フォルクスワーゲン・ゴルフにマイクロハイブリッド仕様が登場

フォルクスワーゲンはこのほど、1.5リッター直4ターボエンジンにモーターを組み合わせたマイクロハイブリッドパワートレイン「1.5 TSI ACT BlueMotion」を現行型のゴルフに搭載したと発表した。

1.5リッター直4ターボエンジンは、高性能スポーツカーに搭載するターボチャージャー「VTG(ヴァリアブル・タービン・ジオメトリー)」を採用、130psを発揮する。トランスミッションは7速デュアルクラッチのDSGを組み合わせる。

その一方で、130km/hまでの車速、1400〜4000rpmまでの回転域で作動する気筒休止機構(2気筒モード)や、12V電装システムを組み合わせることにより、複合モードで20.8km/L、高速モードで24.3km/Lの欧州モード燃費を実現している。

12V電装システムは48Vシステムより小規模なシステムで、コンパクトなリチウムイオンバッテリーと組み合わされる。アイドリングストップ時など、エンジンが停止しているときに電装パーツの電力を供給する役割も担う。

今後、この新しいパワートレインは、フォルクスワーゲンの他のモデルにも搭載されていく見通しだ。

みたび激変?ホンダ・インサイトのプロトタイプが間もなく登場

ホンダの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーターは12月19日、2018年1月20日から一般公開が始まる北米国際オートショー(通称:デトロイトショー)にて、フルモデルチェンジを受けるハイブリッドセダンの「ホンダ・インサイト」のプロトタイプをワールドプレミアすると発表し、その写真を公開した。

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ホンダ・インサイトは、1999年に米国市場初のハイブリッドモデルとして発売された初代、2009年に登場した2代目に続く3代目に生まれ変わる。ホンダのセダンラインアップにおいては、シビックの上位車種に位置付けられ、スタイリッシュなデザインと革新的な2モーターハイブリッドシステム「スポーツ ハイブリッドi-MMD」を採用する。

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新型インサイトは米国のインディアナ工場で生産され、米国市場では2018年夏から発売が予定されている。