識者イチオシ! 低価格でも機能性・デザインに優れた完全ワイヤレスイヤホン5選

ケーブルのない快適さや利便性がウケて、いまやイヤホン市場を牽引。低価格ながら機能性・デザイン性に優れた5アイテムを厳選!

※こちらは「GetNavi」2023年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

アクセサリー感覚で使えるファッショナブルなモデル

オーディオテクニカ
ATH-SQ1TW2

実売価格:1万460円

個性的なスクエアデザイン、6色の豊富なカラバリ、コンパクトなボディ、充実した機能や入手しやすい価格など、一般ユーザーの要望を満たした人気モデル。先代機より体積を約10%ダウンするとともに、片耳4.0gという軽量化も実現した。

SPEC●ドライバー:φ5.8mmダイナミック型●出力音圧レベル:98dB/mW●対応コーデック:SBC●使用可能時間:最大約6.5時間(イヤホン)、最大約20時間(ケース併用時)●質量:約4.0g(イヤホン片耳)、約43g(充電ケース単体)

 

↑イヤホン・充電器と同色の、充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)、イヤピース(XS/S/M/L)が付属する

 

↑どんな耳の形でも疲れにくい着け心地を実現。L/R部分が光るため、明かりの少ない場所でも左右を間違えず着けられる

 

↑カフェラテをはじめ、ポップな6色をラインナップ。充電ケースからイヤホンを取り出しやすい形状になっている

 

【ここが価格以上!】

「絶妙なカラーと豊富な色展開で、性別関係なく選びやすいデザイン。低遅延モードを搭載しているので、音楽を聴く以外にもゲームや動画を楽しみたい人にもオススメです。これが1万円ちょいはおトクでしかない!」(「GetNavi」AV担当・松山葉南)

 

「個性派デザインの人気モデルが第2世代へと進化。カジュアルさや可愛らしさを受け継ぎつつ、質感の良いデザインに! 装着感も音質も向上したことで、価格を超える価値を持つ製品へとグレードアップしています」(AVライター・野村ケンジさん)

 

医療技術を応用してサウンドをカスタマイズ

デノン
PerL AH-C10PL

実売価格:3万3000円

医療技術を応用した独自のパーソナライズ機能「Masimo AAT」を搭載したTWS。ユーザーごとの聴こえ方に最適化された専用のリスニングプロファイルを作成し、それに合わせて最良のサウンドにカスタマイズしてくれる。

SPEC●ドライバー:φ10㎜ダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、aptX●使用可能時間:最大約6時間(イヤホン)、最大約16時間(ケース併用時)●質量:約7.4g(イヤホン片耳)、約47g(充電ケース単体)

 

↑Denon Headphonesアプリを用意。リスニングプロファイルの作成や低音調整、NC/ソーシャルモードの切り替えなど様々な設定・操作が行える

 

【ここが価格以上!】

「個々に最適なサウンドへと自動調整してくれるインテリジェントな製品。驚きの精度の高さを誇り、聞こえの良さだけでなく、音楽を聴き続けるのがラクに感じられます。上位機の半額程度の価格でANC搭載もうれしい!」(AVライター・野村ケンジさん)

 

仕事にもプライベートにも使えるコンパクトなモデル

Jabra
Elite 4

実売価格:1万4300円

アクティブノイズキャンセリング機能に加え、2台のデバイスと同時接続可能なマルチポイント機能を備え、クリアな通話品質と快適な着け心地を両立。人間工学に基づいたコンパクトなデザインにより、1日中快適に使用できる。

SPEC●ドライバー:φ6mm●対応コーデック:SBC、aptX●使用可能時間:最大約7時間(イヤホン)、最大約28時間(ケース併用時)●質量:約4.6g(イヤホン片耳)、約33.4g(充電ケース単体)

 

↑コンパクトで外れにくい形状を採用し、快適なフィット感を実現。4-マイクテクノロジーにより、いつでも明瞭でクリアな通話が可能だ

 

【ここが価格以上!】

「小型軽量を誇るANC搭載モデル。コンパクトなイヤホンは装着感が軽快で、ケースも小柄で持ち運びの邪魔になりません。同社のマイク性能の高さは健在で、オンライン会議にも活用可能。機能性・質感ともに良好です」(AVライター・野村ケンジさん)

 

同社史上最強のNC効果で最高の没入感を堪能

アンカー・ジャパン
Soundcore Liberty 4 NC

実売価格:1万2990円

ユーザーごとにパーソナライズされたNCを提供する新技術「ウルトラノイズキャンセリング 3.0」を初搭載。構造上のNC性能の強化と併せて同社史上最強のNC効果を発揮する。LDACに対応し、高音質なハイレゾ再生が可能。

SPEC●ドライバー:φ11mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、LDAC●使用可能時間:最大約10時間(イヤホン)、最大約50時間(ケース併用時)●質量:約5g(イヤホン片耳)、約60.4g(イヤホン含む充電ケース)

 

↑高感度センサー、大口径ドライバー、遮音性を高めたチャンバーを搭載し、基本性能が向上。日常の雑音を効果的に打ち消す

 

【ここが価格以上!】

「NC性能が高く、屋外で静かに作業したいときや、移動中などに重宝します。ケース込みで最大50時間使えるところもうれしい。AirPods Pro(第2世代)のANCが本当は欲しいけど、価格で躊躇している人にオススメです」(「GetNavi」AV担当・松山葉南)

 

ハイレゾ相当の高音質で好きな楽曲を満喫できる

EarFun
Air Pro 3

実売価格:8440円

ハイレゾ相当(24bit/96kHz)の高音質コーデックaptX Adaptiveに対応し、ワイヤレスながら高精細かつ低遅延で音楽リスニングが楽しめる。近日のアップデートで、次世代Bluetoothオーディオ規格「LE Audio」に対応予定だ。

SPEC●ドライバー:φ11mmダイナミック型●対応コーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive、LC3(※)●使用可能時間:最大約9時間(イヤホン)、最大約45時間(ケース併用時)●質量:約5.2g(イヤホン片耳)、約52g(イヤホン含む充電ケース)

 

↑ウール複合素材のドライバーを搭載し、メリハリのある音を創出。最新のBluetooth5.3に対応する最先端チップを採用する

 

【ここが価格以上!】

「フィードフォワード+フィードバックによるハイブリッド構成のANCシステムに自社開発の独自ANC技術を組み合わせることで、最大43dBもの強力なノイズ低減を実現。この内容で9000円以下という価格は驚きです」(AVライター・野村ケンジさん)

 

※使用可能時間はすべてANCオフ時のもの

小岩井ことりも驚き! おうちゲーム時間を「Denon Home Sound Bar 550 Set」でリッチ改革

近年ゲームコンテンツ市場はますます盛り上がりをみせており、合わせてゲームを楽しむうえで“音の重要性”に注目が集まっています。アラフォー男性の中には平日夜のリラックスタイムとして、家庭用ゲームを楽しむという人も。そこで迫力ある音を堪能するため“サウンドバー”をセットするなど、贅沢なサラウンド体験を望む声が増えています。

 

今回、オーディオ好きとして知られる声優・小岩井ことりさんが人気ゲームをプレイしながら、臨場感あふれるサウンドを生み出す「Denon Home Sound Bar 550 Set」を体験。通常プレイと比較しつつ、その製品の魅力についてじっくりと掘り下げます!

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小岩井ことり…声優だけでなく、歌手、DAWを駆使しての楽曲制作、クラブDJ、メタルバンド、VTuberなど多岐にわたるジャンルで活躍中。大のオーディオ機器好きで、ヘッドホン・イヤホンは100点以上を所有。ピアレスガーベラ所属。

 

 

「Denon Home Sound Bar 550」はセットがお得!

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はじめに製品について紹介しましょう。2023年3月下旬に発売されたばかりのDenon Home Sound Bar 550 Setは、発売中のサウンドバー「Denon Home Sound Bar 550」と、スマートスピーカー「Denon Home 150」2台がセットになったものです。

 

サウンドバーと2台のリアスピーカーはワイヤレスで接続されるので、面倒な配線は不要。それぞれのスピーカーの電源ケーブルをコンセントに挿すだけで、手軽に本格的な立体音響が楽しめます。セットで購入すれば2万円以上お得(※編集部調べ)ということで、これからホームシアターの購入を考えている方にオススメです!

 

さらに別売りのワイヤレスサブウーファー「Denon Home Subwoofer」(実売価格7万7000円前後/税込)を追加すれば、迫力のある重低音をプラスすることも。必要に応じて後から追加できる拡張性の高さも魅力ですね。

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「Denon Home Sound Bar 550」のココがすごい!

「Denon Home Sound Bar 550」は同社のサウンドバーの最上位モデルで、デノンサウンドマスターによるチューニングによりHi-Fiオーディオにも通じる本格的なサウンドを実現。本体に6つのスピーカー(ツイーター×2、ミッドバス×4)と3つのパッシブラジエーターを内蔵し、低域から高域までバランスのとれたクリアなサウンドを再生します。

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サウンドバー単体でも「Dolby Atmos」や「DTS:X」といった最新の3Dサラウンドに対応しており、広がりのあるバーチャルサラウンドを楽しめますが、リアスピーカー2台を加えることで、より立体的で奥行きのあるサラウンドを実現。

 

また音楽再生には、BluetoothはもちろんのことWi-Fi接続にも対応しており、SpotifyやAmazon Musicといった音楽ストリーミングサービスを利用することも可能。さらにAmazon Alexaも搭載しているので、声で操作したり、ニュースや天気情報などを確認したりすることもできます。

 

高さ75mm、横幅650mm、奥行き120mmとも非常にコンパクトに設計されており、テレビの前に置いても画面の邪魔になりません。本体上部には近接センサーを備えており、手を近づけるとバックライトが点灯して操作パネルが表示されます。付属のリモコンで操作することも可能ですが、スマホ・タブレット用の「HEOSアプリ」(無料)を使えば様々な操作や設定が行えるので、購入したらダウンロードして設定しておきましょう。

 

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【SPEC】

ドライバー:19 mmツイーター×2、55mmミッドバス×4、50×90mmパッシブラジエーター×3
パワーアンプ:6ch(全ch独立駆動)
入出力端子:HDMI(入力/出力 各1:4K、Dolby Vision、HDR10、ARC、eARC、CEC)、光デジタル入力×1、ネットワーク端子(Ethernet)×1、USB A×1、AUX入力×1
電源:AC 100~120V、50/60 Hz
消費電力:50W
外形寸法(W×H×D):650×75×120mm
質量:3.5 kg

 

 

【製品画像はコチラ(画像をタップすると閲覧できます)

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大画面でゲームするなら音の没入感も大事! 小岩井ことりが体験

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今回は小岩井さんに、デノンの視聴室でゲームをプレイしていただきました。オーディオ機材は、Denon Home Sound Bar 550 Setに、Denon Home Subwooferを追加した構成となっています。

 

まず体験していただいたのは、PS4用ソフト『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』。映画のような本格ストーリーとリアルなアクションが楽しめる作品で、小岩井さんは初プレイとのこと。オープニングでは、いきなり嵐の海上でボートに乗って追っ手から逃れるシーンから始まりますが、荒れる海の音やカミナリの音が鳴り響き、緊迫感のある雰囲気を演出しています。

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©2016 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC.

 

小岩井 わーすごい臨場感! 音が前からだけじゃなく後ろからも聴こえて、音に包まれているような感覚ですね。画面の中の世界に入り込んだような感じです。没入感がすごい! 1回テレビのスピーカーだけで聴いてみてもいいですか?

 

ここでサウンドバーをオフにし、テレビの内蔵スピーカーだけでプレイしてもらいました。

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小岩井 あ、全然違いますね。テレビだけだと音が軽くて、周囲の環境音が聞こえにくいしなんか物足りなく感じちゃう。迫力が出ないからとボリューム上げると、音が割れちゃった場面もありましたね。せっかく大画面のテレビでゲームするのに、この環境でプレイするのはもったいない、という気がします。

 

ここで再び、サウンドバーをオンに。

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©2016 Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Naughty Dog LLC.

 

小岩井 うーん、やっぱりこの音を聴いちゃうと戻れないですね。音量だけの問題じゃなくて、ダイナミクスの表現にも差がある印象です。例えば、ゲーム中でわざと大きな音で驚かせるような演出があったんですけど、そういうシーンもこのサウンドシステムだとすごく伝わるんですよ。制作者の意図を伝えるには音も大事なんだ、と感じました。

 

 

音が良くなるとアクションプレイが上達する?

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続いて、キャラクターを操作してナワバリ争いを繰り広げる人気アクションシューティングソフトをプレイ。こちらは小岩井さんもプライベートでやり込んでいるということで、普段のプレイとの違いを語ってくれました。

 

小岩井 このゲーム大好きなんですけどあまり上手くなくて、いつも前に出すぎてやられちゃうので、みんなから「デス会長」と呼ばれてるんです(笑)。でも、このサウンド環境でやってみたら、敵との距離感や攻撃が飛んでくる方向が音でわかるので、なんだか上手くなったような気がします! 音が良くなると、自然と頭に入ってくる情報量も上がるんですね。

 

小岩井 あと、この作品がサウンドにこだわっているのは知識として知っていたんですけど、このホームシアターのセットアップで聴くと、ここまでBGMやSE(効果音)にこだわっていたんだと驚きました。音の分離がいいので、自分が弾を撃つときの音がBGMに埋もれずしっかり聞こえるし、ちょっとした音にもすごくこだわっているのがわかります。

 

こちらもサウンドバーをオフにしたり、リアスピーカーだけオフにしたりしてプレイしてもらいます。

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小岩井 やっぱりリアスピーカーやサブウーファーがあると定位が良くなったり迫力が増したりしますけど、このサウンドバーだけでも結構音の広がりを感じられて、テレビのスピーカーだけで遊ぶよりも断然よかったです。今回はゲーム中心だったんですけど、このサウンドシステムで映画やアニメ見ても楽しいだろうなぁと思います。

 

なお普段は携帯ゲーム機やスマホなどでゲームをすることが多く、イヤホンやヘッドホンを使っているという小岩井さんですが、大画面+スピーカーでプレイしてみていかがでしたか?

 

小岩井 大画面で遊ぶとやっぱり迫力が違いますね。あと、スピーカーで音を出すと、身体で音の振動を感じられるのがいいなぁと思いました。家族や友人とみんなでゲームやったり映画見たりするなら、絶対サウンドバーがあったほうが盛り上がりますよね。

 

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いろんなシーンで便利に使えるスマートスピーカーにも注目

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Denon Home Sound Bar 550 Setに同梱されているワイヤレスリヤスピーカーは、単体でもスマートスピーカーとして使用可能で、テレビを見ないときは家中持ち運んで好きな場所で使えます。

 

手を近づけるとセンサーが反応するので操作も簡単です。さらにAmazon Alexaを内蔵。音声で操作することもできるため、家事などで手が離せないときにも便利です。

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小岩井さんならどのように活用するか聞いてみたところ、「寝る前のリラックスタイムに音楽を流したい」とのこと。

 

小岩井:リラックスしたいときは、あまり知らない音楽を流すようにしているんです。知ってる曲だとついつい聴きいってしまうんですけど、知らない曲だとBGMとして聞き流せるんですよね。スマートスピーカーだと、「アレクサ、ジャズをかけて」と言うだけで自動的にプレイリストを再生してくれるので、どのプレイリストを再生しようかと考えずに済むのですごく便利ですよ。

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まとめ「大画面でゲームするなら音もリッチに!」

今回紹介したDenon Home Sound Bar 550 Setは、大画面テレビでゲームをプレイするのに最適なオーディオシステムです。特に、自宅にホームシアターを取り入れたいけど、スピーカーの配線が面倒だし一度にAVアンプや5.1chスピーカーを買い揃えるのも予算がキビシイ……と悩んでいる方にオススメ!

 

本体はHDMIケーブル1本でテレビと接続でき、リアスピーカーやサブウーファーとワイヤレスで接続できるので配線で困る心配もなく、必要に応じて後からサブウーファーを買い足すことも可能。これなら家族も説得しやすいですね。

 

そのサウンドを実際に体感した小岩井ことりさんもイチオシのDenon Home Sound Bar 550 Setで、快適なゲームライフを楽しんでみてはいかがですか。

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撮影/中田 悟 ヘアメイク/Hitomi Haga

 

【小岩井ことりさんの撮り下ろし写真(画像をタップすると閲覧できます)

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1万円台でも満足度高し! 今買いの「完全ワイヤレスイヤホン」ランキング

価格は安いのに機能はスゴい、超お買い得な家電を大特集! 今回は「完全ワイヤレスイヤホン」カテゴリからランキング形式で10位から6位までを紹介しよう。物価高騰&家計圧迫時代を乗り切るために、“安物買いの銭失い”にならない、賢いチョイスをご参考アレ!!

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私が選びました!

AVライター

野村ケンジさん

ポータブルオーディオやホームオーディオなど音響機器全般に精通。的確な分析と評論に定評がある。

 

事前に使用環境を想定して最適なANC性能の検討を

完全ワイヤレスイヤホン(以下TWS)は、2万円以下の価格帯でも選択肢が豊富。使用環境を想定して必要十分なANC(※)性能の製品を選ぶのがベターだ。アプリ連携などの機能性を基準に選んでも良いだろう。

※:アクティブノイズキャンセリング。騒音と逆位相の音を発生させて打ち消す技術のこと

 

騒音の大きい環境で多用する人は、ハイブリッド式など高性能なANC搭載機がオススメ。一方、静かな環境で使用し音質にこだわる人は、音のクリアさ、歪みの少なさを重視して比較検討すると良い。

 

また、TWSに限らず好みの音響機器があるなら、同じブランドから選ぶのもアリ。老舗メーカーほど音質やサウンドキャラクターが確立されており、音色傾向の共通性から気に入る可能性が高い。

 

いざ購入する際には、「装着感」と「音」が自分の好みに合っているか、実物を手に取ってチェックすることが重要。気になるモデルがあれば、店舗に行って試聴を!

 

【第10位】ANCとイヤホン形状による総合的な騒音除去が高水準

実売価格1万780円

【ハイブリッドANC/2021年11月発売】

GLIDiC

TW-6100

ハイブリッドANCに加え、カスタムIEMメーカー「カナルワークス」監修のイヤホン形状は遮音性が高く、騒音を除去。通話時の騒音を抑えて音声にフォーカスする「ノイズリダクション」機能も備える。IPX5の防水仕様で水洗い可能。

SPEC●ドライバー径:φ9.2mm●充電時間:イヤホン約1時間、ケース約2時間●最大再生時間●イヤホン約10時間、ケース込み:約35時間●防水:IPX5●イヤホン質量(合計):約13.0g

 

↑安定した接続により音声遅延を低減する低遅延モードを搭載。音声遅延によるデメリットが大きいゲームプレイや動画視聴などをストレスなく楽しめる

 

[ココが価格以上!] イヤホン形状が特筆! 音響はアッパーに鳴らす

「独自の『IEM形状』イヤホンを採用。格別のフィット感で使用中の脱落がほぼなく、遮音性も抜群です。音質面では、丁寧なディテール表現とメリハリの良さが両立したアッパーな印象」(野村さん)

 

【第9位】ANCと外音取り込みを排し音質で勝負する意欲作

実売価格1万4800円

【ANC非搭載/2022年7月発売】

final

ZE2000

ANCや外音取り込み機能は搭載せずに音質を追求。姉妹品の「ZE3000」を基に異なるチューニングを施し、価格を抑えた。新設計の超低歪ドライバーとイヤホン内部の機構が、細かな強弱も感じられる明瞭な音響を実現。

SPEC●ドライバー径:φ6mm●充電時間:イヤホン約1.5時間、ケース約2時間●最大再生時間:イヤホン約7時間、ケース込み約35時間●防水:IPX4相当●イヤホン質量(合計):非公表

 

↑特徴的な形状のイヤホンは、3点のみで耳に接触する設計。どんな耳穴にもフィットしやすく、圧迫感が少ない優れた装着感だ

 

[ココが価格以上!] ワイヤレスの常識を覆す上質でメリハリある音響

「自社開発のドライバーとイヤホン内部構造、サウンドメーカーとしての理念に基づく調音で、TWSとは思えない上質感を獲得。メリハリのあるサウンドはポップスやロックなどの現代音楽向きです」(野村さん)

 

【第8位】老舗メーカーのリッチな音がTWSで手軽に楽しめる

実売価格1万6500円

【ハイブリッドANC/2021年10月発売】

デノン

AH-C830NCW

老舗オーディオブランドの同社で全製品の音質チェックを行う「サウンドマスター」がチューニングを担当。楕円形の大口径ドライバーを搭載し、広範な音域で解像感の高いサウンドを再現する。音声アシスタントにも対応。

SPEC●ドライバー径:11×10mm●充電時間:イヤホン非公表、ケース約2時間●最大再生時間●イヤホン約6時間、ケース込み約24時間●防水:IPX4相当●イヤホン質量(合計):約10.6g

 

↑片側3基のマイクを搭載し、ビームフォーミング技術とエコーキャンセル技術の併用で快適な通話を実現。ANC機能面ではハイブリッド方式を採用した

 

[ココが価格以上!] 周囲音ミックス機能が自然で外出時に重宝

「周囲の音をミックスする外音取り込みは、装着していることを忘れるほど自然な印象。3Dシミュレーションやサンプルの試作を繰り返したというイヤホン形状はフィット感が格別です」(野村さん)

 

【第7位】耐久性とフィット感に優れるワークアウトのパートナー

実売価格1万4850円

【シングルANC/2022年1月発売】

Jabra

Elite 4 Active

IP57準拠の防塵防水仕様で、耐汗能力を高めたタフな一台。片側2基のマイクは独自構造のメッシュカバーで保護され、風切り音を抑えて明瞭な通話をサポートする。触覚的なボタンをタッチして外音取り込みONなどの操作が可能。

SPEC●ドライバー径:φφ6mm●充電時間:イヤホン非公表、ケース約3時間●最大再生時間:イヤホン約7時間、ケース込み約28時間●防水:IP57相当●イヤホン質量(合計):約10.0g

 

↑ハイレベルな防塵防水性能を備えワークアウトに最適。人間工学に基づいたデザインで、ウィングはないが安定したフィット感だ

 

[ココが価格以上!] 通話性能が高くワークアウト以外でも活躍

「JabraのTWSとしては入門機とも言える価格帯ですが、機能性は十分。『Spotify Tap再生』機能ではクイックに音楽を楽しめます。マイク性能にもこだわり、クリアな通話品質はビジネスで有効」(野村さん)

 

【第6位】小型化とANCの強化を実現し圧倒的な長時間再生は健在

実売価格1万1990円

【ハイブリッドANC/2022年6月発売】

AVIOT

TE-D01v

人気シリーズの最新機種。片側2基のマイクが集音するハイブリッドANCを採用し、中・高音域における低減率は従来比170%まで伸長した。独自の省電力技術により、イヤホン単体で最大約18時間という驚異的な再生時間を誇る。

 SPEC●ドライバー径:φ10mm●充電時間:イヤホン約1.5時間、ケース非公表●最大再生時間:イヤホン約18時間、ケース込み約60時間●防水:IPX4相当●イヤホン質量(合計):約12.6g

 

↑高品質通話用マイクを搭載し、通話やオンライン会議が快適に。マルチポイント対応なので、作業中の着信にもすぐにレスポンス可能

 

[ココが価格以上!] ANC機能や装着感が従来機から大幅に強化

「強化されたANCをはじめ、最新モデルならではの高機能が魅力。イヤホンが小型化し装着感は格段に向上しています。10バンドのイコライザー設定など、アプリ連携機能も便利」(野村さん)

音楽ストリーミングもこれ1台! ネットワーク時代の本格オーディオアンプ デノン「PMA-900HNE」

DENONからプリメインアンプの新作「PMA-900HNE」(13万2000円/税込)と、CDプレーヤー「DCD-900NE」(7万7000円/税込)が6月下旬に発売されます。「PMA-900HNE」はAVアンプではなく純粋なオーディオアンプで、ストリーミング配信などのネットワーク再生に対応するプリメインアンプとして開発されました。

↑DAC内蔵ネットワーク機能搭載プリメインアンプ「PMA-900HNE」(上段右および下段左)

 

音質向上のために新型増幅回路と電子ボリュームを搭載

「PMA-900HNE」は従来のパワーアンプにボリュームを付けたというシンプルな構成を改めて、上級機の「PMA-A110」と同じ2段構成にすることで、小音量再生時の雑音を減少させているそう。さらにアナログ方式だったボリュームも、左右で音量差のない新型電子ボリュームに変更して、信号経路の短縮化も実現しました。

↑本体正面に楽曲データなどを表示するための液晶画面を搭載

 

デジタル音源の音質の決め手となるDACも新開発され、回路全体を制御するクロックをDACの間近に配置することでデジタルノイズを抑えています。また、デジタル回路全体をシールドケースに収めてアナログ回路への悪影響を防ぎ、デジタル専用電源の採用により、電源回路もアナログとデジタルで分離されています。

↑電子ボリュームの採用で配線がスッキリと最短化されている

 

↑新開発のDACを搭載してデジタル音源の高音質化にも抜かりはない

 

↑電源ケーブルの交換に対応、レコード再生に欠かせないフォノイコライザーも高音質化している

 

ピュアオーディオアンプにHEOSを採用

HEOSとはデノンとマランツのオーディオ機器に採用されているネットワークオーディオ機能で、スマホやタブレットの専用アプリを使ってストリーミング配信を楽しんだり、ワイヤレスマルチルーム機能が使えたりします。「Spotify」や「AWA」、「SoundCrowd」、「Amazon Music HD」など主要なストリーミングサービスに対応しており、いつでもどこでもワイヤレスで高品質な音楽が再生できるようになります。

 

また、「Amazon Alexa」を使った音声操作にも対応。音楽の再生、停止、スキップ、音量調整だけでなく、Amazon Musicの楽曲から曲名、年代、ジャンル、アーティスト名などを指定して、楽曲を再生できます。

 

Appleの「AirPlay 2」にも対応しており、iPhone、iPad、Macの音源をワイヤレスでPMA-900HNEに飛ばして再生できます。Bluetooth受信機能により、スマホやタブレット、PCのBluetooth対応モデルと最大8台までペアリングして音楽再生も可能です。

 

CDプレーヤーは音質重視で大型化

CPプレーヤー「DCD-900NE」は、時代を逆行するかのように上位モデルの「DCD-1600NE」と同じサイズの筐体を採用しました。これによって、デジタル部とアナログ部を完全分離し、お互いの悪影響を抑えているそうです。アンプと同様に新開発のDACを搭載して、USBメモリーなどに保存したハイレゾ音源の再生も可能。また、ハイエンドモデルに使われている高音質パーツ「SYコンデンサー」を大量投入するなどして、音質強化を図っています。

↑CDプレーヤー「DCD-900NE」

 

↑シャーシを大型化することで、デジタルとアナログを完全に分離した

 

↑ゆとりのあるレイアウトで左右対称に基板が置かれている

 

↑音質向上のために高音質部品をふんだんに使用、電源部のコンデンサーは新規に開発した

 

900シリーズの音は情報量が多く、低域の重心が下がった

短い時間ですが、前シリーズのプリメインアンプ「PMA-800NE」とCDプレーヤー「DCD-800NE」、新製品の「PMA-900HNE」と「DCD-900NE」の比較試聴の機会がありました。800シリーズの音は粒立ちが良く、濃密にして繊細でしたが、高域に神経質な所があり、女性ボーカルが刺々しくなる個所がありました。オーケストラは音場が広く、スピード感のある音が楽しめます。

 

900シリーズに交換すると、女性ボーカルの音像定位はやや奥まり、さらに細かい音が再生されました。刺々しさはなくなり、高域の透明感が増して、重心が下がって低域の厚みが増したように聴こえます。オーケストラでは800シリーズの良い部分が進化して、さらに立体的な音場感が得られ、低域のスピード感も増してティンパニーの緊張感が伝わってきました。音楽全体がより鮮明になった印象です。

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

デノンの音へのこだわりが詰まった初の完全ワイヤレス「AH-C830NCW/C630W」を聴いた

デノンは、ブランド初となる完全ワイヤレスイヤホン「AH-C830NCW」「AH-C630W」を10月中旬に発売します。実売予想価格は、アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)機能を備えた上位モデル「AH-C830NCW」が1万9800円前後、シンプルモデルの「AH-C630W」が9800円前後となる見込み。それぞれブラックとホワイトの2色展開となります。

↑左がAH-C630C(ホワイト)、右がAH-830NCW(ブラック)

 

↑上位モデルのAH-C830NCW

 

↑AH-C630W

 

デノン初となる完全ワイヤレスイヤホンは、同社のサウンドマスターを務める山内慎一氏が音質を監修。Hi-Fiオーディオにも通じる「Vivid & Specious」をコンセプトにチューニングを施しており、「空間表現を感じ取れるような音」を目指した音作りとなっています。

↑音を監修したデノンのサウンドマスター山内慎一氏

 

音の要となるドライバーユニットには、完全ワイヤレスイヤホンとしては大型の振動板を採用。C830NCWは10×11mmの楕円形、C630Wは10mm径の円形の振動板を搭載しています。山内氏は、「C630Wは基本設計のよさが感じられる音、走りを楽しめる俊敏なスポーツカーのようなイメージ。C830NCWは、C630Wとプラットフォームは共通ながらエンジンや足回りを強化したレーシングカーのイメージで、音の輪郭がより際立つようにチューニングされている」と、両モデルの音の違いをコメントしています。

↑左がC830NCWの振動板、右はC630W

 

また、装着感にもこだわっており、24種類の形状サンプルを作成して社内で投票を実施し、最も好評だったものを製品化しているとのこと。イヤホンは片側で約5gと非常に軽く、長時間装着しても疲れにくい設計となっています。

↑装着感にもこだわった設計

 

上位モデルのC830NCWは、同社のノイズキャンセリング・ワイヤレスヘッドホン「AH-GC30」や「AH-GC25NC」で培った技術を生かし、新世代のアルゴリズムとフィードバック&フィードフォワードの2マイクで効果的に騒音を消去するノイズキャンセリング機能を搭載。駅構内や電車内でアナウンスを聞きたい時などに、本体のタッチ操作ですぐに有効にできる周囲音ミックス機能も備えています。

↑AH-C830NCWのイヤホンの内部構造

 

また、C830NCWは3つの内蔵マイクを用いたビームフォーミング技術やノイズ&エコーキャンセル技術により、クリアな音質でハンズフリー通話が可能。オンライン会議などでも、周囲の騒音を気にすることなく会話できます。

 

デザインは両モデルでほぼ共通ですが、C630Wはサラッとした手触りのマット仕上げ、C830NCWはツヤのある光沢仕上げでイヤホン部分にシルバーのワンポイントがあしらわれています。いずれもデュアルレイヤーシリコン素材の3サイズのイヤーピースが付属。また、イヤホン部分はIPX4の防滴設計となっています。

↑イヤホンはIPX4の防滴設計

 

いずれもBluetoothコーデックはSBC/AACをサポート。連続再生時間(イヤホン単体/充電ケース併用時)はC630Wが約4.5時間/約18時間、C830NCWのANCオフ時が約6時間/約24時間、ANCオン時が約4.8時間/約19時間。

 

Editor’s Eye

両モデルを試聴させて頂いたところ、どちらも音の広がりを重視したような音に仕上がっている印象でした。いくつか音源を変えながら聴いてみましたが、クラシックやジャズなどに抜群にマッチするサウンドだと思います。低音もしっかり出ているので、ロックやEDMなども楽しく聴けます。一方、ボーカルがあまり前に出ない感じなのでJ-POPなどを聴くと、ちょっと物足りないと感じる場面も。

C830NCWのノイズキャンセリング性能は高く、空調などのブーンという連続音はしっかり消えました。ぜひ電車の中やカフェなどでも試してみたいですね。また、イヤホンをつけたまま周囲の音も聴ける周囲音ミックス機能は、まるでイヤホンをしていないかのような自然な聴こえ方に驚きました。イヤホンを軽くタップするだけで瞬時に切り替えられるので、ちょっとした場面でも使える便利な機能となっています。

 

コモディティ化が進む完全ワイヤレスイヤホン市場ですが、老舗オーディオブランドらしい音へのこだわりが詰まったデノンの新モデルが、市場への新たな起爆剤となるのか注目です。

 

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録りおろし音声を45パターン収録! デノンから「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」コラボヘッドホン登場

デノンは、劇場版「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道」とのコラボレーションにより誕生したヘッドホン「AH-GC20コードギアス 反逆のルルーシュ スペシャルエディション」を完全受注生産で発売します。予約受付は2018年5月25日12:00~8月31日23:59まで。取扱いは、ECサイトの「ebten」ほか、amazon.co.jpやアニメイトオンラインショップとなります。価格は2万9800円。

 

本製品は、デノンのノイズキャンセリング搭載Bluetoothヘッドホン「AH-GC20」をベースに、ここでしか聴けないファン必聴のルルーシュ(CV:福山潤)、C.C.(シーツー)(CV:ゆかな)、スザク(CV:櫻井孝宏)による録りおろし音声ガイダンスを収録。Bluetoothやノイズキャンセリング機能のオン/オフ、バッテリー残量などを知らせる音声ガイダンスを、各キャラ15パターン、計45種類収録しています。

【収録ボイス例】

ルルーシュ(CV:福山潤)「ルルーシュだ。よろしく頼む。」、「全力でBluetooth機器を探せ!」

C.C.(CV:ゆかな)「C.C.だ。よろしく」、「一度しか言わないぞ。ありがとう」

スザク(CV:櫻井孝宏)「枢木スザクです。よろしく!」、「残り1時間・・・補給に戻った方がいいな」

 

パッケージイラストは、AH-GC20を装着したルルーシュが描かれたこのコラボレーションのための新規描き下ろしとなっています。さらに、ハンガー部には赤いギアスマークがプリントされており、コラボアイテムならではの特別感を演出しています。なお、音声ガイダンス、パッケージ、ハンガー部以外の仕様は既発売のAH-GC20と共通です。

 

ECサイトebtenでは、限定特典としてAH-GC20を装着したルルーシュが描かれた特別仕様のパッケージイラストを使用したB2タペストリーを同梱。こちらも作品のファンなら見逃せないものとなっています。

 

コラボ作品である劇場版「コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)」は、 2018年5月26日より公開されます。

 

長年にわたりファンに愛されている人気アニメ作品とのコラボヘッドホンを、ぜひチェックしてみて下さい。

大人の雰囲気漂う天然木ハウジング採用! デノンの密閉型ヘッドホン「AH-D5200」

デノンは、天然木材をハウジングに使用した「AH-D5200」と、ポータブルに最適な「AH-D1200」のヘッドホン2機種を4月上旬より順次発売します。実売予想価格は、D5200が6万5000円前後、D1200が1万9000円前後(いずれも税抜き)。

 

AH-D5200は、フラッグシップモデル「AH-D7200」同様に天然木をハウジングに採用したプレミアムヘッドホン。美しい縞模様のゼブラウッドのハウジングは、高い硬度により圧倒的な透明感とディテールの緻密な描写を可能にします。

 

ドライバーにはAH-D7200と同じく50mm径の「フリーエッジ・ドライバー」を採用。スピーカーと同様に振動板外周をロールエッジで保持するフリーエッジ構造によって振動板全域にわたる均一なピストンモーションを可能にし、入力信号に正確で低域の量感豊かなサウンドを実現しています。発売は4月上旬予定。

 

ポータブルに最適なAH-D1200は、ブラックとホワイトの2色を用意。50mmの大口径ドライバーを搭載し、デノンのヘッドホンの代名詞ともいえる豊かな低音再生を実現しています。一方で、再生周波数は可聴帯域を超え、ハイレゾに対応する40kHzまでをカバー。密閉型でりながら、開放的で抜けの良い中高域と豊かな低音再生を絶妙なバランスでチューニングしています。発売は4月下旬予定。

 

両モデルともイヤーパッドには一般的な人工皮革のおよそ2倍の耐久性を持つ人工皮革を採用。頭部のカーブに合わせて最適なフィット感が得られる形状記憶フォームと合わせ、ストレスフリーな付け心地を実現しています。ハンガー部にはアルミダイキャストを用いて長期間の使用に耐える信頼性を確保しています。AH-D1200のハンガー部には2軸式のヒンジが組み込まれており、フォールド・イン、フォールド・フラットの2通りの折りたたみ方に対応しています。

 

また、デノンのリアルウッド・ヘッドホンの魅力を伝えるスペシャルサイトもオ-プン。天然木のハウジング、フリーエッジ・ドライバー、ストレスフリーな装着感など、デノンのこだわりを知ることができる内容となっています。

 

デノンならではの豊かな響きを、ぜひ店頭などで体感してみて下さい。

スリムになって持ち運び楽々! 迫力サウンドのBluetoothスピーカー「Envaya」シリーズ登場

デノンは、ポータブルBluetoothスピーカー「Envaya(エンバヤ)シリーズ」より、ポータビリティを高めた3モデルを2017年11月下旬に発売します。ラインナップは、ハイパワーな「Envaya」(DSB250BT)、持ち運びやすさと迫力のサウンドを兼ね備えた「Envaya Mini」(DSB150BT)、シリーズ最小最軽量の「Envaya Pocket」(DSB50BT)の3モデル。実売予想価格は、Envayaが2万2000円前後、Envaya Miniが1万7000円前後、Envaya Pocketが1万2000円前後。

↑左からEnvaya↑左からEnvaya、Envaya Mini、Envaya Pocket(ブラック/グレー)

 

新しいEnvayaシリーズは、従来の2モデルからEnvaya Pocketを加えた3モデルにラインナップを拡張。オーディオブランドならではのノウハウと技術によって、繊細さと力強さを両立したサウンドをさらに磨き上げています。

Man drinking tea and reading book in living room

 

いずれのモデルも2基のフルレンジドライバーと大型パッシブラジエーターを搭載しており、迫力のサウンドを再生。また、これらのドライバーを高効率のクラスDアンプで駆動することにより、ボディサイズを超えたパワフルなサウンドを実現しています。さらに、音量に合わせて音響特性を最適化する先進のDSPテクノロジーにより、インドアでもアウトドアも明瞭で広がりのあるサウンドを楽しめます。

↑Envaya(ブラック)↑Envaya(ブラック)

 

Bluetoothコーデックは、SBC/AAC/aptX(Low Latency)に対応。スマホ接続時にハンズフリー通話が可能なほか、SiriやGoogle Nowなどの音声アシスタント機能も利用できます。また、同一機を2台揃えると、各機にL/Rチャンネルを割り振ってステレオ再生が楽しめる「Envaya Link」にも対応。

render of modern computer workplace setup

 

3モデルとも鞄に収納しやすいスリムシェイプを採用することでポータビリティもアップ。水周りやアウトドアでの使用にも耐えるよう、IP67相当の防塵・防水性能も備えています。カラーはブラックとブラック/グレー(ストライプ)の2色。グリルには落ち着いた表情のファブリック仕上げを採用しています。

Light bulb sinking in water

 

【SPEC比較】

20171108-i02 (7)

 

従来よりもスリムになって、より持ち運びに適したサイズに進化したデノンのEnvayaシリーズを、ぜひチェックしてみて下さい。