ハイボール派にオススメ! すっきり軽やかな飲み口の「トリスハイボール缶〈やわらか〉」

サントリーは、すっきり軽やかな飲み口の「トリスハイボール缶〈やわらか〉」を2025年4月22日(火)より全国で発売します。

「トリスハイボール缶〈やわらか〉」

 

記事のポイント

トリスハイボール缶はスタンダードのものがアルコール度数7%、濃いめが9%ですが、この「やわらか」は4%ですっきり軽やかな飲み口が特徴。食事にも合うハイボールに仕上がっています。

 

「トリスハイボール缶」は、食事に合う爽快な味わいが特徴の「トリスハイボール缶」、深い余韻が楽しめる「トリスハイボール缶〈美味しい濃いめ〉」、新橋トリスバーで親しまれるオリジナルハイボールの味わいを缶で実現した限定品「新橋トリスバー監修ハイボール」シリーズというラインナップを展開していますが、新たに「トリスハイボール缶〈やわらか〉」が登場します。

 

「トリスハイボール缶〈やわらか〉」は、すっきりとした飲み口と「トリス〈クラシック〉」の“やわらかな”余韻を楽しめるよう、レモンスピリッツなど原料の配合を工夫しています。

 

パッケージは、明るいブルーを基調に「New Alc.4%」というロゴを配し、商品の特徴を訴求しています。

 

■パッケージ:350ml缶、500ml缶

■品目:リキュール(発泡性)

■アルコール分:4%

■価格:350ml缶 178円、500ml缶 241円(いずれも税別)

【限定生産】糖質ゼロの辛口チューハイ! タカラ「焼酎ハイボール」5%<特製ウメサイダー割り>

宝酒造は、“タカラ「焼酎ハイボール」5%<特製ウメサイダー割り>”を、全国で1月28日に数量限定発売します。

記事のポイント
ウメチューハイといえば、酒場の定番メニュー。インテージSRI+「23年度チューハイフレーバー別販売実績(推計販売金額順)」によれば、チューハイのフレーバーでもレモン・グレープフルーツ・プレーン(ドライ)に続く人気のフレーバーだそう。「特製果実エキス」により香りと味わいを楽しめて、かつ飲みごたえもある一杯になっています。

 
同商品は、独自方法で製造した「特製果実エキス」を使用し、爽やかなウメの香りとみずみずしい味わいを実現したとのこと。ベースアルコールには「宝焼酎」を使用し、アルコール分5%でも飲みごたえのある辛口の味わいを楽しめます。
 

タカラ
「焼酎ハイボール」5%<特製ウメサイダー割り>
アルコール分:5%
参考小売価格(消費税別):350ml/159円、500ml/217円

【数量限定】人気の和柑橘シリーズ! タカラ「焼酎ハイボール」<愛媛産いよかん割り>

宝酒造は、“タカラ「焼酎ハイボール」<愛媛産いよかん割り>”を、全国で1月14日に数量限定発売します。

↑タカラ「焼酎ハイボール」<愛媛産いよかん割り>

 

記事のポイント

タカラ焼酎ハイボールは、宝焼酎ならではの飲みごたえと、キレ味爽快で辛口な味わいに加え、プリン体ゼロ・甘味料ゼロである点も特徴です。いよかんのさっぱりとした香りと酸味が楽しめる同フレーバーは、鍋料理との相性間違いなし。

 

いよかんは、日本が原産とされる果実で、爽やかな香りと酸味が魅力です。今回発売する<愛媛産いよかん割り>は、そのいよかんの風味を糖質ゼロで楽しめます。

 

タカラ
「焼酎ハイボール」<愛媛産いよかん割り>
アルコール分:7%
参考小売価格(消費税別):350ml/159円、500ml/217円

【期間限定】「ジムビーム ハイボール缶〈ハニーハイボール〉」登場! サントリー「ジムビーム ブラック」などもリニューアル

サントリーは、「ジムビーム ブラック」を2025年3月11日より、「ジムビーム ハイボール缶」を2025年1月中旬以降順次、全国でリニューアル発売します。

 

また「ジムビーム ハイボール缶〈ハニーハイボール〉」も、全国で2025年3月11日に期間限定発売します。

↑「ジムビーム ブラック」「ジムビームハイボール缶」がリニューアル

 

記事のポイント

現行品は在庫が無くなり次第終了し、中味・パッケージをリニューアル。7年以上熟成させた原酒を使ってつくった「ジムビーム ブラック」、飲食店で飲むジムビームハイボールのような味わいを目指したハイボール缶はもちろんですが、人気フレーバーであり期間限定発売の「ハニーハイボール」にも注目したいところです。

 

・ジムビーム ブラック

7年以上熟成させた原酒を使用。熟成されたバーボン原酒をブレンドした、芳醇で厚みのある味わいとエレガントでなめらかな後味を楽しめるとのこと。

↑「ジムビーム ブラック」。パッケージは、ブラックとゴールドの色合いで、洗練された印象を目指しているそう

 

・ジムビーム ハイボール缶

飲食店で飲むジムビームハイボールのような味わいを目指し、複数のレモン蒸溜酒を加えることで、よりいっそう香りがよく爽快な味わいを実現したといいます。

↑デザイン面でも、飲食店のジムビームハイボールをイメージさせるようなつくりに

 

・ジムビーム ハイボール缶〈ハニーハイボール〉

ジムビームの香味とハチミツのやさしい甘さが調和し、飲みやすい味わいに仕上げているそう。

↑人気フレーバーかつ期間限定なので、お見逃しなく

 

サントリー
「ジムビーム」ホームページ

ジムビーム ブラック
700ml/瓶・3080円(税別)

ジムビーム ハイボール缶
350ml/缶・167円(税別)
500ml/缶・226円(税別)

ジムビーム ハイボール缶〈ハニーハイボール〉
350ml/缶・167円(税別)

今年のイブは「特別なハイボール」で乾杯しない?「サントリープレミアムハイボール山崎〈華やかで濃厚な味わい〉350ml缶」12/24より数量限定新発売

サントリーは、「サントリープレミアムハイボール山崎〈華やかで濃厚な味わい〉350ml缶」を12月24日(火)より全国で数量限定新発売。

中味は、ハイボールに合う山崎モルト原酒のみを厳選して使用した、厚みのある味わいとスパニッシュオーク樽由来の華やかで濃厚な味わいが特長。しっかりと冷やせば、贅沢なひとときを楽しめます。パッケージは、「山崎」のブランドカラーをベースに山崎蒸溜所を描き、「山崎」の文字を大きく配することで本格感を表現したといいます。

 

サントリー山崎蒸溜所について

「山崎蒸溜所」は、1923年に日本初のモルト蒸溜所として建設に着手し、昨年100周年を迎えました。日本名水百選にも選ばれる「離宮の水」があり、桂川・宇治川・木津川が合流する、湿潤な環境が特長のサントリーウイスキーの“ふるさと”です。つくり手の技と情熱によって、日本人ならではの繊細なウイスキーづくりをおこない、多彩で高品質な原酒を生み出しています。

 

「サントリープレミアムハイボール山崎〈華やかで濃厚な味わい〉350ml缶」

希望小売価格(税別):600円

「山崎」ホームページ

 

ハイボール専用ウイスキーから生まれたハイボール!カクヤスのPB商品「Kprice 810 ハイボール缶」

カクヤスは、プライベートブランド商品Kprice 810(ハチイチマル) ハイボール缶を、10月1日に発売しました。「なんでも酒やカクヤス」の全店舗および、同社ECサイト「カクヤスネットショッピング」で購入できますよ。

 

記事のポイント
近年はライフスタイルの変化により自宅での飲酒が増加し、多様な味わいを求めるニーズが高まっていることから、手軽に楽しめるRTD(Ready To Drink=すぐに飲めるもの)市場が拡大。それを受けて「手軽さ」を踏まえつつも、本格的な味わいも追求しているようです。

 

カクヤスはこれまでに、ブレンデッドウイスキー「Kprice 810(ハチイチマル)」や、ピュアモルトウイスキー「飛鳥山」といった、ハイボールにぴったりなウイスキーを、PB商品として展開してきました。

 

今回カクヤスが開発したのは、ユーザーが手軽に楽しめる、本格的なハイボール缶。モルトの風味と、グレーン(とうもろこし等の穀類)の甘味や、フルーティーさのバランスにこだわった、ハイボール専用ウイスキーKprice 810(ハチイチマル)をベースにしています。炭酸水で割るだけでなく、レモンの風味を加えたことで、爽快感と余韻をより楽しめるとのこと。

↑「Kprice 810(ハチイチマル)ハイボール缶」

 

11月にはハイボール缶が2種発売

また、PB商品飛鳥山 華やかハイボール缶」「飛鳥山ピーテッド 薫るハイボール缶も、11月1日に発売を予定しています。

 

飛鳥山 華やかハイボール缶」は、ハチミツの香りと、すっきりとしたフルーティーな味わいが特徴だそう。オーク樽熟成のイギリス産スコッチモルトを主体に、複数のモルトウイスキーをブレンドしたピュアモルトウイスキー 飛鳥山を、シンプルに炭酸水だけで割っています。

↑「飛鳥山 華やかハイボール缶」

 

一方の「飛鳥山ピーテッド 薫るハイボール缶は、樽熟成由来の香りやスモーキーさを感じられる、リッチな味わいとのこと。イギリス産スコッチモルトウイスキーを主体に、樽熟成ピートモルト原酒などの複数のモルトウイスキーをブレンドした「ピュアモルトウイスキー 飛鳥山ピーテッドを、炭酸水だけで割っています。

↑「飛鳥山ピーテッド 薫るハイボール缶」

 

カクヤス
Kprice 810 ハイボール缶
価格 :174円(税込)
内容量:350ml
アルコール分:7%

飛鳥山 華やかハイボール缶
価格 :306円(税込)
内容量:350ml
アルコール分:7%

飛鳥山ピーテッド 薫るハイボール缶
価格 :328円(税込)
内容量:350ml
アルコール分:7%

冬が待ち遠しい!「ほろよい」新味のシャインマスカット、洋梨&りんごが期間限定で登場

サントリーは、「ほろよい〈シャインマスカット〉」「同〈洋梨&りんご〉」を、全国で12月3日から期間限定で販売します。

記事のポイント

2009年発売、ロングセラーブランドの「ほろよい」。アルコール度数3%で、やさしい味わいのお酒シリーズから、冬の装いの新フレーバー2種が登場します。
果実感が楽しめる中身もさることながら、華やかさとあたたかみを感じられるパッケージデザインにもご注目。

 

中味・パッケージについて

■シャインマスカット

シャインマスカットを、皮ごと味わうような果実感が楽しめるそう。パッケージにはきらめく街やプレゼントボックスが描かれ、冬の華やかさが表現されています。

 

■洋梨&りんご

「洋梨の華やかな甘さと、りんごのやさしい酸味が調和した芳醇な味わい」が特徴とのこと。輝く明かりや暖炉のイラストによって、家で過ごす冬の情緒的な時間を表現したパッケージです。

 

サントリー
ほろよい〈シャインマスカット〉
ほろよい〈洋梨&りんご〉
容量:350ml
希望小売価格:148円(税別)

甘過ぎず、料理にも合う!「ジムビーム ハイボール缶〈ピーチハイボール〉」期間限定発売

サントリーは、「ジムビーム ハイボール缶〈ピーチハイボール〉」を、全国で11月26日から期間限定販売します。

 

記事のポイント

今年5月に発売した「ジムビーム ハイボール缶〈ピーチハイボール〉」。好評だったフレーバーが、期間限定で再び登場します。甘すぎず、食事にも合う爽快な味わいです。

 

「ジムビーム」にピーチを合わせ、甘すぎず、食事にも合う爽快な味わいに仕上がっています。

 

パッケージは、ブランドのイメージカラーであるホワイトが基調。ブランドロゴを配し、果実と弾ける泡や氷のイラストを描くことで、商品の特徴を表現しています。

 

サントリー
ジムビーム ハイボール缶〈ピーチハイボール〉
容量:350ml
アルコール度数:5%
希望小売価格 :167円(税別)

キリンウイスキー“陸”はなぜ売れている?2年連続前年比190%の売上、日高屋が413店舗に導入…支持が広がる背景にあったもの

※「2年連続前年比190%の売上」は、2021年と2022年/2022年と2023年の1月~12月出荷実績を比較

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2022年から2年連続での前年比190%以上(※1)の売り上げを果たすなど今、大ヒットしている「キリンウイスキー 陸」。しかも、関東を中心に400店舗超を展開する日高屋が、この3月から413店舗で提供するハイボールに「陸」を採用したという。これら好調の背景には、いったい何が!? GetNavi webでもおなじみ、国内外のウイスキーに精通するフードアナリストの中山秀明氏が、その理由にさまざまな方向から迫った。

※1:2021年と2022年/2022年と2023年の1月~12月出荷実績を比較
↑日高屋の全国413店舗で提供するハイボールを「キリンウイスキー 陸」に切り替えた、ハイデイ日高の青野敬成(あおのひろしげ)社長にもインタビューを敢行。詳細は記事後半にて

 


※富士御殿場蒸溜所の原酒を主体に、厳選した輸入原酒を一部丁寧にブレンドしています。

キリン「キリンウイスキー 陸」
2020年5月に誕生した、キリングループの富士御殿場蒸溜所でつくられるブレンデッドウイスキー。同蒸溜所の多彩なグレーン原酒とモルト原酒を主体にブレンドした、ほのかな甘い香りと澄んだ口当たりのおいしさが楽しめる。「ノンチルフィルタード製法」を採用し、アルコール度数50%であることも特長。店頭で手に取りやすい500ml。

 

「ハイクオリティな味わいのフレンドリーなウイスキーです」(中山)

↑「キリンウイスキー 陸」。フルーティなフレーバーをじっくり楽しみたい

 

「キリンウイスキー 陸」は、スーパーやコンビニでも入手が可能。価格も手ごろながら、唯一無二の価値をもったウイスキーです。

 

なにより特筆すべき魅力が、品質の高さでしょう。製造拠点の「富士御殿場蒸溜所」では、富士の森林がつくる濃い霧と新鮮な空気に包まれたウイスキーづくりに理想的な環境のもと、約50年かけて磨かれた富士の伏流水をマザーウォーターとしてクリアな酒質が生み出されます。

 

また、「ノンチルフィルタード製法」を採用していることもオリジナリティのひとつ。これは、原酒由来の香味成分をより多く残す製法で、プレミアムなウイスキーではしばしばみられるもの。ただし、「キリンウイスキー 陸」と同クラスの価格帯ではほかにないと言っていいでしょう。

 

つまり、クオリティの高いおいしさを実現しながら、手に取りやすいフレンドリーな立ち位置にある稀有な存在が「キリンウイスキー 陸」なのです。

↑GetNaviお酒・グルメアドバイザーの中山秀明氏。フードアナリストの資格を持ち、内食・外食のトレンドに精通した食情報の専門家として取材・執筆をしている。ウイスキーに関する知識も豊富で、2023年には「富士御殿場蒸溜所」を訪れ生産現場を細部にわたって取材した

 

「いいウイスキーでつくるハイボールは格別!」(中山)

ここからは、あらためて「キリンウイスキー 陸」の味や香りを解説していきましょう。テイスティングは試飲した感想のほか、味覚構成要素を項目別に評価します。飲み方は、ロックはもちろん、食事との相性も抜群のハイボールで。

↑「キリンウイスキー 陸」を飲む際に、ぜひ試してほしいのがハイボール。「陸」1に対し、炭酸水を5の比率で割ると、アルコール度数が約8%のちょうどいいおいしさに

 

【陸の味わいレビュー】

・甘み
……ドライ□□□■□スイート
・ピートの香り
……ライトリー■□□□□へビリー
・香り(穀物系←→果実系)
……モルティ□□□■□フルーティ
・味わいのキャラクター
……端正□□□■□濃厚
・味のボリューム
……サイレント□□□■□ラウド
・香りのイメージ……黄桃、オレンジ、リンゴのようなほのかな甘い香り
・おもな熟成樽……アメリカンホワイトオーク
・おすすめの飲み方……ハイボール、ロック、ストレート、トワイスアップ
・合わせたい食事……焼き鳥、マルゲリータピザ、ガトーショコラ

 

↑原酒の味わいをよく知る中山氏が、今回はハイボールで評価した

 

グラスを傾けるだけで驚かされるのは、暖色の果実を思わせる甘くフルーティなエステル香の華やぎ。味わいはコク深く濃厚で、ボリュームも豊かです。それでいて、樽熟成の妙を感じさせるやわらかい口当たりが秀逸でエレガント。クリアな酒質は豊かな果実味を複層的に広げ、このレイヤー感は加水によっていっそう彩度が増していきます。

 

食事と一緒に楽しむなら、やはりハイボールがおすすめです。シュワッとした炭酸とともに立ち上る優雅な香味は、料理とのペアリングをより親密な関係に。いいウイスキーでつくったハイボールは格別においしいということを、強く実感させてくれます!

 

「品質が高い理由は、伏流水・匠の技・独自製法の3つ」(中山)

どのようにして、「キリンウイスキー 陸」のハイクオリティな味が生み出されているのでしょうか? その生産拠点である「富士御殿場蒸溜所」に取材で訪れた際の知見も踏まえながら、あらためておいしさの理由を紐解いていきましょう。

↑「陸」の製造拠点、キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所(静岡県御殿場市)。標高は600m強。年平均気温は13℃と冷涼であることに加え、年間を通して幾度となく霧が発生する、ウイスキー製造には最適な環境だ。※富士御殿場蒸溜所の原酒を主体に、厳選した輸入原酒を一部丁寧にブレンドしています

 

世界における日本の象徴でもある「富士」。この霊峰に降り積もる雪は、半世紀をかけて清らかな伏流水となり「富士御殿場蒸溜所」へ届きます。また、富士の山麓には雄大な森林に浄化された空気とともに、冷涼な気候と深い霧が同居。こうしたウイスキーづくりに最適な環境が、「キリンウイスキー 陸」の澄んだ味わいや甘い樽熟香を生み出します。

 

キリンのウイスキーは、匠の技術によってつくられていることも見逃せません。中心人物は、2017年に世界的なウイスキーアワード(IOW)で「マスターディスティラー/マスターブレンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した田中城太氏。さらに田中氏は2022年に世界的なウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」認定の“Hall of Fame”を受賞し、ウイスキー殿堂入りとなりました。

↑左はマスターブレンダーの田中城太氏。世界的なウイスキーアワードで「マスターディスティラー/マスターブレンダー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。次に述べるように、技術がたしかな匠たちが幾度も官能評価を行うことで、「キリンウイスキー 陸」の味わいを決定している

 

また、キリンのウイスキーづくりの技術的な特徴として挙げられるのが、単に“熟成年数が長いこと”を重視するのではなく、“原酒本来の持ち味が最もよく現れるタイミング”を重視してブレンドする考え方です。あらかじめ何年後にピークをもってくるのかを計算して仕込みを行い、官能評価も定期的に行うことで商品ごとにベストな熟成原酒を採用する……この巧みなブレンディングにより、「キリンウイスキー 陸」の好バランスな味わいが生み出されているのです。

 

そして、多くのウイスキーがアルコール度数40%台であるところ、50%と高いことも「キリンウイスキー 陸」ならではの特徴。その狙いは、熟成樽原酒本来の味わいを最大限に生かすことにあります。

 

一般的なウイスキー製造では、瓶詰め前に「冷却ろ過」という工程を行い、温度変化による白濁や澱が発生することを防ぐのですが、この白濁や澱はアルコールに溶け込んでいるウイスキーの香味成分に由来するため、できればより多く閉じ込めておきたいところ。そこで、冷却ろ過を行わず、アルコール度数を高めることで溶け込める香味成分の量を増やす「ノンチルフィルタード製法」を採用しているのが、「キリンウイスキー 陸」なのです。

↑「キリンウイスキー 陸」は冷却ろ過をしないので、香味成分が多く残る

 

↑富士御殿場蒸溜所では操業開始時から、アメリカンホワイトオークの樽を使用することにこだわっている。タンニンが少なく甘い香り、味わいの出るアメリカンホワイトオーク樽は、フルーティな香りを引き立て、富士御殿場蒸溜所が理想とするクリーン&エステリーな香味品質には欠かせない

 

「ちょい飲みの聖地、日高屋への採用が『陸』への信頼感を感じさせる」(中山)

おいしさに対する評価は食の業界でも高く、例えば有名チェーンの「日高屋」では、全国413店舗のハイボールを「キリンウイスキー 陸」に切り替えました。そこで、運営元のハイデイ日高・青野敬成社長に採用に至った経緯や味わいの感想、料理との相性などをうかがいました。

↑ハイデイ日高の青野社長。2024年4月3日にオープンした「日高屋 新橋日比谷口店」にて

 

「『日高屋』では陸ハイボールとして提供しております。導入させていただいた一番の理由は、やはりおいしさですね。また、お話をいただいた2023年は当社の50周年にあたるアニバーサリーでして、ちょうど富士御殿場蒸溜所も50周年。そして富士山の雪解け水が約50年をかけて伏流水になるというお話にも親和性を感じました」(青野社長)

 

では、その青野社長が絶賛するおいしさとは?

 

「『キリンウイスキー 陸』の魅力は、濃厚でいて澄んだ味香りと、フルーティで豊かな甘み。リッチなおいしさで、私としても『日高屋』で提供できることが非常に嬉しいです」(青野社長)

 

そのおいしさは、お客さんからも好評だとか。

 

「ハイボールを『キリンウイスキー 陸』に切り替えたこの3月以降は、ハイボールの提供が120%(※2)と、ドリンクメニューのなかで最も高い伸び率となりました。お客様からの声としては、口当たりがよく飲みやすいおいしさだという感想を特に多くいただいており、あらためて『キリンウイスキー 陸』の品質の良さを実感しています」(青野社長)

※2:2024年2月と3月の日高屋全店舗での杯数を比較
↑愛媛県出身。「らーめん日高」でのアルバイトを経て1999年にハイデイ日高へ入社。店長、スーパーバイザー、エリアマネージャーなどを経て、2022年5月に代表取締役社長に就任した

 

最後に、陸ハイボールとのペアリングにオススメのメニューを聞いてみることに。

 

「たくさんあるんですけど、一番のオススメは炒め物人気No.1でもある『ニラレバ炒め』ですね。味の決め手となっているオイスターソースのコクと甘みが、陸ハイボールと抜群に合うんですよ。ぜひ多くのお客様にお試しいただきたいです」(青野社長)

 

 

美しい水と緑にあふれる豊かな自然環境に育まれ、匠の技術でさらなるおいしさへと昇華、そして他に類をみない贅沢な製法でつくられる「キリンウイスキー 陸」。そのおいしさはウイスキー通をも驚かせ、リッチな味わいと品質の高さから、飲食店でも続々と採用されている。

 

晩酌にはもちろん、友人などと楽しむシーンや大切な人へのプレゼントにも、今選ぶべきリアルなウイスキーは「キリンウイスキー 陸」である。

 

 

写真/湯浅立志(Y2)[静物、青野社長]、GetNavi web編集部 [蒸溜所]

鰹節にヨーグルト…スコッチウイスキー「デュワーズ」×全国の特産物の新カクテルはどんな味?「Dewar’s Discovery Session 2023」がスタート

バカルディジャパンは、スコッチウイスキーブランド「デュワーズ」からデュワーズ15年をベースに6人のバーテンダーが、全国の食材や生産者、生産地との出会いをヒントに新たなカクテルを生み出す共創プロジェクト「Dewar’s Discovery Session 2023」をスタートさせる。同プロジェクトのスタートに先立ち、10月26日にはプレス向け発表会が開催された。ゲストに、大阪関西万博 催事企画プロデューサーの小橋賢児氏とプロジェクトに参画する6人のバーテンダーを迎え、デュワーズの魅力や全国を旅して出会った食材の魅力について語った。

 

デュワーズ15年とプレミアムラインのダブルダブル21年の試飲会もあったので、その深い味わいのレポートと合わせて紹介しよう。

 

時間と手間をかけた「ダブルエイジ製法」

↑「Dewar’s Discovery Session 2023」オリジナルカクテルのベースに使用されるのは、ブレンデッドスコッチウイスキーの「デュワーズ15年」

 

「デュワーズ」は、数種類のモルトウイスキーやグレーンウイスキーを掛け合わせたブレンデッドスコッチウイスキー。はじめて飲む人でも親しみやすい、なめらかな味わいは「ダブルエイジ製法」によって引き出される。

 

デュワーズのブランドマネージャーを務めるバカルディ ジャパンの李 坤龍(リー・コンヨン)氏は「デュワーズといえばダブルエイジ製法。これにより、どこまでもなめらかな味わいが生み出されます」と語った。

 

この「ダブルエイジ製法」とは樽熟成させた2種類のウイスキーをブレンドした後、さらに樽のなかで熟成させるというもの。手間と時間をかけたからこそ生まれるデュワーズならではの味わいは世界中で愛されており、今日まで1000を超える受賞歴を誇る。

 

「現在の『デュワーズ』は、7代目 マスターブレンダ―のステファニー・マクラウド氏によって味が決められていると言っても過言ではありません。彼女は、2019年から5年連続で、インターナショナル・ウイスキー・コンペティションで『マスターブレンダ―・オブ・ザ・イヤー』を受賞しています」(李氏)

 

そのほか、同ブランドの歴史やウイスキーの種類などにも触れ「5大ウイスキーと呼ばれるのは、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、アメリカン、ジャパニーズで、各産地によって味も見映えも変わってきます。スコッチウイスキーは、スムースながらしっかりとモルト感のあるウイスキーの味を楽しむことができます」と紹介した。

↑バカルディ ジャパンの李坤龍氏

 

「脳に浸らせてゆっくり飲みたい」。小橋賢児氏が語るウイスキーの楽しみ方

ゲストに迎えたのは、大阪関西万博 催事企画プロデューサーを務めるクリエイティブディレクターの小橋賢児氏。トークセッションでは、お酒と「新しい発見の旅」をテーマにトークがくり広げられた。数年間お酒を飲んでいなかった、と言う小橋氏。「お酒が出る交流の場で、人見知りを誤魔化すために飲むことが多かった。再開後は、いいものを味わって飲むようになったので、ウイスキーならロックやストレートで、じっくり脳から全身に浸らせて飲むっていう楽しみ方をしています」と、書斎などでアイデアを練るときなどにもウイスキーを楽しんでいることを教えてくれた。

 

そして、「新しい発見の旅」に対する質問では、「オーガニックにのめり込んだ時期に、デンマークを訪れました。当時日本では、オーガニックといえばストイックな印象がまだあった。それが、オーガニック先進国のデンマークでは、テクノミュージックが流れるレストランでもオーガニック食品が使われている。地球のためにできることを自然体でやっている姿が潔くて、その姿勢から学ぶべきところがあるなと思いました」と、語った。

 

世界に発信したい日本の食材についても質問された小橋氏は、醤油や味噌、納豆などの発酵食品を挙げた。

 

「海外の人が日本にはない意識で発酵食品に触れたとき、例えば納豆とお酒の組み合わせ、なんておもしろいものが出てくるかもしれないですよね」(小橋氏)

↑大阪関西万博 催事企画プロデューサーを務めるクリエイティブディレクター ・小橋賢児氏

 

実力派6人のバーテンダーが語る、「新しい発見の旅」で出会った食材の魅力

↑左から齋藤恵太氏、吉野優美氏、野村空人氏、李坤龍氏、 小橋賢児氏、中村敦氏、高宮裕輔氏、大場文武氏

 

続いて、同プロジェクトに参画するデュワーズとゆかりの深い6人のバーテンダーが登壇。日本各地を旅して発見した食材の魅力と、カクテル開発への思いが語られた。デュワーズについて、「LIQUID FACTORY」齋藤恵太氏は「昔から馴染みのあるブランドですが、日常的に使う機会は少なかった。最近はいいものを使おうという風潮が出て来たので、『15年』はカクテルでも使うようになりました」と語った。「THE BELLWOOD」吉野優美氏は「『21年』はそのまま飲んでひと息つくような飲み方がおすすめ。『15年』は、カクテルにしたときにより一層深みを感じられるのではないかと思います」とカクテルベースとしての可能性について述べた。「Quarter Room」野村空人氏は「『15年』の華やかな味わいをカクテル作りで上手く使っていきたいです。『21年』はゆっくりとロックで飲んで楽しめるウイスキーです」と、おすすめの飲み方についても教えてくれた。

 

6人が全国各地を旅して発見した食材は、はちみつ(東京都)、ヨーグルト(千葉県)、りんご(福島県)、サフラン(佐賀県)、きのこ(広島県)、かつお節(鹿児島県)。かつお節を選択した「TIGRATO」高宮裕輔氏は「間近で職人の技を見て、かつお節に対する考え方が変わった。作り手の魅力もカクテルを通じて届けていきたい」と意気込みを語った。「Unknown」大場文武氏が選んだのはヨーグルト。「アップサイクル系のヨーグルトでミルクがとてもおいしい。ヨーグルトの酸味はウイスキーにはないニュアンスでしたが、このヨーグルトならカクテルにしてもおいしいと思えました」と、新しい組み合わせへの好奇心を覗かせた。「BAR RAGE AOYAMA」中村敦氏は、選んだりんごに対して「りんごはお尻の部分の香りがとても強い。良い香りなんです。この香り高さを、カクテルでも表現していきたい」と、りんごの香り高さを引き出すカクテル作りへの意欲を語ってくれた。

↑「Dewar’s Discovery Session 2023」に参画する6人のバーテンダーが選んだ6つの食材

 

「Dewar’s Discovery Session 2023」のバーイベントは、11月3日(金)に「TIGRATO」からスタート。1週間ごとに各店舗でオリジナルカクテルが期間限定で提供中だ。また、12月15日(金)にはLongrain TOKYOにて、カクテルと同じ食材を使用した料理とともにオリジナルカクテルが提供されるファイナルイベントも開催される。いずれも詳細は特設サイトで確認できる。

↑各店舗のバーイベント開催日は「Dewar’s Discovery Session 2023」特設サイトで確認できる

 

複雑さが調和された深い味わいを試飲

同発表会では、「デュワーズ15年」と「ダブルダブル21年」の試飲会も開催された。まずは15年を、ストレート、ロック、ハイボールでそれぞれ試飲。口元に引き寄せると、まず、ハニーやキャラメルソースのようなこってりとした甘い香りが立ち上る。味わいは、南国フルーツやグリーンアップルのみずみずしさと爽やかさを感じた。この甘く華やかな味わいを存分に楽しみたい、という人にはやはりストレートかロックがおすすめだ。とはいえ、ハイボールでも香りや味わい、余韻が損なわれるわけではないので、強いお酒が苦手な人は、ぜひハイボールで楽しんでみてほしい。

↑左から、「デュワーズ15年」ストレート、ロック、ハイボール

 

21年は、15年以上になめらかな長い余韻と甘さを楽しむことができる。香りは「シナモンと完熟ぶどうの香り」と説明があった通り、スパイシーさも感じられた。甘さと複雑さが調和されたどっしりと深みのある味わいには上品さも。ストレートやロックで、美しい琥珀色のウイスキーを眺めながら、じっくりと味わう贅沢なひと時を過ごすのもよさそうだ。もちろんハイボールでも、上品な風味を楽しむことができる、特別な日に選びたいウイスキーだ。

↑左から、「ダブルダブル21年」ストレート、ロック

 

なめらかで深みのある味わいが魅力のデュワーズ。全国の特産品との組み合わせでは、どのような味覚の “新発見” ができるのか。この秋は、デュワーズオリジナルカクテルと共にいつもよりもちょっと贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがだろうか。

 

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お店の味わいを缶で楽しむ!「トリスハイボール缶〈新橋トリスバー監修 辛口ジンジャー〉」期間限定新発売

サントリーは、11月7日(火)から「トリスハイボール缶〈新橋トリスバー監修 辛口ジンジャー〉」を全国で期間限定新発売。

 

食事との相性の良さや、家庭でもおいしいハイボールが楽しめる手軽さが人気の「トリスハイボール缶」。

 

今回、期間限定発売する「トリスハイボール缶〈新橋トリスバー監修 辛口ジンジャー〉」は、2022年6月にオープンした「トリスバー新橋烏森口店」(以下「新橋トリスバー」)が監修。「新橋トリスバー」の人気メニューのような、ジンジャーエールの香りとライム浸漬酒の爽やかな味わいを缶でも楽しめます。

 

■「トリスバー新橋烏森口店」について

2022年6月、東京・新橋にオープン。1950年代に一世を風靡した「トリスバー」を現代版にアレンジされている。トリスハイボールに加え、同店でしか味わえないオリジナルハイボールも楽しめる。

 

■メーカー:サントリー
■商品名:「トリスハイボール缶〈新橋トリスバー監修 辛口ジンジャー〉」
■希望小売価格:167円(税別)

今春注目のハイボール4選をレビュー! 和食に合わせたい麦+米のグレーンウイスキーも登場

今春は、メーカー各社こだわりのRTD(フタを開けてすぐにそのまま飲める飲料)新商品が目白押しだ。本記事では、フードアナリストの中山秀明さんがレビューする、注目のハイボール4種をご紹介!

※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

私がレビューしました!

フードアナリスト 中山秀明さん

今年10月の酒税改正に伴う、ビールとRTDの新作発表に注目。「夏や秋にも大型の新商品がデビューする可能性は高い」と豪語する。

 

【最旬ハイボールMAP】

 

米のグレーンがまろやかに華やぐ和食に合わせたいハイボール

木内酒造
日の丸ウイスキー ハイボール(Alc.9%)
実売価格429円

茨城県の八郷蒸溜所で手掛けたモルト原酒と国産米を一部用いたグレーン原酒を、自然豊かな筑波山の東麓で熟成してブレンド。炭酸とともに香り立つウイスキーの芳ばしさが心地良い、本格派の味だ。

 

「米のグレーンウイスキーが個性的。タッチはまろやかでいて、すっきりとした爽快感の中にほのかな甘みが見え隠れしています。和食に合わせると面白いと思いますよ」(フードアナリスト 中山秀明さん、以下同)

 

米国の2大ブランドが生んだ芳醇で甘酸っぱく爽やかな味

コカ・コーラ
ジャックダニエル& コカ・コーラ(Alc.7%)
実売価格231円

1886年に誕生してから世界中で愛されている「コカ・コーラ」と、バーボンとは異なるプレミアムウイスキー「ジャックダニエル」のコラボ。爽快感とテネシーウイスキーの風味を絶妙な調和で仕上げた。

 

「それぞれのバニラやキャラメル的なフレーバーが、甘酸っぱい爽やかさの中にクリーミーなニュアンスを創出。BBQソースやケチャップ系の濃厚な料理とよく合う味ですね」

 

エレガントな香りと渋みが絶妙で食中酒にピッタリなバーボンハイ

サントリー
ジムビーム ハイボール缶 〈アイスティーハイボール〉(Alc.5%)
184円
●期間限定発売

120か国以上で親しまれる世界No.1バーボンウイスキーを使った、期間限定フレーバーのハイボール。甘香ばしいバーボンに華やかな紅茶の香りがマッチし、食中酒としても最適な甘すぎないテイストが特徴だ。

 

「紅茶とバーボンが想像よりも調和していて驚き。茶葉の華やかなアロマをはらんだ渋みとやさしい酸味がフックになり、洒落ています。カシスウーロンが好きな人も刺さりそう」

 

世界初の蒸留器「ゼモン」で多彩なスモーキーさとキレを実現

若鶴酒造
ハリー クレインズ 三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール(Alc.9%)
実売価格327円

富山県屈指のマイクロディスティラリーである三郎丸蒸留所で作られるスモーキーハイボール缶が進化。世界初の鋳造製ポットスチル「ゼモン」原酒を使い、多層的なピート香とキレのある味に仕上げた。

 

「ピートで燻された麦の強靭なスモーキー香が主張しつつも、ほんのり甘くウッディなコクがしっかり。ベーコンやソーセージなど燻製はもちろん、炭焼き料理とも相性抜群です」

赤と黄の名作スコッチ「ホワイトホース」、缶タイプは本気度が違った

ウイスキー人気が盛り上がるなか、今夏はハイボールで楽しんでいる人も多いでしょう。特にBBQなどのアウトドアシーンでは、手軽に楽しめる缶が便利ですが、名作スコッチ「ホワイトホース」による新商品が7月10日に発売されました!

 

日本に来て100年以上!スコッチのド定番「ホワイトホース」

白馬のシルエットでおなじみの「ホワイトホース」。ウイスキーの聖地スコットランドで、誕生から120年を超える老舗ブランドです。日本にやって来たのも早く、1906年には流通されていたといわれています。つまり100年以上もの間、日本で親しまれているのです。特にシニア層の方にはなじみ深いのではないでしょうか?

↑白馬のシルエットが品格と歴史を感じさせます

 

ハイボール人気を背景に拡大を続けている日本のウイスキー市場。ハイボール缶市場は、2017年までの5年間で2.3倍に拡大しています。スコッチウイスキー市場も好調で、2017年は前年比12%増でした。

 

そんななか「ホワイトホース」の2017年の販売数量は前年比35%増と、市場のペースを上回る拡大を続けていて、2年連続でスコッチウイスキー国内販売量No.1に。世界的に見ても、最もホワイトホースが売れているのは日本。名実ともに、日本人に愛されているスコッチというワケなのです。

↑まろやかでバランスがいいホワイトホースは、日本で大人気!

 

 

ついに出た、スモーキーな本格ハイボール

そんな名門からリリースされたこのハイボールは、スコッチならではの「スモーキーな香りや味わい」が手軽に楽しめる1本になっているとのこと。従来のハイボールに「ウイスキーの香り・味わいがもっとほしい」「人工的で味が薄い」といった印象をお持ちの方にはぴったリですね。

 

昨今は高アルコールのドリンクが人気ですが、本商品は6%と、ほかの缶ハイボールに比べると低め。「ホワイトホース」の味わいや香りを一番引き立てられる濃度を目指したら6%になったというのがその理由だそうです。

↑缶から注いだときの香りも、これまでのハイボールとはちょっと違います

 

それでは新商品を飲んでみましょう。

↑少量をカップに注いで、テイスティングしてみました

 

特徴的なのは、花や蜂蜜を思わせるフローラルなフレーバー。甘く華やかな香りとまろやかさ、ドライさ、ほのかに香るスモーキーさのバランスが絶妙で、上品な味わいです。炭酸もそこまで強くないので、原酒の香りや味わいが、なめらかな泡とともに心地よく広がります。

↑注ぐときに立ち上る泡もなめらかな感じ

 

担当者に聞いてみたら、スコッチならではのスモーキーな香りを生かすため、ほかのウイスキーやアルコールはブレンドせずに仕上げているとか。ブレンドせずスコッチウイスキーのみを使った缶のハイボールは日本初。「ホワイトホース」ブランドで、缶ハイボールを発売するのは世界でも初めてだそうです。

↑スコッチの香りが立った、まさに本格派のハイボール!

 

参考価格は350ml缶が178円(税別)、500ml缶が240円(税別)。ビールよりハイボール派の人もいると思いますが、自分で作るのは手間、うまく作れないという声も少なからずあるはず。そんなときに、ワンランク上の缶ハイボールで、本格スコッチの味わいを試してみるといいでしょう。もちろんお出かけの際にコンビニなどで見かけたら、手に取ってみるのもアリですよ!