGoogle I/O(現地時間で5月14日開催)で登場すると予想されていますが、価格も気になるところです。

 

Source: @MysteryLupin(X) 
via: GSMArena

「Galaxy Z Fold6」と「Flip6」のカラー予想をアップデート! 数量限定色とは?

サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(縦折り)は、今年7月に発売されると噂されています。これらのカラーバリエーションについて、以前も予想したことがある著名アナリストが修正したレポートを発表しました。

↑気になる数量限定色とは?

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、数か月前にも両機種のカラバリについてXに投稿していました。今回は、色の呼び方が変わったり一部の色が別のものになったりしたと述べています。

 

以前、同氏はGalaxy Z Flip6がライトブルー、ライトグリーン、シルバー、イエローの4色になる一方、Galaxy Z Fold6はダークブルー、ライトピンク、シルバーの3色だと伝えていました。

 

しかし、最新情報ではGalaxy Z Flip6は上の4色は残りながらも、ライトグリーンは「ミント」に、シルバーは「シルバーシャドウ」という名前に変更。そこに数量限定のクラフトブラック、ピーチ、ホワイトの3色が加わるとしています。

 

かたやGalaxy Z Fold6では、ダークブルーが「ネイビー」、シルバーが「シルバーシャドウ」に変更。そして数量限定カラーとしてクラフトブラックとホワイトが追加されたと言います。

 

以上を整理すると、それぞれのカラバリは次の通りとなります。

 

Galaxy Z Flip6(全7色)

  • 通常色: ライトブルー、ミント、シルバーシャドウ、イエロー
  • 数量限定: クラフトブラック、ピーチ、ホワイト

Galaxy Z Fold6(全5色)

  • 通常色: ネイビー、ライトピンク、シルバーシャドウ、
  • 数量限定: クラフトブラック、ホワイト

 

ちなみに、前モデルのGalaxy Z Fold5は全5色、Galaxy Z Flip5は全8色でした。

 

加えて、Young氏はGalaxy Z Flip6とGalaxy Z Fold6のストレージ容量についてもさり気なく触れています。

 

まずGalaxy Z Flip6は256GBと512GBの2種類。そしてGalaxy Z Fold5は、256GB、512GB、1TBの3種類とのこと。こうした構成は、Galaxy Z Flip5およびGalaxy Z Fold5と同じものです。

 

特に縦折りのGalaxy Z Flipシリーズは畳めばコンパクトで軽く、値段も控えなためか、性別を問わず愛用されている印象もあります。サムスンはそこを意識して、ファッショナブルで多彩な色を用意しているのかもしれません。

 

Source: Ross Young(X)
via: Tom’s Guide

iPadOS 18、ユーザー悲願の純正「計算機」アプリをついに搭載!?

アップルがiPadの発売から実に14年以上を経て、ついに次期「iPadOS 18」で電卓アプリを追加するとの噂が報じられています。

↑なぜかiPadにはなかったこの計算機

 

アップル関連情報サイトのMacRumorsによると、iPadOS 18に対応する全てのiPadに純正の電卓アプリがやって来るとのこと。6月10日に開催される年次開発者会議WWDCの基調講演で発表されると述べています。

 

iPadに公式の電卓アプリがないことは、ユーザーが登場を待ち望んでいたこともあり、SNS上で長年にわたり嘆かれてきました。アップル純正の計算機アプリも実はiPadに対応していません。

 

iPadユーザーはその代わりとして、PCalcやCalcbotといったサードパーティ製の電卓アプリに頼る他ありませんでした。ようやく、App Storeから何もダウンロードせず、いつでもすぐに計算ができるようになる見通しです。

 

別のアップル関連情報サイトAppleInsiderは先週、macOS 15では電卓アプリが刷新され、メモアプリとの統合や、サイズが変更可能なウィンドウ、最近の計算結果を一覧表示できるサイドバーが追加されると報じていました

 

最近のiPadアプリとMacアプリは仕様が共通していることも珍しくないため、これら新機能がiPadでも使えるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像が流出! メモリが…

グーグルの次期スマートフォン「Pixel 9 Pro」とされる実機の画像を、海外サイトのRozetkedが掲載しました。

↑流出した「Pixel 9 Pro」の画像(画像提供/Rozetked)

 

Pixel 9シリーズでは、従来と異なり、「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3モデルの投入が予想されています。このうちPixel 9 ProとPro XLは背面にトリプルカメラを備えた上位モデルに相当する模様。また、全モデルで次世代プロセッサ「Tensor G4」を搭載します。

 

今回、実機画像として投稿されたのは、6.1インチディスプレイを搭載したPixel 9 Pro。ブート画面によれば、このデバイスは「caiman」と名付けられており、16GB RAMや128GBストレージを搭載しています。「Pixel 8/8 Pro」のRAM容量は8GB/12GBだったので、かなりのスペックアップとなりそうです。

 

本体背面に目を向けると、そこにはトリプルカメラが搭載され、本体フレームから分離したカメラ突起が存在。このデザインは、以前に登場したPixel 9シリーズの予測レンダリング画像と一致しています。本体外周のフレームには光沢があり美しいのですが、実際に使用すると指紋が目立ちそうな予感です。

 

例年通りなら、今年の秋にも市場に投入されるであろうPixel 9シリーズ。新型プロセッサのTensor G4と大容量RAMの組み合わせで、どれだけのパフォーマンスを発揮できるのかが、今から楽しみです。

 

Source: Rozetked via 9to5Google

次期「iPad Air」は登場間近!? 海外の小売店に予兆が現れた

次期「iPad Air」の登場を前に現行モデルのiPad Airの小売店在庫が減少していると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑もうすぐお披露目っぽい

 

ブルームバーグによれば、アップルストアの複数の店舗で、iPad Airの在庫が減少しているとのこと。これは、新モデルの登場を示唆する典型的な指標だと指摘しているのです。一方でiPad Proは明らかに在庫が豊富で、これは次期iPad Proの発売後にも、旧モデルが販売されることを意味しているそう。

 

次期iPad Airでは12.9インチモデルの投入だけでなく、「M2」チップの採用も噂されています。一方で次期iPad Proは最新の「M3」チップを搭載する模様。「Apple Pencil」や「Magic Keyboard」の刷新も噂されています。

 

近日中の登場の可能性がますます高まっている、次期iPad Air。次期iPad Proと共に大幅なアップデートを期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「Microsoftストア」のWindowsアプリ、わずか2クリックでインストール可能に!

マイクロソフトのWindows向けアプリストア「Microsoftストア」には、アプリ版とウェブ版があります。そのうちウェブ版は、インストールできるまでのクリック数が多過ぎると不評でした。

↑アプリがダウンロードしやすくなった

 

しかし、そのクリック数をわずか2回に減らす新システムが導入されました。

 

これはマイクロソフトでプリンシパル・アーキテクトを務めるRudy Huyn氏が、自らのXアカウントで述べていることです。

従来のウェブからのインストールは次のような手順が必要でした。

 

  1. 公式ストアサイト上でアプリを探し、「ダウンロード」をクリック
  2. ディープリンク(アプリをダウンロードするリンク)をストアアプリで開くことを許可
  3. ストアのミニウィンドウでもう一度「ダウンロード」をクリック

 

それが新システムでは、次のように変更されました。

 

  1. 公式ストアサイト上で「ダウンロード」をクリック
  2. ダウンロードしたインストーラーを実行

 

新方式の主なメリットは次の通りです。

 

  • 新しいインストーラーは、ストアアプリのミニウィンドウよりも起動が非常に速い
  • 最近ストアアプリが更新されていなくても、最新の機能がサポートされている
  • ストアアプリをパソコンから削除していても機能し、複数のアプリを同時にインストールできる

 

初期のユーザーテストでは、アプリのインストール数が12%増加し、インストール後に起動したアプリの数が54%と大幅に増加したとのこと。新システムの評判は概ね好意的なようです。

 

要するに「一般的なWindowsアプリをダウンロードしてインストールする」ことと、手順がほぼ同じとなりました。これまでMicrosoftストアで配布しているアプリは、インストールの手間がかかって面倒な印象もありましたが、今後はスピーディーかつ安全に、役立つアプリと出会いやすくなりそうです。

 

Source: Rudy Huyn(X)
via: MSPowerUser

Galaxyスマホの画面に「緑色の線」が走る問題が発生、インドではディスプレイを無償交換か

最近のソフトウェア更新により、多くのGalaxyスマートフォンにおいて「緑色の線」が走る問題が発生。これを受けてサムスンが、インドで一部の機種に限り、ディスプレイの無償交換を提供していることが明らかとなりました。

↑緑色の線が画面に走る問題が発生(画像提供/9to5Google)

 

この問題は、有機ELディスプレイを搭載したGalaxyスマホで画面全体に緑色の線が入るというもの。Android情報に詳しいAndroid AuthorityはGalaxy S21 FEとGalaxy S21 Ultraに、サムスン製品情報サイトSammobileはGalaxy Z Flip3など古めの機種に起こっていると報告していました。

 

サムスンの動向に精通するTarun Vats氏は、同社の公式サポートチャットにおいて、「緑色の線」問題が起こったユーザーに1回限りの画面交換が提供されている事例を二つ確認。これはGalaxy S21、S21+、S21 Ultra、S22 Ultraや、S20、S20+、S20 Ultra、Note 20、Note 20 Ultraにも及んでいます。

 

通常、こうしたサポート・チャットからは公式のポリシー変更は分かりませんが、今回は2度も繰り返されているため、事実と思われます。

 

今回の報告ではインドだけですが、他の地域でも無償交換に応じる可能性は低くなさそう。また、サポート・チャットでは「過去3年以内に購入された端末に限り無料」とも書かれているため、中古品には及ばないかもしれません。

 

Source: Tarun Vats(X)
via: 9to5Google

お手ごろの「Galaxy S24 FE」、発売は2024年後半?

サムスンが、フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズの廉価版となる「Galaxy S24 FE」を準備中との噂はありつつも、しばらく情報が途絶えていました。しかし最近、2024年の後半に発売されることや開発コード名が分かったと報じられています。

↑夏のデビューは早過ぎるかも

 

サムスンの未発表製品に詳しいGalaxyClub.nlによると、同社は今年もファン・エディション(FE。フラッグシップ機の一部性能を下げて安価にしたモデル)を投入する予定とのこと。Galaxy S21FEの翌年には何も発売されませんでしたが、昨年Galaxy S23 FEが登場したことに続き、Galaxy S24 FEも開発中であると述べています。

 

Galaxy S24 FEの開発コード名は「R12」。これは最初のFEモデルだったGalaxy S20 FEが「R8」、21 FEが「R9」、S23 FEが「R11」だったこととも整合性が取れています。

 

その他の仕様について、追加情報はありません。とはいえ、これまでにGalaxy S24 FEの噂話はいくつも届けられてきました。それらを振り返ると、ざっと次の通りです。

 

  • 搭載プロセッサー: Galaxy S24シリーズと同じく、サムスン製のExynos 2400またはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3
  • 内蔵RAMおよびストレージ: 12GB LPDDR5X RAMと128GB UFS 3.1ストレージ、または256GB UFS 4.0ストレージ
  • バッテリー容量: S23 FEより500mAh大きい4500mAh

 

韓国のサプライチェーン情報筋は、Galaxy S24 FEは「今年夏」に発売される予定だと主張していました。Galaxy S23 FEが10月発表だったことから、夏は早過ぎると思われ、やはり10月以降となるのかもしれません。

 

Source: GalaxyClub

via: 9to5Google

レトロゲームが目白押し! マルチエミュレーターアプリ「Provenance」、アップル向けにアプリを開発中!

「iPhone」および「Apple TV」向けにマルチエミュレーターアプリ「Provenance」をリリースする準備が進められていると、同アプリの開発者が語っています。

↑初代プレステのゲームをiPhoneでいかが?

 

これまで長い間、iOSやtvOSといったアップルのプラットフォームでは、レトロゲームをプレイするエミュレーターアプリのリリースは禁止されてきました。しかし今月、App Storeのガイドラインが変更されたことで、iPhoneやiPad、Macなどで「レトロゲーム機エミュレーター」のアプリをリリースすることができるようになったのです。

 

マルチエミュレーターアプリのProvenanceでは、「初代PlayStation」や「GameCube」「Wii」「メガドライブ」「Atari 2600」といった、さまざまなゲームをプレイすることが可能。なお開発元によれば、iOSでは制限によりGemaCubeやWiiのゲームをプレイすることはできないそうです。

 

App Storeのガイドラインの変更を受けて、ゲームボーイやファミコン、スーパーファミコンなどのエミューレーターアプリ「Delta」が、日本を含めさまざまな国ですでにリリースされています。ゲームタイトルとなる「ROM」を合法的に入手する必要があるという課題も存在しますが、今後はiPhoneやMacでエミューレーターでのゲームプレイが人気となるのかもしれません。

 

Source: oatmealdome.me, iMore via MacRumors

「ディスプレイ搭載HomePod」の新たな部品が流出!

「ディスプレイ搭載HomePod」の部品とされる画像を、リークアカウントのKosutamiが投稿しています。

↑新たに流出したパーツ(画像提供/Kosutami/X)

 

現行モデルのHomePodは2023年1月にリリースされ、本体上部にはディスプレイではなく、タッチパネルの「Touchサーフェス」を搭載しています。

 

以前にもディスプレイ搭載HomePodのパーツとされる部品画像が流出していましたが、今回リークされたディスプレイ搭載HomePodの部品は、本体上部に配置される円形かつ光沢のあるガラスパーツです。これはTouchサーフェスを置き換えるもので、ディスプレイにあわせて若干湾曲した形状となっています。ディスプレイには再生中の曲などのApple Musicの情報が表示され、「SharePlay」などの機能も利用できます。

 

ディスプレイを搭載したHomePodが開発されていることは、以前にも海外メディアの9to5Macが報じていました。このデバイスは「B720」と呼ばれ、内部では「Apple TV」向けの「tvOS」が動作する模様。また、「iPad mini 6」と同じ「A15 Bionic」チップの搭載も報告されています。

 

アップルはディスプレイ搭載HomePodだけでなく、「iPadとHomePodが合体したデバイス」や、「HomePod+Apple TV+FaceTimeカメラの複合デバイス」を開発しているとの報道もあります。アップル製品の中では若干存在感の薄いHomePodですが、今後大いなる進化が予定されているのかもしれません。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

「macOS 15」で「計算機」が大進化!? 為替計算だってできるかも

macOSでは昔から搭載されている計算機アプリ。年内にもリリースされるであろう「macOS 15」では、計算機アプリが大幅に刷新される予定であると海外で報じられています。

↑計算機がもっと便利になるかも

 

Apple Insiderによれば、macOS 15の計算機アプリには以下のような機能が搭載されるそう。

 

・最新の為替レートによる通貨換算を含む、メインUIでの強化された単位換算システム

・「メモ」アプリが電卓アプリと連携し、数学表記に対応。同機能はiOS 18にも導入へ

・以前の計算をサイドバーに表示する履歴機能。左上のボタンからは基本、科学、プログラマブルといったモード変更が可能

・3種類の計算機ビューでウィンドウサイズが調整でき、ボタンは自動で拡大および形状を変更

 

日本人としては、最近ますます円安傾向に進む為替レートを計算機だけでチェックできるとしたら、なかなか便利な予感がします。また、計算機のサイズが自由に変更できるのも見やすくて良さそうですね。

 

アップルは6月10日から開発者向け会議「WWDC24」を開催し、ソフトウェアのアップデートについて発表する予定。macOS 15にこの進化した計算機アプリが搭載されることになるのかどうか、イベントを楽しみに待ちたいものです。

 

Source: Apple Insider via MacRumors

「iOS 18」の生成AIはクラウド? オンデバイス? 生活密着型を目指すアップルの答えは…

ここ数か月、アップルが流行りの生成AIに多額の資金を投じているとの報道が相次いでいました。これらは6月の世界開発者会議WWDCにおいて次期iOS 18などの新たなAI機能として発表される見通しです。

↑期待が募るアップルの生成AI

 

最近では、まもなくiPhone上で使える新たな生成AI機能が完全なオンデバイス、つまり「クラウドサーバーに依存せず、iPhone内部だけで処理が完結する」と著名ジャーナリストが主張しています。

 

アップルの内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、アップルがLLM(大規模言語モデル)を開発中であり、この技術がクラウドを使わず、iPhoneのプロセッサーだけで実現すると述べています。

 

オンデバイスAIの弱みは、何百億ものパラメーターと更新され続けるデータを持つ、巨大なクラウドサーバーで動くモデルほどには強力ではないことです。しかし、一方では外部との通信が必要なくなるため、応答時間ははるかに速くなるはず。それに加えて、プライバシー保護もより強固になるとガーマン氏は予想しています。

 

この生成AIについてアップルは「人々の日常生活にどのように役立つか」をアピールする予定とのこと。以前に同氏は「Siriとメッセージアプリの両方が質問に答えたり、文章を自動補完できたりする」と報じていましたが、生活に密着したAIとなるのかもしれません。

 

また、多くの知識を必要とする質問については、グーグルやOpenAIといった外部の企業との協力で解決する可能性もあります。先月末、アップルはこれら2社のほか、中国の百度(バイドゥ)とも話し合っていると報道していました

 

すべては、6月のWWDCで発表されるはず。iPhoneが生成AIにより飛躍的に進化し、日常の良きパートナーになると期待したいところです。

 

Source: Bloomberg
via: 9to5Mac

次期「Mac mini」はM3をスキップ!? M4チップに一足飛びする理由とは?

アップルのデスクトップパソコン「Mac mini」は、手頃な価格でコンパクトなこともあり、多くのユーザーが愛用しています。昨年1月にM2およびM2 Pro搭載モデルが登場してから1年以上が経過し、最新のM3シリーズチップ搭載モデルが出るか否かに注目が集まっていました。

↑M3を飛ばしそう

 

そんな中、M3バージョンの発売はなく、2024年末に次期「M4」シリーズチップを搭載した新型モデルが登場すると著名ジャーナリストが主張しています。

 

アップルの内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、自らのニュースレター「Power On」最新号の有料購読者向けQ&A欄で「M3チップを搭載したMac miniとMac Proは登場しない」と述べています。

 

M4シリーズチップ搭載Macが2024年末から2025年にかけて続々と投入されることは、先週も同氏が述べていたこと。今回はその続きとして、「Mac miniのM4およびM4 Proバージョン」が計画されていると語っています。

 

現行モデルのMac miniは、M2チップおよびM2 Proチップ版が販売されており、それをM4とM4 Proに置き換えるようです。また、前回は「2024年末から2025年初頭」とされていましたが、今回は「今年(2024年)末頃」として前倒しにされているようです。

 

なぜ、M3モデルが登場しないのか? ガーマン氏は「それまでにM3 モデルが登場する余地はまったく残されていない」として、時間的な余裕がないと示唆しています。

 

実際、iMacもM2チップを完全にスキップし、一足飛びにM3を搭載する進化を果たしていました。1年ごとに新モデルを投入すると、特に負荷の高い処理をこなすデスクトップパソコンでは性能差を感じにくいため、あえて1年置きにするのかもしれません。

 

M4チップは機械学習を担うNeural Engineコア数を大幅に増加させ、生成AI処理に強くなるとの噂もあります。さまざまな意味で、待つかいのあるお買い得Macとなりそうです。

 

Source: Bloomberg
via: MacRumors

新発売の「HUAWEI Band 9」は高い完成度と充実機能で良いじゃん!

ファーウェイ・ジャパンは、スマートバンド「HUAWEI Band 9」を発表しました。

 

実売価格は8580円(税込)。ブラック、ピンク、イエロー、ホワイトの4色です。また、家電量販店限定でナイロンベルトのブルーを想定価格9680円で販売します。

↑HUAWEI Band 9

 

HUAWEI Band 9は、スマートバンドに求められる基本機能を余すところなくカバーした、オールラウンダーなデバイスです。スマホの通知表示から、活動量計測や睡眠記録、スポーツの計測などの用途をすべてカバーしています。

 

発表前に製品の提供を受けて数日試用したので、ここではファーストインプレッションをお届けします。

 

新素材のバンドで軽くしなやかに

基本的な形状は前世代モデル「HUAWEI Band 8」を踏襲しています。スマートバンドにしては大きく、通知も見やすい縦長ディスプレイを搭載。

 

腕時計のバンド部には、新しい素材が採用されました。フルオロエラストマーという素材で、ゴム系の樹脂でありながら、シルクのようになめらかな手触りです。引っ張ったりねじ曲げたりしてみても柔軟に曲がります。耐汗性もあり、汗蒸れが気になるこれからの季節にも快適に装着できそうです。

↑なめらかでしなやかなフルオロエラストマー素材を採用

 

重さは約14gと軽量で、表示部の厚さも8.99mmと薄型設計。睡眠中に腕に装着していても違和感なく、負担を感じません。

 

ボディの仕上げも良好です。側面には陶器のようななめらかな質感の塗装が施されており、価格帯を考慮しても良い仕上がりだと感じます。

↑側面は蒸着塗装で光沢感がある仕上げ

 

画面サイズは1.47インチで従来と同等。スマートバンドの中では大きめ。1行に6~7文字×5行程度が表示できるため、スマホに届いた通知の概要をぱっと把握できます。

 

電池持ちは最長で14日間。通常の使用シーンの場合は8〜9日となっています。Always On Displayを点灯させた場合は3日間です。いずれにしても、毎日充電ケーブルにつなぐ必要はないでしょう。

↑充電ケーブルは独自方式の無線式。USB端子に接続します

 

健康状態を一目で表示可能

ヘルスケア機能としては「HUAWEI TruSeen 5.5」を搭載。身体の状態を一画面で確認できるヘルスダッシュボード機能が追加されました。

↑心拍数やストレス値を一画面で確認できるように

 

ヘルスケア関連では最近のスマートウォッチが搭載する測定機能に対応しており、心拍数や血中酸素濃度は24時間の常時計測が可能です。ストレスの蓄積具合を独自のアルゴリズムで表示したり、女性の生理周期データを記録したりと、さまざまな角度から健康指標を表示できます。

 

なお、センサー類は今回、刷新されています。まず、動きを記録するセンサーが、従来の6軸(加速度センサーとジャイロスコープ)から9軸(加速度、ジャイロ、地磁気センサー)にアップグレード。地磁気センサーで方位角が計測できるようになり、動きのあるスポーツをより正確に記録できるようになっています。

 

さらに、血中酸素濃度(SpO2)を計測する光センサーはマルチチャネル方式を導入し、環境光の影響を抑えて、より正確な計測を可能としています。

↑スマートフォンアプリ「HUAWEI Health」と連動します

 

わかりやすい睡眠モニタリングに表示項目追加

睡眠モニタリング機能は「HUAWEI TruSleep 4.0」へとメジャーバージョンアップしました。睡眠中のパターンを分析して、改善のためのアドバイスを提供します。

↑睡眠モニタリング機能

 

睡眠状態の見せ方は他社のスマートバンドと比べると分析結果の表示方法が洗練されている印象です。睡眠中に起こった状態の変化をグラフや文章などを使って丁寧に説明してくれます。新バージョンでは睡眠中の心拍数や血中酸素レベル、呼吸数などのデータが取得できるようになり、睡眠の質が良いのか悪いのかを判断する材料が増えました。

 

↑睡眠スコアの説明が詳しい。ピンク色の枠で囲った部分がHUAWEI Band 9で追加された指標です

 

100種類のスポーツ記録に対応

運動記録機能は100種類に対応。ウォーキング、ランニング、水泳、ヨガなどのワークアウトには特化した計測プログラムを搭載しています。ウォーキングとランニングは歩き出すだけで自動で認識されるため、手軽に記録可能です。

↑ウォーキングとランニングは自動計測も対応。

 

スポーツの分析では、VO2Maxや回復時間、ランニング能力指数、トレーニング負荷などの専門的なデータの表示にも対応しています。

 

iPhoneとAndroidのどちらにも対応

HUAWEI Band 9は、iOSとAndroidのどちらのスマートフォンにも接続可能。専用アプリ「HUAWEI Health」を使って、バンドで記録したデータを管理します。

 

ウォッチフェイスのデザインは、スマートフォンアプリからダウンロードできます。文字盤ストアには1万種類以上のバリエーションがあるとしています。

 

iOSの場合は、App Storeからアプリをダウンロードできます。さらに、Appleのヘルスケアアプリ(HealthKit)と連携させれば、歩数や睡眠時間などのデータを一元管理できます。

 

一方、Androidユーザーは少し注意が必要。2020年に米国がファーウェイに制裁を科して以来、Google Playストア上でファーウェイアプリが表示されなくなっています。そのため、HUAWEI HealthアプリはファーウェイのWebサイトから取得する必要があります。購入前にこの点を確認しておくのがおすすめです。

 

こうした点さえ気にならないなら、HUAWEI Band 9は高い完成度と充実した機能を備えた魅力的なスマートバンドと言えます。日々の健康管理やフィットネスのお供として、検討に値する1台でしょう。

 

【ギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

噂の「12.9インチ版iPad Air」、Pro譲りのミニLEDディスプレイを搭載?

12.9インチの次期「iPad Air」にミニLEDディスプレイが搭載される可能性があると、ディスプレイアナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が報告しています。

↑ディスプレイの変化に注目

 

現行モデルのiPad Airは10.9インチモデルしか存在しませんが、次期iPad Airでは12.9インチモデルが投入されることは以前から報じられていました。また、現行モデルの12.9インチのiPad Proには、色再現性の高いミニLEDディスプレイが搭載されています。

 

今回のYoung氏の報告によれば、12.9インチの次期iPad Airには、12.9インチのiPad Proと同じミニLEDディスプレイが搭載されるとのこと。これによりHDRコンテンツの輝度が向上し、より深い黒の表現が可能になると伝えています。さらに消費電力も削減されるそう。

 

なお、次期iPad AirのミニLEDディスプレイには、iPad Proの余ったミニLEDディスプレイを利用するそう。

 

一方、次期iPad Proには有機ELディスプレイが搭載されると噂されています。この有機ELディスプレイはより高いコントラストや、さらに深い黒の表現が可能。次期iPad Airだけでなく、次期iPad Proの進化も楽しみに待ちたいものです。

 

Source: Ross Young / X via MacRumors

「Pixel」スマホの衛星通信対応はもうすぐ? 準備が着々と進行中

「Pixel」スマートフォンが衛星通信機能に対応するように準備が進められており、地図の位置情報の共有も予定されいると海外メディアで報じられています。

↑衛星通信でユーザーの居場所を特定するように

 

携帯電波の届かない場所で役立つ「衛星経由の緊急SOS」がPixelスマホに追加される可能性は、以前にも9to5Googleが報じていました。これは「安全性と緊急事態」の項目に「衛星SOS」という項目が一時表示されていたというのが証拠となっています。

 

Nail Sadykov氏の報告によれば、自分のデバイスを衛星に合わせるためのUIが、Pixelスマホ向けに搭載されていたそう。衛星SOSに接続するプロセスでは、視界に障害物がないように注意する通知が表示されます。

 

また、PiunikaWebは、衛星を利用した位置情報共有のサポートを示唆する文字列が、「Google Map」の最新ベータ版に追加されていると指摘。その詳細は不明ですが、ユーザーは1日に最大5回、15分おきかそれ以上のタイミングで位置情報を更新できるというのです。これは自分の家族や友人と位置情報を共有し、最後にいた居場所を知らせるための機能だと推測されます。

 

PixelスマホやGoogle Mapがいつ衛星通信をサポートするのかはまだ分かっていません。しかし、今年の秋のリリースが期待されている「Pixel 9」シリーズでは、衛星通信機能への対応がされています。それに合わせて、Google Mapにも衛星経由の位置情報の共有機能が追加されることでしょう。最新のiPhoneのように、Pixelスマホでも衛星通信が利用できる日は、もう間もなくとなりそうです。

 

Source: Nail Sadykov, PiunikaWeb  via 9to5Google

10周年モデル「Apple Watch Series X」の予想画像が大公開!

次期「Apple Watch Series X」は、初代から数えて10周年の記念モデルになると見られているため、シリーズ史上「最大の再設計」になるとの予想があります。

↑10周年モデルはどうなる?(画像提供/@concept_central/AppleTrack)

 

そんなApple Watch Series Xについて、これまでの噂を基にした詳細な予想CG画像が公開されました。

 

未発表製品の予想CG画像を手がけてきた@concept_central氏は「最新のリーク情報と噂、そして独自の予想」に基づいた次期Apple Watchの自作デザインをXに投稿。同氏は以前も、iPhone 16 Proの予想画像を公開していました

 

これはアップル関連情報サイトAppleTrackとのコラボでもあり、同サイトが独自に入手した情報や以前からの噂をYouTube動画で語っています。

 

その要点をまとめると次の通りです。

 

  • 新しいバンドシステムにはマグネット方式が採用され、内部スペースが節約できるため、より多くのパーツが追加できる
  • 本体は10〜15%薄くなる可能性がある
  • Apple Watch Ultraで登場したアクションボタンが追加される可能性がある
  • デジタルクラウンは維持
  • 画面ベゼルは薄くなるが、マイクロLEDディスプレイは採用されない

 

これらはアップルの内部情報に詳しい米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者の報道とも、多くの部分で一致しています。同氏はApple Watch Series Xに血圧測定センサーが搭載されるとも述べていました。

 

次期Apple Watchは先端技術のマイクロLED採用は見送ったと噂されていますが、一方で省電力の有機ELディスプレイを搭載するとのサプライチェーン情報もありました。本体が薄く、さまざまな健康機能を搭載し、かつバッテリー持ちが良くなれば、10周年にふさわしいモデルとなりそうです。

 

Source: @concept_central(X) 
via: Wccftech

Nothingの「Phone (2)」と「Ear」がChatGPTと統合! その感覚はまるで…

英Nothing Technologyは先週、新型の完全ワイヤレスイヤホン「Nothing Ear」と廉価モデルの「Nothing Ear (a)」を発表。それに続き同社のスマートフォンNothing Phone (2)向けに、人気のChatGPTと統合するソフトウェア更新を配信開始しました。

↑ChatGPTと統合されました(画像提供/Nothing Technology)

 

これはNothing OS 2.5.5により実現するもの。まだ前モデルのPhone (1)と廉価モデルPhone (2a)には提供されず、今のところPhone (2)専用となっています。

 

主なアップデート内容は、ざっと次の通りです。

  • カメラが「Ultra XDR」(一般的にはUltraHDR)に対応
  • RAMブースター機能
  • 新しいレコーダーウィジェットを追加。外出先で簡単にオーディオ録音可能に
  • 新しいバッテリーウィジェットを追加

 

最大の新要素は、Phone (2)にChatGPTを統合したこと。ホーム画面にChatGPTのウィジェットが追加され、ChatGPT(Playストアからインストールが必要)を呼び出せるようになりました。テキストおよび音声での会話が可能です。

 

また、スクリーンショットとクリップボードにも新しいボタンが追加され、その内容をChatGPTとの会話に直接貼り付けることもできます。

 

このChatGPT統合は、Nothing Earと Ear (a)にも及んでいます。Nothing Phone (2)とペアリングしておくと、スマホ本体を取り出すことなく、ChatGPTで音声会話を始めることが可能です。

 

今後Nothing Phone (2)とEarユーザーは、音声アシスタントの感覚でChatGPTを呼び出し、会話を楽しめることになりそうです。

 

Source: Nothing
via: 9to5Google

Galaxy Z Flip6っぽいベンチマーク結果が現れた! Galaxy S24 Ultra並みの性能!?

サムスンは、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(タテ折り)を7月上旬に発表すると見られています。すでに生産準備が本格化していると噂されるなか、Galaxy Z Flip6らしきベンチマーク結果が登場しました。

↑素晴らしいスコアが出た(画像はGalaxy Z Flip5)

 

これは、ベンチマークアプリの人気投稿サイト・Geekbench Browserに掲載されたもの。それによると、Galaxy Z Flip6はクアルコムのSnapdragon 8 Gen 3チップを採用し、RAM容量は8GBで、予想通りAndroid 14を搭載するとのこと。

 

Galaxy Z Flip6のGPU性能は1万5050点を記録し、Galaxy S24 Ultraと同等の性能を示すものでした。本製品の筐体はコンパクトで、Galaxy S24シリーズに搭載されている大型の冷却システムがないとすれば、このスコアは素晴らしい印象です。

 

ただし、長時間にわたり使い続けた場合は発熱しやすく、すぐにサーマルスロットリング(熱による破損を防ぐため、動作クロック数を下げる)が起こる可能性が高そう。

 

これまでの噂では、Galaxy Z Flip6のカバーディスプレイ(折りたたんだときの外側画面)は前モデルより大型化し、カメラもバッテリーも大幅に強化されるとされていました。そこに高速なチップも加われば、持ち運びやすくサクサク動くスマホになりそうです。

 

Source: Geekbench Browser
via: Sammobile

解凍した圧縮ファイルを自動でポイ! Mac作業の時短テクニック【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「解凍した圧縮ファイルを自動的にゴミ箱に入れる方法」です。

 

 

Macでは圧縮ファイルをダブルクリックすると、簡単にファイルを解凍することができます。しかし、大抵の場合、解凍後は元の圧縮ファイルは不要ですよね。解凍後に元の圧縮ファイルが自動的に削除されるよう設定しておけば、いちいちゴミ箱にドラッグする手間が省けます。さっそく手順を解説します!

 

手順はとても簡単。[command]キーと[スペース]キーを押してSpotlightを起動させたら、検索タブに「アーカイブユーティリティ」と入力し、アイコンをタップ。

 

するとアーカイブユーティリティが起動するので、メニューバーから「アーカイブユーティリティ」→「設定」と進み、「展開後」を「アーカイブをゴミ箱に入れる」に設定を変更すればOKです。

 

実際に解凍してみるとこんな感じ。解凍後、元の圧縮ファイルが自動でゴミ箱に入れられます。

 

この設定画面でアーカイブの保存場所やフォーマットなども変更できるので、必要に応じて設定しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

ドコモも「ahamo ポイ活」で参入! 大手キャリアのポイ活・マネ活プランは本当にお得?

大手通信キャリアはそれぞれ、「ドコモ経済圏」「au経済圏」「PayPay経済圏(ソフトバンク)」、そして「楽天経済圏」と呼ばれる、ポイント経済圏を構築しています。

 

各社とも囲い込みのため、特定のスマホプランに加入するとポイント還元率などが優遇される「ポイ活・マネ活プラン」の展開を進めており、2024年4月1日にはNTTドコモも新料金プラン「ドコモポイ活プラン」の提供を開始しました。

 

本記事では、ドコモポイ活プランの概要を解説するとともに、他社のポイ活・マネ活プランもチェックしていきます。

 

ドコモは「ahamo ポイ活」が先行スタート

ドコモのサイトから

 

ドコモポイ活プランは、「ahamo ポイ活」と「eximo ポイ活」の2つがラインアップしています。このうち2024年4月にスタートしたのはahamo ポイ活です。eximo ポイ活は、2024年の夏~秋頃の開始を予定しており、詳細はまだ発表されていません。

 

ここからは、ahamo ポイ活の仕組みをチェックしていきましょう。

 

ahamo ポイ活の仕組み

月額料金 概要
ahamo 2970円 月間20GBのデータ容量+国内通話5分無料
大盛りオプション 1980円 月間80GBのデータ容量
ポイ活オプション 2200円 オプション加入でdポイントの還元率がアップ
合計 7150円

※価格は税込です(以下同)

 

ahamoは月額2970円で20GBのデータ容量が使えるワンプラン制が採用されています(国内通話5分無料も付帯)。

 

この基本プランに月額1980円で80GBのデータ容量を追加できる「大盛りオプション」と、月額2200円の「ポイ活オプション」を適用させた、合計7150円のサービスがahamo ポイ活と位置づけられています。注意したいのはポイ活オプションを付ける場合、必ず大盛りオプションも適用しなければならないという点。毎月100GBも使用しない人には不向きなサービスと言えるでしょう。

 

7150円を支払ってahamo ポイ活に加入し、さらにd払いを使って決済をすると、ポイント還元率が+3%になるという特典を受けることができます(上限4000ポイント/月)。

 

ポイ活オプション還元の仕組み

ポイント還元対象となる
支払い方法
d払い
特典内容 dポイント(期間・用途限定)
+3%還元
ポイント上限 4000ポイント

 

+3%は、他社と比較して際立って大きな還元というわけではありません。ただし、注目したいのは、サービス開始と同時に始まったキャンペーンです。上限は4000ポイント/月と変わりませんが、キャンペーン期間中は+10%還元と高水準になっています。

 

こちらのキャンペーンは当面継続が予想されるので、キャンペーン期間中に限ってahamoを契約するという使い方でも良いでしょう。

ahamoのサイトから

 

個性が異なる大手通信キャリアのポイ活・マネ活プラン

ほかの大手通信キャリアは、ドコモに先行してポイ活・マネ活プランを展開しています。ここからは各社のプラン概要を見ていきましょう。

 

特典内容の幅広さが魅力の「auマネ活プラン 5G/4G」

auのサイトから

 

auマネ活プラン 5G/4Gの概要

月額料金 7238円
(auスマートバリュー適用で1100円割引可)
データ容量 無制限
特典内容 ・最大800円相当(不課税)のau PAY残高付与

・au PAYゴールドカードで「auマネ活プラン」の料金を支払うと、12か月間のみPontaポイント20%還元

・au PAYゴールドカード+au PAY利用で最大2%還元

・au PAYゴールドカード決済で最大1.5%還元

・auじぶん銀行の円普通預金金利が最大で年0.33%(税引前)になる

・auカブコム証券のクレカ積立時、ポイント還元率が12か月間のみ合計最大3.0%になる(13か月目以降は2.0%)

 

auは、ポイ活・マネ活向けプランとして、「auマネ活プラン 5G/4G」を提供しています。このプランの大きなメリットは、特典内容の幅広さ。au PAYゴールドカード、auじぶん銀行、auカブコム証券など、au経済圏のサービスを使えば使うほどお得になる仕組みとなっています。

 

ただし、特典期間が12か月間のみなど、一部制限があることに注意が必要です。

 

なお、auマネ活プランには、自宅インターネットとのセット割引「auスマートバリュー」の適用が可能なため、セットで契約できる人は月額料金が上記の金額から1100円割引となります。

 

割引を適用できるかでお得度が変わるソフトバンクの「ペイトク」

ソフトバンクのサイトから

 

ペイトクの概要

月額料金 ・ペイトク30:7425円

・ペイトク50:8525円

・ペイトク無制限:9625円
(3プランとも各種割引適用で2497円割引可)

データ容量 30GB/50GB/無制限
特典内容 PayPay(残高/クレジット)支払時に
利用プランに応じてポイント還元率がアップ【ペイトク30】

・還元率+1%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+2%(月間上限1000円相当)

 

【ペイトク50】

・還元率+3%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+6%(月間上限2500円相当)

 

【ペイトク無制限】

・還元率+5%、初めてのペイトク適用から3か月間のみ+10%(月間上限4000円相当)

 

ソフトバンクは、プランに加入することでPayPayの支払い還元率がアップする「ペイトク」を提供しています。月間データ容量が異なる3つのプランがラインアップされており、それぞれ還元率と月間の還元上限に違いがあることが特徴です。

 

それぞれのプランを見て、まず気になるのは高額な月額料金でしょう。「ペイトク無制限」の場合、月額1万円近くと他社よりもかなり高い水準となっています。ただし、ペイトクには家族割引や自宅インターネット割引などを複数適用できるので、最大で2497円の割引を適用できます。仮にペイトク無制限に割引を最大限適用すれば月額は7128円となり、auマネ活プランとほぼ同水準になります。

 

ソフトバンクを使う場合、割引を適用できるかがお得の分かれ目であると覚えておきましょう。

 

SPUが+4倍とかなり魅力な「楽天最強プラン」

楽天モバイルのサイトから

 

楽天最強プランの概要

月額料金 最大3278円
データ容量 ・3GBまで:1078円

・3GB超20GBまで:2178円

・20GB超無制限:3278円

特典内容 SPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍になる(月間獲得上限2000ポイント)

 

楽天モバイルは、auやソフトバンクのようにマネ活・ポイ活専用のプランは用意されておらず、「楽天最強プラン」のワンプランのみとなっています。

 

しかし楽天最強プランは、加入するだけで自動的にSPU(スーパーポイントアッププログラム)が+4倍になり、楽天市場での買い物がお得になります。

 

SPUは、楽天トラベル5000円以上利用で+1倍、楽天ブックス3000円以上利用で+0.5倍などが一般的。そんな中、プラン契約をするだけで+4倍になるのは非常に魅力的です。楽天経済圏でポイントを重点的に貯めたい人は、乗り換えを検討してみましょう。

 

ポイ活・マネ活プランは2つの傾向に分けられる

ここまで解説してきたとおり、大手通信キャリア4社のポイ活・マネ活プランを比較すると、各社とも特色のあるサービスを展開しています。

 

大きく分けると、

 

・ドコモとソフトバンクはd払いやPayPayなど、決済利用時の還元が手厚い

・auと楽天モバイルは、銀行や証券などのサービスを広く使うことで還元がより手厚くなる

 

という2つの傾向があると言えるでしょう。

 

月々のお金の使い方、決済方法、また家族構成などによってお得なプランが変わるので、各社の特徴を捉えたうえで自分に最適なサービスをチョイスしてください。

「Galaxy S25」でもサムスンとグーグルが提携!? 狙いはもちろん…

サムスンはGalaxy S24シリーズにおいてグーグルと協力し、生成AI機能の一部として同社の「Gemini Nano」を搭載しました。両社はさらに次世代機「Galaxy S25」シリーズでも提携を続け、第2世代Gemini Nanoを利用可能にするとの噂が報じられています。

↑グーグルとのコラボを継続(画像提供/サムスン)

 

リークアカウントの@negativeoneheroは、グーグルの第2世代「Gemini Nano」バージョンがGalaxy S25シリーズに採用され、サムスンが同製品でのオンデバイスAIを進化させるため、グーグルとの協力を始めたと述べています。

 

オンデバイスAIとは、外部のクラウドサーバーに依存せず、スマホ内で処理を完結させる仕組みのこと。サムスンの「Galaxy AI」はオンデバイスAIとクラウド依存AIが混ざっており、そのうちGemini Nanoはオンデバイスに属しています。

 

オンデバイスAIを動かすには、かなり強力なプロセッサを搭載する必要があります。先日もGalaxy S25シリーズにサムスン製の次期チップ「Exynos 2500」あるいはクアルコム製の「SnapDragon 8 Gen 4」が搭載されるとの台湾サプライチェーン情報がありましたが、どちらも強力なAI処理能力を備えるとみられ、今回のリーク情報と符合しています。

 

今のところ、第2世代Gemini NanoがGalaxy AIに追加の機能をもたらすのか、「リアルタイム通訳」など既存のものを強化するに留まるのかは不明。

 

ともあれ、Androidスマホでは最高クラスのハードウェアを製造するサムスンと、生成AIの最前線を行くグーグルが再びタッグを組むことで、Galaxy S25シリーズはさらに使いやすくなると期待したいところです。

 

Source: @negativeonehero
via: Wccftech

今度は「Pixel 8a」の色が流出!? 見覚えのあるラインアップ

グーグルの次期廉価スマートフォン「Pixel 8a」の本体カラーリングが四色判明したと、海外テックサイトのAndroid Headlinesが報じています。

↑流出したPixel 8aのカラー(画像提供/Android Headlines)

 

現行モデルの「Pixel 7a」では、ブルー、ホワイト、ブラック、レッド(正式名称はSea、Snow、Charcoal、Coral)の四色が投入されています。

 

Android Headlinesによれば、Pixel 8aには上画像のようにグリーン、ホワイト、ブラック、ブルー(正式名称はMint、Porcelain、Obsidian、Bay)の四色が存在するとのこと。これは、Pixel 8のグリーン(Mint)やブラック(Obsidian)、そしてPixel 8 Proのホワイト(Porcelain)やブルー(Bay)と共通したカラーラインアップです。

 

Pixel 8aは7aよりも丸みを帯びた本体デザインとなり、6.1インチディスプレイを搭載。プロセッサには「Tensor G3」の低クロック版が搭載されるとされています。

 

例年通りなら、Pixel 8aは5月14日から開催されるイベント「Google I/O」で発表されるはず。Pixel 7aと同様に、廉価ながらさまざまなAI(人工知能)機能を活用できる、コスパの高いスマホになってほしいものです。

 

Source: Android Headlines via 9to5Google

Pixel 9+最上位+折りたたみ。グーグルはどう名づける? 予想は…

グーグルの次期折りたたみスマートフォンの名称が「Pixel 9 Pro Fold」になると、海外テックサイトのAndroid Authorityが報じています。

↑次は「Pixel 9 Pro Fold」が投入される?

 

グーグルは2023年5月に、初となる折りたたみスマホ「Pixel Fold」を発表。内側に7.6インチ、外側に5.8インチのディスプレイを搭載しました。一方で、同社は今年ハイエンドモデル「Pixel 9」シリーズを投入すると期待されています。

 

Android Authorityによれば、グーグルの次期折りたたみスマホは「comet」というコードネームで開発されているとのこと。そして、Pixel 9シリーズでは通常のスマホが「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」の3機種、そして折りたたみスマホの「Pixel 9 Pro Fold」が投入されるというのです。

 

次期折りたたみスマホがPixel 9 Pro Foldと名付けられれば、これは製品がPixel 9シリーズの最上位モデルに位置づけられていることを、消費者にわかりやすくアピールできそうです。

 

近年、グーグルはフラッグシップのPixelスマートフォンを10月に発表しています。次期プロセッサ「Tensor G4」を搭載したPixel 9 Pro Foldも、それと同時に登場するかもしれません。

 

Source: Android Authority

「Apple Pencil」、将来はiPhoneに対応し充電は不要になる!?

将来の「Apple Pencil」は「iPhone」でも動作し、充電の必要がなくなるかもしれない……。そんな特許をアップルが出願していたと、Apple Insiderが報じています。

↑Apple PencilをiPhoneで使う日が来るかも(画像提供/Apple Insider)

 

現在販売されている「Apple Pencil(第2世代)」と「Apple Pencil(USB-C)」は、「iPad」シリーズでのみ動作します。iPadとの通信はワイヤレスで行い、マグネットやUSB-Cコネクタを通しての充電が必要です。

 

米国特許商標庁(USPTO)に出願されたのは、「スタイラス検出用の光感知対応ディスプレイ」というもの。この特許では、Apple Pencilに搭載されている反射板に光を反射することで、その位置や回転を検知します。これにより、Apple Pencilを充電しなくても利用できるようになるそう。

 

一方で、Apple Pencil(第2世代)はダブルタップによるツールの切り替えが可能です。Apple Pencilを充電しない場合、このような機能は利用できなくなりそうですが、ダブルタップした動きをiPhoneやiPad側から検知することを考えているのかもしれません。

 

特許のイラストでは、iPadだけでなくiPhoneやMacBook、さらにはApple WatchでApple Pencilを使っている様子が確認できます。Apple WatchでApple Pencilが実用的に使えるかどうかは不明ですが、iPhoneでApple Pencilを使って絵を描きたいユーザーは多いはず。今後のApple Pencilの進化に注目です。

 

Source: USPTO via Apple Insider

「iPhone 16」の金属製ダミーモデルが流出! 噂のキャプチャーボタンは自撮りがしやすそう

2024年秋に登場とみられる次期「iPhone 16」シリーズがどのようなデザインになるか、さまざまな噂や予想CG画像が届けられてきました。

↑EFTMが入手したiPhone 16シリーズのダミーユニット(画像提供/EFTM/YouTube)

 

最近では、テック系YouTuberがiPhone 16シリーズの全モデルの金属製ダミーユニットを入手し、公開しました。

 

こうしたダミーユニットは、一般的にサードパーティのケースやアクセサリー企業が独自に情報を入手し、スマートフォンが正式発表される前に製品を用意するために自作するものです。その製作にはかなりのコストがかかるため、情報にある程度の確信があると思われます。

 

さて、YouTubeチャンネルのEFTMは、金属製のiPhone 16シリーズ全モデルのダミーユニットを入手することに成功。この中で標準モデルについて確認できることは、まず背面デュアルカメラが噂通り縦並びになっていることです。

 

これはおそらく、Apple Vision Pro用の空間ビデオ撮影を可能にするため。すでにiPhone 15 Proモデルも空間ビデオ撮影が可能ですが、やはりメインカメラと超広角カメラが縦並びになっています。

 

また、iPhone 15世代ではProモデル限定だったアクションボタンが、iPhone 16シリーズでは標準モデルにも搭載されるという噂とも符合していました。これまでのサイレントスイッチが置き換えられる形のようです。

 

さらに、ビデオ撮影専用ボタンと言われるキャプチャーボタンも確認。これは向かって右側のサイドボタン(電源ボタン)の下にあり、背面カメラで撮影する場合は右手の人差し指で押しやすいポジションとなります。

 

今回のダミーモデルは実際にボタンを押せる作りのため、EFTMの動画内では自撮りを想定して右手で構えているシーンもありますが、この場合は右の親指が掛かる位置にあり、やはり押しやすそうです。

↑押しやすそう(画像提供/EFTM/YouTube)

 

さらにiPhone 15 ProとiPhone 16 Proのダミーモデルを重ね合わせたりもしていますが、少し後者の背が高いぐらいで、あとはキャプチャーボタン以外は大きな違いはありません。

 

EFTMはiPhone 16 Proのダミーモデルも公開していますが、その背面カメラもiPhone 15 Proと概ね同じ配置であり、「電気カミソリみたい」との予想が外れる可能性が高まりました。アップルはiPhoneのスタイリッシュさを守ると期待できそうです。

 

Source: EFTM(YouTube) 
via: Tom’s Guide

次期「iPhone SE 4」の全スペックが判明!? シネマティックモードが…

次期「iPhone SE(iPhone SE 4)」の全スペックとされる情報を、リークアカウントのNguyen Phi HungがXで発信しています。

↑iPhone SE 4はどのモデルに似る?

 

今回の報告は以前のリーク情報とは異なり、次期iPhone SEが「iPhone 14」ではなく「iPhone 13」に似ていると報告しています。ただし、iPhone 14と13のデザインに大きな違いはありません。本体には顔認証機能「Face ID」が搭載され、背面にはシングルカメラを搭載することで、「iPhone XR」に似ているとしています。

 

カメラに関しては、ナイトモードをサポートしない一方、1080p解像度のシネマティックモードが利用できるとのこと。これまでのiPhoneでは2個の背面カメラでシネマティックモードを実現していましたが、次期iPhone SEのシングルカメラでどのように同機能を利用するのかが気になります。

 

2025年の登場が期待されている次期iPhone SE。かなり魅力的なモデルになるかもしれません。

 

Source: Nguyen Phi Hung / X via Apple Insider

スマホの出荷台数でサムスンがアップルを追い抜いた!

2024年第1四半期(1月〜3月)のスマートフォンの出荷台数で、サムスンがアップルを追い抜いたと、調査会社のIDCが報告しています。

↑トップになったが…

 

IDCによれば、2024年第1四半期のアップルのスマホ出荷台数は5010万台で、前年同期の5540万台から9.6%減少したとのこと。これはスマホシェア上位5社の中で最も大きな減少幅です。

 

一方、サムスンは6010万台を出荷し、20.8%の市場シェアを獲得。見事、市場シェア1位を獲得しました。なお前年同期の同社の出荷台数は6050万台で、市場シェアは22.5%でした。2024年第1四半期のアップルの市場シェアは17.3%で、前年同期の20.7%から落ちています。

 

アップルとサムスンがともに市場シェアを落とした理由について、IDCは「これらの2社はハイエンド市場での地位を維持しているが、中国でのファーウェイの復活と、シャオミやTranssion、OPPO/OnePlus、Vivoの躍進により、拡大や多角化を模索しているだろう」と分析しています。

 

いまだにトップを走りつつも、勢いを落としつつあるアップルとサムスン。今後は廉価モデルの強化など、次の一手が求められることになりそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

【西田宗千佳連載】生成AIの進化で、ヘッドホンの「つけっぱなし」時代が来る?

Vol.136-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは最近増加中の“耳をふさがないイヤホン”。生成AIの進化によってヘッドホンの役割はどう変わっていきそうかをうらなう。

 

今月の注目アイテム

HUAWEI

FreeClip

実売価格2万7800円

↑形状記憶合金を使用したC-bridgeデザインを採用し、圧倒的な安定感と着けやすさを実現。さまざまな耳のサイズと形状に合い、スポーツ中でもしっかりとフィットして激しい運動でも落ちにくい。片耳単体では約5.6gと軽量だ

 

ヘッドホンの価値を高めるものといえば、いまでも本流は「音質」だ。とはいえ、ヘッドホンはすでに音楽だけを聞くものではない。スマホやPCなどと人間をつなぐ重要なインターフェースだ。20年前ならともかく、いまや通話をするのにヘッドホンやイヤホンを使う人は珍しくない。

 

AIが登場し、コンピューターが人間に近い声や文章を生成するようになってきた。人間の代わりに会話してくれる……というところまではいかないが、生成AIの進化を考えれば、今年じゅうには「いままでよりもずっと便利」な機能も現れる可能性がある。

 

そうなるとヘッドホンの扱いは変わる。現在のヘッドホンは「用事があるときにつけるもの」だったが、もしスマホやPCと連携してAIを活用するようになると、「いつでもつけている」ものに変わる可能性もある。

 

そうなると、インイヤー式のように耳に負担をかけるものや、オーバーヘッド式のように大きく邪魔なものは避けられるのかもしれない。耳たぶにつけるイヤーカフ方式や、耳にかけるオープン型、メガネのツルにスピーカーを仕込んだスマートグラスなどは、“より自然に、つけていることを忘れるような快適さ”を売りにしたデバイスになるかもしれない。

 

そのための用途開発は重要である。だが一方で、現在も“みんなが使いたくなる要素”について、明確な答えが出ているわけではない。だから、AIの技術が進化するだけで「つけっぱなしのヘッドホン」が主流になると考えるのは難しい。

 

だが、こうしたデバイスの定着は「スマホ依存」を軽いものにしていく可能性は高い。常にスマホを見てしまうのは、いつメールやメッセンジャーの返事がくるかわからないからでもある。必要なときにはすぐに音声で知らせてくれて、情報が欲しいときでも「画面を見る」のではなく「声で聞く」パターンでも使い勝手が落ちない……という形が実現できるとすると、スマホの画面を見るタイミングは少なくなる可能性がある。

 

スマホが不要になるわけではないが、画面を見なければいけないタイミングは、今後減っていくだろう。画面を見るときと見ないときのバランスを考え直すことは、人とスマホの関係をより良いものにしてくれるだろう。

 

次に課題となるのは、そういうサービスを誰が用意するかという点だ。

 

公正な競争という意味では、スマホ本体やOSのメーカーだけでなく、ヘッドホンメーカーであったり、単独でAIを開発している企業であったりも参加できるようにする整備をすべきだろう。

 

NTTなどの通信会社も生成AI技術を開発中である。彼らがAIに注力しているのは、スマホOSを作っているアメリカのビッグテックへの対抗意識であったりもする。ここで存在感を示せると、スマホが絡む企業の認知度・戦略でより幅広いオプションが用意できることになるだろう。

 

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次期「iPhone 16 Pro」のカメラ、フレアやゴーストが発生しにくい!?

2024年の投入が期待される「iPhone 16 ProおよびPro Max」に搭載されるカメラでは、フレアやゴースト(※)が発生しにくいとの情報が、韓国ニュースサイトのNaverに投稿されています。

↑レンズはまだまだ良くなりそう

 

※カメラにおけるフレアとは、レンズやボディの中で光が反射し、画面にムラやカブリが出る現象。ゴーストは、逆光時などにレンズ内に強い光が入ると、その中で反射した光が絞りの形などとして写る光の像のことを指す(参考:Canon「写真用語集」

 

iPhone 16 ProおよびPro Maxでは、画面が小さいProモデルにも5倍の光学ズームカメラが搭載されると予想されています。また、4800万画素の超広角カメラやより大きなイメージセンサーが搭載されるというも……。

 

Naverの投稿によれば、アップルは将来のiPhoneのカメラ向けに、フレアやゴーストを軽減することができる、反射防止コーティング技術をテストしているとのこと。これには、レンズ製造プロセスに新装置「原子層堆積法(ALD)」を導入することが含まれています。ALDを導入することで、カメラのレンズに反射防止コーティングを適用することができるのです。

 

今回の報告は、このALDが次期iPhoneのProモデルに適用されると言います。iPhone 16 ProおよびPro Maxのカメラはスペックが向上するだけでなく、撮影しにくい状況でも写真が動画がもっときれいに撮影できるようになるかもしれません。

 

Source: yeux1122 / Naver via MacRumors

グーグルの開発チーム、「かこって検索」の裏側を語る! 誤作動が起きるのは…

グーグルやサムスン製スマートフォンで使えるAI機能の「かこって検索」は、スマホ上で見つけたものを、アプリを切り替えずに検索できて好評を呼んでいます。

↑開発チームが裏側を語った

 

しかし、画面の下部にあるホームボタンあるいはナビゲーションバーを長押しすると、間違ってタスク切り替えを呼び出してしまったり、他のジェスチャー操作を使いたいのに、かこって検索が暴発したりするなど、一部では不満の声も上がっています

 

この点について、開発チームが操作性を改善していくとの趣旨をポッドキャストで語りました。

 

グーグル公式ポッドキャスト「Made by Google Podcast」の最新エピソードには、かこって検索の開発チームが出演。そこでは上記の操作について「製品の良し悪しを左右すると分かっていたので、最速のアクセス方法は何かを考えるのにすごく時間を費やした」と述べています。

 

最も重視したのは、OSのどこからでもアクセスできるということ。そうした発想から、ホームボタンまたはナビゲーションバーを長押しする現在の方法にたどり着いたそうです。

 

暴発しやすいとの苦情に対しては「まだ先があり、ユーザーが望むときに発動され、望まないときに発動されないようにするために多くの努力をしている」とコメント。現在進行形で改善を進めているようです。

 

また、かこって検索は、実際にはGoogleレンズが大きな役割を果たしていることも明らかになりました。Googleレンズとは、写真や画像を認識し、名前や詳細情報まで教えてくれるアプリのこと。

 

すなわち「技術の多くは、実際には(Google)レンズであり、ビジュアル検索機能、画面上のOCR(光学文字認識)です」と言います。

 

かこって検索の開発は、2023年1月頃にスタートしたそう。同チームは、Googleレンズのように対象をタップして選ぶほうが「丸でかこう」より速いと認めつつも、こちらのほうが「楽しい」と感じたと語っています。

 

今のところ人気が急上昇している使い方は、画像の中のテキストをコピーすること。例えば、YouTubeの字幕や、Instagramアプリ内のテキストなど、普通はコピー&ペーストできないものもコピーしたり検索したりできます。

 

グーグルは今後も「かこって検索」で多くのことを計画しているそう。できることがもっと増えたり、対象スマートフォンが拡大したりするのでしょうか? 今後の発展に期待です。

 

Source: Made by Google
via: 9to5Google

Galaxy S24とiPhone 15が「5G通信速度」対決! 圧倒的な差が判明

アップルのiPhoneとサムスンのGalaxy Sシリーズは、互いに性能などを競い合う良きライバルです。さまざまな面でつばぜり合いを繰り広げるなか、あるテストでGalaxy S24シリーズの5G通信速度が大半の国でiPhone 15シリーズを上回ったとの結果が出ました。

↑5G通信速度で圧倒的な差が…

 

インターネット接続のスピードテストを無料で提供するOoklaは、5Gスマートフォンの性能に関する最新レポートを発表。そこではGalaxy S24シリーズでの5G性能の中央値(データを小さい順に並べたとき真ん中に位置する値)がiPhone 15シリーズをしのいでいると述べています。

 

この調査は2月1日~3月24日にかけて、アジア太平洋、中東・アフリカ、欧州、北米でデータを取得。それによれば、「サムスンのGalaxy S24ファミリーは、今回の調査で15か国中7か国において、5Gダウンロード速度の中央値で統計的に有意なリードを示した」とのことです。

 

かたやiPhone 15シリーズは1か国でトップを獲得したものの、「Galaxy S24とiPhone 15の速度差は、分析対象国の一部ではごくわずかだった」と述べています。つまり、7か国ではGalaxy S24シリーズが大差で上回り、iPhone 15シリーズが勝っているのは1か国だけということです。

 

例えば、米国ではS24の中央値がiPhone 15より34Mbps速いことが判明。同様に香港ではS24がiPhone 15を20Mbps以上も上回り、アラブ首長国連邦でもS24はiPhone 15に9Mbpsの差を付けていました。

 

ただし、日本ではiPhone 15シリーズとGalaxy S24シリーズともに5Gのダウンロード速度が安定しているとのこと。Galaxy AIなどの新機能をすぐに楽しまなくてもよければ、新型Galaxyスマホを急いで買わなくてもいいと同レポートは述べています。

 

日本国内で使う分には差が出ないようですが、海外旅行や出張が多い人は、Galaxy S24シリーズを持っておくと快適なインターネットが楽しめそうです。

 

Source: Ookla
via: 9to5Mac

サムスン、「Galaxy AI」をGalaxy S22シリーズなどにも5月から提供へ! 使える機能は…

先日、サムスンの公式フォーラムで予告されていましたが、ついにGalaxy S22シリーズおよび2022年発売の全フラッグシップ機にGalaxy AI機能がやって来ると公式に発表されました。

↑広がるGalaxy AI(画像提供/サムスン)

 

サムスンはOne UI 6.1(Android 14をベースにした最新インターフェース)を、対象となるGalaxyスマートフォンに5月から提供開始。その一環として、Galaxy S24シリーズから導入された「Galaxy AI」の人気機能をGalaxy S22シリーズやGalaxy Z Fold4およびGalaxy Z Flip4、Galaxy Tab S8シリーズにも拡大します。

 

つまり、2022年内に発売されたサムスン製フラッグシップ機全てが恩恵を受けることになります。改めて確認しておくと、次のデバイスが対象となります。

 

  • Galaxy S22
  • Galaxy S22+
  • Galaxy S22 Ultra
  • Galaxy Z Fold 4
  • Galaxy Z Flip 4
  • Galaxy Tab S8
  • Galaxy Tab S8+
  • Galaxy Tab S8 Ultra

 

また、これらのデバイスで利用できる主なGalaxy AI機能は以下の通りです。

  • かこって検索
  • チャットアシスト
  • 通訳
  • リアルタイム通訳(電話)
  • ノートアシスト
  • 文字起こしアシスト
  • AIによる壁紙生成
  • 写真編集の提案
  • AIによる写真編集

 

現時点でGalaxy S24シリーズからやってこない唯一のAI機能はインスタント・スローモーション(動画にAIが新たなフレームを追加した滑らかなスローモーション再生)だけ。少し古めの機種であれ、最新のAI機能が使えるのはうれしい限りです。

 

Source: Samsung
via: Wccftech

「iOS 18」のAI機能、クラウドサーバーを使用しない設計になる?

2024年中のリリースが期待されている「iOS 18」のAI(人工知能)機能は、クラウドサーバーに依存しない設計になると、米ブルームバーグが報じています。

↑AIはデバイス上で動作する?

 

iOS 18ではアップル初のAI機能の搭載が期待されており、Siriや生産性アプリ、Apple Music、Xcodeといったアプリの進化がされています。一方で、アップル独自のAIチャットボットが搭載されないとの気になる情報も……。

 

今回の報道によれば、iOS 18のAI機能は完全にデバイス上で動作するとのこと。また、グーグルの「Gemini」やOpenAIの「ChatGPT」、百度(バイドゥ)の「Ernie」などのクラウドベースのAI機能が提供される可能性もまだあるとしていますが、それがiOS 18かその後となるのかは不明です。

 

以前には著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏などは、アップルがAIサーバーを積極的に購入していると報告していました。このことから、将来的にはアップルの自社開発のAI機能が提供される可能性もありそうです。

 

アップルは6月10日から開発者向け会議「WWDC24」を開始し、iOS 18を含むAI機能を発表するとみられています。iOS 18のAI機能がクラウドサーバーを使用しないことで、安全性の向上などのメリットが期待できそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iPhone 15」、2024年後半から中古の純正部品で修理できるように

アップルは、中古の純正部品が2024年後半から修理に利用できるようになると発表しました。これには「iPhone 15」とそれ以降のモデルが含まれます。

↑iPhone 15も自分で修理できるように(画像提供/アップル)

 

自分のデバイスを修理できる権利を要求する消費者などが世界的に増えるなか、アップルは「セルフサービス修理(Self Service Repair)プログラム」を展開しています。これにより修理業者や個人のユーザーは同社から純正部品や修理マニュアルを入手することが可能になりました。

 

アップルによれば、中古の純正部品による修理はiPhone 15とそれ以降のモデルのディスプレイ、バッテリー、カメラなどの部品に適応されるとのこと。最終的には、「Face ID」や「Touch ID」に使用される生体認証センサーにも適用されると言います。

 

iPhoneが修理されている場合、設定アプリの「一般」→「バージョン情報」→「部品とサービス履歴」に、修理された純正部品が新品か中古であるかが表示される予定。また、修理の際にデバイスのシリアル番号を提供する必要がなくなるとも発表されました。さらに、盗難iPhoneの使用を防ぐアクティベーションロック機能が、部品にも拡大されます。

 

アップルは中古の純正部品による修理を導入する狙いについて、「部品の寿命を延ばすことで、より環境に優しくなる」と語っています。また中古部品による修理は、新品部品を購入しなくて済むのでユーザーのお財布にも優しいものとなりそうです。

 

Source: Apple, The Washington Post via MacRumors

アップル、「M4」を搭載したMacシリーズを2024年後半から一気に投入!?

アップルの次期チップ「M4」シリーズを搭載したMacが2024年後半から投入されると、米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑今年は買い替えちゃおうかな…

 

現在の最新モデルのMacは「M3」シリーズのチップを搭載。一方、「Mac mini」や「Mac Studio」「Mac Pro」など、まだ「M2」シリーズのままでM3に刷新されていないモデルも存在します。

 

ガーマン記者によれば、M4を搭載したMacは今年後半から登場するとのこと。さらに、2025年にもM4を搭載したMacのリリースは続きます。報告されているM4 Macは、以下の順番にリリースされるそうです。

 

・ローエンドなM4 MacBook Proと24インチのM4 iMac: 2024年末頃

・14インチ/16インチのM4 Pro/M4 Max MacBook Pro: 2024年末から2025年初頭

・M4/M4 Pro Mac mini: 2024年末から2025年初頭

・13インチ/15インチのM4 MacBook Air: 2025年春頃

・ハイエンドなM4 Mac Studio: 2025年半ば頃

・M4 Ultra Mac Pro: 2025年後半

 

同記者によれば、一部のハイエンドデスクトップMacはM3チップをスキップするそう。これは、Mac StudioやMac Proを意味しているようです。

 

AI(人工知能)関連の機能が強化されるとも噂される、M4チップ。これを搭載したMacがどれほどのパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル、AndroidからiPhoneにラクに引っ越しできるアプリ「iOSに移行」と解説動画を公開

アップルは、AndroidスマートフォンからiPhoneへの引っ越しを助けるアプリ「iOSに移行」をリリースし、その使い方を解説する動画を公開しています。

↑iOSへの移行が動画でもわかる(画像提供/アップル)

 

AndroidユーザーがiPhoneに乗り換えることは、意外とよくあるもの。2023年の市場調査でも、iPhoneを買った人の13%が以前はAndroidを使っていたとの結果が出ていました。過去5年間でも、およそ11~15%の範囲で安定しているとのことでした

 

アップルは、そのプロセスを簡単にするための無料Androidアプリ「iOSに移行」を3月中旬に配信開始しました。

 

うれしいのは、他にクラウドストレージなど保存する場所を用意することなく、AndroidスマホからiPhoneに直接データを移動できること。しかも、Wi-Fi経由で行われるため、有線ケーブルでつなぐ必要もありません。

 

転送される主なデータは次の通りです。

  • 連絡先
  • メッセージ履歴
  • カメラの写真とビデオ
  • メールアカウント
  • カレンダー
  • WhatsAppコンテンツ

 

さて、「iOSに移行」アプリの使い方。これはまず、新しいiPhoneの初期設定から始まります。すでに使用中のiPhoneであれば、完全に初期化(工場出荷設定時に戻す)必要があります。

 

  1. iPhoneの初期設定中に「アプリとデータを転送」画面で「Androidから」をタップ
  2. Androidに「iOSに移行」をインストール
  3. iPhoneに戻って「続ける」をタップ
  4. 表示される6桁または10桁のコードをAndroidの「iOSに移行」アプリに入力
  5. iPhone側が一時的なWi-Fiネットワークを作成。Androidスマホをそのネットワークに接続
  6. Androidアプリ側で、転送したいコンテンツを指定
  7. 選択したら「続ける」をタップ

 

これで、転送プロセスが始まります。転送中は二つのデバイスを電源に接続したままにしておくこと。また両方とも転送完了と表示するまで、一切触ってはいけません。

 

アップルはその逆に、iPhoneからAndroidにデータを引っ越すツールも開発中と述べていました。そちらのリリースも待ちたいところです。

 

Source: Apple
via: Cult of Mac

マイクロソフト、「Windows 11」のスタートメニューに広告表示を再テスト中!

マイクロソフトはWindows 11のスタートメニューにアプリの広告を表示するテストを開始しました。今のところ米国のWindows Insider(一般提供前にWindowsの新機能をいち早く試せるプログラムの参加者)のみを対象にしていると、公式ブログで発表しています。

↑また広告をテスト中

 

これまでのWindows 11のスタートメニューでは、ピン留め済みのアプリや最近使ったアプリ・ファイルやインストールしたものが「おすすめ」として表示されています。

 

しかし、Windows 11の最新Insiderビルドでは、「おすすめ」の中にMicrosoftストアで配布しているアプリが混じるようになりました。マイクロソフトが掲載した画像の例では、パスワード管理アプリの「1Password」が表示されています。

↑「おすすめ」の中に「1Password」が表示されている(画像提供/マイクロソフト)

 

もしもマイクロソフトがアプリ開発者からお金をもらっていないとしても、同社はストアを通じて配布されるアプリの代金やアプリ内購入から手数料を受け取っているため、事実上広告であることに変わりはありません。

 

すでにX(旧Twitter)ユーザーも、この広告が現れたと報告しています。

 

もっとも、「設定」>「個人用設定」>「スタート」から、「ヒント、ショートカット、ニュースアプリなどのおすすめを表示する」をオフにすれば、簡単に無効化できます。

 

マイクロソフトがWindowsのなかで広告を表示するのは、今回が初めてではありません。2023年もファイル・エクスプローラーに広告をテストしていたことがありましたが、正式版に実装されることはありませんでした。

 

今回も同社は「私たちは定期的にフィードバックを得るため、Windows Insidersでリリースされない可能性のある新たな体験やコンセプトを試しています」「ご意見をお聞かせください」と述べています。もしも、あまりに不評であれば、「おすすめ」と称した広告表示はやめるかもしれません。

 

Source: Microsoft
via: 9to5Google

「Pixel 8a」の新たな目撃情報を入手! 今度は米大手キャリアがうっかり掲載

グーグルの廉価版スマートフォン「Pixel 8a」が準備中であることを裏付ける情報が次々と報じられ、先日もBluetooth SIG認証を取得したことが明らかとなり、発売が近づいているとみられています。

↑Pixel 8aの目撃情報を入手(画像はPixel 7a)

 

そんな中、今度は米国の大手キャリアの公式サイトでPixel 8aが目撃されました。

 

著名リーカーのEvan Blass氏は、UScellularのウェブサイトで見たというスクリーンショットを公開。そこには「Google Pixel 8a」とハッキリ書かれています。同社はPixel 8aのチュートリアルも早々に公開してしまったものの、すでに削除済みです。

 

今回の画像では、前モデルPixel 7aよりも本体が丸みを帯び、ベゼルは少し細くなりながらも上位モデルPixel 8より太く、他のPixelスマートフォンとは一線を画すデザインが確認できます。

 

先週末にも、Pixel 8aに4つの本体カラーバリエーションがあることをAndroid製品情報サイトのAndroid Headlinesが「独占情報」として掲載。それらはObsidian(黒)、Mint(ミント)、Porcelain(ポーセリン)、Bay(青)の4つとされ、それぞれの写真も公開していました。

 

今のところ、Pixel 8aの予想スペックは次の通りです。

  • 画面サイズと解像度: 6.1インチ/2400×1080(Pixel 7aと同じ)
  • 最大リフレッシュレート: Pixel 7aの90Hzから120Hzにアップ
  • HDRのピーク輝度: 1400ニト
  • 有線映像出力(DP Alt Mode)に対応
  • 搭載チップ: Tensor G3(Pixel 8シリーズに採用)のマイナーチェンジ版
  • 内蔵ストレージ: 128/256GBの2種類
  • カメラ: メインカメラ64MP/超広角カメラ13MP(Pixel 7aと同じ)
  • バッテリー容量: 約4500mAh
  • 有線充電速度: 最大27W
  • 米国での価格: 500~550ドル(約7万7000円〜8万5000円〔※〕。前Pixel 7aは499ドル~)

 

おそらくグーグルは、5月14日に開催する年次イベント「Google I/O」でPixel 8aを正式発表するはず。価格がなるべく安くなるよう期待しつつ、当日を待ちたいところです。

※1ドル=約154円で換算(2024年4月16日現在)

 

Source: Evan Blass(X)
via: PhoneArena

「iOS 18」でSafariに「AIアシスト機能」が搭載される?

例年通りなら今秋にリリースされる「iOS 18」では、「Safari」ブラウザに「ブラウジングアシスタント」機能が搭載される可能性があると、開発者のNicolás Álvarez氏が報告しています。

↑とにかくAIに注目

 

iOS 18ではAI機能により、「Siri」の機能強化や「生産性アプリ」でのオートコンプリート機能、「Apple Music」でのプレイリストの作成機能、「Xcode」でのプログラムの補完機能などの登場がされています。

 

Álvarez氏が発見したアップルのサーバー上のコードによれば、Safariのブラウジングアシスタントは「iCloud」のプライベートリレーのインフラを利用し、プライバシーを守った状態でデータをアップルに送信するとのこと。この仕組みにより、同機能は「iCloud+」のサブスクリプションの購読が必要となる可能性があります。

 

現時点では、Safariのブラウジングアシスタントがどのようなものなのかは判明していません。なお、OpenAIの「GPT-4」を内蔵したマイクロソフトの「Copilot」や、「Edge」ブラウザの「Arc Search」機能では、Webページを要約して簡潔な情報を取得することができます。Safariのブラウジングアシスタントは、これと似たような機能を含んでいるのかもしれません。

 

さらにÁlvarez氏は、iOS 18では「暗号化ビジュアル検索(Encrypted visual search)」ができるとも指摘しており、これはヘッドセット「Apple Vision Pro」に関連したものとなりそうです。

 

アップルは6月10日から開発者向け会議「WWDC24」を開催する予定。今回明らかになったSafariのブラウジングアシスタントを含め、同社のAIに関する取り組みに注目が集まります。

 

Source: Nicolás Álvarez / X via MacRumors

「iPhone 16 Plus」の新色が判明!? 噂の2色は…

2024年の投入が期待される「iPhone 16 Plus」は、新色の「ホワイト」と「パープル」を含む7色で展開される予定だと、WeiboアカウントのFixed Focus Digitalが報告しています。

↑ホワイトとパープルが新たなに仲間入り?(画像提供/MacRumors)

 

現行モデルの「iPhone 15 Plus」では、「ブルー」「ピンク」「イエロー」「グリーン」「ブラック」がラインナップされています。これは標準モデルでも共通していますが、Fixed Focus Digitalによれば、iPhone 16 Plusのカラーラインナップは、基本的にiPhone 15 Plusのものを引き継ぐとのこと。そして新色を加えることで、「ブルー」「ピンク」「イエロー」「グリーン」「ブラック」「ホワイト」「パープル」の7色が投入されるというのです。

 

なお、「ホワイト」「パープル」がiPhone 16にも投入されるのかどうかは現時点では不明。

 

一方、上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」には、新色の「スペースブラック」「ローズ」が投入されるとの噂もあります。さらに、「ブルーチタニウム」はなくなるとも伝えられています。また、新たなチタン加工技術により、洗練された外観になるとの情報も登場しています。

 

なお、今年は「iPhone 15」に春の新色が登場しないとの噂もあります。その代わり、iPhone 16 Plus(とiPhone 16)ではより多くのカラーリングが用意されるのかもしれません。

 

Source: Fixed Focus Digital / Weibo MacRumors

春なのに…。「iPhone 15シリーズ」に新色が投入されない可能性が浮上

「iPhone 15/15 Plus」には春の新色が投入されない可能性があると、WeiboアカウントのInstant Digitalが報告しています。

↑春の新色はなさそう?

 

近年、アップルは春にiPhoneの標準モデルとPlusモデルに新色を投入するようになりました。例えば、「iPhone 13/13 Plus」では2022年3月にグリーンが、そして「iPhone 14/14 Plus」では2023年3月にイエローの新色が投入されました。

 

しかし、Instant Digitalによれば、iPhone 15では春の新色が投入される気配がないとのこと。また、2024年はすでにiPhoneケースとApple Watchバンドに新色が投入されていることも、iPhone 15に春の新色がないことを示唆していると言います。

 

なぜアップルがiPhone 15/15 Plusに春の新色を投入しないのかは現時点では不明。その一方、同社は「次期iPad Pro」と「次期iPad Air」の投入時期をたびたび延期していると報じられており、それによって社内の開発リソースをiPhoneの新色に割けない…という事情があるのかもしれません。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

Apple Watchの「ゴーストタッチ」問題は終わっていなかった…。Series 7以降のモデルで起きている可能性も

数か月前、一部のApple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2で、画面を触っていないのに反応するという「ゴーストタッチ」症状が起きるとの報告がありました

↑誤作動問題は終わらない

 

最近では、このバグがApple Watch Series 7、Apple Watch Series 8、Apple Watch Ultraにも影響を及ぼしていることを、アップルが認定サービスプロバイダ向けのメモで述べていると報じられています。

 

アップル関連情報サイトのMacRumorsが入手した内部メモによると、サービスプロバイダはゴーストタッチ対応で本体を交換せず、代わりに強制的に再起動して問題を解決するようユーザーに伝えるよう指示しているそう。

 

ちなみにApple Watchの強制的な再起動は、サイドボタンとデジタルクラウンを同時に長押しすることで可能です 。

 

また、アップルのメモでは、症状が起こったApple Watchが最新バージョンのwatchOSをインストールしているかを確認するよう求めているとのことです。

 

ゴーストタッチは、何も操作していないのに「不規則にジャンプ」したり、予期せぬ動作を起こしたり、勝手に電話をかけたりすることを指すほか、ユーザーがパスコードを入力できなくなる可能性もあります。

 

ゴーストタッチは、3月初めに配信されたwatchOS 10.4にて「一部のユーザでディスプレイの誤タッチが発生する問題」として解決されたはずでした。それでも解決し切れていないとすれば、近い将来にさらなる修正アップデートが行われるかもしれません。

 

Source: MacRumors

「Galaxy AI」、5月に過去モデルでも利用可能に! 対象機種は…

サムスンの新たなAI機能「Galaxy AI」は便利ですが、今のところGalaxy S24シリーズなど一部の製品にしか提供されていません。Galaxy S23シリーズなどもアップデートによって順次対応する予定ですが、それでも新しめのデバイスに限られています。

↑5月にやって来る(画像提供/サムスン)

 

しかしサムスンは、Galaxy S22やGalaxy S21シリーズなど数年前の製品にも、早ければ5月にAI機能を搭載すると明らかにしました。

 

韓国向け公式フォーラムでサムスン社員が、Galaxy AI機能を搭載したOne UI 6.1がGalaxy S22シリーズのほか、2021~2022年に発売されたGalaxy SシリーズやGalaxy Z FoldおよびFlipといった折りたたみスマホにもやって来ると述べています。

 

これは先週、サムスンが「さらに多くのGalaxyユーザー」がまもなくAI機能が使えると述べたコメントとも一致しています。

 

ただし、具体的にはフラッグシップ水準の製品に限られ、Galaxy S21 FEやGalaxy Tab S8 FEなど廉価モデルは対象外となる模様。それでも、これでGalaxy AIが使えるデバイスがさらに増えることになります。

 

また、アップデート対象となっても、全てのGalaxy AI機能が追加されるとは限らないそう。機能によっては、ある程度は新しい、あるいは一定の性能以上のチップやRAM容量が必要なためと思われます。

 

Galaxy AIのほぼ全機能が使える見通しの端末は次の通りです。

  • Galaxy S22
  • Galaxy S22+
  • Galaxy S22 Ultra
  • Galaxy Z Fold 4
  • Galaxy Z Flip 4
  • Galaxy Tab S8
  • Galaxy Tab S8+
  • Galaxy Tab S8 Ultra

 

また、「かこって検索」 や「マジックリライト」のみがサポートされる予定の機種は次の通りです。

  • Galaxy S21
  • Galaxy S21+
  • Galaxy S21 Ultra
  • Galaxy Z Fold 3
  • Galaxy Z Flip 3

 

古くなるほど使える新機能にも制限がありますが、それでも旧機種でAIが活用できるのは素晴らしいこと。ソフトウェア・アップデートが配信される日を楽しみに待ちたいところです。

 

Source: Samsung
via: 9to5Google

アップル幹部、MacBookベースモデルのRAMは「8GBで十分」と擁護

最近のMacBookは優れたAppleシリコン(独自開発チップ)を搭載していますが、それだけにベースモデルのRAMが8GBしかないことに不満の声が少なからず上がっています。

↑必要なRAMの容量は使い方次第

 

この件についてアップル幹部がコメントし、MacのRAMは8GBで十分との趣旨を述べています。

 

台湾メディアのIT Homeの取材に対して、アップルの製品マーケティング担当幹部Evan Buyze氏は、8GBのRAMを搭載したMacを支持すると語りました。

 

すなわち8GBのRAMは、ほとんどのユーザーがMac上で行うタスクに適しているとのこと。その例としてウェブの閲覧やメディア再生、軽い写真・ビデオ編集、カジュアルなゲームなどを挙げていますげ。

 

さらにハードウェア・エンジニアリング担当副社長のKate Bergeron氏は、Appleシリコンのユニファイドメモリ構造のおかげで、Macはチップに内蔵されたハードウェアをフル活用できると自画自賛しています。

 

ユニファイドメモリとは、CPUとGPUとRAMを一つのチップに統合したシステムのこと。CPUとGPUが同じRAMを使うことで、別にグラフィックメモリを用意する必要がなく、効率よく性能が引き出されるというわけです。

 

昨年、別のアップル幹部も同じ趣旨を主張しつつ「M3 MacBook Proの8GBは、他社の16GBに匹敵する」と述べていました

 

このインタビューは最近発売されたM3 MacBook Airに焦点を当てているため、一部は真実と言えます。実際、RAMが8GBあれば、ウェブを見たり動画を再生する程度では、何も困ることはないはず。

 

しかし、Macをビデオ編集やプログラミングに使ったり、あるいは重めのゲームを遊ぶ場合は、不自由に感じることが少なからずあるかもしれません。

 

いろんな用途に使いたければ、買う際にRAM 16GBにアップグレードしておくほうが無難でしょう。とはいえ、そのために追加で3万円を支払うことになるため、悩ましいところです。

 

Source: IT Home
via: 9to5Mac

急な雨や雷にも慌てない! iOSの「天気」アプリが雨の予報を事前にお知らせ【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「天気」アプリから雨予報の通知を受け取ろう!」です。

 

 

iOS 17では、「天気」アプリがパワーアップしました。現在地で降雨や降雪、また雷など特定の気象現象の発生が予測されるときに、アプリから通知を受け取れるようになったんです。この機能を使えば、急な雨や雷に慌てることを防げます。早速手順を解説しましょう!

 

まず最初に「設定」アプリを開き、「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」→「天気」と進み、位置情報の利用許可を[常に]に設定しておきます。このときに、画面下部にある「正確な位置情報」をオンにしておくことで、より精度の高い現在地の通知を受け取ることができます。

 

続いて、ホーム画面に戻り「天気」アプリを開きましょう。画面右下のアイコンをタップしたのち、右上のボタンをタップし[通知]を選択します。するとポップアップが表示されるので、[続ける]→[許可]と進み、「天気」アプリからの通知を許可します。すると「重大な気象」と「これから1時間の降水の強さ」の通知のオンオフが選べるので、こちらをオンにすれば設定は完了です。

 

これで、雨や雪などが降る前に通知が届くので、急な雨に濡れることを防げますね。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

聴かせたい音楽をどんどんシェア! 「ミュージック」プレイリストをみんなで編集しよう【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「ミュージック」のプレイリストを友達と共有&編集しよう」です。

 

 

自分で作ったプレイリストを友だちにも勧めたい。そんなときに便利なのがプレイリストの共有機能です。この機能は以前からもありましたが、iOS 17.3では共有した相手がプレイリストを編集できるようになりました。共有したプレイリストにお互い好きな曲を追加しあう…なんて楽しみができますね。早速、その方法を紹介してみましょう。

 

まずはプレイリストの共有方法を見ていきましょう。「ミュージック」アプリを開き、[ライブラリ]、[プレイリスト]と進み、共有したいプレイリストを選びます。プレイリストが開いたら、画面上部にあるアイコンをタップ。するとポップアップが開くので、[共同作業者を承認]をオンにして[共同作業を開始]をタップします。

 

次に共有相手を選択します。もし共有したい相手が候補に表示されていなければ、[コピー]を選んで「メッセージ」などでリンクを送りましょう。

 

ちなみに共有したい相手が目の前にいる場合はQRコードを使って招待することも可能です。先ほどと同様に画面上部のアイコンをタップし、[QRコード]を選択。表示されたQRコードをスキャンしてもらえばOKです。

 

では続いて、招待された人の動作を確認しましょう。

 

メッセージやメールから[プレイリストに参加]をタップ。すると「ミュージック」の参加承認画面に切り替わるので[参加をリクエスト]を選択します。

 

リクエストが承認されると、招待された人が自分のプレイリストと同様に再生したり、編集したりすることが可能です。

 

ちなみに、共有をやめる場合は、共有中のプレイリストを開き、画面上部のアイコンをタップ。「共同作業」の横にある[停止]をタップすれば、参加者全員の共同作業が停止されます。個別のユーザの共同作業を停止したい場合は、対象のユーザ名を左にスワイプし[削除]を選べばOKです。

 

なお、この機能はApple Musicの契約者だけが使える機能です。その点にだけ注意しましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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スマートウォッチはまだ発展途上。製品が増え続けるウェアラブルの主役は?

現在、ウェアラブルデバイスの主役はスマートウォッチです。正確なデータはありませんが、おそらくウェアラブルデバイス全体の中で、スマートウォッチとスマートバンドが圧倒的なシェアを占めていると思われます。

 

では、2月26日〜29日にスペイン・バルセロナで開催された「MWC Barcelona 2024」において注目を集めたピン型デバイスやスマートリングなどが台頭し、今後ウェアラブルの覇者となり得るのか? 筆者の個人的な見解ではありますがそうはならず、むしろ、これからさらにスマートウォッチの普及が進むと予測します。

 

それはなぜか? ここではその理由を、MWCで出展された注目デバイスを紹介しながら、紐解いていきましょう。

 

次世代のウェアラブルとして注目された「AI Pin」

MWCといえば、個人的にはスマホの最新機種が発表されるのを楽しみにしたイベントでした。ですが、今年は日本市場に進出しているメーカーで新製品を発表したのはシャオミのみ。展示の中心は、デバイスから「AI」や無線アクセスネットワークの仕様をオープンにする「Open RAN」などの技術に移っていました。

↑シャオミはMWCの前日に、最新フラッグシップ「 Xiaomi 14」シリーズを発表。MWCの同社ブースも賑わっていた

 

そんななかで、おそらく来場者から最も注目されていたであろうデバイスは、クアルコムのブースに展示されていた「AI Pin」です。アメリカのHumaneという会社が開発したウェアラブルデバイスで、ピンバッジのように衣服の胸あたりに装着し、主に声で操作する仕組み。小さいながらもマイク、スピーカー、カメラ、レーザープロジェクターなどを搭載し、クアルコム製のチップとeSIMが内蔵されています。

↑AI Pinは衣服を挟むようにマグネットで装着する

 

↑音声やタッチで操作する

 

GoogleアシスタントやSiriのように、話しかけて必要な情報にアクセスすることが可能。AIにより、一問一答ではなく会話する感覚で情報を絞り込んだり、外国語を通訳したり、要約したりといったこともできるとのこと。取得した情報をプロジェクターで手のひらに投影することができ、その際、指先をくっつけたり、開いたりといったジェスチャーで、機能を切り替えることも可能。カメラで何かしらを撮影して、画像認識技術で、被写体についての情報を調べたりすることもできます。

↑調べた情報や受信したメッセージなどを、このようにプロジェクターで映せる。アプリを使わずに、さまざまな情報にアクセスできることも特徴

 

AI Pinは今回初めて発表されたわけではなく、アメリカでは昨年11月から発売されています。価格は699ドル(約10万6000円)。世界中の通信事業者やベンダーが一堂に会するMWCでは、ひときわ注目を集め、多くの国・事業者から引き合いがあったようです。MWCの期間中に、Humaneはソフトバンクとパートナーシップを締結することを発表。正式な発表はまだながら、日本ではソフトバンクが独占発売することになりそうです。

 

サムスンの「Galaxy Ring」の詳細は明らかにされず……

MWCでは、もうひとつ世界から注目されているウェアラブルデバイスが出展されていました。サムスン電子の「Galaxy Ring」です。1月にアメリカで開催した新製品発表会で予告していたもので、MWCで詳細が発表されることが期待されていました。しかし、MWCのサムスンブースでは、ショーケースに収められた状態での展示で、実際に触れることはできず。新たに公開される情報はほとんどありませんでした。

↑Galaxy Ringは、このようなショーケースに展示されていた。カラバリはゴールド、シルバー、ブラックの3色になるようだ

 

↑リングの内側にセンサーらしきものを確認できた

 

ただし、サムスンのVIPの発言などから、Galaxy Ringがヘルスケア機能に特化したスマートリングであるのは確実で、同社が推進する「Galaxy AI」に結び付くデバイスになるようです。

 

ドコモのブースには最新のスマートグラスを展示

MWCではメガネ型のスマートグラスの出展もありました。NTTドコモのブースには、ドコモの子会社でXR事業を手掛けるNTTコノキューがシャープと共同で開発したスマートグラスのプロトタイプが展示されていました。

↑NTTコノキューとシャープの合弁会社、NTTコノキューデバイスが開発中のXRグラスのプロトタイプ。今年半ばの発売になる見通し

 

スマホと無線で接続して使う仕様で、一般的なメガネよりもひと回り大きい程度なので、長時間かけていても疲れないことが特徴です。クアルコムの「Snapdragon AR2」というチップを採用し、カメラ、マイク、スピーカーも搭載。レンズが透過型ディスプレイになっていて、実際に見える状況に重ねて、ARで情報を見られる仕組みとなっています。ハンズフリーで映像と音声の情報を受信することができ、さまざまな用途での導入を想定しているとのこと。

 

これからウェアラブルの主役になるのは?

冒頭で「これからさらにスマートウォッチの普及が進む」と述べましたが、ここで改めてスマートウォッチについて簡単に振り返ってみましょう。

 

スマートウォッチの本格普及が始まったのは、アップルがApple Watchを発売した2015年頃から。当初はスマホの補助的な機能とヘルスケア機能が中心でした。その後、決済機能が追加され、eSIMに対応して単独での通話が可能になり、さらに医療機器としても進化しつつあります。実はまだ発展途上にあるわけです。

 

2023年来、注目されている生成AIはスマートウォッチとも好相性。スマホより画面が小さいスマートウォッチはキー操作が難しく、そもそもキーボードでの文字入力ができない機種も多くあります。そのため、スマホではそんなに使わないのに、スマートウォッチでは音声アシスタントを使う人が多いようですが、AIのデータベースにアクセスすることで、さらに便利に使えるようになります。

↑MWCに出展されるスマートウォッチは以前よりも減った印象。シャオミは、グーグルのWear OSを搭載する新モデル「Xiaomi Watch 2」を発表した

 

スマートウォッチはユーザーの健康状態も取得できるため、情報のパーソナライズにおいても強みを発揮しそうです。

 

AI Pinのようなデバイスの普及も期待したいところですが、衣服によっては装着感に差が出そうなのが気になるところ。スマートリングも、すでに指輪を着けていてさらにもう1つとなると、どの指に着けるかを迷うことになりそうです。また、サイズ的に機能は限定的になります。スマートグラスは、メガネをかけたことがない人には常用するデバイスとしては違和感を否めないでしょう。

 

となると、もともと時計やバンドを装着する場所として定着している手首は、やはりウェアラブルに格好のポジションと言えます。

 

スマホを腕に巻くのもアリ!?

AIに対応し、eSIMを内蔵したスマートウォッチは、スマホの代替デバイスにもなり得ます。スクリーンタイムを減らすために、海外ではスマホではなくあえてガラケー(最近は「ダムフォン」と呼ぶそうですが)を選ぶ人も増えていると聞きます。そうした人にもスマートウォッチは好都合でしょう。

 

しかし、やはりスマホは手放せないという人のほうが多いでしょう。そこで、スマホそのものをウェアラブルにするという試みを進めているメーカーもあります。

 

今回のMWCでは、モトローラが出展した、腕に巻くスマホのコンセプトモデルが注目を集めていました。「アダプティブ・ディスプレイ」と呼ぶもので、さまざまな形に折り曲げることができ、卓上に置いたり、棚などに引っ掛けたりして使うことも可能。サムスンディスプレイのブースにも同様のコンセプトの端末が出展されていました。

↑モトローラが出展したアダプティブ・ディスプレイ端末のコンセプトモデル

 

↑腕に巻いて操作するデモンストレーションも披露された

 

会場でデモンストレーションを見た際は、興味を惹かれるものの、実際に腕に装着すると大きすぎて目立つことが気になった次第。ですが、操作しないときに腕に巻いて、時計として使えるのは実用的にも思えました。

 

「スマホ代わりになるスマートウォッチ」だけでなく、「スマートウォッチになるスマホ」というのも商用化の可能性がありそうです。

↑腕に巻けるデバイスは、サムスンディスプレイもコンセプトモデルを展示。残念ながら、筆者が取材した際は、ディスプレイが消えていた

 

↑内側は蛇腹のようになっていて、カメラやセンサーらしきものも搭載

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

米の10代向けアンケートで露呈した「アップル」の思わぬ弱点とは?

米国の10代の若者は「iPhone」や「Apple Watch」を好んでいるものの、「Apple Music」や「Apple TV+」への興味は薄いと、調査会社のPiper Sandlerが最新のレポートで報告しています。

↑米の10代にとってマストなペアだが…

 

Piper Sandlerの調査(対象者は6020人で、平均年齢は16.1才)によれば、米国の10代の85%がiPhoneを所有し、86%が次のスマートフォンとしてもiPhoneを選択するとのこと。この数値は過去最高レベルでした。また、34%の若者がApple Watchを所有しており、同デバイスが圧倒的な人気を誇っていることも分かりました。

 

その一方、アップルのオンラインサービスに目を向けると、それほど人気がない模様。10代のほぼ3分の2は「Spotify」がお気に入りの音楽ストリーミングサービスだと回答し、Apple Musicを使っているのは30%程度でした。また、Apple TV+を毎日視聴しているのは5%未満で、それぞれ30%以上が毎日「Netflix」や「YouTube」を視聴しているというのです。

 

Apple TV+がNetflixやYouTubeに遅れを取っているのは、単純にコンテンツが不足していることが原因でしょう。Apple TV+も独自コンテンツを増やしてはいますが、他の競合サービスと張り合えるほどとは言えません。また、Apple Musicのコンテンツは充実していますが、無料プランのありなしがユーザー数の違いに結びついているのかもしれません。

 

同調査では44%の若者がApple Payを利用しており、最も人気がある支払いシステムだと報告していますが、アップルは今後コンテンツサービスをより強化する必要があると言えそうです。

 

Source: Piper Sandler via MacRumors

次期「iPad Pro」、有機EL画面の搭載は確実! iOS 17.5ベータに新たな証拠

次期「iPad Pro」に有機ELディスプレイが搭載されることを示す新たなヒントが「iPadOS 17.5」のベータ版から見つかったと、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑新型ディスプレイがますます楽しみに(画像提供/アップル)

 

iPad Proを含む現行モデルのiPadシリーズは全機種で液晶ディスプレイを搭載していますが、次期iPad Proではコントラスト比が高く、より省電力な有機ELディスプレイの採用が期待されています。

 

新たに配布されたiPadOS 17.5のベータ版では、「iPad 16,3」「iPad 16,4」「iPad 16,5」「iPad 16,6」という、未発表のiPadへの言及が見つかりました。これらのiPadはそれぞれ11インチまたは12.9インチの有機ELディスプレイを搭載し、異なる2社のディスプレイサプライヤーが存在する模様。

 

12.9インチの有機ELディスプレイは全てLGが生産を担当し、11インチディスプレイはLGとサムスンが分担するようですが、3月には次期iPad Proの有機ELディスプレイの生産が遅れていると報じられていました。

 

有機ELディスプレイを搭載した次期iPad Proを早く見たいですね。

 

Source: 9to5Mac

次期「Apple Watch」、ディスプレイの変更でもっと省エネになる!?

次期「Apple Watch」は従来よりも省電力な有機ELディスプレイを搭載する可能性があると、韓国語ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑もっと省エネになるかも

 

現行モデルの「Apple Watch Series 9」や「Apple Watch Ultra 2」には、常時点灯可能な有機ELディスプレイが搭載されており、それを構成するトランジスタの大部分には「低温多結晶シリコン(LTPS)」と呼ばれる技術が用いられています。

 

しかしThe Elecによれば、次期Apple Watchでは有機ELディスプレイに「低温多結晶酸化物(LTPO)」と呼ばれる技術が採用されるとのこと。これによりディスプレイの電力効率が高まり、バッテリー駆動時間が伸びることが期待されるのです。

 

その一方で、LTPOによる有機ELディスプレイは製造コストが高いというデメリットもあるそう。

 

また、The Elecによれば、アップルはLTPOによる有機ELディスプレイを次期Apple Watchだけでなく、iPhoneシリーズにも広げることを検討しているとのこと。現行モデルの「iPhone 15」シリーズはLTPSによる有機ELディスプレイを搭載していますが、「iPhone 15 Pro」シリーズはLTPOを採用することで常時点灯機能を実現しました。

 

2025年の「iPhone 17」シリーズでは、LTPOによる有機ELディスプレイが全モデルに採用されるとの予測もあります。消費電力が低くバッテリー駆動時間を伸ばせる同技術が、次期Apple Watchのみならず、さまざまな製品に採用されることを期待したいです。

 

Source: The Elec via MacRumors

「Pixel 9」シリーズの発売はもはや確実! 公式アプリから新たな手がかりが見つかる

グーグルの次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズの予想CG画像が続々と登場しているなか、今度は公式アプリのベータ版の中に「Pixel 9」の記述があったと報告されています。

↑Pixel 9は確実に来ている(画像提供/91mobiles)

 

この情報は、グーグルアプリの最新ベータ版(15.14.34.29.arm64)から見つかったもの。それは二つあり、その一つはユーザーが新しいAndroidデバイスを設定する際のGoogleアシスタント・セットアップのコード内に含まれているものです。

 

もう一つは、同じセットアップ画面に表示されるアニメーション関連ファイルであり、こちらにも「pixel 9」の名前が含まれていたとのこと。どちらも、それ以上の情報は表示できませんが、これによりPixel 9が登場することはほぼ確実となりました。

 

ここ数週間にわたり、さまざまなリーク情報が届けられたことで、Pixel 9シリーズに関する情報はかなり明らかになった感があります。

 

  • これまでの2モデルから3モデルの構成に(「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」)
  • Pixel 9は背面デュアルカメラ、Pixel 9 ProとPixel 9 Pro XLは背面トリプルカメラ
  • Pixel 9とPixel 9 Proの本体サイズは同じ
  • 画面サイズはPixel 9よりもPixel 9 Proのほうが大きい(おそらくPixel 9 Proのほうがベゼルが狭い)
  • 全モデルとも次世代の「Tensor G4」チップ搭載

 

ほかにも、Pixel 9は側面がフラットになって角が丸くなり、まるでiPhone 15 Proのようになると予想されています。よりパワフルかつスタイリッシュ、豊富なカメラ機能もあり、グーグルならではのAI機能がフル活用されると期待したいところです。

 

Source: The SP Android
via: Tom’s Guide

紛失とおさらば! Androidの「デバイスを探す」機能がパワーアップ

グーグルは、Android向けに強化された「デバイスを探す」ネットワークの提供を開始しました。まずは北米からですが、ゆくゆくは全世界で利用可能になる予定です。

↑バッテリー切れでも探せます

 

その目玉機能の一つが、オフラインのAndroidスマートフォンを探せること。当初はPixel 8とPixel 8 Proのみ電源がオフ、またはバッテリーが切れていても発見できると発表していましたが、いずれ他社の次世代スマホでも使えるようになるとグーグルが述べています。

 

Pixel 8シリーズは、特殊なハードウェアを使うことで、電源オフの状態でも内蔵Bluetoothチップに電源が供給される仕組みとなっています。

 

Android情報サイトAndroid Authorityの取材に対して、グーグルは「他のSoC(スマホ用チップの製造元)やOEM(各スマホメーカー)と協力して、バッテリー切れのデバイスを見つける機能を、他のプレミアムAndroid製品にも提供する方法を検討しています」と回答しました。

 

つまり、次世代ハードを搭載する予定のフラッグシップ機は、電源切れの状態でも「探す」機能に対応する可能性があるということ。そもそもスマホをなくしたときに困るのは、バッテリー切れで「探す」アプリでも音を鳴らせない場合のため、グーグルの新機能はかなり役に立つと思われます。

 

すでにiPhoneでは、電源をオフにしてから24時間以内であれば見つけることが可能。ようやく、Androidも追いつくようです。

 

過去の機種がこの機能に対応するかどうかは不明ですが、今後は高価なハイエンドスマホを買った場合は、紛失してしまう恐れが減ることになりそうです。

 

Source: Android Authority
via: Wccftech

「iPhone 16」シリーズ、前モデルからバッテリー容量が向上!? 唯一の例外は…

新型iPhoneについて最も気になることの一つが、どれだけバッテリーが持つか? 2024年秋に登場するとみられる「iPhone 16」シリーズでは、1機種だけを除き、全て前モデルよりバッテリー容量が大きくなるとの噂が報じられています。

↑バッテリー容量は向上するが…

 

これは中国SNS・Weiboを拠点とするリーカーOvO Baby Sauce OvO氏によるもの。同氏は現地のサプライチェーン筋を情報源としていますが、どれほど正確かは不明です。

 

OvO氏が投稿したiPhone 16シリーズのバッテリー容量は、次の通りです。

  • iPhone 16:3561mAh
  • iPhone 16 Plus:4006mAh
  • iPhone 16 Pro:3355mAh
  • iPhone 16 Pro Max:4676mAh

 

これらは全て、別の著名リーカーMajin Bu氏がXで述べていた数字と一致しています。ただし、iPhone 16 Proの情報は今回が初出であり、全モデルの数値が出揃った格好です。

 

これらをまとめると、iPhone 16、iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Maxは前モデルよりもバッテリー容量が大きくなるものの、iPhone 16 Plusだけはバッテリー容量が減ることになります。

↑新旧モデルのバッテリー容量の変化(画像提供/MacRumors)

 

iPhone 16もiPhone 16 Plusもサイズ以外は全て同じ機能を搭載すると予想されるため、なぜiPhone 16 Plusだけ減るのかは不明。もしかすると、アップルはiPhone 16 Plusのバッテリー容量をあえて減らし、iPhone 16 Pro MaxにiPhone史上最高の大容量を搭載して、差別化を図るのかもしれません。

 

別の噂では、iPhone 16 Pro Maxは30時間以上のバッテリー駆動時間を誇ると言われていました(iPhone 15 Pro Maxは29時間)。iPhone 16 Pro Maxの画面サイズは少し大きくなるとも予想されており、iPhone 16 Plusとの差は広がるのかもしれません。

 

Source: Weibo
via: MacRumors

次期「ARM版Windows」パソコン、M3 MacBook Airより速い! マイクロソフトが自信満々

クアルコムの次期プロセッサ「Snapdragon X Elite」を搭載したWindowsのノートパソコンが、アップルの「M3 MacBook Air」より速いと、マイクロソフトの関係者が海外メディアのThe Vergeに語っています。

↑Windowsは強気

 

Snapdragon X Eliteは、アップルの「Mシリーズ」チップと同じ「ARM」アーキテクチャに基づいて開発されたプロセッサです。マイクロソフトはARMアーキテクチャのプロセッサで動作する「Windows 11」をリリースしており、対応ノートパソコンは長時間のバッテリー駆動時間やモバイル通信機能への対応を特徴としています。

 

The Vergeによれば、Snapdragon X EliteはCPUタスクとAIアクセラレーションに関して、M3チップを搭載したMacBook Airのパフォーマンスを上回っているとのこと。さらに、ARM向けに最適化されていないアプリのエミュレーションでも、「Mac向けのRosetta 2より高速」だと主張しているのです。

 

Snapdragon X Eliteを搭載したパソコンは「次世代AI Copilot PC」と位置づけられており、デバイス上の全情報を取得できる「AI Explorer」アプリなどの新機能が利用できるとのこと。また、AI機能により背景ぼかしなどのビデオストリーミング機能も進化すると伝えられています。

 

マイクロソフトは5月20日に開発者向け会議「Build」を開催予定。今回報道されたようなSnapdragon X Eliteの目覚ましいパフォーマンスが同イベントでアピールされるかもしれません。

 

Source: The Verge via MacRumors

もし「AirPodsケース」に画面があったら…。中国製の模造品で実験したら酷いことに

もしアップルのワイヤレスイヤホン「AirPods」のケースにディスプレイが付いていたら……? そんなアイデアを実現した中国製の模造品を海外メディアのMacRumorsがレビューしています。

↑もしディスプレイがあったら…(画像提供/MacRumors)

 

「AirPods Pro」や「AirPods」のケースにディスプレイは搭載されておらず、AirPodsの設定はコントロールセンターやステータスバー、あるいは設定アプリから変更する必要があります。

 

今回レビューされている模造品は、もちろんアップルと一切関係ありません。ケースに搭載されたディスプレイはタッチ操作が可能で、接続ステータスや時間、各イヤホンのバッテリー容量、ノイズ制御のオプション、イコライザーの設定が表示されます。さらに、カスタマイズ可能な壁紙や懐中電灯機能、iPhoneのカメラを操作する機能も搭載されています。

 

MacRumorsによれば、この模造品のディスプレイの品質は「最低」とのこと。時々タッチ操作を認識しなくなったり、ボタンが機能しなくなったり、イヤホンの音質も良くなかったり……。

 

実はアップルは2021年にディスプレイを搭載したAirPodsケースのコンセプトを特許出願していました。個人的には、設定変更や楽曲の操作がAirPodsのケースでできたら便利かな…とは思いましたが、果たしてこのアイデアが製品化されることはあるのでしょうか?

 

Source: MacRumors