次期「Galaxy Z Flip6」、バッテリー容量がGalaxy S24並にパワーアップ!?

サムスンの次期タテ折りスマートフォン「Galaxy Z Flip6」は、2024年の夏に発表されることが予想されています。しばらく先のことですが、現行モデルGalaxy Z Flip5よりも大容量バッテリーを搭載し、おそらく最大4000mAhになるとの噂が報じられています。

↑パワーアップは確実!?

 

サムスンの未発表製品に詳しいGalaxy Clubは、同社内でGalaxy Z Flip6用のバッテリーをテスト中だと主張。その定格容量(蓄えられる電気の量)が1097mAh+2790 mAh=3887mAhになると述べています。

 

Galaxy Z Flip5は半分に折り曲げるため、2つのバッテリーセルを内蔵。同じ折りたたみ構造を持つGalaxy Z Flip6も、2つのセルが使われるというわけです。

 

サムスンのGalaxy S24は定格容量が3880mAhですが、実際には4000mAhと公称しています。それと同じく、Galaxy Z Flip6も4000mAhと宣伝する可能性が高いとのこと。Galaxy Z Flip5は3700mAhと公称しているため、約1割は容量が増えることになります。

 

この容量であれば、バッテリーが十分に1日持つ可能性は高いはず。サムスンのOne UIは、バッテリー持ちの良さに定評があります。

 

ほかにも、Galaxy Z Flip6はカバーディスプレイ(折りたたんだ際の外側の画面)がさらに広くなり、メインカメラが5000万画素に強化されると噂されています。どんな場面であれ、オールラウンドに活躍する強力なスマホとなりそうです。

 

Source: Galaxy Club
via: 9to5Google

選べるWiFiのサービス内容や料金を徹底解説! 知っておきたいメリット・注意点を解説

選べるWIFIアイキャッチ

「選べるWiFi」はWiMAXの新しいプロバイダで、毎月使用するデータ容量を決めることができるサービスです。

他社プロバイダだと、無制限のプランが多いですが、選べるWiFiなら自身の利用状況に合わせて毎月プランを選ぶことができるので、節約にも繋がります。

もちろん5G対応で、ポケット型WiFiかホームルーターを選ぶことができます。また、auやUQモバイルユーザーの方は、セット割でスマホ料金が毎月最大1,100円割引されますよ。

2024年1月提供開始!選べるWiFi!
GetNavi

WiMAXが月間2,090円~!

  • 毎月データ容量を選ぶことができる!
  • 契約期間縛りなし!
  • 最新機種を選ぶことができる!
  • 初月の月額料金0円!

今回は選べるWiFiの詳しいサービス内容や料金、契約するメリットやデメリットを調査しました。自分に合っているかチェックしてみてくださいね。

選べるWiFiとは?

選べるWIFI

「選べるWiFi」は、2024年1月から株式会社ディーナビが提供を開始したWiFiサービスです。月額330円(税込)の会員制となっており、毎月WiFiの使用状況に合わせた容量プランへの変更が可能な点が魅力です。

選べるWiFiのサービス内容を概要表にまとめました。

<選べるWiFiの概要>
契約期間 なし
初期費用 事務手数料:3,300円
端末代金 一括:27,720円
分割:月額770円×36回
同額が月額料金から割引!※1
データ容量/月額料金 0GB:0円
30GB:2,090円
50GB:3,630円
100GB:4,400円
無制限:4,620円
初月の月額料金0円
会員費/月額 330円
初月の月額料金0円
データ増量手数料/月額 1,100円
※増額した場合のみ発生
オプション料金/月額 端末保証:550円
端末保証ワイド:770円
サポートサービス(ライト):550円
サポートサービス(スタンダード):660円
サポートサービス(プレミアム):1,650円
スマホとのセット割 ・auスマートバリュー(au)
・自宅セット割(UQモバイル)
利用する回線 ・WiMAX+2
・au 5G
・au 4G LTE
取り扱い端末 ・Speed Wi-Fi 5G X12
・Speed Wi-Fi HOME 5G L13

※価格は税込
※1 休会期間中は割引なし

ナビ博士
30GBと50GBの料金は、他社のポケット型WiFiと比較しても最安だよ!

概要表でわかった、選べるWiFiの特徴は下記3つです。

  • 毎月の使用量に合わせてデータ容量を選択できる
  • 使わない月はプラン料金0円で休止できる
  • 5G対応で高速のWiMAXが契約できる

そのほか、選べるWiFiでは外出先でも持ち運び可能なポケット型WiFi、または自宅メインで安定して使えるホームルーターを選ぶことができます。選べるWiFiはWiMAXで初めてデータ容量が選べるサービスです。

毎月330円の会員費は必ずかかりますが、ほとんどWiFiを利用しない月も無駄に料金を払い続けるよりコストを抑えることができますよ。

ゲット君
ゲット君
あまり使わない月は小容量で利用して、旅行や出張の予定がある月は大容量で利用するなど、使い分けることができるね!

選べるWiFiをおすすめするメリット8選

選べるWiFiのメリットを8つ解説します。

自分にとって魅力を感じるサービスか確認して見てくださいね。

毎月データ容量を選べる

選べるWiFi料金

選べるWiFiは、毎月データ容量を0GB・30GB・50GB・100GB、無制限の5段階から選ぶことができるWiMAX唯一のプロバイダです。

他のWiMAXが契約できるプロバイダでは無制限プランのみの提供しかないため、これまでにない画期的なサービスとなっています。

データ容量を選ぶ方法は、毎月25日までにWeb上のマイページから翌月のプラン変更をするのみです。

ナビ博士
24時間無料で変更できるよ!

実際に使ってみて「データ容量が足りなかった!」という場合は、手続き不要で自動的にプランアップしてくれます。

毎月データ容量を選べる

月間データ容量の上限が決まっているポケット型WiFiと違い、速度制限がかかったり、追加でチェージする必要もありません。

ナビ博士
ただし、追加手数料として1,100円が追加請求されることは知っておこう!

月額料金2,090円~と他社より安い

選べるWiFiは小容量プランでも無制限プランでも、安い月額金額で利用できるのが魅力です。調べた結果、30GBと50GBのプランは、他社のポケット型WiFiと比較しても最安となっています。

100GBや無制限プランに関しては最安ではないですが、WiMAXの最新機種を利用でき、au・UQモバイルユーザーはスマホ割が適用されるのでおすすめです。

ナビ博士
契約初月はどのプランを選択しても月額料金0円で利用することができるよ!※0GBは対象外

ピタんこ0GB

さらに、0GBプランの場合はプラン料金が0円になります。「ピタンコ0GB」にプラン変更すると、会員費330円と、オプションに加入している方はオプション代、端末代が分割の方は端末代の請求のみとなり、プラン料金は請求されません。

ただし、ピタンコ0GBプランは月額無料になる初月は選択できない点と、最長で6ヶ月間までしか継続できない点があるので注意が必要ですよ。

契約期間の縛りがない

選べるWiFiは契約期間の縛りがないので、いつでも違約金なしで解約ができます。

他社WiMAXのプロバイダでは、契約期間が2〜3年設定されている場合もあり、更新月以外で解約をすると違約金がかかるケースがあります。選べるWiFiなら、自分に合ったタイミングで退会しても違約金を請求されることはありません。

端末代金を分割払いにする場合は、支払いが終わる36ヶ月以内に解約すると残金を清算する必要がある点だけ、覚えておきましょう。

auとUQモバイルとのセット割が利用可能

セット割引

選べるWiFiではauとUQモバイルのスマホとのセット割が適用できます。

auユーザーは毎月最大1,100円、UQモバイルユーザーは毎月最大858円割引になりますよ。

契約者の家族も割引対象になるため、例えば4人家族の場合は毎月最大4,400円割引されます。最大10台まで割引対象になっており、auユーザーの人はお得に利用できるためおすすめです。

割引額はスマホのプランによって異なるため、下記を参考にしてください。

<auスマートバリューの割引額>
スマホミニプラン 5G/4G -550円
使い放題MAX 5G ALL STAR パック
使い放題MAX 5G/4G テレビパック
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック(P)
使い放題MAX 5G/4G Netflixパック
使い放題MAX 5G/4G DAZNパック
使い放題MAX 5G with Amazonプライム
使い放題MAX 5G/4G
auマネ活プラン 5G ALL STARパック2
auマネ活プラン 5G/4G DAZNパック
auマネ活プラン 5G/4G ドラマ・バラエティパック
auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック(P)
auマネ活プラン 5G/4G Netflixパック
auマネ活プラン 5G with Amazonプライム
auマネ活プラン 5G/4G
-1,100円
<UQモバイルの割引額>
コミコミプランG 0円
トクトクプラン
ミニミニプラン
-858円

提供エリアが広い

提供エリア

選べるWiFiはWiMAXとauの回線どちらも利用できるため、提供エリアが広いのが大きなメリットです。

実人口カバー率全国政令指定都市99%となっており、地方でも問題なく利用することができます。

さらに、高速通信が期待できる5G SA接続対応の最新機種(Speed Wi-Fi 5G X12、Speed Wi-Fi HOME 5G L13)を選択すれば、ポケット型WiFiもホームルーターも安定した速度で楽しめるでしょう。

選べるWiFiの提供エリアは他社WiMAXプロバイダと同様のため、現在WiMAXのサービスを利用している方ならエリア的にも問題ありませんが、気になる方はエリア確認してみてくださいね。

オプションの条件付帯がない

選べるWiFiには、オプションの条件付帯がない点も嬉しいポイントです。

強制的にオプションサービスに加入が必要、キャンペーン適用のためにオプションサービスに加入が必要などといった条件がないため、シンプルに会員費と月額料金でWiFiを利用することができます。

最短即日発送

即日発送

選べるWiFiでは、下記のタイミングに申し込みが完了すると、最短当日に端末を発送してくれますので、すぐにインターネットを利用したい方におすすめです。

    【端末即日発送になるタイミング】

  • 月曜日~金曜日(祝日除く)の午前9時までの申し込み完了

ポケット型WiFiは電源を入れるだけで、ホームルーターは電源プラグをコンセントに挿し込むだけですぐに利用可能です。

カスタマーサポートは24時まで営業

選べるWiFiには、電話サポートとLINEサポートの2つのカスタマーサポートがあり、どちらも24時まで対応しています。

ゲット君
ゲット君
仕事終わりでもかけることができるね!緊急のときも安心だ。

しかし、こちらのカスタマーサポートを受けるには、下記3つの選べる会員サポートサービスのいずれかに加入することが必要です。

オプション

WiFiの設定方法がわからないときや、故障した際もすぐに相談できるのは安心ですね。

さらに、プレミアムに加入すると、選べるWiFiを接続するスマホやノートPC、タブレットなどの周辺機器が故障した際に、無償修正が可能です。

選べるWiFiの注意すべきポイント3選

次に選べるWiFiの注意すべきポイントを3つ解説します。

選べるWiFiの契約後に後悔したりすることのないよう、注意点も確認したうえで申し込みに進みましょう。

会員費330円が毎月かかる

選べるWiFiは会員制のサービスのため、プラン料金とは別に毎月会員費として330円がかかります。

使わない月は「ピタンコ0GBプラン」に変更することでプラン料金は0円になりますが、会員費である330円はかかってきます。

しかし、選べるWiFi会員の特典として、以下のサービスが受けることができますよ。

  • プラン変更時の手数料(2,200円)が永年無料
  • 利用しない月は無料で休止が可能

プラン容量を超えると自動的にデータ増量手数料がかかる

前述した通り、選べるWiFiでは前月25日までに申し込んだプランのデータ容量を超えた場合は、自動的にプランがアップグレードされます。

アップグレードされると、データ増量手数料として1,100円が必ずかかりますので、月額料金が当初の予定より高くなるため注意が必要です。

ナビ博士
多く使うと想定している月は、必ず前月の25日までにプラン変更しよう!

また、たとえばピタンコ30GBプランの契約月に→50GB→100GBと2段階にわたってアップグレードが行われた場合も、データ増量手数料はトータルで一律1,100円となります。

一括払いは端末代金実質無料にならない

選べるWiFiでは端末代金の支払いを分割払いにすると、毎月分割払い相当額の770円が月額料金から割引される仕組みのため、契約者の実質負担はありません。

たとえばピタンコ30GBプランを契約して、端末代金を分割払いにした場合に実際に支払う金額は以下のとおりです。

  • ピタンコ30GBプラン料金:2,090円
  • 選べるWiFi会員費:330円
  • 端末代金(分割払い):770円
  • 選べるWiFi会員月額割引:-770円
  • 支払い総額:2,420円

ただし、端末代金を契約者が一括支払いにすると、端末代金相当額の割引が受けることができないため注意です。

そのため、選べるWiFiの端末代金は36回の分割払いにすることをおすすめします。分割払いの注意点としては、分割払い期間の36ヶ月間以内に選べるWiFiを解約すると残った端末代金は実費として清算しなくてはいけない点です。

途中解約した場合は端末代金が発生しますが、それでも一括払いで購入するより契約者の負担は軽減されるので、選べるWiFiを申し込む際は端末代金を分割に設定しましょう。

選べるWiFiをおすすめできる人

選べるWiFiのメリットやデメリット、他社のサービスとの比較を踏まえて、以下の内容に当てはまる人に選べるWiFiはおすすめです。

ナビ博士
なぜ上記の人に選べるWiFiがおすすめできるのか、次の項目から詳しく解説していきます!

毎月のデータ容量が不規則な人

選べるWiFiは毎月プランの変更が無料でできるので、毎月消費するデータ容量が不規則な方におすすめです。

前月25日までにご自分の来月の予定を踏まえてプランを変更することで、必要なタイミングで自分に合ったデータ容量を契約できます。

また、予定よりもデータ容量を使いすぎてしまった場合も自動でプランアップしてもらえるので安心です。

煩わしいデータチャージもなく便利に安く使えますよ。

ナビ博士
プランアップの際は手続きが不要で、データ増量手数料1,100円と使った分だけのプラン料金を支払えばいいのでコストを抑えられます!

ネットを使わない時期がある人

選べるWiFiは月額0円で最大6ヶ月間まで利用を休止できる、ピタンコ0GBプランがあります。

旅行や出張が多くポケット型WiFiがたまに必要な方や、年に数回の帰省の時のみホームルーターを使いたい方などにおすすめです。

ナビ博士
短期レンタルサービスのように、都度契約や返却する手間もかからないのは大きな魅力ですね!

ピタンコ0GBプランを契約していて、利用する予定ができたらオンラインで前月25日までにプラン変更して起きましょう。

そうすることで翌月は契約したプラン料金で再開できます。

毎月WiMAXを使用しない方は、選べるWiFiの利用で必要な時だけ便利にインターネット環境を用意できるので便利です。

最新端末を実質無料で利用したい人

選べるWiFiは36回の分割払いで端末代金が実質無料になります。

WiMAXの最新機種を実質無料で手に入れられるプロバイダは多くありません。
できるだけ導入費用を抑えたい方にも選べるWiFiはおすすめと言えます。

  • ポケット型WiFi最新端末:Speed Wi-Fi 5G X12
  • ホームルーター最新端末:Speed Wi-Fi HOME 5G L13

選べるWiFiの契約手順

選べるWiFi契約方法

選べるWiFiの申し込みは、公式サイトまたは電話でかんたん3ステップで手続きができます。

選べるWiFiの申し込み手順
  1. 選べるWiFiの公式サイトまたは電話相談フォームから申し込む
  2. 最短当日に端末が発送される
  3. 端末が到着後スマホなどを接続して利用開始する
ナビ博士
電話相談フォームの場合は連絡先などを入力して予約をすれば、オペレーターから折り返しの電話がくるよ!

また選べるWiFiの申し込みには支払い用のクレジットカードが必要になるため、事前に用意しておくと良いでしょう。

選べるWiFiの申し込みが平日の午前9時までに完了すれば、最短即日に端末が発送されます。

最短翌日には手元に届くので、端末の電源を入れたらスマホやタブレットなどの通信機器を接続しましょう。

選べるWiFiの解約手順

選べるWiFiは契約期間がないので、不要になったタイミングでいつでも解約できます。

選べるWiFiの解約はマイページから24時間いつでも、以下の手順で行うことができます。

選べるWiFiの解約手順
  1. 選べるWiFiのマイページにログインする
  2. ホーム画面のメニューから[手続き・各種設定]を選択する
  3. 「解約する」をクリックする

解約手続きは毎月25日までに済ませておけば、当月末での解約が可能です。

ゲット君
ゲット君
解約月は日割り計算になりませんが、月末まではインターネットが使い続けられるよ!

選べるWiFiは違約金がありませんが、3年以内の解約は端末代金の残債を請求される場合があるので注意が必要です。

端末代金の分割払い期間が終わる36ヶ月目まであと少しの期間の場合は、ピタンコ0GBプランに変更して会員費のみ支払うという方法もあります。

ゲット君
ゲット君
端末代金の分割払い36ヶ月間継続利用できれば、実質負担額は0円になりますよ!

また、選べるWiFiから光回線へ乗り換える場合、月額4,180円で可能です。

解約を検討する際も選択肢が多いのもメリットの1つです。

選べるWiFiに関するよくある質問

選べるWiFiはまだ提供を開始したばかりのサービスなので、気になる点が多い方もいらっしゃるでしょう。

選べるWiFiに関するよくある質問をまとめたので、契約前に、しっかり疑問を解消しておきましょう。

選べるWiFiで実施中のお得なキャンペーンは?

選べるWiFiでは以下のキャンペーンが利用できます。

選べるWiFi最新キャンペーン
  • 初月の月額料金・会員費が無料
  • 36ヶ月間の月額料金が770円割引
  • auスマートバリュー
  • 自宅セット割

選べるWiFiはどのプランを選んでも、初月の月額料金と会員費が無料になります。

さらに、端末の分割払いを選ぶだけで月額料金から770円の割引が受けることができます。
そのため端末代金が実質無料になります。

キャンペーンの適用に有料オプションの加入などの条件もなく、自動的に割引が受けられるのも嬉しいポイントです!

auやUQモバイルのスマホをお使いの方はさらに携帯電話料金からの割引が適用されますよ。

選べるWiFiの支払い方法は?

現在、選べるWiFiの支払い方法は、クレジットカード払いのみです。

口座振替などには対応していないので、ご注意ください。

選べるWiFiで端末は選べる?

選べるWiFiでは、下記最新端末が選べます。

  • ポケット型WiFi最新端末:Speed Wi-Fi 5G X12
  • ホームルーター最新端末:Speed Wi-Fi HOME 5G L13

外出先でもインターネットを利用する方はポケット型WiFiを、自宅メインで安定した速度で利用したい方はホームルーターを購入がおすすめです。

ナビ博士
5G SA対応端末なので、高速通信が期待できますよ!

選べるWiFiの端末はレンタルできる?

選べるWiFiの端末はレンタル品ではなく、すべて最新機種を新品で提供しています。

端末補償オプションも充実しているので、レンタルに抵抗がある方や自分の端末が欲しい方もぜひ選べるWiFiをチェックしてみてください。

選べるWiFiの問い合わせ先を知りたい

選べるWiFiに問い合わせ先は、以下の窓口を利用しましょう。

選べるWiFiの問い合わせ窓口

また、選べるWiFiでは会員サポートが手厚く受けられるオプションも用意しているので、【電話窓口は24時まで営業!サポートが充実】の項目を参考にしてみてください。

まとめ

選べるWiFiは、2024年1月にスタートした新しいWiMAXのプロバイダでデータ容量が30GBから選択できる画期的なサービスです。

  • 毎月の使用量に合わせてデータ容量を選択できる
  • 使わない月はプラン料金0円で休止できる
  • 5G対応で高速のWiMAXが契約できる

選べるWiFiはWiMAXの5G回線に対応したポケット型WiFiやホームルーターを、小容量から契約できます。 また、使わない月はプラン料金0円で休止状態にでき、自分にあったプランでコスパ良く契約るのも大きな魅力です。

初月の月額料金も無料、契約期間の縛りもなく利用できるのでぜひ気軽に選べるWiFiの契約を検討してみてください。

2024年1月提供開始!選べるWiFi!
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WiMAXが月間2,090円~!

  • 毎月データ容量を選ぶことができる!
  • 契約期間縛りなし!
  • 最新機種を選ぶことができる!
  • 初月の月額料金0円!

iPhone 16、大型画面とキャプチャーボタン以外の変更はナシ? デザイン刷新はiPhone 17以降になるかも

2024年の「iPhone 16」シリーズでは大きなデザイン変更はなく、2025年の「iPhone 17」シリーズ以降にて大幅なデザイン変更と生成AI機能が搭載されるとの報告を、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

iPhone 16では、電源ボタンの下に新たにキャプチャーボタンが搭載されることが、以前から報告されいています。このキャプチャーボタンはタッチや圧力検知に対応し、さまざまなカメラ操作が可能だとの情報もあります。

 

Kuo氏によれば、iPhone 16では大型ディスプレイとキャプチャーボタン以外の、大幅なデザイン変更はないとのこと。事前情報によれば、上位モデルの「iPhone 16 Pro/Pro Max」ではディスプレイサイズが6.3/6.9インチに大型化するとも報告されています。

 

Kuo氏はそれだけでなく、包括的な生成AI機能が搭載されるのは、iPhone 17以降になると報告しています。以前にBloomberg(ブルームバーグ)は今年リリースされる「iOS 18」にて、史上最大のアップデートが予定されていると報告しています。iOS 18ではSiriにさまざまなAI機能が追加されることが期待されていますが、それが真価を発揮するのはiPhone 17以降、ということなのかもしれません。

 

個人的には、iPhone 16 Pro/Pro Maxにてディスプレイサイズが変更されれば、十分に大きな変更点だと感じますが……iPhone 17以降では、あっと驚くような新デザインが用意されているのかもしれません。

 

Source: MacRumors

LGノートPC「LG gram」2024年モデルは高性能と薄型軽量を追求したProシリーズ登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは1月31日、モバイルノートPC「LG gram」の2024年モデルを発表。2月1日から順次販売を開始します。ラインアップは以下のとおりです。

 

シリーズ名 モデル名 予想実売価格(税込) 発売時期
LG gram Pro 17Z90SP-MA78J 32万円前後 3月上旬
LG gram Pro 2in1 16T90SP-MA78J 34万円前後
LG gram(Microsoft Office搭載) 17Z90S-MA78J2 32万5000円前後 2月1日
16Z90S-MA78J2 31万5000円前後
15Z90S-MR54J2 25万円前後
14Z90S-MA78J2 29万5000円前後
LG gram(Windows 11 Pro搭載) 17Z90S-VP55J 26万円前後 3月上旬
15Z90S-VP55J 23万円前後 2月中旬
14Z90S-VP55J 22万円前後
LG gram 2in1 14T90S-MA55J 25万円前後 3月上旬

 

2024年モデルは、17型/16型/15.6型/14型の4サイズ展開です。またすべてのモデル共通でインテル Core Ultraプロセッサーを採用。従来からパフォーマンス、AI処理性能、グラフィックス性能の向上により、生産性が高められるのはもちろん、映像制作や負荷の軽いゲームも楽しめるとしています。

 

なお、2023年モデルはきらびやかなデザインの「LG gram Style」などがラインアップにありましたが、2024年はオブシディアンブラックのカラーモデルのみとなっています。

 

性能と機動力の高さを両立させたProモデル登場

2024年モデルではあらたに「Pro」シリーズとして、17型のLG gram Proと16型のLG gram Pro 2in1が追加されました。LG gram Proは大画面ながら約1.299kgの重さ、約12.9mmの薄さを実現。LG gram Pro 2in1も重さ約1.399kg/薄さ約12.9mmと、ともに薄型軽量なモデルとなっています。

 

 

製品プレゼンの場では一般的なPC市場のプログレード製品について「性能が第一主義とされ、持ち運びやすさは二の次とされてきました。結果的にPro向けノートPCの多くは大きく重くなり、むしろデスクトップPCの代わりとして機能しているように思われます」と解説。一方でLG gramのProシリーズは「場所の制約に縛られず、いついかなるときも最高のパフォーマンスを発揮できる存在」と定義しており、高い性能と機動力を高めたモデルと位置付けています。

 

その定義どおり、Proシリーズは薄型軽量に加えてスペック面でも妥協のない仕様となっています。スペックは両モデルともに、インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H、16GBメモリー、1TB SSD。ディスプレイの解像度はWQXGA(2560×1600ドット)、リフレッシュレートは31~144Hzの可変式を採用しています。

 

さらに、LG gram Pro 2in1はディスプレイが360度回転するため、タブレットライクな使い方も可能です。筆圧を4096段階で感知する「LG Stylus Pen」も付属。イラスト制作などにも使えます。

 

このほか、2024年モデルのLG gramの一部スペックは下記のとおりです。

モデル名 17Z90S-MA78J2
CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD
ディスプレイ 17型/WQXGA(2560×1600ドット)/リフレッシュレート60Hz
サイズ 約幅378.8×奥行き258.8×高さ17.8mm
重さ 約1.35kg

 

全モデルに連携性を高める独自アプリも搭載

2024年モデルはほかのデバイスとの連携性も強化しています。独自開発アプリ「LG gram Link」を搭載し、iOSやAndroidなどほかのOSと、ファイルや画面の共有が可能。ファイル共有はBluetooth接続のため、ネットワークに接続されていなくても利用できます。また、画面の共有はたとえば、LG gramと接続したタブレットに画面を複製したり拡張したりできるほか、スマホの画面をLG gramにミラーリングといったことも可能です。

 

【LG gram Linkの機能をフォトギャラリーでチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

Appleがスマホに関する特許を取得……将来のiPhoneはスライド式ボディで画面が大きくなる?

Apple(アップル)がスライド式ボディとフレキシブルディスプレイを搭載したスマートフォンに関する特許を取得したことが、海外にて報じられています。

↑USPTOより

 

Appleがフレキシブルディスプレイを搭載した「折りたたみiPad」を開発しているという情報は、以前から報じられていました。また将来は、折りたたみiPhoneが登場する可能性も指摘されています。

 

2021年に取得され、今回更新された「スライド式拡張可能ディスプレイを有する電子機器」という特許。その内容としては、フレキシブルディスプレイを巻物のように筐体内に巻き取ることができる、スライド式のスマートフォンが解説されています。

 

特許の説明では、スマートフォンの本体をスライドさせることで内部のディスプレイを引き出し、画面を大きくすることができます。またコンパクトな状態に戻したときにはディスプレイは平らになり、また自動で巻き戻るようにバネでテンションをかけることも想定されているようです。

 

すでに多数のAndroidスマートフォンメーカーからリリースされている折りたたみスマートフォンは、ヒンジ部分にしわができたり、また通知を確認するためのサブディスプレイを搭載する必要があります。しかしフレキシブルディスプレイでメイン画面を大きくできる今回の特許は、そのような課題を解決する糸口になるのかもしれません。

 

Source: USPTO (PDF) via Apple Insider

サムスン、折りたたみスマホの値下げに挑戦? ディスプレイのコスト削減に取り組み中かも

折りたたみ式スマートフォンはいまだに価格が高く、ここ数年間も機能は向上しながら値下がりしていません。しかし、折りたたみ市場を牽引するサムスンは、ディスプレイのコスト削減を試みていると韓国の業界誌The Elecが報じています。

↑お手ごろ価格の折りたたみスマホがいよいよGalaxyから登場か

 

報道によると、サムスンディスプレイは折りたたみ式ディスプレイのベゼル(額縁)をインクジェット印刷で作る準備を進めているとのこと。

 

これまでサムスンはベゼル作りに「マイクロドライプロセス装飾」(MDD)を活用していたそうです。この方式では後で切り離すフィルムを使っていたものの、新たなインクジェット技術ではそのままベゼルが形成されると伝えています。

 

ベゼルフィルムは画面を保護するために有機ELパネルの周囲に貼られており、サムスンの折りたたみ製品ではパネルと超薄型ガラスの間にあります。

 

最終的な製品にどのような違いが出るかは不明ですが、大量生産されるとなれば、コスト面でのメリットはありそうです。The Elecも「サムスンディスプレイはコストを削減でき、サムスンの折りたたみ式スマートフォンの価格引き下げに貢献できる」と述べています。

 

サムスンは次期「Galaxy Z Fold6」と同時に、より手頃な価格の普及モデルも投入すると噂されています。信頼性の高いリーカーRevegnus氏も「Galaxy Z FE」(FE=ファン・エディション/フラッグシップ機の廉価版)がテスト中との噂があると述べていました。

モトローラほか競合各社とも、お手ごろ価格の折りたたみスマホに注力しつつあります。サムスンも、そちらに本腰を入れると期待したいところです。

 

Source:The Elec
via:9to5Google

Galaxy S24シリーズ、スピーカーも大幅に強化! より大音量とワイド感あるサウンドを実現

サムスンの最新フラッグシップ・スマートフォンGalaxy S24シリーズは、プロセッサーが強化され、生成AI機能「Galaxy AI」も搭載、最上位モデルUltraはチタン製ボディやカバーガラスの新素材により非常に頑丈となりました

↑Galaxy S24 Ultra

 

これらはサムスンも宣伝していることですが、言及が見つからないスピーカーについても、目覚ましく改良されていることが明らかとなりました。

 

サムスン製品に詳しいSammobileは、Galaxy S24シリーズのスピーカーが前S23やS22と比べて、大きくなっていると指摘しています。さらに強化されたスピーカーは、より充実したワイド感のあるサウンドを実現しているとのことです。

 

数年前、Galaxy Sシリーズのスピーカーは評判が良いとは言えませんでした。が、Galaxy S24シリーズの音は素晴らしいとSammobileは絶賛しています。

 

サムスン公式には、スピーカーに関しては「100%再生レアアース」や「40%以上の再生スチール」を使用と謳い、リサイクルへの配慮を強調。が、英オーディオ誌「What Hi-Fi?」は「かなりの大音量が再生でき、底面スピーカーが組み合わされているため空間の広がりが顕著」と高く評価しているようです。

 

Galaxy S24シリーズは全モデルとも、最大2600ニトの明るい画面を備えています。改良版スピーカーと相まって、どこでも優れたマルチメディア体験を提供できそうです。外出先ではワイヤレスイヤホンを使う機会が多いものの、友達とサウンドを分かち合う上で、優れたスピーカーは大活躍することになるでしょう。

 

Source:Sammobile

Appleのスマートディスプレイ新製品? 謎の「homeOS」記述がtvOS 17.4のコードから見つかる

Apple(アップル)の未発表OS「homeOS」に関する言及が見つかったと、MacRumorsが報じています。

↑SJ_PHOTOS / Shutterstock.comより

 

Appleは2021年6月、homeOSに言及した2つの求人情報を掲載しました。また同社は、ディスプレイを搭載したHomePodや、HomePodとiPadを合体させたスマートディスプレイ的な製品を開発しているとの報道も登場しています。

 

Appleは2018年にHomePodをリリースした際に、「iOS 11」の修正版を搭載していました。しかし2020年の「HomePod‌ Software 13.4」のリリースとともに、HomePodのプラットフォームは「tvOS」へと移行しています。Appleはスマートホームへの注力として、tvOSとHomePodのソフトウェアを統合し、homeOSとしてリブランディングする可能性があるのです。

 

Bloomberg(ブルームバーグ)によれば、AppleはGoogle(グーグル)のNest HubやAmazonのEcho Showに対抗する、新しいスマートディスプレイに取り組んでいるとのこと。これはiPadのようなデザインかつFaceTime通話用のカメラを搭載し、壁にとりつけることが想定されています。また、HomePodのようなスピーカーが搭載される可能性もあるようです。

 

開発者向けに配布された「tvOS 17.4」のベータ1では、HomePod向けのSharePlay機能が追加されました。これも、ディスプレイ付きのHomePodの存在を示唆しているといえそうです。tvOS 17.4は3月に公式リリースされる見込みですが、その場や6月の開発者会議ことWWDCにて、「homeOS」に関する何らかの発表があることを期待したいものです。

 

Source: MacRumors

次期iPad ProやMacBook Airは3月末に発売? 期待される変更点のまとめ

Apple(アップル)が次期iPad AirやiPad Pro、MacBook Airを3月末頃に発表すると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑NYC Russ / Shutterstock.comより

 

Gurman記者によれば、次期iPad Proと13インチMacBook Airの新モデルの生産が、Appleのサプライチェーンにて順調にすすんでいるとのこと。次期iPad Proは11インチ/13インチにわずかに画面サイズが大きくなり、初めて有機ELディスプレイを搭載すると期待されています。これによりディスプレイの品質が改善される一方、価格が上昇する可能性があります。また、M3チップやMagSafeワイヤレス充電への対応、横向きフロントカメラ、再設計されたMagic Keyboardも登場するようです。

 

次期iPad Airは10.9インチモデルにくわえて、12.9インチモデルが追加されるようです。また、新チップ「M2」の搭載や再設計された背面カメラ、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.3のサポートが期待されています。次期MacBook Airに関しては、M3チップやWi-Fi 6Eに対応する一方、デザイン上の変更はないようです。

 

今回の情報が正しければ、3月末に登場する新製品では有機ELディスプレイを搭載したiPad Proと、12.9インチのiPad Airが目玉となるようです。iPadシリーズで初めてとなる有機ELデイスプレイがどれだけ美しいのか、ぜひこの目で見てみたいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

次期「Snapdragon 8 Gen 4」、アップルM3チップに匹敵? あらゆる面で8 Gen 3より大幅に進化するかも

クアルコムの次期ハイエンド・スマートフォン向けチップ「Snapdragon 8 Gen 4」は高性能になると予想されており、様々な噂が飛びかっています。今年の「iPhone 16 Pro」搭載チップを上回る、サンプルでは人気ゲーム『原神』が60fpsで安定して動くとのリーク情報もありました

↑「Snapdragon 8 Gen 4」に期待集まる

 

それに続き、同チップセットのベンチマーク結果と称する数値が公開され、マルチコア性能がアップルのM3チップ(14インチMacBook Pro等に搭載)に匹敵する可能性が浮上しています。

 

この情報の発信源は、リーカーの@negativeonehero氏です。最近もサムスン独自開発のExynos 2400チップを搭載したGalaxy S24をいち早く入手し、GPU性能がA17 Pro(iPhone 15 Pro搭載チップ)に匹敵すると明らかにしていました

 

さて@negativeonehero氏によると、人気ベンチマークアプリGeekbench 6の結果は、Snapdragon 8 Gen 4のシングルコアスコアが2845、マルチコアは10628とのことです。

 

これをGalaxy S24 Ultraに搭載されたSnapdragon 8 Gen 3と比べると、マルチコア(7249)では46%も速く、シングルコア(2300)も大幅に上回っています。

 

また14インチMacBook Pro搭載のM3チップは、シングルコアが3126でマルチコアが11873。Snapdragon 8 Gen 4は、ほぼ互角と言えます。

 

これほどSnapdragon 8 Gen 4が高いスコアを獲得できる理由の1つは、CPUコアとして高性能の「Phoenix」コアのみ採用し、高効率コア(消費電力を抑えたもの)を使わないと噂されているからでしょう。マルチコア性能は向上するものの、その代わりに消費電力が増える可能性があるわけです。

 

しかし、このチップは台湾TSMCの3nmプロセス技術「N3E」で製造されると噂されており、消費電力が抑えられるかもしれません。Snapdragon 8 Gen 3は4nmチップですが、ここでいう「○nm」とは回路線幅のこと。一般的に、この数字が小さくなるほど消費電力も減っていく傾向があります。

 

今回のリーク情報が本当であれば、来年の「Galaxy S25」シリーズほか、Androidのハイエンドモデルは「iPhone 16 Pro」を凌ぎ、非常に高性能になる期待が持てそうです。ただし、@negativeonehero氏は未発表製品の予想に関して実績が乏しいため、他の情報源からの報告も待たれるところです。

 

Source:@negativeonehero(X)
via:Wccftech

Siriが大幅進化、さらにAIも? iOS 18は“史上最大のアップデート”になるとBloomberg名物記者

今年リリースされるであろう「iOS 18」が史上最大のアップデートになると、Bloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman(マーク・ガーマン)記者が報告しています。

↑rafapress / Shutterstock.comより

 

Gurman記者いわく、iOS 18は「新OSはApple史上最大とまではいかなくても、最大級のものとなると見られていると聞いている」とのこと。現時点では具体的な機能や変更点は明かされていないものの、現時点では「Siri」「RCS」に関する刷新が報じられています。

 

Siriに関しては、Siriやメッセージアプリがユーザーの質問に答え、文章を自動補完する方法が改善されるようです。またAppleはApple MusicやPages、Keynote、Xcodeなどのアプリにも、AI(人工知能)による自動生成機能の搭載が検討されています。またThe Informationは、大規模な言語モデルをSiriに組み込むことで、Shortcutsアプリを含めて複雑なタスクの自動化が可能になると指摘しています。

 

RCSは「SMS」や「MMS」の後継となるメッセージングサービスで、メッセージに写真や動画、音声メッセージ、グループチャット、暗号化など、さまざまな機能が提供されます。Appleは2024年後半からのRCSのサポートを明言しており、これがiOS 18に搭載される可能性は高そうです。

 

例年通りのスケジュールなら、今年6月にも開発者向けのベータ版が公開され、9月にはリリースされるであろうiOS 18。Siriがどれだけ便利に進化するのかに、注目したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

米国で「SIMスワップ」により1万7000ドルを騙し取られる事件が発生!PINコードは設定すべし

スマートフォン用アプリなどの2要素認証(2FA)は、データやサービスにアクセスする際に、2種類の本人証明を要求する仕組みです。その典型的なものは、銀行アプリにアクセスしようとすると、登録している電話番号にSMSでパスコードを送ってくるというものでしょう。

↑2要素認証を有効にしていたが……

 

しかし、米マサチューセッツ州在住の女性が、2FAを設定していたにもかかわらず、「SIMスワップ」という手口により1万7000ドル(約250万円)を騙し取られたと報じられています。

 

米メディアWJLA報道によると、シャロン・ハッシーさんはベライゾン(米携帯キャリア)で新しいスマホを購入したお礼のメールを受領。その直後、バンク・オブ・アメリカ(米銀行)はシャロンさんに、口座の連絡先情報の変更を通知してきました。

 

しかし、シャロンさんは新品のスマホを買ったわけでも、口座情報を変更したわけでもありません。そこで銀行に電話して状況を確認しようとすると、彼女のスマホは携帯電話サービスから遮断されていたため、電話をかけることができませんでした。

 

その頃、犯人は彼女と同じ番号のSIMカードを自分のスマホに入れて、2FAから送られてきた全てのコードを受け取っていたようです。

 

シャロンさんはパソコン経由でオンラインの銀行口座にアクセスしようとしましたが、やはり携帯電話による2FAを要求されてしまいました。それから直ぐに固定電話で銀行に電話を掛けたものの、時すでに遅し。数分以内に、彼女の銀行口座から1万7000ドルが盗まれていた次第です。

 

犯人の手口は、まず現地のベライゾンストアに入り、シャロンさんの電話番号を使って新しいスマホを購入してアクティベーションを実行。そのため、彼女の携帯は使えなくなっていたわけです。

 

こうした犯行は、一般的に「SIMスワップ」と呼ばれます。まず標的とする相手の個人情報を調べておき、何らかの手段により身元を偽り、携帯電話会社にSIMを紛失したと連絡し、手持ちのSIMと番号を入れ替えてもらう……というものです。

 

そしてシャロンさんは2FAを有効にしていたため、窃盗犯がSIMカードを有効にした途端、すべての2FAコードはそちらに行ってしまいました。ご本人も「彼らは私の電話を完全にコントロールしていて、私にはどうすることも出来なかった」と振り返っています。

 

バンク・オブ・アメリカは3か月間、シャロンさんの要求を拒否し続けたものの、結局は1万7000ドルの返金に応じています。

 

SIMスワップ被害を避けるための対策として、ロボコール(自動音声による迷惑電話)着信拒否サービスを提供するYouMailのCEOは、SIMにPINコードを設定するよう勧めています。もしもスマホが他人の手に渡ってしまったり、SIMの番号が奪われても、PINを入力しない限り使用できなくなります。

 

また、シャロンさんのように異変に気づいたとき、すぐに携帯キャリアや銀行に固定電話を掛けて、現在の状況を確認することも必須でしょう。

 

Source:WJLA
via:PhoneArena

ついに異なるメーカーのAndroidスマホ間でeSIM転送が可能に! Galaxy S24 Ultraで確認されました

すでにiPhoneでは、デジタルSIMの「eSIM」を旧機種から新モデルに転送可能となっています(一部キャリアのみ)。端末を買い替えたときに非常に便利な機能ですが、これが異なるメーカーのAndroidスマートフォン同士でも利用できることが明らかとなりました。

↑ついにAndroidでも……

 

もともとAndroid一般でeSIMのワイヤレス転送が可能となる見通しは、昨年の初め頃に浮上していました。Android 13ベータ版に手がかりが見つかり、Googleも計画を発表済み

 

そしてGoogle Pixel 8シリーズやサムスン端末では実現したものの、あくまで「同じメーカー製品」同士であり、メーカーが異なるAndroid端末間で利用できる気配はありませんでした。

 

しかし、新品のGalaxy S24 Ultraでは、セットアップ時に「QRコードをスキャンすると、古い端末からeSIMを転送できます」オプションが表示された上に、LG V60 ThinQやPixel 8 Proも反応したとのこと。それらポップアップが出たスクリーンショットも公開されています。

Image:Android Police

 

ただし、今のところT-MobileのeSIMプロファイルでのみ動作するそうです。T-Mobileは海外キャリアであり、日本では展開していません。

 

この「異なるメーカーのAndroidデバイス間でもeSIM転送」が広く利用できるようになれば、スマホの買い替え・乗り換えもしやすくなるはず。多くのメーカーや通信キャリアが少しでも速く対応するよう期待したいところです。

 

Source:Android Police
via:Wccftech

20000mAhでわずか350g! 国内最小クラスMOTTERUモバイルバッテリーをビジネスパーソンにこそおすすめしたい理由

現代人にとって、外出時に最も欠かせないものにはスマホやワイヤレスイヤホンなどのデジタル機器があると思います。当然ながら、これらを使用するにはバッテリーが不可欠。特に外出先で移動しながら作業する機会の多いビジネスパーソンなら、複数デバイスでの作業を想定して複数ポートの充電器を準備しておきたいところですが、外出先で常にコンセントがあるとは限りません。

 

となると、持っておくべきなのはモバイルバッテリー。ノートPCを充電できる大容量のモバイルバッテリーはあるけれど、重くて大きいと荷物の負担だし、わずらわしいし……どこかに軽くて小さくて大容量のモバイルバッテリーないかなぁ、と悩んでいる人も多いはず。

 

軽くて小さくて大容量! 急速充電も可能なモバイルバッテリー

そんな人におすすめしたいのが、MOTTERUのモバイルバッテリー「MOT-MB20001」です。MOT-MB20001は、容量20000mAh。PCも充電できるUSB Power Delivery(以下、PD)の60W出力が可能ながら、サイズ約幅58×奥行き25×高さ150mm、重さ約350gと国内最小クラスなのが最大の特徴。

↑MOT-MB20001。カラーはスモーキーブラックとラテグレージュのシックな2色展開。持ち運びに便利な専用ポーチとケーブル2本も付属している

 

このサイズで、iPhone 15なら4回以上、MacBook Airで約1回の充電が可能と、移動中の充電不足にはまず悩むことがなさそうな大容量が魅力のひとつです。さらにPD対応で最大60Wの急速充電も可能なので、うっかりバッテリー残量が少なくなってしまった時でも安心。

 

iPhone 15なら30分で50%充電可能なうえ、本体もPD入力対応なので最短3時間(※)でフル充電可能! 通常のUSB Type-A充電器(5V/2.0A、PD非対応)では、フル充電までに約11時間20分かかると言いますから、実に約4倍の速さなのは驚きです。

 

※最大30W入力(12V/1.5A、PD対応)対応のAC充電器と付属の「USB Type-C to Type-Cケーブル」を使用した場合

↑20000mAhのPD60W出力の製品では国内最軽量クラスの約350gだから、持ち運ぶ際に荷物の負担にならない

 

外出先での隙間時間などにノートPCを開いて作業をするとき、カフェを利用する人は少なくないはず。カフェの小さいテーブルだと、ノートPCとドリンクを置いたらあとは少しのスペースしか残らなかったりします。

 

充電したくてもモバイルバッテリーの置き場所に困って、膝の上に置いて作業をしたりすると作業に集中できず、結局無駄な時間を過ごしてしまった……と虚無感に襲われることも。でも、MOT-MB20001ならコンパクトサイズなのでノートPCの横に置きながら充電しても作業の邪魔にはなりません。やはり、持ち運ぶのに便利なのはコンパクトサイズのモバイルバッテリーだと言えるでしょう。

 

忙しいビジネスパーソンにこそ使って欲しい、2台同時充電機能

MOT-MB20001にはもうひとつ、注目の機能として2台同時充電があります。本体には、PD対応のUSB Type-Cと、USB Type-Aの2つの出力ポートが搭載されており、例えばノートPCとスマホを2台同時に、合計で最大60W出力の充電ができます。

 

ノートPCで資料作成をしながらスマホで連絡を取り合う、なんてこともビジネスパーソンならよくあること。片方のデバイスが十分充電されたのを見計らったかのようにもう一方のデバイスのバッテリーが減って順序良く充電……なんて都合が良い話はないので、必要なとき、2台まとめて充電してすぐに使えるのはとてもありがたいですよね。また、機内持ち込み可能なモバイルバッテリーなので、遠方への出張時にも活躍してくれそうです。

↑PD対応 USB Type-C 、USB Type-A 出力で2台同時充電が可能

 

これだけの機能があって、価格は7990円(税込)と1万円以下! しかも、2台同時充電用の専用ケーブル(USB Type-A to Type-C充電・データ通信ケーブル(約30cm)、USB Type-C to Type-C充電・データ通信ケーブル(約50cm))と専用ポーチも付属しています。モバイルバッテリー本体は繰り返し1000回以上使える長寿命でもあるので、長く使える仕事の相棒として、まず持っていて損はないはずです。

 

ちなみに、このスピーディな充電には、デバイスに合わせて最適な給電を可能にしたMOT-MB20001ならではの機能が関わっています。その名も「かしこく充電」。どんな風に “かしこい” のかと言うと、USBをデバイスに挿すだけで、その適正電流を自動で検知してくれるというもの。自分の持っている機器の適正電流をいちいち確認しながら使っていると言う人は少ないはずなので、自動で充電規格に応じた電流を流してくれて、急速充電ができるという仕組みはかなり嬉しいですね。

 

記念品やノベルティには名入サービスがおすすめ

このように、多機能で実用性が高いMOT-MB20001ですが、もし企業ノベルティや記念品としてもらえるとしたらどうでしょうか。今やモバイルバッテリーは外出時の必須アイテムのひとつですから、軽量かつ多機能のMOT-MB20001をもらえて嬉しくないと言う人はいないはず。そんな「もらって本当に嬉しい」記念品・ノベルティ制作には、MOTTERUの名入れサービスがおすすめです。

↑MOT-MB20001の名入れサービス例1。製品ロゴの刻印がないので、自社名やロゴだけのデザインが可能

 

モバイルバッテリーのなかには製品ロゴが刻印されており、名入れサービスを使用した結果2つのロゴが存在してしまう……というケースもあるでしょう。そうなると、いかにも既製品を使いました、という感じでデザインも満足とは言い難い仕上がりに。MOT-MB20001をはじめとするMOTTERUモバイルバッテリーなら、製品ロゴが刻印されていないのでデザイン性を確保したノベルティ制作ができるというわけです。

↑MOT-MB20001の名入れサービス例2。プリント可能範囲は縦80mm×横30mm

 

さらに、MOTTERUは自社にプリント機器を完備しているので、作業もスピーディ。校正完了後2週間程度で納品が可能なので、これから迎える3月の年度替わり・卒業シーズンの贈り物にも十分に間に合います。「でもこれって大量発注だから対応してくれるんでしょ?」という心配、わかります。ですが、MOTTERUなら最小ロットは20個から発注可能! ロット数に関係なくフルカラー印刷対応なのも嬉しいところです。

 

前述の通り、MOT-MB20001ならビジネスユースにも活用できるので、会社の周年記念や永続勤務記念、そのほかイベントなど、ビジネスパーソン向けの記念品・お土産としてもピッタリ。いつもノベルティや記念品選びに悩んでいる人におすすめです。あげて満足・もらって満足間違いなしのノベルティとして、ぜひ活用してみてはいかがでしょう。

 

「かわいい!」だけじゃない。ビジネスユースなら20000mAhのモバイルバッテリーが◎

MOTTERUモバイルバッテリーといえば、ころんとしたデザインとトレンドの「くすみ系カラー」が特徴で、若い女性を中心に人気のアイテムです。今回は、そのデザイン性を確保しながら、軽量・大容量・多機能を備えたビジネスユースに活用してほしいMOT-MB20001を紹介しました。忙しい日々を、少しでも便利に、ストレスフリーに過ごすためのサポートアイテムとしてぜひ使ってみて欲しい製品です。

 

撮影/鈴木謙介

次期iPad Pro、Face IDカメラが横向きに? iOS 17.4のコードに証拠見つかる

「iOS 17.4」のコードから、「次期iPad Pro」に横向きの「Face ID」カメラが搭載される証拠が見つかったと、MacRumorsが報告しています。

↑Kaspars Grinvalds / Shutterstock.comより

 

現行モデルのiPad Proは、本体の上部にFace IDカメラが搭載されています。これにより、iPad Proを横向きに持っている状態では、Face IDが利用できないという問題があります。

 

iOS 17.4のコードには、「Face IDのセットアップ中、iPadは横向きでカメラが画面の上部にある必要があります」との記述が見つかっています。これは、次期iPad Proに横向きのFace IDカメラが搭載される証拠といえそうです。

 

「iPad(第10世代)」では、前面カメラが縦向きから横向きへと移動しています。この変化が、次期iPad Proを含めた他のiPadに反映されてもおかしくはありません。また、将来は「iPad Air」にFace IDが搭載される可能性もあります。

 

今年の4月にも発売されるかもしれない、次期iPad Pro。そのFace IDカメラの位置の変化に、注目したいものです。

 

Source: MacRumors

Galaxy S24 Ultra、「水没させてから6時間凍らせる」過酷なテストを耐えきる! 破損もなく動作も問題なし

サムスンのハイエンド・スマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、本体がチタン製となり、カバーガラスには新素材「Corning Gorilla Armor」を採用。その甲斐あってか、落下テストや引っ掻きテストでもほぼ無傷のままでした

Image:TechDroider

 

さらに頑丈さを確かめるべく、あるYouTuberがGalaxy S24 Ultraを水没させてから凍結するテストを行い、検証結果を報告しています。

 

YouTubeチャンネルのTechDroiderは、Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Max、Pixel 8 Proの3台を対象にテスト。これらは全て、IP68の防水・防塵性能を備えています。

 

この3台を箱に入れた上で水の中に沈め、さらに冷凍庫で凍結。それから6時間後に解凍しています。Galaxy S24 UltraとPixel 8 Proについては、背面カメラのレンズが砕けたように見えましたが、実はどこも壊れていませんでした。

 

そして3機種ともスピーカーや充電ポートをチェックしたところ、どれも無傷でした。初め、Galaxy S24 UltraとPixel 8 Proの画面は少し曇っていましたが、やがて収まり、正常に動作するようになりました。3機種ともディスプレイは完璧に機能し、どこにも不具合は見られません。

 

このテスト結果も加わったことで、Galaxy S24 Ultraは落下にも強く、砂利で引っ掻いても傷が付きにくく、水に濡れた上に凍らせてもある程度は耐えられることが証明された格好です。

 

ただし、今回は水深が浅かったことには注意すべきです。もしも深い場所であれば、水圧が働き、防水を守り切るのは難しいはず。

 

Galaxy S24シリーズが「水深1.5mまでの淡水に最大30分間水没させた条件下における研究所での試験結果に基づいています」と説明しているのは、そのためでしょう。専門家による、精密な検証テストも待ちたいところです。

 

Source:TechDroider(YouTube) 
via:Wccftech

App Store、「Xbox Cloud Gaming」「GeForce NOW」などゲームストリーミングアプリ解禁へ!

Apple(アップル)は1月25日、世界中のアプリストア「App Store」にてゲームストリーミングアプリを利用できるようにすると発表しました。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

これまでApp Storeでは、ゲームストリーミングアプリを配信することができませんでした。例えばMicrosoft(マイクロソフト)の「Xbox Cloud Gaming」やNvidiaの「GeForce NOW」のようなサービスは、iPhoneやiPadからはウェブ経由でしかアクセスできなかったのです。

 

しかし今回のApp Storeの変更により、Xbox Cloud GamingやGeForce NOWといったゲームストリーミングアプリが、iPhoneやiPadでも利用できるようになります。「ゲームをストリーミング配信する機能を備えた、単一のアプリを開発者は提供できるようになりました」と、Appleは述べています。

 

Appleによると、ゲームストリーミングアプリはアプリに含まれるコンテンツの中で、最も高い年齢レーティングを維持する必要があります。ゲームストリーミングアプリの解禁により、iPhoneやiPadでのゲームプレイがより楽しくなりそうです。

 

Source: Apple via MacRumors

アップル、次世代CarPlay搭載車が2024年に登場を確認! iOS 17.4ベータから8つの新機能も明らかに

アップルは公式サイトを更新し、次世代CarPlayに対応する初のクルマが2024年に登場することを明らかにしました。これはポルシェやアストンマーティンが対応を表明したことに続くものです。

Image:Apple

 

さらに、配信されたばかりのiOS 17.4ベータ版から、8つのCarplay新機能が見つかったと米MacRumorsが報告しています。

 

次世代CarPlayに関しては、複数のディスプレイに情報を表示し、エアコンの操作をしたり、スピードメーターやタコメーター、温度計や燃料(バッテリー)残量といった計器類も扱えることが公開済みです。

 

それらに加えて、iOS 17.4ベータには8つの新アプリへの言及がありました。

  • 自動設定: ペアリングされたiPhoneを管理し、車両の設定を調整できる
  • 車載カメラ: 車両のバックカメラ映像を表示
  • 充電: 電気自動車の場合、バッテリー残量や充電状況、満充電までの残り時間などが表示
  • 気候: 車両の空調コントロールにアクセスし、エアコンやヒーターの温度、ファンの回転数、シートヒーター、ステアリングヒーターなどを調整できる。
  • 閉鎖: 車両のドアが開いているかどうかを表示し、警告マークを出すこともある
  • メディア: FM/AMラジオ局のコントロールができる。ユーザーは、トップ40やロックなどの音楽ジャンルのリストから選べる
  • タイヤ空気圧:各タイヤの空気圧を表示し、空気圧低下や空気圧上昇、パンクを警告する
  • トリップ: 車両の平均速度、燃費やエネルギー効率、走行時間や走行距離など、運転に関連するさまざまなデータを提供する

 

また次世代CarPlayでは、ドライバーが車のエンジンを切った後に「グッバイ」画面が表示される可能性が高いことが明らかになりました。

Image:MacRumors

 

ほか、iOS 17.4からは、次世代CarPlayでは計器類をはじめとして、テーマや配色が調整できることも確認されました。

Image:MacRumors

 

アップルは次世代CarPlayの機能が、従来のCarPlayに対応しているクルマでも利用できるかどうか明らかにしていません。iOS 17.4は3月に正式配信される見通しのため、それまでに追加の情報が提供されそうです。

 

Source:Apple,MacRumors

iPhone 16 Pro Maxのカメラが大幅進化? 大型メインカメラセンサーを搭載か

今年の「iPhone 16 Pro Max」では広角(メイン)カメラにより大きなイメージセンサーが搭載されるとの情報が、中国語SNSのWeiboに掲載されています。

↑Appleより

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」では、広角カメラに1/1.28インチのセンサーを搭載しています。またiPhone 16 Pro/Pro Maxでは、超広角カメラが1200万画素から4800万画素に進化するというもあります。

 

Weiboに情報を投稿したリークアカウントのDigital Chat Stationによれば、iPhone 16 Pro Maxではカスタマイズされた4800万画素のソニー製センサー「IMX903」を搭載。センサーサイズが1/1.14インチへと大型化することで、ダイナミックレンジや背景のボケが改善され、低照度環境での撮影品質も大幅に向上する可能性があるのです。

 

さらにiPhone 16 Pro Maxでは、性能向上のための積層設計や、高品質な画像データ変換のための14ビットADC(Analog-to-Digital Converter)、より優れたダイナミックレンジとノイズコントロールのためのDCG(Digital Gain Control)が搭載されるとしています。

 

Digital Chat Stationはその他にも、iPhone 16 Pro/Pro MaxはiPhone 15 Pro/Pro Maxのデザインを踏襲し、若干湾曲したディスプレイを搭載。iPhone 16 Pro/Pro Maxは前モデルとほぼ同じ厚さになるとしています。

 

スマートフォンのカメラで利用頻度が一番高いのは、やはり広角カメラ。iPhone 16 Pro Maxでの広角カメラの進化は、私達にも体感できるものとなりそうです。

 

Source: MacRumors

お手ごろ価格スマホ「Nothing Phone(2a)」認証サイトに登場! 充電スピードは45Wかも

英Nothing Technologyのお手ごろ価格スマートフォン「Phone(2a)」は、2月のMWCバルセロナ2024(世界最大級のモバイル技術展示会)で発表されると著名リーカーらが予想していました。その型番は「A142」だとみられています。

↑TUV認証サイトで発見?

 

そんななか、TUV認証サイトで「A142」型番を持つPhone(2a)らしき製品が発見されました。

 

TUV認証とは、あらゆる製品に対して安全性や機能の有効性が認められたと証明するもの。スマートフォン向けにも提供され、日本にも認証機関が存在しています

 

インドメディアMySmartPriceが見つけたTUVの登録情報によると、Phone(2a)は45Wの急速充電に対応。これは、現行モデルのPhone(2)と同等の仕様です。

Image:MySmartPrice

 

今月初めにもPhone(2a)は、「A142」という型番とともにTDRA(アラブ首長国連邦の規制機関)認証サイトから見つかっていました。やはり、発表や発売は間近に迫っているようです。

 

これまで噂されてきたPhone(2a)の予想スペックは、次の通りです。

  • ディスプレイ:6.7インチ有機EL画面、120Hz対応
  • プロセッサー:MediaTek Dimensity 7200
  • RAMとストレージ:8GB/ 128GB、12GB + 256GBの3種類
  • カメラ:メイン50MP(5000万画素)/超広角50MP/自撮りカメラは16MP
  • OS:Nothing OS 2.5(Android 14 ベース)
  • バッテリー容量:4290mAh

ほか本体カラーは、上位モデルと同じくブラックとホワイトの2色が用意される見通しです。ミドルレンジ(中価格帯)スマホとしては満足できそうな仕様であり、正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:MySmartPrice

使うのは純正「プレビュー」ソフトだけ! PDFにパスワードを設定するには【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「Macの標準機能だけでPDFにパスワードを設定!」です。

 

 

PDFファイルは非常に使い勝手がよいですが、データを改ざんされたり、情報漏洩、コンテンツの無断流用などの危険性もあります。今回は、macOS標準の「プレビュー」ソフトを使って、PDFにパスワードを設定する方法をご紹介しましょう。

 

PDFファイルを「プレビュー」で開いたら、[ファイル]メニューから[書き出す]を選択します。次にダイアログ内の[アクセス権]ボタンをクリックしましょう。

 

このような画面が開くので、一番上にある[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックを入れ、すぐ下のパスワード欄に、ファイルを開くときに要求するパスワードを入力します。続いて、確認欄にも同じパスワードを入力しましょう。

 

そして、最下部にある[所有者のパスワード]欄でもパスワードを入力します。確認でもう一度同じパスワードを入力しましょう。

 

最後に[適用]ボタンをクリックしてPDFを保存すると、パスワードで保護されたPDFファイルが作成されます。

 

なお、この方法でパスワードをかけたPDFは、印刷、テキストや画像のコピー、ページの挿入や削除、注釈の追加、埋め込まれたフォームへの入力を行おうとすると、最後に入力した[所有者のパスワード]の入力が要求されます。

 

これらの操作を[所有者のパスワード」の入力なしで許可したいときは、[ファイル]メニューから[書き出す]を選択して[アクセス権]ボタンをクリックしたあと、一番上にある[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックを入れましょう。パスワードを2回入力したら、アクセス権にある[プリント]、[テキストまたはグラフィックスのコピー]などの項目から、パスワードの入力なしで操作を許可をする項目にチェックを入れ、最後に[最下部の所有者のパスワード]欄でパスワードを2回入力します。

 

最後に[適用]ボタンをクリックしてPDFを保存すると、チェックした項目をパスワードの入力なしで操作できるPDFが作成されます。

 

なお、アクセス権の設定時に[書類を開くときにパスワードを要求]にチェックをしない場合、PDFを開く時はパスワードを要求せず、指定した操作にのみMac所有者のパスワードを要求することも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

停電時に安心!防災の専門家が解説する大容量ポータブル電源の選び方とおすすめ8製品

2024年元旦に起こった令和6年能登半島地震で、あらためて災害時の備えが必要だと実感した人は多いでしょう。今回の地震でも停電などライフラインへの影響が長期化しています。そんななか、非常時でもある程度必要な電気量を個人でまかなえる「大容量ポータブル電源」に注目が集まっています。

 

“大容量”とはいえ、実際どれくらいの容量があれば安心なのか、また使い勝手を妨げずに使えるのはどのようなタイプなのか。ポータブル電源の選び方について、備え・防災アドバイザーとして活躍されている合同会社ソナエルワークス代表の高荷智也さんに教えていただきました。

 

相次ぐ自然災害によって
防災グッズとしても注目されるように

「2019年に日本で初めて個人向けのポータブル電源が発売されたことがきっかけとなり、以後、日本で個人向けのポータブル電源が急速に普及しました。海外の大手主要メーカーであるJackery、BLUTTI、EcoFlowそしてAnkerなど各ブランドから販売される製品数が多くなり始めたのがこの時期になります」

 

もともとポータブル電源は、キャンプなどのアウトドアの用途として使われてきたもの。

 

「しかし、2019年の千葉県で台風による大規模停電が起こるなど、台風や大雨、地震による停電が相次いで起こり、防災アイテムとしても普及が広がりました。それに加え、2021年から一般社団法人防災安全協会が信頼性のある防災グッズに『防災製品等推奨品』マークをつけるようになると、ポータブル電源もこのマークの対象となりました。その経緯も背景のひとつと言えるでしょう」(備え・防災アドバイザー高荷智也さん、以下同)

 

大容量モバイルバッテリーとどう違う?
「大容量ポータブル電源」とは

そのなかでも、大容量ポータブル電源とは、どのようなものなのでしょうか?

 

「大容量ポータブル電源とは、一般的なポータブル電源よりも出力が大きく、さまざまな電化製品に対応できるアイテムです。また、『モバイルバッテリーとポータブル電源の違い』を知ることで、ポータブル電源がどのようなものか分かりやすくお伝えできると思いますが、双方の大きな違いは、AC100Vのコンセントを差し込めるかどうかになります」

 

・大容量ポータブル電源

AC100Vのコンセントを差し込むことができるので、家庭にあるほとんどの家電を動かすことができます。また、シガーソケット、USB-A・USB-Cポートもついており、多様な電力供給ができます。停電時にどのようなアイテムでも対応できる点が強みですね」

 

・大容量モバイルバッテリー

「基本的には、USB-A・USB-Cポートのみの充電しかできません。スマートフォンやノートPC、LEDライトの充電や、USB供給で作動する小型の家電を動かすことがおもな使い方となります。AC100Vのコンセントを搭載していないため、コンセント仕様の家電を使うことはできません

大容量ポータブル電源が役立つシーンとは?

続いて、大容量ポータブル電源がどのような用途で役立つのかを教えていただきました。

 

「平時あれば、キャンプのみならず、屋外に家電を持ち出して使いたいときに役立ちます。例えば、庭でホットプレートを使い食事を楽しんだり、屋外で電動工具を使ったDIYをしたり、車の中で大型の掃除機を使ったりすることもできます。日常生活では、電源を使う場所を広げるという発想で、うまく活用してもらえたらと思います」

 

災害時においても、以下のようにさまざまなシーンで役立つそう。

 

・夏の発災時の熱中症対策に

「夏に大地震が起きて電力の供給がストップすると、エアコンが使えないことにより、熱中症が懸念されます。大容量ポータブル電源があれば、扇風機を動かすことができるので、熱中症対策に。なお、扇風機を使う場合は、消費電力の高い交流電流のACモータータイプ扇風機ではなく、少し値は張りますが、消費電力の少ない直流電流のDCタイプ扇風機を使うことをおすすめします。使用できる時間が格段に長くなります」

 

・スマートフォンの充電に

「災害時には正確な情報を得たいですし、何よりも家族など近しい間柄の人の安否確認を取るうえでもスマホは欠かせません。しかし、停電により充電ができないとなればバッテリーの使用量を節約せざるを得ません。大容量ポータブル電源を使えば、安心してスマートフォンを使うことができ、何よりも精神的にも安心できます」

 

・ホットプレートなどを使用しての加熱調理に

「災害時に温かな食事をとれることは、精神的に安心感を与えてくれます。ポータブル電源では対応できない、高電力のホットプレートや電子レンジなどの調理家電も大容量ポータブル電源があれば普段と変わらず使えます」

回収サービスと安全設計は必須!
大容量ポータブル電源の賢い選び方

大容量ポータブル電源を購入する際、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?

 

「近年、数多くの大容量ポータブル電源が売られていますが、玉石混淆なのが現状です。安いからと選ぶと、いざと言うときにバッテリー残量がなくなっている場合などもあり、のちに後悔する場合も。ぜひ次のことに留意して検討してください」

 

1.回収サービスがあること

「故障や機械の寿命を迎えたときに、販売元のメーカーの回収サービスがあることは必須です。なぜならば、ポータブル電源は現在、自治体で回収されることがほとんどなく、処分に困る品物だからです。一部の大手メーカーでは自主回収の取り組みを開始しているので、これから購入を考える場合には必ず事前に確認してください」

 

2.安全設計がされていること

「ポータブル電源を構成しているリチウムイオン電池は危険物です。充電のしすぎや、外部からの大きな衝撃があったりすると、発火や爆発の危険性があります。信頼のおけるメーカーのものを選ぶようにしてください。判断基準のひとつは、防災安全協会の『防災製品等推奨品』マークがついているかどうか。必ずマークのある商品を選びましょう」

 

上記2点は、大容量ポータブル電源を選ぶ際の必須要件だそう。ほかにも、次のようなことを意識して選ぶといいでしょう。

 

3.AC出力が110Vのものは避け100Vのものにする

「コンセントの出力が100Vのものを選びましょう。最近の製品ではほぼ見かけませんが、少し昔の型だと110Vのものがまだあります。なぜならば、海外だと110Vが一般的な仕様だからです。日本のコンセントに対応している100Vのものを選んだほうがより安定して使用することができます」

 

4.リン酸鉄タイプのリチウムイオン電池を採用し、サイクル寿命が長いものを選ぶ

「リチウムイオン電池には『リン酸鉄タイプ』と『三元系タイプ』の2つの種類があります。従来の三元系タイプの電池の充電回数は500〜800回程度であるのに対し、リン酸鉄リチウムイオン電池であれば数千回もの充電ができます。充放電を繰り返せる回数、つまりサイクル寿命が長いものを選んだほうが断然お得です」

 

5.UPS(無停電電源装置)機能を搭載のものを選ぶ

「デスクトップパソコンや観賞魚のポンプなど、停電しては困るものを使用している場合は、停電によって電力が断たれた場合にも電力を供給できるUPS(無停電電源装置)の代替としてUPS機能を搭載したポータブル電源を使用することができます」

 

6.ソーラーパネル付きを選ぶ

「ソーラーパネルがあれば、太陽光でポータブル電源を充電することができます。ポータブル電源とソーラーパネルは、それぞれ単体でも購入できますが、知識のある人でない限り接続が困難な場合もあります。別々に購入するのではなく、メーカーが「ソーラーパネル付きポータブル電源」として、セット売りしている製品を選ぶと安心です。ソーラーパネルの目安としては100Wのものがおすすめ。晴れた日にポータブル電源を充電して使用することができます」

ポータブル電源の容量は実際どのくらい必要?

気になるのが、どのくらいの量があれば、いざというときに電力が足りるのかということ。具体的な数値を教えていただきました。

 

「私はいつも『安心安全な信頼のおけるメーカーのなかから、ご自身の予算の範囲で、最大容量のものを選んでください』とみなさんにお伝えしています。そのうえで、用途に合わせた以下の選び方をご紹介します」

 

1.さまざま家電を使うなら

「パソコン、電気毛布、電気ケトルなど、家庭内のさまざまな家電を使う場合は、定格出力が『1500W』以上のものを選びましょう。日本ではAC100Vを供給する壁のコンセントの最大容量は1500Wだからです。専用コンセントが必要となる200V仕様のエアコンや冷蔵庫を除いては、ポータブル電源から1500Wの出力を得られれば、事実上すべての家電を動かすことができるようになります。『何に使うかは分からないが、どのような状況にも対応したい』という場合には、定格出力1500W以上の製品を選ぶと間違いありません。尚、それを『何時間使えるか』は『定格容量』により決まります。よって『定格出力1500W以上で、予算内で購入できる最も定格容量が大きい製品を選ぶ』といいでしょう」

 

2.スマートフォンを十分に充電できればいいなら

「定格出力が『1500W』以上の製品を選ぼうとすると10万円以上の製品になってきます。非常時には必要だけれども、予算が限られるし……と迷うくらいであれば、スマートフォンが充電できる容量を備えておくという考え方もあります。スマートフォンの充電を十分に行える機種を選び、かつ家電にも使えるかもしれない、というシチュエーションを考えるといいでしょう」

 

その目安は、というと……

 

「1回スマホをフル充電するのに必要な『5000mAh』×『7日分』=『35,000mAh』/1人分となるため、容量の最低基準を『1人あたり35,000mAh』とし、予算内で買える定格容量の一番大きな製品を選ぶのが良いと思います」

ポータブル電源の寿命を長持ちさせるには?

日常的に使用していると寿命が短くなるのでは、と不安に思う方もいるかもしれません。ポータブル電源を長く使い、かつ非常時に役立たせるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

「ポータブル電源の寿命は、どれくらいの回数充電したか、またどれくらいの頻度で使うかによって変わってきます。一方で、ポータブル電源に使われているリチウムイオン電池は定期的に使わないと性能が落ちてしまいます。そういう意味では、非常時にちゃんと使いたいからこそ、日常使いで定期的に充放電をして性能を維持することはとても大切です。例えば、週に1回、フル放電したのち充電するくらいであれば、製品寿命と容量の減りはほとんど変わりません。ポータブル電源の寿命を維持するためにも定期的に使用することをおすすめします」

次のページでは、高荷さんに教えていただいた以上の判断基準と容量を満たす、大容量ポータブル電源のおすすめモデル8点を紹介します。

 

災害時に役立つ!
「大容量ポータブル電源」おすすめ8選

高荷さんに教えていただいた以上の判断基準と容量を参考に、編集部が厳選したおすすめのポータブル電源を紹介します。

・充電に時間をかけなくてOK! 他に類を見ない急速充電

Anker「Solix C1000 Portable Power Station」
13万9,900円(税込)

 

最短約1時間弱でフル充電ができるため、いざというときでも速やかに対応できます。例えば、台風の接近に備えたり、停電時に電力が供給されている場所に持っていき速やかに充電を終わらせることができます。また、同じ容量程度の製品に比べると約15%コンパクトなサイズなので場所をとりません。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:1056Wh
・サイズ:約37.6×26.7×20.5cm
・重さ:約12.9kg
・100%満充電までの最短時間:約58分(ACコンセント)(専用アプリで超急速充電モード設定時)
・AC出力(定格/瞬間最大):1500W(50/60Hz)/2000W
・出力ポート構成:AC×6,USB-C×2,USB-A×2,シガーソケット×1
・電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

・一般的なものより約6倍長持ちのバッテリーを採用し「毎日接続したまま」でも劣化を防ぐ

Anker「521 Portable Power Station (PowerHouse 256Wh)」
2万9,900円(税込)

 

リン酸鉄リチウムイオン電池の中でも特に高品質なセル(バッテリーを構成する個々の電池)を採用しているため、一般的なポータブル電源よりも約6倍の寿命があります。さらに、充電しながらほかの機器をつないで使えるため、日常的に充電しっぱなしにすることで常にフル充電をしておくことができます。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:256Wh
・サイズ:約21.6×21.1×14.4cm
・重さ:約3.7kg
・100%満充電までの最短時間:約2.5時間(ACアダプタ+USB充電器)
・AC出力(定格/瞬間最大):100W~(50/60Hz)/300W
・出力ポート構成:AC×2,USB-C×1,USB-A×2,シガーソケット×1
・電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

・ほぼすべての家電製品を稼働! 同時にいくつもの家電を使える

Jackery「ポータブル電源 1000 Plus」
16万8,000円(税込)

 

1264Whの大容量と2000Wの定格出力ができるため、ノートパソコンを使いながら同時に電子レンジを使うことも可能な頼もしい製品です。さらにバッテリーを最大3個まで追加でき、1.2kWhから最大5kWhまで拡張できます。後からカスタマイズできれば必要なときに追加できるので安心ですね。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:1264Wh
・サイズ:約35.6×26.0×28.3cm
・重さ:約14.5kg
・100%満充電までの最短時間:約1.7時間(ACコンセント)
・AC出力(定格/瞬間最大):100V~(50/60Hz)/2000W
・出力ポート構成:AC×3,USB-C×2,USB-A×2,シガーソケット×1
・電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

・アプリで遠隔操作できる! リュックに入れて身軽に持ち運べるのもポイント

Jackery「ポータブル電源 300 Plus」
3万9,800円(税込)

 

リュックの中に入れて持ち運べるほどコンパクトなため、キャンプや避難所にいつでも持っていくこともできるサイズです。アプリを使えば遠隔での操作も可能。製品のディスプレイを見ることなく、使用可能な時間や、出力と入力の状況などを確認することができます。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:288Wh
・サイズ:約23.0×15.5×16.7cm
・重さ:約3.75kg
・100%満充電までの最短時間:約2時間(ACコンセント)
・AC出力(定格/瞬間最大):100V~(50Hz/60Hz),3A,300W
・出力ポート構成:AC×1,USB-A×2,シガーソケット×1
・電池素材:リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

・ソーラーパネルを利用すれば太陽光とACを同時に充電できる

BLUETTI「AC180 大容量ポータブル電源 」
14万8,000円(税込)

 

本体の両脇に取っ手がついているため、手軽に持ち運べるデザインとなっています。約1時間で1日分の電力を充電することできるほか、ソーラーパネルを使えばさらに充電時間を短縮することが可能に。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:1152Wh
・サイズ:約34.0×24.7×31.7cm
・重さ:約16kg
・80%充電までの最短時間:約45分(ACコンセント)
・AC出力(定格/瞬間最大):4×100V/18A、合計1,800W/2700W
・出力ポート構成:AC×4,USB-C×1,USB-A×4,シガーソケット×1,ワイヤレス充電×1
・電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

・停電時にも速やかに電力を回復するUPS機能搭載

BLUETTI「AC2A 超小型ポータブル電源」
2万9,800円(税込)

 

停電が起きた場合でも0.02秒の速さで切り替えができ、瞬間的に電力を回復するため、留守中の水槽内のポンプなど突然使用できなくなると困る製品につなげておけば、安定した電力を供給してくれるので安心です。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:204.8Wh
・サイズ:約25.0×15.0×18.0cm
・重さ:約3.6kg
・100%満充電までの最短時間:約1.4時間(ACコンセント)
・AC出力(定格/瞬間最大):2×100V/3A、合計300W/600W
・出力ポート構成:AC×2,USB-C×1,USB-A×2,シガーソケット×1
・電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

・家族が増えたり用途が変わったり…後からバッテリーを増設できる

EcoFlow「DELTA 2|デルタ 2」
14万3,000円(税込)

 

家族が増えたり、使ってみて足らないなと感じたときに、ケーブルを介してエクストラバッテリーをつなぐだけで、容量を最大3400Whまで増やすことができます。そのほか、折りたたみ式ソーラーパネル、スマート発電機などさまざまな同社製品と連携させることにより使用するシチュエーションも増えていきます。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:1024Wh
・サイズ:約40.0×21.1×28.1cm
・重さ:約12kg
・100%満充電までの最短時間:約80分(ACコンセント)
・AC出力(定格/瞬間最大):1500W~(50/60Hz)/X-Boost機能をオンで最大1900W
・出力ポート構成:AC×6,USB-C×2,USB-A×4,シガーソケット×1
・電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

・高い安全性をクリア! 安心して使うことができる

EcoFlow「RIVER 2|リバー 2」
2万9,900円(税込)

 

同社のバッテリーは電圧、電流、温度などを高いレベルでモニタリングした保護機能の高い安全性能が特徴。高い安全基準をクリアし、国際安全認証機関であるTV Rheinland(テュフ・ラインランド)からポータブル電源業界では初となる安全認証を取得した安全安心な製品です。

 

【SPEC】
・バッテリー容量:256Wh
・サイズ:約24.5×21.5×14.5cm
・重さ:約3.5kg
・100%満充電までの最短時間:約1時間(ACコンセント)
・AC出力(定格/瞬間最大):100-120V(50/60Hz)/8A
・出力ポート構成:AC×2,USB-C×1,USB-A×2,シガーソケット×1
・電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池
・対応ソーラーパネル:有

 

日頃から大容量ポータブル電源に使い慣れておけば、いざというときでも戸惑うことなく、安心し活用することができます。また、頻繁に使用しているほうがバッテリーを長持ちさせてくれるとなれば、積極的に使いたいと思えるのでは。災害時には必ずと言っていいほど必要となるアイテム。この機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

Profile

備え・防災アドバイザー / 高荷智也

合同会社ソナエルワークス代表。「備え・防災は日本のライフスタイル」をテーマに「自分と家族が死なないための防災対策」を体系的に解説するフリーの防災専門家。講演・執筆・メディア出演も多く、防災YouTuberとしても活動をしている。著書に『今日から始める家庭の防災計画』(徳間書店)ほか多数。

アップル、「App Store」の独禁法違反でロシアに制裁金20億円を支払う

アップルの「App Store」がロシアの独占禁止法に違反したとして、同社がロシア政府に12億ルーブル(約20億円※)を支払ったと国営通信社のTassが報じています。

※1ルーブル=約1.6円で換算(2024年1月25日現在)

↑これからどうする?

 

2022年、ロシアの連邦反独占局(FAS)は、App Storeの反競争的行為のためアップルを告発。翌年、同局はアップルに12億ルーブルの制裁金の支払いを命じました。

 

今回の事件が起きた理由について、FASは「アップルがロシア人の開発者に対して、アプリで同社の決済ツールを使うように強制したため」と説明。App Storeのガイドラインで「App Store以外での購入や代替の支払い方法の選択肢についてアプリ内で知らせることを禁止している」とも指摘しているのです。

 

ウクライナ侵攻以来、ロシアではApp Storeにおける課金や「Apple Pay」などのサービスが利用できなくなっています。しかし、App Store自体は引き続き利用することができ、ハードウェアの販売はしていないものの、その関連サービスも提供されています。

 

アップルがロシアにおけるApp Storeの方針を変更するのかどうかは不明。米国ではアプリによる代替支払い方法の提示が許可され、欧州連合(EU)ではアプリのサイドローディングが義務化されようとしており、App Storeの今後の動向にますます注目が集まります。

 

Source: Tass via 9to5Mac

コスパに磨きをかけた「OnePlus 12」、世界に向けてジャジャーン!

中国のOnePlusが、ハイエンドスマートフォン「OnePlus 12」をグローバル向けに発表しました。

↑シンプルに良い

 

2023年12月に中国向けに発表されていた、OnePlus 12。グローバル版でもその基本仕様はかわらず、プロセッサは最新の「Snapdragon 8 Gen 3」でRAM容量は最大16GB、最大120Hz駆動の6.82インチ有機ELディスプレイを搭載しています。このディスプレイはピーク輝度が4500ニトと極めて明るくなっています。

 

本体背面のカメラシステムは、メインがソニー製センサーを採用した5000万画素カメラで、6400万画素の3倍望遠ズームカメラと4800万画素の超広角カメラが組み合わされています。バッテリー容量は5400mAhで、最大100Wの有線充電に対応するだけでなく、「OnePlus 11」で省かれたワイヤレス充電機能にも対応しています。

 

OSには「Android 14」をベースとした「OxygenOS」を搭載。4年間のAndroidメジャーアップデートと5年間のセキュリティアップデートも保証されています。米国での価格は、12GB/256GBモデルが799ドル(約12万円※)〜。

※1ドル=約147.6円で換算(2024年1月25日現在)

 

コストパフォーマンスの良さと、シンプルなソフトウェア仕様から海外でも人気の高い、OnePlus。今回のOnePlus 12に関しても、海外メディアのThe Vergeは「サムスンやグーグルがAI機能に躍起になっている間、OnePlusは必要不可欠なものに磨きをかけた」と評価しています。日本でも注目ですね。

 

Source: 9to5Google 1, 2, The Verge

次期「Pixel 9 Pro」のレンダリング画像が登場! 何かに似ているような…

グーグルの次期スマートフォン「Pixel 9 Pro」とされるレンダリング画像を、リークアカウントのOnLeaksが作成し、公開しました。

↑「Pixel 9 Pro」のレンダリング画像(画像提供/MySmartPrice)

 

現行モデルの「Pixel 8および8 Pro」は2023年10月に発表されました。新型プロセッサ「Tensor G3」の搭載や、AI(人工知能)機能の進化が特徴です。画面サイズはそれぞれ6.2、6.7インチで、本体サイドはカーブした形状となっています。

 

今回登場したPixel 9 Proのレンダリング画像を見ると、背面カメラの形状が変化していることがわかります。このデザインはPixel 8および8 Proのものというより、折りたたみスマホ「Pixel Fold」に似ています。トリプルカメラの横には2つの切り欠き(ノッチ)があり、これらはフラッシュと温度センサーに相当する模様。

 

電源ボタンとミュートボタンは本体右側にあり、SIMカードスロットはUSB-Cポートの下側に移動しています。本体サイドはわずかにカーブしたフラット形状となっており、アップルの「iPhone」を連想させます。Pxiel 9 Proのディスプレイサイズは6.5インチと記載されていますが、Pixel 8 Proと本体サイズがほぼ変わらないことから、これは誤りの可能性があります。

 

例年通りなら、2024年後半に投入されるであろうPixel 9および9 Pro。定評のあるAI機能がどのように進化するのかにも注目です。

 

Source: MySmartPrice via 9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」の頑丈さを徹底検証! 目覚ましい結果でした

サムスンのハイエンドフラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」は、本体がチタン製になったことで、頑丈になったとうたっています。カバーガラスには新素材の「Corning Gorilla Armor」を採用し、耐久性が向上したほか、画面の反射が抑えられています。

↑頑丈さをテスト!(画像提供/PKB Reviews)

 

そんなGalaxy S24 Ultraは実際どれほど頑丈なのか? 著名YouTuberが落下テストと引っ掻きテストを行いました。

 

ハイテク機器の分解レポートでも知られるYouTubeチャンネルのPBK Reviewsは、まずGalaxy S24 Ultraの画面を下にして落とすテストを実施。その結果、ディスプレイの角が小さくひび割れしました。一般的にガラスは金属ほど強くはないため、予想の範ちゅうではあります。

↑角にちょっとだけひびが(画像提供/PKB Reviews)

 

次に、チタン製の背面側から何回か落としていますが、ほぼ無傷のままであり、特に目立ったダメージはありません。同じくチタン製ボディを持つiPhone 15 Proはガラス側にひび割れが広がっていましたが、当たり所が悪かった可能性もあるでしょう。

 

最後のテストでは、ディスプレイの上を砂利で覆い、それを指でこすりつけて跡が付くかどうかを確認。砂は研磨材に使われることもあり、ガラスを傷つけることも珍しくはありません。が、Galaxy S24 Ultraの画面はほとんど無傷で、少し跡が残っている印象がある程度です。

 

総合的に判断して、Galaxy S24 Ultraが日常的な使い方や、うっかり落とす程度では、深刻な損傷を受けないと証明されました。あとはPBK Reviewsが本製品を分解し、サムスンがどのようにして頑丈さを実現しているかを調べてほしいところです。

 

Source: PBK Reviews(YouTube) 
via: Wccftech

次期「Pixel 8a」のパッケージ写真が流出! 背面カメラバーのデザインは変更?

ここ数年、グーグルはフラッグシップ機を発売してから数か月後に、廉価モデルのPixel aシリーズを発売してきました。最新のPixel 8およびPixel 8 Proが登場してから約3か月しか経っていませんが、その廉価版「Pixel 8a」の商品パッケージらしき写真が公開されています。

↑最新モデルのヒントが見つかった

 

X(旧Twitter)ユーザーの@chunvn8888氏は、Facebook上で見つけた画像を「ベトナム人がまたもやPixelをリーク」としてシェア。それは組立て前の箱の様子を捉えており、ハッキリと「Pixel 8a」と書かれています。

 

ちなみにベトナムは、グーグルがPixel製品の生産を行っている国であるためか、たびたびリーク情報が発信されてきた経緯があります。正式発表前にリークされたPixel 7aの画像でも、言語設定がベトナム語となっていました

 

実際にPixel 8aを手に取ったハンズオン画像は、すでに2023年9月(Pixel 8シリーズ正式発表の直前)にリークされていました。そちらの色はブルーでしたが、今回の物はブラックです。

 

また、解像度が高めなおかげで、背面カメラバーの盛り上がりが控えめで、本体フレームからは切り離され、背面パネルの一部になっていることも確認できます。

 

昨年秋に予想CG画像とともに伝えられた噂によれば、Pixel 8aの画面サイズは6.1インチ。本体サイズは152.1×72.6×8.9mmであり、現在の7a(152×72.9×9mm)より少し背が高く、幅が狭く、薄いとのことでした。

 

過去の事例から考えると、Pixel 8aは5月頃の開発者会議「Google I/O」で発表されるはず。Pixel aシリーズは手ごろな価格も魅力ですが、Pixel 7aは前6aよりも値上げとなっていました。Pixel 8aの価格にも注目が集まりそうです。

 

Source: @chunvn8888(X)

via: 9to5Google

ヘルスケア機能の開発競争がヒートアップ! 打倒アップルに執念を燃やすサムスン

スマートウォッチなどへのスマートデバイスに血圧計や血糖値計を搭載するのは誰が一番になるか? この競争でサムスンが打倒アップルに執念を燃やしている、と米メディアのブルームバーグが報じています。

↑打倒アップル!

 

現行モデルの「Apple Watch」や「Galaxy Watch」では、継続的に血圧や血糖値を測定することはできません。しかし、Apple Watchでは2024年モデルに血圧のモニタリング機能が、数年以内には血糖値の測定機能が搭載されると予測されています。

 

そんな中、サムスンでモバイルデジタルヘルス部門を率いるHon Pak氏が、「継続的に血圧とブドウ糖の測定ができれば、ゲームチェンジャーとなります。誰もがその実現を目指しており、我々も多額の投資を行っています」と語りました。「小型化や血糖値モニタリングが可能な技術まで、あらゆるものを検討しています」

 

Pak氏は製品のリリース時期について具体的に触れませんでしたが、非侵襲的な血糖値のモニタリング機能は5年以内に市場に投入されることが期待されています。また、サムスンは将来イヤホンに体温や心拍数のモニタリング機能を追加するかもしれないという噂も……。

 

今後、スマートウォッチやイヤホンなどにおいてもヘルスケア機能が強化されることになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

Apple Watchの「血中酸素ウェルネス機能」、急性高山病にかかった少年の命を救う

血中酸素モニター機能を搭載したApple Watch Series 9とApple Watch Ultraは、米国では輸入・販売禁止となりました。すでに販売済みの製品では引き続き利用できますが、新たに販売される分については機能が削除される見通しです。

↑裁判沙汰がなかったら…

 

この血中酸素モニター(アップルの呼び方では「血中酸素ウェルネス」機能)のおかげで、14歳の少年が命を救われたことが明らかとなりました。

 

米メディアのAppleInsiderによると、ジョセフと名乗るApple Watchユーザーが、血中酸素ウェルネスアプリを危機的な状況で使ったことを、アップルのティム・クックCEOに報告したとのこと。ジョセフさんはその体験談とクックCEOの返答をAppleInsiderにメールで送ったそうです。

 

ジョセフの14歳の息子は、ペルーの標高1万4000フィート(約4267m)の高地で急性高山病を発症したといいます。この症状は2500m以上の高度に急に登ると起こりやすく、3500m以上では重症化しやすいとされています

 

幸いなことに、ジョセフはApple Watchを持っていたため、助けが来るまで夜通し息子の血中酸素濃度を見守ることができました。

 

そうした出来事をクックCEOにメールしたところ、「恐ろしい状況だったようですね。息子さんは、もう大丈夫だと信じています。彼の話を聞かせてくれてありがとう。よろしくお伝えください」との返事がもらえたとのことです。

 

アップルを特許侵害で訴えた医療機器会社Masimoのジョー・キアニCEOは、Apple Watchの血中酸素ウェルネスアプリは信頼性が低く、消費者は使わないほうが良いと述べていました

 

しかし、この機能に命を救われた人がいることが事実であれば、両社の歩み寄りが望まれるかもしれません。

 

Source: AppleInsider

「Galaxy S24 Ultra」と「iPhone 15 Pro」がベンチマーク対決! 接戦を制したのは…

サムスンが発表した新型フラッグシップスマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、クアルコム製の最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載しています。このハイエンドAndroid端末のベンチマークテストを行ったところ、iPhone 15 Pro Maxとほぼ互角の戦いを繰り広げたと報じられています。

↑iPhone 15 Proと真っ向勝負!

 

これまでサムスンのGalaxy SシリーズはAndroidスマホの中で最高峰の性能を誇りながらも、常に最新のフラッグシップiPhoneに大きく遅れを取ってきました。

 

しかし、海外テックサイトのTom’s Guideが、Galaxy S24 UltraやiPhone 15 Pro、Google Pixel 8 Proなど最近のハイエンド端末を対象にベンチマークテストを実施したところ、iPhone 15 Proと抜きつ抜かれつの勝負となりました。

 

まず、定番のGeekbench 6では、Galaxy S24 Ultraのシングルコアスコアは2300、マルチコアスコアは7249。対してiPhone 15 Proは、それぞれ2890と7194でした。Galaxy S24 Ultraはシングルコアで負けたものの、マルチコアで勝利を収めています。

 

次に、3DMarkのWild Life Unlimitedでグラフィックを多用するテストが行われました。このテストはGPU性能を知ることができるもので、FPS(1秒間あたりのフレーム数)が多いほど優秀です。結果はGalaxy S24 Ultraが1235だったのに対して、iPhone 15 Proは94.3でした。前機種となるGalaxy S23 Ultraも優れていましたが、さらに磨きが掛かったようです。

 

さらに、Tom’s GuideはAdobe Premiere Rushを使って、4Kビデオを1080p解像度に変換するテストも実施しました。ここでは所要時間が短いほど優秀になりますが、Galaxy S24 Ultraは42秒に対してiPhone 15 Proは25.5秒。Galaxy S24 Ultraは負けたものの、他のAndroidスマホを上回っていました。

 

先日、バッテリー駆動時間ではGalaxy S24 UltraがiPhone 15 Pro Maxを上回るとの結果も出ていました。もはやAndroidスマホの中では、Galaxy Sシリーズが独走状態なのかもしれません。

 

Source: Tom’s Guide

スケールダウンを余儀なくされた「Apple Car」、何とか2028年までには…

アップルの自動車「Apple Car(仮称)」は最短で2028年に発売される、と米メディアのブルームバーグが報じています。

↑いつまでかかりそう?

 

以前から開発が報じられているApple Carについては、自動運転機能を搭載した電気自動車になるとの情報もあります。2023年7月にはテストドライバーが増員されたとも報じられていました。

 

ブルームバーグによれば、アップルはApple Carを市場に投入するために、よりシンプルなデザインへと方向転換したとのこと。当初は完全なドライバーレスカーを目指していたものの、現在は機能を抑えた、それほど野心的ではない電気自動車を開発しているというのです。

 

アップルはドライバーレスのApple Carの開発を諦めた後、高速道路など限られた状況で運転を代行する「レベル4」の自動運転機能を目指していました。しかしその計画も後退し、現在はドライバーが車両をコントロールし、ブレーキやアクセルの操作をサポートする「レベル2+」の自動運転機能の搭載を予定しているようです。

 

同社は以前、Apple Carを2026年に発売しようとしていましたが、現在は2028年の投入を目指しています。計画の具体性や方向性がいまいちつかめない本プロジェクトですが、リンゴマークをつけた自動車が行動を走る日は、果たして来るのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via MacRumors

働き方の変化に合わせて強化、NECが消費電力を抑える機能など搭載のノートPCを発売

NECは1月24日、ビジネス・教育向けパソコン「VersaPro」シリーズの新製品6タイプ、14モデルを販売開始しました。ラインアップは下記のとおりです。

製品カテゴリ 製品名 希望小売価格(税別) 出荷開始時期
タブレットPC VersaPro タイプVS 28万5800円~ 2月26日
モバイルノートPC VersaPro UltraLite タイプVN 35万8000 円~ 1月29日
VersaPro UltraLite タイプVG 43万7000 円~
A4ノートPC VersaPro タイプVE 22万6500 円~ 2月15日
VersaPro タイプVW 28万5000 円~
A4ノートPC(SOHO・中小企業向け) VersaPro タイプVF オープン価格

 

↑VersaPro UltraLite タイプVG

 

働き方が在宅から出社中心や場所を選ばない方向にシフトしていることから、「モビリティ」「セキュリティ」「ユーザービリティ」にフォーカスしたのが、今回の新製品です。

 

6タイプすべてに、消費電力を抑えてバッテリー駆動時間を延ばす「ロングバッテリーモード」を搭載。ディスプレイの輝度を下げるほか、Web会議中にバックグラウンドで動いているアプリの処理を抑えることでバッテリー駆動時間を延ばします。また、夜間などでスリープ時にメッセージの受信などをしているモダンスタンバイから、自動で休止状態にする「スマートスタンバイ」も新たに搭載しています。

 

オンラインミーティング時のサウンド品質を向上させるヤマハ製「AudioEngine」も強化。声を拾う範囲を広げられる「ノイズ抑制レベル調整」や、自分の声がどう聞こえるかをテストできる「マイクテスト機能」を追加しています。

 

タブレットのVersaPro タイプVSと、モバイルノートPCのVersaPro UltraLite タイプVNでは、新筐体を採用しています。VersaPro タイプVSは、薄さ約10.5mmのほか、キーボードと合わせても約1kgの質量を実現。現行モデルから約95g軽量化を図っています。また、USB Type-Cを3基装備するほか、Wi-Fi 6E対応、LTE/5G やvPro Essentialsが選択可能、第13世代インテル Core プロセッサー搭載など、仕様も強化されています。

↑2年ぶりに新筐体を採用したVersaPro タイプVS。ペンと着脱式のキーボードは追加で選択可能

 

一方のVersaPro UltraLite タイプVNは、現行モデルからディスプレイのアスペクト比を変更し、16:10比率を採用することで、縦に長い資料の閲覧・作成がしやすくなっています。加えて、第13世代インテル Core プロセッサーの搭載、バッテリー容量の大きいLバッテリーを選択肢に追加、USB Type-Cを従来モデルから1基追加など、性能を向上させています。

↑筐体を一新させたVersaPro UltraLite タイプVN

 

このほか、14型で約825gと軽量なVersaPro UltraLite タイプVGでは第13世代インテル Core プロセッサーを搭載、A4ノートPCのVersaPro タイプVWでは、AMD Ryzen 5を搭載するなど、いずれも基本性能を強化したとのこと。

「Pixel 8シリーズ」、ミント系の新色デビューまで秒読み段階!

Googleがまもなく、Pixel 8とPixel 8 Proの新色を発表する可能性が浮上しています。

↑新色のデビューが濃厚(画像提供/Google)

 

まず「Made by Google」アカウントは、2進数による謎の暗号をX(旧Twitter)に投稿。これを解読すると「Fresh year, Fresh drop」(フレッシュイヤー、フレッシュドロップ)となります。

 

さらに、リンク先には米国のGoogleストアがあり、「Minty Fresh」と表示されています。Pixel 8シリーズのうえに塗られた色や、URLには「pixel-mint」の文字列もあることから、新色がミントグリーンだと示唆しているようです。

 

また、同ページにはストリートアーティストの@itsaliving氏が、米ニューヨークでスペシャルイベントを行うとの予告も。Google Pixel 8とのコラボだと明かされており、1月26日午前1時(日本時間)から開催予定です。

 

Pixel 8シリーズに、新色が加わる兆しは以前からありました。例えば、数か月前、背面のカメラバーが少し緑を帯びたモデルがGoogleストアに登場。その後、特に公式には何の動きもなかったことから、新年の売れ行きに弾みを付けるため、先送りにしていたのかもしれません。

 

また、日本のGoogle公式アカウントも「くるぞ……」と予告しています。

 

フォロワーからは「ハンギョドン?」のレスも付いていますが、本当にハンギョドンとのコラボが実現すれば、より大きな注目が集まりそうです。

 

Source: Made by Google(X)
via: The Verge

次期「Pixel Watch」、ついに2つのサイズを開発中!?

2024年の次期「Pixel Watch(Pixel Watch 3)」に向けて2つのサイズが開発されていると海外メディアの9to5Googleが報じています。

↑大きくなってくれたらな…

 

Pixel Watchは初代モデル、2世代目の「Pixel Watch 2」のどちらでも、直径41mm・厚さ12.3mmの1サイズのみ用意されています。これは、41mmと45mmを揃えるアップルの「Apple Watch Series 9」や、40mmと44mmが販売されているサムスンの「Galaxy Watch 6」と比べて、小さな本体サイズです。

 

9to5Googleによれば、グーグルは「Pixel Watchが小さ過ぎる」という声に応えるため、Pixel Watch 3では2サイズを投入するとのこと。これによって、画面サイズが大きくなったり、大容量バッテリーの搭載による長時間駆動が実現したりすることが期待されます。一方、現行モデル向けのバンドが大型モデルで使い回せるのかどうかが気になるところ。

 

腕時計業界では、男性向けと女性向けでサイズを変えた2モデルが投入されることがよくあります。次期Pixel Watchでは、太い腕にも似合う大画面モデルの登場に期待したいものです。

 

Source: 9to5Google

次期「Razr」の画像が流出! 野心満々のモトローラ

モトローラの折りたたみスマートフォン「Razr」の次期モデルとされる画像を、ルーマニアのテック系メディア・MSPowerUserが投稿しました。

↑Razrの次期モデルとされる画像(画像提供/MSPowerUser)

 

モトローラは早くから折りたたみスマホ市場に参入しており、2023年には「Razr 40 Ultra」「Razr 40」を発表。Razr 40 Ultraは内側に6.9インチの折りたたみディスプレイ、外側に3.6インチの大型なアウトディスプレイを搭載したのが特徴です。

 

今回のリーク画像を見ると、次期Razrのデザインは基本的に、Razr 40 Ultraを継承したものとなり、大型なアウトディスプレイと背面デュアルカメラを搭載しています。MSPowerUserによれば、次期モデルはコード名「Glory」として開発されており、米国ではVerizon Wirelessが販売するようです。

 

米メディアのCNBCによれば、レノボの幹部は傘下のMotorolaを今後3年間で大きく成長させて、世界スマホメーカーのトップ3入りを目指しているとのこと。Razrのようなプレミアムな折りたたみスマートフォンが勢いを牽引することに期待です。

 

Source: MSPowerUser via 9to5Google

「1円スマホ」は終了? 電気通信事業法改正でスマホの価格が変わった

2023年12月27日、「電気通信事業法第27条の3」が改正されました。これは通信キャリアによる端末価格の過度な割引を抑制するもので、これにより「今後、1円スマホは一切販売されなくなる」と考えている人もいるようです。

 

しかし、改正内容を細かく見てみると、「1円スマホ」すべてが規制されるわけではないことがわかります。

 

本記事では、電気通信事業法の改正と各社の動向について、格安SIMやスマホのお得な情報・最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説します。

 

そもそも何が改正される? 新たな規制内容をチェック

電気通信事業法の改正という話題が出て以降、「1円スマホ廃止」という言葉が独り歩きしていますが、実際はそうではありません。

 

まずは、今回の改正の内容について細かくチェックしてみましょう。特に注目すべきは「割引額上限の見直し」と「白ロム割規制」の2点です。

 

・割引額上限の見直し

↑総務省「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」から

 

改正前は「回線と端末をセットで販売する場合、割引額の上限金額は2万円」と定められていました。これが今回の改正で、端末価格によって割引の上限金額が変動する形に変わりました。

 

【改正後のセット割引上限金額】

・端末価格4万円以下:2万円までの割引(税込の場合2万2000円までの割引)・端末価格4万円~8万円:価格の50%・最大4万円までの割引(税込の場合4万4000円までの割引)・端末価格8万円~:4万円までの割引(税込の場合4万4000円までの割引)

 

つまり、改正前と比較するとセット割引の上限額が上がっていることがわかります。それなのになぜ、1円スマホ廃止となるのでしょうか。その鍵となるのが「白ロム割規制」です。

 

・白ロム割規制

↑総務省「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」から

 

仮に10万円(税抜)の端末を購入する場合、規制以前はセット割引上限の2万円に加えて、端末単体で7万9,999円を値引きして、1円スマホとして販売されることが多々ありました。

 

こうした値引き方法は「白ロム割」と言われており、これにより高額な端末でも1円スマホとして販売される状況が続いていたのです。

 

しかし今回の改正により、「通信サービスの利用者に端末販売をする際の割引額の総額を規制」する形に変わり、白ロム割が規制されることになりました。

 

前述したとおり、セット割引の上限金額は2万円から4万円にアップしましたが、端末単体値引きが規制されたぶん、高額なスマホを1円で販売することができなくなったというわけなのです。

 

「1円スマホ」が完全に消えたわけではない

以上の経緯で「1円スマホが廃止される」と話題になったのですが、改正後に1円スマホが完全になくなったかと言えばそうではありません。

 

たとえば、2024年1月17日のワイモバイルオンラインストアでは、改正後の今も、1円スマホの販売は続いています。

ワイモバイルのサイトから(1月17日時点)

 

これは端末価格2万1996円(税込)のスマホを、セット割引の上限金額に近い2万1995円(税込)を引いて、1円で販売しているもの。改正後の法律と照らし合わせても、この販売方法に問題はありません。

 

つまり、今回の改正によって1円スマホが一律に規制されたのではなく、「高額なスマホを、白ロム割を使って大きく割引して1円で販売することが規制された」ということなのです。

 

上記のように、安価なエントリーモデルやミドルレンジモデルは、今後も1円やそれに近い金額で購入できると考えられます。

 

今後はIIJmioとmineoの動きに要注目

各通信キャリアの端末販売価格に大きな影響を与える電気通信事業法の改正ですが、シェア4%に満たない独立系のMVNOは、今回の規制対象から外れています。

 

規制対象外となるのはIIJとオプテージ(mineo)の2社。この2社については、上限の4万円を超えるセット割引をしてもOKということになりました。

↑総務省「日々の生活をより豊かにするためのモバイル市場競争促進プラン」から

 

本記事執筆時点で大きな動きはありませんが、今後IIJmiioとmineoの2社が大手通信キャリアよりもお得なセールを実施してくる可能性があります。

 

スマホの本体代金を節約したい人は、この2社の価格を重点的にチェックしてみましょう。

 

高額スマホを安価にゲットできる新たな販売方法も登場?

ここまで解説してきたとおり、今回の改正によって大きな影響を受けるのは高額なハイエンドスマホです。

 

ところが、改正日当日の2023年12月27日、ソフトバンクが新たな端末購入プログラム「新トクするサポート(バリュー)」を投入してきました。

 

新トクするサポート(バリュー)は、「対象機種を48回払いで購入し、12ヵ月経過後に端末を返却すれば残り36回分の残債を支払う必要がなくなる」というもの。

 

つまり、実質的にはスマホを1年間リースする仕組みとなっています。

ソフトバンクのサイトから

 

このプログラムでは、「12ヵ月間の支払い金額を安く設定し、残債の36回分の支払い金額を高くする」ということも可能なので、12ヵ月限定ながら高額なハイエンドスマホを安価に利用することが可能となっています。

 

改正日当日に投入したことからもわかるとおり、本プログラムは新しい電気通信事業法に対応したものとなっており、この販売方法に問題はありません。

 

今後、こうした方法にも規制がかかるのか、それともドコモやauなどもこれに追随するのか。2024年のスマホ販売はこうしたことに注目が集まっています。

 

モバワンではソフトバンクの新プログラムに関する解説や、規制外となり注目を集めるIIJmiomineoなどに関するさまざまな解説記事を多数アップしています。ぜひアクセスしてみてください。

エンタメ性能に力を入れた3万円台のAndroidタブレット「Lenovo Tab M11」

レノボ・ジャパンは1月23日、Androidタブレット「Lenovo Tab M11」を発表しました。想定価格は3万8280円(税込)。

 

Lenovo Tab M11は、高いエンターテインメント性能を備えたとうたうタブレットです。10.95型のディスプレイを搭載し、解像度は1920×1200ドット、リフレッシュレートは90Hzに対応。また、立体音響技術のDolby Atmosに対応したクアッドスピーカーを搭載しており、臨場感のある映像体験を実現しているといいます。

 

手書きでメモや数式を入力できるアプリ「Nebo」「Myscript Calculator 2」をプリインストール。さらに、4096レベルの筆圧感知機能を備えたLenovo Tab Penを同梱しているため、メモやイラスト制作もすぐに始められます。

 

Windows PCとシームレスな連携を可能にするLenovo Freestyleにも対応。Lenovo Tab M11をセカンドディスプレイとしても使えます。

 

本体サイズは約255.3×166.3×7.2mm、重さは約465g。またスペックは、MediaTek Helio G88 プロセッサー、4GBメモリー、64GBのストレージとなっています。インターフェイスはUSB Type-C、microSDカードリーダー、マイク/ヘッドホンジャックを装備。バッテリー容量は7040mAhです。

次期「Snapdragon 8 Gen 4」を『原神』でテスト! 超いい感じ

クアルコム製の次期ハイエンドチップ「Snapdragon 8 Gen 4」は、技術進歩により大幅な進化を遂げると予想されています。本チップを採用するとみられるサムスンの2025年モデル「Galaxy S25」シリーズも、現行のSnapdragon 8 Gen 3を搭載するGalaxy S24シリーズよりも性能が飛躍的にアップする可能性がある、というわけです。

↑かなりいける!

 

この次期チップのエンジニアリング・サンプル(メーカーが製品版を出す前に、関係者に性能を評価してもらうために配布するもの)を人気ゲーム『原神』でテストしたところ、1080p(フルHD)設定で60fps(1秒間に60フレーム)で安定して動かせたとの噂が報じられています。

 

この情報は、韓国のインターネットフォーラム「DC Inside」に投稿された画像を、@faridofanani96氏がX(旧Twitter)上で報告しました。

 

それによれば、『原神』は1080pの解像度で45分間動作したものの、安定性や性能が低下する問題は見られなかったとのこと。設定は60fpsに固定されており、ゲームがスムーズに楽しめたそうです。

 

あくまで量産前のサンプルであるため、さらに調整すれば、より高い解像度のもとで60fpsを実現できる可能性もありそう。以前には、Snapdragon 8 Gen 4搭載の次世代GPU「Adreno 830」 は、ベンチマークアプリ「3DMark Wild Life Extreme Stress Test」でアップルのM2チップより10%速いとの噂もありました。

 

これらが本当だとすれば、Galaxy S25シリーズは有望なゲーミングスマートフォンになると期待できそうです。

 

Source: DC Inside
via: Wccftech

「iOS 17.3」と「macOS 14.3」のリリース開始! 盗難防止機能が精巧に

アップルが、「iOS 17.3およびiPadOS 17.3」「macOS Sonoma 14.3」の配布を開始しました。

↑ガードを強化(画像提供/アップル)より

 

iOS 17.3およびiPadOS 17.3では、「Stolen Device Protection(盗難防止機能)」が追加されています。これにより、iPhoneを盗まれ「パスコード」を知られている場合でも、「パスコードの変更」や「Apple IDのパスワードの変更」など重要な操作をする際には、生体認証(Face IDやTouch ID)が要求されるようになり、さらに1時間後にも追加の生体認証に成功しなければなりません。

 

iOS 17.3およびiPadOS 17.3は、ホテルでの「AirPlay」もサポート。これは一部のホテルの客室のテレビにコンテンツを直接ストリーミングできるというものです。

 

iOS 17.3、iPadOS 17.3とMac向けのmacOS Sonoma 14.3では、「WebKit」の脆弱性も修正されました。これは、「Safari」ブラウザのレンダリングエンジンに利用されているWebKitにおいて、悪意を持って細工されたコンテンツにより任意のコードが実行されてしまうのを防ぐものです。

 

iOS 17.3およびiPadOS 17.3は設定アプリから、macOS Sonoma 14.3はシステム設定から、アップデートが可能。新しい盗難防止機能は、iPhoneやiPadを他人に貸すときにも役立ちそうです。

 

Source: MacRumors 1, 2

Galaxy S24 Ultraの「カバーガラス」が超優秀! iPhoneより画面が鮮明です

サムスンのハイエンドスマートフォン「Galaxy S24 Ultra」は、カバーガラス素材に最新の「Corning Gorilla Armor」を採用しています。同社はコーニング社と緊密に協力し、より高い耐久性の実現に向けて大きく前進したと語っていました

↑超鮮やか(画像提供/サムスン)

 

そればかりか、画面の反射を抑えるという点で非常に優秀なことも注目を集めています。

 

この新素材の目玉の一つは、一般的なガラスよりも頑丈なばかりか、画面からの反射を最大75%も低減したこと。それはただの宣伝文句ではなく、実際に素晴らしい性能を発揮しているようです。

 

著名リーカーのIce Universe氏は、iPhone 15 Pro MaxとGalaxy S24 Ultraを並べた数枚の写真をX(旧Twitter)に投稿。角が丸いほうがiPhoneで、角張ったほうがGalaxyです。

 

これらの画像では、Galaxy S24 Ultraの画面が黒っぽく、iPhone 15 Pro Maxが白っぽいことが確認できます。つまり、前者のほうが反射光が抑えられているということ。おかげでGalaxyは明るい光のもとでも、画面がより鮮明に見えるというわけです。

 

Galaxy S24 Ultraの画面はピーク輝度が2600ニトに達しており、現行スマホの中では「最高クラスの明るいディスプレイ」を誇っています。そこに反射を抑えるCorning Gorilla Armorが加われば、いつでも鮮明な画像や映像を楽しむことができそうです。

 

Source: Ice universe(X)
via: Wccftech

Galaxy S24 Ultra対iPhone 15 Pro Max、「内蔵ストレージ読み書き速度」で勝ったのはどっち?

Galaxy S24 UltraとiPhone 15 Pro Maxの内蔵ストレージは、それぞれUFS(ユニバーサルフラッシュストレージ)とNVMeという異なる規格を使っているため、単純に比較することはできません。いずれも独自の方法で読み書きの高速化を実現しています。

↑内蔵ストレージはやはり強い

 

しかし最近、Galaxy S24 Ultraのストレージ読み書き速度がiPhone 15 Pro Maxを上回るとの検証結果が報告されました。

 

Xユーザーのsakitech氏は、ベンチマークアプリ「Jazz Disk Bench」を使って両モデルのストレージ性能を計測。すると、Galaxy S24 Ultraが読み込みで2.5GB/秒であるのに対して、iPhone 15 Pro Maxは1450MB/秒であり、75%もの差を付けていました。

 

かたや書き込みテストでは、Galaxy S24 Ultraは1442MB/秒のデータ転送速度を記録しましたが、iPhone 15 Pro Maxは1257MB/秒であり、その差はわずか15%に留まっています。

 

これまでもサムスンは高速ストレージをハイエンド製品に採用してきたため、Galaxy S24 UltraがiPhone 15 Pro Maxを上回ったことは不思議ではありません。が、ストレージ速度が速いはずのGalaxy S22 UltraがiPhone 13 Pro Maxにアプリ立ち上げ速度でほぼ同等だったこともあり、実際の使いやすさには、さまざまな要因が絡んでいるようです。

 

また、レイテンシー(遅延)についても、Galaxy S24 UltraはiPhone 15 Pro Maxを下回っていました。このテストでは「特定のデータにどれだけ速くアクセスできるか」を調べるため、レイテンシーが小さいほど優秀ということになります。

 

もっとも、両モデルとも256GB版でテストしているため、違う容量であれば結果が異なる可能性があることにも注意が必要です。

 

一方、バッテリー消耗テストでもGalaxy S24 UltraがiPhone 15 Pro Maxを上回っていました。iPhoneからAndroidへの乗り換えを検討している人にとって、Galaxy S24 Ultraは有力な候補となりそうです。

 

Source: sakitech/X
via: Wccftech

次期「iPad Air」の予想画像が流出! 12.9インチはどんな感じ?

12.9インチの次期iPad Airの予測レンダリング画像が、海外ニュースサイトの91 Mobilesに投稿されています。

↑次期iPad Airの予測レンダリング画像(画像提供/91 Mobiles)

 

現行モデルのiPad Air(第4世代)は10.9インチディスプレイを搭載していますが、次期モデルではより大きな12.9インチモデルの登場が噂されています。また、2024年の早い時期の出荷に向けて、画面パネルの出荷が始まったことも報じられました。

 

今回の12.9インチの次期iPad Airのデザインは、現行モデルとそれほど変わりません。しかし、背面カメラの突起が円形から縦長になり、前面ディスプレイのベゼルの太さは「iPad Pro」より明らかに太くなっています。

 

米メディアのブルームバーグは、次期iPad AirやiPad Proなどが3月〜4月に発売されると報じています。次期iPad Proは11インチおよび13インチモデルが用意され、初めて有機ELディスプレイを搭載。最新の「M3」チップや「MagSafe」ワイヤレス充電、再設計された「Magic Keyboard」を装備すると見られます。

 

まもなく一新される可能性が高い、iPad AirとiPad Pro。性能の向上は楽しみですが、価格の上昇が気になるところです。

 

Source: 91Mobiles, Bloomberg via MacRumors 1, 2

iPhone 16、噂の「キャプチャーボタン」でカメラの操作が変わる?

「iPhone 16」に搭載される可能性がある「キャプチャーボタン」は、ズームやフォーカスの操作のためにタッチや圧力検知に対応するとThe Informationが報じています。

↑キャプチャーボタンに注目

 

iPhone 16では電源ボタンの下にキャプチャーボタンが新たに搭載されると以前から報告されていました。このキャプチャーボタンは機械式ではない「ソリッドステートボタン」となり、写真や動画撮影に使えるという見方があります。

 

The Informationによれば、キャプチャーボタンは機械式であるものの、タッチや圧力検知に対応するとのこと。ボタンを左右にスワイプすることでズームインやズームアウト、軽く押してフォーカス、強く押して録画が開始できるというのです。

 

キャプチャーボタンはiPhoneを横向きに持ったときに、ちょうど人差し指が触れる場所に位置しています。iPhone 16ではキャプチャーボタンが大きなセールスポイントとしてアピールされ、横向き動画を撮影するカメラの代わりとしてiPhone 16が提案されるようです。

 

現在は、TikTokに代表されるように縦向き動画が主流となっていますが、このキャプチャーボタンが縦向き動画の撮影でも活用できるのかが気になるところです。

 

Source: The Information via MacRumors

「iPhone 15」シリーズ、やはり他社スマホより買い取り価格が下がりにくいことが判明!

一般的にiPhoneの強みはリセールバリュー、つまり中古買い取り価格が下がりにくいことにあります。以前には、競合他社のスマートフォンよりも値下がりが遅いとのレポートがありました

↑中古品でも高いわけ

 

そして最新のiPhone 15シリーズも、2023年発売のフラッグシップ機の中で最もリセールバリューが維持されており、前iPhone 14シリーズに勝ることが明らかとなりました。

 

米国のスマホ販売最大手のSellCellは、40以上の業者から買い取り価格を集計。それに基づきiPhone 15シリーズ、特にiPhone15 Pro Max(256GB)は、サムスンやグーグル、OnePlusなどの2023年内に発売された他社フラッグシップ機と比べて値下がりが著しく遅いと報告しています。

 

さらにiPhone 15シリーズは、買い取り価格が上がることもあります。発売後、最初の1か月では平均28.8%下がったものの、2か月目には27.1%まで改善。3か月目には27.9%の減価率となりましたが、1月16日時点では、27.4%まで持ち直しています。

 

対して、サムスンのGalaxy S23シリーズは、発売から最初の月末までに42.4%、2か月目には43.5%、3か月目には44.5%も値下がりしました。iPhone 15シリーズには及びませんが、それでも以前のS22シリーズより少し改善しています。

 

また、OnePlus 11シリーズは、発売から2か月後に51.5%も下落しつつ、3か月目には48.5%まで回復。グーグルのPixel 8シリーズはかなり苦戦し、Pixel 8 Pro(1TB)は初月に68.1%も値下がりし、その後は同じ水準を保っています。

 

一方、iPhone 15シリーズはiPhone 14よりも値下がりしにくく、発売後の同じ期間で平均5%も買い取り価格が高めでした。特にiPhone 15 Plus(256GB)は、iPhone 14 Plusを11.3%も上回るという驚くべき粘りを示しています。

 

今回のデータは、iPhoneが各社スマホの中で最もリセールバリューが維持されるという傾向を裏付けるものでしょう。今後も旧機種を下取りに出して新機種を買うつもりなら、iPhoneを買っておくことが賢い選択となりそうです。

 

Source: SellCell
via: MacRumors

「iPhone 16 Pro」に超大容量モデルが登場!? でもストレージ性能が…

「iPhone 16 Pro」に2TBモデルが登場すると海外で報じられています。しかし、1TBモデルでは性能が低下するかもしれません。

↑2TBは犠牲を伴う?

 

現行モデルの「iPhone 15 Pro」では128GB・256GB・512GB・1TBモデルが、「iPhone 15 Pro Max」では256GB・512GB・1TBモデルが、それぞれ用意されています。

 

韓国語サイトのNaverによれば、iPhone 16 ProおよびPro Maxの両方に2TBモデルが新たに追加されるとのこと。これは、より高密度な「QLC(Quad-Level Cell)NAND」フラッシュメモリへの切り替えの結果と指摘されています。

 

ただし、QLC NANDは、iPhone 15に採用されている「TLC(Triple-Level Cell)NAND」フラッシュと比較して、読み書きの速度が遅いことがデメリット。耐久性や信頼性でも劣っており、書き込み操作に効率的に対応できないこともあると指摘されています。そのため、iPhone 16 ProおよびPro Maxの1TBモデルや2TBモデルでは、ストレージ性能の低下が懸念されているのです。

 

より高価な大容量モデルで、性能が低下するのはなんだか納得がいきませんが、動画撮影などの際には2TBモデルの大容量ストレージが役立つことになるのでしょう。

 

Source: Naver, DigiTimes via MacRumors 1, 2

世界が注目する「rabbit r1」、有料版AIサービスを先着10万名に無料で提供!

先日の家電・IT見本市「CES」では、AIがユーザーに代わってアプリを操作するモバイル端末「rabbit r1」が大きな注目を集めていました。199ドル(約2万9400円※)というお手ごろな価格も魅力の1つでしょう。

※1ドル=約147.9円で換算(2024年1月22日現在)

↑世界が注目するウサギマーク(画像提供/rabbit)

 

その開発・販売元のrabbit社が、生成AIを使った対話型検索エンジンのPerplexity社との提携を発表しました。r1購入者のうち先着10万名に、有料サービス「Perplexity Pro」(通常200ドル〔約3万円〕)が1年間、無料で提供されます。

 

一般的に生成AIを支えるLLM(大規模言語モデル)は過去のデータに基づいていますが、Perplexityは「知識を断ち切ることなく、最新の生きた回答」を提供するとのこと。つまりリアルタイムに収集したデータを活用するようです。

 

また、先着10万名が利用できるサブスク「Perplexity Pro」は、GPT-4など他社のAIモデルへの切り替え機能も含まれています。GPT-4を使える「ChatGPT Plus」の価格は通常、月額20ドル(約3000円)です。

 

rabbit社はX(旧Twitter)への投稿で、Perplexityが「他の主要なLLMとともに」このデバイスの裏方として働くと述べています。

 

 

rabbit r1は2.88インチのタッチ画面とスクロールホイール、360度回転式カメラを備えたデバイス。人間の行動から学ぶLAM(大規模アクションモデル)を採用し、「プッシュトゥトーク」ボタンを押しながら音声で質問したり指示を出したりすると、メッセージの送信や選曲、オンライン注文までさまざまなことをユーザーの代わりに行う、とうたわれています。

 

いまのところ本当に実用的なのか、バッテリーがどれほど持つのか不明ですが、価格が手ごろなこともあり、気軽に試すことができそうです。

 

Source: rabbit(X) 
via: The Verge

サムスン、「Galaxy AI」の一部機能を2023年発売のハイエンドスマホなどにお裾分け

サムスンは「Galaxy Unpacked 2024」で、最新フラッグシップ機のGalaxy S24シリーズを発表しました

↑最新のAI機能をお裾分け(画像提供/Samsung)

 

「Galaxy S24」「Galaxy S24+」および「Galaxy S24 Ultra」には全機種とも「Galaxy AI」が搭載され、通話翻訳や「かこって検索(Circle to Search)を利用することができます。これらのAI機能がサムスンの過去モデルでも利用できるかどうか、ユーザーにとっては気になるところでしょう。

 

この件についてサムスンは、米Engadgetなど複数のメディアに「Galaxy AI機能の一部は、昨年のハイエンドスマートフォンやタブレットにも移植する」と告知しています。

 

具体的にどの製品が対象となるのか? サムスンはEngadgetへのメールで「この上半期の後半に、Galaxy S23シリーズ、Galaxy S23 E、Galaxy Z Fold5およびZ Flip 5、Galaxy Tab S9にGalaxy AIの体験を提供することを楽しみにしています」と回答しました。

 

つまり2024年前半には、これらスマホやタブレットにOne UI 6.1が提供され、いくつかのGalaxy AI機能がやって来るというわけです。「サムスンは一部のAI機能を既存のデバイスに移植する」と噂されていましたが、本当だったようです。

 

ただし、これらはグローバル版についてのことでしょう。日本ではGalaxyは複数の携帯電話キャリアが販売しており、それぞれのアップデートに時差があるため、国内では遅めになるかもしれません。

 

また、どのGalaxy AI機能が移植され、どれがカットされるのかも不明。とはいえ、少し古めのスマホでも最新機能が使えるのは、素晴らしいことといえそうです。

 

Source: Engadget,GSMArena

漢字の読み方がわからず入力できない問題を解決! iOS 17の日本語手書き入力機能なら安心【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「読みがわからない漢字を手書きで入力しよう」です。

 

 

iPhoneで漢字を入力するとき、その漢字の読みを知っていれば仮名入力ができますが、読みがわからないと入力できず困ってしまいますよね。そんなときに使いたいのが、iOS 17から搭載された日本語の手書き入力機能です。

 

実は、以前から中国語のキーボードであれば手書き入力ができ、それで代用する方法もありました。しかし、多くの漢字は認識されるものの、ひらがな・カタカナが認識されないことがネックとなり、あまり実用的とはいえませんでした。その点、日本語のキーボードならより便利に使うことができます。さっそく使い方を解説しましょう。

 

手順は簡単。「設定」アプリ開き、[一般]から[キーボード]を選びます。続いて、再び[キーボード]を選んだら[新しいキーボードを追加]をタップ。

 

[日本語]→[手書き]をタップし[完了]を押せばOKです。これで日本語用の手書きのキーボードが追加されました。

 

実際に使ってみるとこんな感じ。画面左下の地球儀マークをタップし、キーボードを切り替えます。手書き入力することで、読みのわからない漢字を入力することができました。ちなみに、Safari上でこの機能を活用すれば、入力した漢字の読みをWeb検索することも可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

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宮田裕章が読み解く2023年。トレンドワードから深掘りするモノとコトとは?

2023年はどんな年だったか?──この特集では、GetNaviチームが収集した「数字」を根拠に読み解いていく。データを基に考察を行う「データサイエンス」が専門の宮田裕章氏に、様々なジャンルのヒット商品を縦断的に分析してもらった。GetNavi webではGetNavi1月号掲載のインタビューから、さらにボリュームアップした完全版として、全3回に分けてお届けします。第3回のテーマは「トレンドワードから深掘り」です。

※こちらは「GetNavi」 2024年1月号に掲載された記事を再編集したものです。
宮田裕章●みやた・ひろあき…1978年生まれ。慶應義塾大学医学部教授、データサイエンティスト。データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。同時に世界経済フォーラムなどの様々なステークホルダーと連携して、新しい社会ビジョンを描く。Instagram

 

【宮田裕章さん撮り下ろし写真】

新聞紙で炊ける炊飯器はオフグリッドへの備えにも

GetNavi webでよく読まれた記事として、新聞紙で炊ける炊飯器「魔法のかまどごはん KMD-A100」がありましたね(https://getnavi.jp/zakka/902123/)。

 

実はうちも、電気じゃなくて鍋でご飯を炊いているんです。おいしい料理店が鍋や釜で炊いたご飯をウリにしているように、もちっと炊いたりもパラッと炊いたりもできて本当においしいんですよ。もう10年くらい炊飯器を使っていないので、最先端の炊飯器も素晴らしいクオリティなんだろうなとは思うんですが。

 

だから「KMD-A100」も、炊飯器の一流メーカーであるタイガー魔法瓶が出してきたということで、どんな炊きあがりになるのかとても興味があります。

↑新聞紙を燃料にできてオフグリッドな、かまど型炊飯器の記事。10月発売だが、現在発送が2024年2月下旬以降となっているヒット商品だ

 

新聞紙を燃料にできるということでエコっぽいものの、CO2は排出してしまっているんですけどね(笑)。ただ、そういう社会的な意味づけでいうと、この炊飯器は「オフグリッドへの備え」ということでも関心を持たれたのではないかと思います。現代はかつてないほど電力に依存した社会になっていますから、オフグリッド、つまり電源が供給されない状態では、途端に生活能力のほとんどを失ってしまうという恐怖があります。

 

電力に限らず、水道やガスなどいつも当たり前に存在するインフラ、そこから切り離されたときにどうするかという備えや訓練が必要になっています。もしかしたら昨今のキャンプへの関心は、そういうところにも要因があったのかもしれません。

 

オフグリッドは、ビジネス界でも大きなテーマの1つになっています。たとえば今後の社会で大いに活用されるであろう生成AIも、そもそも電源がなければ利用できません。実は生成AIについても、電源の供給をどうするかというのは大きな課題なのです。

 

社会的な価値の重心が「モノ」から「体験」へと変わりつつある

GetNavi1月号では、JR東日本「HIGH RAIL 1375」や、大井川鐵道「星空列車」といった観光列車が取り上げられていました。そこから読み取れるのは、列車に乗るということの価値が「目的地に効率よく移動すること」だけではなく「列車に乗ってどのような体験をするか」にも見出されているということです。

 

この変化は乗用車についてもいえて、「ブランド力のある高級車を所有してドヤる」ではなく「その車でどういう体験をするか」が重要になっています。その象徴の1つが、かつて「東京モーターショー」だったイベントに変わって今年開催された「ジャパンモビリティショー」です。メインテーマが、「モーター(カー)」という「モノ」から、「モビリティー(移動手段)」という「体験」へと拡大されたといえるでしょう。

 

同じく1月号で、トヨタ「アルファード」と「ヴェルファイア」(いわゆるアル・ヴェル)や、ホンダ「N-BOX」のフルモデルチェンが取り上げられています。またGetNavi webでは、三菱「デリカミニ」(https://getnavi.jp/vehicles/886633/)の記事も高い注目を集めていました。

↑ミニバンながらアウトドアにも対応する人気機種「デリカD:5」のファミリーにあたる軽自動車。受注台数は約半年で1万6000台を突破

 

このことから読み取れるのも「体験」重視ということ。アル・ヴェルは空間づくりが優れています。内部がとにかく快適なんですよ。N-BOXにしてもデリカミニにしてもそう。「効率的に移動する」「所有して喜ぶ」という、「モノ」としての価値以上に、そのモノを利用して得られる体験をどう作っていけるか、ということが求められるようになってきたのでしょう。

 

デリカミニに関しては、それまで普通乗用車として人気だった車種が軽自動車として発売されたというところに、ガソリンの高い時代をも反映されているといえます。

 

カップラーメンが世界における日本食の評判を押し上げしている

GetNavi webの「食」の分野では、明星「麺とスープだけ え? 透明スープの豚骨!?」(https://getnavi.jp/topic/899886/)の記事が人気でした。具のない地味すぎるビジュアルから、SNS時代を逆手にとって「むしろ映える」ということも注目された理由だったのかもしれません。

 

ここからはカップラーメン全般の話になるのですが、私は海外の人が日本食をおいしいと認識してくれている理由の1つが、海外で販売されているカップラーメンではないかと思っています。日本で提供される食事って世界的にみてもトップクラスなんです。ミュシュランの星を獲得した店の数が多いトップ5の都市のうち、3都市が日本だということもそうですが、そのような「高くておいしい料理」以外に、カップラーメンやコンビニごはんのような「安くておいしいもの」が多いのも特長です。

 

にも関わらず日本食が海外でしばらく弱かったのは、お寿司がおいしくなかったことが原因ではないでしょうか。お寿司の味は鮮度にかなり依存しますし、手に入る魚の種類も違うので再現がすごく難しい。

 

その点で、カップラーメンは海外でもおいしい。そして誰もが手に取りやすい。この、場所を問わず同じおいしさを提供できる日本のカップラーメンのおかげで、海外の人たちが「日本食はおいしい」という認識を持ってくれているのではないでしょうか。その意味でもカップラーメンには感謝しています(笑)。

 

 

撮影/映美 取材・文/湯浅顕人 ヘアメイク/新井裕梨

【西田宗千佳連載】Googleはなぜ生成AIでマルチモーダルにこだわるのか?

Vol.134-4

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはGoogleが発表した生成AI「Gemini」。Googleがこだわっているマルチモーダル性の生成AIにせまる。

 

今月の注目アイテム

Google

Gemini

↑Googleがマルチモーダルとしてゼロから構築した新しい生成AI。テキスト、画像、音声、動画、コードなどさまざまな種類の情報を一般化してシームレスに理解し、操作し、組み合わせることが可能だ。同社のGoogle Pixelにも採用予定。

 

Googleの生成AIであるGeminiは、文字だけでなく画像・音声も含めた「マルチモーダル性」の高さが特徴だ。

 

人間は文字だけから理解しているわけではなく、目や耳から入る情報すべてを日常的に使っている。AIが人間を助ける存在としてもっと便利で賢いものになるには、人間と同じように画像・音声も活用できた方が便利なのは間違いない。

 

たとえば、テキストで「音声の中に含まれる内容」について質問する、というのは人間にとって自然なことだが、AIにとってはまだ特別なこと。それを実行する場合、生成AIが高いマルチモーダル性を備えていることが望ましい。

 

特にGoogleは、初期からマルチモーダルなAI開発に積極的だった。理由は、彼らがスマートフォンのプラットフォーマーでもあるからだ。デジタル機器を介してマルチモーダルな情報にアクセスする場合、当然カメラやマイクが必要になる。PCにもついているし別々に用意することもできるが、常に持ち歩いている可能性が高いスマホは、カメラもマイクも内蔵しているので使いやすい。

 

画像からネット検索や翻訳をする「Googleレンズ」は、すでに存在するマルチモーダルなAIのひとつ、といってもいい。ネット検索で動画や音声も対象とし、多様かつ適切な回答を目指したい、というのがGoogleの狙いであり、そのためにマルチモーダル技術の研究をしてきた、という面もある。

 

現在の生成AIはWebから使うのが基本だが、今後より一般性の高いサービスが増えることになるなら、それはスマホの上で展開されることも増えるだろう。特に、人のアシスタントのような生成AIになるなら、スマホの上で動いてくれる方がありがたい。

 

そう考えると、生成AIにとってのマルチモーダル性は、スマホ向けほど重要……ということになり、Googleが力を入れるのもわかる。

 

また、スマホではより即応性・プライバシー重視が必要にもなってくる。消費電力の点を考えても、常に通信し続けるクラウド側での動作にはマイナスもある。

 

Geminiは最初からサイズが小さく、スマホで動かすことを前提とした「Nano」も用意されている。すでに「Pixel 8 Pro」向けには実装され、ボイスレコーダー機能の「音声書き起こしの要約」に使われている。ただし現状は英語の書き起こしのみに対応している。

 

サイズの小ささは賢さに直結するため、サーバーで動く「Gemini Ultra」や「Gemini Pro」に比べると制限は大きい。だが、用途や対応言語を制限した形でなら有用であり、そのことは商品電力の少なさやわかりやすさに通じていそうだ。

 

このところ各社は、性能を競う「超大型モデル」だけでなく、スマホやPC単独で動作する小型の生成AIも作るようになってきた。Geminiが初期から「スマホ向けの小型版」を用意しているのは、スマホやPCで「オンデバイスの生成AIが増えていく」ことを意識しているのだろう。

 

それが2024年じゅうに花開くかはまだわからないが、PCやスマホの在り方・使い方を変える技術になるのは間違いない。

 

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宮田裕章が読み解く2023年。「生成AI」の普及で「学ぶこと」「働くこと」が根本から変わる

2023年はどんな年だったか?──この特集では、GetNaviチームが収集した「数字」を根拠に読み解いていく。データを基に考察を行う「データサイエンス」が専門の宮田裕章氏に、様々なジャンルのヒット商品を縦断的に分析してもらった。GetNavi webではGetNavi1月号掲載のインタビューから、さらにボリュームアップした完全版として、全3回に分けてお届けします。第2回のテーマは「生成AI」です。

※こちらは「GetNavi」 2024年1月号に掲載された記事を再編集したものです。
宮田裕章●みやた・ひろあき…1978年生まれ。慶應義塾大学医学部教授、データサイエンティスト。データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。同時に世界経済フォーラムなどの様々なステークホルダーと連携して、新しい社会ビジョンを描く。Instagram

 

【宮田裕章さん撮り下ろし写真】

 

「知識」と「問題解決」をITが担う時代に

2023年に起きた大きなイノベーションといえば、なんといっても「ChatGPT」(※1)に代表される「生成AI」(※2)でしょう。生成AIのもっともイノベーティブな点は、その機能というよりも「学ぶこと」と「働くこと」を根本から変えてしまったということです。

 

従来、日本の教育は「知識」と「問題解決能力」に圧倒的な比重が置かれていました。これは「科挙」(※3)の影響もあるのですが、日本を含む東アジア諸国ではとても厳しい受験勉強を強いられてきたわけです。その辛い受験勉強で「知識」と「問題解決能力」を磨き、厳しい関門を突破したら安定した人生が待っている、という状況がありました。

 

それが、まず「検索エンジン」の登場により、「知識」はインターネットから得られるようになりました。そのため、知識よりも「適切な結果を得るための検索ワードをいかに選べるか」という能力が重要になったのです。

 

そしていま同様のイノベーションとして、「生成AI」が登場しました。「問題解決」の大きな部分を生成AIが行なってくれるため、求められる能力が「問題解決」ではなく「問いを立てる力」、つまり「生成AIが適切な答えを返すような問いを作る能力」が求められるようになっているのです。

※1 ChatGPT…米国企業「OpenAI」が開発した、生成AIを利用したサービスの一種。文章で質問し、文章が返ってくる。生成AIの代表格であり、生成AIが認知されるきっかけとなったサービス。 ※2 生成AI…自然言語(人間が通常使っている言語)で質問や要求をすると、答えを返してくれるシステムのこと。回答はインターネット上のデータを元にしているが、人間の思考に近い方法でデータを処理することにより、単にキーワードの一致するデータを返すのではなく、人間の専門家のような答えが返ってくる。文章で回答するほか、画像や映像を生成するAIもある。 ※3 科挙…中国で6~20世紀まで行なわれていた官僚登用試験。過酷な難易度と競争率で知られる。

 

教育を変えるには大学入試の改革が必要

それでは今すぐ小中高の教育課程を変えればいいかというと、そうもいきません。現在の大学受験が依然として「知識」と「問題解決能力」を求めているからです。そのため、「生成AIを活用できる能力」を習得しても大学受験には役立ちません。

 

そのような探索型の学習を取り入れている意欲的な学校もあるのですが、それは大学受験に直接役立ちはしないため、その意味ではロスとなってしまっています。

 

ということは、まず大学入試を変えなければならないということです。すでに中国では、2年前から受験産業の規制が始まっています。政府が持つ強烈なパワーによって、構造を一気に変えようとしているのです。

 

もちろん、知識や問題解決能力の習得が全部無駄なわけではありません。基礎代謝としての体力は必要です。しかし今はそれが90%以上になってしまっている。その比重を変えていくということが重要です。

 

そして大学時代も単に知識を与える場所ではなく、ともに問いを立てながら社会に向き合っていく場所に変わっていく必要があります。

↑会話システムChatGPT。膨大なデータと学習により、まるで人間が考えて答えたような反応が得られる「生成AI」を利用している

 

いちはやく変化の兆しをみせる企業

変化という点では、むしろ企業の側はすでに変わりつつあります。従来使われてきたAI技術であるディープラーニングに対する生成AIの強みは、コンサルティングのような高度な知的技能の部分でも能力を発揮できるという点です。だからこそ、人間も小中高大学だけでなく企業に入ってからも学習を続けていく必要があります。

 

受験勉強のトラウマのせいか、日本人の多くは勉強が嫌いになってしまっています。しかし本来は、学ぶことは楽しいこと。小中高大学そして社会人という流れを通して、楽しみながら色々なことを生涯学び続ける「リカレント」がとても重要になってくると思います。

 

多様性に配慮した製品が開発されるようになる

生成AIは、もう1つ大きなイノベーションをもたらしています。それは製品開発の多様化です。生成AIは対話型なので、多数の人間による大量の問いを受けます。それがいわば「御用聞き」のようになって、新しいニーズや新しいライフスタイルのデータを集めていることになるわけです。こうしてAIが集めてきた情報が、従来よりも細やかな多様性に寄り添う製品を生むことになります。

 

GetNavi本誌で紹介した「パーソナル食洗機(NP-TML1)」や「全自動の炊飯器(SR-AX1)」などは、多様なニーズやライフスタイルに応えて開発された製品。今後、生成AIにより一層“個人”に寄り添える製品が出てくると考えられます。

 

 

撮影/映美 取材・文/湯浅顕人 ヘアメイク/新井裕梨

「App Store」が2つに分裂!? 欧州で「サイドロード対応」のタイムリミットが迫る

欧州連合(EU)による「アプリのサイドローディング」に関する要求を前に、アップルが「App Store」を2つに分割する準備を進めていると米メディアのブルームバーグが報じています。

↑タイムリミットが迫る

 

アプリのサイドローディングとは、公式ではないストアからスマートフォンにアプリをインストールすること。現在のiPhoneでサイドロードをすることはできないものの、EUは2022年11月に成立した「デジタル市場法(DMA)」を根拠に、2024年までにそれを可能にするようにアップルに求めているのです。

 

ブルームバーグによれば、アップルは数週間以内にもApp Storeを2つに分割する準備を進めているとのこと。同社はEUにおけるApp Storeを他の地域のApp Storeと切り離すことで、EUのDMAに対応しようとしているのです。なお、DMAの期限は3月7日で、もう7週間程度しか時間が残っていません。

 

アップルのティム・クックCEOは先週、EUの独禁法委員長と面会し、その場でもDMAによるアプリのサイドローディングの実現を念押しされました。アプリのサイドローディングが同社のビジネスだけでなく、欧州のiPhoneユーザーの安全性にどう影響するのかも気になるところです。

 

Source: MacRumors

「2024年はAI PC元年」その始まりとして登場した日本HP「HP Spectre x360」シリーズ

日本HPは、個人向けノートPCの新製品「HP Spectre x360 16」「HP Spectre x360 14」および、ゲーミングノートPC「OMEN Transcend 14」を発表。1月18日から販売を開始しています。直販サイトの価格は、HP Spectre x360 16が33万9900円(税込、以下同)~、HP Spectre x360 14が27万9400円~、OMEN Transcend 14が27万8300円~です。

 

新製品はいずれも、AI専用のエンジン「NPU」を搭載した最新のインテル Core Ultra プロセッサーを採用。AIをかなり意識して作ったモデルとなっています。

 

また、HP Spectre x360シリーズはユーザーが立ち去るのを検知して画面を自動ロックしたり、戻るとスリープを自動で解除したり、他人からの覗き見を警告したりといった機能にも、専用のAIチップを介しているとのこと。以前から一部のノートPCに搭載されている機能ではあるものの、積極的にAIを活用していることが伺えます。

 

さらに、ナイトモード機能付きの9MPカメラを搭載し、昼夜問わずクリアなWeb会議が可能としています。これに加えて、音声・映像ソリューションを提供するPolyがオーディオのチューニングを担当。クリアな音声とサウンドを提供するとしています。このほか、オートフレーム機能、背景ぼかし、視線維持といった、Web会議を便利にするWindows Studio エフェクトにも対応しています。

 

HP Spectre x360 16は16型ディスプレイのモデルで、HP Spectre x360 14は14型ディスプレイのモデル。ハイエンドとなる、「HP Spectre x360 16 パフォーマンスプラスモデル」のスペックは下記のとおりです。

 

CPU インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H

メモリー 32GB

ストレージ 1TB SSD(NVMe)

ディスプレイ 2.8K(2880×1800ドット)OLED(タッチ対応)

グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4050 グラフィックス

ワイヤレス通信 Wi-Fi 6E、 Bluetooth 5.3

インターフェイス HDMI 2.1出力、USB Type-A(電源オフUSBチャージ機能対応)、Thunderbolt 4×2 (Power Delivery、DisplayPort 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応)、ヘッドフォン出力/マイク入力

バッテリー駆動時間 最大10時間30分

サイズ/重量 約幅356×奥行き245×高さ19.8mm/約2.07kg

 

 

OMEN Transcend 14は14型のゲーミングノートPC。持ち運びを想定し、ゲーミングノートPCとしては軽量な約1.63kgの重さと、Netflixを最大11時間再生できるバッテリー駆動時間を備えています。

 

また、冷却技術としてベイパーチャンバーを搭載。加えて、底面から吸気する空気を従来から約4倍加圧することで、背面への排熱効果を高めています。

 

ハイエンドとなるスプリームモデルの主なスペックは、インテル Core Ultra 9 プロセッサー 185H、32GBメモリー、2TB SSD(NVMe)、NVIDIA GeForce RTX 4070 Laptop。また、ディスプレイは2.8K(2880×1800ドット)のOLEDで、リフレッシュレートは48~120Hzの可変対応となっています。直販サイトでの価格は38万4450円~です。

 

2024年はAI PC元年

日本HPは、新製品の発表とともに事業説明会を開催。プレゼンの場で代表取締役 社長執行役員の岡戸 伸樹さんは、「2024年はAI PC元年」と位置づけ、そのなかでHPのブランドを築いていくことを明らかにしました。

 

また、「PCはパーソナルコンピューターからパーソナルコンパニオンに」と再解釈。「AIの出現によってテクノロジーがわかりやすくなり、(AIが)横に来て伴走者という形で、人々を支援するような年になる」と説明しました。

 

一方で、ChatGPTに代表されるような現在のAIはクラウドがベースになっていることも指摘。クラウドとのやり取りに発生する時間やコスト、さらにはセキュリティなどに問題を抱えているといいます。

 

その点、「AI PCの実現によってエッジ側でかなり多くのAI処理ができる時代が来る」とのこと。それによってクラウドが抱える問題の解決を狙う姿勢が見て取れます。

 

こうしたプレゼンと新製品から、改めて強くAIを意識していることが伺えます。ただし、現状製品においてはインテル Core Ultra プロセッサーを搭載したことにとどまっており、AI PCがどういったものを指すのかを推しはかるのは、難しい部分でもあります。より具体的な定義がなされた製品は今後登場するかもしれません。

 

とはいえ、今回出た新製品は現時点で最新のCPUや、いまのニーズをとらえた機能を搭載しており、買い替えを検討している人にとっては選択肢のひとつになるでしょう。

アップルなどのGPUは脆弱!? データの消し残しを危険にさらすバクが見つかる

「iPhone 12」と「M2 MacBook Air」のセキュリティに欠陥を見つけたことを、米セキュリティ企業のTrail of Bitsの研究者が報告しました。

↑データの消し残しが狙われる

 

その報告によれば、アップルやクアルコム、AMD、イマジネーションなどの多数のGPU(画像処理装置)に、「LeftoverLocals」と呼ばれる脆弱性が存在していたとのこと。これにより、デバイスに直接アクセスできる攻撃者が、以前の処理で残されていたGPU内のデータを読み取ることができるというのです。

 

この脆弱性を悪用することで、攻撃者は「ChatGPT」のようなAIチャットボットのクエリ結果(質問への返答)を正確に読み取ることができるとのこと。自分の趣味や関心が他人に知られてしまうなんて、なんとも気味が悪いですね。

 

アップルは一部のデバイス(iPhone 15やM3 Macなど)にこの問題の修正パッチを施しましたが、iPhone 12とM2 MacBookの両方に脆弱性が残っていることを確認しています。Wiredによれば、その他の以前のアップル製品にも脆弱性が存在している可能性があるそう。

 

iPhone 12やM2 MacBook Airにも、なるべく早く修正パッチが提供されてほしいですね。

 

Source: Trail of Bits via 9to5Mac

指輪にもAI。サムスンがスマートリング「Galaxy Ring」を公開

サムスンは、指輪型のフィットネストラッカー「Galaxy Ring」を「Galaxy Unpacked」で公開しました。

↑チラ見せされた「Galaxy Ring」(画像提供/サムスン)

 

指輪型のフィットネストラッカーは「スマートリング」と呼ばれることもあり、ヘルスケアやフィットネス情報の取得、スマートフォンやタブレットの画面操作が可能です。サムスンが新型スマートフォン「Galaxy S24」シリーズと同時にスマートリングを発表することは以前から予測されていました。

 

残念ながら今回のイベントでは、Galaxy Ringの詳細は明かされていません。その形状はちょっとゴツめで、エッジが丸くなっており、内部にヘルスケア関連のセンサーらしきものが存在しています。サムスンによれば、Galaxy Ringは健康トラッキング機能を提供し、AI(人工知能)も活用されるとのこと。

 

現時点でGalaxy Ringの価格や発売時期などは不明ですが、今後の動向に注目です。

 

Source: 9to5Google

映像の処理性能が上がったGeForce RTX 4070 SUPER搭載ゲーミングPCがマウスから発売

マウスコンピューターは1月18日、ゲーミングPCブランド「G-Tune」のデスクトップPC「G-Tune DG シリーズ」に新モデルをラインアップとして追加しました。同日から発売します。

 

新モデルの「G-Tune DG-I7G7S」は、NVIDIAがCES 2024で発表したばかりの「GeForce RTX 4070 SUPER」を搭載した製品です。従来製品の「GeForce RTX 4070」に比べて映像の処理性能が向上したほか、AIによるフレームの追加でより高いフレームレートで映像を描写する「NVIDIA DLSS 3」に対応しています。

 

G-Tune DG-I7G7Sの主なスペックは下記のとおりです。

 

CPU インテル Core i7-14700F プロセッサー

グラフィックス  GeForce RTX 4070 SUPER

メモリー 32GB(16GB×2)

ストレージ M.2 SSD 1TB(NVMe Gen4×4)

電源 750W(80PLUS BRONZE)

販売価格 27万9800円(税込)

アップル、米「App Store」で「アプリ外決済」のリンクを許可! でも手数料は…

アップルがアプリストア「App Store」のポリシーを更新し、米国においてゲームやアプリの開発者が外部決済システムに誘導するボタンやリンクを貼ることを許可しました。

↑手数料は守る

 

要は「アプリ外でも支払いできます」と案内するボタンやリンクをアプリ内に置いても良いということになります。アップルは、これまでアプリ外決済へのリンクを禁じていた反ステアリング規則を少し緩めることにしました。

 

ただし、アプリ内にApp内課金(アップル独自のアプリ内決済)も使えるようにしておくことが条件。つまり、App内課金を全く使わない場合、外部決済へのリンクは許されないことになります。また、外部決済へのリンクは、アプリ内の1ページのみ。それ以外のページに持ち越すことはできません。

 

これを利用するためには資格の申請が必要となり、その申請手続きを説明した専用ページも開設されています

 

さらにアップルは、アプリ外決済でも手数料を取ることを確認。小規模事業者向けの「App Store Small Business Program」加入者には12%、その他のアプリには27%とのこと。App内課金の場合、前者は15%、後者は30%のため、わずか3%しか安くなっていません。

 

しかも、開発者は対象となるアプリ外課金の明細をアップルに提出し、手数料を送金することが求められます。そうした事務手続きが必要なうえ、外部決済業者には3%ほどの手数料を別に支払うことになるため、あまりメリットが感じられなさそうです。

 

アップルとApp内課金の手数料をめぐって訴訟を繰り広げたEpic Gamesのティム・スウィーニーCEOは、この件に関する問題点を指摘。「27%もの税金(手数料)を課す」ことは反競争的であり、アプリ内のリンクを1ページに限定するのは不便であるなどといいます。

 

Epic広報は「地方裁判所で、アップルのコンプライアンスに関する通知に異議を申し立てるつもりです」とコメント。アップルが態度を軟化させ、少しでも手数料が安くなるように期待したいところです。

 

Source: Apple(1) ,(2) 
via: The Verge

「ASUS ROG Phone 8」、バッテリー駆動時間でiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S23 Ultraに圧勝!

先日、ASUSは新型ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 8」シリーズを発表しました。そのうち上位モデルのROG Phone 8 Proが、バッテリー駆動時間でサムスンのGalaxy S23 Ultraや、アップルのiPhone 15 Pro Maxに圧勝するという検証結果が出ています。

↑ROG Phone 8のバッテリーは最強(画像提供/ASUS)

 

海外テックサイトのTom’s Guideは毎年、最高のスマートフォンをテストするに当たり、4G接続でさまざまなウェブページを連続的に読み込ませ、バッテリーがどれだけ持続するかを確認しています。ベスト製品のページ に掲載されるには、12時間前後は持ちこたえる必要があります。

 

ROG Phone 8 Proはこの目標を完全にクリアし、自動リフレッシュレートモードで18時間48分、60Hz固定では18時間56分を記録しました。

↑Tom’s Guideのテスト結果(画像提供/Tom’s Guide)

 

対して、Galaxy S23 Ultraは12時間22分、iPhone 15 Pro Maxは14時間2分。ROG Phone 8 Proは、どちらにも大差を付けている形です。

 

2023年のバッテリー駆動時間のトップは、やはりASUS製のROG Phone 7 Ultimateであり、18時間32分でした。iPhone 15 Plusは14時間14分、モトローラのEdge Plusは善戦しつつも2時間以上の差が付けられています。

 

ROG Phone 8 Proのバッテリー容量はROG Phone 7 Ultimateより500mAh減っていますが、逆にバッテリー駆動時間は上回っています。その要因としては、最新プロセッサーSnapdragon 8 Gen 3の電力効率が改善されたことが大きいのかもしれません。

 

なお、サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」もSnapdragon 8 Gen 3搭載が噂されており、処理スピードばかりかバッテリー駆動時間も良くなっていると期待できそうです。

 

Source: Tom’s Guide

宮田裕章が読み解く2023年。第1回は「Googleトレンドから見えた2023年のイノベーションは『デジタルマネー』」

2023年はどんな年だったか?──この特集では、GetNaviチームが収集した「数字」を根拠に読み解いていく。データを基に考察を行う「データサイエンス」が専門の宮田裕章氏に、様々なジャンルのヒット商品を縦断的に分析してもらった。GetNavi webではGetNavi1月号掲載のインタビューから、さらにボリュームアップした完全版として、全3回に分けてお届けします。第1回のテーマは「Googleトレンドを読む」です。

※こちらは「GetNavi」 2024年1月号に掲載された記事を再編集したものです。
宮田裕章●みやた・ひろあき…1978年生まれ。慶應義塾大学医学部教授、データサイエンティスト。データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。同時に世界経済フォーラムなどの様々なステークホルダーと連携して、新しい社会ビジョンを描く。Instagram

 

【宮田裕章さん撮り下ろし写真】

 

 

顧客を自社のサービスに集める「囲い込み」戦略

2023年、日本だけでなく世界中が振り回された(笑)トピックスとして「『Twitter』が『X』に改称された」ということが挙げられるでしょう。この決断に踏み切ったイーロン・マスクの狙いは、これから提供するさまざまなサービスを「X」という名の下に統合することだと考えられています。

 

実はこの「さまざまなサービスを統合して提供」というのが、これからのビジネスの大きなテーマとなっているのです。その鍵となるのが「スーパーアプリ(※1)」「デジタルマネー」「ポイント」の3つ。

 

自社のスーパーアプリで提供しているサービスの決済(支払い)に、自社で提供しているデジタルマネーを使用させ、それによって自社のポイントが得られるようにします。

 

デジタルマネーでの決済は情報を記録できるので、顧客の情報をビッグデータとして蓄積・参照できるようになります。顧客は得たポイントを再び同じスーパーアプリでのサービスに消費するため、企業側は自社のサービスを利用してもらいやすくなります。そしてポイントの消費情報もビッグデータとして蓄積できるわけです。

 

この囲い込みを「ポイント経済圏」と呼ぶことがあります。楽天市場と楽天ポイントなどを中心とした「楽天経済圏」がよく知られていますね。

 

「ショッピングアプリでの購入履歴」や「SNSでの発言」、「ニュースの閲覧履歴」などはビッグデータとして蓄積され、ショッピングアプリのオススメ製品やニュースの広告に反映されることがあります。その結果、顧客の好みにあった製品やサービスが表示されることになり、提供する側と顧客の双方にとってメリットがあるわけです。

※1 スーパーアプリ…スマホアプリのジャンルの1つで、さまざまな機能を統合したアプリのこと。「メッセージ送受信」「通話」「デジタルマネー」「金融(銀行や証券)」「コンテンツ(映像・音楽・書籍)」などが1つのアプリから利用できる。

↑「Twitter」が「X」に名称変更し、「ツイート」も「ポスト」に。メディアなど各所では「X(旧Twitter)」といった表記もよく見られた

 

さまざまな企業が経済圏のシェア獲得を競う

この「経済圏」を提供している企業やグループは現在いくつか存在し、優位性の違いはあるものの、いまだに決定的な地位を取得している企業はありません。

 

もっとも有名なのが「楽天」でしょう。楽天ポイントを軸に、楽天市場・楽天銀行・楽天モバイル・楽天でんきなど、多岐にわたるサービスを提供しています。楽天市場や楽天カードという強力なBtoCサービスを持ち「楽天経済圏」と呼ばれる強力な囲い込み戦略を実施してきましたが、携帯電話では参入障壁に苦しんでいます。そして12月からは、強みだったポイント戦略を大幅に変更したことで話題になりました。

 

ソフトバンクは「ヤフー!」「ペイペイ」「LINE」の統合により、スーパーアプリの実現を目指す姿勢を明確にしています。グループ全体で大きな損失があったため機会損失も発生していますが、これまでずっと仕掛けてきた戦略が実るかどうかというところです。

 

意外に見逃せないのが「メルカリ」。SDGsの推進により「中古売買」のイメージが爆上がりして、メルカリは新しいコミュニティとして誇れる場になっているのです。デジタルマネー「メルペイ」という決済手段も提供しているため、スーパーアプリ化することも十分考えられます。

 

他にも、2024年春には「Vポイント」と「Tポイント」が統合され、新しい「Vポイント」になります。知名度が高く顧客データも豊富なTポイントとの統合で、新しいポイント経済圏が生まれることでしょう。

 

海外に目を向けると、中国では「Alipay」や「WeChat」などが有力視されています。このように統合されたサービス提供システムに、イーロン・マスク率いる「X」も参入しようとしているということです。彼が自分の思うスーパーアプリ、経済圏を構築できるかはわかりませんが、彼が成功しても失敗しても、デジタルマネーが世界を変えていくというフェイズがやってくることだけは間違いありません。

 

デジタルマネーによる膨大なデータから新しいサービスが生まれ顧客に還元される

デジタルマネーによる決済は、顧客にもメリットをもたらします。先にお話ししたように、デジタルマネーの特長は決済情報を記録できるということ。そうして集まった情報を他のビッグデータとつなげ、新しいビジネスモデルを作るというチャレンジが始まっています。そこから生まれたサービスで、顧客にさまざまな価値を還元していくことができるのです。「ポイント」も、そうして生まれた象徴的なビジネスモデルといえるでしょう。

 

この、ビッグデータによって既存の枠を超えたビジネスモデルを作り、顧客に還元していくという流れが今後も加速していくのは間違いありません。

 

 

撮影/映美 取材・文/湯浅顕人 ヘアメイク/新井裕梨

超高性能スマホ「Galaxy S24」シリーズ登場、AI機能に全振り

サムスン電子は1月18日、スマートフォンの新モデル「Galaxy S24」シリーズを正式に発表しました。今年はAI機能を目玉として打ち出しています。

 

Galaxy S24シリーズは、以下の3モデルをラインアップします。

 

・Galaxy S24

・Galaxy S24+

・Galaxy S24 Ultra

 

3機種のうち、どのモデルが日本で発売されるかは未定です。2023年は小型モデルのGalaxy S23と、ペン対応のGalaxy S23 Ultraが日本で販売されているため、例年どおりならこの2モデルは期待できそうです。

 

ラインアップを細かく見ていくとまず、コンパクトで高性能な「Galaxy S24」、大画面の「Galaxy S24+」があります。

↑Galaxy S24

 

↑Galaxy S24+

 

そして、ペン対応の「Galaxy S24 Ultra」があります。仕様を比較すると、S24 Ultraはほかの2機種と比べると、望遠カメラが1つ増えているので高倍率ズームに強くなっています。また、今年はiPhone 15 Proに対抗したのか、Galaxy S24 Ultraはチタンフレームを採用しています。

↑Galaxy S24 Ultra

 

3モデルのスペックは以下のとおり。

Galaxy S24 Galaxy S24+ Galaxy S24 Ultra
ディスプレイ 約6.2インチ/フルHD+解像度/120Hzリフレッシュレート(1~120Hz可変)/最大輝度2600nit 約6.7インチ/QHD+解像度/120Hzリフレッシュレート(1~120Hz可変)/最大輝度2600nit 約6.8インチ/QHD+解像度/120Hzリフレッシュレート(1~120Hz可変)/最大輝度2600nit
カメラ 超広角約1200万画素(F値 2.2)
広角約5000万画素(F1.8値)
望遠約1000万画素(光学3倍、F値2.4)
インカメラ約1200万画素(F値2.2)
デジタルズーム30倍
超広角約1200万画素(F値2.2)
広角約2億画素(F値1.7)
望遠約5000万画素(光学5倍、F値3.4)
望遠約1000万画素(光学3倍、F値2.4)
インカメラ約1200万画素(F値2.2)
デジタルズーム100倍
CPU Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy
メモリー 8GB 12GB
ストレージ 512GB/256GB/128GB 512GB/256GB 1TB/512GB/256GB
バッテリー 4000mAh 4900mAh 5000mAh
OS Android 14/One UI 6 .1
サイズ/重量 約70.6×147×7.6mm/約168g 約75.9×158.5×7.7mm/約196g 約79×162.3×8.6mm/約233g
防水
ワイヤレス充電(Qi)
急速充電
ペン対応

 

これがGalaxy AIだ!

ChatGPTが世界的な話題となり、世間はもう何度目かの「AIブーム」が到来していますが、サムスンもGalaxy S24シリーズで「Galaxy AI」をキャッチフレーズとして掲げています。ただし、Galaxy AIの主役は、ChatGPTのように質問に答えてくれるアシスタントではありません。より実用的なものです。

 

ずばり「Galaxy AI」という名前のアプリはありません。Galaxy S24シリーズのAIは、たくさんの小さな便利機能です。

 

それらは各アプリに組み込まれていて、たとえば、電話中に翻訳したり、なぞった部分を検索したり、メッセージの文体を整えたり、録音を文字起こししたり、写真を自在に編集したりできます。この機能の集合体に「Galaxy AI」という愛称が付けられています。

 

通話を英語に翻訳してくれる「通話翻訳」

詳細を見ていきましょう。Galaxy S24シリーズならではの機能が、通話の通訳です。話した言葉を外国語で翻訳してくれるという機能で、電話アプリに組み込まれています。

↑通話中の会話をリアルタイムで翻訳。ほかにも、後述するキーボードでAIを活用する機能なども備わっています

 

話した言葉は数秒で合成音声に変換。海外の通話相手が話した内容も日本語に翻訳して音声で返してくれます。たとえば海外旅行でホテルのフロントに電話したり、レストランを電話で予約したりするシーンでは便利に使えそうです。

 

また、音声を字幕で表示して、翻訳する機能も備えています。この機能は、通話アプリに限らず、たとえばTwitterで外国語の動画を再生したときなどにも使えます。

 

上記の翻訳機能は日本語を含む13か国語に対応しています。なお、スマホ内のAIチップ(NPU)が翻訳するため、余分なデータの消費にはつながりません。モバイルデータ通信やWi-Fiがオフの状態でも利用できます。

 

画面をなぞって高速検索

「Google アシスタント」の検索機能も改良されています。Galaxy S24シリーズでは、「かこって検索(Circle to Search)」を初めて搭載します。

 

かこって検索は、ホームボタンを2回タップして起動。画面に表示されたものを、なぞるとGoogleで検索できます。なぞった範囲に文字があればテキストを認識して検索でき、人や建物などの画像があれば、その画像で検索できます。

↑このように指やSペンで調べたい範囲を囲うと、その部分を検索可能。たとえばモデルさんが着用している洋服が気になったらかこって検索できるわけです

 

要するに、これまではスクショを撮ってGoogle レンズで検索していたものを、かんたんな操作で、スクショ全体よりも範囲を選択して検索できるようにしたのが「かこって検索」です。これはGoogleの機能なので、今後他社製のAndroidスマホにも搭載される可能性があります。

 

また、Google由来のAI機能としては、Android Auto利用時に通知メッセージを要約する機能もあります。ただし、発表時点では日本語では利用できません。

 

メッセージのトーンを変えられる

キーボードには、生成AIを使って、メッセージの文体を変える機能が追加されました。打ち込んだ文章を「丁寧な文章」や「カジュアルな言い方」、「顔文字付きのメッセージ」などに変換できます。

 

録音の文字起こし、メモの要約も

文章生成AIを活用した機能もあります。ボイスレコーダーアプリでは、録音した音声から、自動で文字起こしを作成する機能を備えています。録音した長さがある程度長くなると、自動で要約も生成されるため、議事録作成にも役立ちそうな機能です。

↑音声ファイルの文字起こし。精度はどれほど高いのかが気になるところです

 

また、メモアプリの「Samsung Notes」では、AI要約に対応しました。加えてアプリでは、メモのタイトルを付ける機能も備えています。

 

生成AIで写真編集も「ジェネレーティブ編集」

写真編集にも生成AI機能が使えます。Galaxy S24シリーズは「ジェネレーティブ編集」という機能を新たに搭載します。

 

たとえば、斜めになった写真の構図を修正したときに、端にできてしまう余白部分を生成AIが違和感なく塗りつぶします。写真の端の部分を推測して補うわけです。

 

また、映り込んだ余計な人やモノを写真から抹消できる、魔法のような「消しゴム機能」も備えています。さらに、被写体の位置を動かして、元の場所の背景を埋めるという編集も可能です。

 

なお、ジェネレーティブ編集機能には「フェイクニュース」対策も組み込まれています。この機能で編集した写真には、AIで生成されたことを示す、目で見える「透かし」が重ねられて、編集したことがわかるようになっています。

 

高性能でしかもAI活用のカメラ

Galaxy S24/S24+が広角、超広角・望遠カメラの3眼レンズ構成です。超広角が1200万画素、広角が5000万画素、望遠が1000万画素(光学3倍相当)。

 

Galaxy S24 Ultraは4眼カメラです。広角が2億画素にバージョンアップしていて、さらに高倍率な光学5倍望遠カメラがプラスされています。加えて、Galaxy S24 Ultraは最大100倍のデジタルズームで撮影できます。

↑Galaxy S24 Ultra。ぱっと見の並びは従来のS23 Ultraと同じです

 

カメラ撮影で使われる機能にも、Galaxy AIが採用されています。デジタルズームで写真を撮ったときに裏側で働く、「AI超高解像」と「AIマルチフレーム加工」という2つの機能です。遠くの被写体を大きく写したときに、この2つの処理が働き、ディテールを補完してくっきりとした写りに補正します。

 

デジタルズームで足りない画素を推論で補完する機能は、スマートフォンのカメラでは以前から存在します。その意味で、従来のスマホカメラの作り方から変わっておらず、その機能もGalaxy AIと呼ばれるようになっただけだと言うこともできるでしょう。

 

スマホ性能もトップクラス、アップデートは7年に延長

Galaxy Sシリーズは、Androidスマホでは世界トップシェアのサムスンのフラグシップモデルです。AI機能以外でも高い処理性能を備えています。

 

チップセットはSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyという、最高峰クラスのチップを搭載。画面は120Hz駆動対応で、画面のスクロール表示も自然な動きです。もちろん、5Gにも対応しています。Wi-Fiは最新のWi-Fi 7に対応。

 

スマホを長く使えるように、ソフトウェア更新の提供期間も延長されています。Galaxy S24シリーズでは「7世代のOSバージョンアップと7年間のセキュリティ更新へのコミット」をうたっています。通例では、Android OSは1年に1回バージョンアップを実施しているため、これは「2031年までの7年間、ソフトウェア更新を続けます」という宣言です。

 

スマホメーカーの「バージョンアップ保証」は長期化する傾向があります。サムスンは前年モデルのS23でも「4年対応」を宣言したばかりですが、Galaxy S24シリーズではさらに延長されたことになります。

 

なお、この7年の宣言はグローバル版について宣言されたもので、日本向けモデルでも7年保証となるかは不明です。日本のGalaxyスマホは携帯電話キャリアが販売する割合が高いため、長期サポートができるかは携帯電話キャリア次第なところもあります。

 

サムスン電子ジャパンでは1月18日から、Galaxy S24シリーズのグローバル版を「Galaxy Harajuku」と「Galaxy Osaka」で展示しています。実機で使い心地を確かめたいという人は、訪れてみてはいかがでしょうか。

 

【Galaxy S24フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

【Galaxy S24+フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

【Galaxy S24 Ultraフォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

TSMC、「2nm半導体プロセス」の製造計画は順調! 待ってろアップル

台湾のTSMCは「2nm」半導体プロセスの製造を予定通り2025年に開始する、とDigiTimes紙が報じています。2nmプロセスで製造されるチップはアップルの次世代デバイスに導入されるといわれています。

↑TSMCを注視するアップル

 

半導体製造技術におけるプロセスとは、チップ(プロセッサ)の回路の細かさのことを大まかに指し、最新の「iPhone 15 ProおよびPro Max」ではTSMCの3nmプロセスで製造された「A17 Pro」が搭載されています。これまで、アップルはTSMCの最新プロセス技術を他社に先駆けて採用し、自社のチップ製造に活用してきました。

 

DigiTimesによれば、TSMCは早ければ2024年4月にも2nmプロセス用の設備の導入を開始するそう。2025年に製造される2nmプロセスのチップも、アップルのデバイスにすぐに搭載される可能性が高いとしているのです。

 

TSMCの次世代チップ技術に関しては、英フィナンシャル・タイムズ紙も、2nmプロセスの2025年の導入に向けて試作品がデモされたと報じています。2nmで製造されるチップを搭載したiPhoneやiPad、Macがどれだけ速くなるのかを、楽しみにしたいものです。

 

Source: DigiTimes via MacRumors

次期iPad Proの「有機ELディスプレイ」、4月発売に向けて生産開始!

次期「iPad Pro」向けの有機ELディスプレイの生産が、4月の製品出荷に向けて開始された、と韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑ディスプレイの生産は始まっている

 

次期iPad Proに有機ELディスプレイが搭載されることはこれまで何度も報じられており、画面の大型化やディスプレイ性能の向上が期待されています。一方で、本体価格がかなり高騰するとの気になる予測も登場しています。

 

The Elecによれば、最近LGディスプレイが13インチモデルの次期iPad Proの有機ELディスプレイ部品の製造を開始した一方、サムスンも11インチモデルのディスプレイ部品の製造を今週開始する予定とのこと。そして、4月の製品発売に合わせて3月頃に量産が開始されるといいます。

 

次期iPad Proの登場時期については、ブルームバーグのマーク・ガーマン記者も「2024年3月に発売される」と報じています。同時期には、12.9インチモデルを含む次期「iPad Air」も登場するかもしれません。

 

すでに「Apple Watch」や「iPhone」で有機ELディスプレイを導入しているアップル。その美しい画面表示が次期iPad Proにやってくると思うと、実に楽しみです。

 

Source: The Elec via MacRumors

2023年のスマホ出荷台数、アップルが初めてサムスンを上回る!

2023年のスマートフォン出荷台数において、アップルがサムスンを上回ったことが調査会社IDCによって判明しました。

↑ついに出荷台数でサムスンを超えたiPhone

 

その10年前となる2013年では、ノキアが1位、サムスンが2位で、アップルはトップ5にも入っていませんでした。今回のIDCの調査は、スマホの出荷台数でサムスンの首位が13年ぶりに陥落し、アップルが初めてサムスンを上回ったことを意味します。

 

IDCによれば、2023年のスマホの出荷台数のシェアは、アップルが20.1%、サムスンが19.4%だったとのこと。アップルは上位3社の中で唯一前年比プラスを達成し、出荷台数を2億2630万台から2億3460万台に伸ばしています。

 

IDCのリサーチディレクターは、「2023年後半には新興国での急成長に後押しされたTranssionやXiaomiの成長もあったが、最大の勝者は明らかにアップルだ」と語っています。「iPhone 14」や「iPhone 15」の売れ行きが好調だったことも、その一因となっている模様。

 

iPhoneビジネスは、アップルの業績をまだまだ支えていきそうです。

 

Source: IDC via MacRumors

3000円台でロングバッテリーのスマートバンド「Xiaomi Smart Band 8 Active」発売

シャオミ・ジャパンは、スマートバンドのエントリーモデル「Xiaomi Smart Band 8 Active」を発売しました。市場想定価格は3480円(税込)。

 

Xiaomi Smart Band 8 Activeは低価格ながら、大きめのディスプレイとロングバッテリーが特徴のスマートバンドです。従来のXiaomi Smart Band 8に比べて約10.5%大きい、1.47インチのディスプレイを搭載。また、バッテリー持続時間は最大約14日間で、常時点灯させた状態でも最大6日間持続するとのこと。加えて、急速充電にも対応しており、約2時間でフル充電が可能としています。

 

ヘルスケア機能としては、血中酸素飽和度レベル測定のほか、心拍数や睡眠、ストレスレベルのモニタリングなどが可能。また女性の健康管理にも役立てられるといいます。

 

スポーツにおいては、50種類以上のモードをサポートし、運動時間と消費カロリーを記録します。さらに、50m防水にも対応しているため、水泳でも使用できます。

 

本体サイズは42.81×25.42×9.99mm、重さは約14.9g。ディスプレイの素材は強化ガラスを採用し、ストラップ素材はTPU熱可塑性ポリウレタンとなっています。

 

なお、1月21日まで早割キャンペーンを実施中。期間中にXiaomi公式ストア、Amazon、楽天市場で2980円(税込)で販売しています。より手を出しやすい価格なので、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。

マイクロソフト、高度な生成AIアシスタント「Copilot Pro」を個人向けに提供開始!

マイクロソフトは、これまで企業向けに提供してきた高度な生成AI機能を、個人向けの有料サービス「Copilot Pro」として提供することを始めました。費用はユーザー1人当たり月額3200円で、クリエイターやパワーユーザー向けと位置づけています。

↑あなたのしもべになりたい(画像提供/Microsoft)

 

すでにMicrosoft 365 PersonalまたはHomeを契約している場合、追加で月額3200円を支払うと、Mac、Windows、iPadのOfficeアプリでCopilot Proをすぐに利用できるようになります。

 

Copilot ProはMicrosoft 365アプリに統合され、プロンプト(指示文)からプレゼンテーションのスライド全体を作ったり、文章を下書きしたり、メールを要約したりすることが可能。Word、PowerPoint、Outlook、OneNoteで利用できますが、Excelだけはプレビュー版で英語のみ使えます。

 

OpenAIの最新モデル「GPT-4 Turbo」も利用可能。混雑時にも優先的にアクセスすることができ、より高速なパフォーマンスを実現しているようです。

 

さらに、DesignerのImage Creatorによる画像生成機能も強化。 1日100ブーストの高速化を実現し、より詳細な画質と横長画像フォーマットを出力できます。

 

一方、「Copilot GPT Builder」も近日公開予定。簡単なプロンプトを入力するだけで、カスタム版のCopilot GPTを構築できるようになります。これはカスタム版のChatGPTを作れる、OpenAIの「GPT Builder」 に相当するものでしょう。

 

iOSおよびAndroidスマートフォン向けのCopilotアプリは、各アプリストアで提供されています。これまで以上に身近に、かつ実用的に生成AIと付き合えると期待したいところです。

 

Source:Microsoft(1),(2) 

via:The Verge

最新版「Android用Googleマップ」、トンネル内でも位置情報の取得が可能に!

これまでのGoogleマップは、運転中にトンネルに入ると位置情報が止まってしまい、役に立たなくなることがありました。これは地下ではGPSの信号が届きにくくなるためです。

↑トンネルに入っても安心

 

しかし、最新版のAndroid用Googleマップでは「Bluetoothトンネルビーコン」がサポートされるようになり、トンネル内でも位置情報が取得できるようになりました。

 

実はBluetoothビーコンは、新しい技術ではありません。Google傘下のカーナビアプリWazeは、ニューヨーク、シカゴ、パリ、ブリュッセルなどの大都市を含む世界中のトンネルで、以前から同技術を採用していました。

 

Googleは、このWazeビーコン・プログラムが「GPS信号が届かない地下のドライバーにシームレスなナビゲーションを提供し、位置情報サービス、ドライバーの安全性向上、トンネル内のリアルタイムのイベントの可視性を確保する」と説明しています

 

さて、最新版のAndroid用Googleマップには、「設定」>「ナビの設定」>「運転オプション」内に「Bluetooth トンネル ビーコン」が追加されており、そこでは「Bluetooth トンネル ビーコンをスキャンし、トンネル内での位置情報の精度を改善します」と述べられています。

↑最新版のAndroid用Googleマップ

 

この機能は2023年10月頃、一部のユーザー向けに初めて表示されていましたが、現在では広く利用できるようです。iOS版Googleマップでは、記事執筆時点では利用できません。

 

Source:SmartDroid
via:9to5Google

お先にどうぞ。正式発表直前に「Galaxy S24 Ultra 開封の儀」が動画で流出!

まもなくサムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズが、新製品発表イベント「Galaxy Unpacked 2024」で登場する見通しです。

↑まもなく最新版が登場するが…(画像はGalaxy S23 Ultra)

 

実際に手に取ったハンズオン動画も公開されていましたが、今度は新品を開封する動画がネット上に登場しました。

 

信頼性の高いリーカーのIce Universe氏は、もともとはTikTokに投稿されたらしき「サムスンS24 Ultra 開封の儀」と称する動画を中国SNSのWeiboに転載。そこでは本体色がチタニウム・グレーの物を開封していますが、ほかにもチタニウム・バイオレットやチタンイエローの2色も確認できます。

↑サムスンS24 Ultra 開封の儀(画像提供/@syhtele_samsung/TikTok)

 

先日のハンズオン動画にもあった、端が角張ったフラットディスプレイも再確認されました。サムスンが長年にわたり採用した曲面ディスプレイではなくなり、いよいよデザインの変更がもたらされるようです。

 

一方、サムスンの未発表製品に詳しいSammobileは、メキシコのあるWebストアに掲載された「Galaxy S24」(アンバーイエロー)の写真を掲載。その価格は128GB版が1万6499ペソ(約14万1000円※)、256GB版が1万7999ペソ(約15万4000円)とされ、概ねGalaxy S23と同じ価格のようです。

※1ペソ=約8.6円で換算(2024年1月17日現在)

 

ただし、販売ページには128GB版が10台、256GB版が4台限りと書かれており、かなり品薄であることがうかがえます。

↑メキシコのあるWebストアにも掲載された

 

これらが本物だとは限らず、単にネットで拾った動画と噂をもとに「とりあえず作ってみた」可能性もあります。とはいえ、製品の画像はリークされた数々の情報と一致している模様。

 

Galaxy S24シリーズは全モデルとも最新プロセッサー(Snapdragon 8 Gen 3あるいはExynos 2400)を採用し、「電話中の同時通訳」などAI機能を搭載。画面のピーク輝度も2600ニトに達するほか、タッチ反応も10%以上速くなるとの予想もあります。正式発表を楽しみに待ちましょう。

 

Source:Weibo,Sammobile
via:Wccftech

最新Apple Watchから重要機能を削除して販売との報道……特許紛争の影響で

Apple(アップル)が、米国で販売されている「Apple Watch Series 9」「Apple Watch Ultra 2」から、血中酸素濃度の計測アプリを削除して販売する可能性が、裁判所資料により判明しました。

↑oasisamuel / Shutterstock.comより

 

現在米国では、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2の販売が中止されています。これは、同製品が医療機器メーカーMasimo(マシモ)の特許を侵害したとして、アメリカ国際貿易委員会(ITC)により輸入禁止措置が取られたことが原因です。

 

そしてMasimoが連邦巡回区控訴裁判所に提出した資料によれば、Appleは現在「血中酸素の測定機能を含まないApple Watch」を準備しているそう。この変更により、前述の米国における輸入禁止措置が回避できるものと予測されます。

 

さらにBloomberg(ブルームバーグ)のMark Gurman記者は、このような変更を加えたApple Watchが、すでにAppleの小売店に出荷されているとのこと。ただし、これがいつ発売が開始されるかどうかは不明です。また、以前に報じられたソフトウェアアップデートによる問題解決が成功するかどうかも、まだわかっていません。

 

突如降って湧いた感もある、最新Apple Watchの販売禁止騒動。日本での販売には影響は出ていないものの、今後の成り行きが注目されます。

 

Source: Scribd via MacRumors

iPhone 16 Pro/Pro Maxはクアルコム最新モデム「Snapdragon X75」搭載? ただし標準モデルは前年と変わらないかも

Apple(アップル)の「iPhone 16 Pro/Pro Max」にて、Qualcomm(クアルコム)の最新モデム「Snapdragon X75」が搭載される可能性を、海外アナリストのJeff Pu(ジェフ・プー)氏が報告しています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15」では全モデルで、モデムにQualcommの「Snapdragon X70」を搭載しています。一方で2023年2月には、Qualcommは最新モデムのSnapdragon X75を発表。キャリアアグリゲーションなどの技術により、ダウンロード/アップロード速度が向上しています。さらに基板面積が25%削減され、消費電力も最大20%削減されています。

 

Pu氏によれば、iPhone 16 Pro/Pro MaxではモデムにSnapdragon X75を搭載する一方で、標準モデルの「iPhone 16/16 Plus」は引き続きSnapdragon X70を搭載するとのこと。これにより、Proモデルと標準モデルとの間で通信速度の差別化が実現するようです。

 

一方でAppleは、自社で5Gモデムを開発しているとも噂されています。しかしこちらはプロジェクトが難航しており、搭載製品の登場は2025年以降になりそう。今年の新型iPhoneも、モデム部品は引き続きQualcommから提供されることになりそうです。

 

Source: MacRumors

「iPhone 16/16 Plus」は8GB RAM搭載? Wi-Fi 6Eをサポートするかも

今年のリリースが期待される「iPhone 16/16 Plus」にて、8GB RAMの搭載と「Wi-Fi 6E」のサポートが、海外アナリストのJeff Pu氏により報告されています。

↑MacRumorsより

 

現行モデルの「iPhone 15/15 Plus」では6GB RAMを搭載し、「Wi-Fi 6」をサポートしています。一方で上位モデルの「iPhone 15 Pro/Pro Max」は8GB RAMを搭載し、より高速なWi-Fi 6Eをサポートすることで、差別化をしています。

 

Pu氏の報告によれば、iPhone 16/16 Plusは8GB RAMを搭載し、Wi-Fi 6Eに対応することで、iPhone 15 Pro/Pro Maxに匹敵するスペックとなります。一方でiPhone 16 Pro/Pro MaxのRAM容量は8GBに据え置きとなるものの、「Wi-Fi 7」へのサポートが噂されています。

 

RAM容量が増えることで、アプリやゲームのスムーズな動作が期待されます。iPhone 16/16 Plusは、上位モデルとそれほど遜色のない性能となるのかもしれません。

 

Source: MacRumors

2025年の「Galaxy S25」シリーズ、CPU性能が「iPhone 16 Pro」を上回る? Cortex CPUコアが大幅に進歩かも

iPhoneのCPU性能は、Androidスマートフォンよりも常に優位に立ってきました。クアルコムの最新ハイエンドチップSnapdragon 8 Gen 3も、少なくともシングルコア性能ではiPhone 15 Pro搭載のA17 Proにかなりの遅れを取っています

↑2025年、ついに上回る?

 

しかし、2025年の「Snapdragon 8 Gen 4」を搭載したAndroidスマホは、プロセッサーの設計を行うArmの技術進歩により、「iPhone 16 Pro」の性能を上回る可能性が浮上しています。

 

現状、ハイエンドAndroidスマートフォンのプロセッサーは全て、ArmのCortex CPUコアを使っています。たとえばSnapdragon 8 Gen 3はCortex-X4を搭載する、という具合です。

 

さて市場調査会社Moor Insights and Strategyの報告書によれば、Armは2025年に「最高のスマートフォンCPUコアを実現するという大胆な計画」を持っているそうです。

 

コードネーム「Blackhawk」と呼ばれる次期Cortex CPUコアは「過去5年間で最大の前年比性能アップ」をもたらすと期待されるとのこと。つまり、ここ5年間で最も性能の伸びしろが大きいというわけです。

 

さらに目標とするのは「Arm設計のプロセッサーとArmカスタム実装との性能差をなくす」こと。アップルのA17 Pro等もArm設計を使っていますが、それを実際のプロセッサーに実装するのが非常に巧く、同じくArm設計に基づくAndroid向けチップに差を付けている。そのギャップを解消しよう、というわけです。

 

このCortex-X5 CPUコアは、ほとんどのGalaxy S25シリーズに搭載されるサムスン独自開発の「Exynos 2500」等に使われる可能性が高いとのこと。毎年のGalaxy Sシリーズには、サムスン独自開発のExynosシリーズと、クアルコム製のSnapdragonシリーズが搭載される傾向がありますが、2025年にはExynos採用モデルの比率が高まる見通しです。

 

それ以外のGalaxy S25シリーズには、クアルコムの「Snapdragon 8 Gen 4」が採用されると見られています。こちらも自社開発の「Oryon」を採用し、アップル独自開発チップのシングルコア性能を上回る可能性があります。

 

この予想が正しければ、ついにGalaxy SシリーズなどAndroidスマホが、フラッグシップiPhoneにCPU性能で完勝することになります。もっともアップルも独自の技術革新により、さらなるパワーアップを遂げるかもしれません。

 

Source:Moor Insights and Strategy
via:Sammobile

常識破りのノートPC! 2つのディスプレイを備えた「Yoga Book 9i Gen 8」は使いこなせるのか?

↑Lenovo Yoga Book 9i Gen 8

 

SF映画などでは、物理キーボードではなくディスプレイを直接操作するような装置が登場することがあります。現代でいうところのタブレットやスマホに近いですが、もしノートPCのキーボード部分が全部ディスプレイになったら?

 

そんなロマンをカタチにしてしまったのが、2023年12月にレノボから登場したノートPC「Yoga Book 9i Gen 8」。公式サイトでは2-in-1のノートPCと銘打ってますが、いざ使ってみると2-in-1どころか3-in-1にも5-in-1にもなりえる、とてもマルチなデバイスでした。

 

デュアルスクリーン+αな操作性を実現

↑一見するとシンプルなノートPCですが…

 

天面には「Lenovo」と「YOGA」のロゴが落ち着いた印象で配置されています。しかし、ディスプレイ側を見てみると……。

↑13.3型のOLEDディスプレイを2枚搭載

 

物理キーボードが搭載されていない! その代わり、メインディスプレイと同じ2880×1800ドットのディスプレイがキーボードの部分にも配置されています。どちらの画面もタッチに対応し、まるでタブレットのように操作が可能。

 

下画面には「Virtualキーボード」と「Virtualタッチパッド」を表示でき、これらを使えば一般的なノートPCに似た操作性が得られます。もちろんキーボードに物理的な手応えはありませんが、タブレットなどのソフトウェアキーボードに比べて横に広いおかげか、見た目ほど操作性は悪くありません。

↑8本指で画面をタッチすると、キーボードとトラックパッドが出現

 

それでは、このYoga Book 9i Gen 8がどれだけの可能性を秘めているのか、トランスフォームの一端をお見せしましょう。

 

見よ、この変幻自在っぷり!

まずは、画面を360度折りたたんでタブレットスタイルに。この状態では上画面のみが起動し、下画面はブラックアウトします。縦or横方向へのフリップも可能で、片手や立ちながらでの操作もお手の物です。

↑Yogaシリーズ伝統の360度フリップ。重量は約1.34kgと、片手で支えられる重さです

 

ディスプレイを前後に展開し、テントモードとして使うことも。タブレットスタイルをスタンドで立てている感覚でも使えますね。さらにこのままぺたんと180度展開すれば、ディスプレイを相手側と手前側にそれぞれ向けることができます。プレゼンにも便利。

↑ヒンジの固定力は充分で、滑り落ちる感覚もなし

 

上画面と下画面を繋ぐヒンジパーツには厚みがあり、高い保持力があります。2枚のディスプレイを繋ぐ役割がある重要なパーツですね。名門オーディオブランドのBowers&Wilkinsが監修したスピーカーを搭載しており、Dolby Atmosにも対応。

↑ヒンジはサウンドバーの役割も兼ねています

 

↑左右のどちらからでも充電ができます

 

本体の左側面の様子。左から電源ボタン、Webカメラのプライバシーシャッター、それからThunderbolt 4端子が2口用意されています。右側面にもThunderbolt 4端子が1口あるので、合計3口のType-C端子が備わっていることに。

 

また、Yoga Book 9i Gen 8にはワイヤレス接続の物理キーボードとスタイラスが付属し、さらにそれらを収納できる専用ケースもセットになっています(ケースの中にキーボードが収納されています)。

↑キーボードとペンを収納可能なフォリオケース

 

↑物理キーボード派にはうれしいセッティング

 

ワイヤレスキーボードを使えば、下画面をキーボードではなくディスプレイとして使うことも。ケースにはマグネットが仕込まれていて、キーボードやPC本体がしっかりと固定されます。

 

さらに、このケースはPCのスタンドにもなるんです。写真のような形状にしてやると……。

↑まるで折り紙のように折り目に沿って畳み込めます

 

↑このスタイルで仕事をしていると、驚かれること間違いなし

 

PC本体をスタンドに立てかけて、大きな縦画面として自立させることも! ちなみに上画面と下画面をひとつの画面として、縦に長くブラウジングすることもできます。

 

縦に置けるなら、もちろん横向きに置くことも。まるで書見台のようなこの見た目、とてもテンションがあがりますね。

↑読書や資料読みにはこのスタイルがオススメ

 

↑PCが倒れてこないのはこのパーツのおかげ

 

キーボードが置かれている上部には、写真でわかるようにPCを自立させるための支えがあります。手でわざと押した程度ではPCが落ちることはありませんでした。

 

ここで紹介した以外にも、下画面に直接キーボードを置いて「物理キーボード+Virtualタッチパッド」のような一般的ノートPCスタイルにしたり、Virtualキーボードだけを表示するスタイルにしたりと、さまざまなスタイルでの操作が楽しめます。

 

筆者が数えてみた限りでは、10通りのスタイルを発見できました。つまり、10台分のデバイスが本機に詰まっているということに。直販の価格で38万2800円(税込)と、ノートPCとしてはかなり高価ですが、10台分と言われるとアリな気がする価格に見えてきます。

 

実際にYoga Book 9i Gen 8を数日ほど使ってみましが、スタイルの変更はかなり有用だと感じました。タブレットにして寝転びながら動画を見たり、仮想キーボードで簡単な検索をしてみたり、1枚の大画面として活用してみたり。いままでのノートPCの形状にとらわれない、より自由な使い方が楽しめました。

 

奇抜すぎるトランスフォームの恩恵は?

さまざまなスタイルで操作できるのはわかりましたが、肝心の操作性や仕事への生産性の部分はどうなのか。今度は実践的な部分をチェックしてみましょう。

↑簡単な文字入力なら物理キーボードなしでもOK

 

筆者がよく活用したのは、下画面に表示させるVirtualキーボードとVirtualトラックパッド。検索にしてもメッセージアプリの返信にしても、文字入力が欠かせません。かといってわざわざ物理キーボードを持ってくるのも面倒。

 

VirtualキーボードとVirtualトラックパッドは、下画面を8本指でタップすると瞬時に呼び出せます。また、3本指でタップするとトラックパッドだけを表示でき、ブラウジングやフォルダ操作をしたいときにはこちらも便利でした。

 

タッチ操作でも充分ではありますが、タッチ操作orトラックパッドorキーボードとトラックパッドと、複数の選択肢から選べるのはユニークですね。

 

ペンを使えばメモアプリやクリエイティブ系のソフトを活用することも。こうして下画面で描画できるようにしておけば、たとえば上画面で資料を見ながら気になる点をメモしたり、オンラインプレゼンを聞きながらメモを取ったりといったこともできます。今回はテストできませんでしたが、「CLIP STUDIO PAINT」のようなペイントソフトと組み合わせても活用できそうな予感です。

↑アプリ「Smart Note」を起動し、ペンで描画

 

しかし「たくさんスタイルがあっても、操作性が覚えきれないのでは……?」という意見もさもありなん。筆者もそう思っていましたが、そこは専用のアプリがサポートしてくれました。

↑タッチの操作方法や設定はいつでも確認可能

 

アプリ「User Center」からは、Virtualキーボードの呼び出し方や下画面の挙動などがいつでも確認できます。「下画面のタスクバーにあるアプリをタッチすると、選んだアプリが下画面に移動する」など、細かい挙動も変更可能です。自分にあった設定を追い込めそうです。

 

ノートPCの進化先のひとつを提示してくれるモデル

かなり尖ったコンセプトのモデルでありながら「意外と活用できちゃった」というのが正直な感想です。2画面があっても使いこなせないかもと考えていましたが、あったらあったで何かしら使えちゃうな、という感じ。

↑本格的に実用するならこのセットで持ち歩くことになりそうです

 

ただ、Virtualキーボードが便利とはいえメインで使うには物足りないのも事実。そうなるとキーボードも持ち歩きたいし、なんならマウスも欲しくなる。こうなると結局荷物が増えてしまうなとも感じました。2-in-1的なマルチデバイスは「これ一台でOK」的な身軽さも魅力だと思うのですが、キーボード+ケース+マウスなど、作業効率を求めると外部デバイスが欲しくなってしまうのは現状のノートPCと変わらない点ですね。

 

個人的には仕事PCとは別で、サブ機としての可能性を感じています。それこそ一台でタブレットにもPCにもなる利点が活かせるし、なんならメインPCを補佐する情報表示用サブディスプレイとして、13.3型×2枚の大画面表示はとても心強い。ノートPCの可能性は、まだまだ広がりそうです。

 

製品名:Yoga Book 9i Gen 8

CPU:インテル Core i7-1355U プロセッサー

メモリー:16GB

ストレージ:1TB (NVMe接続/M.2)

本体サイズ:約幅299.1×奥行き203.9×高さ15.95mm

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

ファミリーや年配向けの大画面、LAVIEから16型と15.6型ノートPC登場

NECパーソナルコンピュータは1月16日、個人向けノートPC「LAVIE N16」「LAVIE N15(N1577/HAL)」を発表。1月18日から順次販売を開始します。

↑LAVIE N16

 

新モデルはどちらもファミリー層や年配層に向けたノートPCです。LAVIE N16は、アスペクト比16:10の16型ディスプレイを搭載したモデル。WUXGA(1920×1200ドット)の解像度を実現しているほか、4辺狭額縁を採用しているため、大きくて美しい画面で作業できるとしています。

 

ラインアップはAMD Ryzen 7-7735U プロセッサー、インテル Core i7-1255U プロセッサー、インテル Core i3-1215U プロセッサーを搭載した、3モデルをそろえます。AMD Ryzen 7-7735U プロセッサーを搭載するN1675/Hシリーズは、16GBメモリー、512GB SSDという構成。バッテリーは約14.9時間(JEITA 2.0)となっています。

 

また、インターフェイスは共通で、USB3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、 HDMI出力端子×1をそろえているほか、AMD Ryzen搭載モデルはドライブにブルーレイドライブを、インテルCPU搭載モデルはDVDスーパーマルチドライブを搭載しています。

 

なお、新たにカラバリとしてオリーブグリーンを追加。Z世代への調査で人気色だったことがわかったことから、ラインアップに加えたそうです。

↑オリーブグリーンカラーのモデル

 

市場想定価格はAMD Ryzen 7-7735U プロセッサー搭載のN1675/Hシリーズが21万9780円(税込)前後、インテル Core i7-1255U プロセッサー搭載のN1670/Hシリーズが20万3280円(税込)前後、インテル Core i3-1215U プロセッサー搭載のN1635/Hシリーズが17万280円(税込)前後です。

 

LAVIE N15(N1577/HAL)は、インテル Core i7-1360P プロセッサーと外付けグラフィック(Intel ARC A350M)を搭載した、15.6型ディスプレイのノートPCです。このほかのスペックは16GBメモリー、512GB SSDを採用しています。

↑LAVIE N15(N1577/HAL)

 

インターフェイスは、USB3.2(Type-C)×1、USB3.2(Type-A)×2、HDMI出力端子×1をそろえています。

 

市場想定価格は23万6280円(税込)前後です。

社会人も学生もターゲット。FMVから手頃な14型モバイルノートPC「MHシリーズ」登場

富士通クライアントコンピューティングは1月16日、2024年の春モデルとしてノートPC「MHシリーズ」の新モデル「MH55/J1」を発表しました。1月18日から提供を開始します。想定価格は17万円強(税込)です。

 

MHシリーズは14型のモバイルノートPC。現行モデルからディスプレイの性能やスペックなどが進化しています。

 

ディスプレイの解像度はWUXGA(1920×1200)ドットに向上。加えて、アスペクト比は16:10にしたうえ、画面占有率を87.4%としており、現行シリーズから表示画面が大きくなっています。

 

スペック面の進化では、PDDR5-5500のメモリーを搭載。現行シリーズが搭載していたDDR4から消費電力を抑えつつ性能アップが図られています。

 

またクリックパッドを大型化したほか、Webカメラの解像度をフルHDにしたうえにカメラシャッターを搭載するなど、使い勝手も向上しています。

 

スペックは、AMD Ryzen 5 7520U モバイル・プロセッサー、16GBメモリー、256GB SSD(PCIe接続)。またインターフェイスはUSB3.2(Gen2)Type-C×2(USB Power DeliveryおよびDisplayPort Alt Mode対応)、HDMI出力、ヘッドホン出力/マイク入力などを装備しています。本体サイズは313.4×223×19.8~20.4mmで、重さは約1.3kg。

 

なお、FMVならではのタイピングしやすいキーボードや、AIメイクアプリ「Umore」は変わらず採用されています。

 

FMVのなかでは仕事でも学業でも対応できるとうたうモデル。手頃な価格で国内メーカーの製品がほしい人の選択肢になる製品といえそうです。

 

また、MHシリーズのWeb直販モデル「WMB/J1」と、15.6型ディスプレイのAHシリーズ「WA3/J1」も同時にリリース。こちらは1月16日から富士通ショッピングサイト「WEB MART」で受注を開始しています。

「Galaxy S24」シリーズ、全モデルとも「電話中の自動通訳」はバッチリ? 公式資料らしき画像がリーク

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズは1月18日深夜3時の「Galaxy Unpacked」イベントにて、あと数日で正式発表される見通しです。

↑「Galaxy AI」のリアルタイム翻訳が気になるところ

 

従来通り「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」の3機種構成であり、「Galaxy AI」こと生成AI機能が強力であるとの噂が相次いでいましたが、それを補強する公式マーケティングらしき画像がリークされました。

 

信頼性の高いリーカーEvan Blass氏は、Galaxy S24シリーズ全モデルに関わる画像をX(旧Twitter)にポスト。この投稿は削除済みですが、米9to5GoogleやWccftechなど複数のメディアが目撃し、画像を保存した上で再公開しています。

 

これらは「削除された事情」があると推測されるため、画像そのものは転載を控えさせて頂きます。

まず画像の1枚目は、Galaxy S24 Ultraを2枚重ねにしたもの。「Galaxy AI is here」(Galaxy AIがここにある)と謳い、噂のフラットディスプレイや狭くなったベゼルが確認できます。

 

そして2枚目では、標準モデルGalaxy S24とGalaxy S24に言及。カメラ性能につき5000万画素/8Kビデオ撮影/30倍ズーム(おそらくデジタルズーム併用)と書かれるほか、「Never be lost in translation again」(翻訳で迷子になることは二度とない)とのフレーズもあり。

 

これは、通話中の同時翻訳を指すものと思われます。最上位モデルのUltraでなくとも、母国語とは違う相手とストレスなく通話できるのかもしれません。

 

そして3枚目には、Galaxy S24シリーズ全モデルの画面サイズや最大輝度が2600ニトの明るさ、Ultraモデルの本体はチタン製であることが書かれています。これらは、先日のリーク情報とも一致しています

 

Galaxy S24シリーズのデザインは前S23とあまり変わらないようですが、今までのリークが本当だとすれば、日常生活から海外旅行まで手放せないガジェットになりそうです。

 

Source:Evan Blass(X) 
via:Wccftech,9to5Google

「Galaxy S24 Ultra」、噂通りフラットディスプレイを採用? ハンズオン動画が登場!

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズの発表が数日後(Galaxy Unpacked 2024)に迫るなか、最も大きな注目を集めているのが最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」でしょう。

↑Pixel 8シリーズに続き、Galaxyもフラットディスプレイに舵を切る?

 

長年にわたりサムスンのスマホは端が丸くなった曲面ディスプレイが続きましたが、Galaxy S24 Ultraではフラットディスプレイ、つまり表面が完全に平たくなり、端も角張った画面が採用されると噂されています。曲面ディスプレイは美しいものの、間違ってタッチしたり、画面保護フィルムが貼りにくかったりと、実際には使いにくいとの声もありました。

 

そんなGalaxy S24 Ultraのフラットディスプレイが確認できる、ハンズオン動画がネットで公開されています。

 

リーカーのBenlt Bruhner Pro氏は、別の著名リーカーIce Universe氏が公開したという「Galaxy S24 Ultraを手に取った動画」を転載。ケースを装着しているようですが、完全に平たくなった画面や極薄ベゼルが確認できます。

 

ここ最近、大手各社のAndroidスマホはフラット画面を採用する流れです。GoogleのPixel 8シリーズも前モデルまでの曲面からフラットディスプレイに移行しており、現在は主にVivo、Oppo、OnePlusといった中国スマホメーカーが曲面画面を続けています。

 

サムスンのGalaxy Sシリーズは、専用スタイラス「Sペン」を使って手書きノートを取ったりと、実用性が重視されています。今後も「美しさより使いやすさ」路線を進んでいくのかもしれません。

 

Source:Benlt Bruhner Pro(X) 
via:Gizmochina

「Galaxy」へ乗り換えを考えるあなたへ!特徴や強み、高性能スマホを詳しく解説

提供:サムスン電子ジャパン

 

Galaxyのスマホに興味があるものの、初めてでも使いこなせるのか、データ移行は自分でもできるのかなど不安があり、迷っている方もいるかもしれません。

 

Galaxyは、OSも機種も年々進化を続けており、従来のスマホとは別物と言えるぐらいに使いやすくなっています。Galaxyスマホに興味がある方は、ぜひ機種変更のタイミングで候補として検討してみることをおすすめします。

 

本記事では、Galaxyの特徴、乗り換えを迷っている方のよくある不安と解決方法を紹介します。

 

※本記事は、samsung.comに掲載されている記事を一部編集して転載しています。

 

Galaxyの特徴と強み

まずは、Galaxyの特徴から理解していきましょう。Galaxyの主な特徴としては、以下が挙げられます。

 

・OSがAndroidベース

・機種の種類が豊富

・カスタマイズ性が高い

・独自の便利機能が多い

 

GalaxyのOSは、Androidをベースに作られています。Galaxyの機種には、一般的なスマホに加えて、折りたたみスマホ、タブレットなどがあり、種類が豊富です。

 

また、カメラに強みのあるスマホ、ゲームがより楽しめるスマホなど機種ごとにアピールポイントも異なります。どの機種を選ぶか検討するのも楽しみのひとつとなるでしょう。

 

Galaxyはカスタマイズ性も高く、各種のランチャーアプリでホーム画面やウィジェットを自由にアレンジできます。自分好みのアプリ配置やウィジェットにレイアウトして、さらに快適な使い心地を追及できます。

 

そのほか、画面分割でマルチタスクができるマルチウィンドウや、Sペン対応の機種などGalaxy独自の強みがあります。

 

GalaxyにはSシリーズ、折りたたみスマホのZシリーズ、ミドルモデルのAシリーズなどがありますが、この記事ではフラッグシップモデルである「Galaxy S23」「Galaxy S23 Ultra」に焦点をあてて、人気機種の特徴や強みも紹介します。

 

「Galaxy S23 Ultra」の場合

Galaxy S23 Ultra」はGalaxyのなかでも最上位のスペックを誇る機種です。主な特徴と強みは以下の通りです。

 

・2億画素のメインカメラ

・約8インチの大画面ディスプレイ

・シリーズ最長のバッテリー駆動時間

・Sペンに対応

 

広角のメインカメラには、Galaxy史上最大の2億画素のイメージセンサーを搭載したプロ仕様のものを搭載しています。

 

普段持ち歩くスマホで、いつでも最高クラスの写真撮影が可能です。シリーズ最高性能のカメラセンサーにより夜景や夜空などの暗所での撮影性能も従来モデルに比べて大幅に向上しています。広角メインカメラに加え、超広角、光学3倍ズーム、光学10倍ズームカメラ、セルフィ―(イン)カメラという計5つのカメラを搭載しているのも大きな特徴です。

 

画面サイズは約6.8インチと超大型で、動画もゲームも大きな画面で楽しめます。鮮やかで美しいDynamic AMOLED(有機EL)、120Hz駆動のリフレッシュレートなど、ディスプレイのスペックも最上位モデルならではの仕様です。

 

また、頭脳となるチップには、Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載し、優れた省エネ性能を発揮します。5,000mAhの大容量バッテリーでバッテリーの駆動時間はシリーズ最長です。

 

なお、「Galaxy S23 Ultra」はSペンも内蔵しています。いつでもサッと本体からSペンを引き出してメモ書きが可能です。メモはテキストに変換でき、文書へのペーストやほかの人への共有も簡単にできます。

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

Galaxy S23 Ultra」はカメラ性能、処理性能、バッテリー性能、ディスプレイなど、ほぼすべての性能と機能において、2023年登場のスマホとして最高クラスを実現している点が強みです。

 

こうした高性能なスマホが欲しい方はもちろん、今後数年は不満なく使いたい方にもおすすめですよ。

 

「Galaxy S23」の場合

次に、フラッグシップモデルでありながら、コンパクトに使えて高性能な「Galaxy S23」の特徴・強みも見ていきましょう。

 

・コンパクトで高性能

・Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy搭載

・夜景にも強い高性能カメラ

 

Galaxy S23」は、高性能でサイズがコンパクトで使い勝手が良い機種です。

 

ディスプレイは120Hz駆動に対応するDynamic AMOLED(有機EL)です。まぶしい屋外でも最適な色と明るさを維持する「ビジョンブースター」に対応し、見やすい画面で動画もゲームも楽しめます。

 

頭脳となるチップにはSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載し、「Galaxy S23 Ultra」と同様に優れた省エネ性能で長時間のバッテリー駆動時間を実現しています。処理性能も強みで、最新ゲームも快適に楽しめます。

 

カメラは高解像度センサーを搭載し、プログレードの仕様です。「Galaxy S23 Ultra」と同様に、夜景や室内などの暗所での撮影性能が大幅に強化されており、超広角カメラ、光学3倍ズームの望遠カメラ、セルフィ―(イン)カメラ搭載で、幅広い撮影に対応できる点も注目です。

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

Galaxy S23」の魅力は、片手で持てるサイズ感に高性能を凝縮させたことです。サッと取り出して素早くチャットの連絡やWebサイトなどをチェックできるのは、コンパクトだからなせる業でしょう。

 

また、ポケットに入れても苦にならない約168gの軽さもうれしいポイントです、まさに機動力と高性能のバランスが取れたスマホといえます。

 

Galaxyへの乗り換えに関する不安要素と解消策

 

Galaxyへの乗り換えや機種購入時の不安要素として一般的に考えられる要素は、以下が挙げられます。

 

・セキュリティ・故障が心配

・故障のときの対応が不安

・データ移行ができるか不安

・今まで使っていたアプリ・サービスが使えるか心配

・AndroidへOSが切り替わることが不安

・折りたたみの機種に興味があるけど一歩踏み出しづらい

 

Galaxyでは軍事規格クラスのセキュリティ(Knox)が構築されていて、強力にデータが保護されています。また、対象機種では4世代のAndroid OSアップグレードが保証されていて、長期で安全性の高い最新OSが使えるのも安心できるポイントです。

 

データ移行については、「Smart Switch(スマートスイッチ)」アプリで簡単に行うことができます。Androidスマホはもちろん、iPhoneからでも、連絡先、写真、メッセージなどのデータを、アプリの簡単操作で転送できます。

 

使い勝手やOSの使い勝手に不安を感じている場合には、一度店頭で実機を触って操作感を確認してみることをおすすめします。また、iPhoneで使えるウェブブラウザアプリの「Try Galaxy」なら、今すぐお手持ちのiPhoneでGalaxyの使い勝手を体験可能です。

 

Galaxyは、Galaxy向けにOSのUIをカスタマイズした「One UI」が採用されています。独自機能を多数搭載しながら操作はシンプルでわかりやすいので、iPhoneから乗り換えの方もすぐに使いこなすことができるでしょう。

 

そのほか、Galaxyでは、「Galaxy Z Fold5」や「Galaxy Z Flip5」などの折りたたみスマホもリリースしています。折りたたみスマホに興味がありつつも、広告やレビューだけでは一歩踏み出しづらいという悩みを持つ方も少なくないかも知れません。

 

折りたたみスマホの購入を迷っている方は、まずは実機を触ってみると良いでしょう。原宿にあるGalaxyのショーケース「Galaxy Harajuku」や、ドコモやau、楽天モバイルのキャリア店舗、家電量販店などで実機の取り扱いがあります。実機を触ってみると、折りたたみスマホにしかない使い方や、20万回の開閉テストに耐える耐久性の高さが実感できるはずです。

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

機種変更でとくに大変なのはOSが変わることでしょう。ほかにはない折りたたみスマホなどの魅力的な機種があったとしても、慣れないOSだからと言って諦めてしまう人も多いはずです。

 

OSが変わることに不安を抱えている方は、GalaxyのUIや一部カメラ機能、データ移行アプリの「Smart Switch」の使い勝手をiPhoneのウェブブラウザで無料で試せる「Try Galaxy」の活用をおすすめします。

 

Try Galaxy」はiPhone使用の方限定ですが、このWebアプリを使って購入前に体験すると機種変更へのハードルをグッと下げることができますよ。

 

Galaxyがおすすめな理由

 

Galaxyがおすすめな理由は主に以下の通りです。

 

・処理性能が高く、普段使いでもゲームでもサクサク使える

・カメラ性能が高く、写真がもっと楽しめる

・デザインとUIが洗練されている

・機能が細かいところまで行き届いている

 

GalaxyはSシリーズ、Z Foldシリーズ、Z Flipシリーズなど圧倒的にスペックの高いモデルも多く、処理性能、カメラ性能、ディスプレイの品質など、スマホ選びで性能は妥協したくない方にマッチします。

 

洗練されたデザインやUIも、多くのユーザーがGalaxyを選ぶ理由のひとつです。機能面も行き届いていて、細かなサービスや使い勝手にこだわりたいと考えている方にもぴったりです。

 

Galaxyへの乗り換え方法・データ移行

また、Galaxyへの機種変更では、「Smart Switch」アプリで簡単にデータ移行が可能です。

 

Galaxyはもちろん、iPhoneや他社のAndroid端末からでも、連絡先、写真、メッセージなどを3ステップで簡単に移行できます。「Smart Switch」アプリでは、ワイヤレス、有線接続のどちらでもデータ転送が可能です。

 

なお、デバイスのOS(AndroidまたはiOS)、OSのバージョン、接続オプションなどによって転送できるデータは異なります。

 

データ転送の流れは下記の通りです。

 

1.旧スマホと新しいGalaxyを接続

2.移行したいコンテンツを選択、自動的に転送開始

3.あとは移行完了を待つだけ!

 

Galaxyに乗り換えるならSシリーズがおすすめ!

Galaxyのフラッグシップモデルは、Sシリーズ、Z Foldシリーズ、Z Flipシリーズの3つです。Galaxyに乗り換えるなら、Z Fold/Z Flipシリーズとともに、Sシリーズは強くおすすめです。

 

Sシリーズの最新モデルは、最新スペックがコンパクトに詰め込まれた「Galaxy S23」と、超大型サイズで最高級のスペックに対応した「Galaxy S23 Ultra」の2機種です。目的や求めるスペックに合わせて機種を選んでいきましょう。

 

▼「Galaxy S23 Ultra」の注目ポイント

・2億画素のイメージセンサーや光学10倍望遠ズームカメラを搭載したプロ仕様のカメラ

・約6.8インチ、120Hz駆動のDynamic AMOLED(有機EL)ディスプレイ

・シリーズ最長のバッテリー駆動時間

・内蔵のSペンでサッとメモが取れる

 

▼「Galaxy S23」の注目ポイント

・コンパクトで高性能

・Snapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxy搭載

・120Hz駆動、ビジョンブースター対応の高品質ディスプレイ

・広角・超広角・光学3倍ズームカメラ搭載で、夜景にも強い高性能カメラ

 

より本格的な写真撮影やゲームを楽しみたい方は「Galaxy S23 Ultra」、コンパクトで持ちやすさと高性能を兼ね備えた機種を選びたい方は「Galaxy S23」がおすすめです。

 

Galaxyへの乗り換えをお考えの方はぜひ「Galaxy S23 Ultra」や「Galaxy S23」をご検討ください。

 

Galaxyスマホの詳細はこちら

 

【監修】GetNavi web

 

ただメモするだけじゃない! Galaxy「Sペン」の特徴と便利な使い方4選

提供:サムスン電子ジャパン

 

Galaxyの一部スマートフォン(Sシリーズの「Ultra」やZ Foldシリーズなど)やタブレットで使用可能なスタイラスペン「Sペン」。Sペンを内蔵するGalaxyスマホなら、本体からSペンを取り出してサッとメモができます。メモ帳やボールペンを持ち歩くことなく、いつでも手書きのメモが取れる点が大きな魅力です。

 

また、メモがテキスト変換できたり、Sペンがカメラのシャッター代わりになったりとプラスアルファの機能も多く、日常生活からビジネスシーンまで幅広い場面でSペンが活躍してくれます。

 

本記事では、Sペンの特徴とSペン内蔵のGalaxyスマホの活用シーンを一挙に紹介します。

 

※本記事は、samsung.comに掲載されている記事を一部編集して転載しています。

 

Sペンの特徴と強み

まずはSペンのスペック面の強みをご紹介します。

 

・4,096段階の筆圧感知に対応

・ワコムの電磁誘導方式(EMR)による自然な書き味

・ジェスチャー操作に対応

 

Sペンでの筆記は4,096段階の筆圧感知に対応し、思い通りに線の太さを調整できます。

 

また、Sペンは、モバイル用電子ぺンシステムなどを開発する国内メーカーのワコムが特許を取得した電磁誘導方式(EMR)により、紙の上でペンを使っているような自然な書き味を実現しています。EMRでは画面のタップや図・文字などを書く際に電源・充電が不要なので、電力供給による消耗や破損などのトラブルもありません。

 

そのほかにも、カメラのシャッターを切るといったジェスチャー操作(エアアクション)にも対応しています。メモやイラスト以外のところでも、Sペンが活躍してくれます。

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

大画面化が進み続けているスマホにおいて、文字入力はペンの方が有利な場合があります。ちょっとしたメモを取りたいときに、両手でフリック操作するよりもペンで書いた方が速いのは想像つくでしょう。

 

とくに大画面スマホにペンはあってほしい存在ですが、ペン内蔵の機種は2024年1月1日現在、Galaxy以外にほとんどありません(Galaxy Z Foldシリーズは内蔵していない代わりにSペン対応の純正ケースなどを別売りしています)。大画面スマホを選ぶ方にとってSペン内蔵のGalaxyは、使い勝手の面でひとつ頭が抜けているわけです。

 

Sペン内蔵のGalaxyスマホの具体的な活用シーン4選

Sペン内蔵のGalaxyスマホの具体的な活用シーンを見ていきましょう。SペンにはGalaxyならではの独自機能が数多くあり、日常生活からビジネスシーンまで幅広いシーンで活躍してくれます。

 

日常生活での利用シーン

Galaxy Sシリーズの「Ultra」などにはSペンがスマホに内蔵されているので、ちょっとメモを取りたいときにスマホ本体から取り出してサッとメモが取れます。

 

スリープ状態からでも、Sペンを取り出すだけですぐにメモを書き始めることが可能で、ロックを解除してアプリを起動してSペンを取り出すといった一連の動作は必要ありません。

 

書き終わったら、Sペンを収納するだけで、メモが自動的に保存されるため、保存忘れによるメモの消失も心配ありません。

 

【画面オフメモの使い方】(画像をタップすると閲覧できます)

 

【Samsung Notesの起動方法】(画像をタップすると閲覧できます)

 

そのほかにも、スクショ画像へ直接メモ書きができたり、メモした電話番号やメールアドレスをタップしてそのまま連絡ができたりなど、普段使いに役立つ機能が多数盛り込まれています。

↑<撮影端末:Galaxy S23>通常の「写真」モードで撮影。(1200万画素、望遠カメラ、F2.4、シャッタースピード1/50秒、ISO100)

 

【メモした電話番号へ発信】(画像をタップすると閲覧できます)

 

【メモしたメールアドレスへ連絡】(画像をタップすると閲覧できます)

 

普段メモは取らない人もSペン内蔵のGalaxyスマホに乗り換えれば、メモ帳やペンを持ち歩く必要なく、メモを取ることを習慣化できます。

 

ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

 

 

ビジネスでの利用シーン

ビジネスシーンでも役立つ機能が多数搭載されています。

 

たとえばテキスト化の機能が挙げられます。保存したメモを選んで「テキスト化」アイコンを選ぶだけで、書き残したメモをテキスト化できます。

 

オンライン会議でメモしたことをテキスト化して文書に載せたい、メモを職場の同僚に共有したいといった場合に、テキスト化の機能が活躍してくれます。認識率が高く、多少乱れた文字であっても高い精度でテキストに起こしてくれます。

 

【手書きしたメモをテキスト化】(画像をタップすると閲覧できます)

 

また、Sペンのエアコマンドから翻訳機能も利用できます。Sペンを引き抜いたり、Sペンのボタンを押したりするとSペンで使える機能の一覧(エアコマンド)が画面に表示されます。

 

エアコマンドから「翻訳」を選択して、翻訳したいページでSペンをかざせば、該当部分を瞬時に翻訳してくれます。英文の資料をとっさに翻訳したいシーンなどで便利です

 

そのほか、エアコマンドではルーペ機能もあります。

 

エアコマンドで「ルーペ」を選択した後に拡大したい場所にSペンを近づければ、文章を拡大表示してくれます。

 

たとえば、スマホからマニュアルを確認する際に文章が見づらいときにはルーペの機能が活躍してくれます。

 

【翻訳・ルーペ機能の使い方】(画像をタップすると閲覧できます)

 

ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

 

 

 

イラスト、デザインでの利用シーン

普段持ち歩くスマホでいつでもどこでもイラストやデザインができるのも魅力のひとつです。常に持ち歩いているスマホで気軽にイラストを描けるため、大きなタブレットよりも利便性が高いでしょう。

 

なお、Galaxyユーザーは「CLIP STUDIO PAINT for Galaxy」を6ヶ月間無料で利用できます。

 

CLIP STUDIO PAINTは、本格的なイラストにも取り組めるイラスト・マンガ・アニメーション制作アプリです。Sペンを活かした描き心地とジェスチャーで快適にイラストやお絵描きが楽しめます。

 

一般的な画像編集ソフトにはない線の描きやすさと美しさが、専用ソフトならではの強みです。

 

ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

 

 

カメラの撮影シーン

 

Sペンはカメラの遠隔シャッター(リモコン)として使用することも可能です。端末との距離が10メートルくらいであれば、Sペンのサイドにあるボタンを押すことでカメラのシャッターを切ることができます。

 

自撮りではどうしても全身の撮影は難しいですが、Sペンでの撮影なら自由な構図で撮影が可能です。

 

もちろん他人に声をかけて撮影してもらう方法もありますが、Sペンを使う方法なら誰に気を使うこともなく、じっくり時間をかけて思い通りの構図で撮影ができます。

 

また、モードの切り替え、ズーム、インアウトなどのカメラ操作もSペンによるジェスチャーで可能です。

 

 

なお、内蔵モデルではないカバー付属のSペンや「S Pen Fold Edition」ではシャッター機能を利用できないため注意しましょう。

 

【参考】Sペンをカメラのシャッターとして使用する方法を教えてください。

 

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

Sペンの活用シーンは細かく見ていくと無数にあります。アイデアがひらめいたらすぐにメモとして残す、図版と手書きのメモを追加してビジネス資料をアップデートする、撮影した写真に文字を載せてデザインにするなど、まさに多彩です。

 

Sペンを活用すると自分のクリエイティビティを刺激することにつながります。このクリエイティブな作業をしやすいという点がSペンの隠れた魅力でしょう。

 

ユーザーのSペン活用方法をご紹介!

 

【Sペン対応】Galaxyのおすすめモデル

Sペン対応のGalaxyモデルにはさまざまな機種があります。特徴ごとに分けると大きく以下の3種類があります。

 

・Galaxy Sシリーズの「Ultra」(旧・Noteシリーズ)

Galaxy Z Foldシリーズ

Galaxyタブレット

 

端末によってはSペンが別売りの場合があるため、事前に確認しましょう。

 

「スマホでメモが取りたい」「Sペンのジェスチャー機能を便利に使いたい」など気軽さや携帯性を重視するなら、Sペン内蔵モデルのGalaxyスマホがとくにおすすめです。

 

Sペン内蔵モデルは、Galaxyのなかでも最上位クラスのモデルのため、ゲームを快適に遊びたい方、最高のカメラで写真を撮りたい方にも向いているでしょう。

 

大画面のスマホをポケットに入れて持ち歩きたい方には、「Galaxy Z Fold」シリーズがおすすめです。最新の「Galaxy Z Fold5」は閉じれば通常のスマホサイズ、メインディスプレイを開けば約7.6インチのタブレットサイズで使用できます。「Galaxy Sシリーズ」よりも大きな画面で、メモやイラストを描くことができます。

 

そのほか、本格的にイラストやデザインをするなら、タブレットがおすすめです。Galaxyでは最上位モデルのタブレットとして、2023年9月に「Galaxy Tab S9」シリーズを、そのライトモデルとして、2023年10月に「Galaxy Tab S9 FE」シリーズをリリースしています。

 

「Galaxy Tab S9」と「Galaxy Tab S9 FE」は11インチ、「Galaxy Tab S9+」と「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」は12.4インチ、そして「Galaxy Tab S9 Ultra」は14.6インチの超大型サイズに対応しています。

※5G対応の「Galaxy Tab S9 FE+ 5G」はau限定、それ以外はSamsungオンラインショップなどで販売しています。

 

ぜひ目的や用途に合わせて、Sペン対応のGalaxyスマホ・タブレットを選びましょう。

 

GetNavi webから見た「ココがポイント!」

スマホのカメラで撮影した写真をひんぱんに編集する方は、「Galaxy S23 Ultra」を手にすると良いでしょう。

 

高解像度な写真を撮影できるうえに、たとえば画像編集アプリを使ってSペンで細かな修正が可能です。標準のギャラリーアプリに用意されている画像の自動切り抜き機能を活用するのもおすすめです。ほかの人とは違ったクリエイティブな画像を制作できますよ。

 

Galaxyスマホ・タブレットを詳しく知りたい方はこちら

 

【監修】GetNavi web

「Galaxy S24」シリーズ、AIで写真アプリやキーボードも大幅進化? 走り書きをメールに自動変換できるかも

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズには、強力なAI機能が搭載されると複数の情報源が伝えてきました。それはサムスン自らが「Galaxy AI」をアピールしていることが裏付けています。

Image:Samsung/YouTube

 

すでに通話中のリアルタイム翻訳や写真のAI編集機能が報じられてきましたが、さらに具体的な情報がリークされています。

 

著名リーカーのAhmed Qwaider氏によると、Galaxy S24シリーズには「サークル検索」と呼ばれる機能が搭載。写真の中のアイテムを丸く囲むだけで、検索できるようになるそうです。

 

また数々の実績あるリーカーAlvin氏は、Galaxy AIがサムスンのキーボードとノートアプリに統合されると主張。Gboard(Googleのキーボードアプリ)をずっと使ってきた人が、この機能だけで乗り換えたくなると言っているそうです。

 

具体的な機能は、ざっと次の通りです。

  • Webページの要約
  • 文章スタイルの検出と複数の文章スタイルへの変換(プロフェッショナルな口調やカジュアルな口調を含む5つの文体、または絵文字を使うことも可能)
  • ノートへの走り書きから別のフォーマットへの自動変換(プロフェッショナルな電子メール/招待状など)

 

つまり、長文ページを手短にまとめたり、砕けた口調の文章をビジネス向けに書き直したり、走り書きすれば仕事用のメールや招待状に変換してくれるというわけです。

 

これらが本当だとすれば、ふだんの仕事の効率がグッと上がるはず。サムスンの公式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:Ahmed Qwaider(X) ,Alvin(X) 
via:PhoneArena

Apple「Magic Keyboard」にファームウェア・アップデート。Bluetooth関連のセキュリティ脆弱性を修正

Apple(アップル)はワイヤレスキーボード「Magic Keyboard」のファームウェア・アップデートをリリースしました。これには、Bluetoothに関連するセキュリティ修正が含まれています。

↑Sleepy Mandy / Shutterstock.comより

 

今回配布されたファームウェア「バージョン2.0.6」では、「アクセサリに物理的にアクセスできる攻撃者がBluetoothペアリング・キーを抜き取り、Bluetoothトラフィックを監視できる可能性がある」という不具合が修正されています。

 

このファームウェア・アップデートは、標準の「Magic Keyboard」、「Magic Keyboard with Numeric Keypad」、「Magic Keyboard with Touch ID」、「Magic Keyboard with Touch ID and Numeric Keypad」を含む、Mac用のさまざまなMagic Keyboardモデルで利用可能です。

 

Magic Keyboardのファームウェア・アップデートは、キーボードがmacOS、iOS、iPadOS、またはtvOSを実行しているデバイスとペアリングされている間に、自動的にインストールされます。MacでMagic Keyboardのファームウェアバージョンを確認するには設定アプリを開き、Bluetoothをクリックし、キーボードの横にある情報ボタンをクリックすることで可能です。

 

Source: Apple, Github

「Galaxy S24」シリーズ、7年間のソフトウェア・アップデートが受けられる? Android 21(仮)も使えるかも

長らくサムスンは、自社スマートフォンに業界最長のソフトウェア・アップデートを提供してきました。が、現在ではGoogleがPixel 8シリーズに7年間のアップデートを約束したため、トップの座を譲っています。

↑「Galaxy S24」シリーズも、もしかしたら……?

 

しかし、次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズではPixel 8シリーズ並みのソフトウェア・アップデートが提供されるとの噂が報じられています。

 

海外情報サイトAndroid Healinesによれば、サムスンは「Pixel 8とPixel 8 Proで始まった、Googleのアップデート戦略を採用する」とのことです。

 

通常のソフトウェア・アップデートとは、セキュリティ更新やその他の小さめの機能追加・修正を意味しています。が、Pixel 8シリーズの場合はセキュリティ更新のほか、Android OSバージョンのアップデートまでも7年間を保証。つまり、発売から7年後も最新のAndroid OS(Android 21?)が使える可能性を示しています。

 

iPhoneもソフトウェア・アップデートが受けられる期間の長さが知られていますが、昨年配信されたiOS 17の場合はiPhone X(2017年発売)がサポート打ち切りとなりました。今回の噂が本当であれば、Galaxy S24シリーズはそれを上回ることになります。

 

iPhoneの中古買い取り価格が高めなのは、iOSアップデートが長く受けられ、息長く使い続けられることが理由の1つと見られています。今回の噂が本当であれば、Galaxy S24シリーズも、中古価格が下がりにくくなるかもしれません。

 

Source:Android Headlines
via:Wccftech

超大容量で高出力、停電でも問題なく過ごせるポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro Ultra」

EcoFlow Technology Japanは、大容量のポータブル電源「EcoFlow DELTA Pro Ultra」(以下、DELTA Pro Ultra)を発表。1月18日に発売します。

↑EcoFlow DELTA Pro Ultra

 

DELTA Pro Ultraは、これまでEcoFlowが展開してきたアウトドア向けの製品とは違い、家庭の消費電力を賄える製品です。バッテリーと専用インバーターをセットで使うもので、バッテリーは1台あたり6kWhの大容量を実現。さらに最大5台を専用インバーターに接続して使用できます。

↑バッテリーを縦に積んで拡張します

 

出力は単相2線の100V、単相3線の200Vに対応しています。また瞬間で最大9kWの出力が可能。大型のエアコンやIHクッキングヒーターから、EVの充電まで使えます。

↑家庭の使用はもちろん、現場や業務用途でも使えます

 

充電はACコンセント経由、EV充電スタンドからのほか、太陽光発電システムと接続も可能です。たとえば400Wのソーラーパネル14枚と接続して、最大5.6kWの入力があった際、天候がよければ60分で緊急時に必要な電力を供給できるとのこと。さらにソーラー充電とAC充電の組み合わせで最大7.6kWの入力もできるので、大容量バッテリーながら短時間で充電できるとしています。

↑プラグアンドプレイ方式なので、ケーブルで接続するだけ

 

↑マルチ充電に対応

 

また、UPS機能も備えており、停電したらバッテリーに瞬時に切り替わる0msオンラインUPS対応のACコンセントと、20msでバッテリーに切り替わるUPS対応コンセントを装備しています。

↑UPS機能付き。PCやHDDなど、一瞬でも電源を落としたくない機器に接続すれば安心です

 

↑左2基のコンセントは100V/20AのバックアップUPS機能付き、真ん中2基は100V/20AのオンラインUPS付きコンセント、右の大きなコンセントは200V/20AのオンラインUPS付きコンセント

 

このほか、2kW以下の出力で0dbの静音性や、独自の冷却構造で10年以上使える長寿命、5年の保証などに対応。

 

ポータブル電源としてはさすがに大型で、インバーターはサイズが690×481×214mm、重さが31.7kg。バッテリーは1台660×455×204mm、50.7kg。それぞれ2人以上で持ち運ぶことを前提としています。

↑製品真ん中上部には入力と出力状況、バッテリー容量が表示されるパネルが付いています

 

↑上部の左右に持ち手付き。付属品として専用キャスターもありますので、スムーズに移動させることもできます

 

蓄電しながら家の電力を供給するシステムの提案

市場に出ている家庭向けポータブル電源としては超大容量のバッテリーと高出力を実現しているDELTA Pro Ultraですが、ハイスペックゆえに家庭での利用シーンがイマイチ想定できないところ。そこで、EcoFlow Technology Japanでは、「家庭用蓄電システム」としての利用を提案しています。

 

具体的には、DELTA Pro Ultraと電源切替盤をセットで家庭に導入することで、「ソーラーパネル+パワーコンディショナー」「ソーラーパネルのみ」「ソーラーパネルを設置できない集合住宅など」の3つのシーンで活用できるとのこと。

 

ひとつめは、ソーラーパネルによるエネルギーをパワーコンディショナーで変換し、住宅用分電盤に電力を送ります。分電盤からDELTA Pro Ultraに電力が送られ、そこからさらに電源切替盤を通して、各家電に電力を送る仕組みです。

 

こうすることで、DELTA Pro Ultraに蓄電しつつ、家電を動かせます。さらに、商用電力もDELTA Pro Ultraに供給されるうえに、自家消費や充電電力が少ない場合は売電も可能となっています。

↑ソーラーパネル+パワーコンディショナーのシステム構成図

 

ふたつめのソーラーパネルのみは、ソーラーパネルとDELTA Pro Ultraを接続し、ソーラーパネルからのエネルギーを蓄電しながら、DELTA Pro Ultraから電源切替盤を通して家電を動かす仕組み。パワーコンディショナーが故障したユーザーや、新規でソーラーパネルを設置するユーザー向けとなっています。

 

太陽光による発電量の不足や夜間、またDELTA Pro Ultraからの蓄電量が不足した際は、電力会社から供給される電力で家庭への出力はもちろん、蓄電も可能。さらに、万が一DELTA Pro Ultraが故障した際などは、電源切替盤が瞬時に切り替わり、DELTA Pro Ultraからではなく電力会社からの供給で家庭に出力してくれます。

↑ソーラーパネルのみの構成図

 

最後のソーラーパネルがない場合は、電力会社から送られる電力をDELTA Pro Ultraで蓄電しながら、電源切替盤を通して各家電に出力する仕組みです。主に非常用電源としての導入を想定しており、停電した際には蓄電したDELTA Pro Ultraの出力で家電を動かします。

 

ふたつめ同様、DELTA Pro Ultraの故障や持ち出しの際は、電源切替盤が電力会社から供給の電力に自動で切り替えます。

↑ソーラーパネルの取り付けがない、集合住宅の場合の構成図。停電時は青い点線のように蓄電から出力します

 

いずれも、太陽光発電の不足、停電などによる電力会社からの供給ストップがあっても、蓄電されたDELTA Pro Ultraによって家庭の電気には影響がないような仕組みです。それでいて普段はDELTA Pro Ultraに蓄電しながら生活ができるようになっています。

↑設置工事するとDELTA Pro Ultra側の電力を流す配線と、それ以外(電力会社など)の電力を流す配線に分けられます

 

↑電源切替盤。右側上部をA系、下部をB系としており、仮にDELTA Pro Ultraが故障したり、外部へ持ち出したりするとA系からB系に瞬時に切り替わり、滞りなく電気を送れるようになっています

 

状態のチェックはこまめにした方がよさそう

ただし、注意点もあります。たとえば停電が起こり、DELTA Pro Ultraが蓄電した電力で家庭の電気を賄う方法に切り替わったとき、瞬時に切り替わるため、周囲で停電が起きたときに気づきにくくなります。

 

またDELTA Pro Ultraが故障し、電源切替盤によって電力供給が電力会社からに切り替わったときも、家庭に影響は出ないため、DELTA Pro Ultraの故障に気づくのが遅れる可能性があります。

 

スマホアプリなどで通知が来る仕組みがあればいいですが、現状はないそうで、しばらくはDELTA Pro Ultraをこまめにチェックするのがいいでしょう。

 

価格はインバーターとバッテリーのセットで143万円(税込)。インバーター単体だと74万8000円、バッテリー単体は82万5000円です。決して求めやすい価格ではありませんが、セットだとお得な価格設定になっています。

 

直販サイトでの販売はもちろん、家電量販店などでも一部取り扱いますが、一部工事が必要な家庭用蓄電システムとしての利用もすすめているため、工務店や住宅会社を経由しての販売も計画しているそうです。

「Galaxy S24」シリーズ、タッチ反応が10%以上も速くなる? 標準モデルは画面が広くなるかも

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、1月18日深夜の「Galaxy Unpacked」イベントで発表される見通しです。これまで「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」全3機種につき、数々のリーク情報が伝えられてきました

↑タッチ画面の反応と最大輝度が上昇?

 

それに続き、タッチ画面の反応がより良くなると著名リーカーが主張しています。

 

信頼性の高いリーカーのICE UNIVERSE氏は、「Galaxy S24シリーズの画面タッチ反応速度は10%以上も向上しており、よりスムーズで高速な反応が期待できる」とX(旧Twitter)にて述べています。

 

すでにGalaxy S24シリーズは3機種とも、ディスプレイの最大輝度が2600ニトになり、太陽光の下でも見やすくなるとの噂が報じられていました。それに加えてタッチ反応スピードも速くなるということは、画面が全面的に改良されるようです。

 

ほか、別方面からはサムスン社内の公式スライドらしき画像がリークされ、全モデルともベゼルが薄くなり画面が広くなるとの手がかりもあり。Galaxy S24は全モデルの6.1インチから6.2インチへ、S24+は6.6インチから6.7インチになる可能性も浮上しています。

 

Galaxy S24シリーズは、プロセッサーが2種類あるものの、いずれも性能が向上すると見られています。ハイエンドゲームを遊ぶ場合も、良好な操作性が期待できそうです。

 

Source:ICE UNIVERSE(X) 
via:9to5Google

Appleの「探す」機能、最大32個のアイテムを追跡できるようになりました!

Apple(アップル)は公式文章にて、「探す(Find My)」にて何個のアイテムが追跡可能なのかを明らかにしました。

↑Tada Images / Shutterstock.comより

 

探すはiPhoneやMacから、自分のiCloudアカウントに紐付けられているデバイス、紛失防止タグ「AirTag」の場所を検索できるサービスです。また、友人と位置情報を共有することもできます。

 

Appleによれば、探すではこれまでの16個から、32個のアイテムが追加できるようになったとのこと。この変更は「iOS 16」「iPadOS 16」からのものですが、これまで公式ウェブサイト上には反映されていませんでした。

 

探すの制限にカウントされるアイテムには、AirTags、AirPods、新しいMagSafe Wallet、一部のBeatsヘッドフォン、Find Myをサポートするサードパーティーアクセサリーなどが含まれます。また「AirPods Max」は1アイテム、「AirPods」と「AirPods Pro(第1世代)」は2アイテム、「AirPods Pro(第2世代)」は3アイテムとしてカウントされます。

 

32個ものアイテムを探すに登録する人は、あまり多くないと思いますが…。それでも、探すの機能をフルに活用している人には、嬉しい仕様変更となりそうです。

 

Source: Apple

意外と知られていない? ショートカットでソフトをサクサク切り替えられる「アプリケーションスイッチャー」【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「キーボードショートカットでソフトを素早く切り替える!」です。

 

 

アプリを切り替えるには、Dockのアイコンをクリックする、ウインドウをクリックして切り替えるなどの方法がありますが、マウスを使わずにキーボードだけで切り替えたい場合はmacOSが標準で搭載する「アプリケーションスイッチャー」を使うと便利です。「アプリケーションスイッチャー」は、かれこれ20年以上前からMacに搭載されている機能ですが、意外と知られていないのでその使い方をご紹介します。

 

複数のアプリを同時に開いているときに[command]キーを押しながら、[Q]キーの左隣にある[tab]キーを押すと、画面の中央にアプリケーションスイッチャーが表れます。

 

[command]キーを押したまま「tab]キーを押すたびに、カーソルが右へ右へと移動します。

 

[command]キーから指を離すと、選択中のアプリがアクティブウィンドウになります。

 

アプリケーションスイッチャーには最近使った順番でソフトが並ぶので、[command]+[tab]キーを押してすぐに離すと、2つのアプリを交互に切り替えられます。

 

カーソルを反対方向へ移動させたいときは、[command]キーに加えて[shift]と[tab]キーを押しましょう。

 

また、[command]を押したまま[Q]キーを押すとそのアプリを終了できますし、[command]を押したまま[H]キーを押すとそのアプリのウインドウを隠すことも可能です。

 

さらに、[command]キーを押したまま[↑]または[↓]を押すと、そのアプリが開いているウインドウ、あるいはそのアプリが最近開いたファイルを表示します。最近使ったファイルを開きたい場合は、左右の矢印キーでファイルを選択したのち、[return]キーを押すことで開くことが可能です。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

【西田宗千佳連載】最新生成AI「Gemini」の投入を急いだGoogle

Vol.134-3

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはGoogleが発表した生成AI「Gemini」。ここ数年、Googleが開発してきた生成AIの流れを追う。

 

今月の注目アイテム

Google

Gemini

↑Googleがマルチモーダルとしてゼロから構築した新しい生成AI。テキスト、画像、音声、動画、コードなどさまざまな種類の情報を一般化してシームレスに理解し、操作し、組み合わせることが可能だ。同社のGoogle Pixelにも採用予定。

 

Googleは今後同社が活用する生成AIの基盤技術として、新たに「Gemini(ジェミニ)」を開発した。

 

同社はここ数年で、複数の生成AIを開発している。最初に世に出たのは「BERT」。2018年に論文の形で発表され、2019年には検索エンジンに組み込んでいる。当時は「生成AI」という言い方はされておらず、自然な文章を処理して検索に活かす「自然言語処理技術」とされていた。

 

だが、BERTは「Bidirectional Encoder Representations from Transformers(Transformerによる双方向のエンコード表現)」の略。Transformerはその後の生成AIに使われる技術で、GPTのTも「Transformer」だ。

 

この後、2021年には会話に特化した生成AIである「LaMDA」を投入、同時により汎用性の高い「PaLM」を開発、2023年5月からは、GoogleのチャットAIサービス「Bard」に、PaLMの最新モデルである「PaLM 2」を導入している。

 

Geminiは、5月にPaLM 2が公開されるのと同時に“次に向けた開発”として存在が公表されていた。だが、さすがにPaLM 2の提供を開始したばかりなので、Geminiの投入はしばらく先……と予想されていた。

 

だがその予想は覆され、Geminiは2023年内に投入されることになった。名前の「Gemini」は双子座のことだが、Google社内のAIチームと、Google傘下でAIを開発してきたDeepMindが一丸となって開発したから……という意味でもあるようだ。

 

この開発ペースからは、Googleがどれだけ“急いで開発をしているか”が見えてくるようだ。最上位の「Ultra」の公開が2024年であること、以前解説したようにデモビデオが編集されたもの=実際の動作とは異なるものであった、という点からも、Googleの焦りを感じる。

 

Googleとしては、賢さで先行していると言われる「GPT-4」を超えた生成AIを提示したい、という意気込みがあるのは間違いない。

 

そして、GPT-4との差別化点として彼らが強調するのは「マルチモーダル性」だ。マルチモーダルとは、テキスト・画像・音など複数の情報を並列に扱うこと。人間が文字も絵も音も扱って考えているのと同じような流れと言って良い。

 

従来の生成AIは文字ベースの情報を中心に学習し、そこに画像や音声の学習結果も加える形でマルチモーダル性を実現してきた。しかしGeminiの場合、最初の学習からテキスト・画像・音を並列に扱って作り上げられたため、「絵を見て答えを文章で返す」「絵と音から内容を把握して回答する」といった処理に向いているという。

 

GPT-4を超えていると噂される「Gemini Ultra」は、この記事を書いている2023年末の段階では未公開であり、その性能を実際に確かめることはできていない。また、GPT-4に画像認識を加えた「GPT-4V」でも、Gemini Ultraと同じようなテストをパスしたという報道もあり、どちらが賢いか結論を出すのは難しい状況だ。

 

とはいえ、Googleがマルチモーダルに向かうのは正しい方向性であり、それは、Googleの抱える事業の性質にも大きく関わってくる話だったりもする。それがなにで、どういう影響が出てくるかは次回解説する。

 

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カメラ性能が大幅に向上! ゲーマー待望の「ASUS ROG Phone 8」が新登場

台湾のASUSが、新型ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 8および8 Pro」を発表しました。

↑ゲーマー待望の新デバイス(画像提供/ASUS)

 

ASUSのハイエンドスマートフォンには、ゲーミング性能を高めた「ROG Phone」シリーズと、カメラを搭載して総合性能を高めた「Zenfone」シリーズの2種類があります。今回のROG Phone 8および8 Proは、ゲーミングスマホながらカメラ性能を大幅にアップグレードしたのが特徴です。

 

ROG Phone 8および8 Proはメインカメラにソニー製の5000万画素/F1.9イメージセンサー「IMX890」を搭載。これと6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーを組み合わせ、「Super HyperSteady」によるスムーズな撮影が可能です。その他にも、1300万画素/F2.2の超広角カメラと3200万画素の3倍望遠カメラ、3200万画素の広角自撮りカメラも採用されています。

 

プロセッサは最新の「Snapdragon 8 Gen 3」で、新サーマルシステム「GameCool 8」を導入。6.78インチのディスプレイは最大165Hzでの駆動が可能で、ピーク輝度は2500ニトに進化。感圧式物理ボタン「AirTrigger」を継続する一方、本体はIP68の防塵・防水性能を実現しました。

 

上位モデルのROG Phone 8 Proでは、背面に341個の白色ミニLED「AniMe Vision」を搭載し、電源オンや着信などのアニメーションが表示可能です。

 

海外メディアのThe VergeはROG Phone 8および8 Proについて、「非ゲーマーにとってはトップチョイスにはならないが、ゲーミングスマホと伝統的なフラッグシップ端末との間で悩むゲーマーにとっては、妥協せざるを得ないという感覚が少なく感じるだろう」と評価しています。

 

価格はROG Phone 8が1000ドル(約15万円※)、8 Proは1500ドル(約22万円)となっており、近日中に予約受付が開始されます。

※1ドル=約145.4円で換算(2024年1月11日現在)

 

Source: Engadget, The Verge

「MagSafe充電器」のプロトタイプが流出! そのまま発売してもおかしくはなかった?

アップルのワイヤレス充電器「MagSafe充電器」のプロトタイプとされる画像を、リークアカウントのKosutamiが投稿しました。

↑MagSafe充電器のプロトタイプ(画像提供/Kosutami/X)

 

MagSafe充電器はマグネット式の充電方式「MagSafe」により、iPhone 12以降のモデルを固定しながら充電できる製品です。充電速度は最大15Wかつワイヤレス充電規格「Qi」にも対応しており、iPhone 8以降やAirPodsのケースも充電できます。

 

Kosutamiが投稿したMagSafe充電器のプロトタイプは2017年3月に製造されたもの。実際に販売されているMagSafe充電器と比較すると、プロトタイプは本体がより丸みをおびており、外周のマグネット部分も薄くなっていることがわかります。

 

2017年といえば、結局発売されなかったワイヤレス充電器「AirPower」をアップルが発表した年でもあります。AirPowerは2019年に計画が中止されますが、MagSafeのコンセプトは再検討され、2020年10月にiPhone 12とともにMagSafe充電器が発売されました。

 

個人的にはプロトタイプのMagSafe充電器のデザインのほうが好きですが、なぜこのままの姿で発売されなかったのかが気になるところです。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

中国の政府系組織が「AirDrop」を解読! どうするアップル?

アップルの無線コンテンツ共有機能「AirDrop」が中国の政府系組織により解読されたと、米メディアのブルームバーグが報じています。

↑ついに仕組みが暴かれた

 

AirDropはWi-FiやBluetoothを利用して、iPhoneやiPad、Macで写真や書類などを共有できる機能。Apple IDや電話番号、メールアドレスなどの個人情報を公開せずに、ファイルを送受信できるのが特徴です。

 

ブルームバーグによれば、中国で国家の認可を受けている研究所がAirDropの暗号を解読し、ファイルの送信者の身元を解読したとのこと。また、海外メディアのMacworldも、その操作の一部が実際に可能だったことを確認しています。

 

近年、AirDropは、香港の反政府活動家が抗議活動の日時や場所を伝えるために利用していました。しかし、その個人情報が解読されたとすれば、その活動に影響が及ぶことになります。

 

その一方、AirDropが電話番号やメールアドレスをエンコードして受信側の端末に送信するリスクについて、セキュリティ研究者は2019年からアップルに報告していました。同社は開発者にコンタクトを取ったこともありましたが、問題は修正されなかったそうです。

 

中国のiPhoneユーザーのみならず、私たちにも影響しそうなAirDropのセキュリティ問題。報道が本当であれば、一刻も早くより安全な仕様にアップデートしてほしいものです。

 

Source: Bloomberg, Macworld via 9to5Mac

Galaxyの最新版「生成AI機能」、古いモデルでも使える!? 対象モデルは…

サムスンの次期「One UI6.1」は、現行のOne UI 6.0が動くほとんどのGalaxyスマートフォンとタブレット向けに、今後数週間のうちに配信されると予想されています。

↑新たな宇宙を生み出せ(画像提供/Samsung)

 

One UIとはGalaxyデバイス向けに特化したUIであり、One UI 6.1は次期「Galaxy S24」シリーズと同時に登場する可能性があるもの。

 

このOne UI 6.1ベータ版は生成AI機能を搭載するとリークされていましたが、一部のAI機能はGalaxy S23シリーズなど少し古めのモデルでも利用できるとの噂が報じられています。

 

サムスン製品情報サイトのSammobileによれば、噂の「Galaxy AI」に含まれる機能の一部は、最新のSnapdragon 8 Gen 3やExynos 2400が必要かもしれないとのこと。これらのチップは、Galaxy S24シリーズが採用するとみられています

 

しかし情報筋によれば、サムスンは一部のAI機能を既存のデバイスに移植するとのこと。今のところ、その対象はGalaxy S23シリーズ、Galaxy Z Fold 5、Galaxy Z Flip 5。「その他のモデルにはAI機能がやって来ない」とは断言できないものの、One UI 6.1が要求するスペックは高いため、それら以外のモデルへのAI機能の導入は難しいのかもしれません。

 

サムスンは2024年の第1四半期(1月~3月)にOne UI 6.1の配信開始を目指しているとのこと。今回の噂が正しければ、最新モデルを買わなくともGalaxy AIの一部機能は楽しめるということで、期待して続報を待ちたいところです。

 

ちなみにサムスンは、米ラスベガスでマーベル・スタジオの『ドクター・ストレンジ』とコラボして、モバイルAI機能を宣伝するイベントを行いました。ここから、無限の未来が切り拓かれるのかもしれません。

 

Source:Sammobile

ウサギさんの正体は…。にわかに注目を集める新型デバイス「rabbit r1」とは?

米スタートアップのrabbitが、AIがユーザーに代わってアプリを操作してくれるモバイル端末「rabbit r1」を発表しました。

↑お披露目された「rabbit r1」(画像提供/rabbit)

 

rabbit r1は、小さな2.8インチのタッチ画面とスクロールホイール、2つのマイクと「360度回転する目(カメラ)」を備えたデバイス。基本システムソフトウェアとしてRabbitOSを搭載しています。

 

ChatGPTのようなチャットボットAIがテキストをベースとしたLLM(大規模言語モデル)を基盤としているのに対して、RabbitOSはLAM(大規模アクションモデル)を採用。アプリやUI上での操作といった人間の行動から学び、指示に応じて的確なアプリ操作ができるようになるわけです。

 

ユーザーは、側面にある「プッシュトゥトーク」ボタンを押し続けながら音声で質問したり、仕事を依頼したりします。すると画面内のウサギの頭がゆっくりと揺れ、すぐに仕事に取りかかります。

 

例えば、配車アプリで職場から家まで予約したり、Spotifyで好みの曲を再生するように頼んだり、冷蔵庫の中味を見せて、おいしくて低カロリーな料理のレシピを質問したり。これらをrabbitのCEO自らが基調講演でデモしていますが、なかなか順調に動作しているようです。

 

RabbitOSは「最も人気のあるアプリ」が動くように訓練されており、それぞれ事前に公式サイト「rabbit hole」を経由してログインしておく必要があります。

 

一方、RabbitOS側ではID情報やパスワードを保存しません。また、何かの注文などはユーザーの許可を得たうえで行うとのこと。そのため「安全性、セキュリティ、効率が向上します」とrabbitはうたっています。

 

もちろん、r1にはまだ未知の部分が数多くあります。同社はバッテリーの持ちが「一日中」と言っていますが、実際にはどうなのか? 一般ユーザーは簡単に訓練できるのか? AI処理はデバイス内ではなくクラウドサーバー上で行っているようで、インターネット環境がない場所での動作も気になるところです。

このデバイスがどこまで役に立つかは不明ですが、海外メディアの反応はおおむね良好です。

 

例えば、米Engadgetは、バーチャルアシスタント専用ガジェットの必要性に納得がいかなくとも「美的魅力は否定しがたい」とかわいさを強調。また、9to5Googleは、ポケットに収まるコンパクトさが「小型デバイス愛好家にとっては素晴らしい」と述べ、物理的なホイールも高く評価しています。

 

価格は199ドル(約2万9000円※)で、公式サイトにて予約受付中です。出荷予定日は3月か4月とのことで、この価格であれば気軽に試せるのかもしれません。

※1ドル=約145.5円で換算(2024年1月11日現在)

 

Source:rabbit

via:9to5google,Engadget

「Galaxy S24」シリーズ、全モデルのスペックが完全に分かっちゃった!

サムスンは、1月18日深夜(日本時間)に開催される「Galaxy Unpacked」イベントで、次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズを発表する見通しです。これまでさまざまな噂が飛びかってきましたが、新たに「公式データシート」と称するスペックの一覧がインターネットで公開されました。

↑スペックが全て流出(画像はGalaxy S23シリーズ)

 

ドイツのテック系情報サイトWinfutureは、「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」の技術的な詳細が分かるデータシートを「信頼できる情報筋」から入手したと主張しています。

 

まず、Galaxy S24とGalaxy S24+のプロセッサーは、ドイツなど欧州諸国ではサムスン製のExynos 2400を搭載とのこと。対して、最上位モデルGalaxy S24 Ultraは全世界でクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 3を採用するそうです。

 

搭載RAM容量は、Galaxy S24が8GB、Galaxy S24+およびGalaxy S24 Ultraが16GB。この辺りは著名リーカーの情報とも一致しています

 

さらにディスプレイは、全モデルとも何らかの形でアップグレードする模様。Galaxy S24 Ultraがフラット画面を採用することは、実物らしき写真が裏付けていました。また、Galaxy S24+はより高解像度 (3120×1440)に、Galaxy S24の画面サイズは6.2インチと少し大きくなるようです(S23は6.1インチ)。

 

一方、Galaxy S24とS24+のバッテリー容量はそれぞれ4000mAhと4900mAhで、少し増える格好です。Galaxy S24 Ultraのボディがチタン製になることは、複数の情報源が伝えてきました

 

それぞれのスペックは、ざっと次の通りです。

 

Galaxy S24

  • 画面:6.2インチ(1-120Hz可変リフレッシュレート)/解像度2340×1080
  • プロセッサー:欧州ではExynos 2400、その他の地域ではSnapdragon 8 Gen 3
  • RAM/内蔵ストレージ:RAMは8GB、ストレージは128GBまたは256GB
  • 背面トリプルカメラシステム:メイン50MP(5000万画素)/超広角12MP/3倍望遠10MP/30倍スペースズーム(デジタルズーム)
  • バッテリー:4000mAh

 

Galaxy S24+

  • 画面:6.7インチ(1-120Hz)/解像度3120×1440
  • プロセッサー:欧州ではExynos 2400、その他の地域ではSnapdragon 8 Gen 3
  • RAM/内蔵ストレージ:12GBのRAM、ストレージは256GBまたは512GB
  • 背面トリプルカメラシステム:メイン50MP/超広角12MP/3倍望遠10MP/30倍スペースズーム
  • バッテリー:4900mAh

 

Galaxy S24 Ultra

  • 画面:6.8インチ(1-120Hz)/解像度3120×1440
  • プロセッサー:Snapdragon 8 Gen 3
  • RAM/内蔵ストレージ:12GBのRAM、ストレージは256GB/512GB/1TBの3種類
  • 背面クアッドカメラシステム:メイン200MP/超広角12MP/5倍望遠50MP/3倍望遠10MP/100倍スペースズーム
  • バッテリー:5000mAh
  • 本体:チタンフレーム

 

Source: Winfuture and Phone Arena

航空機事故で機内から吹き飛ばされたiPhone、約5000m落下も傷ひとつない状態で発見される!

1月5日に発生したアラスカ航空機の事故で、機内から吹き飛ばされたiPhoneが地上で無事に発見されたとして、話題となっています。

↑Seanathan Bates / Xより

 

アラスカ航空機の事故は、米オレゴン州のポートランドの空港から離陸したボーイング737Max-9型機で発生しました。上空1万6000フィート(約5000m)で窓を含む胴体の一部が吹き飛ばされ、出発したポートランドの空港に緊急着陸。幸いなことに、乗客や乗員に死亡者や重症者はいませんでした。

 

 

一方でワシントン州バンクーバーに住むSean Batesさんは、ポートランドのBarnes Road脇で、落ちていたiPhoneを発見します。端末は完全に動作しており、アラスカ航空に関するメールが開かれていました。Batesさんは国家運輸安全委員会(NTSB)に通報し、このiPhoneが機内から吹き飛ばされた2台のスマートフォンのうちの1台だと伝えられたのです。

 

ケースを装着した状態のiPhoneは本体に傷はなく、またディスプレイも割れていない状態でした。海外メディアのWiredによれば、スマートフォンは高いところから落としても低いところから落としても、その速度はあまり変わらないそうですが……傷ひとつなく見つかったのは、かなり幸運なケースといえそうです。

 

Source: Seanathan Bates / X via MacRumors

黒いApple Watch Ultraの投入計画、やっぱりあったのか!? ブラックチタンのフックが特徴的なバンド写真流出

ブラックカラーの「Apple Watch Ultra」向けにデザインされたアルパインループバンドとされる画像を、リークアカウントのDongleが投稿しています。

↑Dongle / Xより

 

初代モデルと現行モデルの「Apple Watch Ultra 2」はナチュラルチタニウムの一色しか用意されていませんが、Apple(アップル)がブラックカラーの試作機を作成していたことは、以前にも報じられていました。一方でApple Watch Ultra 2にブラックカラーが登場するというは、残念ながら外れてしまいました。

 

 

今回のDongleによる投稿は、AppleがダークカラーのApple Watch Ultraの投入を計画していたことを裏付けるものです。アルマイト処理されたブラックチタンのフックとラグがついたアルパインループバンドは、引き締まったカラーリングが好印象です。

 

Appleは2023年11月に、米国連邦通信委員会(FCC)へとブラックカラーのApple Watch Ultraを登録しています。どうしてApple Watch Ultraでブラックカラーが投入されなかったのかはわかりませんが、次期モデルの「Apple Watch Ultra 3(仮称)」では、ダークな新色が登場する可能性は十分にありそうです。

 

Source: Dongle / X via MacRumors

「Galaxy S24」のカラバリ全7色がリーク。うちジェイドグリーン等は限定カラーに?

サムスンの次期フラッグシップ・スマートフォン「Galaxy S24」シリーズは、1月18日深夜の「Galaxy Unpacked 2024」にて発表される見通しです。それが間近に近づいているなか、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」の実物らしき写真も登場していました

↑「Galaxy S24」のカラバリは全7色?

 

それに続き、標準モデル「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」のカラーバリエーションを著名アナリストがリークしています。

 

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏はXにて、Galaxy S24/S24+のマーケティングカラー(製品版カラーの公式名称)はこうなる、とつぶやいています。

 

すなわちアンバーイエロー、コバルトバイオレット、ジェイドグリーン、マーブルグレー、オニキスブラック、サンドストーンオレンジ、サファイアブルーとのことです。

 

このうち4色の名前は既出でしたが、ジェイドグリーンとサンドストーンオレンジ、サファイアブルーが初めて出てきたものです。

 

おそらくGalaxy S24 Ultraも同じ系統の色が用意されると思われますが、Ultraモデルのみチタン製のため、色合いが少し異なり、呼び方も変わることになりそうです。

 

また、ジェイドグリーンとサンドストーンオレンジ、サファイアブルーの3色は、以前のリーク情報になかったことから、サムスンのオンライストア限定色かもしれないとの指摘もあります

 

Galaxy S24シリーズは、デザインは前モデルから大きく変わらないものの、プロセッサーの高速化や生成AI機能(リアルタイムで通話を翻訳など)に期待が持たれています。しかも本体カラーも一新されるなら、全世界で大きな人気が出るかもしれません。

 

Source:Ross Young(X) 
via:Wccftech

現在予約受付中! 1月24日、Apple Music Classicalがついに日本上陸

Apple(アップル)はクラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」を日本を含む数か国へと、1月24日よりサービスを提供すると発表しました。

↑Appleより

 

Apple Music Classicalは2023年から米国などで開始されたアプリで、「1億曲以上が聴ける広告表示のないミュージックサービスであり、トラック数500万超、録音数120万という世界最大のクラシック音楽のカタログ」をうたっています。また音楽ストリーミングサービス「Apple Music」の登録者なら、追加料金無しで利用できるのも特徴です。

 

クラシック音楽は曲名が詳細で長く、作品ごとにアーティストが複数おり、有名な作品は何百もの録音が存在します。Apple Music Classicalは、そんな特殊なクラシック音楽にあわせて設計されています。

 

今回サービス地域が拡大されるのは日本、中国、韓国、台湾、香港、マカオの6地域。これらの地域ではApp Storeにて、アプリの予約が可能となっています。利用はiPhoneやiPadだけでなく、Androidスマートフォンでも利用可能です。

 

専用アプリでひたすらクラシック音楽に集中できるApple Music Classical、クラシックファンならぜひ試してみたいサービスといえるでしょう。

 

Source: Apple Music Classical / X

現在予約受付中! 1月24日、Apple Music Classicalがついに日本上陸

Apple(アップル)はクラシック音楽専用アプリ「Apple Music Classical」を日本を含む数か国へと、1月24日よりサービスを提供すると発表しました。

↑Appleより

 

Apple Music Classicalは2023年から米国などで開始されたアプリで、「1億曲以上が聴ける広告表示のないミュージックサービスであり、トラック数500万超、録音数120万という世界最大のクラシック音楽のカタログ」をうたっています。また音楽ストリーミングサービス「Apple Music」の登録者なら、追加料金無しで利用できるのも特徴です。

 

クラシック音楽は曲名が詳細で長く、作品ごとにアーティストが複数おり、有名な作品は何百もの録音が存在します。Apple Music Classicalは、そんな特殊なクラシック音楽にあわせて設計されています。

 

今回サービス地域が拡大されるのは日本、中国、韓国、台湾、香港、マカオの6地域。これらの地域ではApp Storeにて、アプリの予約が可能となっています。利用はiPhoneやiPadだけでなく、Androidスマートフォンでも利用可能です。

 

専用アプリでひたすらクラシック音楽に集中できるApple Music Classical、クラシックファンならぜひ試してみたいサービスといえるでしょう。

 

Source: Apple Music Classical / X

将来のGalaxyスマホは内側にも外側にも折りたたみできる? サムスンが新技術「In&Out Flip」公開

現在の折りたたみスマートフォンは、最大でも180度までしか折り曲げられません。大画面を内側にたたんでいる状態では、外側のカバーディスプレイを使うことになります。

Image:Samsung Display

 

そんななか折りたたみスマホの最先端を走るサムスンが、内側の外側の両方に折りたためるディスプレイ技術「In&Out Flip」を、米ラスベガスで開催中の「CES 2024」にて発表しました。

 

公式リリースによれば、このIn&Out Flipは360度折りたたみできるとのこと。サムスンは従来の折りたたみ製品を「インフォールディング(内側にたたむ)」と呼び、折りたたみ時に情報を表示する外側の画面が必要であること。それに対してIn&Out Flipは、1枚のディスプレイを外側に折りたたむことでカバー画面が不要となり、「よりスマートで薄いデザイン」を実現していると述べています。

 

折りたたみスマホ市場を牽引してきたサムスンですが、競合他社はより大きなカバー画面を付けたタテ折りスマホを投入。その後にカバー画面を大型化したGalaxy Z Flip5が登場しましたが、後追いしている印象もありました。

 

そこで、In&Out Flipの登場です。サムスンはリリース内で「外側に折りたたむと、デバイスの前面と背面の両方をスクリーンとして使うことができ、新しいユーザー体験を生み出す」とアピールしています。

 

折りたたみできる角度が広がったことで、心配されるのが強度の低下でしょう。しかし、サムスンは「摂氏マイナス20度~摂氏60度までの極端な温度下で折りたたんだり、折りたたみ画面の上でバスケットボールをバウンドさせたり、スマホを砂でこすったり、水に浸したり」する耐久テストをクリアしたと主張しています。

 

ほかサムスンはCESで、画面サイズを5倍に広げられる巻き取り式ディスプレイ「Rollable Flex」も公開します。これらは、あくまで「研究開発している」ことを表明しただけではありますが、一日でも早くGalaxy Z FlipやGalaxy Z Foldシリーズ等の製品に搭載を望みたいところです。

 

Source:Samsung Display
via:BGR

将来のGalaxyスマホは内側にも外側にも折りたたみできる? サムスンが新技術「In&Out Flip」公開

現在の折りたたみスマートフォンは、最大でも180度までしか折り曲げられません。大画面を内側にたたんでいる状態では、外側のカバーディスプレイを使うことになります。

Image:Samsung Display

 

そんななか折りたたみスマホの最先端を走るサムスンが、内側の外側の両方に折りたためるディスプレイ技術「In&Out Flip」を、米ラスベガスで開催中の「CES 2024」にて発表しました。

 

公式リリースによれば、このIn&Out Flipは360度折りたたみできるとのこと。サムスンは従来の折りたたみ製品を「インフォールディング(内側にたたむ)」と呼び、折りたたみ時に情報を表示する外側の画面が必要であること。それに対してIn&Out Flipは、1枚のディスプレイを外側に折りたたむことでカバー画面が不要となり、「よりスマートで薄いデザイン」を実現していると述べています。

 

折りたたみスマホ市場を牽引してきたサムスンですが、競合他社はより大きなカバー画面を付けたタテ折りスマホを投入。その後にカバー画面を大型化したGalaxy Z Flip5が登場しましたが、後追いしている印象もありました。

 

そこで、In&Out Flipの登場です。サムスンはリリース内で「外側に折りたたむと、デバイスの前面と背面の両方をスクリーンとして使うことができ、新しいユーザー体験を生み出す」とアピールしています。

 

折りたたみできる角度が広がったことで、心配されるのが強度の低下でしょう。しかし、サムスンは「摂氏マイナス20度~摂氏60度までの極端な温度下で折りたたんだり、折りたたみ画面の上でバスケットボールをバウンドさせたり、スマホを砂でこすったり、水に浸したり」する耐久テストをクリアしたと主張しています。

 

ほかサムスンはCESで、画面サイズを5倍に広げられる巻き取り式ディスプレイ「Rollable Flex」も公開します。これらは、あくまで「研究開発している」ことを表明しただけではありますが、一日でも早くGalaxy Z FlipやGalaxy Z Foldシリーズ等の製品に搭載を望みたいところです。

 

Source:Samsung Display
via:BGR

有機EL版iPad Pro、史上最も軽くて薄くなる? しかし価格は現行モデルの倍近いかも

アップルがまもなく有機ELディスプレイ搭載iPad Proを発表することは、ほぼ確実視されています。そんななか、前モデルよりも大幅に値上げされ、M3 MacBook Pro並みの価格になると著名リーカーが主張しています。

↑有機EL版iPad Proは軽く薄く高くなる?

 

韓国Naverブログのユーザーyeux1122氏によると、有機EL版iPad Proの画面サイズは11インチと13インチの2種類。同サイズの機器では最高スペックを誇り、ディスプレイ性能も従来のAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)と比べて1.5~2倍以上も向上。「史上最も軽くて薄いタブレット」だとアピールすると述べています。

 

ただし、価格は11インチが1500ドル(約21万5000円)前後、13インチが1800~2000ドル(約26万円~29万円)から。これは、現行iPad Proの倍近いことになります。

 

有機EL版iPad Proの画面が非常に高性能になることは、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏も述べていることです。最近にて、Young氏は「タブレットで最も明るく長寿命の有機EL、最も軽くて薄い有機ELタブレット」になると示唆していました。

 

これほど高価になるのは部品代の高騰、それに最新技術を投入するためかもしれません。まず、次期iPad ProはMacBook Proと同じくM3チップを搭載すると見られています。このチップは台湾TSMCの最先端技術3nmプロセスにより製造され、以前のチップよりもコストが掛かります。

 

また有機EL版iPad Proのディスプレイには、赤・緑・青の発光層を2段重ねにする「タンデムスタック」や、フレキシブル(折り曲げられる)技術とリジッド(折り曲げ不可)技術を組み合わせたハイブリッド技術などが投入されると見られています。ただでさえ液晶よりも高価な有機ELパネルが、より高くつきそうというわけです。

 

その一方で、12.9インチに大型化したiPad Airも同時に登場するとの噂もあります。それほど高性能は要らない、ただ大画面は欲しい人であれば、iPad Airで十分に満足できるかもしれません。

 

Source:Naver
via:Wccftech