ドイツ生まれのトイレブラシ「WC-Garnitur」のクラウドファンディングがMakuakeに登場。今までにない斬新すぎるトイレブラシに支援者が続出し、多くの金額が集まっている。
出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より
どう見てもトイレブラシじゃないトイレブラシ「WC-Garnitur」
出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より
同クラウドファンディングをMakuakeで展開したのは、貿易業者のHD TRADINGS。同社の代表は香港の展示会で「WC-Garnitur」に出会い、一見トイレブラシには見えない斬新なデザインに衝撃を受け、日本の人々に広めるためにクラウドファンディングを開始した。
「WC-Garnitur」の外観はこれまでのトイレブラシとは一線を画しており、どちらかというとゴムベラに近い。ブラシ部分は黒いヘラ状になっており、ゴムと樹脂が混ざった熱可塑性ゴム(TPR)で出来ている。
出典画像:「ドイツからのトイレブラシ。 最初は10才の息子のために。そして今、皆様に。」Makuake より
どのように使うのかというと、先端部分を便器に当ててこするだけ。平部分にはよく見ると表面に凹凸があり、通常のブラシのように汚れを落としてくれる。またブラシの角の部分を使えば、磨きにくいリム裏の掃除も簡単。柔らかい素材で出来ているため、水たまりの部分も奥まで掃除することが可能だ。
そして使用後はトイレットペーパーで、縦の線に沿ってブラシ部分をふき取るだけ。通常のブラシと違って水分がほとんど残らないため雑菌の繁殖を抑えられ、ブラシの交換も必要ない。
そんな「WC-Garnitur」を開発したのは、ドイツハンブルク郊外にある企業DS Produkte GmbH。Joakim Trumplerというデザイナーが10歳の息子のために衛生的なトイレブラシを作ろうとして考案したもので、テレビで見かけた“槍”や、子ども用野球バットの“取っ手”から着想を得ているという。
デザイナーの家族愛から始まった「WC-Garnitur」は、今やドイツで20万個を売り上げる人気商品に。そのデザイン性は日本人の注目も集めているようで、同クラウドファンディングには1月12日時点で目標金額15万円を上回る33万9624円もの金額が集まっている。
トイレ掃除を楽しみにする支援者続出!
今回のクラウドファンディングのリターンは、一般販売予定価格3850円の「WC-Garnitur」を割引価格で購入出来るというもの。例えば3273円のコースでは15%OFFの値段で購入でき、3月中に商品が発送される予定だ。
人々の手にトイレブラシが届くのはもう少し先のことになりそうだが、支援者は既に待ちきれない様子。「届くのが楽しみすぎる! 早く使ってみたい!」「トイレ掃除の悩みがこれで解消されるといいな」「ちょうど新生活が始まるから新しいトイレブラシを使っていきたい」「むしろトイレ掃除が楽しみになってきた」との声が上がっている。
日本に上陸したドイツのトイレブラシはどれくらい汚れを落としてくれるか、その使い心地に注目が集まっているようだ。