有機EL版iPad Proのディスプレイ、11インチと13インチは製造メーカーが違うかも

アップルは11インチと13インチ(12.9インチモデルの後継機)iPad Proに有機ELディスプレイを搭載し、3月に発表すると噂されています。

↑サムスン“と”LGが製造?

 

これらの有機ELパネルにつき、サムスン・ディスプレイが11インチを、LGディスプレイが13インチパネルを独占的に製造する。つまり、11インチと13インチではディスプレイの製造メーカーが異なると韓国の電子業界誌The Elecが報じています。

 

最新記事は、サムスンは11インチ向け有機ELディスプレイ最初の生産につき、単独サプライヤーとしての地位を固めたとのこと。かたやLGも、13インチ向けディスプレイの生産に突入。当初は同社も11インチ向け有機ELパネルの生産を始める予定だったものの、今のところ両社ともに1種類しか生産していないと伝えています。

 

この分業体制は、ひとつにはアップルの有機EL版iPad Proに関する需要の見通しが変わったこと。それに加えて、両社の生産能力や歩留まり(生産した製品のうち良品の割合)が不安定であり、新たなパネル技術にまだ対応できていないためと説明しています

 

アップルは次期iPad Proのディスプレイにつき「他社の追随を許さない」画質や、厚みと重さを減らすことを目指していると言われています。それだけ、要求水準が厳しいのでしょう。

 

ほか、2024年内の有機EL版iPad Proの出荷量見通しは800万台に過ぎず、業界が予想していた1000万台から200万台も減ったとのこと。なぜ減るかといえば、新たな技術をふんだんに投入した有機ELパネルのため製造コストが上がり、現行モデルより高くなるためだとの分析も伝えられていました

 

iPadの歴史において、有機ELディスプレイを搭載するのは初めてのこと。これまでの液晶ディスプレイよりも深い黒や鮮やかな色を実現しつつ、バックライトが不要となるため、はるかに薄くなる可能性もあります。たとえば、13インチモデルは1mm以上も厚みが減るとの説もあります

 

11インチと13インチともに同じディスプレイ技術を使っているはずですが、パネルメーカーの違いにより発色や鮮やかさなどに差が出るのか? 発売後の検証を楽しみにしたいところです。

 

Source:The Elec
via:MacRumors

サムスン、「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を7月に発表? Unpackedイベントを開催してお披露目かも

サムスンは毎年、夏から秋にかけて新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」を開催する傾向があります。実際、昨年も7月末にGalaxy Z Fold5など折りたたみスマートフォンやタブレット等をお披露目していました。

↑Galaxy新製品は今年も7月に発表?

 

今年も引き続きUnpackedイベントを7月に行い、次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」など新製品を発表すると著名リーカーが主張しています。

 

リークアカウントの@TheGalox_は、2024年7月のUnpackedイベントで上記のほか、次期ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds3」やスマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズが登場すると述べています。

 

この@TheGalox_というアカウントは、以前もGalaxy S23シリーズの発表時期を的中させるなど、サムスンの未発表製品に詳しいことで知られています。もっとも、同社の折りたたみスマホブランドから「Z」が消えるとの予想は外しており、的中率は100%ではありません。

 

ちなみにサムスンはスペインで開催中のMWC  2024にてスマートリング「Galaxy Ring」の実物を初公開し、「今年後半」に発売すると述べています。24時間装着して健康管理ができること、「Galaxy AI」と密接に関連あることを示唆していますが、詳しい機能はUnpackedイベントで明かすのかもしれません。

 

ほか、今回の情報では「Galaxy XRヘッドセット」も登場する可能性があるとされています。サムスンがアップルの空間コンピュータ(MRヘッドセット)「Apple Vision Pro」に対抗する製品を開発中との噂は何度かありましたが、チラ見せ程度はあると期待したいところです。

 

Source:@TheGalox_(X)
via:Gizmochina

「iPhone 16 Pro」の背面カメラ、回転式の電気カミソリみたいなデザインになるかも

アップルなどハイテク機器のメーカーは一般的に、製品の正式な量産に入る前に、いくつかの試作機をテストします。次期「iPhone 16 Pro」モデルに関しても、例外ではないでしょう。

↑著名リーカーが公開した背面カメラのデザインは……

 

そんな試作機の1つとして、iPhone 16 Pro/iPhone 16 Pro Max(どちらも仮称)の背面カメラ周りが三角形となった予想図を著名リーカーが公開。それと合わせて、まるで回転式の電気カミソリのようになる可能性があると主張しています。

 

著名リーカーMajin Bu氏は、複数の情報源からiPhone 16 Proのデザインに変更があると聞いたとのこと。以前Bu氏は、ハンドスピナーのようになると主張していましたが、今回はそれを否定。

 

その代わりに三角形に変更することで、iPhone 16 Proモデルにより多くのカメラを追加できるようになると述べています。

 

ちなみに、前にBu氏が公開していたハンドスピナー似の予想CGは次の通りです。

 

iPhone 16 Pro両モデルは、それぞれカメラが大幅に強化されると噂されています。小さい方のiPhone 16 Proはテトラプリズム望遠レンズを搭載し、高倍率の光学ズームを実現。かたや大きなiPhone 16 Pro Maxは、メインカメラの解像度は4800万画素のままながら、イメージセンサーを大型化することで暗い場所や夜間の撮影で画質が良くなるとのリーク情報もありました

 

かたやiPhone 16標準モデルも、背面のデュアルカメラが前モデルの斜め並びからタテ並びになると予想されています。いずれにせよ、サードパーティーのiPhone用ケースメーカーは、情報収集に力を入れて、デザイン変更に備えているのかもしれません。

 

Source:Majin Bu(X)
via:Wccftech

Appleがカメラ付きAirPodsを検討中? スマートグラスも開発検討中かも

Apple(アップル)が、カメラつき「AirPods」やスマートリング、スマートグラス(眼鏡)の開発を長年にわたり検討してきたと、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Ivan_Shenets / Shutterstock.comより

 

Appleといえば、今月には空間コンピューター「Apple Vision Pro」を発売。あちらは視界をすべて覆うヘッドセットですが、より眼鏡に近いスマートグラスの登場を期待する声も長く存在しています。さらに先日には、Appleがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発しているとの情報も報じられています。

 

今回の報道によれば、Appleは低解像度のカメラセンサーをAirPodsに組み込むことを検討しているとのこと。これにより、AirPodsが「人々の日常生活を支援する、AI(人工知能)機能を提供できる」と伝えています。

 

スマートリングに関しては、健康とフィットネス機能に焦点を当てた製品のアイディアを、Appleが数年前に健康チームの幹部に提示されたとのこと。このスマートリングはiPhoneとデータが同機できる、「Apple Watch」の低コストな代替品になる可能性があると伝えています。

 

スマートグラスに関しては、スピーカーやカメラ、健康センサー、AI機能を搭載した「AirPodsの代替品」となる製品を検討しているとのこと。現在はハードウェア・エンジニアリング部門で技術調査が行われており、発売はまだ先のようです。

 

報道にあるとおり、これらの未発表製品は「検討中」であり、実際に登場するかどうかは不透明です。スマートリングは技術的ハードルもそれほど高くないと思われるので、実際の製品投入に期待できるかもしれません。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

アップル初の折りたたみ製品は、iPhoneじゃない!?

アップル初の折りたたみデバイスは「iPhone」にはならない、と台湾のDigiTimes紙が報じています。

↑まずは大きなデバイスから(画像提供/MacRumors)

 

アップルが7〜8インチの折りたたみ製品を2026年〜2027年にも発売する可能性があることは、韓国ニュースサイトのThe Elecが以前に報じていました。一方で「縦折りiPhone」が2026年以降に登場する可能性もThe Informationが伝えています。

 

DigiTimesによれば、アップルは少なくとも5年前から折りたたみ製品を開発してきたとのこと。そして、おそらくそれはタブレットやノートブックといった「より大きなデバイスである」と述べています。同デバイスの設計作業は量産計画に先立ち完了に向かいつつあるとも。

 

また、アップルの折りたたみ製品では、品質要求を満たすパネルの開発が問題だとされています。先日にはサムスンの折りたたみディスプレイが、アップルの社内テストを通過できなかったことも報じられました。空間コンピューター「Vision Pro」のエンジニアを、折りたたみ製品のプロジェクトに移動させているとの噂もあります。

 

現時点では、まだまだ先となりそうなアップル初の折りたたみ製品。どうせ投入するなら完成度の高い製品の登場に期待したい一方、それまでにライバルの折りたたみ製品に大差をつけられていないかどうか少し心配でもあります。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

どうしちゃったの?「iPhone 15」シリーズの一部でBluetoothの不具合が続く

一部の「iPhone 15」シリーズでBluetoothに関する問題が発生していることが、Apple Support CommunityやMacRumors Forumsで報告されています。

↑どうなってるの?

 

それらの報告によれば、車載システムやヘッドホンとの接続に問題があり、iPhoneを接続したままにできないとのこと。一例としては、「iOS 17とBMWの車両でBluetoothによる通話が頻繁に切断されるようになった。iPhone 15で問題が発生する一方、iPhone 12は問題なく利用できる」という報告があります。

 

また、Bluetoothによるヘッドホンやカーシステムとの接続だけでなく、AirPodsで問題が発生するケースもあるそう。「iPhone 15 Pro Maxに乗り換えたが、クルマとの接続は問題ないものの、AirPods MaxとBeats Studio Budsの両方で、音楽が途切れたり再接続されたり、通話が5〜10分後に切れたりする。リセットをしても問題は解決されなかった」という声も寄せられています。

 

Bluetoothに関する不具合は、iPhone 15が発売されてから1か月後の2023年10月頃から指摘されるようになりました。この問題はソフトウェアアップデートでも解決されておらず、最新の「iOS 17.3.1」でもトラブルが報告されています。今後のアップデートによって問題がなるべく早く解決されることを期待したいものです。

 

Source: Apple Support Community, MacRumors Forums

via MacRumors

「iPhone 14 Proシリーズ」の封印されたデザインが判明! サイドにバーが…

アップルの「iPhone 14 ProおよびPro Max」では、さまざまなデザインの「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が検討されていた、と海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑バーが横に来ていたかも…(画像提供/MacRumors)

 

iPhone 14 ProおよびPro Maxでは、画面上部にさまざまな情報を表示するDynamic Islandが導入されました。Dynamic Islandは変形、拡張することが可能で、フロントカメラや顔認証機能「Face ID」を取り囲むように表示されます。

 

一方でDynamic Islandが登場する前、アップルは画面の右側に時計や電波、Wi-Fiの強度、ディスプレイの明るさ、音量、バッテリー容量を表示する、ポップオーバーメニューの追加を検討していました。画面上部に真っ暗なステータスバーを表示し、ステータス情報をまとめて表示するというアイデアもありました。

↑こんな表示になっていた可能性も(画像提供/MacRumors)

 

アップルはDynamic Islandの表示でも、最初は画面上部に細長く、常時表示することを検討していたそう。音量などのステータスをDynamic Islandに表示することも考えられたようですが、その後、必要に応じて大きさを変えたほうが邪魔にならないと判断したといいます。

 

iPhone 14 Proシリーズにつづき、「iPhone 15」シリーズでは全モデルで採用された、Dynamic Island。今後、噂されるフロントカメラやFace IDのディスプレイ下への内蔵により、デザインにどんな変化が生まれるのか注目です。

 

Source: MacRumors

次期「Galaxy Z Fold6」はチタニウム製? すごく薄くて軽くなる予感

サムスンの次期折りたたみ(横折り)スマートフォン「Galaxy Z Fold6」に関しては、すでに「内側ディスプレイが正方形っぽくなる」など、さまざまな噂が届けられています

↑予想されるFold6の厚みは11mm(画像提供/@RjeyTech/X)

 

なかでも注目を集めているトピックは、折りたたんだときの厚みはどれほどか? この点について、現行モデルよりも2mm以上も薄くなると複数の情報源が主張しています。

 

現行機のGalaxy Z Fold5を折りたたんだとき、最も分厚い部分は13.4mmあります。2023年に発売された折りたたみスマホの中では厚い部類に入りますが、それでも歴代のサムスン製品としては最薄モデルに位置づけられます。

 

Xユーザーの@RjeyTech氏は、次期Galaxy Z Fold 6がどれだけ薄くなるかを示す予想CG画像を公開。そこには厚みが11mm、つまりGalaxy Fold5より2.4mm薄くなると書かれています。なお、このGalaxy Fold6画像は本物ではなく、Galaxy Z Fold5の写真を加工している模様。

 

さらに、リーカーのChun Bhai氏は、本体がチタニウム(チタン合金)製になり、すごく薄くて軽くなる(折りたたんだときは11mmになる)と主張しています。

 

サムスンのGalaxy S24 Ultraは、本体の素材にチタニウムを使うことで、前モデルより少し薄く軽くなっていました。Galaxy Z Fold6も素材を変えることで、かなりコンパクトになるというわけ。また、少し幅広になり、Galaxy S24 Ultraのように角がシャープになるとも付け加えています。

 

どちらのリーカーも未発表のサムスン製品に関する予想の実績は多くないものの、信頼性の高いリーカー・Yogesh Brar氏が噂を肯定するように「50+10+12 6.4″」とコメントしており、このことから一定の信ぴょう性はあると思われます。

 

ちなみに50=メインカメラが5000万画素、10=望遠カメラが1000万画素、12=超広角カメラが1200万画素の意味であり、Galaxy Z Fold5のカメラ仕様と全く同じです。また「6.4」は折りたたんだときの外側ディスプレイが6.4インチということで、「内側も外側も画面が幅広になる」との噂と符合しています

 

Galaxy Z Fold6に関しては、コストダウンしたお手ごろ価格モデルが出るとの予想もありますが、そちらには高価なチタニウムを使わず、Sペンにも非対応で、プロセッサーの性能も控えめにするのかもしれません。

 

Source: Rjey(X) , Chun Bhai(X)
via: GSMArena

「AirPods Pro」、違う名前になる可能性があった! 社員が猛反対した案とは…

アップルの完全ワイヤレスイヤホン上位モデルの「AirPods Pro」。その名前はすっかり定着していますが、実は「AirPods Extreme」になる可能性があったとの噂が伝えられています。

↑Extremeは響きが変?

 

アップル関連情報サイトのMacRumorsが入手した内部情報によれば、アップル社内では2019年10月に正式発表するまでの数か月間、製品名を「AirPods Extreme」に変更することを検討していたとのこと。

 

この案はアップル幹部の少なくとも1人から浮上したものの、多くの社員が反対したため、最終的にはAirPods Proのブランド名で発売することが決まったと伝えています。

 

過去にもアップルは、Mac用Wi-Fiルーター「AirMac Extreme」や無線LANカード「AirMac Extremeカード」の2つに「Extreme」ブランドを使っていたことがあります。また、Mac Pro用に最上位チップ「M2 Extreme」を開発しようとしたものの、結局は中止したとの噂もありました

 

最終的には、AirPods Proという名前のほうが、アップルの製品群の中でしっくり来たと思われます。AirPodsのほかiPhone、iPad、MacにもProモデルもあり、また将来的には空間コンピュータ「Apple Vision Pro」の通常版(Proが付かない)も登場すると予想されています。

 

とはいえ、最近のアップルはAirPods MaxやApple Watch Ultraなど、ハイエンド製品にPro以外のブランド名をいくつか使ってきました。次期AirPods Pro、つまり第3世代モデルは2025年秋と予想されていますが、Extremeが復活する可能性もあるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

Nothingの「Phone(2a)」の新たな予想画像が流出! やはり背面にGlyphは…

英テクノロジー企業のNothingは、次期スマートフォン「Phone(2a)」を2月初めに正式に発表し、3月5日20時30分(日本時間)に発表イベントを行うと予告しています

↑新たに流出した「Phone (2a)」画像(画像提供/91mobiles)

 

同社はまだPhone(2a)のデザインを明らかにしていませんが、先日、実物らしき写真がリークされていました。それに続き、より細部まで分かる公式らしき画像がネット上に登場しています。

 

これは大手掲示板RedditのNothing公式コミュニティに、Greg2024と名乗る人物が投稿したもの。すでに削除済みですが、複数のサイトが画像を保存して再公開しています。

 

今回の画像で注目を引くのは、大幅にデザイン変更された背面でしょう。Nothing製スマホに共通する「透明な背面パネルとGlyphライト」は引き継ぎながらも、以前のPhone(1)やPhone(2)と趣を変えています。

 

まず背面カメラの位置は、これまでのモデルがタテ並びだったのに対して、横並びとなっています。これは以前のリーク画像とも一致していますが、周りに装飾が施され、より製品版に近づいた印象を与えます。

 

このようなカメラ部分をGlyphライトが取り囲む形ですが、他のNothingスマホはGlyphが背面全体に広がっていたのに対して、今回の画像では上半分のみに配置されています。新モデルではGlyphがないと主張するリーカーもいましたが、「やはり、ある」可能性が強まりました。

 

また、側面は平たく、画面の中央にはパンチホール(自撮りカメラ用)があり、ディスプレイも端に丸みがなく、フラットであることが確認できます。音量ボタンは左側に、電源ボタンは右側にある様子。

 

Nothingは公式に、搭載プロセッサーが「Dimensity 7200 Pro」であると発表済みです。

 

このPhone(2a)は手頃な価格でPhone(2)の使いやすさやカメラを継承しつつ、あらゆる面でPhone(1)を上回ると予告しています。日本でも発売予定ですが、コストパフォーマンスの高いスマホになると期待したいところです。

 

Source: Android Authority,91mobiles

Mac「操作スペース」の、ちょっとしたお役立ちテクニックを紹介! 【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「特定のソフトを常に同じ操作スペース(デスクトップ)で開く!」です。

 

 

Macを使って作業するとき、デスクトップに開いたウインドウが多すぎて視認性が悪くなることはないでしょうか。そんなときに利用したいのが「操作スペース」と呼ばれる追加のデスクトップです。複数作成してソフトやウインドウを振り分ければ、デスクトップが散らかりにくくなります。このとき、特定のソフトを常に同じ操作スペースで開きたいなら「指定したソフトを特定の操作スペースで開くテクニック」を使ってみましょう。

 

これから紹介するのは、外付けディスプレイに接続していない状態での操作です。Dockからソフトのアイコンを副ボタンクリック、または[control]キーを押しながらクリックし、[オプション]の[割り当て先]から[このデスクトップ]や[すべてのデスクトップ2]などを選択しましょう。なお、今回は[このデスクトップ]を選んでいます。

 

こうすることで、ソフトを起動すると指定したデスクトップで開くようになります。なお、開いたウインドウはほかのウインドウに移動できないわけではありません。Mission Controlを開いて画面上部の操作スペース選択部にドラッグ&ドロップしたり、画面の端にドラッグしたりことで、ほかの操作スペースに移動することも可能です。

 

一方、[割り当て先」から[すべてのデスクトップ]を選ぶと、すべての操作スペースで同じウインドウが開くようになります。たとえば「システム設定」を[すべてのデスクトップ]に設定すると、ほかの操作スペースに切り替えたときでも、システム設定のウインドウが同じ位置に表示されます。「システム設定」内で画面を遷移したときも、ほかの操作スペースで同様の内容が表示されます。

 

また、マルチディスプレイ環境で作業している場合、[オプション]からデスクトップの番号を選べるようになっています。ここで特定のディスプレイを選択すると、そのソフトは指定したディスプレイで開きます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

「Apple Watch」、新しいデジタルクラウンを開発中! 特許で判明

アップルが出願した特許によって、「Apple Watch」のデジタルクラウンにタッチセンサーや光センサーの搭載が検討されていることが判明しました。

↑デジタルクラウンの変化に注目

 

現在のApple Watchのデジタルクラウンは機械式のボタンで、ぐるぐると回したり、押し込んだりすることが可能ですが、以前にはデジタルクラウンの横に指紋認証センサーを設置するという特許も出願されていました。

 

米国特許商標庁(USPTO)に出願された特許では、デジタルクラウンの物理的な回転を光センサーやタッチセンサーに置き換えることで、指の動きでApple Watchを操作する方法が説明されています。また、デジタルクラウンが1回しか回転しないように制限がかけられる可能性もあるそう。

 

特許の説明によれば、デジタルクラウンのセンサーが指の動きを検知することで、あたかも自由に回転してるかのように振る舞うとのこと。これにより、現在の機械式のデジタルクラウンよりも操作の精度が高くなったり、部品の摩耗が減ったり、部品が小さくなったりするなどのメリットが想定されるようです。

 

デジタルクラウンはApple Watchシリーズだけでなく、ヘッドホンの「AirPods Max」、そして空間コンピューターの「Vision Pro」にも採用されています。Apple Watchのデジタルクラウンが進化すれば、他のアップル製品でも同じような変化が見られるかもしれません。

 

Source: USPTO via Apple Insider

「iPhone」を5000台もだまし取った二人組が逮捕。その手口とは?

アップルから5000台のiPhoneをだまし取ったとして、米メリーランド州の2人組が有罪判決を受けました。

↑本物?

 

中国人のHaotian Sun氏とPengfei Xue氏は、まず香港から偽のiPhoneを輸入。そして、なりすましのシリアル番号やIMEI番号を使いながら、アップルの小売店や正規サービスプロバイダーにそれらを「返品」し、正規品と交換してもらっていたのです。

 

その結果、本物のiPhoneが2年間で5000台以上も盗み取られました。

 

2人は郵便詐欺の罪で有罪判決を受け、最長で20年の懲役刑を受ける可能性があるそうです。

 

アップルをだました罪は重いですね。

 

Source: Justice.gov via MacRumors

スリムボディーを目指す「iPad Pro」、次のサイズがバレちゃった…

アップルの「次期iPad Pro」が現行モデルと比べてかなり薄くなる、と海外ニュースサイトの9to5Macが報じています。

↑スリムなボディーに期待!

 

次期iPad Proがスリムになるという情報は以前にも報じられていました。有機ELディスプレイの搭載や「Face ID」カメラの移動などの情報も伝えられています。

 

9to5Macによれば、次期iPad Proシリーズの本体寸法は以下になるとのこと。

 

現行の11インチiPad Pro:247.6 x 178.5 x 5.9

次期11インチiPad Pro:249.7 x 177.5 x 5.1

 

現行の12.9インチiPad Pro:280.6 x 214.9 x 6.4

次期12.9インチiPad Pro:281.5 x 215.5 x 5.0

※単位は全てmm

 

今回の情報が正しければ、次期11インチiPad Proは現行モデルと比較して0.8mm、次期12.9インチiPad Proは1.4mmも、本体が薄くなることになります。この薄型化は、画面が液晶ディスプレイから有機ELディスプレイへの切り替わることが、大きく関係しているそうです。

 

若干の値上げとともに、来月の登場が期待されている次期iPad Pro。美しいだけでなく、薄型軽量な有機ELディスプレイの搭載も注目を集めそうです。

 

Source: 9to5Mac

サムスン、大反響の「Galaxy AI」をウェアラブルにも導入へ

サムスンは2024年初め、最新フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズに生成AI機能「Galaxy AI」を搭載し、大きな反響を呼んでいます。同社はそこに留まることなく、このAI機能をウェアラブル(スマートウォッチなど)を含む、より多くの製品カテゴリーに導入すると発表しました。

↑新時代だ

 

サムスンのモバイル部門のトップであるTM Roh氏は、「モバイルの時代へようこそ」との論説を発表。そのなかで「近い将来、一部のGalaxyウェアラブルはAIを活用してデジタルヘルスを強化し、拡張されたインテリジェントな健康体験の全く新しい時代を切り開くでしょう」と述べています。

 

さらに、今後も「業界をリードするAIパートナーとの協業」により、カテゴリーを超えたGalaxy AI体験を充実させ、広めていくとの抱負を語っています。ここでいうAIパートナーとは、「囲って検索」などで協力しているGoogleを指していると思われます。

 

Roh氏は、具体的にどんなAI機能がどのウェアラブル機器にやって来るのかを明らかにしていません。

 

もっとも、今年後半には次期スマートウォッチ「Galaxy Watch7」シリーズや、スマートリング「Galaxy Watch」が登場する可能性があります。これらは、夏の新製品発表イベント「Galaxy Unpacked」で、次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip6」や「Galaxy Z Fold6」とともに登場すると予想する向きもあります。

 

例えば、韓国の電子業界誌・ETNewsは、Galaxy RingにはNFCや心拍数測定、非接触型決済も搭載されると予想。そして正確な生体情報を収集できるヘルスケア製品になると報じていました。

 

歴代のGalaxy Watchシリーズも、すでに多くの健康情報を集め、ヘルスケアに大いに役立っています。そこにバッテリーが長持ちするスマートリングも加わり、データをAIで分析すれば、ユーザーをより健康にする提案ができることになりそうです。

 

Source: Samsung
via: Sammobile

iPhone 16シリーズ、マイクの強化で「Siriの聴力」を改善?

アップルが次期iOS 18で音声アシスタントSiriなどに生成AI技術を取り入れ、2024年秋の「iPhone 16」シリーズの目玉機能にする。そんな噂が次々と伝えられてきました。

↑パワーアップに期待が膨らむ

 

最近では新たに、iPhone 16シリーズは以前のモデルよりS/N比の高い改良版マイクを搭載し、生成AIを導入したSiriの精度が向上すると著名アナリストが主張しています。

 

香港の投資会社アナリストJeff Pu氏は、このアップグレードによりSiriが明瞭に音声を聞き取れるようになると述べています。Pu氏は昨年秋から、アップルは早ければ2024年後半にiPhoneとiPadに生成AI技術の実装を始めると予想していました。

 

また、Pu氏は、iOS 18で実現する生成AI機能の一部は、iPhone 16モデルに限定される可能性が高いとも付け加えています。これまでにもiOSの新機能のうちの一部は、新しめのiPhoneだけで使えた前例はいくつかありました

 

Pu氏の情報は、信頼性の高いアナリストのMing-Chi Kuo氏が昨年末に述べていたこととも概ね一致します。Kuo氏は、新たなマイクがユーザーの声を拾いやすくなり、口述筆記やSiriでの音声コマンドにも役立つと同時に防水性能が向上するとも予想しています。

 

ほかにも、iPhone 16シリーズに搭載される「A18」プロセッサーには、大幅にコア数を増やすことで強化したNeural Engine(機械学習に特化したプロセッサーの一部)を搭載するとの報道もあり、「iPhone 16シリーズは生成AI向けにハードウェアを強化する」可能性がますます高まっています。

 

現在、iPhoneのSiriはGoogleアシスタントに遅れを取っている印象も否めません。その理由の1つが、音声コマンドをなかなか聴き取らなかったり、間違って解釈したりすること。マイクが音声コマンドをクリアに検出すれば、生成AIによる賢さの向上とあいまって、使い勝手が非常に良くなりそうです。

 

アップルは6月のWWDC(世界開発者会議)でiOS 18を発表すると見られており、iPhone 16シリーズは9~10月に発売されると予想されています。今後の続報を待ちたいところですね。

 

Source: MacRumors

「折りたたみiPhone」、2026年にデビュー決定!?

ここ数年にわたり折りたたみiPhoneの噂が相次いでおり、最近もアップルが開発を一時中止したと著名リーカーが主張していました

↑折りたたみiPhoneのデビューはまだ先になりそう

 

しかし、今度はアップルが折りたたみiPhoneの発売時期を2026年9月~10月に最終決定したという話が報じられています。

 

その発信源は、韓国の経済メディア・Alpha Economy。報道が正しければ、折りたたみiPhoneは「iPhone 18」シリーズと同時に、あるいはサムスンの「Galaxy Z Fold8」の直後(同社の折りたたみスマホは毎年、夏に発表)に発売される可能性があります。

 

また、アップルは折りたたみiPhoneの販売台数を5000万台と予想しているとのこと。これまでの折りたたみスマホは、2020年には1420万台、2023年には3000万台が出荷された(全メーカーの合計)との報道もあり、それらを大きく超える規模となります。

 

ある情報筋はアップルが空間コンピュータ(AR/VRヘッドセット)の「Vision Pro」開発チームの一部を折りたたみiPhoneに配置転換したとも語っています。

 

これまでの数多くの噂から考えて、アップルが折りたたみデバイスを開発していることは事実のはず。しかし、同社は品質にこだわることに定評があり、折りたたみスマホに付きもののディスプレイのシワや分厚さ、重さが解決されない限り、発売には踏み切らないのかもしれません。

 

Source: Alpha Economy
via: Android

iPhone 15、実は「バッテリー寿命」が伸びていた!

アップルが「iPhone 15」シリーズのサポートに関する文章を更新し、バッテリー寿命に関する数値が増えています。

↑バッテリーの寿命が伸びた

 

これまでiPhone 15シリーズは、500回の完全な充電サイクルで元の容量が80%まで保持されると記載されていました。しかし、現在は1000回の充電サイクルで80%の容量が維持できると案内されています。

 

アップルによると、バッテリー寿命に関するテストは一般的な使用例となる特定の状況下で、1000回の充放電を実施したとのこと。iPhone 15シリーズ以外の旧モデルのiPhoneでも、バッテリー寿命を現在調査中だとしています。

 

iPhone 15では、設定アプリの「一般」→「情報」から、バッテリーの充電サイクル数が確認できます。今後リリースが予定されている「iOS 17.4」では、バッテリーの項目からバッテリーの状態が正常かどうかを簡単に知ることができるようになります。バッテリー寿命が大幅に伸びたiPhone 15シリーズは、さらに長く使うことができそうです。

 

Source: Apple via 9to5Mac

次期「AirPods Max」、アダプティブオーディオに対応しない可能性が浮上!

アップルの次期「AirPods Max」は「アダプティブオーディオ」に対応しないという可能性が、中国のWeiboで浮上しています。

↑機能的な変化はあまり期待できない?

 

アダプティブオーディオとは、周囲の状況に合わせて音楽の大きさやノイズキャンセリングの効果を調整することで、会話などをスムーズに行う機能のこと。同機能は「H2」チップを搭載した「AirPods Pro(第2世代)」でのみ利用できます。

 

WeiboにあるリークアカウントのInstant Digitalによれば、次期AirPods Maxは「間違いなく」2024年に登場するとのこと。その唯一の変更点は、LightningポートからUSB-Cポートに刷新することのようですが、その一方で古いチップ「H1」を引き続き搭載するので、アダプティブオーディオには対応しないといいます。

 

次期AirPods MaxがLightningポートからUSB-Cポートに刷新され、今年後半に投入されることは最近報じられたばかり。新しいカラーオプションも追加されるそうです。

 

次期AirPods MaxがUSB-Cポートを搭載することで、「iPhone 15」シリーズと充電ケーブルを共用できるのはメリットですが、機能的な進化はあまりないかもしれません。

 

Source: MacRumors

アップルが「スマートリング」を開発中!? 韓国メディアが報道

アップルがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発していると韓国ニュースサイトのElectronic Timesが報じています。

↑スマートリングを投入?

 

Electronic Timesによれば、Apple Ringは生体認証によりユーザーの健康状態を追跡することができるとのこと。また、アップルはスマートリングがスマートウォッチの代わりとして邪魔にならず、長時間装着でき、睡眠時にも使用できるかどうかに注目しているそうです。

 

アップルは以前にも、スマートリングに関する特許をいくつか出願しており、その中にはNFC対応の指輪型デバイスに関するものもありました。

 

ライバルのサムスンは、今年1月にスマートリング「Galaxy Ring」の投入を予告しました。Galaxy Ringは、血流の測定機能や心電図モニタリング、睡眠トラッキング、スマートフォンのコントロール、ワイヤレス決済が可能だとも噂されています。

 

アップルが「Apple Watch」の次となるスマートリング製品を投入するのかどうか、今後の動きに注目したいものです。

 

Source: Electronic Times via MacRumors

アップルが「スマートリング」を開発中!? 韓国メディアが報道

アップルがスマートリング「Apple Ring(仮称)」を開発していると韓国ニュースサイトのElectronic Timesが報じています。

↑スマートリングを投入?

 

Electronic Timesによれば、Apple Ringは生体認証によりユーザーの健康状態を追跡することができるとのこと。また、アップルはスマートリングがスマートウォッチの代わりとして邪魔にならず、長時間装着でき、睡眠時にも使用できるかどうかに注目しているそうです。

 

アップルは以前にも、スマートリングに関する特許をいくつか出願しており、その中にはNFC対応の指輪型デバイスに関するものもありました。

 

ライバルのサムスンは、今年1月にスマートリング「Galaxy Ring」の投入を予告しました。Galaxy Ringは、血流の測定機能や心電図モニタリング、睡眠トラッキング、スマートフォンのコントロール、ワイヤレス決済が可能だとも噂されています。

 

アップルが「Apple Watch」の次となるスマートリング製品を投入するのかどうか、今後の動きに注目したいものです。

 

Source: Electronic Times via MacRumors

Androidの「ドロイドくん」がフィギュアに! 北米で即完売

Androidのマスコット的なロボット、通称「ドロイドくん」は、2023年秋から立体的な3Dデザインとなっています。今年初めに開催された世界最大級のテクノロジー見本市のCES 2024では、正式名称が「ザ・ボット(The Bot)」に改められました

↑ドロイドくんがフィギュアになった(画像提供/Google)

 

そんなドロイドくんをGoogleがついにフィギュア化して公式オンラインストアで発売しました。

 

米国のGoogle Merchandiseストアでは、ウォーターボトルやシャツ、ペンなど、Googleブランドのさまざまな商品を販売しています。Android関連も、マグカップやステッカー、ピンバッジやペンからサングラスまで揃っている充実ぶり

 

そのラインアップにドロイドくんのフィギュアが新たに加わりました。商品名は「Android Classic Collectible」で、価格は16ドル(約2400円※)。ビニール製で、大きさは3インチ(7.62cm)。

※1ドル=約150円で換算(2024年2月20日現在)

 

Googleは「待望のAndroidフィギュアを紹介できることを大変うれしく思います! このバグドロイドは個性にあふれ、どんな机や本棚も華やかにしてくれること間違いなし」と説明しています。

 

このフィギュアは腕と頭のアンテナが可動式で、ポーズを取らせることも可能。パッケージ写真のように手を上げることにも対応していますが、ミラーボールになったりトゲを生やしたりすることはできないようです。

↑手を上げます(画像提供/Google)

 

もっとも、本製品は米国とカナダのみで購入が可能。また、記事執筆時点では在庫がなくなり、商品ページそのものが消えてしまいました。もともと在庫がさほどなく、すぐに売り切れてしまったようです。

 

ドロイドくんは、米国以外でも根強い人気があるはず。Googleには十分な数の製造や、日本向けの販売を期待したいところです。

 

Source: 9to5Google

次期「Galaxy Z Fold6」、内側ディスプレイが正方形っぽくなる!?

サムスンの横折りスマートフォンは初代モデル発売から4年以上が経過しており、最新モデルGalaxy Z Fold5はかなり完成度が高まりました。が、それでもカバー画面(外側のディスプレイ)の幅が狭い、折りたたみ画面のシワがまだ目立つなど不満の声も寄せられています。

↑問題点を一つ克服か

 

しかし、次期「Galaxy Z Fold6」では、そうした不満の一つが改良されると著名リーカーが予想しています。

 

すでにGalaxy Z Fold6に関しては、カバー画面が広くなるかもしれないとの噂がありましたが、それに続き、信頼性の高いリーカーのIce Universe氏は、Galaxy Z Fold6の内側(折りたたみ)ディスプレイは横幅が広くなると発信しました。現行のGalaxy Z Fold5は少し縦長のため、正方形に近づくことになります。

 

また、Galaxy Z Fold6の折りたたみ画面は角が丸くなっていますが、Galaxy Z Fold6では直角に近くなるとのこと。中央のフレーム(折りたたんだ際に角になる)も同じようになると述べており、全体としてGalaxy S24 Ultraのようなフラット画面になる可能性があるようです。

 

これまでのGalaxy Z Foldシリーズは、折りたたんだ際のカバー画面が狭く、バーチャルキーボードを使ってタイプするのが難しいとの意見もありました(ボタンの数が少ない日本語のフリック入力では不自由ない印象ですが)。もし開いたときに正方形に近くなれば、カバー画面も広くなり、多くのユーザーの要望に応えることになりそうです。

 

その一方、Ice Universe氏のほか複数の情報源が、Galaxy Z Fold6は前モデルより薄くなるとも予想しています。カメラが強化される可能性は低いと言われていますが、薄くて広くなれば、さらに使いやすくなると期待できるでしょう。

 

Source: Ice Universe(X)
via: Sammobile

縦型カメラの採用は間違いナシ? iPhone 16の金型とモックの画像がついに登場

Apple(アップル)の次期スマートフォン「iPhone 16」の金型とされる画像を、リークアカウントのMajin BuがX(旧:Twitter)に投稿しています。

↑Majin Bu / X

 

iPhone 16では背面カメラのレイアウトが斜め型から縦型に変更されることが、予測レンダリングや流出部品から期待されています。また、本体サイドには「アクションボタン」や「キャプチャーボタン」が搭載されるようです。

 

 

今回のiPhone 16の金型とされる画像では、縦型の背面カメラがピル型の突起に配置されているのがわかります。これは、過去に発売された「iPhone X」などを連想させるものです。またこの縦型の背面カメラ配置により、「空間ビデオ」の撮影が可能になることが期待されます。

 

本体サイドには、「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じ小型のアクションボタンを搭載。また、写真/動画撮影用のキャプチャーボタンは本体フレームと同じ高さにデザインされており、静電式/感圧式のボタンとなることが予測されます。

 

なお、2月という早い時期に登場したこのiPhone 16のモックは、実際の製品投入までにデザインが変更される可能性が指摘されています。今年のiPhone 16にてはたしてスッキリした背面カメラが採用されるのか、今後の動向に注目したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

iPhoneのメッセージアプリがRCSに対応するのは中国政府のおかげ? アップルが配慮したとの噂

昨年11月、アップルは自社のメッセージアプリで業界標準規格RCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)に対応すると発表しました。2024年後半にソフトウェア・アップデートで対応すると述べており、次期「iOS 18」で実現する可能性が高いとみられています。

↑意外な理由でRCSに対応?

 

iPhoneがRCSに対応する主なメリットは「Androidスマホのユーザーとメッセージのやり取りがスムーズになり、より多くの機能が使えるようになる」ことです。

 

具体的には高画質の画像や動画を送ることができ、グループチャットや既読の通知、入力中との表示や位置情報の共有も可能となり、携帯の電波がなくてもWi-Fi経由で機能する見通しです。

 

なぜ、アップルが突如として態度を変えたのか? 同社が中国政府に配慮したためだと、アップルの内情に詳しい著名ブロガーが説明しています。

 

世界的なアップル関連ブログ「Daring Fireball」著者のJohn Gruber氏は、当初は欧州連合(EU)が新たな規制であるデジタル市場法(DMA)を施行するためだと思われたが、結局は違ったと指摘。

 

第1に、DMAの対象からiMessage(iPhoneの純正メッセージアプリ)が外されるとの噂があり、実際に本当だったこと。第2にDMAにはRCSへの言及がひと言もなかったためです。

 

そこでGruber氏が数か月かけて調べたところ、「アップルは(RCSを)事実上強制された。しかし、EUではなく中国によってだ」と結論づけています。

 

中国の通信キャリアは長年RCSを推進しており、昨年、中国政府も5G対応の新製品が認証を得る上でRCSのサポートを義務づけることを法律化する作業を開始したとのこと。

 

アップルとしては、新しいキャリア制御プロトコル(通信方式)もサポートしたくないため、RCSを無視し続けたかった。しかし、中国共産党がデバイスメーカーに対して国内で製品を販売するためにRCS対応を義務づけたおかげで、アップルも対応せざるを得なかったとの趣旨を語っています。

 

どういう経緯があれ、iPhoneのメッセージアプリがRCSに対応することで、Androidユーザーとのやり取りがスムーズになるのは事実です。iOS 18は6月のWWDC(開発者会議)で正式発表される見通しですが、RCSの実装も楽しみにしたいところです。

 

Source:Daring Fireball
via:9to5Mac

株主優待でスマホの月額料金がタダに? 新NISAで買いたいスマホ関連銘柄とは

日本では投資で得た利益に対して20.315%の税金が課せられます。しかし、2014年に始まったNISA(少額投資非課税制度)を使えば、この税金を一定の枠内に限り非課税にすることができます。

 

2024年1月には保有期間や年間投資枠が拡大した新NISAがスタートし、再び大きな注目を集めています。

 

本記事では、格安SIMやスマホのお得な情報・最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が、新NISAで買いたいスマホ関連銘柄を解説します。

 

個別株にも投資可能? 新NISAの制度をおさらい

新NISAに関する記事やSNSを見ると、「S&P500」というキーワードが頻出しています。これはアメリカの主要500社の株価で算出する株価指数のことで、市場ではS&P500と連動した投資信託を各社が販売しています。

 

ほかにも、日経平均株価に連動したものや、全世界の株式に分散投資するものなど、投資信託にはさまざまな種類が存在し、新NISAの投資先として人気を集めています。

 

こうした投資信託に注目が集まるあまり、「新NISAでは企業の個別株への投資はできない」と考えている人もいるようですが、そうではありません。

 

そこで、まずは新NISAの制度について簡単におさらいをしていきましょう。

 

・2023年までのNISA制度

↑金融庁「新しいNISA」から

 

表は、2023年までのNISA制度についてまとめたものです。以前は「つみたてNISA」と「一般NISA」のいずれかを選択する方式となっており、前者は「長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託」を購入でき、後者は「上場株式・投資信託」を購入できる仕組みになっていました。

 

たとえばS&P500などの投資信託を購入するために、つみたてNISAを選択した場合、一般NISAで個別株(上場株式)を購入することはできませんでした。

 

・新NISAの制度

↑金融庁「新しいNISA」から

 

一方、新NISAは従来と比較し、年間投資枠が増額されたほか、非課税保有期間が無期限になるなどの変更が行なわれています。

 

特に注目したいのは、一部の投資信託が購入できる「つみたて投資枠」と、個別株が購入できる「成長投資枠」を併用できるようになった点。つまり、従来とは異なり、投資信託と個別株双方に非課税枠で投資できるようになったのです。

 

大手通信キャリア4社の株主優待をチェック!

つみたて投資枠で投資信託を買うことのメリットは、細かな投資先を選ぶ必要がないことです。「信託」と言うとおり、投資のプロにお金を預けて運用してもらうので、深い知識がなくても良いことが大きな強みと言えるでしょう。

 

一方、成長投資枠で個別株を買う場合、会社の将来性を自分で判断したうえで投資することが求められます。東証プライムに上場する会社だけでも1600社を超えているので、投資先を選ぶのは一苦労です。

 

しかし、個別株の場合、購入した企業の株主優待を受けられるという大きなメリットがあります。これは新NISAの成長投資枠を使って株を購入した場合も同様です。

 

そこで、ここからはスマホ関連銘柄にスポットを当て、各社の株主優待制度を見ていきます。個別株選びの参考にしてみましょう。

 

・NTTドコモ(日本電信電話:9432)

NTTのサイトから

 

株価 ※ 179.3円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 ・2年以上3年未満の保有でdポイントを1500ポイント進呈
・5年以上6年未満の保有でdポイントを3000ポイント進呈
権利確定基準月 3月

※2024年2月8日終値

 

NTTドコモを運営する日本電信電話(証券コード9432)は、継続保有の株主にdポイントを進呈する株主優待を実施しています。対象となるのは100株以上を保有する株主で、2年以上3年未満保有すると1500ポイント。5年以上6年未満保有すると3000ポイントがもらえます。

 

進呈されるのはこの2回のみ。合計4500ポイントに留まるため、毎年何らかの優待が得られる他社と比較すると、若干お得感に欠ける印象を受けます。

 

しかし、注目すべきは1株あたりの株価です。日本電信電話は2023年5月に1株を25分割したため、本記事執筆時点で179.3円と非常に安い価格となっています。100株以上保有で株主優待の権利が得られるので、1万7930円で100株を購入して5年以上保有すれば、4500ポイントを得ることができます。

 

・au(KDDI:9433)

KDDIのサイトから

 

株価 ※ 4512円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 全国のグルメから好きな商品を選べるカタログギフト
(保有株式数・保有期間に応じて金額が異なる)
権利確定基準月 3月

※2024年2月8日終値

 

auを運営するKDDI(証券コード9433)では、全国のグルメから好きな商品を選べるカタログギフトが株主優待として提供されています。図のとおり、保有株式数と保有期間に応じて金額が変わる仕組みとなっており、1万円相当のカタログからは高級和牛なども選択可能です。

 

ただし、このカタログギフト優待は2024年度までとなっており、2025年度以降はPontaポイント付与などへの変更が予告されています。

 

・ソフトバンク(9434)

ソフトバンク(証券コード9434)では現在、株主優待制度を実施していません。以前は携帯電話の利用料金を割り引く優待がありましたが、2019年をもって廃止されています。

 

株主優待制度がないぶん、ソフトバンクは配当金の利回りを高めに設定しているので、配当金目当ての人はチェックしてみましょう。

 

・楽天モバイル(楽天グループ:4755)

楽天のサイトから

 

株価 ※ 619.0円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 楽天モバイル「音声+データ30GB/月」プランを1年間無料提供
権利確定基準月 12月

※2024年2月8日終値

 

楽天モバイルを運営する楽天グループ(証券コード4755)は2023年まで、楽天モバイルの「データ通信用eSIM(30GB/月)」を株主優待として無料で提供していました。

 

こちらは保有株式数や保有年数によって利用可能期間が変わる仕組みで、無料となるのは最大でも6か月まで。また、データ通信用のeSIMなので、使い勝手が良いとは言いにくい優待でした。

 

ところが2024年2月14日、楽天グループは新たな株主優待制度として「音声+データ30GB/月」プランを、1年間無料で提供すると発表しました。

 

無料期間は1年間で、さらに音声通話付きプランに変更になったため、利便性が大きく向上しています。

 

ただし、上記の優待を受けられるのは「2023年12月末日時点の株主名簿に記載された、100株(1単元)以上を保有する株主」が対象です。今から株を購入してもすぐに優待が受けられるわけではないことに注意しましょう。

 

次に株主優待の権利を得られるのは約1年後の2024年12月末ですが、今回の優待が次回も継続して実施されるかは不明です。

 

株主優待で完全無料になる格安SIM会社に注目

比較的充実した株主優待制度を実施している大手通信キャリアと比較すると、格安SIM会社の優待は控えめです。

 

たとえば、人気の格安SIM会社IIJmioの運営企業インターネットイニシアティブ(証券コード3774)は株主優待を実施していません。また、同じく人気のmineoを運営するオプテージはそもそも非上場企業で、親会社の関西電力(証券コード9503)も株主優待はありません。

 

そんな中で注目すべき企業が、LIBMOを運営するTOKAIホールディングスです。

 

・LIBMO(TOKAIホールディングス:3167)

↑TOKAIホールディングスのサイトから

 

株価 ※ 1000円
対象保有株数 100株以上
株主優待の内容 下記5コースから1点選択。およびグループレストランの割引券など
■Aコース:飲料水宅配サービス関連商品
■Bコース:QUOカード
■Cコース:グループレストラン食事券
■Dコース:TLCポイント
■Eコース:格安SIMサービス「LIBMO」の月額利用料割引
権利確定基準月 3月・9月

※2024年2月8日終値

 

格安SIM会社「LIBMO」を運営するTOKAIホールディングス(証券コード3167)では、株主優待として自社の飲料水宅配サービスの商品やQUOカードなど、選べる5つのコースを用意しています。

 

その中で、特に注目したいのがEコース「『LIBMO』の月額利用料割引」です。

 

図のとおり、100株以上で月額350円、300株以上で月額850円、5000株以上で月額1880円がそれぞれ6か月間割引となります。これをLIBMOの「なっとくプラン」に適用させた場合の料金がこちらの表となります。

なっとくプラン
(3GB)
なっとくプラン
(8GB)
なっとくプラン
(20GB)
なっとくプラン
(30GB)
通常料金 980円 1518円 1991円 2728円
100株以上保有時の月額料金
(350円割引)
630円 1168円 1641円 2378円
300株以上保有時の月額料金
(850円割引)
130円 668円 1141円 1878円
5000株以上保有時の月額料金
(1880円割引)
0円 0円 111円 848円

※価格は税込みです。

 

TOKAIホールディングスの株価は本記事執筆時点で1株1000円なので、「なっとくプラン(8GB)」まで無料となる5000株の保有には500万円必要です。「成長投資枠」の年間上限が240万円なので、新NISAの枠内でこの額を一度に投資することはできません。

 

狙い目なのは月額850円が割引となる300株の購入です。これなら30万円の投資で済み、「なっとくプラン(3GB)」を月額130円で利用することができます。

 

割引の期間は6か月間ですが、TOKAIホールディングスの株主優待は3月と9月の2回受けることができるので、株を持ち続けている限りずっと月額料金の割引を受けられることになります。

 

以上のように各社とも魅力的な株主優待を実施しており、これらの優待目当てで購入する株を選ぶことも選択肢のひとつです。

 

ただし、株主優待は廃止される可能性があることや、優待で得られた利益以上に株価が値下がりしてしまうリスクがあることには注意が必要です。また、ソフトバンクのように株主優待を廃止して、そのぶん配当金を増額する企業も増えており、こうした株のほうが大きな利益を得られる可能性もあります。

 

これらも理解したうえで投資先を吟味し、新NISAの枠を上手に活用してみましょう。

 

モバワンでは、本記事のようにスマホに関連するお得な情報や解説記事を多数アップしています。ぜひアクセスしてみてください。

USB-Cポート搭載「AirPods Max」「AirPods(第4世代)」は2024年後半登場?

USB-Cポートを搭載した「次期AirPods Max」「次期AirPods(第4世代)」が今年後半にも登場する可能性を、Bloomberg(ブルームバーグ)が報じています。

↑Mr.Mikla / Shutterstock.comより

 

2023年9月に発表された「AirPods Pro(第2世代)」は、充電ケースにUSB-Cポートが採用されました。しかし現行モデルのAirPods MaxとAirPods 3では、引き続きLightningポートが搭載されています。

 

今回のBloombergの報道によれば、次期AirPodsには2モデルが存在するとのこと。エントリー(廉価)モデルの次期AirPodsはよりフィット感のある新デザインとなり、音質が向上し、USB-Cポートを搭載した充電ケースが登場します。一方でハイエンド(高価)モデルの次期AirPodsにはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能が追加され、充電ケースにはスピーカーを搭載。「Find My(探す)」機能でサウンドを再生することが可能になるとしています。

 

なお、2モデルの次期AirPodsが発売された後、第2世代と第3世代のAirPodsの販売が終了するようです。次期AirPods Maxは充電と有線でのオーディオ再生用にUSB-Cポートを搭載しますが、それ以外の大きな変更はないとのこと。また、新色が追加される可能性もあります。

 

今年の後半といえば、「iPhone 16」シリーズや「Apple Watch Series 10」の登場時期と重なります。それにあわせ、USB-Cポートを搭載した新たなAirPods製品の登場に期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

32台のApple Watchと36台のiPhoneを身体に巻き付けた密輸犯が逮捕! タイヤにSDカード1万枚以上を詰め込んだ男も摘発

それぞれの国や地域によりスマートフォンやハイテク製品の現地価格は異なるためか、密輸しようとする人々は後を絶ちません。昨年夏にも、68台のiPhoneを身体に巻き付けて税関を通り抜けようとした男が、不自然な歩き方でバレて摘発されていました

↑iPhoneの密輸は後を絶たないという

 

そうした最新の事件として、中国当局が32台ものApple Watch、36台のiPhoneを運んでいた女性を逮捕したと中国メディアITHomeが伝えています。

 

現地の税関職員は、奇妙な風貌の旅行者を見つけて取り押さえたとのこと。全てのデバイスは腰と腹部に巻き付けられていたとして、画像も公開されています。

Image:ITHome

 

一見するとしっかり固定され、立っている姿に不自然さはないようです。が、非常に重いこともあり、このまま歩くのは無理があったのかもしれません。仮にiPhone 15 Pro Max(221g)が36台、Apple Watch Ultra 2(61.4g)が32台とすれば、本体だけで約10kg程度となります。

 

また身体への固定のしかたが非常にこなれていることから、おそらく共犯者や犯行グループが背後にあった可能性も推測されます。

 

さらにITHomeは別の地方の中国税関が、SDカードを押収したとも伝えています。バイクを押していた男が検査を受けたところ、改造されたホイールの中に合計1万1600枚もカードが隠されていたそうです。

Image:ITHome

 

これらハイテク製品は一般的な商品よりも重量のわりに取引価格が高く、密輸業者も手っ取り早く儲けるために目を付けているのかもしれません。今後も、税関との戦いが続きそうです。

 

Source:ITHome
via:Wccftech

Google マップの事故報告機能、最近は役立たずに? CarPlayやAndroid Autoは一向に対応せず

Google マップには数年前から、事故やスピード違反取締の報告機能があり、多くのユーザーが情報を共有してきました。が、この機能は改善されず、役立たずになりつつあると米9to5Googleが報じています。

↑Google マップ

 

本機能が導入されたのは、2019年のこと。工事や道路封鎖、事件や障害物などが分かるため、ドライバーから便利だと称賛を集めてきました。

 

Google マップ上では、運転ナビを使っている際に、画面の右側にある小さなメニューから報告を送ることができます。素早く簡単ですが、スマートフォンの小さな画面でしか使えず、操作性がいいとも実用的とも言えません。

 

最近ではiPhoneやAndroidを車載システムに接続するAndroid AutoやCarPlayが普及しています。これらはアプリを車側の大きなディスプレイに表示するため、より見やすく、安全に使うことができるもの。が、なぜかGoogleは事故報告機能を、Android AutoやCarPlayに未だに追加していません。

 

かたやGoogle傘下のカーナビアプリWazeはiOS/Android版ともに報告機能を備えている上に、Android AutoとCarPlayユーザーにも提供しています。ただし、日本でのWazeユーザーは少なく、よって報告・シェアされる情報も少なくならざるを得ません。

 

今やGoogle マップは、歩行者にとってもドライバーにとっても必須のアプリとなっています。最近ではAndroid版Googleマップがトンネル内でも位置情報が取得できるようになり、天気も表示可能になっているだけに、事故の報告機能もCarPlay/Android Autoでの対応を望みたいところです。

 

Source:9to5Google

ゴールド系カラー復活? iPhone 16 Proの新色は「デザートイエロー」「セメントグレー」の2色かも

今年の投入が期待される「iPhone 16 Pro」にて、新色となる「Desert Yellow(デザートイエロー)」「Cement Gray(セメントグレー)」が登場する可能性を、リークアカウントのMajin Buが投稿しています。

↑Majin Bu / Xより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、「ナチュラルチタニウム」「ブルーチタニウム」「ホワイトチタニウム」「ブラックチタニウム」の4色がラインナップされています。一方で、2022年の「iPhone 14 Pro」まで存在していたゴールドカラーがなくなっています。

 

Majin Buによれば、iPhone 16 Proの「Desert Yellow(あるいはDesert Titanium:デザートチタニウム)」は、iPhone 14 Proで提供されたゴールドカラーに似ていて、さらに深い色になるそう。また「Cement Gray(あるいはTitanium Gray:チタニウムグレー)」は、2014年の「iPhone 6」のスペースグレイに似ているそうです。

 

Apple(アップル)の「Pro」モデルのiPhoneでは、通常4色以内のカラーオプションが提供されています。このことから、iPhone 16 Pro/Pro Maxではブラックチタニウムやホワイトチタニウムが引き継がれる可能性が高いものの、ブルーチタニウムとナチュラルチタニウムが継続されるかどうかは不明です。

 

iPhone 15 Pro/Pro Maxではチタンの新素材の採用により、カラーラインナップが大きく変更されました。今年は、これまでも人気があったゴールド(イエロー)系の新色の登場に期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

次期iPhone SE、有機ELディスプレイ搭載に向け一歩前進? サプライヤーからの提案

Apple(アップル)のサプライヤーが「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」に搭載される有機ELディスプレイを提案していることが、韓国ニュースサイトのThe Elecにより報じられています。

↑Leszek Kobusinski / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPhone SE(iPhone SE 3)は液晶ディスプレイを搭載していますが、次期iPhone SEに関しては、6.1インチの有機ELディスプレイを搭載し、「iPhone 14」がベースになることが、以前に報じられていました。また「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」や「Face ID」、アクションボタン、USB-Cポートが搭載されるとの情報もあります。

 

報道によれば、Samsung(サムスン)やBOE、Tianma(天馬)が次期iPhone SEのパネルの価格を提示しているとのこと。それぞれが最低価格として30ドル、35ドル、40ドルを提示していますが、Appleは20ドルでの契約を望んでいるとも報じられています。また、Samsungは「iPhone 13」「iPhone 14」に有機ELディスプレイを提供していることから、入札では有利になることも指摘されています。

 

Dynamic IslandやFace ID、アクションボタン、そして大画面な有機ELディスプレイを搭載した次期iPhone SEは、iPhoneのハイエンドモデルにも引けを取らない魅力的なスマートフォンになるはず。その登場を、楽しみに待ちたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

「iPhone 16」やはりカメラは縦型デザインに? カメラ部品が初リークか

今年の「iPhone 16」のカメラ部品とされるパーツを、リークアカウントのMajin BuがX(旧:Twitter)に投稿しています。

↑Majin Bu / Xより

 

標準価格帯モデルのiPhone 16/16 Plusでは、背面カメラが斜めから縦型のデザインに変更されることが、予測レンダリングなどで伝えられていました。また、iPhone 16でのバッテリー容量の追加や、「A18」チップでの「Neural Engine」の追加によるAI(人工知能)の強化などが噂されています。

 

今回リークされたカメラ部品の画像では、やはり背面のデュアルカメラが縦型の配置になっていることがわかります。MacRumorsによれば、このカメラはiPhone 16に搭載される「I-34」と呼ばれるプロジェクトで、「空間ビデオ」の撮影が可能になるとも報じられています。

 

iPhone 16/16 Plusではそれ以外にも、「iPhone 15 Pro/Pro Max」で採用されたアクションボタンや、カメラ撮影に利用できる「キャプチャーボタン」が搭載されるとも噂されています。iPhone 16/16 Plusのカメラ撮影機能がどれだけ進化するのか、楽しみにしたいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

iOS 18はAI機能が盛りだくさん!? Apple「Xcode」はアプリの開発コードを自動生成する機能を搭載?

Apple(アップル)が次期モバイルOS「iOS 18」において、多数の新しいAI機能を搭載するとBloomberg(ブルームバーグ)が報じています。また、AIによるコードの生成機能も開発されているようです。

↑Poetra.RH / Shutterstock.comより

 

報道によれば、AppleはAIアシスタント「Siri」と検索機能「Spotlight」の両方を、大規模な言語モデル(LLM)にてトレーニングしているとのこと。これにより、より複雑な質問に正確に応えることが可能になります。また、Spotlightはアプリ内の特定の機能とより深く統合されるそうです。

 

さらにiOS 18ではAI機能により、「Apple Music」のプレイリストや「Keynote」のプレゼンテーションが自動で生成できるとのこと。また、「Health」「Messenger」「Numbers」「Pages」「Shortcuts」でも、AIとの統合が予定されています。このようなAI機能は、「Neural Engine」を強化した「iPhone 16」シリーズの専用機能となる可能性があると伝えています。

 

Appleが「Xcode」のアップデートにより、AIでコードを自動生成する機能に取り組んでいることも報じられています。これは、Microsoft(マイクロソフト)の「GitHub Copilot」にも似たもので、自然言語に基づきコードを生成し、またあるプログラミング言語から別の言語へとコードを変換できるそうです。

 

報道によれば、XcodeにおけるAIコード作成機能は「早ければ年内」にも、サードパーティのソフトウェア開発者向けにリリースされるとのこと。今年のiOS 18とXcodeは、AIの力により大幅に進化することになりそうです。

 

Source: Bloomberg

「Pixel Fold 2」の予想CG画像が登場! カメラバーのデザインは変更、第4のセンサーあり?

米Googleは折りたたみスマートフォンの第2世代モデル「Pixel Fold 2」を開発中だと噂されています。先日も、Google独自開発チップの最新版である「Tensor G4」を採用し、16GBのRAMを搭載するとの予想が伝えられていました

↑Pixel Fold

 

それに続き、Pixel Fold 2初の予想レンダリング(CG)画像が公開されています。

 

未発表のAndroid製品に詳しいサイトAndroid Authorityは、今月初めにPixel Fold 2の実機と称する写真を公開。しかし、(おそらくGoogle社内での)「検閲が厳しいため」として、わざと画像を不鮮明にしていたようでした。

Image:Android Authority

 

しかし、YouTuberのTT Technology氏は新たな3Dレンダリング画像を公開。あくまでAndroid Authorityの写真を元にしているに過ぎないため、実物とは細部が異なる可能性もあることに注意が必要です。

Image:TT Technology/YouTube

 

今回のCG画像では、カメラ周りのデザインがPixel Foldから大きく変化していることが確認できます。初代モデルは筐体の左から右までカメラバー(カメラ関連パーツを収めた部分)が伸びる形でしたが、後継モデルでは左隅にカメラが移され、横長の長方形となっています。

 

背面カメラについては、Pixel Fold 2は初代と同じくメイン、超広角、望遠カメラのトリプルカメラだと予想されています。予想CGでは4つ目のセンサーが確認できますが、これがPixel 8 Proのような表面温度センサーなのか、あるいは対象との距離を測るLiDARなど別のセンサーかは不明です。

 

初代Pixel Foldは高価な折りたたみスマホながら、Pixel 7シリーズと同じTensor G2プロセッサーを搭載。その後に次世代のTensor G3を採用したPixel 8シリーズが登場したため、すぐに性能が追い抜かれていました。次期モデルは、非折りたたみ機に勝る性能を持つと期待したいところです。

 

Source:TT Technology(YouTube) 
via:91mobiles

Galaxy S24シリーズ、初のソフトウェア・アップデート! カメラ画質を改善、「ディスプレイが色あせて見える」にも対応しました

サムスンはGalaxy S24シリーズ向けに、初のソフトウェア・アップデートを配信開始しました。これにより、カメラ画質やディスプレイの機能を改善したと公式に発表しています。

↑アプデについて、サムスンが公式に発表

 

サムスンの公式カメラ担当者によると、同社はGalaxy S24シリーズが発売されてから、様々な経路からやってくるフィードバックを集めてきたそうです。それらを反映して、今回のアップデートではカメラとディスプレイの使用体験を改善したと述べています。

 

具体的な改善点は、ざっと次の通り。

  • 高画質モードで、逆光撮影時の明るさを調整して画質を改善
  • 高倍率ズーム時に、テキストの鮮明度を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 背面カメラによる動画撮影の鮮明度と画質を改善。 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 写真モードプレビューで、室内環境での暗い部分の明るさを高め、人物の鮮明度表現をスムーズに改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 食事モードでカラーデータを追加適用し、表現を改善
  • 夜間モードで彩度とホワイトバランスを調整し、色味を改善
  • Expert RAWアプリで新規フォーマットのDNG撮影後、ギャラリーでの拡大時の画質を改善
  • 背面カメラによる写真撮影時、逆光のもとで素早く動く被写体の表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • 写真モードで被写体(人物、花など)の露出と色表現を改善 (Galaxy S24 Ultraのみ)
  • ディスプレイ設定の「画面モード」に「鮮やかさ」オプションが追加

 

つまり、ユーザーから不満の声が上がっていた「カメラの画質が前モデルより落ちた」あるいは「画面が色あせて見える」現象に対処したようです。また、サムスンは今回のアップデートに含まれなかった項目も、次回のソフトウェア更新で提供する予定だと述べています。

 

まず韓国での修正アップデート配信が始まったようですが、日本向けの配信も早くやって来ることを望みたいところです。

 

Source:Samsung
via:Sammobile

アップル、折りたたみiPhoneの開発を一時中止? 画面が厳しいテストを合格できなかったウワサ

アップルが折りたたみ式iPhoneを開発中であるとの噂は、先日も独自の情報源を持つニュースメディアThe Informationが報じていました

↑こちらはGalaxy Z Flip

 

それに続き、ディスプレイがアップルの厳しいテスト基準を満たさなかったため、折りたたみiPhoneの開発が一時棚上げされたと著名リーカーが主張しています。

 

中国のSNS・Weiboを拠点とするFixed Focus Digital氏は、約170万人ものフォロワーを誇るテック系リーカーです。その投稿によると、アップルは折りたたみデバイスの研究・開発の一環として、競合他社の折りたたみスマートフォンをテストしており、その作業は2016年から続けているそうです

 

アップルが社内でテストしている折りたたみiPhoneのうち、少なくとも1台はサムスン製のディスプレイを使用。サムスンはアップル製品にディスプレイパネルを供給する主要サプライヤーであり、過去にもアップルに折りたたみ画面のサンプルを送ったとの報道もありました

 

また昨年末にも、サムスンはアップルの折りたたみ製品に対応するため、アップル担当チームを再編成したとの噂話を、韓国の電子業界誌The Elecが伝えていました

 

しかし、今回の情報源はサムスンの最新式折りたたみパネルがアップルの厳しい社内テストのもと「数日で故障した」と主張。これにより、同社の高い基準を満たせるパネルが開発できるまで、プロジェクト全体を凍結することになったと述べています。

 

今回の発信源であるFixed Focus Digital氏は、未発表の折りたたみスマホに関して盛んに情報を発信しています。が、アップルの噂については過去の実績がなく、どこまで信ぴょう性があるか不明です。

 

また、この噂話が正しかったとしても、同時進行中とみられる折りたたみiPadの開発にどう影響を及ぼすのかが興味深いところです。The Elecは先日、アップルが早ければ2026年~2027年頃に7インチ後半~8インチ前半の折りたたみ機器の発売を検討しており、それがiPad miniを置き換えるかもしれないと報じていました

 

Source:Weibo
via:MacRumors

「写真」アプリのトリミングが使いやすくなった!ピンチ操作でサクッと画像を切り取れます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「iPhoneで撮影した写真をすばやく切り取ろう」です。

 

 

iOS 17では、写真のトリミング機能がパワーアップしました。これまでは写真を開いて[編集]をタップし、画面下のツールメニューにある[切り取り]から切り取る範囲を指定する必要があったのに対し、ピンチ操作だけで写真を切り取れるようになったんです。

 

手順はとても簡単。写真を開き、人差し指と中指でピンチ操作し写真を拡大します。すると画面の右上に[切り取り]ボタンが現れるのでここをタップ。これで画面に表示していた部分が範囲指定された状態になります。あとはチェックボタンをタップすれば切り取り完了です。

 

もちろん[切り取り]ボタンをタップした後でも今までと同じように範囲の微調整ができるほか、画面上部の赤枠で囲んだボタンをタップすれば、縦横のアスペクト比もスクエアや壁紙、4:5などの比率を選ぶことができます。

 

1点注意しておきたいのは、ズームして4秒ほど経過したり、画面をタップしたりすると[切り取り]ボタンは消えてしまうこと。そんなときはもう一度ピンチ操作で画面をズームしてみましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

【西田宗千佳連載】配信の競争はスポーツへ。Netflixが「WWE」をパートナーに選ぶ理由とは

Vol.135-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはNetflixで記録的なヒットとなっている実写ドラマ版「幽☆遊☆白書」。今後、Netflixが注目している領域である、スポーツへのアプローチを解説する。

 

今月の注目アイテム

Netflix

幽☆遊☆白書

↑週刊少年ジャンプでの連載作品を実写化し大ヒット。原作は冨樫義博。子どもを助けるため交通事故に遭い命を落とした不良少年の浦飯幽助は、“霊界探偵”という役目を与えられ、人間界で妖怪が関わる事件の解決に挑む

© Y.T.90-94

 

コロナ禍が終わり、アメリカはインフレ懸念に揺れている。特にネットサービス業については、コロナ禍の「巣篭もり需要」向けに投資が行なわれ、企業同士の競争が激化したこともあり、コストを抑えて調整する局面に入った……との見方が有力だ。

 

さらにハリウッドでは、全米脚本家協会のストライキが長引いた関係もあり、制作の長期中断とコスト上昇にどう対処するかが課題となっている。そのため、ドラマなどへの投資にはブレーキがかかるとの憶測もある。そのうえに、映像配信事業は少々過当競争な部分もある。

 

では、各社は単純に手綱を緩めるのか? どうやらそうではない。ドラマ以外の領域に投資し、消費者の注目を集めようとしている。

 

その領域とは「スポーツ」だ。従来スポーツ中継は「放送」の領分だったが、いまは放送と配信が本格的に戦う時代になっている。だから、配信事業者がコストをかけてスポーツの配信権を取得し、サービスに組み込もうとしている。

 

Netflixは、他社に比べスポーツが苦手だった。「生配信」をやらないビジネスモデルを続けてきたためだ。

 

だが、2025年からその方針が変わる。アメリカのプロレス団体「WWE(World Wrestling Entertainment)」と10年間の契約を交わし、2025年1月からWWEの人気番組「RAW」の配信をスタートするのだ。当初はアメリカなどが中心だが、追って対象国を広げていく。

 

WWEはケーブルテレビ、すなわち放送の目玉コンテンツだったが、ここに来て配信の象徴であるNetflixが権利を獲得する。これは、「放送から配信へ」という流れを強調する効果も持っている。

 

ではなぜWWEだったのだろうか? フットボールや野球、ゴルフなどでも良さそうなものだ。だが、NetflixはWWEをあえて狙ったのだ。

 

Netflixの共同CEOでコンテンツ施策を担当するテッド・サランドス氏は、1月に配信したアナリスト向けの説明会にて、次のように述べている。

 

「WWEはスポーツ・エンタテインメントであり、弊社と相性がいい」

 

WWEはシンプルなスポーツではなく、「ストーリーラインのあるプロレス」だ。アスリート同士のぶつかり合いである一方で、ある種のドラマ性を持つエンタテインメントにもなっている。

 

Netflixは各地域でヒットするドラマを作り、世界に広げることで成功してきた。スポーツにおいても、中継をただ配信するのではなく、「ドラマ」的要素を加味して差別化しようとしているのである。

 

もうひとつおもしろい話がある。

 

NetflixはF1のドキュメンタリー・シリーズである「Formula 1: 栄光のグランプリ」を制作しているが、これも「ドライバーにフォーカスし、どこかプロレス的な演出だ」と批判されることがある。

 

だがこの制作方針は特にアメリカの若者に支持された。過去、ヨーロッパやアジアと比較し、アメリカは「F1不毛の地」とも言われた。その点、「Formula 1: 栄光のグランプリ」はアメリカでF1のブームを起こし、状況を変えた。

 

Netflixは、WWEでは逆の流れを狙う。アメリカ発のスポーツであるWWEを、世界にドラマ性のあるエンタテインメントとして広げようとしているのだ。

 

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ホームユースや学習用途向けのお手頃ノートPCがマウスから発売

マウスコンピューターは、14型のモバイルノートPC「mouse B4-I1U01PG-B」を発売しました。Web直販価格は7万9800円(税込)から。

 

mouse B4-I1U01PG-Bはホームユースや学習用に最適とうたったモバイルノートPCです。ファンレス設計のため、図書館や教室などでも周囲を気にすることなく使えるとしています。

 

スペックはインテル プロセッサー N100、16GBメモリー、256GB SSD。また、バッテリーは動画再生時で約4.5時間駆動します。本体サイズは約幅325.2×奥行き218.8×高さ19.4mm、重さは約1.33kg。

 

インターフェイスはHDMI出力、USB3.0(Type-C)、USB3.0(Type-A)、USB2.0、電源用のUSB Type-C(USB PD対応)、ヘッドホン出力をそなえています。

「龍が如く8」推奨パソコンをマウスが発売、14万円台から

マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランドのG-TuneとNEXTGEARから、「龍が如く8」の推奨パソコン2機種を発売しました。

 

「龍が如く8」は、どん底から再び這い上がる男「春日一番」と人生最期の戦いに挑む男「桐生一馬」の二人の主人公が繰り広げる、シリーズ最高のドラマを描いたドラマティックRPG。1月26日に発売されたばかりの最新作です。

 

推奨パソコンはどちらもミニタワー型デスクトップで、G-Tuneブランド製品の構成は下記のとおりです。

 

モデル名:G-Tune DG-A7A7X

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen 7 7700 プロセッサー

グラフィックス:Radeon RX 7700XT

メモリー:32GB(16GB×2)

ストレージ:1TB SSD(NVMe Gen4×4)

Web販売価格:25万9800円(税込)

 

また、NEXTGEARブランド製品の構成は下記のとおりです。

 

モデル名:NEXTGEAR JG-A5A60

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen 5 7500F プロセッサー

グラフィックス:Radeon RX 7600

メモリー:16GB(8GB×2)

ストレージ:1TB SSD(NVMe Gen4×4)

Web販売価格:14万9800円(税込)

インテル Core UltraやCopilotキーを搭載した「AI PC」、「dynabook R9」が4月に発売

Dynabookは、インテル Core Ultra プロセッサーを搭載した店頭向けノートPCの新モデル「dynabook R9」を発表。4月下旬に発売します。店頭予想価格は29万円台半ば(税込)です。

 

dynabook R9はAI処理をエッジ側でも担う、「AI PC」と位置付けたモデル。AIを活用するシーンが増えてはいるものの、現状はクラウド側での処理が多く、通信速度の遅延やセキュリティの問題も懸念されています。そのため、エッジ側でのAI処理の必要性が求められています。dynabook R9はそうしたニーズに応えるモデルです。

 

CPUにはインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155Hを搭載。加えて、生成AIを活用した「Copilot in Windows」機能が呼び出せる「Copilot」キーを追加しています。メモリーは32GB、ストレージは512GB SSDを採用。

 

ディスプレイは14型で、解像度は1920×1200ドット、アスペクト比は16:10となっています。また、本体サイズは約幅312.4×奥行き224.0×高さ15.9mm、重さは約1.05kgです。

 

このほか、CPUの性能を最大限に引き出す「エンパワーテクノロジー」や、MIL規格準拠の堅牢性、Web会議時などにAIが周囲の雑音を除去する「AIノイズキャンセラー」、Dolby Atmos対応のスピーカーなどを備えています。

 

インターフェイスはUSB3.2(Type-A)×2、Thunderbolt 4×2、有線LAN、HDMI出力、マイク入力/ヘッドホン出力、microSDカードスロットをそろえています。また、バッテリーは動画再生時で約11時間駆動します。

iOS 17.4/macOS Sonoma 14.4で、「カメラリアクション」がデフォルトで無効になるかも……「ピースで風船」などの3Dエフェクト

「iOS 17」や「macOS Sonoma」で採用された「カメラリアクション」が、今後はデフォルトで無効にされる可能性があると、海外メディアの9to5Macが報じています。

↑Appleより

 

カメラリアクションとは、ビデオ通話内で人物がピースやサムズアップなどのポーズをとると、それにあわせて3Dエフェクトが表示されるというものです。エフェクトにはハートや風船、雨や花吹雪、花火、レーザーなどが用意されています。

 

しかし新たに配布された「iOS 17.4 ベータ3」と「macOS Sonoma 14.4 ベータ3」では、このカメラリアクションがデフォルトで無効になることを示唆する文字列が含まれていました。なお、ユーザーはコントロールセンターの「ビデオエフェクト」の項目から、カメラリアクションをオンにすることも可能です。

 

個人的なビデオ通話では楽しいものの、仕事のビデオカンファレンスなどではちょっと恥ずかしいカメラリアクション。現時点ではiOS 17.4とmacOS Sonoma 14.4で正式に機能がオフになるのかどうかは不明ですが、今後の変更を見守りたいものです。

 

Source: 9to5Mac

次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip6」のバッテリー、認証サイトで見つかる。今年も7月に発表?

サムスンは昨年7月、折りたたみスマートフォンGalaxy Z Fold5とGalaxy Z Flip5を発表していました。つまり、今年も後継モデルがあと半年以内に登場してもおかしくありません。

 

そんななか、インド標準規格(BIS)サイトでサムスンの次期タブレット「Galaxy Tab S10+」とともに「Galaxy Z Flip6」用と思しきバッテリーの登録が発見されました。

 

インド国内で使われる製品は、すべてBIS認証を取得することが義務づけられます。ここから未発表製品の存在が明らかになるのも珍しくなく、英Nothing社のスマートウォッチが正式発表前に見つかったこともありました

 

著名リーカーのRoland Quandt氏は「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」、「Galaxy Tab S10+」のモデル番号が、それぞれSM-F956、SM-F741、SM-X828かもしれないと指摘していました。

 

そしてBIS認証から見つかったバッテリーの型番は「EB-BF742ABE」と「EB-BF742ABY」/「EB-BX828ABE」と「EB-BX828ABY」。つまり前半はGalaxy Z Flip6に、後半はGalaxy Tab S10+に符合しているというわけです。

 

Galaxy Z Flip5とGalaxy Z Fold5は、それ以前のモデルが発表されていた8月よりも、1か月ほど前倒しでお披露目されていました。この時期にバッテリーがすでに認証機関に登録されているなら、今回も7月頃に登場するのかもしれません。

 

最近の噂では、Galaxy Z Flip6は外側のカバー画面がさらに広くなる、カメラ性能も飛躍的にアップ、バッテリー容量もかなり増えると言われています。

 

サムスンの折りたたみスマホは、年々使いやすくなっているとの声もあります。次期モデルも、さらなるアップデートを期待したいところです。

 

Source:91mobiles

有機EL版MacBook Proの登場は2027年!? 韓国メディアが報じる

有機ELディスプレイを搭載したMacBook Proの登場は2027年になると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑thanmano / Shutterstock.comより

 

以前には著名アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏Ross Young(ロス・ヤング)氏により、2026年以降になると報告されていたMacBook Proの有機ELディスプレイへの移行。来月にも有機ELディスプレイモデルの登場が噂されている「次期iPad Pro」とは、かなり発売時期がずれることが予測されています。

 

The Elecによれば、MacBook Proの有機ELディスプレイはSamsung(サムスン)の第8世代OLED技術が採用されるとのこと。しかし同社はDell(デル)やHP(ヒューレット・パッカード)といったメーカーにもパネルを製造するため、MacBook Proへの有機ELディスプレイの提供は延期されるというのです。

 

スマホ分野では押しも押されぬAppleですが、近年ではMacの販売台数の減少が報じられています。このような状況を考慮して、SamsungはMacBook Pro向けの有機ELディスプレイの製造を後回しにしているのかもしれません。

 

コントラスト比が高く、より黒が美しく、そして消費電力でもメリットのある有機ELディスプレイ。しかしそれがMacBook Proにやってくるのは、まだまだ先となりそうです。

 

Source: The Elec via Apple Insider

アップル、「iWork.ai」ドメインを買収。生成AIをPagesやKeynotesにも組み込むかも

マイクロソフトやGoogleが生成AIで先行しているなか、アップルも同様の機能を次期「iOS 18」に実装するかもしれないと噂されています。そうしたタイミングで、アップルが「iWork.ai」というウェブドメインを買収したことが明らかとなりました。

↑iWork

 

iWorkとはアップルが開発・販売しているソフトウェア製品のこと。ワープロソフトの「Pages」とプレゼンソフト「Keynote」、表計算の「Number」を3つまとめたものです。そこに「AI」が加わることで、これらOffice的な製品に人工知能を導入する準備ではないか、と推測する向きもあります。

 

このiWork.aiは最近、期限切れドメインのオークションで購入されたもの。BuyAiDomains.comは、アップルが新たな持ち主であることを確認しています。

 

iWorkは、2009年1月にウェブベースで文書が手軽に共有できる「iWork.com」へと進化。その後「iWork for iCloud に移行したものの、その後はKeynoteとPages、Numbers単品で扱われることが多くなり、「iWork」という言葉は存在感が薄らいでいました。

 

おりしもiOS 18が「アップル史上最大級のアップデート」になるといわれ、今年のWWDC(世界開発者会議)では生成AIを組み込んだSiriがお披露目されると噂されています

 

またマイクロソフトは高度な生成AIアシスタント「Copilot Pro」を個人向けに提供開始し、Officeアプリで利用可能としています。アップルがiWorkを復活させ、AIを組み込んで逆襲を図ったとしても不思議ではありません。

 

しかし、アップルがドメインや商標名をたびたび購入するのは、他の人や企業が使うことを防ぐためだけ、という場合もあります。今回もまた「単にiWorkのブランドを守っただけ」の可能性もあるでしょう。

 

とはいえ、iWorkが生成AIにより大幅強化されるかもしれず、そちらの方向で期待したいところです。

 

Source:BuyAiDomains.com
via:9to5Mac

iPhone 16/次期Macは生成AI機能を大幅強化? AI処理担当「Neural Engine」コア数大幅増加か

「iPhone 16」に搭載される「A18」や、次期Macに搭載される「M4」チップでは、生成AI機能が大幅に強化されるとの情報を、中国語メディアの経済日報が報じています。

↑MacRumorsより

 

「iPhone 15 Pro/Pro Max」に搭載されている「A17 Pro」や、最新Macに搭載されている「M3」チップにも、AI処理を担当する「Neural Engine(ニューラルエンジン)」が搭載されています。A17 ProとM3はどちらも、16基のNeural Engineを備えています。

 

今回の経済日報の報道によれば、A18やM4ではNeural Engineのコア数が大幅に増加するとのこと。iOS 18では「Siri」やショートカット、メッセージ、Apple Musicなどに新たなジェネレーティブ(生成)AI機能が追加されるとされており、そのためにA18やM4のAI機能が強化されると伝えられているのです。

 

さらにApple(アップル)のTim Cook(ティム・クック)CEOは今月の決算発表の場にて、同社が生成AI機能に取り組んでおり、「今年後半に詳細を発表する」と述べています。このことも、Appleが生成AI機能に注力していることの裏付けとなっています。

 

例年通りなら、iOS 18は6月のWWDCにて、そしてA18を搭載した「iPhone 16 Pro/Pro Max」は今年の秋に発表されるはず。次世代のiOSやiPhoneにて、どれだけ生成AI機能が強化されるのかに注目したいものです。

 

Source: 経済日報 via MacRumors

Galaxy 24シリーズの顧客満足度、初めて現行iPhoneを上回る! S23シリーズから飛躍的アップ

先月、iPhone 15 Proモデルの顧客満足度が、標準モデルのiPhone 15/Plusを下回ったとの報告がありました。そして今度は、サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24シリーズの顧客満足度が、初めて現行のiPhoneを上回りました。

↑Galaxy vs. iPhone

 

これは前回と同じく、新製品レビューサイトPerfectRecが発表しているものです。同サイトはGoogle上でユーザーが作成したレビューを集め、5点満点中5点を付けている人が何%いるかを基準にしています。

 

Galaxy S24シリーズが発売されてから1か月弱が経過し、初期ユーザーのレビューがようやく出そろいました。これまでのところ、非常に好意的な傾向があり、Galaxy S24/+のレビューのうち91%、S24 Ultraのレビューの88%が5つ星をつけています。

Image:PerfectRec

 

これらの顧客満足度は、過去のどの世代のGalaxy Sシリーズよりもはるかに高いもの。昨年のGalaxy S23からS24への顧客満足度の飛躍も「統計的に有意だ」と述べられています。

 

またGalaxy S24シリーズとiPhone 15シリーズを比べた馬合、Galaxy側が全モデルで上回っています。iPhone 15標準モデルはProモデルよりも満足度が高かったものの、Galaxy S24/+には及んでいません。

Image:PerfectRec

 

しかし注意すべきは、Galaxy S24シリーズは今年初めに発売されたばかりということです。まず、iPhone 15/Proのレビュー数はS24よりもはるかに多く、ユーザー層が違う可能性もある。また時間の経過とともに、満足度が変わるかもしれません。

Image:PerfectRec

 

とはいえ、今のところGalaxy S24ユーザーの顧客満足度が高いことは事実です。また、ここ数年にわたりGalaxy Sシリーズの満足度は世代交代するたびに上がる傾向もあり、次期モデルの「Galaxy S25」シリーズも大きな期待が持てそうです。

 

Source:PerfectRec
via:9to5Mac

HHKBに四季をイメージした限定キートップ登場、第一弾は桜

PFUは2月15日、高性能コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard Professionalシリーズ」(HHKB)において、「HHKBカラーキートッププロジェクト」を発表しました。日本の四季などをテーマにしたカラーのキートップセットを順次販売することで、HHKBを通して日本の魅力をグローバルに発信するとのこと。第一弾は「桜」をイメージしたキートップセットを数量限定で販売します。

 

キートップセットは、HHKB標準のキートップと同様、耐久性に優れたPBT樹脂を採用。デザインは桜に寄せた薄いピンク色をベースに、刻印モデルには桜の花をイメージした赤の中央印字を施しています。

↑HHKB Professional HYBRIDの雪モデルキートップと並べてみました

 

国内では1700台分(英語配列が510台、日本語配列が425台、英語配列無刻印が425台、日本語配列無刻印が340台)を用意。限定のため、1度の注文で1台までとなっています。

 

税込の価格は以下のとおりです。

 

キートップセット(桜)英語配列 8250円

キートップセット(桜)英語配列/無刻印 8250円

キートップセット(桜)日本語配列 9240円

キートップセット(桜)日本語配列/無刻印 9240円

↑刻印モデル。右下はキートップを交換するときに使う引き抜き工具です

 

↑無刻印モデル

 

なお、無刻印モデルは2月15日に発売、刻印モデルは3月14日に発売します。

 

すべてのキーの付け替えはもちろん、一部のキーを変えてオリジナルにアレンジするのもよさそうです。また、第二弾も予定しているとのこと。今後の展開も楽しみです。

↑顔ができました

 

↑すべて交換してもよさそうです

 

↑墨モデルだと桜色が映えますね

PCのサブディスプレイにも! 大画面タブレット「LAVIE Tab T14」と、ゲーム向きの小型タブレット「LAVIE Tab T9」登場

NECパーソナルコンピュータ(NEC PC)は、高性能Androidタブレットの「LAVIE Tab T14」と「LAVIE Tab T9」を発表しました。2月15日から全国の量販店やオンラインで販売します。

 

タブレットの定番はやっぱりiPad、Androidタブレットは安くてほどほど……こうしたイメージを覆すのが今回発表されたLAVIE Tab T14/T9です。

 

LAVIE Tab T14は、14.5型の大きな画面で映像視聴やペン操作などマルチに使えるタブレットです。PCの映像入力も備えています。価格は14万2780円(税込み、以下同)。

↑LAVIE Tab T14

 

LAVIE Tab T9は、小型・軽量ながら高性能なタブレットです。両手で持ちやすい8.8型ディスプレイでリフレッシュレートが144Hz駆動対応。高性能なSnapdragonチップセットを搭載していて、モバイルゲームを楽しむのにちょうど良い1台です。価格は9万8780円から。

↑LAVIE Tab T9

 

Androidタブで最高峰の性能を実現したLAVIE Tab T14

LAVIE Tab T14の特徴は、なんといっても迫力のディスプレイです。iPad Proよりも大きな14.5型で、解像度も3K(3000×1876ドット)、リフレッシュレート120Hzと、ちょっとしたゲーミングディスプレイのようなスペックになっています。

 

ほかのタブレットでは見ない機能として、DisplayPort Altモードの“入力”をサポートしています。つまり、Windows PCやMacの外部ディスプレイとして使えるわけです。

↑右のノートPCからDisplayPort Altモードを経由して、LAVIE Tab T14に画面を表示させることも可能

 

サウンドはJBL製の4ch・8スピーカーを搭載し、サラウンド再生機能のDolby Atmosも対応。高精細な大画面に負けない広がりのある音を再生できます。

 

Androidタブレットとして、大きな画面を活用するための工夫も盛り込まれています。マルチタスク機能を備えていて、アプリを同時に3つや4つ並べて起動したり、画面上にフローティング表示させたりできます。

↑14.5型なので、画面を分割して表示させても見やすい

 

本体にキックスタンドを格納しているため、わざわざスタンドを用意する必要がないのも便利なところです。また、別売の「デジタルペン2」やキーボードカバーを併用すると、より本格的なクリエイティブ用途にも活用できます。

 

デジタルペン2は充電式で、タブレットの側面にペタッと貼り付けて充電するタイプです。4096段階の筆圧検知に対応します。

 

キーボードカバーは、タブレットを自由な角度で固定できるヒンジ機構付き。タッチパッドも備えていて、マルチタスク操作やアプリ起動のファンクションキーもあります。価格は3万8280円。

↑別売の製品も豊富にそろっているので、さまざまな使い方が可能

 

「LAVIE Tab T14(T1495/HAS)」の主なスペック

ディスプレイ:有機EL、14.5型ワイド(3000×1876ドット)、120Hz駆動

メモリー:12GB LPDDR5X

ストレージ:256GB(microSD利用で追加1TB)

チップセット:MediaTek Dimensity 9000(8コア)

OS:Android 13

Wi-Fi:Wi-Fi 6E

モバイル通信:非対応

防水仕様:IPX2/IP5X(防滴防塵)

生体認証:指紋・顔

背面カメラ:1300万画素+500万画素広角

インカメラ:1300万画素

大きさ:327.8×210.8×5.9mm

重さ:約735g

バッテリー容量:12300mAh

駆動時間:約6時間(Web閲覧時)

 

小型でパワフルなLAVIE Tab T9

LAVIE Tab T9は、小さくコンパクトなボディに、ハイパフォーマンスを詰め込んだAndroidタブレットです。価格は9万8780円。

↑LAVIE Tab T9の概要

 

画面は8.8型ワイドで、IPSディスプレイを搭載。最大144Hzの高リフレッシュレートもサポートします。

 

チップセットには、ゲーミングスマホに採用された実績もあるクアルコム製のSnapdragon 8+ Gen1を搭載。メモリーは最新のLPDDR5X規格で、8GBを搭載します。なお、直販サイトではメモリー12GB・内蔵ストレージ256GBの拡張版モデルも販売します。こちらは10万9780円です。

 

約365gと軽量で、大きさは両手持ちしたときにちょうど良いサイズ感です。Androidのモバイルゲームを大きな画面で楽しむのにちょうど良いタブレットになっています。

 

横持ちで長時間プレイするための配慮もあります。USB-C端子は本体の長辺側と短辺側の両方に組み込まれていて、横向きで両手持ちしたときに、充電ケーブルが画面の下側から配線できるようになっています。また、短辺側の端子ではDisplayPortによる映像出力もサポートします。

↑USB-C経由で大画面に映像出力も

 

バッテリーを経由しない「バイパス給電」も対応していて、長時間のゲームプレイ時でもパフォーマンスを落とさないよう配慮されています。

 

ソフトウェアでは、「ゲームアシスタント」機能があり、ゲームプレイ時のパフォーマンスを調整したり、画面録画などの機能を利用しやすくなったりしています。

 

ゲームに特化したような性能ですが、デザインは落ち着きのあるもので、仕事のシーンなどでも活用できます。手書き入力用に「デジタルペン3」(USB充電タイプ、1万978円)のオプションもあります。

 

「LAVIE Tab T9(T0995/HAS)」の主なスペック

ディスプレイ:8.8型ワイド(2560×1600ドット)、144Hz駆動

メモリー:8GB LPDDR5X/12GB LPDDR5X(直販限定)

ストレージ:128GB/256GB(直販限定)(microSD利用で追加1TB)

チップセット:Snapdragon 8+Gen 1(8コア)

OS:Android 13

Wi-Fi:Wi-Fi 6E

モバイル通信:非対応

防水仕様:非対応

生体認証:顔

背面カメラ:1300万画素+200万画素マクロ

インカメラ:800万画素

大きさ:208.5×129.5×7.6mm

重さ:約365g

バッテリー容量:6550mAh

駆動時間:約10時間(Web閲覧時)

画面付きHomePodの噂再び。iPad mini 6と同じく「A15 Bionic」チップ搭載?

ディスプレイを搭載した「HomePod」への言及が、「tvOS 17.4」のベータ3版にて見つかったと、海外メディアの9to5Macが報告しています。

↑9to5Macより

 

Appleがディスプレイを搭載したHomePod、あるいはスマートディスプレイを開発していることは、以前から報じられていました。さらに以前には、tvOS 17.4のベータ版に「homeOS」という未発表OSへの言及が存在しているのも見つかっています。

 

今回のtvOS 17.4のベータ3版では、同OSが実行可能な「Z314」という新たなデバイスが確認されました。このZ314は「iPad mini 6」と同じ、「A15 Bionic」チップを搭載。デバイスには内部開発版とテスト中の製品版が存在していることから、開発が高度な段階に達している可能性が示唆されています。

 

また、tvOS 17.4のベータ3版ではファームウェアに「SwiftUI」フレームワークや、UI(ユーザーインターフェイス)をデバックする「hangtracerd」も追加されています。これらも、HomePodにディスプレイが搭載されること裏付けていると指摘されているのです。

 

以前の報道により、Apple(アップル)はiPad mini 6の改良版で、tvOSをテストしていることも判明しています。はたしてHomePodにiPad miniのディスプレイを合体した製品が登場するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: 9to5Mac

iOS 18はApple Vision Proの「visionOS」風デザインに? 半透明のナビゲーションバーを採用か

Apple(アップル)の次期OS「iOS 18/iPadOS 18」にて、「Apple Vision Pro」に採用されている「visionOS」風のデザインが採用されると、海外メディアのThe Verifierが報じています。

↑MacRumorsより

 

今月に米国にて発売されたApple Vision Proは、超高解像度なディスプレイとMR(複合現実)用のカメラを備えた、ハイエンド向けのヘッドセット(Apple曰く空間コンピューター)です。OSには新たに開発されたvisionOSが採用されており、半透明なウィンドウなどがインターフェイスの特徴となっています。

 

The Verifierによれば、「iPadOS 18」の「Apple TV」アプリでは、昨年の「tvOS 17.2」でも導入された、半透明のナビゲーションバーが採用されているとのこと。このメニューのデザインは、visionOSのものに類似していると伝えられています。さらに、iOS 18では「Safari」ブラウザを含む、さまざまなシステムメニューや内蔵アプリのデザインが変更されるそうです。

 

一方で別の海外メディアのMacRumorsは、The Verifierの過去のリーク情報の実績を考慮すると、今回の情報が間違っている可能性も指摘しています。

 

Appleから鳴り物入りで登場した、Apple Vision ProとvisionOS。その影響がその他のApple製品にも徐々に浸透していくことを、楽しみにしたいものです。

 

Source: The Verifier via MacRumors

Apple Watchが心房細動を警告! 妻が自覚症状のない夫を病院に連れて行き健康を取り戻す

ここ数年のApple Watchは、心房細動の検出機能を備えています。そのおかげで数多くの命が救われてきましたが、新たに早期発見したことで、適切な医療措置を受けられた夫妻の話が伝えられています。

↑Apple Watchと家族のおかげ

 

米サウスカロライナ州の主要日刊紙Post and Courierは、ジェフ・プリースト氏(65歳)とエレン・プリースト氏夫妻の話を報じています。

 

夫のジェフ氏がパティオ(中庭)を作るためレンガを積む重労働をした日の夜、ソファに座っていたとき、Apple Watchに警告が表示され、心房細動を患っていると告げられたそうです。しかし、本人には自覚症状もなく、家族歴(本人と近親者の治療中の病気や既往歴)もなかったため「時計がおかしいのかと思った」と語っています。

 

しかし、妻のエレン氏はもっと深刻に受け止めていました。その日の早朝にもApple Watchが警告を出していたことに気づき、医師に診察してもらったところ、すぐに緊急治療室に。

 

本人には何の自覚もなく、スタッフは「胸は痛くないのですか?」と尋ねたものの、答はノー。そして薬で症状を安定させた後、数時間後に帰宅しました。

 

その数日後も心房細動が残っていたものの、やはり本人の気分は悪くありませんでした。それでも医師が薬を飲ませ続けた結果、突然、正常な状態に戻ったと振り返っています。

 

アップルは公式サポート文書で、心房細動の説明をしています。すなわち「心房の拍動が心室と同期しなくなった場合に起きる不規則な心拍リズムの一種」。またCDC(米疾病予防管理センター)によれば「65歳未満の約2%、65歳以上の約9%」発症しており、加齢とともに起こりやすくなることや、自覚症状がない人もいるとのことです。

 

もしも心房細動を治療せずに放置すれば、心不全や、脳卒中を招くおそれのある血栓の原因となる場合もあります。

 

ジェフ氏の場合、医師の診察を受け、心臓の状態を管理する適切な治療を受けることができました。またApple Watchのおかげで、自宅や病院に留まることなく、心臓の状態をモニターできたわけです

 

さらに言えば、妻のエレン氏が親身になって夫を病院に連れて行ってなければ手遅れになっていた可能性もあるでしょう。家族のApple Watchからの警告も、チェックしておいた方がよさそうです。

 

Source:The Post and Courier
via:9to5Mac

HHKB Studio、Xreal Air 2 Pro、GPD WIN4、MX ERGOの組み合わせで仕事は捗るのか試してみた!

GetNaviでは、読者参加型スペシャルコミュニティ「GetNavi Salon」を運営中。日々気になった製品を紹介し合ったり、購入した家電やアイテムを披露し合ったりしています。

 

今回は、GetNavi Salonの中で、複数のデバイスを使って超コンパクトかつ、相当にぶっとんだ仕事環境を作っているメンバーの方がいらっしゃったので、仕事環境の紹介およびレビューをお願いしてみました。

 

紹介してくれるGetNavi Salonのメンバー シライシさん

昔から小型デバイスが大好きな50歳目前のアラフィフです。過去には、Pocket PCの「CASSIOPEIA」や、Windows CEの「sigmarion」、Windows機では「VAIO U」などの小型デバイスを数多く購入してきました。現在は、「GPD WIN4」を仕事用のPCとして活用しています。

 

超コンパクトな仕事環境を構築するデバイス

その1  GPD WIN4(税込19万3000円)

 

中国のGPD社が開発したゲーミングUMPCです。デザインはソニー・コンピュータエンタテインメントの「PSP」をオマージュしており、小型ゲーム機のような見た目。ディスプレイをスライドすることで小型キーボードが現れる仕組みになっています。スペックはCPUがRyzen 7 6800U、メモリーが32GB、ストレージが2TBと非常に高性能で、仕事にも十分対応できるパフォーマンスを備えています。

 

その2  Xreal Air 2 Pro(税込6万1980円)

 

中国のXREAL社が開発したARグラスです。USB-Cを使用してPCやiPhone 15などのデバイスと接続することで、目の前にフルHD解像度の大画面が浮かび上がるかのように表示されます。

 

その3  HHKB Studio(税込4万4000円)

 

ライターやプログラマーの方々にとって、よく知られている高級キーボード。従来のHHKBは静電容量無接点方式による打ち心地が大変人気ですが、HHKB Studioではメカニカルスイッチとポインティングデバイスを搭載しています。新開発されたメカニカルスイッチが非常に押し心地が良く、静電容量無接点方式にも劣らない打ち心地のキーボードとなっています。

 

その4 ロジクール MX ERGO(税込1万9800円)

 

社会人としてのキャリア=トラックボール利用歴と言えるほど、昔からトラックボールを使ってきました。その中でも最も長く利用しているのがロジクールのMX ERGOです。登場から今年で7年になりますが、手になじむデザインが大好きで、ほかのトラックボールを試してみても、結局はすぐにMX ERGOに戻ってきてしまいます。

 

GetNavi web的チェックポイント

一般的に、コンパクトな環境で作業するならノートPC、腰を据えて作業するならデスクトップPCに大画面ディスプレイ、外部接続のキーボードとマウスという環境ですよね。今回はUMPCの画面をXreal Air 2 Proを使って空間上に大画面を表示。加えてハイエンドな入力デバイスを追加しています。デバイスとしてはそれぞれコンパクト、でも作業の快適さはデスクトップに近づけよう、という構成なんです。

ARグラス単体を導入して仕事してみるだけでも十分最先端さを感じますが、そこにUMPCや定番ブランドのデバイスを追加するあたりに、ガジェット好きならやってみたいかも、と思わせる構成でもあります。作業している見た目も近未来感があります。

では実際の使い勝手はどうでしょうか、見ていきましょう。

 

作業スタート! 一部作業効率は下がるものの、事務作業は問題なくこなせる

今回は紹介した4つのデバイスを組み合わせて、実際に仕事で以下のタスクに取り組んでみました。

1.会社の文書の更新

2.申請書のフォーマット作成

3.Excelを用いたデータ加工

 

まずはWordを用いて、会社の文書を更新しました。Wordの文書を読んだり、加筆修正したりするのに問題はありませんでした。申請書のフォーマット作成が必要だったので、これもWordで作成。会社の文書更新と同様に、問題なく作業できました。

 

Excelを用いたデータ加工では、グラフの作成をしてみました。普段は32インチの4Kディスプレイで作業していますが、Xreal Air 2 Proの解像度はフルHD。つまり、Excelの表示領域はいつもの4分の1しかありません。そのため、スクロール操作が頻繁に必要で、作業効率が下がりました。しかし、グラフはきちんと作成できました。

 

いずれもOfficeソフトを立ち上げての作業で、CPUの性能からするとまったく問題ありません。もちろん、メモリー不足によって作業が重くなるということもありませんでした。

 

入力の操作性を見ても、普段からHHKB StudioとMX ERGOを使用して作業しているため、作業が遅くなるということはありませんでした。元々タッチタイピングが得意で、キーボードを見て打つことはほとんどないため、Xreal Air 2 Proを装着しても入力には手間取りません。

 

なお、すべてのデバイスがコンパクトなので、極端なことを言うと、キーボードとトラックボールを置くスペースがあれば作業は可能です。ただし、GPD WIN4にケーブルを接続するため、その分のスペースが別途必要になります。とはいえ、GPD WIN4本体を触ることはほとんどないため、どこかに置ける場所が確保できれば問題ありません。

↑デスク上の見た目。ケースに収まっているのが今回使用したデバイスたちです

 

ここまでは、作業としてできたと実感したところです。一方で仕事にチャレンジしてみて、ストレスを感じた点もあります。

 

画面の揺れや四隅の見づらさが目立つ

ストレスだったのは以下の点です。

 

1.頭を動かすと、動かした方向に画面が揺れるため、慣れるまでストレスを感じます。

2.画面の四隅がぼやけるため、四隅に目を向けると見づらいです。

3.タッチタイピングができないと作業が難しいでしょう。

4.バッテリーの持ちは普通ですが、電源を確保するかモバイルバッテリーを持っておく方が良いです。

 

1について、Xreal Air 2 Proの画面は空間に固定されているわけではなく、頭を動かすと画面も一緒に動きます。普段使うディスプレイは固定されているので、当然頭を動かしても画面は移動しません。この画面が動く感覚に慣れる必要があります。酔ってしまう方もいるかもしれません。

 

Xreal Air 2 Proをリモコンで操作できる「Xreal Beam」を使うと、揺れを軽減する機能や、画面を空間に固定する機能「3Dofモード」を利用できます。そのため、Xreal Beamを組み合わせて作業するとより快適になります。ただし、製品の個体差なのか、手持ちのXreal BeamをPCに接続して使うと、PCから給電されつつも、バッテリーが減っていくので、長時間使用できないのが弱点になりそうです。

↑Xreal Beam。Xreal Air Pro 2と有線で接続して使うリモコンで、スマホやパソコン、ゲーム機の映像を有線/無線問わず入力し、Xreal Air Pro 2のディスプレイに表示できます

 

次に、Xreal Air Pro 2の製品個体差があるのかもしれませんが、私の場合どうしても四隅がぼやけてしまいます。鼻当ての高さが合っていないかもと、ほかのサイズに変更しても改善が見られませんでした。ただ、こちらもXreal Beamの画面を空間に固定する3Dofモードを使えば、四隅がぼやけるのが気にならなくなります。

 

Xreal Air 2 Proについては、現在Windows版のアプリが開発中です。アプリがリリースされれば、Xreal Beamを利用しなくても、画面を空間に固定できたり、複数画面を追加できたりするようになるため、画面が揺れて気持ち悪くなる、あるいは表示領域が足りないという問題は解決する可能性が高いです。

 

入力とバッテリー周りも気にしておきたいポイント

入力について問題があるとすれば、タッチタイピングが得意ではなく、キーボードを見て打つことを好む方は、Xreal Air 2 Proを装着しているとキーボードが見づらくなる点です。度々メガネを外す動作が必要になり、これがストレスを感じる原因になると思います。

 

最後は、モバイル環境なのでバッテリーについて。Xreal Air Pro 2は本体にバッテリーを搭載しておらず、USB-Cからの電源供給となります。つまり、GPD WIN4のバッテリーに左右されます。

 

GPD WIN4のバッテリーは45.62Whで、スペック上は軽い作業であれば10時間持つとされています。しかし、ほかのデバイスに電源供給しながら使うとなると、予想以上にバッテリーの減りは早いと想定されるうえに、バッテリーの残量を気にしながら仕事をするのは精神衛生上良くないため、電源を確保するか、モバイルバッテリーを持ち歩くことをおすすめします。

 

USB PD充電に対応しているので、45W以上のGaNに対応したコンパクトな電源を持ち歩けばより安心です。

 

ノートPC以上に軽量。画面と作業に集中できたのも収穫

なお今回、喫茶店のカウンター席で作業をしましたが、一人分のスペースが確保できれば十分に作業が可能です。ただし、セットアップに時間がかかるため、ノートPCのようにすぐに仕事を始めたり、仕事が終わったらすぐに片付けたりすることはできません。その代わり、4つのデバイスを合わせても約1.7kgなので、ノートPCとキーボードを持ち運ぶよりも軽量化は可能です。

↑カフェのカウンター席にデバイスを並べてみました

 

↑デバイスを取り出してみたところ。ほぼワイヤレス環境なので、見た目もスッキリです

 

そして今回作業してみて、Xreal Air 2 Proを身につけていると周りが見えなくなるため、画面に集中できたことに気づきました。また、フルHDと画面の表示領域が狭いため、多くのウィンドウを開くことを諦め、ひとつの作業に集中できるのも発見です。さすがに2時間以上集中するのは大変ですが、1時間ほど集中して仕事をしたい場合には良いと思います。そもそも喫茶店で何時間も作業するわけにはいきませんし、ちょうどいいのかもしれません。

 

文/写真 シライシ

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」で“ゴーストタッチ”の問題報告……アップルは調査中

「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」における「ゴーストタッチ」と呼ばれる不具合をApple(アップル)が調査していると、海外にて報じられています。

↑Gabo_Arts / Shutterstock.comより

 

ゴーストタッチとは、Apple Watchのスクリーンがユーザーの操作なしに「不規則にジャンプ」したり、その他の予期せぬ挙動を起こすという問題です。さらに、勝手に電話を発信したり、あるいはデバイスのパスコードが入力できなくなるなどのケースも報告されています。

 

海外メディアのMacRumorによれば、Appleは認定サービスプロバイダーと共有したメモの中で、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2のゴーストタッチ問題を認識しており、調査しているとのこと。また、同社はApple Watchのソフトウェアを最新のバージョンに保つことを推奨しており、この問題がソフトウェアアップデートにて解決される可能性も示唆しています。

 

現時点では、ゴーストタッチ問題がハードウェアに起因しているのか、あるいはソフトウェアに起因しているのかは不明です。Apple Watchのユーザビリティに大きな影響を与えるこの問題、早めの解決を望みたいものです。

 

Source: Stella – Fudge / X via MacRumors

謎の次期Googleスマートフォンが認証サイトで見つかる。Pixel 9 Pro(仮)かPixel Fold 2(仮)かも

米Googleは様々な次期スマートフォンの開発に取り組んでいると噂されています。たとえばPixel 8シリーズの廉価モデル「Pixel 8a」、次期フラッグシップ機「Pixel 9」シリーズ、そして折りたたみタイプの後継モデル「Pixel Fold 2」といったところです。

↑謎の“Pixelスマホ”を発見?

 

そんななか、デンマークの認証機関UL DEMKOのサイトから、次期Googleスマートフォンとして「GH2MB」の型番が見つかりました。

 

そのトレードマーク/ブランドはGoogleで、モデル番号は「GH2MB」。そして定格容量(蓄えられる電気の量)4942mAhのバッテリーを搭載すると記載されていることから、公称の容量は約5000mAhとなる可能性が高いと思われます。

Image:MySmartPrice

 

たとえばPixel 8のバッテリー容量(公称)は4575mAhであり、廉価モデルPixel 7aは4575mAh。つまり低価格の「Pixel 8a」よりもフラッグシップ機の「Pixel 9」シリーズ、特に上位のProモデルに近いものです。

 

また、大容量バッテリーは電力消費が多い折りたたみ機にも適しているため、Pixel Fold 2(仮)に関連している可能性もあります。

 

Pixel 9 Pro(仮)に関しては、すでにインドメディアMySmartPriceが予想画像を公開しています。またPixel Fold 2(仮)も、試作機と称する写真が出回っていました

 

さらに、未発表のGoogle独自開発チップセット(おそらく「Tensor G4」)が、人気ベンチマークアプリの投稿サイトGeekbench Browserで見つかっています

 

これら次期スマートフォンをGoogleが開発中としても、一挙に発表するとは考えにくいことです。今年1年かけて、順番にお披露目していくのかもしれません。

 

Source:MySmartPrice
via:Gizmochina

外出先で会議が多い人に向けた減音デバイス、キヤノン「Privacy Talk」が4月に発売

キヤノンマーケティングジャパンは2月13日、マスク型の「減音デバイス」とイヤホンがセットになった「Privacy Talk MD-100-GY」を正式販売すると発表しました。発売は4月下旬を予定しています。直販価格は2万3650円(税込)。

 

Privacy Talkは、マスクのように装着することで、自分の声が周囲に聞こえないように減音するうえに、周囲の雑音も軽減。加えて、換気用のファンで通気性も確保しています。

 

 

減音デバイスには「音響メタマテリアル技術」を採用。迷路のような構造に人が発した音が通るようにすることで音を吸収する仕組みで、約20デシベルの減音効果を実現しつつ、呼吸のための空気の通り道確保と本体の小型化を実現したといいます。

 

 

また、オンラインMTG時の発話をクリアにするための声用マイクに加え、装着時の通気性を保つファン、さらにはそのファンの音を消すためのマイクも内蔵。これらにより、快適性を確保しつつもクリアな音声を届けることが可能です。

 

Makuake出品で定まったコアターゲット

Privacy Talkは、2023年7月にコンセプトモデルを発表。その後10月に「Makuake」のプロジェクトとして応援購入を実施しており、総額で1000万円を突破するなど、人気を集めました。

 

Makuakeに出品した目的について、キヤノンマーケティングジャパン ichikara Lab室長の吉武裕子さんは「新しい商品であるがゆえに、実際に『ほしい』と言ってくださる方と購入してくださるお客様は別だと思いますので、どういった方が購入されて、どのような使い方をされているのかを詳しく確認していくことをやっておりました」と説明。

 

また、「きちんと届けたいターゲットを定めて正式発表に向かっていけるところは、Makuakeを使ったことで大きな成果」になったそうです。

 

Makuakeを通じてのPrivacy Talkの購入者は、30~40代の男性が多く、居住エリアは首都圏が多かったそうです。これは想定ターゲットではあるものの、最初に購入したユーザーの動向を見ながら、改めてターゲットを絞り込むことができたといいます。

 

さらに、当初ゲーミング用途も想定していたものの、大きい声で発話すると音が割れるといった発見もあり、「落ち着いたトーンで話す製品」という訴求ができるようになったなど、利用シーンも定まってきたとのこと。

 

そうした知見やデータを蓄積した結果、Privacy Talkのメインターゲットは「周囲に多数の人がいる環境で、オンライン会議をするビジネスパーソン」がコアターゲットになったそうです。

 

発売当初はECサイトや直販サイトが販路の中心で、量販店などへの展開は検討中とのこと。外出先や移動中で会議に出席する機会が多く、聞かれたくない話をするときに悩んでいる人にとっては福音ともいえる製品。コアターゲットに当てはまる人は検討してみてはいかがでしょうか。

次期iPhone SEはノッチなし!? 「Dynamic Island」を搭載するかも

次期iPhone SEにてノッチのかわりに「Dynamic Island(ダイナミック・アイランド)」が搭載されるとの情報を、リークアカウントのMajin Buが伝えています。

↑Jia / Xより

 

次期iPhone SEに関しては、顔認証機能「Face ID」やUSB-C、アクションボタンが搭載されると予測されています。本体は「iPhone 14」がベースになり、6.1インチディスプレイを搭載。一方で、その登場は2025年以降になるとの見方が一般的です。

 

Majin Buによれば、次期iPhone SEは「iPhone 16」と非常によく似たデザインになる可能性があるとのこと。本体背面にはシングルカメラが搭載され、ディスプレイ上部にはDynamic Islandを配置。寸法は「iPhone XR」に近くなるようです。

 

上の画像は、Majin Buの情報を元にX(旧:Twitter)ユーザーのJiaが作成した、次期iPhone SEの予測レンダリングです。画面上部にはフロントカメラとFace IDを搭載したDynamic Islandが、そして背面にはピル型のカメラ突起に、シングルカメラとフラッシュが配置されています。

 

iPhone SEシリーズといえば廉価版モデルですが、Dynamic Islandと縦型のシングルカメラを搭載した次期iPhone SEは、最新のiPhoneとほぼ変わらない外見です。このような次期iPhoneが早い時期に登場することを、楽しみにしたいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

Galaxy S24シリーズの画面が色あせて見える現象、まもなくソフトウェア更新で解消かも!

サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24シリーズは、全般的に前モデルよりも機能がアップしているものの、ディスプレイが色あせて見えるとの声が相次いでいました 。

↑Galaxy S24 Ultra

 

これに対して、サムスン・スペインの担当者は「意図的な色調整であり、製品の欠陥ではありません」と回答。ただし、別のサムスン公式サポート担当者は、Android情報サイトAndroid Policeに対しては不具合を認め、将来のアップデートで修正する予定だと述べていました

 

この件につき、サムスンが画面の明るさを手動で調整できるようにするアップデートを開発中だと著名リーカーが主張しています。

 

信頼性の高いリーカーIce universe氏によると、サムスンの次期Galaxy S24アップデートは、画面モードの設定内に彩度レベルを調整できる手動スライダーを追加する予定だそうです。このオプションは「鮮やかさ(Vividness)」と呼ばれる見通し。

 

ちなみに現在のGalaxyスマホでは、[設定]>[ディスプレイ]>[画面モード]内で「鮮やかさ」と「ナチュラル」の二択に限られています。

 

このスライダーで1目盛り上げるだけでGalaxy S23 Ultraのような色になり、2つ上げるとGalaxy S21 Ultraのような鮮やかな色になるとも付け加えています。これまでよりも自由度が増して、自分の好みに合わせた色合いにしやすくなるようです。

 

今のところ、いつソフトウェア更新が配信されるか明らかにされていません。が、Ice universe氏は「次のバージョン」と述べていることから、そう待たなくてもよさそうです。

 

Source:Ice universe(X) 
via:Wccftech

iPhone 16 Pro Maxはバッテリー容量アップ? しかしiPhone 16 Plusは……

今年の「iPhone 16」や「iPhone 16 Pro Max」にて大容量バッテリーが搭載されるとの情報を、リークアカウントのMajin Buが報告しています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16 Pro/Pro Maxでは画面サイズが6.3インチ/6.9インチになり、本体サイズも大きくなることが予測されています。またバッテリーだけでなく、2TBの大容量ストレージモデルも登場すると報じられています。

 

Majin Buによれば、iPhone 16は3561mAh、iPhone 16 Plusは4006mAhのバッテリーを搭載するとのこと。iPhone 15の3349mAhと比較し6%容量が増えているものの、iPhone 15 Plusの4383mAhからは9%も少なくなっているようです。

 

一方でiPhone 16 Pro Maxは4676mAhのバッテリーを搭載し、iPhone 15 Pro Maxの4422mAhから5%増えています。なお、iPhone 16 Pro MaxではL字型のバッテリーデザインではなく、長方形のバッテリーを採用するようです。なお、iPhone 16 Proのバッテリーに関する情報はまだありません。

 

スマートフォンの高性能化とは引き換えに、なかなか伸びないバッテリーの駆動時間。iPhone 16シリーズでは、さらなる長時間駆動の実現を期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

サイズが異なる2タイプの折りたたみiPhoneをAppleが検討中? 登場は2026年以降になるかも

Apple(アップル)が2タイプの「縦折りiPhone」をテストしており、製品登場は2026年以降になることを、海外メディアのThe Informationが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleの折りたたみ製品に関しては、7〜8インチの折りたたみiPadが2026年から2027年に登場するとの情報を、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。また、その後に折りたたみiPhoneが登場する可能性も指摘されています。

 

The Informationによれば、Appleは5年以上の研究を経て、少なくともサイズが異なる2種類の折りたたみiPhoneのプロトタイプを制作しているとのこと。これらの製品はかつての「ガラケー」のように、縦方向に折りたたむプロダクトとなります。

 

Appleの折りたたみ製品は開発初期段階にあり、2024年から2025年の量産計画には含まれておらず、2026年が最も早い発売時期となる可能性があります。また、折りたたみiPhoneの部品を、アジアの少なくとも1社のサプライヤーに打診しているとのこと。一方で、折りたたみiPhoneの計画がキャンセルされる可能性もまだあるそうです。

 

折りたたみスマートフォンの分野では、Samsung(サムスン)が縦折りと横折りの両タイプの製品を積極的に投入しています。Appleの折りたたみiPhoneがディスプレイの折り目などの課題をどのように克服して登場するのか、注目したいものです。

 

Source: The Information via MacRumors

次期Android 15では“らくらくホン”モードあり? Googleが「簡単プリセット」機能を準備中かも

最近のAndroidスマートフォンは高性能になった一方で、アイコンが小さくて操作が複雑な場合もあり、技術に詳しくない人や視力に問題がある人にとっては混乱する恐れがあります。

 

そうした事態を防ぐためか、次期Android 15では、アイコンが見やすく操作がしやすくなる「簡単プリセット」モードを導入する可能性が浮上しています。

 

数日前にGoogleは、Android 14 QPR3(先行リリース版の第3弾)ベータ1を配信開始。Androidの未発表情報に詳しいAndroid AuthorityがGoogle Pixelスマートフォンにインストールしたところ、「簡単プリセット」と題された新機能の隠し設定ページを発見しました。

Image:Android Authority

 

さらに、隠された文字列も発掘。それらは簡単プリセットモードが何をするかを説明しており、「読みやすさとナビゲーションのしやすさの向上」のためにAndroid UI(ユーザーインターフェース)を最適化。具体的には「アイコンとテキストを拡大し、コントラストと太字を追加し、ナビゲーションボタンを画面の下に追加する」と書かれています。

 

この簡単プリセット機能の設定ページを手動で起動はできたものの、実際に有効にはできなかったそうです。しかし、このモードが有効になれば、使用中の壁紙が真っ黒な画像と入れ替わる手がかりは見つかりました。

 

他のAndroid OEMメーカーも独自にこうした機能を提供しており、またアップルもiOS 17以降で「アシスティブアクセス」という新機能を提供しています。画面上の項目が大きく表示され、機能も限定された代わりに迷いにくいインターフェースは、「まるで『らくらくホン』」との声もありました。

Image:Apple

 

この機能をGoogle自らが提供すれば、あらゆるAndroidスマホが高齢者でも使いやすくなると期待できるでしょう。

 

ただし、Googleが6月のAndroid 14 QPR3安定版アップデートで、この機能を実装する予定はなさそうです。今年後半に登場予定のAndroid 15から提供する可能性が高いと思われますが、スマホに詳しくない、ハイテク機器に不慣れな人達にとって頼もしい機能となりそうです。

 

Source:Android Authority

Macのストレージが圧迫されている!? まずは重複画像を整理しよう! 【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「写真ライブラリの重複項目を整理しよう!」です。

 

 

「写真」ソフトに重複した写真やビデオがあると、ライブラリの容量がムダに大きくなってストレージを圧迫してしまいます。「写真」ソフトには、重複項目を整理するための機能が搭載されていますので、ときどき整理すると良いでしょう。

 

写真アプリを開き、サイドバーの[重複項目]を選択すると、重複した写真またはビデオが自動で抽出されます。撮影日の右隣にある[●個の項目を結合]をクリックすると、重複項目が完全に一致する場合は「完全に重複するコピーを結合」ボタンが表示されます。クリックすると重複していたデータが一つだけになり、残りは「最近削除した項目」に移動します。

 

同じように見えても実は解像度や画像フォーマットが異なっていたり、内容に微妙な違いがある場合、今度は先程の「項目を結合」を押したあとに[●個の項目を結合]というボタンが表示されます。

 

クリックすると、高画質で関連性の高いデータを組み合わせたものだけが保持され、残りは[最近削除した項目]に移動します。

 

重複項目がいくつもある場合は、[●個の項目を結合]をクリックして結合するという作業を何度も繰り返すのは面倒です。そんなときは[option]キーを押しながら[●個の項目を結合]をクリックすると、ダイアログを表示することなくダイレクトに結合できます。

 

さらに、大量の重複項目がある場合は、[●個の項目を結合]を何度もクリックする作業すら大変です。重複項目をまとめて結合したい場合は、ドラッグで複数の項目を選択して、右上の[項目を結合]ボタンをクリックして結合できます。また、編集メニューからすべてを選択を選んで、右上の[項目を結合]ボタンをクリックすると、一度に全ての重複項目を結合できます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

便利な使い方・注意点は? 日本でも始まったApple Music Classicalを楽しむ「10のポイント」

アップルがクラシック音楽に特化した音楽ストリーミングサービス「Apple Music Classical」を立ち上げました。本記事では、Apple Music Classicalの利用を始める前に注目しておきたい「10のポイント」を解説します。

↑iPhone、iPadとの相性も抜群に良い、クラシック専門の音楽ストリーミングサービス「Apple Music Classical」が始まりました

 

ポイントその1 Apple Musicとセットで月額1080円

Apple Music Classicalは500万を超える楽曲が揃う、世界最大級のカタログ規模を誇るクラシック音楽専門のストリーミングサービスです。Apple Musicをベースに構築されたサービスであることから、現在月額1080円(税込)で提供されているApple Musicのサブスクリプションに登録しているユーザーは、追加料金を払うことなく楽しめます。Apple Musicの個人プラン、ファミリープラン、学生プラン、Apple Oneのサブスクリプションが対象になります。

 

対応するプラットフォームはiOS 15.4以降、iPadOS 15.4以降、Android 9.0以上です。

 

ポイントその2 検索・再生を快適にするため専用アプリを用意

Apple Music Classicalを楽しむ前に、Apple Musicとは別の専用アプリをダウンロードします。iOS/iPadOSのアプリは「クラシック」という名前。Androidは「Apple Music Classical」です。

 

なぜ別々のアプリになっているのでしょうか。最大の理由はクラシック音楽の作品に関連付けられる「楽曲情報=メタデータ」の構造がほかのジャンルの音楽と異なるため。検索、ブラウズ、ライブラリ、おすすめ機能などを便利に活用するために独自のユーザーインターフェースを設ける必要があったからです。

↑Androidにも「Apple Music Classical」アプリが提供されます

 

開いたアプリの下に並ぶ4つのタブから「検索」を選択して、キーワードに「ベートーベン 運命」と入力してカタログから探してみると、Apple Music Classicalの場合は正確に「交響曲第5番:ハ短調 Op.67 “運命”」を演奏した作品が並びます。これがApple Musicでは、ほかのクラシックの楽曲や、「運命」というタイトルのJポップなどがリストに含まれてしまいます。

 

それぞれの作品を表示するページにも、Apple Musicのエディターが執筆した詳しい楽曲解説のほか、人気のレコーディング、関連作品など価値ある情報が詰まっています。クラシック音楽の熱心なファンからビギナーまで存分に楽しめるよう、独自のアプリを入念に最適化しているのです。

↑左がApple Music Classicalの検索結果。「ベートーベン 運命」と入力して探すと関連する作品が表示されます。右側のApple Musicではポップス系の音楽も出てきてしまいました

 

ポイントその3 クラシック入門に最適なプレイリストが充実

Apple Music Classicalには数百件以上のキュレーションされたプレイリストがあります。クラシック音楽にはあまり詳しくないという方は、プレイリストを頼りにすると魅力的な作品を探せます。

 

アプリの「見つける」タブを開くと、作曲家やアーティストの代表曲を揃えたプレイリストが並びます。アーティストが自ら推薦する作品を選んだプレイリストもあります。

↑「見つける」タブの中は「カタログ」「プレイリスト」「楽器」などの条件を指定しながら作品を検索できます

 

筆者は遅まきながら最近、ヴァイオリン奏者のヒラリー・ハーンにハマりました。たとえば「はじめての ヒラリー・ハーン」で彼女の代表的な演奏を押さえてから、アーティストによるプレイリスト「ヒラリー・ハーン :Violin Mixtape」で彼女が影響を受けた作品などを知ると、クラシック音楽への興味が深まります。

 

あるいは楽器を演奏することが好きな方は「見つける」タブの中から「楽器」による作品検索ができます。ハープやファゴット、アコーディオンによる演奏をハイライトした、意外な名演奏に出会える楽しさもあります。

↑ヒラリー・ハーンの代表曲を集めたプレイリストと、ヒラリー・ハーンが選曲したプレイリストの2種類を配信中

 

ポイントその4 空間オーディオやハイレゾロスレスも楽しめる

Apple Music Classicalには、ドルビーアトモスによる空間オーディオ対応の作品があり、数千以上の作品で、立体的な音楽再生が楽しめます。iPhoneやiPadに、AirPodsシリーズやBeatsのイヤホン・ヘッドホンなどを組み合わせて聴く楽しみ方が最もシンプルです。

 

もし、ヘッドホン・イヤホンを装着した状態でユーザーが顔の向きを変えても、楽曲の音がブレることなく適切な方向から聞こえてくる「ダイナミックヘッドトラッキング」機能などが不要であれば、AirPodsシリーズを選ばなくてもiPhoneに手頃な価格のイヤホン・ヘッドホンを組み合わせれば空間オーディオ再生は楽しめます。

 

なお、Androidアプリは空間オーディオ再生に対応していないので注意が必要です。

↑iPhoneとAirPodsシリーズはApple Music Classicalをベストな環境で楽しめる組み合わせとしておすすめです

 

CDの音質を超える最大192kHz/24bit(リニアPCM形式)のハイレゾロスレス音質の作品も、数は公表されていませんが配信されています。このハイレゾ再生はAndroidアプリでも楽しめます。

 

ただ、iPhone、iPadの場合は単体でハイレゾを聴くことができないので、コンパクトで取り回しのよいUSB-DAC内蔵のヘッドホンアンプやハイレゾ対応のヘッドホン・イヤホンを揃えるとよいでしょう。

 

ポイントその5 クラシック系の映画音楽やゲーム音楽から入るのもアリ

ここまで楽しみ方をいくつかご紹介してきましたが、それでもやっぱりクラシック音楽に親しみがわかないという方は、有名な映画音楽から聴いてみることをおすすめします。

 

筆者は『スター・ウォーズ』『E.T.』など、大ヒット映画の音楽を手がけてきたジョン・ウィリアムズの作品がApple Music Classicalのお気に入りです。“エディターのおすすめ”でもあるアルバム『John Williams:The Berlin Concert』には、誰もが聴いたことのある有名な18の楽曲が入っています。

 

「見つける」タブの中にある「その他のプレイリスト」を深掘りすると「ヒーロー&レジェンド」のプレイリストもあり、映画などで耳なじみのあるクラシックの名作が並んでいます。さらに、「ゲームのためのクラシックミュージック」のプレイリストも聴き応えがありそうです。植松伸夫のアーティストページもあります。私はお気に入り登録しました。

↑映画にゲームなど、さまざまなきっかけからクラシック音楽を好きになれる作品やプレイリストが揃っています

 

ポイントその6 HomePodとの相性もとてもイイ

Apple Music Classicalはスピーカーを使って、身体で音楽を浴びるように聴くとコンサートホールの情景がリアルに浮かび上がってきます。

 

Siriを搭載するスマートスピーカーの「HomePod」は、ドルビーアトモスによる空間オーディオ再生にも対応している最適な組み合わせです。クラシック音楽の録音は音場のスケール感やアコースティック楽器による音色の豊かな響きにも近付きやすい、スピーカー再生との相性がとても良いです。

 

ポイントその7 macOSアプリは登場待ち

Apple Music Classicalの利用を始める前に、注意しておきたいポイントがいくつかあります。

 

Androidアプリが空間オーディオ再生に対応していないことは先に触れた通りですが、ほかにもmacOS向けのApple Music Classicalアプリがないことも指摘しておくべきでしょう。

 

Macとヘッドホン、デスクトップスピーカーなどの組み合わせでハイレゾリスニングを楽しんでいる方はひと手間かかりますが、方法はあります。iPhone、iPad、AndroidスマホのApple Music Classicalでお気に入りの作品をライブラリやプレイリストに追加しておけば、同じ情報が共有されるMacのミュージックアプリから再度アクセスして、デスクトップオーディオ環境で聴くことができます。

↑iPhoneからApple Music Classicalに揃う作品、アルバムをお気に入りに登録するとApple Musicに反映。プレイリストなどはMacの「ミュージック」アプリから見ることができるようになります

 

ポイントその8 オフライン再生はApple Musicアプリで

もうひとつの注意点は「オフライン再生」です。Apple Music Classicalで配信されている作品はiPhoneやAndroidスマホにダウンロードして、オフラインで聴くことができます。ただしこちらもひと手間かかります。

 

Apple Music Classicalからお気に入りの作品をライブラリやプレイリストに追加して、Apple Musicアプリからデバイスにダウンロードしましょう。再生もApple Musicから行ないます。

 

ポイントその9&10 もっとApple Music Classicalを使いこなす「2つの方法」

最後にApple Music Classicalをより深く楽しむためのTIPSを2件紹介します。

 

ひとつは再生画面の左下に設けられた「i(インフォメーション)」アイコンの活用です。各作品に関連する詳しい情報を参照できるほか、演奏するアーティストや指揮者、オーケストラの関連作品について見識が深まります。

↑再生画面の左下にある「i」のアイコンをタップすると詳しい楽曲情報を確認できます

 

もうひとつは「今すぐ聴く」タブのページにも並ぶ「ムード&アクティビティ」のプレイリストです。ここには仕事に集中したいときのBGMや、朝晩のリラグゼーション・タイムに相応しい楽曲が揃っています。「ながら聴き」からクラシック音楽に親しむ道もアリです。

↑ながら聴きに最適な「ムード&アクティビティ」のプレイリストもかなり使えます

 

とにかくApple Musicのユーザーは、追加料金なしで楽しめるApple Music Classicalを試してみない手はありません。この機会にぜひクラシック音楽の魅力に触れてみてください。

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

【西田宗千佳連載】「Netflix=オリジナル作品」の元祖じゃない。では何がすごいのか?

Vol.135-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはNetflixで記録的なヒットとなっている実写ドラマ版「幽☆遊☆白書」。オリジナル作品といえばNetflixとなっているが、何がほかと違うのかを解説する。

 

今月の注目アイテム

Netflix

幽☆遊☆白書

↑週刊少年ジャンプでの連載作品を実写化し大ヒット。原作は冨樫義博。子どもを助けるため交通事故に遭い命を落とした不良少年の浦飯幽助は、“霊界探偵”という役目を与えられ、人間界で妖怪が関わる事件の解決に挑む

© Y.T.90-94

 

Netflixが創業したのは1997年。実はもう創業から25年を超えており、新興企業とは言えない。当初彼らはDVDの宅配レンタルをしており、配信へと舵を切ったのは2007年のこと。そして、オリジナルコンテンツ制作を差別化点に定めたのは2013年のことである。

 

すでに同社のオリジナルコンテンツ路線は10年を超えた取り組みであり、かなりの歴史を持っている。だから「ネトフリといえばオリジナル作品」、というイメージを持っている人は多いのではないだろうか。ほかの映像配信事業者がオリジナル作品で勝負するようになったのも、Netflixの成功に影響された部分が大きい。

 

一方で、オリジナルコンテンツへの投資がNetflixから始まったことだったのか……というと、そうでもない。この方針を始めたのは、アメリカの大手ケーブルテレビ局である「HBO」だ。2000年前後から大規模作品を作るようになり、そのヒットがHBOをプレミアムな存在へと引き上げた。「バンド・オブ・ブラザース」や「ゲーム・オブ・スローンズ」などが代表作だ。こうした流れを「放送でなく配信」で真似て拡大したのがNetflix……ということになる。

 

ただNetflixが開始し、ほかの配信事業者がなかなか真似できていないこともある。それが「コンテンツを世界中から調達し、世界中に配信する」という手法だ。

 

アメリカで生まれたサービスの視点で見れば、本国には「ハリウッド」という世界最大のコンテンツ供給地域があり、交渉も制作もしやすい。各地域向けのコンテンツはもちろん必要だが、普通に考えれば、その大半は各地域での消費が中心になる。だから「ワールドワイド配信契約」は必須ではない……。そう考えるところが多かった。

 

だがNetflixは、多くの国でコンテンツを「ワールドワイド配信契約」で調達した。その分コストもかかるし交渉も大変になる。すべてのコンテンツで交渉がうまくいったわけではないが、同社が制作出資したり、独占配信権を得たりした「Netflixオリジナル」については、ワールドワイド配信を主軸とした。

 

理由は「他国から見ると、そのコンテンツがどこの国で生まれたかはあまり関係ない」という分析があったためだ。適切に露出できれば、アジアのコンテンツを南米で見せたり、ドイツのコンテンツをアジアで見せたりしても問題ない。吹き替えや字幕をちゃんと整備すれば、コンテンツを増やすうえでは非常に有用な策になる。

 

放送やディスクがメインの頃は、コンテンツを売る国を増やすのはおおごとだ。物流や各国の放送システムへの対応が必須だからだ。しかし配信ではそうではない。契約さえできれば、配信対象国を増やすのは簡単。あとはインターネットさえつながっていればいい。

 

現在は「イカゲーム」(韓国)「ルパン」(フランス)「幽☆遊☆白書」(日本)など、多数の国から世界的ヒットが生まれている。

 

一方で、この手法は、最初そこまで評価されていなかった。世界的な注目を浴びる作品は少なく、肝心の制作地域からも“イマイチ”とされる場合が多かったのだ。それがどう変わったのか? その辺は次回解説しよう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

高性能で低価格な「Galaxy S23 FE」が国内で発売、8万8000円

サムスン電子ジャパンは、高性能なカメラとパフォーマンスを備えながら価格を抑えたエントリーモデル「Galaxy S23 FE」を、国内で発売しました。KDDIと沖縄セルラー電話で取り扱います。auでの販売価格は8万8000円(税込)です。

 

海外で人気を集めるGalaxyの「FE」シリーズが、いよいよ日本でも展開が決まった形です。カメラは超広角約1200万画素、広角約5000万画素、望遠約800万画素の3眼構成。加えて手をかざせばシャッターを切れるほか、画質を落とすことなくナチュラルに「盛れた」写真を撮れる「フェイス機能」、ナイトグラフィー機能、写真内の不要なものを消すオブジェクト消去機能などを搭載しています。

 

さらに、資料を撮影すれば、写真からテキストを抽出できるほか、WebサイトのスクリーンショットはURLも同時に保存可能。メモとして活用できます。

 

ディスプレイは6.4インチの有機ELを搭載。リフレッシュレートは最大120Hzに対応しています。また、目が疲れにくいブルーライト低減機能も採用しています。

 

スペックは、Snapdragon 8 Gen 1、8GBメモリー、256GBストレージ、4500mAhのバッテリー。また本体サイズは約76×158×8.2mm、重さは約209gです。

 

このほか、画像や動画・PDFなどのデータを複数のGalaxyデバイスに共有できるクイック共有にも対応。Galaxy以外のデバイスであればQRコードを使った共有や、リンクを送ることによる共有も可能です。

「Galaxy S24 Ultra」、画面の色が少し変? 実はデザインでした

サムスンの新型スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」の色が鮮やかでない。一部のユーザーがそう報告しているようですが、どうやらそれは同社が意図して設計したもののようです。

↑欠陥ではなくデザイン(画像提供/サムスン)

 

Galaxy S24 Ultraは約6.8インチの有機ELディスプレイを搭載。最大輝度は2600ニトで、リフレッシュレートを1〜120Hzまで変化させて消費電力を削減することができます。また、最新のカバーガラス素材「Corning Gorilla Armor」の採用により、耐久性と視認性を向上させています。

 

しかし、Galaxy S24 Ultraを手に入れた一部のユーザーからは、以前のモデルより色が鮮やかでないとの報告があがっています。ディスプレイの設定を「ナチュラル」から「ビビット」に変更しても、あまり違いはなかったそう。

 

このことについてサムスンは、「Galaxy S24 Ultraのディスプレイのカラープロファイルは、より正確で快適になるように調整されている」と説明しています。

 

「(Galaxy S24では)より自然な視聴体験を提供するために、ディスプレイ技術にいくつかの変更が加えられており、ユーザーは古いデバイスと比較して色の濃さの違いに気づく場合があります。この表示は意図的な色調整によるものであり、製品上の欠陥ではありませんので、安心して使用できます」

 

なお、サムスンは「ビビッド」モードをもう少し鮮やかにすることも検討しているそう。自然な色合いがいいのか、鮮やかな色合がいいのか、さじ加減はなかなか難しいようです。

 

Source: TecknoFilio via 9to5Google

「Apple Watch」、米で医師が見逃した肺血栓を発見!

「Apple Watch」が病院で見逃されていた肺血栓を発見した、と米メディアのWFLAが報じています。

↑助かりました

 

現行モデルの「Apple Watch Series 9」や「Apple Watch Ultra 2」は高心拍数や低心拍数、不規則な心拍リズムなどを検知すると、ユーザーに通知を送ることができます。また、心電図アプリや血中酸素ウェルネスアプリも搭載しています。

 

米・フロリダ州サラソータに住むLuke Heymanさんは、Apple Watchが高心拍数警告を出した後に、気分が悪くなり、足にも違和感を感じ、病院で診察を受けたそう。医師は心臓発作を否定しましたが、家に変えると心拍数が1分間に160回にまで上がり、再度病院へ。そしてER(緊急治療室)で造影剤を使ってCTスキャンを受け、両肺に血栓があることがわかったのです。

 

主治医によれば、もしHeymanさんが血栓を放置していれば失神するか、もっとひどい状態になっていた可能性があったそう。心臓専門医のPavan Kapadia医師は、「結果的にApple Watchが命を救ったのかもしれない」と述べています。

 

常に身体に装着することで、継続的にヘルスケアデータが取得できるApple Watch。今後もさらに多くの人の健康を支えてくれそうです。

 

Source: WFLA

「Apple Watch Ultra」、マイクロLED搭載が難航! 発売また先送り?

「マイクロLEDディスプレイ」を搭載した「Apple Watch Ultra」の登場は2026年以降になる、と韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑マイクロLED搭載の長い道のり

 

マイクロLEDとは、微細なLEDを画素として利用するディスプレイのことで、色の再現性などが優れている一方、コストが高いという問題があります。Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイの採用は、2025年2026年になるとも噂されていました。

 

The Elecによれば、Apple Watch Ultra向けのマイクロLEDディスプレイのサプライチェーンの立ち上げに問題があり、2026年の投入どころか、2027年の発売も不透明とのこと。Apple Watch Ultra向けのマイクロLEDディスプレイのサイズは2.12インチ(現在のApple Watch Ultraは1.93インチ)ですが、その製造コストは150ドル(約2万2000円※)となり、これを搭載したApple Watch Ultraの価格は1500ドル(約22万円)前後にもなると指摘されているのです。

※1ドル=約148円で換算(2024年2月8日現在)

 

アップルはApple Watchだけでなく、iPhoneやiPad、Mac、Vision Proなど全ての製品において、マイクロLEDディスプレイに置き換えようとしていると噂されています。しかし、Apple Watch UltraへのマイクロLEDディスプレイの搭載の延期が繰り返されるのを見ると、それはなかなか容易ではないようです。

 

Source: The Elec via MacRumors

Android版「Googleマップ」、ついに天気を表示! iOS版に追いついた

iOS用のGoogleマップでは、以前からマップを見ているときに天気と大気質指数(AQI)が表示されていましたが、Android版Googleマップでも、ようやく同じ機能が備わったことが明らかとなりました。

↑ついに天気もチェックできるように

 

具体的には検索バーの下に小さな長方形のボックスが追加され、そこに情報が表示されるようになりました。デフォルト設定では天気や気温が確認できます。

 

なお、AQIの表示は対応している地域のみ。筆者の居住する地域は対象外となっているようです。

 

これをタップすると、その日の最高気温/最低気温や12時間内の予報など、より多くの天気情報が書かれたカードが開き、スワイプして表示を切り替えられます。また、AQI部分をタップすると、マップ上にAQIレイヤーが読み込まれ、地域ごとの大気質を確認することが可能。

 

この天気予報ボックスは少し小さいものの、地図をスクロールして別地域に移ると、その場所での状況に合わせてアップデートされます。出勤や出張、旅行などに出かける前に、傘を持っていくかどうか、厚着にするか薄着にするかを判断するうえで重宝しそうです。

 

この機能はiOS版Googleマップの定番であり、ごく自然に統合されていましたが、ここ数週間でAndroidにも展開され始めた模様。バージョンは11.113.xとのことで、もし反映されていない場合は、アプリを強制終了して再起動してみると有効になるかもしれません。

 

Source: 9to5Google

クアルコム、「Snapdragon 8 Gen 2」を増強!? 高性能ながらも…

最近のAndroidフラッグシップ機には、Snapdragon 8 Gen 3が搭載される傾向にあります。が、クアルコムがお手ごろ価格のデバイス向けに、より安価ながら性能がそこそこ高いSnapdragon 8 Gen 2の上位バージョンを開発している可能性が浮かび上がりました。

↑手が届くといいなあ

 

中国のSNS・WeiboユーザーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は、クアルコムが「SM8635」という型番の新型チップを開発中だと主張しています。

 

このチップには、クロック2.9GHzのCortex-X4 CPUコアとAdreno 735 GPUが搭載されているとのこと。さらに台湾TSMCの4nmプロセス技術で製造され、定番ベンチマークアプリAnTuTuで170万点を叩き出すと述べています。

 

現在Galaxy S24シリーズなどに搭載されているSnapdragon 8 Gen 3のAntutuスコアは約200万、8 Gen 2は160万程度とされています。また、型番SM8635が8 Gen 2の「SM8550」と8 Gen 3の「SM8650」の間であることを考えると、前者の上位バージョンに位置づけられる可能性があるというわけです。

 

また、この次期チップはSnapdragon 8 Gen 3よりも手ごろな価格と予想されるため、Androidスマートフォンメーカー各社は、「Snapdragon 8+ Gen 2」として準ハイエンド機に搭載する可能性もありそうです。

 

一方、著名リーカーのRoland Quandt氏は、クアルコムがもう1つのチップ「SM7675」を開発中であり、「Snapdragon 7+ Gen 3」として登場すると予想していますが、これがSM8635と同じ仕様だと言って戸惑っています。

 

いずれにせよ、元のSnapdragon 8 Gen 2は、いまでも第一線の活躍ができる性能を備えています。その強化版が搭載されたお手ごろ価格のスマホが登場することを期待したいところです。

 

Source: Digital Chat Station (Weibo) 
via: Sammobile

「Pixel Fold 2」、最新の「Tensor G4」チップを搭載!? ライバルに食らい付くか

グーグルは2023年5月、同社初の折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」を発表しました。搭載チップは独自開発チップの第2世代である「Tensor G2」に留まり、数か月後に登場したPixel 8シリーズの第3世代チップ「Tensor G3」に追い抜かれています。

↑次はTensor G4を搭載!?

 

しかし、後継モデルの「Pixel Fold 2」では、Tensor G3を飛ばして最新の「Tensor G4」を搭載する可能性があるとAndroid情報サイトAndroid Authorityが主張しています。

 

匿名の情報筋によれば、ここ数か月、グーグルは社内でPixel Fold 2をテストしているとのこと。初期プロトタイプにはTensor G3を搭載していたものの、最新のプロトタイプは噂のTensor G4チップにシフトしていると述べています。

 

ちなみに、Pixel Tabletの初期プロトタイプには第1世代のTensorチップが使われていましたが、結局は第2世代のTensor G2チップに変更したそう。つまり、発売前に最新チップに載せ替えた例が過去にあったわけです。

 

しかし、グーグルは新たなTensorチップのお披露目を秋の新製品発表イベントで行うことを恒例としています。そのため、もしPixel Fold2が初代と同じく5月に発表されるなら、Tensor G4が搭載される可能性は低くなります。が、そのタイミングで発表されなければ、10月に次期「Pixel 9」シリーズと同時に発表したうえで、Tensor G4を搭載するのかもしれません。

 

Android Authorityによれば、Pixel Fold2はまだEVT(エンジニアリング検証テスト)の段階に入ったばかりとのこと。ハイテク製品が正式な量産に入る前には、EVT→DVT(設計検証テスト)→PVT(生産検証テスト)の過程を経るため、5月に発表される見込みは薄そうです。

 

また、Pixel Fold 2には16GBのRAMが搭載されるといいます。これはPixel Foldから4GB増となり、歴代のPixelスマホでも最大のメモリ容量となります。内蔵ストレージには、初代FoldやPixel 8で使われているUFS 3.1と比べて、より高速なUFS 4.0規格を使うと伝えられています。

 

同じ横折りスマホとしてはサムスンのGalaxy Z Fold5がパワフルなため、現行のPixel Foldは少し物足りない印象もあります。搭載チップも強力で、メモリ容量も増やし、今流行りの生成AIをスピーディーに動かせる、とPixel Fold 2に期待したいところです。

 

Source: Android Authority
via: 9to5Google

有機EL版iPad Proはそんなに値上げしないかも? 160ドル程度の値上げになるらしい

有機ELディスプレイを搭載した「次期iPad Pro」は160ドル(約2万4000円)程度の値上げが予定されていると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad ProではiPadシリーズとして、初めて有機ELディスプレイを採用することが期待されています。有機ELディスプレイはコントラスト比や省電力性能でメリットがあるものの、11インチモデルが1500ドル(約21万5000円)、13インチモデルが1800~2000ドル(約26万円~29万円)へと大幅に値上げされるとの情報も登場しています。

 

DigiTimesは具体的な価格を示していないものの、160ドルの値上げが正しければ、11インチモデルは959ドル(約14万円)から、13インチモデルは1259ドル(約19万円)からとなります、かなり高価ではありますが、以前の情報よりは常識的な値段といえそうです。

 

Apple(アップル)はすでにiPhoneシリーズにて、有機ELディスプレイを採用しています。一方でiPad Proに搭載される有機ELディスプレイは、Appleが薄型デザインを実現する「タンデムスタックデザイン」などの新技術にこだわっているため、調達コストが高くなるとの観測も登場しています。

 

次期iPad Proでは有機ELディスプレイへの移行だけでなく、よりMacBookに近いデザインの「次期Magic Keyboard」の登場も期待されています。それらの周辺機器を考慮すると、トータルではかなり高額な製品となりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

有機EL版iPad Proはそんなに値上げしないかも? 160ドル程度の値上げになるらしい

有機ELディスプレイを搭載した「次期iPad Pro」は160ドル(約2万4000円)程度の値上げが予定されていると、台湾紙のDigiTimesが報じています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

次期iPad ProではiPadシリーズとして、初めて有機ELディスプレイを採用することが期待されています。有機ELディスプレイはコントラスト比や省電力性能でメリットがあるものの、11インチモデルが1500ドル(約21万5000円)、13インチモデルが1800~2000ドル(約26万円~29万円)へと大幅に値上げされるとの情報も登場しています。

 

DigiTimesは具体的な価格を示していないものの、160ドルの値上げが正しければ、11インチモデルは959ドル(約14万円)から、13インチモデルは1259ドル(約19万円)からとなります、かなり高価ではありますが、以前の情報よりは常識的な値段といえそうです。

 

Apple(アップル)はすでにiPhoneシリーズにて、有機ELディスプレイを採用しています。一方でiPad Proに搭載される有機ELディスプレイは、Appleが薄型デザインを実現する「タンデムスタックデザイン」などの新技術にこだわっているため、調達コストが高くなるとの観測も登場しています。

 

次期iPad Proでは有機ELディスプレイへの移行だけでなく、よりMacBookに近いデザインの「次期Magic Keyboard」の登場も期待されています。それらの周辺機器を考慮すると、トータルではかなり高額な製品となりそうです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

新ボタンは“半押し”でフォーカス? iPhone 16 Proはデジカメのような操作感になるかも

「iPhone 16」シリーズの「キャプチャーボタン」では半押しなどの操作が可能になるとの情報が、中国語SNSのWeiboに投稿されています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16では電源ボタンの下にキャプチャーボタンが搭載されると以前から噂されており、このボタンはタッチや圧力検知が可能とも伝えられています。また、左右スワイプでズームインやアウト、軽く押してフォーカス、強く押して録画が開始できるとの情報もあります。

 

WeiboリークアカウントのInstant Digitalによれば、iPhone 16のキャプチャーボタンはデジタルカメラのように、2段階のシャッターボタンをエミュレートできるとのこと。これにより、軽く押すことでフォーカスや露出が固定され、全押しすると写真が撮影されるというのです。これにより、iPhone 16は写真の撮影機能が強化されると伝えています。

 

近年のスマートフォンは基本性能が横並びとなり、カメラの撮影性能で差別化を図ろうとしています。カメラ画質で定評のあるiPhoneが次期モデルで撮影機能を強化するのはよく理解できますが、スマホで写真や動画を撮影しない人には、不要なボタンにならないかが若干心配です。

 

Source: Instant Digital / Weibo via MacRumors

ノートPC/タブレットで使えて、耐衝撃性も高い「dynabook K2/X」が9万円台で登場

Dynabookは2月7日、個人向けの2in1ノートPC「dynabook K2/X」を発表しました。2月16日発売で、店頭予想価格は9万円台後半(税込)です。

 

dynabook K2/Xはディスプレイとキーボードを分離できるデタッチャブルタイプのノートPCで、子どもの使用を想定したモデルです。これまで同じデタッチャブルタイプの「dynabook K1/V」がラインアップしていましたが、スペックアップしたモデルが新たに追加されたことになります。

 

筐体の外周には滑りにくいうえに、耐衝撃性の高いTPUを装着。落下時の衝撃を吸収し、本体を保護してくれます。また、TPUはベージュカラーを採用しており、本体デザインのアクセントにもなっています。

 

ディスプレイは10.1型で解像度は1280×800ドット。また、キーボードを外したときの重さは約590gとなっており、コンパクトサイズで持ち運びしやすいタブレットとして扱えます。キーボードを装着した際の重さは約1.097kgと、ノートPCとしても軽量です。

 

キーボードは、キーピッチ17mm、キーストローク1.4mmを実現しているほか、キートップの印字を見やすく配置することで、視認性を高めています。加えて、キーキャップが外れにくいよう、キーの左右に突起部を設けています。

 

また、子どもが使用することを想定し、米軍の調達基準であるMIL規格に準拠した耐久テストを実施予定とのこと。

 

インターフェイスはディスプレイ部に集約し、電源のほか、マイク入力/ヘッドホン出力、USB3.2(Gen1)Type-A、USB3.2(Gen1)Type-C×2、microSDカードスロット、電源ボタン、音量ボタンを備えています。さらに、キーボード部には付属の充電式アクティブ静電ペンを収納するスロットも設けています。

 

 

 

スペックはインテル Celeron N4500 プロセッサー、8GBメモリー、256GBフラッシュメモリー、Windows 11 Pro 64ビットで、バッテリー駆動時間は動画再生時で約6.5時間です。なお、バッテリーは30分で約40%まで充電できる「お急ぎ30分チャージ」に対応しています。

Galaxy S24シリーズ、前モデルより画質に不満があるとの声。サムスンは修正アップデートの可能性を示唆

サムスンのGalaxy S24シリーズが発売されてから、ほとんどのユーザーやレビュアーが満足している一方で、いくつかの不満が出ています。その1つとして「カメラの画質が前モデルより落ちた」と言う声もあります。

↑不満の理由は?

 

これにつき、同社の担当者はユーザーがそう感じる理由を説明し、「必要ならば」修正アップデートを配信する可能性を示唆しています。

 

サムスン公式コミュニティや大手掲示板Redditでは、多くのユーザーがカメラに対して不満を漏らしています。その中には「素晴らしいバッテリー、素晴らしいスクリーン、素晴らしいスピーカーなどなど、今のところ本当に楽しんでいます」としつつ「写真は露出が高すぎたり、粒子が粗かったり、とにかく画質が悪い」とぼやく声もあり

 

こうした声に対して、サムスン側の担当者は、前モデルに比べて「人の目に映るものと少し似た色に、立体感はより高くなるよう調整され、それ以外は大きな変化はありません」と説明。さらに、もう少し鮮明にしたい場合は、カメラ設定で「高度なインテリジェンスオプション」内にある「シーン別に最適化」を有効にしてみるよう勧めています。

 

一般的にサムスンのスマートフォンは、写真を加工する程度が大きいとの指摘もあります。最新のGalaxy S24 Ultraでは、色の鮮やかさを抑えめにしているとのレビューもあり、昨年モデルによる写真とは違って見えるようです。

 

またサムスンの担当者は、問題と思われる写真があれば、送ってくるようユーザーに呼びかけ。それを分析して回答する一方で、「必要と判断される事項」については、今後のソフトウェア・アップデートで対応すると示唆しています。

 

もしも不満の声が増えるようであれば、近いうちに修正プログラムが配信されるかもしれません。

 

Source:Samsung Community
via:PhoneArena

iOS 17.4が3月に配信予定。アップデートで追加される新機能まとめ

アップルは先月、 次期iOS 17.4を3月に配信することを発表しました。すでにベータ版から判明している、新機能の数々を振り返っておきましょう。

Image:Shutterstock

 

EUにおけるApp Storeの変更

Image:Apple

 

EUのデジタル市場法(DMA)に準拠するため、アップルはApp StoreやSafariなどに大きな変更を加えることを発表しました。これらはEUに属する27か国に住むiPhoneユーザーだけに提供されます。

 

まず第1に、EUにおいては代替アプリストアと代替支払い方法(アプリ内課金以外の決済方法)も許可。ほか、iPhone上でアップルのWebKit以外のウェブエンジン(描画エンジン)を使うことが可能に。繰り返しになりますが、これらは日本は関係ありません。

 

Apple Podcastの文字起こし

Image:Apple

 

iOS 17.4から、アップル純正Podcastアプリに文字起こしが提供され、リスナーはエピソードの全文を読んだり、特定の単語やフレーズを検索したり、文字ををタップして特定の部分にジャンプできるようになります。

 

アップルによると、新しい話数が公開されると、自動的に文字起こしが生成されるそうです。iOS 17.4では英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語に限られますが、日本語も追加を期待したいところです。

 

HomePod向けSharePlay

アップル製品のユーザーが一緒に音楽を聴けるSharePlayが、HomePodスピーカーにも拡大します。これにより、家族や友人がリクエストを承認すれば、HomePodで再生中の音楽を制御できるようになります。今のところMusicアプリに限定されていますが、特に定額プランApple Music+への加入は必要ありません。

 

新たな絵文字

Image:Emojipedia

 

iOS 17.4では、壊れた鎖、茶色いキノコ、横/タテに揺れる頭、ライム、不死鳥などの新しい絵文字が追加されます。

 

次世代CarPlayも実現?

Image:Apple

 

iOS 17.4初のベータ版には、8つの新しいCarPlayアプリの手がかりが含まれていました。自動設定や車載カメラ、充電や気候、温度に閉鎖、メディアとタイヤ空気圧、トリップといったところです。

 

Source:MacRumors

iPhone 16の背面カメラはスッキリおしゃれなデザインに!? 新たな予測レンダリングが登場

今年のリリースが期待されている「iPhone 16/16 Plus」にて、新たな縦型の背面カメラとカメラ突起のデザインが採用されるとの情報を、海外メディアのMacRumorsが報じています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では、2個の背面カメラが斜めに配置されています。カメラ周辺の突起は「iPhone 15 Pro/Pro Max」と同じように正方形で、カメラとカメラの隙間が目立つデザインとなっています。

 

MacRumorsは2023年12月にiPhone 15/15 Plusの予測レンダリングを公開し、縦型の背面カメラと正方形のカメラ突起というデザインが検討されていると伝えていました。しかし最新のレンダリングでは、縦型の背面カメラの周辺にピル型(縦型)の突起が配置され、よりスッキリしたデザインに仕上がっています。

 

このような縦型の背面カメラとカメラ突起は、「iPhone X」でも採用された歴史があります。また、iPhone 15/15 Plusで縦型の背面カメラとカメラ突起の採用は、著名リーカーのMajin Buも報告しています。

 

縦型カメラとカメラ突起はiPhone 15/15 Plusのカメラを減らしたデザインよりも、より完成度が高い印象です。今年のiPhone 16/16 Plusが、より魅力的なデザインで登場することに期待したいものです。

 

Source: Majin Bu / X via MacRumors

Galaxy S24 Ultra、どれだけチタンが使われている? 確認するために「燃やしてみた」YouTuber現る

サムスンの最新フラッグシップ機Galaxy S24 Ultraは、iPhone 15 Pro Maxと同じくチタン製フレームを採用しています。これにより前モデルのGalaxy S23 Ultraよりも頑丈となりつつ、少し軽くなりました。

Image:JerryRigEverything/YouTube

 

そこでGalaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxのどちらが多くチタンを使っているかを調べるため、著名YouTuberがGalaxy S24 Ultraを燃やしました。

 

YouTuberチャンネルJerryRigEverythingのザック・ネルソン氏は、以前もiPhone 15 Pro Maxで同じ実験をしています。そちらでもチタン製フレームを1100度の炉に入れて燃やしましたが、チタン部分は無傷で残っていました。

 

さてGalaxy S24 Ultraの外部フレームにはチタンが使われ、内部構造はアルミニウム。その中間にプラスチック層が挟まれています。より正確には、Galaxy S24 Ultraのチタンはグレード2(純チタン)のもの。それに対してiPhone 15 Pro Maxの外部フレームは、グレード5のチタン(チタン合金)を採用しています。

 

実際に燃やしてみると、そこからチタンを取り出すことに成功。Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxともに、チタンフレームの厚さから考えて、ほぼ同じ量のチタンを使っているようです。

 

具体的には、iPhone 15 Pro Maxには10~15ドル相当のチタンが使っているのに対して、サムスンは3~5ドル程度の原材料を使っているとのこと。もちろん、鋳造や成形の工程を考えれば、どちらもコストはもっと高くなるでしょう。

 

いずれにせよ、Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxのチタン製フレームは、構造的な意義よりも、見かけが美しいことが大きいでしょう。その一方で、新たなカバーガラス素材と合わせて頑丈さも立証されており、総合的な完成度が高いと言えそうです。

 

Source:JerryRigEverything(YouTube) 
via:GSMArena

Galaxy Z Fold6のレンダリング画像が登場! スリムデザインで幅広い画面に?

Samsung(サムスン)の次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」のものとされるレンダリング画像を、リークアカウントのxLeaks7 (Dadvid Kowalski)が公開しています。

↑xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / Xより

 

Galaxy Z Fold6では本体が薄型化し、外側のカバーディスプレイのアスペクト比がより横長になるとの情報が登場しています。また本体デザインは、先月発表されたばかりの「Galaxy S24 Ultra」に近くなるようです。

 

今回のリーク画像では、Galaxy Z Fold6の本体がより幅広になり、内側と外側のディスプレイもより大きく、アスペクト比も変更されると伝えています。折りたたんだ状態の本体は、現行モデルの「Galaxy Z Fold5」よりもかなり薄く、新たなヒンジ構造が採用されるようです。背面の本体カメラも、Galaxy S24 Ultraに似たものとなっています。

 

↑xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / Xより

 

これまでのGalaxy Z Foldシリーズでは、縦長な画面が使いにくいという声もあがっていました。次期モデルのGalaxy Z Fold6では画面を幅広くし、本体も薄く軽量にすることで、一気にライバルの折りたたみスマートフォンを突き放すことになるのかもしれません。

 

Source: xLeaks7 (Dadvid Kowalski) / X via PhoneArena

Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、アプリを次々起動するスピード対決! その結果は?

アップルのiPhone 15 Pro MaxとサムスンのGalaxy S24 Ultraは、いずれも現行スマートフォンの中で性能がトップクラスと見られており、これまで数々の名勝負を繰り広げてきました。ベンチマーク対決では抜きつ抜かれつ、バッテリー持続時間ではGalaxy S24 Ultraが勝利を収めるといった具合です。

Image:PhoneBuff/ YouTube

 

それに続き、実際にアプリを次々と起動したときのスピードはどちらが速いかを検証した結果を、著名YouTuberが公開しています。

 

YouTubeチャンネルのPhoneBuffは、恒例のフラッグシップiPhoneおよびサムスンの最上位モデルを使ったスピードテストを行いました。これはロボットアームによりSNSやゲーム、Excelなどの定番アプリを次々と起動し、2周の合計時間を競い合うものです。

 

ちなみに、昨年のGalaxy S23 UltraとiPhone 14 Pro Maxの対決では、1周目がGalaxy S23 Ultraが勝ったものの、2周の合計ではiPhone 14 Pro Maxが逆転。誤差を考慮に入れて「引き分け」と判定していました

 

序盤では、Galaxy S24 UltraはiPhone 15 Pro Maxよりもリード。しかし、一部のアプリ(主にゲーム)がAndroidよりもiOSに最適化されているためか、その差は次第に縮まり、最終的には抜き去られてから1周目が終了。

 

そして2周目は、「先ほど起動したアプリをRAM(メモリ)から読み出す」ことも含まれるため、RAMが多いほど有利になるはず。iPhone 15 Pro Maxが8GBに対して、Galaxy S24 Ultraは12GBを搭載しており、後者が巻き返しできる可能性もありました。

 

確かにGalaxy S24 Ultraは善戦しているものの、追撃はできず。結局、2周の合計で2分57秒37に対して、iPhone 15 Pro Maxは2分54秒71となり、僅差で敗北することになりました。

Image:PhoneBuff/YouTube

それでも、かつてフラッグシップiPhoneとGalaxy Sシリーズとは大きなスピード差があったことから、十分に改善したと言えるでしょう。

 

また、内蔵ストレージ読み書き速度では、Galaxy S24 Ultraが最大75%も上回っていました。今後もアップルとサムスンが競い合い、スマホ性能を底上げしていくと期待できそうです。

 

Source:PhoneBuff(YouTube) 
via:Wccftech

ASUS「Zenfone」シリーズに巨大な“Ultra”再登場か!? 「Zenfone 11 Ultra」らしき画像がリーク

ASUS(エイスース)の次期ハイエンドスマートフォン「Zenfone 11 Ultra」のものとされる画像が、海外にて投稿されています。

↑r/zenfone / redditより

 

ASUSのZenfoneシリーズは昨今のスマートフォンには珍しく、ハイエンドモデルながら小型なフォームファクタを採用しているのが特徴です。現行モデルの「Zenfone 10」も、5.92インチと比較的小さなディスプレイを搭載しています。一方で同社は以前、「ZenFone 3 Ultra」として、6.8インチの大型モデルを販売していたこともあります。

 

リークされた画像を見ると、Zenfone 11 Ultraの外観は背面カメラを強調した「Zenfone 10」の後継モデルというよりも、ASUSのゲーミングスマートフォン「ROG Phone 8/8 Pro」に似ています。また、本体カラーは5色が用意されるようです。ディスプレイサイズは6.78インチで、「iPhone 15 Pro Max」の6.7インチよりも、さらに大きな画面を搭載することになります。

 

本体スペックとしては、プロセッサがSnapdragon 8 Gen 3で最大16GB RAMと最大512GBのストレージを搭載。背面カメラは5000万画素メイン+1300万画素超広角+3200万画素望遠で、前面カメラは3200万画素。本体には3.5mmイヤホンジャックとステレオスピーカーを搭載しています。

 

Zenfoneシリーズといえば、近年は小型ハイエンドスマートフォンとして頑張ってきた歴史があります。しかし、ZenFone 3 Ultraが過去に投入されたように、大型スマートフォンへの需要は根強いものがあるようです。

 

Source: r/zenfone / reddit via 9to5Google

【西田宗千佳連載】当初ヒット作品がなかったNetflixはいかに体制をシフトさせたのか?

Vol.135-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはNetflixで記録的なヒットとなっている実写ドラマ版「幽☆遊☆白書」。各国で制作されるオリジナルコンテンツがいかにヒットしていったかを解説する。

 

今月の注目アイテム

Netflix

幽☆遊☆白書

↑週刊少年ジャンプでの連載作品を実写化し大ヒット。原作は冨樫義博。子どもを助けるため交通事故に遭い命を落とした不良少年の浦飯幽助は、“霊界探偵”という役目を与えられ、人間界で妖怪が関わる事件の解決に挑む

© Y.T.90-94

 

Netflixのコンテンツは、まずやはりハリウッド製のドラマなどが大きな評判を呼んだ。ケーブルテレビ局で広がり始めていた「大きな予算をかけた、プレミアムなドラマシリーズ」という方法論を踏襲し、配信と放送の間にあった“質の差”という偏見を打ち破った。

 

だが、各国で作られる作品のヒットにはなかなかつながらなかった。Netflixが日本に参入したのは2015年のこと。当初、オリジナルコンテンツはなかなか国内でもヒットしづらかったのだ。それは他国でも同様だ。

 

「Netflixは大きな予算でヒットを狙う」と言われるが、すべての作品で何倍もの予算をかけているわけではない。比較的高い予算が用意される傾向にはあるもの、全作品ハリウッド並み……とはいかない。そして、仮に予算があったとしてもそれで必ずヒット作が作れるというわけでもない。

 

では、Netflixはどう体制をシフトさせたのか? 答えは「世界ウケよりローカルでのヒット」だ。

 

世界じゅうでヒットする作品を作れるならそれに越したことはない。だが、各地域から世界ヒットだけを狙っても、結局“その地域の作品が生み出す良さ”をスポイルしてしまうことが多い。

 

たとえば日本の作品、コミックを原作としたアニメやドラマの場合には、「世界でウケるためにコミックが持っていた良さを無理に改変する」よりも、「まずは日本で原作を好きなファンが納得してくれる内容」を目指す方がヒットに結びつく。「幽☆遊☆白書」実写ドラマ版も、実際そのような姿勢で制作されてヒットした。理由は簡単で、そういう姿勢で臨む方が、原作が持っている魅力をしっかりと生かしたものが作れるからだ。

 

Netflixが、制作出資作品をワールドワイド配信する方針であることに変わりはない。だが、制作したうえでまず「制作した地域の人々にヒットし、人気になる」ことを目指すようになった。そうすれば、その地域の顧客獲得や長期契約安定につながる。

 

そして、ローカルでヒットする素地を持ったコンテンツは、ほかの国にいる「その原作のファン」にもちゃんと刺さり、そこを起点に見る人が広がって世界的なヒットへとつながっていく。「世界ウケよりまずローカル」からスタートした方が、作品がヒットして支持される確率が高まり、結果として世界ヒットにつながる「可能性を残す」ことになるのである。

 

現在Netflixでは、英語以外の言語で作られたコンテンツが勢いを増している。フランスやドイツなどヨーロッパの国々もあるが、韓国・日本・インドなどのコンテンツも世界ヒットにつながるようになっている。時間はかかったが、結局はコンテンツファーストの長期戦略が功を奏したのである。

 

一方、現在は配信も世界的に「普及期」から「定着期」に入り、会員数の伸びが鈍化し始めている。過当競争との懸念もあり、コンテンツ投資が重荷になる時期も見えてきた。

 

だが各社は、ドラマからまた別の軸へと視野を変え、調達競争を始めようとしている。それは何で、どんな意味を持つのか? その点は次回解説したい。

 

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次期iPad Pro、有機ELディスプレイやM3チップ搭載で3月に登場? これまでの噂まとめ

アップルは今年3月末、次期iPad Proを発表することが有力視されています。著名ジャーナリストも、同社が春に新製品を発売し、「大型モデルを含む新型iPad Air、刷新されたiPad Pro、M3 MacBook Air」のリリースを目指していると述べていました

↑次期iPad Proは3月発表か

 

次期iPad Proはどのような仕様になり、どんな専用アクセサリーが同時発売されるのか? アップル関連情報サイト9to5Macが、これまでの噂話をまとめています。

 

有機ELディスプレイ

最大の変更点は、ディスプレイが有機ELに移行すること。現行の11インチiPad Proは従来型のバックライト付き液晶、12.9インチはミニLEDバックライト付き液晶を搭載。これらが両方とも、同じ方式に統一される見通しです。

 

アップルはまずApple Watch、次にiPhoneへと有機ELディスプレイを導入。それに続きiPad Proも、という流れです。また12.9インチiPad Proの後継モデルは、画面サイズが13インチとなり、少し大きくなるかもしれません。

 

ミニLEDディスプレイと比べて、有機EL画面は黒の表現が美しくなり、消費電力が減り、バッテリー持ちが良くなると予想されます。なぜなら、有機ELパネルは赤、緑、青の画素そのものが発光するため、黒の場合は「完全にオフ」にするためです。

 

新型Magic KeyboardやApple Pencil

アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、新型Magic Keyboardが「よりMacに近くなるよう、トラックパッドが大きくなる」ことや、トップケースが初めてアルミニウム製となりMacBookにデザインが近くなると主張していました

 

また、iOS 17.4の内部ファイルから「探す」アプリと連動する新型Apple Pencilの手がかりも見つかっています。ほか、ペン先が磁石により着脱式になり、用途に応じて交換できるとの噂もありました。

 

M3チップ搭載

iPad Proの新モデルは、間違いなく前モデルよりも高性能になるはず。11インチと13インチモデルともに、最新の14インチMacBook ProやiMacと同じM3プロセッサーを搭載すると予想されています。

 

ただし、これらの強化により、新型iPad Proは現行モデルより大幅に値上げされるとも噂されています。韓国のサプライチェーン情報筋からは、11インチが1500ドル(約22万円)~、12.9インチが1800ドル(約26万円)~になるとの見通しが伝えられていました

 

どれもが素晴らしいアップグレードを予感させますが、大幅値上げだけは外れることを祈りたいところです。

 

Source:9to5Mac

「Galaxy Ring」は今年後半発売か。サムスン幹部がLinkedInで発言

Samsung(サムスン)のスマートリング「Galaxy Ring」が今年後半に発売されると、同社幹部が発言しています。

↑Samsungより

 

Galaxy Ringは先月開催されたイベント「Galaxy Unpacked」にて発表された、スマートリングです。機能の詳細や発売日、価格は発表されていないものの、公開された動画では指輪の内部にヘルスケア関連らしきセンサーが搭載されていることがわかります。

 

今回の情報は、SamsungのB2Bウェアラブル/IoT/アクセサリーのグローバル責任者である、Daniel Seung氏が投稿したものです。彼によれば、「新しいヘルス&ウェルネス・ウェアラブル製品が、2024年後半に投入される」と明かしています。

 

Samsungはウェアラブル製品として、スマートウォッチの「Galaxy Watch」やフィットネスバンドの「Galaxy Fit」を販売しています。しかしこれらの製品でもまだまだ大きいと感じる人にとって、指輪型のGalaxy Ringは魅力的な製品となるかもしれません。

 

サムスンは例年、7月から9月にGalaxy Unpackedイベントを開催します。同イベントでGalaxy Ringの詳細と発売日、価格が発表されることを期待したいものです。

 

Source: LinkedIn via SamMobile

Nothing Phone(2a)の実物らしき写真がリーク。やはり背面デュアルカメラは横並び?

先週、英テクノロジー企業Nothing社は、次期スマートフォンの名前が「Nothing Phone(2a)」になることを発表しました。日本でも発売予定と宣言していますが、デザインや仕様の詳細については公式に明らかにしていません。

↑(2a)は一体どんなデザインなのか?

 

すでにリーク情報が次々と届けられているなか、今度は大手掲示板RedditのNothing公式コミュニティに一時的に、Phone(2a)の実物らしき写真が公開されました。

 

すでにRedditでは写真が削除されていますが、保存されたものが様々なSNSやテック系サイトに広く出回っています。

 

まず正面からの写真は、保護ケースに収められているため、本体のデザインがはっきりと見ることはできません。とはいえ、Nothingらしいスタイリッシュなホーム画面や、上部の真ん中にパンチホールのあるディスプレイは確認できます。

Image:Reddit/Gizmochina

 

さらに背面もケースを装着しているため、噂のGlyph(LED)ライトは隠されているようです。が、横並びになったデュアルカメラとLEDフラッシュの配置は、前に流出したプロトタイプの画像とも一致しています。

Image:Reddit/Gizmochina

 

これまでのリーク情報をまとめておくと、プロセッサはクアルコム製Snapdragonではなく、MediaTekのミッドレンジ(中価格帯)向けDimensity 7200を搭載。画面は120Hzの有機ELパネル、背面デュアルカメラは5000万画素。

 

そして2つのバリエーションがあり、それぞれRAM 8GB/ストレージ128GB、RAM 12GB/ストレージ256GB。本体色は白と黒の2つ、といったところです。

 

Nothingは最新の「Community Update」(会社の近況)ビデオにて、Phone(2a)を「Phone(2)の最も愛されている機能のいくつかを活用し、あらゆる面でPhone(1)と比べて明確なアップグレードを実現しています」と述べていました。

 

おそらく仕様などの正式発表は、今月のMWCバルセロナ2024(26日~29日)だと予想されています。お手ごろ価格でPhone(2)の強みを引き継いだスマホが、日本に上陸する日を楽しみにしたいところです。

 

Source:Gizmochina

アップルがフォーチュン誌「世界で最も賞賛される企業」17年連続1位に! 2位以降はマイクロソフト、アマゾンと続く

Fortune(フォーチュン)誌の「世界で最も賞賛される企業」にて、Apple(アップル)が17年連続でトップとなりました。

↑ZorroGabriel / Shutterstock.comより

 

Fortuneによる最も賞賛される企業とは、革新性や経営の質、社会的責任、企業資産の活用、財務の健全性、製品とサービスの質、国際競争力などで、企業をランク付けするというものです。パートナーのKorn Ferryと協力し、3720人の経営幹部や取締役、証券アナリストが、最も賞賛する企業として、10社を選んでいます。

 

2024年の調査では、Appleはすべてのカテゴリーで首位を獲得しました。なお、2位はMicrosoft(マイクロソフト)、3位はAmazon(アマゾン)でした。その他には、6位にコストコ、8位にアメリカン・エキスプレス、9位にウォルマートなどがランクインしています。

 

トップ10にランクインしているテック企業としては、7位にGoogle(グーグル)の親会社ことAlphabet(アルファベット)が登場。またGPUやサーバー向けAIチップを開発しているNvidiaが、過去最高の10位に急上昇しています。

 

売上でも社外からの評価でも、まさに快進撃を続ける、Apple。AI技術全盛の時代でもこの勢いが続くのか、見守りたいものです。

 

Source: Fortune via MacRumors

Apple Watchの新色バンドは「ネイビーブルー」と「エメラルド」の2色に? 今春登場か

MacRumorsのフォーラムに、2024年春のApple Watch向けの新バンドとされる画像が投稿されています。

↑MacRumors Forumsより

 

Apple(アップル)は毎年春にApple Watchの新バンドを発表しており、2023年3月には「スポーツバンド」や「ソロループ」、「ブレイデッドソロループ」、「Hermesカザック」「Hermesレザー」に複数の新色が登場しています。

 

今回MacRumorsのフォーラムに投稿された画像は、2024年のApple Watch向けバンドのカラーオプション候補とされるものです。投稿者のmikedop氏はこの色を「ネイビーブルー」「エメラルド」と読んでいますが、この名前が製品には採用されない可能性もあります。

 

情報によれば、Appleは実際にリリースするApple Watchの新色オプションとして、2倍のラインナップを試作しているとのこと。つまり、今回のネイビーブルーやエメラルドは実際に試作されたものの、製品としては販売されない可能性もあります。

 

さらに3月上旬には、Apple Watchの新色バンドだけでなく、「iPhone 15」の新色が登場する可能性もあります。今年の春も、新たな季節にぴったりな爽やかなカラーのアクセサリの登場に、期待したいものです。

 

Source: MacRumors Forums

Galaxy S24シリーズの超便利AI機能「囲って検索」、あと数か月は他のGalaxyスマホでは使えないかも

サムスンは新型フラッグシップ機Galaxy S24シリーズと同時に、便利な新機能「囲って検索」(Circle to Search)を発表しました。たとえば写真の中にある植物をSペンや指で丸く囲うと、Googleの検索結果がすぐ得られるというものです。

Image:Samsung/Google

 

今のところ、本機能はGalaxy S24シリーズのほかGoogle Pixel 8シリーズしか利用できません。そしてサムスン公式に、今後数か月は他のGalaxyスマートフォンでは使えそうにない可能性を示唆しています。

 

先週サムスンは、オランダ向けにGalaxy S24シリーズの予約や売れ行きが絶好調とのプレスリリースを発表。そのなかで、いつごろから「囲って検索」が他のAndroidスマホでも利用可能となるのかに言及しています。

 

それによれば「囲って検索は、2024年1月からGoogle Pixel 8シリーズとGalaxy S24シリーズで利用できます。囲って検索は2024年10月5日から他のブランドのAndroid端末でも利用可能になるかもしれませんが、そのための積極的な開発は行なっていません」とのことです。

 

この説明は発表直後の注釈(一番下)に書かれていましたが、その後に削除されたようです

 

サムスンはGalaxy S24シリーズに、「囲って検索」を含めた生成AI機能「Galaxy AI」を搭載しています。さらにGalaxy AIの「一部」を2024年の前半に、Galaxy S23シリーズ、Galaxy S23 E、Galaxy Z Fold5およびZ Flip5、Galaxy Tab S9に提供することも発表済みです。

 

しかし、その中には「囲って検索」が含まれていない可能性が高まったかっこうです。

 

とはいえ、サムスンは次期折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold6」や「Galaxy Z Flip6」を8月ごろに、Googleは「Pixel 9」シリーズを10月ごろに発表する可能性が高いはず。それらには「囲って検索」を搭載しつつ、Galaxy S23シリーズなど過去モデルは後回しにするのかもしれません。

 

Source:Samsung(Web archive) 
via:9to5Google

折りたたみiPadの登場時期はいつになる? 最終的にiPad miniを置き換えか

Appleが7~8インチの折りたたみ製品を2026年~2027年にも発売する可能性があると、韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑MacRumorsより

 

Appleが折りたたみ製品を準備しているとの報道は繰り返し登場しており、2024年末にも折りたたみiPadが登場するとの情報もあります。また、折りたたみiPadの後には折りたたみiPhoneが登場することも期待されています。

 

The Elecによれば、Appleの折りたたみ製品は8.3インチの「iPad mini」に取って代わる可能性があるとのこと。一方で、AppleはiPad mini向けの有機ELディスプレイも開発しており、7~8インチの折りたたみ製品の詳細はまだ決定されていないと伝えています。また、サムスンディスプレイやLGディスプレイは去年、6インチ後半と7インチ後半の折りたたみディスプレイのサンプルを、Appleへと送っているようです。

 

さらに7~8インチの折りたたみ製品の後に、より大きな20.5インチの折りたたみ製品に取り組んでいると報じられています。Appleが折りたたみ製品に注力するのか、あるいは製品の有機ELディスプレイへの置き換えに注力するのか、今後を見守りたいものです。

 

Source: The Elec via MacRumors

今後、米国のApple Watchからは血中酸素アプリが消えたまま? クックCEOが「他にも買う理由はたくさんある」と発言

現在、米国ではApple Watch Series 9/Apple Watch Ultra 2は、特許侵害と認定されたため、血中酸素モニターをソフトウェア的に無効にした状態で販売中です

↑今後の新モデルも血中酸素モニター機能がないかも?

 

この特許を持つ医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、アップルとの和解に前向きであり、友好的に問題を解決できるようにしたい趣旨を述べていました。これはおそらく、Masimoが特許をアップルにライセンス供与し、血中酸素機能を復活する方向と推測されます。

 

しかし、アップルのティム・クックCEOはニュース専門放送局CNBCの生放送にて、アップルは上訴(米国際貿易委員会が下した輸入・販売禁止命令を不服として、米連邦巡回控訴裁判所に控訴)に集中しており、Masimoからライセンス供与を受けるつもりはないと示唆しました。

 

クック氏は「我々は上訴に集中している」「血中酸素センサーがなくても、この時計(Apple Watch)を買う理由はたくさんある」と述べています。

 

今後のアップルの方針については、Masimoに歩み寄り、和解金を支払ってライセンス供与を受けたほうが合理的だと調査会社TrendForceは分析していました

 

なぜなら、もしも内部のハードウェアを変更するなら、規制当局の審査に時間がかかることに加えて、開発に数か月以上はかかると予想されるためです。次期Apple Watchも今年秋に発売する可能性が高く、大きな時間の余裕はないというわけです。

 

しかし、かつてアップルはクアルコムとの特許訴訟を何年も繰り広げ、最終的には45~47億ドルもの和解金を支払ったと見られています。2023年内のApple Watch総売上は200億ドルに満たない可能性もあり、Masimoに巨額の和解金を支払うのは厳しそうです。

 

今後のApple Watch新モデルには、血中酸素モニターのアプリが搭載されない可能性が高まった格好です。とはいえ、新型コロナ禍が一段落して、その病状を判断する用途での需要も下火となっており、機能がなくなったとしても売上げにはあまり影響がないのかもしれません。

 

Source:AppleInsider

今後、米国のApple Watchからは血中酸素アプリが消えたまま? クックCEOが「他にも買う理由はたくさんある」と発言

現在、米国ではApple Watch Series 9/Apple Watch Ultra 2は、特許侵害と認定されたため、血中酸素モニターをソフトウェア的に無効にした状態で販売中です

↑今後の新モデルも血中酸素モニター機能がないかも?

 

この特許を持つ医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、アップルとの和解に前向きであり、友好的に問題を解決できるようにしたい趣旨を述べていました。これはおそらく、Masimoが特許をアップルにライセンス供与し、血中酸素機能を復活する方向と推測されます。

 

しかし、アップルのティム・クックCEOはニュース専門放送局CNBCの生放送にて、アップルは上訴(米国際貿易委員会が下した輸入・販売禁止命令を不服として、米連邦巡回控訴裁判所に控訴)に集中しており、Masimoからライセンス供与を受けるつもりはないと示唆しました。

 

クック氏は「我々は上訴に集中している」「血中酸素センサーがなくても、この時計(Apple Watch)を買う理由はたくさんある」と述べています。

 

今後のアップルの方針については、Masimoに歩み寄り、和解金を支払ってライセンス供与を受けたほうが合理的だと調査会社TrendForceは分析していました

 

なぜなら、もしも内部のハードウェアを変更するなら、規制当局の審査に時間がかかることに加えて、開発に数か月以上はかかると予想されるためです。次期Apple Watchも今年秋に発売する可能性が高く、大きな時間の余裕はないというわけです。

 

しかし、かつてアップルはクアルコムとの特許訴訟を何年も繰り広げ、最終的には45~47億ドルもの和解金を支払ったと見られています。2023年内のApple Watch総売上は200億ドルに満たない可能性もあり、Masimoに巨額の和解金を支払うのは厳しそうです。

 

今後のApple Watch新モデルには、血中酸素モニターのアプリが搭載されない可能性が高まった格好です。とはいえ、新型コロナ禍が一段落して、その病状を判断する用途での需要も下火となっており、機能がなくなったとしても売上げにはあまり影響がないのかもしれません。

 

Source:AppleInsider

次期「Galaxy Z Fold6」のお手ごろ価格モデル、Sペンが使えない? 2024年後半に発売の可能性

サムスンは次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」につき、従来の通常モデルと同時に普及価格のモデルを発売すると噂されています。それを裏付ける手がかりが国際貿易の輸出入データベースから見つかり、コード名は「Q6A」かもしれないとの報告もありました

↑写真は「Galaxy Z Fold4」

 

これまで廉価モデルが通常モデルとどう違うのか不明でしたが、Sペン(スタイラス)が使えない可能性が浮上しました。

 

韓国の電子業界誌ET Newsは、サムスンがGalaxy Z Foldの低価格モデルを発売予定であり、「ペン入力なし」の方向で開発していると主張。その狙いは折りたたみスマホの価格負担を軽くすることで、需要を拡大する試みだと述べています。

 

Sペンを使うには特殊なデジタイザー(アナログ入力をデジタルに変換する装置)を必要とするため、それを削れば製造コストを下げられます。つまりソフトウェア的に使用を封じるのではなく、ハードウェア的にペン入力が使えなくなるというわけです。

 

さらにサムスンは「他の部品や性能も差別化」すると予想されるとも伝えています。他のコスト削減策としては、より性能の低いチップセットの採用、内蔵ストレージやRAMの削減、カメラのイメージセンサーも安いものを使う、といったところでしょう。

 

この廉価版Galaxy Z Fold6は、通常モデルとともに「今年後半」に発売予定とのこと。現行のGalaxy Z Fold5は国内価格が25万円程度ですが、廉価モデルが10万円台になればユーザー層が一気に広がるかもしれません。

 

Source:ET News
via:9to5Google

知っていましたか? “動く写真”ことLive Photosがロック画面に設定できるようになったんです!【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Live Photosで動くロック画面を作ってみよう」です。

 

 

iOS 17では、ロック画面に動く写真を設定できるようになりました。シャッターを切った前後の1.5秒ずつの映像を記録する「Live Photos」を設定することで、iPhoneの起動時にLive Photosが再生されます。さっそく手順を解説しましょう。

 

まず、Live Photosを撮影します。「カメラ」アプリを開き、画面右上からLive Photosのボタンが表示されていることを確認しましょう。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、ボタンをタップすればLive Photosの撮影モードに切り替わります。あとは通常どおりシャッターボタンをタップし撮影すればOKです。Live Photosを撮影できたら、次はロック画面を設定しましょう。

 

「設定」アプリを開き、[壁紙]をタップ。[+新しい壁紙を追加]を選んだら[Live Photos]と進みます。すると、ロック画面にしやすそうなLive PhotosをiPhoneが提案してくれます。もし、提案の中に設定したいLive Photosがない場合は、[アルバム]→[Live Photos]と進み、好きなものを選びましょう。

 

ロック画面の設定画面に切り替わったら、左下のアイコンを確認します。もしこのアイコンに斜めの線が引かれていたら、まずはアイコンをタップしてみましょう。すると、このように「モーションエフェクトは使用できません」と表示されることがあります。この場合は、iPhoneのロック画面を解除してもLive Photosが静止画として表示されてしまうので、別のLive Photosを選びましょう。

 

あるいは、このように「この写真でモーションエフェクトを使用してみましょう」と表示されることがあります。この場合は、アイコンをもう一度タップすれば動いた状態でロック画面に設定できます。

 

必要に応じて日付や時刻、ウィジェットのカスタマイズを行い、[追加]をタップ。すると[壁紙を両方に設定]と[ホーム画面をカスタマイズ]の選択画面が表示されます。今回は、ホーム画面とロック画面に同じ壁紙を設定したいので前者を選択しました。

 

壁紙のカスタマイズ画面に移ったら、右側のホーム画面の[カスタマイズ]ボタンをタップ。デフォルトではアプリが見やすくなるように壁紙にぼかしがかかっています。もしぼかしが不要であれば、右下の[ぼかし]をタップしましょう。最後に[完了]を押せばこれで設定は終了です。

 

ちなみに、ホーム画面に設定したLive Photosには動きはつかず、静止画として表示されます。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

【西田宗千佳連載】Netflix「ONE PIECE」「幽☆遊☆白書」大ヒットの理由とはなにか

Vol.135-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはNetflixで記録的なヒットとなっている実写ドラマ版「幽☆遊☆白書」。コミックの実写化が相次いで成功している要因を探る。

 

今月の注目アイテム

Netflix

幽☆遊☆白書

↑週刊少年ジャンプでの連載作品を実写化し大ヒット。原作は冨樫義博。子どもを助けるため交通事故に遭い命を落とした不良少年の浦飯幽助は、“霊界探偵”という役目を与えられ、人間界で妖怪が関わる事件の解決に挑む

© Y.T.90-94

 

原作の要素を吟味してファンが納得する作品に

2023年12月14日、Netflixで公開された実写ドラマ版「幽☆遊☆白書」が大きな記録を打ち立てた。

 

公開週の視聴時間が、全世界のNetflix作品でトップとなったのだ。正確に言えば「非英語のドラマ作品でトップ」ではあるのだが、英語を含む全ドラマ中でも2位だったという。そして、非英語・ドラマ部門では公開2週目(12月24日までの集計)でも1位。2週連続世界1位も、日本発のドラマとしては初めてのことだ。

 

人気コミックからの“アニメ化”には多数のヒット作がある。だがドラマの場合、ヒット作は少ない。日常が舞台である恋愛作品などでは成功例もあるが、アクションが中心となる作品だとなかなか厳しいものが多い、という印象が強いのではないだろうか?

 

しかしNetflixはこのところ、立て続けに“コミックの実写ドラマ化”で成功している。2023年夏には実写ドラマ版「ONE PIECE」が公開になり、こちらも世界的なヒットになった。「幽☆遊☆白書」もそれに続きヒットしたのは、注目に値する現象と言えるだろう。

 

なぜヒットさせることができたのか?

 

理由は複数あるが、大きな要素として“ファンを納得させられるよう、原作の要素をしっかりと吟味してから制作する体制を採っている”点が大きい。

 

実写ドラマ版「幽☆遊☆白書」の場合、制作開始は5年前。まず行なったのは「ストーリーバイブル」と呼ばれる文書の作成だという。これは、キャラクターの性格や動機、ストーリーや世界観にとって重要な要素をまとめたものだ。Netflix側の説明によれば、シナリオ制作はもちろん、撮影やビジュアルエフェクト、小道具に至るまで、“検討が必要な要素があれば必ず参考にする”ものだという。

 

これを、監督やプロデューサーはもちろん、原作サイドの関係者も入ったうえで時間をかけて作っているそうだ。

 

金銭的な余裕とは制作への十分な検討時間

重要なのはこうした文書を作ることそのものではない。“原作の要素を最大限に生かしつつ、それでもいまの実写ドラマらしい作品にするにはなにが重要か”という点を、制作開始時から時間をかけて練り上げる体制こそが、作品のクオリティを高めるために重要……ということなのだろう。

 

Netflixは世界的なプラットフォームなので、“そのぶん予算が大きいのでは”という話が必ず出てくる。実際、かかっている予算は確かに大きいとは聞いていて、プラス要因なのは間違いない。

 

だがそれ以上に、金銭的な余裕とは、“制作に十分な時間をかけて検討できる”ことにつながる。「ONE PIECE」の場合には、原作の尾田栄一郎氏の意見がかなり反映されたとのことだが、それも、重要な部分の検討に時間をかけていく体制だからできていることなのだ。

 

もちろん、体制の構築だけで良いドラマができるわけではない。VFXなどの技術でも重要な点がある。そして「世界ヒット」の形も、より多様な市場を反映したものに変わった。それがどういうことかは次回以降解説していく。

 

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「Galaxy Fit3」の全貌が明らかに! 見覚えのある形が…

サムスンの次期フィットネスバンド「Galaxy Fit3」とされるレンダリング画像を、リークアカウントのEvan Blassが公開しました。

↑どこかで見たような…(画像提供/Evan Blass/X)

 

スマートウォッチ「Galaxy Watch」シリーズほど知られていないものの、サムスンはフィットネスバンドとしてGalaxy Fitシリーズを販売しています。2020年に登場した現行モデルの「Galaxy Fit2」は最大21日間の駆動と、手洗いリマインダーの搭載が特徴。

 

Galaxy Fit3は1.6インチの大型ディスプレイを搭載したことで、アップルの「Apple Watch」に似た外観となっています。ただし大きなディスプレイの搭載とのトレードオフなのか、駆動時間は最大13日。なお、NFCやGPS、心電図の測定機能は搭載されていないようです。

 

本体では睡眠や運動のトラッキング、スマートフォンからの通知、SOSや落下検知に対応。ウォッチフェイスはカスタマイズが可能で、クイック設定メニューも用意されています。

 

Galaxy Fit3の本体はアルミニウム製で、ブラック、シルバー、ローズゴールドの3色を用意。5ATM/IP68の防塵・防水性能を達成しています。現時点でGalaxy Fit3の発売日や価格はわかっていませんが、2024年8月の開催が期待される「Galaxy Z Fold 6およびFlip 6」の発表会でお披露目されるかもしれません。

 

Source: Evan Blass / X via 9to5Google

「iPhone 15 Pro」にがっかり。顧客満足度で標準モデルを下回る

「iPhone 15 Pro」のユーザーの満足度が「iPhone 15および15 Plus」を下回った、と調査会社のRerfectRecが報じています。

↑ユーザーが不満なわけは?

 

↑PerfectRecより

 

上のグラフは、購入時期ごとの「iPhone 15」シリーズの満足度をまとめたもの。iPhone 15 ProおよびPro Maxは発売時、満足度が一番高かったものの、2024年1月ではiPhone 15および15 Plusの満足度がProシリーズより高くなっています。iPhone 15 Proの満足度は最も低くなってしまいました。

 

PerfectRecによれば、過去30日間でiPhone 15 Proに寄せられた苦情には、「バッテリーの持ちが悪い」「iPhone 14 Proとあまり変わらない」「カメラレンズが出っ張っている」などがあるとのこと。

 

iPhone 15 Proのバッテリーが4か月程度で大幅に劣化したとは考えづらいので、これはiPhone 15 Proのパフォーマンスとバッテリー持続時間のバランスに消費者が不満を抱いているということになります。iPhone 15 Proには「A17 Pro」チップや常時点灯が可能なディスプレイが搭載されていますが、これがバッテリーを必要以上に消費しているのかもしれません。

 

優れたカメラシステムなど、上位機能を搭載したiPhone 15 Pro。しかしバッテリーの持続時間という意味では、顧客をあまり満足させることができていないようです。

 

Source: PerfectRec via 9to5Mac

「MacBook Air」が廃止の危機にあったことが判明! Proさえあれば十分?

アップルの重役が「MacBook Air」シリーズの廃止を検討していたと、海外メディアのThe Vergeが報じています。

↑廃止論があったとは…

 

アップルの「非常に高いレベル」の人物から入手したという今回の情報。それによれば、同社の元チーフデザインオフィサーのジョニー・アイブ(Jony Ive)氏が、「MacBook Airの製造を中止し、MacBook Proを唯一のポータブルMacにする」ように働きかけていたとのことです。

 

The Vergeのポッドキャストに出演した著名ITジャーナリストのウォルト・モスバーグ(Walt Mossberg)氏によれば、アイブ氏は「AirとProの両方が存在する必要はない」と考えていたそう。ProをAirと同じくらい軽く、薄く、高価格なマシンにすることで収益に貢献し、たとえ追加のパフォーマンスがなくても、人々はそれを買うだろうとアイブ氏は考えていたようです。

 

モスバーグ氏によれば、この方針がデザインチームとプロダクトマネージャーとの間で大きな争いを引き起こし、2018年にプロダクトマネージャーの意見が通ったそう。2018年までMacBook Airに大きなアップグレードが施されなかったことは、それを裏付けているかもしれません。

 

薄くて軽く、そして安価で気軽に購入できる、MacBook Air。同シリーズが廃止されなかったのは、消費者にとって幸運な決断だったといえそうです。

 

Source: The Vergecast via 9to5Mac

サムスン、ついに「自動車事故検出機能」をハイエンドスマホに搭載!?

グーグルのPixelスマートフォンには「緊急情報サービス」が搭載されており、その一部として「自動車事故検出」機能が利用できます。重大な交通事故に遭ったときに自動的に緊急サービスに連絡してくれるという、いざという場合の命綱です。

↑こんなとき、Galaxyスマホで助かるかもしれない

 

これまで本機能はPixelスマホ専用でしたが、サムスンが自社ハイエンド製品の一部に搭載するかもしれないとの噂が報じられています。

 

Android OSの分析で知られるMishaal Rahman氏によると、サムスンは自動車衝突検出の開発に取り組んでいる可能性があり、Galaxy S24シリーズやGalaxy Z Fold 5など、一部のハイエンドGalaxyスマホに搭載する兆しがあるそうです。

 

この機能は最新のOne UI 6.1(Android 14をサムスンが独自カスタマイズしたユーザーインターフェース)には搭載されていないため、2024年後半のOne UI 7.0アップデートで実現する可能性がありそうです。

 

自動車事故検出機能は、スマホの位置情報やモーションセンサー、周囲の音などに基づき、重大な自動車事故が起こった可能性を検出する仕組み。緊急通報用番号に電話を掛けるか、無事だと確認する(緊急通報をキャンセルする)オプションが表示され、60秒以内に応答しない場合は自動的に緊急サービスに電話をかけ、位置情報を送ります。

 

もともとPixel以外のAndroidスマホにも自動車事故検出がやって来る可能性が浮上したのは、1年半近くも前のこと。それほど、開発の難度が高いのかもしれません。

 

Source: Mishaal Rahman(X)
via: Sammobile 

Nothing Phone、ChatGPTの起動が簡単に! まるで音声アシスタント

英Nothing Technologyのスマートフォン「Nothing Phone(1)およびPhone(2)」において、OpenAIのチャットボット・ChatGPTが、音声アシスタントのようにクイック設定パネルやホーム画面から起動できるようになりました。

↑ますます身近な存在に

 

2023年9月、iOS版とAndroid版のChatGPTアプリは音声と画像入力に対応。最初は有料版ユーザー限定でしたが、11月からは無料ユーザーでも音声会話ができるようになりました

 

さて、今回の発表はNothingのカール・ペイCEO自らがXで述べました。

 

この機能を有効にするには、まずGoogle Playストアから公式のChat GPTアプリをインストールし、少なくとも1回は音声チャット機能を利用する必要があります。その後、クイック設定パネルから、あるいはクイック設定ウィジェットとしてホーム画面にChatGPTショートカットを追加できるようになります。

 

このようにして、ユーザーはショートカットをタップしてChatGPTを起動できます。まるでChatGPTが、スマートフォン標準の音声アシスタントになったような体験が楽しめるわけですね。

 

この機能は、先週ChatGPT Androidアプリのベータ版でテストしていたことが報告されていました。つまり、他のAndroidアプリでも、まもなく利用できる可能性があります。

 

まだChatGPTを標準の音声アシスタントに設定したり、ホームボタンや電源ボタンの長押しで呼び出したりすることはできませんが、これだけでも手軽に利用できるようになりそうです。

 

Source: Carl Pei(X)
via: Android Police