【最大10万円】全額キャッシュバックだと⁉イイカンジのガジェット集まる「トレテク!」で財布の紐、ビヨンビヨンです。

提供:SB C&S株式会社

トレテク!」というサイトをご存知でしょうか?「ロボロックとかTileとかを売ってるところだよね?」と思った方、家電&アイテム通です。トレテク!はSB C&Sが運営するセレクトショップ型のECサイトで、正式名称は「トレテク!ソフトバンクセレクション」。そう、ガジェット好きならお世話になっている人も多いソフトバンクセレクション オンラインショップの流れを汲むショップなのです。

↑トレテク!のトップページ

 

同サイトは今年の8月に大リニューアルを実施し、使い勝手が向上。SB C&Sグループが運営するブランドのサイトもトレテク!に一元化されたことで、ネットショッピングがよりラクにできるようになりました。「Trend Tech」の名の通り、世界中から集めた約7000の最新商品を扱っています。で、そのトレテク!、ブラックフライデーで財布の紐が緩み切った私たちの紐をさらにビヨンビヨンにしてくれる、オトクなキャンペーンを12月8日から展開するのです。

 

1等は全額キャッシュバック、先着1000名に5000円クーポン

このキャンペーンはリニューアルを記念して行われるもので、2大キャンペーンが実施されます。

 

1つ目は“キャッシュバックキャンペーン” キャンペーン期間である2023年12月8日(金)~12月25日(月)に、トレテク!で注文をしたユーザーから抽選で1等が当たった人に、なんと全額(最大10万円)をキャッシュバック! 続く2等は1万円(最大)、3等は300円クーポンと、2人に1人が当たるオトクなキャンペーンとなっています。

 

何がうれしいって、キャンペーンはエントリーも不要。トレテク!で会員登録をして、期間内に商品を購入するだけで自動参加となります。ラクすぎんか、トレテク!さん。ただし、購入時の支払方法は「クレジットカード」「PayPay」が対象となります。 

 

当選者にはキャンペーン終了後、登録したアドレスに連絡があり、1等と2等の当選者には、支払いをしたクレジットカードまたはPayPayへキャッシュバックが行われ、3等の当選者にはメールにてクーポンコードが送られてくる仕組み。待っている間、ワクワクですね。

 

2つ目のキャンペーンは、“クーポンプレゼントキャンペーン”こちらはトレテク!で会員登録をし、キャンペーン期間の2023年12月8日(金)~12月25日(月)に商品を購入した先着1000名に、5000円OFFクーポン(1万5000円以上の購入で使用可能)が配布されます。驚きなのが、その場で利用できる点。この手のクーポンは「次回のお買い物時」に使えるのが一般的ですが、すぐに利用できるってどれだけ太っ腹なんだ! しかも、セール品も対象。この手のクーポンは「セール品は対象外」というケースがありますが、どれだけ太っ腹なんだ(2回目)。

 

さらにさらに、キャンページページ内では、最大86%OFFの売り切れ御免のおすすめセール商品を多数セレクト。ロボット掃除機やアクションカメラ、モバイルプロジェクター、Bluetoothトラッカーなど探していたアイテムが特価で見つかるかも? ここだけの良条件が揃ったら買わずにはいられないでしょ。どれだけ太っ腹なんだ(3回目)。

※:注意事項 
・キャッシュバックキャンペーンのクレジットカードへのご返金は、各カード会社によって返金のタイミングが異なります ・キャッシュバックキャンペーンの当選発表は、キャンペーン終了後2~3週間、当選発表から進呈までは2週間ほどを予定しています ・本キャンペーンにて購入した商品の返品、キャンセルされた場合は、キャンペーン対象外となります キャンペーン終了日前でも上限に達した時点で終了する場合があります

 

トレテク!にはどんなアイテムがあるんだい?

旧ソフトバンクセレクション オンラインショップといえば、ガジェット界で注目されているアイテムやオンリーワンの機能を持った製品を扱っていましたが、トレテク!でもそれは健在。ここからは「何か買いたいけど、何を買ったらいいんだろう」という人のために、トレテク!で編集部が見つけたイイカンジのガジェットや家電をピックアップしていきましょう。

 

【その1】XRグラス「VITURE」

↑「VITURE One」7万4880円 

 

現実世界と仮想世界を融合し、新しい体験を創造する技術を取り入れた XR(クロスリアリティ)グラスのVITURE。見た目はただのサングラスですが、Nintendo SwitchやPlayStation 5を120インチの大画面で楽しむことができるのです。 

 

スマホやPCにつなげば、映画やアニメ、Youtube動画などの視聴も可能。わずか78g(卵約1個分)と軽いので、場所を問わず楽しむことができます。なお、欧米の先行予約では驚異の4億円超の売上となり話題となりました。

 

さらに専用ネックバンドを組み合わせれば、自宅にあるPlayStation 5やXboxのリモートプレイが可能に。2023年はARグラスが流行りましたが、VITUREはその一歩先をゆくXRが体験できます。このあたり、しっかりテック業界のトレンドを押さえているのがトレテク!らしいところ。

 

【その2】 スマートリング「OuraRing」 

↑「Oura Ring Gen3」。4万8312円〜

指輪型のスマートデバイスもここ数年でメジャーになったガジェットのひとつ。OuraRingは、まさにその中心にいるアイテムです。指にはめるだけで睡眠、活動量、心拍数、心拍変動(HRV)、体表温、呼吸速度、血中酸素飽和度(SpO2)など20を超える生体信号を測定。計測データが毎日スコア化され、的確なアドバイスを受け取られるので、自身の健康管理ができます。

 

カラーはシルバー、ゴールド、ローズゴールド、マットブラックに加えて、11月からはブラッシュドチタンの予約販売が開始。医療グレードのチタンが使われ、コーティングが施されているので耐久性が向上しています。 洗練されたデザインは美しく、プレゼントとしても最適。クリスマスプレゼントに贈ったら、相手のことを気遣うアピールまでできる完璧なガジェットといえるでしょう。定価は4万8800円〜ですが、トレテク!では4万8312円〜と、ちょっぴりお安く買えますよ。

 

↑ブラッシュドチタン

 

 

【その3】窓拭きロボット「HUTT」 

↑「HUTT W8」。2万6900円(12月8日〜25日期間限定40%OFF)

個人的に窓ふきロボットは、憧れのアイテムーー窓ふきロボットが活躍してくれるような家に住みたいし、年末に雑巾とバケツを持ち出して、冷たい水と風の中で大掃除したくない!

 

HUTTは、一定間隔で水を広範囲に噴射しながら窓全体をスムーズに掃除してくれるロボット。デュアル噴水スプレーと高密度のマイクロファイバー製のパッドのおかげで、頑固な汚れも落としてくれます。1回の補充で最大35㎡まで清掃できるので、頻繁に水を補充する必要もありません。さらに独自アルゴリズムやセンサーにより、窓ガラスの汚れに応じて吸引力を自動で調整。ガラスを傷をつけない、うれしい工夫が施されています。 

 

日本ではまだまだ珍しい家電なので、年末年始の来客時に見せびらかしてドヤってやるなんてことも可能。ちなみに、月1回のペースで本機で掃除するといいとのこと。窓がキレイだと心も晴れますからね。

 

もう1回キャンペーンバナー貼っておきますね!

↑2大キャンペーンの詳細はコチラ

というわけでリニューアルしたトレテク!、今回の2大キャンペーンは見逃せない内容です。さらにいえば、ソフトバンクセレクション オンラインショップ時代から強気のキャンペーンやセールをやってきたことを考えると、ぜひ定期巡回リストに入れるべきECショップといえるでしょう。

「ゼロハリバートン」など人気のiPhoneケース入り! ユニケース、1万5000円以上が入った「福袋」5500円……12月18日まで

ユニケースは、同社が運営する「UNiCASE(ユニケース)」のオンラインストアにて、iPhoneケースが入った福袋の予約受付を行なっています。

 

価格は5500円(税込)で、UNiCASE公式オンラインストアの予約受付期間は12月18日まで。

 

スマホリング、イヤホン、ケーブル、バッテリーなど2点以上のスマホ関連アクセサリーと、iPhoneケース「ZERO HALLIBURTON」「MAELYS LOUNA Cross Body Case」のどちらかが必ず入った、総額1万5000円(税込)相当のアイテム入り福袋です。

 

Copyright (C) 2023 UNiCASE All Rights Reserved.

スマホの「プッシュ通知」を政府が知りたい!? 米議員が警鐘

iPhoneやAndroidスマートフォンの「プッシュ通知」を政府が監視している、と米上院議員が警告しています。

↑プッシュ通知さえインテリジェンス?

 

ロン・ワイデン(Ron Wyden)上院議員が司法省に寄せた書簡によれば、外国の政府当局がアップルやアルファベットに対して、プッシュ通知に関するデータを要求しているとのこと。実はiPhoneやAndroidスマートフォンに表示されるプッシュ通知はほぼ全てアップルやグーグルのサーバーを経由しているのです。

 

ワイデン氏によれば、アップルとグーグルはアプリからユーザーに流れるトラフィックを独自に把握することができ、「ユーザーが使用するアプリを政府が監視することを容易にできる立場にある」とのこと。そして司法省に対して、プッシュ通知の監視行為に関する公開討論を妨げないように求めています。

 

ワイデン氏が受け取った情報によれば、米国と外国の政府機関がプッシュ通知に関するメタデータをアップルやグーグルに求めているとのこと。この外国政府とは「米国と同盟関係にある民主主義国家」だとしており、日本人としてもどの国が該当しているのか気になるところ。

 

今回の書簡を受けて、アップルとグーグルはプッシュ通知の監視に関する情報をユーザーに提供していくと述べています。

 

Source: Reuters

アップル、「iPhone 16のバッテリー」をインドで製造!?

アップルが「iPhone 16」のバッテリーをインドで製造するように部品サプライヤーに指示した、と英Financial Times(FT)紙が報じています。

↑もっとインドで作りそう

 

iPhone 16に関しては、上位モデルの「iPhone 16 Pro」向けとされるバッテリーの画像が以前に流出しています。バッテリー容量は3355mAhで、「iPhone 15 Pro」の3274mAhから増加する模様。バッテリーケースが金属製になることから、冷却性能の向上も期待されています。

 

FTによれば、アップルは中国のDesayや台湾のSimplo Technologyを含むバッテリーサプライヤーに対して、iPhone 16のバッテリーをインドで製造するために新しい工場を設立するか、既存の拠点での生産を拡大するように指示しているとのこと。サプライチェーンを多様化することと中国への依存を減らすことが、その狙いのようです。

 

すでにアップルはフォックスコンやペガトロン、タタと協力してインドでiPhoneを製造しており、デバイスの組み立ての75%〜80%をフォックスコンが担っています。さらに同社はインドに5億ドル(約734億円※)以上を投資して、製造能力を増強しているとも報じられています。

※1ドル=約146.8円で換算(2023年12月7日現在)

 

米国と中国のデカップリング(分離)が続く中、サプライチェーンのリスクを減らすために、アップルのインドへの注力は今後も続きそうです。

 

Source: Financial Times via MacRumors

iPhone、Face IDを画面下に内蔵するのは2026年以降!? 韓国メディアが報道

画面下に顔認証機能の「Face ID」を内蔵したiPhoneが2026年以降に登場する、と韓国ニュースサイトのThe Elecが報じています。

↑ディスプレイの下にカメラが隠れるのはいつ?

 

現行モデルのiPhoneでは、フロントディスプレイの上部にFace IDと前面カメラを「Dynamic Island」として配置。しかし、Androidスマートフォンに目を移すと、ZTEの「Axon 40 Ultra」のように、フロントディスプレイの下部にカメラを内蔵したフルスクリーンデザインがあります。

 

The Elecによれば、LG Innotekがフロントカメラを画面下に埋め込む「アンダーパネルカメラ(UPC)」の開発を始めたとのこと。この技術を利用して、Face IDを画面下に埋め込んだiPhoneが、2026年以降に登場する可能性があると述べています。

 

さらに将来的には、UPCの技術によってiPhoneのフロントカメラも画面下に内蔵されるそう。これが本当であれば、iPhoneのDynamic IslandはFace IDが画面下に内蔵されることで「パンチホール」となり、その後にパンチホールもなくなる全画面デザインに移行することになります。

 

iPhoneのDynamic Islandはディスプレイで、それなりに大きな面積を占めているのも事実。将来的にこれが小さくなっていき、しまいには外側から見えなくなれば、iPhoneの外観はもっとすっきりしそうです。

 

Source: The Elec via 9to5Mac

2つの有機ELディスプレイで使い方の幅が広がる、レノボの2画面ノートPC「Yoga Book 9i Gen 8」登場

レノボ・ジャパンは、2画面ノートPC「Yoga Book 9i Gen 8」を発表しました。12月8日発売で、価格は38万2800円(税込)です。

 

Yoga Book 9i Gen 8は、一般的なノートPCのキーボード部も全面ディスプレイにした、2画面ノートPCです。2つのディスプレイは有機ELなうえに13.3型のマルチタッチ対応で、解像度は1画面あたり2880×1800ドット、400nitの明るさを実現しています。

↑ディスプレイのスペック

 

2つのディスプレイに加えて、360度回転するヒンジを備えているため、さまざまな使い方が可能。通常のラップトップモード、ディスプレイを回転させて立てかけるテントモード、ディスプレイを横向きにしたブックモードなど、あらゆるスタイルで使えるとしています。また、2画面をまたいで全画面表示と、別々のディスプレイとしての使用に対応しています。

↑レノボは「Multimode+」とうたった使い方をプレゼン

 

↑本体を横向きにすると、縦長ディスプレイが2枚並んだ状態に。全画面表示はもちろん、左に資料、右にWebブラウザーを並べて操作といったこともできます

 

↑設定アプリ「Yoga Book 9 User Center」で画面の表示設定を変えられます

 

ラップトップモード時には画面のタップでバーチャルキーボードやバーチャルタッチパッドを表示でき、物理キーボードなしで操作が可能です。キーボードは位置をずらすこともできます。

↑ラップトップモード

 

【製品のキーボード周りを画像でチェック】(画像をタップすると閲覧できます)

 

さらに、Bluetoothキーボードとペン、この2つを収納するフォリオケースが付属します。フォリオケースは折りたたむことでスタンドとしても使えます。

↑付属のBluetoothキーボードとペン。画像のようにキーボードを置いて使用できるほか、ディスプレイの上に直接Bluetoothキーボードを置いて使用もできます

 

主なスペックは、インテル Core i7-1355U、16GBメモリー、1TB SSD(NVMe接続)で、バッテリー駆動時間は約11時間となっています。また本体サイズは約299.1×203.9×15.95mmで、重さは約1.34kgです。

↑ヒンジ部分はB&W製のスピーカーを搭載

 

↑Dolby VisionとDolby Atmosにも対応

チャットアプリ「Discord」のモバイル版が大幅に進化! もうやめられない

チャットサービスのDiscordは、モバイル版アプリで大型アップデートを実施しました。画面レイアウトが一新されており、外出先でフレンドと音声およびビデオ通話をしやすくなることに重きが置かれています。

↑大歓迎のアップデート

 

新たなレイアウトでは、アプリ左下にサーバータブを表示。さらにタブを開くと全てのサーバーが表示され、サーバーをタップするとタブが開き、スクロールしてチャンネルを選びます。

↑新レイアウト

 

また、メッセージや通知の隣に、ユーザーがプロフィールや設定を編集できる「You(あなた)」タブも並んでおり(ユーザーアイコンが表示)、フレンドとやり取りしたり通知を確認しやすくなったりしています。

 

メッセージタブにはダイレクトメッセージ(DM)とグループDM(GDM)がまとめて表示されます。画面上部には検索バーがあり、全てのDMやGDMをまたいで検索することも可能に。要は、1つ1つDMを開いて探しものをする必要がなくなりました。

 

さらに、メッセージタブの上部には「アクティブNOW」セクションがあり、いまフレンドが何をしているのかをざっと確認できます(ボイスチャンネルにいるとか、ゲームをやっているとか、Spotifyで音楽を聴いているとか)。

 

加えて、長らく噂されていた「ミッドナイトテーマ」がようやく登場。いわゆるダークモードであり、有機EL画面であればバッテリーの節約にもつながるはずです。ただし、デスクトップ版では利用できません。

↑ミッドナイトテーマ

 

画像や動画の共有もしやすくなり、一度にさらに多くの写真や動画を選び、高画質のもの(最大25MB)もアップロードできます。音声通話とビデオ通話のユーザーインターフェースも改良され、外出先でも直感的な操作でバーチャル通話を楽しみやすくなりました。

 

最後に、Discordアプリの起動にかかる時間も短くなりました。iOS版では43%、Android版では55%も高速化したとのこと。

 

Discordは全世界で毎月1億5000万人以上のユーザーが集まり、ともに勉強したりゲームを楽しんだり、ソフトウェアを作ったり雑談をしたり、さまざまな用途で使われています。多くの人にとっては日常生活になくてはならない存在であり、今回のアップデートは歓迎されることになりそうです。

 

Source:Discord
via:The Verge

ワイヤレス充電アダプタがより身近になる?「iOS 17.2」で「Qi2」対応機種が増えるわけ

アップルはiOS 17.2 RCを開発者とパブリックベータテスター向けに公開しました。RCとは「公式配信前のリリース候補版」で、早ければ来週にも公式配信が始まることを意味しています(100%確実ではありませんが)。

↑「Qi2」対応機種が増えるiPhone

 

この最終版ともいえるベータ版では、iPhone 13シリーズとiPhone 14シリーズの全モデルが、次世代ワイヤレス充電「Qi2」に対応することが明らかとなりました。

 

Qi2とは、アップルが提供したMagSafe充電技術をベースとしたもの。Qi規格を策定するWireless Power Consortium (WPC)は11月、モバイル製品の認証試験を完了したと報告し、年末に向けて対応製品が登場するとアナウンスしていました

 

一般的にアップル製品は、新しい規格の採用に対しては慎重です。が、iPhone 15は最初からQi2に対応。自社技術のMagSafeを基礎としているため当然かもしれませんが、業界を驚かせました。

 

さてiOS 17.2 RCの公式リリースノートには、「iPhone 13および14の全モデルにQi2充電器をサポート」すると書かれています。過去モデルにまで遡って対応することは、少し意外な感もあります。

 

これは、iPhone 13や14がQi2規格の充電器で、最大15Wのワイヤレス充電ができることを意味していると考えられます。リリースノートにはワット数が確認できませんが、iOS 17.2が公式配信されれば、数日後には判明するでしょう。

 

これまでiPhoneでの15Wワイヤレス充電が可能なアダプタは、高価なMagSafe認定充電器のみで、安価な非認定製品は7.5Wに制限されていました。なぜMagSafe認定品が高くなるかといえば、アップルにライセンス料を支払う必要があるからです。

 

しかし、Qi2がMagSafeと同等の性能を持つことで、より手ごろな価格の製品を選べるようになります。

 

また、Qi2はAndroid端末にも対応しているため、iPhoneと同じワイヤレス充電アダプタの使い回しも可能。Qi2対応製品が登場するのはこれからですが、すでにAnkerなどが新製品を予告しており、楽しみに待ちたいところです。

 

Source:9to5Mac
via:Engadget

コントローラーを取り外せる、レノボが持ち運べるゲーミングPC「Lenovo Legion Go」発表

レノボ・ジャパンは12月6日、ハンドヘルドタイプのゲーミングPC「Lenovo Legion Go」を発表しました。価格は13万4800円(税込)前後で、12月8日に発売します。

 

Lenovo Legion Goは、PCゲームはもちろん、コンソールゲームタイトルやスマホゲームもプレイできる製品。統合ソフト「Legion Space」からXbox、Steam、Androidなどのプラットフォームを問わず、各ゲームにアクセスできるほか、各種ゲームの設定も可能です。

↑Lenovo Legion Go

 

↑ハンドヘルドで、PCに接続して、コンソール機として、3つの用途で使えるのがコンセプト

 

ディスプレイは、マルチタッチ対応の8.8型「Lenovo PureSight Gamingディスプレイ」を搭載。WQXGA(2560×1600ドット)の解像度、144Hzのリフレッシュレート、500nitの明るさなどにより、きれいでなめらかな映像表現が可能としています。

↑ポータブルのゲーム機としてはディスプレイが大きめな8.8型を採用

 

また、プロセッサーはAMD Ryzen Z1 Extreme、メモリーは16GB、ストレージは512GB SSDを搭載したうえ、独自の冷却技術「Legion Coldfront」により、安定してゲームを楽しめるとのこと。

↑さまざまなゲームを遊べるのはAMD Ryzen Z1 Extremeを搭載しているためとのこと

 

コントローラーは人間工学に基づいたエルゴノミックデザインを採用し、快適な握り心地を実現しているといいます。またディスプレイからコントローラーを取り外し可能。ハンドヘルドモードのほか、取り外した状態で使うデタッチャブルモード、付属のコントローラードックを取り付けてマウスのように使えるFPSモードでの使用を提案しています。

↑本体右側のコントローラーには、「ホールエフェクトジョイスティック」やカーソルを動かすタッチパッドを装備

 

↑本体左側にはLegion Spaceにアクセスするボタン(コントローラー上部)などを装備しています

 

↑Nintendo Switchのような使い方ができるデタッチャブルモード

 

↑ドックにコントローラーを取り付けるFPSモード

 

↑組み合わせで使うことも可能

 

本体サイズは約298×131×40.7mmで、重さは約854g(本体+コントローラー)。バッテリーは最大約7.9時間駆動します。

 

【製品の外観フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

SNSで人気を集めたカラー登場! マウスのゲーミングブランド「NEXTGEAR」から新デスクトップPC

マウスコンピューターは12月6日、ゲーミング向けPCブランド「NEXTGEAR」から、ホワイト筐体のモデルを4機種発売しました。

 

NEXTGEARは、これまで同社が培ってきた開発・製造・品質はそのままに、ゲーミングに必要なスペックを搭載したうえで、高いコストパフォーマンスを実現するとうたったブランド。販売は公式ECサイト限定となっています。

 

今回ホワイト筐体のモデルを販売したのは、NEXTGEARの製品開発にあたり、SNSを通じて新筐体のカラーについてアンケートを取ったところ、ブラックとともに人気が高かったからだそうです。

 

また、筐体の側面には「ガラスサイドパネル」を標準で装備。加えて、マウスコンピューターとしては初めて、ARGB対応のケースファンを搭載しました。ケースの天面ボタンを押すと制御が可能で、レイアウトに応じて10種類の発光パターンの切り替えや、LEDの消灯といった操作ができます。

 

ラインアップは、「JG-A5G60」(13万9800円)、「JG-A7G6T」(17万9800円)、「JG-A7G6T」(19万9800円)、「JG-A7G70」(20万4800円)を用意。JG-A7G70の主なスペックは下記のとおりです。

 

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen 7 5700Xプロセッサー

グラフィックス:GeForce RTX 4070

メモリー:16GB

ストレージ:1TB SSD(NVMe)

チャットアプリ「Beeper Mini」が新登場! iMessageに憧れるAndroidユーザーは要チェック

Androidスマートフォンでアップルの「iMessage」を使うことができるアプリ「Beeper Mini」が、Google Playストアで公開されました。

↑注目のBeeper Mini(画像提供/MacRumors)

 

iMessageはアップルが提供するメッセージサービスで、iPhoneやMacで利用することができます。これまでもクラウド上のMacを経由したり、あるいはApple IDでサインインしたりすることで、アップルのデバイス以外でiMessageを利用する方法がありました。

 

しかし、Beeper MiniはiMessageに登録された電話番号でAppleのサーバーと直接通信することで、AndroidスマホでのiMessageの利用を可能にしました。これにより、メッセージの送受信やリアクション、スレッド、高画質画像の共有、グループチャットなどの機能を使うことができます。

 

Beeper Miniの開発者によれば、同アプリはメッセージや連絡先、Apple IDのパスワードにはアクセスしないとのこと。アプリのコードはオープンソースとして公開され、透明性をアピールしています。

 

Beeper MiniはGoogle Playで配布されており、2ドル(約290円※)の月額料金で利用可能。AndroidスマホでiPhoneを持っている友人とチャットをするときに「青いバブル」のメッセージが送れるのは、なかなか便利といえそうです。

※1ドル=約147円で換算(2023年12月6日現在)

 

Source: MacRumors

もうすぐリリース!「iOS 17.2」の見どころは?

アップルが来週から配布を開始する予定の「iOS 17.2」。「iPhone 15 ProおよびPro Max」のカメラ撮影性能が向上したり、ワイヤレス充電の問題が解決したり、さまざまなアップデートが海外で報じられています。

↑まもなくiOS17.2がやって来る

 

iOS 17.2のリリースノートによれば、「iPhone 15 ProおよびPro Maxでは小さな遠くの物を撮影する際に、望遠カメラのオートフォーカスの速度が向上している」とのこと。同スマホでは望遠撮影機能がさらに快適に使えることになるでしょう。また、空間コンピューター「Vision Pro」で閲覧するための「空間ビデオ」の撮影も可能になっています。

 

また、iOS17.2では、一部のiPhoneと一部のクルマで発生している「ワイヤレス充電パッドが利用できない」という問題も解決されます。これは「iPhone 15」の所有者とシボレーやキャディラック、ビュイックなどの車両で報告されていた問題で、「iOS 17.1」へのアップデート後に発生しました。

 

その他にも、「iPhone 13および14」が「Qi2」のワイヤレス充電に対応したことも注目すべき点です。Qi2は新しいワイヤレス充電規格で、「MagSafe」のようにマグネットを使ったデバイスの固定が可能。最新モデルの「iPhone 15」でもQi2はサポートされており、年末にも対応アクセサリーが発売される予定です。

 

Source: 9to5Mac, MacRumors 1, 2

iOS 17で「テキスト入力中にアプリが勝手に切り替わる」バグが発生。回避策は?

iOS 17において、画面上で文字入力していると突然アプリスイッチャー(アプリの切り替え画面)が表示されるという不具合が複数のユーザーに起こっていることが分かりました。

↑どうなっているんだ?

 

この現象はアップル公式コミュニティや大手掲示板のRedditで報告されています。例えば、メモを取っているとき、いきなりアプリから追い出されて、別のアプリに入ってしまうという具合です。

 

それがどのような症状かは、こちらの動画で確認できます。どうやら、しばらくバーチャルキーボードをテンポよく打ち込んでいるときに起こるようです。

 

この不具合は、最新のiOS 17.1.2を含むiOS 17の全バージョンで報告されています。一部のユーザーはiPhoneを交換してもらったものの、新しいデバイスでも発生しており、アップルも問題を十分に認識していない模様。

 

今後アップルが修正アップデートを配信する可能性もありますが、それまで一応の回避策はあります(以下の通り)。

 

  • iPhoneの「設定」アプリをを開く
  • 「アクセシビリティ(Accessibility)」をタップする
  • 「身体機能および動作」の下にある「タッチ(Touch)」をタップする
  • 「簡易アクセス(Reachability)」をオフにする
↑回避策(画像提供/MacRumors)

 

簡易アクセスとは、iPhoneを片手で使っているとき、画面の上半分を下に移動し、親指が届きやすくするオプションです。

 

このオプションをを無効にすると、文字入力バグが発生しなくなるそう。ともあれ、今後のアップルの対応を待ちたいところです。

 

Source:MacRumors

噂の「Nothing Phone (2a)」デビュー秒読み!? インドで認証を取得

最近、英Nothing Technologyが廉価版スマートフォン「Phone (2a)」を開発中との噂が飛びかっていますが、この未発表デバイスが早ければ今週中に発表されると複数の情報源が予想しています。

↑Phone (2a)のデビューはもうすぐ?

 

まず、リーカーのIshan Agarwal氏は、Nothing Phone (2a)の発売はそう遠くないとXで述べています。

 

別のリーカーのAbhishek Yadav氏も、Nothingが今週中にPhone (2a)をアナウンスするかもしれないと主張。その根拠の一つとして、Nothingの公式アカウントが説明文を「今週、何かが来るかもしれない」に変更していることを挙げています。

 

ほかにも、数日前にインド規制当局BISのデータベースで新たなNothing製品が発見されており、現地での発売が近い可能性がうかがえます。さらに、スマホ用バッテリ-「NT03」も認証されているうえ、その容量がPhone (2)とは違うため、新型スマホの存在を予感させています。

 

Nothing Phone (2a)は、Phone (2)と同じサイズの6.7インチ有機ELディスプレイを搭載し、中央にはパンチホールカメラ(画面に穴を開け、その下に自撮りカメラを配置)があると噂されています。もっともコスト削減のため、Phone (2)のようなLTPOパネル、つまり常時表示はできないかもしれません。

 

価格はPhone (2)よりも安くなると予想されています。Phone (2)は日本では7万円台で買えますが、それよりも控えめな価格で、かつ十分な性能を備えていると期待したいところです。

 

Source:Ishan Agarwal(X) 
via:PhoneArena

アップル、次世代通信技術「6G」の開発を加速!

アップルが次世代通信技術「6G」を同社のデバイスに実装する作業を急ピッチで進めている、と米大手メディアのブルームバーグが報じています。

↑2030年頃に6Gへ

 

現在の日本では一部地域で高速な5G通信が利用できますが、6Gでは100Gbpsを超える超高速かつ超低遅延な通信が可能とされています。また、通信の信頼性や接続数も大幅に増え、あらゆる場所に電波が届く……という次世代通信技術になっています(ソフトバンク)。

 

アップルの通信技術に関する話題といえば、同社は以前にインテルのスマートフォン向けモデムチップの開発チームを買収し、5Gモデムチップを自社開発しているとされていますが、この計画がうまく進んでいないと報じられています。

 

ブルームバーグによれば、アップルは2021年から6Gに関する求人を開始したとのこと。同社のウェブサイトには現在も6G関連の求人が掲載されており、北米における6G以降の技術開発を進める「Next G Alliance」にもアップルは参加しています。

 

6Gが消費者向けの機器に搭載されるのは2030年頃と予測されています。この次世代通信が将来のiPhoneはもちろん、セルラー対応MacBookの登場などにもつながることに期待したいものです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「Galaxy S25」はソニー製の新型イメージセンサーを採用!? カメラ性能の向上に期待

サムスンのフラッグシップ機・Galaxy S22(標準モデル)は、前モデルの1200万画素から5000万画素に強化されました。この仕様はGalaxy S23でも変わらず、次期「Galaxy S24」も同じになると予想されています。

↑にわかに高まるソニー製センサーへの期待

 

しかし、2025年の「Galaxy S25」および「Galaxy S25+」では、新型センサーを採用して、さらに進化するかもしれないと著名リーカーが主張しています。

 

リーカーのRevegnus氏は、Galaxy S25とGalaxy S25+は、3年連続で採用されたサムスン製のカメラセンサー「ISOCELL GN3」 からソニー製に変更されると述べています。これ以上の詳しい情報はありませんが、同氏は「とてもうれしい!」と付け加え、大きな強化になると示唆しています。

 

ほかにも、Revegnus氏は「Galaxy S25 Ultra」のメインカメラについて2億画素は変わらないものの、0.8μmピクセル、デュアルピクセルオートフォーカスなどを備えた1インチのカメラセンサーを開発中と述べています。

 

これらセンサーやピクセルのサイズはGalaxy S23 Ultraを上回っており、その分だけ多くの光を取り込むことができるので、暗い場所での撮影にも強くなるはず。

 

サムスンはGalaxy S25シリーズで他にも大きな変化をもたらすと言われています。例えば、One UI(Galaxyスマホ向けにカスタマイズされたユーザーインターフェース)専用チップをAMDやグーグルと共同開発しており、これまで使われた中で最も高性能になる可能性があるとの予想があります

 

次期「Galaxy S24」シリーズの性能もほぼ判明しており、来年1月には正式発表される見通しです。あと1か月だけ待つか、それとも2025年モデルが登場するまで待つか、悩ましいところです。

 

Source:Revegnus(X)
via:Sammobile

「Apple Watch」が生死を分けた? 米の公園で相次ぐ転倒事故、男性が助かるも…

ここ数年のApple Watchには「転倒検出機能」が備わっており、着用した人がひどく転んだ場合には自動的に検出し、必要に応じて緊急通報サービスに自動的に連絡します。この機能のおかげで交通事故から救われた被害者や、倒れた高齢者も少なくありません

↑生死を分けたApple Watch?

 

そして新たに、本当にApple Watchがなければ命を落としていたかもしれない男性が、当時のことを振り返っています。

 

米・ジョージア州に住むマイク・メナンドさんは、チャタフーチー川の国立公園でハイキングをしていたとのこと。米国の国立公園は「公園」といいながらも、危険な地形や野生動物、有害植物などがあり、命に関わる事故は少なくありません。

 

メナンドさんが連れていた犬2匹は、遠くにコヨーテがいたことに驚き、飼い主を転ばせてトレイル(自然歩道)から引きずり下ろしたとのこと。これによりApple Watchの転倒検出機能が動作し、メナンドさんに代わって救急隊を呼びました。

 

事故当時、iPhoneはポケットの中にあり、そのポケットを下にして横たわっていたため使えなかったそうです。メナンドさんは足を骨折し、手術でチタン製のロッドを入れるほどの重傷であり、身動きが取れなかったと思われます。

 

メナンドさんは、もしApple Watchを着けていなかったら、どうなっていたか分からないと語っています。「どれくらい横になっていたかは不明」「動けなかったし、起き上がることもできなかった。すごく痛かったんだ」とのこと。

 

実際、メナンドさんが転倒した1か月後、同じ公園でハイキング中の女性が転倒し、命を失ってしまいました。「それを読んだとき、私だったかもしれないと思った。私は一人で、周りには誰もいなかった」と恐怖を実感しているようです。

 

Apple Watchの設定やヘルスケアアプリで年齢を設定していて、その年齢が55歳未満の場合は、この機能はデフォルトで無効となっています。もしも万が一に備えたい場合は、iPhoneのWatchアプリの[緊急SOS]から、[転倒検出]を手動でオンにしておくことをお勧めします。

 

Source:FOX5
via:9to5Mac

【西田宗千佳連載】Mac「Mシリーズ」チップの成功をWindowsで再現したいクアルコム

Vol.133-2

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはクアルコムの新CPU「Snapdragon X Elite」。ARMコアプロセッサーのこれまでを解説する。

 

今月の注目アイテム

クアルコム

Snapdragon X Elite

↑自社開発のCPUアーキテクチャ「Oryon」を12コア搭載するSnapdragon X Elite。Apple M2と比較してマルチスレッドで50%高い性能を、第13世代CoreのPシリーズと比較して同じ電力量であれば性能は2倍になるという

 

現在、スマホやタブレットのほとんどはARM系アーキテクチャを使ったプロセッサーで動いている。

 

一方、PCに類するものはほとんどがx86系のアーキテクチャであり、ARM系はMacくらいのものだ。ただ、Macが独自のARM系プロセッサーで動いているように、PCをARM系で作ることは難しくないし、いくつも製品はある。たとえばマイクロソフトは「Surface Pro」シリーズで、x86版とARM版をそれぞれ販売している。

 

現時点において、プロセッサーが採用するCPUアーキテクチャの種類はそこまで大きな問題にはならなくなった。

 

WindowsにしろmacOSにしろ、CPUの違いを読み替える「トランスコード」技術を搭載している。過去には動作速度や互換性に大きな問題があった時期もあるが、現在は大幅に改善し、「x86向けのソフトをARMで使う」デメリットは減っている。

 

またソフト開発環境の改善で、x86とARMの両方に対応したアプリを作るのが簡単になってきてもいる。すべてのソフトが両方で提供される状況にはなく、特にWindows版はまだまだx86向けが基本であるものの、Macは急速にAppleシリコン=ARM向けのアプリが増えている。

 

Macは2020年にARMベースの「Appleシリコン」に移行した。Macの場合「アップルがそうすると決めた」ならMacを使い続ける限り移行せざるを得ないのだが、多くのユーザーが前向きに移行しているのは、Appleシリコンを使ったMacが、それまでのインテル版Macよりも性能・消費電力の両面で良い製品になっているからだ。ソフト開発者もAppleシリコンへの移行に積極的だ。

 

一方、Windowsではそうした現象は起きていない。理由は、ARMコアのプロセッサーを採用するPCメーカーがまだ少ないせいである。

 

クアルコムは以前からPC用のARMコアプロセッサーを提供してきたが、簡単に言えばコストパフォーマンスが悪かった。どうしても性能はx86版に劣っていて、パーツ供給量が少ないために価格も高め。さらにはほとんどのモデルが差別化のために携帯電話ネットワークへの接続機能を持っているため、そのぶんさらに高価になる。そうすると、一般的なPCを選ぶ人はx86以外を選ばない……という結果になる。

 

そこでクアルコムは、新しい「Oryon」アーキテクチャを使った「Snapdragon X Elite」を発表した。このプロセッサーは過去の同社製PC向けプロセッサーから性能を大幅に引き上げ、Appleシリコンと同等以上にした……とされている。

 

Snapdragon X Elite搭載のPCは2024年後半に発売と想定されており、価格・性能などの詳細は不明だ。ただ、少なくとも性能上のリスクは減った。ゲーム向けには当面x86の方が有利だが、ビジネス向けならば性能の問題は出ないと考えられる。結局価格が見えてこないことにはなんとも言えないのだが、Macで起きた変化がWindowsでも再現される可能性は出てきた。

 

では、x86系のプロセッサーはどうなっているのか? そのあたりは次回解説していく。

 

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マイクロソフト、欧州で「iOS向けサードアプリストア」を提供!?

マイクロソフトがiOS向けのサードアプリストアを提供する計画だ、と米大手メディアのブルームバーグが報じています。

↑アップルの牙城を崩すか?

 

現在のiPhoneやiPadに搭載されているアプリストアは、アップルの「App Store」だけです。しかし、同社は欧州で独占禁止法に違反しているとみなされており、サードアプリストアを導入する可能性が高まっています。

 

ブルームバーグによれば、アップルはサードアプリストアを受け入れるために上級チームを設置したとのこと。

 

マイクロソフトのXboxビデオゲーム部門を率いるPhil Spencer氏によれば、マイクロソフトは、アップルやグーグルが牙城を築くモバイルゲームストアに挑むため、パートナーと作戦を話し合っているというのです。

 

さらに、Spencer氏はインタビューでサードアプリストアの立ち上げ時期についての明言を避けたものの、「何年も先のことではなく、もっと早い時期だと思う」と語っています。

 

欧州での判決によれば、アップルは2024年3月6日までにサードアプリストアを受け入れる必要があります。この流れが欧州だけのものとなるのか、あるいは日本でもiOSのサードアプリストアが利用できるようになるのか、今後が注目されます。

 

Source: Bloomberg via 9to5Mac

アップルが「チップ研究所」の内部を公開! 米メディアの動画はファン必見

アップルのチップ研究所の内部を撮影した独占インタビュー動画を、米メディアのCNBCが公開しています。

↑内部で行われたインタビュー(画像提供/CNBC/YouTube)

 

アップルは2010年以来、「iPhone」用に独自のカスタムチップを設計してきました。現在はグーグルやマイクロソフト、アマゾン、テスラもこの流れに乗っています。

 

今回の動画では、アップルが本社を構えるクパチーノにあるチップ研究所の内部の様子が映し出されています。また、シリコン部門責任者のJohny Srouji氏と、ハードウェア・エンジニアリング担当上級副社長のJohn Ternus氏へのインタビューも行われました。

 

興味深いのは、Srouji氏が「アップルは他社にチップを販売しないことで、非常に無駄のない製品ポートフォリオ(構成)を維持できている」と語っていること。これによりリソースを製品へと集中すると同時に、異なる製品間でも部品を再利用できるといいます。

 

一方、先行きが不透明なモデムチップの自社開発については、「将来的な技術や製品についてはコメントできないが、我々はセルラー(携帯通信)に関心があり、それを可能にするチームがある」と述べています。

 

製品ラインナップを広げ、日本を含む世界中で人気のアップル製品。それらを支えているチップ研究所のインタビューはファン必見の動画といえそうです。

 

Source: CNBC / YouTube via MacRumors

「iPhone 16」シリーズ、全機種に「アクションボタン」を一斉導入!?

2024年の「iPhone 16」シリーズの全機種に「アクションボタン」が搭載されると海外ニュースサイトのMacRumorsが報じています。

↑アクションボタンの普及へ

 

「iPhone 15 ProおよびPro Max」では、本体左側のミュートスイッチをアクションボタンに替えました。このアクションボタンには、サイレントモードだけでなくフラッシュライトやカメラ、ボイスメモなど、さまざまな機能を割り当てることができます。

 

MacRumorsが入手した内部情報によれば、iPhone 16シリーズではアクションボタンが機械式から静電容量式に変更されるとのこと。具体的には圧力の変化を検知するセンサーと「タクトスイッチ機能」が搭載されますが、後者の具体的な内容は不明です。また、アクションボタンと同じ機能を搭載した「キャプチャボタン」もiPhone 16シリーズに搭載されるそう。

 

iPhone 16シリーズでは、異なるサイズのアクションボタンも検討されているといいます。そのうちの一つではiPhone 15 ProおよびPro Maxの物より大きく、ボリュームボタンに近いサイズになっているそう。また、アクションボタンは2025年の発売が予定されている廉価モデル「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」にも搭載されるとしています。

 

MacRumorsによれば、これらの計画が変更される可能性は低いものの、最終バージョンのデザインはまだ決定されていないとのこと。iPhone 15から登場したアクションボタンは、今後さらに進化することになりそうです。

 

Source: MacRumors

2024年「Galaxy Zシリーズ」のカバー画面はもっと大きくなる! 著名アナリストの新予想

サムスンの折りたたみスマートフォンのGalaxy Z FoldシリーズとGalaxy Z Flipシリーズのカバーディスプレイ(折りたたみ時の外側画面)は、常に改良が続けられてきました。

↑改良は止まらない

 

そんな中、2024年の次期「Galaxy Z Fold6」(横折り)と「Galaxy Z Flip6」(縦折り)のカバーディスプレイは、現行モデルより大きくなると著名アナリストが主張しています。

 

最新のGalaxy Z Fold5では、カバーディスプレイは6.2インチながらも、アスペクト比は23.1:9と少し縦長になっています。グーグルのPixel Foldと比べると狭く感じられ、使いこなすのは難しいかもしれません。

 

さて、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は、Galaxy Z Fold 6とZ Flip 6のカバーディスプレイは大きくなると主張。そのうちFlip 6については、サイズが約3.9インチになると具体的に述べています。

 

Young氏の予想が本当であれば、これは特にGalaxy Z Flip6にとって大きな動きとなりそうです。現行モデルのGalaxy Z Flip5のカバーディスプレイも、前モデルの1.9インチから3.4インチへと大型化していましたが、次はそこからさらに大きくなるので、より使いやすくなりそうです。

 

また、もしも3.9インチの大きさになれば、3.6インチの画面を搭載するrazr 40 Ultraを上回ることになります。

 

かたやGalaxy Z Fold6に関して、Young氏は詳しい情報は述べていません。より厚みが薄くなり、ベゼルが狭くなるとのうわさもありましたが、それ以上の情報は今のところ見当たらない状況です。

 

Galaxy Z Foldシリーズは「横に折りたたむ」という設計のため、カバーディスプレイの横幅は広げにくいはず。しかし、よりベゼルを狭くするなど、少しでも画面を広くする工夫をするのかもしれません。

 

Source:Ross Young(X)
via:9to5Google

「Galaxy S24」シリーズの画像とスペックが全て流出! もう待てない

サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズの正式発表まであと1か月以上はありますが、世界各国で認証を取得するなど、その日は着実に迫っています。

↑どんどん期待が高まる(画像はGalaxy S23 Ultra)

 

そんな中、Galaxy S24シリーズ全モデルのサムスン公式らしき画像やスペックが、海外メディアで全て明らかにされました。

 

まず、最上位モデル「Galaxy S24 Ultra」は、うわさ通り筐体はチタン製となり、光学10倍ズームは5倍にダウンするとのこと。

↑流出したGalaxy S24 Ultraのイメージ(画像提供/Windows Report)

 

また、デザインは前モデルから大きな変化はないものの、ディスプレイの湾曲がなくなり、フラット画面になると伝えられています。

 

さらにGalaxy S24 Ultraは4つのカラバリを展開。それぞれチタニウム・ブラック、チタニウム・グレー、チタニウム・バイオレット、チタンイエローという構成です。

 

かたや、標準モデルの「Galaxy S24」と「Galaxy S24+」は、前モデルからほとんどデザインが変わらず、カラバリはオニキスブラック、マーブルグレー、コバルトバイオレット、アンバーイエローの4つと報じられています。

↑流出したGalaxy S24およびS24+のイメージ(画像提供/Windows Report)

 

全モデルにサムスン独自のAI機能が搭載されるとのこと。これは何度もうわさが報じられた通りであり、先日サムスンも「AI Smartphone」などの商標登録を申請していました

 

スマホの処理能力が高くなることで、懸念されるのが「高温になり、処理速度が下がる」という事態。この点も、全モデルとも大きなベイパーチャンバー(冷却機構)が搭載され、オーバーヒートの問題なしにAIワークフローを処理できるパワフルなスマホになりそうとのことです。

 

もう1つ気になるのが、搭載されるRAMの容量でしょう。この点についてはGalaxy S24が8GB、Galaxy S24+が12GB、Galaxy S24 Ultraが12GBといったところ。日本で販売されるのは、おそらくGalaxy S24とGalaxy S24 Ultraのみと予想されますが、どちらも前機種からRAM容量は変わらない見通しです。

 

以上をまとめると、最上位機種Galaxy S24 Ultraはチタン製で高級感あふれるようになり、他の2機種は見かけはそのまま。ただし、強力なAIスマートフォンになるということで、期待を高めつつ正式発表を待ちたいところです。

 

Source:Windows Report
via:9to5Google

新たなAndroidマルウェア「FjordPhantom」登場。約4200万円をだまし取られた被害者も

あるAndroidマルウェアがアジア諸国で大混乱を引き起こし、タイでは1000万バーツ(約4200万円※)をだまし取られた被害者もいたと報じられています。

※1バーツ=約4.2円で換算(2023年12月3日現在)

↑新しいマルウェアに要注意

 

サイバーセキュリティ企業のPromonが発見した「FjordPhantom」は、これまでにない手法を用いたマルウェア。恐ろしいのは、検知を避けるのが非常にうまいことです。

 

この攻撃の始まりは、電子メールやSMS、メッセージアプリから。銀行の正規アプリに見せかけたものをダウンロードするように促します。

 

ダウンロードされたアプリは、本物の銀行アプリを含みながらも、アプリへの攻撃を可能にするマルウェア部分(FjordPhantom)を備え、仮想環境で実行されます。

 

そしてダウンロード後、銀行のカスタマーサポートを装った攻撃者チームが電話をかけ、ユーザーにアプリを操作する手順を案内。マルウェアを通じて、攻撃者はユーザーの行動を追跡できるようになり、送金するよう誘導したり、認証情報を盗んだりすることができます。その認証情報を使って、さらなる攻撃も仕掛けられます。

 

FjordPhantomの手口は、仮想化ソリューションを使っていること。まずアプリを仮想コンテナにインストールして、Androidのサンドボックス(アプリのコードやデータを他のアプリやシステムから隔離するセキュリティ機能)を回避。それにより、検知されることなく攻撃が仕掛けられる仕組みです。

 

さらに、スマホ内部に侵入したFjordPhantomは、追加コードを銀行アプリに注入し、さらなる攻撃が可能となります。そうした攻撃対象となりうる銀行アプリは複数確認されているそう。

 

通常、Google Playストアでダウンロードできるアプリは、Googleにより安全性がチェックされているはず(それをかいくぐるマルウェアも少なくありませんが)。信頼できるアプリストア以外ではアプリをダウンロードせず、たとえ相手が銀行を名乗っていても、電話で機密情報を伝えないよう気をつけたいところです。

 

Source:Promon
via:PhoneArena

Mac作業の効率化に! 「操作スペース」は複数用意&切り替えて使おう【Macの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「複数のデスクトップ(操作スペース)を切り替えて使う」です。

 

 

macOSでは、操作スペースと呼ばれる追加のデスクトップを作成して、切り替えて使用することが可能です。

 

操作スペースを追加するには、トラックパッドの場合は3本指で上にスワイプ。キーボードの場合は[Mission Control]キーまたは[Control]+[上矢印]キーを押してMission Controlを開きます。

 

画面の右上にある[+]をクリックすると、操作スペースが追加されます。操作スペースは最大16個まで作成できます。

 

作成した操作スペース間を移動するには、Mission Controlに入って上部のサムネイルをクリックすると切り替えられます。

 

そのほか、トラックパッドでは、3本指または4本指で左右にスワイプすることで移動できますし、Magic Mouseでは2本指でスワイプすると移動できます。また、キーボードでは[control]+[左右の矢印]キー」を押しても移動できます。

 

あるいは、ウインドウを画面の端にドラッグしてしばらく待つことで、ウインドウを次の操作スペースに移動させることも可能です。

 

不要なデスクトップを削除するには、Mission Controlに入って上部のデスクトップまでカーソルを移動し、削除したい操作スペースの上にカーソルを合わせると表示される×印をクリックしましょう。

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

【西田宗千佳連載】クアルコムとアップルが「PC向けプロセッサー」で激突

Vol.133-1

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマはクアルコムの新CPU「Snapdragon X Elite」。PCのCPUにおいて挽回を狙う同社と、他社との駆け引きを探る。

 

今月の注目アイテム

クアルコム

Snapdragon X Elite

↑自社開発のCPUアーキテクチャ「Oryon」を12コア搭載するSnapdragon X Elite。Apple M2と比較してマルチスレッドで50%高い性能を、第13世代CoreのPシリーズと比較して同じ電力量であれば性能は2倍になるという

 

PC市場での不評の刷新を狙うクアルコム

2024年はノートPC向けのプロセッサーで、大きな競争が起こる年になるだろう。

 

核となるのは、プロセッサーアーキテクチャの変更だ。

 

10月24日、クアルコムは米ハワイ州マウイ島で開催された年次開発者会議「Snapdragon Summit 2023」にて、新しいCPUアーキテクチャ「Oryon」を使った「Snapdragon X Elite」を発表した。以前から同社は、マイクロソフトなどと組んで「Snapdragonで動くWindows PC」を製品化してきた。Snapdragonはスマートフォンなどに広く使われているARM系プロセッサーだ。

 

特にWindows 10以降、PCで主流の「x86系」でなくARM系でも動くものも提供され、現在のWindows 11では、多くのx86向けソフトもそのまま動作するようになっている。だが、Snapdragonを使ったPCは動作速度が遅く、メモリーやストレージ容量が割高で、x86系を押し除けてまで購入する理由は薄い、という欠点があった。

 

そこでクアルコムは、PC向けのSnapdragonを大幅に刷新した。性能が改善されたCPUコアであるOryonを用意し、PC市場での不評を刷新しようとしているわけだ。

 

新CPU三つ巴の競争はこれから

きっかけとなったのは、2020年にアップルがMacをインテル製CPUから自社設計の「アップルシリコン」に切り替えたことにある。当時、初のMac向けアップルシリコンである「M1」を搭載したMacは、性能・消費電力の面でインテルCPU版Macを大きく上回り、移行のメリットが大きかった。

 

アップルシリコンはARM系だが、他社のARM系プロセッサーよりも性能が高く、それゆえにMac向けでも成功した。その状況を見たクアルコムはPC向け戦略にテコ入れをし、Oryonを開発して一気に性能アップを図ったのだ。

 

Snapdragon X Eliteについて、クアルコムはアップルの「M2」より高速で、消費電力も30パーセント低く、M2同様にインテル製CPUより性能・消費電力ともに優れている、と公開した。

 

そしてそのすぐ後、アップルは最新のアップルシリコンとなる「M3」シリーズを搭載したMacを発表した。M3はM2よりCPUコアがさらに15パーセントから30パーセント速くなる。クアルコムは、この時期にM3が発表されると正確に予測しており、アップルが手を打つのとほぼ同時に“対抗製品”を発表する形になったのだろうと考えられる。M3搭載Macは11月に出荷され、市場で先行する。

 

こうなると、インテルも黙ってはいられない。2023年末に「第14世代Core」シリーズを出荷し、2024年前半から多数の製品が登場することになる。第14世代では単純な高速化だけでなく、生成AIを中心としたAI処理を高速化する機能を重視し、新しいPCのあり方を模索する。

 

では各社の戦略はどう違うのか? 使い勝手はどうなるのか? 結果的に、2024年以降のPC市場はどうなるのか? そのあたりは次回以降に解説していくこととする。

 

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12月1日まで! Nextorage、AmazonブラックフライデーでGen5 SSDを含むSSD製品20%~35%オフ

Nextorage(ネクストレージ)は、12月1日23時59分まで開催中のAmazonブラックフライデーに参加しています。

 

現在開催中のセールではPCIe 5.0 SSD NE5Nシリーズをラインアップし、デュアルヒートシンク搭載モデルの1TBが2万5440円(税込)、ヒートシンクなしモデルの1TBが2万2240円(税込)と、20%オフのお買い得価格になっています。

 

PlayStation 5動作確認済SSD NEM-PAシリーズの1TBが9500円(税込)、Nextorage Gシリーズの1TBが9300円など(税込)、1TBから4TBまで対象のPCIe 4.0 ゲーミングSSD全モデルが、通常よりも20%~35%オフで販売中です。

Googleドライブの「スキャン+PDF化」機能、iPhoneとiPadに拡大!

Android版のGoogleドライブには、書類やレシートなどをスキャンしてPDFファイルに保存する機能が以前から備わっています。この文書スキャン機能が、iPhoneとiPad版アプリでも使えるようになりました。

↑アップルデバイスでも使いやすくなった

 

本機能を起動するには、右下の「+(プラス)」ボタンの上に追加された新しいカメラボタンをタップします。これによりビューファインダーが起動し、自動的にスキャンを行うことができます。PDFファイルとして保存することで、写真と違って検索しやすくなります。

 

このカメラは「最高品質のスキャンを行うためにドキュメントの位置を決める手助けをする」もの。さらに「+」を押すことで複数ページをスキャンし、1つのファイルにまとめることも可能です。左下のプレビューをタップすると、画像の切り出しや回転、カラー、グレースケール、白黒、写真などのフィルターも使えます。

↑iPhoneとiPad版アプリでも使えるようになったスキャン機能(画像提供/Google)

 

また米国のみ、機械学習が文書を分析し、タイトルを提案してくれます。日本向けにも提供を望みたいところ。

 

このiOSおよびiPad版アプリでの文書スキャン機能は、「すべてのGoogle Workspaceをご利用のお客様と、Googleアカウントをお持ちの個人ユーザーがご利用いただけます」とのこと。つまり無料ユーザーでも使うことができます。

 

ただしユーザーによりアプリ更新に時差があるため、すぐに使えない場合は少し待つと良いでしょう。最新アプリのバージョンは「4.2023.46227」であり、それより古いバージョンではまだ利用できません。

 

Source:Google

「iPhone 15 Pro Max」のレンズをAndroidも導入!? 著名アナリストが予測

「iPhone 15 Pro Max」に採用された、ガラスとプラスチックのハイブリッドレンズの特徴と今後の展望について、著名アナリストのミンチー・クオ氏が説明しています。

↑「iPhone 15 Pro Max」のレンズがスタンダードになる?(画像提供/Apple)

 

一般的にスマートフォンのカメラではプラスチックレンズが搭載されています。しかし、iPhone 15 Pro Maxは、光学5倍ズームを可能にした「テトラプリズムレンズ」を搭載しており、このテトラプリズムレンズにはガラスとプラスチックのハイブリッドレンズが使用されているのです。

 

クオ氏によれば、プラスチックレンズと比べて、ガラスレンズは歪みが少なく、画質が優れているとのこと。一方でサイズは大きくなり、スマートフォン内でより多くのスペースと強力なモーターが必要となります。また、落とした時に損傷する可能性も高くなるそう。

 

そのため、iPhone 15シリーズでも最上位モデルのPro Maxでのみハイブリッドレンズが採用されたのです。同モデルは「1G3P」と呼ばれる、1枚のガラスと3枚のプラスチックレンズを搭載し、ガラスレンズとプラスチックレンズの利点を組み合わせた構成となっています。

 

さらにクオ氏は、ハイブリッドレンズがハイエンドなAndroidスマートフォンに搭載される可能性も指摘。ガラスを使った新レンズが多くのスマートフォンに導入されるようになるかもしれません。

 

Source: Medium via 9to5Mac

ついに断念!? 不透明感を増すアップルの「5Gモデム自社開発」

アップルが独自の5Gモデムの開発を終了するという情報が、韓国ニュースサイトのNaver Blogに投稿されています。

↑ついに断念?

 

アップルはインテルのスマートフォン向けモデム事業を買収して以来、独自の5Gモデムの開発を進めていますが、米大手メディアのウォール・ストリート・ジャーナルブルームバーグは、その開発が大幅に遅れていると報じていました。

 

Naver Blogの投稿者・yeux1122が関連会社から独自に入手した情報によれば、アップルは5Gモデムの開発部門や投資を精算する段階に入ったとのこと。これは自社製5Gモデムの開発が失敗に終わり、放棄されることを意味していると伝えているのです。

 

一方で、yeux1122の発言の信憑性には疑わしい点もあります。9to5Macによれば、過去にyeux1122は「iPhone 15 Proは128GBではなく256GBからはじまり、最大2TBモデルが登場する」と報告していたそうですが、これは間違えていました。

 

アップルの自社開発5Gモデムは、「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」や将来の「セルラー通信対応MacBook」に搭載されるとの情報もあります。これらの将来の製品にも影響するであろう5Gモデムの開発ですが、先行きの不透明感が増しています。

 

Source: yeux1122 / Naver Blog via 9to5Mac

見事な労作! iPhone 15 Proシリーズに「スケスケの壁紙」はいかが?

「iPhone 15 Pro」シリーズの内部パーツを描写した壁紙をBasic Apple Guyが公開しています。

↑中身スケスケ(画像提供/Basic Apple Guy)

 

数年にわたり、アップルデバイスの内部パーツを描いた壁紙を公開しているBasic Apple Guy。これまでにもiPhone 14 ProおよびPro MaxMacBook ProStudio Displayなどの壁紙を作成しています。

 

Basic Apple Guyによれば、このような内部パーツの壁紙には数千もの部品が描かれ、完成までには50日間もかかるとのこと。また、今回の壁紙の作成には、修理業者のiFixitによるiPhone 15 ProおよびPro Maxの内部パーツの撮影画像も活用されました。最終的には、3000を超えるレイヤーにより壁紙が作成されたそうです。

 

Basic Apple Guyが作成した内部パーツの壁紙は、7色のバリエーションがあります。ダウンロードはもちろん無料。最新のiPhone 15 ProおよびPro Maxをよりかっこよく輝かせてくれる壁紙を使ってみてはいかがでしょうか?

 

Source: Basic Apple Guy via 9to5Mac

Nothing、さらにお手ごろな新型スマホ「Phone(2a)」を開発中!?

英Nothing Technologyのスマートフォン「Nothing Phone」シリーズは、美しいデザインやお手ごろ価格なのに高性能であることが好評を呼んでいます。そこで同社は、Phone(3)ではなく、廉価モデルの「Phone(2a)」を開発中だと、あるリーカーが主張しています。

↑さらにお手ごろなスマホを極秘開発中?

 

XユーザーのSanju Choudhary氏は、Phone 2aの型番が「AIN142」だとポスト。そして6.7インチの有機ELディスプレイとパンチホール型(画面に穴を開けて視界を確保する)の自撮りカメラを搭載していると述べています。

 

それと合わせてスマホの裏側らしき写真もシェア。ぼやけて細部までは分かりませんが、デュアルカメラと透明な背面パネルは、初代Nothing Phone(1)を思わせるものです。

 

それ以上の詳しい情報はありませんが、上記の写真を見るかぎり、初代Phone(1)のパーツを一部流用し、最新フラッグシップ機Phone(2)程ではない性能に抑えつつ、買いやすい価格に設定するつもりかもしれません。

 

最近のNothing社は、しっかりとした機能を備えながら、非常に安価にしたサブブランド「CMF」を展開しています。今回のリークが本当であれば、Phoneシリーズの格好いいデザインを引き継ぎながら、お値段以上の性能を備えていると期待したいところです。

 

Source:Sanju Choudhary(X) 
via:PhoneArena

9時25分に必ず鳴るiPhone。謎の「アラーム設定」を解除できない女性の苦悩

ここ数年にわたってiPhoneが毎朝9時25分にアラームを鳴らし続け、それを消す方法がなく、地獄の思いをしている女性がいます。

↑表示されなくても、9:25になると…

 

TikTokユーザーのアンジェレ・ソフィアさんは、この地獄のアラームに何年も前から苦しめられているが、アップルに問い合わせても解決しないと述べています。時計アプリを開いても9時25分のアラーム設定はなく、よって解除のしようがないわけです。

 

奇妙なことに、アラームは一度しか鳴らず、しかもiPhoneをミュートしていない場合しか鳴らないとのこと。が、鳴らなくても画面上にアラーム表示はされるそうです。

@angelegsofia

@apple am i going to die at 9:25 in the morning? #foryou #foryoupage #help #techtok #tech #apple #glitch

♬ original sound – AngeleSofia

 

ソフィアさんはただ1つのことを除き、あらゆる手段を試してみました。その1つとは、iPhoneを工場出荷時の状態にリセットし、ゼロから設定し直すことです。

 

このバグは、新たなiPhoneに乗り換えても続いているそうです。つまり、以前の機種のバックアップからバグごと復元されている模様。古いデータを新型iPhoneに転送すると、バグも転送されるというわけです。

 

そしてソフィアさんは、他のTikTokユーザーが提案してくれた、さまざまな解決策を実行。睡眠スケジュールをクリアしたり、すべてのアラーム設定や集中モードを削除したり、時計アプリも削除したり……。それでも、何の成果も得られませんでした。

 

会社勤めの人であれば、アラームをセットし忘れていても、朝には必ず鳴ることは有り難い場合もあるはず。が、ソフィアさんは自宅で仕事しており、その必要もありません。

 

アップルも何年にもわたって修正できないということは、はるか昔のiOSにあったバグであり、解決の糸口がつかめないのかもしれません。もしも同じバグに悩まされ、解決したという人は、ソフィアさんにアドバイスを送っても良さそうです。

 

Source:TikTok
via:BGR

趣味の世界に没頭できるデジタルアイテムは? プロが解説&オススメします

趣味の世界にもっと没頭したいなら、シーンに適した“専用機”の導入を検討しよう。自宅でゆったりとゲームを楽しめるポータブルデバイスや、旅先の風景をキレイに残せるデジタル一眼に注目だ。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が解説します!

テクニカルライター
湯浅顕人さん

PCやガジェット、AVに精通。メインはデスクトップPCだが、外出状況に応じ複数のノートPCを使い分ける。

 

【その①】ゲーム機にもPCにもなるポータブルゲーミングPCが手軽

ASUS
ROG Ally RC71L-Z1512

7型HD液晶の左右にコントローラーを装備した小型ゲーミングPC。ポータブルゲーム機向けに開発した最新プロセッサーを搭載する。Windows 11を搭載し、多彩なPCゲームのプラットフォームやAndroidのゲームをプレイ可能。

 

↑特別な構造のパイプを使用した「ゼログラビティ冷却システム」を採用。冷却性能と静音性を両立するデュアルファンを搭載している

 

<湯浅‘s Check>

「決められた時間に参戦する必要があるチーム戦系のゲームをプレイしている人は、外出先で遊べるポータブル機をチェック。基本スペックはPCなので、キーボードを接続すれば仕事にも使えます」

 

【その②】PS5のリモート専用デバイスはWi-Fi接続して手元で楽しめる

ソニー・インタラクティブエンタテインメント
PlayStation Portalリモートプレーヤー

PS5のリモートプレイ専用デバイス。電源を入れたらボタンを押すだけでWi-Fiを経由してPS5に接続し、テレビのない部屋でもゲームプレイを開始できる。「DualSense ワイヤレスコントローラー」の機能を踏襲。

 

↑8インチのフルHDスクリーンを搭載。最大1080p/60fpsに対応し、ゲームプレイ中も滑らかで鮮やかな映像を描写する

 

<湯浅‘s Check>

「毎日コツコツ進めているゲームを空き時間にちょっとプレイするのにピッタリ。子どものいる家庭で、過激なゲームの画面をリビングのテレビに映したくない場合にもうってつけです」

 

【その③】録画機能に特化した自分専用のレコーダーはいかが?

アイ・オー・データ
HVTR-T3HDTシリーズ

同時録画数と録画容量を中心に、録画機能にこだわったハードディスクレコーダー。1TBモデルでは最大約1090時間録ることができ、トリプルチューナーにより「3番組同時録画」にも対応する。スマホ連携で予約や視聴、自動持ち出しも可能。

 

↑チューナーとハードディスクはUSB接続。容量がいっぱいになったら新しいハードディスクに付け替えるだけで録画を再開できる

 

<湯浅‘s Check>

「家庭内で自分しか見ない番組を録画するための専用機に最適です。スマホアプリから試聴できるため、本体はリビングに設置しておいて書斎などで番組を楽しむ、という使い方もできます」

 

【その④】お手ごろ価格の防水時計で心置きなくアウトドアを満喫

シチズン
Q&Q VP84-854

Q&Qは、Quality(品質の良いものを)&Quantity(より多くの人へ)をコンセプトにしたカジュアルブランド。約1000円という手ごろな価格ながら10気圧の生活防水を備えるタフな一本だ。40mmケースの視認性も良好。

 

<湯浅‘s Check>

「スマホを確認できない遊泳中や、腕時計をぶつけたり汚したりしがちな登山・キャンプ中に使いたいモデル。なお、自宅では浴室に掛けておけばお風呂用時計として有効活用できます」

 

【その⑤】ラクにスマホに取り込めるサウンドレコーダーの出番

バッファロー
ラクレコ RR-PW2

スマホへのCD音源の取り込み・DVDの再生がラクラク。CDアルバムなら約5分で取り込みが完了する。microSDカードスロットを新搭載。スマホへの取り込みと同時にmicroSDにも楽曲データを保存でき、アーティスト別に自動整理してくれる。

 

↑microSDカードスロットを装備。保存した楽曲は「SDライブラリー」としてアーティスト別に管理され、PCを介さず容易に転送できる

 

<湯浅‘s Check>

「現在では多くの音楽・映像コンテンツがネットで視聴できますが、いまだにCDやDVDでしか入手できないコンテンツも。自宅に眠っているCD/DVDも、スマホで再度楽しめます」

 

【その⑥】手のひらサイズのカメラでいつでもどこでも撮りまくり

富士フイルム
INSTAX Pal

“チェキ”の愛称で親しまれる同シリーズの大きな特徴であったプリント機能を切り離して「撮影」に特化することで、小型化を実現。専用アプリを使うと「リモート撮影」や3秒間隔の連続撮影を行う「インターバル撮影」ができる。

 

↑広角レンズを採用し、風景写真や大人数での集合写真に最適。スマホでは撮りにくい構図もダイナミックに撮影できる

 

<湯浅‘s Check>

「ポップな外観で、撮影していることを周りに意識させないのが特徴。きちっと撮りたいだけならスマホでも十分ですが、コレは意図しない構図や意外な表情が撮れる、そんなカメラです」

 

【その⑦】様々なシーンを鮮明に記録するタフなデジタル一眼を持って出掛けよう

パナソニック
LUMIX DC-G99DH

ローパスフィルターレス設計の「20.3M Live MOSセンサー」を搭載し、LUMIXらしいみずみずしい生命力・生命美を表現。防塵・防滴に配慮した構造で、タフな現場にも耐える。最大5.0段ぶんの強力な手ブレ補正も心強い。

 

↑撮影者がファインダーに集中できるボタン配置を追求。絞りやシャッタースピードなどを調整できるダイヤルは前後2つ搭載した

 

<湯浅‘s Check>

「普段はスマホカメラを使っていても、ふと『望遠で動物や天体を撮りたい』と思うことも。そんなときに、望遠レンズや明るいレンズなどを選択できるカメラがあると楽しいですよ」

乙なプレイを。レトロMacな超小型パソコン「AM01」が12月に出荷

ゲーミングデバイスを開発しているAyaneoは、レトロなMacこと「Macintosh」にインスパイアされた超小型パソコン「AM01」を12月に出荷します。

↑コンパクトでおしゃれなAM01(画像提供/Ayaneo)

 

AM01は、OSにWindows 11 Home Editionを搭載した超小型PC。幅と高さが約13.2cm、厚さ約6.45cmというコンパクトな筐体が特徴。重量も約486g(スタンダード版)と軽く、ディスプレイの下などに収納できます。本体前面には、マグネット式のデコレーションをはめ込んだりスクリーンのステッカーを貼ったりすることも可能。

 

本体スペックは、プロセッサがAMD Ryzen 3 3200Uで、RAMは8GB、ストレージは256GB。このバージョンは早期割引で149ドル(約2万2000円※1)で販売され、後ほど199ドル(約2万9000円)になります。また、Ryzen 7 5700U APUを搭載したモデルや、32GB RAMと1TB SSDを搭載したモデルも発売予定。Ayaneoによれば、Ryzen 7を搭載したモデルなら、一般的なオンラインゲームや「マイルドな」AAAタイトルがプレイ可能だそうです。

※1: 1ドル=約147円で換算(2023年11月29日現在)

 

AM01はクラウドファンディングサイトのIndieGOGOで購入できます。こんなレトロなパソコンでゲームをするのも、なかなか乙ではないでしょうか?

 

Source: IndieGOGO via Engadget

iPhoneのサウンド設定に「標準の通知」が追加!「iOS 17.2のベータ版」で配布中

現在ベータ版が配布されている「iOS 17.2」において、デフォルトの通知音と触覚(ハプティクス)を変更する項目が新たに追加されていることが判明しました。

↑通知音をもっと変えてみない?

 

これまでのiOSでは、着信音やテキストの受信、ボイスメール、メールの受信や送信、カレンダーの通知、リマインダーの通知に好きなサウンドや触覚を設定することができますが、標準の通知音や触覚を変更することができませんでした。

 

しかし、iOS 17.2の「ベータ4」では、設定アプリの「サウンドと触覚」に「標準の通知(Default Alarts)」が追加されました。iOS 17では標準の通知音が「リバウンド(Rebound)」へと変更されましたが、従来使われていた「トライトーン(Tri Tone)」に戻すことも可能です。

 

さまざまなアプリで利用される標準の通知音が変更できることにより、iOS 17.2はさらに身近な存在になりそうです。

 

Source: iSoftware Updates / X via MacRumors

ファイルが勝手に消えた!? 謎のデスクトップ版「グーグルドライブ」事件

グーグルのオンラインストレージサービス「ドライブ」のデスクトップアプリでファイルが勝手に消えていたことが、海外で多数のユーザーから報告されています。

↑ファイルが消えた…!?

 

グーグルドライブヘルプなどに寄せられた報告によれば、数か月あるいは数年分のファイルが突然消えていることにユーザーが気づいたとのこと。このケースではアカウントからデータが削除され、データが作成される前の状態に戻ってしまいます。また、スプレッドシートのデータが数か月、あるいは数年分消えていたという報告もあります。

 

グーグルはフォーラムへの投稿でこの問題を公式に認めました。デスクトップアプリ「Drive for desktop」が原因だとしており、同社は現在調査を進めています。同時に、Drive for desktopの「アカウントの切断」をクリックしないこと、またアプリのデータフォルダを削除や移動しないでくださいとユーザーにアドバイスしています。

 

グーグルはストレージに余裕があれば、Google Driveのデータフォルダ「%USERPROFILE%\AppData\Local\Google\DriveFS(Windows)」「~/Library/Application Support/Google/DriveFS(macOS)」のコピーを作成してほしいと案内。重要なデータが紛失してしまうかもしれないだけに、早めに解決されてほしいものです。

 

Source: Google Drive Help via 9to5Google

楽天モバイルがつながりやすくなる? 今さら聞けない「プラチナバンド」の基礎知識

2023年10月23日、「楽天モバイルがプラチナバンドを獲得した」というニュースが大きく報じられました。

 

「念願の獲得」「これで楽天モバイルがつながりやすくなる」と話題になっていますが、そもそもどうしてプラチナバンドを獲得すると、スマホがつながりやすくなるのでしょうか。

 

本記事では今さら聞きにくいプラチナバンドの基礎知識を、格安SIMやスマホのお得な情報、最新ニュースを発信するメディア・モバワン編集部が解説していきます。

楽天モバイルのサイトから

 

なぜ、楽天モバイルはプラチナバンドを求めていたのか

そもそもプラチナバンドとはなんなのかを知るために、電波について解説します。

 

公共財である電波は、周波数ごとに放送用の電波、船舶・航空機用のビーコン、警察無線や宇宙研究など、さまざまな局面で活用されています。このうち私たちの生活にとって身近な携帯電話には、主に700MHz~28GHzの周波数帯が使われます。

 

この周波数帯は、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク、楽天モバイルの4社に配分され、各社がサービスを展開しています。その割り当てを示したものが下表です。

デジタル変革時代の電波政策懇談会 移動通信システム等制度WG 説明資料から

 

この表を見ると一目瞭然ですが、ほかの3社が4G(LTE)で幅広い周波数帯を確保しているのに対し、2020年4月に本格サービスを開始したばかりの楽天モバイルには、1.7GHz帯しか割り当てられていません。

 

1.7GHz帯のように比較的高い周波数の場合、「遠くまで届きやすく、通信速度が速い」というメリットがある一方、「コンクリートなどで電波が遮断されやすく、建物内に届きにくい」というデメリットがあります。

デジタル変革時代の電波政策懇談会 移動通信システム等制度WG 説明資料から

 

一方、700~900MHz帯の比較的低い周波数の場合、「遠くまで届きにくく、通信速度が遅め」というデメリットはあるものの「電波が建物で減衰せず、屋内でつながりやすい」というメリットがあります。

 

電波が届きやすいという特性は、通信の品質を左右する重要な要素です。そのため、携帯電話にとって価値が高い希少な電波という意味で700~900MHzの周波数帯が「プラチナバンド」と呼ばれています。

 

楽天モバイルに対しては「屋内や地下でつながりにくい」というネガティブなイメージがありますが、これは4G(LTE)では1.7GHz帯しか持っておらず、エリアカバーを広げるのに苦心していることが原因なのです。

 

現在はKDDI(au)から800MHz帯をパートナー回線として借り受け、自社が持つ1.7GHz帯と組み合わせてサービスを展開していますが、これを自社回線でまかなうため、プラチナバンドの割り当てを総務省に対して求め続けていました。

 

そして2023年10月23日、新たに700MHz帯が楽天モバイルに割り当てられることになったのです。

 

楽天モバイルはすぐにつながりやすくなる? 今後の計画を読み解く

サービスインから間もない頃のソフトバンクは、つながりにくい携帯電話の代名詞のように言われていた時期がありました。

 

しかし同社は2012年、900MHzのプラチナバンドを獲得。以降は通信品質が大きく改善し、シェア拡大につなげています。これと同じことが、楽天モバイルでも起こることが期待されています。

 

契約者増につなげるためには、獲得した700MHz帯によるエリアカバー拡大が急務と言えるでしょう。そこでここからは、楽天グループの決算資料を参考に、今後のプラチナバンド展開を読み解いてみます。

 

下図は、2023年8月時点のプラチナバンド割り当てスケジュールです。これによると、2023年12月から2024年の年初以降にかけて700MHzの電波発射が開始される予定となっています。

楽天グループ株式会社 2023年度第2四半期決算説明会 CEOグループ戦略プレゼンテーション資料(PDF)から

 

また、プラチナバンドは既存の設備を活用して展開すると説明しており、設置済みの基地局に新しいアンテナと無線機を取り付け、ソフトウェアアップデートを実行すれば低コストで展開できるとしています。

楽天グループ株式会社 2023年度第2四半期決算説明会 CEOグループ戦略プレゼンテーション資料(PDF)から

 

しかし、この計画に対してほかの大手通信キャリアトップが、「新しいアンテナを立てずに700MHz帯を展開することは難しいのではないか」と疑問を投げかける発言をしています。

 

楽天モバイルの計画どおりに事が進むのか、それとも他社トップが指摘するとおりにアンテナの新設が必要になり、プラチナバンドの展開が遅れるのか、2023年末からの動きに注目が集まっています。

 

また、楽天モバイルは700MHz帯だけでなく、800MHzおよび900MHz帯の獲得も目指して動いています。こちらはまだ計画段階ですが、今後さらなるプラチナバンドの獲得が叶えば、「Rakuten最強プラン」など格安の料金プランを打ち出している同社がシェアを一気に伸ばす可能性もあるでしょう。

 

モバワンでは、今後要注目の楽天モバイルに関するさまざまな解説記事を多数アップしているので、ぜひアクセスしてみてください。

「AI」が衣服の再現に約96%の確率で成功! どうするアパレル業界

2023年は生成AIが大きな注目を集めていますが、日常生活に役立つレベルには(まだ)至っていない印象があります。そんな中、AIが衣服の画像を1枚見るだけで、縫製まで再現することに成功したと報じられています。

↑ファッションの近未来にまた少し近づいた

 

この実験を行った研究者らによれば、見せられた服を95.7%もの確率で再現できたとのこと。具体的には、2段階のシステムから構成されています。

 

まずは100万枚の画像と人間のポーズ、体形、縫製パターンを幅広くカバーした「SewFactory」というデータセットの作成。これによりAIを訓練して、どのようにパーツが合わさっているか、どのパターンを使って服を再現できるかを理解させます。

↑AIの服の見方(画像提供/Lijuan Liu, et al.)

 

次に、服の縫製に特化したTransformerネットワーク「SewFormer」を使用。Transformerとは深層学習モデルであり、ChatGPTやGoogle BardといったチャットAIの基礎となった技術です。

 

このSewFormerは縫製パターンの予測が大幅に改善されており、何げなく撮った写真からも、服のパーツやつなげ方を含めて、衣服をデジタルで完全再現できるというわけです。

 

実際にこのAI技術をどこに生かすのか? 研究者らは「ファッションデザイン、仮想試着、デジタルアバター」などを挙げています。

 

つまり、VRヘッドセットをかぶって本物さながらのバーチャル服を着てみたり、現実世界の服をメタバースのキャラに着せてみたり……といったところでしょう。VTuberのアバター制作にはかなりの費用がかかりますが、現実の服をデジタルに取り込めるなら、コストも安くなりそうです。

 

このシステムが実際にメタバースやゲーム業界、あるいはアパレル業界に広く採用されることになるのか、今後の展開は不明です。逆にアニメやゲームの画像を分析して現実の衣服を縫製できるようになれば、コスプレなどさらなる可能性が広がるかもしれません。

 

Source:GitHub,arXiv

via:BGR

「iPhone 16」の予想画像が登場、「LiDARスキャナ」搭載で空間ビデオ撮影が可能に!?

2023年のiPhone 15標準モデルは、従来のノッチ(画面上部の切り欠き)に替えてダイナミックアイランド(楕円状のスペース)を採用し、メインカメラが1200万画素から4800万画素に強化されるなど、大きな進化を遂げていました。

↑次はどうなる?

 

では、2024年の「iPhone 16」標準モデルはどうなるのか? これまでのうわさを総合した予想CGがネット上で公開されています。

 

Xユーザーの@upintheozone氏は、iPhone 16標準モデルの背面と前面の予想図をフルCGで作成しました。

 

このうち前面に関しては、ダイナミックアイランドを備えているなど、おおむねiPhone 15と同じ。

 

しかし、今回より注目すべきは、背面のデュアルカメラがiPhone 13~14のように斜めではなく、iPhone 12のように縦並びになっていることでしょう。これは米MacRumorsも予想していることです。

 

また、それと合わせてLiDARスキャナも搭載。これはレーザー光の反射から物や地形との距離を読み取り、周囲を3Dスキャンする装置で、ここ数年のiPhone Proモデルに採用されてきました。

 

iPhone 15 Proモデルは、3D立体映像「空間ビデオ」撮影に対応しています。これはProモデルの進化したカメラとLiDARスキャナを使い、オブジェクトや人物を立体的にとらえるもの。アップルのMR(混合現実)ヘッドセットVision Proで視聴できる映像を記録できるわけです。

 

今回のコンセプト画像にあるLiDARスキャナや縦並びのカメラも、そうした立体映像の撮影を想定しているようです。

 

さらに@upintheozone氏は、iPhone 16モデルでは従来のサイレントスイッチがアクションボタンに置き換えられることも示唆しています。

 

現在はiPhone 15 Proモデルのみがアクションボタンを搭載し、さまざまな機能にカスタマイズできます。今後は廉価な「iPhone SE」の第4世代にもアクションボタンが採用されるとうわさされていますが、一足先にiPhone 16標準モデルにやって来るのかもしれません。

 

Source:@upintheozone(X)
via:Wccftech

「Galaxy S24 Ultra」がタイで認証を取得! デビューに一歩近づく

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」は、実物らしき写真も登場し、2024年1月の「Galaxy Unpacked」イベントで登場する日が待たれています。

↑発表まで一歩近づいた(画像はGalaxy S23 Ultra)

 

そんな中、タイの規制機関NBTC(タイ国家放送通信委員会)の認証を取得したことが明らかとなりました。

 

同国で通信機能を備えた機器を利用・販売する前には、現地の電波法に基づき、NBTCの認証を得る必要があります。つまり認証を取得したことは、発売が近づいている可能性が高いというわけです。

 

この端末の型番は「SM-S928B/DS」で、製品名も「Galaxy S24 Ultra」と明記されています。

↑タイで認証されたGalaxy S24 Ultra

 

デュアルSIMカードスロット(物理SIMの2枚差し可能)を備えたグローバルモデルであり、2G~5Gまでの通信規格をサポートしている模様です。

 

これに先立ち、中国3C機関の認証も通過しているため、世界各国での発売準備が着々と進んでいることが分かります。

 

Galaxy S24 Ultraのデザインは、6.8インチの(ほぼ)フラット画面を搭載し、ピーク輝度は最大2500ニトの明るさに。チタンフレームを採用して少し軽くなり、最新プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3 For Galaxy」採用も予想されています。

 

他にも、メインカメラは引き続き2億画素ながらも、改良型イメージセンサーを搭載。光学10倍ズームは5倍にダウンしつつ、画素数とプロセッサーを強化することで、最大100倍ズームは可能と見られています

 

しかも、オフラインでもChatGPTのようなAI機能が利用できるとのうわさもあり。それを裏付けるように、サムスンが「AI Phone」や「AI Smartphone」という商標を出願したことも明らかとなっています

 

これらが本当であれば、とてもお買い得なスマートフォンになるはず。正式発表を楽しみに待ちたいところです。

 

Source:MySmartPrice
via:Sammobile

デスクワーカーからクリエイターまで、PC作業がはかどる+1アイテムをプロが厳選!

作業をさらに効率化するためのプラスワンアイテムを紹介。PC本体のサブ機に適したモデルのほか、キーボードやマウス、プリンターなどの周辺機器をフォローする製品もピックアップした。

※こちらは「GetNavi」2023年12月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が解説します!

テクニカルライター
湯浅顕人さん

PCやガジェット、AVに精通。メインはデスクトップPCだが、外出状況に応じ複数のノートPCを使い分ける。

 

【その①】約300gのタブレットなら常時携帯する選択が可能

レノボ
Lenovo Tab M8 4th Gen

薄さ8.95mmで320gの軽量なボディに8.0型のディスプレイを搭載。約16時間のバッテリー駆動を実現し、テレワークやウェブ閲覧など外出先でも使いやすい。眼精疲労やブルーライトを抑える独自のアイケアモードを搭載。

 

↑必要十分なインターフェースを装備。①microSDスロット/SIMカードスロット ②マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ③マイクロホン ④USB 2.0 Type-Cポート ⑤ボリュームボタン ⑥パワーボタン

 

<湯浅‘s Check>

「使う予定の有無にかかわらず持っておける軽さで『使わないと思っていたが急に必要になった』場合に備えられます。大画面なので、ビデオ会議や資料の検討などがしやすいのが強み」

 

【その②】USB Type-C給電の2-in-1ミニノートPCがイイ!

FFF SMART LIFE CONNECTED
FFF-PCM2B

A5サイズに満たないコンパクトな2-in-1ノートPC。デザインと堅牢さを兼備するフルメタルボディながら675gと携行性にも優れる。Fnキーの使用で日本語フルサイズキーボードと同様の全キーを網羅し操作性も上々。電源ボタンに指紋認証
機能を搭載する。

 

↑ディスプレイは360度回転でき、タッチパネル液晶のタブレットに早変わり。自立するので動画視聴やウェブ会議に便利だ

 

<湯浅‘s Check>

「キーボードを備えつつ、立ったままでもまずまず使えるくらいのコンパクトさ。列車内や街頭などで急遽、スマホ入力では骨の折れる長めのメールやチャットをする場合でも対応しやすいです」

 

【その③】コンパクトな置き時計を作業スペースに持ち込もう

RHYTHM
アクアプルーフ 8RDA72SR03

1950年から時計の生産・販売を手掛ける国産メーカーの、クオーツ式防沫クロック。シンプルなデジタル表示で、作業中に横目で時間・日付を視認しやすい。空調管理に役立つ温度表示、作業時間を区切るのに便利なタイマーと必要十分な機能性。

 

<湯浅‘s Check>

「デスクの位置から掛け時計が視界に入らなかったり、PCの画面では設定や状況次第で時計や日付が表示されていなかったり、などの状況はよくあるので、ちょうど良い置き時計があると快適です」

 

【その④】フットペダルスイッチを導入して足でもショートカット機能を使う

ルートアール
USB3連フットペダルスイッチ RI-FP3BK

PCにUSB接続し、3つのスイッチに割り当てた機能を足で操作できる入力装置。専用ソフトで初期設定を行ったらフットペダル本体に記憶されるので、使用時にソフトを起動させたり常駐させたりする必要はなく、別のPCに接続してもそのまま使える。

 

<湯浅‘s Check>

「キーボードで文字入力をしつつ、ホームポジションから手を離さずにタブの切り替えやセルの移動などができるのは画期的。私の場合は取材録音データの文字起こしにも活用しています」

 

【その⑤】15キー搭載のショートカットキーボードは日常の事務作業にも重宝

Elgato
STREAM DECK MK.2

15個のLCDキーにアプリやPCの機能を割り当て可能なショートカットキーボード。アプリの起動、SNSへの投稿などあらかじめ登録した様々なアクションをワンタッチの直感的な操作で実行できる。公式ストアでは100以上の拡張機能を用意。

 

↑よく閲覧するサイトや固有アプリ、メールの定型文なども割り当てられる。ワンタッチでアクセスできて作業効率アップ

 

<湯浅‘s Check>

「よく使うアプリやウェブページを一発で開けます。ほかにも『電話がかかってきたら消音』『ゲームでアイテムを持ち替える』など、頻繁に行う定型動作を登録しておくのがオススメです」

 

【その⑥】アート、デザイン、編集などに最適な最強左手デバイスがコレ!

TourBox Japan
TourBox Elite

PC用クリエイティブツールが快適に操作できるようになるショートカットコントローラー。「ノブ」「スクロール」「ダイヤル」などを操作して、ペイントツールの太さや写真のハイライトパラメーターといった微妙な調整を直感的に行える。

 

↑直感的な操作性や卓越したアクセシビリティ、多彩なカスタマイズ機能が魅力。特にクリエイターから高い支持を集めている

 

<湯浅‘s Check>

「マウスによるメニュー操作や、キーボード上で複数のキーを同時に押す手間がなくなります。数値の上下などもダイヤルでできるので、作業効率が格段にアップします」

 

【その⑦】ポータブルな専用スキャナーで出先でも一元管理

サンワサプライ
名刺スキャナー400-SCN051

名刺をスキャンしてデジタル管理ができるスキャナー。同梱のドライバで管理ソフトをインストールして、スキャンデータの管理・編集、CSVファイルへの書き出しなどが行える。複数台のPCで共有できるので部署内に1台あればOK。

 

↑A6サイズやはがき、KG、Lサイズのスキャンにも対応。本体は名刺2枚ぶんほどの小ささなので作業のジャマになりにくい

 

<湯浅‘s Check>

「都度スキャナーやプリンターの前まで行くのは面倒ですが、コレならPCのある卓上に常設して使えます。携帯性に優れ、イベントなどでもらった名刺をすぐにスキャンできるのもうれしい」

最大80%オフ! Apple Watchバンドやフレームがブラックフライデーセールでお得に

ライフスタイルブランド「GAACAL(ガーカル)」を運営するrainboww(レインボー)は、12月1日まで、公式オンラインストア限定で最大80%オフのブラックフライデーセールを開催しています。

 

目玉アイテムは、Apple WatchバンドやApple Watchフレームなど。Apple Watch Series 1-9/SE 1-2/Ultra 1-2に対応したアクセサリーが特価となっています。

↑「パンクブレス」PUレザースタッズ2重巻きアップルウォッチバンド(全5色)

 

そのほか、iPhoneケース(iPhone15シリーズ対応含む)、スマホショルダー類など、全87アイテムがセールの対象です。

↑「軽やかメタリック」メタリックアップルウォッチフレーム(全4色)

日本と韓国で異なる「iPhone人気」。サムスンのお膝元に地殻変動!?

「iPhone 15」シリーズへの反応が日本と韓国で大きく異なると海外メディアが驚いています。最新モデルの発売後、日本では「iPhone 12 mini」や「iPhone 13 mini」の中古端末の人気が高まっているのに対して、韓国ではiPhone 15シリーズが大人気です。

↑日本は中古を、韓国は最新モデルを追い求める

 

iPhone 12 miniおよび13 miniは数年前に販売され、5.4インチと小型なディスプレイを搭載していることが特徴。しかし、世界的な売り上げがよろしくなかったのか、2022年の「iPhone 14」シリーズでminiモデルは投入されませんでした。

 

日本では、iPhone 15シリーズの発売後の1週間でiPhone 12 miniおよび13 miniの中古端末の売り上げが2倍以上になったと日本経済新聞が報じています。これには、iPhone 15シリーズの発売と同時にウェブサイトからiPhone 13 miniが削除されたことも関係しているかもしれません。

 

一方、韓国では、iPhone 15シリーズの発売後は順調に売り上げを伸ばしている模様。もともとサムスンのお膝元ということで同社端末の人気が高い同国ですが、iPhoneへのインセンティブの強化や「Apple Pay」の人気、そしてキャリアによる通話録音機能の提供などで、iPhone 15シリーズの販売台数が急増。この調子で行けば、iPhoneの発売日の取り扱いにおいて韓国が優遇されるようになるかもしれません。

 

iPhone 15に対して異なる反応を示している日本と韓国。それぞれの傾向がどれくらい続くのか注目です。

 

Source: The Korea Herald, 日本経済新聞 via 9to5Mac

Pro並み!?「MacBook Air」の冷却性能を良くする新しいパーツとは?

「MacBook Air」の内部に装着することで「MacBook Pro」並の冷却性能を実現する。そううたう後付パーツ「AirJet」が海外で披露されました。

↑(画像提供/PC World/YouTube)

 

内部に冷却ファンを搭載したMacBook Proと比較して、冷却ファンがないMacBook Airはどうしても冷却性能で劣ります。内部やチップの温度が上がると、MacBook Airの性能が低下してしまうのも問題。

 

Frore社が開発したAirJetは、メンブレンの振動で負圧を発生させる「ソリッドステート・アクティブ・クーリングチップ」というシステムを採用。これにより、特定の方向に空気を移動させ、冷却システムとして利用することができます。

 

AirJetの特徴は、その本体の小ささ。27.5 × 41.5 × 2.8mmというサイズはノートパソコン向けの冷却ファンよりもずっと小さく、「15インチMacBook Air」の内部にも装着することが可能。Froreによれば、AirJetを装着したMacBook Airは負荷をかけた状態でも、MacBook Proと同等の冷却性能を実現できたそうです。

 

残念ながら、現時点ではAirJetは一般向けに販売されていません。Froreは将来のMacBook ProにAirJetの技術が採用されることで、冷却ファンを小型化できるといいます。今後の動向に注目しましょう。

 

Source: PCWorld / YouTube via 9to5Mac

アップル社員に一番人気の転職先はどこ? 意外な会社だった

アップルの従業員の転職先として最も人気が高いのはグーグルであることが、LinkedInを使った分析によって判明しました。

↑移籍するならビッグテック

 

起業を支援する米企業のSwitch on Businessは、LinkedIn上でハイテク企業の従業員のプロフィールを調査。従業員数が多い企業は、グーグル、アマゾン、アップル、メタ、マイクロソフト、IBM、テスラの順となりました。

 

そして、各企業をペアにして、以前に勤務していた企業を調査。すると、アップルを退職した従業員の場合、次の就職先として多かったのはグーグル、アマゾン、メタ、マイクロソフト、テスラの順番となったのです。特にグーグルに移る人は、アマゾンに比べて約2倍も多かったとのこと。

 

逆に、アップルに転職した従業員の以前の職場として多かったのは、インテル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、IBM、オラクル、テスラが挙げられています。インテルからアップルへの転職が多かったのは、アップルがインテルのスマホ向けモデム事業を2019年に10億ドル(約1500億円※1)で買収したことが原因のようです。

※1: 1ドル=約148円で換算(2023年11月28日現在)

 

このような転職状況について、海外ニュースサイトの9to5Macには「安定した大企業を退職し、独立して裕福でもなく、ベンチャーキャピタルの支援も受けていない場合、また大企業に就職して不用意なリスクを避けるでしょう」などのコメントが寄せられています。

 

米国、ひいては世界のトップIT企業の社内は、意外と顔見知りだらけなのかもしれません。

 

Source: Switch on Business via 9to5Mac

次期「iPhone SE 4」の予想動画が登場! 意外な機能を搭載

アップルの次期廉価版iPhone、通称「iPhone SE 4」の登場は数年先と見られていますが、すでに「iPhone 14をベースにしながら、一部スペックを改良」とのうわさが伝えられています

↑iPhone SE 4はどうなる?

 

これらの情報を総合して、iPhone SE 4がどのように見えるかを3DCG動画で作成したデザイナーが現れました。

 

デザイナーの4RMD氏は、アップルのCM風にしたコンセプト動画をYouTubeで公開。今までのうわさに基づき、その姿はほぼiPhone 14。現行のiPhone SE(第3世代)まで採用され続けたTouch ID(指紋認証)内蔵のホームボタンがなくなり、顔認証のFace IDを搭載しています。

↑情報をまとめたら、こうなった(画像提供/4RMD/YouTube)

 

ディスプレイは4.7インチから6.1インチと広く、液晶から有機ELパネルに移行し、ノッチ(画面上部の切り欠き)も備えています。

 

ただし、背面カメラはiPhone 14の2つと違い、たった1つ。とはいえ、以前のiPhone SEに搭載されていた1200万画素ではなく、4800万画素にアップグレードすると言われており、この動画にもそれが反映されています。

 

この動画で強調されているもう1つの点は、アクションボタンの搭載。今のところiPhone 15 ProやiPhone 15 Pro Maxの独占機能であり、iPhone 14やiPhone 15にも搭載されていません。より安価なモデルが上位機種にない機能を備えるのは驚きですが、登場が2025年以降だとすれば、iPhone全モデルの一部として定着している可能性が高そうです。

 

また、iPhone 14のLightning端子に替えて、USB-Cポートを搭載。2025年以降、EU域内では全て新規発売されるスマートフォンの充電端子としてUSB-Cの採用を義務づけられるため、こちらも不思議ではないでしょう。

↑USB-Cポート(画像提供/4RMD/YouTube)

 

このコンセプト動画では、米国での価格はわずか499ドル(約7万4000円※)に設定しています。現行の第3世代モデルより少し高めですが、製造コストの上昇や機能の強化を考えれば、この価格には収まりにくそうです。

※1ドル=約148円で換算(2023年11月28日現在)

 

Source:4RMD(YouTube) 
via:PhoneArena,Tom’s Guide

iPhoneの新機能「NameDrop」をオフにして! 米警察が親子に呼びかけ

iOS 17で追加された新機能の「NameDrop」。しかし、米・オハイオ州の地元警察は、子どもを持つ保護者に同機能をオフにするよう呼びかけています。「子どもの安全を保つため」とのことです。

↑個人情報の交換は簡単だからこそ要注意(画像提供/Apple/YouTube)

 

NameDropは、ユーザーがiPhone同士を近づけることで、電話番号や写真を含む連絡先を簡単に交換できる機能。初期状態ではオンに設定されており、ほとんどのiPhoneで有効になっていると思われます。

 

オハイオ州ミドルトン警察署は保護者に対して「お子さまの安全を守るため、お子さまのスマートフォンでこれらの設定を変更すること(オフにする)をお忘れなく」とフェイスブックで警告を発しています。NameDropを悪用して個人情報を引き出そうとする、見知らぬ大人から子供たちを守ろうとしているようです。

 

NameDropを無効にする方法は、「設定」アプリから>一般>AirDropの順番にタップ。そして「デバイス同士を近づける」のトグルスイッチをオフにします。地元警察の投稿には「この新機能を知らなかった、ありがとう。さっそくオフにしたよ」などのコメントが多数付いています。

 

もっとも、一部のiPhoneユーザーからは、この機能はユーザーによる操作が必要であり、自動的に個人情報を交換するわけではないとの指摘もあります。

 

その点はアップル公式の動画でも説明されており、2台のiPhoneを近づけると、画面上には「受信のみ」と「共有」のボタンが出現。そこで「共有」ボタンをタップ、最後に「完了」ボタンを押したときだけ、相手に自分の連絡先が渡されるという仕組みです。

 

それでも、非常に簡単な操作には違いありません。子どもたちの安全を守るには、なるべくNameDrop機能をオフにしておくほうが良さそうです。

 

Source:Facebook
via:PhoneArena

Androidスマホの「スナップショット」でクラッシュ続出! 広がる戸惑い

一部のAndroidスマートフォンで、日付や天気をすぐ確認できるウィジェット「スナップショット」(海外名は「At a Glance」)がクラッシュするとの声が相次いでいます。

↑スナップショットで異常発生

 

Android Central や大手掲示板のReddit などに寄せられている報告によると、画面に「読み込みに失敗しました」などのエラーメッセージが表示され、その後、スマホを再起動してウィジェットを削除し、再追加しようとすると、必ずクラッシュする」とのことです。

 

こうしたメッセージは、Pixel 8 ProやGalaxy S23 Ultra、Galaxy S22、OnePlus 11、OnePlus 8T、Galaxy A54まで、幅広いAndroidスマホで確認されています。そのほとんどがAndroid 12~Android 14で動いており、最近のほとんどの機種に影響を与える可能性があります。

 

また、Pixelユーザーからは、誤動作するウィジェットをホーム画面から削除できず、再起動しては同じ症状の繰り返しに陥っているとの声が上がっています。さらに、エラーメッセージには開発者向けの専門的な用語がふんだんに使われているため、さらに戸惑いを増している模様。

↑エラーメッセージ(画像提供/Android Central)

 

グーグルアプリのアップデートなどで一時的に解決したユーザーもいるようですが、全ての場合に効果があるとは言えず、多くの人々が解決を模索している状態です。

 

記事執筆時点では、グーグルはこの件に関して公式の見解も修正アップデートも提供していません。今後の対応を待ちたいところです。

 

Source:Android Central, Reddit
via:PhoneArena,Gizmochina

最大32%オフ! 「iClever」のキーボードやマウスが公式オンラインショップ&Amazonでブラックフライデーセール中

「iClever」を展開するサウザンドショアスは、12月1日までブラックフライデーセールを開催中です。

 

セールでは、iClever公式オンラインショップの製品が全品15%オフ。Amazonでは最大32%オフで販売しています。

↑MD165

 

主なセール品は、ワイヤレスマウス「MD165」、Bluetoothキーボード「IC-BK02」、ワイヤレスキーボード・マウスセット「IC-BK23Combo」など。

↑IC-BK23Combo

「Touch ID」は復活しない!? どうなるiPhoneの生体認証

アップルの指紋認証技術「Touch ID」が「iPhone 16」シリーズで復活することはないとの情報が、中国語SNSのWeiboで飛び交っています。

↑指紋はもういらない

 

Touch IDは指紋を利用した生体認証技術で、2013年に発売された「iPhone 5s」に初めて搭載されました。現在のiPhoneのフラッグシップモデルでは顔認証技術「Face ID」に置き換えられていますが、「iPhone SE(第3世代)」では引き続き利用されています。

 

Weiboの投稿によれば、Touch IDに必要なチップを製造する設備のほとんどは現在停止しており、唯一残っているユニットはiPhone SE(第3世代)向けに稼働しているとのこと。これにより、iPhone 16でTouch IDが復活する可能性はほぼなくなったと指摘しています。また、次期「iPhone SE(iPhone SE 第4世代)」でも、Touch IDではなくFace IDの搭載がうわさされています。

 

アップルは2026年に「ディスプレイ下指紋認証技術」を導入するとの情報もある一方、将来のiPhoneにはディスプレイの下にFace IDが埋め込まれるとの予測もあります。同社がどちらを選択するのかは現時点で不明。

 

画面を見なくてもiPhoneをアンロックできるなど、利点も存在するTouch ID。しかし、今後その技術がiPhoneに戻ってくる可能性は低そうです。

 

Source: Weibo via MacRumors

他人のiPhoneをのぞくな! アップルが「プライバシー保護」の新技術で特許を取得

アップルがiPhoneやMac向けにのぞき見を防止する技術を取得していたことが、米経済紙のウォール・ストリート・ジャーナルにより判明しました。

↑いずれのぞけなくなくなる

 

iPhoneの窃盗に関しては、所有者がパスコードを入力するのを見てからデバイスを盗み、その後に本体だけでなくデータやお金関連の情報にもアクセスするという手法が存在します。窃盗犯がパスコードを知っていれば、「Face ID」や「Touch ID」の設定を簡単にリセットできるのです。

 

アップルが取得した特許の1つ「Privacy Films for Curved Displays(曲面ディスプレイ用プライバシーフィルム)」は、光の放射を一方向に制限する特殊なスクリーンカバーと説明されています。ディスプレイの正面に位置するユーザーの視界は遮れないものの、少し横から見ると画面がぼやけたり、全く見えなくなったりするそう。

 

2つ目の特許「Displays with Adjustable Angles of View(視野角が調整可能なディスプレイ)」は、ユーザーがリアルタイムでMacの画面の視野角を調整するというものです。こちらも同様に、のぞき見を防いだり見える色を制限したりするという使い方が想定されています。

 

いつものことながら特許が取得されたからといって、製品が投入されるかどうかは未知数。しかし、ユーザーのプライバシーを大きく高めてくれる技術は、ぜひ導入してほしいですね。

 

Source: The Wall Street Journal via MacRumors

「Apple Watch」の初期試作品が新たに流出! さすがのデザイン

開発者のGiulio Zompetti氏が、「Apple Watch」の初期プロトタイプとされる画像を投稿しています。

↑時代の先を読んでいた(画像提供/Giulio Zompetti/X)

 

Apple Watchの初代モデルは、2015年4月に販売を開始。現在は第9世代モデルとなる「Apple Watch Series 9」や、大画面かつタフネスモデルの「Apple Watch Ultra 2」が販売されています。

 

今回の画像は、Apple Watchが販売される1年以上前に作られたもの。Zompetti氏は以前にも、2014年初頭に作られたApple Watchのプロトタイプの画像を公開していますが、今回のプロトタイプは2013年12月に作成された、さらに古いものとなっています。

 

Zompetti氏によれば、今回のApple Watchのプロトタイプは「iPod touch」向けに開発された「iOS 8」をベースにした「SwitchBoard」を搭載しているとのこと。SwitchBoardとは、ハードウェアの機能をテストするためのアップルの内部ツールです。

 

ステンレス鋼製のApple Watchのプロトタイプの背面には、3つの心拍センサーが水平に並んでいます。気になることに、プロトタイプには製品バージョンとは異なる充電器が用意されていたそうです。また、デジタルクラウンの形状も製品版とは若干異なります。

↑プロトタイプの背面(画像提供/Giulio Zompetti/X)

 

来年には10周年モデルの「Apple Watch X」の投入もうわさされているApple Watchシリーズ。長年にわたりその外観がほとんど変わらなかったのは、その設計がいかに先進的だったのかを物語っています。

 

Source: Giulio Zompetti / X via 9to5Mac

 

グーグル、「休眠アカウント」の削除をまもなく開始! 残すためにはどうすればいい?

2023年5月、グーグルは長年にわたり使われていないグーグルのアカウントを早ければ12月1日から削除すると警告しました。アカウントを消されたくない場合、すぐに行動を起こしたほうが良いと米9to5Googleが呼びかけています。

↑休眠アカウントの削除までもうすぐ

 

公式リリースによれば、2年の期間内に使用されていないGoogleアカウントは無効と見なされます。これにより、GmailであれYouTubeであれ、「グーグルのサービスにログインできない」「過去のメールが削除される」「グーグルフォトの写真を見られない」といったことが起こります。

 

グーグルは今年12月から2024年にかけて、アカウント削除を実施する予定。ただし、削除する前にメールを送信したり再設定用のメールアドレスに通知したり、何度か警告を送ると述べています。

 

休眠アカウントの定義は「グーグルアカウントが少なくとも2年間使用されていない、またはサインインされていない」アカウント。

 

アカウントを消されたくない場合、何らかのアクションを起こすことが必要です。過去2年間に一度でもサービスを使ったことがあれば、アカウントは有効なまま維持されます。

 

具体的には、次のような操作を行うと良いでしょう。

  • メールを読む、送信する
  • グーグルドライブを使用する
  • YouTubeを見る
  • 写真を共有する
  • アプリをダウンロードする
  • グーグル検索を使用する
  • 「グーグルでログイン」機能でサードパーティ製のアプリやサービスにログインする

 

最近グーグルのアカウントを使っていないけど、まだ残しておきたい人は、すぐに行動することをお勧めします。

 

Source:Google
via:9to5Google

ついに「Galaxy 24 Ultra」の実物写真が流出! うわさは本当だった

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24 Ultra」は、2024年1月に発表が確実視されており、予想CG画像も公開されています

↑ついに本物が流出(画像はGalaxy S23 Ultra)

 

そんな中、Galaxy S24 Ultraの実物と思しき画像がネット上に登場。フラットな画面と厚みのあるデザインが確認されました。

 

X(旧Twitter)ユーザーのDavid Martin氏は「曲面スクリーンのないS24 Ultra」と称する写真をシェア。それを信頼性の高いリーカーのIce universeが「本物のGalaxy S24 Ultraだと確認された」と紹介しています。

 

ここ数年、サムスンはスマートフォンにエッジが湾曲した画面を採用し続けてきました。これはスマホをより薄く見せ、ベゼルを狭くできる利点はあるものの、画面保護フィルムを貼りにくく、誤操作しやすいなど多くのマイナス面もあります。

 

「Galaxy S24 Ultraがフラットディスプレイになる」とのうわさは何度も報じられてきましたが、この写真はそれを裏付けるもの。電源が入っていないため、明るくなった画面を実際に見ることはできませんが、平たくなったのは確かなようです。

 

その副作用として、Galaxy S24 Ultraは非常に分厚く見えています。画面の端にかけて細くならなくなったため、実際にはさほど分厚くない可能性はありますが、見た目はズッシリした印象になりそうです。

 

また側面についた指紋の跡が目立ちますが、これはうわさのチタンフレームのためかもしれません。

 

Source:Ice universe(X)
via:9to5Google

「メッセージ」アプリが、会話を特定した返信に対応! iOS 17で使えます【iPhoneの“知っトク”便利技】

Mac Fanは1993年創刊の老舗のApple専門誌。Appleの最新情報はもちろん、基本的な使い方から、ディープな解説記事まで幅広く網羅しています。

 

ここでは、Mac FanのYouTubeチャンネル「Mac Fan TV」で配信しているTIPS術をお届け。「そんなことできるの!?」「聞いたことあるけど使ったことなかった」といった便利術を動画とともに紹介していきますので、日々のAppleライフの参考にしてみてください。今回のテーマは「「メッセージ」アプリの新機能「スワイプで返信」の使い方」です。

 

 

新しくリリースされたiOS 17では「メッセージ」にいくつか新機能が追加されました。今回はその中から「スワイプで返信する方法」を紹介します。

 

iOS 17ではどのメッセージへの返信かがわかりやすいよう、特定のメッセージを引用して返信できるようになりました。

 

手順はとっても簡単! 引用したい吹き出しをこんな風に右にスワイプし、テキストを書き込んだら矢印ボタンをタップ。

 

すると、特定した吹き出しにぶら下がる形でメッセージを送れるんです。

 

この機能を使えば、どのメッセージへの返信かが一目瞭然で便利ですね!

 

記事前半に埋め込んだ動画では細かい手順などのムービー形式で解説。また、「Mac Fan TV」では毎週、便利な活用術を配信中しています。それ以外にもアプリ解説やインタビューなども配信しているのでぜひチェックしてみてください。

 

【関連リンク】
Mac Fan
Mac Fan TV(YouTube)

バンドマン編集部員の「2023年最推し楽器」! ギタリストのかゆいところに手が届く革新的ギア「DIMENTION TRIPPER」

こんにちは。GetNavi web編集部の玉造です。みなさんは楽器を弾いてますか? 今年は「ぼっち・ざ・ろっく!」も流行したし、バンドマン人口の増加を日々願っている私と言えば、日夜GetNavi webの仕事をしながら、友達とゆるくおじさんバンドで活動する日々を送っています。そんな中、カシオからとても意欲的な楽器が発表されました。カシオと言えばピアノや電子キーボードの「カシオトーン」のイメージが強いですが、今回はギター用…しかも他社にはない唯一無二のアイテムなんです!

 

その名も「DIMENSION TRIPPER(ディメンション・トリッパ―)」! 知らない人からは…はて? という製品かもしれませんが、本製品はギタープレイヤーとして可能性の塊なのです。

 

↑DIMENSION TRIPPER…左がレシーバーで、右がトランスミッター。2つの機材をペアリングして使います

「DIMENSION TRIPPER」の詳細はこちら

 

なかなかDIMENSION TRIPPERがどう使い、どういった機能をして、どんなメリットがあるのかを伝えるのは難しいのですが、まず簡単に概要から。

 

自由にステージ上で動きやすく!そして今までにない音楽表現も

以下の画像をご覧ください。これはギタリストやベーシストが演奏中に使っている「エフェクターボード」というもの。ギターの音をぎゃいーんと歪ませたり、ループさせたりと音声信号に特殊なエフェクトをかけることで様々な表現ができるエフェクターをたくさん積んでいます。曲にあわせて各エフェクターのスイッチをオンしたりオフしたりするのですが、その切り替えによってギタリストはこのエフェクターボードの前から離れられない問題があります。

 

↑たくさんあってこれは離れられない…

 

このスイッチペダルの中にはエフェクトの加減を踏み込み具合で操作するものもあるのですが、それらの役割をDIMENSION TRIPPERは、足元ではなく手元あたりで解決しちゃおう!というコンセプトなんです。ギターを背負うための「ストラップ」という部位に取り付けます。

 

↑ここに取り付けます

 

自分のエフェクターボードにDIMENSION TRIPPERのレシーバーを組み込み、このストラップと接続しているトランスミッターとペアリングを行う…といったもの。ストラップにつけたトランスミッターにはバネが内蔵されていて、その伸縮具合で音が変化するのです。

 

↑トランスミッターを伸ばしていない状態

 

↑トランスミッターを伸ばした状態

 

ギターを「くんっ」と下方向に引っ張っるとトランスミッターのバネが伸びて音が変化するという仕組みですが…正直ちんぷんかんぷんですよね…。動画でどう音が変わるのか見てもらえるとわかりやすいので、DIMENSION TRIPPERのYouTubeにあがっている動画をご覧ください。


見て頂けると少し感じられるかもですが、DIMENSION TRIPPERのメリットはもう1つあります。それは、今まで組み合わせにくかった2つないし3つのエフェクト効果を楽しめること。先ほど説明した通り、通常はエフェクターボードにあるエフェクターをスイッチ切り替えたりペダルの踏み具合で音を変化させるのですが、人間ってどうやっても足は2本しかないですし、当たり前ですが立ちながら演奏していたら片足は体を支えていなければなりません(プロミュージシャンの中では2本の足をバタバタさせて切り替える人もいるとか…)。そのため生み出せない、生み出しにくい音があるのです。

 

しかしDIMENSION TRIPPERは、そのもう1本の足の役割をするからこそ、新しい音作りができる。ここにDIMENSION TRIPPERの新しさがあるのです。ギタリスト草刈浩司さんが立ちながら演奏している様子を見てみましょう。

 

 

動画内で音が変質している様子がわかるでしょうか? ギターを上下させて操作しているのもかっこいいですね。

 

さてそんなDIMENSION TRIPPERですが、実は製品化されるかはまだ決まっていません!!! 現在、クラウドファンディングの真っ最中で目標達成できればギタリストのみなさんの手元に届くことになっていますが、目標達成できるか否かはあと数日の運命。

 

モノ好きなGetNavi webの編集者であり趣味でバンド活動している自分にとっては、この2023年に最も推したいアイテムであるDIMENSION TRIPPERが製品化されないなんてそんな悲しいことはない。私もDIMENSION TRIPPERでギュインギュインと音を変えてライブしたいです…。

 

「DIMENSION TRIPPER」クラウドファンディングページはこちら

 

カシオの方々からこの製品をご紹介頂いた時に、こんなに意欲的な製品を作るなんて!しかもローランドでもなくヤマハでもなくカシオが!と熱くなったわけです。とはいえ、楽器専門誌ならまだしもGetNavi webの読者にこれはどう刺さるのか…と悩みました(カシオさん、記事が遅くなりごめんなさい)。

 

正直ギタリストに届いてほしいのですが、GetNavi webとしてはギターはちょっとしか触らないという人にもDIMENTION TRIPPERの魅力は届けたい。本来はここで記事を終えてもいいのですが、少しでも「楽器は趣味程度」という人にも多面的に魅力を知ってほしいので、アラフォーおじさん世代の一般人(私の友達)にもこのDIMENTION TRIPPERの感想を聞きました。

 

↑友達と一緒に音楽スタジオでDIMENTION TRIPPERを使い倒しました

 

べるべるさんの感想

べるべるさんは、Neutral FatzというバンドでGt.Voを務める私の友達。アラフォー世代のギターフリークですね。過去に楽器店での勤務歴もあり、アマチュアなれど楽器やエフェクターが大好き。その楽器熱はべるべるさんのブログから垣間見れます。

べるべるさんの楽器ブログはこちら

 

そんなべるべるさんに数日 DIMENSION TRIPPERを使ってもらった感想です。

 

ギタリストであれば、ネックアップ時(ストラップを引き上げた際に)に感情を込めたいプレイヤーが多いでしょう。 DIMENSION TRIPPERのトランスミッター側のキャリブレーション設定では、少しの引っ張り/引き上げで感度を強く検知するように設定できるため、ストラップへの負担を軽減しつつ、エモーショナルなプレイに追従するようなセッティングもできます。

 

試奏時はペダル式のギターシンセとDIMENSION TRIPPERを接続しましたが、ストラップとギターネックの位置でシンセのピッチをグイグイと可変させつつも、体はエクスプレッションペダルに縛られることなくフリーなため、今までにない操作感覚を体験できました。楽器側のストラップピンの形状によってはトランスミッターの穴形状と合わない場合もあるため、その際は適時ピンを変える必要があります。しかしギターのみならずベース、エフェクトを多用するショルダーキーボードにも応用できるため、発想次第で新たなサウンドとプレイスタイルが生まれてくることでしょう。

↑べるべるさんがDIMENTION TRIPPERと繋いだギターシンセ

 

リバーブとDIMENSION TRIPPERを接続し、ディケイを延々とHOLDしてドローンサウンドを作ったり、オートワウに接続して半留めワウ効果を狙ったりと、アイデア次第で更なるサウンドメイクの探求ができました。さらにレシーバーは接続したエフェクターのオン/オフを切り替えたりと擬似スイッチャーのように使うこともできるため、用途によっては単なるエクスプレッションコントロールに留まらない活用もできます。

 

しかしながら、ここまでデジタル機材と相性がいいだけに、あと一歩踏み込んでMIDIにも対応してくれれば……というのが残念な点です。もしMIDIに対応していたら、DIMENSION TRIPPERのレシーバーから接続した機材のパッチチェンジを行なうなど、より統括的にサウンドをコントロールができそうな気がします。また、DIMENSION TRIPPERのレシーバー自体はコンパクトですが、一般的なエクスプレッションペダルはパッシブで電源不要の物が多いだけに、DIMENSION TRIPPERはレシーバー用の電源を準備する必要があります。この点は機能を考えるとトレードオフな部分でしょう。あとは昨今のエフェクターは高輝度なLEDを使用して非常に視認性がよい反面、DIMENSION TRIPPERのLEDは明るさに物足りなさを感じたため、この点は製品段階で改良されていれば……。

 

とはいえ、今までは足で踏み込むだけだったエフェクト操作を、よりインタラクティブな操作体験へと昇華させるDIMENSION TRIPPER。デジタルエフェクトの表現性を新しい角度から拡張させ、ストラップの動きをプレイに反映させるというアイデアは、まさにユニークかつ画期的。ライブステージで個性を発揮したいプレイヤーにぜひ試してもらいたい、意欲的なギアです。

 

非常に熱いコメントを頂きました。一般の声が欲しいと思ったのですが、楽器フリークはこれくらい熱くなる機材なのですね…。

 

カワノさんの感想

 

もう一人、日常的にライブ活動をしている人の意見も欲しいと、The knowlusというバンドで都内中心に全国でライブ活動をしつつ音源もリリースしているカワノさんにも使っていただきました。カワノさんは10年以上、The knowlusのGt.Vo.として活動を続けていて、よりリアルにライブでどのようにDIMENTION TRIPPERを活用するかがわかるかと思い、試してもらいました。参考までにThe knowlusのサウンドもサブスク配信で聴いてみてください。

The knowlusのサブスク配信はこちら

 

DIMENTION TRIPPERは、足と手を使ってエフェクターを操作するという範囲では、既に可能なことはやり尽くされた感があったところに、新しい視点というか、その手があったかという感じがしました。考えつきそうで考えつかなかった方向に可能性を拡げたと思います。

 

自分はバンドではギターボーカルをしていますが、ギターのエフェクトを足で操作しながらボーカルのエフェクトを同時に操作するというところにいつも難儀してるので、それを解決する一手になり得るかなと。あとは、ワウを足で操作しながら歌うというのが意外にやりづらい場面が結構あって、そこがDIMENTION TRIPPERを使って手元の感覚で操作できれば、よりフレキシブルに対応できるかなとイメージ出来ました。

 

ライブ中のメリットは、やはりなんと言ってもエフェクターボードから離れても遠隔でエフェクターが操作できるというところ。特にギターボーカルは歌ってギター弾いてエフェクトも操作してとやることが多いので、なかなかマイクやボードから離れて前に出るという機会が少ないポジション。DIMENTION TRIPPERがあれば、もう少しマイクの前を離れてプレイできるはずなので嬉しいですね。あとは、本来足だけでは操作が困難なワウを2重でかけるとか実験的なこともできるし、ワウを踏みながらボリュームペダルの操作も可能になると思います。

 

その何とか新しい切り口を見つけようとするチャレンジ精神を感じられました。さらに改良が進んでいけば本当に革新的なアイテムになる可能性が多大にあります。

 

ボーカリストはギター演奏以外にも歌うという作業があるので、よりDIMENTION TRIPPERのメリットが刺さりそうですね。

 

二人に話を聞いてみて、確かにまだまだみんなが演奏を楽しむには改良も必要なアイテムだと感じました。しかし、きっとたくさんの改良を積み重ねていけばいつかDIMENTION TRIPPERがギタリストにとって「あって当たり前」の存在になる可能性もひしひしと感じるのです。なので、クラウドファンディング終了まで残り数日…ぜひ興味を持ったギタリストのみなさんは応援お願いします!

「DIMENSION TRIPPER」クラウドファンディングページはこちら

 

撮影/我妻慶一

最大70%オフ! Spigenのケースや保護フィルムがAmazonブラックフライデーでセール特価に

Spigenは12月1日23時59分まで開催中のAmazonブラックフライデーに参加。モバイルアクセサリーやガラスフィルム、充電アクセサリーを、最大70%オフで販売中です。

 

iPhoneやAndroidのスマートフォン用ケースだけでなく、iPadやApple Watch、ワイヤレスイヤホン用ケースなど、様々なモバイルアクセサリーを最大70%オフの価格で販売しています。程よい磁力のマグネットがケース内部にに埋め込まれており、指に当たることなく快適な触り心地を味わえる、MagSafe対応のiPhoneケース「ウルトラ・ハイブリッド・マグフィット」も、セールの対象です。

 

スマートフォンやタブレット、ゲーミングギアーまできっちり守れる保護フィルムも、最大30%オフの価格で販売。「AlignMaster」は専用フレームが入っており、保護フィルムの貼り付けが苦手でも簡単に貼り付けが可能。2枚入りで、貼り付けが失敗してもすぐ新しいガラスフィルムで貼り付けられます。

 

USB-Cハブも最大30%オフのセール価格に。USB4/Thunderbolt 4対応の「ArcDock Pro 6-in-1 USB-C ハブ」は最大85Wで充電可能なUSB-C PD 充電ポートとUSB 3.2 Gen 2対応のUSB-C&USB-A2ポート、8K(60Hz)HDMIポート、超高速イーサネットポート(2.5Gbps)を搭載した6-in-1 USBハブです。

新製品もブラックフライデーセールで登場! 「BLUETTI」のポータブル電源が12月1日までセール中

BLUETTI(ブルーティ)は、12月1日23時59分までブラックフライデーセールを実施。新モデルのポータブル電源「AC200L」も、期間限定の特別価格で販売しています。

 

今回新たに発売されたAC200Lは、公式サイトでは早割価格の17万9800円で販売中。Amazonではクーポンコード「2023AC200L」を使うと4%オフとなり、楽天市場ではクーポンコード「EMUK-OOWE-TOUP-KUL3」を使うと、5万円引きで購入できます。

 

そのほか、家庭用バックアップ電源では、「AC300 & B300」が24%オフの29万9800円(税込)、「AC500 & B300S」が25%オフの44万8000円(税込)、「EP500」が8%オフの45万8000円(税込)など。

 

アウトドアでも非常用でも使用できるポータブル電源は、「AC180」が33%オフの9万9800円(税込)、「AC70」が26%オフの6万2800円(税込)、「AC2A」が34%オフの1万9800円(税込)などが期間限定特価となっています。

MOTTERUのオシャレかわいいガジェットがセール中! 楽天&Amazonのブラックフライデーにて

MOTTERU(モッテル)は、11月27日まで開催される楽天市場「楽天ブラックフライデー」にて、30以上のアイテムを最大60%オフで販売中。12月1日23時59分まで開催の「Amazonブラックフライデー」でも、Amazon MOTTERU店にて、30以上のアイテムを最大50%オフで販売しています。

 

楽天ブラックフライデーでは、EMS&温感「MOT-EMS04」が特別価格2980円、ドリンクホルダー「MOT-DRHD01」が特別価格1580円、240W対応USB-C to USB-Cシリコンケーブルが10%オフの1782円など、様々なアイテムがセール対象となっています。

 

Amazonブラックフライデーでは、PD65W対応2ポートAC充電器「MOT-ACPD65WU1」が15%オフの3808円、240W対応USB-C to USB-Cシリコンケーブルが20%オフの1584円、10000mAh PD30W入出力モバイルバッテリーが20%オフの3984円など、こちらも様々なアイテムがお買い得となっています。

最大5万8800円割引も、マウスコンピューターが冬のボーナスセール開始

マウスコンピューターは、11月24日から店頭で「冬のボーナスセール」を開催します。期間は12月31日の閉店までで、対象店舗はマウスコンピューターダイレクトショップ(仙台・秋葉原・ヨドバシAkiba・新宿・春日部・名古屋・大阪・福岡店)と、G-Tune : Garage 大阪店です。

 

セールでは、ノートPCが7万8800円(税込)から、ゲーミングPCが14万9800円(税込)からで販売。なかには最大5万8800円割引もあるそうです。

 

セールモデルの一例はこちら。

 

モデル名:mouse B5-A5A01IS-B

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:AMD Ryzen 5 5560Uプロセッサー

グラフィックス:AMD Radeonグラフィックス

メモリー:16GB

ストレージ:512GB SSD

ディスプレイ:15.6型フルHDノングレア(1920×1080ドット)

店頭販売価格:7万8800円(税込)

↑家庭用として使いやすい15.6型ノートPCが7万円台から

 

モデル名:DAIV Z6-I7G60SR-A

OS:Windows 11 Home 64ビット

CPU:インテル Core i7-13700H プロセッサー

グラフィックス:GeForce RTX 4060 Laptop GPU(8GB)

メモリー:32GB(DDR5-4800)

ストレージ:1TB SSD(NVMe Gen 4×4対応)

ディスプレイ:16型WQXGAノングレア(2560×1600ドット)

店頭販売価格:23万1000円(税込)

↑動画の編集なども快適にこなせそうなクリエイター向けノートPCは23万円台

 

このほかのセール品はマウスコンピューターのWebサイトで確認できます。

ディズニーとコラボしたスマホアクセサリーも特別価格に! ベルキン「Amazon ブラックフライデー」で172製品が最大68%オフ

ベルキン(Belkin)は、Amazon.co.jpで11月24日~12月1日に開催されるAmazon ブラックフライデーにて172製品を最大68%オフで販売。現在開催中の先行セールでも一部製品をセール価格で販売しています。

 

今回のセールでは、ディズニーをテーマとした充電器やケーブル、iPhoneケースなどのスマホアクセサリーの新製品や、iPhone 15シリーズ対応のワイヤレス充電シリーズなどがセール価格で登場。

↑Belkin BoostCharge Magnetic Wireless Battery 5000

 

Belkinの創業40周年を記念し、2023年に創立100周年を迎えたディズニーをテーマにした初のコラボレーション製品は、Disney100、MARVEL、PIXARを含む5つのテーマの全31種類のラインナップで、iPhone 15 Pro/Pro Max用MagSafe対応iPhoneケース、スタンド付きMagSafe対応マグネットバッテリー、USB-Cハブなどをそろえています。

↑Belkin SheerForce 磁気スマートフォン保護ケース

 

主なセールアイテムと価格は、「Belkin BoostCharge Magnetic Wireless Battery 5000」が15%オフの7191円(税込)、「Belkin SOUNDFORM Mini Wireless On-Ear Headphones for Kids」が15%オフの4514円(税込)、「Belkin SheerForce 磁気スマートフォン保護ケース」が15%オフの4973円(税込)、「Belkin CONNECT USB-C 7-in-1マルチポートアダプター」が15%オフの9869円(税込)、「Belkin BoostCharge Pro PPS 65W USB-C GaNky急速充電器」が15%オフの5355円(税込)。

↑Belkin CONNECT USB-C 7-in-1マルチポートアダプター

デザイン性が高く、ラインアップが豊富なASUSのオールインワンPCが10万円台から

ASUS JAPANは、デザイン性にこだわったうえに、ラインアップも豊富なオールインワンデスクトップPC2製品を発表しました。11月21日から順次発売を開始しています。

 

登場した製品は23.8型の「ASUS M3402WFAK」と、27.0型の「ASUS M3702WFAK」で、23.8型で4モデル、27.0型で4モデルの合計8モデルをそろえています。

↑ASUS M3402WFAK

 

本体は1枚のアルミニウムから削り出した、一体型のスタンドを採用。ヒンジが付いているため、ディスプレイの角度を傾けることもできます。またシンプルなうえにシームレスなデザインに仕上げており、どんな空間にも溶け込むとしています。

 

ディスプレイはsRGB100%の色域と、178度の視野角に対応しています。さらに、テュフ・ラインランド社認証を受けたブルーライト軽減機能を搭載。なお、解像度はフルHDです。

↑ASUS M3702WFAK

 

このほか、立体音響技術の「Dolby Atmos」に対応、HDMI入力による液晶ディスプレイとしての活用などが特徴です。なお、本体にUSBキーボードとUSBマウスが付属するため、別途用意することなくすぐに使用できます。

 

すべてのラインアップと仕様、希望小売価格は下記のとおりです。

人気アイテムから「Wi-Fi 6E」対応ルーターまで……バッファロー製品が「Amazonブラックフライデー」で最大約25%オフ!

バッファローは、12月1日23時59分まで開催中の「Amazonブラックフライデー」に参加。同社製品が最大約25%オフの特別価格となっています。以下、主なセール対象アイテムと価格を紹介します。

 

テレビがなくてもテレビ番組を観たり録ったりすることができるネットワークレコーダー&メディアストレージ、nasne「NS-N100」が10.1%オフの2万6800円(税込)で登場。

 

CD楽曲をPC不要でスマホにすぐに取り込んで再生できる、ラクレコ「RR-PW2-WH/N」が15.1%オフの1万600円(税込)です。

 

スマホなどで撮った写真や動画をまとめて手軽に整理、保存、テレビで見て楽しめる、おもいでばこ「PD-2000」が15%オフの2万7880円(税込)に。

 

Wi-Fi 6E対応ルーター「WSR-5400XE6/N」が、15%オフの1万5280円(税込)で登場しています。

 

耐衝撃、防塵・防滴仕様で、USB3.2(Gen.2)対応のポータブルSSD「SSD-PHP1.0U3BA/N」が16.5%オフの9999円(税込)です。

 

参考価格2万3980円の、メッシュWi-Fiルーター+中継機のセットモデル「WRM-D2133HS/W1SN」が、24.2%オフで、参考価格からは70.1%オフの6980円(税込)の大特価となっています。

楽天BLACK FRIDAYとAmazonブラックフライデーで開催! 「+Style」スマートデバイスがお買い得に

BBソフトサービスは、11月27日1時59分まで開催中の楽天BLACK FRIDAYと、11月24日0時~12月1日23時59分まで開催されるAmazonブラックフライデーに、+Style家電・デバイスをはじめとしたスマートデバイスを出品します。

 

現在開催中の楽天BLACK FRIDAYでは98製品を出品。微細粒子除去率99.98%のHEPA13フィルターを搭載し、部屋に流れる花粉、タバコの煙やペットなどの臭い、ハウスダストを除去可能な「Smartmi スマート空気清浄機」を、79%オフの4980円で販売します。

 

充電機能を搭載した、薄型ポータブルプロジェクター「Yaber Pico T1」を63%オフの1万9800円で販売します。

 

家電をスマホや音声で操作でき、スマート化可能な「+Style コンセント」を60%オフの1480円で販売。そのほか、50%オフ以上のアイテムを合計11点出品しています。

 

Amazonブラックフライデーでは、122製品を出品予定。1600万色のカラーを指先で簡単にコントロール可能な「Yeelight Razerコラボ LEDスマートランプD2」を81%オフの1680円で販売します。Smartmi スマート空気清浄機も79%オフの4980円で販売します。

 

室内のCO2濃度/温湿度をリアルタイム表示し、過去のデータをグラフで確認可能な「+Style センサー(CO2・温湿度)」を、74%オフの3980円で販売。そのほか、50%オフ以上のアイテムが合計39点出品予定となっています。

「Galaxy Tab S6 Lite」など、Galaxy製品が特価に! Amazonと公式オンラインショップでブラックフライデーセール中

サムスン電子ジャパンは、Amazonで12月1日23時59分まで開催中の「Amazon ブラックフライデー先行セール」「Amazon ブラックフライデー」にて、Galaxy対象製品をセール価格で販売します。

 

今年のAmazon ブラックフライデー先行セールとAmazon ブラックフライデーの対象製品は、「Galaxy Tab S6 Lite」、「Galaxy Watch5(44mm)」、「Galaxy Buds2」、「Galaxy Tab S6 Lite Book Cover」です。

↑「Galaxy Tab S6 Lite」

 

セール期間中には、新製品タブレット「Galaxy Tab S9+」、「Galaxy Tab S9 FE」、「Galaxy Tab A9+」のクーポン割引も実施いたします。

↑「Galaxy Tab S9+」

 

また、11月22日からは、同社公式サイト「Samsungオンラインショップ」にて、対象製品をセール価格で販売する「Samsungオンラインショップ ブラックフライデー」を開催しています。期間は11月27日23時59分まで。

↑「Galaxy Buds2」税込1万4193円(25%オフ)

 

対象製品は、Galaxy Tab S6 Lite、Galaxy Buds2のほか、睡眠や健康測定ができるスマートウォッチ「Galaxy Watch5 Pro」や「Galaxy Watch4(40mm)」で、最大30%オフのセール価格で販売しています。

↑「Galaxy Watch5 Pro」税込5万3060円(30%オフ)

最新ポータブル電源が早くもブラックフライデーに登場! Anker「Amazon ブラックフライデー」で220製品以上が最大50%オフ

アンカー・ジャパンは、11月24日0時~12月1日23時59分までAmazonで開催される「Amazon ブラックフライデー」にて、Ankerグループ製品220アイテム以上を最大50%オフで販売。11月23日23時59分まで開催中の先行セールでも、対象製品をいち早く購入できます。

 

注目の製品は、今年11月に販売を開始したばかりの最新ポータブル電源「Anker Solix C1000 Portable Power Station」。同製品は、コンパクト設計ながらも容量1056Whで、本体充電速度に優れています。製品寿命の長さも特徴で、リン酸鉄リチウムイオン電池の採用や電子部品の発熱抑制、製品本体の堅牢性の向上、バッテリーマネジメントシステムの搭載などによる、Anker独自の「InfiniPower設計」により、約10年間使用できます。

 

そのほか、Anker独自技術のウルトラノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」、吸引と水拭きの両方に対応&リアルタイムマッピング機能搭載のロボット掃除機「Eufy RoboVac L70 Hybrid」、家でも外でも100インチの大画面が楽しめるAndroid TV 9.0搭載のモバイルプロジェクター「Nebula Capsule II」、デスク周りの整理整頓に最適な「Anker Magnetic Cable Holder」もセール対象となっています。

↑左から、Anker Solix C1000 Portable Power Station(税込9万9900円、29%オフ)、Anker Prime Charging Station(6-in-1, 140W)(税込9990円、33%オフ)、Anker Prime Wall Charger(67W, 3 ports, GaN)(税込5990円、29%オフ)、Anker PowerCore Essential 20000(税込3690円、26%オフ)、Anker 733 Power Bank(GaNPrime PowerCore 65W)(税込1万990円、27%オフ)、Anker 675 USB-Cドッキングステーション(12-in-1, Monitor Stand, Wireless)(税込2万1990円、33%オフ)、Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル 1.8m(税込1400円、26%オフ)

 

「Soundcore Liberty 4」と「Nebula Capsule 3 Laser」も発売以来の最安値で登場します。Soundcore Liberty 4は、Soundcore完全ワイヤレスイヤホンのフラッグシップモデルで、LDACに対応し、ハイレゾ音源が再生できます。Nebula Capsule 3 LaserはAndroid TV 11.0を搭載し、HDR10への対応やフルHDによる高コントラストで高解像度の映像が楽しめるモバイルプロジェクターです。

↑左上からSoundcore Liberty 4(税込1万1290円、25%オフ)、Soundcore Life Q30(税込6990円、22%オフ)、Nebula Capsule 3 Laser(税込7万9900円、33%オフ)、AnkerMake M5(税込6万4990円、35%オフ)、Eufy Smart Scale P2 Pro(税込4790円、31%オフ)、Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station(税込7万4990円、32%オフ)、Eufy Security SmartTrack Card(税込2790円、30%オフ)、MACH (マッハ) V1 Ultra(税込7万9900円、33%オフ)、MACH (マッハ) V1(税込3万9990円、50%オフ)

「Amazon ブラックフライデー」で実施! Hamee「Pixio」の最新ゲーミングモニター「PX248WAVE」シリーズが15%オフ

Hamee(ハミィ)が運営するゲーミングモニターブランド「Pixio(ピクシオ)」は、23.8インチ、FHD、リフレッシュレート200Hz、IPSのゲーミングモニター「PX248WAVE(ブラック)」「PX248WAVEW(ホワイト)」を、Pixio全店で11月22日に予約販売を開始しました。

 

Pixio Amazon店では、現在開催中の「Amazonブラックフライデー先行セール」と、11月24日~12月1日に開催される「Amazonブラックフライデー」にて同製品を対象に期間限定15%オフセールを実施。通常価格2万6980円(税込)の同製品が、セール特価で2万2900円(税込)となっています。

CIOの充電器やモバイルバッテリー、ケーブルが「Amazon ブラックフライデー」に登場! 新製品やクラファンアイテムもブラックフライデー価格に

CIOは、11月24日0時~12月1日23時59分にかけて開催される「Amazon ブラックフライデー」にて、同社の人気製品や新製品を、ブラックフライデー特別価格で販売します。11月23日23時59まで開催される先行セールにも、同価格にて出品しています。

 

Amazon ブラックフライデーでは、11月21日に販売を開始したモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro 30W2C シボ加工モデル」を、25%オフの3780円で販売。

↑SMARTCOBY Pro 30W2C シボ加工モデル

 

12月に発売予定の、充電速度がわかる「ディスプレイ付きケーブル」が、19%オフの1500円です。

↑ディスプレイ付きケーブル

 

先日販売を開始した「シリコンケーブル 15cm」もセール対象で、21%オフの1080円となっています。

↑シリコンケーブル 15cm

 

Makuakeでクラウドファンディングを実施したワイヤレス充電スタンド「NovaWave」や、「マグネットケーブル」「ケーブルガイドクリップ」も、セールの対象に。セール価格はNovaWaveが10%オフの3942円、マグネットケーブルがクーポン利用で最大18%オフの1550円~、ケーブルガイドクリップが10%オフの1089円です。

↑NovaWave

iPhoneパワー全開! アップルがクリスマス向け動画を公開

アップルが、「iPhone 15 Pro Max」で撮影したストップモーション・アニメーションを盛り込んだホリデーシーズン向けの動画作品『Fuzzy Feelings: You make the holidays』を公開しました。

↑iPhoneで撮影(画像提供/Apple/YouTube)

 

iPhone 15 Pro Maxは、4800万画素のメインカメラとテトラプリズムレンズによる光学5倍ズームカメラを搭載。さらに、「iPhone 14 Pro Max」ではできなかった動画のLog撮影や、ProResビデオの外部ストレージへの直接録画ができます。

 

今回の作品は、ある女性の会社員と少し意地悪な上司の交流を描いています(※ネタバレ注意)。2人の関係は悪く、この女性は自宅でストップモーションアニメを作り、この上司を散々な目に遭わせます。でもある日、彼女はこの上司がレストランで一人寂しく夕食を食べるところを見てしまい、心が動く……というストーリーになっています。

 

この作品と同時に、この人形アニメを作成したクリエーターが舞台裏を説明する動画も公開中。撮影ではiPhone 15 Pro Maxの4800万画素カメラとRAW撮影機能がとても役立ったそうです。

 

これらの動画を見て、ホリデーシーズンに向けて気持ちを高めてみては?

 

Source: Apple / YouTube via The Verge

珍しいガジェットがお得に購入できる!? 「Gloture楽天ストア」で最大2000円オフになるブラックフライデークーポン配布中

Glotureは、「Gloture楽天ストア」にて、11月27日1時59分までの期間限定でブラックフライデーキャンペーンを実施しています。

 

キャンペーンでは、「最大2000円OFFクーポン」を配布中。クーポンは店舗トップページや商品ページから取得できます。クーポンの使用条件などは、各クーポン取得画面をご覧ください。

 

同店では、ソーラーモバイルバッテリー「GeeSola」、逆折り式傘「GeeBrella X1」、充電パッド「Futura X」などを販売中です。

↑スマートフォンの充電を完全ワイヤレスで行える充電パッド「Futura X」

超小型なのに水冷クーラー搭載、ASUSが高性能ゲーミングPC「ROG G22CH」などを発売

ASUS JAPANは、超小型設計と高性能を両立させたゲーミングデスクトップPC「ROG G22CH」および、超高性能なゲーミングデスクトップPC「ROG Strix G16CH」の2製品を発表しました。

↑ROG G22CH

 

ROG G22CHは、10リットルサイズの小型なゲーミングデスクトップPCです。本体サイズは約幅115×奥行き323×高さ286.9mmで、狭いスペースにも設置できます。

 

コンパクトながら、水冷クーラーを搭載。加えて、CPUとGPU、電源ユニットそれぞれが発する熱を個別に処理する冷却構造を採用しており、優れた排熱を実現しているといいます。

 

ラインアップは2モデルで、上位モデル「G22CH-1390KF077W」のスペックは、第13世代インテル Core i9-13900KF プロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 4070、1TB SSD(NVMe)、32GBメモリー、600W(80PLUS GOLD)の電源を搭載しています。希望小売価格は39万9800円(税込)で、現在販売中です。

 

ROG Strix G16CHは、カジュアルゲーマーからプロゲーマーまで、あらゆるゲーマーの期待に応えるとうたった高性能なモデル。ラインアップは1モデル展開で、スペックは第13世代インテル Core i7-13700KF プロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 4080、2TB HDD/1TB SSD(NVMe)、32GBメモリー(最大64GB)、850W(80PLUS GOLD)の電源を搭載しています。

↑ROG Strix G16CH

 

希望小売価格は47万9800円(税込)。発売は11月24日予定となっています。

HHKB Professional シリーズ向け、好評だった中央印字デザインキートップセットが発売

PFUは、高性能なコンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard」Professional シリーズの「中央印字デザインキートップセット(白・墨)」を発売しました。直販のPFUダイレクトで販売しています。価格は6600円(税込)から。

 

中央印字デザインキートップセットは名前のとおり、キートップ中央に文字が印字された製品。2022年10月に販売を開始した「HHKB Professional HYBRID Type-S 雪」で採用した中央印字デザインのキーが好評だったことから、商品化にいたったそうです。

 

ラインアップは、

キートップセット(白)英語配列/中央印字 6600円(税込)

キートップセット(白)日本語配列/中央印字 7590円(税込)

キートップセット(墨)英語配列/中央印字 6600円(税込)

キートップセット(墨)日本語配列/中央印字 7590円(税込)

 

をそろえています。英語配列の場合は交換用キートップが60個、日本語配列の場合は69個。また、すべての製品に「キートップ引き抜き工具」と取扱説明書が付いています。

↑キートップセット(白)英語配列/中央印字

 

↑キートップセット(墨)日本語配列/中央印字

 

すべてのキーを交換するのはもちろん、一部のキーだけ交換してデザイン性を高めてみるなど、カスタマイズ性にも富んでいます。一味違った形でHHKBを使ってみたい人にとってはうれしいセットでしょう。

↑カスタマイズ例その1

 

↑カスタマイズ例その2

50%オフのカラーも! 「EVERING」全6色がセール価格の「EVERING ブラックフライデー」は11月23日まで

EVERINGは、「大阪・関西万博」へのゴールドパートナーとしての協賛を記念して、11月23日まで「EVERING ブラックフライデー」を開催しています。

 

セール対象はEVERING公式サイトで販売しているEVERING全6色で、「BLACK」「WHITE」「SILVER」の3色が通常価格の30%オフ、「WHITE PURPLE」「WHITE PINK」「ORANGE」の3色が50%オフで購入できます。

 

セール価格は、SILVERが1万3650円(税別)、BLACKとWHITEが1万2600円(税別)、WHITE PURPLE、WHITE PINK、ORANGEが9000円(税別)です。なお、WHITE PURPLE、WHITE PINK、ORANGEの3色は、3年の有効期限があります。

 

iPhone 15 Pro Maxの「テトラプリズムレンズ」、次期Proモデルに搭載!?

2024年の投入が期待されている「iPhone 16 Pro」に、「テトラプリズムレンズ」を使った超高倍率カメラが搭載されると著名アナリストのミンチー・クオ(Ming-Chi Kuo)氏が報告しています。

↑iPhone 16 Proのカメラに注目

 

今年発売された「iPhone 15 Pro Max」では、内部で光を屈折させるテトラプリズムレンズにより、5倍の光学ズームが可能になりました。また、2024年の「iPhone 16 Pro Max」だけでなく、より小型なiPhone 16 Proにもテトラプリズムレンズが搭載されるとのうわさが以前にも出回っていました。

 

レンズサプライヤーのLarganによる、iPhone 15 Pro Max用のテトラプリズムレンズの歩留まり率は、2023年第3四半期では40%だったものの、現在は70%以上にまで改善されているとクオ氏は言います。この歩留まり率の改善が、テトラプリズムレンズのiPhone 16 Proへの採用に寄与している模様。

 

一方、iPhone 16 Proでは、ディスプレイサイズが「iPhone 15 Pro」の6.1インチから6.3インチに大型化するとうわさされています。これにより、テトラプリズムレンズのような大型のカメラパーツを搭載し、高倍率ズームが可能になると指摘されています。

 

今年は高倍率ズームに引かれてiPhone 15 Pro Maxを購入した方も少なくないと思いますが、来年はより廉価なモデルでも、強力なズーム機能が利用できるようになるかもしれません。

 

Source: Medium via MacRumors

「iPhone 15 Pro」に冷却システムを追加したら…。中国のクリエイターが実験

iPhone 15 Proモデルは、パワフルな「A17 Pro」プロセッサーを搭載しています。しかし、処理の重いアプリを動かすと熱くなり、サーマルスロットリング(高温になると破損を防ぐために動作速度を落とす仕組み)が起こりがち。例えば、ゲームの『原神』を最高のグラフィック設定で遊ぶ場合、ときどき画面が止まったりカクついたり……。

↑iPhone 15 Proにベイパーチャンバーを追加したら…(画像提供/Revegnus/X)

 

そこで、iPhone 15 Proを改造して冷却システムのベイパーチャンバーを追加し、その実力をフルに発揮させた人が現れました。

 

著名リーカーのRevegnus氏は、ある中国のクリエイターがiPhone 15 Proにベイパーチャンバーを取り付けたところ、驚くべき結果が得られたと紹介しています。ここでいうベイパーチャンバーとは金属製の薄い放熱部材であり、サムスンのGalaxy S23シリーズにも採用されています

 

改造したiPhone 15 Pro上で動作する『原神』は、60fps近くをしっかりキープするようになりました。改造前が51.2fpsだったことから、大きく改善しています。

 

また、3DMark Solar Bar Unlimitedベンチマーク(レイトレーシング性能の計測)も向上しているほか、発熱も低下していることが確認できます。

 

2024年の「iPhone 16 Pro」モデルでは、熱伝導性の高いグラフェン(結合炭素のシート状物質)や金属製バッテリーケースを導入し、冷却性能を高めるとのうわさもあります

 

たとえプロセッサーを高性能化しても、熱くなってサーマルスロットリングが起こり、実力を発揮できなければ意味がありません。今後はスマホメーカー各社とも、高性能プロセッサーの採用と並行して、独自の冷却システム開発に力を入れていくことになりそうです。

 

なお、ゲーミングスマホ向けの冷却ファンは、すでにサードパーティが開発し、アマゾンなどのネットショップで販売しています。iPhoneを改造するとアップルの保証が無効になる場合もあるので、そうした外付けアクセサリーを購入するほうが無難でしょう。

 

Source:Revegnus(X)
via:Wccftech

「Snapdragon 8 Gen 3」、性能向上でも思わぬ代償が…

今後のAndroidスマートフォンでハイエンド機種に採用されるプロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」は、CPUとGPU性能の向上、ハードウェアによるレイトレーシング機能、生成AIなど多くの機能が注目されています。サムスンの次期スマートフォン「Galaxy S24」シリーズには、その高速版が搭載されるかもしれません。

↑性能アップの代償は…

 

しかし、実際にSnapdragon 8 Gen 3を搭載した「Xiaomi 14 Pro」で検証したところ、確かに前モデルのSnapdragon 8 Gen 2より性能は上がっているものの、消費電力も増えたと報告されています。

 

リーカーのGolden Reviewerは、Xiaomi 14 ProでSPECint06ベンチマークを実行し、「Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy」つまりGalaxy S23シリーズに搭載された高速版のSnapdragon 8 Gen 2と比較しました。

 

その結果、前者(Snapdragon 8 Gen 3)の性能スコアは13%上回ったものの、消費電力も28%アップ。そして効率スコア=消費電力あたりの性能は11%低下したと述べています。

 

それに対して、通常版のSnapdragon 8 Gen 2は性能スコアは低いものの、効率スコアは上記の2つを大きく上回っています。

 

これは、Snapdragon 8 Gen 3がSnapdragon 8 Gen 2と同じ4nmチップ、つまり回路線幅が4nmのままであることが原因かもしれません。回路線幅が小さくなれば性能と消費電力がアップする傾向がありますが、回路線幅そのままで性能を上げれば、消費電力も大きくなりやすいわけです。

 

こうした変更は、スマホが熱くなりやすく、バッテリー持続時間が短くなるなど、さまざまなデメリットにつながり得るもの。もしも十分な冷却システムがなければ、サーマルスロットリング(動作速度を落として故障を防ぐ仕組み)が発動し、スマホの動作がモタついたり、ゲーム表示が遅くなる可能性があるでしょう。

 

Xiaomi 14 Proは大型のベイパーチャンバー(金属製の放熱部材)を搭載しているため、熱を抑えることが容易なはず。サムスンのGalaxy S23シリーズも優秀なベイパーチャンバーを搭載しており、次期Galaxy S24シリーズも十分な性能が発揮できると期待したいところです。

 

Source:Golden Reviewer(X) 
via:Wccftech

iPhoneの標準モデルが「120Hz」に対応するのはいつ? 来年の可能性は…

最近の高級スマートフォンは、高リフレッシュレートの120Hz(1秒間に120回、画面を書き換え)対応モデルが増えています。例えば、サムスンのGalaxy S23シリーズでは全モデルが120Hzで表示可能。

↑標準モデルが120Hzに対応するのは…

 

しかし、今年のiPhone 15シリーズでは、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxしか120Hzに対応していません。そして、2024年の標準モデル「iPhone 16」や「iPhone 16 Plus」も120Hzで表示はできないと著名リーカーのRevegnus氏が主張しています。

 

同氏がXでシェアした情報によれば、iPhone 16とiPhone 16 Plusは引き続き60Hz止まりとのこと。ただし、「ディスプレイ部品の一部は改良されている」と述べています。

 

高リフレッシュレート対応の画面はコストが高くなり、ひいては標準モデルの値上げにもつながります。Proモデルよりなるべく費用を低く抑え、かつ性能の差を維持するためには、60Hzに留まることが必要とも推測されます。

 

その一方、気になるのがiPhone 16 Proモデルの画面サイズでしょう。以前にディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏は、両モデルがそれぞれ約6.2インチおよび6.8インチになり、iPhone 15 Proモデルより大きくなると主張していましたが、今回のうわさと概ね一致しています。

 

また、同氏は2025年の「iPhone 17」シリーズでは全モデルが120Hz対応になると予想していました。こちらもRevegnus氏とほぼ符合。おそらく別の情報筋から得たデータとも思われ、それだけに信ぴょう性も高そうです。

 

リフレッシュレートを高くすると、画面スクロールやゲームの動きが滑らかになる一方、バッテリーの消耗も激しくなります。60Hz表示はバランスが良いのかもしれません。

 

Source: Revegnus(X)
via: Sammobile

かわいいロボット型充電器も30%オフ! UGREEN、最大40%オフの「Amazonブラックフライデーセール」は11月24日から

UGREEN(ユーグリーン)は、11月24日から12月1日23時59分まで、Amazonが開催するビッグセール「Amazonブラックフライデーセール」にて、急速充電器を含むチャージング関連製品や、家電製品などを最大40%OFFで販売致します。

 

今回の目玉製品は、かわいい見た目が特徴のロボット型急速充電器「Nexode RG 65W」と、「Nexode RG 30W メタリックグレー」「Nexode RG 30W ゆめいろ(薄紫)」。価格はNexode RG 65Wが30%オフの4186円(税込)で、1USB-CポートモデルのNexode RG 30Wが30%オフの2296円(税込)となります。

 

今年10月に新しく登場したばかりのポータブル電源「PowerRoam 2200」も目玉製品のひとつで、様々な家電を動かせる大容量モデルの一台です。セール価格は35%オフの17万5370円(税込)です。「PowerRoam」シリーズは容量別に様々なラインナップがあり、コンパクト派なら「PowerRoam 600」、ファミリーキャンパーであれば「PowerRoam 1200」が最適です。セール価格は、PowerRoam 600が35%オフの5万1870円(税込)、PowerRoam 1200が35%オフの8万9700円(税込)です。

健康管理機能強化! 「Amazfit」スマートウォッチがAmazonブラックフライデーで最大25%オフ

Zepp Health Corporationのブランド「Amazfit」は、11月22日から12月1日の期間、 Amazonブラックフライデーセールを開催します。

 

セール期間中、Amazfitの人気スマートウォッチである「Amazfit GTS 4 Mini」と「Amazfit GTR Mini」の2モデルを、最大25%オフの割引価格で販売します。

 

Amazfit GTS 4 Miniは、9.1mmのボディにメタリックフレームを採用し、バンド込みの重量は31.2gの軽量なスマートウォッチです。Zepp OSを最適化し、健康管理機能を強化。バッテリーライフは最大15日間です。セール価格は1万2600円。

 

Amazfit GTR Mini は、厚み9.25mm、バンド無し重量は24.6gという薄型ミニサイズながら、上品なラウンド(丸形)デザインが特徴のスマートウォッチです。ボディ素材はステンレススチール+プラスチック。鏡面仕上げのステンレス製ミドルフレームとボタンを採用することで、金属の質感と光沢を向上させています。セール価格は1万5840円です。

「ポケトーク S」「オートメモR」などのIoT製品も対象! ソースネクスト「BLACK FRIDAY SALE」開催中

ソースネクストは、11月26日までの10日間、同社サイト上で「BLACK FRIDAY SALE」を開催しています。

 

同セールでは、年賀状ソフト「筆まめ」、セキュリティソフト「ZERO スーパーセキュリティ」、ストレージサービス「Dropbox Plus 3年版」などのソフトウェアのほか、AI通訳機「ポケトーク S」、AIボイスレコーダーの最新機「オートメモR」などのIoT製品を含む、全24製品を最大87%割引の限定プライスで提供中です。

 

(c) SOURCENEXT CORPORATION

楽天ポイント最大20倍! お得なクーポンも配布……最新アイテムもセール価格で登場のOPPO「楽天 BLACK FRIDAY」

OPPOは、楽天市場で11月21日20時~11月27日1時59分に開催されるブラックフライデーにて、対象アイテムをお得に購入できる「楽天 BLACK FRIDAY」を開催します。

 

今回のセールでは、全アイテムを対象とする最大2000円オフクーポンを配布するほか、OPPO Enco Air2 Pro、OPPO Band 2が30%オフとなるクーポン、OPPO Pad Air 64GBが8000円オフとなるクーポンを配布します。期間中の購入で最大20倍の楽天ポイントを付与します。

 

そのほか、スマートフォン、タブレット、ウェアラブル、オーディオ製品を購入すると、OPPOオリジナルスマホストラップをプレゼントします(数量限定。なくなり次第終了)。

シャオミの新ロボット掃除機などがブラックフライデー特価に! Amazon・楽天・公式サイトでそれぞれお得な特典も

小米技術日本(シャオミ・ジャパン)は、Amazon、楽天、Xiaomi 公式サイト(mi.com)の各ECサイトで、Xiaomi製品をお得に購入できる「BLACK FRIDAY(ブラックフライデー)」を実施します。

 

セールでは、新製品「Xiaomi ロボット掃除機 S10」や、「Xiaomi Smart Band 8」などが、お得なパッケージで登場します。

↑Xiaomi Smart Band 8

 

Amazon ブラックフライデーでは、先行セール期間(11月22日0時~)も含めた、12月1日23時59分まで開催。先行セールの対象アイテムはAmazon ブラックフライデーの両方の期間を通じて同一のセール価格で購入できますが、在庫がなくなり次第終了となります。

↑Xiaomi ロボット掃除機 S10

 

楽天市場では11月27日1時59分までセールを開催しており、対象製品(Xiaomi ロボット掃除機 S10、Redmi 12 5G、Xiaomi Smart Band 8)へのレビュー投稿で、店内購入金額5000円以上で利用できる1000円オフクーポンを進呈。

↑Redmi 12 5G

 

Xiaomi 公式サイトでは、11月23日まで先行セールを開催中。第一弾セールを11月24日~11月27日に、第二弾セールを11月28日~11月30日まで開催します。「Xiaomi Pad 6(6GB+128GB)」を4万6800円で販売(クーポンも使用可能)するほか、Xiaomi Smart Band 8と専用ストラップを同時に購入すると、専用ストラップが1円になるチャンスもあります。公式サイトに毎日サインインして40Miポイントを獲得でき、3日間連続サインインで、さらに100Miポイントを獲得できます。獲得したMiポイントはクーポンと交換できます。

↑Xiaomi Pad 6

「iPhone 15」アクセサリーもセール対象! 最大30%オフ「MOFTブラックフライデー2023」12月1日まで開催

LEMORE社が手掛ける、PC・スマホ・タブレットアクサセリーブランドMOFT(モフト)は、MOFT日本公式ストアにて、最大30%オフの「MOFTブラックフライデー2023」を12月1日までの期間限定で開催しています。

 

ブラックフライデーセールでは、「iPhone 15」対応製品を含む全アイテムがセール対象となります。

 

主なセール対象アイテムは、「MOFT 七変化マルチスタンド」「iPhone 15/14シリーズ対応 MOVAS(TM)レザーケース」「Snap-Onスマホスタンド 耐久強化版」など。

高級Apple Watchケースが最大50%オフ! 「ゴールデンコンセプト」ブラックフライデーセール「BLACK DALES」11月30日まで開催

PRINCIPE priveは、Apple Watchケースブランド「ゴールデンコンセプト」日本公式サイトとゴールデンコンセプト表参道店にて、11月30日までの期間限定セール「BLACK DALES」を開催します。

 

期間中は、対象アイテムを最大50%オフの特別価格にて提供。Apple Watchケースの定番コレクションや人気コレクションのほか、iPhoneケースや、ブレスレット、レザーアクセサリーなど様々なアイテムがセールの対象となっています。

FCCL「ふくまろ」、より自然な会話が可能に! MS「Azure OpenAI Service」で進化

富士通クライアントコンピューティングは、FMVに搭載するAIアシスタント「いつもアシスト ふくまろ」の最新版を、11月13日より「Microsoft Store」にて提供開始しました。

 

ふくまろは2018年1月に登場。“暮らしと笑顔をアシストする新しい家族”をコンセプトに、AI技術を活用して開発されたFCCLオリジナルのAIアシスタントです。これまでは、雑談や会話での問いかけに対する回答が不自然であったり、前後の会話がうまくつながらなかったりといった課題がありました。

 

ふくまろ最新版は、マイクロソフトの最先端の生成AI技術である「Azure OpenAI Service」を通じてOpenAIのChatGPT3.5を活用。これにより、幅広い話題を扱い、対話の文脈を理解した受け答えができるようになり、ユーザーとのより自然で魅力的な会話が可能です。

 

Azure OpenAI Serviceは、Microsoft Azureのクラウドプラットフォーム上で提供される高度な人工知能(AI)サービスです。OpenAI社が開発した「GPT-4」や「ChatGPT」など、自然言語処理モデルを使用できます。

「元祖Macintosh」のエミュレーターが登場! 感動しちゃう

1991年に登場したMacintosh用OS「System 7」のエミュレーターが、ブラウザへと移植されました。

↑Macの元祖を体験(画像提供/9to5Mac)

 

System 7は最初のクラシックなMac(かつてはMacintosh)のOSで、バージョン7.6から「Mac OS 7」へと改名。その後の「Mac OS X」、そして現在の「macOS」へとつながる、いわばMacの始祖ともいえるOSです。

 

今回のブラウザベースのSystem 7を公開したのは、開発者のLeonardo Russoさん。オープンソースのエミュレーター「Mini vMac」を基に、System 7.0.1のエミュレーターを開発しました。こちらのサイトをブラウザで開けば、1991年仕様のマシンで動作する仮想Macintoshで遊ぶことができます。

 

現在のmacOSは非常に高度に進化し、使い切れないほどの機能が搭載されています。一方で、モノクロ画面のSystem 7が当時はどれだけ革新的なシステム化だったのかを考えると、感慨深いものがありますね。

 

Source: Github via 9to5Mac

「セルラー通信対応MacBook」が2028年に登場!?

アップルが独自セルラーモデムを搭載したMacBookを2028年にも投入するだろう、とブルームバーグのマーク・ガーマン記者が報じています。

↑将来的にセルラー通信に対応か

 

アップルがセルラー通信(スマートフォンと同じく、Wi-Fiではなく移動体通信を使った機能)に対応したMacBookを開発しているという情報はたびたび登場しており、以前にはプロトタイプも作成されていました。さらに同社は、5G通信に対応したMacBookに関する特許も出願しています。

 

ガーマン記者によれば、2026年頃にアップルはiPhoneに搭載されているモデムチップをクアルコム製から自社製に切り替えようとしています。そしてこのモデムチップが将来的にはプロセッサに統合され、最終的にセルラー通信に対応したMacBookが登場するだろうと述べているのです。

 

同記者は、Apple WatchやiPad、Macにアップル独自のセルラーチップが搭載されるには、おそらくもう2〜3年かかるだろうとも言いますが、それと同時にアップルはWi-FiやBluetooth通信を担当するチップも独自に開発しているようです。

 

これまで何度も報じられてきた、アップルの独自モデムチップの開発。MacBookがiPhoneなどによるテザリングなしでインターネットに接続できればかなり便利ですが、その行方は自社チップの開発にかかっているようです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

「iPad mini」のディスプレイ、2026年に有機ELで大きく変わる!?

8.7インチの有機ELディスプレイを搭載した「iPad mini」が2026年に登場すると韓国ニュースサイトのET Newsが報じています。

↑2026年に大変身の予定

 

iPadシリーズの有機ELディスプレイへの移行は「次期iPad Pro」から始まると以前に朝鮮日報が報じていました。また、アップルは「12.9インチiPad Air」の投入も予定しているという見方もあります。

 

ET Newsによれば、2024年の次期iPad Proの2モデルに有機ELディスプレイが導入されることに続いて、2026年にはiPad miniとiPad Airにも同ディスプレイが採用されるとのこと。このiPad miniは画面サイズが8.3インチから8.7インチへと大型化する一方、iPad Airの画面サイズは10.9インチのままだとしてます。

 

そして2027年には、12.9インチiPad Airにも有機ELディスプレイが導入されるそう。iPad Proの有機ELディスプレイには「低温多結晶酸化物(LTPO)」パネルが採用され、最大120Hzのリフレッシュレートこと「ProMotion」に対応するようです。他方、iPad miniとiPad Airは「シングルスタック+LTPS(低温多結晶シリコン)」パネルを搭載し、ProMotionには対応しません。

 

iPadだけでなく、2025年には16インチMacBook Pro、2026年には14インチMacBook Proに有機ELディスプレイが、そして2026年には13インチおよび15インチMacBook Airにも有機ELディスプレイが搭載されると言われています。

 

徐々に有機ELディスプレイへと切り替わるであろうiPadやシリーズですが、画質がどれだけ向上するのかに期待したいものです。

 

Source: ET News via MacRumors

モバイル性と生産性を両立、NECPCが大学生をターゲットにしたノートPCを発表

NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は11月21日、個人向けのモバイルノートPC4モデルを発表。12月初旬から順次出荷を開始します。ラインアップと市場想定価格は下記のとおりです。

 

製品名/市場想定価格(税込)/出荷開始予定

LAVIE NEXTREME Carbon/26万3780円前後~/2024年1月18日予定

LAVIE N14 Slim/16万4780円前後~/2023年12月7日予定

LAVIE N13 Slim/21万9780円前後~/2024年1月18日予定

LAVIE N13/20万3280円前後/2023年12月7日予定

↑LAVIE NEXTREME Carbon

 

製品はいずれも大学生やフレッシャーズに適したとうたうモデル。NECPCによると、いまの大学生がノートPCに求めるのは「コンパクトなサイズ」「軽量」「デザイン」だそうです。加えて、最近では「オンラインコミュニケーション」「バッテリー駆動時間」を気にする学生も増えているとのこと。

 

そのなかで、LAVIEのモバイルノートは「毎日持ち運べるモバイル性」と「高い生産性」を兼ね備えているとしています。

 

LAVIE NEXTREME Carbonは、プレミアムモバイルノートPCに位置づけられるモデル。1kg以下の軽量さと、カーボンボディによる堅牢性を両立させています。また、ディスプレイは14インチで、アスペクト比は16:10。解像度は1920×1200ドット(WUXGA)となっています。

↑14インチのディスプレイ

 

↑キーボード。タイプの頻度が高いEnterキーが大きいです

 

バッテリー駆動時間はアイドル時で約22.6時間(JEITA 3.0)。加えて、バッテリーの持ちを延ばすために「ロングバッテリーモード」「80%充電」「スマートスタンバイ」機能を搭載しました。

 

ロングバッテリーモードは、ディスプレイの輝度を下げるほか、Web会議中にバックグラウンドで動いているアプリの処理を抑えることでバッテリー消費を抑制する機能です。80%充電は、ACアダプターに繋ぎっぱなしにしても充電の上限を制限することで、バッテリーへの負荷を軽減します。スマートスタンバイは、夜間などでスリープ時にメッセージの受信などをしているモダンスタンバイ時から自動で休止状態にする機能。これにより夜間のバッテリー消費を抑えることが可能です。

↑F10キーを押すとロングバッテリーモードかエコモード(OS由来のモード)などを選べます

 

↑「LAVIEかんたん設定」で詳細の確認が可能

 

↑同じくLAVIEかんたん設定でスマートスタンバイの設定もできます

 

また、オンラインミーティング機能も強化しています。従来モデルでも搭載しているヤマハ製のAudio Engineに、「ノイズ抑制レベル調整」と「マイクテスト」が追加。ノイズ抑制はたとえば周囲の雑音が少なければ、声を拾う範囲を広げるよう抑制レベルを下げるなどが可能で、マイクテストは相手にどう聞こえるか事前に確認ができます。

 

LAVIE NEXTREME Carbonのラインアップは上位モデルの「XC750/HAシリーズ」と「XC550/HAシリーズ」を用意しています。それぞれのスペックは下記のとおりです。

XC750/HAシリーズ XC550/HAシリーズ
CPU 第13世代インテル Core i7-1355U 第13世代インテル Core i5-1335U
メモリー 16GB
SSD 512GB
インターフェイス Thunderbolt 4×2、USB 3.1(Type-A)×1、HDMI出力×1、microSDカードリーダー×1
重さ 約887g 約879g
市場想定価格(税込) 28万280円前後 26万3780円前後

 

LAVIE N14 Slimは、コスパに優れたとうたうモデル。CPUにAMDのノートPC向けプロセッサーを採用することなどで価格を抑えています。また、「ロングバッテリーモード」「80%充電」「スマートスタンバイ」機能も搭載しています。

↑LAVIE N14 Slim

 

さらに、現行のLAVIE N14からコンパクトになっており、奥行きは約11mm、薄さは約2.8mm短くなっているうえに、重さも約250g減っています。ディスプレイは14インチで、アスペクト比は16:9、解像度はフルHDとなっています。

 

ラインアップは「N1475/Hシリーズ」と「N1455/Hシリーズ」をそろえています。それぞれのスペックは下記のとおりです。

N1475/Hシリーズ N1455/Hシリーズ
CPU AMD Ryzen 7 7730U AMD Ryzen 5 7530U
メモリー 16GB
SSD 512GB 256GB
インターフェイス USB 3.2(Type-C)×1(映像出力対応)、USB 3.1(Type-A)×2、HDMI出力×1、SDカードリーダー×1
重さ 約1.24kg
バッテリー駆動時間 アイドル時で約12.8時間(JEITA 3.0)
市場想定価格(税込) 18万1280円前後 16万4780円前後

 

LAVIE N13 Slimは長時間駆動のバッテリーを搭載した、13.3インチのモデル。バッテリーはアイドル時で約20.4時間(JEITA 3.0)持続します。

↑LAVIE N13 Slim

 

ディスプレイはアスペクト比16:10を採用。また画面にフルフラットガラスを使用したことで、より鮮明になったといいます。

 

ラインアップは2モデル展開。LAVIE N13とまとめて、それぞれのスペックは下記のとおりです。

N1375/Hシリーズ N1355/Hシリーズ N1350/Hシリーズ
ディスプレイ 13.3インチ(16:10) 13.3インチ(16:9)

※フルフラットガラス非搭載
CPU 第13世代インテル Core i7-1355U 第13世代インテル Core i5-1335U 第12世代インテル Core i5-1235U
メモリー 16GB 8GB
SSD 512GB 256GB
インターフェイス USB 3.2(Type-C)×2、USB 3.2(Type-A)×2、HDMI出力×1、SDカードリーダー×1 USB 3.2(Type-C)×1、USB 3.2(Type-A)×2、HDMI出力×1、SDカードリーダー×1
重さ 約1.26kg 約1.035kg以下
バッテリー駆動時間 アイドル時で約20.4時間(JEITA 3.0) アイドル時で約18.8時間(JEITA 3.0)
市場想定価格(税込) 23万6280円前後 21万9780円前後 20万3280円前後

 

「iPhone 16 Pro」バッテリーの試作品が流出! 注目の素材はやはり…

アップルが2024年のフラッグシップ機「iPhone 16 Pro」モデルを開発中とうわさされる中、その内蔵バッテリーの試作品と称する画像が公開されました。

↑iPhone 16 Proのバッテリーはどうなる?

 

アップル製品の試作品コレクターとして知られるKosutami氏は、「iPhone 16 Pro初期プロトタイプのバッテリー」という画像をXでシェア。容量は3355mAhとのことで、iPhone 15 Proの3274mAhよりも微増(約2.48%)のようです。

 

が、注目すべきは内蔵バッテリーケースが金属製になっている点でしょう。これは先日、やはりKosutami氏が述べていた「iPhone 16 Proモデルはバッテリーケースを金属製にすることで、冷却性能を高める可能性がある」との主張とも一致しています。

 

これまでのiPhone内蔵バッテリーは、ラミネートフィルムで覆うパウチ型でした。それが金属製になることで放熱性が高まる、というわけです。

 

Kosutami氏は一部のiPhone 15 Proモデルが過熱した(iOS 17.0.3で修正済み)問題を示唆して、アップルがiPhone 16 Pro向けにグラフェン(結合炭素のシート状物質)製の冷却システムを開発していると主張。それと合わせて、金属製ケースも採用するかもしれないと述べていました。

 

また、今回のバッテリーは開発初期のもので、現在は光沢のある表面からつや消しになり、コネクタのデザインも変更されているとのこと。冷却性能をより一層高めているとも推測できます。

 

次期iPhone 16 Proモデルは、現行のA17 Proプロセッサーを上回る性能の「A18 Pro」を搭載すると言われています。が、高速に動作するほど温度も上がりやすくなり、サーマルスロットリング(破損を防ぐために動作を遅くする仕組み)が働くと意味がなくなるため、冷却システムが重要性を増していきます。

 

今回リークされた金属ケース入りのバッテリーは、iPhone 16 Proが高速に動いても熱くならず、『原神』などのグラフィックが豪華なゲームも楽々遊べるようになると期待したいところです。

 

Source: Kosutami(X) 
via: Wccftech

「Galaxy S24」シリーズ、1月17日に米でお披露目決定!?

サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S24」シリーズは、2024年1月頃に発売との情報がありました。それを裏付けるように、韓国の電子業界誌・The Elecが1月17日(現地時間)に米カリオルニア州サンノゼで発表イベントが開かれると報じています。

↑Galaxy S24」シリーズはもうすぐお披露目

 

今回の報道によると、サムスン電子は2024年初のモバイル新製品発表会「Galaxy Unpacked2024」を1月17日に開催すると確定したとのこと。例年より約半月ほど前倒しとなりますが、これは折りたたみスマホGalaxy Z Flip5やGalaxy Z Fold5を早めに発表したことを思い出させます。

 

Galaxy S24シリーズの価格はまだ不明ですが、サムスンの未発表製品に詳しいSammobileは、Galaxy S23シリーズと同じぐらいになると予想。つまり、米国ではGalaxy S24は900ドル〜(約13万3000円※1)、Galaxy S24+は1000ドル~(約14万8000円)、Galaxy S24 Ultraは1200ドル~(約17万8000円)ということになります。日本では円安などが織り込まれるのかもしれません。

※1: 1ドル=約148円で換算(2023年11月21日現在)

 

一方、Galaxy S24シリーズは、サムスン初のAIスマートフォンとなり、サムスン自社開発の「Samsung Gauss」を搭載すると見られています。サムスンは新たなAIの機能の1つが、通話中のリアルタイム言語翻訳だと明らかにしていました

 

ほか、次期イベントではスマートリング「Galaxy Ring」も同時に発表され、Galaxy S24シリーズよりも注目を集めるかもしれないと著名リーカーが主張していました。素晴らしいフィットネストラッカーになるのか、キャッシュレス決済も使えるのか、興味深いところです。

 

Source: The Elec
via: Sammobile

Apple Watchに「スワイプで文字盤を切り替える」機能が戻ってくる! ベータ版でテスト中

かつてApple Watchには「画面を左右にスワイプするだけで文字盤を変更できる」機能がありました。これは最新のwatchOS 10では削除されていますが、まもなくwatchOS 10.2で復活するようです。

↑また手軽に文字盤を変えることができるように

 

リーカーのAaron氏が、現在テスト中のwatchOS 10.2ベータ3を解析したところ、「Swipe to Switch Watch Face」(スワイプして文字盤を切り替える)という文字列を含んだコードを見つけました。

 

Apple Watchの設定アプリでこのオプションを有効にすると、指を左右にスワイプすることで文字盤を切り替えることが可能となります。watchOS 9までの手軽に文字盤を変更できる機能が帰ってくるわけですね。

 

逆にいえばwatchOS 9では、うっかり文字盤を変更してしまうこともありがちでした。そんな苦情も多かったためか、watchOS 10では「まず画面を長押し」+「画面をスワイプ」に移行したのでしょう。

 

今回の変更により、気分に応じて文字盤をさっと変えたい人は設置をオンに、一度決めた文字盤を変えたくない人はオフにするという使い分けができそうです。

 

watchOS 10.2は現在、開発者とパブリックベータテスターの両方に提供されており、12月に一般公開される見通し。一足先に使いたい人は、自己責任のもとでパブリックベータ版を試してみるのもいいでしょう。

 

Source:Aaron(X) 
via:PhoneArena

アップル、「iPhone向け独自5Gモデム」開発にさらなる遅れ

アップルのiPhone向けの「独自5Gモデムチップ」の開発が、さらなる遅れに直面しているとブルームバーグが報じています。

↑開発難航

 

アップルが独自の5Gモデムチップを開発していることは以前から報じられており、2025年の「次期iPhone SE(iPhone SE 4)」への搭載もうわさされています。しかし一方で、発熱や基板サイズの問題などによって、その開発が遅れているともウォール・ストリート・ジャーナルが報じていました。

 

ブルームバーグによれば、アップルは当初、2024年までに独自の5Gモデムチップを完成させる予定だったとのこと。しかし、ライバルのクアルコムと同等か、それ以上の性能のモデムチップを作るには「あと何年もかかる」そうなのです。現時点では、独自の5Gモデムチップのリリースは2025年末か2026年初頭まで延期されています。

 

開発中のモデムの1つのバーションは、高速な「ミリ波」に対応していません。また、買収したインテルのモデム技術の発展や、クアルコムの特許を回避することにも苦心していると報じられています。

 

アップルはクアルコムとの法的紛争を終了させており、両社は2026年までモデムチップ提供の契約を結んでいます。はたしてそれまでにアップル独自の5Gモデムチップの開発は完了するのか……。綱渡りな状況が続くことになりそうです。

 

Source: Bloomberg via MacRumors

デル、「ブラックフライデー」を11月21日から開催! QUOカードPayが当たるキャンペーンも実施

デル・テクノロジーズは、11月21日から12月4日まで、「ブラックフライデー」を順次開催します。

 

ブラックフライデーセールでは、ノートPC、デスクトップ、ゲーミングPC、モニター、サーバー、ワークステーション、周辺機器などがセールの対象となる予定です。

 

また、製品購入キャンペーンも同日より順次開始します。12月25日まで、対象のXPS、Inspiron、Vostroを購入すると、抽選で1000名にQUOカードPay5000円分をプレゼント。

 

12月22日まで、対象のビジネス向けパソコンPC、OptiPlex、Latitude、Dell Precisionを購入すると、抽選で400名にQUOカードPay5000円分をプレゼント。12月11日まで、対象のゲーミングPCを購入すると、抽選で100名にQUOカードPay5000円分をプレゼントします。

 

キャンペーン期間中の2024年1月10日までにモニターを購入し、応募フォームへ登録すると、QUOカードPay、プレイステーションストアカード、Alienware有線ゲーミングマウス(AW320M)の3つから選べる賞品を、抽選で300名にプレゼントします。

 

11月22日から2024年1月15日まで、AMD Ryzen搭載ゲーミングPCを購入すると、抽選で合計100名に、購入製品により5000円~1万円分のQUOカードPayが当たります。

手頃な価格の折りたたみスマホ「motorola razr 40」「motorola razr 40s」登場、ソフトバンク版は10万円以下

モトローラ・モビリティ・ジャパンは11月20日、折りたたみスマホの新モデル「motorola razr 40」と「motorola razr 40s」を発表しました。SIMフリー版のmotorola razr 40は11月22日発売で、ソフトバンク版となるmotorola razr 40sは12月8日発売です。

 

motorola razr 40はハイエンドながら、手頃な価格が特徴の折りたたみスマホです。米国では2023年6月に発表されていましたが、ようやく日本でも販売が決まりました。公式オンラインストアの価格は12万5800円(税込)。

 

折りたたんだときのサイズは約高さ88.24×幅73.95×厚さ15.8mmで、重さは約188.6g。シャツの胸ポケットにも収まるコンパクトなサイズ感を実現しています。また、ハイエンドらしく折りたたんだときの表面はヴィーガンレザー仕上げ。高級感を出しています。

↑razr 40sのセージグリーンモデル

 

↑すき間が開くことなくぴったり折りたためるので、コンパクトに

 

ディスプレイは6.9インチの有機ELを採用。リフレッシュレートは144Hzとなっているほか、映像技術の規格であるHDR10+への対応、ブルーライトカットモードの搭載など、高性能な仕様となっています。

↑開くと6.9インチの大画面

 

↑途中まで開いて止めることも可能

 

折りたたんだときは1.5インチのアウトディスプレイを活用できます。ディスプレイには時間が表示されるうえに、スワイプ操作で天気やアラーム、カレンダー、通知などを確認可能。さらにメインカメラを起動すると、ファインダーとしても使用できます。

↑1.5インチのアウトディスプレイ

 

【活用例フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

アウトカメラは約6400万画素のメイン、約1300万画素の超広角+マクロの2眼構成。インカメラは約3200万画素のレンズを搭載しています。上位モデル「razr 40 Ultra」のアウトカメラは約1200万画素+約1300万画素の2眼構成だったので、カメラの画素数だけを見ると、motorola razr 40の方が高性能といえます。なお、両モデルでカメラモジュールやセンサーなども違うそうです。

↑カメラの仕様

 

↑搭載されているカメラモード。6400万画素の解像度をフルに使った「Ultra-Res撮影」など、豊富なモードが用意されています

 

日本向けの仕様として、おサイフケータイやIP52相当の防水・防塵性能に対応しています。

 

このほかスペックは、SoCがSnapdragon 7 Gen 1、メモリーが8GB、ストレージが256GB、バッテリーが4200mAhです。また、SIMはnanoSIMとeSIMに対応しています。

 

いまのスマホはどれも同じ、だから折りたたみスマホの普及が重要

製品の発表に合わせて、発表会も開催。代表取締役社長の松原 丈太さんと、ソフトバンク モバイル事業推進本部 本部長の郷司 雅通さんが登壇しました。

 

松原さんは、フラッグシップモデルのrazr 40 Ultraに対して、今回登場したハイエンドのrazr 40は「違ったミッションを持った製品」と紹介。そのうえで、製品を出すにあたり、3つのポイントがあったと説明します。

↑製品を出す3つのポイント

 

ひとつは「テクノロジーの民主化」で、「(折りたたみスマホは)他社さんも含めて弊社も高価格帯でしか選択肢がない。これだとちょっともったいない。みなさんがより求めやすいものを提供したい気持ちがある」と、折りたたみスマホの価格面を指摘。

 

ふたつめのポイントは「ユーザーにもっと選択肢を」で、いま普及しているスマホは見た目がほぼ同じで、どこが違うかわかりにくいことを挙げました。そのうえで、ガラケー時代に多種多様なモデルがあったことを例に取り、折りたたみスマホがあることでその時代に近づけるのではないかと考えているそうです。

 

3つめのポイントは「モバイル業界にもっとワクワク感を」。上記の2点を足して「(ユーザーが)これは何? と手に取って触ってみて、こんな使い方ができるとか、これは新しいねとか、今までとは違う可能性を感じてもらえる製品を出し続けていきたい」とコメントしました。

 

ソフトバンクでは10万円以下で販売

ソフトバンクの郷司さんは、キャリアとして唯一razr 40sを取り扱うことになった経緯を説明。これまで、ソフトバンクはさまざまな先進製品を出してきた中で、次の一手は折りたたみの市場ではないかと考えているそうです。

↑razr 40sの限定カラーであるサマーライラック

 

とはいえ、ユーザーへのリサーチでは「壊れやすそう」「価格が高い」といった不安要素もあるとのこと。

↑ユーザーリサーチしたところ、28%が「壊れやすそう」と思っているそうです

 

↑48%が価格に懸念

 

そこで、ソフトバンクは故障、破損、水濡れ・全損、バッテリー交換などすべての修理割引が、配送交換とあわせて1年ごとに合計2回まで無料で受けられるアフターサービス「あんしん保証パックネクスト」をrazr 40にも適用すると発表。

↑月額990円(税込)のアフターサービス、あんしん保証パックネクストに対応

 

さらに、販売価格は9万9696円(税込)からと、10万円を切る値段にすることを明らかにしました。

↑のりかえで契約し、「ペイトク」や「メリハリ無制限+」などのサービスに加入と、条件はいくつかありますが10万円以下で販売

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

2024年、iPhoneの「熱設計」が変わる!? 新素材は…

2024年の「iPhone 16」に新しいサーマルシステム(熱設計)が採用されるとリークアカウントのKosutamiが伝えています。

↑もう熱くならないで

 

今年発売された「iPhone 15 ProおよびPro Max」では、本体素材にステンレスではなくチタンを新たに採用。一方で本体の過熱がユーザーから報告され、アップルも「iOS 17」の修正アップデートを配布しています。

 

Kosutamiによれば、標準モデルのiPhone 16では「グラフェン」によるサーマルシステムが導入されるとのこと。上位モデルの「iPhone 16 Pro」では、金属製のバッテリーシェルが採用されるといいます。

 

グラフェンは熱伝導率が高い素材で、現在のiPhoneのヒートシンクに使われている「銅」よりも、効率的に熱を伝えることができます。また、「Apple Watch Series 7」では、バッテリーシェルが黒い箔から金属へと変更されました。これらの新素材や設計がiPhone 16で採用されることにより、さらなる安定動作が可能になることを期待したいものです。

 

Source: Kosutami / X via MacRumors

「iPhone 15」シリーズ、通信速度がビューンと向上していた!

アップルの「iPhone 15」シリーズのダウンロード速度が「iPhone 14」に比べて最大54%も向上していることが、通信速度計測サイトのOoklaで報告されています。

↑通信速度にも注目

 

iPhone 15はクアルコム製のモデム「X70」を搭載。iPhone 14に搭載されていた同社製モデム「X56」と比較して、通信速度の向上が期待されていました。

 

Ooklaによれば、iPhone 15 ProとPro MaxはiPhone 14 ProおよびPro Maxと比較して、5Gのダウンロード速度がぞれぞれ25%、27%向上したとのこと。また、iPhone 15と15 PlusもiPhone 14および14 Plusと比較して、前者が45%、後者が54%も通信速度が上がっていたのです。なお、iPhone 15 Pro Maxのダウンロード速度中央値は285.02Mbps。

 

Androidスマートフォンとの比較でも、iPhone 15シリーズはサムスンの「Galaxy」シリーズの通信速度を上回る結果でした。

 

新型プロセッサや本体素材の変更が注目されているiPhone 15シリーズですが、スマホの基本性能となる通信速度も大幅に強化されているようです。

 

Source: Ookla via MacRumors

「Galaxy S24」シリーズでインスタグラムが超便利に!? 新機能が見つかる

サムスンのフラッグシップ機「Galaxy S」シリーズは、高いカメラ性能がユーザーから好評を集めてきました。その次期モデル「Galaxy S24」シリーズでは、ロック画面からインスタグラムに直接アクセス可能になるようです。

↑Galaxyとインスタグラムの関係が深まるかも

 

アプリを解析して未発表の新機能を発見することで知られるAlessandro Paluzzi氏は、インスタグラムにGalaxy S24シリーズ用のポップアップが隠されていたと報告しています。

 

そこには「ロック画面からインスタグラムカメラにアクセスしましょう」と表示されており、写真やストーリーズへの投稿がスピードアップする模様。さらに「サムスンGalaxy S24のユーザーは、設定でインスタグラムカメラへのショートカットを有効にできるようになりました」ともあります。

 

これが具体的にどのように機能するのかは正確に分かりませんが、インスタグラムを愛用している人には便利でしょう。おそらく標準カメラアプリのようにロック画面を解除しなくとも、インスタグラムの全機能が使えると予想されます。

 

サムスンは以前もインスタグラムと提携したことがあり、数年前のGalaxy S10シリーズには標準カメラアプリに専用の「インスタグラムモード」を実装したことがあります。カメラアプリでインスタグラムのフィルターを使ったり、撮った写真や動画を直接インスタグラムにアップロードしたりすることができました。

 

一方、インスタグラムは今年、Androidタブレット用レイアウトのテストを開始し、Galaxy Z Foldシリーズ上で初めて確認されていました。サムスンとインスタグラムの協力関係はさらに深まっていくのかもしれません。

 

Source:Alessandro Paluzzi(X)
via:9to5Google

「Apple Watch Ultra」試作機の写真が流出! 次期モデルの色を暗示?

Apple Watch Ultraのデザインは、従来のApple Watchと異なります。チタン製のボディに加えて、画面をフラットなガラスで覆い、ボタンは頑丈に作られ、背面はチタン仕上げによく合うグレーのセラミック製となりました。

↑Apple Watch Ultraの試作機はどんなだった?

 

が、その試作機の1つは、他のApple Watchモデルと同じく背面がブラックになっていたことを示す画像が公開されています。

 

X(旧Twitter)ユーザーのParrot氏は、「初期の(Apple Watch)Ultra」と称する写真をシェア。ここに写っているのは、アップルが米FCC(連邦通信委員会)に提出した試作機のようですが、2022年9月に発売された製品版と違って背面が黒くなっています。

 

また、これらの写真では、アクションボタンも製品版と異なっていることが確認可能。金属製ではなく、プラスチック製のようです。背面のみならず、側面も黒っぽくなっています。

 

Parrot氏はこれが自分の持ち物ではなく、「FCCからのもの」と説明。つまりFCCの公的データベースに写真が登録されていたということで、本物のようです。

 

このApple Watch Ultraの試作機が、最終的な製品版よりどのぐらい初期のものかを推測する手がかりはほとんどありません。それでも、アップルが後に背面の色を変更し、アクションボタンのデザインも変更したことは興味深いといえます。

 

新型スマートフォンを発売する前にはFCCに資料を提出する必要があり、同機関のデータベースから試作機の写真が発見されても不思議ではないでしょう。以前もアップルは、iPhone X(2017年発売)をFCCに届け出た際に金色のプロトタイプ写真を登録していました。が、実際に金色モデルは発売されていません。

 

将来のApple Watch Ultraに関しては、著名リーカーがブラックモデルが登場すると主張していました。またアップルの社内事情に詳しいブルームバーグのマーク・ガーマン記者も「初代モデルでブラック仕上げをテストしていたが、発売を見送った」と述べていたことがあります。

 

アップル製品ではブラック仕上げに人気が出やすく、最新のMacBook Proでも新色のスペースブラックが注目を集めていました。次期Apple Watch Ultraモデルでは、いよいよブラックが登場すると期待したいところです。

 

Source:Parrot(X)

via:9to5Mac