クリエイター向けノートPC「DAIV 4N」シリーズがリニューアル! 最新の第12世代CPU&GeForce GTX 1650採用

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV(ダイブ)」の、14型クリエイター向けノートPC「DAIV 4N」シリーズのリニューアルを行いました。税込価格は19万9800円。

 

同製品は、搭載CPUを最新世代のインテルCore i7-1260Pへと変更し、マルチコア性能が約113.3%向上したことで、写真現像の処理時間を約36.5%短縮。グラフィックスにはGeForce GTX 1650を採用することでレンダリング性能を強化し、従来製品と比較して動画エンコード時間を約46.6%短縮しており、写真編集だけでなく動画編集や、CG制作といったシーンにも活用できます。

 

「Thunderbolt 4」で40Gbpsの高速データ転送が可能なほか、デイジーチェーンで対応のモニターや、外部ストレージを複数台数珠繋ぎにすることができ、1ポートで多くの機器を接続することが可能。Thunderbolt 4端子はUSB PD機能に対応し、汎用のUSB PD充電器を使用できます。また、BTOカスタマイズでの高速なデータ転送が可能なPCIe Gen4ストレージの搭載に対応しており、高解像度写真の現像時などのストレージ起因による遅延を解消し、より作業時間の短縮が可能です。

MSI、“ウルトラハイエンド”ゲーミングノートPCを8月25日に発売! 薄型・軽量ゲーミングノートPCも8月12日に発売

エムエスアイコンピュータージャパンは、ゲーミングノートPC「GE77HX-12UHS-092JP」を8月25日に、「GS66-12UHS-295JP」を8月12日に発売します。税込価格はGE77HX-12UHS-092JPが72万2000円前後、GS66-12UHS-295JPが54万円前後。

 

GE77HX-12UHS-092JPは、CPUに第12世代「Core i9-12900HX」、GPUに「GeForce RTX 30」シリーズの「GeForce RTX 3080 Ti Laptop GPU」を搭載した“ウルトラハイエンドモデル”。内部構成はメモリ64GB(32GB×2)とSSD 2TBを搭載。

 

ディスプレイには「滑らか表示4Kディスプレイ(120Hz)」を採用。一般的な4Kディスプレイ(60Hz)と比べ、2倍の回数映像更新を行うことで4K解像度でもより滑らかでスムーズな映像表示が可能。DCI-P3相当の広色域に対応します。

 

そのほか、“ただ冷やすだけでなく、性能を加速(ブースト)させる”ノートPC内蔵強冷クーラー「Cooler Boost 5」、高い熱伝導率を持つ「Phaze Change サーマルパッド」をCPUの熱伝導材に採用、次世代拡張ポート「Thunderbolt 4 Type-C」、高耐久性とRGBライティング機能を備えたSteelSeries Per-Key RGBゲーミングキーボードなどを搭載しています。

 

GS66-12UHS-295JPは、CPUにはハイブリッドコアアーキテクチャを採用してパワフルなPコアと省電力なEコアを備えた「Core i9-12900H」を採用。GPUは薄型ゲーミングノートPC向けGPU「GeForce RTX 3080 Ti Laptop GPU」を搭載。薄さ19.8mm、軽さ2.1kgの薄型・軽量デザインが特徴です。

 

CPUとGPUから発生する熱をより効率的に排出し、高パフォーマンス状態を安定的に維持するため、7本のヒートパイプと3基のファンを組み合わせた薄型ノートPC内蔵強冷クーラー「Cooler Boost Trinity+」を採用。

 

前述のGE77HX-12UHS-092JP同様、ディスプレイには「滑らか表示4Kディスプレイ(120Hz)」を採用。DCI-P3相当の広色域に対応しています。

ガチ勢からエンジョイ勢までカバーするラインナップ! HPのゲーミングノートPC「OMEN 16」「Victus 15」

日本HPは、ゲーミングPCの新製品として、16.1インチノートPC「OMEN 16」と、15.6インチノートPC「Victus 15」を発表しました。

 

OMEN16はサーマルソリューションを刷新。5本目のヒートパイプと4つ目の排気口を追加したことにより、GPUヒンジ部の温度が3%、SSD底面の温度が14%それぞれ低下したほか、前世代と比較して静音性が5%向上しています。

 

インテルモデルでは最大でインテル Core i7-12700HプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptopと最新のMax-Qテクノロジーを、AMDモデルではAMD Ryzen 7 6800HプロセッサーとAMD Radeon RX 6650Mモバイル・グラフィックスを搭載。16GBのDDR5-4800MHzメモリでのボトルネックを解消し、1TBのPCIe Gen4x4 SSDでファイルへの高速アクセスを活用できます。

 

16.1インチのスクリーンサイズに最大でQHD(2560×1440)の解像度、165Hzのリフレッシュレート、3msの応答速度、NVIDIA G-SYNCにも対応し、sRGBカバー率100%のIPSパネルを採用。自動輝度調整機能や、色精度に影響を与えないブルーライトカットを実現したテュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイを採用し、目の健康にも配慮します。4つのゾーンに区切られたRGBライティング対応キーボードは、「OMEN Light Studio」のカスタマイズ機能で、様々なゲーミングセットアップのテーマにマッチする外観を作れます。

 

税込価格は、インテルモデルが26万4000円、AMDモデルが30万8000円。発売は8月中旬以降を予定しています。

 

Victus 15は、15.6インチのスクリーンサイズにFHD(1920×1080)の解像度と、144HzのIPSパネルを採用しています。インテルモデルはインテルCorei5-12450HプロセッサーとNVIDIA GeForce GTX 1650 Laptop 、AMDモデルは最大でAMD Ryzen 7 5800Hモバイル・プロセッサー、AMD Radeon RX 6500Mモバイル・グラフィックスまたは最大でNVIDIA GeForce RTX3050 Ti Laptopを搭載。16GBのDDR4-3200MHzメモリで、快適なゲームプレイが可能です。

 

ワイドな背面排気口と2本のヒートパイプのデザインで冷却機能を強化。最大512GBのPCIe Gen4×4のSSDを1基搭載しています。また、全体のエアフローが7%向上しているほか、背面排気口占有率は24%、給気口の面積は146%と大幅に向上しています。

 

税込価格は、インテルモデルが18万1500円、AMDモデルが18万7000円で、8月4日に発売を開始しています。

2画面ディスプレイ搭載、プレミアムなノートPCなどがASUSから発売

ASUS JAPANは8月4日、プレミアムノートPC「ASUS Zenbookシリーズ」から5製品を発表しました。ラインナップは下記のとおりです。

 

・セカンドディスプレイ搭載モデル「ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402」/32万9800円~(税込み、希望小売価格)/8月4日発売

・13.3型有機EL搭載モバイルノートPC「ASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TA」/18万9800円~(税込み、希望小売価格)/8月4日から順次発売

・2 in 1の13.3型有機EL搭載ノートPC「ASUS Zenbook S 13 Flip OLED UP5302ZA」/28万9800円(税込み、希望小売価格)/8月下旬以降発売

・16型クリエイター向けノートPC「ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZM」/44万9800円(税込み、希望小売価格)/8月4日発売

・特別仕様の14型ノートPC「ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS」/26万9800円(税込み、希望小売価格)/8月4日発売

 

デュアルディスプレイ環境が手軽に手に入るノートPC

ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402は、14.5型の有機ELディスプレイに加えて、キーボードの上部に12.7型の液晶ディスプレイ「ScreenPad Plus」を搭載したモデル。2つのディスプレイを合わせて、広大なひとつの画面として使用できるほか、異なるアプリをそれぞれのディスプレイに表示させて作業するなど、デュアルディスプレイ環境が実現します。また、どちらのディスプレイもタッチ操作に対応しています。

↑ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402

 

メインのディスプレイは、解像度が2880×1800ドットで、リフレッシュレートは120Hzに対応。高解像度かつなめらかな画面表示を楽しめます。さらに、映画向けに定められた色の規格「DCI-P3」を100%カバーする広色域を実現しているため、クリエイティブ作業にも対応可能とのこと。

 

ScreenPad Plusは、解像度が2880×864ドット、リフレッシュレートが120Hzと、こちらも高解像度・高リフレッシュレートなディスプレイとなっています。

 

ラインナップは2モデルで、上位モデル「ASUS Zenbook Pro 14 Duo OLED UX8402ZE」のスペックは、インテル Core i9-12900H プロセッサー、32GBメモリー、1TB SSD、NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti、Windows 11 Home 64ビット。本体サイズは約幅323.5×奥行き224.7×高さ17.9~19.6mm、重量は約1.75kgです。

 

薄く軽い、持ち運びに適したノートPC

ASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TAは、重量約1.1kgと最薄部で約14.9mmの薄さにより、持ち運びに適した13.3型ノートPC。それでいて高性能なグラフィックスを搭載するなど、パフォーマンスもぬかりのないモデルとなっています。

↑ASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TA

 

ラインナップは6モデルで、最上位モデルの「UM5302TA-LX143WS」は、CPUがAMD Ryzen 7 6800U プロセッサー、グラフィックスがAMD Radeon 680M(CPUに統合)、メモリーが16GB、ストレージが1TB SSD、OSがWindows 11 Home 64ビット。また、ディスプレイは解像度が2880×1800ドットで、タッチ操作に対応しています。

 

バッテリー駆動時間も持ち運びに適したモデルらしく、約14.1時間とロングバッテリーを実現しています。

 

360度回転するディスプレイと高性能が魅力のモデル

ASUS Zenbook S 13 Flip OLED UP5302ZAは、ディスプレイが360度回転し、ノートPCとしてやタブレットとしてなど、シーンに合わせて使える13.3型のモデルです。パフォーマンスの高さも特徴で、CPUはインテル Core i7-1260P プロセッサー、メモリーは16GB、ストレージは1TB SSD、OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載。インテルが高性能なPCに定めるインテル Evo プラットフォームにも準拠しています。

↑ASUS Zenbook S 13 Flip OLED UP5302ZA

 

ディスプレイはASUS Zenbook S 13 OLED UM5302TAと同様、解像度が2880×1800ドットで、タッチ操作にも対応。

 

ラインナップはもカラバリ違いで2モデルを用意しています。

 

このほか、クリエイター向けに高いスペックやディスプレイに加えて、直感的に操作できるダイヤルを備えたASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZMと、1998年にASUSがミール宇宙ステーションの船内活動用のノートPCに採用されたことを記念したASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZASも発売します。

↑ASUS Zenbook Pro 16X OLED UX7602ZM

 

↑ASUS Zenbook 14X OLED Space Edition UX5401ZAS

大画面と長時間バッテリーで、オフィスでも在宅でも活躍! 「LG UltraPC」計6モデル、7月下旬から順次発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、AMD Ryzen モバイル・プロセッサー搭載のノートPCシリーズ「LG UltraPC(エルジー・ウルトラピーシー)」新モデルの、16.0インチ「16U70Q」シリーズ4モデルと、14.0インチ「14U70Q」シリーズ2モデルを、7月下旬より順次発売します。

 

今回発売の2022年モデルでは、16.0インチと14.0インチの大画面ディスプレイを採用。バッテリー時間も大幅に延び、16.0インチで最大22.5時間、14.0インチで最大24時間の駆動が可能。長時間バッテリーを搭載しながら、16.0インチでわずか約16mmの薄さと、約1.6kgの軽量性も備えています。ディスプレイは縦横比フルHDよりも縦長な16:10で、IPSパネルを採用し、効率的な作業空間と自然な発色で美しい表示が可能。新開発のアンチグレアディスプレイにより光の映り込みを抑えつつ、350cd/m2の高い輝度を維持し、室内でも室外でも、見やすく鮮明な画質で作業ができます。

 

立体的な音響効果とノイズが少なく豊かなサウンドを提供するDTS:X Ultraに対応。動画視聴に最適なエンタメ機能も搭載しています。

 

プロセッサーには、Zen3アーキテクチャーのAMD Ryzenモバイル・プロセッサーを搭載。最大8つ(AMD Ryzen 7 5825Uモバイル・プロセッサーの場合)のマルチコアで、高い処理能力と優れた省電力性能でハイパフォーマンスを発揮します。メモリもデュアルチャネルのLPDDR4266MHz、ストレージにはNVMe規格のSSDを採用しています。

 

主要6モデルそれぞれの予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

ゲーミングから画像処理までイケる! 「GeForce GTX 1650」搭載17.3型ノートPC、mouse「mouse K7」

マウスコンピューターは、mouseブランドから、第12世代インテル Core プロセッサー搭載の17.3型ノートPC「mouse K7」を発売しました。

 

同製品は、第12世代「インテル Core i7-12700H プロセッサー」を採用しており、従来製品に比べ、シングルコア性能が約23%、マルチコア性能が約28%向上。グラフィックスには「GeForce GTX 1650」を搭載しています。

 

一般的なノートPCに多い15.6型と比較して、約23%表示面積が広い17.3型のノングレア仕様のフルHD液晶パネルを採用。ディスプレイのベゼル部分の幅を抑えて目立ちにくいナローベゼルデザインを採用することで、すっきり見やすいデザインに仕上げています。

 

3次元情報を持った音声再生を実現する音響技術「Dolby Atmos」により、対応コンテンツでは、立体的で臨場感あふれるサウンド体験が可能。対応コンテンツ以外でも、動画の音声やビデオ通話など、人の声の音質を向上させることで、聴き取りやすくなっています。「Dolby Atmos for Headphones」機能では、本来は複数のスピーカーが必要なDolby Atmos対応コンテンツの立体音響を、手持ちの任意のヘッドホンやイヤホンで楽しめます。

 

キーボードは、文字を打ちやすくするため、視認しやすいユニバーサルデザインフォントと約19mm間隔のキーピッチを採用。数値入力に便利な独立したテンキーを装備し、周囲が暗くてもタイピングしやすいように明るさが調整可能で、15色から発光色を選択できるLEDバックライトも内蔵しています。

 

外部映像出力は4K UHD解像度に対応したHDMIと、mini DisplayPortを各1基備えており、本体画面と合わせて同時に3画面表示が可能で、様々なディスプレイ環境で使用できます。他にも、最大10Gbpsの高速なデータ転送速度を実現するUSB3.1端子(Type-C)2基を含む計4基のUSB端子や、UHS-Iに対応したmicroSDメモリーカードリーダーなどを搭載しています。

 

税込価格は18万9800円。メモリ32GB、ストレージ1TB(NVMe)のモデル「mouse K7(プレミアムモデル)」は、21万9800円です。

独自技術「エンパワーテクノロジー」でよりパワフルに! 「dynabook G」シリーズに「G8・G6」が新登場

Dynabookは、13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook G」シリーズの新製品「dynabook G8・G6」(オニキスブルー/パールホワイト)2機種4モデルを、新たに発売しました。市場想定価格は「G8」が24万円台前半、「G6」が20万円台後半。

 

同製品は、約17.9mmの薄さ、質量約875g~の薄型・軽量ボディでありがなら、約24時間の長時間バッテリー駆動が可能です。わずか30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」機能も搭載。アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810G)に準拠した9項目の過酷な耐久テスト(落下、粉塵、高度、高温、低温、温度変化、振動、衝撃、太陽光照射)をクリアした堅牢性も備えています。

 

ハイブリッド・アーキテクチャにより12コア(Pコアが4コア+Eコアが8コア)を効率的に活用することで省電力性とパフォーマンスが向上したインテル 第12世代 CoreのPシリーズを採用。OSのバックグラウンドタスクはEコアで処理し、ゲームなどのハードなタスクはPコアで処理できるので、高いパフォーマンスを発揮することが可能です。また、dynabookが長年にわたり蓄積してきたノートPCの冷却・放熱技術や筐体設計技術などを駆使した「dynabook エンパワーテクノロジー」によりCPUのハイパワーをプロセッサー・ベース電力28Wで持続させることができ、様々な作業を快適に行えます。

お手頃価格がさらにお買い得に! 「プライムデー」でTeclastのタブレットやノートPCがセール

Teclastは、7月12日0時~13日23時59分までAmazonで開催される「プライムデー」にて、同社のタブレットやノートPCがお得に購入できるセールを実施します。

 

セールでは、タブレット「T40 PRO」が26%オフの税込2万5900円、「M40 AIR」が20%オフの2万3920円、「P30HD」が24%オフの1万6720円、「T50」が22%オフの2万7920円に。

 

また、ノートPC「F15 plus2」が20%オフの3万1920円、「F7 plus2」が15%オフの2万9733円となっています。

NEC、セキュリティの向上などでハイブリッドワークの課題解決を図るビジネスPCを発売

NECは7月7日、ビジネス・教育向けPC「VersaPro」シリーズおよび「Mate」シリーズを発売しました。ラインナップは、13.3型のモバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVB」、15.6型のスタンダードノートPC「VersaPro タイプVD/VX/VA」、デスクトップPC「MateタイプME/MB/MA/ML/MC」をそろえ、合計で9タイプ33モデルとなっています。

 

NECでは、今後オフィスと在宅ワークを使い分ける働き方が加速すると推測しています。その中で、多様な働き方を支援し、ハイブリッドワークの課題を解決するために提供するのが、今回の新製品とのこと。モバイル性を追求するモデルや、セキュリティや利便性を向上させたモデルがラインナップされています。

 

スペック面において、新製品はいずれも、第12世代インテル Core プロセッサーおよび、高速なデータ転送が可能なLPDDR5規格のメモリーを搭載しています。

 

13.3型のVersaPro UltraLite タイプVBは、インターフェイスにThunderbolt 4対応のUSB Type-Cを2ポート、USB 3.2 Gen1 Type-Aを2ポート搭載。USB Type-Cはケーブル1本で充電しながら外部ディスプレイに映像を出力できるので、効率よく作業できるとしています。また、インテル Core i5-1245U プロセッサー搭載モデルは、インテルvPro プラットフォームに対応するほか、マイクロソフトが提唱するセキュリティ要件「Secured-Core PC」にも対応しています。

 

15.6型のVersaPro タイプVD/VX/VAは、従来モデルと同じ画面サイズながら、ディスプレイの左右ベゼルを狭くする新設計を採用。これにより本体サイズを小型化しています。また、これまで同社のモバイルノートPCに搭載されていた、オンライン会議などの音質を向上させる「ヤマハ製AudioEngine」を搭載。オフィスにおいても、周囲の音を気にすることなくオンライン会議が可能です。

 

なお、VersaPro タイプVD/VX/VAも、新たにインテルvPro EssentialsやマイクロソフトのSecured-Core PCに対応し、セキュリティの向上を図っています。

 

デスクトップタイプのMateタイプME/MB/MA/ML/MCは、インテルvPro Essentialsに対応しているうえに、全モデルでBIOS改ざんの検知や自己回復をするBIOS自己回復機能も搭載。セキュアなモデルとなっています。また、スリムタワーモデル「Mate タイプME/MB」では、マルチディスプレイ表示を従来の最大3画面から最大6画面までに対応できるよう強化し、利便性を向上させたとのこと。

 

販売価格と出荷開始時期は下記のとおりです。

VAIO、価格と性能のバランスが取れたモバイルノートPC「VAIO S13」

VAIOは7月5日、13.3型のモバイルノートPC「VAIO S13」の新モデルを発表しました。直販価格は14万4800円(税込み)からで、7月15日ごろのお届けで出荷を開始します。

 

VAIO S13は個人向けとして、約5年ぶりの新モデル。VAIO SXシリーズよりもお手頃な価格で、性能とのバランスを重視しており、学生や若いビジネスパーソン向けになっているとのこと。

 

スペック面では、最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載。また、読み書き速度の速いPCIe Gen.4接続のSSDを採用しています。

 

直販でハイエンドな構成は、Core i7-1255U、32GBメモリー、2TB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、価格は31万2301円(税込み)。ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)解像度です。

 

さらに、オンライン会議時に、自分の顔を最適な大きさで中央に位置する「自動フレーミング」や、背景ぼかしなどを、ZoomやMicrosoft Teamsといったツールによることなく利用できる機能も追加されています。また、会議中に騒音などの環境ノイズだけを除去するAIノイズキャンセリング機能も搭載。

 

インターフェイスはUSB Type-A×2、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、HDMI、有線LAN、ヘッドホン出力をそろえています。

「VAIO」25年の感謝を込めたSNSキャンペーン! VAIOファン必見の「25周年特設サイト」も

VAIOは、日本で初めてVAIO PCを発売してから25年を記念し、これまで支えてきたユーザーへの感謝の気持ちを込めて、「想い出のVAIO」をSNSに投稿するとオリジナルグッズやオンラインストアで使える25%オフクーポンをプレゼントするキャンペーンを、7月1日~8月31日まで実施します。

 

キャンペーン応募方法は、SNS(Twitter・Facebook・Instagram)で指定のハッシュタグをつけて、VAIOの想い出やエピソードを写真やコメントで投稿。それぞれ抽選で25名に、「VAIOオリジナルデザインTシャツ」(7月分のみ。8月分の25周年記念オリジナルグッズは後日発表)、「VAIO公式オンラインストア25%オフクーポン」「ソニー公式オンラインストア25%オフクーポン」が当たります。

 

また、7月1日にはVAIO日本発売25周年特設サイトも開設し、VAIO PCの歩みがわかるコンテンツや記念動画を公開。今後も25周年に関する取り組みを順次、同サイトにて紹介予定としています。

 

記念動画は、歴代のVAIO PCのクリエイティブや製品画像を振り返りながら、現在のVAIO PCに受け継がれているものを体感できるような内容で、特設サイトには動画の他にも、歴代製品を厳選し、開発に関わったメンバーへのインタビューをもとにした秘話と共に紹介するコーナーも設けられています。

 

さらに、VAIO社員が考えた難問・奇問を含むクイズ10問も用意。回答数に応じてランクがつき、8問以上正解すると、VAIOのコーポレートカラーでもあり、古来から「勝ち」を導く縁起色として好まれた「勝色(かちいろ)」ランクの認定証がWEB上で贈られます。クイズの結果はSNSでシェアも可能。

水冷BOX付属ゲーミングノート&約22.5時間動作可能ノートPC! マウスコンピューターから同時発売

マウスコンピューターは、ノートPC2機種を、6月30日に発売しました。

 

ゲーミングPCブランド「G-Tune」からは、「G-Tune H5」シリーズの新モデルとして、15.6型水冷ゲーミングノートPC「G-Tune H5-LC」が発売。市場想定価格は税込37万円前後。

 

同製品はPC本体のほか、専用の水冷BOXが付属。水冷BOX内には低騒音かつ大口径のファンとラジエーターが搭載されており、PC本体に水冷BOXを接続すると、CPUなどの発熱部分を、PC本体と水冷BOXの両方で冷却可能で、空冷時と比較して、冷却ファンの回転数を抑えることができ、静音性が向上しています。

 

水冷BOXのサイズはW75×H204×D187mm(スタンド含む)、重量は約1.1kgのため、場所を取らずに設置可能。取り外しも簡単にできるので、LANパーティーなどでの利用時も、PC本体と共に持ち運びが可能です。

 

CPUには、最新の第12世代「インテル Core i9-12900H プロセッサー」を搭載し、「G-Tune H5」2022年5月モデルと比較して、空冷時に約50.4%、水冷時に約57.9%性能が向上。グラフィックスにはGeForce RTX 3070 Ti Laptop GPUを採用、前出の従来製品と比較して、空冷時に約7.2%、水冷時に約12.2%性能が向上しています。

 

mouseブランドからは、CPU「AMD Ryzen 5 5560Uプロセッサー」を採用し、約22.5時間動作可能なバッテリー(91Wh)を搭載した、15.6型スタンダードノートパソコン「mouse X5-R5」が発売。実売価格は税込11万9900円~。

 

ボディに軽くて丈夫なマグネシウム合金を採用し、15.6型液晶を搭載しながら、重さ約1.42kg、厚さ約17.9mmの軽量・薄型デザインで、持ち運びやすいボディです。

 

ナローベゼルデザインを採用し画面占有率が向上。HDMIとUSB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)の2つの外部映像出力端子により、外部接続ディスプレイ2台に本体液晶画面を合わせて、最大3画面のマルチディスプレイ表示が可能です。カスタマイズにより、メモリは標準の8GBから最大64GBまで、256GBのSSD(M.2 NVMe)を標準搭載しているストレージは最大4TB(2TB×2)まで増やすことができます。

厚さ約19.0mm、重量約1.3kgで持ち運びもラク! マウスの14型ノートPC「mouse C4」

マウスコンピューターは、mouseブランドから、14型ノートパソコン「mouse C4」を6月29日に発売しました。税込価格は6万9800円。

 

同製品は、筐体の薄さは約19.0mmで、同社の「mouse C1」(24.5mm)と比較し約5.5mm薄く、重量は約1.3kg。バッテリー動作時間は約10時間で、外出時に電源確保が難しい場合でも長時間の使用が可能です。静音性の高いファンレス構造を採用し、動作音を気にすることなく作業ができます。

 

キーボードは、打ちやすさを重視した約19.1mmのキーピッチを採用しており、mouse C1(17.43mm)と比べてキーの間隔が広く、入力作業を行いやすくしているほか、視認性を重視し、ユニバーサルデザインフォント採用のキーボードに刷新。

 

ディスプレイ部は最大180度開閉可能。会社や在宅での作業時だけでなく、作業スペースの狭いフリーアドレスのオフィスや、ワーケーション時でも最適な位置に調整でき、商談や対面接客などで、画面を共有しやすい作りとなっています。

レノボがChromebookを2機種発表! 2-in-1「Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook」は7月2日に発売

レノボ・ジャパンは、Chrome OSを搭載した14型ビジネスノートPC「ThinkPad C14 Chromebook Gen 1」と、脱着型2-in-1 PC「Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebook」を発表しました。

 

ThinkPad C14 Chromebook Gen 1は6月21日に発売された、ThinkPadとしての堅牢性や信頼性、TrackPointを搭載し、打鍵感にこだわったキーボードなどを備えたChromebook。FHDカメラを標準搭載しており、高品質なビデオ会議が可能。Chrome Enterprise Upgradeバンドルモデルも用意しています。同社のChromebookとしては初となる、インテル vProを選択可能なほか、内蔵LTEの搭載も可能です。実売価格は税込14万1130円~。

 

Lenovo IdeaPad Duet 370 Chromebookは、Chrome OSを搭載した脱着型の2-in-1 PC。デュアルトーンデザインに、ミスティブルーのカラーを採用しています。

 

10.95型の狭額縁ディスプレイは、2K高解像度で鮮明な画面を表示。ペン入力に対応し、スタイラスペンを同梱しており、キックスタンド付きマグネットカバーにはペンホルダーを備え、ペン紛失のリスクを軽減しています。防滴キーボードは1.4mmのストロークでタイピングがしやすく、キーボードカバーは本体をしっかりホールドし、外れにくく、ぐらつきにくい設計です。

 

CPUにはQualcomm Snapdragon 7c Gen 2プロセッサーを搭載。薄型コンパクトボディにUSB Type-Cポートを2つ備え、充電しながら周辺機器との接続も可能。そのほか、ステレオスピーカー、5Mフロントカメラ/8Mリアカメラ、ブルーライト低減、12時間の長時間バッテリー駆動など、様々な機能を備えています。

 

発売日は7月2日で、実売価格は税込6万2480円~。

FMV「AHシリーズ」「UHシリーズ」に12機種がラインナップ! 6月17日から順次販売開始

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、FMV「LIFEBOOK(ライフブック)AHシリーズ」と、FMV「LIFEBOOK UHシリーズ」の2シリーズからそれぞれ6機種を新たに発表。6月17日より順次販売を開始します。

 

LIFEBOOK AHシリーズ

今回新たに発売となるAHシリーズは、2種類の異なるコアで省電力性とパフォーマンスが向上した「第12世代インテル Core プロセッサー」を採用。

 

従来モデルの3辺狭額縁から4辺狭額縁に進化し、画面の周囲をシンプルにすることで、画面サイズはそのままに、本体サイズを縮小しています。そのほか、内蔵キーボード部分等を改良し全体の厚みを薄くしたことにより、現在販売中のモデルより約300g軽量化しています。

 

強化ガラス製「フルフラットファインパネル」は、パネルのガラスで画面全体を覆い、四隅は2.5D形状にラウンドさせ、フレームの存在感を軽減しています。本体カラーはインテリアの雰囲気にも溶け込みやすいオフトーンカラーを採用し、新色「ファインシルバー」を追加しました。

 

個人情報を守る「プライバシーカメラシャッター」、サブディスプレイとしても使用可能な「HDMI入力端子」、「Fn+F2」を同時に押すだけで簡単に切り替えられるマイクミュートなど、新機能を搭載。

 

ラインナップは、「AH77/G2」「AH53/G2」「AH50/G2」「AH45/G2」と、富士通ショッピングサイト「WEB MART」カスタムメイドモデルとして、AH77/G2、AH53/G2をベースに、約1TB SSDやDVDスーパーマルチドライブ、メモリ64GBが選択できる「WA3/G2」、AH50/G2をベースに、「AMD Ryzen 3 5300U モバイル・プロセッサー」やBlu-ray Discドライブ、メモリ32GBが選択できる「WAB/G2」の6機種。

 

実売価格(税込)は、AH77/G2が24万7280円、AH53/G2が23万780円、AH50/G2が18万1280円、AH45/G2が15万9280円、WA3/G2が15万2680円~、WAB/G2が13が1780円~。AH53/G2、AH50/G2、WA3/G2、WAB/G2は7月中旬の発売を予定しています。

 

LIFEBOOK UHシリーズ

軽量ボディが特徴の13.3型モバイルノートPC、AHシリーズからは、バッテリー駆動最大29.5時間、盗難防止用ロックなど計7種類9箇所のインターフェースを搭載したモデルが登場。「Tile」アプリにも対応します。

 

ラインナップは、「UH-X/G2」「UH90/G2」のほか、富士通WEB MARTカスタムメイドモデルとして、UH-X/G2をベースに、第12世代CPU「インテル Core i5-1235U プロセッサー」や約2TB SSDを選択できる「WU-X/G2」、最新の第12世代CPU「インテル Core i3-1215U プロセッサー」やメモリ32GB、5G対応モデルを選択できる「WU2/G2」に加え、WEB MART限定モデルとして、第12世代CPU「インテル Core i7-1255U プロセッサー」や約2TB SSDの選択が可能で、EVOプラットフォームに準拠し、ブラック筐体やミニマムなアプリなどが特徴のFMV Zero「WU4/G2」、最新OS Windows 11 Proや第12世代CPU「インテル Core i7-1255U プロセッサー」が選択でき、バッテリー駆動時間が最大約29.5時間にパワーアップし、新たにプライバシーカメラシャッターを搭載した、軽量ペン内蔵型2in1コンバーチブルモデル「WU3/G2」。

 

実売価格(税込)は、UH-X/G2が26万3780円、UH90/G2が25万2780円、WU-X/G2が21万8680円~、WU2/G2が17万7980円~、WU4/G2が21万9340円~、WU3/G2が21万540円~。いずれも7月中旬の発売を予定しています。

 

スマホ写真&動画バックアップ

2022年夏モデルでは、AHシリーズ、UHシリーズともに、スマホで撮った大切な写真や動画を簡単にバックアップできる「スマホ写真&動画バックアップ」を搭載。FMVの電源を入れ、手持ちのスマホでアプリを起動し「全てバックアップ」というボタンを押すだけで、新しく撮影した写真や動画のみをFMVにコピーできます。

暮らしのあらゆるシーンを楽しく、働きやすく。HUAWEI MateFamilyの魅力が発揮されたイベントが蔦屋家電で開催

ビジネスはもちろん、ホームユースにエンタメ、クリエイティブ用途まで、幅広く活用できるファーウェイのデバイス群「HUAWEI MateFamily」。それぞれのデバイスが高機能なうえに、デバイス同士で連携できる独自機能を備えるなど、見どころの多いシリーズです。

 

GetNavi webではこれまで、HUAWEI MateFamilyがビジネスでどう活躍するか、どんな活用方法があるのかを提案してきました。

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5月28日(土)には、二子玉川 蔦屋家電でGetNavi web制作による、HUAWEI MateFamilyのタッチ&トライイベントを開催。「あらゆる場所をあなたのワークスペースに」をテーマに、いくつかの暮らしのシーンの中で、HUAWEI MateFamilyを活用する方法を提案し、来場したユーザーにデバイスを体験してもらいました。

↑東京の二子玉川にある蔦屋家電でイベントを開催。ファーウェイとGetNavi webとのコラボでイベントを実施するのは今回で3回目です

 

本記事では、イベントで提案したポイントを紹介します。

 

3つのブースで、それぞれ違うHUAWEI MateFamilyの組み合わせ

会場では、自宅やオフィスなどの固定されたワークスペースを想定した「Home×Work」、旅先や外出先をワークスペースにすることを想定した「Outside×Work」、不特定多数が集まるカフェなどをワークスペースと想定した「Public×Work」の3ブースを展開。

 

いずれのブースも、HUAWEI MateFamilyのデバイスを組み合わせることで、快適なワークスペースになることを紹介しました。

 

Home×Workのブースでは、14インチのスタンダードノートPC「HUAWEI MateBook D14」、28.2インチの外部ディスプレイ「HUAWEI MateView 28 Standard Edition」、ハイエンドスマホ「HUAWEI P40 Pro 5G」を展示。スマホの画面をノートPCに、あるいはノートPCの画面を大画面ディスプレイに、それぞれ“ワイヤレス”で投影できる連携性の高さを提示するとともに、オフィスなどのワークスペースにおいて、複数画面によって作業効率を高められることを紹介しました。

↑Home×Workのブース。デバイス同士を連携させると、たとえばHUAWEI P40 Pro 5Gにかかってきた電話をHUAWEI MateBook D14で通話することができたり、HUAWEI MateBook D14の画面をHUAWEI MateView 28 Standard Editionにミラーリング表示できたりと使い勝手の幅が広がります

 

Outside×Workのブースは、2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」、10.95インチタブレット「HUAWEI MatePad 11」に加えて、5月26日に発表されたばかりの「HUAWEI WATCH FIT 2」と「HUAWEI Eyewear」も展示。新製品を試せる場となりました。

 

ここでは、ワーケーションや外出先でビジネスを進める人向けに、携帯性の高いHUAWEI MateFamilyの組み合わせを提示しました。タブレット本体の重量が約709gと軽いうえに、最大でインテル Core i5-1130G7 プロセッサーを搭載するなど、高いパフォーマンスを備えたHUAWEI MateBook Eをメインに据え、ビジネス作業から、旅先で撮影した写真の編集までこなせることを紹介。

 

また、“ワイヤレス”で連携させたHUAWEI MatePad 11をセカンドスクリーンとして使用したり、HUAWEI MateBook Eで再生した音楽をオーディオグラスのHUAWEI Eyewearで楽しんだりといった活用方法を、来場者に体感してもらいました。

↑Outside×Workのブース。キャンプでワーケーションをするイメージでブースを展開しました

 

↑発表されたばかりのHUAWEI Eyewear

 

Public×Workのブースでは、14インチの高性能ノートPC「HUAWEI MateBook 14」と完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds Pro」、そしてこちらも発表されたばかりのE-Inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」を展示。高性能なCPUや縦に広い画面などを搭載するHUAWEI MateBook 14と、強力なアクティブノイズキャンセリング機能を備えるHUAWEI FreeBuds Proにより、賑やかな場所でも快適に作業できることを示しました。

 

また、カフェでの読書を想起してもらうために、HUAWEI MatePad Paperを置き、電子書籍のよさや、メモの書き心地などを体感できる場に仕上げました。

↑Public×Workのブース。こちらはカフェをイメージし、HUAWEI MateBook 14で仕事を進め、ちょっと一息といったときに、コーヒーを飲みながらHUAWEI MatePad Paperで電子書籍を楽しむ提案です

 

いずれのブースも、豊富なデバイスをそろえるHUAWEI MateFamilyだからこそ成り立ちます。一方で、会場で示したシーンのみならず、自宅とコワーキングスペースの2拠点でビジネスする場合や、エンタメを存分に楽しむ場合など、ほかのシーンでもHUAWEI MateFamilyの組み合わせ次第で対応できそうなのが容易に想像できます。

 

こうした、あらゆるシーンで高いパフォーマンスを発揮できるのが、HUAWEI MateFamilyの最たる魅力と言えるでしょう。

 

幅広い層がタッチ&トライ

会場では、HUAWEI MatePad 11でスムーズに落書きを楽しむ小さい子供や、HUAWEI MateBook Eの有機ELディスプレイの精細さに驚く人、HUAWEI MatePad Paperでメモの書き味を試す人など、幅広い層から興味を集めました。

 

なかには、「アスペクト比3:2で縦に広い大画面のHUAWEI MateViewが気になっています。動画の編集などをするのですが、編集ソフトの画面下部に動画のシークエンスが表示されることが多く、縦に画面が広いとそのシークエンスが見やすいのではと思っています」と、具体的な活用方法を思い描いている人も来場しました。

 

今回はイベントという形で特別にHUAWEI MateFamilyのタッチ&トライを実施しましたが、デバイスは家電量販店などで手に取ることができます。どうやって使うかを想像しながらデバイスに触れてみると、いつもとは違った魅力に気づくかもしれません。

↑会場ではスタッフに熱心に話を聞く来場者の姿も見られました

 

今回展示したHUAWEI MateFamilyの新製品

HUAWEI MateBook D14

 

ディスプレイサイズ:14インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB/ストレージ:256GB SSD・512GB SSD(256GBはインテル Core i3プロセッサー搭載モデル、512GBはインテル Core i5プロセッサー搭載モデル)

 

 

HUAWEI MateView 28 Standard Edition

 

ディスプレイサイズ:28.2インチ/解像度3840×2560ドット/スタンド上下高:110mm

 

 

HUAWEI MateBook E

 

ディスプレイサイズ:12.6インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB/ストレージ:128GB SSD

 

 

HUAWEI MateBook 14

 

ディスプレイサイズ:14インチ/OS:Windows 11/メモリー:8GB・16GB/ストレージ:256GB SSD・512GB SSD(256GBはインテル Core i3プロセッサー搭載モデル、512GBはインテル Core i5プロセッサー搭載モデル)

 

 

HUAWEI MatePad Paper

 

ディスプレイサイズ:10.3インチ/OS:HarmonyOS 2/メモリー:4GB/ストレージ:64GB

 

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

 

撮影/中田 悟

VAIOから最新のインテルCPUを搭載した高性能モバイルノートPC「VAIO SX12」「VAIO SX14」登場

VAIOは6月14日、12.5型のモバイルノートPC「VAIO SX12」および14型モバイルノートPC「VAIO SX14」を発表。7月1日以降に販売を開始します。

↑VAIO SX12

 

VAIO SXシリーズは、2021年にフルモデルチェンジを果たしており、今回はコンセプトはそのままに、最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載。また、電源の強化や放熱能力の向上などにより、CPUの性能を最適に制御する独自技術「VAIO True Performance」も採用しています。

 

カメラ機能も強化しており、Web会議などで自分の顔が最適な大きさで中心にくるようになる「自動フレーミング」や、背景ぼかしといった設定が可能。これらはVAIOの設定で変更できるため、ZoomやMicrosoft Teamsなどのアプリに依存することなく、利用できます。

 

このほか、5Gモジュールを選択可能になるなど、最新の通信規格にも対応しています。

 

VAIOとしてはVAIO SX12をコンパクト、軽量、堅牢、長時間すべてそろったモバイルPCと位置付けており、VAIO SX14は軽量モバイルでも生産性を追求した大画面モバイルとしているとのこと。

↑VAIO SX14

 

VAIO SX12のハイエンドモデル「VJS12590111B」の主なスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Pro(64ビット)。12.5型のディスプレイは、解像度が1920×1080ドット(フルHD)で、アスペクト比は16:9となっています。

 

インターフェイスは、有線LAN、USB 3.0、HDMI出力、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、ヘッドホン/マイクジャックをそろえています。

 

VAIO SX14のハイエンドモデル「VJS14590111B」の主なスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Home(64ビット)。ディスプレイは解像度が1920×1080ドット(フルHD)で、アスペクト比は16:9です。

 

インターフェイスは、有線LAN、USB 3.0、HDMI出力、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、ヘッドホン/マイクジャックを装備しています。

爽やかなブルーストーンカラーが美しい! 薄くて軽いビジネス・クリエイターノートPC「Prestige-14-A12SC-239JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、ビジネス・クリエイターノートPC「Prestige 14 A12」シリーズより、本体に爽やかなブルーストーンカラーを採用した「Prestige-14-A12SC-239JP」を、6月23日に販売開始します。税込価格は21万円前後。

 

同製品は、14インチサイズの本体で、薄さ15.9mm、軽さ1.29kgの、薄型・軽量が特徴のビジネス・クリエイターノートPCです。

 

CPUにハイブリッドコアアーキテクチャを採用してパワフルなPコアと省電力なEコアを備えた「第12世代インテル Core プロセッサー」、専用グラフィックス機能に「NVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Q デザイン」を搭載しています。専用グラフィックス機能のパワーを活用し、動画・画像編集ソフトや、3Dアニメーション作成、3Dデザイン制作などのクリエイティブソフトを使用することができます。

 

アメリカのMIL規格「MIL-STD 810G」に適合する高い耐久性と信頼性や、Windows Hello対応生体認証機能、プロ向けType-Cデバイスを接続できるThunderbolt 4 Type-Cなど、持ち運べるノートPCに必要な機能をしっかり備えています。

フルHD解像度と高フレームレートで快適にPCゲームをプレイ! MSI「Pulse-GL76-12UEK-452JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、「GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートPC「Pulse-GL76-12UEK-452JP」を、6月8日より順次販売開始します。税込価格は26万円前後。

 

同製品は、フルHD解像度、高フレームレートゲーミングに最適なGeForce RTX 3060 Laptop GPUに加え、ハイブリッドコアアーキテクチャを採用し、マルチタスク、ゲーミング、クリエイティブなどあらゆる用途で処理性能が大幅に向上した「第12世代インテル Core i7 プロセッサー」を搭載。高性能CPUとGPUの組み合せにより、バトルロイヤルやFPSゲームを、フルHD解像度でフレームレート100以上を安定的に維持できるパフォーマンスを可能にしています。

 

カクツキや残像感の少ない滑らかな映像表示で、バトルロイヤルやFPSゲームに適した「滑らか表示ディスプレイ(144Hz)」を標準搭載。マルチタスク性能が大幅に向上したことで、PCゲームの起動と並行して動画配信ソフトを起動し、ゲームプレイを配信するときにも高速・快適動作が可能。長時間のゲームや配信でも安定動作をを可能にするための、強力冷却システム「Cooler Boost 5」を搭載しています。

新シリーズ「FV3」登場! パナ「レッツノート」2022年夏モデル全4シリーズ、6月17日から順次発売

パナソニック コネクトは、ノートPC「レッツノート」の2022年夏モデル「SV2」「QV1」シリーズを6月17日に、「FV3」「FV1」シリーズを7月15日に発売します。

 

新シリーズ「FV3」は、第12世代「インテル Core i7-1260P プロセッサー」を搭載。性能重視のP-coreと電力効率重視のE-coreのハイブリッド構成で、マルチタスク処理のスピードと安定感が向上しました。レッツノート初となる「Windows Hello Enhanced Sign-in Security」に対応し、新機能「明るさ補正、背景ぼかし、顔位置自動補正」を搭載しています。

 

「QV1」シリーズに続き、今シーズンから「SV2」シリーズもeSIMを搭載したデュアルSIM対応モデルが登場。外出先や移動中でも簡単にインターネットに接続可能で、環境に応じて最適な通信手段を選択できます。

 

今回発売となる夏モデルはすべて、メモリー16GB、PCIe 4.0対応の高速SSD 512GBに統一。高パフォーマンスを支える独自設計「Maxperformer」を搭載しています。

 

レッツノート独自アプリ「Panasonic PC快適NAVI」のアップデートにより、FV3/FV1/QV1シリーズは、内蔵ディスプレイを低解像度に変更して消費電力を抑制できます。FV3/FV1シリーズはクリアな音声で“話す・聞く”ことができ快適にWeb会議ができる「COMFORTALK(コンフォトーク)」を搭載しています。

 

ラインナップの詳細と予想実売価格は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

E-Inkタブ「HUAWEI MatePad Paper」は価格や仕様などで気になる点もあるけど、実力ある製品だ

ファーウェイ・ジャパンは5月26日、日本向けの新製品発表会を実施。一挙9製品を発表しました。なかでもユニークな製品が「HUAWEI MatePad Paper」。ハイエンドタブレットの性能を備えながら、ディスプレイに電子ペーパー(E-Ink)を採用しており、読書やメモ取りに特化した製品となっています。

 

本記事では新製品9製品のうち、HUAWEI MatePad Paperを含むPC関連の4製品をレポートします。なお、もう1つの目玉製品であるメガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」については、以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

ビジネスツールな風合いの電子ペーパー搭載タブレット

HUAWEI MatePad Paperはファーウェイ初となる電子ペーパー搭載のタブレット端末です。ディスプレイに10.8インチと大きめなタッチパネル付き電子ペーパーを採用。同梱のタッチペン「HUAWEI M-Pencil」(第2世代)による手書き入力にも対応します。

↑HUAWEI MatePad Peper。手書きの書き心地がよく、ペンの追従性も良いため、メモを取りやすいです

 

電子ペーパーは紙に近い表示性能を備えるディスプレイで、液晶や有機ELなどと比べると、長時間閲覧しても目が疲れづらく、また表示の書き換えが少ない電子書籍などの閲覧では省電力という特徴もあります。

 

背面は合皮製で、見た目はいかにもビジネスツールといった風合い。マグネット装着式の専用カバー(同梱)をカチャッと装着した様子は、大判のビジネス手帳か豪華な装丁本のようにも見えます。付属のHUAWEI M-Pencil(第2世代)は、本体にマグネットで取り付けて一緒に持ち歩けます。

↑電子ペーパーは目に優しく、直射日光下でも見やすい画面です

 

ケースなしでの大きさは約182.7×225.2×6.65mmで、重さは約360gとなっています。薄型で雑誌も見やすい大きさですが、片手持ちではやや持て余すサイズにも思えます。また生体認証は、電源ボタンが指紋認証対応型となっています。このほか充電はUSB Type-Cポートを備えており、ケーブルも付属します。

↑外装はフェイクレザーを採用。手帳のような質感です

 

ペン入力のレスポンスは良く、スピーカーの音響も良好

ペン入力では4096段階の筆圧検知に対応。レスポンス良く手書きメモを作成できます。メモのテンプレートとして、罫線やドット、グラフといった紙のノートブックでおなじみのものから、議事録やToDoリストなどの実用的なものまでそろっています。もちろん、電子書籍やオフィスファイルなどへメモを書き込むことも可能です。

 

なお、タブレット端末でもあるため、Wi-Fiに接続すればWebサイトなども閲覧できます。YouTubeの動画を再生することも可能です。とはいえ、電子ペーパーの性質上、動きのある映像を再生すると残像が残ってしまい、あまり実用的とは言えないでしょう。

 

ちなみに、ステレオスピーカーを内蔵しており、音響は良好。読書しながら音楽やWebラジオを聴くといった使い方もできそうです。

 

タブレットとしては高級だけど、価格相応の実力もある

OSはファーウェイ独自のHarmonyOS 2を搭載しています。Google アカウントやGoogle Play ストアには対応してません。この点は注意が必要でしょう。

 

ただし、HarmonyOSはAndroidと互換性があり、電子書籍アプリなども動作します。Amazon アプリストアなどを導入すれば、Kindleアプリも動作するようです。

↑アプリ一覧画面などは一般的なAndroidとはやや異なる作り

 

電子書籍に限って言えば、独自のストア「HUAWEI Books」で日本語版の電子書籍の取り扱いが開始されており、日本語書籍は約10万冊取り扱います。なお、6月30日までにHUAWEI MatePad Paperを購入した人にはキャンペーンとして、1000円分の電子書籍クーポンが提供されます。

 

もう1つ注意点として、HUAWEI MatePad Paperは一般的なAndroidタブレットのように横画面に回転させることができない仕様となっています。HUAWEI Booksでは横画面での見開き表示が可能ですが、Kindleなどの他社製アプリの多くでは見開き表示に非対応です。

↑HUAWEI Booksの電子書籍は設定メニューから見開き表示が選べます

 

また、実用面で気になるのは内蔵ストレージの容量が約64GBと控えめで、外部ストレージに対応していない点です。さらに、ケースとペンが付属するとはいえ、価格は6万4800円(税込)とタブレット端末としては高級な点も気になります。

 

もっとも、大画面の電子書籍デバイスかつ、レスポンスの良いデジタルノート機器と考えれば、価格相応の実力を備えているのは確かです。

 

PCやWi-Fiルーターも拡充

5月26日の製品発表会では、9製品が一挙に発表されました。PC関連製品では、Windows PC「MateBook」のマイナーチェンジモデルが2機種と、Wi-Fiルーターの高性能モデルが1機種投入されています。

↑PC関連では4製品が新発表

 

14インチのノートパソコン「HUAWEI MateBook 14 2022」には、AMD製のRyzen 5500Uプロセッサー搭載モデルが登場。メモリー8GBモデルが12万6800円(税込)、16GBモデルが13万6800円(税込)で、26日から販売しています。

 

狭額縁で縦横比3:2のIPS液晶ディスプレイを備えており、事務作業などを効率良く行える仕様となっています。また、USB Type-C端子での急速充電や、指紋センサー一体型の電源ボタン、キーボードに内蔵されているインカメラなど、見どころが多い1台です。

↑HUAWEI MateBook 14 2022

 

↑ファーウェイ製のタブレットを拡張ディスプレイとして使えます

 

↑カメラはキーボードの中に格納されています

 

2in1 PCの「HUAWEI MateBook E」には、メモリー16GB/ストレージ512GBのスペック強化モデルが登場。価格は16万9800円(税込)で、こちらも26日から販売しています。

 

12.6インチの有機ELディスプレイや、インテル製プロセッサー搭載するほか、重さは約709gと軽量なWindowsタブレットです。付属のフルサイズキーボード(約440g)を装着すると、ノートパソコンとしても活用できます。

↑HUAWEI MateBook E

 

↑キーボードを取り付けてPCとして、取り外せばタブレットとして使えます

 

Wi-Fiルーターは、メッシュWi-Fi対応の高機能タイプ「HUAWEI WiFi Mesh 7」が発表されました。1ユニットモデルが2万2880円(税込)で、2ユニットモデルは4万4880円(税込)。6月9日発売です。

 

メッシュWi-Fiは建物の各所に置いたWi-Fiルーターが連動して、建物全体をWi-Fiで満たすというシステムです。HUAWEI WiFi Mesh 7は最新規格のWi-Fi 6に加えて、ファーウェイ独自規格のWi-Fi 6 Plusをサポート。ファーウェイ製のモバイル機器で高速な通信が可能としています。発売済みの小型モデル「HUAWEI WiFi Mesh 3」など、ファーウェイのメッシュWi-Fiルーターと組み合わせても利用できます。

↑HUAWEI WiFi Mesh 7

 

↑Wi-Fiの電波の浸透具合をアプリで確認できます

 

メガネ型のスピーカー「HUAWEI Eyewear」をはじめとしたオーディオ、ヘルスケア製品計5機種については以下の記事をご覧ください。

メガネ型スピーカーのHUAWEI Eyewearは音漏れしにくいし、軽いし、デザイン良いしでもはやメガネじゃん!

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

夏はリゾート気分でワーケーション! 静かすぎる「ノートPCクーラー」で、酷暑の熱暴走対策を

もうすぐ本格的な夏がやってきます。夏は開放的な気分になれるので良いですよね。しかし近年では、体力がゴリゴリ削られるほど鬼のような酷暑となってしまう、真夏の日本。開放的にバカンス気分でワーケーションやABW(アクティブベースドワーキング)をエンジョイしたいところですが、やはり心配なのがノートPCの熱暴走。

↑海辺のワーケーションもアリ?(筆者撮影)

 

うだるような暑さ、つらいのは人間もPCもきっと一緒です。人間同様PCも過酷な暑さ(熱さ)から解放してあげる必要があります。

 

先日オウルテックから、夏本番を前に、メタルメッシュ素材を採用したノートPCクーラー2タイプが発売されました。125mmの大口径デュアルファン搭載で効率よく冷却する、最大15.6インチまで対応の「ノートPCクーラー Silent Cooler(OWL-NOTECOOLER106)」と、6基のファンで強力に冷却する、最大17インチまで対応の「ゲーミングノートPCクーラー EXTREME COOL(OWL-GNOTECOOLER-RGB)」です。税込価格は、OWL-NOTECOOLER106が3980円で、OWL-GNOTECOOLER-RGBが5980円。

↑ノートPCを効率よく冷却 最大15.6インチまで対応 125mmデュアルファン搭載 ノートPCクーラー Silent Cooler(OWL-NOTECOOLER106)

 

↑6基のファンでノートPCを強力冷却 17インチまで対応 ゲーミングノートPCクーラー EXTREME COOL(OWL-GNOTECOOLER-RGB)

 

OWL-NOTECOOLER106は、125mmデュアルファンで効率よくノートPCを冷却。ファンの速度は5段階で調整可能で、本体下部には現在のファン風量が確認できる液晶ディスプレイが搭載されているので、風量がわかりやすく、調節も簡単です。スタンドの角度も5段階で変更可能。

 

OWL-GNOTECOOLER-RGBは、98mmと70mmの大小計6基のファンでノートパソコンを強力冷却。稼働するファンを3パターンから切り替えられます。ファンの速度は6段階で調整可能。特に昨今の「AAAタイトル」と呼ばれるヘビーなタイトルは、PCにかかる負荷も相当なもの。そんなときに強力かつ効率的に熱を逃がすことができるので、PCゲームライフの心強い相棒となってくれるのは間違いありません!

 

また、“ゲーミング”らしく、側面には7色のRGBイルミネーションも搭載しており、発光パターンも7種類から自由に切り替え可能。オフ会やLANパーティなどでも注目を集めそうです!

 

スタンドの角度は5段階で変更可能で、本体脚部にはスマホを立て掛けておくことができるスタンドも付属。攻略情報やTwitterなどがスマホで見やすくなっているのも、ゲーム愛好家にはうれしいポイントでしょう。

 

OWL-NOTECOOLER106もOWL-GNOTECOOLER-RGBも、実際に動いているファンの稼働音を聞いてみましたが、どちらもビックリするほど静かでした! 音が気にならないので、パブリックスペースでのリモートワークや、フリーアドレスのオフィスまで、幅広く利用できますね。

 

開放的気分になれる真夏のワーケーションのお供にピッタリなノートPCクーラーで、熱暴走の不安からも解放されましょう!

リサイクル素材を活用! サステナブルなマルチモードPC「Lenovo Yoga 670」5月20日発売

レノボ・ジャパンは、13.3型マルチモードPC「Lenovo Yoga 670」を、5月20日に発売します。税込価格は14万円~。

 

同製品は、天板のファブリック素材やクッション材などにリサイクルプラスチックを活用し、環境への負荷を低減。天板のファブリックカバーには50%、電源アダプターには30%、バッテリーには25%、クッション材には90%のリサイクルプラスチックを用いており、梱包材にはFSC認証を受けた資材を使用しています。

 

13.3型ディスプレイはアスペクト比16:10で縦に作業領域が広く、解像度はWUXGA(1920×1200)、広色域sRGBカバー率100%。ペン入力にも対応し、Lenovoデジタルペンを同梱しています。

 

エッジ部分は丸みを帯びたデザインで、手にフィットして持ち運びやすい設計。USB Type-C×2、USB Type-A×2、HDMI、microSDカードスロットを備えています。

 

CPUには最新のAMD Ryzenモバイル・プロセッサーを搭載。Dolby Vision、Dolby Atmosに対応。「Fn+Q」キーでファンの回転数を切り替えられるSmart Power機能により、製品のパフォーマンスを制御することが可能です。

マルチタスクも快適に! 「ASUS X515EA/X515JA」新たに6モデルを追加……5月9日発売

ASUS JAPANは、15.6型「ASUS X515EA/X515JA」シリーズに、6モデルの追加を発表しました。現在予約販売中で、販売開始予定は5月9日。

 

ASUS X515EAは、第11世代インテル Core i7 プロセッサーとIntel Iris Xe グラフィックスを搭載し、動画編集や画像編集で快適な操作が可能。SSD 512GBのPCIe接続の高速なストレージを搭載し、幅広い用途で使用できます。税込価格は14万9800円。

 

ASUS X515JAは、あらゆるシーンで利用できる、第10世代インテル Core i5 プロセッサー搭載モデルをはじめ、第10世代インテル Core i3 プロセッサー搭載モデルの5モデルを用意。税込価格はCore i5搭載モデルが8万9800円~10万9800円、Core i3搭載モデルが6万9800円~9万9800円です。

 

すべてのモデルに15.6型ディスプレイを搭載しながら、軽さは約1.8kg。フルサイズキーボード右側にはテンキーも搭載しており、表計算や文書作成にも活用できます。

VAIOからノートPCで最高クラスの性能を追求した15.6型ノートPC「VAIO S15」登場

VAIOは4月26日、15.6型のノートPC「VAIO S15」を発表。5月下旬以降に発売します。店頭での想定価格は21万9800円(税込)から。

 

今回登場のVAIO S15は、2019年11月にフルモデルチェンジ以降、約2年半ぶりの製品更新となります。新モデルはノートPCで最高クラスの性能と、耐久性の高い筐体を追求したそうです。

 

性能面ではCPUに、ハイパフォーマンスが期待できるインテル Core i5-12500H プロセッサー/インテル Core i7-12700H プロセッサーを搭載。クリエイティブ作業で新たな挑戦ができるほか、普段使いでも数年経っても快適に使用できるとしています。

 

また、メモリーには最新規格のDDR5メモリーを採用し、前世代のDDR4メモリーに比べてデータ転送速度が80%高速化。あらゆる動作で高いレスポンスを実現したといいます。さらに、VAIOとしては初めて、メモリーの容量を64GBまで選択できるようになっています。

 

このほか、最新のWi-Fi 6Eや、Web会議などで役立つAIノイズキャンセリング機能などに対応しています。

 

加えて、カメラ機能もアップデート。Web会議ツールに依存することなく背景をぼかす機能や、映っている自分の顔を認識して画面のセンターにフレームを合わせる機能などを利用できます。

 

ラインナップは、VJS15590111B(ブラック)/VJS15590211W(ホワイト)、VJS15590311B(ブラック)/VJS15590411W(ホワイト)の4機種で、基本スペックは下記のとおりです。

モデル名 VJS15590111B VJS15590211W VJS15590311B VJS15590411W
CPU インテル Core i7-12700H プロセッサー インテル Core i5-12500H プロセッサー
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレイ 15.6型、アスペクト比16:9、解像度1920×1080ドット
インターフェイス 有線LAN、USB 3.0(給電機能付き)、USB 3.0×2、HDMI出力、ミニD-sub、マイク入力/ヘッドホン出力、Blu-ray Discドライブ、SDメモリーカードスロット 有線LAN、USB 3.0(給電機能付き)、USB 3.0×2、HDMI出力、ミニD-sub、マイク入力/ヘッドホン出力、DVDスーパーマルチドライブ、SDメモリーカードスロット
本体サイズ 約幅361.4×高さ22.0~26.0×奥行254.3mm
重量 約2.25kg
OS Windows 11 Home 64ビット
想定価格 25万9800円(税込) 21万9800円(税込)

 

VAIOによると、15.6型のノートPCはコンシューマー市場で人気が高く、特に動画や写真編集といったクリエイティブ用途での支持と、長く安心して使いたい層からの支持を集めているとのこと。今回も、同じ層から注目されそうです。

反射の少ないノングレアディスプレイを採用! ウェブカメラも強化された「LG gram」2022年モデル……5月下旬発売

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の2022年モデルを、5月下旬から順次発売します。

 

LG gramは、2016年に日本発売を開始した、軽量&スリムなコンパクトデザインで、耐久性と長時間駆動が特徴のモバイルノートPC。

 

今回発売される2022年モデルは、17インチ、16インチ、14インチの3サイズ、カラーはオブシディアンブラック、チャコールグレー、スノーホワイトの3色で展開し、主要9モデルのほか、販売店限定モデルもラインナップ。主要9モデルそれぞれの予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

 

14インチモデルの場合、999gの軽さに、駆動時間最大26時間のバッテリーを採用。16、17インチも、一日なら充電を必要としない長時間駆動が可能。各種マグネシウム合金を使用したフルメタルボディを採用し、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さで、耐久性も備えています。

 

4個のPコアと8個のEコアで、計12個ものコアを実装する新しいアーキテクチャを採用し、高いパフォーマンスの第12世代インテル Core プロセッサーを搭載。メモリもデュアルチャネルのLPDDR5 5200MHz、ストレージにはGen4 NVMe SSDを採用し、高速なデータ転送によってCPUのパフォーマンスを最大限に引き出します。

 

また、今回発売モデルは、反射の少ないノングレア仕様のIPS液晶ディスプレイを採用。ノングレアディスプレイの欠点でもあった輝度の低さを改善し、より明るく鮮明な画質になっています。ウェブカメラもHDからフルHD(1920×1080)に強化し、ノイズキャンセリングに対応したマイクも搭載しました。ビジネスでのパフォーマンスやセキュリティを強化するため「LG Glance by Mirametrix」を搭載し、安全性と利便性を高めています。

デル、“プレミアムな13インチ”国内発売決定! 「XPS 13 Plus ノートパソコン」

デル・テクノロジーズは、個人向けプレミアムノートPC「XPS 13 Plus ノートパソコン」の、国内販売予定を発表しました。

 

同製品は、第12世代インテル Core プロセッサーと、最新のバッテリー テクノロジーを搭載し、軽量設計でバッテリー持続時間が向上した、13インチノートPC。以前の同じサイズのモデルと比較して、最大2倍の性能を発揮します。大きくなったデュアル ファンによりエアフローが最大55%増加。Dell Performanceは、静音、パフォーマンス、冷却、最適化と4つのモードで、ファンの速度とバッテリー持続時間を調整可能です。

 

本体デザインはCNC削り出しアルミとガラスを使用して製造され、ほぼ縁のないインターフェイスのコレクションにより、全体的な設計がシンプルになり、スタイリッシュで洗練された外観です。

 

バックライト付きタッチ機能列を使用するとメディアとファンクション キーを簡単に切り替え、必要なアイコンのみを前面に出せる「タッチファンクションメディアキー」を搭載。キーボードは縁のない「ゼロラティス キーボード」で、これまで以上に大きく、より深いキーキャップを備えています。タッチパッドはシンプルでモダンなデザインの、シームレスなガラス製です。

 

サイズは約W295.30×H15.28×D199.04mm、重量は約1.23kg~。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応。カラーバリエーションは、プラチナとグラファイトの2色です。

外出先も“職場”になるクリエイティブ環境! MSIのモバイルワークステーション「CreatorPro M16 A12U」

エムエスアイコンピュータージャパンは、プロフェッショナル向けグラフィックス機能「NVIDIA RTX Laptop GPU」と「第12世代インテル Core プロセッサー」を搭載したモバイルワークステーションの16インチモデル「CreatorPro M16 A12U」を、4月21日に発売します。税込価格は33万3000円前後。

 

同製品は、3D CADや3Dモデリングなど、3Dグラフィックを用いたクリエイティブソフトで、高速動作や安定動作が可能なプロフェッショナル向けグラフィックス機能「NVIDIA RTX Laptop GPU」の最新モデルと、ハイブリッドコアアーキテクチャを採用してパワフルなPコアと省電力なEコアを備え、性能が向上した第12世代インテル Core プロセッサーを採用したモバイルワークステーション。バックパックなどに収納して持ち運べる16インチサイズの本体に、アスペクト比16:10、WQXGA(2560×1600)のGolden Ratio ディスプレイを搭載。メモリは32GBを標準搭載しています。

 

本体には、BIOSパスワードロックやストレージの暗号化機能を使用する際に必須となるハードウェアTPM2.0を内蔵し、ハッキングやデータ漏洩など万が一のリスクに対するセキュリティ機能を搭載しています。パスワード入力不要で簡単・安全にWindowsへログインできるWindows Hello対応指紋認証リーダーを搭載し、ワンタッチで素早くログインできます。

チャートでわかる、今注目のノートPCシリーズ「HUAWEI MateBook」の中であなたにピッタリなモデル

ファーウェイは3月、14インチのエントリーモデル「HUAWEI MateBook D 14」、14インチのスタンダードモデル「HUAWEI MateBook 14」、同社初の有機ELディスプレイを搭載した2in1ノートPC「HUAWEI MateBook E」と、一挙に3つのノートPCを発売しました。

 

ここ数年、着実にノートPCを発売し続けてきたファーウェイですが、今回の新モデル登場によってラインナップが充実。さまざまな要望に応えられる、豊富な製品がそろっています。そんな、HUAWEI MateBookはシリーズ全体を通して、上質なデザインと、高性能なディスプレイとスペック構成が魅力。ハイエンドモデルからエントリーモデルまで、高いレベルでデザインと性能を両立させています。

 

加えて、外部ディスプレイ「HUAWEI MateView」や、タブレット「HUAWEI MatePad」などと連携して、デバイス間のデータ転送や画面共有が簡単にできる独自機能「スーパーデバイス」も優位点といえます。

 

本記事では、そうした見どころの多いHUAWEI MateBookをチャートで紹介。豊富なラインナップの中から、チャートを辿って、自分にピッタリの1台を見つけてみましょう。

 

一般的なノートPC選びは、用途、ディスプレイサイズ、スペックで決める

チャートに入る前に、簡単に一般的なノートPCの選び方を見ていきましょう。ノートPCを選ぶうえで重要なのは、用途、ディスプレイサイズ、スペックの3点です。

 

用途は主に4つに分類

ノートPCの用途は大きく分けて、下記の4つに分類できるでしょう。

・ビジネス作業

・PCゲームのほかに映画やドラマといったエンタメを楽しむ

・ビジネス・エンタメと幅広く使える自宅据え置き

・動画編集やイラスト制作などのクリエイティブ作業を楽しむ

 

外出先に持ち運ぶか、自宅据え置きかなどで選ぶディスプレイサイズが変わる

ディスプレイサイズは、UMPC(Ultra-Mobile PC)のような超小型ノートPCを除いて、10.1~17.3インチまでのモデルが多いです。その中で、外出先に持ち運んで使用することを想定するなら、本体がコンパクトで軽量な画面サイズの小さいモデルを、自宅据え置きやPCゲーム・クリエイティブ作業をこなすなら大画面モデルを選ぶのがいいでしょう。

 

目安としては、外出先で使うことがメインであれば画面サイズは13.3インチまで、テレワークや在宅・出社など複数の働き方を組み合わせるハイブリッドワークに対応するなら13.3~14インチ自宅据え置きや大画面で作業するなら14インチより大きいサイズとなります。

↑HUAWEI MateBook 14は名前のとおり、14インチのディスプレイを搭載。それでいて、本体サイズは13.3インチクラスに収まった、コンパクトなモデルです

 

ビジネス用途でも高性能が必要、PCゲーム・クリエイティブはさらにハイスペックがいい

スペックは用途に合わせて決めると選びやすいです。たとえば、複数のアプリを立ち上げてのマルチタスクや、オンライン会議で資料を見せながら説明といったビジネス作業では、高性能なCPUと十分なメモリー容量が求められます。

 

具体的には、CPUはインテル Core i5/AMD Ryzen 5以上、メモリーは8GB以上が最低限必要。これは外出先でも使うモバイルノートPCであっても、在宅作業がメインの自宅据え置き用ノートPCでも共通です。

 

PCゲームを快適に遊ぶなら、CPUはより高性能なうえに、3Dグラフィック描画用のGPUも搭載したいところ。また、複数のゲームタイトルを保存するためにストレージも余裕がほしいですし、ゲームタイトルによってはメモリー容量も求められます。

 

そのため、CPUはインテル Core i7/AMD Ryzen 7、メモリーは16GB以上、ストレージは512GB以上のほか、dGPU(外付けグラフィックス)搭載モデルが望ましいです。

 

クリエイティブ作業の場合は、動画編集を本格的にこなすのであれば、PCゲームをプレイするのと同程度のスペックが必要です。ただ、短くて簡単な動画の編集や写真編集くらいであれば、dGPU非搭載モデルでも対応できます。

 

また、イラストは簡単なものを制作する程度なら、ビジネス作業で求められるスペックと同程度で問題ないでしょう。ただし、ペン入力対応は必須です。

 

映像視聴を重視するなら解像度とアスペクト比をチェック

同じエンタメでも、ストリーミングサービスで映画やドラマを楽しむくらいであれば、そこまでのスペックは必要ありません。ただ、ディスプレイの性能、特にどれだけ細かく表示できるかを示す解像度と画面のアスペクト比はチェックしたいポイントです。

 

解像度は、フルHD(1920×1080ドット)がひとつの目安。高精細な映像を鑑賞したいなら、フルHD以上の高解像度を選びましょう。一方のアスペクト比は、一般的なテレビと同じ16:9であれば、映像視聴に適しています。

 

なお、ディスプレイは液晶を採用しているモデルが多いですが、最近は有機ELを採用しているモデルも登場しています。こだわるのであれば、チェックしてみるといいでしょう。

↑HUAWEI MateBook Eは2in1のノートPCとしては珍しい、有機ELディスプレイを搭載しています

 

ノートPC選びで迷いがちな人は、まずは用途を決めてから、必要なディスプレイサイズとスペックを選んでいくとスムーズ。用途だけでも考えておくと、チャートも選びやすいはずです。もちろん、チャート以外でのノートPC選びにも活用できますので、参考にしてみてください。

 

自分にピッタリなモデルがわかる、HUAWEI MateBookの選び方チャート

ここからはチャートで用途やノートPCの使い方を確認しながら、自分にピッタリなHUAWEI MateBookをチェックしてみましょう。

 

手ごろな価格で、メインマシンとして使えるHUAWEI MateBook 14を選んだ人はコチラ

ハイスペックだから、ビジネス・エンタメ・クリエイティブのどれもいけちゃうHUAWEI MateBook X Pro 2021を選んだ人はコチラ

持ち運びに特化した、ビジネス・エンタメ・クリエイティブでも使えるHUAWEI MateBook Eを選んだ人はコチラ

16:9の横に広い画面で、オールラウンドな使い方ができるHUAWEI MateBook D 14を選んだ人はコチラ

 


HUAWEI MateBook 14

 

主に在宅が中心のビジネス作業で使うなら、14インチのスタンダードモデル・HUAWEI MateBook 14がおすすめです。CPUはCore i5-1135G7、メモリーは8GB/16GBと、ビジネス作業における必要スペックを満たしているほか、14インチの大画面でしかも表計算ソフトなどの作業で有利な、縦方向に長い3:2のアスペクト比を実現しています。また、タイムラインを追うようなWebサイトの閲覧などで有利な、タッチ操作にも対応(メモリー16GB搭載モデルのみ)。さらに、重量は約1.49kgと少々重いですが、オフィスやコワーキングスペースなどの拠点移動くらいなら持ち運びも可能です。

↑メタルボディをなめらかに見えるよう仕上げているため、見た目は薄く感じられます。実際、折りたたみ時の厚さは約15.9mmと、持ちやすい薄さを実現

 

直販価格は14万4800円(税込)から。少し値が張る印象かもしれませんが、ビジネスメインとなると平日8時間程度は使用します。それだけの長時間で、快適に作業できるかどうかは重要なポイント。しかも数年にわたって使用するはずです。最初の投資で、長期間ビジネス作業に集中できる使い勝手のモデルを手にするという見方をすれば、コストパフォーマンスに優れていると捉えられるでしょう。

 


HUAWEI MateBook X Pro 2021

 

性能で妥協したくないなら、13.3インチのハイエンドモデル・HUAWEI MateBook X Pro 2021を選びましょう。CPUはCore i7-1165G7、メモリーは16GB、ストレージは1TB SSD(PCIe接続)と申し分ないスペックで、ビジネス作業はもちろん、簡単な動画編集もこなせます。

 

ディスプレイは、アスペクト比こそ3:2になってはいるものの、解像度が3000×2000ドットと高いため、高精細な映像を楽しめます。また、重量は約1.33kgと軽く、外出先に持ち運ぶモバイルノートPCとしても活躍できるはず。実売価格は24万84340円(税込)前後です。

↑画面のベゼルを狭くすることで、画面占有率は約91%を達成。ベゼルが気になりにくく、映像や写真を映すとコンテンツに没頭できます

 

 


HUAWEI MateBook E

 

外出先に積極的に持ち運んで使うなら、タブレットにもなる2in1タイプのHUAWEI MateBook Eがピッタリです。本体重量約709g、専用の「HUAWEI Smart Magnetic Keyboard」を装着しても約1.14kgと軽量なため、持ち運びがラク。また、スペックは上位モデルであればCore i5-1135G7、8GBメモリーなので、ビジネス使いのモバイルノートPCとして使えます。

↑HUAWEI Smart Magnetic Keyboardを外すと、大画面タブレットとして使用可能。また、ほかのノートPCと連携させて、ノートPCのサブディスプレイとして使うこともできます

 

さらに、12.6インチのディスプレイは解像度が2560×1600ドットなうえに有機ELを採用。加えて、ペン入力にも対応しているため、場所を問わず使える映像視聴用もしくはイラスト制作用タブレットにも向いています。直販価格は8万8800円(税込)から。

 


HUAWEI MateBook D 14

 

ビジネス・エンタメ問わず、大きめな画面で使いたいなら14インチのエントリーモデル・HUAWEI MateBook D 14がいいでしょう。スペックはCPUがCore i5-1135G7、メモリーが8GBと、ビジネス使いでは十分なパフォーマンスが期待できます。

↑ディスプレイが180度開閉するため、対面の相手に画面を見せたり、机に立てかけて高い位置でディスプレイを見ながら作業したりできます

 

また、ディスプレイの解像度は1920×1080ドットとこちらも十分です。アスペクト比は16:9なので、ほかのモデルに比べるとビジネス用途では見劣りしそうですが、まだまだ一般的なノートPCだと16:9は多いですし、映像を楽しむのには向いています。直販価格は12万9800円(税込)です。

 

チャートでベストなモデルにたどり着いたかとは思いますが、ほかのモデルと見比べてみたいことでしょう。そこで最後に、4モデルのスペック表を用意しました。チャートで選んだモデルとほかのモデルを比較しながら、自分にピッタリの1台はどれか、検討してみてください。

※記事中のすべての製品画像はグローバルモデルです。日本で販売されているモデルは日本語配列のキーボードとなります。

 

HUAWEI MateBook X Pro 2021 HUAWEI MateBook 14
CPU 第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサー 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリー 16GB 8GB/16GB
ストレージ 1TB NVMe PCIe SSD 512GB NVMe PCle SSD
ディスプレイ 13.9型(3000×2000ドット、アスペクト比3:2)、画面占有率91%、輝度450ニト、タッチ操作対応 14型(2160×1440ドット、アスペクト比3:2)画面占有率90%、輝度300ニト、タッチ操作対応
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C×2(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2、ヘッドホン出力/マイク入力 USB Type-C(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2×2、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力
その他 指紋電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス 指紋認証一体型電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス
サイズ 約幅304×奥行き217×高さ14.6mm 約幅307.5×奥行き223.8×高さ15.9mm
重さ 約1.33kg 約1.49kg
OS Windows 10 Home(今後、Windows 11 Homeにアップデート予定) Windows 11 Home

 

HUAWEI MateBook D 14 HUAWEI MateBook E
CPU 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー 第11世代インテル Core i3-1110G4 プロセッサー/第11世代インテル Core i5-1130G7 プロセッサー
メモリー 8GB 8GB
ストレージ 512GB NVMe PCle SSD 128GB/256GB NVMe PCIe SSD
ディスプレイ 14型(1920×1080ドット、アスペクト比16:9)、画面占有率84%、輝度250ニト 12.6型(2560×1600ドット、アスペクト比16:10)、画面占有率90%、輝度最大600ニト
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C、USB 3.2、USB 2.0、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力 USB Type-C(Thunderbolt 4、充電、ディスプレイ出力、データ転送)、ヘッドホン出力/マイク入力
その他 指紋電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス 指紋認証一体型電源ボタン、スーパーデバイス
サイズ 約幅322.5×奥行き214.8×高さ15.9mm 約幅286.5×奥行き184.7×高さ7.99mm
重さ 約1.38kg 約709g(タブレット時)、約1.14kg(キーボード装着時)
OS Windows 11 Home Windows 11 Home

 

チャートをやり直す場合はコチラ

第3弾はSSD搭載モデル! ドンキのUMPC「NANOTE NEXT」3万2780円……5月16日発売

ドン・キホーテは、オリジナルブランド「情熱価格」より、7インチUMPC「NANOTE NEXT(ナノート ネクスト)」を5月16日に発売します。税込価格は3万2780円。現在、発売に先駆けて予約受付も開始しています。

 

同製品は、2020年5月に発売開始した「NANOTE」シリーズの第3弾で、新たにSSDを導入しています。7インチ液晶、タブレットモード、360度回転キーボードという基本構造は変わらず、ユーザーから要望のあった内部仕様を改良したモデルとなっており、サイト表示速度は先代モデル「NANOTE P8(UMPC-02-SR)」と比較して、約150%アップしています。

 

4月25日まで、2000台限定でドン・キホーテ店舗やECサイトで予約を受け付けており、予約購入すると、一般発売よりも早い4月末ごろから受け取りが可能です。

タッチ機能搭載&360度展開できるコンバーチブル! 「書く、描く、働くを自由にする」ビジネスノートPCがMSIから

エムエスアイコンピュータージャパンは、360度展開可能なタッチ機能対応ディスプレイを搭載し、独自開発のアクティブスタイラス「MSI Pen」が付属するビジネスノートPC「Summit E13 Flip Evo」の、第12世代インテル Core プロセッサー搭載モデルを、MSI公式オンラインショップ「MSIストア」で、4月下旬に発売します。税込価格は27万円前後です。

 

CPUに最新のハイブリッドコアアーキテクチャを採用し、パワフルなPコアと省電力なEコアを備え性能が向上した第12世代インテル Core プロセッサーと、インテル Iris Xe グラフィックスを搭載し、インテル Evo プラットフォームに準拠。高速処理性能を備え、オフィスソフトやWebブラウザ、テレビ会議ソフトなどのマルチタスクでも快適な動作が可能です。グラフィックス処理性能も高く、動画・画像編集ソフトなどを使ったクリエイティブ作業にも活用できます。薄さ14.9mm、軽さ1.35kgの薄型軽量な本体デザインで、最大12時間(JEITA 2.0)動作可能なバッテリーを搭載しています。

 

本体には360度展開やタッチ機能にも対応した、アスペクト比16:10、WUXGA(1920×1200)解像度の「Golden Ratio ディスプレイ」を搭載。直感的な操作性ができ、ノートPCモード、タブレットモード、テントモードなど様々なスタイルで、プライベートやビジネス、クリエイティブなど、幅広いシーンで利用可能です。付属のMSI Penは、4096段階の筆圧感度に対応。ペン内部にはマグネットを内蔵しており、本体側面に固定すれば楽に持ち運びできます。スペックの詳細は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

第12世代インテル Core プロセッサー搭載! デル「Inspiron」ノートPC5製品を発売

デル・テクノロジーズは、「New Inspiron 16 ノートパソコン」「New Inspiron 16 2-in-1 ノートパソコン」「New Inspiron 14 ノートパソコン」「New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン」「New Inspiron 13 ノートパソコン」を発売しました。

 

いずれもOSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応。最新の第12世代インテル Core プロセッサーを搭載しています。

 

New Inspiron 16 ノートパソコンは、アスペクト比16:10のフルHD+ディスプレイ搭載。250ニットの明るさで、室内でも屋外でも、映像を美しく表示します。税込価格は10万9980円~。

 

New Inspiron 16 2-in-1 ノートパソコンは、16:10のアスペクト比のディスプレイをスリムな2-in-1に搭載。4K UHD+有機ELディスプレイまで選択可能です。VESA認定DisplayHDR 500 True Black製品として、深い黒と多様な影によって、映像を鮮明に表示します。

 

17%薄くなった360度ヒンジによって汎用性が向上。パームレスト全体に渡るエッジツーエッジの、ガラスに近いマイラー素材と、30%大きくなったタッチパッドで、指紋や汚れへの対応を強化。別売オプションのアクティブ ペンは、ペアリング不要で、自然で正確な書き心地を提供します。税込価格は16万7980円~。

 

New Inspiron 14 ノートパソコンは、フルHDカメラとAIノイズ リダクション付きデュアル マイクを備え、ビデオ通話に最適です。16:10のアスペクト比により、コンパクトなサイズながら大画面が特徴。税込価格は9万8980円~。

 

New Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、標準の14インチ ディスプレイよりも表示領域が5.6%大きくなった16:10のフルHD+ディスプレイや、Waves MaxxAudio Proを搭載しています。

 

360度ヒンジによって汎用性が大幅に向上し、4つの異なるモードで作業可能です。リフトヒンジを採用しており、タイピング時の手首の疲れを軽減します。14%大きくなったタッチパッドによる、広々とした操作性が特徴。税込価格は12万1980円~。

 

New Inspiron 13 ノートパソコンは、最大QHD+ディスプレイと100%のsRGBカラーカバレッジによる鮮明な画質により、リアルな映像体験を表現。縁のないキーボード、4辺狭額縁、Type-C電源アダプターなどが追加。16:10のアスペクト比で、高さが拡張された画面に、より多くのコンテンツを表示できます。なお、New Inspiron 13 ノートパソコンのみ、Dell.comで現在販売していません。

ビジネス向けモバイルノートPCはどう選ぶべき? 最新「HUAWEI MateBook 14」でポイントを探る

ここ数年でリモートワークが身近になり、会社だけでなく自宅やカフェ、コワーキングスペースなどで仕事をする機会が増加。仕事をする場所が決まっているときはどんなノートPCでも問題なかったのですが、場所を移動して作業するとなると、ビジネス向けのモバイルノートPC選びもちょっと変わってきます。

 

そこで、3月に登場したばかりのスタンダードなモバイルノートPC「HUAWEI MateBook 14」を例に、モバイルノートPC選びで重視したいポイントやトレンドを紹介していきます。

 

最初に見るべきポイントは「画面サイズ」「基本性能」「軽さ」

モバイルノートPCを選ぶうえでの基本となるのが、①「画面サイズ」②「基本性能」③「軽さ」の3つ。ここでは「HUAWEI MateBook 14」を例に、この3つのポイントをどういった基準でチェックすればいいのか解説します。

↑HUAWEI MateBook 14は3月18日に発売されたばかりのモバイルノートPCです

 

①画面サイズの主流は13.3~14型

一般的なノートPCだと、15.6型の大きなサイズが主流。画面が大きくて見やすいのですが、そのぶん本体サイズは巨大化し、重量も重たくなりがちで、モバイルノートPCには向いていません。

 

そのため、モバイルノートPCの主流は13.3~14型となっています。HUAWEI MateBook 14は、モバイルノートPCとしては大きめの14型を採用。作業のしやすさと持ち歩きやすいサイズ・重量を両立しているモデルです。

 

HUAWEI MateBook 14に関して言えば、うれしいのは、14型ながらも13.3型クラスに匹敵するほどコンパクトになっていること。これは画面周囲のベゼルを細くすることで実現しています。見た目がスタイリッシュというだけでなく、サイズ面でも有利になるデザインです。

↑狭額縁デザインを採用することで、14型ながら本体サイズをギリギリまでコンパクト化

 

②基本性能はCPU、メモリー、ストレージで決まるので要チェック

PCの基本的な性能は、CPUとメモリー、そしてストレージでほぼ決まります。とくにモバイルノートPC向けのCPUはここ数年で大きく性能が向上しており、5年前の製品から買い替えると、一番驚くポイントかもしれません。

モデル名 HUAWEI MateBook 14
CPU 第11世代インテル Core i5-1135G7 プロセッサー
メモリー 8GB/16GB
ストレージ 512GB NVMe PCle SSD
ディスプレイ 14型(2160×1440ドット、アスペクト比3:2)画面占有率90%、輝度300ニト、タッチ操作対応(16GBメモリーモデルのみ)
通信 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1
インターフェイス USB Type-C(充電、ディスプレイ出力、データ転送)、USB 3.2×2、HDMI、ヘッドホン出力/マイク入力
キーボード バックライト付き日本語キーボード
その他 指紋認証一体型電源ボタン、720P HD埋め込み型カメラ、スーパーデバイス
サイズ 約幅307.5×奥行き223.8×高さ15.9mm
重さ 約1.49kg
OS Windows 11 Home

↑HUAWEI MateBook 14の主なスペック。CPUやメモリー、ストレージなどは、スペック表から読み取れます

 

具体的には、5年前であれば、ミドルクラスの製品に多く採用されていたのがCore i5-7200U。これは2コアCPUで、1つのCPUの中に2つの頭脳が搭載されています。これに対し、HUAWEI MateBook 14が搭載しているのは、Core i5-1135G7。こちらは4コアCPU、つまり4つの頭脳が搭載されていることになります。動作クロック当たりの性能向上もありますので、実際は2倍以上の性能が期待できるでしょう。

 

複数のアプリを同時に使うことが増えた現在は、このCPUの性能が快適さに直結します。アプリを立ち上げる間の待ち時間が短縮され、アプリを終了しなくても別のアプリがサクサクと動く。たったこれだけのことでも、作業の効率は大きくアップするはずです。

 

続いて、軽く見られがちなメモリーですが、多くのアプリを同時に利用する場合にはとくに威力を発揮します。各アプリが必要とするメモリー量が増えていることもあって、今は最低でも8GBは必須。16GBあれば、とりあえず困ることはないといった基準になっています。デスクトップPCと違い、モバイルノートPCは後からメモリーを増量するのが難しいことが多いだけに、なるべく多いものを選んでおきたいところです。

 

ファイルを保存するストレージは、快適性を考えればHDDではなく、SSDを選びましょう。今はSATA接続とNVMe対応のPCIe接続の二択ですが、PCIe接続の方が、多くの場合、ファイルの転送速度が2倍以上高速。主流もPCIe接続となっていますのでよほどの理由がない限り、PCIe接続を選ぶのが無難です。

 

容量は、512GB以上がおすすめ。256GBでも当面問題はありませんが、メインPCとして使う場合、多くのアプリをインストールするほか、データもどんどん増えていきます。最低でも数年間は容量不足に悩まないためにも、512GBあると安心です。

 

以前からノートPCを使っている人であれば、「そこまでの性能は必要ない」と思われるかもしれませんが、リモート会議中にオフィスアプリを起動し、作成した資料を画面上で共有しながら説明する、なんていうのはよくあるシーン。性能の低いPCでも同じことはできますが、資料表示まで時間がかかる、アプリが突然落ちてしまうなどのトラブルの原因ともなります。それだけに、性能の余裕は大切です。

 

メーカー側でもそうしたニーズに応えるためか、HUAWEI MateBook 14のように、Core i5-1135G7、8GBもしくは16GBメモリー、512GB SSDを内蔵した、トレンドど真ん中のモデルも展開されています。

↑インテルのCore i5を搭載したモデルは、このようにシールが貼付されています。HUAWEI MateBook 14には、4コア/8スレッドのCore i5-1135G7を搭載。ミドルクラスのCPUながら、性能はかなり高いです

 

③軽さは1kg以下が理想だが、用途によっては1kg以上でもOK

モバイルノートPCの要ともいえる軽さ。本来であれば移動時の負担にならないよう、1kgを切っているのが理想ですが、これは常時携行して1日中外出している人向けの話です。作業場所を移動するくらいで、移動時間より利用時間の方が圧倒的に長いのであれば、そこまで重量にこだわる必要はありません。

 

とはいえ、2~3kgもある重たいノートPCを持ち運ぶのは非現実的です。

 

HUAWEI MateBook 14を見ると、重量は約1.49kg。超軽量というわけではありませんが、自宅内での移動、コワーキングスペースに持ち出す、出張時にカバンに入れていくといった用途であれば、十分な軽さです。これはひとつの目安にしてもいいでしょう。

↑重量は約1.49kgと決して軽くはないですが、片手で保持して移動するくらいは余裕です

 

モバイルノートPC選びの基本は以上の3つです。この基本を押さえつつ、さらに「あったほうがうれしい」ポイントを次に見ていきましょう。

 

HUAWEI MateBook 14に見る、モバイルノートPC選びでさらに気にしたい4つのポイント

スペック表からわかる情報だけで製品を選ぶと、実物が手元に届いたときに「思っていたのと違う……」となってしまいがち。もちろん、店頭で実物を見て買えばそんな食い違いは減らせますが、長期間使ってみなければ実感できない部分もあります。

 

こういった実際に使ってみないとわかりにくい部分を、HUAWEI MateBook 14を例にチェックしてみましょう。

 

チェックポイント1 アスペクト比と解像度

画面のサイズはスペック表ですぐにわかりますが、実感しづらいのはアスペクト比と解像度。一般的なのは16:9/1920×1080ドット(フルHD)で、画面サイズに関係なく、多くのノートPCで採用されています。

 

16:9は一般的なテレビと同じ比率で、見慣れているぶん受け入れやすいのですが、アプリを使い始めると少々不満に感じることがあります。横幅に比べて縦幅が圧倒的に狭いのです。

 

PDFの書類を見開き表示にしたら左右の余白が大きい、エクセルの表で表示できる範囲が狭いなど、もうちょっと何とかなってくれるといいのに……と思うでしょう。とくに書類関係を扱うことが多いビジネスシーンでは、感じやすいはずです。

 

HUAWEI MateBook 14は、解像度2160×1440ドット、アスペクト比3:2という液晶を採用。フルHDと比べて解像度が高いうえ、縦の比率が大きめとなっているため、書類を無駄なく表示できるのがメリットです。

 

また、純粋に解像度が高いため、表示できる情報量も多いです。これは、Excelファイルを開いてみるとよくわかるでしょう。

↑Office on the webのExcelを使い、テンプレートの請求書を表示してみたところ

 

1920×1080ドットでは、テンプレートの請求書の27行目までしか表示できなかったのに対し、2160×1440ドットのHUAWEI MateBook 14では、43行目まで表示。必要な情報が1画面にすべて収まっています。

 

チェックポイント2 バッテリー

外出先で利用するときに心配なのが、電源問題。電源が借りられる場所であればACアダプターで充電できますが、どこでも借りられるわけではありません。また、コンセントのある席が限られていることも多いでしょう。

 

そんなときでも安心できるのが、長時間バッテリー駆動が可能なモデル。1日中電源のないところで仕事をするなら、8時間以上が最低条件です。余裕を考えれば、10時間以上が目安となります。

 

HUAWEI MateBook 14のバッテリー駆動時間は、しっかり使える約12.9時間以上(JEITA2.0基準)。しかも、付属のACアダプターで急速充電を行なえば、15分で約2.5時間利用可能となるため、短時間しかコンセントが使えないといったときでも安心です。

 

なお、付属のACアダプターはUSB Type-CでPD対応なので、Androidスマートフォンなどほかの機器にも利用できます。

 

チェックポイント3 インターフェイス

モバイルノートPCは、自宅はもちろん、意外と外出先でも外部ディスプレイやマウスなどの周辺機器に接続する機会が多いはず。

 

そのときに重要なのが、インターフェイスの種類。USB Type-C対応の機器が増えてきたといっても、今でも主流はUSB Type-Aなので、USB Type-Aも搭載しているのが1つ目のポイントといえるでしょう。

 

2つ目は、HDMI。USB Type-Cからディスプレイ出力が可能な場合も多いですが、HDMI入力のある機器との接続には、変換ケーブルが必要です。その点、HDMIをもつモバイルノートPCであれば、先方のHDMIケーブルを借りるだけでよく、ピンチを切り抜けられます。

 

HUAWEI MateBook 14のインターフェイスを見ると、USB Type-A×2、USB Type-C、HDMIを装備しており、しっかりと対応できています。とくにUSB Type-A×2は、マウスのほかにUSBメモリーなども同時に使えますから、実用的な構成といえるでしょう。

↑右側面には、USB Type-A×2を装備。マウスとUSBメモリーなど、複数機器を接続できます

 

↑左側面は、USB Type-CとHDMI。間にあるのはヘッドホン出力です

 

ちなみに、HUAWEI MateBook 14に搭載されているUSB Type-Cは、USB機器の接続のほか、充電、ディスプレイ出力にも対応。USB PDに対応した外部ディスプレイとType-Cケーブルで接続すれば、充電とディスプレイ出力を1本でまかなうことも可能です。

 

チェックポイント4 生体認証やWi-Fi 6などの付加機能

必須ではないものの、あると便利な機能が生体認証。顔認証や指紋認証ができると、周囲に人がいる状態でパスワードを入力する機会が激減し、のぞき見でパスワードがばれてしまう危険が小さくなります。とくに屋外で使う機会が多い人には、安心の機能でしょう。

 

また、通信機能も重要。Wi-Fi内蔵は当然として、最新のWi-Fi 6に対応しているかがポイントです。最近はWi-Fi 6対応のルーターも低価格化してきているので、今はまだ導入していなくても、将来性を考えれば対応しておいて損はありません。さらに、外での利用が多いというのであれば、4Gや5Gといったモバイル通信に対応したモデルを選ぶのも手です。

 

これ以外にも、操作性を重視したければ指で画面に触れて操作できるタッチパネル、アプリからの意図しないカメラ利用を防ぐカバーなどもあると便利です。

 

HUAWEI MateBook 14は、このうち指紋センサーとWi-Fi 6、そしてタッチパネルが搭載されています。また、カメラは少々特殊で、ファンクションキーの中央部分に埋め込まれているタイプ。撮影の角度が急になる、膝に乗せて使うと顔が映らないといった難点もありますが、別途カメラを用意しなくてもリモート会議などに参加できるのは心強いです。

↑必要なときだけポップアップできるカメラを装備。不要なときはしまえるのがユニーク

 

↑電源ボタン一体型の指紋センサー。電源オン時に指を置いておけば、自動でサインインできます

 

 

HUAWEI MateBook 14は性能や使いやすさにこだわった、実用性の高い1台

モバイルノート選びのポイントをいくつもそろえたHUAWEI MateBook 14ですが、実際使ってみて感じた最初の印象は、モバイルノートPCとは思えないほど広い画面だということ。14型という数字以上に広く、アプリが利用しやすく感じました。16:9では表示できる情報が少なく、デッドスペースができてしまうのが、知らないうちにストレスになっていたようです。

 

操作性の面でいうと、大きなタッチパッドが魅力。ポインターの移動もスクロールも自在にできるため、小さいエリアを何度も指でこする必要はありません。

↑かなり大きなタッチパッドを装備。余裕をもってポインターの移動ができます。なお、キーボードの配列は英語ですが、こちらは試用機のため。製品版ではフルサイズ日本語キーボードです

 

さらに、メモリー16GBモデルであれば、画面にタッチパネルが搭載されています。ポインターを移動してボタンをクリック、また元の位置にポインターを戻して……なんていう作業は必要なく、直接画面上のボタンにタッチすればOKです。モバイルノートPCだと画面とキーボードの距離が近いため、意外とこの操作方法が便利。タブレットPCでないならタッチパネルは不要だ、と考えている人こそ、使ってもらいたいです。

 

なお、バッテリー駆動時間が長くて重量も約1.49kgと重ためというと、本体は分厚いようなイメージがありますが、HUAWEI MateBook 14の厚みは約15.9mm。かなりスリムなので、カバンへもしまいやすいです。

↑モバイルノートPCらしい薄型デザイン。本体に手を置いて長時間作業しても手首が痛くなりにくいでしょう

 

1kgを切るような軽量モバイルノートPCと比べてしまうと重たいうえに、特徴の少ないデザインは武骨な印象を与えがちですが、そのぶん性能や使いやすさにこだわっているのがわかるはず。ビジネスモバイルノートPCとして実用性の高い、魅力的な1台といえるでしょう。

 

懐にやさしいコスパの高さも製品選びの重要ポイント

HUAWEI MateBook 14は実売価格で14万4800円(税込)~と、そこまで高くありませんが、メインPCとは別のセカンドPCとして欲しいと考えると、もう少し安い方がうれしいのは事実です。

 

そこで、アスペクト比3:2やタッチパネルといった特徴にそこまでメリットを感じない、というのであれば、「HUAWEI MateBook D 14」という選択肢もあります。

 

解像度が1920×1080ドットのフルHD、タッチパネル非対応、メモリー 8GBと若干見劣りしますが、CPUはCore i5-1135G7、SSDもPCIe接続の512GBと、HUAWEI MateBook 14と同等で、実力は負けていません。

 

もちろん、モバイルノートPCであるとうれしい指紋センサーやカメラはしっかりと搭載しています。

↑画面がフルHDとなるため、それに合わせ横幅が若干大きめ。ただし奥行きは短くなっています

 

しかも、重量は約1.38kgと少し軽くなっているため、軽さ重視で選びたいという人もこちらを選ぶとよさそうです。

 

価格は12万9800円(税込)。HUAWEI MateBook 14よりも買いやすく、しかもデザインはほぼ同じで、安っぽさはありません。アルミ筐体による堅牢性も同等ですから、モバイルノートPCとして、安心して持ち歩けるでしょう。

 

なお、見た目はHUAWEI MateBook 14とそっくりですが、ユニークな点として、画面が180度まで開きます。机で向かいに座った相手に画面を見せやすいほか、180度開いた状態でスタンドに立て、マウスとキーボードを接続してデスクトップPCライクに使う、といった活用も可能です。

↑画面が180度まで開くので、周囲の人全員に画面を見せるというのもやりやすいです

 

モバイルノートPCとしての重要ポイントはしっかりと押さえつつ、価格も抑えられているという良モデル。コスパを重視するなら、HUAWEI MateBook D 14を選んでも後悔しないでしょう。

 

ここまで、モバイルノートPCの選び方を見てきましたが、各ポイントを押さえながら10万円台半ばくらいで手に入るHUAWEI MateBook 14は、かなり理想的な製品といえるでしょう。一方で、よりコスパの高さを追求するならHUAWEI MateBook D 14を選ぶと、満足できるはず。今回挙げたポイントを参考にしながら、欲しい機能と価格帯を考えて、さまざまな製品と比べて検討してみてください。

 

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撮影/ヒゲ企画

3方向からPC収納部分にアクセス! VAIO×エース第3弾「ガジェタブルDP VAIOストア特別仕様」限定販売開始

VAIOは、VAIOストアにて、バッグ&ラゲージブランド「ace.」(エース)とコラボレーションしたビジネスリュック「ガジェタブルDP VAIOストア特別仕様」を、3月24日から数量限定で販売します。

 

VAIOとエースのコラボレーションは、2019年2月に「デュラテクトV|VAIO特別仕様」で初のコラボレーションを行って以来3回目。今回発売となるガジェタブルDP VAIOストア特別仕様は、スリムなボディに収納力を凝縮した、コンパクト設計のビジネスリュックで、前持ちした際も使いやすく電車内で邪魔になりにくい、エース「ガジェタブルシリーズ」国内生産バージョンのDPをベースにしています。

 

VAIO SX12、VAIO SX14、VAIO Z、VAIO S15(法人向けにはVAIO Pro PJ、VAIO Pro PK、VAIO Pro Z、VAIO Pro PH)を快適に持ち運ぶことにこだわった、3方向からアクセスできるPC収納機能など、VAIOストア専用機能が追加されたスペシャルバージョン。「14.0型ワイド対応 13Lタイプ」2カラー(ブラック・ネイビー)と、「15.6型ワイド対応 15Lタイプ」2カラー(ブラック・ネイビー)の、計4種のラインナップです。

 

本体生地は軽く丈夫な帆布にポリカーボネートPUコーティングを施し、撥水性を向上。PC収納部分は3方向からアクセス可能で、様々な利用シーンを想定して、置いたときに右肩、左肩どちらに背負ったままでもアクセスできる、ストレスフリーを目指した専用設計です。本室上部のデットスペースになる部分には、伸縮性・緩衝性のあるネオプレン素材のポケットをレイアウトしており、ACアダプターなどの小物入れとして利用できます。

 

握りやすい牛革のメインハンドルと、リュックハーネス部分にVAIOロゴをレイアウト。キャリーケースのバーに固定できるセットアップ機能は、縦にも横にも対応しています。ポケットのファスナースライダーは、固定できるYKK製セミオートマチックスライダーを使用。

 

税込価格は、14.0型ワイド対応 13Lタイプが3万7400円、15.6型ワイド対応 15Lタイプが3万9600円です。

インテル Celeron プロセッサー 6305搭載モデルが新登場! FCCL「FMV Chromebook 14F」3月25日発売

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、14型液晶搭載の「FMV Chromebook 14F インテル Celeron プロセッサー 6305搭載モデル」を、3月25日から順次販売開始します。市場想定価格は6万5780円。

 

同製品は、オンラインとリアルのハイブリッド環境下でのPC利用が増加するなか、シンプルかつ快適で、安全な環境を求める声が増えてきたことから開発されたChromebook。

 

数秒で起動し、セットアップもすぐに完了。開いてすぐに使うことができる、直感的なデザインの一台です。

 

安全性を重視した設計で、自動更新により、常に最新の状態に保つことができ、セキュリティ上の脅威に対する最新の保護機能が適用されます。

 

Androidスマートフォンと、ワイヤレスで写真や動画、ファイルなどを共有することができます。普段スマートフォンで使っているGoogleアカウントでログインすれば、簡単に連携できます。また、Google Playストアからアプリをダウンロードでき、ゲーム、映画、テレビ番組、書籍などが楽しめます。

 

資料制作アプリのGoogle ドキュメント、スプレッドシート、スライドを標準搭載しており、Microsoft Word、Excel、PowerPointのファイルを開いて、そのまま編集が可能。Web版のOfficeを使ったファイルの閲覧、作成、編集も行えます。

Dynabookからインテル最新CPU搭載のプレミアムな14型「dynabook R」などが登場

↑dynabook R9

 

Dynabookは3月18日、14型のプレミアムモバイルノートPC「dynabook R」シリーズ、13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook G9」、15.6型プレミアムスタンダードノートPC「dynabook T9」を発表しました。それぞれの店頭予想価格(税込)と発売日は下記のとおりです。

 

dynabook R9/29万円台前半/3月24日から順次発売
dynabook R8/25万円台前半/3月24日から順次発売
dynabook R6/22万円前後/3月24日から順次発売
dynabook G9/26万円台半ば/3月24日から順次発売
dynabook T9/27万円台半ば/3月24日から順次発売

 

今回発表の新モデルはすべて、1月に発表された最新CPU「第12世代インテル Core プロセッサー」を採用。パフォーマンスとモバイル性能を両立する「Pシリーズ」のCPUを搭載しています。

 

ハイスペックな証「インテル Evo プラットフォーム」に準拠した14型モバイルノートPC

「dynabook R9」は、同シリーズの中では最も性能が高いモデル。インテルが定めたノートPCのスペック要件を満たした「インテル Evo プラットフォーム」認証を取得しています。そのスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5)、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットとなっています。

 

本体は、約幅312.4×奥行き224.0×高さ15.9mmの13.3型サイズ。それでいて、ディスプレイは14型を採用しています。また、ディスプレイ解像度はWUXGA(1920×1200ドット)、アスペクト比は16:10を実現。さらにディスプレイ部は180度まで開閉できます。

 

インターフェイスは、USB 3.2×2、Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN、HDMI出力、マイク入力/ヘッドホン出力、microSDカードスロットをそなえています。このほか、重量は約1.05kg、バッテリーは約24時間駆動などとなっています。

 

dynabook R8とdynabook R6は一部スペック、重量、バッテリー駆動時間が異なります。dynabook R8のスペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、16GBメモリー(LPDDR5)、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビット。一方のdynabook R6は、インテル Core i5-1240P プロセッサー、8GBメモリー(LPDDR5)、256GB SSD、Windows 11 Home 64ビットです。

↑こちらはdynabook R8。見た目はdynabook R6も同じです

 

重量はdynabook R8/dynabook R6ともに約940g、バッテリー駆動時間は約20.5時間です。

 

ハイスペックな性能の13.3型モバイルノートPC

dynabook G9は、省電力なIGZO液晶を搭載したモデル。ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)、アスペクト比は16:9となっています。

↑dynabook G9

 

スペックは、インテル Core i7-1260P プロセッサー、32GBメモリー(LPDDR5)、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットを搭載。また、インターフェイスはUSB 3.1、Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN、HDMI出力、マイク入力/ヘッドホン出力、microSDカードスロットをそなえています。

 

本体サイズは、約幅306.0×奥行き210.0×高さ17.9mmで、重量は約875g。このほか、バッテリー駆動時間は約24時間を実現しています。

 

ブルーレイディスクドライブ搭載の15.6型スタンダードノートPC

dynabook T9は、光学ドライブにブルーレイディスクドライブを搭載したモデル。ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080ドット)、アスペクト比は16:9となっており、映画などを十分に楽しめます。

↑dynabook T9

 

スペックはインテル Core i7-1260P プロセッサー、32GBメモリー(DDR4)、1TB SSD、Windows 11 Home 64ビットを搭載。また、インターフェイスはUSB 3.1(Gen1)×3、USB 3.2(Gen2、Type-C)、HDMI出力、有線LAN、マイク入力/ヘッドホン出力をそなえています。

 

本体サイズは約幅361.0×奥行き244.0×高さ23.8mm、重量は約1.98kgです。

 

モダンなデザインでお手頃価格! アンダー5万円のノートPC「ASUS E210KA/E410KA/E510MA」

ASUS JAPANは、モダンなデザインの11.6型軽量ノートPC「ASUS E210KA」、様々なタスクを快適にこなせる性能を持ち、スタンダードを極めた14型ノートPC「ASUS E410KA」、15.6型ノートPC「ASUS E510MA」の、3製品計5モデルを、順次販売開始します。

 

ASUS E210KAは、279.1mm×191.2mmの、A4用紙よりも一回り程小さいコンパクトサイズで、約1kgの軽量ボディ。本体カラーは、ピーコックブルー、ローズピンク、ドリーミーホワイトの全3色。天板にはASUSロゴをモチーフにしたモダンなデザインパターンが入っています。

↑ASUS E210KA ※発売する製品は日本語キーボード

 

ASUS E410KAは見やすい14型フルHDディスプレイを搭載しており、W325.4mm×H18.4mm×D217.4mmと、バッグやリュックなどに簡単に収納可能なサイズ。ASUS E510MAは約1.57kgと、15.6型でありながら軽く、薄さも約18.1mmです。本体カラーは、ASUS E410KAがスターブラックメタル、ASUS E510MAがスターブラックを採用し、それぞれのモデルにはキーボードに1つだけ色が異なるイエローで縁取られたエンターキーを搭載するなど、ポップで楽しいデザインが施されています。

↑ASUS E410KA ※発売する製品は日本語キーボード

 

ASUS E210KAとASUS E410KAは、1度の満充電で最長約9.2時間使える長時間のバッテリー駆動が可能。ASUS E510MAも、最長約8.4時間のバッテリー駆動時間です。

 

ASUS E210KAとASUS E410KAはワンタッチでタッチパッドをテンキーとして利用できるNumberPad機能を搭載しており、数字を入力する際に、モード切り替えで快適な数字入力が行えます。ASUS E510MAは、キーボード右側にテンキーを搭載。サイズが大きめのタッチパッドは、手のひらが当たってもタッチパッドを反応させないパームリジェクション技術を採用しており、キーボード使用時のタッチパッド誤反応を防ぎます。キーボードはスリムでありながら、各キーのストロークは1.35mmを確保し、しっかりとした打鍵感にこだわって作られています。

↑ASUS E510MA ※発売する製品は日本語キーボード

 

通常よりも稼働範囲が広いヒンジを使用しており、液晶ディスプレイを180度まで開くことが可能。液晶ディスプレイの角度調節の範囲が広く、どのような姿勢でも目線にあった角度に調節できます。液晶ディスプレイを真上に向けることができるので、机を挟んだ向かい側にいる人に画面を見せたいときなどにも便利です。

 

税込価格は、ASUS E210KAとASUS E410KAが4万9800円、ASUS E510MAが4万9980円。ASUS Storeで購入すると「ASUS Store限定30日間返品保証キャンペーン」の対象となります。

インテル Celeron NシリーズとAMD Ryzen、選べる2モデル同時発売! デル「Inspiron 15 3000(Intel N-series/AMD)」

デル・テクノロジーズは、個人向けノートPC「Inspiron 15 3000(Intel N-series/AMD)」を発売しました。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

「Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン」は、インテル Celeron プロセッサー Nシリーズを、「Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン」は、AMD Ryzenプロセッサーをそれぞれ搭載している、15.6インチのノートPC。スタイリッシュで環境に配慮したデザインと、サステナブルな設計で、日常生活に必要な機能が備わっています。

↑Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン(プラチナ シルバー)

 

OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応。インテル Nシリーズ プロセッサーもしくはAMDプロセッサーを搭載し、SSDと組み合わせることで、応答性と静音性に優れた性能を発揮します。カラーバリエーションはカーボン ブラックとプラチナ シルバーの2種類。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(プラチナ シルバー)

 

大きなキーキャップと広いタッチパッドで操作がしやすく、Dell ComfortViewソフトウェアを利用することで、有害なブルーライトの発生を抑え、目の負担を軽減できます。HDウェブカメラを内蔵。3辺の狭額縁ベゼルで臨場感のある映像体験が可能です。

↑Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

人間工学に基づいた、タイピングに快適な角度になるリフト ヒンジを採用。ヒンジ部分に搭載された小さなゴム製の脚とバンパーで、安定性を向上させています。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

迅速な電源投入、起動、ログインが可能で、オプションの指紋認証リーダーやWindows Helloを使用すれば、瞬時にログインして使用できます。ExpressCharge機能により、コンセントにつないでいる時間を短縮し、バッテリーを60分で最大80%充電可能です。

↑Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン(カーボン ブラック)

 

EPEAT Silver認定を受けており、ノートPCの塗装部分には低VOC(揮発性有機複合)の水性塗料を使用。ボトム カバーには再生プラスチックを使い、廃棄物の埋め立てを抑制しています。梱包トレイには 100%再生紙を使用し、他の梱包コンポーネントにはリサイクル素材を最大90%使用しています。

↑Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコン(プラチナ シルバー)

 

税込価格は、Inspiron 15 3000 Intel N-series ノートパソコン7万1980円~、Inspiron 15 3000 AMD ノートパソコンが7万4980円~です。

シンプルイズベスト! シルバーの洗練されたデザインが目を引く、エイサーのノートPC「Aspire」シリーズ新モデル3機種

日本エイサーは、基本性能をおさえたスタンダードノートパソコン「Aspire(アスパイア)」シリーズから、新モデル3機種「A514-54-WF38U/SF」「A514-54-WF38U/S」「A315-58-WF58Y/SF」を、3月中旬に発売します。

 

今回発売する新モデル3機種は、いずれもフルHDディスプレイを搭載。OSはWindows 11です。非光沢のIPSパネルを採用することで映り込みを抑え、どの角度からでも画面が見やすくなっています。3機種ともにAcerロゴを含めた天板やヒンジはシルバーカラー、ディスプレイ回りを囲むベゼルやキーボードはブラックカラーと、シックなデザインに仕上がっています。

 

人間工学に基づいてパソコンの画面を開くと快適にキー入力ができる角度にキーボード面が傾斜するヒンジを採用し、タイピングがしやすいだけではなく、底面に隙間ができることで、放熱効率を向上させています。

 

「Aspire 5」の2機種A514-54-WF38U/SFとA514-54-WF38U/Sは14インチのディスプレイで、第11世代インテル Core i3プロセッサーを搭載。本体の厚さは約17.95mmと薄く、ディスプレイを左右から囲むベゼルを約7.99mmと狭く設計。重さ約1.45kgの軽量モデルです。

 

「Aspire 3」のA315-58-WF58Y/SFは15.6インチのディスプレイで、第11世代インテル Core i5プロセッサーを搭載したモデルです。前出の2機種同様、ベゼルを約7.99mm以下と狭く設計しています。

 

A514-54-WF38U/SFとA315-58-WF58Y/SFはMicrosoft Office Home & Business 2021を搭載。インターフェースは、USB 3.2(Type-AおよびType-C)ポートやUSB 2.0 ポート、HDMIポート、有線LANポートを備えています。ウェブカメラやマイクも搭載し、ビデオ通話も可能。ディスプレイは「弱・中・強・長時間」の4つのモードから選択でき、長時間利用しても目が疲れにくいブルーライト軽減機能「Acer BluelightShield」を搭載しています。

 

市場想定価格(税込)は、A514-54-WF38U/SFが12万4800円、A514-54-WF38U/Sが10万4800円、A315-58-WF58Y/SFが14万4800円です。

超高速な応答性&高効率のバッテリー持続時間! デル、AMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサー搭載ノートPC3製品を発売

デル・テクノロジーズは、AMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサーを搭載した「Inspiron 16ノートパソコン」「Inspiron 14ノートパソコン」「Inspiron 14 2-in-1ノートパソコン」を発売しました。

 

今回発売された新製品はいずれも、Radeon グラフィックス搭載のAMD Ryzen 5000シリーズ プロセッサーにより、応答性とバッテリー持続時間の効率を向上。OSはWindows 11 HomeまたはWindows 11 Proに対応します。

 

16:10のFHD+(1920×1200)ディスプレイパネルを採用。ComfortViewソフトウェアにより、有害なブルーライトの発生を抑えています。

 

内蔵のデュアル マイクロフォンと、バックグラウンドノイズを低減するAIにより、音声が明瞭で聞き取りやすくなっています。Waves MaxxAudio Proで最適化されたスピーカーで音量を強化。FHDカメラのノイズリダクション&ワイドダイナミックレンジ機能の組み合わせにより、画質も鮮明です。

↑Inspiron 16ノートパソコン(W356.78×H15.67~18.3×D251.9mm、最小重量1.87kg)

 

パネルオープン センサーを搭載し、カバーを開ければ即時にデバイスが起動。指紋認証リーダーで安全にログインできます。Type-Cを含む幅広いポートを備え、ドングルを追加せずに様々なデバイスと接続可能。ExpressChargeにより、1時間で最大80%充電することができます。Wi-Fi 6にも対応。

 

EPEAT Silver認定を受けており、すべての塗装パーツに低VOC水性塗料を使用。梱包トレイには100%再生紙を使用し、他の梱包コンポーネントは最大90%のリサイクル素材で構成されています。Inspiron 16ノートパソコンとInspiron 14ノートパソコンのヒンジ キャップには再生可能資源由来のバイオベース素材を使用しています。

↑Inspiron 14ノートパソコン(W314×H15.7~19×D227.5mm、最小重量1.54kg)

 

Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンは、360度ヒンジによってすべての汎用性が提供され、4つの異なるモードで作業が可能。リフト ヒンジにより、タイピングなどで手首の快適さを維持します。タッチパッドは14%大きくなり、より広いスペースで操作ができます。オプションの(別売り)アクティブペンは、ペアリング不要で自然かつ正確な書き心地を味わえます。

↑Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコン(W314×H15.70~17.86×D227.50mm、最小重量1.63kg)

 

税込価格は、Inspiron 16ノートパソコンとInspiron 14ノートパソコンが9万4980円~、Inspiron 14 2-in-1 ノートパソコンが14万4980円~です。

CPU性能がさらにアップグレード! マウスのゲーミングノートPC「G-Tune E5-165」シリーズ新モデル、2月9日発売

マウスコンピューターは、同社のゲーミングPCブランド「G-Tune(ジーチューン)」より、リフレッシュレート165Hz対応の「G-Tune E5-165」シリーズから、CPU性能をアップグレードした15.6型ゲーミングノートPC「G-Tune E5-165-R9」を、2月9日に発売しました。税込価格は21万9780円です。

 

CPUには、ゲーマーに最適なハイパフォーマンスのために再設計された「Zen 3」アーキテクチャーを採用する「AMD Ryzen 9 5900HX モバイルプロセッサー」を搭載。「G-Tune E5-165」2021年4月モデルと比較して、シングルコアで約22%、マルチコアで約25%パフォーマンスが向上しました(※CINEBENCH R23での測定結果に基づく)。

 

リフレッシュレート165Hz対応の液晶パネルにより、FPSなどのゲームプレイにおいて求められる素早い動きがノートPCでも可能。WQHDの高解像度はあらゆるジャンルで高精細な映像表現が可能で、ゲームだけでなくクリエイティブユースなど幅広い用途で活用できます。

 

GPUには、最新世代の「NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU」を搭載し、230WのACアダプタを採用することで、CPUやGPUに適切な電力を割り当て、CPU性能を大きく向上させながら、「3DMark Time Spy」や「Port Royal」でもグラフィックス性能を最大限に引き出します。電源が確保できる環境にて、常に高性能グラフィックスでの処理に固定することで、安定したパフォーマンスを発揮する「Discrete Mode」への切り替えにも対応しています。

リモートワークでハイパフォーマンスを発揮! 「Modern 14 B11」MSIストア限定モデルが発売

エムエスアイコンピュータージャパンは、薄さ18.1mm、軽さ1.3kgで持ち運びやすく、リモートワーク利用に最適な性能と機能を備えたパワフルビジネスノートPC「Modern 14 B11」シリーズの、MSI公式オンラインショップ限定モデル「Modern-14-B11MOU-465JP」を、2月17日に発売します。税込価格は12万9800円。

 

Modern-14-B11MOU-465JPは、CPUに4コア8スレッドタイプのCore i7 プロセッサーを搭載し、オフィスソフトやビデオ会議ソフトなどビジネスで多用するソフトを同時に起動しても、快適な動作が可能。高いグラフィックス処理性能を持つCPU内蔵GPU「インテル Iris Xe グラフィックス」により、動画再生やプレゼンテーション資料作成、動画・画像編集ソフト使用時にも活躍します。メモリ16GBと高速タイプSSD 512GBを搭載し、ノートPCの全体的なレスポンスや大容量データの読込み・書込みを高速化する内部構成となっています。

 

ビデオ会議に参加するために必要となる無線LANやマイク内蔵Webカメラを標準搭載し、Type-AとType-Cを合わせて合計3つのUSBポートを備え、複数のUSBデバイスを同時接続できます。変換アダプタ不要で大型ディスプレイやプロジェクターへ映像出力できるHDMIポートを備えています。

NECPC、どこでも生産性が求められる時代を意識したモバイルノートPCなどを発表

NECパーソナルコンピュータは2月1日、2022年の春モデルとしてモバイルノートPC2シリーズ、一体型デスクトップPC2シリーズ、Androidタブレット1シリーズを発表しました。

 

どこでも生産性が求められる昨今を意識したLAVIE NEXTREME Carbon

モバイルノートPCは、「Z世代の新入学・新生活を応援、軽量モビリティを備えた」とうたうモデル。モバイルワークに向いた「LAVIE NEXTREME Carbon」と軽量モバイルの「LAVIE N13」がラインナップに加わりました。

 

LAVIE NEXTREME Carbonは、モビリティ、プロダクティビティ、セキュリティを追求したとするモデルです。在宅ワーク、オンライン授業、コワーキングスペースで作業するテレワークなど、どこでも生産性が求められる昨今を強く意識して製品化したといいます。

↑LAVIE NEXTREME Carbonの最上位モデル「XC950/D」

 

モビリティにおいては、14型ディスプレイを搭載しながら約883g~の軽量ボディを実現。加えて、約24時間駆動するバッテリーを搭載しています。また、天板には東レが開発したカーボンを、底面には剛性を持たせつつ熱伝導率の高さとファンによる振動の低減を実現したカーボンを採用し、高い耐久性を確保しました。

 

プロダクティビティにおいては、ディスプレイのアスペクト比を16:10にすることで、画面の表示領域を広くしています。また、バックライト搭載キーボードのほか、フルHD解像度のWebカメラ、キーボード音やマイクに集音されてしまうノイズを抑制するヤマハのミーティング機能などを搭載。さらに、オンライン会議や飲み会においてWebカメラによる映像を演出するソフト「YouCam 9」も採用しています。

 

セキュリティ面では、ノートPCを左右から覗き込まれたときに検知する機能が採用されているほか、PC紛失時にスマホに通知が届くPC紛失防止機能「MAMORIO」を2年間無償で利用できます。

 

このほか、手持ちのPCをセカンドディスプレイとして活用できるアプリ「つながる!LAVIE」も新たに搭載。LAVIE NEXTREME Carbonと手持ちのPCを同じWi-Fiに接続し、アプリを立ち上げるだけで、ディスプレイを拡張できるうえに、2台のPC間でファイルの共有や移行が可能です。

 

LAVIE NEXTREME Carbonのラインナップは3モデル。最上位モデルのスペックは、インテル Core i7-1195G7 プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイはノングレアでWUXGA解像度(1920×1200ドット)となっています。

 

インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2(Type-A)、HDMI出力、micro SDメモリーカードスロットをそろえています。このほか、LTE通信にも対応。

 

市場想定価格は28万280円(税込)前後で、2月10日に出荷開始予定です。

 

持ち運びに適したLAVIE N13

LAVIE N13は13.3型ディスプレイを搭載したモバイルノートPC。バッテリー駆動は約10.5時間~で重量は約970g~と、持ち運んで使うのに適したモデルです。

↑LAVIE N13の最上位モデル「N1375/DA」

 

また、上位モデルのLAVIE NEXTREME Carbonと同様、キーボード音やマイクに集音されてしまうノイズを抑制するヤマハのミーティング機能、YouCam 9、つながる!LAVIEも搭載されています。

 

ラインナップは3モデル展開。最上位モデルのスペックは、AMD Ryzen 7 5700U、16GBメモリー、512GB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイはノングレアでフルHD解像度(1920×1080ドット)となっています。

 

インターフェイスは、USB 3.2 Gen2(Type-C)、USB 3.2 Gen2(Type-A)×2、HDMI出力、SDメモリーカードスロットをそろえています。

 

市場想定価格は19万7780円(税込)前後で、2月中旬に出荷開始予定です。

 

チューナー搭載でテレビも見られる一体型デスクトップ

一体型デスクトップPCは27型ディスプレイの「LAVIE A27」と23.8型ディスプレイの「LAVIE A23」を用意。最上位モデルのスペックは、AMD Ryzen 7 5800U、16GBメモリー、1TB SSD、Windows 11 Home 64ビットで、ディスプレイの解像度はフルHDです。

↑LAVIE A27の最上位モデル「A2797/D」

 

また、地上・BS・110度CSデジタル対応のダブルチューナーを搭載。さらにBDXLも備えています。

 

市場想定価格は28万5780円(税込)前後で、4月上旬の出荷予定です。

 

タブレットは最上位モデルが登場

Androidタブレットは12.6型の「LAVIE Tab T12」が登場。NECパーソナルコンピュータの最上位に位置付けられ、エンタメ、クリエイティブ作業、ビジネス作業をこなせるモデルだそうです。

↑LAVIE Tab T12

 

主なスペックは、Qualcomm Snapdragon 870、8GBメモリー、256GBのストレージ、Android 11で、ディスプレイは有機ELを採用するほか、2560×1600ドットの解像度、120Hz対応のリフレッシュレート、600nitの輝度を実現しています。

 

また、JBLのスピーカーを本体左右に合計4基搭載。低音域の迫力とクリアなサウンドを楽しめます。

 

さらに、別売ではありますが、オプションとして専用のデジタルペンとスタンドカバー付きのBluetooth対応キーボード、タブレットカバーを用意しています。

↑キーボードを使ってノートPCライクに使ったり、ペンでクリエイティブ作業をこなしたりと、幅広い使い方ができそうです

 

市場想定価格は10万2080円(税込)前後で、3月17日の出荷予定です。

マウス、重量約985gの14型ノートPC「DAIV 4P」にLTEが追加可能に

マウスコンピューターは、重さ約985gの14型ノートPC「DAIV 4P」の購入時に、カスタマイズでLTEモジュールが搭載可能になったと発表。追加には別途2万2000円(税込)かかります。本体価格は15万3780円(税込)~です

 

DAIV 4Pは、ボディの素材にマグネシウム合金を採用したことで、クリエイター向けブランド「DAIV」において最軽量を実現したモデル。また、本体サイズは幅308.8×奥行き213×高さ16.4mmと、コンパクトなボディに仕上がっています。外出先にも持ち出すやすいでしょう。

 

ディスプレイ部分は、上下左右の額縁が狭い4辺ナローベゼルを採用。コンパクトなボディながら14型のディスプレイを搭載しています。解像度はWUXGA(1920×1200ドット)で、パネルはsRGB比100%の広色域に対応。写真や動画の編集に必要な色の再現性を確保しているとしています。

 

主なスペックは、インテル Core i7-1165G7 プロセッサー、16GBメモリー、512GB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビットを搭載しています。また、インターフェイスはHDMI、USB Type-C×2(USB PD対応。1基はThunderbolt 4対応)、USB 3.0×2、ヘッドホン出力をそろえています。HDMIとUSB Type-C2基経由で外部ディスプレイと接続すれば、最大4画面のマルチディスプレイ環境を構築可能です。

ハイブリッドワークを想定して開発された14型ノートPC「dynabook RJ74/KU」

Dynabookは1月26日、法人向けの14型プレミアムモバイルノートPC「dynabook RJ74/KU」を発表しました。発売は今春を予定しています。

 

dynabook RJ74/KUは、オフィス・在宅を問わずどこでも仕事するハイブリッドワークが今後不可欠になると想定し、開発されたモバイルノートPC。軽量、処理速度の速さ、マグネシウム合金による筐体の強さなどを兼ね備えたモデルとなっています。

 

本体サイズは13.3型の従来モデル「dynabook R63/M」と同等のフットプリントながら、14型ディスプレイを搭載。加えて本体の厚さを15.9mmに、重量を約1kg以下に抑えています。Dynabookとしては、14型ディスプレイで薄型軽量は初の開発とのこと。

 

ディスプレイはWUXGA解像度(1920×1200ドット)のほか、縦幅が広い16:10液晶を採用しています。

 

また、持ち運びすることを考慮し、バッテリーは大容量の48.7Wh搭載。さらに、30分で約40%充電できる「お急ぎ30分チャージ」にも対応しています。

 

スペックは最上位構成で、インテル Core i7-1270P プロセッサー(インテル vPro プラットフォーム)、16GBメモリー、256GBもしくは512GB SSDで、OSはWindows 11 ProもしくはWindows 10 Proのダウングレード版を選択できます。また、CPUのTDP(熱設計電力)を最大28Wに増加させ、処理性能を大幅に強化させる「dynabookエンパワーテクノロジー」に対応しています。

 

このほか、オンライン会議時にユーザーの顔位置を検出し、常に画面正面にユーザーが映るよう調整する「AIカメラエフェクター」や、キーボードのタイプ音や周囲のノイズを除去する「AIノイズキャンセラー」といったオンライン会議向け機能も搭載しています。

 

インターフェイスはHDMI出力、USB 3.2(Gen1)Type-A×2、Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LANをそろえています。

重さ約1.04kg! 軽量・コンパクトで写真や映像編集も快適なノートPC「Swift」シリーズ3機種同時発売

日本エイサーは、薄型で軽量なモバイルノートPC「Swift(スウィフト)」シリーズから、Swift 5とSwift 3の新モデル3機種「SF514-55T-WA56Y/GF」「SF514-55T-WA56Y/G」「SF314-511-WF58Y/S」を、1月20日に発売しました。実売価格は、SF514-55T-WA56Y/GFが17万9800円、SF514-55T-WA56Y/Gが15万4800円、SF314-511-WF58Y/Sが14万7800円です。

 

3機種とも、インテルが認証するノートPCのプラットフォーム「インテル Evo プラットフォーム」に準拠するOSの応答性、解像度、バッテリー連続駆動時間や薄型であることなどの複数要件をクリアした認定済みPC。14インチのフルHDディスプレイを搭載し、斜めの角度から見ても鮮明に画面を見ることができる高視野角のIPSパネルを採用しています。OSはWindows 11、CPUは第11世代インテル Core i5 プロセッサー、ストレージは高速処理を可能にするNVMe接続 512GB SSDを搭載しています。

 

人間工学に基づき、PCの画面を開くと快適にキー入力ができる角度にキーボード面が傾斜するリフトアップヒンジを採用。タイピングがしやすいだけでなく、底面に隙間ができることで、放熱効率も向上させています。無線LAN規格Wi-Fi 6にも対応。Windows Hello対応の指紋認証リーダーも搭載しているので、パスワードの漏洩リスクを低減し、セキュリティの強化とともに、PCへのスムーズなログインが可能です。

 

インターフェースは、USB 3.2 Type-A 2つ、Thunderbolt 4対応のUSB 3.2 Type-CポートやHDMIポートなど。ウェブカメラやマイクも搭載し、ビデオ通話を楽しめます。ディスプレイは「弱・中・強・長時間」の4つのモードから選択可能で、長時間利用しても目が疲れにくいブルーライト軽減機能「Acer BluelightShield」を搭載しています。

 

Swift 5の2機種、SF514-55T-WA56Y/GF(オフィスソフト搭載)と、SF514-55T-WA56Y/Gは、重量約1.04kg、厚さ14.95mmの軽量薄型設計。筐体はマグネシウム・リチウム合金を採用し、シックでモダンな色合いのミストグリーンカラーに、ゴールドの天板内ロゴとヒンジが差し色となった、高級感のあるデザインです。ディスプレイの保護ガラスは傷に強く抗菌仕様のCorning社製 Gorilla Glass。タッチパネルにも対応しています。ディスプレイを囲むフレームは2.61mm。メモリは16GBを備え、バッテリーの連続駆動時間は約15時間です。

 

Swift 3 SF314-511-WF58Y/Sは、重量約1.3kg、厚さ15.95mmとコンパクトで、筐体はオールメタルデザインを採用し、本体カラーはシンプルで洗練されたピュアシルバーカラー。ディスプレイ対ボディ比は85.73%と、ディスプレイを囲むベゼルを狭く設計しています。GPUはCPU内蔵のインテル Iris Xeグラフィックスを採用。メモリは8GBを備え、バッテリーの連続駆動時間は約16時間です。

DynabookからWindows 11と最新オフィスソフト搭載のノートPC11機種登場

Dynabookは1月20日、個人向けのノートPC11機種を発表しました。1月21日から順次発売します。ラインナップは下記のとおりです。

 

13.3型フラッグシップモデル「dynabook V8/U」「dynabook V6/U」
13.3型プレミアムモバイルノートPC「dynabook G8/U」「dynabook G6/U」
13.3型スタンダードモバイルノートPC「dynabook GS5/U」
15.6型スタンダードノートPC「dynabook X6/U」「dynabook X5/U」
15.6型ベーシックノートPC「dynabook Y6/U」
14.0型ホームモバイルノートPC「dynabook M7/U」「dynabook M6/U」
10.1型2in1デタッチャブルPC「dynabook K1/U」

 

dynabook V8/Uとdynabook V6/Uは、キーボード部が360度回転。一般的なノートPCスタイルやタブレットスタイルのほか、本体をテントのように立ててディスプレイを際立たせるモニタースタイル、付属のアクティブ静電ペンで操作するペンスタイル、ディスプレイを180度に倒して周囲の人にも画面を見やすくするフラットスタイルと、5つのスタイルで使用できます。

 

また、インテルが定める高性能なPCの基準をクリアしたモデルに与えられる「インテル Evo プラットフォーム」に準拠。さらに、CPUのTDP(熱設計電力)を最大28Wに増加させ、処理性能を大幅に強化させる「dynabookエンパワーテクノロジー」に対応しています。

 

店頭予想価格はdynabook V8/Uが税込24万円台後半、dynabook V6/Uが税込21万円台半ばです。

↑dynabook V8/U

 

モデル dynabook V8/U dynabook V6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-1195G7 プロセッサー インテル Core i5-1155G7 プロセッサー
ディスプレイ タッチパネル付き13.3型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア)
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 前面:有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)/背面:約800万画素
サウンド harman/kardon ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2
バッテリー駆動時間 約24時間
重量 約979g
本体サイズ 約303.9×197.4×17.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

dynabook G8/Uとdynabook G6/Uは上位モデル同様、dynabookエンパワーテクノロジーに対応。また、省電力性に優れたシャープのIGZO液晶を搭載しています。店頭予想価格はdynabook G8/Uが税込22万円台半ば、dynabook G6/Uが税込19万円台前半です。

↑dynabook G8/U

 

モデル dynabook G8/U dynabook G6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-1195G7 プロセッサー インテル Core i5-1155G7 プロセッサー
ディスプレイ 13.3型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラー LED液晶(IGZO・ノングレア)
メモリー 16GB 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN
バッテリー駆動時間 約24時間
重量 約888g~
本体サイズ 約306.0×210.0×17.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

dynabook GS5/Uは、dynabookのスタンダードモバイルノートPCの新ラインナップに位置付けられるモデル。こちらも上位モデル同様、dynabookエンパワーテクノロジーに対応し、ハイパフォーマンスが期待できます。店頭予想価格は税込17万円台半ばです。

↑dynabook GS5/U

 

モデル dynabook GS5/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i5-1155G7 プロセッサー
ディスプレイ 13.3型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラー LED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN
バッテリー駆動時間 約14時間
重量 約978g
本体サイズ 約306.0×210.0×17.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

dynabook X6/Uとdynabook X5/Uは、DVDスーパーマルチドライブ搭載のモデル。ディスプレイが15.6型のため、DVD視聴が快適なほか、オンライン会議にも向いているとしています。店頭予想価格はdynabook X6/Uが税込16万円台半ば、dynabook X5/Uが税込14万円台前半です。

↑dynabook X6/U

 

モデル dynabook X6/U dynabook X5/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i5-1155G7 プロセッサー インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
ディスプレイ 15.6型ワイド(16:9)フルHD(1920×1080ドット)TFTカラーLED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×3、 USB 4 Type-C、有線LAN、DVDスーパーマルチドライブ
バッテリー駆動時間 約7.5時間
重量 約2.4kg
本体サイズ 約379.0×258.0×23.7mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

このほか、dynabook Y6/U、dynabook M7/U、dynabook M6/U、dynabook K1/Uはそれぞれ前モデルからOSが変更され、Windows 11を搭載しています。店頭予想価格はdynabook Y6/Uが税込12万円台後半、dynabook M7/Uが税込19万円台前半、dynabook M6/Uが税込14万円台後半、dynabook K1/Uが税込7万円台前半です。

↑dynabook Y6/U

 

モデル dynabook Y6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i3-10110U プロセッサー
ディスプレイ 15.6型ワイドHD(1366×768ドット)TFTカラーLED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD
無線通信 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応+Bluetooth Ver5.1準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 USB 3.1(Gen1)Type-C、有線LAN
バッテリー駆動時間 約12時間
重量 約1.8kg
本体サイズ 約362.5×240.5×19.7mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021
↑dynabook M7/U

 

モデル dynabook M7/U dynabook M6/U
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU インテル Core i7-1165G7 プロセッサー インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
ディスプレイ 14.0型フルHD(1920×1080ドット)TFTカラーLED液晶(ノングレア)
メモリー 8GB
ストレージ 512GB SSD 256GB SSD
無線通信 Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応、Bluetooth Ver.5.2準拠
Webカメラ 有効画素数約92万画素(Webカメラシャッター付き)
インターフェイス HDMI出力、USB 3.1(Gen1)Type-A×2、 Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、有線LAN
バッテリー駆動時間 約15時間
重量 約1470g~
本体サイズ 約323.6×220.6×19.9mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021
↑dynabook K1/U

 

モデル dynabook K1/U
OS Windows 11 Pro 64ビット
CPU インテル Celeron プロセッサー N4020
ディスプレイ タッチパネル付き10.1型WXGA(1280×800ドット)TFTカラーLED液晶
メモリー 4GB
ストレージ 128GB フラッシュメモリー
無線通信 IEEE802.11ac/a/b/g/n対応+Bluetooth Ver.5.1準拠
Webカメラ 前面:約200万画素、背面:約500万画素
インターフェイス タブレット:USB 3.1(Gen1)Type-C、キーボード:USB 2.0 Type-A×2
バッテリー駆動時間 約16時間
重量 タブレット:約610g、キーボード接続時:約1.18kg
本体サイズ キーボード接続時:約249.0×186.7×18.7mm
オフィスソフト Microsoft Office Home and Business 2021

 

AIノイズキャンセリング機能で、騒音などの環境ノイズだけを除去! VAIOのフラッグシップ「VAIO Z」に新モデルが登場

VAIOは、フラッグシップモバイルPC「VAIO Z」の、機能・性能を向上した新モデルを発表しました。最速お届け日は1月21日、「VAIOストア」最小構成価格は31万1080円~(税込)です。

 

VAIO Zは、立体成型フルカーボンボディにより、1kgを切る軽さ(最軽量構成時)を実現したフラッグシップモデル。

 

今回発売されるモデルでは、最大5.00GHz(インテル ターボ・ブースト・テクノロジー3.0利用時)駆動の高性能プロセッサー インテル Core i7-11390Hを搭載し、インテルが定めるプレミアム・ノートPCの標準規格「インテル Evoプラットフォーム」に準拠。独自機能である、AIの力で騒音などの環境ノイズだけを除去するAIノイズキャンセリング機能も搭載しています。OSは、ウェブ&モバイルフレンドリーかつセキュリティーにも配慮した「Windows 11」をプリインストールしています。

 

筐体のカラーは通常の「ブラック」のほかに「シグネチャーブラック」や、黒色キートップに黒文字で刻印を施した「隠し刻印キーボード」など、プレミアムエディションでしか選択できなかった仕様も選べます。同製品の隠し刻印は刻印を光らせることができ、暗い場所などでも迷わずタイピングできます。

 

シグネチャーブラックは、VAIO Zの特長である立体成型フルカーボンボディの魅力を見た目でも感じられるよう、カーボン繊維の目をあえて表出させており、カーボンならではのテクスチャーを楽しめます。

 

現在、VAIOストアの新規会員登録者を対象に、PC購入時に使用できる最大2万5000円分の「VAIOストア限定クーポン」のプレゼントキャンペーンを行なっています。詳細は、VAIOストアのキャンペーンページをご覧ください。

パナソニック、多様な働き方に合わせて選べる新型レッツノート登場

パナソニックは1月13日、モバイルノートPC「レッツノート」の2022年春モデル「FV1」「SV2」「QV1」シリーズを発表。1月21日から店頭で発売します。

 

今回発表のモデルは、働き方改革やコロナ禍の影響により、人々のワークスタイルが多様化しつつあることを受け、一人ひとりに最適な働き方に合わせて選べるラインナップになっています。

 

3シリーズ共通でOSにはWindows 11 Proを搭載。また、第11世代インテル Core プロセッサー、PCIe4.0対応の高速SSDを512GB、メモリーを16GB搭載し、テレワーク中の高負荷作業も快適だといいます。

 

さらに、放熱設計と適切な電源制御でCPUのパフォーマンスを最大化する独自技術「Maxperformer」を採用。高いパフォーマンスと省電力化を両立しているとのこと。

 

FV1シリーズは14型のモバイルノートPC。高性能なノートPCであることを証明する「インテル Evo プラットフォーム」に準拠するモデルをそろえ、約21時間の長時間駆動や、約1.204kgの軽さなどを実現しています。さらに、タッチパネル、バックライトキーボードを採用するほか、USB PD対応のACアダプターも付属。ハイブリッドワークを支える操作性と機能性を兼ねているとしています。

↑FV1シリーズ

 

SV2シリーズは12.1型のモバイルノートPC。CPUにインテル Core i7-1195G7プロセッサーを搭載することで、2020年秋冬モデルの「CF-SV9」に比べて、約1.7倍の処理性能を発揮するとのこと。

↑SV2シリーズ

 

QV1シリーズは12型のモバイルノートPCで、シリーズ内にSIMカード用のLTE通信モジュールに加え、eSIMに対応するモデルも用意。急な出張や普段使いで回線の調子が悪いときなどでも、回線を切り替えることで、通信が途切れることなく作業できるといいます。また、キーボード部分を折りたたんでタブレットとしても使用可能です。

↑QV1シリーズ

 

カスタマイズレッツノートも発売

2022年春モデルの発表に合わせて、パナソニックのショッピングサイト「Panasonic Store Plus(パナソニックストアプラス)」で販売されるFV1シリーズ、SV2シリーズ、QV1シリーズも発表。直販価格は、FV1シリーズが27万6100円(税込)から、SV2シリーズが24万8600円(税込)から、QV1シリーズが28万3800円(税込)からです。

↑Panasonic Store Plusでは、カスタマイズによってさらに高性能にできるプレミアムエディションも販売されます

 

製品の特徴はそのままに、全モデルでメモリーを32GBにアップグレードできるほか、セカンドストレージとして最大2TB SSDを追加可能です。また、ファームウェア攻撃からPCを守るデバイスセキュリティ要件「Secured-core PC」を標準搭載するなど、セキュリティ性にもすぐれています。

 

各シリーズのラインナップとスペック一例は下記のとおりです。

 

品番 CF-FV1XRCCP(プレミアムエディション) CF-FV1WRBCP
OS Windows 11 Pro 64ビット
ディスプレイ 14.0型(3:2)QHD TFTカラー液晶(2160×1440ドット)
CPU インテル Core i7-1185G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応) インテル Core i5-1145G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応)
メモリー 32GB LPDDR4x SDRAM 16GB LPDDR4x SDRAM
ストレージ ファーストSSD(PCIe4.0):SSD512GB / SSD1TB / SSD2TBを購入時に選択可
セカンドSSD(PCIe3.0):なし / SSD512GB / SSD1TB / SSD2TBを購入時に選択可
SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)を購入時に選択可
ワイヤレスWAN LTE(4G)あり/なしを購入時に選択可(nano SIM)
無線LAN Wi-Fi 6 AX201、 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
セキュリティ 顔認証対応カメラ / 指紋センサー(タッチ式)
カメラ/マイク 顔認証対応カメラ(有効画素数 最大1920×1080ピクセル)、アレイマイク搭載
インターフェイス USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB PD対応)×2、USB 3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGBミニDsub15ピン)、HDMI出力端子、マイク入力/オーディオ出力
本体サイズ 幅308.6×奥行235.3×高さ18.2mm
重量 約1.034kgから
駆動時間 バッテリーパック(S)装着時 約10.5時間、バッテリーパック(L)装着時 約20時間 バッテリーパック(S)装着時 約11時間、バッテリーパック(L)装着時 約21時間

 

品番 CF-SV2MRFCP(プレミアムエディション) CF-SV2LRDCP
OS Windows 11 Pro 64ビット
ディスプレイ 12.1型(16:10)WUXGA TFTカラー液晶(1920×1200ドット)
CPU インテル Core i7-1195G7プロセッサー インテル Core i5-1155G7プロセッサー
メモリー 32GB LPDDR4x SDRAM 16GB LPDDR4x SDRAM
ストレージ SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)/SSD2TB(PCIe4.0)を購入時に選択可 SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)を購入時に選択可
ワイヤレスWAN LTE(4G)あり / なしを購入時に選択可(nano SIM)
無線LAN Wi-Fi 6 AX201、 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
セキュリティ 顔認証対応カメラ / 指紋センサー(タッチ式)
カメラ/マイク 顔認証対応カメラ(有効画素数 最大1920×1080ピクセル)、アレイマイク搭載
インターフェイス USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB PD対応)、USB 3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGBミニDsub15ピン)、HDMI出力端子、マイク入力/オーディオ出力
本体サイズ 幅283.5×奥行203.8×高さ24.5mm
重量 約0.949kgから 約1.029kgから
駆動時間 バッテリーパック(S)装着時 約12時間、バッテリーパック(L)装着時 約19時間 バッテリーパック(S)装着時 約12.5時間、バッテリーパック(L)装着時 約19.5時間

 

品番 CF-QV1XRYCP(プレミアムエディション) CF-QV1WRDCP
OS Windows 11 Pro 64ビット
ディスプレイ 12.0型(3:2)WQXGA+ TFTカラー液晶(2880×1920ドット)静電容量式マルチタッチパネル
CPU インテル Core i7-1185G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応) インテル Core i5-1145G7プロセッサー (インテル vPro テクノロジー対応)
メモリー 32GB LPDDR4x SDRAM 16GB LPDDR4x SDRAM
ストレージ SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)/SSD2TB(PCIe4.0)を購入時に選択可 SSD512GB(PCIe4.0)/SSD1TB(PCIe4.0)を購入時に選択可
ワイヤレスWAN デュアルSIM(nano SIM+eSIM)対応あり/なしを購入時に選択可
無線LAN Wi-Fi 6 AX201、 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠
セキュリティ 顔認証対応カメラ / 指紋センサー(タッチ式)
カメラ/マイク 顔認証対応カメラ(有効画素数 最大1920×1080ピクセル)、アレイマイク搭載
インターフェイス USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt 4対応、USB PD対応)、USB 3.0 Type-Aポート×3、LANコネクター(RJ-45)、外部ディスプレイコネクター(アナログRGBミニDsub15ピン)、HDMI出力端子、マイク入力/オーディオ出力
本体サイズ 幅273.0×奥行209.2×高さ18.7mm
重量 約0.969kgから
駆動時間 バッテリーパック装着時 約10.5時間 バッテリーパック装着時 約11時間

デル、美しくシンプルなプレミアムノートPC「XPS 13 Plus」を発表! デジタルハイエンドモニターも

デル・テクノロジーズは、プレミアムノートPC「XPS 13 Plus」と、デジタルハイエンドモニター「U3223QZ」を発表しました。

↑XPS 13 Plus

 

XPS 13 Plusは、第12世代インテル Core 28Wプロセッサー(従来品は15W)向けに設計された「XPS 13」で、静音性と冷却性を保ちながらエアフローを向上した大型ファンを搭載。先進のバッテリー技術により長時間の作業が可能で、Express Charge 2.0を使えば1時間でバッテリー残量を約80%まで充電可能です。

 

フレームをほとんど感じさせないディスプレイなど、全体から無駄な要素を削ぎ落とした、ミニマルでモダンなデザインが特徴。滑らかなキーボード、ファンクションキー、タッチパッド、パームレストは手触りも軽く、全体的にカーブした心地の良いエッジが引き立っています。

 

高級感と落ち着きのある表面仕上げが施された、ライト(プラチナ)とダーク(グラファイト)の、2種類のカラーバリエーションを用意。キーボードはゼロラティスとも呼ばれる大きめのキーキャップを採用し、快適かつスムーズで効率的なキーストロークを可能にします。キーボードの最上段は、メディアキーとファンクションキーを簡単に切り替えられる静電容量式タッチ ファンクションキーを搭載。従来のトラックパッドに代わる、触覚フィードバック付きのシームレスなガラス製タッチパッドも備えています。

 

ディスプレイは最大UHD+の解像度で、ブルーライトを低減するEyesafe搭載有機ELディスプレイ。クアッド スピーカーもデザインの改良を行い、キーボードの下には2つの上向きスピーカーを隠しており、底部には2つの下向きスピーカーを格納しています。

 

環境に配慮したシンプルで効率的な製造プロセスを構築して、仕上げや材料を減らす一方、残すべきものは強化することで廃棄部品を減らし、全体的なカーボンフットプリントを削減。パッケージも100%サステナブルな方法で調達され、再生可能な素材から作られており、リサイクル性を高めるために紙製の説明書が付属しています。

 

XPS 13 Plusは今春に全世界で発売され、Developer EditionにはWindows 11またはUbuntu 20.04が含まれます。価格は未定。

 

Dell デジタルハイエンドシリーズ 32インチ 4Kビデオ会議モニター U3223QZは、デジタル高解像度Webカメラ、エコー キャンセラー付きデュアル アレイ マイク、14Wスピーカーを搭載。プラチナシルバー仕上げの洗練されたデザインが特徴です。CES Innovation Awardも受賞。

 

IPS BlackテクノロジーとVESA DisplayHDR 400、4Kの解像度、コントラスト、カラーで鮮やかな高画質画像の表示が可能。ComfortView Plus機能により、ブルーライトを低減します。

 

内蔵されているインテリジェントWebカメラは、4K HDR Sony STARVIS CMOSセンサーを搭載し、光の調節、AIオート フレーミング機能、統合スマート セキュリティ機能のほか、視覚的な明瞭度も向上させています。

 

ビデオ会議機能はMicrosoft Teamsの認定を受けており、簡単にミュートのオン/オフの切り替えや、SafeShutterを使用したカメラのオン/オフの切り替え、素早くサインイン/アウトが可能です。

 

U3223QZは3月29日に全世界で発売。価格は現時点では未定です。

軽量性と耐久性を両立! OLEDディスプレイ搭載ノートPC「YOGA Slim 760 Carbon」

レノボ・ジャパンは、14.0型スリムノートPC「YOGA Slim 760 Carbon」を、12月17日に発売します。市場想定価格は18万6780円前後。

 

同製品は、アスペクト比16対10のディスプレイに発色の鮮やかなOLEDを採用。ディスプレイサイズを現行モデルの13.3型から14.0型に拡大し、高解像度2.8K(2880×1800)、リフレッシュレート90Hz、高輝度400nit、Dolby Vision HDRなどを搭載しているほか、Dolby Atmos対応スピーカーを左右に4つ内蔵しています。タッチパネル対応モデルもラインナップ。

 

筐体にはカーボンファイバー素材を使用。MIL-STD-810Hにも準拠したテストを実施しており、過酷な環境でも利用できます。3層サーマルコートを施したボディは、指紋がつきにくく、汚れがついても容易に拭き取ることが可能です。

 

パスワードを入力することなく顔認証で素早くログインできるゼロタッチログインや、PCを開くだけで自動的に電源の入るフリップ・トゥ・ブート、周囲の明るさに合わせてバックライトの光量を自動的に調整するスマートセンサーキーボードなどを搭載しています。

 

プロセッサーには、最新のAMD Ryzen 7を選択可能。デュアルヒートパイプ、デュアルファンで熱を効率的に排出します。そのほか、最大約11.6時間のバッテリー駆動、急速充電対応、電子式プライバシーシャッターを搭載。周辺機器との接続に便利なUSB Type-A、HDMI、VGAポートを備えた3 in 1ハブを同梱しています。

大画面エンタメタブレットになるのが魅力、有機EL搭載「ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA」をレビュー

ASUSから13.3型のノートPC「ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA」(以下、Vivobook 13 Slate)が登場しました。ラインアップは上位モデルの「T3300KA-LQ049W」と下位モデルの「T3300KA-LQ046W」をそろえ、価格はT3300KA-LQ049Wが10万9800円(税込)、T3300KA-LQ046Wが9万4800円(税込)です。

↑ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA。T3300KA-LQ049W は12月上旬発売予定で、T3300KA-LQ046Wは現在発売中です

 

Vivobook 13 Slateの注目点は、有機ELディスプレイ搭載でしかも着脱式のキーボードを採用しているところにあります。そもそも、液晶ディスプレイ搭載のノートPCに比べて、有機ELディスプレイ搭載モデルは決して多くはありません。そのなかで、キーボードの着脱によって、ノートPCとタブレットの2 in 1で使えるVivobook 13 Slateは、現状で唯一無二の存在と言えます。

 

また、ディスプレイ部に4基のスピーカーを備えたうえ、3次元のサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」にも対応。音質にも力を入れており、エンタメ用途に向いている仕様となっています。

 

そこで今回は、下位モデルのT3300KA-LQ046Wを使用して、エンタメ利用でどれだけ実力を発揮できるのかチェックしてみました。

 

ディスプレイのスペックは極めて高く、写真や映像を鮮やかに楽しめる

ディスプレイは、つい有機ELに目がいきがちですが、シネマグレードの色域規格であるDCI-P3を100%カバーするほか、100万:1のコントラスト比、最大500ニトの輝度、0.2msの応答速度などを実現。ノートPCとしては極めて高いスペックを備えています。なお、解像度はフルHD(1980×1080ドット)。4Kとは言わないまでも、エンタメ用途を考えると、もう少し解像度が高いとうれしいところです。

↑極彩色な壁紙がデフォルトのディスプレイ

 

とはいえ、実際に写真や映像を表示してみると、その鮮やかさに驚きます。有機ELならではの“完全な黒”に近い黒の表現と、優れた色表現が見て取れます。

 

また、いくつかの映像作品を「Netflix」で見てみましたが、大自然が映る映像は花や草木の色彩表現が豊かで、夜景は夜に浮かぶ建物の明かりが鮮やかに表現されており、いずれの映像も没入して楽しめました。

↑イルミネーションの夜景写真を表示すると、締りのある黒のおかげか、イルミネーションの明るさや青いライトがより際立つのが感じられました

 

長時間映像を視聴していられそうなディスプレイですが、有機ELパネルで心配なのは色の劣化と焼き付きです。ASUSはそれらを防ぐためにいくつかの対策を取っています。ひとつは出荷時にWindows 11の「ダークモード」をデフォルトにしていること。もうひとつは、一定時間のアイドル状態で特別なスクリーンセーバーを起動し、有機ELを保護していることです。

 

さらに、サムスン電子の焼き付き防止テクノロジーを採用。老朽化したピクセルを、アルゴリズムを使用して検出し、そのピクセルを通過する電流を増加させることで、より明るい色を表示させて、結果的に正確な色に戻せるそうです。

↑ユーティリティソフト「MyASUS」から、特別なスクリーンセーバーを起動する「ピクセルリフレッシュ」のオンオフ設定が可能です

 

迫力ある音を楽しめる4基のスピーカー

スピーカーはディスプレイの左右端に2基ずつ搭載。出力は1基あたり2Wです。これに加えて、クリアな音を表現するうえに、全体の音量を最大約3.5倍大きく出力できる「スマートアンプテクノロジー」を採用しています。

↑スピーカーの音は本体左右の下側から出ます。また、右側のスピーカー部には「Dolby Atmos」の文字も記載されています

 

出力される音は、確かに設定したボリューム以上の音量を感じることができます。音の情報量も、ノートPC内蔵のスピーカーとは思えないほど多く感じました。音楽はもちろん、銃弾が飛び交い派手な爆発が起こるようなアクション映画なども迫力ある音で楽しめます。

 

なお、ディスプレイ部の左側上部にヘッドホン/マイクジャックが備わっているので、お気に入りのイヤホン/ヘッドホンで楽しむことも可能です。

↑ヘッドホン/マイクジャックを含む外部インターフェイスは、本体左側の上部に配置。データ転送と映像出力、および本体への給電が可能なUSB Type-Cが2基と、SDメモリーカードリーダーがそろっています

 

タブレットなら家の好きな場所でエンタメを楽しめるも、スタンドカバーは扱いに注意

エンタメ用途では十分活躍できる実力だと思いますが、Vivobook 13 Slateの魅力はこの実力をタブレットとして発揮できるところにもあります。そうなると気になるのはタブレットとしての使い勝手でしょう。

 

使用したT3300KA-LQ046Wのディスプレイ部のサイズは、幅309.9×奥行き190×高さ8.25mmで、重さは約785g。映画を視聴する際などは両手で持てば問題ないサイズと重さです。リビングのほか、自分の部屋やベッドルームなど、好きな場所に持ち運んで手軽にエンタメを楽しめます。

 

ただ、長時間持っているとやはり腕が疲れてきます。家でリラックスして映画を楽しみたいのであれば、付属のスタンドカバーを装着するのがいいでしょう。

↑スタンド装着時のタブレット

 

↑スタンドは本体背面にぴったりとくっつきます

 

このスタンドカバーはディスプレイの横置きはもちろん、縦置きにも対応しており、縦置きにするとSNSやWeb記事のチェック時に便利です。また、たとえばインターネットでレシピを検索するときは縦置きにして、検索結果のレシピをじっくり見るときは横置きにするといった、検索とコンテンツの閲覧で分ける使い方もいいでしょう。

↑縦置き時。省スペースな場所に置けるので、メインPCのサブディスプレイとしても活用できそうです

 

ただ、スタンドカバーの扱いには少しクセがあります。マグネットでディスプレイの背面とスタンドカバーがくっつくのですが、このマグネットが若干弱いのです。一方でスタンドの角度を変える際はある程度の力が必要。これによって、角度を変えようとスタンドカバーをいじると、スタンドカバーがディスプレイから外れることがあります。使い始めはこの力加減に悩むかもしれません。

 

なお、ノートPCとして使用する場合は、このスタンドカバーとキーボードを装着します。このときの本体サイズは幅310×奥行き198×高さ17.55mmで、重さは約1385g。13.3型としては一般的なサイズと重さと言えます。

↑キーボードはフルサイズ仕様。ディスプレイとはポゴピンで接続します

 

ちなみに、ノートPCのスペックは、CPUがインテル Pentium Silver N6000 プロセッサー、メモリーが4GB、ストレージが128GB eMMC、OSがWindows 11 Home(Sモード)64ビット。10万円前後だとより良いスペックのモデルが多いため、ノートPCとしては物足りないのが正直なところです。おそらく、有機ELディスプレイや2 in 1といった要素が、価格を押し上げているのではないかと思います。

 

もちろん、映画視聴くらいであればまったく問題はありません。ただし、たとえばYouTubeで音楽を再生しながら、ほかの作業をするといった場合などでは、動作が少し重たくなります。アプリやブラウザーを複数立ち上げて、マルチタスクをこなすのは注意したほうがいいでしょう。

 

なお、上位モデルであるT3300KA-LQ049Wのスペックは、インテル Pentium Silver N6000 プロセッサー、8GBメモリー、256GB SSDで、OSはWindows 11 Home 64ビット。メモリーやストレージなどで若干スペックアップしています。

 

高画質・高音質な大画面エンタメタブレットとしては魅力的

Vivobook 13 SlateはノートPCというカテゴリではありますが、メインのモバイルノートPCとして使用するのは、スペック面でおそらく難しいでしょう。

 

一方で、有機ELディスプレイによる高画質や4基のスピーカーから出る迫力のサウンドは魅力であり、写真・映像も音楽も存分に楽しめて、好きな場所に持ち運べる大画面タブレットとしては、優れた製品と言えそうです。

 

いまはWindows OS搭載のタブレットが少ないという事情もあります。ですから、長らく使っていたタブレットを買い替えるニーズもあるでしょう。

 

そんな優れたタブレットに、Webサイトの閲覧やちょっとしたビジネス資料の作成ができる、ノートPCとしての機能も備わっているととらえると、お買い得なモデルと言うことができそうです。

 

【フォトギャラリー】※画像をタップすると閲覧できます。一部SNSからは閲覧できません。

国内メーカー一番乗り! FCCLがコンシューマー向けChromebookを発売

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は、14型液晶搭載のコンシューマー(個人)向けChromebook「FMV Chromebook 14F」を、11月16日から順次販売を開始します(提供は12月10日から)。富士通ショッピングサイト「WEB MART」では、WEBモデル「FMV Chromebook WM1/F3」を受注開始しています。

 

FMV Chromebook 14Fは、国内メーカー初のコンシューマー向けChromebook。Googleが「PREMIUM CHROMEBOOK」とするスペックを満たした、FUJITSUブランドのChromebookです。

 

タッチディスプレイでの操作が可能で、スマホのような手軽さで直感的操作ができます。インテル Core i3-1115G4 プロセッサーを搭載し、動画再生やドキュメント作成、各種マルチタスク利用でも快適に使えます。

 

高解像度フルHDの14型ディスプレイで、動画だけでなく、オンライン会議や授業でも、資料や相手の顔をクリアに映します。WAVES MaxxAudioを搭載し、自然な高音を再現。

 

キーボードマイスターが監修した富士通パソコンのキーボードで、快適なタイピングを実現。大容量の約128GB SSDを搭載し、オンライン環境でもストレスなくデータ編集などの作業が可能。拡張アダプターいらずの充実したインターフェースを備え、HDMI出力端子を搭載しており、自宅での利用や、テレビ画面への出力も簡単に行えます。

 

上質な蒸着箔コーティングを採用し、キーボード面は金属質感の塗装で、洗練された上質な印象を与えるデザインとなっています。

 

FMV Chromebook 14Fの市場想定価格は7万6780円。FMV Chromebook WM1/F3の富士通WEB MART価格は7万9800円(12月1日14時まで6万4800円)です。

LG、16型大画面が360度回転する汎用性の高いノートPC「16T90P-KA78J」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram」の新モデル「16T90P-KA78J」を発表。11月下旬から全国で発売します。予想実売価格は26万円(税込)前後です。

 

16T90P-KA78Jは、16型のタッチ対応ディスプレイと360度回転するヒンジを搭載したノートPC。ディスプレイの角度を調整することで、テントのように立てて映像を楽しんだり、大画面タブレットにして絵を描いたり、ラップトップとして使用したりできます。

 

また、筆圧を4096段階で感知できるタッチペン「LG Stylus Pen」が付属。繊細で自然な描画が可能なほか、ペンの傾きも検出できます。

 

さらに、最大24.5時間駆動の長時間バッテリーや、米国国防省が定める調達規格「MIL-STD-810G」に準拠するテストをクリアするほどの耐久性をそなえています。

 

主なスペックは、第11世代インテル Core i7-1165G7 プロセッサー、16GBメモリー、1TB SSDで、OSはWindows 11 Homeを搭載。またディスプレイは、解像度が2560×1600ドットで、縦横比は16:10となっています。

 

外部インターフェイスは、HDMI出力、USB Type-C(Thunderbolt 4)×2、USB 3.2×2、ヘッドホン出力/マイク入力、microSDカードスロットをそろえています。

 

本体サイズは約幅356.6×奥行き248.3×高さ16.95mmで、重さは約1.48kgです。

 

16型の大画面ながら重さ1.5kg以下なうえに、長時間バッテリーを搭載しているため、持ち運んでの使用に向いているでしょう。さらにディスプレイが360度回転し、必要に応じてノートPCとして、あるいはタブレットとして使えるので、汎用性の高い1台と言えそうです。

計10モデルを11月下旬に発売! LGのノートPC「LG gram」「LG UltraPC」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、モバイルノートPCシリーズ「LG gram(エルジー・グラム)」の新モデルとして、最新の第11世代インテル Core プロセッサーとWindows 11を備えた計7モデルと、AMD Ryzen 5000シリーズ モバイル・プロセッサーとWindows 11搭載のノートPCシリーズ「LG UltraPC(エルジー・ウルトラピーシー)」の新モデルを、11月下旬から順次発売します。

 

今回発売されるLG gramは、最新プロセッサーとWindows 11を搭載した17インチ「17Z95P」シリーズ、16インチ「16Z95P」シリーズ、14インチ「14Z95P」シリーズの3サイズ3カラーで展開。

 

最新プロセッサーによる快適なパフォーマンスと、内蔵のIris Xe グラフィックスで、4K映像や高解像度の画像編集、フルHDのゲームなどが、快適に楽しめます。メモリにもデュアルチャネルのLPDDR4x 4266MHz、ストレージにNVMe SSDを採用し、高速データ転送でCPUのパフォーマンスを最大限引き出します。

 

14インチの場合で999gと軽量ながら、最大31時間の駆動時間を誇る長時間バッテリーを採用。16、17インチでも大画面かつ軽量でありながら、一日ならば充電を必要としない長時間駆動を実現。耐久性でも、各種マグネシウム合金を使用したフルメタルボディを採用し、米国国防総省制定の耐久試験を7項目クリアした頑丈さを備えています。

 

USB3.0の8倍もの最大40Gbpsのデータ転送を実現するThunderbolt 4端子を2ポート搭載。DCI-P3 99%をカバーするIPS液晶ディスプレイは、全サイズ縦横比16:10を採用しています。

 

各モデルのカラーバリエーションや予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

 

LG UltraPCからは、13.3インチの「13U70Q」シリーズ3モデルを新たに発売。

 

プロセッサーに内蔵されたAMD Radeonグラフィックスは、4K動画再生やゲームなど、マルチメディアも強力にサポートし、HDMI接続の場合、AMD FreeSyncテクノロジーも使用可能。メモリはデュアルチャネルのDDR4 3200MHz 16GBまたは8GB、ストレージには512GBのNVMe SSDを採用しています。

 

ポータビリティを追求したデザインで、片手で軽々持ち運べる軽さの980gに、薄さ約1.5cm、幅約30.7cm、奥行き約20.7cmのスリムボディでありながら、最大15.5時間の長時間駆動が可能です。ディスプレイにはIPSパネルを採用することで、鮮やかで自然な美しい表示を実現し、立体的な音響効果とノイズが少なく豊かなサウンドを提供するDTS:X Ultraなど、プライベートでも楽しめるエンタメ機能も備えています。

 

各モデルの予想実売価格(税込)は、以下のギャラリーをご覧ください(画像をタップすると閲覧できます)。

「Let’s note」秋冬モデルは、ニューノーマルな「ハイブリッドワーク」をサポート!

パナソニックは、モバイルPC「レッツノート」の21年秋冬モデルとして、個人店頭向け「FV1」シリーズを12月10日から、「SV1」「QV1」シリーズを11月19日から順次発売します。

 

今回発売となる秋冬モデルは、マイクロソフトの新OS「Windows 11 Pro」を全品番プリインストール。場所や時間に縛られないハイブリッドワークのためにデザインされたWindows 11と、25年間自社開発、自社生産でビジネスモバイルに特化したレッツノートが組み合わさり、ニューノーマルな働き方「ハイブリッドワーク」をサポート。Officeアプリ「Microsoft Office Home & Business 2021」も搭載しています。

 

FV1シリーズは、縦方向の表示領域が広い縦横比3:2の14.0型大画面で、スナップレイアウトによるウィンドウ表示が見やすく、快適なマルチタスクを実現。Windows 11で操作性が向上したMicrosoft Teamsと、クリアな音声で「話す・聞く」ことができる「COMFORTALK(コンフォトーク)」でWeb会議が快適に行えます。

 

また、FV1シリーズの「CF-FV1KDPCR」は、インテル Evo プラットフォーム準拠モデルで、インテルが提唱する高付加価値モバイルPCの基準に対応しています。

 

実売予想価格は、FV1シリーズが24万2000円~39万500円、SV1シリーズが26万9500円~38万5000円、QV1シリーズが30万8000円~38万5000円です。

9機種15モデルを発売! Dynabook「Windows 11」搭載ノートPC

Dynabookは、「Windows 11」を搭載した9機種15モデルを新たに製品化し、11月5日から順次発売します。

 

今回新たに発売されるモデルはすべて、最新OSのWindows 11 Homeと最新アプリケーションOffice Home & Business 2021を搭載。第11世代インテル CPUを搭載し、CPUのパフォーマンスをTDP(熱設計電力)最大28W(Tシリーズは24W)で動作させる「dynabookエンパワーテクノロジー」の採用により、TDP15Wで「エンパワーテクノロジー」を搭載していないモデルと比較し、約1.7倍の処理能力を発揮。複数のアプリを立ち上げながらの作業も快適に行えます。

 

また、オンライン会議に便利な新機能として、マイクのオン/オフをキー操作(Fnキー+Aキーを同時に押す)だけで素早く切り替えられる「ワンタッチマイクミュート」機能も搭載。オンライン会議時にクリック操作をせずに切り替えることが可能です。基本操作からインターネットへの接続方法、映像や音楽の楽しみ方まで、PCの画面上ですぐに確認できる「パソコンで見るマニュアル」に新たに「Windows 11操作ガイド」を用意。Windows 11の操作に困っても安心です。

 

「dynabook T8・T7」は、光学ドライブを搭載しブルーレイ映像を16.1型の大画面で楽しめるプレミアムスタンダードノートPC。抗菌キーボード、顔認証センサー、約92万画素Webカメラ、Thunderbolt 4対応 USB4 Type-C コネクタ(T7はUSB4 Type-C コネクタ)搭載。無線LAN規格「Wi-Fi 6」にも対応。リアリティや臨場感を生み出す高音質「2way 4speakers」を搭載しています。実売予想価格はT8が24万1780円、T7が22万5280円。

 

「dynabook T6」は、高性能オールインワンの15.6型スタンダードノートPC。初めてのPCや子どもの家庭学習用PCとしても最適です。抗菌キーボード、約92万画素Webカメラ搭載。実売予想価格は19万5580円です。

 

「dynabook C8・C7・C6」は、コンパクトで家庭内の移動や外出時の持ち運びもスムーズな、15.6型ニュースタンダードノートPC。映り込みの少ないノングレア採用の15.6型 フルHD 広視野角液晶搭載の大画面ボディでありながら、薄さ約19.9mm、軽さ約1.84kg~1.94kgの軽量で、家の中の楽しみたい場所で快適に使えます。C7には高速起動と大容量保存を両立するデュアルストレージ(256GB SSD+1TB HDD)搭載。約200万画素のWebカメラ(C6は約92万画素)、顔認証センサー(C6を除く)、抗菌キーボード、Wi-Fi 6、約10時間の長時間バッテリー駆動、急速充電機能「お急ぎ30分チャージ」を搭載。実売予想価格はC8が20万8780円、C7が19万2280円、C6が17万280円です。

 

「dynabook F8・F6」は、利用シーンに合わせ5つのスタイルで使える15.6型5 in 1 プレミアムPenノートPC。Windows 11に最適なペンやタッチで快適な操作が可能。約12.5~13.0時間の長時間バッテリー駆動とお急ぎ30分チャージを搭載。顔認証センサー、Wi-Fi 6、プライバシーを守るWebカメラシャッター付きの約92万画素Webカメラ搭載。実売予想価格はF8が20万3280円、F6が17万5780円です。

 

「dynabook S6」は、オフィスやキャンパスへ気軽に持ち歩きできる13.3型スタンダードモバイルノートPC。薄さ約19.9mm、軽さ1.279kgのスリム&コンパクトボディと、MIL規格準拠の耐久テストをクリアした堅牢性が特長。約10.5時間の長時間バッテリー駆動、お急ぎ30分チャージ、顔認証センサー、指紋センサー、Wi-Fi 6搭載。実売予想価格は164,780円です。

 

T8・T7・T6・C8・C7・C6は、周囲からのノイズを抑え、自分の声も相手の声も聞き取りやすくする「AIノイズキャンセラー」機能を搭載。人の声や環境ノイズなどの約5億のデータを学習したAIによって、ミーティングアプリを使用中に、人の声と環境ノイズを識別し、環境ノイズ成分を除去。音量の大きな音や突発的に発生したノイズを除去して、自分の声をクリアに届けられ、相手の音声も環境ノイズ成分を除去し、声を聞き取りやすくします。

 

F8・F6・S6は、過酷なテストであるアメリカ国防総省MIL規格に準拠したテストをクリア。底面や天面など26方向からの落下テストを含めた複数のテストを実施しています。

Windows 11&インテル最新第11世代CPU搭載! マウスのクリエイター向けPC「DAIV 5N」後継モデルが登場

マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランドDAIVの、sRGB比100%の色域とWQHD解像度に対応した「DAIV 5N」シリーズから、最新OS Windows 11とインテル最新の第11世代CPUを標準搭載し、Thunderbolt 4に対応した後継製品を発売しました。税込価格は23万780円。

 

同製品は、新しいアーキテクチャーを採用し、より高いパフォーマンスを実現した、インテル Core i7-11800H プロセッサーを搭載。従来製品(DAIV 5N 2021年4月モデル)と比較して、シングルコア性能は約24%、マルチコア性能は約20%パフォーマンスが向上しています。

 

最大40Gbpsの高速データ転送に対応し、CFexpressカードリーダーやSSD、RAIDハードディスクドライブなどの外部ストレージ、10GbE対応の外付けネットワークアダプタや高解像度ディスプレイなど、Thunderbolt 4に対応する様々な周辺機器を利用できます。

 

最新の第11世代CPUを搭載することで、インターフェースとしてPCI Express 4.0に対応。これまでのPCI Express 3.0搭載製品とのデータ転送速度を比較した場合、約43%の高速データ転送が可能となり、大容量データの取り扱いや、アプリケーション起動がより高速になります。

 

DAIV 5N SPEC●OS:Windows 11 Home 64ビット ●CPU:インテル Core i7-11800H プロセッサー ●グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU(6GB) ●メモリ:16GB(8GB×2) ●記憶装置:512GB M.2 NVMe SSD ●液晶パネル:15.6型 WQHD(2560×1440)ノングレア sRGB比 100%

フルHDとHDが選べる! エイサーのテンキー付き大画面Chromebook

日本エイサーは、Chrome OSを搭載した、Acer Chromebook 315シリーズの新モデル3機種「CB315-3H-AF14N」「CB315-3H-A14N2」を10月21日に発売しました。また、法人向け「CB315-3H-AF14N/E」を11月初旬に発売します。同製品群は、15.6型のフルHDとHDの解像度の違いで選べるディスプレイを搭載したテンキー付きモデル。実売価格はCB315-3H-AF14Nが4万4800円、CB315-3H-A14N2が4万1800円です。

 

3機種はすべて15.6型ディスプレイを搭載。日本語キーボード搭載の「CB315-3H-AF14N」と英語キーボード搭載の「CB315-3H-AF14N/E」は、映像を鮮明に映し出すフルHDの解像度、日本語キーボード搭載の「CB315-3H-A14N2」はHDの解像度です。ディスプレイを左右から囲むベゼルは約9.5mmと狭く、広い表示領域設計となっています。いずれもテンキー付きで、数字入力も簡単に行えます。

 

CPUはブラウジングやドキュメント作成が快適に行えるインテル Celeron プロセッサーを搭載。他のAcer Chromebook同様、YouTubeやGoogle ドキュメントなど、Googleが提供するサービスの使い勝手が良く、筐体や天板のAcerロゴをスタイリッシュでシンプルなシルバーカラーに仕上げています。

 

インターフェースは、USB 3.2 Type-Cポートを右側面と左側面の両方に設置することにより、両サイドどちらからでもACアダプターを差し込み充電することが可能。USB 3.2 Type-Aポート2つ、USB 3.2 Type-Cポート2つを搭載しています。バッテリーの連続駆動時間は最大約12.5時間。75度の高視野角のウェブカメラを搭載しています。また、3機種ともGoogleが提供する、複数の端末を一括で設定するための機能である「ゼロタッチ登録」にも対応しています。

シックなデザインとは裏腹に、がっつりPCゲームも遊べる! MSI「Summit-E15-A11SCST-446JP」

エムエスアイコンピュータージャパンは、最新の第11世代インテル Core プロセッサーを搭載したシックなデザインの高性能・高機能ノートPC「Summit E15」シリーズから、高性能グラフィックス「GeForce GTX 1650 Ti Max-Q デザイン」とタッチ機能対応液晶パネルを搭載したバリエーションモデル「Summit-E15-A11SCST-446JP」を、10月21日に発売します。市場想定価格は14万円前後。現在、公式オンラインショップ「MSIストア」や、各販売店で予約を受け付けています。

 

同製品は、薄さ16.9mm、軽さ1.79kgと持ち運びしやすい本体に、デスクトップPCレベルの高い処理性能を備えた、高性能・高機能ノートPC。ディスプレイには大画面で見やすくタッチ機能にも対応した15.6インチフルHD液晶パネルを搭載し、従来のキーボード・マウス・タッチパッドによる操作に加え、指で直接画面に触れる直感的な操作が可能になり、様々な作業を効率化できます。

 

CPUに最新の「Core i7-1185G7」、GPUに「GeForce GTX 1650 Ti Max-Q デザイン」を搭載し、複数のアプリケーションを同時に使用するマルチタスクにも強いだけでなく、一般的なノートPCの最大約3.2倍の高いグラフィックス性能により、国内向けのオンラインゲームやサンドボックスゲームなど、様々なジャンルのPCゲームを、フルHD解像度の高画質でプレイ可能です。

 

高速な16GBメモリ・512GB SSD(M.2 NVMe)を標準搭載。オフィスソフトやビデオ会議システムなど、ビジネスに必要なあらゆるツール・ソフトが高速・快適に動作。複数のアプリケーションを同時に使用するマルチタスクでも高いパフォーマンスを発揮し、ゲームだけでなく幅広い用途に対応します。

 

スマホのような感覚で使える! 玄人が選ぶのは2in1タイプの「Chromebook」

“いま”爆売れ中のモノを「デジタル」からセレクトし、トレンドのツボを解説。消費者ニーズに“ビッタビタ”な“ゴン攻め”商品の数々、知らないとマジでヤバいです!! 今回は「Chromebook Detachable CM3」を紹介。

※こちらは「GetNavi」2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

玄人はもうChromebookを選んでる!

スマホのような感覚でタブレットやPCとして使える

タブレット型に専用キーボードが接続できる2in1タイプが使いやすい!

【ノートPC】2021年3月発売

ASUS

Chromebook Detachable CM3

実売価格4万4240円

WindowsでもmacOSでもない「ChromeOS」を採用したハイコスパな2 in 1ノートPC。Androidスマホのような使用感で、ほとんどのデータとアプリをクラウド上で利用する。1920×1200ドットの10.5型液晶を装備し、わずか506gと軽量だ。

 

↑とっさのメモにも便利な高精度スタイラスペンが付属。収納すると急速充電され、15秒の充電で45分間使える

 

【トレンドのツボ】教育用PCの需要急増で売上は前年比10倍以上に

ChromeOSのシェアもChromebookの販売台数も驚異的に伸びている。ChromeOSのユーザー管理のしやすさとコスパの高さが、教育用PCとしてのニーズにマッチしているからだ。

15.6型大画面搭載! AMD Ryzenプロセッサー初搭載「VAIO FL15」

VAIOは、15.6型ノートPC「VAIO FL15」を10月6日に発売。VAIO PCとして設立以来、初めてAMD Ryzenプロセッサーが搭載されます。

 

同製品は、VAIOストア、大型家電量販店 VAIO 展示店(VAIO OWNER MADE)のほか、Amazon「VAIOストア」でも受注を開始しています。税込価格は7万9200円~。

 

約1.85kgの置き場所にも困らないスリムで軽量なボディ。USB端子のほか、USB Type-C端子、HDMI端子などを搭載し、様々な周辺機器を繋げられます。本体カラーはホワイト、ブラック、シルバーの3色で、ブラックとシルバーは黒いキートップ、ホワイトは白いキートップのキーボードを搭載。開くと適度な傾斜が付くキーボードは、テンキー付きのゆったりとした配置で、入力しやすくなっています。

 

前述のAMD Ryzenプロセッサー(AMD Ryzen 3 4300U)や、8GBメモリー、256GB SSD、15.6型フルHDディスプレイを備え、ビデオチャットから動画編集まで、ビジネスやプライベートで日常的にPCで行う作業が快適にこなせるスペックで、利用者のワーク・ライフスタイルに寄り添います。

 

同製品を含め、すべてのVAIO PCは安曇野本社・工場で専任の技術者が1台1台仕上げを行ない、品質チェックを徹底しています。

最新の第11世代インテルCPU搭載! マウス「DAIV 5P」シリーズの後継モデル登場

マウスコンピューターは、クリエイター向けパソコンブランド「DAIV(ダイブ)」から、高負荷な作業に対応できるクリエイター向けノートパソコン「DAIV 5P」シリーズの後継製品を発売しました。

 

同製品は、筐体を刷新し、インテル最新の第11世代CPU「インテル Core i7-11800H プロセッサー」と「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」を搭載し、従来の筐体ではできなかった、メインメモリのデュアルチャネル動作に対応。CPUとの高速データ転送が可能です。

 

CPUには、10nmに微細化されたプロセスルールと新しいアーキテクチャを採用したインテル最新の第11世代「インテル Core i7-11800H プロセッサー」を搭載。従来製品に対しコア数、スレッド数が8コア/16スレッドに増加しており、シングルコア性能は約1.3倍、マルチコア性能は約1.8倍と、処理能力を向上させています。グラフィックスに採用している「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」は、従来製品と比較し、3Dグラフィックス性能が約1.3倍にアップしており、動画のエンコード時間では約46.9%の時間短縮を実現しています。

 

 

標準モデル「DAIV 5P」は、インテル Core i7-11800H プロセッサー、GeForce RTX 3050 Laptop GPU、16GBメモリ、512GB NVMe SSDを搭載。価格は税込18万6780円からとなっています。

パナ「Let’s note」に新シリーズ! 14インチ、小型軽量、テレワーク需要ガチ狙いの見所は?

パナソニックは6月3日、オンラインで新製品発表会を開催。モバイルPC「Let’s note(レッツノート)」シリーズの新モデル「FV1シリーズ」を6月18日に発売すると発表しました。

↑Let’s note FV1シリーズ(ブラック)

 

↑Let’s note FV1シリーズ(シルバー)

 

製品コンセプトは「大画面なのにコンパクト」。14.0型ディスプレーを搭載しながら、サイズを約W308.6×D235.3×H18.2mmにおさめ、13.3型クラスのノートPCとほぼ同等のサイズを実現しています。軽量設計も特徴で、最軽量モデルでは重量約999gという軽さを実現。同じく14.0型のディスプレーを搭載する同社の「LV1シリーズ」と比較して、フットプリント比で約28%の省スペース化し、携帯のしやすさにもこだわりました。

 

大画面を搭載しつつフットプリント(接地面積)抑えるために、Let’s note史上もっとも狭いという、約5.3mmの狭ベゼルを採用。狭ベゼル仕様のノートPCは、側面からの衝撃に弱いというデメリットがありますが、同社では新構造を採用し、開発段階で独自基準の耐久テストを実施することで、狭ベゼルと側面からの耐衝撃性能を両立したとのことです。

↑新構造を採用し、開発段階で独自基準の耐久テストを実施することで、狭ベゼルと側面からの耐衝撃性能を両立

 

ディスプレーの解像度は2560×1440ピクセルのQHDで、縦横比3:2のアスペクト比を採用しています。LV1シリーズと比較して作業領域が縦方向に約2cm拡大したことで、JIS規格のA4見開き資料なども閲覧しやすくなりました。

↑ディスプレーの解像度は2560×1440ピクセルのQHDで、縦横比3:2のアスペクト比を採用している

 

テレワーク向けに、音響機能が充実しているのも特徴。イスラエルのオーディオメーカーWavesの音響効果ソフトウェア「MaxxAudio」と、高い音圧を持つボックス型のスピーカーを搭載し、相手の声が聞き取りやすい音質を実現しました。

 

さらに、インテルの電源効率最適化技術「インテル Gaussian & Neural Accelerator(インテルGNA)」に対応するノイズ除去機能「COMFORTALK」にも対応。タイピング音やサイレンといった騒音を低減しながら声を相手に伝送でき、騒音下でのウェブ会議でも、自分の声が相手に伝わりやすいといいます。

 

Let’s noteシリーズの特徴である円形タッチパッドは、直径約63mmの大型のものを採用。「QVシリーズ」の43mmと比較して、約1.5倍大型化しています。キーボードの使いやすさにもこだわり、キーピッチは縦横約19mm、キーストロークは約2mmと、同社の他シリーズ同等の打鍵感を実現しました。

↑PCの基本性能にもこだわった。円形タッチパッドは、直径約63mmの大型のものを採用。キーボードのキーピッチは縦横約19mm、キーストロークは約2mmだ

 

そのほか、インターフェースとしてはHDMI端子(最大出力4K60p)、USB 3.1 Type-C(Thunderbolt 4、USB Power Delivery対応)×2、USB 3.0 Type-A×2、ミニD-Sub 15ピン(VGA)、3.5mmオーディオ入出力端子などを搭載。SDカードスロット、有線LAN、約2207万画素のウェブカメラと、Windows Helloに対応した顔認証用カメラ、音声用アレイマイク×2も備え、ワイヤレス通信規格としてはWi-Fi 6 AX201、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1に対応しています。

 

個人向け店頭モデルは「CF-FV1GFNQR(Core i7-1165G7、16GBメモリー、512GB SSD、Office Home & Business 2019)」、「CF-FV1FDMQR(Core i5-1135G7、16GBメモリー、512GB SSD、Office Home & Business 2019)」、「CF-FV1FDSQR(Core i5-1135G7、16GBメモリー、256GB SSD、Office Home & Business 2019」、「CF-FV1FDWQR(Core i5-1135G7、8GBメモリー、256GB SSD)」の4種類を用意。

 

CF-FV1GFNQRを除く3モデルは約11時間のバッテリー駆動時間、「バッテリーパックL」が標準で付属するCF-FV1GFNQRのみ、約21時間のバッテリー駆動時間を実現しました。また、CF-FV1GFNQRのみ、LTE通信に対応します。

 

個人向け店頭モデルの価格はオープンプライスで、実売価格は税込24万2000円からになる見込み。なお、法人向け/オンラインストア向けモデルはCPUにCore i7-1185G7またはCore i5-1145G7を搭載し、インテルEvo vPro準拠モデルや、ワイヤレスWAN 5G/ローカル5G対応するモデル、タッチ対応ディスプレーやキーボードバックライトを搭載するモデルも用意されます。

 

発表会で登壇したパナソニック株式会社 コネクテッドソリューションズ社の副社長 坂元 寛明氏は、FV1シリーズ開発の背景について、「コロナ禍に置いて、モバイルワーカーが気持ちよく使え、使っていてワクワクするLet’s noteを作りたかった」と言及。

↑パナソニック株式会社 コネクテッドソリューションズ社の副社長 坂元 寛明氏

 

テレワークがビジネスパーソンに好意的に受け入れられている一方で、さまざまな課題を抱え、仕事に対するモチベーションが下がっている人も多いという話などに触れ、「営業利益や生産効率を求めることも大切だが、それ以上に、ビジネスパーソンの一人一人が、気持ちよく働ける社会を実現したいという気持ちが強い。私が属するモバイルソリューションズ事業部のミッションは、モバイルワーカーが活き活きと働く社会の実現だ」との考えを示しました。

↑発表会で参照された、日本生産性本部による調査データ

 

また、2021年度の販売台数目標として、Let’s noteシリーズとTOUGHBOOKシリーズの合計で、前年比107%となる82万台(グローバル市場)を設定していることも明らかにしました。

↑2021年度の販売台数目標として、Let’s noteシリーズとTOUGHBOOKシリーズの合計で、前年比107%となる82万台を設定する

 

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【西田宗千佳連載】Chromebookは「万能を求めなければ」仕事に使える

Vol.102-1

 

本連載では、ジャーナリスト・西田宗千佳氏がデジタル業界の最新動向をレポートする。今回のテーマは、「Chromebook」。素早く低コストに使える魅力的な機械だが、果たして仕事には活用できるのだろうか。

 

個人向けコンピュータとしてChromebookのシェアは上がってきている。そうなると気になるのは「Chromebookは仕事に使えるのか?」ということだろう。

 

もともとChromebookは、教育市場などへの導入を目的に開発されたものだ。ウェブベースで使う機器であり、アプリはいまだにPCほど充実しているわけではない。

 

とはいえ、それなら仕事はできないのかというと、「思った以上にできる」というのが答えになるだろう。

 

試してみるのは簡単だ。PCを使って「ウェブブラウザ上だけでどれだけのことができるか」やってみればいいのだ。メールもスケジュール管理もウェブサービスでできるし、ワープロ・表計算・プレゼンソフトも代用できる。Googleのサービスを使うのが一番楽だが、それに頼らずともマイクロソフトのものだってウェブベースで相当のことが可能だ。ファイルの受け渡しもクラウドベースでいい。とはいえ、ローカルがまったく使えないかというとそんなことはなく、Chromebookでもちゃんとローカルにファイルを保存して作業はできるから、そのあたりは安心していい。ビデオ会議も、近ごろ主流のサービスはちゃんとウェブブラウザ上でも利用できるようになっているので、ここも問題ない。

 

いや本当に、いまだったら大抵の仕事がウェブだけでも「できる」のだ。

 

ただし、である。「できる」ことと「ものすごく快適である」ということはちょっと違う。

 

メールやメッセージでコミュニケーションをして、文書ファイルのやりとりをするだけなら、正直ウェブベースのほうがもはや楽になっていると思う。だが、「これは厳しい」と思うことも多数ある。

 

例えば、「ビデオ会議の内容を、サービス側の機能に頼らず録音・録画する」にはどうしたらいいだろう?凝ったビデオ編集や、操作画面を動画でキャプチャしてマニュアルを作るといった作業も面倒だ。

 

つまり、ウェブだけで仕事をする場合には、PCとはやりかたを変える必要が出てくる。なかには使えない機能やフォントもある。それが絶対に必要なものであることは少ないだろうが、「違う」ことが負担となるのは事実といっていい。これは「iPadを仕事に使う」ことにも通じる。

 

コスト的にはもうPCとChromebookは逆転している。管理もシンプルで、本体も安い。だとすると、大半の仕事をする際に、Chromebookはもはや「素早く低コストに使える機械になった」と言っても過言ではない。問題は、「これでいい」という判断を下せない人が多いだろう……という点だ。

 

つまり、「できない」わけではないのだが、仕事をするための手法・サービスを自分で組み立てないといけないという側面があるということだ。こうした知識が十分にある人にとっては問題ないが、そうでない人には「PCのほうが作業しやすい」のは間違いないだろう。このバランスの見極めの難しさこそ、Chromebookの難点と言える。

 

では仕事以外ならどうなのか?そのあたりは次回で解説しよう。

 

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3月25日、あのアイリスオーヤマから初のノートPC発売! テレワークからオンライン学習まで幅広くサポート

アイリスオーヤマは、「LUCA Note PC」を、2021年3月25日に発売します。税別価格は4万9800円で、インターネット通販や全国のホームセンターを中心に販売予定です。

 

同製品は、CPU「インテル Celeron プロセッサー 4コア」を採用することで消費電力を抑え、冷却用ファンも不要となるため、図書館や自宅などの静かな場所でも、稼働音を気にせず快適に使用できます。また、自宅でのテレワークから家庭内学習まで、様々な世代や場所での使用を想定し、14インチの液晶画面で見やすく、キーボードはキートップが16.3×17.2mmと大きめのサイズでタイピングしやすいよう配慮しています。

 

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、日本政府はICTを活用したテレワークや大学を中心としたオンライン授業を推奨。また、文部科学省が推進するGIGAスクール構想は、2023年度を目標に小学生から高校生までの1人1台の学習者用端末の導入や校内LAN整備の標準化、緊急時における家庭でのオンライン学習環境の整備への実現を提唱しており、デジタル教育化は急速に進んでいます。

 

同社はこれまで、デスクやチェアなどの家具、Webカメラや液晶ディスプレイ、ヘッドセット、Wi-Fiルーターなど、オンラインによるテレワークや家庭学習などをサポートするOA機器を相次いで発売してきました。今回はそんな同社初のノートPCということで、注目度も高まっています。

 

SPEC●OS:Windows 10 Pro 64bit ●ディスプレイ:14インチ フルHD(1920×1080) ●CPU:インテル CeleronプロセッサーNシリーズ Gemini Lake 4コア ●メモリ:LPDDR4 4GB ●無線LAN:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac ●インターフェース:USB3.2 Gen1 Type-A×2 Type-C×1/miniHDMI×1(HDMI 2.0対応)/3.5mmオーディオジャック×1/microSDカードスロット×1 ●カメラ/マイク/スピーカー:インカメラ100万画素/内蔵マイク/8Ω 1Wx2内蔵 ●サイズ:約W323.15×D219.4×H19.3mm(突起部除く) ●重量:約1.3kg ●価格(税別):4万9800円

2020年って結局何がヒットしたっけ? 改めて振り返る9選

コロナが猛威を振るった2020年。それでも「鬼滅」に「三密」、「あつ森」など、数々のトレンドが誕生している。ここでは、そんなトレンドを深掘り。大きな「流れ」が生んだ意外なヒットアイテムを紹介する。

 

【その1】マスク&その関連商品

新型コロナの流行により、外出時のマスク装着は当然に。一時的にマスクが品薄になったことは記憶に新しく、関連商品も大ヒット。マスクの浸透で新しい商品も誕生してきた。

【ヒットの裏付け】

国民総マスク時代となったことで、マスク関連市場は、前年比12倍の5000億円市場に。アパレル企業など異業種からの参入も相次いだ。

蛇の目ミシン

エポルク

実売価格5万5000円

市販マスクの不足や、マスクでオシャレをしたいという需要により、自分でマスクを手作りする人が増えた。気軽に取り出せるよう約5.5㎏に抑えた本機は、手元でスタート・ストップが可能でわかりやすい。

↑2020年は、ミシンメーカーが動画サイトで簡単なマスクの作り方を紹介するようになった

 

SOLEIL

抗菌マスクケース

実売価格960円

外出先で飲食をする際、取り外したマスクをしまうためのケースが様々なメーカーから販売された。本品は抗菌素材を用いたハードケースタイプ。使用後水洗いでき、清潔さを保つことができる。

↑取り外したマスクを二つ折りにして入れるだけ。周囲から浮かないデザインで使いやすい

 

シャープ

FG-F10M

実売価格1980円

ウイルスが飛沫感染することがわかってからは、フェイスシールドも注目を集めた。単体ではなく、マスクと併用することで予防効果を高めるのが狙いだ。

 

【その2】テレワーク関連商品

春先の外出自粛要請を受け、自宅で仕事を行うテレワークが浸透した。これによりノートPCの売り上げが増加しており、Zoomなどのツールを使ったビデオ会議も一気に一般化した。

【ヒットの裏付け】

自宅での仕事が求められ、ビデオ会議用の環境整備が必須となった。ノートPCの売上は昨年のほぼ2倍に。ウェブカメラ等のアクセサリも売れた。

日本HP

Chromebook x360 14

8万2880円〜

自宅での仕事用にサブPC需要が伸長。価格が安く、性能も十分なChromebookにはこれまで以上の注目が集まった。本機はヒンジが360度展開するコンバーチブル型で、ウェブカメラも内蔵する。

 

Jabra

Evolve 265

3万3000円

周囲の雑音を抑えてくれるノイズキャンセリング機能搭載のヘッドセット。常に優れた音質でオンライン会議が可能で、聞き逃しを激減させてくれる。

 

【その3】エコバッグ

2020年7月からレジ袋の有料化が実施され、日本でも本格的にプラスチックゴミへの対策が始まった。これにより、老若男女を問わずエコバッグを持つことが当たり前になった。

【ヒットの裏付け】

1枚数円とはいえ買い物は毎日のこと。積もり積もれば結構な金額になる。エコバッグ市場の規模は4.7倍に増え、切り替わりが進んだ。

 

サンスター文具

POKECA

実売価格1650円

常時持ち歩くエコバッグだけに、「たためる」タイプの人気が爆発。本品は、ボタンで留めることで、名刺サイズまで小さく折りたためる。カード入れも備えており、これひとつで買い物に行くことができる。

 

【その4】巣ごもり家電

「外へ出て遊ぶ」機会が減少したことで、自宅での生活が充実する家電製品に需要が集中。10万円の定額給付金が出たこともあり、ある程度の価格帯の商品も飛ぶように売れた。

【ヒットの裏付け】

定額給付金もあり、コロナ禍に家電は好調を維持。テレビや洗濯機、冷蔵庫といった大物やホームベーカリーなどの調理家電が特に売れた

ハイセンス

55U7F

実売価格9万8800円

低価格化が進む4K液晶テレビが爆発的にヒット。本機は、東芝との共同開発による新型映像エンジンを搭載。映像の輝度を引き上げる「バックライトブーストフィルム」なども備えた。

 

日立

ビートウォッシュ BW-V80F

実売価格9万4860円

自宅時間が増えたことで、洗濯の頻度も増加。本機は、高濃度洗剤液を浸透させる油汚れに強い洗浄方法と、大流量で洗う泥汚れに強い洗浄方法を使い分けできる。つけ置き洗いも可能だ。

↑洗濯槽の見えない部分の汚れや菌を洗い流す自動お掃除機能も搭載。すすぎのあとにキレイな水道水で洗い流してくれる

 

パナソニック

SD-MDX102

実売価格4万1580円

作業工程をレクリエーション的にも楽しめるホームベーカリーが大ヒット。本機は、41種類ものオートメニューを備えるほか、「ねり」「発酵」「焼成」を単独で設定可能。初心者から玄人まで満足できる。

↑レーズン、ナッツの自動投入に対応。初心者でもまんべんなく具が混ざったパンを失敗せずに焼きあげられる

 

【その5】知育菓子

休校により、自宅に子どもがいる状況が続いた。そんな子たちをなだめるためか、知育菓子がヒット。おやつに子どもが集中してくれるため、忙しい主婦層を大きく助けることになった。

【ヒットの裏付け】

バンダイキャンディの「キャラパキ」の発売自体は2018年5月。2020年は「発掘」というワードを加えたことで、累計3000万個以上を出荷する大ヒットに。

 

バンダイキャンディ

キャラパキ 発掘恐竜チョコ

実売価格110円

お祭りなどでおなじみの「型抜き」ができる菓子。「発掘」というキーワードを加えたことで、子どもの挑戦心をくすぐり大ヒットに。チョコを溶かさず上手に型から抜けるか、多くの子が夢中となった。

↑肉の部位ごとに切り分ける「解体図鑑」シリーズもヒットした。勉強にもなって一石二鳥だ

 

バンダイキャンディ

魚ギョッと釣りグミ

実売価格66円

細くて長いヒモ状のグミを慎重にケースから取り出して、その先に繋がる大きな魚型グミを釣り上げられるかを楽しむお菓子。ヒモ状のグミが切れやすいため、大人でも熱中してしまう!

 

コイケヤ

プライドポテト 芋まるごと

実売価格159円

自宅時間が増えた大人は、健康を維持できるお菓子を求めた。あえて食塩を使わず、素材の芋の味を引き出した「プライドポテト芋まるごと」は大ヒットに。

 

【その6】バリカン

三密への注意喚起が進み、人に会う機会が減った結果、身だしなみへの意識にも変化が。髪や髭の手入れを自分で行う人が急増し、品薄になるほどバリカンの売り上げが伸びた。

【ヒットの裏付け】

外出自粛が始まった3月下旬ごろから家電量販店を中心に売上がじわじわ増加。4月になるとメルカリなどでの高額転売も相次いだ。

ブラウン

BT3240

実売価格4690円

39段階の長さ調節と付属するアタッチメントで自由自在にヘアーや髭を整えることができる。カット力が強く、切れない&剃れないといったトラブルもない。フル充電で約80分間使用可能だ。

↑アタッチメント一式。仕上げは、アタッチメントを外して行うか、キワぞり用ヘッドを用いる

 

【その7】クラウドファンディング

自粛によって多くの企業が苦戦するなか、自分の愛する店舗を応援しようという投げ銭がブームに。クラウドファンディングもさらに盛んとなり、クラファン初のヒット商品も続々と誕生した。

【ヒットの裏付け】

コロナが猛威を振るっていた5月には、クラウドファンディング利用者が前年同月比の590%を記録。その知名度を一気に向上させた。

 

Makuake

購入することで応援の気持ちを伝える新しい買い物がコンセプトのクラウドファンディングサイト。多くの企業が参加し、2020年を代表するようなヒット商品もここから誕生した。

↑2020年夏のヒット商品であるソニーのペルチェ素子クーラー「REON POCKET」。クラファンで開発費を集めた

 

【その8】radiko

在宅ワーク中にも楽しめるエンタメとして、ラジオの価値が再評価。1週間以内なら過去番組を遡って聞けるradikoの利便性の高さもあり、深夜ラジオの新規リスナーも増加した。

【ヒットの裏付け】

テレワーク普及後は、radikoの会員数が急増。現在ラジオリスナーの97%が利用するという。音声コンテンツは今後世界的に成長が見込まれる。

 

radiko

登場から10年を迎えたラジオ聴取サービス。1週間までなら過去の番組を聴くことのできるタイムフリー機能を備えており、アプリのインストール数は1000万人に迫る。

 

【その9】ゲーム

おうちエンタメの代表格として、2020年は、ゲームが好調だった。実在の土地を舞台とし、旅情すら味わえるオープンワールドゲームなどが売れたのも特徴だ。

ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント

Ghost of Tsushima

7590円(通常版)

元寇のあった時代の対馬を舞台に、侍となって元軍と戦うアクション作。海外製ゲームながら日本文化へのリスペクトが感じられる作りで、美しい風景は世界中のゲーマーから賞賛された。

(C)2020 Sony Interactive Entertainment LLC.

 

ユービーアイソフト

ASSASSIN’S CREED VALHALLA

9240円

戦士団を率いて定住の地を探すアクション作。綿密な時代考証が歴史学者にも称賛された。バイキングは海戦より実は陸戦が得意といった知識も身につく。

 

【ヒットの裏付け】

コロナによる世界的なロックダウンで、テレビゲームが大躍進。ライトユーザーが世界観の作り込まれた大作に手を出す新たな傾向も見えた。

 

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ガチ仕様の15型ノートPC「ThinkPad X1 Extream」、その重さとサイズ感は?

パソコン大手レノボは15インチの画面を採用したハイエンドノートパソコン「ThinkPad X1 Extream」を発売しました。ThinkPad X1は同社のモバイルパソコンのフラグシップシリーズで、これまでにX1 CarbonやX1 Yogaなど、高性能モデルがラインナップされていましたが、今回発表された「X1 Extream」が新たに追加。価格は27万8000円(税抜)より。

↑ThinkPad X1 Extream

 

X1 Carbonのコンセプトを継承しつつスペックを凌駕した弩弓の1台

X1 Extreamは15.6インチの液晶画面を搭載し、CPUはインテル第8世代のHプロセッサーを採用。グラフィックはNVIDIAのGeForce GTX 150 Tiを搭載するなど、ノートPCにも関わらず処理性能はガチ仕様。最大64GBのメモリや最大2TBのSSDなど、仕事マシンとしても贅沢なスペックとなっています。

↑おなじみのデザインを踏襲

 

ここまでなら「ただのハイスペックノート」に留まるところですがX1 Extreamの真骨頂は別のところにあります。本モデルは、これまでThinkPadのフラグシップモデルに位置づけられていた、ハイスペックで薄型軽量のX1 Carbonのコンセプトを受け継ぎ、重量が1.71kg、厚みが18.4mmというコンパクト設計。「ハイスペックノートでも持ち歩けるサイズ感」を実現した形になっています。

↑14インチの画面を搭載したThinkPad X1 Carbon(上段のシルバー)とのサイズ比較

 

特にオフィスで動画編集やCADなど、ヘビーな作業をする人がノマドや自宅テレワークできるように、持ち運べるサイズ感の限界値に挑んで設計されたとか。

 

15.6インチの画面を搭載している分、フットプリント(底面積)は広いので、さすがに大きさを感じざるをえませんが、手にもった感じでは重さと薄さは気にならないレベル。このパソコンを肌身離さず常時携行するかと問われたら、微妙ではありますが、オフィスと自宅の往復に持ち歩くぐらいなら問題ないサイズ感です。

↑筆者が持つと「小顔効果」ならぬ「小サイズ効果」!

 

ThinkPad伝統のキーボードはもちろん踏襲。安定の打鍵感でタイピングできます。ThinkPadキーボード信者の筆者としては、この配列をみただけで仕事のモチベーションがアップするほどです。

↑ThinkPadユーザーにはお馴染みのキーボード。配列も今までどおりなのでご安心を

 

そのほか、拡張端子もUSB Type-C 3.1を2基搭載し、HDMI端子やSDカードスロットなど定番の仕様。残念ながら、X1 Extreamへの給電はUSB Power Delivery(USB PD)ではなく、従来の角形コネクタなので専用のACアダプタが必要となります。これは、本モデルのハイスペックさゆえに、消費電力が大きくUSB PDでは不十分という判断とのこと。この辺りは、トレードオフとして妥協できる点といえます。

↑左から電源、USB Type-C×2基、HDMI、有線LAN拡張コネクタ

 

↑左からSDカードスロット、USB 3.0×2基。筆者的にSDカードスロット搭載はポイント高し。X1 Carbonにも搭載して欲しいところ

 

大和研究所で開催されるThikPad評議会で議題にあがったポイント

ThinkPadの開発・設計全般を行う横浜のレノボ大和研究所には、新型ThinkPadに採用される仕様が妥当なものかどうかを協議する「ThinkPad評議会(仮)」というものが存在すると、まことしやかに囁かれています。

 

今回、X1 Extreamの開発陣の1人であり、評議会にも出席するエンジニアに「X1 Extreamを開発するにあたり、評議会(仮)で問題に挙がった点は?」と聞いてみました。

 

すると、「排熱に関する部分ですね」との返答が。X1 Extreamは、高速なCPUとGPUを搭載しているため、フルパワーでの駆動時は発熱も相当なもの。しかも、薄型を実現するために大型のCPUファンは搭載できないため、ヒートパイプにより2つのファンを接続する方式を採用したんだとか。これは、CPUとGPUのどちらが発熱しても、ヒートパイプを通じて二つのファンから排熱できることを狙ったそうです。

↑X1 Extreamの殻割り画像。二つのファンがヒートパイプで接続されている様子がわかる。まるでツインターボといった様相!

 

それで、評議会で取り上げられた議題としては「CPUファンが回りすぎるとうるさくてユーザーのストレスになる」との指摘があり、今回のクーリングシステムの採用に至ったとか。また、ユーザーがWindowsの操作で処理性能を抑えることもできるようにしたそうです。

 

この手の開発秘話ってなかなか興味深いですよね。筆者としては、これからもThinkPad評議会(仮)をウオッチしつづけていこうと思います。

 

さて、このX1 Extreamですが、ハイスペックな仕様は非常に魅力的なのですが、筆者の仕事といえば、ブラウザとメールとテキストエディタが動作すれば事足りてしまうので、明らかにオーバースペック。自宅でも外出先でもばんばん動画編集をやる、という方にぜひ持って頂きたいノートPCです。

 

やっぱり「LTE搭載PC」は便利すぎる! 選び方の決め手は「入力方法」にあり

パソコン本体だけでインターネット通信が可能なLTE搭載パソコンの代表的なモデル「ThinkPad X280」と「Surface Pro」について2回に渡ってご紹介してきました。完結編となる本編では、どちらを選ぶべきかなどのポイントをまとめてみたいと思います。

↑レノボ「ThinkPad X280」(左)、マイクロソフト「Surface Pro」(右)

 

無難なのはクラムシェル型の「ThinkPad X280」

ThinkPad X280は、皆さんがイメージしているとおり、ノートパソコン然としたクラムシェル型。使用時にはディスプレイ部を開いて使用します。特に、パソコンとタブレットを兼用して使うなどのシチュエーションがなければ、クラムシェル型は無難な選択といえます。

↑ThinkPad X280

 

最大の特徴は、ThinkPadシリーズのウリである“キーボード”です。しっかりとした打鍵感があるのはもちろん、マウスなしでもカーソルを自在に動かせる「トラックポイント」により抜群の操作性を誇っています。

↑多くのユーザーに支持されているThinkPadのキーボード。赤いボタンのようなものが「トラックポイント」

 

また、USB Type-Cだけでなく、USB3.0やHDMIなどのコネクタ類を本体に搭載しているため、拡張性にも優れています。この辺りは、純然たるノートパソコンといえるので、特にこだわりがない人でも問題なく使えると思います。

 

主な購入先は、公式オンラインショップから。10万円強で最廉価のベースモデルが購入できるほか、各種仕様を自分流にカスタマイズして発注することが可能です。CPUはCore i3、i5、i7から、メモリは4/8/16GBから、SSDは128~512GBから選択が可能となっています。LTEの有無もカスタマイズ可能ですが、せっかくThinkPadを購入するのですから、ここはぜひLTEを選んで欲しいところ。LTEを搭載すると、価格が1万6200円ほど上乗せされますが、LTE搭載の恩恵は計り知れず、コストパフォーマンスは間違いなく高いと感じるはずです。

↑公式オンラインストアでカスタムすると+1万6200円でLTE対応に

 

手書き入力派には「Surface Pro」

Surface Proのメリットといえば、なんといっても専用ペンによる手書き入力。筆者のようにイラストを描く人はもちろんのこと、そこまで本格的に絵なんて描かないという人でも、手書き文字でメモを取ったり、アイディアを手書きでまとめるような使い方をする人には適しています。

↑マイクロソフト「Surface Pro」

 

↑別売のSurfaceダイヤル(左)とSurfaceペン(右)

 

↑紙と同等とまではいきませんが、なかなかの描き味

 

ペーパーレスはもちろんですが、手書きしたメモがそのままデジタルデータとしてクラウドに保存され、後でスマホやタブレットで読み返すなど、データの機動性はピカイチ。OneNoteなどのノートアプリが真に活躍するシチュエーションでもあるといえるでしょう。もちろん、手書き入力だけでなく2736×1825ドットの超高解像度ディスプレイや顔認証など、作業用パソコンとしても十分な威力を発揮します。

 

さらにSurface Proは、キーボードを外すことによってタブレットとしても機能する2-in-1パソコンでもあります。WEB閲覧や電子書籍など、キーボードを必要としない作業にはタブレットモードをオンにして、手に持ったまま使用するスタイルも可能。スマホの他にタブレットとPCを別々に所有するのではなく、1台で済ませたい人に適しているのが2-in-1パソコンのメリットです。

↑縦ポジションでWEBページや電子書籍の閲覧もGood

 

ただし、Surface Proはキックスタンドを採用しているため、クラムシェルに比べてデスク上の面積を多く占有します。オフィスや会議室であれば問題ありませんが、カフェや旅客機などの狭いテーブルだと少々窮屈。加えて、ヒザ上で作業するには不安定な体勢になるため、注意が必要です。

↑キーボード + キックスタンドの面積を要します

 

↑かなり手前に寄せないとキックスタンドが滑落する恐れも

 

Surface Proは、Core m3~i7のモデルがラインナップされていますが、LTE搭載モデルはCore i5、メモリ8GB、SSD256GBで仕様が固定されており、実勢価格は17万4744円となっています。

 

どちらを選ぶかは使い方次第

ThikPad X280とSurface Proのどちらを選ぶかは、先述した双方のメリット・デメリットを考慮した上で、決めるのが妥当でしょう。加えて、本企画の骨子でもある「LTE搭載はマスト」という考えも、自宅やオフィスなどのWi-Fiが届く場所以外では絶対に使わないのであれば、実はマストではありません。

 

ただ、そうはいっても軽量なモバイルPCだけあって、ちょっと気分を変えるためにカフェやレストランで作業することもあるかもしれません。そんな時、LTE機能は心強い味方となってくれます。ふと思い立ったら、パソコンの本体”だけ”を小脇に抱えて、オフィスの近くにある公園のベンチへGOなんていうことも、もちろん可能になります。

↑Surface PROLTEモデルに搭載されるSIMトレイ

 

筆者的には、この2台は甲乙つけがたい性能だと感じますが、キーボードの打鍵感とクラムシェル型を採用している点で、もし、どちらかを購入するとしたらThinkPad X280を選択すると思います。Surface Proでイラストを描くことも捨てがたいのですが、ガチで記事を書くような際は、やはり打鍵感がものをいいますので、キーボードが秀逸なThinkPad X280に個人的には軍配を上げたいですね。

仕事用にも趣味用にも! LTE対応モデル登場でより軽快に使えるようになった「Surface Pro」の魅力に迫る

2018年のモバイルPC選びは“LTE対応”が理想的ということで、前回はクラムシェルタイプのオススメモデルとしてレノボ「ThinkPad X280」について紹介しました。今回はタブレットにもなる2-in-1パソコンの代表格「Surface Pro」を使ってみたいと思います。

 

キックスタンドを採用したタブレット型パソコン市場の開拓者

Surfaceシリーズはキックスタンドを採用した2-in-1パソコンの代表格で、そのスタイリッシュさから2012年の発売以来、人気を維持続けています。専用キーボードは別売りとなっており、あくまでもタブレットとしての使用を想定しているデザインを採用しているのが最大の特徴です。

↑マイクロソフト「Surface Pro」(キーボードは別売)

 

最新となる第5世代は、前モデルである「Surface Pro 4」の後継にあたり、製品名からナンバリングがなくなり、「Surface Pro」として2017年に発売されました。本モデルからLTE対応モデルがラインナップに加わり、モバイルシーンでの機動力が大幅にアップしています。

↑LTEモデルに搭載されるSIMトレイ

 

作業用パソコンとしての使い勝手は一長一短

まず、専用のキーボードの使い勝手ですが、Surface本体とは物理的に接続するため、電源はSurface Pro本体から供給されます。つまり、キーボードへの充電は不要となり、バッテリー残量を気にする煩わしさから解放されるわけです。この仕様は、一般的なBluetoothキーボードに比べて優位性があるといえます。

 

打鍵感ですが、柔らかいストロークの割にはしっかりとしたクリック感があり、小気味良くタイピングできます。キートップの形状や大きさも違和感がなく、この手の外付けキーボードにしては、かなり優秀な打鍵感といえます。ただし、キーボード本体の軽量化のせいか剛性が足りないため、ハードにタイピングすると筐体がたわむこともあるのがウィークポイントです。

 

また、Surface Pro本体はキックスタンドを立てることで自立するため、キーボードを接続して使用するとなると、机上にかなりの面積を必要とする点もデメリットの1つ。新幹線や旅客機など、狭い場所での使用は少々ツラいものがあります。

↑キーボード + キックスタンドの面積を要します

 

このキックスタンドですが、公園のベンチなどの机がない場所でヒザ上作業をするのにも苦戦します。ぶっちゃけてしまうと、ヒザ上作業は出来なくはないが、明らかにクラムシェルとは使い勝手が違ってきます。

↑かなり手前に寄せないとキックスタンドが滑落する恐れも

 

しかし、このキックスタンド仕様はデメリットばかりではありません。キーボードを取り外せる軽快性はクラムシェルのノートパソコンでは味わえません。例えば、取引先との商談の際に、さっと相手に画面を見せるのもスマートですし、プロジェクターを使ったプレゼンなどでも活躍します。また、個人で使用する際も、自立するタブレットとして動画視聴やWEB閲覧などライトに使う場合はキーボードの煩わしさから解放されるのもメリットの1つでしょう。

↑まさに自立するタブレット

 

↑縦ポジションでWEBページや電子書籍の閲覧もGood

 

Surfade Proの醍醐味は「ペン入力」にアリ

ここまで、タブレットにもなる2-in-1パソコンとしてSurface Proの特徴をご紹介しましたが、本モデルにはもうひとつ大きな特徴があります。それはペン入力に対応しているということ。現在ではそれほど珍しい機能ではありませんが、Surfaceシリーズは早くから専用ペンによる手書き入力に対応しており、長い期間をかけて書き味を熟成してきた経緯があります。ペン入力対応の液晶画面だけではなく、ソフトウェアやペン自体にも様々なチューニングが施され、その完成度はかなりの高次元といっても過言ではないでしょう。

 

また、クリエイター向けに発売されたSurfaceダイヤルという入力デバイスもSurface Proで使用可能です。Sufaceダイヤルは文字通りダイヤルを回すことで、様々な入力が行える周辺機器。イラストを描くペイントソフトでは、画像の回転や拡大縮小、ブラシサイズの変更などをSurfaceダイヤルに割り当てることができます。

↑Surfaceダイヤル(左)とSurfaceペン(右)

 

そこで、Surface Proとペン、ダイヤルを使用してイラストを描いてみました。ソフトはWindows版の「CLIP PAINT PRO」を使用。ペン先が多少滑りすぎな気がしますが、ペン先を変更したり液晶保護フィルムなどで調整することもできます。

↑紙と同等とまではいきませんが、なかなかの描き味

 

↑Surfaceダイヤルを使って、画像を回転しながら描きやすい角度で作画できます

 

↑細かい線などは、Surfaceダイヤルで拡大して描くことが可能。もとの縮尺に戻すには、Surfaceダイヤルを上からクリックすれば一発で戻ります

 

なお、回転や拡大縮小は画面を指でタッチ操作しても可能なので、Surfaceダイヤルは必ずしも使用なくてもOK。ただ、Surfaceダイヤルを使用するとより手軽に操作できるので、予算に余裕がある人にはオススメできるアクセサリといえます。

 

肝心の描き味ですが、Surface ProとSurfaceペンは本モデルより傾き検知にも対応したため、よりアーティスティックな描写ができるようになりました。

 

また、Surface Proの機動力を生かして、屋外でスケッチを嗜むのもアリでしょう。絵の具も色鉛筆も不要で、消費するのはバッテリーのみ。デジタルなのでいくら描いても場所を取らないですし、LTE対応モデルなら描き上げたその場でSNSに投稿することもできるので、ストレスなく使えそうです。

↑このスタイルでスケッチできるのはタブレットならでは!

 

↑下手クソだっていいんです

 

仕事用PCとしても十分使える

さて、ペン入力推しに終始してしましたが、前述のデメリット以外は作業用パソコンとしても秀逸な使い心地のSurface Pro。特に、外出先でメールやWEBなど、軽作業をするぶんには最適ではないでしょうか。やはり、パソコンという機器はスマホやタブレットと違って、キーボード入力が作業の中心になることを考えると、打鍵感の優れているモデルに軍配があがるのは間違いありません。そういった意味では、Surface Proは2-in-1パソコンという形態ですが、作業用パソコンとしても合格といえるのではないでしょうか。

 

2018年のモバイルPCは“SIMフリー”がイチオシ! 待望のLTE対応モデル「ThinkPad X280」を試した

ライターという仕事では、ノートパソコンを使用して外出先で原稿を書くことがよくあります。ノートパソコンなんて皆同じでは? とおもうかも知れませんが、ことモバイルで使用する場合はモデルによって使い勝手が大きく違います。

 

モバイルパソコンはLTE対応モデルが断然オススメ

特に筆者が重要だと思うスペックが、SIMスロットを搭載したLTE対応モデルであるということ。ノートパソコン単体でネットに接続できる恩恵は計り知れません。例えば、ほんの5分の空き時間があった際に、ノートパソコンを開いてモバイルルーターのスリープを解除して、ネットに接続するまでに1分前後も要してしまいます。これでは、「空き時間が5分しかないんじゃ作業してもね……」となってしまいますよね。

 

一方、LTE対応モデルであれば数秒でネットに接続可能。5分もあればメールの一本ぐらいは送ることができるので、空き時間を有効に活用できます。また、別途モバイルルーターを持ち歩くとなると、重量増の原因になるばかりか、持ってくるのを忘れてネットに接続できないという悲しい事態にもつながってしまいます。

↑パソコン本体にSIMスロットを備えているモデルなら、Wi-Fiに接続しなくてもネットに接続できる(写真はマイクロソフトSurface Pro)

 

やはり、12~13インチの画面を搭載し、持ち運んで使うモバイルノートパソコンはLTE対応モデルを選びたいところ。そこで、今回はタイプの違うLTE対応ノートとして、一般的なクラムシェル型のレノボ「ThinkPad X280」とタブレットPCにもなる2-in-1モデルのマイクロソフト「Surface Pro」の2機種を紹介します。両モデルとも、LTE対応モデルがラインナップされており、モバイルシーンで大活躍すること間違いなし。

↑レノボ「ThinkPad X280」(左)、マイクロソフト「Surface Pro」(右)

 

 

今回は「ThinkPad X280」を筆者が実際に使ってみた感想を交えてご紹介したいと思います。

 

2018年に発売され話題を呼んだ待望の純モバイルノート

これまでのThinkPad X2xx(200番台)シリーズは、ビジネスユースを意識して拡張性の高さを重視していたため、重量や厚みがありモバイル機にしては少々ポッチャリな体型でした。他メーカーが軽量・薄型のモバイルノートPCを続々とリリースするなか、ThinkPad勢はフラグシップの「ThinkPad X1 Carbon」のみで対抗するという情勢。

 

かねてから、もう1サイズ小さいThinkPadを、という声はあがっており、「X270」の後継モデルとして今年発表された「X280」は大幅に薄型化・軽量化し、結果にコミットされたフォルムで発売されました。

↑ThinkPad X280

 

現在、公式オンラインショップでは「WWANモジュール(LTE対応)」の搭載を選択できるようになっており、X280単体で通信が可能なモバイルパソコンとして入手可能となっています。

↑公式オンラインストアでカスタムすると+1万6200円でLTE対応に

 

ThinkPadといえば打ちやすいキーボード

X280に限らず、ThinkPadといえば打ちやすいキーボードが最大の特徴でしょう。長年、多くのファンを魅了してきたThinkPadのキーボードはX280にも踏襲されており、筆者のように日々大量の文字入力をする人にとっては、至高のキーボードといっても過言ではありません。

↑多くのユーザーに支持されているThinkPadのキーボード

 

ThinkPadのキーボードがどれだけスゴいかというと、押下圧(キーを押すときの力)は軽めで、ストローク(キーが沈む深さ)も浅め。それでいてしっかりとしたクリック感があり、キーが入力された感触が指先を伝わってユーザーに伝わってきます。筆者などは、イマイチやる気がでなかった仕事をX280で作業すると、マッハで原稿が進むぐらいです。

 

唯一無二のポインティングデバイス「トラックポイント」

また、ThinkPadには「トラックポイント」と呼ばれる、ThinkPadだけに許されたポインティングデバイスが搭載されています。一般的なノートパソコンは、タッチパッドでマウス操作を行います。ThinkPadにもタッチパッドは搭載されているのですが、キーボードの中央部に赤いポッチ、これがThinkPadを象徴するトラックポイントです。

↑ThinkPadを象徴するポインティングデバイス「トラックポイント」

 

トラックポイントは、左右どちらかの人差し指で操作することで、マウスカーソルを動かすことができるデバイス。使いこなすには慣れが必要かも知れませんが、ホームポジションから人差し指以外の指が離れないため、マウス操作に煩わされることなく高速タイピングを続けることができる珠玉のポインティングデバイスなのです。

↑マウスカーソルの移動は人差し指、クリック操作は親指で行うのが一般的

 

よく、ノートパソコンと一緒にマウスを持ち歩いている人を見かけますが、これはノートパソコンに搭載されているタッチパッドがイマイチ使いづらいのが理由のひとつ。その点、トラックポイントはマウス要らず。究極に慣れると、マウスより早く快適に操作することが可能になります。

 

キーボードとトラックポイント、この2つの快適性のより、例えば公園のベンチや電車内などのテーブルがない場所でも、ヒザ上での作業がラクにできるので、前述の5分の空き時間で、サッと開いてササッとネットに接続、サササッと入力して、ササササッと送信するなんてこともお手の物。

 

現役のThinkPadユーザーの多くは、キーボードとトラックポイントの存在があるからこそThinkPadを選んでいるといっても過言ではないでしょう。

 

女性のバッグにも余裕ではいるコンパクト設計

ここまではThinkPad Xシリーズ全般に通じる話をしましたが、そのなかでもX280が特にモバイルパソコンとして優れている部分をご紹介します。

 

ThinkPadのモバイルパソコンといえばX1 Carbonがフラグシップの座に君臨していますが、こちら14インチサイズ。一方、X280は12.5インチなので、X1 Carbonよりも一回りコンパクトなのです。ただし、重量は双方とも1.13kg。重量が同じだとしても、外寸の小ささは携帯性に大きく影響します。特に女性が持つバッグなどでは、この一回りのサイズ違いが大きく影響するので、小ささは正義といったところでしょうか。

 

12.5インチの画面は小さすぎるイメージがありますが、実際に使ってみるとフルHDの解像度でジャストサイズな印象です。WEBで資料をみながら原稿を執筆したり、撮影した画像のレタッチもストレスを感じませんでした。

 

1.13kgの重量は、モバイルパソコンとしては決して軽量とはいえませんが、モバイルルーターやマウスと相殺と考えると、軽快に持ち歩けるリミットだと筆者は感じます。むしろ、ThinkPadの快適な入力環境を考えれば、十分に妥協できる重量でしょう。

 

クラムシェル型のノートパソコンを選ぶなら最有力候補に

もし、クラムシェル型のノートパソコンを購入するのであれば、ThinkPad X280を最有力候補に挙げてもいいでしょう。キーボード、トラックポイント、LTE対応のスペックは、あらゆるモバイルシーンで大活躍してくれることは間違いありません。もし、予算に余裕があれば、フラグシップのX1 Carbonという選択肢もありますが、X280でも入力の快適性は同等ですし、十分にThihkPad感が味わえますのでオススメです。

 

次回は、タブレットにもなる2-in-1パソコンの代表格であるマイクロソフトの「Surface Pro」についてご紹介します。発売は2017年ですが、今もな多くの支持を得ている理由や、ThinkPadとは一味違った入力環境について迫ってみたいと思います。

 

PCも“SIMフリー”の時代! Wi-Fiルーターを持ち歩かなくてもOKなモバイルノートPC3選

出先や出張先でモバイルノートPCからインターネットに接続する場合、これまではモバイルWi-Fiルーターを活用するのが一般的でした。モバイルWi-Fiルーターは月額3000円程度で契約でき、高速・大容量通信ができるのが特徴。しかし、ルーターを常に持ち歩かねばならず、バッテリーの充電などにも気を配る必要があります。

 

最近ではスマートフォンを介してネットに接続する「テザリング」が人気となっていますが、こちらもスマホのバッテリーに気を配ったり、契約プランの通信制限を超えないように気を使わねばならず、手軽な反面、常用するにはやや不自由なところも。

 

そんななか、国内外のPCメーカーからは直接SIMカードを挿入してモバイル通信が行えるLTE対応のノートPCが登場しています。スマホで普及しているMVNOのように、手ごろな料金で利用できる格安SIMを使えば、月1000円程度からモバイル通信が可能。ノートPCだけで通信できるので、ルーターやスマホのバッテリーを気にする必要もありません。

 

今回はLTE対応の最新モバイルノートPC3モデルを紹介します。

 

1.キーボードに定評のあるモバイル機

レノボ
ThinkPad X280(20KFA01RJP)
実売価格27万5507円

●OS:Windows 10 Pro ●CPU:インテル Core i5-8250U(1.6GHz)/インテル UHD グラフィックス 620 ●メモリ:8GB ●ストレージ:SSD 256GB ●ディスプレイ:ノングレア12.5型 フルHD(1920×1080ドット) ●インターフェイス:USB Type-C×2、USB 3.0×2、HDMI、マイクロSDカードリーダー、マイク/ヘッドホン ●バッテリー:約15.4時間 ●サイズ/重量:W307.7×D209.8×H17.8mm/約1.13kg

ビジネス用ノートPCとして定評のあるThinkPadシリーズの最新モバイルモデル。前モデル「X270」よりも薄型・軽量化を果たし、より持ち歩きやすく進化しました。また、堅牢性も高く、米国国防総省が定める調達基準「MIL-SPEC」にも準拠。LTEモジュールを内蔵し、nano SIMカードを挿すだけでモバイル通信が利用できます。第8世代インテル Core プロセッサー(Coffee Lake-S) 搭載。

 

【SIM/LTE】

nano SIM対応(対応LTEバンド:1/3/8/18/19/26/28/41)

主要キャリアのネットワークに対応しているので、ほとんどの国内SIMフリーサービスで安心して使用可能。SIMカードスロットは本体の背面にあり、手軽に抜き挿しできます(マイクロSDカードリーダー兼用)。複数の端末でSIMカードを使い回している人には便利です。

 

【こんな人にオススメ】

ThinkPadシリーズの特徴であるタイピングしやすいアイソレーションタイプキーボードを搭載。ディスプレイも目が疲れにくいノングレア(非光沢)仕様で、長時間の文字入力作業に最適です。書類作成やテキスト入力をメイン用途で考えている人にオススメ。

↑ThinkPad独自のトラックポイントを備えたキーボード

 

2.珍しいDVDマルチドライブ搭載モバイル機

パナソニック
Let’s note SV7(CF-SV7LFGQR)
実売価格23万40円

●OS:Windows 10 Pro ●CPU:インテル Core i5-8250U(1.6GHz)/インテル UHD グラフィックス 620 ●メモリ:8GB ●ストレージ:SSD 256GB ●ディスプレイ:ノングレア 12.1型 WUXGA(1920×1200ドット) ●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 3.0×3、HDMI、VGA、イーサーネット (RJ-45) ポート、SDカードリーダー ●バッテリー:約14時間 ●サイズ/重量:W283.5×D203.8×H24.5mm/約1.024kg

12.1型のコンパクトボディにDVDマルチドライブを搭載したビジネス向けモバイルノートPC。シリーズ伝統のシルバーボディと天板のボンネット構造を採用し、高い堅牢性を実現。最新の第8世代インテル Core プロセッサー(Coffee Lake-S) 搭載により、高い処理性能と省エネルギー性を両立しています。USB Type-CはUSB PD(Power Delivery)に対応しており、USBコネクタからの給電が可能。USB PD対応の大容量モバイルバッテリーを使って充電することもできます。

 

【SIM/LTE】

nano SIM対応(対応LTEバンド:1/3/8/18/19/21/28/41)

主要キャリアのネットワークに対応しているので、ほとんどの国内SIMフリーサービスで安心して使用可能。SIMカードスロットはバッテリーパックスペースにあり、基本的にはSIMカードを挿したまま使うことになります。本体にはワイヤレス通信を簡単にON/OFF切り替えられる「無線切り替えスイッチ」を搭載。省電力化にも役立ちます。

↑スイッチの切り替えで簡単にワイヤレス通信をON/OFFできる

 

【こんな人にオススメ】

モバイルノートPCとしては貴重なDVDマルチドライブ搭載モデル。CD-RやDVD-Rなどを使ったデータの受け渡しやディスクメディアの読み・書きが必要なビジネスマンに最適です。

 

3.海外でも使えるグローバルな1台

VAIO
VAIO S13(VJS13290111B)
実売価格19万2013円

●OS:Windows 10 Home ●CPU:インテル Core i5-7200U(2.5GHz)/インテル HD グラフィックス 620 ●メモリ:4GB ●ストレージ:SSD 128GB ●ディスプレイ:ノングレア13.3型 フルHD(1920×1080ドット) ●インターフェイス:USB 3.0×3、HDMI、VGA、イーサーネット (RJ-45) ポート、SDカードリーダー ●バッテリー:約12時間 ●サイズ/重量:W320.4×D216.6×H15~17.9mm/約1.06kg

VAIO S13シリーズで初めてLTEに対応。第7世代インテル Core プロセッサー(Kaby Lake)を搭載し、モバイルノートPCでもパワフルな性能を実現しています。Windows 10のストアアプリからデータプランを購入して通信できる「Windows 10データプラン」対応SIMを同梱。必要な時に必要な分だけ購入できるプリペイド型なので、無駄なくデータ通信が行えます。本体のカラーはブラックとシルバーを用意。

↑カラーはシルバーとラックの2色から選べる

 

【SIM/LTE】

micro SIM対応(対応LTEバンド:1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/38/39/40/41/66)

豊富なLTEバンドに対応しており、国内のキャリアのほか海外キャリアにも対応。キャリアアグリゲーションに対応しているので、下り最大450Mbpsの高速通信も行えます。ほかのモデルと異なりmicro SIMなので注意が必要。SIMカードスロットは底面に備えています。

 

【こんな人にオススメ】

LTEバンドは幅広い帯域に対応。海外で現地のSIMカードを購入して使用するなど、世界各地でモバイル通信が利用できます。また、同梱されるSIMカードで「Windows 10データプラン」を利用すれば、SIMカードを入れ替えることなく世界各地のキャリアのデータプランを購入可能。海外出張が多いビジネスマンにオススメのモデルです。

 

社外や出張時にノートPCでネット通信をよく利用する方は、LTE対応のモバイルノートPCを検討してみてはいかがでしょうか。

 

4~6万円台のお手ごろノートPCはどこを見て選ぶべき? あなたに合った1台はコレだ

春から進学や就職でパソコンが必要になったけど、どの製品を買っていいのかわからない、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。出来れば安く済ませたいけど、目的に合ってないと困る……という方のために、お手ごろな4~6万円台のモデルを厳選してセレクト。スペックやサイズ、デザインなどをチェックして、自分の使い方にあった1台を見つけて下さい。

 

1.モバイルにも使える14型ノート

Acer
Aspire 1(A114-31-A14P)
実売価格4万2380円

●OS:Windows 10 Home ●CPU:インテル Celeron N3350(1.10GHz)/インテル HD Graphics 500 ●メモリ:4GB ●ストレージ:64GBフラッシュドライブ ●インターフェイス:USB 3.0×1、USB 2.0×2、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI ●バッテリー:約9時間

最大180度まで画面が開く14型HD(1366×768ドット)フルフラットディスプレイ(タッチ非対応)を採用。使用環境に合わせて最適な角度で作業ができます。ブルーライトを抑制する「Acer BluelightShield」機能により、長時間のパソコン作業時にも目の負担を軽減します。また、タッチパッドの精度向上により、様々な機能を直感的に操作可能。誤操作タッチ無効機能も搭載し、ミスタッチを防ぎ効率よく作業することができます。

 

【デザイン】

カラーはシンプルな「オブシディアンブラック」のみ。180度開く「フルフラットディスプレイ」搭載で、見やすい角度に調整できます。

 

【CPU/メモリ】

CPU:インテル Celeron N3350(1.10GHz)/メモリ:4GB

CPUは省電力タイプですが、複雑な処理や編集などを行わないのであれば十分。メモリは標準クラスです。

 

【サイズ/重量】

W343×D245×H17.95mm/約1.7kg

14型で1.7kgとやや重めで、日常的に持ち歩くのは厳しいでしょう。

 

【こんな人にオススメ】

約1.7kgという重量は持ち歩くには少し重め。基本的には自宅用として使い、たまに持ち歩くこともある、という人にオススメです。まったく外には持ち出さないというのであれば、画面がより大きな15型や17型の製品も候補に入ってきます。低価格ノートPCとしては標準的なスペックですので、ネットの閲覧やメール・文章作成などで困ることは少ないでしょう。ストレージは最低限なので、クラウドやSDカード、USBメモリなどを活用する必要があります。

 

2.タブレットのように使える11.6型ノート

日本HP
x360(ベーシックモデル)
実売価格6万1020円

●OS:Windows 10 Home ●CPU:インテル Celeron N3060(1.60GHz)/インテル HD Graphics 400 ●メモリ:4GB ●ストレージ:SSD 128GB ●インターフェイス:USB 3.1×1、USB 2.0×2、SDカードスロット、HDMI、ヘッドホン/マイク ●バッテリー:約9時間

360度回転する11.6型HD(1366×768ドット)ブライトビューディスプレイ(タッチ対応)により、タブレットのように使うことも可能。使用用途に合わせて4つのモードで使うことができます。ディスプレイは光沢のあるタイプなので、動画や写真を鑑賞するのに最適。128GBのSSDを標準装備しており、PCの立ち上げやデータの読み込みも高速に行えます。

 

【デザイン】

さわやかな「スノーホワイト」の本体は、天板部に立体的なストライプテクスチャーを採用。画面のタッチ操作にも対応しているので、スマホやタブレットのように使えます。

【CPU/メモリ】

CPU:インテル Celeron N3060(1.60GHz)/メモリ:4GB

CPUはN3350よりも一世代古いBraswell世代で、処理性能は低め。ただし、低価格モデルとしては珍しく、ストレージにSSDを採用しておりPCの起動などはクイックに行えます。

 

【サイズ/重量】

W300×D205×H18.5mm/約1.4kg

モバイルとして使えるサイズ・重量なので、持ち歩きも苦になりません。

 

【こんな人にオススメ】

コンパクトな11.6型で、持ち歩くことが前提の人にオススメ。CPUの処理性能はやや低めなので、複雑な表計算や動画の編集などに使いたい人には向きません。タッチパネル操作に対応している低価格モデルは多くないので、タッチ操作を求めている人にも◎。

 

3.ビジネスマンに人気のThinkPad

レノボ
ThinkPad L570(20JQ000RJP)
実売価格5万7900円

●OS:Windows 7 Professional 32bit SP1 (日本語版)※Windows 10 Pro 64bit ダウングレード権行使 ●CPU:インテル Celeron 3955U(2.00GHz)/インテル HD Graphics 510 ●メモリ:4GB ●ストレージ:HDD 500GB ●インターフェイス:USB 3.0×4、VGA、Mini DisplayPort、イーサーネット (RJ-45) ポート、SDカードスロット、ヘッドホン/マイク ●バッテリー:約8.8時間

ビジネス用ノートPCとして定評のあるThinkPadシリーズの15.6型メインストリームモデル(解像度は1366×768ドット)。プロジェクター接続に使われることが多いVGAや豊富なUSBポートなど、ビジネス用途に欠かせない端子類が充実しています。また、キーボードのホームポジションに指を置いたまま、指先で素早く操作できるThinkPad独自のトラックポイントに加え、マルチ・ジェスチャーに対応したトラックパッドを採用。タッチパネル操作には対応していないものの、高い操作性を有しています。

 

【デザイン】

ブラックに赤を効かせたThinkPadらしいデザイン。キーボードに定評があるブランドだけに、キータッチにこだわる人にオススメ。

 

【CPU/メモリ】

CPU:インテル Celeron 3955U(2.00GHz)/メモリ:4GB

CPUはノートPCのための省電力モデルですが、N3350などのNシリーズよりも性能は高め。ストレージはHDDで、SSDやフラッシュメモリよりも読み取り速度が遅めですが、その分大容量となっています。

 

【サイズ/重量】

W377×D255×H27.6mm/約2.38kg

15.6型は据え置き用ですので、サイズや重量はそれほど気にならないでしょう。

 

【こんな人にオススメ】

文章作成や表計算ソフトなど、とにかくキーボードをよく使う人にオススメ。ディスプレイはHD解像度の非光沢(ノングレア)なので、動画や写真を鑑賞するのには不向きです。

 

4.同価格帯でワンランク上のスペック

マウスコンピューター
m-Book B504E
実売価格5万7024円

●OS:Windows 10 Home ●CPU:インテル Celeron N3450(1.10GHz)/インテル HD Graphics 500 ●メモリ:4GB ●ストレージ:SSD 240GB ●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、VGA、HDMI、SDカードスロット、ヘッドホン、マイク ●バッテリー:約5.4時間

今回の4機種のなかでは唯一のフルHD(1920×1080ドット)モデル。光沢(グレア)タイプの15.6型ディスプレイを搭載しているので、動画や写真鑑賞にも最適。液晶を持ち上げるとキーボード部に傾斜が生まれるリフトアップ構造により、タイピングがしやすくなっています。USBやVGAなど端子類も充実しており、ビジネスでもプライベートでも使える1台です。

 

【デザイン】

ホワイトを基調に黒を合わせたバイカラーのボディを採用。背面にはマウスのロゴをあしらっています。

 

【CPU/メモリ】

CPU:インテル Celeron N3450(1.10GHz)/メモリ:4GB

CPUは、処理性能の優れたクアッドコアモデルを搭載。SSDストレージとあいまって、キビキビと快適に使用できます。ヘビーユースを考えている方は、メモリを8GBに増設してもよいでしょう。

 

【サイズ/重量】

W377×D259×H22.8mm/約2.0kg

据え置きタイプながら薄型デザインを採用。バッテリー持続時間は約5.5時間とほかの機種に比べて短いので、基本的には電源コードを挿したまま使うと考えたほうがよいでしょう。

 

【こんな人にオススメ】

価格は抑えたいけど、スペックは妥協したくないという人にオススメ。コストを抑えるためにバッテリー性能がトレードオフになっていますので、モバイル用には不向きです。

 

この春、進学や就職などでノートPCの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

最新ゲーミングPCでeスポーツを始めよう! 初心者にオススメしたいノートPC4選

近年注目を集めているeスポーツは、ゲームで競う新時代の競技。日本でも大会が開催され、将来的にはオリンピック競技としても採用が検討されるなど話題となっています。そんなeスポーツを本格的に始めてみたいなら、ゲーム用に設計された“ゲーミングPC”がオススメ。一般的な据え置き型ゲーム機よりもカスタマイズの自由度が高く、周辺機器も充実しています。

 

ゲーミングPCを選ぶポイントは、「CPU/メモリ」、「GPU」、「排熱機構」の3点。最新のPCゲームは高い映像処理能力を必要としており、そのためにはGPUと呼ばれる映像処理チップの性能が重要となります。一般的なPCではGPUはCPUと統合されていますが、高度な映像処理を必要とするゲームを動かすためには単体のGPUが求められます。GPUが非力だと、映像の解像度が落ちたり動きがガタガタになってしまうことも。お財布と相談しながら、できるだけ性能の高いGPUが搭載されているモデルを選びましょう。

 

また、高性能なGPUは多くの電力を消費し、大量の熱を発します。そのためGPUを冷やす排熱機構が重要となります。とくにスペースに余裕のないノートPCタイプは、排熱がスムーズにいかないとオーバーヒートして電源が落ちてしまうことも。ファンやヒートパイプなどを備えたモデルを選びましょう。

 

今回は、初めてゲーミングPCを選ぶ人におすすめなエントリーモデル4機種をご紹介します。

 

1.初めての1台にオススメなエントリーモデル

Acer
Aspire VX15
実売価格13万3034円

●OS:Windows10 Home(64bit)●ストレージ:HDD 1TB●ディスプレイ:ノングレア15.6型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:連続使用約6時間●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI 、ヘッドホン、SDカードスロット●サイズ/重量:W389×D265.5×H28.9mm/約2.5kg

背面にデザインされた排熱孔が印象的なゲーミングノートPCのエントリーモデル。入門機ながらCore i5やGeForce GTX 1050を搭載するなど、PCゲームをプレイするために最低限必要なスペックはクリアしています。次世代型802.11ac 2×2 MIMO技術を搭載しており、Wi-Fi接続でも高速通信が可能。持ち運んでどこでもPCゲームが楽しめます。

 

【CPU/メモリ】

CPU:Intel Core i5-7300HQ(2.5GHz/TB時3.5GHz)/メモリ:8GB(DDR4)

CPU、メモリともゲーミングノートPCとしては及第点。ほとんどのゲームでスムーズにプレイできるでしょう。メモリの増設および変更はできないので、ゲームをしながら生配信などを考えている人は注意!

 

【GPU】

NVIDIA GeForce GTX 1050(4GB)

GTX 10シリーズのなかでもコスパに優れた「GTX 1050」を搭載。最新の3Dゲームなどはやや荷が重いものの、エントリーモデルとしては十分な性能を持っています。

 

【排熱機構】

リア部に2つのファンと排熱孔を搭載。実用的でデザインにもこだわっており、効率的にPC内部を冷やすことができます。

 

 

2.ハイブリッドストレージでスピード+大容量を実現

ASUS
R.O.G. STRIX GL703VM-EE062T
実売価格13万円

●OS:Windows10 Home(64bit)●ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB●ディスプレイ:ノングレア17.3型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:連続使用約3.1時間●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 3.0×4、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI 、Mini DisplayPort、ヘッドホン/マイク、SDカードスロット●サイズ/重量:W415×D280×H24mm/約3.0kg

高速なSSDと大容量のHDDを組み合わせたハイブリッドストレージを採用。OSの立ち上げなどは高速なSSDで、データの保存はHDDと使い分けることで効率よく動作させることができます。Wi-Fiは802.11ac 2×2 MIMO対応。液晶画面のリフレッシュレートは最大120Hzで、よりなめらかに映像を映し出します。

 

【CPU/メモリ】

CPU:Intel Core i5-7300HQ(2.5GHz/TB時3.5GHz)/メモリ:8GB(DDR4)

CPUおよびメモリはエントリークラスの標準的なスペックとなっています。ほとんどのゲームは問題なくプレイできるでしょう。

 

【GPU】

NVIDIA GeForce GTX 1060(3GB)

VRゲームにも対応する「GTX 1060」を搭載していますので、将来的にVRゲームでも遊びたいと考えている人にオススメ。

 

【排熱機構】

高い冷却効果を発揮する2つのファンを搭載したデュアルクーリングシステムを採用。ゲームに熱中しているときも、PCをクールに保ちます。

 

3.ワンランク上の性能を備えたハイエントリー機

日本HP
OMEN by HP 15-ce015TX(パフォーマンスモデル)
実売価格18万8773円

●OS:Windows10 Home(64bit)●ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB●ディスプレイ:ノングレア15.6型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:連続使用約5時間●インターフェイス:USB Type-C×1、USB 3.1×3、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI 2.0、Mini DisplayPort 、ヘッドホン/マイク、マイク、SDカードスロット●サイズ/重量:W388×D275×H24.8mm/約2.63kg

CPUやGPU、メモリなどエントリークラスよりもワンランク上のスペックに仕上げられたハイエントリーモデル。注目はノートPC用にデザインされた最新GPU「Max-Q Design」シリーズを搭載していること。こちらは電力を効率よく使えるよう最適化されており、処理能力のほか、静音性や放熱性も向上しています。PCを長く使いたいのであれば、最初から高めのスペックを選んでおくのも手です。

 

【CPU/メモリ】

CPU:Intel Core i7-7700HQ(2.8GHz/TB時3.8GHz)/メモリ:16GB(DDR4)

CPUおよびメモリはエントリークラスよりもワンランク上の仕様。ゲームしながらネット動画を再生するなど、同時に複数のことを行うことができます。

 

【GPU】

NVIDIA GTX 1060 with Max-Q Design(6GB)

ノートPC用にデザインされた最新GPUを採用。ノートPCでもより美しいグラフィックが楽しめます。

 

【排熱機構】

2つの大型ファン、ヒートパイプのカバー面積拡大、エアフローの改善により高い冷却性能を実現。ゲームプレイ時もしっかり内部を冷やしてくれます。

 

 

4.余裕のあるグラフィックス性能が決め手

DELL
Inspiron 15 7000 ゲーミング(スタンダード)
実売価格12万6144円

●OS:Windows10 Home(64bit)●ストレージ:SSD 256GB●ディスプレイ:ノングレア15.6型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:駆動時間非公表●インターフェイス:USB 3.0×3、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI 2.0 、ヘッドホン/マイク、SDカードスロット●サイズ/重量:W384.9×D274.73×H25.44mm/約2.65kg

真っ赤なボディが目を引くエントリーモデル。GPUに性能とコストパフォーマンスのバランスがとれた「GeForce GTX 1050 Ti」を採用し、余裕のあるグラフィック処理を行えます。Wi-FiはMIMO非対応(1×1)なのでワイヤレス通信は遅め。有線LAN接続できる環境がオススメです。

 

【CPU/メモリ】

CPU:Intel Core i5-7300HQ(2.5GHz/TB時3.5GHz)/メモリ:8GB(DDR4)

CPUおよびメモリはエントリークラスの標準的なスペックとなります。上位のプラチナモデルを選択すればメモリが16GBになるので、自分の用途と照らし合わせて選びましょう。

 

【GPU】

NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti(4GB)

「GTX1050」より処理性能をやや高めた「GTX 1050 Ti」を搭載。少しでもグラフィック性能を上げたいけど、コスパも重視したいという人に人気のGPUです。

 

【排熱機構】

背面の冷却用通気孔と大型のデュアル冷却ファンの配置を最適化し、冷却効果を最大化。効率的に排熱できます。

 

 

ゲーミングPCを手に入れて、今後ますます盛り上がっていくと見られるeスポーツをいち早く体験してみてはいかがでしょうか。

持ち歩き楽々なビジネス向けノートPCはどれ? デザイン/メモリ/サイズ/UIでチェック

この春、高校や大学を卒業して社会人になるという方も多いのではないでしょうか。いままではスマホやタブレットでよかったけれど、社会人になると書類を作成したり表計算アプリを使ったりと、どうしてもキーボードがついたノートパソコンが欲しくなります。そこで今回は、ビジネスに最適なノートPC4機種をご紹介します。

 

ビジネスでノートPCを使うなら、最初にチェックしておきたいのが「ディスプレイの大きさ」と「サイズ/重量」。外出や出張などで持ち運ぶことが多いビジネスPCは、画面の大きさが11~13型までのものを選びましょう。15型以上のものは持ち運んで使うには不向きです。また、毎日カバンに入れて持ち歩くなら厚さや重さも重要。持ち歩くのが苦にならないように、できるだけ薄くて軽いモデルを選びましょう。厚さは20mm以内、重さは最大でも1.5kg以内が目安です。

 

また、PCの性能を左右するCPUは価格に直結する要素。ネットやメールのチェック、簡単なオフィスソフトの使用であればCeleronクラスでも十分ですが、イラストや画像を多用したパワーポイントの作成や複雑な表計算なども行うのなら、Core iシリーズを搭載したモデルを選んだほうがいいでしょう。メモリは4GBが標準ですが、同時に多くのアプリを立ち上げることが多いなら8GBに増設することをオススメします(機種によっては増設できない場合もあります)。

 

1.クラス最軽量で持ち歩き楽々

富士通
LIFEBOOK UH75/B1
実売価格14万6800円

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Core i5-7200U(2.5GHz)●GPU:Intel HD Graphics 620●メモリ:4GB●ストレージ:SSD 128GB●ディスプレイ:ノングレア13.3型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:連続使用約8.3時間

13.3インチのフルHD液晶を搭載しながらも、超軽量と超薄型を両立して実現しているのが特徴。重さはわずか約761gと、13.3型クラスでは世界最軽量を実現しています。また、薄型でありながら有線LANコネクタやSDカードリーダーなど、ビジネスシーンでも使い勝手を損なわない拡張性もポイント。出張や社外での打ち合わせなど、PCを持ち運ぶことが多いビジネスマンにぴったりの1台です。

 

【デザイン】

カラーは「ピクトブラック」と「サテンレッド」の2色。ビジネスシーンで使いやすいシンプルデザインです。

 

 

【CPU/メモリ】

CPU:Core i5-7200U(2.5GHz)/メモリ:4GB

Core i5シリーズを搭載しており、複雑な表計算やパワーポイントなどのアプリもサクサク快適に使えます。メモリは4GBと標準クラスですが、複数のアプリを同時に立ち上げたり、ブラウザのタブをたくさん開いたりといったヘビーユースにはやや物足りないかも。

 

【サイズ/重量】

W309×D212.5×H15.5mm(突起部含まず)/約761g(ピクトブラック)、約764g(サテンレッド)※バッテリー含む

とにかく薄く軽いのが特徴。バッテリー込みで800gを切っているので、毎日持ち運んでも苦になりません。また、ただ軽いだけでなくタフネス性も兼ね備えています。

 

【インターフェイス】

USB Type-C×1、USB 3.0×2、イーサーネット (RJ-45) ポート、HDMI 、ヘッドホン/マイク、SDカードスロット

薄型ボディなのに、インターフェイスは充実。有線LANもアダプターなしで接続できるので、オフィスで使う際に便利です。

 

2.大容量バッテリで長時間使用もOK

 

LGエレクトロニクス
LG gram(13Z980)
実売価格13万2300円

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Core i5-8250U(1.6GHz)●GPU:Intel HD Graphics 620●メモリ:4GB●ストレージ:SSD 128GB●ディスプレイ:グレア13.3型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:連続使用約27時間

重量わずか965gと軽量ながら、72Whの大容量バッテリーを搭載することで、約27時間の連続使用が可能。急速充電に対応しており、20分の充電で約4時間30分駆動します。さらに、USB Type-Cをはじめ、USB3.0、HDMI、ヘッドホンなど各種端子と、microSDスロットを搭載。マグネシウム合金を使用したフルメタルボディを採用し、米国国防総省の耐久試験もクリアしています。13.3型のほか、14型、15.6型もラインナップしています。

 

【デザイン】

カラーは「ホワイト」と「ダークシルバー」の2色。マグネシウム合金を使ったボディは、薄くても高い堅牢度を誇ります。

 

【CPU/メモリ】

CPU:Core i5-8250U(1.6GHz)/メモリ:4GB

第8世代のCore i5シリーズを搭載しており、インテル ターボ・ブースト・テクノロジー適用時は最大3.40GHzまで高速動作することが可能。普段の消費電力を抑えながら、パワーが必要なときにもしっかり対応できます。メモリは4GBで標準クラス。

 

【サイズ/重量】

W305.9×D211.8×H15.5mm/約965g ※バッテリー含む

15.5mmの薄型ボディながら、大容量バッテリーを搭載したことにより約27時間という長時間使用が可能。泊まりの出張でも安心して使えるが、そのぶん重量はやや重め。

 

【インターフェイス】

USB Type-C×1、USB 3.0×2、HDMI 、ヘッドホン、microSDカードスロット

こちらもインターフェイスはビジネス用として十分。DTS Headphone:Xを搭載しており、ヘッドホンをつないで迫力の音声を楽しむことができます。

 

3.ペン入力ができるタブレットライクな1台

Acer
Spin 1(SP111-32N-A14P)
実売価格5万9000円

●OS:Windows 10 Home ●CPU:Celeron N3350(1.1GHz)●GPU:​Intel HD Graphics 500 ●メモリ:4GB ●ストレージ:64GBフラッシュドライブ●ディスプレイ:11.6型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:連続使用約8時間

360度回転する11.6型ディスプレイを搭載し、ノートPCとしてもタブレットライクにもシーンに合わせて4つのモードで使用可能。Windows Ink対応のAcerアクティブスタイラスペンが標準で付属し、1024段階の筆圧検知で、手書きメモや高精細な描写にも対応します。

 

【デザイン】

クロスブラシのヘアライン仕上げにより、サラサラな手触りのテキスタイルタッチを実現。カラーはビジネスで使いやすいブラック系のみ。360度回転するキーボードにより、4つのモードで使用できる。

 

【CPU/メモリ】

CPU:Celeron N3350(1.1GHz)/メモリ:4GB

Celeron N3350はネットやメール、簡単なオフィスソフトを使うなら十分ですが、Core iシリーズと比べるとパワーは落ちます。また、メモリは一世代前のDDR3Lのため、スピードは遅め。価格を取るのか、性能を重視するのか検討しておきましょう。

 

【サイズ/重量】

W290×D200×H14.1mm/約1.3kg

厚さ14.1mmと、まるでタブレットのようにも使える薄型ボディが特徴。重さは1.3kgとやや重めですが、持ち歩きできる許容範囲です。

 

【インターフェイス】

USB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI、microSDカードスロット

USBは計2口とやや少なめ。特筆すべきは、Windows Ink対応のスタイラスペンが付属し、手書きが手軽にできること。ペンタブ的に使うことができるので、キーボードもペン入力も両方欲しいという方にオススメです。

 

4.アルミボディのスタイリッシュモデル

 

日本HP
Envy 13(ベーシックモデル)
実売価格9万7800円

●OS:Windows10 Home(64bit)●CPU:Core i3-7100U(2.4GHz)●GPU:Intel HD Graphics 620●メモリ:4GB●ストレージ:SSD 256GB●ディスプレイ:13.3型フルHD (1920×1080ドット)●バッテリー:連続使用約14時間

高級感のあるアルミニウム製のメタリックボディを採用したスタイリッシュなモバイルノートPC。画面の左右の縁が目立たないナローベゼルにより、コンパクトながら大画面を実現しています。90分で90%の充電を行えるファストチャージ機能により、忙しい朝や仕事の合間にサッと充電することが可能。Bang & Olufsenと共同開発されたクアッド・スピーカーにより、高音質で音楽や動画を楽しめます。

 

【デザイン】

カラーは「シルクゴールド」のほか、楽天市場限定として「ナチュラルシルバー」も用意。光沢のあるエッジやタッチパッド部のダイヤモンドカットなど、メタルの質感を生かしたデザインは女性にもオススメ。

 

【CPU/メモリ】

CPU:Core i3-7100U(2.4GHz)/メモリ:4GB

Core i3シリーズを搭載しており、モバイルとして使うなら十分なパワーを発揮します。メモリは4GBで標準クラス。

 

【サイズ/重量】

W305×D215×H14mm/約1.24kg

今回の4機種では最も薄い14mm。ボディはアルミ製で、堅牢度が高いぶんやや重め。

 

【インターフェイス】

USB Type-C×2、USB 3.1×2、マイク/ヘッドホン、microSDカードスロット

USBは4口と多めに搭載。HDMIは搭載していませんが、USB Type-CがDisplay Portに対応しています。

 

この春、進学や就職などでノートPCの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

モバイルPCとして大進化を遂げた「X280」に注目! ThinkPadの2018年モデル登場

レノボ・ジャパンは、同社の主力ノートパソコンであるThinkPadシリーズの2018年モデル14機種を発表しました。2018年モデルのおもな特徴は、最新の第8世代インテルCoreプロセッサー(Coffe Lake)を搭載し、すべてのモデルでUSB Type-Cを電源コネクタとして採用していること。これによりモバイルPCとしての利便性が大幅にアップしています。

 

フラグシップ機「X1 Carbon」はデザインにプチ変更あり

ThinkPadがモデルチェンジするたびに注目を浴びるのが、筐体にカーボン素材を採用し、高剛性と軽量化を実現したモバイルPCのフラグシップ機「X1 Carbon」です。

 ↑ThinkPad X1 Carbon 2018年モデル
↑ThinkPad X1 Carbon 2018年モデル

 

↑2017年に続きシルバーモデルもラインナップ↑2017年に続きシルバーモデルもラインナップ

 

X1 Carbonは14型液晶を搭載しつつも13型クラスのサイズ感で、重量は1.13kg。2017年モデルで採用されたUSB Type-C電源を今回も踏襲し、SIMカードを挿して直接モバイル通信が行えるLTEモデルも健在です。14型の液晶は、高輝度化され画面の見やすさが向上しました。

 

2018年モデルでは、ThinkPadのロゴがクロームメッキ仕様となり、電源ボタンやヒンジもブラックで統一されました。また、天板には「X1」のロゴが追加され、フラグシップ機の名に恥じないプレミアム感が感じられます。

↑鈍く光るクロームメッキ仕様のThinkPadロゴ↑鈍く光るクロームメッキ仕様のThinkPadロゴ

 

↑今回から新たに追加されたX1ロゴ↑今回から新たに追加されたX1ロゴ

 

↑電源ボタンやヒンジもブラックで統一↑電源ボタンやヒンジもブラックで統一

 

2017年モデルに引き続き採用されているUSB Type-Cの電源コネクタ。これまで多くのノートPCでは純正のACアダプタしか利用できませんでしたが、標準規格のUSB Type-Cでは他社製のACアダプタも使用可能となります。例えば手持ちのノートPCのACアダプタを自宅などに置き忘れてしまった場合、これまでは充電をあきらめるか、運よく同じメーカーの機種を使っている人に遭遇してACアダプタを借りるかしか方法はありませんでした。しかし、USB Type-Cを採用している機種なら、ほかのメーカーの機種のACアダプタも利用できるほか、入手しやすい汎用のUSB Type-C ACアダプタも使用可能です。

 

また、スマホのモバイルバッテリーのように、高出力なUSB PD(Power Delivery)に対応したモバイルバッテリーを利用して、コンセントのない場所でも手軽に充電可能。モバイル機器としての使い勝手が格段に向上しています。

↑↑USB Type-C電源を採用(左)↑USB Type-C電源を採用(左)

 

進化を遂げた「ThinkPad X280」

今回発表された2018年モデルのなかでも、最注目なのが「X280」です。前身となるX270に搭載されていたLANコネクタやカードリーダーを廃止し、天板にカーボン素材を採用して薄型軽量化を実現したことで、X1 Carbonの姉妹機的な位置づけになりました。X270と比較して、厚さは20.3mmから17.4mmに、重量は約1.43kgから約1.13kgに薄型軽量化しているので、より気軽に持ち運べるようになっているのがうれしいですね。

↑ThinkPad X280↑ThinkPad X280

 

X1 Carbonは14型のディスプレイを搭載していますが、X280は12.5型のディスプレイを採用。画面は小さいですが、そのぶん本体のサイズもわずかにコンパクトな設計に。重量は双方とも約1.13kgで同等となっています。

↑X1 Carbon(左)とX280(右)↑X1 Carbon(左)とX280(右)

 

↑X1 Carbonシルバーモデルの上にX280を重ねてみました。幅は15.8mm、上下は7.3mmほどX280のほうが小さい↑X1 Carbonシルバーモデルの上にX280を重ねてみました。幅は15.8mm、上下は7.3mmほどX280のほうが小さい

 

↑X280(上)とX1 Carbon(下)。厚みはX280のほうが2mmほど厚い↑X280(上)とX1 Carbon(下)。厚みはX280のほうが2mmほど厚い

 

X1 CarbonとX280どちらを買うべきか?

この2モデルは重さは互角、サイズはX280のほうが若干コンパクト。しかし、液晶サイズに1.5インチの差がありX1 Carbonのほうが視認性は良好です。価格差は最小構成時で4万円ほどX280のほうが安価となっており、X280はまさしく廉価版X1 Carbonといっても過言ではありません。

↑X1 Carbonの廉価版という位置づけのX280(手前)↑X1 Carbon(奥)とX280(手前)

 

では、どちらを選ぶべきか。まずサイズ感に注目。厚みはともかく横幅の15.8mm差は持ち運び時に地味に効いてきます。A4サイズが入るバッグであれば、双方とも問題なく収納できますが、女性が持つ小型のバッグなどに入れる際は外寸は小さい方が理想的。

 

次に、画面サイズの差。1.5インチ程度の差ですが実際に見てみるとかなりのサイズ差を感じます。画面の広さは作業性に直結するため、作業内容によっては大画面が有利となります。

 

どちらを買うべきかの解答としては、ノートPCをメインマシンとして使用しつつ、モバイルでも使用するのであればX1 Carbon。メインはデスクトップPCを使用しており、モバイル時にはノートPCを持ち出すのであればX280というのが最適解でしょう。

 

ただし、X280はX1 Carbonと同等性能を有しているので、小さい画面でも作業性に影響でないのであればX280をメインとして使用するのもありでしょう。また、4万円の価格差をどう考えるかにもよりますが、コストをなるべく抑えたいのであればX280を選択することで出費を抑えられます。

 

レノボが推進する働き方改革に合わせたその他のモデルも刷新

レノボはユーザーの働き方に合わせたモデルをラインナップしており、それぞれが2018年モデルへと刷新されました。ディスプレイが回転しタブレットとしても使用可能な「X1 Yoga」、ディスプレイが切り離し可能な2-in-1モデル「X1 Tablet」、モバイルワークステーション的な位置づけの「T480s」や「T580」など、従来からラインナップされているモデルもUSB Type-C電源を搭載した最新版が発表されました。

↑ThinkPad X1 Tablet 2018年モデル↑ThinkPad X1 Tablet 2018年モデル

 

セキュリティ対策の一環として、液晶上面に搭載されている前面カメラがハッキングなどにより盗撮されてしまうことを防止する機構「ThinkShutter」も搭載。これは、文字通り前面カメラをシャッターで物理的に閉じてしまう機構です。(顔認証カメラが搭載されていないモデルのみ搭載)。

↑「ThinkShutter」を閉じた状態。シャッターを左右にスライドして開閉する↑「ThinkShutter」を閉じた状態。シャッターを左右にスライドして開閉する

 

また、各種コネクタを備えたドッキングステーションは、従来のモデルはThinkPadの底面から接続する使用でしたが、2018年モデルからは、左側面から接続するように仕様変更されました。これにより、Thinkpad本体の薄型化が実現したとのこと。

↑ThinkPadベーシックドッキングステーション 予定価格2万円(税抜)↑ThinkPadベーシックドッキングステーション 予定価格2万円(税抜)

 

ThinkPad2018年モデルはX1 Tabletのみ3月中旬発売予定、そのほかのモデルは2月中旬発売予定。最小構成時の予定価格は以下の通り(すべて税抜)。

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ビジネスシーンで使いたいシルバーモデルが追加! 持ち歩きたくなるノートPC「LG gram」2018年モデル登場

LGエレクトロニクス・ジャパンは、軽量ノートPC「LG gram(エルジー・グラム)」シリーズの新モデルを2月23日に発売します。ラインナップは、13.3インチ、14.0インチ、15.6インチの3サイズ9モデル。

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「LG gram」は、軽量&スリムなコンパクトデザインが特徴のノートPC。2018モデルでは、第8世代インテルCoreプロセッサー(※)とDDR4メモリの採用により、処理能力が大幅に向上しています。また、カラーバリエーションに従来の「ホワイト」に加え、新たに「ダークシルバー」を追加。さらに、べゼルのスリム化やファンの改善によるノイズ低減のほか、大容量バッテリーの搭載により連続使用時間の向上が図られています。

※:13Z980-MR33Jを除く

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13.3インチモデルでは、重量わずか965gと軽量ながら、72Whの大容量バッテリーを搭載することで、約27時間の連続使用が可能。急速充電に対応しており、20分の充電で約4時間30分駆動します。さらに、USB Type-Cをはじめ、USB3.0、HDMI、ヘッドホンなど各種端子と、microSDスロットを搭載。外部モニターやマウスなど、さまざまな機器をアダプターを使わずに接続できます。

 

すべてのモデルでマグネシウム合金を使用したフルメタルボディを採用し、米国国防総省の耐久試験もクリア。どこでも自由に持ち歩いて、タフに使うことができます。ディスプレイの解像度は、いずれもフルHD(1920×1080ドット)。

 

【15.6インチモデル】

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【14インチモデル】

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【13.3インチモデル】

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ノートPCを入れたカバンが重くて持ち歩くのが辛い、とお悩みの方は、軽量ノートPC「LG gram」をぜひチェックしてみて下さい。

劇的に薄いくせに「タイプ感」は神! LIFEBOOK UH75/B3、最強モバイル説を検証

筆者は、富士通の「LIFEBOOK UH75/B1」を約1年使っていた。このモデル、売りはなんといってもその軽量性。実測値で761g(!)ということで、親指と人差し指でつまんで持てるほどの世界最軽量ウルトラライトボディが特徴だった。極限まで薄型化されたボディながら、有線LANの Ethernetのポートまで用意しているうえ、そのほかの各ポートもすべて標準仕様。別途アダプタなどなくとも使えてしまう、「軽量性徹底追求の割には機能性も妥協してないよ」的優秀モデルだった。今回ここで紹介するのは、その後継機種「LIFEBOOK UH75/B3」。1年を経て、満を持しての登場である。

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翻ってもう一度UH75/B1。こちらについては、実際仕事でも多用していたが、鞄に入れて持ち歩くのもまったく苦にならない軽量性は言うまでもなく、それでいて満員電車の圧力なんかも軽やかに“いなす”堅牢性も備えているのがうれしかった。バッテリーの持続時間だけは、そのコンパクトボディに搭載できる容量に限界があるため、実測値でもやや物足りない面があったが、まあ同梱のアダプタも小さいので携行すれば問題なし。大きな不満点には至らなかった。

 

んが! どうしても1つだけ改善してほしい点があったのだ。それはキータッチである。本体薄型化の影響で、どうしても十分なキーストロークが確保できておらず(1.2mm)、それが原因でミスタイプにつながっていたのだ。しかし今度のUH75/B3は違う。公称748gとさらなる軽量化を実現していながらも、キータッチが劇的に改善、いや、もう別物に進化しているのである!

 

まずもってキーストロークが1.2mmから1.5mmへと0.3mm深くなっている。これはもう両者を触ってみれば一瞬でわかるレベルで、まったく打鍵感が違う。堅さも妥当で、ミスタイプは劇的に減った。タイプのうまい人ならミスタイプはまず起きないんじゃないだろうか。そしてもう1つ、このキーボードはキー入力を感知するポイントが、少し手前に設定される新技術を採用しているのだ。この点、意識的に体感するのは難しいが、結果としてはとにかく文字入力が軽快。私のように、 原稿含め、頻繁に文章を入力する仕事をする人間にとってこの違いは大きい。この点だけでUH75/B3の魅力は倍増する。

20180130_y-koba2 (3)↑見ての通りのキーの高さ。まったく違和感のないタイピングが可能

 

20180130_y-koba2 (2)↑キーピッチも十分に確保されている。タイプ時の静音性も優秀だ

 

20180130_y-koba2 (5)↑アダプタ。非常に小さなボディなので、やはり本体と一緒に携行しておくのが吉だ

 

モバイルとして気になる外部ポートは、基本的に充実していた従来機を踏襲。HDMI、USB3.0にSDカードスロット、USB 3.0対応USB Type-Cなどをしっかりと装備している。出色なのは、最初に触れた有線LANポートだ。これだけの薄さ(15.5mm!)の筐体なので、普通に搭載することはできないはずなのだが、「引き出し型」を採用してこれを解決。この無線LAN時代、有線を諦めない姿勢に拍手を送りたい!

20180130_y-koba2 (4)↑ニョキっとポートが飛び出すメカニカルな仕様。まさしく「どこでも使えるモバイル」たらしめるポイントだ

 

基本スペックを見渡すと、第8世代CoreプロセッサとなるCore i5-8250Uを採用しているのが進化点。従来機(市販モデル)はCore i5-7200Uだったため、処理能力の向上は間違いなし。モバイルユース中心とはいえ、画像を扱う機会も多い昨今である、このスペックアップは非常にうれしい。ちなみにメモリはDDR4-2400を標準で4GB搭載、ストレージは128GB SSDを内蔵。メモリ8GBでよりサクサクした性能を求めるなら、上位モデルのUH90/B3かカスタムメイドモデルという手もある。ただ、それほど負荷の大きい作業を想定していないなら、UH75/B3でまったく不満はないだろう。

 

使ってまだ2週間程度だが、これは、正直素晴らしい。UH75/B1でほぼ唯一と感じていたストレスポイントのキータッチが劇的に改善された時点で、明らかに隙がなくなった印象である。これまで複数のモバイルを買っては、結局「持ち歩くのめんどくせ」となっていた自分だが、本機は毎日持ち歩きたくなる。本当だ。

 

ということで、こちら今回の説「LIFEBOOK UH75/B3、最強モバイル説」は立証とさせていただきたい。もう一度言う。こんだけ軽くてこんだけキー入力が快適。それだけでものすごいこと。実際本稿もLIFEBOOK UH75/B3で書いているが、超快適だもの!

 

最後に、インプレスさんのPC WATCH(https://pc.watch.impress.co.jp/)編集長であり、4K修行僧としても著名な若杉紀彦氏に、本機種に対するコメントをいただいた。PCのプロの声である!

 

「世界最軽量を維持しつつ、いち早く第8世代Coreプロセッサーを搭載した攻めの姿勢を感じる名機!」(若杉)

 

【SPEC】

20180130_y-koba2 (1)

富士通
LIFEBOOK UH75/B3
オープン価格(実売価格19万円前後)
http://www.fujitsu-webmart.com/pc/webmart/ui3811.jsp

●OS:Windows 10 Home 64ビット版 ●CPU:インテル® Core™ i5-8250U ●メモリ:4GB ●ストレージ:SSD 約128GB ●光学ドライブ:なし ●ディスプレイ:13.3型(1920×1080)ノングレア ●カラー:ピクトブラック、サテンレッド ●Office:Office Home and Business Premium ●駆動時間:約8.3時間(JEITA2.0) ●サイズ:309×212.5×15.5mm(突起部含まず) ●質量:約748~751g

【西田宗千佳連載】Arm版Windows 10は「VR機器」に使われる!?

「週刊GetNavi」Vol.62-4

↑HP Envy x2(国内発売未定)↑HP Envy x2(国内発売未定)

 

Snapdragonを搭載したPCは、まずは「ノートPC」の形で登場する。正確にいえば、シンプルなクラムシェル型ではなく、タブレットとしても使える「2 in 1」タイプが多くなるようだ。Arm版Windows 10が登場する背景として、インテルが低消費電力・低価格なCPUである「Atom」シリーズの開発を中止した、ということがある。Atomは低価格かつ低消費電力が求められるタブレットや2 in 1に使われることが多く、2018年以降、このゾーンの製品を作るためのプロセッサーに空白が生まれる可能性があった。そこで、似た特質を持ち、生産面で不安のないSnapdragonを採用することで、問題を解決したい……という目論見があったのは間違いないだろう。

 

また、これまでの連載で解説した通り、現状、PCはスマホのように「常時通信を使う」ことを前提とした製品が少ない。そうした特性を持つ製品が今後求められるという点でもSnapdragonの採用が必要になったのだ。 では、Snapdragonは、2-in-1やタブレットだけに使われるのだろうか?

 

筆者は「違う」と予想している。とはいえ、デスクトップPCにSnapdragonが使われると思っているわけではない。性能的に劣る上に、そこまで消費電力を下げる必要がないからだ。むしろ、演算力やグラフィック性能を求められるデスクトップPCこそ、従来通りのPCアーキテクチャの生きる道だ。

 

筆者は、Snapdragon版PCの用途のひとつとして、「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)一体型のVR向け機器」を想定している。現在のVR機器の欠点は、ケーブルによってPCと接続する必要があることだ。PCと接続することでリッチなグラフィックスを実現できる、というメリットはあるものの、部屋の中を歩き回ったり、外出時に屋外で使ったりするにはやはり不便だ。

 

そうした部分を解決するには、コンパクトなPCをHMDに組み込み、HMDそのものだけで成り立つVR機器にするのがベストだ。Oculusは2018年上期に「Oculus Go」という一体型VR機器を市場に投入する。またレノボは、Googleと共同で開発した「Daydream」規格準拠の一体型VR機器を「近々」市場に投入する、とアナウンスしている。

 

こうした機器に共通しているのは、アーキテクチャとしてPCのそれではなく、スマホと同じものを採用している、ということだ。小型で消費電力の小さな機器を作るには、スマホの設計を流用するのがベストであるからだ。

 

ここで思い出してほしい。Snapdragon版のPCのアーキテクチャは、ほぼスマホと同じである。OSはWindowsだが、一体型HMDを作れるだけの小型さ、そして低消費電力を実現できる。

 

では、そういう機器はどこから出てくるか? 筆者は、マイクロソフト自身が開発しているのでは……と予想している。

 

2016年に開発者向けに発売された「Microsoft HoloLens」は、CPUにAtomを採用していた。そして、現在マイクロソフトは、個人向け市場を想定した次世代HoloLensを開発中である。ということは……? あとは今後のお楽しみとしよう。

 

●次回Vol.63-1は「ゲットナビ」3月号(1月24日発売)に掲載予定です。

 

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【西田宗千佳連載】通信前提のSnapdragon搭載PCで「割引販売」は生まれるか

「週刊GetNavi」Vol.62-3

↑HP Envy x2(国内発売未定)↑HP Envy x2(国内発売未定)

 

2018年前半には、Snapdragonを採用したノートPCが市場に登場する。そのいくつかは日本でも販売されることだろう。では、この種の製品は、ノートPC市場のあり方を変えるほど一気に普及するのだろうか?

 

この先の予想は、非常に難しいものだが、Snapdragonを搭載したノートPCの登場によって、PCの販売形態が大きく変わり、それが普及に拍車をかける可能性は十分にある。

 

Snapdragonを搭載したPCは、「いつでも通信につながっている」ことが最大の特徴となる。要は、スマホやタブレットのような使い勝手になるのだ。実際のところ、本当に同じになるかはわからない。だが少なくとも、外でPCを使う時に、いちいちフリーWi-Fiを探したり、スマホのテザリングを使ったりする必要はなくなる。LTEで直接通信ができるからだ。

 

逆にいえば、PC用の通信契約がないと、Snapdragonを搭載したPCは単なる「ちょっとバッテリーが長持ちするが、動作は緩慢なPC」でしかない。だから、安価なデータ回線契約と組み合わせて利用するのが基本になるだろう。

 

ここで2つの方向性がある。

 

ひとつは「自由に契約を選べる」パターン。自分で好きなSIMを選んで使う、いわゆるSIMフリーの端末という形だ。それどころか、SIMカードを利用せず、PC上からソフト的に契約して使う「エンベデットSIM」を採用した製品も出てくるだろう。マイクロソフトが運営する「Microsoft Store(これまではWindows Storeと呼ばれていた)」では、2017年秋から通信契約も行えるようになっている。必要な時だけ通信契約を「買う」といったスタイルがありうる。この場合には、当然、ハードウエアはそれなりの価格、すなわち、いまのPCと同じような価格で売られることになるだろう。

 

もうひとつは「契約セット」。いまのタブレットと同じように、携帯電話事業者が端末を仕入れ、特定の通信事業者との通信契約をする前提で販売するといったスタイルだ。この場合、自由度はなくなるが、契約が前提となるため、ハードウエア価格になんらかの割引が発生することが期待できる。割引で販売されるタブレットがあるように、PCも割引販売が行われる可能性は高いだろう。「スマホとセットなら割り引く」というパターンも考えられる。

 

通信がセットになるということは、それだけ取りうるビジネスモデルの幅も広がる可能性がある、ということである。特に若年層では「PCはスマホより高い」という認識があって、昨今ではそれが普及にブレーキをかけている部分がある。しかし、通信とセットで割引販売されることによって、PCの購入がこれまで以上に身近になるのだ。

 

では、こうした変化はノートPCだけにとどまるものなのだろうか? そのへんの予測は、次回のVol.62-4で解説していこう。

【西田宗千佳連載】スマホ由来の「システム全体での省電力化」がバッテリー動作時間を延ばす

「週刊GetNavi」Vol.62-2

↑HP Envy x2(国内発売未定)↑HP Envy x2(国内発売未定)

 

ノートPCの歴史は、小型化と消費電力低下の歴史、といっていい。いまでこそ、1kg前後で7時間程度動作するノートPCは珍しくなくなったが、こうした状況になったのもほんの数年前のことである。

 

ノートPCのバッテリー動作時間が伸びた理由は、主に3つある。ひとつは、もちろんCPUの消費電力が下がったこと。2つ目は、バックライトがLEDになり、ディスプレイの消費電力が下がったこと。そして3つ目が、各種デバイスのサイズが小さくなり、同じボディサイズの中に、より大容量のバッテリーを搭載できるようになったことである。

 

実は、PC全体におけるCPUの消費電力は、そこまで大きくないのだ。一般的にはCPUの関与度は3分の1程度と言われており、残りの3分の1がディスプレイ、さらに残りがほかの回路、といわれている。

 

CPUやディスプレイの省電力化は確かにインパクトがあるのだが、CPUを10%省電力化しても、それだけでは極端に大きな影響が出ない……というのも事実。いまやノートPCの省電力化は、あらゆる部分が協調して初めて実現できるものになってきている。

 

Snapdragonを採用した「Arm版Windows 10」を使ったPCは、動作時間が20時間以上と、一般的なノートPCに対して劇的な長時間駆動を実現している。それが可能になった理由も、実はCPUだけにあるのではない。正確にいうと、Snapdragonというプロセッサーを採用することは、単に「CPUを変えた」こととは異なる特性を持っているのである。

 

Snapdragonのようなプロセッサーは、俗に「システム・オン・チップ(SoC)」と呼ばれる。SoCとは、CPUやGPU、メモリーコントローラーなど、機器を構成するために必要な要素をまとめたものなのだ。一般的にスマホに使われるSnapdragonの場合には、上記のほかにLTE/Wi-Fi通信用のモジュールや動画・音声などの再生支援機能、セキュリティを扱うための暗号化回路も含まれる。

 

これらは協調しあって動作しており、一方で、すべての部分が常に動いているわけではない。だからスマホ向けのSoCは、こまめに作業や用途に合わせて動作をコントロールし、消費電力をとにかく下げるよう工夫されている。PCのCPUも同じような仕組みにはなっているのだが、PCのように大きなバッテリーを搭載できず、バッテリーに対する要求がさらに厳しいスマートフォンでは、そうした「全体的なコントロール」がよりシビアに行われており、その結果、バッテリー動作時間を長くすることができているのだ。

 

一方で、もちろんデメリットもある。処理能力だ。SoCの性能は、PCのCPUやGPUほど高くないし、長時間トップスピードを維持するのも難しい。PCに搭載する場合は、OS側でのエミュレーションも利用されるので、アプリ自体の動作速度はどうしても遅くなる。ゲーム向けPCやクリエイター向けPCへの採用は難しく、そのへんは既存のシステムとの棲み分けとなるだろう。

 

では、Arm版Windows 10を使ったPCはどのくらい普及するのだろうか? これについての予想は次回のVol.62-3以降で。

 

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【西田宗千佳連載】ノートPCを「20時間動くもの」に変えるArm版Windowsの衝撃

「週刊GetNavi」Vol.62-1

↑HP Envy x2(国内発売未定)↑HP ENVY x2(国内発売未定)

 

省電力と常時接続でPCの有り方が変わる

Windowsノートの動作時間が20時間を超える時代がついにやってきた。スマホに勝るとも劣らないバッテリー動作時間で、スマホと同じように「すぐネットにつながって使える」、ある意味夢のようなノートPCが2018年に登場する。

 

12月5日、クアルコムは米・ハワイにて発表会を開催し、かねてからマイクロソフトと共同開発してきた「Arm版Windows 10」を使ったPCの実機を発表した。製品は2018年に、まず、HPとASUSから発売になる。レノボも採用製品の発売を予定しており、1月に米ラスベガスで開催されるテクノロジーイベント「CES」で詳細を発表する、としている。

 

ASUSが発表した「NovaGo」、HPが発表した「ENVY x2」は、両者ともプロセッサーにクアルコムの「Snapdragon 835」を使っている。要はハイエンドスマホやタブレットとほぼ同じ構成、ということだ。これでNovaGoは22時間、ENVY x2は20時間のバッテリー動作(ともにビデオ再生の場合)を実現。バッテリー動作時間は従来機から一気に倍増……とはいわないが、3割から4割伸びている。

 

しかも、Snapdragon 835はLTEでの通信を常に使うことを前提としている。現状のPCは、Wi-Fiを使って必要なときだけ接続するのが主流だ。SIMカードが刺さり、直接通信ができるモデルも出てきてはいるが、スマホやタブレットのように「スリープ中もメールやメッセージの受信を行える」ものは少ない。だが、SnapdragonでArm版Windowsを使うPCは、スマホと同じように「常時接続」が基本になってくる。

 

ご存じの通り、一般的なPCはインテルやAMDの「x86系CPU」を使っており、OSもアプリもそれを前提に作られている。だが、Arm版Windows 10は、Snapdragonをはじめとした「Armコアを使ったプロセッサー」向けのもの。ここで問題になるのが互換性だ。しかし、そこにも配慮がある。Arm版Windowsには「CPUの違いを吸収する機能」が搭載されており、x86版Windows向けに作られたアプリやドライバーソフトがそのまま動作するのだ。

 

だが、すべてに問題がないか、というとそうではない。

 

まず、動作速度。CPUの違いを吸収するため、どうしても動作速度にはロスが出る。また、Snapdragon 835はインテルやAMDのトップCPUほど処理速度に注力しておらず、仮にトップスピードが出ても、ハイエンドPCほど速くはない。現状は「Atomを使った安価なPCよりは速いが、Core m3を使ったPCよりは遅い」くらいになる。

 

次にサイズ。消費電力が低くなるとはいえ、動作時間を延ばすにはバッテリー容量が重要だ。だから、いまのPCよりも劇的に小さくなるわけではない。

 

そんな制約がありつつも、Arm版WindowsはノートPCの常識を激変させる存在であり、2018年にPCを買うならば、ぜひ念頭に置いて欲しい存在であるのは間違いない。

 

では、なぜこういう製品が生まれたのか? 今後のノートPCはどうなるのか? そのあたりは次回のVol.62-2以降で解説する。

 

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NECの新PC「LAVIE Note NEXT」を触ってわかった、僕たちが本当にPCに必要と思う機能

先日発表された、NECの新たな15.6型ノートPC「LAVIE Note NEXT」。ゼロベースの開発で、新たにホームノートPCを再定義するべく生まれた意欲作となっており、デザインも機能も従来機から一新されたモデルです。機能に関しても全てを見直し、なくてはならない機能は搭載しながらも、「あった方が良い機能」を精査。本当に必要かどうかを判断したうえで、搭載するかどうか検討が重ねられたとのこと。

 

↑最上位モデル「NX850/JA」。実売価格:22万5580円↑最上位モデル「NX850/JA」。実売価格:22万5580円

↑ミドルレンジモデル「NX750/JA」。実売価格:21万4780円↑ミドルレンジモデル「NX750/JA」。実売価格:21万4780円

↑エントリーモデル「NX550/JA」。実売価格:19万3180円↑エントリーモデル「NX550/JA」。実売価格:19万3180円

 

まず外観については、かなりソリッドな仕上がりになっています。見た目のシンプルさを目指すPCは数多くありますが、これほどまでにエッジを効かせたソリッド感の高いPCはなかなかない。エッジを立たせてしまうことで、ラウンドデザインのモデルよりも厚みを感じてしまうかもしれませんが、基本的には自宅で使うことを想定している15.6型なのであまり気にならず、むしろちょうどいい安定感と言えます。またソリッドデザインゆえに、素材との相性も良く手触りも好印象。打ちっぱなしのコンクリートのような心地良い触感です。

 

↑全体的にエッジがたっていて、真四角の箱のようなソリッド感があります↑全体的にエッジがたっていて、真四角の箱のようなソリッド感があります

 

ボタンやスピーカー、インターフェースに関しても無駄なものが省かれた、シンプルな仕様になっています。例えばスピーカーは、従来はキーボードの上部に配置していたため、キーボードとディスプレイの間にスペースが必要になっていました。しかし、スピーカーを本体底部に移動することで、その分の省スペース化がかなえられています。しかし、従来はヤマハ製スピーカーを採用していましたが、底部に移したことでスピーカーの本領を発揮するのが難しくなったため、今回はヤマハ製ではないスピーカーを採用したとのこと。

 

↑余分なボタンや無くしスピーカーを移したキーボードまわり↑余分なボタンや無くしスピーカーを移したキーボードまわり

 

■何よりも必要なものは「起動の速さ」だった

 

このように、パソコン開発においてサイズや機能、デザインはそれぞれトレードオフになってしまうことが多いものです。開発の再定義が施されたLAVIE Note NEXTを見ていると、サイズ、機能、デザインのそれぞれどの部分を優先したかがポイントになっているとわかります。キーボードの方向キーが廃されている反面、BDXL対応の光学ドライブが残されているなど、NECが下した機能の取捨選択がうかがえるのも面白い。

 

PCを再定義するにあたり、ユーザーのPCに対する不満を解消することも検討されています。特に不満の高かった動作速度に着目し、起動時間の改良を徹底。CPUには第8世代インテルCoreプロセッサーを採用し、最新の高速SSDとHDDを組み合わせることで、最上位機「NX850/JA」で約10.6秒という驚異的な速さのOS起動時間を実現しました。タブレットPCやスマートフォンに慣れているユーザーにとって、最大のストレスとなり得るノートPCの起動速度ですが、LAVIE Note NEXTの誇る起動速度はそのストレスを払拭する勢いですね。

 

発表会では、アスリートの飯塚翔太選手がゲストとして登壇していましたが、極限まで無駄な筋力をそぎ落とし10.08秒の100m走記録を出した飯塚選手の背景は、今回のLAVIE Note NEXTとまさに通じるものがありました。本当にユーザーにとって便利なPCは何かを考え抜いたLAVIE Note NEXT、まずはそのシンプルかつ高水準な仕上がりを店頭で確かめてみてください。

 

【SPEC】

(NX850/JA)

●OS:Windows 10 Home 64ビット ●CPU:第8世代インテルCore i7-8550U ●メモリ:8GB(4GB×2、最大32GB) ●ストレージ:128GB SSD+1TB HDD ●ディスプレイ:15.6型ワイド(1920×1080ドット、タッチ非対応) ●バッテリー:約7.3時間 ●サイズ:W361×D243×H25mm ●質量:約2.3kg

 

(NX750/JA)

●OS:Windows 10 Home 64ビット ●CPU:第8世代インテルCore i7-8550U ●メモリ:8GB(4GB×2、最大32GB) ●ストレージ:1TB SSHD ●ディスプレイ:15.6型ワイド(1920×1080ドット、タッチ非対応) ●バッテリー:約6.3時間 ●サイズ:W361×D243×H25mm ●質量:約2.3kg

 

(NX550/JA)

●OS:Windows 10 Home 64ビット ●CPU:第8世代インテルCore i5-8250U ●メモリ:4GB(4GB×1、最大32GB) ●ストレージ:1TB HDD ●ディスプレイ:15.6型ワイド(1920×1080ドット、タッチ非対応) ●バッテリー:約6.9時間 ●サイズ:W361×D243×H25mm ●質量:約2.3kg