“木の板”に描き込めるペンタブ!? 「WoodPad」が新感覚すぎるデバイス

プリンストンは、天然素材を天板に使用した新感覚のペンタブレット「WoodPad」を10月9日に発売します。

↑左:10.4インチ「PTB-WPD10」税抜価格1万1000円/右:7.5インチ「PTB-WPD7B」税抜価格7000円

 

同製品は、ペンで紙に絵を描くように、PCでイラスト作成や写真へのコメント書き込みなどができるペンタブレット。

↑PTB-WPD10

 

天然素材を使用した天板は、インテリアにも自然になじむ、やさしいデザインとなっています。サイズは10.4インチと7.5インチの2種類から選べます。

↑PTB-WPD7B

 

4096レベルの筆圧、傾き検知±60度に対応し、お絵描きなどの創作活動にて、細かなニュアンスまで再現することが可能。 電源が不要な付属の専用ペンは、質量約13gと非常に軽量かつ握りやすく、長時間の作業でも疲れにくくなっています。

楽天モバイルの「安くてわかりやすい」5Gサービスをあらためて分析! 新スマホ「Rakuten BIG」「Rakuten Hand」もチェック!/【ゼロから知れる5G】第16回

第四のキャリアとしての道を歩む楽天モバイル。「日本のスマホ代は高すぎる!」とCMで叫んでいるように、月2980円かつデータ使い放題が魅力の「Rakuten UN-LIMIT」プランを提供しています。

 

そんな楽天モバイルは、9月30日に5Gプレスカンファレンスを開催。5Gサービスの提供開始とともに、5G用の新プランも発表されました。また、新しい独自端末なども披露されたので、詳細をレポートします。

 

料金変わらずの新5Gプラン

新プランは「Rakuten UN-LIMIT V」(アンリミットファイブと読みます)。従来のプラン名に「V(=5)」がついただけですが、実は内容もほぼ変わらず。料金は4Gから据え置きで月々2980円。追加料金なしで5Gを利用できます。国内かけ放題、データ使い放題なのも同じ。300万人に限り、1年間無料で提供します。

↑「5Gでも“安くてわかりやすい”が一番」とのこと

 

新規契約は9月30日より受付を開始。従来の「Rakuten UN-LIMIT」を契約しているユーザーに関しては、10月12日よりプラン内容がアップデートされる予定ですが、すぐに5Gを利用したい場合は「my楽天モバイル」から手続きが可能です。

↑プランは自動でアップデートされる

 

楽天モバイルの山田善久代表取締役社長は新プランについて、他社との圧倒的価格差があるとし、これまで通りサービスを提供・拡充していけばユーザーを獲得していけるはず、ユーザーが増えれば平均価格も下がるのではないか、と述べていました。政府も携帯料金の値下げを求めるなか、他3キャリアも追随するでしょうか。

↑他社との料金比較。他キャリアは「かけ放題」の料金が含まれていることに注意

 

肝心の5Gエリアは……?

肝心のエリアはというと、5Gで通信できるのは東京・神奈川・埼玉・北海道・大阪・兵庫の一部。HPに掲載されている詳細を見ると、かなり限られた範囲であることがわかります。5Gサービスを利用したくても、この範囲では満足に使えなさそうです……。

 

↑世田谷区のエリアは楽天の本社周辺だ

 

ただし、エリアはこれから拡大していくとして、来年3月には全都道府県で5Gサービスを提供。さらに同年の第2四半期にはスタンドアローン方式での提供を開始する予定です。なお、4Gではauのネットワークを借り受けたローミングエリアがありましたが、5Gでは他社とのローミングは考えておらず、自社の基地局を用いるとのことです。

 

↑5Gサービスは順次拡大

 

サービス開始時点での通信速度は最大で下り約870Mbps/上り約110Mbpsにとどまりますが、11月中にはネットワークをアップデート予定。最大約2.8Gbps/約275Mbpsの速度になるとのこと。

↑通信速度も順次アップデート予定

 

新端末も登場。miniの次はBIG!

あわせて発表されたのが、5G対応の独自端末「Rakuten BIG」。その名の通り、6.9インチの大画面ディスプレイが特徴の5Gスマホです。「ビッグな画面でビッグな5G体験を」と紹介されたように、ゲームや動画が楽しみたい人に向いているでしょう。また、世界で初めてフロントカメラをディスプレイに内蔵。セルフィ―撮影時にどのようにカメラが動作するのか気になります。

↑ゲームや動画が楽しめる大画面

 

アウトカメラは最大6400万画素、超広角+広角+深度測位+マクロの4眼構成。IP68相当の防水・防塵性能のほか、指紋認証、おサイフケータイ対応などの機能も搭載します。カラーは3種類で、価格は6万9800円(税込)。他社の5Gスマホと比べても安価な部類に入ります。

↑9月30日より発売

 

なお、すでに販売されているAQUOS R5Gについては、プラン変更と、順次配信予定のアップデートを済ませると5Gサービスで利用できるようになるとのことです。

 

また、4Gスマホのラインアップにも新機種が加わりました。「Rakuten Hand」はスリムな本体が特徴で、そのフィット感から「Hand」と名付けられたそう。ディスプレイは5.1インチ、アウトカメラは2眼構成で、顔認証やおサイフケータイを搭載します。価格は未定ですが、今秋の発売を予定しています。

↑カラバリはBIGと同じ展開

 

楽天もいよいよ5Gサービスを開始しました。4Gプランから変わらない価格で5Gを利用できるのは魅力。ですが、利用できるエリアは限られたごく一部であり、ユーザーが“5G”を実感するのは難しいでしょう。政府が携帯料金の値下げを求めるなか、楽天モバイルの打ち出したプランがキャリアの競争を促すことになるでしょうか。

 

楽天モバイルは医療や配送業、旅行、スポーツといった分野にも5Gを広げていきたいとし、デジタルコンテンツもさまざまな企業とのコラボを考えているとのことでした。今後どのようなサービスが発表されるのか、変わらず注目したいところです。

↑5Gでデジタルトランスメーションを可能に

 

↑サッカースタジアムでの活用例

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

【西田宗千佳連載】発熱と性能のバランスが「スマホ向け技術」の拡大を促す

Vol.95-2

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、「モダンPC」。実態のつかみにくい概念だった「モダンPC」が、ついにその姿を現しつつある。

 

スマートフォンにしろPCにしろ、少しでも「場所を変えて使う可能性のある機器」では、バッテリーでの駆動時間が重要になる。コロナ禍で在宅勤務などが推奨される昨今では、長時間の動作はそこまで求められなくなっているが、それでも充電回数が少なくて済むに越したことはない。

 

また、バッテリー駆動時間以上に重要になのが「発熱の小ささ」だ。処理に伴う発熱が大きいと、結局消費電力の大きさになって跳ね返る。本体が熱をもって不快になるというだけでなく、半導体自体、自身の発熱で正常な動作が難しくなっていくという問題もある。結果として、発熱の大きな半導体は効率的に冷やす必要があり、ファンやヒートパイプなどの冷却機構の搭載が必須となる。効率的に冷やすには、特に空冷の場合、本体内に空気の流れを作るためのスペースも必要だ。こうしたスペースを設けないなら、ファンなどの構造を相当に工夫しなければならない。

 

要は、バッテリー駆動時間の延長以外の要素を考えても、消費電力の低減=発熱の低減を重視する必要はある、ということである。

 

10年以上前ならば、解決は比較的容易だった。CPUやGPUを製造するための「半導体製造プロセス」の進化によって、消費電力がリニアに下がっていったからだ。トランジスタの数を増やし、性能を上げたとしても、半導体そのものの消費電力が低下していたため、問題を相殺しやすかった。しかし、いまはもうそんな状況ではない。必要な機能だけを生かし、不要な機能は積極的に消費電力を抑える技術などを活用し、半導体製造プロセスの進化だけでは補えない「性能向上に伴う消費電力低減」をこまめにやっていかないと、プロセッサーの性能は向上しないのだ。

 

こういうことはインテルにしてもクアルコムにしても、さらにはアップルにしても、同じようにやってきた。しかし、スマートフォンなどを主戦場にしていたアップルやクアルコムと、PCを主戦場としていたインテルとでは、どうしてもベクトルが違っている。アップルやクアルコムが「性能と同等以上に消費電力低減」というやり方なのに対し、インテルは「性能で業界トップ、消費電力もがんばる」という感じの流れに近い。

 

現在も、単純なピーク性能でいえばインテルやAMDの PC用プロセッサーに、アップルやクアルコムのプロセッサーは敵わない。だが、どちらの分野でも性能がベースアップされた結果、ピーク時以外の性能を必要とする機器の領域が広がってきている。つまり、タブレットや低価格PCなどの領域では、既存のPC向けプロセッサーよりもスマホ・タブレット向けプロセッサーのほうがバランスが良い……という状況になってきたということだ。

 

そこで問題になるのは「ソフトの互換性」。ただ、その点は、OSにCPUの違いを吸収する「エミュレーション技術」が搭載されることでカバーできるようになってきている。まだまだ課題も多いが、確かに「x86(PC向けプロセッサー)でなければいけない」理由は減っているのだ。

 

では、PCの「x86系」の領域は、スマホの「ARM系」で本当にカバーできるのか? そのメリットとデメリットの評価について、次回のウェブ版でもう少し詳しく解説しよう。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

【西田宗千佳連載】インテルとクアルコムが目指す「モダンなノートPC」の世界

Vol.95-1

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、「モダンPC」。実態のつかみにくい概念だった「モダンPC」が、ついにその姿を現しつつある。

 

チップメーカーの2巨頭が採るそれぞれのアプローチ

インテルが「第11世代Coreプロセッサー」を発表した。簡単にいえば、現行の「第10世代」よりも大幅な性能向上を果たした、という話である。

 

とはいえ、「PCの性能が上がるといっても、さほど魅力を感じない。買い替えようと思わない」という人もいるだろう。事実、これまでもPCメーカー各社は「買い替えの必要性をいかに感じてもらうか」ということに腐心してきた。

 

そこで、第11世代で本格的に取り組まれるのが「ノートPCのさらなるモダン化」である。インテルは第10世代プラットフォーム以降を対象に「Project  Athena」という計画を進めてきた。今回、それが正式に「Intel Evoplatform」と命名され、最新のノートPCが備えているべき機能と要素が定義された。そして「それらを満たすPCを開発するなら第11世代Coreプロセッサーの採用が有利ですよ」と、PCメーカーにアピールしつつ、PCメーカーも「Evo」のブランドが付いているのはモダンなPCであることの証ですよ」とアピールできるといった具合に、お互いに利のあるプロジェクトになっている。

 

では、EvoはいままでのPCとどう違うのか? 簡単に言えば、これはノートPCがスマホに比べて劣っていた部分を改善する取り組みである。スリープからの起動が1秒以下に短縮され、バッテリーで9時間以上動作する。30分以下の充電時間で4時間以上動作する急速充電機能も備える。実のところ、こうした要素は各メーカーの努力ですでに独自で実現済の部分も多い。だが、改めてプラットフォーム側が配慮することにより、多くの要素をまとめて実現できる、ということが重要なのだ。

 

Microsoft Surface Pro X/14万2780円~

 

Evo対応PCは、2020年末に向けて、多くのPCメーカーから発売される。ノートPCの買い替えを検討しているのであれば、Evo対応製品の価格や性能などをチェックしてからのほうが良さそうだ。

 

一方、モダンなPCを「スマートフォンで実現された要素を取り入れたPC」というふうに定義すると、また別のアプローチも存在する。それは「スマホ向けのプロセッサーを改良し、PC向けに使う」というものだ。

 

スマートフォン向けプロセッサーのトップベンダーであり、「Snapdragon」の商標でお馴染みのクアルコムは、PC向けに「Snapdragon 8cx」を提供している。9月に入り、同社は性能をアップした「Snapdragon 8cx Gen2」を発表。「競合の第10世代プラットフォームより18%速く、バッテリーが50%長く持つ」と、第2世代プラットフォームのインテルに対する優位性をアピールしている。現在のところ、SnapdragonをはじめとしたARMコアを使ったWindows PCはヒットしていないが、プラットフォーム刷新とマイクロソフトとの関係強化を武器に「モダンなPC」を作ることで、改めてヒットを狙っているわけだ。

 

ARMコアの採用はMacでも予定されているが、今年以降、x86との戦いは一つの焦点になりそうだ。では、ARMコア採用PCはどこにメリットがあり、今後PCはどこを見て選べば良いのか? そのあたりについてはウェブ版で解説していく。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

au新スマホの最大勢力「Galaxy」スマホを一気にインプレ! 最新折りたたみスマホ、ペン対応スマホの出来栄えは?

KDDIは9月25日、auの新スマートフォン・新サービスを開催。Androidスマートフォン6機種を発表しました。テーマは「みんなの5G」。KDDIの髙橋 誠社長は「auが今後販売するスマートフォンは、すべて5G対応にしていく」と表明しています。

 

このレポートでは、発表された新スマホのうち、Galaxyシリーズに的を絞って使用感をお伝えします。なぜなら今回の新モデルは、6機種中4機種がGalaxyブランドというまるで「Galaxy 祭り」に見えるようなラインナップだからです。しかも、そのうち2機種は5G対応の折りたたみ(フォルダブル)スマートフォンで、日本ではau独占モデルとなっています。

 

新モデルは以下の6モデル。いずれも発表時点で価格は未公表です。これ以外にも、9月19日に先行で発売された「AQUOS zero5G Basic DX」や、発売が当初の予定から遅れた「Mi 10 Lite 5G」なども並行して販売されることになるでしょう。

 

【9月25日発表のau新モデル】
・Galaxy Z Fold2 5G(SCG05):11月上旬発売予定
・Galaxy Z Flip 5G(SCG04):11月上旬発売予定
・Galaxy Note20 Ultra 5G(SCG06):10月中旬発売予定
・Galaxy A41 5G(SCG07):11月中旬発売予定
・Xperia 5 II 5G(SOG02):10月下旬発売予定
・AQUOS Sense4 5G(SHG03):2021年春発売予定

 

 

 

今回発表された中でも注目すべきは、やはり折りたたみスマホの「Galaxy Z Fold2 5G」と「Galaxy Z Flip 5G」が揃ってau独占販売となったことでしょう。

↑左からGalaxy Note20 Ultra 5G、Galaxy Z Fold2 5G、Galaxy Z Flip 5G

 

昨年発表されたGalaxyブランドの折りたたみ第1号モデル「Galaxy Fold」以来、auでは折りたたみスマホのGalaxyをすべて国内独占で販売してきました。新しい技術を使っていることもあり、高価格になりがちな折りたたみスマホですが、auのブランドを象徴するモデルとなりつつあります。

 

今回はあわせて、Galaxy Noteシリーズの最新モデル「Galaxy Note20 Ultra 5G」もラインナップしています。3モデルとも磨りガラス調の銅色「ミスティック ブロンズ」のカラーを投入されています。

 

弱点を潰してきた「Galaxy Z Fold2 5G」

Galaxy Z Fold2 5Gは、2019年末に発売された初代折りたたみスマホGalaxy Fold直系の後継モデル。Galaxyの折りたたみブランド「Z」シリーズを冠しています。

 

2019年に発売されたGalaxy Foldは、折りたたみディスプレイを初めて採用したGalaxyでした。スマホで世界シェア1位のサムスンといえども新しい技術を使いこなすのは容易ではなく、Galaxy Foldは多くの弱点を抱えていました。

 

たとえば、折りたたみ機構の設計がもろく、砂が入りやすい、折りたためるディスプレイガラスがなく上質感に欠ける、折りたたみ時に使える画面が小さいといった点です。また日本では発売時点で5Gサービス開始前だったため、5G非対応のモデルとなっていました。

 

しかしGalaxy Z Fold2 5Gは、初代モデルにあったそんな弱点のほとんどを克服しました。

 

まず、内側の折りたたみ画面には、超薄型のカバーガラスを追加。これにより、一般的なスマホと同じような手触りになり、前モデルにあった見栄えのチープさは払拭されています。さらに、ボディもメタル素材やガラスを多用し、薄く、かっちりとした構造に仕上げています。

↑質感の高さを感じられる手触りとなった

 

Foldシリーズは外側にも小さな画面を備えており、畳んだときもフル機能のAndroidスマホとして使えるようになってます。新モデルではこの画面が大きくなり、まるでXperia 1シリーズのような縦長のスマホとして使えるようになりました。価格や性能にふさわしい質感と操作性の向上に成功したと言えるでしょう。

 

さらに、外・内の両方画面にインカメラを備え、背面カメラは3眼になるなど、機能面でも大きくステップアップしています。高速な5Gの性能を生かして、ビジネス文書の閲覧やカレンダーの管理、動画や電子書籍の閲覧など、オールマイティに対応できる一台と言えます。

↑アプリを3つ同時に開いたり、パソコンのようにポップアップ表示できる

 

↑ディスプレイ非表示時の背面

 

↑頑強になった折りたたみ機構

 

弱点らしい弱点はほぼ解消されているものの、持っていてずっしりと重みを感じるため、長時間の操作は腕が疲れるというのは避けがたい悩みとなりそうです。また、防水・防じん性能はなく、折りたたみ画面が細かな砂やホコリに弱いことは変わりません。

 

このスマホにとって、最大の“弱点”と言えるのは、製品そのものではなく、価格です。前モデルであるGalaxy Foldのauでの販売価格は24万円(税込)でした。また、Galaxy Z Fold2 5Gの米国版は2000ドル(約21万円)という価格が付けられています。au版の価格は未公表ですが、高機能なスマホとタブレットを1台にまとめたような希有なスマホなので、やはりそれなりの価格設定となることでしょう。

 

【Galaxy Z Fold2 5G 主なスペック】
●ディスプレイ(内側):約7.6インチ Dynamic AMOLED(フォルダブル有機EL、2208×1768ドット) ●ディスプレイ(外側):約6.2インチ Super AMOLED(有機EL) 2260×816ドット●チップセット:Snapdragon 865 Plus(8コア、3.0GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4)●メモリ(RAM):12GB●ストレージ(ROM):256GB●microSD:非対応●OS:Android 10●バッテリー容量:4500mAh●メインカメラ:約1200万画素(広角)、約1200万画素(超広角)、約1200万画素(広角)●インカメラ(内側):約1000万画素●インカメラ(外側):約1000万画素●5G:sub6(下り最大3.4Gbps、上り最大183Mbps)●防水・防じん:非対応●おサイフケータイ:非対応●生体認証:指紋、顔●サイズ(開いたとき):約128×159×6.1〜9.4mm●サイズ(閉じたとき):約68×159×13.8〜16.7mm●重量:約282g●カラー:ミスティック ブロンズ

 

縦折りスマホも5Gに「Galaxy Z Flip 5G」

同じ折りたたみディスプレイを、縦折りで使っているのが「Galaxy Z Flip 5G」。折りたたむとコンパクトミラーのような角形になり、広げると縦長のスマホとして使える、シンプルで使いやすい設計です。

 

新モデルの原型となったGalaxy Z Flipは、4G LTEのみ対応のモデルとして、2020年2月に発売。今回は5G対応を追加し、スペックもパワーアップしたバージョンです。

↑右が新機種「Galaxy Z Flip 5G」。左がLTE版「Galaxy Z Flip」

 

↑開いた状態。ガラケーのような置き方もできる

 

auでは4G LTE版のGalaxy Z Flipも日本で独占販売しており、その発売から半年後に5G版も追加投入する格好となりました。折りたたみスマホとしての機能は4G LTE版とほとんど変わらず、機能面での違いは5G対応の有無くらい。形状も変わりませんが、ボディのデザインは秋らしい装いになっています。auで販売するカラーはGalaxy Z Fold2 5Gと同じく「ミスティック ブロンズ」のみ。外側は磨りガラス調の仕上げで、指紋が目立ちにくい、落ち着いた質感に整えられています。

 

5G対応とともに、スペックは増強されています。チップセットは現世代で最高性能のSnapdragon 865 Plusを搭載し、メモリ(RAM)も8GBに増強。まさにハイエンドスマホと言うにふさわしい、パワフルな性能を手に入れました。

↑外面はディスプレイ部分も含め、磨りガラス調の仕上げになっている

 

4G LTE版と同じく、Galaxy Z Flip 5Gにも折りたたみの特長を生かした機能が組み込まれています。外側の小さなディスプレイは実はタッチパネルになっており、音楽をコントロールしたり、カメラを表示してセルフィー(自分撮り)を撮影したりできます。開ききらない状態で止めればスタンドなしで見やすい位置で固定できますし、その状態でカメラを起動すれば、手のひらをかざして集合写真のシャッターも切れます。

 

【Galaxy Z Flip 5G 主なスペック】
●ディスプレイ(内側):約6.7インチ Dynamic AMOLED(フォルダブル有機EL、2208×1768ドット)●ディスプレイ(外側):約1.1インチ Super AMOLED(有機EL、112×300ドット)●チップセット:Snapdragon 865 Plus(8コア、3.0GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4)●メモリ(RAM):8GB●ストレージ(ROM):256GB●microSD:非対応●OS:Android 10●バッテリー容量:3300mAh●メインカメラ:約1200万画素(広角)、約1200万画素(超広角)●インカメラ:約1200万画素(広角)、約1200万画素(超広角)●5G:sub6(下り最大3.4Gbps、上り最大183Mbps)●防水・防じん:非対応●おサイフケータイ:非対応●生体認証:指紋、顔●サイズ(開いたとき):約74×167×6.9〜7.2mm●サイズ(閉じたとき):約74×87×15.4〜17.4mm●重量:約183g●カラー:ミスティック ブロンズ

 

ペンスマホも順当進化「Galaxy Note20 Ultra 5G」

大画面でペン対応のGalaxy Noteシリーズも、新モデルが登場しました。海外では「Galaxy Note20」と「Galaxy Note20 Ultra 5G」の2モデルが展開されていますが、auが取り扱うのは少し大きな上位版「Galaxy Note20 Ultra 5G」です。

 

Noteシリーズの特徴は大画面とペン入力。ディスプレイは6.9インチと大きく、高解像度。縦横比19:9と縦長です。近年の大型スマホは画面のフチを丸めた形状が増えていますが、Note20 Ultraは角の切り立った長方形型で、画面端の要素を余さず表示可能です。今回あらたに、120Hz駆動に対応し、スクロール表示が滑らかになりました。

 

特長のペン入力ではGalaxy Notesアプリの進化によって、手書き入力した内容をテキスト化することができるようになっています。テキスト入力は日本語や英語の交ぜ書きにも対応しており、普段使いのメモとしても柔軟に活用できるでしょう。

↑手書き文字をテキスト化できる

 

さらにペン入力の使い道が広がっています。デジタルイラスト制作アプリの「CLIP STUDIO PAINT」とコラボし、AndroidスマホではGalaxy限定で提供されています。Galaxyユーザーなら6か月間、無料で利用可能です。

 

スペックはUltraという名を冠するのにふさわしく、すべての性能が最高峰。 チップセットはSnapdragon 865 Plusを搭載し、RAMは12GBを搭載。5Gでは高速なミリ波帯も対応しています。また背面カメラは3眼仕様でメインカメラは1億画素センサーを搭載。50倍のスペースズームも対応します。

↑カラーはミスティック ブロンズ、ミスティック ブラックの2色

 

↑3眼カメラの構成は、約1億800万画素(広角)、約1200万画素(超広角)、約1200万画素(望遠)となる

 

↑50倍の「スペースズーム」が利用できる

 

また、折りたたみの2機種とは異なり、Galaxy Note20 Ultra 5Gは防水・防じんに対応。日本向け仕様として、おサイフケータイも搭載します。折りたたみの斬新さは求めない人で、大きいスマホが好みなら、このスマホが最適です。カラーはミスティック ブロンズの他に、光沢のあるミスティック ブラックもラインナップします。

 

【Galaxy Note20 Ultra 5G 主なスペック】
●ディスプレイ:約6.9インチ Dynamic AMOLED(有機EL、120Hz駆動対応、3088×1440ドット)●チップセット:Snapdragon 865 Plus(8コア、3.0GHz/1+2.4GHz/3+1.8GHz/4)●メモリ(RAM):12GB●ストレージ(ROM):256GB●microSD:最大1TB●OS:Android 10●バッテリー容量:4500mAh●メインカメラ:約1億800万画素(広角)、約1200万画素(超広角)、約1200万画素(望遠)●インカメラ:約1000万画素(広角)●5G:sub6、ミリ波(下り最大4.1Gbps、上り最大481Mbps)●防水・防じん: IPX5/IPX8、IP6X相当●おサイフケータイ:対応●生体認証:指紋、顔●サイズ:約77×165×8.1〜10.8mm●重量:約208g●カラー:ミスティック ブロンズ、ミスティック ブラック

 

大画面のミドルレンジ「Galaxy A51 5G」

「今後のスマホは全て5G対応」と宣言したauにとって、5Gでもお手頃なスマホのラインナップはより重要になっていきます。Galaxy A51 5Gは、その一翼を担うミドルレンジスマホです。

 

一番分かりやすい特長は、大画面なこと。6.5インチの狭額縁ディスプレイを備え、上部に小さなパンチホール型インカメラを備えています。バッテリーはGalaxy Note20 5Gと同じ4500mAhの大容量。それでも厚さは9mm前後に抑えられています。

 

カメラは4眼仕様で、Galaxyスマホが得意とする超広角に加え、マクロ撮影での性能を強化。チップセットは中上位クラスのSnapdragon 765Gを搭載し、RAMも6GBとミドルレンジにしては多めです。さらに防水・防じんやおサイフケータイも対応します。

↑カラーはプリズム ブリックス ホワイト、プリズム ブリックス ブラックの2色

 

↑4眼カメラの構成は、約4800万画素(広角)、約1200万画素(超広角)、約500万画素(マクロ)、約500万画素(深度測位用)

 

デザインテイストはZシリーズやNote20とは異なりますが、光沢感のある樹脂製のフィルムを使用し、光の当たり具合によって玉虫色に輝く様子を楽しめます。ミドルレンジのAシリーズとはいえ、必要十分な性能はしっかり確保されています。「薄くて、軽くて、大画面でハイスペック」を求める人には、このスマホがしっかり応えてくれるでしょう。

 

【Galaxy A51 5G 主なスペック】
●ディスプレイ:約6.5インチ Super AMOLED(有機EL、2400×1080ドット)●チップセット:Snapdragon 765G(8コア、2.4GHz/1+2.2GHz/1+1.8GHz/6)●メモリ(RAM):6GB●ストレージ(ROM):128GB●microSD:最大1TB●OS:Android 10●バッテリー容量:4500mAh●メインカメラ:約4800万画素(広角)、約1200万画素(超広角)、約500万画素(マクロ)、約500万画素(深度測位用)●インカメラ:約3200万画素●5G:sub6(下り最大2.1Gbps、上り最大183Mbps)●防水・防じん: ○(IPX5/IPX8、IP6X相当)●おサイフケータイ:対応●生体認証:指紋、顔●サイズ:約74×159×8.8〜9.3mm●重量:約189g●カラー:プリズム ブリックス ホワイト、プリズム ブリックス ブラック

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

auが「全機種5G」を宣言! 5Gスマホは本当に “買い時” に入ったのか?

9月25日に開催した「UNLIMITED WORLD au 5G 発表会 2020Autumn」で、auは5G対応スマートフォン6機種と、5Gコンテンツの拡充などを発表しました。

 

auはすでに5Gスマホを10機種(1機種は特別仕様モデル)発売しており、今回ラインナップに加わった6機種で、全16機種に。さらに、今後発売するスマホが全機種5G対応になることも発表されました。

↑auの5Gスマホのラインナップは、国内キャリアで最多の16機種に

 

5Gスマホは “買い時” に入ったのか? 今回発表されたスマホやサービスを紹介しつつ、検証してみたいと思います。

 

これから発売するスマホは全機種が5Gに対応!

今回発表されたスマホは、10月〜11月に発売予定のものが5機種で、来年春に発売予定のものが1機種。全機種が5Gに対応しています。プレゼンテーションを行ったKDDIの髙橋 誠社長は「これからは全機種5G」ということも明言しました。「今後、auブランドからは4Gのスマホは出さない」という意味と認識していいでしょう。

↑秋冬に発売される5モデルは、報道向けに開催されたハンズオンで実機に触れることができた

 

発表会では、近く発表されるであろうiPhoneの新モデルについては言及はありませんでしたが、iPhoneも噂通り、5Gに対応するはずです。となると、この秋から4Gから5Gへのマイグレーションが一気に加速化するのは確実です。

 

5GのiPhoneが気になる人も多いと思いますが、まずは今回発表されたAndroidの6機種をチェックしておきましょう。

 

Xperia 5 II(10月下旬発売予定)

約6.1インチで、縦横比21:9の有機ELディスプレイを搭載するハイエンドモデル。発売中のXperia 1 IIと同等の機能を備えながら、スリムで片手でも操作しやすいことが利点。画面のリフレッシュレートが120Hzになり、さらにゲームプレイ時には240Hz相当に設定できることは、Xperia 1 IIにはないXperia 5 IIならではの強みといえるでしょう。

↑約6.1インチの縦長ディスプレイを搭載。スリムなので片手でも操作しやすい

 

超広角+標準+望遠のトリプルカメラには、ソニーのデジタル一眼カメラ「α」で培った技術が応用されています。詳細なマニュアル設定ができ、カメラライクに撮影できる「Photography Pro」は、カメラ愛好者も要注目の機能です。

↑背面にはツァイスレンズを採用したトリプルカメラを搭載

 

↑デジカメと同じ感覚で設定・撮影できる「Photography Pro」が魅力

 

AQUOS sense5G(2021年春発売予定)

シャープが9月11日に発表したミドルレンジの5Gスマホ「AQUOS sense5G」もauの5Gラインナップに加わります。省電力性能に優れた約5.8インチのIGZO液晶ディスプレイを搭載し、4570mAhの大容量バッテリーとの相乗効果で、電池持ちが良いことがアドバンテージ。標準+広角+望遠のトリプルカメラも備えています。

 

↑ハンズオンでは実機の展示がなかったAQUOS sense5G。端末価格はかなり安くなると予測される

 

発売がかなり先ということもあり、発表会後に報道向けに開催されたハンズオンでは、実機は展示されていませんでした。筆者は、シャープが開催したハンズオンで、このモデルに触れたことがありますが、コンパクトで持ちやすく、使う人を選ばないシンプルなデザインも魅力だと感じました。売れ筋のAQUOS senseシリーズ初の5G対応モデルなので、大ヒットの可能性もありそうです。

 

Galaxy Note20 Ultra 5G(10月中旬発売予定)

約6.9インチの大画面ディスプレイを、付属の「Sペン」で操作できる、Galaxy Noteシリーズの最新モデル。従来からのコンセプトを継承する正常進化形モデルですが、CPUにSnapdragon 865 Plus(最大3.0GHz)を採用し、RAMは12GB、ROMは256GBという超ハイスペック仕様。Sペンの書き心地がさらに滑らかになり、Officeファイルへの書き出し、パソコンやテレビとの連携など、ビジネスに役立つ機能も備えています。

↑約6.9インチの有機ELディスプレイは、ほぼベゼルレス

 

↑Sペンの書き心地はさらに向上。手書き文字をワンタッチでテキスト化することも可能

 

5Gに使われる周波数には6GHz未満の「サブ6」と、高い周波数帯の「ミリ波」がありますが、6機種の中では唯一両方に対応。受信最大4.1Gbpsで通信できることも利点です。

 

Galaxy Z Fold2 5G(11月上旬発売予定)

昨年10月発売されたフォルダブルスマホ「Galaxy Fold」の後継モデルで、今回もauの独占販売です。約7.3インチだったメインスクリーンは約7.6インチへの拡大し、閉じた時に利用できるカバースクリーンも約4.6インチから約6.2インチへと進化しています。

↑開いても閉じても広いディスプレイを使える

 

画面を3分割して、3つのアプリを同時に利用でき、ラップトップPCのように開いて操作することも可能。メインカメラは超広角+広角+望遠の3眼で、さらに自撮りに使えるフロントカメラと、閉じた状態で使えるカメラも備えています。

↑背面にはトリプルカメラを搭載

 

↑広い画面を3分割して、3つのアプリを同時に使うことも可能

 

ヒンジ部の改良によって、開閉の安定感はさらに向上。端末価格はかなり高くなるでしょうが(海外モデルは2000ドル=約21万円)、5Gに対応したので、長く使い続けられる端末として、前モデル以上に注目を集めそうです。

 

Galaxy Z Flip 5G(11月上旬発売予定)

今年2月にauが発売した、縦折りのフォルダブルスマホ「Galaxy Z Flip」が5Gに対応しました。約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載し、折りたたむとポケットに入れて持ち運びやすいコンパクトなサイズになることが特徴。

↑今年の春に注目を集めたGalaxy Z Flipが、早くも5Gに対応した

 

5Gの対応に合わせて、チップがSnapdragon 865 Plus(最大3.0GHz)に置き換わり、通信速度は受信最大3.4GHzに。しかし、カメラや機能は4Gモデルと共通。4Gモデルを買った人は「もう少し待つべきだった」と思うかもしれませんね。でも、来年には、5G対応で、機能をさらに進化したモデルが出るような気がします。

 

Galaxy A51 5G(11月中旬発売予定)

Galaxy Aシリーズは、優れた性能を求めつつ価格も重視する人に向けたミドルレンジモデル。CPUは、Galaxyのハイエンド機が採用するSnapdragon 800シリーズより下位のSnapdragon 765G(2.4GHz)を採用していますが、約6.5インチの有機ELディスプレイ、メインが約4800万画素の4眼カメラを搭載するなど、“ほぼハイエンド” と呼びたくなるスペックを備えています。

↑今回発表されたGalaxyの中では最も安くなるはずだが、ハイエンドに近い性能を備えている

 

約4500mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、ゲームや動画を存分に楽しみたい人にも適しているでしょう。

 

5G向けサービスを強化。銀座の一等地に5G体験スポットも開設!

auは今年の春、5Gの商用サービスを開始する際に、多彩な5G向けコンテンツを発表していました。すでに開始しているサービスもありますが、今秋から始まるサービスもあり、いよいよ5Gに本腰に入れる印象を受けました。

 

発表会で最も時間を割いてアピールされたのが、ライブ配信サービスを提供するSHOWROOMが10月22日から開始する「smash.」というアプリ。スマホに特化し、縦型・短尺の映像コンテンツを配信するサービスで、これをKDDIがサポートしています。月額550円(3か月間無料)のところ、auのユーザーは6か月間無料で視聴できます。

↑SHOWROOMの前田裕二社長が登壇し、「smash.」と5Gネットワークの親和性をアピールした

 

縦型・短尺といえば、無料で視聴できる「TikTok」が人気ですが、「smash.」ではプロのクリエーターやアーティストたちが参加し、質の高さで勝負する構え。2021年3月までに2600本のコンテンツを提供することを目標としています。

↑「smash.」のコンテンツは縦画面表示で、お気に入りのコンテンツを簡単に共有できることも特徴

 

9月26日には、東京・銀座の一等地に「GINZA456」という、5Gを体験できるコンセプトショップがオープンしました。施設名は、そのまま「銀座4丁目5-6」という住所に由来しますが、「4Gから5G、そして6Gへ」というメッセージも込めているそうです。

↑山野楽器銀座本店ビルの地下1階〜地上2階にオープンした「GINZA456」。通行する人の動きや時刻によって変化するファザードが迎えてくれる

 

地下1階から地上2階の3フロア構成で、地下1階が5Gコンテンツを体験できるスペースになっています。会場で5Gスマホを借りることができ、写真やQRコードなどにかざしてARやVRなど、5Gだからこそ快適に楽しめるコンテンツを体験できる趣向。

↑会場に設置されたQRコードを5Gスマホで読み取って体験できるコンテンツが中心

 

↑5Gスマホを池田エライザさんの写真に向けると、画面にARのエライザさんが登場。この施設のガイドをしてくれる

 

↑自分のアバターを作成して、バーチャルの横浜スタジアムに行って、野球を観戦できる。auは、10月以降に、自宅にいながら渋谷のハロウィンイベントに参加した気分を味わえる「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス」の開催も予定している

 

↑スマホで動物園に行った体験ができる「one zoo」。普段は見られない角度から動物を観察でき、動物の詳細情報も確認できる

 

↑1階では最新の5Gスマホや5G関連製品を体験できる

 

↑2階では、auショップと同じように商品の購入・相談などが可能

 

これらの5G向けサービスは、5Gスマホでなくても、4Gスマホでも利用できます。実際には、現時点では5Gのサービスエリアは極めて狭いので、自宅で5Gに接続して楽しめる人は「ほとんどいない」と言っても差し支えないでしょう。

 

5Gエリアは急ピッチで拡大中

5Gスマホを購入するにあたり、気になるのはサービスエリアと今後の展開でしょう。au 5Gのサービスエリアは、auのウェブサイトに確認できますが、まだ “ごく一部” と言うべきなのが現状です。

 

KDDIは、当初、2021年度までに5G基地局を約1万局にして、2023年度末までに、国内最多の5万3626局を設置する計画でした。しかし、計画を2年前倒しにして、2021年度末までに約5万局を設置する見通しです。

↑発表会では、2022年3月までに5G基地局を5万局にするべく、急ピッチでエリア拡張を進めていることが強調された

 

当初の計画では、5万3626局で基盤展開率が93.2%に達する予定でしたので、これから1年半くらいの間に、右肩上がりで5Gエリアが広がっていくと期待していいでしょう。

 

5Gの料金プランは4Gと同等に。さらなる値下げにも期待

10月1日から、5Gスマホ向けの料金プランが一部変更になることも発表されました。

 

現在の5Gスマホ向けプランは、4Gスマホ向けプランよりも1000円高く、「5Gスタートキャンペーン」によって1000円×25か月割引されて、4Gスマホと同額で利用できるようになっていました。

 

その「5Gスタートキャンペーン」は9月30日で終了しますが、10月1日から「ピタットプラン 5G」が1000円値下げされます。同プランは、使うデータ量によって支払い額が変動します。現在は1GBまでが月額4150円(割引適用前)ですが、新料金では月額3150円になり、「家族割」や「auスマートバリュー」などが適用された場合は月額1980円で使えるようになります。キャンペーンによる期間限定ではなく、永続的に4Gスマホと同じ料金で使えるようになるわけです。

 

↑5Gスマホ向けの主力プラン「ピタットプラン 5G」は値下げされて、4Gスマホ向けプランと同額になった

 

なお、「データMAX 5G」などの使い放題プランに加入した場合は、10月1日から提供される「5G スタート割」が適用され、1000円×12か月が割引されます。つまり、5Gスマホを買ってから1年間は、4Gスマホと同じ料金で使えます。

↑10月2日からはデータ使い放題に、TV動画配信サービス「TELSA」「Paravi」「FOD プレミアム」をセットにした「データMAX 5G テレビパック」も提供開始

 

新たに内閣総理大臣に就任した菅義偉氏が携帯料金の値下げに積極的であることもあり、各社のスマホ料金がさらに値下げされる可能性も濃厚です。

 

auは、すでにお手頃価格で買えるミドルレンジの5Gスマホを発売済み。9月4日に発売された「Mi 10 Lite 5G」は「かえトクプログラム」を利用すれば、実質負担金は2万9900円(税込)。つまり、機種によっては、4Gスマホよりも安く買えるわけです。

↑2020年9月28日現在、auの5Gスマホで最も安い「Mi 10 Lite 5G」。一括払いが4万2740円(税込)で、次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用した場合の実質負担金は2万9900円(税込)

 

端末価格や料金プランは、すでに4Gと同等。今、機種変更をして、これから2〜3年使うとすれば、その間に5Gエリアはどんどん広がっていくはずです。5Gスマホは “買い時” に入ったと考えていいでしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

プリンター&スキャナーいらず! 在宅ワークで活用すべき“ペーパーレス”ガジェット&アプリ

“新しい生活様式”のなかで、座り心地の良いチェアやPCスタンド、モニターなどを購入し、自宅を仕事スペースとして構築し直した人も多いでしょう。とはいえ、オフィスレベルにまでは揃えられないアイテムがあるのも事実。例えば「プリンター」が、そのひとつかもしれません。

 

多くのオフィスに導入されている印刷複合機はスキャナー機能も搭載し、印刷だけでなく手書きデータの共有にも欠かせないツール。家庭用のプリンター複合機を導入したり、近所のコンビニのコピー機を使ったりするのも解決策のひとつですが、せっかくならデジタルツールを使いこなし、「ペーパーレス」にチャレンジしてはいかがでしょうか。モノトレンド情報誌『GetNavi』編集部でデジタルガジェットを担当する・森 有史さんに、オススメのツールやアプリ・サービスを教えてもらいました。

 

まずは手書きができるデジタルツールを手に入れよう

ビジネスの場で“紙”を使うおもな目的として、資料の閲覧、共有、手書きでの書き込み(記入)が挙げられますが、そのなかでPCではできないのが「手書きでの書き込み」です。そこでまず用意したいのは、手書きができるデジタルツール。

 

「手書きツールの代表格といえば、やっぱりiPadでしょう。iPadには4機種ありますが、オススメは“無印iPad”の愛称で親しまれる『iPad』です」(『GetNavi』デジタル担当・森 有史さん・以下同)

 

タブレットの代表「iPad」を購入するなら最安機種で十分

Apple「iPad(10.2インチ)」
3万8280円〜

名前からもわかるように、iPadのスタンダードモデル。容量は32GBと128GBから選べます。

「メモの作成や書類への書き込み、メールの送受信などに使用するなら、本機で十分。3万円台と手ごろな価格で購入できます。10月発売の新モデル(第8世代)は、2019年モデルよりもCPUが強化され、より高性能になりました。イラストの作成や凝った動画編集といった本格的なクリエイティブ作業以外に使うのであれば、過不足なく対応できます」

 

・iPad Pencilがあればよりスムーズに手書きできる

Apple「Apple Pencil」
1万1880円(第1世代/写真上)/1万5950円(第2世代/写真下)

iPad専用のデジタルペンシル。ピクセルレベルの精密さを持ち、思い通りに手書きができます。

「第1世代と第2世代の2モデルあり、iPadの機種によって対応するモデルが異なるので気を付けましょう。形と充電方法が異なりますが、書き心地はほぼ同じ。筆圧感知機能を搭載していて、アナログでの筆記のように、筆跡に濃淡や太さの変化も加えられます(アプリによる)」

 

↑「第1世代(iPad、2018年モデルのiPad air、iPad miniに対応)はペン後端のキャップを外し、中にあるLightning端子をiPadに挿し込んで充電します。第2世代(iPad pro、2020年モデルのiPad airに対応)はワイヤレス充電に対応しているので、iPad本体の側面にマグネットで取り付けるだけで充電できます」

 

・iPadの機種を選ばず使える! Apple Pencilのテクノロジーを採用したデジタルペンシル

Logicool「CRAYON」
9680円

2018年以降に発売したiPadシリーズであれば、機種を選ばずに使えるデジタルペンシル。Apple Pencil同様のテクノロジーが採用されていて、100種類以上のアプリに対応します。

「Apple Pencilには、iPadを買い換えたときに機種によっては、以前使っていたモデルが対応しないという可能性があります。また、家族で異なる機種を使っていた場合、併用できない可能性も。その点、本品ならどの機種でも使えます」

 

↑「ペアリングの設定が不要で、ペンの電源をONにするだけで書けるのが魅力です。フラットな形状なので、机から転がり落ちにくいのもポイント」

 

目に優しい電子ペーパー端末。ネットにつながらないことが逆にメリット!?

富士通クライアントコンピューティング「電子ペーパー『クアデルノ』」
3万9800円(A5サイズ)/5万9800円(A4サイズ)

手書きができるデジタルツールには、「電子ペーパー」という選択肢もあります。本機は画面にバックライトがついていないため、長時間使用しても目が疲れにくいのが特徴。デジタルノートやデジタル手帳として活用したり、書類を取り込んで書き込みをしたりできます。

「厚さ約5.9mm、重さ約251g(A5サイズ)、約350g(A4サイズ)と薄くて軽いので、iPadより持ち運びしやすいのもメリット。専用アプリを使いPCやスマホと連携させて、データの出し入れを行います。インターネットにつながらないので、ネットサーフィンやSNSなどの誘惑が少なく作業に集中できるのもポイントですね」

 

↑「静電容量方式タッチパネルと専用スタイラスペンの組み合わせで、本物の紙に書いたような書き心地を味わえます。ペンの色は黒・赤・青の3色。画面は白黒表示ですが、書き込んだデータをPCやスマホに書き出せばカラーになりますよ」

 

ここまでデジタルガジェットを見てきたところで、今度は森さんオススメのペーパーレスサポートアプリとウェブサービスを紹介します。

 

アプリやウェブサービスを活用すれば紙なしで仕事ができる

ここまでデジタルガジェットを見てきたところで、今度は森さんオススメのペーパーレスサポートアプリとウェブサービスを紹介します。

 

・スマホカメラが高性能スキャナーに早変わり!

Microsoft「Microsoft Office Lens」(iPhone・iPad・Androidに対応)
無料

スマホやタブレットのカメラ機能を使い、紙書類をデータ化できるアプリ。「紙の書類だけでなく、ホワイトボードや黒板に書いた文字も簡単にデータ化できます。OCR機能を搭載しているので、画像の中の単語を検索することもできます」

 

↑「傾き補正やトリミングといった自動画像処理機能を搭載しているため、真上から撮影できなくても問題ありません」

 

↑「このアプリの一番の特徴はMicrosoftアカウントと連携できること。デジタル化したデータをOneDriveやOneNoteなどのOfficeアプリに保存ができるので、PCにデータを共有するのも簡単です。もちろんスマホアプリからそのままメールに添付して送ったり、PDFとして保存したりすることもできますよ」

 

・回覧書類への捺印もPC上で完結

白舟書体「web認印」
無料
※PCのみに対応

ビジネスシーンでは認印を求められる機会も多くあります。そんなときに活躍するのが、ウェブ上で認印の印面データを作成できるサービスです。作りたい名字を入力して、書体・サイズ・色を選ぶだけ。日本の名字上位1万種類に対応しています。「電子印鑑や電子署名としては使えませんが、社内での回覧書類などへの認印として使うには十分です」

 

↑「書体は古印体、印相体の2種。サイズは10.5mm、12.0mm、13.5mmの3種、インクの色は朱、赤、紅の3色から選べます」

 

↑「完成した印面は別ウインドウに表示されるので、右クリックで画像保存するだけでOK。書類に画像として貼り付けて使います」

 

・PDFへの書き込みにも使えるファイル管理アプリ

Readdle「Documents by Readdle」
無料
※iPhone・iPadに対応

iPhone・iPad用のファイル管理アプリ。ドラッグ&ドロップでのファイルの移動や、zip圧縮・解凍などができ、PCのデスクトップ上で作業をするようにファイルを管理できます。「実はファイルの管理だけでなく、PDFへの注釈入れアプリとしても優秀。iPhoneやiPadで簡単に注釈を入れられます。私は雑誌の入稿や校正など編集作業を、ほぼこのアプリひとつで行っています」

 

↑「キーボードで打ち込んでも、デジタルペンで手書きしてもOK。メモを貼り付けることも可能です。また、AdobeのAcrobat Readerなど、他のPDFソフトで付けたメモを開いたり編集できたりするのも便利です」

 

↑「DropboxやGoogle ドライブ、Boxなど各種クラウドストレージとも連携し、データの共有も簡単。同じLANに繋がっているPCとデータのやり取りができる『Wi-Fi Transfar』機能も魅力ですね」

 

ペーパーレスを実現するには、複数のデジタルツールをうまく組み合わせるのが大切。それらの機能をフルに活用するには、もはやWi-Fi環境は必須です。最後に、大容量データのやりとりにもストレスフリーな、最新のWi-Fiサービスについて。

 

「Wi-Fi 6」を導入してプチストレスを解消

ペーパーレスを実現するには、複数のデジタルツールをうまく組み合わせるのが大切。それらの機能をフルに活用するには、もはやWi-Fi環境は必須でしょう。さらに最近ではオンライン会議なども増え、大容量データを扱う機会がグンと増えています。

「通信が遅いことで、知らないうちにプチストレスを感じている人は意外と多くいます。ちょうど今年の1月に、『5G』と同時に『Wi-Fi 6』がサービス開始になったので、通信環境を見直してはいかがでしょうか。Wi-Fi 6には、従来のWi-Fiに比べてスピードが早い、混雑に強い、省エネという3つのメリットがあります。今年はWi-Fi 6対応の機種が続々と登場しているので、仕事効率アップのためにも、ルーターの買い替えがオススメです」

 

スマホもPCもスイスイ繋がるからストレスフリー

バッファロー「WSR-5400AX6」
オープン価格(実売価格1万7200円)

高画質動画など大きなデータも安心して通信できるルーター。Wi-Fi 6にも対応しています。家全体にWi-Fiが行き渡るよう家の中心に置かれることを想定し、インテリアにも馴染むデザインを採用。

「ルーターを選ぶときは、スマホだけでなくPCでの通信も高速化したい場合、5GHzで160MHzに対応しているかを確認しましょう。本機はその基準を満たしているのと同時に、主要なiPv6サービスにもほぼ対応しています。遅延なくオンラインゲームをやりたい人も、本機なら問題なしです」

 

ペーパーレスは情報を簡単に共有できるだけでなく、ランニングコストが抑えられたり、自宅に紙書類が増えるのを防げたりと、メリットはたくさん。マクロな視点でいえば、環境保護にもつながります。最新のデジタルツールを駆使して、快適なペーパーレス環境を整えてはいかがでしょうか。

 

【プロフィール】

モノトレンド情報誌『GetNavi』ディレクター / 森 有史

創刊から20年超、デジタル機器など家電製品から自動車、食品にいたるまで、一貫してさまざまなモノに関する情報を提供してきた雑誌『GetNavi』で、ディレクターを務める。PCやスマホなどのデジタル機器からカメラ、ゲームまで幅広く担当する。在宅勤務導入によりほぼiPadのみで、雑誌の制作作業を行っている。

 

期待の最新「HUAWEI WATCH」を使ってみた! 質感と機能性で満足度が高い「GT 2 Pro」と、想像以上にパワフルな「FIT」ともに好感触

ファーウェイがスマートウォッチ最新2モデルの日本発売を発表しました。2週間のロングバッテリーライフが魅力の「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」と、大きめで見やすい画面を搭載しつつ、リストバンド並みの軽さを実現した「HUAWEI WATCH FIT」です。市場想定価格は、HUAWEI WATCH GT 2 Proのクラシックモデルが3万5800円、スポーツモデルが3万1800円、HUAWEI WATCH FITは1万3800円。どちらも10月2日に発売されます。

 

↑ HUAWEI WATCH GT 2 Pro クラシックモデル

 

↑HUAWEI WATCH GT 2 Pro スポーツモデル
↑HUAWEI WATCH FIT

 

HUAWEI WATCHは従来からコスパの高さに定評がありますが、今回発表された両モデルは、それぞれ一般的なスマートウォッチとはひと味異なる便利な機能も備えています。実機をいち早く使える機会を得たので、筆者のファーストインプレッションも含めて、紹介したいと思います。

 

質感と機能がグレードアップした「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」

HUAWEI WATCH GT 2 Proは、従来のHUAWEI WATCH GTシリーズの正常進化形と言えるモデルです。通常使用で約2週間という電池持ちは健在。GPSを連続使用しても約30時間持つそうです。筆者は昨年12月に発売された「HUAWEI WATCH GT 2」を使っていますが、本当に2週間持ちます。

↑右手前がHUAWEI WATCH GT 2 Pro クラシックモデル。左がHUAWEI WATCH GT 2

 

進化のポイントはデザイン。フェイスにはサファイヤガラス、ボディにはチタン素材を用いて、高級腕時計さながらの質感を実現。さらに直接肌に当たるリアケースにはセラミックを用いて、装着感を向上させています。

↑ボディ素材にチタンを用いることで、質感が大きく向上

 

↑心拍センサーを搭載する裏側にセラミックを使用

 

クラシックモデルには本革のベルトを採用し、スポーツモデルのベルトには耐久性に優れ、手触りもいい「フルオロエラストマー」という素材が使われています。これはApple Watchのベルトにも採用されているものです。なお、クラシックモデルには、スポーツモデル用のベルトも同梱されているので、スポーツをする際に付け替えて使うことができます。

↑クラシックモデルが4000円高いが、汗に強いフルオロエラストマーベルトも付いているので、運動をする人にはお得

 

機能面では「スポーツモード」が進化。85種類以上のワークアウトモードを搭載し、そのうち17種類は本格的なデータ分析が行われる「プロスポーツモード」に対応しています。GT 2 Proでは、新たに「スキー」と「ゴルフ」のプロスポーツモードが追加されています。

↑新たに追加された「スキー」のプロスポーツモードの概要

 

↑「ゴルフ」のスイングを分析してくれる機能も追加された

 

さらに、ストレスや睡眠をモニタリングする機能もあり、自分の体調を可視化することができます。

↑睡眠をモニタリングした結果は、ウォッチでは睡眠時間だけを確認でき、スマホの「ヘルスケア」アプリで詳細な分析結果を確認できる

 

HUAWEI WATCH GT 2 ProはAndroid、iPhoneのどちらでもペアリングして使えますが、Androidなら「フェイスウォッチストア」から多彩な文字盤デザインをダウンロード可能。さらに、ファーウェイのスマホなら、お気に入りの画像を表示させてWATCHにかざすだけで、その画像をウォッチフェイスにできます。

↑多彩なデザインのウォッチフェイスをインストールできる

 

↑EMUI 10.1以上でNFCを搭載するファーウェイのスマホでは、スマホで撮った写真などを簡単にウォッチフェイスに設定可能

「HUAWEI WATCH GT 2 Pro」のファーストインプレは?

現在、HUAWEI WATCH GTシリーズを使っている人は、おそらくデザインにもボディの素材にも満足していると思います。筆者も今使っているGT 2には、なんの不満もありません。ですが、GT 2 Proは、腕に巻いた瞬間に “いいモノ” ということがわかる仕上がり。レザーベルトはもちろん、フルオロエラストマーベルトでもビジネスシーンに合いそうです。

↑本革ベルトは肌に馴染む印象

 

↑内側はこんな感じ

 

あいにくゴルフやスキーのプロポーツモードは試していませんが、スポーツジムでは「屋内ランキング」「屋内ウォーキング」をよく使います。自分でオンにしなくても、走っていることを自動で認識して、トラッキングを開始しますか? といった通知が出るんです。ワークアウトの記録が更新された場合は、それを祝うような通知も出るので、モチベーションも向上します。

↑屋内ウォーキングのトラッキング画面。文字がくっきりと表示されるので見やすい

 

新機能で最も惹かれたのはワイヤレス充電。スマホと同じワイヤレス充電器が使えて、逆充電に対応しているスマホに載せてチャージすることもできます。出張や旅行の際に、充電器を持っていく必要がないのは便利ですね。

↑充電器は同梱されているが、ワイヤレス給電が可能なスマホに載せて充電することも可能。しかも結構スピーディーだった

フィットネス動画も見られる「HUAWEI WATCH FIT」

HUAWEI WATCHの新たなラインナップに加わった「HUAWEI WATCH FIT」は、ウォッチフェイスに1.64インチの縦長ディスプレイを搭載し、されどベルトを含む重さはわずか約34g。スマートウォッチとリストバンドの長所を合わせたような時計です。しかも、通常使用では電池は約10日間持つそうです。

↑1.64インチのウォッチフェイスはタッチ操作に対応

 

↑側面のボタンは1つだけ

 

↑同梱のケーブルを背面に取り付けて、USBで充電する仕様

 

ディスプレイは有機ELなので視認性は高く、周囲の環境に合わせて明るさを自動調整する機能も備えています。Androidスマホとペアリングする場合は、「フェイスウォッチストア」から多彩なウォッチフェイスをダウンロードして、カスタマイズすることもできます。

 

GT 2 Proと同じように85種類以上のワークアウトモードが用意されていて、11種類は本格的なデータ分析ができるプロスポーツモードに対応。さらに、GT 2 ProにはないFITだけの「フィットネスコース」がプリインされています。「腹筋の引き締め」「体幹のワークアウト」など短時間で行える12種類のエクサイズメニューから選ぶと、デモ動画が表示され、運動の仕方もわかる仕組みです。

↑フィットネストレーナーの3Dキャラクターが登場し、身体の動かし方をガイドしてくれる

 

ほかに、ストレスや睡眠もモニタリングでき、女性向けの「月経周期トラッキング」機能も搭載しています。ファーウェイのスマホとペアリングして使う場合は、カメラのリモートシャッター機能も使えます。

 

カラバリは、9月25日にオープンしたファーウェイオンラインストア「HUAWEI STORE」限定の「カンタロープオレンジ」を含めると全4色から選べます。若い世代向けの印象で、とくに「サクラピンク」は女性に好まれそうですが、性別・年齢を問わず、幅広い人に合いそうな「グラファイトブラック」も用意されています。

 

↑「HUAWEI STORE」限定で販売される「カンタロープオレンジ」

HUAWEI WATCH FITのファーストインプレ

1万3800円という安さながら、使い切れないほどの機能を搭載し、しかも電池が10日持つという、外観のカジュアルさとは裏腹にパワフルなモデル。腕に巻いていることを忘れそうになるくらい軽いので、スポーツのトラッキングには、HUAWEI WATCH GT 2 Proよりも、むしろFITが適していると思ったのが本音。筆者は試せていませんが、50mの耐水性能を備えているので、水泳のトラッキングもできます。

↑ベルトを含めて約34gという軽さなので、スポーツをする際には最適

 

↑内側はこんな感じ

 

面白かったのは、やはりワークアウトの「フィットネスコース」。やってみたいフィットネスメニューを選択すると、まずデモ動画が表示されて、その後、運動時間がカウントされる仕組み。カウント中も動画が表示されているので、FITを見やすい場所に置いて、見ながらエクササイズをすることもできます。仕事の合間や食事の後など、ちょっとした空き時間に体を動かす習慣が身に付くかもしれません。

↑フィットネスコースは12コースがプリインストールされていて、それぞれ所要時間が表示される。もちろん、コースの一部だけをすることも可能

 

↑タップすると画面にフィットネストレーナーが現れて、エクササイズがスタート

 

腕時計を付けるのは好きではないという人も試してみる価値はあると思いますよ。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

iOS 14で最高&最適な一台になる! AirPods Proの「3つのスゴい新機能」

アップルがiPhone向けの新OS「iOS 14」を公開しました。iPhoneと相性の良いワイヤレスイヤホン「AirPods」にも無料のソフトウェアアップデートにより、スゴい新機能が追加されたことをご存じでしょうか。

 

新しく追加された機能は、AirPods ProとiPhoneの組み合わせで映画のサラウンド音声が楽しめる「空間オーディオ」、ユーザーの聴こえ方に合わせてサウンド調整をカスタマイズできる「ヘッドフォン調整」、そしてAirPodsと接続設定を済ませているデバイスがサウンドを再生した時に、接続先を自動で切り換えてくれる機能の3点です。

↑iOS 14、iPadOS 14に搭載された新機能「空間オーディオ」が、AirPods Proのソフトウェアをアップデートすると楽しめるように

 

なお、今回の新機能はiOS 14をインストールしたiPhone、iPod touchのほかに、iPadOS 14をインストールしたiPadでも使えます。

 

「空間オーディオ」はAirPods Pro専用の新機能ですが、その他の2つについてはApple H1チップを内蔵する第2世代のAirPods、AirPods Proのほか、Beats by Dr.Dreブランドの製品でも楽しむことが可能です。「ヘッドフォン調整」についてはアップルの有線イヤホン「EarPods with Lightning Connector」にも対応しています。該当するイヤホン・ヘッドホンをお持ちの方はぜひこのレポートを読んだ後にお試し下さい。

 

【その1】AirPods Proでサラウンド音声が楽しめる「空間オーディオ」

空間オーディオは5.1ch/7.1chのサラウンド音声、またはドルビーアトモスに対応する立体音声を収録したビデオコンテンツの没入感溢れるサウンドをAirPods Proで聴ける、今回のアップデートの目玉機能です。

 

設定方法は簡単。iPhoneにイヤホンをペアリングしてから、Bluetooth設定のAirPods Proの名前の隣にある「i」アイコンをタップするとAirPods Proの設定詳細に入り、そこに新設された「空間オーディオ」をオンにします。

↑Bluetoothの機器リストに並ぶAirPods Proの右端「i」アイコンをタップすると詳細設定に入ります

 

その下にあるメニュー「機能を試してみる…」に入ると、空間オーディオの聴こえ方をプレビューできます。

 

空間オーディオに含まれる新機能はサラウンド再生だけではありません。イヤホンを装着した状態で顔の向きを変えることで、頭の動きを追従して音像の位置をリアルタイムに変化させる「ダイナミック・ヘッドトラッキング」の体験も驚きです。

↑空間オーディオの立体サウンドをプレビューから体験できます。空間オーディオを楽しむためには前提として、元のコンテンツの音声が5.1cn/7.1ch、またはドルビーアトモスの形式で作られている必要があります

 

その効果を言葉で説明すると、例えば映画の主人公がセリフを話している最中に顔を横に向けると、今まで正面から聴こえていた声が耳の方から聴こえてきて、そのまま後ろを向くと後頭部側から声が聴こえてくるような体験です。サラウンド音声の効果音も同様に、360度全方位から砲弾が飛んでくる音や、空から雨が降ってくるような立体的な音に「耳を傾けながら聴く」という、従来にないイヤホンリスニングを特徴としています。

 

アップルはこのように画期的なリスニング体験を、AirPods ProとiPhone、iPadに内蔵する加速度センサーとジャイロセンサーの情報を高度なプロセッサによってリアルタイムに解析して、ユーザーの頭や身体の向きを判定して音像をあるべき位置に定位させることで実現しています。イヤホンに搭載されているセンサーの情報を素速く、正確に処理できるアップル独自開発のApple H1チップの高いパフォーマンスがものを言います。

 

筆者が本稿を書いている2020年9月下旬時点で、空間オーディオ再生が楽しめるコンテンツは「Apple TV」アプリで視聴できる、定額制配信サービス「Apple TV+」のオリジナルコンテンツ、または都度課金でレンタル・購入して見られる作品が該当。その中で音声を5.1ch/7.1chサラウンド、またはドルビーアトモスにより収録しているタイトルになります。

↑Apple TV+のオリジナルコンテンツのタイトルページ。ドルビーアトモスの表記が目印になります。レンタル・購入して視聴できる映画作品も、元が5.1ch以上で制作されていれば空間オーディオで楽しめるものが多くありそう

 

試しに、Apple TV+で公開されたトム・ハンクス主演の映画「グレイハウンド」をiPhoneで再生してみました。広々と描かれる音場空間の中で弾丸が飛び交う迫力は圧巻。顔の向きを変えてみてもヘッドトラッキングが遅れることなく正確に、音源をあるべき位置に再現します。空間オーディオをオンにすると、シリアスな会話のシーンで役者のセリフがより前に迫り出してきて明瞭に聴こえてきます。

↑トム・ハンクス主演の映画「グレイハウンド」は、空間オーディオの3Dサラウンド、ヘッドトラッキング技術の効果がとても良くわかるコンテンツです

 

アップルは、元がステレオ収録されている音源を空間オーディオ対応のサラウンド音声にアップミックスするためのアプリ開発ツールをデベロッパーに向けて提供しています。今後様々な動画・音楽コンテンツ、そしてモバイルゲームで空間オーディオが楽しめるようになれば、AirPods Proに一段と注目が集まりそうです。

 

【その2】AirPodsシリーズのサウンドを好みに合わせてカスタマイズする「ヘッドフォン調整」

「ヘッドフォン調整」は、Apple H1チップを搭載するイヤホン・ヘッドホンが対応する機能です。機能設定の入り口が少し複雑で、「設定」から「アクセシビリティ」に入り、メニューに並ぶ「AirPods」を選択していきます。Beatsのイヤホンなども同じ操作。

↑iOSの設定アプリからアクセシビリティを選択。オーディオアクセシビリティ設定からヘッドフォン調整に入ります。

 

中に入ると「オーディオアクセシビリティ設定」と青色で表示されている項目があるので、こちらを選びます。さらにその中の「ヘッドフォン調整」をタップします。

 

こちらからは、ユーザーの耳の聴こえ方に合わせてイヤホン・ヘッドホンの音の出方を調整できる「カスタムオーディオ設定」を選べます。いくつかのサンプル音源がプレビューされるので、好みの聴こえ方に調整すると「カスタム」設定が作られます。

↑人の話し声、3種類の比較音源で聴こえやすい設定を選んでいくと、自分好みのカスタム設定が作られます。外部音取り込みの聴こえ方もカスタマイズできます

 

筆者の感覚だとAirPodsシリーズは元がバランスの良いサウンドにチューニングされているので、ヘッドホン調整で聴こえ方を「明るく」してしまうと、やや高域が立ってキラキラしすぎるようにも思いました。バランス調整は何度でもやり直せるので、音楽を聴く環境などに合わせながら使ってみるのもいいかもしれません。

 

【その3】Bluetooth再生機器を切り換える手間をなくす新機能

AirPodsなど、Apple H1チップを搭載するワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの接続先デバイスを自動で切り換えてくれる機能も便利です。iOS 14/iPadOS 14/macOS Big Sur/tvOS 14を搭載する機器同士での自動切り替えに対応しています。

 

iOS 14の場合、自動切り替えの設定はBluetoothリストに並ぶ製品の「i」アイコンをタップしてから「このiPhoneに接続」のメニューが「自動」になっていればOKです。

↑イヤホンの設定メニューから「このiPhoneに接続」の項目を「自動」にします。

 

例えばiPadで映画を見終わった後に、iPhoneで音楽再生を始めるだけで、都度Bluetooth設定からワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを選択していた手間を省いて自動的に機器の接続が切り替わります。最近は在宅ワークの間、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンを身に着けたまま過ごす時間が長くなっていませんか。AirPodsシリーズならエンターテインメントやハンズフリー通話の音声を、複数の機器をまたぎながら1つのイヤホンでよりシームレスに聴けるようになります。

 

10月末で発売から1年を迎えるAirPods Pro、ほかApple独自開発のチップを搭載するワイヤレスイヤホン・ヘッドホンが今後もどこまで進化するのか目が離せません。

 

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

落ち着きあるデスクを構築するならPC周りから。質感いい感じの「マウスパッド&コースター」

Glotureは「フェルト&コルク製マウスパッド」を、同社ECサイト「GLOTURE.JP」にて販売開始しました。税抜価格は5500円です。

 

同製品は、ポーランドの木工ブランド「Oakywood」(オーキーウッド)の、触り心地がよく耐久性の高いマウスパッドとコースター。高品質のメリノウールを使用したマウスパッド1枚に、便利な4枚のコースターが付属する特別セットです。

 

繊維の安全性に関する厳格な基準「OEKO-TEX(R) Standard 100(エコテックス スタンダード 100)」を満たす高品質なウール素材で、マウスパッド、コースターともに裏地はポルトガル産のコルクを使用しています。コルクは100%天然、生分解性、再生可能なサステナブル素材で、柔軟で適度な弾力があり、マウスパッドやコースターがズレるのを防ぎます。

 

マウスパッドのサイズは約28cm×約22cmとMacBookに近く、コースターは約9.5cm×約9.5cmとマグカップが置きやすい大きさ。カラバリはライトグレーとダークグレーの2色展開です。

 

デスク周りに統一感があるとグッと、雰囲気がよくなりますよね。在宅ワークが一般化する昨今、自宅のオフィス環境に取り入れてみてはいかがでしょうか。

音楽を聴くように映像と動画を楽しむ! デジタルアートフレーム「Mono X7」を試してみた

デジタルギャラリーから、気に入った作品を購入して専用のタテ型アートフレームで楽しむ。そんなスタイルを提案するのがFRAMEDの「Mono X7」です。

↑置いた場所がアートな空間へと変貌するMono X7

 

進化したデジタルアートを収めるためのフレーム

FRAMEDは、デジタルアートとそれを最適の形で鑑賞するためのハードウエアを提供するプロダクツです。従来からデジカメで撮った画像を表示するデジタルフレームはありましたが、FRAMEDはフレームだけでなく、オンラインギャラリーから作品の購入、また専用アプリを使ってオンライン上の画像や動画の表示にも対応しています。アートフレームはこだわりのタテ型。ヨコ位置の画像もタテで表示します。

 

アートフレームのMono X7は薄型軽量を追求して余分な機能を削ぎ落として、ディスプレイ部の厚さは5mm、重さは1.6kgに抑えられました。17.3インチのタテ型ディスプレイは広色域のフルHDノングレアタイプ。解像度は1080×1920ピクセルです。

 

↑Mono X7は幅232×高さ398×奥行き15mm、約1.6kg。ACアダプタで駆動します

 

【画像をタップすると詳細がみられます】

 

メトロポリタン美術館の作品を自宅に独り占め

アプリはGoogle Chromiumをベースにした独自OSを使ったWebブラウザベースで、オンライン上にある画像のリンクを入力するだけでMono X7に投影可能。多くのWebサイトでは無償で公開されているアート作品があり、それらを簡単に自分のコレクションに追加できます。例えば、ニューヨークのメトロポリタン美術館は約40万点の絵画の高精細画像を無料でダウンロードできるサービスを提供。YouTubeに公開された若きアーティストの動画作品などもアートフレームに展示できます。

 

そして、FRAMED Galleryでは数千円から、世界のアーティスト1000人以上の作品が展示され、販売されています。これらの作品はPCからスマホの専用アプリに転送して、Mono X7で楽しむことも可能です。

↑FRAMED Galleryにはタテ位置の作品がズラリと並ぶ。動画の作品も多数

 

↑作品の詳細ページで動画の再生も体験可。こちらの作品は2400円で入手できます

 

スマホアプリですべての操作が可能

アートフレームの操作を実際におこなうのはスマホアプリになります。使い方はシンプルで、表示したい静止画と動画のアルバムを作るのが主な役目です。WebサイトにあるものはURLを貼り付けることで、FRAMED Galleryで購入した作品はCollectionに加わります。最終的にはスマホで撮影した画像や、写真フォルダにある動画、静止画なども表示できる予定です。

【画像をタップすると詳細がみられます】

また、集めた画像の比率を調整したり、エフェクトを掛けたり、フィルター効果なども使えるそう。今回、紹介したインターフェイスは開発中のものでアプリ完成時には変更されるかもしれません。アート作品の管理とMono X7の操作は専用アプリでスマホからおこなえるようになります。

 

「Mono X7」は予約販売を受付中です。通常価格4万9800円(税別)が、9月30日までは先行予約で3万9800円(税別)で購入可能。製品は12月出荷予定となります。その日の気分や時間、季節、部屋の雰囲気によって気軽に作品をチェンジできるアートフレームを手に入れてみるのはいかがでしょうか。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

巣ごもり生活にアートを! オンライン上の画像も表示できるデジタルフレーム「Mono X7」

MacBookだって1時間で充電できる! 業界最速クラスのモバイルバッテリー「SUPER」

スマートフォンやタブレット、ノートPCなどのデバイスは、ビジネスでも日常生活でも欠かせないアイテム。日ごろから持ち歩いて使用している人も多いのではないでしょうか。

 

スマートデバイスを利用する上で悩ましいのが電源の問題。外出先でバッテリーが少なくなってしまうと、充電できる場所を探すのは大変ですよね。そんな方にオススメの大容量モバイルバッテリーがクラウドファンディングに登場しました。

 

Makuakeでプロジェクト展開中の「SUPER」は、業界最速クラスとなる100Wの入出力に対応した大容量モバイルバッテリー。100WのPD入力ポートを搭載しており、100W対応のケーブルと充電器を使用すれば、2万6800mAhの大容量にもかかわらず、最短1時間で本体のフル充電が完了します。これにより、一般的な18Wの入力ポートより約4.5時間(理論値)も充電時間を短縮できます。

↑モバイルバッテリー「SUPER」

 

また、100WのPD出力ポートを使用すれば、最大入力96WのMacBook Pro16インチもフルスピードで充電可能。100%充電までわずか1時間(理論値)程度です。

 

さらに、高速の10Wワイヤレス充電にも対応しており、ワイヤレス充電対応のスマートフォンなどを置いておくだけでスピーディーに充電できます。端子はUSBポート×2口、Type-Cポート×2、さらにワイヤレスチャージングパッド搭載で最大5台まで同時充電が可能。

↑ワイヤレス充電にも対応。最大5台までの同時充電が可能です

 

大容量2万6800mAhのパナソニック製バッテリーを搭載しており、iPhone 11を最大8回フル充電、MacBook Pro 13インチ(58Wh)を最大15時間以上稼働させることができます。

↑充電回数の目安

 

Makuakeでは、一般販売予定価格2万3300円のところ、約31%オフの1万5990円で購入できる数量限定の早割プランなど用意しています。外でもすばやく充電したい方や複数のデバイスを持ち歩いている方は、ぜひ支援してみて下さい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

SF好きにはたまらない! クラファンで注目の球体ロボット型スピーカー「Gravastar」

ヘルメットをつけたまま音声ナビや通話もOK! 骨伝導を応用した「Headtooth」が便利そう!!

AIやロボットが「普通に存在する」、最先端のスマートビル「東京ポートシティ竹芝」を見てきました!

東京の竹芝エリアが「国家戦略特区」に位置付けられて、再開発が進めらていることをご存知ですか? その中核となる「東京ポートシティ竹芝」というビルが9月14日にオープンしました。ソフトバンク本社も移転してきたこのビルは、入居者や訪問者の利便性を追求した、最新の “スマートビル” とのこと。オープンに先駆けて9月9日に開催された内覧会に参加してきました。

 

スマートシティ化が進行中の竹芝エリアにランドマークが誕生

東京ポートシティ竹芝は、JR浜松町駅から竹芝埠頭に向かって5分ほど歩いたところにそびえ立っています。浜松町駅からは竹芝埠頭まで続くバリアフリーの歩行者デッキを建設中(既に一部区間が開通)で、将来的には雨に濡れずに、湾岸の景色を楽しみながら、ポートシティに行けるようになります。

↑首都高の上を通る歩行者デッキが完成すると、JR浜松町駅からゆりかもめ竹芝駅や竹芝桟橋へ行くのがグッと便利になる

 

東京ポートシティ竹芝は、オフィスタワーとレジデンスタワーから成り、オフィスタワーは地上40階・地下2階。レジデンスタワーは地上18階で、住戸数は262戸。一般住戸だけでなく、主に長期出張者向けのサービスアパートメントや、入居者専用ラウンジを備えたシェアハウスのフロアもあります。

↑東急不動産と鹿島建設で施工し、ビル内のシステム構築にはソフトバンクも協業している

 

↑隣接するレジデンスタワーは18階建て

 

今回見せていただけたのは、オフィスタワーのごく一部。1階から8階の、一般の人が利用できるフロアのみです。ちなみにソフトバンク本社は9階〜39階なので、おそらく広大な東京湾を眺めながら仕事ができるんでしょうね。とはいえ、現在はリモートワークが広がっているので、せっかくの新社屋なのに、ここに出社する社員は少ないのかもしれません。

 

一般でも利用できるシェアオフィスや緑のテラスも

ビルの1階には、約350名を収容できる「ポートホール」があります。「ポートプラザ」という屋外の広場にシームレスで広がる構造なので、いろんなイベントで活用されそうです。1Fにはローソンとタリーズコーヒーが出店していて、ローソンは一部の商品の陳列業務をロボットが行う次世代型コンビニになっています。ロボットは店舗のバックヤードで稼働しますが、それをガラス越しに見られるゾーンも設置するそうです。

↑1階の「ポートホール」は、屋外の「ポートプラザ」と連結可能

 

↑取材時には見られなかったが、左側のシャッターで閉まっているところが開いて、ロボットの働きぶりが見られるらしい

 

2階には、一般の人でも利用できる飲食店ゾーンがあります。イタリアン、中華、タイ料理、スパイスカレーなど8店が出店しているのに加えて、「みなと横丁」というゾーンがあり、昔ながらの飲み屋街といった雰囲気で、仕事帰りの一杯を楽しめそうです。

↑鍛冶屋文蔵、串カツ田中などの人気店が出店する「みなと横丁」

 

↑ビルの中にある飲み屋街という雰囲気

 

3階には「東京都立産業貿易センター 展示室」という広い多目的ホールがありました。このフロアだけでなく、2階〜5階が「東京都立産業貿易センター 浜松町館」になっていて、展示会や見本市、各種カンファレンスなどに使われるそうです。さらに、3階にはブルーボトルコーヒーがあります。開放的なテラス席でコーヒーを飲むことができます。路面店ではないので、しばらくの間は、知る人ぞ知る穴場になるかもしれません。

↑官民で利用されるビルで、2階〜5階には “官”の東京都立産業貿易センター 浜松町館が入っている

 

ブルーボトルコーヒーを片手で散策したいのが「ステップテラス」。3階〜6階にある広いテラスで、ベンチがあり、植栽があり、水田までありました。都会にいながら、四季を感じられる趣向ですね。

↑ここで働く人だけでなく、来場者にとっても憩いの場となりそうな「ステップテラス」

 

↑ランチを食べたり、ラップトップで仕事をしたりするのにも便利そうだ

 

↑わりと広い水田があり、秋には新米を収穫できそうだった

 

6階はオフィスロビー。ソフトバンクの社員は、顔認証でゲートを通過して、カードキーなどを使うことなく、自分の部署のフロアまで行けるそうです。とは言え、社内はフリーレイアウトで、フロア間を行き来できる階段を設置するなど、フレキシブルで風通しのよい環境になっているとのこと。

↑顔認証ゲートはマスク着用でも認識でき、マスクを着用していなかったり、体温に異常がある場合はブザーが鳴って通知される

 

8階は「クリエイションフロア」。「ビジネスエアポート竹芝」という会員制シェアオフィスや、企業が映像撮影に使える「ポートスタジオ」などがありました。シェアオフィスは、空港のラウンジのような雰囲気。個人で利用することもでき、共用スペースを1日3000円(税別)で利用できるプランもあるそうです。立地を考えると、高くはないかもしれません。

↑会員制シェアオフィス「ビジネスエアポート竹芝」の内部

 

↑空港のラウンジのようなおしゃれな雰囲気

 

↑景色を眺めてくつろげるスペースも設置

 

最新の管理システムやロボットを積極的に導入

このビルのどこがスマートなのか? それは管理システムにあります。ビル内には約1000台のセンサーやAIカメラが設置されていて、それらによって人の動き、混雑状況などが分析され、そのデータを迅速に共有できるようになっています。

↑天井に目立たぬようにセンサーやカメラが設置されている

 

例えば、ソフトバンクの社員は、混雑状況を確認してから、トイレに行ったり、ランチを食べに行ったりできるわけです。エレベーターでの “密” を回避することもできます。こうした人の導線を俯瞰するシステムは、新たに建築するビルや施設でないと導入が難しいそうです。

↑ビル内の施設の混雑状況をスマホやタブレットの画面で確認できる

 

↑管理者向けの混雑状況の確認画面の例。過去データを分析して、今後の来場者の予測もできる

 

↑一般の来場者はサイネージや、お店にあるタブレットなどで一部の情報が見られる

 

↑誰でも利用できる「オールジェンダートイレ」を導入し、ランプの点灯で空き状況がわかる

 

↑フロアによっては、こんなに開放的なパウダールームも設置されていた

 

ソフトバンクは、このビルに入居するだけでなく、竹芝エリアをスマート化するプロジェクトにも関わっています。東京ポートシティ竹芝は、オープン時からソフトバンク5Gのエリアになっていて、Wi-Fiを繋げなくても、高速通信を利用でき、5Gスマホを使うサービスなども提供しやすくなっています。その一例として「5Gゲート」というデモを体験させてもらいました。ゲートをくぐるだけで、360°に雪山を見渡せるスキー場に行き、振り返って再びドアをくぐると現在地に戻るという、まるでドラえもんの “どこでもドア” のような感覚でした。

↑伝わりにくい写真で恐縮だが、このゲートをくぐると別世界に。ただし、5Gゲートは5Gのデモのために臨時で設置されたもので、実際には常設されるわけではない

 

↑イベントなどが開催された時に、ARで会場に導き、来場者に役立つ情報を提供するデモも披露された

 

また、ビル内では、積極的にロボットを導入。ビル内を警備する「SQ-2」や、物を運搬したり、紫外線を照射して消毒したりする「Cuboidくん」など、人に代わって稼働するロボットの姿を見ることができます。

↑自律警備ロボット「SQ-2」

 

↑飲食店フロアを黙々と掃除していた清掃ロボット「Whiz」

 

↑さまざまなものの搬送に使える「Cuboidくん」

 

↑「Cuboidくん」に紫外線照射装置を載せて、飲食店の消毒に生かす試みも

 

オープニングイベントはオンラインでも開催

東京ポートシティ竹芝の開業に合わせて、9月18日〜20日には「TAKESHIBA SMART CITY FFS」というイベントがリアルとオンラインで開催されます。リアル会場でのイベントは、すでに定員に達したようですが、オンラインで見られるイベントは予約不要のものもあります。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

「Apple Watch Series 6」を触って分かった、5つの気になるポイント

日本時間9月16日のApple Eventで発表された「Apple Watch Series 6」——。新たに血中の酸素濃度を測定できるなど、ユーザーにとって未知の機能が詰まっています。本稿では、発売前の実機に触れる機会を得ましたので、以下の気になる5つのポイントを検証してみました。

 

1)どんな文字盤が合いそうか?

2)血中酸素濃度の測定はどう使うか?

3)常時表示の画面輝度はどのくらい上がったのか?

4)高度計の常時測定はどう使うのか?

5)ソロループバンドの使い心地はどうか?

 

1)どんな文字盤が合いそうか?

Apple Watch Series 6の外観は、従来モデルのSeries 5と比べてさほど変わっていません。いくつかの新色こそ登場しましたが、新しさをアピールするためには、ウォッチフェイスを工夫したいところです。

↑写真は、ブルーアルミニウムケース(44mm)と、キプロスグリーンソロループの組み合わせ

 

watchOS 7を搭載するApple Watch Series 6で選択できる文字盤は下記の41種類ありました。多くの文字盤ではさらにカスタマイズが可能です。

↑Apple Watch Series 6で選択できる41種類の文字盤。赤字が新規のデザインだ

 

ちなみに、Apple Watch Series 6をセッティングしたところ、最初に「メリディアン」の文字盤が表示されました。その他の文字盤はデフォルトでは表示されず、手動で追加する必要がありました。

 

今回は全種類検証できていませんが、筆者の主観で新登場の文字盤を一通り試したかぎり、「タイポグラフィ」や「ストライプ」をカスタマイズしたものが、使いやすそうに感じました。ただし、好みが分かれるものなので、あくまで一例としてどうぞ。

↑タイポグラフィ文字盤をカスタマイズしたものの、常時表示中の見た目

 

↑ストライプ文字盤をカスタマイズすると、ストライプの数を減らして、斜めにしたりすることで、こんなデザインにも調整できた

 

「GMT」や「カウントアップ」「クロノグラフプロ」などは、情報量が多いので、時計好きの人には良いかもしれませんが、筆者はやや目が疲れてしまいそうになりました。人によって相性はありそうです。

 

2)血中酸素濃度の測定はどう使うか?

Apple Watch Series 6では、「血中酸素ウェルネス」機能が搭載されました。医療機関テスト時点ではアプリ名は「血中酸素濃度」として表示されているが、「血中酸素ウェルネス」に今後名称が変わる予定とのこと。

 

さらに注釈を加えておくと、「血中酸素ウェルネス」アプリの測定値は、自己診断または医師との相談を含む医療での使用を目的とするものではなく、一般的なフィットネスとウェルネスのみを目的としたものだそうです。

 

同機能を利用する方法は2つ。ひとつは、ウォッチ画面に表示される「血中酸素ウェルネス」アプリをタップして起動し、手動で測定する方法。もうひとつはバックグラウンドでの測定です。

 

手動測定の場合には、アプリを起動して、測定をスタートします。測定中には、手首を平らにして時計を上向きにした状態で、キープする必要がありました。この測定が意外と難しく、15秒待った結果「測定がうまくいきませんでした」と表示されることも多々。慣れるまでは、扱いが難しそうでした。

↑「血中酸素ウェルネス」機能の測定中画面。15秒は意外と長く感じた。なお、写真は画面撮影用に腕を持ち上げているだけで、測定時には机や膝に腕を置くのがよい

 

↑「血中酸素ウェルネス」アプリ(左)を起動し、諸注意を読んだあと「開始」をタップ(中)。測定結果の画面(右)

 

平常時に測定してみた結果は、100%や99%が表示されました。これがどう変化するのだろうと、まずは運動してみました。約5分ほどジョギングして息が上がったタイミングで測定したところ99%のままでした。

 

では、息を止めた状態で測定するとどうでしょうか。筆者の場合、1分弱くらい、可能な限り息を止めてから測定を試みたところ値は95%まで下がりました。結構苦しかったです。

↑平常時(左)、6分/km程度のペースで5分程度ジョギングした直後の数値(中)、1分弱息を止めていたときの数値(右)

 

バックグラウンドの測定に関しては、iPhoneの「Watch」アプリからカスタマイズ可能。「血中酸素濃度測定」のスイッチをオンになっていれば、終日測定が行われます。また、設定画面で「睡眠モード」中のスイッチがオンになっていれば、watchOS 7から追加された睡眠モードを有効にしている際にバックグラウンドで血中酸素濃度が測定できます。

 

まだ睡眠モードを検証はできていませんが、おそらく睡眠時無呼吸症候群のセルフチェックには、使える可能性がありそうだな、と思いました。なお、測定結果は「ヘルスケア」アプリ内で確認可能です。

↑ヘルスケアアプリから「ブラウズ」>「バイタル」>「血中酸素濃度」をタップすると(左)、測定結果のグラフ表示を確認できる(右)

 

3)常時表示の画面輝度はどのくらい上がったのか?

Series 6の常時表示は、Seires 5の最大2.5倍の明るさになったとされています。実際どのくらいのものなのか検証してみました。共通する文字盤として、ここでは「インフォグラフ」を選択。それぞれ比べてみました。

 

まず、通常表示での比較がこちら。

↑Series 6(左)とSeries 5(右)

 

続いて、常時表示での比較がこちら。

↑Series 6(左)とSeries 5(右)

 

確かに、コンプリケーションの部分を比べてみると、見え方が異なります。例えば、日付の17の上にある曜日の「木」の字がSeries 5でははっきり視認できませんが、Series 6では見えますね。

 

4)高度計の常時測定はどう使うのか?

高度測定はSeries 5でも対応していた機能です。これがSeries 6では常時測定可能になりました。例えば、ハイキングなどのワークアウトを測定している分には、これまでも高度の表示を確認できました。しかし、Series 6では文字盤のコンプリケーションにコンパスを配置し、標高の変化を常に確認できるのです。電池の節約をしながら登山をしたり、現在の標高を知りたいような場面で活用できるでしょう。

↑高度が39mだとコンプリケーションでわかる

 

5)ソロループバンドの使い心地はどうか?

新たに追加された「ソロループバンド」も試してみました。ソロループバンドは留め具がない新デザインのバンドです。素材には、ソフトシリコーンが使われており、特殊なUV加工を施すことで、滑らかでシルクのような仕上がりに整えられています。

↑留め具などがない

 

肌触りはよく、従来のスポーツバンドと同じような印象で使えると思います。引っ張るとびよんと伸びるので、大人はもちろん、留め具の扱いに苦戦する子どもや高齢のユーザーなどにもオススメしやすいと感じました。

↑引っ張ったらこんなに伸びた

 

ただし、サイズを間違えるとApple Watchが腕に正しく固定できず、多くの機能を活かせません。オンラインストアの画面には、印刷して確認できるサイズガイドも用意されているので、購入の際には上手く活用してみてください。

↑オンラインのストアでダウンロードできるサイズガイド

 

最後になりましたが、Apple Watch Series 6は、9月18日発売で、4万2800円(税別)〜。最低価格は、Series 5が発表されたときと同じです。価格据え置きで常時表示が進化し、新機能もどんどん追加されたことを思うと、昨年購入を見送った皆さんにとって、良い買い替え時と言えそうです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

5G対応の新モデル「Xperia 5 II」インプレーー今年の「片手でしっくりくるスマホ」大本命の予感!

ソニーは9月17日、新スマートフォンの「Xperia 5 II」をグローバル向けに発表しました。同機は、2019年秋に発表された「Xperia 5」の後継モデルに相当。サブ6帯の5G通信をサポートするフラグシップレンジのモデルです。

 

「Xperia 5 II」は、「エクスペリア ファイブ マークツー」と読みます。Xperiaシリーズの名称につくナンバーは1/5/8/10などがあり、数字が小さい方が上位モデルに。すでに、ハイエンドの「Xperia 1 II」が5月に、ミッドレンジ「Xperia 10 II」が6月に発表されており、Xperia 5 IIは、Xpria 1 IIに次ぐ上位モデルという立ち位置です。

 

チップセットにはSnapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載。サブ6帯の5G通信をサポートします。

↑「Xperia 5 II」。縦長ディスプレイと片手で扱いやすい68mm幅が魅力だ。IPX5/8の防水、IP6Xの防塵性能を備える

 

↑上部には3.5mmイヤホンジャック

 

↑右側面には、右から順に、音量キー、電源キー、新搭載のGoogleアシスタントボタン、カメラキー

 

↑下側面にはUSB Type-Cポート

 

↑左側面にはSIMカードなどの挿入口など

 

同機のサイズはW68 x H158 x D8.0mm、重さは163gに。従来機のXperia 5と比べると厚さが0.2mm減り、重量は1g軽くなっています。また、Xperia 1 IIのW72 x H166 x D7.9、181gと比べると、一回りコンパクトです。なお、本体右側面に新搭載された「Googleアシストボタン」では、長押しでGoogleアシスタントを起動可能。

 

ディスプレイサイズは縦横比21:9の6.1インチで、解像度はフルHD+。ディスプレイにはOLEDが採用されており、リフレッシュレートは120Hzになりました。また、ゲーミング利用を意識し、タッチレスポンスも高速化している点も見逃せません。Xepria 5と比べると、タッチスキャンレートが60Hzから240Hzへと4倍に改良されました。

↑同シリーズでお馴染みの縦長画面は、マルチウィンドウ表示との相性◎

 

画面のUIとしては、マルチウィンドウを扱いやすくする「マルチウィンドウスイッチ」機能を搭載。上下に配置したウィンドウをスライドするだけで切り替えられるようになりました。また、シリーズお馴染みのサイドセンス機能はバー表示へと変わっています。

 

トリプルカメラを搭載

背面にはトリプルカメラを搭載。Xperia 1 IIと同じくZEISS(ツァイス)ブランドのレンズを採用します。

↑上から順に、超広角、望遠、標準

 

カメラ構成は、標準(1220万画素、F1.7、焦点距離24mm)、望遠(1220万画素、F2.4、70mm)、超広角(1220万画素、F2.2、16mm)です。上位のXperia 1 IIと比べると、iToFセンサーがないので、暗所などの撮影条件が厳しい際に、フォーカス性能で差は出るでしょう。

 

機能としては、人やペットの目に焦点を合わせるリアルタイム瞳AFや、60回/秒のAF・AE追従を伴う20コマ/秒の高速連写などもサポート。プロ仕様を謳う「Photo Pro」や「Cinematography Pro」などのアプリも使えます。

 

なお、Cinematography Proを使うと、4K HDR 120fpsスローモーション撮影が可能に。これは同社調べでスマートフォンとして世界初とのこと。

 

フロントステレオスピーカー搭載でより良い音に

オーディオに関しては、スピーカーがフロントステレオスピーカーになり、音圧や位相で左右の対象性を実現。ハイレゾ音源に対応するほか、ハイレゾ音源以外もハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする機能を備えます。

↑立体音響技術「Dolby Atmos」には、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと協業した独自のチューニングが実装され、音の定位感や立体感の再現性が強化されている

 

また、ソニーが提案する「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」向けのハードウェアデコードも搭載し、対応音源の再生時には約30%の消費電力が低減されるとのこと。

 

バッテリー性能にも工夫が

筐体は薄型化した一方で、バッテリーは4000mAhに増量されました。ハイリフレッシュレートをオフにした状態では、従来機と比較して充電持ちが20%向上しているといいます。

 

さらに充電機能にもアップデートが施されました。通常ゲームアプリを、充電したままプレイしていると端末の温度が上昇し、処理性能が低下していくものです。しかし、Xperia 5 IIでは、バッテリー充電を介さず直接給電を行う「HSパワーコントロール」の仕組みによって、充電器をつなぎながらでも高いパフォーマンスを維持可能に。

↑いたわり充電に「常時」モードが追加

 

また、お馴染み「いたわり充電」には、新たに「常時」モードという選択肢が加わりました。これを選択した場合には、充電器に接続した状態で放置しても、満充電になることを防ぎ、バッテリーの劣化を抑えることにつながります。

↑カラーバリエーションは、「Pink」「Blue」「Grey」「Black」の4色を展開

 

Xperia 5 IIは、本年秋以降に日本を含む国・地域で発売予定。発売日や国内での価格、販路などの詳細は、執筆時点まだ明らかにされていません。

 

同モデルは、すでに販売されているXperia 1 IIと比べてひと回りコンパクトなデザインになっており、今年後半における多くの人にとって手に取りやすい本命スマートフォンの一つとなりそうです。5Gの対応エリアがまだ限定的で、通信機能だけでは訴求しづらい昨今、全体のバランスがシンプルに整っており、かつ最新のカメラ機能や、ゲーミング機能を全方位に備えているXperia 5 IIは、魅力的な選択肢に思えました。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

Apple WatchとiPadシリーズに何が起きた? 「Apple Events」新作発表で起きたことまとめ!

Appleのオンラインによる新製品発表会「Apple Events」が、日本時間9月16日午前2時から開催されました。Apple Watch Series 6や第8世代のiPadなど、注目の新作が登場した今回の発表会をダイジェストで振り返ります。

 

1.Apple Watch Series 6は血中酸素濃度の測定が可能に

健康志向が強くなっている近年のApple Watchですが、新作ではその傾向がより顕著になりました。運動の激しさで上下するVO2 MAX(最大酸素摂取量)、呼吸器や循環器の状態と関連するSpO2(血中酸素飽和度)を測定する機能を新たに搭載したのです。特に後者はCOVID-19の症状との関連性も指摘されており、大学などと連携した研究にも使われます。

チップには、A13 Bionicを搭載し、処理速度がSeries 5の1.2倍にアップ。常時ディスプレイ表示にも対応し、画面はさらに明るくなりました。また、文字盤のデザインが進化したほか、金具を全く使わないバンド「ソロループ」の登場など、ビジュアルや使い勝手の面でも新たな提案がなされています。

Apple Watch Series 6について、詳しくはこちら

Apple Watch Series 6とApple Watch SEのスペック比較について、詳しくはこちら

 

2.ついに出た! お手頃価格のApple Watch SE

低価格ながら、ほどよい機能を備えたApple Watch SEが新登場。チップにSeries 3の最大2倍速となるApple Watch Series 5のものを搭載し、加速度センサーやジャイロスコープ、高度計、心拍数測定機能、転倒防止機能はSeries 6と同様のレベルで装備しています。サイズはSeries 6と同様、40mmと44mmの2種類を用意、新たに登場したバンド「ソロループ」にも対応しました。

税込3万2780円からの販売で、Series 6より1万円以上安い価格設定の本機。入門機として最適な1本になりそうです。

Apple Watch SEについて、詳しくはこちら

Apple Watch Series 6とApple Watch SEのスペック比較について、詳しくはこちら

 

3.Appleのサブスクが超お得になる「Apple One」とフィットネスサービス「Fitness+」

Apple Oneは、Appleが展開している、iCloud、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcadeといったサブスクサービスをまとめてお得な価格で利用できる、新たなパッケージプランです。個人プランでは、iCloud 50GBとその他3つのサービスをあわせて月額1100円。個別で契約するのに比べて、1210円もお得と、半額以下になっています。また、1850円のファミリープランなら、iCloudの容量が200GBにアップし、最大5人まで利用できます。

ヨガ、サイクリング、ダンス、コアトレーニングなど、様々なトレーニングの動画を毎週配信するサブスクサービス、Fitness+も登場しました。Apple Watchの機能とリンクし、Apple TVやiPhoneの画面上で心拍数などをウォッチしながらトレーニングができます。ただし、現時点で日本は配信の対象外です。

さらに、複数本のApple Watchを1台のiPhoneでペアリングできる、ファミリー共有機能も新登場。これにより、子どもの連絡先を親が管理してメッセージの送信先を制限したり、いまどこにいるのかがGPSで分かるようになったり、家族の安全をApple Watchが守ってくれます。

Apple One、Fitness+、ファミリー共有機能について、詳しくはこちら

 

4.iPadはスペックが大幅進化して、お値段据え置き!

10周年を迎えたiPadシリーズ。その節目を飾る第8世代iPadは、デザインは前世代モデルを踏襲しながらもスペックが大幅に進化。iPhone XSやXRと同じA12 Bionicチップを搭載し、前世代モデルと比較して、CPU性能は約40%向上し、グラフィックス性能は約2倍に高速化しました。

アクセサリーは、フルサイズのSmart Keyboardが使用可能なほか、Apple Pencil(第1世代)にも引き続き対応。最新のiPadOS 14との組み合わせにより、高精度な手書き入力が可能となっています。画面サイズは従来と同じ10.2インチRetinaディスプレイを採用し、カメラは背面に8MP HDカメラ、フロントに1.2MP FaceTime HDカメラを搭載。バッテリーは最大10時間の使用が可能です。

ここまで進化して、価格は従来から据え置き。幅広く使える高コスパモデルの登場です。

第8世代iPadについて、詳しくはこちら

新型iPad/iPad Air、iPad Proのスペック比較について、詳しくはこちら

 

5.新型iPad Airが、iPad Pro並みの性能を獲得!

第4世代となるiPad Airは、デザインを再設計し、フルモデルチェンジを果たしました。最新のチップとなるA14 Bionicを搭載したiPad史上最も先鋭的なこのモデルなら、4K動画の編集や高精細なゲーム映像の表示が可能です。

指紋認証を行うTouch IDをトップボタンに内蔵することで、利便性と高いセキュリティ性能を維持しながら、従来と同じサイズの筐体により大きな10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。前面すべてがディスプレイとなる「オールスクリーンディスプレイ」デザインを実現しています。

アクセサリーは、iPad Proと同様、第2世代のApple Pencil、Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioに対応。まさにiPad Pro並みといえるスペックを獲得しました。

新型iPad Airについて、詳しくはこちら

新型iPad/iPad Air、iPad Proのスペック比較について、詳しくはこちら

最新iPadシリーズの「差」が一目瞭然! 第8世代iPad、第4世代iPad Air/iPad Proの性能を比較してみた

9月16日深夜に発表された、第8世代のiPadと第4世代iPad Air。本記事では、Appleの発表をもとに両者のスペックを比較していきます。一目でわかるよう、違いを表にしてみました。なお、現行のiPad Proも比較表に含めています。

 

 

一目でわかる! 第8世代iPad、第4世代iPad Air、iPad Proの性能比較表

第8世代iPad 第4世代iPad Air 第4世代12.9インチiPad Pro
画面サイズ 10.2インチ 10.9インチ 12.9インチ
解像度 2160×1620ピクセル/264ppi 2360×1640ピクセル/264ppi 2732×2048ピクセル/264ppi
チップ A12 Bionic A14 Bionic A12Z Bionic
対応キーボード Smart Keyboard Magic Keyboard
Smart Keyboard Folio
Magic Keyboard
Smart Keyboard Folio
バッテリー 最大10時間 最大10時間 最大10時間
ストレージ 128GB 256GB 1TB
対応Apple Pencil 第1世代 第2世代 第2世代
カメラ 8MP広角カメラ 12MP広角カメラ 12MP広角カメラ
10MP超広角カメラ
ホームボタン 搭載 非搭載 非搭載
ロック解除方式 Touch ID Touch ID Face ID
重量(Wi-Fiモデル) 490g 458g 641g
コネクタ Lightning USB-C USB-C
カラバリ 3色 5色 2色
価格(Wi-Fiモデル) 3万8280円~ 6万9080円 11万5280円

 

高コスパのiPad、高性能のiPad Air/iPad Proそれぞれの特色が明確に

今回発表された第8世代iPadには、チップとしてA12 Bionicが搭載されたことで、かなりの高コスパモデルになりました。

 

一方、最新のチップを搭載したiPad Airは、性能面でProとそん色ないレベルに進化。コンシューマーゲーム機並みのグラフィック性能も獲得し、性能と価格を兼ね備えたモデルとなっています。

 

新たな2機種の登場によって、画面が大きくイラストレーターなどのクリエイター向けのiPad Pro、ゲームプレイなどの用途で性能を求めるユーザーに向いたiPad Air、オフィス向けなど一般的ニーズをカバーするiPadとそれぞれの特色が明確になったラインナップが揃う結果となりました。

【スペック徹底比較】Apple Watch Series 6 & Apple Watch SEとおまけにSeries 3の違いを比べてみました

9月16日深夜に発表された、Apple Watch Series 6 とApple Watch SE。本記事では、Appleの発表をもとに両者のスペックを比較していきます。一目でわかるよう、違いを表にしてみました。なお、Series 3も販売が継続されているため、スペック表にはこちらも含めています。

 

 

一目で違いがわかるSE/Series 6/Series 3のスペック表

SE Series 6 Series 3
サイズ 40㎜/44㎜ 40㎜/44㎜ 38mm/42㎜
価格 3万2780円 4万7080円 2万1780円
処理速度 Series 3の最大2倍の速度 SEの1.2倍の速度 S3チップを搭載
文字盤の常時表示 非対応 対応 非対応
血中酸素濃度アプリ 非対応 対応 非対応
心拍数センサー 搭載 搭載 搭載
ジャイロスコープ 搭載 搭載 搭載
加速度センサー 搭載 搭載 搭載
モーションセンサー 搭載 搭載 搭載
コンパス 搭載 搭載 非搭載
高度計 搭載 搭載 搭載
転倒検出機能 搭載 搭載 非搭載
耐水性能 水深50m 水深50m 水深50m
販売モデル GPS/GPS + セルラー GPS/GPS + セルラー GPS

 

SEはApple Watch入門機としておすすめ!

価格が1万4000円以上離れているSEとSeries 6。Appleは、「Apple Watchを初めて使うお客様にとって、Apple Watch SEは最適なモデルです」と発表会で断言しました。

 

SEはSeries 6に比べて処理速度が劣るといえ、致命的なほど大きな差ではありません。また、文字盤の常時表示とApple Watch Series 6で初めて対応した血中酸素濃度の測定機能に非対応ですが、Apple Watchが大きな人気を集める要因となっているそれ以外の機能に関してはSeries 6と同様のものを揃えており、初めて使う1本としては必要十分といえるでしょう。

 

実際、Apple Watchは多機能化が進んでいますから、初めから高性能機を買っても使いこなせない……というケースもあり得ます。すでにApple Watchを使っているユーザーはSeries 6、初めての方はSEを買うのが基本線になりそうです。

Appleが新たな生活様式におくる2大サービス! 4つのサブスクをまとめた「Apple One」に、フィットネスサービス「Fitness+」発表

9月16日深夜2:00から開催されているAppleの発表会。GetNavi Webでは、様々な新作の発表が注目される本発表会の模様を速報でお届けします。

 

今回の発表会では、Apple Watchのファミリー共有機能に加え、Apple OneとFitness+、2つのサブスクリプションサービスが発表されました。

 

子どもの安全をApple Watchで守る! ファミリー共有機能

1台のiPhoneと1本のApple Watchをペアリングするのがこれまでの常識でした。しかし、Watch OS 7からは、1台のiPhoneに、複数本のApple Watchをペアリングできるようになります。つまり、自分のiPhoneに子どもや高齢の家族のApple Watchをペアリングでき、それぞれ個別の電話番号、アカウントで使えるようになるのです。

 

これにより、子どもの連絡先を親が管理してメッセージの送信先を制限したり、いまどこにいるのかがGPSで分かるようになったり、家族の安全をApple Watchが守ってくれます。

 

なお、このサービスを日本国内で提供する事業者として、Appleからアナウンスされたのはauのみです。

 

 

 

様々なサブスクサービスが超お得になる! Apple One

Appleが展開している、iCloud、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcadeといったサブスクサービス。これらをまとめてお得な価格で利用できるのがApple Oneです。

 

個人プランでは、iCloud 50GBとその他3つのサービスをあわせて月額1100円。個別で契約するのに比べて、1210円もお得と、半額以下になっています。

↑個人プランのサービス内容

 

↑国内でも最大級の音楽サブスク、Apple Music

 

↑数多のオリジナル作品が見放題のApple TV+

 

↑ゲームのサブスクサービス、Apple Arcade

 

また、ファミリープランでは、iCloud 200GBと、その他3つのサービスを最大5人で一緒に使えて月額1850円。1人で4つのサービスを契約した場合より1250円安い価格設定です。5人で共有すれば、かなりお得感がありますね。なお、各プランには1か月の無料トライアルが付属しています。

 

トレーニングのモチベーションを爆上げするFitness+

 

Apple Fitness+は、週替わりでさまざまなワークアウトビデオを提供するフィットネスサポートサービス。

 

Apple TVや、iPhoneの画面に、トレーニングビデオとApple Watchから送られたワークアウト経過がリアルタイムに表示され、様々なデータを確認しながらトレーニングができます。

↑トレーニングの状況がiPhoneにも表示される

 

↑Apple TVにも対応

 

エクササイズは、ヨガ、サイクリング、ダンス、コアトレーニング、筋力トレーニング、高強度インターバルトレーニング、ランニング、クールダウンといったジャンルを広くカバー。トレーニング中の楽曲のプレイリストは、Apple Musicと連携して楽しめるそうです。

 

 

 

↑様々なジャンルのトレーニングをカバー

 

……が、残念ながらFitness+は、現時点で日本に対応していません。対応が待たれるところです。Appleがあらゆる分野で開拓してきたサブスクリプションを融合させたApple OneとFitness+は、新たな生活様式を過ごす日本の私たちにも大きな変化をもたらすはず。日本でのリリース、拡大を期待して待ちましょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSでは表示できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

「Apple Watch Series 6」で健康管理は新たな局面へ。血中酸素濃度を計測できる新ハイエンドモデル

9月16日深夜2:00から開催されているAppleの発表会。GetNavi Webでは、様々な新作の発表が注目される本発表会の模様を速報でお届けします。

 

呼吸器や循環器の研究にも貢献するApple Watch Series 6

近年、健康への志向が高まっているApple Watch。COVID-19の感染拡大もあって、その傾向はさらに強くなっています。

 

今回のイベントで発表されたApple Watch Series 6では、運動の激しさで上下するVO2 MAX(最大酸素摂取量)、呼吸器や循環器の状態と関連するSpO2(血中酸素飽和度)を測定する機能を追加しました。

 

特に後者はCOVID-19の症状との関連性も指摘されており、Apple Watchの最新作は、この数値をわずか15秒で測定できます。

 

この機能を活かして、大学などと連携し、ぜんそく、心不全、インフルエンザといった病を治療するための研究にも使われるそうです。

 

処理速度は、Series 5の1.2倍に

Apple Watch Series 6に搭載されるApple シリコンは、A13 Bionicをベースにしたデュアルコアプロセッサを採用。Series 5で搭載されたものより処理速度が20%アップしているとのことです。

 

エネルギー効率が高い本製品は、常時ディスプレイ表示を実現しており、手首を下げていても従来の2.5倍の明るさを誇ります。また、高度計を搭載し、前述したとおり酸素の取り込みレベルも常時わかるので、アクティビティにはぴったりといえます。

 

 

また、充電速度も20%速くなりました。地味ですが、充電を忘れたときにはありがたいですね。

 

文字盤のバリエーションもパワーアップ

文字盤は、「時計の歴史に敬意を表す」としたクラシカルモデルのものから、サーフィンや写真といった趣味を楽しむ人向けにカスタマイズしたものまで、多彩なラインナップを用意。文字盤にミー文字を表示することもできます。

 

 

 

金具がないバンド「ソロループ」

金属やバックルがなく、重なる部分がないバンド「ソロループ」も発表されました。

液状シリコーンで作られ、伸縮性にも優れるこのバンドは、フラットなもののほか、極細のシリコーンを編みこんだモデルも用意されています。また、ナイキ、エルメスとのコラボモデルもリニューアルされます。

 

 

 

なお、本作では、Apple Watch史上初めてプロダクトレッドのカラーが登場。ブルー、ゴールドと併せて3色をラインナップします。

 

様々な進化をしたApple Watch Series 6は、4万2800円(税別)から、9月18日の発売です。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

iPad Pro並の性能獲得! 新「iPad Air」は最新“A14チップ”に“5色カラバリ”でフルリニューアル!

Appleのオンラインによる新製品発表会「Apple Events」が、日本時間9月16日午前2時から開催されました。こちらの記事では、フルリニューアルとなったiPad Airの新モデルについての情報をお届けします。

 

フルモデルチェンジを果たしたiPad Air

iPad Airは、デザインを再設計し、最新のA14 Bionicチップを採用したフルリニューアルにより、iPadシリーズで最も先鋭的なモデルに進化しました。

 

デザイン面では、指紋認証を行うTouch IDをトップボタンに内蔵することで、利便性と高いセキュリティ性能を維持しながら、従来と同じサイズの筐体により大きな10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを搭載。前面すべてがディスプレイとなる「オールスクリーンディスプレイ」デザインを実現しています。ディスプレイの解像度は2360×1640ドット、380万ピクセル。

↑Touch IDをトップボタンに内蔵

 

↑「オールスクリーンディスプレイ」デザインとなっています

 

また、アップル初となる5ナノメートルプロセスで製造された「A14 Bionicチップ」を採用したことで、CPUのパフォーマンスが前モデル比で40%向上したほか、グラフィック性能も30%高速化しています。これにより、4K動画の編集や高精細なゲーム映像の表示が可能に。

 

↑ゲームも据え置き機並みの高精細な映像でプレイできます

 

さらに、Neural Engineが従来の倍となる16コアアーキテクチャに進化したことで、毎秒11兆回もの演算が可能となり、機械学習のパフォーマンスが前世代の約2倍に。CPUが第2世代の機械学習アクセラレータに最適化され、機械学習で使われる行列乗算のスピードも約10倍に高速化されています。

 

本体カラーはスペースブラック、シルバー、新しくなったローズゴールドに加え、新たにグリーンとスカイブルーが追加され、全5色のカラバリをラインナップします。

↑カラバリは全5色をラインナップ

 

アクセサリーは第2世代のApple Pencil、Magic KeyboardやSmart Keyboard Folioに対応しました。また、USB Type-C端子を採用したことで、デジタルカメラなどの外部機器との接続が容易になり、最大5Gbpsでのデータの転送も可能となっています。

 

↑USB Type-C端子を採用したことで、外部機器との高速接続が可能に

 

背面のカメラはiPad Proと同じ12MPカメラを搭載し、4K動画の撮影も可能。フロントには7MPのFaceTime HDカメラを備えています。

 

このほか、高速通信規格のWi-Fi 6に対応。LTE通信速度も60%高速化しています。

 

ストレージ容量は64GBと256GBから選択可能。価格は、Wi-Fiモデルの64GBが6万2800円、256GBが7万9800円。Wi-Fi+Cellueモデルの64GBが7万7800円、256GBモデルが9万4800円(いずれも税別)となっています。10月より販売開始です。

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

「第8世代iPad」はスペックが大幅進化! なのにお値段据え置きで超お得!!

Appleのオンラインによる新製品発表会「Apple Events」が、日本時間9月16日午前2時から開催されました。こちらの記事では、今年で発売10周年を迎えたiPadシリーズの新モデルについての情報をお届けします。

 

 

 

第8世代iPadはスペックが大幅進化

今回発表された第8世代iPadは、デザインは前世代モデルを踏襲しながらもスペックが大幅に進化していることが特徴です。昨年発売されたiPhone 11と同じA12 Bionicチップを搭載。前世代モデルと比較して、CPU性能は約40%向上し、グラフィックス性能は約2倍に高速化しています。

 

 

 

また、iPadとしては初となる機械学習処理に特化したNeural Engineを搭載し、毎秒5兆回もの演算が可能に。これにより、映像処理や分析など様々な機能が利用できるようになっています。

 

 

アクセサリーは、フルサイズのSmart Keyboardが使用可能なほか、Apple Pencil(第1世代)にも引き続き対応。最新のiPadOS 14との組み合わせにより、高精度な手書き入力が可能となっています。

 

 

 

 

画面サイズは従来と同じ10.2インチRetinaディスプレイを採用。カメラは背面に8MP HDカメラ、フロントが1.2MP FaceTime HDカメラを搭載。バッテリーは最大10時間の使用が可能となっています。

 

 

本体カラーは、スペースグレイ、シルバー、ゴールドの3色で、ストレージ容量は32GBと128GBから選択可能。価格は、Wi-Fiモデルの32GBが3万4800円、128GBが4万9800円。Wi-Fi+Cellueモデルの32GBが4万9800円、128GBモデルが5万9800円。9月16日から予約受付を開始し、9月18日より販売開始となります。

 

 

【フォトギャラリー】画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

ついにお手頃な「Apple Watch SE」登場! ほどよいスペック&ちょうどいい装着感で約3万3000円から

9月16日深夜2:00から開催されているAppleの発表会。GetNavi Webでは、様々な新作の発表が注目される本発表会の模様を速報でお届けします。まずはついにApple Watchでも登場した「SE」モデルをご紹介!

 

ついにApple Watch SEが登場!Series 5のチップを搭載

 

今回の発表では、Apple Watch SEの登場もアナウンスされました。チップはSeries 3の最大2倍速となるApple Watch Series 5のものを搭載し、加速度センサーやジャイロスコープ、高度計、心拍数測定機能、転倒防止機能はSeries 6と同様のレベルで装備。ただし、文字盤の常時表示には対応していません。

 

 

なお、GPSモデルに加え、GPS + セルラーモデルも用意されています。

 

サイズはSeries 6と同様の大型画面

Apple Watch SEのサイズは、44mmまたは40mmと、Series 6と同じ。今回の発表会で登場した金具のないバンド「ソロループ」にも対応しています。

 

 

 

↑丁寧に糸を編み込んだブレイデッドソロループも用意

 

多機能性とほどよいスペック、そして身に着けやすい装着性を兼ね備えたApple Watch SEは、税込3万2780円からの発売。Series 6より1万円以上安い価格設定となっています。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSでは表示できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーを見る

天板に多機能E Inkディスプレイ搭載! 手書きだけじゃない新スタイルPC「ThinkBook Plus」

レノボから、2つのディスプレイを搭載したモバイルノートPC「ThinkBook Plus」が発表されました。

 

 

現在、スケジュールの確認やメモ書きはスマートフォンで行うというビジネスパーソンは少なくありません。当たり前のように行っている複数のデバイスの兼用、そしてマルチタスクですが、集中力がそがれるために生産性が低下するという調査結果があります。

 

天板に10.8型E Inkディスプレイを搭載したThinkBook Plusは、ノートPCを閉じたままE Inkディスプレイにカレンダーなどの表示が可能で、アクティブペンを使用してメモやスケッチができ、複数デバイスを兼用することなく一台で対応可能。各作業に集中でき、マルチタスクの効率化を実現します。

 

 

E Inkディスプレイには、カレンダーやスケジュール、メール、日付、バッテリー状況、天候などを表示でき、ノートPCを開かなくても確認できます。また付属のLenovo Precision Penを使って、手書きのメモやスケッチ、PDFへの注釈の記入が容易に行えます。Lenovo Precision Penは、4096段階筆圧によるなめらかな書き味を実現。単6電池で約400日駆動し、マグネットによりディスプレイの両側面にアタッチが可能です。

 

 

また、OneNoteと連携することで、記入したメモを自動で保存。さらにローカルフォルダのイメージを壁紙として利用でき、企業ロゴや好きな画像などを自由に表示できます。E Inkディスプレイは電子ブックリーダーとしても利用でき、表示情報は天板を開くと自動的にOFFになるためプライバシーやセキュリティ面でも安心です。

 

PCとしてのスペック面としては、CPUには第10世代インテル Core プロセッサーを搭載。電源ボタンに指紋認証機能を統合し、安全かつスピーディにサインインが行えます。Skype通話の受信、終了が行えるキーをファンクションキー列に配置し、電話会議等にも便利です。

 

だんだんとニーズが増えている2 in 1スタイル、かつE Ink対応で手書きによる効率性も高められる、生産性の向上を追求した一台となっています。

うっとりするほどの”スペック爆盛り”! ゲーミングスマホの期待機「Black Shark 3」先行予約スタート!

Black Sharkの日本法人であるブラックシャーク科技ジャパンは、eスポーツに最適化された5G対応のゲーミングスマートフォン「Black Shark」(ブラックシャーク)の日本向けモデルを順次販売。第一弾として「Black Shark 3(8GB+128GB)」の予約販売を2020年9月15日より開始しました。事前予約では先着で専用アクセサリーのGamepad 3(set)-LやFunCooler Proの特典を用意しています。

 

↑Black Shark 3の販売価格は6万9800円

 

↑先着100名の先行予約特典は、Black Shark 3(8GB+128GB)、Gamepad 3(set)-L、FunCooler Proの3点が手に入る

 

↑先着200名の先行予約特典は、Black Shark 3(8GB+128GB)、Gamepad 3(set)-Lの2点セット

 

Black Shark 3は性能の核であるチップセットに、最高峰のモバイルプラットフォームであるQualcomm Snapdragon 865を搭載。これまでにないCPU、GPU、5Gシステムで、ゲーム、ストリーミング、ブラウジングにさらなる価値を加えます。

 

優れた液体冷却技術を誇る同社は、Black Shark 3で革命的な「サンドイッチ」構造を取り入れています。2つの長い液体冷却パイプをボードの両側から挟み込むように配置し、チップセット、Wi-Fiチップセット、5Gモデム、充電回路、およびその他の加熱コンポーネントと直接接触させることにより、両側から熱を拡散させ、長時間の使用でも最高の状態で動作できるように設計されています。このテクノロジーにより液体冷却パイプ1本と比較し150%の冷却効果の向上を実現しました。

 

↑高い負荷のかかるゲームをプレイしていても、長時間ストレスなく楽しめる

 

 

Black Shark 3は、NSAネットワークとSA 5Gネットワークの両方をサポートしています。また、従来よりも最大270%高速、省電力、複数端末の接続で安定したWi-Fi 6(802.11ax)にも対応し、最先端の通信スペックを搭載。デバイスを横持ちした時に最も安定した接続を提供する、内臓アンテナをX状に配置したデュアル「X」アンテナなど、細かな点を見ても安定した通信を保てる設計になっています。

 

その他にも、ゲームの操作面に大きな影響を与える、タッチレポートレート(1秒あたりのタッチ感知回数の上限)や、タッチレイテンシー(遅延時間)においても270Hz、最短24msと最速クラスの速度を誇るなど、徹底的にスマホでのゲームプレイを突き詰めたい人向けの仕上がりになっています。

 

常日頃、さまざまなタイトルをプレイするヘビーユーザーはこの機に先行予約を検討してください。

在宅ワークで煮詰まったときに! サンワのお家で使える「リフトアップデスク」

サンワサプライは運営している直販サイト「サンワダイレクト』にて、デスクの上を圧迫することなく設置でき、既存のデスクに昇降機能をプラスできるリフトアップデスク「100-MR178W」を発売しました。

 

↑スタンディングデスク 100-MR178W。販売価格は税抜で1万5436円

 

本製品は、普段使っているデスクの上に設置するだけで、昇降デスクのように使用することができるリフトアップデスクです。

 

 

本製品を使用して立ち作業と座り作業を切り替えることで、集中力が上がり作業が捗ります。

 

 

ガス圧式の無段階で高さを調整することができ、最低3.2㎝から最高40㎝のまで好みの高さに調整が可能です。

 

 

本製品の奥行きは32㎝のスリムサイズで、デスクの上を圧迫することなく設置することができます。奥行き32㎝、高さ3.2㎝でスリムかつ薄型サイズなので、収納場所に困りません。

 

 

天板はフラットになっており、書き物や作業をしやすいシンプル設計です。在宅ワークやリビング学習のお供に最適です。

 

 

本製品のサイズは約W796×D320×H32~400mm、重量は約6.7kg。在宅ワークを本格導入した人にこそ使ってほしいアイテムです。ぜひご検討ください!

使ってみたら超便利! スマホをタテにもヨコにも立てて置ける「STANDBELT」

「Makuake」でプロジェクト展開中の「STANDBELT」は、屋外などではスマホをしっかりホールドして落下するのを防ぐグリップベルトとして、動画視聴やテレビ電話をするときはスマホを立てられるスタンドとして、2wayに使える便利なアイテムです。

 

今回は、メーカーから製品をお借りすることができたので、その使い勝手を先行レビューしてみました。

 

装着簡単なスマホグリップ&スタンド

この「STANDBELT」は、スマホの背面に貼り付けるだけで簡単に装着できるグリップベルト兼スマホスタンド。シックなファブリック調の素材を使用しており、カラーはブラックとグレーの2色が用意されています。

↑「STANDBELT」(グレー)

 

接着テープははがしても跡が残りにくく、何度も貼り付けることができるものを使用しているので、安心して装着することができます。貼る位置を直すために何度か貼り付けたりはがしたりしてみましたが、スマホにはまったく跡が残りませんでした。

↑跡がのこりにくい接着テープを使用しているので、安心して貼り付けられます

 

本体は2か所に折り目がついており、これによりしっかりスマホを支えるスタンド形状に変化します。

↑2か所に折り目がついています

 

↑このように自立する形状に変化

 

さっそく自前のiPhone 11に装着してみました。筆者はこれまで、4インチサイズのiPhone 5→5s→旧SEと使ってきたので、iPhone 11に機種変更して半年以上経ったいまでも、そのサイズ感に慣れることができません。特に、片手で持ったときに画面の端っこまで指が届かず、うっかり落としてしまいそうになることも。

↑iPhone 11に貼り付けたところ

 

STANDBELTを装着すると、スマホをしっかりホールドできるので、うっかり手がすべっても落としてしまうことがありません。スマホが大きくて持ちにくいと感じている方は、ぜひ活用してほしいですね。

↑指を通せばグリップとして使用できます

 

また、折り目をたためばスマホスタンドとして利用可能。最近はスマホでweb会議をしたり、テレビ電話をしたりすることも増えてきたので、スマホを簡単に自立させることができるのは非常に便利です。

↑このように簡単にスマホを自立させることができます

 

↑web会議やテレビ電話をするときに手でスマホを持たなくていいので、とても便利です

 

さらに、この「STANDBELT」は、スマホのヨコ置きにも対応しているので、ネット動画など横長の画面を見るときにも使えます。

↑ヨコ置きも可能

 

↑動画をみたいときなどはヨコ置きで

 

STANDBELT自体は薄型なので、使わないときはたたんでおけば邪魔にならず、スマホカバーの形状によっては、カバーの上から貼り付けて使うこともできそうです。

 

一般販売時の予定価格は2つで1960円とのことですが、Makuakeでは19%オフの1580円で購入可能。よりお得な4個セットや10個セットも用意されているので、家族分や予備用などまとめ買いしたい方はこちらもオススメです。なお、プロジェクトの期限は9月28日までとなっていますので、欲しい方はお早めに!

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

“オンライン飲みはスマホで”という人に! タテ・ヨコ両置き対応のスマホスタンド「STANDBELT」

【西田宗千佳連載】「高級テレビが最先端」ではないゲームの世界

Vol.94-4

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、テレビ市場。コロナ禍のなかで販売好調を記録しているテレビ─その背景に存在する理由はなにか?

 

多くの場合、映像技術の最先端は「高級テレビ」に集約される。購入希望者が多く、しかも単価が比較的高いので、両者の掛け算の結果、テレビに技術を集約するのがもっとも効率的で儲けやすくなるからだ。

 

だが、最近はそうとも言えなくなってきている分野がある。それが「ゲーム」だ。背景にあるのは、ゲーミングPCの隆盛と、純粋なオーディオ・ビジュアル用途とのニーズのずれ。別な言い方をすれば「フレームレート」に対する考え方の違いがすべてを分けている。

 

オーディオ・ビジュアルの世界では「解像感」と「色再現性」が重視される。4Kや8K、HDRといった要素はそれらを改善するための方法だ。一方、1秒間の映像が何コマで構成されるのか、という点については映像の規格で決まっているため、大きくは変わらない。映画なら毎秒24コマ、ビデオなら60コマ。よりコマ数の多い映像(ハイフレームレート、HFR)もあるが、いまは例外的な存在だ。高級テレビは動画ボケ防止などの目的で、映像のフレームレートの数倍で表示する機能を持っているが、それでも基本的にフレームレートは「映像の側で決まっている」ものだ。だから、「4Kなどの解像度でフレームレートを上げる」ことにはさほど熱心ではない。

 

ゲームも、家庭用ゲーム機だけが存在感を持っていた時代には、テレビの出力に合わせて映像が作られていた。いや、現行製品であるPlayStation 4やXbox One、Nintendo Switchあたりまではそうなっていた、というべきだろうか。

 

ゲーミングPCが増えて以降、こうした発想は変わり始めた。PCならフレームレートは変えてもいい。特にFPSでは、解像度を上げて映像をきれいにすることより、フレームレートを上げて状況に反応しやすくするほうが有利になる。解像度は1920×1080ドットのまま毎秒120コマ、そして毎秒144コマと上がっていき、現在では毎秒360コマ表示に対応した製品まである。

 

ゲームによっては、処理能力の制限から画面描画のコマ数に描画自体が間に合わないときがある。そうした時には映像のズレや動作のもたつきが生まれやすいのだが、それを防止する機能もある。俗に「VRR(Variable Refresh Rate)」と呼ばれるもので、NVIDIAでは「G-SYNC」、AMDなら「FreeSync」という規格名が使われることも多い。

 

PC用のディスプレイはこうした変化を貪欲に取り込み、高フレームレート&多機能という方向に舵を切っている。もちろん、高解像度&高色域重視のものもあるので、ニーズに合わせて選べるわけだ。

 

PlayStation 5やXbox Series Xといった、今秋に登場する新型ゲーム機は、PCにおけるトレンドを反映し、高フレームレートやVRRに対応する。8K対応が注目されがちだが、むしろ「4K・120Hz」に着目したほうがいいのだ。

 

残念ながら、最新のテレビであっても、4K・120HzやVRRに対応しているものは多くない。「ゲーム向け」で人気のある東芝・REGZAも非対応。ソニーは海外で4K・120Hzに対応したモデルに「Ready for PlayStation 5」という名称をつけたが、日本では明言されておらず、どのモデルが該当するががはっきりしない。LGエレクトロニクスの2020年モデルについては4K・120HzとVRRへの対応が明言されている。

 

新型ゲーム機の購入を検討しているなら、PC用モニターで4K・120Hz対応のものか、ハイエンドテレビで4K・120Hz対応がはっきりしているものを選んだほうがいいだろう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

最新技術のタイプライター!? レトロかわいいBluetoothキーボード「PENNA」

AJAX(アイアス)は、タイプライターをモチーフにしたレトロキーボード「PENNA」を発売しました。

 

メカニカルスイッチは、ドイツ・チェリー社製の押下圧50g(±15g)のMX BLUEを採用。タイプライターからインスピレーションを得てデザインされたレトロクロームキーキャップは、レトロキーキャップとメカニカルスイッチでの打鍵感で、タイプライターのような打ち応えと音を楽しめます。

 

本体左側の「マクロバー(MACRO BAR)」を使用して、「Enter」や「Backspace」など使用頻度の高いキーや文章を保存し入力することができます。

 

最大5台までのデバイスを接続して使用することができるマルチペアリング機能をサポート。接続したデバイスはキーを押して簡単に接続を切り替えられます。Bluetooth 4.2(BLE)を採用し、バッテリーの効率化と安定した接続が可能です。本体は単三アルカリ電池×2個で使用でき、約4か月間は電池交換不要です。

 

カラバリはピュアホワイト、ベビーピンク、オリーブグリーン、プレミアムブラック、スペシャルウッドの5種類で展開し、税込価格はスペシャルウッドが5万9400円、それ以外は3万3000円です。

 

SPEC●サイズ:W356×D195×H54mm ●重量:1.1kg ●使用可能デバイス長:267mm

AQUOSスマホ新ラインナップ発表! 5Gをもっと身近にする「zero5G basic」「sense5G」に大きな期待

シャープは9月11日、2020年冬〜2021年春に向けた新スマホ4モデルを発表しました。5Gスマホではゲームユーザー重視の「AQUOS zero5G basic」 、低価格な「AQUOS sense5G」を展開。4G LTEスマホでは「AQUOS sense 4」と「AQUOS sense4 plus」を用意します。

 

4機種とも正式な販路や価格は未定ですが、今後、大手携帯キャリアやMVNOが取り扱いを発表する見込みです。

 

ゲーム向きの5Gスマホ「AQUOS zero5G basic」

AQUOS zero5G basicはエンタメに特化したスタイリッシュなスマホです。特にゲームを長時間・快適に遊べるように設計されています。

 

厚みのあるボディデザインはAQUOS zero2よりもAQUOS R5Gに近い形状となり、AQUOS zeroシリーズがこれまでアピールしていた「軽さ」の追求は控えられています。

↑AQUOS zero5G basicでは“ゲーム向けスマホ”のイメージを踏襲。5G対応の一方で「軽さ」は重視されていない

 

↑形状はAQUOS zero2よりもAQUOS R5G(右)に近い

 

↑前モデルより厚みはあるが、3眼カメラへの進化や、microSDやイヤホンジャックの搭載が追加されている

 

AQUOS zeroシリーズはもともと“世界最軽量”をスローガンにしていましたが、今回は5G対応もあり最軽量ではありません。一方でAQUOS zero2で搭載した4倍速駆動の有機ELディスプレイを備えていて、熱を上手に逃がす機構設計も引き継いでいます。

 

AQUOS zero2までのzeroシリーズはシャープにとってAQUOS Rシリーズと並ぶフラッグシップで、最高峰の性能を持つチップセットを搭載していました。一方、今回のAQUOS zero5G basicはチップセットにクアルコムの準ハイエンド「Snapdragon 765 5G」を搭載するなど、“最高峰”の仕様は採用されていません。しかし、3Dゲームで必須のグラフィック性能はしっかり確保しています。

 

ディスプレイは6.4インチと大きめなシャープ製有機ELパネルを採用。zero2と同様に、4倍速駆動が目玉となっています。ゲーム画面を120Hzで表示し、さらにフレーム間に黒画面を挿入して、フレームレート240Hz相当で滑らかな表示が可能。FPSなど俊敏な画面表示が求められるゲームに適しています。

 

プロのeスポーツチーム「Detonation」が実際に使い勝手を確かめており、「レスポンスこそフラッグシップ機にはかなわないが、持続力はすばらしく、ゲーミングPCのようにプレイできた」というコメントを得ています。

↑ゲームを“4倍速”の滑らかな表示でプレイできる

 

10億色のHDR表現(10ビットカラー)も対応。また、ディスプレイ内に指紋認証センサーを備えています。ゲーム向けの機能「ゲームランチャー」では、タッチパネルの操作を一時的に無効にするモードを新搭載。いわゆる「放置ゲーム」が遊びやすくなっています。

 

一方、前世代のAQUOS zero2で「軽さ」のために犠牲になっていた要素も、AQUOS zero5G basicには盛り込まれています。たとえばメインカメラはトリプルカメラ(3眼)になり、 超広角や光学3倍相当のズームが使えるように。また、AQUOSシリーズとしては初めて、ナイトモードに対応し、暗い場所で目で見るより明るく撮れるようになっています。

 

AQUOS zero5G basicは2020年秋〜2021年冬に発売予定。価格は明らかにされていませんが、5G第一弾の「AQUOS R5G」よりはお手頃な価格帯のモデルで、およそ6〜7万円前後となる見込みです。

 

 

 

SPEC ●ディスプレイ:6.4インチフルHD+(2340×1080ドット)有機EL●チップセット:Snapdragon 765 5G 2.3GHz+1.7GHz オクタコア●OS:Android 10●メモリ・ストレージ:8GB RAM/128GB ROMまたは6GB RAM/64GB ROM●microSDカード:対応●メインカメラ:トリプルカメラ(4800万画素+1310万画素 125度広角+800万画素 望遠)
●インカメラ:1630万画素●Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac●バッテリー:4050mAh●その他機能:顔認証、画面内指紋センサー/防水・防塵/おサイフケータイ●サイズ:約161×75×9.0mm(H×W×D)●重量:約182g●カラー:ブラック、ホワイト、ブルー

 

お手頃価格の5Gスマホ「AQUOS sense5G」

高嶺の花だった5Gスマホですが、購入しやすい価格帯のモデルがぽつりぽつりと出始めています。ベストセラー「AQUOS sense」シリーズからは、AQUOS sense5Gとして初の5G対応モデルが登場します。

↑AQUOS sense5G。AQUOS sense4と共通設計の「お手頃5Gスマホ」だ

 

4G LTEスマホ「AQUOS sense4」と共通のデザインを採用し、価格を抑えつつ5Gに対応しています。ずばり、みんなが使いやすい5Gスマホというコンセプト。尖った性能はありませんが、イマドキのスマホに求められる要素はしっかり抑えています。

 

チップセットはクアルコムが発表したばかりのSnapdragon 690 5Gを搭載。メモリやストレージには高速な新規格を採用しています。これまでのsenseシリーズ同様に、ホームボタンでの指紋認証や、防水や防じん、耐衝撃、おサイフケータイも対応します。

↑メタルボディで耐衝撃性能も備えている

 

新機能では、家に帰るとテザリングを自動で有効にする「テザリングオート」という機能が追加されました。5Gの使い放題プランを生かして、家では固定回線代わりに使う人に便利な機能です。また、ホームボタン長押しでスマホ決済を起動する機能「Payトリガー」も備えています。

 

カメラはトリプルカメラで、光学ステップズームやナイトモードに対応。サイズは前モデルAQUOS sense3からほぼ変わらず、H148mm、W71mmに抑えています。

 

AQUOS sense5Gの発売は2021年春ごろと少し先ですが、AQUOSシリーズでは初めて「Android 11(Android R)」が初期搭載されたスマホとして出荷されます。5Gスマホとしては手頃な4万円前後で販売される見込みです。

 

 

SPEC ●ディスプレイ:5.8インチフルHD+ (2280×1080ドット)IGZO液晶●チップセット:Snapdragon 690 5G 2.0GHz+1.7GHz オクタコア●OS:Android 11●メモリ・ストレージ:4GB RAM/64GB ROM●microSDカード:対応●メインカメラ:トリプルカメラ(1200万画素+1200万画素 121度広角+800万画素 望遠)●インカメラ:800万画素●Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac●バッテリー:4570mAh●その他機能:顔認証、指紋センサー(ホームボタン)/防水・防塵/おサイフケータイ/サイズ:約148×71×8.9mm(H×W×D)/重量:未定/カラー:ライトカッパー、オリーブシルバー、ブラック

 

お手頃価格の4Gスマホ「AQUOS sense4」

Androidスマホとしては8か月連続で販売数1位を記録し、出荷台数は300万台に迫るAndroid sense3。その正当後継モデルが「Android sense4」です。2020年秋冬モデルとして発売。3万円台前半という前機種に近い価格帯で販売される見込みです。

 

5Gには対応しないものの、AQUOS sense5Gと同じ形状、耐衝撃対応のメタルボディを採用。スマホケースも両機種共通で使えます。チップセットはSnapdragon 720Gを搭載。4250mAhのバッテリーで1週間の電池持ちを謳います。

↑AQUOS sense5Gとsense 4はほぼ同じボディだが、違いが一か所だけある。背面フチのアンテナ用にプラスチックになっている部分がsense5G(左)では左右にまで伸びている

 

 

SPEC●ディスプレイ:5.8インチフルHD+ (2280×1080ドット)IGZO液晶●チップセット:Snapdragon 720G 2.3GHz+1.8GHz オクタコア●OS:Android 10●メモリ・ストレージ:4GB RAM/64GB ROM●microSDカード:対応●メインカメラ:トリプルカメラ(1200万画素+1200万画素 121度広角+800万画素 望遠)●インカメラ:800万画素●Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac●バッテリー:4570mAh●その他機能:顔認証、指紋センサー(ホームボタン)/防水・防塵/おサイフケータイ●サイズ:約148×71×8.9mm(H×W×D)●重量:約176g●カラー:ライトカッパー、シルバー、ブラック

 

シャオミキラー? 「AQUOS sense4 plus」

AQUOS sense4と同じく4G LTEスマホながら、「AQUOS sense4 plus」は独自の要素を採り入れた一台。特にスペックを重視してスマホを選ぶ人にアピールする要素を詰め込んでおり、シャオミのようなコスパ重視の中国メーカー製スマホに対抗するモデルと位置づけられています。

 

6.7インチ液晶とAQUOSシリーズ最大サイズで、senseシリーズとしては初めて90Hzの高速駆動に対応。SNSアプリなどでの画面送りを滑らかに表示します。チップセットはsense4と共通のSnapdragon 720Gですが、メモリは8GB、ストレージは128GBと多めに搭載。

↑AQUOS sense4 plusはやや毛色の違う存在。縦長の大画面や多眼カメラを備えた「スペックで張り合う」モデルだ

 

↑上下のフチを狭めた縦長画面。横幅は7.8mmとsense4に近く、持ちやすい

 

↑ディスプレイの没入感を高めるため、指紋センサーは背面に搭載している

 

背面カメラはクアッドカメラ(4眼)で、4800万画素の高画素カメラを中心に、超広角、マクロ用、深度計測用カメラを搭載。深度カメラによって、ポートレートモードなどでより深みのあるボケ表現が可能となっています。

 

なお、AQUOSスマホといえばシャープ製のディスプレイでお馴染みですが、このモデルではシャープ製ではない液晶パネルを使用。チューニングによってAQUOSらしい画質を表現しているとのことです。

 

SPEC●ディスプレイ 6.7インチフルHD+ (2400×1080ドット)液晶●チップセット:Snapdragon 720G 2.3GHz+1.8GHz オクタコア●OS:Android 10●メモリ・ストレージ:4GB RAM/64GB ROM●microSDカード :対応●メインカメラ:トリプルカメラ(4800万画素+500万画素 115度広角+200万画素 マクロ+200万画素 深度カメラ)●インカメラ:800万画素●Wi-Fi:IEEE802.11a/b/g/n/ac●バッテリー:4120mAh●その他機能:顔認証、指紋センサー(ホームボタン)/防水・防塵/おサイフケータイ●サイズ:約166×78×8.8mm(H×W×D)●重量:約198g●カラー:パープル、シルバー、ブラック

 

5Gスマホも4Gスマホも“コスパ重視”に

3月には最高峰のスペックを持つ5Gスマホ「AQUOS R5G」を発売したシャープ。5Gスマホではよりお手頃な価格の「AQUOS zero5G basic」と「AQUOS sense5G」でバリエーションの充実を図ります。一方でまだ5Gは不要という人には、AQUOS sense4を用意。よりコスパを重視する人に向けて「AQUOS sense4 plus」で展開します。

 

↑5Gスマホ2モデル、4G LTEスマホ2モデルで低価格帯までカバーする

 

総務省のスマホ値引き制限によって高価格なスマホが売りづらくなっている中で、自分にピッタリな一台を吟味して買うような動きが広がっています。シャープの今回の機種展開は、それに応えるような構成と言えるでしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSでは表示できません。

ハイブリッドワークやワーケーションのお供にも! エレコムが在宅勤務の効率をアップさせるアクセサリー3種を発売

エレコムは、PC作業環境を改善することで疲労軽減・仕事効率を向上させるノートPC関連アクセサリ「折りたたみノートPCスタンド」「ラップトップテーブル」「ノートPCオーガナイザー」を、9月下旬に発売します。

 

折りたたみ式ノートPCスタンドは、傾斜角度を約6度~16度に8段階で調整可能な機能を搭載し、好みの目線の高さにノートPCの画面部分を調節できるので、PC作業時の姿勢を改善することができます。8段階角度調整機能のほか、回転機能も付いているので、左右360度見たい・見せたい向きに、自由に回転できます。税込価格は2508円。

↑折りたたみノートPCスタンド

 

ラップトップテーブルは、マウスパッドとリストレストが付いており、テーブル裏面には膝への重みを分散吸収する柔らかなクッションを施しているので、ソファやイス、ベッド、車内など、不安定な場所でもマウス操作やキーボード操作を快適に行えます。タブレット用とノートPC用の2種類があり、タブレット用は12.9インチまで対応するタブレットスタンド、ノートPC用は17.3インチまで対応する広い天板とスマートフォンスタンドが付いています。カラバリはブラックとホワイトの2種類で、税込価格はタブレット用が4378円、ノートPC用が5478円。

↑ラップトップテーブル

 

ノートPC用オーガナイザーは、ケーブルや周辺機器、ペンなどをゴムバンドにはさんで固定できます。ゴムバンドでノートPCに簡単に着脱が可能で、取り付けなくてもそのままバッグに入れて持ち運ぶことができます。ノートPCから取り外してすぐにアクセサリ収納スタンドに変形するノーアクションスタンド機能付きです。カラバリはブラックとグレーの2種類。税込価格は13.3インチと14インチが2178円、15.6インチが2508円です。

↑ノートPCオーガナイザー

【給付金でいま買うべきモノ】<No.10>スマートフォン

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

キャリアによる端末購入時の補助が制限されたこともあり、近年はミドルクラスのスマホが人気を集めている。ハイコスパなiPhone SEが登場したことでさらに過熱する中級機市場が狙い目だ。

 

押さえておきたい! スマートフォン最新トレンド

デュアルカメラ以上が当たり前に!

生体認証機能はもはや標準搭載

スマホの縦長化が加速し、21:9も登場

 

私がオススメします!

フリーライター

小松未都さん

家電、雑貨をこよなく愛するライター。5G時代に期待しつつ、さらにお買い得になったミドルクラスの端末を狙っている。

 

ミドルクラス機は端末ごとに得意分野が違う

キャリアによる端末購入補助が制限されたこともあり、昨今のスマホ市場はミドルクラスが人気となっている。ハイエンドでは5G端末も登場しているが、5Gエリアが整備されるのは、まだ当分先の話。2年程度で端末を買い替えるユーザーであれば、競争の激化によりコスパが向上している中級機を選ぶのもアリな選択だ。

 

3~5万円程度の中級機市場は、機種によってセールスポイントが異なっている点に注目したい。大ヒット中のiPhone SEは、プロセッサー性能が突出しており、快適な操作性を求めるならピッタリだ。Xperia 10Ⅱは、カメラやディスプレイ性能の高さが魅力。スマホで動画などをよく見る人にイチオシだ。新規参入した楽天のオリジナル端末であるRakuten Miniは、コンパクトな端末を好む人向きで、サブ機としての需要もありそう。そして、もはや定番モデルであるAQUOS sense3は、トータルバランスの高さと使いやすさがウリ。いずれの端末もコスパの高さは折り紙付きだ。

 

<その1>高性能チップ搭載の格安コンパクトモデル

CPU A13 Bionic
ディスプレイサイズ 4.7インチ
メインカメラ画素 1200万画素
生体認証 指紋認証

 

Apple

iPhone SE

実売価格 4万9280円

iPhone 8の筐体をベースに、最新のA13 Bionicプロセッサーを搭載した4.7インチモデル。シングルカメラでありながら、ボケ味を調整できるポートレートモードに対応する。デュアルSIMスロットを備え、仕事用と個人用など、2つの電話番号を使うことも可能だ。

 

SPEC●OS:iOS 13●ROM:64/128/256GB●ディスプレイ:4.7インチ液晶●バッテリー容量:非公開●サイズ/質量:W67.3×H7.3×D138.4mm/148g

 

↑黒、白、赤のカラーバリエーションを用意。iPhone 11などと同様、ベゼル部分は黒に統一されており、ビジネスシーンで使いやすい

 

↑リアカメラはシングルレンズの広角1200万画素。iPhone 11と違って単眼なので、ズーム性能は劣るが、逆光でもキレイに撮れる

 

【いま買うべき理由】最新のiPhone11と同等のA13 Bionicをプロセッサーに搭載

「iPhone SEが搭載するプロセッサーのA13 Bionicは、最新の上位モデルと同様。前世代のA12から20%の高速化と消費電力30%の削減を実現し、高度な3Dゲームなどもサクサク快適です」(小松さん)

↑iPhoneシリーズをベンチマークソフト「Geekbench」を用いて計測。SEは11と同等で、前モデルのXSよりも高性能とわかる

 

<その2>超縦長大画面で片手操作がラクラク

CPU Snapdragon 665
ディスプレイサイズ 6.0インチ
メインカメラ画素 1200万画素
生体認証 指紋認証

 

ソニー

Xperia 10 2

実売価格 4万1976円

21:9の有機ELディスプレイを搭載したハイスペックな中級機。縦長の画面を生かして、画面を上下に分割する独自のマルチウィンドウ機能を備える。カメラは超広角・標準・望遠のトリプルレンズ仕様で、カメラまかせで高画質に撮影できる。

 

SPEC●OS:Android 10●ROM:64GB●ディスプレイ:6インチ有機EL●バッテリー容量:約3600mAh●サイズ/質量:W69×H8.2×D157mm/151g

 

↑超広角から望遠までの3眼構成。13種類のシーン×4つのコンディションを自動で判断し、最適な設定に切り替える

 

↑ハイレゾ音源再生が可能で、3.5mmオーディオジャックも搭載。圧縮音源を高解像度に変換する「DSEE HX」にも対応

 

【いま買うべき理由】縦長画面を生かし2画面表示が可能に

「縦長の画面の上と下で別のアプリを起動してマルチに使用できます。上下の区切りは移動可能で、ミニプレーヤーで動画を流しながらウェブを閲覧するといった使い方も!」(小松さん)

↑2種類のショッピングサイトを同時に立ち上げて価格を比較したり、ニュースを見ながらトピックを検索したりと、工夫次第で使い方は広がる

 

<その3>必要な機能は備えたシンプルな超小型端末

CPU Snapdragon 439
ディスプレイサイズ 3.6インチ
メインカメラ画素 1600万画素
生体認証 顔認証

 

楽天

Rakuten Mini

実売価格 1万8700円

わずか約79gという軽さでスーツのポケットにも難なく収まる、おサイフケータイ対応の世界最小・最軽量モデル。防塵・防滴仕様となっており、最大8台までのテザリングもサポートする。ストラップホールを備えている点も魅力だ。

 

SPEC●OS:Android 9 Pie●ROM:32GB●ディスプレイ:3.6インチ液晶●バッテリー容量:約1250mAh●サイズ/質量:W53.4×H8.6×D106.2mm/79g

 

【いま買うべき理由】すべての操作が片手で終わる究極のUI

「親指でタップするだけで完結するシンプルな独自UIを採用。スワイプなどのスマホ特有の操作も少ないため、ガラケーから移行するユーザーでも使いやすく、通話用のサブ機としても◎」(小松さん)

↑3.6インチと液晶は小さめだが、この小型筐体であれば許容できる

 

<その4>電池切れ知らずで快適&スムーズな使い心地

CPU Snapdragon 630
ディスプレイサイズ 5.5インチ
メインカメラ画素 1200万画素
生体認証 顔認証

 

シャープ

AQUOS sense3

実売価格 3万1680円

独自の省エネIGZOディスプレイと4000mAhの大容量バッテリーを搭載することで、1週間の電池持ちを実現。省電力かつ高性能なSnapdragon 630を採用するほか、AIオートを利用可能な広角&標準の2眼カメラを備える。

 

SPEC●OS:Android 9 Pie●ROM:64GB●ディスプレイ:5.5インチ液晶●バッテリー容量:約4000mAh●サイズ/質量:W70×H8.9×D147mm/167g

 

↑画面の上部を左右になぞるだけでスクリーンショットを撮影可能。片手で気軽に撮れるため、移動中などでも使いやすい

 

【いま買うべき理由】AIまかせの撮影で、プロ並みに撮影可能

「カメラのAIオートが優秀で、被写体に向けるだけで、最適な撮影設定を自動で選択してくれます。被写体の笑顔を自動検知し、15秒のショートムービーを生成してくれる動画機能も◎」(小松さん)

↑料理なら自動で彩度を上げ、動物なら短い露光時間で撮影してくれる

 

【CHECK!】5G対応を買うならコレ!

今春にスタートした5Gに対応する端末にも注目。5Gの本格導入はまだ先だが、ひとつの端末を長く使いたい人には5G端末がオススメだ。

 

<その1>カメラメーカーならではの本格的撮影が可能

CPU Snapdragon 865
ディスプレイサイズ 6.5インチ
メインカメラ画素 1220万画素
生体認証 指紋認証

 

ソニー

Xperia 1 II

実売価格 11万8052円

21:9の4K HDR対応6.5型有機ELディスプレイを搭載する旗艦機。フロントステレオスピーカーを備え、動画鑑賞に最適。本格的な写真撮影ができるカメラアプリ「Photography Pro」も搭載する。

 

<その2>ベゼルの存在を感じない全画面のインパクト

CPU Snapdragon 865
ディスプレイサイズ 6.2インチ
メインカメラ画素 6400万画素
生体認証 顔認証

 

サムスン電子

Galaxy S20 5G

実売価格 9万7460円

Snapdragon 865プロセッサーや12GBメモリを搭載。画面占有率93.4%の6.2型有機ELディスプレイを備える。ワンショットで様々なカットが得られる「シングルテイク」などの機能も魅力だ。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

「薄く軽く」に個性を加える! 「ASUS ZenBook 14」ほか多彩なニーズに対応する新モバイルノートPC登場

ASUSから様々なタスクやクリエイティブな作業をどこでもこなせるパワフルなノートPC「ASUS ZenBook 14」、ファッショナブルな4カラーを採用した「ASUS VivoBook S15」、360度回転するヒンジによって自由なスタイルで使える「ASUS VivoBook Flip 14」のモバイルノート3機種が発表されました。3機種ともにスペックや機能を妥協しないラインでの「薄く軽く」を実現していますが、それぞれ用途の違った個性が際立っていることに注目してほしいです。

 

ASUS ZenBook 14は、シャーシと天板にダイヤモンドカットを施した軽量アルミニウム合金を採用し、1.25kgの軽量を実現したモデル。約14.3mmの薄いボディに、14インチサイズに超狭額を実現したディスプレイは、画面占有率90%でサイズ感以上の見やすさ、没入感を与えてくれます。アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD 810G」認証で、ミリタリーグレードの耐久性を誇るのも特徴です。バッテリー性能にも優れており、最大21時間の連続使用が可能。さらに、急速充電機能も備えていて、49分以内で60%まで充電がされます。

 

 

↑天板には、ZenBookの象徴である同心円サークルが非対称で施されており、落ち着きのある洗練された外観に仕上がっている

 

↑薄さ14.3mmのボディ側面には、データ転送、映像出力、本機への給電をサポートするUSB 3.1 Type-C/Gen2ポートを2つ搭載しているほか、フルサイズのHDMI 2.0ポート、USB 3.0ポート、microSDカードリーダーを搭載

 

↑キーに備えられた0.15mmの皿状のくぼみと1.4mmのキートラベルによって、タイピングの精度が向上し、デスクトップPCのキーボードを使用したときのような快適さを再現する

 

 

なめらかなメタリックデザインが目を引く「ASUS VivoBook S15」は、鮮やかな独特の4カラーをラインナップ。

 

↑左からインディーブラック、ガイアグリーン、ドリーミーホワイト、リゾルトレッドの4色

 

狭額ベゼルディスプレイに、16.1mmの薄型筐体などラフに携帯しつつしっかりと作業しやすく仕上げた一台。AMD Ryzen 7 4700Uモバイルプロセッサー、16GB RAM、最大1TB SSDストレージなどパワフルに使いこなせるだけのスペックを揃えているのも特徴です。

 

↑超狭縁ディスプレイは、最大86%の画面占有率を実現

 

 

360度回転するディスプレイを搭載した「ASUS VivoBook Flip 14」 は、プレゼン中の画面共有やプライベートでの動画鑑賞などあらゆるシーンに対応するモデル。ボディシャーシとフタがアルミ合金製で圧倒的剛性を獲得しました。特徴的な360度回転ディスプレイも、2万回以上の開閉サイクルでテストされているため安心の耐久性能を誇ります。

 

↑使用条件に応じてディスプレイを任意の位置に回転させることができる、独自の360度エルゴリフトヒンジ設計

 

質を求めたモバイルノート、感度の高い人々向けのデザインコンシャスなモデル、自在なスタイルで扱えるポータブルモデルのどれもが個性的かつ質の高い一台です。ぜひ購入検討してみてください。

【給付金でいま買うべきモノ】<No.09>タブレット

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

エンタメに、仕事にと、幅広く活躍するタブレット。最近では、ペン入力対応が当たり前となってきており、さらに利便性を増している。数年前の旧型を持っている人でも買い替えはオススメだ。

 

押さえておきたい! タブレット最新トレンド

指での操作だけではなくペン入力対応が主流に

入力手段としてキーボードやマウスにも対応

機能を絞った普段使い用の低価格モデルが増加中

 

私がオススメします!

フリーライター

小松未都さん

家電、雑貨をこよなく愛するライター。iPad+Magic Keyboardでの仕事のしやすさにはまり、Surfaceの導入も検討中。

 

iPad一択の状況が変わり、各陣営の群雄割拠時代に

タブレット市場は長らく、iPadを擁するApple1強とも言える状況が続いていた。現行ラインナップでは、シリーズ全機種がApple Pencilによるペン入力に対応。さらにiPadOSが登場し、マウスやキーボードを接続して作業が可能になるなど、タブレットの枠組みを超え、大きく進化を遂げた。ここにきて、いわゆる2 in 1ノートとの垣根はかなり低くなりつつあるのだ。

 

そこで、iPadのライバルとして浮上してきたのが、マイクロソフトのSurfaceシリーズだ。同社の強みであるOfficeを標準搭載することで、ビジネスユーザーの獲得に成功。着実にシェアを伸ばし始めた。Android陣営もファーウェイがコスパの高さを武器にラインナップを拡充中。低価格化が進んだことで、陳腐化しつつあったタブレット市場は大きく様変わりした。その一方で、違った路線を歩むのがAmazonだ。Fireシリーズは、低価格でありながら十分なスペックを備えることをウリに、格安タブレット市場を制圧しつつある。

 

<その1>映像制作にも耐える高精細ディスプレイを搭載

OS iPadOS
ディスプレイサイズ 10.5インチ
カメラ 背面8MP/前面7MP
質量 456~464g

 

Apple

iPad Air

実売価格 6万280円~

A12 Bionicプロセッサーを搭載したiPadシリーズの中級機。周囲の光源に合わせてホワイトバランスを調整するTrue Toneディスプレイを採用。拡張端子のSmart Connectorも備えており、純正キーボードカバ―も用意される。

 

SPEC●CPU:A12 Bionic●ROM:64/256GB●メモリ:非公開●バッテリー駆動時間:約10時間●サイズ:W250.6×H6.1×D174.1mm

 

↑フロント、リアどちらのカメラも1080pのフルHDビデオ撮影に対応。文書を精細にスキャン可能で仕事にも使いやすい

 

【いま買うべき理由】筆圧対応で書き味バツグンなApple Pencilに対応

「第1世代のApple Pencilを使用可能。傾きと筆圧の検知に対応しており、手書きのような書き心地が得られます。ペンの充電は、キャップを外してLightning端子に挿すだけと手軽です」(小松さん)

↑ペン入力対応アプリも豊富に用意される。メモからイラストまで用途は多彩だ

 

<その2>仕事にプライベートに使える2 in 1ノート

OS Windows 10 Home Sモード
ディスプレイサイズ 10.5インチ
カメラ 背面8MP/前面5MP
質量 544~553g

 

マイクロソフト

Surface Go 2

実売価格 6万5780円~

上位構成では第8世代Core iプロセッサーを選択でき、マルチタスクも快適なWindowsタブレット。携帯性に優れ、バッテリー駆動は最大10時間。microSDカードリーダーを内蔵しており、最大1TBのストレージを追加可能だ。

 

SPEC●CPU:Pentium Gold 4425Y●ROM:64/128GB●メモリ:4/8GB●バッテリー駆動時間:約10時間●サイズ:W245×H8.3×D175mm

 

↑別売のキーボードカバー(1万6940円)は、スリムながらバックライトを搭載。使用時はやや角度が付くため、打ちやすい

 

【いま買うべき理由】Officeソフト標準搭載で仕事にすぐ使える

「買い切り版のMicrosoft Officeを標準で搭載。一般的な仕事であれば、一台で完結します。サブスク版のOffice365と異なり、クラウドサービスは利用できない点には注意を」(小松さん)

↑別売のOffice 365はサブスク版。サブ機でもOfficeを使いたい場合はこちらを

 

<その3>1万円以下で購入できるコスパ最強タブレット

OS Fire OS
ディスプレイサイズ 8インチ
カメラ 背面720p/前面2MP
質量 355g

 

Amazon

Fire HD 8

実売価格 9980円

1万円を切る価格でバッテリー駆動最大12時間を実現した8インチモデル。720pのHD動画撮影に対応したフロントカメラやDolby Atmos対応デュアルステレオスピーカーを備えており、ビデオ会議などの用途にも適した一台だ。

 

SPEC●CPU:クアッドコア2.0GHz●ROM:32/64GB●メモリ:2GB●バッテリー駆動時間:約12時間●サイズ:W202×H9.7×D137mm

 

↑大きすぎない8型モデル。音声操作が可能なAlexa対応スマートディスプレイとして、ベッド脇やキッチンなどに置いて用いることもできる

 

【いま買うべき理由】アプリを使えば格安のサブディスプレイにも!

「Fire HDシリーズは、Amazon独自のアプリストアを使用することが前提。無線接続でFire端末をサブディスプレイ化するアプリ『space desk』など、実用的なアプリが揃っています」(小松さん)

↑Fire TV Stick(別売)とも連携。タブレットの映像をテレビなどへ表示可能だ

 

<その4>パワフルなCPUでマルチタスクを軽々こなす

OS EMUI 10.1
ディスプレイサイズ 10.4インチ
カメラ 背面8MP/前面8MP
質量 約450g

 

ファーウェイ

MatePad

実売価格 3万2780円

約7.9mm狭ベゼル仕様の10.4型Androidタブレット。アプリの2画面表示に加え、フローティングウィンドウも表示できるマルチウィンドウ機能を搭載。4基のスピーカーと4基のマイクを備え、ノイズを抑えたビデオ会議が行える。

 

SPEC●CPU:HUAWEI Kirin 810●ROM:32GB●メモリ:3GB●バッテリー駆動時間:約12時間●サイズ:W245×H7.4×D155mm

 

↑eBook機能を新搭載。コントラストや輝度を自動で調整し、読書に最適な画面の明るさに調整する。ブルーライトカット機能にも対応

 

【いま買うべき理由】マルチウィンドウ機能で効率よく作業が可能

「画面を2分割するマルチウィンドウ機能で、メモを取りつつ、ブラウジングするといった作業を一台で行えます。より多数のアプリをPCのように使えるデスクトップモードも便利です」(小松さん)

↑2画面分割のほか、必要に応じてフローティング画面でもう1アプリを使える

 

【CHECK!】手書き入力アプリのオススメ!

ペン入力対応タブレットが一気に増え、手書き入力アプリの活躍の場が広がっている。以下で、他とは一線を画するオススメアプリを紹介しよう。

 

<その1>無料でも高機能なノートアプリ

MetaMoJi Corp.

MetaMoji Note Lite

無料

紙と同様の感覚で自由自在に文字が書ける手書きノートアプリ。ノートを取るだけでなく、簡単な写真の切り抜き加工や、PDFの読み込み&注釈の書き込みなどにも対応した多機能さが魅力だ。

対応OS●iOS、Android、Windows

 

<その2>ひと目でわかるシンプルなノート作りに

Ginger Labs

Notability

1100円

簡単に電子ノート作りができるアプリ。インポートまたはスキャンした資料、PDFにマーキング&書き込みができるほか、メモを取りながら録音ができ、議事録の作成などを手軽に行える。

対応OS●iOS

 

<その3>本格的なお絵描きが誰でもできる

ibis inc.

アイビスペイント

980円

362種のブラシ、1000種以上のフォント、2500点以上の素材などを使用し、イラストやマンガが描けるお絵描きアプリ。描いた絵を投稿し、ユーザー間で共有して楽しむこともできる。
対応OS●iOS、Android、Windows

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

【給付金でいま買うべきモノ】<No.08>モバイルノート

本稿は、給付金の使い道をまだ決めかねている方のために、“1人当たり10万円”で買って損なしの、家族の時間も、自分の時間も充実させる家電&デジタルを一挙ナビゲートします!!

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

従来のモバイルワークだけでなく、テレワークを快適に行うためにもハイスペックなモバイルノートは欠かせない。新世代CPUが登場したいまこそ、モバイルノートを購入する絶好機なのだ。

 

押さえておきたい! モバイルノート最新トレンド

第10世代Core i 搭載の爆速ノートPCが増加中

ディスプレイサイズはアップし、筐体サイズはダウン

USB Power Delivery対応で電源が小型軽量に

 

私がオススメします!

フリーライター

小松未都さん

家電、雑貨をこよなく愛するライター。趣味の旅行中でも仕事に対応できるよう、モバイル製品のトレンドを追い続ける。

 

モバイル向け新世代CPUが本格普及でいまが買い!

昨年末から徐々に登場しつつあった第10世代Core iプロセッサー搭載モデルが、この夏、一気に増加した。モバイルノートでの採用も進んでおり、いまPCを新調するなら、この新世代CPU搭載機を選ぶべきだろう。また昨今のモバイルノートは、一層の挟ベゼル化がトレンドとなっており、筐体サイズに対するディスプレイの比率が80%を超えるモデルが珍しくなくなってきた。挟ベゼルなノートPCは、デザイン的にスッキリして見えるだけでなく、筐体を小型化しつつ大きなディスプレイを確保できる。結果、モバイルノートとして携帯性と作業性がともにアップしているのだ。

 

また、電源まわりも大きく進化しており、最近では10時間以上のバッテリー駆動は当たり前となってきた。さらに、USB Power Delivery(USB PD)に対応したUSB Type-C端子を備えた機種が増えたこともポイント。同規格に対応していれば、小型の汎用USB Type-Cアダプターで充電が可能になり、利便性が大きく向上する。

 

<その1>極限まで小型化された高性能モバイルノート

CPU Core i5-1035G1
ディスプレイサイズ 13.4インチ
ROM/RAM SSD 512GB/8GB
質量 1.2kg

 

デル

NEW XPS 13 プレミアム

実売価格 18万9581円

CNC加工が施されたアルミ筐体を用いた13.4型スリムモバイル。グラフィック性能が向上した第10世代Core iプロセッサーを搭載する。Wi-Fi 6に対応するほか、ディスプレイ上部に2基の高性能マイクを備え、ビデオ会議も快適だ。

 

SPEC●OS:Windows 10 Home(64bit)●ディスプレイ:13.4インチ●バッテリー駆動時間:非公開●サイズ/質量:W296×H14.8×D199mm/1.2kg

 

↑画面占有比91.5%を実現し、小型化も果たした。4K液晶を搭載したモデルもラインナップする

 

【いま買うべき理由】アスペクト比16:10の液晶が仕事で使いやすい

「4辺挟ベゼル化で、液晶のアスペクト比が16:10と従来よりも縦方向に広くなっており、仕事の効率性がアップ。小型化された約2.25mmのウェブカメラもしっかり内蔵しています」(小松さん)

↑筐体サイズは前世代より2%小型化し、11型クラスに

 

<その2>高性能な専用ペン付属でタブレット的にも使える

CPU Core i7-1065G7
ディスプレイサイズ 13.3インチ
ROM/RAM SSD 512GB/16GB
質量 1.24kg

 

HP

Spectre x360 13(スタンダードモデルG2)

実売価格 15万4000円

第10世代 Core i7プロセッサーを搭載し、大容量のSSDを採用した13.3インチモバイル。Wi-Fi 6に対応するほか、4G LTEモデム内蔵モデルもラインナップ。即座にネットに繋がり、外出先でも快適に作業できる。

 

SPEC●OS:Windows 10 Home(64bit)●ディスプレイ:13.3インチ●バッテリー駆動時間:約22時間●サイズ/質量:W307×H18.5×D194.5mm/1.24kg

 

↑360度回転するヒンジを搭載。自立させて動画を鑑賞したり、タブレット代わりに使ったりすることも可能だ

 

↑付属の専用ペンは1024段階の筆圧検知に対応し自然な書き心地。ペン側面の2つのボタンに、よく使う機能を割り当てておくことができる

 

【いま買うべき理由】ボタンひとつで起動する覗き見防止フィルターが便利

「ワンタッチで液晶の分子構造を変化させ、視野角を狭めてくれる内蔵型の覗き見防止スクリーンを装備。屋外や電車内など、隣の人の目線が気になるシチュエーションでも安心です」(小松さん)

↑起動操作はF1ボタンを押すだけ。画面が黒く変色し、斜めからの視線をカットする

 

<その3>軽量かつ頑丈で、外出先での使いやすさ抜群

CPU Core i7-8565U
ディスプレイサイズ 13.3インチ
ROM/RAM SSD 512GB/8GB
質量 698g

 

富士通

LIFEBOOK UH-X/D2

実売価格 25万5816円

世界最軽量の約698gを実現した13.3型ノート。顔認証に対応したウェブカメラを備え、セキュリティも万全だ。打鍵感に優れたキーボードに加え、日本語入力システムATOKを標準搭載しており、快適かつスムーズに文字入力を行える。

 

SPEC●OS:Windows 10 Pro(64bit)●ディスプレイ:13.3インチ●バッテリー駆動時間:約11.5時間●サイズ/質量:W309×H15.5×D212mm/698g

 

↑小型軽量モデルでありながら、インターフェイスは充実。有線LAN端子まで備えており、余計なアダプターなどは不要だ

 

【いま買うべき理由】持っていることを忘れてしまう世界最軽量の698g

「旧モデルと比べて約50g軽量化に成功し、世界最軽量となる約698gの軽さを実現した一台。内部のフレーム構造などを工夫して、これまでのモデルと同等の頑丈さを確保しています」(小松さん)

↑キーボード面のカバーは側面まで覆うバスタブ構造。これにより剛性を確保した

 

<その4>テレワークに強い快適&多機能モバイル

CPU Core i7-10510U
ディスプレイサイズ 13.3インチ
ROM/RAM SSD 512GB/8GB
質量 955g

 

NEC

LAVIE PM950/SAL

実売価格 24万7280円

第10世代Core i7-10510Uプロセッサーを搭載し、軽快な動作を実現したモバイルノート。クリアな音声を伝える2W+2Wステレオスピーカーを内蔵するほか、参加人数に合わせて音声の範囲を調整するミーティング機能も備える。

 

SPEC●OS:Windows 10 Home(64bit)●ディスプレイ:13.3インチ●バッテリー駆動時間:約20時間●サイズ/質量:W307.2×H16.9×D216mm/955g

 

↑ウェブカメラを用いた視線操作機能を搭載。目の動きに合わせて、マウスカーソルなどを本体とサブディスプレイ間で移動できる

 

【いま買うべき理由】オンライン会議用のミーティング機能を搭載

「参加人数に合わせて、スピーカーから聞こえる音声の範囲を調整するミーティング機能を搭載。雑音を抑えるノイズサプレッサーや、残響を抑えるルームエコー抑制にも対応します」(小松さん)

↑外付けのマイクやスピーカーを使わなくても、ビデオ会議が快適に行える

 

【CHECK!】約10万円で買うならコレ!

ほぼ給付金だけで買える価格帯では、第8世代クラス以上のCPUを搭載した機種が狙い目。モバイル性などを妥協すれば、性能的には十分だ。

 

<その1>安価で扱いやすい高性能ゲーミングノート

CPU Core i5-10300H
ディスプレイサイズ 15.6インチ
ROM/RAM SSD 512GB/8GB
質量 2.3kg

 

レノボ

Legion 550Pi

実売価格 9万8800円

第10世代Coreプロセッサーを搭載し、Wi-Fi 6に対応したゲーミングノート。静音性が非常に高い冷却システムLegion Coldfront 2.0に対応しており、動画の編集や再生なども快適だ。

 

<その2>ハイスペックかつテレワーク向け機能も充実

CPU AMD Ryzen 5 4500U
ディスプレイサイズ 14.0インチ
ROM/RAM SSD 512GB/16GB
質量 1.29kg

 

MSI

Modern-14-B4MW-012JP

実売価格 9万8800円

安価で処理能力に優れたAMD Ryzen 5 4500Uを搭載した14型ノート。クリエイター向けのデザイン・編集ソフトも快適に動作するほか、作業をしながらのオンライン会議もスムーズに行える。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

ゲーミングスマホを「普段使い」目線で使ってみた! ニッチだけど普通に優秀すぎた「RedMagic 5」

「ゲーミングスマホ」って聞いたことはありますか? 文字通り、ゲームに特化して開発されたスマホです。具体的には、ディスプレイの表現力、タッチレンポンス、処理速度、バッテリー持続などが強化されています。これらの要素って、ゲームをするときだけでなく、普段の用途でも重視したいことですよね。というわけで、スマホでゲームをすることは少ないが、スマホ全般に関してはわりとヘヴィユーザーの筆者が「RedMagic 5」というゲーミングスマホを「普段使い」の視点で使ってみました。

 

↑6.65インチの有機ELディスプレイを搭載する「RedMagic 5」。OSはAndroid 10で、SIMロックフリーで販売されている

 

↑背面にはトリプルカメラを搭載。5Gに対応しているが、日本では5Gには接続できない。それについては後述する

 

RedMagic 5は、中国のNubia Technology(以下、Nubia)というメーカーが作ったモデルです。ZTEの子会社としてスタートし、現在は独立したスマホメーカーとして、デザインに凝ったゲーミングスマホや、腕時計型のスマホなど、尖ったモデルを続々とリリースし、世界市場での存在感を高めつつあります。このRedMagic 5は、日本で使用できる無線機であることを証明する「技適マーク」を取得した最初のモデルです。ただし、通信事業者は取り扱っておらず、家電量販店でも購入できません。メーカー公式サイトで注文すると、海外から製品が届く仕組みで、価格もドル建てです。当然、日本での知名度はまだ低いですが、人とは違うレアなスマホを使いたい! という人も要注目の端末です。

 

↑同梱品一式。充電用のACアダプタは日本で使えるAタイプなので安心。取扱説明書に日本語はなかったが、日本語で相談できるサポート窓口は用意されている

 

高速リフレッシュレートは普段使いでも重宝

ゲーミングスマホは、ディスプレイの大きさと解像度に加えて、「リフレッシュレート」という画面の更新速度も強化されています。通常は60Hz(1秒間に60回更新)のところが、ゲーミングスマホでは、90Hzや120Hzに切り替えられるようになっているのが一般的。RedMagic 5では、さらに速い144Hzに設定できます。素早いタッチレスポンスが求められるゲームをプレイする場合、144Hzに切り替えるとストレスを感じることなくゲームに没頭できるという趣向です。

 

↑リフレッシュレートは60Hz、90Hz、144Hzから選べる

 

↑一部のゲームは、ゲーム専用機さながらに操作できる。その設定画面でも144Hzに切り替え可能

 

デフォルトは90Hzに設定されていて、ゲームをしなくても快適なタッチレスポンスが得られます。また、ウェブページを素早くスクロールしたときの残像が少ないこともポイント。安定した高画質で見られるので、目にも優しいように感じられました。高精細な有機ELディスプレイを採用し、コントラストがはっきりした、メリハリが感じられる画質で表示されることも特徴です。YouTubeやサブスクの映画を観るにも適しているでしょう。

 

↑文字はくっきり、写真は鮮やかに表示されるので、ウェブページも見やすい

 

↑好みの色調・画質に調整できる機能も重宝

 

夜景も鮮明に撮れるトリプルカメラを搭載

Nubiaは、カメラにも力を入れているメーカーです。背面のトリプルカメラは、メイン(6400万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(200万画素)という構成。メインカメラのイメージセンサーはソニー製の「IMX686」という、スマホ用としては大きめの1/1.7インチの撮像センサーを採用しています。

 

↑高画素+超広角+マクロのトリプルカメラを搭載

 

さまざまなシチュエーションで撮影してみましたが、安定してキレイな画質で撮れました。AIによる被写体・シーン認識にも対応し、それをオンにして撮ると、鮮やかさが増します。「ナイトモード」があり、夜景も鮮明に撮れるのも見逃せないポイント。画質は、他メーカーのフラッグシップモデルに勝るとも劣らずという印象です。

 

↑AIをオンにして撮影した作例。空の青や木々の緑が強調される

 

↑ナイトモードに設定すると、手持ちで鮮明な夜景を撮影できる

 

↑店内で料理を撮影した作例。美味しそうに撮れた

 

しかし、「カメラ」アプリのインターフェイスが独特で、操作に迷うことがありました。120°の画角で撮れる超広角カメラを搭載していますが、デフォルトの「PHOTO」では撮影できず、マニュアルの「PRO」モードに切り替えることで使えます。

 

まだ日本語化が不完全のようで、使用言語を日本語に設定していても、多くの項目が英語で表示されます。慣れないうちは、設定を変更したい項目が見つけられず、あたふたすることがあるかもしれません。

 

↑「カメラ」アプリの設定画面は英語で表示される

 

↑「設定」画面のほとんどの項目も英語で表示され、日本語化は不完全な印象。今後のアップデートでの改善に期待したい

 

マルチタスク操作や動画編集も快適に行える

プロセッサーは「Snapdragon 865 5G」。主力メーカーがフラッグシップモデルに採用している最高峰のチップです。RAM(メインメモリ)は8GBと12GBのモデルがあり、筆者は12GBモデルを使っています。

 

筆者は国内で発売されたスマホは、ほとんどの機種に触れていますが、RedMagic 5のパフォーマンスはトップクラス。たくさんのアプリが起動したままの状態になっていたり、撮影した動画を編集しても、反応が鈍くなることはなく、スイスイと操作できます。

 

↑動画の編集など、負荷が大きい作業もスムーズに行えた

 

↑「Geekbench 5」というアプリで、スマホの処理速度を比較するベンチマークを測定したところ、現在購入できるスマホの中ではトップクラスといえるスコアを記録した

 

また、長時間ゲームをすることを想定して、独自の冷却システムを導入し、放熱効果を向上させていることも利点。例えば、充電時には、小さくウィ〜ンという音がするのですが、それはファンが回っている音で、それによって充電をしながら操作してもボディが熱くならないのだと思われます。

↑側面に冷却用の空気孔を搭載。ゲーム機のように操作できるショルダートリガーボタンを備えていることも特徴

 

↑冷却用のファンの強弱設定も行える

 

ゲーミングスマホの仕様は、ゲームに限らず、動画の編集や長時間の映画視聴など、負荷がかかる作業をすることが多い人にも有利でしょう。

 

標準的な使い方なら2日持つ大容量バッテリーが頼もしい

ゲームは電池の消耗が激しいので、一般的なスマホより多い4500mAhのバッテリーを内蔵しています。標準的な使い方であれば1日は余裕で持ち、省電力を意識すれば2日以上持つ容量です。

 

↑「設定」→「電池」の画面。省電力機能は、Android標準の「バッテリーセーバー」のみ

 

ヘヴィなスマホユーザーである筆者が使っても、1日で電池がなくなることはありませんでした。といっても、最近はコロナの影響で外出の機会が減っているので、電池持ちを心配する必要はないかもしれませんね。

 

斬新なデザインで “俺のスマホ” 感をアピールできる

ゲーミングスマホは、ターゲットが絞られているため、“攻めのデザイン” を採用している機種が多いように思います。RedMagic 5は「Hot Rod Red」と「Eclipse Black」の2色があり、筆者は「Eclipse Black」を使っています。背面パネルには、異なる模様を組み合わせた斬新なデザインを採用し、中央に配置したログは点灯し、その色はカスタマイズできます。

 

↑背面の「REDMAGIC」ロゴは、ゲームのプレイ時、着信・通知時などに設定した色で光る

 

ディスプレイに表示される指紋センサーのマークや、充電中の表示も統一された世界観でデザインされています。画面デザインのカスタイズ性も高く、より “自分のスマホ” 感を強くすることもできます。

 

↑充電中の画面表示。指紋センサーはディスプレイ内に搭載されていて、指を触れる位置がこのように表示される

 

↑画面をオフにしていても常時表示できる「Always On Display」のパターンも充実。アナログ時計だけでも9パターンから選べて、自分が好きな画像などをカスタマイズして設定することも可能

 

日本では5Gには接続できないので要注意!

RedMagic 5は、日本では今年の春に正式サービスが始まった「5G」にも対応しています。しかし、日本では5Gネットワークに接続できないので注意が必要です。なぜかと言えば、5Gの技適を取得していないからです。その理由について、Nubiaに聞いたところ、「日本の5G環境がとても限定的なため、もう少し日本の5Gが普及してから技適の取得を検討したい」という回答でした。

 

↑5Gにも対応しているが、日本在住のユーザーが日本で法的に使えるの4Gまでなので注意が必要

 

しかし、実際のところ、日本の5Gエリアはまだ超限定的なので、4Gにつながれば問題ないでしょう。4Gはドコモ、au、ソフトバンクのすべてのネットワークに対応しています。なお、海外渡航時は5Gに接続しても問題ありません。

 

パフォーマンス最重視のユーザーにはお買い得かも!?

ゲーミングスマホは、一見するとゲーマー向けで、フツーのスマホとしては使いづらい面があるように思われがちです。しかし、実際に使ってみると、ウェブを見たり、画像を編集したり、マルチタスク操作をしたりと、さまざまな用途で快適に使えます。あらためて「ハードウェアのスペックって大事だなぁ」と思うこと請け合いです。

 

RedMagic 5の価格は、8GB+128GBモデル(Hot Rod Red)が629ドル、12GB+128GBモデル(Eclipse Black)が649ドルですが、これらのモデルはすでに完売しています。9月3日から、基本仕様が共通で、冷却性能などを強化した後継モデル「RedMagic 5S」が発売されたからです。RedMagic 5Sの価格は、8GB+128GBモデル(Sonic Silver)が579ドル(約6万1500円)、12GB+256GBモデル(Pulse)が649ドル(約6万9000円)で、これらの価格には配送料と税金が含まれています。

 

↑RedMagic 5Sはメーカー公式サイトで購入可能。ゲームをより一層楽しむためのアクセサリーも購入できる

 

大手キャリアが販売するモデルなら、このスペックなら10万円を超えてもおかしくはありません。マシンパフォーマンスに優れたスマホをお得に買いたいのであれば、チェックすべき端末でしょう。

 

今回のレビューではほとんど触れませんでしたが、ゲームが好きな人に超魅力的な端末であることは言うまでもありません。

 

↑ゲームを快適に楽しめることは言うまでもなし!

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

【西田宗千佳連載】テレビの買い替えが「映像配信サービス」普及を促している

Vol.94-3

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、テレビ市場。コロナ禍のなかで販売好調を記録しているテレビ─その背景に存在する理由はなにか?

 

数年前と現在とで、日本での映像に関する生活のなかで起きた大きな変化といえば「映像配信サービス」の定着だ。新型コロナウイルスの影響によって外出を自粛した結果、映像配信の利用量は急増した。映像配信は別に珍しいサービスでも新しいサービスでもない。本誌読者の皆さんなら、「もう何年も前から使っている」という人は少なくないだろう。だが、日本全体で言えばまだまだ普及初期の段階であり、コロナによる巣ごもりはその良いきっかけとなっていた。日本は海外に比べレンタルDVDの利用量がなかなか減らず、映像配信サービスの利用も伸び悩んできたが、これをきっかけに「DVDから配信へ」という流れがマスのものになる……と期待する事業者は多い。

 

複数の映像配信事業者に聞いたが、どの事業者も口を揃えているのが「テレビでの視聴の増加」だ。若者のテレビ離れ、という言葉があるように、スマホやタブレット、PCで映像配信・YouTubeなどを見る場合が多いように思うかもしれないが、実際にはそうでもない。確かにスマホやタブレットから使い始めるのだが、映像配信を見ることに慣れてくると、結局は「大きな画面でリラックスして観たい」と思うようになるものなのだ。日本でも映像配信サービスが物珍しい段階を越え、定着期に入ってきたからこそ、テレビで観たいという人が増えてきた、ということなのだろう。

 

過去、テレビが売れるときは「放送が変わる時」だった。カラーテレビになる時、衛星放送が始まる時、そして地デジになる時。ある意味「オリンピックがある時」というのも、テレビ放送が積極的に関与し、テレビ放送が盛り上がる時だった、という言い方もできるだろう。

 

だが今回はそうではない。テレビ放送を見なくなったわけではない。過去VHSやDVDが売れた時と同じように、その位置に「映像配信」が入りこみ、快適に映像配信を視聴するための機器として「最新のテレビ」の存在がクローズアップされた……という流れである、と考えればいいだろうか。

 

もちろん、映像配信のためだけにテレビを買い替えるのはコストパフォーマンスが悪い。実際、映像配信をテレビで見るだけなら、アマゾンの「Fire TV Stick」に代表されるような、数千円から数万円の機器をテレビに取り付けるほうが安くつくのだが、そのための作業は、IT機器に不慣れな人には難しく見えてしまう。これまではそれが一番のジレンマだった。

 

そこに「テレビ買い替えの時期」がやってきたことが追い風になった。どうせテレビを買い替えるなら、映像配信に対応しているものを選べばいいからだ。家電量販店で売られる大手の製品なら、映像配信に対応していない製品を探すほうが難しい。

 

テレビの販売が映像配信の普及を後押しし、映像配信の存在がテレビの買い替えも促進する。そんなうまいサイクルが存在していることが、いまのテレビ市場の好調につながっているのだ。

 

では、いまのテレビは本当に「すべての人に向けた」ものなのだろうか? 実はそうでもない。まだカバーできていない領域があり、市場の取りこぼしがある。用途によっては、「大手メーカーのテレビを選ぶべきではない」部分もある。

 

それはどこなのか? その辺は次回のウェブ版で解説しよう。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

【西田宗千佳連載】テレビの買い替えが「映像配信サービス」普及を促している

Vol.94-3

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、テレビ市場。コロナ禍のなかで販売好調を記録しているテレビ─その背景に存在する理由はなにか?

 

数年前と現在とで、日本での映像に関する生活のなかで起きた大きな変化といえば「映像配信サービス」の定着だ。新型コロナウイルスの影響によって外出を自粛した結果、映像配信の利用量は急増した。映像配信は別に珍しいサービスでも新しいサービスでもない。本誌読者の皆さんなら、「もう何年も前から使っている」という人は少なくないだろう。だが、日本全体で言えばまだまだ普及初期の段階であり、コロナによる巣ごもりはその良いきっかけとなっていた。日本は海外に比べレンタルDVDの利用量がなかなか減らず、映像配信サービスの利用も伸び悩んできたが、これをきっかけに「DVDから配信へ」という流れがマスのものになる……と期待する事業者は多い。

 

複数の映像配信事業者に聞いたが、どの事業者も口を揃えているのが「テレビでの視聴の増加」だ。若者のテレビ離れ、という言葉があるように、スマホやタブレット、PCで映像配信・YouTubeなどを見る場合が多いように思うかもしれないが、実際にはそうでもない。確かにスマホやタブレットから使い始めるのだが、映像配信を見ることに慣れてくると、結局は「大きな画面でリラックスして観たい」と思うようになるものなのだ。日本でも映像配信サービスが物珍しい段階を越え、定着期に入ってきたからこそ、テレビで観たいという人が増えてきた、ということなのだろう。

 

過去、テレビが売れるときは「放送が変わる時」だった。カラーテレビになる時、衛星放送が始まる時、そして地デジになる時。ある意味「オリンピックがある時」というのも、テレビ放送が積極的に関与し、テレビ放送が盛り上がる時だった、という言い方もできるだろう。

 

だが今回はそうではない。テレビ放送を見なくなったわけではない。過去VHSやDVDが売れた時と同じように、その位置に「映像配信」が入りこみ、快適に映像配信を視聴するための機器として「最新のテレビ」の存在がクローズアップされた……という流れである、と考えればいいだろうか。

 

もちろん、映像配信のためだけにテレビを買い替えるのはコストパフォーマンスが悪い。実際、映像配信をテレビで見るだけなら、アマゾンの「Fire TV Stick」に代表されるような、数千円から数万円の機器をテレビに取り付けるほうが安くつくのだが、そのための作業は、IT機器に不慣れな人には難しく見えてしまう。これまではそれが一番のジレンマだった。

 

そこに「テレビ買い替えの時期」がやってきたことが追い風になった。どうせテレビを買い替えるなら、映像配信に対応しているものを選べばいいからだ。家電量販店で売られる大手の製品なら、映像配信に対応していない製品を探すほうが難しい。

 

テレビの販売が映像配信の普及を後押しし、映像配信の存在がテレビの買い替えも促進する。そんなうまいサイクルが存在していることが、いまのテレビ市場の好調につながっているのだ。

 

では、いまのテレビは本当に「すべての人に向けた」ものなのだろうか? 実はそうでもない。まだカバーできていない領域があり、市場の取りこぼしがある。用途によっては、「大手メーカーのテレビを選ぶべきではない」部分もある。

 

それはどこなのか? その辺は次回のウェブ版で解説しよう。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

【西田宗千佳連載】テレビの買い替えが「映像配信サービス」普及を促している

Vol.94-3

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、テレビ市場。コロナ禍のなかで販売好調を記録しているテレビ─その背景に存在する理由はなにか?

 

数年前と現在とで、日本での映像に関する生活のなかで起きた大きな変化といえば「映像配信サービス」の定着だ。新型コロナウイルスの影響によって外出を自粛した結果、映像配信の利用量は急増した。映像配信は別に珍しいサービスでも新しいサービスでもない。本誌読者の皆さんなら、「もう何年も前から使っている」という人は少なくないだろう。だが、日本全体で言えばまだまだ普及初期の段階であり、コロナによる巣ごもりはその良いきっかけとなっていた。日本は海外に比べレンタルDVDの利用量がなかなか減らず、映像配信サービスの利用も伸び悩んできたが、これをきっかけに「DVDから配信へ」という流れがマスのものになる……と期待する事業者は多い。

 

複数の映像配信事業者に聞いたが、どの事業者も口を揃えているのが「テレビでの視聴の増加」だ。若者のテレビ離れ、という言葉があるように、スマホやタブレット、PCで映像配信・YouTubeなどを見る場合が多いように思うかもしれないが、実際にはそうでもない。確かにスマホやタブレットから使い始めるのだが、映像配信を見ることに慣れてくると、結局は「大きな画面でリラックスして観たい」と思うようになるものなのだ。日本でも映像配信サービスが物珍しい段階を越え、定着期に入ってきたからこそ、テレビで観たいという人が増えてきた、ということなのだろう。

 

過去、テレビが売れるときは「放送が変わる時」だった。カラーテレビになる時、衛星放送が始まる時、そして地デジになる時。ある意味「オリンピックがある時」というのも、テレビ放送が積極的に関与し、テレビ放送が盛り上がる時だった、という言い方もできるだろう。

 

だが今回はそうではない。テレビ放送を見なくなったわけではない。過去VHSやDVDが売れた時と同じように、その位置に「映像配信」が入りこみ、快適に映像配信を視聴するための機器として「最新のテレビ」の存在がクローズアップされた……という流れである、と考えればいいだろうか。

 

もちろん、映像配信のためだけにテレビを買い替えるのはコストパフォーマンスが悪い。実際、映像配信をテレビで見るだけなら、アマゾンの「Fire TV Stick」に代表されるような、数千円から数万円の機器をテレビに取り付けるほうが安くつくのだが、そのための作業は、IT機器に不慣れな人には難しく見えてしまう。これまではそれが一番のジレンマだった。

 

そこに「テレビ買い替えの時期」がやってきたことが追い風になった。どうせテレビを買い替えるなら、映像配信に対応しているものを選べばいいからだ。家電量販店で売られる大手の製品なら、映像配信に対応していない製品を探すほうが難しい。

 

テレビの販売が映像配信の普及を後押しし、映像配信の存在がテレビの買い替えも促進する。そんなうまいサイクルが存在していることが、いまのテレビ市場の好調につながっているのだ。

 

では、いまのテレビは本当に「すべての人に向けた」ものなのだろうか? 実はそうでもない。まだカバーできていない領域があり、市場の取りこぼしがある。用途によっては、「大手メーカーのテレビを選ぶべきではない」部分もある。

 

それはどこなのか? その辺は次回のウェブ版で解説しよう。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

リモートワークに「液タブ」が相性抜群! ワコム推奨のビジネスシーンでの使いこなし術

液晶タブレット、通称「液タブ」といえば、パソコンでイラストを描く人にはお馴染みのツール。絵を描かないから縁はないという人も多いでしょう。しかし、液タブは、ビジネスシーンでもガンガン活用できるポテンシャルを秘めています。

 

本記事では、リモートワークの相棒として注目の存在である液タブのビジネスシーンでの使いこなし術ついて、ペンタブレットの大手メーカー・ワコムに話を聞きました。

↑取材にあたって「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」(税込価格:4万2900円)を使ってみました

 

そもそもペンタブレットって何?

そもそもペンタブレットとはどのような製品なのか、ざっと解説しておきましょう。

 

ペンタブレットとは、いわゆるポインティングデバイスの一種で、マウスやトラックボールと同じジャンルの製品です。マウスと違うのはパソコンの画面上の正確な位置を指定して、筆圧を検知して反映できること。つまり、紙に筆記するペンでパソコンの画面上に筆記できるデバイスです。画面上の入力の正確さが求められるイラストレーションやデザインの分野では必須のツールとなっています。

 

ペンタブレットには、「板タブレット(板タブ)」と呼ばれる板上の操作デバイスと、液晶画面と一体型になった「液晶タブレット(液タブ)」の2タイプが存在します。

 

液晶タブは板タブより高価ですが、液晶画面が一体型になっており“画面にそのまま書きこめる”わかりやすさが特徴。「紙にペンで書く」というお馴染みの所作をそのままにデジタル対応できることから、ワコムは特に初心者には液タブがおすすめとしています。

 

ワコムでは2020年1月、液タブのエントリーモデル「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」を発売しました。品質に定評のあるワコム製の液タブにしては手頃な4万円台と、液タブ最初の1台にピッタリなモデルです。

 

↑Wacom One 液晶ペンタブレット 13は、2020年に発売されたエントリークラス

 

とはいえ、はたして4万円分の価値はあるのか、使ってみないと分からないと思います。ここからは、ビジネスシーンを想定した用途を紹介しましょう。

 

【使いこなし術その1】液タブはサブディスプレイとして使える

液タブを触ってみたことがないと意外と気づきづらいところですが、パソコンにつなぐと液晶ディスプレイとして機能します。

↑PCの画面を投影したWacom One

 

液タブを使いこなして絵を描いている方なら「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、液タブはサブモニターの代わりに使えるのです。立てかけて使う一般的なディスプレイと違い、手元に寝かせて操作するデバイスなので、ドキュメントや資料を用いて添削するといった使い方が適しています。

 

なお、iPadのようなタブレット端末とは異なり、Wacom Oneはマルチタッチ操作には対応していません。その一方で、ペン操作しているときに、うっかり画面に手を置いてしまってもスムーズに操作できるのは液タブならではのメリットです。

 

↑板タブならIntuosシリーズのSmallサイズがおすすめ。1万円前後で手に入ります

 

【使いこなし術その2】資料に文字入れできる

Windows 10ではペン入力機能「Windows Ink」に標準対応しているため、ペンタブレットはシーンを選ばず使えます。

↑Word文書に直接赤字を入れられます

 

WordやExcel、PowerPointなどのオフィスソフトや、手書きでコメントを書き込む機能を標準搭載しています。たとえば仕事の中でもらった資料に修正を入れて返すという作業しているなら、ペンタブレットを使うことで紙にプリントせずとも同じ作業ができるようになります。特に業務用プリンタを使えないような在宅勤務では、このデジタル化はおおいに意味のあることでしょう。

 

また、Adobe AcrobatなどをPDFリーダーもペンタブレットでのコメント書き込みが可能です。PDFに修正案を入れて渡すときも、書面上に直接書きこんでしまえば、PDFリーダーの操作に慣れていない人でも分かりやすく提案できます。

 

さらに、Adobe Acrobatではサイン機能やハンコ押印機能があり、社内の決済のデジタル化にも使えます。既存の業務フローそのままで、オンラインでの新しい働き方に対応できるのがポイントです。

 

(参考記事)

ワコム:「手書き」でコミュニケーションUP! オフィスワークやリモートワークでのWacome One活用法

 

意外と使えるのがWindowsが標準搭載してる画面キャプチャーツールの「Snipping Tool」と「切り取り&スケッチ」。これらは画面を撮影した後、ペンで書き込みをした上で保存できます。たとえばWebサイトや動画の内容を校正したいというときに、キャプチャー画像を上にそのまま修正内容を書き込んでしまえば、相手に伝えやすいでしょう。

 

【使いこなし術その3】ビデオ会議でも使える

コロナ禍で使うことが多くなったビデオ会議でもペンタブレットは活躍します。ZoomやMicrosoft Teamsのような主要ビデオ会議ツールには、参加者全員で書き込みできる「ホワイトボード機能」が用意されています。

 

この機能を使うことで、あたかも手元にホワイトボードがあるように議事録を作成できます。さらに、参加者がみな液タブを用意していれば、ディスカッションした内容を一斉に書けます。

 

さらにオンラインミーティングでは、液タブを活用することで一段上のプレゼンテーションができます。プレゼンをしながらスライドの上に書き込んでいくことで、注目点を分かりやすく伝えられます。つまり、Zoomのようなツールを使っていても、オンラインでも黒板に書き込むような伝え方ができるというわけです。ビジネス上でのプレゼンテーションだけでなく、オンライン授業でも活用できる機能です。

 

 

ビデオ会議アプリのホワイトボード機能は背景に好きな画像を入れることができます。アイデアシートなどを共有して書き込めば、距離があっても対面しているときのようなグループディスカッションが行えるでしょう。個人のアイデアメモではWindowsが標準搭載するOneNoteや、Evernote、Dropbox Paperといったアプリが手書きに対応。ワコムではBamboo Paperというノートアプリを無償で提供しています。

 

ペンタブレットの活躍の場はイラストレーションの分野にとどまらず、ビジネスシーンにも広がっています。Windowsがペン入力に積極的に対応していることで、業務でよく使うアプリでも液タブが使える環境が整っています。

 

また、三菱鉛筆とのコラボによるデジタル鉛筆「Hi-uni DIGITAL for Wacom」のような、より自然な使い心地を目指した対応ペンも生まれてきました。

 

 

さらに、ワコム製の液晶ペンタブレットとしてはお手頃な「Wacom One」の登場によって、その導入のハードルはさらに下がっていくでしょう。今後はオンラインでの業務効率化が求められる中で、液晶ペンタブレットはビジネスシーンでも重要なツールとなっていきそうです。

リモートワークに「液タブ」が相性抜群! ワコム推奨のビジネスシーンでの使いこなし術

液晶タブレット、通称「液タブ」といえば、パソコンでイラストを描く人にはお馴染みのツール。絵を描かないから縁はないという人も多いでしょう。しかし、液タブは、ビジネスシーンでもガンガン活用できるポテンシャルを秘めています。

 

本記事では、リモートワークの相棒として注目の存在である液タブのビジネスシーンでの使いこなし術ついて、ペンタブレットの大手メーカー・ワコムに話を聞きました。

↑取材にあたって「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」(税込価格:4万2900円)を使ってみました

 

そもそもペンタブレットって何?

そもそもペンタブレットとはどのような製品なのか、ざっと解説しておきましょう。

 

ペンタブレットとは、いわゆるポインティングデバイスの一種で、マウスやトラックボールと同じジャンルの製品です。マウスと違うのはパソコンの画面上の正確な位置を指定して、筆圧を検知して反映できること。つまり、紙に筆記するペンでパソコンの画面上に筆記できるデバイスです。画面上の入力の正確さが求められるイラストレーションやデザインの分野では必須のツールとなっています。

 

ペンタブレットには、「板タブレット(板タブ)」と呼ばれる板上の操作デバイスと、液晶画面と一体型になった「液晶タブレット(液タブ)」の2タイプが存在します。

 

液晶タブは板タブより高価ですが、液晶画面が一体型になっており“画面にそのまま書きこめる”わかりやすさが特徴。「紙にペンで書く」というお馴染みの所作をそのままにデジタル対応できることから、ワコムは特に初心者には液タブがおすすめとしています。

 

ワコムでは2020年1月、液タブのエントリーモデル「Wacom One 液晶ペンタブレット 13」を発売しました。品質に定評のあるワコム製の液タブにしては手頃な4万円台と、液タブ最初の1台にピッタリなモデルです。

 

↑Wacom One 液晶ペンタブレット 13は、2020年に発売されたエントリークラス

 

とはいえ、はたして4万円分の価値はあるのか、使ってみないと分からないと思います。ここからは、ビジネスシーンを想定した用途を紹介しましょう。

 

【使いこなし術その1】液タブはサブディスプレイとして使える

液タブを触ってみたことがないと意外と気づきづらいところですが、パソコンにつなぐと液晶ディスプレイとして機能します。

↑PCの画面を投影したWacom One

 

液タブを使いこなして絵を描いている方なら「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、液タブはサブモニターの代わりに使えるのです。立てかけて使う一般的なディスプレイと違い、手元に寝かせて操作するデバイスなので、ドキュメントや資料を用いて添削するといった使い方が適しています。

 

なお、iPadのようなタブレット端末とは異なり、Wacom Oneはマルチタッチ操作には対応していません。その一方で、ペン操作しているときに、うっかり画面に手を置いてしまってもスムーズに操作できるのは液タブならではのメリットです。

 

↑板タブならIntuosシリーズのSmallサイズがおすすめ。1万円前後で手に入ります

 

【使いこなし術その2】資料に文字入れできる

Windows 10ではペン入力機能「Windows Ink」に標準対応しているため、ペンタブレットはシーンを選ばず使えます。

↑Word文書に直接赤字を入れられます

 

WordやExcel、PowerPointなどのオフィスソフトや、手書きでコメントを書き込む機能を標準搭載しています。たとえば仕事の中でもらった資料に修正を入れて返すという作業しているなら、ペンタブレットを使うことで紙にプリントせずとも同じ作業ができるようになります。特に業務用プリンタを使えないような在宅勤務では、このデジタル化はおおいに意味のあることでしょう。

 

また、Adobe AcrobatなどをPDFリーダーもペンタブレットでのコメント書き込みが可能です。PDFに修正案を入れて渡すときも、書面上に直接書きこんでしまえば、PDFリーダーの操作に慣れていない人でも分かりやすく提案できます。

 

さらに、Adobe Acrobatではサイン機能やハンコ押印機能があり、社内の決済のデジタル化にも使えます。既存の業務フローそのままで、オンラインでの新しい働き方に対応できるのがポイントです。

 

(参考記事)

ワコム:「手書き」でコミュニケーションUP! オフィスワークやリモートワークでのWacome One活用法

 

意外と使えるのがWindowsが標準搭載してる画面キャプチャーツールの「Snipping Tool」と「切り取り&スケッチ」。これらは画面を撮影した後、ペンで書き込みをした上で保存できます。たとえばWebサイトや動画の内容を校正したいというときに、キャプチャー画像を上にそのまま修正内容を書き込んでしまえば、相手に伝えやすいでしょう。

 

【使いこなし術その3】ビデオ会議でも使える

コロナ禍で使うことが多くなったビデオ会議でもペンタブレットは活躍します。ZoomやMicrosoft Teamsのような主要ビデオ会議ツールには、参加者全員で書き込みできる「ホワイトボード機能」が用意されています。

 

この機能を使うことで、あたかも手元にホワイトボードがあるように議事録を作成できます。さらに、参加者がみな液タブを用意していれば、ディスカッションした内容を一斉に書けます。

 

さらにオンラインミーティングでは、液タブを活用することで一段上のプレゼンテーションができます。プレゼンをしながらスライドの上に書き込んでいくことで、注目点を分かりやすく伝えられます。つまり、Zoomのようなツールを使っていても、オンラインでも黒板に書き込むような伝え方ができるというわけです。ビジネス上でのプレゼンテーションだけでなく、オンライン授業でも活用できる機能です。

 

 

ビデオ会議アプリのホワイトボード機能は背景に好きな画像を入れることができます。アイデアシートなどを共有して書き込めば、距離があっても対面しているときのようなグループディスカッションが行えるでしょう。個人のアイデアメモではWindowsが標準搭載するOneNoteや、Evernote、Dropbox Paperといったアプリが手書きに対応。ワコムではBamboo Paperというノートアプリを無償で提供しています。

 

ペンタブレットの活躍の場はイラストレーションの分野にとどまらず、ビジネスシーンにも広がっています。Windowsがペン入力に積極的に対応していることで、業務でよく使うアプリでも液タブが使える環境が整っています。

 

また、三菱鉛筆とのコラボによるデジタル鉛筆「Hi-uni DIGITAL for Wacom」のような、より自然な使い心地を目指した対応ペンも生まれてきました。

 

 

さらに、ワコム製の液晶ペンタブレットとしてはお手頃な「Wacom One」の登場によって、その導入のハードルはさらに下がっていくでしょう。今後はオンラインでの業務効率化が求められる中で、液晶ペンタブレットはビジネスシーンでも重要なツールとなっていきそうです。

動画配信やってみたい人は注目! 3480円で買えるお手ごろピンマイク

近年では、誰でも簡単に動画を配信できるようになり、YouTuberやインフルエンサーとして活躍する人が増えていますね。たくさんの人に動画を見てもらうためには、その内容はもちろん、画質と音質も良いに越したことはありません。

 

動画配信はスマホ1台あれば始められますが、スマホの内蔵マイクだけでは、声が聴きとりにくかったり、環境ノイズまで拾ってしまうことも。

 

そんなときに活用したいのが、テレビ番組などではおなじみのピンマイク。このピンマイクを使うと、話者の声だけを動画に入れることができます。そんなピンマイクが、お手ごろな価格で発売されました。

 

サンワサプライの運営する直販サイト「サンワダイレクト」は、クリップで胸元に取り付けて使用できる高性能ピンマイク「400-MC018」を3480円で発売しました。

↑「400-MC018」

 

汎用性の高い有線ピンマイク

この「400-MC018」は、スマートフォンやPC、デジタルカメラ、スピーカーなど様々な機器につなげて使えるピンマイク。衣服に装着すれば両手がフリーに使え、動画配信やwebチャット、プレゼンテーション、講義などいろいろなシーンで活用できます。

↑動画配信に

 

↑広い室内での講義やプレゼンテーションにも

 

マイクは無指向性なので、ひとりでも複数人数でも使うことが可能。ケーブル長は6mで、離れた場所にある機器でもつなげることができます。プラグは汎用性の高い3.5mm/4極で、業務用機器などにも対応する6.3mm変換アダプタも付属しています。

↑無指向性なので複数人で使うことも可能

 

↑ケーブルは6mもあるので、取り回しがしやすくなっています

 

また、本体はボタン電池式なので、電源供給非対応の機器でも使うことができます。連続使用時間は最大約100時間。

 

このほか、PC接続に特化したUSB接続タイプの「400-MC017」(直販価格3980円)もラインナップ。用途に合わせて選ぶことができます。

↑USB接続タイプの「400-MC017」。こちらはケーブル長2m

 

これから動画配信を始めてみたいとお考えの方は、手軽に音質を向上できる便利なピンマイクを導入してみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

“オンライン飲みはスマホで”という人に! タテ・ヨコ両置き対応のスマホスタンド「STANDBELT」

オンライン会議で“顔が暗く見える”って? 取り付け簡単なクリップ式「LEDリングライト」を使うべし

動画配信やってみたい人は注目! 3480円で買えるお手ごろピンマイク

近年では、誰でも簡単に動画を配信できるようになり、YouTuberやインフルエンサーとして活躍する人が増えていますね。たくさんの人に動画を見てもらうためには、その内容はもちろん、画質と音質も良いに越したことはありません。

 

動画配信はスマホ1台あれば始められますが、スマホの内蔵マイクだけでは、声が聴きとりにくかったり、環境ノイズまで拾ってしまうことも。

 

そんなときに活用したいのが、テレビ番組などではおなじみのピンマイク。このピンマイクを使うと、話者の声だけを動画に入れることができます。そんなピンマイクが、お手ごろな価格で発売されました。

 

サンワサプライの運営する直販サイト「サンワダイレクト」は、クリップで胸元に取り付けて使用できる高性能ピンマイク「400-MC018」を3480円で発売しました。

↑「400-MC018」

 

汎用性の高い有線ピンマイク

この「400-MC018」は、スマートフォンやPC、デジタルカメラ、スピーカーなど様々な機器につなげて使えるピンマイク。衣服に装着すれば両手がフリーに使え、動画配信やwebチャット、プレゼンテーション、講義などいろいろなシーンで活用できます。

↑動画配信に

 

↑広い室内での講義やプレゼンテーションにも

 

マイクは無指向性なので、ひとりでも複数人数でも使うことが可能。ケーブル長は6mで、離れた場所にある機器でもつなげることができます。プラグは汎用性の高い3.5mm/4極で、業務用機器などにも対応する6.3mm変換アダプタも付属しています。

↑無指向性なので複数人で使うことも可能

 

↑ケーブルは6mもあるので、取り回しがしやすくなっています

 

また、本体はボタン電池式なので、電源供給非対応の機器でも使うことができます。連続使用時間は最大約100時間。

 

このほか、PC接続に特化したUSB接続タイプの「400-MC017」(直販価格3980円)もラインナップ。用途に合わせて選ぶことができます。

↑USB接続タイプの「400-MC017」。こちらはケーブル長2m

 

これから動画配信を始めてみたいとお考えの方は、手軽に音質を向上できる便利なピンマイクを導入してみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

“オンライン飲みはスマホで”という人に! タテ・ヨコ両置き対応のスマホスタンド「STANDBELT」

オンライン会議で“顔が暗く見える”って? 取り付け簡単なクリップ式「LEDリングライト」を使うべし

動画配信やってみたい人は注目! 3480円で買えるお手ごろピンマイク

近年では、誰でも簡単に動画を配信できるようになり、YouTuberやインフルエンサーとして活躍する人が増えていますね。たくさんの人に動画を見てもらうためには、その内容はもちろん、画質と音質も良いに越したことはありません。

 

動画配信はスマホ1台あれば始められますが、スマホの内蔵マイクだけでは、声が聴きとりにくかったり、環境ノイズまで拾ってしまうことも。

 

そんなときに活用したいのが、テレビ番組などではおなじみのピンマイク。このピンマイクを使うと、話者の声だけを動画に入れることができます。そんなピンマイクが、お手ごろな価格で発売されました。

 

サンワサプライの運営する直販サイト「サンワダイレクト」は、クリップで胸元に取り付けて使用できる高性能ピンマイク「400-MC018」を3480円で発売しました。

↑「400-MC018」

 

汎用性の高い有線ピンマイク

この「400-MC018」は、スマートフォンやPC、デジタルカメラ、スピーカーなど様々な機器につなげて使えるピンマイク。衣服に装着すれば両手がフリーに使え、動画配信やwebチャット、プレゼンテーション、講義などいろいろなシーンで活用できます。

↑動画配信に

 

↑広い室内での講義やプレゼンテーションにも

 

マイクは無指向性なので、ひとりでも複数人数でも使うことが可能。ケーブル長は6mで、離れた場所にある機器でもつなげることができます。プラグは汎用性の高い3.5mm/4極で、業務用機器などにも対応する6.3mm変換アダプタも付属しています。

↑無指向性なので複数人で使うことも可能

 

↑ケーブルは6mもあるので、取り回しがしやすくなっています

 

また、本体はボタン電池式なので、電源供給非対応の機器でも使うことができます。連続使用時間は最大約100時間。

 

このほか、PC接続に特化したUSB接続タイプの「400-MC017」(直販価格3980円)もラインナップ。用途に合わせて選ぶことができます。

↑USB接続タイプの「400-MC017」。こちらはケーブル長2m

 

これから動画配信を始めてみたいとお考えの方は、手軽に音質を向上できる便利なピンマイクを導入してみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

“オンライン飲みはスマホで”という人に! タテ・ヨコ両置き対応のスマホスタンド「STANDBELT」

オンライン会議で“顔が暗く見える”って? 取り付け簡単なクリップ式「LEDリングライト」を使うべし

ハイコスパすぎる「シャオミスマホ」の価格差はどこにある? 2万円台の「Redmi Note 9S」と3万円台の「Mi Note 10 Lite」をすみまで比較

Xiaomi(シャオミ)というブランドをご存知ですか? コスパの高さが支持されて、世界市場でのシェアを拡大している中国のスマホメーカーです。近年はスマート家電や生活雑貨も手掛け、海外では「小米之家(Mi Home Store)」という、おしゃれな専売店も展開し、ファンを増やしています。

 

そんな成長著しいシャオミが日本市場に参入したのは2019年12月。スマホ、リストバンド、炊飯器などを一気に発表して、注目を集めました。第1弾として発売されたスマホは、メインが1億800万画素の5眼カメラを搭載する「Mi Note 10」。ハイスペックながら5万2800円(税別)というお手頃価格でした。しかし、5万円台では “格安” とは言えないですよね。

 

シャオミは第2弾で本気を見せてくれました。2020年6月に発売した「Mi Note 10 Lite」と「Redmi Note 9S」は、どちらも普段使いには十分なスペックを備え、さらに4眼カメラを搭載しつつ、Mi Note 10 Liteは3万9800円(税込)〜、Redmi Note 9Sは2万4800円(税込)〜という激安価格で、われわれを驚かせてくれました。

↑左がMi Note 10 Lite、右がRedmi Note 9S

 

今年の格安スマホ市場を牽引する存在となったシャオミの2モデル。どちらを買うべきかを迷う人もいるでしょう。そこで、買ってから後悔しないように、2モデルをじっくり比較してみました。

 

ディスプレイやデザインで選ぶならMi Note 10 Lite

ディスプレイは、Mi Note 10 Liteが6.47インチの有機ELで、Redmi Note 9Sは6.67インチの液晶を搭載しています。画面サイズはRedmi Note 9Sのほうが大きいですが、画質はやはり有機ELのMi Note 10 Liteに軍配が上がります。加えて、Mi Note 10 Liteは画面内に指紋センサーを搭載していることもメリット。

↑左がRedmi Note 9S、右がMi Note 10 Lite。画面はRedmi Note 9Sのほうが大きいが、Mi Note 10 Liteのほうが明るく、視認性が高い

 

Mi Note 10 Liteはディスプレイの左右に3Dカーブを施すなど、上位モデルのMi Note 10と同じように、見た目も、手にした感触もリッチに仕上がっています。一方、Redmi Note 9Sのフロントパネルはフラットで、ごくフツーのスマホという印象。パンチホール型のインカメラを搭載するなど、価格のわりには工夫が見られますが、Mi Note 10 Liteと比べると、ベゼルが太めだったり、野暮ったい印象は否めません。

↑Mi Note 10 Liteは、上位モデルと同じように3D曲面ガラスを採用している

 

↑指紋センサーを画面内に搭載するという先進的な仕様のMi Note 10 Lite

 

↑Redmi Note 9Sの指紋センサーは右側面に搭載

 

背面パネルの質感もMi Note 10 Liteのほうがいいのですが、Redmi Note 9Sはカメラの中央上部に配置していることが特徴。この左右対称のデザインに惹かれるのであれば、Redmi Note 9Sを選んだほうがいいかもしれません。

↑Mi Note 10 Liteは、上位モデルのMi Note 10のデザインを踏襲。質感もよく、一見ハイエンドモデルに見えなくもない

 

↑Redmi Note 9Sは、安定感のあるシンメトリーデザインを採用

 

カメラのスペックには差はあるが、撮影画質に大差なし

Mi Note 10 Liteの4眼カメラは、メイン(6400万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(500万画素)+深度(200万画素)という構成です。一方、Redmi Note 9Sは、メイン(4800万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(500万画素)+深度(200万画素)という構成。スペック上の違いはメインカメラで、Mi Note 10 Liteのほうがセンサーの性能が高いと考えていいでしょう。

 

センサーの違いは、画質にどれくらいの差を及ぼすのか? 同じ被写体・シチュエーションで撮り比べてみました。

↑Mi Note 10 Liteで景色を写した作例

 

↑Redmi Note 9Sで景色を写した作例

 

↑Mi Note 10 Liteで夜景を写した作例

 

↑Redmi Note 9Sで夜景を写した作例

 

↑Mi Note 10 Liteで料理を写した作例

 

↑Redmi Note 9Sで料理を写した作例

 

どうですか? 違いはわかりますか? 筆者の目には大きな差はないように見えました。撮影機能にもこれといった違いは見当たらず、インカメラも同じ1600万画素です。どちらの機種を選んでも、カメラの満足度は同等でしょう。ただし、撮影した写真をスマホの画面で楽しむには、有機ELのMi Note 9Sのほうがより明るく見えて、有利だと思いました。

 

パフォーマンスも電池持ちも同等

スマホがキビキビと軽快に操作できるかどうかは、プロセッサーの性能とメモリ(RAM)の容量に依存します。Mi Note 10 LiteのプロセッサーはSnapdragon 730G(最大2.2GHz)で、メモリは6GB。一方、Redmi Note 9SはSnapdragon 720G(最大2.2GHz)で、メモリは6GBまたは4GBから選べます。

 

同じ6GBのモデルを使い比べてみましたが、ほとんど差は感じませんでした。スマホの処理速度を比較するためのベンチマークを測定できる「Geekbench 5」というアプリでも比べてみました。結果は、やはり同等でした。

↑Mi Note 10 Liteのベンチマーク測定結果

 

↑Redmi Note 9Sのベンチマーク測定結果

 

バッテリー容量はMi Note 10 Liteが5260mAhで、Redmi Note 9Sは5020mAh。やはり大差はありません。実際に使ってみても、電池持ちは同等と感じました。

↑パワーやバッテリーを制御する機能は2モデル共通。これはMi Note 10 Liteの画面

 

指紋認証によるアンロックやアプリの起動速度、写真や動画を撮った後に保存にかかる時間など、基本的な機能のパフォーマンスもほぼ同等を考えて差し支えないでしょう。

 

スペックを細かく比べてみると……

最後に、2モデルの価格と主なスペックを比べておきましょう。

Mi Note 10 Lite Redmi Note 9S
価格 6GB+64GBモデル

3万9800円(税込)

6GB+128GBモデル

4万4800円(税込)

4GB+64GBモデル

2万4800円(税込)

6GB+128GBモデル

2万9800円(税込)

CPU Snapdragon 730G Snapdragon 720G
ディスプレイ 6.47インチ(2340×1080) 6.67インチ(2400×1080)
アウトカメラ メイン(6400万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(500万画素)+深度(200万画素) メイン(4800万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(500万画素)+深度(200万画素)
インカメラ 1600万画素 1600万画素
バッテリー 5260mAh 5020mAh
指紋認証/顔認証 ○(画面内)/○ ○/○
NFC
microSD
ハイレゾ

 

注目すべき違いは3つあります。まず、NFCを搭載しているのはMi Note 10 Liteだけです。ただし、おサイフケータイには対応していないので、Google Payのモバイル決済サービスは利用できません。なので、NFC搭載のメリットを享受できることはほとんどないかもしれません。

↑Mi Note 10 Liteは非接触近距離通信「NFC」に対応。シャオミのウェブサイトでは「Google Pay対応」となっているが、日本では、おサイフケータイに対応していないGoogle Payのモバイル決済サービスを利用できないのが、もどかしいところだ

 

次に、Mi Note 10 LiteのSIMスロットには2枚のnanoSIMしか挿せませんが、Redmi Note 9SのSIMスロットには2枚にnanoSIMに加えて、最大512GBのmicroSDカードも装着できます。動画をたくさん撮る人には、Redmi Note 9Sのほうが便利かもしれません。

↑Redmi Note 9SはnanoSIM 2枚とmicroSDをセットできるトリプルスロットを搭載。ストレージを拡張できること、Mi Note 10 Liteに対する大きなアドバンテージと言える

 

オーディオ性能にも若干差があります。Mi Note 10 Liteはスペックに「ハイレゾオーディオ認証」「HiFi音質」と記されているので、ハイレゾ対応のヘッドフォンなどを用意することで、より高音質で音楽を試しめるはずです。ただし、申し訳ございませんが、筆者は実際に聴き比べたわけではありません。もしかしたら、Redmi Note 9Sの音質でも十分満足できる人が多いかもしれません。

↑Mi Note 10 Liteの底面。どちらのモデルも3.5mm口径のイヤホンジャックを備えている

 

価格を最重視するならRedmi Note 9Sがオススメ!

デザインやスペックでは、Mi Note 10 Liteが若干上回るものの、使用感ではほとんど差はないと言えそうです。同じ6GB+128GBモデルで価格を比べた場合、2モデルの差は1万5000円。これを安いと考えるか、高いと捉えるかは、人によって異なるでしょう。

 

日本で発売される、ほとんどのスマホに触れている筆者の個人的な意見としては、価格を最重視する人は、Redmi Note 9Sを選ぶべきだと思います。この仕様で2万円台で買えるのは絶対的にお得です。買ってから多少不満を感じることがあったとしても、この価格なら後悔しないでしょう。

 

1台のスマホを長く使いたいという人には、Mi Note 10 Liteをおすすめしたいです。格安スマホの価格でハイエンドモデルさながらの質感なので、気持ちよく使い続けられるはずです。ただし、3〜4万円出せるのなら、機種の選択肢はぐっと広がります。おサイフケータイ対応の「OPPO Reno3 A」(3万9800円・税込)や「Google Pixel 4a」(4万2900円・税込)も視野に入れて検討すべきでしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

散らかるケーブルをすっきり収納!使い勝手も好評なケーブルボックス5選

散らかりがちなケーブルや電源タップの他、ルーターやモデムも収納できるケーブルボックス。金属を使用した収納ボックスに5GHz対応ルーターを収納すると電波強度に影響する場合がありますが、今回ご紹介するケーブルボックスは全て木製なので、Wi-Fi機器を収納しても電波障害がありません。そして、木製だから、自然とインテリアになじむものが多いんです。ストレスフルなケーブルの絡まりから解放してくれるケーブルボックス、みなさんもぜひ導入してみてくださいね。

 

目次

 


ケーブルフックや落下防止バー付きで細かいところまで使いやすい!


サンワダイレクト ケーブルボックス 200-CB017LM

中棚はダボで簡単に位置を変更でき、機器の高さに合わせて収納スペースを有効に使えます。必要なときだけ開いて、スイッチを操作しやすいマグネット扉になっています。ケーブルフックや落下防止バーが付属していたり、天板はスマホなどをスタンドできるタイプと平置きできるタイプの両面2WAYだったりと、周辺機器メーカーならではの痒いところに手が届く着眼点はさすがです。

【詳細情報】
サイズ:400×145×525mm(幅40cmサイズの場合)
重量:5.2kg
カラー:ダークブラウン・ライトブラウン・ホワイト(幅50cmサイズのみ)

 


窓付きで電源タップのスイッチオンオフもラクラク!


山善 ケーブルボックス RCB-L

ごちゃごちゃして見栄えの悪いコードやタップをすっきり見せる目隠しボックス。ルーターやモデムも収納が可能です。組立不要なので、届いたその日から使えます。ハイタイプなので、ルーターやモデムもしまえるたっぷり内寸でさらにすっきり。ひとまとめにできるからコードの絡まりなども防げます。天板は開閉式になっているため、ホコリからケーブルやコンセントを守り、トラッキング火災を防ぎます。窓が付いているから、閉まった状態のままコンセントのスイッチを入れることができます。

【詳細情報】
サイズ:40.5×13.5×40cm
重量:3kg
カラー:ダークブラウン・ナチュラル・ホワイト

 


すのこ仕様だから通気性バツグンで熱がこもらない!


オスマック ケーブルボックス LTRB-1635LB

散らかりがちなルーターやモジュール、コンセントタップを収納できます。流行のDIY風すのこ仕様で、どんなお部屋にもマッチするカラーが魅力。軽くて扱いやすい天然木桐材を使用しています。カウンター上や床置きダイニングテーブル上でも邪魔にならないサイズ感です。通気性の良いすのこ仕様なので、熱が溜まり易いルーターなどの収納にピッタリです。レビューでは「スマートで収納力あります。壁へテレビ設置したため、プレステやWii Uやソフトがスッキリ収納で隠したかったので、全てが収納できて助かりました」という声も。

【詳細情報】
サイズ:42×16×46cm
重量:2kg
カラー:ダークブラウン・ナチュラル

 


天板の2口コンセントが嬉しい!


ぼん家具 ケーブルボックス

こちらのケーブルボックスは両サイドに約2cmのスリットで部屋の角にぴったりとくっつけることができ、コンセントや配線にホコリがかぶりにくくなっています。天板上部には合計1500W使用できる2口コンセント付き。スマートフォンなどの充電にも便利です。
ユーザーからは「2台のインターネット機器(VDSL宅内装置とルーター)が入り、また電源タップも余裕をもって入りました。色味・質感もよいです。組み立てが必要なので若干、面倒かもしれませんが10分程度で完了しました」と高評価を得ています。

【詳細情報】
サイズ:39×19×30cm
重量:2.5kg
カラー:ウォールナット・ウォールナット×ブラック・オーク

 


壁面・コーナー、どちらにでも置ける!


クロシオ ケーブルボックス 幅39cm

約1cmのスリットがあるので、天板から伸ばした配線をコンセントに接続し、幅木を避けて設置することができます。コンセントタップやルーターをすっぽり覆ってホコリやペットのイタズラ防止にも役立ちます。天板には2口コンセントがついているので、スマホなどの充電にも使えます。壁面、コーナーのどちらにも使えるので、お好みの場所に置けます。嬉しい3カ月保障付き。ユーザーからは「組み立てはとても簡単であっという間に組み立てれます。今までルーターがごちゃごちゃしてたのがスッキリして買ってよかったです!」と満足する声も。

【詳細情報】
サイズ:39×19×35cm
カラー:ウォールナット・ホワイト&ナチュラル

 

目次に戻る

【西田宗千佳連載】都会と地方、それぞれのニーズに「同じ価格帯」で応えるテレビ市場

Vol.94-2

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、テレビ市場。コロナ禍のなかで販売好調を記録しているテレビ─その背景に存在する理由はなにか?

 

新型コロナウィルスの影響であらゆる産業が影響を受けるなか、家電業界もまた大きなダメージを受けた。人やモノの移動が阻害された結果、製造や開発のスピードが落ち、一部の製品は売れ行きが悪化した。一方で、「回復に数年は必要」と見られている映画産業や音楽産業に比べると、その影響は一時的なものに収まりそうな気配がある。もちろん、コロナの影響下で売れる家電・売れない家電はあるのだが、テレワークや安全に配慮した流通など、状況に配慮した体制への移行がほぼ完了し、「売れ行きが好調な製品」にフォーカスする形で販売が急速に回復している。

 

テレビはその最たるものだ。いわゆる「巣ごもり」需要に合っていた、ということもあるのだが、これを後押しをしているのは2つの要因、正確には「2つの要素と1つの機能」と言える。

 

その2つの要素とは「大型化」と「高画質化」だ。

 

前提として、テレビの買い替えはおおむね10年サイクルで起きることを知っておきたい。日本の場合、2011年の「地デジ移行」により多くの家庭で一斉に買い替えが進んだ結果、次の買い替え時期もまとめてやってきた。それがいまの時期というわけだ。

 

10年前といまのテレビの大きな違いは「大型化」「高画質化」が進展しているということ。10年前なら40V型でも相当な大画面だったが、薄型化と大型化が同時に進んだことで、同じスペースに50V型クラスのテレビを置けるようになっており、40V型はすっかり「小さなテレビ」になってしまった。

 

特に現在は、都市部と地方でテレビの売れ筋が変わってきている。大型化したと言っても、都市部のマンションのリビングにおけるテレビのサイズには限界があり、60V型を超える製品は売れづらい。そこを狙って登場したのが「48V型の有機EL テレビ」だ。ソニーの「BRAVIA A9S」や東芝の「REGZA 48X9400」がそれにあたる。有機ELは欲しいけどサイズが55V型以上だと大きすぎる……と思っていた層に、48V型を提供することで対応したわけだ。

 

一方、地方向けには、実は有機ELよりも液晶が戦略商品である。戸建ての家庭が多く、スペースに余裕があることもあってか、「同じ価格ならより大きな製品を」という意向も強い。そうすると有機ELよりも液晶が有利。日本のテレビは、「20万円」が1つの基準になっている。20万円で65V型が視野に入る4K液晶テレビは、「家族2人分の定額給付金で買えるちょうどいいテレビ」でもあったわけだ。

 

実は、48V型の有機ELテレビも、20万円から25万円で売られており、液晶の65V型と同じ価格ゾーンである。

 

売れる価格帯は同じでありながら、都市部と地方、それぞれのニーズに刺さる製品があり、どちらも品質が高くなっているというのが、現在のテレビの売り方のポイントでもある。

 

では、テレビが売れる理由の残り1要素とはなにか? それは次回のウェブ版で解説する。

 

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

【With・Afterコロナ時代の新しい“仕事”様式】タブレット超活用術

PC的な作業も自由な手書きも1台でこなせる!

自宅で仕事をする必要があるけど、PCは大仰すぎる――そんなときピッタリなのが、スマホの手軽さとPCの効率性を兼ね備えたタブレットだ。iPadを中心に、その使いこなしワザを解説しよう。

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

iPadは全シリーズペン入力に対応

iPadを使うなら、入力用のペン(スタイラス)を使うと快適性が格段にアップする。現行のiPadシリーズなら、全機種が専用ペン「Apple Pencil」に対応している。

 

【Tips 1】コレさえ知ればPC同様!「ファイル」アプリを使おう

Apple

ファイル

無料

本体内やクラウド内にあるファイルを一覧・管理できる純正アプリ。ファイルの検索やコピー、移動、タグ付けといった作業が行える。

 

1.iPadなら「カラム」表示が可能

「ファイル」アプリでは、様々な方式でファイルを一覧表示できる。iPad版だけ使用できるのが「カラム」表示。「ファイルのある場所(本体など)」→「その中のフォルダ一覧」→「その中のファイル一覧」といった階層表示ができ、大画面を生かせる。

 

↑「ファイル」の一覧。カラム表示にするには右上のアイコンを押す

 

↑カラム表示。ファイルをフォルダ間でドラッグ移動するのに便利

 

2.ZIPの圧縮・解凍に対応

ZIP形式のファイルの圧縮・解凍(展開)にも対応する。多数のファイルをまとめたい場合や大容量ファイルを送りたい場合、ZIPファイルを受信・ダウンロードした場合などに、PCを使わずiPadだけで作業を行えるのが便利だ。

 

↑解凍したい場合、ZIPファイルを長押しして、メニューの「伸張」をタップ。すると、同じフォルダ内に解凍される

 

3.メールへのファイル添付やDLに対応

本体内の写真や文書ファイルをメールに添付したい場合も「ファイル」が活躍する。また、メールに添付されているファイルを利用したい場面も便利だ。

 

↑目的のファイルを長押し。表示されたメニューから「共有」をタップ

 

↑「メール」をタップすれば、添付された状態で新規メッセージが開く

 

4.他社製クラウドにもアクセスできる

「OneDrive」「Google Drive」などの他社製クラウドにもアクセス可能。使いたいサービスの公式アプリをインストールし、サインインしておこう。

 

↑「場所」で「その他の場所」をタップ。目的のサービスをオンにする

 

↑「場所」にそのサービスが追加され、「ファイル」から利用できる

 

【Tips 2】操作性向上にはBluetoothのマウス&キーボードを

まるでPCのような使い勝手を実現

マウスとキーボードを使えば、ファイルの選択や移動、長文の入力などが格段にしやすくなる。Bluetooth接続なら、ケーブルが邪魔になることもない。オススメは、iPad Pro用に開発された「Magic Keyboard」だ。

 

↑ペアリング方法。「設定」画面の「Bluetooth」でキーボードを選択しよう

 

↑iPad Pro向けのMagic Keyboardを使えば、PCライクな使い勝手になる

 

【Tips 3】Split View&Slide Overを使えば画面分割で効率がアップ

横にしてDockからアプリアイコンを長押し&ドラッグする

画面を分割して2つのアプリを同時表示するのが「Split View」、アプリを起動中に別のアプリを小窓で表示するのが「Slide Over」。どちらも2つのアプリを同時に利用できる便利機能だ。

 

↑Split View。Dockでアプリを少し長押しして、画面左端や右端にドラッグ

 

↑Slide Over。Dockでアプリを少し長押しして、画面内のどこかにドラッグ

 

【Tips 4】タブレットならでは! ペン入力でペーパーレスを実現しよう!

1.「マークアップ」をフル活用して仕事効率を上げる

「メッセージ」「メール」「メモ」といったマークアップ対応アプリでは、画面内に手描きで図形や文字などを追加することができる。情報を直感的に追加できるため、作業効率が大幅にアップする。

 

「写真」のマークアップは「編集」→「…」で実行

描き込みをしたい画像を選択し、画面内に表示された「編集」を選択。次に「…」ボタンを押すとそのなかに「マークアップ」の項目が。

 

ペンの太さや色を選び自由に写真を装飾できる

マークアップツールバーを起動した状態。「ペンの種類」「色」「文字」「図形」といったツールを選んでタップし、描き込んでいこう。

 

マークアップを使いこなせば……書類へ直感的に書き込めるように!

 

[マークアップの裏技1]マーカーの透過度を下げて、見せたくない部分を目隠し

マークアップで描いた線の色は透過度を設定できる。色選択の際にスライダーの左右で線の透過度を設定しよう。

 

[マークアップの裏技2]フリーハンドツール以外で読みやすい資料を作る

マークアップツールバー右の「+」内には、テキストや定型の図形を描くツールが。手書きと組み合わせて見やすい資料を目指そう。

 

[マークアップツールのオススメ機能]

マーカーツール

なぞった部分を太い線で塗ることができる。文章を目立たせたいときなどに便利。

 

鉛筆ツール

細くシャープな線を書く機能。文字が小さなPDF文章へ注釈を入れるのに使える。

 

2.無料で高性能のPDF編集ソフトを使いこなす

Readdle

Documents by Readdle

無料(アプリ内課金あり)

PDFの閲覧・編集アプリ。テキストや注釈、図形などの追加や新規作成ができる。複数人で共有し、共同作業することも可能。ファイル管理機能を持ち、各種クラウドサービスと連携して使える。

 

↑線種の選択。色や太さのほか、透明度を調節して重ね描きもできる。対応するペンを使えば、筆圧検知も利用可能なのが魅力

 

↑暗号化などのPDF編集機能は、課金すれば追加できる。無料でも機能は十分だが、より高度な作業を行いたいなら検討しよう

 

3.タッチペンは目的に合わせて選ぼう

Apple Pencilは確かに便利だが、価格がやや高い。電池を使用しないタッチペンでもある程度の筆記は可能なので、自分の用途に合わせてペンを選んでみよう。

 

【アクティブ式】

Apple

Apple Pencil 2

1万5950円

Apple純正のiPad専用ペン。第2世代となり、iPad本体の側面に貼り付ることで、ワイヤレス充電が行える。

[こんな用途に◎]

対応アプリが豊富。傾き・筆圧検知などを備え、本格的なイラスト制作も十分に可能だ。

 

【アクティブ式】

ロジクール

Crayonデジタルペンシル

8778円

筆圧検知は非対応だが、方式は純正品同様。転がりにくいフラット形状で、充電はLightning端子から行う。

[こんな用途に◎]

Apple Pencil同様、ペンを持つ手を画面に置いても誤検出しない。メモ書き中心なら十分だ。

 

【パッシブ式】

サンワサプライ

PDA-PEN27SV

1148円

導電性シリコンゴムを用いた、充電の必要ないタッチペン。太さの異なる2種類のペン先が付いている。

[こんな用途に◎]

指で描画するよりは使いやすい。手を画面に乗せて書き込めないので、短時間の使用向き。

 

<iPadじゃなくてもOK!Android & Windowsならコレ!>

[OS Windows]PCとまったく同じ環境でOfficeソフトを活用できる

マイクロソフト

Surface Go 2

6万5780円

10.5インチのタッチパネルを搭載する2 in 1タブレット。544gと軽量で、別売のキーボードカバー込みでも800gを切る。専用ペンも用意されており、使い勝手に優れる。

[ココがイイ]

Windows 10搭載なのが魅力。会社や個人のPCで使っているアプリがそのまま使える可能性が高い。

[ココに注意]

価格対性能比で見るとやや高価。また、専用アクセサリーまで含めると、モバイルノート並みの価格に。

 

[OS Android]コストパフォーマンスはピカイチ! カスタマイズで高性能ワークマシンに

ファーウェイ

MatePad Pro

6万5780円

10.8インチ(2560×1600)液晶タブレット。指紋センサーを備えるほか、ビデオ会議を快適にするAF搭載カメラやサラウンドスピーカーなど、仕事にも使える装備が充実。

[ココがイイ]

2048段階の筆圧感知に対応した専用スタイラスペン(別売、1万890円)を用意。ペン入力が超快適だ。

[ココに注意]

Googleモバイルサービス非対応で、アプリストアは独自仕様。今後のアプリの充実度や互換性が気になる。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

“オンライン飲みはスマホで”という人に! タテ・ヨコ両置き対応のスマホスタンド「STANDBELT」

リモートワーク時のweb会議やオンライン飲み会などの際、手軽にテレビ電話ができるスマートフォンを使用する機会が増えています。今回は、そんなときに役立つスマホ用アイテムを紹介します。

 

クラウドファンディングサイト「Makuake」でプロジェクト展開中の「STANDBELT」は、屋外などではスマホをしっかりホールドして落下するのを防ぐグリップベルトとして、動画視聴やテレビ電話をするときはスマホを立てられるスタンドとして、2wayに使える便利なアイテム。

↑「STANDBELT」

 

↑スマホをホールドするグリップベルトとしても使えます

 

スタンド使用時は、スマホをタテ・ヨコどちらでも立てることが可能で、タテ置き時はテレビ電話やオンライン飲みに、ヨコ置き時は動画視聴にと、用途に応じて使い分けることができます。

↑web会議やオンライン飲みのときはタテ置きで

 

↑動画視聴時はヨコ置きで

 

厚さはわずか約5mmで、スマホに装着したままポケットなどにしまうことも可能。装着は付属の両面テープを使って、スマホに直接、もしくはケースの上から貼り付けるだけでOK。テープははがしたときも跡が残りにくいタイプのものを採用しています。

↑スマホへは両面テープを使って貼り付けられます

 

Makuakeでは、一般販売予定価格1960円から19%オフとなる1580円(2個セット)で支援を募集しているほか、24%~29%オフになるお得な4個セットや10個セットなども用意されています。

 

スマホでweb会議やオンライン飲み会などを行うことが多い方は、ぜひチェックしてみて下さい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

SF好きにはたまらない! クラファンで注目の球体ロボット型スピーカー「Gravastar」

ヘルメットをつけたまま音声ナビや通話もOK! 骨伝導を応用した「Headtooth」が便利そう!!

巣ごもり生活にアートを! オンライン上の画像も表示できるデジタルフレーム「Mono X7」

自宅で過ごす時間が増え、自宅をより落ち着ける空間にするために片付けや整理、インテリアの変更を積極的にされている方も多いのではないでしょうか。今回は、自宅に手軽にアートを取り入れるのに最適なデバイスを紹介します。

 

FRMは、オンライン上の画像/動画や各種デジタルアート作品を表示できるアートフレーム「Mono X7」の先行予約販売を8月28日より開始します。

 

発売を記念して、9月30日までの期間に予約した場合、通常価格4万9800円(税抜/送料含まず)のところ、初回限定価格3万9800円(同)となるキャンペーンも実施されます(ただし、注文数が生産予定数に達した場合は特別価格の適用が終了となる場合もあります)。

↑「Mono X7」

 

「Mono X7」は、Googleのオープンソース「Chromium」をベースにOS開発をした、タテ型17.3インチのデジタルアートフレーム。webブラウザを搭載しており、オンライン上の画像や動画を映し出すことができるほか、自分で作成した画像や写真、動画などを表示させることも可能。また、専⽤オンラインギャラリー「FRAMED Gallery」から購⼊した各種作品も鑑賞できます。

↑好みの画像や動画を絵のように飾ることができます

 

表示できるファイルフォーマットはJPEDやGIF、RAW、AVI、MP4など様々なものに対応。各種操作はすべて専⽤スマホアプリから行えます。

↑操作はスマホの専用アプリから行います

 

ディスプレイは、フルHD解像度(1080×1920ドット/326dpi)のノングレアIPSパネルを採用。本体サイズはW232×H398×D15mmで、質量は約1.6kg。

 

「Mono X7」を使えば、自宅のリビングや廊下などに、簡単にアート作品を飾ることができますね。巣ごもり時間を充実させてくれそうな新感覚のデジタルアートフレームを、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

まるで現代アート! 美しすぎるスピーカー「TRANSPARENT SPEAKER」が日本上陸。その唯一無二のポイントとは?

DJIの新ジンバルが大幅パワーアップ! スマホをピタっと吸着、多彩なモード搭載の「DJI OM4」

DJIは、スマートフォン用スタビライザー「DJI OM 4」を発表しました。好評を博しているOsmo Mobileシリーズの後継機種にあたる本製品は、磁石を使用してすぐに取り外しのできる高機能なアタッチメント、直感的に操作できる設計、強力なモーター、刷新された3軸スタビライザー技術、携帯性の高い折りたたみ式のデザイン、クリエイティブ撮影モードといった特徴を多数備えています。

 

↑価格は1万6500円(税込)。磁気リングホルダー、磁気スマートフォンクランプ、三脚、リストストラップ含む

 

折りたたみ式デザインのDJI OM 4は、携帯性に優れ、どこにでも持っていくことが可能。ロードトリップ、遠くにいる友達とのビデオ通話、庭で家族と過ごすバーベキューなど、さまざまなシーンで撮影のパートナーとして活躍します。

 

 

↑折りたたんだ状態でサイズはW163×H99.5×D46.5 mm、展開時にはW276×H119.6×D103.6 mmとなる

 

完全充電時のDJI OM 4のバッテリー駆動時間は15時間で、必要であればモバイルバッテリーとして他のデバイスを充電することも可能。強力なモーターを使用しているため、従来モデルと比べ、より重量のあるスマートフォンでも、しっかりと装着することができます。

 

↑スマートフォン装着時

 

DJI OM 4は、新しい独自の高度磁気アタッチメント設計で、スマートフォンの取り付けやバランス調整がこれまで以上に容易になり、ハンドヘルドスタビライザー技術に革新をもたらしています。すばやく簡単にスマートフォンを着脱する方法として、2種類のアタッチメントがあり、用途に合わせ選ぶことができます。

 

1つは、洗練されたデザインの軽量金属製アタッチメントである磁気スマートフォンクランプ。スマートフォンの背面をしっかりとグリップし、つけたまま通常通りスマートフォンを使用できる一方で、撮影時にはDJI OM 4にすぐに装着できます。

 

2つ目は、磁気リングホルダー。スマートフォンの背面に接着し、磁石でDJI OM 4にすぐに取り付けることができ、バランス調整の必要もありません。直感的な操作設計により、ユーザーはDJI OM 4の基本機能を片手だけで操作することができます。使用しない場合は、DJI OM 4をスタンバイモードにでき、再度使いたい時は簡単に解除し、すぐに使い始めることができます。

 

↑DJI OM4のアクセサリー

 

DJI OM4はスマートフォン撮影に適した数々のモードを搭載。被写体を選択するだけで自動的に追跡、ジンバルに動作を任せるだけで操作できる「ActiveTrack 3.0」は新たに、大人/子ども/ペットなどの被写体の識別が改善されています。操作性向上のため、アクティブトラック中の構図を専用ジョイスティックを使用し、調整することができるようになりました。

 

また、ハンドジェスチャーでDJI OM 4を操作し、動画撮影の開始・終了を操作したり、写真撮影を簡単に行ったり、事前にプログラムされたジンバル動作や質の高い映像撮影モードを利用して、プロが撮影したような映像を作成することができます。そのほか、タイムラプスやスローモーション、スポーツモード、など数多くの撮影モードもあるので、この一台でスマホ撮影でできることが別次元になるでしょう。人気ジンバルシリーズの最新モデルをこの機にゲットしてください。

「人気翻訳機」がボイス筆談に特化! 音声を瞬時に文字化する「ポケトークmimi」

ソースネクストは、ボタンを押して話した内容を瞬時に大きな文字で表示するIoTデバイス「ポケトークmimi」を発表しました。8月27日より予約受付を開始、9月4日から全国の家電量販店の他、眼鏡販売店の「メガネの愛眼」でも販売を開始します。

 

↑ポケトークmimiは、税抜価格で2万9800 円。まずは試してみたいという人のために月額1980円(税抜)のレンタルサービス(月額1,980円・税別)も用意

 

ポケトークmimiは、通訳機の「ポケトーク」を日本語から日本語への翻訳に設定して、耳の聞こえにくい人との会話に使うユーザーがいることがきっかけで開発されたとのこと。AIによる高性能な音声認識エンジンを採用して、スピードや文字の見やすさ、使いやすさにこだわり、加齢性難聴の方や聴覚障がいのある方とのコミュニケーションをスムーズで快適なものにします。高齢化が進む今後においても需要は増えそうです。

 

基本機能は、ボタンを押しながら話した音声をリアルタイムに文字に変換し、画面に表示すること。耳の遠い人に大声で話す必要も、文章を手で書く必要もなく、話して画面を見せるだけで、快適な筆談ができます。

 

口の動きを見て言葉を読み取る難聴者の方にとっては、マスクの着用が必須となった昨今の状況が、コミュニケーションを取るうえで大きな障壁になっています。その点、ポケトークmimiは文字で伝えられるので、マスクをしながらでも会話可能です。

 

 

ポケトークmimiは翻訳スピードと聞き取り性能にもこだわっています。声を張り上げる必要もなく、普通の声量で話したそばから文字に変換されるため、人前で気兼ねすることもありません。

 

翻訳スピードの速さを実現しているのは、クラウド上のAIを用いた高性能なシステム。ポケトーク同様に翻訳した文字を瞬時に表示します。

 

聞き取り性能の高さは、ノイズ・キャンセル機能を搭載するマイクロフォンを装備し、雑音を除去するため。精度の高い文字変換を実現します。

 

使い勝手にも配慮されており、大型画面で好評の「ポケトーク S Plus」のボディや部品を活用しながらも、表示する文字サイズはさらに大きくしています。

 

 

また、日本語としての読みやすさにこだわり、数多くのフォントの中から、日本語が読みやすい教科書体フォントを採用。背景も通常の白色ではなく、紙のようなテクスチャー処理を施し、見た目の優しさを追い求めたとのことです。

 

 

ポケトークの高性能を「音声の文字化」に焦点を合わせた本製品は、誰とでも分け隔てなくスムーズに会話するためのより幅広いシーンで活躍しそうです。病院内など大きな声が出しにくい場面でも使ってみたいですね。

 

 

アクティブな趣味人向けのタフさ! 高耐久SIMフリースマホ「DuraForce PRO 2」

京セラは、米国で展開する高耐久スマートフォン「DuraForce PRO 2」を、9月上旬より国内市場向けに販売開始します。本製品は、MIL-STD-810Gの16項目と防水(IPX5/8)、防塵(IP6X)試験をクリアした、SIMフリースマートフォンです。現場作業がある方などの法人ニーズに応えた製品ですが、アクティブに外で遊ぶ人にもうってつけの一台です。

 

 

最大106dBのフロントデュアルスピーカーを搭載しているので、工事現場など、周りの環境音が大きい場所でも、しっかり相手の声が聞こえます。ノイズ低減機能を搭載し、屋外や騒音の激しい現場でもハンズフリー通話が可能。

 

 

また、グローブ着用時やぬれた手のままでも、ディスプレイのタッチ操作が可能です。急に雨に振られた時にスマホ操作しなければいけない場合に役立ちます。ただ、グローブの種類によっては操作しづらい場合があるのと、水にぬれた状態ではグローブ操作はできません。

 

↑端末の側面に指紋認証センサーを搭載し、片手で簡単に操作ができるのもポイント

 

作業現場を一望できるワイドアングルでの撮影が可能で、現場作業などに役立ちます。また、水中で変化する色味を補正する撮影モードも搭載しています。さらに、汚れが気になった場合でも泡ハンドソープやアルコールなどでお手入れができるので、万が一落として汚れたり、また水回りでの作業や屋外での利用時の埃なども気にすることなく使えます。

 

DuraForce PRO 2は、業務利用だけでなく、アウトドアなどの趣味を楽しむ一般ユーザーも広く使えるモデル。登山やスキューバなどアクティブな趣味を持つ人は、きっと長く愛用できるでしょう。

 

●SPEC ディスプレイ:約5.0インチ FHD TFT液晶/サイズ:約W73.4×H150.2×D13.6mm/重量:約235g/バッテリー:3240mAh/OS:Android 9 Pie/CPU:SDM630/2.2GHz x 4コア+1.8GHzx 4コア/カメラ:1300万画素/約800万画素/約500万画素(メイン/ワイド/イン)

【With・Afterコロナ時代の新しい“仕事”様式】ビデオ会議の強化書

伝えたい内容の半分も伝えられていないとお悩みのあなたへ

テレワークの浸透に伴う形で需要が急速に高まっているビデオ会議。ここでは定番アプリ「Zoom」の使いこなし術や、目的に応じたビデオ会議アプリの選び方を解説。さらに便利なアイテムも紹介しよう。

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

<使うアプリはZoom>

https://zoom.us/jp-jp/meetings.html

新型コロナ感染拡大前から注目を集めていたビデオ会議アプリ。会議に便利な機能を満載しつつ、初心者にも扱いやすいのが特徴だ。動画で公式配信されているヘルプもわかりやすくオススメ。

↑会議を主催する場合はアカウントが必要だが、参加だけなら登録不要という点も人気の理由だ

 

これだけは知っておきたいZoomの便利機能&活用法

【キホンのキ その1】ビジュアルで概要を説明するならPC画面を共有しよう

資料の説明やプレゼンなどの場面では「画面の共有」機能が便利。自分のPCで表示されている画面を、そのまま他の参加者へ公開できる。共有部分は映像として送られるため、PCとスマホなど異なる環境同士でも利用可能だ。

 

1.会議画面下部の「画面の共有」をクリック

画面内をクリックすると、下部にアイコンが表示される。その中央に位置する「画面の共有」をクリックしよう。

 

2.「画面」を選び「共有」を押す

会議中の相手と現在共有できるウィンドウが一覧表示される。共有したい「画面」をクリックし、選択状態にしよう。

 

3.見せたい画面を表示させる

あとは「共有」をクリックすれば、参加者の画面に同じ画面が表示される。「共有の停止」を押すと終了できる。

 

【キホンのキ その2】文字で表現しにくい情報にはホワイトボードを使おう

図示したい場合や物の形状を伝えたい場合など、言葉や文字で表現しにくいものは「ホワイトボード」で共有可能だ。マウスやペンを使って図形を描画でき、他の参加者たちに描き込みしてもらうこともできる。

 

1.「画面の共有」から「ホワイトボード」を選択する

画面内をクリックして、画面下部の「画面の共有」アイコンを選ぶ。次の画面で「ホワイトボード」を選択しよう。

 

2.手書きツールやテキスト入力を駆使しよう

白紙のホワイトボードが起動。画面上部で線種や色を選択し、ドラッグして描画する。

 

【キホンのキ その3】重大な会議を安全に行うにはセキュリティを確保する

Zoomの会議は「ミーティングID」と「パスワード」を知っていれば、誰でも参加できてしまう。関係者以外に知られないよう管理しよう。

 

個人ミーティングIDの扱い方に注意

メイン画面で「ミーティング」をクリックすると、「ミーティングID」と「パスワード」を表示できる。この情報を参加者に伝えよう。

 

【キホンのキ その4】自宅を見せたくないときはバーチャル背景を活用する

自分の背景を、別途用意した画像などに置き換えてしまうのが「バーチャル背景」機能。自室を他人に見せたくない場合に便利だ。

 

ビデオアイコンのプルダウンから設定

「仮想背景を選択してください」をクリックしたあと、利用したい画像を選ぶ。プリセット画像に加え、自分で用意した画像も使える。

 

もっと使える! Zoomプラグイン!

サードパーティ製のツールなどを使って機能を拡張するプラグインにも対応。代表的なものを紹介しよう。

Snapcamera

https://snapcamera.snapchat.com/

多彩なエフェクトが揃ったカメラアプリ。顔にエフェクトをかけてメイク代わりにしたり、コミカルなCGを追加したりできる。Zoom以外でも利用可能。

 

Microsoft Outlook用Zoomプラグイン

https://zoom.us/download

Zoom会議の予定の追加などを、スケジュール管理アプリ「Microsoft Outlook」から可能にする。ウェブブラウザのChrome用プラグインもあり。

 

比べてわかった! 定番ビデオ会議アプリはどれを使うべき?

 

google
Meet

旧「Hangouts」。無料プランでは最大1時間会話可能(9月末までは24時間)。「G Suite」の一部なので、有料アカウントのユーザーはMeetでも有料機能を利用できる。

対応OS Windows/MacOS/Android/iOS
最大接続人数 100人
PC対応
アカウントなしの利用 ×
録音・録画 ※2

※2:9月末以降は有料プランのみ

 

[注目機能]GmailからワンタッチでMeetの会議を開始できる

5月20日のアップデートにより、GmailのサイドバーからMeetを起動できるように。メールのやり取りでは伝えきれないと感じたとき、気軽にビデオ会議を始められる。

 

【総評】普及度の高いGoogleアカウントが使える

GmailやAndroidユーザーなら持っているGoogleアカウントが使え、ウェブブラウザからアクセスできるので、参加しやすい。音声のリアルタイム字幕表示やノイズキャンセル、暗い場所でも明るく撮影するモード(スマホのみ)など、機能も豊富。

 

 

マイクロソフト
Skype

2003年に登場した、ネット通話アプリの代名詞的存在。音声をリアルタイムで字幕表示する機能や、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで転送する機能が便利。

対応OS Windows/MacOS/Android/iOS
最大接続人数 50人
PC対応
アカウントなしの利用
録音・録画

 

[注目機能]背景をぼかして自然にプライバシーを守る

自分の背景だけをぼかすことができる。自分の姿は自動認識されるので、体を動かしてもきちんと追従する。別途用意した画像を背景にすることも可能だ。

 

【総評】お互いのオンライン状態がわかって話しかけやすい

Skypeを起動中のユーザー同士は「オンライン」「退席中」「取り込み中」といった状態がお互いにわかるため、話しかけるタイミングをつかみやすい。社内で同じエリアの人間に話しかけるような、自然なコミュニケーションが取れるのがメリット。

 

 

マイクロソフト
Teams

「Microsoft 365」(旧「Office 365」)に組み込まれており、企業単位での導入例も多い。テキストチャットとビデオ会議がともに高機能で、最大接続人数の多さも魅力。

対応OS Windows/MacOS/Android/iOS
最大接続人数 250人
PC対応
アカウントなしの利用 ×
録音・録画 ※1

※1:有料プランのみ

 

[注目機能]コマンドバーからチャットを起動できる

WordやExcelといったOfficeアプリで、「クイックアクセスツールバー」にTeamsを登録しておくことが可能。これにより、資料作成中にすばやくTeamsを利用できる。

 

【総評】Officeとの親和性が高く資料を交えての会議も

ExcelやPowerPointなどのファイルを参加者同士で閲覧・編集できる。グループのメンバー同士は、オンライン中なら常時テキストチャットで連絡を取り合えるため、必要に応じてビデオ会議を行うなど、チャットとビデオ会議を切り替える使い方が便利。

 

 

Zoom Video Communications
Zoom

ホストが会議を開催してゲストを招待する形式。ホストには特別な権限があり、進行をコントロールできる。無料アカウントでのグループミーティングは40分間まで。

対応OS Windows/MacOS/Android/iOS
最大接続人数 100人
PC対応
アカウントなしの利用
録音・録画

 

[注目機能]参加者同士で互いのPCを操作可能

他の参加者にリモート制御をリクエストし、それが許可されると、相手のPCを自分のPCから操作できる。逆に、自分のPCを他の参加者に操作させることも可能。

 

【総評】アカウントもアプリもなしで参加できて手軽

ゲストはウェブブラウザからでも参加でき、アカウントも不要。そのため、事前準備なしに参加できる手軽さがある。また、無料でも基本機能は利用でき、有料プランによって本格的なビデオ会議も可能になるというステップアップが可能な点もイイ。

 

併せて用意したい、ビデオ会議を快適にするアイテム&テクニック

アイテムで快適と安心を確保

アイテムを追加すれば、ビデオ会議はさらに快適&安全になる。例えば、2台以上のPCが同じ場所にあると、ハウリングやエコーが発生する。それらは外部マイクを利用すれば解消可能だ。また、カメラ切り忘れの悲劇を防ぐ器具も便利。

 

【スピーカーマイク】

Anker

Anker Power conf

1万2980円

Bluetooth接続のマイク。異なる距離からの声を同音量で届けてくれる。エコー&ノイズリダクションを備え、バッテリーで駆動する。

 

【ウェブカメラアクセサリー】

サンワダイレクト

セキュリティカメラシール200‐SL058

990円

ノートPCの内蔵カメラに取り付けるシャッター。カメラオフにしたつもりが、設定ミスで映り続けてしまうといった事態を防げる。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

もうリモートはリアルの代替じゃないーー5Gを駆使した新たなデジタルシアター「Mixalive TOKYO」始動/【ゼロから知れる5G】第15回

今年3月に5Gサービスが開始されてから、およそ半年になります。これからどんどん5Gコンテンツが生み出されていくだろうという矢先に、新型コロナウイルスが流行。5Gよりも先に私たちの生活をがらっと変えてしまいました。しかし、テレワークやZoom飲みなど新しい生活様式が生まれたことも事実です。そして「リモート」というかたちは、エンタメにも広がりつつあります。

 

講談社は8月21日、池袋にある「Mixalive TOKYO」に関するオンライン発表会を開催。同施設がソフトバンクと協業し、5G通信を用いたライブエンターテインメント施設として本格始動することを発表しました。

 

“5G化”されたMixalive TOKYO

「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」は、池袋のサンシャイン60通り沿いにある複合施設。講談社がテレビ東京やキングレコード、ブシロード、ネルケプランニングなどさまざまな企業とパートナーを組み、紙だけでなく映像や音楽、演劇といったコンテンツに展開し、ライブエンターテインメントを発信しようとしています。

↑複合エンターテインメント施設「Mixalive TOKYO」

 

当初は3月19日にオープン予定だったものの、新型コロナウイルスの影響により延期になっていました。しかし、この状況をチャンスに変えるべく、新たに技術パートナーとして参画したのがソフトバンク。同社の5G技術を用いて、リアルでもリモートでも楽しめるハイブリッドシアターとして生まれ変わったのです。

↑6月にプレオープンしていたブシロードのオフィシャルショップ「Store Mixa」

 

Mixalive TOKYOにはショップのほかに、イベントにあわせて設備の異なる4つのホールとカフェがあります。これら全フロアが5Gに対応。また、ソフトバンクはVRカメラなど映像配信設備も提供するとのことで、Mixalive TOKYOの“5G化”をサポートします。

↑テレビ番組の公開放送に使える「Studio Mixa」

 

↑ミュージカルなど舞台作品を上演する「Theater Mixa」

 

↑アニメや小説をテーマにした「Live Café Mixa」

 

さらに、ソフトバンクが運営するコンテンツ配信サービス「5G LAB」でも、Mixalive TOKYOのコンテンツを配信する予定です。発表会に登壇したソフトバンクの寺尾洋幸常務執行役員は、アーティストや興行主に対する支援になるとともに、同社としても5Gで何ができるのか、さまざまなことを試していきたいと述べていました。

 

配信でもインタラクティブな体験を

発表会では、今後配信されるであろうコンテンツの実演を見ることができました。オープニングアクトとして登場したのは声優の浪川大輔さん。梶井基次郎の『桜の樹の下には』の朗読劇で、浪川さんの言葉にあわせてスクリーンに映像が流れたり、効果音が入ったりします。

↑梶井基次郎の言葉を目と耳で楽しめる

 

また、VRアイドルグループのHop Step Sing!がライブを開催。おもしろいのが、手元のスマホとライブが連携していること。スマホで好きなメンバーをタップするとハートを送ることができ、ハートを集めたメンバーは衣装が変わります。

↑100%になると衣装がチェンジ

 

ライブのコール&レスポンスさながら、観客のアクションがアーティストやライブに影響するインタラクティブな仕組み。今後はステージから消えてスマホ画面に移動したり、衣装や演出方法を選べたりといった見せ方も考えているそうです。

 

リモートならではの価値を提供する

発表会で印象に残っているのが、ネルケプランニングの代表取締役会長でありTheater Mixa総合プロデューサーも務める松田 誠氏の「これまでも舞台配信は劇場を疑似体験する引き算でした」という言葉。

 

たしかにお笑いライブや音楽フェスでは、他会場でのライブビューイングや動画配信もおこなわれていますが、それらは現地に行かない(行けない)ときの代替案という意味合いも強いように思います。チケットを買えなかったから、会場が遠くて参加できないからライブ配信を利用する、というふうに。

 

しかし、これからは推しのメンバーだけを見たり、リアルタイムで演出が変わったりと、リモートならではの見せ方ができるはず、と松田氏は言います。

 

もちろん、ライブを生で見ることには、その場でしか味わえない迫力や興奮があります(私はサッカー観戦や音楽ライブに行くのが趣味なのでよくわかります)。でもリモートならではのライブ体験ができたら、配信は現地に行くことの代替案ではなくなるでしょう。

 

Mixalive TOKYOが目指すのは、“リアル”と“リモート”の両輪でエンターテインメントを届けるシアター。9月以降はライブ配信を多数予定しているとのこと。さっそく9月4日から進撃の巨人とコラボしたエンターテインメントレストランを開催予定です。

 

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

【西田宗千佳連載】「新型コロナ」でテレビが好調、その舞台裏とは

Vol.94-1

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、テレビ市場。コロナ禍のなかで販売好調を記録しているテレビ─その背景に存在する理由はなにか?

 

新型コロナウイルスの影響下では、売れる家電と売れない家電がはっきりと分かれた。そこで、「売れる家電」として強さを見せているのが「テレビ」だ。
JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業会)が毎月公表している「民生用電子機器国内出荷統計」のうち、テレビの出荷台数推移を見ると、今年の7月までの販売数量は、すでに去年の年末商戦に迫る勢いを見せている。テレビは例年、年末商戦期に圧倒的に売れる。昔は夏のボーナスと年末のボーナスで2回のピークがあったのだが、いまはそれがひとつになっている。その「毎年のピーク」に匹敵する勢いが4月から6月にかけて、生じていたようなのだ。

 

なぜそうなったのか? 理由としては、いわゆる「巣ごもり需要」の拡大がある。この時期はテレビの視聴率もアップ。ビデオリサーチが6月に発表した調査によれば、特に「10代男女、20代から40代の男性」のテレビ視聴量が、前年比で30%から50%も増加していた。これらの世代は普段は家にいない時間が多い。だから、「家にいなければならない」状況になったことで、そのぶん視聴率が上がったのだ。となると、「せっかくだから良いテレビを」という話も出てくる。

東芝 レグザ 55Z740X/実売価格20万円

 

ここにはもちろん、別の要因も絡んでいる。テレビは一般的に、10年くらいで買い替えられる。IT機器などよりサイクルが長く、ブラウン管より壊れにくい液晶が主流の時代になってからは、さらに長期化傾向にある。とはいえ、10年も経てば機能は古くなってくるし、汚れもする。日本の場合、多くの人がテレビを「2011年」の地デジ移行のタイミングで買い替えた。あれから約10年が経ち、新機種を求める人が増えることが予想されていた時期だったのだ。

 

本来テレビメーカーはそこで「オリンピック」がひとつの契機になると考えていた。オリンピックを見たくてテレビを買い替える人は少ないかもしれないが、「買い替え時期にテレビの話題が増える」ことで買い替えが促進されるのではないかと期待したわけだ。結局、今年のオリンピックはなくなったが、そこへ代わりに「巣ごもり」という大きな需要の波が来たといえる。

 

さらにこの流れを後押したのが「定額給付金」だ。本来、新型コロナウイルスの影響で厳しくなった生活を支えるための給付ではあるが、すべての家庭が苦しくなったわけではない。1人10万円、家族ぶんをまとめるとかなりの額が入ってくるので、「これを機に長く使う家財道具を買い替えよう」という動きも生まれた。家電のなかで、特にこの追い風を受けたのが「電子レンジ・オーブン」と「テレビ」だ。先ほども述べたように、テレビは社会的に買い替え需要が増大するタイミングが来ていたこともあり、「定額給付金を使えば、いまどきの良いテレビが買える」と判断をした人が多いようだ。

 

前出のJEITAの統計では、特に「4Kテレビ」の販売比率増加の顕著さが目立った。4Kテレビが多いということは、それだけ高価でサイズの大きい、リビング向けのテレビの買い替えが進んだ証でもある。手ごろな価格になってきた55V型・65 V型のテレビが売れたのだ。

 

では、どのような製品が特に売れているのか? 今年のオススメはどのジャンルか? それらはウェブ版で解説していく。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

1〜2万円スマホの覇権はこの2つ! モトローラがお手頃すぎる「moto g8 power lite」「moto e6s」を投入

モトローラは、Androidスマートフォンの「moto g8」シリーズにお手ごろ価格の「moto g8 power lite」をラインナップに追加。また、6.1インチディスプレイに、メインカメラ 1300万画素+深度センサー200万画素のデュアルカメラを搭載したエントリークラスの「moto e6s」も新たに追加しました。2機種とも9月4日より販売開始します。

 

moto g8 power liteは、6.5インチディスプレイに大容量の5000mAhバッテリー、そして1600万画素メインカメラ、200万画素マクロカメラ、200万画素深度測定用カメラのトリプルカメラを搭載したモデル。

 

↑カラーはポーラブルーとロイヤルブルーの2色。価格は税込2万800円

 

トリプルカメラのメインカメラは、位相差オートフォーカスで光量によらず高速にフォーカスする仕様。また、6.5インチ、アスペクト比20:9のMax Visionディスプレイを採用。超広角ビューで写真、映画、ゲームなど優れた臨場感で楽しめます。背面に指紋認証センサーを搭載するなど、使い勝手も良好。スペック面でも、2.3 GHz+1.8 GHzオクタコアプロセッサー、4GB RAM搭載で、快適な処理能力を発揮します。

 

 

moto e6sは、6.1インチディスプレイ、3000mAhバッテリー搭載の低価格、エントリークラスのスマートフォンです。メインカメラ1300万画素+深度センサー200万画素のデュアルカメラは、f/2.2で日中でも夜間でも鮮明な写真が撮影できます。

 

↑カラーは、メトログレーとエレキピンクの2色。価格は税込1万6800円

 

1300万画素メインセンサーと200万画素深度センサーカメラのデュアルカメラシステムを採用。1300万画素の位相差オートフォーカスで素早くフォーカスし、動きの多い被写体も的確にピントを合わせて撮影します。

 

6.1インチのディスプレイには、moto g8 power liteと同じくMax Visionディスプレイを採用。アスペクト比は19.5:9です。幅が73mm、重さ約160gで、手にフィットする持ちやすいサイズも特徴。CPUには2.0 GHzオクタコアプロセッサーを採用しました。

 

エントリークラスで、価格以上の性能と使い勝手を持つモデルを輩出してきたモトローラが展開する2機種の新モデルは、低価格帯に注目が集めるスマホ市場の台風の目になりそうです。

モバイル特化からタフモデルまで! エイサー、サブ機活用にぴったりな「Acer Chromebook」6機種発売

日本エイサーは、 Acer Chromebook (エイサークロームブック)より、「Acer Chromebook Spin 713」、「Acer Chromebook 712」、「Acer Chromebook Spin 311」、「Acer Chromebook 315」、「Acer Chromebook 314」の最新5シリーズ6機種を発売します。

 

↑Spin 311および314は9月18日(金)に、Spin 713、712(2機種)、315は10月23日(金)に発売を開始

 

今回発売する機種はいずれもGoogleが提供する、高速で起動し、安全で使いやすい Chrome OSを搭載しています。気軽に持ち運べるタッチ操作対応の軽量モデルやハイパフォーマンスモデル、家庭での共有に最適な大画面モデルなど、さまざまな使い方やライフスタイルに合わせたモデルがラインナップ。

 

 

 

画面が360°回転しタブレットモードやディスプレイモードなど好きなスタイルで利用できるAcer Chromebook Spin 713は、アスペクト比3:2と画面が縦方向に広く、Webサイト閲覧時などにスクロールが少なく読みやすい仕様。

 

↑市場想定価格は9万円前後。10月23日発売

 

ディスプレイには13.5型のIPSパネル搭載し、高速無線LAN規格Wi-Fi 6に対応するなど使い勝手にも配慮されています。CPUには、パワフルで映像や画像も綺麗に楽しめる、第10世代インテル Core i3プロセッサーを搭載。動画鑑賞などにも適したモデルです。

 

持ち運び移動が多いビジネスマンなどタフに使いこなしたい人におすすめのAcer Chromebook 712は、衝撃や負荷への耐久基準となる米国軍基準MIL-STD 810Gと、玩具に適応される安全規格に準拠し、キーボードは防滴仕様を採用しています。

 

↑市場想定価格は6万円前後。10月23日発売

 

アスペクト比3:2と画面が縦方向に広く、Webサイト閲覧時などにスクロールが少なく読みやすいのもポイント。場所を選ばず効率的なブラウジングが可能です。

 

Acer Chromebook Spin 311は、約1kgの軽量設計でA4サイズより小さく持ち運びに便利なモデルです。

 

↑市場想定価格は4万円前後。9月18日発売

 

出先でも十分に使えるようバッテリーは最大約15時間連続駆動とパワフル。Spin 713と同様に、画面が360度回転して好きなスタイルで利用できます。11.6型のタッチパネルは傷に強く抗菌仕様のCorning Gorilla Glassを採用。

 

大画面モデルを求める人には、ディスプレイサイズが15.6型のAcer Chromebook 315がおすすめ。

 

↑市場想定価格は3万5000円前後。10月23日発売

 

キーボードには、片手で数字を入力しやすいテンキーを搭載。USB Type-C、USB Type-Aなどの充実したポートを装備しているのも特徴です。

 

Acer Chromebook 314は、使いやすい14.0型のディスプレイサイズ。バッテリーは最大約12時間の連続駆動が可能となっています。

 

↑市場想定価格は3万円前後。9月18日発売

 

こちらのモデルも、USB Type-C、USB Type-Aなどポートが充実しています。以上の6機種、最安値で3万円前後から購入できるリーズナブルなモデルですのでサブ機としての活用から、ハイクラスはメイン機としての利用も検討してください。

「Apple Pencilにまつわる困りごと」を一気に解決! 収納・充電が一体化した4in1ケース「PenBox-01」

合同会社優心はCampfireにて、Appleペンシル4in1専用ケース「PenBox-01」を先行予約販売中。Apple Pencilの収納や充電がもっとスマートにできたらいいのに…と思ったことはありませんか? PenBox-01は、Apple Pencilにまつわるお悩みを一気に解決します。

 

↑PenBox-01は、Apple Pencil第1世代に対応したバッテリー機能を兼ねた収納ケース

 

PenBox-01は、キャリングケース+ペンスタンド+アクセサリー収納+モバイルバッテリーという4役を兼ねたアイテム。バッテリー容量は5000mAhで、Apple Pencilを20回以上充電可能という大容量になっています。ケース全体の重要もわずか190gとコンパクト。

 

 

キャリングケースとして大切なApple Pencilをキズや落下から保護するだけでなく、デスクで使用する時にはペンスタンドとしても活躍。直立と斜めの2種類の角度で立てられるので操作効率も高く、Apple Pencilが転がらず立て掛けておけるのもうれしいポイントです。

 

 

↑紛失しやすいApple Pencilとキャップ、アダプタ、ペン先をすべてまとめて収納しておけるから持ち運びに便利、安心

 

Apple Pencil第1世代を持っていない人向けに、タッチペン(スタイラスペン)も用意。本プロジェクトのリターンから購入できます。タッチペンのペン先は操作性と耐久性に優れたPOM素材を採用。

 

↑ペン先とデバイスとの摩擦が減り、画面に傷が付きにくい。また精度が高いので狙った場所を正確にタッチでき、スルスルと滑らかな書き心地を実現している

 

Apple Pencilユーザーだけでなく、iPadなどタブレットは持っているけどまだペン操作は試していないという人も注目してほしい一品です。

【7社比較】So-net光で一番お得なキャンペーンはコレだ!最新の公式キャンペーンも特集

So-net光 キャンペーン アイキャッチ

画像提供:ネットライフ研究所

So-net光を申し込むとき、比較したいのがキャンペーンやキャッシュバック内容。

結論からいうと、2020年現在最もオススメできるキャンペーンは、新規・転用・事業者変更ともにSo-net光の公式サイトの月額割引ですよ。

今回は、おすすめのキャンペーン、申込窓口のほかSo-net光の公式キャンペーンについても解説します。

博士

So-net光に関する疑問点も解説するから、So-net光の契約を考えている方は参考にしてね!

おすすめ度NO.1!「So-net光公式サイト」

So-net光プラス イメージ
(公式サイトの場合)

毎月2,900円割引!

  • 月額料金2,900円×24ヶ月割引
  • 必要オプションなし
  • 受け取り申し込み必要なし

公式サイトの詳細を見る

乗り換え新規におすすめ「代理店NEXT特典A」

So-net光NEXT @ネットライフ(代理店NEXTの場合)

代理店+公式キャッシュバックで最大40,000円、
もしくは他社違約金最大50,000円還元!

  • 代理店キャッシュバック最大20,000円
  • 公式月額割引(11ヵ月×1,000円割引)
  • 公式キャッシュバック(20,000円)または解約違約金補てん(最大50,000円)
  • 最短振込:申し込みから2か月後

代理店NEXTの詳細を見る

まず知りたい!So-net光のキャンペーンの種類

So-net光プラス(以降、「So-net光」と表記します)は以下の2種類があります。

  • So-net光公式サイトの公式キャンペーン
  • 代理店独自のキャッシュバックキャンペーン

公式サイトはSo-netが運営する申込窓口で、代理店はSo-netと提携している他の会社のことです。

公式サイトと代理店それぞれの特徴は、以下の表のとおりですよ。

<公式サイトと代理店の特徴比較>
特徴
So-net光公式サイト キャッシュバックはなく
月額割引キャンペーンを行っている
代理店 キャッシュバックが高額のかわりに
受け取り条件が厳しい傾向

代理店では独自の特典として高額なキャッシュバック等の豪華なキャンペーンを用意し、申込者を募っています。

一方で、代理店はキャッシュバックが高額な反面、還元の申請条件が厳しい傾向にあります。

So-net光の公式サイトでは2020年7月現在、月額料金の割引という形で還元を行っています。

博士

当サイトが調査した結果おすすめのキャンペーンは、以下のとおりだよ!

いま光回線を契約していないなら

So-net光の公式月額割引キャンペーン
(解説へジャンプ)
(公式サイトを見る)

光コラボ以外からの「乗り換え」なら

代理店独自のキャンペーン(代理店NEXT特典A)
(解説へジャンプ)
(公式サイトを見る)

「フレッツ光」・「光コラボ」を使っているなら

So-net光の公式月額割引キャンペーン
(解説へジャンプ)
(公式サイトを見る)

★タップで開きます

  • ドコモ光
  • ソフトバンク光
  • So-net光
  • @Nifty光
  • ビッグローブ光
  • OCN光
  • 楽天ひかり
  • ぷらら光

※光コラボとは?:NTTが提供している光回線(フレッツ光)を各事業者が借り受け、ユーザーに提供すること。

博士

それぞれ特徴が異なるから、どの窓口を選ぶかじっくり検討しよう!

So-net光のキャンペーンを選ぶときのポイント3つ

So-net光の申込時に利用するキャンペーンを選ぶ際は、以下の3つのポイントに注意しましょう。

博士

何となくでキャンペーンを選んでしまうと、損をしてしまう可能性があるのでポイントをしっかりおさえよう!

①還元額・割引額を比較しよう

So-net光は、申込窓口によって還元額・割引額が変わります

So-net光の申込窓口ごとの還元額・割引額は以下のとおりですよ。

<So-net光申込窓口の還元額・割引額>
最大還元額・割引額
(戸建て)
最大還元額・割引額
(マンション)
新規 転用 事業者変更 新規 転用 事業者変更
公式サイト 60,000円 57,600円
NEXT
【特典A】
※1
51,000円 10,000円 10,000円 41,000円 10,000円 10,000円
BIGUP
【特典A】
※2
51,000円 10,000円 10,000円 41,000円 10,000円 10,000円
ライフサポート 70,000円 30,000円 1,000円 70,000円 30,000円 1,000円
ネットナビ 10,000円 10,000円 1,000円 なし
GrandNetwork 60,000円 60,000円 10,000円 60,000円 60,000円 10,000円
ブロードバンドナビ 52,000円 12,000円 12,000円 45,000円 10,000円 10,000円

※1解約違約金補てんの場合の還元額は最大81,000円です。

※2解約違約金補てんの場合の還元額は最大71,000円です。

★タップで開きます

  • 【新規】:新しく開通工事をして、So-net光を契約する申し込み方法
  • 【転用】:現在フレッツ光を契約中の人が、回線設備をそのままにSo-net光に切り替える申し込み方法
  • 【事業者変更】:現在ドコモ光など他の光コラボ(フレッツ光回線を使った光回線サービス)を使っている人が、回線設備をそのままでSo-net光に切り替える申し込み方法

表のとおり、還元額が一番高いのはライフサポートです。

ただし、So-net光は新規・転用・事業者変更で還元額が変わる窓口が多いことには注意してくださいね。

例えばNEXTは、新規契約だとキャッシュバック額が51,000円ですが、転用や事業者変更の場合40,000円以上も還元額が下がってしまいます。

博士

自分がどの契約になるか見極めてから、比較してね!

➁キャッシュバックの受け取り方法は簡単か

キャッシュバックの受け取り方法が難しいと、せっかく高還元でもキャッシュバックを受け取れず損をしてしまう場合があります。

例として、今回取り上げる申込窓口ごとのキャッシュバック受け取り方法や受け取りまでの期間をまとめました。

<キャッシュバックの受け取り方法>
申し込み窓口 受け取り方法 受け取り
までの期間
還元の
受け取りやすさ
公式サイト 申請の必要なし(月額割引)
NEXT 電話で口座情報を伝える 最短2か月後
BIGUP メールで口座情報登録 最短3ヶ月で振込
ライフサポート キャッシュバック申請書
を郵送
開通月含む8ヵ月後
ブロードバンドナビ メールで口座情報登録 開通月含む8ヵ月後
ネットナビ メールで口座情報登録 開通月含む12ヵ月後 ×
GrandNetwork ❶ キャッシュバック申請の
メールで手続き
❷ アンケートに回答
開通月含む12ヵ月後 ×

還元額が高くても、申請方法が複雑・受け取りまでの期間が長いなど、条件が厳しい場合があります。

還元の受け取り条件が厳しいと、キャッシュバックを貰い忘れる可能性があるので注意が必要ですよ。

博士

手続きはできるだけ簡単で、待ち時間も短いものを選ぶのがおすすめ!

2回にわけての申請が必要な場合も

キャンペーンによっては、キャッシュバック受け取りまでに2回の申請が必要です。

例えば以下の表のように、キャンペーンの提供元が代理店と公式サイトにわかれていて、それぞれで申請が必要な場合があります。

<公式キャンペーンを含んでいる場合の例>
代理店分 So-net光公式分 合計キャッシュバック額
(戸建て)
合計キャッシュバック額
(マンション)
受け取り方法
NEXT
(特典A)
【キャッシュバック】
戸建て:20,000円
マンション:10,000円
【公式月額割引】
(11ヵ月×1,000円割引)

【解約違約金補てん】
(最大50,000円)
or
キャッシュバック2万円
51,000円
※1
41,000円
※2
【代理店分】
申込時に電話で
振込口座を伝える
【So-net光公式分】
開通後、決済方法を登録
NEXT
(特典B)
【新規・戸建】:25,000円
【新規・マンション】:15,000円
ソニーストアクーポン
30,000円
55,000円 45,000円
BIGUP
(特典A)
【キャッシュバック】
戸建て:20,000円
マンション:10,000円
【公式月額割引】
(11ヵ月×1,000円割引)

【解約違約金補てん】
(最大50,000円)
or
キャッシュバック2万円
51,000円
※1
41,000円
※2
【代理店分】
申込時に電話で
振込口座を伝える
【So-net光公式分】
ソネットde受取サービス
で手続き
BIGUP
(特典C)
戸建て:15,000円
マンション:5,000円
30,000円 45,000円 35,000円

※1解約違約金補てんの場合の還元額は最大81,000円です。
※2解約違約金補てんの場合の還元額は最大71,000円です。

別の2つの申し込み窓口で申請が必要な場合、還元を受け取り忘れる恐れがあるので注意しましょう。

博士

So-net光公式サイトから申し込めば、申請なしで月額料金が自動的に割引されるよ!

③キャンペーンの適用に必要なオプションはないか

キャンペーンを受ける際にオプション契約が必要だと、損をしてしまう場合があります

自分にとって必要なオプションなら問題ありませんが、契約したいオプションがない場合は注意が必要です。

以下の表に、各窓口ごとの必要なオプションとキャンペーン内容をまとめました。

<必要なオプションとキャンペーン内容比較>
申込窓口 キャンペーン内容
(戸建て)
キャンペーン内容
(マンション)
必要なオプション
公式サイト 1~24ヶ月:月額2,900円割引
25~48ヶ月:月額400円割引
1~24ヶ月:月額2,900円割引
5~48ヶ月:月額500円割引
なし
NEXT
※1
戸建て:最大40,000円
マンション:最大30,000円CB
なし
BIGUP
※2
戸建て:最大40,000円
マンション:最大30,000円CB
なし
ライフサポート 最大70,000円CB 最大65,000円CB なし
ネットナビ 最大10,000円CB
  • コラボ電話
  • コラボテレビ
  • カスペルスキー セキュリティ
  • So-net安心サポート
  • So-net暮らしのお守りワイド
GrandNetwork 最大60,000円CB なし
ブロードバンドナビ 最大52,000円CB 最大45,000円CB なし

※1:【キャッシュバック①戸建て:20,000円、マンション:10,000円】+
【公式月額料金割引】+【解約違約金補填】or【キャッシュバック②戸建て・マンション:20,000円】
※2:【キャッシュバック①戸建て:20,000円、マンション:10,000円】+
【公式月額料金割引】+【解約違約金補填】or【キャッシュバック②戸建て・マンション:20,000円】
※CB=キャッシュバック

今回取り上げた窓口の多くはオプション不要ですが、ネットナビは5つの有料オプションの申し込みが必要です。

博士

オプションの利用予定がない場合は、オプションの契約が必要ない申込窓口がおすすめだよ!

7社比較!So-net光のお得な申込窓口は?

キャッシュバックに関する画像

So-net光の申込窓口7社でどこがお得なのか、キャンペーン内容を比較してみました。

結論をいうと、それぞれのおすすめ窓口は以下のとおりです。

【新規申し込み】いま光回線を契約していないなら

So-net光の公式月額割引キャンペーン
(解説へジャンプ)
(公式サイトを見る)

【乗り換え】光コラボ以外からの「乗り換え」なら

代理店独自のキャンペーン(代理店NEXT特典A)
(解説へジャンプ)
(公式サイトを見る)

【転用・事業者転用】「フレッツ光」・「光コラボ」を使っているなら

So-net光の公式月額割引キャンペーン
(解説へジャンプ)
(公式サイトを見る)

博士

それぞれなぜおすすめなのか、解説するよ!

【新規】おすすめは「公式サイト」

So-net光プラス イメージ

新規契約でSo-net光を申し込む場合、おすすめの申込窓口はSo-net光の公式サイトです。

新規契約時の各申込窓口における還元内容と、月々3年間の実質料金を表にまとめたのでご覧ください。

<【新規】申し込み窓口比較>
最大還元額
(戸建て)
最大還元額
(マンション)
月々の実質料金 3年間の実質料金 受け取りまでの期間
戸建て マンション
公式サイト 60,000円 57,600円 戸建て:3,997円
マンション:2,963円
143,880円 106,680円 _
NEXT
【特典A】
51,000円※1
(公式キャッシュバックの場合)
41,000円※2
(公式キャッシュバックの場合)
戸建て:4,247円
マンション:3,424円
152,880円 123,280円 最短2か月後
BIGUP
【特典A】
※1
51,000円※1
(公式キャッシュバックの場合)
41,000円※2
(公式キャッシュバックの場合)
戸建て:4,247円
マンション:3,424円
152,880円 123,280円
(公式月額割引の場合)
最短3ヶ月で振込
ライフサポート 70,000円 65,000円 戸建て:3,719円
マンション:2,758円
133,880円 99,280円 開通月含む8ヵ月後
ネットナビ 10,000円 戸建て:5,386円 193,880円 開通月含む12ヵ月後
GrandNetwork 60,000円 戸建て:3,997円
マンション:2,987円
143,880円 104,280円 開通月含む12ヵ月後
ブロードバンドナビ 52,000円 45,000円 戸建て:4,205円
マンション:3,313円
151,380円 119,280円 開通月含む8ヵ月後

※1解約違約金補てんの場合の還元額は最大81,000円です。
※2解約違約金補てんの場合の還元額は最大71,000円です。
※3年間の実質費用=(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)
(初期費用:事務手数料3,000円)

※月額実質料金 =(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)/36
(初期費用:事務手数料3,000円)

ご覧のとおり、月額実質料金が一番安いのはライフサポートからの申し込みです。

しかし、ライフサポート還元を受け取るまでに8カ月間かかります。

キャッシュバック受け取りまでの時間が長いと、還元を受け取り忘れる恐れがありますよ。

一方、月額料金が2番目に安いSo-net光公式サイトは、申請の必要がなく、毎月の料金から自動的に割り引きが適用されます。

博士

当サイトは、還元の受け取り忘れの心配がない公式サイトをおすすめするよ!

 

\2年間の大幅割引でおトク!/

So-net光プラスについて詳しく調べる

(So-net光プラスの公式サイトへ移動します)

 

助手のジョン

So-net光公式サイト月額割引キャンペーンの詳しい情報は、下のリンクからみれるよ!

月額割引キャンペーンの詳しい情報はコチラ

※タップで解説にジャンプします。

申し込み・開通・キャッシュバック受け取りまでの流れ

So-net光公式サイトから新規契約を申し込み、還元を受けるまでの流れは以下のとおりです。

【新規】公式サイトの還元を受けるまでの流れ

  1. So-net光公式サイトで、契約を申し込む
  2. 開通工事が行われ、光回線が開通する
  3. 必要に応じてインターネットの接続設定をして、利用開始
  4. 月額料金が自動的に割り引かれる
博士

メールなどでの申し込みは必要なく、還元を受けるまでの手順はスムーズだね!

 

\2年間の大幅割引でおトク!/

So-net光を公式サイトで申し込む

(So-net光プラスの公式サイトへ移動します)

 

【乗り換え新規】なら「NEXT特典A」がおすすめ

So-net光NEXT @ネットライフ

So-net光を他社光回線からの乗り換え新規で申し込む場合は、NEXTの特典Aで申し込むのがおすすめです。

代理店NEXTの特典Aは、NEXTのキャッシュバック最大20,000円とSo-net光プラスの公式月額割引に加え、So-net光の公式キャッシュバック20,000円または、解約違約金補てん最大50,000円が選べる仕組みです。

<【乗り換え新規】NEXT特典Aの基本情報>
月額料金
(戸建て)
5,580円
月額料金
(マンション)
4,480円
NEXT
キャッシュバック(戸建て)
20,000円
NEXT
キャッシュバック(マンション)
10,000円
So-net光
公式月額割引
11ヵ月×1,000円割引
選べるキャンペーン 【解約違約金補てん】:最大50,000円
または
【So-net光公式キャッシュバック】:20,000円
キャッシュバック
受け取り時期
最短2か月後
キャッシュバック
受け取り方法
  • 担当オペレータに口頭で
    振込口座を伝える
  • 指定口座に振り込み
必要なオプション なし

※代理店NEXT特典A=NEXTキャッシュバック+公式月額割引+公式キャッシュバックor解約違約金補てん

So-net光は公式サイトで、乗り換えキャンペーンを申し込むことができません

つまり、公式サイトから新規契約を申し込むと、他社解約時の違約金がそのままかかってしまいます。

違約金の負担が気になるなら、NEXTの特典Aからの申し込みがおすすめですよ。

博士

ただし、So-net光公式キャッシュバック(20,000円)を受け取ると解約違約金の補てんが適用されなくなることに注意してね。

 

\乗り換えでもお得!/

NEXTの詳細はコチラ

申し込み・開通・キャッシュバック受け取りまでの流れ

代理店NEXTで特典A(他社乗り換え費用キャッシュバックあり)を申し込む場合の申し込みから還元受け取りの流れは、以下のとおりです。

【乗り換え新規】NEXT(特典A)の還元受け取りまでの流れ

  1. 代理店NEXTからSo-net光を申し込む
  2. 電話窓口で振込先口座を指定する
  3. So-net光の開通後にタイミングを合わせて、乗り換え前のインターネット回線を解約する
  4. 開通工事が行われ、So-net光が開通する
  5. 無線LANルーター等で接続設定をして、インターネットを使えるようにする
  6. 開通確認の翌々月末に、キャッシュバックが振り込まれる
  7. 利用開始5ヶ月目に届いた解約違約金証明書貼り付けシートに、乗り換え前のインターネット回線の解約費用や契約者がわかる書類を貼り付けて返送する
  8. キャッシュバックが後日振り込まれる
博士

So-net光の開通前に旧回線を解約すると、インターネットを自宅で使えない期間が発生してしまうので注意してね。

 

\乗り換えでもお得!/

NEXTから申し込む

【転用・事業者変更】も「公式サイト」がおすすめ

So-net光プラス イメージ

フレッツ光からの転用や他社光コラボからの事業者変更でSo-net光を申し込む場合も、公式サイトからの契約がおすすめです。

So-net光をフレッツ光からの転用で申し込む場合の還元額や実質料金を、以下の表にまとめました。

<【転用】申し込み窓口比較>
最大還元額 月々の実質料金 3年間の
実質費用
受け取りまでの期間
戸建て マンション
公式サイト 60,000円
(マンションは57,600円)
戸建て:3,997円
マンション:2,963円
143,880円 106,680円 開通から12ヶ月目以降
NEXT 10,000円 戸建て:5,386円
マンション:4,286円
193,880円 154,280円 最短2か月後
BIGUP 10,000円 戸建て:5,386円
マンション:4,286円
193,880円 154,280円 最短3ヶ月で振込
ライフサポート 30,000円
(マンションは1,000円)
戸建て:4,830円
マンション:4,536円
17,3880円 163,280円 開通月含む8ヵ月後
ネットナビ なし
GrandNetwork 60,000円 戸建て:3,997円
マンション:2,897円
143,880円 104,280円 開通月含む12ヵ月後
ブロードバンドナビ 12,000円
(マンションは10,000円)
戸建て:5,330円
マンション:4,286円
191,880円 154,280円 開通月含む8ヵ月後

※3年間の実質費用=(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)
(初期費用:事務手数料3,000円)
※月額実質料金 =(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)/36(初期費用:事務手数料3,000円)

転用の場合、3年間の実質料金が一番安いのは月額割引がある公式サイトとなりました。

博士

事業者変更における還元額や実質料金は、以下のとおりだよ!

<【事業者変更】申し込み窓口比較>
最大還元額 月々の実質料金 3年間の
実質費用
受け取りまでの期間
戸建て マンション
公式サイト 60,000円
(マンションは57,600円)
戸建て:3,997円
マンション:2,963円
143,880円 106,680円
NEXT 10,000円 戸建て:5,386円
マンション:4,286円
193,880円 154,280円 最短2か月後
BIGUP 10,000円 戸建て:5,386円
マンション:4,286円
193,880円 154,280円 最短3ヶ月で振込
ライフサポート 1,000円 戸建て:5,636円
マンション:3,258円
202,880円 117,280円 開通月含む8ヵ月後
ネットナビ なし
GrandNetwork 60,000円 戸建て:3,997円
マンション:2,897円
143,880円 104,280円 開通月含む12ヵ月後
ブロードバンドナビ なし

※3年間の実質費用=(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)
(初期費用:事務手数料3,000円)

※月額実質料金 =(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)/36
(初期費用:事務手数料3,000円)

比較した結果、事業者変更も転用と同様に、3年間の実質料金は公式サイトの月額割引が一番お得です。

博士

転用や事業者変更でSo-net光を申し込むなら公式サイトの利用がおすすめだよ!

 

\2年間の大幅割引でおトク!/

So-net光プラスについて詳しく調べる

(So-net光プラスの公式サイトへ移動します)

 

助手のジョン

So-net光公式サイト月額割引キャンペーンの詳しい情報は、下のリンクからみれるよ!

月額割引キャンペーンの詳しい情報はコチラ

※タップで解説にジャンプします。

申し込み・開通・キャッシュバック受け取りまでの流れ

公式サイトにおいて転用や事業者変更を申し込み、So-net光で還元を受けるまでの流れは以下のとおりです。

【転用・事業者変更】公式サイトの還元までの流れ

  1. 転用承諾番号または事業者変更承諾番号を発行する
  2. So-net光公式サイトから申し込む
  3. 契約書類が届き、指定のタイミングでSo-net光に契約が切り替わる
  4. 無線LANルーター等の設定を必要に応じて変更し、So-net光で通信をできるようにする
  5. 自動的に月額割引が適用、料金が毎月割引になる

転用で必要となる転用承諾番号は、以下のURLから発行可能です。

助手のジョン

事業者変更では契約中の光コラボの問い合わせ窓口等へ連絡して、転用承諾番号を発行してもらってね!

 

\2年間の大幅割引でおトク!/

So-net光を公式サイトで申し込む

(So-net光プラスの公式サイトへ移動します)

 

【2020年7月】使うべき!So-net光の公式キャンペーン

キャンペーン

So-net光では、ここまで紹介したキャッシュバックや月額料金割引以外にもお得な公式キャンペーンがあります。

博士

公式キャンペーンを利用してお得にSo-net光を申し込もう!

So-net光の公式キャンペーン

公式サイトでキャンペーン詳細を見る≫

博士

それでは各特典の内容について、それぞれ解説するよ!

ネット月額料金割引

So-net光は、公式サイトから申し込むことで2年間の月額割引を受けられます。

So-net光公式サイトで契約を申し込むことで、戸建は2,600円・マンションは2,500円の月額料金の割引が自動的に適用されます。

新規・転用・事業者変更で、割引額が変わらないのがメリットですよ。

<So-net光公式月額キャンペーンの概要>
戸建
【新規・転用・事業者変更】
マンション
【新規・転用・事業者変更】
1~24カ月 25~60カ月 1~24カ月 25~60カ月
月額料金 3,080円 5,580円 2,080円 4,480円
割引額 2,500円 2,400円
月々の実質料金 3,997円 2,963円
3年間の実質費用 143,880円 106,680円
総割引額 60,000円 57,600円

※3年間の実質費用=(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)
(初期費用:事務手数料3,000円)

※月額実質料金 =(月額料金×36)+(初期費用) -(特典)/36
(初期費用:事務手数料3,000円)

助手のジョン

戸建てでは3,000円ほど、マンションでは2,000円ほどの費用でインターネットを使えるなんて、お得だね!

博士

適用期間が切れる、3年目以降は通常料金に戻ることに注意してね。

auスマートバリュー

auスマートバリュー

画像提供:ネットライフ研究所

auスマートバリューは、月額500円(税抜)のSo-net光電話を申し込むことを条件に受けられるauスマートフォンとのセット割です。

割引額は毎月最大1,000円(税抜)×10回線、スマートフォン料金に対して適用されますよ。

以下の表は、auで現在申し込めるスマートフォンの料金プランの割引額です。

<auスマートバリューの割引額>
新auピタットプランN 1GBまで 割引対象外
1GB超~7GBまで 翌月から
500円/月割引
auデータMAXプランPro
auデータMAXプラン Netflixパック
auフラットプラン25 NetflixパックN
auフラットプラン20N
auフラットプラン7プラスN
翌月から
1,000円/月割引
auピタットプランN(s) 2GBまで 翌月から
500円/月割引
2GB超~20GBまで 翌月から
1,000円/月割引

表に記載していない古い料金プランにおける割引額は、公式サイトで確認できますよ。

博士

光回線とスマホの料金をまとめて下げて、月々の出費を減らそう!

v6プラス対応ルーター永年無料

So-net光は、v6プラス対応ルーターを永年無料でレンタル可能です。

通常数千円〜数万円の購入費用がかかるルーターをコストをかけずに借りられます。

v6プラスとは、回線混雑を避けて高速で通信できるオプションサービスのことですよ。

v6プラス対応ルーター永年無料の適用条件は、So-net光の契約と同時にレンタルを申し込むことのみです。

博士

キャンペーンを忘れずに申し込み、自宅のWi-Fi環境で高速通信も行えるようにしよう!

助手のジョン

So-net光電話を同時に申し込んだ場合は、光電話の設備を使ってWi-Fi通信やv6プラスの利用ができるから申し込みは不要だよ!

So-net光は公式サイトのキャッシュバックキャンペーンがない

So-net光の公式サイトでは、キャッシュバックキャンペーンが展開されていません

キャッシュバックを受けたい場合は、代理店から申し込みましょう。

代理店のキャッシュバックについての解説はコチラ

※タップで解説にジャンプします。

So-net光は公式の他社乗り換えキャンペーンがない

So-net光には公式の乗り換えキャンペーンがないため、他社の違約金の支払いがある場合はauひかりの申し込みをおすすめします。

auひかりはauスマートフォンとのセット割に対応していて、最大30,000円の他社乗り換え費用還元も受けられますよ。

博士

どうしてもSo-net光に乗り換えたい場合は、乗り換え費用を5万円まで負担してもらえるNEXTからの申し込みがおすすめだよ!

【Q&A】So-net光に関するよくある質問

よくある質問

最後に、So-net光に関するよくある質問に回答します。

博士

何かわからないことがある場合は、申し込み前にチェックしてみてね!

So-net光のキャンペーンに関する問い合わせ窓口は?

So-net光のキャンペーンについてわからないことがある場合は、キャンペーンを展開している窓口に問い合わせが必要です。

以下の表に、各窓口への問い合わせ用電話番号をまとめました。

<So-net光のキャンペーンに関する問い合わせ窓口>
公式サイト 0120-982-469
NEXT 0120-036-116
BIGUP 0120-966-917
ライフサポート 0120-905-023
ネットナビ 0120-080-124
フルコミット 0120-952-469
ブロードバンドナビ 0120-93-2299
博士

キャンペーンについてはそれぞれの窓口に問い合わせてね!

So-net光の工事費は無料って聞いたけどどうなの?

So-net光の工事費は、無料ではありませんが、公式サイトのキャンペーンにより実質0円になります。

通常、So-net光は以下の表のとおり、通常24,000円の工事費がかかります。

<so-net光の工事費>
工事費 分割
戸建て 24,000円 400円×60カ月
マンション 24,000円 500円×48カ月

ご覧のとおり、So-net光の工事費は分割払いで、月額料金に組み込まれるしくみです。

公式サイトのキャンペーンを利用すれば、工事費相当額が毎月割り引きになり、工事費が実質0円になります。

博士

ただし完済前に途中解約すると、工事費の残債が一括請求されることに気を付けよう!

助手のジョン

例えばマンションで残り12ヶ月の残債が残ったタイミングで解約する場合は、支払額は6,000円(税抜)になるね。

So-net光の解約方法は?解約にかかる費用は?

So-net光の解約方法は、以下のとおりです。

So-net光の解約方法

  1. So-netの解約ページを開く
  2. 画面下の「退会のお手続き」を選択し、指示に従って手続きをすすめる
  3. 必要に応じて、レンタル機器の返却を行う

So-net光は3年契約・自動更新のサービスで、無料で解約できるのは37~38ヶ月目の更新月に限られることにご注意ください。

So-net光解約時に発生する費用は、以下の通りです。

<So-net光解約時に発生する費用>
内容 費用
契約解除料 契約期間中に解約をする
場合に発生する費用。
20,000円
工事費残債 回線工事費分割費
  • 戸建て:(400円×60カ月)-(400円×契約月数)
  • マンション:(500円×48カ月)-(500円×4契約月数)

更新月以外のタイミングで解約すると、解約金20,000円(不課税)が必要です。

博士

工事費の残債が残っている場合は、一括で請求されるよ。

まとめ

So-net光は、公式サイトや代理店などの申込窓口で提供されているキャンペーンを利用してお得に申し込むことが可能です。

今回比較した結果、とくにお得だったのは次のとおりですよ。

おすすめ度NO.1!「So-net光公式サイト」

So-net光プラス イメージ(公式サイトの場合)

毎月2,900円割引!

  • 月額料金2,900円×24ヶ月割引
  • 必要オプションなし
  • 受け取り申し込み必要なし

公式サイトの詳細を見る

乗り換え新規におすすめ「代理店NEXT特典A」

So-net光NEXT @ネットライフ(代理店NEXTの場合)

代理店+公式キャッシュバックで最大40,000円、
もしくは他社違約金最大50,000円還元!

  • 代理店キャッシュバック最大20,000円
  • 公式月額割引(11ヵ月×1,000円割引)
  • 公式キャッシュバック(20,000円)または解約違約金補てん(最大50,000円)
  • 最短振込:申し込みから2か月後

代理店NEXTの詳細を見る

So-net光公式サイトは面倒なキャッシュバック受け取り手続きなどが必要なく、高還元を受けられますよ。

ただし他社インターネット回線から乗り換える場合は、NEXTの特典Aで申し込んで違約金の還元を受けるのがお得です。

またSo-net光は、月額料金割引の他にもお得な公式キャンペーンも実施しています。

オススメの公式キャンペーンは次のとおりですよ。

So-net光おすすめの公式キャンペーン

  • auスマートバリュー
  • v6プラス対応ルーター永年無料

とくにauスマートバリューは、auスマホと光回線がまとめてお得になるのでおすすめですよ。

助手のジョン

今回の解説を参考に、自分にとってベストなSo-net光のキャンペーンをみつけてね!

記事中の平均速度参考:みんなのネット回線速度
★2020年7月現在のデータです
★特に記載がない場合、表示価格は税抜き価格です

マウスコンピューター「DAIV 5D」は、10万円弱で手に入るクリエイティブPC入門機の大本命!

マウスコンピューターは、クリエイター向けパソコンブランド「DAIV(ダイブ)」より、8コア、16スレッドのデスクトップ向け「AMD Ryzen 7プロセッサー」に対応し、「GeForce GTX 1660 Ti」を搭載した15.6型のクリエイター向けノートパソコン「DAIV 5D」シリーズを発売します。AMD Ryzen 5 3500プロセッサーと8GBメモリ、512GB NVMe SSD、GeForce GTX1660 Tiを搭載した「DAIV 5D-R5」が10万9800円(税別)と、10万円強でデスクトップ向けCPUを搭載したコスパの良いモデルに仕上がっています。

 

↑税別10万9800円のDAIV 5D-R5以外に、AMD Ryzen 7 3700Xプロセッサーと16GBメモリを搭載した、税別13万9800円の「DAIV 5D-R7」などがラインナップされている

 

 

本製品は、高い演算処理性能のためにデスクトップパソコン向けCPUを搭載し、最上位構成として8コア、16スレッド動作のAMD Ryzen 7 3700Xプロセッサー」に対応しました。8コア、8スレッド動作のインテル Core i7-9700 プロセッサーが最上位構成だった従来製品に比べ、マルチスレッド性能は約50%、シングルスレッド性能も約6%向上しています。また、よりお求めになりやすいクリエイター向けパソコンの入門用として、Ryzen 5搭載モデルを用意。標準構成のAMD Ryzen 5 3500プロセッサーは、インテル Core i5-9400プロセッサー搭載の従来製品をマルチスレッド性能で上回り、AMD Ryzen 5 3600プロセッサーにカスタマイズすることにより、インテル Core i7-9700プロセッサー搭載モデルを上回るマルチスレッド性能が得られます。

 

↑左図がシングルスレッドでの性能比較、右図がマルチスレッドの性能比較

 

GPUもよりハイパフォーマンスのGeForce GTX 1660 Tiを採用することで、従来製品に比べ3Dグラフィックス性能を約4.7倍と大幅に向上させました。従来製品は、モバイルノートパソコン向けに採用されるGeForce MX250とデスクトップ用CPUを組み合わせることで、消費電⼒を抑えバッテリー動作時間を確保していましたが、本製品は、電源確保が可能な屋内での利用を想定することで、3Dグラフィックス性能を高め、3DCGやVRコンテンツの制作など、より幅い広い用途に利用できます。また、ディスプレイ出⼒端⼦として、HDMI、Mini DisplayPort、USB Type-C(DisplayPort Alt Modeに対応)を内蔵し、本体液晶と合わせて最大4画面のマルチディスプレイ対応で、より柔軟で効率の良い作業環境の構築が可能です。

 

 

性能も映像処理どちらも優れた一台なので、自宅用の作業PCとしてぜひ検討してみてください。

NECの法人PC「VersaPro UltraLite タイプVG」に見る、今どきのデスクワークでパソコンに求められるもの

NECは、テレワークやリモート会議が中心となるNew Normalにおける新しい働き方を支援する、13.3型軽量モバイルPCをはじめとしたビジネス・教育向けパソコンMate/VersaProシリーズ16タイプ46モデルを発売。特にモバイルノートPCの「VersaPro UltraLite タイプVG」は、ビジネスマンが使う法人向けモデルの進化に驚かされる一台です。

 

↑1kg以下の重量を実現したVersaPro UltraLite タイプVG

 

新たな生活様式として、オンラインとオフラインの働き方の融合が求められています。オフィスのフリーアドレス化やテレワークの浸透に伴い、PCの持ち運びやリモート会議の機会が増大。モバイルPCに対しては持ち運び時だけではなく、デスクワーク時の利便性向上へのニーズもより一層高まっています。

 

VersaPro Ultralite タイプ VGは、最大約24時間の長時間バッテリ駆動を可能としながら、軽さを約868gに抑え、テレワークにおいて頻繁にPCを持ち歩く環境でもACアダプタを携行する機会を減らします。さらに、急速充電ACアダプタをオプションとして用意し、約1時間で容量の約80%を充電可能とすることで、電源の抜き差しの多いオフィスでも安心して業務を遂行できるとのこと。

 

また、15.6型ノートPCと同等のキーピッチ(19 mm)のキーボードを採用するとともに、静音タッチパッドも拡大し(従来機比+9.6mm)、テレワーク時などノートPC一台で作業をする際の操作性を向上しています。

 

映像出力対応のUSB Type-Cも搭載し、対応ディスプレイと組み合わせることで、ディスプレイに画面を拡張表示しながら、PC本体への充電と、外付けキーボード・マウスの接続をUSBケーブル1本で可能にします。なお、顔認証機能への対応を強化するためのIR カメラをセレクションメニューで選択可能とし、利便性とセキュリティ対応力を向上しました。

 

↑ACアダプタぶんのケーブルを簡素化できる

 

また、VersaPro Ultralite タイプVGをはじめ、同タイプの「VC」「VersaProタイプVM」「VersaPro J タイプVW」に、ヤマハ製AudioEngineを採用した「Webミーティング機能」を搭載。従来機で強化した音声出力の品質向上に加え、新商品では話し手側の音質を向上しました。周囲の騒音を抑えて話し手の声をクリアに伝える「ノイズサプレッサー」と、音が部屋に響くことを抑えて話し手の声を聴きやすくする「ルームエコー抑制」機能を追加し、会話相手の発言内容を聞き取りやすくすることで、リモート会議が円滑になります。

 

テレワークが進み、オフィスでもフリーアドレス化が進むいま、パソコンも軽量化や強バッテリーだけでなくさまざまな機能性を向上させています。持ち運ぶアクセサリーを少なく済ませるUSB Type-C対応ディスプレイなどの、付属製品も含めて効率的なオフィス作りの一助となるでしょう。

どこでも映像編集の効率とクオリティを生み出す、Dynabookの「8K映像編集PCシステム」

Dynabookは、YouTubeなどに掲載する動画を作るクリエイターに向けて、ポータビリティとパフォーマンスの高さを両立させた「8K映像編集PCシステム」を投入し、受注を法人向けに開始しました。市場価格は40万円台後半から。

 

8K編集が自宅やオフィスでも行える上に、4K対応モバイルノートでいつでもクリエイティブな作業を最大化できる今までにないシステムです。

 

 

8K映像編集PCシステムは、ノートPCで培った高密度実装技術や高画質化技術を駆使しThunderbolt 3で接続したデスクトップ用の高速グラフィック機能を制御することで、8K動画の取り込み、編集、書き出しが可能となるシステムです。これにより、ノートPCと外付けGPU BOXによるポータブルな編集システムながらも、8Kコンテンツの録画機能を有するスマートフォンやビデオカメラなどで撮影した映像を快適に高速で処理できるほか、必要に応じて、本システムを持ち運び、外出先の現場での作業なども可能とします。

 

システム構成は、Dynabookの高密度実装技術を駆使した、軽量・薄型モバイルノートPC「dynabook Z95」と、外付けGPU BOXにより構成されます。さらに、NVIDIAと親和性の高い、Adobe Premiere Proソフトをオプションとして購入可能です。PCは4K対応モバイルノートのため、単体としても場所を選ばず気軽に持ち運ぶことができ、Thunderbolt 3で外付けGPU BOXとつなぐことで、8K映像編集の高速化が手軽に可能となります。

 

↑基本構成に加えて、すでに8K対応のテレビやモニター機器を持っていれば、NVIDIA Quadro RTX 4000搭載GPU BOXと接続して8K出力まで可能

 

dynabook Z95は15.6型大画面ながら約1.425kgの軽量スリムボディで持ち運びが可能。撮影したその場で大画面上での確認や、移動中にカット編集などを行うことができます。オフィスや自宅ではパワフルなNVIDIA Quadro RTX 4000搭載GPU BOXとつなぐと、グラフィック性能を必要とする高度な編集や8K映像のエンコード処理が可能。

 

また、フルHDの4倍にあたる3840×2160ドットの高精細4Kディスプレイを搭載。シャープ製IGZOを採用し、高輝度・高色純度・広色域かつ低消費電力を実現します。細部まで繊細に描写し、奥行きのある色鮮やかな映像を映し出します。さらに、表示領域も広いので、動画編集作業もスムーズです。

 

GPU BOXは約4kgで、急ぎのシーンではスタジオなどに持ち運んで作業することもできます。高画質な動画コンテンツを大量に制作することを求められる中、移動中はノートPCで作業し、事務所に戻れば、パワフルなGPU BOXにつなぐなど、新しいコンセプトで自由な利便性を実現。いつでもどこでも作業できるノートPCなら、8K映像編集のワークフローを大幅に向上させます。

 

 

↑GPU BOXには持ち運び用のハンドルも搭載

 

外付けGPU BOXは「Turing GPU アーキテクチャ」と次世代の超高速「GDDR6 メモリ」を採用したハイエンドグラフィックカードであるNVIDIA Quadro RTX 4000を搭載し、超高解像度の8K映像の編集が可能。レンダリングの処理時間が短縮され、効率的に作業が行えます。

 

本格的な動画編集の機会が多い人には、利便性の高いシステムとなっています。なお、Dynabookによると8K映像編集向けのNVIDIA Quadro RTX 4000の他に、4K映像編集やゲーム向けのGeForceモデルなど、ラインアップの拡充を今後も計画しているとのことです。

さっとスマートに画面を見せよう! サンワサプライのアルミ製回転台が地味に役立ちそう

サンワサプライは、ディスプレイ・ノートパソコンの画面を共有する場合に最適なアルミ製回転台「CR-40」「CR-41」を発売しました。

 

↑「CR-40」は直径22cm、「CR-41」は直径33cmのアルミ製回転台。CR-40が税込価格で3520円、CR-41が4950円

 

↑回転させてすぐに画面共有ができる

 

「CR-40」「CR-41」は、液晶ディスプレイやノートパソコンなどを設置し、回転させることができるアルミ製回転台です。液晶ディスプレイやテレビを見やすい位置に回転させる際、機器を動かすことでデスクなどの設置面に傷をつけてしまうことがありがち。機器を本製品の上に乗せておくことで設置面に傷がつくことを防ぎ、軽い力で見やすい角度への調整が簡単に行うことができる製品です。

 

 

高級感のあるアルミ素材を採用しており、家の中でも景観を損ねることなく使えます。裏面には滑り止めのゴムを貼り付けており、回転時に本体がずれてしまうことを防ぎます。

 

 

内部にローラーベアリングを採用して、重い機器を置いた場合でもスムーズに動かせるよう設計されています。また、載せた機器が滑りやすいときに貼れる滑り止めゴムが付属しているため、安心して動かせます。

 

↑耐荷重はどちらも10kg

 

家族とのちょっとした画面共有にも使えて、自営業でオフィスを持っている人には打ち合わせにも使えるシンプルな一品です。デスクをすっきり見せるのにもぜひ活用してください。

5Gの力で「どこでも音楽創作」を実現! 新たな音楽サービス「Aloha」発表

スウェーデン、ストックホルムの開発企業Elk(エルク)社は、リアルタイムのリモート音楽制作と演奏を可能にする新サービス、Aloha(アロハ)を発表しました。

 

 

Alohaはバーチャルな共有スタジオ、リハーサル室、ステージ、教室などを作成できるとともに、ソーシャル・プラットフォームを介して視聴者にストリーミングするオプションも持ったサービスです。異なる場所にいるミュージシャン、プロデューサー、教育者が、まるで同じ部屋にいるかのように創作、リハーサル、演奏を行うことができます。Alohaの超低遅延サービスは高速インターネットと5Gネットワーク上で提供され、ユーザーはシンクして共同作業やライブでの演奏を行うことが可能になります。

 

 

Alohaは、オーディオのジッタを数ミリ秒程度に抑え、異なる場所からの接続を可能にし、没入感のあるクリエイティブなライブインタラクション体験を実現しました。

 

 

Alohaが展開するデバイスとアプリは、Elk Audio OSの超高速なパフォーマンスとパワフルなオーディオ・プロセッサーを組み合わせてハイパフォーマンスを実現。

 

 

ミュージシャンのためにデザインされたAlohaアプリは、スマートフォン、タブレット、コンピュータ上で操作でき、個別のモニタリングコントロール、エフェクト、レコーディングツールなどの不可欠な機能に加え、慣れ親しんだビデオチャットや人気のソーシャルチャンネルでのストリーミングオプションが搭載されています。

 

Elkは2020年第4四半期に限定Alohaオープンベータプログラムを開始する予定とのこと。5Gを活用したオンラインセッションがどのような変化をもたらすか今から楽しみです。

【2020上半期ベストヒットランキング:テレワーク】ビデオ会議ツールを軸に在宅ワークの可能性が拡大!

新型コロナウイルスの影響で、テレワークが急速に一般的なものとなった。接触を減らすという当初の目的以外にも「通勤時間を削減できる」「家族との時間を増やせる」など、メリットは多く、「コロナ後」も定着しそうだ。

※こちらの記事は「GetNavi」 2020年8月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

「とにかくやる」段階から快適性や効率を求める段階へ

突然の外出自粛要請で、急遽テレワークを始めることになったという人は多いだろう。そうした人でも一定期間が経過したいまは、テレワークにも慣れ、快適性や効率を求める段階へと移行しつつある。従来は仕事向きではなかった自宅で、なるべくオフィスに近い環境を整えようという流れだ。

 

テレワークが一般化する要となったのはビデオ会議だ。なかでも会議に適した機能が充実した「Zoom」は大ヒットサービスとなった。また、ビデオ会議をビジネスシーンで活用するには、その品質も重要だ。対面での会議になるべく近づけるよう、高品質なカメラやマイク、高速Wi-Fiルーターといったビデオ会議向けギアの需要も高まっている。

 

こうした作業環境の整備が個人に託されたのも今回のコロナ禍の特徴だ。PCやプリンターの販売数が一気に増加し、格安ノートPCやタブレットなども売り切れが多発した。また、作業時間が長くなりがちなテレワーク向けに、リビングでも快適に仕事ができるよう、PC用デスクやチェア、ディスプレイなどを導入する動きもある。

 

コロナ禍で加速したとはいえ、テレワークの推奨は社会的な流れでもあった。コロナの終息後もテレワークは継続されると考えられており、今後もテレワーク関連商品への注目は高まりそうだ。

 

【コレがヒット!】Zoom

招待・参加が手軽で、会議を円滑にする機能も豊富なビデオ会議サービス。コロナ禍を経て利用者が約30倍に増加しており、現在は1日延べ3億人が利用する。

 

【その1】利用者が30倍に躍進した最有力ビデオ会議サービス

Zoom

Zoom

無料(アプリ内課金あり)

PCやスマホのアプリのほか、アカウント不要でウェブブラウザからも参加できるビデオ会議サービス。無料で100人まで会議に参加でき、「録画」や「挙手して発言」、「投票」「個人間でこっそり文字チャット」など、便利機能も充実。

↑参加者の画面を全員で見られる画面共有に対応。PCとスマホなど、環境が違っても同じ画面を見られ、操作方法の説明などにも便利

 

↑全員で書き込めるホワイトボード機能を備える。写真や図面などに、皆でアイデアを書き込んでいくこともできる

 

↑会議へ招待するには、会議IDとパスをメールなどで送信すればOK。相手がリンクを踏み、パスワードを入力すると参加できる

 

【ヒットのワケ】バーチャル背景向けの画像配布が話題を読んだ

自宅でビデオ会議に参加する際、自室が映り込んでしまうのが嫌な人は多いだろう。そんなときはバーチャル背景機能を使えば、自分の映像はそのままに、背景だけ好きな画像に変えられる。企業が公式で背景画像を配布するといったプロモーションも話題を呼んだ。

↑背景画像は様々なサイトで配布されている。企業がプロモーションとして配布するケースも

 

↑バーチャル背景使用時。プリセットの画像もいくつか用意されており、すぐに利用できる

 

【その2】画面共有などの機能が次々と追加された

LINE

LINE

無料(アプリ内課金あり)

日本で約8割の普及率を誇るLINEは、ビデオ会議にも利用可能。先日、ビデオ通話時に、スマホ画面やYouTube動画を参加者で共有可能になるなど進化を遂げた。

 

【その3】高い知名度を誇るネット通話の代名詞的存在

マイクロソフト

Skype

無料(アプリ内課金あり)

2003年に誕生し、現在はマイクロソフトが提供。「相手がSkypeを立ち上げ、ネットにつながっている(オンライン)かどうか」を相互に確認できる点が便利。

 

【コレがヒット!】ビデオ会議向けギア

ビデオ会議をより快適にしてくれる周辺機器は売り切れ多発の事態に。高性能なカメラやマイク、高画質映像配信に対応できる高速Wi-Fiルーターなどが売れた。

 

【ヒットのワケ】より高品位&快適さを求める人が急増した

ノートPCに内蔵されたカメラやマイクでもビデオ会議はできるが、機会が増えたことでより高品位かつ快適な使用感を求めるユーザーが増加。ルーターの買い替えなどの需要も喚起し、関連アイテムが売り切れ多発の状態になった。

 

【その1】カメラを近くに設置してもしっかり収まる広角対応

【ウェブカメラ】

ロジクール

PRO STREAM WEBCAM C922n

実売価格9890円

オートフォーカス対応ウェブカメラ。フルHDの1080p(30fps)や、720p(60fps)といった高品質で撮影可能。画角が78度と広く、狭い場所でも上半身がしっかり収まります。暗い場所でもキレイに撮れる明るさ補正機能や、音声の鮮明なステレオマイクも装備。

↑モニター取付クリップに装着できる三脚も付属。部屋全体を映したい場合など、モニターと別の位置にカメラを設置できる

 

【その2】最新の高速規格Wi-Fi 6にいち早く対応!

【Wi-Fiルーター】

TP-Link

Archer AX50

実売価格1万3860円

Wi-Fi 6に対応し、最大2402Mbpsで通信可能なルーター。4本のアンテナと利用中の端末を狙って電波を届けるビームフォーミング機能により、到達範囲も広い。転送遅延が最大75%まで減少しており、ビデオ会議での不自然なズレも低減できる。

 

【その3】音声に特化したマイクとイヤホンで明瞭に会話

【ヘッドセット】

Jabra

Talk25

実売価格3890円

会話用に最適化された無指向性マイクと直径11mmのスピーカーを搭載したBluetoothヘッドセット。音声通知も利用可能で音楽再生にも対応する。Android向けの専用アプリでは、設定やテキストメッセージの読み上げ機能などを利用できる。

 

↑小型ボディに無指向性のマイクを搭載。口元に近づけなくても明瞭でクリアな音声を相手に伝えられます

 

【Column】仕事だけじゃない! オンライン飲みも話題に

飲み会は、会議以上に濃厚接触の危険度が高いうえ、自粛期間中の飲食店は臨時休業が多発していた。これを受けて、注目を集めたのがビデオ会議のシステムを利用した「オンライン飲み」だ。「コストが抑えられる」「終えたらすぐ寝られる」などメリットも多く、大きな話題になった。

■オンライン飲みの経験調査

経験済み、または興味があるという人は約25%と、知名度に比べて浸透度はそれほど高くはない結果に。しかし、別の調査では、体験した人の半数がリピートするなど、若年層を中心に定着しつつある。

 

オンライン飲み会に適したアプリも!

「いまの参加者」が入る前にわかってありがたい

Life On Air

Houseparty 無料(アプリ内課金あり)

欧米でも人気のビデオ通話アプリ。「パーティー」というグループ単位で会話する。各パーティーの参加者が事前にわかるので、特定の人を避けることもできる。スマホやMacOS、ウェブブラウザのChrome上などで利用可能。

 

【コレがヒット!】格安ノートPC

自宅作業の必要が生じたことで、PC需要が急上昇。高性能なモバイルノートと手ごろな格安モデルという両極に分かれ、前年比で約1.5倍の販売増を達成した。

 

【ヒットのワケ】ハイコスパCPUの登場で安さと高性能が両立

格安PCの「遅くても我慢して使う」イメージを変えたCPUが、AMDのRyzenシリーズだ。PCの頭脳に当たるパーツで、安価ながら高速に動作する。そのおかげで、格安でも快適なPC製品が次々に登場しているのだ。

↑AMD社の開発したCPU「Ryzen」シリーズ。なかでもRyzen 5は価格と性能のバランスに優れている

 

【その1】高級感のあるデザインで価格以上の満足感アリ

HP

ENVY x360 13

実売価格7万6450円〜

Ryzenと13.3型タッチ液晶を備えた薄型軽量ノート。バックライト内蔵キーボードを装備するほか、隣から画面が見えにくいプライバシーモードや指紋センサーなども搭載でき、セキュリティが充実。外装に天然木を採用したモデルも用意する。

↑液晶部が360度回転する設計。付属のペンを使ってタブレットとして利用したり、画面を立てて動画鑑賞したりできる

 

【その2】コンパクトな筐体ながらテンキー装備で作業性上々!

レノボ

ThinkPad E595

実売価格5万2800円〜

CPUにRyzenシリーズを採用した15.6型ノートPC。薄型軽量ながら、映像出力対応のUSB 3.1 Type-C端子のほか、HDMI端子や有線LAN端子、microSDスロットなど、十分な拡張性を確保した。テンキー搭載で数字入力の多い作業も快適だ。

↑180度開く液晶モニター。ソファの上などでPCを使うこともある在宅作業中でも、常に画面を見やすい角度に固定できる

 

データで見る2020年のPC市場

PC市場は、Windows 7のサポート終了というタイミングで昨年末に大きな山場を迎えた。その反動でしばらく販売が低迷すると考えられていたところへ、コロナ禍によるテレワーク需要が発生。3月以降に売上が急増し、前年比で150%近い売れ行きを見せている。

■PC販売台数 指数推移

↑2018年4月の販売台数を100とした推移。ICT教育向けのPC配備を補助する「GIGAスクール構想」もあり、当分はこの好調が持続しそうだ

 

PCだけでなくタブレットにも注目が集まる!

スマホの簡単操作とPCの快適性を両立

ノートPCを使うほどではないが、スマホではやりにくい、といった作業が主体の人に選ばれているのがタブレット。iPadをはじめとした昨今のタブレットは、キーボードやマウスにも対応し、PC的な作業を快適に行える方向に進化している。

 

【その3】美しいモニターと高速処理でPCを超える使いやすさ

Apple

iPad Pro

8万4800円(11インチ/Wi-Fiモデル)〜

色精度と輝度に優れた「Liquid Retina」ディスプレイを装備するハイエンドモデル。別売りとなるが、専用のキーボード付きカバーやペンなどが用意され、PCライクな快適操作が可能だ。

 

【その4】Windows搭載で対応アプリが多く使い勝手に優れる

マイクロソフト

Surface Go 2

6万5780円〜

10.5インチのタッチパネルを装備。質量544gの軽さで、片手で保持して書き込むような用途でも快適だ。別売キーボードを接続すればWindowsノートとしても使用でき、慣れたアプリを利用できる。

 

【コレがヒット!】ゲーミングチェア

テレワーク中は、イスに座っている時間が長くなりがちだが、食卓のイスやソファは仕事にあまり向いていない。職場と同等以上のイスを求める人がPC作業に適したゲーミングチェアに注目した。

 

夏に涼しく冬は暖かい高通気性の素材を採用

AKRacing

Wolf

実売価格4万5100円

安定性の高い5本足キャスターを採用したゲーミングチェア。肌触りが良く通気性の高いファブリック素材を使用する。堅牢なメタルフレームと極厚クッションを装備し、座面は平均的な日本人の体型に合わせてやや低めに設計。

↑最大180度のリクライニング機構と昇降調整できるアームレストを装備。イスから動かずに、作業中の休憩や仮眠ができる

 

【ヒットのワケ】ゲーミングチェアの特性はテレワークにもベストマッチ

「画面に向かって長時間快適に座り続けられる」というゲーミングチェアの特性は、テレワークにもぴったり。腰痛や肩こりを防ぐサポート機構やムレにくい素材、静音キャスターといった装備が、仕事を快適にしてくれると評判に。

 

【コレがヒット!】モバイルディスプレイ

PCに接続して画面を拡張できる、持ち運び可能なディスプレイ。「ウェブページを閲覧しながら、資料を作成」といった作業が快適になる。画面の小さいノートPCとの組み合わせで需要が高まった。

 

セカンドモニターに最適な薄型軽量のフルHD液晶

サンコー

Type-Cモバイルディスプレイ15.6

実売価格1万9800円

薄さ9mm、質量700gの15.6型液晶ディスプレイ。対応したPCとUSB Type-C端子で接続すれば、映像転送と電源確保を同時に行える。miniHDMI端子も備え、ゲーム機を接続してモニターとしても使用可能。1Wのスピーカーを2基内蔵する。

↑ノートPCの脇に置いて使用するのに最適なサイズ。薄型軽量なのでカフェなどに持ち運んで使うこともできる

 

【ヒットのワケ】職場に近い環境を自宅で手軽に構築できる

マルチディスプレイは作業効率アップに効果的な手段のひとつ。職場でマルチディスプレイ環境だった人が自宅でも同様の環境を構築しようとモバイルディスプレイに飛びついた。現在でも品切れの商品が多いほど売れています。

 

【コレがヒット!】スタンディングデスク

つい長時間座りっぱなしになるテレワークは、腰痛や足のむくみを引き起こしがちだ。スタンディグデスクなら「50分作業して10分休憩」といったリズムが作りやすい。設置スペースの小ささも魅力。

 

立っても座っても使えるPC対応の作業デスク

バウヒュッテ

BHD-1200H

実売価格4万560円

高さ調節が可能で、立位にも座位にも対応する。スライドテーブルを備え、キーボードやマウスも使用可能。テーブルタップや小物入れなどをかけておけるサイドハンガーも装備する。

↑立位と座位での使用例。別売のモニターアームを使用することで、モニターを高い位置に設置可能。猫背にならないので、長時間の作業でも疲れにくい

 

【ヒットのワケ】最小限のスペースでミニオフィスを構築できる

イスを設置しないため、リビングの片隅など狭いスペースに設置できる点も人気の理由のひとつ。座っているとダラダラ続けがちな作業を、立って行うことでスピーディに効率良く進められるようになる点もメリットだ。

 

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

 

最も身近なスマートスピーカーがちょっと便利に。キッチンや寝室で活躍するEcho Flex専用スマートクロック

電源コンセントに挿し込む最も小さなスマートスピーカー、Amazon Echo Flex専用の「スマートクロック」が販売中。Echo FlexのUSBポートに繋ぐだけでデジタルディスプレイ上に時間を表示したり、Echo Flexでセットしたタイマーの残り時間を表示したりすることができます。自宅のスペースが取りにくい場所に設置できるスマートスピーカーで、ちょっとした時間確認もできるようになる便利な追加アイテムです。

 

↑写真左がスマートクロック。価格は1780円(税込)

 

スマートクロックは、Echo FlexのUSBポートに差し込むと、Amazon Alexaが自動的に検出し、簡単に設定することができます。

 

設定後は、12時間または24時間形式で時間を表示。Alexaに話しかけてタイマーやアラームをセットすることができ、複数のタイマーを設定することも可能です。 さらに、スマートクロックは照明センサーを内蔵しているため、自動で時計の明るさ調整ができるほか、「アレクサ、『一番目端末』の明るさを50%にして」など呼びかけて音声で調整することもできます。

 

 

Echo Flexは、Echoシリーズのなかでももっとも手軽に、家の様々な場所に設置できるEchoデバイスです。コンセントに直接差し込む形で利用できるため、電源ケーブルが邪魔になりがちな場所での利用に適しています。手のひらサイズでコンパクトなEcho Flexはスマートクロックと組み合わせて、キッチンで調理時間のタイマーを設定したり、寝室で目覚まし時計としてアラームを設定したりと、ご自宅の様々なシーンで利用可能。

 

 

スマートクロックは、既に別売で販売されているスマートナイトライトとスマートモーションセンサーに加えて、Echo Flex専用の「Made for Amazon」認定アクセサリの一つとなります。Echo Flexをすでに使っている人、またこれからスマートホーム化を進めたい人はEcho Flexと合わせて購入を検討してみてください。

水に弱いガジェットの除菌に最適! スマホに取り付ける除菌アイテム「深紫外LED(UV-C)スマートステリライザー」

5秒の照射で99.9%除菌ができる、3gの超コンパクトなモバイル取り付け型 「深紫外LED (UV-C) スマートステリライザー」のiPhone版が再入荷されました。最近、除菌アイテムのニーズが高まっていますが、キーボードやマウスなど水やアルコールで除菌がしにくいアイテムの除菌にも使える一品です。

↑製品仕様は、サイズは1.5cmx2.9cm、重さ3g

 

日常生活の様々な場面で私たちはウイルスや細菌と接触しています。ウイルスは、 物質の表面上つくと一定時間残存することがわかっています。5秒間の照射で除菌効果が得られる、UV-C スマートステリライザーを使ってこまめに除菌することによって感染を防ぐ手助けとなります。

 

↑たった5秒間照射するだけで、 99.9%除菌できるので、 日常生活の身の回りのアイテムにスポット除菌を行うことができます

 

指先と同じくらいの超コンパクトサイズも特徴。いつでもどこでも持っていくことができ荷物になりません。また、スマートフォンに差して使うので、 充電不要で外出先や屋外などいつでもどこでも使用できます。

 

紫外線C波(UV-C)は細菌やウイルス、 カビ対策といった目的で、 特に病院や食品加工業などでは以前から利用されていますが、深紫外LEDは、100~280nmの「UV-C」と呼ばれる波長領域の光を発するLED。深紫外LEDの開発により、これまで殺菌装置など紫外光の応用機器に使う光源の主流だった水銀ランプを代替する新たなデバイスとして深紫外LEDの需要が急増しています。深紫外LEDは、小型で高効率、ウォームアップ時間ゼロなど、水銀ランプよりも優れた特長を備えています。コンシューマー向け商品として、利用しているスマートフォンに取り付けるだけで利用できるのが画期的かつ人気です。

 

本製品は、ふと気になった時に取り出してスマホに挿すだけで使える気軽さがポイント。日々の除菌を徹底したい方におすすめのアイテムです。

 

 

■除菌効果について
5mmの距離から5秒照射で99.9%以上の除菌効果、10mmの距離から10秒照射で99.9%以上の除菌効果となります。本体に内蔵されているICチップで、表面除菌の物理的方法を実現させます。UVC LED光の高集積や正確な波長を制御し、細菌やバクテリアの増殖を防ぐ254nmを維持して安定した波長となる仕様です。光の効果は表面にのみ影響し、実際の皮膚には害を及ぼしません。 ※検査機関による検査・性能テスト実施済み

これぞ究極のワイヤレス充電! スマホにピタっと貼る多機能チャージホルダー「AIR PLUS」

合同会社優心は、クラウドファンディングサービス「GREEN FUNDING」にて、多機能チャージホルダー「AIR PLUS」の先行販売を開始しました。ワイヤレス充電対応のスマホも増えてきた昨今ですが、充電場所が固定されるのが不便、スマホカバーによっては取り外さないと充電できないといった声に一気に応えるアイテムです!

 

 

手のひらサイズのスマートなデザインの5000mAhモバイルバッテリーに、ワイヤレス充電システムと吸着機能を組み込んだ「AIR PLUS」は、スマートフォンにピタッとくっつき充電してしまう仕組み。

 

ケーブルの必要が全くなくなるため、ケーブルを忘れた、邪魔になる、ケーブルに不具合が生じる等のトラブルが一切なくなります。

 

 

また、従来のワイヤレス充電器のようにデスク上に置く必要もなく、充電しながら自由にスマートフォンを使えるのです。手のひらサイズ・薄型でスマートフォンにぴったりとくっつくため、持ち歩き、ゲーム、メッセージや通話等がストレスフリーに行えます。

 

ピタっと貼り付く構造は、パッド上に数百万のナノ吸着粒子が配置されており、一つ一つが強力な吸盤の役目を果たして平らな面にしっかり吸着します。平らなスマホケースを装着されている場合は、スマホケースを取り外さずに充電できて便利です。

 

 

↑手のひらサイズ、薄型で丸みを持たせたデザイン、しっとりと手になじむ肌触りの表面加工を採用し、重さはわずか127グラム

 

リング機能も使用でき、落とさず手にもって安全に使えます。快適に動画鑑賞やビデオ通話が可能です。

 

 

AIR PLUSは過充電・過電圧・過電流保護、温度制御を備え、CE(欧州統一安全基準)、FCC(北米安全基準)、RoHS指令(欧州特定有害物質規制)に基づく認証を受けており、PSE(日本電気用品安全法)認証も申請中。耐久性も十分な仕様になっています。

 

 

キャンペーン期間は9月30日まで。ワイヤレス充電をさらにフリーに使いこなすAIR PLUSをぜひゲットしてください。

触ってみたら…廉価版という認識を改めました! 十分に安い「Google Pixel 4a」の必要十二分な「性能」

Googleが8月20日に最新スマートフォン「Google Pixel 4a」を発売します。発売中の「Google Pixel 4」の廉価版です。と聞くと、機能を削って安くした、さほど特徴がない端末をイメージしてしまうかもしれませんが、違うんです。機能や性能は本家とそんなに変わらず、されど安い。そんな、超お買い得のモデルなんです。

 

前モデルにあたる「Google Pixel 3a」も、本家を上回るほどの注目を集め、Googleいわく「近年で最も売れた製品の一つ」となったそうです。Pixel 4aも人気を集めること必至でしょう。

 

価格はPixel 4の半額以下。その理由はどこに?

まずは、Pixel 4とPixel 4aの違いをチェックしておきましょう。

 

Pixel 4 Pixel 4a
プロセッサ Snapdragon 855 Snapdragon 730G
メモリ 6GB 6GB
ストレージ 64GB/128GB 128GB
ディスプレイ 5.7インチ(2280×1080) 5.81インチ(2340×1080)
背面カメラ 16メガピクセル(F2.4)
+12.2メガピクセル(F1.7)
12.2メガピクセル(F1.7)
前面カメラ 8メガピクセル(F2.0) 8メガピクセル(F2.0)
バッテリー 2800mAh 3140mAh
ワイヤレス充電 ×
生体認証 顔認証 指紋認証
FeliCa
eSIM
Motion Sense ×

 

ディスプレイはPixel 4aのほうが若干大きいが、ほぼ同サイズ。プロセッサと外側カメラのスペックを抑えたことに加えて、ワイヤレス充電とジェスチャー機能「Motion Sense」を省いたことが、コストダウンにつながっていると言えるでしょう。

 

↑Pixel 4(右)よりもPixel 4aのほうが若干小さいが、画面は広い。価格はPixel 4が8万9980円(税込)〜で、Pixel 4aは半額以下の4万2900円(税込)

 

Pixel 4aを手にした印象は、とにかく軽いということ。Pixel 4の重さは162gですが、Pixel 4aはさらに軽い143g。ちなみに、4.7インチ画面のiPhone SE(第2世代)は148gなので、Pixel 4aの軽さは頭ひとつ抜きん出ている印象です。

 

↑Pixel 4aのサイズは144×69.4×8.2mm。片手で楽に持てて、画面のほとんどの場所に指が届く

 

Pixel 4は独立したイヤホンジャックを搭載せず、USBポートにイヤホンを挿せる仕様でした。しかし、Pixel 4aは上部にイヤホンジャック、下部にUSBポートを搭載しています。古い仕様ですが、充電しながらイヤホンも使えることは利点と捉えることもできます。

 

↑右側面に電源ボタンと音量ボタンを搭載

 

↑上部にイヤホンジャックを搭載

 

↑底部にUSB Type-Cポートを備える

 

↑左側面にSIMスロットを搭載。SIMは1枚しか挿せないが、eSIM(組み込み型SIM)を追加できる

 

背面パネルはポリカーボネート製。要するにプラスチック製で、お値段なりという印象。しかし、サラサラした手触りで、指紋が付きにくいにことは利点。カラバリが1色しかないのが、残念ですが、純正のファブリックケースが3色用意されているので、それで自分らしさをアピールするといいでしょう。

 

↑背面にはシングルカメラと指紋センサーを搭載。色はJust Blackのみ

 

↑別売のファブリックケースは5280円(税込)で、Basically Black(写真)、Static Gray、Blue Confettiの3色展開

 

シングルカメラだけど、画質は大丈夫?

Pixelシリーズは、カメラの性能でも高い評価を得ています。デュアルカメラを搭載したPixel 4は、画質の劣化が少ない超解像ズームや、星空も撮れる夜景モードなどが評価されています。

 

↑Pixel 4(左)はデュアルカメラだったが、Pixel 4a(右)はシングルカメラだ

 

Pixel 4aのアウトカメラは、最近ではレアなシングルカメラ。多くの機種が搭載している超広角カメラはありませんし、深度測定用のカメラも備えていません。ですが、Googleによると「Pixel 4とほぼ同等の性能を搭載している」とのこと。そこで、Pixel 4とPixel 4aで、同じ被写体・シチュエーションを撮り比べてみました。

 

↑Pixel 4で街の景色を撮影

 

↑Pixel 4aで撮影。色味に微妙に差が出たが、気になるほどの違いはない

 

↑Pixel 4の「夜景モード」で撮影

 

↑Pixel 4aでも、同じように明るい夜景を撮影できた

 

↑Pixel 4で料理を撮影

 

↑Pixel 4aでも、見栄えよく撮影できた

 

Pixel 4とPixel 4aの撮影画質に大きな差はなく、Pixel 4aはシングルカメラながら非常にキレイな画質で撮影できることを確認できました。写真全体の明るさと、コントラストを別々に調整できる「デュアル露出補正」も引き続き搭載されています。

↑撮影時に画面の右側に表示されるスライダーで明るさとコントラストを調整可能

 

背景をぼかせる「ポートレートモード」は、人物撮影でなくても使えます。Pixel 4aはシングルレンズなので、デジタル処理によってボケが作られますが、ピントを合わせた被写体が際立つように、かなり強目のボケが作られます。ポートレートモードで撮ると、背景をぼかした写真と、ぼかさない写真のどちらも保存されます。これはPixelならではの利点です。

 

↑「ポートレートモード」で撮ると、背景ボケある・なしの2枚の画像が保存される

 

超解像ズームは、Pixel 4は最大8倍で撮影できたが、Pixel 4aは最大7倍まで。倍率を高くすると、それなりに画質は荒くなるが、スマホの画面で見るには気にならない程度には補正されるようだ。

 

↑ズームを使わずに犬のオブジェを撮影

 

↑7倍ズームで撮影。オブジェの質感がはっきりわかる画質で撮影できた

 

8メガピクセルのインカメラは視野角84°と広めで、4倍までのデジタルズームも使うことができます。インカメラでも背景をぼかすことができる優秀な性能。“美顔補正” といった機能はなく、デフォルトで撮った時には、ありのままに写ってショックを受けましたが、メニューを開くと「顔写真加工」という機能があり、「スムーズ」に設定すると、肌のキメを多少整えてくれます。

 

↑自撮りの際は「顔写真加工」を「ナチュラル」または「スムーズ」に設定するのがおすすめ

 

特別な機能がないことがアドバンテージ

先にも述べましたが、Pixel 4aは、Pixel 4の目玉機能である「Motion Sense」に対応していません。「Soliレーダー」という高精度のセンサーによって、画面に触れずに音声をミュートしたり、再生楽曲をスキップさせたりできる機能ですが、なくても困らない機能とも言えます。Pixel 4aは、むしろ目立った独自機能がなく、潔いほどシンプルなことが特徴と言えるでしょう。

 

Google純正モデルなので、Googleアプリケーションとの相性が良いことも利点。進化を続ける「Googleアシスタント」は最新のバージョンが使えて、プリインストールされた「レコーダー」アプリでは、英語の自動書き起こしを利用できます。

 

↑英語の音声を録音する際に、同時にテキスト化して記録することが可能。再生時には再生位置が表示される。将来的には日本語にも対応する予定だ

 

CPUは、Snapdragon 730Gで、ミドルハイ向けのチップです。筆者がよく使うベンチマークアプリがPixel 4aにはインストールできなかったので、他のモデルと数値で比較することはできませんでしたが、より高性能なチップを搭載するPixel 4と比べても、使用感に大きな差は感じません。Snapdragon 730Gは、ゲームなどにも適したチップと聞いているので、ヘヴィユーザーでも心配しなくてよさそうです。

 

バッテリー容量はPixel 4よりも多い3140mAh。最近のスマホの中では、さほど多いとは言えない容量ですが、「自動調整バッテリー」機能によって、効率よく電池を使えることが特徴。筆者が実際に使った印象では、1日は持つが、長時間動画を見たり、ゲームをしたりするなら、モバイルバッテリーを持ち歩くべきかも……と感じました。

 

↑電池周りの機能は、Android標準のものだけ。Androidに最適化されている端末なので、「自動調整バッテリー」が有効に機能することを期待できる

 

日本向けモデルの仕様として、FeliCaを搭載していることも特筆すべきポイントでしょう。多くの人が使っている「おサイフケータイ」に加えて、登録が簡単な「Google Pay」も使えます。SIMフリーで、なおかつFeliCaも使いたい人には有力な選択肢となるでしょう。

 

↑おサイフケータイは「モバイルPASMO」にも対応。「Suica」や「nanaco」は、おサイフケータイでもGoogle Payでも使えるが、利用できる機能に差があるので注意が必要

 

これといった欠点は見当たらず、ほとんど褒めっぱなしのレビューになってしまいましたが、実際、非常に出来の良い端末です。Pixel 4の半額以下ですから、コスパも良いです。ですが、今年のSIMフリー市場は、「OPPO Reno3 A」やシャオミの「Redmi Note 9S」など、高性能で安いモデルが多いんですよね。持ちやすさを重視する人には「iPhone SE」もあります。購入を決める前に迷うことは避けられないでしょう。

 

【フォトギャラリーを見る】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSでは表示できません。

【西田宗千佳連載】WindowsでもARM系採用の動きアリ。だが、当面「x86」主流は動かず

Vol.93-4

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、アップル・シリコン。WWDCで発表されたMacの自社設計CPUへの移行―その背景には何がある?

 

MacはCPUのアーキテクチャをx86系からARM系に変える。本連載で解説したように、アーキテクチャ変更の理由は、x86系よりも消費電力と性能のバランスの面で有利になってきているからだ。

 

Apple Apple Silicon Mac 価格・発売日未定

 

ならば、PC用OSの大半を占めるWindowsはどうなのだろう? 実は、すでに同様の動きは見られている。現在のWindows 10にはARM版があり、x86系アプリのエミュレーション機能も備えているのだ。マイクロソフトの「Surface Pro X」は、Qualcommとマイクロソフトが共同開発したARM系プロセッサ「Microsoft SQ1」を使っている。2週間ほどメインマシンとして使ってみたことがあるが、動作速度の面でも互換性の面でも、意外なほど問題はない。しかも、バッテリーで軽く10時間以上動作し、LTEでの通信機能もある。非常に優秀な「モバイルPC」として、普通におすすめできるものだった。

 

だが、この方向性を採るモデルがWindowsでも増えるのか……というと、そこまで増えそうな印象は持っていない。理由は「コストとメリットのバランス」だ。Surface Pro Xのような多少特殊なPCは、コストをかけても問題ない。マイクロソフトならば「特別なPC」を作っても、それをフラッグシップとしてアピールできるだろう。だが、他のメーカーの場合、CPU変更のリスクをとってまで消費電力や発熱を抑える理由は少ない。CPU変更を気にして買うユーザーは、いまはまだ少数派だ。設計的にもコスト的にもこなれているインテル系CPU、もしくはAMD系CPUを使った方が、より多くの人に受け入れられやすい製品が作れる。ある意味、Windowsに求められているのは「安定したパフォーマンスとコスト」だからだ。

 

また、ARMのプロセッサーのすべてが高速なわけではない。PCとスマホではメモリ容量も、ストレージの容量も異なるため、スマホ用のプロセッサーでそのままWindowsを動かしても、動作は遅くなるだけだ。Surface Pro Xに使われている「Microsoft SQ1」も、Macで使われると考えられているApple Silicon用のプロセッサーも、メモリ容量や設計は「PCとしての用途に相応しい量」になっている。教育向けにシェアが増えているChromebook、初期にはスマホと同じARM系プロセッサーを使っていのたが、パフォーマンス不足から、現在はインテルのx86系CPUを使うものが主流になっている。「PC向けに使って快適になる」のは、x86系であろうとARM系であろうと、やはり「PC向けに設計されたプロセッサー」なのだ。そして、Windows向けを考えた場合、PC用に設計されたARM系プロセッサーの選択肢は少ない。だから、Windowsにおいては当面x86系CPUがメインであり続けるだろう。アップルがARMに移行できるのは、CPUを自分で選び、自分で設計できるからに他ならない。

 

WindowsでもARM系が増えるには、QualcommやサムスンなどがPC向けARM系プロセッサーを多数作るようになってから、ということになるだろう。そうした動きが短期的に強まるとは考えづらい。

 

もしくはある種の逆転現象として、「インテルがPC向けにARM系プロセッサーを採用」した場合には、一気に状況がひっくり返る可能性はある。まあ、実際問題としてインテルが採用する可能性は低いとは思うのだが、PCにおける「x86包囲網」が広がっていき、インテルの業績への圧迫が見え始めると、また話は変わってくるのかもしれない。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

新「27インチiMac」の大事な4つの変化。一見変わってないようだけど…実はパワフル

Appleは、27インチiMacのメジャーアップデートを発表しました。新iMacは、最大10コアのIntelプロセッサ、従来の2倍のメモリ容量、次世代AMDグラフィックスを搭載と、全方位に渡ってのスペックアップが特徴。全モデルに超高速SSDを採用して、記憶容量が最大で従来の4倍になりました。

 

ディスプレイなどのハードウェアの進化はありませんでしたが、細やかなスペック面での向上がうれしいアップデート内容をまとめました。

 

↑新しい27インチiMacの価格は19万4800円(税別)~

 

【変化その1】最大10コアのプロセッサとメモリ容量の強化

27インチiMacは最新の6コアまたは8コアの第10世代Intelプロセッサによって、幅広いニーズにプロレベルのパフォーマンスで応えます。また、iMacの限界をさらに押し広げる必要があるプロのために、初の10コアオプションも用意。10コアプロセッサなら、Turbo Boost使用時で最大5.0GHz、CPUパフォーマンスは最大65パーセント高速化を実現します。また、メモリ負荷が高いアプリケーションの利用を想定し、メモリは最大で従来の2倍の128GBを搭載可能。

 

↑10コアのプロセッサならハードな音楽制作にも耐えうる

 

【変化その2】次世代AMDグラフィックスの採用

グラフィックスへの負荷が高い動画編集やゲームのプレイにも最適な、次世代のAMDグラフィックスを搭載しています。最新のAMD RDNAアーキテクチャをもつRadeon Pro 5000シリーズは、グラフィックスパフォーマンスの55パーセント高速化を実現。また、iMac初の16GBのメモリを搭載したグラフィックスオプションも用意されており、前世代の27インチiMacと比べて2倍の容量を搭載できます。

 

【変化その3】全ラインナップにSSDとApple T2 Securityチップを搭載

27インチiMacのすべてのラインナップにSSDが標準搭載されました。アプリの起動や大容量ファイルを開く際に、最大3.4GB/sという圧倒的な速さのパフォーマンスを実現します。 今回初めて8TB SSDオプションを用意したのもポイントです。8TB SSDオプションを選択すれば、前世代モデルと比較して4倍ものSSD容量になります。

 

Appleが独自にカスタム設計した第2世代のシリコンであるApple T2 Securityチップにも注目です。T2 Securityチップのストレージコントローラにより、SSDに保存されるあらゆるデータを暗号化し、ファイルとデータの安全とセキュリティを守ります。さらに、T2チップは起動プロセス時にロードされるソフトウェアが不正に書き換えられていないことをチェックし、iMacおよびT2チップを搭載するすべてのMacに、どのコンピュータよりも安全なストレージと起動プロセスを提供します。

 

【変化その4】Retina 5Kディスプレイの細かな性能向上

サイズや解像度は変化なしでしたが、ディスプレイにも細かな変化点があります。ユーザーの環境光に合わせてディスプレイの色温度を自動的に調整する、「True Toneテクノロジー」を採用したことが1つ。また、明るい部屋や間接的な太陽光など、様々な光の状況下で画面を見やすくする「Nano-textureガラス」をオプションで選べるように。鮮明な画質とコントラストを保ちながら、反射率を最小限に抑えて光の映り込みを減らせます。

 

↑Nano-textureガラスによって、Retina 5Kディスプレイに革新的なマット仕上げをもたらす

 

以上、4つが新たな27インチiMacの変化になります。さらに細かな点では、FaceTime HDカメラが1080p解像度にアップしていたり、高品質な音声を生み出す3つの内蔵マイクなどもうれしいポイントです。在宅勤務で最高の仕事環境、クリエイティブの場を整えたい、そんな希望がある人は思い切ってiMac導入してみてはいかがでしょうか?

【西田宗千佳連載】「製造と設計」一体経営で苦しむインテルと、インテルを「待てない」アップル

Vol.93-3

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、アップル・シリコン。WWDCで発表されたMacの自社設計CPUへの移行―その背景には何がある?

 

アップルがCPUをインテルから移行することに対し、インテルは「今後もアップルをサポートする」と公式コメントを発している。インターフェイスの「Thunderbolt」はインテルとアップルが共同開発したもので、今後も使われていくと思われるため、この発言は当然といえる。一方、インテルの内心は決して穏やかなものではないだろう。

 

インテルの業績は決して悪くない。7月に発表された2020年度第2四半期業績によれば、同社の収益は前年同期比20%増の197億ドル(約2兆906億円)となっており、むしろ好調だ。新型コロナウィルス感染症によるテレワーク需要の増加は、インテルにとって追い風といえる。

 

一方、将来のことを考えると、インテルも必ずしも安泰とはいい難い。特に近年、ライバルの追い上げが厳しいからだ。PC用のCPUとしては、AMDの「Ryzen」シリーズがパフォーマンスをあげてきており、採用例も増えている。そこにアップルの「脱インテル」宣言である。理由はどちらも同じである。インテルの半導体製造技術の進捗が思わしくなく、新しい「7nm世代」の半導体製造プロセスの導入に手間取っている。2020年度第2四半期業績説明会では、これまで「2021年に市場投入の見込み」としてきた7nm 世代の製品投入が、当初の見込みからさらに6か月以上遅れている、と説明した。量産品として十分な量が市場に出回るのは2022年から2023年になると予想される。

 

この件について、AMDの現在のハイエンドCPUやアップルの「Aシリーズ」を生産しているTSMCがすでに7nmプロセスを使用していることから、「インテルはずいぶん遅れている」と思っている人もいるようだ。ただ、それは誤解である。同じ「7nm」という数字を使っているのだが、簡単にいえば基準が異なるため、インテルのいう「7nm」とTSMCの「7nm」は同じことを意味しない。その半導体が使うもっとも微細な配線の幅で比較した場合、TSMCの「7nm」技術は、インテルの「10nm」技術に相当し、技術世代的には近しい、といってもいい。

 

Apple Apple Silicon Mac 価格・発売日未定

 

とはいうものの、インテルは2016年に現行の「10nm世代」立ち上げに苦労し、今また「7nm世代」の立ち上げに苦労している。消費電力や性能面で、かつてほど強い印象がなくなっているのは、製造面と開発面、両方で苦労しているから、という部分が大きいのではないだろうか。

 

半導体製造を自社で行うインテルに対し、AMDやアップルは、半導体製造を「製造技術専業」であるTSMCに任せ、アーキテクチャ開発に注力している。製造技術の進化についてはTSMCの技術力に依存しているが、分業することで資産をより効率よく使っている、ということもできる。

 

過去、インテルの強みは「製造技術でもアーキテクチャでも先行している」一体経営にあった。だが、高度なプロセス技術を使った半導体製造の難易度が高まると同時に一体経営のリスクが出てきた……という分析もできる。

 

もちろんインテルも、この状況を黙ってみてはいない。最新の「第10世代Core iプロセッサー」では、内蔵GPUの性能を向上してパフォーマンスをあげたし、低消費電力型プロセッサーとしては、コードネーム「Lakefield」で知られる製品を6月に正式発表した。これらの新プロセッサーを使った製品の「対価格性能比」は向上している。

 

だがおそらく、アップルにとっては、こうした施策も「遅い」のだろう。自社で半導体を設計する能力を持っているアップルにとっては、製品の性能向上について「インテルの技術開発待ち」であること自体がすでにリスクになっていた。だからこそ、ARMコアを使った自社設計プロセッサーの採用へと移行したのである。

 

では、「インテル離れ」はMac以外でも始まるのだろうか? Windowsでもx86以外の利用が進む可能性があるのだろうか? そのへんは次回のウェブ版で解説しよう。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

【2020年最新】ドコモ光のプロバイダ全24社を徹底比較!おすすめのプロバイダはコレだ!

ドコモ光 プロバイダ アイキャッチ

画像提供:ネットライフ研究所

ドコモ光を契約するなら、できるだけプロバイダ料金を抑えたいですよね。ドコモ光のプロバイダ全24社を比較した結果、おすすめはGMOとくとくBBですよ。今回は比較のほかにも、ドコモ光のプロバイダとは何か・ドコモ光のお得な申し込み方を解説します。ドコモ光の契約に関する疑問、プロバイダの確認方法も解説しますので、参考にしてくださいね。

博士

ドコモ光の契約を考えている方・プロバイダの変更を考えている方は参考にしてね!

<ドコモ光の基本情報(GMOとくとくBBの場合)>
月額料金
(戸建て)
5200円
月額料金
(マンション)
4000円
契約期間 2年
解約金 戸建て:1万3000円
マンション:8000円
平均速度
(ダウンロード)
231.47Mbps
キャッシュバック 最大2万円
加入必要な
オプション
なし
特典
  • 最大2万円キャッシュバック
  • dポイント2000pプレゼントt
  • 新規工事費無料
  • ドコモ光セット割
  • 光複数割
  • v6プラス対応無線LANルーター無料レンタル

\最大2万円キャッシュバック!/
ドコモ光について詳しく調べる
★GMOとくとくBB公式ページへ移動します

そもそもドコモ光の「プロバイダ」とは?

ドコモ光のプロバイダとは光回線などのインターネット回線を用いて、契約者のPCなどをインターネットに接続するサービスです。

プロバイダとは

博士

ドコモ光のプロバイダは、
❶ドコモ光の申し込み受付
❷インターネットへの接続
❸オプションサービスの提供
の3つを行っているよ!

ドコモ光はドコモが展開する光コラボレーションのサービスで、光回線とプロバイダの契約をセットで提供しています。

★タップで開きます


NTTが提供している光回線(フレッツ光)を各事業者が借り受け、ユーザーに提供すること。フレッツ光は日本全国に、光回線のサービスを展開。光回線とプロバイダのサービスが一本化されているので、プロバイダの料金を別途支払う必要はありませんよ

※フレッツ光など、他社インターネット回線では光回線と別にプロバイダを個別契約しなければいけないものもあります。

 

また、他社光コラボレーションは、プロバイダの選択肢が1つに限られるケースが多いです。(例:So-net光プラスはSo-netのみ)

博士

ドコモ光は、20社以上のラインナップからプロバイダを自由に選べるのが大きなメリットなんだ!

助手のジョン

ドコモ光の全プロバイダは、以下のリンクを参考にしてね!

【24社比較】ドコモ光のおすすめプロバイダはコレだ!

※タップで解説にジャンプします。

ドコモ光のプロバイダを選ぶポイント5つ

ドコモ光で利用するプロバイダを選ぶポイントは、以下の5つです。

博士

それぞれチェックしておかないと、月額料金が高くなる・速度が遅くなるといったトラブルに見舞われる恐れがあるよ。

助手のジョン

しっかり確認して、プロバイダ選びで知っておきたい知識を身に着けてね!

①タイプAに属しているか

ドコモ光は、プロバイダが属する「タイプ」によって月額料金が変動します。タイプごとの月額料金は、以下の表のとおりです。

<タイプ別の月額料金>
戸建て マンション
タイプA 5200円 4000円
タイプB 5400円 4200円

表をご覧のとおりタイプAは、タイプBより200円ほど割安です。しかし、タイプAとタイプBで、大きな通信品質の差はありません。

博士

つまり特に契約したいプロバイダがない限り、プランAを選ぶのがおすすめだよ!

 

タイプごとの選べるプロバイダは、以下の表にまとめました。

<タイプ別のプロバイダ>
タイプA ドコモnet、plala、
GMOとくとくBB、@nifty、
DTI、IC-NET、Tigers-net.com、
BIGLOBE、andline、SYNAPSE、
BBexcite、エディオンネット、
TiKiTiKi、hi-ho、ネスク、
01光コアラ、スピーディア
インターネットサービス、
楽天ブロードバンド
タイプB OCN、@TCOM、TNC、
AsahiNet、WAKWAK、@ちゃんぷるネット

表のとおり選べる選択肢も、タイプAの方が豊富です。

博士

GMOとくとくBBやSo-netなど、大手インターネットプロバイダもタイプAに含まれているよ!

 

②プロバイダの平均速度は速いか

通信速度に関する画像
ドコモ光の使用上の最大速度は上下最大1Gbpsですが、実測値の速度は違います。プロバイダ各社で、設備や利用者の数が異なり、プロバイダによって速度が違うためです。そこで、利用者の実測値の平均である「平均速度」を比較するのがおすすめですよ。

<ドコモ光のダウンロード速度トップ5>
ダウンロード速度 アップロード速度
【1位】
GMOとくとくBB
232.37Mbps 181.26Mbps
【2位】
hi-ho
182.37Mbps 136.69Mbps
【3位】
エディオンネット
181.47Mbps 183.33Mbps
【4位】
ぷらら
173.95Mbps 141.7Mbps
【5位】
OCN
173.12Mbps 140.02Mbps

みんなのネット回線速度より

※6月11日時点のデータです。

表のとおり、下り最大速度はGMOとくとくBBが圧倒的でした。第2位のhi-hoと比べても、50Mbpsほどの差があります。上り速度はエディオンネットが1位でしたが、GMOとくとくBBとほとんど差がありませんよ。

助手のジョン

速度面では、GMOとくとくBBがおすすめだね!

\速度の評価NO.1!/
GMOとくとくBBの詳細を見る
★ドコモ光の正規代理店サイトに移動します

v6プラス対応のプロバイダがおすすめ

ドコモ光を契約する際は、v6プラスに対応するプロバイダを選べます

v6プラスとは、「IPv6 IPoE+IPv4」という技術を用いて、回線混雑を避けて高速で通信できるオプションです。

IPv6接続とは
v6プラスに非対応のプロバイダは回線混雑による速度低下がおこりやすいので、v6プラス対応のプロバイダがおすすめですよ。通常、v6プラスを利用するには申し込みが必要で、対応ルーターを用意(5,000円~10,000円程度)する必要があります。しかし、以下のプロバイダはv6プラスの申し込みが不要でv6対応ルーターを無料レンタルできますよ。

v6プラス対応でおすすめのプロバイダ

  • GMOとくとくBB
  • ぷらら
  • @nifty
  • BIGLOBE
博士

特に理由がなければ、この4つから選ぶのがおすすめだよ!

 

③キャッシュバック額はどうか

キャッシュバックに関する画像
ドコモ光は、選ぶプロバイダによってキャッシュバックなどのキャンペーン内容が異なります。ドコモ光をお得に契約したい場合は、各社のキャッシュバック額をしっかり見比べましょう。主なプロバイダにおけるキャンペーン内容を、一覧でまとめました。

<プロバイダのキャンペーン比較>
キャッシュバック額 最短受け取り時期 必要なオプション
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
最大2万円 開通から5か月後
  • ひかりTV for docomo
  • DAZN for docomo
ぷらら
(プロバイダ)
1万5000円 開通から6か月後 なし
@nifty 最大1万5000円 開通月から12か月目
  • スカパー!
  • ひかりTV for docomo(2年割)
DTI 最大1万5000円 開通月から8か月後
  • ひかりTV for docomo
  • DAZN for docomo

表のとおりキャッシュバック額が一番高く、受け取りまでの期間も短いのはGMOとくとくBBでした。

博士

ドコモ光の申し込みで最も高額な還元を受けたい方は、GMOとくとくBBから申し込みがおすすめだよ!

\最大20,000円キャッシュバック!/
GMOとくとくBBについて詳しく調べる
★GMOとくとくBB公式ページへ移動します

おうちのインターネット
ドコモ光を申し込む際は、利用するプロバイダでルーターを無料レンタルできるかチェックしましょう。ルーターは自分で買うと5000~1万円程度の費用がかかりますが、無料でレンタルできればコストを0円に抑えられますよ。無線ルーターを、無料レンタルできるプロバイダは以下のとおりです。

  • GMOとくとくBB
  • ドコモnet
  • ぷらら
  • @nifty
  • DTI
  • IC-NET
  • Tigers-net.com
  • BIGLOBE
  • andline
  • スピーディアインターネットサービス
  • OCN
博士

とくにGMOとくとくBBは37ヶ月間使えば返却不要になるので、おすすめだよ!

 

⑤セキュリティサービスの無料期間はあるか

セキュリティに関する画像@ネットライフ
ドコモ光はプロバイダごとに、セキュリティサービスが提供されています。セキュリティサービスを無料で利用できれば、平均月額430円程の費用をおさえられますよ。以下の表に、ドコモ光のプロバイダ各社におけるセキュリティソフトの料金と無料期間をまとめました。

<主なプロバイダのセキュリティソフトの無料期間>
セキュリティソフト 月額料金 無料期間
GMOとくとくBB マカフィー 500円 12か月
ぷらら マカフィー 399円 24か月
OCN マイセキュア 250円 12か月
@nifty 常時安全セキュリティ24 500円 12か月
エディオンネット ウイルスバスター 429円 ×
TikiTiki ウイルスバスター 450円 ×
ネスク
  • ウイルスバスター
  • マカフィー
500円 ×
博士

セキュリティソフトを費用0で、ウイルスなどのトラブルを回避して安全にインターネットしよう!

 

【24社比較】ドコモ光のおすすめプロバイダはコレだ!

ドコモ光は、プロバイダによって次の違いがあります。

  • 特典(キャッシュバックなど)
  • タイプAかタイプBか
  • 平均速度
  • v6プラス対応か
  • 無線ルーターレンタルが無料か
  • セキュリティソフトの無料レンタル期間はあるか

今回は、上記6点を表で比較しました。

ドコモ光のプロバイダ比較
表を比較した結果、おすすめはGMOとくとくBBですよ。GMOとくとくBBのおすすめポイントは次のとおりです。

GMOとくとくBBのおすすめポイント

  • キャッシュバック額が最大2万円で一番高額
  • 平均速度が一番速い
  • v6プラスが無料で利用可能
  • 無線ルーターレンタルに対応
  • セキュリティサービス無料期間:12か月間

GMOとくとくBBは、キャッシュバック額が20,000円と他プロバイダに比べ高額なためドコモ光をお得に契約可能です。また、回線の混雑を避けるv6プラスが無料で、平均速度もドコモ光のプロバイダで一番のため、速度にこだわる方にはおすすめですよ。さらに、セキュリティサービスの無料期間が12か月間あるので、通常500円/月かかる費用を0円にできるのは、うれしいポイントですね。

助手のジョン

以上のように、比較してみるとGMOとくとくBBが群を抜いていることがわかるね!

博士

ドコモ光をできるだけ安く契約したい方、速度にこだわる方にはGMOとくとくBBがおすすめ!

\最大2万円キャッシュバック!/
GMOとくとくBBについて詳しく調べる
★GMOとくとくBB公式ページへ移動します

ドコモ光×GMOとくとくBBの評判と特徴

ドコモ光 GMOとくとくBB
GMOとくとくBBは、キャッシュバック額・通信速度ともにNO.1の総合評価が高いプロバイダです。GMOとくとくBBを、ドコモ光から申し込んだ場合の基本情報を以下の表にまとめました。

<ドコモ光×GMOとくとくBBの基本情報>
月額料金(戸建て) 5200円
月額料金(マンション) 4000円
平均速度 下り平度: 231.47Mbps
上り速度: 180.64Mbps
キャッシュバック額 最大2万円
必要なオプション
  • ひかりTV for docomo
  • DAZN for docomo
無線ルーター無料レンタル
v6プラス

GMOとくとくBBの特徴は、以下のとおりです。

  • キャッシュバックが最大20,000円と高額
  • 平均ダウンロード速度が速い
  • 無料でv6プラスを利用可能
  • 無線LANルーターのレンタルに対応・37ヶ月間使えば返却不要
  • セキュリティサービス12ヶ月間利用可能
  • 総合評価・顧客満足度No.1

利用者からの口コミでも、速度に満足している声やキャッシュバック還元に魅力を感じている声が見つかりました。

助手のジョン

特典やサービスが充実してて、評判もいいから、安心して申し込めるね!

博士

ただし、口コミにもある通りキャッシュバックを申し込み忘れる恐れもあるよ!

助手のジョン

カレンダーに還元の申請日を登録しておくのが、おすすめだよ!

\最大2万円キャッシュバック!/
GMOとくとくBBについて詳しく調べる
★正規代理店・ネットナビのページへ移動します

申し込み・開通・キャッシュバック受け取りまでの流れ

GMOとくとくBBでドコモ光を申し込み、キャッシュバック還元を受けるまでの手順をまとめました。

  1. GMOとくとくBB公式サイトから、ドコモ光の契約を申し込む
  2. GMOとくとくBBのマイページ「BBnavi」から、レンタルルーターを申し込む
  3. 開通工事が行われ、自宅でドコモ光が使えるようになる
  4. 届いたレンタルルーターをドコモ光のONU(NTTロゴの付いている、開通工事で設置された機器)に接続すれば、自動的にv6プラスでの通信が可能になる
  5. 開通月を含む4ヶ月目に、GMOの申込時に発行された基本メールアドレスへキャッシュバック案内のメールが届く
  6. メールから振込先口座を登録すれば、翌月末にキャッシュバックが振り込まれる
博士

メールが届いた翌月末までに振込先口座を登録しなければ、還元を受けられなくなるので注意してね。

助手のジョン

還元申し込みの案内が届く日を、カレンダーアプリに登録しておくのがおすすめだよ!

 

【Q&A】ドコモ光の契約に関するよくある質問

よくある質問
最後に、ドコモ光のプロバイダにおけるよくある質問5つに回答します。

博士

それぞれ必要に応じてチェックして、疑問を解消してから申し込んでね。

 

①ドコモ光のプロバイダの問い合わせ窓口は?

ドコモ光のプロバイダサービスにおけるわからないことは、各プロバイダ窓口に相談しましょう。以下の表に、各プロバイダの問い合わせ窓口をまとめました。

<プロバイダの問い合わせ窓口>
GMOとくとくBB 0570-045-109
ぷらら
@nifty 0570-03-2210
BIGLOBE
(インフォメーション
デスク)
0120-86-0962
携帯:03-6385-0962
BIGLOBE
(テクニカル
サポートデスク)
0120-68-0962
携帯:03-6328-0962
OCN 0120-506506

例えば以下に当てはまることは、プロバイダの窓口で問い合わせできますよ。

  • プロバイダが提供しているオプションサービスに関する疑問
  • インターネットの通信速度が遅い

②ドコモ光のプロバイダの確認方法は?

ドコモ光で現在契約しているプロバイダを確認する方法は、以下のとおりです。

ドコモ光のプロバイダを確認する方法

  • ドコモ光契約時の書類や請求書を確認する
  • My docomoにログインし、ドコモ光の契約内容を確認する
  • プロバイダのメールアドレスを確認する(例:BIGLOBEなら~@biglobe~などの表記)
博士

上記の方法でどうしてもわからない場合は、ドコモ光に問い合わせよう。

ドコモ光インフォメーションセンター

③ドコモ光セット割ってなに?申し込み方法は?

ドコモ光セット割とは、ドコモ光とドコモのスマホをまとめて割り引きにできる特典です。自分だけでなく家族のドコモ回線も含めて、割引にできますよ。以下の表に、ドコモ光セット割の割引額の例をまとめました。

<ドコモ光セット割・割引額の例>
セット割引額(税抜)
ギガホ -1000円
ギガライト -500~1000円
カケホーダイ&パケあえる -100~3500円(主回線にのみ適用)

詳しい割引額は、公式サイトで紹介されています。なおドコモ光のセット割は自動で適用されるので、とくに申し込み手続きをする必要はありません

 

④ドコモ光のプロバイダの変更方法が知りたい!必要な費用は?

速度が遅い、ルーターを無料でレンタルしたいなどの不満がある場合は、ドコモに連絡すれば利用するプロバイダを変更できます。プロバイダ変更の流れは、以下のとおりです。

プロバイダの変更方法

  1. ドコモインフォメーションセンター(151)やドコモショップで、プロバイダの変更を希望する
  2. 自宅に新しいプロバイダの契約書類が届く
  3. ルーターのインターネット接続情報を、必要に応じて新プロバイダに変更する
  4. インターネットを利用開始!

プロバイダ変更には、最大3000円(税抜)の費用がかかります

<プロバイダ変更の費用>
必要な費用
同一タイプの変更
(タイプA・タイプB)
事務手数料
3000円(税抜)
別タイプの変更
(タイプA→タイプB)
(タイプB→タイプA)
事務手数料
3000円(税抜)
単独タイプから
タイプAまたはタイプB
無料
博士

プロバイダの変更に伴いインターネット接続設定も変更になるので、変更の作業を忘れないように気をつけよう!

 

⑤ドコモ光の解約違約金はいくら?解約の方法は?

ドコモ光の解約違約金は、以下のとおりです。

  • 戸建て:1万3000円
  • マンション:8000円

ただし解約違約金は、契約満了当月~翌々月の「契約更新月」だと無料ですよ

博士

解約費用を削減したい場合は、契約更新月に合わせて解約しよう!ドコモ光の解約手順は、以下のとおりです。

ドコモ光の解約手順

  1. ドコモインフォメーションセンターかドコモショップに問い合わせ、解約を申し込む
  2. レンタル機器を、指示に従って返却する

ドコモ光インフォメーションセンター

博士

WEB上での解約手続きが行えないことに、注意しよう。

 

まとめ

ドコモ光は、24種類の選択肢の中からプロバイダを自由に選んで申し込めます。プロバイダごとに、平均速度や利用できるサービス、キャンペーン特典が大きく異なっていますよ。ドコモ光のプロバイダを選ぶ際は、以下の5つのポイントを比較して選びましょう。

  1. 特典(キャッシュバックなど)
  2. タイプAかタイプBか
  3. 平均速度が速いか
  4. 無線ルーターレンタルが無料か
  5. セキュリティソフトの無料レンタル期間はあるか

以上のポイントを比較した結果、最大2万円のキャッシュバックを受け取れて平均速度の速いGMOとくとくBBがおすすめですよ。

\最大2万円キャッシュバック!/
GMOとくとくBBについて詳しく調べる
★GMOとくとくBB公式ページへ移動します
GMOとくとくBBは、無線ルーター無料レンタルやセキュリティサービス12ヶ月間無料など、オプションも充実しているプロバイダです。

博士

今回の解説を参考に、自分にとってベストなドコモ光のプロバイダを見つけてね!

お値段半分で、カメラも性能も妥協なし! Google「Pixel 4a」はiPhone SE対抗の大本命!

鮮やかな写真を撮影できる優れたカメラ性能、端末を常に最新の状態に保つ最新のソフトウェア、洗練されたデザインでより求めやすい価格、これら全てを備えたGoogle Pixel 4aが登場します。Google ストアでの価格は 4万2900円(税込)。…きましたよiPhone SE対抗、いま注目の4万円台スマホの価格帯です!

 

↑Pixel 4aの価格は4万2900円(税込)

 

Pixel 4aの特徴は、まずPixel 4と同じ高性能カメラを採用していること。Pixel 4の半額以下で、デュアル露出補正機能付きHDR+、ポートレートモード、トップショット、天体写真の撮影が可能な夜景モード、動画手ブレ補正など、これまでの Pixelシリーズでおなじみのカメラ機能が使えてしまうのです!

 

 

ボディは、5.8インチ OLED ディスプレイを搭載。マットブラックの筐体は手に馴染みやすく、Pixelユーザーに好評だったミントカラーの電源ボタンを採用しています。色は、Just Blackの一色展開です。また、パンチホールディスプレイを生かした「楽しい」壁紙も提供します。

 

↑主張しすぎないシックなデザイン

 

その他のスペック面では、Qualcomm Snapdragon 730G、オンデバイス セキュリティ用のTitan Mセキュリティチップ、6GB RAM、128GBストレージ、3140mAhの1日中使える大容量のバッテリーを搭載。チップセットでこそPixel 4に劣っていても、その他の点ではPixel 4と同等かそれ以上の質を保っています。

 

また、昨年登場した新しいGoogleアシスタントを活用することで、アプリ間のマルチタスク処理や写真の検索、メッセージの送信などをすばやくこなせるのも特徴。事前に登録した緊急連絡先に通知を一斉送信できる「緊急事態の共有」などの機能も便利です。

 

8月14日よりGoogleストアで予約受付スタート、20日より発売開始です。今年の大本命となる一台をぜひ手に入れてください。

MRデバイス「Magic Leap 1」で誰でも魔法使いになれる時代がやってきた! 「code name:WIZARD」レビュー

ARやVRやMRといった、現実とバーチャルを結びつけるデバイスの進化が著しい昨今、MRデバイスとして注目を集める「Magic Leap 1」を活用したファンタジーコンテンツ「code name:WIZARD(コードネームウィザード。以下WIZARD)」が現在、開発されています。

 

WIZARDは、「もし現実世界で魔法を使えたら」をコンセプトに、プレイヤー自身が魔法使いとなって楽しめるコンテンツ。先日、メディア向け先行体験会が開催されたので、その様子をお伝えします。

 

MRにしかできない遊び方を追求

体験会は“エピソードゼロ”と題して、現実世界とバーチャルが融合したMR(Mixed Reality。複合現実)空間で、「MRならではの遊びとは何か?」をテーマにしています。

↑マジック・サーチャーの説明

 

魔法の世界が見えるようになる「マジック・サーチャー」(=Magic Leap 1)と、秘めた魔力を引き出す「マジカル・リング」を身につけて、同コンテンツを開発しているカクシン本社の“魔法使いの部屋”を歩き回りながら、魔導書から逃げ出した妖精「ティッキー」を捕まえる、“ストライダー契約の儀式”が行なわれました。

↑マジカル・リング。一見普通の指輪のようだが、実は……?

 

まず、マジック・サーチャーとマジカル・リングを開発した「Xカンパニー」の案内役(キャスト)が3人登場し、マジック・サーチャーと魔法の力について説明したり、マジカル・リングに魔力を込めたりしました。オープニングから、ディズニーやハリーポッターのようなワクワク感をそそる演出で、テンションが上がります!

↑写真には写らないけど、マジカル・リングには魔法のようなエフェクトが!

 

マジック・サーチャーの前方部分は、触ると「魔力が暴走して大変なことになる」と説明されていましたが、そう言われると「どう暴走するんだろう…?」と逆に触りたくなりますが、そこは我慢……。

↑装着時は、眼鏡や腕時計、帽子は外し、目に被る長さの前髪はピンで留める必要があります。普段眼鏡の人はコンタクトにするか、裸眼で挑戦する必要があるので、ご注意

 

今回のエピソードゼロは2人1組で行なわれました。部屋の中にある1冊の本を開いたところで、封印されたティッキーたちが飛び出し、散策がスタートします。

↑あやしく光る本

 

↑MRではこのように見えている!

 

この、通常だと何もない空間ですが、部屋の至る所にティッキーがいるんですよ! 実際にそこにいるかのように、フィギュアのように存在しているのです。

↑何もいないように見えて実は…!?

 

ティッキーのいる場所にマジカル・リングを装着した手をかざすと、リングが光ってティッキーを捕まえられます。それぞれの場所に目線を向けたり、手をかざしたりすると、ボイスやサウンドも聞こえてきます。

↑手をかざして捕まえているところ(合成写真)

 

どこかに隠れていたり、ちょっとした謎解き要素もあったりで、筆者たちが挑戦したときは、無事にすべてのティッキーを捕まえることができました!

↑契約の儀式を完了し、「修練生」となった!

 

ちなみに、マジック・サーチャーことMagic Leap 1のMR体験を実際にやってみて思ったことは……意外と本体が軽くてビックリ! VRのHMDなどと比較すると非常に軽いです。しかし、しっかり同機を頭部に固定したつもりでも途中で落ちてきそうになったり、視野角の問題でティッキーやエフェクトなどのMRコンテンツが端の方で切れることがあったのが気になったりしました。このあたりは今後の改善ポイントとして一層洗練されることを期待したいですね。

↑斜めになっているので、少し不安になる装着感

 

……が、それを踏まえても非常に“非日常感”があり、本当に魔法が出てきたり、ティッキーを掴んで持ち上げたりできそうな、現実とバーチャルの区別がつかなくなるような没入感がありました。

↑登場したティッキーは全6種類

 

ちなみにWIZARDは、サウンドなども含めてすべてカクシンの社内で開発された純度100%の内製コンテンツで、先ほど登場した案内役のキャストの方も、なんと、カクシンの開発スタッフだそうです!

↑中央の女性が作曲担当スタッフ

 

今後の展開

WIZARDはテーマパークなどでの展開を予定していますが、最速で体験できるのは、現在開催されているCAMPFIREでの支援リターンです。クラウドファンディングの詳細については記事下部にある関連リンクをご覧ください。

 

今回のエピソードゼロは前述の通り“MRならではの遊びとは何か”という点にこだわって作られたので、VRでも成立しそうなコンテンツ、例えば「ボスを倒そう!」的な案もあったのですが、ボツになったとのこと。しかし、この先の続編もずっとMRだけでやっていくのではなく、例えば次回はVR、その次はARなど、MRだけに留まらない“XR”(クロスリアリティ)で展開していく予定だそうです。人数も今回は2人でしたが、次回は4人協力なども考えており、今後は“謎解き”なども考えているのだとか。

 

筆者も今回体験してみて、昨今ブームの「謎解きゲーム」とは非常に親和性が高そうだと思いました。謎解きゲーム自体はアナログ度の高いコンテンツですが、MR導入でまさかの“近未来的コンテンツ”に化けるかも!?

 

そう考えるとテンションが上がり、今後が楽しみになってきました……が、まずは皆さんぜひMRだけでも体験することをおすすめします。MRは「リアルとヴァーチャルの境目とは何か」を考えさせてくれます。クラウドファンディングは8月9日まで!

 

↑エピソードゼロ完了の証!

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

これが未来の美術館の姿か!? 8K×バーチャルを組み合わせた体験プログラムが東京国立博物館で開催

博物館で飾られているような希少な古美術品は、ガラスケースの向こうから鑑賞するのが通常です。でもそれを、手に取って眺めることができたら……という夢をかなえる展示方法が、8Kディスプレイ技術で実現しました。

 

シャープと文化財活用センター、東京国立博物館(トーハク)は、8K映像技術を用いて、“文化財を手に取っているかのように体験できる仕組み”を開発しました。東京国立博物館・東洋館にて期間限定の展示「8Kで文化財『ふれる・まわせる名茶碗』」としてお披露目されます。

↑東京国立博物館で開催される「8Kで文化財『ふれる・まわせる名茶碗』」

 

この展示は、トーハクに収蔵されている有名な茶碗(文化財)を高精細な3Dデータとして再現し、8Kの高解像度なディスプレイで鑑賞できるというもの。コントローラーが「茶碗型」になっているのがポイントで、形状や重さが実物そっくりに再現されています。

↑8Kディスプレイに高精細な3D画像が表示されます

 

8Kや3Dモデルといった技術を使っていますが、実際の茶碗を扱うように、誰でも自然に操作できるようになっています。茶碗型コントローラーを手に取って動かすと、画面内のリアルな模型が連動して動きます。近づけると画面内の茶碗が大きく表示され、ひっくり返すと画面内の茶碗も裏返る。まるで茶器を鑑定している商人のように、上下左右から眺めまわすことができるというわけです。

↑茶碗型コントローラー

 

展示作品はいまから約500年前、戦国武将で茶人でもある織田有楽斎が愛用したとされる「大井戸茶碗 有楽井戸」。茶器の作りの違いを比べながら鑑賞するために、別の名作「志野茶碗 銘 振袖」と「青磁茶碗 銘馬蝗絆」もデジタルデータ化されています。

 

茶碗の鑑賞ポイントが分からない……という人も安心。茶碗型コントローラーを回しながら表示されるマークに合わせていくと、トーハクの研究員による解説が画面に表示されます。

↑解説が表示されるので、見どころがわかりやすい

 

大型高精細な8Kディスプレイのなかで手にした茶碗がクルクル回る様子は楽しく、拡大すると実物を裸眼で見るよりも精緻に表示できるので、ついつい細部に渡ってじっくりと鑑賞してしまいます。なかなか見ることができない茶碗の裏側までくっきりと眺められるのは、この展示の醍醐味といえるでしょう。

 

コラボから生まれた新しい展示方法

8Kは、テレビ市場で標準となっている4K解像度のさらに4倍という高解像度です。現在はデジタルサイネージなど商業用で使われはじめていますが、今後は市販のテレビでも採用する製品が増えてくる見込みです。

↑今回はシャープが試作した70インチの8Kタッチパネルディスプレイを採用しています

 

シャープはその8Kを広めるため、業務用途などで活用方法を模索しています。一方で、東京国立博物館や文化財芸術センターでは、文化財に親しんでもらうための取り組みを継続してきました。その両者の思いがひとつになって、今回の「茶碗型コントローラー」の仕組みが生まれたそうです。

 

文化財にもっと親しんでもらいたいと考えていた東京国立博物館では、実際に手に取って鑑賞してもらう仕組みをシャープに提案。実物のレプリカを手に取りつつ、8Kディスプレイで眺めるという仕組みを実現しました。

 

シャープはもともと、携帯電話の加速度センサーを利用して操作する仕組みの特許を持っており、「茶碗型コントローラー」にはその仕組みを応用しています。茶碗の中には加速度センサーが仕込まれていて、8Kディスプレイの前面にはカメラを搭載。この2つの組み合わせで、茶碗がどのような位置・角度で持たれているのかを検出し、3Dモデルを同じ形状で表示しています。

↑茶碗型コントローラーには加速度センサーを内蔵

 

8Kディスプレイでの表示に耐えられるよう、茶器の3Dデータは8Kを上回る16Kの解像度で作成されています。実際に作成するにあたって難しかったのは、茶器ならではの色味の再現。色味の見え方は光の当たり具合によっても違うため、展示室の照明環境にあわせて再現されています。

 

色味の調整は難しかったと語るのはシャープで開発責任者を務めた本山 雅さん。特に青磁の淡くなめらかな輝きが美しいと「青磁茶碗 銘馬蝗絆」のデータを作成したときには「最初に再現したデータでは、光の反射がうまく再現できず、安物茶碗のような見た目になってしまいました。何度も現物と見比べ、改良を重ねて色ツヤを再現しました」と話します。

↑コントローラーを手前に引き寄せれば細部まで詳細に観察できます

 

3Dモデルはシャープのスタッフが何度も展示室に通って実物と見比べて改良を加え、トーハクの陶磁器専門の研究員が監修し、実物の特徴に近づけています。茶碗型コントローラーは人工大理石を削り出しで制作されていて、塗装はないものの、釉薬(ニス)の塗り方や重心の位置まで再現されています。

 

また、博物館のプロには浮かばなかったアイデアも展示に盛り込まれています。たとえば「大井戸茶碗 有楽井戸」は枇杷色の釉薬で色付けされていますが、その解説の横に果物の「ビワ」のイラストが添えられているのは、シャープのスタッフのアイデアだったといいます。

 

トーハクで陶磁器専門の主任研究員を務める三笠景子さんは「中身について何を伝えたいか、茶碗のどこを見ていただきたいかを我々がシャープさんにお伝えして、共同で制作しました。表面の色の諧調やひび割れなどを細部まで見ることができ、普段、展示品を手に取っている研究員でも、新たな表情を発見する瞬間がありました」と話していました。

 

展示は予約制。新たな活用も検討

今回の「8Kで文化財『ふれる・まわせる名茶碗』」の展示は実証実験と位置づけられており、7月29日から8月2日の期間、東京国立博物館の東洋館で行われます。

↑東京国立博物館 東洋館

 

新型コロナウイルス感染症が流行している状況もあり、文化財活用センターのWebサイトからの完全事前予約制での実施となっています。29日午前時点で、すべての予約スケジュールが埋まっている状況です。

 

ただし、今回作成した3Dデータや展示の仕組みは、繰り返し活用できるようなものとなっています。現時点では具体的な計画はないものの、今回の展示の反響をみつつ、再展示の実施なども検討するとのこと。なお、3Dデータそのものをインターネットなどで公開するのは、データ容量が大きいことから、現時点では困難としています。

 

また、シャープでは「レプリカを手に取って8Kディスプレイで鑑賞する」という今回開発した仕組みを「シャープ8Kインタラクティブミュージアム」と名付けて、ほかの美術館・博物館向けに展開する方針を表明しています。古美術品を“手に取って楽しむ”という鑑賞スタイルは、少し先未来の当たり前になっていくのかもしれません。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

地デジも4K放送も8K画質で! より身近になったシャープ「AQUOS 8K」

映像技術は“クラウド連携”で進化する! 東芝が開発中の「8Kレグザエンジン」を一般公開

ソニーがついに国内8K市場に参戦! 8K液晶ブラビア「Z9H」、異次元でした

【西田宗千佳連載】Apple Siliconに存在する「すぐ期待できる」領域と「謎が多い」領域

Vol.93-2

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、アップル・シリコン。WWDCで発表されたMacの自社設計CPUへの移行―その背景には何がある?

 

アップルは今年の年末以降、Macに使うCPUを、インテル製品から自社開発の通称「Apple Silicon」へと切り替えていく。狙いは、消費電力の低さ(イコール「発熱」の少なさ)と処理性能の高さを両立することだ。

 

Apple Siliconの正体は、現在iPhoneやiPadに使われているSoCである「Aシリーズ」の延長線上にあるSoCと考えていい。例えば、現在のiPad Proに使われている「A12Z Bionic」は、単純なベンチマークの値だけで比較するならば、すでに13インチ版MacBook Pro(CPUはインテルの第10世代Core iシリーズ)と大差ない性能を備えている。しかも、iPad Proはそれをファンレスで動かしており、より軽量で、バッテリー動作時間も長い。

 

A12Z Bionicは2018年に登場したアーキテクチャであり、iPhoneには進化した「A13」系が乗っている。おそらくだが、今年の秋に登場する新iPhoneでは「A14」系が生まれる。年末に出るApple Silicon搭載Macでは、A12Z Bionicではなく「A13」系もしくは「A14」系の、より動作の早いSoCが使われる可能性も高い。

 

Apple Apple Silicon Mac 価格・発売日未定

 

もちろん、従来のx86用アプリを動作させる場合にはエミュレーションになるため、結果的にパフォーマンスが落ちる可能性はある。とはいえ、ソフトの面は時間が解決してくれる部分があり、アーキテクチャの本質的な課題とは言いづらい。すなわち、一般的なノートパソコンとして評価した場合、Apple Silicon搭載MacBookの性能は、今のインテル搭載MacBookと同等以上である可能性が高いといえる。

 

ただし、そのへんがクリアになっているのは「比較的処理負荷が低い」領域でのお話だ。PCには色々な用途がある。現状、PCでないとこなせない、高性能なCPUとGPUの演算力にものを言わせた処理が必須となる領域もある。いわゆるゲーミングPCやプロ向けのワークステーションに近い用途がこれに当たる。その場合、CPUはもちろん高性能である必要があるが、同時にGPUにも最新のものが求められる。

 

Apple Siliconに不安があるとすればこの部分だ。意外かもしれないが、CPU性能はまだいい。ARMコアを増やせば、速度はある程度上げられるので、「x86でない」ことのデメリットは大きくない。

 

問題はGPUだ。現在、アップルがiPhoneなどに使っているGPUはあくまで「モバイル向け」で、ゲームやワークステーションに使われている、NVIDIAやAMDのハイエンドGPUとは性質が異なる。Apple Siliconでハイエンド用途も満たせることを証明するのは、アップルが作るGPUがトップ2社にパフォーマンスで劣らないことを示す必要がある。もうひとつの方法論として、「ハイエンドではNVIDIAやAMDのGPUを使える」ようにするやり方もあるが、こちらを採用するかどうか、現状では情報がない。少なくとも、WWDCで発表されたアップルの技術説明をみる限り、「自社のGPUでハイエンド需要もカバーできる」と言いたいように、筆者には感じられた。

 

そもそも、プロ向け用途は色々難しい。周辺機器やソフトの互換性について一般向けよりも厳しい条件が多く、移行には時間がかかるだろう。それを考えた場合、ハイエンドGPUを求められるプロ向け製品、すなわち「Mac Pro」や「16インチ版MacBook Pro」などは、ラインナップのなかでも移行が比較的あとになるのではないか……という予想が成り立つ。といっても、2021年の間には、明確な方針が見えてくるだろう。

 

では、こうしたアップルの方針にインテルはどう対抗するのだろうか? そのあたりは次回のウェブ版で解説する。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

「Razer」って敷居高ぇ! という人に朗報! お手頃価格のゲーミングキーボード「Razer Cynosa V2」が出る

Razerは高度なライティングエフェクトと優れたゲーム没入感が体感できるキーボード「Razer Cynosa V2(サイノーサ ブイツー)」を7月31日から販売。価格は6345円(税抜)で、英語配列・日本語配列の2種類を用意しています。

↑Razer Cynosa V2

 

同製品は、「Razer Synapse3 ソフトウェア」によってキーボードのカスタマイズ設定が可能。キー単位で異なるカラーで点灯させることができるバックライト機能「Razer Chroma テクノロジー」を搭載し、1680万色とエフェクトのコレクションから選択したキーボードのカスタマイズや、同機能対応のゲームをプレイしたときに反応するダイナミックなライティングエフェクトで、ゲームの没入感が深まります。また、キーごとにボタンの割り当ての変更や、マクロ機能の設定も行なえます。うんうん、こういうの1回やってみたかった人にいいですね〜。

 

メディアキーを搭載し、停止、再生、スキップ、さらに明るさから音量まであらゆる要素を調整でき、利便性にもこだわっています。

 

耐久性と防滴性に優れた設計で、ゲーミングセッションに白熱しすぎたり、飲み物をこぼしたりしても壊れにくい仕様です。また、ケーブルを整理して収納できる溝があり、キーボード背面の中央、左寄りまたは右寄りの3か所から配線を引き出せるので、デスク環境が整理できます。

 

Razerといえばハイエンドモデルのゲーミングデバイスを展開し“プロゲーマー御用達”というイメージだったのと、正直どれを選んでいいかわからないという人も多かったはず。お手頃価格で本格的なゲーミング体験が味わる意味で、「はじめてのRazer」にピッタリなアイテムでしょう!

値段も使い勝手もちょうど良すぎる6.7インチスマホ「OPPO Find X2 Pro」を使ってみた

7月22日、auから「OPPO Find X2 Pro」が発売されました。OPPOの最新フラッグシップモデルで、5Gに対応。日本では “au限定” です。価格は9万2040円(税込)と安くはありませんが、次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用する場合は、実質負担金が5万5200円で手に入れられるハイコスパな一台です。

 

筆者は、このレビューを書くためにいち早く使わせていただいたのですが、一目惚れをして、すぐに予約しました。実は、2018年11月に発売された「OPPO Find X」も使っているのですが、そこから大幅な進化を遂げていました。Find Xはカメラが飛び出す構造を採用し、どちらかと言えばマニア向けの端末でしたが、Find X2 Proは大画面ディスプレイ+高性能カメラというトレンドを押さえた、万人受けしそうなモデルに仕上がっています。

 

でかくて重い! だが、それがイイ!!

Find X2 Proを最初に手にした率直な感想は “でかい&重い” でした。6.7インチの大画面ディスプレイを搭載しているので、サイズは約H165.2×W74.4×D8.8mmと、それなりの大きさです。重さは筆者が試用したブラックは約217gで、オレンジは約200g。ブラックのほうが重いのは背面パネルにセラミックを使っているからで、オレンジはヴィーガンレザー(天然素材を用いた人工皮革)を使っています。いずれにしろ、200g超えなので、スマホとしては超ヘヴィー級と言ってもいいでしょう。

↑6.7インチの有機ELディスプレイを搭載したOPPO Find X2 Pro。価格は9万2040円(税込)

 

↑カラバリはブラックとオレンジの2色で、背面パネルの材質も異なる

 

↑ブラックは高密度のセラミックを用いた光沢仕上げになっている

 

しかし、実際に使っているうちに、大きさや重さは気にならなくなってきました。ディスプレイの左右端には3Dカーブが施され、上下のベゼルも細く、93.1%という高い画面占有率を実現しています。無駄に大きいのではなく、片手で楽に持てるサイズ感で大画面を楽しめるメリットを感じられるようになってきたわけです。むしろ、この視認性を体験したら、もはや軽くてコンパクトなスマホには戻れなくなるかもしれません。

↑左右端には3Dカーブが施され、ほぼベゼルレスになっている。電源ボタンは右側面に搭載

 

有機ELディスプレイの解像度はQHD+(3168×1440ドット)で、10億7000万色を表示できるという画質も魅力。さらに、リフレッシュレートを120Hzに設定することもできるので、素早いレスポンスが求められるゲームを楽しみたい人にもオススメです。

↑撮った写真などを美しく表示できる

 

↑Webページの文字などもクッキリと表示

 

↑ディスプレイは細かい設定が可能

 

↑リフレッシュレートの初期設定は、60Hzと120Hzの「自動選択」になっている

 

ディスプレイ内には指紋センサーも搭載されています。親指で触れやすい位置にあり、認証もスピーディー。インカメラによる顔認証にも対応していますが、コロナ対策でマスクを外せない状況が多い昨今、指紋認証は非常に役立ちます。

↑画面オフの状態から指紋を登録した指を当てるだけでロック解除ができる

 

↑左側面には音量ボタンを搭載

 

↑底部にはUSB Type-CポートとSIMスロット。シングルSIMで、microSDには対応していない

 

超広角から望遠まで、好みの画角でキレイに撮れる!

筆者がFind X2 Proの最大の魅力と感じたのがカメラ。アウトカメラは3眼で、メイン(約4800万画素/F1.7)+超広角(約4800万画素/F2.2)+望遠(約1300万画素/F3.0)という構成になっています。

↑トリプルカメラは「ウルトラビジョンカメラシステム」という名称で、上から望遠、超広角、メインの順に並ぶ。メインカメラには、ソニー製の「IMX689」という大型センサーが採用されている

 

3つのカメラの連携により、最大10倍(0.6倍〜6倍)のハイブリッドズーム撮影が可能で、さらに被写体を引き寄せて最大60倍で撮影できる仕様になっています。まずは、実際に撮影した作例をご覧ください。

 

【作例をギャラリーで見る】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

 

画質劣化が補正される「ハイブリッドズーム」は6倍までですが、10倍にしても鮮明な画質で撮影でき、最大の60倍でも、レンガの繋ぎ目がわかるほど鮮明に撮れました。倍率によって使うレンズやセンサーが切り替わりますが、どの倍率でも安定した明るさ・色調で撮れることも、この機種のアドバンテージといえるでしょう。

 

もちろんAIによる被写体・シーン認識にも対応しています。それによって過剰に色が強くなることはないので、AIは常時オンにしておいてよさそうです。もし、好みの画質にならない場合はワンタッチでAIをオフにできます。

↑「AI」はワンタッチでオン・オフができ、AIによる自動設定が行われる場合は画面に表示される

 

↑飲食店内で料理を撮った作例

 

↑花を接写すると背景がナチュラルにぼける

 

↑雰囲気のある夜景を撮れるのも魅力。なお、超広角や望遠でも「夜景モード」を使える

 

なお、インカメラは3200万画素(F2.4)で、AIによる美顔補正機能も備えています。自分撮りを楽したい人はもちろん、「Zoom」や「Teams」などオンラインミーティングを使う場合にも心強いでしょう。

 

パフォーマンスも電池持ちも半端ない!

CPUは、現行機種に搭載されるものでは最高峰のSnapdragon 865(最大2.8GHz/オクタコア)。RAM(メインメモリ)も現行機種ではトップクラスの12GBで、ROM(ストレージ)は512GB。これらのスペックで、操作性が悪いわけはありません。1週間以上使っていますが、タッチ反応が遅く感じたり、画面の切り替えを待たされたりすることは一度もありませんでした。

↑「GeekBench 5」というアプリで、スマホの処理速度を比較する目安となるベンチマークを測定した結果、現行機種ではトップクラスのスコアを記録した

 

↑ストレージを掃除するなどして動作性を改善できるアプリもプリインされているが、必要となる場面は少ないかも

 

バッテリーは約4260mAh相当で、2130mAhの電池を2個内蔵し、「SuperVOOC」というOPPOの独自技術でスピーディーに充電できます。OPPOによると、10分で約40%、38分でフル充電が可能のとこと。そもそも電池持ちは良く、Webや動画を見ることが多い日でも1日持つ印象ですが、付属の充電器を持ち歩いていれば、電源のある場所で素早くチャージできます。

↑電池持ちは良く、スピーディーに充電できる。加えて、省エネモードも備えている

 

5Gスマホは4Gスマホよりも消費電力が増えます。大容量のデータをやり取りしたり、高画質で動画を見たりする機会も増えるでしょうから、バッテリー周りのスペックは非常に重要です。

 

ほかにも、よく使う機能を素早く呼び出せる「スマートサイドバー」や、大画面での片手操作を容易にする「アシスティブボール」など独自機能も充実。日常使いで不便を感じることはなさそうです。ただし、おサイフケータイには対応していないので、どうしても「モバイルSuica」を使いたいという人は、ほかの機種を選ぶべきでしょう。

↑画面の端をなぞって、素早く表示できる「スマートサイドバー」はカスタマイズ可能

 

スマートウォッチや完全ワイヤレスイヤホンも発売!

OPPOは6月25日に、楽天モバイル、ワイモバイル、MVNOなど向けに「OPPO Reno3 A」を発売し、売れ行きは好調とのこと。7月31日にはソフトバンクから5G対応のミドルレンジモデル「OPPO Reno3 5G」も発売されます。7月21日にオンラインで開催した発表会では、初めてスマートウォッチとワイヤレスイヤホンを発売することも発表しました。

↑格安スマホ市場に投入した「OPPO Reno3 A」は、4眼カメラを搭載し、おサイフケータイにも対応。メーカー希望小売価格は3万9800円(税込)

 

↑ソフトバンクから発売される「OPPO Reno3 5G」は、Find X2 Proよりもスペックは低いが、おサイフケータイに対応している。価格は6万4800円(税込)で、「トクするサポート+」適用時の実質負担金は3万4200円

 

↑「OPPO Watch 41mm」は2万5800円(税込)で8月下旬発売。OSにはGoogleの「Wear OS」を採用し、多彩なアプリを使えることをアピール

 

↑ノイズキャンセンリング搭載の「OPPO Enco W51」は1万5800円(税込)。8月上旬発売

 

↑コスパ重視の「OPPO Enco W11」は5800円(税込)。8月上旬発売

 

いずれも他メーカーの競合製品に比べると安いことが魅力。コスパを重視する人には、ますます見逃せないブランドになってきたようです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

【西田宗千佳連載】インテル製から「自社設計」になるMacのCPU

Vol.93-1

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、アップル・シリコン。WWDCで発表されたMacの自社設計CPUへの移行―その背景には何がある?

 

 

多数の障壁を乗り越えCPUを移行する意味

今年の年末、アップルはMacに使っているCPUを、インテル製のいわゆる「x86系」プロセッサーから、ARM社のCPUコアを使ったアップル設計による「アップル・シリコン」へと変更すると発表した。最初のアップル・シリコン搭載Macは2020年末までに発売され、その後2年間をかけて移行していくことになるという。

 

アップルがMacのCPU変更を検討している、という噂はもう何年も前からあった。iPhoneやiPadなどの主要製品ではもう10年も前からアップルが設計したプロセッサーの「Aシリーズ」が使われているし、iPadの性能向上から「この先にはARMのコアで動くMacがあるのだろう」と予想するのも当然ではある。

 

だが、これは大変な苦労を伴う。アップルが大変なのではない。Mac向けにソフトやサービスを作っている開発者とメーカー、そして製品を使うユーザーの側の負担が避けられない。CPU変更とは、ソフトの互換性を失うということだからだ。

Apple Apple Silicon Mac 価格・発売日未定

 

もちろん、CPUの違いを吸収する技術も進歩しているし、プロセッサーの速度も上がっているので、過去にMacがCPUを変更したときほど、互換性の問題は出ないだろう。実際、ほとんどのソフトがそのまま動作し、速度も極端には変わらないと思われる。とはいえそれでも不安があることに変わりはないし、数年以内に買い替えが必要になるのも間違いない。相応のメリットがないと消費者には受け入れられない。

 

もちろんアップルも、それはわかっている。今回アップルは、主に2つのメリットを用意する。 ひとつは「iPhoneやiPadのアプリがそのまま動く」ということ。CPUのコアが同じになるので、macOS側で適切な準備をすれば動かすことはできる。いまやアプリやサービスの中心はPCよりスマホ・タブレットだから、「日常使っているスマホアプリがそのままMacでも」というのを魅力的だと感じる人は多いのではないだろうか。アプリ開発者にとっても、開発効率向上や販売機会増加に繋がり、プラスだ。

 

もうひとつは「消費電力と性能のバランス向上が見込める」ことだ。インテルのCPUの処理性能は優秀だが、こと省電力性能については、スマホやタブレットが使っているARM系プロセッサーに敵わない。実際、スマホとPCを比べると、バッテリー動作時間ではPCが不利になっている。一方、iPad Proに使われている「A12Z Bionic」などのプロセッサーは、純粋に処理性能だけなら、もはやモバイル向けのインテル製プロセッサーに勝るとも劣らない。だとすれば、「Macに合わせたARM系プロセッサー」を設計すれば、処理速度が速く、バッテリーも長持ちするMacを作れる……という可能性は高い。iPad Proの性能などから判断すれば、そうなると考えて間違いないだろう。

 

では、互換性以外の懸念はないのか? もちろんたくさんある。そして、アップルはそこでも秘策を用意している。インテルは対抗策を持っていないのか? もちろんある。Windows向けのCPUにも「脱x86」の可能性はあるのか? そのあたりの答えは、ウェブ版で解説していくこととしよう。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

ズーム自慢の「5Gスマホ」を撮り比べ! Galaxy S20 Ultra、OPPO Find X2 Pro、HUAWEI P40 Proの高倍率ズームを試す

ここ数年、スマートフォンのカメラ機能が著しい進化を遂げています。上位モデルには超広角レンズの搭載が当たり前になり、最近では「高倍率ズーム」で競争が過熱しています。

 

この記事では最近登場したスマホの中から、高倍率ズームが売りの5Gスマホ3機種…「Galazy S20 Ultra 5G」「OPPO Find X2 Pro 5G」「HUAWEI P40 Pro 5G」で撮り比べて、その実力を確かめました。

 

スマホの望遠カメラでは、さまざまな技術を重ね合わせて薄型ボディの中で高倍率ズームを実現しています。なかでも50倍以上の高倍率ズームを実現したスマホのほとんどが採用しているのが、ペリスコープ(潜望鏡)構造と呼ばれるレンズ構造。カメラの世界では「屈曲光学系」と呼ばれる技術で、プリズム素材で光の通り道を制御して、長いレンズを厚みを持たせずに組み込むものです。

 

今回比較した3モデルはいずれもペリスコープ構造の望遠レンズを搭載しています。ほかにも、多眼カメラの映像を組み合わせたり、拡大したときの荒さをAIによる画像処理で補ったりと、各社さまざまな工夫をこらしていることにも注目です。

 

ズーム自慢の5Gスマホその1「Galaxy S20 Ultra 5G」

Galaxyシリーズの2020年フラッグシップモデル。S20シリーズが3モデルあるなかでも最も高性能な1台で、カメラでは最大倍率100倍の「スペースズーム」を売りにしています。

↑Galaxy S20 Ultra 5G。au Online Shopでの価格は16万5980円(税込)

 

↑カラーはコスミック ブラックの一色のみ

 

日本ではauが7月3日に店舗限定で販売を開始。海外発表後の評判をうけて急遽追加で日本向け投入が決まったという経緯があり、日本向けのカスタマイズは少なめ。おサイフケータイには非対応となっています。カメラなど基本機能で“最高”を求める人向けの1台です。

 

【関連記事】

1億800万画素カメラ搭載「Galaxy S20 Ultra 5G」の100倍ズームでいち早く撮ってみた!

 

ズーム自慢の5Gスマホその2「OPPO Find X2 Pro 5G」

ここ数年、SIMフリー市場で存在感を見せてきたOPPOのフラッグシップモデル。

↑OPPO Find X2 Pro 5G。au Online Shopでの価格は9万2040円(税込)

 

↑カラーはオレンジとブラックの2色

 

HDR対応の6.7インチ大画面に、チップセットも最新・最上位のSnapdragon 865を搭載するなどハイスペック。基本性能は他社のハイエンドモデルに引けを取りません。

 

【関連記事】

3/23発表の「au 5G」まとめ! 中国製ハイコスパスマホの投入で、5G導入には狙い目!

 

ズーム自慢の5Gスマホその3「HUAWEI P40 Pro 5G」

HUAWEI P40 Pro 5GはファーウェイPシリーズの2020年フラッグシップモデル。日本では5G対応のSIMフリースマホとして、6月に発売されています。カメラは最大50倍ズームに対応し、動画撮影性能においても強化されています。

↑HUAWEI P40 Pro 5G。メーカー想定価格は11万9680円(税込)

 

↑カラーはシルバーフロスト、ブラックの2色を用意

 

基本性能も申し分ありませんが、HUAWEI P40 Pro 5Gには大きな弱点があります。それは「Google Play」などGoogleのアプリ群が使えないこと。その代わり、独自のアプリストア「HUAWEI AppGallery」を搭載していますが、品揃えはまだまだ発展途上な状況です。

 

【関連記事】

最強カメラの呼び声高い「HUAWEI P40 Pro」をP30 Pro、P30 liteと撮り比べた

 

Galaxy S20 Ultra 5Gのカメラ性能をチェック!

Galaxy S20 Ultra 5Gの背面カメラはクアッドカメラ(4眼)仕様。要となる広角レンズは1億800万画素(108MP)の高解像度センサーを搭載。加えて1200万画素の超広角120度レンズと4800万画素の望遠レンズ、さらに深度計測用カメラ(ToFセンサー)を搭載します。

↑ズーム性能では、光学0.5倍(焦点距離13mm)、1倍(26mm)、10倍(103mm)のステップズームに対応。さらにデジタルズーム併用で、最大100倍(2600mm相当)を実現する(焦点距離は35mm判換算)

 

なお、撮影情報を示すEXIF上では、10倍以上のズームは焦点距離103mmと記録されます。ここから、10倍以上は高解像度センサーから得られた写真をクロップ(切り出し)していることが推察されます。

↑Galaxy S20 Ultra 5GのカメラUI

 

高倍率ズームを使う上で、使い勝手がもっとも良かったのが本機でした。ズーム時は倍率を変えられるメジャーが表示されるほか、0.5倍、1倍、2倍、4倍、10倍、30倍、100倍と切りの良い倍率に一発で切り替えられるボタンが表示されます。さらに20倍以上に拡大するとスコープ表示が追加され、視野の中でどこを拡大しているのかがわかりやすく示されます。

 

焦点距離2600mmというと、もはや裸眼では認識できない世界を写し取れるほどのズーム性能。ただし、10倍以上は画質の低下がはげしく、100倍ともなると抽象画のようなぼんやりとした画になってしまいます。実用性を考えると、SNSでシェアするような用途でも30倍ズームくらいが限界に思えます。

 

【Galaxy S20 Ultra 5Gのズーム作例】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

 

動画はフルHD画質で最大20倍ズームに対応。ズーム時には写している方向の音だけを拾う集音機能が働くため、ある程度の倍率なら音も自然な動画が撮影できます。またGalaxy S20 Ultraは2020年前半のスマホとしては珍しく、8K動画撮影もサポートしているのがポイント。8K撮影時は最大6倍のズームが可能です。

 

↑Galaxy S20 Ultraの動画ズーム性能を試す

 

↑Galaxy S20 Ultra 5Gですずめを撮影

 

OPPO Find X2 Pro 5Gのカメラ性能をチェック!

背面カメラのトリプルカメラには、中心となる広角レンズは4800万画素と超広角に4800万画素のセンサーを搭載。この2つのレンズのセンサーはソニー製です。ペリスコープレンズの望遠は1300万画素となっています。

↑OPPOは各レンズの焦点距離を公開していないが、超広角は35mm判換算で16mm相当、広角レンズ(1倍)は約25mm、望遠レンズは約123mmで光学5倍相当。ただし実際に望遠レンズに切り替わるのは、ズーム倍率を10倍以上に切り替えた時。 望遠レンズは10倍(250mm相当)から最大倍率の60倍(1500mm相当)の高倍率領域を受け持っている

 

↑OPPO Find X2 Pro 5GのカメラUI

 

望遠レンズは焦点距離が長めに設定されているため、近くにあるものを大きくズームして撮ろうとすると焦点が合いません。高倍率ズームは風景などで使うものと割り切るべきでしょう。

 

ズーム時には広角、1倍、2倍、5倍、10倍のショートカットボタンが表示されます。ボタン部分を横にスライドするとダイヤルのような表示に切り替わり、高倍率までスムーズに切り替えて撮影できます。ズーム時のスコープ表示はないため、高倍率ズームの検証時はどこに狙いを定めているもの見失うこともありました。

 

【OPPO Find X2 Pro 5Gのズーム作例】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

 

動画は最大30倍ズーム対応と、今回試した3モデルの中でももっとも高倍率です。動画撮影時もダイヤル型の倍率切り替え表示によってスムーズなズーム操作が可能です。

 

↑OPPO Find X2 Pro 5Gの動画ズーム性能を試す

 


↑OPPO Find X2 Pro 5Gですずめを撮影

 

HUAWEI P40 Pro 5Gのカメラ性能をチェック!

HUAWEI P40 Pro 5Gもクアッドカメラを搭載。広角メイン、超広角、望遠に深度カメラ(ToFセンサー)という構成はGalaxy S20 Ultra 5Gと同じですが、HUAWEI P40 Pro 5Gでは超広角レンズ側のセンサーもスマホとしては大型・高解像度になっています。

↑背面カメラはメインの広角レンズが5000万画素で27mm相当、超広角レンズが18mm、5倍望遠レンズが1200万画素で125mm相当

 

撮影時の表示では27mmを「1倍」として扱っており、「5倍」は135mmに相当。最大ズームは50倍で1350mm相当となります。広角から望遠レンズへの切り替えは8.5倍(約230mm)近辺で実行されます。

 

P40 Proの超広角カメラは“シネマ級の動画性能”を謳っており、スマホとしては大型かつ4000万画素と高解像度なセンサーを搭載しています。高解像度センサーに対応する超広角レンズを薄く設計するのは困難なため、他社のハイエンドスマホと比べると超広角の画角は狭くなっています。

↑HUAWEI P40 Pro 5GのカメラUI

 

ズーム時は1倍、5倍、10倍にワンタッチで飛べるボタンを表示。拡大するとさらに高倍率で撮るための操作バーが出現し、スムーズにズームできます。3モデルの中では指を広げて拡大する「ピンチアウト」の操作が一番しやすく、1回の動作で大きくズームできます。20倍以上での撮影時はGalaxy S20 Ultra 5Gと同様にスコープ表示が追加されます。

 

【HUAWEI P40 Pro 5Gのズーム作例】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

 

動画撮影ではフルHD画質で最大15倍ズームに対応。ズーム時も破綻しない画作りとなっています。動画を撮りながら超広角に切り替えた際、色味を調整している様子も確認できます。


↑HUAWEI P40 Pro 5Gの動画ズーム性能を試す

 


↑HUAWEI P40 Pro 5Gですずめを撮影

 

スマホズームの性能向上は著しいが、未だ発展途上

スマホのカメラはここ10数年で飛躍的な性能向上を続けてきました。薄型のボディで高倍率ズームを撮れるようにする試みはその最先端で、コンデジや一眼カメラならではの魅力に真っ向勝負を挑むものでもあります。

 

ただし、その現状は未だに発展途上と言えます。今回試した3機種とも、およそ10倍ズーム程度まではしっかりとした画像が撮影できます。デジタルズームの領域に入っていくと画像の劣化が目に見えて進むため、SNSで使うにしても、許容範囲は30倍くらいになりそうです。ちゃんとしたズーム写真を撮りたいなら、光学ズーム対応のコンデジとスマホを併用した方が実用的です。

 

一方で、スマホのカメラは従来のデジタルカメラとは違うのは、ソフトウェアによる画像処理により力を入れているところ。たとえば、画像処理AIで撮影物を判別し、被写体にあわせて適切な高解像化処理を施す機能があります。特に遠くにある看板の文字のような、形状がわかりやすいものではこの処理が有効に働きます。

 

こうしたスマホならではのアプローチが進んでいけば、いずれはコンデジの光学ズームに負けない高倍率ズームスマホも登場することでしょう。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

●GetNavi web本サイトでフォトギャラリーをみる

飲み物をこぼしても大丈夫! 水洗い可能で衛生的な「ウォッシャブルキーボード」

アコ・ブランズ・ジャパンのKensingtonブランドは、洗浄剤などで洗うことができる「Pro Fit(R)ウォッシャブルキーボード」を、7月27日に発売しました。カラーリングはホワイトとブラックの2色、価格は税抜3300円です。

↑Pro Fit(R)ウォッシャブルキーボード。サイズはW445×D170×H25mm、重さは580g

 

同製品は、耐性のある薄い膜でキーボード内部の精密機器を覆うウォータープルーフ設計のため、キーをひとつずつ取り外さなくてもそのまま丸洗いできます。水に浸しても耐性があり、スプレークリーナーでのクリーニングの頻度を上げての掃除も可能です。

 

洗浄には研磨剤不使用の洗剤、石けん、多目的洗剤、殺菌消毒剤、漂白剤、消毒用アルコールなどが使用できます。

 

飲み物など液体をこぼしたときにもサッと洗えるのがうれしいですね。ネットカフェや教育機関、医療機関など、複数人が1つのキーボードを共有して使用する場面でも、手軽に洗って使えるので、衛生的です。なお、USBコネクターに耐水性はないので、ご注意ください。

 

With/Afterコロナのビジネスシーンではコレがマストアイテム! LIFEBOOK UH78とクアデルノが働き方を変える

テレワークとオフィスワークを使い分けるハイブリッドな働き方が求められる時代。人もデータも移動が頻繁になるなか、業務をスマートにこなせるアイテムを紹介します!

 

 

2台の質量を併せても1kgちょっとで超快適

いまどき、オフィスと自宅の両方で業務を行うビジネスパーソンは多いでしょう。そんな新しい働き方に、富士通クライアントコンピューティングの2 in 1PC FMV「LIFEBOOK UH78/D2」と、「QUADERNO(クアデルノ)」という組み合わせを推したいと思います。

 

パワフルで拡張性も高いUH78は、メインマシンとして活躍するポテンシャルを持ちます。大量の文書を保存・閲覧できるクアデルノは、高精細な画面と抜群の書き心地で、ちょっとした作業にピッタリ。目的に合わせてA5/A4サイズが選べるのもうれしいですね。

 

この2台は合計でもわずか1kg強という軽さが魅力。オフィスでも、自宅でも、どんな場所へ持ち出しても、最高のビジネスパフォーマンスを実現してくれるはずです。

 

本記事の最後に、ビックカメラ.comでUH78を3%ポイントアップ(合計ポイント13%)で購入できる特別クーポン情報も掲載しています。製品の魅力と共にぜひご覧ください。

 

 

高負荷の処理も難なくこなす世界最軽量(※)の2 in 1PC

※:ペン内蔵型の13.3型ワイド液晶搭載2 in 1コンバーチブルノートパソコンとして。2020年5月1日現在、富士通クライアントコンピューティング株式会社調べ

 

富士通クライアントコンピューティング
FMV LIFEBOOK UH78/D2
オープン価格(ビックカメラオリジナルモデル)

キーボードを背面に360度回転させてタブレットとしても使える、約868gの超軽量PC。高速なCPUとSSDを装備し、高負荷のかかる処理や大容量ファイルの転送などを軽快に行えます。テレワークでの使い勝手も抜群。

SPEC●画面サイズ:13.3型●CPU:Core i5-8265U●ストレージ:256GB(SSD)●メモリ:8GB●バッテリー駆動時間:約10時間●サイズ/質量:W309.0×H16.9×D214.8mm/約868g

【商品サイトはコチラ】 

 

↑キーボード面にもカメラを搭載。タブレットスタイルでも画面でプレビューして、ホワイトボードなどを撮影できます

 

↑向かって右側に引出式の有線LAN端子を装備。Wi-Fiが遅いときや、機密データを扱う際などに重宝します

 

↑スリムな筐体ながら端子を豊富に備えます。給電対応のUSB 3.1端子や、標準サイズのHDMI端子なども搭載

 

【こんな人にオススメ!】仕事用もプライベート用もPCを1台にまとめたい人

スリム設計で取り回しが良く、性能もメインマシンとして不足なし。移動中の動画視聴やインターネット閲覧などを快適に楽しめるのも魅力です。

 

「紙とペン」の感覚で思いついたアイデアをすぐ記録できる

富士通クライアントコンピューティング
クアデルノ
オープン価格

専用ペンで書き込める電子ペーパー。PCやスマホから取り込んだ文書に上書きすることもできます。カレンダーや方眼紙など、システム手帳のようなリフィルも多数ラインナップ。

SPEC●画面サイズ:A5サイズ 10.3型、A4サイズ 13.3型●階調:16階調グレースケール●ストレージ:16GB(使用可能領域約11GB)●接続端子:MicroUSB●サイズ/質量:A5サイズ W174.2×H243.5×D5.9㎜/約251g、A4サイズ W224×H302.6×D5.9㎜/約350g

【商品サイトはコチラ A4サイズA5サイズ

 

↑薄さや軽さも紙のノート並み。バッグのわずかなスペースに収納しておけます

 

↑スマホとのデータ転送はWi-Fiで。NFCを使えば端末をかざすだけで設定完了します

 

【こんな人にオススメ!】いつでも資料の閲覧や書き込みを行いたい

移動中や、自宅で寝そべっているときなども、思い立ったらいつでもどこでも書き込めるのがメリット。多忙なビジネスパーソンやクリエイターにピッタリなアイテムです。

 

私たちはこう使っています!

■テクニカルライター・湯浅顕人さん

↑小型PCを多く所持。ルーフバルコニーでアイデアを練るのが最近のお気に入り

 

荷物を気にすることなく快適な作業を実現!

「荷物がかさばるのは好きじゃないので、従来、仕事で外出するときは2 in 1PCを1台だけ持ち出していました。でも、UH78とクアデルノのコンビなら2台持ちでも超快適。アイデアを思いついたらクアデルノにメモしてUH78へ共有するという使い方ができるため、本当に捗っています」

↑荷物を少なくまとめたい人はストレスフリーで使えます。ノマドワーカーにもオススメ

 

GetNavi web編集長・山田佑樹

↑ミーティングなどの際には常にタブレットを携帯。メモや調べものなどを行います

 

会議やプレゼンでの使い勝手が抜群です!

「社内外で企画をプレゼンする機会が多いのですが、ペーパーレス化が進む一方で、相手がPCやタブレットを持参していない場合もあり、資料の共有がままならないこともしばしば。液晶部の可動域が広いUH78なら、画面を相手に見せながらプレゼンすることが可能です」

↑資料で強調するところをペンで書き込みながらのプレゼンも可能。説得力が高まります

 

■GetNavi編集長・川内一史

↑雑誌編集ならではのアナログ業務を、いかに効率良くできるかに心を砕いています

 

手書き→データ共有がラクで手離せません!

「雑誌編集といえば、いまだに手書き文化が根強く残る職種。特にデザイナーに送るページラフは、写真や見出しの入れ方などをより伝えやすい手書きにこだわっています。クアデルノなら、紙と同じ感覚で書けて、データの共有も便利。書き直しもラクラクなので助かってます!」

↑クアデルノの筆圧感度は16段階。手書きならではの細かいニュアンスも再現できます

 

プラスワンアイテムでもっと捗る!

PFU
ScanSnap iX100
オープン価格

バッテリー駆動の小型カラースキャナー。A4カラー原稿なら片面約5.2秒で読み取れます。データはPCなどにWi-Fiで転送できるほか、クアデルノへ直接取り込みも可能。見開きページの自動合成機能も便利な機能です。

【商品サイトはコチラ】 

 

↑小型&バッテリー駆動なので持ち歩き可能。いつでもスキャンできます

 

 

ビックカメラ池袋本店パソコン館へGO!

いまが買いどき! 合計13%のポイントGET!

本記事で紹介した製品は、ビックカメラ池袋本店パソコン館の売り場でチェック可能。下のクーポンを提示すれば、全店舗でUH78を3%ポイントアップ(合計ポイント13%)で購入できておトクです!

【ウェブもCHECK!

 

ビックカメラ.comで使える! 「UH78」限定3%ポイントアップクーポン

【ビックカメラ.com クーポンコード】D031216

【クーポン対象商品】富士通 ノートパソコン「FMVU78D2BB」のみ

※本クーポンは、2020年9月24日までの期間に1日限りご利用いただけます。ビックカメラ.comでは期間中1回限り有効となります。

 

●クーポンご利用上の注意

■本クーポンをお会計前にご提示ください。
■他のクーポン券・キャンペーン・値引き・ポイントプレゼントとの併用はできません。予め、ご了承ください。
■ビックカメラ・コジマ・ソフマップ全店およびビックカメラ.comでご利用いただけます。(AirBicCamera、ビックリカー除く)
■一会計で複数枚の使用はできません。
■同業者・転売目的にはご利用できません。
■特典の内容は変更となる場合がございます。

 

文/湯浅顕人 撮影/高原マサキ(TK.c) イラスト/TOMOYA

いまだけ5000円オフ! もしものときに備えて用意しておきたいポータブル電源RAVPower「RP-PB187」

災害時に停電などが発生したとき、もっとも困るのは現代人の必需品ともいえるスマートフォンの充電ですね。電話やネットが使えなくなれば、情報が収集できず、どのように行動すればよいのかわからなくなることも。

 

もしものときのために用意しておきたいのが、複数台のスマホやデジタル機器を同時に充電できる大容量のポータブル電源です。

 

サンバレージャパンは、RAVPowerブランドより大容量7万200mAhのポータブル電源「RP-PB187」を、7月17日にAmazon.co.jpで発売しました。価格は2万9999円。なお、発売を記念して、7月19日23:59までのあいだ、5000円オフとなる割引クーポンを配布しています。

↑RAVPower「RP-PB187」

 

RAVPower「RP-PB187」は、7万200mAhもの大容量バッテリを搭載したポータブル電源。アウトドアや災害時の緊急電源として使え、スマホなどの充電や小型家電を使用することができます。

↑様々な機器を充電可能

 

本体には、単体で250W、2ポート合計で最大300Wの出力に対応したACコンセントを2つ搭載。消費電力の小さい小型家電などをどこでも利用することができます。

 

このほか、USB A×3、USB Type-C(PD)×1の出力端子を備え、スマホやタブレットなどのデジタル端末を充電することも可能。USB Type-CはPD 3.0に対応し、最大60Wまで出力可能で、ノートPCなどの充電も行えます。

↑PD出力は最大60Wに対応

 

本体は、W130×D130×H189mm/2.5kgというコンパクトサイズを実現しており、簡単に持ち運びが可能。どこでも自由に電源を利用することができます。

↑コンパクトで持ち運びも簡単

 

この機会に、複数のスマホやデジタル機器を同時に充電できるポータブル電源を、ぜひご家庭に1台用意しておきましょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

いまだけ5000円オフ! もしものときに備えて用意しておきたいポータブル電源RAVPower「RP-PB187」

災害時に停電などが発生したとき、もっとも困るのは現代人の必需品ともいえるスマートフォンの充電ですね。電話やネットが使えなくなれば、情報が収集できず、どのように行動すればよいのかわからなくなることも。

 

もしものときのために用意しておきたいのが、複数台のスマホやデジタル機器を同時に充電できる大容量のポータブル電源です。

 

サンバレージャパンは、RAVPowerブランドより大容量7万200mAhのポータブル電源「RP-PB187」を、7月17日にAmazon.co.jpで発売しました。価格は2万9999円。なお、発売を記念して、7月19日23:59までのあいだ、5000円オフとなる割引クーポンを配布しています。

↑RAVPower「RP-PB187」

 

RAVPower「RP-PB187」は、7万200mAhもの大容量バッテリを搭載したポータブル電源。アウトドアや災害時の緊急電源として使え、スマホなどの充電や小型家電を使用することができます。

↑様々な機器を充電可能

 

本体には、単体で250W、2ポート合計で最大300Wの出力に対応したACコンセントを2つ搭載。消費電力の小さい小型家電などをどこでも利用することができます。

 

このほか、USB A×3、USB Type-C(PD)×1の出力端子を備え、スマホやタブレットなどのデジタル端末を充電することも可能。USB Type-CはPD 3.0に対応し、最大60Wまで出力可能で、ノートPCなどの充電も行えます。

↑PD出力は最大60Wに対応

 

本体は、W130×D130×H189mm/2.5kgというコンパクトサイズを実現しており、簡単に持ち運びが可能。どこでも自由に電源を利用することができます。

↑コンパクトで持ち運びも簡単

 

この機会に、複数のスマホやデジタル機器を同時に充電できるポータブル電源を、ぜひご家庭に1台用意しておきましょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

いまだけ5000円オフ! もしものときに備えて用意しておきたいポータブル電源RAVPower「RP-PB187」

災害時に停電などが発生したとき、もっとも困るのは現代人の必需品ともいえるスマートフォンの充電ですね。電話やネットが使えなくなれば、情報が収集できず、どのように行動すればよいのかわからなくなることも。

 

もしものときのために用意しておきたいのが、複数台のスマホやデジタル機器を同時に充電できる大容量のポータブル電源です。

 

サンバレージャパンは、RAVPowerブランドより大容量7万200mAhのポータブル電源「RP-PB187」を、7月17日にAmazon.co.jpで発売しました。価格は2万9999円。なお、発売を記念して、7月19日23:59までのあいだ、5000円オフとなる割引クーポンを配布しています。

↑RAVPower「RP-PB187」

 

RAVPower「RP-PB187」は、7万200mAhもの大容量バッテリを搭載したポータブル電源。アウトドアや災害時の緊急電源として使え、スマホなどの充電や小型家電を使用することができます。

↑様々な機器を充電可能

 

本体には、単体で250W、2ポート合計で最大300Wの出力に対応したACコンセントを2つ搭載。消費電力の小さい小型家電などをどこでも利用することができます。

 

このほか、USB A×3、USB Type-C(PD)×1の出力端子を備え、スマホやタブレットなどのデジタル端末を充電することも可能。USB Type-CはPD 3.0に対応し、最大60Wまで出力可能で、ノートPCなどの充電も行えます。

↑PD出力は最大60Wに対応

 

本体は、W130×D130×H189mm/2.5kgというコンパクトサイズを実現しており、簡単に持ち運びが可能。どこでも自由に電源を利用することができます。

↑コンパクトで持ち運びも簡単

 

この機会に、複数のスマホやデジタル機器を同時に充電できるポータブル電源を、ぜひご家庭に1台用意しておきましょう。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

近年、ポータブル電源は、アウトドアレジャーの普及や防災意識の高まりに加え、テレワーク時における車中など電源を確保できない場所でのPC作業など、その用途拡大を受けますます需要が高まっています。

 

JVCケンウッドは、出力・容量を増強したポータブル電源「BN-RB10」と、太陽光を利用した充電・給電に対応するポータブルソーラーパネル「BH-SP100」の2機種を7月下旬に発売します。

 

ポータブル電源「BN-RB」シリーズは、北米で高い販売実績を持つJackery Inc.との業務提携による共同開発を行い、複数の専門機関による安全性試験や独自の安全基準による検証をクリアし、同社の全国サービス網による修理受付などのアフターサービスにも対応する「JVC Powered by Jackery」モデル。

 

この「BN-RB10」は、同社のポータブル電源シリーズのなかで最大出力、最高容量を実現した最上位モデル。従来モデル「BN-RB6」に比べて、出力比2.0倍、容量比1.6倍に増強し、AC定格を1000W(瞬間最大2000W)まで対応させたことで、これまで使えなかったIHクッキングヒーターや小型ポット、コーヒーメーカーなどより多くの電化製品の長時間使用を可能にしています。

↑ポータブル電源「BN-RB10」(実売予想価格13万6000円前後/税抜)

 

質量10.9kgのコンパクトボディながら、1002Wh(27万8400mAh)の大容量バッテリーを搭載。12WのLEDライトであれば約63時間の使用(当社「BN-RB6」であれば約44時間)、スマートフォンの充電であれ約50回の充電(同約35回)が可能です。

 

AC100Vの端子3口に加えて、USB端子を計4口搭載(USB-CおよびUSB-A端子各2口、うちQuickCharge3.0対応USB-A端子が1口)。スマホをはじめ、さまざまな機器の充電や給電が可能です。また、シガーソケット端子も搭載しており、12Vで動作する車載用製品を直接接続し使用することができます。

 

最大100W出力のソーラーパネル

ポータブルソーラーパネル「BH-SP100」は、最大23%の高変換効率ソーラーパネルを2面搭載し、最大100Wの出力が可能。コンセントから充電できない環境でも、太陽光による発電で、ポータブル電源本体やスマホなどを充電することができます。

↑ポータブルソーラーパネル「BH-SP100」(実売予想価格3万6000円前後/税抜)

 

出力端子は、USB-CとUSB-Aを各1口ずつ装備。USBアダプタがなくても、直接USBケーブルを挿してスマホやタブレットへ給電できます。パネル部には高耐久性フッ素樹脂「ETFA」を採用し、高い対候性、耐久性を実現しています。

 

1台あれば、様々な用途に使え、防災用品としても活用できるポータブル電源を、ぜひご自宅に導入してみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

一家に1台あると便利! ポータブル電源を選ぶなら「JVC」がイチオシ!

電源が確保できない車内でのテレワークにも! JVCのポータブル電源に高出力・大容量モデル追加

近年、ポータブル電源は、アウトドアレジャーの普及や防災意識の高まりに加え、テレワーク時における車中など電源を確保できない場所でのPC作業など、その用途拡大を受けますます需要が高まっています。

 

JVCケンウッドは、出力・容量を増強したポータブル電源「BN-RB10」と、太陽光を利用した充電・給電に対応するポータブルソーラーパネル「BH-SP100」の2機種を7月下旬に発売します。

 

ポータブル電源「BN-RB」シリーズは、北米で高い販売実績を持つJackery Inc.との業務提携による共同開発を行い、複数の専門機関による安全性試験や独自の安全基準による検証をクリアし、同社の全国サービス網による修理受付などのアフターサービスにも対応する「JVC Powered by Jackery」モデル。

 

この「BN-RB10」は、同社のポータブル電源シリーズのなかで最大出力、最高容量を実現した最上位モデル。従来モデル「BN-RB6」に比べて、出力比2.0倍、容量比1.6倍に増強し、AC定格を1000W(瞬間最大2000W)まで対応させたことで、これまで使えなかったIHクッキングヒーターや小型ポット、コーヒーメーカーなどより多くの電化製品の長時間使用を可能にしています。

↑ポータブル電源「BN-RB10」(実売予想価格13万6000円前後/税抜)

 

質量10.9kgのコンパクトボディながら、1002Wh(27万8400mAh)の大容量バッテリーを搭載。12WのLEDライトであれば約63時間の使用(当社「BN-RB6」であれば約44時間)、スマートフォンの充電であれ約50回の充電(同約35回)が可能です。

 

AC100Vの端子3口に加えて、USB端子を計4口搭載(USB-CおよびUSB-A端子各2口、うちQuickCharge3.0対応USB-A端子が1口)。スマホをはじめ、さまざまな機器の充電や給電が可能です。また、シガーソケット端子も搭載しており、12Vで動作する車載用製品を直接接続し使用することができます。

 

最大100W出力のソーラーパネル

ポータブルソーラーパネル「BH-SP100」は、最大23%の高変換効率ソーラーパネルを2面搭載し、最大100Wの出力が可能。コンセントから充電できない環境でも、太陽光による発電で、ポータブル電源本体やスマホなどを充電することができます。

↑ポータブルソーラーパネル「BH-SP100」(実売予想価格3万6000円前後/税抜)

 

出力端子は、USB-CとUSB-Aを各1口ずつ装備。USBアダプタがなくても、直接USBケーブルを挿してスマホやタブレットへ給電できます。パネル部には高耐久性フッ素樹脂「ETFA」を採用し、高い対候性、耐久性を実現しています。

 

1台あれば、様々な用途に使え、防災用品としても活用できるポータブル電源を、ぜひご自宅に導入してみてはいかがでしょうか。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

一家に1台あると便利! ポータブル電源を選ぶなら「JVC」がイチオシ!

【マンガで解説】ファーウェイ提案の「1+8+Nエコシステム」によるスマートライフの実態

みなさんは、普段使っているスマホやPC、タブレットといったデバイスでどんなメーカーを使っていますか? メーカーはバラバラという人が大多数だと思いますが、中には気に入ったメーカーやラインナップが豊富なメーカーで揃えているという人もいるかと想像します。

 

デジタルデバイスを扱うメーカーは数多くあれど、我々ユーザーとしては数多あるデバイスで「どういった暮らしが手に入るのか?」を知りたいのが本音であり、メーカーもそこをイメージした提案を続けています。そんな中で将来性を感じさせて、ちょっと気になる提案をしているのがファーウェイの「1+8+Nエコシステム」というもの。

↑1+8+Nエコシステムの概念イメージ。スマホを中心にしてデバイスと連携していく様を表す

 

「1+8+Nエコシステム」ってなんだ?

さて、「1+8+Nエコシステム」はどういったシステムなのか、から説明したいと思います。

 

スマートフォンを軸に8つの製品群(タブレット、PC、スマートスクリーン、スマートテレマティクス、VRグラス、ウェアラブル、オーディオ、スピーカー)と繋がる暮らしの提案。さらにそこから広がるN数の製品群をもって、すべてのシーンでスマートライフを実現する

 

要は、「1+8+Nエコシステム」とはスマホを起点に広がる便利で快適な生活のことで、「N数の製品群」とは、今後展開をイメージしている「未来の製品群」を指しています。なお、8つの製品群で国内販売されているデバイスは、タブレット、PC、ウェアラブル、オーディオ(主にイヤホン)、スピーカーの5つ。スマートスクリーン、スマートテレマティクス、VRグラスは国内では発表されていませんが、これらの国内での登場も期待したいところです。

 

N数については未知であると言わざるを得ないのですが、実は現状で使えるデバイスとの連携を考えると、ファーウェイが思い描く暮らしと、その利便性が見えてくるのです。ここからは、「1+8+Nエコシステム」が実際の生活シーンでどう機能するかをマンガでわかりやすく解説したいと思います!

 

 

【暮らしの提案その1】ファーウェイのモバイルデバイスで手に入る自由な働き方

働き方が大きく変化し続けている今、その変化を支えるものとしてスマホ、PC、タブレットは大きな役割が求められています。ファーウェイのスマホとモバイルデバイスが連携することで、どんなメリットが手に入るかご覧ください。

 

「マルチスクリーンコラボレーション」機能を解説!

マンガ内で登場した「マルチスクリーンコラボレーション」とは、ファーウェイのスマホとPC、タブレットを連携させて、PC、タブレットの画面内にスマホのホーム画面を表示させる機能。完全にスマホとリンクしているため、PCやタブレットの画面上でスマホ画面を操作することができます。

↑マルチスクリーンコラボレーションの様子。画面の縦横比はそのままに投影する。対応するファーウェイスマホとファーウェイPCで使える機能で、NFCでワンタップで機器同士を接続するだけで使用が可能だ。※EMUI10以上かつHUAWEI Kirin 980以上の端末が対応

 

スマホの画面操作がPC、タブレットで可能となるということは、LINEのやりとりもキーボードで操作可能。マンガのように仕事中に通知がくると、作業の妨げにもなり得ます。そこで、家族や友人とのコミュニケーションは基本的にスマホで行い、仕事中でも余裕がある時にスマホと連携して返信ができると、わざわざスマホを取り出さなくて済むというメリットが出てくるのです。

 

「HUAWEI Share OneHop」機能を解説!

マンガでお父さんが使っている機能は、「HUAWEI Share OneHop」というスマホやPCといった機器同士のファイルを転送できるもの。外で行った会議の議事録をメモアプリでとり、そのままPCでWord文書などにコピペするといった使い方ができます。

 

↑「HUAWEI Share OneHop」は、先日発表されたHUAWEI P40 Pro 5Gなど最新スマホを含めて現行機種で使える。HUAWEI P40 Pro 5Gは税抜価格で10万8800円

 

「HUAWEI Share OneHop」は、メモのファイル自体もPCのデスクトップ上にドラッグ&ドロップで転送できたりと、とてもシームレスな使い心地です。いちいち外部ストレージやクラウドを経由しなくていい時点でかなり便利ですが、マンガでの「コピペ」的な使い方が一番うれしいところです。余計なデータ移動がないというのが一番ラクですからね。

 

「HUAWEI Share OneHop」機能を応用した使い方解説!

「HUAWEI Share OneHop」をさらに応用した使い方で、前述の通り画像ファイルをスマホとタブレット間で転送。さらにタブレットの描画アプリを使って写真の編集もしています。

↑マンガ内で使用しているタブレットは、10.8インチのハイエンド機「MatePad Pro」(税抜価格:5万9800円)。ペン型デバイス「HUAWEI M-Pencil」(税抜価格:9990円)と、キーボードの「HUAWEIスマートワイヤレスキーボード」(税抜価格:1万4900円)は別売となる

 

データの効率的な管理と、クリエイティブな編集作業も同時にこなせるのも「HUAWEI Share OneHop」ならでは。また、高品質なスマホとタブレットを有するファーウェイだからこそ提案できる使い方でしょう。

 

ここまでは、ファーウェイデバイス連携で仕事に応用できる機能の紹介でした。これらの機能を用いることで、マンガ内で描かれていたように働く場所・時間がさらに自由にシームレスになっていきます。続いては、ウェアラブルデバイスを使った暮らしの提案を紹介します。

 

【暮らしの提案その2】ウェアラブルデバイス活用で公私ともに過ごしやすく!

続いてはウェアラブルデバイスを軸にした、ファーウェイの新しい暮らしのあり方をお見せしていきます。

 

HUAWEI WATCH GT 2eの機能を解説!

HUAWEI WATCH GT 2eは、ファーウェイの最新スマートウォッチでカジュアルな装いと運動・ヘルスケア機能が充実したモデルです。

 

↑HUAWEI WATCH GT 2eの価格は1万9800円

 

機能とともに特徴的なのが2週間もつ(※)ロングバッテリーです。スマートウォッチ製品はファーウェイ以外にも存在しますが、ここまでのロングバッテリーは多くありません。バッテリーが長持ちして充電の心配を持たなくて済むことも、自然なスマートライフに必要なことでしょう。

※バッテリーは次の場合に約14日間持続します:24時間装着、心拍数継続計測ON、睡眠モニタリングON、毎週平均ワークアウト90分(GPS ON)、スマート通知受信(毎日50回メッセージ受信、3回アラーム)、毎日200回点灯、毎週音楽再生30分(Bluetoothイヤフォン使用)

 

 

睡眠・ストレスチェック機能を解説!

マンガで紹介されているHUAWEI WATCH GT 2は、HUAWEI WATCH GT 2eのスタンダードモデル。よりフォーマルなデザインでビジネス・プライベートどちらにも合うデザインです。

↑HUAWEI WATCH GT 2は、42mmモデルが2万2800円~、46mmモデルが2万4800円~。どちらも税別となる

 

GT 2とGT 2eともに備えている、睡眠とストレスモニタリング機能によって自分が気付けない体の内側の変化を知ることができます。能動的にチェックをしなくても着けているだけでログを残してくれるので、日常的に自己管理ができておすすめです。またHUAWEI WATCH GT 2もロングバッテリーが特徴の1つ。46mmモデルで2週間、42mmモデルで1週間もつ(※条件はGT 2eと同)ため、ある程度途切れることなく身体のケアを続けられますね。

ワークアウト機能を解説!

ファーウェイのスマートウォッチは、運動をサポートする機能も充実しています。GT 2、GT 2eともに心拍計を内蔵し、運動時の心拍計測からトレーニング量、回復時間、有酸素・無酸素運動の割合など様々なデータを通知。合計100種類ものワークアウトメニューも用意されていて、屋内外含めてあらゆるアクティビティの楽しみが、ファーウェイ製スマートウォッチによって倍増されます。

リモート撮影機能を解説!

ファーウェイのスマートウォッチはスマホのシャッター代わりにも使えます。特殊なアングルで固定してスマホだけでは撮れない写真を撮ったり、自転車に固定して移動中に見つけた素敵な風景を撮ったりできます。カメラ性能の高いファーウェイスマホによる撮影の幅がぐんと広がります。

 

スマートライフとは良く聞く言葉ですが、意識的に人が「機能を使う」ことに終始してしまうと、その恩恵は十分に得られないはず。その点、ファーウェイが提案するモバイルスタイルは、道具があるだけで十分に機能する、自然で無意識なスタイルと言えるでしょう。最後は、ファーウェイが提案するエンタメの楽しみを解説します。

 

【暮らしの提案その3】デバイス連携でエンタメが身近になる暮らし

多くの人にとってスマホ、PC、タブレットなどのデバイスは生活必需品であり、同時に音楽や動画鑑賞、読書などのエンタメを楽しむための装置にもなっています。それくらいエンタメは我々の生活の身近になっているものですが、ファーウェイはそのエンタメとの距離を、さらなるデバイス連携によって近づけることを提案しています。

 

ワイヤレスイヤホンの機能を解説!

作中で描かれているワイヤレスイヤホンは「HUAWEI Freebuds 3i」。ついつい動画に熱中してタブレットを見ながらトイレにこもってしまった様子ですが、もちろんワイヤレスイヤホンなのでただ音楽を流すだけならタブレットは放置しても使えます。

↑HUAWEI Freebuds 3iは税抜価格で1万4800円

 

ただ息子くんがここまで熱中したのにもワケがあります。HUAWEI Freebuds 3iは、ノイズキャンセリング機能が付いているため、外の音をある程度遮音できるのです。動画に没入するも良しですが、マルチスクリーンコラボレーションを使ってサクサク仕事をしている時に集中するためのアイテムとしてもグッドでしょう。

 

ミニスピーカーの機能を解説!

音楽再生はスマホやPCのスピーカーでまかなう人も少なくないと思いますが、Bluetoothスピーカーを置いておくだけで家の中での過ごし方に彩りが加わります。

 

↑HUAWEI Mini Speaker。手のひら大のコンパクトサイズで携帯性に優れる。価格は税抜で3280円

 

HUAWEI Mini Speakerのポイントは、やはりミニマムなボディサイズ。スピーカー自体が大きくて家のどこでも聴こえるという「どこでも」もアリですが、いつもそばに置けて自由にスマホから音楽再生できる「どこでも」はよりシームレスに音楽を楽しめるでしょう。

 

タブレットをクリイエティブな作業に使う!

鑑賞すること以外にも、自分で生み出すことも立派なエンタメ! HUAWEI MatePad ProとHUAWEI M-Pencilを使えば、プロ顔負けのイラスト制作も出来てしまいます。紙とペンがなくてもすぐに描けるのは当たり前ですが、マルチスクリーンコラボレーションを使うことで、自分の作品をリアルタイムで人に送信できるのもファーウェイならでは。タブレットで完結するクリエイティブだけでは得られないコミュニケーションが手に入るのです。

 

1つのメーカーでデバイスを揃える価値

以上が、ファーウェイの「1+8+Nエコシステム」が提案するライフスタイルの一例でした。すぐに暮らしに活用したいと思えるものもあったのではないでしょうか。

 

1つのメーカーでデバイスを揃えることの価値は、メーカーが提案するライフスタイルを味わえる…というだけにとどまりません。ファーウェイで言えば、「HUAWEI ID」というアカウント管理によって機器同士の連携に応用しているため、個別のアプリケーションを用意する必要が少ないというメリットも挙げられます。また、故障や不具合があった時に機器それぞれでメーカーが違うと、問い合わせサポートがまたがったりと不便も起こりやすくなります。無理に揃えることが正義ではありませんが、メーカーを揃えることで得られるメリットは暮らしに直結しやすいのです。

 

この中の1つでも気になった機能があれば、ぜひまずはファーウェイのスマホから検討して「1+8+Nエコシステム」の恩恵を少しずつ受けてみてください。冒頭に説明した通り、今後「N」の製品群が国内で出てくることも期待できますので、そういったファーウェイの新製品にも注目しておくといいでしょう。

 

 

【キャンペーン情報】

ファーウェイは、6月12日から7月31日までの期間中、対象製品を購入すると豪華なプレゼントが抽選で当たる「ファーウェイSummerキャンペーン」を実施中! 詳しくは下記の特設ページをチェック!

 

【マンガをギャラリーで見る】※下記のマンガをタップすると閲覧できます。一部SNSからは表示できません。

 

マンガ/大澄 剛

【西田宗千佳連載】「ビデオ会議需要」はYouTuberの後を追いかける

Vol.92-4

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、ビデオ会議。新型コロナウィルスの流行によって、急速に拡大した新しい働き方の背景を解説する。

 

新型コロナウィルス禍で、我々がデジタル機器に求める要素も変化を余儀なくされた。短期的な影響としては、屋外に持ち出して楽しむための機器の売り上げにはブレーキがかかり、自宅で楽しむための製品が良く売れている。そして、「スマホがあればPCはいらない」という風潮にも変化の兆しが広がっている。テレワークや教育用途では、やはり「スマホだけ」で対応するのは難しいからだ。そして、前回の記事で述べたように、カメラに対する需要も変化してきている。

 

だが、「PCがあると利便性が高い」「一眼カメラで自撮り動画を撮る」「自分のことをビデオで撮る時には良いマイクが必要」といった意識は、なにもテレワークが生み出したわけではない。

 

こうした機材の活用法は、この数年間、「YouTuber」や「ゲーム実況者」といった人々が先に開拓していたジャンルなのだ。

 

YouTubeで彼ら・彼女らの動画を見る行為は、すでに一般化している。5年前であれば、スマホやPC内蔵のカメラで撮ったシンプルな動画でも問題なかったが、いまやライバルの配信者が増えたこともあり、「いかに見やすく、聞きやすい動画を効率よく作るのか」という点が重要になっている。放送局のように大規模な機器を使うわけでもなく、いかに身近なデジタル機器で画質・音質をあげるか、ということが重視されているのだ。カメラはもちろん、マイクやヘッドホンまで、試行錯誤の幅は広い。そもそもこうしたフィールドでは、「デジタル機器のレビュー」が人気を集めやすい、という背景もあったが、配信者たちが画質・音質の向上に努力する試行錯誤の流れ自体も1つのコンテンツと化しており、人々を楽しませていた部分はあると思う。

 

ソニー  VLOGCAM ZV-1/実売価格9万9900円/発売中

 

そうした「動画を作って積極的に公開する」ための製品の市場は、ゆっくりとではあるが無視できない規模に拡大していた。初期のゲーム実況者やYouTuberが話題になり始めた5年前はともかく、いまは各種周辺機器市場において、「動画配信向け」という要素は重要なものになっている。

 

そういう観点で言えば、新型コロナウィルスの影響でビデオ会議が増え、そのためにデジカメやマイク、ヘッドホンといった製品に注目が集まったとき、結果として、この数年YouTuber需要が掘り起こしていたジャンルを追いかけることになった……ということができる。

 

ソニーが「VLOGCAM ZV-1」を発売して話題になったが、あれはそもそも今回の新型コロナ需要ではなく、まさに「YouTuberが拡大した動画撮影需要」に向けたものだった。それがタイミングよく市場に出たことは、ソニーにとって(言葉は良くないが)不幸中の幸い、という部分があっただろう。

 

PC内蔵カメラの改善など、本格的な「ビデオ会議需要に向けた製品改善」はこれからだが、当面はYouTuberが開拓した需要とノウハウを辿る形で、ビデオ会議向けのガジェット市場が盛り上がるのではないかと考えている。

 

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

 

この曲面液晶はゲームも動画もイケる! ASUS「TUF GAMING VG27VQ」は自宅用におすすめしたいモニター

ASUSは、没入感あふれる湾曲液晶、最大165Hz駆動で高速応答1ms(ミリ秒:1秒の1/1000)の27型ゲーミングモニター「TUF GAMING VG27VQ」を発表しました。7月31日(金)より販売開始予定です。

 

 

↑27型ワイドモニター「TUF GAMING VG27VQ」の表面曲率は、人間の目の自然な曲線に近いと言われる1500R

 

TUF GAMING VG27VQ の27型曲面フルHD(1920×1080)パネルは、1500Rの曲率により、ユーザーの目から画面の隅々までの距離を均一化し、目を見張るようなビジュアルを全方位から送り届けます。この見やすい画面設計により、長時間の連続使用でも疲れにくく、歪みや色のずれも少なく、広い視野角でゲームや映画鑑賞を楽しむことが可能です。

 

↑上方から見た曲面

 

また、人間工学に基づいたデザインを行っており、画面の高さ調節、左右の角度調節、前後の角度調節を行えます。壁にかけて固定もできるのもうれしいポイント。

 

 

高速な165Hzリフレッシュレートも特徴の1つ。動きの速いゲームでも遅延やモーションブラーのない状態を維持します。最高画質設定でも滑らかなゲームプレイが楽しめます。FPS、レーシング、「World of   Warships」や「信長の野望」のようなRTSなど、さまざまなゲームカテゴリやゲームシーンで優位に立つことができます。

 

ゲームプレイに最適化した技術もふんだんに採用。1msの応答時間を実現したASUS独自の「Extreme Low Motion Blurテクノロジー」によって、動きの速い動体の描画をより鮮明に表現し、滑らかで高感度なゲームプレイを楽しめます。明るい部分を露出させ過ぎず、暗い部分をはっきりとさせる「Shadow Boost」 テクノロジーは、ゲーム画面全体の表示を改善。FPSで暗い場所に隠れている敵を見つけやすくするなど、プレイに好影響をもたらすでしょう。

 

また、目の疲れや肩こりの原因になると言われているブルーライトを大幅に抑える「ブルーライト軽減機能」を搭載しており、また目に負担をかけて疲労の原因になると言われてる、LEDバックライトによるフリッカー(チラつき)を抑える「フリッカーフリー技術」を採用しています。

 

ゲーミングモニターですが、ぐにっと曲がった液晶は映像の没入感を高めます。テレワークをされる方なら日がな一日中モニターにかぶりつくこともあると思うので、ハイスペックなモニターの一台として自宅用に検討していいかと思います。価格はオープンですが、ASUSの同シリーズは曲面モニターで人気の5万円台のモデル。近い価格になるとしたら、注目の一台になるはずです。

デジタルガジェット特有の“無機質感”を簡単に変えられる! 本物の木を使ったスキンシート「TOAST」

近年のインテリアのトレンドは、木や植物など自然の色どりを取り入れた落ち着きのあるナチュラルテイストとなっています。しかし、せっかく家具や小物などをナチュラルテイストで揃えても、無機質なデザインのデジタル製品を置いてしまうと、ちぐはぐな印象に。

 

そんなときに活用したいのが、本物の木から生まれたアメリカ発のデジタル製品用スキンシート「TOAST」です。TOASTをデジタル製品に貼り付けると、デジタル製品特有の無機質な外観を木目のデザインに変えることができ、本物の木を使ったリアルウッドならではのぬくもりを感じさせる風合いに仕上げることができます。

 

このTOASTは、木材を薄くスライスし、緻密な設計と加工技術により、デバイスの曲面や小さなボタンにもしっかりとフィットするように、丁寧に手作りで生産されています。スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなど様々なメーカーのデバイスに対応しているので、身の回りの様々なデジタル製品を木の風合いを感じさせるナチュラルテイストに変身させることが可能。

↑PCやゲーム機、イヤホンケースなど様々なデジタル製品用のスキンシートをラインナップ

 

↑細部までしっかり作りこまれています

 

また、使用する木材も複数の素材が用意されており、好みや設置場所の雰囲気に応じての木目を自由に選択できます。

 

7月10日より発売された「iPhone SE(第2世代)」のスキンシートは、「Zebrawood」「Walnut」「Ebony」の3種類の木目をラインナップ。価格はいずれも4378円です。

↑iPhone SE(第2世代)は3種類の木材から選べます

 

身の回りのデジタル製品をナチュラルテイストで統一したいとお考えの方は、リアルウッドのスキンシート「TOAST」をぜひ活用してみて下さい。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

【この記事を読んだ方はこちらもオススメ】

SNSでバズった「雨の岐阜県」で思い出した――森の音をリアルタイム配信する「Forest Notes」を聴く

 

9年間iPhone使っても2、3機能しか使えてない。それでも私がXSを欲しくなってしまった理由

iPhone歴9年目の私。現在はiPhone 7を使っており、その前はiPhone 5c(黄色)、さらにその前はiPhone 4s、そして最初のiPhone 3GS。会社携帯で、iPhone 5も使っていたのでほぼiPhoneと共に歩んだ9年でした。

 

 

スティーブ・ジョブズが亡くなった時はそりゃ寂しかったし、並びはしないけど新製品が出たら、Appleストアで必ずチェックしています。普段もNetflix見たり、LINEやったり、仕事メールやチャットをチェックしたり使わない日はないけど、はっきり言ってiPhoneの素晴らしい多機能性を使いこなせていない! だけど、やっぱりこれからもiPhoneを使い続けて行くのかな? この私の心を離さない魅力ってなんだろうか。もう2年経つし、そろそろ新しいのを買おうかしら〜なんて価格を調べてびっくり!

 

え? じゅ、じゅうろくまんえん!?

 

この値段…そろそろiPhone卒業なのかなぁ、Androidが呼んでいるのかなぁ…と思っていたら、「使ってレポートしてほしい」との依頼が! これは、iPhoneの神様(多分、スティーブ・ジョブス)が「ずっとiPhoneを使って」と言っているんだ! と、勝手な勘違い。さてiPhoneの新作は欲しくなるのか、ならないのか! 検証結果をご覧ください。

 

 

起動までに1時間かかった! リテラシーの低い私にはオーバースペック?

よっしゃー! 新しいiPhoneじゃ〜! ということで今回レポート用にお預かりしたのは、SIMフリー(キャリア契約していない端末)の「iPhone XS」と「iPhone XS Max」。早速「iPhone Xs Max」を起動すると、近くにあった今使っているiPhone 7に「新しいiPhoneを設定」の表示が!

 

↑え、何これ?

 

↑なんかiPhone XS Maxにすごい動いてるかっこいいい絵が出てきた(写真左)!!!

 

iPhoneの設定ってPCと繋いで、ダウンロードして…みたいなのじゃないんですか? 言われるがままに設定して「おー!」「すごい〜」「あ、ホームボタンない!」と感動していると、あれ? 全然この画面から変わらないんですけど。

 

↑進まなくなってしまいました…

 

「でたよ、Appleのこういうところぉー」なんて独り言も出ちゃいますが、こう手こずらせられる事にも慣れてしまっている自分を再確認しながら1時間ほど待っていましたが、画面は変わらず。さすがにテンションも落ちてきたので、もう一台あった設定済みの「iPhone XS」を起動させました。

 

もし3年以上iPhoneの機種変更をしていないという方がいたら、起動の時点で結構驚くと思います(どうやらOS X以降)。ただ、Apple IDってなんだっけ? とか、パスワード忘れた? 今の家のWi-Fiってどれ? とかあると、起動までかなりモタつきます。あと、もともとのiPhoneのOSを最新版にアップデートしておくのがおすすめです。

 

表示されるもの全てが違って見える画質

iPhone XSを使ってみると、めっちゃ画質がキレイ! YouTubeで見る動画の映像も音も全然違う!! 普段よく見るFacebookやTwitterも、画面が大きいせいか迫力が増しているっ! 投稿されている写真や動画が、Super Ratinaディスプレイのせいか、はっきり大きくクリアに見えて、すごくどの投稿も「楽しそう」さが増しました。

 

数分で、下がったテンションは元通りに。困らせるけど、ちゃんとワクワク感を演出してくれるのがiPhoneらしくて好きだな〜。早速、このために購入した自撮り棒をハメてみると……サイズもOK!

 

「これは、どこか夜景がキレイな場所でセルフィーしてみたい」。そう、ポートレート撮影機能はiPhone 7には搭載されていないため、背景をボカしたかっこいい写真をずっと撮ってみたかったんです。ということで、いざお台場へ。出不精な私をお台場まで導いてくれるiPhone Xs、これだけでもハイスペック!

 

夜景でポートレート写真を撮影するためお台場へ

おしゃれな写真といったら、夜景。夜景といったら、お台場。ということで到着した「東京テレポート駅」。もちろん、ひとりです。テンション上がりすぎて、電車を降りて早々に自撮り棒を取り出し、初めて自撮りした写真がこちら!

 

 

わっ! 背景がボケてる。何もしてないのにーー!

 

・カメラアプリを起動

・ポートレートモードにして

・セルフタイマー(3秒)の設定

・あとは撮影ボタンをピッ!

 

たったこの4ステップで素人が一眼レフカメラで同じように撮影するなんて無理だもの! この感動を伝えたいのに、写真がイケてなくて申し訳ない!! なんでこんなに微妙な表情、そしてメガネが反射したかというと、ポートレートモードって、内側のカメラを使うんですが、撮影する際に画面全体が真っ白に光って、フラッシュみたいになるんですよね。「光った!」と驚いちゃったのと、意外とセルフタイマーの時間が短かったからと言い訳します。続いて、レインボーブリッジが見える素敵なスポットを探しにいきましょう。

 

さすがに月は撮れないけど、肉眼で見るよりキレイに撮影できる!

この日はとても月がキレイで、どれくらい撮れるかな〜と思って撮影してみたのですが、ちょっと難しかったです。iPhone 7だと、こんなに月に近づけられなかったので、撮影しているだけでも楽しくなっちゃいました。

 

↑東京テレポート駅から歩くこと約15分。たどり着いた定番の夜景がこちら!

 

↑どうですか!! レインボーブリッジの奥にある、東京タワーまでしっかり見えますでしょ?

 

↑ちなみに、今持っているiPhone 7で同じ場所から撮影したものがこちら

 

ちょっと比較しにくいかもしれませんが、自由の女神の輪郭のクリアさや色味表現が全然違いますよね。iPhoneが出たばっかりの時には、カメラで撮影出来ただけでもテンション上がっていたんだけどなぁ〜。時代は進化したんですね。

 

自撮りし始めて30分以上経ってくると、自撮り棒にも慣れたもので、外国人観光客がたくさんいる中、ピースできるくらいの余裕が出てきました。

 

↑やっぱりメガネは反射してしまいますね(笑)

 

ちなみにiPhone Xsのカメラですが、これまでよりセンサー速度が早くなったことで、取り込む光の量が50倍に増えたんだとか。だから夜景でもこんなにキレイに撮影できるのかー!

 

私は基本1シーン1枚の写真しか撮影しませんでしたが、最近の若者はインスタ1枚の投稿のために何十枚も撮影しているそうです。そんな子たちにもiPhone XSはぴったりかもしれません。だって撮影した後に写真のボケ具合を後から変えられちゃうんですから! その場ではいっぱい撮影しておいて、良い表情のものをじっくりピックアップして、背景のボケ具合を自分好みに変更してインスタに投稿……が、手軽にできちゃうわけですよ。「映え」に命をかける若者たちよ! ファイト!!

 

 「まだそれで遊んでるの?」って言われるくらい使ったミー文字

iOS 11から搭載されていた「ミー文字」はご存知の方も多いはず。CMで流れていたこの歌を聞けば思い出す人もいるかも?

 

 

Big Boiさんの『All Night』という曲なのですが、この時はCMでは「アニ文字」と言われていましたが、「ミー文字」に進化したということは……? そうです、自分のアニメアイコンを自作してそれを喋らせられるようになったのです! 任天堂DSの『トモダチコレクション』が大好きだった私にはぴったりなサービス。だって、iPhone Xsを使えば無料でできるわけですからね!

 

ガラケーを使っていた頃には、デコメの登場に感動して、スマホに切り替えてからは、LINEスタンプに感動して、そのスタンプが喋ったり動いたりするようになって驚いていたのに、無料で自分のアイコンが作って動いてする時代が来たとは。Appleさんさすがです!

 

↑ミー文字はこんな画面で顔を作れるのですが、詳細は動画でぜひご覧ください!

 

参考:ミー文字の作り方 Appleサポート

ちなみに私が作ったアイコンはこちら!

 

 

さんざん自撮り写真を見せた後だから、「可愛くしてませんか?」とお叱りを受けそうで、恥ずかしいのですが、変顔してみたり、舌を出してみたり、驚いた顔をしてみたり、これだけで1時間くらい遊べてました。ずっとiPhone XSに向かって喋ったり、変な顔したりしている私をみた旦那は「16万円もするのに使うのはカメラとミー文字だけかよ」と呆れておりました。

 

でもきっとそんなもんなんだろうと思います。もはや一緒にいない日がないiPhone。起きてから寝る時まで共に過ごしているので、もう価格とかじゃない!新機能は試したいし、共有したい。

 

あとXSとXS Max両方触ってみて、私は手が小さいので必然的にXSがハマりました。はじめて握ったときは、ホームボタンがないのが違和感ありましたが、サイズ感は「大きいなー」程度で使い続けていれば慣れていきました。よくよく考えるとこれってスゴイこと。毎日使うものだからこそ、ちょっとしたサイズ変化にも敏感になってしまうけど、本当にちょっと触ってたら慣れてしまいました。ずっと使う、使ってきた人たちのことを考え続けないと、そうすぐに違和感ないようなモノにできないんじゃないかなあ?

 

この「自然さ」があれば、私はどれだけ機能を使いこなせなくても十分なんだなーって思います。それさえ手に入るなら、価格は関係ない!

 

「いや、価格でしょ」という声が聞こえてきますが、もう10年近くiPhoneを使っていたら今さらAndroidスマホに機種変なんて出来ません。腐れ縁でもありますので、今の7が使えなくなったら、iPhone XSにしようと積極的に考えはじめました。現在iPhoneを使っていて、今後どうしようかな……とお悩みの方がいましたら、ぜひ一度触れてみてください。あっという間に時間が過ぎますよ。

またもやAmazonが買い物を変える! 「Scout」をいち早くレビュー

購入履歴を元に「あなたはこれも欲しいかも」「これそろそろ買い替えじゃないですか」と様々な手法で商品をおすすめしてくれるAmazon。このような予測があまりにも当たるので、「自分のことを分かりすぎてる!!」と怖くなることがありますよね。この恐怖感を倍増しそうなのが、先日、米国Amazonがオープンしたオンラインショップ「Scout」。危険なほど便利な検索機能が備わっているんです。

この機能はスクリーン上に並べられたプロダクト画像を良い/悪いで評価することで、自分が欲しいプロダクトを絞り込むというもの。Amazonのサイトに設けられた「https://www.amazon.com/scout」で早速使ってみました。

使い方は非常にシンプル。直感的に操作できるので、操作方法をまったく読まなくても、どんどん自分が好きなプロダクトを見つけることができます。

 

まずはソファー。並んでいるプロダクト画像のなかで自分が好きなものに「いいね!」をクリックするだけです。自分がはっきりと気に入らないプロダクトには、親指が下向きのボタンをクリック。

クリックするたびにリストの一部がひっくり返り、新しいプロダクト画像が登場します。確かにクリックしたものと形状が似ているけれど異なるプロダクトが追加されました。確かにこれを繰り返すだけで、自分が気に入りそうなプロダクトに辿り着けそうです。

 

CNBCをはじめとする海外メディアが指摘しているように、めったに購入しないプロダクトをAmazonで検索するとき、どう検索すれば良いか分からないことがあります。「あのデザインって何て言うんだろう?」と、検索欄にどのような単語を入力して良いのか分からず、欲しいプロダクトが見つけられないということがあるんですよね。Scoutはまさにそんな状況に対する解決策となっています。

用語が不明なときだけでなく、どんなデザインのものが欲しいのか決まっていないときにも、この新サービスは頼りになりそう。テーブルやソファー、カーペットといった家具から、花瓶やカーテンといった室内装飾、シャンデリアやフロアランプなどの照明、キッチン用品、寝具、女性向けの靴まで、幅広いカテゴリーがScountの対象となっています。

 

いくつかの商品で試してみましたが、数回のクリックでかなり表示されるプロダクトが似通ったものになるので、それほど時間もかからなさそうです。

 

ただし、カーペットのようにデザインが同じで大きさが違うものが別プロダクトとして表示されると、画面上に同じデザインばかりが並ぶことになりました。

CNBCに送られたAmazonの公式声明によると、Scoutは「何が欲しいか分からないけど、見れば分かる」や「欲しい物は分かっているけど呼び方が分からない」という、よくある2つのジレンマに対する完璧な解決策として提案されているとのこと。

 

Amazon自体が本格的なプロモーションをまだ開始していないこともあり、まだソーシャル上のバズは少なめ。それでも「新しい暇つぶしを見つけた。私は室内装飾を閲覧するのが大好き。アイテムに良いか悪いかを投票して新しいサジェスチョンを表示してもらうなんて素晴らしい。楽しいわよ!」という肯定的なツイートも投稿されています。

 

確かに自分の好みをただ集めていくことで、気に入ったプロダクトが増えていく様子はPinterestそっくり。楽しみながら、本当に欲しくなったプロダクトはそのまま買えてしまうわけですから、便利で「危険」なサービスですね。日本展開についてはまだ発表されていませんが、Scoutは言語の壁もないので時間の問題でしょう。

【西田宗千佳連載】日本の携帯料金は他国と比べて高いのか?

「週刊GetNavi」Vol.71-2

9月21日、菅 義偉官房長官は定例会見にて、 NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの携帯大手3社について、「すべての業種での利益率は平均6%なのに、3社は20%。7千億円前後の利益を上げているのはおかしい」と批判した。これは、8月から続く携帯電話料金値下げ議論にも関連している。

 

「携帯電話会社が儲けすぎだ」と政府側が言う背景には、携帯電話の電波は本来国民の共有財産であるという事実がある。それを使っている以上、国民に利益が還元されなければいけない、というわけだ。携帯電話向けの電波を利用している3社の間に競争がなく、結果として国民への利益還元が薄くなっており、儲けすぎだ……といったロジックである。

 

これを補強する材料として9月19日に総務省より出されているのが、「電気通信サービスに係る内外価格差調査」だ。毎年とりまとめられているもので、同じような通信プランにおいて、他国との価格差がどうなっているかを示すための調査である。

 

この調査において、諸外国と日本を比較した場合、確かに日本の携帯電話料金は高くなる。例えば、データ容量が月に2GB・5GBまでといった安価なプランでは、それぞれ平均2600円台・3700円台。パリやデュッセルドルフといった都市に比べると高いが、ソウルよりは若干安く、世界一高いニューヨークに比べると半分から3分の2の価格になっている。

 

だが、20GBの大容量プランになると、平均支払い価格が7000円を超え、ニューヨークを抜いて世界一高くなる。実は、「4割値引きできる」と言われているのは、この大容量プランについての価格である。

 

MNOもMVNOも「低価格プラン」を用意しているが、最新スマホとセットで使うとなると、端末の割引を考えて大容量プランを選ぶ比率が高くなる。携帯電話端末料金を割り引く原資を確保したいという事業者側の事情もあるため、大容量プランは「データ容量で換算すると割安だが、絶対料金としては高い」ものになりがちだ。初回で説明したように、携帯電話事業者は「同じような料金でよりおトクにしたい」=売り上げは単純に下げたくない、という意思を持っている。さらに、iPhone XSやファーウェイのP20 Pro、サムスンのGalaxy Note 9のような、本来の売価が10万円を超える高級機種が多くなっている現在では、世間的にも割引を含めたトータルの金額が注目されている。

 

こうした状況を受けて、「携帯電話事業者は料金を高止まりさせている」「携帯電話端末の料金と通信料金を一体にすることでわかりにくくしている」との批判があり、そのひとつが、政府側からの「携帯電話料金は4割下げられる」という指摘なのだ。

 

消費者から見れば、ここまでの説明には利がある。では、業界として見た場合、そこに妥当性はあるのだろうか? 次回のVol.71-3ではそのあたりを検証しよう。

 

週刊GetNavi、バックナンバーはこちら

【レトロ風加工】12種類のレトロ風フィルターが搭載。「film12」を使って自分だけのレトロ風写真をつくろう

【レトロ風加工】12種類のレトロ風フィルターが使える!アプリ「film12」を使って自分だけのレトロ風写真をつくろう

みなさんこんにちは。
アプトピライターの、あめです。

最近インスタなどで流行っている「レトロ加工」。なつかしい感じもすてきだし、全体的にふんわりとした仕上がりになるから意外と盛れるんですよね(*´∇`*)

だけど、どのアプリにもレトロ風になるフィルターってそんなに付いていません。もっといろいろなレトロ風フィルターを試してみたい…。

今日はそんな方のために、レトロ加工に特化した「film12」を紹介したいと思います。

「film12」ってどんなアプリなの?

このアプリには合計12種のレトロ風フィルターが用意されています。フィルターそれぞれに解説もついているので、よりシーンにあったフィルター選びが可能です。

また、簡単な操作でフィルターの調整ができ、そのデータを保存もできるんです。

12種類のフィルターを、解説文とともにご紹介

「film12」では、まず初めに画像を選択(撮影)します。

そして画像の読み込みが終わったら、早速フィルターを選択する画面に移動します。シンプルでとてもよい仕様ですね(*^ー^)

それでは「film12」で選べる12種のフィルターを、アプリに載っている解説文も併せてご紹介していきたいと思います!

bw1970

film12

モノクロかつアナログな仕上がりになりました。
題名を付けるとしたら「失われた時」って感じですね。

このフィルターへの解説文はこのようになっています。

1970年代、日本人写真家のブレやボケが現場の臨場感を写真に植え付け、その写真は世界を駆け巡りました。そして、ブレやボケは写真の表現の一つとして、そのまま英語になりました。懐かしいトーンを持った黒白写真フィルターです。

どうやら70年代の日本人写真家のテイストを再現させたフィルターのようですね!

lowkey

こちらも昭和感いっぱいのフィルターです。

なんかもじゃもじゃのパーマに使い古したエプロン姿のお母さんが「今日もたくさんもらってきたよー」とか言ってバケツ一杯に魚を運んできそうなイメージです(きっと伝わらない)。

公式の解説はこちら。

露出を抑えた写真は金属や静物の質感をうまく画面に残します。また、オートで明るく写りすぎたり色のバランスがくずれたりした夜景の写真もうまく補正できます。

夜景の写真の補正にもよいようです!
これはぜひ試してみたい!

highkey

明るさが強調されて、ひかりが満ちているような1枚になりました。
サザンオールスターズの曲が聞こえてくるよう。この写真のふたりは友達以上恋人未満といったところでしょうか。

公式の解説はこちら。

露出を多めにしたネガフィルムでとった写真の様に明るくソフトな写真になります。明るくしても白飛びしない様にフィルタリング処理をかけています。

instant

film12

古いインスタントカメラで撮ったような1枚になりました。

なんだか写真のなかのふたりが親子のように感じてきたのはなぜでしょう。「おかあさーん、ヒトデ見つけたよー」みたいな

公式の解説はこちら。

インスタントカメラで撮った写真のような色合いを合成してみました。

シンプルな解説です!

bw1990

film12

こちらもモノクロになりましたが、1枚目にくらべると温かみがありますね。すこし失われた感が減ったような気がします。

公式の解説はこちら。

リスプリントと呼ばれる技法にインスパイアされてこのフィルタを作りました。写真に合わせて調節してみましょう。

「リスプリント」の意味をしらべてみたところ、「露光過多な印画紙を現像途中で引き上げる現像方法」のようです。それでもよく分かりませんが、影の部分で硬い質感に、ハイライトの部分で軟らかい質感になるそうです。

artfilm

film12

色味がぐっと強調されました。
世界が海の中に閉じ込められたようです。

公式の解説はこちら。

このフィルタは原色にちかい色で世界を彩ります。

television

film12

写真全体に縞がかかって壊れかけたテレビをイメージさせます。

公式の解説はこちら。

ブラウン管のテレビがこのように映るわけではありませんが、ちょっとした遊び心に満ちたフィルターです。

glow

film12

全体的にぼんやりした仕上がりになりました。
三角関係の残りの一人が遠くで(潮風が目に染みてあいつらがかすんで見えるぜ…あれ、これ涙カナ?)的な感じで物思いに更けてる的なイメージ的な感じです(なげやり)。

公式の解説はこちら。

昼の写真は光のにじみを、夜の写真は輝きを増したような効果を写真に加えます。

光や輝きを強調したいときに使うとよさそうですね。

failure

film12

暗い…。

あんなに晴れていたのに嵐でも来んばかりの雲行きになりました。これはいったいどういうことなのでしょう。

公式の解説はこちら。

昔はカメラのフィルムのせいで写真がとれなかったり、写ってなかったりしました。また、光がもれて台無しになった写真もたくさんありました。光漏れを表現しているわけではありませんが、これも表現の一つと思って楽しんでください。

なるほど。あえて失敗した感じを再現しているわけですね。これはこれで味わいがあります。

bokeh

film12

前方がピンボケしたようになりました。後ろの二人や海が強調されていい感じですが…。

公式の解説はこちら。

ピントがあっていない部分がものすごく気になる写真だってあります。

なぜかちょっぴりムキになっている(?)運営さんの姿がほほえましい解説ですが、むしろいい感じにピントが合っちゃいましたね。色々な写真で試してみたいです。

blue

film12

名前のとおり、全体的に青みがかった仕上がりになりました。なんだか切なさがぐっと増したような気がします。

公式の解説はこちら。

青く偏った光はとてもきれい。あなたの写真にあう青をさがしてみてください。

後述しますが「film12」では簡単な操作でフィルターの調整が可能です。
いろいろな「blue」を試してみましょう。

poster

film12

あきらかに雰囲気の違う一枚に仕上がりました。

公式の解説はこちら。

3色に塗り分けたポスターのようなグラフィックをお楽しみください。

どうやら写真の色を感知して3色(赤・青・白)にまとめているようです。文字入れアプリなどをつかって文字を入れてもおしゃれになりそうですね(*^ー^)

縦横のバーを操作してフィルターをカスタマイズしよう!!

さあ、どどっと12種類のフィルターを紹介していきましたが、「film12」では、このフィルターたちをさらにカスタマイズできちゃうんです!

だけど明度とか彩度とかテクスチャーコントラストとか項目がたくさんあるのはめんどくさい…。

そんなめんどくさがり屋さん(わたし)も安心してください!

「film12」のカスタマイズ機能は少し変わっていて、縦と横に各一本ずつ引かれているバーをスライドさせながら全体の雰囲気を調節していきます。操作はこれだけ!

ただし数値も表示されないので、頼りになるのは自分の感覚のみ。非常に遊び心あふれる機能ですが、その分オリジナリティあふれる一枚が作れること間違いなしです!

下記に「lowkey」を例に操作方法をご紹介していきます。

film12

横のバーを下にスライドさせてみると、全体的に緑がかった写真が若干青っぽく変わりました。どうやらlowkeyで横のバーを動かすと色味の調節ができるようです。

つぎに縦のバーを右にスライドさせてみます。

film12

今度は暗さが増しました。縦のバーでは明るさ調節が可能なようです。

ただし、これは「lowkey」での操作の一例です。

たとえば「highkey」では縦のバーを右にスライドさせると逆に明るくなります。

「glow」ではにじんだようなエフェクトの強さを調節できます。

フィルターによって操作に対するリアクションが違うようなので、バーを上下左右に動かしながら、自分なりのベストフィルターを探してみてください。

カスタマイズしたフィルターは保存できる!

今度は「blue」のバーをスライドさせてカスタマイズしてみました。

film12

きれいな青色をつくれました。
これはぜひとも残したい!

そんなときはカスタマイズしたフィルターのデータを保存しちゃいましょう!

film12

カスタマイズしたフィルターを保存したいときは、まず画面上部の「film12▼」をタップします。
そして表示されたポップアップのなかから「フィルターを保存」を選択してください。

film12

そして名前を入力し、「OK」をタップしたら保存完了です!
保存したフィルターは「フィルターリスト」から使えますよ!

画像の保存方法

完成した画像を保存するには、まず右上のフロッピーのマークをタップします。

film12

お好きな画像サイズを選択したら、保存完了です!

アプトピライターあめによる「film12」ギャラリー

それでは最後に、「film12」でわたしが個人的に作った画像をさらしていきたいと思います!

まずはこちら。

film12

沖縄料理に「glow」をかけました。
よりなつかしい感じをだすためにバーを右にスライドさせてぼかしを強調し、色味も緑色っぽくしてみました。

film12

この前久しぶりに弾き語りをやったときの写真に「bw1990」をかけてみました。

「bw1970」だとレトロすぎてちょっと怖くなってしまったので、こちらのモノクロフィルターをチョイス。よりあたたかみのあるモノクロ写真になるよう、バーを動かして色味や明度を調節しました。

film12

最後にこちら!
花火の写真に「highkey」をかけてみました。
光が強調されて、よりフォトジェニックな一枚になった気がします。

いかがでしたでしょうか。
みなさんも「film12」を使って、個性豊かなレトロ風写真を作ってみてください!


あめ

この記事のライター
あめ
最近沖縄料理にはまってます。
特にこのお店のラフテーはやばいです。
お皿を持ち上げるだけでスライムかっていうくらいぷるんぷるんします。
いますぐ食べたい…。

 

インスタでも流行中!「ZEPETO」で自分そっくりのアバターをつくろう!

インスタでも流行中「ZEPETO(ゼペット)」で自分そっくりのアバターをつくろう!アバター絵文字もつくれるよ

みなさんこんにちは!
アプトピライターの、あめです。

今日は自分そっくりのアバターがつくれるアプリ「ZEPETO(ゼペット)」を紹介していきたいと思います!

作り方は簡単。自分の顔をカメラで写すだけ!
アプリが顔を認証して、本人そっくりのアバターを作ってくれます。

作成したアバターには服を着せたり、顔認証機能をつかって表情を変えたりすることが可能。また、作成したアバターで、スタンプ風の絵文字を作成して、LINEやメッセンジャーで送れます。

インスタでも今、ZEPETOで作った自分のアバターを、さらにSNOWで盛ったりしてアップするのが流行っているみたい!

そんな今大注目のアバター作成アプリ、「ZEPETO」について、今日はご紹介していきたいと思います!

さっそくアバターを作ってみよう!

それでは早速ZEPETOで遊んでいきたいと思います!

アプリをインストールして起動すると、カメラ機能などのアクセス許可を求められるので、許可をしてあげてください。

そして性別を入力するとさっそく顔認識画面に移ります。

枠の中に顔を入れて、シャッターを切ると…

ZEPETO

じゃーん!
できた!

自分でもそこそこ似てるんじゃいかなと思います!
目の離れ具合とか、一重でつり目なところとか!
なんかすでに自分の子供のような感覚が生まれてきました…

もちろん、自動生成した後にパーツの微調整も可能ですよ^^

作成したアバターを動かしてみよう!

作成したアバターは画面をタップしたりスワイプすることで、様々な動きを見せてくれます。

プロフィール画面で「一言挨拶」を設定していれば、ポーズと併せてテキストを表示することも可能です。

ZEPETO

また、iPhoneXなどの顔認証機能(True Depth)が使える端末であれば、自分の顔とアバターの顔の動きを連動させることもできます!

 

View this post on Instagram

 

あめ@アプトピライターさん(@ameapptopi)がシェアした投稿 – 2018年 9月月26日午前12時05分PDT

そしてこの様子はホーム画面の下部に付いているカメラボタンを押せば、撮影することも可能です!(写真と動画両方とも可能)

ZEPETO

動画は音声もキャッチするようなので、撮影したものをメールやLINEで送れば自分の思いを相手に伝える手段としても使えそうですね!

アバターに服を着せてあげよう!

プロフィール画面の「クローゼット」を選択すると、アバターの服を変更できます!といっても服はアプリ内で手に入るポイント(※)を使わないと購入することができません。
※ポイントの入手方法は後述します

ZEPETO

とりあえずなけなしのお金でチェックシャツを買ってあげました…

これからもっともっと稼いでいい服着させてあげるからね…!(母性のめばえ)

クエストやガチャでポイントを貯めよう!

ZEPETO」でアバターに服を着せてあげたりするのに必要なのがポイントです。このポイントは無料でも稼ぐことができます。

「クエスト」でポイントを貯める

ひとつの手段として「クエスト」があります。クエストでアプリ側から指示されたミッションをこなすと、報酬としてポイントがもらえる仕組みとなっています。

ZEPETO

また、クエストをクリアして初めて解禁されるアイテムなどもあるようです!ガンガンクエストに挑戦して、アバターにいい生活をさせてあげましょう!

ガチャでポイントを貯める

クエスト以外にもガチャでポイントを貯める方法があります。ガチャはホーム画面のアバターの側に現れる宝箱のようなものをタップすると引くことができます。

ZEPETO

ポイントでは服以外に家具や壁紙なども買うことができるので、こまめにアプリを開いて、ガチャを確認するようにしましょう!

ZEPETOで顔文字をつくろう!

自分の分身のようなアバター。

このアバターを使って、今流行っているミー文字のようなオリジナルの絵文字を作ることもできちゃうんです!
作った絵文字はLINEやメッセンジャーで送信できますよ!

絵文字を作るにはまず、プロフィール画面の「絵文字」をタップします。

そして「絵文字を作る」を選択してください。

 

View this post on Instagram

 

あめ@アプトピライターさん(@ameapptopi)がシェアした投稿 – 2018年 9月月26日午前12時39分PDT

まずこの動画のようにアバターの位置や表情を決めていきます!

 

View this post on Instagram

 

あめ@アプトピライターさん(@ameapptopi)がシェアした投稿 – 2018年 9月月26日午前12時41分PDT

ポーズを変えることもできます。

アバターのレイアウトなどがきまったら、背景やコメントを付けていきます。

ZEPETO

レイアウトはこのように最後に調整もできます。

 

View this post on Instagram

 

あめ@アプトピライターさん(@ameapptopi)がシェアした投稿 – 2018年 9月月26日午前12時45分PDT

完成した絵文字はカメラロールに保存したり、共有機能でLINEやメッセンジャーなどで友達に送れますよ!

LINEでスタンプを送信してみた

それでは実際にオリジナルの絵文字をLINEでアプトピ編集長のひなこさんに送信してみます!

ZEPETO

絵文字一覧で使いたい絵文字をタップすると、ポップアップが表示されます。そこから「LINE」を選択してください。
※もし表示されない場合は「その他」をタップして追加しましょう。

「LINE」を選択すると送信先を選択する画面に移るので、送りたい人を選択して「送信」をタップしてください。

すると

ZEPETO

こんな感じで送信できました!ZEPETOユーザー同士で自分の顔でつくった絵文字を送りあっても楽しいかもしれません!

インスタでも流行中?アバターの画像を更に盛ってみた

こんな感じで、自分そっくりなアバターで色々遊べてしまうZEPETOなのですが、実はZEPETO、今インスタで流行しているんです。

それもZEPETOで作ったアバターを、自撮り専用アプリ「SNOW」で盛ることが流行っているのだとか!

インスタで「ZEPETO」で検索するとかわいい画像がたくさん出て来ますよ!

というわけで早速わたしも自分の分身アバターを「SNOW」を使って盛ってみました!

 

View this post on Instagram

 

あめ@アプトピライターさん(@ameapptopi)がシェアした投稿 – 2018年 9月月26日午前1時09分PDT

すごい!
ちゃんと顔認証する!

スタンプをつけたり、顔を小さくしたりと、人とほぼ同様の工程をアバターにも施すことが可能です!

そして完成した画像がこちら。

ZEPETO

SNOWで狸のスタンプを付けた後、「film12」でポスター風の加工をしてから「Phonto」で文字入れをしてみましたよ!

Phontofilm12についてはこちらをチェック☆

みなさんも色々なアプリを使ってデコレーションして、自慢のアバターをインスタに投稿してみましょう!


あめ

この記事のライター
あめ
おばちゃんがまだもう少し若かったころは「モバゲー」っていうアバターをつくるゲームがあってねえ…

 

【インスタで話題の人】動く! トリックアートがすごい『Zach King(ザックキング)』

どうなってるの!?動くトリックアートがすごい『Zach King』【インスタで話題】

お久しぶりです。パインです!!今日はインスタで話題の『Zach King』さんについて紹介します。僕はプライベートのアカウントで2年前くらいからずーっとフォローしているくらいファンなんです。フォロワーはなんと2100万人超え!(2018/9/26現在)アプトピライターのこくえいくんも実は大ファンだそうとか。

今日はそんな『Zach King』さんを紹介していこうと思います!!

とにかくすごい動画の数々!まずは見てみて!!

画面が割れちゃった!?

 

View this post on Instagram

 

Zach Kingさん(@zachking)がシェアした投稿 – 2017年 7月月14日午前1時16分PDT

もうどうやってるのか不思議でしかないこの動画。インスタの画面が割れて水が出てきちゃうところとかは立体感がすごくて驚きます!!

太陽の交換業者さん?

 

View this post on Instagram

 

Zach Kingさん(@zachking)がシェアした投稿 – 2017年 8月月21日午前5時25分PDT

作業員風のいで立ちで現れたかと思いきや、まさかの空に浮かぶ太陽を外してしまう!!この発想ってどうやって生きていれば思いつくのだろうか…。(笑)あまりに映像が自然なので、本当に太陽はこうやって交換されるんだな~って思えてくる大好きな作品です。

楽しい思い出を瞬間で枠の中に!!

 

View this post on Instagram

 

Zach Kingさん(@zachking)がシェアした投稿 – 2016年 8月月5日午前7時05分PDT

もう本当にどうなっているのか理解不能な作品です。特に写真を壁に押し当てるだけでインスタに投稿されるところは圧巻!!

マイベストオブ『Zach King』

僕が個人的にこの2年ほどインスタで投稿を見てきて、1番のお気に入りを発表します!!

それはこちら!!

 

View this post on Instagram

 

Zach Kingさん(@zachking)がシェアした投稿 – 2015年12月月31日午後8時21分PST

これ本当にすごくよく出来てるし、画面の中で画面いじってるし、どうなってるの~~~\(◎o◎)/!状態ですよね。これを初めて見たとき気づいたら10回くらい連続で再生したのを覚えています。

Zach Kingって何をしてる人なの?

Zach Kingさんは1990年2月4日生まれの現在28歳!(僕と同い年だ…。)アメリカのロサンゼルスに拠点を置くアメリカ人映像作家だそうです。数々の広告も手掛け、過去には広告コンテストで優勝したことも!

本当に驚きの作品を多数インスタに投稿しているZach Kingさん。ぜひみなさんもフォローしてみてくださいね。


パイン

この記事のライター
パイン
本当にZach Kingさんの作品大好きなんですけど、同い年とは知らなかった…。才能少しください…。

 

2018年最大の変態スマホかも…。スマートウォッチではない腕に巻くスマホ「Nubia α」

ドイツ・ベルリンで8月31日〜9月5日に開催された家電展示会「IFA 2018」で、ユニークなスマホが注目を集めていました。中国のNubia(努比亜=ヌビア)というメーカーが参考出展した「Nubia α」です。

 

 

最大の特徴は、長〜いディスプレイ

ケースに入れて展示されていたので、実際に触れることはできなかったのですが、ぱっと見はスマートウォッチのような印象。腕に巻きつけるベルトのかなりの部分をディスプレイが占めています。曲げられる有機ELディスプレイを使っているのではないかと思われます。

 

↑中国のスマホメーカー・Nubiaが参考出展した「Nubia α」。来場者から熱い視線を集めていた

 

Nubia αはスマートウォッチではなく、4Gの通信機能を備えた、れっきとしたスマートフォンです。単体で通話をしたり、メッセージをチェックしたりできるそうです。カメラも付いていて、ビデオ通話にも対応しているとのこと。ただし、スペックは公表されておらず、どんな機能(アプリ)が使えるのかも未定。

 

 

↑Nubia αの概要を紹介するビデオによると、音声通話に対応しているとのこと

 

↑細長いディスプレイにアプリのアイコンを表示。スマホと同じように、タップして起動できるようだ

 

スマホなのにスマホとも連携する “変態スマホ”

スマートウォッチに比べると画面が広いとはいえ、ウェブを見たり、地図を見たりするのは無理が生じそうです。説明員に聞いたところ、一般的なスマートフォンとの連携もできるようです。メッセージを作成・送信するときはスマホを使って、メッセージを受信した際はNubia αで素早くチェックできるというわけです。

 

Apple Watchには、携帯電話ネットワーク接続に対応した「GPS+CELLULARモデル」がありますが、Nubia αはそれをより進化させたものといえるかもしれません。というより、今年最大の “変態スマホ” と呼んでもいいかもしれません。誰もが欲しくなるモノではないでしょうが、ガジェット好きの物欲をくすぐりそうです。

 

気になったのは、チップセットやバッテリーなどが搭載されているであろう本体の厚さ。腕に巻くと、重さが気になるかも? ちなみに、バッテリー容量や連続待受時間なども公表されていません。

 

↑ディスプレイに現在時刻を表示させると、ちょっと個性的なデジタルウォッチの感覚で使える

 

↑好きな柄の壁紙を表示されると、ブレスレットの感覚

 

↑ベルトはメタル製。市販のベルトに付け替えることもできそうな印象

 

Nubia αは2018年内の発売を予定しており、発売地域や価格は未定。ですが、IFAに出展していることから、ヨーロッパでの販売を想定しているのは間違いないでしょう。もちろん、中国でも販売されると思われます。

 

日本市場への参入は、なきにしもあらず!?

Nubiaは、まだ日本市場に参入していないメーカーですが、ここ数年、グローバル展開に力を注いでるようで、国際的な展示会でも存在感を強めているように思います。ミドルレンジからハイエンドを中心にラインナップを展開しており、“日本でSIMフリーモデルを出せば、売れるかも” と思えるモデルもあったりします。

 

↑IFA 2018に出展していた「Red Magic」は、CPUにSnapdragon 835を採用し、8GBのメモリ(RAM)を搭載するゲーマー向けモデル

 

↑コンパクトながら2400万画素+500万画素のデュアルカメラを搭載した「Z18mini」。背面パネルのカラーリングは、スマホでは珍しいパープルを採用している

 

と思って、Nubiaのホームページ(nubia.com)にアクセスすると、すでに日本語版ページが用意されていました。日本進出を視野に入れているのかもしれませんね。Nubia αの日本発売も期待したいですね。