カロッツェリアから後方が見やすいデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」登場

パイオニアは、カロッツェリアブランドから、クリアな視界と高感度録画を実現する前後2カメラタイプのデジタルミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」を2025年1月に発売します。

「VREC-MS700D」

 

記事のポイント

後方を確認しやすいデジタルミラー型ドライブレコーダーは、ミニバンやワゴン車などにオススメ。暗所に強いソニー製CMOSセンサー「STARVIS2」を採用しているので、夜間の映像もしっかり記録できます。

 

「VREC-MS700D」は、高解像度370万画素のWQHDカメラ(2560×1440)による高画質撮影が可能。画像をズームした際も、劣化の少ない自然な映像を表示します。

 

また、SONY製CMOSセンサー「STARVIS2」やHDR機能により、夜間の走行や暗闇の駐車場、トンネルなどの明暗差が激しい場所でもノイズの少ない鮮明な画像を記録できます。フロントカメラとリアカメラの明るさをそれぞれ9段階調整できるので、リアウィンドウがスモークガラスの場合でも、鮮明な映像で後方確認・録画を行えます。

 

デジタルミラーには、隅々までクリアな後方視界を確保する11V型高輝度IPS液晶を採用。表示映像を1~3倍まで拡大表示できるので、好みや見やすさに合わせて設定できます。タッチパネルと液晶の間に空気層がないエアギャップレス構造により、光の乱反射とにじみを抑え、隅々まで明るくてクリアな映像を表示します。

 

配線が目立たないようにケーブルコネクタの形状や位置をデザインしており、車内にすっきりと取り付けられます。GPSアンテナをフロントカメラに内蔵しているので、ダッシュボードへのアンテナ設置も不要です。また、多くの車種でサンバイザーの使用に影響しにくい横幅サイズ(257.6mm)です。

 

3種類の録画機能を搭載(常時/衝撃/マニュアル)するほか、最大24時間駐車監視機能(※)にも対応します。

※別売の駐車監視ユニット「RD-DR003」(税込6600円)が必要です。

 

32GBのmicroSDカードを同梱しており、長時間録画が可能。256GBまでの大容量SDカードにも対応しています。

 

パイオニア
ドライブレコーダー「VREC-MS700D」
2025年1月発売
実売価格:オープンプライス

リアカメラは防水仕様、車外設置も可能!デジタルインナーミラー型ドライブレコーダー「AMEX-A09シリーズ」発売

青木製作所は、12V・24V車両に対応したデジタルインナーミラー型の2カメラドライブレコーダー「AMEX-A09シリーズ」を2024年8月1日(木)より発売します。

AMEX-A09シリーズは、一般向けモデル「AMEX-A09」、外付けIR防水リアカメラ付属の業務用モデル「AMEX-A092(20mケーブル仕様)」、「AMEX-A092B(10mケーブル仕様)」の3種類を展開。

 

12V・24V車両に対応!リアカメラは防水仕様、車外設置も可能!

↑一般用途から業務用途まで幅広く対応

 

12V車両と24V車両の両方に対応しており、乗用車やトラック、バスなど一般用途から業務用途まで幅広い車種に取り付けることができます。また、リアカメラは、3種類の設置パターンを用意しており、トラックやキャンピングカーなどに「外付けIR防水リアカメラ」を設置することで、車外後方の視野確保としても使えます。

 

モニターと前後カメラがセパレート式&ジャストサイズモニターで取付汎用性が大幅に向上!

↑ジャストサイズモニター

 

本機は、「モニター本体」と「フロントカメラ」と「リアカメラ」が別体となるセパレート式を採用し、従来機に比べて取り付け時の車両依存を改善。また、10.88インチのモニターは、サンバイザーに干渉しないジャストサイズとなり、より多くの車両に設置可能な設計となっています。

 

定期的なSDカードメンテナンスが不要!

 

フォーマットフリー機能を搭載し、microSDカードの定期的なメンテナンス作業を削減。また、最大128GBのmicroSDカードに対応しています。

 

その他機能

・モニターOFFで通常ミラーとしても使用可能

・リアカメラにHDRを採用し逆光やトンネルなどで明暗差を自動補正

・IPSタッチパネルを採用

 

■商品概要

AMEX-A09
セット内容:本体 + フロントカメラ + 車内用リアカメラ(8.75m仕様) など
おすすめ車両:乗用車 など
価格:オープン(実売予想価格:3万4800円前後)

AMEX-A092
セット内容:本体 + フロントカメラ + 外付けIR防水リアカメラ(20m仕様) など
おすすめ車両:トラック、キャンピングカー など
価格:オープン(実売予想価格:6万4800円前後)

AMEX-A092B
セット内容:本体 + フロントカメラ + 外付けIR防水リアカメラ(10m仕様) など
おすすめ車両:軽トラック など
価格:オープン実売予想価格:6万2800円前後)

新機能「斜め後方障害物警告」の実力は? ケンウッド最新ミラレコ「DRV-EM4800」を試乗でチェック

すっかりドライブの必須アイテムとなっているドライブレコーダーですが、なかでも急速に人気を集めているのが「デジタルミラー型」です。今回はその最新モデルとして9月に販売を開始したばかりのJVCケンウッド“ミラレコ”「DRV-EM4800」をご紹介します。

↑デジタルルームミラー型ドライブレコーダー「DRV-EM4800」のディスプレイ面と背面。右の2つは前後カメラ。なお、DRV-EM4800の価格はオープンプライス。市場想定価格は5万4100円前後となっています

 

前後カメラを別体型にすることで、取り付けの自由度が大幅アップ

デジタルミラー型ドライブレコーダーは、リアカメラで撮影した映像を、ドライブレコーダーだけでなく、後方を確認するためのルームミラーに映像として表示し、活用するものです。カメラをリアウインドウに装着して使うため、車内の積載状況の影響を受けずに広視野角で後方を確認できるメリットがあります。さらに最近は新車にも装備されることが増えており、それに魅力を感じるユーザーを中心に、後付けできるデジタルミラー型ドライブレコーダーへの人気が高まっているのです。

 

そして、この分野で特に高い人気を獲得しているのがJVCケンウッドの「ミラレコ」です。同社は国内メーカーとしてこの分野での先駆けで、それだけに経験が豊富。これが製品として魅力的なスペックの提供につながり、結果として同ブランドならではの大きなアドバンテージとなっているのです。

 

そうした中で登場したDRV-EM4800は、液晶ディスプレイ部に大画面の12型IPS液晶パネルを採用し、前後撮影用カメラを別体型にしたのが新たなポイントになります。これまでは前方撮影用カメラを本体と一体化していたため、フロントガラス中央にあるADAS(先進運転支援システム)用ユニットとの干渉がどうしても避けられませんでした。前方撮影用カメラを単体にしたことで、この影響を受けない場所への取り付けが可能になったのです。

↑トヨタ「ヴォクシー」に取り付けたDRV-EM4800。カメラを別体型としたことで、ADASユニットなどの影響を受けずに前方を撮影できるようになった

 

↑DRV-EM4800を車内から撮影。助手席側にカメラ部が装着されたが、サイズもコンパクトで視界を妨げない

 

その前後2カメラには、新たに明るく低ノイズで色再現性に優れる裏面照射型CMOSセンサー「PureCel Plus」が採用されました。そのうえで独自の「Hi-CLEAR TUNE(ハイクリアチューン)」を施すことで、夜間やトンネル内などの暗いシーンでは低ノイズでクリア感のある映像で撮影でき、明るいシーンでは抜けの良いスッキリとした色再現性を実現したのです。

↑独自の「Hi-CLEAR TUNE」により、夜間やトンネル内などの暗いシーンでは低ノイズでクリア感のある映像を撮影できていた

 

また、レンズは前後2カメラとも水平133度/対角162度の広視野角レンズを採用して、車両の周囲の状況をくまなく撮影。リアウインドウに施されることが多いスモークガラスへの対応を果たしていることも見逃せません。

↑リアウインドウに装着された後方撮影用カメラ。カメラとしてのスペックは前方撮影用カメラと同一だ

 

音声によるコマンド入力や表示画角調整など、便利機能を満載

JVCケンウッドの“ミラレコ”は使い勝手にも徹底してこだわっています。そのひとつがタッチ操作によるインターフェースです。デジタルミラーとして使う12型のディスプレイにはタッチパネル機能が備えられ、画面をタッチして浮かび上がるアイコンで操作することができます。タッチ反応も良好で、表示された項目に従って小気味よく設定することができました。

↑操作の基本は画面上のタッチ機能を活用する。画面のアングル変更を含め、反応は良好でとても使いやすかった

 

もうひとつが音声によるコマンド入力機能です。今までは手操作が必要だったものを、たとえば「写真撮影」と発すれば静止画撮影を、動画を記録したいなら「録画開始」と声を発すればいいのです。ほかにもこのコマンド入力は画面の表示切り替え機能も含まれます。

 

この機能のメリットは、運転中でも前方から視線を動かさずにコマンド入力ができること。安全面でもメリットがあるのは言うまでもなく、ウェイクワードを入力する必要もなく、その使い勝手の良さから一度使ったら手放せなくなるでしょう。音声の認識精度も上がったようで、入力エラーがほとんどなくなっていました。

↑停止中に音声認識機能を試す筆者。走行中でも前方から視線を移動しなくてもコマンドを発すれば認識してくれる

 

↑音声で操作できるコマンド。ドライブレコーダーとして多用される機能の大半をカバーしている

 

ルームミラーとしては、新搭載の「表示画角調整機能」によって6段階の拡大表示を実現したことも大きなポイントです。これにより、広角レンズを活用した画角の調整をすることで、後方車との距離感がつかみやすくなります。さらに、リバース検出ケーブルを車両側と接続すれば、後退時は自動的にリアカメラのアングルを下向きに切り替えてくれることも便利さを実感できました。

↑リバース検出ケーブルを車両側と接続することで、シフトをリバースに入れると自動的にリアカメラのアングルが下向きに切り替わる

 

これらはまさにデジタルミラーらしい、効果的な機能と言えるでしょう。

 

そして、DRV-EM4800では運転支援機能に新たな機能が追加されました。それが「斜め後方障害物警告」です。走行中に死角となる斜め後方に接近する車両を検出して警告する機能で、たとえば片側2~3車線ある道路を走行中に、隣の車線で近づいてくる車両を検知するのに役立ちます。

↑斜め後方障害物警告の検知イメージ

 

本来は、近接のミリ波レーダーを使うものですが、DRV-EM4800ではリアカメラに映し出された映像から車両を検知しています。JVCケンウッドによれば、「検知精度はミリ波レーダーよりも劣りますが、今まで気付かなかった斜め後方の車両の存在に気付く一助になることを目指しています」とのこと。そこで検知精度はどの程度なのか、試乗して体験してみることにしました。

 

新しい運転支援機能「斜め後方障害物警告」は予想以上の効果を発揮

試乗車は3代目となるトヨタ「ヴォクシー」。DRV-EM4800の本体を既存のルームミラーに被せて取り付け、前方カメラはADASセンサーと干渉しない助手席側に設置してありました。後方カメラの取り付け位置は一般的なリアウインドウの中央です。試乗コースは片側2車線の道幅が続く一般道で、必要に応じて車線を左右に移動して走行してチェックすることにしました。

 

斜め後方障害物警告の結果は予想以上の効果を発揮してくれました。助手席から検知状況をチェックしていると、左右の車線のどちらからクルマが近づいてきてもすべて検知し、警報音とアイコンによる警告を発したのです。アイコンは右から近づいてくる場合はディスプレイの右端に、左からの場合は左端に知らせてくれるので、わかりやすくて良いと思いました。また、警報のタイミングや出し方も車両に気付くのに十分です。

↑斜め後方障害物警告が作動すると、右側(あるいは左側)の車線上に車両が近づいてくると警報と同時にディスプレイ上にアイコンでそれを知らせる

 

もちろん、ほかのクルマが死角に入ったときにそれを認知判断するのは、ドライバーの役目です。この機能はあくまで“アシスト”ですから。しかし、人間は時としてミスを犯します。それをサポートするのがADASの役割であって、その意味でも“ミラレコ”DRV-EM4800の斜め後方障害物警告は、ドライバーの安心度を高めるのに少なからず効果をもたらしてくれたと言えるでしょう。

↑後続車が接近してきた場合も警報と共にディスプレイ上にアイコンを表示して知らせてくれる

 

これらを含めるとDRV-EM4800は、自由度を高めたカメラの取り付け位置やデジタルミラーとしての機能向上、さらに安全運転支援にも新たな魅力を加えたことで、デジタルミラー型として満足度の高い注目の一台と言えるでしょう。

↑前後カメラとGPSユニット、リバース検出のケーブルを1本に集約したことで、本体との接続は電源ケーブルを加えた2本で済むようになった

 

↑DRV-EM4800の同梱されるキット内容

 

【フォトギャラリー】(画像をタップすると閲覧できます)

 

写真/松川 忍

スマートホームのハブとなる「muiボード」はプロ注目のガジェットだ!

プロが厳選した最先端を行く“ヒット間違いなし!”のガジェット製品。今回は「muiボード」、「自転車用ドライブレコーダー」「充電器」を紹介!

 

こちらは「GetNavi」2023年5月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

スマートホームのインターフェースに注目! muiボード

mui Lab
muiボード

価格未定

Matterの普及で対応機器も増加中!

京都のスタートアップmui Labが手がけるスマートホームのハブとなる製品。外観は木製インテリアのようで、接続機器をタッチ操作でコントロールできる。スマートホーム製品相互接続のための標準規格である「Matter」に対応する第2世代モデルが今年春にクラファン、翌年春にはリリース予定。

 

プロも注目

照明操作や楽曲再生など、スマート機器との連携をタッチ操作に集約できるのがポイント。今後対応機器が増えていく流れに目が離せません」(モバイルライター・井上 晃さん)

 

【ヒットアナリティクス】
リリースが待ち遠しい!! 今年以降の動きに期待

スマートホーム機器の国際規格である「Matter」に対応した第2世代モデルが今年じゅうにリリースされる予定。徐々に連携できる機器が増えていく期待感がある。実力は未知数だが、スマート家電のラインナップが増えてきたいまこそ、ユーザーに訴求するか。

■先進技術:5/顧客ニーズ:4/市場の将来性:5/独自性:4/コスパ:-

 

ヘルメット着用の努力義務化に合わせて備えを! 自転車用ドラレコ

サンコー
前後両対応サイクルライト付き
自転車用ドライブレコーダー

4980円

<LEDライトも兼ねており前後どちらに付けてもOK>

microSDHCカード(最大32GB)に対応し、画角は80度、動画は1080p・30fpsで撮影できる。内蔵バッテリーで駆動し、充電時間はUSB経由で約1.5時間。録画時の動作時間は約2時間半で、ライトのみを使用する場合には約12.5時間使える。雨天時にも使用可能だ。

 

プロも注目

ライト付きなので、ハンドルやシートポストの限られた設置スペースを有効活用できます。テールライト用に赤点灯できるのも便利です」(テクニカルライター・湯浅顕人さん)

 

【ヒットアナリティクス】
ヘルメット着用に加えドラレコ設置も普及か

2つ買えば1万円以下で前後にドラレコとライトを設置できて高コスパ。近年は交通事故の自転車関与率が増加しつつあり、取締りも強化されつつある。万一の場合に正しい主張をするのに役立つアイテムだ。もちろん風景を動画で記録してあとで見返すという使い方も楽しい。

■先進技術:3/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:5/コスパ:5

 

 

 

【コレもCHECK】

サンコー
自転車用テールランプ
ドラレコ「バックカム」

実売価格8980円

シートポスト(サドルの支柱)に固定して使う。動画は、画角120度、1920×1080・30fpsで撮影可能。テールライトの機能も兼ねており、雨天時も使用できる。

 

PCの充電器よりもひと回り以上スリムな同時急速チャージャー

Anker
737 Charger(GaNPrime 120W)

実売価格1万2990円

<ノートPCやスマホなどを3台同時に急速充電できる>

USB-C×2とUSB-A×1の計3ポートを備えた充電器で、プラグは折りたたみ式。複数ポートを使用しても、合計の最大出力は120Wを誇る。独自技術のPowerIQ 4.0により機器に最適化した充電が可能。サイズは約80x43x32㎜で、やや細長くコンパクトだ。質量は約187g。

 

プロも注目

ノートPCを2台同時に充電できて優秀。ノートPCと高速充電対応スマートフォンをまとめて充電できるのはありがたい。手放せません!」(AVライター・野村ケンジさん)

 

【ヒットアナリティクス】
小型軽量設計は仕事でも旅行でも重宝

ノートPC2台を同時に充電できる最大120Wに対応し、3台同時充電も叶えたUSB充電器はレア。ほかにもノートPCや高速充電対応のスマホを同時に充電できるのはうれしい。片手で握れる小型サイズで軽量性に優れ、外出時も持ち運びやすい。ハイブリッドワークや出張時も重宝する。

■先進技術:4/顧客ニーズ:5/市場の将来性:5/独自性:4/コスパ:4

ドラレコの配線って素人でもできるもの? オウルテックの「最新3カメモデル」で設置してみたら1人でも15分でできた

たびたびニュースで取り上げられる自動車の煽り運転や、運転中のトラブル。そこで必ずといっていいほど使われるのは、ドライブレコーダーの映像です。予期せぬトラブルに巻き込まれないためにも、クルマをお持ちの方なら絶対設置しておきたい必需品といえるのではないでしょうか。

 

しかし、ドライブレコーダーをクルマの前後に取り付けるのは配線が複雑になったりすることもあるので、取り付けを業者に依頼する方も多いかもしれません。でも実は、ドライブレコーダーの取り付けは誰でも簡単に行えます。今回は、市販のドライブレコーダーを自力で車内に設置することにチャレンジしてみました。

 

協力頂いたのは、PC・スマホ周辺機器からカー用品まで幅広いジャンルの製品を扱うメーカーのOwltech(オウルテック)さん。同社の社用車をお借りし、最新の3カメラドライブレコーダー「OWL-DR803FG-3C」を設置します。

↑ドライブレコーダーの取り付けにお借りしたオウルテックの社用車。トリコロールカラーが目を引きます

 

この「OWL-DR803FG-3C」は、3つのカメラでクルマの前方・後方・車内の映像を同時に録画できることが最大の特徴。運転中の様々なトラブルをしっかり映像に残すことができます。

↑3カメラドライブレコーダー「OWL-DR803FG-3C」(直販価格3万6080円)。左がリア用、右がフロント/車内用

 

↑車内カメラはフロントカメラの反対側に搭載されています

 

しかも、すべてのカメラがフルHD以上の高解像度なので、クルマのナンバープレートなども確認可能(解像度はフロント2560×1440ドット、リア・車内1920×1080ドット)。さらに、ソニー製のCMOSイメージセンサー「STARVIS」を採用しており、夕暮れどきや夜間でもノイズが少なく明るい画質で撮ることができます。

 

車内用カメラは赤外線対応なので、暗い夜道やトンネルの中では自動で赤外線モードに切り替わり、白黒の映像を録画してくれます。夜間のトラブル時も安心して使えますね。

 

初めてでも簡単に取り付けられる!

さっそく取り付けていきましょう。まずはフロント/車内カメラを、フロントガラスの邪魔にならない位置に設置します。カメラのブランケットには粘着テープがついているので、場所を決めたら貼るだけでOK。

↑ブラケットの粘着テープをフロントガラスに貼ります

 

続いて、シガーソケットから給電するための電源コードを設置します。コードは車内の内装のすきまに埋め込むようにして隠しながらとり回していきましょう。下まで来たら、フロアカーペットの下を通して、運転の邪魔にならないようにします。

↑電源ケーブルを内装のすきまに隠すようにして這わせていきます

 

↑下まで来たらフロアマットの下を通していきます

 

↑シガーソケットに挿します。このソケットにはUSB端子もついているので、スマホなどの充電も可能

 

ディスプレイの電源がつくことを確認したら、次はリアカメラの設置。なるべくバックミラーを見たときに邪魔にならない位置に取り付けましょう。こちらもブランケットに粘着テープがついているので、簡単に設置できます。

 

リアカメラを設置したら、フロント/車内カメラに電源供給用のケーブルをつなぎます。このリアカメラ用の電源ケーブルは8mもの長さがあるので、ワンボックスカーやミニバンなどの大きな車種でも大丈夫。余ってしまう場合は、束ねて邪魔にならない場所にしまっておきましょう。

↑リアカメラ用ケーブルは8mの長さがあるので、ワゴン車でも大丈夫。内装に埋め込みながら後部まで這わせましょう

 

リアカメラに電源ケーブルを接続したら、ディスプレイを見ながら、カメラの向きを調整します。バックドアのガラス部分に取り付ける場合は、何度もバックドアを開け閉めしているうちにリアカメラがズレやすいので、説明書を参考にブラケットの固定用ネジをキツめに締めておくとよいでしょう。

 

最後に車内カメラの向きを調整します。車内カメラはフロントカメラの反対側についているので、ディスプレイを見ながらカメラの向きを調整します。

 

これで取り付けは完了! 実際に作業してみると、わずか15分程度で作業が終わりました。自分でドライブレコーダーを取り付けるのは大変そう……と思っていましたが、これなら1人でも簡単に設置できますね。

 

なお、オウルテックでは、すでにフロントのドライブレコーダーを設置済みの方が、リアだけ追加したい場合に最適なモニターレスタイプのドライブレコーダー「OWL-DR901W」もラインナップしています。こちらはWi-Fiでスマホとワイヤレス接続し、スマホから操作や映像の確認、録画映像のダウンロードなどが行えるため、より手軽に使うことができます。リアカメラの増設をしたいとお考えの方は、こちらもチェックしてみて下さい。

↑モニターレスの「OWL-DR901W」(直販価格1万5180円)はリアカメラの増設にもオススメ

 

さっそくドライブレコーダーの性能をチェック!

ということで、設置したばかりのドライブレコーダーの性能を試すため、オウルテックさんの社用車でちょっとしたドライブへ出かけてみましょう。茅ケ崎を経由して三浦海岸まで134号線の海沿いの道をドライブします。

 

この「OWL-DR803FG-3C」にはGPSが内蔵されているので、専用ビューワー「Cardvr Player A」を使って再生すれば、走ったルートを後からMAP上で確認することもできます。アプリはオウルテックの製品情報ページからダウンロード可能です。

↑「Cardvr Player A」での再生画面。3カメラの映像とGPSの位置情報を確認できます

 

ドライブ中に記録された映像を確認してみると、どのカメラが画角が広く、前後だけでなく歩道や隣の車線などもしっかり映っています。もちろんフルHD以上の解像度なので、前後のクルマのナンバーもバッチリ確認可能。これなら、万が一の事故の際にも証拠映像として活用できそうです。

 

【各カメラの映像はこちらから(一部画像加工しています)】

また、ディスプレイに本体上部の操作ボタンの位置が表示されるUIになったことで、ボタンの位置を覚えなくても操作がしやすくなっており、瞬時にカメラの切り替えなどもできるように。例えば駐車時にリアカメラに切り替えれば、補助的に後方の確認が行えます。

↑ボタンの位置がディスプレイに表示されるので、ボタンを見ずとも操作ができます

 

さて、ドライブの最終目的地は、神奈川県・三浦海岸に店を構える「南風COFFEE」さん。こちらはプロサッカーチーム「横浜F・マリノス」のファン(通称・マリサポ)のあいだで有名なお店なのだとか。

 

三浦海岸へ向かう道中で、神奈川県民なら誰でも知っているというビーカープリンで有名な「マーロウ」の本店に立ち寄り、名物のビーカープリンをテイクアウト。クルマに乗せていた冷凍冷蔵庫「ICECO」で冷やして、ドライブのお土産にします。

↑「マーロウ」のビーカープリンをテイクアウト(写真はマーロウECサイトのもの)

 

↑ICECOに入れて持ち帰ります

 

このICECOはAC電源か車載シガーソケットから給電可能なのですが、ポータブル電源を組み合わせることで、屋外やキャンプなどでも使うことができます。ちなみに、バッテリー容量100,500mAhの「LPBL100501」で、ICECOの冷蔵モードが約5時間半使用できました。このICECOがあれば、お刺身などの生モノも冷たいまま持ち帰ることができますね。

↑約5時間半も冷たさをキープしてくれました

 

「マーロウ」を後にしてしばらく走ると、「南風COFFEE」に到着! こちらの「南風COFFEE」は、京浜急行「三浦海岸駅」からクルマで5分ほどの場所にあるカフェ。コーヒーやデザートのほか、カレーやホットドッグなどの軽食も楽しめます。営業時間は11時~18時で、火曜定休。

↑三浦海岸にある「南風COFFEE」

 

↑木のぬくもりを感じられるおしゃれな店内

 

店の目前には三浦海岸があり、店内からもその景色を見ることができます。……しかし、残念ながら今年はコロナ感染予防のため、神奈川県内の海水浴場はすべて閉鎖中。そのため、ビーチには人影もまばらです。

↑残念ながら目の前の海にはフェンスが。海水浴場が開設されていないため、駐車場が閉鎖されているのだそう

 

こちらの店長はマリサポのあいだでも知られた方で、来店時にマリサポであることを伝えてトリコロールメンバーズの会員証などを提示すると、トリコロールカラーのカップを使ってコーヒーを出してくれるなどの限定サービスを受けられます。

↑こちらはマリサポ限定の裏メニュー・トリコロールカラーのかき氷

 

店内にはマリサポの方が来店したときに書き込める思い出ノートも。マリサポの方はもちろん、そうでない方も、三浦海岸へお越しの際はぜひ立ち寄ってみて下さい。

 

南風COFFEE

住所:神奈川県三浦市南下浦町菊名25(京急三浦海岸駅より徒歩約15分)

営業時間:11時~18時(火曜定休)

TEL: 090-4168-6983(営業時間内のみ)

URL:https://m.facebook.com/minamikazecoffee/

 

ということで、ドライブレコーダーの設置は無事成功! 運転中の映像は、事故やトラブル時だけでなく、ドライブの思い出として残すこともできます。まだ自家用車にドライブレコーダーを設置していない方は、ぜひご自分で取り付けに挑戦してみてはいかがでしょうか? また、古くなったドライブレコーダーを、鮮明な映像が記録できる最新のものに取り換えてみてもいいですね。

 

協力:オウルテック、南風COFFEE

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】

 

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あおり運転対策には2カメラを止めるな! ケンウッドの最新ドラレコなら前後ともフルHD画質で記録!

大事故にもつながりかねない「あおり運転」対策としてドライブレコーダーのニーズが高まるなか、業界ナンバーワンブランドであるケンウッドが出した答えは「2カメラタイプ」。前後ともにフルHD画質で記録できる決定版が登場した!

 

ケンウッドのドライブレコーダーの詳細についてはこちら

 

 

ビデオカメラ事業で培われた高精細で滑らかな映像が魅力

ケンウッドの調査によれば、ドライブレコーダーに求める機能として最も多くのユーザーが挙げたのは「高画質録画」だという。事故やトラブルが発生した際の“証拠映像”としての用途を考えれば、その結果にも納得がいく。

 

ケンウッド初の2カメラタイプDRVーMR740は、前後いずれもフルHD解像度で記録できる高画質モデルだ。同社が業務用・家庭用のビデオカメラ開発で培ってきた高度なカメラ技術を生かして、高精細なだけでなく、明るく滑らかな画質を実現している。

 

機能面も抜かりはない。本体に内蔵するセンサーが衝撃や動体を感知したときに起動する駐車監視録画は、業界最長クラスとなる24時間に達する。そのほか「前方衝突警告」や「リフレッシュ通知」など6項目の運転支援機能のように、安全で快適なドライビングライフを送るための配慮が満載。来たるドラレコ“一車に一台”時代の、マストアイテムとなる快作だ。

 

↑水平100°、垂直52°のレンズでワイドな映像を実現。画面の端も細部まで描写し、ナンバープレートも読み取りやすい

 

↑フロントのメインユニットは、名刺よりひと回り小さいサイズ。バックミラーに隠れて、運転中も気にならない

 

↑2ndカメラのスペックはメインカメラと同等で、フルHD画質での記録を実現。映像は明るく、夜間でも視認性が高い

 

↑リアウインドウに取り付ける2ndカメラはより小型だが、車外からでもしっかり視認可能。「あおり運転」の抑止につながるはずだ

 

↑ドライバーから見て本体の右側に4つの物理ボタンを備える。タッチ操作には非対応だが、使い勝手は良好だ

 

↑2基のUSB(miniB)端子は、給電用(上)と2ndカメラとの接続用(下)。ケーブルが干渉しない

 

 

ケンウッド
DRV-MR740
実売予想価格:3万7000円前後
10月上旬発売

モニターを備えたメインユニットと別体の2ndカメラで、前後を同時録画できる。2カメラとも小型設計ながら、フルHD解像度での記録に対応。F1.8の明るいレンズも相まって、細部までくっきりと描写できるのが魅力だ。

 

視野角:水平100°×垂直52°(※1)●記録解像度:約208万画素●GPS内蔵●HDR対応(※2)

SPEC●モニター:2.7型TFT液晶●付属SDカード容量:16GB●サイズ/質量:W87.9×H50.6×D33.0㎜/106g(メインユニット)、W44.0×H40.4×D30.0㎜/35g(2nd)

※1:メインカメラ、2ndカメラともに ※2:メインカメラのみ

 

 

「車内録画」ならコレ! 赤外線LED搭載で車内をハッキリ記録

DRV-MP740
実売予想価格4万円前後
10月上旬発売

赤外線LED搭載の車内録画用2ndカメラを備える。トラックやタクシーなど業務用車両への設置が想定される。ドラレコとしての基本性能は、MR740と同等。

 

視野角:水平100°×垂直52°(※1)●記録解像度:約208万画素●GPS内蔵●HDR対応(※2)

※1:メインカメラ、2ndカメラともに ※2:メインカメラのみ

 

↑前方(写真左)、車内(写真右)

 

 

運転中のトラブルを未然に防ぐ! 高画質な映像で録画できるイチオシ「ドライブレコーダー」5選

クルマの運転をしていると、思いがけないトラブルに巻き込まれる可能性があります。最近になって注目を集めているのが、交通トラブルを解消してくれる「ドライブレコーダー」。そこで今回は、綺麗な画質で録画できるドライブレコーダー5選を紹介します。振動を検知した瞬間に録画を開始する商品や運転のサポートをしてくれるレコーダーもあるので、もしもに備えて好みの1品を選んでくださいね。

 

決定的瞬間を漏れなく記録するドライブレコーダー

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画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

トランセンド

ドライブレコーダー DrivePro 200

楽天市場実売価格 1万1800円

トランセンドの「DrivePro 200」は、路上の出来事を漏れなく監視。ワイドレンズで鮮明な映像を記録して、2.4インチのカラー液晶パネルで再生できます。運転中に発生したトラブルを調査するのに貴重な情報になるので、もしもの事故に備えて利用してみてはいかが?

<注目ポイント>

・昼夜を問わずに綺麗な動画を撮影する「F/2.0レンズ」

・衝撃を感知すると“緊急モード”で録画を開始する「Gセンサー」内蔵

・2.4インチのカラー液晶パネルのワイドアングル

同商品に内蔵されている「F/2.0レンズ」は暗闇での録画に適しており、昼夜を問わずにはっきりとした映像の撮影が可能。また運転中に「DrivePro 200」に搭載されているGセンサーが衝撃を感知すると、緊急モードで録画を開始します。このモードで記録されたデータは上書きされないので、決定的瞬間を確実に保存してくれる頼りになってオススメ。

 

独自の技術で「信号消滅問題」を改善

20180117reese_2
画像クリックで楽天市場内の製品一覧ページに移動できます

オウルテック

OWL-DR04

楽天市場実売価格 9228円

ドライブレコーダー「OWL-DR04」は、超小型のコンパクトボディにも関わらず156度の広範囲を記録できます。新機能の「プライバシーオート」は衝撃を感知すると、自動的に録音を開始。突然の場面でも撮り逃がしを防いでくれるので、事故発生時でも慌てる不安はありません。

<注目ポイント>

・超小型のコンパクトボディで場所をとらない

・156度の広範囲で対向車や側道から出てくる車両もしっかりと撮影

・「信号消滅問題」をオウルテック独自の技術で改善

信号機の点滅周波数とドライブレコーダーの撮影周波数が一致することで起こる「信号消滅問題」をオウルテック独自の技術で改善。1920×1080のフルHD録画に対応しており、なめらかで美しい映像を記録してくれます。サイズもコンパクトなので、場所をとらずにドライブレコーダーを取りつけたい人にぴったり。

 

危険を察知してドライバーをサポート

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ケンウッド

DRV-630

楽天市場実売価格 2万1599円

同商品には、地上デジタル放送で知られるフルハイビジョンの約1.8倍の高解像度で記録する「WQHD」を搭載しています。撮影時の解像度が高いほど情報量が豊富なので、より細かな映像の再生を実現。クルマのナンバープレートをしっかりと記録するほどの綺麗な画質を体感してみては?

<注目ポイント>

・約370万画素の高解像度を実現した「WQHD」搭載

・「白とび」や「黒つぶれ」を抑える「HDR(ハイダイナミックレンジ)」

・あらゆる危険を察知する「運転支援」機能

急激な明るさの変化に強い「HDR」機能は、逆光やトンネルの出入り口など明暗差が激しい環境で起きる「白とび」や「黒つぶれ」を抑えてくれます。またドライバーをサポートする「運転支援」機能も備わっており、あらゆる危険を察知すると警告音で告知。少しの気のゆるみが事故につながるので、万が一の時にきっと役立つはずです。

 

ブログやSNSにも使える「写真撮影」が可能

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パイオニア

ND-DVR10

楽天市場実売価格 1万9336円

コストパフォーマンスに優れたパイオニアの「ND-DVR10」は、付属の「microSDHC(32GB)」を差し込むとすぐに映像が記録できます。エンジンと連動しているので、クルマを発進させると自動録画を開始。録画中に「写真撮影ボタン」を押せば、静止画として保存できます。防犯対策以外にも、ブログやSNSなどで画像を活用できるのが嬉しいポイント。

<注目ポイント>

・すぐに映像が記録できる「microSDHC(32GB)」が付属

・録画中に写真撮影も可能

・クルマから離れても安心な「駐車監視機能」

停車してその場を離れても、異常がないかしっかりと監視。エンジンが停止していても振動や動体を検知すると、本体内蔵のバッテリーで自動録画を始めます。本人がいない時の事故もとらえてくれるので、クルマから離れていても安心。またパソコン用のビューアーソフトをダウンロードすれば、録画した走行映像が見られますよ。

 

GPSを搭載して正確な情報を提供

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コムテック

ドライブレコーダー ZDR-015

楽天市場実売価格 2万9799円

GPSを搭載した高性能ドライブレコーダー「ZDR-015」は、2つのカメラが走行時や駐車監視中の前方・後方を同時に録画。高画質なのはもちろん、夜間映像も画像補正で綺麗に映し出します。前後のカメラは両方ともに200万画素なので、些細な映像まで逃さない信頼できる1品。

<注目ポイント>

・2つのカメラで前方・後方を同時に録画

・高画質200万画素の映像

・6つの「安全運転支援機能」搭載

同商品には、新しく採用された6つの「安全運転支援機能」が備わっています。車線を逸脱したり、先行車が接近した場合などに告知。またGPS機能も搭載しているので、クルマの走行速度や位置情報を録画データと共に記録してくれます。また日時情報もGPSにより自動で補正されるため、設定する必要がなくてラクチン。

 

※商品価格は、2018年1月15日時点の楽天市場の最安値を記載しています。

 

提供:楽天市場