社会人こそ活用すべき!新形態ルーズリーフ「フラリーフ」を使ってわかったスリムでスマートな使い心地

ルーズリーフと聞くと、「中高生のノート」というイメージが強いかもしれない。学生時代に使っていた記憶があるため、大量のリーフを挟み込んで分厚くなったものを思い浮かべるのも無理はない。しかし、スリムなバインダーに適度な枚数をセットすれば、携帯性に優れ、社会人の仕事用ノートとしても十分に活用できる。

 

さらに、ページの並びを自由に編集できるため情報整理がしやすく、必要なページを抜き出してスキャンすれば情報共有も可能。綴じノートやリングノートにはないメリットが多数ある。仕事用ノートとして、意外と使い勝手が良いのだ。今回は、社会人でも使いやすいスリムな設計に加え、リングを使用しないフルフラット仕様が特徴の最新ルーズリーフバインダーを紹介しよう。

 

4本のベルトで綴じる超薄型フラット・ルーズリーフ

ナカバヤシの「フラリーフ」は、リーフを綴じるリングが存在しないという、非常にユニークなルーズリーフバインダーだ。リングがないため、バインダー自体を極限まで薄く設計できる。さらに、紙面を見開きにしても中央にリングがないので、手が引っかかることもない。これだけで、ルーズリーフのネガティブな要素が大きく軽減されている。

ナカバヤシ
フラリーフ ロジカル・フラットバインダーノート
B5サイズ
650円(税別)

 

↑リングを用いない独特な綴じ方によって、見開きがとてもスッキリして見えるのが特徴

 

実際に見開きにすると、確かに邪魔なリングがなく、紙面はフルフラット。リングに手が乗り上げる心配がないのはもちろん、ノド(中央部分)ギリギリまで書き込むこともできる。リングがないことで、見た目もスッキリし、紙面が広々と感じられるのも大きなメリットだ。

↑一般的なルーズリーフバインダー(左)との比較

 

↑手の邪魔になるリングが無いことで、書き込みやすさは大幅にアップしている

 

リングなしでどう綴じる? その仕組み

リングがないのに、どのようにリーフを固定しているのか?

 

よく見ると、リーフのリング穴には4本のベルト状のパーツが通っている。これこそが「フラリーフ」の独自技術である。

↑リーフを綴じているのは、厚さ1mm以下のフラットバーと呼ばれる固定具

 

このパーツは「フラットバー」と呼ばれ、結束バンドに似た樹脂製のベルト。表紙側から2本、裏表紙側から2本がそれぞれ交互に配置されている。各バーの先端を表紙や裏表紙の穴に差し込むことで固定されており、リーフを抜き挿しする際は、まずこのバーの先端を引き出す必要がある。

 

リーフは26穴のうち4穴にバーが通ることで固定される仕組み。バーを抜けば、従来のバインダーでいう「リングを開いた状態」となり、リーフの抜き差しが自由にできる(最大50枚まで綴じることが可能)。

↑表紙・裏表紙の穴に挿し込まれたフラットバーを引き抜いていく

 

「フラリーフ」のスリムな魅力

↑フラットバーをすべて解放した状態。この状態でリーフの抜き挿しを行う

 

従来のルーズリーフバインダーは、リングの直径がバインダーの厚みに影響するため、極端に薄くすることが難しかった。

 

一方で「フラリーフ」は、そもそもリングが存在せず、リーフを束ねているのはフラットバーのみ。そのため、バインダーの厚さはほぼリーフの枚数次第。適度にリーフを減らせば、書類を入れたクリアホルダーと同じような感覚で持ち歩けるのも大きな利点だ。

↑リング綴じのバインダーと比べると、スリムさは圧倒的だ

 

ただし、使い始めて気になったのは「ページのめくりにくさ」

フラットバーでしっかり固定されている分、リーフの穴の隙間が少なく、無理にめくろうとすると端が折れたり破れたりする可能性がある。そのため、ページをめくる際は、バインダーを少し閉じ気味にして角度をつけると、バーとの隙間が生まれ、スムーズにめくれるようになる。

↑開いた状態ではリーフがフラットバーで押さえられているため、バインダーの開きに角度を付けてバーを浮かせないとめくりづらくなる

せっかくならリーフにもこだわりを

せっかくこだわりのバインダーを仕事用に使うなら、リーフにもこだわりたい。そこでおすすめなのが、ナカバヤシの「ロジカル・ルーズリーフ」だ。

ナカバヤシ
スイング・ロジカル・ルーズリーフ
B5サイズ A罫/B罫 各100枚
350円(税別)

 

↑横罫をドット罫で分割した、ナカバヤシ独自のロジカル罫

 

このリーフは、一見すると普通の横罫だが、よく見ると罫線の間に細かいドットが配置されている。これは、ナカバヤシの綴じノートブランド「スイング・ロジカルノート」でお馴染みの「ロジカル罫」と呼ばれるもの。

 

横方向のドット罫は1行を3分割し、行間を意識して適度なスペースを確保しやすくする。議事録やインタビューのように長い文章を書く際、後から読み返しやすくなるのがメリットだ。

↑ドットで罫線間の上1/4を空けて行間を作ることで、文章が読み返しやすくなる

 

また、縦方向のドット罫は、行頭を揃えたり、ざっくりとした表組みを作ったりするのに便利。実線と組み合わせれば方眼のように使うこともでき、手書きの図やスケッチにも向いている。

↑タテのドット分割は行頭を揃えるのにとても便利。ガタつきなく見やすい紙面が作りやすいのだ

 

このロジカル罫は発売から15年以上経つロングセラーだが、意外と知名度が低い。まだ試したことがない方は、新型バインダーと合わせてぜひ使ってみてほしい。

 

小さな手でも書きやすい! 手のひらサイズ「iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ」

ナカバヤシは、PCサプライブランド「Digio²(読み:デジオツー)」より、「iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ」を2025年1月下旬に発売します。

 

記事のポイント

手が小さい人はもちろんですが、子どもにとっても扱いやすそうなタッチペンです。カラーは5色から選べるので、愛用している小物との組み合わせも楽しめそうですね。

 
「iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ」は高感度極細ペン先のタッチペンで、細かな文字やイラストが描きやすいのが特徴。Pad本体とのペアリング不要(※1)で、すぐに使えます。

 

すでに販売されている「iPad専用充電式タッチペン(TPEN-001)」の機能はそのままに、全長が43mm短くなりました。短くなったことで小さな手でも扱いやすく、ペンケースやポーチにもサッと収納できます。

 

本体は六角形軸のため握りやすく、転がりにくい仕様です。紙にペンで描くような自然な描画ができ、iPadでの手描きメモやイラスト製作にぴったり。

 

カラーラインアップはブルー(BL)、グレー(GY)、ピンク(P)、イエロー(Y)、ホワイト(W)の5色を展開です。

 

そのほか、ペンを傾けることで線の太さを変えられる「傾き検知」(※2)や、筆記時に手のひらが画面に当たっても誤動作せず使える「パームリジェクション」にも対応。

 

本体側面にマグネットが内蔵されており、Apple Pencil(第2世代/USB-C/Pro)に対応した機種の側面に取り付けられます。

 

連続使用時間は10~12時間です。充電は付属のUSB Type-Cケーブルで行い、LEDランプで充電状況を一目で確認できます。

 

また、ペン先はApple Pencil 純正ペン先やTPEN-PSシリーズと交換が可能。好みの描き心地を選べます。

 

ナカバヤシ
iPad専用充電式タッチペン ショートタイプ
メーカー希望小売価格:7359円(税込)

 

※1 すでにApple Pencilとペアリングをしている場合はペアリングを切る必要があります
※2 傾き機能対応のアプリで使用の場合
※3 マグネット吸着による充電は行えません。

「おい、ライト。色を変えて」調色・調光も音声で操作できるナカバヤシ「声でライト」

ナカバヤシは、音声認識で操作し、インターネット接続不要で利用できる「声でライト」を9月下旬に発売します。価格は2398円(税込)。

 

同製品は、インターネットへの接続不要で音声で操作が可能な無機ELライト。

 

起動音声は「ねえ、ライト」「おい、ライト」「おーい、ライト」の3種類で、どの呼びかけでも起動し、起動時はライトが2度点滅します。動作の音声は5種類で点灯、消灯、調色・調光の操作が可能です。

 

調色は白色、昼白色、電球色の3段階、調光は4段階で、シーンや用途に合わせて光を調節可能。左右360度の首振り、アーム部分はフレキシブルに曲げることができ、発光面の角度を自由に調節できます。

 

コネクタはUSB Type-Aを採用(※オートパワーオフ機能つきのモバイルバッテリーでは使用不可)。別売のUSB-ACアダプターと接続することで、でコンセントへ差し込んで利用できます。

 

■外形寸法:W27×H260×D13mm(アーム部含む)
■本体重量:約40g

【文房具総選挙2024】立つ・広がる・変形する! 筆記具やPC小物の収納ツールが豊作な「収納する」部門は12点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「収納する」部門にノミネートされた文房具12点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

文房具総選挙2024の投票はこちらから

 

【「収納する」部門】

昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12点がノミネートしました。

 

No.38

ソニック
カクスタ ポータブルペン立て シリコンタイプ
各1980円

出し入れしやすい 仕切りを備えた 持ち運べるペン立て

中身の見つけやすさと取り出しやすさに優れた、60度の仕切りが付いたペン立て。開けたときに折り返される部分に磁石を内蔵しており、三角の形で安定して自立する。さらさら加工を施したシリコン製。

 

No.39

キングジム
クリアーファイル「カキコ」ジャバラタイプ
1265円(16ポケット)、1485円(24ポケット)

書類を複数枚同時に閲覧できて挟んだまま書き込める

書類を入れたまま書き込めるファイルシリーズの新モデル。上下に付いたフラップで書類を挟む仕様はそのままに、表紙とウラ表紙にそれぞれスナップボタンを搭載。ボタンを外すとジャバラに広がる。

 

No.40

ナカバヤシ
スマウス マウスパッド付きマルチケース
2750円

デスク上を効率良く活用できるマルチケース

マウスパッド、マルチケース、スマホスタンドの3機能がひとつに。ケースは簡単に開閉できるマグネット式で、約8cmのマチ付き。芯材がしっかりしているため、メガネや腕時計なども入れられる。

 

No.41

DEWALT
TSTAKバインダー
4620円

ライト付きで暗所でも活躍! 収納力の高いタフなバインダー

厚さ3cmのインナー収納機能を備えたバインダー。7個のポケットが付いた着脱式ポーチも付属する。クリップ部分に可動式のLEDライト、四隅には落下時の衝撃を緩和する保護ラバーが付いている。

 

No.42

サンスター文具
tray tray
1540円

パカッと開くだけでペントレイに早変わり!

開くとペントレイになり、使いたいアイテムがすぐに見つかるペンケース。開くときに中身がバラバラとこぼれるのを防ぐゴムバンド付き。収納部には15度の傾斜が付いており、出し入れもしやすい。

 

No.43

ナカバヤシ
neoformマルチペンケース
2420円

磁石の力で3通りに変形しあらゆるシーンに対応

前面下部に1個、背面上部に2個内蔵した磁石で、スマホスタンド機能付きペンスタンドやペントレーに変形。壁掛けとしても使え、埋もれやすい小物を取り出しやすい位置に固定できる収納スペース付き。

 

No.44

ナカバヤシ
filemo リュックサックファイル
473円

リュックに入れたまま書類を出し入れできる!

短辺のひとつが開く書類ファイル。留め具がゴム紐のため、リュックなどのタテ型バッグに入れたままでも、ゴムを外して中身を出し入れできる。5仕切り、6ポケットで最大120枚の書類を収納可能。

 

No.45

コクヨ
ペンケース〈スリッシュ〉
各880円

中身が見えるメッシュ素材とスムーズに取り出せるスリットポケットを採用

ファスナー付きのポケットと、口がスリットになったポケットを搭載したスリムなペンケース。よく使う筆記具をスリットポケットに入れれば、すぐに取り出せる。中身が見え、目的のペンがすぐ見つかる。

 

No.46

キングジム
ポータブルワークベース「ノッテオン」
7975円

PC作業に必要なアイテムと書類がひとつにまとまる

ワークツールをひとまとめにでき、ノートPCスタンドにもなる収納ボックス。下段には、マウスやキーボードなどが入る引き出しが付いている。ケーブル穴付きで、ノートPCを収納したまま充電が可能だ。

 

No.47

ライオン事務器
マウスパッドポケット
1045円

持ち運びに便利なマウスパッドにもなるマウス専用ケース

オモテ面にマウスをスムーズに操作できる再生塩ビを採用した、マウスパッドにもなるマウス収納ケース。ウラ面には机上で滑りにくい素材を採用している。USBなどの小物が入る内ポケット付き。

 

No.48

アソラボ
Live Pod Bouquet
各3980円

挟んだり貼ったり立てたり多彩に使えるマルチケース

2つの収納部がつながったマルチケース。収納部の間に磁石と滑り止めシートが付いており、リュックのショルダーやポールなどを挟んで装着できる。広げてスチール面に貼ったり立たせたりも可能。

 

No.49

クツワ
リララペンケース
1980円

手首の負担を和らげながら筆記具や小物も収納

広げるとリストレストになる動物デザインのペンケース。中綿入りで手首の負担を和らげながら、中身をしっかり保護。収納部がふたつに分かれており、筆記具とUSBなどのPC小物を分けて入れられる。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

「文房具総選挙2024」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950177/

 

【文房具総選挙2024】1台4役のカッターや開いた本を固定する進化形文鎮など「切る・貼る・綴じる」文房具11点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「切る・貼る・綴じる」部門にノミネートされた文房具11点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

文房具総選挙2024の投票はこちらから

 

【「切る・貼る・綴じる」部門】

ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだ全11点が集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られます。

 

No.27

アスクル
【ASKUL・LOHACO限定】 現場のチカラ 掲示用高透明養生テープ
362円

透明度が高く目に付く場所にも使いやすい

養生用粘着テープ市場では珍しい、透明度が高いテープ。「貼って剥がせる」「手でちぎれる」という養生テープの特性を持ちながら、タテヨコ糸の織り目がない。透明できれいに貼れるため、掲示用途に重宝する。

 

No.28

サンスター文具
ウカンムリクリップ
各660円

開きグセを付けずにしっかり固定する “うかんむり” 型のクリップ

ページを開いたままキープできる “うかんむり” 型のクリップ。背表紙や書籍の中央を避けて留められるため、厚めの教科書や参考書も固定でき、開きグセもつきにくい。文字が隠れない透明タイプもある。

 

No.29

スリーエム ジャパン
スコッチ 梱包開封シザーズ
1320円(7インチ)〜2354円(ベタつき防止加工 8インチ)

ワンタッチで刃を切り替えられる2Wayはさみ

ハンドルをスライドさせるだけで、開梱用カッター(開封モード)にもなるはさみ。開封モードのときはロックがかかり、刃が5mmしか露出しないため箱の中身を傷つけにくい。はさみの切れ味はシャープ。

 

No.30

マグエックス
超強力マグネットシート ゼロスリップ
2530円

最大16kgfまで固定できる超強力マグネットシート

強力な異方性マグネットシートに滑り止め加工を施し、同社従来品の約4倍の耐荷重を実現。最大耐荷重は約16kgf。片面に粘着材が付いており、ボックスなどに貼り付ければ浮かせる収納が可能に。

 

No.31

コクヨ
2Way携帯ハサミ<ハコアケ>オレンジ
1320円

暗所でも見つけやすいオレンジカラーの2Wayバサミ

刃をスライドさせることでカッターモードとはさみモードが切り替わるコンパクトばさみ。明るく彩度の高いボディカラーが、倉庫などの薄暗い場所でも目立つ。刃にはチタンコートを施し、硬度を高めている。

 

No.32

オルファ
パッケル
440円

袋をパッときれいに開けられる専用カッター

飲食店での開封作業の増加を受けて開発された、袋を開けることに特化した開封用カッター。内側に水洗い可能なステンレス刃があり、袋を挟んでスライドさせて開ける。フックに引っ掛けられる穴付きだ。

 

No.33

コクヨ
本に寄り添う文鎮
2200円(鉄/ブラック、グレー)、5500円(真鍮)

分厚い本も傷めずに開いた状態でしっかりキープ

分厚い本も安定した状態で保持できる、開いた本に沿う形状の文鎮。置くだけのため本を傷めず、ページめくりもスムーズだ。真鍮タイプは、商品名が金で箔押しされた高級感のあるパッケージ入り。

 

No.34

ミドリ
マグネットレターカッター
各1320円

マグネットで固定してゴミを出さずに片手で開封

玄関のドアなどのマグネットがくっつくスチール面に設置でき、片手で使えるレターカッター。スリット部分に封筒を通し下にスライドさせると、ゴミを出さずに開封できる。替刃式で長く使える。

 

No.35

クツワ
マステンプレート
各495円

マステの飾り切りもデコレーションもおまかせ!

マスキングテープ用のテープカッターとしても使えるイラスト用テンプレート。側面にギザギザやモコモコなど6種類の突起があり、テープを当ててカットすれば、簡単にかわいい飾り切りができる。

 

No.36

ナカバヤシ
メジャーが付いたギザノコ刃カッター
1925円

梱包と開梱に必要な4機能が1本に

ダンボールカッター、1mメジャー、10cm定規、マグネットシートを搭載した、梱包・開梱に役立つマルチツール。定規には爪があり、幅や厚みの測定が可能。マグネットシートにはクリップを貼り付けておける。

 

No.37

ナカバヤシ
モバイルカッティングマット
1210円

ペンケースに入れて持ち運べるスリムなカッティングマット

手のひらサイズに折り畳め、カッターと一緒にペンケースに入れられるカッティングマット。広げると、A4用紙までのカット作業にちょうど良い31cm×7cmになる。表面には1cm間隔で十字罫線をプリント。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

「文房具総選挙2024」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950177/

 

【文房具総選挙2024】折り畳み式クリップボードやPC前にフィットするノートなど「記録する」文房具11点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2024」がスタートしました。ここでは、【機能別部門】「記録する」部門にノミネートされた文房具11点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

 

文房具総選挙2024の投票はこちらから

 

【「記録する」部門】

今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11点がノミネートしました。

 

No.16

ダイゴー
isshoni.やる事ふせん フィルムタイプ
各495円

インデックスのように貼ってメモやタスクの見落とし防止

インデックスのようにノートや手帳から見せながら貼ることができる付箋。「Don’t forget!」や「here」などの見出しが書かれていて、メモやタスクの見落としを防げる。厚口のPET製で折れに強い。

 

No.17

マルマン
書きやすいルーズリーフ くすみカラーアソート
352円(ミニ)〜440円(B5)

ペンの色が引き立つ白色罫を採用した色付きルーズリーフ

好きな色で文房具をコーディネートしたいときに役立つ、くすみカラーのルーズリーフ。文字の色を引き立たせる白色の5mm方眼罫を採用している。厚みがあり滑らかな書き心地で、万年筆もウラ抜けしない。

 

No.18

コクヨ
キャンパス フラットが気持ちいいノート(ドット入り罫線)
231円

見開きページがフラットに開いてひとつの面に

無線綴じノートの見開き性を追求した、同ブランド史上最もフラットに開くノート。中心を手で押さえなくてもページが開き、罫線が左右のページでつながっているため、ひとつの面のように使える。

 

No.19

キングジム
コンパックボード
各1485円

書類をコンパクトに持ち運べて書き込むときはしっかり固定

A4書類を半分に折りたたんで持ち運べるクリップボード。開くと筆記面が自動でフラットに固定され、安定して書き込める。下部には、書類のめくれやズレを防ぐ紙押さえ付き。書類に折り目がつきにくい。

 

No.20

タピロ
スリットルーラーP15cm
各2200円

固定も移動もスムーズなずれない定規

スリット面を押さえると、ウラ面の滑り止めが機能し固定され、移動させるときには押さえた手を緩める。ウラ側の端が45度の角度で面取りされており、押さえるとテコの原理で片側が浮き、持ち上げやすい。

 

No.21

コクヨ
ソフトリングノート〈Penott〉
693円(スリムB6サイズ)、各748円(スリムA5サイズ)

筆記具をスマートに持ち運べるリングノート

筆記具を挟んで持ち運べる新設計のリングノート。ゴムバンドの留め具を扇型の切り欠きにすることで、筆記具をしっかり挟めるようにした。手が当たっても痛くない、同社独自のやわらかリングを採用。

 

No.22

デルフォニックス
旅するロルバーン
682円(リフィル 方眼 ポケット L)〜 2750円(ロルバーン フレキシブル カバー 360°クリアポケット)

旅先での出会いをこれ一冊にストック

ページを入れ替えられるメモ「ロルバーン フレキシブル」の新作。航空券やショップカードなどが入るポケットリフィルや、大きめのパンフレットを貼りやすいジャバラ折りのリフィルなどが付いている。

 

No.23

マルマン
ニーモシネ ジャーナル
各3300円

きれいに分割できる目盛り入りの高品質ノートスタイリッシュなデザインと高品質な筆記用紙で愛される「ニーモシネ」初のジャーナルノート。万年筆と相性の良い厚手の紙を使用している。ドット方眼罫で、誌面を3・4等分にできる目盛り入り。

 

No.24

キングジム
「ブギーボードぺーパリ−」BB-18
5170円(Sサイズ スターターセット)、5940円(Mサイズ スターターセット)

軽い・薄い・柔らかい! 紙のような電子メモ

紙のように薄くて柔らかい電子メモ。何度も繰り返し使え、線の太さは筆圧によって変わる。消すときはスタイラスの上部を本体に当てるだけ。マグネット内蔵で、冷蔵庫などに貼り付けられる。2枚セット。

 

No.25

オキナ
プロジェクトペーパー B5ハーフ
各363円

向きも利き手も選ばず使えるコンパクトなメモパッド

PC周りなどの狭いスペースでも使いやすいメモパッド。綴じ位置を上下左右どちらに向けても違和感がないよう、ロゴを配置しており、利き手を選ばず使える。4色展開で、方眼罫は表紙の色と同じ。

 

No.26

ナカバヤシ
マグネットクリップボード「カドップ」
各935円

2つの “カド” で固定するタテ・ヨコ兼用クリップボード

カドにあるマグネットクリップで書類を固定するクリップボード。書類のカドをステープル留めしたときのようにめくりやすい。タテ・ヨコどちらの向きでも使え、ロッカーなどのスチール面にも貼れる。

 

※価格は全て税込みで表示しています。

 

「文房具総選挙2024」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した9部門・100商品!

「文房具総選挙2024」は、機能によって分類した5部門に加え、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした  “トレンド部門”  には、1年ぶりに復活した「SDGs文房具」など3部門、さらに “特別部門” として、2013年発売以降5年以上売れ続けている学生向け文房具に絞った「キッズの勉強がはかどるプチロングセラー文房具」部門の、計9部門。総数100点もの商品がノミネートされています。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
人気ブランドの多色・多機能ペンを中心にラインナップ。ペン先の線幅を変えることで使い心地を向上させた、アイデア商品にも注目だ。 “くすみカラー” のトレンドは今年も健在で、すっきりとした見た目のアイテムが多い。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949724/

■ 記録する 部門
今年は、「キャンパス」、「ロルバーン」、「ニーモシネ」、 「プロジェクトペーパー」とロングセラーブランドの新作が相次いで登場。 新機構を搭載し多機能化したクリップボード類もアツい! 全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949766/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
ダンボールの開梱ツールを筆頭に2Way、3Wayで使えるアイテムから、 袋や封筒を開ける単機能特化型アイテムまでバラエティに富んだアイテムが集合。 教科書や手帳を広げた写真をアップするSNSトレンドの影響も見られる。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949796/

■ 収納する 部門
昨年は書類入れのノミネートが多かったが、今年は筆記具や PC小物を収納するツールが豊作。広がったりくっついたり立ったりと、 ペンケースが変形するのはもはや当たり前の時代に。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949833/

■ 印をつける・分類する部門
「その手があったか!」と膝を打ちたくなる画期的な捺印アイテムを中心にラインナップ。本来の機能を十分に発揮しながらも、 日常に馴染むオシャレなデザインのアイテムが多い。全9商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949864/

 

【トレンド部門】

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
赤シートやでんぷん糊、鉛筆など、ゲットナビ読者世代には懐かしい あの定番商品たちの最新モデルがズラリ。なかでも暗記シートの新作が豊富で、 「まだ、進化の余地があったのか!」と驚かされる。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。全15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/949948/

■ キッズの勉強がはかどる環境をつくる文房具 部門

子どもたちの集中力ややる気をアップさせる環境整備アイテムがノミネート。なかでも半数を占める「タイマー」は、 “タイパ” を上げ、 ダラダラ勉強を防げるツールとして昨今人気だ。全8商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950024/

■ SDGs文房具 部門

2022年に創設され、1年ぶりに復活した本部門。脱プラ、CO2排出量削減、 ユニバーサルデザインなど、SDGsに配慮するだけでなく、 あえて選びたくなるようなデザイン性に優れたアイテムが増えている。全12点がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950095/

 

【特別部門】

■ キッズの勉強がはかどる プチロングセラー文房具  部門

文房具総選挙が初開催された2013年以降に発売され、5年以上売れ続けている 文房具のなかで、昨今需要が高まっている学生向け商品に絞った新部門。 エポックメイキングかつ、いまなお現役の全7商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/950177/

 

マグネットでここまで便利になるとは!厚さ15mmのナカバヤシ「neoformマルチペンケース」が社会人向けと断言する理由

ここ数年の内に発売された機能性ペンケース(ペン立てやトレーに変形するなどの機能を持つもの)は、学生を想定して作られているのか、容量が筆記具10本以上という大ぶりなものが多かった。ラインマーカーやカラーペンを大量に携行する学生にはそれが正解なのだろうが、筆記具が数本で事足りる社会人にとっては明らかなオーバースペックと言えるだろう。

 

また、学校と自室が主な作業空間である学生と違って、社会人は外出先などさまざまな場所でペンケースを広げることが想定される。つまり、学生と社会人では、ペンケースに必要とされる容量と機能が全く別物なのである。では、社会人に便利なペンケースはなにか? というと、まずは低容量コンパクト。さらには、さまざまな局面で広げやすい機能も欲しいところだ。

 

ジャストサイズの「こういうのが欲しかった」ペンケース

冒頭で述べたとおり、便利な機能性ペンケースはどうしても大容量になりがち。そんななかで2023年5月に発売されたナカバヤシ「neoformマルチペンケース」は、ペン数本+αぐらいの必要充分容量ながら便利な機能が盛り込まれた、「そうそう、こういうのが欲しかったんだ」的な製品なのである。

ナカバヤシ
neoform マルチペンケース
2200円(税別)
4色展開

 

まずありがたいのが、本体の薄さ。ケース自体のマチ厚が約15mmと、ペンを入れても手帳とさほど変わらない程度の厚みだ。これなら、パンパンに膨らんだ仕事カバンにでも、なんとか隙間に詰め込めるのではないだろうか。

↑横から見た厚み。約15mmなので、カバンの中でも場所をそれほど取らない

 

薄いだけあって、収納力はペンが横一列+定規のような薄物が入っていっぱい、ぐらい。使用感は、ペン5本と定規を入れて少し余裕があるぐらいがジャストの印象だ。縦型ポーチ形状なので、消しゴムやシャー芯といった小物類は、底に沈まないように専用スペースに通しておくと使いやすい。

↑無理に詰め込んで膨らませると使いづらいので、収納はこれぐらいにしておくのがコツだ

 

↑底に沈みそうな小物は、ここに差し込んでおくべし

 

使う場所に合わせてマルチに展開

このペンケースがユニークなのは、あちこちにマグネットが仕込まれている、というところ。まず平置きして使いたい場合は、ジッパーを開けて前面フタ(小物スペースのある側)を折り返す。すると、内蔵されたマグネットでピタリと開けっ放しに固定され、フタが生地の弾力で戻ってくることがないので、常に安定すると言う仕組みだ。

↑赤で示した部分にマグネットが入っており、折った前面フタを押し当てるとピタリと固定可能

 

また、背面フタも折り返しながら真ん中で山折りにすると、これもマグネットでくっつくことで自立する支えとなってペンスタンドに変形完了。平置き時に比べて、底面シルエットが半分ぐらいに減るので、狭い机でもコンパクトに展開できるわけだ。

↑背面フタを真ん中からつまむように折ると……

 

↑ペンの出し入れがしやすいペンスタンド形状にも早変わり

 

自立中に小物スペースを引き出してスマホを乗せると、スマホスタンドにも早変わり。作業しながらビデオ会議に参加したり、休憩中に動画を観たりするときなど、これもわりと「あると嬉しい」系の機能だと思う。

↑小物スペースにスマホを乗せて動画を見たり、Web会議に参加したり。スマホスタンド機能はわりと重宝する

 

コワーキングスペースなどで周囲にパーテーションがある環境なら、このペンケース自体をマグネットで壁面にぺたりと貼ってしまう、という使い方もできる(もちろん金属パーテーション限定だが)。宙に浮かしておけばもちろん最強の省スペース化なので、これもまた便利である。

↑スチール面に貼り付けての吊り下げ使用もOK。耐荷重は約150gとなっている

 

トレー/スタンド/吊り下げ、と3タイプに展開できることで、作業スペースをかなり有効活用できるのは間違いない。そもそもコンパクトだから小回りも効くし。なにより、「ペン数本でいいんだよ」というライトユーザー層向けに作られた機能性ペンケースは、これまでほとんど無かったので、「機能性ペンケース、デカすぎるよ~ッ」とはまってなかった層にとって、今後注目されるジャンルになるかもしれない。

 

ペンケースに進化の余地がまだあったのか! ナカバヤシ「スマウス」のPC横を定位置にしたくなるもうひとつの機能

かつては単なる “筆記具を入れて持ち運ぶ箱” に過ぎなかったペンケースだが、近年、その進化が止まらない。例えば、コクヨ「ネオクリッツ」は、自立してスリムなペンスタンドになるという変形機能があり、ノートPCやタブレットを置いて狭くなった作業スペースが有効に使える、と人気となったアイテムだ。類似の機能を持ったペンケースが各社から多数発売されており、今や自立ペンケースは一大ジャンルとして成立しているほどである。

 

とはいえ、デジタル機器に追いやられて省スペース化前提のデザインばかり、というのは少々寂しい気持ちになる。PCに寄り添うことで、別方向の生存戦略として生き残るというのもありではないだろうか?

 

PCに寄り添うことで真価を発揮する機能性ペンケース

2023年10月末にナカバヤシから発売された「スマウス」は、まさにPCとセットで使うのを前提に作られた新しいペンケースだ。見た目には太めの三角柱型セミハードケースなので、一見すると省スペースで使えるようなタイプには思えない。

 

ナカバヤシ
スマウス
2500円(税別)

 

ではデスクのどこに配置すればいいのか? というと、答えはズバリ、PCの真横。なんとこのペンケース、変形してマウスパッドになるという予想外な飛び道具を持っているのである。使う際には、三角柱側面に折りたたまれたタブをパタパタと展開していく。すると、このタブがそのままマウスパッドに早変わり、という仕組みだ。

↑磁石で本体に貼り付いていたタブをめくるように開く

 

パッド面は幅200mm×奥行160mmとコンパクトだが、実際に使ってみたところ、小さめなマウスを使う限りは特に操作しづらいと感じることもなかった。

↑ワンアクションでマウスパッドに変形。コンパクトだが使いやすさは十分だ

 

フリーアドレスのオフィスでは、マウスパッドをセットで持ち運ぶのは面倒くさい。かといって、机の上でダイレクトにマウスを動かすと、机の天板にぶつかってカツカツと硬い音がうるさく感じるし、天板の材質によっては光学/レーザー式マウスがうまく反応しないということもありうる。そういう場合にはやはりマウスパッドは欠かせないので、ペンケースと一体化して持ち運べる点は充分に価値があるといえよう。これによって省スペース化できるわけではないが、置き場所が常にピタッと決まる点はなかなかスマートだ。

 

パッド面はフェルトのようなマットな手触りで、レーザーマウスの反応も良く、手触りもなかなかに気持ち良い。パッドとして敷いている裏面にはエラストマーのすべり止めラインが入っているので、使っている間にズレ動いてイラつくようなこともないはず。

↑ペンケース表側に入っていた2本線のエラストマーがすべり止めになる。ケース底部にも同機能が備わっているので、使用中にズレる心配もない

 

さらに、パッド上部に付いている小さな合皮製のタブを活用すれば、スマホスタンドとして使用することも可能。ビデオ通話やWeb会議、動画閲覧など、PCと合わせて作業する際にこれは便利だ。

↑程よい角度で画面が見やすい、スマホスタンド機能も備わっている

 

ペンケースとしてはちょっと不満も……?

ちなみに、ペンケースから中身を取り出す場合は、三角柱の頂点をパカッと開くだけ。開閉部分は磁石でピタッととまるので、カバンの中などでもパカパカと開くことはない。底面幅は約80mmとかなり大きく、容量も充分以上といった印象。筆記具だけでも20本ぐらいは収納できるので、ペンケースとしての物足りなさは感じないだろう。とはいえ、入れすぎると重量がかさんで、開閉用の磁石が耐えきれず勝手に開いてしまうことはあるかもしれない。実際に使ってみた体感としては、ペン10本前後が程よい量かな、という感じ。小さなガジェットやケーブル類を収納するポーチとして使うのも良さそうだ。

↑開閉は磁石でくっついている三角形の頂点をパカッと割り開く方式

 

↑写真は、ペン7本+シャープ芯+消しゴムを入れた場合。まだかなり余裕があるが、これぐらいの方が開閉しやすく使い勝手は良い感じだった

 

ただし、机に置いたままの状態だとやや開きにくく、また開いたままで固定できない点は、やや使いづらさを感じるかもしれない。このようにペンケースとしての不満点はいくつかあるが、マウスパッド兼用ペンケースという機能は他に類を見ないものだ。マウスパッドとしてはさほど不満もないので、使ってみたら意外と便利! と感じたのも事実。

↑使用中に気付いたテク。マウスパッド端を支点に本体を傾けて口を開くと、中身が見渡せて出し入れもしやすい

 

さすがに万人にオススメとは言い難いが、「ペンケースとマウスパッドが合体したやつ、待ってた!」という人はきっといるはずなので、そんな人にこの記事が届くことを願っている。

 

【文房具総選挙2023】結果発表! 文房具のプロたちが80商品から選んだイチオシの文房具は?

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。11回目となる「文房具総選挙2023」は、2022年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具80商品が選出! 「トレンド部門」2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門の頂点に立ったのは?

 

ここでは、選考委員特別賞を発表。文房具のプロである8名の選考委員それぞれが「これぞ受賞に値する!」と感じたはかどり文房具を各自1点ずつ、特別賞として選出。選定コメントとともに紹介します。

 

■菅 未里 賞

クツワ「スタッド ワンハンド単語カード」

表紙ポケットに人差し指を入れ、切り欠きに親指を入れてめくる独自の構造により、片手で使える単語カード。右手・左手どちらでも使用できる。330円~385円

「片手で使えてページがバラつかず、単語帳の不便さを解消。元々シンプルな作りの単語帳も工夫を凝らせば機能が向上するとわかり、文房具はこれからもまだまだ進化するのではないかと期待が高まります」(文具ソムリエール・菅 未里さん)

 

■きだてたく 賞

オキナ「プロジェクトガジェットメモ 6.1inch / 8.3inch」

裏面に滑りにくい加工が施され、片手でも書きやすいデスクメモ。6.1inchスマホと8.3inchタブレットに合わせたサイズ展開で、メモと重ねてもリングが当たらずデバイスが傷付きにくい仕様になっている。605円(6.1inch )/ 880円(8.3inch)

「スマホやタブレットとサイズを揃えるだけで、メモ帳の携帯性が大幅にアップするというのは発明。金属リングカバーや、机に置くと滑り止めになる表紙などの工夫も良くできているので、今後のブレイクに期待」(文房具ライター・きだてたくさん)

 

■古川 耕 賞

クツワ「スタッド 削り付シンロケット鉛筆」

短くなって使えない鉛筆を3本ほど連ねてムダなく使える、押し出し式の鉛筆ホルダー。短い鉛筆に使える鉛筆削りも付属する。正しい持ち方もきちんと身に付けられ、最後まで使い切る心を養うという。全3色。各385円

「『これで良かったんだ……マジで?』といまだ半信半疑になってしまうほど、 “短くなった鉛筆問題” を明快に解決する冴えたアイデア。ロケット鉛筆という “枯れた” プロダクトと組み合わせたのも心憎い」(放送作家 / ライター・古川 耕さん)

 

■イオンバイヤー 賞

パイロット「フリクションボール ノックゾーン」

消せるボールペンの代名詞「フリクション」の最新モデル。インク色の濃度をブラックで30%、レッドとブルーで15%も高めた新インクを搭載、インク容量も70%増量。濃く長く書ける待望のフリクションだ。550~3300円

「魅力はなんと言っても、その書きやすさでしょう。フリクションシリーズは、発売当時から個人的にもずっと使い続けていますが、進化したインク色・グリップも含め満足度が高く、皆さんにも推薦しています!」(イオンリテール・山田真弘さん)

 

■未来屋書店バイヤー 賞

コクヨ「キャンパス ノートのように使えるバインダー(2×2リング)」

上下2×2のリング構造で、書く際に手に当たらず快適に使える。ノート感覚で折り返し省スペースで使えるほか、スリム設計のためバッグの中でかさばらないのもうれしい。B5とA4をラインナップ。616円~748円

「ルーズリーフとノートのデメリットを吹き飛ばしてくれたバインダー。リングの開閉をつまむだけという手軽さもイチオシのポイントです。学生の方にはもちろん、ビジネスシーンでも大活躍間違いなしでしょう」(未来屋書店・竹内洋平さん)

 

■学研キッズネット 賞

ナカバヤシ「ハウスタディ 学習パーティション」

ダイニングテーブル等に広げて自分だけの学習スペースが作れる、気軽に導入しやすい紙製パーテーション。ペンやノートを収納、時間割なども貼り付け可能。片付けるときは閉じるだけ。全2色。各3410円

 

「“収納箱” でありながら、パーテーションを広げれば “即席勉強スペース” に! テーブルの上が散らかりがちなリビング学習の悩みを解消してくれます」(学研キッズネット編集部・清水優香子)

 

■GetNavi 賞

サクラクレパス「ミックスライン」

太字側に、色の異なるラインマーカーと細字のペン先を並べた設計。強調したい箇所に、同時に2種のラインを引ける。細字は水性顔料インキで耐水性・耐光性に優れる。色の組み合わせは全6種。各242円

 

「マーカーと細字ペンを一つに集約させているだけでなく、美しい発色のインクで視認性が高いところも便利。滑らかな書き心地が心地良く、勉強や仕事もはかどりそうです!」(GetNavi編集部・松村広行)

 

■GetNavi web 賞

ミドリ「スローコンベックスメジャー〈2m〉」

早すぎず遅すぎず、テープの巻き戻る速度にこだわった。引き出したテープは本体を指で押さえて止め、指を離して戻す仕組み。目盛は10cmごとに色分けされ、磁石付きで保管もラクなど、随所に工夫が見られる。1518円

 

「金属製メジャーがシュルシュルと巻き戻る際の恐怖感にスポットを当てた商品。あくまでコンシューマー向けに振り切った、カユいところに手が届くような機能の数々と割り切りとの、バランスも素晴らしい」(GetNavi web編集部・和田史子)

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙」特集ページ

【文房具総選挙2023】結果発表! 子どもの勉強が最もはかどる文房具はノック不要のシャーペンに認定!

仕事や勉強など、作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する文房具総選挙。11回目となる「文房具総選挙2023」は、2022年度に登場した新作文房具から、仕事や勉強がはかどる機能をもつ文房具80商品が選出! 「トレンド部門」2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門の頂点に立ったのは?

 

まずは各部門の結果を発表していきましょう。ここではトレンド部門「キッズの勉強がはかどる文房具」部門の結果をお伝えします。

 

【トレンド部門】「キッズの勉強がはかどる文房具」部門の部門賞と上位商品は?

芯が自動で繰り出されるノック不要のシャープペンがワンツーフィニッシュ! 続く第3位の学習用パーテーション、第5位の長時間筆記しやすいシャープペンと、今年は集中力を高め没頭させるアイテムが豊作だった。

 

■第1位

ノック不要! 思考の海にダイブできるペン

三菱鉛筆
クルトガ ダイブ
各5500円

世界で初めて「自動芯繰り出し量調整機能」を搭載したシャープペン。キャップを外すと同時に芯が繰り出される「初筆芯繰出機構」も備える。全5色。

 

【ココがはかどる!】

芯を自動で繰り出す機構と、書くたびに芯を回し芯先が尖らせ続ける「クルトガエンジン」の組み合わせにより、ノックの手間と筆跡が太くなるストレスを徹底解消。勉強に没頭できる。

 

↑グリップのやや上に窓が付いており、筆記時にクルトガエンジンが駆動する様子を確認可能

 

↑キャップはマグネット式で、一定の位置まで差し込むと押し込む動作をせずピタッと閉まる

 

【選考委員はこう見た!】

芯の繰り出し量調整機能付きで快適。滑らかでストレスフリーな書き心地は、普段の勉強はもちろん、感想文や作文など、たくさん文字を書く際にも没頭できてオススメです! (学研キッズネット編集部・清水優香子)

 

■第2位

ペン先が安定して疲れにくい

ぺんてる
オレンズAT デュアルグリップタイプ
2200円

ノック1回で書き続けられる自動芯出し機構、ペン先のパイプで芯を守る「オレンズシステム」を搭載する。グリップの握りやすさもメリットだ。

 

■第3位

自分だけのスペースで集中!

ナカバヤシ
ハウスタディ 学習パーティション
3410円

ダイニングテーブル等に広げて自分だけの学習スペースが作れる、気軽に導入しやすい紙製パーテーション。片付けるときは閉じるだけ。

 

■第4位

ペン先が安定して疲れにくい

クツワ
スタッド ワンハンド単語カード
330円~385円

表紙ポケットに人差し指を入れ、切り欠きに親指を入れてめくる独自の構造により、片手で使える単語カード。右手・左手どちらでも使用できる。

 

■第5位

ペン先が安定して疲れにくい

三菱鉛筆
クルトガ KSモデル
605円

「クルトガエンジン」が待望のアップデート。筆記中に芯が回転することで生じていたペン先のブレを軽減し、長時間筆記しやすくなった。

 

※価格はすべて消費税込み。

 

「文房具総選挙」特集ページ

【文房具総選挙2023】やる気を後押し! 大人も欲しいキッズの勉強がはかどる文房具14点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ “はかどり文房具” の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2023」がスタートしました。ここでは、【トレンド部門】「キッズの勉強がはかどる文房具」部門にノミネートされたアイテム14点を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

「文房具総選挙2023」投票はこちらから

 

【「キッズの勉強がはかどる文房具」部門】

児童の毎日の宿題から学生の試験勉強まで、学習意欲を応援する文房具14点がノミネートしました。集中力を持続させるスムーズな使用感を追求したアイテムや、各自の苦手分野をサポートしてくれるアイデアに注目です。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能です。

 

「学研キッズネット」とは?
小中学生と保護者、教員のためのポータルサイト。自由研究ネタが豊富なほか、学習に役立つ1万8000項目超の用語辞典も人気。

 

No.67

ソニック
うかサポ両面筆入 スリムタイプ ひと目でえんぴつチェック
1870円

鉛筆の削り忘れ・入れ忘れを防止

筆入を開けたら、鉛筆が全部削れてない……あの絶望感を防止する、先端だけが透明になった筆入。ひと目で削り忘れや入れ忘れのチェックができ、取り外せる鉛筆削りも付属する。全5色。

 

No.68

ぺんてる
オレンズAT デュアルグリップタイプ
2200円

自動芯出しで集中力を妨げない

ノック1回で書き続けられる自動芯出し機構、ペン先のパイプで芯を守る「オレンズシステム」を搭載。握りやすいラバーに金属製デュアルグリップの安定感が加わって疲れにくい。芯径0.5mm。全4色。

 

No.69

マルマン
書きやすいルーズリーフミニ スマートレビュー
220円〜275円

スキマを駆使して効率良く学べる

外枠の色が目立つ「要点チェック罫」。1枚で最大48語記入できる「単語罫」。A4、A5のバインダーにも挟める「暗記シート」。持ち運びやすい片手サイズのルーズリーフでスキマ時間を活用できる。

 

No.70

ナカバヤシ
ハウスタディ 学習パーティション
3410円

自分だけのスペースで集中!

ダイニングテーブル等に広げて自分だけの学習スペースが作れる、気軽に導入しやすい紙製パーテーション。ペンやノートを収納、時間割なども貼り付け可能。片付けるときは閉じるだけ。全2色。

 

No.71

三菱鉛筆
クルトガ KSモデル
605円

ペン先が安定して疲れにくい

芯が回ってトガり続ける「クルトガエンジン」が待望のアップデート。筆記中に芯が回転することで生じていたペン先のブレを軽減し、新たなグリップで長時間筆記しやすくなった。芯径は0.3mmと0.5mm。各4色。

 

No.72

三菱鉛筆
クルトガ ダイブ(KURUTOGA DIVE)
5500円

筆記にのめり込ませるシャープ

ノック不要、繰り出し量を5段階調節できる機能を搭載した「クルトガ」シャープの最高峰。書き始めから書き終わりまで思考の流れを止めず、好みの筆記感で学習に没入させる。芯径0.5mm。全3色。

 

No.73

クツワ
スタッド 削り付シンロケット鉛筆
385円

短くなった鉛筆をムダなく使える

短くなって使えない鉛筆を3本ほど連ねてムダなく使える、押し出し式の鉛筆ホルダー。短い鉛筆に使える鉛筆削りも付属する。正しい持ち方もきちんと身に付けられ、最後まで使い切る心を養うという。全3色。

 

No.74

パイロット
ザ・ドクターグリップ
990円

フレフレ機構がより便利に進化!

振って芯を送り出す独自の「フレフレ」機構に、持ち運び時の芯出しを抑えるロック機構を新たに追加。従来品に比べノック音も約50%軽減し、静かな場所でも快適に使える。芯径0.5mm。全5色。

 

No.75

トンボ鉛筆
シャープペンシル モノグラフライト
各242円

ペン先周りが見やすい高精度シャープ

回転繰り出し式のモノ消しゴム付き、高視界ロングパイプによる高精度で狙った位置へ確実に筆記。滑りにくい高密度テクスチャーグリップも、ベタつきを抑えた快適な握り心地。芯径0.5mm。全7色。

 

No.76

ソニック
スーパーコンパス くるんパス デル・クル シャープ用
各880円

大小の円がスムーズに描ける

つまんで・くるんと・まわすだけ。描きたい円のサイズに合わせて自動伸縮し、360度スムーズに回転する特許技術「デル・クルヘッド」搭載。コンパスが苦手なキッズでも、円の大小に関わらずきれいに描けるはず。全2色。

 

No.77

サンスター文具
ニニピー暗記用
単品242円、暗記用セット330円

ペンの持ち替え不要で暗記が楽!

細字のペンとマーカーをひとつのペン先に集約、指先で半回転して切り替えられる「ニニピー」の暗記用ペン。オレンジのペンと緑のマーカーを付属の赤シートで隠しながら、効率良く勉強できる。

 

No.78

ぺんてる
Pentel Ain(ぺんてるアイン)
220円

カッコ良く取り出せる替芯

原材料に特殊なオイルを使用、なめらかさと折れにくさ、汚れにくさを備えたシャープペン替芯。上向きのまま片手でスマートに取り出せるケースは、見た目のカッコ良さからも満足感を得られる。

 

No.79

共栄プラスチック
オリオンズ よいこの交通フアイル
440円

交通ルール博士になれるかも!

レトロな配色に交通標識をデザインした3ポケットのクリアファイル。透け感があって見やすいポケットは使用感も上々。毎日プリントを出し入れしていれば、交通ルールにも詳しくなれそうだ。大人も復習すべし。全4種。

 

No.80

クツワ
スタッド ワンハンド単語カード
小330円、大385円

片手でサクサクめくれる単語カード

表紙ポケットに人差し指を入れ、切り欠きに親指を入れてめくる独自の構造によって片手で使える単語カード。右手・左手どちらでも使用でき、電車やバスで吊り革につかまりながら暗記ができる。大小各4色。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

 

「文房具総選挙2023」投票はこちらから

 

トレンドと機能で分類した7部門・80商品!

「文房具総選挙2023」は、時代を象徴するはかどり文房具をピックアップした “トレンド部門” に今年は「推し活がはかどる文房具」を設置した2部門と、機能によって分類した5部門の、合計7部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品が選出され、合計80もの商品がノミネートされました。

 

【機能別部門】

■ 書く・消す 部門
インク容量が増えたり替芯式になったり、長く使えるペンの存在が目立つ。またペンが豊作で部門を「書く」に限定した昨年と打って変わって、「消す」文房具にも注目。全13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842446/

■ 記録する 部門
ノートはリッチな紙質を競った時代を経て、昨今は構造や形状を工夫し、思考を妨げないことや使ったあとのエコ性も重視する傾向に。電子文具もエルゴ設計で、作業を快適にはかどらせる。全12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842493/

■ 収納する 部門
7部門のなかで、「技あり!」と膝を打ちたくなるアイテムがもっとも多く並ぶ。斬新な構造、1つで複数のシーンに活躍する機能性は、はかどり文房具の真骨頂と言えよう。全11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842564/

■ 切る・貼る・綴じる 部門
本質機能を磨くと同時に、ポータブル性を高めたアイテムが目立つ。また、刃物である「切る」文房具は切れ味とともに安全性を担保するなど、全体的にきめ細やかさが光る。全10商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842568/

■ 分類する・印をつける 部門
推し活ならぬ “捺し活” と言いたくなる楽しいスタンプを中心に、実用性に華やかさも併せ持つアイテムが揃う。仕分けに役立つファイルなど硬派な実用アイテムも健在。全10商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842570/

 

【トレンド部門】

■ 推し活がはかどる文房具 部門
推しを愛でる心にオン・オフは関係なし。デスクに推しを迎えられるデコレーションアイテムや、仕事用っぽく “擬態” 可能なバッグまで、推し活を完全サポートする全10商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/842574/

■ キッズの勉強がはかどる文房具 部門
児童の毎日の宿題から学生の試験勉強まで、学習意欲を応援する文房具14商品がノミネート。集中力を持続させるスムーズな使用感を追求したアイテムや、各自の苦手分野をサポートしてくれるアイデアに注目したい。当部門は「学研キッズネット」からも投票が可能だ。
https://getnavi.jp/stationery/842580/

 

【文房具総選挙2022】サステナブル素材やユニバーサルデザインで時代を先取る「SDGs文房具」13点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【トレンド部門】「SDGs文房具」部門にノミネートされた13商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【「SDGs文房具」部門】

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。

 

No.88

スカパーJSAT
海のクレヨン
2420円

衛星画像を元に、世界12か所の海から抽出した色を揃えるクレヨン。色名は付けず、海の場所を示す緯度経度を記している。売上の一部は、色のひとつに選ばれているキリバス共和国に寄付される。

 

No.89

オート
紙スーパークリップ
418円

重量比の51%以上が紙で構成されており、紙として処理できるクリップ。燃やしても黒煙を発さず、ダイオキシン等の有害物質が発生しない。鉛筆や油性ペンで書き込める。32個入り。

 

No.90

BIC
クリスタル オリジナルファイン0.8㎜
110円

「オレンジBIC」の名前で親しまれ、惜しまれながらも昨年廃盤になったボールペン「オレンジEC」の後継モデル。従来品の約1.75倍となる約3.5kmも筆記できる。フランスのエコラベルを取得。

 

No.91

三菱鉛筆
ジェットストリーム 長持ちリフィル
143円

リフィルのチューブを薄くすることで、プラスチック使用量を通常品の約30%減量しながらも、インク量を約70%増量。通常品と同じ形状で互換性も保持している。紙製パッケージを採用。

 

No.92

セメダイン
スーパーXナチュラ
オープン価格

環境負荷が少ないバイオマス原料を50%使った接着剤。プラスチックや金属など、異素材の接合にも使える接着性と耐久性を誇る。熱や水に強く屋外での使用も可能だ。

 

No.93

レイメイ藤井
ダ・ヴィンチ竹紙リフィル
385円(ポケットサイズ)、440円(聖書サイズ、A5サイズ)

国産竹が原料の手帳リフィル。強度があるため、消せるボールペンで書き消ししても表面がダメージを受けにくい。国産竹を消費することで、里山や生物多様性の保全に貢献している。

 

No.94

ナカバヤシ
w/U A5スリム ペーパーリングノート
572円

樹脂を含まない100%紙製の綴じ具と用紙を採用。廃棄時に綴じ具を外す必要がない。中ページはきれいに記入しやすい2.5㎜方眼罫。各ページにタイトル欄とチェックリストを設けている。

 

No.95

ナカバヤシ
w/U A4紙製ファイル
605円

100%紙製のA4ファイル。水に強い撥水性のあるレインガード紙を使っており、水濡れから中身を守れる。紙製のため、ファイルに直接タイトルを書き込むことが可能だ。5枚入り。

 

No.96

富士通クライアントコンピューティング
QUADERNO(Gen.2)
オープン価格

本物の紙とペンのような書き心地の電子ペーパーの2021年モデル。筆圧を感知できるようになり、より自由な手書き表現が可能になった。1台に紙資料がまとまり、ペーパーレスに貢献できる。

 

No.97

キングジム
ブギーボード BB-15
6600円

繰り返し書き消しできる電子メモパッドのインテリアモデル。背面の磁石で金属面に貼り付けたり、市販のネジで壁にかけたりできる。本体に付属のペンの磁石部分を近づけると画面が消える。

 

No.98

ペノン
PENON
1200円(メガネペン)、1300円(ネクタイペン)、
1400円(フラッグペン)

伐採した量以上の植林が約束された、森林認証の木で作られたボールペン。替芯(2本入り/250円)のパッケージが返信用封筒になっており、使用済みの芯を送ると無料でリサイクルされる。

 

No.99

レイメイ藤井
ペンカット
770円

スリムで軽量なハンドル収納式のペン型はさみが、両利き手対応に進化。ワンタッチで切り替えられる「左右切り替えレバー」を搭載している。左右どちらの利き手にも対応する両刃仕上げだ。

 

No.100

ヒサゴ
メモがかけるポリぱっくん
1078円

ポリ袋を挟んでこするだけで、袋の口を開けられるオープナー。ボールペンで書き込んでも消しゴムで消せる素材で、買い物リストとしても使える。磁石付きで、冷蔵庫などに貼り付け可能だ。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

【文房具総選挙2022】PCやタブレットと併用できるアイテムも! キッズの学習がはかどる文房具15点がノミネート

仕事や勉強、作業の効率をアップさせる高機能をもつ“はかどり文房具”の年間ナンバーワンを投票によって決定する、「文房具総選挙2022」がスタートしました。ここでは【トレンド部門】「キッズの学習がはかどる文房具」部門にノミネートされた15商品を紹介していきます。

 

【ノミネート商品をまずは写真でチェック!】

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

 

【「キッズの学習がはかどる文房具」部門】

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。

 

No.73

サクラクレパス
アーチ消しゴム小学生学習用
110円

“ゴリラ筆圧でもよく消える!”とSNSで話題の「アーチ消しゴム」のキッズ向け。2B鉛筆もラクに消せる消字性能で、通常より厚みがあるため小さな手でも握りやすく、より消しやすくなった。

 

No.74

ナカバヤシ
学習タッチペン
1298円

指を固定しやすく転がりにくい、六角形の鉛筆型のスタイラスペン。子どもが握ったときにバランスを取りやすいよう、長さは一般的なスタイラスペンよりも短い98㎜に設計されている。

 

No.75

コクヨ
キャンパス クリップボードにもなる
プリントファイル
605円

不安定な場所でも下敷きなしで書き込める、クリップボード機能を持ったファイル。表紙を360度折り返せて、省スペースで使える。ポケット2つとクリップで、最大60枚のプリントを収納可能。

 

No.76

コクヨ
キャンパス ノートのための修正テープ
242円(長さ6m)、297円(長さ10m)

「キャンパスノート」の紙の色とテープの色、罫線幅とテープの幅を合わせていて、修正部分が目立たない。先端の金属プレートがテープをきれいにカットし、紙への定着性を高めている。

 

No.77

コクヨ
キャンパスノート(ハーフサイズ)
143円

セミB5ノートを半分にしたサイズで、省スペースで使える「キャンパスノート」。ノートがきれいに書ける「ドット入り罫線」と、漢字などが書きやすい小学生用の「方眼罫線」の2種展開だ。

 

No.78

コクヨ
キャンパス バンドでまとまる単語カード
176円

リング部分をシリコン素材のバンドにすることで、“持ち運び時に広がる”という単語カードの弱点を克服。従来の単語カード同様に、バンドを取り外して中身を入れ替えることもできる。

 

No.79

ショウワノート
ジャポニカ学習帳 宇宙編
209円(B5サイズ)、286円(A4サイズ)

表紙写真の解説や読み物付録が付いたロングセラー学習帳の、JAXA監修協力商品。「天の川の正体」や「ロケット打ち上げの仕組み」など、宇宙の謎に迫る知識が詰まった全18種展開。

 

No.80

レイメイ藤井
先生おすすめ 魔法のザラザラ下じき
660円(クリアー)、825円(ブルー、バイオレット)

鉛筆を思った通りに動かす力「運筆力」の向上を期待できる、作業療法士監修の下敷き。表面に施された細かなドット加工が、イメージした通りのきれいな文字を書くのを手伝う。

 

No.81

ミラガク
タツール筆入
2530円

タブレットを立てられるスタンド付きの筆箱。細めから太めの鉛筆が入る鉛筆ホルダーと、スタイラスペンや名前ペン、定規類が入る収納部、消しゴム用のスペースがあり、抜群の収納力だ。

 

No.82

STAD
はじめてのコンパス
418円

円を描くときだけ針が出る、安全設計のコンパス。ヘッド部分は人間工学に基づいた設計で、軸がブレず回しやすい。ホルダーは、スライドするだけで鉛筆を固定する。一体型のため紛失しにくい。

 

No.83

シード
プシュケシホルダー/プシュケシ用消しゴム
110円(ホルダー)、88円(消しゴム)

ホルダーをプシュプシュ押すと、バネの力で消しゴムが出てくるユニークな仕掛けが特徴。ホルダーは3色、消しゴムは6色展開で、組み合わせは18通り。自分好みに組み合わせられる。

 

No.84

ほぼ日
ほぼ日ノオト
297円

デザイン心理学に基づいて作られた、いままでにない罫線のノート。隙間があるのに線がつながっているように見えるデザインで、視覚的ストレスが少なく、文字や図をスムーズに書きやすい。

 

No.85

HiLiNE
マ磁ケシ/マ磁ケシ替え消しゴム
550円(マ磁ケシ)、165円(マ磁ケシ替え消しゴム)

消しクズを磁石で集められるよう、フェライト(鉄粉)を練り込んだ消しゴム。本体のキャップを外すと磁力がオンになり消しクズを回収、はめるとオフになってキャップ内に消しクズが落ちる。

 

No.86

ソニック
メモポケット ランドセル用
1320円

ゴムバンド付きのメモ用ポケット。連絡メモを入れてランドセルのかぶせ部分に装着すると、開閉時に視界に入り、うっかりミスや忘れ物を防げる。紛失しがちな小物を入れられるのも便利。

 

No.87

ソニック
リビガク ハコボート
磁石付トレイでかんたん整理
1485円

勉強セットや工作道具などをまとめるのに活躍。筆記具を入れるのにちょうど良い浅めのトレイ付きで、マグネットで取り外しできる。入れるモノの名前が書ける「場所決めシール」付き。

 

※価格はすべて税込で表示しています。

トレンドと機能で分類した8部門・100商品!

2013年に始まった「文房具総選挙」は今回で記念すべき10回目。ノミネートされた文房具のラインナップに、その年の世相が見える!? 2021年度のはかどり文房具をフィーチャーした「文房具総選挙2022」は最新の傾向を反映した「トレンド部門」3部門と、機能によって分類した5部門の、合計8部門。部門によってボリュームの差があるものの、およそ10数商品ずつが選出され、合計100もの商品がノミネートされました。

 

【トレンド部門】
在宅・ハイブリッドワークがはかどる文房具&環境整備アイテム 部門

在宅ワーク用ツールは、2021年度も引き続きホットなジャンル。今年は机上だけでなく、仕事環境を整備するインテリア寄りのアイテムまで選出しました。 15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/716263/

 

【トレンド部門】
キッズの学習がはかどる文房具 部門

子ども向けの学習情報ポータルサイト「学研キッズネット」とコラボした本部門。新しい教育方針を反映し、PCやタブレットと併用できる文房具も登場し始めています。15商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717396/

 

【トレンド部門】
SDGs文房具 部門

文房具の分野でも、脱プラや森林保全、ペーパーレスなどに貢献できる、SDGsに配慮したアイテムが続々と登場。左利きでも使えるといった多様性にも配慮するなど、企業努力が光るアイテムたちに光を当てました。13商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717444/

 

【機能部門】
書く 部門

「サラサ」や「ジェットストリーム」、「ボールサイン」など、人気シリーズの新モデルが多数登場。ノミネート商品が最多の16点という、激戦部門でもあります。16商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717119/

 

【機能部門】
記録する 部門

最新のクリップボードや狭いデスクでも広げやすいノート、メモ帳を中心に選出。ルーズリーフの利便性を高めるアイテムにも注目です。11商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717178/

 

【機能部門】
収納する 部門

例年はペンケースのノミネートが目立つ部門ですが、今年はドキュメントファイルが豊富に揃いました。小物を一緒に持ち運べる書類ファイルにも注目です。12商品がノミネート。
https://getnavi.jp/stationery/717298/

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

開梱用カッターや瞬間接着剤など、ホームセンターに並ぶタフな文房具が多数登場。一方で、持ち運びやすいコンパクトな文房具も選出されています。10商品がノミネート。https://getnavi.jp/stationery/717325/

 

【機能部門】
印をつける・捺す 部門

ハンコ関連商品に名品が多数登場し、部門名を「分類する・印をつける」から「印をつける・捺す」に刷新。もちろん、付箋やタグにも良品が揃っています。
https://getnavi.jp/stationery/717346/

 

<投票は4/24 23:59まで! 結果は5/24に発表>

https://forms.gle/8fX4AHXHcWbvg7h66

シュレッダーの切れ味がよみがえる! 手を汚さずに使えるメンテナンスシート5選

オフィス・家庭を問わず、個人情報が書かれた書類や、社外秘の重要書類を廃棄するときにはシュレッダーを使いますが、ずっと使っていて「最近切れ味が悪くなった」「騒音が気になるようになった」と感じたことはありませんか? 原因は刃の劣化によるものかもしれません。きちんとメンテナンスを行えば、刃の切れ味や静音性を復活させることができます。そこで今回は、ネット通販で人気のシュレッダー用メンテナンスシートを紹介します。油を差すタイプではなく、適量の潤滑油がシートに含まれているタイプのため、油を差しすぎる心配もありません。

 

目次

 


継続的な使用にうれしい13枚入り!


コクヨ シュレッダーメンテナンスシート

適量の潤滑油がシートに含まれているため、細断するだけで刃の劣化を防ぎ、なめらかな回転を保ちます。継続的に使用できる13枚入り。なめらかな回転と切れ味を持続させるために、2~3週間に1度、のべ30分間の使用(1枚)がおすすめです。A4幅の機種に対応します。ユーザーからは「キリキリ音が少しでも抑えられれば、と思い使用したが、結果大正解だった。メンテナンスシートを使用後、逆回転、正回転を繰り返し、ブレード全体に油を行き渡らせるとより効果が出る」という声も。

【詳細情報】
内容量:13枚

 


A4・A5用紙幅のどちらにも対応!


アイリスオーヤマ シュレッダー簡単お手入れシート SMS06

細断することでシートに内包されている潤滑油が刃に行き渡り、刃の劣化を防ぎます。刃の回転が滑らかになるので、細断構造部の摩擦音を小さくする効果もあります。A5サイズ以上対応のシュレッダーに使用可能。使用頻度は月1回程度。レビューでも「今までの物はいかにもオイルをしみ込ませている感じが強く、切れた物もかなり油っぽい感が有りました。これはドライ感が強く、切れた物もさらっとしています。性能面での優劣はわかりませんが、ゴミ箱に入れる時はべたつかず感じいいです」と好評です。

【詳細情報】
内容量:6枚入り

 


紙詰まりを防ぐだけでなく静音性もキープ!


アコ・ブランズ GBC シュレッダ用メンテナンスシート

シュレッダーを、手を汚さず簡単にメンテナンス。シート内に含まれた潤滑剤がシュレッダーの刃に塗布され、紙詰まりを防ぎます。また、カッター部分のゴミ(紙粉)を落し、静音性をキープ。定格細断枚数が3枚以上のシュレッダーで使用可能です。ユーザーからは「紙詰まりするようになって初めて使ってみました。結果…大変良い! 1枚使用しただけで購入時のように調子良くなりましたよ」「シュレッダーの騒音はこのメンテナンスシートを使う事で明らかに減ります。またリピートします」と高評価を得ています。

【詳細情報】
内容量:12枚入り

 


使用感の良さに定評があるメンテナンスシート


ナカバヤシ シュレッダ専用メンテナンスシート

オイルがカッター表面に潤滑性を与え、細断能力の低下や異音の発生を抑えます。投入幅A4・A5、細断枚数2枚以上のシュレッダーに対応。「家庭用シュレッダーをたまに、かつ大量に使用する場合にちょうどいい。オイルのほうがコスパには優れるが、頻回使用しないのでこれで十分。オイルシートがパッケージされていて、べたつきもなく、使用後に一枚入れ潤滑にさせて次に備えます。」「使用すると、滑りが良くなるのか、サクサクできます。やっぱり、定期的にメンテナンスした方がいいですね!」と、レビューでも優れた使用感を評価する声が多数あがっています。

【詳細情報】
内容量:12枚入り

 


潤滑油&研磨剤のダブル効果で刃の切れ味を改善!


サンワダイレクト シュレッダー メンテナンスシート 研磨剤使用・刃研ぎ&潤滑シート

定期的にメンテナンスをすることで、刃の切れ味を改善、本体やモーターの負荷を緩和しシュレッダーを長持ちさせます。シートには潤滑油だけでなく研磨剤も使用しているため、紙詰まりを防止するだけでなく、使用するたびに刃を研ぐ効果が得られます。ダストボックスのゴミを捨てる毎に1回の使用がおすすめです。ユーザーからは「使いやすくシュレッダーのダストボックスが汚れないのがいいところです」「購入時の状態からほぼ3割程度しか機能していませんでしたが、これで9割くらいまで復帰しました」という声も。

【詳細情報】
内容量:12枚入り

 

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部屋がどうしても片付かない人必見! 上着やバッグなどを掛けられるハンガー5選

「フリーアドレス」「リモートワーク」「ワーケーション」など、“新しい生活様式”の浸透により働く場所を選ばなくなった昨今、職場に“マイデスク”がなくなったという人も増えたのではないのでしょうか。そんな中、長い間職場に置いていた様々な大量の“私物”を家に持ち帰ったことで、物の置き場所に困り、自室が“整理整頓”どころではないというケースも……。そんなときは、椅子や机周りの“デッドスペース”を活用してみるのは如何でしょうか? 今回は、部屋が散らかりすぎて、脱いだ上着やバッグの置き場に困っている人におすすめの、オフィス向けハンガーをご紹介します。

 

目次

 


S字フックで安定感◎なチェアハンガー


ナカバヤシ ロアス チェアハンガー 服の神

普段使っているデスクチェアの背もたれ部分にS字フックを引っ掛け、本品をセットするだけ。好みの高さに調整した後アームを広げると、ジャケットなどの衣類を掛けることができます。デスクチェアを動かしても、しっかりとしたアームとS字フックで安定しているため、衣類の落下の心配もありません。レビューでは「ずっと個人ロッカーのない職場環境のため、かなり重宝しているアイテム。既に3回ぐらいは購入している」というリピーターも。

【詳細情報】
サイズ:260~443×23×240mm
重量:350g

 


「Ergohuman」ユーザー必携のジャケットハンガー


エルゴヒューマン ジャケットハンガー(PROハイタイプ専用)

腰へのフィット感とサポートに重点を置いて設計・デザインを行う「Ergohuman」のオフィスチェアを使用している人におすすめのハンガー。エルゴヒューマンプロヘッドレスト付き(EHP-HAM)やエルゴヒューマンプロオットマン(EHP-LPL)に取り付けることができます。上着を掛ける際、背もたれにかけるよりもシワを防げます。また、上着のほかにもバッグなどをかけてもOK。耐荷重約は5kg。

【詳細情報】
サイズ:415×95×110mm
重量:400g

 


高級感を醸し出すマホガニー製デスクチェアハンガー


Hoja(ホヤ) デスクチェアハンガー

Hoja(ホヤ)のデスクチェアハンガーは、イタリア北部の東に位置する国、スロベニアで製造されています。ハンガー部分は高級木材のマホガニー製で、木材のブロックから一つずつ削り出されて作られています。立体的な人体ハンガー構造で、スーツの上着も型崩れしにくい幅広設計になっています。取り付けが可能な背もたれの厚みは約7cm~10cmが目安です。クルマのヘッドレストに装着することも可能。ユーザーからは「ハンガーの部分は木の材質やカラーがきれいで高級感があります」という声も。

【詳細情報】
サイズ:445×165×150mm
重量:475g

 


超強力ながら使い勝手が良いマグネットフック


コクヨ 超強力マグネットフック タフピタ フク-225


デスクワゴンやキャビネットなど薄いスチール面でも高い保持力を発揮するマグネットタイプのフックです。超強力ながら、上部のハンドルを手前に倒すと軽い力で取り外しができる、ユニバーサルデザイン。フックは360度回転し、ハンドルを倒した状態なら位置決めも簡単。デスク内の天井に取り付けても使えます。裏面キズ防止シート付きと壁を傷つけにくいシリコンチューブ付きです。最大保持荷重は約5kg。

【詳細情報】
サイズ:58×38×105mm
重量:122.47g
カラー:オレンジ・ピンク・ホワイト・ブラック

 


マグネットが付かないデスクでも使えるバッグハンガー


リヒトラブ SMART FIT バッグハンガー


手荷物が多いときや、ちょっとカバンを置きたいときにバッグからサッと出して机に取り付ければ、出先でもスマートにバッグの置き場を作ることができます。サイズは1.2cm×5.3cm×10.4cmとコンパクトなので、持ち運びの際にも場所を取りません。また、小さいながら耐荷重は5kgとしっかりと荷物を支えることができます。フック部分は角度を調節することが可能(角度調節をしているときの耐荷重は3kg)。

【詳細情報】
サイズ:53×12×104mm
重量:23g
カラー:オレンジ・ブラック・ベージュ

 

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地味に凄すぎ! 最新クリップボードが“挟む”を極めた進化形態を発現

【きだてたく文房具レビュー】立ったままの筆記を究極的に快適化したクリップボード

最新の文房具をいろいろと追いかけていて面白いのは、「えっ、こんなものが進化してんの?」という驚きに出会うことだ。

 

ボールペンやシャープペンシルが進化して便利になりました、というならまだ分かる。でも、ここ数年で紙束をまとめただけのノートだっていろいろと機能アップしてるし、クリアフォルダーだって進化した面白いモノが各メーカーから登場しているのだ。あんな地味なのに!

 

そして、そんな中でも“地味オブ地味”と言われる地味ジャンル……クリップボードだって、もちろん進化しているのだ。ということで今回は、地味だけど機能アップしている進化型クリップボードを紹介したい。

 

アンケートに大活躍するクリップボード

クリップボードと言えば、基本的には屋外など机がないシーンで筆記をするのに便利、というもの。

 

A4サイズの板にバネの紙押さえで紙を挟んで固定して書くわけだが、従来のクリップボードは、紙と板の関係性は1:1で想定されている。つまり、紙が何枚もある場合の管理が面倒くさいのだ。

 

そこで紙と板の関係性を多:1で使いやすく進化させたのが、ナカバヤシの「アンケートクリップボード」である。

↑ナカバヤシ「アンケートクリップボード」788円(税込)

 

表面はまったくいつも通りのクリップボード。側面にペンを挿しておくホルダーがついているが、それぐらいは普通によくある装備だ。

 

じゃあ何が進化しているのかというと、裏面にその秘密がある。

↑コピー用紙50枚が入る裏面ポケット

 

アンケートクリップボードの裏面には、クリアフォルダーのようなA4全面ポケットが備わっている。

 

街頭アンケートなど紙を何枚も管理しなければいけないようなシーンでも、ここに用紙を入れておけば、わざわざ別に封筒などの紙ストッカーを用意しておく手間がかからないのだ。

↑ポケットはインデックス付きシートで仕切られている。未記入用紙と記入済み、のように分けて使えるのは便利

 

この裏面のポケットは、コピー用紙でだいたい50枚ほどは入るようなマチがついており、紙以外にもちょっとした小冊子やカタログなども充分に収納が可能。

 

フチに切れ込みがあるので、口が大きく開いて紙を出し入れできてラクだし、上辺のフラップのおかげで、うっかり逆さに持っても中の紙がバサバサと落ちてこないのもありがたい。

↑書類を一時的に置く場所もない立ったままでの筆記シーンでは、裏面ポケットが非常に役立つ

 

例えば見本市や展示会を回る時も、これひとつを手に持っていれば、商談や新製品チェックがかなり身軽になるはずだ。机がない椅子だけの勉強会や講演会でも、配られた資料の扱いに困ることはないだろう。

 

製品名こそ街頭アンケート専用を思わせるが、実はかなり万能性の高い便利系のクリップボードなのだ。

 

マグネットで強風にも耐える、屋外に強いクリップボード

さて、もうひとつ紹介したいのも、紙と板が多:1で使いやすい製品だ。

 

先の5月に発売されたばかりの新製品、キングジムの「マグフラップ」は、何枚もの紙を挟んだ状態でもマグネットの力で書きやすいクリップボードなのである。

↑キングジム「マグフラップ」950円(税込)

 

クリップボードに複数枚の紙を挟んであり、下の方の紙に書き込みをする場合は“上の紙をめくり上げて裏側に回す”というのがよくある使い方だろう。ただ、めくり上げた紙は手で押さえておかないとバタバタとして安定しないし、屋外で強風でも吹こうものなら巻き上げられてかなり面倒なことになりがち。

 

ところがマグフラップは、裏面に名前の通りマグネットを内蔵したフラップを装備。裏にめくり上げた紙の端を、このフラップでパタンと挟んで固定することができるのだ。

↑マグネットでバタンと閉じる裏面フラップ。端は45°に面取りしてあるので、指をかけて開きやすい

 

↑めくりあげた紙を裏面のフラップで固定。これまで手で押さえていたことを考えると、本当にラク

 

さらにもうひとつ、表面の底部にもマグネットフラップが備わっている。これはいま書いている紙の下辺を挟むことで安定させるものだ。

 

上辺全域をバネの紙押さえ、下辺はマグネットフラップと上下からピンと紙を張ることで、多少の風でも紙は安定。屋外での使いやすさは想像以上である。

 

しかもこの底部フラップは、ボードに紙を挟んだままで鞄に突っ込んだとしても、紙がめくれて鞄の中で折れ曲がってしまうのも防いでくれるのだ。

↑用紙の端をがっちり押さえる底辺フラップ。紙がバタつかず非常に書きやすい

 

さらにさらに、このマグネットフラップは紙を固定する以外にも用途がある。クリップボード自体を、マグネットの力でパーテーションや冷蔵庫の扉などに貼り付けてしまうことも可能なのだ。

↑フラップのマグネットを流用して、壁面掲示も

 

部署内のちょっとした回覧書類を貼っておいて閲覧チェックの書き込みをさせたり、ホワイトボード代わりに家族間の伝言・メッセージを書いたりするのにも使えるわけで、これもまたかなりの万能性を誇るクリップボードと言えるだろう。

 

【著者プロフィール】

きだてたく

最新機能系から駄雑貨系おもちゃ文具まで、なんでも使い倒してレビューする文房具ライター。現在は文房具関連会社の企画広報として企業のオリジナルノベルティ提案なども行っており、筆箱の中は試作用のカッターやはさみ、テープのりなどでギチギチ。著書に『日本懐かし文房具大全』(辰巳出版)、『愛しき駄文具』(飛鳥新社)など。近著にブング・ジャムのメンバーとして参画した『この10年でいちばん重要な文房具はこれだ決定会議』(スモール出版)がある。